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The Power Politics ８
- 1 名前： AFV◆AFV1af.sHY★ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:05
- ,.-‐,､ ,.-‐,､ ∩,,,,∩
/ i i' i i 彡,, ﾟдﾟ ミ
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/:::::::::::::｀:､､:::::::::::::::::::,ｌ,jj| Monalko Malf
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＿__l＿__ ＿＿＿ l
立 ｒ '´ ￣|￣￣ ――|― ￣￣￣|ヽヽ l l ┌┴┬┴┐ l, ┬ '| ｌ二|二ｌ
十 | T □ ￣|￣￣ | | | | / l￣|￣l, | ‐|‐､ | ヽ/
ノ|`,ﾉ | ヽ＿__ ＿_,/ ＿＿＿,| ,,/ l_,／ | |,,二二_| ／ ＼＿
〜THE POWER POLITICS〜
第八章
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( < ／‖‖／,／／' | ｜ ｜ |,///,／／ ｌ ヽ , ヘ ／ l
＼ク／‖‖／,／／, | ｜ ｜ ｜ ／／ | _,ヽ ‐工 ‐´ ,l
.／‖‖／,／／' （ ⌒ ), ｜ ｜ ｜ ｜(／ ／ /´ ､ ,ヾ
ｌｌ‖‖／,／／' | ｜ | ／'l ｜ ｜( ／／' l ﾞ ,lllll ﾞ ,l
ｌｌ‖／,／／, | ｜ ｜/ l | ｜ｌ／／ ヽ,, ゝ-' ノ
,∧仝∧ ／,／／'（ ⌒ ) ! ｜O／‐､ ,l | ｜ｌ／ ＿｀,､,, _ー_, ､''､_
O,｀lllll´ ,） ￣／ ! ｜ ｜ ｜||ｌ'卍.ﾉ,/ ｜ ｜￣ ,, '' ﾍ ヾ:､l ', /::ヽ_ l ｌ ￣'lヽ
l､:`<y>:::i〉 ／ ｜ ｜ ｜ ｜|lゝ ,／| ｜ ｜ ／ _,,l 'l,_ ﾍ７::「 ,/ _,|. l, ',
/:‐:::：:::‐ｌ, ⌒ ), | ｜ ｜ ｜||/'´ | ｜ ,／ ‐,,ノ┌‐｡､' ´ﾍ:::l,/ `,,｡‐┐l,ヾ ',
Monalf Monatler ｜ | ｜ ｜ ｜|l ! ｜ ｜ ,／ ､ ／'´| l'´l l~＼, ﾞ/ ／ｒ'^ヽ､､` ',
- 2 名前： 保管サイト一覧 投稿日： 2004/11/22(月) 00:07
- モナゴル帝国史スレ保管サイト
・モナゴル帝国中央図書館（新旧モナゴル、及び関連スレ・資料を収録）
ttp://2.csx.jp/users/kkt_rug/index2.html
・モナゴル帝国中央図書館掲示板（作者に用事の場合は必ずこちらへ）
ttp://yabumi.jp/01bbs/bbs.cgi?bbsname=kktrug
関連スレ保管サイト等
・ﾓﾅｰﾊﾟｰﾃｨｰ（神聖モーナ帝国スレを収録）
ttp://ime.nu/nekomimi-meido.net/nareai/mp/tkk/tkk.htm
・武器、兵器、重火器ＡＡ保管庫（マルミミスタンスレを収録）
ttp://ime.nu/aaweapons.fc2web.com/lsstory/lstory.html
・軍事系AA保管板（長編短編以外の各種軍事系AAを収録）
ttp://jbbs.livedoor.com/study/3740/
・軍事系AA総合感想スレ（一応感想スレらしきもの）
ttp://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/3740/1071754444/
- 3 名前： 大陸全体図 投稿日： 2004/11/22(月) 00:08
- 北 極 海
＿,,
く ﾞ`'`i
ｒｭ ,､ 〔〕 _/ ＼_
ｔ‐'`‐' `‐-'｀ー' .i_ ,ｒ‐'￣＼/￣~''`'ﾞ ,､;'`､ ￣~ヽ＿
,ゝ''`'｀;､;'｀''`'｀;､;'ﾞ`‐ｭ !__,,､__ｒ､ ,､;'｀''`';`､;､'`'` 〉 →モナメリカ
!＿ .ｽｶﾝｼﾞﾅﾋﾞｱ ,! .`ー'~`''‐-ｭ /~`ー''
ｒ',､;ﾞ､連邦;､; < ,,,, ｡〈〉 ,i｀i_<> i´~ `'ｭ_iｭ
!＿,,､ '~￣/´ヽ_ｒｖ'Vﾞ `ーｒ' ,二> ,'､'
`ｭ ﾞ~`'`‐'ヽ_,､_/~>./ / < ,ｒi`'
/ ,､;ﾞ､､;'｀''`;､;､~| .／ モ ､―i'ﾞ //目本
`ｭギコシャ連合＿/ ロ ,/ ;` `‐| <!"
￣ヽ 〈_ ／ ;､ .〉 ナ ;'､ .,!
/ ｀> i´｀i ク ';､ _／ ;` !
! i ｒ' /;'､ ;､/ ;ゴ ;､` .|
モ ＼ `ー-‐' ,ゝ;ﾞ マ ;i`. __ ;'､ ;'､ ,ｒ‐く
! ! '｀;､ ;i､ 〈_i'-､;､' _ｒ'`ー､ ／U ! ―赤道―
フ / `ｭ 連 ￣｀'ー' i､ル! ,! i K i'
| | 邦 'i､ ! RM i.<ﾞG i'
リ ＼ `ｔ ';､ `ー―'└'‐<ﾞ ﾓｷﾞﾘｽ .,ｒ‐‐ｭ
`‐､ ｀''‐'´￣｀''ー-､ 'ﾞ;､帝 国 ﾉ ｒｭ | ,!
カ ,／ /￣＼ |＿＿,-､_,! ~´ ,ﾉ |
／ 〉 `ー‐,ｒ<´ モ ''ー―――''' `!
_,ｒ―'' `i ﾍﾟﾙｼｨ i~ ~ﾞi＿ーナく＼帝 国 ___ｒﾞ￣
/ゝ-'~i `i ,!.ﾞ>‐'ｒ‐'`;､ '`'‐､_;i'ﾞ,ｨ'
i ＼,/ .`‐ｒ‐'ﾞ |―' シィンド __ｒ'
ヽ__/~~> .＿ノｭ ._〉 連邦 .,iﾞ
`‐' `―' .＼ ／
＼. /
＼_,/ 〈〉
- 4 名前： 登場国家と人物１ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:09
- 登場国家一覧
《蒙古連邦》
・大モナゴル帝国
・丸耳共和国
・ジサクジエン共和国（亡命政権）
・高麗王国
【欧州反蒙同盟】
・神聖モーナ帝国
・モララー共和国
・モナンス共和国
・モヘミア共和国
・モランダ共和国
『同盟側新規参戦国』
・宋帝国
・ロクマ連邦
「中立国」
・モナメリカ合衆国
・目本国
・ギコ連合王国（UKG）
- 5 名前： 登場国家と人物２ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:09
- 〜大モナゴル帝国〜
¶〜
／○＼
(´ハ｀ ヽヽ
∫ι＿＿＿＿＿＿＿＿/丁了 と|X★Xi'ﾞ)§
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ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ | （＿_)i￣~'|...｜
.ﾍ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ﾍ |＿＿(＿）_＿＿|
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,＿＿＿., λ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,,__ノヾ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ ゞ,ノﾍ q⌒ｐ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ γ――ヽ
Ⅱ/⌒ヽⅡ/⌒ヽⅡ/⌒ヽⅡ/⌒ヽⅡ/⌒ヽⅡ/⌒..Ⅱﾐﾐ::l （＿´ハ｀） ¶ミ ¶ゞ
Ⅱ三三,Ⅱ,,三三Ⅱ三三,Ⅱ,三三Ⅱ,三三Ⅱ三三Ⅱﾐﾐﾐl / ~)))~ ） ∧⌒∧ ∧⌒∧
┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┤＿ヽ .人|＿_|||＿| (‐∀‐ )ヽ 彡ﾟДﾟ ミ
／,,;;;;;;;; ／]ミ;;,, ／,,;;;;;;;;;／]ミ;;,, ..│ﾐﾐ‖ .（＿_ﾑ）__ﾑ） （~(((~￣ヽ (|%%%%|)
＿＿＿＿＿＿_士士士士士士士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士 ./##/##,'ヽ> （****ヽ>
三三三三彳／.|ﾐ . 彳／三三三三三三彳／.|ﾐ （__（＿__） ∪∪
三 三...彳／ |ﾐﾐﾐ 彳／三三三三三三彳／ |ﾐﾐﾐ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;
三....彳／.. |ﾐﾐﾐﾐﾐ 彳／三三三三三三彳／ ..|ﾐﾐﾐﾐﾐ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ニャーラシア大陸北東〜中東部を版図に収める大帝国。
１９６３年に周辺諸遊牧部族を統合したオマエモナー汗により建国される。
以降その勢力を拡大し、現在その領域は世界最大の広さを誇る。
本国の数個のウルス（汗国）、欧州諸国、高麗等からなる連邦国家であり、
元首は大汗（大ハーン）、現在はモナー汗第三子オゴタイが大汗の職にある。
多民族・多言語の巨大国家である。人口は属領含めて約１５億、
動員可能兵力は五千万人以上。ただしモナゴル正規軍は予備含め五百万以下。
連邦全土の公用語はモナゴル語、ペルシィ語、英語である。
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- 6 名前： 登場国家と人物３ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:10
- −モナゴル本国−
＿,,
く ﾞ`'`i
_/ ＼_
,ｒ‐'￣＼/￣~''`'ﾞ ,､;'`､ ￣~ヽ＿
!__,,､__ｒ､ ,､;'｀''`';`､;､'`'`＿＿＿ 〉
`ー'~`''‐-ｭ | 東方 /~`ー''
i´~ ＼三王ｭ_iｭ
,ｒ' ｵｺﾞﾀｲ /＼ 家|二>
/ / ~`''< 高麗
／￣￣￣＼/ ､―'ﾞ
.,/ ﾁｬｶﾞﾀｲ / ;` `ｭ
〉 /￣￣￣|;'､ ,!
_／ _/ 直轄 .|ﾄﾙｩｲ!
./ / ;.＼ |､` .|
;i`. __/ ｼﾞ;'､ | /'､ ,ｒ‐'ﾞ
;i､ 〈_i'-､;､' _|'`ー'､_／
￣｀'ー' i､ｭ ! ,! i
'i､ ! i.<
';ﾁ`ー―'└'‐､
'ﾞ;､―'､__,ｒ‐ﾉ
|_NU_,-､_,!
本国はモナー汗の四人の子の子孫により分割統治されている。
他にモナー汗の三人の弟による東方三王家や有力貴族の領地もある。
モナコルム周辺の帝国中央部は帝国政府の直轄領である。
これ以外にはニャーロッパ属州の一部によるNU（ニャーロッパ連合）、
高麗王国やｼﾞｻｸｼﾞｴﾝ共和国、キプニャク汗国（ジュチ・ウルスの一部）がある。
- 7 名前： 登場国家と人物４ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:11
- モ −蒙連邦構成国たる欧州諸国−
ヘ ラ／. .＼ | / ギコ連合王国 i ;
ヘ/.ル ＼___ | |＼ / :
ヘ ヘ山 ￣￣￣￣￣|￣ | |
ロ へ 脈 ｷﾌﾟﾆｬｸ ／ｼﾞｻｸ |＿＿＿＿＿／ ・
ク へ 汗国 /ｼﾞｴﾝ / ＼ /￣￣￣ 〉
マ へ. ／￣￣￣￣| 共和国| 高麗王国 | | ﾓｰﾅ .<
連 へへ 丸耳共和国￣￣| 投下領 / ___ | 帝國 i'
邦 へ ＿＿＿__／|＿＿＿＿＿／ _/￣ / . | | 昆布海
| | ＼ モナンス / / 島／. / ./ （モーナ側名称：東モーナ海）
| |モランダ ＼ / ￣￣ . / |
|＿＿＿＿|＿＿＿＿／￣￣＼＿) ニャーロッパ海 ／ |
／ﾞ |＿＿＿＿＿＿＿,／ ＼
（モランダ王国）
モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約３０００万人、国土の広さ約５００万平方キロ。
人種はモララー系がほとんど。公用語はモランダ語・英語。国土の中央部を広大な湿地帯が占め、
辺境には山岳地帯が広がる。モナンスと同じく第三次大戦でモーナに併合、
第一次蒙茂戦争後再成立。第三次蒙茂戦争序盤に再びモーナに攻め滅ぼされた。
後にモラ外相に指導されナチ政権が成立。
（丸耳共和国）
モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約８０００万人、国土の広さ約１０００万平方キロ。
元はモペイン・モルトガルの二国であったが、丸耳民族主義の高まりを受け丸耳統一国家に。
公用語はモペイン語・モルトガル語・英語。国土の大半は高地又は山地である。
元の正規軍総兵力は６２万人。モーナ帝国の脅威に対しモナゴルに帰順した国家である。
蒙古帝国側の欧州諸邦のうち現時点で唯一同盟軍に対し抵抗を継続中である。
- 8 名前： 登場国家と人物５ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:11
- （ジサクジエン共和国）
モナゴル属州の南東モナジアの一国。国土の広さは５００万平方キロ、
ニャーロッパとモナジアの境界をなす地帯で、砂漠と峻険な山岳がその国土の大半を占める。
しかしモナギコ回廊の鉄道、道路がニャーロッパ諸国へ分岐する交通の要所。人口は約８００万人。
第三次世界大戦でモーナ帝国に滅ぼされるも、モナゴルの助力により復興、
その属国となる。人口の大半をｼﾞｻｸｼﾞｴﾝが占める。公用語はモペイン語、英語。
現在はその全領土をモーナ側に奪われており、亡命政権がモナコルムに存在。
一方本国ではナチ勢力が茂側の支援の下新政権樹立を企画中。
（モヘミア共和国）
モナゴル本国の一部だが高麗王国の投下領でもある。元はモーナ帝国領、その前は複数の独立国、
さらにその前はモランス植民地であった。山岳地帯と砂漠地帯が国土の西半分を占めるが、
東側は湿潤な気候であり、低地には熱帯雨林が広がる。所謂「モヘミア」は東側の一部の地名。
ただしモナゴルの行政機構としてこの地域を統括するのがモヘミア行省、後モヘミア省である。
人口は約４５００万人、領民にはニダー族やニャーロッパ系モナー・モララー族が多い。
公用語はモナンス語、高麗語、英語。現在は茂帝国の後援によりナチ政権が成立。
（高麗王国）
モナジア極東にある半島国家。モナゴルの最初の属国。元目本領で、大茂名亜帝国の降伏決定後独立し、
共産主義軍事独裁国家と資本主義軍事独裁国家の二つに分裂する。後戦争で両国は崩壊し統合。
高麗王国が成立する。しかし立憲君主制の建前のもと軍部が実権を握り、国王をたてる国王派とに武断派との
間で深刻な対立が発生、そこにモナゴルが介入し国王派を支援して自国の属国にし、国内を安定させる。
総人口３０００万人、正規軍総兵力は１００万人に増強。第三次蒙茂戦争開戦時に新茂派政権が蒙連邦離脱、
対蒙宣戦を行うが新蒙派のクーデターにより打倒され、現在は蒙帝国の衛星国に復帰している。
- 9 名前： 登場国家と人物６ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:12
- 蒙連邦登場人物１
第一世代皇族
オマエモナー汗：帝国の建設者。故人。
オッチギン：北部方面軍総司令官。陸軍元帥。モナー汗末弟。
第二世代皇族
オゴタイ汗：第二代大汗（モナゴル全体の元首）。モナー汗第三子。
ジュチ：モナー汗第一子。陸軍元帥。故人。
チャガタイ：西部本面軍総司令官。陸軍元帥。モナー汗第二子。
第三世代皇族
グユク：国防相。陸軍大将。オゴタイ汗第一子。
バイダル：第4機甲軍司令官。陸軍上級中将。チャガタイ第五子。
バトゥ：西キプニャク軍集団総司令官。前欧州方面軍総司令官。陸軍大将。ジュチ第二子。
ベルケ：東キプニャク軍集団総司令官。陸軍大将。ジュチ第三子。
シバン：第3機甲軍司令官。陸軍上級中将。ジュチ第四子。
ボアル：第12軍司令官。陸軍上級中将。ジュチ第五子。
トガ･テムル：第11軍司令官。陸軍上級中将。ジュチ第六子。
モンケ：海軍参謀長。海軍元帥。トルゥイ第一子。
フビライ：第7軍司令官。陸軍大将。トルゥイ第二子。
フラグ：第9軍司令官。陸軍大将。トルゥイ第三子。
アリクブケ：ケシクテイ（帝国親衛隊）戦闘軍総司令官。親衛隊上級大将。トルゥイ第四子。
帝国政府
耶律ン材：首相・シナー担当相。
抹拉刺（ﾓﾗﾗｰ）：外相。前欧州方面軍総司令官。陸軍元帥。
鎮海：副首相・内相・欧州・内陸担当相。陸軍上級中将。
粘合重山：副首相・財務相・満州担当相。
- 10 名前： 登場国家と人物７ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:13
- 蒙連邦登場人物２
軍部
擬虎胡薩爾（ｷﾞｺﾌｯｻｰﾙ）：欧州方面軍副総司令官。陸軍元帥。
サクッチ：南海海軍総司令官。海軍元帥。
ジ・サクエン：南海海軍第1艦隊司令官。海軍上級大将。
フランシスコ・マルーエル：欧州方面軍総司令官。陸軍元帥。
モナルコ・マルフ：西キプニャク軍集団参謀長。陸軍中将。
タチャル：欧州航空軍司令官。陸軍上級中将。
モナルド・マルニーダ：第5機甲軍司令官。陸軍上級中将。
バアトル：第6機甲軍司令官。陸軍上級中将。抹拉刺孫。
丸耳共和国
ドミニコ・フィリップ・マルモーラ：第二代大統領。陸軍上級大将。
ジサクジエン共和国
ジサック：亡命政権首班。
高麗王国
王璋：国王。
ティル：王妃。モナゴル皇族。
- 11 名前： 登場国家と人物８ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:14
- 〜神聖モーナ帝国〜
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ニャーロッパの南部一帯を支配する帝国。「モナーのための国家」として１９３５年にモナードⅢ世に
より建国される。１９４３年にモナチス党のモナットラーが政権を獲り、皇帝は亡命、後行方不明に。
１９４４〜４６年の第二次世界大戦では一時欧州を制圧するも敗北、辛うじて政権を維持する。
その後冷戦時代に国力を回復、冷戦末期にはギコ共和国連邦を滅ぼし、欧州に再侵攻する。
この第三次世界大戦で欧州を制するも、力尽きたところでモナゴルと交戦したため軍は崩壊、
国土の大半を奪われることになる。マルミミスタン紛争後にモナゴルから領土を返還され、
以降国力の回復に努めた。そして２００４年８月、遂に宿敵モナゴルを滅ぼすべく軍事行動を開始した。
総人口約２億５０００万、総兵力３４０万人。角耳モナー・モララー族が人口の大半を占めるも、
角耳ギコ族もかなりいる。反丸耳主義国家。
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- 12 名前： 登場国家と人物９ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:14
- 〜モナンス共和国〜
Λ＿Λ
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ｌｘｌ
ｌｘｘｌ
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元モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約６０００万人、国土の広さ約５００万平方キロ。
人種はモナー・モララー系が多い。公用語はモナンス語。元国名をモランスといったが、
第二次大戦後亡命モナー・ギコ族の増加により改名。正規軍総兵力５３万人。
第三次世界大戦にてモーナ帝国に併呑されるも、第一次蒙茂戦争にてモナゴル属領として
再成立。以降モナゴル経済の中心地として重要な地位にあった。
しかし2004年の第三次蒙茂戦争ではモーナ側に寝返り、モナゴル攻撃に参加。
一時はモーナに併合され属州となったが、モラ外相の欧州対蒙同盟構想により再独立。
全正規軍を欧州同盟軍Ｄ軍集団として戦争に投入している。
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- 13 名前： 登場国家と人物１０ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:15
- 〜モララー共和国〜
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A＿_A
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
モナジア内陸部のキプニャク・モラキア地方に存在するモナンス系モララー系の国家。
元々遊牧民キプニャク族の住むキプニャク高原とウイグル、キタン系の都市が
点在するモラキア地方に統一国家は存在しなかった。しかしモランスの植民地時代を
経て第二次世界大戦後にまずモラキア地方が国家として独立。その際モナチス協力者が
多く移住し親茂色が強まる。その後ホラズム王国の崩壊に乗じてキプニャク高原を併合、
第三次大戦ではモーナ帝国との同盟を結ぶ。しかしモナゴル帝国との戦争に敗れ、
第一次蒙茂戦争後属国化されて抹拉刺将軍の領地抹拉刺藩王国となる。
これは将軍の引退でジュチ第二子バトゥのウルスになり、俗称キプニャク汗国が成立。
だが第三次蒙茂戦争時に旧モララー共和国系の勢力がクーデターを起こし、
キプニャク汗バトゥを廃し国内親蒙勢力を粛清してモララー共和国を再建した。
国土の中央には砂漠があり、モナンス系モララー族は主に南東のモラキア地方に居住。
公用語はモナンス語、但しキプニャク族は独自の言語を持つ。人口は２０００万人程。
旧モナゴル第10軍を主力とする国防軍で欧州同盟軍Ｅ軍集団を編成。
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- 14 名前： 登場国家と人物１１ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:15
- 〜目本国〜
〇,ｒ〜ｭ､_,,,ｒ‐-､ ＿
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|| ﾍ ':: .::. :::: ｀ヽ,,,__
|| ﾞi : .::,ｒ‐-､_,,,,､::: ::. ｀ゝ
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|| i ::. ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｿ: :: i
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||. ! ｀'''‐''"~｀ヾ,∧ｗ∧ ∧,,,,,∧ ,､＿__,､
|| i (,, ﾟДﾟ) 彡,,´ー｀ ミ （´∀｀ ,）
|| ! ／■＼ (, <ｙ>.) （ <ｙ>‐.） （ <ｙ>‐ ）. ∧＿∧
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ニャーラシア大陸極東部に位置する島国。人口約一億二千万人。その領土は狭いが
世界的な経済大国であり、強力な空海軍を保有している。
１９４６年の第二次世界大戦での敗戦以来長らく憲法により陸海空軍の保有が
否定されてきたが、第三次世界大戦、マルミミスタン紛争などの戦争の影響や
モナゴルの台頭と露骨な拡大政策に対応すべく第二次蒙金戦争直後に憲法を改正。
軍の保有と国際秩序維持への積極的貢献をその外交方針として打ち出した。
世界最強の国家モナメリカと安全保障条約を結んでいるが、神聖モーナ帝国、
宋帝国等との同盟を計画している。
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- 15 名前： 登場国家と人物１２ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:16
- 〜宋帝国〜
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|:: | | | ヽ￣| ﾉ ,王|王 | | |:: |
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|:: | ノ ,.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､ ヽ |:: |
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|:: | _ q⌒ｐ _ |:: |
|:: | ,} γ―‐ヽ{ |:: |
|:: | | （,__・六・）| |:: |
|:: | l （,__~lll~_ ）| |:: |
l´ ￣￣｀l |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ,.ｒ ―- ､ l´ ￣￣｀l
__l二二二二l＿＿＿＿＿＿＿| | ＿ ゝ, ＿,, ｲ ＿ ,,l二二二二l
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ （ ￣,,）:､
（"::::::::ﾞﾞ:ソ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
中華帝国の正統を自任する帝国。しかしその領土は華北の一部でしかなく、
今次大戦において欧州同盟側にたって参戦することで全漢地の回復を目指している。
前身である北宋はWW２前に革命により打倒され、一時期共産政権が成立するが、
その自壊後いくつかの軍閥により北宋帝室末裔である趙氏の子孫が擁立され、
再び成立したのが現在の宋帝国である。なお南宋という通称は旧金帝国との対比
においてそう呼ばれているのであって、必ずしも国土の所在を意味するわけではない。
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- 16 名前： 登場国家と人物１３ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:16
- 欧州反蒙同盟登場人物
神聖モーナ帝国政府
モナルフ・モナットラー：総統。陸軍総司令官。
モラドール・モラ：外相。旧モララー共和国元国務相。
アルベルト・シュペーモナ：軍需相。
ウォルター・フォン・アサピリッツ：元外相。
ジェラール・ウッディーン：特別軍政顧問官。旧ホラズム王国王子。
同軍部首脳
モナヒム・バイパー：欧州同盟軍最高統帥部総長。SS元帥。
アルベルト・シーナッソー：海軍総司令官。海軍上級大将。
ヨーゼフ・フォン・アヒャルード：空軍総司令官。空軍元帥。
ルゥードビッヒ・モナカス：国防軍憲兵総監。陸軍上級大将。
同陸軍
ザルゲ・フォン・レープ：A軍集団総司令官。陸軍元帥。
アダーベルト・フォン・モラッセルン：B軍集団総司令官。陸軍元帥。
ハンス・フォン・サカーシュタイン：F軍集団総司令官。陸軍元帥。
ゲオルグ・フォン・アヒャット：第1装甲軍司令官。陸軍大将。
マルチン・ニギール：第2装甲軍司令官。陸軍中将。
ローラント・フォン・マニールト：第3装甲軍司令官。陸軍大将。
ヴァルター・モーナッハ：第4装甲軍司令官。陸軍中将。
フランツ・フォン・ボルジャー：第5装甲軍司令官。陸軍中将。
ラインハルト・フンナー：第1軍司令官。陸軍中将。
ヴォルフガンク・セントガー：第2軍司令官。陸軍大将。
ヘルムート・フォン・テンプル：第5軍司令官。陸軍大将。
- 17 名前： 登場国家と人物１４ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:16
- 同海軍
ヴィリィ・マーイニッツ：第1潜水艦隊司令官。海軍中将。
同空軍
ブラウン・モナーデル：第5航空艦隊司令官。空軍中将。
モナチス親衛隊（SS）
ハインリッヒ・ヒモラー：SS長官。SS上級大将。
モナンス共和国
アンリ･ヒラーヌ：首相。
モララー共和国
ジョセフ・ド・ウラーネル：大統領。陸軍元帥。
フィリップ・ネーノン：E軍集団参謀長。元バトゥ副官。陸軍少将。
フェルディナン・モラーラ：元大統領。
ジャック・ド・モラーク：同盟軍E軍集団総司令官司令官。陸軍上級大将。
目本国
狸穴茂：首相。前国防相。
小耳誠一：国務相（副総理）。元外相。
韮茶猫三：外相。
金山似太郎：国防相。
結沢米吉：官房長官。
房崎義固之丞：国防軍統合参謀本部議長。海軍大将。
宋帝国
趙�弌Ч陳襦�
史崇之：国務院総理。
- 18 名前： 登場国家と人物１５ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:17
- 〜ギコ連合王国〜
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(.^Д^ ) ( ﾟ−ﾟ*) (◎‐◎,)
(::<ｙ>:::) O::<ｙ>::) (::<ｖ>ﾛﾞ)
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
モナジア最南端にして欧州との境をなす地域にあるギコ系民族中心の王国。
元々はモナジアの小王国と旧スラブ・ギコ帝国（後のギコ共和国連邦）の植民地であった。
帝政崩壊の際逃れてきた元皇族がここに独立王国を立て、それが後に周辺の
モナジア・ギコ系の王国を吸収して連合王国となった。
文化的にはスラブ系の影響が強く、公用語もロクマ語である。元々の現地の言葉は
一部地域でしか使われていない。永世中立国を宣言してはいるが、ロクマとの関係が
伝統的に深く、またモナメリカ・目本・モナゴルとも経済的結びつきが強い。
総人口７０００万人。国民皆兵が原則であるが平時は志願制の軍を保有。
常備軍総兵力は陸軍３０万人、海軍６万人、空軍３万人。
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- 19 名前： 登場国家と人物１５ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:17
- 中立国登場人物
ギコ連合王国
アナスターシャ･イワノヴァ･シイヤ：首相。
ミハイル・アレクセイエビッチ・ラカタ：外相。
ドミトリー・コンスタンチノビッチ・グラスコ：国防相。陸軍大将。
- 20 名前： あらすじ 投稿日： 2004/11/22(月) 00:18
２００４年２月、蒙欧州方面軍は同盟軍A軍集団を破り、対茂戦線における優勢を確保した。
しかしその喜びも束の間、宋帝国・ロクマ連邦が対蒙宣戦に踏み切り、
帝国は三正面戦争に突入、ここに第三次蒙茂戦争は第四次世界大戦へと拡大した。
モーナ帝国外相モラドール・モラが新規に参戦した国々との大同盟締結に向けて動く中、
モナゴル側は丸耳共和国に残されたマルミミア軍集団の最後の戦いに向けて、
その展開するマルミード周辺からの民間人の脱出支援に乗り出す。
これに際してモンケ元帥がギコ連合王国を訪問して援助を求めるも、
未だ確実な返事を得ることの出来ぬまま、戦火は着実にマルミードに迫りつつあった。
フビライ第7軍の壊滅と漢地における騒擾は帝国の軍需生産を停滞させ、
また蒙欧州方面軍主力部隊は、包囲された味方部隊を目の前にしながらも、
遂に撤退を余儀なくされたのであった…。
- 21 名前： Vol.31危機 1/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:20
- ２月８日１０時００分 モナリン：総統官邸
｜ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
十 ＿＿／(＿＿＿＿＿＿＿＿_)
(` Λ_Λ ／＿＿／ ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ
（）lll（）＼（∀｀ ） ＿＿／.／ｌ__＿＿＿＿＿＿＿
/ ・ ＼｜.ノノハ／／ ／／／ ＿＿＿＿＿
()lll（）（＿人 ＼ . ／ｌ ｌ ／／／ .（ ⌒ )///////////
/ ・ ＼ .人 ノ ／‖ｌ ｌ／／／ ....｜ ｜￣￣/ ======
（＿人 . ( < ｌ. ／‖‖ｌ ｌ ／.. ｜ ｜ /// ..／
人 .＼ｌ／‖‖／.／／ . （ ⌒ ) .｜ ｜ /// .／／
( < ／‖‖／.／／ . ｜ ｜ ｜ |.///／／
＼ク／‖‖／.／／ . ｜ ｜ ｜ ｜ ／／ ／
.／‖‖／.／／ .（ ⌒ ) .｜ ｜ ｜ ｜(／ ／／
ｌｌ‖‖／.／／ .｜ ｜ ｜ ／ｌ..｜ ｜(. . ／／
／ｌｌ‖／.／／ . ｜ ｜ ｜/ ｌ.....| ｜ｌ／／ ／
／／ｌｌ／.／／.（ ⌒ )...｜ ｜O／‐､ ｌ . | ..｜ｌ／
／／ ／￣／... ｜ ｜ ｜ ｜||i'卍.ﾉ,/..｜ ｜￣ （ ⌒ ）￣
／／ ／／／ ｜ ｜ ｜ ｜||ゝ ／.l ｜ ｜ ＠ ＠
(／ ／／／（ ⌒ ). | ｜ ｜ ｜||/´ . ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
ｌ／／／ ..｜ ｜ | ｜ ｜ ｜||.| ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
ｌ／／ ..｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜||.| ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
￣（ ⌒ ) .｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜||.| ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
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／..｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜||.| ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
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====ｌ／ .｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜||.| ｜ ( ⌒ )
- 22 名前： 2/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:21
- 総統私室
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| そうか…モナルフの件は残念だった。 ｜
| 大方何処かの,莫迦が彼に良からぬことを |
| 吹き込みでもしたのであろう… |
`ー――――――‐ｖ―――――――――――''
＿＿＿
／ ∧仝∧＼
| （｀llll´ ） |
＿＿＿＿＿_ｒ〆_l /::::<Vと::） ,|＿＿＿＿＿＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
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∧♪∧ ∧合∧
（,, ） （ ,,）
（:::::::::::::::） （:::::::::::::::）
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- 23 名前： 3/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:21
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| 全く以って仰せの通り…ヘス「元」,副総統は |
| その本来の性質において極めて善良な人物… |
| 陰謀など考えることも,できません。 |
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――''
∧合∧ ∧♪∧
（,；´−｀） （ ‐∀‐,,）
（::::<y>:::） （:::つ,>:::）
/:‐:::：:::‐i /‐:::：:::‐ゝ
（＿_）__） （___（＿_）
ｒ―――――――――― '`ー―――――――――ｭ
| 願わくは総統閣下に於かれましては是非とも |
| 寛大なる処置を賜らんことを。 |
`ー――――――――――――――――――――''
- 24 名前： 4/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:21
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| うむ。卿の気持ちは分かる。だが余は帝国の指導者、 |
| 個人的な情を以ってあれを無罪放免とするわけにはいかん。 |
| 十分に取り調べ、然るべき処断を下す。 |
`ー―――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
＿＿＿
／ ∧仝∧＼
| （ ｀llll´ ,,） |
＿＿＿＿＿_ｒ〆_| /::::<V>O; |＿＿＿＿＿＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
∧♪∧ ∧合∧
（,, ） （ ,,）
（:::::::::::::::） （:::::::::::::::）
/::::::i::::::::ゝ /::::::::i::::::ゝ
- 25 名前： 5/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:22
- ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| それでは、我々はこれにて失礼させていただきます。 |
| 戦況の進展に関しましては夕刻までに報告の書類が |
| 出来上がりますので、そちらにて。 |
`ー――――――‐ｖ―――――――――――――――――''
/♪∧ /合∧
（,, ‐∀） （,, ´−）
（::::::::<yi （::::::::<yi
/:::::‐:::：i /:::::‐:::：i
（＿__）） （＿__））
ｒ―――――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| 新型爆撃機の導入状況の件の報告もそれに合わせて報告させましょう。 |
| 軍需省と空軍の担当将校を向かわせます。具体的な時間については |
| モナッシュ官房長が決定するでしょう。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
- 26 名前： 6/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:22
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| 両人ともご苦労であった。下がってよい。 ｜
`ー―――――――――‐ｖ――――――――''
＿＿＿
／ ∧仝∧＼
| （ ｀llll´ ） |
＿＿＿＿＿_ｒ〆_l /::::<V>::つ |＿＿＿＿＿＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
∧♪∧ ∧合∧
（,, ） （ ,,）
（:::::::::::::::） （:::::::::::::::）
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- 27 名前： 7/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:22
- 同 廊下
ｒ―――――――――――――――ｭ
| モナルフの奴、死んだそうだな。 |
`ー――――――‐ｖ―――――――''
ｒ――――――――――――――――ｭ
| おや、お耳が早い…流石は閣下。 |
`ー――――‐ｙ――――――――――''
- 28 名前： 8/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:23
ｒ―――――――――――――ｭ
| お前さんが殺らせたのか？ |
`ー――――――‐ｖ―――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| まさか！私にはご老人を虐める趣味などありませんよ。 |
| SD（SS保安諜報部）の連中はどうか知りませんが。 |
`ー―――――‐ｖ――――――――――――――――――''
,∧合∧
, （,；´−｀）
／O:::<y>‐::;）
,／' |/‐:::：:::‐::ゝ
／ | （＿_）‐'' ∧♪∧
, ／ （, ‐∀‐ ）
／ と::::<y>::つ
/:‐:::：:::‐ゝ
ｒ―――――――――――――‐'`ー―――――――ｭ
| それに年寄りは死因に不自由しませんからね。 |
| まあ、心臓発作でも,起こしたんでしょう。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 29 名前： 9/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:23
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| 全く、間違っても君と勝負する気にはなれんよ。 |
| 私ももう歳だ。安らかな余生を送りたい。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――''
∧合∧
,/♪∧ （´−｀； ）
（∀・ ,,） Oiy>:::::::::）
,ly>:::::::::） ,| l：:::‐:::::;ゝ
￣￣￣￣￣￣￣/i：:::‐:::::ゝ￣ | （＿_）ノ ￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿_,）__）
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| おや、戦争序盤に私を陥れようとした御仁の言葉とは |
| とても思えませんね。それに私だってもう若くはないし、 |
| 随分恨まれるようなこともしてきましたから、安らかな余生など ｜
| 願っても叶わぬもの、何時殺されてもおかしくはない。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 30 名前： 10/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:23
- ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 君はそれで満足なのかね？寝床の中で怯える毎日が、 |
| 自らが陥れた相手の怨嗟の声に魘される日々が、 |
| 君の望みだと言うのかね？ |
`ー―――――――――――――――――‐ｖ――――――''
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| 閣下ともあろうお方が、何を仰いますか… |
`ー――――――――‐ｖ―――――――――''
、
,､ ,|;>,､
,/ ヽ(;;;ｿ/ ヽ,
/'´` ‐ '' ` ‐ '' ｀:,
ｌ i
ヽ ノ
,.-‐:ヾ'''::::‐:::―:::‐::'"ﾉ‐-､ , ､ ノ'ヽ ,/ヽ
,/:::::::::::::::｀::::::::―:::::::´:::::::::::ﾍ ,,/ ヽlﾆl,/ ',
/:::::::::::ノ;;;::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::', /'´ ヽ,,_,彡 ` ‐ '"ヽ
,/:::::::::::::/;;;:::::::_::::::::::_::::::::ヾ:::::::::::', l :l
l::::::::::''´‐-,/´,-'､::ｒ'‐, ヽ､-‐:｀:::::::ｌ '､ ,ﾉ
'､::::::::::::::::i_ ,:';ﾓ;!:i ,ｷ!:､: i::::::::::::::ﾝ ,,.-‐ヾ''':::::::‐::―:::‐:::''::ｿ‐-､、
｀''' -i;;:_ヽ:~-'´:｀~:‐'':,ｿ:､:-i‐'' ,／::::::::::::::｀::::::::::::―::::::::´:::::::::::::ヽ
|::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::| ／:::::::::::::::ノ":::::::::::::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::ヽ
l:::::::::::::::::::::|!:::::::::::::::::::::ｌ !:::::::::‐-ソ"､:::::::::::::::::::::::::::::::::_::､::::::::::::::::ヽ
ヽ::::::::::::::::::ｌ|::::::::::::::::;;ノ' ',:::::::::::"':,,|::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::/:| ＼::::":::::ﾍ
|:::::::￣:::||::::￣:::::| ':,:::::::::::::'i,::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::':::| i´::‐::::::!
- 31 名前： 11/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:24
- ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| 政治という奴は、そこが面白いんですよ。 |
`ー―――――――‐ｖ――――――――――''
,r ､ |ヽ ,,､
/ ヽ ,|"／ ',
/ _ -' (;;;;7''‐- i
／ ヽ
/;;; ',
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'、;;;;;;;;;;;,,, ヽ:::;／ ,!
ヽ､;;;;;_;;;;;;;;;;;,,,, ｀ ,,ノ
,ｒ::::''::::´､:::::::::￣:::::::::::￣::::::ﾉ::::::::‐-､
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- 32 名前： 12/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:24
- １０時３０分 同盟軍最高統帥本部
ｌ:::､
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lニニニニニニニニニニl
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| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ l:ﾆﾆ:ﾆﾆﾆ:l ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ::||:||:||:||:||:||::ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
- 33 名前： 13/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:25
- 参謀長公室
ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| さて、モナーデル中将。貴官に新しい任務がある。 ｜
`ー――――‐ｙ―――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| 第五航空艦隊の再編は既に完了している。 |
| 大型爆撃機を配備し、戦闘機部隊も編入した。 |
`ー――――――――――――‐ｙ―――――――''
∧＿∧ ∧,,,,∧
（,,@∀@ ） ,ﾘ､ﾟ∀ﾟ 川
〔（::ﾞﾞ::<y>:ﾞつ ,ｒ‐､y>ﾛ:ﾞ::）|
|￣￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣| /＾ヽ＿）―‐ |
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(｀ ,,)
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- 34 名前： 14/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:25
- ｒ――――――――――――――――――ｭ
| それで、その任務とは何でしょうか… ｜
`ー―――――‐ｙ―――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 都市爆撃だ。マルミードの軍事拠点を破壊するのだ。 |
`ー―――――――――‐ｙ―――――――――――――''
∧,,,∧
(´ー｀；,)
（ﾞ:<y>::ﾞ）
/‐::：:::‐ゝ
∧,,,,,∧ |::::|::::::| ∧＿∧
,ノﾉ川ｌｌll､） （__（＿_） （ ,,;;;）
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| | ーｭ | | ,<:|| | :|
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ｒ――――‐'`ー――――――――――――――――――――――――ｭ
| 半世紀前の過去から戦略爆撃,の悪鬼を呼び戻すのだよ中将。 |
| 表向きは軍事拠点を狙うが、市街戦ともなれば民間も軍事もない。 |
| それに我が軍には十分な誘導爆弾がない。市街地に潜む敵歩兵を |
| 区画ごと殲滅する。我が軍の犠牲を抑えるにはそれしかない。 ｜
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
- 35 名前： 15/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:25
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
| お、お言葉ですが…大型爆撃機で無誘導の爆弾多数を投下する場合、
| 敵対空火器を避ける為十分な高度から絨毯爆撃的に攻撃する必要があります。
| それに目標地域に潜む敵部隊を逃さず、且つ味方への誤爆を避ける為には
| 広範囲に、それも近接支援ではなく爆撃自体を独立した作戦として行わねば
| なりません。当然民間人にも被害が生ずるものかと…
`ー――――――――――‐ｙ―――――――――――――――――――――――
∧,,∧
(ー｀；,,)
と:ly>=::ﾞﾞ:)
l：:::‐::::;ゝ
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（（＿_,）
- 36 名前： 16/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:26
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| そんなことは承知の上だ。作戦としては地上部隊を,進撃させる前に |
| 攻撃目標地帯を「地均しする」ことにより市街戦の困難を減ずる、 |
| という点が重要なのだ。それに民間人保護については別の策を |
| 講じてあるから、結局はさっさと降伏しない連中が悪いということだよ。 ｜
`ー――――‐ｙ―――――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| そういうことだ中将。F軍集団のフォン･サカーシュタインと ｜
| 打ち合わせの上、来週までに攻撃作戦を開始せよ、 |
| これが同盟軍最高統帥本部の命令だ。 |
`ー――――――――――‐ｙ―――――――――――――――''
∧＿∧ ∧,,,,∧
（,, @∀@） ,ﾘ､ﾟ∀ﾟ 川
〔（::ﾞﾞ::<y>:ﾞO ,ｒ:‐､y>ﾛ:ﾞ::）|
|￣￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣| /＾ヽ＿）―‐ |
＿ |＿＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿| _ （＿_）＿,,|＿＿,| ＿＿＿
∧,,∧
(｀； ,,)
（:ﾞﾞ:::::::::ﾞ）
/::‐::::i::::ゝ
|:::::::|::::|
（＿__）_）
- 37 名前： 17/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:26
- ２月９日９時２０分 直隷方面軍総司令部
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| フビライ大将、貴官を,第7軍司令官から解任する。 |
| と、いっても第7軍自体がほぼ壊滅してしまったがな。 |
`ー――――――――――─―‐ｙ――――――――――''
∧,,,∧ ∧也∧ ∩,,,,∩ ∧,,∧
ノミ；ﾟДﾟ,ﾐ ( ・−・ ,)ヽ ( ・Д・ ,)ヽ, (ﾟДﾟ； )ヽ
§(:::::ﾞ:::‐l ll:ﾛ::ﾞﾞ::::;;)§(:ﾞ:::::::::::ﾞ::§ (:ﾞ::::::::ﾞ:)§
|￣￣￣￣￣ /:::::i:::::ゝ ￣ ll:::‐::::::::ゝ￣i‐:::::i:::::::ゝ ￣,/‐::::i::::ゝ ￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿U U＿＿__（＿__）__）＿（＿__）__）＿＿, U U＿＿＿＿_|
∧,,,,,∧
( ゞ彡；)
(:ﾞ:::§::ﾞ::)
/::::::::i:::::::ゝ
- 38 名前： 18/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:27
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 敵機甲兵力の優越は,覆しがたく…申し訳ありません。 |
| 襄陽は早々に放棄しておくべきだったかもしれません。 ｜
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――''
∧,,,,∧
( ・−・,,)
(ﾞ:‐lll:=:ﾞ:)
/‐::lll:::‐:ゝ
（__（＿_,）
∧,,∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ,∧,∧
ノ(, ；ﾟ) (ゞ彡ﾉ,・) (・−・ ,)ヽ ﾐﾟ； ,,ミ
§(::;;":‐:lｌ (:§:::::ﾞﾞ::i iﾞ:‐:lll:ﾛﾞ::)§ ll:=::ﾞ::;;)§
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣,／|
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|／
ｒ────────────‐'`ー───────―――――――――─ｭ
| 確かにそうだ。我が軍の戦線に並行する交通線は早々に遮断され、 ｜
| 戦力の速やかな転用が出来ぬまま外線作戦に失敗した。 |
| 本来ならば北部方面軍の兵力を対宋戦線に集中するはずだったが、 |
| 高麗王国の件があってからそうもいかんのでな。 |
`ー――――――――─――─――――――――――――――――――''
- 39 名前： 19/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:27
- ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 故に貴官に対する措置は懲罰ではない。貴官には他の |
| 重要な任務がある。 |
`ー――――――――――――‐ｖ―――――――――――''
∧,,∧
( ﾟДﾟ；)ヽ
ll:‐::ﾞﾞ::;) ∩,,∩
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ll::::‐:::::(Д・ ,,ヾヽ
＼U, ll:=::/也∧
＼ lｌ:::(−・ )ヽ
＼ ll:ﾛ:::ﾞﾞ:::∧,,∧
＼::‐::::ﾐﾟ； ミ､
＼__ll:=::ﾞﾞ:::)§
＼:::‐:::::ゝ
＼U
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| 華中・華南方面の軍需工場を全て大縦断山脈の西側に移転する。 |
| 爾後貴官は軍需相の職務に専念し、この計画の実現に尽力せよ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
- 40 名前： 20/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:27
- ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| 諒解しました。全力で事にあたります。 |
`ー―――――――――――‐ｙ――――――''
∧,,,∧ ∧也∧ ∩,,,,∩ ∧,,∧
ノミ；ﾟДﾟ,ﾐ ( ゞ彡 ,) (Д・ ,,)ヽ, (ﾟДﾟ； )ヽ
§(:::::ﾞ:::‐l (:ﾞﾞ::§::ﾞﾞ) (:ﾞ:::::::::::ﾞ::§ (:ﾞ::::::::ﾞ:)§
|￣￣￣￣￣ /:::::i:::::ゝ ￣/::::::::i:::::::ゝ~/::::::::i:::::::ゝﾞ￣,/‐::::i::::ゝ ￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿U U＿＿__（＿__）__）＿（＿__）__）＿＿, U U＿＿＿＿_|
∧,,,,,∧
( ゞ彡 ,)
(:ﾞ:::§::ﾞ::)
/::::::::i:::::::ゝ
- 41 名前： 21/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:28
- １０時００分 南部方面軍総司令部
ｒ―――――――――――――――ｭ
| 部隊の再編計画が纏まった。 ｜
`ー――――――‐ｖ―――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| バトゥ・ベルケ両大将には引き続き軍集団総司令官を |
| やってもらうことになる。 |
`ー―――――‐ｙ―――――――――――――――――''
∧,,,∧ ∧,,,∧ ∩M∩
ミ ﾟДﾟ ,,彡 ( ﾟдﾟ ,)ヽ （´ー｀ ）
(:ﾞﾞ::::::::::ﾞ)§ とll:=:::ﾞﾞ:;)§ ll:=:::::::;;;）
￣￣￣￣￣￣￣ ,/‐::::::::::::ゝ ￣ ll::::‐::::ゝ ￣ll::::‐::::::ゝ￣￣￣|
＿＿＿＿＿＿＿＿ U´U＿＿＿＿UU＿＿＿（_（＿_,,）＿＿＿|
ｒ――‐'`ー――――――――――――――――――――――
∧,,,,∧ ,∧,,,,∧ | 軍以下の階梯での再編制について説明いたしますので、
( ゞ彡,, ) ( ゞ彡,, ) ｜ ご両人ともどうぞこちらへ…
(:ﾞ§::::ﾞﾞ) (:ﾞ§::::ﾞﾞ) `ー―――――――――――――――――――――――――
,/:::::i::::::::ゝ /:::::i::::::::ゝ
- 42 名前： 22/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:28
- ｒ─────────────────────―――――――─‐ｭ
| まず軍レベルでの改編だが、第6機甲軍を解隊にすることにした。 |
| 同軍の第6機甲軍団は第3機甲軍に戻し、第9機械化軍団は |
| 第5機甲軍に編入、第59軍団は第12軍に合流させる。 |
| なお司令官バアトル上級中将については我が南部方面軍を離れ |
| 直隷方面軍の総司令部付となる。向こうも人不足なのでな。 |
`ー――――――――――‐ｖ―――――――――――――――――‐''
∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧
（, ´ー｀） ノ(, ﾟдﾟ) ノミ,, ﾟДﾟ,彡 (｀◇´ ,ヾヽ, (・∀・ ヾヽ
（ﾞﾞ:‐:lll:ﾛﾞ） §(:ﾞﾞ:ｼlll:=i §(ﾞﾞ:‐:lll:ﾛﾞiヽ iﾞ:‐:lll:=:ﾞﾞ)§ iﾞ:‐:lll:=:ﾞﾞ)§
/::‐:::lll:::|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿_）_,,|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ｒ――――――――――――‐'`ー――――――――――ｭ
| 軍予備の一個師団も第12軍にまわす。あとは好きに |
| やってもらってかまわん。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
- 43 名前： 23/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:29
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| …それで、我が軍はどのあたりまで後退するのでしょうか？ |
`ー―――――‐ｙ――――――――――――――――――――''
∧,,,,,∧ ∧,,,,,∧ ∧,,,∧ ∧,,∧ ∩M∩
(ゞ彡,, ・) (ゞ彡,, ｀) ミ ヾヽｿ彡 (дﾟ ,,)ヽ （ー｀ ）
(:§::::::::ﾞ)＿_(:§::::::::ﾞ) (:ﾞﾞ::::§:ﾞ) ll:=:::ﾞﾞ:;)§ （ﾞ:::::::::::::ﾞ）
￣~ ,/::::::i:::::‐i ,/::::::i:::::‐i ￣￣ /‐::::::i:::::ゝ ￣ ll::::‐::::ゝ ￣ ,/‐::::::i:::::ゝ
＿__ （＿（＿_） （＿（＿_）,＿＿＿ U´U,＿＿＿＿UU,＿＿＿ （＿__）__）
ｒ――――――――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| バトゥ・ウルスとベルケ・ウルスの境界線のあたりまでだ。 |
| 露軍と茂軍の,挟撃にあったとしても、そこまで下がれば |
| 我が方面軍の戦力で十分対処できる。 |
| それに茂軍が露国内に展開しなければ、対茂戦線の正面を ｜
| 大幅に縮小できるからな。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 44 名前： 24/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:29
- ｒ─────────────────────―――――――─ ｭ
| バトゥ軍集団を対茂正面に、ベルケ軍集団を対露方面に配置、 |
| バトゥ軍集団には第4機甲・第12・第20の３個軍、ベルケ軍集団には |
| 第3・第11の２個軍を配置、残り２個機甲軍を,方面軍予備とする。 |
`ー――――――――――‐ｖ――――――――――――――――― ''
∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧
（, ´ー｀） ノ(, ﾟдﾟ) ノミ,, ﾟДﾟ,彡 ( ｀◇´,ヾヽ, (・∀・ ヾヽ
（ﾞﾞ:‐:lll:ﾛﾞ） §(:ﾞﾞ:ｼlll:=i §(ﾞﾞ:‐:lll:ﾛﾞi iﾞ:‐:lll:=:ﾞﾞ)§ iﾞ:‐:lll:=:ﾞﾞ)§
/::‐:::lll:::|＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿_）_,,|, ＼ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀'' -､、
＼, ＼ ＼ ｀'' -､、
ｒ――――――――――――‐'`ー―――――――――――――――ｭ
| 露軍の主力は現在カフカズ―カザフ方面に,向けられている。 |
| 故に我が方面にはそれほど大規模な攻勢は仕掛けられていない。 ｜
| だが油断はするな。敵の俄か作りの同盟が解体するまで、 |
| なんとか持ちこたえるのだ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 45 名前： 25/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:29
- １０時３０分 ギコ連合王国：首相官邸
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| その提案は既に神聖モーナ帝国、及び貴連邦の丸耳自治共和国からも |
| 受け取っております。更に何か付け加えられることでもあるのですか？ |
`ー―――――‐ｙ―――――――――――――――――――――――――''
- 46 名前： 26/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:30
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| そういうわけではありません。今回は先の,要請に対する |
| 貴国の返答を戴きに参りました。…戦況の逼迫はこれ以上の ｜
| 時間を我々に許しません。 ｜
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――――――''
∧ ∧ ∧ ∧
ｒ(*ﾟ−ﾟ,) ｒ(,＾Д＾,,)
|/:::<y>:i |,(:;::<ｙ>::)
ｌ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,＼,＼ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧
'‐＼,＼,＿＿＿＿＿＿(´ rヾヾヽ ＿＿＿＿＿ ミﾟ,ｒヾヽヽ＿＿＿＿
＼l＿＿＿＿＿＿/” | § |,＿＿＿＿＿_,/ﾞ::| § |; ＿＿＿_
| :;;| ｌ￣ | ｌ￣ |
' ‐' ｌｌ|| ￣ｌｌ|| ｌｌ|| ￣ｌｌ||
ｒ―――――‐'`ー――――――――――――――――――――― ｭ
| 成る程。確かに貴方方の状況は失礼ながら同情に値します。 |
| 周りは敵国だらけ、連邦構成国は壊滅、同盟国はいない。 ｜
| しかしそれとこれとは別の話、そうですね。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――‐'
- 47 名前： 27/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:30
- ｒ───────────―――――──────────────ｭ
| 確かにそうです。残念ながら我々が今貴方方に提供できるものは |
| 何一つありませんし、寧ろ貴国に損失を、それも,取り返しのつかない |
| 状況を招くかもしれません。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――――――――''
∧,,,,∧
ﾉﾉ ｀□´,)
|/:,”‐：ﾛ”O
￣￣ ∧_∧￣￣￣￣￣￣￣￣￣~ ∧∧ ￣￣￣￣￣￣＼
(,,,r―‐ｭ ( ,ｒ―‐ｭ ＼
＿＿,/:_| |＿＿＿＿＿＿＿＿,/:::| |_＿＿＿＿＿＿＿_,＼
＿＿l＿|＿＿ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ＿|＿＿ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿__l
ｌｌ|| ｌｌ|| ｌｌ|| ｌｌ|| ｌ_,,;|
ｒ――――――――――‐'`ー―――――――――――――――ｭ
| ならば話は終わりですね。陸路での難民は受け入れますし、 |
| 茂帝国側が脱出を許す限り救援もしましょう。しかしそれ以上、 |
| 航空機による,脱出支援、車両による輸送は行えません。 |
| 理由は今殿下が仰いました。そうでしょう？ |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 48 名前： 28/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:31
- ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| そうではない！私が申し上げたいのはその無理を承知で |
| より積極的に脱出支援に協力して欲しいということだ。 |
| たとえ今次大戦の原因が,我が帝国にあったとしても、 |
| 一般の臣民には何の責任もない！ |
`ー――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
,,,, ,,,,, ,,,
,,. =, -､彡ﾐ,ｒ‐､ミ､、
,::彡,/ ヽ;ﾐ,〃 ヽ ミ,､、
ノ彡ﾉ ヽー ' ` ー''ヾヾ;;ヽ
,,＿‐_‐ﾘ ,l 、
/:lｌ_×(+lｌヽ,, ｀┌―┐´ ﾉ,ヽヽ
/ ￣ii￣ ｀ ‐└==┘-‐''"ヽ,「,> ＼
,/ ,l,ソ｀''‐=-‐'"tll = ＿ｿ､ ", ヽ
l ‐,'､｀ヾ‐,,-,,‐ " | = l圭圭l ヽ´- ;l
ヽ、 ''＼ | = :ｌ |
￣￣￣￣￣ ヽ ,, ‐`-､￣￣￣￣￣￣￣￣| |￣￣￣￣￣￣
｀ヽ,'､ｌ,ｌ,ｌ,! |,, - ‐ ､l
〈 i,ｌ,ｌ,ｌ,!
¨'' '´
- 49 名前： 29/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:31
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| それならば我が国にも何の,責任もありませんね。 ｜
| 言い方を変えますと我が国の臣民にもそのような |
| リスクを負い、或いは―最悪の場合、勝てる見込みの ｜
| ない戦争に巻き込まれる謂われはない、と。 |
`ー――――――――‐ｖ――――――――――――――''
, ､ ,､
/ ヽ ,／ l
/ -‐ ''‐" - ､!
/ o o ',
l ＊ ―‐ l
＿,ヽ,, _ _,,ノ
,/ ,,.-‐l'_::;ヽ_7ヽ７:_i-､
| ,/:::::::::::::く:::::', io,'::::>:::',
| ｌ:::::::::;;i:::::::＼:',i/／:::l:::|
| |:::::::::::l:､;;:::::::::;!o:::::;/:/|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| 殿下ほど賢明なお方ならそれぐらいの理屈は既にご理解のはず、 |
| それを態々こうして仰るとは…理解に苦しみます。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 50 名前： 30/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:31
- ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 言うべきことを言わないことを賢明というのならば、 |
| 寧ろ莫迦になったほうがマシというものだ。 |
| 目的の為に手段を選ばぬこと、それは,斯様な場合にこそ |
| 行われて然るべきだと考える。 |
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――――''
/ ヽ /ヽ
/' ', / ',
,/ ノﾉﾉﾉノノ ,,i、
／::´::'' " ヽ
,/::',,〃" ヽ ＿ / ',
l::|:i'::' l ￣| l
,l;;l::l: ｌ,,＿＿_| !
