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<大阪の朝鮮人(6)>
- 1 名前: 解法者 投稿日: 2004/03/01(月) 09:46
- 平成13年(2001年)末の朝鮮人(外国人登録者)は日本に645,373人で、そのうち済州島人は112,048人、その占める割合が17.36%となっております。これは戦前の7.73%と比べますと異常な増加率といえます。
どうして、こんなに済州島人が増えたのでしょうか。これは戦後も依然として済州島が貧しかったことと、1948年4月3日に始まった四・三事件という国軍と共産党とのゲリラ戦で7年間で約8万人の島人が殺されたことにあります。その避難民が続々と日本に押し寄せて来たのです。
平成13年(2001年)末の朝鮮人(外国人登録者)のうち、大阪府在住者は166,232人で日本全体の25.75%となっております。ちなみに東京都は93,046人で14.41%となっております。やはり大阪が一番多いのです。
在日朝鮮人が戦前から日本に居住していたと考えるかも知れません。しかし、これは前記のとおり誤りです。
先の調査でも、両親の渡日時期について、戦前が97人(27.3%)、戦後56人(15.8%)、
無回答、202名(56.9%)です。先の四・三事件、朝鮮戦争での避難民であると考えます。
資料は、「越境する民」杉原 達―新幹社(1998年9月30日発行)、「入国管理統計」、
朝鮮総督府統計年報、によりました。ただ、利用させていただいたのは数値などのみです。
「杉原 達」氏とは思考過程および結論は全く異なります。
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