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自民党総裁選スレ
1オリーブの木:2003/07/15(火) 22:05
今後の政局に大きな影響を与える総裁選。
踏絵発言の影響は?抵抗勢力は候補者を一本化できるのか?
民主党の浮沈もこの選挙の結果に大きく左右されるのでその行方も含めて議論しませう。

2オリーブの木:2003/07/15(火) 22:08
尾を引く踏絵発言、総務会で批判続出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030715-00000200-kyodo-pol

3オリーブの木:2003/07/15(火) 22:10
さてとどうなる事やら
選挙公約難航必至、党と首相の摩擦も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030715-00000198-kyodo-pol

4オリーブの木:2003/07/15(火) 22:12
★自民党議員に関する解説:その1 主流派の主な議員

★主流派派閥合計95
○森派(衆院39、参院19、計58)
小泉純一郎、森喜朗、中川秀直、町村信孝、
三塚博、福田康夫、下村博文、塩川正十郎、
安倍晋三、衛藤征士郎、尾身幸次、松島みどり、
高市早苗、山本一太、橋本聖子

○山崎派(衆院20、参院4、計24)
山崎拓、武部勤、森田健作、甘利明、
亀井善之、稲葉大和、野田毅

○旧加藤派(衆院10、参院3、計13)
谷垣禎一、中谷元、小里貞利

5オリーブの木:2003/07/15(火) 22:14
★自民党議員に関する解説:その2 非主流派の主な議員

★非主流派派閥合計260
○橋本派(衆院59、参院42、計101)
橋本龍太郎、村岡兼造、額賀福志郎、茂木敏充、
鴨下一郎、綿貫民輔、斉藤斗志ニ、大村秀章、
野中広務、石破茂、保利耕輔、久間章生、
藤井孝男、片山虎之助、青木幹雄

○江藤・亀井派(衆院38、参院20、計58)
亀井静香、江藤隆美、中川昭一、谷津義男、
小林興起、栗原博久、伊吹文明、中山正暉、
平沼赳夫、松岡利勝、山中貞則、荒井広幸、
中曽根康弘、米田建三

○堀内派(衆院35、参院12、計47)
堀内光雄、北村直人、鈴木俊一、根本匠、
丹羽雄哉、菅義偉、上川陽子、柳沢伯夫、
池田行彦、太田誠一、古賀誠、宮沢喜一、田中直紀

○高村派(衆院13、参院2、計15)
高村正彦、大島理森、赤城徳彦、野田聖子、
森山真弓、山東昭子

○河野G(衆院11、参院0、計11)
河野洋平、河野太郎、鈴木恒夫、中馬弘毅、
相沢英之、麻生太郎

○無派閥(衆院18、参院10、計28)
石原伸晃、塩崎恭久、渡辺善美、平沢勝栄、
中山太郎、鳩山邦夫、小池百合子、外添要一、鴻池祥肇

6オリーブの木:2003/07/15(火) 22:17
>>4-5は2ちゃん、自民党総裁選の動き2から抜粋。
http://society.2ch.net/test/read.cgi/giin/1057731320/

7■とはずがたり:2003/07/16(水) 00:17
スレ立て乙〜。

9■とはずがたり:2003/07/16(水) 10:45
http://www.asahi.com/politics/update/0715/004.html

総選挙公約「党が決める」 自民山崎氏、首相見解を説明

 9月の自民党総裁選で「政権公約」(マニフェスト)を掲げ、再選された場合は総選挙の党公約にするとしてきた小泉首相の構想について、山崎拓幹事長は15日午前の党役員連絡会と総務会で、首相が「総選挙の公約は党で決める」とする見解を示したと説明、了承された。首相はこれまで「私が勝った場合、総裁選の私の方針が国政選挙に臨む自民党の公約になる」と明言してきており、党との協議を容認する見解で「小泉マニフェスト」が変質する可能性も出てきた。

 「見解」は首相が11日に山崎氏と会談した際に示した考え方を、山崎氏がまとめた。(1)8月に政権公約を示す。それをみて(総裁選で)私を応援するかしないか決めてほしい」と発言したが、「踏み絵になる」とは言っていない(2)(総裁選の)政権公約をただちに総選挙の公約にするかどうかは党で決めることだ。再選された場合は政策面でもリーダーシップを発揮するのは総裁の責務だ──とする内容。15日の役員連絡会後の記者会見で山崎氏が説明した。

 首相発言を巡っては、党内から「独裁者だ」などと批判する声が相次いでおり、軌道修正を図った形だ。

 文書は、党五役に対して山崎氏の名前ですでに配布されている。

 また会見で山崎氏は「国会議員350余名で議論し、公約を決めるのは当然だ。その際、総裁としてリーダーシップを発揮する」と説明した。

   ◇

 小泉首相は15日昼、自らの自民党総裁選での「政権公約」を総選挙での党公約にするかどうかについて「公約といってもいろいろたくさんありますから。当然、党と相談します」と述べた。ただ、「党総裁の公約が当然、党の公約になります」とも語り、自らの公約を総選挙での公約とする原則は変わらないとの考えも改めて示した。 (07/15 12:11)

10オリーブの木:2003/07/17(木) 22:06
>>9
どうなるんでしょうか?郵政三事業民営化なんて絶対受け入れるはずないと思うが・・・
それにしても総裁選、誰を立てるつもりでしょうかね?亀井では勝負にならないので堀内辺りを立てるのが妥当だと思いますがどうなるのでしょう?抵抗勢力にとって一番望ましい選択肢は有力な対抗馬が立って、なおかつ小泉が僅差で勝利する。抵抗勢力の候補者が勝ってしまえば小泉が党を割る危険性がありますし、そこまで行かなくとも人気の高い小泉を下ろすことにより世論の反発を招けば己の当選が危うくなる。僅差まで追い詰めれば、党内世論から言っても抵抗勢力の言い分を聞かざるをえません。政策は今まで通り、名を捨て実を取る形を取れば己の利権も確保でき選挙も小泉で戦え、連中にとってウマーな選択なわけです。ただ今度の選挙は所謂マニュフェスト選挙なので連中の目論見が当たるかはきわめて疑問ではありますが・・・

11■とはずがたり:2003/07/18(金) 09:32
名の挙がる渡辺,野田に比べるとやや軽量感は否めないが。

http://news.lycos.co.jp/topics/society/gyokaku.html?cat=10&d=17bloombergec927249

自民・橋本派の熊代氏が総裁選立候補に意欲−小泉内閣の経済運営批判 (ブルームバーグ)
2003年7月17日(木)15時25分

  7月17日 (ブルームバーグ):自民党橋本派の熊代昭彦衆院議員は17日昼、党本部での同派総会で、9月の党総裁選挙について、「私は20人の推薦者がいただければ必ず出たい。正々堂々と今後3年間の日本の在り方を議論して、小泉(純一郎首相・党総裁)さんのやり方でいいのか、それとも新しいやり方がいいのか、ということをぜひやり(議論し)たい」と述べ、立候補に強い意欲を表明した。

  熊代氏は総会後、党本部で記者団に、推薦人について「派閥に頼る、頼らない(ということ)ではない。派閥の外からでも『主要政策が素晴らしいから応援したい』という人がいれば、その人も含めて20人と考えている」と述べ、派閥にこだわらない意向を示した。

        野中氏「まだまだ候補者いる」

  総裁選で小泉首相の対抗馬擁立を明言している同派の野中広務副会長(元党幹事長)は党本部で記者団に、「まだまだやりたい人がいますから」と言明。熊代氏の立候補への意欲表明については「いいことではないか」と語った。

  熊代氏は派閥総会の席上、小泉内閣について「経済運営が特に問題だ。『改革なくして成長なし』と言うが、国はデフレスパイラルになるのを治さなければならない。失業者への雇用保険をしっかりやらなければならない。道路(公団)民営化も中途半端だ」と指摘した。

  そのうえで、「今度の総裁任期は3年だ。このままの経済政策、政権運営でよいのだろうか」と訴え、「国のために命を捨てても頑張るのが国会議員の在り方だ。私自身、選挙区、国民のために闘わなければならない」と立候補への理解と協力を求めた。

  また熊代氏は「新聞、テレビを見ていると、(総裁選で)小泉さんが勝つのは間違いなし、総選挙で勝つためには小泉さんでなければならない、というような情報が流されているが、本当にそうだろうか。なかなか選挙区での反応は厳しい」とも指摘した。

東京  山村 敬一 Keiichi Yamamura

13オリーブの木:2003/07/19(土) 22:56
>>11
ホンマにタマ不足やな。亀井と一気討ちでウマーって展開だけはどうあっても避けたいのだが・・

14オリーブの木:2003/07/21(月) 23:03
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C0571.HTML
ふーん、地方票がカギか。でも堀内が出ない以上は度しがたいな。
下手すりゃ無投票再選もあり得るで。

15オリーブの木:2003/07/22(火) 22:15
やつあたりかよ(嘲笑)
首相、朝日も抵抗勢力。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030723-00000064-mai-pol

16■とはずがたり:2003/07/22(火) 22:17
こんばんは。
小泉の馬鹿な答弁をテレビでやってますねえ。

17オリーブの木:2003/07/22(火) 22:34
それにしても一体誰が対抗馬に名乗りあげるのでしょうか?

18■とはずがたり:2003/07/22(火) 22:37
小泉降ろしの反撥に依って小選挙区での落選の怖さによって行動が硬直化し対抗馬が誰も出ないようですね。
落選や野党転落の恐怖が自民党の活性化を奪っているようで日本の政治のためにも不幸だ。

19オリーブの木:2003/07/22(火) 22:40
いっそ無投票再選でもしてくれればいいのに。そうなった方がマニュフェストの
あいまいさがよりいっそううき彫りになるかもしれないから・・

20ホントは社民支持@奄美大島:2003/07/24(木) 14:24
<自民党>藤井元運輸相、総裁選出馬に意欲
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030724-00003065-mai-pol
 自民党橋本派の藤井孝男元運輸相は24日昼の同派総会で、9月の自民党総裁選に関
連して「私自信、候補としてふさわしいか分からないが、会長をはじめ、先生方の判断
に委ねる。平成研(橋本派)は保守本流として、正々堂々と候補者を立てるべきだ」と
述べ、自らの出馬に強い意欲を示した。(毎日新聞)[7月24日13時49分更新]

21■とはずがたり:2003/07/25(金) 23:48
議員板より

9 名前:無党派さん 投稿日:03/07/09 15:36 ID:NUGXOdNY
この調子じゃ、兼ゾーはともかく、ノナカは入閣なんぞ拒絶しかできん

「郵政」3年で民営化…首相、総裁選で公約へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030708it15.htm

 小泉首相が、9月の自民党総裁選で再選された場合、総裁選で
掲げる公約の内容を次期衆院選で党の公約として国民に示し、是
非を問う意向であることが8日、明らかになった。

 具体的には、郵政3事業民営化の3年以内の実現や地方への補
助金4兆円削減と税源移譲などを公約とする。10日発売の中央
公論8月号に掲載されるインタビューで明らかにした。

 首相は、6月19日に首相官邸で行われたインタビューで、総
裁選について、「総裁選は私の改革路線を明確に示す大変良い機
会だと思っている。従来の自民党主流派の考え方とは全く違った
方針を初めて具体的な選挙公約として掲げ、戦うことになるだろ
う」と述べた。具体的には、〈1〉郵政事業民営化を総裁任期の
3年間で必ず実現する〈2〉来年の通常国会に道路公団民営化の
法案を提出する〈3〉地方分権を推進し、3年で補助金を約4兆
円削減、国から地方へ税源を移譲する――などを挙げた。

11 名前:無党派さん 投稿日:03/07/09 15:46 ID:NUGXOdNY
カメちゃん、広島・千葉に引き続き新潟ゲッツか?

自民県議全38人 亀井氏支援の会結成
積極財政支出路線を支持 小泉改革に反旗
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news004.htm

 九月の自民党総裁選に向け、同党県議三十八人全員が八日、
総裁候補に亀井静香・前政調会長を推す「ふるさと新潟の活
性化のために亀井静香先生を支援する県議会の会」を結成し
た。
 小泉首相の経済財政運営への不満を背景としており、小泉
改革に「ノー」を突きつけた格好だ。
 会長に就任した星野伊佐夫県議は、首相の再選に反対する
理由について、構造改革路線が地方経済、行財政の前途を危
うくしかねない状態を招いたと説明。「公共事業も必要なと
ころは必要とする亀井氏の考えは、私たちに近い」とし、積
極的な財政支出による景気回復を主張する亀井氏の下で、政
策転換を図ることへの期待感を示した。
 党総裁選は、今秋に予想される衆院選での“党の顔”選び
の意味を持つが、星野県議は「国民に明るい希望を持っても
らうには、亀井氏がいい」と語った。ただ、亀井氏は総裁選
出馬に意欲を示しているが、出馬表明には至っていない。
 県議が党内非主流派の亀井氏を公然と支援する動きを見せ
たのは、本県関係の党国会議員八人のうち、七人が非主流派
の橋本、江藤・亀井、堀内の三派で占められていることと無
関係ではないとみられる。ただ、星野県議は「派閥にとらわ
れずに活動したい」と強調し、国会議員と連携する考えはな
いとしている。

22オリーブの木:2003/07/26(土) 13:11
>>20
うーん、なんとも小粒だなぁ。つーか彼が立ったとしても橋本派がまとまるかは疑問でかつての栄華は今いずこ・・

23■とはずがたり:2003/07/26(土) 19:03
藤井スレより

49 名前:無党派さん 投稿日:03/07/26 14:27 ID:5TdV/xvF
青木系=青木幹雄 額賀福志郎 参院グループ

野中系=野中広務 西田司 (鈴木宗男)

村岡系=村岡兼造 綿貫民輔 藤井孝男 保利耕輔 野呂田芳成 久間章生

独立系=橋本龍太郎 津島雄二 笹川尭 石破茂

24■とはずがたり:2003/07/27(日) 22:37

http://www.asahi.com/politics/update/0727/001.html

「経済政策転換なら首相支える」 自民総裁選で堀内氏

 自民党の堀内光雄総務会長(堀内派会長)は27日、党全国研修会で講演し、9月の党総裁選の対応について「小泉首相が経済政策を転換すれば全力で支える覚悟だ。首相はその方向で考えていると思う」と述べた。古賀誠前幹事長ら堀内派幹部が独自候補擁立論を唱えているが、堀内氏としては当面は中立的な立場を維持する考えを示したものだ。

 総裁選の公約をそのまま総選挙の公約にするという首相の方針についても、堀内氏は「なかなか良いことを言っている。永田町の常識で考えると問題だが、首相は自民党をぶっつぶすと言って総裁になっており、永田町の常識は通用しない」と理解を示した。

(07/27 17:45)

25■とはずがたり:2003/07/29(火) 09:36
http://www.asahi.com/special/seikyoku/TKY200307280310.html

青木氏らが党内融和を首相に要求 総裁選での支持の前提

 小泉首相は28日夜、東京都内のホテルで自民党の森前首相、青木幹雄参院幹事長らと会談した。青木氏らは、総裁選後の内閣改造や政策転換を通じて党内融和を図ることが、首相の再選を支持する前提となるという考えを改めて伝えた。会談では、「改革を進めるには挙党態勢が必要で、そのためには人心一新が必要だ」との認識で一致したという。

 会談は国会閉会を受け、今後の政局運営を話し合うために行われ、森派の中川秀直国対委員長も同席した。

 4人は6月9日にも会談。その際、首相は「挙党態勢の確立については十分に党の意見を聞きたい」と語り、総裁選後の内閣・党人事を検討する意向を表明していた。

(07/28 23:23)

26オリーブの木:2003/07/29(火) 22:18
今日の朝日の夕刊で小泉が総裁選勝利の暁には2007年までに郵政事業民営化を実現すると公約しましたね。
民由合流が予想以上に反響を呼んだ為、焦ってるんでしょうね。これで自民党が勝ったらどないしましょ。

27■とはずがたり:2003/07/29(火) 22:41
選挙の顔の為だけに小泉をおろせない自民党なんですがねえ。

28オリーブの木:2003/07/29(火) 22:53
そうなんです。でも今度の各種世論調査の結果を見るに有権者はだいぶ見ぬいているなと感じます。でないとあれほどの反響は呼ばないでしょうしね。

29■とはずがたり:2003/07/29(火) 22:53
協力してくれる人たち・グループって…まさか鳩山?

http://www.asahi.com/politics/update/0729/009.html

「協力してくれる人は起用」 内閣改造で小泉首相

 小泉首相は29日夜、自民党総裁選で3選した場合の内閣改造人事について、「党の選挙というのはいろんな意見がある。(自民党総裁に)決まった後、協力してくれる人は適材適所、どなたでもいい人は起用したい」と述べ、総裁選では首相を支持しなくても、再選後に改革に協力すれば入閣させる考えがあることを示した。

 自民党以外の政党の協力についても、「新たに出てくる(首相支持の)グループなり、政党があれば喜んで受け入れる。公明、保守新両党も私の総裁選を見て判断するでしょう」と語った。

 首相は同日の記者会見で「総裁選で改革に賛成してくれる人たち、グループ、政党の結集を図るための改造が必要だ」と語っており、これについて首相官邸で記者団の質問に答えた。

(07/29 20:16)

30■とはずがたり:2003/08/01(金) 02:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030801-00002153-mai-pol

<総裁選>笹川氏が運動開始 自民議員に支持要請文を配布へ

 9月の自民党総裁選に出馬意欲を表明している橋本派の笹川尭元科学技術担当相は31日、記者会見し、8月4日から党所属全議員に支持を求める要請文を配布する方針を明らかにした。派内の候補調整を待たず運動を開始することについて、同派幹部の了解を得ているという。(毎日新聞)
[8月1日1時57分更新]

31■とはずがたり:2003/08/01(金) 02:10
>>30
取り敢えずカネだけはあるからなあ。

32■とはずがたり:2003/08/01(金) 02:30
http://news.lycos.co.jp/topics/society/jimin.html?d=31yomiuri20030730ia21&cat=35

揺れる橋本派、青木・野中間で路線対立鮮明に (読売新聞)
2003年7月31日(木)0時9分

 自民党橋本派内で、牽引(けんいん)役の青木参院幹事長と野中広務・元幹事長の“路線対立”が強まっている。

 9月の総裁選への対応をめぐり、青木氏が首相との会談を繰り返し首相の再選支持を模索しているのに対し、野中氏は独自候補擁立で一歩も譲らないためだ。同派内では、首相再選を容認する「融和派」と「主戦派」の色分けが進んでおり、混迷は深まっている。

 30日の橋本派幹部会でもっぱら議論となったのは、首相が掲げる郵政民営化の是非だった。

 口火を切ったのは青木氏。

 「民営化の法案が出ても参院は通しませんよ」

 郵政族議員のリーダー格である野中氏は満足げに「では、(法案は)参院先議だ」と語ると、青木氏も「(首相は)何を考えているか分からない」と応じた。しかし、肝心の総裁選対応についての論議はほとんどなかった。

 藤井孝男衆院予算委員長と熊代昭彦衆院議員に続く「第3の候補」に名乗りを上げた笹川尭・元科技相が改めて立候補の意思を表明。同派会長代理の村岡兼造・元官房長官は「個人名を挙げると問題がある。扱いについて時間がほしい」と述べるにとどめた。主戦派と融和派の思惑が違っているため、派内の意見を調整する必要があるからだ。

 野中氏ら主戦派は、藤井氏ら3人の政策討論会を実施し、独自候補擁立の機運を盛り上げようとしている。青木氏ら融和派は幹部の協議を続け、できるだけ結論を先送りし、自主投票に持ち込みたいとみられる。青木氏は会合後、「(派の対応は)幹部の意向で決める。(立候補に意欲的な3人の)意向は聞く必要はない」と周囲に漏らした。

 参院自民党の実力者である青木氏にとって、来夏の参院選で自民党単独で過半数を確保することが至上命題。首相の高い支持率は捨てがたいと映る。以前、橋本派総会で主戦論を唱えた中島真人参院議員と、30日に国会内で顔を合わせた青木氏は「(首相再選を模索するという)方針を変えずに行きましょう」と中島氏の肩に手を回した。

 一方、野中氏は「首相は政策転換する気などない」と思い定め、条件付き再選支持を狙う青木氏の融和路線に納得がいかないようだ。首相は30日、自らの郵政民営化論に関して、「(郵政民営化は)タブーだった。特に橋本派も含めてね。反対なら(私を総裁選で)応援しなければいい」と記者団に語った。首相は「野中氏を標的に、橋本派の分断を狙っている」(閣僚経験者)との見方もある。

 しかし、29日の総務会終了後、野中氏は首相との和解を促す青木氏にこう言い放った。

 「全国の郵便局とか反発している人たちの立場もある。首相に(郵政民営化と)言われたら、声を大に反対しない訳にいかない」

 青木、野中両氏の路線対立は橋本派内に深い影を落としている。23日の同派運営幹事会で、会長の橋本元首相は青木、野中氏を前に、「新聞によると野中、青木両氏は仲良くないとなっているが、どうなんだ。意見の違いがあるなら聞かせてもらえないか」と問い掛けたが、野中、青木両氏は苦笑いを続けるばかりだったという。

 橋本氏は首相の経済政策などに批判的で、主戦論に傾いている。久間章生政調会長代理、額賀福志郎幹事長代理らは青木氏と同一歩調を取っている。

 行司役を自認する村岡元官房長官は、立場を明確にしていない。ただ、立候補に意欲的な藤井氏の後見人的な立場なだけに、「主戦論に軸足を移すのではないか」との見方もある。

33■とはずがたり:2003/08/01(金) 10:54
http://www.asahi.com/special/seikyoku/TKY200307310366.html

「小泉さんが自民党を出ていけばいい」 亀井氏

 自民党の亀井静香前政調会長は31日、朝日ニュースターの番組に出演し、「(小泉首相は)『自民党をぶっ壊す』と言っているのだから、小泉さんが(自民党を)出ていけばいい。自民党の大方の考え方と違うことをやると言っているのだから、総裁選に立候補せず出ていけばいい」と述べた。

 また反小泉勢力の候補者を一本化するか複数候補を擁立するか、各派との調整について「主演男優をどうするか2週間のうちに決める」と、お盆明けの8月下旬までに対抗馬を絞り込みたいとの考えを示した。 (07/31 22:23)

34オリーブの木:2003/08/02(土) 09:24
>>33
しかし藤井と言い亀井と言いタマが悪すぎますね。堀内あたりでないと勝負にならんだろう。
ほんとに八百長レースだな。

36オリーブの木:2003/08/04(月) 00:21
本元首相:
小泉首相は「信用できない」 森前首相と会談

 自民党の森喜朗前首相と橋本龍太郎元首相らが3日、石川県珠洲市の
ホテルで会談した。森氏は小泉純一郎首相が反小泉勢力への挑発を繰り返して
いることに関し「首相も挙党体制の必要性は分かっている。言い方が悪い
だけだ」と理解を求めたが、橋本氏は「信用しようにも信用できない」と答えた。
[毎日新聞8月3日] ( 2003-08-03-22:44 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030804k0000m010079000c.html

37オリーブの木:2003/08/04(月) 00:27
首相優勢、19県。劣勢2県 総裁選で県連幹事長

38オリーブの木:2003/08/04(月) 00:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030803-00000073-kyodo-pol

39とはずがたり:2003/08/06(水) 08:38
千葉・新潟が亀井静香待望論をぶちあげたが,岐阜も?公共事業費縮小の成果が上がっているのか?

http://www.asahi.com/politics/update/0805/012.html

「景気低迷は小泉内閣の失敗」 自民岐阜県連が緊急要望

 自民党岐阜県連は5日、山崎拓幹事長ら党執行部に党総裁選についての「緊急要望」を出した。「景気低迷は小泉内閣の経済政策の失敗だ」と指摘したうえで、(1)地方の立場で政策を進められる候補者が選ばれるべきだ(2)地方に元気を与える景気対策を重点的に実施――などとしている。橋本元首相、野中広務元幹事長、古賀誠前幹事長、亀井静香前政調会長らにも同じ申し入れをした。

(08/05 23:08)

40とはずがたり:2003/08/06(水) 21:37
当然この記事で全員が衆院=小沢,参院=小渕と割れて結局負けた小沢が自民党を割る,を思い出すわけだが…。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030806-00000172-kyodo-pol

総会で3人から意見聴取 橋本派、候補擁立視野に

 自民党橋本派は6日の幹事会で、党総裁選への独自候補擁立も視野に、今月末の総会で、出馬の意欲を表明している藤井孝男元運輸相ら3人から、政策や政権運営の意見を聞くことを決めた。
 幹事会に先立つ事務総長以上の幹部会では、条件付きで小泉純一郎首相の再選を支持する青木幹雄参院幹事長が、独自候補擁立への賛否について「白紙」と強調。首相の対応など状況次第では、同派の参院議員が派閥の決定とは別行動を取る可能性も指摘した。
 橋本派では、藤井氏のほか、笹川尭副幹事長と熊代昭彦衆院議員が出馬に意欲を示している。同日の幹部会では、野中氏が「総会で3人から平等に意見を聞かないと不公平にもなる」と述べ、総会の開催を提案した。
 橋本龍太郎元首相や村岡氏が「それが一番いい」と同調。青木氏は「参院(の橋本派)は統一行動を取ることになっており、行動が別になることもあり得る」と述べたが、総会開催は了承した。(共同通信)
[8月6日19時30分更新]

41オリーブの木:2003/08/08(金) 07:47
ふーん。
首相「状況をみて」 総裁選で敗れた場合の解散・総選挙
http://www.asahi.com/politics/update/0807/006.html

小泉首相は7日夜、9月の自民党総裁選で自らが敗れた場合でも、
首相の権限で出来る衆院解散・総選挙に踏み切る可能性があるかどうかについて、
「総裁選の状況をみて考える」と述べ、否定しなかった。
首相はさらに「私は(総裁選に)勝つつもりでやる。私の進めている
構造改革を最終的に多数の党員、国会議員が支持してくれると思ってやる」と強調した。
首相官邸で記者団の質問に答えた。

自民党では、総裁選で勝った候補者を首相に推すのが通例。
首相の発言は、仮に総裁選で敗れても首相のまま解散し、
総選挙で国民に信を問う可能性を示すことで、
「反小泉勢力」を牽制(けんせい)したものとみられる。

 自民党の一部には、「総裁選で首相が敗れた場合、
首相を辞めず、野党と組んで政界再編に打ってでるかもしれない」
(中山正暉元建設相)との警戒感が出ている。 (08/07 21:41)

42とはずがたり:2003/08/08(金) 19:50
亀井氏、首相はひどい精神状態(共同通信社) 8月8日18:12
 自民党の亀井静香前政調会長は8日、CS放送「日経CNBC」の番組に出演し、小泉純一郎首相が総裁選で敗れた場合の衆院解散に含みを持たせたことについて「首相はひどい精神状態になっているのではないか。民主主義の基本を無視している。権力を維持するために解散すると口走るのは異常事態だ」と批判した。また、亀井氏は首相が続投しなければ株価が持ち直すとの見方を示した。

43とはずがたり:2003/08/08(金) 19:52
>>42ソース

http://news.www.infoseek.co.jp/NPolitics?sv=SN&pg=article.html&arn=kyod_politics_20030808tp005&svx=300501&it=a

44オリーブの木:2003/08/08(金) 20:26
>>41
自分の所属する党のトップに対していくらなんでも言い過ぎだと思うのですが、民由合併のあおりもあって再選はまちがいないんでしょうね。
ていう事は郵政事業民営化も受け入れるって事かな?

45とはずがたり:2003/08/09(土) 09:54
http://www.asahi.com/special/seikyoku/TKY200308080333.html

「総裁選後は挙党態勢確立を」 森氏・堀内氏ら一致

 自民党の森前首相と堀内光雄総務会長、中川秀直国会対策委員長が8日夜、山梨県富士吉田市内で会談した。堀内氏は「民主、自由両党の合併で、新民主党は捨て身で総選挙に臨んでくる。小泉首相は自民党総裁選後には挙党態勢の確立が必要だという政局観を持って欲しい」と述べ、党内の融和路線を探るべきだとの考えを示した。森、中川両氏も同意した。

 また、堀内氏は「私は首相に政策の全面転換を求めているわけではない。首相の経済政策を補完したい」とも述べた。 (08/09 02:20)

46とはずがたり:2003/08/09(土) 20:02
こんな案が「抵抗勢力」から漏れたら最後,また小泉が抵抗勢力の云うこと頑と聞かないで国民に戦っているふりをする事ができてしまう。。。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030809-00000115-kyodo-pol

竹中氏、経財相専任で留任か 総裁選後の内閣改造で

 小泉純一郎首相が9月の自民党総裁選で再選を果たした場合、その後の内閣改造で、竹中平蔵金融・経済財政担当相を経財相専任で留任させ、金融相の兼務を外す案が9日、自民党幹部の間で急浮上した。
 首相再選支持の条件として全面改造を求める橋本派幹部の青木幹雄参院幹事長や、経済政策転換を要求する堀内派会長(派閥離脱中)の堀内光雄総務会長ら「条件付き支持派」に配慮した妥協案で、青木氏らも「許容範囲」との感触を伝えているもようだ。首相が何らかの形でこの案を確約すれば、青木氏らは再選支持に大きく傾くとみられ、総裁選の行方に決定的な影響を与える可能性がある。
 この案は森、山崎両派など首相支持派の幹部を中心に検討されており、竹中氏と福田康夫官房長官以外は、塩川正十郎財務相をはじめ基本的に全閣僚の交代を想定している。竹中氏の経財相留任は「小泉構造改革のブレーン」として竹中氏を重用する首相の立場に配慮した。(共同通信)
[8月9日17時49分更新]

47名無しさん:2003/08/10(日) 00:32
こんばんは
勉強不足で恐縮なのですが、亀井静香を首相にする女性の会みたいなのがあるようなのですが、
これは何でしょうか?
亀井静香は女性に対して何か特別な施策をお持ちなんでしょうか?
亀井静香といえば、死刑反対議員という印象ばかりが強く、財界で活躍する女性陣の支持を得ている理由がよくわからないのですが。

48とはずがたり:2003/08/10(日) 03:38
>>47
こんばんは。
寡聞にして知りませんなあ。ネットで調べてみてもよく分かりませんでしたし。
財政出動派ですから財界人に支持があるのかもしれません。

49とはずがたり:2003/08/10(日) 10:30
>>47
亀井スレにこんなレスが有りました。
反ファシ氏は亀井スレ住人でいつもアンチ亀をからかって遊んでらっしゃいます。

403 :反ファシズム同盟 :03/07/24 00:43 ID:09m/kio6
今の自民党の若手は選挙乗り切る事しか考えていない。
小泉人気(マスコミが勝手につくっただけだが)を利用して
構造改革派でござい という顔をする事しか頭に無いようだ。
ちょうど、平沢がワイドショーしか頭にないように。
こういう小粒のゴミ議員ばかり、どんどん増えていく。

話かわるが、亀井静香先生の書かれた本を購入した。
その本によると、女性の経営者で亀井静香先生のファンの集いがあるらしい。
いずれ、すばらしい内容をかいつまんで説明するつもりだ。

亀井の書いた本というと
『繁栄のシナリオ―美しく、力強い日本を作るために』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/480611765X/qid=1060478845/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-7684833-2913941

『ニッポン劇的大改造』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594040039/qid=1060478845/sr=1-4/ref=sr_1_0_4/249-7684833-2913941
でしょうか?
出版時期を考えると後者か。

50名無しさん:2003/08/10(日) 18:00
こんにちは

>女性の経営者で亀井静香先生のファンの集い
私がテレビで見たのがまさにこれでした。ニュースステーションとブロードキャスターだったかな?
あのAPAホテルの名物社長とかも来ていて、首相になるのは亀井先生しかいない、みたいなことを言ってました。

女性経営者と亀井静香ってなんかしっくりこないんですけどねえ。

51とはずがたり:2003/08/10(日) 18:26
同感です>女性経営者と亀井静香ってなんかしっくりこない

亀ちゃんは基本的に余り国民に人気が無いという認識だったんですが。千葉,新潟辺りでは亀井氏を首相にしようと云う地方議員の決議?も出て来て居るみたいで案外善戦するんですかねえ?

APAホテルの名物社長。これですね?
http://www.apa.co.jp/hotel/10off.html

52とはずがたり:2003/08/10(日) 18:38
http://www.sankei.co.jp/news/evening/e10iti001.htm

「無責任」小泉首相許せぬ 成算あるか野中氏の逆襲
愛党心・政策真っ向対立

 九月の自民党総裁選に向け、「反小泉」の急先鋒(せんぽう)、野中広務元幹事長の動きが活発化してきた。水面下での根回しだけでなく、民放テレビ各局の報道番組にも相次いで出演し、主戦論を展開。これに対して、小泉純一郎首相は「(総裁選に)負けても解散」をちらつかせながら抵抗勢力を挑発。標的にされた野中氏は一歩も退く様子をみせないが、果たして勝算はあるのか−。

 ≪徹底抗戦≫

 「何も決めずにズルズル遅らせたら、派閥としての存在感が問われる」−。さる六日の自民党橋本派の幹部会で野中氏は、徹底抗戦の主張を繰り返した。居並ぶ幹部の中には、首相との「融和」を目指す青木幹雄参院幹事長の姿もあった。

 総裁選をめぐる路線対立が指摘されている野中、青木両氏。野中氏は「役割分担をしているんだ」と漏らし、七日夜も東京都内のホテルで会談するなど二人三脚ぶりをアピールしたが、このところの発言は、「役割分担」の枠におさまらない過激ぶりだ。

 郵政民営化問題などの政治課題で首相と対立してきた野中氏が、再選阻止に向け明確に舵を切ったのは今年四月だ。首相が記者団との懇談で「自民党は半分以上壊れている」と発言したのを耳にしたのがきっかけだった。

 「こんな無責任な発言をする人に気配りをする必要はない」

 官房長官として小渕恵三首相(当時)に仕え、政権基盤安定のため“宿敵”、小沢一郎氏率いる自由党に「ひれ伏して」まで連立政権樹立にこぎつけた野中氏にすれば、「愛党心に欠ける」首相の言動に激しい怒りを感じている。

 根本的な政治姿勢も首相とは相いれないものがある。

 大正十四年生まれの野中氏は、政界でも少数になりつつある戦中派で、自衛隊の海外派遣には極めて慎重なハト派だ。首相が主導してきたイラクへの自衛隊派遣についても一貫して慎重論を唱え、「肉を食うハト」との評にたがわぬ真骨頂を発揮した。

 ≪秘策は?≫

 総裁選をにらんだ野中氏の基本戦略は、(1)対抗馬を複数擁立し、第一回投票で首相の過半数獲得を阻止し、決選投票に持ち込む(2)連合した反小泉勢力の候補一本化により再選阻止−にあった。

 だが、七日夜に出演した民放テレビで、「反小泉」勢力の候補一本化のタイミングについて、「総裁選告示の直前と、決選投票の直前の二つの選択肢がある」と述べ、告示前の一本化も有り得るとの考えを強調。

 さらに、橋本派内で名乗りをあげている藤井孝男元運輸相ら三人の「意見発表会」を今月末に実施した上で絞り込みを図ると説明する一方、他派閥の候補を担ぎ出す可能性についても「十分に考えながら臨んでいかなくてはならない」と発言。放つ布石を散らす縦横無尽な戦略で、首相支持勢力を牽制(けんせい)した。

 だが、落とし穴も多い。前回、最大派閥の橋本派が候補として擁立した橋本龍太郎元首相は首相にあえなく大敗。その後遺症が「鉄の団結」を誇った同派にほころびを生じさせている。

 派内の空気も「反小泉」一色かといえば、そうでもない。青木氏のほか中堅議員の中には、近づく総選挙と内閣改造をにらみ、「挙党一致で国民的人気がある首相再選が望ましい」との“本音”も聞こえる。

 政局が動くたびに、舞台裏で存在感を見せつけてきた野中氏。「小泉優勢」の局面をがらりと変える“次の一手”に注目が集まる。

53とはずがたり:2003/08/17(日) 18:45
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2003081701000102&genre=politics

橋本派から複数候補出馬も/野中氏、党総裁選で

 自民党の野中広務元幹事長は17日、フジテレビの報道番組(録画)で、党総裁選に3人が立候補の意欲を示している橋本派内の調整について一本化が望ましいとしながらも「20人の推薦があれば立候補できる。われやらんということであれば阻止できない」と述べ、複数候補が出馬する可能性を示唆した。

 また野中氏は「主要閣僚や党役員などを示し、トータルで国民に問いかけるべきだ」と述べ、立候補者は政策に加え、外務、財務両相や党幹事長など人事の骨格も明らかにすべきだとの考えを表明した。

 小泉純一郎首相が党総裁選に敗れた場合、新党を結成した上で衆院を解散、総選挙を行うとの見方に対しては「そうしてほしい。自分が育ってきた政党をつぶしたいのなら(党の)外に出て、どうぞおやりなさい」と、強い不快感を示した。

(2003/08/17 11:49)

54とはずがたり:2003/08/18(月) 22:04
議員板総裁選スレより。
反小泉は千葉,新潟,岐阜,宮崎の各県?地方は小泉でなくても負けないだろうからなあ。

373 名前:無党派さん 投稿日:03/08/18 17:29 ID:E2yPEnL3
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030818-00000391-jij-pol
首相の再選支持せず=自民党宮崎県連

 自民党宮崎県連(堀之内久男会長)は18日、支部長会を開き、9月の総裁選では
小泉純一郎首相の再選を支持しないとする決議を採択した。支部長会で堀之内氏は、
決議の理由について「首相が掲げる構造改革が進めば地方は切り捨てられる」と強調
した。 (時事通信)

55おりーぶの木:2003/08/19(火) 12:25
なんか、小泉旗色悪いみたいですね。どうなる事か・・・ま、再選は動かないだろうが。

56とはずがたり:2003/08/19(火) 12:46
自民党的にはぎりぎりで再選,が望ましいのでしょうなあ。

57おりーぶの木:2003/08/19(火) 12:48
>>56
かくいう俺もね。つーかそれを一番望んでるのは菅直人なのでは?(笑)

58とはずがたり:2003/08/19(火) 12:49
再選されない方が野党的にはくみし易いのでは?

59おりーぶの木:2003/08/19(火) 12:52
>>58
そうなると小泉が党を割るから菅直人は総理大臣になれないって事です。
それに俺的に言えばハプニング的に政権交代するよりも侃侃諤諤の政策論争の上で政権についてもらいたいんですよ。でないといつまで経っても政局オンリーの不毛な状態から抜け出せませんからね。(野党で入るよりはましだろうが)

60とはずがたり:2003/08/19(火) 13:05
小泉が党を割る気概があるかな?
たとえそうなったとしても民主党よりも大きい党になるとは思えないし1,2年で(村山から橋竜みたいに)菅に禅譲するのでは?

確かに政策論争で交代できればそれでいいのでしょうが,言葉が空疎な小泉とでは政策論争にならない気がします。

61おりーぶの木:2003/08/19(火) 13:17
>確かに政策論争で交代できればそれでいいのでしょうが,言葉が空疎な小泉とでは政策論争にならない気がします。
でもそうなれば逆にこっちのものだと思いますよ。違いが一目瞭然にわかるのですから。民由合併効果がこれだけ高いと言う事はそれだけの土壌があると受けとって良いと思います。

62とはずがたり:2003/08/19(火) 17:24
http://newsflash.nifty.com/news/tp/tp__kyodo_20030819tp002.htm

堀内氏、8月中に判断 総裁選(共同通信)
 自民党の堀内光雄総務会長は19日の堀内派幹部会で、党総裁選に出馬するかどうか8月中に判断する考えを示した。 丹羽雄哉同派会長代行と古賀誠前幹事長が「他派に(堀内氏出馬への)期待感もあるようなので、できるだけ早く判断すべきだ」と要請したのを受け、答えた。

[共同通信社:2003年08月19日 12時14分]

65とはずがたり:2003/08/21(木) 16:29
結局は小泉に代わる御輿が不在。これだけな訳よ。

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_08/1t2003082004.html

小泉倒閣へ、橋本派ら3派が統一候補調整
江藤・亀井、堀内派も決起、数の上では圧倒

 20日で自民党総裁選の投票までちょうど1カ月となるなか、反小泉勢力の橋本、江藤・亀井、堀内の3派閥が「小泉倒閣」で3派連合を形成、水面下で「統一候補」擁立で調整に入った。橋本派の藤井孝男衆院予算委員長が同日、正式に出馬表明を行うほか、堀内光雄総務会長も主戦論に転換するなど「小泉包囲網」が着々と堅固になっている。3派連合形成で数の上では小泉支持派を圧倒する計算となり、欧州外遊中の小泉純一郎首相もうかうかできない状況に追い込まれつつある。

【堀内の転換】

 最大派閥・橋本派のドン、青木幹雄参院幹事長とともに、小泉首相の政策転換を条件に首相支持のスタンスだった堀内氏は昨19日の幹部会で、古賀誠前幹事長や丹羽雄哉会長代行と会談した。

 「首相から(政策転換の)ボールが返ってくるかどうか関心を持たなくなった」

 堀内氏はこう言い、小泉首相に政策転換は期待できないとの見方で一致、反小泉に転換した。

 派内には首相の経済政策に対する批判が渦巻いており、政策転換を促すことを断念したことで、堀内氏出馬の流れが加速する可能性もある。

【藤井氏出馬】

 反小泉勢力の牙城、橋本派のホープの1人である藤井氏は20日の同派運営幹事会で、小泉首相に代わる新総裁のもと、政府・与党が一体となって日本経済再生に取り組む必要性を訴え、総裁選への出馬を表明する。

 派内では藤井氏のほか、笹川堯(たかし)副幹事長と熊代昭彦政調副会長も出馬意思を示しており、28日に3人の討論会を開き、派としての対応を決める段取りになっている。

【主戦論の江・亀】

 小泉倒閣の主戦論で固まる江藤・亀井派は19日、都内の派閥事務所で若手を中心に政策検討会を開き、亀井氏の出馬を前提に他派閥の動向を見守ることで一致した。

 小泉首相が20日に外遊先で政策転換の発言をするかどうかについて、18日に堀内氏と会談した江藤隆美会長は「そんなもの(内政懇)見なくても分かっている」と吐き捨て、政策転換はしないと断言するなど、小泉批判を強めている。

【統一候補擁立】

 小泉首相への相次ぐ不満を吸収する形で、抵抗勢力のドン、野中広務元幹事長や亀井氏が水面下で画策しているのは、3派連合による「統一候補」擁立である。

 野中氏ら反小泉勢力は当初、総裁選で複数の候補者を擁立し、2、3位連合で小泉首相を引きずり降ろす作戦だったが、「数の力を前面に出すと、新総裁への風当たりが強くなる」(閣僚経験者)ため、9月8日の告示前までに統一候補を立て、小泉首相に差し向ける戦略に転じだ。

 野中氏はすでに「意中の人はいる」と公言。「士志の会」の高村正彦元外相や麻生太郎政調会長、平沼赳夫経産相の3氏のいずれかを念頭に置いているという。

 自民党有力者の1人は「28日の橋本派の討論会までは各派様子見を決めこむ。その後、統一候補が新閣僚名簿を携え、小泉首相にぶつかる腹だ」と断言しており、永田町は月末以降、風雲急を告げる展開となりそうだ。

ZAKZAK 2003/08/20

66おりーぶの木:2003/08/21(木) 19:13
>>65
どうなるんでしょうね?ま、僅差にまで追い詰めてもらって抵抗勢力が勢いづき小泉の醜態が国民に晒されるのがベストなのですが。

67とはずがたり:2003/08/22(金) 09:38
総裁候補を持たない橋本派はどうでもよくて,経済政策の転換で景気恢復というイメージを抵抗勢力側が作れるかが鍵だと思うのだが。
(そういう意味で抵抗勢力も情けないなあ。喧嘩一つ出来やしない。)
選挙がイメージが大事になっている今,統一候補は亀井では駄目で堀内氏がいいでしょう。他は高村,麻生ぐらいだと思うがどーかなあ。

69おりーぶの木:2003/08/24(日) 23:56
この御に及んで出ないなんてことないだろうな?
経済政策を提示=総裁選出馬、月末に判断 自民・高村氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030824-00000571-jij-pol

70おりーぶの木:2003/08/26(火) 14:09
小泉首相:再選の可能性強まる 橋本派自主投票へ(毎日)

ttp://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030826k0000m010161001c.html

71とはずがたり:2003/08/26(火) 14:34
橋本派ぼろぼろですねえ。
野中対青木で青木の勝ちといった感じでしょうか?

参院選は改革を停めているのが参院を基盤とした青木系橋本派だと言う事を積極的にアピールしとく必要が有ろうかと。

72おりーぶの木:2003/08/26(火) 14:37
青木にせよ、なんか下駄の雪になってますね。そりゃ選挙に勝てなくては元も子もないか。

73ホントは社民支持@奄美大島:2003/08/27(水) 13:04
派閥幹部が集まって「脱派閥」とはこれいかに? ( -д-) 、ペッ

「脱派閥色」を確認=小泉再選支持の自民3派幹部
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=030826233124X100&genre=pol
 自民党総裁選で小泉純一郎首相の再選を目指す森派の町村信孝総務局長、山崎派の
甘利明副幹事長、旧加藤派の川崎二郎国対副委員長ら3派の幹部が26日夜、都内で
会談し、首相の意向を踏まえ、派閥色を前面に出さず党内に幅広く支持を呼び掛けて
いくことを確認した。

75おりーぶの木:2003/08/28(木) 14:43
>>73
アハハハハハ。小泉らしい手口ですね。笑いが止まらん。
郵政民営化も言いっぱなしで最後は抵抗勢力に身を捨て実を取らせる結末になるんだろうな。
( -д-) 、ペッ

77とはずがたり:2003/08/29(金) 16:30
古賀と堀内,野中と青木と二大名門派閥の状況はよく似ているのか?

http://www.asahi.com/politics/update/0829/003.html

自民総裁選に丹羽氏擁立を確認 堀内派の古賀前幹事長ら

 自民党堀内派の丹羽雄哉会長代行と古賀誠前幹事長は29日午前、東京都内で会談し、9月の自民党総裁選に丹羽氏を擁立することで派内の調整に入る方針を決めた。丹羽氏は会談後、記者団に「派閥がいかにまとまって対応していくかが大事だ。私は逃げない。自分を捨てて臨まなくてはいけない」と語り、出馬に強い意欲を示した。

 堀内派では会長の堀内光雄総務会長が出馬を辞退して首相再選支持に傾く一方、古賀氏や丹羽氏は「非小泉」で派内をまとめる姿勢を見せている。堀内氏は自主投票に持ち込みたい考えだが、古賀氏らは「派閥候補に同意できないのなら派閥を出ていくべきだ」としており、双方の確執は深まっている。

(08/29 14:33)

78とはずがたり:2003/08/29(金) 23:23
今夜の段階での総裁選の様子

小泉陣営 森派・山崎派・旧加藤派で結束
堀内派 堀内氏首相支持 古賀氏丹羽氏擁立へ
橋本派 青木氏首相支持 野中氏藤井氏擁立へ
高村派 高村氏,推薦人確保へ河野Gへ支援要請
江藤亀井派 亀井氏擁立で結束

79おりーぶの木:2003/08/29(金) 23:27
>>78
しかしそれで行くと決選投票は小泉対藤井ですかね?高村に一本化したほうがいいと思うがそうなると橋本派も堀内派も収拾つかなくなるんだろうな。
いいよもう。小泉無投票当選で決まり!

80とはずがたり:2003/08/29(金) 23:38
どうせ藤井で一本化できないなら高村か丹羽で反小泉陣営一本化しかないと思うのですがね。
少なくとも亀井と2,3位連合しかないと思うのですが藤井はちょっと地味過ぎだな。。

81おりーぶの木:2003/08/29(金) 23:40
ああでも青木が小泉支持に傾けば参院議員は従うだろうしな。来年の選挙のことを考えても。
久間や村岡、額賀、都市部の若手も小泉支持か。すると過半数集めるのも怪しくないか?

82とはずがたり:2003/08/29(金) 23:42
でも主戦論でやるならそれしかないでしょう。
小泉は堀内が支持の条件にしてた政策転換するんかね?

83おりーぶの木:2003/08/29(金) 23:45
この中では高村なんでしょうが堀内派が擁立するとなると統一候補どころか最下位決定でしょうしね。
丹羽擁立はなんとか派内の求心力を保つ為の苦肉の策なんでしょうがそれにしてもどうしようもない。
高村に乗る方が勝負になると思いますがそれにしてもここまで無様だとは思わなかった。

84おりーぶの木:2003/08/29(金) 23:49
>>82
いや。それをしてしまったら挙党体制は作れるでしょうけど総選挙で政権から滑り落ちる訳ですし、向こうから自滅してくれている以上、譲る必要はないでしょうからまずないと見るのが自然でしょう。
青木にしても堀内にしてもまず支持ありきではたから見れば下駄の雪状態。まあ総選挙までは小泉路線でまとまるんじゃないですか?その後はともかくとして(笑)

85おりーぶの木:2003/08/29(金) 23:55
ほらね。条件もなにもあったもんじゃない(苦笑)
堀内総務会長、小泉首相再選を支持=古賀前幹事長との亀裂、決定的に−自民総裁選

 自民党の堀内光雄総務会長は29日夜、首相官邸で小泉純一郎首相と会い、9月の総裁選で首相の再選を支持することを伝えた。堀内派では、古賀誠前幹事長らが会長代行の丹羽雄哉元厚相を擁立する方向で調整に入っており、古賀氏らと堀内氏の亀裂は決定的になった。
 会談で堀内氏は、今後の経済政策について「需要を創出しつつ、構造改革を進めてほしい」と述べ、景気にも配慮するよう要請。首相も同意した。これを受け堀内氏は総裁選での首相支持を表明した。 (時事通信)
[8月29日23時5分更新]

86おりーぶの木:2003/08/31(日) 21:57
高村氏、出馬の意向=橋本派「分裂選挙」に 自民党総裁選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030831-00000067-jij-pol

87とはずがたり:2003/08/31(日) 22:20
統一候補として据わりがいいのは高村でしょうが。。。
橋本派が二位になるために一部支援しないかな?

88おりーぶの木:2003/08/31(日) 22:32
>>87
でもそんな様子うかがえませんね。亀井静香じゃやる気あんのかって感じ。

89おりーぶの木:2003/08/31(日) 22:42
それは良いんだけど問題は誰が2位になるかなんだよな。
「下位連合模索」総裁選 反小泉勢力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030831-00000098-kyodo-pol

90とはずがたり:2003/08/31(日) 22:43
青木や堀内の支援を受けた小泉が何らかの「政策転換」を行うかどうかが注目ですな。

91とはずがたり:2003/08/31(日) 22:44
>>89 遠慮せずはっつけて貰ってかまわんですよ。


「下位連合」模索強まる 決選投票へ反小泉勢力

 自民党総裁選で31日、小泉純一郎首相(総裁)が1回目の投票で過半数を獲得しなかった場合について、決選投票での「反小泉」勢力による「下位連合」を模索する動きが強まった。野中広務元幹事長らがテレビ番組で前向きな姿勢を示した。
 ただ、これまでに決選投票での「2、3位連合」で逆転に成功したのは、1956年に石橋湛山氏が石井光次郎氏と連携して、岸信介氏を破ったケースしかない。
 「反小泉」勢力は、候補乱立で1回目の首相過半数阻止を狙っているが、「首相を引きずり降ろすような印象を与える」(堀内派幹部)との声も強く、決選投票で票を集中させることができるかは不透明だ。
 野中氏は31日、テレビ朝日番組で、「反小泉」勢力からの候補擁立の動きに関し「競い合って政策の問題を話すのが重要だ。みんな出てくれたらいい」と強調。決選投票になった場合の対応については「(出馬する人は)小泉氏のやり方を否定しており(下位連合は)ある」と言明した。(共同通信)
[8月31日20時35分更新

92おりーぶの木:2003/08/31(日) 22:45
間違えた。
「下位連合」模索強まる 決選投票へ反小泉勢力

 自民党総裁選で31日、小泉純一郎首相(総裁)が1回目の投票で過半数を獲得しなかった場合について、決選投票での「反小泉」勢力による「下位連合」を模索する動きが強まった。野中広務元幹事長らがテレビ番組で前向きな姿勢を示した。
 ただ、これまでに決選投票での「2、3位連合」で逆転に成功したのは、1956年に石橋湛山氏が石井光次郎氏と連携して、岸信介氏を破ったケースしかない。
 「反小泉」勢力は、候補乱立で1回目の首相過半数阻止を狙っているが、「首相を引きずり降ろすような印象を与える」(堀内派幹部)との声も強く、決選投票で票を集中させることができるかは不透明だ。
 野中氏は31日、テレビ朝日番組で、「反小泉」勢力からの候補擁立の動きに関し「競い合って政策の問題を話すのが重要だ。みんな出てくれたらいい」と強調。決選投票になった場合の対応については「(出馬する人は)小泉氏のやり方を否定しており(下位連合は)ある」と言明した。(共同通信)
[8月31日20時35分更新]

93おりーぶの木:2003/08/31(日) 22:47
カブッタ。スマソ
このようにテンプレと記事を一括して表示するにはどないすれば良いんですかね?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030829-00000002-mai-l16

[選挙]衆院選富山1区 統一候補擁立の見通し立たず−−民主党、社民党 /富山

◇民主社民協議は暗礁、分裂も
 今秋にも予想される次期総選挙で統一候補擁立を目指す民主党、社民党両県連。中でも最大の焦点と位置付けた富山1区での協議が暗礁に乗り上げている。「調整期限」とした今月末を待たずに候補者名を発表した民主県連に社民県連が反発。以降、話し合いは途絶えたまま、月末を迎える。統一候補擁立の実現は極めて困難な状況で、00年の前回総選挙と同様、分裂選挙の可能性が高まっている。 【広田正人】
 両県連は当初、協議の中で互いに候補者名を持ち寄り、月末をめどに統一候補を決める道を模索することで合意していた。しかし「手詰まり状態」(谷林正昭・民主県連代表)の中、民主が21日の緊急常任委員会後に党本部職員、村井宗明氏(30)=大山町出身=の擁立を発表し、党本部に公認申請した。「交渉中にもかかわらず極めて遺憾」(小川晃・社民県連幹事長)とする社民も25日の常任幹事会で公認候補を立てる方針を確認し、県連代表の横山真人県議(60)の擁立が有力視されている。
 28日の取材に対し、谷林代表は「調整は続けるが、政権交代の意欲を示すため民主党として戦いたい。横山さんには降りてもらいたいのがホンネ」と語った。また山上正隆・民主県連幹事長代理は「31日までにカタをつけたい」と話した。
 一方の社民側。小川幹事長は「リミットの月末は、あくまで目標。連合富山なども含めた話し合い次第では遅れる可能性もあるし、遅れてもしようがない」との姿勢。渦中の横山代表は「統一候補なら受けるが、単独候補の場合は出ない」と明言している。県連は横山氏が立候補を辞退した場合は別の候補者の擁立を検討する方針だ。
 ただ両県連とも「反自民」の立場や、2、3区での共闘もにらんだ協議を継続する方針自体は変えていない。来夏の参院選富山選挙区で再選を目指す谷林代表への選挙協力の問題も絡んでおり、9月以降の新たな展開の可能性も残されている。(毎日新聞)

94おりーぶの木:2003/08/31(日) 22:50
>>90
してくれれば化けの皮が剥げてくれて結構なのですが表面的には受け入れないでしょうね。だって一応それが人気の生命線なのですから。
もっとも選挙が終わればその限りではありませんが(笑)

95とはずがたり:2003/08/31(日) 23:47
政策変更はしないと宣言しながら抵抗勢力を閣僚に登用すればいいだけですからちょろいもんでしょう。

96おりーぶの木:2003/08/31(日) 23:56
そうですね。でもって高速道路の残り9000キロは続行のような手打ちをするんでしょうね。
自民党の抵抗勢力が強いと言うよりは単純に改革というものをわかってないだけのような気がしてならない。
事実、ほとんどいいっぱなしで終わってるし。

97とはずがたり:2003/09/01(月) 00:25
>>96
輿論調査などを見るに,小泉の空疎な言葉に騙され続ける有権者どもにはほんとにうんざりです。

地方も高速道路が緊急の課題なら農道や山の中の林道・県道なんかを止めて高速道路に財政出動できる体制を求めればいいのに。

98おりーぶの木:2003/09/01(月) 00:30
>>97
ただにもかかわらず政権交代を臨む声が高まっているのは小泉の正体に気づいている証左とも言えるのかもしれません。
後はマニュフェストをどのように有権者の感性に突き刺さるような表現ができるかにかかっていると思います。

99とはずがたり:2003/09/01(月) 11:31
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030901k0000m010078001c.html

政権攻防:総裁選「2・3位連合」で舌戦

 「スーツは何色にしますか? 高村さんが軽い色なら私は紺でいきます。高村さんが紺なら私は軽い色で……」

 30日夜、藤井孝男元運輸相が高村正彦元外相に電話をかけた。2人は翌朝、フジテレビの「報道2001」にナマ出演する。スーツの色が重ならないように、というわけだった。「私は薄いグレーにしましょう」。高村氏はそう答えた。

 外相も経験した高村氏は報道番組の常連だが、藤井氏は初めて。「テレビに出ることになっちゃってねえ」と周囲に打ち明ける声にも張りつめたものが漂っていた。

 自民党総裁選に立候補すれば、メディアは候補者の経歴、人柄、政策を徹底的に取材し、繰り返し報道する。候補者は丸裸にされてしまうが、それと引き換えに全国的な知名度を得る。橋本派内で額賀福志郎氏(党幹事長代理)と並ぶニューリーダーと目される藤井氏だが、知名度では額賀氏の方が上。今回のテレビ出演で脚光を浴びるが、必ず視聴者に好感を持たれるとは限らないし、ライバル政治家の嫉妬(しっと)を招くというリスクも負う。

 藤井、高村両氏がテレビに登場したのは日曜日の31日午前8時過ぎ。

 藤井氏「派から代表選手を出すべきだ。その代表として総裁選に臨むことができれば、ありがたい」

 高村氏「大切なことは正々堂々とした議論。次(に大切なの)は私が参加すること。100点満点は私が勝つこと」

 司会者が出馬宣言を促しても、2人は慎重に言葉を選び、明確な言質は与えなかった。

   ■ ■ ■

 総裁選のキーパーソンたちは、この日も、いわゆる「2・3位連合」をめぐって舌戦を繰り広げた。小泉陣営は、かねて「総裁選は公明正大に行われるべきだ」(山崎拓幹事長)と反・小泉陣営の連携を批判している。小泉支持を鮮明にした堀内光雄党総務会長は31日、静岡県富士宮市で講演し、「総裁選を派閥次元の政争の具にしてはいかん」と訴えた。

 午前10時からの「サンデープロジェクト」(テレビ朝日)には、反・小泉の代表格、野中広務元幹事長が出演し、橋本派の藤井氏と笹川尭氏がそれぞれ推薦人を20人集めれば「政治生命をかけて推す」と明言した。司会の田原総一朗氏が「2・3位連合」の可能性をただすと、「(第1回投票で)過半数を取る者がなかった時には、そういう選択もなければいけない。可能性はある」と答えた。

 「2・3位連合」はアンフェアという批判に高村氏も反論した。 「それなら、1回目で1位になった人が当選者というルールを作るべきでしょう。決選で自分に近い政策の人に投票するのを、けしからんという必要はない」

 一方、出馬宣言をした亀井静香前政調会長は、大阪府高槻市で開かれた国会議員のパーティーに出席、「小泉首相は第1回目投票で過半数を取れない」と指摘した上で、「我々がきっちり戦いを進めていけば、今の間違った流れを変えていくことができる」。亀井氏は帰京後の午後7時、豊島区高田の中曽根康弘元首相の自宅を訪れた。

  ■ ■ ■

 小泉首相は午後、東京・上野の東京文化会館で来日中のミラノ・スカラ座のオペラ「マクベス」(ベルディ作曲)を鑑賞した。終了後、記者団が「権力闘争の話だったが」と水を向けると、「権力の野望に身を焦がされる悲劇だったけれども、権力ってそんなにいいもんじゃないよ」。「総裁選で思うことは」という質問が飛ぶと、「勝ってよし、負けてよし」とかわした。

 この日、青木幹雄参院自民党幹事長は、周辺にこんな心境を語った。「(橋本龍太郎)会長に対応を一任すると(橋本派内の小泉支持勢力と反・小泉勢力の)どっちかが傷ついてしまう。これまでの経験で小泉さんにだまされたことがない以上、信じるしかない……」

[毎日新聞9月1日] ( 2003-09-01-00:52 )

100とはずがたり:2003/09/01(月) 11:58
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/explosion.html?d=30fuji27327&cat=7

「青木、堀内は派を出ろ!」両派で泥沼内紛 (夕刊フジ)

 9月20日投開票の自民党総裁選に向け、保守本流を自任する橋本、堀内両派の内部抗争が激化している。親分の堀内光雄総務会長が総裁選出馬を辞退した堀内派では、「派閥に相談なく勝手に決め無責任だ。堀内会長が派を出ていくだけだ」(同派幹部)との批判が噴出。最大派閥の橋本派でも、小泉支持を崩さない参院のドン、青木幹雄参院幹事長に「青木さんが(派を)出ていけばいい」と主戦論が台頭し、両派の内紛は派閥分裂の危機をはらんでいる。

 【丹羽氏出馬へ】

 昨29日、東京・虎ノ門の派閥事務所で総裁選出馬が取りざたされる丹羽雄哉元厚相は、古賀誠前幹事長と会談した。

 丹羽氏は会談後、「私は逃げない。私が逃げたら(派は)どうなるのか」と興奮気味に語り、東京駅発の新幹線「あさま」に飛び乗った。

 行き先は長野県・軽井沢。夏休み中の堀内派長老、宮沢喜一元首相に派が大混乱している状況を説明し、自らの出馬意向を表明したもようだ。

 古賀氏も丹羽氏に出馬してもらい、総裁選を乱戦に持ち込み、決選投票で小泉純一郎首相を倒す戦略を野中広務元幹事長らと練り上げる。「選挙後、敵前逃亡した堀内会長に会長を辞めてもらう」との声も出ている。

 【窮地の堀内氏】

 窮地に追い込まれた堀内氏は29日、青木氏との会談後、小泉首相に雇用問題や中小企業対策の充実などを申し入れた。

 堀内氏は記者団に「堀内派として大勢を親・小泉の方向へもっていきたい」と語ったが、小泉首相が堀内氏の提言を実現する保証はない。

 派内には「閣僚ポスト狙いで首相に擦り寄った」(同派幹部)との批判が渦巻き、堀内氏は厳しい立場に陥っている。

 【青木氏への不満爆発】

 藤井孝男衆院予算委員長の立候補の動きが加速する橋本派。小泉支持を打ち出す青木氏は子分の参院議員と対応を協議し、「参院は一致して行動」を確認したが、主戦論が沸騰している衆院側では青木氏への不満が爆発しつつある。

 出馬に意欲を示す笹川堯(たかし)元科学技術担当相は、周辺に「参院が小泉支持なら派閥を出ていけばいい」とブチまけ、別の幹部も「参院は衆院の手を借りずに選挙をやればいい」と突き放した。

 【橋本派ざまあみろ】

 石原慎太郎都知事が支持を約束した亀井静香前政調会長は、大阪市内の講演で「(総裁選の)第一回投票で過半数を取れない場合は(反小泉票を)集中する。約束はできている」とブチまけ、決選投票では反小泉候補の結束で首相再選を阻止する考えを示した。

 総裁選の行方を左右しそうな石原都知事は、日本記者クラブで会見し「どの政党も限界がきている。シャッフル(再編)する必要がある。レゾンデートル(存在価値)があるのは公明党と共産党だけ」とバッサリ。

 「橋本派の体たらくをを見てざまあみろと思う。同派が日本の政治をだめにしてきた」とボルテージを上げた。

 総裁選は近年まれにみる「泥沼の内紛劇」を抱えながら、文字通りヒートアップしている。

[ 2003年8月30日(土)18時0分 ]

101おりーぶの木:2003/09/01(月) 13:13
>>99-100
藤井は橋本派で過半数獲得できるんでしょうかね?参院は確か40人弱と聞いてますがその内の30人くらいは確保できるでしょうからそれだけでも厳しいのでは?

102とはずがたり:2003/09/02(火) 05:23
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=02yomiuri20030902ia02&cat=35

複数候補の容認案、若手反発で撤回…橋本派の亀裂深刻 (読売新聞)

 自民党総裁選への対応で、橋本派は1日、派からの候補を藤井孝男・元運輸相1人に絞りこむ方向となった。しかし、複数候補出馬を容認しようとした幹部に対し、中堅・若手の衆院議員らが反発し、候補を一本化せざるを得なくなるなど、派内の亀裂はさらに深くなっている。

 「(立候補に必要な)20人の推薦人を集めた候補は、仲間として温かく送り出そう」

 会長代理の村岡兼造・元官房長官は1日の幹部会の冒頭、総裁選対応に関する一枚紙を読み上げた。

 藤井氏と笹川尭・元科学技術相の両氏の出馬を認めるものの、派閥の候補とは位置づけず、「友情応援」にとどめる――。主戦派と融和派の調停役を務める村岡氏としては、首相再選支持派が大勢を占める参院側にも配慮した提案だった。

 村岡氏が重ねて、「田中派以来の派閥を割ってもいいのか。野中広務・元幹事長と青木参院幹事長は考え方は違うようだが、派を割ってもいいと思っているのか」と、主戦派の野中氏と、首相支持の青木氏に結束の必要性を説いたこともあり、いったんは村岡氏の主張が通った。

 だが、幹部会メンバーに、中堅・若手議員を加えた運営幹事会に協議の場が移ると様相は一変した。

 幹部会の合意を示した久間章生事務総長らに対し、野中氏に近い吉川貴盛氏ら若手衆院議員が次々と発言を求め、「その合意は『自由投票』という意味か」「派閥から候補を出すのであれば1人に絞るべきだ」などと口にした。橋本派の候補を1人に絞り込むことで首相との対決姿勢をより鮮明にしようという狙いからだ。

 融和派の久間氏は、「自由投票というわけではない」などと釈明したが、若手らは納得しなかった。結局、野中氏が「出馬希望の3人で話し合って1本化できるか、意見を聞いたらどうか」と引き取って、候補1本化の方向が固まった。

 その後、出馬に意欲を示す藤井、笹川、熊代昭彦衆院議員の3氏と幹部による話し合いで、熊代氏は「もう派閥の時代ではない。独自に推薦人を集めて立候補したい」と訴え、橋本元首相が「候補を1本化しようという話と違う。外していただけませんか」と熊代氏を退席させた。

 「鉄の団結」を誇った田中、竹下両派の流れをくむ橋本派で、幹部の結論が中堅・若手議員によってくつがえされるのは極めて異例のことだ。

 3時間以上に及んだ会合終了後、青木氏は、待ち受けた記者団に、「私が何か言うと影響があるから何も言わない」と憮然(ぶぜん)とした表情で語った。青木氏は周囲に「参院の立場は絶対に変わらない」と語るなど、主戦論が強まっている衆院側への不信感を強めている面もあるようだ。

 1日夜の青木氏と景山俊太郎参院議員ら参院橋本派議員との会合では、「衆院議員は、支持率が高い小泉首相を再選させて総選挙を乗り切るしかないはずだ」と、主戦論が根強い衆院側を批判する声が出た。

 橋本派は2日に幹部会、総会を開き、藤井氏に候補者を1本化する方向。焦点は、派としての対応をどうするかだ。

 幹部は、事実上の自主投票としたい意向だが、主戦派から「派の総裁候補である以上、支援するのが当然だ」といった強硬論が出る可能性も出ている。

 藤井氏が出馬しても、参院橋本派は42人の大半が首相支持に回る見通しで、衆院議員58人が藤井氏支持で固まるかどうかも不透明だ。

 衆院側の橋本派幹部は1日、「衆院も一体で、藤井氏を推せる状況ではない」と語った。

 派内の若手には、「衆院選を考えると首相の支持率の高さも魅力だが、小泉改革に反対する特定郵便局や医師会の支援も必要で、総裁選対応に悩んでいる」(当選1回衆院議員)など、態度を決めかねている議員が少なくないからだ。

[ 2003年9月2日3時12分 ]

103初心者です:2003/09/02(火) 10:38
すっごい強気な発言してたくせに、いつのまにか笹川が辞退してるし・・・

自民党橋本派は2日午後、東京都内のホテルで幹部会を開き、9月の党総裁選への対応を協議する。引き続き幹事会と、臨時総会を開催し、派としての最終的な方針を決める見込みだ。
同派では、出馬に意欲を示していた笹川尭副幹事長が1日の幹部会で辞退する意向を示したことから、藤井孝男元運輸相が出馬する見通しとなっている。藤井、笹川両氏は2日午前、連絡を取って藤井氏への一本化を確認する予定。
ただ、青木幹雄参院幹事長ら同派の参院側は、派としての独自候補擁立に反対する構えを崩しておらず、藤井氏が出馬しても事実上の分裂選挙となりそうだ。

http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003sep/02/CN2003090201000032A1Z10.html
同派では藤井、笹川両氏のほか、熊代昭彦衆院議員が出馬に意欲を示し、調整を続けたが、「反小泉」の姿勢を鮮明にする野中広務元幹事長らと青木氏らの溝が埋まらなかった。

104とはずがたり:2003/09/02(火) 11:22
個人的には,多分橋本氏が厚生大臣とかやったつながりで厚生官僚から代議士になった熊代氏(選挙区もお隣)が橋本氏から冷たくあしらわれている↓のが印象的でした。

>熊代氏は「もう派閥の時代ではない。独自に推薦人を集めて立候補したい」と訴え、橋本元首相が「候補を1本化しようという話と違う。外していただけませんか」と熊代氏を退席させた。

105とはずがたり:2003/09/02(火) 11:30

http://www.asahi.com/special/seikyoku/TKY200309010261.html

橋本派、自民総裁選で分裂決定的に 青木氏が首相を支持

 自民党総裁選で最大派閥・橋本派が対応を一本化できず分裂して臨むことが決定的となった。1日の同派幹部会・運営幹事会で、青木幹雄参院幹事長が事実上の小泉首相支持を表明。藤井孝男元運輸相の立候補は確実になるなか、派の4割を占める参院議員は別行動をとる考えを明言したためだ。同派は01年総裁選で橋本元首相を擁立して敗れたが、旧竹下・小渕派時代を含めて分裂選挙となるのは極めて異例。堀内派も首相支持派と反小泉勢力が混在しており、国会議員票(357票)の行方は、橋本、堀内派の動向が焦点となった。

 青木氏の態度表明を受けて、首相支持派は、森、山崎、旧加藤の主流3派と参院橋本派で、国会議員票の過半数179票のうち、約140票を固める計算になる。一方で、反小泉勢力は、1回目投票での首相の過半数獲得阻止に全力をあげて国会議員による決選投票に持ち込み、2位以下連合による逆転を狙う。地方票(300票)の動向は読みにくいものの、橋本、堀内両派は国会議員票全体の約4割を超え、焦点は「国会議員票の過半数を最初の投票で取れるか、取れないか」(中川秀直国対委員長)という攻防となってきた。

 橋本派は当初、1日の幹部間協議で基本方針を決める考えだったが、2日の臨時総会に結論を持ち越した。一方、同派で立候補に必要な推薦人確保にめどをつけていた藤井氏、笹川尭氏のうち、笹川氏が「藤井さんは若くて将来性もある」として立候補を辞退する意向を示したことから、藤井氏を軸に擁立を検討する方向となった。

 また、江藤・亀井派は1日の臨時総会で、亀井静香前政調会長を派閥の候補として擁立することを了承。堀内派では、古賀誠前幹事長が1日の札幌市での講演で、「丹羽(雄哉)会長代行が責任を感じ、(立候補に)強く意欲を燃やしていただいていることは大事にしなければならない」と重ねて強調し、首相の再選支持を表明した堀内光雄総務会長を牽制(けんせい)した。 (09/02 03:00)

106とはずがたり:2003/09/03(水) 22:13
http://www.asahi.com/politics/update/0903/008.html

自民党堀内派、丹羽氏擁立論が難航 高村派は両にらみ

 自民党総裁選への対応をめぐって、堀内派が迷走している。小泉首相支持を表明した派閥会長の堀内光雄総務会長に対し、古賀誠前幹事長は丹羽雄哉会長代行を擁立し「非小泉」で派内を一本化する戦略だが、派内は対決回避の空気も強い。「反小泉」でまとめるのは難しい情勢となりつつある。

 古賀氏は3日、神戸市での講演で「堀内派としても政策論争しなければいけない」と、なお独自候補擁立をめざす考えは示したが、丹羽氏の名前も出さず、慎重な物言いに終始。堀内、古賀両氏が欠席した同日昼の幹部会も、丹羽氏の擁立論は影を潜めたままだった。

 堀内派は当初、古賀氏を含めて亀井静香前政調会長らと一線を画し、政策転換など条件付きで首相支持に回る道を探ってきた。が、古賀氏が反小泉色を強める間に、堀内氏が先んじて首相支持を明言してしまった。

 派内の反応は複雑で、「船長が一番先に逃げ出した」という反発がある一方、「誰もが首相が勝つと思っている。堀内さんが不出馬を表明した時、内心みんなほっとした」(閣僚経験者)との声も出る。

 ただ、古賀氏にすれば今さら首相支持に転じることはできず、堀内氏が目指す自主投票を受け入れれば派内での影響力低下は必至。丹羽氏擁立論も、堀内氏に同調する動きをくい止めるのが狙いだ。

 だが、丹羽氏擁立論は盛り上がらず、幹部からは自主投票と独自候補擁立の中間的な対応を模索する動きが出始めた。

 一つは、丹羽氏が立候補するが派閥候補としない「橋本派型」だ。太田誠一元総務庁長官は橋本派の対応を「ノーベル賞級のアイデア」と絶賛してみせた。さらに、派閥として擁立するものの、決選投票で亀井氏ら反小泉勢力とは連携しないことを明確にする、という構想も浮上している。

 ここにきて古賀氏も「首相の政策に不満を持っているグループも、経済政策や外交・国家観で温度差がある」と、反小泉連合の難しさを認め始めた。亀井氏は「決選投票で野中、古賀両氏と手を結ぶ」と公言するが、古賀氏は明言を避けたままだ。

   ◇

 立候補を決めた高村派会長の高村正彦元外相は、「反小泉」を掲げる他の対立候補とは一線を画し、「反小泉」か「親小泉」か、全体の帰趨(きすう)を見極める戦略だ。ただ、高村氏の動き次第で亀井静香前政調会長らがもくろむ決選投票での「反小泉連合」はしぼみかねない。

 「総裁選に意欲を示したら『反小泉勢力』と決めつけるのはどうか」。8月末の民放番組で高村氏は首相の経済政策を批判しつつ、強調した。

 小派閥の派内には「負け組」に終われば求心力がさらに失われかねないとの心配が消えない。

 2日、亀井氏と共に出演した民放番組で、2位以下連合について亀井氏が「当然だ」と言い切ったのに対し、高村氏は「政策の近い人に」とかわした。立候補の推薦人集めでも、「反小泉」と「親小泉」の間を身軽に動けるよう、無派閥や橋本、堀内、河野グループに加え、首相支持派にも幅広く協力を求める。

 ただ、両にらみ戦略には「明確な主張をしないと、1次試験(推薦人集め)に通っても2次試験(総裁選)で惨敗する」(同派幹部)との懸念も残る。 (09/03 21:03)

107とはずがたり:2003/09/04(木) 00:13
議員板より

67 名前:無党派さん 投稿日:03/09/04 00:03 ID:5XN2hgr1
●支持勢力で判明 小泉首相の怪しい正体●
無能でクビになった森前首相、
変態性欲が問題になっている山崎幹事長、
政官財癒着の大本山・青木参院幹事長。
並べてみると小泉再選は国と国民にとって相当にヤバイ。
…、自民党国会議員の小泉支持理由は全くの私利私欲である。
(後略)
http://gendai.net/contents.asp?c=010&id=6017

108じゃみ:2003/09/04(木) 00:21
今夜、堀内、麻生、小泉が飲み屋で会談。麻生説得に動く。麻生は、GDP2%強に約束が条件らしいが、河野派はあしか11人やったでしょ。

109とはずがたり:2003/09/04(木) 01:07
河野グループが小泉支持でまとまると支援を期待していた高村の立候補が難しくなりますね。

110じゃみ:2003/09/04(木) 01:11
河野グループは、高村を推さないつもり?

111とはずがたり:2003/09/04(木) 01:14
河野洋平が未だに総理にやや色気があるようなので麻生の河野G内での立場も微妙かもしれません。
小泉は青木,堀内,麻生と派閥横断的に執行部入りした連中を各個撃破して数の上での劣勢を挽回しようとしているのでしょう。
小泉陣営の抵抗勢力への妥協が透けて見えるのですがねえ。

112じゃみ:2003/09/04(木) 01:21
自分の息子から、肝臓か腎臓もらっといて、まだ色気だしているのですか。政治家はすごいな。

113名無しさん:2003/09/04(木) 01:27
高村が断念してなおかつ堀内派が自主投票を余儀なくされ、橋本派でも小泉支持派が圧倒して「そして誰もいなくなった」ってなれば面白いのにね(笑)

114とはずがたり:2003/09/04(木) 01:29
亀さんは辞退しないでしょうケド

115じゃみ:2003/09/04(木) 01:39
>>113 最後に残るのは亀ちゃんか。
>>114 亀ちゃん、夜間は高速ロハにするんだと。渋滞必死ですね。

116おりーぶの木:2003/09/04(木) 01:42
いっそ無投票で再選されれば目くらましにもならないのだからそれがベストなんですけどね。
>亀ちゃん、夜間は高速ロハにするんだと。渋滞必死ですね。
民主党は完全無料化ですけどね(笑)

117とはずがたり:2003/09/04(木) 01:46
藤枝,掛川,磐田,浜名湖の各国道1号線のバイパスは夜間無料化されてますがその境目の10時直後が激混みしますね。

118おりーぶの木:2003/09/04(木) 01:47
>>117
完全無料化したらどうなるんざましょ。

119じゃみ:2003/09/04(木) 01:51
完全無料にして、保守点検は大丈夫?

120とはずがたり:2003/09/04(木) 01:53
24時間無料の袋井バイパスは慢性的な渋滞。。
東名・名神の無料化は第二東名・第二名神が出来てからの方が良いかも。
一方で北陸道などはいつもがらがら。無料化してもまず渋滞はしないでしょう。
地方の高速道路が何処もがらがらかというとそうでもなく,平行道路が未整備の三陸道や磐越道の郡山〜いわき間など意外に混んでました。
北陸道は平行する国道8号が整備されてるからでしょうねえ。三陸道や磐越道は2車線だが無料化されたら拡幅が必要になりそう。

また湖西道路はがらがらなのに平行する161号線が雄琴から堅田まで断続的に大渋滞しているのに高額料金のせいかがらがら。無料化したら両道路の交通量が適正化されて効果が高いでしょう。

121おりーぶの木:2003/09/04(木) 01:56
>>119
保守点検より無駄な道路をボコボコ作らないかが心配ですね。まあ民主党政権になればそんな自己否定に繋がるような愚策はしないでしょうがその辺の基準てどうなってるんですかね?とはさん。

122じゃみ:2003/09/04(木) 01:56
湖西道路は高すぎ!下道激混み。湖西はなんとかして。

123とはずがたり:2003/09/04(木) 01:58
>>118-119
保守点検は今でも国道なんかは国費でやってますよね。高速道路はどうなんでしょ。よく知りません。

個人的にはETC搭載を義務化してもっと高性能にしてあんなゲートなしでも課金出来るようにしてちょっと建設費が高い地点でこまめに(本人がしらんまに)徴集すれば良いように思われます。
みんな150円とかけちり過ぎだが,いちいち停車して料金払うのも癪だというのは当然の市民感覚だとも思うし難しいなあ。

124じゃみ:2003/09/04(木) 01:59
今後、高速つくらないとなれば、料金無料ですね。こんど、民主党に投じます。

125とはずがたり:2003/09/04(木) 02:01
>>121
道路財源は限られているから大丈夫でしょう。
それよりも道路欲しい欲しい病に罹っている地方が農道や林道などの建設費を削って自己責任で高速道路バンバン作れるようにすべきでは?

>>122
ですよねえ。あの区間,何とかして欲しいです。

126じゃみ:2003/09/04(木) 02:03
だいたい、京都から東京まで高速使ったら、一人の場合、ガソリンいれて、のぞみより高いのは、おかしいでしょ。

127おりーぶの木:2003/09/04(木) 02:05
>個人的にはETC搭載を義務化してもっと高性能にしてあんなゲートなしでも課金出来るようにしてちょっと建設費が高い地点でこまめに(本人がしらんまに)徴集すれば良いように思われます。
無料化したら無用の長物なのでは?それにしてもETCが普及し出してきた現状では少し間が悪いと思われ(笑)

128じゃみ:2003/09/04(木) 02:06
>>125 財源移譲ですね。少ないなかから、アイデアが浮かびます。

129とはずがたり:2003/09/04(木) 02:06
東名高速と名神高速の建設費の償還そのものが終わっているのに,なお撮られていると云うのがおかしいのかもしれません。

一人でクルマで移動というのがそれだけ贅沢なのかもしれませんが。

130おりーぶの木:2003/09/04(木) 02:09
>>126
おかしいですよね。何をどう考えたって。 新幹線より高かったら意味ないジャン(笑)
そもそも償還出来次第、無料化という前提で料金を徴収していたのですから民営化してしまえば永久に有料のまま固定してしまいます。なぜおかしいとおもわないのかな?国民のみな皆様方は・・・

131じゃみ:2003/09/04(木) 02:10
運転は自分でしょ。しかも自分のくるまで。どうして、ああまで高いかな。

132おりーぶの木:2003/09/04(木) 02:15
>>131
そりゃ有力政治家の皆様方が地元に我田引道したいからですよ。熊しか通らない高速道路造ればそらそうなるわな。まるで国鉄状態。

134とはずがたり:2003/09/04(木) 18:51
http://www.asahi.com/politics/update/0904/002.html

青木氏、民間閣僚の総交代要求 首相支持も正式表明

 自民党橋本派の青木幹雄参院幹事長は4日午前、東京都内で記者団に「腹を決めて小泉支持で行く」と語り、総裁選(8日告示、20日投票)で小泉首相を支持する考えを正式に表明。「中小企業対策、デフレ対策をきっちりやってもらい、挙党態勢を組む。議員中心の内閣を作ってもらえると信じて、支持する」とした。竹中経済財政・金融相ら民間人閣僚の総入れ替えを意味する大幅内閣改造を求めたもので、青木氏はすでに首相にこうした考えを伝えている。

 改造などの条件に首相が応じなかったら、との記者団の問いに青木氏は「愚問だ。前を向いて走っている者に『裏切られたら』、なんて聞くのは反小泉勢力のようなものだ。だまされたことはない」と答えた。

 ただ「道路公団や郵政の問題では(首相と)考え方が大きく違う。道路は、恵まれない地域に手をさしのべるのが政治の役割だ。郵政は国民にとってどういう形が望ましいのか、時間をかけて議論すべきだ」と、首相との政策の違いを認めた。

 一方、橋本派が分裂選挙で臨む事態となったことには「野中(広務元幹事長)さんとは仲がいいが総裁選については考え方が違う。それでもいい」と語った。同派からは藤井孝男元運輸相が立候補するが、派閥所属議員100人のうち参院議員42人の大勢は青木氏に同調の動きをみせている。

 4日昼、青木氏は東京にいる同派参院議員26人とホテルで会合を開き、首相を支持する考えを改めて説明。出席者も同調することを確認した。 (09/04 16:09)

135とはずがたり:2003/09/05(金) 10:45
朝日新聞によると我が地元選出の柳沢は丹羽擁立を断念するように古賀に迫ったような。加藤の乱でもさっさと堀内についたし何処までも駄目だなあ。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/jimin.html?d=04kyodo2003090401000480

丹羽氏擁立、見送りへ 首相に3氏が挑む構図に (共同通信)

 自民党堀内派(50人)は4日午後、同派所属の衆参両院議員を当選期別に派閥事務所に集め、会長代行の丹羽雄哉元厚相(59)の総裁選出馬問題について意見聴取した。この結果、積極論は一部にとどまり、派の独自候補としての丹羽氏擁立は見送る方向となった。5日に最終結論を出す。

 このため総裁選は、江藤・亀井派会長代行の亀井静香前政調会長(66)と橋本派の藤井孝男元運輸相(60)、高村派会長の高村正彦元外相(61)の3氏が、小泉純一郎首相(61)に挑戦する構図がほぼ固まった。

 意見聴取は3グループに分けて行われ、派閥執行部から柳沢伯夫事務総長代行らが出席。いずれも結論は「幹部一任」だったが、丹羽氏を独自候補として擁立すべきとの意見は少なく「負け戦をするのは心配」などと、擁立見送りを求める意見が出た。


[ 2003年9月4日23時58分 ]

136とはずがたり:2003/09/05(金) 10:47
この人を喰ったような喋り方になぜみんないらいらしないのかねえ。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/jimin.html?d=04mainichiF0905m117&cat=2

<政権公約>「成長率2%超は当然」小泉首相 (毎日新聞-全文)

 小泉純一郎首相は4日昼、麻生太郎自民党政調会長と堀内光雄総務会長が山崎拓幹事長に「名目成長率2%超」を政権公約に盛り込むよう求めたことについて「盛り込む盛り込まないはともかく、目標にしているんです。政府の見通しは2%超えていますよ。公約以前の問題。当然でしょ」と述べた。


[毎日新聞9月4日] ( 2003-09-04-23:44 )

137とはずがたり:2003/09/05(金) 17:14
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/jimin.html?d=04mainichiF0905m086&cat=2

<自民党総裁選>「2位以下連合」さらに険しく 反小泉勢力 (毎日新聞-全文)

 自民党総裁選について、堀内派が4日、丹羽雄哉会長代行の擁立を見送り、橋本派に続いて事実上、自主投票となる見通しとなったことで、反小泉勢力が狙う「2・3位連合」への道はさらに険しくなってきた。橋本、堀内両派には元々、小泉純一郎首相の再選を支持したい議員が少なくはなく、派閥のしばりがなくなれば、一気に拡大する可能性がある。堀内派内では「2・3位連合」を探る古賀誠前幹事長への批判も聞こえ始めている。【中川佳昭】

 堀内派の丹羽氏はかねてから「自分が出たいわけではない」と再三、周辺に漏らしていた。しかし同派幹部の古賀誠前幹事長は、橋本派の野中広務元幹事長と連携し、主戦論を展開。丹羽氏に総裁選に出馬するよう強く求めていた。

 しかし、堀内派長老の宮沢喜一元首相は丹羽氏擁立に難色を示したことなどをきっかけに、大勢は主戦論にくみする空気ではなくなってきていた。中堅・若手には「小泉首相でないと衆院選が戦えない」という考え方が、古賀氏が想像している以上に強く、しかも、古賀氏が野中氏と進めている下位連合に対する反発もあった。

 同派中堅幹部は「第1回投票で小泉首相が1位になり、丹羽氏が2位に残れなかったとする。その場合、決選投票で、なぜ他の派閥の候補に投じなければならないのか。支持率の高い小泉首相に投票するのが自然だ」と話す。

 また、古賀氏が丹羽氏擁立と並行して、高村正彦元外相の擁立も考えるという「2枚のカード」(橋本派幹部)を駆使していたことに不快感を示す議員もいる。別の幹部は「堀内派は池田勇人元首相以来の保守本流。三木武夫元首相の流れをくむ傍流の高村派の会長を支持するわけがない。(高村氏支持は)歴史を知らない者のたわごとだ」とまで語った。

 藤井氏が立候補している党内最大派閥の橋本派も、青木幹雄参院幹事長が4日、同派参院議員27人を集め、首相支持を説明し、結束を確認。こうした情勢を受け、自民党内では、森、山崎、旧加藤の主流3派に加え、参院橋本派や堀内派の相当数が首相支持に回ることにより、「小泉首相が第1回目投票で、国会議員357人の過半数(179)を確保できる可能性が強まっている」との見方が出てきている。


[毎日新聞9月4日] ( 2003-09-04-21:55 )

138おりーぶの木:2003/09/05(金) 18:03
>>134
さあどう出る小泉くん?竹中を護れるかな?
>>133.135.137
もうダメぼですな。はっきり言って決選投票に持ち込むこともかなわないと思われ。まあ下手に競って小泉を引き立てるような結果になるよりはいいけど・・

139とはずがたり:2003/09/05(金) 20:12
http://www.asahi.com/politics/update/0905/003.html

「自主的に判断を」 小泉首相、政権公約8日に発表

 小泉首相は5日昼、自民党総裁選が亀井静香前政調会長ら3氏との争いとなる構図が固まったことについて「国会議員や党員の皆さんが自主的に判断していただければいい」と語った。橋本、堀内両派の分裂投票により、首相が国会議員票で優位に立ったとの見方については「それはやってみないとわかりませんよ」とだけ語った。

 また総裁選で掲げる政権公約(マニフェスト)は告示日の8日に発表する方針を示した上で、公約の柱の一つに、若者のフリーターを含めた失業対策や雇用対策を盛り込む考えを示した。いずれも官邸で記者団の質問に答えた。

(09/05 16:40)

141とはずがたり:2003/09/07(日) 21:52
派閥単位の話しやん!

http://www.asahi.com/politics/update/0905/006.html

青木参院幹事長、小泉首相の推薦人に 自民党総裁選

 自民党総裁選で小泉首相の推薦人に、橋本派の青木幹雄参院幹事長も名を連ねることが5日、固まった。森派や河野グループなど首相支持を決めた各派も推薦人の選考作業を進め、山崎派の自見庄三郎衆院議員らが決まった。ただ、各派の人選が首相側の意向で変更されるなど、調整が続いている。

 首相支持を明確にした森、山崎、旧加藤、河野グループの4派は各2人、計8人の推薦人を出す。参院橋本派も2人となる見通しで、その場合は青木氏も推薦人となる予定。首相側は5日に自主投票を決めた堀内派のほか、衆院の橋本派議員からも推薦人が出るよう調整している。

 固まった推薦人は次の通り。(敬称略)

 【参院橋本派】青木幹雄、片山虎之助【山崎派】自見庄三郎、甘利明【河野グループ】石川要三、中馬弘毅 (09/06 00:06)

142とはずがたり:2003/09/08(月) 13:49
今のところ選挙の顔とは成り得ない亀さんが二位になっても逆転は不可能でしょうなあ。
高速道路民営化,郵政民営化という基本政策の不一致のバラバラの小泉陣営は総選挙でどういうマニフェストをつくって来るのでしょうかな?

http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=08fuji27717&cat=7
亀井下位連合大逆転の目…総裁選告示 (夕刊フジ)

 小泉優勢でもギリギリで決選投票となり、下位連合で大逆転も-。8日告示された自民党総裁選(20日投開票)。高支持率をバックに優位を誇る小泉純一郎首相(61)に対し、経済政策の大転換を求める江藤・亀井派の亀井静香前政調会長(66)や、橋本派の藤井孝男元運輸相(60)、高村派の高村正彦元外相(61)が果敢に挑む。夕刊フジでは、選挙分析で定評のある政治評論家の小林吉弥氏に現時点での得票予想(=分析)を依頼した。すると、首相優勢で第1回投票で再選の可能性もあるが、決選投票に持ち込めば、切り崩しの多数派工作次第で大逆転もあり得るという衝撃的結果となった。

 【死闘のスタート】
 「前哨戦は小泉支持派が優勢だったが、反小泉の抵抗勢力も政治生命を賭け、死にもの狂いで仕掛けてくるはず。勝敗はこれから2週間の多数派工作にかかっている。」 こう語る小林氏。
 まず、357票の国会議員票の行方。小林氏は「議員同士の付き合いや過去の経緯もあり、単純な派閥単位の足し算では分析不可能」として個別議員ごとに計算する。
 300票の党員票(地方票)は、各陣営の所属議員の散り方、医師会や郵政、道路など職域団体の動向に加え、前回総裁選での票の出方などを参考にした。
 第1回投票で計657票の過半数329票を上回れば当選となり、過半数に達した候補がいない場合、決選投票となる。以下、別表を参考にしながら第1回投票での得票予想を披露する。

 【小泉純一郎氏】
 後見人の森喜朗元首相(66)や、盟友で「変態愛人疑惑」を引きずる山崎派領袖の山崎拓幹事長(66)、「参院のドン」青木幹雄幹事長(69)、堀内光雄総務会長(73)らで票固めを行い、議員票は181票と出た。
 「小泉さんの政策よりも、『選挙の顔』ということが大きい。ただ、首相の出身母体である森派(60人)や山崎派(27人)からも亀井氏に若干流れる可能性があり、青木氏がまとめる参院橋本派(42人)も一部がこぼれる。堀内派(51人)も小泉氏に行くのは5分の2程度」
 票の行方が不透明な地方票はザッと147票で、「都市部は小泉氏が強い」。合計で328票となり、ギリギリで決選投票となる。
 今後の各陣営による多数派の行方次第では、議員票でプラスマイナス各20票、地方票はプラスマイナス30票と大きく変動し、第1回投票で過半数を得る可能性もある。

 【亀井静香氏】
 亀井氏本人と江藤・亀井派領袖の江藤隆美元総務庁長官(78)、堀内派幹部の古賀誠前幹事長(63)と丹羽雄哉元厚相(59)らで票固めを行い、議員票は116票。
 「亀井氏の経済政策に対する期待票と、首相の政治手法への不満票が流れる。江藤・亀井派(58人)の大半と堀内派の5分の3、橋本派(100人)からも10票前後はくる。『首相支持』を打ち出している河野グループ(11人)も首相一本化とはならない。」
 地方票は122票で、「地元の中国地方をはじめ、小泉不況に苦しむ北海道のほか、県議団が支援する千葉、新潟両県、九州などから幅広く集まる」。合計は238票となる。

 【藤井孝男氏】
 「抵抗勢力のドン」野中広務元幹事長(77)を中心に票固めを行う。野中氏は決選投票での亀井支持と両ニラミ。議員票は38票と少ない。
 「橋本派などから38票前後。やはり、年内確実な総選挙を目前に、参院中心に同派から50票前後は小泉氏に行く。どれだけ食い止められるか」
 地方票は21票で、「地元の岐阜県をはじめ、富山県や茨城県などから入るだろう」。合計は59票。

 【高村正彦氏】
 議員票は22票と最も少ない。 「高村派(16人)中心に22票前後。堀内派や河野グループから若干くるが、高村派から2人ほどこぼれそう」
 党員票は10票で「地元の山口県や四国などから入る」。合計は32票。

 【首相ギリギリ再選 亀井氏が逆転勝利も】
 この得票予想を踏まえ、小林氏は「首相がギリギリ第1回投票で再選を決める可能性もあるが、決選投票に持ち込めば、亀井氏に逆転勝利の余地が出てくる」と分析する。背景を解説する。
 「各派議員の中には、(政策抜きで)小泉支持に転向した派閥幹部たちに対し、『ポストの密約でもあるのか?』といった不満や疑心がある。加えて、反小泉派は野中氏や古賀氏などケンカ上手が多い。これは、あくまで8日時点での得票予想である」

[ 2003年9月8日13時0分 ]

143日帝極右保守反動分子:2003/09/08(月) 18:11
結局、若手は20人の推薦人を集められず候補者を立てられなかったようですね。
この点、自民党の若手は情けないですね。
昨年の民主党代表選では曲りなりにも民主党の若手は
野田佳彦氏を立てたのを比べますと。

小泉再選は間違いないでしょう。
橋本派、堀内派を餌で切り崩しましたし。
やっぱり人事を握っているのは大きいです。
それにもまして支持率と反主流派のタマ不足がものを言っているのですが。

145おりーぶの木:2003/09/08(月) 19:39
 >【首相ギリギリ再選 亀井氏が逆転勝利も】
 >この得票予想を踏まえ、小林氏は「首相がギリギリ第1回投票で再選を決める可能性もあるが、決選投票に持ち込めば、亀井氏に逆転勝利の余地が出てくる」と分析する。背景を解説する。
 >「各派議員の中には、(政策抜きで)小泉支持に転向した派閥幹部たちに対し、『ポストの密約でもあるのか?』といった不満や疑心がある。加えて、反小泉派は野中氏や古賀氏などケンカ上手が多い。これは、あくまで8日時点での得票予想である」
ありえねぇ(笑)

146おりーぶの木:2003/09/08(月) 19:57
>>144
なんかあっと言わせる隠し球があるのかなぁと思ってたら拍子抜けでしたね。俺、奴を少し買いかぶりすぎてたのかもしれん(苦笑)
それと若手はだらしないの一言に尽きる。これだけ派閥の締めつけが意味をなさなくなりつつある現状において推薦人が集まらないのはどうした事だろう?
年功序列を打破したいならむしろ積極的に擁立してある一定の勢力を作り上げ、キャスティングボードを握るって発想にどうしてならないのかな?
改革を打ち出すのならそうしない理由はないはず。少なくとも民主党の若手はそれで発言力を飛躍的に高めたのだから・・・ 要するにかっこいい事言ったところで己の選挙の事以外頭にないって事なんだろうな。
少なくともそう受けとめられても文句は言えまい。これだけ取って見てももはや末期症状であることは疑うべくもないだろう。

147とはずがたり:2003/09/08(月) 20:10
青木に推薦人にまでなって貰ってこれまで以上に小泉改革は骨抜きにならざるを得ないでしょう。
あとはそれを国民がどう判断するかですが。。
郵政と高速道路の結末や如何に。

148日帝極右保守反動分子:2003/09/08(月) 20:14
鉄の団結はどこへやら。
青木の作った山陰道を通りましたがガラガラでしたよ。
道路は片道一車線ながらも立派な道路で真っ直ぐでした。

149とはずがたり:2003/09/09(火) 02:06

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030909-00000132-mai-pol

<自民総裁選>推薦人名簿を提出 小泉氏は橋本派から4人

 自民党総裁選に立候補した小泉純一郎首相、藤井孝男元運輸相、亀井静香前政調会長、高村正彦元外相は8日、それぞれ20人の推薦人名簿を同党総裁選挙管理委員会に提出した。

 小泉氏は、独自候補を擁立した江藤・亀井派と高村派を除く各派閥と無派閥議員から満遍なく推薦人を集めた。

 藤井、亀井両氏の推薦人はそれぞれ所属する橋本派と江藤・亀井派で占められ、派閥頼みの選挙運動になりそう。ただ、橋本派は青木幹雄参院幹事長ら4人が小泉氏の推薦人に名を連ね、「分裂選挙」に突入した。

 高村氏は会長を務める高村派だけでは20人に届かないため堀内、江藤・亀井両派と河野グループ、無派閥議員から推薦人を得て20人を確保した。

 4候補の推薦人は次の通り。(敬称略)

■小泉氏■

《衆院》森喜朗=推薦人代表、安倍晋三(以上、森派)甘利明、自見庄三郎(以上、山崎派)石川要三、中馬弘毅(以上、河野グループ)石破茂、八代英太(以上、橋本派)植竹繁雄、葉梨信行(以上、堀内派)小里貞利、森田一(以上、旧加藤派)石原伸晃(無派閥)

《参院》上野公成、山崎正昭(以上、森派)青木幹雄、片山虎之助(以上、橋本派)阿部正俊(旧加藤派)久世公尭(堀内派)関谷勝嗣(山崎派)

■藤井氏■

《衆院》笹川尭=推薦人代表、高鳥修、津島雄二、大木浩、村井仁、斉藤斗志二、萩野浩基、奥山茂彦、今村雅弘、山口泰明、渡辺博道、吉川貴盛、木村隆秀、岡下信子、倉田雅年、森岡正宏、小泉龍司、岩倉博文(以上、橋本派)

《参院》斎藤十朗、松田岩夫(以上、橋本派)

■亀井氏■

《衆院》谷津義男=推薦人代表、江藤隆美、荒井広幸、栗原博久、阪上善秀、永岡洋治、林省之介、増原義剛、松浪健太、松宮勲、吉田幸弘(以上、江藤・亀井派)

《参院》魚住汎英、柏村武昭、亀井郁夫、後藤博子、椎名一保、中川義雄、仲道俊哉、日出英輔、福島啓史郎(以上、江藤・亀井派)

■高村氏■

《衆院》臼井日出男=推薦人代表、赤城徳彦、伊藤信太郎、大島理森、北川知克、七条明、砂田圭佑、村上誠一郎、山本有二、野田聖子(以上、高村派)鈴木恒夫、森英介(以上、河野グループ)谷洋一(江藤・亀井派)林義郎(堀内派)浜田靖一、平沢勝栄、山口俊一(以上、無派閥)

《参院》有村治子、山東昭子(以上、高村派)林芳正(堀内派)(毎日新聞)
[9月9日0時36分更新]

150とはずがたり:2003/09/09(火) 02:14
これで野中・古賀ラインが一敗地にまみれたのは確実ですな。
反主流を形成するのは亀井派,野中・古賀グループと云う事になるか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030909-00000081-mai-pol

<自民総裁選>橋本派会長代理の村岡兼造氏 小泉首相を支持

 自民党橋本派会長代理の村岡兼造元官房長官は8日、総裁選への対応について「4候補者は皆立派な方だが、私は総合的に判断し、小泉純一郎首相を支持することに決めた」と述べ、首相支持を正式に表明した。国会事務所で記者団に語った。

 橋本派からは、藤井孝男元運輸相が立候補しているが、村岡氏は「藤井氏とは親しい関係だが、総裁選とは別の話だ」と述べた。これまで対応が明確でなかった衆院橋本派幹部の村岡氏が首相支持を打ち出したことにより、藤井氏支持の多い同派衆院議員の中から小泉支持に回る議員が相次ぎそうだ。同派は、藤井氏を支援する野中広務元幹事長らと、首相を支持する青木幹雄参院幹事長らとの間で意見が対立し、事実上の分裂選挙となっている。村岡氏は「派閥で藤井氏を候補として出すと決めたわけではない。派閥が個々の議員の対応を縛る時代ではない。個人として首相を支持する」と語った。【犬飼直幸】(毎日新聞)
[9月9日1時49分更新]

151とはずがたり:2003/09/09(火) 17:40
総裁選で「政策が違うものが支持しておかし」くないというなら総裁の基準はなに?ただの人気投票か。まあ青木にとってはそうか。

http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=030909163255X783&genre=pol

小泉首相支持への批判に反論=青木自民参院幹事長

 自民党の青木幹雄参院幹事長は9日午後の記者会見で、総裁選で青木氏が郵政民営化や道路公団改革をめぐり意見が対立する小泉純一郎首相を支持していることに批判があることについて「(首相を)支持はするが、郵政と道路の問題では政策的に考え方が違っていると申し上げている。郵政と道路だけを見て総裁選をどうするという問題ではない。政策が違うものが支持しておかしいという議論は成り立たない」と反論した。

152日帝極右保守反動分子:2003/09/09(火) 19:13
>>149
勝栄さんが高村の推薦人なのは意味深ですね。
ただの名前貸しなんでしょうか。

153おりーぶの木:2003/09/10(水) 12:57
作読さんのページ、自民党総裁選情勢
http://sakudoku.at.infoseek.co.jp/2003Sousaisen.htm

154とはずがたり:2003/09/10(水) 13:13

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030910k0000m010116002c.html

政界引退:野中氏、反小泉が「最後の狙撃」に

 77歳の野中広務氏はかつて、国会議員としての自分を「人生の付録」と語っていた。青年団運動を経て25歳で京都府園部町議になり、33歳で町長、41歳で京都府議、53歳で副知事と、地方政界の階段を上りつめ、地元にある重度身障者施設の運営に「余生をささげようとしていた」ためだ。

 衆院初当選は57歳。中央政界では遅咲きだったが、自民党の野党時代、予算委員会を舞台に細川政権を攻撃する舌鋒の鋭さで頭角を現した。

 当時の野中氏を駆り立てていたのは、政敵・小沢一郎氏へのおん念。村山政権で初入閣(自治相)後に出版した著書「私は闘う」には小沢氏について「私の死後明らかになるよう書き残しておいている」との記述まである。幹事長だった森喜朗氏を「政治家としての資質を疑う」と論難したこともあった。いつしか「政界の狙撃手」の異名を取るようになる。

 自分より序列が上と見られる政治家に挑み、捨て身の攻撃を仕掛けることで力をつけるのが野中流だ。その手法は、旧小渕派の実力者だった故梶山静六元官房長官に対しても向けられた。

 97年4月、野党新進党の賛成を得て沖縄特措法改正案が衆院を通過する際、梶山氏と小沢氏とによる「保・保」連合のにおいを嗅ぎ取った野中氏は「今回の審議が再び大政翼賛会的にならないよう、若い皆さんにお願いしたい」と本会議場で訴え、くぎを刺した。

 しかし、98年参院選で自民党が惨敗した後、小渕内閣の官房長官に就任した野中氏は、参院での過半数割れに苦しみ、かつて「悪魔」呼ばわりした小沢自由党との自自連合、さらに自自公「巨大与党」の結成に踏み切る。この際に吐いたのが「小沢氏にひれ伏してでも」のセリフ。自ら「大政翼賛会」的な与党構成を進めたことから、変節漢の批判を招いた。

 村山政権から橋本、小渕、森政権での約7年間、野中氏は政局のキーマンであり続けた。森政権の樹立を密議した「五人組」の一人であり、01年4月の総裁選では本人の出馬も取りざたされた。しかし、同総裁選を経て生まれた小泉内閣は、野中氏を取り巻く政治環境を一変させた。

 小泉純一郎首相は野中氏の影響下にある郵政3事業の民営化を打ち上げ、野中氏を「抵抗勢力のドン」に仕立て上げた。さらに小泉首相の電撃的な訪朝で拉致被害の実態があらわになったことは、長く北朝鮮とのパイプ役だった野中氏を追い込んだ。社会的弱者に心を配る野中氏の一面も、かすみがちだった。

 「独裁者」と反発する野中氏に「嫌なら私を代えればいい」と受け流す小泉首相。その小泉氏の総裁再選が濃厚になる中、野中氏は引退表明によって「最後の狙撃」を試みたのかもしれない。【古賀攻】

[毎日新聞9月10日] ( 2003-09-10-01:10 )

155おりーぶの木:2003/09/10(水) 14:19
>>155
これで衆院橋本派の日和見連中はこぞって小泉支持に走るんでしょうね。

157おりーぶの木:2003/09/12(金) 18:14
>>156
マジっすか?でも実現の可能性は怪しいと思うが・・・
そもそも慎太郎の売りは強いリーダーシップの元での改革路線なわけだから抵抗勢力の親玉である亀井と組んだ時点で今まで築き上げてきたイメージを壊す事になりかねない。
そもそも亀井は慎太郎の合意を得ての新党発言をしたのだろうか?単なる先走りでいつのまにか腰砕けに終わりそうな悪寒(笑)

158とはずがたり:2003/09/12(金) 18:17
2ちゃんでは亀井が新党とは一言も云って無いじゃないかというつっこみが入ってました。
確かにその通りだ。
参加者,亀井,徳田ぐらい?笑

159おりーぶの木:2003/09/12(金) 18:28
もしホントにそうなら今ごろ祭りでしょうからね(笑)

160日帝極右保守反動分子:2003/09/13(土) 23:08
野中がいくらたんかを切っても
野中自身が既にレイムダックなので
亀、藤井陣営の引き締めにはなったとしても
勢力拡大とは到底なりえないでしょう。
>>156
両者ともに政治生命の寿命が迫っているので必死といったところでしょう。
別に二人は元々仲がよいのでそれほど不思議な組み合わせでは
ないと思いますが。
それよりも両者の必死さが窺えます。

163とはずがたり:2003/09/14(日) 18:13
http://www.asahi.com/politics/update/0914/003.html

総裁選、「派閥崩壊」に温度差 首相、亀井氏はフル回転

 橋本、堀内両派が分裂投票となるなど「派閥崩壊」のなかで進む自民党総裁選。ただ実動部隊はやはり派閥。その崩壊度が各陣営の運動にも大きく影響している。

 初の4候補そろいぶみでの地方遊説となった13日の札幌市での街頭演説会。亀井静香氏は「全国の景気がよくなれば、観光客が北海道にどんどんやってくる」。

 その陣営の戦略は、派閥の組織・資金力をフル稼働させるドブ板選挙。橋本派に次ぐ規模を背景に、オーナーの亀井氏が束ねる。所属議員のノルマは1人当たり「2万件以上の電話作戦」で、党員名簿から住所を割り出し、政策パンフレットを持っての戸別訪問も。

 「焼け野原だと亀井さんは言うが、(経済は)明るい兆しが出てきた」。演説会で反論した首相は「脱派閥」を掲げ、マスコミへの出演以外は支持団体への働きかけもしない。だが、代わりに出身派閥の森派と山崎、旧加藤の3派が支える。

 支援団体回りは、森派議員がした翌日は山崎派議員が、など派閥で波状攻撃。党の部会長や大臣経験者を振り向ける念の入れようだ。13日の陣営の作戦会議には、特定郵便局長や看護師、JRなど団体ごとに支持の度合いを○△×に分類した資料も出た。

 「派閥の機能は壊れた」と言う首相だが、足元では健在そのものだ。

 一方、「派閥崩壊」の影響をもろにかぶっているのが、皮肉なことに最大派閥・橋本派出身の藤井孝男氏の陣営だ。

 参院橋本派を率いる青木幹雄氏らが首相支持に回り、業界団体のまとまった支持は当てにできない。「県単位でお願いした方が効果的」と、この週末に地元に戻る陣営の議員にハッパをかけた。

 野中広務氏の引退表明の影響もある。「選対が引き締まった」との声もあるが、「総裁選後に派閥はどうなるのか」。若手に先の不安も広がる。

 高村正彦氏の陣営は小派閥ゆえ、運動の手足となる議員や秘書の不足に頭を悩ます。好材料は外相時代に培った知名度。「政策の高村」を印象づける作戦しかない。

 ただテレビなどでの討論会では発言の機会が少なめだ。「公平にやってください」と司会に食ってかかる場面もあった。

(09/14 12:56)

164とはずがたり:2003/09/15(月) 10:46
http://www.asahi.com/politics/update/0915/003.html

首相圧勝なら山崎、竹中氏留任も 構造改革堅持を前面に

 小泉首相が「10月解散」の意向を固めたことで、総裁選後の内閣改造・自民党役員人事は、どんな布陣で野党との対決に臨むか、判断の分かれ目になる。山崎拓自民党幹事長らは「総裁選圧勝」なら、山崎氏や竹中経済財政・金融相は留任し、構造改革の堅持を旗印にする――との戦略を描く。一方で、青木幹雄参院幹事長らは両氏の交代を求めている。首相の判断は今後の政権運営をどの勢力に依拠するかの試金石にもなる。

 山崎氏や首相の周辺は21日に人事を終え、26日の臨時国会召集を検討している。党内調整の時間を最小限に抑え、山崎氏らの留任への抵抗を抑え込むためだ。青木氏や森前首相はこれに反発。「今回は首相が名簿を出して終わりとはいかない」(森派幹部)と牽制(けんせい)する。

 女性スキャンダルを抱える山崎氏には「総選挙を戦えない」との声が自民党内に根強いが、首相には、山崎氏以外に選挙指揮や党務を任せられる人物がいない。首相が大差で再選されれば、山崎氏留任を押し切るとの見方も出始めた。

 竹中氏も構造改革路線の「看板」で、交代させれば路線後退のイメージはぬぐえないし、支持率に跳ね返る危険性もある。このため、折衷案として竹中氏が併任する「経済財政」「金融」の一方に専念させる案も浮上している。

 解散時期について山崎氏は、年内解散を早く確定させたい公明党と連携し、「10月10日解散」というシナリオを描いてきた。一方、中川秀直国対委員長は臨時国会で最低限、首相の所信表明演説と代表質問、予算委員会は行う必要があると主張。解散を10月14日の衆院統一補選の告示後まで広げて検討すべきだとの意向を示してきた。

 10月は首相の外交日程が目白押し。7、8日にはインドネシアで東南アジア諸国連合と日中韓の首脳会談があり、17日にブッシュ米大統領が来日する。20、21日にはバンコクで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する予定。具体的な解散の日取りは、こうした日程に加え、臨時国会で野党の出方を見極めたうえで判断することになる。 (09/15 10:21)

165日帝極右保守反動分子:2003/09/15(月) 10:49
>>164
青木や堀内と問題にならないんでしょうか?

