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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(31)
1 名前: 解法者 投稿日: 2004/01/23(金) 16:41
>離散家族(25)−元在日の状況(2)<

 在日朝鮮人の方に手紙を持参してもらうから、お宅に直接おじゃますることも多い。その際には、北の家族のお話をうかがい、写真も見せていただく。とにかく情報が少しでも欲しいからだ。
 近畿地方のとある在日朝鮮人のお宅におじゃまして、写真を見せていただいた。目を疑った。家、日本家屋で堂々たるものだった。居間のオンドル部屋はそれはもう立派なもので、日本の中流家庭以上の雰囲気だった。(一般家庭の)裸電球ではない、蛍光灯でもない、シャンデリアだった。これまた立派なテーブルの前には、(勤労奉仕?で)黒光りはしているが、丸々太った顔が並んでいた。北の地方都市でもこんな生活をしている元在日がいるのだと驚いた。
 聞いてみたら、元在日、地方の大工場の要職についているという。工場の放送設備、サッカーチームのユニフォームなど金額にして数千万円を寄付したという。要職もそのお陰だそうだ。
 姉妹の話では、彼女が北に渡ったので、単身追いかけて行った。好きで渡ったのだ。お陰で日本の家族は大変だ。両親が生きているうちは両親の意思に任せるが、死んでしまったら、金輪際面倒は見ない。両親からもこんなにはしてもらっていないと怒っていられた。
 こういう元在日もいる。日本にいる家族も大変だ。

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