ノﾉ,i::l:ヽ､,,_ ,,ノ'
＿l ￣「￣」~ｌｌｌl~「,,」|_
,,:´ ” ヾ:,￣￣￣￣_:ｌO￣ ヽ
/ i'i':､ ,lt,! ＿ _ﾐl ＼
,/ ノ':,ヾ,.､ _,,: ｿ |O l_l_l_l_ｌ | ＼
/ ,/l ヾ､、~",:ノ | l_l_l_l_l |‐ ヽ
- 51 名前： 31/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:32
- ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| と、仰いますと我々がそれを容れぬ場合何か制裁でも |
| なさるおつもりですかな？ |
`ー――‐ｖ―――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――ｭ
| いえ、別にそういうわけでは… |
`ー―――――― ｙ―――――――''
,∧ ∧ ∧,,,∧ ∧,,∧ ∧,,,,∧
ｒ:―‐ｭ,,＾) ミ,,ﾟДﾟ；,彡､, ｒ―‐:ｭ, ﾟ) (｀□´ ヾヽ
| |_:ヾ, /ﾞ:‐lll:‐::ﾞ;)|§ | |_:ﾞヽ /“,‐：ﾛ“ ,)|
￣::|＿＿ｌ＿l ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |＿＿ｌ＿l￣￣￣￣￣￣￣
￣ ||||ヽ||||､,,)￣￣(￣(￣)'||||￣￣￣￣ ||||ヽ||||､,,)￣（￣（￣ ）'||||￣
￣ ￣￣ ￣￣ ￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣ ￣
ｒ――――――――――‐'`ー―――――――――――ｭ
| 何も提供できないし、寧ろ我々にとって危険である、 |
| しかし欧州の丸耳族を救う為にはそれしかない、 !
| という意味なのでしょう。そうですね、殿下。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
- 52 名前： 32/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:32
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 如何にもその通り。出来ない約束、ありえない,利益を |
| 持ち出すよりも、率直に申し上げる方が賢明でなくとも |
| 誠実であると判断した。 |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――''
ｒ──────――――――─ｭ
| 誠実ねぇ…まあ確かに ｜
| 嘘吐きよりはましですが。 |
`ー―――‐ｙ――――――――''
∧ ∧ ∧,,∧
ｒ(*ﾟ−ﾟ,) ｒ(,, ＾Д)
|/:::<y>:〉 |(:;::<ｙ>::)
ｌ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,＼,＼ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧
'‐＼,＼,＿＿＿＿＿＿(´ rヾヾヽ ＿＿＿＿＿ ミﾟ,ｒヾヽヽ＿＿＿＿
＼l＿＿＿＿＿＿/” | § |,＿＿＿＿＿_,/ﾞ::| § |; ＿＿＿_
| :;;| ｌ￣ | ｌ￣ |
' ‐' ｌｌ|| ￣ｌｌ|| ｌｌ|| ￣ｌｌ||
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――ｭ
| 断られても貴国を恨むつもりはない。 |
| だがそうなると丸耳民族は,救われない。 |
| それだけを申し上げておきます。 |
`ー――――――――――――――――――''
- 53 名前： 33/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:33
- ｒ────────ｭ
| いいでしょう… ｜
`ー――‐ｖ――――''
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| 丸耳難民の支援実施を承諾しましょう。 |
`ー―――――‐ｙ―――――――――――''
,, ､ ,,. ､
／ i l／ i l
,/ ,,l |―-,l |
／´ ヽ
/ o ',
ｌ ＊ ＿_l
', ,!
ヽ,,, ＿＿＿ ノ
,,::'‐ - :::::::;;;_:::｀ヽ!
/::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::',
.' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐/:i
- 54 名前： 34/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:33
ｒ─────────────────────────――ｭ
| 但し支援の開始・打ち切りは我が国が一方的に決定します。 ｜
| たとえ脱出が完了しない場合でも、中止する場合があります。 |
| その辺は現地の方にも,徹底してください。いいですね。 |
`ー―――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
∧,,,,∧
ﾉﾉ ｀□´,)
|(, ”‐：ﾛ”l
￣￣ ∧_∧￣￣￣￣￣￣￣￣￣~ ∧∧ ￣￣￣￣￣￣＼
(,,,r―‐ｭ ( ,ｒ―‐ｭ ＼
＿＿,/:_| |＿＿＿＿＿＿＿＿,/:::| |_＿＿＿＿＿＿＿_,＼
＿＿l＿|＿＿ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ＿|＿＿ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿__l
ｌｌ|| ｌｌ|| ｌｌ|| ｌｌ|| ｌ_,,;|
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――ｭ
| 貴国の御厚意に,感謝します… |
| 早急に計画の取りまとめに入りたいので、 |
| 関係各国の協同委員会を設置したい。 !
`ー――――――――――――――――――''
- 55 名前： 35/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:33
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| こちらのハニャンハタイ大佐、及びギル少将を貴国に派遣します。 |
| 兎に角、急いでやらねばなりません。 |
`ー―――――――――――――――――‐ｖ――――――――――''
,∧ ∧ ∧,,,∧ ∧∧ ∧,,,,∧
ｒ:―‐ｭ,,＾) ,ﾉミ,, ﾟДﾟ彡 ｒ―‐:ｭ, ﾟ) (｀□´,,ヾヽ
| |_:ヾ, §/ﾞ:‐lll:‐::ﾞ;)| | |_:ﾞヽ と,“‐：ﾛ“ ,)|
￣::|＿＿ｌ＿l ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |＿＿ｌ＿l￣￣￣￣￣￣￣
￣ ||||ヽ||||､,,)￣￣(￣(￣)'||||￣￣￣￣ ||||ヽ||||､,,)￣（￣（￣ ）'||||￣
￣ ￣￣ ￣￣ ￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣ ￣
ｒ――― '`ー―――――――――――――――――ｭ
| 分かりました。茂側にも要請を出しておきます。 |
| 事がうまく運ぶことを祈りますよ。 |
`ー―――――――――――――――――――――'
- 56 名前： 36/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:34
- １１時００分 モナコルム：内閣外交部
ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| こうして外交部の幹部を,集めたのは他でもない。 |
| 如何にして敵の同盟を崩壊させるか、それを討議する為だ。 |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――――‐ｭ
| 現在茂帝国と同盟関係を構築済み、或いは構築中の国は |
| モナンス、モランダとモヘミアの傀儡政権、ロクマ連邦、 |
| モララー共和国、宋帝国、そして目本国である。 |
`ー―――――‐ｙ―――――――――――――――――――‐''
∩ ∧＿∧
⊂l::￣￣l⊃ ﾉ( ・∀‐,,) ∩,,∩
<,, ｀ш> |/ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ:ﾞ) （Д｀ ,,）
〔（ ,,~))) ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ll:=:::ﾞﾞ::::）〕
/ヽヽ＿ ,ll,／ ＼:‐:::::::ゝ／■＼
(, ﾟд) |l,／ ＼| （−・ ,）
,〔( ::::<yi／ ＼ i/>:::::::::;）
∧_∧ : ／ ＼:::::::::::（＼＿／）
- 57 名前： 37/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:34
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| これらの諸国は我が連邦の国境沿いにずらり,並んでおり、 |
| 東西南の三方向から帝国を圧迫している。我が国に残された出口は |
| 華南方面を除けば厳寒の北極海か、さもなくば中立のUKGである。 |
`ー――――‐ｙ――――――――――――――――――――――――''
∩
∧,,,∧ ⊂l::￣￣l⊃∩,,,,∩
ノ(,, ・∀) <´ ＿_,,>（´Д｀ ,,）
§〔(:::";::‐:llつ ( 〔_ﾛ_〕:‐:lll:ﾛ:ﾞﾞ）
<;;:::::‐:::ll､ |￣￣￣￣ <＿＿||,,ゝ￣￣￣￣￣￣
￣||ヽ＿） ,|＿＿＿＿_ ヽ_~ノ||ノ ＿＿＿＿＿＿＿
￣ ￣
ｒ―――――‐'`ー――――――――――――――――――――――――――――――
| 幸い我が国は必要な食糧、及び化石燃料、鉱物資源などを自給することが出来、
| 更に新たな鉱脈と油田が、他ならぬモナゴル高原から発見されつつある。
| しかし食糧生産は西部地域と漢地、及び満洲の穀倉地帯に集中しており、
| 工業施設も又軍需部、鉱工業部が計画的に建設したモナコルム―モナルカンド間の
| 工業都市群を除けば全て満洲、漢地及び欧州の、特に沿海地域に集中している。
`ー――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 58 名前： 38/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:35
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 勿論これら工業施設の帝国中央部への移転も,必要である。 |
| しかし同時に、我が国が戦争に勝利する為にはこの同盟、 |
| 敵の世界的連携を打破する必要がある。 |
| 幸いにして敵の共通理念は反・モナゴルの一点のみ、 |
| 各国が各国なりの,弱点を抱え、うまくすればこの同盟を解体、 |
| 各個撃破に追い込むことも可能であろう。 |
`ー――――――――――‐ｙ―――――――――――――――''
∩
∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ⊂l::￣￣l⊃
（ ´Д｀） (ﾉノ,, ・) <｀ш´_,,>
〔（::::";::‐:ll §,_ﾛ_〕ﾞヽ （~(((~__ ）〕
<;;:::::‐:::ll､ |￣￣￣￣ <::::::||::::;ゝ￣￣￣￣￣~| <_〃＿,,ノ
￣||ヽ＿）,l＿＿＿＿_ （￣||￣,）＿＿＿＿＿_|ヽヽ＿）|
￣ ￣ ￣
ｒ――――――――――― '`ー―――――――――――――――――――ｭ
| しかしそれは只座して待つことにより,実現することはない。 |
| 我が帝国の側から敵以上に積極的な行動に打って出なければならない。 |
| そしてその行動も時機を逸すれば全く以って無意味なものとなる。 |
| それをやるのは他ならぬ私と諸君だ。危機感を持って思考して欲しい。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
- 59 名前： 39/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:35
ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 第二局長、まずは対露工作の計画について述べたまえ。 |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――――――
| はい。ではロクマ連邦の現状とその弱点、及び如何にして
| それを利用するかについての第二局の計画案を申しあげます…
`ー―――――――――――――‐ｖ―――――――――――――
∩ ∧＿∧
⊂l::￣￣l⊃ ,ノ(,, ・∀・) ∩,,∩
<,, ｀ш> |/ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ:ﾞ) ＿ （｀ ,,）
〔（ ,,~))) ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ,Oll:=:::ﾞﾞ::::）〕
/ヽヽ＿ ,ll,／ ＼l:::::‐::::::／■＼
(, ﾟд) |l,／ ＼| （・ ,）
,〔( ::::<yi／ ＼ i/>:::::::::;）
∧_∧ : ／ ＼:::::::::::（＼＿／）
- 60 名前： 40/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:35
r――――――――――――――――――――――――ｭ
| ご存知の通りロクマ連邦は,欧州ロクマを中核に、 !
| 西モナジア〜中央ニャーラシアの多くの自治共和国が |
| 事実上隷属する形で形成された,多民族国家です。 |
`ー――――‐ｙ――――――――――――――――――''
∩,,,,∩ ／■＼ （＼_／）
_（´Д｀ ） （−・ ,,） (дﾟ )ヽ
ヽOゝll:=:ﾞﾞ）〕 （:::∽:::::;;） (ﾞ‐:lll:=:ﾞ::)§
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣==￣￣￣￣￣￣￣==￣￣￣
ｒ―――――‐'`ー――――――――――――――――――――――――――――――
| 同国は第二次世界大戦終結後その帝政が崩壊し、いわばその間隙を突いて
| 我等が蒙古帝国が勃興したわけでありますが、欧露方面では共産主義政権が誕生、
| １９９０年の崩壊まで我が国と対峙し続け、一時期乱立した中央ニャーラシア方面の
| 中小の諸政権は赤化されてロクマ・ソヴィエトに併呑されるか、帝国に吸収されました。
| 故にロクマ連邦に対しては欧露共和国とモナジアの自治共和国群の対立を煽り、
| 後者を我が帝国側に寝返らせることが最も効果的であると考えられます。
`ー――――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 61 名前： 41/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:36
ｒ――――――――――――――――――――――――――――
| 勿論、これを実現するには彼等に我々の側に付くことが
| 有益であるということ、つまり我々の側が勝利するということを
| 納得させねばなりません。その為には、軍事的な成果が必要かと。
`ー―――――――――――――‐ｖ―――――――――――――
ｒ――――――ｭ
| 成る程… ｜
`ー―――‐ｖ―''
∩ ∧＿∧
⊂l::￣￣l⊃ ,ノ( ‐∀‐,,) ∩,,∩
<,, ｀ш> |/ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ:ﾞ) ＿ （｀ ,,）
〔（ ,,~))) ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ,Oll:=:::ﾞﾞ::::）〕
/ヽヽ＿ ,ll,／ ＼l:::::‐::::::／■＼
(, ﾟд) |l,／ ＼| （・ ,）
,〔( ::::<yi／ ＼ i/>:::::::::;）
∧_∧ : ／ ＼:::::::::::（＼＿／）
ｒ――――――――――――‐'`ー――――――――――ｭ
| 次は第一局長、対宋行動計画について述べたまえ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
- 62 名前： 42/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:36
r―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 宋帝国については残念ながら国内を,民族主義で固め、 |
| その内部に利用できる政治的分裂はありません。 |
| 又彼等は蒙領漢地方面にも宣伝工作を展開しています。 |
| 我々が為すべきことは彼等の進出を局限し、我が国への |
| 損害を出来るだけ抑制することが最優先でありましょう。 |
`ー―――――――――――――――‐ｙ――――――――''
∩
∧_∧ /ヽ'ヽ ⊂l::￣￣l⊃
(,, ﾟ∀) ( ﾟд) < ｀ш´>
〔,(::::<y>i 〔(:::<y>:) / , /,O)),）
￣￣==￣￣￣￣￣￣==￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ───────────────‐'`ー─────────────
| 寧ろ我々が警戒すべきは宋目同盟締結に向けた動きであります。
| 既に両国の間で事務レベルの話し合いが持たれ、茂帝国及び
| ロクマ連邦もこれを仲介、支援しております。
| 我が第一局としましては当面はこの同盟の阻止に向けて、特に米国の
| 両国への牽制を引き出しながら行動していきたいと考えております。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――
- 63 名前： 43/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:37
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 米大陸担当の第三局は第一局と協同して事に当たるように。 |
| 次いで第四局長、,対欧州工作についてはどうなっている？ |
`ー――――――――――‐ｙ―――――――――――――――''
∩
∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ⊂l::￣￣l⊃
（ ´Д｀） ( ゞﾉノ,,) <｀ш´_,,>
〔（::::";::‐:ll (:〔_§_〕ﾞ; （~(((~__ ）〕
<;;:::::‐:::ll､ |￣￣￣￣ <::::::||::::;ゝ￣￣￣￣￣~| <_〃＿,,ノ
￣||ヽ＿）,l＿＿＿＿_ （￣||￣,）＿＿＿＿＿_|ヽヽ＿）|
￣ ￣ ￣
- 64 名前： 44/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:37
r――――――――――――――――――――――――――ｭ
| はい。欧州方面は現在モーナ帝国のリーダーシップの下、 |
| ファシスト系の政党を中心にした,親茂政権群が構築され、 ｜
| 長らく続いた蒙古帝国による欧州支配への反動から |
| かなり強固な同盟が形成されています。 |
`ー――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
∩,,,,∩ ／■＼ （＼_／）
（ ´Д｀） _（・−・ ,） (дﾟ )ヽ
_/ﾞ:‐:lll:=:ﾞﾞ）〕 ヽOゝy>::::;;） (ﾞ‐:lll:=:ﾞ::)§
￣￣==￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣==￣￣￣
ｒ―――――――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| 今月に入ってモランダ、モヘミアに相次いで新政権が樹立され、 !
| モーナ帝国に亡命していた活動家がこれを主導しています。 |
| 旧ジサクジエン共和国においても,同様の動きが見られ、今月中に |
| 親茂政権が誕生する見込みです。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 65 名前： 45/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:38
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| モナンス共和国においてはモナンス・ナチス党の活動も始まっていますが、 |
| 大統領A・ヒラーヌの下おおむね国内の状況は安定しており、特に極端な |
| 市民生活への制約などは行われておりません。 |
`ー――――――‐ｙ――――――───────────────────''
ｒ────────────────────────────────────
| モララー共和国は先日ド・ウラーネル中将―なんでも元帥に昇進したそうです―
| が国会を召集して彼を大統領に指名させ、ド・モラーク大将―こちらも上級大将に―
| を後任のE軍集団司令官に任命しました。
`ー―――‐ｖ───────────────────────────────
／■＼ /
（ ・−・） ,/ ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
〔（::::::~;;;O,」 | 連中の階級は,蒙軍時代のそれでいい。 |
<:::::::‐::: / ｜ 我が国はモララー共和国など承認していない。 |
∩,,,,∩ Tl ヽ' `ー‐ｙ―――――――――――――――――――''
（ ´） ,/ ＿_
〔（:::::"::‐:ll / /＿/ ＿_
/:::::::‐::::ll,/ ∧,,,,∧＿/
￣||ヽ,,/＿＿＿＿＿(・ ヾﾉﾉ,,) ＿＿＿＿
￣ l (:::〔_§〕:)
|＿＿＿＿＿ <:‐::::||::::;ゝ＿＿＿＿
（＿（||＿）
- 66 名前： 46/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:38
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 最後にモーナ帝国ですが、同国は,現在モナットラー総統を頂点に、 |
| A・シュペーモナ、M・モラ、M・パイパーの三人の政府幹部が実権を握り、 |
| シュペーモナが軍需・経済・産業を、モラが党組織・外務省・治安機構を、 !
| パイパーが軍と武装SSを夫々支配しています。 |
`ー―――――――――――――――――――‐ｖ――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――――――
| 国内は角耳モナー・モララー族、角耳ギコ族・移民、丸耳族の
| 三階級に分断され、モナチス党が二等市民たる角耳ギコ族や
| 主にモナジアからの移民を使って丸耳族を間接支配する形式で
| 国内を統制、支配しております。
`ー――――――――――――――――‐ｖ――――――――――
∩ ∧＿∧
⊂l::￣￣l⊃ ,ノ(,；‐∀‐ ) ∩,,∩
<,, ｀ш> |<ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ:ﾞ) （´Д｀ ）
〔（ ,,~))) ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ lｌ:=:::ﾞﾞ::::）〕
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- 67 名前： 47/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:39
r――――――――――――――――――――――――――――‐ ｭ
| 敵側が優勢にある今現在、欧州への工作は効果が薄いでしょう。 |
| しかし「種を蒔いて」おくことは必要です。敵の勢力下にある我が |
| 協力者達には当分活動を,控えるよう指示してあります。 |
| しかし戦況が我々に有利なものとなれば、嘗て第一次蒙茂戦争で |
| 為したがごとく大規模な反茂闘争を組織することは可能です。 |
`ー――――――――――‐ｖ―――――――――――――――――'
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_/ﾞ:‐:lll:=:ﾞﾞ）〕 ヽOゝy>::::;;） (ﾞ‐:lll:=:ﾞ::)§
￣￣==￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣==￣￣￣
ｒ―――――――――――‐'`ー―――――――――――――――ｭ
| ギコ族、丸耳族への工作も欠かせませんが、拙速に過ぎると |
| 茂側の弾圧を引き出す可能性がありますので、注意を要します。 |
| 我々は今度こそモーナを,滅ぼさねばなりません。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
r―――――――‐'`ー―――――――――ｭ
| その前に我々が滅ぼされかねんがな！ |
`ー―――――――――――――――――''
- 68 名前： 48/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:39
ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| …そうならんようにこうして対策を練っているのだ。 ｜
`ー――――――――――‐ｖ―――――――――――''
ｒ―――――ｭ
| ……。 |
`ー――‐ｙ―''
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<,, ；｀ш> と:ﾞ::‐:lll:ﾛ:ﾞ) （Д‐； ）
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- 69 名前： 49/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:39
- ２月１０日８時００分 モナリン：外務省
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|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |:ﾛ ﾛ:|ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ|
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |:ﾛ ﾛ:|ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ|
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |:ﾛ ﾛ:|ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ|
|ロロロロロロロロロロ lニニニl::l ロロロロロロロロロロロ|:l ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |:ﾛ ﾛ:|ｌｌｌｌｌlニｌ::ｌｌ|
|ロロロロロロロロロロ__|| || || ||,__ロロロロロロロロロロロ|:l ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |:ﾛ ﾛ:|ｌｌｌｌｌｌ_|||||:ｌ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 70 名前： 50/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:40
- 外相執務室
ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| …目本国・宋帝国からは首相閣下がご出席になりますが、 |
| ロクマ連邦は残念ながら大統領のご体調が思わしくなく、 |
| 代わりに,首相閣下がお出でになるとのことです。 |
`ー――――――――――――‐ｖ――――――――――――''
＿＿＿＿＿＿＿ | ､..、
|:::| l―――――| | ,＿＿＿＿ | !:｀::::､,..、
|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | | | | i;ﾉｿ'‐ﾞヾ::::..､
|:::| l―――――| | | | | ｒ;'|: |｀i ﾍ::!`:''｀
ｒ‐∧♪∧. |:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | l o;| l i:l!|: |｀i | ',iﾘ
|（,, ・∀・） |:::| l―――――| | | | | ,i:i:l|:_ｌ｀i | t;;
＿＿＿＿ ＿＿|/::;::‐<y>:i,>＿＿＿＿ |:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| |_|＿＿＿＿|_,,|. ｀~` ` ' | ,!i!
|ヽ￣￣￣￣￣￣￣ヾ＝ﾞ ＼ ` ――――――┘ ＼ `'ヾ;!
| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ＼
ヽ:|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| △__△ ＼
∧±∧ （｀ ,） ∧幵∧ ＼
（ ） ヽて::::::::::::::） （´ ,）
（::::つと::） ´l:::::::::i:::::ゝ （;;;;つと;;）
ｒ――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| まあ、,上出来だろう。外相クラスで誤魔化されるとまずいが、 |
| かといって皇帝や天皇を招待するのは,無理だろう。 |
| 少なくとも欧州同盟の連中以外の国の執政の責任者を参加させて、 |
| 大同盟の威勢と反蒙運動の大義を示さねばならん。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 71 名前： 51/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:40
- :| ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
､:=‐-,, | | なんでしたら私が皇帝陛下がお出でになるよう |
ヾﾘ' | | 宋政府に,働きかけてみましょうか？ |
:|ｔ;; | `ー――――――‐ｖ―――――――――――――''
:|,!{ |
-〃iゝ ∧幵∧ △_△ ∧±∧
｀~'ﾞ ｒ―（, ｀Д）―（ ；´∀）‐:ｭ （ ｀∀´,,）
| （;ﾞﾞ;;<y>;;） （::::::/∧♪∧ _と::<y>‐::） ＿＿＿＿＿
-‐ ''' ´|＿/;;‐;;;;：;;;;ゝ,_,/::::::ｒ――‐・） /:::i：：:::::ゝ
（＿_）__,）_ｒ＝:ｭ,,| |:ヽ__（__（＿_）
|￣￣￣￣| |ｭ￣￣￣￣||
|＿＿＿＿|＿＿＿l_|＿＿＿＿|ｌ
ｒ――――――――――― '`ー――――――――――ｭ
| その必要はない。来ないと言っているものを無理に |
| 引っ張り出すと後々遺恨が,残るかもしれんからな。 |
| 政治的に得策ではないのだよ。 |
`ー―――――――――――――――――――――‐ ''
- 72 名前： 52/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:40
- ｒ――――――――――――――――ｭ
| 信じていませんね…私の力なら… |
`ー―――――――――――‐ｖ―――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| なおモヘミア共和国、モランダ共和国、ジサクジエン共和国の |
| 政府首脳は大統領以下揃ってご出席になります。 |
`ー―――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
‐ｒ:ｯ:ｼ-:=―=:-:､ｬ::i;r‐ ‐ｒ:ｯ:ｼ-:=―=:-:､ｬ::i;r‐
|:il;/"＿_||＿_｀ヾ',:| |:il;/"＿_||＿_｀ヾ',:|
.ｒ:ｭ:|＿＿||＿＿|:ｒ:ｭ ｒ:ｭ:|＿＿||＿＿|:ｒ:ｭ
/♪∧||＿＿||＿＿||ｌ::i △,,△,/±∧ !::i||＿＿||＿＿||ｌ::i
ｒ‐（ ・∀）＿＿||＿＿/;i;;!, （∀｀ ,（へ´# ） i:l:ゝ＿＿||＿＿/;i;;!
| （::::::::<yi ,-‐:ｭ ￣｀~ﾞ とly>:::::::iy>:::::::::） ~´￣￣￣￣￣｀~ﾞ
| ￣￣ﾞl"::ヽ|￣￣￣￣￣| l：::::‐:::l：:::‐:::::;ゝ
￣￣ l＿＿＿|_,,）''|＿＿＿＿＿| （（＿_,（＿__）_） ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ――――――‐'`ー――――――――――――ｭ
| 当然だ。連中は我々の傀儡だからな。 |
| 尤もその前任者達もモナゴルの傀儡だが。 |
| それに加えてモナンスのヒラーヌも来る。 |
`ー――――――――――――――――――― ''
- 73 名前： 53/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:41
- ｒ――――――――――――――――――――――――――― ｭ
| そんな発言、彼等が聞いたらさぞかし憤激することでしょうね。 |
| 当然賢明なる外相閣下におかれましては左様な,お言葉を |
| 彼等にお与えになることなどないのでしょうが。 |
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――――――‐'
＿＿＿＿＿＿＿ | ､..、
|:::| l―――――| | ,＿＿＿＿ | !:｀::::､,..、
|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | | | | i;ﾉｿ'‐ﾞヾ::::..､
|:::| l―――――| | | | | ｒ;'|: |｀i ﾍ::!`:''｀
ｒ‐∧♪∧. |:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | l o;| l i:l!|: |｀i | ',iﾘ
|（,, ・∀・ ） |:::| l―――――| | | | | ,i:i:l|:_ｌ｀i | t;;
＿＿＿＿ ＿＿と:;::‐<y>:i〉＿＿＿＿_,,|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| |_|＿＿＿＿|_,,|. ｀~` ` ' | ,!i!
|ヽ￣￣￣￣￣￣￣ヾ＝ﾞ ＼ ` ――――――┘ ＼ `'ヾ;!
| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ＼
ヽ:|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| △__△ ＼
∧±∧ （∀｀； ） ∧幵∧ ＼
（# ,） ヽて::::::::::::::） （Д´ ,）
（::::つと::） ´l:::::::::i:::::ゝ （;;;;つと;;）
ｒ――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| 当然のことだよそれは。モナゴルの莫迦共みたいに露骨に !
| 属国呼ばわりしたりはしないが、しかし重要な決定は全て我々が |
| 行うのだ、号令する私がされるモラキアの出身なのは皮肉だがね。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 74 名前： 54/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:41
- ｒ―――――――――――――――――ｭ
| その割には随分と楽しそうですな。 |
`ー―――――――――‐ｖ――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| そりゃそうだ。閣下は皮肉がお好きだからね。 |
`ー――――――――‐ｖ―――――――――――''
,∧幵∧
（, ｀Д´ ）
（;<y>=;ﾞ;） △__△
/;;;;：;;;‐;;ゝ （, ´∀｀,）
（__（＿__） と::::<y>::つ
ｒ､､ﾞ♪∧ ￣￣＼ /:‐:::：::‐ゝ
| ﾞヽ ・）‐` ＼ （__（＿_） ∧±∧
| | |:::_:ヽ､ ＼, （へ´# ,）
| | ￣｀l ＼＿＿＿＼ ly>::::::::::）
ヽ,|＿＿,| | | i：:::‐:::::::ゝ
＼,|＿＿＿＿| （_（＿__）
ｒ――――‐'`ー―――――――――――――――――――‐ｭ
| そうともフリードリッヒ。世の中は皮肉に満ちているが、 |
| それを楽しめるかどうかで人生の面白さは違ってくる。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――――‐''
- 75 名前： 55/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:42
- :| ｒ―――――――――――――――――――ｭ
､:=‐-,, | | 私にはただのひねくれ者に見えますが。 |
ヾﾘ' | | 理解したくもありませんね。 |
:|ｔ;; | `ー――――――‐ｖ―――――――――――''
:|,!{ |
-〃iゝ ∧幵∧ △_△ ∧±∧
｀~'ﾞ ｒ―（, ｀Д）―（ ；´∀）‐:ｭ （, ｀へ）
| （;ﾞﾞ;;<y>;;） （::::::/∧♪∧ _ （::<y>‐::） ＿＿＿＿＿
-‐ ''' ´|＿/;;‐;;;;：;;;;ゝ,_,/::::::ｒ――‐・） /:::i：：:::::ゝ
（＿_）__,）_ｒ＝:ｭ,,| |:ヽ__（__（＿_）
|￣￣￣￣| |ｭ￣￣￣￣||
|＿＿＿＿|＿＿＿l_|＿＿＿＿|ｌ
ｒ――――――――――――‐'`ー――――――――――‐ｭ
| そうかもしれんが、しかし私が満足したひねくれ者なら、 |
| 君は単なる気分屋の若造だ。そう僻むな。 |
`ー―――――――――――――――――――――――‐''
- 76 名前： 56/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:42
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| ところで…全欧州ナチス党合同党大会の件ですが… ｜
`ー―――――――――――――――――‐ｖ―――――''
＿＿＿＿＿＿＿ | ､..、
|:::| l―――――| | ,＿＿＿＿ | !:｀::::､,..、
|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | | | | i;ﾉｿ'‐ﾞヾ::::..､
|:::| l―――――| | | | | ｒ;'|: |｀i ﾍ::!`:''｀
ｒ‐∧♪∧. |:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | l o;| l i:l!|: |｀i | ',iﾘ
|（ ・∀・） |:::| l―――――| | | | | ,i:i:l|:_ｌ｀i | t;;
＿＿＿＿ ＿＿|/:;::‐<y>:O＿＿＿＿_,,|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| |_|＿＿＿＿|_,,|. ｀~` ` ' | ,!i!
|ヽ￣￣￣￣￣￣￣ヾ＝ﾞ ＼ ` ――――――┘ ＼ `'ヾ;!
| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ＼
ヽ:|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| △__△ ＼
∧±∧ （,, ´∀） ∧幵∧ ＼
（へ´# ,） ヽて::::::::::::::） （´； ）
（::::つと::） ´l:::::::::i::::::ゝ （;;;;つと;;）
ｒ――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| モララバードで挙行する。ド･ウラーネル元帥もそのつもりでいるし、｜
| シュペーモナ軍需相とも内々に打ち合わせ済みだ。 |
| 時期はマルミードの制圧後、用意が整い次第直ちに実施だ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 77 名前： 57/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:42
- ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| で、そのマルミード攻略は何時頃になるご予定ですかな？ ｜
| 欧州最高の権力者たる我等が外相閣下。 |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| それはマルーエルとマルモーラがどれだけ抵抗するかによるな。 |
| しかし少なくとも５月までには片がつくだろう。 |
`ー――――‐ｙ―――――――――――――――――――――――''
‐ｒ:ｯ:ｼ-:=―=:-:､ｬ::i;r‐ ‐ｒ:ｯ:ｼ-:=―=:-:､ｬ::i;r‐
|:il;/"＿_||＿_｀ヾ',:| |:il;/"＿_||＿_｀ヾ',:|
.ｒ:ｭ:|＿＿||＿＿|:ｒ:ｭ ｒ:ｭ:|＿＿||＿＿|:ｒ:ｭ
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ｒ‐（ ・∀）＿＿||＿＿/;i;;!, （∀｀ ,（∀´ ,） i:l:ゝ＿＿||＿＿/;i;;!
| （::::::::<yi ,-‐:ｭ ￣｀~ﾞ とly>:::::::iy>:::::::::） ~´￣￣￣￣￣｀~ﾞ
| ￣￣ﾞl"::ヽ|￣￣￣￣￣| l：::::‐:::l：:::‐:::::;ゝ
￣￣ l＿＿＿|_,,）''|＿＿＿＿＿| （（＿_,（＿__）_） ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――― '`ー――――――――――――ｭ
| それと最後の賛辞は辞退させていただくよ。 |
| 私はそのような地位を望まぬからな。 |
`ー―――――――――――――――――――''
- 78 名前： 58/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:43
- :| ｒ―――――――――――――――――ｭ
､:=‐-,, | | なに、只の出来の悪い皮肉ですよ。 |
ヾﾘ' | | …お好きなのでしょう？閣下は。 |
:|ｔ;; | `ー――――――‐ｖ―――――――――''
:|,!{ |
-〃iゝ ∧幵∧ △_△ ∧±∧
｀~'ﾞ ｒ―（, ｀Д）―（ ；´∀）‐:ｭ （ ｀∀´,,）
| （;ﾞﾞ;;<y>;;） （::::::/∧♪∧ _ （::<y>‐::） ＿＿＿＿＿
-‐ ''' ´|＿/;;‐;;;;：;;;;ゝ,_,/::::::ｒ――‐・） /:::i：：:::::ゝ
（＿_）__,）_ｒ＝:ｭ,,| |:ヽ__（__（＿_）
|￣￣￣￣| |ｭ￣￣￣￣||
|＿＿＿＿|＿＿＿l_|＿＿＿＿|ｌ
ｒ――――――――‐'`ー―――――ｭ
| 出来の良いものならな。 |
| それより君には仕事があろう？ |
| さっさとそっちを,済ませたまえ。 |
`ー――――――――――――――''
- 79 名前： 59/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:43
- ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| それなら既に終えていますよ。,脱出支援の件でしょう？ |
| ええ、明日までに打ち合わせが終わり、実施は来週末から。 |
| 軍部だけでなく、宣伝省の連中も大忙しですよ。 |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| そうとも。しっかりプロパガンダをやってもらわなくては困るからな。 |
| これは『正義の戦争』でなくてはならないのだよ。 |
`ー―――‐ｖ――――――――――――――――――――――――''
‐ｒ:ｯ:ｼ-:=―=:-:､ｬ::i;r‐ ‐ｒ:ｯ:ｼ-:=―=:-:､ｬ::i;r‐
|:il;/"＿_||＿_｀ヾ',:| |:il;/"＿_||＿_｀ヾ',:|
.ｒ:ｭ:|＿＿||＿＿|:ｒ:ｭ ｒ:ｭ:|＿＿||＿＿|:ｒ:ｭ
/♪∧||＿＿||＿＿||ｌ::i △,,△,/±∧ !::i||＿＿||＿＿||ｌ::i
ｒ('（ ‐∀）＿＿||＿＿/;i;;!, （´∀｀（∀´ ,） i:l:ゝ＿＿||＿＿/;i;;!
| ヽ::;;:::::<yi ,-‐:ｭ ￣｀~ﾞ ly,ヽOiy>:::::::::） ~´￣￣￣￣￣｀~ﾞ
| ￣￣ﾞl"::ヽ|￣￣￣￣￣| l：::::‐:::l：:::‐:::::;ゝ
￣￣ l＿＿＿|_,,）''|＿＿＿＿＿| （（＿_,（＿__）_） ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| よろしい。私はこれからまたシュペーモナと会ってくる。 |
| 丸耳捕虜の労働動員について、計画を纏めねばならんからな。 |
| この仕事は全く気の休まる暇がない！ |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 80 名前： 60/60 投稿日： 2004/11/22(月) 00:44
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| それも好きでやっておられるのなら,仕方ないでしょう？ |
| それとも他の誰かにやってもらいたいのですか…権力の行使を。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――――――''
＿＿＿＿＿＿＿ | ､..、
|:::| l―――――| | ,＿＿＿＿ | !:｀::::､,..、
|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | | | | i;ﾉｿ'‐ﾞヾ::::..､
|:::| l―――――| | | | | ｒ;'|: |｀i ﾍ::!`:''｀
ｒ‐∧♪∧. |:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | l o;| l i:l!|: |｀i | ',iﾘ
('（ ・∀・,,） |:::| l―――――| | | | | ,i:i:l|:_ｌ｀i | t;;
＿＿＿＿ ＿＿,ヽ::;::‐<y>:iつ＿＿＿＿_|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| |_|＿＿＿＿|_,,|. ｀~` ` ' | ,!i!
|ヽ￣￣￣￣￣￣￣ヾ＝ﾞ ＼ ` ――――――┘ ＼ `'ヾ;!
| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ＼
ヽ:|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| △__△ ＼
∧±∧ （｀ ,） ∧幵∧ ＼
（ ） ヽて::::::::::::::） （´ ,）
（::::つと::） ´l:::::::::i:::::ゝ （;;;;つと;;）
ｒ――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| とんでもない！…さあ、諸君も次の仕事に,取り掛かりたまえ。 |
| それが終わったら又次の、その後にもまたまた次の仕事がある。 ｜
| 何しろ人生という仕事は死ぬまで,終わらんのだからな。 |
| せいぜい楽しもうではないか、諸君。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
続く
- 81 名前： （ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 投稿日： 2004/11/27(土) 19:02
- ＧＪ
- 82 名前： Vol.32 九ヶ国同盟1/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:15
- ２月１０日１１時００分 マルミード：欧州方面軍総司令部
'''''''''"""""",,,,,,,,,,,::::::::::::::::::::......,,,,,,,, '''''''''''''"""""" ....,,,,,,,,,,,,,,,,...::::::::::::::::.....,,,,, ,,,,,,,,,,,,,.............:::::::::::::::::::
,,,,,......::::::::::::: '''''''''' ,,,,,,,,,,........:::::::::::::::........,,,,,,,,,,,,,... """"'''''''''''''''''''""""
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| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
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| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛｌﾆニニニニニﾆｌﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ__ll_ll_ll_ll_ll_ll_ll_ll__ﾛ ﾛ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 83 名前： 2/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:15
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| 第55軍団と第54軍団を統合する。 |
| …この部隊はマルフォン大将の麾下に。 |
| マルンシュタイン集団はこのままでよい。 |
`ー―――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 新規編制の第390、第391、第392師団は私の指揮下に入れる。 |
| 当面は訓練と警備任務に就けておけばいいだろう。 |
| …そろそろ兵力調達の限界が見えてきたな。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 84 名前： 3/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:16
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| マルテス大将が負傷したのは残念だが、 |
| 代わりに私が部隊指揮の現場に復帰できるのは |
| 喜ばしい限りだ。 |
`ー―――――‐ｖ―――――――――――――――''
∩＿∩ ∩＿∩ ∩E∩
（ ・∀・） （ ｀−´ ,） (Α・； ,)
（::;ﾞ::‐：ﾛﾞ:ヽ くiﾞ::‐：ﾛ::ﾞO i‐：=:｀ﾞ:)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣
ｒ――――――― '`ー―――――――――――――ｭ
| つまりそれだけ将校の損耗は甚大なのです。 |
| 部隊規模の縮小でかなりポストは減っていますが、 |
| それでもまだ各級指揮官は不足気味です。 ｜
`ー―――――――――――――――――――――''
- 85 名前： 4/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:16
- 欧州方面軍（旧マルミミア軍集団）残存部隊と同盟軍F軍集団の配備状況
【24】 ,,,､､-―‐- ､ l|マルミミ河
／￣ヽ‐,＿,＿＿＿＿`y_
..,, ＿ ,ｒ‐" 《Sm》 _|＿ /' ＼ 【3Pz】へへ
L ｻﾏﾙﾝｶ 」 へ /' l￣l へへ△
【第6軍】 【25】 へへ へへ 《Mro》 ll ―「,《Ms》ｌﾏﾙﾄｽ
へ へ 《ｻﾏﾙﾝｶ集団》 ,ｌl ￣|￣ へへ
へ △《62》/ ヽ,＿ || ,,＿|＿,| 【104Pz】 【第2装甲軍】
_／ ｌ＿ｒ‐,ｌi ‐" 《Mg》l_―'
《ﾏﾙﾐｰﾄﾞ集団》 ,:j' ‐ﾏﾙｺﾞｰｻ ｌ―――――――――
【SS5】 「_ ﾏﾙﾐｰﾄﾞ 《ﾏﾙｺﾞｰｻ集団》_「 【102Pz】
へへ |＿《Mr》 《63》,＿/ﾏﾙﾃﾞﾝ ￣ ／ ＼
へへ ,／ ＼＿＿/￣_ _,.､''《Md》ヽ／ へへへ
＼／ 【7】 「 ｌ...‐"┘ヽ＿__/ ｀【23】 へ へ
,／ ￣￣￣|￣,.､-＝-'''"￣ 【10】 ＼ ｀ヽ､..,,＿＿
,,,､､-,,,‐= '''‐,"´ へへへ 【第1軍】へ
ヽ､ へへ△へ ヽ へ
- 86 名前： 5/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:16
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 我がマルミードは要害の地だ。北西には山地、南東には大河がある。 ｜
| 巧く防衛線を構築すればそう簡単には落とされまい。 |
`ー―――――――‐ｖ――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――
∩＿∩ | 既に当該地域の各種築城は大規模に完成し、
, （∀・ ） | 一部は既に要塞の域に達しております。
＼ i：ﾛ::`'::::） `ー‐ｙ―――――――――――――――――――
＼：:::‐:::::: ∩＿∩
＼_）_ （−´ ）
＼ i：ﾛ:::::∩E∩
＼:::::‐(・ )
＼ (´::::::::｀)
ｒ――――――― '`ー―――――――――――――――――‐ｭ
| 結構なことだ。だが敵もなんとかしてこれを避けてこような。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――‐''
- 87 名前： 6/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:17
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 閣下、脱出計画の指揮の為モナゴル本国に移っていた、 |
| ギル少将及びギコ連合王国のスチャニラフ中将がご到着です。 |
`ー――――――――――――――――――――‐ｖ――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| おお、久しぶりだな少将！そしてようこそ我が首都へ、 |
| F・L・スチャニラフ中将。私が大統領のマルモーラだ。 |
`ー――――――‐ｖ――――――――――――――――''
∩E∩ ∩＿∩ ∩＿∩
(,・Α・ ) （ ,） （ ・∀・ ,）
(:::::::":‐i _/ﾞ::::::::::::ﾞi〉 とi:：ﾛ::ﾞﾞ:::::）
￣￣￣￣￣￣/::::::::::‐:l ￣/::::::i:::::::ゝ￣￣ l:：::::‐:::::ゝ￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿ U U ＿ （＿_）＿）＿＿_ （_（＿__） ＿, -―‐-､、＿＿
`ｒ=−=ｭ''
∩_∩ （・ ,,）､
( ﾟ) ,∧w∧ （:ﾞﾞ::::::::ﾞﾞi''
(ﾞ::::::::ﾞ:;l ( ,,) /::::::::i::::;ゝ
/:::::i:::::::i (ﾞ::::::::::ﾞ:i （＿__）__）
- 88 名前： 7/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:17
- r―――――――――――――――――――――――ｭ
| お会いできて光栄です、D・F・マルモーラ将軍。 |
| この度は閣下自ら部隊の指揮に当たられるそうで。 |
`ー――――‐ｖ―――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| マルーエル元帥もお元気そうでなによりです。 ｜
`ー―――――‐ｖ――――――――――――――''
∩_∩
∧w∧, (,,ﾟДﾟ )
(,,ﾟдﾟ ,) (ﾞ:‐：=:ﾞ)
(:ヽy>:ﾞi /‐::：::‐ゝ
∩＿∩:ゝ U U
（, ） ∩＿∩ ∩E∩
くiﾞ::::::::::ﾞﾞ:i' （ ,） (・ ,,)
/:::::i::::::::ゝ （:ﾞﾞ:::::::::ﾞヽ ,i:ﾞ::::::::ﾞ:)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| これはどうも。ここまでやられて,しまっては |
| 大統領もヘチマもあったもんじゃないですがね。 ｜
| 今は三個軍団を,配下に置いていますよ。 |
`ー――――――――――――――――――――''
- 89 名前： 8/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:18
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| さて閣下、同盟側の提示した要件をお伝えします。 |
| 一、脱出支援は今月半ばより開始する。但し何か問題が ｜
| あれば片方の通告より一週間後、これを一方的に停止する。 |
`ー――――――‐ｖ―――――――――――――――――――''
∩＿∩ ∧w∧ ∩_∩ ∩＿∩, ∩E∩
（ ・∀・） (ﾟдﾟ ,) (,, ﾟДﾟ) （｀−´ ） (Α・ ,)
（::;ﾞ::‐：ﾛﾞ:i ,i:<y>=:ﾞ) ,(:ﾞ‐：=:ﾞ0 iﾞ‐：ﾛ:ﾞﾞ:） i‐：=:｀ﾞ:)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣
ｒ――――――― '`ー―――――――――――――――――――――
| 間違いなく彼等はこの脱出計画を市街戦における民間人の犠牲の
| 隠れ蓑として利用するつもりですが、それすら途中で切り上げる
| 可能性があります。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――
ｒ―――――――‐'`ー―――――――――――――――――
| そんなことは初めから承知しているよ少将。で、次は？
`ー―――――――――――――――――――――――――
- 90 名前： 9/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:18
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 二、脱出の経路はサマルンカ経由、マルゴーサ経由、マルロ回廊経由、 |
| マルデン経由及びマルミード西方からとする。 |
| 陸路での脱出者は同盟側占領地区内に分散して収容する。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――――――――――''
∩＿∩
＼ （ ・∀・ ,）
, ＼ i：ﾛ::`'::∧v∧
, ＼：:::‐::(ﾟ ,,∩_∩
＼_）li>=:::(ﾟДﾟ )
＼::::‐とﾞ:：:∩＿∩
＼U l: （´ ,）
＼ i：ﾛ:::::∩E∩
＼:::::‐(・ )
＼ (´::::::::｀)
ｒ――――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| ほぼ全周囲からか。まだ敵は攻撃経路を我々に示したくないのだろう。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――――――――――''
ｒ――――――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| これらの陸路に加え、被包囲地域内の３箇所の,飛行場からも |
| ギコ連合王国の航空機を使って同国内への移送を行います。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
- 91 名前： 10/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:18
ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 最後に、移送支援は一ヶ月とし、必要に応じて随時更新する。 |
| 更新には関係諸国全ての同意を必要とする。 |
`ー――――――‐ｖ――――――――――――――――――――''
∩＿∩ ∧w∧ ∩_∩ ∩＿∩, ∩E∩
（ ・〜・） (ﾟдﾟ ,) (ﾟДﾟ ) （｀−´ ） (Α・ ,)
O:;ﾞ::‐：ﾛﾞ:i ,i:<y>=:ﾞ) ,(:ﾞ:‐：=:i ,iﾞ:‐：ﾛ:ﾞﾞ:） i‐：=:｀ﾞ:)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣
ｒ―――――‐'`ー――――――――――――――――――――ｭ
| そこでも制限を付けてきたか…で、移送計画の見込みは？ |
`ー―――――――――――――――――――――――――― '
ｒ―――――――‐'`ー―――――――――――――――――――
| 対象者がほぼ５００万近く居ますので困難なことは事実です。
| 脱出それ自体はなんとか出来るでしょうが、その後の難民支援や
| 茂側の行動の監視なども行わねばなりません。
`ー―――――――――――――――――――――――――――
- 92 名前： 11/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:19
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| それは我が国も協力して行いますし、目本国とモナメリカからも |
| 支援の申し出がありました。 |
`ー―――――――――――――‐ｖ―――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 米国はともかく、目本国までが…？欧州同盟側に付きつつ、 |
| 蒙連邦側にも恩を売ろうとでもいうのですか？ |
`ー―――――――‐ｖ――――――――――――――――――''
∩E∩ ∩＿∩ ,∩_∩ ∧w∧ ∩＿∩
( ・) （ ,） ( ﾟ) (дﾟ ,,) （・ ,）
(:ﾞﾞ:::::::ﾞﾞ:i _/:ﾞﾞ:::::::::ﾞﾞ:ヽ,i:ﾞ:::::::::ﾞ) ,(ﾞ:::::::::ﾞ:i ,i:ﾞﾞ::::::::ﾞﾞ）
￣￣￣￣￣￣/::::::i:::::::l ￣/::::::i:::::::ゝ/:::::::i::::ゝ/:::::i::::::i￣ l::::::::::i::::ゝ￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿ U U ＿ （＿_）＿）＿U U＿＿U U＿_ （_（＿__） ＿＿＿＿＿＿＿
ｒ――――――――――‐'`ー――――――――――――――――
| 詳しいことは分からないが、恐らくそんなところだろうと。
| 或いは茂側の反丸耳主義の暴走を抑制し、反蒙同盟の結束を
| よりやりやすくする調整役のつもりかもしれない。
| …兎に角、計画は以上の通りです。
`ー―――――――――――――――――――――――――――
- 93 名前： 12/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:19
ｒ――――――――――――――――――――― ｭ
| ご苦労だった諸君。先のことは分からんが、 |
| 今は今出来ることにのみ全力を尽くしてくれ。 |
| 以上だ！ |
`ー――‐ｖ―――――――――――――――――‐'
∩＿∩ ∧w∧ ∩_∩ ∩＿∩, ∩E∩
（, ・∀） (ﾟдﾟ ,) (ﾟДﾟ ) （−´ ,） (Α・ ,)
く::;ﾞ::‐：ﾛﾞi ,i:<y>=:ﾞ) ,(:ﾞ:‐：=:i ,iﾞ:‐：ﾛ:ﾞﾞ:） i‐：=:｀ﾞ:)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣
- 94 名前： 13/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:19
- ２月１１日１２時００分 マルン：同盟軍F軍集団司令部
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| 最高統帥本部のアサヒナー中将です。 ｜
| よろしくお願いします。 |
`ー―――――‐ｙ―――――――――――''
,.-―‐-､､_
`ｒ=(w)= ｭ'
ｒヤ@∀@,）
ヾﾞｼ<y>:ﾞﾞ:）
/:‐:::：:::‐:ゝ
（＿_）‐''
_,,._-―_-､
`ｒ==== ｭ'' ,, -_―-_､
(, (ヽ `ｒ==== ｭ'
(ﾞﾞ::::::::ﾞﾞ::ノ （ ,(ヽ
/::::::i::::::::l （:ﾞﾞ::::::::ﾞﾞ;ノ
ｒ――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| 総司令官のフォン・サカーシュタイン元帥だ。 |
| こちらこそよろしく。 |
`ー――――――――――――――――――― '
- 95 名前： 14/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:20
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| そろそろマルミード攻略計画は纏まりましたか？ ｜
| 攻撃開始時期は遠くありませんよ。 |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――''
,,,,__∧
∧,,,∧, (,, ●Д) ∧__∧
彡,, ；・дﾐ (:ﾞﾞ::<y>:ｌ （∀@ ,,） ∧_∧
（::ﾞﾞ::ｼ<yi ,/::‐:::：:::l と::<y>=:ﾞ） （<_｀ ）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| iy>=::ﾞﾞ::）
| l：:::‐::::::ゝ
ｒ―――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| え…？まだ脱出事業も始まってないじゃないですか。 |
| 一体何時頃に作戦を開始するのですか？ |
`ー―――――――――――――――――――――――''
- 96 名前： 15/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:20
- ｒ――――――――――――――――――ｭ
| 来月頭までに開始してもらいますよ。 ｜
| それで計画のほうは？ |
`ー――――――‐ｖ――――――――――''
∧＿∧
（´<_｀ ,）
iﾞ:<y>=:ﾞ:）
ｌ!￣￣￣￣￣￣￣￣
∧,,_,,∧ ||
（ @∀@,） ||
とﾞｼ<y>::ﾞ） ||
/:::∧＿,,, ||
（_( ,) ||
(:ﾞ:::::::::ﾞ:) ,||
/::::::i∧;;,,∧ !!
|::::彡, ；ミ|
（＿（:ﾞ:::::::::ﾞ::）| ∧_∧
/:::::::i::::::ゝ!＿＿＿＿（皿・ ,）＿＿
（＿_）__）|| （:ﾞﾞ:::::::::ﾞ）
ｌ!＿＿＿＿/:::::::i::::::ゝ＿
（＿_）__）
ｒ―――――――‐'`ー――――――――ｭ
| 勿論既に纏めてある。今すぐにでも |
| 部隊の再配置に移れるぐらいだ。 |
`ー――――――――――――――――''
- 97 名前： 16/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:20
- ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| …今、この場でお話いただけますかな？ |
`ー――――――――――――――‐ｙ―――''
_
／ ,ﾍ
, ‐ ､',,､,/ ,,l /ヾ ､ ／ﾍ
,,: ''" ,:'｀ヽ .' ﾍ_ヽ＿／´_ iｌ
/ :'"::::ヽ, ', ,l,::''" ｀ヾ!
l ヾ;;;:ノ ,┘ / ‐ ､ ,,‐､,_,ｒ ‐ ､ _ﾍ
'. ,/ ,/_ ｒ|l ◎ ｌ,‐ ¬ｌ ◎ l‐' :ｌ
ヽ,, ＿ ' _,,,ノ '. ‐'' ヽ,,/ ` ‐'' .!