166日帝極右保守反動分子:2003/09/15(月) 10:50
>>163
派閥崩壊なんて嘘でしょう。
小泉陣営が橋本派と堀内派を切り崩しているだけの話じゃないですか。
この点のみ亀の主張は納得できます。

168とはずがたり:2003/09/16(火) 23:18
山拓を幹事長にすると落選した場合選び直さねばならないから大変等という声もあるようですが…。

http://rd.yahoo.co.jp/M=300078210.300533718.302221937.300521790/D=jp_headln/S=2077084084:N/A=300366075/R=0/id=flashurl/*http://035000.com/?xtr=1T00&fr=YKNSU&on=728_30521

山崎幹事長、留任へ 堀内、麻生氏の閣僚転出も

 小泉純一郎首相は20日の自民党総裁選後に、幹事長、政調会長、総務会長の党3役を同日中にも内定したい考えだ。山崎拓幹事長に対しては「選挙の先頭に立てない」などと交代を求める声が少なくないが、首相の信頼が厚く、留任する方向となった。
 麻生太郎政調会長と堀内光雄総務会長も留任の可能性があるものの、在任期間がともに2年5カ月に及ぶことを踏まえ、経済閣僚への転出などが検討される見通し。
 両氏が交代する場合は、「挙党態勢」構築を目指し、規模の大きい橋本派や江藤・亀井派からの後任起用が望ましいとの声が首相に近い党幹部から出ており、久間章生元防衛庁長官や平沼赳夫経済産業相らの名前が取りざたされている。ただ、首相は総裁選で掲げた公約など「小泉改革」への協力を確約することを起用条件にする意向とみられ、調整難航も予想される。(共同通信)
[9月16日22時18分更新]

169とはずがたり:2003/09/18(木) 13:26
100人全員の名前わからんのん?

http://www.asahi.com/special/seikyoku/TKY200309180168.html
小泉陣営が決起大会、各派から約百人が参加 総裁選

 自民党総裁選で再選をめざす小泉首相を支援する陣営の総決起大会が18日、自民党本部で開かれた。首相の出身派閥の森派や山崎、旧加藤の主流3派に加え、自主投票の橋本派や堀内派などから陣営の調べで約100人の国会議員が集まった。

 首相はあいさつで「選挙が終われば、いろいろ経緯があっても一致協力する環境を作ることも大切だ。皆さんの支援を改革に生かしたい」と述べ、総裁選後は挙党態勢作りに取り組む姿勢を強調。「選挙は開けないとわからない。最後まで変わらない支援を」と呼びかけた。

 森前首相は「勝利と言われているが、もっと冷静になるべきだ。地方票の中身は最後まで分からない。勝利か敗北かは神のみぞ知るだ」と、楽観ムードを引き締めた。麻生太郎政調会長は「満開の花も、一夜にして散ることもある。勝利してもおごることなく、挙党一致態勢をとってもらいたい」と注文をつけた。

(09/18 12:07)

172とはずがたり:2003/09/20(土) 10:20

http://www.asahi.com/politics/update/0920/003.html
青木、森両氏、首相に山崎氏の幹事長交代迫る

 自民党の青木幹雄参院幹事長と森前首相は19日夜、20日の総裁選後の党三役人事で山崎拓幹事長の交代を強く求め、小泉首相が受けいれない場合は協力関係を見直す考えを確認、首相にこうした考えを伝えた。だが、首相が回答を避けたため、青木氏らは首相の最終決断をみて内閣改造やその後の政権運営への対応を判断することにした。首相があくまで山崎氏の留任にこだわり、青木、森両氏が態度を硬化させれば、総裁選後の人事や政治日程が混乱しそうだ。

 首相は19日夜、官邸で記者団に対し、「山崎氏は今までも努力してくれたし、(今後も)協力は必要だ」「(幹事長に)適任だからやってきてもらった」と語った。このあと、青木、森両氏は都内のホテルで会談し、対応を協議。関係者によると、挙党態勢をとるうえで山崎氏の幹事長交代は「党の常識だ」との認識を確認。かりに留任となれば直後の改造や「10月解散」に向けた国会運営などで協力が困難になるとの厳しい認識で一致した。しかし、首相は、青木氏らの要求に対して最後まではっきりとした返事をしなかったという。

 森氏らはこれまで、政策転換や人事面で党側の要求を通していくうえで山崎氏の存在が障害になるとみてきた。さらに総裁選で青木氏が「挙党態勢」を条件に首相支持をした経緯から、人事面で要求が通らない場合は政治力が低下するとの危機感もある。

 首相は総裁選後、党三役人事に着手、21日には正式に決め、与党党首会談を経て22日には改造内閣を発足させる日程を考えている。首相が山崎氏留任で押し切ろうとすれば、総裁選での首相支持勢力内で亀裂が生じ、竹中経済財政・金融相ら経済閣僚も含めた人事調整が混乱する可能性が出てくる。

 一方、内閣改造では19日までの調整で、福田官房長官に続き、公明党の坂口厚労相の留任が固まった。公明党が非公式に留任を要請し、首相側も受け入れた。

(09/20 03:02)

173とはずがたり:2003/09/20(土) 22:50
http://www.asahi.com/politics/update/0920/005.html
小泉首相、大差で自民総裁再選 10月解散を表明

 自民党総裁選は20日、投開票が行われ、小泉純一郎首相が国会議員票と地方票を合わせた全体の約6割にあたる399票を獲得、他3候補に大差をつけて第1回投票で再選を決めた。同日夕の記者会見で首相は衆院解散について「緊迫した気持ちで臨時国会に臨む」と述べ、26日に臨時国会を召集し、10月中に解散に踏み切る考えを表明。21日に自民党役員人事、22日に内閣改造を行う方針も示した。首相支持派内では、山崎拓幹事長の処遇を最大の対立点に主導権争いが激化しているが、首相としては、総選挙に臨む態勢作りを急ぐ構えだ。

 会見で首相は、解散日程について「臨時国会の最中、10月14日から衆院統一補選が始まり、26日が投票日なので、臨時国会での野党の出方も見守らないといけない。その中で判断したい」と語った。山崎氏や公明党は補選告示前の「10月10日解散」を検討してきたが、臨時国会で、11月1日に期限切れになるテロ対策特措法の改正案を、10月10日までに成立させることが出来るかどうかは、野党の出方次第。首相もそこを見極めたい考えだ。

 一方、党人事・内閣改造について首相は「党内のバランスを考えながら挙党態勢をつくるのも大事」としつつも「不満は承知だが、派閥単位で領袖(りょうしゅう)に推薦を求める手法はとらない」と語った。「人によって挙党態勢の意味合いが違う。改革に邁進(まいしん)できる態勢を私の責任でつくる。批判は甘んじて受け、結果で責任をとるしかない」とも指摘した。

 党役員人事をめぐっては、「挙党態勢」を条件に首相を支持した青木幹雄参院幹事長と森前首相が、山崎氏の幹事長交代を求める姿勢を変えていない。首相が応じない場合、「森氏が森派会長をやめ、青木氏は参院幹事長をやめるだろう」(党三役の一人)と、政権運営が混乱するとの見方も出ている。

 さらに、青木氏らは、内閣改造でも竹中経済財政・金融相ら民間人閣僚の総入れ替えも求めており、対立がさらに深刻化する可能性もある。

 党内には、首相の国会議員票が事前の予想を下回ったことに対し、「挙党態勢を組まなければ駄目だという結果だ」(藤井孝男氏陣営幹部)との受け止めが広がっているが、首相側は逆に地方票の7割近くを得たことを重視、「首相に対する国民全体の期待の表れだ」(森派幹部)と強気の姿勢だ。

 一方で、「10月10日解散」を主導してきた山崎氏の交代に首相が踏み切った場合は、解散日程にも影響を与える可能性が出てくる。首相とともに構造改革路線に立ち、抵抗勢力を牽制(けんせい)してきた山崎氏が留任するかどうかは、総選挙に向けて政権の性格を決定づける意味も持つだけに、首相は厳しい判断を求められそうだ。

 <各候補者の得票(敬称略)>

       地方票  議員票  計(得票率%)

小泉純一郎  205  194  399(60.7)

亀井 静香   73   66  139(21.2)

藤井 孝男   15   50   65( 9.9)

高村 正彦    7   47   54( 8.2) (09/20 22:13)

174おりーぶの木:2003/09/20(土) 22:56
>>173
茶番は終わった。さあどう帳尻合わせるかね?小泉さん。
しかし安倍官房副長官が副幹事長では拍子抜けだな。外務大臣か防衛庁長官辺りに起用して人気取りすると思ったのだが。

175とはずがたり:2003/09/20(土) 23:17
399というのは絶妙の得票なのか?

http://www.asahi.com/politics/update/0920/009.html
議員票は伸び悩み200票台届かず 総裁選で小泉首相

 20日、投開票が行われた自民党総裁選は、国会議員票(357票)と、各都道府県に4〜10票が割り振られ、各候補が獲得した党員・党友票に比例して配分される地方票(300票)の計657票で争われた。

 小泉首相は焦点になっていた地方票で68%を獲得。投票総数における得票率は57%で、01年総裁選の58%とほぼ同じだった。

 議員票は54%を得たが、確実視されていた200票台には届かず、陣営も「20票から30票足りない」(森前首相)と認めた。派閥単位で首相を支持したのは森派(59人)と山崎派(27人)、旧加藤派(14人)。さらに堀内派(51人)や、橋本派(100人)のうち青木幹雄参院幹事長が率いる参院(42人)の大半の支持を見込んでいた。首相が圧勝すれば、党内バランスが崩れると懸念した首相支持派の一部が他候補に流れた、との見方が党内では大勢だ。

 反小泉勢力は「圧倒的な差ではなく、『政策的僅差(きんさ)』。小泉支持票と、非小泉票の合計の差はわずか30票だ」(江藤・亀井派中堅)と指摘する。

 江藤・亀井派(59人)の亀井静香前政調会長は議員票で派閥の数を上回り、地方票も24%。首相の構造改革路線に不満を持つ層をある程度すくい上げた。

 藤井孝男元運輸相は出身の橋本派の分裂選挙で苦戦したが、議員票で50票を確保。支援した野中広務元幹事長は「知名度が低いなか、悲願の50票を得ることができた」と話した。

 高村正彦元外相は議員票で高村派16人を大きく上回る47票を得た。高村氏は「陣営の読んだ最高限度より多かった。私の政策が理解された」と語った。党内では「無派閥や小泉支持と反小泉で割れた堀内派の票が流れた」(高村派議員)との見方が出ている。

(09/20 22:20)

176おりーぶの木:2003/09/20(土) 23:20
>>175
圧勝に違いはないと思うが・・・欲張りすぎ。

177とはずがたり:2003/09/21(日) 11:29
山崎氏幹事長退任で副総裁へ!
NHKニュース速報より

178とはずがたり:2003/09/21(日) 11:30
さらに幹事長に安倍氏だって。彼に党内調整できるのか?

179とはずがたり:2003/09/21(日) 12:05
こんな記事も。森派の意向を逆手に取ったか?

http://www.asahi.com/politics/update/0921/002.html
安倍官房副長官が退任へ 森派意向で党副幹事長に

 安倍晋三官房副長官が内閣改造を機に退任することが20日、固まった。複数の首相周辺が明らかにした。在任期間が3年を超えたことなどから、所属する自民党森派の森前首相が小泉首相に「党副幹事長として総選挙を担当させたい」と打診し、首相も了承した。

 安倍氏は北朝鮮による拉致問題について首相官邸内で中心的な役割を担い、政府の拉致問題専門幹事会の議長を務めてきた。昨年の日朝首脳会談の準備をした田中均外務審議官を「対話だけで北朝鮮の態度は変わらない」と批判し、「対話と圧力」路線を主張した。

 拉致被害者の家族らから留任を求める声が出ているため、政府は19日の幹事会で、拉致問題に対する政府の方針を内閣改造後も変えないことを確認している。

(09/21 03:02)

180とはずがたり:2003/09/21(日) 12:09
NHKによると政調会長に橋本派の額賀だって。

181とはずがたり:2003/09/21(日) 12:21
堀内総務会長留任。

額賀って村岡系?青木系?

182とはずがたり:2003/09/21(日) 16:12
小泉総裁
山崎副総裁←青木・森の幹事長更迭要求を汲む
安倍幹事長←選挙の顔
久間幹事長代理←選挙実務・実権は青木系橋本派へ
堀内総務会長←古賀潰し
額賀政調会長←青木系
中川国対委員長←留任

村岡兼造スレよりとは改

155 :橋本派人脈図 :03/06/08 17:49 ID:23f4vmxM
村岡系
村岡兼造、●藤井孝男、野呂田芳成、久間章生,綿貫民輔、保利耕輔
青木系=参院
青木幹雄、●額賀福志郎、片山虎之助
野中系
野中広務,(●鈴木宗男)、西田司,奥山,菱田
独立系
橋本龍太郎

●;平成研の次世代リーダーの3人

513 :無党派さん :03/09/12 06:39 ID:+C2ulpns
http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2003/09/12/03.html
「橋本派分裂」と題された怪文書は、同派が分裂した場合の新派閥の構成を想定したもの。
同派所属の全議員100人が、青木幹雄参院幹事長を筆頭にした「青木派」(40人)、
村岡兼造元官房長官(同派会長代理)の「村岡派」(21人)、藤井氏の「藤井派」(29人)、
野中氏の「野中派」(10人)の計4派に分けられている。

183とはずがたり:2003/09/21(日) 16:16
論功恩賞人事で平成研の村岡系から久間,青木系から額賀,宏池会の堀内系から本人,野中系,藤井系,古賀系,亀井系は徹底的に干す陣容か。
あと注目は平沼,竹中,蔵相辺りの人事か。
江藤亀井派へは平沼辺りを使って揺さぶりをかけてくるのでは?

184とはずがたり:2003/09/21(日) 16:19

http://news.fs.biglobe.ne.jp/politics/ym20030920ia24.html
自民総裁選、非主流派にさまざまな「傷跡」

 小泉首相が圧勝した20日の自民党総裁選は、非主流派にさまざまな「傷跡」を残した。特に、分裂選挙に追い込まれた橋本派内では、藤井孝男・元運輸相を推した野中広務・元幹事長らと、小泉首相支持に回った青木参院幹事長らとの対立が続いている。内閣改造を機に、派内の対立が再燃する可能性も出ている。

 ◆結束強調◆

 橋本派会長の橋本元首相は総裁選後の20日夕、都内のホテルで開かれた藤井陣営の会合で、「藤井陣営に来なかった人もいるが、一致団結していこう。総選挙では全員を当選させなければいけない」と語った。

 橋本派では、青木氏ら参院議員の大勢と、村岡兼造・元官房長官ら衆院議員の一部が首相支持に回った。橋本氏の発言は、衆院選準備に早急に取り組むことで、派内の結束を図りたいとの考えをにじませたものだ。同派は22日に幹部会を開き、衆院選への対応などを協議する。

 ◆強硬論も◆

 しかし、今後、同派が雪解けムードに向かうかどうかは微妙だ。

 藤井氏支持議員の間には、「一番大事な時に、別行動を取った人とは一緒にやれない。青木氏らは除名だ」(当選2回の衆院議員)といった不満がある。藤井氏が議員票で同派所属議員100人の半数にあたる50票を獲得したことで、藤井氏を支持した議員からは「派閥が割れても、信頼ができる仲間と結束した方がいい」(当選1回の衆院議員)などと、派閥分裂も辞さない強硬論も出ている。

 藤井氏支持議員の最大の標的となっているのは村岡氏だ。「村岡氏が党のポストにつくことだけは許せない」といった声が出ている。村岡氏は総裁選後、記者団の質問に「何も言いません」を4回も繰り返した。

 青木氏に対しても、藤井氏周辺からは「42人の橋本派参院議員のうち、数人は藤井氏を支持した。参院内にも青木氏への不満がある」(橋本派中堅議員)と受け止める向きもある。首相が青木氏らの反対を押し切って山崎幹事長留任を決めれば、青木氏への風当たりが強まるのは必至だ。

 一方で、首相支持派にも「藤井陣営から一方的な批判を浴びた。簡単には水に流せない」(同派閣僚経験者)との声があり、感情的なしこりとなったことがうかがえる。

 ◆対立感情◆

 堀内派の堀内総務会長や古賀誠・前幹事長ら幹部4人は20日、都内のホテルで会談し、「今後は結束していく」ことで一致した。

 が、首相を支持した堀内氏らと、対抗馬擁立を目指した古賀氏との対立感情は解消されていない。

 堀内氏は20日、記者団に「派内の8割が一緒になって(小泉首相支持で)行動した。派の結束と行動に支障はない」と語り、新たな主流派として首相を支える方針を強調した。

 これに対し、古賀氏は「私と首相の国家観が違う以上、言うべきことは言う」として「是々非々」の立場を取る意向を示した。

 一方、亀井静香・前政調会長を擁立した江藤・亀井派会長の江藤隆美・元総務庁長官は20日の同派会合で、「一糸乱れず、不満もなく、亀井氏を担いで頑張った」と同派の結束ぶりをアピールした。

 しかし、同派からの離脱を表明した中山正暉・元建設相をはじめ、旧中曽根派系の数人は首相に投票したとみられている。

186おりーぶの木:2003/09/21(日) 22:41
しかし大胆やなぁ。確かに実質的に橋本派が握っているとはいえ、思いきった人事だ。
こりゃ厳しいわな。

187とはずがたり:2003/09/22(月) 11:12
結局山崎が幹事長やん!これはすげえ。小泉,名を譲って実を取ったねえ。
まあ山拓に候補者調整の実力がそうあるとは思えないんだけど。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030921-00000014-yom-pol
次期衆院選の候補者調整、山崎氏が担当

 自民党は21日、公明、保守新両党との次期衆院選の候補者調整について、山崎副総裁が担当することを決めた。衆院選が11月にも行われるため、これまで幹事長を務めていた山崎氏が適任と判断した。

 同日夜の与党3党首会談でもこの方針を確認した。(読売新聞)

[9月21日23時17分更新

188とはずがたり:2003/09/22(月) 12:09
安倍は外交しか頭にないし構造改革には熱心というわけではないから森・青木も可なんだな。

http://www.asahi.com/politics/update/0922/004.html
再選の夜、首相から安倍氏に「重責来ても断るな」の電話

 「相当な重責が来るかもしれないが、断らないように」。そこで携帯電話はぶちっと切れた。

 受けたのは、安倍晋三氏。電話の主は、小泉首相だった。

 自民党総裁選が終わった20日深夜のこと。首相は一気に動く。10時すぎ堀内光雄総務会長の携帯に電話し留任を頼む。麻生太郎氏にも電話で「他の仕事で支えてくれ」と政調会長交代を告げる。

 そのころ、幹事長の山崎拓氏は党幹部に「小泉の判断を待っている」と話していた。安倍幹事長人事もまた、当事者だけに伝えて電撃的に決める小泉流だったのだ。

 21日朝。森派会長の森前首相から安倍氏にだめ押しの電話が入った。
 「オレは伝達する立場でないが、君が断ると党が大変なことになる」
 「当選回数から言って、とても。無理です」
 固辞する安倍氏を、森氏は説き伏せた。「今さら山崎に戻すわけにはいかない。それに総選挙の際、テレビの党首討論で菅(民主党代表)の前に座るのは総裁でなく幹事長だ。君しかおらん」

   ■   ■

 安倍幹事長誕生につながる「山崎降ろし」が激化したのは、総裁選告示まもない10日夜だ。

 都内で森氏と青木幹雄参院幹事長が山崎氏に自発的な辞職を迫る。「ぼろぼろになる前に身を引いた方がいい」。山崎氏は答えた。「私が納得する人だったら、代わっても構わない」

 直後から党内で後任候補が噴出した。堀内、麻生両氏、橋本派の村岡兼造会長代理、そして森氏本人まで。ただ、首相は剣が峰に立っていた。

 青木、森両氏らの協力なしに内閣改造から総選挙までの政局運営が持つか。抵抗勢力への盾だった盟友を切って党側の要求に屈した印象を与えれば、世論の失望を生むのではないか……。

 総裁選が終わった20日夕。青木氏は党本部の総裁室に首相を訪ねた。首相が居合わせた山崎氏に席を外させると、青木氏は切り出した。

 「これが返事を頂く最後のチャンスだと思っている」。首相は「森さんと青木さんの気持ちはよくわかりました」と答えた。「あそこまで言われたら、信用するしかないわね」。その夜、会合で同席した党幹部に青木氏は漏らした。

 だが、首相周辺では善後策が進んでいた。「安倍氏の人気をこれからの選挙に使えないか」。側近は首相にこう進言していた。首相と親しい政界関係者も「山崎氏に代わることができるのは福田(官房長官)か安倍しかない」。首相周辺の目は、論功行賞や党内融和の印象を残しかねない党幹部ではなく、「側近」と「選挙の顔」に向いていた。

 三役人事が決まった直後、首相周辺は満足そうだった。「安倍氏なら選挙の顔になるし、『党がこう言っている』とうるさいことも言わない。森、青木両氏からも文句は出ないし、山崎氏も副総裁なら、メンツが立つ。絶妙の人事だ」 (09/22 09:11)

190とはずがたり:2003/09/22(月) 13:28
保守新党は防災担当・有事法制担当の井上喜一だけ?勢力相応か。小池も入ったけど。

191とはずがたり:2003/09/22(月) 14:09
総務大臣/麻生太郎(河野G)    法務大臣/野沢太三(参・森派) 
外務大臣/川口順子(民間)     財務大臣/谷垣禎一(小里G)
文部科学大臣/河村建夫(江亀派)  厚生労働大臣/坂口力(公明党)
農林水産大臣/亀井義之(山崎派)  経済産業大臣/中川昭一(江亀派)
国土交通大臣/石原伸晃(無派閥)  環境大臣/小池百合子(森派)
防衛庁長官/石破茂(橋本派)    防災担当大臣/井上喜一(保守新党) 
経済財政大臣/竹中平蔵(民間)   国家公安委員長/小野清子(参・江亀派)
金融担当大臣/竹中平蔵(民間)   食品安全担当大臣/小野清子(参・江亀派)
行政改革担当大臣/金子一義(堀内派)  沖縄北方担当大臣/茂木敏充(橋本派)
内閣官房長官/福田康夫(森派)
内閣官房副長官(衆)/細田博之(森派)  内閣官房副長官(参)/山崎正昭(森派)

192とはずがたり:2003/09/22(月) 14:14
江亀派が平沼が落ちたものの優遇されている感有り。
曲がりなりにも亀で結束した江亀派に揺さぶりを入れようとしている?

193とはずがたり:2003/09/22(月) 14:22
青木系は額賀政調会長いれただけみたいだが,青木に屈したという形は望ましくないと判断したのか?

194おりーぶの木:2003/09/22(月) 15:10
>>187-188
なんだ。結局お飾りじゃん。でも国民はそんな事歯牙にもかけないんだろうな。
>>191
谷垣財務大臣はいいと思うが、金融大臣に塩崎を入れるかと思ったのでチト拍子抜けやな。
どうせ、自民党が圧勝するならそれくらいのオールスターキャストをそろえて欲しかった。
でもって徹底した新自由主義路線を突き進めて自民党のカラーを旗幟鮮明にして欲しい。
そうなれば民主党は否応なく第3の道路線に傾斜せざるをえなくなる。これに賛同できない右派系は自民党と組めばよい。
これで来年の参院選後は自民党&民主党保守派で連立を組む方向に行くだろう。当然公明党は連立を離脱せざるを得なくなる。
残った所で学会を守る以外にメリットはなくなる。民主党リベラル派&公明党で新社民路線を掲げ、自民党&民主右派の新保守路線と対峙する。
これが今現在考えられるせめてもの希望なのだが・・・・・・

195おりーぶの木:2003/09/22(月) 15:26
そりゃ民主党に勝って欲しいのは人後に落ちないがはっきり言って西武の逆転Vの可能性位の確立でしょう。
ならば不本意ながらも小泉自民が構造改革をしない事にはこちらとて展望がないもの。どうせ4年間は選挙がないのだからこれ以上空白を作ればそれこそINFの統治下に置かれた韓国状態になりかねない。
これでは野党びいきの俺だって踏んだり蹴ったりである。いずれにせよ生殺しだけはゴメン被ると声を大にして言いたい。

196じゃみじゃみ:2003/09/22(月) 16:38
竹中留任かよー。

197名無しさん:2003/09/22(月) 19:11
>196 へへっ

198じゃみ:2003/09/22(月) 19:22
>>誰だ?誰だ?

199おりーぶの木:2003/09/22(月) 21:34
誰でしょ?ま、実際改革が出来る出来ないは別問題なんですけどね。
ただどうせ勝つんだろうからやってもらわなきゃ困る。民主党が勝てれば良いのだが現状では難しいし・・・

200じゃみ:2003/09/22(月) 21:48
>>199 おりーぶさん、ごぶさたしておりました。竹中更迭に10000ルピーかけてたのですが、はずれてしまいました(T_T)

201おりーぶの木:2003/09/22(月) 21:56
>>200
こんばんわ。でも正直言って安倍幹事長以外は拍子抜けの人事ですね。
谷垣は良いと思うがそれだけ。なんで小野清子が国家公安委員長なんだよ(w

202じゃみ:2003/09/22(月) 22:08
>>201 江亀に力いれましたよね。江藤もまんざらではなさそうやし。

203おりーぶの木:2003/09/22(月) 22:12
>>202
ええ。中川が経済通だとは思えないのに経産大臣。彼は一体どう言う基準で決めたんでしょうかね?
全体的に。

204じゃみ:2003/09/22(月) 22:15
>>203 安倍いわく、一人で決めたらしいので、小泉政権維持が基準ではないですか(^o^)

205おりーぶの木:2003/09/22(月) 22:20
>>204
それを言ったらお終いよ(笑) 安倍幹事長がなければ目新しさも何もあったもんじゃないな。
それだって実権を握っているのは山崎副総裁と橋本派の久間幹事長代理だもんな。あーあ、イメージだけで負けるなんて納得行かないよー(泣

206じゃみ:2003/09/22(月) 22:28
>>205 このたびは、安倍につきません?なんか騙されたみたいで、内閣人事は二の次になった感を受けてしまいました。

207おりーぶの木:2003/09/22(月) 22:33
そう思います。まあこれで安倍に党務の権限を託し、内閣人事で塩崎や渡辺のような優秀な若手を多数入れるなら負けてもまあ仕方ないかと思えるのですがあれじゃめくらましもいいところ。
ただ、人気があるとはいえ当選3回の閣僚経験のない若手を抜擢した衝撃度は計り知れない効果を生むんでしょうね。これで安倍ブームのあおりで政策論争は2の次。思考停止で自民圧勝なんでしょう。
なんともやりきれない。

208じゃみ:2003/09/22(月) 22:42
>>207 ちいとは、与党も具体的な数字をあげて公約なり政策なりかかげればねえ。まあ、巨人・大鵬・卵焼きの好きな人がまだまだ生きている以上、与党に目新しいふりをされると辛いねえ(*_*)

209おりーぶの木:2003/09/22(月) 22:49
>>208
ですねぇ。まあこれから出すであろう公約を見ないことにはなんとも言えませんが、総裁選の公約見る限り勝たせたいとは思えないのだが。

210じゃみ:2003/09/22(月) 23:01
>>206 小泉の改革推進路線は揺るがないなんて言うあたり、どこかの国と似てますね。反故にするときはあっさりやから。公約しても期待してません。まあ、今回青木がここまででしゃばるとは思いませんでした。青木は橋本派を継ぐつもりでしょうかね。

211じゃみ:2003/09/22(月) 23:06
>>206は、>>209の間違いです。すみません。

212おりーぶの木:2003/09/22(月) 23:13
>>210
こいつ言いっぱなしで次から次へと改革のそぶりを見せるんだけどいつの間にやら骨抜きになってたり、沙汰闇になってたりする。
道路特定財源廃止なんて良い例でしょう。今回もそうなんでしょうね。要所要所で抵抗勢力とプロレスして支持率稼いでりゃ世話ないわ。

213おりーぶの木:2003/09/22(月) 23:15
青木は今回、名を捨て実を取る言う言葉を噛み締めてるんじゃないでしょうか?
なんだかなぁ。

214とはずがたり@多忙なんですが:2003/09/22(月) 23:17
こんばんわ。
今回の人事は自民党の幹事長がテレビ向けの宣伝塔になったことを意味してますね。
選挙区の候補者調整が幹事長の責務かと思ったらそれは山崎がやると云っているし山崎の首を求めた青木・森の要求は殆どかわされたとも云える。
小泉の強かさと他に人材が居ないという独占の強さを見せつけましたなあ。竹中の留任も決めて殆どゼロ回答ですやん。

215とはずがたり:2003/09/22(月) 23:28
>>192 江亀派に就いて

http://www.asahi.com/special/seikyoku/TKY200309180331.html
「入閣要請、断らない」と江藤会長 抵抗の旗降ろす?

 自民党総裁選で小泉首相の再選阻止を掲げてきた江藤・亀井派の江藤隆美会長が18日夜、小泉首相が再選された場合の派閥の対応について、選挙後の内閣改造や党役員人事で要請があれば「断ることはないよ。日本のためだもん」などと語り、首相に協力する姿勢を表明した。都内のホテルで記者団に語った。

 同氏は「抵抗勢力」の筆頭格と目され、今年3月に大島農水相が辞任した際には、同派の中川昭一元農水相の「一本釣り」に待ったをかけて後任人事に協力を拒むなど、首相との対決姿勢を強めてきた。しかし、「首相圧勝」の流れに抗し切れず、方針転換を余儀なくされた形だ。

 ただ、記者団には相変わらず「どうせ小泉は短命内閣で終わるんだ」「小泉になったって(政策には)反対さ。国(の方向)をあやまらないように」と強がる場面も。

(09/18 23:54)

216おりーぶの木:2003/09/22(月) 23:32
>>214
なるほど。確かに言われてみればそうだわな。ただ組閣人事には拍子抜けしたが。
まあ今度のまニュフェストではっきりするでしょう。

217とはずがたり:2003/09/22(月) 23:40
>>216
安倍幹事長の後では少々の事しても霞んでしまうでしょうしねえ。

218じゃみ:2003/09/22(月) 23:42
>>212 高速タダにするくらいの気合いはないですかね。
>>215 江藤は好々爺なのかしら(-_-;)

落ちますね。おやすみなさい。

219とはずがたり:2003/09/22(月) 23:44
>>218
とても好々爺には見えませんけどねえ。
お休みなさい。

220おりーぶの木:2003/09/22(月) 23:47
こんばんわq

221おりーぶの木:2003/09/22(月) 23:55
おやすみなさいまし

222とはずがたり:2003/09/23(火) 00:17
>>220-221
??

223とはずがたり1/2:2003/09/23(火) 01:38
三塚派を出てった亀を徹底的に干す気か?>森喜朗前首相と会談した亀井氏は「中川の入閣は、傷にさらに塩を塗られるようだ」と不満を漏らした。党内には「首相は亀井氏を徹底的に外すのではないか」との見方も出ている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030923-00000124-mai-pol
<小泉改造内閣>「改革」どうテコ入れ 

 22日発足した小泉再改造内閣は、竹中平蔵金融・経済財政担当相が留任したのをはじめ、交代すると見られていた川口順子外相も続投が決まり、「経済・外交政策の骨格は変えない」という小泉純一郎首相の意図を示すものとなった。一方で、安倍晋三自民党幹事長の抜てきに続き、閣僚人事でも世代交代をアピール。「10月解散・11月総選挙」を意識した布陣でもある。これで、中だるみ状態になっている構造改革は動くのか。イラク、北朝鮮など難題を抱える外交はどうなるのか――。総選挙では「顔ぶれ」だけでなく、具体的な政策と実行力が問われる。

◇「象徴」の竹中氏続投−−経済

 「構造改革路線は変えない」。小泉首相は自民党総裁選以来、一貫してこの点を強調してきた。「改革のシンボル」である竹中金融・経済財政担当相を、兼務も解かずに続投させたのは、首相の決意を一番分かりやすく示すメッセージとなるからだった。

 自民党では22日午前に至っても、なお「金融相は外れるだろう」との見方が強かったが、両担当とも留任の発表に「首相がここまで意固地だとは……」(党幹部)と、うなる声さえ漏れた。

 では、この留任人事によって、改革はさらに勢いを増すのだろうか。

 これまでの顔ぶれと比べ、注目していいのは、実は塩川正十郎財務相の不在だ。

 「おとぼけの塩ジイ」はマスコミで流れた一面に過ぎない。竹中氏が「改革の頭脳」を担うのに対し、「内閣の重し」(小泉首相)として政・官界ににらみを利かせ、「陰のエンジン役」を務めたのは塩川氏だった。

 「国債発行30兆円枠」堅持▽3年連続の公共事業費削減▽福井俊彦日銀総裁の起用と政府・日銀の連携▽地方財政の「三位一体」改革――など、この間の主な実績には、いずれも塩川氏の果たした役割が小さくない。

 「改革の参謀本部」である経済財政諮問会議でも、塩川氏の積極的な言動が、アイデア先行の竹中氏に、政策実現の政治力を添えていた。再出発する改造内閣では、塩川氏に代わる「エンジン役」が見当たらない。

 後任の谷垣禎一財務相は、宮沢喜一蔵相の下で閣僚経験のある政務次官を務めた。省内には「常識的な好人物。怖い大臣になってほしい」(幹部)と早くも迫力不足を危惧(きぐ)する声がある。改造前の産業再生担当でも、政治主導の手腕を振るったという印象は余りない。

 官僚は「竹中氏の頭脳には舌を巻く」と言うが、本人は疲労の色が濃い。総裁選の争点になった財政再建だが、「30兆円枠」が崩れた後、税収減と借金増に歯止めを掛ける新たなタガを見つけられない。予算の概算要求時に作る「骨太の方針」は3年目に入り、霞が関でも「マンネリ気味」と冷笑されている。

 諮問会議は言いっ放しに終始し、内閣府幹部でさえ、「ネタ切れ」と認める。

 「ダメな銀行はつぶす」竹中プランは中途半端に終わったが、りそな銀行の処理を機に、皮肉にも「銀行セクターの底割れはない」という安心感で株価が上昇に転じた。小泉・竹中コンビは、これで「改革は進んでいる」と主張するが、外国人の買いに支えられた株高の先行きは、為替動向にも左右され、不透明だ。

 改革メニューは次々と提示されては消えていった。内閣改造で、悪循環を断ち切る態勢は生まれるのか。むしろ弱体化の兆しがのぞいていると見ることもできる。テコ入れのエンジン役は小泉首相――ということになる。【伊藤智永】

224とはずがたり2/2:2003/09/23(火) 01:38

◇官邸主導一段と−−外交

 小泉首相が、川口外相を留任させたのは、当面の外交課題である日米同盟強化や北朝鮮問題解決に向けて、「継続性」を重視したためだが、これにより首相と福田康夫官房長官を軸とする「官邸外交」は、一段と進むとみられる。

 「外務省改革、北朝鮮、イラク問題などにすべてのエネルギーと時間を注ぎ、日本外交にまい進する姿を力強く感じた。改めて外相を支えたい」。外務省の竹内行夫事務次官は22日の記者会見で、川口外相留任を歓迎する考えを示した。

 ただ川口外相は、米英などの外相と頻繁に電話協議し、信頼関係を築き上げる「実務型」に専念。対北朝鮮外交など政治判断を必要とする外交課題では福田長官が主導する場面が目立っていた。

 竹中氏同様、自民党内には川口外相の交代を求める声が強かったが、小泉首相としては、現在良好な関係にある「首相―福田長官―川口外相」ラインの現体制維持に加え、実務型外相を留め置くことで「官邸外交」を、さらに強化させる狙いがあったとみられる。

 当面の課題であるイラク復興と北朝鮮問題では米国との連携がカギとなるが、「小泉―ブッシュ大統領」「福田―ベーカー駐日大使」「川口―パウエル国務長官」と重層的なパイプが堅持され、同盟強化路線は一段と加速しそうだ。

 外交当局には「不透明な来年の米大統領選までに日米関係を強固にしておきたい」(幹部)という思惑もある。外相を補佐した茂木敏充前副外相が沖縄・北方担当相に就任したことも、「在沖米軍問題で力強い援軍」とみている。

 一方、北朝鮮問題では、安倍晋三幹事長が、官邸から抜けた一方で、拉致議連会長の中川昭一氏、副会長の小池百合子氏が新たに入閣。政府挙げて拉致問題に取り組む姿勢も印象づけた。

 基本的には、「対話による解決」を目指す路線は変わらないと見られるが、家族会側には、川口外相への不満が募っており、「拉致被害者5人の帰国問題では一歩も引かない決意」(外務省幹部)を示す狙いがあったとみられる。

◇世代交代を強調−−人事

 今回の内閣改造では、これまで自民党内で「有望株」と目されていた中堅・若手らを積極的に起用し、「世代交代」も印象づけた。当然、総選挙をにらんで斬新さを打ち出そうとしたものだが、「後継育成シフト」とも言え、首相の「自民党改革」の一環であるようだ。ベテラン議員を排除していくことは、首相の党内での立場を強めていくとみられる。

 自民党政調会長を退任し、入閣した麻生太郎総務相、国家公安委員長から横滑りした谷垣禎一財務相は、ともに「ポスト小泉」候補と言われてきた。

 若手では、行革担当相として道路公団改革に取り組んできた当選4回の石原伸晃氏を、今回は「本丸」である国土交通相に起用。茂木敏充沖縄・北方担当相は、安倍幹事長と同じ当選3回で、従来自民党内で常識とされた「入閣は原則当選5回以上」のルールは、すっかり過去のものとなった印象だ。

 当初は「大規模改造か」との観測が出ていたが、重要政策の継続性を重視した結果、今回の改造では17閣僚中8人が残留組。首相が得意とする「仰天人事」も改造では乏しかった。「世代交代」のアピールは、それを補った形でもある。

 一方で首相は、それぞれの派閥事情を熟知したしたたかさを、再びのぞかせた。

 改造では、自民党総裁選で亀井静香元政調会長を支援した江藤・亀井派から中川昭一経済産業相ら2人が入閣した。中川氏は、亀井氏のライバル視される平沼赳夫前経済産業相に近い存在と言われる。

 21日夜、森喜朗前首相と会談した亀井氏は「中川の入閣は、傷にさらに塩を塗られるようだ」と不満を漏らした。党内には「首相は亀井氏を徹底的に外すのではないか」との見方も出ている。【前田浩智】(毎日新聞)
[9月23日0時39分更新]

225ツ?ツ?ツ?ツ?ツ?ツ?:2003/09/23(火) 14:59
総裁選後,記者に閉門蟄居だ,と云った高村氏のようですが…。

http://www.asahi.com/politics/update/0923/003.html
イラク復興委 高村氏が委員長辞任へ

 衆院イラク復興支援特別委員長の高村正彦元外相は22日、委員長を辞任する意向を固めた。自民党は同日、後任に衛藤征士郎・元防衛庁長官を内定した。同委員会は26日召集の臨時国会で、焦点となるテロ対策特別措置法の延長改正案を審議する。 (09/23 03:01)

226とはずがたり:2003/09/23(火) 15:12
>>225の書き込みはとはです

227とはずがたり:2003/09/23(火) 19:50
>>196-200
9/15日付のアエラに,小泉と青木の密約は山拓の更迭のみで,来夏の参院選で悲願の自民単独過半数を狙う青木にとって,株価も上昇している今,小泉改革の変節を印象づける竹中更迭は何の魅力もないみたいなことが書いてありました。

228とはずがたり:2003/09/23(火) 20:46

http://www.asahi.com/politics/update/0923/007.html
安倍・自民幹事長、就任後初の地方遊説に2500人

 「びっくり箱という印象を受けた人もいるかもしれないが、これが新しい自民党になっていく証明だ」。自民党の新たな顔となった安倍晋三幹事長は23日、就任後初の地方遊説となる青森県弘前市での講演で、「世代交代」「党再生」を強調し、「変わる自民」をアピールした。

 安倍氏はまた、幹事長就任の夜、亀井静香元政調会長から「君がなって、とてもうれしい。全力で応援する」と激励の電話を受けたエピソードを披露。「負けた人の痛みを理解しながら協力を求める」と、挙党態勢づくりに努める考えを示した。

 49歳の幹事長誕生から2日。会場には約2500人が詰めかけ、入り切れない人のために、外にモニターが設置される人気ぶり。講演終了後も、写真撮影や握手を求める列が続いた。 (09/23 19:25)

230とはずがたり:2003/09/24(水) 01:11
>>214の様に書きましたがこれを読むとまた違うようですねえ。

http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=591982
山拓悔し涙…“幹事長代理”の希望も退けられ (夕刊フジ)
2003 年 9 月 22 日

「山拓、悔し涙」−。数々の女性スキャンダルを抱え、去就が注目された山崎拓氏(66)が自民党3役人事で幹事長を退任し、副総裁に就任した。森喜朗前首相(66)や青木幹雄参院幹事長(69)らの「下半身(醜聞の)幹事長では選挙は戦えない」との猛烈な山拓降ろしに、盟友・小泉純一郎首相(61)が屈し、副総裁に棚上げされた形だ。山崎氏は安倍晋三新幹事長(49)の後見役を強調するが、影響力低下は必至の情勢で“がけっ縁”に追い込まれた。

雨が降りしきる21日、山崎氏は首相公邸に首相を訪ねた。

山崎氏 「党内の情勢はよく分かる。虚心坦懐(たんかい)に受け止めるので人事を決めてほしい」

小泉首相 「それでは副総裁を引き受けてくれ。幹事長は安倍君にやってもらう」

首相の言葉に絶句し、悔し涙を浮かべた山崎氏。YKKトリオで「首相の精神安定剤」とまで言われた自分を首相が切るはずがない−と幹事長続投に自信を示していた山崎氏にとって、名誉職とも言える副総裁就任は大きな衝撃だった。

追い打ちをかけたのが選挙対策の実権を握る幹事長代理ポスト。山崎氏が側近の甘利明副幹事長の昇格を求めたが、青木氏に近い久間章生氏が就任するなど、山崎氏の党内での求心力は一気に低下する人事となった。

野中広務元幹事長からは「(女性スキャンダルで)週刊誌を提訴して『政治的批判を免れるために訴訟を乱用した』として全面敗訴した。副総裁就任は絶対容認できない」と反対されるなど、女性スキャンダルへの批判は党内外から根強い。

最大の不安は11月9日にも想定される次期総選挙。野党や国民から批判の嵐が吹きそうで、山崎氏は30年余の国会議員人生最大のピンチを迎えている。

231ツ?ツ?ツ?ツ?ツ?ツ?:2003/09/24(水) 03:39
小泉を批判できるのは古賀と野中だけですか。

http://www.asahi.com/politics/update/0923/008.html
「選挙に勝つためだけの内閣」 古賀元幹事長が人選批判

 自民党の古賀誠元幹事長は23日、宮城県気仙沼市で講演し、小泉第2次改造内閣について、「選挙に勝つためだけの内閣をつくることで、政権与党の自民党に国民の信頼は得られるのか」と述べ、「総選挙シフト」とも言われる小泉首相の人選を批判した。

 古賀氏はこれに先立つ同県迫(はさま)町での講演では「小泉政権の経済政策は基本的に間違っていると思う。支えるところは支えるが、抵抗勢力と言われても言うべきことは言う」と述べた。 (09/23 23:15)

232とはずがたり:2003/09/24(水) 03:39
>>231は小生

233とはずがたり:2003/09/24(水) 10:18

http://www.sankei.co.jp/news/030924/morning/24pol001.htm
自民総裁選の重い“ツケ” 橋本派/堀内派、派内の亀裂修復は難航

 自民党総裁選で、小泉純一郎首相に戦いを挑んだ非主流派のうち、江藤・亀井、高村両派はそれぞれ独自候補を擁立して所属議員数以上の国会議員票を獲得し、派の体面を保ったのに対して、橋本、堀内両派は派閥としての統一対応がとれず派内に深刻な亀裂を残した。戦いを終えた橋本、堀内両派では亀裂修復が急務で、それぞれ派閥再建に向けた動きが始まっているが、その道のりは決して平坦(へいたん)ではないようだ。

【橋本派/役員交代、軟着陸を検討】

 青木幹雄参院幹事長 「今回はいろいろとご迷惑をかけました」

 橋本龍太郎元首相 「もう終わりましたから」

 二十二日の橋本派拡大幹部会直前、別室で顔を合わせた青木、橋本両氏はこんな言葉を交わしながら、総裁選後の派の運営方針について意見交換した。

 この日、青木氏は同派中堅にも「終わりましたから、皆さん仲良くやりましょう」と気軽に声をかけ、総裁選で深刻化した同派の亀裂修復に配慮を見せた。

 しかし、総裁選への対応をめぐり、青木氏や村岡兼造元官房長官ら首相再選支持に動いた勢力と、藤井孝男元運輸相の擁立に動いた野中広務元幹事長、野呂田芳成元防衛庁長官らの意見対立で生じたしこりは、簡単に解消できそうにはない。特に野中氏が総裁選さなかの九日に今季限りでの政界引退を表明し、村岡氏らを痛烈に批判したことで、派内の人間関係は「ドロドロした状態になってしまった」(橋本派若手)。

 こうした状況を踏まえ、分裂回避のために役員交代で派内の混乱を軟着陸させることも検討されている。二十二日の幹部会では冒頭、橋本氏が「派閥役員を代えてはどうか」と提唱し、会長辞任を示唆した。幹部の中には「中堅・若手の不満を収めるには、橋本氏はそのまま会長職でいいが、会長代理の村岡氏、副会長の青木氏らは派閥の役職を外れるべきだ」との意見がある。

 しかし、こうした軟着陸路線での対立解消は困難だとみる議員も多い。藤井氏の支援に回った若手・中堅には「青木氏とはもう一緒にやれない」との強硬論があるからだ。さらに、藤井氏とともに次代を担うリーダーと目されていた額賀福志郎氏が政調会長に就任したため、後継会長問題に火がついて混乱に拍車をかける可能性もある。

                  ◇

【堀内派/ベテラン、若手に深い溝】

 「自主投票という最悪の選択肢をとらざるを得なかったことを残念に思っている」

 堀内派の古賀誠元幹事長は二十三日、宮城県気仙沼市での講演で、今回の総裁選で派内から候補者を擁立できなかった無念さをあらわにした。

 同派では、独自候補擁立に動いた古賀氏と不出馬宣言した堀内光雄総務会長との間で、修復不可能にもみえる溝が生まれた。派閥会長代行の丹羽雄哉元厚相が出馬を検討したものの踏み切れず、混乱を拡大する経緯もあった。派閥幹部の指導力低下は深刻な状況だ。

 古賀氏に対しては、総裁選で堀内氏や丹羽氏の擁立に動いた強引な政治手法などに違和感を持つベテラン議員が多い。その一方、総裁選で高村派会長の高村正彦元外相に予想以上の票を集めたといわれる古賀氏の手腕を評価する若手もおり、「古賀・丹羽体制で派閥を運営すべきだ」(若手)との待望論が高まっているのも事実だ。

 ただ、同派は旧宮沢派以降に河野グループ、旧加藤派の分裂を繰り返し、そのたびに党内での影響力が低下するという「派閥分裂のトラウマ」(中堅)を抱えているともいわれる。多くの議員は「今は解散・総選挙のことで頭がいっぱい」で、当面は路線問題を棚上げしたまま「結束と融和」を取り繕うことになりそうだ。

234とはずがたり:2003/09/24(水) 10:21
こんな感じ?

橋本派
橋本・野中・野呂田・藤井vs青木・村岡・久間・額賀

堀内派
古賀・丹羽vs堀内・宮沢・池田・柳沢

235とはずがたり:2003/09/25(木) 14:15

http://www.asahi.com/politics/update/0925/006.html
首相「麻生さんは賛成論者」 郵政民営化の公約反対発言

 小泉首相は25日昼、麻生総務相が郵政3事業民営化を次の衆院選での自民党の公約にすることに反対する考えを示したことについて、「(総務相が)今朝、閣議前に来て『まったくそんなことはない、民営化に賛成だ』と(言っていた)。麻生さんは積極的な賛成論者です」と述べ、総務相との間に意見の違いはないと説明した。首相官邸で記者団に答えた。

 総務相は24日の朝日新聞などのインタビューで、郵政民営化を次の衆院選で自民党の公約とすることについて「やめた方がいい」と述べ、首相が掲げる07年4月からの民営化に関しても「法案は相当な分量になる。物理的にしんどい」などと発言していた。

 麻生氏を総務相に任命する際、郵政民営化への考え方を確認したのかとの質問に対して、首相は「当然、基本方針に賛成しているから、ということで起用したんです」と述べた。福田官房長官も25日午前の記者会見で、「総務大臣は郵政民営化という基本方針は完全に了解されている。内閣、総理の方針と違うということはない」と語った。

(09/25 13:04)

236とはずがたり:2003/09/25(木) 20:46
安倍人事も人気の上滑りだと良いんですが。

http://www.asahi.com/politics/update/0925/008.html
安倍幹事長抜擢、過半数が「自民変わらない」 本社調査

 「異例の抜擢(ばってき)」として話題になった安倍晋三氏の自民党幹事長就任について、有権者の過半数がそれでも「自民党は変わらない」と見ていることが23、24両日実施の朝日新聞社の全国世論調査で分かった。

 小泉首相は「自民党も若返りが必要」と、49歳の安倍氏起用の狙いを説明し、選挙に向けた「顔」としての役割にも期待をにじませた。「今回の人事で自民党が変わると思うか」と聞いたところ、「変わる」は38%で、「そうは思わない」(54%)を大きく下回った。自民支持層の5割以上が「変わる」と期待感を示したものの、無党派層では3割にとどまった。

 官房副長官として拉致問題などに強気の姿勢で臨み、人気の高まった安倍氏。だが、調査結果からは、半数以上の有権者が幹事長としての手腕は未知数と見ている様子が浮かんだ。

(09/25 19:23)

238とはずがたり:2003/09/25(木) 21:08

http://www.asahi.com/politics/update/0924/012.html
山崎副総裁、与党調整は「安倍幹事長に任せたい」

 自民党の山崎拓副総裁は24日、党本部で朝日新聞社などのインタビューに対し、安倍晋三幹事長との役割分担について「総裁からは『すべて従来通りにやってくれ』と言われたが、新幹事長がやりやすいように任せたい。私は政策遂行面で行き詰まりをみせた時に働きたい」と述べ、大詰めの与党内の衆院選選挙協力以外は基本的に安倍氏に委ね、与党3幹事長会談にも必要がある時だけ出席する考えを示した。山崎氏は副総裁就任直後の21日の記者会見では、3幹事長会談に常時出席する考えを示していた。

 一方、同党の憲法改正案とりまとめについては「『05年11月の結党50周年までに改正案をまとめるべし』と(総裁から)指示があったので、これだけは責任をもって取り組みたい」と述べた。

(09/24 19:20)

239とはずがたり:2003/09/26(金) 20:11
何で小泉が一番怒っているのが高村なの?
小泉に裏切られたことは一度も無いと言ってた青木さんどうよ?

http://www.sankei.co.jp/news/030923/morning/23pol001.htm
森氏、青木氏ため息…首相一転、派閥にソッポ
「トロイカ体制」党運営に“利用”

 小泉純一郎首相は、二十二日に発足した小泉再改造内閣の閣僚人事で今回も「脱派閥の小泉流」を貫いた。首相は党三役人事で森喜朗前首相と青木幹雄参院幹事長とのトロイカ体制を印象付けたが、閣僚人事では一転、両氏の意向をほぼ無視した。その背後には、総裁選などで生じた党内との亀裂修復のため、党運営では両実力者の助けを借りる一方で、政権運営では、そうしたしがらみを断ち切って構造改革断行の姿勢を強調することで国民人気を維持するという、したたかな政権浮揚戦略が透けてみえる。

 「小泉さんの思い通りの人事だけど、何だかわけが分からん」

 森氏は二十二日夕、都内の派閥事務所で記者団に対して、今回の閣僚人事に不快感を示した。

 森氏は前日の二十一日は上機嫌だった。森派出身の安倍晋三氏が幹事長に就任、首相官邸の陣容も同派出身の小泉首相−福田康夫官房長官体制が維持され、「会長(森前首相)が内閣と党の双方全般に影響力を行使できる態勢になった」(森派議員)からだ。

 さらに、森氏は閣僚人事では二十一日までに森派所属の衆院当選四回の議員の中から入閣候補を選定し、安倍氏を通じて首相に伝えていた。

 しかし、首相が森派から選んだのは、今年七月に森派入りしたばかりの小池百合子氏だった。派内には他にも入閣待望組がいるにもかかわらず、派閥会長の意向を無視した小池氏入閣で、森氏のメンツはつぶれた。森派幹部は「首相は冷酷無比だ」とつぶやいた。

240とはずがたり:2003/09/26(金) 20:12
【「小池入閣」波紋】

 「小池入閣はあまりに露骨だよな」

 保守新党幹部も同日、周囲にぐちを漏らした。もともと保守党所属で、昨年十二月の保守新党結党に加わらずに自民党に移籍した経緯がある小池氏の入閣は保守新党内にも波紋を広げているのだ。選挙の顔としての女性閣僚起用という側面もあるものの、保守新党議員には首相のあてつけのように感じられた。

 森氏と並んで、首相の自民党総裁選を支えた立役者である青木氏も今回の閣僚人事に必ずしも満足していない。

 青木氏は九月四日、総裁選で首相支持表明にあたって「議院内閣制だから議員中心の内閣を作る。これをやってくれると信じて小泉さんを支持する」と述べた。特に重要閣僚である外相、金融・経済財政担当相ポストから民間人をはずすことが青木氏の要求だった。

 竹中平蔵金融・経済財政担当相の処遇に関しては、森氏も神経をとがらせていた。側近を竹中氏のもとに走らせると、竹中氏は「首相に辞めろといわれれば、従う」と辞意をもらし、後任に二人の国会議員を推したほどだった、という。

 ところが、ふたを開けると竹中氏も川口順子外相も留任。森氏はふんまんやるかたない表情だった。首相は一時は民間閣僚の遠山敦子前文部科学相の留任も画策したほどだったという。

 「人によっていろいろと評価があろうと思いますが、決まったことですから」。二十二日夕、国会内で記者団にこう答えた青木氏の表情には不満とあきらめの色がにじんでいた。

【信賞必罰ズシリ】

 総裁選で反小泉候補を擁立した各派の表情も複雑だ。橋本派は総裁選で、藤井孝男元運輸相支持と小泉首相支持に派内の対応が割れたが、今回の閣僚人事で同派から石破茂防衛庁長官留任と外務副大臣だった茂木敏充沖縄北方・科学技術担当相の新任が決まった。橋本派幹部の一人は、この人事を「小泉内閣の大臣、副大臣から選んだ人事。論功行賞だ」(橋本派幹部)と批判した。

 総裁選で首相の経済政策を徹底的にこきおろした高村正彦元外相が率いる高村派からは入閣者ゼロ。総裁選期間中、首相に近い山崎派幹部が「首相が最も腹を立てている相手は高村さんだ。首相はこういうことは根に持つタイプだ」と予想した通りの結果になった。

 総裁選で第二位になった亀井静香元政調会長を擁立した江藤・亀井派からの三人の入閣者も、もともと小泉改造内閣の文部科学副大臣だった河村建夫文部科学相、総裁選中に外遊していて反小泉色の薄かった中川昭一経済産業相や参院枠で入閣した小野清子国家公安委員長など信賞必罰の色が濃い人事となった。

 「本当に思い切った(幹事長)人事をされたので改造が楽だったんじゃないか。(閣僚人事に不満がある人も)何も言えない」(宮沢喜一元首相)

 首相は党三役人事では、森派出身の安倍幹事長抜擢(ばつてき)のほか、青木氏と関係が深い額賀福志郎氏を政調会長に起用するなど、森、青木両氏に配慮した人事に腐心した。そこには、「『小泉−森−青木』の新しい鉄のトライアングルで党内を仕切るという強い意志」(自民党筋)が感じられた。

 しかし、旧来の自民党政治の象徴である派閥政治の頂点に立つ森、青木両氏との親密な関係は、自身の改革イメージを傷つける。結局、「森さん、青木さんの言いなりにはならないところをみせた」(党幹部)。これが、首相の閣僚人事の要だったようだ。

241おりーぶの木:2003/09/26(金) 20:23
郵政3事業民営化路線はそのまま公約に盛りこむんですかね?
人事に間する限りは小泉路線まっしぐらだけど肝心の政策に魅力がなけりゃ本末転倒。
本来なら人気からしても圧倒的に民主党を突き放して良いはずなのに意外に接近している。これは小泉路線が抽象的なせいなんでしょうね。

242とはずがたり:2003/09/26(金) 20:44
全逓などの影響で民営化を打ち出せない民主党を守旧派と批判する構えまで見せてますからねえ。

243おりーぶの木:2003/09/26(金) 20:53
>>242
そうなると厳しいですね。なんか11月9日まで生きた心地がしない。
それだけが焦点ではないのですがどうしても全体を総合してというよりは高速道路無料化などといったシンボリックなテーマに論争が絞られる傾向になると思われますからやばいな。

244とはずがたり:2003/09/26(金) 20:58
高速道路に関しては
①民営化は本来無料になる筈の高速道路の永久有料化であること
②高速道路を使わない人でも高速道路への交通転移で渋滞緩和の果実を得られる
の2点をハッキリさせないと自民党の民主党案は非現実的だというジメージだけの批判に対抗できないと思われます。

245おりーぶの木:2003/09/26(金) 21:05
>>244
そう思います。高速をほとんど使わない人間なんて掃いて捨てるほどいますしね。
債務の返還に関して言えば道路特定財源だけでまかなうんですか?

246とはずがたり:2003/09/26(金) 21:07
道路財源11兆円の内1兆5千億円ほど使うそうです。
そもそも特定財源は一般財源化するみたいですが。

247おりーぶの木:2003/09/26(金) 21:24
>>246
ただ郵政民営化を打ち出せないとなると高速道路無料化も民営化の潮流と逆行するというキャンペーンを張られそうですね。

248とはずがたり:2003/09/27(土) 14:17
今日の朝日新聞には古賀氏厳しい攻勢への道,ライバル次々登用,足元主導権に陰りと題して影響力低下の記事有り。
小泉の怒りを一番買ったという高村を支援していたのだが…。
古賀氏がライバル視する久間が幹事長代理に就任し,加藤の乱で決別した谷垣氏,同輩の麻生,額賀氏らが要職に起用され古賀氏は権力の会員制クラブからはずされたと。
また派内でも堀内氏が推す金子氏が待望の入閣を果たし主導権も奪われつつあるそうだ。
以下は福岡スレより。古賀側近。

345 名前:無党派さん 投稿日:03/09/27 11:17 ID:hCy6Wyh+
>>344
凄い地域に住んでるんですね…

>山本幸三は古賀誠について反小泉に回ったらしいよ。
山本幸三、西野陽、二田孝治、荒巻隆三、丹羽雄哉は古賀側近です。
ナニがあっても古賀に付いて行くしかないヤツラです。
憶えておきましょう。

249とはずがたり:2003/09/30(火) 22:44
郵政民営化賛成の都市部無党派と反対の田舎人
の双方にいい顔して得票しようとする詐欺政党の自民党は解散しる!

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20031001k0000m010059000c.html
参院代表質問:
自民・上杉議員が郵政民営化路線を厳しく批判

 参院は30日の本会議で、小泉純一郎首相の所信表明に対する各党の代表質問を行った。自民党の上杉光弘参院議員(橋本派)は、郵政民営化など首相の路線を厳しく批判。先の自民党総裁選で、青木幹雄参院幹事長が束ねる参院橋本派は首相を支持したものの、政策に対する不満は根強いことをのぞかせた。

 上杉氏は「自民党を真の改革政権にするには、抽象的なワンフレーズ・ポリティクスから内容ある政策へ脱却すべきだ」と指摘。「郵政、道路公団民営化はあまりにも性急過ぎる。首相の言う『官から民へ』はこの二つだけなのか」と野党顔負けの首相批判を展開した。

 これに対し、首相は「ごしっせい、ご激励を含めたご提言、誠にありがとうございます」と皮肉交じりに答えたうえで、「自民党は一部特定団体のための政党ではない。国民全体の政党ということを自民党国会議員は考えてほしい」と反論した。【中西拓司】

[毎日新聞9月30日] ( 2003-09-30-20:16 )

250政権交代:2004/01/11(日) 17:28
今夏の参院選で自民過半数割れ=敗北し小泉首相が退陣した場合のポスト小泉は?!
     ①総務相・麻生 太郎=旧河野G・堀内・小里派、森派、山崎派、
②(元)経企庁長官・船田  元=橋本派、加藤・古賀派、山崎派野田系、高村派、
  ③(元)通産相・与謝野 馨=亀井派、

251杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/01/07(土) 01:15:46
実を言えば、小泉首相が誕生した時に長期政権になる予感がしていたんですよね。党の内外からあれだけ支持を集めていた訳だし、メディア=コントロールも心得ていたし、その実派閥力学を巧く利用する術も心得ている訳だし・・・・・世間ではポスト小泉=安部と見られているようだけど、自分は(安部の経歴から見て)早々に安部政権とはならないと踏んでいます。これは的中するか!?

小泉首相:首相任期の延長を改めて否定 新年パーティーで
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060107k0000m010089000c.html

 小泉純一郎首相は6日、東京都内のホテルで開かれた時事通信社主催の新年パーティーに出席し、「私が就任した時に今日まで首相をやっていると予想した人はいなかった。予想というのは難しいが、今年必ず当たる予想は小泉首相が退陣することです」とあいさつ、会場の笑いを誘いながら首相任期の延長を改めて否定した。また、「景気もようやく上向きになってきた。この上向きの景気を軌道に乗せるのが大事な責務だ」と今年の抱負を語った。【葛西大博】

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

252あかかもめ:2006/01/07(土) 10:06:19
安倍が出ないとなれば、麻生になるんですかね?
誰が出てきてもしばらくは自民党の天下が続くのでしょうね。残念ですが・・・

253小説吉田学校読者:2006/01/08(日) 18:28:53
閣僚3人に出演。大雪被害に言及しないバカ、聞かないバカ、孫引きするのに気をかけないバカ。
天災に自衛隊出動するのは、新潟中越地震以来の大被害なのに。除雪費が底を付いている自治体もある。補正予算が必要説もある。
現在進行形の事象にコメントしない政治家は総理の資格はない。なぜ、コメントしないのか。党職員、官僚が振り付けしないからでしょう。

安倍、谷垣、竹中の3氏が自民党総裁選を語る
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html

 安倍官房長官、谷垣財務大臣、竹中総務大臣の3人は、テレビ朝日のサンデープロジェクトに出演し、9月の自民党総裁選への意欲を語りました。
 安倍官房長官:「(支持率が高いのは)政治家として大変、光栄なことだが、しっかりと実績を積んで、そのうえで評価してもらいたい」、「9月には総裁選挙があるので、それまでにはどうするか決めないといけない」
 谷垣財務大臣:「次の政権も財政が非常に大きな課題になると思っている。財政にしっかりとした道筋をつけて力を注がないで先のことを言っても、鬼に笑われると思う」
 安倍・谷垣両氏は、総裁選出馬に意欲をにじませながらも、慎重に決断する考えを示しました。また、同じ番組に出演した竹中氏は「私は意欲はありません」と述べ、総裁選出馬について完全否定しました

254小説吉田学校読者:2006/01/22(日) 08:12:52
古人の言葉を披瀝して禅問答もどき。本当は古い体質の政治家なのかも。

安倍官房長官が総裁選に意欲 松陰の言葉引用し、表現
http://www.asahi.com/politics/update/0121/003.html

 安倍官房長官は21日、就任以来初めて地元の山口県に入り、後援会の会合で「『至誠にして動かざる者は、いまだこれあらざるなり』。この言葉を胸に刻んで頑張りたい」と語って9月の自民党総裁選への意欲をにじませた。
 引用したのは、長州藩(現山口県)の幕末の思想家吉田松陰が最後に江戸に向かう際、弟子たちに伝えた孟子の言葉。安倍氏は「誠実さをもってなしえなかったことは世の中にはない」と説き、「私も至誠をもってことにあたり、動ずることなく日本のために頑張っていきたい」と続けた。
 20日には小泉首相が吉田松陰の好んだ孔子の言葉で施政方針演説を結んだばかり。来賓からは「首相も安倍先生を次の総理・総裁と考えている」と期待する声が上がり、安倍氏が「光栄だが、そうなるとなかなか風当たりも厳しい」とこぼす一幕もあった。

255小説吉田学校読者:2006/03/04(土) 21:06:26
いやな性格だ・・・

<麻生外相>民主党の渡部新国対委員長をべたぼめ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000069-mai-pol
 
 麻生太郎外相は4日、石川県能美市の会合であいさつし、民主党の渡部恒三新国対委員長を「全然、貫禄のケタが違う」とほめちぎった。
 麻生氏は、同党の「送金メール」問題を「若さがもろに出る」と批判した上で、「(渡部氏の就任には)さすがに自民党も引いた。おとといから国会の雰囲気ががらっと変わった。メールの話より、渡部恒三の存在感のでかさ」とひとしきり持ち上げた。
 麻生氏はポスト小泉候補として、若い安倍晋三官房長官に人気で水をあけられているだけに、自らの政治家としての経験をさりげなくアピールする狙いもあったようだ。【中田卓二】
(毎日新聞) - 3月4日18時29分更新

256小説吉田学校読者:2006/03/26(日) 08:48:32
これは谷垣が中国に嫌われたのではなく、単に財務省にパイプがないだけではないかな。円借款見送り示唆への嫌がらせでもあるかも。
あと、財務省は「蔵相・財務相経験者」の首相就任を心待ちにしているな・・・

訪中の谷垣財務相、「中国通」PR空振り 要人と会えず
http://www.asahi.com/politics/update/0325/006.html

 谷垣財務相は、財務省から国内問題を主に担当する事務次官や主計局長、主税局長らも含め総勢30人を引き連れて初の「日中財務対話」に臨んだ。それでも、中国の首脳陣との面会は果たせず、「ポスト小泉」候補として関係が悪化する中国とのパイプ役をアピールしようとした意気込みは空振りに終わった。
 財務省は留守役の官房長を除き、局長級以上の8人全員が出席した。海外での会議に幹部がこぞって参加するのは旧大蔵省時代を含めても例がなく、省を挙げて谷垣氏をもり立てようという意図がにじむ。
 谷垣氏は中国の歴史書を原典で読みこなす「中国通」。同じポスト小泉候補でも安倍官房長官や麻生外相と異なり、靖国神社参拝に慎重な姿勢を見せ、中国に理解を示す発言もしてきた。
 出迎えた中国の金財務相も靖国問題を批判したものの、田中角栄元首相や大平正芳元首相の名をあげて「谷垣大臣はこれら先人の精神を受け継いで中日友好に努力してきた」と持ち上げた。
 それだけに谷垣氏周辺は中国首脳陣との会談を強く期待していたようだ。親中派の二階経産相は2月の訪中で温家宝(ウェン・チアパオ)首相との面会を果たしており、財務省は谷垣氏にも温首相らとの会談を設けようと動いた。同省幹部は「週末で日程を押さえられなかった」と説明している。

257小説吉田学校読者:2006/05/04(木) 18:36:32
佐藤派の分裂のような形を辿るかもしれません。

総裁選 安倍・福田氏一本化不要 首相、森氏の動き牽制
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000000-san-pol&kz=pol

 【アクラ=坂井広志】アフリカと北欧を歴訪中の小泉純一郎首相は二日夜(日本時間三日未明)、ガーナのアクラ市内で同行記者団と懇談し、森派の安倍晋三官房長官と福田康夫元官房長官が九月の総裁選に出馬の意思を示した場合の対応について「(二人が出馬しても)構わない。本人が出たいというのを止めうる方法はない」と述べ、一本化すべきでないとの考えを示した。
                  ◆◇◆
 また、「派閥の力は弱まっている。派閥同士で決めても何の効果もない状況になっている。そういう動きをしたい人はいつの世もいるが、成功するかは別問題だ」と指摘。森派の総裁候補一本化を目指す森喜朗元首相らの動きを牽制(けんせい)した発言といえる。
 総裁候補に名前が挙がる安倍、福田両氏と麻生太郎外相、谷垣禎一財務相の四人については「私がとやかく言うべきではない」と論評を避け、「改革路線を続けなければ自民党は国民の支持を得ることはできない」と、改革路線の継承が「ポスト小泉」の条件であると強調。「『今の改革は行き過ぎだ』などと、昔の自民党に戻そうという考えは一部にあるが、そういう声は大勢にはならない」と述べた。
 その上で、首相は「私も一票持っている。総裁候補が決まった時点で誰に入れるか決める」と述べ、総裁選の直前に事実上の「後継指名」を行うことを明言した。民主党が首相指名で自民党非主流派と連携し、政界再編を仕掛ける可能性について「総裁選に敗れた候補が民主党に担がれることはない。そういう動きには乗らない」と民主党の動きを牽制した。
 このほか、六月十八日に会期末を迎える国会の会期について「延長する考えはない」と述べたが、「今の時点で言っている。先のことは分からない」と含みも持たせた。
 一部で取りざたされる三度目の訪朝については「総合的に考えるとそういう状況にはならない」と否定。首相の靖国神社参拝を理由に中国や韓国が首脳会談を拒否していることについて「日本外交は孤立していない。一つの問題で意見が合わないから日本の首相と会談しないことを多くの国は『おかしい』と思ってきている」と述べ、両国の対応を批判した。
(産経新聞) - 5月4日10時53分更新

258小説吉田学校読者:2006/05/04(木) 18:42:02
(続き)
中面では、朝日・毎日は「森氏をけん制」説。日経・産経は「古い自民と訣別」説。どちらにしろ影響力を保持したいというか小泉路線堅持を望むのは確かだと思いますけれども、徐々にレイムダック化はしそうな気はします。

総裁選「一本化」否定 首相「派閥の論理」を封印
http://www.sankei.co.jp/news/060504/sei008.htm

 小泉純一郎首相が9月の自民党総裁選に向け、出身派閥の森派が抱える有力候補の安倍晋三官房長官、福田康夫元官房長官の一本化を否定した背景には、自らが壊した「古い自民党を象徴する『派閥の論理』」を総裁選で復活させるべきでないとの思いがある。最大派閥になった森派の分裂回避のため一本化に動く森喜朗元首相との溝が鮮明になった。しかし総裁選で誰を推すかはギリギリまでぼかすことで、求心力を維持する思惑も透けて見える。
 「ポスト小泉」レースは国民的人気を誇る「本命」安倍氏が年明けから大きくリードしていたが、「対抗」と目される福田氏が出馬をにらんだ動きを顕著にし、両氏による事実上の一騎打ちの様相を強めている。
 森派内では、いずれの支持派も「互いに出馬して争えばいい」との主戦論が強い。「両氏は互いに相手に譲りたくない」(森派関係者)という2人の“微妙な関係”もあり、「安倍温存論」をにじませる森氏の思いと裏腹に一本化は難しい情勢になっている。
 首相自身は明言を避けながらも、安倍氏が意中の後継候補であることを示唆してきた。しかし、福田氏が出馬への動きを加速させている中、「一本化の肯定は『福田外し』と受け取られる。総裁選の流れが早く固まらない方が求心力を温存できる」(周辺)との計算も働いたようだ。
 首相は総裁候補が確定した時点で支持候補を公表する考えを示したが、総裁選をめぐる党内情勢を土壇場まで見極めるためとの見方も強い。自民党のベテラン議員は「首相の頭の中にあるのは退陣までの求心力と退陣後の影響力をいかに確保するかだ」と指摘した。
(05/04 01:46)

259片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/04(木) 23:45:22
私は、次期総理大臣&自民党総裁は小泉の影を振り切れないと思います。
たぶん安倍になると思うんです(福田にならないと思うんです)が、小泉が支持表明したって事実が大きいってことになります。
安倍総理の「小泉路線政治」です。政局の人小泉純一郎の威力を思い知るがよい、という感じです。

森は小泉が神様になるので相対的に影響力を減らします。派閥は割れないと思うけどゴタゴタ感は出るだろうし、森が何をしたということになる。
でも、偉い人なので、中川秀直大先生が厄介そうに森を流し目で見遣る状況は続きます。

森氏を牽制というより、古い自民党と訣別というより、自分の影響力発揮の布石であり、退任後に穴に落ちないように着々であります。

260小説吉田学校読者:2006/05/05(金) 09:27:57
>>259
「自分の影響力発揮」というのは「政策への影響力」なのか「人事への影響力」なのか。小泉首相はどっちを保持したいのかな?

今、話題の麻垣康三を各々見るに、内政面では小泉改革へ真逆の政策を取る人はおらず、せいぜい「小泉路線の軌道修正」〜「小泉路線の深化」かなあ。
外交面はさすがに小泉路線は転換されそうだ。日韓は盧大統領在任中の友好ムード復活はムリかもしれませんが、日中の方は誰がなろうと対話路線に舵を切るんじゃないんでしょうか。

ただ、次の首相は麻垣康三の誰か(たぶん、安倍)だと思いますが、次の次となると「小沢」という選択肢も出てきてますね。

261名無しさん:2006/05/05(金) 11:55:35
韓国とは、
ノ・ムヒョンが辞めても、
親北朝鮮路線のウリ党政権が続く限り難しい関係が続くと思う。
ウリ党の今の党首は、この前 竹島に上陸した鄭東泳だし。

262名無しさん:2006/05/05(金) 11:57:02
しかし、大統領制だから、鄭東泳は人気無いので大統領になるのは限りなく小さい。

263片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/05(金) 18:55:14
>>260
影響力っていうのは政策でもあり人事でもあると思います。
政策の内容だけで政治家ができるわけではないし、この人の場合、理解力は微妙らしいですけど、政策をテコに政界を動かすのは得意。
○○路線ということは○○自体も尊重されるんだと、私は思ってます。
自分を非難してきた勢力が○○路線で重役として権勢を振るうことはふつうはないだろうし。

たしかに、国レベルで見て、内政は実質的にたいした転換がないと思います。「骨太の改革」指針で積み重なってきたものを官僚が法案にしていく流れはそうそう変わらず、政治家の声の大小がやや変わるくらいでは・・・。新首相が意図を持ってブレーンの面子をガラっと変化させたら面白いことになるかもしれないけど。
しかし、党内の力関係を決定するときの道具が政策パワーゲーム(特に内政)だと思いますので、党をどういう状態に誘導するかは重要だと思います。
外交は、その人なりの色が出そうだけど、誰になっても小泉の立場が危うくならない気はします。官邸外交の内幕暴露で大ダメージということになれば違うけど、そういうのはなさそうだし・・・。

私は小泉さんのことをかなり権力闘争志向の人だと思ってますし、実際そういうところから解釈をはじめれば、言動の意味がわかることも多いのではないでしょうか。
総裁選で森派が割れるのはぜんぜんかまわないけど、自民党が割れるのはイヤそうです。そして、そういう自分の希望がかなうように進めていきます。(「自民党をぶっ壊す」というのも「民主党との大連立」というのも、限定つきであり、できればいいというものではありませんでした。)

264小説吉田学校読者:2006/05/06(土) 10:26:14
>>263
私が、>>258で言及した「レイムダック化」というのは、「総裁選本格化から総裁選まで」のことですけど、麻垣康三の誰がなっても、小泉改革路線は多少のレンジはあっても堅持されるだろうなあ。。

265片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/06(土) 22:15:25
>>264
あ、ややずれていましたね・・・。
私は、一部からレイムダック化と言われつつも、むしろ退任後も影響力を持つんじゃないかなと思います。
何より、最近の支持表明(後継指名?)ちらつかせは強力です。そういうのやらないって言ってた記憶があるんですが、最近はカードとして利用しまくりですね。うまいです。
退任後も、自分からしょしょり出るのではなく、改革の小泉としての存在感で、党内では尊重される気がします。
首相が変わったら「小泉」改革である必要はないし、次の首相もいつまでも「小泉」改革をやりたくはないとは思うんだけど・・・。経済面など、行き詰まりっぽいことになっても規制改革じたいが全否定されることはないですし。
選挙において自民党として対民主党を考えるにつけても、「(小泉)改革」は肯定的に扱わざるをえないなー。ドテンするのは厳しい。するとやはり、政策路線のうえでも、党内力学のうえでも、小泉の香りが残るんじゃないかなぁ・・・。

266とはずがたり:2006/05/07(日) 13:11:43
攻めるねぇ〜,福田氏。

日本は中東に積極関与を 福田氏、訪問先のUAEで
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=LATEST

[アブダビ6日共同] 自民党の福田康夫元官房長官は6日午前(日本時間同日午後)、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでハミリ・エネルギー相と会談した。
 福田氏は人的交流拡大による両国関係の強化や、原油価格の高騰を受けて安定供給の重要性を強調。ハミリ氏はイラン核問題に関し、米国によるイラン攻撃の可能性に懸念を示した。
 福田氏は会談後、記者団に「日本はもっと中東地域に関与していく必要がある。そのことが中東地域の安定、世界経済の安定につながると痛感した」と述べた。この後、福田氏はアブダビ首長国のムハンマド皇太子とも会談した。
 福田氏は日本・UAE友好議員連盟会長を務めており、5日にはペルシャ湾で操業中の油田「上部ザクム油田」をヘリコプターで訪れた。

268名無しさん:2006/05/10(水) 12:52:07
自民総裁選:河野太郎氏が立候補目指す 推薦人確保は微妙

 自民党の河野太郎副法相(43)は10日、9月の自民党総裁選への立候補を目指す意向を固めた。11日午後に党本部で記者会見して表明する。ただ所属する河野派は議員が11人しかいないうえ、麻生太郎外相が出馬の意向を表明していることから、立候補に必要な推薦人20人を確保できるメドは立っていない。

 河野氏は「派閥単位の総裁選でなく、政策を中心に支持者を集めたい」と周辺に話している。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060510k0000e010050000c.html

269片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/11(木) 10:09:34
>>268
河野太郎は、一太や世耕とちょっと立場が違うんでしょう。
問題は、河野洋平派の麻生太郎にどれだけ影響を与えるかでしょうか。

昨日の日経で与謝野馨が第五の候補というようなことが書かれていましたが、福田の芽がしぼんだとするとあがってくるのかもしれないですね。答弁は安定しているし。反竹中の流れが出来るなら。

270小説吉田学校読者:2006/05/12(金) 07:27:22
結局、小泉に同調。これは森が派内の気運に負けたのではないでしょうか?

森前首相、総裁選候補「一本化せず」 派閥総会で表明
http://www.asahi.com/politics/update/0511/006.html

 自民党森派会長の森前首相は11日午前の派閥総会で、9月の自民党総裁選で安倍官房長官と福田康夫元官房長官の2人の候補がいることについて「私は一本化をしようなんて気持ちはない」と述べ、自ら一本化調整に乗り出すことはしない考えを表明した。
 森氏はこれまで「2人出たら、みんなが困る。そうなったら、私はクビになる」と言ったことは認めながらも、「一本化したいと言ったことはいっぺんもない」と強調した。派閥主導での調整が批判を浴びかねないことを意識し、「古いのは森派だというイメージを出されるのはたまらない」と語った。
 総裁選への対応については「福田氏は去年まで『迷惑なことだ』と言っていたが、今年は言わなくなった。少し変わってきたのかなと思う」と述べ、福田氏に意欲が出てきたとの見方を示した。「私は福田氏だと言ったことはない」としながらも、「(中川秀直)政調会長は安倍氏(を支持)と見られている。だから、少しこちらに傾いておかないといけないと思っている」と語り、福田氏支持をにじませた。
 一方、安倍氏支持を公言している同派の山本一太参院議員については「もう少し冷静にしてほしい。今日はレッドカードを出しておく」と述べ、安倍氏支持発言を控えるようクギを刺した。

271小説吉田学校読者:2006/05/12(金) 07:30:48
間違いなく森は「レッドカード」の意味を分かっていない。認識は「イエローカードに毛の生えたもの」くらいだろう。「イエロー=注意、レッド=警告」とか。一太の方も発言の波紋の大きさが分かっていない。

山本一太参院議員に「レッドカード」 森元首相、派閥退会を通告
http://www.sankei.co.jp/news/060511/sei101.htm

≪山本氏は拒否「辞める理由ない」≫
 自民党の森喜朗元首相は11日の森派総会で、総裁選で安倍晋三官房長官を支持すると公言している山本一太参院議員を「安倍氏のためにもならない。ひいきの引き倒しになる」と批判。「もう少し冷静にやってくれと、この前、イエローカードを出したが、きょうはレッドカードだ」と述べ、派閥退会を通告した。
 これに対し、山本氏は総会後、記者団に「派閥のエースである安倍さんが首相にふさわしいと発言することがいけないなんて聞いたことはない。辞める理由がない」と反論した。
 一方、安倍氏は同日、山本氏を首相官邸に呼び、「誤解があるなら誤解を解くよう努力をし、失礼があったのなら森会長におわびをすべきだ」と伝えた。
(05/11 21:20)

272とはずがたり:2006/05/12(金) 09:16:30
>>270-271
森って自分の発言に対して徹底的に無責任ですからね〜。会長辞めるといって直ぐ撤回してみたり。

273名無しさん:2006/05/12(金) 09:38:13
河野太郎が自民党の河村たかしになりそうな予感。

小派閥で子分がいないんだから、
今派閥を分裂させて勝手な行動をすると、相当な人気が出ない限り将来総理にさせようという味方になる人はいない
いま麻生に恩を売って、若手の支持を取りまとめるなど動けば、
麻生の力で派閥禅譲や、他の小派閥の合併とかでも協力が得られる

274片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/12(金) 11:32:28
若手が安倍に集まっている現状がイヤなんでしょう。
神奈川の県連会長もしてて、昨年の補選の候補選考では首相官邸と連絡が密になっていたようだし、誇りはあるんでしょうね。
父親の文教つながりは受け継ぎそうであるし。

275片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/12(金) 11:47:39
某週刊誌を読む限り、新党日本の荒井は安倍とまだ親しくて、電話で助言をしているようです。
(一方的という解釈もできますが、安倍の場合、そういうつながりをはっきり切断することは今後もあまり見込めないし、荒井離党のきっかけも反小泉政策というだけなので。)
参院選の話で新党日本がちっとも出てこないのはそのへんの理由も大きいのではないでしょうか。
田中康夫はどっちかといえば小沢に近いし、参院選ごろには新党日本が瓦解している可能性がありますね。
荒井の自民復帰は法律上どうなるのかな。
総裁選のサブストーリーのような感じで、新党日本は注目です。

276とはずがたり:2006/05/12(金) 12:49:48
>>273-274
なるほど〜>河村たかし化&麻生に恩売るべき

一応若手の有望株がタカ派の安倍だけじゃなくてリベラルの俺も忘れんといてくれって感じでしょうか?

>>275
地元で利権政治してる安倍の事ですから,いつか片言丸さんがいってた様に,本来はばらまきが好きそうな安倍なので,元側近が郵政民営化法案造反の城内だったり,党外に去った荒井と仲良かったりしても不思議ではなく,実態は必ずしも「改革の」後継者という訳では無いのでしょうな。

国民新党と較べて新党日本の話題は殆ど出ない(様に感じる)ので,もう殆ど瓦解状態だったりするのでは?来年の参院比例に候補者立てられるのかかなり微妙な気が。。

277小説吉田学校読者:2006/05/12(金) 23:09:25
河野は、もうポスト安倍を狙っているんじゃないんでしょうか。
みのもんたの朝ズバによりますと、「PK(ポスト小泉)選」とかやってました。

毎日新聞の要旨だと全体の5分の2が山本一太批判。これを総会で表明した。ここまでくると面罵である。私だったらレッドカード出される前に退会する。

’06総裁選:森前首相、一本化断念 「安福」対決に現実味 本音、なお分裂回避(抜粋)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060512ddm005010041000c.html

◇森前首相の発言要旨

 森喜朗前首相の発言要旨は次の通り。

 私はこれまで(安倍晋三官房長官と福田康夫元官房長官を)一本化をしたいといっぺんも言っていない。グループの中から2人出たらみんなが困る。そういう事態になったら私はクビだな、と言った。一本化しようなんて気持ちはない。
 私は実際に安倍さんからも福田さんからも聞いていない。小泉純一郎首相の意見も聞いてない。首相は近々金沢に来る。昼飯を一緒に食べたいとの話があったが、10日夜に断った。一本化調整で派閥が顕在化している、森派が一番古いというイメージを作られるのは許せない。
 私は安倍君は目の中に入れても痛くないほど可愛いし、福田さんは大事な友人だ。2人に(総裁選出馬の)お気持ちがあるなら、ぜひ2人とも夢を果たしてもらいたい。何ができるか、どんなことでもしてあげなければ、という思いは、一政治家、友人としてある。
 山本一太(参院議員)さんは、テレビに出て(安倍氏支持の)歌まで歌っている。これ以上やるなら、どうぞうちの派閥を出て自由にやってくださいと言った。結果(として)安倍さんのためにもならない。この前はイエローカードだったが、今日はレッドカードだ。
 山本君は「オレたちを黙らせて、会長だけは福田だ福田だと言っている」と言うが、どこでオレが「福田だ」と言っているのか。どちらかというと「安倍だ」という空気が流れ、(中川秀直)政調会長も「安倍だ」と見られている。だからこそ、私が逆に少しは、こちら(福田氏支持)に傾いていた方が派閥全体の動きがそういうふうにならない。
 私は自分が延命しようとか、先に福田をやって後に安倍をやって、そして院政を敷けるよう時間を長く取ろうとか、そんなことは、これっぽっちも思ったことはない。

278小説吉田学校読者:2006/05/13(土) 11:02:45
「政局が流動化」って政治記者が好きな言葉ですね。
過去、「流動化」の見出しが躍った時期は、「宮澤蔵相が辞任」「安倍元幹事長が死去」「中川官房長官が辞任」とか、その実、インパクトはあるが流動化していないことが多いんですが・・・
ちなみに証券記者が好きな言葉は「市場は織込み済み」。森の一本化調整断念発言は、「表立って調整はしないけど、潜って調整するよ」と解釈も出来るので、永田町界隈では「織込み済み」なんじゃないんでしょうか。だから、パーティーでの構想発表中止も予定の事態。

谷垣派:政権構想の発表を先送り 政局の流動化で
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060513k0000m010160000c.html

 自民党谷垣派は12日、同派の政権構想について、当初予定していた15日のパーティーでの発表を取りやめ、国会閉会後に先送りする方針を固めた。会長の谷垣禎一財務相が9月の総裁選に出馬する際の政権ビジョンと位置づけていたが、森喜朗前首相が安倍晋三官房長官と福田康夫元官房長官の一本化調整を断念するなど党内政局が流動的となり、現段階で自らの政策を鮮明にしない方が得策と判断した。
 谷垣派は政権構想の骨格を4月中旬に固め、同30日の研修会で協議。谷垣氏は科学振興策などの盛り込みを提案したが、「提案内容があいまい」などと延期論が出ていた。そうした中、森氏が一本化調整断念を表明。谷垣氏と同様に東アジア外交の立て直しを掲げる福田氏の去就など、党内情勢を見極める必要があるとの考えに傾いた。
 パーティーでは谷垣氏が総裁選への立候補の意向を改めて表明するものの、同派の政治理念を紹介する資料の配布にとどめる見通しだ。【平元英治】
毎日新聞 2006年5月13日 3時00分

279とはずがたり:2006/05/13(土) 12:42:16
>>278
解説感謝っす。なるほどね。
でも,党内情勢を見極めるために提案できない政策っていったいなんなんだ・・??

280小説吉田学校読者:2006/05/14(日) 10:29:47
この会が宗教なのか倫理にとどまるのかの問題は一まずおきます。
ただ、当然朝5時に総会を開くべきです。来賓も5時くらいに集合すべき。

小泉首相:会合であいさつ 森前首相が称賛 関係修復?
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060514k0000m010043000c.html

 小泉純一郎首相は13日、東京都内で開かれた倫理教育団体・実践倫理宏正会の記念式典であいさつし、「ポスト小泉」候補の安倍晋三官房長官、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相を横目に「何で皆首相になりたがるのか。そんないいもんじゃない、きつい」と激務のつらさを吐露した。そのうえで「しかし、やるべきことをやり抜く、苦しくてもきつくても乗り越えた時に喜び、生きがいを感じる」と、首相の座のだいご味も説いた。
 続いてあいさつに立った森喜朗前首相は「ワンフレーズと言われるが心を打つ、涙が出るようなあいさつだ。いかに責任が重く、国民のことを考えて頑張っているかが、どんどん(増えた)白髪に表れている」と首相を称賛。首相も記者団に「(森氏のあいさつも)面白かった。いいじゃないか」と語り、総裁選の候補者調整を巡ってすきま風も吹く2人だが、この日は互いに気遣いを見せた。【竹島一登】
毎日新聞 2006年5月13日 19時42分

281とはずがたり:2006/05/15(月) 09:45:02
マスコミが安倍か福田かみたいに煽るもんねぇ・・。
>「安福二極化」がさらに強まった。

<ポスト小泉>安倍氏38%、福田氏20% 全国世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000011-mai-pol

 毎日新聞は13、14両日、全国世論調査(電話)を実施した。次期首相にふさわしいと思う政治家を自民党の6人を挙げて聞いたところ、トップは安倍晋三官房長官の38%で、福田康夫元官房長官の20%が続き、4月の前回調査に比べてそれぞれ2ポイント伸ばし、「安福二極化」がさらに強まった。両氏への支持を分析すると、次期首相に最も期待する政策に「中韓両国との関係改善」を挙げた人で福田氏が安倍氏を6ポイント上回るなど、福田氏が小泉純一郎首相に反発する層の「受け皿」となっていることが浮かんだ。
 両氏以外では、麻生太郎外相が前回と同じ3%で、谷垣禎一財務相が前回より2ポイント増の3%。出馬表明を受け、今回から選択肢に加えた河野太郎副法相は2%だった。
 支持政党別に見ると、自民支持層は安倍氏が54%、福田氏が16%で、安倍氏への支持が依然として圧倒的。小泉内閣支持層も安倍氏が48%で、福田氏の15%を圧倒。逆に内閣不支持層では安倍氏27%に対し、福田氏が30%と上回った。
 年代別では20〜50代で安倍氏が福田氏を圧倒したが、60代は福田氏が逆転。70代以上は安倍氏が若干上回った。
 次期首相に期待する政策は「景気回復」が29%で最も多かったが、「中韓両国との関係改善」も前回より3ポイント増の14%となった。各政策を挙げた人が誰を推しているかを見ると、景気回復、財政再建、少子高齢化対応などは安倍氏が優位だったが、増加傾向にある中韓両国との関係改善だけは福田氏(38%)が安倍氏(32%)を上回った。
 小泉内閣を「支持する」と答えた人は前回より2ポイント増の50%で、今年1月調査(52%)以来、約4カ月ぶりに50%台を回復。「支持しない」は前回と同じ36%だった。[佐藤千矢子]
(毎日新聞) - 5月15日3時7分更新

282片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/16(火) 01:57:29
>>281
自民支持層で見ると、安倍氏が圧倒。
自民支持層以外への受けは福田氏がいいのでしょうが、福田氏が実際に当選するにはもう何山もありそうです。

福田氏の支持上昇は、自民支持層以外での上昇に負うところが大きいように思います。
安倍氏に比べて総裁選の票に結びつきにくいものだといえるでしょう。
これを克服するには、この基調をさらに進展させて、全体の支持率で並んで衝撃を与えるしかないのでは。
そこまで行けば、安倍より年上が多い地方組織の代表が福田に傾く可能性もあり。
しかし、福田はいろいろと駆使して頑張るでしょうが、安倍への期待を超えるのは難しいことで、やはり安倍有利だと思えます。
ただ、安倍がボロを出すおそれもあるんですよね。そうすると、一気に流れが変わることも・・・。

283名無しさん:2006/05/16(火) 06:50:45
党員票で安倍がダブルスコアで、
国会議員票で福田が大逆転はしにくい。
世論の批判を受ける。

党員票で勝った候補が国会議員票でも同じような選挙結果になると思う。
安倍優位は動かない。福田は選挙に勝つかどうかよりも総裁選に出馬するかどうか

284名無しさん:2006/05/16(火) 06:54:57
あと、安倍は今官房長官で、あまりはっきりとしたことが言えない。
しかし国会が終わる6月以降は、発言も自由にできるため、
縮まっていたのが一転して安倍支持が広がると思う。

ほかに二階とか山拓とか、ふざけたような候補が名乗りを上げているみたいだけど、
ある意味面白い

285片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/16(火) 11:55:27
>>283
党員票はまだわからないかもしれない。
世論調査での「自民支持」というのをそのまま党員の意思に変換できるかどうか。
党員には、高齢&男性が多いだろうから、案外福田が勢力を広げる可能性も残っていると思える。
自民党の党員事情には詳しくないから、茫漠たる予想であるが。
4月から5月も福田が伸ばしているようで、来月あたりの調査結果が勝負のような気がする。
福田がどれだけアピールして、安倍がどれだけ守るか。

小泉後、福田氏支持が急伸23%に…読売世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000116-yom-pol

 読売新聞社が13、14の両日に実施した全国世論調査(面接方式)で、9月に退陣する小泉首相の後継として最もふさわしい人を自民党の9人の中から1人選んでもらったところ、安倍官房長官が40%で依然トップ、福田康夫・元官房長官が23%で2位だった。

 4月の調査と比べ安倍氏が4ポイント減ったのに対し、福田氏は10ポイント増と急激に支持を伸ばした。4月に31ポイントあった両者の差は、17ポイントまで縮まり、自民党総裁選を「安倍対福田」の構図でとらえる人が多くなっているようだ。

 男女別に見ると、男性は安倍氏37%、福田氏26%、女性は安倍氏43%、福田氏20%だった。年代別では各年代で安倍氏が1位だったが、60歳代では安倍氏39%、福田氏30%となるなど、高齢層で両者の差が小さい傾向が見られた。
(読売新聞) - 5月16日0時8分更新

286名無しさん:2006/05/16(火) 13:47:03
河野太、世論調査で2位か 2位と接戦の3位じゃなかったら辞退すると言ってた気がするけど、
早く辞退してほしい。2世のボンボンは考えることが甘すぎる

287名無しさん:2006/05/16(火) 23:26:39
民主党にとっては、安部総理の方が望ましいでしょうな。
対立軸は打ち出しやすいし、福田支持層を取り込める。

288片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/17(水) 01:27:03
福田だと、無難にたらいまわしする過程のように思える。
なんとなく安倍期待は残ったりするんでしょうし。
大体どういう展開になるか予想がつく。

それよりはいろんな意味で安倍総理総裁のほうが面白い。
安倍の実力を見てみたい。

対立軸については、そんなに福田と大きく変わらないんじゃないかとも思ったりする。
どれだけ中川秀直先生が竹中路線に固執するかだけど、最近の流れからすると、どうも突っ張れない感じもある。

289名無しさん:2006/05/17(水) 04:03:24
>>286
麻垣康三は全員二世議員ですがね…

290小説吉田学校読者:2006/05/21(日) 08:27:32
今、フジテレビで宮澤喜一のインタビューを見ておりますが、話の内容よりも体躯の方に目がいきます。やめたれ。忍びない。

さて、総裁選ですが、岩見氏、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1058274329/273-274 を見たとか、>>273が岩見氏とか(笑)

近聞遠見:河野家3代「反逆の血」=岩見隆夫
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/iwami/kinbun/

(抜粋)やはり血筋かもしれない。河野太郎副法相が、突然、自民党総裁選に名乗りをあげたとき(11日)、周囲は、
 「DNAですから」
 と予期した反応だった。
 「自民党の河村たかしになるのでは……」
 と心配する声もでた。民主党の河村は代表選のたびに出馬意欲をみせながら、推薦議員が足りずに果たしていないが、それと同じに、という懸念だ。
 河野も5年前、小泉純一郎首相を選んだ総裁選にいったん出馬を決意したが、若手の推薦議員が18人にとどまり(立候補資格20人)、惜しくも断念している。2度目の挑戦だ。
 ともあれ、DNAを感じる。祖父、河野一郎元建設相が戦前の1932年、衆院に初当選してから、洋平(衆院議長)、太郎と継がれた河野家3代の74年は、<反逆>の歴史である。

291とはずがたり:2006/05/21(日) 11:31:27
>>290
岩見氏我が掲示板に登場!?笑
一度寿司屋で会ったことがあって名刺も貰ったことあるので今度顔見たらつっこんでおきますw

更に太郎は

 3年前に出版した「河野太郎の国会攻略本」では、
 <次の20年を考えると、まず塩崎恭久を総理大臣にして、安倍晋三か石原伸晃ときて、河野太郎、その次には細野豪志とか、いい若手がいます>

なんて細野の名を出してるんですねぇ。

292片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/21(日) 12:41:20
すでに「自民党の河村たかし」というのはテレビでも聞きました。
>>273の投稿の後ですけど。

報道2001の首都圏調査では、福田がだいぶ詰めてきました。
前出のとおり、「自民党支持」が条件になっていれば、安倍のリードはまだ大きいと思われますが、仮に全体の数字で並ぶとインパクトは大きいものと思います。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/2001/chousa/2006/060521.html
こういう話もあるし、安倍の伸びに不安なところもあります。そもそも、セコイッタあたりはなんで安倍応援団やってるんだろう。政策・素質で支持してるのか、ポジションで支持してるのか。
次期総理最有力なのによくわからないことが多い。私はそこにきな臭さを感じますが・・・。
http://tamakoro.no-blog.jp/tama/cat404288/index.html

>>291
石原はともかく、塩崎ってまったく聞かれなくなりましたね。
塩崎-河野太郎ラインが一時期目立っていたけど、安倍勝手連に吸収されたかな。
新世代総理を創る会あたりも、まとまって行動する感じじゃないし・・・。

293とはずがたり:2006/05/21(日) 15:02:49
>>292
ほんと塩崎,影が薄くなりましたねぇ。大臣にもなれないし。
なんか問題でも抱えてるのでしょうかね

294小説吉田学校読者:2006/05/21(日) 17:51:44
>>292
それを言ったらつまらないじゃん(笑)

295小説吉田学校読者:2006/05/21(日) 18:34:39
>>291
何、名刺をもらった?いいなあ。「陛下のご質問」はいい本ですね〜。今日の内奏はないぞう〜。

毎日新聞岩見氏といえば、「毎日のチェルノブイリ取材班だった記者は早死にする。こんな悲劇は二度と起こしてはならない」と半分泣きそうになりながら「やじうまワイド」で言っていたのを思い出します。

296片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/21(日) 22:32:50
>>294
どっちかといえば、政界やマスコミでかなり広まっている話だったからこの掲示板に出てきたのか、オリジナルの発想であらせられたのか、気になるのでございます。

ところで、↓こういった嬉しがりなところが、お茶目に思われて、人気なんでしょうか。
僕は格差問題準備オッケーだよ、って感じですが(笑)。

安倍氏、再チャレンジ推進法制定に意欲…総裁選にらみ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060521-00000112-yom-pol

 安倍官房長官は21日、札幌市内で記者会見し、格差の固定化を防ぐ方策を検討している政府の「再チャレンジ推進会議」の中間報告について、「6月の『骨太の方針』に盛り込み、法制化や法改正が必要なものもあるので一括的に法案として出すことを考えたい」と述べた。

 さらに、9月の自民党総裁選について「格差問題がテーマになるのではないか」との見方を示した。

 安倍氏が一括法案として提出を目指す「再チャレンジ推進法案」(仮称)には、<1>厚生年金加入を義務づけるパート労働者の範囲拡大<2>再起業に対する新たな融資制度の創設<3>国家公務員の中途採用拡大――などが盛り込まれる見通しだ。
(読売新聞) - 5月21日20時54分更新

「再挑戦」を総裁公約柱に 安倍氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060521-00000133-kyodo-pol

 安倍晋三官房長官は21日、札幌市内で開いた対話集会「再チャレンジタウンミーティング」後の記者会見で、9月の自民党総裁選について「私自身が立候補するかどうかにかかわらず、格差問題の中で再チャレンジは一つのテーマになるだろう」と述べた。安倍氏は政府の「再チャレンジ推進会議」の議長を務めており、事業倒産や失業を経験した人の「再挑戦」支援を総裁選公約の柱の一つに据えるとの見方が強まっている。
 また安倍氏は政府で検討している一連の施策のうち法改正が必要なものについて一括法案で提出する考えを表明。政府関係者によると、早ければ来年の通常国会に提出される見通しだ。安倍氏は「再チャレンジ可能な社会にするという意思を国民に示す」と、狙いを強調した。
(共同通信) - 5月21日20時42分更新

再チャレンジ推進法案を検討=「総裁選のテーマになる」−安倍官房長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060521-00000068-jij-pol

 安倍晋三官房長官は21日午後、札幌市で開かれた「再チャレンジ・タウンミーティング」に出席後、記者会見し、社会的格差の是正策を一括して盛り込んだ「再チャレンジ推進法案」(仮称)の策定を検討する考えを明らかにした。
 安倍氏が議長を務める「再チャレンジ推進会議」が具体策の取りまとめを進めており、同氏は「成果には法改正が必要なものもある。場合によっては法案を出していくことも考えたい」と述べた。
 また、9月の自民党総裁選について「格差問題はテーマになると思う。わたし自身が立候補するかどうかにかかわらず、『骨太の方針』に再チャレンジ(推進会議の議論)が入れば、当然テーマになる」と指摘した。 
(時事通信) - 5月21日19時1分更新

自民党総裁選:格差問題も一つのテーマに 安倍官房長官
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060522k0000m010068000c.html

 安倍晋三官房長官は21日、札幌市で開かれた「再チャレンジ・タウンミーティング」に出席後記者会見し「(格差問題は)当然、一つのテーマになる」と述べ、9月の自民党総裁選で主要テーマになるとの見方を示した。

 安倍氏は自らが主導する再チャレンジ推進会議に関し、「成果を(6月に閣議決定する)『骨太の方針』に入れたい。その後、一括的に法案として出すことも考えたい」と強調。非正規社員の待遇改善など格差是正策の一括法案化を検討する考えを改めて示した。

 タウンミーティングでは出席者から「倒産した中小企業の経営者が一番困るのは、死ぬまでついて回る個人保証だ」など現状改善を求める意見が相次いだ。安倍氏は「安易に個人保証を求めさせないことを進めたい」などと答えた。【犬飼直幸】
毎日新聞 2006年5月21日 20時42分

297小説吉田学校読者:2006/05/22(月) 10:05:14
>>296
それでは、岩見氏がこの掲示板登場という結論でよろしいでございましょうか。

岩見氏は「〜のDNA」という言葉好きですね。

(参考)
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31472981

298片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 00:02:23
今日、新潮社のフォーサイト読んでたんですが、安倍の再チャレンジ推進会議って各省庁の偉いさんが集まってるらしいですね。
その分、やや丸投げチックっぽいですが。
官房長官のリソースを動員して総裁選への準備を固めてきており、
職務内容に付随する事項を自分のお手柄にしてしまうことについて変に遠慮することなく、むしろアピール材料にして、福田の追撃を振り切ろうということでしょうか。
各紙、本日、出馬意向を固めたと報じていますが、たぶんマスコミにオーケーサインの説明が行ったのでしょう。
タイミングはよかったと思います。

安倍氏、総裁選出馬へ 後継首相争い本格化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060524-00000260-kyodo-pol

 安倍晋三官房長官は24日、都内で講演し、小泉純一郎首相の後継を決める9月の自民党総裁選に出馬する意向を事実上表明した。7月中旬の主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)終了後、構造改革に伴う格差を固定させない「再チャレンジ推進策」を政権構想に掲げ、正式表明する考えだ。
 総裁選をめぐっては、谷垣禎一財務相が既に立候補の意向を示し、麻生太郎外相も出馬の構え。安倍氏と同じ森派の福田康夫元官房長官も、アジア外交の立て直しを訴えるなど意欲をにじませており、今国会の閉会後をにらみ、後継首相レースが本格化しそうだ
 安倍氏は講演で「今は官房長官の役職にあり、内閣の要として首相の改革を最後まで支えていく。その職責を務めていくことでおのずと道が決まってくる」と指摘。「いずれかの時点で私の考えを表明しなければいけない。サミットが終わって、どのタイミングになるか考えないといけない」と述べた。
 小泉首相の改革路線の反動として批判されている格差問題について、安倍氏は「勝った人、負けた人が固定化されず、誰にでも何回もチャンスがある社会にしたい」と強調した。安倍氏周辺は政権構想づくりを加速させており、正式表明と併せて公表する見通し。
 憲法改正に関しては「現行憲法は占領軍によってつくられ、今の時代にそぐわない条項が憲法9条を筆頭にいくつかある。次の内閣の大きな課題になるのは間違いない」とする一方で、「(改憲には)5年以上かかる」との見方を示した。
 小泉首相の靖国神社参拝で冷え込んだ日中関係に関連し、安倍氏は「(経済は)切っても切れない関係だ。(中国側の)政治目的達成のために損なってはならない」と述べ、靖国参拝を理由に首脳会談に応じない中国側の対応を重ねて批判した。
(共同通信) - 5月24日23時46分更新

299名無しさん:2006/05/25(木) 01:18:11
共同通信系の地方紙は今年の元旦の朝刊で一斉に
「安倍氏総裁選出馬の意向を固める」と報じているので
安倍出馬の記事が最も早かったのは共同通信系ですね。

300片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 02:04:23
はあはあ、元旦ですか。
共同は、今回は「事実上表明」なんですね。
共同としては、もうすでに「立候補」ほぼ確定で、表明の時期選びという認識だったんでしょうか。
それとも、元旦で、ちょっと強めに目玉記事ぶち上げたという感じかな。
森の「一本化断念」とやらは元旦以降の話であるわけで、状況自体は変わった気もします。

日経では24日に「出馬意向固める」でした。
それ以外の新聞は、、、実は全紙揃って、というわけでもなかったんですね。あまり確認しないまま。「各紙」という表現をしましたが、そうでもなかったようで、
むしろ、揃っていたのはテレビであり、一斉のインパクトが強かったのはそのためのようでした。

日経が、夕刊で、支持する若手議員に政策構想をまとめさせていると書きつつ、「7月サミット後、表明へ」と書いてるんで、ゴーサインがバックヤードで出たもんだと思ったんですが、どうなんでしょうか。
一方で、テレビのは主に講演内容を受けたものですが、発言内容から出馬表明ととったか、もう裏でははっきりと動いているか。
たぶん、どっちも。

本気で(かつ、慎重に)やれば総理総裁を射止めるのはそう難しくない感じですね。

301名無しさん:2006/05/25(木) 02:16:50
森・一太・安倍・小泉の猿芝居だよ

302小説吉田学校読者:2006/05/25(木) 07:08:22
>>300
毎日も「サミット後に表明へ」。安倍ならずとも、8月、9月は小泉内閣に仕事はないと思っているんでしょう。

303片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 11:11:17
>>301
ただ、安倍福田両者出馬になれば森には苦しい状況だとも思います。
それを食い止めたいというのについては本音では。
誰になるか、というより、総裁選の行われ方に気を使ってる状況じゃないでしょうか。
自分が失脚しないように。

世間に言われるように必ずしも森は福田でまとめたいというわけでなく、安倍でもいい(自分が安倍政権でもそれなりの力を残せられるなら)と考えてるとは思いますけども。そして、最近、安倍政権になっても森が生き延びる目処が立ってきた感もある。
小泉が両者出馬&安倍支持を推し進めて、森潰しを図れば面白い状況になりそうですけども、なんだかんだいってここの関係は「なあなあ」な気も確かにするんですよね。
本気で対立することあるんだろうか。小泉が潰しにかかる気配があったら森が逃げ場を探すだろうから、激突はないか・・・。

>>302
昨日の講演は、側近と打ち合わせた上での「出馬表明予告」という位置づけでよいのでしょうね。
セコーも同じ場で講演して、無類の個性とリーダーシップを備えた小泉首相のあとを引き継ぐには、官邸にチームを作ってやっていくしかない、ってなことを語ったそうです。
セコーが安倍政権の官邸に深くかかわるのはほぼ確定といったところだと私は思います。

304小説吉田学校読者:2006/05/26(金) 07:21:40
山崎氏の忠臣となって働くのか、跡目争いか、乗っ取り狙いか。しかし、この見出しは意地悪だね。

脱派閥に動く武部氏が山崎派復帰を明言
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060525-36942.html

 自民党の武部勤幹事長は25日、都内で開かれた同党衆院議員のパーティーであいさつし「私も山崎派の一員だ。形の上では離脱しているが、9月に幹事長を辞めた後は『実家』に戻ろうと思う」と述べ、幹事長退任後に山崎派へ戻る意向を示した。
 武部氏は、全国に11ある衆院比例ブロック単位の「ブロック協議会」の強化を主導するなど、小泉純一郎首相の指示を受けて「脱派閥」の受け皿づくりに力を入れているだけに、「言行不一致」との批判も出そうだ。

305とはずがたり:2006/05/26(金) 22:38:27
森前首相:小泉首相の「分裂狙い」を批判 TBS番組で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060527k0000m010066000c.html

 自民党の森喜朗前首相は26日、TBSの報道番組「時事放談」の収録で、小泉純一郎首相が総裁選に向けた森派の安倍晋三官房長官と福田康夫元官房長官の一本化調整を否定したことに触れ、同派分裂を狙ったものだとして批判した。一本化調整については「(2人とも)出るということは私の不手際になるのかもしれない」と述べ、同派の結束維持のためには調整が望ましいとの考えを表明した。

 この中で森氏は「小泉さんの発想は違う。自分がもといた仲間の方が一番大きくなり、割れればいいと思っているんじゃないか。安倍も福田も出れば、きっと両方に分かれるだろう。それでよかった、ついに森派も割れてくれたと(思っている)」と述べた。

 森氏は11日の同派総会で、首相に追随する形で一本化調整を否定したが、基本的には調整したいとの考えを変えていない。森氏は、首相発言を機に「安福対決」が現実味を増していることに危機感を抱き、派閥会長としてなお一本化調整への望みを捨てていないことを示したものとみられる。

 また森氏は、首相が総裁選で特定候補を応援する考えを示していることについて「よくないことだ。前時代的なやり方だ」と批判した。
[高山祐]毎日新聞 2006年5月26日 20時19分

306片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/27(土) 00:20:33
>>304
山崎に取って代わるつもりでは。
安倍の威を借ることができるかできないかで大きく違ってきそうですね。
2chなんかでは山崎派って山崎を慕う議員の集まりとか書いてた人が前にいて、おおむね賛同を集めてたようだったけど、武部は一体何なんだ(笑)。

脱派閥というのは、方便という側面もあるし、実際は「超派閥」だったりしますね。
こうやって揺れつつも、固い結束は解けていくことでしょう。

307片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/27(土) 01:01:26
小泉よりも安倍のほうが、支持した分のお返しをちゃんとやってくれそう。
自分が自民党議員だったら、田舎系議員だとすればここに入るし、パフォーマンス系議員ならセコイッタに追随すると思う。

福田の側は、まだまだ若手中堅に核となる実動隊がいないから、世論調査支持率上昇と大物議員の一斉支持表明で末脚一気を狙うことになるのでは。
対抗して議員集団を立ち上げる動きは出ないのではないかなと思う。

安倍氏支える議連発足 党内は冷静な受け止め
2006年05月26日06時23分
http://www.asahi.com/politics/update/0526/001.html

 安倍官房長官が9月の自民党総裁選に立候補する意向を固めたことに歩調を合わせるように、自民党の派閥横断の中堅・若手の衆参両院議員が25日、安倍氏が主宰する政府の「再チャレンジ推進会議」を支える「再チャレンジ支援議員連盟」の発足を決めた。6月2日に安倍氏を招き、発足総会を開く。発起人には、自民党総裁選の立候補に必要な推薦人数と同じ20人が名を連ねており、安倍氏支援の「核」の一つとなりそうだ。

 20人の発起人は、安倍氏が属する森派だけでなく、他派からもまんべんなく参加しているのが特徴。発起人の一人は「今度の総裁選は派閥間の争いではないことを示したい」と狙いを説明する。

 自民党内には各派のベテランを中心に安倍氏への世代交代に反発する声も根強いが、この議連がそうした「安倍包囲網」への対抗勢力に発展する可能性もある。

 一方、安倍氏が立候補の意向を固めたことについてはこの日、党内では「織り込み済み」「一喜一憂せず」など、冷静な受け止め方が目立った。

 「これで安倍氏の支持率がまた上がってくる。(二番手につける)福田康夫元官房長官と追いつ追われつだ」。党幹部の一人は25日、記者団にこう語った。

 その福田氏は記者団に「生体反応なし」。総裁選についてはだんまりを決め込んだ。谷垣財務相は「安倍氏にそういう気持ちはあると思っていたから、なるほど、ということですかね」。安倍氏と福田氏を抱える森派の総会では、森前首相が沈静化を求めた。「小泉内閣が最後の着地によろけたら、すべての点数がゼロになる。我々がしっかり支えることが第一。総裁選はそれから後のことだ」

 小泉首相はこの日、記者団に対し、総裁選について「まだ、だれも立候補表明してないじゃない。まだ先の話です」などと述べるにとどめた。

    ◇

 6月2日に発足する「再チャレンジ支援議員連盟」の発起人は次の通り。(敬称略)

 【森派】木村太郎、中野正志、岩城光英、山本順三【津島派】桜田義孝、山口泰明、新藤義孝、松村祥史、山下英利【丹羽・古賀派】菅義偉、岩永峯一【伊吹派】小島敏男、西川公也【山崎派】田中和徳、山内俊夫【高村派】山本有二【無派閥】水野賢一、梶山弘志、吉田六左エ門、菅原一秀

308小説吉田学校読者:2006/05/27(土) 11:27:59
>>307
安倍応援団とも言っていい産経の贔屓記事だと思いますけれども、再チャレンジというかセーフティーネットには無関心と思われていた小泉政権の「常務」がこんな議連を作るのは片腹痛い。逆に「自由競争研究会」とか「行革推進議連」とかだったら座りも良かったはずであります。

これは両睨みの人が多いんでしょう。「天命を知り、志を立たす」。

自民総裁選:福田会長の「知命立志会」会員急増
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060527k0000m010169000c.html

 50歳を過ぎて初当選した「遅咲き」の自民党有志議員でつくる「知命立志会(通称・クローニンの会)」(会長・福田康夫元官房長官)が31日、福田会長になって初めての総会を東京都内で開く。9月の総裁選に向け、各種世論調査で福田氏の支持率が急上昇した今月に入って、同会には一挙に約20人が加わるなど、新規入会者が急増している。一方、安倍晋三官房長官の事実上の支援グループも来月2日に議連をスタートさせることになり、「安福対決」が激しさを増してきた。
 同会は01年に設立された懇親会。昨年の衆院選で主な役員が脱会したため、今年2月に福田氏をトップに改組。3月末の世話人会で自民党総裁選も視野に新規入会者を受け入れる方針を確認した。
 その結果、約1カ月後の4月25日の段階で、会員は27人から31人に増加。さらに1カ月後の今月25日には、総会への参加を検討する未入会議員4人を含めた計53人に急増した。
 同会に参加する中堅議員の一人は「会員を増やす運動を全くしていないのに増えている。50歳を過ぎて初当選というハードルを外せば一気に100人くらいに増えるだろう」と話す。ただ同会には、安倍氏を支持する議員も参加。安倍氏を支援する「再チャレンジ支援議連」の発起人と兼務する議員が2人いるほか、両氏を両にらみする議員も多いようだ。【田所柳子】

309小説吉田学校読者:2006/05/27(土) 11:29:29
森氏の動き2題。一本化調整です、これは。

自民総裁選:森氏、福田氏が会談「態度は?」「まだまだ」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060527k0000m010168000c.html

 自民党の森喜朗前首相と福田康夫元官房長官が今週、東京都内で会談していたことが明らかになった。森氏は17日に安倍晋三官房長官とも会談し、総裁選出馬の意向を確認しているが、福田氏にも総裁選出馬の意思があるかどうかを聞いた。
 森氏が「(総裁選に対する)態度は決めたのか」と問い掛けたのに対し、福田氏は「いやいや、まだまだ。(総裁選出馬の憶測は)いい迷惑だ」と述べ、態度を明確にしなかった。
 森氏は25日夜にも福田氏と会談し、来年の参院選への対応を協議。この会談には同じ森派の町村信孝前外相、玉沢徳一郎元農相も同席した。

310小説吉田学校読者:2006/05/27(土) 11:30:57
森さん、相当あせっているのでは? 何をあせっているのかといえば、自身の影響力低下が現実になりそうだからでしょう。

自民党総裁選:「森派分裂が狙い」 森前首相、一本化調整否定の小泉首相批判
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/archive/news/2006/05/27/20060527ddm005010035000c.html

 自民党の森喜朗前首相は26日、TBSの報道番組「時事放談」の収録で、小泉純一郎首相が総裁選に向けた森派の安倍晋三官房長官と福田康夫元官房長官の一本化調整を否定したことに触れ、同派分裂を狙ったものだとして批判した。一本化調整については「(2人とも)出るということは私の不手際になるのかもしれない」と述べ、同派の結束維持のためには調整が望ましいとの考えを表明した。
 この中で森氏は「小泉さんの発想は違う。自分がもといた仲間の方が一番大きくなり、割れればいいと思っているんじゃないか。安倍も福田も出れば、きっと両方に分かれるだろう。それでよかった、ついに森派も割れてくれたと(思っている)」と述べた。
 森氏は11日の同派総会で、首相に追随する形で一本化調整を否定したが、基本的には調整したいとの考えを変えていない。森氏は、首相発言を機に「安福対決」が現実味を増していることに危機感を抱き、派閥会長としてなお一本化調整への望みを捨てていないことを示したものとみられる。
 また森氏は、首相が総裁選で特定候補を応援する考えを示していることについて「よくないことだ。前時代的なやり方だ」と批判した。【高山祐】

311とはずがたり:2006/05/27(土) 12:01:59
ことあることに対立してきた森と小泉ですが,結構対立は深刻なのですかね??
またいつもの如く,森さんが一方的に折れて小泉がにんまりとするような気もしますが,一々突っかかってくる森を鬱陶しく小泉が思っているとしたら,これを期に森派も解体さえれば自民党の派閥を全部ぶっこわしたといえるのかもしれません。
宏池会は既にバラバラ,旧亀井派も郵政がらみで分裂,橋本派もご承知の通りで,安泰なのは清和会だけですからねぇ。

312小説吉田学校読者:2006/05/28(日) 08:08:54
じわり小泉路線批判加速。これはすなわち安倍との違いを鮮明化させているということであります。ちなみに紙面での見出しは「感情的な対応は最低」

福田元官房長官:小泉首相の靖国参拝を強く批判
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060528k0000m010069000c.html

 自民党の福田康夫元官房長官は27日、名古屋市内の公明党参院議員の会合で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝で中国、韓国との関係が悪化していることについて「まことに不幸なことだ。『靖国神社に行って何が悪いんだ』と言うと、向こうも感情的になる。トップ同士も国民も、お互いに感情的になるのは最低だ」と述べた。参拝をめぐる首相の対応を厳しく批判したものとみられる。また、財政再建に関して、5%程度の消費税率引き上げが不可避との認識を示した。
 自らの総裁選出馬には触れなかったが、増税問題に関連して聴衆に「皆様の協力が必要だ。その時が来たら、またお願いに頭を下げに来る」と語った。
 福田氏は日中関係の改善に関し「誰かが冷静にしていかなければ、大事な関係を今後、維持することが非常に難しくなる」と指摘。さらに「日本国内は議論がエスカレートしすぎている。大声を上げれば、それが中国、韓国に伝わる。悪循環だ」と述べ、自民党内の対中強硬論を批判。「相手の立場を考えないで話すのはケンカだ。ケンカをする必要はない」と語り、外交をめぐり他国と対立関係を作るべきではない、と強調した。
 消費税率の引き上げについては「いやだが、言わないといけない」としたうえで「今、仮に5%上げると12兆円ぐらいの収益がある」と説明した。【田所柳子】

313片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/28(日) 10:38:44
>>310
言及したことは行いにくくなる、という効果を狙いすぎで気持ちが悪い。
影響力低下しそうだから焦っているのが出てる発言、という側面があるけれども、それを踏まえた情宣活動(?)みたいな意味もありますよね〜。

>>311
小泉が清和会を解体したいかどうかについては、微妙なところ。
清和会が分裂することにより直接民主党に利を得させることはしないと思う。
あくまで党内の構図をどうにかするということ。
でも、森は自分の身が危うくなる対立は徹底的に避けるので、清和会が分裂するときはいつの間にか一方的に泣かされた「悲劇の人」になっている可能性大の気がします。小泉を本気で抑えて撃沈するということはない。

314名無しさん:2006/05/28(日) 12:30:00
報道2001世論調査

小泉総理は、この9月に自民党総裁の任期切れを迎えます。あなたは、次の自民党総裁には誰がなってほしいですか。
安倍 41.8
福田 27.2
http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/2001/chousa/2006/060528.html

先週は7P差だったけど、今回は14P差に広がった。
安倍の出馬宣言の影響だろう。
これが一時的なものになるか、福田が巻き返すか。

316片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/28(日) 13:51:19
>>314
私もそれを言おうとしたが、2001の調査はブレが大きく、次週になって平気で揺れ戻したりするので、もう一週様子を見たい。

>>315
総理大臣退任後の小泉は、これまでとまったく同じ意味での輿論意識はしないんじゃないかとも思います。
自分が総理大臣してれば、無茶に派閥いじめしていても、あまり問題はないが・・・。
一時の爽快感とかではなくネチネチした戦略意図によるものと思いますので。

318片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/28(日) 23:40:30
>>317
やはり、いずれかの調査で福田が安倍に並ぶこと。
それが、狼煙になるだろう。

見ていましょう。
その結果が出たら堰を切ったように好き勝手言い出すやつらがいる。
森もさらにひどくなる。

並べばの話だとは思うが。

320名無しさん:2006/05/29(月) 18:42:23
「格差社会に」対抗しての「再挑戦」では弱いな

321片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/30(火) 02:09:22
>>320
具体案を挙げさせてみたら今のところ(格差社会に対しては)弥縫策にしか思えない「再チャレンジ」ですが、
妙に官庁の一部を動員してるんで、無理やり盛り上がるのかもしれないですね。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/saityarenzi/index.html
ニートの公務員雇用以外に、もっとまともな政策がどれだけ出るか。
出産・育児で退職した人の再就職とか、http://www.gender.go.jp/saisien/index-sa.html
事業で失敗した人への融資とか・・・?

