■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

Organizational Structure of the oil industry
1 名前: 亀山信夫 投稿日: 2004/08/17(火) 18:50
藤原博士の論文、"Organizational Structure of the oil industry"をアップしましたのでお知らせ致します。今後は以下の記事(英文)もアップの予定です。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/

■ "Middle East Military Confrontation Problem and Solution"
■ "Kaifu's fate hangs on summit, expert says."


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

2 名前: 緩い螺子 投稿日: 2004/09/10(金) 16:08
この論文は、東明社から出ている「虚妄からの脱出」の最後に入っているもので、
初期の藤原さんの考えの基本をなす重要な論文です。
ただ、同書では、参考文献のリストがないなど、論文としては不完全なのもで、
私自身も使用する際、あたふたしたことがありました(20年も前の話ですが)。
当時、一般的であった産業の三分割に対し、新しい視点(MTK)での分析が
指摘されています。
これによれば、日本の企業が如何にハードウェアに偏っているかが、よくわかるとともに
ものすごい労働集約産業であるとこが見て取れるはずです。
実際、金融業に進んだ時、日本の金融は完全な労働集約産業であると入社時に言い切ったことが
あります。そのときのすべての人間の反応はむちゃくちゃな感情的な否定でありました。
そして、未だに金融の世界では、そのままのものが生きています。
参考にひとつ、証券市場で使用されている株式のコードがありますが、
かっては1500台は鉱業、1800台は建設、4000台は化学薬品9000台がサービスという分類が
されていましたが、一度四季報を見てください。
むちゃくちゃになっています。そしてそれが続いています。
この論文のポイントは、過去の著作で語られていますので多くはそちらに譲りますが
多くの人(それも10代の人に)読むよう進めてもらいたいものです。

3 名前: 絵無茶啓 投稿日: 2004/09/14(火) 08:37
MTKダイアグラムとホロコスミックスの図は、あらゆる組織、企業、国家、産業など等に応用可能な、素晴らしい「魔法のめがね」とも言えるツールです。私が問題解決の必要性に迫られたとき、必ずこのふたつのモデルをベースに(考察の対象をあてはめて)考えていくようにしています。三角形からなるこれらの図表は、ひとつの三角形だと平面、一次元の図でおわりですが、三角錐にしたり、五角形にして浮き上がらせたりすると、色々遊べて面白いです。私は一時期小学校の図画工作の授業に戻ったつもりで、画用紙にMTKダイアグラムを描き、切り抜いて、組み合わせてモデルを作ったこともあります。様々な発見があり、出来上がった立方体を手中に遊んでいると、あきません。

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■