,,'､''- ､:::::￣:ヽ‐'ｭ ヽ,,_ ＿,,ノ
,r:'':`''::''::"´::::ヽ:::::ﾍ;;jｌ ,..=＝':::::~:ヽ‐,..､‐ /::ﾞl=-､
,/::::::::::::::::::::::::::＿ﾞ‐:;::',:l! /::::::::::::::ー:／ﾍi;;;i/::ヽ':_::::::ヽ
/::::::::::::::::::i::::::::l_:::o:;<::::ll| .'::::::::::::::':l_::oヽ::::::/::::／‐i:-‐::::＼
,/:::::::::::::::::ノ::::::::::l::l::ｌ:|::ヽｌ:! .'::::::::::::::':`:|::l:l::|:｀/／:::￣:::i､::::::::::::ヽ
,.-::､::::::::::::::::/"::::_::::::ー::':::::ｌ0| .'::::::::::::::':::::::ー::'::::l:O:::::+:O::| ＼:::::::::::＼ '''"´
.'::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::l:::| i:::::::::::-'､:::::::::::::::::::|:::::_,,,,､､-‐ ''ヽ:::::/´,‐､、
'､:::::::::::::::::ノ:::::＿::::_:::::::::::::::::l0| ヾ:::::::::::::ヽ,､､-‐ '''"´ ゞ､'､`, 〉ヽ
`ー''"i´:::::::ｌ_:::o::::_l:::::::::::::::l:::|_,,,,､､-‐ '''"´
,l:::::::::::l:::l::,, ､-‐ '''"´
_,,,,､､-‐ '''"´
ｒ―――――――――――‐'`ー――――――――――――――‐ｭ
| それは構わんが、しかし敵方の防衛体制が変更された場合、 ｜
| こちらの計画も,変更することになる。それは了承して欲しい。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――‐'
- 98 名前： 17/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:21
- ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
敵の防衛線はマルミード西部から南部にかけてのもの、マルデン・マルゴーサ・マルトスの
三衛星都市にわたる東部のもの、及びサマルンカからマルロ〜マルミミ河に至る北部方面の
ものの三つに大きく分類できます。故に攻撃ルートもこの三集団のどれを突破するかという
問題になってきます。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【24】 ,,,､､-―‐- ､ l|マルミミ河
／￣ヽ‐,＿,＿＿＿＿`y_
..,, ＿ ,ｒ‐" 《Sm》 _|＿ /' ＼ 【3Pz】へへ
L ｻﾏﾙﾝｶ 」 へ /' l￣l へへ△
【第6軍】 【25】 へへ へへ 《Mro》 ll ―「,《Ms》ｌﾏﾙﾄｽ
へ へ 《ｻﾏﾙﾝｶ集団》 ,ｌl ￣|￣ へへ
へ △《62》/ ヽ,＿ || ,,＿|＿,| 【104Pz】 【第2装甲軍】
_／ ｌ＿ｒ‐,ｌi ‐" 《Mg》l_―'
|――――《ﾏﾙﾐｰﾄﾞ集団》 ,:j' ‐ﾏﾙｺﾞｰｻ ｌ―――――――――
【SS5】 「_ ﾏﾙﾐｰﾄﾞ 《ﾏﾙｺﾞｰｻ集団》_「 【102Pz】
へへ |＿《Mr》 《63》,＿/ﾏﾙﾃﾞﾝ ￣ ／ ＼
へへ ,／ ＼＿＿/￣_ _,.､''《Md》ヽ／ へへへ
＼／ 【7】 「 ｌ...‐"┘ヽ＿__/ ｀【23】 へ へ
,／ ￣￣￣|￣,.､-＝-'''"￣ 【10】 ＼ ｀ヽ､..,,＿＿
,,,､､-,,,‐= '''‐,"´ へへへ 【第1軍】へ
ヽ､ へへ△へ ヽ へ
- 99 名前： 18/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:21
- ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
マルミード南西部には計１２個師団４個旅団が配置されており、北西部のマルナ山要塞、
南西部のマルロン陣地帯など強力な築城と縦深防御、その先の市街地という強力な防衛が
用意されています。この方面からの攻撃は前進距離は短いのですが、犠牲は大きいでしょう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
━ へ┏へへ マルミード西部地区の防衛
┏ ┃┏へ へへへへ
┏━ へへ ┃へへへ 《第389師団》
┏ ┃ ┏━┓ ━━━
┏へへへﾏﾙﾅ山(236.2)《第1砲兵旅団》
┃へ┃△へへ┃《第387師団》::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::＼:／:::
,┃へへへ ┛ﾏﾙﾅ要塞::::::::::::|＿＿:::/:::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::|:::::::::
┗ ┗━━┛ /:::::::::::::::::／:::::::::::::::ヽ＿＿＿＿_|＿＿＿＿|:::::::::
┗━ ┃|::::::::::::::::::|―――<::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::／＼::::
＼＿／┏ ,|＿┗￣￣━ |::::::::::::::::::＼::::::::::::::/:::::::::::《第2戦車旅団》::::::::::＼
＼┗ ┃/:::::::ｌ ┃ |┃::::::::::::::::::＼::::::/::::: マ ル ミ ー ド 市
＼ ／:::::／ ＿＿ / 《第386師団》/::::::::::::::::::::::::::／┏━::::|
|┗￣ ┃/::::::::::::ｌ ┗━━::::::::::::::::|:::::::::《第62軍団》:::::::::: |
――――― `――┬―――|―(高速1)――:┼──┏┃―《 マ ル ミ ー ド 集 団 》
┃|::::::::::::: |┃|:::::::::::| ┏━━:::::《第388師団》 ｜（マルモーラ将軍指揮）
┃ヽ::::::::/＿_ヽ::::::::|＿＿l::::_::::＿:::_::::l＿/┃K.ﾏﾙﾌ記念公園|::::::::
┃ ┗━ | ┗━ ┃ヽ:::::::::::::::::::: |::::::ヽ┗━, ┗ ━ |:::::::::
――――――r―――(国道2)――――――|――`:―┃――――‐|――――
┃::::::::::::::::|┃:::::::::::::::::::::::::/┏::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::/┃:::::::::::::::::::＼::::::
┃::::::::::::::/＼┗::::::::::::::::::/┃:::::《第353師団》::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
┗━￣ |:::::::`ー――‐〈┃:::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::《マルミード守備隊》
┃::::::::::::::::::::::::::::::ヽ――――――:|―――
- 100 名前： 19/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:22
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 確かに仰るとおり…犠牲が多くてはマルミードを落としても無意味だ。｜
| 作戦後F軍集団部隊は後方に下げ、替えて後方の部隊を投入する。 |
| しかし東部防衛も出来ないほどに,消耗しては、それも叶いません。 |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――――――――――''
,,,,__∧
∧,,,∧, (,●Д´) ∧__∧
彡,, ・дﾐ (:ﾞﾞ::<y>:ｌ （@∀@ ,） ∧_∧
（::ﾞﾞ::ｼ<yi ,/::‐:::：:::l iﾞ::<y>=:ﾞ） （<_｀ ）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| iy>=::ﾞﾞ::）
| l：:::‐::::::ゝ
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| 一方マルミード東部の防衛部隊は三衛星都市に分散しているので、 |
| この間隙を攻撃すれば集団としての,連携を破砕できると考えます。 |
| しかしその先にはマルミミ河があり、,敵前渡河を強いられるでしょう。 |
| よってこちらからの攻撃は不利です。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
- 101 名前： 20/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:22
- ｒ――――――――――――――――‐ｭ
| とすると、北から攻めるのですか？ |
`ー――――――‐ｙ――――――――‐''
∧＿,,,,
∧＿∧ ∧＿∧, (´ ) ∧,,,∧
（ ´_ゝ｀） （,, @） (:ﾞ:::::::::::ﾞﾞ) 彡 ,,ミ
（::::"::<yi （ﾞ:つと::ﾞ） /:::::::::i:::::ゝ （:ﾞ:::::::::ﾞﾞ）
/::::::‐:::：i |￣￣/::::::i::::::::ゝ￣￣ |:::::::|::::| ￣￣/:::::::i:::::ゝ￣
（＿__）） _|＿＿ （__（＿_）＿＿,（＿__）__） ＿ （＿_）__,）＿
ｒ――――――――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| その通りだ。突破の,鍵はマルミミ河とベマルハ山地の |
| 間の平地、即ちマルロ回廊だ。ここを,突破すればマルミードへ |
| 直進できるばかりか、サマルンカ市の敵の背後に回り、 |
| 彼等をマルミード集団から分断できる。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 102 名前： 21/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:23
- ｒ――――――――――――――ｭ
| 成る程…期待していますよ。 ,|
`ー――――――‐ｖ――――――''
∧＿∧
（´<_｀ ,）
iﾞ:<y>=:ﾞ:）
ｌ!￣￣￣￣￣￣￣￣
∧,,_,,∧ ||
（ @∀@,） ||
（ﾞｼ<y>::ﾞ） ||
/:::∧＿,,, ||
（_( ,) ||
(:ﾞ:::::::::ﾞ:) ,||
/::::::i∧;;,,∧ !!
|::::彡, ；ミ|
（＿（:ﾞ:::::::::ﾞ::）| ∧_∧
/:::::::i::::::ゝ!＿＿＿＿（皿・ ,）＿＿
（＿_）__）|| （:ﾞﾞ:::::::::ﾞ）
ｌ!＿＿＿＿/:::::::i::::::ゝ＿
（＿_）__）
ｒ――――――――‐´ー―――――――――――ｭ
| ああ、私にはもはや失敗などする余裕はない。 |
`ー――――――――――――――――――――''
- 103 名前： 22/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:23
- ２月２０日１４時２０分 モナコルム：戦略小会議
ｒ───────────────────────────────ｭ
| …以上の通り、脱出計画は順調に進んでおり、既に１０万人ほどが |
| 陸路でマルミードを脱出、茂擬共同監視下にある難民キャンプに移動。 |
| １万９千人程が航空機でギコ連合王国に避難いたしました。 |
`ー―――――――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧,,,,∧
ノ(,, ´Å｀) _(｀□´ ,,ヾヽ
§/ﾞ:‐:lll:ﾛ::ﾞﾞ) ヽＯゝﾛ“,｀l§
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~￣￣￣￣￣
ｒ―――――――――――――――――‐ '`ー―――――――――――――‐ｭ
| 計画では３０万人をギコ連合王国経由でモナー共和国・高麗王国,及び |
| 蒙古本国に脱出させ、残り４８０万人については茂側占領地区の各地に |
| 分散して居住させる予定です。勿論彼等の処遇の,安全確保だけでなく、 |
| 占領地行政自体に丸耳国の者を関与させるよう働きかけていくつもりです。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――――――'
- 104 名前： 23/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:23
- ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| うむ。モンケ、お前の仕事は,賞賛に値する。 ｜
| 関係各国との調整など大変であろうが、爾後も |
| 丸耳国民の支援を任せるぞ。 |
`ー――――――――――‐ｖ―――――――――''
∧,,,,∧
q⌒ｐ ﾉ(, ´ハ｀,)
γ――ヽ |,(ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ;つ ∧,,,,∧
ｒ（＿´ハ｀） ,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ( ﾟДﾟ,,ヾヽ
|（, __~))) ,／ ＼ ,∽ﾆ:::ﾞ:: l |
| ー―ｭ,,ヾ;／ ＼ /:::ｒ――‐' |
|＿＿_,|,／ ＼i|＿＿＿,|
／ ＼
,／ ＼
ｒ―――――‐'`ー――――――――――――――――――ｭ
| 陛下の仰せの通りです。国際派の殿下の面目躍如と |
| いったところでありましょう。丸耳国からも外交部経由で ｜
| 感謝の意を伝えてきましたよ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 105 名前： 24/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:24
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| しかし茂帝占領地区に避難した連中の安全の確保が不十分だ。 |
| もっと明確で確実な対策を講じてしかるべきではないかね… |
`ー―――――――――――‐ｖ――――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧＿∧
ノ(,, ；・ー) ノ(|ll ‐＿‐)
§(:ﾞﾞ:‐:lll:=ﾞi §(:ﾞﾞ:‐:lll:=ﾞO
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――‐'`ー―――――――――――――――ｭ
| 確かにそれは今後の課題でしょう。 |
| しかし今は戦闘地区からの避難誘導が先決です。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 106 名前： 25/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:24
ｒ────────────────────────―――――――ｭ
| 国防相の仰るとおり。私としても今後が重要であると考えております。 |
| 近々丸耳国政府と共に同盟軍の担当部局と交渉するつもりです。 |
`ー―――――――‐ｖ――――――――――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧也∧
ノﾉ,,｀□´ ) ( ・−・ )ヽ
§( ”ｼ：ﾛ”つ ,iﾞ‐:lll:ﾛ::ﾞ::)§
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 107 名前： 26/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:24
- ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| さて…各方面軍戦区の状況はどうかね？ |
`ー――――――――――‐ｖ―――――――――''
∧,,,,∧
q⌒ｐ ﾉ(, ´ハ｀,)
γ――ヽ |,(ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ;l ∧,,,,∧
ｒ（,＿ ´ハ） ,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ (ﾟ ,,ヾヽ
|（, __~))) ,／ ＼ ,.ll:ﾛ::'::ﾞ::::l §
| ー―ｭ,,ヾ;／ ＼ /:::ｒO''―‐'ﾞ|
|＿＿_,|,／ ＼i|＿＿＿,|
／ ＼
,／ ＼
ｒ―――――――――――――――――――――‐'`ー――――――ｭ
| 西部方面は一応安定―というより停滞しているといいますかな。 |
| それでも大規模な戦力を貼り付けておく必要はあります。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 108 名前： 27/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:25
ｒ────────────────────────── ｭ
| 北部方面軍は南宋軍への攻撃を考えていますが、 |
| 旧東部方面軍戦区への兵力の再配置が遅れていまして、 |
| それが完了するまでは作戦に移れません。 |
`ー―――――‐y―――――――――――――――――――‐'
∧,,,,∧ ∧,,,,∧
(´Å｀ ,,)ヽ (□´ ,,ヾヽ
/ﾞ:‐:lll:ﾛ::ﾞﾞ)§ ,/“ｼ：ﾛ“,｀)§
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 109 名前： 28/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:25
- ｒ────────────────────────――――ｭ
| 直隷方面軍は西部方面に配置していた兵力を引き上げ、 ｜
| これを対モナー共和国作戦に備えて同国国境に再配置します。 |
| …ご命令あれば即座に同共和国首都を制圧できます。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――――――''
∧也∧ ∧,,,,∧
(−・ ,)ヽ ミДﾟ ,,彡､
iﾞ‐:lll:ﾛ::ﾞ::)§ ,iﾞ‐:lll:ﾛ::ﾞ:)§
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――――――――――――――‐'`ー――――――――――ｭ
| 南部方面軍は戦力を対露・対茂二方面に分割しておりますので、 |
| 積極的な作戦行動の予定はありません。当面は様子見です。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 110 名前： 29/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:25
ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| …モナー共和国作戦の件はまだ先になる。 |
| 我々が先制すると国際的に悪影響があるのでな。 |
| ただ彼等が敵側に付くなら、容赦はせぬ。 |
`ー―――――――‐ｙ――――――――――――――''
q⌒ｐ
,γ――ヽ ,∧,,,,,∧
（,__´ハ｀）(,,ヾヾヾヽ
（~(((~_ ､/:ﾞ| § |;､
二二二l二二二二l| |二二二ｌ
|_:l（ﾑ_,/_|（,_|＿＿_,,| |_:|
ｒ――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| そのほうが賢明でしょう陛下。今は彼等の存在が |
| 南方の,壁となってくれます。当面は中立を継続して |
| くれたほうが好都合です。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――''
- 111 名前： 30/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:26
ｒ――――――――――――――――ｭ
| うむ。それではそろそろ散会と… |
`ー―――――――――‐ｖ―――――''
＼从从人从从人从从人从从人从从／
ヽ /
＜ た、大変です！一大事です！ ＞
＜ 会議中失礼します！ ＞
/ ヽ
／ＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷ＼
∧,,,,∧
q⌒ｐ ﾉ(, ´ハ｀,)
γ――ヽ ,/ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ;ヽ ∧,,,,∧
ｒ（,＿＿ ´） ,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ (ﾟ ,,ヾヽ
|（, __~))) ,／ ＼ ,.ll:ﾛ::'::ﾞ::::l §
| ー―ｭ,,ヾ;／ ＼ /:::ｒO''―‐'ﾞ|
|＿＿_,|,／ ＼i|＿＿＿,|
／ ＼
,／ ＼
- 112 名前： 31/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:26
- ｒ――――――――――ｭ
| 一体何事ですか？ |
`ー―――――‐ｖ―――''
ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| そうだ。周囲の大国全てが我等が敵となった今、 |
| 何事あったとてそう騒ぐほどでもなかろう？ |
`ー――――――‐ｙ―――――――――――――――''
q⌒ｐ
∧,,,,∧ γ――ヽ ∧,,,∧
ｒ‐ノﾉﾉｭﾟДﾟ) （__´ハ｀；） (´ハ｀；ヾ,ｭ
| § Ｏﾞ::l' （~(((~_ ｀,ｌ ll:ﾛ:ﾞﾞ:::O§|
二二二二| :'ーﾞ''二二二二二ｌ二二ｒ:ｒ― ~ | |
|,,＿＿,|＿_| （ﾑ| |＿）.l（＿|＿＿,|＿|
∧＿∧
( ； ゞ彡）
と:ﾞﾞ::::§::ﾞ:つ
ｒ─────―───‐'`ー――――――――─────――ｭ
| …茂帝国外務省から、我が国が脱出支援活動に乗じて |
| 丸耳軍への補給物資を移送しているとの非難声明があり、 |
| 脱出支援への協力を停止するとの通告がありました…！ |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
- 113 名前： 32/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:26
- ＼从从人从从人从从人从从人从从人从从／
ヽ /
＜ なんだと！そんなことがあるものか。 ＞
＜ 私はそんな命令など出していない！ ＞
/ ヽ
／ＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷ＼
/ ヽ ／ヽ
/ ヽ ／ ﾍ
/ -― ノﾉノノﾉ‐- ｌ
/ ミミヽ
| ` _ ´ ､ヽ
― ', |￣ | ヾ l
― ヽ ――┘ ,/ヾ')
＿＿ ,,`''' ,,_‐-＿ --‐_,,"､ _ ヾ;;),,､
,,.. -‐ '''ヾ､/‐ゝヽ､,,,ｌ_rKｌ ｌｌｌ lソ,l_,ﾉｿ‐l‐ﾍ､、;;)
― ,／ i'i ￣￣ ￣ lＯ￣ ￣￣i ヽ;;;)
― ／ ヽ, /,ヾヽ､ , ,/l,ｌ ｌ三l三l三l i, ﾍ;;;)
／ ,,... `-‐l ､､ ｀'' ‐- ''" ,i7ｌO ,l三l三l三l l ﾍ ;;;)
ﾍ ／ / l ヾ'､、 ,_ _,,/,' ｌ, └┴┘ ,!', l ヽ｀
,／ lヽ_,／ ,/ ｀"'''ー‐''" lＯ /￣o_,/ 'ヽ-‐ |
ｒ―― 7,/―――― / .' /￣ ,/ ,/ l, |
| | ´ ,/ 'ヽ ,/O ー‐" ,/ | |
| | / / ヽ' ヽ / / | ＿ ,|
| | ｌ ヽ ,/´ /O , ‐/ ,´ _ ヽ､
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ´ ヾﾍ｀' ￣￣￣￣
- 114 名前： 33/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:27
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――
| そ、そうは仰いましても彼等がそう言ってきたまでですので…
| いずれにせよ、向こう側が停止を通知してきた以上、一週間後に
| 脱出支援活動は終了することになります。
`ー―――――――――――――――――――――――‐ｖ―――
∧,,,,∧ ∧＿∧
q⌒ｐ ﾉ(, ；´ハ) ( ´Д｀；)
γ――ヽ |,(ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ;l ∧,,,∧ と:ﾞ:‐:lll:‐:ﾞ)
ｒ（,_；´ハ｀） ,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ (Д‐ ,ヾヽ ,/:‐:::lll:::‐ゝ
|（, __~))) ,／ ＼ ,.ll:ﾛ::'::ﾞ::::l § （＿（＿_）
| ー―ｭ,,ヾ;／ ＼ /:::ｒO''―‐'ﾞ|
|＿＿_,|,／ ＼i|＿＿＿,|
／ ＼
,／ ＼
ｒ――――――――――――――――――‐'`ー―――――――――ｭ
| 奴等のことだ、最初からそのつもりだったのだろう。 |
| 実際は些細な誤解かもしれんが、それを持ち出して,脱出支援を |
| 打ち切ってマルミード攻略を急ぎ、同時に我々に協力した擬国の |
| 顔に泥を塗って我々との間に,不和の種を蒔き、かつ帝国政府への |
| ,丸耳国民の信頼を失わしめんとする…。しくじったな、モンケ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 115 名前： 34/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:27
- ｒ──────────────ｭ
| モンケよ、何処へ行くのだ？ |
`ー―――――‐ｖ―――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| マルミードへ。同盟側の担当者と直接交渉し、 |
| 且つ事の真相を確かめに行って来ます。 ｜
| もはや人任せには出来ません！ |
∧,,,,∧, `ー―――――――‐ｙ――――――――――――''
ノ(,,；´Å｀)
ヽ §〈ll:ﾛ:::ﾞﾞ:::つ|
ﾞ＼ ''":ヽｒ―‐ | ∧,,,∧
＼_）,|＿＿_| ｒ―――ｭｭ (( ノﾉ,#｀□)
, ＼ _|_ _,,| | と§ “_~Ｏｌ
＼ ｌ＾ｌ ｌ＿ l＾ｌ ,|(( く＿‐__：l｀
＼ ,|,＿＿＿_,l＿! し ヽ＿）
- 116 名前： 35/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:28
- ｒ――――――――――――――――ｭ
| お気をつけて行ってらしてください ｜
`ー―‐ｖ―――――――――――――''
ｒ―――――――――――ｭ
| ああ、分かっている。 |
`ー――――――‐ｖ―――''
∧,,,,∧
( ゞ彡, )r'i
(“ § “ Ol
∧,,,,∧ <,,＿i＿,ゝ ∧＿∧
q⌒ｐ ﾉ(, ；´ハ) （＿_,）‐'' (｀； )
γ――ヽ |,(ﾞﾞ:‐:lll:ﾛ;l ∧,,,∧ ll:‐:::ﾞﾞ::::)
ｒ（＿ ；´） ,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ (Д‐ ,ヾヽ ll:::‐::::::::ゝ
|（, __~))) ,／ ＼ ∽ﾆ::::ﾞﾞ::ｌ l § ,, -_―_､ （＿（＿_）
| ー―ｭ,,ヾ;／ ＼ /:::ｒ―― | `ｒ===,ｭ'
|＿＿_,|,／ ＼i|＿＿＿,| ( ,,)
／ ＼ l:ﾞﾞ:::::::ﾞ:ヽ
,／ ＼ /::::::i:::::',O
- 117 名前： 36/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:28
- ｒ――――――――――――――ｭ
| それでは、行ってまいります。 |
`ー――――――‐ｖ――――――''
,,,... -―――- ､､,_
, '"´ ｀ヽ
'､ ,,.. -―, = ､―- ､、 ,ｿ
_,, 、,,.. -―-,__（ﾍoﾉ）＿ ::;ｌ''
,,.. ''"´ ヽ -;''"´''､ ―― ,. ''"ﾍ
,,.. ''"´ ヽ _,,l''"l, ┌‐┐ l
／ ―-｀',,ノ ''"_＿ ,:ヽ､,,,_ ―┘ _ ,,ノ ＿_
ｌ ,, -''" ´￣""''iー― ヽ､_ lﾆl~ｌｌｌ~lﾆl _ ,,ノ ― -'､
ヽ、 〃 i,i ￣ｒ;ｌO￣,_ ＿ : ',
｀"''' ‐- i,i, ,i'ijij, l王l王l i, l
｀ヽ〃ヾ,､,,_ ,,､ｿi,! |O └l三l┘ l, l
lヾ､､..,,_ ,,､ｿ ,| ｌ,_~o~_,l | |
l ~ "''~'" |O, | ｌｌ ｌ ,ｌ ｌ
|＿ |, ￣￣ __ｌ |
lo_,l |O l,_| |
ｌl ,| ,| ,|,l_＿＿,|
l￣ ,|O ｌ !､ l
ｌ,＿＿ | ＿__'',l'/
| ￣￣￣ |￣￣￣ |
- 118 名前： 37/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:28
ｒ――――――――――――――ｭ
| …どう思う？モンケについて。 |
`ー――――――‐ｖ――――――''
ｒ――――――――――――――――ｭ
| 積極的なのは結構なことですな。 |
| ただ聊か焦りすぎと,見えなくもない。 |
`ー――――――‐ｙ――――――――''
q⌒ｐ
∧,,,,∧ γ――ヽ ∧,,,∧
ｒ‐ノﾉﾉｭﾟД) （,,__´ハ｀） (ハ｀ ,ヾヽｭ
| § ,|ﾞﾞ:::ｌ （~(((~_ ｀,ｌと::::::ﾞﾞ:::ｌ l§|
二二二二| :'ーﾞ''二二二二二ｌ二二ｒ:ｒ― ~ | |
|,,＿＿,|＿_| （ﾑ| |＿）.l（＿|＿＿,|＿|
ｒ――――――――‐'`ー―――――――――ｭ
| しかし仕事については申し分ありません。 |
| 熱心ですし、成果もあげておられます。 |
`ー――――――――――――――――――''
- 119 名前： 38/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:28
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| うむ。帝国軍の中では傍流の海軍にあって倦むことなく ｜
| その職務を遂行しておることは、評価すべきだろう… |
`ー――――――――――――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧__∧
ノ(,, ；・ー) ノ(;;;|ll ‐＿)
§(:ﾞﾞ:‐:lll:=ﾞi §(:ﾞﾞ:‐:lll:=ﾞiO
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―‐'`ー――ｭ
| ……。 |
`ー――――''
- 120 名前： 39/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:29
- １５時００分 モナリン・総統官邸
＼＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝／
‖ …はい。こちらモナリンの総統官邸です。 ‖
／＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＼
｜
｜ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
十 ＿＿／(＿＿＿＿＿＿＿＿_)
(` Λ_Λ ／＿＿／ ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ
（）lll（）＼（∀｀ ） ＿＿／,／ｌ__＿＿＿＿＿＿＿
/ ・ ＼｜,ノノハ／／ ／／／ ＿＿＿＿＿
()lll（）（＿人 ＼ , ／ｌ ｌ ／／／ （ ⌒ ,)///////////
/ ・ ＼ ,人 ノ ／‖ｌ ｌ／／／' | ｜￣''/ ======
（＿人, ( < ｌ, ／‖‖ｌ ｌ ／ , l, ! ,/// ,,／
人, ＼ｌ／‖‖／,／／ （ ⌒ ) | ｜ /// , ／／
( < ／‖‖／,／／' | ｜ ｜ |,///,／／
＼ク／‖‖／,／／, | ｜ ｜ ｜ ／／ ／
.／‖‖／,／／' （ ⌒ ), ｜ ｜ ｜ ｜(／ ／／
ｌｌ‖‖／,／／' | ｜ | ／'l ｜ ｜( ／／
／ｌｌ‖／,／／, | ｜ ｜/ l | ｜ｌ／／ ／
／／ｌｌ／,／／'（ ⌒ ) ! ｜O／‐､ ,l | ｜ｌ／
／／ ／￣／ ! ｜ ｜ ｜||ｌ'卍.ﾉ,/ ｜ ｜￣ （ ⌒ ）￣
／／ ／／／ ｜ ｜ ｜ ｜|lゝ ,／| ｜ ｜ ＠ ＠
(／ ／／／（ ⌒ ), | ｜ ｜ ｜||/'´ | ｜ ｜ ｜ ｜
ｌ／／／' ! ｜ | ｜ ｜ ｜|l ! ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
ｌ／／ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜|l ! ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
￣（ ⌒ ), | ｜ ｜ ｜ ｜ ｜|l ! ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜|l ! ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜|l ! ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
,／,｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜|l ! ｜ ｜ ｜ ｜ ｜
- 121 名前： 40/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:29
- 反蒙九ヶ国同盟諸国共同記者会見
＼＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝／
‖ ただいま会議を終えた首脳陣が会見場に,揃いました…。 ‖
‖ 反蒙九ヶ国同盟結成声明文の読み上げ、そして各国首脳の ‖
‖ 共同記者会見がまもなく始まるものと思われます… ‖
／＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＼
＼＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝／
‖ これから会見に臨む首脳の,顔ぶれは、左から順に… ‖
‖ 成立間もない第三共和制ジサクジエン共和国のジサックス大統領。 ‖
‖ モララー共和国のジョセフ・ド･ウラーネル大統領… ‖
／＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＼
q⌒ｐ
,,､ -―‐-､ A＿_A ∧,,,,∧, γ――ヽ ∧仝∧ ∧,,,,∧ へ_ へ ∧＿∧ ∧,,,,,∧
`ｒ=(w)=ｭ' （ ・∀・,） 彡, ´ーミ （六・ ,） （ ｀lllll´,,） （｀(・)´ ,） （・ー・ ） （・<_・ ） （ ﾟ▽ﾟ ,）
（X・∀・¶¶ （ﾞﾞｯ<¶¶ﾞO _/::::<¶¶:::i〉 ,（ ,,~))¶¶~） ,/:::<¶¶::;:ヽ i:::<¶¶:::;） と::¶¶>‐::） l:::¶¶>‐:::） O::¶¶>::::;）
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧＿∧ ∧∧ ∧,,,,,∧ へ _へ ,､＿__,､ ∧＿∧ λ＿λ ∧∧ ∧M∧ ∧,,,∧ ∧∧ ∧＿∧
（ ）(, )（ ）（ ） （ ,,）（ ）（ ）( ,)（ ）( ,) ( ,)（ ）
∧＿∧ ∧∧ ∧∧ ΠΠ λλ /ヽ_/ヽ ∧,,,,∧ ∧w∧ へへ ∧＿∧ ∧∧ A＿_A ∧＿∧ ∧∧
- 122 名前： 41/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:30
＼＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝／
‖ 目本国、狸穴首相…その隣は宋帝国の史崇之首相。 ‖
／＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＼ ＿,ｒ― ,＿
((_,/ /'､_,))
,､ ,,､ / //￣
/ ヽ ／ ﾍ ,,, -―――- ､
/ ,, ヽノﾉノﾉノi l ／ ＼
,, ''''" ｀ヽ､ /, -―――――-- ､ﾍ
- " '´ ` ､ﾞ / ． ． ﾍ
-‐''" ー― ,ヽ ｌ ,,, ､､ l
'''ノ,, ノノ ,,,, ,,,,,､ヽヽ ヽ ,ｿ‐-ヾ､ ＿＿,,,ノ'
_ ,..-::i ヽ､,,_ _,,.. ﾍ:‐､.,,_ ,,.. -‐'､_￣ｌ_ｌ_ｌ￣￣＿＿ノ¬‐- ､
,ｒ::::::￣:::/::::::::l､, _ /;;;;ヽ _ ,,l:::::ヽ:｀ヽ､ ／ ､＿＿ ￣| |_|_￣ ＿, ‐ l
/:::::::::::::::::ー,.‐:ﾍ `,ｰ,' ,ﾘ:::ヽ‐'l:::::::＼ /´ '´ // //￣ ￣ `l ヽ ,!
/:::::::::::::::::/::<:::::::::::', ,i::::::| /:::::::::>_:l/:::::::ヽ ｌ ｌ l l l ,.イ'
,/:::::::::::‐､ﾉ::::::::＼::::::::', |:::::::l/::::::／￣:l:-‐::::::l ヽ､,,_ ヾヽヾヽ＿ _,, ‐'' l
l:::::::::::'''"´:::":::''::''::ｒ‐ - ､、::/:::／:::::::::::::l:｀:::／ ￣| ￣ ￣| | |￣￣￣ |
ヽ:_::_::´:::::::::::::::::::::l '‐-､_ヽ:／_:::::::::::::_::l／ ,| | | | _ |_
￣￣￣￣ ￣ ￣ ~ ￣´ ￣ （;;;(,)￣（;;;(,)￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣（;;;(,)￣（;;;(,)￣￣￣
|| || || ||
- 123 名前： 42/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:30
＼＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝／
‖ 神聖モーナ帝国のモナットラー総統…一時は体力の衰えにより ‖
‖ 会議を欠席するとの説も流れましたが、こうして出席しております。 ‖
／＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＼
, 、 ,､ ,,､ ,/ヽ ,/ヽ
ｌ ヽ ´┬` ／ l / ,,ヽ-―/ _ﾍ
,ｌ -‐ ￣ ―-､! /´ ､ , ｀ヽ
,/´ ､ , ヽ l ( ・ ) ｌ
ｌ ,iiiiiii, l ヽ､,,_ ` '' ,,ノ
ヽ,, _ ''''''''` ,,ノ _,', ヽ､_￣ _,,ノヽ､,,,_
,, -‐l' ﾍ ‐- ,､-‐ / ,ｌ‐- ､ ,ｒ:::''"::::l:ヽ､ /､:,ヽ /::::!:::::::ヽ
/ ヾ､-／ヽ 7;;;i／ ヽ', l l:::::ヽ:i::::l_:::::>､i;;;i /､:::_l__:::::::::＼
,/ ,＿ヾ｀'' ‐／,, -'" i,._‐.､! |::::::｀:l:::: く::::::｀ /:::::;>￣:l､:'´::::::ヽ
i '´ ￣/´-',＾ヽ'ヽ￣ ｀ l |::::::::::|:::::::::::｀::::/:::／::::::::::|/:｀､::::::;l
￣￣｀ ー ――- ー''' ＾ ''‐'-―(;;ｔ) (;;ｔ)￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣(;;ｔ) (;;ｔ)￣￣￣￣￣￣￣￣
|| || || ||
＼＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝／
‖ 更にその隣はロクマ連邦のパーヴェル・カクマフ首相。 ‖
‖ 欧露出身の強硬派として知られる人物です。 ‖
／＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＼
- 124 名前： 43/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:30
＼＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝／
‖ モナンス共和国のアンリ･ヒラーヌ大統領。一時茂国に併合された ‖
‖ 同国ですが、ヒラーヌ元首相の下に再独立しました。 ‖
‖ その右はモヘミア共和国のアルフレート・モナフィー大統領。 ‖
‖ 隣はモランダ共和国のカール・アヒャイン大統領です。 ‖
／＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＼
へ_ へ ∧＿∧ ∧,,,,,∧
（・ー・ ,） （,, ・_>・） （▽ﾟ ）
,i::¶¶>‐:::） ,ｌ:::¶¶>‐::） と::¶¶>::::;）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣￣|
| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 125 名前： 44/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:31
- ＼＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝／
‖ 現在１５時４分をまわっております…まもなく記者会見が… ‖
／＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＼
＼――――――――――――――――――――――――――――／
｜ これより、九ヶ国同盟会議の結果を受けての共同宣言の発表と、｜
｜ 各国首脳の記者会見を開始いたします…。 ｜
／――――――――――――――――――――――――――――＼
ヽ /仝∧ _
＼ （llll´ ,,）ｒ‐. ,∧Q∧
¶¶ ､ ／l>‐:::::ヽｌ | （−・ ）
, ＼':::ノl￣~ ,∧＿∧_ly>;;;;;ﾞ;;;）
, ＼'＿＿_（´ ,）‐ｭ;;‐;;;;;ゝ
¶¶､ ,l>::::::::::::） | ＿）
- 126 名前： 45/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:31
- ＼―――――――――――――――――――／
｜ 最初に、モーナ帝国モナットラー総統が、 ｜ ／
｜ モナリン,九ヶ国同盟宣言を読み上げます。 | ／
／―――――――――――――――――――＼_／
|
|
|
|
|
,∧,,,,,∧ ∧幵∧ | ∧♪∧ ∧合∧ ∧＿
（, ﾟ▽） （｀Д´ ） | （∀・ ,） （´−｀ ）（＾＾ ,,
/::¶¶>::::;） Ol’l’>;;ﾞ） | _/::<y>::_;;ヽ(:∽::;;;:::）〈l<y>:::
￣￣￣￣￣￣| |￣￣￣|ヽゝ | ,ｒ::,r:::::ll二,ｒ::,r:::::ll二,ｒ::,r:::::ll二
| | | | ,| （__（＿_/||（__（＿_/||（__（＿_/||
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＼―――――――――――――――／
｜ それでは総統、お願いします。 ｜
／―――――――――――――――＼
- 127 名前： 46/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:31
- パチ パチ パチ パチ
パチ パチ パチ パチ
パチ パチ パチ
パチ パチ パチ パチ
パチ パチ
ｒ――――――――――――ｭ
| …モーナ国民の諸君、 |
`ー―――――――――‐ｖ―''
r――――――――――――――ｭ
| 並びに同盟諸国民の皆さん。 |
`ー――――‐ｖ――――――――''
q⌒ｐ
,,､ -―‐-､ A＿_A ∧,,,,∧, γ――ヽ ∧仝∧ ∧,,,,∧ へ_ へ ∧＿∧ ∧,,,,,∧
`ｒ=(w)=ｭ' （ ・∀） 彡, ´ーミ （, ・六） （ ｀lllll´,,） （(・)´ ） （ー・ ,） （<_・ ,） （▽ﾟ ）
（, X・∀¶¶ （ﾞﾞｯ<¶¶,ﾞl （::::<¶¶:::i〉 ,（ ,,~¶¶~）, 〈i::<¶¶::;ヽ i:::<¶¶:::;） ,ｌ::¶¶>‐::） ,l::¶¶>‐:::） /::¶¶>::::;）
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧＿∧ ∧∧ ∧,,,,,∧ へ _へ ,､＿__,､ ∧＿∧ λ＿λ ∧∧ ∧M∧ ∧,,,∧ ∧∧ ∧＿∧
（ ）(, )（ ）（ ） （ ,,）（ ）（ ）( ,)（ ）( ,) ( ,)（ ）
∧＿∧ ∧∧ ∧∧ ΠΠ λλ /ヽ_/ヽ ∧,,,,∧ ∧w∧ へへ ∧＿∧ ∧∧ A＿_A ∧＿∧ ∧∧
- 128 名前： 47/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:32
- ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 宣言文を読み上げる前に、この喜ばしき同盟について、 ｜
| この私より短い感想と当戦争の意義について、短い演説を |
| 行うことをお許しいただきたい。 |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――――''
ｌヽ ノヽ,/´l
ｌ ,,ヽエ '-:､l
/´ ヽ
l, ｀ ,,...､ ´ l
ヽ,, ＿ '''''` ,ノ
,, -r:､l´ヽ ‐, ､-/ﾞl―,-､
／ ｌヾ‐, ﾍ7「/ヾr; l ヽ
l ‐,ソ r‐.ヽ､ ',/ ／‐ｭ ､,/´:::ヽ
ヽ, ＾l ｌ l l lヾ／ l l+!,! ,|＼/￣＼
｀ヽ | ￣ loヾ:､~O ,! ヾ ヽ
| _|o_ ヾ:.､ ,ｌ ヽ/´ ヽ､
l二二 l_Lｌ,ｌ 二二l lﾉヾヾ'
/,―-, |o ､-―.',r;;r;; ｀¨＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ || ||￣￣/＿＿/￣￣￣￣￣￣
- 129 名前： 48/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:32
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| この戦争について、世界の一部の諸国が、 |
| 或いは同盟国内においても一部の,人々が、 |
| その目的と正義について、聊かの疑念を持って |
| おられることを、私は承知しております。 |
`ー―――――‐ｖ――――――――――――――''
ヽ /仝∧ _
＼, （llll´ ,,）ｒ‐. ∧Q∧
¶¶ ､ ｌ>‐::::;;;）| | （−・ ,）
, ＼::::::l￣~ ,∧＿∧_ly>;;;;;ﾞ;;;）
, ＼'＿＿_（´ ,）‐ｭ;;‐;;;;;ゝ
¶¶､ ,l>::::::::::::） | ＿）
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| 一般に平和を愛する人々が、戦争の流血と破壊を嫌うのは |
| 至極当然のことであり、またそれは,我々も同じであります。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 130 名前： 49/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:32
- ,/´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ
| 今戦場で血を,流しているのは、紛れもなくモーナの子供達であり、 |
| 彼等は幸せな未来を築く代わりに、,残酷な戦場に苦しんでおります。 |
| 彼等の親兄弟である我々以外に、彼等を想い、,或いは弔う者が |
| 果たしているものでありましょうか？どうして我等が国家の希望たる若人に、 |
| 戦場での死を望むものであろうか？我々は常に、昼夜を問わず |
| 兵士の犠牲に心を苛まれ続けている。しかし我々は戦わねばならない。 |
| それは今や神聖な義務であり、崇高な使命なのである。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_,/
＼| /ヽ ノ ヽ ,, ﾍ
/ ヽ_ 工_,/ ｌ
,r'' ￣ ｀ヽ
l' ヽ /' ﾞl
l, ,lllllll､ l
ヽ､,,,＿ ゝ- ' ,,ノ
,..,, _ヽヽ、 ＿＿ ＿＿ ,,,... -､、‐く, ヽ /:::::ヽ,| ﾍ-､､ ...,,,＿
,三二' l､ /´ ￣￣/ l￣ l｀＼ヽ,ﾍ ﾍ' `,ｰ〈 `ｌ ', ヽ ￣￣
￣‘―-- ヽ＿ ' ､ヽ､,|, ヾヽl＿,. ﾍ,l::::::| !ヽ-' 'l
￣ ''''' ―― '''''' ―-ヽ,ｌ ヾ,／ ',::::::l ,l ＼, | 'ノ-―
| ＿_ ｀ ､、, ',::::|,l ,／＿_, |,/´
| l＿o,,＿l ヽ､ ',,/ ,／＿o＿ｌ|
l l |`| | ヾヽ'､ | （O） | |
|, l,_,l_,|,_,| | ヾ, ､,|,_ ╋_,l |
|＿＿＿ ,|O ゝ,,'､ ~＿_|
ｌ＿＿＿￣￣ｌl￣ｌl￣ヾ ヽ＿__l
,l ￣￣| ￣￣ l,
- 131 名前： 50/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:33
ｒ────────────────────────────────ｭ
| 我々の人生は往々にして短く、無意味で、粗雑で、醜く、儚いものである。 |
| しかし我々は、その限りある生命をより偉大なるものに委ねることで、 |
| その有限から解放される。ここに彼の意思は今や不滅の大義となり、 |
| 彼の行為は後世の指針となり、不滅の神話として,語り継がれるであろう。 |
`ー――――――――――‐)／――――――――――――――――――― '
,, -―::-､ ヽヽ
ｒ ¬（'‐` '‐`）ヽ
￣ `ー-―''ヽG
￣￣￣￣￣￣￣gg￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――――――――／(,―――――――――――――――――‐ｭ
| 我が愛すべきモーナの若者達は、,当にこの為に己が生命を擲って、 |
| あの血生臭い、硝煙立ち込める残酷な戦場へと,赴くのである。 |
| 私には彼等若き英雄達の姿が、我が民族の輝ける歴史に登場する |
| 数々の勇士達と重なって見える。いや、今や彼等はまぎれもなく |
| 史上の英傑と肩を並べて,立っているのである。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
- 132 名前： 51/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:33
- ＿,）＼/＼i＼/＼∧∧∧∧∧∧∧∧/i／i／ﾍ／i／（＿
ヽ /
＜ 諸君！目を世界に転じたまえ！ ＞
＜ ＞
＜ 今我等の前にある現実に！ ,＞
/_ _ヽ
）／ヽ/ヽ／ﾍ／∨∨∨∨∨∨∨＼/＼i＼/＼/ヽ （
/ヽ ﾍ ＿,）＼/＼i＼/＼∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/i／i／ﾍ／i／（＿
,/,, ﾍ, ', ヽ /
/´ ､ ヽ ＜ 冷戦の崩壊、米国覇権の衰退、頻発する西亜紛争… ＞
l ,lll ＜ ＞
ヽ,, ＿ ソ,、 ＜ 丸耳族は画策し、ギコ族は暗躍し、一方欧州は衰える。 ,＞
,:' ‐-､~二l ､l'l、 /_ _ヽ
／￣ヾ､ ヽ i,! ,lｨ‐' ）／ヽ/ヽ／ﾍ／∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨＼/＼i＼/＼/ヽ （
/ l ｀,ﾍ::| ', ､
/ _/-‐ '''"´ヽ 'l
l 〃l ｿ‐ ’ ｒ ､
ヽ,,＿,,,.. -‐ ''' l´〃 ヾｨ
ｌ二二二二ll ||
,l l二,l,| |￣￣￣￣￣￣
l |l | | |
＿,）＼/＼i＼/＼∧∧∧∧∧∧∧∧/i／i／ﾍ／i／（＿
ヽ /
＜ 世界は今や混沌に満ちている。 ＞
＜ 生成と死滅が共存し、多くの衰退の後目に ,＞
＜ 着実に頭を擡げる怪物が居る。 ,＞
/_ _ヽ
）／ヽ/ヽ／ﾍ／∨∨∨∨∨∨∨＼/＼i＼/＼/ヽ （
- 133 名前： 52/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:34
- ｒ―――――――――――――――ｭ
| 諸君、それがあのモナゴルだ。 ｜
`ー―――――――――‐ｖ――――''
/ﾍ , ﾍ
/ ﾍ ／ ヽ､ / ﾍ
/ ｌ ‐┬‐ .' ﾍ
/ _,, ｌ, ‐┴‐ ,l ,,_ ﾍ
,／´ ｀ヽ
/ ',
l' ｀ｒ:;､､ _,､ｲ 'l
| ‐-､ ､＿,, - |
l, ,l_ｌｌｌｌｌｌｌ||l､ ,l
ヽ ` ‐三-'' ,ノ
/｀ ､､...,,, ＿＿ ,,, - ''ﾍ
,,, -‐l´ ヽ ‐-, ､-‐ /｀l‐- ､､
／ ﾍ｀ヾ:ヽ| ヽ 、 / ヽ ,/ ,l ', ヽ
／ l ヾ:| ＼ヽ､､ /ヾ::-::ﾉ'ヽ , / ,| ,l ＼
／ , ,ノ,| |＿＿ ／ ヽ､ /:::::丶 / ヽ＿| |, ＼
,／ ,ソ''| ヾ::／ ＼,l:::::::::::l ／ ヽ lヽ ＼
／ ,‐,| ｀'' ‐ ､、 ＼:::／ _,,.. -` ,|ヾ､ ,/ヽ
- 134 名前： 53/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:34
ｒ───────────────────────────ｭ
| あの野蛮人共はそもそも文明の概念を解さない。 |
| 奴等には文化的な民族の誇りも、文明人としての教養もない。 |
| 故に奴等は力を、軍事力のみを信奉する。 |
`ー―――――――――――‐ｙ――――――――――――――''
∧仝∧
（ ｀lllll´ ,）
と:::<y>‐:i;>
￣￣￣ ¶¶ ￣￣
ｒ―――――――――――‐'`ー――――――――――――――――――――――ｭ
| 嘗て我々が初めて奴等と接触したとき、彼等は我々の文化には目も向けず、 |
| 原始的な遊牧生活と野蛮で不潔な諸種の風習を墨守する態度をとった。 |
ｒ――――――――――‐＾―――――――――――――――――――――――ｭ――''
| しかしこの野蛮な連中は、我等の装甲師団には大いに注目した。 |
| 残忍な殺人鬼が人殺しの前に入念にその用いるナイフを選ぶときのように、 |
| 彼等は我等の戦車と大砲、自動小銃とロケット砲を調べ、その入手に奔走した。 |
| 我々は彼等に文明への,恭順を期待してそれらを与えたが、やはり蛮族は蛮族、 |
| 彼等は身内の殺し合いに,飽きると、すぐさまそれらの武器を我等に向けた。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――――''
- 135 名前： 54/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:34
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 彼等の頭目は「人肉を以って養った狗」共、血に餓えた軍勢に |
| 近代的な武器を与えて我々を襲わせた。我々は当然彼等を退けたが、｜
| しかし我等欧州の文明人の背後、銃後の地域で恐るべき第五列、 |
| 憎むべき裏切り者共が活動を開始した。丸耳族だ。 ,|
`ー――――――――――――‐ｖ――――――――――――――――''
_ ,,
ｌ ヽ , ヘ ／ l ｒ―――――――――――――――――――――
| _,ヽ ‐工 ‐´ ,l | 誇りなき丸耳共はモナゴルに進んで臣従し、
/´ ､ ,ヾ ｜ 自らその尖兵となって蛮族の手引きをした。
l ﾞ ,lllll ﾞ ,l ／ その結果我が軍は屈辱的敗北を喫し、
ヽ,, ゝ-' ノ ￣| 領土の大半を失う悲運に見舞われたのである。
＿｀,､,, _ー_, ､''､_ `ー――――――――――――――――――――
,, '' ﾍ ヾ:､l ', /::ヽ_ l ｌ ￣'lヽ
／ _,,l 'l,_ ﾍ７::「 ,/ _,|. l, ',
／ ‐,,ノ┌‐｡､' ´ﾍ:::l,/ `,,｡‐┐l,ヾ ', 〃
／ ､ ／'´| l'´l l~＼, ﾞ/ ／ｒ'^ヽ､､` ', 〃
ｌ, ‐ノ'､ | l l l | ヾ:､,´ | ヾ_‐',l ヽ､, l
ヽ ´ヽ, | ￣￣ |oヾ:､ ￣ヽ', ,ｌ
＼ ＼ l＿＿ |o_ ヾ;､＿, ｀l''‐ ''´
＼ /´ ‐､＿ ￣lL,lｌ ヾ::､＿_l
ヽ,lヽ ､,ﾞl,＿ ￣￣| ￣￣＿＿l、
｀‐l`´｡＿l ,| l＿_｡_,,l
| l l | | | l l |
,|_l_l＿l |, ｌ＿l_l |
l ￣￣､ヾ| '￣￣ ,|
- 136 名前： 55/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:35
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| しかしその屈辱も遂に終焉を迎えた。 |
| 今や文明の守護者たる我等神聖モーナ帝国の下に、 |
| あらゆる文明の民が集い、強固な盟約をしたためた！ |
`ー―――――‐ｖ―――――――――――――――――''
ヽ /仝∧ _
＼, O（llll´ ,,）ｒ‐. ∧Q∧
¶¶ ､ヾｌ>‐::::;;;）| | （−・ ,）
, ＼::::::l￣~ ,∧＿∧_ly>;;;;;ﾞ;;;）
, ＼'＿＿_（´ ,）‐ｭ;;‐;;;;;ゝ
¶¶､ ,l>::::::::::::） | ＿）
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| この反蒙九ヶ国同盟こそ、そしてそこに名を連ねし諸国こそ、 ｜
| まさに人類の明日を照らす希望の光である！ |
| 我々は今や権利ではなく,義務の為に、欲得ではなく名誉の為に、 |
| この戦いに赴く騎士団である！そしてその交わしたる盟約こそ… |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
- 137 名前： 56/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:35
ｒ─────────────────────ｭ
| このモナリン対蒙九ヶ国同盟協約である！ |
`ー――――――――‐ｖ―――――――――――''
ｒ───────────────────――──ｭ
| 今日、この盟約を,諸君の前で読み上げる栄誉が ｜
| 私に与えられた。これより同盟宣言を読み上げる…！ |
`ー―――――‐ｙ――――――――――――――――''
∧仝∧ _
（, ｀lllll´ 「,O
/:;:::<y>‐:i;/
￣￣￣ ¶¶ ￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧＿∧ ∧∧ ∧,,,,,∧ へ _へ ,､＿__,､ ∧＿∧ λ＿λ ∧∧ ∧M∧ ∧,,,∧ ∧∧ ∧＿∧
（ ）(, )（ ）（ ） （ ,,）（ ）（ ）( ,)（ ）( ,) ( ,)（ ）
∧＿∧ ∧∧ ∧∧ ΠΠ λλ /ヽ_/ヽ ∧,,,,∧ ∧w∧ へへ ∧＿∧ ∧∧ A＿_A ∧＿∧ ∧∧
- 138 名前： 57/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:36
- ｒ──────────────────────────────────ｭ
| 『我々九ヶ国は以下の通り宣言する。我々はモナゴル帝国とその追随者の |
| 覇権主義的陰謀を粉砕し、彼等の支配下にあって主権を奪われている諸国を |
| 解放せんがため結束して蒙連邦に戦いを挑むことを誓約する。 |
`ー―――――――――――――‐ｖ―――――――――――――――――――''
, ヽ ／ヽ ,.ｨ,
/ 丶 工／ l
/ ￣ ｀ l
/ ヽ, ,ﾍ
l ,llllllll､ l＿
ヽ 〈￣,l ,/ ￣/
｀, ､ ― ￣,/ ｒ´ ｀ヽ ＿
,,. -―ｌ´ l, ｀ ‐, ､‐´ 〉､￣､`ヽ‐´,ｌ ￣｀ヽ
／ ヽ, l ﾍ､_ ,/:::ヽ_/ 'l l ` ''‐:,‐-.,､､ ,l
/ l |_ , ﾍ 7‐i,/ヽ _l '|ｿﾉ＿,,..ゞ -`‐ ´
/ / ＿_く ヽ l:::/ ,>___ |ノ'´
/ /, l ｡_ ｀ ,､、ヽ/ ／_｡ l ,|
/ / | l´ｌ ｌ ｀| / ／|´(O)ﾞ| |
/ ,: l l_,|_|__,| |o l__╋_,| |
'､ / |＿＿_ __,|o_ ＿＿_,|
,ノ‐ヽ､_/ l＿＿_ ￣l「＿||￣ ＿＿ｌ
7, l' |＿＿ ￣￣ | ￣￣ ＿＿,|
////l,l l__｡＿lｌ | ,ll＿｡__l
＾'‐´ |l l | ll | l ｌ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 139 名前： 58/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:36
ｒ──────────────────────────────‐ｭ
| 我等九ヶ国はこの戦いにおいて,相互に支援し、夫々の不足を補い、 |
| 危険を軽減し、最終的な勝利即ち蒙高原の危険な政権をより安全な、 |
| そしてより適切なものとして再組織するまで戦い抜くことを決意する。 |
| 我等九ヶ国は軍事経済同盟を締結し、共にこの困難な闘いに |
| 赴くことをここに宣言する。 |
| …2005年2月20日、モナリンにて。』 |
`ー―――――‐ｖ―――――――――――――――――――――――‐''
/仝∧
ｒ‐, （, ｀llll）,
| | （::::::｀<ylO ¶
| ¨￣｀ｌ/::::::‐:::：l |￣￣￣￣
|＿＿＿|,（＿__）） |
- 140 名前： 59/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:36
パチ パチ パチ パチ パチ パチ
パチ パチ パチ パチ
パチ パチ パチ パチ
パチ パチ パチ パチ パチ
パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ
q⌒ｐ
,,､ -―‐-､ A＿_A ∧,,,,∧, γ――ヽ ∧仝∧ ∧,,,,∧ へ_ へ ∧＿∧ ∧,,,,,∧
`ｒ=(w)=ｭ' （ ・∀） 彡, ´ーミ （, ・六） （ ｀lllll´,,） （(・)´ ） （ー・ ,） （<_・ ,） （▽ﾟ ）
（, X・∀¶¶ （ﾞﾞｯ<¶¶,ﾞl （::::<¶¶:::i〉 ,（ ,,~¶¶~）, 〈i::<¶¶::;ヽ i:::<¶¶:::;） ,ｌ::¶¶>‐::） ,l::¶¶>‐:::） /::¶¶>::::;）
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
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∧＿∧ ∧∧ ∧,,,,,∧ へ _へ ,､＿__,､ ∧＿∧ λ＿λ ∧∧ ∧M∧ ∧,,,∧ ∧∧ ∧＿∧
（ ）(, )（ ）（ ） （ ,,）（ ）（ ）( ,)（ ）( ,) ( ,)（ ）
∧＿∧ ∧∧ ∧∧ ΠΠ λλ /ヽ_/ヽ ∧,,,,∧ ∧w∧ へへ ∧＿∧ ∧∧ A＿_A ∧＿∧ ∧∧
- 141 名前： 60/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:37
- １５時３０分 マルミード：欧州方面軍総司令部
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,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;| あれれ…連中ナチ式敬礼やってるじゃないですか。 |
,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;| これじゃ誰がモナリンの傀儡か丸分かりですね… ,|
,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――''
;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| そんな分かりきったことに注目なぞせんでよい。 |
| …それより記者会見だ。脱出支援の件でモナットラーが ｜
| なんというか、そこが問題なのだ。 |
`ー―――――――――――‐ｖ――――――――――――''
- 142 名前： 61/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:37
- ＼――――――――――――――――――――――――――／
｜ GTVのギコロフです…モナットラー閣下にお尋ねします。 ｜
｜ この度貴国から蒙側に対して脱出計画の件で蒙側が問題を |
｜ 起こしたためこれ以上協力はできないという連絡があった |
｜ そうですが、この件について… |
／──────────────────────────＼
ｒ――――――――ｭ
| ほれ来たぞ！ ｜
`ー―――‐ｖ―――''
ｒ―――――――――――――――ｭ
| あの記者は我々の手の者です。 |
`ー―――‐ｙ――――――――――''
＿＿＿＿＿＿_
lゝ―――― ﾞ´ ｌ ∩＿∩ ∩,∩ ∧w∧:::::..
| l 〔 〕 l | （・∀・,,;;）_ (ﾟДﾟ,,;;) (дﾟ ,,;;)::::::..
|_|＿＿＿＿l,＿_,| (:∽‐､｀')｀|O::lll:=:ﾞ;) i:<y>=:ﾞ):::::::..
|￣￣￣￣￣￣|￣| （＿,l‐､'::ゝ|/:::lll:::‐ゝ ,l:::：:::‐::ゝ:::::::..
|＿＿＿＿＿＿|＿| |_（＿_）_l__| U U U U:::::...
￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣ ￣:::::::...
ｒ――――――‐'`ー――――――――――――――ｭ
| UKG政府の情報部門も,態々ご苦労さんだな。 |
| 是非ギコロフ君には突っ込んで,質問をして欲しい。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 143 名前： 62/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:37
＼─────────────────────────／
｜ ううむ…その件はまだ詳細がはっきりしないのであまり ｜
｜ 明確なことは私の口から言うことはできんが… |
／―――――――――――――――――――――――――＼ ｜
|
| |
∧仝∧ ,| |
（ ｀lllll´ ,） ＿ ＿ ,| |
（:つy>‐;i;> /´ ヽ /´ ヽ |
￣￣￣ ¶¶ ￣￣ l l l l ,|
,| _,, |――-| ,,_ l ,|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ , ''´ ｀ヽ ,|
/ ,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', |
l ,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l |
ｒ―――――――――――――――'`ー――――――ｭ
| この卑劣漢め…この場では言い,逃れる気か？ |
| そりゃそうだな、後ろめたいことはいっぱいあろう… |
`ー―――――――――――――――――――――‐''
- 144 名前： 63/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:38
- ｒ―――――――――――――――――――――――――‐ ｭ
| ただこの支援はあくまでも我々の最大限の温情と善意に |
| 基づいて行っているのであって、,敵側に対する信頼から |
| のみ成っている約束である。 |
`ー――――― ｖ―――――――――――――――――――''
ヽ /仝∧ _
＼, （llll´ ,,）ｒ‐. ∧Q∧
¶¶ ､とｌ>‐::::;;;）| | （−・ ,）
, ＼::::::l￣~ ,∧＿∧_ly>;;;;;ﾞ;;;）
, ＼'＿＿_（´ ,）‐ｭ;;‐;;;;;ゝ
¶¶､ ,l>::::::::::::） | ＿）
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| それに今は戦争の真っ最中であり、且つマルミードの軍が |
| 未だに降服しないで居ることは大変問題である。 |
| 故に我々は敵側の背信は一つとして見逃すわけにはいかない。 |
| マルミード攻略に向けた作戦も、当然,実施されるであろう。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
- 145 名前： 64/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:38
- ｒ――――――――ｭ
| 聞いたかね？ ｜
`ー―――‐ｖ―――''
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| はい。彼等は,支援をさっさと切り上げて |
| 攻撃を再開するつもりです。間違いありません。 |
`ー――――――‐ｙ―――――――――――――''
＿＿＿＿＿＿_
lゝ―――― ﾞ´ ｌ ∩＿∩ ∩,∩ ∧w∧:::::..
| l 〔 〕 l | （ ・∀・）_ (Дﾟ ,,;;) (д‐ ,;;)::::::..
|_|＿＿＿＿l,＿_,| (:∽‐､｀')｀|O::lll:=:ﾞ;) i:<y>=:ﾞ):::::::..
|￣￣￣￣￣￣|￣| （＿,l‐､'::ゝ|/:::lll:::‐ゝ ,l:::：:::‐::ゝ:::::::..
|＿＿＿＿＿＿|＿| |_（＿_）_l__| U U U U:::::...
￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣ ￣:::::::...