まあ、格差社会ではないというのだから弥縫策でもないということなのでしょうが、
そのあたりの論理関係はあまりスッキリしない。

念頭に置かれるのは、
・起業したがつぶれた人 → また起業したい
・長年勤めた会社にリストラを食らった人 → 新たな働き口がないと非常に困る
・就職できなかった&合わなくて早期退職した人 → 年齢を重ね就職が苦しい、今のところ親頼み
拡大解釈して、
・結婚後退職した女性 → 家族を抱えながらもそれなりの役目で働きたい
というようなところか。

党総裁選オンリーの観点で見ると、そこまでのまとまった政策を誇れるのは安倍くらいだから、有利になるかも。
そのあとのことは知らない。

322片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/30(火) 02:25:47
安倍の下げ止まり傾向は出てきたっぽいですね。

"ポスト小泉"安倍長官が支持率1位 ANN世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20060529/20060529-00000013-ann-pol.html

 ポスト小泉の有力候補、安倍氏と福田氏。支持率では、なお、安倍氏がダントツの1位で、福田氏との差が広がっていることがANNの世論調査で明らかになりました。

 ANNの世論調査によると、まず、次の総理大臣に誰がふさわしいか聞いたところ、「安倍氏」と答えた人が35.1%、次いで「福田氏」が16.1%で、前回の調査に比べ、2人とも支持率を上げているものの、その開きはダブルスコア以上になっています。一方で、「外交」を重視した場合に、ふさわしい総理大臣は誰かという質問では、「安倍氏」が31.2%、「福田氏」が30.1%と、肩を並べています。また、次の総理大臣による靖国神社参拝については、「続けるべきではない」と答えた人が52%と、初めて半数を超えました。さらに、小泉内閣の支持率は47.5%と、前回より1.5ポイント上昇し、なお、高い水準を維持しています。
[29日12時34分更新]

「ポスト小泉」は安倍氏ふさわしい4割超、福田氏支持も増加
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20060529/20060529-00000831-fnn-pol.html

「ポスト小泉にふさわしいのは安倍官房長官」と答えた人が4割を超える一方で、福田元官房長官とする人が増加していることが、FNNの世論調査で明らかになった。
27日、28日の2日間、全国の有権者2,000人を対象に行った調査で、ポスト小泉の1番手となったのは、安倍官房長官で41.7%、次は福田元官房長官の23.2%で、麻生外相、谷垣財務相、河野法務副大臣と続いた。
安倍氏は、1カ月半前の調査と比べて、5.3ポイント支持が減る一方で、福田氏は4.9ポイント上昇し、差が詰まりつつある。
一方、自民党支持層で見た場合、1位の安倍氏は57.2%で、2位の福田氏を大きく引き離している。
また安倍氏と答えた人は、小泉内閣支持層に多く、逆に内閣を支持しない人の中では、福田氏の方が多くなっており、小泉路線に批判的な人は、福田氏に期待していることがうかがえる。
次の首相の靖国参拝については、「参拝するべきではない」が5割を超え、「参拝するべき」を大きく上回った。
一方、小泉内閣を支持すると答えた人は、42.6%にとどまり、前回と比べて6.2ポイント下がっており、低下傾向が顕著になっている。
[29日21時2分更新]

323片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/30(火) 21:03:56
政策は何でもいいって感じですね。
福田の支持率が伸びればそれをよしとして安倍を断念させる雰囲気を作り、
そうでなければ福田を断念させる。どっちにしろ、自分が失脚しないような、保身的な動きです。

’06総裁選:森氏、軸足そろり? 「安倍氏温存」を修正
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060530ddm005010041000c.html

 自民党総裁選の有力候補、安倍晋三官房長官=似顔絵<左>=と福田康夫元官房長官=を抱える森派会長の森喜朗前首相=同<中>=が「安倍氏への一本化」に軸足を移し始めた。もともと福田氏で森派を一本化する「安倍氏温存論」が持論だったが、安倍氏は出馬への動きを加速させている。「安福対決」による分裂回避が森氏にとって最優先だけに、今度は福田氏の出馬見送りによる軟着陸を探り始めたようだ。【高山祐】

 「福田さんは、自分たちの仲間が割れるようなことをしていいのかなという思いがある」「安倍君を思う気持ちはすごく強い。非常に心配している」。森氏は28日の民放番組でこう語り、福田氏の「真意」を解説してみせた。同時に、派内では安倍氏支持が多数派との認識も示した。福田氏は27日の講演で小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐる対応を批判していただけに、対立の構図がエスカレートすることへの懸念がありありだった。

 「安倍氏温存論」を主張してきた森氏にとって、本来は福田氏への一本化が理想的だ。だが小泉首相が一本化調整は不要との認識を示し、調整を「古い自民党」と退けたことで、森氏は調整断念を表明せざるを得なくなった。24日には安倍氏が先手を打つ形で立候補の意向を表明。安倍氏が出馬を見送る可能性は少なくなった。森派幹部は「森さんの今の狙いは次善の策として、福田さんが降りやすい形を作ることで候補者を安倍氏に一本化することではないか」と話す。

 その伏線とみられるのが28日、森氏が首相の靖国神社参拝に反対する意向を示したことだ。福田氏の意に沿い安倍氏が参拝を断念することで、福田氏が出馬を見送る環境も整備される−−。そんな狙いをのぞかせる発言だった。「若い連中が(安倍氏支持で)やっているが、年配の人たちは苦々しく思っている」とも述べており、アジア外交や世代で敵対勢力を作らないよう、挙党態勢の構築を安倍氏に促している。

 ただ、森氏は福田氏の支持率が安倍氏を猛追している現状に「安倍氏には、もし支持率の差がなくなれば、国会議員としても人生においても先輩(福田氏)と戦っていいのかという悩みがある」と語り、今後の世論の動向次第では福田氏への一本化もありえるとの見方も示し、なおバランスをとっている。安倍氏が最終的に政策変更を受け入れず独自性を鮮明にして選挙戦に突入する場合は「福田、安倍両氏の直接対決は避けられない」と同派関係者は語っているだけに、森氏の心はまだまだ揺れ動きそうだ。

毎日新聞 2006年5月30日 東京朝刊

324とはずがたり:2006/05/30(火) 21:07:07
ほんま,森の発言には重みがない。節操のない男だ。

325片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/03(土) 12:19:53
安倍チャレンジ推進議連設立。
http://www.asahi.com/politics/update/0603/001.html
 【森派】小野晋也、塩谷立、大野松茂、木村太郎、高市早苗、石崎岳、高木毅、中野正志、三ツ林隆志、山本明彦、吉野正芳、柴山昌彦、中山泰秀、西村康稔、萩生田光一、赤池誠章、岡部英明、亀岡偉民、木挽司、杉田元司、高鳥修一、福田良彦、松本文明(以上衆院)世耕弘成、山本一太、小林温、岡田直樹、岸信夫、山谷えり子(以上参院)

 【津島派】桜田義孝、山口泰明、新藤義孝、加藤勝信、戸井田徹、福岡資麿

 【丹羽・古賀派】塩崎恭久、岩永峯一、菅義偉、近藤基彦、平井卓也、宮沢洋一、葉梨康弘、林潤、清水鴻一郎

 【山崎派】田中和徳、江崎洋一郎、山際大志郎、平将明、冨岡勉

 【伊吹派】松岡利勝、小島敏男、中野清、西川公也、西川京子、谷公一、松浪健太、山本朋広(以上衆院)秋元司(以上参院)

 【高村派】山本有二、七条明、河本三郎

 【河野グループ】松本純

 【無派閥】小此木八郎、浜田靖一、水野賢一、梶山弘志、後藤茂之、吉田六左エ門、菅原一秀、御法川信英、秋葉賢也、赤間二郎、赤沢亮正、石原宏高、上野賢一郎、浮島敏男、遠藤宣彦、大塚拓、片山さつき、木原誠二、木原稔、坂井学、清水清一朗、鈴木馨祐、関芳弘、田中良生、渡嘉敷奈緒美、中森福代、西本勝子、萩原誠司、平口洋、牧原秀樹、武藤容治、山内康一

まとめなおしたもの↓
【当選1回】赤池誠章、岡部英明、亀岡偉民、木挽司、杉田元司、高鳥修一、福田良彦、松本文明、福岡資麿、林潤、清水鴻一郎、平将明、冨岡勉、山本朋広、赤間二郎、赤沢亮正、石原宏高、上野賢一郎、浮島敏男、遠藤宣彦、大塚拓、片山さつき、木原誠二、木原稔、坂井学、清水清一朗、鈴木馨祐、関芳弘、田中良生、渡嘉敷奈緒美、中森福代、西本勝子、萩原誠司、平口洋、牧原秀樹、武藤容治、山内康一

【当選2回】柴山昌彦、中山泰秀、西村康稔、萩生田光一、加藤勝信、戸井田徹、葉梨康弘、江崎洋一郎、山際大志郎、谷公一、松浪健太、菅原一秀、御法川信英、秋葉賢也

【当選3回】石崎岳、高木毅、中野正志、三ツ林隆志、山本明彦、吉野正芳、新藤義孝、近藤基彦、平井卓也、宮沢洋一、西川京子、松本純、梶山弘志、後藤茂之、吉田六左エ門

【当選4回】大野松茂、木村太郎、高市早苗、桜田義孝、山口泰明、菅義偉、小島敏男、中野清、西川公也、河本三郎、水野賢一

【当選5回】小野晋也、塩谷立、塩崎恭久、岩永峯一、田中和徳、七条明、小此木八郎、浜田靖一

【当選6回】松岡利勝、山本有二

【参院議員】世耕弘成、山本一太、小林温、岡田直樹、岸信夫、山谷えり子、秋元司

326小説吉田学校読者:2006/06/03(土) 12:34:02
>>325
岩永、両西川なんか本当に天秤にかけてるな。
何度でも言いますが、私は松岡利勝が小泉改革推進派なんて論調は認めない。

327名無しさん:2006/06/03(土) 15:43:11
二階グループが不気味。たぶん情勢を静かに見守って、
最後に勝ち馬に乗り、幹事長狙いだろうけど
ミニ小沢、二階の動向に注目。

328片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/03(土) 22:49:49
政権公約に入れないことに賛成。

安倍長官、総裁選で靖国参拝は明言せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060603-00000104-yom-pol

 安倍官房長官は3日朝、読売テレビとTBSの番組に出演し、首相に就任した場合の靖国神社参拝について、「行く行かないということを言うつもりはない。言うこと自体が外交問題に発展していくなら、政局や総裁選に絡んで言うべきではない。明言する形にしない方がいい」と述べ、9月の自民党総裁選での政権公約では言及しない考えを示した。

 中国が小泉首相の靖国神社参拝を批判していることについては、「中国は反日教育をやっており、国民の間に反日の機運が高まっている。この問題(靖国問題)で後ろに下がると、中国の政権が大変厳しい状況になるということだろう」と指摘。そのうえで、「靖国参拝をやめなければ首脳会談に応じないという中国の外交は間違いだ。いかにも居丈高な外交だ」と述べ、靖国問題を理由に首脳会談に応じない中国の姿勢を改めて批判した。
(読売新聞) - 6月3日12時59分更新

329片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/04(日) 09:17:15
>>314>>316
今週も先週と似た数字。
メディアの露出度を見ても、安倍が固めにきた感じ。
それとともに、喋りが試される場になっている。

330名無しさん:2006/06/04(日) 12:55:27
2chでさえ安倍のしゃべりはかなり不評w

332とはずがたり:2006/06/06(火) 21:28:34

そうなんですか??>>330
安倍が人気なのはおばちゃんとかなんですかね?
それとも靖国参拝を明言できない腰抜けぶりがちゃねらーに不人気なんでしょうか?

333とはずがたり:2006/06/07(水) 04:03:39
与謝野氏の宣伝なのか正論の宣伝なのか・・。

与謝野氏の存在感じわり 「第5の総裁候補」財政再建論を主導
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000004-san-pol

 小泉構造改革の締めくくりとなる歳出歳入一体改革や一連の金融機関への処分などで、与謝野馨金融・経済財政担当相が存在感をみせている。このほど月刊「正論」に寄せた論文では、財政再建が「ポスト小泉」の最優先課題だと主張するなど、九月の自民党総裁選をにらんだ発言も目立つ。
 与謝野氏は寄稿「ポスト小泉が直面する重要課題」の中で、「われわれの世代で作った借金を後の世代に全部ほうり投げるのは許されない」と、財政再建への政治決断が必要だと強調している。
 政府が基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化の達成目標にしている二〇一一(平成二十三)年でも「このまま行くと十八兆−二十兆円足りない」と指摘。不足分の半分を地方財政を中心とする歳出削減で対応しても「残り十兆円は増税・増収でやらざるを得ない」としている。
 その上で、消費税率引き上げを「将来世代のためにも適切な時期を決断することを政治として避けてはならない」と訴えるとともに、消費税を社会保障目的に特化させるために名称を「社会保障還元税」に変えるべきだと提起している。
 ポスト小泉候補の中では、こうした「財政再建最優先論」を谷垣禎一財務相が支持しているほか、福田康夫元官房長官が二十七日の講演で「消費税をやらなければ赤字は減らない」と同調。安倍晋三官房長官も「歳出削減論」を前面に打ち出しつつも、日本経団連会長に就任した御手洗冨士夫キヤノン会長ら財界人と自身とのパイプ役を担っている与謝野氏の政策論には一目置いているとされる。
 政府・与党の歳出歳入削減改革論議を主導する与謝野氏を、「第五の総裁候補」と持ち上げる声も自民党内で出始めている。「与謝野氏もまんざらではない」(自民党関係者)とされるが、自身は二十八日のNHK番組で「話題として名前があがることは名誉なことだ。ただ小泉内閣の一員であり、小泉内閣の仕事をきちんと完成させることに精力を集中させ、謙虚にやっていきたい」と述べるにとどめた。
 「今回の寄稿が総裁選を静かににらむ与謝野氏の事実上の政権構想となる」(自民党関係者)との観測も流れている。
     ◇
 与謝野氏の寄稿は六月一日発売の月刊「正論」七月号に全文が掲載されます。
(産経新聞) - 5月31日3時26分更新

334片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/13(火) 02:08:58
>>333
主に雑誌のほうの宣伝ですね。

まさに、小泉がついているから、安倍の優位は保たれる。
【だいたいわかるんです、こんなの。】

小泉首相:総裁選日程考慮も一因…国会会期延長しない理由
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20060613k0000m010154000c.html

 小泉純一郎首相は12日の衆院決算行政監視委員会で、今国会の会期を延長しない理由について「(9月には)自民党総裁選が行われる。民主党代表選も行われる。夏休みもあるし、国家の将来をかくあるべしと考えるのもいい」と述べ、自民党総裁選の日程への考慮が会期を延長しない一因であることを示唆した。

 首相は「憲法改正の手続きを定める国民投票法案は本来、与党と野党第1党が対立すべき法案ではない。次の首相の下で成立させることにより、与野党共通の認識ができればよい。成立できれば内閣の実績にもなる」と強調した。【平元英治】

毎日新聞 2006年6月13日 0時49分

335片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/15(木) 02:01:40
どうも、福田不出馬になりそうな。森先生の形振り構わぬ活動も一応実を結ぶか。
福田不出馬なら、代わりに出てくるのは、与謝野か?
宏池会の丹羽も、今度は無理せず旨味を得ようとしてるように見える。
谷垣も麻生も小派閥だし、それにその派閥さえもまとまってないから2位になりづらいなー。
平成研や宏池会あたりが刃こぼれしつつ推す候補が2位だと見るが・・・。

候補一本化望ましい=当面は安倍、福田氏の判断待ち−自民党森派幹部会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000005-jij-pol

 自民党森派は14日夜、森喜朗会長(前首相)、中川秀直政調会長、町村信孝前外相ら幹部が都内で会合を開き、9月の総裁選について意見交換した。同派の安倍晋三官房長官と福田康夫元官房長官が「ポスト小泉」の有力候補とされることに関し「派内では安倍氏支持が多数だ」との認識で一致。ただ、両氏とも正式な出馬表明をしていないことを踏まえ、当面は派閥の結束を保ちつつ、2人の判断を見守ることを確認した。
 森氏は同日の協議を踏まえ、15日にも小泉純一郎首相と会う意向だ。 
(時事通信) - 6月15日1時4分更新

自民総裁選:福田康夫氏の態度表明迫る声、党内から相次ぐ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060615k0000m010137000c.html

 自民党総裁選の有力候補として動向が注目される福田康夫元官房長官に対し、出馬をめぐる早期の態度表明を迫る声が14日、党内から相次いだ。小泉純一郎首相と距離を置く勢力は福田氏の出馬に期待をかけるが、福田氏は依然として態度を保留し、議員外交の日々を続けている。国会が閉幕すれば安倍晋三官房長官らの動きが加速し福田氏が埋没しかねないうえ、福田氏が土壇場で出馬を見送れば戦略の見直しすらままならないという「反小泉」陣営のいらだちが背景にあるようだ。

 「我が国のトップリーダーたらんとする者は、自らの決心を持たないといけない。『おれがやる』と手を挙げてしかるべきだ」

 自民党の山崎拓前副総裁は14日、東京都内での講演で福田氏について「秘めたる決意があるかもしれない」と述べたうえで、出馬決断を促した。やはり小泉政権のアジア外交を強く批判する加藤紘一元幹事長も同日、記者団に「ここまで安福、安福と焦点になると、外交政策や国内政策の考えを明確にしていただかないと困る」と語った。

 首相の靖国神社参拝に批判的なことなどから福田氏に期待する「反小泉」勢力だが、福田氏本人と連絡を取り合っているわけではない。福田氏が最終的に出馬を見送り、首相が推す安倍氏で森派が一本化するシナリオがあり得るとみており、早めに見極めをつけたいのが本音だ。

 態度保留を続けると、世論の支持も失いかねない、との懸念もある。福田氏を支援する森派の衛藤征士郎元防衛庁長官は最近、福田氏に「主要国首脳会議(サミット)終了後の7月20日ごろに、あなたも表明した方がいい」と迫ったが、福田氏は無言だったという。衛藤氏は13日、衆院本会議場で古賀誠元幹事長から「7月20日でもちょっと遅いよ」とたしなめられたという。

 福田氏不出馬を想定したかのような動きも出始めている。福田氏と同様に対中関係改善に熱心な二階俊博経済産業相は13日夜、安倍氏を支援する武部勤幹事長、中川秀直政調会長、竹中平蔵総務相と会談し、次期総裁には「小泉改革路線の継承者がふさわしい」との認識で一致した。

 ただ、当の福田氏は9日から13日までニュージーランドを訪問、22日からはインドネシアを訪問する予定で、当面は議員外交に専念する予定だ。福田氏支持派と福田氏が神経戦を繰り広げるという、一見奇妙な構図となっている。【中川佳昭】
毎日新聞 2006年6月14日 22時13分

337片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/15(木) 10:27:02
>>336
続き

> 町村氏は協議終了後、記者団に「派内はできるだけ1人にしてくれればありがたいという声が圧倒的だという認識で一致した」と指摘。当面は安倍、福田両氏の出馬に向けた判断を待ち、派閥の結束を維持する方針も確認した。別の幹部は記者団に「派内は安倍氏支持が多い」と語った。
> 森氏はこうした派内情勢を踏まえ、近く小泉純一郎首相と会って対応を協議する見通しだ。総裁選を巡って首相は「本人が出たいというのを止める方法はない」などと出身派閥である森派候補の一本化は必要ないとの認識を表明。安倍氏も同様の考えを示している。森氏は安倍、福田両氏の対決による森派分裂を回避するため、自らは主導しないものの自発的な一本化に期待を寄せている。

小泉も安倍に肩入れしているし、森はいざとなれば福田に派閥を継承すればいいし、丸く収まる見通しが強くなってきた。
さすが、なりふり構わぬ落としどころ大作戦である。

338とはずがたり:2006/06/15(木) 12:27:14
なるほどその手があるか>森はいざとなれば福田に派閥を継承すればいいし
更に来夏の参院選で安倍がこけると福田待望論がでるかもしれないしね。

339片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/17(土) 01:33:40
秋田事件の週刊誌報道とのアナロジーを(勝手に)感じました。

意中の後継、事前に明かす? 自民総裁選で首相
http://www.sankei.co.jp/news/060616/sei088.htm

 小泉純一郎首相は16日午後、自民党の武部勤幹事長と官邸で会い、自らの後継を選ぶ9月の党総裁選について「自分にも1票ある。(告示日として調整中の)9月8日になったら候補が出そろうから、その時には私が誰に1票入れるかが分かるだろう」と述べ、投票する候補を事前に明かす考えを示した。
 首相はこれまでポスト小泉候補のうち、安倍晋三官房長官について「チャンスはそう来ない。困難に直面して逃げたら駄目だ」と支持を強くにじませている。

 この発言について首相の出身派閥である森派幹部は記者団に「首相は既に、誰に投票するか分かるように言っている」と指摘した。

 総裁選は9月20日投票を軸に調整されている。

(06/16 19:42)

340小説吉田学校読者:2006/06/17(土) 20:33:57
閉会後に総裁選本格化と政治記者が書きたかっただけじゃないか・・

自民総裁選 93日間の火ぶた切る ポイントは安、福
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060617-00000003-maip-pol

 国会閉幕を受け火ぶたを切った06年の自民党総裁選は、5年続いた小泉政権の下で自民党がどう変化したかが問われる意味で大きな節目となる。安倍晋三官房長官と福田康夫元官房長官による「安福対決」が実現するかで構図は大きく動くが、派閥の求心力低下やさきの衆院選での新人議員の大量当選に伴う「脱派閥」「世代」がキーワードとなる。【中川佳昭、田中成之、西田進一郎】
◆「安・福対決」の場合
 「僕の行動は僕にもわからん」
 福田氏は16日、森派の会合を前に記者団にこう語り、煙に巻いた。
 国会閉幕前夜の15日夜、東京都内のホテルの一室で小泉純一郎首相と森派会長の森喜朗前首相は生ビールとウイスキーの水割りを飲みながら1時間語り合った。「よくここまで来たもんだ」と森派の伸張を振り返る首相に、森氏は「純ちゃん、『おれは安倍だ』なんて、あんた言うべきでないよ」と静観を促した。首相が安倍氏支持で突き進めば、それだけ「反小泉」勢力が硬化し、「安福対立」をあおりかねない、との懸念からだ。
 首相が事実上後押しする安倍氏は、森派以上に派閥横断の中堅・若手議員に足場を置く戦略だ。今月2日には中堅・若手議員94人が「再チャレンジ支援議員連盟」を結成するなど浸透。党所属国会議員の27%(111人)を占める40代以下の議員は大きな票田だ。
 一方、福田氏は山崎拓前副総裁、加藤紘一、古賀誠両元幹事長らベテランがこれも超派閥的に出馬に期待を寄せており、「安福対決」が実現すれば最大派閥の森派が分裂状態となり、派閥再編を視野に脱派閥と世代対立の構図が鮮明になる。
 仮に安倍、福田氏が対決した場合は、出馬を予定する麻生太郎外相、谷垣禎一財務相は埋没の危機感が強まる。一方で、「草刈り場」となることを警戒した他派閥の候補が乱立する可能性もある。いずれにせよ激戦模様となるだけに、1回目の投票で安倍氏が過半数を制するかが焦点。決選投票となれば、2、3位以下の候補の連携もあり得ることから情勢は複雑化しそうだ。
◆福田氏不出馬の場合
 「派閥はなくならない。総裁選で他の派閥は強固になっている」。森氏は15日の首相との会談で、総裁選を経ても派閥政治は維持されるとの見方を強調した。
 福田氏が出馬を見送った場合、森派は安倍氏支持で事実上の一本化。中堅・若手の派閥横断の支持に最大派閥の支援も固める安倍氏の優位が強まりそうだ。
 「反小泉」陣営は「受け皿」をめぐり戦略の練り直しを余儀なくされ、不出馬を見越して与謝野馨経済財政担当相らの擁立を探る動きもある。ただ、安倍氏優位とみて候補擁立を見送り支持しようとする動きが他派に広がることも予想される。
 福田氏は今年7度目の外遊となるインドネシア訪問を22日から予定している。活発な議員外交や小泉首相の靖国神社参拝への批判などから、出馬意欲を指摘する声は多い。しかし、一方で森派の大勢が安倍氏支持に傾いていることや、20日の旧宮沢派系の会合での講演をキャンセルするなど、出馬を疑問視する見方も強い。このため、加藤、山崎氏らは福田氏に早期の態度表明を迫るなど、いらだちを隠さない。
 首相は15日の会談で退陣後の派閥会長への復帰について「おれは帰らない」と否定した。森氏は総裁選後の役割分担として「首相・総裁=安倍氏、派閥会長=福田氏」という落としどころで森派一本化を探っているとの見方もある。
◆異例のロングラン総選挙に
 今回の総裁選は、9月8日告示、20日投開票の日程が有力視されている。今国会は会期延長はなく18日に閉会する。このため、閉会してから総裁選の投開票日までは、過去15年で最長だった54日間を大幅に上回る93日間もあり、同党の所属議員や党員にとっては異例のロングランの総裁選となる。過去15年の総裁選のうち、任期満了に伴い9、10月に行われた総裁選は、91、95、99、03年の4回ある。このうち99、03年は、通常国会が延長され、閉会から総裁選の投開票日までの間隔は39〜54日間だ。一方、91年と参院選があった95年は通常国会の会期延長はしていないが、いずれも8月以降で総裁選までに臨時国会を開いており、閉会してから投開票までは23〜43日間にとどまっている。総裁選を盛り上げて来年夏の参院選につなげたい党執行部は、ロングランの総裁選が中だるみしないよう、全国11ブロックで総裁選の候補者による演説会や討論会を念頭にした「ブロック大会」を実施することを決定。7月末から「開かれた総裁選」による政策論争の様相を強める。

おまけ 秋竜山 http://www.channelj.co.jp/blog/20060608_1.html

341片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/18(日) 13:40:49
もうそろそろ、安倍は引き返しができなくなったとみなしていいんでしょう。
と、いうことは、福田不出馬の可能性も一段と増したということで、
昨今の福田の消極的な動きはその状況を反映したものか。
福田は輿論調査の勢いも明らかに鈍りを見せてしまっていますし、真っ向から反安倍の総裁擁立を本気で狙っていた連中は意気消沈ですね。

広がりの少ない宏池会連中以外から誰が出てくるかが本当の焦点だろうと思います。
津島派は額賀じゃなくて次世代から出してくればと思うんですが、発言力や資金力や経歴でまだまだなんでしょうか?

<安倍官房長官>自民党東京ブロック大会に出席の意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060618-00000010-mai-pol

 安倍晋三官房長官は17日、9月の自民党総裁選の候補予定者を招いて全国11ブロックごとに開く「ブロック大会」で、第1弾となる7月28日の東京ブロック大会に出席する意向を固めた。安倍氏は、総裁選の事実上のスタートである東京大会に出席し、総裁選に向けた活動を始めることになりそうだ。
 安倍氏は16日の記者会見で、総裁選出馬の態度表明について「少なくとも(7月15〜17日の)サミット(主要国首脳会議)後までは官房長官の職務のみに専念すべきだ。(表明は)サミット後に直ちにということではない」と語った。
 正式な出馬表明について党内では当初、サミット後の7月下旬とみられていたが、8月になるとの見方も出ている。世論調査などで安倍氏に次ぐ支持を集める福田康夫元官房長官が出馬の意思を明確にしないことに絡んで「8月15日に小泉純一郎首相が靖国参拝に踏み切るかを見極めようとしている」との指摘があるためだ。
 安倍氏支持の議員は「福田氏の動きや首相の靖国参拝を見極めたほうがいい」と語っており、安倍氏はこうした状況を総合的に考慮し、表明時期を決断するとみられる。〔犬飼直幸〕
(毎日新聞) - 6月18日11時39分更新

342片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/18(日) 20:34:55
堀内光雄の『自民党は殺された』(http://www.amazon.co.jp/gp/product/4898310923/250-2115119-4641835?v=glance&n=465392 )には、麻生太郎が政調会長として登場しますが、麻生は小泉純一郎と総務会の間で存在を消している感じが伺われるんですね。
政調会長のほうが政策立案側に近く、総務会長のほうが民主的意思決定機関の役目をしているということも大きく関係したでしょう。
当時、麻生太郎はなにを思っていたか?

ところで、総裁選出馬時の考えは→http://www.jimin.jp/jimin/jimin/sousai01/enzetsu_asou.html です。
あまり政策にこだわりがない、それゆえ、政局で損をしなかったといえるかもしれません。(麻生は、小泉が解散を決意したとき、初っ端は反対する意思を示したはずですが、さっさと引っ込めました。)
小泉と仲がよい、逆らわなかった。だから小泉のような手法をとる、ということにはなりません。小泉のように自身を長とする党の中に敵を見出だし、その相手をじわじわ追い詰めてついには暴発させる・・・そんなことはしないと思われます。
思うのですが、小泉は、安倍にしろ麻生にしろ(与謝野にしろ?)、あまり地方の考えにとらわれず自分についてくる柔軟性をもって政局の波を乗り越えてくる人物を引き上げてきたのではなかったでしょうか。
そういった政治家たちが、小泉去ったのち、思い通り政局を進めることができるかには疑問が残るところでもあります。(政局とは勝手に起こるものではなく、起こるのに向けて日々備えておくもの、または追い詰めて起こすもの、という意味で。)
小泉に引き上げられたのが小物で引き上げられなかったのが大物だともいえないかもしれないけど。。。

総裁選:自民との関係を政権構想盛り込み 麻生外相が示唆
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060619k0000m010046000c.html

 麻生太郎外相は18日のテレビ朝日の報道番組で、9月の自民党総裁選に関連して「(政府と)党との関係はちょっとギスギスしたものになり過ぎた。政策に関してはもっと政務調査会、部会との話し合いを丁寧にしなければいけない」と述べ、自民党との関係見直しを政権構想に盛り込む考えを示唆した。公共事業の削減については「一律は間違っている」と明言、都市と地方の格差解消の必要性を強調した。【中田卓二】

毎日新聞 2006年6月18日 19時35分

345片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/19(月) 21:19:25
ド田舎のくせに妙に相手に迫られた山本さんが必死です・・・

自民党総裁選、安倍氏に横断的支持 派閥液状化進む
http://www.sankei.co.jp/news/060617/sei010.htm

 通常国会が事実上閉会したことにより、9月に向け自民党総裁選レースの号砲が鳴った。最有力の安倍晋三官房長官は動きを強めるが、対抗馬と期待される福田康夫元官房長官は動かない。対決構図が定まらない中、派閥の枠を超え安倍氏支持の議員が走る。合従連衡で生き残りを模索する各派閥幹部の思惑をよそに、派閥の「液状化」(山崎拓元副総裁)が進む。



 15日夜、森派の当選4回衆院議員が集まった東京・赤坂の料理屋に安倍氏が姿を見せた。

 「総裁になったら自民党改革もお願いします」

 出席者からは、安倍氏の次期総裁就任を前提にした「要望」が相次ぎ、安倍氏はうなずいた。会合には、安倍氏に近い尾身幸次元経企庁長官(当選8回)も同席。森派内に広がる安倍氏支持の流れを印象付けた。

 「山崎派の中堅・若手には、安倍氏支持が多いんだ」。山崎派幹部の甘利明政調会長代理は13日夜、森派の町村信孝前外相、津島派の額賀福志郎防衛庁長官、高村派の大島理森元農水相との会合で、こう明言した。

 山崎派会長の山崎氏は反安倍勢力の結集を目指しているが、党内では数少ない「オーナー派閥」の山崎派でさえもはや一枚岩ではない。山崎氏は翌日、甘利氏に会い、「(派の対応は8月半ばの)お盆過ぎに判断すればいい」と持論を述べたが、甘利氏は前夜の自らの発言を繰り返し、考え方の違いを際立たせた。




 足並みがそろわないのは他派閥も同様だ。首相の出身派閥の森派が小泉政権下で勢力を拡大したことを目の当たりにした各派閥幹部にとって、9月の総裁選で「負け組」になることは絶対に避けたい。福田氏の意向がはっきりしない中、安倍氏支持の議員らは、94人を集めて「再チャレンジ支援議連」を発足させるなど前のめりに動く。

 「あだ名を『功名が辻』としよう」

 14日夜の各派事務総長会談では、再チャレンジ議連の会長となった山本有二氏(高村派)に対してやっかみが聞かれた。衆院高知3区選出の山本氏と土佐藩祖・山内一豊の立身出世を描くNHK大河ドラマをひっかけた皮肉だ。

 どう動くかはっきりしない党内第2派閥・津島派について「経世会(現・平成研)はだらしない」との不満も出た。津島派には、所属する額賀福志郎防衛庁長官の出馬に期待する声もあるが、3年前の前回総裁選の対応をめぐり派内が分裂した反省から、派閥として対応は慎重にならざるを得ない。

 小泉政権で抵抗勢力の扱いを受けてきた伊吹派も難しい対応を迫られている。名誉会長の島村宜伸元農水相は15日の派閥総会で「目先を追ってチャラチャラ動かず、団結していこう。まとまって良識ある行動をすれば、結果的にキャスチングボートを握ることができる」と訴えたが、同派幹部の1人は「どの派も派閥単位で動けないだろう」と冷静だ。




 15日夜、旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ丹羽・古賀派と谷垣派、河野グループの中堅議員が開いた会合は、3派結集による「大宏池会構想」で盛り上がった。次回は若手議員にも声をかけるなど「大宏池会」実現を模索しているが、3派内には谷垣禎一財務相と麻生太郎外相という2人の総裁候補がいる。出席した鈴木俊一元環境相(丹羽・古賀派)は「(この集まりは)直接、総裁選に結びつけるものではない」と強調した。

 総裁選に向け各派閥の動きが混迷を深めていることについて、山崎氏は15日の講演で「各派閥が液状化状態であるのは事実だ。究極的には2つに収斂(しゅうれん)されるが、なくならない。総裁選は『1対1』の対決になる」と述べ、今回の総裁選を通じた「派閥再編」を予言してみせたが…。




■自民党各派閥勢力

森派      86人
津島派     74人
丹羽・古賀派  48人
山崎派     35人
伊吹派     32人
谷垣派     15人
高村派     15人
二階グループ  14人
河野グループ  11人
無派閥     74人
※武部勤幹事長は山崎派を離脱しているため無派閥。衆参両院議長を除く

(06/17 01:53)

346片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/23(金) 22:43:02
仮面の告白〜某党代議士の声に出せない声
http://blog.livedoor.jp/konotaro55/

347片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/25(日) 01:30:15
>>346
もう内容が消えたのかな。早いなぁ・・・。

福田は、安倍の輿論支持が急落しない限り出ないのではないかなあ。
靖国関連だけでは安倍の急落はないだろう。
安倍の素質が正面から問われる事態にならないと。
福田の急伸についても、靖国だけでは無理な気が。

福田元官房長官外遊 外交面での存在をアピール
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20060624/20060624-00000021-ann-pol.html

 インドネシアを訪れている福田元官房長官は、独自のアジア外交ビジョンを発表し、ポスト小泉を強くアピールしました。
 「日中関係は世界的な関係だ」。福田氏が示したアジア外交の具体的な方針は、靖国参拝を支持する安倍官房長官の、いわば急所を突いた形となりました。
 福田元官房長官:「日中、日韓の両国関係は、もはや両国関係の域を超えて、地球的、世界的関心事となっている。日中韓3カ国には、互いに相手の立場を思いやりながら、現状を打開するための政治的英知と決断が求められます」
 これまで、「何の意欲もない」とだんまりを決め込んでいた福田氏ですが、周辺によれば、「反安倍連合を狙う勢力に利用されたくない」という心中もうかがえます。こうした、のらりくらりとしたそぶりに、福田氏を担ごうとするベテラン議員たちは、ますますいら立ちを強めています。今回、アジア外交で一歩踏み込んだのも、安倍長官への対抗意識をちらつかせることで、福田離れを避けたいとの思惑もあるようです。小泉総理大臣が8月の終戦記念日に靖国神社を参拝すれば、流れは福田氏にガラッと変わるという見方もあり、逆転への戦略も透けてみえます。ぎりぎりまで状況を見極めようとする福田氏ですが、しかし、逆に出遅れる可能性も否定できません。
 一方、ポスト小泉の1人、谷垣財務大臣も、中国や韓国との関係改善の必要性を強調して、存在感をアピールしました。
 谷垣財務大臣:「中国、韓国、アセアンとの関係は非常に重要だと思う。首脳が電話で協力し合おうという関係ができ上がっていることが大事だと思う」。

[25日1時18分更新]

348名無しさん:2006/06/25(日) 08:12:33
>>346
河野太郎を支持するとボスに怒られる…となると谷垣派ですかね

349小説吉田学校読者:2006/06/25(日) 09:14:54
>>346
だいたい本気で匿名性が確保されるのかと考えたのか・・
でも、「これが許されるのなら」、「党体制が放射線状に指示が飛んでいることに反対する公明党議員」「不破体制に違和感を覚える共産党議員」「中韓にはもっと強硬でよいと考える社民党議員」「郵政民営化賛成の国民新党議員」のブログも許される、、、見てみたいような・・・

350小説吉田学校読者:2006/07/02(日) 08:40:06
春日一幸至極の名言、塚本委員長辞任時の後継委員長選びで「自分の選挙が危うい奴(永末)に、党の代表を任せられるか」。
自民党の場合は、「党の代表」は「国の代表」になる。少なくとも、麻垣康三+河には自らの選挙の心配はない。まず、これを噛みしめるべき。

鳩山氏、事実上の出馬表明 「文明論で勝負」 ≪「カサカサ」と小泉政治を批判≫
http://www.sankei.co.jp/news/060701/sei118.htm

 自民党の鳩山邦夫元文相(57)は1日夕、京都市内で講演し、9月実施の党総裁選の対応について「文明論で勝負し、未来への責任を語りたい。10人ぐらいから声はかかっているが、チャンスがえられれば一石を投じたい」と述べ、推薦人に必要な20人以上の支持が得られれば出馬する考えを表明した。
 また、小泉政治について「カサカサで、ドライな米国的なもの」と評して批判。その上で、「ウエットな改革が必要だ」と強調し、具体的に教育と環境を政策の柱に掲げる考えを示した。鳩山氏は都内で自らの政治資金パーティーを開く今月下旬にも政権構想を発表する考えだ。

351片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/02(日) 11:36:37
口ぶりは知りませんが、片山や参院幹部は福田に期待してるんじゃなくて、清和会に波乱要素をもたらそうとしてるだけではないかともとれるが。。。

自民総裁選:福田氏、最終的には出馬 片山氏見通し
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060701k0000e010052000c.html

 自民党の片山虎之助参院幹事長は1日午前、TBSの番組に出演し、9月の党総裁選の有力候補とみなされている福田康夫元官房長官について「政治家としてここまで来たら、なかなか引き返せないだろう」と述べ、最終的には総裁選に出馬するとの見通しを示した。

 これに関連して、参院自民党幹部は「外国訪問を繰り返しているのは意欲があるからだ。こういう状況になって総裁選に出ないのなら、政治生命はおかしくなる」と記者団に語った。
西田進一郎
毎日新聞 2006年7月1日 12時13分

352片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/02(日) 11:47:25
近聞遠見:出るか、出ないか「論争」=岩見隆夫
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/iwami/kinbun/news/20060701ddm003070079000c.html

最近、ある席で、福田は、
 「このままいったら安倍政権だろう。しかし、安倍政権では大変だ。難問ばかり……」
 と漏らしたという。だから、どうするのか、その先は語らない。

353小説吉田学校読者:2006/07/02(日) 18:17:26
>>351
この文中の「参院自民党幹部」は通常片山氏を指す。
でも、ここまで持ち上げておきながらも、やはり片山氏は、片言丸氏言うとおり、「清和会分裂」ないし「清和会一人勝ち阻止」が目的でしょう。

354とはずがたり:2006/07/10(月) 23:10:03
後継首相、安倍氏46%・福田氏18%…差開く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000213-yom-pol

 読売新聞社が8、9の両日に実施した全国世論調査(面接方式)で、小泉首相の後継に最もふさわしいと思う人を自民党の5人から選んでもらったところ、安倍官房長官が46%の支持を集めた。

 安倍氏は、2月調査以来6か月連続(2〜5月は9人から選択)1位。

 2位は福田康夫・元官房長官の18%だった。安倍、福田両氏の差は27ポイントで、前月の差(24ポイント)よりやや開いた。福田氏が自民党総裁選に出馬するかどうか依然、明言していないことや、北朝鮮のミサイル発射により、官房長官の安倍氏の記者会見が連日、テレビなどで放映されたことなどが影響しているとみられる。

 両氏以外では、麻生外相4%、谷垣財務相2%――などで、いずれも前月調査と変わらなかった。
(読売新聞) - 7月10日21時37分更新

355杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/07/13(木) 01:35:31
地元下関での黒い噂は「週刊金曜日」とか山岡氏のブログが結構追っていたネタですけど、大新聞もようやく重い腰を上げた感があります。
#それとも壺三に追い風が吹いている今だからこそアリバイ作りに載せたのか?

「安倍氏秘書が見返り金」、放火事件公判で検察指摘
http://www.asahi.com/national/update/0712/SEB200607120047.html
2006年07月12日23時01分

 山口県下関市で00年、安倍官房長官の自宅や後援会事務所などに火炎瓶が投げ込まれた事件で、非現住建造物等放火未遂などの罪に問われた指定暴力団工藤会系の元組員地蔵原知哉被告(27)に対する論告求刑公判が12日、福岡地裁小倉支部であった。検察は地蔵原被告に懲役10年を求刑。犯行の経緯について、99年の下関市長選の際、安倍氏が推した候補を支援した土地ブローカーに対し、当時の安倍氏秘書が300万円を工面したが、ブローカーはさらに安倍氏本人に金を要求。安倍氏が応じなかったため、暴力団と共謀して報復したと述べた。

 論告で検察は、土地ブローカーの小山佐市被告(68)=同罪で公判中=が「安倍議員の地元秘書佐伯伸之氏(現・下関市議)と交際していた」としたうえで、「市長選で安倍議員が支持する候補者を支援して当選に寄与したとして、佐伯秘書に対し、絵画の買い取り名下に現金500万円の支払いを要求し、300万円を工面させた」と指摘。その後も「安倍議員に面会して金員を要求したが拒絶されたため恨みを抱いた」と述べ、親交があった工藤会系組長の高野基被告(56)=同=と共謀して犯行に及んだと主張した。

 佐伯氏は工面した300万円について「公判中なのでコメントできない」、下関市の安倍事務所は「公判の中身を確認できないので、コメントは差し控えたい」と話している。

 起訴状によると、地蔵原被告は高野被告らと共謀。00年6月から8月にかけて5回にわたり、下関市の安倍氏宅の車庫付き倉庫や後援会事務所などに火炎瓶を投げ、駐車中の乗用車を燃やすなどした。地蔵原被告は捜査段階では容疑を認めていたが、法廷では起訴事実を否認している。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

356名無しさん:2006/07/13(木) 03:06:37
>>355
これ悪質な選挙違反じゃないの?

357片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/13(木) 23:28:56
>>355
検察が指摘とか、ひとごとのような書き方ですよね。以下の記事もそんな感じです。
>>356
どうなんでしょう。火炎瓶の件以外で捜査が入らなければこの件の話題、広がらない気がしますね。
選挙違反とはいえないかもしれないけどどうなの、って話、新聞は開拓しませんよね、なかなか。週刊誌はやるけど、法的に問題がないと一発の打ち上げ花火みたいな感じで終わってしまったりする。

本当は総裁選スレじゃなくて自公スレに書きたいんだけど、行き掛かり上、ここにします。

小坂文科相らにも公開質問状 統一教会系への祝電問題で
2006年07月13日20時28分
http://www.asahi.com/national/update/0713/TKY200607130513.html

 福岡市で5月に開かれた世界基督教統一神霊協会(統一教会)の関連団体の会合に、安倍晋三官房長官ら多数の政治家が祝電を送ったとされる問題で、全国霊感商法対策弁護士連絡会は13日、小坂憲次文科相や自民党の中川秀直政調会長ら4人に公開質問状を送ったことを明らかにした。安倍長官と保岡興治・元法相にも6月19日付で公開質問状を送っているが、回答はないという。

 記者会見した同連絡会事務局長の山口広弁護士によると、小坂、中川両氏のほかに上田清司・埼玉県知事と村井嘉浩・宮城県知事あてに、6日付で公開質問状を送った。中川氏の事務所は「祝電を送ったことはない」と否定し、上田知事からは「世界平和連合埼玉県連合会あてに送った」と回答があったという。

 小坂氏の事務所は朝日新聞の取材に対し、「祝電は送っていない」と否定している。

 福岡での集会を開いたのは天宙平和連合(UPF)で、統一教会創始者の文鮮明氏とその妻が代表を務める。

358片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 10:08:01
14人以外にもオブザーバーがいるようだしなあ。

二階氏「総裁選、慎重に見極め」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060716-00000001-san-pol

 自民党二階グループ会長の二階俊博経済産業相は15日、静岡県小山町での同グループ研修会で講演し、総裁選への対応について「総裁候補の政策などを勉強し、ポスト小泉がどうあるべきかを考えたい」と述べ、総裁候補の正式な出馬表明を受けて慎重に見極める考えを示した。また所属する14人の国会議員が「まとまって行動することが理想だ」とグループの結束を呼びかけた。
 二階氏は研修会後の記者会見で、8月上旬に発表するグループの総裁選向け政策提言では、地方と中小企業重視の経済政策などを盛り込む考えを示した。ただ、アジア外交については言及を避け、靖国問題などの争点化を回避する姿勢もにじませた。
(産経新聞) - 7月16日2時42分更新

359片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 10:15:10
実質は安倍についているのかな。
嫉妬を買わないように、しかし、存在感も出したいところか。

二階氏「ポスト小泉は改革路線継承で」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20060715/20060715-00000050-nnn-pol.html

 自民党・二階経産相のグループが15日、政策勉強会を行った。自民党総裁選に向け、安倍官房長官支持に舵(かじ)を切ったのではとの見方も出る中、二階氏は「ポスト小泉は改革路線を継承する人物が望ましい」ことを強調した。

 二階氏は勉強会で「小泉首相が勇気を持って推し進め、新しい日本の新しい未来をひらくために努力をされた」と述べ、ポスト小泉は改革路線を引き継ぐ人物が望ましいとの考えを強調した。

 3年前に保守新党から自民党に合流し、去年の総選挙では総務局長として勝利に大きく貢献し、党内で存在感を増している二階氏。総裁選に関しては明言を避けているが、このところ、極秘に安倍氏と接触したり、安倍氏を支持する中川政調会長主催の会合にも定期的に参加するなど、安倍氏支持に舵を切ったのではとの見方が出てきている。

 しかし、中国と太いパイプを持つ二階氏と、安倍氏には、アジア外交に対する姿勢に大きな隔たりがあるのも事実。二階氏がどこの段階で安倍氏支持を打ち出すのか、安倍氏のアジア外交への姿勢と絡んで総裁選の一つの鍵になる。
[16日8時4分更新]

360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/18(火) 18:40:30
まったく思い通りになっていない。
ここから思うこと。
昨秋は、執行部(というより小泉と秘書官)は解散総選挙という仕組みを非常にうまく利用した。
背水の陣を強いられた候補者たちも、落ちないためにとりあえず走るしかなかった。
それに比べ、今回は積極的に走る動機が薄い。
先のことを考えれば、本当は、党を盛り立てるためには、この構想に協力して盛り上げるのがいいのだろう。
しかし、そんなふうに動こうとする議員が出てこない。
武部が安倍への肩入れ姿勢を明確にしながら行司役を務めようとすること自体にもまずさはあるだろう。動き方が稚拙である。だけど、もっと根本的な問題があるように思う。政権を担う党がどうやって総裁を選べばいいかということについての意識を議員の多くが欠いてるのではないのか。
よき仕組みを作ろうとする努力をもっと尊んだほうがいい。

仕掛ける:06総裁選/4 ブロック大会 武部勤・幹事長
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/archive/news/2006/07/15/20060715ddm005010061000c.html

 ◇視界開けぬ「中央主導」

 5月18日、自民党本部で開かれた「ブロック代表者会議」。9月の総裁選前に衆院比例代表の各ブロックごとに大会を開くという前例のない武部勤幹事長のアイデアに、出席者からは慎重論が相次いでいた。

 「何度説明しても、分かってもらえないのですね」

 武部氏は、山崎拓前副総裁、森山真弓元官房長官ら居並ぶベテランを前に気色ばんだ。森山氏が「そもそも何のためにやるんですか」と聞いたことがかんにさわったようだ。山崎氏も「総裁選の告示後でないと誰が候補か分からない」と異を唱えたが、武部氏は「『大会をやろう』という意向が圧倒的だ」と押し切った。

 ブロック大会は7月28日〜9月5日の間に、全国10カ所で開かれる。そこで、候補予定者による論戦が事実上火ぶたを切る、というのが武部氏の描くシナリオだ。「総裁選は首相を選ぶ選挙。国民に参加意識を持ってもらう」とその意義を説く。ただ、小泉純一郎首相の「偉大なるイエスマン」を自称するだけに「開かれた総裁選」だけが目標ではない。首相の意に沿い総裁選の仕組みを改めることで、党の体質も変えようとしている。

 思惑通り討論会が続けば、人気度の高い候補に有利となり、国会議員票はもとより、党員投票で決める地方票にも影響する。首相の「意中の人」とされる安倍晋三官房長官に有利だ。ブロック単位の組織を強化することで中央で派閥、地方はベテラン県議や業界・団体の力がそがれ、執行部による「トップダウン」が強化される。「小泉総裁」を生んだ01、03年総裁選の構図の定着である。

 先月15日、昨年9月の衆院選で初当選した「小泉チルドレン」の勉強会に出席した武部氏は「党組織は上から下まで、政策も指示系統も一貫しなければならない」と述べた。無党派層の影響力をみせつけた昨年の衆院選を踏まえ「党首力」が政党の運命を決めると確信しているのだ。

 ただし、武部氏のもくろみ通りに事が進んでいるわけではない。

 今月5日、自民党近畿ブロックの国会議員や府県連幹事長ら20人が自民党本部の一室に集まった。来月5日、大阪市内で開くブロック大会の「式次第案」が配られたが、「ポスト小泉」候補によるイベントのくだりはなかった。先月30日、中山太郎大阪府連会長と武部氏が会談した際、武部氏は「総裁候補はぜひ呼んだほうがいい」と勧め、中山氏も了承していただけに、この件を聞いた武部氏は激怒した。

 近畿ブロックでは、伊吹派会長の伊吹文明元労相がイベントに難色を示していた。結局、総裁選に絡めた有識者のシンポジウムを同ブロックとして開くことで、武部氏も渋々了承した。

 武部氏の当初の意気込みとは裏腹に総裁選全体の動きも鈍くなってきている。小泉首相が8月15日に靖国神社を参拝するかが焦点となり、候補や構図が決まるのはお盆明け以降となる見方が広がる。ブロック大会を先行させたい構想自体が宙に浮き、最大派閥・森派を軸にした派閥次元の調整が息を吹き返す可能性も否定できない。

 「どうも派閥が頭をもたげてきている。元の自民党に逆戻りするのではないかと心配だが、総裁選は派閥次元で決まらない」。講演で語る言葉は、自らに言い聞かせるかのようだ。[田中成之、米村耕一、阿部浩之]=つづく

毎日新聞 2006年7月15日 東京朝刊

361片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/19(水) 20:17:00
空気が読めていない姫達磨先生。まあそれがいいところか。

猪口氏“総裁選 首相に従う”
http://www.nhk.or.jp/news/2006/07/19/k20060719000026.html

猪口少子化担当大臣は、訪問先の韓国で記者団に対し、9月の自民党総裁選挙への対応について、小泉総理大臣が支持する候補に投票する考えを明らかにし、ほかの新人衆議院議員もその候補をまとまって支持するよう努力したいという考えを示しました。
小泉総理大臣は、9月の総裁選挙への対応について、候補者が出そろった段階で誰に投票するかを明らかにする考えを重ねて示しています。これに関連して、猪口少子化担当大臣は、記者団に対し「わたしは小泉総理大臣のもとで生まれた政治家であり、小泉内閣の改革路線を継続し、少子化対策や男女の平等などを引き続き重視していくことが重要だと考えている。小泉総理大臣が次のリーダーとしてふさわしいと判断して選んだ総裁候補をわたしも支持したい」と述べました。さらに、猪口大臣は、猪口大臣とともに去年の衆議院選挙で初当選した新人議員の動向について「どれだけの人数が小泉総理大臣が支持する候補に投票するかはわからない。ただ、数の力が必要なので、小泉総理大臣が支持する候補に投票することで新人議員がまとまることが望ましいし、そのために努力したい」と述べました。

男女平等実現 日韓連携で一致
http://www.nhk.or.jp/news/2006/07/19/k20060719000125.html

韓国を訪れている猪口少子化担当大臣は、チャン・ハジン女性家族相と会談し、少子化対策を進めるうえで、男女が性別に関係なく能力を発揮できるようにすることが重要だとして、日韓両国が連携して男女平等の実現に向けた取り組みを進めることで一致しました。
この中で、猪口少子化担当大臣は「少子化対策を進めるうえで、女性の雇用や仕事と子育ての両立を支援し、男女の平等を実現することが重要だ。日本と韓国は文化的な環境が似ているので、日韓両国が共同で意識調査やシンポジウムなどを行っていきたい」と提案しました。これに対し、チャン・ハジン女性家族相は「ぜひ協力したい。韓国では歴代大統領のトップダウンで男女平等が急激に進んだが、女性の雇用の拡大が引き続き課題となっている」と述べ、日韓両国が連携して、男女平等の実現に向けた取り組みを進めることで一致しました。このあと、猪口大臣は記者会見し「出生率の急激な低下という共通の課題を抱える中で、韓国側と前向きな会談ができた。日韓両国が知恵を出し合って、少子化対策の底上げを図っていきたい」と述べました。

362とはずがたり:2006/07/19(水) 20:20:40
>>360
武部は小泉のイエスマンを公言しているのに小泉のレームダックではなくて武部のレームダック化に見えてしまう所が小泉の凄いところでしょうか?

363小説吉田学校読者:2006/07/21(金) 01:24:29
安倍圧勝ムードが総裁選しらけムードを呼んでいるような気がするのは、私だけでしょうか?
ちなみに日経は「不出馬の見方が広がる」、毎日は「不出馬と見るのは早計との見方もある」

自民総裁選、福田氏不出馬の見方 東京大会出席せず
http://www.asahi.com/politics/update/0720/001.html

 福田康夫元官房長官は28日に都内で開かれる自民党東京ブロック大会に出席しない意向を固め、党東京都連に伝えていたことが19日分かった。同ブロック大会は9月の党総裁選をにらみ、「ポスト小泉」候補を招いて政策を聞く場と位置づけられている。福田氏が出席し、総裁候補としての意欲を表明するかどうかが注目されていたが、欠席により総裁選には出馬しないとの見方が党内で強まってきた。
 同大会には、安倍官房長官、麻生外相、谷垣財務相、与謝野経済財政相と福田氏が出席を要請されていた。外遊中でビデオ出演となる麻生氏を含め、福田氏以外は出席を決めている。
 福田氏は各種世論調査の支持率で安倍氏に次いで2番手につけている。ただ、総裁選への態度を明確にしないことから、党内では安倍氏独走の環境が整いつつあるとの見方が強まっている。

364小説吉田学校読者:2006/07/21(金) 01:28:05
梶山官房長官時代ですが「こーんなに用意したのに」と会見の最後に付箋いっぱいはったファイルを見せびらかしたのは昔の話になりました。前から気になっていました。
スタイルを気にするのはいいことではありますが、演台(笑点じゃないんだから「会見台」にするように)に用意するのは直近にしときましょう。

安倍氏、会見のスタイルに変化 手ぶらで、照明明るく
http://www.asahi.com/politics/update/0720/008.html

 安倍氏は平日は毎日2回の会見をこなす。これまで、官僚が用意した想定問答の詰まった大きなファイルを脇に抱えて登場していた。ところが、先月中旬からファイルをあらかじめ演台に用意し、手ぶらで現れるようになった。官邸報道室によると、同時期に演台の「キャスターライト」も交換、明るくした。
 陪席する秘書官の位置にも手をつけた。福田康夫元官房長官時代から演台の横に一列に並んでいたが、今年に入って会見室の隅に遠ざけた。「独り立ち」をアピールする狙いがあるようだ。
 政府関係者の間では「自民党総裁選に向け、よりスマートに見せるためのイメージアップ戦略ではないか」との声もあがっている。

365片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/21(金) 10:59:17
>>362
実際、武部はもうあまり意味のない存在ですが、小泉はレームダック化していないと思います。
今は、>>265で書いたような流れにあります。
総理大臣・党総裁の力を使い安倍をじわじわと推しており、安倍もそれをよろこんで享受している状況です。>>334なんかが一例ですね。

>>363
>>335あたりで出てきた福田不出馬説は私の中では確定に至りました。
直前でいいといっても、こういう大会を欠席して、どうやって勝つというんでしょうか。
靖国神社に小泉が参拝して中国が反発して急に輿論が福田を強く支持するようになるとも思えませんし。
一度並びかけたころがありましたが、そこで並べなかったことで終わったんじゃないかなあ。

安倍の対抗馬が福田と目されていたのに福田支持率が上がらず、党内の支持も広がりを欠いたのも盛り下がりの原因ですね。
(福田を総裁候補と目したこと自体失敗だったともいえるかも。)
安倍が大コケする以外に現実的に総裁になりそうなのがいないもの・・・。

福田出馬より山崎出馬の可能性のほうが高いですもんね、もはや。

366小説吉田学校読者:2006/07/21(金) 19:34:42
今日の毎日はこれが一面トップ。で、ことのついでのようにベタ記事で「富田メモ」の感想を加藤に聞いていたなあ。

総裁選、福田氏は不出馬との見方が大勢
http://www.asahi.com/politics/update/0721/003.html

 自民党の派閥会長・代表である津島雄二、丹羽雄哉、山崎拓、高村正彦各氏と加藤紘一元幹事長らが20日夜、東京都内で会談し、総裁選について意見交換した。去就が注目される福田康夫元官房長官については「立候補しない」との見方が大勢を占めたという。その場合、世論調査などでトップを走っている安倍官房長官の対立候補を一本化するのか、それぞれ立候補したい人が出るのか、なども話題になったという。

367小説吉田学校読者:2006/07/21(金) 20:20:18
不出馬確定か?

福田氏、総裁選出馬せず 安倍氏優勢の流れ加速か
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SMT&PG=STORY&NGID=main&NWID=2006072101004222

 9月の自民党総裁選で去就が注目されていた福田康夫元官房長官は21日、出馬しない意向を固め関係者に伝えた。各世論調査で後継首相として安倍晋三官房長官に次ぐ支持を集めていた福田氏の不出馬により、総裁選は安倍氏優勢の流れが加速する見通しだ。同時に、今後は、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に反対し、アジア外交重視を掲げる自民党各派のベテラン議員を中心とする勢力が、福田氏に代わる新たな「非安倍」候補を擁立できるかが焦点になる。
 福田氏は、周辺に「自分が出馬すれば、靖国問題が焦点になり、好ましくない。(70歳という)年齢的な問題もある」と述べたという。

368片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/22(土) 01:01:12
【だいたいわかるんです、こんなの。】なのに、支持率伸び悩み後も、加藤紘一あたりが福田に決断を迫ろうとしてたのは、バカだなあ。僕でもわかるのに。
次の焦点は、麻生太郎が立候補できるかどうかだな〜。
谷垣が宏池会固めにくるぞ、と。キーパーソンは丹羽か?

福田氏、自民総裁選出馬せず=「総合的判断」と明言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000175-jij-pol

 9月の自民党総裁選へ去就が注目されていた福田康夫元官房長官(70)は21日、立候補しないことを決めた。福田氏は自らが所属する森派の森喜朗会長(前首相)にこうした方針を表明。同日夜、都内で記者団に対し「年も年だ。総合的に判断した。(自分の)支持率も下がっている。出るとは今までも言っていないし、その考えは変わってない」と語り、不出馬を明言した。また、同じ森派の安倍晋三官房長官を支持するかどうかについては、「安倍氏の政策を見てからだ」と述べた。
 福田氏としては、自らが出馬した場合、靖国神社参拝問題で立場の異なる安倍氏との間で対アジア外交が一大争点となりかねず、国論が二分している印象を内外に与えるのは好ましくないとの判断も働いたとみられる。 
(時事通信) - 7月21日23時0分更新

369とはずがたり:2006/07/22(土) 02:22:28
福田的な位置づけを大宏池会や山崎派で固めた谷垣が継承できると強かったりはしませんかね?
麻生では福田的位置づけは出来ないでしょうし。
あと,出ないと表明して安倍圧勝を見込んだ小泉に終戦記念日に靖国を参拝させて,輿論が沸騰した時を最後の立候補表明のチャンスと捉えてる可能性はないっすかね?

370小説吉田学校読者:2006/07/22(土) 09:46:38
福田本人からメラメラと燃えるような野心が感じられなかったですねえ。たぶん、外相狙いだと思います。何度でも言いますが、韓国は盧政権が続く限り関係改善はムリです。金大中時代とは違う。ですが、中国とは関係改善を図るでしょう。日中の結びつきは外交以外の留学生交流(三流私大の就労目的とは違う)や技術交流でかなりの結びつきがありますしねえ。

福田氏不出馬:「政治家は総合的に判断」とさばさば
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060722k0000m010160000c.html

 21日夜、福田氏は毎日新聞の取材に「僕は最初から出るとは言っていない。出ないという考えは変わらない。政治家は一つ(総裁選)のことだけでなく総合的に判断する」と、さばさばした口調で語った。
 福田氏は森、小泉両内閣で約3年半にわたり官房長官を務めたが、靖国神社参拝問題や北朝鮮再訪などをめぐり小泉純一郎首相と対立、04年5月、自らの年金未払いを理由に閣外に去った。一方、首相は、福田氏が官房長官時代に副長官を務めた安倍氏を幹事長、幹事長代理、官房長官と絶え間なく重要ポストにつけ、自らの後継候補として位置づけた。首相の改革路線に反発する党内のベテラン議員は、首相と疎遠となった福田氏に目をつけ、「反小泉、非安倍」の旗頭に担ぎ上げようとした。
 福田氏自身も今年に入り韓国、米国、インドネシアなどを立て続けに訪問し、「外交の福田」をアピールした。5月の講演では財政再建のために消費税率を10%に引き上げる案まで披露、「その時が来たらまた頭を下げに参ります」とまで思わせぶりに語った。歩調を合わせるように、総裁候補としての支持率も上昇。心は揺れ動いていたようだ。
 しかし、安倍氏の巻き返しは早かった。最大派閥、森派会長の森喜朗前首相は当初、福田氏による一本化に前向きだった。しかし、安倍氏が5月下旬に出馬意向を示し「安福対決」が現実味を帯びると、派の分裂を懸念。安倍氏に軸足を置き派内調整を進め、派内で福田氏支持を公言したのは結局、衛藤征士郎元防衛庁長官ら少数だった。
 加えて中堅・若手議員が6月初めに発足した安倍氏支持議連には派閥横断で94人が参加、福田氏の勢いを食い止めた。
 6月15日夜、小泉首相と森氏が、安倍、福田両氏への対応を協議。「総裁選に向け当面静観する」と申し合わせた。その後はむしろ福田氏を追い込まないため、安倍氏は出馬表明を盆明けに先送りした。
 首相と森氏の会談内容を森派幹部が福田氏に報告すると、「じゃあ静観しといてくださいよ」と不愉快そうだったという。最近の福田氏は沈黙を守ることが多くなり、支持率も頭打ちとなった。(1)反小泉のレッテルを張られること(2)首相に不満を募らせる党内実力者、ベテランから担ぎ上げられること−−の2点を嫌い、かなり早い時点から不出馬を決めていたと、周辺は解説する。
 「そのうちに消えるよ」。21日夜、「まだ世論調査で2番目の支持がある」と記者団から聞かれた福田氏は、淡々と語った。
 ◇福田康夫元官房長官が21日夜、毎日新聞の取材に答えた発言の要旨は次の通り。
 僕は最初から出るとは言っていない。出ないという考えは変わらない。年も年だ。それは大事なことだ。だんだん支持率も下がってきている。
 森喜朗前首相には経過報告をその時々でしている。(出馬しないという)考えは変わらないと報告した。それを確認しただけだ。年齢が一番大きな理由だが、政治家は一つのことだけで判断することはない。(靖国問題で国論を二分することを避けるのも)それも理由の一つだ。
 (安倍晋三官房長官が出馬した場合に支持するかは)じっくりと政策をみて考える。互いに意見が違うことはよくあることだ。(8月15日に小泉純一郎首相が靖国神社を参拝するか見極めたうえで判断するとの見方については)憶測のたぐいだ。
 今回、僕は誰にも相談していない。ほかの人に働き掛けるということは一切していない。森氏と派閥の継承についても全く話していない。話があったらその時に考える。

371小説吉田学校読者:2006/07/22(土) 09:54:55
谷垣でまとまるかどうか微妙だなあ、この記事だと。

福田氏不出馬 「非安倍」勢力は窮地に
http://www.asahi.com/politics/update/0722/004.html

 福田康夫元官房長官が21日、9月の自民党総裁選に立候補しない考えを森前首相に伝えたことで、アジア外交を中心に小泉路線とその継承者たる安倍晋三官房長官に対抗してきた山崎拓前党副総裁や加藤紘一元幹事長をはじめとする「反小泉・非安倍」勢力は窮地に追い込まれた。世論の支持では独走の安倍氏と勝負できる統一候補の擁立は難しく、「安倍氏のワンサイドゲームでは自民党は死んでしまう」との悲観的な声も出始めた。
 20日夜、山崎氏、加藤氏に加え、津島雄二、丹羽雄哉、高村正彦の各派閥の会長らが集まった会合で、福田氏に近い議員が山崎氏に、「福田氏は立候補しない」と伝えたことが明らかにされた。
 出席者によると、この場で山崎氏と加藤氏は「非安倍の候補の擁立をさらに追求すべきだ」と主張。麻生外相や谷垣財務相以外にも、より多くの候補者を出すことで、安倍氏に票が集中するのを避けるべきだとの考えを示した。
 ただ、加藤、山崎両氏らがこれまで、安倍氏に対抗できる統一候補に福田氏を擬してきたのは事実。麻生、谷垣両氏以外にも、山崎氏が自身の立候補に含みを持たせている。ほかに与謝野経済財政相や額賀防衛庁長官の立候補に期待する声が党内にあるとはいえ、一から福田氏に代わる候補を探るのは簡単ではない。
 こうした中、小泉政権下で冷遇されてきた第2派閥の津島派や、旧宮沢派3派が結集する大宏池会構想を進める第3派閥の丹羽・古賀派の動向が焦点になりそうだ。
 津島派では、若手を中心に額賀氏の擁立論がある。これまで久間章生総務会長らベテランは否定的だったが、今後は額賀氏擁立の動きが強まる可能性がある。ただ、同派幹部は21日夜、「福田氏不出馬は織り込み済み。額賀氏の出馬はそんなに簡単ではない。もう少し様子を見る必要がある」と慎重な姿勢を示した。
 一方、丹羽・古賀派では、同じ旧宮沢派系の河野グループに属する麻生氏の支持も視野に入れ、今後の態度を検討することになりそうだ。同派幹部は21日夜、「日本青年会議所出身の麻生氏なら、地方でも党員票をそれなりに獲得できるのではないか」と語った。
 非安倍勢力が危惧(きぐ)するのは、総裁選で安倍氏が圧勝するような場合、アジア外交などで安倍路線に異を唱える勢力が圧倒的少数派になってしまうことだ。党内が「モノトーン」になれば、小泉―安倍路線を批判し、来夏の参院選で逆転を狙う民主党の小沢代表につけ込む隙(すき)を与えかねないとの危機感もある。
 安倍氏も21日、官邸を訪れた森派議員に「色々な人が出てもらったほうが、自民党にとってはいいのではないか」と語った。

372片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/22(土) 13:36:00
>>369
靖国神社8月15日に参拝すると輿論はどうなるんですかねー。
あんまり盛り上がらない気もするんですが。
福田は、党内的には、もう広がらないと思いますよ。

>>370
私は逆に、最後にこれまで抱えていた野心の一片を見せたと思ったんですけど。
私の見たところ、支持率が伸びなかったことへの悔しさが表情に表れていました。

>>371
そうですね。これは見込み違いでした、とすぐに認めておきます。
谷垣は求心力を感じさせないですしね。
麻生が出馬できるようなので、麻生の分をとることもできないだろうし。
2位争いは、単に平成研が出すかどうか、という話か。

373小説吉田学校読者:2006/07/23(日) 09:39:17
今日の朝日、毎日は福田氏不出馬の解説記事を掲載。また、読売新聞によりますと、記者団の会見に応じているのは森元首相。ネタ元は森でしょう。毎日だと「森派が割れないように割れないように」感が滲み出ているので、それじゃあ面白くないので、朝日の方を掲載。

福田氏の不出馬、北朝鮮のミサイルが転機に 自民総裁選
http://www.asahi.com/politics/update/0723/001.html

 「安福対決」の様相を呈していた自民党総裁選レースから、福田康夫元官房長官が退場した。得意の外交分野で存在感を高めてきた福田氏が立候補に踏み切れなくなった転機は、皮肉にも北朝鮮のミサイル発射だった。一方、世論調査の高支持率を背景にした「逃げ切り」の仕掛けが奏功しつつある安倍官房長官。周囲からは逆に、ゴールまで2カ月近く独走することが「強い首相」への妨げになるのではないか、と危機感も出ている。
    ◇
 「私がいつそんなことを言いましたか」
 2カ月ほど前、森前首相は電話口で怒気を含んだ声を聞いた。
 声の主は福田氏。
 「福田さんは総裁選に出ない」と森氏が語ったとのうわさが政界に流れた直後のこと。「やる気はあるんだな」。森氏は感じた。
 福田氏は総裁選への態度を明確にしたことはなかった。しかし、意欲は時折にじみ出た。「福田さんはある時期まで間違いなく意欲があった」。福田氏と距離を置いていた森派幹部もこう確信していたほどだ。
 6月29日には地元・群馬の上毛新聞のインタビューに応じ、総裁選の対応について「国民のため、いいことをしなければならない。それを基準にして状況を見て判断する」などと語っていた。
 福田氏の思いをかぎとった森氏は、立候補に必要な推薦人20人のうち10人分を、安倍氏と福田氏に均等に派内からリストアップした。福田氏への10人には安倍氏支持の議員も含まれたが、森氏は説き伏せた。「福田さんは同じ派閥じゃないか」
    ◇
 だが、北朝鮮がテポドン2などミサイルを発射し、事態は急転する。
 直後に党本部で開かれた会議で、福田氏は「一気に制裁ムードにならないような見方も必要だ」と発言した。安倍氏が先頭に立って、政府が即日北朝鮮の貨客船万景峰(マンギョンボン)号の入港禁止などの制裁措置をとったことに対する不満がにじんだ。
 一方、福田氏は親しい議員には「私がもし出馬して政権と違うことを言えば、国論が二分されている印象を与え(北朝鮮に)つけ込まれる。外に向けてはワンボイス(一つの声)だ」と語った。「国論の二分」に言及したのはこのときが初めてだった。
 「反小泉・非安倍」勢力との溝も広がってきた。この勢力は靖国問題を総裁選の対立軸にしようとしたが、日中関係を改善するにはこの問題で大騒ぎすべきでないというのが福田氏の本音。このままでは利用されるだけだとの嫌悪感も募った。「みんな私に期待していると言うが、政治家で話をしに来る人はほとんどいない」と周辺にこぼしたこともある。
 福田氏に対する世論や党内の期待は、閣内にいる麻生外相や谷垣財務相より安倍氏との対立軸が明快になる点にあった。その福田氏が安倍氏支持の考えを森氏に伝えたことで、「安福」の対決構図を浮かび上がらせると思われた政策論議の輪郭も消えた。
 もともと福田氏は、自ら出馬すれば父親の故福田赳夫元首相がつくった派閥を割りかねないとも懸念していた。福田氏はここ1週間、毎日のように派閥会長である森氏と会談を重ねた。不出馬に傾いた意向は19日に安倍氏、20日に青木幹雄参院議員会長にそれぞれ森氏が伝えた。

374小説吉田学校読者:2006/07/23(日) 09:46:23
(続き)以前、「小泉がじわりじわりとレイムダック化する」と書きましたが、このレイムダックというのは「現職総理」としてのパワーでありますので、後見人としての力は温存しそうな雰囲気であります。
 むしろレイムダックというか、ヘロヘロになりそうなのは森の方で、私は一川が頑張れば、次期総選挙落選という事態もあり得るかもしれないと思っている。利用価値がなければ、サヨナラ。


 「再チャレンジ支援議員連盟」の幹部が22日、安倍氏に電話して「議連は続けますか」と問いかけた。議連は安倍氏支持グループが仕掛けたものだ。安倍氏は「もちろん続けましょう。これは福田さんと関係ないですから」と語ったという。
 総裁選に向けた安倍氏の仕掛けは早かった。親しい山本有二党経理局長(高村派)に出馬への意欲を伝え、協力を要請したのは3月上旬。山本氏は菅義偉総務副大臣(丹羽・古賀派)らとともに派閥横断の支持拡大に動き、受け皿となる再チャレンジ支援議連を立ち上げた。
 「早めに手を打って正解だった」と側近の一人。世論調査で福田氏の追い上げを受けると、安倍氏はすかさず、5月24日の講演で総裁選立候補の意欲を表明、6月にあった議連の設立総会には94人が集まった。安倍氏周辺は22日、余裕で語った。「福田さんは出ないのではなく、出られなくなったということではないか」
 ただ、総裁選までの2カ月弱、どこに落とし穴が待っているか分からない。安倍氏の後ろ盾でもある小泉首相は14日、外遊先のヨルダンで記者団にこう警告した。「選挙はやってみないと分からない。私のときもそうだった。途中や終盤に変化する可能性がある」
 安倍氏がこのままゴールしても、党内の勝ち馬志向が強まって「総主流派体制」になれば、かえって人事や党運営で求心力を維持するのが難しくなるとの懸念もある。次期首相を総裁選レースで鍛え抜けない状況は、自民党の体力低下も映し出している。

375片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/23(日) 13:22:58
福田氏不出馬:「北朝鮮ミサイル」「靖国」…決断の決め手
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060723k0000m010117000c.html

 9月の自民党総裁選への不出馬を表明した福田康夫元官房長官が側近議員に対し、北朝鮮のミサイル発射問題を理由に今月3日時点で出馬見送りの考えを通告していたことが22日わかった。ミサイル問題で安倍晋三官房長官が対策の前面に出た場合、総裁選での対決は得策でない、との判断が強く働いたとみられる。また、小泉純一郎首相の靖国神社への参拝問題が総裁選の争点として先鋭化することの懸念などから先月から出馬には慎重姿勢に傾き、今月21日の正式な不出馬表明は森派会長の森喜朗前首相の勧めによるものだった。「ミサイル」「靖国」の外交課題が複雑に絡んだ選択だった。【高山祐、田所柳子】

 福田氏は今月3日、東京都内の料理店で同氏の出馬を期待していた山本拓衆院議員(森派)と会食した。ステーキを食べつつ福田氏は山本氏に「近く北朝鮮がミサイルを発射する、という情報を得ている」とにおわせた。

 「日本を取り巻く状況が非常に困難な事態になる。そういう時に総裁選にあえて出る必要はない。安倍君に思う存分やらせればいい。それでうまくいくならいいじゃないか」

 事実上の不出馬宣言だった。事実、5日に北朝鮮からミサイルが連射されて以降、福田氏は総裁選に関する発言を封印した。

 対照的に安倍氏は国連安全保障理事会の決議案採択に関しハドリー米大統領補佐官と連絡を取り合うなど、脚光を浴びた。

 一方、靖国問題。福田氏は首相参拝について「トップ同士も国民もお互い感情的になるのは最低だ」と批判してきた。しかし、小泉首相が先月27日、「何回(参拝に)行こうが個人の自由」と記者団に語り「8・15参拝」の観測が広がる中、逆に「自分が出ると、(靖国をめぐり)国論は二分されるだけでなく、対中関係にも悪影響を与える」と周辺に語り、むしろ出馬にはマイナス要因と指摘するようになった。

 山本氏に対しても福田氏は同じ論理を展開。首相の言動について「困ったことだ。ああいう認識では」と語りながらも「今年は8月15日は参拝しないと思う。行くとしたら退任直前の9月かな」と語った。

 総裁選で安倍氏に次ぐ支持を集めた福田氏だが、意欲と同時に待望論に複雑な感情もあったようだ。反小泉陣営が推す動きをもともと政局的打算と警戒していたし、森前首相が来年夏の参院選を危ぶみ「安倍温存論」を提起した際は「自分は(短期政権で)使い捨てか」と、逆に不満を周辺に示した。

 福田氏の今回の選択には、安倍氏支持で党内の大勢が固まる中で判断を迫られたとの分析や、福田氏の父、赳夫元首相と安倍氏の祖父、岸信介元首相、父の安倍晋太郎元外相以来の両家の深い関係も考慮した結果など、さまざまな見方がある。しかし、「安福対決」による外交問題の争点化を回避する意向が強く働いたことは間違いない。

376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/23(日) 13:24:33
 不出馬のハラを固めた福田氏が森派会長の森喜朗前首相にはっきり結論を伝えたのは21日午後。自民党本部近くの森事務所を訪ね「もうそろそろはっきりと不出馬を表明した方がいいのかなあ」と持ちかける福田氏に森氏は「その方がいい。グループ(森派)のみんなもあなたと安倍君の関係を心配していたけど、口に出さずに我慢してきた。でもそれももうもたなくなるよ」と諭した。約7時間後、福田氏はメディアの取材に出馬見送りを明言した。

 福田氏と安倍氏。森内閣時代の00年10月から、小泉政権に入り、安倍氏が自民党幹事長に就任した03年9月までの約3年間、官房長官と官房副長官のコンビを組んだ間柄だ。かつての部下の安倍氏と「安福」とひとくくりにされることに釈然としない思いが強かったようだ。

 こうした福田氏の胸中を見透かしていたかのようだったのが、小泉純一郎首相と森氏だった。

 森氏は今春まで「安倍温存論」を提起していた。しかし、安倍氏が5月下旬に出馬意向を表明してから、最大派閥の分裂回避を最優先し、安倍氏に軸足を移した。

 首相と森氏は6月15日、東京都内のホテルで会談した。福田氏の去就を論評することは避けながらも両氏は「派内が安倍氏支持で固まり、福田氏の出馬は困難」との認識で一致。首相にとっても、自らの意中の人である安倍氏での一本化は望ましい結論。森氏が今年1月、福田氏に派の会長代行を打診し断れたことを改めて首相に伝えると、首相は「それはもったいないなあ」と漏らした。

 会談が終わった後、森氏は福田氏に電話をしたが、福田氏は両氏の会談内容を黙って聞いた後、言葉少なに電話を切ったという。

 小泉・森会談の後、福田氏は森氏と会うたびに「派内は安倍君だろ。だから安倍君でいいよ」と不出馬を強くほのめかすようになった。森氏も不出馬を確信した。

 福田氏は、7月3日に山本拓衆院議員と会食した際にも「安倍君は総裁選に出る意思を明確にしていることもあって、おれの行動、言動に過剰反応しすぎる。うまくやらないといけないと思うし、逆に心配だ。でもうまくやるだろうけど」と屈折した心情をにじませつつ「安倍氏支持」を打ち明けた。

 一方、森氏は安倍氏と最近会う際には「福田さんのおっしゃることをよく参考にしないといけないよ」と繰り返すのが決まり文句となっている。

毎日新聞 2006年7月23日 3時00分 (最終更新時間 7月23日 3時05分)

377片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/23(日) 13:52:01
>>373>>374
私としては、森の動きに興味があるので、毎日を貼り付けます。(スミツキ括弧使ってしまった。)

閣内中の側近たる安倍や麻生が力を見せている現在の状況はレイムダックとまでいえなくて、むしろ小泉は積極的に安倍に禅譲するための仕立てをしているところだと見ます。
退任後も存在感を保つだろうというのは、同意であり、以前言ったとおりです。安倍が揺れるほど、存在感が出ます。政権を民主党に渡さない程度に適度に揺れるのが小泉にとって得です。小泉の緻密な戦略は今のところ功を奏しています。

森については、安倍を引っ込めて福田にしたいと思っているというのがマスコミの専らの意見でしたが、なんでそう易々とだまされるのでしょうか。>>303のように、自分が失脚しないような経過にもっていきたかっただけです。そして、それは成功しました。
私には、森の目論見がおおむねうまくいっているように見えます。ほぼベストだともいえるくらいに。
早めの福田退却で困るのは若手で安倍側近になろうとしていた者たちでしょう。安倍が旧弊を打ち破って総理総裁になるという構図が消え、逆に想定していた旧弊が乗りかかって側近の座を乗っ取りにきます。これを防衛するのは難しい。森が福田に早期降伏を勧めたのも、そんな状況を作ろうとしたからでしょう。若手と連携しようとする中川秀直の頭も押さえられますから、失脚要素がほとんどなくなった。
あとは、吉田学校さんのおっしゃるような突発的な落選くらいしかないのでは。

福田については、記事を見て、気持ち悪いくらいに内に秘めたものはあったとの考えを強めました。(気持ち悪いというのは、生体反応無しだとか表面上逃げているのに比して心の中は滾っているということについてです。一般人から見ると、これは気持ち悪い。)
支持率で並べなかったことは不運なのか必然なのか作戦ミスなのか、私にはよく分析できませんが、私は、福田がなんとなく後悔と怨念を持っている気がしています。

「福田さんは出ないのではなく、出られなくなったということではないか」なんて勝ち誇りを見せている「周辺」ですが、安穏とした認識では墓穴を掘るでしょう。
「おれたちは運がいい。勝手に相手が自滅してものごとがうまく進むのだ」なんて本気で思ってはいないでしょうが、ちょっとでもそういう考えが混じるとね・・・。

378小説吉田学校読者:2006/07/23(日) 14:19:52
>>377
その「周辺」ですけれども、今日の日刊スポーツ「政界地獄耳」によりますと、「福田は小泉批判の中国からの支援を受けている。外国からの介入は許してはいけない」などと派内でネガティブキャンペーンが張られたとか。まあ、「周辺」にはそういうこと言いそうな奴が結構いるし(笑)。俺でも降りるな。まあ、かつては、その周辺が囲んでいる人のおじいさんが、「米国筋」の示唆を受けて政権を倒したなんて噂もあるんですけど。

冗談はともかく、森については言葉足らずでしたが、安倍が「森からの卒業=派閥会長更迭」に踏み切れば、あっという間にヘロヘロになると思います。今は大坂冬の陣の直後の状態ですよ。その後は、「語り部」でしかなくなり、人事への影響力とかはなくなるでしょう。
福田については、内に秘めたものはあったでしょうが、「勝たなければ立たない」という感じだったんじゃないんでしょうかねえ。総理を目指す者は「勝たないけど立つ」というのも重要であります。全場所全勝の横綱なんかいるか。「総理をもぎ取る」雰囲気がなかった。その点を私は「メラメラと燃えるような野心がない」と書きました。徹頭徹尾受動的なんだ、この人。

379片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/23(日) 14:37:15
>>378
森がそういう状態というのは、そうなんでしょうか?
安倍がそんなことできるんでしょうか?
私には、安倍は人を斬っている余裕があまりないんじゃないかと思えます。斬る対象の選別も小泉のようには適切・冷徹にできないし、いきなり森に矛先が行くとは私には思えません。
あまり政界史の知識がないので、前例を踏まえた思考ができていないのが私の弱点ですが。そういう食い破り方をするものなのでしょうか。

福田は彼なりに熱いものがあったと思います。彼としては、いざとなったら発進できる体制こそが熱意だったんでしょう。へんな色をした炎という感じですが。
受動的というのは確かですね。そっちから考えると、吉田学校さんにとって福田は「常に、いつまでたっても、首相になる気がない人」だったかもしれないと思いますね。

380片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/23(日) 17:04:26
北朝鮮(金総書記)のミサイル発射で福田の辞退が最終確定するに至るということになったが、北朝鮮はそれを容認していたのだろうか?
それとも、もうすでに福田辞退は事実上伝わっていたのか。
安倍は、ミサイルが福田辞退を決定付けたということについても、合理的な論理帰結だと思うのだろうか?
それとも、北朝鮮のミサイル発射は日本の政局・総裁選を全く意識していないと言うのだろうか?

まあ、単に、俺が総理大臣になっても北朝鮮と対話はやるよ、と言いたいだけなのでしょうが。
揚げ足取られる発言が多いな。

金総書記は合理的指導者 安倍官房長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060723-00000042-kyodo-pol

 安倍晋三官房長官は23日、横浜市内で講演し、2002年9月の日朝首脳会談で金正日総書記と会った際に「論理的な話のできる、合理的な考え方をする指導者との印象を持った」と述べた上で、拉致問題解決を念頭に「しっかり先を読めば、結果を追求できる」との認識を示した。
 また7月5日の北朝鮮のミサイル発射に関連し「北朝鮮は何をやるか予測しにくいという評論があるが、予測可能な国だ。米国との2国間交渉する目的のためにミサイルを発射した」と指摘。1993年以来の朝鮮半島危機や小泉純一郎首相の訪朝受け入れも米朝直接交渉が狙いとの見方を示した。
(共同通信) - 7月23日15時53分更新

381小説吉田学校読者:2006/07/23(日) 20:00:32
>>379
森については、もうそろそろ感覚的に「過去の人」になりそうな感じ。中川、町村、尾身が森から離れれば、まちがいなく世代交代を求める声と相まるでしょう。人事とかで「森さんの仰ることも分かるが、大局的に見て判断した」とかいう場面が増えるかもしれないと思います。
なんか、もうすでに安倍内閣閣僚予想とかも始まっているとかいないとか。まさかとは思いますけど、「菅・官房、松島+世耕・官房副」などの声もあるとかないとか。こういう声が出ること自体、もうすでに「スコアの問題」になっていることになり、「総裁選で自民への注目が集まり支持率大幅アップ」とまではいかないしらけムードも徐々にではありますが漂い始めているんじゃないんでしょうか?

>>380
基本的に「福田辞退」と「ミサイル」は福田が考えた後付けの理由に過ぎないと思います。

382小説吉田学校読者:2006/07/27(木) 07:09:04
辞表提出? よもや、閣内にとどまって小泉路線批判はできんでしょ。

小泉路線と決別、谷垣財務相が総裁選出馬表明へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060727i101.htm?from=main1

 谷垣禎一財務相(61)は27日、自民党総裁選(9月20日)への立候補表明に先立って小泉首相と会談する。
 総裁選の公約として、消費税率の引き上げやアジア外交の立て直しを掲げ、小泉政権の路線とは決別する考えを伝える意向だ。
 谷垣氏は、27日午前に小泉首相を首相官邸に訪ねる予定だ。午後には自民党本部で記者会見し、総裁選出馬を表明する。
 記者会見では、政権公約を発表する考えで、〈1〉財政再建や持続可能な社会保障制度の確立のための消費税率引き上げ〈2〉小泉首相の靖国神社参拝などで悪化した中国との関係の改善――などが柱となる見通しだ。
 自らが首相になった場合は、靖国参拝を控える考えも示すと見られる。
 首相は、歳出削減を優先し、自らの政権では消費税率は引き上げないと明言してきた。靖国参拝については、最近も「心の問題だ」と繰り返し、反発する中国などを批判している。
 谷垣氏としては、こうした首相の路線と一線を画す姿勢を強調することで、首相の路線を引き継ぐと見られている安倍晋三官房長官(51)が優位に立つ状況を打破したい考えだ。

383とはずがたり:2006/07/27(木) 16:22:24
出馬の意欲が囁かれる山崎氏ですが,流石に出れる要素なさそうな気がしますけど。

「敵基地攻撃論は困難」 山崎拓氏、暗に安倍氏批判
2006年 7月27日 (木) 03:16
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060727/m20060727003.html

[ワシントン=山本秀也] 訪米中の山崎拓自民党元副総裁は25日、ワシントンの有力シンクタンク「ヘリテージ財団」で講演し、北朝鮮の弾道ミサイル発射を米国への「ラブコール」と呼び、寛大に対処すべきだとの認識を表明した。同氏はさらに、北朝鮮への制裁の動きは「悲惨な結末を生む」と述べ、6カ国協議の枠組みで北朝鮮との直接対話に応じるよう米側に求めた。

 山崎氏は講演で、北朝鮮問題の打開策として、米国がミサイル発射を「ラブコール」と受け止め、北朝鮮に対して硬軟両様の弾力的な姿勢に転換することを提案した。

 北朝鮮のミサイル発射を受けて浮上している敵基地攻撃論について、山崎氏は「日本が現時点でそのような能力を持つことは憲法解釈上困難だ」と指摘。名指しを避けつつも、「ナショナリズムに基づく、勇ましいと受け取られる発言が日本の政治家からも相次いでいる」と述べ、額賀福志郎防衛庁長官や安倍晋三官房長官を暗に批判した。
     ◇

 ■安倍氏は反論

 安倍晋三官房長官は26日の記者会見で、山崎拓自民党元副総裁が米国での講演で敵基地攻撃論を「憲法解釈上困難」と批判したことに対し「私の発言を批判しているのであれば私の記者会見(の内容)をよく読んでもらいたい。専守防衛の中で議論していることは誰でも分かる」と反論した。

 安倍氏はまた、山崎氏が北朝鮮のミサイル発射を米国への「ラブコール」として米朝対話を促したことについて「論評する必要もない気がする」と切り捨てた。政府高官も同日、「そんな発言を米国が真に受けるはずがない」と不快感を示した。

384片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/28(金) 19:33:21
>>382
そうなんですかねぇ。
全面批判に至らないのならいいのでは。自分の政策を総裁選に向けて掲げるという行動だということははっきりしていますし。

下の古賀。無茶苦茶かつ卑怯な言動を繰り広げる古賀ですが、谷垣つぶしのお言葉をお発しになられました。
麻生(それか与謝野あたり)支持に回ることが想定されます。こうなると、谷垣は苦しいか。

ただし、これはまだ誰も言ってないから、強調しておきたいんですが、
谷垣を朝日・毎日の新聞テレビなどが推すようになると、谷垣が率直に掲げる消費税増税を非難することはなくなり、
むしろ、隠すよりは正直だといって、やんわりとした支持のタネにする可能性があります。
こういう過程で、消費税増税がなんとなく規定路線化するのではないか。
安倍も、全面的に消費税UP論を否定することはないでしょう。もう当選は安泰の域にいるのだし。「なんでボクが嫌われ役やらないといけないんだ?」とか思ってたら別ですけど。

「10%表明遅い」「閣僚辞めたら」=谷垣氏に苦言−伊吹、古賀氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060728-00000076-jij-pol

 谷垣禎一財務相は28日午前、自民党伊吹派の伊吹文明会長、丹羽・古賀派の古賀誠代表とそれぞれ派閥事務所などで会い、総裁選出馬のあいさつをした。
 伊吹氏は、谷垣氏が政権公約に消費税率10%への引き上げを掲げたことについて「財務相としてもっと早く、歯切れよくやってもらいたかった」と苦言を呈した。これに対し、谷垣氏は「次の首相の下で決めるべきだという議論もかなりあった。従ってこういう機会(出馬表明)にきちんと説明した」と理解を求めた。
 一方、古賀氏は「(出馬を)決意されたのだったら閣僚をお辞めになったらどうか」と冷ややかだった。 
(時事通信) - 7月28日15時1分更新

385小説吉田学校読者:2006/07/28(金) 20:51:07
>>384
もうすでに、私の中では消費税増税は既定路線です。たぶん「09年増税」でしょう。年金見直しの年でもありますし。

386片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/28(金) 21:13:11
>>385
規定路線というと間違いだったと気づきました。
マスコミの間での、容認路線といいますか、そういうことが言いたかったのです。

387小説吉田学校読者:2006/07/30(日) 08:42:03
徹頭徹尾派閥政治家であります。
私は額賀は立つと思う。草刈場阻止、森派掻き回しとメリットが多い。人事で干されるかもしれないけど。

麻生・谷垣氏、「大宏池会」で統一候補を 森元首相
http://www.sankei.co.jp/news/060729/sei096.htm

 自民党の森喜朗元首相は29日、那覇市で講演し、旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ丹羽・古賀、谷垣、旧河野3派結集による「大宏池会」構想に関し「総裁選後に一緒になっても意味がない。総裁選の前に麻生太郎外相と谷垣禎一財務相で予備選を実施して国民に関心を持ってもらえば、安倍晋三官房長官と戦う大きな布石になる」と述べ、統一候補で安倍氏に対抗すべきだとの考えを示した。
 安倍氏優勢の現状を踏まえ「消化試合」ムードを一掃すると同時に、総裁選を契機に派閥の流動化がさらに加速する展開に歯止めをかける狙いもありそうだ。
 森氏は、津島派で額賀福志郎防衛庁長官の擁立に賛否両論がある状況にも触れ「刃こぼれがあるから出せない。丹羽・古賀派、高村派も同じだ。どの派閥も若い議員は安倍氏に走っている」と指摘。その上で「すべての派閥が候補者を出して戦うのが一番いい。(決選投票になって)協力すれば、安倍氏もどうなるか分からない」と述べた。

388小説吉田学校読者:2006/07/30(日) 08:44:35
古賀じゃないけど、今回は名乗り出ることに意義があるので、「男谷垣」というのをどこかで見せなければいけないと思いますから、閣僚辞任すべし。じゃないと消化試合だよ。

谷垣氏「消化試合と言われぬよう」 軸明確に総裁選挑む
http://www.sankei.co.jp/news/060729/sei065.htm

 9月の自民党総裁選への出馬を表明した谷垣禎一財務相は29日、広島市内のホテルで開かれた自民党広島県連パーティーで、「消化試合といわれないように全力を挙げて政策論争をさせてもらう」と述べ、アジア外交などで対立軸を明確にして総裁選を戦う意欲を改めて示した。
 谷垣氏は「小泉純一郎首相の創造的破壊の後、これからの日本丸がどこの港に向かっていくのかをはっきり示し、改革をさらに進めないといけない。日本丸の行く末は弱肉強食の社会であってはならない」と述べ、小泉改革によって生まれた社会格差の是正に取り組む考えを表明した。

389小説吉田学校読者:2006/07/30(日) 10:39:03
この真紀子節は言いえて妙ですけれども、三等重役達が日本の再建を担っていたという歴史もある。
ただ、森派は、安倍四天王+小泉でスター中心主義でしたから、人材不足は否めないよなあ。。。

真紀子氏がラジオで安倍氏皮肉る
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060730-68142.html

 田中真紀子衆院議員(62)が29日、文化放送の公開番組に出演し、自民党総裁選で最有力候補の安倍晋三官房長官(51)を「重要閣僚をしていない人が首相になるのは、文書課長がいきなり取締役になるようなもの」と、古巣の人材不足を皮肉った。
 98年の総裁選では、候補者を「凡人(小渕恵三氏)軍人(梶山静六氏)変人(小泉純一郎首相)」と評したが、真紀子氏の安倍氏評は恨み節ばかり。「森さんや小泉さんに、やってみたら? と言われて幹事長や官房長官をやったが、党や官邸で金の流れを見ただけ。私は2回大臣をやったが大臣はしんどい。省庁のトップになって初めて国の問題点が分かる。閣僚をしていない安倍さんが首相なら完全に役人主導だ」とこき下ろした。
 「父(角栄元首相)の重圧を見たが、首相はすさまじい仕事。総理になってみようかなあ、と思っているだけの人では日本は立ちゆかなくなる。首相は何事にも命を懸ける覚悟がなくてはだめ」と話した。

390とはずがたり:2006/08/04(金) 15:01:47
古賀氏との連携意識? 麻生氏 靖国神社維持へ持論
http://72.14.235.104/search?q=cache:JQKy0gKQOgEJ:www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060623/20060623_003.shtml

 自民党旧河野派の麻生太郎外相は22日、旧宮沢派の流れをくむ丹羽・古賀、谷垣、旧河野の3派閥の中堅、若手でつくる「アジア戦略研究会」で講演し、靖国神社の宗教法人格見直しにあらためて言及した。宗教法人格の見直しは、丹羽・古賀派の古賀誠代表も提唱しており、9月の総裁選での連携を意識したものとの見方もある。

 麻生氏は、靖国問題をめぐる出席者の質問にこたえるかたちで「国がきちんとしたかたちでやるべき(戦没者追悼の)まつりごとを、1宗教法人に任せていたことが問題だ。間違いなく維持が難しくなる」と指摘。靖国神社の宗教法人格を見直し、国が管理に関与すべきだと述べた。古賀氏が主張するA級戦犯の分祀(ぶんし)については、現状では困難との見方を示した。

 旧宮沢3派は再結集を含めた連携の可能性を探っているが、総裁選では麻生氏と谷垣派の谷垣禎一財務相の2人のポスト小泉候補が並び立つかたちとなっている。同会は今後、谷垣氏、安倍晋三官房長官も講師に招いて外交政策を聴き、候補者選びの判断材料とすることにしている。

 =2006/06/23付 西日本新聞朝刊=
2006年06月23日00時17分

391とはずがたり:2006/08/04(金) 15:02:11

両ベテラン対応に苦悩 福田氏不出馬で肩透かし 古賀氏 山崎氏
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060726/20060726_004.shtml

 福田康夫元官房長官の自民党総裁選出馬見送りで、福田氏支持に回るとみられた古賀誠元幹事長と山崎拓前副総裁の両ベテラン派閥領袖が戦略立て直しを迫られ、苦慮している。いくつもの政局をくぐり抜けてきた両氏だが、党内が安倍晋三官房長官支持へとなだれをうちかねない現状に、妙手は見いだせていない。

■古賀氏

 「空気の抜けたような総裁選になってしまうとの危機感がある」「国民的支持がなければリーダーシップが発揮できない風潮があるのは不安だ」。古賀氏は25日、都内で講演し、福田氏不出馬による「安倍氏独走」ムードをけん制した。

 小泉純一郎首相の政治手法と距離を置く古賀氏は、首相の靖国神社参拝で冷え込んだ中国、韓国との関係改善を目指す点で福田氏と考えが近かった。水面下では「反小泉・非安倍」勢力の結集に動いていた。それが早々の不出馬表明で、肩透かしを食った格好だ。

 一方、丹羽・古賀派、谷垣派、旧河野派の旧宮沢系3派の間で総裁選を念頭に浮上した「大宏池会」への再結集構想も進まぬまま。現状では、谷垣禎一財務相と麻生太郎外相がともに出馬意欲を示し、大宏池会としての候補者一本化も困難な情勢。他に安倍氏に対抗できる新たな候補も見いだせずにいる。

 古賀氏は講演で「(大宏池会構想に)大きな期待が高まっているのは事実だ」としたものの「早急に議論を進めたい」と述べるにとどまった。

■山崎氏

 山崎氏は福田氏の不出馬表明後も、自らの去就について「8月15日以降、(派閥の)同志と相談して決めたい」との姿勢を変えていない。終戦記念日に小泉首相が靖国神社に参拝するか否かを見極めたうえで、自ら出馬するか、他派閥の「非安倍」候補を推すかを判断する構えだ。

 派内では、山崎氏の決断への期待がある半面、閣僚ポストが現在ゼロという派閥事情の中、安倍氏優位の情勢下で出馬すれば「人事上の冷遇が続く」と危ぶむ声もある。

 一方、若手・中堅には安倍氏の再チャレンジ政策を支援する議員連盟に参加するなどの動きも出ている。複数の幹部は「山崎会長にだれかを推せと言われても、派内はまとまらないだろう」との見方で一致する。

 年明けから積極的にアジア諸国を訪ねてきた山崎氏は、28日まで訪米中。一連の議員外交は外交・安保分野で培った人脈を武器に、総裁選での存在感を示す狙いとみられるが、帰国後はまず派内のコンセンサスづくりに忙殺されそうだ。

 =2006/07/26付 西日本新聞朝刊=
2006年07月26日00時34分

392とはずがたり:2006/08/04(金) 15:02:41
◎「10%表明遅い」「閣僚辞めたら」=谷垣氏に苦言−伊吹、古賀氏
http://72.14.235.104/search?q=cache:aJ-bjDuFEgwJ:news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2252413/detail
 谷垣禎一財務相は28日午前、自民党伊吹派の伊吹文明会長、丹羽・古賀派の古賀誠代表とそれぞれ派閥事務所などで会い、総裁選出馬のあいさつをした。

 伊吹氏は、谷垣氏が政権公約に消費税率10%への引き上げを掲げたことについて「財務相としてもっと早く、歯切れよくやってもらいたかった」と苦言を呈した。これに対し、谷垣氏は「次の首相の下で決めるべきだという議論もかなりあった。従ってこういう機会(出馬表明)にきちんと説明した」と理解を求めた。

 一方、古賀氏は「(出馬を)決意されたのだったら閣僚をお辞めになったらどうか」と冷ややかだった。 

2006年07月28日13時12分

丹羽・古賀派「自主投票も選択肢」=「大宏池会」構想に慎重−自民総裁選・古賀氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060802-00000156-jij-pol

 自民党丹羽・古賀派代表の古賀誠元幹事長は2日、時事通信のインタビューに応じ、総裁選での同派の対応について、支持候補を一本化せず、自主投票にすることも選択肢になるとの認識を示した。古賀氏は、候補一本化に関し「あえて、そうする必要はない。一人ひとりが自分の考え、政治観で決めるのも一つの方法だ」と明言した。
 古賀氏としては、自主投票に言及することで、安倍晋三官房長官への支持をにじませる同派共同代表の丹羽雄哉元厚相をけん制する狙いがあるとみられる。 
(時事通信) - 8月2日21時1分更新

393とはずがたり:2006/08/04(金) 15:05:09
>>390-393
タカ派の安倍にも加藤の乱で袂を分かった谷垣にも冷たい古賀氏。
福田氏に期待していたようだが,不出馬宣言の後は麻生氏が支援に期待している構図か?

