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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(9)
1 名前: 解法者 投稿日: 2004/01/13(火) 04:43
>離散家族(3)<

 なぜ、こんなことをしているかについて、これまで、色々な人に尋ねられた。
韓国人などは、植民地支配の贖罪のためにやっていると勝手に解釈するものが多い。
こちらは、「植民地支配」などとは思っていないし、朝鮮人に大変良いことをしたー李氏朝鮮人時代の朝鮮人を奈落の底から救い出してやったと考えている。
 日本人は「人権活動家」ですか、とこれまた、勝手に考えているものも多い。そんなことを考えたことは全くない。
 理由をしいて挙げるならば「惰性」である。
 きっかけは、大学に留学して来た韓国人を教えていて、その人の父親が北から逃げて来た人(帰順民・越南家族・失郷民―この言葉はこれから頻繁に登場するので記憶していただきたい)だった。韓国に行ったときにそのことを知ったのだったが、その方が、妹一人が北にいて住所がわかるが、連絡する術がない。と嘆いておられた。何の気なしに日本からでしたら連絡が取れるのではないでしょうか。やってみましょうと安請け合いした。これが今から15年前だ。手紙を送った。当時は手紙がまだ届いていたので、到着し、返事が来た。生活が困窮しているから、援助して欲しいというものだった。韓国の方は荷が重かったので、こちらで援助した。生活物資を入れた荷物を送ったのだ。最初は郵便局から送った。

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