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――――――ｭ
| そうなると我々の協力も終わりにしなければなりません。 |
| …残念です。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
- 146 名前： 65/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:38
ｒ――――――――――――――――ｭ
| …どうやら再び忙しくなりそうだな。 |
`ー――――――‐ｖ――――――――''
∩＿∩
（ ｀−´,,）
くlﾞﾞ‐：ﾛ:ﾞ:;）
,l:‐::：:::‐:ゝ
（＿_） ‐'
∩＿∩ ∧w∧
（, ・） ∩,,∩ (ﾟ )
ｒ――――――― '`ー―――――――――――――ｭ
| ところで諸君、モンケ元帥がこっちに来るそうだ。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 147 名前： 66/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:39
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 貴国の支援の件は直接海軍参謀長と話してくれたまえ。 |
| 殿下がこの件の蒙側最高責任者だからな。 ｜
`ー――――――――――‐ｖ―――――――――――――''
＿＿＿＿＿＿_
lゝ―――― ﾞ´ ｌ ∩＿∩ ∩,∩ ,∩＿∩ ∧w∧:::::..
| l 〔 〕 l | （, ・∀）_ (, ﾟД) （, ｀−） (дﾟ ,;;)::::::..
|_|＿＿＿＿l,＿_,| (:;: -‐､::｀つ::ﾞ‐:lll:=ﾞi （:ﾞﾞ:::‐：ﾛi i:<y>=:ﾞ):::::::..
|￣￣￣￣￣￣|￣| （＿,l‐､'::ゝ||/‐::lll::‐ｌ /:::‐:::：:::l l:::：:::‐::ゝ:::::::..
|＿＿＿＿＿＿|＿| |_（＿_）_l__| U U （＿__）） U U:::::...
￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ――――――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| しかし殿下は一体何をしにこんなところにまで出てくるのかね？ |
| 下手をすれば茂軍の砲爆撃でうっかり,戦死しかねんぞ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
- 148 名前： 67/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:39
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| それは多分に殿下の性格によるのでしょう。 |
| 穿った見方をすれば功を,焦っているとも見えますが… |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| とすると敵の妨害に敢えて逆らいつつ ｜
| 脱出支援を続ける気かな。結構じゃないか。｜
`ー―――――――‐ｖ――――――――――''
＿
,ｌ´￣ | ∩＿∩ ∩,,∩ ,∩＿∩ ∧w∧
〔 l, | （ ・∀・） (ﾟ ,,)（ ｀−´） (ﾟ ,)
,ｒ |＿＿＿,| , -O‐ ､ﾛ:l::ﾞと:ﾞﾞ::::::ﾞｌ)l：ﾛ::ﾞﾞ:::::） l>=::ﾞ::;)
/ |￣￣￣￣| （_ /´ヽ::＿,O:/::::::i:::ゝl：::::‐:::::ゝ l：:::‐:::ゝ
,／ |＿＿＿＿| （＿_/＿＿__, U U （_（＿__） U U
￣￣￣￣￣
ｒ―――――――――― '`ー―――――――――――ｭ
| これから先、何時敵の攻勢が始まるとも知れんが、 |
| それでも君はここに残るかね？ |
`ー――――――――――――――――――――――''
ｒ――――――――‐'`ー――――――――ｭ
| 勿論です！ギリギリまで残りますとも！ |
`ー―――――――――――――――――''
- 149 名前： 68/68 投稿日： 2004/12/05(日) 00:39
- ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| さあ覚悟したまえ諸君、これからが修羅場だぞ！ |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――''
,ｒ ‐ ､ ,r ‐ ､
lｌ l lｌ l
,,l -‐ ― - ,l､
/' ',
l ・ ┌--, ・ l
ヽ,, ヽ,ノ ノ
,ｒ､..,,, ＿ -＿,''ノ:､￣￣￣￣￣/ヽ
,,. -'､::_:::::/Oヽ::::::::;;;ノ‐＝-､, | |
,ｒ::´::/:::::::::: ￣l::::::＿::＿:＿::/::::::ヽ ::| |
/:::::::::l:::::::::::::::::::|O::l三l三l三l:l､::::::::::＼ | |
/:::::::ノ:|:::::l三ｌ::::::|::::::l三l三l三l:l:ヽ､:::::::::::ヽ ;;|
/:::::::::::ﾉ;|:l二｡二l::|O::::l二｡二l::::::|ヾ:::::::::::::::::＼|
ｌ::::::::::‐:'､|::|:::|::|:::l:::|::::::: |:::|::|:::|:::::::| ＼::::::::::::::::＼
ﾞ ､､:::::::｀l:::ー―':: |O::::::ー―'::::::::| ヽ:::::::::::::::::ヽ
｀ ､、/::::::::::::::::_ﾉ__::::::::::::::::::::::::;;| ＼::::/''´`,‐_-,
´::::::-‐／:::::::::::::｀ヽ::::::::::::::::;ゝ | `ゝﾍ ﾊ ヽ
続く
- 150 名前： 名無しさん 投稿日： 2004/12/05(日) 08:48
- 移転していたとは・・・・GJ
- 151 名前： Vol.33 包囲下にて1/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:53
- ２月２０日１７時３０分 モヘミア共和国上空
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三三―三￣￣三―三三‐三――三三￣￣三三＿―＿三三￣￣三―三三――二―＿＿―_― _￣
ー‐ 三 -― ＿ 二 _― ‐三― ￣ ＿ ―― ￣￣￣―― ￣―￣ ‐― _ ‐
￣＿＿￣ ￣ 三三 -‐ ￣￣ ＿‐ ￣―三三二― ￣ _ ‐ ￣ ‐ ￣
三―― ￣￣ _ ￣￣￣ ― _ ￣ ‐
￣￣
- 152 名前： 2/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:53
- （ ,, （ ,l ,,ノ `l '' （ ` ‐''l ヽ _,,ノ
‐ ､ （ ゝ 'l' ヽ ‐ ､ ノ ｒ'´ ヽ‐､ ゞ ,,ノ、‐'' ,l ,,ノ
,,） '´ ｀: ノ‐､ ,! l ‐ ､´, ‐::´ ヽ:‐､ _ ::: ,,ﾉ ‐'' ,,,,,, ,,,
''' ..::::::: -'' ､、 ,l ‐､'' （ ,l ,,::: ‐､ _´ ヽ_ ,,） ‐'' ...::::.....
,,） ''' ‐､ ,,.l'´ ,, ‐ヽ,,_ ,l ｀ヽ´ ヽ'' ..:::... ...
ヽ ,l （_ ヽ,,（ ゞ :::'' ,, ‐ ､ ,l-､、 '''' '''
ノ ‐'' _ l' ﾞ:l ` ‐（ ,::: ‐ ､ ,,l ､、 l _
..............::::::::::::::::::::::::::::::: '''''''''''' l'´ ゝ ,,ノ （ ） ‐､ ヽ´ ヽ
ｒ'' ,,,,....::::::::::::::::::::::...,,,, ＿
,/,l ,,ｒ_¬_´‐-_,''"
ゴー――――… ,,.. ''"／ ／ ｀,; ､、 ＼
,,.. ''",ｒ,―‐_―_‐,,::'' ,/ ｀'' ､、_＼
,,､-―――――――'―――――――――――‐'" ―-- ､､,,/_ ￣
.､",: ゝ ,ｒ ‐, ｒ,¬ ――‐ - ､ ,,ｼ
, ''´ ~ l: loﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ l:l ,,l!'''"
ヽ､...,, _ ﾍ,,_ﾍ ＿ `ー―,,―― '''"
￣￣￣￣￣￣￣￣｀ﾞ ''ヽ´ヽ ￣ ¬‐,-‐ ''''"´
ヽ、ヽ /
＼＼ ',
＼＼ ヽ
＼＼ ヽ _
＼＼ ヽ,／/
＼／ /
￣
- 153 名前： 3/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:53
- 海軍参謀長専用機：機内
､ ,‐､
ｒ―――――――――――― | ヽ | ヽ
| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ,lノﾉノ | ﾍ
| | ,,r''" ‐- ''ヽ
| | / ..:ﾐミヽ ―- ､
| | l ´ `ミﾐl, /￣ヽ
| | ', `lｨ l 一_l
| | ヽ,,＿＿＿＿＿ , ノ;;) | |
| | ,ll_「>‐」＿ ＿ ::l (;;)｜ ,!
| | /´|0 ＿_ ,/￣｀ヽ(;;) |
| l,,＿＿＿＿＿＿＿ / | l三,l l,､、 ヽ ,| |
ー―――――― / ,|0 ┘ ヾ｀, ヽ |
＿ / | 「｡,l,! ヽ ‐ ,ｌ ,|
,/_:,_,:｀ヽ-ｒ―‐ ¬''､‐､ ,|0 |ll l| ／´ ノ ,|
ヽ､-`‐ ,,| lヽ _ ,,/ l, ｌll_l! ,／ ,,／,| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣ ￣ | lヽ ／ ,|､ ,| ￣
/´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀l
- 154 名前： 4/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:54
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 殿下、あと10分程で旧丸耳共和国領内に入ります。 |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――――''
,／! ∧,,,,∧_ ,∧,,,,∧ ＿＿＿
l ,| ,ノﾉ,, ｀□)ﾞｌｌ (Дﾟ )ヽ､―‐‐: ｀l
! / _,/ ”,: ｼ：ﾛl〉|| lﾞ‐lll:=::ﾞﾞ;)§ー 一 |
/l^l'l／´_ヽl^ｌ,/::::llｌ:::‐:::ゝl,,_―_‐,,ｌ＾l
,/ ,|_（＿/＿）_l! （__（＿_）,_|＿＿__,|_,|
,/ ＿＿ ￣￣ ＿＿＿
' l´ ﾞｌl l´ ――‐: ｀l
ｒ――――‐'`ー―――ｭ
| ああ、そうか… ,|
`ー――――――――''
ｒ――――‐'`ー――――――ｭ
| 外に何か見えますか？ |
`ー―――――――――――''
- 155 名前： 5/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:54
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 護衛…いや監視に来ている仏軍の戦闘機がずっと見えるだけだ。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
ｒ ( ,,; ` ‐'' ,)､'' ,, ‐''､ ,l ､ ,, ‐''､ ヽ
,ｒ ゝ ‐ (,, ,l ‐､,! ｒ ( ,,) ‐､''_ ,l ( ,,: `l‐'､
,, ( :::::::::::::::;;;'' ,,`- ( ,:) `l (,, ;;;; ,;;;
( ,,,,,,,,,,,,,,,::::::::'' ( .:::l:: ''‐､'' ￣ ￣￣
ｒ ゝ ,,‐' ,,) ‐､'', `l _
,,( ,,l ..:::::::::::;;;;''' ,,.._'_" , ｀,
( ,,,,,,,;:::::::::::ソ ,,r ''" l_l_l_ｌ/ ,/
￣￣ ,,. ''| / ,/'
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ,,. ''" ,l＿＿＿/_,/_
‐､、,,､ "´ヽ￣/_ヽ,＿/_,,,,.... ､､ -- ――――――!―――¬''_
,,.. - ''"´ｌ ￣￣/ｨl´￣＝l＿＿_|＿＿＿|ロ|_￣ ｌ￣￣￣| | l l
‐､´,,,_ | ｌ――,/｀`l,,_ _,,, _-‐__'''二￣￣ 二＿'''''￣―-- , ､､, _|_ｌ _,,!
￣￣￣￣￣￣￣,,.. -'ー―'￣. -''ニニニ‐,￣￣- ､￣￣￣
ヽ､..,, ｀ﾞ‐'￣_￣ﾞ‐`＿＿ ‐ﾉ
`''‐￣―￣―￣――― ''"
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
, | あとは、これといって珍しくもない積雲ばかりだな。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 156 名前： 6/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:54
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| そろそろ戦線上空を飛ぶところか…。 ｜
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ _,, ‐''､~ヽ‐､ _
_ _ｒ ‐'' -､ ..;; ´ `: '' ‐`,,-､
_ ,ｒ ‐'~ ､`, ‐､-､ _ ''‐､二 '' ＿三 二''一''_￣
,,-'' '､ ..;; ‐ '' ~`:: `,~,`‐､､,,,_ ￣￣ ￣
￣''―-三"―''￣::''二 -一 ''￣ ゴ ォ ォ ォ ォ …
"::,, ,,:::'"´
"::,, ＿＿,. ＿＿ ,,::''"
"::,, ￣￣l|￣￣ ,,::''"
"::,, ,::‐､::'´ ヽ,::‐､ ,,::''"
ヽ ＿＿＿＿＿ ゞ''ｨ, ﾞ ゞ''ｨ ＿＿＿＿＿ ,ﾉ'
￣￣￣`ー‐''￣￣￣
／／ ＼＼
// ヽヽ
- 157 名前： 7/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:55
- 同刻 モナコルム：直隷方面軍総司令部
ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 南宋軍の南下が止まらんな…。曹将軍の第3軍に加えて |
| 孟将軍の第1軍までもが南進に加わっている。 ｜
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――――――''
∧,,∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ,∧,∧
ノ(,；ﾟДﾟ) ノﾉ, ・Д・) (・−・ ,)ヽ ﾐДﾟ； ,,ミ､
§(::;;":‐:lｌ (;:ﾞﾞ:‐lll:=ﾞi /iﾞ:‐:lll:ﾛﾞ::)§ ll:=::ﾞ::;;)§
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣,／|
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|／
ｒ────────────‐'`ー───────―――――――――─ｭ
| コデン上級中将が敵第3軍を破ったとしても、第1軍に左翼を突破され |
| 沿岸に向け圧迫、包囲される危険があります。第1海兵軍だけでは ｜
| 戦力が足りません。 |
`ー――――――――─――─――――――――――――――――――''
- 158 名前： 8/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:55
- 東部戦線・南宋軍の南下開始
| 高麗王国 丹東 ／
|＿＿＿＿＿＿＿＿O／
燕京 河北省 ＼
《北部方面軍》 ◎ 山東省 :i
ﾓﾅｺﾞﾙ高原 山西省 《高2》 ,《満洲AG》 ／
直隷北省 《高麗AG》 ,《高3》_《5》＿《6》_,/（黄河）
《高1》,『2』 『4』 『5』 ,|
河南省. ＼ |
《2》 へ 『6』臨安●江蘇省
四川省 ,へへ 『1』, ＼__O|明州
へへへ へ ↓ |（長江）
小縦断山脈 《1海》 『3』|
へへ ,《8》|温州
へ へ 《東部AG》 ,|
へ へ Oﾉ福州
へ へ |
ﾎﾗｽﾞﾑ へへ 華 中 /
《直隷方面軍》 ,大 O/泉州
へへ |
縦へへへ O!広州
へへ へ |
断へ 華 南 ◎|�躬�
へ ◎大理 ／
ﾄﾙｷﾞｺｽﾀﾝ 山 ⌒ 雲南省 ,＿＿＿＿／
へへ ⌒ ／ O'､欽州
脈 __／ ＼
- 159 名前： 9/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:56
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| では親衛軍集団から一個軍団ぐらいを増援に送るかね？ |
| 或いは第2軍を南方に転用するか。 |
`ー――――――――――――‐ｙ―――――――――――――''
∧,,∧
( ﾟДﾟ；)ヽ
ll:‐::ﾞﾞ::;) ∩,,∩
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ll::::‐:::::(・Д・ ,,ヾ､
＼U, ll:=::/也∧
＼ lｌ:::(−・ )ヽ
＼∽:;;:::ﾞﾞ:::∧,,∧
＼::‐::::ﾐﾟ； ミ､
＼__ll:=::ﾞﾞ:::)§
＼:::‐:::::ゝ
＼U
ｒ――――――――――――― '`ー―――――――――――――ｭ
| 漢地―モナゴリア間の交通路は現在工場疎開の為の輸送で ｜
| かなり塞がっておりますが…それに親衛軍集団の転用には |
| グユク国防相等が反対しております。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
- 160 名前： 10/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:56
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| しかし海軍参謀長からの海兵軍になんとしても戦車を送るようという |
| 強い要請があるからな…敵第1軍が,機甲師団まで持っているのでは ｜
| 確かに戦車無しでの抵抗は難しい。 |
`ー――――――――――――‐ｖ――――――――――――――――''
∧,,,∧ ∧也∧ ∩,,,,∩ ∧,,∧
ノミ,,；ﾟДﾐ ( ゞ彡 ,,) (Д・ ,,ヾヽ (Дﾟ； )ヽ
§(:::::ﾞ:::‐l と:ﾞﾞ::§::ﾞﾞ) (:ﾞ:::::::::::ﾞ::§ (:ﾞ::::::::ﾞ:)§
|￣￣￣￣￣ /:::::i:::::ゝ ￣/::::::::i:::::::ゝ~/::::::::i:::::::ゝﾞ￣,/‐::::i::::ゝ ￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿U U＿＿__（＿__）__）＿（＿__）__）＿＿, U U＿＿＿＿_|
ｒ―――――――――――――――― '`ー――――――――――――――ｭ
| 第2軍の第5機甲軍団を急派し、残りの歩兵部隊で小縦断山脈を越えて |
| 敵南進部隊の側背を脅威するというあたりでどうでしょう？ |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
- 161 名前： 11/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:57
ｒ――――――――――――――――――――ｭ
| その辺りが妥当だろうな。…よかろう！ |
| 第2軍を東部軍集団隷下に移し、同軍集団を |
| 「華北軍集団」と改称する。 |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――''
∧,,∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ,∧,∧
ノ(,；ﾟДﾟ) ノﾉ, ・Д・) (・−・ ,)ヽ ﾐДﾟ； ,,ミ､
§(::;;":‐:lｌ (;:ﾞﾞ:‐lll:=ﾞi /iﾞ:‐:lll:ﾛﾞ::ヽ ll:=::ﾞ::;;)§
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
ｒ―――――――――――‐'`ー―――――――――ｭ
| 早速大本営に第2軍を北部方面軍から,我々の |
| 麾下に移すよう要請しよう。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 162 名前： 12/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:57
- １８時００分 マルミード：丸耳共和国国防省・欧州方面軍総司令部
,, -―‐-､
`ｒ= (w)ｭ'
,, -―‐- ､ ﾉrﾔ,,ﾟДﾟ,)
`ｒ=(w)=,ｭ' §ヾ:ﾞ:‐:lll:=ﾞ)
rヤ｀□´ ヾヽ /:‐:::lll::‐ゝ
ヽ ,“ｼ：ﾛ“ )§ （＿）__） __
＿＿__ ,/‐__：__‐,ゝ /´＿ヽ
l＿＿__l （___（＿_） |( )ヽ
（,, (ヽ ｔ,O:ﾞ::::::::ﾞ;ノ
（´::::::::｀'ノ rｌl/::::::i::;ゝ
/:::::i::::::::ゝ /」 U U
（___（＿_）
- 163 名前： 13/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:57
__ ,,.､_-‐, ,,..､_-‐, ､―- ､､,,_ ､―- ､,,_
`ｒ:===:(`ｒ=== (l' 'lw)===ｭ' 'lw)== ｭ'
（/7・∀（/7｀−） /(□´ ,,ヾヽ /(Дﾟ ,)ヽ
lヾ";‐：l lヾ";‐：l ヽl：ﾛ `' )§ ヽll:=::ﾞﾞ:::;)§
/:::::‐:::：ｌ/::::‐:::：l l：__‐＿ゝ ll:::‐::::::ゝ
（＿_）,） （＿_）,） （（＿__） （（＿）
- 164 名前： 14/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:58
- ｒ―――――――――――――――ｭ
| 早速茂側の担当者と話したい。 |
`ー―――――――‐ｖ――――――''
ｒ―――――――――――――――――ｭ
| ああ、連中なら明日帰るそうですよ。 |
`ー――――――――‐ｖ―――――――''
∩__∩ ,,-―- ､、
∩_∩ ,（ ・∀・） `ｒ====ｭ'
（−´ ,,） Oﾞ:‐：ﾛ:ﾞﾞ;） (´ ヾヽｲ
l：ﾛ::ﾞﾞ:::） `/:::：:::‐::ゝ l､,” §) ))
l：:::‐:::::ゝ （＿_）__） /‐＿_i__ゝ
（＿_,）､） （＿_）､_）
ｒ――――――‐'`ー―――ｭ
| 何！やはり連中は… |
`ー――――――――――''
- 165 名前： 15/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:58
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| …当たり前でしょう？彼等が我々を善意で救おうと思うなどと |
| 考えるほうがどうかしていますよ。 |
`ー――――‐ｖ―――――――――――――――――――――''
∩_∩
（, ｀−）
（ﾞﾞ::::::::ﾞﾞ:l ∩__∩
/::::i::::::‐l （・ ）
（__（＿_） と:::ﾞﾞ::::::::）
,,-―- ､、 ,l：:::‐:::::ゝ
`ｒ====ｭ' （＿_）__）
( ゞ､彡,)
く ” §”,l
/‐＿,l__,ゝ
（＿__）__）
ｒ―‐'`ー――ｭ
| ……。 |
`ー――――''
- 166 名前： 16/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:58
- １８時１０分 モナコルム：大本営
ｒ――――――――――――――――――――ｭ
| 成る程。それで第2軍が欲しいというわけか。｜
`ー――――――‐ｖ――――――――――――''
∧,,,,∧
ノﾉ,,´ハ｀)
＿＿＿＿/:ﾞ:‐:lll:ﾛﾞi〉＿＿＿＿＿
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
￣￣￣￣￣￣￣ |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧,,,,∧ ∧＿∧ ∧也∧
(ゞ彡,, ) ( ゞ彡 ll) ( , ゞソ)
(§::::::ﾞﾞ:ｌ (ﾞﾞ§::::ﾞﾞ) と:ﾞﾞ:::§ﾞ:)
/::::i:::::::‐:l /:::::::i::::::ゝ /:::::::::i:::::ゝ
ｒ――――――――――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| はい。モンケ参謀長の仰る如く第1海兵軍には戦車部隊が無く、 |
| 対戦車装備も不十分です。このままでは一方的に突破、蹂躙され、 |
| 簡単に壊滅してしまうのは目に見えております。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 167 名前： 17/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:59
,,､ ,,､
／ 丶 丶 ｒ――――――――――ｭ
／ l l | その必要はない。 |
,,.." -― ―- ｌ. `ー‐ｙ――――――――''
,,‐::彡::::::三‐"" ｀ヽ
/;;/;;/,,´´ ﾍ
/::7:::ﾉ::彡' ― ｌ
l::::ﾉ:::三::‐ ||ｌl |
('::)､ﾐ;;;,, ‐―‐,l
(;;;) ヽ､..,,＿＿＿ ,,ノ
,(;;;) |:_:::_::::::,､､:::::::￣「lX」ｌｌ )｀ー―――――――――――――――――――‐ｭ
, (;;;),／´:::::'=.＾==." :￣::￣:::|| | そもそも第2軍は北部方面軍の総予備であり、 |
／:::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::|| | 他に転用できる種類のものではない。 ｜
,／:::::::::::::::::::::::〃:l:::::::::::::::::::::::::|l | …それとも満洲防衛を高麗人共に任せると？ |
,／:::::::::::::::::::::::::ヽ::ソ::::::::====:::::::|| `ー――――――――――――――――――――''
,l:::::::::::::::::::::::::ヾ::／ :::::::::::::::El::::::::::||
l:::::::::::::::::::::―-''､、 :::::::::::::::::::::::::::::||
ヽ::::::::::::::::::::／´:::::`ヽ､ :::::::::::::::::::::||
｀ヽ､、:::::::::::::::':::::::::::::｀ヽ､￣￣「_|
/::iiヽ､、::::::::::::::::::::::::::l:::￣:::::||
~ /::::｀ヽ､、_::::::::::;ﾉ`ヽ:::::::||
/::::::::::l .::/:￣====:::::::::||
- 168 名前： 18/69 投稿日： 2004/12/19(日) 23:59
- ｒ──────────────────────────ｭ
| 大将の言うとおりです。,第2軍は単に我が北部方面軍の |
| 対南宋戦線総予備であるに留まらず、有事には高麗方面へ |
| 派遣するべき兵力であり、その転用には強く反対致します。 |
`ー――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
/ヽ /ヽ
/ ,,ヽノﾉﾉ, ヽ
,, ''´,,'' ￣｀ヽ
,';彡 '´ ,o ` ',
l,,‐ /ヽ l
ヽ､,,,＿_ ''￣`＿,,ノ
_...,､､..._ｌ:::::::::「_,l~ｌｌｌ::Ll::::|.,､､._
,／´￣;￣::::::::::￣￣::ｌｌｌ:::￣::::::￣ヽ
／:::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::|||:::「王王ﾞl::::l
／::::::::::::;;;ノｌ'::::::::::::＿＿::::::|||:::l_王王」l:::|
l:::::::::::‐-'､ l:::::::::::::￣￣::::::|||:::::￣￣:::|:::|
ヽ:::::::::::::;｀ヽ l:::::::::::::::::::::::::::::||l:::::::::::::::::::|:::|
＼:::::;; ‐ ､'^, ＿_:::::::::::::::::ｌｌl:::::::::::::＿:!:::!
ヽl ｀_‐, ―､,_ ￣￣l「__ｌ|￣＿__|::::|
ヽ _-7 ;;/:::::::￣￣:||l:￣:::::::::::l::::|
,// ´|__,/＿_ ::::::::::::|l,l:::::::::::＿:|;;:l
// |::::::::::￣~:::::::::::::||ｌl:::::::::::￣:|l´
,// l:::::::::::::::::::::::::::::: |l,||:::::::::::::::::l'
- 169 名前： 19/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:00
- ｒ――――――――――――――――――ｭ
| しかしそれでは海兵軍が持ちません！ |
`ー―――――――――――――‐ｖ―――''
∧,,,,∧
ノﾉ,,´ハ｀)
＿＿＿_§(:ﾞ:;;:∽::ﾞi＿＿＿＿＿
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
￣￣￣￣￣￣￣ |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧,,,,∧ ∧＿∧ ∧也∧
(ゞ彡,, ) ( ゞ彡 ll) (−・； ,)ヽ
(§::::::ﾞﾞ:ｌ (ﾞﾞ§::::ﾞﾞ) と:ﾞﾞ:::::::::ﾞ:)§
/::::i:::::::‐:l /:::::::i::::::ゝ /:::::::::i:::::ゝ
ｒ――――――――――――― '`ー―――――――――ｭ
| なんのことはない。同じ東部軍集団の第8軍から |
| 機甲師団を引き抜いて,増派すればよいだけのこと。 |
| 第7軍の残党にも少しは戦車があるでしょうに。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
- 170 名前： 20/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:00
ｒ――――――――――――ｭ
| グユクの言を可とする。 |
`ー――――――‐ ､ｒ―――‐''
ｒ―――――――――ｭ
| しかし陛下…！ |
`ー――――‐ｖ―――''
∧也∧ ∧＿∧
Σ,ノ(,；・−・,) (＿,‐ ,)ヽ
§(::ﾞﾞ‐:lll:=ﾞつ ∧,,,,∧‐:lll:=:ﾞﾞ)
/:::‐:::lll::‐l ｒゝｿ ―ｭ)::lll::::‐ゝ
（＿_）___） ＿＿＿＿＿| § |ヽ ＿_,）＿＿__
|￣￣￣￣￣| ||￣￣￣￣￣| |
|＿＿＿＿＿|＿＿＿||＿＿＿＿＿|_|
- 171 名前： 21/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:01
- ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| イェスンゲよ。高麗を信ずるわけにはいかんのだ。 ｜
| そして第7軍を再建せよ。帝国の,財政は危機的だ。 |
| 故に予算は貴官と部下で自弁せよ。 |
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――''
, ､ , ､
/ 丶 / ヽ
/ ',ノﾉﾉノ,, ヽ
,, ''"´ `ヾﾆ三ヽ
.' ``:ミ､
l '´ ` ﾐ;､
l, / ''ヽ ::l
ヽ, ＿ '''_ ''`＿＿ ,ノ'`
＿l:_::::::lｒKl::ｌｌｌ:::lXｪl::::::_」;;)＿
,/""￣:::::::::::￣:::|||:::￣￣:::::::::::￣:::ヽ
,/::::l::::::::::::::::::::::::::::|||::l三l三l三l::l'::::::::::ﾍ
/:::::ﾉl ::::::::::::::::::::::::::||l::l三l三l三l::|､::::::::::::',
- 172 名前： 22/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:01
- 同刻 マルミード：丸耳共和国国防省・欧州方面軍総司令部
|| || || ||
ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ ||
| ですから、我々にそういう権限はないのであって、 |,＿＿＿,,||
| 兎に角これは上の方の,決定ですから、どうにも… | ￣￣￣
`ー――――――――――＼从从人从从人从从人从从人从从,／
ヽ /
＜ やかましい！この大嘘つきめ！ ＞
＿＿＿＿＿＿ / ヽ
||￣￣￣￣￣￣ ／ Ｗ Ｙ Ｗ Ｙ Ｗ Ｙ Ｗ Ｙ Ｗ Ｙ Ｗ Ｙ Ｗ＼
|| || || ||
|| || || ||
..::::... .. || || || ||
.... || || || ||
||,＿＿＿＿＿＿＿,,|| ||,＿＿＿＿＿＿＿,,||
￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣ ...
...::::... ....::::::
＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿
||ﾞ￣￣￣￣￣￣￣ || ||ﾞ￣￣￣￣￣￣￣ ||
- 173 名前： 23/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:01
- ｒ─────────────────────────────‐ｭ
| 貴様等モーナの連中は約束一つ守ることができんのか！ |
| そのような卑劣漢がよくもまあ我々を,蛮族呼ばわりできたものだな！ |
`ー――――――‐ｖ―――――――――――――――――――――‐''
|
|
∧,,,∧ ∧Ｖ∧ |
ノﾉ,,#｀□) （д｀； ） |
(( §(, ~,; ｼ：ｌi'Ｏ と:::::":::::::l |
<,, _‐__：_l /：:::‐:::::::| |
l'＿/､___） （＿,ヽ＿） ,|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――――――――ｭ
| 物資搬入の件も調べてみれば,空港に集合した難民の !
| 健康調査の為の少々の医療器具ではないか！ |
| あとはなんだ？空港の食堂で,必要な食料品か？ |
| それにしてもごく僅か、全く言い掛かりもいいところだ！ |
| …聞いているのか、貴様は？ |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 174 名前： 24/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:02
- ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| それぐらいにしといたらどうです？殿下。 |
| そんな下っ端将校をやっつけたところで |
| 気晴らしにもなりませんよ。 |
`ー―――――‐ｖ――――――――――――''
_ _ ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
lｌ´ ｀l ll´ ｀l | うるさい！私は今激怒しているのだ！ |
|ｌ, -┴‐''‐- | | できるものならこいつをこのままここに残らせ、 |
.'´ ｀ヽ | 道連れにして戦闘で,死にたいぐらいだ！ |
l ・ l ¬ ・ ｌ `ー――――――――‐ｖ―――――――――――''
ヽ,, ` '' ノ ,, _
,,=＝'､二::￣;/oヽ二:ゝ= ､ ／ ヽ ´ ',
/:::::::`l ::::::ｪｪ:::::|o::「三l i:::::ヽ ／ l l
, /::::::::::/_:::lﾆ｡ﾆl:_|o;;lﾆ｡ﾆｌl::::::::', ,, -― ノﾉノﾉ‐､
l::::::/´'::::::￣￣:::::::::｀l´,｀_'､::::::::l /彡三二-‐::''' ﾍ
ヽ､､:::::::::::::::::::＿:::;;::ﾉ‐´::::::::::::.' /::/::7::-‐::::::ﾉ' _ ヽ _l
Ｔ::::￣::｀::::''':::―::::::-- '' l::;ノ'::::三:::ノﾉ ヽ（ l_
,|lﾆ｡ニｌ::::::::|o:::::::lニ｡l (;;;) ヽミ::::‐:::＿ ,ノ
, |::|::ll:::l::::::::::|:::::::::::|::::l| (;;;) l ＿ ＿ ￣「ll ＿_ ＿ __
l_::―::'::::::::::|:::::::::::_‐ l (;;;)／/ ヽ_トヽ,,￣= ― ''''""" ￣ ヽ_7'''
|:::￣￣ヾ,::￣ ::::| ,(;;;) ,/ ／''´ ￣ _ ＿,,,,ﾉ
|:::::::::::::::::| :::::::::::| ｌ(;;;) ,/ ,l'l 三-,,-― '''' ￣
|::::::::::::::::;l :::::::::::| (;;;) .' ヾ ／ノ'-'´
- 175 名前： 25/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:03
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 使者を帰さなければまた,連中がそれを口実にするだけです。 |
| それに殿下は早々にお帰りにならねばなりません。 |
`ー――――――――――‐ｖ―――――――――――――――''
, ― ､ , ―-､
l l l l l l
| | __| - '､l,__ |
, ''´'' ´ ｀ ヽ
.' ',
l ` ' |
'、 ―― ,l
ヽ､,,＿ ノ
_/::_::::::::￣:::~/:Oヽ:￣;;ヽ
,,＝＝-‐':::::::￣￣:::|:::::::::￣:::::''‐:.、
/:::::::::::｀::::::::::::::::::::::::::|Ｏ::「‐三‐l::'i:::',
,/:::::::::::::::::ｌ::::::::::::::::::::::::|::::: ｌ三,王ｌ:::|::::',
/:::::::::::::::ﾉｿ:::l二o二l::::::|Ｏ::l二o二!::l::::::',
/::::::::::::､:;/l::::::::|:::l:::l:::l:::::::|:::::::|:::l:::l:::l::::|:::::::',
ｌ::::::::::::‐-'､|::::::::ー::: ‐':::::::|Ｏ:::ー::::‐'::: l‐::::::!
ヽ:::::::::::::´::l::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::|:::::/
＼::::::::: |::::::::::::::::::::::::::: |Ｏ:::::::::::::::::::::l::/
- 176 名前： 26/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:03
ｒ―――――――――――――――ｭ
| 何か敵に,動きがあったのか？ |
`ー――――――――――‐ｖ―――''
|
|
∩＿∩ ∩＿∩ ,∧,,,,∧ ∧Ｖ∧ |
（ ｀−´） （・∀・ ,） (´,ﾐゞ彡) （ ；´д）｜
く;ﾞﾞ::‐：ﾛﾞl! （::;;::∽::::） l ” §”) l'::::":::::｀つ|
,/::‐:::：::‐l ,/::‐:::：::‐l l‐＿_,l__,ゝ /::::::‐:::：ｌ,)｜
（＿_,）__） （＿__）__） （＿__）__） （（＿__） ,,|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ――――‐'`ー――――――――――――ｭ
| 詳細は,不明ですが、敵は包囲部隊の |
| 再配置を進めている模様です。 |
| 空軍機の偵察飛行も増えています。 |
`ー―――――――――――――――――''
- 177 名前： 27/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:03
- ｒ――――――――――――ｭ
| 閣下！緊急事態です！ |
`ー――‐ｖ――――――――''
r―――――――――――ｭ
| 今度は何事だ少将？ ｜
`ー――――‐ｖ―――――''
∩,,∩ ∧w∧
(,；ﾟДﾟ,) (,；ﾟдﾟ )
(:´ﾛ：ﾛl! (:ﾞﾞ:<y>ﾞl
/:ﾛ::：::ll /:‐:::：::‐l
U U U U
∩＿∩ ∩_∩
（´ ） （∀‐ ）
ｒ―――――― '`ー――――――――――――――ｭ
| 茂軍が全ての難民脱出路を封鎖しました。 ｜
| 丸耳国の派遣要員も全て追い返された模様で… |
`ー―――――――――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――‐'`ー―――――――ｭ
| いよいよ来たか…全軍を最高の警戒態勢に置け。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
- 178 名前： 28/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:04
- ｒ――――――――――――――――――ｭ
| …空路は？航空機での脱出に妨害は |
| 加えられているのか？ |
`ー――‐ｖ――――――――――――――''
∧,,,,∧
ﾉﾉ ｀□´,) ∩_∩ ∩＿∩
(, ”ｼ：ﾛ”l （∀・ ） （ ｀−´）
/,_‐__：_,‐l l‐：ﾛ::`::） くｌ:ﾞ::‐：ﾛﾞl
（＿_）___） l:::：:::‐:::ゝ /::‐:::：::::|
（_（＿_） （＿_）__）
∧w∧ ∩,,∩
(дﾟ； ) (ﾟ ,,)
ｒ―――――――――――‐'`ー―――――――――ｭ
| いえ、現時点では何もありませんが… |
| ただマルミードの航空優勢は敵側にありますので、 |
| 最悪の場合,撃墜されることもあり得ます… |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 179 名前： 29/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:04
ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| いや…恐らく撃墜はされないと思う。いくら連中でも中立国の、 |
| それも避難民を乗せた航空機を攻撃すればただではすまない。 |
| あの大同盟はまだ強固なものではないからな。 |
`ー――――――――――――――――‐ｖ――――――――――''
∩,,∩ ∧w∧, ｒ――――――――――――――――――――――――――
, ﾟД) ( ；ﾟдﾟ,) | お説はごもっともですが、しかしそれにはその「中立国」が
':ﾛ：ﾛl! (:ﾞﾞ:<y>ﾞl | 協力してくれなくてはなりませんなあ…
ﾛ::：::ll /:‐:::：::‐l `ー―――‐ｖ―――――――――――――――――――――
U U U U
∩＿∩ ∩_∩
（´ ） （,, ・∀） ∧,,,,∧
l::ﾞﾞ::::::::ﾞ;> （:ﾞﾞ;;_l)(l;） (´,,ゞ彡)
l::‐::::i::::ゝ /:‐:::::i::::ゝ ( ,,l)§”つ
（＿_）__） （＿_）__） /_‐＿l__,ゝ
（＿_）__）
- 180 名前： 30/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:05
- ｒ―――――――――――――――ｭ
| そ、そんな無茶ですよ！ ｜
| それに私にそんな決定権は… |
`ー――――――――‐ｖ―――――''
,､ ,,.
/ ヽヽ∧/ ／ l
/, ﾞ:,-―'- |
/ o oヽ
l ι l ¬ l
ヽ, '―┘ ,ﾉ
, ､¬‐- , ､-‐､､''
,､､､-ｨ ＼ /;;;;ヽノlヽ‐､
,r'‐- ''´ ',＿ヽﾞ7‐〈 ,/ ! l＼
/ ヽ, ／ヽ:::::l/ヽ┘::l ＼
/ ﾉ,l,l `ヽ､'::/ ／三ｌ:|ﾍ ＼
/ ＿ /'’l,,ﾆ｡ﾆl /´ ﾆ｡ﾆ!|ヾ, ヽ
l ,, ‐ヾ | l l l |o | l ｌ | | ヽ ＼
ヽ ' ＼,ー‐' |o ー‐''｜ ＼ , ´‐､
＼ ヽ | | ヽ､べヾ'
- 181 名前： 31/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:05
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| いや、ギコガンのハニャンハタイ大佐に交渉させる。 |
| それが決着するまで空輸は,継続してくれるな？ |
`ー――‐ｖ――――――――――――――――――――''
∧,,,,∧
ﾉﾉ ｀□´,) ∩＿∩ ∩＿∩
(, ”ｼ：ﾛ”lO （,,・∀・ ） （ ｀−´,,）
/,_‐__：_,‐l l‐：ﾛ::`::） くｌ:ﾞ::‐：ﾛﾞl
（＿_）___） l:::：:::‐:::ゝ /::‐:::：::::|
（_（＿_） （＿_）__）
∧w∧ ∩,,∩
(ﾟ ) (Дﾟ ,,)
ｒ―――――――――――‐'`ー――――――――――――――――――ｭ
| わかりました。私も避難すべき民間人を見殺しになどしたくありません。 |
| 場合によっては護衛戦闘機を付けてでも強行しますよ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――――''
- 182 名前： 32/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:05
r―――――――‐ｭ
| 頼んだぞ… |
`ー――――‐ｖ―‐''
∩,,∩ ∧w∧
(, ﾟД) ( ﾟдﾟ )
(:´ﾛ：ﾛl! (:ﾞﾞ:<y>ﾞl
/:ﾛ::：::ll /:‐:::：::‐l
U U U U
∩＿∩ ∩_∩
（´ ） （∀‐ ）
ｒ――――‐'`ー―ｭ
| はい、閣下。 |
`ー――――――''
- 183 名前： 33/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:06
- １９時３０分 マルン：同盟軍F軍集団司令部
|`ｌ
|｀
＿＿|＿＿ ＿＿＿＿
Ll,二二二,l /,/＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|_|＿∩＿|,,_ | |
／_／二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＼, | | ﾛ ﾛ
| | | | |
| | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | | | ﾛ ﾛ
| | |￣￣￣￣￣￣￣
| | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ロ ロ ロ ロ
| | |
| | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ロ ロ ロ ロ
| | |
| | ∩ ∩ ∩ ∩ ∩ ∩ ∩ ∩ ｜ ロ ロ ロ ロ
_|＿|,,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,,|＿＿＿＿＿＿＿
| |
| | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ
- 184 名前： 34/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:06
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| 最高統帥本部からの命令です。『４月までに ｜
| マルミードを攻略せよ。』 |
`ー―――――――――――‐ｖ――――――――''
,,,,__∧
∧,,,∧, (,●Д´) ∧__∧
彡,, ・д・ﾐ (:ﾞﾞ::<y>:ｌ （@∀@,,） ∧_∧
（::ﾞﾞ::ｼ<yi ,/::‐:::：:::l ,/::<y>=:ﾞ） （<_｀ ）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| iy>=::ﾞﾞ::）
| l：:::‐::::::ゝ
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――――――ｭ
| …作戦開始は２月２５日になる。まずは敵の東部の |
| 衛星都市群を攻略する。これらへの爆撃を… ｜
`ー――――――――――――――――――――――''
- 185 名前： 35/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:06
- ｒ―――――――――――――――――ｭ
| 第五航空艦隊に命じればよろしい。 |
| 砲兵の増強もいたしましょうか？ |
`ー――――――‐ｖ―――――――――''
∧＿∧
（´<_｀ ,）
iﾞ:<y>=:ﾞ:）
ｌ!￣￣￣￣￣￣￣￣
∧,,_,,∧ ||
（, @∀） ||
（:::":ｼ<yi , ||
/:::∧＿,,, ||
（_(, ●Д) ||
(::::"::<yl ,||
/::::::i∧;;,,∧ !!
|::::彡, ；ミ|
（＿（:ﾞ:::::::::ﾞ::）| ∧_∧
/:::::::i::::::ゝ!＿＿＿＿（皿・ ,）＿＿
（_（＿__）|| （:ﾞﾞ:::::::::ﾞ）
ｌ!＿＿＿＿/:::::::i::::::ゝ＿
（＿_）__）
ｒ―――――――‐'`ー――――――ｭ
| 今のところその必要はない。 |
| まずは敵の戦力を磨り潰す。 |
`ー――――――――――――――''
- 186 名前： 36/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:07
- ２月２１日１１時００分 ギコガン：ギコ連合王国首相官邸
＿＿＿＿_
＿＿＿＿＿＿＿＿||＿＿＿＿|＿＿＿＿＿
└‐┴――――――――――――――――
|||||| □ □ □ □ □ □ □ □ □
| |
|||||| □ □ □ □ □ □ □ □ □
| |
|||||| □ □ □ □ □ □ □ □ □
| |
|||||| □ □ □ □ □ □ □ □ □
＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ | | ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／llll／ ll´｀l ll´｀l ll´｀l ll´｀l ll´｀l ＼ |||||| □ /＿/＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
l￣ |ﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ|二二二二二ヽ :|
|ｌｌｌｌｌ| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | | 田 田 田 田 田 田 田
l | | | | ｒ_―――――‐ｭ
|ｌｌｌｌｌ| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | | 田 田 田 ||||￣￣￣￣ ||||
ｌ:::￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||￣￣|￣￣||
- 187 名前： 37/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:07
- ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| だから私は最初から反対したんですよ。ええ。 ｜
| どうせモーナの連中には丸耳族を救う気なんて |
| 微塵もありはしないのです。いくら連中が言い出した |
| こととはいえこれに乗れば間違いなく蒙茂の間で |
| 右往左往する破目になるのですよ。 ｜
`ー―――――――‐ｖ――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――ｭ
| ラカタ外相…少しは落ち着きなさい。 |
| 右往左往しているのは今の,貴方です。 |
＿＿＿＿＿＿ `ー――――――‐ｙ―――――――――''
￣||￣｀ヾﾍ:::/'''
￣||￣￣||.i;;;i
￣||￣￣|〔;;;;〕 γ＾ヽ ,∧_∧
￣||￣￣||;i:;i, ／"￣ (,,*‐д) _＿_ ∧,,,∧
￣||￣￣,/;:iﾍ _ヾ―ｭ＿＿_〔,(:::::::<ｙl＿__'ｔ□ｭﾞ＿(◎‐◎,)
￣￣￣´｀~''ﾞ´ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l(:<y>=:ﾞ)
,| /::::：:::‐:ゝ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ U U￣￣￣￣￣
∧∧
(Д＾#,,)
と::::::;;;:::) ))
l：:::‐::::ゝ
(/ ヽ)
- 188 名前： 38/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:08
- ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| しかし現実問題としてどうするのです？ |
| 幸い我々は「いつでも支援を中断できる」という |
| 言質をとってありますが？ |
`ー――‐ｖ―――――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| そんなものがなんの役に立ちますか！ |
| 現にスチャニラフ中将の報告にも避難民の窮状と ｜
| 来るべき市街戦の恐怖が延々と… |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――''
∧_∧
(^Д^#)
と::<y>::つ )`ー―――――――――――――――――――――‐
∧,,∧ /::l：：:‐ゝ | 今中断すれば我が国は相手に恩を売るどころか
(, ◎‐) ∧∧ U U, | 却って恨みを買うことでしょう。
(ﾞ::::::::ﾞ:ヽ__ (−ﾟ* ) `ー――――――――――――――――――――――
/::／ﾞｔ田ｭ'￣と::::::〔_ﾛ〕 ￣￣￣/|
|￣￣￣ (_ﾍll三l_ll_ｌ ￣￣￣l :|
|＿＿＿__,(,/＿||￣,___＿＿＿|/
ｒ――――――――‐'`ー―――――ｭ
| それなら話は簡単じゃないの。 |
`ー――――――――――――――''
- 189 名前： 39/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:08
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| …最初からそのつもりでなくてどうしてこんな話に乗るものですか。 |
`ー―――――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
ｒ―――――─────────────────────────────ｭ
| いいですか、脱出支援はこのまま継続します。これぐらいの困難があって |
| 初めて蒙側に、それも次期皇帝の噂も高いモンケ汗に恩を売れるというもの。 |
| たとえそれでモナットラーの、いえモラドール・モラの不興を買ったとしても、 |
| 今の彼等にとっての最大の関心事は,蒙軍の撃滅とそのための同盟の強化。 |
| それには彼等といえども大っぴらに人道に反することはできない… |
`ー――――――――――――‐ｙ――――――――――――――――――――''
l´ヽ /ヽ
ｌ ﾍ,/ ﾍ
| ,,〉―-ﾞ､、
,. ‐ '' ヽ
/ o ﾍ
l ＊ l
'.―‐' ,l
ヽ､ _,,,ノ'
｀,"_''_ '''-"´‐ヽ
,ﾍ／ ,, "´￣`'､
,／ヽ"´ ､ ', ｒ― ､
/,／´ ヾ l |~￣~|
__ l" ―- :l:: | ,| :|
/,ﾍﾍヽ､ :|:: l, | :|
.'´ "" ''''' ― --,､-‐ ,| | :|
ヽ,,_ l ヾ ,ﾉ | :|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 190 名前： 40/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:08
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 我々にとって重要なのは.彼等が『どう思うか』ではなく、 |
| 『どう動くか』ということ。少なくとも同盟が重要な間は ｜
| 彼等がこの件で,文句をつけることはできない。 |
`ー―――‐ｙ――――――――――――――――――――''
∧∧ ∧,,,∧ ∧_∧
(,,*ﾟ−) (‐◎ ,,) (::＾Д＾)
と:〔_ﾛ_〕) ,ｒtｪ /;<y>=ﾞ::) (::::<y>:l
ll:::::ｌl:::::lｌ |￣￣￣￣|l:::：:::‐::ゝ /‐:::：::‐|
￣||￣ |＿＿＿＿| U U U U
￣
ｒ―――――― '`ー――――――――ｭ
| それにねガスパジーン・ラカータ。 ｜
| 貴方も,理解しているでしょうけど… |
`ー―――――――――――――――''
ｒ――――‐'`ー―――――――――‐ｭ
| なるほど…そういうことですね… |
`ー――――――――――――――‐''
- 191 名前： 41/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:09
- ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| 確かに神聖モーナ帝国は憎むべき敵国です。 |
| ですが今蒙側についても徒に被害を蒙るのみ… ｜
`ー――――――――‐ｖ――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| そう。だからといって日和見を続けては今度は |
| そのモナゴル帝国が我々を併呑しようとする。 ｜
| どちらが勝っても危険は同じ… |
＿＿＿＿＿＿ `ー――――――‐ｙ―――――――――――――''
￣||￣｀ヾﾍ:::/'''
￣||￣￣||.i;;;i
￣||￣￣|〔;;;;〕 γ＾ヽ ,∧_∧
￣||￣￣||;i:;i, ／"￣ (,,*ﾟ−) _＿_ ∧,,,∧
￣||￣￣,/;:iﾍ _ヾ―ｭ＿＿_〔 (::::::<ｙｌ＿__'ｔ□ｭﾞ＿(◎‐◎,)
￣￣￣´｀~''ﾞ´ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l(:<y>=:ﾞ)
,| /::::：:::‐:ゝ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ U U￣￣￣￣￣
∧,∧ ｒ――――――――――――――――――――――――
(Д＾..::) ＜ ならばこれまでの中立政策を盾に参戦を拒み、
l>::::;;;:::) | 同時に危険を冒した印象を蒙側の有力者に与えつつ
l：:::‐::::ゝ | 戦争の趨勢を見守る…
UU `ー―――――――――――――――――――――――
ｒ―――――――――――――‐'`ー――――――――――ｭ
| そして難民支援の関係で関係各国との接触を進め、 |
| 次に向けての布石を打つ。まずは支援継続への支持を ｜
| 同盟側の諸国から引き出すのよ。分かってるわね？ |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 192 名前： 42/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:09
- ｒ――――――――――――――――――ｭ
| ええ。これからが楽しくなりそうですな。 |
| まずはさしずめ目本国を。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――''
_ _
l ヽ ／ l
| -ﾞ―-'' ,, | ∧∧
.'´ ,､ヽ (;;,, *ﾟ)
l l 〔ﾛ_,〕:::::ヽ
ヽ,, ＿＿ ,,ノ |￣￣|￣￣￣￣￣￣
/-―――-ヽ_ |＿＿|＿＿＿＿＿＿
,:''´:::::￣￣￣:::::::::｀ヽ
/'::::::::::::::::::::::::::::: ヾ:::::::::', ｒ――――――‐'`ー――――――――――ｭ
,/:;;::-―,-､､,r:::―-::､::::::::::', | いい選択ね。早速大使を呼びつけて。 |
l:::::::::::::l ,'ミ l::::::::::::::::::::::::::::::l, | 『人道』を前面に出すのよ。いいわね。 |
`ー― `--` ―::::::::--― '" `ー―――――――――――――――――''
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/::::::::::::ｌ:::::::::::::::::::::::|
- 193 名前： 43/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:10
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| しかし我々の思い通りにいきますかね？ |
`ー―――――――‐ｖ――――――――――''
∧_∧
(Д^ ,)
ly>:::::::)
∧,,∧ l：::‐:::::ゝ
(, ◎‐) ∧∧ U U
(ﾞ::::::::ﾞ:ヽ__ (ーﾟ*::)
/::／ﾞｔ田ｭ'￣と::::::〔_ﾛ〕 ￣￣￣/|
|￣￣￣ (_ﾍll三l_ll_ｌ ￣￣￣l :|
|＿＿＿__,(,/＿||￣,___＿＿＿|/
ｒ――――――――‐'`ー――――――――――――――――――――ｭ
| 目本が？心配要らないわよ。,連中は早すぎたモーナ支持で一挙に |
| 失った政権支持率回復に腐心しているわ。そりゃ九ヶ国同盟で |
| その外交政策に対する信頼を取り戻したとはいえ、茂側の正義が ｜
| どうにも怪しいのではなかなか国内世論の支持は得られない。 |
| そこで丁度彼等には何か国内的なアピールが,必要というわけ。 |
| 可哀想に餌と分かっていても食いつかずにはいられないのよ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
- 194 名前： 44/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:10
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| それだけではなくて、我々の外交政策全般がですよ。 |
`ー―――――――――――――‐ｖ―――――――――''
∧ ∧ ∧,,,∧ ∧_∧
(,, ) (‐◎ ,,) (,,＾Д＾)
/:〔_ﾛ_〕:, ,ｒtｪ /;<y>=ﾞ::) (::::<y>:l
ll:::::ｌl:::::lｌ |￣￣￣￣|l:::：:::‐::ゝ /‐:::：::‐|
￣||￣ |＿＿＿＿| U U U U
￣
ｒ――――― '`ー―――ｭ
| 何を言っているの… |
`ー―――――――――''
- 195 名前： 45/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:10
ｒ――――――――――――――――ｭ
| 貴方と私が『うまくいかせる』のよ。 │
＿＿＿＿＿＿ `ー――――――‐ｙ――――――――''
￣||￣｀ヾﾍ:::/'''
￣||￣￣||.i;;;i
￣||￣￣|〔;;;;〕 γ＾ヽ ,∧_∧
￣||￣￣||;i:;i, ／"￣ (,,*ﾟ−) _＿_ ∧,,,∧
￣||￣￣,/;:iﾍ _ヾ―ｭ＿＿_〔 (::::::<ｙｌ＿__'ｔ□ｭﾞ＿(◎‐◎,)
￣￣￣´｀~''ﾞ´ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l(:<y>=:ﾞ)
,| /::::：:::‐:ゝ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ U U￣￣￣￣￣
∧,∧
(Д＾..::)
l>::::;;;:::)
l：:::‐::::ゝ
UU
- 196 名前： 46/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:11
- １４時００分 華北軍集団総司令部
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| 第8軍と敵第3軍の接触が始まったな。 ｜
`ー―――――――‐ｖ―――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 『1121時第8軍正面に敵機甲部隊出現、1320より攻撃に移るも |
| 我が軍はこれを撃退。現在敵は部隊の再配置中と思われる。』 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩
ノ( ﾟ∀ﾟ,) ノ(, ・д・) (−ﾟ* )
§(ﾞﾞ:ｼlll:=ﾞi, §(:ﾞ:‐:lll:ﾛ:l iﾞlll:=::ﾞﾞ:)
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
ｒ――――――――――――‐'`ー―――――――――――ｭ
| 恐らくは単なる威力偵察ですね。第8軍の配置状況は？ |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 197 名前： 47/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:12
- 浙江会戦 宋第3軍の温州攻撃
へへへ へへへへ／ヽ へへへ, 洞庭湖o ,ﾊﾝ陽湖 へ |
／ヽ／ヽ／ヽへへへ へへ 譚州『1A』 へへへ浙江省 :|
へへ／ヽへ／ヽへ へ へ 湖南省 o' 株州, i へへへ へへへ | O |
へへ へへ／ヽへへ へへ へ i へ ヽ へへへへへ へ ―| ,／ | |
へへへ／ヽ／ヽへへへへ 『2M』,O へへへ ＼ 『第3軍』 へへ ヽo＿＿o |
へへ へへへ へへへ衡陽 ＿_／長沙 へ へ l へへへへ ／ ヽ | |
へへ ', へへへへへ o‐《1Ml》 ` o木州へ ヽ へへ / ⌒ ヽ,o |
へへ, ｌ へへ へ ／ へへへへ, 《2Ml》― ､,,＿lo＿豊州《16》 ⌒⌒／ | |
へへヽ＿,, -―-《第1海兵軍》へへへ へへ ／´ 安州 ￣￣＼ 『3A』 『3』
へへへへ へへへ ヽ へへへへへへ -‐''"l ⌒ ヽ⌒ ⌒ 《35》＿ o 《15》
へへへへへへへへ l へへへへへ へへ, o ⌒ ⌒ ＼ ⌒ / ヽ |温州
へへへ ／ヽ／ヽへへ o永州 へへへ へ, ⌒ | ＼ ⌒ ⌒o――'―――《11A》
へへ／ヽ／ヽ／ヽへへ / ` ―――-､ ,へへへ 吉安 ＼ ／ `o 《第8軍》,| |
／ヽ／ヽへへへへへ l へへへ `ー――― O――‐ o´ l ＼ ,／ |｜
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
温州北から豊州にかけて３個軍団を配置、予備隊に第11機甲軍団がいる。
敵の３個軍団のうち第2機械化軍団は長沙で第1海兵軍が足止めしているから、
コデン上級中将が対峙している相手は２個軍団だけだ。
だが湖北から敵第1軍の部隊が南下してくれば状況は変わってくるだろう…。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
- 198 名前： 48/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:12
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| おまけに第11機甲軍団の分割ときたからな… |
| 第10機甲軍団の残余を派するにもまだ時間がかかる。 !
`ー――――――――――――‐ｖ――――――――――''
∧,,,∧
(∀ﾟ； )ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼. ll:=::ﾞﾞ:::::)§
＼:::‐:::::::;;.∩,,∩
＼＿ (д・# )ヽ
＼ ll:ﾛ:::ﾞﾞ::::)§
＼::‐::::::::∩,,,∩
＼＿(ﾟ* ,)
＼ll:=::ﾞﾞ:::)
＼‐::::ゝ
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――――――ｭ
| そういえばフビライ殿下の集めた,漢人部隊ですが… |
| トルゥイ・ウルスの予算で第2親衛軍に組織するそうです。 |
| 指揮官にはバアトル上級中将を充てるとか。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
- 199 名前： 49/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:13
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| あんまり信用できんが、予備隊として後方に配置しろ。 |
| 寄せ集めでもないよりましだ。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩
ノ( ﾟ∀) (・д・ )ヽ (−ﾟ* )
§(ﾞﾞ:ｼlll:=ﾞi /ﾞ:‐:lll:ﾛ:ﾞ::ヽ iﾞlll:=::ﾞﾞ:)
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
- 200 名前： 50/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:13
- ２月２２日 マルミード：マルミミスキー空港
‐ ‐ ✈ฺ
_
_ ,, ‐ '､ _)
‐,, ( ,,) ｀:...ﾞ..