394小説吉田学校読者:2006/08/04(金) 20:00:19
>>393
古賀は結局は森派を引っ掻き回したいだけなんじゃないかと・・・その点では、津島派の動きと重なる要素はありますわね。

で、問題は安倍ちゃんでありまして、この前の日中シンポでの王毅とのやり取りを「靖国で鞘当て」と報道する向きもあったですけど、小泉退陣後、日中双方でいろんなチャンネルで関係改善に動いていると見るのが正解でしょう。

安倍長官靖国参拝 「小泉路線」の踏襲意識か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060804-00000017-maip-pol

 「ポスト小泉」の最有力候補である安倍晋三官房長官が4月に靖国神社を参拝したことは、9月の総裁選を控え「8・15」参拝を回避する一方で、実績を作ることで党内の参拝支持勢力への配慮を示す狙いからとみられる。首相就任後の参拝継続を示唆した行動、との見方が広がることも予想されるだけに、「靖国問題」をめぐる自民党内の論議は改めて活発化しそうだ。
 安倍氏は一貫して小泉純一郎首相の靖国神社参拝を支持し、毎年8月15日の参拝を続けている。一方、総裁選に向けては「争点化は好ましくない」との立場から、首相になってからの参拝については「行くか行かないか」も含めて一切公表しない、というのが基本スタンスだ。4月にひそかに参拝したのも、総裁選に近い8月15日を避け「争点度」を薄める思惑があったとみられる。
 しかし、4月に「前倒し」したとはいえ、官房長官としての参拝が表面化したことで、参拝を控える姿勢を示している谷垣禎一財務相との違いが鮮明となり、総裁選の主要争点となるのは間違いない。毎年参拝を続ける小泉首相の路線踏襲を示唆した行動だけに、「ポスト小泉」での関係改善を目指す中国との緊張感が高まるのも必至だ。
 安倍氏は3日、東京都内での講演で日中関係について「相互誤解ではなく相互理解に基づいた日中関係を確立するために両国の一層の努力が求められる」と指摘するとともに、「摩擦を恐れていては真の相互理解は生まれない」と強調した。参拝はそれと同じタイミングで明らかになっており、「摩擦を恐れない」とのメッセージを中国に送ったことにもなる。
 安倍氏周辺は参拝について「年に1回すればいい。今年はもう行かないだろう」と語った。4月参拝を節目に、首相就任後の参拝は回避する、との見方もある。とはいえ、靖国をめぐる基本スタンスが明確になったことで、安倍氏がどのような戦略で中・韓両国との関係再構築に当たるのかが一層問われることになった。

395片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/04(金) 22:35:14
>>387
私は立たないんじゃないかと考えてます。
それは以下の理由によります。
額賀が立っても派内からの刃こぼれは否めない。額賀が立った上での刃こぼれは額賀の求心力低下に結びつけられて解釈される。
青木は勝利予定者たる安倍との協力体制を考えざるを得ず、最後まで厚く支持してくれるとも思えないし、当初から安倍後継前提での位置取りをするのではないか。
それに対し、2着を確保できるならある程度の存在感を示すことができ、清和会以外の一番手はここにいると宣言できるメリットはある。ただ、清和会は安倍支持でまとまるとしか思えないし、旧宏池会の票も期待できない。浮動票を得られるキャラでもない。ということで、2位になるのは厳しいと考えられる。

>>388
名乗り出ることに意義があるんでしょうか・・・。
私は、別に無理して総裁選盛り上がらなくても結構と思っています。
谷垣がここでそれをするのは、彼にとって不向きなことでしょうし。

>>394
私も、安倍後継でもそういうことになると思います。
小泉って、相手を怒らせて有利にする仕掛けがうまいんですよね。
運がいいというのもかなりの部分仕掛けです。
仕掛けが絡んだときの喋りのパフォーマンスは相当なもの。
それが安倍にないことははっきりしてるので、あとは政策の打ち出し方なんかでうまくもっていくことになるんでしょうけど、そういう真っ向路線って必ずどこかで壁にぶち当たり、妥協し始めたら止まらなくなりがちですよね。

396小説吉田学校読者:2006/08/04(金) 22:45:53
>>388
ポスト安倍狙いと考えますね。

>>395
色んなチャンネルとは、チャンネルの中に安倍も含みます。中国は安倍政権(もしくは小沢政権)下での関係改善に水面下で動いていると思います。

397小説吉田学校読者:2006/08/05(土) 22:25:50
放言総理、大いに吼える

<加速 06総裁選>森・元首相、大いに語る  福田さん「はた迷惑だ」と/加藤君は言語道断だな/首相のやり方忘れた方が
http://www.sankei.co.jp/news/060805/morning/05pol001.htm

 自民党森派会長の森喜朗元首相は4日、産経新聞のインタビューに応じ、福田康夫元官房長官不出馬の経緯や総裁選の行方などについて語った。
<福田不出馬の経緯>
 福田さんが総裁選に出ると言ったことは一度もない。去年から、福田さんは「はた迷惑なことだ」と言っていたし、私にはずっと「自分にはそういう気持ちはない」といってきた。
 だが、いろんな人から「福田さんはどうするんですか。早く決めてください」といわれるので、6月末に本人に聞いた。すると「自分が出ると言っていないのに、出ないと言うのも変な話だ」と。「それもそうだよな」ということで7月になった。
 7月20日に電話をかけて「何か言わないとみんな困っているんじゃないのか」と聞いたときも同じだった。翌日に彼が私の事務所に来たとき「国民の期待もある。何らかの意思表示はすべきじゃないかな」と言った。ただ、彼はいろいろなところで自分の気持ちを伝えていた。そのときも「あるマスコミの人に話した」と言うんだ。それが山崎拓元副総裁に伝わり、彼は加藤紘一元幹事長らに話したらしい。
 だから21日に福田さんに「もう抑えることはできないと思うよ」といったら、「そうですかねえ」という。「週末、(報道されずに)無事にすむとは思わない」とも言っておいた。福田さんはその晩、自宅で意思を表明したという経緯だ。
<総裁選の行方>
 自民党のためには、多くの候補が競い合う総裁選が望ましい。谷垣禎一財務相、麻生太郎外相も総裁選で自分の派閥以上の票を取れば評価される。津島派も額賀福志郎防衛庁長官で決まれば青木(幹雄参院議員会長)さんの参院は全員一致しますよ。うまく2番手になれば次のレースで、谷垣、麻生両氏より有利になる。
 他派閥の人が心の底から安倍晋三官房長官を、ということであれば大変ありがたいけど、若い人たちの中には「安倍は人気がある、だから安倍の側近になりたい、その方が選挙区にイメージがいい」という連中もいる。上の方になると入閣待ちでビチビチしている人たちがいる。そういう人たちが周りを囲み始めた。党や仲間、国家のためじゃないな、個人の欲のためだ。そういう人たちだけでいいのかな、という心配はある。
 一方で他派の領袖、幹部たちはそういう人たちを抑え切れない。
 山崎さんにしても加藤さんにしても心が揺れているのは、自分たちもやりたいという未練があるんだよ。だから安倍君を阻止しないといけない。自分は出られないが、福田さんが出てくれたらつかまっていこうと。
 山崎君はかわいそうに、「場合によっては出るかもしれん。8月のお盆過ぎに考える」と言っている。それを幹事長たる武部勤君が「そんなことをいえばおれは山崎派に帰らない」と言い、山崎君は「おれが会長だ。出るといって推せないなら辞めてもらうか、この会をつぶすだけだ」と醜態を演じている。そういうことが派閥に対するマイナスイメージになる。「武部はなに、まだ山崎派だったの」とおれはいいたいくらいだよ。
 加藤君にいたっては言語道断だな。週刊誌をみていたら「福田さんが出られなかったのは森さんのせいだ」と。私はいっぺんも止めたこともないよ。それになんで他人の家の者を表に出せといわなきゃならんのかな。じゃあ自分がやればいいんじゃないですか。そうでしょう。もっといえば、谷垣君のために、命を張ってやるのが本当じゃないのかな。谷垣君は「加藤の乱」のときにいさめた、泣きながらね。それだけやってくれた男でしょう。だったら、せめて丹羽(雄哉元厚相)さんや古賀(誠元幹事長)さんに頭を下げて頼むぐらいのことがあってもいい。おれからいわせれば、自分がプロポーズしないで、好きな女が他のところに行っちゃったとケチをつけているのと同じだよ。あそこまで愚かになったかと思うと情けないね。

398小説吉田学校読者:2006/08/05(土) 22:31:29
総じて、言いたい放題。森氏からの卒業を求める声が大きくなるのは必至であり、派閥会長を、その声が大きくなる前に辞するのは正解。安倍政権下では南北朝で院政入り乱れたりして。どっちが南朝かは知らんけど。

(続き)
<安倍氏について>
 僕は小泉純一郎首相の亜流ではいかんといっている。改革はいわないといけないが、女性や民間人を無理やり入れた小泉首相の独断的な人事で、乱れたわけですよ、秩序が。努力したものが報われなかったり、自分よりもランクが下の若い人が閣僚になったり。みんなまじめに努力しているんだ。ただ当選回数を積み重ねているんじゃないんだよ。そういう人事をやって小泉だけが光ってあとはみんなただ働きさせられた。そして一つの政策ミスや一つの反対で首を切っちゃう。刺客を出す。まあ織田信長の小説の読みすぎだと思うな。昔のクレムリンじゃない。みんなバッタバッタと切り捨ててきた、そういうやり方をしちゃいかん。安倍君は小泉とまったくのイコールだとみられているから、かわいそうなところがある。だけど総裁選で当選したら安倍イズムでやらなきゃ。私は安倍君にいっているんです。「もう小泉のやり方は忘れた方がいい」と。総裁選が終われば、ノーサイド、みんな仲良くやろうと呼びかければいいんですよ。全員が奮起して気持ちよく戦えるようにしていくことを安倍君は若いだけにやらないといけないのじゃないですか。
 次の幹事長もただ事ではない。重要法案山積で、これから勉強しますというわけにはいかない。参院選で小沢一郎・民主党代表は徹底的につぶしにくるから、それに耐えうる幹事長でないと。公明党だけでなく創価学会とも連絡をとれる人でないと難局を乗り切るのは難しい。
 小泉首相退陣後、私も森派会長を辞める。私の後は私が決めることではない。今決めても閣僚や党三役になったら自動的に派閥を離れなきゃならん。みんなでどうするか考えればいい。

399片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/07(月) 11:05:56
>>398
森は、ガス抜きが得意だからなぁ。
・言っただけで周囲は半ば満足してしまう。
・言ったことはその通りやりにくくなる。
・将来的に自分が窮地に陥るのを防ぐ。

これまでどれだけ森が嘘をついたか(状況が変わったとか言いそうだけど)。
まとめてみるとたぶんすごいことになると思います。

だいたい、当初から安倍でも福田でもまとまればよかったんだろうし。
今のところ、意図通りだよ、ああ腹が立つ。

400小説吉田学校読者:2006/08/07(月) 22:56:21
>>399
私はそれに加えて「言いたいことは、とりあえず溜めない。特に加藤の批判は」というのもあると思います。
これは、私も大事にしたい。
あとは、「勝つ方につく」という小早川秀秋や川島正次郎みたいな処世術も私は全否定はしません。所詮、こういう人なんだ。あんまりやりすぎると「卒業」機運が高まると思いますが・・

402小説吉田学校読者:2006/08/11(金) 07:26:49
片言丸氏の言うことは当たるなあ。額賀は未練タラタラでしたな。

自民総裁選、3氏の争い 額賀・山崎氏が立候補断念
http://www.asahi.com/politics/update/0810/010.html

 9月の自民党総裁選で、立候補に意欲をみせていた額賀防衛庁長官は10日、所属する党内第2派閥の津島派で擁立に消極的な意見が大勢を占め、出馬断念に追い込まれた。同派の大半は安倍官房長官を支持する見通しで、最大派閥の森派や第3派閥の丹羽・古賀派などに加え、派閥横断の中堅・若手の支持も得た安倍氏優位が確定した。総裁選は谷垣財務相、麻生外相を加えた3氏による争いの構図が固まり、党内支持が「独走」する安倍氏に対して両氏がいかに違いを訴え、支持につなげるかが焦点となる。
 額賀氏は10日、津島派幹部の青木幹雄参院議員会長、同派会長の津島雄二氏と都内で会談。会談で津島氏は、衆院側で擁立見送り論が大勢となっていることを額賀氏に伝えた。額賀氏は近く立候補断念を表明する。
 額賀氏の出馬断念に加え、第4派閥である山崎派会長の山崎拓前副総裁も立候補は見送る考えで、17日の派閥の会合で正式に表明する。主要各派で安倍氏支持の動きが加速している。
 安倍氏は10日、官邸で記者団に対し、すでに説明を受けていた伊吹派の政策提言について「私の考えとほぼ同じで共感できる」と表明。これを受けて伊吹派は同日夜、役員会を開いて安倍氏支持を決めた。同派の伊吹文明会長は「派としては落ちこぼれなく安倍氏を支援する可能性が高い」と記者団に語った。
 安倍氏を支援する党内各派の中堅議員は18日に会合を開き、総裁選に向けた選対本部の準備に入る方向だ。
 一方、谷垣財務相は10日、朝日新聞のインタビューに応じ、国会議員20人の推薦人確保について「いけると思っている」と自信を示した。谷垣派(15人)のほか、山崎派や無派閥議員の支援を見込む。地方票では、小泉路線に批判的な党員からの支持に期待している。
 谷垣氏は、公約の3本柱に「アジア外交」「地方再生」「財政再建」を据えた。小泉首相の靖国神社参拝を批判し、自らの参拝は「控える」と表明。消費税増税の必要性を訴えるなど、安倍氏との差異化を図っている。
 また、麻生外相は同日、所属する河野グループ(11人)の会合で21日に出馬表明し、政権構想を発表する考えを示した。丹羽・古賀派や無派閥議員から推薦人の内諾を得るなど派閥横断の支援を訴えるほか、出身の日本青年会議所などを通じて各地の党員票掘り起こしも進めている。

403とはずがたり:2006/08/11(金) 17:43:32

伊吹派と同じ考えなんだ,安倍は・・

安倍氏、総裁選で7割に迫る票確保 額賀氏擁立断念 山崎氏も不出馬へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000000-san-pol

 「ポスト小泉」を選ぶ9月の自民党総裁選で10日、最有力候補といわれる安倍晋三官房長官が党所属国会議員(403人)票の7割に迫る票を固めた。党内第2派閥の津島派が同日、額賀福志郎防衛庁長官の擁立見送りを固めたほか、山崎拓元副総裁も出馬を見送る見通しとなった。さらに、伊吹派が安倍氏支持を打ち出し、安倍氏へのさらなる追い風となった。党員票(300票)も含め、安倍氏が圧勝し、「安倍首相」誕生の可能性が濃厚となった。
 額賀氏は同日夕の津島派研修会で「(同派の)津島雄二会長、青木幹雄参院議員会長と話し、私なりの結論を出さなければいけない」と述べた後、津島、青木両氏と対応を協議。津島氏は記者団に「熟考の上で早い機会に連絡いただくことになった」と額賀氏の判断を待つ考えを示したが、額賀氏は派閥の結束を重視して見送る見通しだ。
 同派が擁立見送りを固めたのは、衆院側に安倍氏支持の声があるほか、額賀氏が大敗すれば派閥の求心力が低下する懸念もあるためだ。「安倍氏支持を決める必要はない」(幹部)として、自主投票とする方向だが、多くの議員は安倍氏支持に回る見通しだ。
 一方、伊吹派会長の伊吹文明元労相は同日、記者団に「派として落ちこぼれなく安倍氏を支援する可能性が非常に高い」と述べた。伊吹派が示した政策提言について、安倍氏が同日、記者団に「私の考えとほぼ同じで共感できる」と語ったため、対応を明確にした。
 山崎派内でも安倍氏支持の動きが広がっており、同派幹部は同日、「(山崎氏不出馬の)流れは変わらない。15日に小泉純一郎首相の靖国神社参拝をみて自らの考え方を総括し、態度を示すだろう」と述べ、来週にも不出馬を表明するとの見通しを示した。
 このため、総裁選は安倍氏と谷垣禎一財務相、麻生太郎外相の「1強2弱」の構図。このうち安倍氏は、所属する森派(86人)だけでなく、安倍氏支持の意向をみせる古賀誠元幹事長の丹羽・古賀派(48人)の多くや、二階グループ(15人)の支持も得る見通しだ。また伊吹派(32人)や津島派(74人)の一部、無派閥議員も加えると、安倍氏支持はすでに党所属議員の7割に迫る勢いだ。
 安倍氏支持の雪崩現象が党全体を覆いつつある背景には、小選挙区比例代表並立制の導入や政治献金の規制強化で「選挙・カネ・人事」の面で派閥の機能が弱まり、総裁の権限が強化された事情がある。各派には、安倍政権誕生を見越して、総裁選後の閣僚、党役員人事で有利になるよう、“勝ち馬”に乗るのが得策との判断がありそうだ。
(産経新聞) - 8月11日8時2分更新

404名無しさん:2006/08/11(金) 20:16:47
世間を騒がせている耐震偽装犯罪の姉歯建築士も創価学会員です。
そして、その尻拭いに税金を投入しようとしている北側国土交通大臣も創価学会員です。
創価学会の狂信者達は、どこまで身勝手なのでしょうか?
被害者の代表も創価学会員?という情報も読んだ覚えがあります。
創価学会の悪行もいい加減にして欲しいですね。

【参考ブログ】
創価大学出身政治家・北側国土交通大臣が公金を投入したがる理由とは!?
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10006879677.html
必撮!勤め人 2005年 11月 29日 人命のデフレ(GRD)
http://artisan.exblog.jp/2032542

405とはずがたり:2006/08/11(金) 22:30:21
>>404
もしこれが本当なら民主党徹底的に叩くべきですな。創価学会は法曹の中枢部にも入り込んでいるなどとよく聞きますがどうなんでしょうかね。
自公保スレの方が良さそうなので転載しときます

406小説吉田学校読者:2006/08/13(日) 09:13:06
自民党の従来型の派閥は、これから民主党でいう「グループ」的なものに再編されていき、自民内は2〜3のグループにいくつかの小グループが存在する形に収斂していくと思うが、ライバルとしての認知はやはり「2位確保」でしょう。
小泉的党内政策が、その役割を壊したわけであって、最近目立ってきた「小選挙区制での総裁権限の集中が、ライバルを干す原因」的な論調に私は納得できない。
また、従来型の派閥は「政策を軸に激しく対立」というのはなく、国政選挙で勝たなかったときである。そういう歴史に学ばず、05年の郵政政局を引き起こした亀井や野中、古賀が極端に無能なのである。従来型派閥を壊したのはこの人たちであって小泉ではない。野中や亀井が勝負時を誤った。「選挙に強いというのは幻想なのではないか」という一言があってもよかったのだが。
よって、今回のトラウマにとらわれた津島派の対応は自業自得であります。

ぶっ壊れた総裁選 安倍氏独走
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060811/mng_____sei_____000.shtml

 九月の自民党総裁選は本命・安倍晋三官房長官が日々支持を拡大し、他の候補の追随を許さない展開となってきた。
 総裁選の対応を各派別にみると、安倍氏が所属する森派の八十五人は、ほぼ例外なく安倍氏支持。安倍氏支持を打ち出した伊吹派、高村派、二階派の大部分、丹羽・古賀派の過半数も安倍氏を支持する。この五派の議員は計百九十五人。一部は他の候補を支援しそうだが、その“こぼれ”をはるかに上回る議員が、津島派、山崎派や無派閥から安倍氏支持に加わる。トータルでは党所属議員四百三人の過半数二百二人を軽く上回る計算だ。
 総裁選は国会議員票と地方票三百票の合計で決まる。安倍氏が仮に地方票で他の候補に後れをとったとしても、誰も過半数に達しなければ上位二人で国会議員による決選投票となるため、安倍氏の有利は揺るぎない。
 自民党総裁選史を振り返ると、勝負を度外視し「五輪精神」で出馬する候補も少なくなかった。
 そもそも派閥は、領袖を首相の座に押し上げるのを究極の目的としていたし、総裁選に出馬することで「首相を目指す男」として初めて認知される空気があったためだ。小泉純一郎首相も三度目の挑戦でやっと総裁の座を射止めた。
 しかし、状況は、約五年半におよぶ小泉政権で変わった。
 総裁選で敗れた派閥は「抵抗勢力」のレッテルを張られる。小泉首相は抵抗勢力を徹底して敵視。昨年の郵政民営化関連法案をめぐる衆院解散・総選挙では多くが党を追われ、一部は永田町を去った。
 その印象が強烈に残っていることが、自民党議員のチャレンジ精神を鈍らせ、安倍氏という「勝ち馬」に殺到する現象を起こしている。「自民党をぶっ壊す」と言い放った小泉改革は、総裁選の雰囲気も一変させた。

407小説吉田学校読者:2006/08/13(日) 22:56:13
「脱」まではいかない「微修正路線」じゃないでしょうか。単なる統一地方選へのリップサービスだったりしてね。
いずれ書こうと思いますが、小泉路線のおかげで、第1次産業が株式会社を通じた流通方式を模索しておりますね。

安倍氏、脱「小泉路線」へ傾斜 参院選視野に
http://www.asahi.com/politics/update/0812/007.html

 安倍官房長官が、小泉改革の継承者という立場を微修正し、徐々に「脱小泉」を模索し始めた。首相就任を見越して、小沢民主党との全面対決になる来年夏の参院選を早くも視野に入れているからだ。今年1月以来になる「お国入り」で支持者を前に行った自民党総裁選への立候補宣言でも、地方への配慮を色濃くにじませた。
 「未来に夢を持てる農業、林業、漁業にしていかなければいけない。所得が増えていく第1次産業を目指したい」
 安倍氏は12日、山口県下関市の総決起集会で「第1次産業所得拡大構想」を提唱し、「地方重視」の姿勢を強調した。同県の山陰側は水産拠点として栄えたが、戦後、第1次産業は衰退し農山漁村の過疎化が進む。
 下関市の江島潔市長は同じ集会で「負けた地域を、しっかりもう一度押していただくのが安倍内閣ではないか。まずは小泉改革を肯定する。悪いところ、うまくいかなかったところは安倍先生に託す」と、小泉路線の修正に期待感を示した。
 党内からも「小泉改革路線は経済至上主義で地方に冷たい」と批判のある小泉首相。安倍氏はこの日、「改革の炎は絶やしてはいけない」と強調しつつ、「地域の格差を感じる人たちがいるのは事実。地域の再生に全力を尽くす」と約束した。
 「脱小泉」を意識する安倍氏の発言は「公共事業有用論」にも象徴的に表れている。
 7月23日の日本青年会議所の集会では「(戦後の)日本は借金をして新幹線、高速道路をつくった。必要なものはちゃんとやっていく」と発言。12日にも山口県長門市で「山陰自動車道は必要でしょうし、インフラ整備、基礎的な基盤をつくっていくのも政治家の大きな使命だ」。公共事業費の大幅削減をためらいなく続けた首相との姿勢の違いは鮮明だ。
 ただ、政府の歳出歳入一体改革で向こう5年間の財政再建目標が決められている中で、公共事業の増発は難しい。党内からは「小泉首相の政策を踏襲することを国民は心配している」(森前首相)との声が上がっており、各派閥のベテラン議員は8日、安倍氏に「公共事業に代わる地方への再配分の仕組みが必要」と指摘した。安倍氏が自らの政権で「小泉路線」からの揺り戻しを加速させるのは確実だ。
 安倍氏が「地方重視」を強調するのは、民主党の小沢代表が与野党逆転をかける来年夏の参院選では、山口など29ある地方の「1人区」が勝敗のかぎを握るからだ。
 9月1日の正式な立候補表明を前に、安倍氏は今月15日から山梨県内で夏休みをとり、政権公約をじっくり練る考えだ。安倍氏に近い議員はこう解説する。「安倍氏が政権を獲得しても、来年夏の参院選で負ければ『10カ月天下』に終わる。小泉的なものをどこまで否定できるのか。そこが勝負だ」

408小説吉田学校読者:2006/08/13(日) 22:59:51
普通に考えて、念頭にあるのは額賀か津島。
角福並みの派閥紛争は願い下げですが、自民党の活力を失わせたのは、こういう「総主流派体制」なんだぞ。せめて、2〜3派に分かれて、政調レベルで議論噴出、時には造反も許す政党に脱皮できないのか。

「参院側とパイプが必要」 森氏、新幹事長人事で
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060813/20060813_009.shtml

 自民党の森喜朗前首相は13日のテレビ朝日の番組で、ポスト小泉の最有力候補となっている安倍晋三官房長官が首相に就任した場合の自民党幹事長人事に関し、来年夏の参院選が厳しい情勢との見通しの上で、党の参院側幹部と太いパイプを持つ人物が必要との認識を示した。具体名として中川秀直政調会長や古賀誠元幹事長、久間章生総務会長、額賀福志郎防衛庁長官を列挙した。
 また官房長官に必要な資質については(1)歯切れの良い言葉を使う(2)閣僚、役所をまとめるリーダーシップ−を挙げ「本当は福田康夫元官房長官がいいが、絶対に受けないと思う」と述べた。
 外相人事に関しては、麻生太郎外相の留任の可能性ととともに民間からの登用がありうるとの認識を示した。

411小説吉田学校読者:2006/08/17(木) 22:56:12
漁船拿捕事件は、日本側は官房副長官、ロシア側は臨時代理大使と、官房長官と駐日大使は夏季休暇満喫。
それはそうと、もう猟官運動が始まっているのか。最低の総裁選だ。

政権最後の夏休み 首相、公邸でのんびり 安倍氏は充電
http://www.sankei.co.jp/news/060817/sei013.htm

 小泉純一郎首相と安倍晋三官房長官は16日、そろって夏休みに入った。9月に退陣する首相は政権最後の長期休暇を“思い出”の首相公邸でのんびり過ごすが、「ポスト小泉」レースのトップをひた走る安倍氏は、都心の喧噪(けんそう)を離れ、避暑地へ。自民党総裁選とその先の政局をにらみ充電期間となるが、首相の15日の靖国神社参拝に批判的なマスコミの“大騒ぎ”や政界内の雑音から緊急避難したいという思惑も見え隠れしている。
 首相は24日まで休暇をとり「公邸内で家族らと過ごす」(周辺)という。首相は6月中旬の通常国会閉会後は、訪米、中東歴訪、主要国首脳会議への出席、モンゴル訪問など外遊だけでなく、国内の観光地視察などをこなし、「卒業旅行」「早めの夏休み」などと揶揄(やゆ)された。休み明けも外交日程が立て込んでおり、「身も心もリフレッシュさせる」(周辺)つもりだ。
 安倍氏は20日まで、避暑地の別荘などで家族水入らずの休みを過ごす。9月1日に発表する政権構想をじっくり推敲(すいこう)したい考えだが、「安倍政権をにらんだ議員たちのポスト獲得に向けた猟官運動から逃れたいという思いもある」(関係者)という。
 また、安倍氏は「靖国問題は総裁選の争点にならない」と力説しており、争点化を狙う勢力の挑発に乗らないように、「靖国問題が収まるまで、静かにしている方が得策だ」(安倍氏周辺)と考えたようだ。

412とはずがたり:2006/08/17(木) 23:20:36
前回出馬時の麻生氏の推薦人って誰だ?
>01年4月総裁選の推薦人の多くが離党、引退し

自民党の良心的な部分である谷垣氏が出馬もできないようでは自民党ももう駄目だろ。民主党へ来給え。

<自民総裁選>谷垣、麻生両氏が推薦人20人の確保に躍起
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060817-00000094-mai-pol

 9月の自民党総裁選に向け、谷垣禎一財務相と麻生太郎外相が、立候補に必要な推薦人20人の確保に躍起となっている。所属する谷垣派(15人)と河野派(11人)だけでは賄えないため他派閥の協力が欠かせないが、安倍晋三官房長官が有利と見て「勝ち馬」に乗ろうとする流れが止まらない。逆らえば「冷や飯を食う」ことになりかねないとの心理も働いているようで、安倍氏との対決姿勢を打ち出している谷垣氏は特に深刻だ。
 「『安倍列車』が満杯になった。デッキもあふれて屋根しか残っていない」。16日の谷垣派会合後、山本公一衆院議員は危機感をこう表現した。
 谷垣派は当初、同じ旧宮沢派系で総裁候補を持たない丹羽・古賀派の支援に期待していたが、最近になって丹羽雄哉元厚相、古賀誠元幹事長の両代表に加え、副代表の柳沢伯夫元金融担当相も安倍氏支持を打ち出した。00年の「加藤の乱」で共闘した山崎派にも安倍氏支持が広がっており、派閥単位での推薦人集めは絶望的だ。
 このため、谷垣派は総出で「個別勧誘」に乗り出している。「党内が安倍氏、麻生氏のタカ派路線に偏っていいのか」と谷垣氏の価値を訴え、賛同者を募る構えだが、他派は「中堅以上はポストが気になり、谷垣氏の推薦人になることを嫌がっている」(山崎派若手)などと冷ややかだ。
 一方の麻生氏は、01年4月総裁選の推薦人の多くが離党、引退し、今回は推薦人確保が難航するとの見方があった。しかし、麻生氏は17日の河野派会合で「出馬には確信を持っていただきたい」と強調。推薦人のめどが立った模様で、21日には正式に出馬表明する。ただ、個別の名前については「漏れると切り崩されかねない」(周辺)と神経をとがらせている。[中田卓二、平元英治]
(毎日新聞) - 8月17日19時59分更新

417片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/20(日) 09:56:24
>>406
私はまたもや真っ向から対立するかもしれないですね(詳細は省きますが)。
制度の利用法を理解してなかったという意味では無能ということだと思います。

>>407
経済の路線に関しては、安倍内閣では、路線といえるような路線が見えなくなる可能性が高くなると思います。
単発的な(多面性を持った?)政策の集合体になるのだと考えます。

>>411
小泉首相は、自分が勝つ状況を作るのが本当にうまいねぇ。

>>414
当初は行司役とか言ってたんですよね、この人。
もっと立派に動けよ・・・。

>>408>>415
制度が派閥を壊した面を私は認めます。
逆に言えば、それは努力というより必然だということです。
その土台の上で何をすべきかというと、脱派閥を印象付けるという下らぬことよりも旧来派閥後のありかたをどうするか議論するということではないのか。
各議員、自らの立場を抱えるので、大きい目を持てないのは同情するが、結果現れている状況はあまりにもごちゃごちゃで、今まさに将来の病の原因を作っているんだろうなあと見るしかない。

419みかんばこ:2006/08/23(水) 21:53:55
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420小説吉田学校読者:2006/08/26(土) 10:17:36
平和重視姿勢といいますが、そんな技量は外務省は持っていない。これは断言する。安倍政権下では、ますます官邸主導型外交になるでしょう。

<自民総裁選>安倍長官は1日、広島で出馬表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060825-00000009-mai-pol

 安倍晋三官房長官は24日、自民党総裁選への正式出馬表明の記者会見を9月1日に広島市内で行うことを決めた。東京での会見を予定していたが、日程上の事情に加え、平和維持や地方重視のメッセージを込めるうえでも得策と判断した。同氏周辺が明らかにした。
 安倍氏は1日午後、同市で総裁選の各候補者が顔をそろえて開かれる自民党中国ブロック大会に出席した後、広島平和記念公園を訪問し原爆死没者を追悼。その後、同市内で記者会見を開く。
 ブロック大会の後に飛行機で東京に急行して会見を開いても、夕方のテレビニュースに間に合わないことなども考慮したようだ。

421小説吉田学校読者:2006/08/26(土) 10:31:16
最後の大サプライズ「抜き打ち総裁選出馬」希望。それにしてもやな性格。だいたい幕末の京都の話をされた谷垣もたまったもんじゃないだろ。
首相引退後は、「OBサミット参加」、行革分野での「ご意見番」、「一言居士」、「官僚との相談」、「渡部恒三との平成黄門は俺だ争い」と福田赳夫的になるんじゃないのかな?派閥事務所に黄門姿の写真掲示はあり得る、

すっぽん料理で首相「頑張れ」 食らいつけるか 谷垣氏
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060826/mng_____sei_____003.shtml

 「スッポン食べて頑張れ」−。小泉首相は二十五日夜、国内視察で訪れた京都市内のすっぽん料理店で、谷垣禎一財務相らと会食。自民党総裁選に出馬表明した谷垣氏に対し、こう激励した。
 会食は、首相が京都府選出の与党議員に呼びかけ、東京から駆けつけた谷垣氏をはじめ八人が参加した。
 出席者によると、首相は終始リラックスした様子で、一時間半にわたって、昨年九月の衆院選の思い出話や、幕末の京都の歴史話などに花を咲かせた。総裁選に関しては、首相は「とにかく頑張れ」などと励ましたが、具体的な助言はなかったという。

422小説吉田学校読者:2006/08/27(日) 13:13:00
だいたい「仕事師内閣」とか言われる内閣には華がない。総花的性格を帯びることは確実であります。
人事の目玉は増設の官房副長官(私は『首相補佐官』復活でいいと思うけど)ポストでしょう。

「論功行賞人事の余裕なし」 自民総裁選で中川氏がクギ
http://www.asahi.com/politics/update/0826/008.html

 自民党の中川秀直政調会長は26日、青森県弘前市で講演し、9月の同党総裁選に関連し、「どういう総理・総裁が選ばれようとも、政権構想、政権公約実現のための戦う仕事師内閣、戦う仕事師執行部を作らざるを得ない。単なる論功行賞の人事をする余裕はない」と語った。党内の大勢が安倍官房長官支持に流れる中、新政権での人事目当ての動きが出始めていることにクギを刺した。
 さらに中川氏は、「ポスト小泉の政権運営に必要なのは、しっかりした公約を掲げ、その公約を捨て身の覚悟で実現していく覚悟であって、数ではない」と語った。

423片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/27(日) 21:06:17
>>422
確かにそのあたりが目玉のような気がします。
でも、セコウ、下村、高市、菅といった側仕えグループやNAISを起用する以外に何があるんだ、という感じもします。

このまま進めば、中川先生とセコウグループの接近がありそうですが、そんな官邸固めの様相に対し誰が挑んでいくか注目です。
中川先生の意図だと、官邸を安倍側近で固めさせ、安倍より年上の多い閣僚たちと綱引きをさせる(官房副長官が多くなると、具体的政策権限でも衝突しやすくなる)。そこへ自民党重役あるいは重要閣僚としての自分がまとめ役として介入する。「論功行賞ではないから一閣僚ごときが大きい顔をしてもらっては困るし、得手勝手に安倍内閣の枠から逸脱したことを喋ってもらっては困る」と。安倍の後見人の座GET。外交から経済まで、何かあるヤツは中川先生の元へ行きなさい。各派閥(外様大名)は中川先生を軸に動くようになる。じわじわ、セコウグループも中川傘下へ。
まぁそれなりにバランスが取れてる構図のようにも見えるのですが。そんなにうまくいくかどうか知らないけど(笑)。

424小説吉田学校読者:2006/08/27(日) 21:28:40
>>423
官房長官か筆頭官房副長官に抑え役か大物を持ってきて、若手のまとめ役に徹させるとか・・となるとNAISのSあたりかな。
さらにその奥に中川を自民党重役(幹事長?)として大まとめ役、森には自社さ時代の竹下的役割を、となるんだろうけども、これで他派や若手が納得するかは知らん。これに対する不満が高まると私の言う「抽象的世代交代論」が沸き起こると思います。

さて、「仕事師内閣」のフレーズが出るとき、入閣待望者を釣ることがままあるので、これもまた要注意。園田博之、渡海紀三朗、鈴木恒夫といった非主流一筋当選5〜6回組といった「仕事師」が冷や飯に食い飽きて待っているが・・・

425小説吉田学校読者:2006/08/29(火) 08:43:33
安倍人脈:次期政権像を探る/1 ブレーン政治
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060829ddm005010075000c.html

 ◇合議で「参拝、明言せず」−−「草の根保守」形成狙う
 東京・赤坂の全日空ホテルの一室で6月30日、安倍晋三官房長官、側近の下村博文衆院議員に加え4人の学者・有識者がだ円形のテーブルを囲んでいた。伊藤哲夫・日本政策研究センター所長、島田洋一・福井県立大教授、西岡力・東京基督教大教授、八木秀次・高崎経済大教授の4氏。出席者はクッキーをつまみながら、A4の1枚紙に目を凝らした。
 「春秋例大祭での参拝を基本とし、終戦記念日の参拝にはこだわらない」「自身の参拝については行く、行かないは明言しない」−−。ペーパーには、安倍氏が首相になった際の、靖国神社参拝に関する対処方針が個条書きされていた。
 この日欠席した中西輝政・京大教授を4氏に加えたメンバーは、安倍氏を支えるブレーン「5人組」(関係者)として、今春から安倍氏と数回会合を重ねている。関係者によると、安倍氏は一連の会合で「(75年の)終戦記念日に参拝した三木武夫元首相以前は、首相の参拝は春秋の例大祭に行われていた。『三木首相以前』に戻すべきだ」と主張した。「対処方針」は、安倍氏と5氏らの議論を結実させたものだった。8月4日、安倍氏が4月15日に靖国参拝したことが明らかになった時、安倍氏はこの「言わない」対処方針を忠実に実行した。
 保守系シンクタンクを運営する伊藤氏は、安倍氏や中川昭一農相が97年に作った「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」の結成に関与するなど、安倍氏と長い親交がある。島田、西岡両氏はともに、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)の幹部。中西、八木両氏は保守系シンクタンク「日本教育再生機構」設立準備室の代表発起人と代表を務める。
 会合で、出席者の一人は、靖国神社境内にある歴史博物館「遊就館」に、「(ルーズベルト米大統領は)資源に乏しい日本を禁輸で追いつめ、開戦を強要。参戦によってアメリカ経済は完全に復興した」と説明した展示物の存在について事実関係に問題があると指摘した。協議した結果、神社側にパイプのあるメンバーを通じ、見直しを働きかけることにした。
 参加者の一人は「安倍氏は自分の行動は自分で判断するタイプ。ブレーンなるものは存在しない」と語る。だが、参加者の経歴は異なるものの、外交、教育分野などで安倍氏の政策を側面支援してきた点で、全員は共通している。過去、学者ら識者の意見を活用した首相は、戦前では近衛文麿氏、戦後では大平正芳、中曽根康弘両氏が知られる。特に中曽根氏は「ブレーン政治」と呼ばれるほど、学者を重用した。次期首相就任が確実視される安倍氏が、5氏の意見をどう政策に反映させていくのか。
 こうした保守系ブレーンと連動し、安倍氏が探っているのが民間で活動する「草の根の保守」ネットワークの形成だ。
 幹事長代理時代の04年秋、自民党本部に保守系地方議員のほか、西尾幹二・電気通信大名誉教授、「救う会」の佐藤勝巳会長ら約25人が集まった。
 安倍氏が「手本」として目指したのは、キリスト系宗教団体などとの連携を強め、政権を運営したブッシュ政権の選挙手法「グラスルーツ・コンサバティブ(草の根保守)」の日本版だ。安倍氏はあいさつで、教育分野で安倍氏の政策に近い山谷えり子氏が同年の参院選で上位当選したことにふれ、「自民党にとって画期的だった。自民党の結党理念は憲法改正だ。真の保守と連携していきたい」と述べた。
 会合では「自公連立」も俎上(そじょう)に乗り「自民党と保守系地方議員との草の根のネットワークを強めるべきだ。その結果、(自民党を支える)公明党・創価学会票に勝るとも劣らない票が得られれば、自民党も変わる」などの意見も飛び出した。
 総裁選で安倍氏を支援する民間団体の「『立ち上がれ!日本』ネットワーク」は29日、東京都内でシンポジウムを開く。「呼びかけ人」に名を連ねるのは伊藤、中西、西岡、八木の4氏だ。来月1日の安倍氏の出馬会見を目前に、水面下で培われた人脈が表舞台に姿を見せることになる。

426小説吉田学校読者:2006/08/29(火) 08:52:07
>>425
細かいところに突っ込むときりがなく、山谷氏とか、表に出ない特定団体の集票あらばこそ上位当選できたのだと思いますが、非常に乱暴に言ってしまえば「草の根保守の琴線に触れる政策」を提唱するということでしょうが、そんなことができるのは、「教育」とか「改憲」とか緊急の課題ではない長期的視野に立つ分野ばかりであります。都市型保守系無党派といっても、抽象的で具体的な像が見えてこないので苦労するんじゃないのかなあ。
佐藤や中曽根といった右代表みたいな人がなぜ選挙で圧勝できたかといえば、左ウイングに触手を伸ばしたからであります。安倍氏が一番嫌う「市民」向けの政策をどう出していくかが課題になるでしょう。少子化対策とか。

「左対策」とかいって、中曽根国労潰しのようなことをやるんじゃないかなあとも思いますねえ。とりあえず参院選に56以上(自公で絶対多数確保)取らないと、本格的政権とはいえないでしょう。差し当たっては、敵は民主。「民主=官公労」を印象付けさせるために、差し当たっては「教員の下駄履かせ給与撤廃」「地方公務員の給与の手当て見直し」とかいくでしょうねえ。

427片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/29(火) 23:14:19
口で言うのは最終手段。
もともと、反小泉安倍機運が高まれば宣言する、という核兵器みたいなものだったので、このやり方は納得。
使わないほうが、今後に資する。
後見人としての姿がはっきり見えると何かと不都合。
これで、逆に、存在感が高まる。
安倍政権での小泉の役割が余計重要になってきた。

総裁選で後継指名の見送り示唆=派閥は一層弱体化−小泉首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-00000147-jij-pol

 【タシケント29日時事】ウズベキスタンを訪問中の小泉純一郎首相は29日午後(日本時間同日夕)、タシケント市内で同行記者団と懇談した。首相は、自民党総裁選で自らが支持する候補を9月8日の告示後に最終的に決める考えを示した上で「言う方がいいか、言わない方がいいか、その時に判断する。臨機応変だ」と述べ、明言しない可能性を示唆した。
 首相はこれまで、候補者が出そろった段階で支持する候補を表明する意向を示していた。首相の意中の後継者とされる安倍晋三官房長官は既に圧倒的優位を固めていることから、あえて後継指名する必要はないとの判断に傾いたとみられる。首相は「自民党も民主党も勝ち馬に乗ろうという動きが強まっている」と述べ、安倍氏が独走状態にあることを認めた。
 首相はまた、派閥の現状について「数が多ければ有利という状況ではない。総裁選後も大いに変わり、仲良しクラブみたいになる」と述べ、結束が一層弱まるとの見通しを表明。旧宮沢派の流れをくむ3派による「大宏池会」構想を念頭に、派閥の合併については「ほとんど意味がなくなってくる」と指摘した。 
(時事通信) - 8月29日21時1分更新

428小説吉田学校読者:2006/08/30(水) 00:26:49
まさに同床異夢なわけだ。

安倍選対、異例の2組織=再チャレンジ議連が純化路線
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-00000165-jij-pol

 
 自民党総裁選で安倍晋三官房長官を支持する中堅・若手の「再チャレンジ支援議員連盟」は29日午後、都内のホテルで幹事会を開き、独自の選挙対策組織(選対委員長・山本有二議連会長)を発足させた。参加者の選別など純化路線を進める構えで、ベテランらの派閥横断の選対本部(本部長・柳沢伯夫元金融相)と一線を画す姿勢を鮮明にした。安倍陣営は、世代間対立から2つの選対が並列する異例の態勢となる。

429とはずがたり:2006/08/31(木) 00:21:53
結局推薦人集まらない惨状きぼんぬ

自民党総裁選:谷垣氏、山崎派も推薦人に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060830dde007010060000c.html

 谷垣禎一財務相が29日夜、東京都内で山崎拓前自民党副総裁と会談し、総裁選出馬に必要な推薦人20人を確保するため山崎派から推薦人を出すよう協力を要請、山崎氏が了承していたことがわかった。30日、谷垣氏周辺が明らかにした。

 谷垣派(15人)では、総裁選挙管理委員の遠藤利明氏が推薦人になれないため、同派で確保できる推薦人は谷垣氏自身と遠藤氏を除いた13人。

毎日新聞 2006年8月30日 東京夕刊

430片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/31(木) 19:38:57
>>321で官庁の重役結集を指摘しましたが、その成果が2007年度予算に早くも現れているようです。
「再チャレンジ」色の濃い予算になるのかもしれません。自民党も側近争いですが、省庁も再チャレンジ政策の本家争いということで。

結果の平等は保障しないが機会の平等を保持。そのために階層固定化を避ける。。。親が苦しい生活でも子供には限りない望みがある、というのが再チャレンジなんだろうけど、安倍は階層固定化回避なんてことを語って恥ずかしくない政治家ではないからなぁ・・・。一方で、民主党もそういうことを言える状況でない。なんか空々しいことになる。マスコミもあんまり言わない。
そんなんだから、どうなっていくのか何をやるのか国民には見えない。選択のしようもない。各省の官僚が「テーマは再チャレンジ」でアイデア政策をいくつかやるってくらいしかよくわからない。それも、なんとなく、これまでも税制上優遇されてきた中小企業を意識してるような。
そもそも、いまの政治家が機会の平等と階層固定化回避の二点で理論的に語ろうとするのには無理があるんだろうと思う。
政府はセーフティネットの整備に力を尽くす所存だ・・・しかし元気な人は基本的に自助努力すべきであることを念頭においてほしい・・・固定化回避のモデルとして我が党は世襲者以外に公認のチャンスを与える・・・我が党を見ていれば日本の将来の明るさを感じられるというくらいの組織改革をしたい・・・くらいのことを言えばいいんじゃないの、自民党総裁候補って。
安倍さんじゃ無理なのかしら・・・。

「再チャレンジ」施策目白押し=ポスト小泉シフトの霞が関−来年度予算の概算要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000122-jij-pol

 財務省は31日、2007年度予算の編成に向けた各省庁の概算要求を締め切った。一般会計の総額は06年度当初比3.8%増の82兆7300億円で、このうち政策的経費である一般歳出は46兆8100億円。要求項目では、特別要望枠が設定された成長戦略に関連する事業が目立ったほか、次期首相が確実視される安倍晋三官房長官が打ち出した「再チャレンジ支援」の施策が目白押しとなり、霞が関の「ポスト小泉シフト」もうかがえる。
 再チャンレジ支援は格差問題がクローズアップされていることを受け、安倍官房長官が主導する施策。厚生労働省は年長フリーターの正社員化支援を要求したほか、農水省もフリーターや団塊の世代らの就農支援策を打ち出した。環境省は、再チャレンジ支援の一環としてエコツアーガイド育成などを盛り込んだ。 
(時事通信) - 8月31日19時0分更新

431小説吉田学校読者:2006/08/31(木) 23:23:16
全党的に参院から推薦人を出さないとなると、谷垣派は自派で9人しか推薦人を出せない。麻生に至っては自派で河野太郎を除くと8人。安倍地すべり的圧勝というより、よもやの不戦勝の勢いだよ、こりゃ。
ちなみに、保坂三蔵は総裁選選挙管理委員。

参院側は推薦人出さず=自民・津島派
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000123-jij-pol

 自民党津島派は31日午後、都内のホテルで青木幹雄参院議員会長ら参院側の会合を開き、総裁選に立候補する安倍晋三官房長官、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相の3候補いずれにも推薦人を出さないことを決めた。来年夏の参院選で同派が推す公認候補への全党的な支援を得たいとの思惑がある。
 また、伊吹派も都内で開いた在京議員懇談会で、安倍氏選対本部への保坂三蔵筆頭国対副委員長の参加を辞退することを決めた。懇談会後、松岡利勝代表幹事は記者団に「選対本部に名を連ねることは差し控えるというのが参院全体の意向だ」と説明した。

432片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/31(木) 23:29:14
>>431
まー、参院としての合意は選対本部にかかわらないということだから、青木派以外の推薦人は出るのだろうと。

433小説吉田学校読者:2006/08/31(木) 23:59:03
>>430
厚労省のは政策として十分分かるけど、農水省のは、もう昭和40年代あたりから就農対策とか言っていないか?
環境のエコツアーガイドなんてのは再チャレンジと関係ないだろと。
そのほかにも経産省の事業失敗者に対する融資制度とか、これ再チャレンジか?もともとの中小企業対策融資枠の衣替えじゃないか?公庫整理の自分への再チャレンジだったりしてな。
なんとなく、ばら撒き復活のような気もしないではない、再チャレンジブームであります。

ついでにもういっちょですが、ドサクサというか、外務省が麻生の政治力頼みで在外公館増要求していますが、霞ヶ関界隈では、希望的観測5割込の麻生続投説が流れているとかいないとか。

434小説吉田学校読者:2006/09/01(金) 00:02:49
>>432
参院込みでも、自派で確保できるのは谷垣11人、麻生10人。谷垣は加藤の+1が見込めるとしても12人。これでも結構きついんだが。河村たかしとほとんど変わりがない状態。どっちか降りたりする確率25%。

435とはずがたり:2006/09/01(金) 00:07:46
既存の政策を表紙だけ換えて予算獲得を目指すのはいかにもお役人ですなぁ〜

麻生も谷垣も自信たっぷりに推薦人は確保したなんていってますけど。。実際出馬できるのか,したとするとどんな面子になるのか注目ですな。総裁選盛り上がらないと困るし安倍サイドが推薦人手配の協力してくれるんじゃないのw

436小説吉田学校読者:2006/09/01(金) 00:13:57
>>435
なんかガツンとくる再チャレンジ政策希望です。やるならやれってんだ。

437片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/01(金) 01:17:13
>>434
私の考えるところだけでも、麻生は、自派推薦人9人のほか、鈴木俊一、浮島敏男、平将明、田中良生、山中菀子、松山政司あたりの支持を得られるのではないかと思います。
谷垣は、自派推薦人13人のほか、野田毅、保岡興治、加藤紘一、清水鴻一郎あたりの支持があるのではないかと思います。
(あまり根拠のない部分もありますが)
知らない議員も新人もまだいますし、大丈夫なんじゃないかとみています。

河村たかしと変わらないというのは、2人に悪いと思いますよ。河村なんて、本気で支持してくれるのは一桁前半しかないだろうし(吉田さんは河村を買いすぎ)。
麻生谷垣どちらも降りず、河村たかしは立候補できない。普通すぎますが、これが私の見方です。

438小説吉田学校読者:2006/09/01(金) 14:12:51
>>437
残りの75%は「安倍、谷垣、麻生の総裁選」って言ってるわけですので・・・

ちなみに河村が立候補できる確率は15%。

439小説吉田学校読者(独身なのに「男子厨房に入る会会員」):2006/09/01(金) 19:47:09
経済、財政はぼかしが入っている。「痛み路線」の微修正は構想発表にとどまり具体策は示されず。
内政での靖国、改憲、教育基本法の「右三点セット」も中身はスルー。靖国は「来年初頭にいつのまにか分祀か分祀みたいなこと」があるとかないとか噂もあるが・・・。「箱の中身はなんだろな」状態で総裁選へ。種明かしは総理になってから。

安倍氏が正式出馬表明 自民総裁選
http://www.sankei.co.jp/news/060901/sei103.htm

 安倍晋三官房長官は1日午後、広島市内で記者会見し、自民党総裁選出馬を正式に表明するとともに、「美しい国、日本。」と題する政権構想を発表した。
 政権構想では、21世紀にふさわしい新たな憲法制定を打ち出し、(1)世界とアジアのための日米同盟強化(2)中韓両国との信頼関係強化―を掲げたほか、教育の抜本的改革や中央省庁再々編の断行を強調した。
≪安倍氏の政権構想要旨≫
 安倍晋三官房長官が1日発表した政権構想「美しい国、日本。」の要旨は次の通り。
<政権の基本的方向性>
 ▽新たな時代を切り開く日本にふさわしい憲法の制定
 ▽開かれた保守主義
 ▽歴史遺産や景観、伝統文化などを大切にする
 ▽家族の価値や地域のあたたかさの再生
 ▽教育の抜本的改革
 ▽民間の自律と、過度の公的援助依存体質からの脱却
 ▽日本の強さを生かした積極的貢献
<具体的政策>
 ▽政治のリーダーシップを確立
 一、政治家を政策決定の責任者として、官邸主導の政治リーダーシップを明確化。
 一、21世紀にふさわしい行政機構の抜本改革・再編を行う。
 一、定員削減や能力主義導入など公務員改革を断行。
 ▽自由と規律でオープンな経済社会
 一、小さく効率的な政府の推進。
 一、イノベーション活用で幅広い産業の生産性を向上。
 一、税と金融で中小企業を強力にバックアップ。
 一、誰もがチャレンジ、再チャレンジできる社会の実現。
 一、道州制ビジョンの策定で地方分権、行政スリム化を推進。
 一、財政を確実に健全化。経済成長を前提に歳出改革に優先取り組み。消費税負担の在り方など中長期的視点から総合的な税制改革の推進。
 ▽健全で安心できる社会の実現
 一、年金、医療、介護、社会福祉の一体的見直しを実施。
 一、社会保障番号の導入や徴収一元化の検討。
 一、学校、教師の評価制度の導入。
 ▽主張する外交で「強い日本、頼れる日本」
 一、「世界とアジアのための日米同盟」を強化させ、日米双方が「ともに汗をかく」体制を確立。
 一、開かれたアジアにおける強固な連帯の確立。中国、韓国など近隣諸国との信頼関係の強化。
 一、拉致問題、核・ミサイル問題など北朝鮮問題の解決を目指す。
 一、世界貿易機関(WTO)体制推進と同時に、自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)の積極的活用により、アジア太平洋地域での共同体形成を強力に推進。
 一、世界において責任ある役割を果たす国になる。人道復興支援、大量破壊兵器拡散防止など平和構築への積極貢献と人材育成。
 一、官邸における外交・安全保障の司令塔機能を再編し強化。
 ▽党改革・新たな責任政党のビジョン
 一、候補者選定における公募・予備選挙の活用を徹底。
 ▽「戦後レジーム」から、新たな船出を
 一、21世紀の日本の国家像にふさわしい新たな憲法の制定に向けて取り組む。
 一、国連常任理事国入りを目指す。

440小説吉田学校読者(独身なのに「男子厨房に入る会会員」):2006/09/01(金) 19:51:28
ロイターの人事記事。「竹中登用継続」がこの記事のポイント。財務省には厳しい?

「安倍新政権」で柳沢氏重用の思惑、与謝野氏の後任との声も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000924-reu-bus_all

 [東京 1日 ロイター] 自民党総裁選は1日、安倍官房長官が正式に出馬表明して、麻生外相、谷垣財務相と3人の候補が出そろったが、安倍氏圧勝の勢いという見方が広がっており、早くも政府・与党内では「安倍新政権」の人事に関心が集まっている。その中で安倍氏の選挙対策本部長に就任した柳沢伯夫・自民党税調会長が重要閣僚か党三役の一角に起用されるのではないかとの思惑が急浮上。一部では、与謝野馨・経済財政・金融担当相の後任に座るのではないかとの見方もささやかれている。
 安倍氏の選対本部は総勢44人。柳沢本部長を筆頭に町村信孝・前外相が本部長代理、副本部長には石原伸晃・前国土交通相、笹川堯・元内閣府副大臣ら11人、事務局長に甘利明・政調会長代理と、安倍氏の所属する森派だけでなく、党内の各派閥から顔をそろえ、年齢構成もバランスがよく、ある自民党参院議員は「まさに挙党態勢だ」と皮肉を込める。
 ただ、この選対本部は、塩崎恭久・外務副大臣や世耕弘成・参院議員らこれまで安倍氏の近くにいて意見交換をしてきた議員に混じって、あまり接点がなかった議員も名を連らねており、安倍氏が本音を言える議員だけで構成されていない面がある。
 実際、安倍氏が発表した「政権構想」は、この選対本部に入っていない長勢官房副長官が中心になって取りまとめたとされる。
 経済に決して明るくない安倍氏にとって、柳沢氏は「政権の経済政策運営を安心して任せられる数少ないベテラン議員の1人」(自民党財政改革研究会のメンバー)とされる。
 安倍氏は、勝ち馬に乗ろうとにわかに増えた安倍支持議員に囲まれ、自薦・他薦が交錯すると見られる中で党人事と組閣に取り組むことになる。独自色の打ち出しがうまかった小泉首相と比較され、リーダーシップが欠如していると批判される事態になれば、安倍新政権は出だしからつまずくことになりかねない。
 その意味で財務相や経済財政担当相などの経済分野での重要閣僚に誰が起用されるかは、東京市場の行方に大きな影響を与える海外勢にとっても関心の的となっている。自民党の中では、党内屈指の経済通である柳沢氏を選対本部長に据え、「安倍政権」の重要ポスト就任を既成事実化したいのではないかとの指摘も出ている。
 柳沢氏は与謝野氏が自民党政調会長時代、政調会長代理として与謝野氏を補佐し、郵政解散・総選挙の際に政権公約を取りまとめた経緯がある。今回の本部長就任も、そうした過去の実績を踏まえた安倍人事の先触れではないかとの憶測も出ている。
 一方では、与謝野氏の財務相横滑りの可能性も指摘されており「与謝野氏の後任に柳沢氏が経済財政担当相に起用される可能性もかなりありそうだ」(財政改革研究会メンバー)とみられている。
 他方、与謝野担当相と重要な経済問題でしばしば意見が対立していた竹中平蔵総務相が、安倍内閣で重要ポストに就くのではないか、との観測も自民党内で急速に広がっている。与謝野氏と竹中氏では、マクロ経済政策の基本的なスタンスが異なるだけに、金融市場にとっても、柳沢氏や与謝野氏、竹中氏の処遇の行方から目が離せない。

441小説吉田学校読者:2006/09/02(土) 10:39:08
河野がそのまま麻生に流れるかはやや疑問。

自民総裁選、河野太郎氏が出馬断念…麻生氏支持へ調整
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060902ia01.htm

 自民党総裁選への立候補に意欲を示していた河野太郎法務副大臣(河野派)は1日、立候補に必要な国会議員20人の推薦人が集まらないことから、立候補を断念した。
 4日に正式に発表する。6月に政権構想を発表し、党内の若手議員らに支持を呼び掛けたが、広がらなかった。総裁選では、麻生外相を支持する方向で調整している。

同記事に怒る河野氏。告示日ギリギリの断念表明でしょう。

ごまめの歯ぎしりブログ版 僕の知らない河野太郎
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/541

442片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/02(土) 11:41:13
>>437-438
清水鴻一郎や松山政司はなんとなくアタリをつけて書いただけなんだけど、その日の記事(下記)で出てきてちょっとびっくり。

>>441
河野太郎嫌い論がこのスレでもありましたけど、それ自体は一個人の意見だからぜんぜんいいと思うんですが、
新聞が輿論調査の際、勝手に選別して名前を並べるあれはなんなんだろう。
どうして河野太郎を入れないのか、不思議に思っていたけど、それって推薦人がどうせ集まらないだろうっていうような判断なんだろうか?
輿論調査が予備選挙がわりになっているのに、事実上マスコミが入場制限したり、勝手に他薦してるのってどうなんだろう。

政界:谷垣、麻生両氏に推薦人
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/archive/news/2006/09/01/20060901ddm005010164000c.html

 自民党丹羽・古賀派は31日、総裁選に出馬する谷垣禎一財務相に2人、麻生太郎外相に3人の推薦人を出す方針を決めた。両氏が所属する谷垣派、河野派にも伝えた。丹羽・古賀派は安倍晋三官房長官支持を決めているが、事情によっては谷垣、麻生両氏の推薦人になることを認めている。同じ旧宮沢派の流れをくむ谷垣、河野両派と結集する「大宏池会」構想が総裁選後に浮上する可能性をにらんだ対応との指摘もある。

 谷垣氏の推薦人は三ツ矢憲生、清水鴻一郎両衆院議員、麻生氏は前環境相の鈴木俊一衆院議員、太田豊秋、松山政司両参院議員を予定している。

毎日新聞 2006年9月1日 東京朝刊

443片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/02(土) 23:33:17
代議士まわたり始末控え 馬渡龍治
http://blog.mawatari.info/?eid=420662
2006.09.01 Friday
総裁選

きょう自民党中国ブロック大会で安倍晋三官房長官が総裁選への正式な出馬表明をしたとのニュース見ました。

これで谷垣財務大臣、麻生外務大臣、安倍官房長官の三人で8日から20日までの総裁選において、それぞれの政権構想を競い合うことになりそうです。

私は鳩山邦夫代議士の環境と教育の政策を実現するために若手の議員で総裁選への出馬要請してきましたが、今回、安倍陣営への雪崩をうったようなグループや個人の支援表明が続く中で、正直言って20人の推薦人確保が極めて厳しいです。それでも派閥に入っていない鳩山代議士をこの状況で、10人の議員が応援してくれたのは将来への希望がもてると思います。

5日前、私のところに一回生の議員から電話がかかってきました。「新人議員で安倍支援の会を立ち上げるので出席してほしい」という内容でした。私はここ最近の異常な“安倍支援”の売り込み合戦に辟易としていたので、はっきり断りました。なぜいちいちグループになって支援を表明しなければならないのか。支持するのであれば投票用紙に名前を書けばいいだけのことだと思うのです。

論功行賞で、なにかいい役につきたいと思っている人たちが、安倍さんにアピールしようと本当に賑やかです。ひょっとしたら、安倍さんだって「もういいかげんにしてよ。そんなにわけるポストはないよ」と迷惑に思っているのかも知れません。

私は自分の意志で、これはと思う政策を打ち出したひとに一票を投じます。

444小説吉田学校読者:2006/09/03(日) 10:04:02
>>443
いい代議士囲ってるね、鳩山弟は以って瞑すべし。ていうか、この人、どっちかといえば「民主」の人だな。

それはそれ。安倍グループは何かあれば四分五裂しそうだ。ポストの旨みが消えたときどうなるんか?

自民総裁選:政権人事にらみ、安倍氏支援の議員組織が続々
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060903k0000m010078000c.html

 自民党総裁選で優位に立つ安倍晋三官房長官の下に議員の支援組織が続々誕生し、8日の告示を待たずし烈な功名争いが始まっている。森派を中心とした派閥横断の総合選挙対策本部(安倍応援隊)に、中堅・若手の「再チャレンジ支援議員連盟」の選対組織、安倍氏と交友がある石原伸晃前国土交通相らの「支える会」など計6組織(一部議員は重複して所属)が乱立。互いに「『安倍政権』の人事をにらんだ動き」とけん制し合う。限られたポストへの期待は膨らみ、さながら「安倍バブル」の様相だ。
 安倍氏は1日の出馬表明で、内閣・党役員人事で派閥の推薦を受け付けない「小泉流」を踏襲し、ベテランから若手まで幅広い世代を登用する考えを示した。派閥調整型人事の否定が、支援組織続出に拍車を掛けた。
 いち早く動き出したのは再チャレンジ議連(山本有二会長)だ。今年6月、安倍氏が主導する政府の再チャレンジ政策への後押しを名目に中堅・若手議員が結集。「脱派閥で党内に安倍さん支援の大きな流れを作った」との自負がある。
 ところが、後から母屋を乗っ取る形で、森派主導の総合選対本部(本部長、柳沢伯夫党税調会長)が先月末に事実上発足した。柳沢氏や甘利明元労相ら再入閣待望組の「シニア会」なども中心メンバーに据えた旧来型の派閥連合体組織で、安倍陣営の中核に居座る。
 これに反発した議連側は先月29日、独自の選対組織を設立。1日には総合選対に党員名簿の提供を求めたが断られ、対立が顕在化してきた。
 そこに、安倍氏と親しい「NAIS(ナイス)の会」の石原氏や塩崎恭久副外相ら当選5、6回の議員11人も先月25日、「支える会」を発足した。「猟官運動が激しくなり、焦っているのでは」との見方が広がる。
 当選1回の「小泉チルドレン」も、森派議員を中心に安倍氏を「激励する会」を発足させた。「無派閥新人議員の会」も安倍氏支持でまとまることを検討している。
 各組織の人数を足し合わせると、重複分を差し引いても、すでに全自民党議員の半数を超えた「バブル状態」だ。
 「いろんな形で(支援組織が)できているが、そこに名前が入れば閣僚に任じられるのではないかと愚かなことを思っている人は結構いる」
 組織乱立が「安倍政権」の挙党体制に悪影響を与えるとみた森喜朗前首相は先月30日、森派の在京議員懇談会で苦言を呈したが、すでに歯止めが利かない状況だ。

445小説吉田学校読者:2006/09/03(日) 11:26:10
ここ最近の「岸家のDNA」論は疑問に思っています。「岸vs田中の政治手腕」みたいな論がありますが、田中が人脈・金脈で派閥を膨張させるやり方は岸のマネでしょう。また「岸は国家重視で経済は2番目だった。安倍は踏襲する」論もありますけど、佐藤に福田に池田と財政・経済政治家も配下にいたし、何せ「戦後賠償が決着していない国が多かった」わけですので、経済軽視なんてその実できっこない。
ということで、最近のマスコミの「祖父の影響」論って安直だなあと思っていますので、この報道があるときはマユに唾してみています。安倍に限らず政治家はそんな単純じゃないって。

安倍人脈:次期政権像を探る/5止 「長州」の系譜
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/archive/news/2006/09/02/20060902ddm005010133000c.html

 ◇祖父に学んだ先手必勝
 「ここ長州は7人の総理を生み、日本のかじ取りを担ってきた。私も伝統ある長州出身の政治家として、命がけで頑張りたい」。安倍晋三官房長官は先月12日、山口県長門市で開かれた支援集会で総裁選出馬への決意を表明した。
 安倍氏の父、晋太郎氏は87年の「ポスト中曽根」選びで竹下登元首相に事実上首相の座を譲り、「次」を待つ戦略を取ったが、病魔におそわれ、91年に67歳で死去した。安倍氏は今回、正式な出馬表明こそ告示直前になったが、いち早く出馬意思を鮮明にすることで、党内の支持を広げた。その先手必勝戦略に、亡父の教訓を指摘する声は多い。82年に神戸製鋼所を退社して以来、安倍氏は8年半にわたり秘書官や秘書として父を取り巻く政治の厳しさを目の当たりにしてきた。
 安倍氏の祖父、岸信介元首相の「城代家老」と言われた吹田アキラ・元自治相(79)は今年に入って安倍氏に「親子で首相の座を譲っちゃいけない」と述べ、総裁選への決起を強く促した。
 明治維新を主導した流れをくむ「長州人脈」は、伊藤博文、山県有朋、桂太郎、祖父の岸氏、大叔父の佐藤栄作氏ら計7人の首相を生んだ。安倍氏の地元・下関の後援会幹部、冨永洋一さん(46)は「安倍さんは(93年の)初当選前から『自立した国家』が持論。自主憲法を目指す考えは、完全に岸さん譲り」と語り、憲法改正や日米同盟重視などは、祖父、岸元首相の影響を挙げる。
 岸氏は戦前、商工省(当時)局長から満州国に転出し、統制経済の立案にあたった。戦時下の東条英機内閣で商工相を務め、敗戦後A級戦犯容疑者として収監された。52年4月に公職追放を解除され翌年衆院議員に当選、57年2月に首相に就任した。
 晩年「僕は(公職追放解除後)わずか4、5年で総理になった。しかし、のほほんとして『果報は寝て待て』という姿勢ではなかった。棚からぼた餅が落っこちたわけじゃない」と回顧している。官房副長官就任からわずか6年で首相に就こうとする安倍氏の手法も祖父譲りだ。
 岸、安倍両氏に関してはこんなエピソードもある。01年9月11日の米同時多発テロ後、危機管理問題の専門家、佐々淳行元内閣安全保障室長(75)は官房副長官だった安倍氏に憲法前文を根拠とする自衛隊の貢献策を進言した。これを、佐々氏の警察官僚時代の上司にあたる後藤田正晴元副総理(昨年9月、91歳で死去)が強くけん制したというのだ。
 「おまえ、(安倍氏に)変なことを吹き込むんじゃないよ。(岸氏の影響を)心配しているんだ。岸信介の恐ろしさが分かっていない」と語ったという。
 来年2月には岸政権発足50年を迎える。首相になれば戦後最年少となる51歳の安倍氏は保守政治をどう、変えていくのだろうか。

446片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/03(日) 15:53:07
>>445
週刊誌でもやってますよね。
安倍は岸の血筋を相当に強く重視してるというような有名ライターの連載が。
しかし、あの連載はコントラストをつけるために安倍(父)のほうを不当に無視してる感があると思ってます。
岸信介の妻(存命)を出してきたり、岸信夫への嫉妬を出してきたりしてますが、ちと牽強付会。

ただ、安倍自身、祖父・父を強調することは実際多いです。
ひとりの日本人として祖先を尊敬するためにそういう言動を取るのか、政治家としてのルーツたる祖父・父を挙げてるのか...。

447とはずがたり:2006/09/04(月) 18:32:38

すごいいわれようやねぇ〜。

安倍氏とイラン大統領似る 「歴史修正志向」と独誌 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/shinzou_abe2/story/04kyodo2006090401000346/

[ベルリン4日共同] 4日発売のドイツ有力週刊誌シュピーゲルは、小泉純一郎首相による靖国神社参拝に関する記事を掲載。この中で安倍晋三官房長官が歴史家による東京裁判研究が必要との立場を取っており、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を「神話」と呼んだイランのアハマディネジャド大統領と「歴史修正志向の点で似ている」と指摘した。

 同誌は「専門家によるホロコースト研究が必要だ」との大統領発言との類似性を挙げ、安倍氏も靖国参拝を好み、中国や韓国に対する侵略を厳しく批判することを拒否しているとした。

 さらに、戦時体制を産業政策面から支えた安倍氏の祖父、岸信介元首相を「アルベルト・シュペーア(ナチスの軍需相)」になぞらえ、こうした家系が安倍氏の思考に影響したようだと指摘した。

[ 2006年9月4日9時47分 ]

448とはずがたり:2006/09/06(水) 11:11:52
野田にどのようなメリットもしくは義理があるのん??

<自民党総裁選>谷垣陣営、野田毅氏に選対本部長就任を打診
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060906-00000007-mai-pol

 自民党総裁選に立候補する予定の谷垣禎一財務相の陣営が、山崎派の野田毅元自治相に谷垣選対の本部長への就任を打診していることが5日、分かった。谷垣陣営は谷垣派以外にも支持を広げる観点から、他派のベテラン議員の選対本部長就任が必要と判断した。野田氏側は慎重に検討しているという。
(毎日新聞) - 9月6日3時3分更新

450とはずがたり:2006/09/08(金) 13:17:53
推薦人内訳はどんなもんなんでしょか?

自民総裁選告示、安倍・谷垣・麻生の3氏が立候補 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story/20060908it03/

 自民党総裁選は8日午前、告示され、安倍晋三官房長官(51)(森派)、谷垣禎一財務相(61)(谷垣派)、麻生太郎外相(65)(河野派)の3氏が立候補を届け出た。

 今回の総裁選は小泉首相の総裁任期満了に伴うものだ。5年半ぶりに新首相を事実上選出する戦いは、党所属国会議員の大多数の支持を集め、一般党員にも人気が高い安倍氏が独走状態で、谷垣、麻生両氏がどの程度票を伸ばせるかが焦点だ。

 国会議員による投票と、党員票を含めた開票は20日に行われる。臨時国会が召集される26日に、新総裁が首相に選出される予定だ。

 総裁選の立候補受け付けは午前11時から党本部で始まり、11時半に締め切られた。届け出順は抽選で、安倍、谷垣、麻生各氏の順と決まった。3氏は8日午後、共同記者会見で政権構想などを訴える。総裁選の論戦では、小泉改革路線の継承や修正などが争点で、3氏とも地方の再生などを訴えている。小泉首相の靖国神社参拝で悪化した中国や韓国との関係改善、教育改革、憲法改正なども重要な論点となっている。
[ 2006年9月8日12時59分 ]

452とはずがたり:2006/09/09(土) 01:57:26
安倍陣営、挙党態勢を意識 総裁候補の推薦人名簿
http://www.sankei.co.jp/news/060908/sei003.htm

 自民党総裁選で8日午前、3候補はそれぞれ20人の推薦人名簿を提出した。優位に立つ安倍晋三官房長官の陣営は、派閥や世代間のバランスに配慮し、政権発足後の挙党態勢を意識した構成になった。麻生太郎外相、谷垣禎一財務相両陣営も所属派閥以外から推薦人を集めているが、こちらは自派だけでは推薦人が足りず、独自人脈を生かし、出馬にこぎ着けたことがうかがえる。

 安倍氏は所属する党内最大の森派の全面支援を受け、森喜朗前首相も加わったが、同派の推薦人は3人だけ。津島、伊吹、高村各派が各3人、丹羽・古賀、山崎、二階各派が各2人、無派閥が2人と幅広く集めた。中堅、若手による「再チャレンジ支援議員連盟」の山本有二会長や閣僚経験者による「シニア会」の柳沢伯夫会長ら、支援グループのメンバーが世代を超えて入った。

 麻生氏は所属する旧河野派から5人。丹羽・古賀派3人、伊吹派2人、津島、山崎、高村各派から各1人、無派閥が7人。義弟の鈴木俊一前環境相、同じ福岡県選出の鳩山邦夫元労相ら「地縁血縁」も。保守色の濃い「伝統と創造の会」会長で、安倍氏支持とみられた稲田朋美衆院議員も推薦人となった。

 谷垣氏は、自身が会長を務める谷垣派から11人。山崎派3人、丹羽・古賀派2人、津島、高村両派各1人、無派閥2人を集めた。小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判する加藤紘一元幹事長らアジア外交立て直しを主張する議員が名を連ねた。



 自民党総裁選の3候補の推薦人名簿は次の通り。(敬称略、○は推薦人代表、参は参院議員)

<<安倍晋三候補>>

 森派 森喜朗、南野知恵子(参)、谷川秀善(参)

 津島派 笹川尭、山口泰明、新藤義孝

 丹羽・古賀派 ○柳沢伯夫、溝手顕正(参)

 山崎派 甘利明、大野功統

 伊吹派 松岡利勝、西川公也、小野清子(参)

 高村派 赤城徳彦、山本有二、有村治子(参)

 二階派 江崎鉄磨、泉信也(参)

 無派閥 石原伸晃、長島忠美

<<谷垣禎一候補>>

 津島派 後藤田正純

 丹羽・古賀派 三ツ矢憲生、清水鴻一郎

 山崎派 野田毅、稲葉大和、○田野瀬良太郎

 高村派 村上誠一郎

 谷垣派 逢沢一郎、中谷元、山本公一、佐藤勉、原田令嗣、小里泰弘、土井真樹、阿部正俊(参)、加納時男(参)、岸宏一(参)、加治屋義人(参)

 無派閥 加藤紘一、井沢京子

<<麻生太郎候補>>

 津島派 三原朝彦

 丹羽・古賀派 鈴木俊一、太田豊秋(参)、松山政司(参)

 山崎派 原田義昭

 伊吹派 西川京子、椎名一保(参)

 高村派 江渡聡徳

 旧河野派 鈴木恒夫、森英介、岩屋毅、松本純、浅野勝人(参)

 無派閥 鳩山邦夫、戸井田徹、稲田朋美、遠藤宣彦、鍵田忠兵衛、馬渡龍治、○鴻池祥肇(参)

(09/08 14:57)

453小説吉田学校読者:2006/09/09(土) 21:02:35
勝手な私的評定。総理なら安倍、実務家なら谷垣、友達なら麻生。主催者発表では1万人の聴衆が来たそうです。チーム世耕抜かりなし。

自民総裁選:麻生氏「オタクのみなさん」秋葉原で異彩放つ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060910k0000m010066000c.html

 東京・秋葉原で9日行われた自民党総裁選の街頭演説で、麻生太郎外相が得意のマンガなどを引用して「文化外交」論を展開、異彩を放った。
 麻生氏は冒頭、「秋葉原のオタクのみなさん」と呼びかけ、サッカー漫画「キャプテン翼」や椎名林檎など若者文化の街を意識した軟らかいネタを連発。「こうした日本の文化はアジアに広く行き渡りつつある。日本が孤立などしているわけがない」と訴えた。
 インターネットの模擬投票ではトップに立つこともある麻生氏。若者からの盛んな声援に同行した河野派議員が「彼らが党員だったら……」と苦笑するほどだった。
 一方、安倍晋三官房長官は立会演説会で、95年に小泉純一郎首相が総裁選に初挑戦した際、推薦演説した思い出話を披露。「(当時は)11年後に(自分が)総裁選を争うとは思ってもみなかった。私がこの場に立っていることが、自民党が大きく変わった証明だ」と述べ、党改革を主導した自負をのぞかせた。

454小説吉田学校読者:2006/09/09(土) 21:39:19
はい、小泉ミサイル援護開始。
きっと、小泉の頭の中には72年総裁選の佐藤「次は福田君をよろしく」発言が全く効果がなかったことが頭にあったのではないでしょうか。
なお、この発言で透けて見えるんですが、参院選前のネガティブキャンペーンは「小沢さんに鳩山さんに渡部さん、民主党の人は、みんな古い自民党じゃないか」で決まりじゃないかなあ、チーム世耕抜かりなし。

「私の一票は安倍さんに」 小泉首相が明言
http://www.asahi.com/politics/update/0909/003.html

 フィンランドを訪問中の小泉首相は9日午後(日本時間同日夜)、同行記者団に対し、自民党総裁選について「私の一票は安倍さんに入れます」と、安倍官房長官に投票する考えを明言した。その理由について「一番身近にいて、中から改革を傍観するのではなく、推進してきた。これから将来を担うに足る」と説明した。
 来年夏の参院選についても「全く心配していない。かえって自民党の方が、民主党より改革政党になったと思われるのではないか」と述べた。

455片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/09(土) 22:10:33
>>453
伯父さんなら麻生、上司なら谷垣、一知人なら安倍、総理なら石破が私の評定。
秋葉の動員なら世耕??

>>454
これは特に援護ではなく、言わないのもおかしいから言ったというくらいだと考えます。
日本帰って大々的にやると、逆に影響力の強さを実感させて、小泉>安倍感を増幅させてしまうし。
古い自民党の人・・・うーん、それはいい作戦かなぁ? ちょっと疑問。

456小説吉田学校読者:2006/09/09(土) 22:34:16
>>455
動員はなくはないとは思いますけれども、乗換駅+土曜日のアキバ(観光地化してるし)であれば、動員の+αは相当望めるでしょうな。

「小沢さんに、綿貫さんに、亀井さんに、渡部さんに、鳩山さん、皆、古い自民党の人じゃないですか〜」とかやる。最近、そういう発言が目立ってきてるしね。ただ、有権者の心に響くかどうかは疑問。

457片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/09(土) 23:35:18
>>456
自分は、離党者に目配せをする選挙になると思っていますので。
小泉はそれを言える、世耕・山本一あたりも言える、だけど安倍は??

今の段階では、それに近いことを言っていますが、小泉の受け売り。真似。まね・しんぞー。
そのうち、言えなくなってくると考えます。安倍の場合、小泉の編み出したうまい言い回し・論理展開をトレースしてるものが多く、自立してどうすんのか非常に興味がある。

郵政離党組を非情に切り捨て、それらに接近しようとする参院幹部を叱りつけるなら、小泉的言説が安倍においても有効だと思うけど。
まぁ、妥当な予想って意味では、有権者の心に響く響かない以前に、言えないんじゃないかな。
年を越すころには空気変わりますね。小泉が年内どう動くかにもよるけど。

458小説吉田学校読者:2006/09/09(土) 23:56:33
>>457
まあ、私も「10月補選は言うだろう。あとは情勢しだい」って感じですか。

世耕は「思いついたら言わせたい、やらせたい」タイプの人間と思っております。広報の天才かもしれませんが、これがこの人の限界ではないかなあと思っております。

459片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/10(日) 00:08:31
>>458
そうですね、10月補選では言いそうです。
ただ、>>457で書いたことにはけっこう自信がありますね。

世耕のような存在って民間だと多いような気がするんですが、あまり政界にはいないのか、独占産業みたいな感じで成り上がっちゃってますよね。
議員でそれができる人は彼くらいしかいなくて、議員ってものの意味が大きいということなのか。
もう二人三人彼のようなのがいると、それら同士で衝突し始めると思うんですが・・・。

460片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/10(日) 01:06:33
>>451
茨城県議会の帝王山口武平が麻生を気に入ったからという理由でしょうかね、これは。

総裁選 自民茨城県連、麻生氏支援「地方に理解」
2006/09/06(水) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/weekly13.htm

 自民党県連(山口武平会長)は五日、八日告示の同党総裁選で、立候補予定の三氏のうち麻生太郎外相を支援する方針を決めた。県連傘下の職域支部・地域支部を通じて、投票権のある県内の党員・党友約五万人に麻生氏への投票を働き掛けていく。麻生氏支援の理由について、山口会長は「総務相経験者で(三氏の中では)地方について最も理解がある」と述べ、地域間格差の是正など地方の課題に力点を置く同氏の姿勢を評価した。

 茨城県連は自民党の地方組織の中では、総裁選の「持ち票」が東京都連(十二票)に次いで多い十一票。ポスト小泉の総裁選レースは安倍晋三官房長官の「独走」に揺るぎはないが、全国屈指の有力県連が麻生氏支援を鮮明にしたことは今後、他の地方県連や国会議員の動向にも微妙な影響を与えそうだ。
 山口会長(全国都道府県議会議長会会長)は同日の県議会議員会の中で総裁選に絡んであいさつし、「他県の議長からも麻生氏の総務相在任中の尽力を評価して、総裁選でも同氏を支援するよう求められた」などと、県連として麻生氏の支援に乗り出す考えを表明。関宗長県連副会長もこれに呼応して、本県選出の故梶山静六元官房長官が九八年の総裁選に出馬(落選)した際には麻生氏が最も熱心に梶山支援に動いてくれた経緯を説明。賛同する考えを述べた。出席の県議から異論は一切上がらなかった。
 麻生氏について、山口会長は「もともと地方の会社経営者であり、三氏の中では地方や庶民の気持ちを最もよく分かっている」と語った。総裁選の安倍氏優位の情勢については「ただ勝ち馬に乗ろうというのでは駄目」と述べ、政策本位で候補者を選ぶ必要性を指摘した。長谷川大紋県連幹事長も「麻生氏は地方の痛みや苦しさを肌で知っている」と話した。
 麻生氏は会社経営者や総務相の経歴を踏まえ、地域間格差の是正など立候補予定の三氏の中では地方の課題に最も積極的な姿勢を示す。
 党員・党友の総裁選投票は郵便投票で、都道府県連別に集計。各候補者の得票数に応じて、ドント方式で各県連の持ち票が割り振られる仕組み。このため、今回の県連方針が直ちに持ち票に反映するわけではない。ただ、県連は八日に職域支部の役員集会を開き、十日には地域(市町村)支部の役員集会を予定しており、こうした場で麻生氏への投票依頼を呼び掛けていく方針だ。

461小説吉田学校読者:2006/09/10(日) 09:21:42
バウチャー制度というのは、確かにそういう制度でありますが、学区が狭い日本で通用するか疑問。むしろ、学区改革の方が先で、県境在住者の越境入学を認めるとかをやったほうがいいです。
ここではむしろ写真に注目。動員が主か、熱心に聞き入る人が主か、野次馬が主かは各々で判断してほしい。毎日新聞だと「麻生太郎」のプラカードを持っている人もいました。ミッチー節後継者なら麻生。

学校選択へ利用券制検討 「公教育を再生」、安倍氏
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006090901003121.html

 安倍晋三官房長官は9日、自民党本部で開かれた総裁選立候補者の立会演説会で、首相に就任した場合の早急に取り組む課題として教育改革を挙げ、児童、生徒や保護者が自治体から配布された利用券を使って学校を選択する「教育バウチャー制度」の導入を検討する考えを表明した。
 安倍氏は「すべての子どもに高い水準の学力と規範を身につける機会を保障しなければならない。そのためには公教育の再生が必要だ」と強調した。
 バウチャー制度は、公立学校間の競争を促し、公教育のレベル向上を図り、私立学校に生徒が流れる現状に歯止めをかけるのが狙い。麻生太郎外相も政権構想に盛り込んでいる。

462小説吉田学校読者:2006/09/10(日) 10:27:00
萌えの要素は一つもないのは確か。何でも萌えろという風潮はイヤですね。
調子者なら安倍、堅物なら谷垣、ネタとしては麻生。

萌えぬアキバ… 総裁候補3氏、「小泉節」に及ばず?
http://www.sankei.co.jp/news/060910/sei000.htm

 自民党総裁選の告示後初の街頭演説が9日夕、JR秋葉原駅前で行われた。安倍晋三官房長官、谷垣禎一財務相、麻生太郎外相のポスト小泉候補のそろい踏みとあって、週末の秋葉原に「1万人以上」(主催者発表)の聴衆が集まったが、かつての小泉フィーバーでの盛り上がりには遠く及ばないというのが実感だった。(船津寛)
 街頭演説が行われた駅前広場。オタクの聖地だけあって、携帯電話のカメラを構える若者の姿が目立つ。午後4時すぎ、スーツ姿の3人が街宣車に登ると、大きな拍手が起こった。
 演説のトップバッターは安倍氏。明らかに安倍ファンとみられる中年女性は、ウンウンとうなずきながら、安倍氏の言葉に熱心に聞き入っている。セールスポイントの一つである拉致問題に話が差し掛かった。「横田めぐみさんたちを、私は決して見捨てません」。またも、大きな拍手。しかし、カメラに安倍氏の姿を収めるやいなや、さっとその場を立ち去る若者の姿もチラホラ見える。
 約5年半前の自民党総裁選で、JR有楽町駅前の街頭演説を取材した。小泉純一郎氏が「構造改革なくして景気回復なし」などと、後にオハコとなるフレーズを絶叫すると、聴衆たちが「そうだ」と呼応する。熱気というよりも、殺気と表現したほうがいい雰囲気だったのを今でも覚えている。あのパワーが長期政権の出発点だった。
 汗だくになったあの日に比べ、この日は、少し秋めいてきた風が心地いい。「やっぱり小泉さんのほうが華がある」(大阪府の女性会社員)「テレビで見たとおり」(千葉県のフリーター)。聴衆の反応もどこか冷めていた。
 意外に人気を集めたのが麻生氏。「唯一、笑えた」(新宿区の大学生)「何でもっと人気がでないのか不思議」(大田区の会社経営者)。マンガ好きとして知られる麻生氏はオタクに人気があり、会場には「オレたちの太郎」というプラカードも登場した。
 麻生氏は演説の最後を「来年の参院選、統一地方選は、誰が総裁になっても戦う。ぜひ力を貸してほしい」と結んだ。街頭演説のパワーを「票」に結びつけた小泉流を、今回の3人に求めるのは少し酷かもしれない。

463小説吉田学校読者:2006/09/10(日) 11:56:58
>>454
詳報。安倍支持の理由は平たく言えば「官房長官、幹事長、幹事長代理として私を支えてくれたから」と言うことになるのでしょうが、世情、こういうのを「側近政治」と言う。これは批判的に論じられてしかるべきだ。まあ、本心ではないと思うが、せめて「政策的に改革の後継者だ」くらいのことは言ってほしかった。お側衆がエスカレーターのように権力の階段を上っていく。権力奪取の面白さも何もない。これが透けて見えるのが今回総裁選をつまらなくさせている最大要因で、安倍圧勝は間接的な要因に過ぎない。
砂糖に群がるアリのように、安倍派でなければ自民にあらずのような風潮、本当にイヤだ。自民党はもっとウイングが広かった政党のはずである。それも保守の範囲内で。鯨岡がいれば奥野もいる。政治的にはかなり違うが友人として仲良し見たいな感じとして。
前回の書き込みで最後の行に書き漏らしたのをココに付け加えておきます。「後継は、ア〜〜〜ベ♪、ア〜〜〜ベ♪」(フィンランディアのラスト風に)

小泉首相、総裁選で「安倍支持」明言
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060909it12.htm

 小泉首相は9日午後(日本時間9日夜)、ヘルシンキ市のホテルで同行記者団と懇談し、自民党総裁選で安倍官房長官を支持する意向を表明した。
 首相は「私の1票は安倍さんに入れる」と明言した。その理由については、安倍氏を官房副長官、自民党幹事長、官房長官などに起用したことに触れ、「本人の努力でよくそれに応えてきた。小泉内閣の中で一番身近にいて、傍観者ではなく、自分自身で(小泉改革を)推進してきた。重要な職責を続けてきた中で、評価が下がるどころか高まってきた」と強調した。
 さらに、「若くても、これからの将来を担う指導者として国会議員や国民からも支持をいただいていると思う」と語り、「(安倍氏本人には)伝えていない。以心伝心というか、言わなくてもわかる」とした。
 安倍氏が総裁と幹事長を別の派閥から起用する「総幹分離」にはとらわれない考えを示したことについて、「人次第だ。かつてのような派閥の意味が変わってしまった」と支持した。
 また、次期政権と民主党との対決については、「全く心配していない。かえって自民党の方が、民主党より改革政党になった。若々しいと思われるのではないか」と指摘した。

464小説吉田学校読者:2006/09/10(日) 12:23:08
ネット調査なので、一方に激しく寄る傾向があるのだけれども、それを織込んでも「安倍7割」は固いと思っていました。ちょっと安倍上げ止まり感が見え始めてきたような気が・・・
議員は403、党員は300が総裁選の投票人数。
吉田学校の当たらない予想「安倍320+200=520 谷垣40+30=70 麻生 40+70=110」。安倍は7割5分ってところでしょうか?

自民総裁選:ネット調査…人気で安倍氏、変わらぬ優位
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060910k0000m010127000c.html

 自民党総裁選告示を受け、毎日新聞は8、9両日、総裁選に関するインターネット調査を実施した。立候補した3氏を挙げて「次の首相にふさわしいと思う政治家」を尋ねたところ、安倍晋三官房長官62%、麻生太郎外相21%、谷垣禎一財務相18%の順で、安倍氏支持が断然トップである状況は変わらなかった。3氏の最も評価できる資質については、安倍氏は「国民的人気」、谷垣氏は「人柄」、麻生氏は「経験」がそれぞれトップで、3氏へのイメージの違いがくっきりと出た。
 8月24、25両日に続く第3回調査。質問内容が違うため単純比較はできないが、安倍氏の支持は前回比16ポイント増で、谷垣、麻生両氏もそれぞれ8ポイント、5ポイント増えた。
 自民党支持層では、安倍氏支持は全体より12ポイント増えて74%。逆に麻生、谷垣両氏はそれぞれ4ポイント、10ポイント減の17%、8%。安倍氏が圧倒的優位な党内事情をうかがわせた。男女別では女性の69%が安倍氏を支持、男性は54%にとどまった。谷垣、麻生両氏は逆に男性の方が支持が高かった。年代別では20代の66%など40代まではいずれも6割以上が安倍氏を支持した。
 3氏の資質で最も評価できるものは、12項目をあらかじめ用意して聞いた。安倍氏の上位は(1)「国民的人気」28%(2)「若さ」19%(3)「人柄」15%。前回調査では「足りない資質」も合わせて聞いたが、その上位だった「経験」「リーダーシップ」「政策実行力」は3〜4%にとどまり、「人気先行」との見方が定着しているようだ。
 これに対し、谷垣氏は(1)「人柄」17%(2)「経験」16%(3)「先見性」11%−−の順。「調整能力」「倫理観」もともに10%で、評価が幅広い項目にわたった。麻生氏は(1)「経験」29%(2)「決断力」16%(3)「国際感覚」14%−−の順で、8日の共同会見での自己アピールと似た結果になった。

465片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/10(日) 14:43:52
>>463
小泉としては、念入りに安倍を舞台にもって行き、スポットライトを当てたという感じですね。
小泉の発言には改革の後継者というような意味も入ってると思いますけど、権力闘争が主眼で、政策は権力闘争のコマだと考えているであろうのも確かっぽい。
でも、これは、国民人気に突破口を得て自ら権力を確立していった小泉の限界ではないかと思います。
這い上がってきた戦国武将が、自分の家臣たちに後継を公平に争わせるか?
そんな感覚だと思います。
今回は、安倍の対抗馬で有力なのが立ったとしても(たとえば福田や大宏池会)、陰に安倍を推す動きを見せ、最後には安倍支持表明で切り崩すつもりだったでしょう。むしろ、そっちのシナリオで心躍らせていたのではないかとも思える。
安倍以外が総理になれば、韓国大統領の末期とまではいかなくても、惨めな立場に陥ることは十分考えられる。ここまで、冷酷なことを随分やったし、恨みは溜まっている状況。

そういうことは、この選挙制度のもとでは仕方ないことだし、小泉はベスト少なくともベターな戦術を取ったと思いますけどね、私は。

こういう流れの中で、安倍がどこまで歯を食いしばって改革政党をやっていくのか、面白いと思うんですよ。
安倍が改革政党ごっこをやめれば自民党のウイングは再び広がるでしょうが、それで自民党が生き延びられるかどうか。

466小説吉田学校読者:2006/09/10(日) 21:55:36
「安倍以外が総理になったら悲惨な状況」・・小泉は橋龍をイメージしているんじゃないんでしょうか。ではいつ手を汚したか。私は2回、その汚すかもしれなかった時期があったと考えます。1度は就任前、もう1度は就任後。

で、今日の日刊スポーツ「政界地獄耳」に載っていたエピソード。麻生出陣式には40人、谷垣出陣式には30人強来た。残りは330弱。「完膚なきまで圧勝」ラインは550と言われております。そのためには議員票320+党員票230。このハードルはかなり高い。

安倍陣営、出陣式に245人=谷垣、麻生氏も支持訴える−自民総裁選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2006090800959

 「ポスト小泉」を選ぶ自民党総裁選の火ぶたが8日、切って落とされた。立候補した安倍晋三官房長官、谷垣禎一財務相、麻生太郎外相の3氏は、それぞれ選挙対策本部の出陣式に臨み、支持を訴えた。都内のホテルで行われた安倍選対の出陣式には、党所属国会議員403人の過半数を優に超える245人(代理出席50人含む)が出席した。

467片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/10(日) 23:07:05
>>466
なんか,圧勝であったなら,自民党の多様性がなくなった。
圧勝ができなかったなら,反安倍の機運が意外に国民に強い。安倍の支持に裂け目。
そんなふうにあとあとマスコミが言いたいだけの気がしなくもないですけれども。
この得票で麻生の浮沈が決まるとか言われてますが,本当ですかね?

小泉が橋本をイメージしてるとは,特に思わなかったです。
同じ派閥所属で,自分の意図は違う改革についてきてくれた安倍になるのがもっとも望ましい。適宜発言してればプラスの意味で存在感を保てる。というところ。(新型「院政」と言ってもいいくらいだと思っています。)ほかの総裁誕生だと,どうなるかわからない。

468小説吉田学校読者:2006/09/10(日) 23:31:22
>>467
私が多様性が失われたと思うのは「圧勝」そのものじゃなくて「圧勝へのプロセス」ですね。
総裁選を機に多様性がなくなったというより、小選挙区制での総・幹への権力の過剰な集中が多様性を失わせた気がします。
自公連立反対派を公認した野中のような懐の深さがないんだな、今の自民は。飽くまでイメージの話ですけど。

小泉チルドレンの雪崩現象はまあいいとして、古賀や二階なんか政策的に合わんのに支援しているのがどうもこうも分かりません。麻生と安倍の違いも良く分からん。

469片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/11(月) 00:12:16
>>468
結局後から言いたいだけってのは,マスコミのことで,吉田学校さんのことではないです。一応。

小選挙区制度を主要因とお考えになるなら,制度論者の私と方向性は同じです。
懐の深さと言っても,制度によるところが大きいですから,私はしょうがない面が強いと思っています。基本的に小選挙区で戦える人気有力政治家を挙党で支える体制にならないと戦えません。
あまりにも広いウイングをとられると,投票するほうに対しても迷惑ですし,息苦しくなければそれでいいのではと思います。

ただ,今回の総裁選,安倍の圧勝が必然であったというわけではないと思っています。
安倍に集中したのには,福田が支持を伸ばせず断念した影響も確かにありました。
しかし,安倍にしたって,小泉のように,敵を作るやり方で総裁になる道もありました。
安倍にとって受け入れたくない政策を持つ政治家はいなかったんでしょうか? 古賀とか,排除できたはずです。
靖国神社だって,尊崇の念を持って首相として参拝する,とでも言えばよかったのでは。憲法に抵触する?それは憲法が日本人のものではないからだ,とでも言えばよかったのに。
寄ってくる人たちをすべて受け止めたことで今日の状況があるわけで,このような政権メイキングでいいと思った安倍は,ある意味懐の深い政治家なんじゃないでしょうか。もう自民党が壊れる必要はないと思ってらっしゃるのは確かです。

逆に,古賀や二階のほうから安倍に寄っていくのは,制度から見るとうなずけるところがあります。得だから,政治的に力を振るえるから支持するということです。
特に二階は,ここで安倍を支持するかしないかで大きく違ってくるわけですし。

経済政策・社会政策の座標軸が日本社会で認識されてないこと,政治家もそういった発想をあまりとらないことで,政策があいまいなままで総裁選を行うことが許される状況になっていますね。
強硬か温和かで簡単にわかった気になるアジア外交しか座標軸が認識されていない状況はすごくさびしい。
経済に詳しい関係のサイトなどが,安倍政権の経済政策・社会政策はどうなる?みたいな感じで言ってます(けっこう,辛辣なもの,あいまいさを批判するものが多い)が,そんなふうに,できたとこ勝負な状況になってるのがおかしいんであって,9.11投票時の路線を完全に引き継ぐなら「引き継ぐ」,変えるなら「ここをこう変える」と明示しろという感じですね。

なんか,脈絡がなくなってしまいました。

470小説吉田学校読者:2006/09/11(月) 01:04:39
>>469
安倍は左ウイングに翼を伸ばすか。沖縄基地、北朝鮮問題、教育改革あたりが難関のような気がする。
懐の深い政治家かどうか、党人事に注目ですね。閣僚は、まあ、政策重視だから安倍人事になりそうですけど、党人事は総主流派体制構築の試金石でしょう。私のポイントは国対です。堀内派の村田吉、谷垣推薦人の村上誠、津島派の小坂、左派臭あり抵抗臭ありの面々だが、公明のパイプと議運ベテランが軒を連ねて待っている。ここで「佐田国対委員長」だと懐は深くないと見る。

471片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/11(月) 01:21:15
>>470
正直なところ,自分にとって安倍自民の懐が広いのがいいのか,国民にとってはどうか,自民党にとってはどうか掴みかねています。
とりあえず,9.11の際の主張から離れて政治をするのは国民に対する背信だと思うんですけどもね。

安倍は,経済政策・社会政策で雑居OKな政治家だという意味では懐の深さが確定してると思いますよ。
あとは,岡田的な人事をするのか,前原的な人事をするのか,小沢的な人事をするのか,小泉的な人事をするのか。
まー,小泉のまね・しんぞーなので,小泉を意識してはいるものの岡田に近い人事になるかもなぁと思いますね。岡田までの地味組閣はなくて,目玉も作るでしょうけど,閣僚の面子に深謀遠慮が見られるかについては否定的な予想ですね。
それがいいのか悪いのか知らないけど。
あとは官邸強化については,以前述べたとおりです。こっちは安倍も力を入れるでしょう。

472とはずがたり:2006/09/11(月) 02:27:26
赤旗ちゃんとした事書くわ。糞大手マスコミは何してるんだ?
改憲右翼勢力が悪だという左翼共産党の論調には必ずしも乗れないが。

2006年9月9日(土)「しんぶん赤旗」
自民党 総裁選の風景
軍歌酒場の“安倍親衛隊”
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-09/2006090901_01_0.html

 自民党総裁選は八日、告示されました。自民党内は安倍晋三官房長官が圧勝する流れです。憲法と教育基本法の全面改悪を真正面から主張する党内最右派に位置する政治家・安倍氏に雪崩をうつ“自民党のいま”を探りました。(総裁選取材班、随時掲載)

 東京・銀座七丁目の路地裏通り。店の入り口右わきに日章旗。軍歌酒場「F」――。

 八月二日夜、自民党の若手議員の「軍歌をうたいつぐ会」が企画されました。案内状に「8月15日靖国神社参拝後の唱和のための軍歌演習を兼ねた暑気払いです」。

 終戦記念日を前に軍歌を高歌放吟する自民党若手議員たち。自民党内で“安倍青年親衛隊”と評されます。軍用迷彩服を着用し、モデルガンを手にするのが趣味というメンバーもいます。
初当選組

 軍歌を歌う若手議員は昨年総選挙で初当選した議員(八十二人)の半数でつくる「伝統と創造の会」(会長・稲田朋美衆院議員、四十一人)の一部メンバーでした。同会は今年二月十一日に旗揚げ。「自由民主党の立党の精神に立脚し、誇るべき伝統や国家の品格を守りつつ新たな日本を創造する」(設立趣意書)を掲げます。

 メンバーの歴史認識を最近の発言からみると――。

 稲田議員「(靖国神社問題は)憲法改正に伴いこれから自衛戦争や国際協力戦争で亡くなった人が出たら、どこで慰霊するのかも含めて議論が必要」(福井新聞八月十五日付、加藤紘一自民党元幹事長との対談)、「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(月刊誌『WiLL』九月号)

 赤池誠章議員「(日本の歴史は)戦前・戦後というようにわけられるものではない」「(靖国参拝に反対する中国、韓国とは)付き合わなければいい」「中国を封じ込めるのに必要なのは軍事力ですよ」(同誌)
右派結集

 改憲―軍事力背景の外交―自衛戦争―戦死者―戦争へ志願する国民精神をはぐくむ戦争神社と教育が必要、というメンバーの発想には危うさと右翼的な冒険主義がむき出しです。戦前と戦後を分かつ平和と民主主義という戦後国民の常識を拒絶する響きがあります。一昔前なら自民党内でも“極右派”と呼ばれる異端の政治潮流に属する考えです。

 若手右派議員は“安倍的”政権を政治信条とイデオロギーから熱望します。八月二十六日の自民党北信越ブロック大会で総裁選予定者討論の司会者をつとめた稲田議員は、その感想をこう語っています。「一番感慨深く聴いたのは、安倍官房長官が政策として戦後体制の是正と自主憲法の制定をまっさきに掲げられたことです。誰もできなかったことに安倍官房長官は挑戦しようとされているのです」(八月二十八日、伝統と創造の会『会長通信』二十二号)

 こうした流れに「平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手国会議員の会」、国家基本政策協議会、「日本の領土を守るために行動する議員連盟」、「海外派遣自衛隊員を支援する国会議員の会」、日本会議国会議員懇談会、拉致議連など党内右寄りグループが合流、総裁選を通して自民党内の空気を急激に“国防色”に塗り替えています。

473とはずがたり:2006/09/11(月) 02:27:56
>>472-473

「危険思想派」が党内席巻

 自民党には改憲右翼タカ派の潮流は結党以来存在しました。一九六〇年代には岸信介元首相の側近議員らが中心になった素心会(千葉三郎元労相ら)、七〇年代に血判状で結束した青嵐会(中川一郎、石原慎太郎両氏ら)、八〇年代には国家基本問題同志会(亀井静香氏ら)などが改憲や日中国交正常化反対、教科書歴史問題是正、靖国参拝推進などを掲げて活動しました。

 とはいえ、その行動と主張にはタカ派保守の節度と歯止めが多少なりとも感じられました。「国家基本問題同志会には軍国主義者は一人もいない。『二度と再び戦争を起こさない』という一致した信念で……」(『国家基本問題同志会』八八年四月刊)。言葉の上では少なくとも軍国主義を否定し、不戦の立場をうたいました。
殺気立つ空気の中

 ところが――。いまや靖国問題で小泉首相の参拝を批判すると「媚中(びちゅう)派」「国賊」と激しいバッシングの嵐。北朝鮮がミサイル発射すれば敵地攻撃を、全面制裁をと、とめどもない過激な言葉が若手タカ派議員からためらいもなく発せられる――。

 靖国神社問題で異論を唱える加藤紘一元幹事長の実家が八月十五日に右翼団体幹部の放火テロに見舞われました。

 青嵐会の生き残り議員の一人である山崎拓元副総裁は月刊誌『論座』八月号で、タカ派と呼ばれてきた同氏自身さえ党内右派から「国賊扱い」と嘆くほどです。山崎氏は、自民党内の潮流について若手タカ派議員ら危険思想派一割、良識派三割、残りが大勢に流れる思考停止派と色分け。核武装論などを平然と主張する危険思想派が党内を引き回し、席巻しつつある――と同誌上で憂えていました。

 異論を許さない強圧と好戦色とがないまぜになった殺気立つ空気を背景にしながら、安倍晋三氏が総理総裁の有力候補に浮かび上がってきたというのが、これまでの経過です。
消えるリベラル色

 自民党の閣僚経験者は語ります。「かつて社会民主主義的な考えに近い議員も、護憲派議員も戦犯右翼といわれた議員も同居する自民党だった。幅広い国民の声を吸収でき、自民党長期政権の基盤だった。それが最近のほぼ十年で様変わり。軍事力信仰が強くなり、排外的な空気が覆う。それでいてアメリカにまるっきり弱い。硬直的な超保守政党に変わった感じ。小泉政権五年が拍車をかけた。一昔前の自民党ならば超過激保守主義者の安倍晋三君は総裁候補にはなれなかった」

 総裁選に立候補した谷垣禎一財務相も「自民党は(幅広さがなく)細くなったといわれる。幅広い国民の声を十分吸収する政党であることを、この総裁選で示さなくてはいけない」(七日夜、東京都内のパーティーで)と語っています。

 確かに、自民党結党一年後の一九五六年十二月の総裁選で靖国神社廃止論を唱えリベラル政治家といわれた石橋湛山氏が占領体制打破、改憲を掲げる戦犯容疑者だった岸信介氏(安倍氏の祖父)を破って総裁に就任した歴史もありました。一九九一年、九三年の総裁選では護憲派といわれた宮沢喜一氏、河野洋平氏(現衆院議長)をそれぞれ総裁に選びました。

 いまや九三年総選挙以後の当選議員が過半を占める自民党内では知る議員も少ない故事となってしまっています。

 二〇〇六年総裁選を通じて、国民が広く知る従来までの自民党とは似て非なる“右翼政党・自民党”への変質が同時進行しています。

474片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/11(月) 06:03:46
>>470に対しもう少し
いつも散々反論ばかりして迷惑かけてますが,自分の思考過程をあとで見返すためと,議論して見識をさらに深めるため,引き続きやらせていただきます(--;)
予想の精度・人を見る目を磨きたいなと思っているので,思ったことをシビアに書きたいなと思います。
その際,ひとを傷つけて・やり込めて,または場当たり的な喧嘩をして満足することは避けたいです。ただ,自分が思いついたんだ・思い切って書いたんだっていう功名心にはどうしても駆られてしまいますね・・・。


左ウイングとおっしゃるのは,どういう政策についてでしょうか。

たとえば,外交。首相の訪中や訪韓くらいならありうると思いますが,それが左ウイング開拓なのかには疑問を持ちます。外務大臣や官房長官・副長官が誰なのかにもよりますが,安倍がどこまで党内親アジア派や世論の親アジア派を満足させることができるのか? 二階や中川,安倍自身に中韓ルートがあるんだろうが,彼らや外相,官房長官にとっては自分のルートを栄えさせるのが嬉しいでしょう。しかし,そんなこんなで融和ムードになれば党内から逆に不信感が出る。党はともかく輿論の支持を得れれば問題はないわけだが,輿論が本当に中国や韓国との融和を願っているかもイマイチわからないところがあるし。安倍の戦う政治家という意味の一部はアジア外交であるから,アイデンティティ喪失(→支持基盤も流出)の懸念があります。

私は,とりあえず,小泉首相のような面会謝絶状態にならない,ってだけにしかならないんじゃないかと思います。小泉首相は,「私は日中友好論者です。いつでも会う準備はあります」と常に述べていました。私自身は靖国神社へ首相が参拝する必要をあまり感じない人間ですが,このセリフには対国民で説得力があると思いました。安倍は現在のところ,小泉の論理を概ね借りて喋ってますが,首脳会談した後は,自分で論理を探すことになります。たぶん,首脳会談以後も,領土領海エネルギー問題で,微妙に日本はつつかれるでしょう。それに対しては,小泉語録にない展開なので,自分の論理で語らざるを得ない。しかし,機転の利いたことをいえるかどうかかなり疑問。首相の才覚を生かした戦略を取れないから,結果,日中や日韓の関係は,「ぬるい対立」に落ち着かざるを得ないんじゃないかと思います。麻生外相続投なら,国民受けするフレーズが少し出るかもしれないけど,それにしたって小泉首相のような計算ずくなものではない。

次に,靖国神社。春に参拝したことになってるから秋は行かなくていいし,あとのことは言わない戦略(発言を不逞の輩に利用されるから言わない)。でも,俺の行動を批判するやつは許さない。こんな感じなので,左ウイングという言葉とは無縁でしょう。あと,言わない戦略で今は議論が落ち着いてますが,何か言わなければならない場面がやってくるということは指摘しておきたいです。そこで発言を失敗すると,ダメージが大きい。

教育,憲法改革を通じて左ウイングを広げるのは当然困難です。

経済面では,小泉首相は都市の改革期待層を左右問わずさらってきたけれど,それを続けられる見通しもそんなに甘くない。安倍の経済政策は,誰の顔もつぶさない八方美人なもので,目玉政策は融和感の強い「再チャレンジ」。小泉首相が作った対立構図を安倍が維持するのは至難。これに関して言えば,都市部の支持層が狭まる懸念があります(参院選で勝てばいいんだから,田舎で取り返せばいいやと割り切れればまだいいが・・・)。

さらに,ちょっと思い切って踏み出して言ってみますが,左右以前に安倍に総理大臣としての能力があるかどうか疑問に思うところがあるのです。外交で言うと,上で書いたように「ぬるい対立」のようになって,さらに答弁でもうまくいくのかどうか。経済・社会保障の答弁はもちろん心配ですし。吉田学校さんは,総理なら安倍とおっしゃいましたが,それは本当ですか,という・・・。(これだけ言って,安倍が優秀な総理になったら,大恥モノだが。)

475小説吉田学校読者:2006/09/11(月) 06:58:30
>>474
私の「左ウイング」というのは、86年ダブル選挙での中曾根「左ウイングに自民は手を伸ばした」発言を意識したものでありまして、
1「左の支持組織(国労とか)を潰す」2「その上で市民派と呼ばれる票を得る」の2点であります。

477片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/11(月) 14:05:17
>>475
そういう意味では,それは小泉の手法だと思いますけどね。
国鉄潰し=郵便局潰し であっても,国鉄潰し=日教組潰し ではないでしょうし。潰すの意味が違いますね。

478小説吉田学校読者:2006/09/11(月) 22:39:12
>>477
まあね、安倍は「並の総理」になるんじゃないのかな。経済については、民主だって経済分野強いわけではないし、野党の哀しさ、場当たり的に耳に優しいフレーズをちりばめる質問をするでしょうから。

教育については、ほとんど間違いなく「教員」に改革と称してメスを入れると思う。特権と言っても、本当はほとんどないんだけども。教員免許更新制で教員の身分保障は揺らぐ。当然組合は反対する。で、得意の敵味方路線。安倍はやらなくても、周りはきっとやる。ヤミ専従に教科書採用に部活動、君が代、日の丸、カラ出勤。叩けばほこりは何ぼでも出る業界だ。
北朝鮮と沖縄は、小泉の宿題として、ここをどう料理するか。個人的には沖縄を解決しなければ安保は整理されず、安保が整理されなければ自衛隊の位置づけも中途半端にならざるを得ず、省昇格は出来るとしても、「国軍」の構えを憲法にどう明記するか、集団的自衛権といっても、際限なく世界中で出来るのか、という問題までリンクすると思っています。

俗受け+玄人受け÷2くらいの解決策を・・・ってあの側近たちじゃあムリかな。

479片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/11(月) 23:58:52
>>478
まぁそうですね、これで「並」なのかな。
小泉首相の、「政局的にほぼ完璧な策略」を見てきてるだけに、その反動で低く見えちゃうのかな。
一応小泉改革看板も少しは有用だし、一挙に窮地ってことはないか・・・。

教員免許更新制。うん、そういう一応まともな政策っぽいこともやりそうだけど、教育基本法のくだらん文言争いや有識者の自己満足提言におもねってしまえば、何が成果として残るかわからんなあ。基本法の言葉争いは、少しは処分根拠なんかで影響するだろうけど、実質重要度は低いから、そういうので盛り上がってたら暗雲でしょうね。
教育現場は、郵政以上にかかわる人が多いんだから、批判してるうちはいいけど、どう料理できるんだろうか。これをやってのけられる才覚はあるのだろうか? 君が代・日の丸やらない日教組けしからん、処分だ、って程度なら、そんなに難しくはないけど、そりゃ単に対立だもんな。

北朝鮮と沖縄は、特に安倍でどうこうなる問題でもない気がしますがねえ。
拉致問題とか、確かに国の安全保障を脅かした重大事ではあるのだけど、人返してもらうのが解決なワケざんしょ。みんないろいろ論じますが、どうやって探せばいいんですかねえ。

沖縄の基地が解決しなければ憲法9条を触れないとは思いませんが、憲法改正をリードできる人なのかなこの方が。
吉田学校さんのおっしゃったように、集団的自衛権行使容認となればなし崩し的にイラクでアメリカ軍等と一緒になって戦うことになるんじゃないのか、なんて具体的な疑問が一挙に国民の話題になるわけで、そこをちょいちょいと答弁でかわしていける才能が感じられないなあ〜。

ギリギリの問題に関しては、側近も一枚岩じゃないでしょうしね。
(清涼剤(全員の一致点)として、公務員叩きを活用して、まとまりを保とうとするんでしょうが・・・。)

見くびりすぎなのかなぁ、これは。

480片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 01:25:38
まね・しんぞーの面目躍如的発言ですね。
小泉改革路線を堅持するのはそれとして評価できることだろうが、口調や論理まで真似なくて良いわけで。
形から入ると、虚勢を張る結果になり失敗します。

安倍官房長官:「野党は政府批判が仕事」小沢氏対決姿勢に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060913k0000m010134000c.html

 安倍晋三官房長官は12日の記者会見で、再選を決めた民主党の小沢一郎代表が自公政権との対決姿勢を強めていることについて「野党だから政府を批判するのが仕事なんだろうと思う」と述べ、冷静に受け止める立場を強調した。また、小沢氏が11日に発表した基本政策について「(憲法改正や集団的自衛権について)あいまいだ」と批判した。

 また自民党の武部勤幹事長は12日、党本部で記者団に対し「政権奪取のためには手段を選ばずという傾向がある」と小沢氏の手法を批判。代表選が無投票で決まったことについて「政策を競い合って党首を決めることを国民は望んでいる」と指摘した。

毎日新聞 2006年9月12日 22時12分

481小泉的:2006/09/14(木) 03:26:29
  小泉は 「レトリックの政治家」
  安部は、「東京生まれ東京育ちの 長州高杉晋作???」 

  グローバリズム 資源の奪い合い 
  ポピュリズム  ナショナリズム 
  憲法改正    集団的自衛権???

482片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/14(木) 12:12:34
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039104547/449
>得意政策のようにしてまともに野党と問答したりすると得てしてそれが政局・選挙の争点になったりするので、話を逸らす人よりは各方面にひびが入りやすい気もします。

小沢民主代表 安倍氏は小泉首相よりまじめ…インタビュー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000000-maip-pol

 −−次期首相には安倍官房長官の就任が確実です。先日のテレビ番組で小沢さんは「党首討論をできるだけ多くやりたい」と言いました。
 ◆国民が関心を持つからね。一般の(国会)論戦は誰も見ないが、党首同士(の論戦)となると関心が高まる。
 −−安倍氏とはどんな論戦を期待しますか。
 ◆小泉氏(首相)よりは、まじめに話すんじゃないか。中身のいい悪いは別として。まじめだから、首相になると、なかなか大変じゃないか。
 −−「情で言うと、安倍晋太郎元外相の息子さんが首相になれるチャンスになればいい」とも発言しましたね。
 ◆与野党の党首となれば、話は別だ。
 −−党首討論では、まず何を聞きたいですか。
 ◆彼が「こうやりたい」と強調しているところから、やればいい。憲法とか教育とか前面に出しているんでしょ。(政権構想の)パンフだけじゃよく分からない。

483片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/14(木) 23:03:58
http://www.abe2006.jp/index.shtml
総裁選用の安倍サイトができていました。
http://www.abe2006.jp/mov_news/news0913_01.shtml
動画がいくつか掲載されてます。↑は北海道での演説。
http://www.abe2006.jp/mov_news/news0908_02.shtml
↑は出陣式。

484小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 11:08:07
下記の記事は「ダシ」にしているわけで、あんまり記事の評論(これなら著作権クリア?)に意味はないんですが、
私は今まで「どんなに下がっても安倍500は確保」と思っていましたが、「500」を挟む攻防まで獲得ラインが下がってきたように思えます。これは何となくです。

ネット上なら麻生首相…安倍氏の3倍
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060918-91679.html

 安倍晋三官房長官(51)の勝利が確定的な自民党総裁選にあって、漫画通ぶりや話の面白さでネット上で人気が急上昇している麻生太郎外相(65)が17日、東京・有楽町マリオン前で街頭演説し、多くの「太郎ファン」のラブコールを受けた。
 演説前から「マンガだけじゃない。日本の太郎の底力」と書いた紙を掲げた男性、バラの花束を持った女性が出現。雨にもかかわらず約1000人が集まった。麻生氏は、プラカードを見ると「男性の追っかけは初めてだけど、ありがとう」とご機嫌。「ここは昔、日劇があった。僕はウエスタン・カーニバルの切符のもぎりもしたんだよ」とご当地ネタを披露。「お嬢さん」と呼び掛けるみのもんた風の話術でも盛り上げ、終了後は観衆の握手攻めでもみくちゃになった。
 ネット上の掲示板には、「麻生太郎研究」など多くのスレッドがあり、「Yahoo!みんなの政治」の総裁選候補者3人の人気投票では、54%とダントツ。安倍氏(16%)の3倍以上の票数を集めている。「ウルトラマンガタロウ」などのフラッシュも続々完成している。麻生氏陣営は「ネットは一部の声、なんてとんでもない。普及率が世界一の日本では、ネットの方が国民の意思を反映している。ずれているのは自民党の方」と話している。

485片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 11:22:47
投票率は下がり、麻生がそれなりに伸ばすけど、びっくりする伸びではないという予想かな・・・。
ネットに限らずウケはいいですよね。(安倍がダメすぎるというので、この人にスポットが当たらざるを得ないというのがあるんだけど。)

票自体はどうでもいいんですが、安倍の「こなれなさ」が総裁選で垣間見えて不安に思いますね。

486とはずがたり:2006/09/18(月) 11:46:32
ぼっちゃんぼっちゃんした安倍よりも家柄良い癖に露悪的or偽悪的な麻生の方がキャラ立ちしてるんでしょうかね?
そもそも安倍は政権取るの見えてるから思い切ったこと云えないし不利だな。
谷垣黙殺は非常に好ましい。自民党にしがみつくの諦めて出てこいって。

487とはずがたり:2006/09/18(月) 14:54:15
たまにテレビつけてみると自民党総裁選のニュースばかり目に飛びこんで来て辟易してチャンネルかえるのだが,関心は低いのかね?あんな茶番劇時間掛けて報道するマスコミの良識を疑う。

安倍氏、自民党三役人事は25日の意向 組閣直前に延期
2006年09月18日05時56分
http://www.asahi.com/politics/update/0918/001.html

 20日開票の自民党総裁選で新総裁選出が確実視されている安倍官房長官は、同日に予定していた党三役人事を首相指名直前まで先送りする意向を固めた。25日に党三役を決め、臨時国会が召集される26日に組閣という日程が有力だ。三役人事から閣僚人事まで時間を置けば、党内の猟官運動が激化し、新政権発足の不安定要因になりかねないと判断した。

今後の主な政治日程

 これに関連して、安倍氏は17日のNHKの番組で「(人事は)しっかりと考えて、一気に決めていくことが大切ではないかと思っている」と述べた。また、安倍氏周辺は同日、「20日の党三役人事はない」と語った。
 総裁に選出されれば、時間を置かずに幹事長ら組閣本部を構成する党幹部の人事を行い、首相指名を受けて新内閣を発足させるのが通例だ。しかし、安倍氏は、三役人事を先行させた場合、党内の不満を背景に閣僚人事をめぐる猟官運動が激しくなる事態を懸念し、両方の人事の時期をできるだけ近づけるのが得策と考えたようだ。
 一方、安倍氏は閣僚人事で、16年の東京五輪誘致に向けた担当相を新設する方向で検討に入った。五輪誘致担当相は、東京都の石原慎太郎知事が8月31日に安倍氏に新設を要請。安倍氏は「次の内閣で検討する」と答えていた。

地方の自民総裁選投票率、前回下回る見込み 低い関心
2006年09月18日12時44分
http://www.asahi.com/politics/update/0918/003.html

 自民党総裁選で、党員投票の盛り上がりがいま一つだ。約107万人の党員・党友が有権者となり、300票の地方票として換算される党員投票は、関心の高さを測る指標になる。しかし、安倍官房長官の優位が揺るがず勝敗の行方が見えているため、19日の締め切りを前に、投票率は前回の全国平均69%を下回るのは確実と見られる。

 連休前の14日あった安倍合同選対の会議。幹部が「とにかく電話作戦で投票率を上げないといけない」と檄(げき)を飛ばした。

 「うちの県は前回70%台だったが、現時点では約40%だ」。陣営内にこんな声も出るほどで「投票率が非常に低いと、当選しても正統性を疑われてしまう」と焦る若手もいる。

 「前回は告示後2〜3日で50%を超えたが、今回は1週間たっても40%に届いていないのではないか」と首をかしげるのは谷垣財務相の陣営関係者。電話作戦を連休中まで引き延ばした。

 麻生外相の陣営に集う国会議員からも「最初から消化試合と言われているから、党員の関心が失われている」との声が漏れている。

公明・太田氏が代表選に出馬表明
2006年09月16日18時37分
http://www.asahi.com/politics/update/0916/006.html

 公明党の太田昭宏幹事長代行は16日、「代表選に立候補することを決めた」と表明した。党全国県代表協議会で神崎代表が退任表明したことを受け、党本部で記者団の質問に答えた。ほかに立候補の動きはなく、26日に届け出たうえで、30日の党大会で正式に選出される。任期は2年間。

488小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 15:21:50
官房に誰を置くかで分かれますな。兄貴分か重量級(ただし実権はなし)かで

489杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/09/18(月) 17:34:32
>>484-485
その話題のFLASH↓。サビだけで大笑いしてしまいますた。

  ,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://www.geocities.jp/project_p_plus/taro.html

490とはずがたり:2006/09/18(月) 18:14:57
>>489
あざーす。おもしろいっすねぇ。
どうもネット上のフラッシュなどの才能は右翼の方が優勢だなぁ。。

491小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 18:29:59
>>490
言っちゃ悪いけど、右翼が左翼を叩くときのネタ(参考画像)は事欠かない。作りやすいというのもあるんでしょう。
俺はあんまり面白くなかったですねえ。
なぜなら、元吹奏楽部員としては、ウルトラマンタロウの曲は93年コンクール課題曲1の「ターンブル・マーチ」に似ているからであります。

492小説吉田学校読者:2006/09/19(火) 22:31:41
なんだいこりゃ。右翼の街宣車か。

自民総裁選・安倍官房長官が最後の訴え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-04720327-jijp-pol.view-001

 自民党総裁選の投開票日を翌日に控え、安倍晋三官房長官と谷垣禎一財務相は、それぞれ都内で最後の街頭演説を行った。一方、麻生太郎外相は街頭には出ず、電話で支持固めに余念がなかった(19日、東京・有楽町)

493片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/20(水) 02:23:25
>>492
おもろおもろ。

小泉の嗅覚が発揮されてるのかな?これも。

人事は安倍氏自身の判断で=小泉首相が森氏と会談−自民総裁選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000066-jij-pol

 小泉純一郎首相は19日昼、都内のホテルで自民党森派会長の森喜朗前首相と昼食をともにしながら会談した。安倍晋三官房長官が総裁選で当選した場合の党・内閣人事について、首相は「いろんな人が言ってくると思うが、自分の判断ですることだ」と述べ、党内の意見に左右されずに安倍氏自身が決断すべきだとの考えを示した。
 会談で森氏は、総裁選最終盤の情勢について「安倍氏は7割を超えるか超えないかの得票だろう」と説明した。これに対し、首相は「慎重に読まないといけない。6割を超えたらいいのではないか」と指摘した。 
(時事通信) - 9月19日15時1分更新

494片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/20(水) 12:54:11
「新政権の第一の仕事は解散総選挙」と片山知事
http://www.nnn.co.jp/today/060920/20060920.html

 片山善博鳥取県知事は20日の県議会本会議で、同日投開票される自民党総裁選に絡む次期首相への期待として、現在の衆院は郵政改革の1点に絞って選ばれた政権であることなどを理由に「国民の信を問うことが憲政の常道だ」と述べ、新政権の第一の仕事は「解散総選挙」との考えを示した。

495とはずがたり:2006/09/20(水) 17:16:37
取り敢えず圧勝だけど超圧勝は避けるバランス感覚が働いたか?谷垣が意外に善戦?

