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在日朝鮮人のための北朝鮮講座（３４）
- 1 名前： 解法者 投稿日： 2004/01/29(木) 05:09
- ＞離散家族(２７)−北送事業の実態＜
日本に居住していた＜在日朝鮮人＞などを北朝鮮に送る＜北送事業＞の内容、特に北送された人の数字について説明したい。日本赤十字社の数字による。統計は、1984年7月25日（187次船）までである。
１、在日朝鮮人 ８６，４９５人 ※ ただし、1984年7月25日（187次船）
の３０人も含む。
在日中国人 ７人
日本人 ６，８３９人
（日本妻 １，８２８人） ※ 日本妻以外の数字は、子供・成人およ
びわずかの日本人夫がいる。
※ 日本人については、外務省は、６，６７９人、法務省は、６，６７１としている。
※ 日本妻については、日本人妻自由往来の会は、１、８７１人としている。
２、 北朝鮮への渡航を希望したが、希望がかなわなかった者が、１２、７０３人いる。
３、 北朝鮮への渡航を希望したが、意思を翻した人が、１２，４９６人いる。
４、 1984年7月25日（187次船）より後も北朝鮮へ渡航した人もいる。現在でもいる。
日本赤十字社の任務は、1984年7月25日（187次船）で終了している。それ以後のものについては、政府は数字を発表していない。
この日本人妻は＜在日朝鮮人＞に従って北へ渡った者であるが、現在５００人位が生存しているといわれている。ただ、一緒に渡ったその他の日本人がどのくらい生存しているかは全くわからない。北朝鮮政府は、全て「北朝鮮公民」となったので、日本人は一人もいないと言っている。
これまで、一時帰国した日本人妻は、次のとおり合計４２名いる。残留日本人妻（1945年8月15日以前から北に居住していた人）が１名いる。
１、1997年（平成９年）11月8日帰国 １４名 残留日本人妻 １名
２、1998年（平成10年）1月27日帰国 １２名
３、2000年（平成12年）9月12日帰国 １６名
なお、最近（この３年）、北から中国へ逃亡し、中国経由で日本人妻が子供を伴って１０人くらい帰国している。同じく＜元在日＞も５０人くらい日本に渡来（亡命）している。彼らの国籍は北朝鮮となっているが、亡命の途中で中国国籍を得た者も多数いる。
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