‐''',, ､ ,,彡,''::..
ゴォォォ―――― ‐ ‐ '' ` ﾞ..::~::...'''
_ ＿__
二三 ', ヽ_,,,... -‐ ''''_´、 `~ ~7
二三 '､-一 ＿,´ｒ三ll´ -―,''"
二三 ￣￣ ・・ ﾟ
＿ _ ＿ ＿＿ ＿ ＿
＿‐ ＿┐ ｒ＝＝ｪ ＿|￣￣| I |┌一l十 |―l￣l |￣￣| ―l￣＿＝I￣I―「l￣ｌ＿「┌‐＿|￣|＿l＿ |―l￣l―┐
￣l l￣￣ｌ,| |l￣￣| F￣llｴlﾆ＝干l￣l 冂 l￣┐ｌ￣￣l l￣￣|＝ﾛl二l―|￣￣| ,| |―|￣￣l l二l―|￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /￣l )) ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣ ,,_-――――――――'' ―‐ )) ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
<,l＿＿ =ｒ‐ｒ‐_――‐''＿,,ノ' ))
'o ￣ﾞ-ﾞー''oo￣￣ ))
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 201 名前： 51/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:13
ゴォォォ・・・
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| 殿下、王国政府から脱出支援継続の |
| 声明が出されました。 |
`ー―――‐y―――――――――――――''
ｒ―――――――――――――ｭ
| そうか…それは良かった。 |
`ー―――‐ｙ――――――――''
/w∧ ∧,,∧
(,, ﾟд) ノﾉ,, ｀□)
(::ﾞ;;::<yl §/ :~､_ヽ､
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|
- 202 名前： 52/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:14
- ｒ―――――――――――――――――‐ｭ
| どうされたのです？どうにも浮かない |
| 御様子に,見えますが？ |
`ー――――――――‐ｖ―――――――‐''
/ / /
/ / / ∧w∧
/ / / ( ﾟдﾟ ,,)
/ / / (:<y>=ﾞ)
/ / / ∧,,,,∧ /::::：:::‐:ゝ
/ / / (｀□´ ヾヽ U U
/ / / /“,ｼ：ﾛ“､ヽ
/ |￣￣￣￣ ~´￣￣￣~￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/ ,|
/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|
ｒ――――――――――‐'`ー――――――――――――ｭ
| いや…この調子でいって一体何人を救えるだろうか、 |
| 気になってな。…とても全員を救えそうにない。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
- 203 名前： 53/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:14
ｒ―――――――――――――――――――――ｭ
| それは欧州方面軍がどこまで持ちこたえるか、 |
| それ次第ですね。 |
`ー―――‐y――――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| ではその方面軍はいつまで持つのか？ |
| 一ヶ月か？二ヶ月か… |
`ー―――‐ｙ―――――――――――――''
/w∧ ∧,,∧
(, ‐д) ノﾉ,, ｀□)
(::ﾞ;;::<yl §( :~ ,,つ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|
,)`―――――――――――ｭ
| 持って三ヶ月ですな。 |
`ー――――――――――‐''
- 204 名前： 54/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:15
- ｒ―――――――――――ｭ
| やはりそれぐらいか… |
`ー――‐ｙ―――――――''
､―- ､､,,_
∧,,,,∧ /ｗ∧ ﾞlw)===ｭ''
ノﾉ,, ｀□) (,, ﾟд) ,/（−´ ）
§( : "ｼ：l /::,:";::ｲ ヽl：ﾛ:::~:::::）
￣￣,/＿‐_,,：ｌ￣￣ <::::ｰ':：l ￣￣￣￣￣￣￣ l：::::‐::::::ゝ￣￣￣
＿＿ （＿__）,）＿＿＿ U U＿＿＿＿＿＿＿＿ （＿__,））＿＿＿＿
ｒ―――――――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| 我々の意図するとおりに防衛が成功した場合はです。 |
| …これから大統領が全軍に対して演説を行うそうですので、 |
| どうぞお二人ともテレビの前へ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
- 205 名前： 55/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:15
━━┓・・
┃ ━━━━━━ ━ ・ ・ ・
━━┛
― ― ニ 三 ',￣ ＼
― ― ニ 三 ',: ＼ ＿ ､ ＿_
― ― ニ 三 ', ＼ ＿,,,... ､､ --― '''''"""´￣ 「 l ﾆｪヽ､
― ― ニ 三 ', ＿ ヽ､､ --― '''''""´￣ ,, ,, ,, ．．． ･ ･ ･ ‐ ,)
― ― ニ 三 ,,-‐ -一＝‐ 「 ｌ ｡ ｡ ・ ・ ・ '' '' '' ’,､ __,,,...､､ -― ､ _ ＿ ,,,,..､ ‐''"
― ― ニ 三 `''' ―-- ､､､...,,,,‐__ ＿,,,,,....､'''二`:-‐''ｌ ￣ |ｌ ノ""´￣ll
― ― ニ 三 ￣￣ l‐'￣~ ''¬――'' O
― ― ニ 三 ◎◎
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 206 名前： 56/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:15
- １４時２０分 丸耳共和国大統領官邸
_
|_:~:l
‖｀'
‖
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「,田_l 「,田_l 「,田_l :| l王l l王l l王ｌ l王ｌ l王l l王ｌ |: 「,田_l 「,田_l 「,田_l
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|, || | | | ￣￣~| | | || ,|
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l王l l王l l王ｌ l王ｌ l王ｌ | l王l, || | | ||三ｌ三|| | | |l, l王ｌ | l王l l王l l王ｌ l王ｌ l王ｌ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|＿＿＿／| ￣￣￣￣￣￣￣￣|＼＿＿＿,|
n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾
n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾
n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾
n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾n＾
- 207 名前： 57/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:16
┌─― ｌ
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┌─― ｌ
￣ / ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/
＿／
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| ―――― :| | :| ｜
| |￣￣￣￣ｌ | | :| ｜ ∩＿∩
| ―――― :| | :| ｜ （ ・∀・）')
| |￣￣￣￣ｌ | | :| ｜く::ﾞﾞ:‐：ﾛ:ﾞﾞ/_¶¶_
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
:::|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_.:::|
ゝ二二二ノ ゝ二二二ノ ノ ゝ二二二ノ 二ノ
|| |｜| || || |｜| || || || |｜| || ｜| ||
|| |｜| || || |｜| || || || |｜| || ｜| ||
|| |｜| || || |｜| || || || |｜| || ｜| ||
|| |｜| || || |｜| || || || |｜| || ｜| ||
- 208 名前： 58/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:16
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼
| 丸耳共和国の兵士諸君…！ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿／
∨
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|┌―――――┐|┌―――――┐|
|｜＿＿＿＿＿｜|｜＿＿＿＿＿｜|
|┌―――――┐|┌―――――┐|
|｜＿＿＿＿＿｜|｜＿＿＿＿＿｜|
|┌―――― ∩___∩―――――┐|
|｜＿＿＿_, （,,・∀・,,） ＿＿＿＿,,｜|
|┌――― ,/:ﾞ:‐¶¶ﾛﾞ:ヽ..――――┐|
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
/＼
／￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 遂に我が共和国の最終決戦の時が来た！ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,／
- 209 名前： 59/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:17
／ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 今、このマルミードは敵の大軍の包囲下にある。 |
| 敵軍の規模は巨大であり、一方我が軍には旧式の兵器と、 |
| 急遽の動員で埋め合わせた兵団があるに過ぎない。 |
＼＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|／
∩_∩
（,, ‐∀）
〈::':";‐：l;O¶_
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
..|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿..:::::|
|＼
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 私もまた諸君と同様に、この戦いに聊かの楽観も抱いていない。 |
| 我々の運命は既に決している。逃げ道はもはや存在しない。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 210 名前： 60/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:17
- ／~￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 今や諸君各々が自らの運命と向き合い、覚悟を固めているものと思う。 |
| 或いはその過酷な宿命に対し、己の中に一抹の「弱さを」見出した者も、 |
| 中にはいるのではないかと思う。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,／
|／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ ／
r::_‐┐ ／_／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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,::'':::''::,,:: :,| 恥じることはない。我々は非人間的で,冷酷なファシスト共とは違うのだ。 |
￣￣￣ | 彼等は、文明人を僭称する,角耳モーナ人はそれらを弱さとして退ける。 |
| しかしそれは諸君が一人の個人であり、心ある人間である証に他ならない。 |
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- 211 名前： 61/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:18
- ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~＼
| しかし諸君には、同時に.強さもまた存在するはずである！ |
| 己が命を惜しみ、何かを失うことを恐れる心があるならば、 |
| 諸君にはその命と、その他多くの失いたくない大切さを理解する |
| 人間らしい感情が在る筈だからだ。 |
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／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 我々が守るべきもの、それは家族であり、友人であり、祖国であり、 |
| そして我々自身の誇りである。 |
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- 212 名前： 62/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:18
- ,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 私はそれらが、命を捨ててまで守る価値があるのかどうかについて、 |
| 軽率な判断を下すつもりはない。諸君の生命はそれだけ大事な、 |
| かけがえのないものなのだ。 |
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,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| しかし諸君！それらは時に命を、それも諸君即ち多くの兵士達の命を賭して |
| 守らなければ、守り通すことができない。 |
| 前線における兵士の生命の極めて安価なること、これは冷然たる事実であり、 ｜
| 職業軍人として常に戦争に携わってきた私は痛いほどそれを理解している。 |
| …そしてそれは遠からず、諸君全てが理解することになるであろう。 |
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- 213 名前： 63/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:18
- ,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 我々が如何に考えようとも、ファシストの軍勢は.死と破壊を撒き散らしながら |
| 刻々とこのマルミードに迫ってきている。.我が国民、諸君の家族や友人である同胞達は、 |
| このままでは確実にこの恐るべき鋼鉄の暴風雨に飲み込まれ、 |
| その生命を失うことであろう。 |
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（:ﾛ：ﾛ:《:）］_,,（:ﾛ：ﾛ:《:）］＿_(:ﾛ：:《）］,,＿（:ﾛ：ﾛ:《:）］_（:ﾛ：ﾛ:《）］ ＿（:ﾛ：ﾛ:《:）］__（:ﾛ：ﾛ:《:）］＿(:ﾛ：:《:)
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（´−｀ ）l＿（・−・ ）l（＿,(ﾟДﾟ,,)|_（＿（´Д｀ ）l~U (ﾟДﾟ )|＿_ （｀д´ ）l＿（ ﾟ−ﾟ ）| (ﾟДﾟ,,
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,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| そして瓦礫の中に埋もれたその亡骸とともに、我が国の栄誉と、繁栄と、歴史と、精神が、 |
| 静かに消えていくことになる。それは人類の血まみれの歴史の中で繰り返されてきた |
| 多くの悲劇の一つに過ぎないし、やがては忘れ去られてしまうだろう。 |
' ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 214 名前： 64/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:19
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~＼
| しかし諸君！我々は従容として死に臨むつもりはない！ |
| 我々にはまだ力がある。.最後の抵抗を行う力がある。 |
| そして我々が断固たる抵抗の意志を示すとき、我々には |
| それに手を差し伸べる同盟者がいる。 |
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（, #・∀）')
と:::";‐：l/¶_
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／￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 諸君は幸運である！たとえ諸君が.最後には敗れたとしても、 |
| 諸君の抗戦がより多くの国民の救出を可能とする。 |
| 諸君の戦いは無駄ではない！一日でも長い抵抗が諸君の勝利である。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 215 名前： 65/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:19
- ＼―――――――――――――――――――――／
｜ モナゴル南部方面軍の丸耳軍人諸君！ |
｜ 我々が諸君と二度と会うことはないだろう。 |
｜ 丸耳共和国の解放は諸君に委ねられた。 |
｜ 我々は.諸君を信じて戦う。どうか諸君も我々を ｜
｜ 忘れないで最後まで戦って欲しい。 ｜
／―――――――――――――――――――――＼
＿＿＿＿＿_
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| :|｜ |｜ `ｒ====ｭ' `ｒ====.ｭ' `ｒ====.ｭ'
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|￣|￣￣￣|￣￣￣| （:ﾞﾞ::::::::::ﾞ） （:ﾞﾞ:::::::;;;ﾞ） ∧,,,,∧;;;ﾞ）
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（＿__）__）, （＿__）__）. (ﾞﾞ::::§::ﾞ)_,）
＼―――――――――――――――――――――――――／
｜ マルミードの解放は、諸君丸耳共和国の.兵士によって |
｜ 為されなくてはならない。マルミードは諸君を待っている。 ｜
／―――――――――――――――――――――――――＼
- 216 名前： 66/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:20
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~＼
| 丸耳共和国よ永遠なれ！汝は困難な時代に生まれ、 ｜
| 大帝国間の覇権争いの中に燦然と輝き続けてきた。 |
| 我等はその姿を永久に忘れない！ |
＼＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
|／
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('（ #・）
ヽ:ﾞ:::::::::ﾞ::つ
￣￣￣￣/:::;l:::::::::ゝ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿ （__（＿__） ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| そして諸君！たとえ我が国が歴史書の中の存在と化したとしても、 |
| 誰もこの時代を生きた我々の存在を.消すことは出来ない！ |
| そこにあるのは迫害と弾圧、追放と処刑に彩られた我が民族の |
| 灰色の歴史の中で、一際光り輝く栄光の時代である！ |
| そしてそれは後世、我等丸耳民族の生きる指針となるのだ！ |
| それでは諸君、次は戦場で会おう。 |
'＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 217 名前： 67/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:20
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~＼
| 丸 耳 共 和 国 万 歳 ！！ |
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- 218 名前： 68/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:21
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「,田_l 「,田_l 「,田_l :| l王l l王l l王ｌ l王ｌ l王l l王ｌ |: 「,田_l 「,田_l 「,田_l
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- 219 名前： 69/69 投稿日： 2004/12/20(月) 00:21
ワー――
ワー―
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（＿__）__）, （＿__）__）. (ﾞﾞ::::§::ﾞ)_,）
続く
- 220 名前： 名無しさん 投稿日： 2004/12/26(日) 01:32
- ひっそりとPert 1から生暖かい目で見守ってます。
今後も変わらす応援してますのでがんばってください。
('A`)b ﾔｯﾊﾟｻｲｺｰ! 保守＆ＧＪ！
- 221 名前： Vol.34 第一次攻勢1/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:08
- ２月２５日４時４５分 丸耳共和国：マルゴーサ上空
-= ――‐ ‐ ‐ ゴー――…
-= ――‐ ‐ ‐
＿＿＿ _
＿＿――二二―＿‐＿＿ -= ――‐ ‐ ‐
‐―＝三三二二＝――‐ -= ――‐ ‐ ‐
￣￣￣￣￣ ￣ _ ＿＿＿ _
＿ ＿＿―ニ三ニ―― ＿
＿＿＿＿＿_／__,l_ ‐ ――三三二二二二二三――
､´_'' ｒ;‐=‐,,一＿;‐'' ￣￣￣ ‐ ￣￣
￣｀￣
,,.. -――――――――――――――――――――――――――――
／"/￣/ o o o o .............
,, ''" ￣￣ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ............::::::::::::::::::::::
< l /‐ ､ ( ＿＿＿＿＿＿￣＿￣,,,,,,,,...二二二二二''ニニ
`''‐ ..,,＿ ヽ 〉 ￣ ＿/_/_ ＿/_/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿＿
￣￣￣￣￣￣`ー―――＜＜,,,＿＜＜,,,＿‐,,ﾞ三l― '''''""´￣
- 222 名前： 2/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:08
ゴー――…
-= ――‐ ‐ ‐
-= ――‐ ‐ ‐
＿＿＿＿＿＿_
／ __ ,┴, ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ ''´<" ,.､ヽ | | ￣／
／ ｌ ､ × ﾞ ｌ | | ／
／ ヽ'" _ >,ノ ,|＿| ／ _,,.. - ―- ..,,_
―――――――‐"――――――――――┴ｭ‐､ ／ ,, '" ｀'' ､、
o o ￣ll)=― ／ ／" ／,>
.............:::::::::::::::::::::::::::::::::＿:::::;;.. ‐''" ／ /' ／／
ニニニ-‐ :::::::::::::::::;;;:::::-‐ '''"l~ｌ ￣￣￣ ::::::.... ／ ,/ ／／ . ､
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,ｌ,,ｌ ..........::::::: ／' ! ＼＼. ／,. ､＼
／ l ＼＼ ／／ ＼＼
／ l <＼ > < ''
／ ｌ ＼＼ ／／ ＼＼
- 223 名前： 3/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:08
- ＼―――――――――――――――――――／ _＼:､＿＿|＿＿_,/＿＿＿ ( ..::) ::l''
｜ モラルン隊、目標上空に到達… | ＼､,,_＼ /＿＿| ....::（ ⌒ヽ''::....
｜ 敵SAM発射機３基、レーダー１基を破壊！ ｜￣|￣~| ヽ, ＼,/ ,,| :::（ ´ ‐､ ヽ:::
／―――――――――――――――――――＼ ＿___| ll￣ |￣￣￣ ( ::( ' ..)
| ｜ | ／ ＼／ .::: ‐ ､ ..::） ::) | ｜ | |! ,| ( ..::( ゝ ノ )
―┼―┴┬―┼ ､ ,／ ..:::: ( ..::) ,,）ヽ''―┼―┼―┼―,:‐ ､―― ...:::( ::)::::..... ::‐''::..
| | ｜, ＼／＼ ( ( ..::):: ,,ノ:::| | ｜ | ／'' ＼ ..:::,,.. ‐ ( ｀):::....
├――┴―::|―― ＼ (.. ..:: ‐'' :::::.... | | ｜ |':ﾞ' ＼ ( ..::ゝ ..::ノ
| | ＼ " ::::::::::::'''''' |￣￣￣￣￣/;' ＼ ( ,,::) ,,)
l――┬― ‐|＿＿＿／' ＼, ﾍ,―――‐|―――――|l, ＼ :::::‐:::..''
___｜＿＿|＿_／ ,／ ＼, ＼／＼ | ／' ',
,/ | |＼／＼ >､ ／ ＼ ヽ､,,＿|＿＿＿／" |
,/＿＿|＿＿_|／＼ ＼,／ ,>―― ヽ――――`―::｀ヽ |
| ｜ ＼, ＼／ ／ ／ | ,/ ', |
l＿＿_,|＿＿＿__ヽ,／＼／ ／ ヽ,,＿＿ i l ＿＿＿＿＿＿＿＿|＿＿＿
| ｜ | ＼ ＼,／ ｀ヽ ／ '、
‐､::.... ￣￣￣|￣￣￣￣￣＼ ＿＿ ＼/' ＼
( ..::) ::::... | ＼／＼,／＼ l ヽ､,,＿＿＿＿＿＿＿＿
::） .::)‐､ | ＼／＼,／ |
..ノ ‐'' ::l. |￣|￣| ＼／ ｜
:::... ..:::)‐ ' |＿|＿l＿＿＿＿＿＿＿＼ |
..::)::::::.... ｜ ,l ＼―――――――――――――――――――――――――――／
'''::::.... |￣￣ ｜ モナック隊、モランナー隊、ヘルモーナ隊、これより突入する。 |
... | ／―――――――――――――――――――――――――――＼
- 224 名前： 4/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:09
＼――――――――――――――――／
｜ 第1、第2爆弾倉外扉、開け…！ ｜
／――――――――――――――――＼
ゴー―――
ヽ _
', "'' ‐ ､、
', ／ ` ､
', ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ヽ ヽ／ , '':､ lヘ lヘ ､, ＼
＼ ヽ'" ﾞ＼ lヘ'､＼,ヽ､ lヘ'､＼,ヽ､ > < ヽ
| :､, ／ヽ ＼ ＼,ヽ､ ヽ>' ＼,ヽ､ ヽ>' '＾ ／
|／＼_ ／ ＼ヽ ＼ ヽ>' ヽ ヽ>' ヽ ／
| ,／ ヽ＼, ﾞ＼ヽ ＼ ／::>
| ヽ, ヽ＼／,／ ＼ ／ ／
| ＼ ",／ ／ヽ ＼ ／ ／
| ＼ ／ ＼ヽ ＼ ／ ／
| lヘ ＼ ヽ＼ ＼ヽ ＼ <,,／
l,lヘ'､＼,ヽ､::＼ ヽ＼／,／ﾞ ,／'＼／
| ＼,ヽ､ ヽ>' ＼ ",／ ヽ, ＼
| ヽ>' ヽ ＼ ヽ ＼
- 225 名前： 5/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:09
- ＼―――――――／
｜ 爆弾投下！ ｜
／―――――――＼
ゴー――――
,,.. -―――――――――――――――――――――――――――――――――"――‐
／"/￣/ o o o o o o
,, ''" ￣￣ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ............:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
< l /‐ ､ ( ＿＿＿＿＿＿￣＿￣,,,,,,,,...二二二二二''ニニニ-‐ :::::::::::::::::;;;:::::-‐
`''‐ ..,,＿ ヽ 〉 ￣ ＿/_/_ ＿/_/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣`ー―――＜＜,,,＿＜＜,,,＿‐,,ﾞ三l― '''''""´￣
＿＿ ＜,,,＿‐,,ﾞ三l
＜,,,＿‐,,ﾞ三l
＿＿ バラバラ…
＿＿ ＜,,,＿‐,,ﾞ三l
＜,,,＿‐,,ﾞ三l
＿＿
＜,,,＿‐,,ﾞ三l
＿＿
＜,,,＿‐,,ﾞ三l
＿＿
＜,,,＿‐,,ﾞ三l
- 226 名前： 6/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:10
＼―――――――／
｜ 爆弾投下！ ｜
／―――――――＼
＿
＿＿＿＿＿_／__,l_
､´_'' ｒ;‐=‐,,一＿;‐''
￣｀￣= ＿
= ＿＿＿＿＿_／__,l_
= ､´_'' ｒ;‐=‐,,一＿;‐''
= ￣｀￣=
= =
=
=
=
- 227 名前： 7/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:10
- ―-､、ﾞ',,‐_|=＿｀‐"_'',|,‐_--_､､,,|,,＿ ,,|＿,／ ｜ | ,|:=:|~￣￣￣//'"／￣￣￣|￣￣￣|￣￣|￣
＿＿|＿＿|＿/￣｀"''|―‐-―､､‐,,￣=|／三=二'''' l―三―|,::¬=‐_''_"／ |, ,| | |
＿＿l, | ＼ | | ￣,／|￣,l ￣￣ﾞ|￣ ヽ';,/￣￣'| |~￣ /￣￣|￣|￣|￣ ..::::::...‐､ )
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l＿＿_,|＿＿＿__ヽ,／＼／ ／ ヽ,,＿＿ ｌ ｌ ｌ ＿＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿＿
| ｜ | ＼ ＼,／ ,rｭ ｀ヽ | : |
‐､::.... ￣￣￣|￣￣￣￣￣＼ﾞ / ﾍ＿ ヽ, ｌ ｌ
( ..::) ::::... | ＼ｌ ｌ／＼ ll' :, | ,: ﾞl ヽ､,,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
::） .::)‐､ | | : |ヽ,／' |,_ﾍl,/__| ￣""'''‐
..ノ ‐'' ::l. |￣|￣l ｌ ｌ／ ｜ ￣
:::... ..:::)‐ ' |＿|＿|＿＿＿_, l' :, | ,: ﾞl |
- 228 名前： 8/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:11
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。 _ （;;,,, ,,;;） ‐'' ::ヽ ;;;）_,,;;） （;;;,,, ..:::: ｀ヽ:::: ‐::､ :::ヽ::7
ヾ;;ｭ 「,:ｿ 。 ﾟ " _ :::）‐､'' :ヽ ,,;;’ ゞ;;;,,, （;; ,,;;;） ;;;) ::ﾞl :::ソ''
ゞ;;､ ： （;;;,, ............<_ヾl........ ,,;;）_;;;ノ ｒ:'' （;;;,,, ` ‐ '' ,;;;) ,,;;;ノ :::ヽ
．(;;;ﾞ .....::::::::::: ﾟ ￣ :::::::::.... ::ヽ¨ ,(;;'' ゞ;;;,, ,,;;;ノ ;;;） ,,;;;ノ
,ｒ ､､:::: 。 ． ‘ ・::::... ・ ..::;;:) ,,ノ ﾉ ;; ;;;'' '' l,
ヽ ,l::l _ ,::,‐､ ::::. ﾟ ::;' ・::: ,l l ﾐ ミ,､_
・ ﾟ::::￣ 〈_」l ヽソ ::。 ： _ ,,.. 。..::::: ::: ::: //`,ヽ
,‐､､: 。 _ ・ ﾟ ゝ,,.:::‐､:::ｿ‐''"::::::: :::....' ,ﾘ ﾉ' /,":::`':/ ,, ‐､
､,ﾉﾉ:: `'' ::” ヽ::):::‐' ::::''"：､_ 。 r' ) ､ （ ミ/":〈/:/ 「| =|_
￣￣￣￣| ┌―――::... ... .. ..::::: ,／ '"ロ :: '': ロ L,, ・ ﾉ（::: ( ,::/ヽ‐､ _ l￣￣￣￣￣
: ロ ロ | |￣￣￣￣￣￣￣￣￣::.... ;;) ／ :| 。' “ 。〈l､,,__ ﾉ ､l l 〈/,､ｌ l/ _ |￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣ｌ: ロ ロ ロ ロ ロ | ,,;;ノ__ | ロ ロ ロ ロ::::ロ L_ //,､ '"/,,::‐::､`:‐､ ロ ロ ロ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ＿＿＿|＿|＿l＿＿|＿＿＿＿＿ ::' ＿＿__'" :: :::::::‐､ ::l :､::）
::ﾞロ ロ ロ ロ ロ ロ l:ロ ／ ｌ＾l ｌ＾l ｌ＾l ｌ＾l 。 ｌ＾l ＼ ⌒ヽ::）::'' ::）:: ロ ロ ロ
- 229 名前： 9/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:11
＼―――――――／
｜ 爆弾投下！ ｜
／―――――――＼
_
ｌ |
l l!
,,_-―-_―-､
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ /"‐ﾞ-ﾞ-ﾞ‐” _ ',＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
￣￣￣ """ｒｭ''''''''ｒｭ ―- ,-l （ ,,） ,-､-― ｒｭ''''''''ｒｭ """ ￣￣￣
ヽ':､,,＿＿ ,,ノ__/ﾉ o
o ￣"‐''`‐`￣ o
o
o _
_ o’ _
o’ _ _ o’
o’ o’
o’ ヒュー───
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- 230 名前： 10/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:11
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〃 ,,::‐ゞ:: :::ノ :::: .::: ,,;;） , ::'l,> Hyuuuu
_ 〃(:::.. ,,;;(::: :::) ,,,;;;）:::''' ﾞ ／／
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(;;;'' (::: ,,;; ''ロ ロ L,､ ::::.. ・ ..:::）::⌒ヽ::‐､ゞ::: ;;ノ::: ''::‐､'' ＼ .::::: ...
;;; |(::: ;;;::: l､ , :::ヽ ﾞ :: ,,;;） :::（::: ,,;;;） ,,::: :::l :::: ／::.
。' | ‐ ''' ロ ロ ロ l ,,;;）::::;;;ヽ '' ''ﾞ ゞ::...|￣￣￣￣￣￣￣￣::: ノ ヽ ::::￣
￣ｌ＾l￣￣￣ｌ＾l￣￣￣ｌ＾l￣￣￣ｌ＾l￣￣＼ ;;;;）:::ヽ ..::）:::::| □ □ □ □ L,,::.. ⌒ ..::: □
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ~| ;;;ノ ;;）::‐､ ::| / :::::::: ヽ
ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | :::） '' :::;;;）,,;;| □ □ □ □ □ L,, :,,,, : ..: □
- 231 名前： 11/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:12
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． :::::. ,,;;;:: ..::::;;;;;'' ..::::...:::::... ::::''' ..::::::... ..::::..::::::::::''':::::: ． Do…
,ｒ:::ゞ:: ''::‐､::::: ,,;;:::‐､::'':::‐､::'' .:::;;_ ..:::...:::::....::::' :::::::: ： _ ｒ::´::
r:::(;; ,,;;::‐､.,,;)'' _ｒ::(::..:::)‐::''::;''' ｒ:(::: ,;; :::ｿ:､'' .::::::: ． ,ｒ‐､_:::ヽｒ:::´:
＿ (;;,, ,,;;(:: ,,;;)'' _(:: ,,;;ｒ‐､::'':::'' ,ｒ_ゞ::‐''::::ﾞl:::::;l'' ::::::' :::: ｒ::(:: ,,;;):'::､:::::
＿＿―┐ l二l,､ ,ｒ::‐､,;;;):::..,‐':::'' ＿ ,,(::: ,,;;: ‐､:::'':::;'' ::::::'' ..:::: ヽ:::;;： ‐'' ::/:::::::
┌―┐三 ┐l l ― l￣l`l l三┐"―`::: ..:::'':::‐':::::''' ‐:::~::::‐､‐＿ - __ ヾ::: ． 〃":::
「￣|l￣H￣ l￣l T|￣l￣l ｪ―ｌｴ¬ =l‐l三t‐ l‐圭 i‐ :__i | ―┐ｒ:::‐三l ―l
―l￣ l―ｪ‐E‐_F−ｭ-|￣:―i :| ― ､ l¬l∃l―┌―┐三 ┐l l ― l￣l`l l三 ―|￣|
ｪ―ｌｴ¬「￣|l￣H￣ l￣l Tｌｴ =l‐l三t‐ l‐圭 i‐ |￣l￣l ｪ―:__i | ―┐ｒ:::‐三l ―l
- 232 名前： 12/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:12
- ５時１０分 マルミード：マルミード方面軍（旧欧州方面軍）総司令部
ｒ――――――――――――――――――――――― ｭ
| 報告！マルゴーサ地区に対する.敵の爆撃による |
| 同地区集団の被害は兵員死傷が84、内将校が12、 |
| 破壊されたのは戦車5、.装甲車12、その他車両36、 |
| 砲迫計12門、AAAが23、SAMが6です。 |
＿ `ｙ―――――――――――――――――――――――''
/´::::::ヽ ｒ――――――――――――――――ｭ
(ii ﾟДﾟ) | 割と軽微だな.。下がってよい。 |
(:~::O」l | さて、敵の地上部隊の動向だが… |
/ﾛ::：::ll `ー――――――――――‐ｖ――――''
U U ＿ _,,､-―‐-､ ,-―-､､,,_ ＿_
/´::::_ヽ `r==(w)ｭ'' ﾞr(w)= ｭ' ,/´::::::_::ヽ ＿_
＿_(ﾟ ii ,) ,ノﾉ,#｀□´) (ﾟдﾟ ) （ii ﾟ▽ﾟ ） /´::::::_::ヽ
,/_::::::::::ヽ：ﾛ:l§(,,”O：ﾛ”l (:ﾞ,:‐：=ﾞｌ （::´ﾛ：ﾛ｀）, （・∀・_ii,）
（,, ii ﾟ）,/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣と/´::::::_::ヽ
（::::"::ﾛ：l/ /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ::| （−´ii ,）_
/:::::::ﾛ::/ / ,＿_ | _／::ｨ:~::/´::::_ヽ
（＿_,,/ /＿＿＿/´::::::_::ヽ ＿＿＼＿|/´:::::_ヽ:ﾛ(−ﾟii )
/' （,, ii´） ﾞr (・ii )__l：ﾛ::~:::)
|￣￣￣￣￣￣￣（:::つと::｀）￣￣￣￣ﾍ::~::::::::｀) l：:::ﾛ::::ゝ
|＿＿＿＿＿＿＿/::::::i:::::::::ゝ＿＿＿＿ l::::::::i::::::ゝ U U
（＿（＿__） U U
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――ｭ
| 東部地区の機甲部隊に動きがあります。 |
| 各都市間の連絡の切断を目指している模様です。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 233 名前： 13/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:13
- ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| その東部地区の各都市―拠点間の防衛態勢は ｜
| どうなっているのだ？ |
`ー――‐ｖ――――――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 一応陣地帯が構築してありますが、.都市に比べると |
| その抵抗力は小さいものです。師団規模の機甲部隊の |
| 本格的な攻撃を受けると、いずれ突破されるでしょう。 |
`ー――――――――――――――――‐ｖ――――――''
＿ ＿ ＿
＿_ ,/´:::_::::ヽ /´:::_::::ヽ /´:::::_ヽ ＿
_,..､_-―,::ヽ （,ii ・∀・） （ ｀−´,i） (ii ﾟ−ﾟ) /´::::::_ヽ
_,..､､-_―, =:ｭ' ﾟ）/´ﾛ：ﾛ｀::） /´;:ﾛ：ﾛ::ヽ ,(::´:ﾛ：l＼ (Α・ii_,)
`r====:ｭ',,, ﾟ)::｀）'"￣￣‐￣‐~"￣￣‐~―￣―,￣|ﾞO/´::::::_::ヽ
,ノﾉﾉ,, ｀)::‐：ｌ／ ／ | | （<_｀ ii ,）
(§,,”ｼ：ｌ::::／ ＿" ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__| | l：ﾛ::｀'::::）
/´::::;;ヽ_‐,／ /´:::_::::ヽ | l：::::ﾛ:::::ゝ
(, ii ﾟ)／ （, ） | （＿__）_）
(l)(l:::::ﾞ)￣￣,（´::::::::｀:ｌ~￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~|
,/:::i::::ﾛl ＿＿,/:::::i:::::::ゝ,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,,|
U U （__（＿_） ｒ――――‐'`ー――――――――――――――――――――――
| もし突破された場合、予備隊を投入して戦線の維持を図るか、
| 或いはそのまま各都市に引き篭もって防戦するかだが、
| 私としては東部地域は早めに放棄すべきであると思う。
`ー―――――――――――――――――――――――――――
- 234 名前： 14/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:13
- ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| 確かに各都市間の防衛線は.放棄すべきだろう。 |
| だが東部都市自体は維持すべきだ。 |
| 少なくともここに敵の兵力を拘束することができよう。 |
`ー――――――――――――――‐ｖ―――――――''
＿ _,,､-―‐-､ _,,､-―-､ ＿_
/´::::_ヽ `r==(w)ｭ'' ﾞr =(w)ｭ' ,/´::::::_::ヽ ＿_
＿_(,,ii ﾟД) ノﾉ ｀□´) ( ﾟдﾟ ) （ii ﾟ▽ﾟ ） /´::::::_::ヽ
,/_::::::::::ヽ：ﾛ:l§(,,”ｼ：ﾛ”l, (:ﾞ,:‐：=ﾞｌ （::´ﾛ：ﾛ｀）, （∀‐_ii ,）
（,, ii ﾟ）,/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| /´::::::_::ヽ
（::::"::ﾛ：l/ /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ::| （−´ii ,）_
/:::::::ﾛ::/ / ,＿_ | _／::ｨ:~::/´::::_ヽ
（＿_,,/ /＿＿＿/´::::::_::ヽ ＿＿＿＿|/´:::::_ヽ:ﾛ(−ﾟii )
/' （,, ii´） (iｌ )__l：ﾛ::~:::)
|￣￣￣￣￣￣￣（:::つと::｀）￣￣￣￣O::~::::::::｀) l：:::ﾛ::::ゝ
|＿＿＿＿＿＿＿/::::::i:::::::::ゝ＿＿＿＿ l::::::::i::::::ゝ U U
（＿（＿__） U U
ｒ――――――――――――‐'`ー――――――――――――ｭ
| ではその線でいきます。ですが敵が渡河を試みる前には |
| 東部の残存兵力をマルミード側に収容しておきたいので、 |
| 然るべき時点で撤退させます。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
- 235 名前： 15/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:14
- ｒ――――――――――――――――――――ｭ
| 北部、及び南西部の状況はいかがですか？ |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| どちらも今のところ動きはないな。 |
| だが西部では昨日第353師団の戦区に小規模な |
| 攻撃があった。恐らく威力偵察だろう。 ｜
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――''
_ ＿ ＿ ＿_ ＿_ ＿__
/´:/´::::_::ヽ /´:::_:ヽ /´:::::_::ヽ /´:::::_::ヽ /´:::::_::ヽ
（, ( ii・Α) ( ii,ﾟ) （´ii ,,） （・ii ,,） （▽ﾟ ii ,）
（::::(::::~´ﾛ：ｌ (´:::::｀:) _/:´::::::::;:｀:> l::`´::::::::）, l：ﾛ:::`':::）
/::::/:::::ﾛ:::：l￣/::::i:::::ゝ￣/:::::::i:ﾞ‐:ゝ￣ｌﾛ::::::::i:::ゝ| l：::::ﾛ:::::ゝ
（＿_）U_U ＿＿U U＿＿（＿_）＿）＿（＿__）_）_| （＿__）_）
ｒ――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ｭ
| となると西部方面でも敵の攻勢があると考えるべきですね。 |
| マルミードを直接圧迫して.我の予備兵力を市内に釘付けにし、 |
| その間に周辺都市を攻略してくるものと思われます。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
ｒ――――――――‐'`ー――――――――――――ｭ
| だろうな。なお.サマルンカ市の放棄は予定通り ｜
| マルロ回廊の状況を見て行うが、それでいいな。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 236 名前： 16/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:14
- マルミード攻防戦・第一次攻勢
【24】 ,,,､､-―‐- ､ l|マルミミ河
／￣ヽ‐,＿,＿＿＿＿`y_
..,, ＿ ,ｒ‐" 《Sm》 _|＿ /' ＼←【3Pz】へへ
L ｻﾏﾙﾝｶ 」 へ /' l￣l へへ△
【第6軍】 【25】 へへ へへ 《Mro》 ll ―「,《Ms》ｌﾏﾙﾄｽ
へ へ 《ｻﾏﾙﾝｶ集団》 ,ｌl ￣|￣ へへ
へ △《62》/ ヽ,＿ || ,,＿|＿,|←【104Pz】 【第2装甲軍】
_／ ｌ＿ｒ‐,ｌi ‐" 《Mg》l_―'
《ﾏﾙﾐｰﾄﾞ集団》 ,:j' ‐ﾏﾙｺﾞｰｻ ｌ―――――――――
【SS5】 「_ ﾏﾙﾐｰﾄﾞ 《ﾏﾙｺﾞｰｻ集団》_「 ←【102Pz】
へへ |＿《Mr》 《63》,＿/ﾏﾙﾃﾞﾝ ￣ ／ ＼
へへ ,／ ＼＿＿/￣_ _,.､''《Md》ヽ／ へへへ
＼／ 【7】 「 ｌ...‐"┘ヽ＿__/ ｀【23】 へ へ
,／ ￣￣￣|￣,.､-＝-'''"￣ 【10】 ＼ ｀ヽ､..,,＿＿
,,,､､-,,,‐= '''‐,"´ へへへ 【第1軍】へ
ヽ､ へへ△へ ヽ へ
- 237 名前： 17/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:15
- ８時２０分 茂第2装甲軍第104装甲軍団前線 ＿__ |
l´_::::::_｀l |
（−´ l_:::ゝ |
‐＝O::‐::'':ﾞ:::;;）」 |
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| | ＿＿＿＿ ＿＿
| | |三三|三三| |三三|
_|＿＿＿＿＿.＿＿＿＿＿＿＿＿|_＿ | |三三|三三| |三三|
|./´￣￣￣0￣￣￣￣￣￣､ﾞｨﾞｨﾞｨﾞｨﾞｨﾞｨ￣￣￣￣｀ﾞ''‐ｘ､,,,＿ :|三三|三三| |三三|
| '､＿＿＿,ﾉ ￣￣￣二ｬｭ ===ｪｪ| | .〈<,,>':,':, ￣￣￣￣ ￣￣
|､二二二二二二二二二二二二二二二二二二二|＿': ,, -―‐-､､
| ,ｒ‐､ｌｌ ﾞ.,､::-:;,,､＼ ／.,､::-:;,,､ ＼ ／.＿__ `ｒ=(w)= ｭ'＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|ｔｌｌﾞ'iｔ`ｌｌ‐,:";;;;;;;;;;;;;;ﾞ': :'i iﾞ ,:";;;;;;;;;;;;;;ﾞ':.= ‐ﾞ /:‐::-_ﾊ (●Д´,,) ／■＼
'`ﾞ'=='` |;;;;;（◎）;;;;;|=|三三|=|;;;;;（◎）;;;;;|＝二（, ・ウ） (ﾞ:<y>ﾛﾞ:), （｀ ,,）
ﾍ;;;;;ﾞ'''ﾞ;;;;;;ｿ ﾍ;;;;;;ﾞ'''ﾞ;;;;;;ｿ （::::"::‐：l:O‐-::::：:::‐:ゝ, （:ﾞ::つと:ﾞ）
ﾞ''‐―'''ﾞ ﾞ''‐―'''ﾞ /::::::‐:::：lｒ＝＝＝＝ｭ /::::::::i::::::ゝ
（＿__）_）||／__（__＼|| （＿__）__,）
ｒ――――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| …0510より攻撃準備射撃、0540より.部隊の前進を開始し、 |
| 0610までに同市を確保、なお現在第13装甲擲弾兵師団は ｜
| マルトス―マルゴーサ道の確保を目標に移動中です。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
- 238 名前： 18/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:16
- ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| ところで軍団長、いつまでにマルミミ河に到達できるかね？ |
`ー――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| ４日後までには。敵の反撃は軽微です。 |
`ー―――――――‐ｖ――――――――――''
＿＿, ､―- ､､,,_
/::‐ハ:ﾍ, ﾞlw)===ｭ'
（ ・ウ・,） (Д´ ,,)
（:ﾞ:‐：=:ﾞ:ヽ ly>ﾛ::ﾞ::)
／■＼￣￣／’| l：:::‐:::::ゝ
（ ´∀）＿＿＿| |::::::::|:|
（ﾞ::::::::::::ﾞ:）――､||, （＿__））
/:::::i:::::::‐l
（___（＿_）
ｒ―――――‐'`ー――――――――――――――――――ｭ
| 閣下、マルミミ河に到達した後はどうするのでしょうか？ |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 239 名前： 19/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:16
ｒ――――――――――――――――――――――― ｭ
| マルミミ河に到達したらこの方面には新規に |
| モヘミア軍部隊を投入する。君達には別の方面に ｜
| 移動してもらう。 |
`ー――――――‐ｖ―――――――――――――――‐''
,,..-_―-､
ﾞｒ====ｭ' ＿＿
／■＼ ( ,,) /::ハ‐:ﾍ
（ ´∀｀） (ﾞ:::::::::::ﾞ) （・ウ・ ）
（:::::"::‐：ｌ /::::::i::::::ゝ （ﾞ‐：=::ﾞ:）
,/:::::::‐:::：l ｒ＝,|::::::|::::|＝ｭ ,/::::：:::‐:ゝ
（_（＿_,,） ||, （＿_）__）'､|| （__（＿_）
ｒ――――――――――‐'`ー―――――ｭ
| では次は何処に行くのでしょうか？ |
`ー――――――――――――――――''
- 240 名前： 20/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:16
- ｒ――――――――――――――――――ｭ
| マルミード市中央区、.大統領官邸だ。 |
`ー――――――‐ｖ――――――――――''
,,... -―:::::'''''''''''''':::―-､
''､::::::::::::::::::::::＝ｔl＝:::::::／
｀''l""''''::::―r,:=､､‐::''l
'､､::;;;;＿:::ゞ,‐,ｿ_;;ノ､
/'´ ｀,r‐:､‐---‐ ''",
l ll;;;;;;;ｌ ,l¬ '’ l
'、 ,ヾ-ｼ /＿ｌ ｿ
` ,‐'' - ‐:''
,, ::-､ﾍ::::::｀＼¨７ﾍ~ /::ヽ､
,:::"‐::''":::::ﾍ:;; ｲ::::ヽﾞｒ:' /:ﾍ､':::',
/::::::::::::::ヾ:::::::::::|_:::::::ヽl/:::::::',ﾞl:::l
.':::::::::::::::::::l'lヾ､::::::::"'':::/‐::'''"」l:::|
l::::::::::::::::::::l7､､:::'':‐''",:l:O::::l:::o:!:::|
- 241 名前： 21/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:17
- １２時２０分 華北軍集団総司令部
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| 南宋第1軍の南下が進んでいるな… |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――― ｭ
| このままですと２日程で安州に到達します。 |
| そうなると第8軍の左翼を脅かされますな。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――‐'
∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩
ノ(, ﾟ∀ﾟ) ノ( ・д・) (−ﾟ* )
§(ﾞﾞ:ｼlll:=ﾞi §(:ﾞ::‐:lll:ﾛﾞl iﾞlll:=::ﾞﾞ:)
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
ｒ―――――――――――――‐'`ー――――――――ｭ
| ここはとりあえず第2親衛軍を安州に進めましょう。 |
| それに第3軍への攻撃を急ぐ必要があります。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
- 242 名前： 22/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:17
- 蒙華北軍集団と宋第1軍・第3軍の衝突
へへへ へへへへ／ヽ へへへ, 洞庭湖o ﾊ陽湖 へ `o´ | |
／ヽ／ヽ／ヽへへへ へへ 譚州『2A』 へへへ浙江省『1Ab』､ ,| |
へへ／ヽへ／ヽへ へ へ 湖南省 o' 株州, i へへへ へへへ | O海門
へへ へへ／ヽへへ へへ へ i へ ヽ へへへへへ へ ―|炎州" | |
へへへ／ヽ／ヽへへへへ 『2M』,O へへへ ＼ 『第3軍』 へへ ヽo＿＿o楽青
へへ へへへ へへへ衡陽 ＿_／長沙 へ へ『1A』へへへへ ,／ ヽ | |
へへ ', へへへへへ o‐《1Mr》 ` o木州へ ヽ へへ / ⌒ ヽ,o房州
へへ, ｌ へへ へ ／ へへへへ 《2Mr》― ､,,＿lo＿豊州 ,.《16》⌒／ | |
へへヽ＿,, -―-《第1海兵軍》へへへ へへ ／´ 安州 ￣《11A》『3A』 『3』
へへへへ へへへ ヽ へへへへへへ -‐《7ks》'⌒ ヽ⌒ ⌒ 《35》＿ o 《15》
へへへへへへへへ l へへへへへ へへ, o ⌒ ⌒ ＼ ⌒ / ヽ |温州
へへへ ／ヽ／ヽへへ o永州 へへへ へ, ⌒ | ＼ ⌒ ⌒o――'―――‐ O,|
へへ／ヽ／ヽ／ヽへへ / ` ―――-､ ,へへへ 吉安《第2親衛軍》o 《第8軍》,| |
／ヽ／ヽへへへへへ l へへへ `ー――― O――‐《6ks》 l ＼ ,／ |｜
､／ヽへへへへへ ―‐O回州へへへへへへ ／ ＼ / ＼ | ﾞo"―― o|'
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
親衛軍は流石に軍需相フビライ殿下の直轄だけあって装備はなかなかだ。
両軍団とも軍団戦車大隊を２個、軍団砲兵旅団を１個ずつ配備しているそうだ。
この兵力不足の時に贅沢なものだな。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
- 243 名前： 23/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:18
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| コデン殿下の第8軍は第11機甲軍団を敵の背後に進出させる |
| つもりらしいが… |
`ー――――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
∧,,,∧
( ﾟ∀ﾟ ,)ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼. ll:=::ﾞﾞ:::::)§
＼:::‐:::::::;;∩,,,,∩
＼＿ (〜・ )ヽ
＼ ll:ﾛ:::ﾞﾞ::::)§
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＼ll:=::ﾞﾞ:::)
＼‐::::ゝ
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――― ｭ
| 第1海兵軍ですか…第2親衛軍の戦車部隊を回すのも無理ですし、 |
| やはり第11機甲軍団を分割せねばなりませんな… |
`ー――――――――――――――――――――――――――――‐''
- 244 名前： 24/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:18
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| 殿下には申し訳ないが、それも仕方あるまい… |
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ノ( ﾟ∀) ノ(,, ‐д) (−ﾟ* )
§(ﾞﾞ:ｼlll:=ﾞi §(:ﾞ::‐:lll:ﾛﾞl iﾞlll:=::ﾞﾞ:)
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- 245 名前： 25/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:19
- ３月１日１０時００分 マルミード：マルミード方面軍総司令部
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 先ほどの報告によると、本日0820時、マルトス南のマルミミ河対岸に |
| 敵部隊が到達し、同0910より敵偵察部隊が渡河開始、我が第363師団が |
| 直ちにこれを撃退。現在対岸に架橋機材の.集積が見られるとの事です。 |
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＿ ＿ ＿
＿_ ,/´:::_::::ヽ /´:::_::::ヽ ,/´:::::_ヽ ＿
_,..､_-―,::::ヽ （,ii ・∀・） （i ｀−´,） (ﾟ−ﾟ ii) /´::::::_ヽ
_,..､､-_―, =:ｭﾟ▽）く::´ﾛ：ﾛ｀l ,/´;:ﾛ：ﾛ::ヽ,/::ﾛ：ﾛ｀) (Α・ii_,)
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,ノﾉﾉ,, ｀):‐：ｌ,／ ／ | | （｀ ii ）
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(, ii ﾟ)／ （, ） | （＿__）_）
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U U （__（＿_） ｒ―――――――‐'`ー―――――――――――――――――――
| 尚マルデン―マルゴーサ間の３地点にも0850時に敵部隊を確認、
| やはり工兵と渡河機材が集結しつつあります。
`ー―――――――――――――――――――――――――――
- 246 名前： 26/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:19
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| これは敵がこのまま渡河、マルミード突入を企図していると |
| 考えるべきだろうかね？ ｜
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＿ _,,､-―‐-､ _,,､-―-､ ＿_
/´::::_ヽ `r==(w)ｭ'' ﾞr==(w)ｭ' ,/´::::::_::ヽ ＿_
＿_(,,ii ﾟД) ノﾉ ｀□´) ( ﾟдﾟ ) （ ﾟ▽ﾟ /´::::::_::ヽ
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（,, iiﾟД）,/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ｌ：/´::::::_::ヽ
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（＿（＿__） U U
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| そう考えて不自然は無いかと。予定通りマルゴーサ集団に ｜
| マルミードへの撤退を命じましょう。我々は直ちにマルミード |
| 西岸地区の防衛を固める必要があります。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 247 名前： 27/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:19
ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| ところで渡河を準備しているという…敵軍の様子はどうかね？ ｜
| 何か変わった様子などなかろうね？ |
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ｒ――――――――――ｭ
| …と、仰いますと？ ｜
`ー――――――‐ｙ――''
＿ ＿ ＿
＿_ ,/´:::_::::ヽ /´:::_::::ヽ /´:::::_ヽ ＿
_,..､_-―,::::ヽ （ ii ・〜） （−´ii ） (−ﾟii ,) /´::::::_ヽ
_,..､､-_―, =:ｭﾟ▽）（::´ﾛ：ﾛ｀ヽ ,l:ﾛ：ﾛ:｀'ヽ/::ﾛ：ﾛ｀) (Α・ii_,)
`r====:ｭﾞﾟд)ﾛ：l '"￣￣‐￣‐￣~‐￣‐~ ﾞ‐' ~―,￣| /´::::::_::ヽ
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U U （__（＿_）
ｒ――――――――――‐'`ー―――――――――――――――――‐ｭ
| いやな、敵前渡河にしても動きが.露骨すぎはしまいかと思ってな。 |
| こちらは陽動で本当は別方面から攻撃してくるのではないかと、な。 |
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- 248 名前： 28/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:20
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 確かにその可能性は否定できませんが、 ｜
| 報告では敵の.機甲部隊は.対岸に留まっていますし、 ｜
| 新たに砲兵部隊の増強も行われているようですので、 |
| マルミミ河のいずれかの地点を渡河してくるものと |
| 考えるべきかと。 |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――‐ｭ
| しかしマルゴーサ集団の陣地は.強固に作ってある。 |
| いくらマルミード直接攻撃の可能性があるからといって、 ｜
| これをむざむざ放棄するのは避けるべきだ。 |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――――‐''
_ ＿ ＿ ＿_ ＿_ ＿__
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（＿_）U_U ＿＿U U＿＿（__（＿_）＿,,（＿__）_）_| （＿__）_）
ｒ――――――――――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| それならば閣下のマルミード集団予備隊の第63軍団を配置することに ｜
| なりますが、それでもよろしいのでしょうか？ |
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ｒ――――――――‐'`ー――――――――――――――ｭ
| 構わん。部隊を総司令部直轄に移す。私の予備隊は |
| 大統領警護旅団と特別儀杖隊、その他で再編する。 |
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- 249 名前： 29/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:21
- １１時３０分 マルトス南の同盟軍部隊集結地
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,x ,":ﾐ､ x､
,":ミ x､ ;",, ﾞ､ ,x、 ,":ﾐ､
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彡;; ヾ彡 ヾ ,ｼ;;, :;ミ ,:" ;;ミ ,ｼ;;, :;ﾐ
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,ｯ":: ;;ヾﾞ ヾ ,ｼ,, ,,ヾﾞ. ,ｼ; ,,ヾ､
,ｼ;;,, :: ;;ﾐ , ミ 彡;;: , ミ ,, ,ｼ; ,,ミ
ｒ―――――――――――――――――――ｭ ,,;;ﾐ
| どうやら敵を完全に欺瞞できたようです。 ｜, ミ
`ー――――――――‐ｖ―――――――――'' ,,ヾﾞ
彡' ,, , ; ミ､ ,,ｯ' ;; '' :: ミ､:;; '' :: ,,ﾐ
彡,, :: ヾ､ ｼ,,; ,,: ' ,, ::ヾ､ ;; ,,, ,,;; ,,ミ
- 250 名前： 30/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:21
- i:li! i:l! i:li! i:l! i:l! i:l! i:l!
i:li! i:l! i:li! |:ｌ! i:l! i:l! i:l!
|:ｌi! ,,,|:ｌ! ,,,,,, ,,,, , |:ｌi! ,,,,, ,,,, |:ｌ!,, |:ｌ!,,,,,,|:ｌ! ,,,,,|:ｌ!,,,,,,
""""""" "''""''|:ｌi!"""''''|:ｌ!_ """ , |:ｌi!""",,,,,," " |:ｌ!,,ﾞﾞﾞ|:ｌ!""ﾞ ｒ―――――――――――――――――ｭ
"'ﾞ` ~ ,,,, "'ﾞ` ,il;i!_ ''ﾞ` " | しかしまた良く出来たダミーですね。 ｜
""" ,,,,,,,,,, """" `ー――――――‐ｖ―――――――――''
＿＿＿＿＿＿_ｪ‐ｪ‐ｪ ｪ‐ｪ‐ｪ‐ｪ_l´_!