<自民総裁選>安倍氏選出 麻生、谷垣両氏を大差で破る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000068-mai-pol

 自民党総裁選は20日、党所属国会議員の投票と地方票の開票の結果、安倍晋三官房長官(51)が麻生太郎外相(66)と谷垣禎一財務相(61)を大差で破り、第21代総裁に選出された。51歳での総裁就任は戦後最年少で、任期は09年9月30日までの3年間。安倍氏は25日に党役員人事を行い、26日召集の臨時国会の冒頭、衆参両院本会議で小泉純一郎首相の後継首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる。
 得票数は、安倍氏464票、麻生氏136票、谷垣氏102票、無効1票だった。
 安倍氏の得票率は66%にのぼったが、陣営が目標としていた500票をかなり下回る結果になった。麻生、谷垣両氏が100票を超す得票だったことも加え、得票結果は今後の人事や安倍氏の政権運営に微妙な影響を与えそうだ。
 20日は午前10時から19日に締め切られた党員投票による地方票(300票)の開票が各都道府県連で順次スタート。午後2時から党本部で国会議員(403票)が投票し、これらを合わせた開票結果が同3時ごろに発表された。選挙結果は党大会に代わる両院議員総会に報告された。
 党員票の投票率は前回(03年)の69.33%を下回るとみられており、安倍氏の独走に党員の関心が低かったことを示すことになりそうだ。
(毎日新聞) - 9月20日15時6分更新

496とはずがたり:2006/09/20(水) 17:18:22
>>494
いいこというね,片山さん。来夏の同日選とかどうよ?どっちが有利だろう?
それにしてもどういう背景でしょうかねぇ。

497小説吉田学校読者:2006/09/20(水) 20:06:53
いやあ、党員票はいいとこ行ってましたね〜(笑)>>464
私の終盤予測、500挟む攻防と修正しました。
これは「党員票はこれ以上、麻生、谷垣は食えない」「国会議員票は、参院側から脱落者が数名出る」という予測でしたが、議員票はコボレましたね。これは予想外。
そのうち、分析記事が出るんでしょう。
安倍に賛意を示したその足で裏切った奴が多々いるのである。安倍はしばらく「青木サマサマ」の日が続くでしょう。

安倍氏を自民総裁に選出…2位は麻生氏、3位谷垣氏
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6600/news/20060920it06.htm

 自民党総裁選は20日、党所属国会議員(403人)による投開票と党員票(300票)の開票が行われ、安倍晋三官房長官(51)が、麻生太郎外相(66)、谷垣禎一財務相(61)を大差で破り、第21代総裁に選出された。
 安倍氏は26日召集の臨時国会で、小泉首相の後継となる第90代の首相に指名される。
 総裁選の開票結果は、安倍氏464票(議員票267票、党員票197票)、麻生氏136票(議員票69票、党員票67票)、谷垣氏102票(議員票66票、党員票36票)。議員票1票は無効。

498とはずがたり:2006/09/21(木) 01:36:47

谷垣が生き残っちゃったなぁ。率直に言って残念。
誰がこぼれたんでしょうか?策士古賀辺り??

<自民総裁選>麻生、谷垣両氏とも3けた得票に高揚感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000170-mai-pol

 外相の麻生太郎、財務相の谷垣禎一とも敗者となったが、得票を3けたに乗せたことで、むしろ高揚感が勝った。特に谷垣陣営がそうだった。
 谷垣陣営は、総裁選管理委員である遠藤利明が、ブロックサインで会場の陣営議員に、谷垣の得票結果を知らせる手はずになっていた。眼鏡に触れば80以上、頭を片手で触れば90以上、両手で触れれば100以上――といった具合。
 谷垣はそのことを知らなかったが、隣にいた衆院議員の土井真樹から「かなりいいようですよ」と教えられ、顔をほころばせた。
 壇上を見つめる谷垣の目は潤んでいた。元首相の森喜朗に反旗を翻した「加藤の乱」で涙したことがあるため、本人は「涙」を否定するが、終了後は「自分が想像していたより入れてくれた」と喜びを隠さなかった。
 谷垣陣営がこだわったのは、総裁選後をにらみ、「非安倍」勢力の旗頭となれる結果を残せるかだった。発言権を維持するためには、麻生に敗れたとしても遜色のない結果が必要だった。
 「私が主張してきたことを少しでも党の主流にできるよう精進していきたい」。選対本部でこうあいさつした谷垣の表情には、「次」につなげた手応えがうかがえた。
 一方麻生も、終了後、「十分に満足すべき票をいただいたと思います」と記者団に語った。
 官房長官安倍晋三の「圧勝」が伝えられる中で、麻生陣営は安倍政権で重要ポストを占め、足元を固めて「ポスト安倍」をうかがう――戦略を描いていたとされる。そのためには、2位が絶対的な目標でもあった。
 新人事への対応を記者団から問われた麻生は「(入閣などを)要請されたら、応えるように努力するのが義務、責務だと思う」と意欲たっぷりに語った。
  ×  ×  ×
 この日、一時は安倍の有力な対抗馬に擬せられた元官房長官の福田康夫が党本部玄関で安倍とはちあわせになる場面があった。二人はそのままエレベーターで投票会場に向かったが、福田が「よく頑張ったね」と声をかけると、安倍は「ありがとうございます」と答えたという。
 開票終了後、記者団から感想を問われた福田の口からは、安倍の勝利について踏み込んだ評価は聞かれなかった。(敬称略)
(毎日新聞) - 9月20日23時37分更新

499とはずがたり:2006/09/22(金) 02:49:26

新人事まではこちらでやりますかねぇ。

青木氏、安倍総裁と22日に会談=参院2枠、溝手氏も−津島派は候補4人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060921-00000161-jij-pol

 参院自民党は21日、新政権への入閣候補として森派の若林正俊参院政審会長に加え、新たに丹羽・古賀派の溝手顕正参院議院運営委員長を推す方針を固めた。青木幹雄参院議員会長は22日午前、都内で安倍晋三総裁と会い、参院枠2ポストの維持を求める。一方、同党第2派閥の津島派は21日の幹部会で、佐田玄一郎衆院議院運営委員長ら4人を入閣候補として推すことを決めた。党3役ポストについても一角を確保する方針を確認。既に安倍氏に伝えた。 
(時事通信) - 9月22日1時1分更新

500とはずがたり:2006/09/22(金) 22:30:23
云うだけ云ってもう妥協しとる>安倍
小泉の嗅覚も参院とは喧嘩しても勝てないと云ってる。

安倍新総裁:青木氏と参院入閣枠合意 対立関係を回避
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060923k0000m010116000c.html

 自民党の安倍晋三総裁と青木幹雄参院議員会長が22日、新政権での参院入閣枠2で合意したのは、参院選候補や入閣枠見直しを巡る安倍氏の発言によって、安倍新官邸と参院自民党が決定的な対立関係に陥ることを回避するためだ。ただ安倍氏が参院枠維持を受け入れたとは言え、参院側が推薦の方針を決めている若林正俊参院政審会長、溝手顕正参院議院運営委員長の2人をそのまま受け入れるかどうかは微妙。新政権発足の26日まで安倍、青木氏の間で神経戦が展開されそうだ。

 参院自民党を長く束ねてきた青木氏の力の源泉は、二つの参院枠への候補者推薦権にあった。旧橋本派を敵視した小泉純一郎首相も同派の青木氏の意向は尊重、青木氏も小泉政権を支えてきた。

 しかし、安倍氏は青木氏の「参院支配」を例外視しない姿勢を見せた。04年の参院選で自民党が民主党に敗北したのは、参院主導の候補者選定に瑕疵(かし)があったと判断しているからだ。安倍氏は11日の日本記者クラブの討論会で参院選の候補者差し替えに言及。さらに報道機関のインタビューなどで参院の閣僚枠や閣僚推薦を見直すこともほのめかした。

 これに対し、猛然と反発したのが青木氏ら参院側だ。現に20日の総裁選で、安倍氏の得票率が7割に満たなかったのは、青木氏率いる参院津島派の票が麻生太郎外相や谷垣禎一財務相に流れたためとの見方が強い。

 こうした安倍、青木両氏の対立が先鋭化すれば、安倍新政権のスタート前に党内に深刻な亀裂が生じかねず、来年の参院選にも赤信号がともりかねない。無論、安倍氏が参院側の人選をそのまま受け入れるとは限らないが、参院側との冷戦状態を長期化させるのは得策でないことは承知しているようだ。

 小泉首相は22日、記者団に対し「大事争うべし、些事(さじ)構うべからず。人との協調性、何が大事か。改革を実現する上において、衆参両院の協力は必要だ。これよく考えないといけませんね」と述べ、安倍氏に青木氏との協調を強く促した。
[中川佳昭]
毎日新聞 2006年9月22日 21時09分 (最終更新時間 9月22日 21時19分)

501片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/22(金) 23:03:33
>>500
小泉は、腹が立ったこと/筋が通らないことを何でも対立に持っていくんじゃなくて、政治的な有利不利で動きますからね。
確かに、平成13年の参院選での圧勝による参院議員大量発生が小泉の重要な政権基盤であり、それの重要さに比べ青木と争うことは「些事」なわけです(実際は、些事というより。踏み入ると嗅覚的にやばい事項ということ)。
非情さは、正義・義憤のために使うというより、政局の隘路を爆破する爆薬のようなものです。以前指摘しましたが、妥協といわれる前に、問題自体無かったことにするという手を小泉はよく使います。
首相公選を言っていたころには参院と対決する気があったとは思うんですが、もう全然言わなくなりました。憲法改正を伴う参院改革に踏み込もうとしませんでした。

翻って安倍ですが、そういうことを踏まえて参院に踏み込むのなら期待したいと思いますが、どうやら腹が立ったこと/筋が通らないことを言ってみただけなのかもしれません。
政治課題の進め方というのは、本当に頭を使うものだなと思います。
参院のことは変えていったほうがいいと思いますが、当の議員たちが反撥する中でどうすればいいか、というのは難しいところがあります。

502とはずがたり:2006/09/23(土) 03:44:58
そう,そうっすね。
>小泉は、腹が立ったこと/筋が通らないことを何でも対立に持っていくんじゃなくて、政治的な有利不利で動きますからね。

これも非常に同感。で,小泉がそれやると国民騙されちゃって俺のいらだちも倍増ヽ(`Д´)ノ
>妥協といわれる前に、問題自体無かったことにするという手を小泉はよく使います。

503小説吉田学校読者:2006/09/23(土) 08:18:47
この参院枠ですけど、「ミキオハウス」なんて揶揄する参院若手の不満は相当のものがあるらしい。郵政国会での参院の大量造反は「反青木」の側面もあったでしょう。
ということで、私は「参院改革」というより「青木対策」の点で注目しています。(青木なんて張子の虎だと思いますけども)

私の予測では、参院選までの間に「反青木」(「煮え湯を飲まされた」的報道があるような局面を作る)の雰囲気を高めていった上で、参院選後の議長人事を皮切りに牙をむくと思います。安倍は和の精神だと思いますが、若手が分からない。

504片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/23(土) 19:08:05
>>503
森と青木の話では、吉田学校さんとお話があわないようです。
参院若手の不満というのも、山本が、良識ある議員は青木片山が嫌いと言ってるくらいで、その内実は疑問な話だと思っています。

505とはずがたり:2006/09/23(土) 20:05:30
安倍氏、別荘で人事練る 強まる各派の圧力
2006年09月23日16時13分
http://www.asahi.com/politics/update/0923/003.html

 自民党総裁の安倍官房長官は山梨県鳴沢村の河口湖近くの別荘にこもり、週明けに予定する党三役と閣僚人事の最終調整。党内各派は「適齢期」の議員を入閣させようとうごめいており、東京を離れるのはこうした「圧力」から逃れるためだ。党内融和を重視して要望に応じるか、振り払って清新さを演出するか――。24日まで別荘で構想を練ることになる。

 総裁選で自主投票だった津島派(75人)は、佐田玄一郎、仲村正治、鴨下一郎、三原朝彦4氏の入閣を求める方針を決めている。津島雄二会長は「人事は安倍氏が自分で判断するのは当然だが、よく意見を聞いてほしいと言ってあるし、そういうことになるだろう」と話す。

 派として安倍氏を支持した伊吹派は、伊吹文明会長の党政調会長への起用を要望。冬柴鉄三幹事長の入閣を求めている公明党の幹部は「経済産業、総務、国土交通のどれか」とポストにまで言及している。

 22日には青木幹雄党参院議員会長が安倍氏と会い、参院枠として閣僚2、副大臣4、政務官8を確保するよう要請。安倍氏は「それは守ります」と応じた。参院側は若林正俊、溝手顕正両氏を閣僚に推す。そのまま受け入れるかが、安倍氏の参院への姿勢をはかる焦点となる。

 こうした空気を踏まえ、森前首相は「挙党態勢が大事。多くのみなさんの力を借りるべきだ」と融和を説く。一方で「安倍さんの好きなようにカラーを出した方が参院選対策としてもいいと思う」(久間章生総務会長)という意見も根強く、安倍氏がどちらの路線を選ぶかが自民党内の関心事となっている。

中川昭一氏の入閣有力 文部科学相に起用か
2006年09月23日06時16分
http://www.asahi.com/politics/update/0923/001.html
 26日に発足する安倍内閣で、中川昭一農水相の入閣が有力になった。中川氏は、安倍官房長官が新政権の最優先課題として挙げている教育改革を担当する文部科学相への起用が浮上している。複数の関係者が22日、明らかにした。

 中川氏は、安倍氏らとともに97年、歴史教科書の記述の見直しを訴えるため「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を結成した。安倍氏は、歴史教育などについて考えが近い中川氏に、教育改革の推進役になってほしいと判断している模様だ。

 このほか山崎派の甘利明自民党政調会長代理、丹羽・古賀派の塩崎恭久外務副大臣、「再チャレンジ支援議員連盟」会長の山本有二衆院議員(高村派)の入閣が確実な情勢だ。

506小説吉田学校読者:2006/09/23(土) 22:24:17
>>505
この時期に具体的ポストとともに人名が流れるパターンは、あえて名前を流すことに重点を置いている可能性もあるので、この種情報を鵜呑みにするのは要注意ですね。
農水→文科は格下げじゃないかな。中川にとっては。

中川昭一は、酒どうこうは抜きにして、マジで1回は休んで体を治した方がいいと思います。あの演説以外でも、言いよどんだり言い直しするのが多すぎる。

507小説吉田学校読者:2006/09/23(土) 22:31:56
吉田茂名言「橋をかけたり道路を作ったりというのは県議に頼めばいいだろう。国会議員は天下国家を考えるものだ」

安倍晋三と私と好物とかもかぶるね。
それと、女性が髪を切るのは、失恋の痛手とか心機一転とかよく言いますが、それは男の妄想であって、髪を切る第1の理由は「雑誌を見て」第2位は「うっとおしいから」だそうです。

安倍総裁の素顔は? まめな兄貴、妻は元DJ
http://www.asahi.com/special/jimin/TKY200609200513.html

 予想通りの「圧勝」で、20日、安倍晋三官房長官が自民党の第21代総裁に選ばれた。父・晋太郎氏があと一歩で届かなかった総裁の座を、戦後最年少で手中に収め、戦後生まれでは初の首相になる。提唱する「再チャレンジ」とは一見無縁の道を歩んできた安倍氏。周囲からは、サラブレッドへの期待の一方で、政治家としての実力に心配の声も聞かれる。
「理想の炎、改革の炎を受け継ぐ」
 安倍新総裁が当選のあいさつで語るのを夕方のニュースで見ながら、神奈川県の会社員池田康一さん(51)は「目に迷いがないな」と感じた。
 東京・吉祥寺の成蹊学園で、小学校から大学まで同級生だった。小学校時代はあまり目立たなかったが、馬が合った。
 忘れられない思い出がある。低学年のころ、父の晋太郎氏が落選した翌日、晋三君が言った。
 「僕のお父さん、落ちて仕事がなくなっちゃったんだ。でも、知り合いの会社の顧問になれるから大丈夫なんだ」
 平気な顔に見えたが、当時は母の洋子さん(78)も選挙区回りで家を空けることが多いと聞き「政治家のうちって何て大変なんだ」と思った。
 総裁選出馬を正式に表明した1日の夜、小学校時代の同級生数人が東京・銀座のバーに集まっていた。
 「電話してみようか」
 一人が携帯電話にかけると、本人が出た。テレビ局をはしご出演する移動の車中だった。
 「体に気をつけてがんばって」「うん、わかった、ありがとう」。仲間内では昔から、記者会見よりずっと早口になる。
 小学校4〜6年で同じクラスだった坂東和洋さん(51)は「圧勝」の余波を心配する。それだけ多くの声に耳を傾けなければならないからだ。
 都内で洋菓子店を営む坂東さんが支店を出したとき、当時幹事長だった安倍氏が頼みもしないのに駆けつけた。
 「まめで、人を裏切らない。拉致問題が典型だが、自分より人のことに一生懸命になっちゃう」
    ◇
 告示直後の9日、安倍氏のおひざ元、山口県下関市郊外のスーパー前に人だかりができていた。
 後援会女性部が新首相誕生を願って始めた「街頭折り鶴作戦」。女子高生やお年寄り、主婦らが熱心に鶴を折り、メッセージを書き込んだ。
 晋太郎氏以来の支援者の一人は「初陣のころは頼りなく、夢を実現できるか不安だったが、奥さんと二人三脚で地元入りして頼りなさを一掃してきた」と振り返る。
 安倍氏は下戸だ。後援会青年部を率いる冨永洋一さん(46)は「なのに、我々を焼き鳥屋に誘って、2次会、3次会にも付き合う。名前もよく覚えていて、電話も気軽にかけてくる。政治家の先生と言うより兄貴という感じだ」と語る。
 一方、「東京育ちで地元のためにしてくれたことはない」と冷めた見方の支援者もいる。ある自営業の男性は「応援するのは、総理になれば何かしてくれるだろうという期待感からだ」と話す。
 晋太郎氏の代から支援する会社経営者は『美しい国へ』(文春新書)を読み、具体性に欠けているのが気になった。「人柄が魅力とはいえ、政治家としての実力はどうか。小泉首相のようにフレーズだけで実績が伴わなければ人気もどうなるか分からない」
    ◇ 
 安倍氏の妻、昭恵さん(44)は晋三氏が晋太郎氏の秘書時代に、知人を介して知り合い、87年6月に結婚した。2人に子どもはなく、愛犬「ロイ」と暮らす。
 東京・白金の聖心女子学院育ち。甘党の安倍氏に対し、お酒が強く、支援者とも気軽に飲み歩く。カラオケでは杏里似であることを意識してか、「オリビアを聴きながら」で盛り上げる。
 98〜02年には下関市のFMラジオで「アッキー」の名でDJを務めた。東京で活躍する山口県出身者をゲストに呼ぶ番組で、本名を伏せ、地元の支援者にも気づかれなかったという。
 自民党国会議員の妻たちが集まったある会合で、「生まれ変わっても今のご主人と一緒になるという奥様はいますか」との質問に、真っ先に「はい」と手を挙げた。
 8月に地元であった「激励する会」では、トレードマークだった長髪をばっさり切って登場。参加者の一人は「ファーストレディーの決意表明」と受け止めた。

508小説吉田学校読者:2006/09/24(日) 10:05:55
権限があいまいなままで人名先行というのは、悪人事の典型であります。
で、ネット上の情報を見ますと、フジの黒岩と元テレ朝の末延(末延は本当に風見鶏で最低のマスコミ人だと思う)の名前が挙がっておりますけども・・・キャスターじゃない可能性のほうが高いんじゃないか?

安倍新内閣:閣僚人事 広報官に注目 キャスターの名も−−「安倍官邸」強化の一環
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060923ddm005010045000c.html

 26日発足予定の安倍政権で、首相官邸機能強化の一環として焦点となっているのが内閣広報官の人事だ。安倍晋三自民党総裁は、従来の官僚順送りではなく、政権中枢の一員で広報戦略を統括するポストにする方針を示している。世論の支持率が政権の行方を左右する時代状況を踏まえ、政権として本格的に「世論対策」に乗り出すものとなりそうだ。テレビキャスターらの名前が挙がっており、人選とその運用が注目される。
 内閣広報官は01年の省庁再編で、民間人でも登用できる特別職に格上げされた。しかし、就任したのはそれ以前と同様のキャリア官僚で、政権中枢で政治的な役割を担うという位置づけには程遠かった。経験者の一人は「首相の記者会見の司会などが役割で、そこからはみ出す思い切ったことはできなかった」という。内田俊一・現内閣府事務次官が7月に退任した後は空席のままだ。
 これに対し、安倍氏は広報官の条件として「首相をはじめ、官邸の目指すべき方向を理解し、一体的な気持ちを持っている人」を挙げ、「役所のルールで決めることはしない」と明言している。政策決定に参画し、それを世界に発信する米国の大統領報道官を想定しているとされ、安倍氏に近い自民党議員は「いつでも首相に会え、すぐに首相の考えを発信できるよう権限を強化すべきだ」と強調した。
 安倍氏周辺も広報官について「びっくりするようなサプライズ人事になると思う」と話す。挙がっているのは安倍氏と親しいテレビキャスターや国会議員らの名前。ただし、政治家が広報官を兼務するには国会法の改正が必要なため、民間人から起用する可能性が高いとみられる。
 一方、広報官を格上げし、最大の情報発信である記者会見も担当させる場合、問題となるのは「内閣のスポークスマン」とされている官房長官との関係だ。安倍氏周辺からは「官房長官と広報官の会見を1日1回ずつ行う」「官房長官の会見は重要事項がある場合に限る」−−などの案も出ている。

509小説吉田学校読者:2006/09/25(月) 21:03:25
ううむ、党三役では吉田学校1勝2敗、片言丸2勝1敗。中川昭政調会長は地方金融の道先が見えない。

自民党:新三役人事(その1) 幹事長に中川秀氏 政調・中川昭氏、総務・丹羽氏
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060925dde001010037000c.html

 ◇世代交代を意識の布陣、塩崎官房長官浮上
 自民党の安倍晋三総裁は25日午前、党の新三役人事を決め、党運営の要となる幹事長に森派の中川秀直政調会長(62)を起用した。政調会長として小泉構造改革を党側から推進し、総裁選で安倍氏独走の流れを作ったことや、国会対策経験などが評価された。党の政策取りまとめにあたる政調会長には伊吹派の中川昭一農相(53)、総務会長には丹羽・古賀派の共同代表を務める丹羽雄哉元厚相(62)をあてた。これに伴い、党内第2派閥の津島派は三役ポストから外れた。新人事は午後の臨時総務会で了承され、26日の組閣人事に向けた調整が本格化する。官房長官には塩崎恭久副外相(55)=丹羽・古賀派=が浮上している。
 このほか、国会対策委員長に二階俊博経済産業相(67)=二階派、幹事長代理に石原伸晃前国土交通相(49)=無派閥、衆院議院運営委員長に逢沢一郎幹事長代理(52)=谷垣派=の起用も決まった。さきの総裁選の論功を踏まえつつ、世代交代を意識した布陣と言える。
 中川秀直氏は広島4区選出で当選9回。科技庁長官、官房長官、党国対委員長などを経て昨年10月の内閣改造・党役員人事で政調会長に就任した。小沢一郎代表率いる民主党との対決姿勢が強まるなか、秋の臨時国会や来夏の参院選を控え、同じ出身派閥で党務に通じた中川氏起用が得策と安倍氏も判断した。総裁と幹事長を異なる派閥から選ぶ「総・幹分離」の慣例が破られたのは「小泉純一郎総裁・安倍幹事長」(03年9月〜04年9月)以来。森派の一強状態を裏付けた。
 政調会長が決まった中川昭一氏は、拉致議員連盟会長や歴史教科書問題を考える会の代表としての活動経験などで安倍氏の信頼が厚い。入閣も検討されていたが、伊吹派(32人)が総裁選で一致して安倍氏を支持。党三役の一角を求めていたことに加え、教育改革、北朝鮮制裁問題をリードする狙いもあり、抜てきされた。
 総務会長となる丹羽氏は、総裁選で第3派閥の丹羽・古賀派(50人)の対応が揺れるなか、早くから安倍氏支持で動き同派をまとめるなど圧勝に貢献。自主投票にとどまった津島派と対応に違いをみせた。このため、安倍氏も丹羽・古賀派の三役入りを優先した。
 安倍氏は党本部の総裁室で新三役にポストを伝えた際「チームワークを大事にしよう」と結束を要請。中川昭一氏はその後、記者団に「安倍イズムをしっかり進めていきましょうと(いう話だった)」と語った。

510小説吉田学校読者:2006/09/25(月) 21:13:25
(続き)恥を忍んで、私がこの前立てた人事予測を張ります。1週間前だから外し確定もあるよ。ポイントは法務と文科が軽量ポストじゃなくなること。法務は共謀罪に信託法に付訴制度と重要法案目白押しで即戦力が欲しい。文科も基本法改正と抜本改革あり。

総理大臣:安倍
副総理兼外務大臣:麻生
総務大臣:額賀か武部
法務大臣:石原か与謝野
財務大臣:柳沢
文部科学:町村
厚生労働:佐田
農林水産:松岡利
経済産業:甘利
国土交通:冬柴
環境大臣:高市
内閣官房:塩崎
国家公安:溝手か矢野哲
防衛:岩屋か赤城
金融経済財政担当:与謝野
行革・規制緩和担当:若林
沖縄・北方:仲村正治
再チャレンジ・雇用担当:下村
官房副長官:菅、世耕
幹事長:中川秀直
総務会長: 伊吹文明
政調会長:二階俊博
国会対策委員長:村田吉隆
幹事長代理:山本有二

511とはずがたり:2006/09/25(月) 23:07:50
伊吹氏を政調会長にっていう伊吹派の要求は中川氏を政調会長にっていう影ながらの要求だったんでしょうか?
三役から外れた津島派を再び閣僚ポストで冷遇して揺さぶったりするのでしょうか?

512片言丸:2006/09/26(火) 00:00:32
締切り直前の予想をblogに貼りましたが、中川昭一官房長官にこだわって、正解から遠くなってしまいました。彼が政調なら伊吹は三役に入れません。伊吹は忸怩たる思いでは?中川に閣僚になってもらえば自分に三役が来たはずだし。
中川が三役の一角だとして、津島・丹羽・伊吹各派でどれを抜くかが問題でした。伊吹派の思想は安倍お気に入りだから入るとして、あとは津島派の妥協主義者久間かなと思いましたが外されました。
丹羽派から入るなら丹羽本人かなとは思ってたところですね。同じ族だし、丹羽はとにかく必死(笑)。バランス考えて一応ご褒美という感じ。
ただ吉田さんご指摘のように、中川昭一政調で経済路線の論議が党内的に進むとは思えない。まぁ、ほんとうにネオリベラルでいける人なんて自民党政治家にいないんだろうという感じだけど。そこで安倍が自分で路線を強く打ち出すかというと明らかに違う。秀直の決めた路線に乗るだけです。当面は、官邸と秀直の両輪で行くんでしょうね。
純化のやり方は取らないようだから、秀直叩きは当面起きないかもなぁ(ある程度このへん読めてたけど、それを超えてうまい論理展開するな、秀直は)。民主党も数合わせという批判を相手とせず行かないと、ヌエに負けちゃうぞと。

513片言丸:2006/09/26(火) 08:23:56
…だが、幹事長の中川秀直氏は別格に扱った。安倍氏は事前に、中川氏だけには幹事長起用の意向を伝えていたのだ。…実際、中川氏は総裁選中盤の今月中旬、「私が幹事長をやらざるを得ない状況だ」と親しい知人に漏らし、総裁選投開票前から、党役員人事などの検討に密かに着手していた。…中川氏が党人事で最も重視したのが二階俊博氏だった。…中川氏は22日午後、都内のホテルで二階氏、古賀誠・元幹事長と極秘に会談した。中川氏は「二階さんには国対委員長と同時に、選挙対策もお願いしたい」と変則的な兼務案を打診した。…古賀氏は最近、中川秀直幹事長に「うちの派からは、丹羽さんの処遇を何とかお願いします」と要請し、中川氏も「安倍さんにしっかり伝えます」と応じたという。@讀賣26日

【感想】
中川大先生やろ、やっぱり。ナカガワダイセンセが総理やれよ。

514片言丸:2006/09/26(火) 19:05:01
塩崎官房長官は吉田さんお見事。

しかし妥当性では疑問符だけどなぁ。ここまで友人の顔を立てるとは…。根本の顔も立てたし。論功の面で行けば、伊吹も松岡も顔を立てる必要があるように思えない。立てるかもなぁと思って松岡を予想しておいたけどそれが実現しちゃったか。伊吹も必然性あるのか?柳沢や長勢もド本命ポストを外した起用のせいで論功色が強まってる。

だからといって、「小泉改革」強く継承かというと、違う。尾身財務に推進力はないし、そこを論功にしてどうする。菅総務も論功。金融政策を再チャレとくっつけて山本にあげちゃったのもよくない。一応大田が入ったが、竹中より弱そうだし安倍のプッシュも薄そう。経済財政金融政策は閣内に骨がない。とにかく中川秀直にぶつかる可能性ある人物(与謝野・柳沢)を経済運営から外してきた印象。

ここまで経済政策を中川先生に委ねるとは。…というのが直感。

当分党内から中川大先生を叩く動きは出ないけど、中川や党内「保守」派に気を遣いすぎて国民支持の面で微妙かも。

チーム安倍は、根本・下村・世耕・山谷が中核。この面子だと下村と山谷に不安があるが。内閣で重めの論功しちゃってそれと摺り合わせできるのかな?中川大先生と仲が少しでも悪くなると、危険。もうちょい内閣の人事考えた方がよかった気も。

三役・閣僚見た総合の印象。個人的には、中川首相・安倍幹事長の人事でしっくりくるようなメンツ。そっちのほうがうまく行く気もするし、そっちのほうが「小泉改革継承」なんじゃないのかと。

515小説吉田学校読者:2006/09/26(火) 20:04:14
>>514
私のポスト予想ドンピシャは、麻生(副総理は外し)、松岡、甘利、冬柴、溝手、塩崎の6人でした。6/17。思えば、第3次小泉内閣の人事予想で、1人しかドンピシャを当てず「いい線いってたと思います」とのたまう片言丸氏よりは100倍立派(笑)。自分で自分をほめてあげたい。
とはいえ、片言丸氏も5/17正解ですので、フォローしておきますよ(笑)。

さて、人事分析です。
官房副長官と首相補佐官については「チーム安倍」と以前論じましたが、顔ぶれを見まして、チームではなく、独立共同体ですな。切磋琢磨といえば聞こえがいいが、これはまとまらないような気がする。スタンドプレー集団かもしれない。特に小池、下村が波乱要素。次に塩崎と中山恭子がぶつかるような気がする。根本と山谷を入閣させなかったのは国会対策の面もあるでしょう。
柳沢、与謝野を外したのは、やはり中川秀直を慮ってのことでしょうか。中川秀直と対抗できるのは、柳沢学校の塩崎と財務省に近い山本有二くらいか?
で、私の焦点は次の税調会長。私は当初、丹羽を持ってきて、党vs閣僚の構図を作って、安倍が裁定するような体制と思っていました。しかし、結局、中川体制です。さて、いったい誰でしょうか?

ということで、中川大幹事長体制であります。古賀、ヤマタク、武部と若干軽いか側近の幹事長が続きましたので、久方ぶりの大幹事長登場であります。
中川、二階に「選挙対策もお願いします」とか言っているけど、言いも言ったり、候補調整とかの難局は任せといて、その実、清和会偏重の候補擁立になるのではないだろうか。

516片言丸:2006/09/26(火) 20:38:40
小泉内閣の当てにくさに比べ今回の当てやすいこと。当てやすいこと。そのへんは考慮されるべきだと思いますがね。あれそんなに突っ込まれるほど組閣の趣旨を外してたかなぁ。

ネタ振りの一環とはいえ、総理ならしんぞーさんとおっしゃったことは覚えておきますよ(笑

517小説吉田学校読者:2006/09/26(火) 21:12:22
「総理ならしんぞー」というのは、この前も突っ込まれたので、ちょっと答えておきますが、「あの3人の中では」というのと「総理しかやれなさそうな人(細川護煕を評して、小沢一郎が言った言葉)」という意味の2つがありますので、念のために。

「麻生総理」、想像したくないですねえ。どんなに国家を憂いていても「野中は総理になれないわなあ」発言1つで、すべてぶち壊している。少なくとも私の中では。
「谷垣総理」、これも10年前くらいから「総理候補」と言われているけど、何やっていたんだか。「椿喚問事件」で私の中では実は評価がかなり低い。
この2人に比べりゃ、安倍ですよ。ということで、一応弁明しておきます。

あと、昨晩の「金融」と「経済財政」分離報道で、その心は、大田弘子か葛西@JR東海の経済財政担当入閣は分かりましたねえ。

519とはずがたり:2006/09/27(水) 04:31:37
<安倍政権>「挙党体制」…「仲良し内閣」 もろさ内包 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/abe_ministry_2/story/27mainichiF0927m137/

 26日午後4時前、首相官邸の組閣本部。自民党5役や公明党代表の神崎武法らに、閣僚名簿が配られた。組閣にあたり、事前に情報を漏らさない「小泉流」を踏襲したためか、全員黙って名簿に目を落とすだけ。沈黙を破るように、自民党幹事長の中川秀直が「塩じい(塩川正十郎元財務相)に代わり、尾身じい(尾身幸次財務相)だな」と軽口を言った。

 安倍晋三は新閣僚ひとり一人に、「これをやって下さい」とA4判の紙を渡した。そこには「米軍再編」といった具体的な指示が書かれていた。その場で外相の麻生太郎は安倍の初人事について、「挙党体制ですね」と感想を告げた。安倍は「その通りです」と答えた。

 安倍人事について、森派会長の森喜朗(元首相)は26日夕、「うん、やるなあと思った」と手放しで評価した。かねて主張していた「融和路線」に沿ったものと映ったからだ。

 党3役人事では憂き目を見た津島派でさえも、この日は歓迎ムード。現有2ポストが確保され、推薦順位1位の佐田玄一郎が規制改革担当相で入閣を果たしたためだ。

 その佐田の議員事務所に安倍から電話が入ったのは午後3時前。「私の内閣で協力していただきたい」と伝えられた佐田は、「全力で頑張ります」と緊張した面持ちで答えた。

 党3役人事では不満を漏らしていた同派の片山虎之助(参院幹事長)も一転して、「気の合った人でチームを作ってやるのもひとつのやり方」と評価した。
  ■  ■  ■
 ただ、参院枠はすんなりと決着したわけではなかった。22日の安倍と参院議員会長の青木幹雄の会談はセレモニーの性格が強く、最大のヤマ場は20日の総裁選開票直前の安倍と森の会談だった。

 「何人か候補者を出してもらい、私が選ぶのはどうですか」と安倍が相談を持ちかけたが、森は認めなかった。安倍はさらに「(2枠のうち)片方は私がしたい人にしたい」と食い下がったが、「青木さんは序列で人事を回している」と逆に森から説得され、早大雄弁会以来の「森ー青木」の絆にはね返されてしまった。

 青木氏周辺によると、安倍は青木とも22日以前に極秘で会った。青木が用意した「若林正俊、溝手顕正」の入閣リストのうち、安倍は若林に難色を示した。しかし、青木は強く抵抗。安倍は「青木さん、ここで参院と全面対決する必要もないね」と折れたという。
  ■  ■  ■
 こうした動きで蚊帳の外になった谷垣派の評価は当然、厳しかった。26日午後5時前、会長の谷垣禎一(前財務相)は派閥事務所で記者団に、「論功行賞は明瞭。多様な意見をるつぼの中で溶かし政策を鍛え上げていくという観点からみると、配慮は十分ではない」と批判した。

 一方、午後4時から開かれた河野派の臨時会合は興味深いものになった。座長の相沢英之(元経企庁長官)は「内閣に代表を送り込むことができ喜ばしい」とあいさつし、麻生太郎が外相再任となった今回の人事を歓迎した。だが、それは表向きのものだった。

 記者団を締め出したその後の会合では、「新閣僚は麻生以外、『安倍』と書いた人間ばかり。『お身内内閣』だ」「小泉(純一郎)さんに比べ、華がない」――などの酷評が相次いだ。

 こうした表と裏の使い分けがあることこそ、安倍内閣の足腰のもろさでもある。

 元党幹事長の加藤紘一は「仲良し内閣」と冷ややかに命名した。

 「非情」とも言われた小泉流と一線を画した安倍流をさっそく、10月の衆院統一補選が待ち受ける。
[毎日新聞9月27日]

520小説吉田学校読者:2006/09/27(水) 06:35:42
友軍か敵軍か分からない実力者に幹事長を任せるのは寝首をかかれる可能性がある。それを分からない安倍は政局音痴なのかもしれない。
安倍だと融和路線に軸をおくと前書きましたが、もしかすると、もっと単純なのかもしれない。「嫌な奴は登用しない」一本やり。これで政局を運営できるとは思えない。よって、中川大幹事長の重みが高まるのであります。
それと最後のほうに書いてある世代交代。これは底流として流れることになるでしょう。そのうち、中川vs塩崎みたいな局面がきっとある。

安倍政権:幻の麻生幹事長…中川氏処遇で揺れる
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060927k0000m010134000c.html

 自民党総裁選の2日前の今月18日夜、東京・六本木の六本木ヒルズにある森喜朗元首相宅の電話が鳴った。相手は総裁就任を目前に控えた安倍晋三官房長官(当時、現首相)だった。
 「これから伺ってもいいですか。僕が行きます。飯を食わせてください」
 森邸に入った安倍氏は「中川秀直さんを経済財政担当相にしたいと考えています」と切り出した。「中川氏は自民党幹事長」とのマスコミの予測報道が連日流れていたが、前日の17日、中川氏から「どうも安倍さんは私を入閣させようとしているようなんですよ」と打ち明けられていたため、森氏に驚きはなかった。
 森氏が「じゃあ、幹事長は誰にするんだ」と問いつめると安倍氏は、「国民的人気があって話がうまい人がいいと思う」とだけ述べ、後は言葉を濁した。森氏は安倍氏の意中の幹事長候補は麻生太郎外相と確信した。麻生氏は総裁選で安倍氏の対立候補ながら、北朝鮮のミサイル発射問題で、外相として官房長官の自分をサポートしてくれたと、安倍氏が恩義を感じていることを知っていたからだ。
 しかし森氏は「幹事長が他派なら官房長官はうち(森派)が取らないと。派閥としてこれだけは譲れないよ」とクギを刺し、「中川君は官房長官でも受けないよ。閣僚を頼むのだったら、ちゃんと頼みなさいよ」と突き放した。
 言外に、中川氏が森政権の官房長官を女性スキャンダルで途中辞任した「トラウマ」に配慮したらどうか、との含みがあった。
 この時、安倍氏は意中の「麻生幹事長」をあきらめた。中川幹事長が確定した瞬間だった。
 ただ安倍氏は食い下がるように「中川先生が幹事長だったら幹事長代理は石原(伸晃)さんでもいいですか」と石原氏の起用を打診した。
 安倍氏の言葉に世代交代のにおいをかぎとった森氏は「石原は幹事長代理の仕事を知らない。中川君とよく相談して決めろ。参院選までならいいよ」と答えた。石原慎太郎東京都知事の長男である伸晃氏を「タレント的な参院選の顔」と見ての条件付きでの承諾だった。

521片言丸:2006/09/27(水) 07:40:33
中川氏は「官房長官には安倍君の使いやすい人がいい」と考えていたが、閣僚経験がない塩崎氏の起用で政権が安定するかどうか、危惧を感じてもいた。そこで、妥協案として一時浮上したのが、ベテランの与謝野馨氏の起用だった。
首相、官房長官、党幹事長を森派で占めれば、党内から「森派優遇が過ぎる」との批判が強まる懸念があったため、中川氏「安倍君も、与謝野氏起用で納得する」と見ていた。
ところが、小泉首相(当時)が待ったをかけた。「与謝野さんは官僚寄りだ。官房長官にして政治主導の体制になるのか」
与謝野氏の官房長官就任で改革路線が停滞することを心配したのだ。これで人事は振り出しに戻った。@9月27日讀賣朝刊

522片言丸:2006/09/27(水) 08:20:22
>>517
あのころって、演説の具合を見て安倍総理のアホさを強く思ってたんですよね…。なんで中川秀直総理じゃないんだろ〜。演説を見る限り麻生谷垣の方がいいし…。

でも、安倍は友達・支援者が多いんで優れたアイデアを拾う機会には恵まれてますよね。首相補佐官活用もいいと思いました。だけどそこに小池と中山入れていいのかと。山谷でいいのかと。根本をお情けで入れる枠なのかと。チームワークに努めればいいのに。本省の大臣と仕事かぶるんだから、それを考慮して人を選ばないと。せっかくの仕組み作れそうなのに肝腎の人事で失敗してないかな、これ。

ただ、教育基本法以外何もしないなら当面うまく行くかも。これに関しては伊吹と安倍、補佐官の意向は一致しそう。ただバウチャー制度については伊吹は谷垣に近い考えに違いないし、安倍下村山谷もよくわからず推進しそうだから、わけのわからないことになりかねない。基本法一本がおすすめ。

ところで、吉田さんが下村官房副長官はもう消えたといったのはなぜだったんでしょうか。私は、9月入学案が安倍の口から出てくることに下村からの知恵入れがあるのかなと感じたので重用の方向だろうとは思ってたんですが、外れた方がよいとも思ってましたけどね(笑)。

クソミソ区別ができれば本人の能力に関係無くやれそうだけど、安倍はなぁ〜…。

523片言丸:2006/09/27(水) 10:33:01
>>520
中川経済財政・麻生幹事長って実はいい人事なのになぁ〜。で、塩崎金融。学者経済人の財務大臣、昭一(与謝野でもいいが)官房長官、久間政調会長、中山恭子外相にでもしとけばね。実に惜しいな。
安倍も名案の一端を掴みかけたんだなあ〜。少し見直しましたけど。


だけど駄目出し食らいまくって妥当なところにおちついたつもりなんだろうなぁ。森派を入れろという要望なんてほっとけばいいのに。それと、松岡とかに余計なポスト与えんでいいのに。

閣僚を固めたら党内に不満がというのもあるけど、参院選があれば高支持率をカギとしてまとまるから気にしないでいいのに。そこで内閣改造でもすればいいわけで。

524とはずがたり:2006/09/27(水) 13:29:42
野呂田と並んで書いてあったのでムネオかと思って吃驚して見てみたら陽悦氏だった。
野呂田が棄権という事は完全に平沼と行動を一にするのには現段階では躊躇せざるを得ないと云う事でしょうかな。それとも綿貫氏と完全に行動を一にしてしまうのには躊躇せざるを得ないと云う事でしょうかな。

野呂田議員は採決棄権 首相指名選挙、鈴木議員は小沢氏に投票
2006/09/27 08:48 更新
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20060927b

 26日に衆参両院本会議で行われた首相指名選挙で、投票行動が注目されていた衆院院内会派「国民新党・日本・無所属の会」の野呂田芳成氏(秋田2区)は、本会議を欠席した。野呂田氏は「やむを得ない事由で採決は棄権した」とのコメントを出した。

 前日の25日には秋田魁新報社の取材に対し、国民新党代表の綿貫民輔氏に投票すべきか、自民党総裁の安倍晋三氏に投票すべきかについて「迷っている」と話していた野呂田氏。この日は議員事務所に姿を見せず、秘書を通じて棄権についてのコメントを発表。安倍新首相に対しては「教育改革、重点的公共事業の拡大、年金社会福祉の充実に期待したい」とした。

 また、同じく無所属の鈴木陽悦氏(参院本県選挙区)は、民主党代表の小沢一郎氏に投票。「私は非自民の立場。政権交代実現へ一番近くにいるのが民主党の小沢代表と考えた」と話した。

 このほか、自民党の御法川信英(衆院秋田3区)、二田孝治(同東北比例)、金田勝年(参院本県選挙区)の3氏は安倍氏に投票。民主党の寺田学氏(衆院秋田1区)は小沢氏に投票した。

525片言丸:2006/09/27(水) 14:45:38
野呂田は確か除名処分受けてたような。単純に平沼野田会派に入るだけでは一人だけ復帰できない恐れがあり、この段階での共同歩調には慎重なんじゃないでしょうか。

あと、荒井がどうなるかは気になります。新党日本自体もう解散でいいと思うが…。

526とはずがたり:2006/09/28(木) 21:47:09
>>525
云ってる側からゴタゴタです。
新党日本の参院議員は荒井氏だけでしたっけ?

統一会派を解消へ  安倍氏投票で国民新党
http://www.chunichi.co.jp/flash/2006092801000676.html

 国民新党(綿貫民輔代表)は28日、衆参両院で統一会派を組む新党日本(田中康夫代表)の荒井広幸幹事長(参院議員)が、首相指名選挙で綿貫氏ではなく安倍晋三自民党総裁に投票したことは容認できないとして、両院で統一会派を解消することを決めた。10月2日に衆参両院事務局に届け出る予定。

 新党日本は28日、荒井氏の厳正な処分を求める国民新党の申し入れ書に対し(1)党で自主投票を決めており処分はしない(2)安倍氏への投票は自民党への復帰を目的としたものではない(3)国民新党に不快な念を持たせたことは遺憾−と回答した。

 国民新党の亀井久興幹事長は回答を受けて記者団に「会派を共にする友党の幹事長のこういう行動は、私たちが主張してきた考え方を根底から崩すことになる。筋を通して院内会派を解消する」と言明した。
(共同)
(2006年09月28日 18時41分)

527とはずがたり:2006/09/28(木) 21:52:18
>>526
荒井氏一人も何も,新党日本に議員は衆参各一名の合計二人しかいなかったのか・・
政党要件を満たしているのでいざという時の道具としては使えそうですけど如何せん何したいか解りませんね。
平沼氏の云う13人目は荒井氏と云う可能性はどうなんでしょうか?まぁ彼も野呂田同様除名処分されてるようですけど。

Wikiより

総選挙では比例区は東京・北関東・南関東・近畿・東海ブロックのみ。国民新党と比例ブロックで重ならないようにしている。また、他ブロックでは演説等できなかった。

総選挙後、所属する国会議員は2人となったが総選挙において有効投票総数の2%以上の得票があったため次回の総選挙終了までは政党要件を満たすこととなる。(長谷川憲正の国民新党への復党はこの理由による。)

2006年5月には、元文部副大臣で党副代表の青山丘前衆議院議員と、同じく元文部副大臣の宮本一三元衆議院議員が離党し、国民新党へ移籍した。

2006年8月の長野県知事選挙で党代表の田中康夫が落選し、報道によると党の存続を危惧する見方もあったが、今後も現体制で党活動を継続する方針。

528とはずがたり:2006/09/28(木) 21:55:44
知らぬ間に青山氏と宮本氏も国民新党に移ってるのですな。
国民新党はこれまでひたすら自公保スレで取り扱ってましたが,平沼達はともかく国民新党とかはそろそろ自公保スレで取り扱うのは不適切になってきたかも。。

529片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 01:08:39
町村って嫌われてるのかも。
安倍麻生で対応したミサイル事件のとき、微妙に批判的なことを言ったり、靖国問題も私なら参拝しない的なことを言ったりで。
その一方で、妙に張り切って選対活動するもんだから、こういうことになったんじゃないのか。

森派座長 総会で町村前外相をねぎらう
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20060928/20060928-00000057-nnn-pol.html

 安倍政権の人事をめぐって悲喜こもごもの自民党の各派閥だが、28日に開かれた安倍首相のおひざ元・森派総会では、玉沢座長のあいさつが笑いを誘った。

 「組閣においては論功行賞などと言われているが、論功行賞で一番報われるべきはここにいる町村信孝くんだ。主流派の中で、泰然自若としている町村さんを見よ」−森派座長を務める玉沢元防衛庁長官はこのように述べ、総裁選挙で総合選挙対策本部の本部長代理を務めたものの、今回の人事で無役となった町村前外相をねぎらった。

 一方、総裁選で対応が割れた山崎派では、一時、派閥からの離脱がうわさされた武部前幹事長が2年ぶりに派閥に戻った。会長の山崎前副総裁は、「総裁選が終わって再び団結でき、うれしく感じる」とあいさつした。

[28日21時26分更新]

530片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 01:39:41
>>527
その可能性自体はないんじゃないでしょうか。新党日本党員ですからね、荒井は。

荒井は、臨時国会で是々非々(やや与党チック)に動くのかも。
もはや政党の体をなしていませんからね。
逆に荒井は、安倍晋三に入れておいて、法案には反対ばかりってんじゃおかしいし。
来年の参院選で安倍が勝利するなら、荒井はさらに安倍に接近すること確実。安倍惜敗ならキャスティングボート的な頭数として活躍しようとする。安倍大敗なら新党日本として活動。というところか。

531片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 14:32:48
>>457
年越す前に空気が変わっちゃって,自民党は「新旧オール自民党」にはやばやと回帰。「小泉・安倍路線」なんてものが半分終わってることがやっと一般人の知るところになってきたようだ。

岩見は山口県で安倍無能論を唱える。

講演:岩見隆夫さん、政界の舞台裏を解説−−防府 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000158-mailo-l35

 毎日新聞特別顧問で政治ジャーナリストの岩見隆夫さんが16日、防府市の地域協働支援センターで、「安倍政権誕生の舞台裏」のテーマで講演した。市制70周年を記念し、毎日新聞社が主催、市が後援した。
 岩見さんは9月の自民党総裁選に触れ「安倍晋三さんは麻生太郎、谷垣禎一両氏より総理大臣の適格性があるとか、有能ということでは必ずしもない」と指摘。そのうえで「圧勝した理由は安倍さんの人気。背景には自民党の衰弱がある。最近の自民党の選挙は『下駄(げた)と風』が必要」と語った。下駄は創価学会と公明党の支援票、風は党首の人気。「両方がそろわないと自民党は選挙をしのぐのが難しくなっている」と解説した。
 北朝鮮を巡る動きについては「麻生太郎外相、中川昭一党政調会長が核武装論議の必要性を説いたが、与野党、メディアは総反発した。私は核武装反対論者だが、(核なしで)核拡散時代にどう対応するか議論は詰めなくてはならないのに今の日本国内の空気はそうなっていない」と述べた。
 会場には約200人が詰め掛け、熱心に耳を傾けていた。岩見さんと小、中、高校時代の同級生で友人の元高校教諭(71)は「『下駄と風』の話など興味深く聞いた。末永く活躍してほしい」とエールを送った。【長谷川隆

11月17日朝刊
(毎日新聞) - 11月17日14時0分更新

532長州の猛者:2006/11/17(金) 14:42:34
>>531
無能論を説いているとは思えんけど。

533片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 14:48:12
>>532
今さら総理大臣としての適格性や有能さを地元以外の政治家と比べるところからして、内実は無能論だと判断しました。

534長州の猛者:2006/11/17(金) 14:55:46
>>533
岩見氏は小泉よりは安倍氏を評価している向きも見えるけどな。
まあ岩見氏が安倍氏よりは谷垣氏を評価していたのは事実ではあるが。
むしろ「自民党の総裁は人気で決まる論」は岸井氏などと同じ論調だと思える。

535片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 15:00:27
>>534
政策の評価と,適格性・有能さの評価は岩見において一致してるんですかね。
小泉=無能という筋の評価ではなかったような気もしますが,あまり岩見を注目してないのでわかりません。
まあ実際,岩見がなんていおうと本当はどうでもいいかもしれません。

536長州の猛者:2006/11/17(金) 15:05:53
>>535
まあそういうこったな。
食い下がってすまん。

537片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 15:08:56
>>536
私も,自説の補強に使おうと張り切りすぎました。

538やおよろず:2007/02/13(火) 19:43:45
>>474

 農村部で自民党が以前ほど強くなくなったのは、社会インフラの整備の進展が大きな要因でしょう。
 こんなことをいってはなんですが、この要因ではなれた層が戻ってくるのは、地震・洪水などの天災で社会資本が破壊された時でしょう。
 
 陳情によって、地域が社会資本を獲得する。
 これが自民党を支えるメカニズムなわけであり、陳情に期待する人口の減少が、そのまま自民党支持層の減退に繋がっていると思います。
 かつては、陳情により地域全体が潤うような、地域全体が必要とするインフラが存在したわけです。
 現在は、道路網の整備が終わり、陳情によって生活の糧を得ている人以外が陳情を必要としなくなった。

 現在、地域全体が陳情が必要なのは医療関係と農林水産関係でしょう。
 農林水産業が公正普遍な(大臣の許認可が要らないという意味)所得補償制度で、自活していくと、本当に、自民党の支持基盤が崩壊します。
 それに加えて、地域医療が充実すれば、与党としての力は土建屋のみにしか効果がなくなります。

 こういうわけで、悪行三昧の自民党議員が清新な民主党若手新人に敗れていくという構図が各地で見られるのだと思います。
 
 「外交・教育で田舎の票を取り戻す」「小泉改革で流出した農村票を取り戻す」
 このような考え方で、自民党の票田の回復は、図れないと思いますね。

539とはずがたり:2007/06/04(月) 13:24:38
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/2292-2297n
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6546-6547n
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/2479-2480n
とか,輿論調査でも支持率低落傾向でそろそろ瀕死の安倍ちゃん。後継候補は誰になりましょうかねぇ?
谷垣も党内で人気も迫力も無いし麻生は連帯責任で動けず福田が棚ぼたで森以降4人連続清和会の偉業達成に1票。
久しぶりにこのスレをageたりしてみる。

541とはずがたり:2008/09/03(水) 18:48:19
俺ですら忘れてたこのスレ活用しますかねぇ。。
小池ですら推薦人集めに難航してるのか?
それにしても小泉チルは無能の集まりか?全く主体的な動きが見えないんじゃが。

総裁選、小池氏の推薦人集め難航 対抗馬擁立へ調整続く
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090301000555.html

 自民党では3日、福田康夫首相(党総裁)の後継を決める総裁選告示に向け、本命視される麻生太郎幹事長の対立候補擁立を模索する動きが続いた。

 出馬を検討する小池百合子元防衛相は、立候補に必要な20人の推薦人集めが難航しているもようで3日午後、記者団に「まだ何も決まっていない」と述べるにとどまった。

 「改革派候補」として小池氏擁立を目指す町村派の中川秀直元幹事長は、麻生氏を推す同派最高顧問の森喜朗元首相と会談。森氏は中川氏の動きに不快感を示した。

 一方、麻生氏は麻生派幹部に対し、公約に反映させるべき提言を集約するよう指示した。

 小池氏以外の対抗馬を望む声も多く、後藤田正純衆院議員は記者団に「与謝野馨経済財政担当相に立ってほしい」と表明。麻生、小池両氏を念頭に「アニメやクールビズではなく、覚悟を持った政治を訴えなければ支持を得られない」と強調した。

 若手の一部に待望論がある石原伸晃元政調会長は「今は決断する時期にはなっていない」と慎重姿勢を崩さず、所属する山崎派幹部は「出馬を支えようという雰囲気ではない」と指摘した。
2008/09/03 17:26 【共同通信】

543とはずがたり:2008/09/03(水) 18:50:38
一応チル内でまとまった行動をしようとする動きもあるんだな。
>「既存の顔では自民党への支持は広がらない」とする衆院当選1回の「小泉チルドレン」グループ内では、平将明衆院議員らの名前が挙がっている。

小池氏出馬へ「野球は1人ではできない」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20080903-404243.html

 自民党内では3日、福田康夫首相(党総裁)の後継を決める総裁選に向け、本命視される麻生太郎幹事長の対抗馬擁立の動きが本格化、小池百合子元防衛相は「いろいろ皆さんと連絡を取り合っている。野球は1人ではできない」と述べ、出馬に向け調整を進めていることを明らかにした。小池氏に近い幹事長経験者は「必ず選挙戦になる。小池氏は出馬する」と明言した。

 一方、麻生氏は正式な出馬表明会見を8日に開き、公約を発表する意向を固めた。

 小池氏の擁立は、小泉内閣以来の構造改革路線堅持を掲げる中川秀直元幹事長らが模索。小池氏が所属する町村派は「自主投票」(幹部)の方向のため、派閥横断的な支持がどこまで広がるかが最終的な出馬の判断に影響するとみられる。

 複数の中堅、若手グループは小池氏とは別の若手候補擁立の可能性を探っている。石原伸晃元政調会長の立候補を望む声があるほか、「既存の顔では自民党への支持は広がらない」とする衆院当選1回の「小泉チルドレン」グループ内では、平将明衆院議員らの名前が挙がっている。

 自民党は3日の総務会で「10日告示−22日投開票」との総裁選日程を了承。10日午後に候補者の共同記者会見、11日に所信発表演説会を行うことも決めた。

 選挙方法は、任期途中の首相退陣という緊急事態を受けての総裁選であることを踏まえ、地方票を300票とする正規の総裁公選ではなく、各都道府県連に3票ずつ計141票を割り振る「簡易版」での実施を決めた。

 これに対し、若手議員の一部は3日午後の両院議員総会で、執行部に地方票拡大を求める動きを見せており、河野太郎衆院議員は記者団に「党員300票の本則で総裁選をする確認をしなければならない。時間は十分ある。今日の両院議員総会で聞く」と述べた。

 [2008年9月3日12時42分]

545とはずがたり:2008/09/03(水) 19:33:46
荒川強啓デイキャッチの視聴者層はどんな連中ですかね?
国民的人気とか云われる向きもあるみたいだが麻生のイメージとかこんなもんなんじゃないですかねぇ。
アキバオタクどものバカ騒ぎとかが湧き起こってくれるともっと下がって好ましいのではないかと思うw

「麻生適任じゃない」71%…TBSラジオ番組で調査
「ポスト福田」アンケート
http://www.zakzak.co.jp/gei/200809/g2008090301_all.html

 自民党総裁選に立候補を表明し、本命視もされる麻生太郎幹事長。しかし、一部では予想外の不人気度を物語る調査結果が明らかになった。

 TBSラジオのニュース情報番組「荒川強啓デイキャッチ」が2日、「ポスト福田、自分が適任、と発言した麻生幹事長。本当に適任だと思いますか?」と電話投票でアンケートを実施したところ、投票総数3160票中、「適任だと思う」と答えたのは913票と29%にとどまり、「思わない」は71%の2247票と否定的な見方が圧倒。

 超不人気の福田首相から、麻生氏の“国民的な人気”に期待し、権勢回復を図る…という自民党内の思惑、この調査の結果ではその前提が覆る…かも。

546とはずがたり:2008/09/03(水) 23:12:52
古賀・山崎・加藤が推すのは誰だ??
小池も麻生も推せないし第三の候補か?谷垣?

古賀・山崎・加藤氏、麻生氏対抗馬擁立で協議
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080901-4146106/news/20080903-OYT1T00422.htm

 自民党の総裁選日程が正式に決まったことを受け、党内各派は3日、それぞれ会合を開き、総裁選への対応を協議した。いち早く出馬の意向を表明した麻生幹事長の対抗馬を擁立するかが焦点だ。

 古賀派会長の古賀選挙対策委員長、山崎派会長の山崎拓・前副総裁、無派閥の加藤紘一・元幹事長は3日昼、都内で会談した。3氏は、政治理念などをめぐって麻生氏と微妙な関係にあるとされ、対抗馬擁立の是非について協議したとみられる。

 一方、対抗馬に有力視されている小池百合子・元防衛相(町村派)は3日朝、記者団に「いろいろ皆さんと連絡を取り合っている。野球は1人ではできない」と述べ、出馬への意欲を改めて示した。
(2008年9月3日13時39分 読売新聞)

福田首相、GW以降2度辞意漏らす…森氏が慰留
福田退陣・総裁選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080903-OYT1T00181.htm

 福田首相が今春の大型連休以降、森元首相に対して2度にわたり、辞意を漏らし、慰留を受けていたことが分かった。首相の出身派閥の自民党町村派関係者が2日、明らかにした。


 8月21日には、森氏、小泉元首相、安倍前首相の首相経験者3氏と中川秀直・元幹事長が静岡県内でゴルフを名目に会合し、慰留に努めることを確認するとともに、首相退陣後の自民党総裁選への対応などについても協議したという。

 連休前の4月27日の衆院山口2区補選では、自民党候補が敗北。首相は「自らの手で今後、衆院を解散してもいいのか」と漏らしていたともいう。
(2008年9月3日09時12分 読売新聞)

547とはずがたり:2008/09/04(木) 00:53:05
【単刀直言】 森喜朗元首相 自主投票にあらず 「当面静観」だ!
2008.9.3 22:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080903/stt0809032302014-n1.htm

 ここ最近の報道があまりにもデタラメなので断っておきたいが、わが派(町村派)は党総裁選で自主投票を決めたわけじゃない。福田康夫首相が辞意表明をしたのは1日だ。こんな時期に、うちが派の候補者を立てたり、まとまって誰かを推したりすることは避けなければならない。かといって90人近くのメンバーが勝手に動き出したら収まりがつかなくなるでしょ。

 すでに報道をみて、私のところに「誰をやってもいいんですね」と言ってきた議員がいるし、「麻生太郎幹事長の支持を呼びかけているのに自主投票では困る」と言ってきた議員もいる。みんな立場があるから変な記事を捏造(ねつぞう)されると困る。記者魂に反することだよ。

 とにかく自主投票は決めていない。「当面静観」。もっと分かりやすくいえば「謹慎」だな。小泉純一郎元首相も同じ意見だったよ。「森さん、(町村派出身の首相が)4人も続いたのだから今回は気を付けようよ」ってね。

 2日夜の中川秀直元幹事長、安倍晋三前首相たちとの会合での結論もそうだった。「3人でも4人でもたくさんの候補に出てもらい、激しく議論し合ってほしいな」「推薦人が20人そろわない人がいて、手伝いを頼まれたら個々のケースで判断しよう」という話をしただけだ。総裁選告示日が近付き、ある程度候補が出そろったときに改めて誰を応援するか、自主投票にするかを決めることになるだろう。もっともこれは代表世話人の中川君や町村信孝官房長官が考えればよいことだ。

 だから中川君が代表世話人として小池百合子元防衛相に「改革派のチャンピオンとして出なさい」と要請するのは間違いだよ。総裁選でエキサイティングに議論するのはいいことだが、代表世話人としての立場がある。彼女に総裁選への出馬の意欲を持ってもらうために中川君が何かを言わなければならないというのは分かる。しかし、「改革路線を貫徹すべきだ。改革派から誰かが総裁選に出なければいけない」という発言は、わが派の代表の発言としてはふさわしくないな。違いますか?

 小池さん本人が出馬表明するのは構わない。応援する、応援しないとは関係なく、うちの派から手を挙げて「出たい」という者に「君は出てはいけない」といえるような時代ではなくなったからね。でも、うちがグループとしてまとまって「この人を推そう」という行動に出ることは慎むべきだ。麻生さんを推すかどうかだって、今はまだ何も決めない。それはみんなで相談することだ。

 自分の胸の内はまだ言わないけど、私も福田さんもお世話になった人が麻生さんだ。私が「福田さんと率直な話をしてくれ」とアドバイスをしたら、それを聞き入れて幹事長に就任してくれた。そういうことがあるから麻生さんに感謝の念はあるわなあ…。

 私は麻生さんを非改革派だとは思っていない。中川君のいう「改革派」が総裁選に出ることはよいことだけど、改革にもいろいろとあるんだよ。都会にだって田舎にだって改革はある。俗にいう都会的な改革は田舎にとっては一番困るんですよ。郵政民営化だってそうだったでしょ。わが派の仲間だった小泉さんが命がけでやったから協力したけど、郵便局がなくなって田舎の人が困っているのは事実でしょ。

 代表世話人が改革派だと派全体が改革派になるのかな? そんなヒトラーみたいな世の中じゃないんだ。中川君とは親しい仲だから言っているんですよ。奥さんから「あなたのやることはよくないわね」といわれただけで、夫婦関係に亀裂ができると思いますか。

 この年になっておれももうそろそろ辞めようかと計算しているんだ。もうちょっと派閥に関係なく一人でのんびりとやってみたいんだ。1期くらいは…。記者に付け回されてあることないことを書かれるのは煩わしいよ。ちゃんと、しっかり、派としてまとめていってくれるなら、もう喜んで私は辞めますよ。(加納宏幸)
     ◇
 今回の単刀直言は、森喜朗元首相が3日、各社記者団に語った内容です。

548とはずがたり:2008/09/04(木) 02:12:44

【福田退陣】企画「政権崩壊」(下) 分裂恐れすくむ派閥
2008.9.4 01:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080904/stt0809040140000-n1.htm

 「辞意を表明し、さぞ驚かれたと思います。ご期待に十分添えなかったことをおわび申し上げます。ねじれ国会の局面打開のため体制を刷新し、新しい戦力で臨むしかない。総裁選ではぜひ国民がワクワクするようなエネルギーに満ちあふれた自民党の姿を多くの方々に見せてほしい」

 3日午後2時、自民党本部8階ホールで開かれた両院議員総会。首相の福田康夫はサバサバした表情であいさつし、早々に会場を後にした。22日投開票の総裁選はここで事実上の号砲を鳴らした。

 とはいえ、出馬が確実なのは幹事長の麻生太郎だけ。対抗馬として元防衛相の小池百合子、元政調会長の石原伸晃らの名が上がっているが、20人の推薦人確保には至っていない。底流には中選挙区制の名残である派閥主導型政治と、元首相の小泉純一郎が敷いた「開かれた政党」とのはざまで揺れる各議員の葛藤があるようだ。

 「いまは肩慣らしをしてます。いろいろみなさんと連絡を取り合っていますが、野球は1人ではできませんから…」

 3日早朝、小池は東京都品川区の自宅マンション前でにこやかにこう語り、車に乗り込んだ。

 小池は2日夕、後見人とみられてきた元幹事長、中川秀直に総裁選出馬への協力を求めたが、中川の態度はそっけなかった。
 「まず自助努力で推薦人を集めるべきだ…」

 これに奮起した小池は事務所にこもり、若手議員らに次々に電話で協力を要請したが、町村派の同僚議員は元首相、森喜朗らの顔色をうかがい及び腰。1回生の小泉チルドレンからも色よい返事はなかった。80人を超えるチルドレンにもすでにさまざまな触手が伸びていたのだ。
   × × ×
 3日昼、元幹事長の武部勤は1年生グループ「新しい風」の約20人を党本部に集め、こうぶち上げた。
 「自民党への批判は問答無用で強いが、総裁選を通じてピンチをチャンスに変えることができる。われわれ自身が総裁候補になるつもりでマニフェストを作り、権力闘争を政策論争に変えよう!」
 出席者は意気上がり、候補者選定を進めることになった。元少子化担当相の猪口邦子らの名が取りざたされたが、武部を推す声はなく、武部は「どうしておれを推す声が出ないのかな…」と首をひねった。

 同じころ、赤坂のうなぎ店では、元副総裁の山崎拓、元幹事長の古賀誠、元幹事長の加藤紘一が顔をそろえた。新YKKといわれ、先の総裁選で麻生に対抗し、福田を擁立した面々だ。麻生が次期総裁となる可能性が高まっているだけに3人の表情はさえなかった。

 加藤は「福田さんの辞任のイメージが悪すぎる。昨年と同じだ。まさかこんなふうになるとは…」と嘆き、山崎は「(山崎派の)武部が1回生を集めて出馬を狙っているようだ」とぼやいた。古賀は「これからもぜひこういう会をやりましょう」と励まし、3人は結束を確認したが、麻生封じの有効な手だてはいまも見つかっていない。

 山崎派は石原も所属するが、派として石原を擁立すれば、武部らのグループと、麻生支持を鮮明にする前経産相、甘利明らのグループの3分裂になりかねない。山崎が態度を決めかねる理由はここにある。

 他派閥も事情は似たりよったりだ。先の総裁選では派閥領袖はそろって福田支持を打ち出したが、派閥ナンバー2クラスはそろって麻生に走った。領袖は大義名分がなければ、麻生支持を打ち出しにくく、無理に麻生支持を打ち出せば、派閥離反の動きが加速する可能性もある。

 党内からは「これ以上グズグズしていては自民党は終わりだ。誰でもいいから出馬すべきだ。何のための総裁選だ」(中堅)といらだちの声が噴き出し始めている。簡略型の総裁選のあり方に批判の声も上がっており、各派幹部がハンドリングを誤れば、空中分解する派閥も出かねない。
   × × ×
 3日夕、小池は神宮球場のヤクルト対中日戦で始球式を務めた。ボールはベース前でワンバウンド。
 「消える魔球を投げました。でも政界では私はずっと直球です。いまからボールを探しに行ってきます」
 小池はにこやかにジョークを飛ばしたが、その目には闘志がみなぎっていた。(敬称略)
=この企画は石橋文登、大谷次郎、加納宏幸、水内茂幸が担当しました。

549とはずがたり:2008/09/04(木) 02:13:12
>>548

>小池は2日夕、後見人とみられてきた元幹事長、中川秀直に総裁選出馬への協力を求めたが、中川の態度はそっけなかった。「まず自助努力で推薦人を集めるべきだ…」
>これに奮起した小池は事務所にこもり、若手議員らに次々に電話で協力を要請したが、町村派の同僚議員は元首相、森喜朗らの顔色をうかがい及び腰。1回生の小泉チルドレンからも色よい返事はなかった。

>元幹事長の武部勤は1年生グループ「新しい風」の約20人を党本部に集め、われわれ自身が総裁候補になるつもりでマニフェストを作り、権力闘争を政策論争に変えよとぶち上げた。
>出席者は意気上がり、候補者選定を進めることになったが、武部を推す声はなく、武部は「どうしておれを推す声が出ないのかな…」と首をひねった。

>山崎派は石原も所属するが、派として石原を擁立すれば、武部らのグループと、麻生支持を鮮明にする前経産相、甘利明らのグループの3分裂になりかねない。

550とはずがたり:2008/09/04(木) 02:38:51
民主党の支部長が小沢支持しないと外されるかも知れないと恐れてる様な事を公党としてあり得ない!と思ったけど,自民党の場合選挙区が決まってもないのだから下手に動いて比例下位を押しつけられるという危惧は現実のものとしてあるな〜。。

「選挙区が決まらない」…不安募らす小泉チルドレン
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080903018.html

 「一体どうすればいいのか」。福田康夫首相の辞意表明で早期の解散総選挙もささやかれる中、2005年の郵政選挙で初当選した自民党の「小泉チルドレン」のうち選挙区が決まっていない新人議員たちが党の混迷に不安を募らせている。

 「解散総選挙に向け心の準備は怠っていないが、いつになれば選挙区が決まるのか」と、複雑な表情を浮かべるのは第三次小泉内閣で少子化担当相に抜てきされた猪口邦子衆院議員。

 政治学者から転じた前回総選挙では比例東京ブロック1位で優遇されたが、次回は小選挙区での出馬を狙う。昨秋以降、約1400人の新規党員を獲得、小池百合子元防衛相らと女性議員による政策ユニットも結成し執行部に猛アピール。それでも選挙区の決定通知はいまだに届いていない。

 求める総裁像についても「これまでの党への貢献度をきちんと評価できる人」と話し、自分の選挙区を早く決めてほしいとの期待をにじませた。

 大塚拓衆院議員(比例東京)は「選挙区が決まらず、正直焦っている」。同党の丸川珠代参院議員と六月に結婚したことに触れ、「生活の足場を築いたばかりで、何としても勝ち上がらなければならない」。再選への決意は強まる一方だが、「選挙時期もはっきりしない今の状態でどう動くべきなのか」と、揺れる胸中を明かした。

 「突然の辞意表明はあまりに無責任」と憤るのは、単独比例での出馬の意向を示す浮島敏男衆院議員(比例南関東)。「党幹部たちは選挙が強いからいいが、来年の選挙を念頭に一生懸命動いてきた一回生議員はどう対応すればいいのか」と話した。

[ 2008年09月03日 09:52 ]

551とはずがたり:2008/09/04(木) 02:41:48
小池にはそこそこ善戦させて都市部では小池,田舎部では麻生と棲み分け応援遊説出来る体制構築が自民党勝利の鍵かもね。麻生総裁+小池幹事長とかあるかも。

小泉元首相の一声で“反麻生現象”発生も
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/09/03/04.html

 自民党の若手議員からは、小泉純一郎元首相に出馬を望む声が上がっている。2005年の郵政選挙で初当選した1年生議員「小泉チルドレン」の間で、麻生政権では「脱小泉路線」が続き、公認候補からはずされるのではという危機感が高まっているためだ。

 ただ、小泉氏は、昨年9月12日に安倍晋三前首相が辞任を表明した時、告示日の前日でもある翌13日に「100%出ない」と出馬を否定し、福田氏支持を表明。小泉氏の擁立を図っていた小泉チルドレンの有志は断念し、福田氏支持に傾いた。

 小泉チルドレンは総勢80人以上の一大勢力。小泉氏の影響力の大きさは証明されており、自民党関係者は「永田町での最大の関心事は誰が手を挙げるかではなく、小泉さんが何をしゃべるか。ある意味、キングメーカーだ」と話した。

 永田町では既に「小泉さんは小池氏で動く」との話がまことしやかに流れており、情報が少なく選挙基盤がもろい若手議員の間では早くも総選挙での小泉氏応援を期待して小池氏支援に乗り出す動きも出始めた。

 小泉チルドレンを中心とした「国民本位の政治を実現する会」は2日、国会内で会合を開き、総裁選への対応を協議。その後、代表を務める平将明衆院議員らが会見し、「05年の衆院選で有権者に約束した政策を実現してくれる清心な候補者を応援したい」と表明した。麻生氏が一歩リードとみられている中、「禅譲の総裁選になるのであれば、1年生議員の中から候補者を出そうという意見もある」と述べた。現実問題として1年生候補での勝算は厳しいことから、小泉氏の一声で“反麻生”の雪崩現象が起きる可能性もありそうだ。

 一方、自民党実力者周辺からは「今回は小泉さんは静観を決め込む」という話も浮上。いずれにせよ、小泉氏の影に振り回されそうだ。

[ 2008年09月03日 ]

552とはずがたり:2008/09/04(木) 03:11:08

麻生・小池・石原と枠組みは固まってきましたかねぇ。。
後は谷垣とかが出るかどうかかね?

自民総裁選:小池氏推薦人集め急ぐ 石原伸氏も焦点
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080904k0000m010126000c.html

 自民党総裁選で3日、すでに出馬を表明した麻生太郎幹事長と推薦人集めを進める小池百合子元防衛相のほかに、出馬に意欲を燃やす石原伸晃元政調会長ら中堅議員有志が派閥横断で「第3の候補」擁立を目指す動きが始まった。同日、有志議員10人が集まった会合では、石原氏のほか塩崎恭久元官房長官や茂木敏充行政改革担当相らの名前が上がった。一方、出馬に含みを残してきた野田聖子消費者行政担当相は同日、立候補の可能性を否定した。

 麻生氏は、総裁選への立候補を8日に正式表明する。幹事長の職務は5日に笹川尭総務会長に職務を一任し、政権構想づくりなど出馬準備に専念する。

 小池氏は、出馬に必要な20人の推薦人を確保できるかどうかが焦点となっている。

 自民党は3日、両院議員総会を開いたが、総裁選の実施方法を巡り、中堅・若手議員4人から異論が出た。前回同様、地方票を都道府県連に各3票配分した計141票とし、国会議員387票の約3分の1の割合に抑えたことについて、いずれも「党員の意見をより反映させるため、今までとルールが違っても地方票を増やすべきだ」との意見が続いた。

 一方、石原、塩崎、茂木氏ら10人は同日、国会近くに集まり、総裁選への対応を協議。「経済政策を巡り、いわゆる『上げ潮派』と『景気対策派』の争いになっては、自民党が割れている印象を与えるのでよくない。3、4人の候補者が政策論争を行うのが望ましい」との認識で一致。

 派閥単位の総裁選にならないように臼井日出男総裁選管理委員長に申し入れることを決めた。誰を擁立するかについては複数の名前が出たが、石原氏は自らの出馬については言及しなかったという。

 また、小池氏は3日夕、東京・神宮球場でプロ野球の始球式に臨んだ後、記者団に「私はずっと直球勝負。今、ボールを探している」と述べ、推薦人確保を急いでいることを示唆した。小池氏の周辺は推薦人に関し「12、13人は集まった。何とかなるのではないか」との見通しを示した。

 一方、党内最大派閥の町村派は森喜朗元首相、中川秀直元幹事長ら幹部が2日協議し、自主投票とする方向となった。しかし森氏は3日、東京都内で記者団に「派内のメンバーが勝手に動き出したら収まりがつかなくなる。まだ自主投票にするとは決めていない」と述べ、派の対応については総裁選の枠組みが明確になるのを待ちたい考えを強調した。【川上克己】

毎日新聞 2008年9月3日 23時34分(最終更新 9月4日 1時07分)

553とはずがたり:2008/09/04(木) 03:24:41
園田は後藤田と組んで与謝野を引っ張り出そうとしているのか。

与謝野氏が出馬に意欲、若手も独自候補模索…自民総裁選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080903-OYT1T00851.htm

 福田首相の後継を選ぶ自民党総裁選(10日告示、22日投開票)に向けて、3日、与謝野経済財政相(無派閥)の擁立を目指す動きが明るみに出て、与謝野氏も立候補に前向きな考えを示した。


 既に出馬の意向を表明している麻生幹事長の対立候補として、小池百合子・元防衛相(町村派)の擁立を目指す動きに続くものだ。このほか、中堅・若手にも独自候補の擁立を模索する動きがある。

 与謝野氏に対しては、3日までに、園田博之政調会長代理(古賀派)や後藤田正純衆院議員(無派閥)らが、それぞれ立候補を要請した。

 後藤田氏は3日、記者団に対し、「与謝野氏にぜひ立ってほしい」と表明した。

 与謝野氏を推す議員の一人は「総裁選の立候補に必要な国会議員20人の推薦人のめどはついた」と語った。

 与謝野氏は、社会保障の安定などのため消費税率の引き上げは必要というのが持論で、増税先送りを説く中川秀直・元幹事長(町村派)らを中心とする「上げ潮派」とは立場を異にしている。

 これに対し、中川氏は、構造改革路線を堅持する立場から、小池氏の擁立準備を進めた。中川氏は3日、山崎派会長の山崎拓・前副総裁に電話し、山崎派から小池氏の推薦人を出すよう要請した。

 党内最大派閥の町村派は、今回の総裁選で、派として特定の候補を推さない方針を決めている。

 町村派最高顧問の森元首相は3日、小池氏が立候補表明した場合の対応について、「うちの派から手をあげて出たいという者を、出てはいけないと言うことができる時ではない」と記者団に述べ、小池氏の出馬を容認する考えを示した。

 中堅・若手の動きとしては、河野太郎衆院議員(麻生派)が、総裁選への自らの出馬を目指し、党内の若手議員に対し、支持の呼びかけを始めた。ただ、現時点で立候補に必要な推薦人20人を確保するめどは立っていない。

 若手に擁立論がある石原伸晃・元政調会長(山崎派)は、塩崎恭久・元官房長官(古賀派)、渡辺喜美・前行政改革相(無派閥)らと会談し、「3、4人の候補者が総裁選に出て政策論争を展開することが望ましい」との認識で一致した。
(2008年9月4日03時00分 読売新聞)

554とはずがたり:2008/09/04(木) 13:10:30
>>552 >>553
谷垣ではなくて与謝野を出してきたと云う感じか?
推薦人が集まったと与謝野を擁立しようとしてる連中は云ってるみたいだが本当かねぇ?

古賀派会合 与謝野氏の出馬を期待する声も<9/4 0:57>
http://www.news24.jp/117976.html

 自民党総裁選挙は、立候補を表明している麻生幹事長の対抗馬擁立に向けた動きが3日夜も続いているが、誰に収れんするのか、まだ混沌(こんとん)としている。

 出馬に向けて調整している小池元防衛相は3日夜、プロ野球の始球式に出席した後は、都内の自宅に帰った。また、小池元防衛相の後見人的存在で、同じ町村派の中川元幹事長も3日午後8時ごろに自宅に帰ったということで、推薦人を確保する動きは水面下に隠れている。

 一方、3日夜に行われた古賀派の会合では、出席者から与謝野経済財政相の出馬を期待する声が出たという。与謝野経済財政相の周辺は推薦人集めに動いているが、出馬に至るかどうかは不透明。

 このほか、若手議員らも各所で会合を開いており、このほかの候補を模索する動きも続いている。

555とはずがたり:2008/09/04(木) 13:17:57
云ってる側から与謝野確定か。
麻生・石原・小池・与謝野の4人で総裁選ですかね。

【福田退陣】与謝野氏も出馬 石原氏「不退転の決意」 小池氏「環境整いつつある」
2008.9.4 12:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080904/stt0809041214003-n1.htm

 福田康夫首相の後継総裁を決める10日告示の自民党総裁選で、与謝野馨経済財政担当相は4日昼、出馬の意向を固めた。これに先立ち、石原伸晃元政調会長も推薦人が確保できれば出馬する考えを表明し、小池百合子元防衛相も重ねて出馬への意欲を示した。与謝野氏は立候補に必要な20人の推薦人について「めどはついた」(周辺)としており、石原、小池両氏が推薦人を確保できるかが焦点になっている。

 与謝野氏は4日昼、都内で中曽根康弘元首相と面会し、出馬の意向を伝えた。面会後、与謝野氏は記者団の「総裁選に出馬することを中曽根氏に伝えたのか」との質問に対し「もちろん」と答え、事実上の出馬宣言を行った。中曽根氏によると、与謝野氏は「日本の現状や自民党の情勢をみて、今の総裁選ではちょっと寂しい。日本の国家や世界の情勢を考え、しっかり発言する選挙にしないといけない。そういう志をもってやりたい」と理由を語ったという。

 一方、石原氏は午前7時半、地元・東京都杉並区の西武新宿線上井草駅前でマイクを握り「ぜひ総裁選でしゃべる機会を得られるように不退転の覚悟を持って仲間の皆さんと相談し、これから取り組みたい」と出馬への強い意欲を明言。記者団には「声を掛ければ推薦人をやってくれる人が10数人いるが、5人くらい超えなくてはいけない壁がある」と語り、まだ推薦人確保には至っていない現状を明らかにした。

 小池氏は午前10時前、党本部に姿を現すと、待ちかまえていた記者団に取り囲まれた。出馬の意志を問われると「環境が少し変わりつつある。励ましをいただく方が増えてきた」と述べ、推薦人確保への手応えを強調した。また「行政改革、政治改革はセットなので総裁選で政策論争が繰り広げられればいい」との認識に言及。その後、「資産効果で国民を豊にする議員連盟」の会合に出席した。

 すでに出馬表明している麻生太郎幹事長は4日朝、都内のホテルで行われた政財界関係者の勉強会に出席。麻生氏は「複眼的な視点で国家経営を考えないといけない」など経済政策に関する持論を展開した。会合には、与謝野氏も出席したが、発言は一切なかったという。

 党内各派は昼に派閥総会などを開き、総裁選の対応などを協議。ただ、各派では派閥単位の総裁選びを敬遠し、自主投票にする流れが強まっているもようだ。

556とはずがたり:2008/09/04(木) 13:21:34

安倍、塩崎、世耕、山本一太 「チーム安倍」懲りない面々
2008年9月4日 週刊文春
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20080904-01-0702.html

「やっぱり麻生(太郎)さんは幹事長になってよかっただろ。早くから狙うべきだって僕が言ってきたからね。ポストは迷わず獲りに行くのが政治の鉄則なんだよ」
 したり顔で吹聴するのは、安倍晋三前首相だ。今や「死に体」の福田康夫首相に代わって政局も仕切ろうかという鼻息の麻生氏に、陰で指南しているのは「自分だ」と「振り付け役」を自任している、という。
 最近の口癖は「前総理が現総理の足を引っ張ってはいけないので余計なことは言わないが……」。
 そもそも、断りを入れること自体が福田批判だが、
「それも計算の内。早く麻生政権を作って外相で入閣し、首相再登板を狙う気らしい。健康さえ許せば、歴史に名を残せた、と信じ込んでいる」(側近議員)
 という。
 同じように官房長官の地位と権力を忘れられないのが、バラバラだった「チーム安倍」のまとめ役、塩崎恭久元長官である。今でも厚生労働省をはじめとする官僚を、長官気取りで呼びつける毎日だ。
 特に長官としての功績と自負する社会保険庁解体や後期高齢者医療制度にはこだわりがある。
 ある会合で「私はやることはやった。今の官邸は甘い」と熱弁を振るったところ、苦りきった大島理森国対委員長から「君が言うな」とたしなめられてもいる。
 それでも懲りずに、首相補佐官だった世耕弘成参院議員らと「国民の安心を実現し、政治への信頼を取り戻す会」(リゲインの会)を作って次々に官僚に注文する。会の名前自体、「チーム安倍」の面々が名乗るのはしゃれにもならないが、本人たちは大真面目だ。
「安倍応援団」をアピールしながら「チーム安倍」に入れてもらえなかった山本一太参院議員は、いつの間にか「福田シンパ」に転向し、外務副大臣の座を掴んだ。
 しかし、アフガニスタンでのNGOメンバー拉致殺害事件では、外務省対策本部長として張り切ったものの、「解放」の未確認情報を誤発表して、結果的に伊藤和也さんの関係者をぬか喜びさせてしまった。記者会見や棺の出迎えなど、テレビに映る機会が多いのも、アピールではないのか、と勘ぐられている。
「チーム安倍」の面々は、今も反省は皆無の様子。「俺が」「私が」の自惚れは相変わらずで、バラバラなのも当時のままだ。

557たかし:2008/09/04(木) 17:12:52
こう毎年総裁選あるんじゃーなんだかーむなしい。解散したほうがよくねー。候補者にバッグがついてる総裁選なんかつまんねー。

558いなばやま:2008/09/04(木) 18:02:20
>>557
1度目は悲劇、2度目は喜劇というあの人の言葉を引くまでもなく今回の総裁選は冷静に見るとまさに空騒ぎ

安倍、福田の2人が政権を投げ出したのは資質もあるけど「ねじれ」(民主国家では当たり前のことで嫌いな言葉だが)
という構造的な問題に対応できなかったから

総主流派体制だった福田でだめだったから「古い自民」に戻るか、野党を埋没させるコペルニクス的な変革に打って出るしかない
そこまで突き詰める総裁選なら党に亀裂が入って選挙どころじゃなくなる。
所詮見栄えのいい神輿選んで衆院選を乗り越えようという浅はかな狙いがみえみえ、でもそんな目くらましにだまされる人が多いのがもっと悲しい

559いなばやま:2008/09/04(木) 18:07:26
再選したい議員にとって最後の頼みの綱である今回の総裁選

個人的には総裁選がどんなに盛り上がろうと次期衆院選後の特別国会で首班指名選挙に参加しないであろう
たいぞうやスーパーのおっさん、東京7区のマッちゃんらの動向に注目しています。

560名無しさん:2008/09/05(金) 10:46:12
麻生  麻生派 伊吹派 町村派森最高顧問、安倍前首相ら幹部 中川酒 鳩山邦夫 甘利
与謝野 派閥ぐるみはなし 財政再建路線に賛同者ら 古賀派の谷垣 園田 津島派の後藤田ら
小池  小泉路線派  小泉チルドレン女性議員 中川女ら上げ潮派
石原  山崎派の一部(新参者の派閥乗っ取りに拒否反応あり)党内政策新人類議員グループ

津島派 古賀派 高村派 二階グループは 小泉構造改革路線維持派の 小池や石原へは与しないだろう。
津島派は政策的に与謝野へのシンパが多いか  古賀派もかなり与謝野シンパ多し
高村と二階グループは勝ち馬を見極めるだろう。

麻生、与謝野の決選投票はどうなるか  ひよっとして、反麻生で立候補した石原票は与謝野支持へ
上げ潮成長派の小池票はどこへいくのか バックにいる中川女の意向が働くだろうが、やはり町村派の縛りが効いて麻生へか。

決選投票の結果は まさに 神のみぞ知る哉

561とはずがたり:2008/09/05(金) 12:41:54
お調子者の一太なんか誰が支持するんだ?
石原も青木なんかにあってどうするんだろねぇ。
小池の推薦人集め難航はやらせの一環か?

自民総裁選混戦模様に、麻生氏「立ち止まること許されない」重ねて出馬表明
2008.9.5 11:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080905/stt0809051152005-n1.htm

 福田康夫首相の後継総裁を決める自民党総裁選(10日告示、22日投開票)は5日午前、棚橋泰文元科学技術担当相、山本一太外務副大臣も出馬の意向を表明し、総裁選は混戦模様となる可能性が強まってきた。

 すでに出馬の意思を固めている麻生太郎幹事長は同日午前、記者会見し、「ここで立ち止まることは許されない。私に課せられた使命は大きなものだ。国内の景気回復、国民の不安一掃を総裁選で訴えていく」と出馬の意向を重ねて表明した。これに先立つ臨時役員会で麻生氏は幹事長を辞任、権限を細田博之幹事長代理に委嘱した。

 すでに「日本の底力」と題した政権公約づくりを進めており、経済活性化のための重点政策を3年間集中して実施することなどを掲げる方針だ。先に政府・与党がまとめた総合経済対策の着実な実施を目指し、所得税・住民税の定額減税や規制緩和推進などを盛り込む。

 また、年金制度改革をめぐって、麻生氏は基礎年金部分の全額税方式の導入を主張してきたが、大幅な増税が必要となることから公約には盛り込まず、消費税について「安定的な財源確保のため国民的議論を進める」と記述することにとどめる。麻生氏は8日の出馬会見で公表する考えだ。

 小池百合子元防衛相は5日午前、東京・羽田空港にで「総裁選は分厚い、幅広い論戦になるのではないか」と語った。ただ、立候補に必要な推薦人については「いろいろ切り崩しなどにあったり、少し雲が立ちこめてきた」と述べた。

 石原伸晃元政調会長は東京・杉並区の自宅前で、「総裁選に立候補したいという話をしてきたが、(所属する山崎派会長の)山崎拓元副総裁の判断を聞き、そして私の思いを改めて伝えたい」と語った。石原氏はこの後、国会近くで青木幹雄前参院議員会長と会談した。

 一方、与謝野馨経済財政担当相は閣議後の記者会見で「私の考えを全面的に出し、政策実現へ努力したい」と語った。また、山本氏は党本部で記者会見し、中堅・若手議員による勉強会「プロジェクト日本復活」で推薦人が確保できれば、議員定数削減などを公約に自らが出馬する意向を表明した。山本氏は同日午前、外務副大臣を辞任した。棚橋氏も同日午前の会合で「若い世代代表として戦えるように力を貸してほしい」と訴えた。

562とはずがたり:2008/09/05(金) 13:33:13
青木はほんま自派の総裁立候補者潰ししかしんねぇ。
石原は森のケツ舐めてどうしようってんだ?まぁ推薦人集めの協力を了承ってのは森の場合,頑張ってやってみろ,邪魔はせんと云うくらいやろうけど
与謝野と麻生は相互のしこりが残るぐらい徹底的に批判し合って決裂して総選挙後与謝野が行政改革で新党つくる流れになって欲しいってのが俺の妄想だが。

自民総裁選:4人の出馬固まる 若手も擁立を模索
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080905k0000m010159000c.html

 福田康夫首相の後継を選ぶ自民党総裁選(10日告示、22日投開票)で、麻生太郎幹事長(67)、小池百合子元防衛相(56)、与謝野馨経済財政担当相(70)、石原伸晃元政調会長(51)がそれぞれ出馬することを決めた。麻生氏は景気回復を重視の立場を鮮明にし、今後3年間で減税などの政策を集中的に進めることを打ち出す方針。また、棚橋泰文元科学技術担当相(45)が立候補を目指し推薦人集めに乗り出した。総裁選は既に立候補を固めた4氏を軸に、さらに出馬を模索する動きも出てきている。

 麻生氏は8日に正式に出馬会見を開き、政権構想を明らかにする。素案のタイトルは「日本の底力−強くて明るい日本をつくる」。経済分野では、政府・与党が先に合意した所得税・住民税の定額減税のほか、設備投資減税などを盛り込んでいる。11年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を黒字化する政府方針を事実上凍結する内容で、財政再建を重視する与謝野氏らとの論争が活発に展開されそうだ。

 年金改革については「安定的な財源を確保する」と記すにとどめた。麻生氏は基礎年金の財源をすべて税金でまかなう「全額税方式化」を唱えてきたが、消費税率の引き上げが必要なことから盛り込むのは見送った。

 石原氏は4日、党内最大派閥の町村派(88人)で最高顧問を務める森喜朗元首相と東京都内で会談。「自民党のため、日本のため出馬する決心をした」と立候補の意思を伝えた。石原氏は森氏から出馬に必要な党所属国会議員20人の推薦人確保に向けての協力を取り付けた。石原氏が所属する山崎派は、山崎拓会長が野田毅元自治相ら幹部と会談し、派として自主投票とする意向を固めた。

 このほかには、棚橋氏が4日夜、都内で記者団に「次時代に責任を持てるのは30代、40代の政治家。自民党の世代を変えるため仲間と頑張りたい」と、出馬を目指す考えを表明。中堅・若手の勉強会「プロジェクト日本復活」でもメンバーの山本一太副外相の擁立論が出た。党内第2派閥の津島派(70人)でも同日、若手議員を中心に独自候補の擁立を模索する動きが表面化。石破茂前防衛相(51)の名が挙がっているが、同派実力者の青木幹雄前参院議員会長が同派からの候補擁立に否定的で、派としての擁立は不透明な状況だ。

 伊吹文明財務相が会長を務める伊吹派(28人)は役員会で、麻生氏支持を決めた。【川上克己】

毎日新聞 2008年9月5日 2時30分(最終更新 9月5日 8時54分)

563いなばやま:2008/09/05(金) 14:00:03
あと谷垣と野田聖子も出てほしいところ
それだけでれば、ばらばら感まんてんになるんだけどなぁ
この2人を含め有力候補は今度の総裁は短命と見て出てこず、テレビ好きの軽量級ばっかり

564とはずがたり:2008/09/05(金) 14:05:53
>テレビ好きの軽量級ばっかり
ですな〜w一太なんかも出ようとしてるみたいだし。
麻生除いて石原も小池も与謝野も東京ってのは顔見せして小選挙区対策ってのもあるのかもしれません。
谷垣は財政規律派として今回は与謝野に譲る感じですかね。
テレビ好きの軽量級の河野太郎は麻生派だし出たくても出れないか。

565あかかもめ:2008/09/05(金) 14:15:01
小池は結局出るんですかね。

こいつが埋没すると盛り上がりに欠けると思うんだがなぁ。

まあ、どの道、高支持率で解散されたら政権は失わずに済むだろうが・・・

566とはずがたり@昨晩は運転中で失敬しました:2008/09/05(金) 15:14:09
>>565
出ると思いますけどねぇ。
中川(シャブ)が森から動くなと釘を刺されているのでまずは小池に自分で人を集めろと云ってんだと思いますけど足りなかったらなりふり構わず動くと思われ。

或る程度支持率は高まるでしょうけど麻生で人気が上がるとは思えないんですけどねぇ。どこがいいんでしょ?
地方の実業家のゲスで下賎で卑しい感じしか受けないんですけどねぇ。受け狙いで色々メンバー構成に配慮するんでしょうけど。
また民主も解散後の1ヶ月の論戦で徐々に支持率が上がって行くタイプなんで少々強気になって解散して貰わないことには始まらないので支持率上がるのはそれはそれで仕方がないんじゃないですか?

567とはずがたり:2008/09/05(金) 16:13:20

若手や中堅が挙手次々 津島派に擁立の動き 自民総裁選
http://www.asahi.com/politics/update/0905/TKY200809050172.html
2008年9月5日14時1分

 福田首相の後継を選ぶ自民党総裁選(10日告示、22日投開票)に向け、中堅・若手議員の間で「第5の候補」を模索する動きが活発になってきた。第2派閥の津島派でも5日、中堅・若手が派内から独自候補を擁立する方向で最終調整に入った。

 今のところ立候補が固まっているのは、麻生太郎幹事長(67)、与謝野馨経済財政相(70)、小池百合子元防衛相(56)、石原伸晃元政調会長(51)の4氏。

 津島派の石破茂前防衛相(51)は5日午前、派内の中堅・若手十数人を前に「出馬したい」と立候補の意欲を表明。これに先立ち、記者団に対し、外交・安保政策や都市と地方の格差問題を挙げて「いま議論すべきは経済政策だけではない」と語った。

 津島派は過去2回の総裁選で候補者を立てていない。今回も派閥全体としては自主投票となる公算が大きいが、中堅・若手からは「候補者を立てるべきだ」との声が強まっている。派内では他に額賀福志郎前財務相(64)も立候補の可能性を探っていたが、難しそうだ。

 参院議員の山本一太外務副大臣(50)も同日、会見を開いて「マニフェストを抱えて候補者を擁立すべきだと議論を重ねてきたが、最終的に私が立候補を目指したい」と表明した。竹中平蔵元総務相が顧問を務め、河野太郎衆院議員らが参加する「プロジェクトJ(日本復活)」の支援を受け、推薦人集めを始めるが、20人確保のメドは立っていない。

 党内の派閥横断の中堅・若手でつくる「改革加速議員連盟」会長の棚橋泰文・元科学技術担当相(45)も同日の議連の会合で「自民党に欠けているのは世代交代のダイナミズムと、国民の気持ちをくみ取ることだ」と改めて立候補を目指す考えを示した。

 こうした動きに小池氏は5日朝、記者団に「昨日は青空も見えていたが、切り崩しにあったりして少し雲が立ちこめてきた」と警戒する。

 一方、麻生氏は同日、幹事長の職務権限を細田博之幹事長代理に譲る手続きをした。麻生氏は会見で「私に課せられた使命は大きなもので、景気の回復、国民の不安の一掃を訴えていかねばならない。それに向かって指導力を発揮しなければならない」と強調。政権公約のとりまとめなど、立候補に向けた準備を加速させる考えだ。

 また、石原氏が所属する山崎派会長の山崎拓元幹事長は5日の同派総会で、自主投票とする考えを示し、「同志が立つなら、できるだけ配慮してほしい」と石原氏への配慮を求めた。石原氏は記者団に「会長に『ぜひ立候補させていただきたい』と話し、会長から『頑張ってください』と言われた」と述べ、正式に立候補を表明した。

 与謝野氏は同日の会見で「総裁選に出馬して、私の考え、私と同じような考え方をしている方々の主張を前面に出して、党や国の政策として実現するよう努力することは自分の責任だ」と、改めて意気込みを語った。

568名無しさん:2008/09/05(金) 18:28:47
>>自民は前回の小泉劇場の再来を狙いたいんだろうけど

異常な総選挙が2度続いたら 国が滅ぶよ。
そう、党から郵政民営化異議あり議員を追放し刺客劇場型選挙は
解散後に始まり選挙当日までおさまらなかった。
今度の自民の総裁がどんなテーマで刺客劇場型選挙を演じるというのかな。
選挙前に自民党は分裂させるのかな。
今度の総選挙で野党が自民党内の乱闘に埋没することは絶対にありえない。

総選挙の争点は 自民に政権担当能力があるか 2代続けて政権を放り投げた無責任政党にその資格無し
次に政権交代の是非は 政権マニフェストでどちらが国民の支持を得られるか
05のようなワンイッシュの国民投票的投票にはならない。
民主は国の統治機構の改革(官僚支配内閣から国会内閣制へ)抜本的地方分権改革、消えた年金5000万件の解決や
後期高齢者医療保険制度廃止を含む社会保障制度抜本改革など明らかだが
自民は 誰が総裁になるかで変わるというだから呆れるばかり。
麻生なら景気回復のために財政出動経済対策、与謝野なら増税による財政再建策、小泉構造改革継承派は格差拡大させても自由競争と規制緩和を加速させるそうな。
自民は バラバラ政党を 総裁選で見せつけているんだな。
福田の麻生禅譲密約と政権放り投げ無責任批判の目くらましに必死に総裁選の乱戦を演出しているよ。

小池を第二のコイズミにメディアに仕立てさせるのかと思ったが、党内では予想以上に この女を毛嫌いしている議員が多いらしい。
この女の経歴をみればそうだろうな。 野党を渡り歩いて、いつの間にか時の権力者に取り入るにたけた卑しい輩なんだね。
だから、一太や棚橋まで無理に出ようとしているんだろうな。

第二のコイズミは出来ないし、劇場型選挙は絶対にない。

民主は アメリカの大統領選挙の党地方大会の時のように、小選挙区毎に代表選選挙期間中に党員サポーター中心の国民集会をやればよい。
民主の挙党一致の政権政策をアピールし、自民のバラバラ分裂総裁選の実態を暴いてやればよいだろう。

569とはずがたり:2008/09/05(金) 21:54:36
>>568
あんときは冷静な政策論争が隠された異様な雰囲気でしたもんね。
武部が郵政民営化に関する国民投票だと殊更厳粛な顔で記者会見してるのみてやべぇと思いましたが民主はなすすべ有りませんでしたねぇ

あれだけ云ってた小池が出れないと面白いんですけど,流石に20人は集められますよね。。

>>560
決選投票に小池が残らなかったとして小池票が正反対の政策の麻生に行くとも思えませんがねぇ。決選投票に残る面子次第か?

570とはずがたり:2008/09/06(土) 01:34:49
拓は何を思いあがっとるんだ?

「反麻生」「親麻生」どっちが得策? 同郷大物 ハムレット 山崎氏、古賀氏前回は包囲網
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000009-nnp-l40
9月4日7時5分配信 西日本新聞

 10日告示の自民党総裁選に麻生太郎幹事長(衆院福岡8区)が早々と立候補表明する中、同じ福岡県選出の古賀誠選対委員長(同7区)と山崎拓前副総裁(同2区)の対応に注目が集まっている。2日の緊急執行部会で「麻生氏支持」を決めた福岡県連幹部は3日、上京し、両氏と会談。県連の意向を伝えたが、古賀氏は激怒。山崎氏もそっけない態度に終始した。昨年の総裁選で「麻生包囲網」を主導した両氏にとって、次期衆院選が迫る今回は対応次第で自らの政治生命に直結しかねないだけに、厳しい決断を迫られている。

■判断次第で内紛も

 「こんなときに、そんな話をするな」。3日昼すぎ、東京・自民党本部の選対委員長室。福岡県連の新宮松比古会長(県議)が県連決定を切り出したとたん、古賀氏の怒鳴り声が響いた。会談後も古賀氏は「こっちが生きるか死ぬかをやっているとき、あんなことを言いに来るなんて」と怒りが収まらない様子。普段は報道陣に冷静に対応する古賀氏だけに、よほど腹に据えかねていることをうかがわせた。

 新宮会長は山崎氏にも県連決定を伝えたが、「県連としては当然だろう。理解はする」とつれなかった。その山崎氏は2日、親しい議員にこう漏らしたという。「俺(おれ)がいま麻生氏を支持すれば(総裁選は)無投票になるだろうなあ」。麻生氏支持か、対立候補擁立に動くか‐。苦悩がにじむ。

 古賀、山崎両氏は3日、加藤紘一元幹事長を交えて会談。麻生氏とは政治理念などで距離があるとされる3人だけに、永田町では対立候補擁立に向けた話し合いとの憶測も呼んだ。

 福岡県連では、安倍晋三前首相の辞任に伴う、昨年9月の前回総裁選で麻生氏支持の地方議員と福田康夫氏支持の古賀、山崎両氏ら国会議員が対立。国会議員側が求めた党員・党友による予備選を県議主導の県連執行部が取りやめ、県連の持ち票3票を麻生氏に投じた経緯がある。

 同県連にとって、麻生総裁誕生は「広田弘毅以来、約70年ぶりの福岡県からの首相輩出」(新宮会長)につながるだけに、両氏が再度「反麻生」で動けば内紛が再燃しかねない。

 古賀氏に近い県議は「麻生総裁を阻止するような行動は、周囲の理解を得られない」。山崎氏に近い県議も「前回総裁選では支援者からの突き上げが相当あった。今回反対に回れば次の選挙を戦えない」と話した。

=2008/09/04付 西日本新聞朝刊=

最終更新:9月4日9時56分

571とはずがたり:2008/09/06(土) 02:31:00
現状ではどう無理なんですかね?目減りが予定されてて5.5兆円の埋蔵金など無いと云う感じか?

厚生年金保険料:「企業分を5年程度免除」…自民・麻生氏
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080906k0000m010161000c.html

 自民党の麻生太郎幹事長は5日、名古屋市で講演し、厚生年金保険料の企業負担分を5年程度免除し、高齢者やフリーター100万人の雇用を創出する構想を明らかにした。約5.5兆円の積立残高がある厚生年金基金を活用し、企業負担分を肩代わりするという。麻生氏は「高齢者らはもらう側から税金を払う側になる」と語った。この構想について厚生労働省幹部は「厚生年金の現状を分かっていない発言で実現は考えにくい」と批判した。

毎日新聞 2008年9月6日 1時05分

572とはずがたり:2008/09/06(土) 02:46:25

低レベルのドタバタ劇見せられる国民は平気なんかねぇ。。

選挙近いし…露出狙って候補者続々 自民総裁選
http://www.asahi.com/politics/update/0906/TKY200809050354.html
2008年9月6日1時37分

 自民党総裁選レースに意欲を示す議員が後を絶たない。4日に意欲を見せた棚橋泰文・元科学技術担当相(45)と同様、若手議員の結束を訴える山本一太参院議員(50)も5日名乗りを上げた。推薦人確保のあてがない意欲表明は売名行為と紙一重でもある。

 ある若手議員の秘書は、支持者からの問い合わせに驚いた。議員から「総裁選に出ます」というメールが届いたというのだ。本人に意欲はあるようだが、立候補に必要な20人の推薦人を確保したという話は聞いていない。どういうことなのか、議員に問うと答えが返ってきた。

 「選挙も近いし、名乗りを上げれば露出が増えるから」

573名無しさん:2008/09/06(土) 12:56:01
>>567

なんだかんだいったって一か月メディアジャックされて人気者の麻生が選出されれば支持率は回復しますよ。
低く見積もって60%前後だと思ってます。

事実、共同通信の世論調査を見てるとその兆候は早くも出てますから・・・

それだけ高い支持率の総理大臣を結果も出さないうちから退場させるなんて選択するなんてどう考えてもあり得ないでしょう。

ただ、選挙戦になればある程度はイーブンになるとは思うけど形成を再び逆転できるとは思えない。

過半数ギリギリで与党が逃げ切ると見てます。

574あかかもめ:2008/09/06(土) 12:57:03
>>573は俺です。

575とはずがたり:2008/09/06(土) 13:34:18
>>573-574
麻生人気で其処迄引っ張れますかねぇ?
>過半数ギリギリで与党が逃げ切ると見てます。
自民220公明25民主210社共15国民5他5ぐらいは十分ありそうな結果ではありますけど。。

576名無しさん:2008/09/06(土) 15:21:50
610 名前:無党派さん :2008/09/06(土) 14:09:00 ID:vLKbxJkH
首都圏の人しか聴けないと思うけど
讀賣傘下のラジオ局で 「ラジオ日本」という局があるんだ。
以前は「ラジオ関東」って言ってた局だけど。

深夜で ミッキー安川という変なタレントが司会を務める番組があって
そこでいろいろな政治の問題も扱ってるんだけど
2年くらい前までは 司会者の安川の言動も 
視聴者から送られてくる電話・ファックス・メールの内容も
そのほとんどが自民支持的なものだった

それが2年前くらいから
司会者の安川も 自民を批判する言動が目立って来て
視聴者からの声も 民主より自民を批判・非難する内容のものが 半数以上を占めるようになった。

昨晩なんて
自民の今回の総裁選の立候補劇を
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


611 名前:無党派さん :2008/09/06(土) 14:09:00 ID:j/64OR0H
>>602
今日の関テレで宮崎哲弥が言ってたけど、
与謝野、自民党の調査では、いま選挙やったらアウトと出たらしいよ。

コイズミ時代と 若者層の意識が全く変わってしまっていることだよ。若者層も白けきっているね。
自民総裁選のメディア扇動茶番劇は見透かされているな。
与謝野の増税論では総選挙は戦えない 麻生では密約説がやっぱりになるし
この二人では 安倍福田続けての政権放り投げ無責任政党に政権担当資格なしの 野党攻撃を全くかわせない。
ご祝儀相場の支持率が上がっても、1ヶ月しか保たないよ。

577とはずがたり:2008/09/06(土) 18:37:19
一太は勿論石破や石原なんかも売名だろ。地元で演説して選挙区固めしてんじゃねーよヽ(`Д´)ノ

自民総裁選「後発組」も懸命アピール…売名行為批判も
2008年9月6日(土)14:51
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20080906-567-OYT1T00372.html

 福田首相の後継を選ぶ自民党総裁選(10日告示、22日投開票)に立候補を表明した議員らは6日午前、テレビ出演や街頭演説などをこなし、自らの政策をアピールした。

 5日に立候補表明した石破茂・前防衛相(51)は読売テレビ番組で「地方と都会の格差を是正する」などと訴えた。選挙戦については「本命と言われたことは一度もない。損得抜きに(推薦人などを)やるという人がいてくれたことは感激だ」と劣勢を認めた。

 その後は、地元の鳥取県内で街頭演説を重ねた。

 与謝野馨経済財政相(70)は、都内の事務所で公約づくりを進めた。自宅を出る際、記者団に「(候補者は)それぞれ持ち味があるから、いろんな議論を国民の前で展開できるのではないか。一生懸命議論したい」と意気込みを語った。テレビ出演の要請は、「公約をまとめる前に政策を質問されると困る」(陣営)と断ったという。

 小池百合子・元防衛相(56)は6日昼、横浜市内で記者団に対し、「経済の成長を続けていかなければいけない」と、「上げ潮派」の経済政策を訴えていく考えを強調した。

 麻生太郎幹事長(67)と石原伸晃・元政調会長(51)は、後援会関係者との会合や地元での行事に出席するなどして準備を進めた。

 一方、出馬の意向を表明している山本一太参院議員(50)と棚橋泰文・元科学技術相(45)は、10日の告示までに推薦人20人を確保するため全力を挙げる構えだ。山本氏は6日朝のTBS番組で、出演者に「売名行為と思われかねない」と批判され、「本気で総裁になるつもりだ。派閥の締め付けも軽くなっているから、これだけの人が出た」と反論した。

 棚橋氏は岐阜県養老町で演説し、「なかなか(各派閥の)締め付けが厳しくて出られるか出られないか分からない」と語った。

石破氏、総裁選意欲 「推薦人集まれば逃げない」
2008年9月5日(金)15:55
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/e20080905002.html?C=S

 福田康夫首相の後継総裁を決める自民党総裁選(10日告示、22日投開票)は5日午前、石破茂前防衛相を擁立する動きが所属する津島派の若手議員などから強まった。石破氏は同日、記者団に「一緒にやろうとしている人が20人いれば、私は逃げない」などと語った。石破氏に加え、棚橋泰文元科学技術担当相(津島派)、山本一太外務副大臣(町村派)も同日の会合などで相次いで出馬意向を表明しており、総裁選は乱立模様となりつつある。

 出馬を決めている麻生太郎幹事長(麻生派)は5日午前の記者会見で「ここで立ち止まることは許されない。私に課せられた使命は大きなものだ。国内の景気回復、国民の不安一掃を総裁選で訴えていく」と改めて出馬の意向を表明した。これに先立つ臨時役員会で麻生氏は幹事長を辞任、権限を細田博之幹事長代理に委嘱した。


 すでに「日本の底力」と題した政権公約づくりを進めており、経済活性化のための重点政策を3年間集中して実施することなどを掲げる方針だ。先に政府・与党がまとめた総合経済対策の着実な実施を目指し、所得税・住民税の定額減税や規制緩和推進などを盛り込む。麻生氏は8日の出馬会見で公表する考えだ。


 一方、山本氏は党本部で記者会見し、中堅・若手議員による勉強会「プロジェクト日本復活」を中心に推薦人が確保できれば、議員定数削減などを公約に自ら出馬する意向を表明した。山本氏は同日午前、外務副大臣を辞任した。棚橋氏も同日午前の自民党若手らによる「改革加速議連」の会合で「若い世代代表として戦えるように力を貸してほしい」と出馬への支持を訴えた。


 出馬を決めている小池百合子元防衛相(町村派)は5日午前、東京・羽田空港で「総裁選は分厚い、幅広い論戦になるのではないか」と語った。すでにめどをつけている推薦人については「いろいろ切り崩しなどにあっている」と述べた。

578とはずがたり:2008/09/06(土) 21:18:42

引き抜きに裏切りに全然爽やかではない総裁選ではないか。
苦労してる方が出馬できた時に人気でたりするとでも思ってるのかね?

