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在日朝鮮人のための北朝鮮講座（２６）

1 名前： 解法者 投稿日： 2004/01/18(日) 22:28

＞離散家族(２０)＜

　北を訪れる＜在日朝鮮人＞、元山の港に着くとすぐに家族の元に駆けつけることができるなどと考えない方がよい。まずは、「平壌」に行って偉大な「金　日成」様の銅像に「こうして（人質となっている）家族の元を訪問できるのも将軍様のお陰です」と挨拶をしなければならない。最近では元山の港から直接家族の元に行くことができるようになったが、
初めて訪問する人はダメだ。滞在期間はだいたい１週間だから、北のロシアに近い中国の国境の近くにあるところに家族が住んでいる人は滞在１日ということもある。
　汽車、そんなものまともに運行していない。また、運行していてもその中は阿鼻叫喚だから、見せるわけには行かない。したがって、タクシーということになる。タクシー代、これがバカにならない。元山から北へ100kmの「咸興」までで往復６万円位だ。最近テレビでよくお目にかかる中国の延吉の眼と鼻の先にある「会寧（フェリョン）」までだといくらぐらいだろうか。それも滞在１日じゃ泣けて来る。中国から入国させればよいと思うが、何が何でもまず「平壌」の偉大な「金　日成」様の銅像へのご挨拶だから、そんなこと許されるわけがない。
　家族が「平壌」に住んでいて、ゆっくりと家族の元で暮らせる＜在日朝鮮人＞は１%もいないと思われる。もちろん＜朝鮮総連＞の幹部だ。近くに北に家族のいる＜在日朝鮮人＞がいたら、聞くとよい。家族が「平壌」に住んでいるという＜在日朝鮮人＞がいたら、すぐに遠ざかった方がよい。仲良くなって北の協力者に仕立てあげられる可能性があるからだ。

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