(,(,,), :|r'ｼr'ｼr'ｼr'ｼ ￣:| ╋ ￣￣￣｀ﾞﾞﾞ'''''¬‐ｭ,,,_ ＿ ,ｒ―‐､
ｌ__l___ｌ＿__| ＿r'ｼr'ｼr'ｼr'ｼ‐ｭ ―――― | |:| ﾞ!爰）二),!＿_,!二二二二))
. ＿＿＿＿＿＿｀＿`''‐::､:､｀ヽ:､,,_ :|ー'＿＿＿＿＿＿_,|_|:|'''"￣
ｌｌ三三三三三三ｌｌ＿￣_二:ｌニニｌ:二_|||||二二二二二二二二二二｀ﾞ''' ‐ ､,,,_
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ヾ::ヽ::::::::::::::::::ヾ::ヾ､i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌゞ,ノ' （・ ,,） _l_l＿＿_l
ヾ::ヽ､ ノ ヾ,,_, ヾ::ヽ､,_ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ,／ と::::::::::::::::つ （・ ,）
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ﾞlw)===ｭ' （＿__）__） /:':::::::i:::::ゝ
"""" ,,,,, (Д´ ,) （＿__）__）
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ｒ―――――――――― '`ー―――――――ｭ
| その車両は本物です…偽物ばかりだと ｜
| 流石に敵を.騙すことはできませんので。 |
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- 251 名前： 31/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:22
- ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 我がモヘミア共和国軍の初陣が陽動作戦の囮というのは |
| いただけないが、勝利を確実にする.為ならば仕方ないな。 |
`ー―――――――――――――――――――‐ｖ―――――''
ｌｌ三三三三三三ｌｌ＿￣_二:ｌニニｌ:二_|||||二二二二二二二二二二｀ﾞ''' ‐ ､,,,_
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ヾ::ヽ::::::::::::::::::ヾ::ヾ､i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌゞ,ノ' _ll二l＿_l
ヾ::ヽ､ ノ ヾ,,_, ヾ::ヽ､,_ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_∧＿∧ （・−・ ,）
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, ,lw)===ｭ' （::<V>‐::;） /:::：:::ﾛ::::ゝ
"""" ,,,,, (Д´ ,) /:::::：::::‐:ゝ, （___（＿_）
''''' ヾ''彡 ly>ﾛ::ﾞ::;) （＿_）‐''
,,,,,, """" l：::::‐:::::ゝ
､::''::,, /:::::/:::ヽ
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ｒ―――――――――――――――――‐'`ー――――――――――‐ｭ
| 我々は出来るだけ迅速にこのマルミードを攻略せねばなりません。 ｜
| 率直に申し上げて、貴国の部隊はまだ戦闘経験がありませんので、 |
| 重要な作戦に主兵力として投入することはできないのです。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――‐ '
- 252 名前： 32/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:22
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| しかしモララー共和国軍は実戦投入されるようですね？ ｜
`ー――‐ｙ―――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 投入されるのは実戦経験のあるモララー第2軍団です。 ｜
| 彼等は攻撃部隊に編入します。 |
＿＿_ `ー――――‐ｖ―――――――――――――――――――''
ｌ__l二l__l
（,,・−・ ） ,∧＿∧
（:´ﾛ：ﾛ｀） （, ・_>・ ）
/:ﾛ:::：:::llｌ （::::<V>::l
,（＿_）__） ,/:‐:::：:::‐|
（＿_,）__）
､-―‐-､、
ﾞｒ==−:ｭ'
(● ,,)
(ﾞﾞ:::::::::::ﾞ)
ｒ―――――‐'`ー―‐ｭ
| そうですか…。 |
`ー―――――――‐''
- 253 名前： 33/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:22
- ３月２日４時４０分 マルミード北東・マルロ地方
_,,,,､ｘi|l!'': : : : : : : : : : : : : :.: ┃: : :┛┛ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
ﾞ''‐!!iiiｘ､､､,,,,,､､､ｒiiiii!!!!‐'''" ､: : : : : : : : : : : : : : ┃: : : : : : : : ┃ : : ┛┛: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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: : : : : : ﾐ:､.: : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : : :＼. ＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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: : :ミ ,,彡: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ､ｯ＼'!: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＿_: : : : : : : : : : : : : :
: : : : :ﾐ､､ ,,, .. ､ヾ‐~ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ､ｼヽ ,､: : : : : : .==ﾆﾕﾆ;!: : | :|ｭ: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : '''‐,彡ヾ ,, ､､ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ／/,.',,､-;‐――::Ei|i､ニｯEEEEEEEEEEEEｌｯ-､:
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼,ｒ､: : : : :―ｔ;ｭ: :ﾛ: : : : : :_: : : : :.:iﾆ`:o―:i:――' ｔ|; | | :||ｼｼｼ|
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- 254 名前： 34/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:23
- ミ
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- 255 名前： 35/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:23
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::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／ ;;／:::::::::::::: ;-'､_;:! ....:::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::: ／ ;;／:::::::::::::::::::::::: /:'_;:ｯ" .....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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- 256 名前： 36/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:23
- ｒ―――――――――――――――――――――‐ｭ
| ０５００時、攻撃準備射撃を終了いたしました。 |
`ー――――――――――――――― ､ｒ――――‐''
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| 宜しい。敵警戒陣地への攻撃を開始したまえ。 |
| 攻撃開始は予定通り０５１０！ |
`ー――――――‐ｖ――――――――――――――''
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/::／◎ヽ::::::::::', ｌ ,,ヽ― ' ､,, l
/´ ￣ "" ''ヾ /´ ヽ
l ・┌'┐・ l l ´ l¬ ｀ l
ヽ,,_ `‐'' _,,, ノ ヽ::..,,_`´ _ ,,..ノ
,,=ｨ'､::=/+ヾ=::ノ:::ゞ=‐､ ,,=ｲ'､ヾ/+ヾｨ:::ノ:ヾ=､
/ﾞ::::=ｒ,=::::::|o:::::::::::::::::::;/::＼ /:i,i:::=ｒ,=::ｒ|o:::::::::::::;/:::::ﾍ
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l:::::‐|::l:::｡::~l::|o:::ｌ~::｡:::l:::::ゞ::::::::::', l:: |i,ｒ-ｔ;.-r―:::―::-､‐::::::::l
ヽ::::|:::|::l:l:::|::|o::::|::l:l:::|:::::::|`‐::::::;l |:::|:'ヾ='ﾞ'-|:::_:::::::::::::::::::::;;ノ'
ヽ|::::ー:::':::|o:::::ー:::'::::::::|:::;;;／ |:::|:::::ー:::':::|o:::￣:::::~::::l´
- 257 名前： 37/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:24
- ＼从,人,,从,,人,,从,,人,,从,,人,从,／
ヽ /
≪ 全車前進を開始せよ！ ≫
/ ヽ """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
／Ｗ"Ｙ"Ｗ"Ｙ"Ｗ"Ｙ"Ｗ"Ｙ"Ｗ"＼ ＿_,,,,,＿＿i_ ゴ ォ ォ ォ ．．． """""" ,,,,,,,,,,,,,,,,,
"""""" ====ニ==ニｌ,」二二l二,,..ニ!ｭ＿_ (::⌒ ::..
''''''''''' ,ｒ':‐:‐:‐: ─┬─┬―,,‐=! (::⌒::):: :: ::..
ヾ''◎◎◎◎◎◎◎ﾞ／ ::) ::) ⌒::) ::::.:.... """""""
｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~
＿_,,,,,＿＿i_ ゴ ォ ォ ォ ．．． ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, """""""
====ニ==ニｌ,」二二l二,,..ニ!ｭ＿_ (::⌒ ::..
,ｒ':‐:‐:‐: ─┬─┬―,,‐=! (::⌒::):: :: ::.. """"""
ヾ''◎◎◎◎◎◎◎ﾞ／ ::) ::) ⌒::) ::::.:... ""_＿＿_＿_ ,,,,,,,,,,
｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ｒ‐ｭ ￣ﾛｯ'ｭ~'
ミ``ミ`ﾐﾞ`ﾞミ`ﾞ､ﾞ｀`ミ､｀`ﾞヾ`ﾞミミ`､ヾﾐ`､ﾞ｀`ﾞ､`ﾞ｀ヾ`ミﾐ` ,､＿ｪ:'-:'ｪｪ‐ｪ‐l＾!ｭ＿＿＿＿＿ `ﾞ､ﾞ｀`ミ､｀`ﾞヾ`ﾞミヾ
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iﾆii!二二二二二二二〔i:'＿＿'ili＿_ii爰ii i| ||―:| i ―――‐ ｒ―:i|ヾヾヾ,:ヾ＿__|__|＿!__|
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ﾞ'‐､_"ヽ_ :'ﾞ ,､｀, :'ﾞ ,､｀, :'ﾞ ,､｀, :'ﾞ ,､｀, :'ﾞ ,､｀_＿＿_＿_'ﾞ::,､｀, ゞ.ﾞ_,ｼ'ヾ|
｀''‐､':､,ﾞ,ソゞ':､,ﾞ,ソゞ':､,ﾞ,ソゞ':､,ﾞ,ソゞ':､,ｒ‐ｭ ￣ﾛｯ'ｭ~':､,ﾞ,ソ､-''"､‐´､ 、
‐ _ ｀~~＾~~ ~~ﾞ~~＾~~ﾞ~~~ ~~~~~,､＿ｪ:'-:'ｪｪ‐ｪ‐l＾!ｭ＿＿＿＿＿~~~｀
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iﾆii!二二二二二二二〔i:'＿＿'ili＿_ii爰ii i| ||―:| i ―――‐ ｒ―:i|ヾヾヾ,:ヾ＿__|__|＿!__|
~~ ￣ﾞﾞﾞﾞ'!!...,,,| i＿＿＿_,,,. ､'､-‐二ニ-‐¬''"´ ＿_,,,,,,
- 258 名前： 38/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:24
- ５時２０分 マルミード方面軍総司令部
ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 第391師団より報告！マルトス南より敵の.渡河の開始を確認。 |
| 敵歩兵数個中隊が既に沿岸を確保し、我が警戒部隊は |
| 河岸陣地より後退。０５１０より敵の砲撃再開、同師団は. |
| これを敵の本隊の渡河開始とみて主力の前進を準備中！ |
`ー――――――――――――――――――‐ｖ――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――‐ｭ
| 第377師団は敵渡河部隊に対し主力の投入を開始しています。 ｜
| 場合によっては東岸に逆上陸も検討するとのこと、その場合には |
| 砲兵旅団の支援が欲しいそうです。 |
`ー―――――――――――――――――‐ｙ――――――――――‐''
＿ _,,､-―‐-､ _,,､-―-､ ＿_
/´::::_ヽ `r==(w)ｭ'' ﾞr =(w)ｭ' ,/´::::::_::ヽ ＿_
＿_(,,ii ﾟД) ,ノﾉ ｀□´) ( ﾟдﾟ ) （ii ﾟ▽ﾟ ） /´::::::_::ヽ
,/_::::::::::ヽ：ﾛ:l§(,,”ｼ：ﾛ”l, (:ﾞ,:‐：=ﾞｌ （::´ﾛ：ﾛ｀）, （・〜・ ii）
（,, iｌﾟД）,/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ,/´::::::_::ヽ ＿
（::::"::ﾛ：l/ /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ::| （−´ii ,）_ /´::::_ヽ
/:::::::ﾛ::/ / ,＿_ | _／::ｨ:~::/´::::_ヽ _ (Дﾟ,ii,,)
（＿_,,/ /＿＿＿/´::::::_::ヽ ＿＿＿＿|/´:::::_ヽ:ﾛ(−ﾟii )ヽ0l：ﾛ::~;il
/' （,, ii´） (iｌ )__l：ﾛ::~:::) l：:::ﾛﾞ''ゝ
|￣￣￣￣￣￣￣（:::つと::｀）￣￣￣￣O::~::::::::｀) l：:::ﾛ::::ゝ ＵＵ
|＿＿＿＿＿＿＿/::::::i:::::::::ゝ＿＿＿＿ l::::::::i::::::ゝ U U
（＿（＿__） U U ｒ―‐'｀ー―――ｭ
| う〜む… |
`ー―――――''
- 259 名前： 39/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:25
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| マルロ回廊と東部マルミード…どちらが主攻だろうか？ |
| 前者は守りが薄く、後者は躊躇すれば｢半渡を撃つ」機を |
| 逃すことになる。 |
`ー―――――‐ｖ―――――――――――――――――――― '
,,..-::―::::‐-､
/":::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ ,,::::'':::￣:::::::ヽ
/::::::::::::::::::::＿::::::＿:::', /:::::::::::::::::::::::::::ﾍ
l￣l:l￣ ・ ,l /::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
', ﾍ:､ -―､,! ,'､:::::::::::::::::::::::::::::;;ﾉ
ヽ,, ヾ､､,,,＿ ,,ノ ,,..-::l|| ｀ ､''' ― '', ''"||:_..､、
,,ｒ‐=＝::::_￣:::;;/oヽ:ゝ‐､ ,.:/'_メ_ヾ、 ―- ノ'><_llヽ
/:::::::::::l:::::::::::￣:::::|o::::::::::::iﾞ, /:::::::::l:￣::ヽ:_::‐-,=､―::_ｿ:::T::::::ﾍ
,/::::::::::::ｿ:::::lﾆl:::::::::::|o::::::::::::l::', /:::::::､::l'ｿ::::::::::::￣::lo::￣:::::::::::l::::::::::',
/::::::::､:::/:::::「_::｡::_l:::::|o::「::｡_ｌ| ::', /::::::::､/'|::::::ｒ‐.,‐ｭ:::::|o::: ｒ-.,::┐!,::::::::::',
l:::::-‐::ヽl::::::::|::ｌ::ｌ::|:::: |o:::|:ｌ:ｌ:|:|:::::l /:::::::::;;/ ,|:::::::|::ｌ::ｌ::l ::::|o:::::|::l::l::|:::|,',::::::::::',
ヽ::::::::::::::ヽ::＿:￣: :::::|:::::::￣:::|‐､l _,,_-ヽ::::;;/ ,|::::::::::￣:::::::::|o::::::::￣::::::l, ',::::::::::',
＼:::::::::;lヽ､､'::::::::::::|:::::::::「:ｿｸ'ﾉ |ヽ￣￣￣￣￣ ﾞ ¬７ｿ'' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣`ｒ,‐::"､、￣
` ‐l''l::l:l::|:::::::::::::|l:::::::: |::;ﾘ´ | ＼ ヽ、￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ `ヾ'｀￣
l:::::￣:::::::::::::::|:l:::::::::￣| | ＼ ヽ、
￣|:::::￣::::::;;|´::::￣:|~ |, ＼ ヽ、
ｒ――――――――――――――――――――――――‐'´ー――――――――ｭ
| どちらにも戦車がかなり居るとの報告があります。それではどちらが主力か |
| 全く見当が付きません。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――――''
- 260 名前： 40/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:25
- ｒ――――――――――――――――――――――――――――‐ ｭ
| 敵側にいる間諜の報告等から、昨日までモーナ.第2機甲軍が |
| 対岸にいたことは間違いないはずです。…ただ、マルトス北で |
| 大量の何かがマルロ方面に運ばれている様子も確認されており、 |
| 敵機甲部隊が隠密裏に移動した可能性も否定できません。 ｜
`ー――――――――――――――‐ｖ―――――――――――――'
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| いずれにせよ事は一刻を争う。.東部マルミードの５個師団を ｜
| 東マルミード集団に.組織してマルテス大将に指揮させ、 |
| 敵渡河部隊を迎撃した後対岸まで進出、敵部隊を偵察し |
| 且つマルゴーサ集団を.回収する…これは賭けだが、どうだ？ |
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――――――''
＿ ＿ ＿
＿_ ,/´:::_::::ヽ /´:::_::::ヽ ,/´::::_ヽ ＿
_,..､_-―,::ヽ （ ii ・Д） （｀−´ii ） (−ﾟ,ii ) ,/´:::::_ヽ
_,..､､-_―, =:ｭ' ﾟ）（::´ﾛ：ﾛ｀l /´;:ﾛ：ﾛ::ヽ,/::ﾛ：ﾛ｀) (Α・ii_,)
`r====:ｭ',,, ﾟ)::｀）'"￣￣‐￣‐~"￣￣‐~―￣―,￣| ,/´::::::_::ヽ
,ノﾉﾉ,, ｀)::‐：ｌ／ ／ | | （<_｀ ii ,）
(§,,”ｼ：ｌ::::／ ＿" ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__| | l：ﾛ::｀'::::）
/´::::;;ヽ_‐,／ /´:::_::::ヽ | l：::::ﾛ:::::ゝ
(, ii ﾟ)／ （, ） | （＿__）_）
(l)(l:::::ﾞ)￣￣,（´::::::::｀:ｌ~￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~|
,/:::i::::ﾛl ＿＿,/:::::i:::::::ゝ,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,,|
U U （__（＿_） ｒ――――‐'`ー――――――――――――――――――――――――
| いいでしょう。ただ対岸進出は実戦経験のある第377師団１個のみ、
| 敵情を見て他の師団を進めます。全てを出すと北部が緊迫した場合、
| 全く対応できませんので。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――
- 261 名前： 41/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:26
ｒ―――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| よし！それでいこう。野戦病院からマルテス将軍を引っ張り出して来い！ |
| マルゴーサ集団に警報、マルロ回廊での敵の突破を許すな！ |
`ー―――――――――――‐ｖ――――――――――――――――――――''
_ ＿ ＿ ＿_ ＿_ ＿__
/´:/´::::_::ヽ /´:::_:ヽ /´:::::_::ヽ /´:::::_::ヽ /´:::::_::ヽ
（, ( ii・Α) ( ii,ﾟ) （,, ii｀） （・ii ,） （▽ﾟ ii ,）
（::::(::::~´ﾛ：ｌ (´:::::｀:) （´::::::::｀:l ,l::`´::::::::）, l：ﾛ:::`':::）
/::::/:::::ﾛ:::：l￣/::::i:::::ゝ￣/:::::::i:ﾞ‐:ゝ￣ｌﾛ::::::::i:::ゝ| l：::::ﾛ:::::ゝ
（＿_）U_U ＿＿U U＿＿（__（＿_）＿,,（＿__）_）_| （＿__）_）
ｒ――――――‐'`ー―――――ｭ
| 直ちに命令を発します！ ｜
`ー――――――――――――''
- 262 名前： 42/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:26
- １４時２０分 マルロ北の十字路：第104装甲軍団
ゴオー――― ゥ
三 ＿＿
三 /-,:二:ﾍ
三 ｒヤ・−・）
三 ヽ::´ﾛ：ﾛ:ヽ
三 ＿＿＿＿＿＿_ｪ‐ｪ‐ｪ ｪ‐ｪ‐ｪ‐ｪ_l´_!
三 (,(,,), :|r'ｼr'ｼr'ｼr'ｼ ￣:| ╋ ￣￣￣｀ﾞﾞﾞ'''''¬‐ｭ,,,_ ＿ ,ｒ―‐､
三 ｌ__l___ｌ＿__| ＿r'ｼr'ｼr'ｼr'ｼ‐ｭ ―――― | |:| ﾞ!爰）二),!＿_,!二二二二))
三 . ＿＿＿＿＿＿｀＿`''‐::､:､｀ヽ:､,,_ :|ー'＿＿＿＿＿＿_,|_|:|'''"￣
三 ｌｌ三三三三三三ｌｌ＿￣_二:ｌニニｌ:二_|||||二二二二二二二二二二｀ﾞ''' ‐ ､,,,_
三 /__/ ',__', ',__',/__/､､,_￣￣￣ |￣￣￣￣ :|￣￣￣￣| :|￣￣|:￣￣|:￣￣| | :i〉 ＿__ ,::―‐-､、
三 |__| ＼;;;;;;;;;;;;;|__|;;;;;;i' ﾞi ''――'- ､､,,_=_,,､-‐- ､､,,_=_,, `‐――''――''――'‐''" /_:::‐:::ﾍ `r==−ｭ'
三 ヾ::ヽ::::::::::::::::::ヾ::ヾ､i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌ i' r; ｀ｌゞ,ノ' （・ ）､ （｀ ）､
三 ヾ::ヽ､ ノ ヾ,,_, ヾ::ヽ､,_ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ,／ （:ﾞ::::::::::ﾞ;ソ （:ﾞ::::::::::ﾞソ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ,/::::::::i:::::ゝ ,/::::::::i:::::ゝ￣
~ ,,, "" ‐ ~ ､ww, （＿_）__） （＿_）__）
- 263 名前： 43/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:27
ゴ ォ ォ ォ ．．．
ｒ――――――――――――――ｭ
| 今の部隊は何だったかな？ |
`ー――――――――‐ｖ――――''
ｒ――――――――――――――――――――ｭ
| 第13装甲擲弾兵師団の第4戦車大隊です。 ｜
`ー――――――――――――――――――‐､（
r‐:
＿＿_,,| |＿＿__ ＿＿＿＿
< Malvia 13km ,| /::::::￣￣￣::::ﾍ
＿￣＿|ﾞ~|＿_￣ /:::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
| Malmid 41km ,> /´ ￣￣￣￣￣~',
￣￣￣|~ﾞ|~￣ l ・ l ））
||~￣￣ 〉 ヽ,, ＿＿＿ ノ
￣|~ﾞ|~ ,ｒ＝ｨ::￣:::::::::::::::::::::;;>ｭ )｀ー―――――ｭ
《￣￣~| /:::::::ヽ:::｀:::::::￣￣:::::::::::::ヽ | そうか…。 ｜
￣|~ﾞ|~ l:::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::＼ `ー――――― ''
| | |::::::::::‐l＿:::::::::::::::::::::::::::::l:::_:;;:::ヽ
| | l::::::::::'´::::::::￣:::ヽ‐,.=ｭ､‐､ヽ::::::｀ｌ ））
| | ヾ:::::::::::::::::::::::::::;;l ｒ=,lｼ ;;:|::::::::ﾉ
| | ｀T:::''''::::―:::'' `‐”'＾‐ﾞT' ‐'''"
| | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
- 264 名前： 44/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:27
ゴ ォ ォ ォ ．．．
,r::=========''ﾆ 二二二二二二二二ヽ 三二
_ ｌｌ || ┌―‐┐ ｌ 三二
|_~ 'l 〔〕 _ || ｜ ,| ╋ :l 三二
|,,~'''-− ¬'''' "_iー――――‐:|＿└＿‐┘＿＿＿＿ l 三二
||: _＿＿|_ i ,＿＿＿ | 三二
＿_ ,, -―‐-､ ,|i￣￣ﾞ,/:::::::_::_:::::ﾍ i ｌ三ｌ ,/:::::::_::_:::::ﾍ, | 三二
/::::‐:::ﾍ `r−==ｭ' 〔_〕,＿_/ ｒ''´:::::::｀ヽ:ﾍ 二二二二 _＿＿/ ｒ''´:::::::｀ヽ ﾍ＿| 三二
Σ （ ・） （ ´） '― i::::（◎）::::i ―――――――― i::::（◎）::::i ー' 三二
（ﾞ:::::::::::ﾞl （ﾞ::::::::::::ﾞl ヾ::::::::::;;ノ ヾ::::::::::;;ノ 三二
￣￣￣￣ /::::::i:::::::l ￣/::::::i:::::::l ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（__（＿_） （__（＿_）
- 265 名前： 45/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:27
バタン！
＿＿＿
ｒ::''':::￣::::::::::::::::::::::::｀>
＿＿＿,ｒ――― ヽ､::;;_＝ｔ;＝;;;;::::-７'―''"￣￣￣￣￣￣￣￣
ｌl￣￣￣!￣￣￣￣,ﾉ､...,,,_(o)__,,,... ,ｨ￣￣￣| ￣￣￣￣￣￣
, ｌｌ :|l ,/`, -.､, ―‐ '''"´｀:, ｜l |￣￣￣￣
, ＿ ｌｌ || _,, l l;;;;;;;:ｌ __ ''´ ｌ..,,, _ | | |
「 ｔl,ｌ ｌｌ _|l.. ‐::::ｒ'x,F,ヽ,`,:‐'' ﾉ__,l, ﾉf,Xﾕ:ヽ ｜
.L__ヽ ｌｌ,, ,r''"´:::::::::::::::~´:::-‐l｀"'':::‐o:‐:::‐::'''":::::::￣:::::::＼ ＿＿＿＿
＿,,,,....､､ --ｔ,lﾞlヽ ヽ､::::::_;;:: ‐ ''''"ヾ::::::=ｘ=::ヽo::',三三ﾍ::::':､:::::::::::::ヽ
-― ''''' """´| !‘'´ ￣:| ',::::ｒ‐｡‐;::ﾍ:o:::ｒ:::｡‐;::::::::|ヾ/::‐:::::l
::＝＝＝＝ ＝::| | |;;;;＿ .l:::::Ll,l:」:::::l:o:::Ll,l:」:::::::::l/::´::::::/
＿￣￣￣ﾞ:, |::| | |:::::::::::::::::: l:o:::::::::::::::ｒ::/:::::::::::/
::::::::｀::ヽ ﾞ:, ! | | l｀l:::::::::::::::::|:o:::::::::::::::|_,:ヽ:::::/
- 266 名前： 46/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:28
,r::=========''ﾆ 二二二二二二二二ヽ
_ ｌｌ || ┌―‐┐ ｌ
|_~ 'l 〔〕 _ || ｜ ,| ╋ :l
|,,~'''-− ¬'''' "_iー‐ ,::―‐:-､、|＿└＿‐┘＿＿＿＿ l
||: _＿＿|_, ﾞr (w)= ｭ':i ,＿＿＿ |
＿_ ,, -―‐-､ ,|i￣￣ﾞ,/:::::::_::_:::::ﾍ, rヤД´ ): ! l三l ,/:::::::_::_:::::ﾍ, |
/::::‐:::ﾍ `r−==ｭ' 〔_〕,＿_/ ｒ''´:::::::｀ヽ:ﾍヾ:ﾞ:：ﾛ:::ﾞ:;) _＿＿,,/ ｒ''´:::::::｀ヽ ﾍ＿|
（ (ヽ （ (ヽ '― i::::（◎）::::i ―/:::：:::‐:::ゝ――― i::::（◎）::::i ー'
（ﾞ::::::::::ﾞ:ｲ （ﾞ::::::::::ﾞ:ｲ ヾ::::::::::;;ノ |::::|::::::| ヾ::::::::::;;ノ
￣￣￣￣ /::::::i:::::::l ￣/::::::i:::::::l ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣（__（＿_）￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（__（＿_） （__（＿_）
ｒ――――――――――‐'`ー―――――――――ｭ
| …メルツ中将、部隊の前進状況はどうだね？ |
`ー――――――――――――――――――――''
- 267 名前： 47/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:28
ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 極めて順調です！我が.軍団は敵の１個師団を壊走させ、 |
| もう１個師団を殲滅いたしました。.現在ギコブロ市方面で |
| １個師団が抵抗中でありますが、部隊は予定通りに目標線まで |
| 到達する見込みです。 ｜
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――――――――――''
,,..-_― -,
`ｒ −==ｭ' ,,,-――-, ＿__
(, ●) ﾞｒ==(w)ｭ' /::ハ‐:ﾍ
(ﾞ:::::::::::ﾞ::) （ ´∀｀） （・ウ・ ,）
/:::::i:::::::‐ゝ （::ﾞ::ｼ：‐ﾞｌ lﾞ‐：=:::ﾞ:）
|:::::|::::::| ,/:::‐:::：:‐| l‐::：:::‐::ゝ
（__,（＿_） （＿__）__） （__（＿_,）
ｒ―――――― '`ー――――――――――――――――――――――ｭ
| 結構だ中将。１８００時までにモララー第2軍団所属の３個師団を、 |
| 明日の０４００時までにモランダ第1師団をこちらに投入する。 |
| 同１３００時までには第3装甲軍団がマルミミ河を渡ってこっちにくる。 |
| 同軍団が到着するまで、この方面の指揮は貴官に委ねる。 |
| そのあとはニギール大将が部隊を掌握する。わかったな。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
- 268 名前： 48/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:29
- ３月２日：第二次攻勢―マルロ回廊突破〜マルミード市への肉迫
【24】 ,,,､､-―‐- ､ l|マルミミ河
／￣ヽ‐,＿,＿＿＿＿`y_【第2装甲軍】
..,, ＿ ,ｒ‐" 《Sm》 _|＿【L.1】 /' 【3Pz】 へへ
L ｻﾏﾙﾝｶ 」 へ /' l￣l へへ△
【第6軍】 【25】 へへ へへ 【Mr.2】,ll ―「,《Ms》ｌﾏﾙﾄｽ
《北ﾏﾙﾐｰﾄﾞ集団》 【104Pz】 ｌl ￣|￣ へへ
へ △《62》/ ヽ,↓ 《63》【Mh.1】【102Pz】
_／ 《東ﾏﾙﾐｰﾄﾞ集団》 《Mg》l_―'
《西ﾏﾙﾐｰﾄﾞ集団》 ,:j' ‐ﾏﾙｺﾞｰｻ ｌ―――――――――
【SS5】 「_ ﾏﾙﾐｰﾄﾞ 《ﾏﾙｺﾞｰｻ集団》_「
へへ |＿《Mr》 ＿/ﾏﾙﾃﾞﾝ【23】,／ ＼
へへ ,／ ＼＿＿/￣_ _,.､''《Md》ヽ／ へへへ
＼／ 【7】 「 ｌ...‐"┘ヽ＿__/ ｀ ヽ、 へ へ
,／ ￣￣￣|￣,.､-＝-'''"￣ 【10】 ＼ ｀ヽ､..,,＿＿
,,,､､-,,,‐= '''‐,"´ へへへ 【第1軍】へ
ヽ､ へへ△へ ヽ へ
- 269 名前： 49/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:30
- ３月３日７時３０分 サマルンカ市：北マルミード集団（旧サマルンカ集団）司令部
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| あぁ…なんたることだ…このままではマルミードが… |
| 北部防衛の任にありながら… |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――''
＿
∩,,,,∩ /´_::::::ヽ
（´Д｀； ） (Дﾟ；ii,ミ
＿ /:;",^､:`::〉 l：ﾛ::~:::)
￣￣￣￣￣/´:::::_::ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――――――――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| これは上級司令部のミスです。将軍に責任があるわけではありません。 |
| それよりも急いで何か手を打たねばなりません。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
- 270 名前： 50/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:30
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| だがどうする？マルロ軍団の３個師団のうち残ったのは歩兵２個旅団と、 |
| 工兵大隊１個だけだぞ…我が集団の戦力を全て合わせても敵の戦力には ｜
| 到底及ばない。どうしようもなかろう？ |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――――――――――''
＿
∩,,,,∩ /´_::::::ヽ
（ ；´Д｀） (Дﾟ；ii,ミ
＿ /:;",^､:`::〉 l：ﾛ::~:::)
￣￣￣￣￣/´:::::_::ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――――――――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| いえ、やりようによっては戦場は限定できますし、今ならば敵の兵力も |
| 限定されています。…そしてそれは時間が立てばたつほど強化されます。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――‐'`ー――ｭ
| ではどうしようというのだ？ |
`ー――――――――――――''
- 271 名前： 50/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:31
- ｒ―――――――――――――――ｭ
| こちらから打って出るのです。 |
`ー――――――‐ｖ―――――――''
ｒ―――――――――――――ｭ
| この状況でか！戦力は？ |
`ー――‐ｙ―――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――
| サマルンカ軍団から歩兵２個旅団、
| 集団予備から第3戦車旅団と第4砲兵旅団、
＿ | それにマルロ軍団の残存を全て投入、
/´::_::::ヽ ∠ 支援集団も全体の半分を投入します。
彡,,ll ﾟД) `ー―――――――――――――――――――
(::´::ﾛ：ll＼
/::::ﾛ::::∩,,,∩ ＿_
U （, ´∀）､/´:::::_::ヽ
とl::::::::｀::つヽ
/:::::::::ﾛ::l, ＼＿＿＿＿＿
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| 正気か！そこで失敗すればサマルンカ市は維持できんぞ。 |
| 貴重な機甲予備も、大事な弾薬もなくなるな。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 272 名前： 52/65（上はミス） 投稿日： 2005/01/09(日) 22:31
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| 正気でいって勝てる法がありますか…？ |
`ー――――――――――‐ｖ―――――――''
＿
∩,,,,∩ /´_::::::ヽ
（´Д｀ ,） 彡,,ii ﾟД)
＿ /:;",^､:`::〉 (::´:::ﾛ：l
￣￣￣￣￣/´:::::_::ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――――‐'`ー――――――ｭ
| なるほどな。で、作戦目標は？ |
`ー――――――――――――――''
- 273 名前： 53/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:32
- ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
機甲旅団はマルロ町からメルヌ町を通り、アマルハ村から一気にマエロ橋まで進みます。
これに第379、380、3/362の３個旅団が続き、同時に第372師団で敵第53師団を北側に圧迫します。
作戦が成功した場合、蘭軍師団を殲滅し且つ橋を破壊する計画です…。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
サマルンカ市 【第53歩兵師団】 ＼ ／ |＿_,‐ ヽ::､_,l::::l
┳| 【2/53】┳／ ┗ 「_,,ｌ | ヾ::::::l
＿━|┻┓＿━┻┓ ┗┳【1/53】 |, i::::l
| | | ヽ＿＿┓ ,| ｱﾏﾙﾊ, | i::::i
――|――l‐ 《2/372》|―,|┣――┫､―――――――――,O‐――――┼―――＝＝― 至マルトス
| | | |￣l,┃ ＼ ／ | l::::lﾏｴﾛ橋
￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|'￣ ＼ ,／ | i::::l
＿＿|＿＿|＿《第372歩兵師団》 ┏ ／ ／￣ ヽ ｜ ,i::::l
＿＿|___|__,|＿|＿|＿＿＿＿＿┣＿┫＿＿┫l￣ ヽ"【3/L1】 / | l::::i
＿l__,|＿__,/ ,, -,,‐＝=､‐-､ ┗＼／ﾒﾙﾇ ヽ＿／ ,／ | マルミミ河
＼／＼ ,／ ／／_｀ヽ ┓ ｀"ヽ, ┫| ＼ O―／ | |::::|
￣｀ヽ, ＼／＼ l / / (_,,237┣ ,／ | ＼ ／ | |::::|
｀ヽ '､ ＼／ l l ゝ 《380》┛ ,l ／ｌ＿ ,|,, ＼, ＿／ |――O |::::|
） ｌ l ＼ ヽ `ー､,,_,,...-‐'' ／'< 【1/L1】 ｷﾗﾝ〈＿〉, | |::::|
‐''" ,,/ﾞ《379》｜＿┓ヽ､,,,＿_,,ノ"´,/' ＼l￣ | ＼ | |::::|
＿‐_''＿＿＿＿,|＿_|┣＿＿／l＿_ ,|＿＿＿_/￣l_【蘭第1師団】 ＼ | |::::|
|＿|＿|┃ < 【2/L1】 ヽ＿/ﾏﾙﾛ -―‐- ､ ＼ | |::::|
｀ヽ / ＼, ＼l￣ / ／ ＿ ヽ, ＼,| |::::|
ヽ ＼ / ＼ / / ／ ｀ヽ l | ,|::::|
'､ l l_,」 ＼ ,/ ／ ,/ , ‐ ､ l, | | |::::|
,l ,/ ＼ / l l ｌ l l | | |::::|
- 274 名前： 54/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:32
- ｒ――――――――――――ｭ
| 作戦が失敗したら…？ |
`ー――――――‐ｖ――――''
ｒ――――――――――――――――‐ｭ
| 可能であればサマルンカを.放棄し、 |
| マルミードに撤退します。 ｜
`ー――――――‐ｖ――――――――‐''
＿
/´::_::::ヽ
彡,,ll ﾟД)
(::´::ﾛ：ll＼
/::::ﾛ:::::∩,,,∩ ＿_
U l（, ´Д）､/´:::::_::ヽ
（:::::´::ﾛ：l ヽ
/::::::::ﾛ::：l ＼＿＿＿＿＿
ｒ―――――‐'`ー――――ｭ
| 可能であれば…か。 |
`ー―――――――――― '
- 275 名前： 55/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:32
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| いいだろう。攻撃準備は何時までに整う？ |
`ー――――――――‐ｖ―――――――――''
＿_ ＿
/´:::::_::ヽ /´_::::::ヽ
/（´∀｀ l(ヽ 彡,,ii ﾟД)
ヽ:ﾞ:ﾛ：ﾛ｀::/ (::´:::ﾛ：l
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――――――――ｭ
| １２００時までに。蘭軍師団の.攻撃をこのまま食い止め、 |
| 反転攻勢に移る形で攻勢を実施します。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――‐'`―――――――ｭ
| 方面軍総司令部に伝えておけ。 |
`ー――――――――――――――''
- 276 名前： 56/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:33
- ８時００分 マルミード方面軍総司令部
ｒ―――――――――――――――――――――――――‐ｭ
| 第11防衛区と第13防衛区が制圧されつつあるか…。 |
| マルンシュタインの反撃が成功すれば、確かに敵の動きを ｜
| 一時的には停止できるかもしれん。 |
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――――‐''
＿ ＿ ＿
＿_ /´::::_::::ヽ /´:::_::::ヽ ,/´::::_ヽ ＿
_,..､_-―,::ヽ （ii ・〜・,） （−´ii ,） (−ﾟ,ii ) ,/´:::::_ヽ
_,..､､-_―, =:ｭ' ﾟ）（::´ﾛ：ﾛ｀l /´;:ﾛ：ﾛ::ヽ,/::ﾛ：ﾛ｀) (Α・ii_,)
`r====:ｭ',,, ﾟ)::｀）'"￣￣‐￣‐~"￣￣‐~―￣―,￣| ,/´::::::_::ヽ
,ノﾉﾉ,, ｀)::‐：ｌ／ ／ | | （<_｀ ii ,）
(§,,”ｼ：ｌ::::／ ＿" ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__| | l：ﾛ::｀'::::）
/´::::;;ヽ_‐,／ /´:::_::::ヽ | l：::::ﾛ:::::ゝ
(, ii ﾟ)／ （, ） | （＿__）_）
(l)(l:::::ﾞ)￣￣,（´::::::::｀:ｌ~￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~|
,/:::i::::ﾛl ＿＿,/:::::i:::::::ゝ,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,,|
U U （__（＿_） ｒ――――‐'`ー――――――――――――――――――――――ｭ
| しかし敵は既にかなりの地積を制圧しています。 |
| よしんばマルロ方面を奪還したとしてもマルミミ河を船で渡って |
| 補給を維持することは明らか、それでは無意味です。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
- 277 名前： 57/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:33
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| マルーエル、我々は援軍を待っているのではない。 |
| 少しでも多くの民間人を脱出させる為の時間稼ぎをしているのだ。 |
| それ以外は考えるな。 |
`ー――――――――――――――――――‐ｖ―――――――――''
ｒ――――――――――ｭ
| はい、大統領閣下。 |
`ー―――――‐ｙ―――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| ところで殿下、脱出計画の状況はどうなっていますか？ ｜
`ー――――――――――――――――‐ｖ―――――――''
＿ _,,､-―‐-､ _,,､-―-､ ＿_
/´::::_ヽ `r== (w)ｭ' ﾞr =(w)ｭ' ,/´::::::_::ヽ ＿_
＿_(,,ii ﾟД) ノﾉ, ｀□) (,, ﾟдﾟ) （ii ﾟ▽ﾟ ） /´::::::_::ヽ
,/_::::::::::ヽ：ﾛ:l§(,,”ｼ：ﾛ”l, (:ﾞ,:‐：=ﾞｌ （::´ﾛ：ﾛ｀）, （∀‐ii_ ,）
（,, iｌﾟД）,/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ,/´::::::_::ヽ
（::::"::ﾛ：l/ /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ::| （−´ii ,）_
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（＿_,,/ /＿＿＿/´::::::_::ヽ ＿＿＿＿|/´:::::_ヽ:ﾛ(−ﾟii )
/' （,, ii´） (iｌ )__l：ﾛ::~:::)
|￣￣￣￣￣￣￣（:::つと::｀）￣￣￣￣ l::~:::::::｀) l：:::ﾛ::::ゝ
|＿＿＿＿＿＿＿/::::::i:::::::::ゝ＿＿＿＿ ,l::::::::i::::::ゝ U U
（＿（＿__） U U
ｒ―――――――‐'`ー―――――ｭ
| 順調だ。ところで上級大将… ｜
`ー―――――――――――――''
- 278 名前： 58/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:34
- r―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 我が蒙帝国政府は貴官に元帥の階級を贈りたいと考えている。 |
| 大統領が.上級大将で司令官が元帥ではやりにくかろう… |
`ー―‐ｖ――――――――――――――――――――――――――''
＿ ＿ ＿
＿_ /´::::_::::ヽ /´:::_:::ヽ ,/´:::::_ヽ ＿
_,..､_-―,::::ヽ （ ・∀・ i） （｀−´,ii） (ﾟ−ﾟ ii) /´::::::_ヽ
_,..､､-_―, =:ｭﾟ▽）（::´ﾛ：ﾛ｀l ,/´;:ﾛ：ﾛ::ヽ,/::ﾛ：ﾛ｀) (Α・ii_,)
`r====:ｭﾞﾟд)ﾛ：l '"￣￣‐￣‐~"￣￣‐~ ﾞ‐' ~―,￣| ,/´::::::_::ヽ
,ノﾉﾉ,, ｀):‐：ｌ,／ ／ | | （<_｀ ii ,）
(§,,”ｼ：ｌ::::／ ＿" ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__| | l：ﾛ::｀'::::）
/´::::;;ヽ_‐,／ /´:::_::::ヽ | l：::::ﾛ:::::ゝ
(, ii ﾟ)／ （, ） | （＿__）_）
(l)(l:::::ﾞ)￣￣,（´::::::::｀:ｌ~￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~|
,/:::i::::ﾛl ＿＿,/:::::i:::::::ゝ,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,,|
U U （__（＿_）
ｒ―――――――‐'`ー――――――――――――――――ｭ
| 折角のお話ですが、.遠慮させていただきますよ。 |
| 今更階級が上がったところで何の役にも立ちはしないし、 |
| 指揮する部隊もせいぜい軍団に毛が生えた程度…。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 279 名前： 59/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:34
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| それに我が丸耳共和国国防軍に元帥という階級は無い。 |
| 上級大将までならそのままいけるが、それ以上は蒙軍に移るしかない。 ｜
| …どうせ死ぬなら私は共和国の軍人として死にたいからな。 |
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――――――――――''
,,..-::―::::‐-､
/":::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
/::::::::::::::::::::＿::::::＿:::',
l￣￣ |:| - _l
ｌ, |:| '､
ヽ.,,＿ ｌ:ｌ、 _,ノ
/:::｀:::-::､::二`''::7,
/::::::::::::,−,:;;::￣::l;l
,l:::::／::::￣:::::;l:::ｒ:;|;|
ｌ／:::::::::::::::::ノ:::::ｌ:lｌl|
,,ｒ‐::'":::::::::::::::::／:::::::::l,l|l|
- 280 名前： 60/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:35
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 心配するなマルーエル。貴官はまだ共和国の軍籍にある。 |
| 尤も、階級は上級大将だがな。 |
`ー――――――――――――――――――‐ｖ―――――――''
ｒ―――――――――――――ｭ
| ありがとうございます…。 |
`ー――――――‐ｙ―――――''
＿ _,,､-―‐-､ _,,､-―-､ ＿_
/´::::_ヽ `r== (w)ｭ' ﾞr =(w)ｭ' ,/´::::::_::ヽ ＿_
＿_(,,ii ﾟД) ノﾉ, ｀□) (,, ﾟдﾟ) （iｌ ‐▽‐,） /´::::::_::ヽ
,/_::::::::::ヽ：ﾛ:l§(,,”ｼ：ﾛ”l, (:ﾞ,:‐：=ﾞｌ （::´ﾛ：ﾛ｀）, （∀・ii_ ,）
（,, iｌﾟД）,/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ,/´::::::_::ヽ
（::::"::ﾛ：l/ /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ::| （−´ii ,）_
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|￣￣￣￣￣￣￣（:::つと::｀）￣￣￣￣ l::~:::::::｀) l：:::ﾛ::::ゝ
|＿＿＿＿＿＿＿/::::::i:::::::::ゝ＿＿＿＿ ,l::::::::i::::::ゝ U U
（＿（＿__） U U
ｒ―――――――‐'`ー――――――――ｭ
| そうか…それならば仕方ないな…。 |
`ー――――――――――――――――''
- 281 名前： 61/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:35
- １２時１９分 サマルンカ市東・237高地：北マルミード集団前線指揮所
ｒ―――――‐ｭ
| 将軍！ |
),ｒ―――――''
＿＿＿
／::::::::::::::::::｀ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::: ',
/::::::::::::::::::::::::::＿::::', __
l￣￣￣ ,.ｒ‐l￣ l l lﾞｌｌ￣:~l
l, ,_ﾞ,‐;;:､-' ｿ―'┘
ヽ,,＿ ,ノ,ノ'/::｀ヽ'
,:':‐:::_￣:::二:/l" ./:::::::::::l
/::::::'−":::::::::::::l| /::::::::::::/
/::::l::::::::::::::::ヽ::::::|/::::::::::::/
- 282 名前： 62/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:36
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 攻撃準備射撃は予定通り１２２０時から開始します。 |
| …あと２０秒です。 |
`ー―――‐ｖ―――――――――――――――――――''
__ ＿_
/´::::_ヽ /´:::::_:ヽ
彡,,llﾟД) （ ll´∀）_ ＿ ＿＿ ＿
(:::´:ﾛ：O /:::´'-:‐,「,l （＿,ll＿＿,ll＿
/::::ﾛ::：| `,:¬ﾛ::：l~ （＿＿ll＿＿,ll_
U U （＿_,）_） ,（＿,ll＿＿,ll＿
￣￣ ￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣
ｒ―――――――‐'`ー――――――――――――‐ｭ
| そうか…敵は油断して昼飯を食っているぞ… |
`ー――――――――――――――――――――‐''
- 283 名前： 63/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:36
ｒ――――――――――――ｭ
| …あと１０秒、９、８、７… |
`ー――――――――‐ｖ――''
-",,´､''‐",,‐,, :‐:''_",,‐" `,,´-''",,‐´､''-,, "-",,´､''‐
",,‐´､''-,, "-",,´､''‐",,‐,, :‐:''_"-",,´､''‐_",,:: -‐''"´
'￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣ ￣( ﾟДﾟ,lミ￣
＿_ (::ﾛと::｀)
/´_:::::::ヽ ,/::::：:::ﾛゝ
（´∀｀ ） ,U U
￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣
,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣,,/´￣
,l､ ￣,,ｌ､ ￣,,ｌ､ ￣,,ｌ､ ￣,,ｌ､ ￣,,ｌ､ ￣,,ｌ､ ￣,,ｌ､ ￣,,l
- 284 名前： 64/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:36
- ｒ――― ﾀﾞ ﾝ ﾁ ｬ ｰ ｸ ――ｭ
| … 弾 着 ―― |
`ー―――‐ｖ――――――'
＿＿
／:::::::::::::｀ヽ
/::::::::::::::::::::::::::',
,/::::::::::::::::::::＿:::::',
ノ￣￣ |:| o _l
ノﾉﾉ |:| ,ｌ_
'ﾘ,l,l,＿ ヾ:､_,,ノ
,:'::_::｀'':::‐､、,l!
/:::::':‐:':ヽ::<,ﾍlヽ
,'::::i:::::＿::::ﾞ-‐<|::::＼
|::::|::::ll¬l:::l::ｒ-:|::;;:,:,:=-､
|::::|::::ヾソ:::|::|,ll|!ヽ::'､l,l,lﾘ
|::::|:::::::::::::::|::::‐'| `ー''
- 285 名前： 65/65 投稿日： 2005/01/09(日) 22:37
- ＿,）＼/＼∧∧∧∧／i／（＿
ヽ イ マ ！ /
＜ ／__ヽ ＞
/_ フ _ヽ 。
）／ヽ/∨∨∨∨＼/ヽ （ / ヽ ツ
,,..-､ _ ,,::‐::､ _ ,,::‐､
,,..-::⌒;;,,_ (::.. :::|::::ヽ､ :´⌒ヽ::: ;;) (::.. `:::l;;)::ヽ
(:::..:::)ｌ:::;;:):::ﾞ; （:::ゞ::‐ノ ､:'':::） (::..:＼::_:::／;;) :'´:::ヾ:ノヽ::ノ;
(:::.. )'ノ ヽ:::ヾ;;) ― (::￣::ヽ '::￣;;) （::ゞ:..ヽ '´::)'' ゞ;;;:ソ:⌒:＼
（::,,´⌒`:;;ノ;;) ゞ::;;;ノ|‐'' '' `''‐''､:l:::;;ｿ ／ ゞ:::;;ノ‐'' ヽ
／ (:: ::)‐'' ｀ / l ＼ ヽ ／ ″ 。 ヾ / l ､
/ ヽ ' 。 ﾞ / ' `
＿＿ ＿ ＿＿ ＿＿ ___ ＿ ＿ ＿＿＿ ＿＿＿ ＿ ＿ ＿＿＿
:::::..::: ::￣i:::ii::iー―- ‐:::::::-::::ii::i::iiiiii::::::::―;;;;＿::-ー::::iii;::::￣::::::tt;;;::-―:::ー―::::￣-￣:::::::ー―::::
-ー::―ttt::::::::::::::::-―::::::::::ii;;;;ii:::::::::::::::::iiii::::::::::::::::::ー:::::::::::::::-―::::::::::::::::_-:::―::::::::::::::t:::tyt;:::::::::::::::
続く
- 286 名前： （ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 投稿日： 2005/01/15(土) 01:50
- 遅れながらＧＪ
- 287 名前： 名無しさん 投稿日： 2005/01/15(土) 23:45
- 下げ保守('A`)
- 288 名前： Vol.35 メルヌの反攻1/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:52:11
- ３月３日１４時１０分 旧マルミミ共和国・メルヌ町：茂第3装甲軍司令部
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| モランダ軍の第1師団第1旅団を.撃破した敵は |
| 現在マルロ町を包囲、同第2旅団の残余が ｜
| これと交戦中。サマルンカ市を発した.敵の |
| １個旅団と機甲旅団がこのメルヌに接近中です。 |
`ー―――‐ｖ―――――――――――――――――''
＿_
/::‐ハﾍ ／■＼
（ ；・ウ・） （´Д｀ ）
〈:::ヽ:：ﾛﾞ） （ﾞ:‐：=::ﾞ;）
lニニニニニニニニニニニニニニニニニl
|_| |_|（＿_）__） |_|（|_|,（＿_） |_| |_|
ｒ――――――‐'`ー――――――――――ｭ
| 又第3装甲軍団の到着が遅れており、 |
| 現在投入が可能なのは第7装甲師団と |
| .第5装甲擲弾兵師団の一部ぐらいで… |
`ー―――――――――――――――――''
- 289 名前： 2/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:52:38
- ｒ――――――――――――――ｭ
| それでは.不足かね？中将。 |
`ー―‐ｖ―――――――――――''
,,-―‐-､、
`ｒ=(w)=ｭ'
rﾔ●Д´,,)
ヾ:::ﾞ‐<y>:ﾞ)
,/::‐:::：:::‐l
|::::::|:::::|
（＿_）__,） ＿＿＿＿＿＿＿＿
／■＼ ／ ／l
＿ （ ） ,／＿＿＿＿＿ ,／／l
/`:::‐::ﾍﾞ::::::::::::ﾞ:ｌ ／ ／ ／／
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ヽﾞ::::::::::::ﾞ:l__（＿ ／ ／ ／／l
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, （__（＿_）. lニニニニニニニニニl／
|_| |_|
ｒ―――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| いえ、各部隊を順調に展開できさえすれば、 |
| 敵を叩き潰すのはそれほど.困難ではありません。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
- 290 名前： 3/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:53:03
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| しかし蘭軍はもう駄目だ。使えるのは我が帝国の |
| 正規の部隊だけだ。 |
`ー――――――――‐ｖ――――――――――――''
､―-､､,,__
＿_ ﾞi)====ｭ'
/::‐::-:ﾊ ／■＼ (Д´ ,,)
（ ・ウ） （´Д｀ ） l>ﾛ::ﾞﾞ:::;)
〈:::ヽ:：ﾛﾞ） （ﾞ:‐：=::ﾞ;） l：:::‐:::::ゝ
lニニニニニニニニニニニニニニニニニl|
|_| |_|（＿_）__） |_|（|_|,（＿_） |_|__|_|_,））
ｒ――――――‐'`ー――――――――――――――――――――――‐ｭ
| 心配無用です。敵の主力は１個戦車旅団、たかだか180台程度の |
| 戦車部隊に過ぎません。これを撃破すれば敵の攻勢は頓挫します。 |
| それにどうせなら、サマルンカ攻略まで持ち込みたいところです。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――‐''
- 291 名前： 4/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:53:27
- メルヌ攻勢：丸耳軍の前進
【第53歩兵師団】 ┃ 【1/53】 ┃ ￣ヽ_l"""''''' ‐-"､､''::::―::- ....､､...,,,,_ |::|
┗┳┛ ┗┳ ━┳ ┗ ￣~~""l"''-;'''-'＝:､､、 l:::l
| ━┻┓ ┏┻┓ ／ |＿_,‐ ヽ::､､_,,l:::l
┻ 《第372歩兵師団》 「_,,ｌ | ｀ヾ::::::,!
＿＿|＿＿＿＿＿／ 《2/372》 | |, /:::/
| | | ヽ＿＿＿ ,| ｱﾏﾙﾊ, | 【第5装甲擲弾兵師団】
――|――|――|――|――,|―――､‐《1/362》┣ ― ┫―,O‐――――┼―――――＝＝― 至マルトス
サマルンカ市 ﾞ| |￣l￣, ＼ ┛ ／ | ,/:::/ﾏｴﾛ橋
￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|'￣ ┗┳┛ ,／ | /:::/ 【第3装甲軍団】
＿＿|＿＿|_,,《ﾍﾞﾏﾙﾊ歩兵師団》 ┓ ┏ 【1/5PzG】 "￣ ヽ ｜ , /:::/ 【第2装甲軍】
＿＿|___|__,|＿|＿|＿＿＿＿《3/362》_, ┣ ┫l￣ ヽ"【3/L1】 / | /:::/ 【第8装甲師団】
＿l__,|＿__,/ ,, -,,‐＝=､‐-､ ,┛ ┗┳━,ﾒﾙﾇ ﾞヽ＿／ ／ﾞ| マルミミ河
＼／＼ ,／ ／／_｀ヽ_ヽ, ｀",ヽ |, ＼ O―／ | |::::l
￣｀ヽ, ＼／＼ l / / (_,,237l l ／ ┏┻┓ ＼ 【第7装甲師団】 |::::|
｀ヽ '､ ＼／ l ｌ ゝ＿,,, -''" / ,ｌ《4TK》 ┳ ﾞ＼ ＿／ |――O |::::|
） ｌ l ＼ ヽ `ー､,,_,,...-‐'' ／ ｜ ｷﾗﾝ〈＿〉, | |::::|
‐''" ,,/ ｜＿ ヽ､,,,＿_,,ノ"´,/ﾞ ┓ ┏┻ ＼ | |::::|
＿‐_''＿＿＿＿,|＿_|＿＿＿＿＿_《380》,┣ ┫￣ｌ【蘭第1師団】 ＼ | |::::|
|＿|＿| ┛ ┗━,ﾏﾙﾛ - ―‐- ､ ＼ | |::::|
｀ヽ / ＼《ﾏﾙﾛ歩兵師団》. ┏┻┓" ,,＿ ヽ, ＼,| |::::|
ヽ ＼ / ＼ / / ／ ｀ヽ l | ,|::::|
'､ l l_,」 ＼ 《379》,／ ,/ , ‐ ､ l, | | |::::|
,l ,/ ┛ / l l ｌ l l | | |::::|
- 292 名前： 5/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:53:54
- ｒ―――――――――――――――――――――――‐ｭ
| 我々は第5装甲師団の第1戦闘団をメルヌに.展開、 |
| これを以って敵第4戦車旅団の町への前進を阻止し、 ｜
| 第7装甲師団でこれを.襲撃、殲滅します。 |
`ー――‐ｖ―――――――――――――――――――‐''
r―――――――――――――――――――――――――ｭ
| …そういえば第3装甲軍団長はどこにいっているのだ？ ｜
`ー――‐ｖ―――――――――――――――――――――''
_,,. -―-､
ﾞｒ =(w)=l'
(,,●Д´)
(:::"::‐<yl ＿＿＿＿＿＿＿＿
／■＼‐:::：l ／ ／l
_（_ ´Д）::::| ,／＿＿＿＿＿ ,／／l
/`:::‐::ﾊﾞ::‐：l＿,）／ ／ ／／
（￣ ・ウ）_:::：ｌ ／ ／ ／／
（::::::ﾞﾞ:‐：ｌ::」ｧ―‐‐ ／ ／／l
/:::::::‐:::：l／￣￣￣￣￣￣ ,／／
（__（＿_lニニニニニニニニニl／
|_| |_|
ｒ―――――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| フォン・カロン中将は.第7装甲師団に同行している。 |
| …貴官は第104装甲軍団の前線指揮所に行ってきたまえ。 |
| この方面の指揮はこのままメルツ中将が執る。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
- 293 名前： 6/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:54:29
- ￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|'￣ | ┗┳┛ ,／|, | /:::/ 【第3装甲軍団】
＿＿|＿＿|_ 《ﾍﾞﾏﾙﾊ歩兵師団》 l, ┓ ┏ 【1/5PzG】 "￣ ヽ ｜ ,/:::/ 【第2装甲軍】
＿＿|___|__,|＿|＿l＿＿＿＿《3/362》,l, ┣ ┫l￣ ヽ"【3/L1】 / | /:::/ 【第8装甲師団】
＿l__,|＿__,/ ,, -,,‐＝=､‐- | . ┛ ┗┳━,ﾒﾙﾇ :|ヽ＿／ ,／ﾞ| マルミミ河
＼／＼ ,／ ／／_｀ヽ_ヽ,.|::"ヽﾞ | ＼ | O―／ | |::::l
￣｀ヽ, ＼／＼ l / / (_,,237l／￣￣￣￣￣￣￣￣ 【第7装甲師団】, |::::|
｀ヽ '､ ＼／ l ｌ ゝ＿,, ／ ＼, |――O |::::|
,／ 拡 大 ＼
／ ＼
／ ＼
┻ ,／､ ,, ‐､
┻ _|＿＿ ,／ | ,, ‐､
《蒙b歩3》 ┫,_l￣￣ ＼／' |
―┣ ― ┫―| ┫【蘭1歩1】 ヽ――‐o ⌒
┣ ⌒ l_ ﾒﾙﾇ町 > o' ⌒
┣ ,, ‐､ ⌒ ＼ ＿ ／ ￣／ ,, ‐､
⌒ `o＿／ 【茂5装擲1】 ＼,／ ⌒,, ‐､
,, ‐､ ／ ＾【2b】|_ 【1b】.／＼＿o ⌒
O―――┳ 「＿,」‐┳ ＼ ⌒,, ‐､
／ ⌒ ,, .【L】┳ 【3b】 ⌒ ,, ‐､. ＼
o―‐l ,, ‐､┳,, ‐､ ⌒ . ,, ‐､ ＼
o ,, ‐､ ⌒ ,, ‐､.| ⌒ ,, ‐､. ＼
┻
┻ 《蒙戦4》 ┻
／ ＼
／ 拡 大 ＼
／ ＼
- 294 名前： 7/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:54:57
- 第4独立戦車旅団第1戦車大隊の開進
＿ 【1/5装甲擲弾兵旅団】
''"´￣ ヽ || 【ﾓﾗﾝﾀﾞ大隊】
_ ＼､ || ／
,'´ ｀ヽ‐-､ ヽ━━ ━━ / ww ＿＿
'､ ,l ｌwwwwwwww┗━━ ww” ／ ヽ
www`ー-‐''" ┛,/ ,l￣|| ―┐ ,／ _,,,／ ,,.. ‐､ l
、＿“ww━━┛／ 「_ || _l / ／´ ／ ,l /
￣￣ wwww┗━ | wl l 〈 ┗ ,, -'' ,l
ｶﾝﾃﾙ村 ／||＿lw l,┗┳ヽ ￣┗━ ,／ w
／ﾞ .||━┛ ＼ ┗┳ ￣ ―''''"´ www” /
,／ ,|| ヽ ┗ wwwwwww” ＿／
／ || ￣'''ー-､､,,,＿ ／￣
／ ||
／ ||
／ .||
／ヽ ﾌﾗﾄﾞ ||
ヽ／､ ||
＼＿__, ／ ヽ ,､
| く ,／ ＼ ／ ＼
l, ､ ＼ ￣| |￣ ,7 l~
ヽ 《A中隊+2》 ／ /
《B中隊-1》 .|| 《C中隊》
《D中隊-1》
《第1戦車大隊+2個歩兵中隊+1個工兵中隊》
《第4独立戦車旅団》
（※中隊＋１は１個小隊の増強、大隊−１は１個中隊の減勢）
- 295 名前： 8/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:55:19
- １４時４０分 第5装甲擲弾兵師団第1旅団隷下モランダ軍大隊
＿,）＼/＼i＼/＼∧∧∧∧∧∧/i／i／ﾍ／i／（＿ /_７
ヽ / /_７_
＜ 敵戦車部隊接近中、規模は増強中隊。 ＞ /_７_７
＜ 徒歩歩兵がこれに随伴… ,＞ /_７_７_
/_ _ヽ |￣￣￣
）／ヽ/ヽ／ﾍ／∨∨∨∨∨＼/＼i＼/＼/ヽ （ |
|
＿ |
＿＿ ,,,,,,,,,,,,, ＿＿ ,, ‐:, ‐､ ―:, ‐､l,l__l:, ‐､ ‐､ ,,,...,,....,,,..|,,,,...,,...