小池氏、伸晃氏は切り崩し工作に苦慮…自民党総裁選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080906-OHT1T00077.htm

 自民党総裁選(10日告示・22日投開票)が乱戦模様となってきた。5日、石破茂前防衛相(51)が立候補を表明した。ほかにも、棚橋泰文元科学技術担当相(45)、山本一太前外務副大臣(50)が出馬に意欲を見せたが、2人とも立候補に必要な推薦人20人を確保できていない。本命の麻生太郎幹事長(67)を軸としたレースは、7人が手を挙げる「お祭り」状態。党内では各候補の推薦人の切り崩し工作が激化するなど駆け引きが続く。

 総裁選へ向け、すでに推薦人20人を確保していた小池百合子元防衛相(56)、石原伸晃元政調会長(51)は5日、そろって推薦人の切り崩し工作にあっていることを告白、苦しさをのぞかせた。

 この日、講演のため北海道へ飛んだ小池氏は状況を天気に例え「切り崩しもあって、少し雲が立ちこめているかな」と表現。午後になって「天気は時々曇りますが、大体は晴れています」と笑顔を見せた。一方、伸晃氏はこの日、派閥の山崎拓会長に「ご迷惑をおかけしますけども立候補させていただきたいと思います」とあいさつ。だがその後、記者団に対し一度はそろった推薦人が減ったことを明かした。

 候補者乱立、多数派工作、裏切り。混迷となっている総裁選。小池氏も伸晃氏も、今週中に出馬会見を行うはずだったが断念する羽目に。告示日の10日まで推薦人争奪戦は続きそうだ。

(2008年9月6日06時02分 スポーツ報知)

579とはずがたり:2008/09/06(土) 21:23:15
石破は確保,山本は6人

石破前防衛相も参戦…自民党総裁選「七人の侍」が「乱」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080906-OHT1T00078.htm

 自民党総裁選(10日告示・22日投開票)が乱戦模様となってきた。5日、石破茂前防衛相(51)が立候補を表明した。ほかにも、棚橋泰文元科学技術担当相(45)、山本一太前外務副大臣(50)が出馬に意欲を見せたが、2人とも立候補に必要な推薦人20人を確保できていない。本命の麻生太郎幹事長(67)を軸としたレースは、7人が手を挙げる「お祭り」状態。党内では各候補の推薦人の切り崩し工作が激化するなど駆け引きが続く。

 石破氏は5日夕、東京・永田町の自民党本部で出馬会見を行い「第5の候補」として名乗りを上げた。同氏が所属する津島派はこの会見に先立った午後の幹部会で「出馬は歓迎するが、対応は個々人に任せる」との自主投票の方針を確認したが、石破氏は「現時点で(出馬に必要な)20人の名前をいただいている。派閥外の人も無派閥の人もいる」と明言した。

 先行する麻生氏ら4陣営に加え、石破氏が参戦したことで、総裁選は候補者が乱立する展開となったが、勝負度外視とも取られかねない「総裁候補」を目指す議員は後を絶たない。

 この日、棚橋元科技相と山本前副外相が出馬の意欲を相次いで示した。が、両氏とも20人の推薦人を確保できる見通しは立っていない“見切り発車”だ。

 構造改革路線の堅持を主張する棚橋氏は若手議員らで構成する「改革加速議連」の会合で「若い世代代表として戦えるように力を貸してほしい」と出馬への支持を訴え、その後、推薦人依頼のため衆参両院の議員会館を駆け回った。

 勉強会「プロジェクトJ」の一員の山本氏は、外務副大臣を辞職し、党本部での記者会見に臨んだ。政策を発表したが、推薦人は6人にとどまっていることも明らかに。推薦人集めに奔走している。

 「お祭り」化してきた総裁選。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「党内の派閥機能は小泉元首相が一度壊し、昨年の総裁選で復活の兆しを見せた。今回は各派閥が推した福田首相が無責任な辞め方をしたことで、派閥の締め付けが効かなくなり、無秩序になった」と乱戦の背景を探る。この日、津島、古賀、山崎の各派は自主投票を決めた。

 小沢一郎代表の無投票3選が濃厚な民主党代表選に対抗し「開かれた総裁選」を強調する自民党にとって、メディアの話題を独占する展開はシナリオ通り。一方で「衆院選が秒読みだから出馬が半ば“売名”の場となっている」(野党関係者)と厳しい見方もある。

 乱戦模様で伊藤氏は「『麻生本命』に変わりはないが、候補者乱立で票がバラつけば決戦投票になる可能性もある」と予想。総裁選は、全体の票数の過半数を獲得できなかった場合は上位2人による決戦投票を国会議員だけで行う。「党内で敵が多い麻生氏は1回目の投票で勝つ戦略を視野に入れる必要が出てくる」と語った。

(2008年9月6日06時02分 スポーツ報知)

580とはずがたり:2008/09/06(土) 21:31:49
>>579
議員板で見付けた。あってるのかな?選挙強そうなんて書かれてるけど強いのは河野太郎ぐらいじゃないか?

45 名前:無党派さん[] 投稿日:2008/09/06(土) 19:38:02 ID:QmdNVNjb
171 :無党派さん:2008/09/06(土) 00:25:36 ID:sDGWLFMq
山本一太の推薦人w
神奈川 河野太郎衆院議員 埼玉 柴山昌彦衆院議員 神奈川 亀井善太郎衆院議員 滋賀 上野賢一郎衆院議員 埼玉 田中良生衆院議員 神奈川の山内康一衆院議員


選挙強そうな推薦人そろってるね
一太推薦しても独自色強い議員ばかりだから選挙には影響なさそう

581とはずがたり:2008/09/06(土) 21:33:41

総裁選で一致できない"政策ユニット"って何なんだ?( ゜д゜)、 Peッ

猪口氏後押し、ゆかり氏微妙…小池氏出馬に温度差
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080904-OHT1T00089.htm

 小池百合子元防衛相(56)と政策ユニットを組む猪口邦子元少子化担当相(56)と佐藤ゆかり衆院議員(47)。しかし、小池氏の総裁選出馬については、微妙な温度差をうかがわせた。

 猪口氏は3日、「小泉さんの再登板はないと思っている。考えを受け継いでいる方に立候補してほしい」と語り、「小池先生の意向も確認しなければ」とユニット仲間を後押しする気持ちをのぞかせた。

 一方、ゆかり氏は「女性議員が候補に出る環境が、自民党内で整ったことはよいこと」としながらも、小池氏への支持は明言せず。「最初に結論ありきというのが、一番よくない。活発に意見を交わしたうえで、党員の意見を聞きながら(誰を推すか)選択したい」と話すにとどまった。

(2008年9月4日06時03分 スポーツ報知)

582とはずがたり:2008/09/06(土) 21:38:53
>乱戦模様のあおりで20人の推薦人集めに追われ、肝心の政策論議は低調という本末転倒の展開となっている。本命視される麻生太郎幹事長(67)はすでに政権構想の素案をまとめたものの、派閥横断的な支持を期待して、「消費税率10%」など持論の多くを封印する予定だ。「政策論争を通じた開かれた総裁選」という大義は、選挙戦前からかすんでいる。
国民よ,騙されることなくよおく本質を見といてくれよ。

>財政再建のための消費税増税を掲げていた与謝野馨経済財政担当相(70)も、8月の内閣改造を前に増税論を引っ込めた。
これで与謝野と民主の提携は可能になったんじゃねーのw

>石原伸晃元政調会長(51)と小池百合子元防衛相(56)は、小泉政権以来の構造改革の継続を訴えるが、推薦人が確保できておらず、政策を練る余裕は乏しい状況だ。
石原と小池は合従連衡するしかないかねぇ。。

>石破茂前防衛相(51)の主張は、得意の外交安全保障分野に偏っている。
鳩船新党張りに石前新党でも創ればぁw

自民総裁選:政策論議後回し 乱立で推薦人集めに奔走
http://mainichi.jp/select/seiji/sosaisen/news/20080906k0000e010044000c.html

 自民党総裁選(10日告示、22日投開票)は、7人が立候補の意思を表明しているが、乱戦模様のあおりで20人の推薦人集めに追われ、肝心の政策論議は低調という本末転倒の展開となっている。本命視される麻生太郎幹事長(67)はすでに政権構想の素案をまとめたものの、派閥横断的な支持を期待して、「消費税率10%」など持論の多くを封印する予定だ。「政策論争を通じた開かれた総裁選」という大義は、選挙戦前からかすんでいる。

 麻生氏は今年2月、基礎年金の財源に税金をあてる「全額税方式」の導入と、そのための消費税率引き上げを提唱したが、政権構想では「安定的な年金財源を確保するため、国民的議論を進める」と記すにとどめる。

 麻生氏周辺は「党内で同意されない政策は意味がない」と、多数派を形成するための配慮を強調する。麻生氏は8日に政権構想を発表し、具体的な考えは記者会見などで明らかにする方針だ。

 一方、「正しいことを考え実行する」として、財政再建のための消費税増税を掲げていた与謝野馨経済財政担当相(70)も、8月の内閣改造を前に増税論を引っ込めた。

 石原伸晃元政調会長(51)と小池百合子元防衛相(56)は、小泉政権以来の構造改革の継続を訴えるが、推薦人が確保できておらず、政策を練る余裕は乏しい状況だ。石破茂前防衛相(51)の主張は、得意の外交安全保障分野に偏っている。

 民主党は、自民党のこうした状況を「政策の中身が聞こえてこない。顔だけが見えている」(鳩山由紀夫幹事長)と批判している。【中田卓二】

毎日新聞 2008年9月6日 11時54分(最終更新 9月6日 12時22分)

583とはずがたり:2008/09/07(日) 01:29:22
塩崎も出ようとしてたのか。
マスコミの批判的スタンスは心強い。

クローズアップ2008:自民総裁選、乱戦模様に 「首相候補」重み薄れ
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20080906ddm003010050000c.html

 4人が争う構図に固まるとみられていた自民党総裁選は5日、石破茂前防衛相(51)が出馬を表明、1955年の結党以来最多となる5人以上の戦いになる可能性が強まった。棚橋泰文元科学技術担当相(45)、山本一太前副外相(50)も出馬を目指す。中堅・若手議員らの相次ぐ「参戦」は、多様な論戦を生み出す一方、「首相候補」の重みまでそぎ落とす副作用をもたらしそうだ。【川上克己、犬飼直幸】
 ◇「派閥打破」口々に−−党内から「売名行為」批判も

 第5、第6の候補者たちは口々に「派閥への反発」を立候補の大義名分に掲げた。

 5日、党本部で記者会見した山本氏は「今までのように派閥が相談して候補者を立てる総裁選をやったら、自民党に未来はない」と訴え、石破氏も「今回の総裁選は派閥単位でやるのではなく、同志が集い、国民に訴えるべきだ」と強調した。

 しかし、小泉政権の誕生後、派閥はすでに弱体化の道を歩んできた。乱戦模様になっているのは、派閥の締め付けが効かず、出馬へのハードルが下がっている証左でもある。

 福田康夫首相の退陣表明を受け、党内ではベテラン、若手を問わず「開かれた総裁選」を提唱。それが派閥領袖の麻生太郎幹事長(67)に対抗して石原伸晃元政調会長(51)、小池百合子元防衛相(56)、与謝野馨経済財政担当相(70)が出馬する土壌となった。

 派閥の流動化は確実に進んでいるものの、水面下では各派幹部間で旧来型のやり取りもまだ行われている。立候補に必要な国会議員20人の推薦人を、各候補者にどう割り振るかといった調整だ。

 麻生、津島両派の幹部は4日に会談し、麻生、与謝野両氏に票を割り振ることを約束した。津島派幹部は「与謝野氏を支援するのは総裁選全体を盛り上げるため。勝とうと思っているわけではない」と伝えた。

 5日に自主投票を決めた古賀派の幹部は「独自候補を出さずに、推薦人を出すことで支援を高く売れる」と明かす。4日には古賀派の塩崎恭久元官房長官が出馬を目指し、会長の古賀誠選対委員長らに派閥の支援を要請したが、幹部側は「自力で20人の推薦人を集めるならいいが、派閥は支援しない」と断った。
 こうした動きが結果として中堅・若手を「派閥政治打破」名目の出馬に向かわせた。
 「このままでは本命の麻生氏を当選させるための壮大な『出来レース』になりかねず、構図を変えないといけないと考えた」
 若手議員の一人はそう解説する。しかし、中堅議員は「売名行為にほかならない。派閥への反発は方便だ」と指摘する。

 降ってわいたような乱戦模様に麻生陣営は警戒感を強める。陣営幹部は「麻生包囲網ができるかもしれない。決選投票になったら危なくなる」と語った。

 5日午後には古賀派の菅義偉選対副委員長をはじめ、津島派、伊吹派など麻生氏支持の議員が集まって対応を協議。決選投票も視野に入れ、麻生氏を2番目に支持する議員などのリストを作った。

584とはずがたり:2008/09/07(日) 01:29:50
>>583-584
 ◇一転、ほくそ笑む民主 「単なるお祭り騒ぎ」/「国民に対し失敬だ」

 首相の「政権投げ出し」で世論の批判を浴びた自民党。文字通り「背水の陣」の総裁選は麻生、石原、小池、与謝野4氏が名乗りを上げ、「ダメージを挽回(ばんかい)する役者がそろった」(党幹部)と、思い通りの展開となりつつあった。

 ところが、相次ぐ出馬表明で誤算が生じ始めている。首相の座に直結するはずの総裁候補が軽くなり、総裁選本来の緊張感を損ないかねない状況となっているためだ。

 「最大のライバルは民主党の小沢一郎代表だということを念頭に入れておくべきだと思います」

 小池氏は5日夜、東京都内で記者団に乱戦模様の総裁選への不満を漏らした。ベテランから中堅、若手まで入り乱れて候補者が乱立すれば、改革志向で党内の中堅・若手を中心に支持を集めたい小池氏の戦略を揺るがしかねないという計算もあった。

 今回の総裁選は、低迷の続く党支持率の回復には格好の滑り出しだった。与謝野氏の登場で麻生氏との経済政策をめぐる論戦への期待を膨らませ、小池氏が出馬すれば女性初。石原氏も世代交代の機運をアピールできるとの空気がベテランの間で強まった。

 ところが棚橋、山本両氏が相次いで出馬を目指す考えを表明。棚橋氏は5日、出馬に必要な20人の推薦人を確保しようと国会議員会館を走り回った。中堅・若手として活動範囲が重なる両氏の一本化を期待する声も上がっているが、行方は不透明だ。

 「本格的な政策論争をされるのが一番困る」と総裁選による埋没に懸念を深めていた民主党からは、一転して強気の声が聞こえてきた。

 輿石東参院議員会長は5日、東京都内の会合で「劇場型の総裁選どころか、単なるお祭り騒ぎだ」と皮肉り、鳩山由紀夫幹事長も滋賀県近江八幡市の街頭演説で「候補を出せるだけ出して、レスリングのバトルロイヤルではないがめちゃくちゃで、国民に対して失敬だ」と批判した。

毎日新聞 2008年9月6日 東京朝刊

585とはずがたり:2008/09/07(日) 02:57:29
石破は財政出動派なのか?
やっぱり総選挙目当ての出馬だな。
一太と棚橋は一緒にしないと立候補できそうにないが一太は嫌がっているのか?

自民総裁選:消費税の「社会保障税化」を主張…与謝野氏
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080907k0000m010124000c.html

 自民党総裁選に立候補する与謝野馨経済財政担当相(70)、小池百合子元防衛相(56)がそれぞれ掲げる政権構想の骨格が6日明らかになった。与謝野氏は今後3年間で所得税、法人税など税制の抜本改革に取り組み、その一環として消費税を年金などの財源に充てる目的税「社会保障税」に改め、税率引き上げの段階的実施を訴える。小池氏は環境税導入のほか、農産品のブランド化で輸出力強化を唱える。麻生太郎幹事長(67)は今後3年間で減税などを集中実施する積極財政をアピールしており、与謝野氏との立場の違いが際立ってきた。

 小池氏は6日、北秋田市で講演し「希望を持てる政治にするよう総裁選を通じて姿かたちを作りたい」と訴え、出馬を表明した。所属する町村派最高顧問の森喜朗元首相にも東京都内で会い、出馬する考えを伝えた。

 麻生氏は広島市で講演し「総裁選で選ばれる人は衆院選で民主党の小沢一郎代表と戦う人ということを考えてほしい」と訴えた。

 与謝野氏は、政権構想「あたたかい改革」を8日の出馬会見で発表。「財政再建派」の立場から、基礎的財政収支(プライマリーバランス)を11年度に黒字化する政府方針の堅持を掲げる。また11年度までの税制改革実行を訴え、その道筋をプログラム法案にまとめる考えも示す。

 小池氏は、成長力重視の「上げ潮派」の政策路線が基本。増税の前に民間活力の強化で財政再建を図る考えを強く打ち出す。

 石原伸晃元政調会長(51)は6日、麻生氏の政策について「財政出動をしようということだが、そういう状態には来ていない」と述べた。石破茂前防衛相(51)は鳥取市で街頭演説し、財政出動の必要性を強調した。

 一方、棚橋泰文元科学技術担当相(45)、山本一太参院議員(50)は推薦人20人の確保に努めた。棚橋氏は、山本氏との候補者一本化について「志が一緒なら連携していきたい」と述べた。しかし山本氏は「現時点では考えていない」と語った。【三沢耕平】

毎日新聞 2008年9月7日 2時30分

586とはずがたり:2008/09/07(日) 02:59:54

唯一まともな候補与謝野をお笑いにする為にタイゾーが刺客に送り込まれたか!?

総裁選に7候補乱立 20人の推薦人集め難航の候補も
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080906/20080906-00000022-ann-pol.html

 自民党総裁選は、本命・麻生幹事長ら4人に加えて、5日、石破前防衛大臣が出馬を表明しました。山本一太外務副大臣らも出馬を目指していて、候補者乱立の様相ですが、20人の推薦人集めが大きな壁となっています。

 小池元防衛大臣:「ここへ来まして、改革はやっぱり進めなくちゃだめだよねということで、そういった、私は勢いも感じるようになって参りました」
 横浜での講演後推薦人集めに自信を見せた小池元防衛大臣は、地元の東京・池袋に帰って祭りに参加しました。さらに、この後、秋田に飛んで講演を行う予定です。
 自民党・石原元政調会長:「何とか応援してくれる方がいる以上は、(推薦人)20人のめどを早くつけたい」
 石原元政調会長は、都内の事務所で推薦人集めを続けています。
 与謝野経済財政担当大臣:「(公約は)大体きょう、最終稿を見まして、あしたから印刷」
 すでに20人の推薦人を確保した与謝野経済財政担当大臣は、囲碁を楽しむ余裕ぶりを見せました。そんな与謝野氏を支持するのか、杉村太蔵議員が事務所を訪れました。
 石破前防衛大臣:「歴史を変えるのは、常に己を捨てた人たちが歴史を変えてきたのだ。私もその一員でありたい」
 石破前防衛大臣は、地元・鳥取で街頭演説や20世紀梨の集荷場の視察を精力的にこなしました。こうしたなか、本命の麻生幹事長は、広島市で行われる自らの政治団体の会合で講演しました。8日には、政策発表の記者会見を行う予定です。一方、棚橋元科学技術担当大臣は、地元・岐阜県で、「若手の代表として頑張りたい」と決意を示しましたが、難航する推薦人集めに、同じく出馬を目指す山本一太副大臣との一本化も検討する考えを示しました。

[7日2時8分更新]

587とはずがたり:2008/09/07(日) 03:13:13
小池が当選してしまうと大人気で民主潰滅かと心配してたけど,女性にどうしようもなく弱い民主の救世主になるかもしれんw
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1148909527/125

588あかかもめ?:2008/09/07(日) 18:33:05
小池不人気ですなあ。

彼女と麻生の一騎討ちならB層を熱狂させそうで怖かったんですが、今の調子だと付け入る余地は充分あるな。

まあ、それでも予想に変わりありませんが・・・

589とはずがたり:2008/09/07(日) 20:06:37
是非此処は棚橋君に立って貰おう。ぎったんぎったんにして総裁選を掻き混ぜて呉れそうだ。

60 名前:無党派さん[] 投稿日:2008/09/07(日) 19:34:38 ID:/NHZ1XkE
サンプロ見て思ったが、棚橋の破壊力は凄いな。

石原はぶった切られて涙目、しまいにゃテレビの電波が1秒遅れるから議論に
対抗できないとか、例によってばかな言い訳。あいつほんと見苦しいわ。

石原がぶった切られたのをみて、片山が応援に出るんだが、棚橋はさらに切り返し
とうとう片山も討ち死に。

そこでまずいと思った田原が棚橋を黙らせようとするんだが、
棚橋の一撃で撃沈。

それをみて、田原の子分の元株屋の評論家が口を出すんだが、
こいつもあえなく返り討ち。

久しぶりにすごい破壊力の男をみたぜ。
Youtubeあたりで録画あったら、
こいつは凄い核兵器だぞ見てみろ。

棚橋、山本氏が一本化検討 自民総裁選
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090701000261.html

 自民党総裁選に出馬する意欲を示している棚橋泰文元科学技術担当相と山本一太前外務副大臣は7日、一本化に向けた調整に入った。両氏とも立候補に必要な推薦人20人を確保できていないためで、山本氏は同日夜、支援を受ける河野太郎氏らと対応を協議。両陣営の代表者が8日に会談する見通しだ。

 棚橋氏が7日午前、都内のテレビ局内で、共に出演した山本氏に「一緒にできないか。山本氏がまとめた政策はすばらしい」と持ち掛け、山本氏は「政策がよく似ており驚いた」と応じた。

 ただ、候補者をどちらに絞るか固まっていない上、一本化しても推薦人が20人に達しない可能性もある。「第6の候補」が名乗りを上げられるかはなお微妙だ。
2008/09/07 16:16 【共同通信】

590とはずがたり:2008/09/08(月) 00:08:29
地盤は駄目で七光りは問題ない,かよ。こう云うのを手前味噌と云う。。

衆参定数「300・100」を提唱=親族の地盤引き継ぎ禁止も−石原氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008090700190

 自民党総裁選への立候補を表明している石原伸晃元政調会長は7日、テレビ朝日の番組で、歳出削減を優先する立場から、衆院議員の定数(480人)を300人に、参院議員の定数(242人)を100人にそれぞれ削減することを公約としたい考えを示した。また、これに関連して記者団に「歳出削減路線は堅持していかなければ、大増税が目の前にきてしまう」と語った。
 テレビ番組で石原氏は、「わたしは2世(議員)と言われているが、(父で元衆院議員の石原慎太郎東京都知事とは)違う選挙区で出ている」と指摘。その上で親族から地盤を引き継いで同じ選挙区から続けて出馬することを禁止すべきだとの考えも示した。(2008/09/07-21:43)

親だから声援はする=伸晃氏出馬に−石原都知事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008090500669&rel=j&g=pol

 東京都の石原慎太郎知事は5日の記者会見で、長男の石原伸晃元自民党政調会長が同党総裁選への出馬準備を進めていることについて、「親だから声援はする。私は一票持っているわけではないから」と述べ、個人的に応援していく考えを示した。
 また、伸晃氏の総理・総裁としての資質については「これからの勉強次第」とした上で、「もう少し果断なところがあってもいい」と注文を付けた。(2008/09/05-16:30)

591とはずがたり:2008/09/08(月) 00:29:03
野田と枝野みたいなことやってんのかね。。

「第6の候補」結論出ず 棚橋、山本氏が一本化協議
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008090701000261.html
2008年9月7日 23時34分

 自民党総裁選に出馬する意欲を示している棚橋泰文元科学技術担当相と山本一太前外務副大臣は7日夜、都内のホテルで会談し、一本化に向けて協議したが結論は出ず、8日に再協議することになった。

 両氏とも立候補に必要な推薦人20人を確保できておらず、一本化による出馬を目指すが、候補者をどちらにするか固まっていない上、一本化しても推薦人が20人に達しない可能性もある。「第6の候補」が名乗りを上げられるかはなお微妙だ。

 棚橋氏は7日、都内のテレビ局内で、出演した山本氏に「一緒にできないか。山本氏がまとめた政策はすばらしい」と持ち掛け、山本氏は「政策がよく似ており驚いた」と応じた。

 同日夜の会談後、棚橋氏は記者団に「光が見えてきた」と述べたが、山本氏周辺は「一本化しても20人の確保は難しい」としている。
(共同)

592とはずがたり:2008/09/08(月) 22:47:08

この二人は厳しい売名批判に晒さねば成らんヽ(`Д´)ノ

棚橋、山本氏は総裁選出馬困難に 一本化協議またも不調
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090801000851.html

 自民党総裁選出馬に意欲を示してきた棚橋泰文元科学技術担当相と山本一太前外務副大臣は8日、候補者一本化協議も難航、ともに立候補は難しい情勢になってきた。

 両陣営は8日、立候補に必要な20人の推薦人確保に向け、前日に続き候補者一本化の可能性を探ったが、協議は難航し結論は出なかった。

 関係者によると、一本化した場合は、出馬を見送った陣営から離脱者が出る可能性が高く、両氏のどちらに一本化しても推薦人は10数人にとどまる見通しという。

 塩崎恭久元官房長官や渡辺喜美前行政改革担当相を念頭に、棚橋、山本両氏がともに降りる形で「第3の候補」を擁立する構想も出ているが、同調する動きは広がっていない。
2008/09/08 21:47 【共同通信】

593とはずがたり:2008/09/09(火) 03:25:38
山本みたいなのを国会議員として飼ってるのは日本人として恥ずかしい。
あんなのを国会議員にした群馬の自民党は碌でもないね。

与謝野・小池両氏が出馬表明、山本氏は断念…自民総裁選
福田退陣・総裁選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080908-OYT1T00558.htm

 自民党の与謝野馨経済財政相(70)と小池百合子・元防衛相(56)は8日、党本部で個別に記者会見し、総裁選(10日告示、22日投開票)への立候補を正式に表明した。

 一方、山本一太参院議員は8日夜、記者団に出馬断念を明らかにした。山本氏との候補一本化を模索していた棚橋泰文・元科学技術相も推薦人20人を確保するめどは立っておらず、総裁選は、小池、与謝野両氏と麻生太郎幹事長(67)、石原伸晃・元政調会長(51)、石破茂・前防衛相(51)の5人で争われる見通しとなった。

 小池氏は記者会見で、「キーワードは改革だ。日本の社会の仕組みを変える一方で、伝統や家族のきずな、地域の連帯を守り、国民目線の政治を実行したい」と語った。総裁選への女性候補出馬は初めてとなる。

 与謝野氏は「消費税だけでなく、税制全般で国民の理解を得られるようにしたい。楽観論で国民に誤解を与えることはしてはいけない」と述べ、消費税率引き上げを含む税制の抜本改革を政権構想の柱とする考えを示した。

 また、石破氏は8日、自らの政権構想に、インド洋での海上自衛隊の給油活動の根拠となる新テロ対策特別措置法に代わり、自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法を制定することを盛り込む方針を固めた。

 山本氏の出馬断念は、棚橋氏との一本化調整が行き詰まったためで、山本氏の陣営は総裁選を自主投票とする方針だ。
(2008年9月9日01時54分 読売新聞)

594とはずがたり:2008/09/09(火) 21:48:57
これは与謝野が当選したら下野ってことやんなぁ。

2008年9月7日(日)
気をもむ公明/本命麻生氏に熱い視線
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080907.html

 公明党が自民党総裁選の行方に気をもんでいる。景気対策を重視する本命候補の麻生太郎幹事長に「熱い視線」を送るが、五候補乱立でレースの展開が見えにくくなってきたためだ。財政再建派の与謝野馨経済財政担当相、上げ潮派の小池百合子元防衛相らの出馬により、経済政策が争点軸になるのは必至で、論争を通じて肝いりの定額減税をめぐる「ばらまき批判」が拡大することへの警戒感も募る。

 「原油高、物価高で中小企業、庶民から悲鳴が上がっている。危機感がまだ足りない」。太田昭宏代表は七日、テレビ番組に出演し、これに先立ち番組内で論戦した小池氏、石原伸晃元政調会長、石破茂前防衛相の各候補に駄目出し。この後、記者団にも「活発であれば何を話しても結構だが、もう少し日本をどうするか議論してほしい」と注文を付けた。出演を見送った麻生氏をやんわり“援護射撃”したといえなくもない。

 太田氏は別の番組で、公明党が麻生氏後継を望んでいるとの見方を否定し「大いなる論戦が行われればいい」と強調して見せた。しかし浜四津敏子代表代行は二日に麻生氏について「明るくていいのではないか。支持者にも受け入れられる」との本音を隠していない。北側一雄幹事長も四日、総裁選に向けて「景気対策が国民の一番の関心事だ」と指摘した。

 太田氏が“意中の人”を明言しないのは、自民党内の一部に「公明党が麻生氏と連携して福田おろしを画策した」(幹部)との反発がくすぶるためだ。麻生氏への期待感を露骨に口にすれば、「ひいきの引き倒し」にもなりかねない。山口那津男政調会長は四日、「誰がいいとか介入しないで見守る」と不干渉を宣言した。

 ただ公明党にとって、衆院の「十月解散―十一月総選挙」の流れが強まる中、支持者への実績としたい定額減税の年度内の実施方針を総裁選後の自公連立合意に盛り込むことが「譲れない一線」(党幹部)だ。財政規律を重視する与謝野氏や、改革後退を戒める小池氏らがレースで飛び出せば、減税実施や規模をめぐる自公間の不協和音が拡大する可能性も否めない。

 山口氏が四日のテレビ番組で「次の首相も(定額減税実施の)政府与党合意を守っていかなければならない。次の内閣も実現する義務を負っている」と念を押したのも、こうした懸念があるからにほかならない。

 「(与党が衆院選で過半数を得られずに)数が足りないということになれば『連立野党』はない」。これまで自民党が下野した場合でも民主党と連立する可能性を否定してきた太田氏は七日、一転して民主党との連携カードをちらつかせた。自民党内で「反麻生包囲網」を構築する動きを暗にけん制した発言とも受け取れそうだ。

595とはずがたり:2008/09/10(水) 08:45:10

伊吹派だけ麻生支持を決めたりして突出してるけど。。
森派は例の如く森が中川と総裁選では決裂したかのような狸芝居で実はめちゃ行動的あるが,他所は能動的に動けない感じかね。

自民総裁選:古賀派、山崎派は自主投票を正式決定
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080909k0000e010071000c.html

 自民党の第3派閥・古賀派と、第4派閥・山崎派は9日昼、それぞれ東京都内で臨時総会を開き、10日告示の総裁選の対応について、自主投票とすることを正式に決めた。古賀派会長の古賀誠選対委員長は総会で「対応は自由闊達(かったつ)に判断してほしい」と述べた。

 党内8派閥で最も小所帯の高村派も会合を開き、会長の高村正彦外相は「派閥拘束はやらない。個人の責任で一番いいと思う人に投票する」と、自主投票とする方針をメンバーに告げた。

 この他、第2派閥の津島派が、すでに自主投票を決めている。最大派閥の町村派も同様の対応になる見通しだが、正式には告示後、候補者が出そろってから決定する予定だ。

 一方、立候補を表明している麻生太郎幹事長は9日午前から、国会内のすべての党所属議員の事務所を訪ね、あいさつ回りをした。中堅衆院議員から「日本の危機ですが、頑張ってほしい」と激励され、麻生氏は「よろしくお願いします」と握手して頭を下げた。

 また、出馬に必要な推薦人20人の確保が難航している棚橋泰文元科学技術担当相(45)は同日昼、国会内で支援議員6人と会合を開いた。棚橋氏は「最後まで頑張りたい」と述べ、ぎりぎりまで推薦人集めに努める考えを示した。【鵜塚健】

毎日新聞 2008年9月9日 13時45分

596とはずがたり:2008/09/10(水) 08:48:05

50男が頻繁にブログを更新して「にっこり」とか書いてんじゃねーよ,ぼけ,かす,氏ね( ゜д゜)、 Peッ
自民党もこんなのとっとと除名してまともな候補に差し替えよーや。けどあと5年も先か。。orz

自民総裁選:山本一太前副外相、立候補を断念
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080909k0000m010130000c.html

 自民党総裁選に立候補の意欲を示していた山本一太前副外相(50)=参院群馬選挙区=は8日夜、東京都内のホテルで記者団に対し、20人の推薦人が確保できていないことを理由に「今日をもっていさぎよく立候補を断念する」と語った。山本氏は、同様に出馬に意欲を見せる棚橋泰文元科学技術担当相(45)と一本化を調整していたが、「棚橋陣営から、連携を打診され、さまざまな調整をした。しかし、連携できないという結論に達した」と述べた。

毎日新聞 2008年9月8日 23時53分(最終更新 9月9日 8時51分)

597とはずがたり:2008/09/11(木) 07:14:24
>党内最大派閥の町村派(88人)が分裂含みの様相となる
>派内実力者の森喜朗元首相と中川秀直元幹事長の暗闘にほんろうされたからだ。
>小池氏出馬に伴う同派の亀裂は深刻
だから森の狸芝居だと何度観劇すれば学習するんだマスコミは。森に騙されてるなら阿呆だし国民に真実を報道しないなら悪質だ。
まぁ森の分裂回避の為の演出にも拘わらず弾みで分裂しちゃう可能性も有る程清和会肥大化してるけど。

自民総裁選:推薦人リストににじむ派閥談合色
http://mainichi.jp/select/seiji/sosaisen/news/20080911k0000m010124000c.html

 10日告示された自民党総裁選で、麻生太郎幹事長(67)ら5人の候補者が集めた20人の推薦人リストは、「脱派閥」を装っているが、分析すると派閥有力者らによる「談合」色が濃くにじんでいる。総裁選後に有利な位置を確保したい派閥幹部らが、各候補者に推薦人を割り振った形跡も見られる。他方で、党内最大派閥の町村派(88人)が分裂含みの様相となるなど、次期衆院選後の政界再編の予兆もうかがえる。

 最も注目されたのが町村派の小池百合子元防衛相(56)の推薦人だ。派内実力者の森喜朗元首相と中川秀直元幹事長の暗闘にほんろうされたからだ。

 小池氏出馬に難色を示す森氏は締め付けを強化。対抗して中川氏は小池氏を強力にテコ入れし、同派から若手中心に12人が名を連ねた。同派以外では「小泉チルドレン」の衆院1回生6人が加わった。小池氏出馬に伴う同派の亀裂は深刻で、小池氏の支持勢力を基に中川氏が「政界再編」の引き金を引く可能性も指摘されている。

 津島派の石破茂前防衛相(51)の推薦人は20人中19人が同派中堅・若手。青木幹雄前参院議員会長ら同派幹部が総裁選で過去2回候補者擁立を見送り、今回も麻生氏や与謝野馨経済財政担当相(70)らの支援を鮮明にしている現状への不満が公然と表れた。竹下登元首相の実弟、竹下亘衆院議員が青木氏を「若手の意見を聞かない」と痛烈に批判する一幕もあった。

 本命視される麻生氏は、総裁選後の挙党体制構築を意識して、町村、津島、山崎派など各派から満遍なく推薦人を選んだのが特徴。

 与謝野氏の推薦人は財政再建派の勉強会メンバーが中心だが、青木氏や古賀誠選対委員長が派閥から子飼いの議員を推薦人に回したと見られる。

 石原伸晃元政調会長(51)は、所属の山崎派を主体に、東京都連メンバーや塩崎恭久元官房長官ら「政策新人類」と言われる中堅クラスと混成部隊だ。

 古賀派が与謝野氏6人、石原氏4人、小池氏2人、麻生氏2人と推薦人を配分したと見られるのが、派閥の思惑を象徴している。【犬飼直幸】

毎日新聞 2008年9月11日 2時30分

598とはずがたり:2008/09/11(木) 07:17:22
自民党総裁選:推薦人リスト、にじむ派閥談合色 町村派、分裂含みの様相
http://mainichi.jp/select/seiji/sosaisen/archive/news/2008/09/11/20080911ddm002010068000c.html

 ◆各候補の推薦人(敬称略、カッコ内数字は当選回数)
 ◇石原伸晃

 <衆院>深谷隆司(9)=推薦人代表、小杉隆(8)、渡海紀三朗(6)、田野瀬良太郎(5)、平沢勝栄(4)、木村勉(3)、大前繁雄(2)、安次富修(1)、福田峰之(1)(以上山崎派)金子一義(7)、岸田文雄(5)、根本匠(5)、塩崎恭久(4)(以上古賀派)松島みどり(3)、松本文明(1)(以上町村派)後藤茂之(3)、菅原一秀(2)(以上無派閥)<参院>中川雅治(1)、丸川珠代(1)(以上町村派)秋元司(1)(伊吹派)

 ◇小池百合子

 <衆院>衛藤征士郎(8)=推薦人代表、杉浦正健(6)、谷畑孝(4)、馳浩(3)、西村明宏(2)、奥野信亮(2)、中山泰秀(2)、早川忠孝(2)、谷川弥一(2)、木挽司(1)(以上町村派)平井卓也(3)、井沢京子(1)(以上古賀派)篠田陽介(1)(山崎派)渡辺喜美(4)、猪口邦子(1)、佐藤ゆかり(1)、小野次郎(1)、安井潤一郎(1)(以上無派閥)<参院>神取忍(1)、義家弘介(1)(以上町村派)

 ◇麻生太郎

 <衆院>高市早苗(4)、稲田朋美(1)、亀岡偉民(1)(以上町村派)甘利明(8)、大野功統(7)、渡辺具能(4)(以上山崎派)中川昭一(8)、古屋圭司(6)、西川京子(3)(以上伊吹派)鳩山邦夫(10)=推薦人代表、船田元(9)(以上津島派)菅義偉(4)、寺田稔(2)(以上古賀派)江渡聡徳(3)(高村派)島村宜伸(9)、浜田靖一(5)、梶山弘志(3)(以上無派閥)<参院>末松信介(1)(町村派)鴻池祥肇(3)(麻生派)泉信也(3)(二階派)

 ◇石破茂

 <衆院>小坂憲次(6)、伊藤達也(5)、鴨下一郎(5)=推薦人代表、今津寛(4)、木村隆秀(4)、林田彪(4)、小渕優子(3)、倉田雅年(3)、竹下亘(3)、岡下信子(2)、岡本芳郎(2)、西銘恒三郎(2)、大塚高司(1)、渡嘉敷奈緒美(1)、橋本岳(1)、原田憲治(1)、平口洋(1)(以上津島派)赤沢亮正(1)(無派閥)<参院>田村耕太郎(2)、佐藤正久(1)(以上津島派)

 ◇与謝野馨

 <衆院>柳沢伯夫(8)、中谷元(6)、村田吉隆(6)、三ツ矢憲生(2)(以上古賀派)谷本龍哉(3)(町村派)野田毅(12)=推薦人代表(山崎派)、村上誠一郎(7)(高村派)谷公一(2)(伊吹派)若宮健嗣(1)(津島派)後藤田正純(3)、阿部俊子(1)、近江屋信広(1)、杉村太蔵(1)(以上無派閥)<参院>脇雅史(2)、吉田博美(2)(以上津島派)林芳正(3)、加納時男(2)(以上古賀派)森雅子(1)(町村派)川口順子(2)、丸山和也(1)(以上無派閥)

毎日新聞 2008年9月11日 東京朝刊

599とはずがたり:2008/09/13(土) 22:44:50

我が板ではずっと下の方に沈んでる事に示されるように全く盛り上がってないんですけどw

小池“天の声”に「超うれしい」…小泉の「支持」表明に
http://www.zakzak.co.jp/top/200809/t2008091230_all.html
「改革の後継者」のお墨付き

 自民党総裁選で、小泉純一郎元首相(66)が12日、小池百合子元防衛相(56)の支持を明らかにした。小泉氏が同日、小池陣営幹部に伝えたという。麻生太郎幹事長(67)の圧勝ムードだが、いまだ国民的な人気を誇り、ワンフレーズで局面を打開できる小泉氏が「改革の後継者」のお墨付きを小池氏に与えたことで、総裁選の行方に影響を与えそうだ。

 「小池氏を支持する。小池氏に1票を入れる。『小池総裁』が実現すれば、小沢民主党といい勝負ができる。ほかの議員にも伝えてほしい」

 小池陣営幹部の衛藤征士郎元防衛庁長官が12日、小泉氏の言葉として選対会議で報告した。衛藤氏は同日午前、武部勤元幹事長、小野次郎衆院議員とともに小泉氏と約30分間面会し、この言葉を得たという。

 小泉氏の支持を伝え聞いた小池氏は満面の笑顔をみせ、出席者からは「よしっ!」という声が挙がり、拍手が広がった。

 これまで小泉氏は、総裁選について沈黙を守ってきた。11日、武部氏が率いる新人議員らのグループ「新しい風」が都内で開いたセミナーでも「なにも言えねぇ」と、北京五輪で2冠連覇を達成した北島康介選手の言葉を引用し、支持者を明らかにしなかった。

 一転、「天の声」があったことで、小池氏は12日の選対会議で「超うれしい」と、こちらも北島選手の名言「超気持ちいい」を意識した言葉で応えた。

 町村派で孤立状態だった中川秀直元幹事長も「強力なメッセージをいただいた。来るべき総選挙までこの改革路線の旗を掲げ続ける」と手放しで喜んだ。渡辺喜美前行政改革担当相は会合後、「非常にいい影響を与える。改革勢力が結集するのではないか」と歓迎した。

 小池陣営は、小泉チルドレンらを中心に電話でこのことを伝え、今後は小泉、小池両氏によるパフォーマンス戦略も視野に入れているという。

 小池氏支持議員は「地方票の上積みが期待できるほか、約80人の小泉チルドレンが結集するだろう。派閥が自主投票となっているのをいいことに、選挙に弱い議員が雪崩を打つ可能性がある」と、小泉発言で逆転勝利も可能であるとの見通しを示した。

 なぜ、小泉氏は11日とは打ってかわり、しかも自分の口ではなく他人を介して支持表明をしたのか。

 総裁選は、麻生氏が11日までに議員票の過半数を固める独走モードに入った。国民は「出来レース」などとシラけつつある。

 こうした情勢下の発言だけに、永田町では「本気で小池氏を勝たせようとしている」という小池陣営を中心にした見方と、「総裁選を盛り上げるために、小泉劇場を仕掛けてきた」と見る向きがある。

 自民党関係者は「福田内閣で小泉改革路線や『上げ潮派』が後退した。本命の麻生氏は郵政造反組を優遇する傾向がある。それにガマンならなくなったのではないか」と明かす。

 さらに、小泉氏の「小沢民主党といい勝負ができる」との発言からは、「民主党代表の小沢一郎憎し」というキーワードも透けて見える。小池陣営関係者は解説した。

 「角福戦争だ。福田赳夫元首相に師事し、清和会を歩んできた小泉氏は、田中角栄元首相に連なる経世会をぶっ壊すことを主眼として政治活動をしてきた。角栄氏の薫陶を受けた小沢率いる民主党に総選挙を勝たせるわけにはいかない。本命を逆転するスーパースターが現れれば、民主党は簡単に吹っ飛ぶと考えているのでは」

 「11日は、みんなが『言うぞ、言うぞ』と思っていたから、肩すかしを食わせて一度落とし、週末に入るこのタイミングで、再び機運を盛り上げようとして言ってくれた。これから『上げ潮』だ」

 ただ、自民党内では「麻生氏の勝利は動かないが、静かすぎる湖面に一石を投じ、盛り上げようとしたのではないか。本気で勝たせようとすれば、推薦人になるか、自らの口で言うはずだ」(ベテラン議員)と冷ややかに見る向きもある。

 自民党の窮地は、格差社会や後期高齢者医療制度など、小泉改革の負の遺産によるものだとの見方が党内で広がっているだけに、大勢に影響することはないとの見立てだ。

 それでも、「小泉劇場」が開幕し、総裁選が活性化するのは間違いない。


ZAKZAK 2008/09/12

600とはずがたり:2008/09/14(日) 22:30:37

総選挙前で手足となる地元組織に古賀でさえも頭が上がらないと云う事ですね。

山崎氏・古賀氏、今回は麻生氏支持 地元と足並みそろえ
http://www.asahi.com/politics/update/0914/SEB200809140002.html
2008年9月14日8時36分

 自民党の山崎拓元副総裁と古賀誠選対委員長は13日、総裁選で同じ福岡県選出の麻生太郎幹事長を支持する考えを相次いで表明した。両氏とも昨秋の総裁選では麻生氏ではなく、福田首相を支援し、県連と対立したが、今回は地元の意向と足並みをそろえた。

 山崎氏は福岡市内で開かれた市議らとの会合で「麻生氏を支持する」と明言。古賀氏は福岡県柳川市での集会で「ぜひ福岡県から麻生総理を実現したい」と述べた。

601小説吉田学校読者:2008/09/15(月) 09:14:34
この票数見込みをどれだけ切り崩せるかが、非麻生の肝なのだが・・・まあ、しらけていますわね。

「麻生総裁」確実に、300票超の公算…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080901-4146106/news/20080914-OYT1T00765.htm

 自民党総裁選(22日投開票)で、麻生太郎幹事長が新総裁に選出されることが確実な情勢であることが14日、読売新聞社の調査で明らかになった。
 全国の自民党員の投票傾向を調査したところ、麻生氏は現時点で、6割弱の支持を集めており、地方票141票の行方を試算すると、麻生氏は、ほぼ100票を固めた。また、麻生氏は同日夜現在、国会議員386人のうち、211人の支持も固めている。この結果、麻生氏は、22日の第1回投票で、地方票と国会議員票をあわせた527票のうち、過半数を上回る300票以上を獲得する公算が大きい。
 新総裁は、22日の両院議員総会で、党所属国会議員386人と都道府県連代表3人ずつが投票して、選出される。
 総裁選に関する自民党員の投票傾向調査は、読売新聞社が12〜14日、47都道府県すべてで、電話して実施した。自民党員と確認した1545人のうち、1069人(男661人、女408人)から回答を得た。
 総裁選でだれに投票するかを聞いたところ、麻生氏が57%でトップとなり、小池百合子・元防衛相が10%、石原伸晃・元政調会長が7%、与謝野馨経済財政相が7%、石破茂・前防衛相が4%で続いた。
 今回の総裁選で、各都道府県連は、党員投票の結果に基づき、地方票の投票先を決める。31道府県連が各候補に得票割合に応じて割り振る「ドント式」、16都県連(ドント式から変更した宮崎県連を含む)が、得票1位の候補が3票すべてを獲得する「総取り式」を採用。今回の全国調査結果を当てはめると、麻生氏は、地方票141票の7割程度を獲得する計算となる。
 回答の中には、投票する人の名前を挙げなかった人も2割近くおり、試算結果が上下する可能性もある。
 一方、党員に、衆院解散・総選挙はいつ行うのが望ましいか聞いたところ、「できるだけ早く」が31%で最も多く、「年内に行う」(28%)、「来年9月の任期満了までに行う」(20%)が続いた。

(おまけ)下位連合のお手本の動画を見つけました。今と違ってすごい熱気。

石橋堪山自民党総裁へ
http://j-footage.vox.com/library/video/6a00d41420c1f0685e00e398cd52ea0005.html

603とはずがたり:2008/09/15(月) 18:49:02
議員板より

813 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 09:12:16 ID:gfxqN/lY
「岡崎だったからいいけど…」豪雨災害で麻生氏発言(読売新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20080914-567-OYT1T00487.html

 自民党の麻生太郎幹事長は14日、名古屋市で行われた自民党総裁選の街頭演説会で、8月末に愛知県などを襲った
豪雨災害に触れ、「これが安城、もしくは岡崎だったからいいけど、この名古屋で同じことが起きたら、この辺全部洪水よ」
と述べた。
 「公共工事は、都市部でもきちんと行うべきだ」という趣旨の演説の中での発言だが、今後不謹慎だとの批判も出そうだ。


名古屋駅前も水没してなかったか?
失礼発言の上に、事実誤認だろこれは。
下層民は沈んで当然、としか思っていなさそう。

参考)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi

麻生は衆議院議員の最初の選挙で、開口一番。
「しもじもの皆さん」、と、言ってしまったと言う。
これは麻生の本心であり、放言などではありえない。

604とはずがたり:2008/09/15(月) 19:19:36
7時のNHKニュース
①リーマン破綻→②三笠フーズ→③大雨→④鉄塔折れ→⑤敬老の日→…
            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \ !?
    / (●)  (●)    \
    |   (__人__)    u.   | ズミンの総裁選のニュースは??
     \ u.` ⌒´      /

605とはずがたり:2008/09/15(月) 19:25:12
>>604
因みにその後は
→⑥北朝鮮拉致問題→⑦三浦被告→⑧スポーツでした。

無視かw

606とはずがたり:2008/09/15(月) 23:12:43
総裁選出確実な麻生幹事長、伊吹財務相を再任で調整
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080915-OYT1T00039.htm

 自民党総裁選で選出が確実な麻生太郎幹事長は、次期首相に就任した場合、伊吹財務相を再任する方向で調整している。麻生氏周辺が14日、明らかにした。


 所得税・住民税の一定額を減税する定額減税を柱とする8月末の総合経済対策を「麻生政権」でも継承する姿勢をアピールする狙いからだ。伊吹氏が会長を務める伊吹派がいち早く麻生氏支持を決めたことも考慮しているとみられる。

 公明党出身の斉藤環境相も、同党が再任を求める方針で、麻生氏は同党の意向を尊重する考えだ。
(2008年9月15日03時17分 読売新聞)

小池氏は重要閣僚、石原氏は党要職に…麻生氏構想
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080901-4146106/news/20080913-OYT1T00840.htm

 自民党総裁選で優位に立つ麻生太郎幹事長は、次期首相に就任した場合、総裁選を争う小池百合子・元防衛相ら4候補すべてを閣僚か党役員に起用する意向を固めた。

 麻生氏周辺が13日、明らかにした。小池氏は重要閣僚での処遇、石原伸晃・元政調会長は幹事長など党の要職での処遇を検討している。与謝野馨経済財政相は再任か他の閣僚への横滑り、石破茂・前防衛相は閣僚への起用が有力だ。

 麻生氏は総裁選で、国会議員票の過半数を固めている。地方票も優位に立っているとみられ、新総裁に選ばれるのは確実な情勢となっている。

 麻生氏に近い議員らによると、同氏は「総裁の座を堂々と争い、結果が定まれば、新総裁のもとで一致団結するのが党の良き伝統だ」とし、挙党体制を築くため、4氏を閣僚や党の要職に起用する考えだという。

 麻生氏は総裁選の勢いを維持して衆院選を戦う狙いから、「10月3日衆院解散―10月26日衆院選」という早い日程を念頭に置いている。総裁選を戦った小池氏らを起用するのも、引き続き衆院選の遊説やテレビ出演などに党の「顔」として臨ませるためだ。この観点から、特に清新さをアピールできる小池、石原両氏の処遇を重視している。

 また、民主党では小沢代表が無投票で3選されながら、小沢氏への批判がくすぶっており、麻生氏はこうした民主党との「体質」の違いを示すことも狙っているとみられる。

 これに関連し、麻生氏に近い安倍前首相は13日、新潟県十日町市で記者団に、小池氏ら他候補の処遇について、「それぞれ才能のある人なので、(要職で)働いてもらった方がいい」と語った。
(2008年9月14日03時03分 読売新聞)

607とはずがたり:2008/09/16(火) 00:50:05
>山崎さんも古賀さんも、自分の選挙が厳しいというのは自覚している
古賀も厳しいんですかね。楽しみである。

山崎、古賀氏「麻生支持」表明 迫る決戦 領袖動かす 昨年の「包囲網」から一転
2008年9月15日 00:23
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/47586?c=120

 自民党総裁選で麻生太郎幹事長(衆院福岡8区)の支持を打ち出した山崎拓前副総裁(同2区)が14日、福岡市・天神の繁華街で「麻生総裁を先頭に衆院選を勝利したい」と訴えた。前日は古賀誠選対委員長(同7区)も同県柳川市の集会で「麻生総裁を目指す」と公言。昨年の総裁選で「麻生包囲網」を敷いた2人の派閥領袖が今回は一転、自らの地元選挙区で「麻生氏支持」を表明する展開となった。

 「麻生氏をしっかり支え、来るべき大変な戦い(衆院選)を何としても勝ちたい」。山崎氏は同日昼、中央区天神の新天町商店街で、党福岡県連が開いた総裁選街頭遊説の街宣カーに上がり、県議ら7人とともに買い物客に呼び掛けた。

 だが、演説の大半は民主党批判で、麻生氏に触れたのは冒頭と締めの二言だけ。待ち構える記者団の取材にも応じず、足早に車に乗り込んだ。

 麻生氏とは政治的距離がある山崎氏だが、選挙の実動部隊となる地元県連が「広田弘毅以来72年ぶりとなる福岡からの宰相誕生」を合言葉に麻生氏支持で一本化。

 当初は「県連が麻生氏でまとまったなら、(自分が)今さら動く必要はない」と周囲に漏らしていた山崎氏だが、民主候補との厳しい戦いが予想される次期衆院選が迫る中、「麻生氏支持」を打ち出さざるを得なくなったのが実情だ。

 前日の13日には2区の系列県議、市議でつくる「清秀会」の会合で、「麻生氏を応援することを明確にしたい。九州、福岡の代表として応援したい」と発言。事務所スタッフや系列議員などによる電話作戦で党員に「麻生氏支持」を要請することも決めた。

 事情は古賀氏も同じとみられる。総裁選告示後も明確な態度表明をしてこなかったが、13日に柳川市であった農業団体主催の大会で、出席者約1500人を前に「天下分け目の総裁選を迎えており、皆さんの前で麻生氏支持を明確にしたい」。

 両氏の胸中について、ある自民県議はこう推し量った。「山崎さんも古賀さんも、自分の選挙が厳しいというのは自覚している。いまは非常事態で、好き嫌いで行動しているときではない」

=2008/09/15付 西日本新聞朝刊=

608とはずがたり:2008/09/16(火) 10:57:45
拾った。政治センスないかもね,彼w

      、z=ニ三三ニヽ、
      ,,{{彡ニ三ニ三ニミヽ
     }仆ソ'`´''ーー'''""`ヾミi
     lミ{   ニ == 二   lミ|
      {ミ| , =、、 ,.=-、 ljハ    
     {t! ィ・=  r・=,  !3l
       `!、 , イ_ _ヘ    l‐'     「あの時、歴史が動いた」となるんじゃないか(笑)ニヤリ
       Y { r=、__ ` j ハ─     
  r‐、 /)へ、`ニニ´ .イ /ヽ     
  } i/ //) `ー‐´‐rく  |
  l / / /〉、_\_ト、」ヽ!    
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          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バンバン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

609名無しさん:2008/09/16(火) 20:24:52
売名行為の候補者が多すぎて…人間の薄汚いところがクローズアップされてて
ここまで白ける総裁選も滅多ないな。

610名無しさん:2008/09/17(水) 11:00:27
もう 総裁選はあきられたね。 結果がミエミエ。 5人の順位までミエミエ。
公示日から変化無し 麻生 与謝野 小池 石原 石破 の順は変わらず。

総裁選の得票でハッキリして来るのは 小泉の構造改革派は自民党内でも完全な少数派だということ。

小池は小泉支持発言から 改革止めるな 改革加速 霞ヶ関をぶっ壊す とかパフォマンスしたがまったく 効果無し。
これで 小泉人気なるメディアが創った虚構は 完全に失墜する。

小泉は 小池と 無理心中したね。

612とはずがたり:2008/09/18(木) 11:49:32

小泉チルドレン懸命 生き残りへ「だれにかけるか」
http://www.asahi.com/politics/update/0910/SEB200809100007.html
2008年9月10日13時38分

 自民党総裁選が10日告示され、05年の総選挙で初当選した「小泉チルドレン」約80人にとっても忙しい日となった。3年前は郵政旋風に舞い上がり大量当選を果たしたが、いまや2代続けての首相の政権投げ出しで逆風が吹く気配も。頼みの小泉元首相はだんまりを決め込んだまま。次の総選挙で生き残るにはだれにかけるか――。チルドレンの動向からはそんな思惑も透けて見える。

 山崎派の広津素子氏(比例九州)は10時半、党本部での麻生太郎幹事長の出陣式に出席。もみくちゃになりながら、会場の前方にたどり着き、麻生氏の話に聴き入った。直後に数メートル離れた部屋で行われた小池百合子元防衛相の出陣式にも顔を出し、昼からは石原伸晃元政調会長の出陣式もはしごした。

 前回立候補した佐賀3区の公認候補は保利耕輔政調会長に決まり、自身の処遇は宙に。「離党も辞さない」覚悟だが、支持基盤は弱い。総裁選では06年は安倍晋三氏、07年は福田康夫氏に投票したが、今回は決めかねている。「九州という意味では麻生さんですが、小池さんも応援したい。石原さんも(心の中では)色濃くなった。様々な方の政策を聞いてみたい」

 元郵政官僚の遠藤宣彦氏(比例九州)は前回総選挙で公示8日前に「落下傘」として福岡1区から立候補。ひたすら「郵政民営化」を訴え、比例で復活した。

 無派閥で迎えた過去2回の総裁選は麻生氏を支持。「福岡出身の麻生氏を首相に」との支援者の声を背に昨年12月、麻生派入りした。

 総選挙では、負け知らずの民主党県連代表松本龍氏と争う。「選挙の顔にも明るい麻生氏がふさわしい」と今回も麻生氏を支援する。

 少子化・男女共同参画担当相を務めた猪口邦子氏(比例東京)は、小池氏を支援する。東京5区に転出する佐藤ゆかり氏(比例東海)と3人で政策ユニットをつくるなど、活動をともにしてきたからだ。前回総選挙では名簿1位に抜擢(ばってき)されたが、次に自分が出馬する選挙区は未定。「前半戦(総裁選)をしっかり戦うことが、後半戦(総選挙)につながる」と信じる。

 「石破茂(前防衛相)をお願いします」。10日午前、大塚高司氏(大阪8区)は大阪府豊中市内の後援会員宅を一軒一軒訪ね、頭を下げた。

 所属する津島派の先輩議員から「(同派の)石破さんの推薦人に」と頼まれ、引き受けた。「正直に言うと、総選挙には国民的人気のある麻生さんの方がいい。でも、同じ派閥の石破さんには一宿一飯の義理がある」

613とはずがたり:2008/09/18(木) 11:51:48

自民党総裁選、小泉チルドレンは「草刈り場」
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809100033.html
2008年9月10日

 自民党総裁選が告示された10日、前回05年の総選挙で初当選した「小泉チルドレン」の約80人も、それぞれの選挙戦をスタートさせた。前回は郵政解散の追い風で当選したが、頼みの小泉元首相は政界の表舞台から降りたまま。「勝ち馬」に乗りたいのは山々だが義理や打算も入り交じり、「チルドレン」の立場も様々だ。
     ◇
 10日午前、井脇ノブ子氏は党本部で開かれた麻生太郎氏の決起集会に出席した。前回総選挙は、ゆかりのない大阪11区から立候補。民主候補に敗れたが比例・近畿ブロックで復活当選。06年の総裁選では安倍晋三氏、07年は福田康夫氏を支持し、いずれも勝ち馬に乗ってきた。今回も「『麻生首相誕生』が追い風になるなら、解散・総選挙に打って出る時と思う」。

 一方、大塚高司氏(大阪8区)はこの日朝、大阪府豊中市内の支持者宅を回り、「石破茂をお願いします」と頭を下げた。所属する津島派の先輩議員から頼まれ、「派閥の候補」と思い、推薦人に名を連ねた。だが、後日、派の候補ではないと知り、「話が違う」と先輩に詰め寄った。約束した以上、裏切れない。「正直に言うと、総選挙で勝つには国民的人気がある麻生さんの方がいい。でも、同じ派閥の石破さんには一宿一飯の恩義がある」

 5氏が乱立する総裁選。小泉チルドレンは、各陣営にとって格好の草刈り場だ。

 中川泰宏氏(京都4区)の元にも、候補者や「名代」から相次いで連絡が入った。結局、財源確保を明示する主張がしっくりきて、与謝野馨氏の支持を決めたという。

 10日午前は北京で、パラリンピックに出場した地元選手を応援した。中川氏自身、3歳のときに小児まひになり、足が不自由だ。「選手が無心で競う姿は総裁選の泥臭さとは全然違うね。総裁選も数合わせでなく、さわやかに堂々と政策論争をして欲しい」

 各候補を見定めようとするチルドレンも。兵庫1区の盛山正仁氏は10日朝から、神戸市で支援者や支持団体へのあいさつ回り。所属する古賀派は、総裁選の自主投票を確認している。盛山氏は「小泉さんはメッセージを伝える天才だった。総裁選の一票は、明確なメッセージを国民に伝えられる候補者に入れたい」と話した。

614秋田2区の名無し:2008/09/18(木) 17:21:13
2008年9月16日(火) 鈴 木 宗 男ブログより

 昨日釧路で行われた自民党総裁選挙演説会で、石原伸晃候補が釧路から札幌までの高速道路に触れ、「釧路から札幌まで高速道路はつながります。釧路から札幌の物流は、道路がつながって整備されて、皆さんに使ってもらって活用される社会資本整備になると私石原伸晃は確信している」と演説している。
 それを聞いた多くの人から「北海道を馬鹿にするな。『北海道の高速道路は車の数より熊の通る数の方が多い』と平成13年に言っておきながら、選挙目的で話すとはとんでもない。呆れた人間性だ。政治家でなくお世辞家だ」といった声が寄せられる。
 当時自民党の部会で石原大臣に「事実ではない」と迫った者として、私は「よくぞ言えたものだ」と、まさにあいた口がふさがらない思いである。政治家の言葉の軽さ、言葉に責任を持たず、潔いさぎよさがない姿に唖然あぜんとする。
 「あの時の言い振り、表現は間違っていました。申し訳ありません」とお詫びしながら、「北海道の将来の為、しっかりやって参ります」と話すのが当たり前ではないか。
 今日札幌に来ても「5候補の演説を聞いたが、胸打たれるものではなかった。何か軽い。自民党の総裁は本当にこれでいいのか」と言った声がやはり届けられる。マスコミ、メディアの皆さんも、この点しっかり国民に伝えて戴きたいものである。

615とはずがたり:2008/09/19(金) 22:04:14
>>611

自民総裁選:政界再編にらみ? 小泉元首相の小池氏支持
http://mainichi.jp/select/today/news/20080913k0000m010146000c.html

 小泉純一郎元首相が12日、自民党総裁選で立候補している小池百合子元防衛相の支持を示したのは、麻生太郎幹事長が優位に進める選挙戦に一石を投じるとともに、衆院選前後の政界再編を視野に入れ小池氏支持勢力の拡大を狙ったものとみられる。小池氏支援の中川秀直元幹事長が党内で孤立するのを防ぐ狙いもありそうだ。

 総裁選で、中川氏や武部勤元幹事長らは小泉氏に小池氏の支援を再三要請してきた。小泉氏は明確な態度表明をしてこなかったが、12日午前、東京都内で武部氏らと会談した際「小池総裁なら小沢民主党といい勝負ができる」と語り、小池氏支持を鮮明にした。

 小泉氏は「(自民党は)大変な危機なのに、危機感がまだ足りない」とも指摘し、「派閥談合」の様相も見える総裁選に強い懸念を示した。小池選対の会議で、中川氏は「さすが小泉さんだと改めて尊敬の念を深くした」と興奮気味に語り、小池氏も記者団に「とても心強い」と述べた。

 麻生氏を推す森喜朗元首相はこれまで、小泉氏が小池氏支援に回ると警戒する議員に「大丈夫だ。小泉氏は動かない」との見通しを示していたが、12日は周辺に「知らん。(支持)するならすればいいじゃないか」と憮然(ぶぜん)とした表情で語ったという。

 小泉氏は首相時代の05年9月、当時の前原誠司・民主党代表に「大連立」を呼びかけたこともあり、民主党の若手改革派と気脈を通じている。今回の総裁選の敗者を軸に民主党を巻き込んだ政界再編が起こり得るとの状況認識が小泉発言の背後にありそうだ。

毎日新聞 2008年9月13日 2時30分(最終更新 9月13日 2時35分)

616とはずがたり:2008/09/19(金) 23:38:39
小池よ,干拓に批判的な民主に早くもすり寄りかよ?

開門前向き小池氏だけ 原告・弁護団質問状 諫干問題で総裁選5氏
2008年9月19日 13:39
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/48518?c=120

 有明海沿岸の漁業者らでつくる国営諫早湾干拓(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門を求める訴訟の原告・弁護団は19日、自民党総裁選に立候補している5氏への開門に関する公開質問状の回答結果を公表した。回答は小池百合子、与謝野馨の2氏にとどまり、麻生太郎、石原伸晃、石破茂の3氏からは回答がなかった。

 質問状は16日に送付。排水門開放、開門調査のための環境影響評価(アセスメント)、自由意見‐の3項目で、18日までに各氏に見解を出すように求めた。

 小池氏は「元環境大臣として有明海には強い関心がある」とした上で「スピーディーに開門すべきだと考える。アセスも速やかに行うべきだ」と開門に前向きな姿勢を明らかにした。与謝野氏は「関係者の同意を得ながら、有明海再生へ取り組みたい」と慎重な回答だった。原告・弁護団によると、17日には漁業者らが議員会館にある5候補の事務所を訪問して回答を念押ししたが、麻生氏の事務所では「そんな時間はない」と断られたという。

=2008/09/19付 西日本新聞夕刊=

動き始めた「上げ潮新党」構想 (ゲンダイネット)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/4303

自民総裁選:小池氏が入閣固辞の考え表明
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/4306

617とはずがたり:2008/09/20(土) 00:12:39
糞新聞産経乙。

【福田退陣】盛り上がる総裁選 民主は期待と不安交錯
2008.9.3 22:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080903/stt0809032236012-n1.htm

          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \ 
    |      |r┬-|    |     盛り上がる総裁選 民主は期待と不安交錯
     \     `ー'´   /      
    ノ            \
  /´               ヽ  
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒) 
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //     だっておwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      代表選だだもりさがりwwwww
|     ノ     | |  |   \  /  )  / 
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

618とはずがたり:2008/09/20(土) 18:35:43
ホントは社民支持さんだ・゜・(つД`)・゜・
お懐かしい。お元気みたいですね.

今日の鹿児島での総裁選演説のレポート
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1220274542/773-792

619とはずがたり:2008/09/20(土) 18:36:31
間違えたage,ageっ!!(`・ω・´)

620名無しさん:2008/09/20(土) 19:12:56
>>618
このスレでもご活躍でした。

【10.26か】仮想開票速報スレ【11.9か】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1221465397/123

621とはずがたり:2008/09/21(日) 00:29:02
>>620
おお,ご教授感謝。今は奄美から鹿児島に戻られてるんですねぇ。"旧"社民支持と成ってるけど支持政党は現在どうなられたのしょうかねぇ。。

石原のこの場当たり的な政策提言は何なんだ?

麻生氏、金融危機回避へ内需喚起=石原氏は減反廃止主張
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092000382

 自民党総裁選に出馬した5候補は20日、佐賀、熊本、鹿児島の3市でそろって街頭演説を行った。優位に立つ麻生太郎幹事長は鹿児島市での演説で、世界的な金融不安について「米国は1920年代の大恐慌に匹敵する金融危機になりかねない状況だ。何らかの形で内需を喚起しなければならない」と述べ、設備投資減税などで景気をてこ入れする必要があるとの認識を示した。
 他の4候補は佐賀市での演説で、農業政策について発言。石原伸晃元政調会長は世界的な穀物価格高騰に関連して「減反政策をやめればいい。食料危機に対応できるよう、一反当たり7、8万円の助成金が必要だ」と主張した。
 小池百合子元防衛相は、汚染された「事故米」の流通について「ミニマムアクセス(最低輸入量)枠に問題がある」と指摘し、石破茂前防衛相も「高い関税を設定してミニマムアクセス米を受け入れるやり方でいいのか」と同調した。一方、与謝野馨経済財政担当相は「農業、水産業の後継者をどう確保していくかが政治の重大な課題だ」と語った。 (了)
(2008/09/20-22:21)

622とはずがたり:2008/09/21(日) 00:48:28
確かに頼まれもしないで入閣拒否では何様かと云う感じであるが,もともと
>自民党総裁選で優位に立つ麻生太郎幹事長は、次期首相に就任した場合、総裁選を争う小池百合子・元防衛相ら4候補すべてを閣僚か党役員に起用する意向を固めた。>>606
ってゆう報道が流れててそれに対する発言だからやや煽り這入ってますよね。
小泉内閣で散々甘い汁吸ってきた自民党の癖に今じゃ小泉一派をヒール扱いで斬り捨て様としてるのは小泉の刺客戦略のあざとさと全く同じやな。

小池「入閣拒否」広がる波紋…中川ともども孤立
http://www.zakzak.co.jp/top/200809/t2008092001_all.html

 自民党総裁選に立候補している小池百合子元防衛相(56)が早くも次期内閣での入閣拒否を表明した。麻生太郎幹事長(68)の優勢が伝えられる選挙戦で、他候補との政策の違いを強調することを狙った発言とみられるが、小池氏が所属する町村派内からは、首相になれなかった場合でも入閣要請があることを前提とした発言への反発も出ている。

 小池氏は19日、記者団に対し、他候補が首相になった場合の対応について、「(他候補とは)政策の違いが大きいので、ひとつの内閣のなかでやっていくのは極めて難しい。私はポストのためにやっているのではない」と話した。同日の街頭演説でも「ほかの候補とは覚悟が違う。ジャンヌ・ダルクは最後は火あぶりになるが、それでも結構です」と強調。小泉純一郎元首相(66)からお墨付きを得た改革の後継者としての立場をアピールした。

 しかし、小池氏の「入閣拒否」発言を聞いた町村派内からは「入閣するとかしないとか、こんな時期に話があるのがおかしい。戦う気持ちがないのかと言われてしまう」「入閣することなんてないんだから、わざわざ入閣しませんなんて言う必要はない」といった批判が噴出。総裁選敗北や、次期首相からの入閣要請を前提としている発言だけに、総スカンをくらっている。

 小池氏は上げ潮派としてタッグを組む中川秀直元幹事長(64)とともに、派閥内での孤立を深めているようだ。

ZAKZAK 2008/09/20

動き始めた「上げ潮新党」構想 (ゲンダイネット)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/4303

自民総裁選:小池氏が入閣固辞の考え表明
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/4306

623とはずがたり:2008/09/21(日) 11:27:32

選挙目当てで国民をバカにした話しだ。"廃止"ではなく"全面的に見直す"と微妙に軌道を修正してますな。

後期医療制度、「全面的に見直す」=麻生自民幹事長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092100046

 自民党の麻生太郎幹事長は21日午前のNHKや民放の番組で、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について「全面的に見直すべきだ」との考えを示した。(2008/09/21-10:44)

舛添厚労相発言「口先の宣伝」=民主・小沢氏
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008092000282&rel=j&g=soc

 民主党の小沢一郎代表は20日午後、松山市内で記者会見し、舛添要一厚生労働相が後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に代わる制度の創設を検討すると表明したことについて「口先だけだ。政府・与党の宣伝に、本当に痛めつけられている大多数の国民がごまかされるとは思わない」と批判した。(2008/09/20-18:02)

625とはずがたり:2008/09/21(日) 12:03:57

俄然注目の河合氏はこの10日の時点では誰を支持するか決めていないとのこと。

2008 年 09 月 10 日 16:16 現在
富山選出の3議員は麻生氏を支持
http://www2.knb.ne.jp/news/20080910_17148.htm

自民党の総裁選挙が10日告示され、立候補者5人による選挙戦が始まりました。

立候補したのは届出順に石原伸晃元政調会長、小池百合子元防衛相、麻生太郎幹事長、石破茂前防衛相、与謝野馨経済財政担当相の5人です。

投開票は今月22日で、投票は国会議員の票が1人1票で387票、都道府県連の票が各3票で141票、あわせて528票で行われます。

富山県選出の自民党の国会議員4人に10日現在の支持状況を聞きました。

富山1区の長勢甚遠議員は麻生候補を支持すると答えました。新しい総裁には地方重視の政策と安心できる国づくりの実現を求めています。

富山2区の宮腰光寛議員は麻生候補を支持すると答えました。緊急的な経済対策を重視し、地方経済の活性化と少子高齢化対策が必要だとしています。

比例代表・北陸信越ブロック選出の萩山教厳議員は麻生候補を支持すると答えました。政治空白を作ってはならず、景気対策では早急に補正予算・来年度予算を編成し、責任政党として民主党との違いを見せるべきだとしています。

参議院の河合常則議員は、現時点で誰を支持するか決めていないと答えました。立候補した5人の考えを聞いて判断したいとしています。

626naho:2008/09/21(日) 19:47:14
こんなことが…!!
どうして起きるのかぁ〜!!
http://pop33.jp/match/

627とはずがたり:2008/09/21(日) 20:09:07
議員板で拾った。

<党員投票の結果>
        石原 小池 麻生 石破 与謝
△北海道  -   -   3   -   -
△青森県  -   -   -   -   -
○岩手県  -   -   -   -   -
△宮城県  -   -   -   -   -
△秋田県  -   -   -   -   -
△山形県  -   -   -   -   -
△福島県  -   -   3   -   -
○茨城県  -   -   -   -   -
△栃木県  -   -   3   -   -
○群馬県  -   -   -   -   -
○埼玉県  -   -   -   -   -
○千葉県  -   -   -   -   -
○東京都  -   -   -   -   -
○神奈川  -   -   -   -   -
△山梨県  -   -   -   -   -
○新潟県  -   -   -   -   -
△富山県  -   -   -   -   -
△石川県  -   -   3   -   -
△福井県  -   -   -   -   -
○長野県  -   -   -   -   -
○岐阜県  -   -   3   -   -
△静岡県  -   -   -   -   -
△愛知県  -   -   -   -   -
△三重県  -   -   -   -   -
△滋賀県  -   -   3   -   -
△京都府  -   -   3   -   -
△大阪府  -   -   3   -   -
△兵庫県  -   -   3   -   -
△奈良県  1   -   2   -   -
○和歌山  -   -   3   -   -
○鳥取県  -   -   -   3   -
△島根県  -   -   2   1   -
△岡山県  -   -   -   -   -
△広島県  -   -   3   -   -
○山口県  -   -   3   -   -
△徳島県  -   -   2   -   1
△香川県  -   -   3   -   -
△愛媛県  -   -   3   -   -
△高知県  -   -   -   -   -
○福岡県  -   -   -   -   -
△佐賀県  -   -   3   -   -
△長崎県  -   -   3   -   -
○大分県  -   -   -   -   -
△宮崎県  -   -   3   -   -
△熊本県  -   -   -   -   -
△鹿児島  -   -   -   -   -
△沖縄県  -   -   3   -   -
   合計. --.  --.  60.  --.  --.
        石原 小池 麻生 石破 与謝

○党員総取 △党員ドントor比率

628とはずがたり:2008/09/22(月) 06:14:55
安倍・福田・麻生と毎回地滑り的勝利が自民党の活力が無くなった証左でありますな。

麻生自民党総裁22日選出へ
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20080921-411109.html

 自民党は22日午後、都道府県連の代表も出席して党本部で両院議員総会を開き、退陣表明した福田康夫総裁(首相)の後継を決める総裁選挙の投開票を行う。国会議員票の6割程度を固め、地方票でも圧勝の勢いの麻生太郎幹事長(68)が1回目の投票で過半数を獲得し、第23代総裁に選出される見通しだ。

 麻生氏は22日中に党4役を決め、23日に公明党の太田昭宏代表と会談し連立継続を確認。24日に召集される臨時国会で第92代首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる。

 21日は31道府県連で党員・党友投票の開票作業が行われ、20日開票の石川を含め、32道府県連の計96票のうち、麻生氏は28道府県で持ち票3票すべてを獲得。奈良、島根、徳島でも2票ずつ取り計90票と、他候補を圧倒している。

 石破茂前防衛相(51)が地元の鳥取で3票、隣の島根県で1票の計4票を獲得。石原伸晃元政調会長(51)が奈良、与謝野馨経済財政担当相(70)が徳島で各1票を取った。小池百合子元防衛相(56)は1票も獲得できていない。

 残り15都県連の党員・党友投票は22日の両院議員総会までに開票される。最終的に全141票のうち麻生氏が130票前後をうかがう勢い。国会議員386人のうち、麻生氏支持が200人を突破するのは確実な情勢で、1回目の投票で300票を超える「地滑り的勝利」となる公算が大きい。

 今回の総裁選では各都道府県連に3票ずつの地方票が配分され、各県連は誰に投じるかを決めるため、それぞれ党員・党友投票を実施。得票数に応じて配分する「ドント方式」か、最も得票の多かった候補に3票全部を投じる「総取り方式」か、どちらかで投票する候補者を決定する。

 [2008年9月21日21時35分]

629とはずがたり:2008/09/22(月) 07:19:40
いや,かなり小泉の支持があっても小池駄目だった様な。。
この記者の政局感の無さを示しているのかもだけど,小泉改革の熱気が完全に薄れたかねぇ。
郵政民営化見直しを民主が公約してもそんなに票減らさないのかね。。

【永田町発】鋭い政局勘 小泉元首相の小池氏支持
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200809170053a.nwc
FujiSankei Business i. 2008/9/17

 自民党総裁選で、小泉純一郎元首相(66)が小池百合子元防衛相(56)に対する支援を表明したことで、民主党は危機感を募らせている。

 小泉氏の登場の仕方は巧妙だった。11日夜、武部勤幹事長や多くの小泉チルドレンが所属するグループ「新しい風」のセミナーで支援候補をたずねられた際には「何も言えねぇ」と、北京五輪で2冠連覇の北島康介選手の名セリフでけむにまいた。

 それでいて翌12日、わざわざ5候補による日本記者クラブでの共同記者会見直前に、小池氏支援を公表したのだ。

 小泉氏周辺によると、小泉氏は今回の総裁選では「ひそかに麻生氏を支援する考えだった」という。総選挙後をにらみ、当面は表には出ずに力を温存するだろうともみられていた。

 にもかかわらず、小池氏支援を表明したのは、麻生氏独走のために話題性が薄れ始めた総裁選を盛り上げるためなのだという。

 確かに、小泉氏参戦で楽勝ムードだった麻生陣営にも緊張感が走っている。小池氏に勢いが付けば、国民やメディアの関心を高める効果がある。

 あおりを食うのは民主党。小泉氏の小池氏支持は、次期衆院選で民主党と対決する麻生氏にとっても悪い話ではないのだ。

 万一、小池氏が総裁選で勝利し、女性初の首相になれば民主党は大打撃だ。小池氏は小沢一郎民主党代表の元側近。新進党、自由党時代には小沢氏のメディア参謀も務めており、小沢氏の弱点も熟知しているといわれる。

 民主党内には「女相手に戦うのは難しい。下手な批判をすると男女差別だといわれかねないから」(幹部)などと、自民党総裁選5候補の中では一番面倒な相手とみる声もあがっていた。

 さらに、今後の政界再編をにらんだ支持では−という見方まで永田町では飛び交い、小泉氏の存在感は増している。

 12日の記者会見で小泉氏「参戦」の影響を聞かれた民主党の鳩山由紀夫幹事長は「小泉元首相がどなたを支援しようがまるで関心はありません」。

 いつになくそっけない答えぶりが、逆に小泉氏の動向を意識していることを物語っていた。

 小泉氏の政局を動かすカンは健在のようだ。(喜雀)

630とはずがたり:2008/09/22(月) 07:27:28
2008/09/12
出馬に派閥ドタバタ 自民総裁選 石破氏の舞台裏
http://www.nnn.co.jp/news/080912/20080912001.html

 福田首相の突然の辞意表明に伴う自民党総裁選挙。所属する津島派の中堅・若手議員で推薦人を固めた石破茂前防衛相(51)=衆院鳥取1区、七期=は「誰かが身を捨てなければ歴史は変わらない」と出馬したが、同志議員の間からは「準備不足」などを指摘する声も上がり、出馬に異論があった。
演説内容を打ち合わせる石破氏(右)=11日、東京・永田町の選対本部

急な電話

 石破氏が津島派の運営幹事会で総裁選出馬の意思を表明したのは五日。会場を後にした津島派の笹川尭副会長(衆院群馬2区)は険しい表情で言い放った。

 「準備がいるよ、と言っているんだけど、聞かないんだから」。二日前の三日に石破氏から連絡を受けた笹川氏は「急に電話してきてもおれだってどうにもならんで」。親しい間柄の石破氏が間際になってから取った行動に呼応できず、笹川氏は麻生太郎幹事長を支持するとみられる。
勝ちにいく

 参院津島派は十一日、総会を開いて与謝野馨経済財政担当相を推す方針を正式決定した。

 「態勢を整えて勝ちにいく選挙をしなければいけない。それが衆院側に出ていない。石破氏の出馬表明が遅かった」と参院津島派の幹部は明かした。

 同派の青木幹雄前党参院議員会長(島根県選挙区)らの意向として「麻生氏と伍(ご)して政治キャリアのある与謝野氏を推し、互角の戦いをすれば自民党にとって良い判断をしたとなるのでは」と次期衆院選を視野に入れた与謝野氏支持もにおわせた。
参院の同志

 石破氏の推薦人二十人は無派閥の赤沢亮正衆院議員(鳥取2区)を除く十九人が竹下亘財務副大臣(島根2区)ら津島派の面々。このうち二人は田村耕太郎(鳥取県選挙区)、元自衛官の佐藤正久(比例区)の両参院議員。青木氏らの「理解」を得て名を連ねる。

 「参院の同志にも力をいただける」。石破氏は十日の出陣式のあいさつで参院津島派への礼も忘れなかった。

 「急」だった石破氏出馬に派閥のドタバタ感は否めないが、十一日に始まった総裁選候補の街頭演説は衆目の的となる。

 鳥取県政界では初めて総裁選の立候補者として熱弁を振るう石破氏の挑戦は選挙地盤で、あるいは全国で自民党の支持回復につながるのか。

631とはずがたり:2008/09/22(月) 14:18:49
地方票
石破:4
与謝野:2
石原:1
小池:0
麻生:あと全部
だそうな。

小池嫌われっぷりは相当だw
小選挙区落選も期待できないかな。。

632とはずがたり:2008/09/22(月) 14:22:25
細田が幹事長か。党役員の面々は圧勝の代償でしがらみだらけの麻生には思い切った手は打ちにくいって事ですな。

あんま支持率上がらないと総選挙出来なくなるな。。

【自民総裁選】麻生氏が圧倒 地方票“独占”議員票も 細田氏に幹事長要請
2008.9.22 12:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080922/stt0809221304008-n1.htm


 福田康夫首相の後任を決める自民党総裁選は22日午後、党本部で開く党大会に代わる両院議員総会で投開票が行われ、麻生太郎幹事長(68)が1回目の投票で過半数を制し、第23代総裁に選出される。麻生氏は各都道府県連に割り振られた3票の地方票(計141票)で他の4候補を圧倒しており、国会議員票(386票)でも大きく引き離すことは確実だ。麻生氏は臨時国会召集日の24日、衆参両院の首相指名選挙で第92代首相に指名され、麻生政権が発足する。

 麻生氏は22日午前、都内の自宅で記者団に「総裁選では国民を意識して政策を訴えた。地方票がいけている感じがする」と指摘。その後、党本部で支持議員を前にあいさつし「総裁選で勝たせていただき、自民党の先頭に立って日本を頑張って再生していきたい」と最後まで支持を訴えた。総裁任期は福田首相の残りの来年9月までの1年間。

 また麻生氏は22日午前、党本部で細田博之幹事長代理(64)と会談し、「総裁になった暁には幹事長をお願いしたい」と要請、細田氏は快諾した。麻生氏は総裁選出後ただちに新執行部体制を整えるが、保利耕輔政調会長(73)、笹川堯総務会長(72)、古賀誠選対委員長(68)、菅義偉同副委員長(59)、大島理森国対委員長(62)をそれぞれ留任させる。

 総裁選は午後2時から投開票が行われる。地方票は47都道府県連で麻生氏が134票を獲得し、全体の9割以上を獲得した。石破茂前防衛相(51)は地元・鳥取などで4票、与謝野馨経済財政担当相(70)は2票、石原伸晃元政調会長(51)は1票で、小池百合子元防衛相(56)は1票も獲得できなかった。国会議員票でも麻生氏が最大派閥・町村派を中心に支持を広げ、全体の6割を固めている。

 石原氏は22日午前、都内の自宅前で記者団に「やれることをやった充足感がある」。小池氏は国会内で「地方の実態をうかがう最高の機会だった」と総裁選を振り返った。

 石破氏は都内で記者団に「5候補は個性を持って話した。外交・安保をメーンに訴えた方はいなかったのではないか」。与謝野氏も「税制改革や財政再建の重要性が認識され、年金・医療・介護をワンパッケージで考えるコンセンサスができた」と語った。

633とはずがたり:2008/09/22(月) 15:02:34
全投票数527

有効525
無効2

石原37
小池46
麻生351
石破25
与謝野66

それにしてもこんな下らん茶番劇国営放送が延々と放送するなよなぁ・・。
見てたけどw

634名無しさん:2008/09/22(月) 16:48:55
予想通りの順位ですね
予想以上に与謝野と石破が伸びなかった。
バランス感覚で 麻生票はもっと減ると思ったけど

635名無しさん:2008/09/22(月) 17:44:37
小泉構造改革派(市場原理、自由競争民営化万能論、小さい政府論等)は地方票で1パーセント以下
国会議員票で21パーセント、 全体で15パーセント。
自民党員党友からは完全に支持をうしなった。国会議員の中にはまだ小泉人気の熱忘れたくないチルドレン連中がいるから
この程度の数字が出たんだろうが、もはや、総選挙後は党を割って出るパワーはほとんどなくなるだろう。
完全に小泉以前の伝統的保守というか、官僚保守主義というようなものに回帰するだろう。

636とはずがたり:2008/09/22(月) 18:55:25
>>634
最近の情けない自民党議員は付和雷同,大勢にしがみつくのが増えてそういうバランス感覚みたいなものは無くなってきたんじゃないでしょうかね。

>>635
今回の結果を見るに小泉に依る自民党の議席の水ぶくれは完全に根無し草で徒花。
なんら自民党に新しい流れを注入する事はなくこのまま消え去って逝きそうですな。
小泉が政治家など使い捨てと云ってるから仕方がないのかも知れませんけど自分らの付託とかそういうの全く感じた事無く棚ぼたラッキーぐらいの感じなんでしょうねぇ。

637とはずがたり:2008/09/22(月) 21:33:41
そういう見方も出来るのか。。
>小池陣営の予想を超える議員票46票を獲得し、党員・党友票でも麻生氏に次ぐ7万票超を集め実質2位となり、一定の手応えを感じている。

議員票、地方票に手応え=くすぶる新党結成の憶測−自民・小池氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2008092200863

 憲政史上初の女性宰相を目指した小池百合子元防衛相。22日の自民党総裁選では麻生太郎幹事長が圧勝したものの、小池陣営の予想を超える議員票46票を獲得し、党員・党友票でも麻生氏に次ぐ7万票超を集め実質2位となり、一定の手応えを感じている。
 「新しい風を絶やすことなく、これからも大きな風をみなさんと一緒に吹かせていきたい」。小池氏は両院議員総会後に開かれた会合で、引き続き陣営の結束を訴えると、大きな拍手に包まれた。
 小池氏は選挙戦で「霞が関をぶっ壊す」と強調。小泉純一郎元首相の支持を取り付け、「小泉改革路線」の継承者であることをアピールした。経済政策では、中川秀直元幹事長が唱える経済成長を重視した「上げ潮」路線を訴えた。
 結果について、小池陣営は「大健闘だ。これで首がつながった」(幹部)と評価。地方票はゼロ票だったが、「党員・党友票で実質2位は軽視できない」(佐藤ゆかり氏)などと満足している。
 小池氏を擁立した中川氏らの動向をめぐっては、衆院選後の新党結成の憶測も取りざたされている。小池氏は22日、記者団に新党結成の可能性を問われると「全く考えていないし、その必要もない」と明確に否定。中川氏も総裁選への対応が割れた町村派に関し「終わればノーサイドだ」と強調した。しかし、小池氏が総裁選で一定の支持を集めたことから今後も火種がくすぶりそうだ。(了)
(2008/09/22-19:56)

638とはずがたり:2008/09/22(月) 21:43:21

衆院解散、先延ばしも=「総裁選は完全に失敗」−民主・山岡氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2008092200296

 民主党の山岡賢次国対委員長は22日午前の記者会見で、次期衆院選について「(与党には)自民党総裁選は完全に失敗だったという認識の方が多い。(衆院解散前の予算審議を求める)野党のせいにして、引き延ばしたいという思惑も垣間見える」と述べ、10月上旬と想定される解散時期がずれ込むこともあり得るとの見方を示した。また「与党は新テロ対策特別措置法改正案を争点に選挙に持ち込もうという作戦を考え始めたようだ」と指摘した。 (了)
(2008/09/22-12:19)

639名無しさん:2008/09/23(火) 00:09:10
三重県連ぶっちゃけすぎですw
この川柳のセンスはすばらしい。

>三重県連では「小沢一郎」と書かれたものが8枚、「志位和夫」も1枚あり、
>「あきがきた 何度も聞くぞ 党再生」という川柳を書いたものもあったという。

自民総裁選:東海3県の9票は麻生氏に
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080922k0000e010070000c.html

 自民党総裁選の予備選は22日午前、愛知、三重県連でも開票され、両県とも麻生太郎幹事長が持ち票の3票を総取りした。21日に開票された岐阜県連も麻生氏が3票を獲得しており、東海3県の地方票9票は本選ですべて麻生氏に投票される。ただ、無効票には他党の党首名や「ばかたれ」などの言葉が書かれたものもあり、党に対する党員の不満の強さもうかがわれた。

 愛知、三重の予備選はともにドント方式で行われた。愛知県連は麻生氏が有効投票の66.2%を獲得し、2位の小池百合子元防衛相らを圧倒。三重でも麻生氏が2位の小池氏以下を大きく引き離す67.8%を得た。

 投票率は愛知58.64%、三重52.45%。それぞれ前回を1.76ポイント、4.96ポイント下回った。愛知県連総裁選挙管理委員長の倉知俊彦県議は「65%が目標だったが、麻生氏が本命視され盛り上がりに欠けた」と語った。また、三重県連では「小沢一郎」と書かれたものが8枚、「志位和夫」も1枚あり、「あきがきた 何度も聞くぞ 党再生」という川柳を書いたものもあったという。

640とはずがたり:2008/09/23(火) 03:32:40
>>639
ワロタw

どうしても支援する気になれない小池はええから中川,お前が出ろやって思ってる人が少なくとも1名いるんですなw

無効2票、1つは「中川元幹事長」=自民総裁選
2008年9月22日(月)18:30
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-080922X335.html

 22日の自民党総裁選では、無効票が2票あった。総裁選挙管理委員会の関係者によると、1票は投票用紙に何も記されていない白票で、もう1票には中川秀直元幹事長の名前が書かれていた。各都道府県連に3票ずつ割り当てられた地方票は、党員・党友投票の結果により各県連代表があらかじめ投票先を決めているため、無効票はいずれも国会議員が投じた票とみられる。

 町村派の代表世話人を務める中川氏は、派内の約6割が麻生太郎新総裁を支持する中、同派の小池百合子元防衛相を推していた。

[時事通信社]

641とはずがたり:2008/09/23(火) 04:08:17
【自民総裁選】「ポスト麻生」レースに明暗分けた敗者たち
2008.9.22 23:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080922/stt0809222326026-n1.htm

 自民総裁選を終え、笑顔で挙党態勢をアピールする(左から)石原伸晃、小池百合子、福田首相、麻生太郎、石破茂、与謝野馨の各氏=22日午後、東京・永田町の自民党本部(撮影・奈須稔) 今回の自民党総裁選では、本命の麻生太郎氏に挑んだ4氏はいずれも初出馬だった。麻生氏に大きく水を開けられた点では4氏は五十歩百歩といえなくもないが、「ポスト麻生」をめぐっては明暗を分けた。

 一気に存在感を増したのは、石破茂前防衛相。得意分野の安全保障政策で独自の主張を展開し、ネットの世界では「ポスト麻生」といわれるほど人気は急上昇中という。議員票は本人と推薦人の計21票だけだったが、津島派を継ぐ一人として頭角を現しそうだ。

 与謝野馨経済財政担当相は、勝利よりも政策論議を活性化させ、同時に「反麻生」票を取り込もうとした。持論の消費税率引き上げで他候補も追随するなど政策論議の牽引(けんいん)役となり、世論の認知度も上げた。ただ、当選9回のベテランとしてはやや厳しい結果となった。

 石原伸晃元政調会長も、所属派閥の山崎派で幅広い支持を得られなかったものの、石原慎太郎都知事の長男という知名度は今後にも生かせそうで、「総裁候補」の可能性は残せた。

 一方、小池百合子元防衛相は町村派代表世話人で「上げ潮」派のリーダー、中川秀直元幹事長や「小泉チルドレン」を抱える武部勤元幹事長の支援を得ながらも、「財政規律派」の与謝野氏にも及ばず、「小泉改革の継承」が党内では歓迎されていない現実を突きつけられた。中川氏らとともに今後は党内で厳しい立場に置かれそうだ。

642とはずがたり:2008/09/24(水) 01:20:29
もう昔の記事であるしsageだ。

自民総裁選:小池氏の選挙事務所、たった1日で閉鎖
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080912k0000m010116000c.html

 自民党総裁選で、小池百合子元防衛相(56)の陣営が構えた選挙事務所が不動産契約に絡むトラブルで11日、閉鎖に追い込まれた。党本部に隣接するビル内の通称「サテライト・オフィス」で、告示の10日に新設。応援の寄せ書きを掲示するなど一般の人との交流の場を想定していた。

 小池氏の選対関係者によると、ビルの管理会社と不動産会社との間の契約で、また貸しやビラ掲示が禁止されており「契約上問題がある」と管理会社に指摘された。

 ただ、関係者は「管理会社は『ビルの他のテナントからクレームがついている』と説明した」と話した。同じビルには同党の森喜朗元首相ら政治家の事務所も入居している。

毎日新聞 2008年9月11日 22時06分(最終更新 9月12日 9時43分)

自民総裁選:町村派に「麻生選対」中川氏は「小池氏支持」
http://mainichi.jp/select/today/news/20080912k0000m010092000c.html

 自民党町村派(88人)の森喜朗元首相、町村信孝官房長官らは11日、派内に麻生太郎幹事長を支援する選挙対策本部を来週発足させることを決めた。森氏や安倍晋三前首相が顧問に就任する。これに対し、同派代表世話人の中川秀直元幹事長は同日、記者団に小池百合子元防衛相支持を正式表明。中川氏が公然と反旗を翻したことで、「兄弟」と言われるほどの蜜月関係だった「森−中川ライン」は完全に崩壊した。

 「麻生さんは(町村派出身の)4代の首相を支えてくれた」。町村氏は11日午後の官房長官会見で、町村派に「麻生選対」を置くことに関連してこう述べた。内閣のスポークスマンである官房長官が、記者会見の場で総裁候補の支持を表明するのは異例のことだ。

 総裁選を優勢に進める麻生氏への支持拡大を加速させる狙いについて、同派の参院幹部は「『勝ち馬』に乗らなければ、いくら最大派閥でも次の政権で党の要職は回ってこない」と解説した。

 一方、「投票まで支持表明はしない」としてきた中川氏が、小池氏支持の表明に踏み切ったのは、麻生氏支持に傾く派内の流れに危機感を強めたためとみられる。町村派内で、麻生、小池両陣営の支持拡大に向けた争いが激化するのは必至だ。

 また、参院津島派(23人)は11日、東京都内のホテルで総会を開き、総裁選で与謝野馨経済財政担当相を支持することを決めた。青木幹雄前参院議員会長は「与謝野氏の出馬で、非常に重厚な総裁選になった」と説明したという。津島派(70人)は、衆院側幹部に麻生氏支持が多く、衆院の中堅・若手は同派の石破茂前防衛相を担ぐなど3分された格好となっている。【近藤大介、山田夢留】

毎日新聞 2008年9月11日 21時12分(最終更新 9月11日 21時13分)

643とはずがたり:2008/09/24(水) 01:36:33
こういう嘘つきどもの情報はageだ!!

『麻生構想』 影ひそめ 国民受け狙い“変節”
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008092290070606.html
2008年9月22日 07時06分

自民党総裁選の街頭演説会で声援に応える(左から)石原元政調会長、小池元防衛相、麻生幹事長、石破前防衛相、与謝野経財相=21日午後、横浜市西区の横浜駅西口で


 五候補が十二日間にわたって繰り広げた自民党総裁選。論戦では、当選が確実視される麻生幹事長が、従来と違う主張をする傾向が目立った。首相の座が近いのを意識し、持論を貫くより政府方針との整合性や国民受けを重視したようだ。

 代表例は経済政策。麻生氏は二月、月刊誌で「基礎年金は全額税方式に改め、財源は消費税を10%に引き上げて充当する」との論文を発表、注目を集めた。ところが総裁選では、全額税方式は「一つのアイデアとして話をしただけ」。消費税増税についても「景気を著しく冷やす可能性がある」と消極姿勢に転じ、10%台は将来景気が回復した時点での「一つの目安」と述べるにとどめた。

 赤字国債発行については八月、幹事長就任当初は、新規国債発行額の三十兆円枠に「こだわらない」と発言していたが、総裁選が始まると「(自分は)赤字国債発行と一度も言ったことはない」と修正した。

 批判が多い後期高齢者医療制度は、総裁選の論戦でもずっと触れてこなかったが、舛添要一厚生労働相の提案を受け論戦最終日の二十一日、テレビ出演でいきなり「抜本的に見直すべきだ」と明言した。国民受けを狙った発言とみられるが、逆に“変節”が批判対象になる可能性もある。

 外交政策でも、麻生氏は東欧、中央・東南アジア諸国との連携強化をうたった「自由と繁栄の弧」構想を強調してきたが、総裁選ではほとんど触れずじまい。「中国・ロシア包囲網」との批判を気にしたようだ。

 “変節”は麻生氏だけではない。与謝野馨経済財政担当相は二年前、二〇〇八、〇九年の消費税率引き上げを見通していたが、今回「二、三年以内に上げる道筋をつける」と先送り。

 小池百合子元防衛相は当初、環境政策や女性目線の政策に重点を置いていたが、小泉純一郎元首相の支持を受けると一転、「霞が関をぶっ壊す」と小泉節を強調し始めた。 (古田哲也)

(東京新聞)

644やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/09/24(水) 02:21:39
>>643
こういうのは、民主党の方が酷かったりするので・・・

麻生の価値観外交は、中国を刺激するので、財界は絶対に受忍しない。
財界の支持を得るには、中国に良い顔をしておく必要があるのでしょうね。

645とはずがたり:2008/09/25(木) 02:27:56
結論があんま的を射た感じでもないんだけど,こいつの出馬騒動は何だったんかねぇ。

「次の行動」がカギ
http://mainichi.jp/select/seiji/tsumuji/news/20080917ddm005070020000c.html
 「壁は厚かった。力不足を感じている」

 自民党総裁選への立候補に意欲を示しながら推薦人20人が集まらず、土壇場で断念した棚橋泰文元科学技術担当相(45)は振り返った。

 やれ線香花火だ、腰抜けだ、果ては「売名行為だ」まで−−。棚橋氏の挑戦に対する悪評には的を射ている面もあるだろう。そのためか「謹慎の身」とまで言う。

 立候補を検討した出発点は「この国の将来に不安があるのはなぜか。10年先、20年先の厳しい現実を政治家が正直に語らないからだ」という思いだった。「30年後、40年後に責任を持つ政治」を掲げ、30代、40代の中堅・若手議員の結集をはかった。

 棚橋氏は「自民党の政治家が党内で戦わなくなったらおしまいだ。リスクをおそれない仲間が集まってくれ、あれだけの動きができた。衆院選後には壁はきっと破れる」と戦いを総括。だが、「次につながる戦い」かどうかは「次の行動」によって決まる。重い課題と責任も背負った。

 「いっそのこと22日の総裁選の投票用紙に『棚橋泰文』と書いたらどうか」と、意地悪な質問をぶつけてみた。

 「それにはノーコメント。ただ、私は民主主義の中の政治家。ルールは守らなければならない」

 この優等生ぶりがなければ、もう少し輪が広がったのではないか。そう考えるのは少し酷だろうか。【末次省三】

毎日新聞 2008年9月17日 東京朝刊

646とはずがたり:2008/09/27(土) 23:09:27
1年前の総裁選の記事

2006年11月10日
三重県も人気の安倍 意外に健闘した麻生 谷垣目算外れの一票
http://times.okushima.org/2006/11/post_99.php

 次期日本の首相を決る自民党総裁選は安倍晋三官房長官の圧勝の予想もあり、消化試合は燃え上がらず総裁選告示日の九月八日の安倍晋三の出陣式には代議士本人195人、代理人を含め245人が出席、勝ち馬に乗りたい心理から議員諸侯は安倍へ安倍へとなびいた。対抗馬の麻生太郎外相には二十人の推薦人は集まるが、谷垣禎一財務相は二十人の推薦人集めに苦労すると思われたが推薦人を集め出陣式に挑んだ。

 谷垣派所属の川崎厚生労働相は当然、谷垣氏の側近を自負、谷垣首相誕生なら川崎官房長官と豪語も敗れては官房長官も夢の又夢と草葉の露と消えた。

 安倍首相誕生を見越しての功名争いに参加できず五区選出で丹羽・古賀派の三ツ矢憲生は谷垣禎一の推薦人名簿に名を連ねた。

 谷垣の推薦人で目を引くのは後藤田正純,野田毅,逢沢一郎、中谷元らで川崎二郎の名前は無く、ひと昔前には親分であった加藤紘一の名前はあった。

 田村自民党県連会長は津島派の額賀福四郎防衛庁長官を擁立も出来ず津島派の大半は安倍に流れ、田村会長も安倍晋三を支持、比例区の平田耕一は青年会議所のつながりから告示後、麻生太郎の支持を打ち出した。 

 県内で川崎、三ツ矢両代議士の支援を受けた谷垣の善戦と見られ県内ではトップを争う勢いかと見られた。三重県の選挙人数は13,515人で持ち票5票である。

 前回の総裁選では小泉前首相はブームに乗って票を伸ばし4、亀井静香1の分配であった。総裁選の公示を受け自民党県連は県内の党員・党有にハガキが送付され十九日必着で二十日の午後二時から党本部で開票された。

 今回の自民党総裁選は安倍圧勝の中で注目を集めたのが二位に食込むのは麻生?谷垣?であった。

 三重県での獲得票は人気の面で安倍には適わぬが川崎二郎と三ツ矢憲生の後援会組織の動きから、安倍には及ばないが谷垣は二位に付ける自信を漲らせたが意外にも振るわなかった。有権者総数13、515人で投票率61・97%、投票総数8375票、有効投票8330票、無効45。
安倍晋三 4185 
 谷垣禎一 2434
 麻生太郎 1711

 安倍は50%の支持を得てドント方式で割り当てられた持分の5票は安倍3、谷垣1、麻生1の分配となった。

 予想外は谷垣の不振、麻生の善戦であった。戦前の予想では谷垣は安倍と拮抗して持分2票?の皮算用も戦い終わって虚しさが滲むようだ。

 麻生は告示後、平田耕一の支援を受けたが奮戦の要因は、青年会議所を中心の運動を展開した賜物で三人の候補の中でも演説は一番好評であったのも党員・党友を惹き付けた一因かもしれない。

 この結果、自民党は選挙に勝てる党の顔に安倍晋三を選んで十月の衆院補選、沖縄県知事選、来年四月の統一地方選と戦い、正念場の参院選と向うが、安倍首相も歯切れ良い言葉は並べるが政策の具体性に欠け、若さを暴露させる可能性も潜んでおり参院選の結果によって来夏以降にも死に体内閣の危険も予想されるだけに必死さが伺えてくるだろう。

647とはずがたり:2008/09/27(土) 23:37:10

自民党総裁選:大連立構想を麻生、石破氏は否定 与謝野氏ら前向き
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080911ddm001010010000c.html

 自民党総裁選は10日告示され、立候補を届け出た5人が共同記者会見に臨み、22日投開票に向けた選挙戦がスタートした。自民党内で「10月28日公示、11月9日投開票」の日程が有力になっている次期衆院選について、優位に立つ麻生太郎幹事長(67)は「景気対策、経済対策が争点」と指摘し、与謝野馨経済財政担当相(70)は補正予算案の成立後の衆院解散が望ましいとの考えを示した。民主党との大連立については、麻生氏と石破茂前防衛相(51)が否定したが、与謝野氏と石原伸晃元政調会長(51)、小池百合子元防衛相(56)は前向きな姿勢を示し、対応が割れた。

 大連立について麻生氏は「小選挙区制度では極めて難しい」と指摘。石破氏も「民意の無視で、全く理解できない。政策の根本が違う政党が組んで何になるのか」と真っ向から打ち消した。

 これに対し与謝野氏は「衆院選後も(衆参の)ねじれは残る。自民党の大事な宿題だ」と発言。石原氏は「政治的テクニックとして十分考えられる。次の首相は大連立も(含め)次のカードを切っていかなければ、ねじれは解消しない」と述べた。小池氏は「次の総選挙の勝ち方、負け方から政治のダイナミズムがさまざまな形で起きてくるだろう。政策方向が一致する政党が力を合わせるのも選択肢かもしれない」と語った。

 09年度から基礎年金の国庫負担を引き上げる政府方針については5人とも実行する考えを示した。ただ、財源確保のための消費税率引き上げに関しては、麻生氏が「景気が回復する前に上げるのはいかがなものか」と述べ、特別会計の剰余金を財源に充てる考えを示した。石原、小池両氏も当面の税率引き上げに否定的な見解を示したが、与謝野氏は「安定財源は消費税しかない」と述べ、増税の必要性を訴えた。

 与謝野氏はその後、民放のテレビ番組で「2015年ぐらいには(消費税率)10%の水準にいっていないと福祉は維持できない」と述べた。

 麻生氏は公明党の主張に同調して新テロ対策特別措置法の延長に一時消極的だったが、この日は「世界中がテロと戦っており、日本だけが撤収するわけにはいかない」と語った。【川上克己】

毎日新聞 2008年9月11日 東京朝刊

648とはずがたり:2008/10/03(金) 16:29:11
森の云う事だからあんま信憑性無いけど。

野田聖子氏に総裁選出馬要請していた 森元首相明かす
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY200809070171.html?ref=reca
2008年9月8日1時55分

 森元首相は7日、金沢市であった自民党パーティーでのあいさつで、無派閥の野田聖子消費者行政担当相に総裁選への立候補を要請していたことを明らかにした。森氏は町村派の最高顧問で、総裁選には同派の小池百合子元防衛相が出馬の意向を示している。

 森氏は野田氏について「女性はたくさんいらっしゃるが、一番、女性として、政治家として強い信念を持った人だ。きっと女性候補として出てくれるだろうとの思いがあった」と語った。ただ、立候補を勧めたところ野田氏は拒んだという。

 一方、小池氏は7日、記者団に「昨日は森(元)総理にごあいさつして、決意のほどはお伝えしました」。推薦人20人が確保できたとして8日にも正式に立候補を表明する。

649とはずがたり:2008/10/05(日) 01:46:10

参院自民の影響力低下 衆院と地方票増で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/ntok0066/list/CK2008091902000204.html
2008年9月19日

 現在行われている自民党総裁選で、参院議員たちの存在感が薄い。昨夏の参院選の大敗で議席を減らしたことなどで、総裁選での参院側の影響力が相対的に目減りしているのだ。かつて鉄の団結を誇った参院自民党も“没落”をくっきり印象づけている。 (清水俊介)

 今回の総裁選は、党所属国会議員(衆院議員303人、参院議員83人)が各1票、地方は47都道府県連3票ずつで141票の計527票で争われる。参院票が占める割合は15・7%。

 1998年に行われた総裁選と比較してみると参院の“没落”が分かる。当時は衆院議員が263人、参院議員が104人、地方が47票の計414票。参院票が占める割合は25・1%だった。10年前と比べて、参院票が占める割合が9ポイント以上下落したことになる。

 2002年の党則や総裁公選規程改正で、地方票の割合が高まった。05年の衆院選で自民党は歴史的勝利を収めた。一方、昨年の参院選では自民党が大敗。地方票と衆院議員が増え、参院議員が減ったのだから、参院の存在感が低下するのは当然だ。

 この傾向は、さらに強くなる可能性がある。現在の規程は、地方票は「300票」。今回は党則に定められた「特に緊急を要するとき」という扱いで地方票が141票となった経緯がある。仮に地方票が300票となると、参院票の割合は12・1%まで下落してしまう。

 ある参院幹部は「今回の総裁選でも、参院議員20人を束ねて存在感を示そうと思ったが、ほとんど注目されなかった」とぼやいている。

650いなばやま:2009/02/19(木) 00:12:39
そろそろこのスレの出番かな〜

公然と退陣論、「麻生離れ」加速=厳しさ増す政権運営
2月18日21時31分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000205-jij-pol

 自民党内で18日、麻生太郎首相の退陣を求める声が噴出した。中川昭一前財務・金融相の辞任で求心力をさらに低下させた首相の下では、次期衆院選は戦えないとの危機感からだ。これに対し、首相は景気対策を盛り込んだ2009年度予算案の年度内成立に全力を挙げ、政権浮揚の糸口を探る考えだが、政権維持は厳しさを増しつつある。
 同日の津島派幹部会は「政権は崩壊過程だ。これでは選挙は戦えない」といった首相批判が続出。参院幹部は「違う人で衆院選を戦うのがベスト」と指摘、09年度予算案成立後の首相の退陣を暗に求めた。また、衆院当選3回の後藤田正純氏は党本部で記者団に「信頼に足る人を立てて最後の戦いをしないといけない」と早期退陣を要求。参院中堅の山本一太氏は民放の番組で「自分の周囲には、麻生首相で選挙を戦うという人は一人もいない」と指摘した。
 党内から首相の退陣を求める声が公然と上がったのは初めてで、「麻生離れ」が進んでいることを裏付けた。こうした動きについて、河村建夫官房長官は同日午後の記者会見で「今がどういう時か考えてもらいたい」と結束の必要性を強調。その上で「皆さんが元気が出るよう、政策実行に全力を挙げる」と景気回復に最優先で取り組む方針を重ねて示した。

651とはずがたり:2009/02/19(木) 00:37:14
更に潮目読むのが巧い早川先生はこれらの動きより頭一つ早く抜け出して動いてゴミ粒みたいにつぶされてましたねw

自民・後藤田氏、サミット前の首相退陣要求
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/5021

消極的支持「総選挙は麻生首相で」 自民・地方幹部
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7857

 「麻生首相で」と答えた理由としては、「今さら代えても同じ」(熊本)、「他に顔になる人がいない」(長野)という声が相次いだ。麻生氏は総選挙を経ない3人目の首相だけに「4人目になると、ますますイメージが悪くなる」(広島)との指摘もあった。
 7月に都議選を控える東京は01年、「森降ろし」を主導したが、今回は「総裁選で麻生氏を選んだ。この時期にガタガタしても組織を弱めるだけ」と麻生支持の姿勢だ。
 昨年9月の総裁選で首相が地方票141票(各都道府県3票)のうち134票を獲得したこともあり、「圧倒的多数で選んだのだから最後まで支えるべきだ」(岩手)という意見もあった。

 一方、「新しい総裁・首相で戦うべきだ」と明確に答えたのは、山形、群馬、岐阜、静岡、大阪、山口、沖縄の7府県連。「今のままでは選挙に勝てない」(山口)、「女性を担ぐくらいでないと勝てない」(岐阜)が主な理由。
 静岡は自民党を離党した渡辺喜美・元行革相をポスト麻生候補に挙げたが、「代わりの名前がすぐに出ない」(沖縄)との回答も。「無回答・どちらとも言えない」の10県連とあわせ、「麻生支持」に回らなかった組織は3分の1に及んだが、ポスト麻生は探しあぐねている。

「もう衆院選戦えぬ」 東北の与党、忍耐は限界点
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/2974

 宮城県連の柏佑整幹事長。「緊張感がなさ過ぎた。世界に日本をアピールする場で、責任の重さを自覚していなかったのか」と批判した。
 岩手県連幹部も「見るに堪えない映像だ。中川氏は酒にだらしないと聞いていたが、よりによって国際的場面とは…」とあきれ顔で語った。
「衆院選は極めて厳しい情勢なのに、駄目押しだ」と天を仰いだ福島県議は「党本部がよほどのウルトラCを考えないといけない」。
 「小泉純一郎元首相の発言による混乱に続き、またもや自民党が醜態をさらした」と頭を抱えた山形県連幹部は「党を維持できるのか」とつぶやいた。
 秋田県連は、4月に知事選を控えている。鶴田有司総務会長は「影響は少なくない。逆風が強まることを覚悟しなければ」と、足を引っ張る党本部に恨み節。
 青森県連は、22日に青森市で開くセミナーに麻生首相を招く。西谷洌議会対策委員長は「内閣は大きなダメージを受けている。首相が県民にちゃんと声を届けてほしい」と述べた。

 宮城県連の土井亨会長(衆院宮城1区)は「経済対策の予算を一刻も早く仕上げるべき時なのに、こんなことに時間を費やすのが情けない。与野党とも国民のおしかりを受ける」と嘆いた。
 公明党宮城県本部の石橋信勝代表は「いかなる理由があってもあのような失態を見せては駄目。あきれたと言うしかないし、残念至極だ」と語り、擁護する姿勢は見せなかった。

652とはずがたり:2009/02/19(木) 01:40:25

麻生内閣支持13%、下落加速 不支持76%、共同通信調査
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7868

支持層別の内閣支持率をみると、自民支持層では不支持54・3%、支持34・7%。公明支持層が不支持55・8%、
支持12・9%で、いずれも麻生内閣としては初めて不支持が上回り、与党支持層の「麻生離れ」が鮮明になった。

653とはずがたり:2009/02/19(木) 01:41:29

山拓が次はウチから出す(=石原)と云ったとか?

