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三田大学物語〜三田の日常〜- 1 名前: 三田大学学生執行部(仮) ◆J2dxBeZ09k 投稿日: 2005/10/04(火) 08:52:56
- 兵庫県のド田舎、三田。その山頂にポツンと立っている
小さな大学。それが三田大学。
元は関西学院大学の第2キャンパスとして立てられたのだが
交流らしい交流もなく、お互い、まったく別の大学として
認知していた。
三田大学は関学から独立して、一つの大学となり
関西学院大学(旧上ヶ原) 三田大学(旧三田キャンパス)
の2つの大学に分かれた。
三田大学の独立と言えば、表向き、聞き覚えはいいが
実際は、旧上ヶ原の人々から放擲されたのである。
それが功を成したのか、新関西学院大学(旧上ヶ原)は少子化が
叫ばれる昨今でも、私大としては関西の有力私大の位置をキープし
同志社とも並ぶ、人気大学の一つとなったのである。
一方、関西学院大学という名を取り上げられた三田大学(旧三田キャンパス)
はじょじょに凋落していき、三田という環境もあってか
偏差値は急激に下がっていった。
三田大学は『関西学院大学』という名前だけで持っていた・・。
それに気づいたときはもうすでに時遅し・・・。
三田大学は、あっという間にFランク私大という位置づけ
になっていた。
この物語はそんな三田大学の学生と、没落していく田園都市
三田での生活を描いた物語である。
- 2 名前: 三田大学学生執行部(仮) ◆J2dxBeZ09k 投稿日: 2005/10/04(火) 09:06:42
- 三田大学は総合政策学部、理工の2つの学部しかない、小さな大学である。
建物は綺麗なのだが、歴史も格式も格調も感じさせない。
綺麗なだけである。
三田大学理工学部物理学科に在籍する、通称『軍曹』は
食堂の椅子で頭を抱えていた。
「上ヶ原の連中は調子に乗りすぎている」
軍曹はそう言い放った。
向い側に座っている、生命科学科の酒井はへらへら笑っている。
「軍曹さん、もう上ヶ原って表現はおかしいよ。完全に別の大学になった
んだから、あっちは関学、こっちは三田大学ですよ」
軍曹は声を低くした。
「しかし俺が入った時は、この大学は関学だった。途中で三田大学になりました
なんて言われて、はいそうですか・・って納得できんだろう」
酒井は鼻息を荒くする。
「軍曹さん、もともと上ヶ原と三田なんて別の大学ですよ。建物が
似ているだけ。僕はもともとそう思ってましたが」
軍曹は腕時計をしめなおし、不味いラーメンをすすった。
「また関学ちゃんねるで暴れるか!!」
「おおっ。さすがイエッサー軍曹。また明星の名を借りて、やりたい放題
やりますか」
「もともと汚れた仮面に不都合はなかろう」軍曹は言った。
「これも軍師の成せる業なのさ。明星大、Fランクであれば誰も詐称喚問
をしない。そして東京の大学ならなおさらだ。俺は東京なんて一度も
行った事がないのにな。」
軍曹は続ける。「これも上ヶ原(文系)を倒すためだ。あのアホ私大文系
の上ヶ原がFランク理系(明星物理)よりアホだという事が証明できれば
三田(理工)>>>>明星物理>上ヶ原の構図が自然と出来上がり、奴ら
に圧勝できる」
酒井は唸り声をあげた。「さすが軍曹、イエッサー!!素晴らしい作戦です!!」
軍曹はこめかみを軽く叩いた。得意気なポーズだ。
「覚えておきたまえ。これも兵法の一つなのだよ。」
軍曹は三田大学の学生を見まわしながら、軽蔑したかのように眉をひそめた。
「まあ正直、俺は明星大生であることよりも、この三田大学の学生である
自分を恥じている」
「同感です。イエッサー!!僕も同じ気持ちです!!」
- 3 名前: 名無しの関学生 投稿日: 2005/10/04(火) 09:28:55
- 糞スレ立てんな。
- 4 名前: しめじ ◆VIP/Re3GT2 投稿日: 2005/10/04(火) 10:01:36
- かわいいは正義!まで読んだ
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