-‐ '""´:::::::::::::, //,::::::::::::::::::::￣／'＿ｌ田,ｌ＿_ｌ田,ｌ＿_ｌ田,ｌ＿ヽ ,,'':::::::::::`:::::ﾞ::::::;;:::::
::::::: ::::::::::::::::::::' //,: ::::::::::::::::::::::: |::| :|'::,”:::::::::::'':::::,,::::::::;;::::
:::::::::::::......,,..-,,::'"´.......::::::::::::::＿: |::| 田 田 田 田＿ |:::i“::::":::､::::::::''::::::::::::
,,,,,,,,,,, ￣ ,,,,,,,,, ｶ,,,,,t,,/´###ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/´###ヽ:::,,“::''::::;;::::":::，::::”:::
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- 296 名前： 9/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:55:47
- 同第1旅団前進指揮所
ｒ――――――――――――――――――――――ｭ
| 全敵部隊の開進終了を.確認しました。 |
| 敵の主力は我の中央と左翼に指向されています。 |
`ー――――――――‐ｖ――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| いいかベルゲン少佐、この敵の先鋒部隊の攻撃を |
| ここで確実に阻止するのだ。何が何でもだ、 ｜
| 分かったかね？ |
`ー―――――――――――‐ｖ――――――――――''
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,::::"´_,,:::二::::;;;_:::｀::::､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,::::"´_,,,:::二::::;;;_::::::､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／´ ｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ':,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::ヽ:::‐- :::::::::-‐::／::',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l::::::::::::＿:::::::::l:::::::::',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... :::＿_ l´＿:::｀l ＿ ....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /`:::‐::ﾊ （｀д´,,l〉 ,/´###ヽ ......::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... （ ￣・ウ）:ﾞ:ﾛ：ﾛ::ﾞ） （дﾟ； ,） .....:::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /::::":::ヽ,!ヽ￣￣￣＼l：ﾛ::::::つ .....:::::::::::::::
ｒ――――――――――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| …しかし閣下、我が大隊は退却部隊の寄せ集めに過ぎません。 |
| 対戦車火器を増強したとはいえ確実を問われると… ｜
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 297 名前： 10/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:56:08
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 心配するな。諸君の後ろには旅団の第3装甲支隊が控えている。 ｜
| 危なくなったら戦車で助ける。だから気を大きく持て。 |
| …さあ、部隊のところに行きたまえ。 |
`ー―――――――‐ｖ――――――――――――――――――――''
ｒ――――――――ｭ
| は、はい…。 |
`ー―――‐ｖ―――''
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::...... ＿__
:::::..... _,,.. -―‐, /::‐ハﾍ ＿_
`ｒ ==(wiﾞ （::..・ウ・） ＿ l´:_:::::::｀l
. （, ﾟ▽） /:ﾞ:::‐：=:ﾞヽ ,/´###ヽ （Д´,,lﾆヽ
. （::::":‐：l /￣￣￣￣￣ （ll； ）￣| l：‐::ﾞﾞ::::）
/::::‐:::：l l'――――――,（:´::::::::｀）::‐l l：:::‐:::::ゝ
（＿__）） ||￣￣￣￣￣￣/::::::::l:::::ゝ'||, （＿_,）_）
（＿_）__） ＝ , ､
,∧＝∧ ∧Z∧ _ |..::| /.::/
（＾Д＾,,(() （,, ・−）,、 l＼￣￣￣￣￣ ,,)ヽ￣￣￣
,_/::;ﾛ：ﾛ:::;;）＿＿, （::::"::‐：lO |＼ヽ ＼￣￣￣ ＼､
￣￣￣￣￣￣／ヽ <::::::‐:::：l ＼.＼ヽ ＼, ＼､
- 298 名前： 11/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:56:32
- ｒ――――――――――――――――――――ｭ
| 対砲レーダーが敵の砲撃を捉えました！ |
| 蘭軍陣地に着弾します！ |
`ー――――――――――――――――――‐､（
ｒ――――――――――――――――――――ｭ
| 直ちに敵砲兵の座標を砲兵大隊に送れ！ |
| 対砲兵射撃だ。 |
`ー―――――――――――‐ｖ―――――――''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l::::::::::::＿:::::::::l:::::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... :::＿_ l´＿:::｀l ＿ ....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /`:::‐::ﾊ〈,l,,｀д´） /´###ヽ ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧=∧::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... （ ￣・ウ）:ﾞ:ﾛ：ﾛ::ﾞ） （ ll；ﾟд） .....:::::::::::::::::::::::（Д＾(C):::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /::::":::ヽ,!ヽ￣￣￣＼l：ﾛ::::｀::） .....:::::::::::::::ｒﾍ::::":::::つ
:::::::::::::::::::::::::::..... <:::::‐:::｀i"‐~ ,,-―‐､ ＼:::ﾛ:::ゝ ...::::::::::Lll::::::‐:;;ゝ|
ｒ―――――‐' (
| 了解！ ｜
`ー―――――''
- 299 名前： 12/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:56:58
- １４時５５分 蘭大隊陣地
ゴ ォ ォ ォ ォ ．．． ::::::::.. :::::
...:::::: :::::.... ....::::
:::: ::: :::
.. .... ..:::.. ..:::: ::::
'::. ...' _ ,,..‐::､
:::. ,,. ‐::､ _ .:::' ,,..‐ :::､::::（:::... ::l､ .........
,ｒ::⌒:ヽ （:::.. ;;;）:::ヽ..、:::: （:::.. ,,;;;）:: ..::;;ノ:;l ...:::::::::::::
,,..‐（::.. ）‐.､(::..ゞ::::'´:::::ヽ::::） .... ゞ::... '',:::‐､...:::）''::::） ..:::::::::::: .....
(:::.. ,,;;) ..:::: ゜ 。 ..::: ..::: （:::.. ,,;;;:: :::;;l:::ヾ::）'' .::::.. ::
ゞ::: ;;; ´ ． ﾞ ，”,,::ﾉ ＿＿＿＿ ヾ::...:::ソ::‐''::;;;ノ'' .:: ． :: ::
″ ． 。..::: ／_,＿ﾟ＿ / ,,ノ;;::,!::::l:ヾ 。 :::.. .:::.... .:
・ 。 ： ¨ 、 | 。 , ・| ,/::: :: :: ｀ ﾞ ::
ゞ;;::''::... `::‐''::::ノ ｒ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ' ,, ..:::::::: 、 ` ..::::
￣ ￣￣￣ ￣ "'''''''''''''''` "'''''''''''''''` ''''''''''''''''
,,..‐:::‐:::;;;;::‐:::::::‐;:::;;;‐:::::;;;;:::::..､ ,,... ‐ ~
..:::::::: ~~ ~~~ ~~~ ~~~ ""＿ __ ＿＿ ＿＿ _ ＿ ＿＿_ _
..:::::::: ''' ／:::::':::'::::;;::":::::::::::::::;;;､:::;;::"::::::::::::;;::":::::::::::::::;;;､::
｀ ￣ ￣`""""""""´ ￣￣ ￣`""""""""´
＼――――――――――――――／
｜ …敵の砲撃が止みました。 ｜
／――――――――――――――＼
- 300 名前： 13/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:57:24
- 蒙第4戦車旅団第1大隊
（（ ロ _ GOOOOOOO・・・
‐─===ｔ¬,oﾞl, ,〔,ｌ
|l,)!´二-`/二ｌ,､‐r¬＿ ＿＿＿
_ （（ ○!三l| 三三三ﾍ| |¨'ネ'‘' ┴ ｀ヾ｀ll二二l二二二l二二二l＿＿＿,ｌ::二二ｌ::二二lﾆ!
:'´ ｀. ＿＿_,,-_----､_ﾞT__ー_――_ ﾞ'‐＿"＿＿＿＿,l-'＿＿＿＿
ゝ ノ‐,, ''＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､、
（（ （ゝ'ヽ､:l二.....,,,,,ll＿_l＿_ll_|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|_,,,...ﾍ:,
ヽ､, ﾍ 'ヾ,, ｀. ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ'､:ゝ'' ,l
’‐'､"_,ソ‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l' `''／
（（ ` ､ゝヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノ,／
￣ ￣ ~~￣ ￣ ￣｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~＿_~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´
＿ 三 ,/´:::::::_ヽ ＿
三 /´:::::::_ヽ （ ll ｀д）,_＿, 三 /´:::::::_ヽ
（ ll ・Д）,_＿, 三 「（:::`´::,,つｬO'''~ （ ll ｀Д）,_＿,
三 「（:::`´::,,つｬO'''~ （ ヽ:::::ﾛ:/〉 三 「（:::`´::,,つｬO'''~
<:::::::ﾛ::人 ￣ （＿,） ＿ <::::::::ﾛ::::ｿ､
`‐ ´ ヽ＿） 三 /´:::::::_ヽ `‐ ´ ヽ＿）
＿ （ ll, ﾟД）,_＿,
三 /´:::::::_ヽ 三 「（:::`´::,,つｬO'''~
- 301 名前： 14/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:57:59
- ｒ――――――――――――――――――――――――:ｭ
| 敵中央隊、前進陣地より.距離3500に到達。 |
| 敵左翼隊はﾌﾗﾄﾞ区に到達。右翼隊と我が左翼陣地の |
| 距離3000。敵部隊は我が.陣地への突撃を開始。 |
| 大隊より火力支援の.要請があります、許可しますか？ |
`ー―――――――――‐ｖ――――――――――――― '
∧=∧ へ=へ
＿＿（C),＾Д）＿＿ （｀∀´(C）＿＿
| と:ﾞ〔,,￣,,〕 _／::ﾞ〔,,￣,,〕!
ｌ二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二
|＿__（ll__ll）ll__ll＿＿＿（ll__ll）ll__ll＿＿
＿ ,.-―‐-､、
l´:::_:::｀l ＿_ `ｒ==−ｭ'
/ﾆニ:l, ） /::‐-:::ﾍ （ ,）
（´:::::::｀:l ＿（ ￣ ,）＿＿_ とﾞﾞ:::::::::ﾞ）
/::::l::::::::l ＿（ﾞ::::::::::::ﾞl＿＿/, l::::::::l::::ゝ
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――――――――ｭ
| 許可する。15榴の突撃破砕射撃に続けて大隊の重迫で |
| 歩戦分離だ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 302 名前： 15/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:58:23
- １５時００分 蒙第4戦車旅団第1大隊
┃ ┛┛ ━━┃┛┛ ┛ ┃
┏┛ ┃ ┃ ┃ ┛┛ ━━┃┛┛ ┛ ┃
┛ ━━┛ ━━┛ ┏┛ ┃ ┃
┛ ━━┛ ━━┛
' , ゞ:::::;;ノ..:::: :`::‐'':::..:::::ｿ::''' ､ 。(::::..ゞ::: ..:::乂::::..:::ノ .’
〃::,,:::‐''::: ::ノ :::`l'''::_ノ ヽ （::::... ::）::´::::｀ヽ::::... ::::） / ' '
, '' ,ﾉｿ,,:::,l:: ヾ:::::ノ ﾞ ＼ ・ ヽ （::...从从从/ '' //..::）
' , ' ,i:::l::::: ::: l'` ､ ｀ . ＿ _／_ ） ﾟ ヾ从 ・ ﾟ / ” ''
,':::;!;: ::: :l . 、 _ と:<,:．¨:::::::､,l:ヽ ヾ 。 “ " ､ "
,,':::;;; :ﾉ: ::..l､ （｡Α｡ ）､,) ‐'' 、¨ ． ’ " ´
＿_ ＿.::::::: ..:. ::::...::::.＿ ＿∪_~∪ ,, " ＼ ノ ヽ″／ ´ “
＿ ｒ―ｭ,/´:::::::_ヽ ￣ `´`''' ⌒´ ''''"´ ￣ ヽ:::::::::;;/ ／ ヽ,,,` ） （ ’ ・
（,,/:::::ll:::~::つll ｀Д） ￣ 。 ＿｀ '' ‐ - '''' ~´
￣ ￣ ＿_ （（ ロ _ ＿ ｒ―ｭ,/´:::::::_ヽ ,_ ＿,
＿ ｒ―ｭ,/´:::::::_ヽ ‐─===ｔ¬,oﾞl, ,〔,ｌ （,,/:::::ll:::~::つ|ll‐Д）Oｬ,'''~
（,,/:::::ll:::~::つl；・Д） |l,)!´二-`/二ｌ,､‐r¬＿ ￣ ＿＿＿
￣ ￣ （（ ○!三l| 三三三ﾍ| |¨'ネ'‘' ┴ ｀ヾ｀ll二二l二二二l二二二l＿＿＿,ｌ::二二
:'´ ｀. ＿＿_,,-_----､_ﾞT__ー_――_ ﾞ'‐＿"＿＿＿＿,l-'＿＿＿＿
ゝ ノ‐,, ''＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､、
（（ （ゝ'ヽ､:l二.....,,,,,ll＿_l＿_ll_|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|_,,,...ﾍ:,
ヽ､, ﾍ 'ヾ,, ｀. ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ'､:ゝ'' ,l
’‐'､"_,ソ‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l' `''／
（（ ` ､ゝヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノ,／
￣ ￣ ~~￣ ＿￣￣￣ ￣ ￣｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
＿ ｒ―ｭ,/´:::::::_ヽ_ ＿, ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
（,,/:::::ll:::~::つ ,ll；ﾟ）)ｬ,'''~
- 303 名前： 16/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:58:42
ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ．．．
:::....
..:::)::::::.. ''' ,,,, ~~
,,;;) :::::::...... '''' ‐
(::... ..:::) ⌒::::.... ＿(',) ‐
ｒ, -‐ ''' ""＿'（ ,） ,,二ヽ '''
＿＿＿/ ´￣/_ '' ll ﾞﾍ r,‐､,,ﾍ＿＿＿_ , ---., ＿＿__
_ｒ‐＝,,三‐,, ヽ､、＿＿ｌ_ ,,二二!,ゞ―――――‘---‘―――ﾞ'
／, ‐- ...,,,__￣"'''' 二 - ‐-, -‐ '''"´ `‐’ `ー､、
:::.... └i l!, ‐､,. ､ ,,ﾆ、'' ‐¬三,,‐'‐ ､、,,... -‐:::７ ｀ヽ_,,...ヽ '''
::::::....ヾ” l l:ll l:lｌ l:l:'´`, 'ﾞヽ l｀ヽ_,,...ヽ -‐ '''", ..>/::三,!
｀'' =''ﾑ::,,':､,ﾉ' , ﾘl ll ﾞ/,三:,!-‐ '',"´,,ヾ..／爰／ ""
｀"''' ‐=',,ヾ..／爰／ ￣
‐ ‐ ￣ ''' ~
＿_ ~
＿（,,二二二二(O ‐
_
- 304 名前： 17/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:59:03
╋┓・・ ・ ┃ ┃
┃┃ ━┛ ・ ┃・・ ・ ┃
（::: ゝ::: ‐'' ::::l ┣━ ┃
ﾞ（::.. ‘ :::）::::ヽ:::ノ::） ┃ ━━┛
ゞ:::..:::ノ :: / 。’ ゜ .::⌒::.、‐､
＼ “ ﾞ / (') ″ :::´, ヾ:::::;;!::::::） `
ヾ 。 ／． 。 （:::.. :::）:⌒ヽ:::） 。
,,,,,::::,_＿＿,,,::::__ （::.. ¨;;） ゞ::: ..'::::`l '
,ｯ'´'''''''''';―――:､ｒ''ｒ‐｀―――‐ｒ'''''ｒ'―――ｒ:; ﾞ ::: ”::ノ::ヽ ´
＿＿＿_i＿＿＿|二二二i_iゞ:''二;;i￣￣￣ﾞ''''''ﾞ'￣￣￣~ / ::）
__iﾞ,二,,iﾞ,二,,iﾞ_iﾞ,二,,i,二,,iﾞ二ﾞi＿oo￣￣ﾞ＼ﾞi＿＿ ヾ:: ﾞヾ ::/.. ''
;;'＾ｬ;''＾ｬ:::;''＾ｬ:;''＾ｬ;''＾ｬ'ﾞ＾ｬ';ﾞヽ___ヽ二二二＼ヽ___ヽ ＼ :::／
,,,,,,,, ﾔ,ﾘii 0ii;;;ii 0ii;ii 0iiii 0iii 0ii;ゞｼ三ｿ＿＿＿_／ｿ三ｿ,,,,,,,,,,,,,,ヾ::... ::／,,,,,,,
.ヾ;;'､,ｼ;ｼ'､,ｼ;;'､,ｼ;'､,ｼ'､,ｯ／;;／､,ｼ;'､,ｼ'､,ｯ／;;／ ,, " '' ‐ ''¨ ,,
~ ~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´~~~~~~~~~~~~~ﾞ´ ''' ,, ﾞ
- 305 名前： 18/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:59:26
- （:::: ..:::）::::':::ヾ' ＿
ゞ:::: '' ..:::）..;;） γ,::‐::ヽ
（:::::.. :::） :::`: <l:l:,(,,),・）
（::::... ::::乂 ,((,) _'´:::::::l:::ｙ
,ｒ_=== ､＿,r=== （（ ）､._::O
,:'´ ┌―――― ､ll,ﾞ ､―ﾞ:､ ＿_
/ ｌ―――――l （（( 二二二二二（＿（二二二二(O
＿＿＿＿＿＿_,l＿＿＿_, ﾞ==＿===_=='::_―'l===!＿＿＿
_l＿＿＿l三l＿＿＿＿ｌ＿＿＿＿l＿＿￣＼_￣, ――――,_＼
/ ,.r＝‐==--=--=--=--=--=--=--==--=:＝､― ､ヽ――――､､― ､
｀'l=ﾞ,=l:::,:''‐ヾ;: ,:''‐ヾ;:. ,:''‐ヾ;: ,:''‐ヾ; ,:'' ‐ヾ:.l' :l 三 l ,>――――>l 三 l '''
ヾ=:' ::l:ｌ O:l:l:l l:ｌ O:l:l:l l:ｌ O:l:l:l:ｌ O:l:ｌl:ｌ O l:l:ヾ,ｿ,,三ﾉ"＿＿＿,,／,ｿ,,三ﾉ
`ヽ､ヾ:‐ノ ' ,ヾ:‐ノ ' ヾ:‐ノ 'ヾ:‐ノ ヾ:‐:ノ,,-爰=''":‐ノ ヾ:‐:ノ,,-爰=''"
＿~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´＿~´ ~~~~~~~~~~´~~~´ ""
γ/:/;:ヽ:‐/￣） γ:,::‐::ヽ ,,, ""
と（ﾟД´(::)ゝつ' ,,, （дﾟ；(C)::‐､ _ ,,,,
￣￣￣ 〈:ヾ::=::::､,,)::,l ）
- 306 名前： 19/77 投稿日： 2005/02/06(日) 23:59:49
- 茂第1旅団砲兵観測所
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| 敵戦車２台擱坐、敵の突撃は停止… |
| …ん！ ｜
`ー――――――‐ｙ――――――――――''
＿
＿ l´_::::::::｀l
（:::O(（ l二二:ヽ
￣`￣ﾞ￣￣ Lヽ:::´::〔,ll__,ll〕 ￣＾￣`￣~￣
:::::::::::::::::::::::::/':ｌl｀l:::::::::l:::::ゝ::::::::::::::::＿_::.....
::::::::::::::::::: _/'::::ｌｌ::（＿_）__）:::::::::::::ﾊ:::-:ll:ﾍ::::
￣:::::::::::￣::::::::￣::::::::::￣:::::::::: （∀・((.),）:::
ｒ―――― '`ーｭ
| どうした？ |
`ー―――――'
- 307 名前： 20/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:00:19
- ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 煙幕だ、敵は煙幕を展張したぞ。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.......:::::::::::....
.........::::::::::... ...:::::: :::::
.....:::::::: ::::::: .....:::::::::....... :::: .....:::::::::::::..
..:::::: .... ::::::: ..:::::: :::. ...:::: ........ ..:::::: ::::
..::::: :: ..:::::: :: :::::: :::::::::.... ::::
.:: ..::::: .: :: ::::: .... ::
... ....:::::::: ..... :::: :: :: :: :::
:: ...:::: :: ..::: ..:: ..:::: :: ::
...:::: ..:::: .: ....:::: ...::::: :::
.::::::::: ..::::::: ::::: :: .:::::
.....:::::::::: ...:::::::: ....:::::: ...:::::::
''' ,,,, ''' " ::: ,,, '' ''' ,,,, ''''
- 308 名前： 21/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:00:53
- ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| 敵は煙幕を展張しました。大隊より煙幕の向こうの ｜
| 敵に対する擾乱射撃の要請。 |
`ー―――――――――――――――――――――‐､（
ｒ――――――――――――――――――――ｭ
| 敵の態勢立て直しを妨害するか。どうだ？ |
`ー――――――――――‐ｖ――――――――''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l::::::::::::＿:::::::::l:::::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... :::＿_ l´＿:::｀l ....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /:::-ハﾍ〈,l,,｀д´） ､―-､､.,,__......:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧=∧:::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... （￣・ウ・）:ﾞ:ﾛ：ﾛ::ﾞ） ﾞlw)== ｭ'' .....:::::::::::::::::::::::（,(C＾Д）:::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /::::":::ヽ,!ヽ￣￣￣＼, （▽ﾟ ） .....:::::::::::::::ｒﾍ::::":::::つ::::
:::::::::::::::::::::::::::..... <:::::‐:::｀i"‐~＿＿＿＿,＼l：=::::｀::） ...::::::::::Lll::::::‐へ=へ
::::::::::::::::::.... （＿_）__） l―――――‐ll：:::‐:::::ゝ ..:::::::::::（∀´(C,）
ｒ―――――――――――――‐'`ー―――――――ｭ
| 砲弾の数に限りがありますが、二斉射ほどなら。 |
| 砲兵一個中隊でやらせます。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
ｒ――――――――‐´ーｭ
| 本部より砲兵… |
`ー―――――――――''
- 309 名前： 22/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:01:21
- １５時１０分 237高地：北マルミード集団前線指揮所
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| …ベマルハ歩兵師団の１個旅団＋１個大隊によるメルヌ攻撃ですが、 |
| 先程入った連絡によりますと道路沿いに展開する敵部隊の.抵抗により |
| 難航しているとのことです。師団では第3旅団の２個大隊を南に向けて |
| 第4戦車旅団との協同を目指すと同時に第1旅団の１個大隊による |
| 北からの強化し、敵守備隊の壊滅を目指すとの事です。 |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――――――――――''
....
..::::.... ...:::: ...
＿ ＿ ＿
＿ /´::::::_ヽ /´:::::_ヽ /´::::::_ヽ ＿
/´:::::_ヽ （ii ﾟ−ﾟ） 彡ii ﾟДﾟ) （´∀｀ ii） ,/´::::::_ヽ
(, iiﾟД) ,（:~::ﾛ：ﾛl_ (´:ﾛ：ﾛヽ lﾞ:ﾛ：ﾛ::｀） （<_´ ii ）
(::::´:ﾛ：l ／￣／ /´:::::_ヽ￣￣￣￣ `’､￣￣/´::::_ヽ￣￣|￣|! l：ﾛ:::｀'::）
/:::ﾛ:::：l／ ／＿,（,, ）＿＿＿＿＿＿＿, (ii ,,)＿＿| || ｌ：:::ﾛ:::::ゝ
UU ,|￣￣￣￣（´:::::::｀'ｌ￣￣￣￣￣￣￣ (:´::::::｀)￣￣￣l,ｌ （＿__）,）
|_|￣￣￣/:::::l::::::::l|_|￣￣￣￣￣￣|_| lﾛ:::::l:::ゝ￣￣|_|
（__（＿_） UU
ｒ――――――――――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| メルヌには現在茂第5装甲擲弾兵師団の第1旅団戦闘団が１個、 |
| つまり戦車２個大隊・.機械化歩兵１個大隊・砲兵１個大隊と |
| 蘭第1師団第1旅団＋その他の.歩兵５個大隊＋砲兵１個大隊、 |
| 工兵１個大隊が展開しているとのことです。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
- 310 名前： 23/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:02:24
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| なるほど。歩兵師団の２個大隊を敵機甲旅団の背後に展開できれば |
| 我が戦車旅団の攻撃もうまくいこうな。その戦車旅団の攻撃は？ |
`ー―――――――――――‐ｙ――――――――――――――――――''
＿ ＿
＿ /´::::_ヽ /´::::::_ヽ ＿
/´::::::_ヽ (l ﾟ∀ﾟ ) （・ー・ ll） /´::::_ヽ
（ iｌ,｀_>） ＿＿＿(:´ﾛ：ﾛl＿＿ ＿ ＿＿_,l´ﾛ：ﾛ｀:）＿＿ (Дﾟ,ll,,)
（::::´:ﾛ：ｌ ／ ／￣,/´::::::_ヽ ￣ /´::::_ヽ,￣￣￣,/´::::::_ヽ | l：ﾛ:｀:::)
/:::::ﾛ:::：l／ ／＿＿（,, ii,）_｀ｒ(Дﾟii ,,ミ＿＿＿（ﾟ ii ,）＿,| l：:::ﾛ:::ゝ
,（＿_,）_ｌ￣|＿＿＿（´::::::::｀'l＿ ヾﾞ´::::::｀)＿＿＿,lﾛ::~::::::;）＿,! U U
|_|￣￣￣ /::::i:::::::::l￣ /ﾛ:::::i::::ゝ_|￣￣ l::ﾛ:::::::::ゝ_|
（__（＿_） U U （＿__）,）
ｒ―――――――――――――――‐'`ー――――――――ｭ
| 現在第1大隊がｶﾝﾃﾙ村付近にて敵部隊を攻撃中です。 |
| 突破が遅れるようなら、第2、第3大隊を迂回させて ｜
| メルヌ攻撃を急ぎます。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 311 名前： 24/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:02:49
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| ところで、敵の第7装甲師団の動きは？ |
`ー―――――――‐ｖ――――――――――''
....
..::::.... ...:::: ...
＿ ＿ ＿
＿ /´::::::_ヽ /´:::::_ヽ /´::::::_ヽ ＿
/´:::::_ヽ （ii ﾟ−ﾟ） 彡ii ﾟДﾟ) （−｀ ii ） ,/´::::::_ヽ
(, iiﾟД) ,（:~::ﾛ：ﾛl_ (´:ﾛ：ﾛヽ lﾞ:ﾛ：ﾛ::｀） （<_´ ii ）
(::::´:ﾛ：l ／￣／ /´:::::_ヽ￣￣￣￣￣￣￣~,/´::::_ヽ￣￣|￣|! l：ﾛ:::｀'::）
/:::ﾛ:::：l／ ／＿,（,, ）＿＿＿＿＿＿＿, (ii ,,)＿＿| || ｌ：:::ﾛ:::::ゝ
UU ,|￣￣￣￣（´:::::::｀'ｌ￣￣￣￣￣￣￣ (:´::::::｀)￣￣￣l,ｌ （＿__）,）
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（__（＿_） UU
ｒ――――――――――――――‐'`ー―――――――――ｭ
| メルヌ方面に移動中と見られますが、詳細は不明です。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 312 名前： 25/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:03:12
- １５時３３分 蒙第4戦車旅団第1大隊
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::::::::::::... ゴ ォ ォ ォ ゥ ン ．．．
::::::::........
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:::::::::...... ((,)_to三'＝＝―'‐・
:::::::.... ,r'"― ,i‐!ニll､＿＿ ））
＿＿ , '´￣o ￣ ￣ " '' ‐ﾞ-＝､..,､、 ＿＿
＿＿＿ ＿＿＿ l￣| |l ﾞ､"88 ｔ（（ ,）ﾞllﾐ (二二(二二(二二(＿＿(二二(二二( (O ））
.'´ ヽ＿＿ヽヽ＿＿ヽ_ヽ_|_,,|＿_ヾ"ﾞ' ＿＿＿＿‐'＿_ll,,- ,,ll_,,l＿＿
l' 二二 lー―':l二二二二二l二二二二二l二ニ''''＿､￣￣￣ ､､￣￣‐￣ ｀` ､、 ））
'こ'ー―l' l ,l´r ＝＝＝＝ :ｒ ＝＝＝＝ :ｒ ＝＝＝ :ｒ= ､￣ ､、､、 ｌ ｌ ‐_､￣ ｀ ､、
‘‐- ::二二,, l＿＿＿＿＿l＿＿＿＿＿l＿＿＿＿|_ ,, ﾞ:,＿＿_ﾞ:, ``‐ lﾆl８lヽ＿＿:ﾞ:, ））
ヾ ノ '´‐ ヽ :'´‐ ヽ :'´‐ ヽ:'´‐ ヽ :'´‐ ヽ :'´‐ ヽ ヽ,,_,/::三::/ ￣￣￣￣／_,/::三::/
＼, ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌlｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ,, ::"三,: '' 二二二 ／ ,, ::"三,: '' ,,,,
ヽヾ -,ノ ヾ -,ノ ヾ -,ノヾ -,ノ ヾ -,ノ ヾ -,, ::''"三, ''" ￣￣￣￣,, ::''"三, ''"
~~~ ~~~~ ~｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´~~~~~´ ~~~~~~~~~~~´~~~~~´ ""
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＿ ＿＿＿＿ ＿ "" ,,,,,
＿（＿＿＿＿（＿（::）
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- 313 名前： 26/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:03:35
ド ン ！ ┃ ┛┛ ． ┃
┃ ┛ ┃ ┃
_ .... ::::... ┏━┛ ┃ ┃
l)＿'ｔi=― .::: ::: .. ┃ ┃ ┛
O_ ＿_ﾟｔ三ｨ_”二｀ｪ＝＝＝＝＝... ...::: .:: ┛ ━━┛ ┛
ｒ‐l‐三lニニlニニlニニlﾆヽ ::::::::::::::: :::
ヽ､' ◎,◎,◎,◎,◎,◎,ン
~~ ~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ 彡''
ロ _ ﾐ`
‐─===ｔ¬,oﾞl, ,〔,ｌ ミ
|l,)!´二-`/二ｌ,､‐r¬＿ ＿＿＿ 彡
_ ○!三l| 三三三ﾍ| |¨'ネ'‘' ┴ ｀ヾ｀ll二二l二二二l二二二l＿＿＿,ｌ::二二ｌ::二二lﾆ! ‐
:'´ ｀. ＿＿_,,-_----､_ﾞT__ー_――_ ﾞ'‐＿"＿＿＿＿,l-'＿＿＿＿ ミ
ゝ ノ‐,, ''＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､、 ﾐ､
（ゝ'ヽ､:l二.....,,,,,ll＿_l＿_ll_|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|_,,,...ﾍ:, 彡,,,
. ヽ､, ﾍ 'ヾ,, ｀. ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ'､:ゝ'' ,l
’‐'､"_,ソ‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l' `''／
` ､ゝヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノ,／
~~~~~~~~~ ~ ｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´
- 314 名前： 27/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:03:57
- / ､`` ヽ / ,/
/ ヽ ア _,／ ,
゛ , `::
・ ¨ ’ :::: ¨ ‘
....::::::..::::::... ゜ " ::::: ″
.:::: ..:: .::::: ・ . ” ' :::::.. ・
(:::... :::)::;;;'' 。 ´ ′::::.... ‘
ゞ::‐､::'':::) ＿ ﾄﾞ ﾝ !. . ・ ． ｌ ::::::::
＿＿ ,,,,,,,,,,,,, ＿＿ (::..::: ::;;ｿ, ‐､l,l__l:, ‐､ ‐､ ,,,...,,....,,,..|,,,,...,,...
-‐ '""´:::::::::::::, //,::::::::::::::::::::￣:::: ゞ:::'':::)''ヾ,ｌ田,ｌ＿_,.:‐::､::｀; ,,'':::::::::::`:::::ﾞ・::::;;::。
::::::: ::::::::::::::::::::' //,: ::::::::::::::::::::::::::::: (;;..-''"~´ (::.. ;;;)::ヽ''::,”:::::::::::'':::::,,::::::::;;::::
:::::::::::::......,,..-,,::'"´.......::::::::::::::::::::::,,,,ll,.,__ｌ:: 田 ゞ,ﾞ ' ／ '' |:::i“::::":::､::::::::''::::::::::::
,,,,,,,,,,, ￣ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ､ ',,::"´;;;;:::,,“::''::::;;::::":::，::::”:::
""""",,::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::,....￣￣￣￣￣ ￣￣￣ ''､;;;'',,;;;”:::;;:;;;;'';;;;:::
＿ _ ＿ /´###ヽ__''''＿_ ＿_＿ ＿ ＿＿_＿ ＿ ＿＿ ＿_＿_
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_ ＿ ＿ __r_､_ ＿ ＿ ＿ ＿ _ .ｒ:ｭ_ ＿ ＿ ＿ ＿ _ .ｒ:ｭ_ ＿ ＿ _
,,`”､,,`”､,,`”､| ::|,,`”､,,`”､,,`”､,,`”､,,`”､| ::|,,`”､,,`”､,,`”､,,`”､,,`”､| ::|,,`”､,,`”､,,`”
-‐,,-‐､,,-‐､,,ﾞ| ::|,-‐､ -‐､,,-‐､ -‐､,,-‐､| ::|,-‐､ -‐､,,-‐､ -‐､,,-‐､| ::|,-‐､ -‐､,,-‐､
,,`”､,,`”､,,`”､| ::|,,`”､,,`”､,,`”､,,`”､,,`”､| ::|,,`”､,,`”､,,`”､,,`”､,,`”､| ::|,,`”､,,`”､,,`”､
- 315 名前： 28/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:04:29
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 敵中央及び左翼隊、戦車砲による支援射撃を開始。 ｜
| 同援護のもと歩戦協同で前進、距離1500。 |
| 距離800にて重迫による歩戦分離を開始とのこと。 |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――''
∧=∧ へ=へ
＿＿（C) ）＿＿ （｀∀´(C）＿＿
| と:ﾞ〔,,￣,,〕 _／::ﾞ〔,,￣,,〕!
ｌ二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二
|＿__（ll__ll）ll__ll＿＿＿（ll__ll）ll__ll＿＿
＿ ､―‐-､､,,_
l´:::_:::｀l ＿_ ﾞlw)===ｭ'
/ﾆ:l,｀Д） ,/::‐-:::ﾊ （▽ﾟ ,）
（´:::::::｀:l ＿（￣ ・ウ）＿＿_ （:ﾞ:::つと:）
/::::l::::::::l ＿（ﾞ::::::::::::ﾞl＿＿/, l::::::::l::::ゝ
ｒ――――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| そろそろ第3大隊戦闘団を前に出したまえ、大佐。 |
| 丘の手前のﾓﾗﾝﾀﾞ大隊収容陣地の線まで進み、 |
| 戦車の射撃陣地を構築させておきたまえ。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――‐'`ー――――――――ｭ
| 諒解しました。それはそうと中将閣下… |
`ー――――――――――――――――――''
- 316 名前： 29/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:04:56
ｒ―――――――――――――――――――ｭ
| なんだ大佐？北部からの攻撃の件か？ |
`ー――――――――‐ｖ―――――――――''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l::::::::::::＿:::::::::l:::::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /:::-ハﾍ〈,l,,｀д´） ､―-､､.,,_ ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧=∧:::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... （￣・ウ・）:ﾞ:ﾛ：ﾛ::ﾞ） ｒ==−ｭ' .....:::::::::::::::::::::::（,(C＾Д）:::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /::::":::ヽ,!ヽ￣￣￣＼, （ﾟ ,） .....:::::::::::::::ｒﾍ::::":::::つ::::
:::::::::::::::::::::::::::..... <:::::‐:::｀i"‐~＿＿＿＿,＼l：=::::｀::） ...::::::::::Lll::::::‐へ=へ
::::::::::::::::::.... （＿_）__） l―――――‐ll：:::‐:::::ゝ ..:::::::::::（(C)｀∀）
ｒ―――――――――――――――‐'`ー―――――――――――ｭ
| はい。敵の２個歩兵大隊がメルヌ南西を通過して我が旅団の |
| 側面を衝かんとしております。放置するには.危険かと…。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――‐'`ー―――――――――――――――ｭ
| 第2大隊戦闘団から1個中隊戦闘群を派遣し、その進撃を妨害せよ。 |
| 当面はそれで十分だ。それ以上の予備も無いしな。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
- 317 名前： 30/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:05:25
- ｒ―――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 閣下、第7装甲師団から連絡が入っております。 |
| 部隊はキランに到着し現在メルヌ方面に移動中とのことですが…。 ｜
`ー――――――――――――――――――――‐ｖ―――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| ああ、部隊の移動は道路沿いに行うな。路外の草原を前進し |
| 敵旅団の後背に進出するよう命じろ。なお１個大隊を陽動に |
| マルロ方面に進出させ、同方面の敵部隊を攻撃させろ。 |
| 主力はメルヌより7㎞の線で開進、旅団の包囲を目指す。 .|
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――――――''
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::...... ＿__
:::::..... _,,.. -―‐, /::‐ハﾍ ＿_
`ｒ==(w)ｭ （::..・ウ・） l´:_:::::::｀l
. （::.. ﾟ▽ﾟ） /:ﾞ:::‐：=:ﾞヽ （Д´,,lﾆヽ
. （::::":‐：l/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ| l：‐::ﾞﾞ::::）
/::::‐:::：ｌ――――――――――‐:l l：:::‐:::::ゝ ＿_
（＿__））￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||, （＿_,）_） l´:_:::::::｀l
（ワ｀ ,,lﾆヽ ＝ , ､
,∧＝∧ ∧Z∧ と::ﾛ：ﾛ｀::） _ |..::| /.::/
（＾Д＾,,(() （,, ・−）￣￣￣￣￣ ,,)ヽ￣￣￣
,_/::;ﾛ：ﾛ:::;;）＿＿, /::::"::::::ヽヽ ＼￣￣￣ ＼､
￣￣￣￣￣￣／ヽ <::::::‐:::：ｌ`´ ､ヽ ＼, ＼､
- 318 名前： 31/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:05:54
- ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 大佐殿、ヘリ偵察の報告によると.敵旅団の２個大隊が |
| 敵第1大隊の両翼より前進中とのことです。 |
| 尚、主力は左翼側に指向されている模様です。 |
`ー―――――――――――――――――‐ｖ――――――''
∧=∧ へ=へ ∧=∧
＿＿（C) ）＿＿ （C) ） ＿＿＿ （ﾟC) ）＿
| と:ﾞ〔,,￣,,〕 _／::ﾞ〔,,￣,,〕! <:'::ﾞ〔,,￣,,〕!
ｌ二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二二二<::`:ll_:::ll:ｿ二
|＿__（ll__ll）ll__ll＿＿＿（ll__ll）ll__ll＿＿＿＿（ll__ll）ll__ll＿
∧,,,,∧
＿ _,,,､､-―‐, _（・д・ ）
l´:::_:::｀l ＿_ ﾞｒ=−==ｭ' Oゝ：:=::ﾞ）
/ﾆ:l,｀Д） ,/::‐-:::ﾍ （, ﾟ） /‐::：:::‐:ゝ
（´:::::::｀:l ＿（￣￣ ・）＿＿_ （:ﾞ:::つと:） （＿（＿_）
/::::l::::::::l ＿（ﾞ::::::::::::ﾞl＿＿/, l::::::::l:::::ゝ
ｒ――――――――‐'`ー―――――――――――――――――ｭ
| いい兆候だ。戦車旅団、いや歩兵師団も含めて敵は全力で ｜
| メルヌ攻略に乗り出したぞ。我が右翼に旅団の主力を集中。 |
| モランダ師団の工兵大隊もこれに加えよう。大佐。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――ｭ
| はい。我が左翼には第1大隊戦闘団の２個中隊戦闘群を配置、 ｜
| 残りを右翼の第2大隊戦闘団・蘭工兵大隊に加えて防衛戦を組織します。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
- 319 名前： 32/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:06:18
- メルヌの戦い：ﾍﾞﾏﾙﾊ歩兵師団と第4独立戦車旅団の協同攻撃
┻ ,／､ ,, ‐､
┻ _|＿＿ ,／ | ,, ‐､
《蒙b歩3》 ┫,_l￣￣ ＼／' |
―┣ ― ┫―| 【蘭1歩1】 ヽ――‐o ⌒
⌒ l_ ﾒﾙﾇ町 > o' ⌒
,, ‐､ ⌒ ＼┳ ＿／ ￣／ ,, ‐､
┳⌒┣,＿／ 【茂5装擲1】 ＼,／ ⌒,, ‐､
,, ‐､ ／ ＾【2b】|_ 【1b】.／＼＿o ⌒
O―――┳ 「＿,」‐┳ ＼ ⌒,, ‐､
／ ⌒ ,, .【L】┳ 【3b】 ⌒ ,, ‐､. ＼
o―‐l ,, ‐､┳,, ‐､ ⌒ . ,, ‐､ ＼
o ,, ‐､ ┏┻,, ‐ ┻ ・ ,, ‐､ ＼
《蒙戦4》 ┌―‐,
| | ヽ
| '"＼ ＼
| 【茂7装甲1】
/ 拡 大 ＼ ／l＿
/ ＼ < 【茂7装甲2】
/ ＼ ＼l￣￣
- 320 名前： 33/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:06:39
- 《ﾍﾞﾏﾙﾊ歩兵師団第3旅団》 【蘭工兵大隊】 メルヌ町
（右翼隊・行軍中） ／ |
＼:::::::::（中央隊・行軍中） _ ／ |
《第3大隊》 《第2大隊》 ／//＼ 【蘭工兵１個中隊】 |
＼:::::ヽ,r:l ヽ:::::::ヽ_l＼ ＼//／ |
>:::::::::| ＼:::::::::::::>＿＿＿,,／ ~ ｜
￣￣＼ ￣l／ ／ グマルテハ町 _|＿
＼ ／ _|￣￣ ￣￣|
＼ ,／ﾑｴﾙ村 | ￣|
＿_|__／￣ヽ ＿＿ ／└― /// ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ←―【２個中隊戦闘群】＿
ヽ＿／ ＼┌― //【１個装甲中隊戦闘群】 ／ L |
,／ ＼ 【第2大隊戦闘団】 |＿ ＿＿＿|
／ ＼ 【３個装甲中隊戦闘群】 【第1装甲擲弾兵旅団】
／ ＼ （主力） ＿_|＿_
| ＼ ､ ／/,／ 【第3大隊戦闘団】（配置中）
O―――| ＼. |///／ |//////|
|. ＼ └―` |//////|
O ＼,／ ￣_,|_￣
＼ ＿＿_ |￣ | ｶﾝﾃﾙ村
|::::::::::::< ＿＿＿￣|＿| ＿＿＿＿
l::,､::::::::::＼ |////【蘭歩兵大隊】////|
ﾞ ＼::::::::::ヽ ￣￣／￣｜￣￣￣￣￣
|::::::::::::l O ／::::＼
《第2戦車大隊＋１》 "┐::::┌ﾞ
（左翼隊・縦隊で行軍中） 《第1戦車大隊》
《第4戦車旅団》 （中央隊・攻撃行動中）
- 321 名前： 34/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:07:23
- １５時４０分 蒙第4戦車旅団第1大隊
G O O O O O O O O O O ．．．
,,.. 、 ,..=､ _ ,,..-―__―‐- ､、
/ ,ｌ ,:――――‐/ / / (,ｭ−､iｔ三ﾆ＝＝―‐ - ､､ .,, _ ＿＿
..... .... / ｀//―,――‐,‐/ /_,,/ ､ ゝ= 彡' ,.o￣ l ﾐl'~:(二二(二二(二二(＿＿(:二 (:二 (O
.:::: ::: / ｀//＿/＿＿,/,（〇,'､_,l lﾞ三三 ､ﾞl ゞ,8 （（）~/_,,ソ ､ "'' ､_ヾ '
::: ::: （ ,）/ ＿＿＿＿＿~＿_`' ‐ー――┘二 -‐'' /== , ﾞ / ノ
.. /´ ￣￣￣￣￣ """''' ―-､、｀ ､/'"
::: .... 〃‐´,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二l ｀ヽ ,
....::::: :: ... l'`ｒ,'"l! "＝､" "＝､" "＝､" "＝､" "＝､" "＝､└―‐;ﾞ;;´
:::::. ,‐,‐,‐ :::. ヾ::=ﾞ” ｌｌ :O ｌl ｌｌ :O ｌl ｌｌ :O ｌl ｌｌ :O ｌl ｌｌ :O ｌl ｌｌ :O ｌl ｀ ‐,ﾝノ
:::::..... ‐'‐'‐'‐'‐'‐' ｀`''‐ ` ＝ '-` ＝ '-` ＝ '-` ＝ '-` ＝ '-` ＝ '- '''"
,..=､ _ ,,..-―__―‐- ､、
/ / (,ｭ−､iｔ三ﾆ＝＝―‐ - ､､ .,, _ ＿＿
,/_,,/ ､ ゝ= 彡' ,.o￣ l ﾐl'~:(二二(二二(二二(＿＿(:二 (:二 (O
,'､_,l lﾞ三三 ､ﾞl ゞ,8 （（）~/_,,ソ ､ "'' ､_ヾ '
__.`' ‐ー――┘二 -‐'' /== , ﾞ / ノ
￣￣￣￣￣ """''' ―-､、｀ ､/'"
二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二,,二l ｀ヽ ,
＝､" "＝､" "＝､" "＝､└―‐;ﾞ;;´
ｌ :O ｌl ｌｌ :O ｌl ｌｌ :O ｌl ｌｌ :O ｌl ｀ ‐,ﾝノ
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- 322 名前： 35/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:07:46
- ｒ――――――――――――――――――――――――――‐ｭ
| 敵戦車部隊、距離400まで接近。歩兵その他は分離されて |
| 距離600にあり。…対戦車ミサイル、攻撃を開始します。 |
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――――‐''
∧=∧ へ=へ
＿＿（C) ）＿＿ （｀∀´(C）＿＿
| と:ﾞ〔,,￣,,〕 _／::ﾞ〔,,￣,,〕!
ｌ二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二
|＿__（ll__ll）ll__ll＿＿＿（ll__ll）ll__ll＿＿
＿ ､―‐-､､,,_
l´:::_:::｀l ＿_ ﾞl===−ｭ'
/ﾆ:l,｀Д） ,/::‐-:::ﾍ （ﾟ ,）
（´:::::::｀:l ＿（ ￣￣ ）＿＿_ （:ﾞ:::つと:）
/::::l::::::::l ＿（ﾞ::::::::::::ﾞl＿＿/, l::::::::l::::ゝ
ｒ――‐'`ー―ｭ
| うむ。 |
`ー――――''
- 323 名前： 36/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:08:15
- ＼从从从从从从从从从／
≪ 目標、距離1000！ ≫
≪ テ ッ ！ ≫ , ､､
／ＷＷYＷＷＹＷＷYＷ ＼ / ヽ シ ュ ―― ,,,... ..::::::::
ミ,,ﾐ::...
.......... ＿ ＿ /´,ｌ ﾞミ
.::: :::::.. ＿ /´###ヽ /´###ヽ/／,７,,:: ..:::
⊂ニニﾞ三ﾆ! ＝‐ ll二_ｔﾛ_（д‐_ll,,）＿と（Д・_ll,,）,,/／彡
:::... ...,:'´/_/_,,/,＿,l､＿,,l ＿l￣,-‐"" ミ,, ,,
,/,/ﾞ/_,/＿,l､＿_ｌ､＿,,ｌ ／ "" o ...::
,,::::"､'/ /＿,/＿_,l＿,,,ｌ:::/ ﾐ ゞ'"＿
,,.. ::"´ ｀''' ‐ '- ' -―ﾞ ミﾐ o,, ,/´###ヽ
,,..ミﾞ ｼ ,, 彡 ミ ,,,〃 ,, ヾ'＿（´ii ＿ ,）__
o ,,,.::::'''"" ミ,, ,, ﾐ:::... 〃 ,:'´:::":::::;;::::'':::::"::::
,,..ゞ”:: ..::::: ヾ `'''‐=::::;;::::'':::::;;::::::
- 324 名前： 37/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:08:40
,,..‐ 、
,,::‐::､（::.. :::）
（::... ::）::‐､::ｿ バシュゥ
(::.. ::: '' ::､ .......... ﾊﾞｼｭｩｩ
::: :::: .::: ::::._ ,,,,......... ::::: ＝
,,,,,,,, ＿:::..._ _（(二::: ‐(ﾆ⊃ ...:::::::::::::::::'''''''""
彡"""ﾐ,,‐::::::l_l´＿l´_:::::... ..:::~ '''':::､...,,,_ ::::
ヾ::::l_l＿,l ＿_,!､＿_,l＿,l_,l ""彡::::...,,,,,r:::::‐::､:::､
""" '''' ｀''' ‐ '- -ﾞ ―ﾞ ‐ﾞ''" ヾ:::::::':::',::ｿ''':::::ﾐ‐､､
,,,, """ ￣ ::...
＿ ＿ ,,,彡 ミミ:::....
:::::::::::::::::｀ヽ ::: ..::::: :::::....
::::::::::::::::::::::::', ヾ o
''''' ミ ﾐ `` ヾ"､o ::::....
- 325 名前： 38/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:08:59
- ::.... ヽ ::
:::... ｀l ::.
:. ,/ .:
:::.. （ :::
:::.. ヽ ::: シュゥゥゥ…
::::... .....
.::'" ﾞ:::
:::.. ..:::'
ヽ､
＼､ｒ,､
_ヾ,ﾍ,,.＝､(llr,- ､ ,,､
, ､ -―――//,- .,,`_−'ﾞ,: l':ヾ_‐＿−＿‐-_,＿＿ ＿ ＿＿
/ , :l´|￣ l￣Ｌ|l"''' ‐-ｲ!”´- ‐,88ゞl!―ﾞー :ﾞー,‐ﾞ--- ﾞ―ﾞーﾞーﾞ’
〇ヾl＿―_―＿｀`_ '' ‐ﾞ_―_‐＿'''"＿‐,:＿‐,::_ ‐'-､、
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ヾ_ソ '´o ﾞ! '´o ﾞ! '´o ﾞ! '´o ﾞ! '´o ﾞ! '´o ﾞ!ゝン
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- 326 名前： 39/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:09:22
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((,)_to三'（:::,, ;;） '”ヽ ´
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＿＿ , '´￣o ￣ ゞ:: ..:::. ..::､..,､、 ＿＿
＿＿＿ ＿＿＿ l￣| |l ﾞ､"88 ｔ（（ ,）ﾞllﾐ (二二(二二(二二(＿＿(二二(二二( (O
.'´ ヽ＿＿ヽヽ＿＿ヽ_ヽ_|_,,|＿_ヾ"ﾞ' ＿＿＿＿‐'＿_ll,,- ,,ll_,,l＿＿
l' 二二 lー―':l二二二二二l二二二二二l二ニ''''＿､￣￣￣ ､､￣￣‐￣ ｀` ､、
'こ'ー―l' l ,l´r ＝＝＝＝ :ｒ ＝＝＝＝ :ｒ ＝＝＝ :ｒ= ､￣ ､、､、 ｌ ｌ ‐_､￣ ｀ ､、
‘‐- ::二二,, l＿＿＿＿＿l＿＿＿＿＿l＿＿＿＿|_ ,, ﾞ:,＿＿_ﾞ:, ``‐ lﾆl８lヽ＿＿:ﾞ:,
ヾ ノ '´‐ ヽ :'´‐ ヽ :'´‐ ヽ:'´‐ ヽ :'´‐ ヽ :'´‐ ヽ ヽ,,_,/::三::/ ￣￣￣￣／_,/::三::/
＼, ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌlｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ,, ::"三,: '' 二二二 ／ ,, ::"三,: ''
ヽヾ -,ノ ヾ -,ノ ヾ -,ノヾ -,ノ ヾ -,ノ ヾ -,, ::''"三, ''" ￣￣￣￣,, ::''"三, ''" ,,,,,
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- 327 名前： 40/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:09:48
- ド ォ ン ！
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ゞ:: ::: ヾ:. ＿ ／"
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ｒ‐l‐三lニニlニニlニニlﾆヽ :::ヾ ／::::ヽ ┛ ┛ ┛ ━━┛
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ヽ､' ◎,◎,◎,◎,◎,◎,ン （::.
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|l,)!´二-`/二ｌ,､‐r¬＿ ＿＿＿ ,,,.. :::..
_ ○!三l| 三三三ﾍ| |¨'ネ'‘' ┴ ｀ヾ｀ll二二l二二二l二二二l＿＿＿,ｌ::二二ｌ::二二lﾆ! ''" （
:'´ ｀. ＿＿_,,-_----､_ﾞT__ー_――_ ﾞ'‐＿"＿＿＿＿,l-'＿＿＿＿ ﾞﾞ`` （:::
ゝ ノ‐,, ''＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､、 ......
（ゝ'ヽ､:l二.....,,,,,ll＿_l＿_ll_|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|_,,,...ﾍ:, ......::::::::
ヽ､, ﾍ 'ヾ,, ｀. ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ'､:ゝ'' ,l ......::::::: .....:::::...
’‐'､"_,ソ‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l' `''／ ..::::::: :::... :::
` ､ゝヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノ,／ ..:::: ::
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- 328 名前： 41/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:10:13
- ├ﾞ├ﾞ├ﾞ├ﾞ├ﾞ├ﾞ ・・
├ﾞ├ﾞ├ﾞ├ﾞ├ﾞ├ﾞ ・・
タ タ タ タ タ タ タ ン．．
l
Ｇ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ ．．． l
| ......::::::
| ...:::::: ゞ::
Ｏｭ＿to五ﾆ＝―‐ _ ..::::::: （:::..
__ _,,､-ﾞ―tｭl-!~O ,oo- l‐､,) ....:::::: :'´::. :::..
＿＿ ｆ´`ﾊ‐,ｒ‐''"-‐,ｧ‐ ―-- ‐,88,ヾlヽ＿ ..:::::::: ::: :::...
０ )二二)二二)＿＿） 二二) 二二)_二二)）ミ ‐:l ﾞ’ ,ヾゞ/ | | :lo ,. ―,.―,. ,.―,.―, ‐､ :::
＿,,,....､､ --―‐ﾞ‐::――'――,,...‐-―― ー::'―"――‐ｒ――┐―― -､ :::...
,. ''"´ ,.￣''""´,, ''" | ｌ_,, ,. ''"´ ,.￣''""´＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ､――､＝＝＝＝‐, :::
/＿＿_/＿,:''＿’ └=/＿＿_/ | | :| :| l l ,,l _,,,....-‐' ｀:: ..::） :::
'ｹ三ﾊ, ゝヽ￣￣￣￣ 'ｹ三ﾊ,｀,ー――‐'――――'――――' ― '''""´ｌ ,) :ll 、 ..::) ::ヽ ..::）
ヾ三::ヽ'':::::::ー`―`―`― ヾ三::ヽ ｌｌ ０ ｌｌ ｌｌ ０ ｌｌ ｌｌ ０ ｌl:ｌｌ ０ ｌｌ ｌｌ ０ ｌｌ ｌｌ ０ ｌｌ ゝ ,ﾂ ‐ 、 ..::) ,,;;;）
` =戔::..､､ノヽ::::;;ノヽ::::;;ノ,` =戔::..､､,ﾉ,,ヾ -,ﾉ,,ヾ -,ﾉ,ヾ -,ﾉ,,ヾ -,ﾉ,,ヾ -,ﾉ,,::‐''" ､´_` ＿ ＿ ,,...,,_
｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ￣ ｀ ￣ ~~￣ ~~￣
""" ,,, """ ,,,, o .o o ＿ """ ＿ ＿
＿ ＿ _ヾ〃'ｧ´ｼ /´###ヽ /´###ヽ /´###ヽ
＿ ＿ ＿ ＿ _ ＿_ _/´###ヽ＿ /´###ヽ _ /´###ヽ （ii ￣ ,）‐o ﾐii ￣,,ミ‐o （ii ￣ ,）‐o
:::::::''::::::;;::::::::"::::;;:::::::::''::::::;;:::::"::::::;;;:::::::::'':::::::::;;::":::::｀ヽ ＿__.（ii ￣_,）＿ 彡(´:::::::::｀ソ_ ＿__(´:::::::::｀ソ＿_ (´:::::::::｀ソ ＿
￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣ ￣ ￣￣￣ ￣ ￣ ,,..::"::::::"::::;;::::::::::::''::::::;;:::::"::::::;;;:::::::::'':::::::::;;::":::::::;;:::::"::::::::;;:::ﾞ:::::;;::::::::::::;;;:":::::｀ヽ
- 329 名前： 42/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:10:36
/ ヽ`` ｀ / /
/ ヽ ア ,,／ 。
....... .......