森、青木、山崎氏が会談
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7867
18日夜(2009/02/19-00:14)

654千葉9区:2009/02/19(木) 21:23:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090219/plc0902190041000-n1.htm
自民若手、総裁選前倒しへ「規定」見直しの声 退陣要求も (1/3ページ)
2009.2.19 00:40

 中川昭一財務・金融担当相辞任から一夜明けた18日、自民党若手からは麻生太郎首相の退陣要求や、党総裁選の前倒しを念頭に総裁選規程の見直しを求める声があがった。各派閥の会長は同日朝、都内で緊急に会談し、平成21年度予算案の成立に当面全力をあげることで一致したが、予算成立後も麻生政権を支えることへの言及はなかった。共同通信の17、18日の世論調査で内閣支持率は13・4%と最低を更新した。自民党中堅幹部は「予算案が(今月下旬にも)衆院を通過した段階で、ポスト麻生レースが、よーいドンで始まる」と語った。



 自民党若手の後藤田正純衆院議員は18日朝、民放テレビで「(9月末までの)総裁任期を前倒しして、任期が来ているので代えますという以外ないんじゃないか」と述べ、総裁選前倒しを唱えた。同党議員が「麻生降ろし」を公然と語ったのは初めて。

 後藤田氏は産経新聞の取材に「麻生首相に政権運営は無理だ。自分で出処進退を判断してほしい。サミットは卒業旅行じゃない。未来に責任を持つ中堅・若手(の首相)が行くべきだ」と予算成立後、7月のサミット前の退陣を唱え、ポスト麻生に石破茂農水相を挙げた。

     



 「大きな改革案を出しても、内閣や首相が国民から信頼されていないと『どうせそんなことはできない』と言われる」(平将明衆院議員)

 この日の自民党改革実行本部の総会でも、首相への不満や総裁選規程の見直し論が出た。

 山本一太参院議員は「党員票と国会議員票のバランスや予備選挙の創設など開かれた総裁選にするルール作りを」と要請。柴山昌彦衆院議員も「立候補要件など総裁選のあり方もきちんと議論を」と主張した。

 山本氏らは、国会議員20人の推薦が必要な総裁選の前に予備選を行うことや立候補要件の緩和で、中堅・若手が出馬できる仕組みを求めている。

 一方、自民党各派閥の会長は18日の会談で、21年度予算成立のため結束を申し合わせ、首相の政権運営に注文を付ける姿勢も打ち出した。会合後、記者団から予算成立後の展望を問われた津島雄二元厚相は、「いろいろあげつらう段階ではない」と述べるだけで、政権支持を明言しなかった。

 これに対し、ある中堅議員は「与謝野馨財務・金融担当・経済財政担当相を使って、21年度補正予算を打ち上げると同時に、民主党との大連立を模索しているのではないか。とんでもない」と警戒している。



 麻生首相は引き続き政権を維持する考えだが、苦境にある今、予算成立後に衆院解散・総選挙に踏み切るのは難しい。与党内では、首相が政権維持のため、内閣改造や21年度補正予算の編成を行うと取りざたされている。

 「麻生さんはプライドが高いから辞めない。次の人がいないからクビをすげ替えるのは難しい。石破氏なんて、あんなオタクはだめだ」

 町村派幹部は18日、記者団にこう述べたうえで、予算成立以降、内閣改造があるとの見方を示した。公明党幹部は、首相に近い菅義偉選対副委員長が唱える21年度補正予算の編成について「後藤田氏のような意見がこれからも出てくるだろうから、菅さんの言う話が出てくる」と解説した。

 ただ、首相が改造や21年度補正予算を実行できるかは「支持率次第」(若手)との見方が大勢だ。

 民主党は「自民党はすべての責任を麻生首相に押し付け、新総裁で総選挙をしようとしている。こざかしい策略だ」(羽田孜元首相)と冷ややかに見ている。

655千葉9区:2009/02/19(木) 21:34:27
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7837-7840

G1?もうG2だろう・・・
麻生、石原、石破、小池、小泉、高村、谷垣、中川(秀)、
野田、鳩山、桝添、町村、与謝野
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009021934_all.html
ポスト麻生は誰?「政界GIレース」13候補徹底分析
石破、野田、与謝野も…

 麻生太郎政権の死に体化が加速している。定額給付金や消費増税など政策への不満のほか、中川昭一前財務・金融担当相の酩酊辞任が直撃。党内からは「麻生首相では次期衆院選は戦えない」と公然と退陣を求める声が出始めた。政界GIレースとも言える「ポスト麻生」はどうなるのか、大胆に予想してみた。

 「首相は自分で出処進退を判断してもらいたい。できれば信頼できる若い世代に禅譲してもらいたい」

 自民党の後藤田正純衆院議員は18日、記者団にこう語り、2009年度予算の成立後、7月にイタリアで行われる主要国首脳会議(サミット)前に麻生首相に退陣するよう求め、ポスト麻生として石破茂農水相、野田聖子消費者担当相、与謝野馨財務・金融・経済財政相の名前を挙げた。

 さらに、山本一太参院議員ら中堅・若手が同日夜、都内で開いた会合でも「首相を代えるべきだ」などの意見が相次いだ。

 背景には麻生内閣の支持率低下がある。中川氏の辞任を受け、共同通信が17、18日両日に行った緊急世論調査では、麻生内閣の支持率は13.4%となり、前回調査から4.7ポイントも下落した。

 このため、党内では「09年度予算案と関連法案の成立後にも、総裁リコールで麻生首相を退陣に追い込み、新首相の下ですぐに選挙に突入すべきだ」(若手)とする予算花道論も公然と語られ始めている。

 その場合の主な総裁候補として名前が挙がっているのは別表の通り。

 中でも憲政史上初の女性宰相としてのサプライズ効果に期待し、野田氏や小池百合子元防衛相や国民人気の高い舛添要一厚労相らの名前を出す議員が多いが、政治評論家の有馬晴海氏も「テーマは女性だ」として野田氏を本命に推す。

 「小池氏は前回の総裁選に出て、党内的な人気がイマイチだったのがばれた。自民党歴も短い。その点、野田氏は昔から女性初の首相候補といわれていたし、郵政選挙で離党したが、大臣として復活している」

 一方、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は小池氏を本命とし、その理由を「女性ということに加え、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎という3代の世襲首相と違い、世襲議員ではない。昨年の総裁選に出て、認知されている」と語った。

 ただ、「こうした劇場型は見え透いている。やはり安定感のある人物が良い」(ベテラン議員)との声も出ているが、帯に短したすきに長しの様相で強烈なポスト麻生候補は見あたらないのも現実だ。

 例えば、与謝野氏をトップに民主党との大連立を目論む向きもある。渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長や中曽根康弘元首相らが主導しているとされるが、与謝野氏は消費税増税の象徴のうえ、2006年にいん頭がん手術を受け、健康面に不安があり、選挙の顔となれるかは懐疑的だ。

 また、最大派閥の町村派で中川秀直元幹事長を追い落とした町村信孝前官房長官も意欲があるとされる。派閥のオーナーである森喜朗元首相とのコンビで浮上してきそうだ。中川氏も小泉純一郎元首相の麻生批判発言以降、復権がささやかれ、2月下旬に新しい議員連盟を立ち上げる予定。「本人はやる気満々だ」(周辺)というが、過去の女性スキャンダルは尾を引いている。

 かんぽの宿問題で名を上げた鳩山邦夫総務相や、「地味だが、答弁も上手で安定感がある」(有馬氏)高村正彦元外相の名前も出ている。選挙に弱い小泉チルドレンには、小泉氏の再登板を熱望する議員もいる。

 このため夕刊フジ政治担当デスクは「予算成立後に麻生降ろしが始まっても、麻生首相の性格を考えると自ら辞任することは考えられず、そう簡単には引きずり降ろせない。一気に解散に打って出る可能性もある」として、春政局の場合は無謀にも麻生氏を本命に推した。

 ただ、「解散が打てないまま7月のサミット後に総裁選前倒しとなれば、小池氏や野田氏に差される可能性は高い」とみる。

 選挙の顔として小沢一郎民主党と戦うのは、一体誰だろうか。

656千葉9区:2009/02/19(木) 21:44:44
>>654
おっ!羽田さんが珍しくコメントしてる。生きてたのね

657千葉9区:2009/02/19(木) 22:06:18
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090219ddm002010058000c.html
政府・与党:麻生首相で衆院選と総裁交代のどっちがマシだ 予算成立後、春の政局か
 中川昭一前財務・金融担当相の辞任をきっかけに、麻生太郎首相の政権運営が危うさを増している。政府・与党は09年度予算案と関連法案の早期成立を目指す方針で一致しているものの、予算成立後も結束を保てるかは不透明だ。自民党内からは次期衆院選前の首相退陣論も出ており、春の政局をにらんだ動きが活発化してきた。

 自民党各派の会長らは18日、東京都内のホテルで国会対応を協議。終了後、記者団から党総裁選前倒しや首相退陣の可能性を聞かれた津島派の津島雄二党税制調査会長は「いろいろあげつらう段階ではない。とにかく予算案を通すことで意見が一致した」と述べるにとどめた。出席者によると、「首相を支える」との発言はなかったという。

 支持率が2割を切った今、政権を見つめる自民党内の視線は厳しい。それでもベテラン議員が首相を支えてきたのは、衆院選を経ずに4人目の総裁選出に踏み切れば世論が反発しかねないという懸念からだ。中川氏の辞任で消極的な支持は失望へと変わり、「麻生首相による衆院選と、総裁交代のどちらがリスクが高いか」(閣僚経験者)との迷いが生まれつつある。

 政権内も危機感は募る。石破茂農相、鴻池祥肇官房副長官は16日夜、都内のホテルで首相に会い、政権の求心力を高めるため予算案成立後の内閣改造を進言。首相は「改造?」とさえぎり、「瑕疵(かし)がないのに閣僚を代えられるわけないじゃないか」と言下に否定した。

 一方、自民党中堅・若手は「反麻生」の動きを活発化させている。後藤田正純衆院議員は18日、党本部で記者団に、石破氏や野田聖子消費者行政担当相らの名前を挙げ「(政権を)禅譲してほしい」と首相の早期退陣を要求。棚橋泰文元科学技術担当相ら中堅・若手は18日夜、都内で会合を開き、「麻生さんでは戦えない」と危機感を強めた。【田所柳子、山田夢留】

658千葉9区:2009/02/19(木) 22:13:21
>>653
ナベツネと氏家が参加したほうがポイント
http://www.asahi.com/politics/update/0219/TKY200902180363.html
自民の森・青木氏ら会談「麻生首相では選挙にならない」
2009年2月19日1時1分
 自民党の森元首相と山崎拓元幹事長、青木幹雄前参院議員会長らが18日夜、東京都内の日本料理店で会談した。出席者によると、中川昭一財務相の辞任を受けて「麻生首相の下では選挙にはならない」など、複数の出席者が次期衆院選は厳しいとの認識を示したという。会合には、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長らも同席した。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090219ddm005010120000c.html
自民党:森・青木・山崎3氏が意見交換
 自民党の森喜朗元首相と青木幹雄前参院議員会長、山崎拓前副総裁は18日夜、東京都内で会談した。今後の麻生太郎首相の政権運営や国会対策などをめぐり、意見交換したものとみられる。会談には渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆と氏家斉一郎日本テレビ放送網取締役会議長が同席した。

659とはずがたり:2009/02/20(金) 00:40:08

首相投げ出しもありますかね>首相憔悴
その器でもないのに就任出来てしまった不幸者である。

首相憔悴 盟友・中川氏辞任で涙目
2009年2月19日20時38分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/5033

 中川前財務・金融相が閣外に去り、麻生首相が憔悴している。政権運営上の痛手にとどまらず、信頼しきった「盟友」を失った精神的なダメージが大きいようだ。
 中川氏の辞任表明直後、記者団とのやりとりで、首相に覇気はなく、目は潤んでいた。
 首相は中川氏の政策面の力量を信頼していた。ただ、首相にとっては、「お友達」としての存在の方が大きかった。福岡の財閥の長男として生まれた首相は「金目当てに近寄ってくる人間も多い。他人を簡単に信頼するな」と育てられたという。同じ世襲議員で政治思想も似ていた中川氏は数少ない心を許せる友人だった。
 首相は、自分が小泉元首相の下で首相候補になったのと同じように、中川氏を引き立てようとした。
 19日の予算委では、17日には「特にない」と否定していた中川氏辞任の政権への影響をこうこぼした。「政権の印象を悪くした。全然影響がなかったなんて、言うつもりはない」

660いなばやま:2009/02/20(金) 06:00:36
>>655
よく言って、有力馬が次々出走辞退する宝塚?有馬?っていったところか?

661千葉9区:2009/02/21(土) 15:44:26
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090221/20090221_0001.shtml
実務では与謝野氏 知名度なら舛添氏 「ポスト麻生」本命は? 本紙記者予想
2009年02月21日 12:34
 ●野田氏、石原氏…世代交代狙いも

 麻生太郎首相の求心力低下を受け、自民党内で「ポスト麻生」が取りざたされ始めた。実務能力にたけた与謝野馨財務相や、知名度の高い舛添要一厚生労働相らの名前が挙がるが、衆目が一致する「本命」は不在。あくまでも自らの手で衆院解散・総選挙に踏み切る構えの麻生首相に対し、強力なライバルが現れるか。本紙記者が予想した。

 A 経済閣僚三ポストを兼務する与謝野氏の実務能力は抜群だ。「パフォーマンス型の麻生氏の後は、職人気質の与謝野氏がいい」という党内の期待感は少なくない。

 B ただ、与謝野氏が選挙の顔になるか、不安は多い。消費税増税への強烈なこだわりも党内では抵抗感が強い。与謝野氏は趣味の囲碁を通して小沢一郎民主党代表とパイプがある。自民、民主両党の大連立に動いた渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長とも親交があり、「首相になったら大連立に動くのでは」との警戒感が消えない。

 A 確かに18日夜に渡辺氏や森喜朗元首相らが会い、「ポスト麻生は与謝野氏で一致した」という情報が飛び交った。背後に大連立を模索する長老がいるのは間違いない。与謝野氏は中川秀直元幹事長と経済路線で対立しており全党的支持を集めるのは難しそうだ。

 B 「反麻生」サイドから出てきそうなのが小池百合子元防衛相だ。前回総裁選で3位に入り、本人も前向きだ。

 A 前回総裁選で小池氏を担いだ中川氏が名乗りを上げるべきだという声もある。中川氏は20日、記者団に「まだ言うべき時じゃない」と語ったが、否定しなかったため「意欲を示した」とも取れる。ただ、首相を狙うなら森内閣の官房長官を辞する原因となった過去のスキャンダルが障害になりそうだ。

 B 中川氏が手を挙げると、同じ町村派の会長を務める町村信孝前官房長官が黙っていないよ。最大派閥の同派の亀裂は決定的になる。

 A 注目を集めているのが舛添氏だ。マスコミの「次の首相」を選ぶ世論調査で上昇傾向にあるからだ。参院議員は首相候補としては事実上対象外だが、「次期衆院選でくら替えすればいい」という声まで出ている。

 B 人気重視なら野田聖子消費者行政担当相、石原伸晃幹事長代理といった若手を推す声もある。後藤田正純衆院議員が18日のテレビ番組で野田氏と石破茂農相を首相候補として名指しした。一気に世代交代を狙う動きもあり後藤田氏の発言はその一環だろう。

 A ダークホースは小泉純一郎元首相だ。本人は政界引退を表明したが、待望論は根強い。「ウルトラC」は東国原英夫宮崎県知事。首相候補含みで衆院選に擁立するという見立てだ。「それぐらいインパクトがないと選挙に勝てない」という中堅議員もいる。

 B どちらも「奇策」だよ。小泉氏には「構造改革が地方の疲弊を招いた」との批判が根強い。東国原氏は知事任期途中で、政治家としての評価は定まっていない。こんな声が出るくらい自民党が追い込まれているとみるべきだろう。


=2009/02/21付 西日本新聞朝刊=

662とはずがたり:2009/02/22(日) 00:21:58
>>661
そのまんま東が首相候補ってのはどうなんですかね??
マスコミの気色悪いヨイショが国政に打って出てからも続くとなるとすると鬱だけど,流石に・・・と思うんだけど。

663千葉9区:2009/02/22(日) 13:48:24
http://www.asahi.com/politics/update/0219/TKY200902190277.html
自民、首相交代論強まる 森元首相にも変化の兆し?
2009年2月20日3時0分

 自民党内で麻生首相交代論が強まってきた。反麻生勢力にとどまらず、首相を支える派閥領袖(りょうしゅう)や幹部にも「麻生首相では総選挙は戦えない」との認識が広がっている。大勢は今春の09年度予算成立までは首相を支える構えだが、総選挙に備え、「ポスト麻生」をめぐる調整も本格化しそうだ。

 19日の麻生派総会で中馬弘毅座長は「麻生を助けるということではなく、予算を通すことが何よりも大事」とあいさつ。18日朝の派閥領袖級の会合で「予算成立に全力を挙げ、その後のことはその後のことで一致した」ことを明らかにし、予算成立後の首相退陣の可能性を示唆した。

 18日の会合には、中馬氏のほか、町村信孝前官房長官、津島雄二税調会長、古賀誠選対委員長、山崎拓元幹事長、伊吹文明元幹事長、二階経済産業相が出席。冒頭、中馬氏が中川前財務相辞任など相次ぐ政権の失態について陳謝した。

 領袖の一人が「麻生首相では選挙を戦える状況にない。その後のことを考えないといけない」と発言すると、別の領袖が「今は予算成立が何よりも重要だ」と抑え、予算成立までは各派が協力して首相批判を封じる方針を確認したという。

 18日夜には、森元首相と青木幹雄前参院議員会長、山崎氏が会談。渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長らも同席した。出席者によると、この席でも「麻生首相では選挙にならない」との意見が出て、首相を支持する森氏は聞き役に徹したという。森氏に近い議員は19日、「森氏の麻生支持は中川前財務相辞任前の話」とし、森氏の姿勢にも変化の兆しがあるとの見方を示した。

 ただ、自民党内に「ポスト麻生」の有力候補は見あたらず、首相自身が政権維持に意欲を示す限り交代させるのは極めて難しい。閣僚の一人は「首相は辞めない。自分で解散するという一点は絶対ぶれない」と見る。首相が退陣しなければ、9月に任期を迎える自民党総裁選を前倒しすることは難しく、「麻生降ろし」への道筋は不透明だ。

 首相は予算成立後に追加景気対策を打ち出し、「麻生降ろし」を封じる考えで、09年度予算案が衆院を通過すれば、首相の進退をめぐり、官邸と自民党の駆け引きが始まる様相だ。

664とはずがたり:2009/02/22(日) 14:07:12
完全に予算後はすげ替えモードですな。
もう何処からも麻生続投の声が聞こえてこない。

>麻生派総会で中馬弘毅座長は「麻生を助けるということではなく、予算を通すことが何よりも大事」とあいさつ。18日朝の派閥領袖級の会合で「予算成立に全力を挙げ、その後のことはその後のことで一致した」ことを明らかにし、予算成立後の首相退陣の可能性を示唆した。

>領袖の一人が「麻生首相では選挙を戦える状況にない。その後のことを考えないといけない」と発言すると、別の領袖が「今は予算成立が何よりも重要だ」と抑え、予算成立までは各派が協力して首相批判を封じる方針を確認したという。

>18日夜には、森元首相と青木幹雄前参院議員会長、山崎氏が会談。渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長らも同席した。出席者によると、この席でも「麻生首相では選挙にならない」との意見が出て、首相を支持する森氏は聞き役に徹したという。

>森氏に近い議員は19日、「森氏の麻生支持は中川前財務相辞任前の話」とし、森氏の姿勢にも変化の兆しがあるとの見方を示した。

665ホッシュジエンの国内ニュース解説:2009/02/24(火) 15:27:29
 小泉氏は12日、麻生太郎首相が郵政民営化に反対だったかの
ような発言をしたことについて「怒るというより笑っちゃうくらい、
あきれている」と批判した。調査では首相の郵政民営化に関する
一連の発言は「評価しない」が81・0%に上ったが、それを批判
した小泉氏の発言を「評価する」のも36・4%と少なく、「評価
しない」が半数以上の56・3%だった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    問題ばかり起こす小泉氏を自民幹部は世論の声に
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    れてしぶしぶ第二次小泉内閣に擁立という陳腐な
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~  シナリオがあるように見える。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l でも世論の声は意外に冷静。(・∀・ )

09.2.24 Yahoo「本社・FNN合同世論調査 “小泉節”意外に不評」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000106-san-pol
09.2.24 Yahoo「首相にふさわしいのは… 自民ドングリの背比べ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000617-san-pol

* 現在、中曽根元首相に代わる米代理人の後継者候補の筆頭が
 小泉氏と見られます。これは政権の長さから推察されるもの
 です。

666千葉9区:2009/02/24(火) 22:54:09
http://npn.co.jp/article/detail/34241760/
麻生首相に日米首脳会談の呪い
 日本時間あす25日未明にバラク・オバマ米大統領(47)と日米首脳会談に臨む麻生太郎首相(68)が、見えざる呪(のろ)いに怯(おび)えている。オバマ大統領が就任後初めてホワイトハウスに招く外国首脳ということで、政権支持率上昇を期待してもいいところ。しかし、新たに選出された米大統領が就任後最初に会談した日本の首相は、なぜかどうしてか3代続けて政権の座からそのあとすぐ滑り落ちている。“日米首脳会談の呪い”は麻生首相にも降りかかるか。

 永田町関係者は「政界七不思議とまではいかないけれど、偶然では片付けられない。パパ・ブッシュ、クリントン、ブッシュの各大統領と就任後最初に会談した首相は、ほどなくしてその座を追われている。森喜朗元首相(71)もそう。今度のオバマ大統領の相手は支持率ひとけた台目前の麻生首相だから、やっぱり“呪い伝説”は続くんじゃないか、とウワサされている」と話す。
 なんと不吉な…。しかし調べてみると、確かに奇妙な事実があった。
 レーガン政権のあとを受けた米41代大統領のジョージ・H・W・ブッシュ氏(84=共和党)は1989年1月に就任。同年7月にパリで初会談した故宇野宗佑元首相は、そのあと1カ月も持たず辞任に追い込まれている。女性スキャンダルによって在任わずか69日という超短命政権で終わったのはご存じの通りだ。

 93年に第42代大統領に就任したビル・クリントン氏(62=民主党)はその年の4月、故宮澤喜一元首相とホワイトハウスで首脳会談に臨んだ。しかし宮澤氏はその約2カ月後に内閣不信任案を出され、同年8月初旬に辞任。自民党分裂による解散・総選挙の結果、野党連立政権が誕生し、自民党は下野した。

 43代大統領のジョージ・ブッシュ氏(62=共和党)の会談相手は森元首相だ。2001年1月に就任すると、3月には早々とワシントンに迎えたが、このとき森氏はすでに「日本側に政権担当能力なし」などと激しいバッシングのさなかにあった。森氏はブッシュ政権が推進していたミサイル防衛計画を支持するなど言いなりで、約1カ月後に辞任している。

 そして今度の第44代オバマ大統領の相手が麻生首相、というわけだ。
 全国紙政治部記者は「本来ならば麻生首相には支持率回復のチャンスとなるはずだった。しかし、中川“へべれけ”前財務相のせいですべてパー。就任後初の外国訪問先に日本を選んだヒラリー・クリントン米国務長官来日の話題もすべてかき消されたし、今回の首脳会談も、その任命権者がのこのこやってきた…という程度にしか映らないだろう。オバマ政権は対日重視の姿勢をみせてくれているのに、全く生かせない。あまりの“不遇”に麻生首相の不眠症に拍車がかかったとも聞いている」と話す。
 麻生首相は23日夜、羽田発の政府専用機で米ワシントンに出発。24日午前(日本時間25日未明)にホワイトハウスで行われる会談では、さらに強固な日米同盟を確認するとともに、世界的な経済危機や北朝鮮問題への取り組みなどで認識を一致させる狙いという。
 外務省幹部は「いち早く会うことに意義がある」と会談実現に胸を張るが、訪米の手土産にするはずだった2009年度予算案の衆院通過は先送りされ、余計な「財政出動」を約束してこないかだけが心配だ。
 複数大手紙の世論調査で支持率11%台と“シングルプレーヤー”目前。野党からは「解散しようにもできない」なんていわれている。人気のオバマ大統領と最初に会ったぐらいじゃどうにもならない気もするが、“呪い”の行方もまた気になるところではある。

667千葉9区:2009/02/27(金) 22:11:16
スコープ 『ポスト麻生』へ 腹探り合う自民 政変前夜の雰囲気濃く
2009年2月27日 紙面から


 二〇〇九年度予算案の年度内成立が確実になる中、麻生政権と距離を置く自民党の中堅・若手らによる勉強会や議員連盟が活動を活発化させている。ベテラン組も連日会合を開き、政権の行方をめぐって水面下の意見調整が始まっている。党内は、予算成立後の「ポスト麻生」政局前夜の雰囲気が濃くなってきた。 (篠ケ瀬祐司)

 山本一太参院議員ら約二十人の中堅・若手議員でつくる「プロジェクトJ」は二十四日、次期衆院選に向けて、党とは別に独自のマニフェスト作りに着手した。

 会の中心メンバーは、小泉構造改革を進めてきた面々。小泉政権の金看板の郵政民営化見直しに言及した麻生太郎首相とは、路線が異なることを宣言するマニフェストになりそうだ。

 麻生政権発足後の昨年秋以降、党内では「道路特定財源の一般財源化を抜本的に進める会」など、改革志向の強い勉強会や議連が次々と誕生した。

 首相の郵政民営化見直し発言後は「国民視点の政策を実現する会」や「国民本位の政治を実現する会」などが頻繁に会合を開催。勉強会や議連は乱立模様だが、参加者の間では「麻生首相では選挙は厳しい。予算成立後が首相交代のひとつの時期だ」と、倒閣が公然と語られるほどボルテージは上がっている。

 一方、ベテラン議員の間では、夜の会合が頻繁になった。二十六日夜は、町村信孝前官房長官、伊吹文明元財務相、二階俊博経済産業相、大島理森国対委員長、額賀福志郎元財務相の派閥領袖クラスが都内で会食。各派事務総長による会合も十九日夜に開かれたほか、最大派閥の町村派はじめ、主要派閥の幹部らが連夜のように会合を重ねている。

 こうした会合後には、大半の議員が「一致して(二〇〇九年度)予算と関連法案を通す。それから景気と雇用だ」と口をそろえるが、会合を通じ互いの腹を探り合っている。

 内閣支持率が極端に低下する中、厳しい選挙を迫られるのはベテラン組も同じで、ある閣僚経験者は相次ぐ会合の雰囲気を「麻生首相を支えるが、それは『いけるところまで』というのが党内の空気だ」と語っている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009022702000083.html

668千葉9区:2009/02/27(金) 22:51:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090227/stt0902272210010-n1.htm
麻生降ろし“解禁” 自民党内大荒れ「解散前に新リーダーを」 (1/2ページ)
2009.2.27 22:09

このニュースのトピックス:自民党

平成21年度予算案が賛成多数により衆院で可決。記名投票のため席に戻る麻生太郎首相(左奥)。右から2番目は小泉純一郎元首相。=27日午後4時12分、衆院本会議場(撮影・中鉢久美子) 平成21年度予算の年度内成立が27日に確定したことで、自民党内では“麻生降ろし”の動きが激化するのは確実だ。民主党は衆院解散・総選挙を求めて内閣不信任案提出を視野に対決姿勢を強めている。内閣支持率が10%前後に落ち込んだ麻生太郎首相は厳しい政権運営を強いられており「ポスト麻生レースの号砲が鳴った」(自民党若手)との声も出ている。

 「解散・総選挙の前には新たなリーダーを立てて、こういう政権を目指す、このような政策を約束するということになる」

 自民党の武部勤元幹事長は27日、国会内で記者団にこう述べ、ベテラン議員として初めて、首相退陣を公然と要求した。武部氏は新たな議員グループ結成にも言及したが、小泉純一郎元首相との連携を想定したものだ。

 中川秀直元幹事長は武部発言について「そういう声がだんだん増えていることを実感する。世論にどう耳を傾けていくか議論しなければならない」と語り、エールを送った。

 「議員個人がなんぼ地元で戦っても、今のムードはつらすぎる」(加藤紘一元幹事長)、「支持率が戻らなければいろいろな動きが出てくるのはやむを得ない」(山本一太参院議員)との声も出ている。

 予算案の衆院通過に先立つ18日夜、森喜朗元首相と青木幹雄元参院議員会長、山崎拓元副総裁らが都内の日本料理店で会談した。

 森氏は麻生首相支持を公言してきたが、政界ではこの会談が「森氏が麻生氏と距離を置きはじめた」「ポスト麻生レースのシナリオづくり」との憶測を呼んでいる。

 危機感が増す中、自民党幹部の会合も最近、相次いでいる。

 高村正彦前外相、谷垣禎一元財務相、甘利明行政改革担当相、町村信孝前官房長官らは25日夜、東京・赤坂の洋食店で会談した。

 会談後、店の前で谷垣氏らは森喜朗元首相と鉢合わせした。

 谷垣氏が「野党に転落した時、どうしたら与党に戻れるかを話し合ったメンバーでして…」と話しかけると、森氏は「そんなこと言うと、また野党になっちゃうぞ」と笑ったが、常日頃の危機感が思わず口をついて出たようだ。

 首相は27日の衆院予算委員会で「政権が代わればいいのではない。どの党がいいのか国民に問うてみなければ分からない」と、自らの手で解散・総選挙を行う考えを強調した。その首相は衆院本会議後、国会内で太田昭宏公明党代表らとの記念撮影に応じつつ、「だいたい(予算案採決は)夜中でしょ。まだお天道様が上がっている間に採決するから雪が降ったりする」と軽口を叩いた。自民党内はこの日の天候同様、大荒れ模様だ。(大谷次郎)

669千葉9区:2009/02/27(金) 22:52:28
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009022731_all.html
「麻生降ろし」派閥領袖にもジワジワ拡大の裏事情とは
町村氏・擁護発言も、森氏は沈黙


 2009年度予算が27日午後の衆院本会議で可決。永田町の関心事は与党が不人気の麻生太郎首相の下で次期総選挙を戦うのか、いわゆる「麻生降ろし」に移ってきた。自民党内では選挙に危機感を持つ中堅・若手が麻生降ろしを模索しているが、派閥領袖クラスにもその動きはジワジワ広がり始めている。それぞれが抱える裏事情とは−。

 中川昭一前財務・金融相のヘロヘロ会見が直撃し、産経新聞社とFNNの世論調査で、麻生内閣の支持率は11.4%に下落した。こうした中、「真っ先に麻生降ろしに動き始めた」(中堅)と言われているのが、かねてより不仲が指摘され続けてきた山崎派の山崎拓前副総裁だ。

 山崎氏は中川氏の辞任劇から一夜明けた18日朝、派閥領袖の会合を呼びかけた。予算案の早期成立が必要だとの認識で一致したというが、自民党有力筋はこう話す。

 「山崎氏はすでに4月解散−5月総選挙を唱えていますが、派閥領袖の会合にしても、すべて麻生降ろしを加速させるための仕掛けだ。周辺には『麻生で選挙はやれない』と漏らしており、ポスト麻生に自派閥の石原伸晃幹事長代理を担ぎ、キングメーカーになろうとしているんでしょう」


【津島氏・選挙勝つために距離置き】

 津島派会長である津島雄二税調会長の立場も微妙だ。津島氏は山崎氏が召集した派閥領袖の会合後、麻生降ろしについて「とにかく予算案を通すことで意見が一致した」と述べるに止め、明確に否定はしなかった。

 自民党関係者は「参院津島派には実力者の青木幹雄前参院議員会長らがおり、青木氏がポスト麻生に舛添要一厚労相を推しているという事情もある。だが、とにかく自分の選挙が危ないというのが1番の理由。表だって麻生批判をするわけにはいかないが、少しでも距離感を出したいということだ」と説明する。

 実際、津島氏と対立する民主党候補は小沢一郎代表の政策秘書経験がある横山北斗衆院議員で、自民・民主の世論調査でもリードを許している。

 昨年末の派閥総会で、「反麻生」で動いた塩崎恭久元官房長官にすごんだ宏池会会長である古賀誠選対委員長は、今回は静観中。「麻生派も含めた『大宏池会』構想でポスト麻生の主導権を狙っている」(同派若手)との指摘もあるだけに、様子見に徹しているということか。


 一方、麻生首相擁護の発言を連発しているのが、最大派閥である町村派会長の町村信孝前官房長官だ。町村氏は23日も「こういう時に『麻生がどうだこうだ』と言うわが党議員の存在が、党の支持率を下げ、麻生さんをどれだけ傷つけているか」と、反麻生勢力を批判した。

 ただ、実質的オーナーである森喜朗元首相は18日夜、山崎氏や青木氏、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長らと会談。その席では「麻生首相の下では選挙にならない」との話も出たといい、森氏は沈黙していただけだったとされる。若手からは「森氏が首相を見限れば、麻生降ろしは一気に動く。さすがの森さんも中川問題で見限ったのでは」と、森氏の“造反”を期待する声も。

 「中川問題で謹慎中」(若手)の伊吹派会長の伊吹文明元財務相は26日夜、二階派会長の二階俊博経産相や高村派の大島理森国対委員長らと会談、麻生政権を支えることで一致した。

ZAKZAK 2009/02/27

670千葉9区:2009/02/28(土) 10:27:02
http://www.asahi.com/politics/update/0228/TKY200902270412.html
自民若手議員が新グループ 「反麻生、でなく非麻生で」
2009年2月28日6時51分

 自民党の若手の衆院議員が「自民党を刷新し日本を再生する会(仮称)」を立ち上げ、3月4日に初会合を開く。中堅・若手の「速やかな政策実現を求める有志議員の会」が「反麻生色」が強まって機能停止に陥るなか、「非麻生」に衣替えして求心力を回復させ、「ポスト麻生」候補の擁立につなげる狙いもありそうだ。

 茂木敏充前行革相をアドバイザーとし、菅原一秀(無派閥)、小野寺五典(古賀派)両副幹事長が共同代表に就く。メンバーの多くは「速やか議連」にも籍を置くが、反麻生を打ち出す塩崎恭久元官房長官らは入っていない。

 26日夜に東京都内の中華料理店に集まり、会合や合宿を重ねて経済や社会保障、エネルギー分野などで政策提言をする方針を決めた。メンバーの一人は「『反麻生』ではなく『非麻生』でまとまっていきたい」と話している。

671とはずがたり:2009/02/28(土) 11:38:08
>>669
>実際、津島氏と対立する民主党候補は小沢一郎代表の政策秘書経験がある横山北斗衆院議員で、自民・民主の世論調査でもリードを許している。
別にこういう結果が出てても全く驚きには値しませんけどちゃんと出てるんですねぇ。心強い。

672千葉9区:2009/03/05(木) 00:44:05
http://www.asahi.com/politics/update/0304/TKY200903040274.html
津島派、ああ蚊帳の外… 「ポスト麻生」総裁候補不在で
2009年3月4日20時32分

 自民党第2派閥の津島派(68人)が総裁候補を絞れず、「ポスト麻生」争いの蚊帳の外に置かれている。鳩山総務相や石破農水相は離党経験のある「外様」であることが敬遠され、「プリンス」と呼ばれた額賀福志郎元財務相は過去の総裁選出馬断念が響いて支持を広げられない。

 露出度で群を抜くのは「かんぽの宿」問題で存在感を示した鳩山総務相だ。夕刊紙に「ポスト麻生」に持ち上げられ、2日の東京中央郵便局建て替え工事の視察では「泣きたい気持ち」とカメラに訴えた。ただ、自民、新進、民主と政界を渡って06年に13年ぶりに津島派へ戻ったため、「派で存在感はない」(幹部)と派内の視線は冷淡だ。

 石破農水相は防衛相時代の「オタクイメージ」で知名度をあげ、農水相としてもコメの減反選択制を掲げ、存在感を増す。だが、鳩山氏と同じく「出戻り組」。昨秋の総裁選で「派として推すことはない」(津島雄二会長)と突き放された後遺症も残る。

 「皆様の力で平成研(津島派)はよみがえった」。津島氏は4日夜、都内であった派閥パーティーで気勢をあげたが、鳩山、石破両氏の姿はそのとき会場になかった。

 自民一筋でないのは2人だけではない。津島氏、笹川尭総務会長、船田元事務総長ら幹部の多くは離党経験者。まさに「寄り合い所帯」で、田中派以来の強みである「一致結束」は見る影もない。棚橋泰文元科学技術担当相は昨秋の総裁選で派の了承なく出馬表明した後、半年も派閥総会を欠席したあげく、2月に退会。派閥幹部は「竹下派分裂後、橋本、小渕時代に総裁派閥の体をなすため来る者を拒まなかった結果だ」と嘆く。

 生え抜きの額賀氏は過去3回も総裁選出馬を探りながら断念し、「ポスト麻生」の呼び声は聞かれなくなった。竹下元首相直系の青木幹雄前参院議員会長も最近は総会に現れず、同派重鎮は「もう派閥の締め付けは利かない」とあきらめ顔だ。(鶴岡正寛)

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090303/stt0903032246014-n1.htm
パーティーは開くけど…ポスト麻生絞れぬ津島派
2009.3.3 22:45

このニュースのトピックス:自民党
 自民党の各派閥のトップを切って、津島派(平成研究会、津島雄二会長)が4日、都内のホテルで政治資金パーティーを開く。津島派は衆参議員68人を数える党内第2派閥だが、「ポスト麻生」に向けた派独自の総裁候補をしぼり切れておらず、数の力を発揮できない状況が続いている。

 「派閥は会長を総理総裁に押し立てるためにある。そうでなければ希望がない。津島派がそうだ」

 党内第1派閥、町村派の実力者である森喜朗元首相は2日夜、町村派参院議員の会合で、総裁候補不在で混迷する津島派をこう皮肉った。

 津島派(平成研)は小泉純一郎首相(当時)が誕生した平成13年の自民党総裁選で橋本龍太郎元首相が出馬して敗れて以降、8年間にわたって、派閥を挙げて独自の総裁候補を擁立したことはない。

 昨年9月の自民党総裁選では、津島会長らは麻生太郎首相支持で派をまとめようとしたが、中堅・若手が反発して石破茂農水相を擁立。一方、実力者の青木幹雄前参院議員会長ら参院側は、与謝野馨財務・金融・経済財政担当相を担ぎ、津島派はばらばらの様相を呈した。同派の総裁候補と目されるはずの額賀福志郎会長代理は、3年連続で出馬を見送った。

 津島派の中堅・若手には「派の上層部は統治機能を失った」として、「ポスト麻生」の総裁選に、再び石破氏を担ぐ動きがある。一方、額賀氏は「派の世話役として汗をかき、信頼を再構築する」(閣僚経験者)として、昨年10月に派事務総長になった。だが、今年2月になって「選挙が遠のいた」として事務総長を突如辞任し、派内を驚かせた。

 このため中堅・若手からは「次期総裁選ではわが派はまた草刈り場になる」(若手)との声が出ている。

673千葉9区:2009/03/17(火) 20:51:51
http://npn.co.jp/article/detail/60880840/
石原伸晃幹事長代理 ポスト麻生急浮上
 小沢一郎代表の献金スキャンダルで民主党の支持率は低下したが、麻生内閣の支持率も一向に上昇の兆しがない。それだけに「やはり麻生首相では衆院選は戦えない」との声が与党内で強まっている。そこで「ポスト麻生」に与謝野馨財務相、小池百合子元防衛相らの名前が挙がっている。数多い有力候補の中で、にわかに注目されてきているのが石原伸晃幹事長代理だ。

 「ポスト麻生には与謝野財務相、小池元防衛相、石原幹事長代理、石破茂農水相、舛添要一厚労相、野田聖子消費者行政担当相などの名前が挙がっているが、表立った動きは目立っていない。西松建設の違法献金事件で民主党小沢代表が叩かれているときに“麻生降ろし”をやったら利敵行為になるからね。ただ『麻生首相では衆院選を戦えない』は与党内の共通認識だから、水面下でポスト麻生の動きはある」(自民党関係者)
 報道各社の世論調査でも麻生内閣の支持率は低迷が続く。小沢氏の秘書逮捕で民主党の支持率は低下しているが、それが必ずしも追い風になっていないのだ。それもこれも一連の発言のブレなどで、麻生首相のリーダーとしての資質が問題にされているからだ。
 麻生降ろしの急先鋒と見られる武部勤元幹事長が「新しい総裁を選び、新しい政策を国民に見てもらう」と都内の講演でぶち上げたのも、仕掛けのタイミングを探っているからだろう。追加景気対策で麻生内閣の支持率が上昇しなければ、麻生降ろしがマグマのように噴出するのは避けられない。

 実際、“麻生離れ”は確実に進んでいる。例えば、立候補予定者が別の有力政治家らと一緒に写る「政党用ポスター」に、それが表れている。衆院議員の任期満了まで半年を切ると、立候補予定者の単独ポスターの掲示が禁止される。そこで「選挙の顔」になるはずの首相とのツーショットになるのだが、「人気のない麻生首相を敬遠する候補者が少なくない」(政界ウオッチャー)のだそうだ。その代わりに、ポスト麻生に名前が挙がる石原幹事長代理や舛添厚労相ら、有権者に人気がある政治家を選ぶ候補者も目立っている。いわゆる“麻生切り”だ。
 ツーショットに選ばれたポスト麻生候補たちも「次の首相候補」と持ち上げられて満更でもなさそうだ。中でも注目度が高いのは石原幹事長代理だ。昨年9月の自民党総裁選にも出馬したように、総理の座への意欲はもともと強い。麻生首相と違い、若くて清新なイメージもある。
 石原氏は周囲に「次は与謝野さん」と漏らしているようだが、これはあくまで表向きの発言。前出の自民党関係者はこう解説する。
 「本音はやる気ありだと思いますよ。世論調査の“首相にふさわしい候補”でも、常に上位にランクされているように、有権者の人気も高い。石原氏を担ごうとする動きが出ていても不思議ではない。ただ、現在は幹事長代理だし、あまりに早く名乗り出ると、それをつぶそうとする動きも出てくるからね」
 昨年の総裁選で支持してくれた議員に「次も出る」と漏らしたとも伝えられているし、若手議員からも「人気があるし、もちろん有力候補の一人」と清新なイメージを買う声が少なくない。
 「所属派閥のドン、山崎拓氏も『伸晃クンを総理にしたい』と、水面下で石原擁立を探っている。石原首相誕生となれば山拓がキングメーカーとして腕をふるえる可能性が大だ」(政治部記者)
 また、「いざとなれば石原慎太郎都知事が、長男の伸晃氏のために動くのは確実。表立った応援はなくとも、仲の良いキングメーカーの森喜朗元首相にバックアップを頼むはず」という支持者の声もある。
 ポスト麻生を意識しているのか、最近はテレビでの露出も増えている石原氏。有力候補として、にわかに注目を集めているのは確かなようだ。今後の石原氏の動きには目が離せない。

674とはずがたり:2009/06/16(火) 13:08:09
08年9月の記事

麻生氏、終盤の緩み警戒=4氏は「2位狙い」−自民総裁選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008091701052&rel=j&g=pol

 5候補が争う自民党総裁選は、麻生太郎幹事長が国会議員票、地方票とも他の候補を引き離し、圧勝しそうな情勢だ。麻生陣営は終盤戦での「緩み」を警戒、引き締めを図っている。一方、与謝野馨経済財政担当相ら4候補は、劣勢を挽回(ばんかい)する材料に乏しく、事実上の「2位狙い」に照準を合わせている。
 「妙なバランス感覚が働くこともある。圧勝するにはさらなる努力が必要だ」。麻生陣営は17日夕の会合で、引き続き多数派工作に全力を挙げる方針を確認した。
 陣営の当初の目標は、1回目の投票で当選が決まる過半数(計264票)の獲得。だが、現時点では「国会議員票は230−240、地方票は100−110」と目標を高めに再設定する幹部もおり、「楽勝ムード」が漂う。麻生氏周辺では、首相指名後の閣僚人事が話題になっているほどだ。
 陣営は「最大の敵は気の緩みによる取りこぼし」として、8派閥の代表者らによる選対会議を連日開き、情勢分析や票固めに余念がない。今後は、1回目の投票で決着が付かない場合も想定し、「決選投票での麻生支持」を他陣営の議員にも働き掛けていく考えだ。
 与謝野陣営は、麻生氏の勝利は動かし難いと判断、「何とか2位につけて存在感を確保したい」(幹部)としている。当初は、1回目の投票で麻生氏の過半数獲得を阻止、決選投票に持ち込んで他候補と協力する「2位以下連合」が取りざたされたが、「麻生独走」の情勢で立ち消えになった。今後は経済財政政策などで麻生氏との違いを際立たせ、「表立って応援できなくても、与謝野氏の政策に共鳴する良識ある議員に投票を呼び掛けたい」(同)考えだ。
 小池百合子元防衛相の陣営は、小泉純一郎元首相の支持表明をテコに、2005年の衆院選で初当選した「小泉チルドレン」などへの働き掛けを強めている。小池氏自身も「小泉構造改革の継承者」をアピール。「2位を確保したい」(陣営幹部)としているが、「小泉氏の表明が遅すぎて票がなかなか伸びない」(若手)と焦りの声も出ている。
 石原伸晃元政調会長は、議員票と地方票で計30票台の獲得を目指す。ただ、陣営内では「今回は石原氏を将来の首相候補として売り出すのが目的」との本音も漏れ、支持の広がりはみられない。石破茂前防衛相も、所属する津島派以外の支持はほとんどなく、陣営は「推薦人の20人に届かない可能性もある」と危機感を募らせている。(了)
(2008/09/17-20:45)

675とはずがたり:2009/06/16(火) 13:08:53
ほらほーだわな。此処から一年近く粘ることになるんだから。

麻生氏、解散時期「迂闊(うかつ)に喋(しゃべ)ることはない」
http://www.asahi.com/politics/update/0920/TKY200809190349.html
2008年9月20日1時28分

 自民党総裁選で優勢な麻生太郎幹事長は19日、外国特派員協会で記者会見し、解散・総選挙の時期について朝日新聞が「10月26日総選挙」と報じたことを引き合いに「解散権が朝日新聞にあるかのような話でおかしい。日本語が読めるからといって記事を読んで、それを本社に打電すると間違える可能性が高い」と語った。

 報道先行で早期解散の流れができることを牽制(けんせい)したと見られる。すでに与党は10月26日投開票を想定して走り始めているが、麻生氏は「解散の時期はうかつにしゃべることはない」と明言を避けた。

 また、19日の日本テレビの番組収録では「補正予算(の衆参の審議が)が1日1日で上がることになれば、(総選挙は10月)26日にもなり得るでしょうし、(審議が)グジャグジャになって先になるかもしれない」と言及。一方で「3代続けて国民の信を問うてないと言われ続けている」とも語り、自ら国民に信を問うことに意欲をみせた。

676とはずがたり:2009/06/16(火) 13:19:05
前回今年2月の退陣蠢動の時の記事が>>650-673

そろそろこのスレも始動かな・・。

森は鳩山切っての支持率低下には動きづらいか?静岡県知事選・都議選には犠牲になって貰ってそれからかね。

677とはずがたり:2009/06/17(水) 00:21:09

退陣決定的ですな。。

都議選敗北なら首相退陣も=自民幹部「覚悟決めている」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090617-00000000-jij-pol
6月17日0時7分配信 時事通信

 自民党幹部は16日夜、東京都議選(7月12日投開票)について「これだけ全選挙区を回っているのだから(麻生太郎首相は)覚悟を決めているだろう」と述べ、同党が敗北した場合は首相退陣もあり得るとの考えを明らかにした。党幹部が首相退陣の可能性に言及したのは初めて。 

最終更新:6月17日0時7分
時事通信

678とはずがたり:2009/06/17(水) 00:27:15

内閣改造論、町村派でも=森、安倍氏らが会談
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000218-jij-pol
6月16日23時49分配信 時事通信

 自民党町村派の森喜朗元首相と町村信孝前官房長官、安倍晋三元首相ら同派幹部は16日、都内で会談した。鳩山邦夫前総務相の更迭に伴う混乱や、内閣支持率の急落を踏まえ、出席者からは次期衆院選前の内閣改造を求める意見が相次いだ。
 麻生太郎首相は現段階での改造に否定的だが、党内最大派閥からも要求が強まったことで、首相の判断が改めて焦点となりそうだ。 

最終更新:6月16日23時54分

679とはずがたり:2009/06/17(水) 00:45:18
>>677の別記事。
>>678の会談でのオフレコ発言って訳でもないのかな?

下のようなレスも。
麻生がやり抜くんじゃなかったんかよ( ゜д゜)、 Peッ

第1党維持できなければ首相の責任問題 都議選で自民幹部
2009.6.17 00:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090617/plc0906170026000-n1.htm

 自民党幹部は16日夜、7月12日投開票の東京都議選で自民党が第1党を維持できなければ麻生太郎首相の責任問題に発展するとの認識を示した。

 勝敗ラインに関しては「自民、公明両党で過半数」との考えもあるが、それよりもハードルを高く設定した格好だ。

 幹部は「首相本人が『第1党が目標』と言っている。あれだけ選挙区を回っているのだから覚悟を決めているのだろう」と指摘。維持できなければ政局が流動化するとの考えを強調した。

 ただ、同時に「第1党の確保は大丈夫だろう」との見方も示した。


221 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/06/17(水) 00:27:44 ID:0FedvbsR
麻生さんは鳩弟切った時点で相当意欲減退してるよ。
もうサミット出たら本望で、選挙やる気ないんじゃないかな。
所詮ぼんぼんだし、年でもあるし。
ただ、総裁になったときに勢いでw天命がどうの私は逃げないとか何とか
言っちまったもんだから、今更辞めますとはいえない。
ここで、都議選全候補応援。負けて退陣なら最低限の格好はつくと。

680とはずがたり:2009/06/17(水) 16:59:21

まあこう云うしかなわな

河村官房長官、首相進退に発展せず=都議選責任論、与党幹部は不快感
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009061700385

 河村建夫官房長官は17日午前の記者会見で、東京都議選(7月12日投開票)で自民党が敗北した場合、麻生太郎首相の進退問題に発展するとの見方が出ていることについて「首相は政策をしっかり訴えたいという思いで(都議選の応援を)やっている。それが直ちに首相の責任に結び付くと考えて選挙(の応援)をやっているわけではない」と述べた。
 また、河村長官は「心ならずも2人の首相が辞めた後だけに、麻生首相は政治の信頼を取り返すべく全力でやっている」と述べ、首相が任期途中で政権を投げ出すことはないと強調。「(衆院)解散は適宜適切に自分の判断で決断するという考えに一切変更はない」と語った。
 一方、与党幹事長、国対委員長らは17日午前、都内のホテルで会談。都議選をめぐる首相の責任論について、自民党の大島理森国対委員長は「いろんな人がいろんな声を上げるのは困ったこと」と不快感を表明した。同党の細田博之幹事長は記者団に「あくまでも(首相は)衆院選に懸けている。(都議選は)その前の段階の話だ」と述べ、都議選の結果が首相の進退には直結しないとの考えを示した。 
 公明党の漆原良夫国対委員長は記者団に「一生懸命、都議選を頑張ろうという首相に対し、『負けたらおまえの責任だ』というのでは、何もしないでいいのかとなる。そういう論法はわからない」と語った。(2009/06/17-12:55)

681とはずがたり:2009/06/17(水) 19:34:51

麻生おろしですな。自分の選挙がやばいからと節操なく浮つく奴らは真っ先に選挙で落とせ。山本拓もしかりだ。

総裁信任投票呼び掛け=自民・清水氏
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009061700824

 自民党の清水鴻一郎衆院議員(比例代表近畿ブロック、当選1回)は17日、党本部で記者団に対し、次期衆院選前に麻生太郎首相(総裁)の信任投票を実施するため、党内の賛同者を呼び掛ける活動を始めたことを明らかにした。清水氏は「首相のリーダーシップに疑義がある。ベテラン、中堅にも理解してくれる人がいる」と語っており、「麻生降ろし」に発展する可能性もある。
 信任投票は7月12日の東京都議選後にも、党所属全国会議員を対象に実施したい考え。信任が得られなければ、9月に予定される総裁選を衆院選前に前倒しするよう党執行部に求めるとしている。 (2009/06/17-19:18)

682とはずがたり:2009/06/17(水) 19:39:08

俺様内閣だから元々面子に華がない。自惚れてた麻生にも無いのだから全体に華が無いのである。改造する位しかないけど,改造したら入閣できなかった連中から不満噴出という事で出来ないのか不祥事噴出リスクがあって出来ないのか?
改造直後に辞職は今回の様な任期切れ間際に限って云えば出来ないんじゃないかと思うから前者のリスクはあんま気にしなくて良いんじゃないかと思うけど,後者のリスクは有り得ベしだろうしな。

内閣改造論、町村派でも=森、安倍氏らが会談
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200906/2009061601044&rel=j&g=pol

 自民党町村派の森喜朗元首相と町村信孝前官房長官、安倍晋三元首相ら同派幹部は16日、都内で会談した。鳩山邦夫前総務相の更迭に伴う混乱や、内閣支持率の急落を踏まえ、出席者からは次期衆院選前の内閣改造を求める意見が相次いだ。
 麻生太郎首相は現段階での改造に否定的だが、党内最大派閥からも要求が強まったことで、首相の判断が改めて焦点となりそうだ。 
 会談では、与謝野馨財務相や佐藤勉総務相が複数の閣僚ポストを兼務していることについて、「衆院選の応援を考えると、閣僚は多い方がいい」との意見が出た。出席者の一人は会合後、内閣改造について「(政権浮揚に向けた)選択肢の一つだ」と指摘した。一方、会談では「首相は改造には前向きではないようだ」との見方も示されたという。(2009/06/16-23:49)

「首相は内閣改造に乗り気ではない」町村派幹部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000642-san-pol
6月16日22時26分配信 産経新聞

 自民党の森喜朗、安倍晋三両元首相、町村信孝前官房長官ら町村派幹部が16日夕、都内で会談し、衆院解散・総選挙の時期や内閣改造の可能性について意見交換した。

 出席者からは、複数の閣僚ポストを兼ねている与謝野馨財務・金融・経済財政担当相、佐藤勉総務相の兼任を解消するのにあわせて、内閣改造を行うべきだとする意見が出されたが、幹部の1人は会談後、「麻生太郎首相は改造に乗り気ではないようだ」との見方を示した。

683とはずがたり:2009/06/17(水) 19:40:50

細田自民党幹事長「総裁選前倒しない。衆院選は麻生首相で戦う」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/266850/
2009/06/16 11:15更新

 自民党の細田博之幹事長は16日午前、民放テレビ番組に出演し、次期衆院選は麻生太郎首相(自民党総裁)のもとで戦う考えを強調し、「国民の皆さんに政権が交代したら大変なことになりますよ、景気対策が大事ですよということを訴えていきたい」と述べた。

 そのうえで細田氏は、党内の一部から出ている9月予定の総裁選の前倒し実施論について「ない」と否定した。また、政権浮揚策として取りざたされている衆院解散前の内閣改造についても、「ないでしょう」と語った。

 衆院選の時期については「8月のお盆をはさんで前半か末か」と述べた。7月12日投開票の東京都議会議員選挙とのダブル選について「一番早ければそれもないわけではないが、来週解散するのは難しいだろう」と指摘した。

急落「麻生」に不満充満
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/266658/
2009/06/15 23:56更新

 ■支持率17% 焦る与党

 14日の千葉市長選で自民、公明両党が推薦した候補が敗北し、与党は政令市長選で名古屋、さいたまに続く「3連敗」。加えて、鳩山邦夫前総務相(60)の更迭をめぐる混乱もあり、各種世論調査で内閣支持率が急落、麻生太郎首相(68)はいよいよ「がけっぷち」に立たされた。すでに自民党では総裁選前倒しの動きが始まっており、静岡県知事選(7月5日投開票)、東京都議選(7月12日投開票)を連敗すれば「麻生降ろし」が一気に加速する公算が大きい。

麻生降ろし加速も 市長選3連敗と支持…
麻生内閣支持急落17% 自民支持も過…

 ■待ちすぎた解散

 共同通信社が13、14両日に実施した全国緊急電話世論調査で、麻生内閣の支持率は17.5%と5月の前回調査から 8.7ポイント急落、不支持率は10.4ポイント増の70.6%となった。政党支持率も民主38.5%に対し、自民は19.8%。電話世論調査を開始した宮沢喜一内閣以来、野党時代を除いて最低となった。次期衆院選比例代表の投票先でも47.8%の民主が、18.7%の自民をリードした。

 「どちらが首相にふさわしいか」への回答でも、民主党の鳩山由紀夫代表(62)が50.4%と、麻生首相の21.5%を大きく引き離した。

 過去の事例では、内閣支持率が45%以上あれば、政権側は国政選挙で必ず勝つが、逆に40%を割ると、勝った試しはほとんどない。昨秋の発足直後は50%近い支持率があった麻生内閣だが、解散のよりよいチャンスを待ちすぎて、結局最悪のタイミングで選挙を迎えつつある。

684とはずがたり:2009/06/17(水) 19:41:33

「都議選責任論」が波紋=首相、求心力低下が深刻
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009061700809

 東京都議選(7月12日投開票)で自民党が敗北すれば麻生太郎首相の進退問題に発展する−。政府・与党内で17日、自民党幹部の発言が波紋を広げ、首相周辺は「直ちに責任に結び付くと考えて(首相は)選挙(応援)をやっているわけではない」(河村建夫官房長官)などと打ち消しに追われた。ただ、苦戦が予想される首都決戦を前に、実力者から首相退陣に触れる発言が出ること自体、首相の求心力の深刻な低下を物語っている。
 自民党幹部の発言は16日夜のもので、「全選挙区を回っているのだから、(首相は)覚悟を決めている。(敗北なら)駄目だろう」などと指摘した。都議選の結果次第では進退を含め首相の責任が問われるとの見方が出るのは、首相自身が都議選を「衆院選の前哨戦」と位置付け、自民党の全候補58人の応援に回っていることが背景にある。
 首相にすれば「重要な選挙の応援は当然」(周辺)との判断だが、地方議会の選挙で候補者一人一人の応援に首相が入るのは極めて異例だ。別の自民党幹部は17日、「負ければただでは済まない。すべて麻生さんの責任にされてしまう」との危ぐを口にした。
 一方、首相の都議選応援に対しては、公明党も冷ややかだ。ある幹部が「連立政権を組んで以来、歴代首相は自公が競合する選挙区には入らなかった」と不快感を示すなど、衆院選が近づく中で与党の一体感はいっこうに高まらない。
 鳩山邦夫前総務相更迭に至った日本郵政社長人事をめぐる迷走劇などで首相の支持率は急落、自民党が「都議会第1党」を維持するのは容易ではないとされる。同党の細田博之幹事長は17日、「総選挙が国政最大の選挙。他の選挙がより大事などという感覚ではいけない」と予防線を張ったが、7月5日投開票の静岡県知事選や都議選の結果によっては、「麻生降ろし」の動きが一気に広がる可能性もある。(2009/06/17-19:04)

685千葉9区:2009/06/17(水) 22:54:43
http://www.asahi.com/politics/update/0617/TKY200906170288.html
「総選挙、新しいリーダーで」 自民・武部氏
2009年6月17日21時12分

 自民党の武部勤元幹事長は17日、党本部で記者団に「我々(衆院議員)の任期は9月10日。任期満了までしっかりやる」と述べ、早期解散はすべきではないとの考えを強調した。そのうえで「新しいリーダーによる新しい政策を掲げて総選挙の雌雄を決するべきだ」と語り、新総裁を選んだうえで国民の信を問うべきだとの考えを示した。

686とはずがたり:2009/06/18(木) 00:26:10
>>677>>679の発言の主は笹川でした。
鳩山なんかよりこっちを先に切らんとあかんやろw

自民・笹川総務会長による都議選敗北時の麻生首相責任論言及について、反論相次ぐ
6月17日14時57分配信 フジテレビ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/1164-1165

687とはずがたり:2009/06/18(木) 17:16:56

首相「地方選と総選挙は別」 都議選の責任論否定
06/17 23:36
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_pol/2009061701000995.htm
 麻生太郎首相は17日夜、東京都議選で自民党が第1党を維持できない場合は首相の責任問題に発展するとの見方について「地方選挙と総選挙(の責任)は全然別だ」と否定した。官邸で記者団の質問に答えた。
 都議選の勝敗ラインに関し「地方選挙の勝敗ラインを自民党総裁が決めることは考えられない」と指摘。「党を挙げて取り組む方針を決めており、総裁としてできる限り応援に行くのは当然だ」と述べた。
 この問題をめぐっては同日、自民党の細田博之幹事長、河村建夫官房長官ら与党、政府の幹部も否定している。

688とはずがたり:2009/06/19(金) 00:55:49
麻生おろしの真相
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7382511

689千葉9区:2009/06/21(日) 18:08:49
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02041615/1.htm
もう絶句!下馬評の最有力は石原伸晃幹事長代理

2009年6月21日(日)10時0分配信 日刊ゲンダイ


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「もう終わったな」……。17日の麻生首相と鳩山・民主党代表との党首討論。終了の瞬間、国会ではこんな声が漏れた。終始、元気がなく劣勢に回った麻生首相。永田町では都議選後退陣が半ば“既成事実化”してきた。つまり、再び総裁選が行われ、新たな総裁が首相に就任、そのうえで選挙――のシナリオだ。その場合、ポスト麻生の最有力候補はナント、石原伸晃幹事長代理だとか。自民党の人材払底を象徴するような話だ。


●おバカ首相の次はボンボン2世!?

「もう麻生首相にはヤル気がないように見えましたね」

 党首討論を見た政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言った。

 支持率の急低下。ついに側近議員が口にした「都議選敗退ならば辞任」説。実は、都議選の世論調査では目をむくような数字もあるという。さしもの麻生も「もはやこれまで」とあきらめたフシがある。

「自民党内には麻生首相が辞任すれば、安倍、福田に続き3人目の首相ブン投げになると、心配している人がいますが、そうはなりません。自民党の総裁任期切れが9月に迫っているので、麻生首相は『総裁選の前倒し』を記者会見し、『その総裁選には出ない』と宣言すればいいのです。粛々と総裁選が行われ、新首相が誕生して、解散・総選挙。こんな流れになるのではないでしょうか」(角谷浩一氏=前出)

 森元首相のパターンである。

 すでに自民党内は総裁選のひそひそ話がささやかれている。下馬評で出馬が確実視されているのは、石原伸晃幹事長代理、舛添要一厚労相、小池百合子元防衛相。さらに鳩山邦夫前総務相、額賀福志郎元財務相の名前も挙がっている。

「舛添を推しているのは青木幹雄元参院議員会長(津島派)です。でも津島派から鳩山、額賀も出るとなると、派閥分裂になる。最大派閥の町村派は石原に乗る。小池百合子は小泉チルドレンが支える。目下の情勢では石原が有利です」(自民党関係者)

 漢字が読めない首相の次はせめて、ある程度の教養人になってほしいが、よりによって、ボンボン2世議員の石原とは……。本当にこんな事態になったら、自民党はオシマイだ。ま、誰がやっても変わらないけど。

(日刊ゲンダイ2009年6月18日掲載)

690とはずがたり:2009/06/22(月) 15:57:23
総裁選前倒しに賛同者が「108人に」 自民党・山本拓氏
2009.6.22 13:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090622/stt0906221319003-n1.htm

 自民党の山本拓衆院議員は22日、党総裁選前倒しの呼びかけに賛同する議員が108人になったと発表した。82人が署名に応じ、26人が賛意を伝えてきたという。ただ、具体名については明らかにしなかった。

 山本氏は今月2日から総裁選の前倒しを求めて署名活動を行ってきた。

「総裁選前倒しは姑息」 安倍元首相が民放番組で指摘
2009.6.21 11:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090621/stt0906211147003-n1.htm

 自民党の安倍晋三元首相は21日朝、フジテレビ「新報道2001」に出演し、党内から麻生太郎首相の退陣を念頭に総裁選の前倒しを求める声が出ていることについて、「首相自身に辞める気は全くない。総裁選の前倒しは、国民の皆さんから姑息(こそく)な手段だとみられる」と批判した。

 安倍氏はまた、「トップリーダーを代えることは考えるべきではないし、現実的ではない」とし、麻生首相の下で次期衆院選に臨むべきだと主張。7月の静岡県知事選、東京都議選が政権運営に与える影響については「首相の責任とは関係ない」としながらも、「選挙を前にした議員心理には影響があるだろう」との見方を示した。

691とはずがたり:2009/06/22(月) 15:59:43

都議選敗北なら「総裁選前倒し検討を」自民・山崎氏
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090612/stt0906120029000-n1.htm
2009.6.12 00:28

 自民党の山崎拓元副総裁は11日のCS放送朝日ニュースター番組で、7月の東京都議選で与党が過半数に届かなかった場合、総裁選の前倒し実施を検討すべきだとの考えを示した。

 都議選後の情勢について「過半数を割るほど負けると、麻生政権にとって非常に厳しい政治潮流になる」と指摘。「(前倒しは)党内の空気、来る衆院選の情勢を十分に分析した上で考えるべき手段のひとつだ」と述べた。

都議選、勝敗ラインは「自公で過半数」 自民9派閥会長
2009.6.10 18:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090610/stt0906101837004-n1.htm

 自民党町村派の町村信孝前官房長官や津島派の津島雄二元厚相、伊吹派の伊吹文明元幹事長ら同党の8派閥の会長らが10日、都内のホテルで会談し、「静岡、兵庫の両県知事選(7月5日投開票)や東京都議選(同12日投開票)など1つ1つに結束して全力をあげることで、次の(衆院選への)展望が開かれていく」との認識で一致した。衆院選の前哨戦とされる都議選(定数127議席)では「自民、公明両党で過半数維持」を勝敗ラインとみなすことを確認した。

 自民党内には、内閣支持率、政党支持率ともに低迷しているため、衆院選前の内閣改造論があるが、この日の各派会長会談では「今の段階では事態打開の解決策になるとは思わない」との慎重論が大勢を占めた。また、くすぶる総裁選前倒し論については「賛成意見はほとんどない」との見方が示された。

自民・笹川氏、都議選敗北なら衆院選も苦戦
2009.6.9 15:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090609/stt0906091555009-n1.htm

 自民党の笹川尭総務会長は9日、記者会見で「東京都議選で負けて衆院選だけ勝つことはあり得ない。都議選は大事な前哨戦だ」と述べ、7月12日投開票の都議選で自民党が敗れた場合、次期衆院選で苦戦する可能性が高いとの見方を示した。

 自民党の都議会議員が減れば、衆院選に向けた態勢が整わなくなると指摘。「東京は単なる地方ではない。前回衆院選では東京25選挙区のうち(自公で)24勝だった」と述べ、都議選勝利に全力を挙げる必要があると強調した。

692とはずがたり:2009/06/22(月) 16:01:04
野田消費者行政担当相、「都議選敗北でも責任なし」 “麻生降ろし”に反論
2009.6.22 12:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090622/stt0906221216002-n1.htm

 野田聖子消費者行政担当相は22日午前の記者会見で、東京都議選で自民党が敗北した場合の麻生太郎首相の責任に関し「都議選に負けたから、すべての責任があるというのはちょっと大げさだ」と述べた。

 同時に「麻生首相で戦うにはどういう戦略を立てるか考えた方が賢明だ。麻生さん以上の人はいるのか」と指摘した。

693とはずがたり:2009/06/22(月) 19:33:22
「柳の下にドジョウはいない」 総裁選前倒し運動で官房長官
2009.6.3 12:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090603/stt0906031234006-n1.htm
 河村建夫官房長官は3日午前の記者会見で、自民党の山本拓衆院議員らが9月予定の党総裁選の前倒しを求めて署名運動を始めたことを批判した。

 河村氏は「総選挙を前にそんな時間が取れるのか。『総裁選で盛り上げて選挙に有利になるように』という考えがあるのかもしれないが、柳の下に2匹も3匹もドジョウがいるのか」と反論した。

 署名運動を機に党内で倒閣運動の動きが広がるかどうかについては「全くそう思わない。もし(動きが)あるなら今までにあったのではないか」と一蹴(いっしゅう)した。

694とはずがたり:2009/06/23(火) 02:47:56
相変わらずやらしーおんなだなぁ。

「総裁選前倒し」浮上で“小池百合子”ミエミエの露出作戦
http://news.livedoor.com/article/detail/4213271/
2009年06月22日10時00分 / 提供:ゲンダイネット

 このところ、とんと影が薄い小池百合子元防衛相(56)が、“今度こそ私の出番よ”と「ポスト麻生」に意欲マンマンだ。また目立ちたがり女がシャシャリ出てきた。

 小池は16日に突然、党国防部会の基地対策特別委員長を辞任する意向を表明。敵基地攻撃能力に関する国防関係合同会議の見解に納得できないというのが表向きの理由だ。集まった記者たちは「なぜ、このタイミングで?」と困惑顔だった。

「記事の扱いが小さかったのは誤算でしょうが、さすがに鼻だけは利くオンナです。しばらくマスメディアに名前が出ていないので、来る総裁選前倒しをにらみ、露出を増やしていく時期だと考えたのでしょう」(全国紙政治部記者)

 来月1日には書籍も出版する。「ふろしきのココロ」(小学館)というエコ関連本だ。

「環境相時代からふろしき活用をPRしていた小池氏が、省エネやエコロジーの観点から見直されているふろしきの魅力を伝えるフォトブックです。全112ページのうち大半がカラーで、撮影はグラビア専門の有名カメラマンと聞いています。小池氏の発案で、完全英訳付きになったとか。かつて英国の環境相にふろしきを贈ったこともあるそうで、エコを外交に活用するつもりのようです」(与党関係者)

 小泉純一郎元首相や中川秀直元幹事長とベッタリだった小池が、彼らと距離を置き始めている。引退を表明した小泉は影響力が薄れているし、中川では力不足。党内支持が広がらないと見限ったのか、今度は安倍晋三元首相に露骨に擦り寄っているのだ。

 4月には、小池が中心になって「美しい国・電柱の林を並木道に!議員連盟」を立ち上げた。安倍のキャッチフレーズだった「美しい国」を冠するあたり、媚びているのがミエミエ。しかも、この議連の会長には安倍が就いた。次の総裁選には、安倍と手に手を取り「再チャレンジ」の目算である。

「小池氏が所属する町村派のオーナー、森喜朗元首相は、大の小池嫌い。前回総裁選では、小池氏の擁立に走った中川秀直との対立が深刻化しました。派閥の支持が得られない彼女に勝ち目はない。でも、小池氏は、少なくともあと2回は総裁選にチャレンジすると周囲に明言しています」(与党関係者=前出)

 いっそ、森や青木にでもベッタリ媚びたらどうか。

(日刊ゲンダイ2009年6月19日掲載)

695とはずがたり:2009/06/23(火) 03:02:48

東京都議選:麻生首相責任論、町村派幹部も言及
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090619k0000m010137000c.html

 東京都議選(7月12日投開票)で自民党が敗北した場合、麻生太郎首相の引責辞任は避けられないとの意見が、16日夕の町村派幹部会合で出ていたことが18日、明らかになった。都議選の結果が麻生首相の進退問題に発展するとの見方は党幹部からも出ており、今後の政権運営を巡り、党内最大派閥は危機感を強めている。

 幹部会合には森喜朗、安倍晋三両元首相らが出席。関係者によると、出席者から今後の政局分析の一例として「首相が辞任し、党総裁選の前倒しになった場合、舛添要一厚生労働相も総裁候補になるのではないか」との意見も出たという。これに関連し、山崎派の山崎拓前副総裁は18日の派閥総会で「都議選の結果いかんによって、今後の政局運営が大きく変わってくる」との認識を示した。

毎日新聞 2009年6月19日 2時30分(最終更新 6月19日 2時49分)

696とはずがたり:2009/06/23(火) 19:11:14
正気の政治をして欲しいですね

自民、東国原氏に衆院選出馬要請 「総裁候補に」と逆提示
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062301000589.html

 自民党の古賀誠選対委員長は23日、宮崎県庁に東国原英夫知事を訪ね、次期衆院選で自民党から立候補するよう要請した。東国原氏は条件として「次期総裁候補として衆院選を戦う」などを提示したため結論は得られなかった。会談後、両氏が記者団に明らかにした。

 麻生内閣の支持率が急落する中、知名度が高い東国原氏を担ぎ出すことで、無党派層の支持を獲得したいとの自民党側の狙いがあるとみられる。しかし党内には「総裁候補」の条件に反発もあり、立候補が実現する見通しは立っていない。

 東国原氏は会談で、出馬要請に対し「総裁候補」のほか、国と地方の税源配分を5対5にすることなど全国知事会がまとめた要請を一言一句、自民党のマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ上で4年間で実現するよう約束することを条件に挙げた。古賀氏は具体的な回答をしなかったという。

 古賀氏は出馬要請した理由について記者団に「自民党が自浄能力を発揮して国民の審判を受けられるように変わらなければならない。今の自民党にない新しいエネルギーが欲しいのでお願いした」と説明した。選挙区に関しては具体的に提示しなかったが、自民党幹部は「立候補する場合は比例代表になるのではないか」としている。

 東国原氏をめぐっては昨年10月に中山成彬前国土交通相(宮崎1区)が衆院選不出馬を表明した直後、自民党が出馬を打診したものの、東国原氏が不出馬を表明した経緯がある。
2009/06/23 18:29 【共同通信】

東国原知事、総務相兼務否定しながら「可能かも」
2009年6月23日 読売新聞
関東比例で出馬要請か 古賀氏と知事きょう会談
2009年06月23日
衆院選出馬要請に東国原知事「自民総裁にするなら」
2009政権選択
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/451-455

697千葉9区:2009/06/23(火) 21:06:59
http://www.ntv.co.jp/news/138218.html
東国原知事に出馬要請、一体なぜ?記者解説<6/23 20:40>

 自民党・古賀選挙対策委員長は23日午後、宮崎県庁で東国原県知事と会談し、次期衆議院選挙での自民党からの出馬を要請した。東国原知事への出馬要請はどういう意味があるのか。政治部・青山和弘記者が解説。
 麻生政権にとって、東国原知事の人気は便乗したいところで、政府筋は「出馬となればインパクトは大きい」と期待感を示している。しかし、東国原知事に自らを自民党総裁にすることなどを提示されたのはいかにも足元を見られた形で、自民党内からは、早くも「完全になめられている」「言っていることがおかしい」など強い反発の声が出ている。一方、東国原知事の側近は「状況が厳しい自民党だから逆にチャンスだ」と話しており、協議の行方は不透明な情勢。

 追い込まれている麻生政権の状況はどんどん悪くなっている。22日は「日本郵政」西川社長の続投が、報酬を3か月間、30%返上することと引き換えに決まったが、党内からは批判が相次いでいる。

 鳩山前総務相「国民を愚弄(ぐろう)するような目くらましだと私は思います。暴れたくなる心を一生懸命抑えてますよ」

 笹川総務会長「減給する前にそんな責任があるなら、私は辞めた方がいいと思いますよ。国民の目から見るとわかりにくいでしょうね」

 また、政府の「骨太の方針」に盛り込まれていた社会保障費の削減も党内の抵抗で撤回を余儀なくされ、求心力の低下は目に見えて明らかとなっている。

 「麻生降ろし」の動きも表面化して、自民党は制御が効かない状況に陥りつつある。これまでは「崖(がけ)っぷち」という表現をしていたが、自民党・谷川参議院幹事長は23日、「だんだん、だんだん崖っぷちから、もう真っ逆さまに落ちそうになっていますよ」と述べた。

 こうした中、麻生首相22日夜、首相公邸で側近の菅選対副委員長と極秘で会談した。内容は明らかになっていないが、選挙情勢の分析を行ったものとみられる。

 麻生首相周辺には、麻生降ろしを封じるために来週にも解散すべきとの声が依然あるが、参議院での臓器移植法改正案の審議が遅れていて、解散すれば廃案の可能性が高まっている。

 現状では支持率が回復する兆しもない麻生政権。果たして東国原知事の条件をのむのか、麻生首相が崖からはい上がる道筋は見えないままだ。

698とはずがたり:2009/06/23(火) 21:10:21
そのまんま東の記事をなんぼなんでも此のスレに貼る日が来ようとは夢にも思いませんでしたな〜。

699名無しさん:2009/06/23(火) 21:30:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090623/stt0906232053019-n1.htm
自民内にまたぞろ「総・総分離論」 (1/2ページ)
2009.6.23 20:52

 自民党内で首相(内閣総理大臣)と党総裁を別の議員が担当する「総・総分離論」が浮上している。支持率下落が続く麻生太郎首相では、次期衆院選を戦えないという危機感が背景にあるようで、一部議員が唱え始めた“苦肉の策”だ。

 総裁選の前倒し実施を求め、署名活動をしている山本拓衆院議員は自身のホームページで、「総理・総裁分離」を提唱している。9月に予定される総裁選を8月上旬に前倒し実施し、新総裁を選んだ上で衆院選に臨む。総裁は辞めても首相の座にとどまる麻生首相は衆院を解散し、選挙後の首相指名選挙まで政権運営に当たるという構想だ。

 山本氏は、総裁選前倒し論に賛同する党所属国会議員が108人に達したことを発表したばかり。党内には、「厳しい局面を打開するため、総・総分離もありだ」(中堅)との意見がくすぶっている。

 しかも、古賀誠選対委員長が23日、東国原英夫宮崎県知事に次期衆院選への出馬を要請した際、東国原氏が「次期総裁候補」を条件にしたことも「総・総分離論」の変形パターンだ。

 だが、党内には「わかりにくい。国民の理解が得られるのか」(ベテラン)と疑問視する声がある。大島理森国対委員長も同日、記者団に「総・総分離を国民は鋭く批判するだろう。議院内閣制からみていかがなものか」と批判した。

700千葉9区:2009/06/23(火) 21:54:43
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090623129.html
県議「お笑い的発想」と転身騒動の再燃に批判も
 宮崎県の東国原英夫知事が23日、自民党の古賀誠選対委員長との会談で次期衆院選への同党からの立候補を求められ、自らを同党総裁候補とするなどの条件を示したことに対し、県内では「知事はどこまで本気なのか」と真意をいぶかるとともに、再び浮上した「国政転身」騒動に批判的な声が上がった。

 自民党の県議の一人は「いきなり党総裁なんてお笑い的な発想だ。国民を愚弄するにも程がある」と激しく反発。別の県議は「自民党がのめないような条件。結局は立候補しないということではないか」と推測した。

 要請に応じる場合は比例代表に立候補するとの見方もあるが、昨年秋に東国原氏擁立論があった宮崎1区で野党系の無所属として出馬予定の川村秀三郎氏(60)は「知事が1区に立候補することになれば、自分の状況も変わる」と強く警戒。

 一方、宮崎市の自営業関谷勝さん(41)は「地方から国にものを言う政治家であってほしい」と立候補に反対し、県職員の女性(34)も「国政に行きたいのならば仕方がないが、地元で頑張ってほしい気持ちもある」と複雑な表情を浮かべた。

[ 2009年06月23日 21:22 ]

701とはずがたり:2009/06/23(火) 22:17:44
30 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/06/23(火) 21:57:40 ID:8H1x9qWr
緒方武虎や三木武吉が見たら憤死する展開だな。
こんな芸人崩れに真面目に総裁の地位要求されて持ち帰るって。

63 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/06/23(火) 22:02:52 ID:RJHTKFbq
>30
河野一郎がなれず、
伊東正義が器にあらずと断り、
三木が裁定を聞いて首筋まで赤く染めた
自民党総裁の椅子がね

702名無しさん:2009/06/24(水) 14:31:52
東国原知事の姿勢には感心した。
同時に今回の事件は、有権者に対する自民党のイメージを地に落とした。
単純に知事のタレント性を利用しようとした自民党へ対し、
「こんなことやっている自民党で本当にいいの??」
と、逆に意識改革を迫った東国原知事は宮崎の誇りだな。
彼が総理総裁に適任かどうかは疑問だが、世襲議員(大きな意味で親戚や、元秘書等含む)
よりよほど骨があるとは思いませんか?

703とはずがたり:2009/06/24(水) 14:46:40

俺はそのまんま東なんか評価しませんけど,聞こえの良いことばっかいって自民党利権構造の延命に手を貸しているだけの二世のクソ野郎ども,河野太郎とかの事を指しているのであるけど,よりはよっぽどマシかもね,と思わざるを得ません。
テレビなんかでちやほやされてるの見ると異様だなと思わざるを得ないんですけど。

少なくとも古賀の政治的威信は大きく低下したことは事実ですね。誰も彼の云う事聞かなくなりそう。

704小説吉田学校読者:2009/06/24(水) 20:52:04
>>701
似たようなこと書く人いるんだなあ〜(笑)。鈴木善幸や海部みたいに「権力が人を求める」時もありますから・・・とはいえ、権力は、東よりかは鳩山兄を求めてるとしか思えない。

705とはずがたり:2009/06/28(日) 23:47:39

前総務相 総裁選前倒しに理解
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013921801000.html
6月28日 22時3分

自民党の鳩山前総務大臣は愛知県豊山町で講演し、麻生内閣の支持率が下落しているなか、衆議院選挙を行っても自民党が勝つことは困難だとして、「若手の議員を見殺しにしないためには、総裁選挙の前倒し論も正しいと思う」と述べ、衆議院選挙前に総裁選挙を前倒しして行うことを求める党内の動きに理解を示しました。

この中で、鳩山前総務大臣は「政府・自民党に対して逆風が吹いているなか、麻生内閣のもとでやけっぱちで衆議院を解散すれば自民党は大負けし、党内の優秀な若手の国会議員が国会からいなくなってしまうかもしれない。そうならば、麻生内閣という旗印の下で総選挙をやることは潔しとしない」と述べました。そのうえで、鳩山氏は「自民党が逆風のなか、若手の議員を見殺しにしないためには、総裁選挙の前倒し論も正しいと思う」と述べ、衆議院選挙前に総裁選挙を前倒しして行うことを求める党内の動きに理解を示しました。

706とはずがたり:2009/06/30(火) 23:12:50

麻生総裁リコール運動? 両院議員総会の開催を求める署名運動が始まる
2009.6.30 13:21
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090630/stt0906301321009-n1.htm

 自民党総裁選の前倒し実施を求め、署名運動を行っている山本拓衆院議員は30日、東京都議選(7月12日投開票)の終わった7月13日に党両院議員総会を開催することを求める署名運動も始めた。党所属の全国会議員の事務所に賛同を求める文書をファクスで送付し、事実上の麻生太郎首相のリコール運動といえる。

 党則では、総裁選の前倒しは党所属国会議員と各都道府県連代表(計431人)の過半数の216人の賛同が必要だが、両院議員総会は党所属国会議員の3分の1以上(128人)の要求で開催できる。

 党内には、支持率低迷が続く中で「麻生首相では衆院選は戦えない」(若手)との不満がくすぶり続けており、今後、反麻生勢力の動きは加速しかねない状況だ。

707千葉9区:2009/07/07(火) 21:36:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000011-maiall-pol
<自民党>静岡県知事選敗北でソワソワ 「ポスト麻生」狙う、物足りない面々
7月7日10時48分配信 毎日新聞

 静岡県知事選で与党推薦候補が敗北したことで、自民党内では、12日の東京都議選の結果によっては麻生太郎首相への退陣要求が強まりそうだ。党総裁の首をすげ替えて局面を打開する狙いで、既に複数の「ポスト麻生」候補も取りざたされ始めた。ただ、顔ぶれはいずれも決め手に欠ける。一定の方向に収束する気配のないまま、人材難ばかりが浮き彫りになる状況となっている。【鈴木直、山田夢留】

 中堅・若手を中心に待望論が強いのが、舛添要一厚生労働相だ。首相が党役員人事を検討した際には幹事長起用説も浮上。参院議員で無派閥だが、支持者は「総裁選立候補に必要な20人の推薦人はすぐに集まる」と語る。

 舛添氏も3日、浜松市で「日本は舛添要一を中心に変えていきます」と宣言した。6日の記者会見では「各閣僚がそれぐらいの気概でやらないからだめになる」とかわしたが、周囲は意欲満々と受け止めている。しかし、手腕を疑問視する向きもある。要職の経験が少なく、「スタンドプレー」も目立つためだ。

 石原伸晃幹事長代理や石破茂農相の発信力に期待する意見も出ている。もっとも、石原氏は「仏の顔も三度まで」と言い、衆院選を経ないまま4回目の首相交代には批判的。党都連会長として都議選の責任も負う。石破氏も「内閣にいて出るのはもってのほかだ」と周辺に漏らしている。

 「反麻生」の代表格、中川秀直元幹事長は6月26日、北海道函館市での講演で「私自身が改革の旗を立てる覚悟を持たないといけない」と総裁選に打って出る考えを示唆した。ただ、同じ町村派の町村信孝前官房長官が派閥会長に就任して以来、中川氏の求心力には陰りもみえる。

 日本郵政の西川善文社長に辞任を求めた鳩山邦夫前総務相も「自分から手を挙げることはあり得ない」と言いつつ、「仲間が挙げろと言ったら現実の問題として考える」と含みを持たせている。それでも、鳩山氏は離党の可能性も口にしており、真意は定かでない。

 ざわつく空気に、6日には笹川尭総務会長が「総裁選を口に出す人が、地方(選挙)に悪影響を与えた」と苦言を呈する場面も。森喜朗元首相は同日夜、参院町村派の会合で首相交代が話題になった際、「じゃあ、誰に代えるんだ。いないだろう」とクギを刺した。

 それに引きかえ、当の首相はこの日も意気軒高。党役員会では、静岡県知事選を「むしろ後半追い上げた。自民党の底力だ」と前向きに総括してみせた。 最終更新:7月7日10時48分

708とはずがたり:2009/09/01(火) 23:50:35
そろそろこっちか?
旧谷垣派は傷が浅く,加藤の乱の時の加藤潰しの丹羽も居ないし古賀もそのまんま騒動で下手打って求心力低下気味。
谷垣で古賀派はどれだけ纏まれるんかいな?

総裁選、態度明かさず=谷垣氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090100932

 自民党古賀派の谷垣禎一前政調会長、園田博之政調会長代理、川崎二郎元厚労相らは1日夜、都内の日本料理店で会合を開き、党総裁選への対応について意見交換した。出席者からは谷垣氏に出馬を求める意見が出たが、同氏は態度を明らかにしなかった。 (2009/09/01-21:21)

709とはずがたり:2009/09/02(水) 16:38:06

舛添厚労相、自民総裁選不出馬の意向 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_masuzoe__20090902_4/story/20090902_yol_oyt1t00038/

 舛添厚生労働相は1日夜、都内で自民党の森元首相と会談し、麻生首相(党総裁)の後継を決める総裁選(18日告示、28日投開票)について、「自分は安倍、福田、麻生の3内閣の一員として仕事をしたが、支持率を上げることができなかった。責任を痛感している。そういう状況のもとで自ら総裁選に出ることはできない」と述べ、出馬しない考えを伝えた。森氏も了承した。

 人気が高く、衆院選で自民党候補の応援演説に引っ張りだこだった舛添氏に対しては、党内の中堅・若手議員などから、総裁選出馬を求める声が上がっていた。

[ 2009年9月2日3時9分 ]

711名無しさん:2009/09/02(水) 19:17:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090902/stt0909020318003-n1.htm

【主張】自民党総裁選 自己改革の努力をみせよ
2009.9.2 03:18

このニュースのトピックス:政権交代
 衆院選惨敗を受け、自民党は麻生太郎首相の後継選びとなる総裁選を今月18日告示、28日投開票の日程で行う考えだ。

 これでは16日に予定される特別国会の首相指名選挙までに、新総裁選出が間に合わない。自民党議員は退陣が決まっている麻生氏の名前を投票用紙に書くという。

 麻生氏を再び首相候補に考えている議員はいるだろうか。便宜的とはいえ、実際の意思とは異なる投票行動で統一を図ろうというのは筋が通らない。党内から異論が相次ぐのは当然だ。

 自民党がいま見つめるべきは、なぜ国民の信を失ったかの原因である。長期政権への飽きや支持基盤の崩壊などが挙げられるが、指導者の力量不足への嫌悪感が強かったのは間違いない。資質を疑いたくなる言動や気概を感じられない振る舞いが拍車をかけた。

 麻生氏を首相候補に選ぶことは、自民党が自己改革の努力を行う考えはないと宣言するようなものだ。一刻も早く後継総裁を立て、党再生の道へと踏み出す動きを起こすべきだ。

 総裁選日程は1日の自民党役員連絡会で提示された。8日の両院議員総会で正式に決まる。細田博之幹事長は「大事なのは新総裁選びをしっかりやることだ」と主張した。国会議員と地方代表だけでなく、党則に基づいた全党員の投票も行う方針という。

 多くの意見に耳を傾け、敗因を分析することは大事だが、新体制を発足させた後でもできる。2年前の参院選後も、自民党は大敗を総括する報告書を1カ月近くかけてまとめ、「党の存立の危機」を指摘した。だが、その後の政権運営に役立ったのだろうか。

 参院選後の自民党は「国民の目線」を意識し、政策的には構造改革路線の「行き過ぎ」を修正して地方の格差是正などを重視する姿勢に転じた。しかし、結局は民主党との間でばらまき的な政策を競ってきた印象をぬぐえない。

 その一方で、保守政党としての自民党らしさを取り戻す具体的な政策はどれだけ展開してきたのか。問題は、今後に向けてどう立て直すかである。政権与党の座を降りれば、支持者の利便を図ることに奔走し、多くの時間と労力を費やす必要はないだろう。

 自民党が失いかけている理念と気概を取り戻すため、先頭に立つリーダーを選ぶべきだ。あと2週間あれば十分できる。

712名無しさん:2009/09/02(水) 19:41:44
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909010421.html

自民総裁選、地方票300票に増 推薦人確保もハードル2009年9月2日7時13分
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 自民党は1日の総務会で、「ポスト麻生」を決める党総裁選を「18日告示、28日投票」の日程で行うことを確認した。「地方の声を聞く必要がある」として地方票を300票に増やすことも決定。ただ、だれを首相指名するかという肝心な点は、議論百出で結論が出なかった。

 「(自民党の国会議員が)400人いる時の『地方300票』ならいいが、200人しかいないのに300票は駄目だ。国のことは国会議員が責任を持たないといけない」

 1日の自民党役員連絡会。細田博之幹事長は、菅義偉選挙対策副委員長らが党則の総裁公選規程にのっとって地方票300票にすべきだと主張したことにこう反論した。

 党則では、47都道府県連への基礎票を3とし、残りの159票を党員数に応じて配分する計300票を地方票と定める。突然の総裁辞任など緊急の場合は、基礎票のみ(計141票)で集計する簡易方式もある。8月31日の党役員会では、今回も簡易方式を踏襲することを確認していた。

 だが、細田氏の反論に、菅氏は「地方は自民党の宝じゃないですか」と再反論。地方の声も踏まえた解党的出直しを迫られているとして、党則通り地方票300とする「本格方式」に決まった。

 この方式をとるのは、安倍総裁を誕生させた06年9月以来。ただ、当時は、地方票300票に対し、衆参国会議員の持ち票は403票だった。今回は総選挙大惨敗で国会議員票は200票に激減し、地方票より少なくなる。

 「本格方式」はこの後の党総務会でも了承。総裁選日程も「28日投票」との方針を確認した。

 だが、総裁選前の首相指名への対応は依然解決しないままだ。総務会では、細田氏が「『麻生太郎』という名前でいきたい」と切り出したが、「一致結束するには白紙(投票)が一番」(谷川秀善参院幹事長)など異論が噴出して結論が出なかった。

     ◇

 総裁選に出馬するには国会議員20人の推薦が必要だ。これまで派閥が候補擁立の母体だったが、20人以上残ったのは町村派、津島派、古賀派だけ。この3派閥も内実は一枚岩といえず、派閥単位で争う総裁選にはなりそうにない。

 しかも派閥会長では津島雄二党税調会長が引退、山崎拓元幹事長が落選、町村信孝前官房長官と伊吹文明元幹事長は選挙区で敗北。麻生首相は敗北責任を問われ、二階経産相は派閥の衆院議員が本人のみとなり、残るは古賀誠元幹事長と7人の小所帯になった高村正彦元外相だけ。「派閥会長が出馬するのは党が変わろうとするイメージにあわない」(菅選対副委員長)との批判も公然とあがる。

 このため、総裁選に出るには、派閥に頼らず20人を集めることが大きなハードルだ。このため、出馬が取りざたされる舛添厚生労働相、石破農林水産相、石原伸晃幹事長代理らはみな慎重な姿勢だ。

 さらに激戦を勝ち残った派閥会長らベテラン勢が世代交代を受け入れる保証もない。ある幹事長経験者が「舛添氏は人望がない」と言えば、三役経験者は「石原氏や石破氏が出るならおれも出馬する」。加藤紘一、中川秀直両元幹事長、鳩山邦夫前総務相が出馬意欲をみせたことがあり、谷垣禎一元財務相や林芳正経済財政相らの名前も挙がる。安倍元首相は「全く考えていない」と否定している。

713チバQ:2009/09/02(水) 19:49:56
谷垣総裁(古賀派)
石破幹事長(津島派)
園田政調会長(古賀派)
谷川総務会長(参院・町村派)
大島選対委員長(高村派)
野田毅国対委員長(山崎派)

なんて、いぶし銀というか地味執行部でどうよ?
しかし、テレビ政治家と女性議員が全滅だから、リクルート事件後以上に有力政治家が居ませんね。

714とはずがたり:2009/09/02(水) 21:15:27
ドキュメント・政権交代:「鳩山詣で」続々
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036550420/1213-1214

 ◇細田氏と菅義氏、声荒らげ激論
 自民党では衆院選大惨敗の余波が広がり、1日の役員連絡会では「ポスト麻生」を決める総裁選の方式が一夜にしてひっくり返るドタバタ劇を演じた。

 「地方組織は党の宝だ」

 「だからちゃんとやると言っている」

 執行部の要として麻生太郎首相を支えた菅義偉選対副委員長と細田博之幹事長が、地方票の配分を巡って互いに声を荒らげた。総裁公選規程では地方に300票が割り当てられるが、衆院議員がほぼ3分の1になる大惨敗の結果、衆参合わせても議員票が地方票を下回る事態が出現した。細田氏は「300票は党所属国会議員が400人いたときの話。議員が責任を持たないといけない」と地方上積みを退けようとしたが、押し切られた。「(国会議員が)少なくなったのは我々が悪い。それを理由に地方票を少なくするという意見は通らなかった」。落選した笹川尭総務会長は会見でこう認めた。

715とはずがたり:2009/09/02(水) 21:21:37
>>713
都市部で全滅ですなw

安倍ちゃん総裁の軽佻浮薄右派路線でも潰滅は目に見えてますけど。

分党して地方自民党が谷垣自民で都市自民がみんなの党的路線で2党連立ってのが実行可能で且つ議席も獲れるかも。

716名無しさん:2009/09/02(水) 21:48:04
誰も候補にあげてなかったと思うが、わざわざ表明する必要はあったのか。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090902-OYT1T00959.htm
小池百合子・元防衛相、自民総裁選に不出馬表明
政権交代
 小池百合子・元防衛相は2日、18日告示の自民党総裁選に出馬しない意向を明らかにした。


 自身のメールマガジンに、「総裁候補は小選挙区の勝利者で、かつ明確に党再生策を打ち出せ、実行できる人物(にすべきだ)」と記した。

 小池氏は衆院東京10区で民主党新人に敗れ、比例選で復活当選した。昨年9月の総裁選には立候補している。

(2009年9月2日20時31分 読売新聞)

717名無しさん:2009/09/02(水) 23:10:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090902-OYT1T00078.htm

自民総裁選、地方の声反映…票配分増やす
政権交代
 自民党は1日の役員連絡会で、28日投開票の総裁選を党員票300票、議員票200票(党籍離脱中の山東参院副議長を除く)の計500票で行うことを決めた。


 予備選が行われていた時期を除き、総裁選で党員票数が議員票数を上回るのは初めて。地方も巻き込んで党の立て直しにつなげるのが狙いだが、肝心の総裁候補はまだ見えてこない。

 「党員票は300にしてほしい。地方の声をより反映すべきだ」

 役員連絡会では、菅義偉選挙対策副委員長らから、党員票拡大を求める意見が相次いだ。これを受け、細田幹事長は党員票を各都道府県3票、計141票とする方針を改め、計300票に増やすことにした。

 「党員300票」は党の「総裁公選規程」に定められている。各都道府県連に3票を基礎票として割り振り、残り159票は党員数などに応じて比例配分する方法だが、実際には総裁選ごとに方式を決めている。

 細田氏の当初案は麻生総裁が選ばれた昨年の総裁選などと同じ案だ。その後、菅氏らの要求を受け入れて党員票を増やしたのは、今回の総裁選日程への批判を和らげる思惑もあるようだ。

 総裁選を特別国会後に回す今回の日程は、衆院選の翌日に役員レベルで急いで決めたものだ。同国会での首相指名選挙で麻生首相(総裁)に投票することになるため、党内では批判が強まっている。執行部としては、地方の声も取り込んで党を立て直す姿勢を示す必要があるというわけだ。

 自民党が下野した1993年の衆院選の際は、特別国会召集前に総裁選を行い、河野洋平氏(前衆院議長)を選出した。衆院選から特別国会までの日数は、93年が18日間で、17日間の今回とほとんど変わらない。

 党内では「特別国会前に総裁選ができるのでは」という不満もくすぶる。それでも細田氏らが特別国会後の総裁選を譲らないのは、「93年の時と違い、今は党員投票を行うのに約2週間かかり、時間的に厳しい」という事情に加え、「慌ただしく実施しても、求心力のある新総裁は選べず、党の立て直しにつながらない」という思いがあるからだ。

 総裁選候補として名前が挙がっている議員らも、まだ様子見の状態だ。舛添厚生労働相は1日、森元首相に不出馬の意向を伝えた。谷垣禎一・元国土交通相は1日夜、親しい議員らと都内で会談した際、総裁選出馬を促されたが、慎重姿勢を崩さなかったという。

(2009年9月2日08時43分 読売新聞)

718名無しさん:2009/09/02(水) 23:50:47
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090902-OYT1T01073.htm?from=navr

「ポスト麻生」本命なし…舛添氏不出馬、石原氏「白紙」
政権交代

 「ポスト麻生」を決める自民党総裁選(18日告示・28日投開票)の行方が、混沌(こんとん)としてきた。

 舛添厚生労働相が2日、不出馬を正式表明するなど、党内で名前が挙がっている「有力候補」が軒並み尻込みしているためだ。視界不良の状況は、野党に転落した党再建の道のりの険しさを反映している。

 党内には、舛添氏以外にも、過去の総裁選に出馬経験のある石破農相、石原伸晃幹事長代理、谷垣禎一・元財務相を推す声がある。

 石破農相は衆院選直後、「火中の栗を拾わないことはない」と出馬に意欲をにじませたが、ここに来て「出るとも言わないし、出ないとも言わない」と発言がやや後退。石原氏も「全くの白紙」と繰り返している。

 谷垣氏は2日午後、所属する古賀派の川崎二郎・元厚労相、金子一義国土交通相らと会った際、出馬を促されたが、態度を明らかにしなかった。

 有力候補が様子見の態度を取るのは、4日の全国幹事長会議、8日の両院議員総会の動向を見極めたいとの思いがあるためだ。二つの会議では、衆院選の総括や党再建に関して議論が百出することが予想され、「党内の議論を踏まえずに名乗りを上げれば、つぶされかねない」というわけだ。

 立候補に必要な推薦人集めの問題もある。衆院選の惨敗で、国会議員票は200(山東昭子参院副議長を除く)に激減したため、立候補に必要な20人の推薦人確保のハードルは、これまでになく高くなっている。所属する派閥頼みで推薦人を集めれば、「自民党は何も変わっていない」との批判を招きかねない。

 また、国会議員票は衆院119票、参院81票と、参院の占める割合が高まり、参院側の支持の見通しが立たないまま、「見切り発車」できないという事情もある。有力候補の一人は、「参院の実力者、青木幹雄・前参院議員会長の意向は無視できない」と語る。舛添氏も不出馬を決める前に、青木氏と会い、相談している。

 新総裁の行く手には、10月25日の参院神奈川、静岡の両補欠選挙、来年夏の参院選が待ち受ける。敗北すれば責任を取らされる可能性が大きく、「だれも貧乏くじを引きたくない」(党幹部)との指摘は多い。

 一方、当選2、3回の議員からは、世代交代に向け、「若手候補」擁立の動きもある。当選2回の平将明衆院議員は、「全く新しい『新生自民党』として再出発できる人を選ばないといけない」と強調する。若手議員らは2日夜、都内の料理屋で会合を開き、対応を協議した。

(2009年9月2日22時27分 読売新聞)

719チバQ:2009/09/05(土) 00:00:26
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=514715006
石破の総裁選出馬への道険し

 衆院選で歴史的な大敗を喫した自民党の再生に向け、石破茂農相(鳥取1区)が意欲を示してきた党総裁選の出馬に、暗雲が漂っている。1年前の前回選に立候補した際、推薦人になった多くが衆院選で落選。所属する津島派内も、深刻なダメージを受けた派や党の”戦後処理”に追われており、同氏を旗頭にしての主戦論は広がっていない。

 石破氏は衆院選の期間中から「わたしが党を立て直す」と公言。8選を遂げた翌日の8月31日の記者会見でも「『火中のクリは拾いたくない』などと言うつもりはない」と、党総裁選への出馬意欲を強くにじませた。

 しかし、昨年9月の前回選で推薦人に名を連ねた衆院議員18人のうち、今衆院選で1人は引退し、選対責任者だった小坂憲次氏ら13人が落選。生き残ったのは、選対事務局長の竹下亘氏(島根2区)、同次長の赤沢亮正氏(鳥取2区)ら4人で、立候補に必要な20人の推薦人集めという「壁」が大きく立ちはだかる。

 おひざ元の津島派の衆院議員も、45人から14人に激減。3日に都内のホテルであった会合では、特別国会での首相指名選挙で「石破と名前を書くべきだ」との”奇策”は出たが、党総裁選への擁立は決まらなかった。

 今のところ、同派の竹下氏も「石破さんで行こうという空気はない」と否定的だ。

 また、地元の自民党鳥取県連の幹部からも、勝っても野党のトップにすぎないだけに、自制を求める声が出ている。

 山根英明幹事長は1日、惨敗した党の再建という重責を担うのはリスクが高いとし、出馬見送りを要請。石破氏は「わたしは会見で『逃げない』と言っただけ。出るとも、出ないとも言っていない」と答えたという。

 一方で、取材に対し、同氏は「党としてどうするかというとき。派閥で誰を推すという話ではない」と、派内の冷気は織り込み済みと強調。判断時期は「今週中あたりがヤマ」と話しており、判断が注目される。

('09/09/03 無断転載禁止)

720チバQ:2009/09/05(土) 00:07:58
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T00859.htm
自民・谷垣氏、総裁選出馬に含み
 自民党古賀派の谷垣禎一・元財務相は4日、同派会長の古賀誠選挙対策本部長代理と派閥事務所で会談し、総裁選の対応を協議した。

 この中で、谷垣氏は「私は世代交代した方がいいという考えだが、いろいろよく考えてみる」と述べ、自らの出馬に含みを持たせた。

 会談では、古賀氏が総裁選を派閥主導で行うことは避けるべきだとの考えを示し、谷垣氏もこれに同調した。会談後、古賀氏は記者団に「それぞれの役割をしっかり果たしていくことをまず第一に考え、谷垣氏も(総裁選対応を)非常に慎重に考えることになるのではないか」と語った。

 谷垣氏には、同派議員を中心に出馬待望論が出ている。

(2009年9月4日20時01分 読売新聞)

721とはずがたり:2009/09/12(土) 12:41:15

石破氏トーンダウン 自民総裁候補選び
2009年09月10日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6022

 16日の首相指名選挙への対応を決めた自民党内の焦点は総裁候補選びに移った。候補と目される石破茂農相はいったんは「逃げてはいけない」と意欲を示したとも取れる発言をしたが、その後「今は言うべきときではないし、言う立場にもない」とトーンダウン。自身の出馬について今のところ明言を避けている。周囲の目立った動きも見えず、様子見の状態が続いている。

自民党:再生へ、長〜いトンネル 総裁選、有力候補なく 中堅・若手、覇気乏しく
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6024

 自民党は総裁選告示まで10日を切ったが、積極的に名乗りを上げる議員はまだない。党再生を合言葉に会合を重ねる中堅・若手も執行部を突き上げるほどの士気に乏しい。

 ◇党幹部「世代交代、底が浅い」
 衆院の当選1〜7回の代表17人と参院議員5人による「党再生会議」(仮称)の初会合が9日、党本部で開かれた。しかし、副幹事長が主体になるはずだった会議の座長には、当選7回の山本有二元金融担当相が就任。「会議の意味があいまいになった」(若手)ことは否めない。
 中堅・若手の誤算は他にもある。一致して推せる総裁候補が見当たらないうえ、現執行部の退陣要求は8日の党両院議員総会であえなく却下された。「28日の新総裁選出まで自分たちが党を運営する」という当初の熱気は一気にしぼんだ。
 会議は28日までに党の再建策をまとめる方針。この日は衆院選の敗因について意見交換し、今後、落選した前議員からヒアリングすることも決めた。ただ、そのほかの検討課題は未定。ある若手議員は「メンバーには執行部から一本釣りされた人もいる。結局、執行部の意を受けた総括になりかねない」と冷ややかに語る。
 一方、「派閥主導の総裁選」への批判が強まる中、派閥領袖やベテラン議員は軽々に動けない状態だ。さや当ても見られ、町村派の中川秀直元幹事長は8日、総裁候補の条件として「解党的な出直しのできる人、世代交代の先頭に立てる人、小選挙区で当選したこと」を挙げ、同派会長の町村信孝前官房長官の擁立論をけん制した。
毎日新聞 2009年9月10日 東京朝刊

出馬表明、いまだゼロ=動けぬ派閥、若手も様子見−自民総裁選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091000980

 「ポスト麻生」を選ぶ自民党総裁選の告示を18日に控え、名乗りを上げる議員が一人もいない状態が続いている。有力候補と目される古賀派の谷垣禎一元国土交通相や額賀派の石破茂農水相は様子見のまま。中堅・若手議員からも、具体的な名前は挙がらない。党内の動向や重みを増した一般党員の反応が読めないという事情からだが、同党の人材不足を印象づける結果となっている。
 菅原一秀衆院議員ら中堅・若手議員は10日午後、都内で中川秀直元幹事長を交えて、総裁選をめぐり意見交換した。出席者からは「民主党の鳩山由紀夫代表に位負けしない人がいい」などの意見が聞かれたが、具体名は出なかった。
 福田康夫前首相が勝利した2007年、麻生太郎首相が圧勝した08年の総裁選など、派閥の動向が勝敗を左右したケースも多い。しかし、今回は、派閥領袖も身動きが取れない。衆院選惨敗で国会議員が200人に激減し党員票(300票)の比重が増す中、派閥が前面に出れば、一般党員らの反発を招きかねないためだ。
 10日の町村派会合。同派会長で出馬に含みを残す町村信孝前官房長官を前に、馳浩衆院議員は「新総裁は小選挙区で当選した人がやるべきだ」と主張した。世論や党員の反応を意識し、比例復活で当選した町村氏に自重を求めた発言だ。会合には歴代首相の後見役である森喜朗元首相も出席していたが、総裁候補に関する発言はなかった。
 党内の中堅・若手は口々に「派閥単位で動けば有権者に今度こそ見放される」と語る。一方、世代交代を警戒する各派の幹部らは「ベテランを追いやる下克上は駄目だ」(山崎派の野田毅元自治相)と若手らの動きに冷ややかだ。
 こうした党内状況に、総裁選に出馬経験のある石破、谷垣両氏とも、自身の対応については沈黙を守っている。「条件をクリアする人はいるのだろうか」(平沢勝栄衆院議員)。同党の人材不足を嘆く声も漏れ始めている。(2009/09/10-20:51)

自民総裁選 沈黙の有力候補 参院選後 『次の次』に照準?
2009年9月11日 朝刊
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6041

722とはずがたり:2009/09/12(土) 12:46:01
>>721-722

小池は相変わらずちんけで皮相的であるな。こんなくらだんもので党再生した心算に成られてもねー。
>「派閥解消」こそ党再生のキーワードとの認識を示した。

自民は世代間闘争 若手ら「派閥解消を」、重鎮は猛反発
2009年9月11日7時27分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6042

 「総理経験者や衆参両院議長経験者は公認しないという議論がありました」。再生会議座長の山本有二氏は10日の会議後、森元首相らが聞けば激怒するような議事内容を記者団にわざわざ明かした。
 山本氏は9日の初会合でも参加者に派閥離脱を迫り、議論は白熱。「派閥に頼るようではいけない」「抜けたらいい」と勇ましい声が続いた。10日の会議でも派閥を巡る論争は続き、総選挙直後に町村派を脱会した小池百合子元防衛相は「派閥をどう改善、解消していくか」と記者団に述べ、「派閥解消」こそ党再生のキーワードとの認識を示した。
 町村派の山本一太参院議員は10日、「今回の総裁選は町村氏を推さない」と記者団に明言した。ベテラン勢の一部も「森氏の息のかかっていない執行部をつくるべきだ」(閣僚経験者)と同調の動きがある。
 一方、派閥幹部は反発を強める。古賀誠元幹事長は10日の派閥総会で露骨に不快感を表明。同派の谷垣氏も歩調をあわせた。町村氏も派閥総会で中堅・若手の議論を牽制した。(南日慶子、内田晃)

「総裁像」で議論百出 自民戸惑い、動き鈍く '09/9/11
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6045

 記者団に非公開だった10日の町村派会合。総裁選出馬に含みを持たせている会長の町村信孝前官房長官の面前で馳浩衆院議員が発言した。「会長には申し訳ないが、総裁選には小選挙区で勝った人が出るべきだ。これが最初の条件だ」。町村氏は小選挙区で敗北、比例代表で復活当選した。
 出席者によると、馳氏の発言にうなずく議員もいて町村氏は不快な表情を見せたという。山本一太参院議員は会合後、記者団に「今回の衆院選を小選挙区で勝ち抜くぐらいのたくましさがなければ次期総裁は務まらない」と強調した。
 最大派閥の町村派が派閥単位で動くかどうかは総裁選の行方を左右する。森喜朗元首相は馳氏の発言に注文を付けることはなく、出席者には「森氏の意中は町村氏ではないのだろう」との見方が広がった。

全国11カ所で演説会=19日に公開討論会−自民総裁選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6048

小野寺、河野氏の擁立論=中堅・若手に浮上−自民総裁選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6048

 自民党総裁選に独自候補の擁立を目指す中堅・若手議員の間で11日、小野寺五典(49)、河野太郎(46)両衆院議員を推す動きがそれぞれ浮上した。中堅・若手は党の立て直しには世代交代が必要と主張しており、18日の告示に向けて出馬に必要な推薦人20人を確保できるかどうかが焦点だ。 
 同党の古屋圭司広報本部長や菅原一秀衆院議員らは11日、党本部で総裁選への対応について意見交換した。出席者の一人は会合後、「かなり候補が絞られてきた」と述べた上で、小野寺氏の名前が挙がっていることを明らかにした。小野寺氏は当選4回で、外務副大臣などを歴任。今回は、中堅・若手らの中で独自候補擁立論を主導している。
 一方、河野氏は当選5回で、これまでに衆院外務委員長などを務めている。河野氏をめぐっては、同じ神奈川県選出の菅義偉選対副委員長も、擁立を模索しているとの見方が出ている。(2009/09/11-19:50)

谷垣氏擁立の動き強まる 自民総裁選、ベテラン勢が中心
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6054
2009年9月12日3時1分

 自民党総裁選に谷垣禎一元財務相を擁立する動きが強まってきた。所属する古賀派に加え、ベテランを中心に出馬を促す声が広がっている。これに対抗し、中堅・若手には世代交代を求めて対立候補の擁立を探る動きも出始めた。
 総裁選は18日告示・28日投票だが、本命視された舛添厚生労働相が早々と不出馬を表明。今なお誰も名乗りをあげていない。
 谷垣氏擁立論は、川崎二郎元厚労相ら古賀派の一部に加えて、他派閥にも広がり始めた。7日夜には高村派会長の高村正彦元外相が谷垣氏と会談して総裁選対応を協議し、11日には山崎派の甘利行革相が記者会見で「谷垣氏は適任者だ。保守本流の重厚感があり、討論能力も高い」と明言。党内には、森元首相や青木幹雄前参院議員会長ら重鎮も谷垣氏擁立に前向きとの見方もある。
 ただ、派閥主導の総裁選びへの反発が広がり、石破農水相や若手の小野寺五典、河野太郎両氏らの擁立を目指す動きもある。谷垣氏は党内情勢を慎重に見極める構えだ。

723とはずがたり:2009/09/13(日) 14:06:46


6087 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/09/13(日) 12:29:03
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015469731000.html

谷垣氏 総裁選へ立候補の意向
09月13日 12時10分
自民党の谷垣元国土交通大臣は、麻生総理大臣の後任を決める党の総裁選挙に立候補する意向を固めました。

自民党の総裁選挙は、今月18日に告示が迫るなか、総裁選挙に立候補した経験を持つ議員らが立候補の可能性を探っているほか、中堅・若手の議員の間では、候補者の擁立を目指す動きも出ていますが、これまでに正式に立候補を表明した議員はいません。こうしたなか、谷垣禎一元国土交通大臣は、党や内閣で要職を歴任した経験を生かし、挙党一致の態勢で政権奪還を目指したいとして、総裁選挙に立候補する意向を固めました。谷垣氏にとっては、3年前の総裁選挙に続いて2回目の挑戦となり、安倍元総理大臣が選ばれた3年前の総裁選挙では、102票を得て3位となっています。谷垣氏は、みずからに近い議員らを中心に、立候補に必要な20人の推薦人は確保できるとしており、今後立候補に向けた準備を本格化させることにしています。

6089 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/09/13(日) 13:08:33
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090912-OYT1T01022.htm

自民・石原伸晃氏、総裁選不出馬を表明
政権交代
 自民党の石原伸晃幹事長代理は12日夜、都内の会合であいさつし、党総裁選への対応について、「今の心境は『止まり木に羽を休めて明日を待つ』だ。今回は頂を目指すのではなく、じっくり足を地につけていきたい」と述べ、出馬を見送る考えを表明した。


(2009年9月13日09時58分 読売新聞)

6090 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/09/13(日) 13:11:00
後は石破が出るかどうかと、若手が誰を押すかですかねぇ。
最大3人か。

http://www.asahi.com/politics/update/0913/TKY200909130087.html
谷垣元財務相、立候補の意向固める 自民党総裁選2009年9月13日12時47分
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 自民党の谷垣禎一元財務相は13日、党総裁選(18日告示、28日投開票)に立候補する意向を固めた。所属する古賀派以外でも、谷垣氏を推す声があり、立候補に必要な推薦人の20人確保は確実な情勢。谷垣氏は同日中にも立候補を正式に表明する見通しだ。

 総選挙大敗を受けた麻生首相の退陣で党内情勢が混迷するなか、リベラル勢力やベテラン議員中心に谷垣氏待望論が強まっていた。谷垣氏はすでに立候補の意思を周辺議員に漏らし、支持拡大を目指している。ただ、党内には中堅・若手議員中心に脱派閥や世代交代を求める声も根強く、谷垣氏の立候補に対する反発も予想される。

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091301000230.html
谷垣氏、総裁選出馬へ 候補擁立が本格化
 自民党の谷垣禎一元財務相は13日、今月28日投開票の党総裁選に出馬する意向を固めた。周辺議員に明らかにした。13日中にも正式表明する見通しだ。

 総裁選への立候補の意思を示した議員は初めて。党内ではこのほか、石破茂農相や河野太郎衆院議員を擁立する動きがあり、候補擁立に向けた党内の駆け引きが本格化しそうだ。

 谷垣氏の出馬には、古賀誠選対本部長代理が古賀派として支援する考えを示唆しており、派閥やベテランが主導した場合、中堅・若手の反発を招く恐れもある。

 谷垣氏は2006年9月の総裁選に立候補。安倍晋三元首相、麻生太郎首相に次ぐ最下位に終わったものの、消費税率10%など財政再建路線を打ち出し、一定の支持を集めた。

 これに関連し、甘利明行革担当相は13日のフジテレビ番組で、谷垣氏について「誠実な性格で、地に足がついた党再生ができる」と述べ、適任との認識を重ねて示した。

2009/09/13 12:40 【共同通信】

6091 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/09/13(日) 13:11:46
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009091302000078.html?ref=rank

河野氏が総裁選に意欲
2009年9月13日 朝刊

 自民党の河野太郎衆院議員は十二日、TBSのテレビ番組で、党総裁選への対応について「(候補として)名前があがるのは光栄だ」と述べ、出馬に意欲を示した。

 党内では中堅・若手議員の一部が河野氏を擁立する動きがある。河野氏も出馬に必要な推薦人二十人を確保できれば、立候補する意向とみられる。

 河野氏は「四十代が党首になるくらいに変わらないと活発な党にならない。派閥の親分衆が推している候補に落ち着いたのでは、党の再生は難しい」と世代交代の必要性を強調し、派閥主導での候補者擁立の動きをけん制した。

 総裁選では谷垣禎一元財務相、石破茂農相、石原伸晃幹事長代理らを推す声があるほか中堅・若手も候補者の擁立を模索している。

724とはずがたり:2009/09/13(日) 14:09:53
谷垣か〜。
なればなったで重厚でリベラルで古き良き自民党を立て直すてことで良いんじゃないでしょうかね
2世だし,派閥の論理で決まったと云えるし,無党派にそれ程アピールできないでしょうし,民主党にとっても良さそう。
リベラル財政規律派路線で安倍ちゃんなど右翼や中川みたいな上げ潮派を党内からたたき出して欲しいねw

725名無しさん:2009/09/13(日) 16:00:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091300090
谷垣氏が出馬表明=「党再生の捨て石になる」−自民総裁選
 自民党の谷垣禎一前政調会長は13日午後、28日投開票の党総裁選への対応について「立候補する決意をした。自民党結党以来の(衆院選)大敗北を受け誰かが捨て石にならないといけない」と述べた。総裁選への出馬表明は谷垣氏が初めて。都内の私邸前で記者団に語った。 (2009/09/13-15:33)

726名無しさん:2009/09/13(日) 22:20:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091300154
石原氏は不出馬=総裁選
 自民党の石原伸晃幹事長代理は13日午後、総裁選への対応について、都内で記者団に「みこしに乗るのではなく、しっかりとみこしを支えて党の再生を地道にやっていくことが大切だ」と述べ、立候補を見送る意向を明らかにした。同時に「大変厳しいところに追い詰められている自民党をどのように再生していくのか、考えをしっかり聞かせていただいて(誰を支持するか)判断したい」と語った。 
 石原氏は、麻生太郎首相が勝利した昨年の総裁選に出馬。今回も動向が注目されていた。(2009/09/13-18:59)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091300169
谷垣氏の発言要旨=自民党総裁選
 自民党の谷垣禎一元財務相が13日、総裁選出馬に関して記者団に語った内容は次の通り。
 立候補する決意をした。衆院選での大敗北を受け、自分が捨て石になって党の再生を果たす。家族や自分が生まれ育ち、住んでいる地域のきずなを大事にしていく中で、自民党を長い間支えてきた良質な保守層の期待に応える。
 派閥順送りではなく、自民党イコール与党という常識を全部覆し、若い世代や女性を登用してベストメンバーで臨まなければ政権交代可能な時代には対応できない。それは同時に、選挙に勝つための抜本的な態勢見直しにもつながる。新執行部が全国を行脚し、地方の声を聞く。対話の中から党改革のヒントを見いだし、実現していくことが必要だ。
 −いつ決断したのか。
 けさ起きて。ドン・キホーテがいないと事が進まないこともある。
 −当初は世代交代を唱え、慎重だったが。
 今までいろんな経験の場を与えていただいたが、最後のご奉公の場だ。仮に総裁になれば、次世代を育てることがかなりの大きな部分になる。(執行部への若手登用が)一つのポイントだ。
 −出馬は派閥の意向が働いたとの見方もあるが。
 派閥の領袖と会って意見交換したこともほとんどないから、そういう観測は事実とは違う。
 −最大の課題は。
 来年の参院選に勝てる態勢をつくるのが、当面の一番大きな目標だ。旧態依然たるイメージを引きずったら勝てない。楽しい仕事ばかりじゃないが、私心を捨てて取り組む。
 −推薦人の見通しは。
 これからお願いするが、全く未知数だ。
 −若手から派閥解消を求める声が出ているが。
 役割は変化していく。情報交換とか勉強会の機能は残るが、派閥中心の総裁選は終えんしたのではないか。(2009/09/13-19:38)

727とはずがたり:2009/09/14(月) 03:23:52
さて財政規律派が総裁獲ると上げ潮派はどうするんかね?
まあもう別に政策実現できるわけでもないし党にしがみつくしかないんだろうけど。

谷垣氏、「自分が捨て石に」と総裁選出馬表明
2009.9.13 15:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090913/stt0909131533007-n1.htm

 自民党の谷垣禎一元財務相(64)=京都5区=は13日午後、18日告示−28日投開票の党総裁選について、「自民党結党以来の衆院選大敗北を受けて、誰かが捨て石にならなければならない。自分が捨て石になって党の再生を果たす決意を固めた」と述べ、出馬の意向を表明した。都内で記者団に語った。今回の総裁選に立候補の意思を表明したのは同氏が初めて。

 谷垣氏はまた「自民党を長い間支えてくれた良質の保守層の期待に応える政治をしていかなければならない」とも述べ、結党の原点に立ち返り党改革に取り組んでいく決意を強調した。

 党内には河野太郎衆院議員(46)石破茂農水相(52)を擁立する動きがあり、候補擁立に向けた駆け引きが本格化しそうだ。

 谷垣氏は昭和58年の衆院補選で初当選。科学技術庁長官、財務相、国土交通相のほか、党政調会長などを務めた。財務相時代は現在の与謝野馨財務相とともに財政規律派として消費税率引き上げを訴えていた。

 麻生太郎首相、福田康夫前首相、安倍晋三元首相とともに「ポスト小泉」の一人に挙げられたが、平成18年の総裁選に出馬して最下位に終わった。

729名無しさん:2009/09/14(月) 20:38:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091400848

対抗馬擁立、動き続く=谷垣氏、15日に正式表明−自民総裁選
 自民党総裁選をめぐって14日、谷垣禎一元財務相の出馬表明を受け、同氏への対抗馬を擁立する動きが続いた。中堅・若手議員の間では、河野太郎、小野寺五典両衆院議員や石破茂農水相を推す声が上がっており、18日の告示に向けて、立候補に必要な20人の推薦人集めが活発化した。谷垣氏は15日に党本部で記者会見し、出馬を正式表明する。 
 世耕弘成、山本一太両参院議員は14日夕、都内の衆院議員宿舎で、中川秀直元幹事長らを交えて、総裁選への対応について協議した。会合では、中堅・若手を擁立すべきだとの認識で大筋一致、河野氏ら複数の名前が挙がった。
 河野氏を支持する議員は同日、「既に推薦人15人は固まった」と語り、「自民党をもっと徹底的に壊さないと未来がない。だから河野氏を推す」と強調した。
 一方、小野寺氏を支持するグループも14日夜、会合を開き、推薦人集めの状況などをめぐって意見交換。同グループの若手議員も「推薦人は現在15人」と述べた。(2009/09/14-20:23)

730名無しさん:2009/09/14(月) 20:41:19
雑魚に勝った小野寺や西村よりは谷垣・石破・河野に説得力があると思うが。


http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091401000830.html

河野、小野寺氏の出馬焦点 石破氏は慎重検討、自民党総裁選
 自民党総裁選は14日、先に立候補を表明した谷垣禎一元財務相に対抗し、中堅・若手の河野太郎(46)、小野寺五典(49)両衆院議員が立候補するかどうかが焦点となった。石破茂農相(52)は不出馬も含め慎重に検討。西村康稔(46)、菅原一秀(47)両衆院議員や西田昌司参院議員(50)にも擁立の動きがあるが、立候補に必要な20人の推薦人確保などで難航しそうだ。

 河野氏は神奈川15区選出で当選5回。周辺は「推薦人は現時点で15人集めた」と自信を見せている。一方、小野寺氏は宮城6区選出で当選4回。古賀派に所属し、古賀誠会長の側近とされる。古賀氏は谷垣氏を支援する意向とみられ、党内では「中堅・若手の票が河野氏に集中しないようにする狙いがあるのでは」との憶測も出ている。

 石破氏については「推薦人が集まっていないようだ」(中堅議員)との指摘がある。

 西村氏は意欲を示し、町村派中堅らが推薦を要請しているが、動きは広がっていない。菅原氏については、不出馬を表明した石原伸晃幹事長代理が理解を示している。ただ小選挙区で敗北し比例代表で復活当選したことがマイナスとみられている。

2009/09/14 19:10 【共同通信】

731チバQ:2009/09/14(月) 20:46:14
雑魚を擁立したのは民・社の都合ですから、それでウンヌン言うのは可哀相では?