..::::: ＿_ ..::::::: .... ::.
... ,_ /´###_ヽ _ :::
=<二l :: ..::ll=ﾞ‐'（−´ii ）l」 :::
''''' Ｏ二:::`'::::::l,〕 ..:::: :: ＿
,,::´::::::￣::::::::::::::~::ヽ :::::::: ...:::/´###_ヽ
""" `''' ― -- ― '''" "" （・Ｏ､! ,）_
""" ,,,, ﾞ ﾞ ,,::''´::::::￣:::::::::::::~::｀ヽ
- 330 名前： 43/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:10:59
┃ ┛┛ ．
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::'´ ::ヽ,,::‐::､ ┛ ┛ ┛ ━━┛
,t ＿ （:::.. ..::::） ,, ‐:::､
ゞL,,」 ゞ:::... ..::: ,;;;） /
,ｒ=ﾞ,=ｪ=､_ ＿_（:::.. ,,;;;） ''' ヽ' "
,.､oo､_''´ ,,.. -,,-￣ｌﾛl''O=‐,oo ,;;;） ,;;;l ″'
<／88;::I （:::::,）（〇）| |:88＝┐ ::''' " ''
｀Ｌー＿＿' '_ｌ､＿_,,l＿＿＿ ー,ｌ―┘ :::: -― ‐ ''''' """"´
,l二二二､￣￣ ､、,三 ,,. ￣￣ ,.二二二l、 :::: ――‐ ― ‐
lﾞ,__l__l__l__,l,l_∩,.-‐｀` "´＝,∩_l,l,__l__l__l__,ﾞl ..:::: ﾋｭﾝ
|,|| 三三 |:ｌ ￣￣￣￣￣￣ ﾞl:| 三三 ||,| :::::::'' ､ ｀.....
| 王王 |,l――――――――l,| 王王 | <l二l:.. .:::;;;;;::::: ＝ ――‐ ‐
| 主主 | | 主主 | "
""" ｀￣￣´ ｀￣￣´ """ ,,,,
""""
- 331 名前： 44/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:11:17
ぎ ゅ ぃ ぃ ぃ ぃ ぃ ん ．．．
_l＿ ､､ ､ , | ..:::::::
| | シ ャ ／ 。 ..::::
, .:::: （:::.. :::::
|＿＿＿＿ （:::... ...::::: ::: ...::::::
ｒ――――ﾞﾞ ‐ﾞ ｒ 、 ゞ:: ::: ＿ :::: ,､ ...:::::::
|::::.... ヽ＼ （::.. ＿_ L」=ﾞ‐￣ﾞ’ ...::::） ...::::::
l:、::::::..... ＼o┌,,‐ﾞ_‐ ､-―''＿―ﾞ _― ､＿ ::::ﾉ'' ...::::: ::::
ﾍ:､_ ／ ´/_,/`"´lｨ三三lo┴三ｭ ,l,7＿＿ ＿＿ ...:::::
ヾ:､＿ ,, -――＝＝＝＝（:::.. ;;;）､―‐ ､―:'´ ヽ ヾヽ ヽ‐ ､ :::
| ￣｀ﾍ/ﾞ |￣￣￣|￣ (::.. ,,;;ソ 7三,,7 ヽ ノ＿ ,ノ,ノ＿ ,ノ ,7 ;;ヽ..:;:）
| ﾞi~;;¬ ― -- (::... :::) :::.. ..::::: ..:::::: ..::::::::: :::::）
| (ヾ､l､',ﾘｌ o l:l' ,.ﾞlll'´`,/' ヽ ::... ::::: 三l ,,;;） :::: ,,;;;） :::ノ
| (::.. `‐=､ ,ｿﾍ_,,ｿ', ﾞ',ｌl u l|ll 0 ｌ|,/,,＝,,/ ,,;;;） /,, ,,;;;）
￣￣ ￣￣￣￣￣ ｀~""''' ‐'-= ｨ,ヾ,,／_三／ ..:::ノ ￣￣,,／三_／ ＿
＿ ""‐＝三＝‐-...,,,__￣ ""‐＝/´###ヽ
,l /´###ヽ ＿ ¨""'''‐＝三＝- （´ii ￣,,）三＝‐-...,,,__
,､ｌ|（ii ・Д・）';ｱ /´###ヽ ‐=O::ン::ｌ」_,〕 ¨""'''‐＝三
_O:::》~ﾛ：ﾛ’ｿ （ ￣ ）, /ヽ:::::::;;ゝ三＝‐-...,,,__
_ ＿,＿ /,l/::ﾛ:::：:::ﾛl ＿ _ (~〔ll:::ll〕:') ＿ （＿,,ヽ_ノ ¨""'''‐＝
:::"::::;;;:::::::''::::::::::''::::::::;;::::,,::ﾞ::::::ヽ <（⌒）::::::ゝ /´###ヽ
'''''''' ‐ '''' ‐- '''''""" '''''' ￣（＿,） （ ￣ ）
- 332 名前： 45/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:11:45
- （::::... ...::::: :: :::
.::´ ::::.. ::::::ヽ ..:::: .::
（::. :::） :::::l :::::
ゞ:::... :::::' ,,;;;ノ ..::::
＿ ::::.. ...:::::
ﾎﾟｲ 〃 /´###ヽ l ...::::::::.... ,,;;;）
O と（Д´ii ）ｌ|＿ ＿＿ :::::.. ''' ;;）
_,,.. , − O二::ン::::/´###ヽ ::: ''
ooヽ-'l _(,,) _,l l：::::ﾛ（ ･∀･,i） TATATATATA!
8 '" ヽ ‐-‐'' （＿/:(;;ノ ヽ:_;）l三／ ::... ...::::
"""" ／/ 、 「,l/ <:ﾛ::⌒:ﾛ:ゝ!'" ／ﾞ| :::::::
""" ／ l _, =―-‐, （＿,）ヽ::::ヽ ／:::. |／ ::）
／ ヽ（ ,／ ) ﾐ| :::/,,:ﾝ（＿,,） "::ｒ;:: ／ ..:::）
／ ／ ｀／,／＝＝ ― ''"／ ／:::(,l::＿ ,l／ ..::::
""' ／ ／::'' ,／,／､￣ ,,ノ_ ／ ／ﾞ| ,/´###ヽ ,.､､
,, ／ ／ / ／,／| ＿,￣,（ _ヾ'⌒l/ ,／ |／（´д｀ ii /ﾞl::ヾ:.､
/ / ,/／,／ ||,, ::''"'",γ‐､ヾ∴¨ / :| ,／l ／O・,と,／":ﾞ|::... ｀
,l＿＿ l,＿ ／｀ｨ＿＿＿'"＿＿（ ﾟД´）つ ＿〃￣ヾ､￣::::::...|
i三三i,／､／ (,/ i三 ,,=＝''￣:::::::.... :|
ヾ:::／／_ー――――――――ヾ／"::::::... |
- 333 名前： 46/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:12:07
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・
＿＿_
￣￣ """" ''''' ―-- ､､、l | |
｀""'''‐-､、
＿＿ ヽ
＿＿ ､"´ ､＿ ￣｀ヽ ﾍ
:''´ ,::''´ ― ﾞヽ 'l ノ ー ヽ'l, ﾍ
,/,/ ﾞ ﾞ,I＿_'l__ /''´￣￣ /''´￣￣￣￣￣ /''´￣￣￣￣￣
ｌ l (,,) l ｌ::￣ l`ll l ｌ l
, ':, 、 ,ﾉﾘ＝ノ ヽ、 ヽ､,,＿＿ヽ､,,＿＿＿＿＿ヽ､,,＿＿＿＿＿
ヽ ヽ､,_―,,''ノ' =） （―――＝‐ ﾞl ‐ ―――＝‐
￣￣ ゝ＝ヽ '´ ,,ヽ ,ﾍ ノヽ,| l
＿＿＿＿＿＿＿＿ﾞ､＿＿＿＿＿,,l ー＿＿_,l＿＿＿＿＿＿
- 334 名前： 47/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:12:26
┃・・ ┃・・ ┃・・ ┃・・ ┃・・ ┃・・ ┃・・ ┃・・
┣━ ┣━ ┣━ ┣━ ┣━ ┣━ ┣━ ┣━
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ・ ・ ・
＝
＝ ``＝
┌‐=,､ 〃 ﾐ ,,,, ....
// ,lﾞI＿l,,! ＝ 二 ＝ 二 ﾐ"" ::::
_ヾﾍｙ= 〃＿ ＿ __ _ ::彡 :::: ＿＿ ＿＿
ｌ´ l ｀¨':‐´ l,≡「l三三三,ー＝‐￣‐￣‐ﾞ-'::､ ..:::: ￣￣ ￣ ￣￣
| _,|_ | 二＝,l」￣￣￣ 二 ミ､ ..::::
＿｀¨''‐tﾆ' -‐ '''" 二 ""'''
_ｒ'lﾞ_lニl_lﾆl,ｒﾐll」_ ｒ_ｒ＝ｭ＿＿
,'――――――‐ﾞ￣￣""'''' ―- ''､､二l￣ll￣l´
,/- ― '''" ￣""''‐
- 335 名前： 48/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:12:46
- （:::... ;;; ,,;;）
(::.. ;; ::ヽ
ゞ:::..;;;);;;ノ
_ :::.. ,,;;;)
―=ｔi'＿(l_ :::
O_ ＿_ﾟｔ三ｨ_”二｀ｪ＝===―,
ｒ‐l‐三lニニlニニlニニlﾆヽ
ヽ､' ◎,◎,◎,◎,◎,◎,ン
￣￣~~￣ ~￣￣~~￣ ￣~~￣~￣~~￣ ￣ ~~￣~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´
ロ _ 三 ご ぉ ぉ ぉ ぉ ぅ ．．．
‐─===ｔ¬,oﾞl, ,〔,ｌ 三 TATATATA…
|l,)!´二-`/二ｌ,､‐r¬＿ ＿＿＿
_ ○!三l| 三三三ﾍ| |¨'ネ'‘' ┴ ｀ヾ"::二二l二二二l二二二l＿＿＿,ｌ::二二ｌ::二二lﾆ! ‐ ‐――
:'´ ｀. ＿＿_,,-_----､_ﾞT__ー_――_ ﾞ'‐＿"＿＿＿＿,l`ﾞ＿＿＿＿ 三
ゝ ノ‐,, ''＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝､、 三
（ゝ'ヽ､:l二.....,,,,,ll＿_l＿_ll_|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿|_,,,...ﾍ:, 三 (:::... ..:::
ヽ､, ﾍ 'ヾ,, ｀. ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ ,ｒ:､−,ヽ'､:ゝ'' ,l 三..:::: ゞ::: ..::: ::
’‐'､"_,ソ‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l‐l:ｌ'‐:oﾞ‐l:l' `''／ 三 (::.. ..::: ..:::
` ､ゝヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノﾍヾ::ﾞ-,ﾞ:ノ,／ 三::.. (::... ..::) ..:::ノ ..::
｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ ~~ ~￣~~ ￣ ´~~￣｀ ￣ ￣
- 336 名前： 49/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:13:09
- １６時００分 1/5装甲擲弾兵旅団前進指揮所
ｒ―――――――――――――――――――――――――――ｭ
| モランダ大隊は敵戦車１２両を撃破、敵部隊は一時後退。 |
| 大隊の死傷者３３、将校に死傷無し。 ｜
`ー―――――――――――――――――――――――――‐､(
ｒ――――――――――――――――――――――――― ｭ
| たしかに５個中隊あれば十分かもしれん。しかし敵を ｜
| 完膚なきまでに叩きのめすには少し不足ではないかね？ |
`ー――――――――‐ｖ――――――――――――――― ''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l::::::::::::＿:::::::::l:::::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... ::＿_ l´＿:::｀l ....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /:::-ハﾍ〈,l,,｀д´） ､―-､､.,,_ ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧=∧:::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...... （￣・ウ・）:ﾞ:ﾛ：ﾛ::ﾞ） lw)===ｭ' .....:::::::::::::::::::::::（,(C＾Д）:::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... （:::::"::‐：l ￣￣￣＼, （▽ﾟ ） .....:::::::::::::::ｒﾍ::::":::::つ::::
:::::::::::::::::::::::::::..... <:::::::‐:::：il ＿＿＿＿_,＼l：=::::｀::） ...::::::::::Lll::::::‐へ=へ
::::::::::::::::::.... （＿_）__） l―――――‐ll：:::‐:::::ゝ ..:::::::::::（∀´(C,）
ｒ―――――――――――――――‐'`ー―――――――――――――――ｭ
| 心配無用です。それよりも私はムエルの中隊のほうが気にかかります。 |
| あちらこそ敵歩兵旅団の主力に直面していますから。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――‐'`ー――――――――――――ｭ
| それはモランダ工兵大隊を前に出すことでなんとかなる。 ｜
| …まあいいだろう。で、こっちの歩兵大隊はどうだったかな？ |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
- 337 名前： 50/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:13:40
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 大佐殿、敵は分離された歩兵に.戦車１０両を加え、 |
| 後退した部隊を再編成している模様です。 |
| 主力は続けて中央隊に指向されている模様！ ｜
`ー―――――――――‐ｖ―――――――――――――''
∧=∧ へ=へ
＿＿（C) ）＿＿ （｀∀´(C）＿＿
| と:ﾞ〔,,￣,,〕 _／::ﾞ〔,,￣,,〕!
ｌ二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二
|＿__（ll__ll）ll__ll＿＿＿（ll__ll）ll__ll＿＿
＿ ､―‐-､､,,_
l´:::_:::｀l ＿_ ﾞl===−ｭ'
/ﾆ:l,｀Д） ,/::‐-:::ﾊ （ﾟ ,）
（´:::::::｀:l ＿（￣ ・ウ）＿＿_ （:ﾞ:::つと:）
/::::l::::::::l ＿（ﾞ::::::::::::ﾞl＿＿/, l::::::::l::::ゝ
ｒ―――――――――――――‐'`ー―――――――――――――ｭ
| ベルゲン大隊に後退命令。敵の攻撃再開までに収容陣地まで |
| 後退せよ。.戦車駆逐中隊は前進して部隊の後退を支援せよ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――‐'`ー―――――ｭ
| 砲兵の支援はできるかね？ |
`ー―――――――――――――''
- 338 名前： 51/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:14:03
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 駄目です！今砲兵中隊はムエル方面を支援中です。 |
`ー―‐ｖ―――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| 閣下、第7装甲師団の第2旅団の先鋒が敵戦車旅団の |
| 後方段列に遭遇しました。部隊は現在これを掃討中… |
`ー――――――――――――――――――‐ｖ―――――''
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::...... ＿__
:::::..... _,,.. -―‐, /‐-ハ:ﾍ ＿_
`ｒ==(w)ｭ （, ・ウ・） l´:_:::::::｀l
. （::.. ﾟ▽ﾟ） と:ﾞ:::‐：=:ﾞl （Д´,,lﾆヽ
. （::::":‐：l/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ| l：‐::ﾞﾞ::::） ＿
/::::‐:::：ｌ――――――――――‐:l l：:::‐:::::ゝ ＿_ l´:_:::::::｀l
（＿__））￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||, （＿_,）_） l´:_:::::::｀l （ー・,,lﾆヽ
（ワ｀ ,,lﾆヽl：ﾛ::｀::）,＝ , ､
,∧＝∧ ∧Z∧ l::ﾛ：ﾛ｀::） l：:_:ﾛ:::. |..::| /.::/
（(C),＾Д） （・ ）￣￣￣￣￣ ,,)ヽ￣￣￣
,_/::;ﾛ：ﾛ:::;;）＿＿, /::::"::::::ヽヽ ＼￣￣￣ ＼､
￣￣￣￣￣￣／ヽ <::::::‐:::：ｌ`´ ､ヽ ＼, ＼､
ｒ――――――――‐'`――――――――――――――――‐ ｭ
| そんなものは工兵大隊にでも任せて、部隊主力は今すぐ |
| メルヌ方面へ全力で向かえ。全力でだ！ |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
- 339 名前： 52/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:14:24
- メルヌの戦い：同盟軍増援部隊の到達
《蒙ﾍﾞﾏﾙﾊ歩兵師団》 ┻ 【茂5装擲2】 【茂第5装甲擲弾兵師団】
┻ _|＿＿ lヽ" ／ | ,, ‐､
《蒙b歩3》 ┫,_l￣￣ ＼|＿< |
―┣ ― ┫―| 【蘭1歩1】 ヽ――‐o ⌒
⌒ l_ ﾒﾙﾇ町 > o' ⌒
,, ‐､ ⌒ ＼ ＿／ ￣／ ,, ‐､
⌒ ,┣ ┫ 【茂5装擲1】 ＼,／ ⌒,, ‐､
,, ‐､┳,,／ ＾【2b】|_ 【1b】.／＼＿o ⌒
O・―――‐ 「＿,」‐┳ ＼ ⌒,, ‐､
／ ⌒ ┳【L】┳ 【3b】 ⌒ ,, ‐､ ＼
o―‐ｌ ┏┻,, ‐､┳,, ‐､ ⌒ . ,, ‐､ ＼
o ,, ‐､ ↑ ,, ‐ ┻ ・ ,, ‐､ ＼
《蒙戦4》 ┫ ┫←【茂7装甲1】
┳ ┫←
┻
┻↑┻ 【茂第7装甲師団】
【茂7装甲2】 ／l＿＿＿
< 【茂7装甲3】
- 340 名前： 53/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:14:43
- 茂1/5装甲擲弾兵旅団の防衛戦闘
《ﾍﾞﾏﾙﾊ歩兵師団第3旅団》 メルヌ町
､ ＼ ,＿＿ ／'//,＼【蘭工兵大隊】 |
ﾞ ＼ ＼ |:::::::::::| ＼/////＼ |
＼, 《第2大隊》:::::＼ ／＼///／ ｜
＼ ＿＿＿＼::::::::::::> ヽ" グマルテハ町 _|＿
＼ ／:::::::::::::::::〉,,＼／ _|￣￣ ￣￣|
《第3大隊》::／￣／ﾑｴﾙ村 | ￣|
/::::::::／／//ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ,,|＿＿＿＿＿＿＿＿
|::::::::ヽ_ヽ//／【１個装甲中隊】 ,／ L | ＼
＼::::::::::: l￣ ＼ .／ . |＿ ＿＿＿| ＼
／￣ ＼ ＿＿＿,／ 【第1装甲擲弾兵旅団】 ＼ ／＼
／ ＼ ／ | ／//／
| ＼ｒ―――――,､／, ＿＿＿＿｜＿＿＿＿【第1大隊戦闘団−２】
O―――| |////【第2大隊戦闘団＋１】 |///【第3大隊戦闘団】//| ／//／ ＼
|. ￣＼＿,￣＼///＼ |////【蘭歩兵大隊】////| ＼／ ／
O /::::::::::::＼ ＼///＼ ￣￣￣￣_|_￣￣￣￣￣ ／:::::
＼:::::::::::::::＼ ＼'／ |￣ | ｶﾝﾃﾙ村 ＼:::
《第2戦車大隊＋１》::::::＼ ＿＿＿￣|＿| ＿＿＿＿ 《第3戦車大隊−２》
＼::::::::::::::::＼ | 第一次防衛線（放棄） |
＼:::::::::::::::ｌ ￣￣／ _,,|__ ￣￣￣￣
￣ |￣ O ┌┘::::└┐
| |::::::::::::::::: |
| 《第1戦車大隊》
《第4戦車旅団》
- 341 名前： 54/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:15:06
- カンテル村方面の戦闘：茂大隊の戦闘加入
【1/5装甲擲弾兵旅団】
ヽ,,,＿＿ ＼ ｀ー'',,／￣ || ヽ ,／
＼ ヽ＿＿/ ＿_,||＿ ￣ ＿,,／
ヽ、、＿＿＿／ 【工】 ￣ '''' ￣
【D】（予備）
||
【ﾓﾗﾝﾀﾞ大隊＋第3装甲擲弾兵大隊戦闘団】
＿,【B】 ↑ ||
''"´￣ ヽ 【駆】 || 【A】 【C】 ,,／￣￣
_【2】 ━＼､ ||【1+1】 ／
,'´ ｀ヽ‐-､ ヽ━━ ━━ / ww ＿＿
'､ ━━┛,l ｌwwwwwwww┗━━ ww” ／ ヽ
www`ー-‐''" ┘,/ ,l￣|| ―┐ ,／ _,,,／ ,,.. ‐､ l
、＿“ww─／＼／ 「_ || _l / ／´ ／ 【3-1】 /
￣ |:::::| wwww└─ | wl l 〈 ┗ ,, -'' ,l
,/::::::lｶﾝﾃﾙ村／||＿lw l,└┬ヽ ￣_┗━ ,／ w
《B》 ／ﾞ .||─┘ ＼_└┬￣>::::::|‐''''"´ www” /
,／ ／＼ |:::::< ､ └/::::,:'` wwww” ＿／
／ ／::::::::::::＼ "＼:::::‐::':::::::l-､､,,,＿ ／￣
／ ￣|::::::::::|￣ |::::::::::::::::|
／ 《A+D》 《C+工》
《蒙第4戦車旅団第1大隊》
- 342 名前： 55/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:15:34
- １６時０５分 237高地：北マルミード集団前線指揮所
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| 敵第7装甲師団は我が第4戦車旅団の後方に進出…現在同旅団は |
| ベマルハ歩兵師団との合流を目指してメルヌ南西方面で攻撃行動中ですが、 |
| 敵第5装甲擲弾兵師団の第1旅団が頑強に抵抗しており、メルヌ攻略はおろか |
| 歩兵師団との合流の目処も立っておりません。 |
`ー―――――――――――――――――‐ｙ―――――――――――――――''
....
..::::.... ...:::: ...
＿ ＿ ＿
＿ /´::::::_ヽ /´:::::_ヽ /´::::::_ヽ ＿
/´:::::_ヽ （ii ﾟ−ﾟ） 彡 ﾟДﾟ,,) （Д｀ ii ,,） ,/´::::::_ヽ
(, iiﾟД) ,（:~::ﾛ：ﾛl_ (´:ﾛ：ﾛ:l lﾞ:ﾛ：ﾛ::｀） （<_´ ii ）
(::::´:ﾛ：l ／￣／ /´:::::_ヽ￣￣￣￣￣￣￣ /´::::_ヽ￣￣|￣|! l：ﾛ:::｀'::）
/:::ﾛ:::：l／ ／＿,（,, ）＿＿＿＿＿＿＿, (ii ,,)＿＿| || ｌ：:::ﾛ:::::ゝ
UU ,|￣￣￣￣（´:::::::｀'ｌ￣￣￣￣￣￣￣ (:´::::::｀)￣￣￣l,ｌ （＿__）,）
|_|￣￣￣/:::::l::::::::l|_|￣￣￣￣￣￣|_| lﾛ:::::l:::ゝ￣￣|_|
（__（＿_） UU
ｒ――――――――――――――‐'`ー――――――――――――‐ｭ
| …するとメルヌ攻勢は失敗に終わりつつある、ということかね？ |
`ー―――――――――――――――――――――――――――‐''
ｒ――――――――――‐'`ー―――――――――――ｭ
| 有体に申し上げればその通りです、大将閣下。 ｜
`ー――――――――――――――――――――――''
- 343 名前： 56/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:16:01
- ｒ―――――――――――――――――――――――――ｭ
| …ベマルハ歩兵師団の攻撃はどうなっているのだ？ |
| それにマルロ歩兵師団の状況は？ |
`ー―‐ｙ――――――――――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――――――――――――――――ｭ
| ベマルハ師団の正面には第5装甲擲弾兵師団の全力が展開しつつあり、 |
| 攻勢が防戦に、前進が退却に変わるのは時間の問題です。 |
| マルロ師団の前方、ギコブロ町方面にもモララー共和国軍第3歩兵師団が |
| 立ちふさがっており、攻撃は難航しています |
`ー―――――――‐ｖ―――――――――――――――――――――――''
＿ ＿
＿ /´::::_ヽ /´::::::_ヽ ＿
/´::::::_ヽ (ﾟ∀ﾟ；i) （ー・；ll ,） /´::::_ヽ
（ iｌ ｀_） ＿＿＿(:´ﾛ：ﾛl＿＿ ＿ ＿＿_,l´ﾛ：ﾛ｀:）＿＿ (Дﾟ,ll,,)
（::::´:ﾛ：ｌ ／ ／￣,/´::::::_ヽ ￣ /´::::_ヽ,￣￣￣,/´::::::_ヽ | l：ﾛ:｀:::)
/:::::ﾛ:::：l／ ／＿＿（,, ii,）_ (Д‐ii,,ミ＿＿＿（ﾟ ii ,）＿,| l：:::ﾛ:::ゝ
,（＿_,）_ｌ￣|＿＿＿（´::::::::｀'l ＿ (´:::::::｀)＿＿＿ lﾛ::~::::::;）＿,! U U
|_|￣￣￣ /::::i:::::::::l￣ /ﾛ:::::i::::ゝ_|￣￣ l::ﾛ:::::::::ゝ_|
（__（＿_） U U （＿__）,）
ｒ―――――――――――――‐'`ー――――――――――ｭ
| マルロ町の蘭軍部隊も降伏を拒否していますので… |
| あとは部隊をいかに引き上げるかが問題です…。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
- 344 名前： 57/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:16:26
- メルヌ攻勢の挫折
【第53歩兵師団】///// ┃/【1/53】/,┃ ￣ヽ_l"""''''' ‐-"､､''::::―::- ....､､...,,,,_ |::|
┗┳┛ ┗┳ ━┳ ┗ ￣~~""l"''-;'''-'＝:､､、 l:::l
| ::::━┻┓ ┏┻┓ ／ |＿_,‐ ヽ::､､_,,l:::l
┻ 《第372歩兵師団》 ::::::::「_,,ｌ | ｀ヾ::::::,!
＿::::::::::::＿＿＿＿／::::::::::::::::《2/372》 | 【3/5PzG】, |, /:::/
| | | ヽ＿＿＿ ,|::::::::.. ┏//ｱﾏﾙﾊ, | /:::/
――|――|――|――|――,|―――､‐《1/362》┣ ―┫// ‐,O‐――――┼―――――＝＝― 至マルトス
サマルンカ市 ﾞ| |￣l￣, ＼ :::::::::::::::┛ ┗/,／ 【第5装甲擲弾兵師団】 ,/:::/ﾏｴﾛ橋
￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|'￣ ┗┳┛ ┫//／【2/5PzG】 .| /:::/ 【第3装甲軍団】
＿＿|＿＿|_,,《ﾍﾞﾏﾙﾊ歩兵師団》 ::::┓ ┏////┗┳//,／￣ ﾞヽ ｜ , /:::/ 【第2装甲軍】
＿＿|___|__,|＿|＿|＿＿＿＿《3/362》_:::::┣ ┫l￣ ヽ"【3/L1】 / | /:::/ 【第8装甲師団】
＿l__,|＿__,/ ,, -,,‐＝=､‐-､ :::┛ ┗┳━,ﾒﾙﾇ【1/5PzG】 ,／ﾞ| マルミミ河
＼／＼ ,／ ／／_｀ヽ_ ヽ《4TK》┏┻･ ┫/【1/7Pz】,O―／ | |::::l
￣｀ヽ, ＼／＼ l / / (_,,237l l ／ ┏┻ ┛ ＼//【第7装甲師団】 |::::|
｀ヽ '､ ＼／ l ｌ ゝ＿ , -''" / ,l ┫//【2/7Pz】､,,＿／―――‐|――O‐＝＝―――
） ｌ l ＼ ヽ `ー､,,_,,. -‐'' ,／ ・ ┗【3/7Pz】 〈＿〉, | |::::|仮設橋
‐''" ,,/ ｜＿ ヽ､,,,＿_,,ノ"´,/:::::::┓ ┫//// ＼ | |::::|
＿‐_''＿＿＿＿,|＿_|＿＿＿＿＿_《380》,┣ ┫￣l//【蘭第1師団】 ､ | |::::|
|＿|＿| ::::::::┛ ┗┳ﾏﾙﾛ - ―‐- ､ ＼ | |::::|
｀ヽ / ＼《ﾏﾙﾛ歩兵師団》. ┻┓ " ,,＿ ヽ, ＼,| |::::|
ヽ ＼ / ＼ :::::::/:: / ／ ｀ヽ l | ,|::::|
'､ l l_,」 ＼::::: :::::《379》::,／ ,/ , ‐ ､ l, | | |::::|
,l ,/ ┛ ┗┳┛ l l ｌ l l | | |::::|
／ / ┏━┻━┓ .| | ヽ ,/ ,ｌ | .| |::::|
／ ＿＿ ┃|/////ヽｷﾞｺﾌﾞﾛ ヽ ~ / / | |::::|
/ ／￣￣￣ ＼ 【藻第3師団】
- 345 名前： 58/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:17:52
- １６時１８分 蒙第4戦車旅団第1大隊
ご ぉ ぉ ぉ ぉ ．．．
,((,) _
（（ ,ｒ_=== ､＿,r=== （（ ）､._
,:'´ ┌―――― ､ll,ﾞ ､―ﾞ:､ ＿_
（（ / ｌ―――――l （（( 二二二二二（＿（二二二二(O
＿＿＿＿＿＿_,l＿＿＿_, ﾞ==＿===_=='::_―'l===!＿＿＿
（（ _l＿＿＿l三l＿＿＿＿ｌ＿＿＿＿l＿＿￣＼_￣, ――――,_＼
/ ,.r＝‐==--=--=--=--=--=--=--==--=:＝､― ､ヽ――――､､― ､
（（ ｀l'=ﾞ,=l:::,:''‐ヾ;: ,:''‐ヾ;:. ,:''‐ヾ;: ,:''‐ヾ; ,:'' ‐ヾ:.l' :l 三 l ,>――――>l 三 l
ヾ=:' ::l:ｌ O:l:l:l l:ｌ O:l:l:l l:ｌ O:l:l:l:ｌ O:l:ｌl:ｌ O l:l:ヾ,ｿ,,三ﾉ"＿＿＿,,／,ｿ,,三ﾉ
（（ `ヽ､ヾ:‐ノ ' ,ヾ:‐ノ ' ヾ:‐ノ 'ヾ:‐ノ ヾ:‐:ノ,,-爰=''":‐ノ ヾ:‐:ノ,,-爰=''"
~~ ＿~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´~~~´ ~~~~~~~~~~´~~~´
/´_:::::::ヽ ..::: .. TATATATATATA…
‐,（ ii ｀Д）=ｒニ,=====::. .:: ‐ ‐―― ‐ ‐―― ‐ ‐――
::::::::`':::::;二O［_］ /ヽ '''ﾞ 三 ,/´_:::::::ヽ
￣￣ ＿ 三 （, ii；｀д）,_＿,
/´_:::::::ヽ TATAN 三 <,/::::´:::;;つｬO'''~
（, ii；・Д）,_＿, ,::"":: _ _＿ <:::::::ﾛ:::：,l _ _＿
<,/::::´:::;;つｬO'''~ ﾞ '' ﾞ ヽ_ノヽ＿） ＿_
（_ヽ;;;:::ソ'＿） 三 /´_:::::::ヽ
三 （, ii；・д）,_＿,
三 <,/::::´::;;つｬO'''~
- 346 名前： 59/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:18:10
￣ """'''' ‐- ､､..,,,_ __,,,,,,,,,,,,,.....................
"""'''''―-- ...,,,,_ ＿,,,,.... -‐ """´
ドドドドド… ￣ """"´￣ TATAN!
,,,,.............,,,, ,,,......,,, ,,,..........,,,, ,,,,,,,,,,,............,,,,, ,,,,,............,,,,,,,
"""""" """""" """"""" """"""""" ,,,,.............,,,,,,,, """"
''''''''""""""""ノヽ''''''' ,,,,,............,,,,,,,, ノ ､ , """""""
⌒ ､ `´ /
''''''''' l """""
""""" ＼ |
_､,__､,__､,__､,o,ｒ,､,__､,__､,__､,_o,r,__､,__､,__､,__､,__､,_,o,r,､,__､,__､,__､,_o,r,__､,__､,__､,__､,__､,,o,r,､,__､,
”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,//,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,x'//,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”//,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'//ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”//,ｘ'”,ｘ'
,ヾ',ヾ',ヾ',ヾ//,ヾ',＼',ヾ',ヾ',//,ヾ',＼ヾ',ヾ',ヾ',ヾ',//ヾ',＼',ヾ',ヾ',ﾞ//,ヾ',＼ヾ',ヾ',ヾ',ヾ',//ヾ',＼',
”,ｘ'”,ｘ'”, //,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,x'//,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”//,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'//ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”,ｘ'”//,ｘ'”,ｘ'”,
~ ~ ~ ~＿ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
/´::::::_ヽ _ ､::ヾ"":::,, ､ ...,,,
（,-‐､, iiﾟ） /´:::_ヽ ＼ ``""" ヾヾ,,,/〃
,/:ヽ＝''::::ヽ, _,_ ,(ii,ﾟДﾟ) ＼ ﾋｭﾝ ＿
（⌒,,（⌒）:「l,Oｬ'' ,ー'::::::;;つ .... /´::::::_ヽ
￣ ￣ ヾ(,`,(,,`ｿ' ､ﾞ.. ":, /)ｒ =,,ｭ,,(ヽ
- 347 名前： 60/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:18:38
- ご ぅ ぅ ぅ ぅ ん ．．．
_‐､､ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
_‐ ｀‐､､_ ,,
_‐ ｒｔ三ll====‐=" .:: ‐ ‐―― ‐ ‐―― ‐ ‐――
ゝr(,l￣￣ `ﾞ
＿「,,I ＿ l'´| TATATATA…
（（ , ´￣￣｀'￣￣ ﾞﾞ '' ‐ﾞ､,ゝ」＿ ＿＿＿
（（ / ‘￣` |￣￣￣￣ ｀ヽ,"'':::二二二二二二二二二二二二|＿＿＿|二二二二「,,」
ｒ―┐＿＿ ＿＿ | ｌ 二二二二二ｌ'`ﾞ ＿
l￣￣￣￣￣ |ｒ三ｭ|~￣￣￣￣￣ |~￣￣￣￣￣ |~￣二二ヽ(,ll
,ｒ＝＝＝＝＝＝|,,三 ,|＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝= ､、
（（ '､､l..,,, ＿ └‐- ,| | | | _ ,,,>'
（（ 〈'= ,=l,l￣/, ￣`'ﾍ ￣,/, ￣`'ﾍ￣/, ￣`'ﾍ￣, ~'￣`'ﾍ~,. ''￣`'ﾍ￣､,ゞ' ,ﾉ
ヾ､‐ '"_ l l ◎ l l＿_l l ◎ l l＿l,,､ ◎ l l__l l ◎ l ｌ,l l ◎ l ｌ ~／
｀ ''‐ﾆヾ,,_−_,ノ , ヾ,,_−_ ,,r“,,｀'',,r,､,,w､,,ヾ,,_−_,ノ ヾ,,_−_,ノ, '"
￣｀￣´｀￣~｀~￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ,,r“,,ヾ,,“ヽ,,”'' ~ ” ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
＿ ,,r“,,ヽ',,“'ヾ,,” ぐしゃ
/´:::::_ヽ ,,r‘,,ヽ,,“ヽヾ,,”
ｒ‐ｒｭ ii ﾟ)＿ ,,ｒ“,,'ヾ,,“ヽヾ,,”
(,,(,,ヾ::::::「l,ｒﾞｒ)''',,ｒ“,,'ヾ,,“ヽ'ヾ,,”
￣￣ ,,ｒ“,,'ヾ,,“ヽ''ヾ,,”
- 348 名前： 61/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:18:59
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ゞ:::... ..:::: .::::ノ ､ ..:::）
ミﾐ､、 （:::.. _＿＿_＿_.. ..::::） ''
ﾐ､ ｒ‐ｭ ￣ﾛｯ'ｭ~'::. '' ヽ
,,彡 ,､＿ｪ:'-:'ｪｪ‐ｪ‐l＾!ｭ＿＿＿＿＿:::::... .:::ﾉ .､
;; ミ､、 ,.; ---､_＿＿ ＿,,,, :r‐¬ｨ-''‐''''''""￣￣╋ﾞ|￣￣ヾヾヾヾ| |￣|__:::::.... ..:::）
,, iﾆii!二二二二二二二〔i:'＿＿'ili＿_ii爰ii i| ||―:| i ―――‐ ｒ―:i|ヾヾヾ,:ヾ＿__|__|＿!__|:::::::::::: ''
,,彡 ~~ ￣ﾞﾞﾞﾞ'!!...,,,| i＿＿＿_,,,. ､'､-‐二ニ-‐¬''"´ ＿_,,,,,,,,,､､､､---::ｭ:::::::...
､ミ _,,,､ ::-;;‐¬ii''ii""´ii￣￣￣￣￣o|￣￣￣￣lllll￣〔￣￣〕 i!i!、:::::::::.
ﾐ`` /_iﾞﾞ|ﾞ:|ﾞﾞ￣ﾞ|ﾞﾞ￣ﾞ|ﾞﾞ￣ﾞ|ﾞﾞi ￣￣￣￣￣ﾞ:|￣￣￣￣￣￣ﾞ:| ￣￣￣,,ﾞ二ニ! i::::::::::::::
,,..-‐,,―‐､_‐_,,―‐,‐､―,,―､―_r― ､―_,,‐-､, - ､､..,＿,..､､-‐┴―¬';'",､.`:i'［|/:::::::::::::
／,,"‐"､二ソ―''､二ンーゝ二７ー''､二ｼー 'ﾞ､二ヽ,,,:'ﾞ ,､｀, :'ﾞ ,､｀, :'ﾞ ,､｀, ゞ.ﾞ_,ｼ'ヾ|:::::::::::::
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- 349 名前： 62/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:19:15
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..::´ ::ヽ⌒:: :::, :::.. ..::::..::::
､ （::.. ﾟ ::ヾ'' ..::ノ ::.. ..::..:::
（::.. 。 ::） ・ ::ヽ' ” :::.. ..:::.
,,,,,((),_ゞ:: '' ..::ﾉ " ´ ::.. ::::::
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＿＿＿_i＿＿｀_|二ゞ:::... ''､ ..::ノ ;i￣￣￣ﾞ''''''ﾞ'￣￣￣~::..'',,;;)
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x‐､ ﾔ,ﾘii 0ii;;;ii 0ii;ii 0iiii 0iii 0ii;ゞｼ三ｿ＿＿＿_／ｿ三ｿ-x‐x-x‐x-ｘ‐x-x‐x-x‐x‐x
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~ ~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´~~~~~~~~~~~~~ﾞ´ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
- 350 名前： 63/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:19:38
- （::.. .::ノ::ヽ;;;''
.. :::.ゞ::.. ,,;;;ノ:::） ....
::: :::（:::.. ,( , .::''::） :::: ..
,ｒ_=== ､＿ ゞ::..' ﾉ､..::） ..:::: :::
,:'´ ┌――（::... ;;ﾞ ､―ﾞ:､ ＿_
/ ｌ―――‐::.. ,l （（( 二二二二二（＿（二二二二(O
＿＿＿＿＿＿_,l＿＿＿_, ﾞ==＿===_=='::_―'l===!＿＿＿ ご ぉ ぉ ぉ ．．
_l＿＿＿l三l＿＿＿＿ｌ＿＿＿＿l＿＿￣＼_￣, ――――,_＼
/ ,.r＝‐==--=--=--=--=--=--=--==--=:＝､― ､ヽ――――､､―::､ ┃ ┛┛ ┃
｀l'=ﾞ,=l:::,:''‐ヾ;: ,:''‐ヾ;:. ,:''‐ヾ;: ,:''‐ヾ; ,:'' ‐ヾ:.((,)_to三,,..‐::､―'‐・ >ｌ,三 ━┏━┃ ‘┛ ┃ ┃
ヾ=:' ::l:ｌ O:l:l:l l:ｌ O:l:l:l l:ｌ O:l:l:l:ｌ O:l:ｌl:ｌ O ,r'"― ,i‐!（::... ::）::⌒ヽ‐､,,三ﾉ ┃ ┃ ┃ ┛
`ヽ､ヾ:‐ノ ' ,ヾ:‐ノ ' ヾ:‐ノ 'ヾ: ＿＿ , '´￣o ￣ ` ‐:'´;;;:::‐ ､..::） ,､、 ┛ ┛ _ ━━┛ ┛
~~~ ＿＿＿ ＿＿＿ l￣| |l ﾞ､"88 （:::.. ..::）(二二(二二(二二(＿＿(二二(二二( (O
.'´ ヽ＿＿ヽヽ＿＿ヽ_ヽ_|_,,|＿_ヾ"ﾞ' ＿＿＿_ ::.. ,,;;―――‐ ― ‐
l' 二二 lー―':l二二二二二l二二二二二l二ニ''''＿､￣￣￣ ､､￣￣‐￣ ｀` ､、
'こ'ー―l' l ,l´r ＝＝＝＝ :ｒ ＝＝＝＝ :ｒ ＝＝＝ :ｒ= ､￣ ､、､、 ｌ ｌ ‐_､￣ ｀ ､、
‘‐- ::二二,, l＿＿＿＿＿l＿＿＿＿＿l＿＿＿＿|_ ,, ﾞ:,＿＿_ﾞ:, ``‐ lﾆl８lヽ＿＿:ﾞ:,
ヾ ノ '´‐ ヽ :'´‐ ヽ :'´‐ ヽ:'´‐ ヽ :'´‐ ヽ :'´‐ ヽ ヽ,,_,/::三::/ ￣￣￣￣／_,/::三::/
＼, ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌlｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ｌｌ O :ｌl ,, ::"三,: '' 二二二 ／ ,, ::"三,: ''
ヽヾ -,ノ ヾ -,ノ ヾ -,ノヾ -,ノ ヾ -,ノ ヾ -,, ::''"三, ''" ￣￣￣￣,, ::''"三, ''"
~~ ~~~ ~~~~ ~~｀~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´~~~~~´ ~~~~~~~~~~~´~~~~~´
- 351 名前： 64/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:20:04
- ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| モランダ大隊より報告。敵大隊は後退開始とのこと。 |
| 敵戦車の残存数３４。我が戦車に損害なし。 |
`ー――――――――――――――――――――――‐､('
ｒ――――――――――――――――ｭ
| 撃破は合計で２４か。上等だな。 |
`ー――――――――‐ｖ――――――''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l::::::::::::＿:::::::::l:::::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... :::＿_ l´＿:::｀l ....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /:::-ハﾍ〈,l,,｀д´） ､―-､､.,,_ ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧=∧:::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... （￣・ウ・）:ﾞ:ﾛ：ﾛ::ﾞ） ｒ==−ｭ' .....:::::::::::::::::::::::（,(C＾Д）:::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... /::::":::ヽ,!ヽ￣￣￣＼, （ﾟ ,） .....:::::::::::::::ｒﾍ::::":::::つ::::
:::::::::::::::::::::::::::..... <:::::‐:::｀i"‐~＿＿＿＿,＼l：=::::｀::） ...::::::::::Lll::::::‐へ=へ
::::::::::::::::::.... （＿_）__） l―――――‐ll：:::‐:::::ゝ ..:::::::::::（∀´(C,）
ｒ―――――――――――――――‐'`ー―――――ｭ
| まあ連中の戦車は古いですからね。当然です。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――――――‐'`ー――――――ｭ
| そういえば右翼隊の状況はどうでしょうかね？ |
`ー――――――――――――――――――――''
- 352 名前： 65/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:20:34
- ｒ―――――――――――――――――――――――ｭ
| こちらも敵部隊の後退が始まっているそうです。 |
| 撃破数は３０、損害は２。 |
`ー―――――――――――――――――‐ｖ――――''
∧=∧ へ=へ ∧=∧
＿＿（C) ）＿＿ （C) ） ＿＿＿ （ДﾟC),,）＿
| と:ﾞ〔,,￣,,〕 _／::ﾞ〔,,￣,,〕! <:'::ﾞ〔,,￣,,〕!
ｌ二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二二<:`:ll_:::ll:ｿ二二二二<::`:ll_:::ll:ｿ二
|＿__（ll__ll）ll__ll＿＿＿（ll__ll）ll__ll＿＿＿＿（ll__ll）ll__ll＿
＿ ―‐- ､､,,_
l´:::_:::｀l ＿_ ﾞｒ===−ｭ'
/ﾆ:l,｀Д） ,/::‐-:::ﾍ （▽ﾟ ,）
（´:::::::｀:l ＿（￣￣ ・）＿＿_ （:ﾞ:::つと:）
/::::l::::::::l ＿（ﾞ::::::::::::ﾞl＿＿/, l::::::::l:::::ゝ
ｒ――――――――‐'`ー――――――――――――――――――ｭ
| 残存が合流してサマルンカかマルミードまで逃げるつもりだな。 |
| そうはさせるな。第7装甲師団は？ |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
ｒ―――――――――‐'`ー――――――ｭ
| そういえばそろそろ着くはずですな。 |
`ー――――――――――――――――''
- 353 名前： 66/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:21:02
- １６時３０分 マルミード北部：茂第104装甲・藻第2軍団合同司令部
ｒ――――――――――――――――――――――――ｭ
| 第27装甲師団の後方部隊が敵遊撃部隊に攻撃され、 |
| トラック５台が炎上、兵１３名が死傷しました。 |
| 第13装甲擲弾兵師団の副師団長が.狙撃により戦死、 |
| 情報参謀も重傷を負ったとのことです。 |
`ー―――‐ｖ―――――――――――――――――――''
ｒ――――――――――――――――――ｭ
| やはり市街戦は難しいですな。 |
| しかもマルミードは首都、広大な街です。 |
`ー――――――‐ｖ――――――――――''
_,,. -―,
∧ F∧ ''r===(wl' ／■＼ ∧__∧ ハ,,ハ
（,；・∀・）_ （, ｀〜） （´∀｀ ,） （M｀ ） （дﾟ ,,）
（ﾞﾞ::‐：/O/ (::::";;ﾆ∽ とﾞ::<y>=ﾞ:） ,ly>=::ﾞ:::） l：ﾛ::｀'::）
/::‐:::：::‐l /::::::ﾛ:::：l |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| l：:::ﾛ::::ゝ
（＿__）__） （＿_,,）） |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| （＿_）､ﾉ
ｒ――――――――――― ＾ー―――――――――――ｭ
| 心配はいらんよ。北部での敵の攻勢が片付いたら、 |
| 第3装甲軍団の３個師団がこっちに来る。 |
| それからじっくり奴等を駆り立てていけばいいさ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
ｒ――――――――‐＾ー――――――ｭ
| 閣下！元帥閣下からお電話です。 |
`ー―――――――――――――――''
- 354 名前： 67/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:21:39
- ,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ／■＼ はい。こちらニギール大将です。 |
| （ ´∀｀） 敵の反撃の撃退は順調… |
'＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
lヽ､:::＿:::::::::::::::::::::::::_;;;::::'/
ヽ､:::::::::::＝ｒ＝￣::::::::: イ
ヽ::''' ―‘'― '''"／ﾍ
l､_ （◎） ＿/ / l ,r‐､
ヽ,,,_￣ ￣,,,ノ､〈, ,l // ヽ
l' ,,../ ￣ , ＃｀ ﾞ,ヽ' ,ﾘ
l （;;;;;;;）r-┐'ﾟ ,ｒヾﾍ、/
ヽ／''",ﾉ＿ヽ rヾヽ ﾞﾍ_
,-‐ ,＞ - ― ／｀ ヽ､ /:::ヽ
／:::""´/:::::ヽ ７:::「´/ヽ､‐,ノ:::ヽl::::::::::＼
/:::::::::::::::::'―／:ヽ::::l,/:::＼:::8l三l:::l、::::::::::::＼
／l
／￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| この莫迦者が！貴様は何をのんびりしているのだ！ |
| 何故メルツの反撃に前後してマルミードへの攻撃を実施しない？ |
| お前が軍司令官だろう？第102装甲軍団にはちゃんと指示を出しているのか？ |
| そこに居る２個軍団だけが.貴官の部隊ではないのだぞ！分かったか！ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
- 355 名前： 68/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:22:12
ｒ――――――――――――――――――――――――――ｭ
| は、はい。分かりました。直ちにマルミードを攻撃します。 |
`ー――――――――――‐ｖ――――――――――――――''
_,,. -―‐,
∧ F∧ `r−=(wl' ／■＼ ∧__∧ ハ,,ハ
（ ；・∀）_ （, ｀） ｒ【´Д｀； ） （M｀； ,） （дﾟ ,,）
（ﾞﾞ::‐：/O/ (::::";;ﾆ∽ ヽﾞ::<y>=ﾞ:） ,ly>=::ﾞ:::） l：ﾛ::｀'::）
/::‐:::：::‐l /::::::ﾛ:::：l |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| l：:::ﾛ::::ゝ
（＿__）__） （＿_,,）） |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| （＿_,））
- 356 名前： 69/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:22:33
- １７時１０分 第4独立戦車旅団最後の戦闘
| ＼ｒ―――――,､／, ＿【蘭歩兵大隊】（予備）_
―| | 前進 ＼ |, | ／ ／ ＼ ／＼
|. ￣＼＿,￣＼, ＼ | 前進 | ＼／ ／ ／
O / ＼ ＼, ＼ ￣ /'┌┘￣└┐ヽ￣￣ | ／撤退
＼ ＼ ＼,,／ | |,|___撤退__,| | | ＼／
＼ ,撤退,＼ ＼ ↓ ￣|＿| ↓ ↓
＼ ＼ ＼ 【第3大隊戦闘団】 【第1大隊戦闘団−２】
＼ ,ｌ | |//////////| ヽ//////,／
￣ |￣ ↓ O ￣|////|￣ l////／
【第2大隊戦闘団】 ＿|////|＿ ,///// ／
| ＼////,ヽ／,! ＼/////／ |ヽ "//,／ XX
| ＼//////| ,＿＿＼,'／＿_ |///,<´ ／
| ／//////| ／::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ￣￣ ／//
| ￣￣￣￣ ／《第4戦車旅団残存》､ ／|＿／////
| /:::::::::::::::::::: | :::::::::::::::::l <///【第1旅団第1大隊】
＿ | ┌'￣￣|_ ＼|￣ヽ////
|＿|――――――― O―――――――――――,|＿＿＿|ﾏﾙｼｰﾉ村 ＼//
|:::::::::::::／
／/＼￣ 【第7装甲師団】
／/////,＼
￣|////,|￣
【第2旅団第1大隊】
- 357 名前： 70/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:23:13
- マルシーノ村近郊：茂第3大隊戦闘団
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| ご苦労だった少佐。君の大隊が時間稼ぎをしてくれたお陰で |
| 第7装甲師団を加えて敵を包囲殲滅に持ち込むことが出来た。 |
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| 有難う御座います。 |
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- 358 名前： 71/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:23:34
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| 閣下、敵は降伏勧告を拒否してきました。 |
| これより村への総攻撃を実施します。 ｜
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とﾞ:‐：=::ﾞ;）
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| うむ。さて、そろそろ.フォン･カロン中将に会って |
| 第3装甲軍団の指揮の引継ぎをやらねばならん。 |
| …いよいよマルミード市内に進撃だな。 |
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- 359 名前： 72/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:24:04
- １８時００分 237高地：北マルミード集団前線指揮所
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| マルシーノ村に集結した部隊は敵部隊の総攻撃を受けるも応戦、 |
| １７２４に旅団長が戦死、１７５０の時点で残存戦車は１２両、 |
| 歩兵は１３４名。１７５５時、通信途絶。恐らく、殲滅されたかと。 ｜
| 我が集団の残存戦車は旅団の.後方警戒に当たっていて包囲を |
| 免れた１個中隊、１３両のみであります…。 |
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| それで参謀長、部隊の後退計画は纏まったのかね？ |
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| はい。現在攻撃部隊の２つの.歩兵師団のうち、 |
| ベマルハ師団の後退を進めていますが、マルロ師団に ｜
| ついても一旦サマルンカまで下げます。 |
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- 360 名前： 73/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:24:58
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| そういえば司令官はどちらに？ |
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| 私室だろう。私が呼びにいこう。 |
`ー―‐ｙ――――――――――――''
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＿ /´::::_ヽ /´::::::_ヽ ＿
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ｒ―――――――――――――‐'`ー――――――――――ｭ
| いえ中将、私がいって来ます。ベマルハ師団後退計画を |
| 承認していただかねばなりませんので… ｜
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- 361 名前： 74/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:25:17
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 失礼します。 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:.:..... . | | | と:ﾞﾛ：ﾛ｀) ｜
| | | /::::：:::ﾛゝ |
|_|＿＿|＿,,U,,U＿＿|
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| 閣下、ベマルハ歩兵師団後退計画の詳細が決定しました。 ｜
| それから全集団のマルミードへの.後退計画ですが…閣下？ |
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- 362 名前： 75/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:25:40
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:::::::::::::::::::::::::.:..... . | 閣下… |
:.:..... . ∩＿∩ ),_―――――''
,/'´:::::｀'::ヽ,） /´::::::_ヽ
lニニニニ<::::ll::ｔ=ｭヽ,)ニニニニlﾆl
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/´:::::_ヽ
彡, ii)
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- 363 名前： 76/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:25:59
- l::::::::::::::::::::::::| ポタ
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- 364 名前： 77/77 投稿日： 2005/02/07(月) 00:26:17
- ┌ メルヌ攻勢の終結：マルロ回廊地帯における同盟軍部隊の増強
【第53歩兵師団】// ////【1/53】/, ￣ヽ_l"""''''' ‐-"､､''::::―::- ....､､...,,,,_ |::|
┗┳┛ ━┳━/// ／ ￣~~""l"''-;'''-'＝:､､、 l:::l
| ::::::::::━┻┓ ┫// ┗ |＿_,‐ ヽ::､､_,,l:::l
┻ 《第372歩兵師団》┓ 「_,,ｌ | ｀ヾ::::::,!
＿::::::::::::＿＿＿＿／::《2/372》┣ ┻┓ 【3/5PzG】 |, /:::/
| | | ヽ＿＿＿:::::: :::::::::: |:::┃ ┏// ｱﾏﾙﾊ | /:::/
――|――|――|――|――,|――《1/362》┣ ―┫//,――‐,O―【第8装甲師団】―――＝＝― 至マルトス
サマルンカ市 ﾞ| |￣l￣ ::::::::::━┳━┛ ┗// ／ ｜ /:::/ﾏｴﾛ橋
￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|'￣ ┏┻━ 【第5装甲擲弾兵師団】 | /:::/ 【第3装甲軍団】
＿＿|＿＿|_,,《ﾍﾞﾏﾙﾊ歩兵師団》 ┫//【2/5PzG】 ／ ／￣｀ヽ ｜ , /:::/ 【第2装甲軍】
＿＿|___|__,|＿|＿|＿《3/362》_:::::┣ ┫//＿＿l￣ ヽ" l / | /:::/
＿l__,|＿__,/ ,, -,,‐＝=､‐-､┫///, ＼／ﾒﾙﾇ ヽ＿,／ ／｜ マルミミ河
＼／＼ ,／ ／／_｀ヽ_ ヽ ┫【1/5PzG】､ O―／ | |::::l
￣｀ヽ, ＼／＼ l / / (_,,237l l ／ | 【第7装甲師団】" | |::::|
｀ヽ '､ ＼／ l ｌ ゝ＿ , -''" / ,l 【2/7Pz】, ＼ ＿／―――‐|――O‐＝＝―――
） ｌ l ＼ ヽ `ー､,,_,,. -‐'' ,／ ┫// ,/【1/7Pz】 ＿〉, | |::::|仮設橋
‐''" ,,/ ｜＿ ヽ､,,, ::::┓'"´ ┏///【3/7Pz】 ＼ | |::::|
＿‐_''＿＿＿＿,|＿_|＿_《380》,┣＿ ┫//┫＿/￣l_,【蘭第1師団】 ､ | |::::|
|＿|＿| ::::::::::::┛ ┗/////,ヽ＿/ﾏﾙﾛ. ―‐- ､ ＼ | |::::|
｀ヽ /《ﾏﾙﾛ歩兵師団》. / ／ ,,＿ ヽ, ＼,| |::::|
ヽ ＼ / 《379》┣ ┃// / / ／ ｀ヽ l | ,|::::|
'､ l l_,」 ┳┛:::::┫////, / ／ ,/ , ‐ ､ l, | | |::::|
,l ,/ ━┻＼/// / !, l ｌ l l | | |::::|
／ / //////＼――┐ ,| | ヽ ,/ ,ｌ | .| |::::|
／ ＿＿ |, ヽｷﾞｺﾌﾞﾛ ヽ ~ / / | |::::|
/ ／￣￣￣ ＼ 【藻第3師団】
- 365 名前： （ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 投稿日： 2005/02/07(月) 00:28:23
- リアルタイムでキター━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!
次回作が気になる一品ですね
- 366 名前： 次スレ 投稿日： 2005/03/09(水) 20:17:26
- http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/3740/1110120591/
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