732とはずがたり:2009/09/15(火) 06:44:49
幹部は様子見・若手は独自行動…総裁選で派閥バラバラ
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090830-592896/news/20090914-OYT1T01276.htm

 自民党町村派など有力派閥が、総裁選(18日告示・28日投開票)への対応を決めかねている。

 幹部クラスは「本命」視される古賀派の谷垣禎一・元財務相(64)や中堅・若手議員の動向の模様眺めを決め込む一方、所属議員は若手候補の擁立や自らの出馬を模索する動きを見せ、内情はバラバラだ。衆院選惨敗で勢力が衰退する中、求心力の低下が一層進みかねない状況だ。

 最大派閥である町村派会長の町村信孝・前官房長官は谷垣氏の出馬に関し、「勇気ある決断だ」と語るが、自らの総裁選対応には口をつぐんだままだ。

 派内には「小選挙区で敗れ、比例選で復活当選した町村氏には出馬資格がない」と自重を促す声が上がり、町村氏を擁立する機運は盛り上がらない。派閥会長の出馬となれば、派閥色の強さが党内で批判を浴びかねない上、町村氏と同じベテラン世代の谷垣氏と「支持層がかぶる」という問題も生じる。町村氏が11日に、同派の相談役の森、安倍両元首相と会談した際には、「いい候補がいれば、個人で応援すればいい」とし、派閥で支援候補を一本化することは避けるべきだとの考えで一致したという。

 同派の若手の一部は谷垣氏周辺と接触を始めているが、現時点で派内の大勢が谷垣氏支持に傾いているわけではない。党内で「右寄り」と見られている安倍氏は、外交・安全保障政策で「ハト派」色が強い谷垣氏とは疎遠とされる。

 同派重鎮の森氏も、情勢をじっくり見定める構えだ。14日には、都内の個人事務所で伊吹派会長の伊吹文明・元幹事長と会談し、古賀派会長の古賀誠選挙対策本部長代理とは電話で意見交換した。

 町村派幹部が慎重な対応に終始する中、派内の中堅・若手は走り出している。山本一太、世耕弘成両参院議員は14日、河野太郎・元法務副大臣(46)(衆院当選5回、麻生派)の推薦人集めに向け、町村派議員と接触。旧通産省出身の政策通で、安倍氏にも近い西村康稔外務政務官(46)(同3回、町村派)は出馬に意欲を見せ、14日は自ら支持議員の獲得に動いた。

 第2派閥の額賀派も足並みが大きく乱れている。会長の額賀福志郎・元財務相に出馬を促す声は出ておらず、額賀氏ももっぱら様子見の構えだ。派内基盤の弱い石破農相(52)(同8回)は、同派以外の中堅・若手からの支持動向を注視し、出馬に含みを持たせる。同派の河井克行副幹事長は、小野寺五典・前外務副大臣(49)(同4回、古賀派)の擁立を目指し、大村秀章厚生労働副大臣は河野氏支持で動く。

 同派の約3分の2を占める参院議員からは「額賀派の衆院側は派閥があってないようなもの」と突き放す声が出ている。

 ◆河野氏、小野寺氏が出馬に意欲示す◆

  河野氏と小野寺氏は14日夜、それぞれ、東京都内で自民党中堅・若手議員との会合で総裁選への意欲を示した。出席者は立候補に必要な推薦人20人の確保に努めることを確認した。

 河野氏の会合には大村氏のほか、柴山昌彦(町村派)、平将明(山崎派)両衆院議員ら約10人が参加。会合後、河野氏は記者団に「立候補したい」と明言、「世代交代(の実現)と、派閥が仕切っていた体質を改める」と党改革を訴えた。

 小野寺氏は、河井氏、新藤義孝(額賀派)、江藤拓(伊吹派)、菅原一秀(無派閥)の各衆院議員ら約10人との会合で「中堅・若手の代弁者として頑張る」と述べた。推薦人20人が集まった時点で正式に立候補を表明する考えだという。
(2009年9月15日00時56分 読売新聞)

733とはずがたり:2009/09/15(火) 06:46:57

>ベテラン組からは「若い人が小沢一郎民主党幹事長と互角に渡り合えるはずがない。『与党ぼけ』だ」と冷ややかな声も出ている。

自民党総裁選:世代交代、焦点に 中堅・若手、派閥主導をけん制
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090912ddm005010021000c.html
 自民党で「世代交代」が総裁選のキーワードに浮上している。中堅・若手は再建の姿勢をアピールするため、派閥主導の総裁候補選びをけん制し、独自候補を探して連日会合を重ねている。しかし、05年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」の大半が今回落選したこともあって、党内での中堅・若手の存在感は低下気味。立候補に必要な20人の推薦人確保にも苦労しそうな気配だ。

 05年選挙では83人の新人が当選したのに対し、今回はわずかに5人。若手といわれる当選1〜3回の議員は計30人で、当選7回以上のベテランの計38人を下回る。中堅にあたる当選4〜6回は計51人。当選時の平均年齢は53・3歳から56・6歳と「高齢化」が進み、年代別では60代以上が49人で全体の4割を占める。

 中堅・若手には仲間の多くが落選の憂き目にあい、ベテランが生き残ったことへの不満が根強く、これが世代交代論の背景になっている。中堅・若手で名前が挙がっているのは、塩崎恭久元官房長官、河野太郎元副法相、小野寺五典(いつのり)副幹事長、西村康稔(やすとし)外務政務官ら。しかし、一本化に向けた足並みはそろっておらず、乱立すれば推薦人の確保も危うくなる。ベテラン組からは「若い人が小沢一郎民主党幹事長と互角に渡り合えるはずがない。『与党ぼけ』だ」と冷ややかな声も出ている。

 世代交代の意味では、50代の石破茂農相や石原伸晃幹事長代理への待望論もあるが、2人はともに様子見の構えだ。【高山祐】

毎日新聞 2009年9月12日 東京朝刊

734名無しさん:2009/09/15(火) 20:20:59
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090914-543674.html
自民総裁選は河野、小野寺氏の出馬が焦点記事を印刷する

 自民党総裁選は14日、先に立候補を表明した谷垣禎一元財務相に対抗し、中堅・若手の河野太郎(46)、小野寺五典(49)両衆院議員が立候補するかどうかが焦点となった。石破茂農相(52)は不出馬も含め慎重に検討。西村康稔(46)、菅原一秀(47)両衆院議員や西田昌司参院議員(50)にも擁立の動きがあるが、立候補に必要な20人の推薦人確保などで難航しそうだ。

 河野氏は神奈川15区選出で当選5回。周辺は「推薦人は現時点で15人集めた」と自信を見せている。一方、小野寺氏は宮城6区選出で当選4回。古賀派に所属し、古賀誠会長の側近とされる。古賀氏は谷垣氏を支援する意向とみられ、党内では「中堅・若手の票が河野氏に集中しないようにする狙いがあるのでは」との憶測も出ている。

 石破氏については「推薦人が集まっていないようだ」(中堅議員)との指摘がある。

 西村氏は意欲を示し、町村派中堅らが推薦を要請しているが、動きは広がっていない。菅原氏については、不出馬を表明した石原伸晃幹事長代理が理解を示している。ただ小選挙区で敗北し比例代表で復活当選したことがマイナスとみられている。

 党内には「保守色が強い議員の候補を出すべきだ」との意見もあり、参院町村派から西田氏の名前が浮上したものの、参院議員の総裁には否定的な考えも根強い。(共同)

 [2009年9月14日19時27分]

735名無しさん:2009/09/15(火) 20:21:35
http://www.asahi.com/politics/update/0915/TKY200909140416.html
自民総裁選に河野太郎氏も名乗り「私が一番適している」2009年9月15日0時31分
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会合を終え、記者の質問に答える河野太郎氏=14日午後11時38分、東京都千代田区、杉本康弘撮影
 自民党の河野太郎衆院議員(46)=神奈川15区、当選5回=は14日夜、東京都内で中堅・若手議員と会い、総裁選(18日告示、28日投開票)に立候補する意向を固めた。13日に出馬表明した谷垣禎一元財務相(64)はベテラン勢に支持を広げており、世代間対立の様相を帯びてきた。

 河野氏は会合後、「立候補の意思はある。党改革の先頭に立ち、世代交代を進めたい。私が一番適している。(必要な推薦人)20人が集まれば正式表明したい」と記者団に語った。出席した世耕弘成参院議員は「20人まであと2人」と述べた。

 河野氏は8日の両院議員総会で推薦人を10人に引き下げる緊急動議を出したが、同調者はわずかで否決された。世代交代を狙う菅義偉選対副委員長らが支援する一方、若手の間でも過激な言動への抵抗感は強く、20人を集められるかが焦点だった。

 河野氏は河野洋平前衆院議長の長男で、7年前にC型肝炎の洋平氏に自身の肝臓を移植。麻生派に所属する。06年総裁選でも出馬を探ったが、麻生首相支持に回った。民主党が批判する今年度補正予算の「アニメの殿堂」凍結や自民党政権が否定してきた米国との「核密約」の解明を求めるなど、党内では型破りな言動で知られる。

 今回の総裁選は党員投票に基づく地方票(300)が国会議員票(200)を上回るため、党内基盤の弱い若手にも勝算はあるとみられ、小野寺五典(いつのり)(49)、西村康稔(やすとし)(46)両氏も出馬を探っている。

736名無しさん:2009/09/15(火) 20:22:02
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090914-OYT1T01276.htm
幹部は様子見・若手は独自行動…総裁選で派閥バラバラ
政権交代

 自民党町村派など有力派閥が、総裁選(18日告示・28日投開票)への対応を決めかねている。

 幹部クラスは「本命」視される古賀派の谷垣禎一・元財務相(64)や中堅・若手議員の動向の模様眺めを決め込む一方、所属議員は若手候補の擁立や自らの出馬を模索する動きを見せ、内情はバラバラだ。衆院選惨敗で勢力が衰退する中、求心力の低下が一層進みかねない状況だ。

 最大派閥である町村派会長の町村信孝・前官房長官は谷垣氏の出馬に関し、「勇気ある決断だ」と語るが、自らの総裁選対応には口をつぐんだままだ。

 派内には「小選挙区で敗れ、比例選で復活当選した町村氏には出馬資格がない」と自重を促す声が上がり、町村氏を擁立する機運は盛り上がらない。派閥会長の出馬となれば、派閥色の強さが党内で批判を浴びかねない上、町村氏と同じベテラン世代の谷垣氏と「支持層がかぶる」という問題も生じる。町村氏が11日に、同派の相談役の森、安倍両元首相と会談した際には、「いい候補がいれば、個人で応援すればいい」とし、派閥で支援候補を一本化することは避けるべきだとの考えで一致したという。

 同派の若手の一部は谷垣氏周辺と接触を始めているが、現時点で派内の大勢が谷垣氏支持に傾いているわけではない。党内で「右寄り」と見られている安倍氏は、外交・安全保障政策で「ハト派」色が強い谷垣氏とは疎遠とされる。

 同派重鎮の森氏も、情勢をじっくり見定める構えだ。14日には、都内の個人事務所で伊吹派会長の伊吹文明・元幹事長と会談し、古賀派会長の古賀誠選挙対策本部長代理とは電話で意見交換した。

 町村派幹部が慎重な対応に終始する中、派内の中堅・若手は走り出している。山本一太、世耕弘成両参院議員は14日、河野太郎・元法務副大臣(46)(衆院当選5回、麻生派)の推薦人集めに向け、町村派議員と接触。旧通産省出身の政策通で、安倍氏にも近い西村康稔外務政務官(46)(同3回、町村派)は出馬に意欲を見せ、14日は自ら支持議員の獲得に動いた。

 第2派閥の額賀派も足並みが大きく乱れている。会長の額賀福志郎・元財務相に出馬を促す声は出ておらず、額賀氏ももっぱら様子見の構えだ。派内基盤の弱い石破農相(52)(同8回)は、同派以外の中堅・若手からの支持動向を注視し、出馬に含みを持たせる。同派の河井克行副幹事長は、小野寺五典・前外務副大臣(49)(同4回、古賀派)の擁立を目指し、大村秀章厚生労働副大臣は河野氏支持で動く。

 同派の約3分の2を占める参院議員からは「額賀派の衆院側は派閥があってないようなもの」と突き放す声が出ている。

 ◆河野氏、小野寺氏が出馬に意欲示す◆

  河野氏と小野寺氏は14日夜、それぞれ、東京都内で自民党中堅・若手議員との会合で総裁選への意欲を示した。出席者は立候補に必要な推薦人20人の確保に努めることを確認した。

 河野氏の会合には大村氏のほか、柴山昌彦(町村派)、平将明(山崎派)両衆院議員ら約10人が参加。会合後、河野氏は記者団に「立候補したい」と明言、「世代交代(の実現)と、派閥が仕切っていた体質を改める」と党改革を訴えた。

 小野寺氏は、河井氏、新藤義孝(額賀派)、江藤拓(伊吹派)、菅原一秀(無派閥)の各衆院議員ら約10人との会合で「中堅・若手の代弁者として頑張る」と述べた。推薦人20人が集まった時点で正式に立候補を表明する考えだという。

(2009年9月15日00時56分 読売新聞)

737名無しさん:2009/09/15(火) 20:22:37
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_s.cgi?s_politics_l+CN2009091401000830_3

2009年09月14日

河野、小野寺氏の出馬焦点  谷垣氏本格始動へ、自民党総裁選

 自民党総裁選への立候補を表明した谷垣禎一元財務相は15日午後に党本部で記者会見し、政策や党再建への意欲を説明、本格的に始動する。谷垣氏に対抗し中堅・若手の河野太郎(46)、小野寺五典(49)両衆院議員が出馬するかどうかが焦点。石破茂農相(52)も立候補を模索している。

 河野氏は神奈川15区選出で当選5回。2006年の総裁選では、出馬に必要な20人の推薦人を集められず断念したが、今回は「大丈夫だと思う」(周辺)と自信を見せている。

 小野寺氏は宮城6区選出で当選4回。出馬を検討していた菅原一秀衆院議員も14日夜、小野寺氏に協力する考えを記者団に表明した。菅原氏は一本化で推薦人が「十数人」になると明らかにした上で「派閥に頼らず新総裁を選出したい」と強調した。

 ただ小野寺氏は古賀派に所属し、古賀誠会長の側近とされる。古賀氏は谷垣氏を支援する意向とみられ「中堅・若手の票を分散させる狙いでは」との憶測も出ている。

 石破氏については、与謝野馨財務相らが中心となって推薦人を集めている。

 西村康稔衆院議員(46)も意欲を示し、町村派中堅らが推薦を要請しているが、動きは広がっていない。民主党に対抗し「保守色が強い候補を出すべきだ」との意見もあり、参院町村派の西田昌司参院議員(50)の名前が浮上したが、参院議員の総裁選出馬に否定的な声も根強い。

738名無しさん:2009/09/15(火) 20:25:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090914/stt0909142337009-n1.htm
自民党総裁選で候補者擁立本格化 谷垣氏は電話で支援要請
2009.9.14 23:34

自民党総裁選への出馬を表明する谷垣禎一元財務相=13日午後、東京都世田谷区 18日告示、28日投開票の自民党総裁選は14日、すでに出馬表明した谷垣禎一元財務相(64)が関係者に電話して支援を求めるなど、挙党態勢を目指し、準備を着々と進めた。中堅・若手らも河野太郎衆院議員(46)を中心に、小野寺五典(いつのり)衆院議員(49)、参院議員の林芳正経済財政担当相(48)の擁立を目指す動きが本格化している。出馬が有力視されている石破茂農水相(52)は16日の麻生内閣総辞職後に態度を表明することにしている。

 13日に出馬表明した谷垣禎一元財務相(64)は14日の日中は自宅にこもり、国会議員らに次々に電話し、総裁選への協力を要請した。夜にはNHKのニュース番組に出演。所属する古賀派やベテラン勢が支援する動きをみせており、立候補に必要な20人の推薦人は確保できる見通しとなっている。

 今後の谷垣氏は、派閥色を薄め、若手の支援をどこまで広げていけるかがカギとなる。13日には、総裁に選出された場合の党人事について「総裁としての仕事の大部分は若い世代を育てていくことにあるだろう」と若手を積極的に起用していく考えを表明し、若手に秋波を送った。

 これに対し、山本一太、世耕弘成両参院議員らは河野氏擁立に向けて断続的に意見交換。山本氏らは14日夕には、衆院赤坂議員宿舎で中川秀直元幹事長や金子一義国土交通相らとも会談した。

 一方、林氏の擁立を目指す秋元司氏ら参院若手も14日夜、都内の料理屋で意見交換したもようだ。小野寺氏を推すグループも推薦人確保に向けて水面下で動いた。

 ただ、谷垣氏を除く各議員は推薦人を確保できるかどうか微妙な情勢。石破氏も前回の総裁選の主力だった現在の額賀派で広がりがなく、期待した若手も現時点では、立候補が目される他の議員に奪われている。ただ、世代交代を印象づける候補者を出すべきだとの共通認識はあるため、推薦人の確保がそろって難しくなれば候補者を一本化する動きも出てきそうだ。

739名無しさん:2009/09/15(火) 20:25:58
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_date1&k=2009091500898
消えぬ派閥色=党員の支持がカギ−自民・谷垣氏
 自民党の谷垣禎一元財務相は15日の総裁選への出馬会見で、党再生のため「思い切った党改革」に取り組む決意を示した。しかし、谷垣氏自身、古賀派のナンバー2(代表世話人)で、派閥やベテランの実力者といった「旧勢力」が支持の主体という印象が付きまとう。こうした、負のイメージを払しょくし、一般党員や若手に支持を広げられるかがカギだ。
 「派閥順送りの人事ではなく、ベストメンバーで進めていく」。出馬会見で谷垣氏は、派閥の意向にとらわれず、若手や女性を積極登用する考えを強調した。
 谷垣氏自身、小派閥ながら旧谷垣派を率いていた2006年に総裁選に初挑戦。その後、古賀派との合流に踏み切ったのも、より大きな派閥をバックにした方が再挑戦をうかがうのに有利との判断からだ。実際、衆院選惨敗直後、谷垣氏の擁立論は古賀派から上がった。
 同派の古賀誠会長も、最大派閥の町村派相談役で歴代首相の後見役を務めた森喜朗元首相と頻繁に連絡を取り合う一方、古賀派の参院議員に谷垣氏支援を内々に指示するなど、谷垣総裁実現に向け動いているという。党内からは「森さんは、谷垣さんならコントロールしやすいと思っている」(閣僚経験者)との声も漏れる。
 もっとも、自民党が惨敗したのは、いずれも派閥主導で総裁に選ばれた福田康夫前首相が一年で政権を放り出したり、麻生太郎首相が失言や発言のぶれを繰り返したりして、有権者の反発を買ったのが一因。衆院議員が激減しての今回の総裁選は、党員投票による地方票(300)の比重が増しており、議員票をいくら固めても、党員投票で簡単にひっくり返る。谷垣氏が次世代につなぐ「捨て石」になるとくり返し、派閥色を薄めるのに躍起なのは、こうした事情からだが、思惑通りに展開するかは不透明だ。(2009/09/15-20:17)

740名無しさん:2009/09/15(火) 20:40:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090915/stt0909150130002-n1.htm

河野氏「出馬意思ある」総裁選出馬へ推薦人確保か
2009.9.15 01:30
 18日告示、28日投開票の自民党総裁選をめぐり、谷垣禎一元財務相(64)に続き、河野太郎衆院議員(46)が14日夜、記者団に「出馬の意思はある。推薦人が集まったら出馬表明する」と述べた。推薦人20人のめどは立ったとみられている。

 谷垣氏は15日に党本部で記者会見し、党再建に向けた取り組みについて説明する考え。谷垣氏を支援するグループも15日朝から活動を本格化させる。所属する古賀派やベテラン勢が支援する動きをみせており、推薦人20人は確保できる見通しだが、いかに派閥色を薄め、中堅・若手の支持をどこまで広げていけるかがカギとなる。

 谷垣氏は14日夜、NHKのニュース番組で、「世代交代という声はあるが、いま谷底に落ちたので、これから稜線(りょうせん)まではい上がっていくのが役割だ。そこから先は若い人に任せたい」と述べ、党再建で陣頭指揮を執った上で若手につなげる考えを示した。

 山本一太、世耕弘成両参院議員らは河野氏擁立に向けて断続的に意見交換。山本氏らは14日夕には衆院赤坂議員宿舎で中川秀直元幹事長らとも会談したほか、夜には河野氏や平沢勝栄、大村秀章両衆院議員らと都内のホテルに集まった。

 一方、林氏の擁立を目指す秋元司氏ら参院若手は14日夜、都内の料理店に集まり、推薦人集めを急ぐことを確認。小野寺氏を推す河井克行衆院議員らも夜に会合を開き、意見交換した。山本有二元金融担当相(57)を担ぐ動きもある。

741名無しさん:2009/09/15(火) 20:40:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&rel=j7&k=2009091400848
河野、小野寺氏出馬を模索=谷垣氏、きょう正式表明−自民総裁選
 自民党総裁選をめぐって14日、谷垣禎一元財務相の出馬表明を受け、同氏への対抗馬を擁立する動きが続いた。河野太郎、小野寺五典両衆院議員は出馬に意欲を示し、立候補に必要な20人の推薦人集めを本格化させた。谷垣氏は15日に党本部で記者会見し、出馬を正式表明する。
 谷垣氏は14日夜のNKH番組で、派閥単位での推薦人集めは行わないとの考えを強調。その上で、「(推薦人確保の)めどはだんだんついている」と語った。
 これに対し、河野氏は同日夜、都内のホテルで世耕弘成、山本一太両参院議員ら10人弱の中堅・若手議員と会談。この後、河野氏は記者団に「推薦人を集めて、立候補したい」と述べ、推薦人確保に全力を挙げる考えを強調した。陣営によると「既に18人は固まった」(中堅)としている。
 また、小野寺氏を支持するグループ約10人も都内で対応を協議。席上、小野寺氏は「(総裁選に向けて)しっかりがんばりたい」と出馬に意欲を示した。会合後、菅原一秀衆院議員は記者団に対し、「推薦人は十数人(集まった)。20人まであと一歩だ」と述べた。 
 さらに、党内には、昨年9月の総裁選に出馬した石破茂農水相を推す声もあるが、推薦人集めが難航しているとの見方もある。党内最大派閥の町村派内の一部には、西村康稔外務政務官の擁立を模索する動きも出ている。(2009/09/15-00:31)

742あかかもめ:2009/09/15(火) 22:41:09
>>741
しかし、びみょーな面子ですなぁ。
河野太郎が総裁に選出されて親子二代で総理大臣になれなかった総裁というのも見てみたい気もするが・・・

743名無しさん:2009/09/16(水) 07:28:19
小池と中川も物別れか

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009091500581
谷垣氏、出馬を正式表明=中堅・若手も擁立急ぐ−自民総裁選
 自民党の谷垣禎一元財務相(64)は15日午後、党本部で記者会見し、麻生太郎総裁(首相)の後継を選ぶ総裁選(18日告示、28日投開票)について「党の再生のために捨て石になる。来年の参院選と次期衆院選に勝って、政権交代への道筋を開かなければならない」と述べ、出馬を正式に表明した。
 谷垣氏は会見で、参院選について「選挙に勝つ体制をつくらなければわが党の使命を果たせない」と強調。現職の候補さしかえも辞さない考えを示した。
 重視する政策については、地域社会や家庭のきずなの再生などを挙げるとともに、若手や女性の積極的な登用に努める考えを重ねて表明。ただ、2006年の総裁選で掲げた消費税率の引き上げには「個人の考えはあるが、野党としてまっすぐに言うべきか」と明言しなかった。
 谷垣陣営はこの後、衆院第一議員会館で事実上の選対本部を発足。会長に田野瀬良太郎衆院議員、代表世話人に佐田玄一郎元行政改革相、小池百合子元防衛相らが就いた。 
 一方、出馬に意欲を示す河野太郎、小野寺五典衆院議員は同日、それぞれ支持する議員と会合。20人の推薦人確保に向け、当所属議員への働き掛けを強めた。
 中堅・若手議員の間では、林芳正経済財政担当相を擁立する動きもある。また、石破茂農水相は16日の内閣総辞職後に総裁選への対応を明らかにする方針だ。世代交代を訴える中堅・若手にとり、候補を一本化できるかどうかが焦点となってきた。(2009/09/15-23:47)

744とはずがたり:2009/09/16(水) 10:54:26

幻に終わった「加藤・鳩山邦連合」 自民総裁選
http://www.asahi.com/politics/update/0916/TKY200909160002.html
2009年9月16日7時29分

 自民党総裁選で、加藤紘一元幹事長(70)を鳩山邦夫前総務相(61)が担ぐという幻の構想があった。超ベテランコンビの挑戦が「出直し総裁選」に彩りを添える可能性があったが、推薦人が集まらず、あえなくついえた。

 構想が芽生えたのは9日。加藤氏の事務所を極秘に訪ねた鳩山氏が「小泉政権以降、主流から距離を置いてきた人が総裁になるべきだ」と出馬の意向を聞くと、加藤氏はうなずいた。

 若手の一部に「民主党の小沢一郎氏に勝てるのは、キャリアのある加藤氏しかいない」といった声もあり、加藤氏は一時、出馬を検討。鳩山氏も当初は支援に前向きだった。

 だが、加藤氏が派閥領袖(りょうしゅう)のころの後輩の谷垣禎一元財務相が13日に立候補を表明。谷垣氏は政策的にも加藤氏と近く、対決を避けたい空気も加藤氏周辺で強まった。14日夜に鳩山氏に近い議員が開いた鳩山氏を囲む会合は「加藤支持」でまとまらず、鳩山氏自身も静観の構えに転じた。

 加藤氏は15日、谷垣氏の訪問を受けると「(谷垣氏を)支援する」と記者団に明言。担ぎ手の鳩山氏自身も出馬しない意向を周囲に伝え、構想は幻に終わった。

745名無しさん:2009/09/16(水) 19:08:24
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090915-OYT1T01321.htm

石破農相、自民総裁選出馬を断念
 石破農相(衆院当選8回、額賀派)は15日、自民党総裁選への出馬を見送る意向を固めた。

 16日に正式表明する。石破氏は15日、「出馬すれば、党内のあつれきが強まる。参院選に向けて党内が一致結束していくことが最優先だ」と周辺に語った。

 石破氏は衆院選直後に「火中の栗を拾わないことはない」と述べるなど、出馬に意欲をにじませていた。しかし、2008年の前回総裁選で石破氏の推薦人となった17人の額賀派(当時は津島派)衆院議員のうち14人が今回の衆院選で落選・引退したこともあり、石破氏擁立の機運は盛り上がらなかった。

(2009年9月16日03時07分 読売新聞)

746名無しさん:2009/09/16(水) 21:55:23
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090916-OHT1T00206.htm

石破氏が総裁選出馬見送り「主導権争いをする暇はない」
 石破茂衆院議員は16日の記者会見で、自民党総裁選への立候補を見送る意向を明らかにした。「参院選まで日はなく、主導権争いをする暇はない」とした上で、既に出馬を表明している谷垣禎一元財務相(64)を支援する考えを示した。西村康稔(46)、小野寺五典(49)両衆院議員は立候補に必要な20人の推薦人確保に向け、石破氏支持者らの取り込みに奔走。河野太郎衆院議員(46)を含め、出馬に向け活発な動きを見せているのは現時点で4氏に絞られている。

 小野寺氏は、党本部で支援者と断続的に会合を開催。出席者の一人は「石破陣営から来る人を含めて18人集まった」として働き掛けを強める考えを示した。

 西村氏は鳩山邦夫元総務相と会談し支援を要請したほか、所属する町村派の幹部や与謝野馨前財務相にも協力を求めた。派閥横断的に支持者を募るため、会合や電話での勧誘を進めている。

 谷垣氏は党本部に支持者34人を集め、全員に推薦書の提出を要請。告示前日の17日には党所属の衆参両院議員の事務所を回り、支持を呼び掛ける。高村派の高村正彦会長は派閥総会で、谷垣氏支持を表明した。一方、河野氏は都内で会合を開催、支持拡大を図った。

747名無しさん:2009/09/16(水) 22:29:54
http://www.asahi.com/politics/update/0915/TKY200909150371.html

自民総裁選 若手の推薦人集めは重鎮次第?2009年9月16日21時41分
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 自民党総裁選への出馬を目指し、河野太郎(46)、小野寺五典(49)、西村康稔(46)の3氏が動き出した。党員投票に基づく地方票(300)が国会議員票(200)を上回り、若手にも勝機はあるが、推薦人20人の確保は容易ではない。一本化できなければ、ベテランの谷垣禎一元財務相(64)が優位になりそうだ。

 河野氏は14日、出馬に意欲を示した際に「推薦人が20人にいかなかったら1人も19人も同じ」と言い切った。仲間と群れず、民主党が批判する「アニメの殿堂」の凍結や自民党が否定してきた「核密約」の解明を求める型破りな言動で知られる。「過激」との批判は絶えず、調整能力にも疑問符がつく。

 最初に意欲を示した06年総裁選は、20人を確保できず断念。今回、河野氏が推薦人20人を確保しつつあるのは、党内の危機感からだ。派閥主導で谷垣氏が勝つことへの抵抗感は強く、世代交代を唱える中堅の実力者・菅義偉選対副委員長も後押ししている。

 とはいえ、党内基盤が弱いことに変わりはない。父・洋平氏とともに宏池会(現古賀派)を飛び出した麻生首相率いる麻生派に所属。その助けでやっと20人を確保できそうなのが現状だ。「世代交代と派閥が仕切る体質を改める」と歯切れがいいが、麻生派に頼らず推薦人を集められるかが課題となる。

 副幹事長の小野寺氏は当選同期の副幹事長らの力を借り推薦人集めに奔走。15日、仲間数人で集まり、「派閥横断。派閥は意識していない」と強調した。ただ、谷垣氏が代表世話人を務める古賀派に属し、古賀誠氏側近として知られる。古賀氏らの「若手分断策」で擁立されるという疑念を一掃できるかが焦点だ。

 最大派閥・町村派の西村氏は「世代交代」に固執しない構えだ。総選挙直後から出馬を探り、14、15日には派閥重鎮の森元首相ら実力者を相次いで訪れ、協力を要請した。

 旧通産省出身でフットワークは軽く、ベテランの受けは良い。議連や政策勉強会の運営をよく任され、「ミスター事務局長」の異名も。安倍元首相とも親しいが、この「バランス感覚」が世代交代を唱える若手の不信を招き、ベテランに近づくほど同世代が離れるジレンマを抱えている。

748名無しさん:2009/09/16(水) 22:34:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091601068
谷垣氏支持、30人が会合=自民総裁選、18日告示
 自民党総裁選をめぐって16日、出馬表明している谷垣禎一元財務相は、事実上の選対となる拡大世話人会を党本部で開き、18日の告示に向けて準備を進めた。一方、対抗馬擁立を目指す動きも続いた。
 谷垣氏支持の拡大世話人会には、同氏が所属する古賀派や町村、額賀各派などから約30人の議員が出席。今後は地方票対策を本格化させることを申し合わせた。
 河野太郎、小野寺五典両衆院議員を支持する議員は16日夜、都内でそれぞれ会合を開き、党内状況などについて意見交換。西村康稔衆院議員の擁立を目指す若手・中堅議員も推薦人集めを行った。
 また、林芳正前経済財政相は同日、平井卓也衆院議員らから出馬を要請され、「しっかり検討する」と述べた。 (2009/09/16-21:25)

749名無しさん:2009/09/16(水) 22:36:24
http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY200909140362.html

谷垣氏、自民総裁選勝ち抜く「三条件」とは2009年9月16日18時46分
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 有力候補の不出馬表明が相次ぐ中、18日告示の自民党総裁選に、ようやく谷垣禎一元財務相(64)が名乗りを上げた。「党再生の捨て石になる」と謙虚に語る姿勢がベテラン勢の共感を呼んでいるが、世代交代論者の反発は強い。谷垣氏が勝ち抜くための三つの条件を探った。

 ●脱重鎮

 谷垣氏は13日の出馬表明前から派閥会長らに電話。理解を得ようと努めている。党内融和を重視する姿勢はベテラン勢に安心感を与え、「とりまとめ役として最適」(河村官房長官)と歓迎ムードも広がる。

 ただ、党内世論は派閥会長ら重鎮の意識とは重ならない。若手には「谷垣氏では何も変わらない」との不満もあり、谷垣氏の手堅い政治姿勢を評価する議員も「森元首相らがバックにつけば、それだけでおしまい」。今回は、党員投票の300票が国会議員の200票を上回る。「重鎮主導」と見られれば、永田町で勝っても地方票で大敗しかねない。

 ●脱派閥 

 谷垣氏は旧谷垣派会長を務め、古賀派合流後もナンバー2の代表世話人。「情報交換や勉強会の機能を果たすものとして残る」と派閥解消には慎重だ。当選7回以下で作る党再生会議は「脱派閥」を議論しており、「谷垣氏では脱派閥にならない」との懸念が党内で広がる。

 谷垣氏もそれは百も承知。出馬表明まで派閥単位の会合は控えてきた。出馬表明でも「派閥中心は終焉(しゅうえん)した。今回はそういう総裁選」と強調。総裁選では古賀派からの離脱を含め「脱派閥」色を鮮明にできるかが焦点だ。総裁選に勝った場合、最大派閥の町村派を人事でどう処遇するかが試金石となる。 

 ●若手分断

 「ドン・キホーテがいないと進まない」。出馬表明でこう語った谷垣氏にとって、若手の一本化で「世代対決」の一騎打ちに持ち込まれるのは最悪のシナリオだ。党内には、河野太郎(46)、小野寺五典(いつのり)(49)、西村康稔(やすとし)(46)各氏らを擁立する動きがあるが、谷垣氏が「若い世代を登用する」と宣言したのも若手を分断するため。若手乱立となれば、ベテランの支持が厚い谷垣氏は優位になる。若手擁立の動きが広がる背景に、「谷垣氏優位」の環境を整えたい重鎮の気配を感じ取る向きもある。(林尚行)

750チバQ:2009/09/16(水) 22:41:16
http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY200909140362.html
谷垣氏、自民総裁選勝ち抜く「三条件」とは
2009年9月16日18時46分

 有力候補の不出馬表明が相次ぐ中、18日告示の自民党総裁選に、ようやく谷垣禎一元財務相(64)が名乗りを上げた。「党再生の捨て石になる」と謙虚に語る姿勢がベテラン勢の共感を呼んでいるが、世代交代論者の反発は強い。谷垣氏が勝ち抜くための三つの条件を探った。

 ●脱重鎮

 谷垣氏は13日の出馬表明前から派閥会長らに電話。理解を得ようと努めている。党内融和を重視する姿勢はベテラン勢に安心感を与え、「とりまとめ役として最適」(河村官房長官)と歓迎ムードも広がる。

 ただ、党内世論は派閥会長ら重鎮の意識とは重ならない。若手には「谷垣氏では何も変わらない」との不満もあり、谷垣氏の手堅い政治姿勢を評価する議員も「森元首相らがバックにつけば、それだけでおしまい」。今回は、党員投票の300票が国会議員の200票を上回る。「重鎮主導」と見られれば、永田町で勝っても地方票で大敗しかねない。

 ●脱派閥 

 谷垣氏は旧谷垣派会長を務め、古賀派合流後もナンバー2の代表世話人。「情報交換や勉強会の機能を果たすものとして残る」と派閥解消には慎重だ。当選7回以下で作る党再生会議は「脱派閥」を議論しており、「谷垣氏では脱派閥にならない」との懸念が党内で広がる。

 谷垣氏もそれは百も承知。出馬表明まで派閥単位の会合は控えてきた。出馬表明でも「派閥中心は終焉(しゅうえん)した。今回はそういう総裁選」と強調。総裁選では古賀派からの離脱を含め「脱派閥」色を鮮明にできるかが焦点だ。総裁選に勝った場合、最大派閥の町村派を人事でどう処遇するかが試金石となる。 

 ●若手分断

 「ドン・キホーテがいないと進まない」。出馬表明でこう語った谷垣氏にとって、若手の一本化で「世代対決」の一騎打ちに持ち込まれるのは最悪のシナリオだ。党内には、河野太郎(46)、小野寺五典(いつのり)(49)、西村康稔(やすとし)(46)各氏らを擁立する動きがあるが、谷垣氏が「若い世代を登用する」と宣言したのも若手を分断するため。若手乱立となれば、ベテランの支持が厚い谷垣氏は優位になる。若手擁立の動きが広がる背景に、「谷垣氏優位」の環境を整えたい重鎮の気配を感じ取る向きもある。(林尚行)

751名無しさん:2009/09/16(水) 23:29:43
3年生が小野寺河野をごぼう抜き。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090916/stt0909162318019-n1.htm

自民党総裁選 西村氏きょうにも出馬表明 石破氏は不出馬 (1/2ページ)
2009.9.16 23:16
 18日告示、28日投開票の自民党総裁選で、すでに出馬表明した谷垣禎一元財務相(64)に続き、西村康稔(やすとし)衆院議員(46)が出馬の決意を固め、17日にも立候補を表明する方針を決めた。立候補に必要な推薦人20人を集めるメドがついたもようだ。河野太郎衆院議員(46)は正式な出馬表明に向けて最終調整を行ったほか、小野寺五典(いつのり)衆院議員(49)も推薦人集めを急いだ。石破茂前農水相(52)は不出馬を表明、谷垣氏支持を宣言した。

 西村氏は兵庫9区選出で当選3回。出馬には町村派幹部も同意しているとされる。同氏は鳩山邦夫元総務相らにも会い、支持拡大に努めた。

 西村氏とともに立候補を模索してきた西田昌司(しょうじ)参院議員(50)は出馬断念を決めた。同派からの候補者を一本化させたい派閥幹部の意向や、谷垣氏との同郷(京都府)対決を避けたとみられる。

 河野氏は16日夜、CS番組に出演し「18日までは表明しない」と述べた。一方で「経済成長を志向する小さな政府と、公平な競争ができる環境をつくる政党でないといけない」と、意気込みを示した。その後、都内のホテルで、支持する議員らと今後の対応をめぐり協議を続けた。小野寺氏を支持するグループも党本部などで現状分析し、グループの一人は「毎日、支持者が積み重なっている」と強調。石破氏を支援した議員の取り込みに努めた。

 一方、石破氏は、臨時閣議後の記者会見で「総裁選には出馬しません」と言明した。その上で「早急に新総裁の下で、国民のために党を再生するには、一致してやっていける態勢を作ることが優先されるべきだ」と述べた。石破氏を支持してきた議員の関係者は「推薦人集めがままならなかった」としている。

 谷垣氏は、鳩山由紀夫首相の誕生を受けて国会内で記者団に対し「もし総裁になれたら党首討論が楽しみだ」と強調するなど、総裁選を優位に戦っていることをうかがわせた。

 谷垣氏を支援するグループは党本部で拡大世話人会を開催。派閥色を薄めた結果、小池百合子元防衛相をはじめ、他の派閥幹部級や若手ら34人が出席した。当選6回生以下で世話人をまとめることや、地方票が勝敗の行方を握ることを踏まえ、各都道府県担当議員を設けることを決めるなど、選挙態勢を着々と進めた。

752二階席:2009/09/17(木) 03:33:48
(巷での自民党総裁選に関する声)

そりゃあ小野寺だと意外性は高いですよ。
でも話題性がないでしょ?

残念ながら河野太郎くらいしか自民党再生の望みはないですな。
谷垣なら派閥政治継続イメージで自民党がここ数年で少数政党化
してしまう可能性大、でしょうな。

753名無しさん:2009/09/17(木) 21:29:58
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090917-OYT1T00975.htm

自民新総裁、世論は谷垣・河野氏…読売調査
 読売新聞社が16日夕〜17日に実施した緊急全国世論調査で、自民党の新総裁に誰がふさわしいと思うかを聞いたところ、谷垣禎一・元財務相が34%、河野太郎・元法務副大臣が33%だった。


 西村康稔・前外務政務官は2%、17日に出馬断念を表明した小野寺五典・元外務副大臣は4%だった。

 自民支持層に限ってみると、谷垣氏46%が河野氏27%を大きく上回った。支持政党のない無党派層は谷垣氏31%、河野氏25%だった。

 麻生太郎・前総裁の後継を選ぶ総裁選は「18日告示―28日投開票」で行われる。

(2009年9月17日21時23分 読売新聞)

754神奈川一区民:2009/09/17(木) 21:38:54
自分の勝手な妄想ですが、西村氏は完全な当て馬
だと思います。森氏得意のあれです。無投票で谷
垣氏が当選されるとまずいと思っているみたいで
すから。あと、河野氏や小野寺氏が出馬しても谷
垣批判票が分散するメリットもありますから。
あくまで、自分の妄想ですが。

755名無しさん:2009/09/17(木) 21:48:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091701047

地方の選挙人と持ち票数=自民総裁選

都道府県    選挙人   持ち票  票増減
北海道   37,054   8    1減
青 森   10,742   5     −
岩 手   10,317   5     −
宮 城   14,177   5     −
秋 田   10,613   5     −
山 形   12,083   5     −
福 島   12,860   5    1減
茨 城   57,417  11     −
栃 木   14,718   5     −
群 馬   21,244   6    1減
埼 玉   30,654   8     −
千 葉   22,068   6     −
東 京   83,310  15    3増
神奈川   42,582   9     −
新 潟   22,675   6    1減
富 山   35,356   8    1減
石 川   29,769   7    1減
福 井   12,306   5     −
山 梨   12,138   5    1増
長 野   15,880   5     −
岐 阜   42,845   9     −
静 岡   32,517   8     −
愛 知   44,283  10     −
三 重   11,498   5     −
滋 賀   11,956   5     −
京 都   14,394   5    1減
大 阪   43,064   9    1増
兵 庫   35,998   8    1増
奈 良    7,384   4     −
和歌山    8,281   4     −
鳥 取    9,656   4     −
島 根   17,584   6     −
岡 山   22,280   6     −
広 島   35,036   8    1減
山 口   18,346   6     −
徳 島   14,445   5    1増
香 川   21,576   6     −
愛 媛   32,293   8    1減
高 知    9,490   4    1減
福 岡   28,767   7    1増
佐 賀   10,518   5     −
長 崎   24,214   7    1増
熊 本   20,682   6     −
大 分   13,734   5     −
宮 崎   11,413   5     −
鹿児島   25,319   7     −
沖 縄    6,140   4    1増
計  1,081,676  300
(注=「票増減」は2006年総裁選の持ち票と比較)
(2009/09/17-21:28)

756名無しさん:2009/09/17(木) 23:06:11
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200909170382.html

河野氏、出馬を正式表明 自民総裁選18日告示 '09/9/17

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 自民党の河野太郎衆院議員(46)は17日夜、党本部で記者会見し、18日に告示される総裁選出馬に必要な推薦人20人のめどが立ったとして正式に立候補を表明した。先に出馬表明した谷垣禎一元財務相(64)のほか、西村康稔衆院議員(46)が引き続き20人の推薦人確保を目指して支持を呼び掛け、新たに山本有二元金融担当相(57)も出馬への動きを見せた。

 立候補受付は18日午前に締め切られ、地方遊説などの選挙戦がスタート。28日に衆参両院議員199票、地方党員300票による投票が実施され、麻生太郎前首相の後継総裁が決まる。

 河野氏は記者会見で「今のままでは自民党に存在意義はない」と解党的出直しを約束した。

 野党としての総裁選びは、細川連立政権成立が確定した中で河野洋平前衆院議長を選出した1993年以来2度目。次期総裁は衆院選惨敗、野党転落を受け、党再生の重責を担う。

 自民党は17日、党員・党友数に基づき都道府県連に配分する持ち票を発表した。最多が東京の15票、最少は奈良、和歌山、鳥取、高知、沖縄の4票。国会議員票は衆院議員118票(衛藤征士郎副議長を除く)と参院81票の計199票。

 谷垣氏は17日、党所属の衆参両院議員を議員会館に訪ね支持を要請。一方、出馬を模索していた小野寺五典衆院議員(49)と町村信孝元官房長官(64)は同日、不出馬を表明した。

757名無しさん:2009/09/17(木) 23:07:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091701084

河野氏の会見要旨=自民党総裁選
 自民党の河野太郎衆院議員が17日行った記者会見の要旨は次の通り。
 推薦人が20人に達したので総裁選に名乗りを挙げたい。自民党が国民に期待を掛けていただける政党に変わることが、健全な2大政党への大きな一歩になる。党を変える戦いに挑みたい。
 本来の健全な保守主義に立ち返り、小さくて効率が良く、無駄のない政府の下、経済のプラス成長を実現することによって、国民の努力が報われるようにする。健全、公平な競争環境をつくり、日本経済を強くする。経済成長の果実を、優しい社会を実現するための社会保障に充てる。
 思い切った世代交代をやりたい。当選回数や派閥の中のポジションが議員の価値を決めるのではなく、一人ひとりの議員の能力が価値を決める政党にしなければいけない。党の意思決定は党が行う。
 −党運営でベテランを排除するのか。
 若い人の中にも古い価値観を持っている方がいるし、ベテランの中に非常に斬新な価値観を持っている方もいる。古い価値観には下がっていただいて、新しい価値観でこの政党を新しくする。
 −他の候補者より総裁にふさわしいと思う点は。
 おそらく河野太郎は自民党という太陽系で、太陽から一番遠い存在だった。今までの自民党に染まっていない人間だからこそ党を変えることに何の抵抗も持っていない。
 −森喜朗元首相、青木幹雄前参院議員会長らの影響力は排除できるか。
 そうなると思う。すべて党で人事を決める。派閥を背景にした人事、党運営についての発言権はなくなる。(2009/09/17-22:04)

758名無しさん:2009/09/17(木) 23:21:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091701098
世代間で火花=ベテラン、推薦人集めで圧力?−自民総裁選
 自民党総裁選は「ベテラン対中堅・若手」という構図となった。派閥領袖や実力者などが谷垣禎一元財務相を支持しているのに対し、世代交代を叫ぶ中堅・若手は河野太郎衆院議員を擁立。党再生に対するスタンスの違いが背景にあり、世代間対立が一層鮮明になってきた。
 「今度の総裁には重量感や経験、能力が問われる」。17日昼の古賀派総会。古賀誠会長はこう言って、谷垣氏支持を明らかにした。既に高村正彦元外相や加藤紘一元幹事長が谷垣氏支持を表明しているほか、森喜朗元首相など多くのベテランも推しているとみられる。谷垣氏は当選10回。閣僚経験や党執行部の経験が豊富で、ベテランには、河野氏ら若手と違い「過激なことはしない」との安心感がある。
 一方、河野氏は出馬表明会見で、「今の自民党に必要なのは思い切った世代交代だ。(わたしが総裁になれば)派閥の発言権はなくなる」と宣言。党運営に影響力を行使してきた森氏ら重鎮の関与を排除する姿勢を打ち出した。
 ただ、衰えたとはいえ派閥の力はいまだに残り、20人の推薦人確保の前に大きく立ちはだかる。「仲間に迷惑を掛けるから」。小野寺五典衆院議員(当選4回)は、衆院選惨敗から出直すには世代交代が必要として、同氏擁立を目指した山本有二元金融相らに、出馬断念の意向を伝えた。
 小野寺氏の所属は、谷垣氏と同じ古賀派。しかも、小野寺氏は古賀氏側近で、出馬断念の裏では「古賀さんから圧力があった」(中堅)との見方が出ている。
 また、町村派の西村康稔前外務政務官(当選3回)も出馬を目指す意向を表明したが、事前に同派相談役の森氏に報告している。河野陣営からは「森氏のかいらいだ。中堅・若手票の分断が狙いだろう」と警戒する声が上がっている。(2009/09/17-23:13)

759名無しさん:2009/09/17(木) 23:25:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091700895

河野氏出馬表明、西村氏も詰め=自民総裁選、18日告示
 自民党総裁選は18日告示され、28日投開票に向けた選挙戦が始まる。既に谷垣禎一元財務相(64)が立候補を表明。中堅・若手が推す河野太郎(46)、西村康稔(46)両氏も出馬の意向だ。同党は衆院選で惨敗し、16年ぶりに野党に転落した。総裁選では来年の参院選や次期衆院選に向けた党の再建策が最大の争点となる。
 総裁選は、退陣した麻生太郎前総裁の後継を決めるもの。総裁公選規程に基づき、地方票300と国会議員票199の計499票で争われる。
 谷垣氏は17日、議員会館の党所属議員の部屋を回り支持を呼び掛けた。この後、党本部で開いた支持議員との会合で、「政権を奪還し、みんなで頑張る自民党をつくりたい」と決意を示した。
 河野氏は同日夜、党本部で記者会見し、「(立候補に必要な)推薦人が20人に達したので正式に名乗りを上げたい。思い切った世代交代をやりたい」と出馬を表明した。西村氏も都内のホテルで、所属する町村派の馳浩、橋本聖子衆参議員らと出馬に向けて詰めの調整を続けた。 (2009/09/17-21:44)

760とはずがたり:2009/09/18(金) 00:40:34
>>752
小野寺はなんか選挙違反で5年間立候補禁止とか喰らった過去あったかと思いますがその辺は無問題なんすかねぇ?!

761とはずがたり:2009/09/18(金) 00:41:23
>>758
なんだ断念か>小野寺

762ももだぬき:2009/09/18(金) 12:25:14
小野寺の選挙違反は有権者に線香を配ったから。自分はあの人を線香セットと言ってるよ。ちなみに自分は気仙沼育ちだから。また、気仙沼は買収起こしやすい土地柄だし(怒)。かつて気仙沼の菊池も選挙違反で国会議員をやめているし。

763とはずがたり:2009/09/18(金) 15:10:57
>>762
おお,あの辺出身ですか〜。
栗原が地元のやおさんと同一選挙区っすね。
随分と地域で票が固まる場所の様ですけど。

764とはずがたり:2009/09/18(金) 20:22:13
西村なんてもろ町村派の河野潰しだよなぁと思ったら退会を表明してた。その批判が図星なんで先手を打ったのかガチなんかその辺どうなんでしょうかね?!

自民党総裁選、3氏の争い ベテラン、若手の対決
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091801000050.html

 麻生太郎前首相(68)の後継を決める自民党総裁選が18日午前に告示され、西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)が立候補を届け出、三つどもえの争いが確定した。

 ベテラン議員らが推す谷垣氏と、若手代表の河野、西村両氏による世代間対決の構図。衆院選惨敗後の党再建策のほか、世代交代や派閥解消の是非が争点となる。

 20日から3氏合同の地方遊説など選挙戦を展開。28日に衆参両院議員199票、地方党員300票による投開票が実施され、麻生氏後継となる第24代総裁が決まる。任期は3年。

 野党としての総裁選びは、非自民の細川連立政権成立が確定した中で前衆院議長河野洋平氏を選出した1993年以来2度目。次期総裁にとって来夏の参院選勝利が最大の課題となる。

 西村氏は18日、党本部で記者会見し「老壮青、適材適所で力を結集して巨大与党に臨んでいきたい」と強調。所属する町村派に退会届を出す考えを表明した。

 河野氏は届け出後の立会演説会で「まったく新しい政党を一からつくり直す」と述べ、世代交代や派閥解消を訴えた。谷垣氏は「身を賭して政権奪回の礎となる決意だ。みんなでやろう」と挙党態勢の構築を呼び掛けた。高村派の山本有二元金融担当相(57)も出馬に動いたが、17日深夜に断念した。
2009/09/18 12:13 【共同通信】

西村氏が町村派退会=自民
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6150

765とはずがたり:2009/09/18(金) 20:26:25

自民総裁選各候補の推薦人 谷垣氏バランス重視 河野氏若手・中堅 西村氏町村派中心
2009.9.18 11:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909181131010-n1.htm

 自民党総裁選に立候補した西村康稔、河野太郎両衆院議員、谷垣禎一元財務相の推薦人名簿を分析すると、いずれも世代交代を訴えているものの西村、谷垣両氏の名簿にはベテラン組も加わり、世代間のバランスを重視した布陣となっている。河野氏は改革志向の若手・中堅議員を中心に集めた。派閥横断で集めたのは3候補とも共通しているが、西村氏の場合は、出身派閥の町村派が目立った。

 西村氏は推薦人代表の加藤勝信(額賀派)、選挙責任者の武田良太(山崎派)の両氏をはじめ、鳩山邦夫(額賀派)、古屋圭司(伊吹派)、与謝野馨(無派閥)ら各氏が名を連ねた。所属する町村派を離脱することを宣言したが、推薦人20人のうち高市早苗、馳浩、山谷えり子氏ら町村派議員が半数を占めた。

 河野氏は改革を志向する柴山昌彦氏(町村派)を推薦人代表に据え、選挙責任者は平将明氏(山崎派)が就いた。このほか推薦人は大村秀章(額賀派)、菅原一秀(無派閥)、平沢勝栄(山崎派)、世耕弘成(町村派)、山本一太(同)、義家弘介(同)、丸山和也(無派閥)の各氏ら。

 谷垣氏の推薦人代表は谷畑孝氏(町村派)、選挙責任者は田野瀬良太郎氏(山崎派)。平成20年9月の前回総裁選に出馬した石原伸晃(同)、小池百合子(無派閥)両氏も推薦人になった。また、今村雅弘(無派閥)、佐田玄一郎(額賀派)、岩屋毅(麻生派)、村上誠一郎(高村派)の各氏ら中堅クラスが中心となった。

自民党総裁選スタート 西村、河野、谷垣3氏が立候補届け出
2009.9.18 11:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909181115008-n1.htm

 自民党総裁選は18日午前に告示され、届け出順に西村康稔衆院議員(46)、河野太郎衆院議員(46)、谷垣禎一元財務相(64)の3氏が立候補を届け出た。ベテラン勢中心に支持を広げる谷垣氏と、「世代交代」を訴える中堅・若手の後押しを受けた河野、西村両氏による三つどもえの新リーダー選びがスタートした。

 今回の総裁選は、先の衆院選惨敗を受け辞任した麻生太郎前首相の後継総裁を決めるもの。野党としての総裁選は、河野洋平前衆院議長が選出された平成5年7月以来、2度目。衆参両院議員票199と地方党員票300の計499票で争われ、28日に第24代総裁が決定する。

 新総裁にとっては、最大の政治決戦となる来年夏の参院選に向けた挙党態勢の構築が課題となる。

 西村氏は18日午前、党本部で正式に立候補表明し、「推薦人集めで苦労したが立候補できたこと自体が自民党が変わる第1歩だ。老・壮の知恵を借り全員野球でやっていきたい」と決意を語った。党改革の一環として「派閥解消」を全面に掲げ、自らも所属する町村派を退会する。

 西村氏は兵庫9区選出で当選3回。町村派の馳浩衆院議員をはじめ山本有二元金融担当相ら派閥横断の中堅・若手議員が支援する。
 河野氏は18日朝、東京・赤坂の議員宿舎で「やっとスタートラインに立ったのに、もう42・195キロを走ったみたいだ」と笑顔で記者団に応えた。神奈川15区選出で当選5回。祖父が故・河野一郎元農相、父は河野洋平前衆院議長という政治家一家だ。

 17日夜の記者会見では「いま変わらなければ自民党の未来はない。自民党変革の戦いに挑みたい」と決意表明。「思い切った世代交代をやる」とし、派閥順送り人事や年功序列の党運営の見直しを打ち出した。

 いち早く立候補を表明していた谷垣氏は18日朝、東京都世田谷の自宅前で記者団に「党再生の礎になり政権奪還を目指して頑張る」と語った。当選10回(京都5区)のベテランで、国土交通相や党政調会長などの要職を歴任した政策通だ。

 同日午前に党本部で開いた決起集会には、出身派閥・古賀派の古賀誠元幹事長のほか伊吹文明元幹事長、高村正彦元外相ら派閥領袖クラスが多数出席した。

766名無しさん:2009/09/18(金) 20:35:46
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918k0000e010069000c.html

自民総裁選:西村、河野、谷垣3候補の推薦人
 麻生太郎前首相の後任を選ぶ自民党の総裁選は18日午前、告示され、町村派の西村康稔前外務政務官(46)、麻生派の河野太郎元副法相(46)、古賀派の谷垣禎一元財務相(64)の3人が届け出た。3候補の推薦人は次の通り(カッコ内数字は当選回数、敬称略)。

◇西村康稔氏

 <衆院>塩谷立(6)、木村太郎(5)、高市早苗(5)、馳浩(4)、北村茂男(2)(以上町村派)鳩山邦夫(11)、鴨下一郎(6)、加藤勝信(3)=推薦人代表(以上額賀派)武田良太(3)、古川禎久(3)(以上山崎派)古屋圭司(7)(伊吹派)山本有二(7)(高村派)三ツ矢憲生(3)(古賀派)与謝野馨(10)(無派閥)<参院>末松信介(1)、山谷えり子(1)、礒崎陽輔(1)、中山恭子(1)、古川俊治(1)(以上町村派)衛藤晟一(1)(伊吹派)

◇河野太郎氏

 <衆院>田中和徳(5)、平沢勝栄(5)、平将明(2)(以上山崎派)大村秀章(5)、河井克行(4)(以上額賀派)井上信治(3)、永岡桂子(2)(以上麻生派)菅原一秀(3)、斎藤健(1)(以上無派閥)柴山昌彦(3)=推薦人代表(町村派)<参院>世耕弘成(3)、山本一太(3)、神取忍(1)、義家弘介(1)(以上町村派)愛知治郎(2)、川口順子(2)、丸山和也(1)(以上無派閥)田村耕太郎(2)(額賀派)小泉昭男(1)(山崎派)塚田一郎(1)(麻生派)

◇谷垣禎一氏

 <衆院>石原伸晃(7)、田野瀬良太郎(6)、石田真敏(4)、森山裕(3)(以上山崎派)谷畑孝(5)=推薦人代表、高木毅(4)(以上町村派)小里泰弘(2)、徳田毅(2)(以上古賀派)佐田玄一郎(7)、竹下亘(4)(以上額賀派)谷公一(3)(伊吹派)岩屋毅(5)(麻生派)村上誠一郎(8)(高村派)小池百合子(6)、今村雅弘(5)(以上無派閥)<参院>佐藤正久(1)、二之湯智(1)(以上額賀派)北川イッセイ(1)、森雅子(1)(以上町村派)泉信也(3)(二階派)

767とはずがたり:2009/09/18(金) 20:38:40
>>766
あざーっす。それ,捜してました。

768名無しさん:2009/09/18(金) 21:08:47
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091801000906.html

総裁選共同記者会見の発言要旨 
 自民党総裁選候補の18日の共同記者会見での発言要旨は次の通り。

 【決意表明】

 西村康稔前外務政務官 官僚に頼らずに政策を立案し、選挙に勝つための人材を選ぶ仕組みと、力をあわせて知恵を結集する体制をつくる。

 河野太郎元法務副大臣 効率のよい、無駄のない小さな政府を中心にして経済を成長させる。公平な競争環境をつくり、果実を国民の豊かさにつなげる政党だということをはっきりさせる。

 谷垣禎一元財務相 保守政治の正道に立って批判していくことが必要だ。政策を錬磨して、国会論戦で与党の問題点を突く。

 【小泉改革】

 河野氏 官から民へ、中央から地方への改革は間違っていない。構造改革をやり遂げることで経済成長、安定した社会保障を実現できるが、族議員の抵抗でやり切れなかった。

 谷垣氏 必要な構造変化はしなければいけないが社会保障や分権のために財源をつくらないといけない。

 西村氏 金もうけがすべてという風潮が広がったところが心配だ。グローバル化に対応した経済成長と、市場原理ではない社会、安心できる社会保障制度の両面を進めていかないといけない。

 【党の再建策】

 谷垣氏 党の全員が一体で当たることが大事だ。派閥の弊害は乗り越えないといけない。ベストメンバーで臨む。

 西村氏 自民党だけがいい思いをしているという国民の思いを感じ取れなかった。私自身、(派閥を)離脱しており適材適所で人事をやる。

 河野氏 人事は全部党がやり政治資金を党がコントロールする。世代交代と派閥政治の脱却をしっかりやっていきたい。森喜朗元首相をはじめ古い政治のスタイルが信頼を著しく損ねた。

 【鳩山由紀夫首相(民主党代表)との違い】

 西村氏 裕福な家で育ったわけではない。堂々と政策論争はできる。

 河野氏 バランスのなさは勝っている。鳩山内閣は非常にバランスをとった人事だ。

 谷垣氏 よく存じ上げないが、今までの発言を見ていると、きわめて融通無碍な方だと思う。

 【参院選戦略】

 河野氏 小沢一郎氏(民主党幹事長)とどう戦うかというより、自民党が何を目指す政党なのかはっきりさせる。

 谷垣氏 党の執行部が地方を行脚し、問題点を把握する。

 西村氏 リクルーティングをしっかりやる。統一地方選とも連携し、衆院、地方議会、参院と一体的に総力戦で戦う。

2009/09/18 21:03 【共同通信】

769名無しさん:2009/09/18(金) 21:20:53
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/8c29e050b1af9d16fa4b9f065a877188/

塩田潮の政治Live!

鳩山政権発足の陰に隠れ、自民党総裁選スタート - 09/09/18 | 13:22


塩田潮

 鳩山内閣が9月16日に華々しく船出したが、その陰で今日18日、自民党の総裁選が告示となる。投票日は28日だ。

 総選挙前、自民党の劣勢が伝えられたとき、もし野党転落になるにしても、負けすぎにならないようにと願った国民は多かったと思われる。負けすぎると、2大政党政治の下での国民の政権選択という議会制民主主義の醍醐味が喪失しかねない。
 だが、自民党は大敗した。総選挙後の自民党の勢力は衆議院118、参議院85である。とはいえ、2007年の参院選の前の民主党は衆議院113、参議院83で、現在の自民党とほぼ同じだ。ということは、大敗した自民党でも政権奪還は不可能ではない。ぎりぎり政権交代可能な2大政党政治を維持する水準に踏みとどまったと見ることもできる。

 それでは、自民党はどうやれば再生が可能か。
 格好の手本がある。結党後13年で政権に到達した民主党を見習えばいい。民主党は最初、既存政党の合併や統合という方法を取らず、鳩山現首相や菅現副総理が党外で「新しい旗」を立て、この指止まれ方式で新党を立ち上げた。その後、新進党解体によって分散した勢力が次々と民主党に結集した。
 大政党に飛躍できたポイントは、純化路線を取らずに幅広い勢力を結集する包括政党を目指したこと、永田町的政治風土と自民党政党文化の打破を唱え、新しい人材の発掘と育成を心がけたこと、最初に参院選、次に総選挙を勝ち抜く作戦を取ったことなどが挙げられる。

 民主党は政権まで13年を要したが、同じ手を使えば、自民党は半分の6〜7年、2度の参院選と総選挙で政権奪還は可能かもしれない。だが、それには、まず自民党の「新しい旗」、つまり「ニュー自民党」の再生モデルを明確に打ち出す必要がある。旗を掲げ、できれば自民党という枠を超えて「この指止まれ」と名乗りを挙げる。それくらいの人物が出てこなければ政権奪還はむずかしい。
 「顔」を誰にするかという話は二の次である。

770名無しさん:2009/09/18(金) 21:35:34
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivsep0909519/

自民総裁選で県内議員はほぼ河野氏支持、甘利氏は谷垣氏/神奈川
政治・行政 2009/09/18  自民党総裁選が告示され、河野太郎氏(衆院15区)ら3人の顔ぶれが出そろった。神奈川新聞社が自民県連所属の衆参国会議員に支持動向を聞いたところ、河野氏を除く8人中、7人が河野氏の支持を明らかにした。谷垣禎一氏が1人で、西村康稔氏はいなかった。河野氏が県内選出であることに加え、「(党再生に向け)最も突破力がある」と評価する声が上がった。

 午前10時過ぎ、党本部。河野陣営の出陣式に集まった議員20数人の顔ぶれは、県連会長の菅義偉選対副委員長(2区)、松本純前官房副長官(比例南関東)、田中和徳氏(同)ら県内議員が目立った。

 菅氏は河野氏について、「自民党は体質改善を求められている。ぬるま湯を脱却して、世代交代が必要だ。その象徴的な人物だ」と述べた。現在のところ、国会議員票では谷垣氏が優位とみられているが、菅氏は「地方票は勝てる」と自信を持つ。

 20人の推薦人にも田中氏、川口順子氏(参院比例)、神取忍氏(同)、小泉昭男氏(参院神奈川選挙区)の県内議員が名を連ねた。川口氏は「いま一番必要なのは突破力。河野さんは変えていく力がある」と支持する理由を話した。

 午前10時半から3候補の所見表明。「聞いて決める」としていた新人の小泉進次郎氏(11区)も「現状に対する危機感、解党的出直しへの覚悟、新しい姿のビジョンなどの視点で聞いた。河野さんを微力ながら応援する」と述べた。

 一方、「保守本流のプリンスが役割を果たす時代がきた」と、谷垣氏を盛り立てるのは甘利明前行革担当相(比例南関東)。

 甘利氏は小泉純一郎氏を選んだ総裁選後、「自民党は浮動票にどう受けるかを一番に考えてきた。そして人気が落ちたら使い捨てという発想。そうしたやり方が従来の本体(自民党支持層)を弱体化させた」と分析。「谷垣さんは奇抜さはないが、『自分が先頭に立って頑張る。だからみんなで新しい日本をつくろう』といっている。共感できる」と話した。

771名無しさん:2009/09/18(金) 21:39:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091800472

自民党総裁選・立会演説会の要旨
 18日行われた自民党総裁選の立会演説会での各候補の発言要旨は次の通り。
 【西村康稔氏】
 党を再生しよう、立て直そうという志は誰にも負けない。政権奪回のためにすべてを投げ出して戦う覚悟だ。
 民主党は税金を配って家計を潤し経済回復させようとしている。本末転倒だ。まずは自由な経済環境の中で、経済成長し、雇用が増え、収入が増えていく環境をつくる。思い切った法人税の減税も必要だ。
 日米安保を基軸としながら世界の平和を積極的につくる。日本一国だけが平和であればいいという時代は終わった。憲法改正の運動も続けたい。
 世代交代は大事だ。しかし、若手だけで民主党に対抗できるか。老壮青が一致結束して民主党に対抗する態勢をつくりたい。党のイメージも変えないといけない。密室で、派閥単位で物事を決めることへの批判にも応えなければいけない。参院選は勝てる候補で勝てる態勢をつくりたい。
 【河野太郎氏】
 この国の将来を考え、新しい党のリーダーを選ぼうとしている。にもかかわらず、私利私欲、自分の既得権を温存するために動いている人間が党内にいるのははなはだ遺憾だ。
 全く新しい政党を一からつくり直す。キーワードは二つ。一つはリーダーシップの世代交代だ。いつまでも古い政治のやり方を引きずっている人間が党を牛耳っていることに対する怒りが衆院選の結果だ。もう一つは党をむしばんできた派閥政治からの脱却だ。プライベートな人間の集まりが党人事、候補者選定に介入した。党の公式機関でない人の集まりが関与することはないことを明確にしたい。
 経済を発展させることによって一人ひとりの豊かさを増やし、無駄のない、効率的な小さい政府をつくる。健全で公平な競争環境をつくることによって経済をしっかりと発展させ、果実を社会保障に使う。国民に競争をお願いするためにはセーフティーネットが必要だ。
 【谷垣禎一氏】
 党を再生させなければいけない。党再生の先頭に立ち、政権奪回の礎になる決意だ。日本人は隣人とのかかわり合いを大切にし、みんなで支え合う、きずなの精神を持っている。党が一丸となって、国民のために政治をするという原点に立ち返ることこそが、支持者に応える唯一の道だ。
 政策の選択肢を広げ、与党になったときに大きく羽ばたくチャンスだ。政策を錬磨し、民主党の政策の問題点を追及する。反対のための反対はしない。
 党改革も避けて通れない。若い人を積極的に登用する。女性の出番もつくる。来年の参院選に勝つことを第一義に置いて、徹底的に態勢を立て直していく。
 自民党の基本的な政策は、野党になっても変わらない。少子高齢化の中でセーフティーネットをしっかりしなければならない。「小さい政府」は壁に来ている。
(2009/09/18-13:42)

772名無しさん:2009/09/18(金) 22:55:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091701098

世代間で火花=ベテラン、推薦人集めで圧力?−自民総裁選
 自民党総裁選は「ベテラン対中堅・若手」という構図となった。派閥領袖や実力者などが谷垣禎一元財務相を支持しているのに対し、世代交代を叫ぶ中堅・若手からは河野太郎、西村康稔両衆院議員が立候補。党再生に対するスタンスの違いが背景にあり、世代間対立が一層鮮明になってきた。
 「今度の総裁には重量感や経験、能力が問われる」。17日昼の古賀派総会。古賀誠会長はこう言って、谷垣氏支持を明らかにした。既に高村正彦元外相や加藤紘一元幹事長が谷垣氏支持を表明しているほか、森喜朗元首相など多くのベテランも推しているとみられる。谷垣氏は当選10回。閣僚経験や党執行部の経験が豊富で、ベテランには、河野氏ら若手と違い「過激なことはしない」との安心感がある。
 一方、河野氏は出馬表明会見で、「今の自民党に必要なのは思い切った世代交代だ。(わたしが総裁になれば)派閥の発言権はなくなる」と宣言。党運営に影響力を行使してきた森氏ら重鎮の関与を排除する姿勢を打ち出した。
 ただ、衰えたとはいえ派閥の力はいまだに残り、20人の推薦人確保の前に大きく立ちはだかる。「仲間に迷惑を掛けるから」。小野寺五典衆院議員(当選4回)は、衆院選惨敗から出直すには世代交代が必要として、同氏擁立を目指した山本有二元金融相らに、出馬断念の意向を伝えた。
 小野寺氏の所属は、谷垣氏と同じ古賀派。しかも、小野寺氏は古賀氏側近で、出馬断念の裏では「古賀さんから圧力があった」(中堅)との見方が出ている。
 また、町村派の西村康稔前外務政務官(当選3回)も18日未明に出馬を決断したが、事前に同派相談役の森氏に報告している。河野陣営からは「森氏のかいらいだ。中堅・若手票の分断が狙いだろう」と警戒する声が上がっている。(2009/09/18-00:56)

773名無しさん:2009/09/18(金) 23:12:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091801037

共同記者会見要旨=自民総裁選
 18日行われた自民党総裁選立候補者による共同記者会見の要旨は次の通り。
 −政権奪還への処方せんは。
 西村康稔氏 国会論戦は若手が最前線に出ていく。(国政選挙の)候補者を世襲、官僚出身など狭い範囲で選んできたが、もっと幅広くいい人材をピックアップする。
 河野太郎氏 健全で公正な競争環境をつくり出して経済を成長させる政党だとはっきりさせなければいけない。リーダーの世代交代をしっかりやらねばならない。
 谷垣禎一氏 政策を錬磨し、与党の政策の問題点を突いていく。派閥が跳梁(ちょうりょう)するイメージを乗り越えていく。「みんなでやろう」という気持ちで全員一体で当たることだ。
 −小泉構造改革をどう総括するか。
 河野氏 構造改革をやり遂げることで自民党が本来目指すべき小さな政府と安定した社会保障が実現できる。族議員やいろいろな雑音でやりきれなかったことは反省しなければならない。
 谷垣氏 国際的な競争、少子高齢化の進展を考えると、必要な構造改革はしないといけない。ただ、社会保障や地方分権のために財源をつくらなければうまくいかない。
 西村氏 郵政民営化は田舎で若干サービスが低下し、修正が必要だ。財政再建、社会保障の削減で地方経済が疲弊した。地域共同体まで壊されている面がある。
 −内政、外交の政策面でどう訴えるか。
 河野氏 官の役割を極小化し、公平で健全な競争環境をつくることで日本経済を成長させていく。挑戦して失敗した人を受け止めるセーフティーネットをつくる。
 谷垣氏 少子高齢化が進んでいる。国際的な競争も激しい。日本は資源が乏しい。改革を避けて通ることはできない。同時にセーフティーネットをきちんと整備することが必要だ。
 西村氏 経済対策は家計にお金を配るのではなく、基本は雇用を生み出すことだ。地球温暖化問題の議論を国会論戦でやっていきたい。
 −派閥は解消すべきか。党役員人事は派閥のバランスで行うか。
 谷垣氏 派閥の弊害は乗り越えていかないといけない。(人事は)ベストメンバーで臨む。派閥の機能はだんだんなくなっていく。派閥の領袖を(執行部に)入れるかは、あらかじめ判断基準を持って選ぼうとは思っていない。
 西村氏 野党になり、ポストも金もない。だんだん派閥の機能がなくなる。解消の途中段階だ。私は(派閥を)離脱した。中立的な立場でリーダーシップを発揮して適材適所で人事をやる。
 河野氏 森喜朗(元首相)さんに「派閥を解消すべきだ」と言っても、森さんは絶対しないと思う。派閥はどうあるべきだという議論は全く無駄だ。人事は全部党がやる。
 −森元首相は自民党再生に必要か。
 谷垣氏 特定の方を総裁選で議論する考え方には立っていない。
 西村氏 (森氏に)ご指導をいただいている一人だ。「総裁選に出ます」と了解を頂いた。ただ、推薦人集めをお願いしたり、(他候補の)邪魔をしてくれと言ったりしたことは一切ない。「若手が中心となって自民党を変えていけ」という思いを持っていると思う。
 河野氏 野党(時代の)の河野洋平総裁の幹事長を務め、与党へ戻った過去の功績はあるが、そろそろ出処進退を考えるべき時だ。これだけ総選挙で惨敗した後の総裁選だから、きれい事では駄目だ。(2009/09/18-22:07)

774名無しさん:2009/09/18(金) 23:55:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909181903019-n1.htm

選挙区全敗…「党内バラバラ」 総裁選“しらけムード”
2009.9.18 18:58

このニュースのトピックス:民主党

自民党総裁選に立候補し、記者会見で握手する(左から)谷垣禎一、河野太郎、西村康稔の各氏=18日午後、東京・永田町の党本部(川口良介撮影) 自由民主党の総裁選が18日、告示された。だが、歴史的惨敗をした直後の党内選挙とあって盛り上がりは今ひとつ。とりわけ、小選挙区で全議席を失った県の支部では「センセイもいないのに…」と“しらけ”ムードが広がっている。

 県選出の自民議員が衆参両院で「ゼロ」となった“小沢王国”の岩手県。22日に総裁候補者が遊説に訪れることが決まったが、県連の千葉伝幹事長は「連休のど真ん中に人が集まるのか」と懸念する。街頭では観衆が集まらない可能性があると、盛岡市内のホテルに収容人数200人程度の会場を取った。

 金丸信元副総裁らを輩出した“保守王国”の山梨県も国会議員ゼロ。「候補者の遊説先からも外れ、総裁選でどれだけ盛り上がるのか…」(水武則県連幹事長)とあきらめムードだ。

 選挙区全敗の埼玉県も「党再生に向け、ここが正念場なのだが。野党だし党員の反応も良くないねぇ」(滝瀬副次県連幹事長)。

 敗北の責任を取り、会長や幹事長ら県組織の幹部が辞任し、ポストが空席のままになっているところもある。茨城県では「県政界のドン」と呼ばれた県連会長、山口武平氏(88)が引責辞任。群馬県連の笹川堯元衆院議員のように、本人が落選して会長職を退いた例もある。群馬県連関係者は「組織力が弱まるなか、党内がまとまるのか疑問。総裁選以前の問題だ」とぼやいている。

775名無しさん:2009/09/19(土) 00:51:24
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091701000879.html

東国原知事が自民総裁選批判 「旧態依然という感じ」
 宮崎県の東国原英夫知事は17日、自民党総裁選に関し、20人の推薦人が必要という出馬条件が変わっていないことなどを挙げ「派閥重視ではなくなってきているが、旧態依然という感じが伝わる。自民党が大きく変わったとのイメージがない」と批判した。県庁で記者団に述べた。

 その上で、新総裁について「党を是々非々で批判してきた河野太郎氏のような改革派に代わってほしい」と指摘。出馬表明している谷垣禎一元財務相を「非常に優秀で悪くないが、派閥がバックにあり実力者のかいらいになるのでは、との不信感がある」と批評した。

 また、6月に同党から衆院選出馬を打診され、自らを党総裁候補にするなどの条件を示したことを振り返り「6月の時点で自民党が要望を受け入れ、生まれ変わっていれば、ごたごたはなかった」とも述べた。

2009/09/17 18:40 【共同通信】

776秋田2区の名無し:2009/09/19(土) 01:02:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090919/stt0909190046000-n1.htm
自民党総裁選に立候補している河野太郎元法務副大臣は18日夜の民放ラジオ番組に出演し、「自民党を立て直せば、渡辺喜美元行革担当相をはじめ、みんなの党に行ってしまった仲間に『戻ってきて』ということはできる」と述べた。自らが総裁になればみんなの党との合流もありうるとの考えを示したものだ。

777とはずがたり:2009/09/19(土) 02:30:54
>>776
早速秋波っすか。
もうちょっと自民も毀れるとみんなの党へ合流したがるの出てくるのかも。

778とはずがたり:2009/09/19(土) 02:36:16
おお,777ゲトオメw>俺

なんか面子としては
谷垣…穏健保守リベラル+古き良き鵺的自民党─公明と親和性
西村…若手タカ派保守─平沼と親和性
河野…若手改革保守─みんなと親和性
みたいに成ってきましたね〜。

779名無しさん:2009/09/19(土) 10:08:31
http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY200909180366.html

自民総裁選、争点は「森氏」 派閥政治の象徴どうみる2009年9月19日1時28分
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 18日告示された自民党総裁選には、前外務政務官の西村康稔氏、元法務副大臣の河野太郎氏、元財務相の谷垣禎一氏が立候補した。3氏の記者会見では、重鎮と若手議員の世代交代や派閥政治の象徴とされる森喜朗元首相をどうみるのかが焦点となった。

 「森喜朗さんに派閥を解消すべきだと言って解消するか。絶対しない。しかし河野総裁のもとで派閥の果たす役割は何もない」。18日の記者会見で森氏を名指しして批判した河野氏は、総裁選の推薦人集めで派閥の領袖(りょうしゅう)から妨害を受けたことも明かし、「総選挙で全く懲りていない方がいる」。その上で、森氏について「そろそろ出処進退をお考えになるべきだ」と引退を促した。また、派閥会長らベテラン勢に支持を広げる谷垣氏にも「派閥を足場にするスタイルは間違っている」と批判の矛先を向けた。

 森氏をめぐっては、総裁候補最有力とされていた舛添要一前厚労相が、森氏や青木幹雄前参院議員会長と会った直後に不出馬を表明したことから、党内にも警戒感が強まっていた。

 かつて「加藤の乱」で森(元首相)おろしに加担した経験のある谷垣氏だが、「みんなでやろうぜという考え方。特定の方は総裁選で議論しない」と述べ、河野氏の仕掛けた争点設定には乗らない考えを示した。河野氏からの批判には「派閥を足場にすることは全く考えていない。今後の行動でみて頂きたい」と切り返し、「若い世代が育っていることを示したい」と若手の登用にも余裕を見せた。

 森氏の地元石川県庁へ出向して以来のつきあいという西村氏。「森氏に出馬の了解を頂いたが、頼ってお願いもしていない」と言葉を濁した。所属していた町村派を離脱したことを強調し、人事については「(派閥から)中立的な立場で適材適所に行う」と語った。

 西村氏が「無名からのスタート」、河野氏が「バランス感覚のなさ」と若さを強調するなか、谷垣氏はひとり自信を見せた。「結果は後からついてくる」(山下剛)

780名無しさん:2009/09/19(土) 11:48:28
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000909190002

現在位置:asahi.com> マイタウン> 石川> 記事

自民総裁選 西村氏支持相次ぐ
2009年09月19日

◆国会議員 県連票は比例配分◆
 総選挙敗北からの立て直しを争点に18日に告示された自民党総裁選。県選出国会議員からは、同じ町村派出身で、通産官僚時代に県商工課長も務めた西村康稔・衆院議員を支持する動きが相次いだ。当落のカギを握る地方票は県連に7票が配分され、党員らの投票結果に応じて各候補に票を割り振る「ドント方式」を採用する。
 今回の総裁選は国会議員票(199)と党員投票に基づく地方票(300)の獲得を競う。県連によると、投票権を持つ県内の党員・党友は、18日現在で2万9769人。この人数に比例して地方票4票が配分され、これに各都道府県連に均等に割り当てられる基礎票3票が加わる。県連は同日、投票用紙の発送を開始。28日の投開票日に県連で集計する。
 北村茂男氏=3区で落選、比例区で復活当選=は西村氏を支持する。西村氏が県商工課長に出向していた時から親交があるといい、推薦人にも名を連ねた。「若さ、情熱があり、惨敗した自民党の出直しにふさわしい。派閥は結果的に同じになっただけで、だれとも相談せず決めた」と話す。総裁選では「党が立ち直るためのリーダー論や政権奪回のための抱負を活発に議論してほしい」と期待する。
 馳浩氏=1区で落選、比例復活=も西村氏支持だ。19日からの連休は金沢に戻らず、西村陣営の事務局に加わって支持拡大に励む。
 馳氏は衆院選で「党の立て直しのために世代交代が必要だ」と主張。選挙戦最終日には「総裁選に立候補する」と訴えたが、小選挙区で落選したことなどから見送った。
◆◇次期県連会長に馳氏◇◆
 自民党県連の石田忠夫幹事長ら三役と県選出の同党国会議員4人が18日、東京都内で次期県連会長人事について話し合い、1区で落選、比例区で復活当選した馳浩衆院議員=北陸信越ブロック=の会長就任で合意した。24日の県議員協議会に報告した後、来月12日の県連大会で選出する。
 現会長は中川石雄県議が務めているが、半年後に控えた知事選や来夏の参院選、2011年の統一地方選までにらんだ党勢の巻き返しのため、次期会長は国会議員から選ぶことで合意した。石田幹事長によると、国会議員を約14年間務め、党の中堅として力をつけている馳氏の就任が妥当との結論になったという。他の役員人事も、県連と国会議員が協議しながら選ぶ。

781名無しさん:2009/09/19(土) 12:27:14
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090919-OHT1T00012.htm

「第3の男」はモデルも経験のイケメン!西村氏訳あり?自民総裁選出馬
 自民党総裁選(28日投開票)は18日、告示され、西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)の3氏が立候補した。「本命・谷垣」「対抗・河野」の争いとみられるが、降ってわいたかのように参戦した“第3の男”西村氏は、党本部での共同記者会見で「老壮青、適材適所で力を結集して巨大政党に臨んでいきたい」と決意を示した。

 西村氏は灘高、東大法学部のエリートコースを歩んできた元通産官僚。東大時代はボクシング部に所属する傍ら、ファッション誌「メンズノンノ」などのモデルを務めたイケメン代議士。03年の衆院選で兵庫9区から初当選し、当選3回。政策通でならし、町村派出身(すでに離脱)で安倍晋三元首相に近い。

 総裁選をめぐっては、谷垣氏が13日に出馬表明し、河野氏も当初から出馬に意欲を示してきたが、西村氏の名前が取りざたされるようになったのは、今週に入ってから。唐突感が否めない出馬だが、党内からは「谷垣氏を勝たせたいベテランが、河野氏に流れそうな若手・中堅議員の票を分けることを狙い、裏で西村氏出馬を働きかけたのでは」(閣僚経験者)との憶測も出ている。

 出身の町村派の“ドン”森喜朗元首相の影がちらつくが、西村氏の推薦人には町村派議員が半数を占め、与謝野馨前財務相、鳩山邦夫元総務相と豪華な面々が名を連ねた。会見で西村氏は「いろんなイメージはあるが、推薦人は自力で集めた。森氏から『(総裁選を)邪魔してくれ』とも言われていない」。持ち前の頭脳とフレッシュさで勝負する。

 ◆初出馬河野氏が森氏に引退勧告 〇…3年前の総裁選で推薦人を確保できず出馬を断念、今回初出馬を果たした河野氏は「何人かの派閥領袖が『河野の推薦人になるな』と(同僚)議員に連絡を入れたそうだ。全くこりてない。この人たちを何とかしないと、自民党の再生はない」とぶちまけた。矛先を「キングメーカー」の森氏に向け「出処進退を考えるべき時期に来ている」と引退を勧告。一方で約160の記者席は3分の1以上も空くなど、野党の悲哀を感じさせた。

782名無しさん:2009/09/19(土) 17:28:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090919-00000073-san-pol

自民総裁選 チラつく派閥の影 「国民の目線」なく低調
9月19日7時56分配信 産経新聞

 野党となって迎えた自民党総裁選は、閣僚未経験の若い世代の議員が2人も出馬するという、これまでにない顔ぶれの戦いになった。しかし、盛り上がりに欠ける感は払拭(ふっしょく)できない。鳩山政権の発足に世間の関心が集中していることもあるが、総裁選が「国民の目線」という観点から展開されていないことにも原因がある。(今堀守通)

 18日の総裁選候補の記者会見では、党最大派閥、町村派の事実上のオーナーである森喜朗元首相をめぐる質問が出た。河野太郎氏は「そろそろ出処進退をお考えになるべき時だ」などと批判を展開した。一方、町村派にいた西村康稔氏は「私が知っている森さんは、自分で何かしようというより、若い人がどんどんやれと思っておられる」と擁護、谷垣禎一氏はコメントを避けた。

 記者団からこうした質問が出たのは、今回の総裁選でも派閥領袖級が裏で動いていたとされているためだ。「大本命」といわれた舛添要一前厚生労働相が、森氏との会談後に不出馬を表明したという経緯もある。河野氏の陣営は「町村派が(総裁選に)圧力をかけた」と派閥の介入に不満を隠さない。「派閥政治の打破」は自民党の長年の課題とされてきたが、こうした現状は「自民党はいまだに変わっていない」とみられる要因となっている。

 18日の谷垣陣営の決起大会には60人以上の衆参両院議員が出席。議員票では谷垣氏が西村、河野両氏より優位に立っているが、今後の論戦で地方党員がどう判断するかは総裁選の行方に大きな影響を与える。ただ、この点でも、執行部の対応には問題がある。

 「地方組織の意見を広く集め、衆知を集める姿勢が大事だ」

 麻生太郎前首相は、衆院選大敗を受けた8月31日の記者会見で、今度の総裁選では「地方の声」を重視すべきだと強調。総裁選を衆院選直後ではなく、この時期に行ったのもそれが主眼だった。

 しかし、今回の総裁選では全国11カ所で街頭演説を行うものの、候補者が一方的に訴えるだけだ。党や候補者が真摯(しんし)に地方の声に耳を傾ける場はない。

 鳩山由紀夫首相は18日、首相官邸で記者団に対し、自民党に同情を込めてエールを送った。

 「大いに変わってほしいと思いますね。変わるんじゃないですか。ギリギリの状況になったときに、新しい力が必ず生まれてくると思っているから、私も期待しています」

                   ◇

 ■自民党総裁選候補の推薦人名簿

 (敬称略、〇は推薦人代表)

 【西村康稔候補】〇加藤勝信、武田良太、鴨下一郎、木村太郎、北村茂男、塩谷立、高市早苗、馳浩、鳩山邦夫、古川禎久、古屋圭司、三ツ矢憲生、山本有二、与謝野馨(以上衆院)衛藤晟一、礒崎陽輔、末松信介、中山恭子、古川俊治、山谷えり子(以上参院)

 【河野太郎候補】〇柴山昌彦、平将明、井上信治、大村秀章、河井克行、斎藤健、菅原一秀、田中和徳、永岡桂子、平沢勝栄(以上衆院)愛知治郎、川口順子、神取忍、小泉昭男、世耕弘成、田村耕太郎、塚田一郎、丸山和也、山本一太、義家弘介(以上参院)

 【谷垣禎一候補】〇谷畑孝、田野瀬良太郎、石田真敏、石原伸晃、今村雅弘、岩屋毅、小里泰弘、小池百合子、佐田玄一郎、高木毅、竹下亘、谷公一、徳田毅、村上誠一郎、森山裕(以上衆院)泉信也、北川イッセイ、佐藤正久、二之湯智、森雅子(以上参院) 最終更新:9月19日7時56分

783名無しさん:2009/09/19(土) 17:45:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091900223

3候補が公開討論=自民総裁選
 自民党総裁選に立候補した谷垣禎一元財務相、河野太郎元法務副大臣、西村康稔前外務政務官は19日午後、都内で開かれた日本記者クラブ主催の公開討論会に出席し、党再生策や内政・外交の課題をめぐって議論した。
 谷垣氏は「党改革を大胆に進めなければならない。与党ぼけから決別し、政策で野党と対峙(たいじ)していく」と強調。河野氏は「小さい効率的な無駄のない政府をつくることで経済を発展させ、その果実が社会保障として手当てされることを目指す」と持論を述べた。
 西村氏は「地方は疲弊して苦しんでいるのに、自民党は衆院選で的確な政策を打てなかった。良識ある保守を結集し、地方を再生する」と訴えた。 (2009/09/19-16:30)

784名無しさん:2009/09/19(土) 20:20:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090919/stt0909191919009-n1.htm

「世代交代」「派閥解消」で火花 自民党総裁選で3候補
2009.9.19 19:17

自民党総裁選の公開討論会を前に握手する(右から)谷垣禎一氏、河野太郎氏、西村康稔氏=19日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ 自民党総裁選に出馬している西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)の3氏が19日、東京・内幸町の日本記者クラブ主催の公開討論会に出席、「世代交代」「派閥解消」などをめぐり火花を散らした。また、靖国神社に代わる国立追悼施設建設などをめぐり、3氏の温度差が浮き彫りになった。

 谷垣氏は「衆院議員が119人となったので全員野球でなければダメだ。われわれは政策で野党と対(たい)峙(じ)していく」と党再生に向けた決意を表明。西村氏は「派閥を解消して順送り人事や密室政治をなくす。世代交代を進め中堅・若手が中心となって党運営する」と述べながらも「老壮青のバランスを考えたい」とベテラン勢への配慮を見せた。

 これに対し、河野氏は「全員野球には反対だ。悪しき体質を引きずってきた人をベンチに入れるべきではない」と猛反発。森喜朗元首相や青木幹雄前参院議員会長を名指しし、「議席を譲るか、バッジを外してもらいたい」と語った。西村氏には「2人で手を組まなければ世代交代にならない」と連携を呼びかけた。

 一方、鳩山由紀夫首相が意欲を示す靖国神社に代わる国立追悼施設の建設について、谷垣、西村両氏は反対を表明。河野氏は「国立の追悼施設をつくり、天皇陛下も行かれる、首相も参拝をする。あるいは外国からの国賓、来賓の方にもお参りしていただくのが一番自然ではないか」と賛意を示した。

 また、河野氏は、民主党の岡田克也外相が徹底調査を命じた日米核密約についても「核密約はあると思っている。日本政府は表に出すべきだ」と同調した。

785とはずがたり:2009/09/19(土) 20:56:07
河野が総裁になったら森・青木を放逐か!?
国会議員からの支援は限られそうだけどしっちゃかめっちゃかにはしてくれそうなんで地方自民党からの支持が何処くらい集まるんでしょうかねぇ
軽薄に輿論に阿るような発言する河野は無責任野党の党首にピッタリだと思うけど。

786名無しさん:2009/09/19(土) 23:57:34
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090920k0000m010084000c.html

自民総裁選:理念中心に論戦 政策に踏み込めず…討論会

自民党総裁選の立候補者による討論会で西村康稔前外務政務官(左)の質問に答える河野太郎元副法相(中央)。右は谷垣禎一元財務相=東京都千代田区の日本プレスセンターで2009年9月19日午後3時46分、須賀川理撮影 自民党総裁候補による19日の討論会は、経済政策や外交方針を競った従来の総裁選とは様変わりし、「保守とは何か」「自民党はどうあるべきか」といった理念中心の論戦になった。政策実現の展望が開けない野党の現実が映し出された格好で、民主党にいかに立ち向かうかという差し迫った課題はかすんだ。

 谷垣禎一元財務相「党内には緊縮財政論者も積極財政論者もいる。『小さな政府』を自民党のアイデンティティーと結び付けて議論していいのか」

 河野太郎元副法相「民主党という『大きな政府』志向の政党がある。自民党は保守のよって立つところへ戻るべきだ」

 討論会では、まず目指すべき国家像が論点になった。河野氏は小泉構造改革を評価し、「小さな政府」を強調したが、持論である基礎年金の全額税方式に「消費税は9%必要」とも主張したため、谷垣氏から「麻生内閣の『中福祉・中負担』に近い」と突っ込まれる場面もあった。

 西村康稔前外務政務官は「良識ある保守を結集し、地方を再生したい。地方は競争原理だけではない」と訴えたものの、具体的な政策提言はなかった。

 衆院選で惨敗した党をどう再建するかの議論も上滑り気味。谷垣氏は、民主党との対立軸となる「保守の理念」を「全部を国に頼らずに公共の精神を発揮すること」と説明したが、会場から「鳩山(由紀夫)代表の『友愛』と同じか」と問われると、「通じるところはある」とあっさり認めてしまった。

 一方、河野氏は民主党が「漫画喫茶」と批判する国立メディア芸術総合センター(117億円)をやり玉に挙げたが、民主党政権が誕生した今となっては、パンチに欠けた。河野氏は「総裁選の前に、自民党が目指すべきものは何かという議論をしっかりしなかった」との反省も口にした。【中田卓二】

 ◇河野氏 良くも悪くも存在感際立つ
 この日の「主役」は、河野氏だった。実力者の森喜朗元首相、青木幹雄前参院議員会長を名指しで批判し、派閥領袖にも遠慮なく引退を勧告した。序盤戦では、良くも悪くも存在感が際立っている。

 「(谷垣氏との)決選投票になったら2位・3位連合でいいか」。河野氏は冒頭、西村氏にいきなりジャブを繰り出した。

 総裁選は過半数の得票がない場合、上位2人の決選投票となる。谷垣氏に対抗する狙いの発言だが、「若手分断のため、長老が担いだ」との見方もある西村氏へのけん制でもあった。西村氏が「政策、手法の違いが大分ある」と難色を示すと、「若手から代表が出なくてもいいのか」と畳みかけた。

 また、谷垣氏が「全員野球でやらなければだめだ」と挙党一致の重要性を主張すると、すかさず「全員野球は反対だ。自民党のあしき体質を引きずってきた人をもう一度ベンチに入れるべきではない」と反論した。

 討論会はNHKで生中継され、党内基盤の弱い河野氏には格好のアピールの場。「私はどちらかというと党員票に重きを置く戦略だ」と言い切った。それでも町村派を離脱した西村氏から、今なお麻生派に所属している点を突かれると、西村氏の発言をさえぎって自説を延々と展開する強引さものぞかせた。

 一方、前日守勢に回った西村氏は「派閥解消」に踏み込み、長老による擁立説を否定。谷垣氏に「派閥の推薦をもらっている」とかみついた。しかし、知名度の低さと出遅れ感は否めなかった。

毎日新聞 2009年9月19日 21時34分(最終更新 9月19日 23時03分)

787名無しさん:2009/09/19(土) 23:58:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091900350

西村氏「町村派離脱」アピール=「森氏、ベンチに入れぬ」河野氏−脱派閥めぐり応酬
 19日の自民党総裁選3候補による日本記者クラブ主催の討論会。党再生の方法をめぐり、所属した町村派からの退会をアピールする西村康稔前外務政務官と、「派閥離脱は本質でない」と反論する河野太郎元法務副大臣が激論を交わした。一方、総裁選の本命と目される谷垣禎一元財務相は慎重な言い回しに終始した。
 「中堅若手の候補が2人いる。決戦投票では、どちらか上にいるところへ集中させることでいいか」。西村氏に切っ先を向けたのは河野氏だった。
 西村氏の出馬には、最大派閥・町村派の森喜朗元首相の影がちらつき、河野陣営は「中堅・若手の分断が狙い」と反発を強めている。この日も、河野氏は「自民党の悪しき体質を引きずった人をもう一度ベンチに入れるべきではない」と指摘。森氏と青木幹雄前参院議員会長を名指しした。
 これに対し、西村氏は「若手分断のために擁立されたと言われているが、大変不名誉な話」と不快感をあらわにした。さらに、決戦投票をめぐる河野氏の提案には「政策、手法の違いがあり、即答できない」。
 また、西村氏は河野氏が麻生派に所属していることをやり玉に挙げ、「(法務副大臣就任は)派閥のおかげではないか」と反撃し、「わたしは派閥を廃止する」と訴えた。
 一方、西村、河野両氏のバトルを横目に、谷垣氏も派閥批判の回避に腐心した。各派領袖の支持を受けるが、「わたしは派閥に推薦をくださいなんてやっていない」と明言し、今後の党運営に関しては「適材適所」「若手登用」を強調した。
 それだけに西村、河野両氏の応酬が際立った形に。これには河野陣営から「(河野氏は)本当は谷垣さんとやり合わないといけないのに」との声も聞かれた。(2009/09/19-21:38)

788とはずがたり:2009/09/20(日) 00:00:58
政策論議どころか泥仕合になってますねw

789名無しさん:2009/09/20(日) 00:07:42
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091901000801.html

自民総裁選・討論会の発言要旨 
 19日に日本記者クラブで開かれた自民党総裁選公開討論会の発言要旨は次の通り。

 【党再生】

 西村康稔前外務政務官 衆院選の敗北は官僚のつくった政策に乗っかり、地方が疲弊しているのに、しっかりした政策を打てなかったことが一番の原因だ。良識ある保守を結集し、新しい保守で地方を再生したい。(わたしは)選挙区に離島も抱え、地方の痛みが一番分かる人間だ。

 河野太郎元法務副大臣 全員野球には反対だ。自民党のあしき体質を引きずる人をベンチに入れるべきではない。(党は)明らかに少子高齢化になっている。党が生まれ変わり、二大政党の一つに定着することが日本のためになる。

 谷垣禎一元財務相 議席数に表れたよりも、国民は自民党に期待している。「みんなでやろうぜ」の精神を持てば必ず再生できる。「与党ぼけ」と決別し、政策で民主党と対峙していきたい。

 【派閥】

 西村氏 派閥を解消し、世代交代を進める。派閥間の均衡や順送り(を優先した)人事をなくし、中堅若手を党運営の中心にする。私は派閥をやめた。「若手を分断させるために擁立された」と言われるのは失礼な話だ。

 河野氏 今回の総裁選でも、まだ同じようなこと(派閥主導)をやろうとしている。町村信孝元官房長官が私の推薦人に電話してきて、推薦人になるなというようなことをやった。推薦人の何人かと「派閥を出よう」と相談している。

 谷垣氏 派閥が党の人事を壟断(ろうだん)してはいけない。適材適所で、若手の登用も考えている。

 【構造改革】

 西村氏 「小泉・竹中路線」で地方は疲弊した。国際競争力を付けるため経済的な規制は小さい方がいいが、地方は競争原理や市場主義だけではなく、別に考えるべきだ。大胆な法人税減税も必要だ。

 河野氏 「官から民へ、中央から地方へ」の方向性は正しかった。効率的で無駄のない政府をつくることで経済を発展させる。中央政府は小さくするが、必要な社会保障は行う。再分配を指向する民主党と明確に対峙できる。

 谷垣氏 増税ありきでは理解してもらえないため無駄を省くことを徹底したが、三位一体改革で財政力のない自治体に厳しくなったのは現実。(当時の財務相として)責任は感じているが、政調会長の時に若干、手当てした。

 【消費税率引き上げ】

 河野氏 年金は全額税負担方式を早く導入し、財源は消費税にすべきだ。消費税(増税)は今後議論していかなければいけない。

 谷垣氏 日本は米国並みの低い租税負担率では維持できない。社会保障の現状を考えると「小さな政府」はいささか無理がある。(消費税増税を)どこかでやらないといけない。消費税に限らず、全体の税制改革をしながら財源を確保しなければいけない。

790名無しさん:2009/09/20(日) 00:08:01
>>789

 【日米関係・核密約】

 河野氏 日米関係で議論すべきことはたくさんあったが、官僚のリーダーシップの下ではできなかった。(核持ち込みをめぐる日米間の)「核密約」はあったと思う。北朝鮮の核ミサイル抑止の議論をする際、密約が邪魔になるので表に出すべきだ。

 西村氏 政務官の時に外務省内の何人かに確認したが「ない」と言われ、外相が「調査しない」と言ったので従った。

 谷垣氏 (核密約は)ないという説明で、一応、今までそれを信じている。(日本が米国に)従属していたというのは間違いだ。基本は今まで通りでいい。

 【公共事業】

 西村氏 無駄は減らすべきだが、地方の公共事業は必要なものもある。

 河野氏 総額は減らして構わないが、観光産業など人を雇用する分野は(予算を)増やすのが前提だ。

 【靖国神社問題】

 西村氏 別の施設を造ることには反対だ。

 河野氏 国立の追悼施設を造り、天皇陛下や首相、外国の来賓に参拝してもらうのが自然だ。

 谷垣氏 「靖国で会おう」という気持ちで亡くなった方がいるので、他の施設を造るのは賛成できない。宗教団体だから政治や国家が介入するのは難しい。

 【次期参院選】

 西村氏 参院選に勝てる万全の体制をつくる。衆参両院議員と地方が一体となって取り組む。

 谷垣氏 (候補者)差し替えを検討しなければいけない。世論調査の客観的なデータも必要だ。 【保守の理念】

 西村氏 伝統的価値と文化を尊重しながら、自立、自助努力で頑張るのが基本だ。ただし地域の共同体は競争原理だけでなく、助け合いや人とのつながりに基づいている。共同体は大切にすべきだ。

 河野氏 強い経済と優しい社会、かいた汗が報われ、機会が均等に与えられることだ。自助努力の上で、足りないところに手を差し伸べる。

 谷垣氏 先人がつくった歴史や伝統、文化を尊重する。同時に進取の気性がなければいけない。国に頼らず公共の精神を発揮することだ。

 【その他】

 河野氏 出生率を上げる目標を立て、必要な財源をつくるべきだ。子育て対策は雇用対策に組み込める。

 谷垣氏 (党財政は)相当リストラしないと立ち行かない。政党助成金の比率が大きい組織になっており、大きくカットされるとこたえるので、企業・団体献金を募る努力をしないとやっていけない。(公明党とは)10年間政策を密に議論し、人的な信頼関係はある。野党として国会で協力することはあり得る。

2009/09/19 21:29 【共同通信】

791ぐらもん:2009/09/20(日) 00:46:48
今のままでは誰がなっても厳しいでしょうが、谷垣がやはり無難なのでは。
こういう場合、若手を選出するのが通例ではあるのですがその若手は大抵失敗しています。
そもそも、民主を立てなおしたのは前原ではなく小沢と鳩山だったわけですし。

英国の例を挙げます。
労働党の場合
1980年に野党へ。
フット(左派、ベテラン。労組臭が批判される)→キノック(左派、若手、10年やってある程度党勢が回復)→スミス(中堅、中間派、党勢が回復するが心臓発作で死去)→ブレア(右派、政権交代達成)
・キノック、スミスの時代に重要ポストでブレアとブラウンを競わせた。
保守党の場合
1997年に野党へ
ヘイグ(右派、若手、演説は天才だったがそれだけ)→ダンカン・スミス(中道・若手。戦争問題でブレアに妥協し過ぎて党首不信任案が可決)→ハワード(右派。党勢をある程度回復。)→キャメロン(右派、若手、人気NO.1)
・ハワード時代に重要ポストでキャメロンとオズボーン(下院議員)を競わせた。

要はベテランのトップの下で見込んだ若手を競わせるというやり方です。ベテランでないと党勢回復の端緒が出来ない傾向があります。
今度の総裁はまず参院選で退陣するでしょう。そうした場合、河野や西村だと自爆する可能性があり民主の1党支配の懸念も出てきます。
谷垣を総裁にして見込んだ若手を要職につけて競わせるのが最善ではないでしょうか。
問題は谷垣にその気があるかどうかですが・・・。

792ももだぬき:2009/09/20(日) 07:21:49
総裁選パッとしません。全員腐りまくっている感じだからね…。

793名無しさん:2009/09/20(日) 10:37:41
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090920-OHT1T00064.htm

河野太郎氏、止まらぬめった斬り!「全員野球は反対。森氏、青木氏はベンチ外」…自民党総裁選


論議を交わす(左から)西村康稔氏、河野太郎氏、谷垣禎一氏 自民党総裁選(28日投開票)に立候補した河野太郎元法務副大臣(46)が19日、都内で行われた公開討論会で後先を恐れないぶっちゃけトークを展開した。西村康稔前外務政務官(46)、谷垣禎一元財務相(64)を横目に「全員野球は反対。森(喜朗元首相)さん、青木(前参院議員会長)さんはスタンドで見てて」と引退を勧告。敗れた場合の将来的な離党の可能性も示唆した。

 一段高いボリュームと大きな手ぶり。河野氏のボルテージはこの日も衰え知らずだ。

 NHKで全国中継され、地方票を持つ党員たちも見守った討論会。谷垣氏が党の今後について「もう衆院議員が100人ちょっとしかいないんだから、全員野球でやらないとダメ」とすると、河野氏は「全員野球には反対」と反論。「党のあしき体質を引きずった人は、もうベンチに入れるべきではない。スタンドで見ていてほしい」と世代交代の必要性を強調した。

 続いて記者から「誰をスタンドに送るべきか」と質問されると「森さん、青木さん」と個人名を迷わず列挙。「あとは、派閥の親分でありながら比例復活で当選したような方(町村信孝元外相、伊吹文明元幹事長ら)」と切り捨てた上で「ガケから落ちているにもかかわらず、同じような事をやろうとしているような方は議席を譲るかバッジを外していただきたい」。18日に森氏に対し「出処進退を考えるべき」と突き上げたのに続き、この日は“参院のドン”や派閥領袖に引退勧告した。

 議員票と地方票の合計で選ぶ総裁選。党の要職を歴任し、派閥の会長経験者でもある谷垣氏の優勢が伝えられるだけに、河野氏は、早くも西村氏に「決選投票になったら『2位3位連合』を組むということでよろしいでしょうか」と依頼。西村氏が「政策の違い、手法の違いがある。ノーだ」としたが、「若手から代表が出ず、谷垣氏が総裁になってしまっても構わないのか」と畳み掛けた。

 と、思えば西村氏とバトルする場面も。西村氏から「お父さん(河野洋平前衆院議長)がつくった派閥に所属している。出ないのか」と聞かれると、河野氏は「推薦人と共に派閥を出ようと相談しているが、森元首相のクモの巣にからめ捕られた町村派出身の推薦人に『一緒に出よう』と誘うのは厳しい」と、森氏の反対を押し切って推薦人になった議員に無理強いできないと説明。「森氏の傀儡(かいらい)」(河野陣営)とみる西村氏を強烈に皮肉った。

 あまりの大胆さに、記者から「結果によっては、同志と新たな行動を起こすのでは」との質問も。すると河野氏は「党を再生できなければ、何らかのことを考えるのは将来あり得ると思う」と、総裁選敗戦時には離党の可能性も否定しなかった。

794名無しさん:2009/09/20(日) 10:41:59
http://www.asahi.com/politics/update/0920/TKY200909190343.html

「悪しき体質」重鎮を批判 河野氏、総裁選論戦リード(1/3ページ)2009年9月20日10時4分
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 自民党再生に何が必要か――。19日、自民党総裁選に立候補している西村康稔(やすとし)前外務政務官(46)、河野太郎・元法務副大臣(46)、谷垣禎一・元財務相(64)の3人が日本記者クラブ主催の公開討論会に臨んだ。河野氏が過激な発言で討論をリード。森喜朗元首相ら重鎮に退場を迫るなど、党運営や党の体質を変えるよう強く求めた。党内融和を唱える谷垣氏は小泉改革の是非など政策論争に引き戻そうとしたが、総裁選は世代交代や重鎮支配の是非が争点になりそうだ。

■「全員野球には反対」
 3日前誕生した民主党政権の閣僚が総選挙のマニフェスト(政権公約)に沿って次々と政策を打ち出し、自民党の影が薄まる中、河野氏が白熱した議論を呼び起こしている。
 「誰を排除せよという議論より、全員野球でやらなきゃダメだと思います」。党内融和を掲げ、ベテラン勢の支持を受ける谷垣氏が、前日の記者会見で森元首相に政界引退を迫った河野氏の言動をいさめるように語ると、河野氏はこう言い返した。
 「全員野球には私は反対です。あしき体質を引きずっている人はベンチに入れるべきではない」。この日は森氏だけにとどまらず、参院自民党のドン、青木幹雄氏も名指しで批判。さらに最大派閥・町村派会長の町村信孝氏らを念頭に「派閥の親分でありながら、小選挙区で当選されず比例代表で上がった方は、比例の議席を次の順番の若い世代に譲って頂きたい」と挑発を続けた。
 谷垣氏は各派閥に広く支持を広げるが、今回は党員投票に基づく地方票(300)が国会議員票(199)を上回る。河野氏は「世論の支持をいただいて党員票に重きを置く戦略」と明言。森氏に象徴される「古い自民党」を一掃しなければ党は再生しないと訴える作戦は「自民党をぶっ壊す」と言って首相になった小泉純一郎氏をほうふつとさせる。
 河野氏は総選挙前にみんなの党の渡辺喜美代表から「君は党首だ」と離党を持ちかけられたことも明かし、「自民党が再生できなかったら、みんなの党と一緒にやるかは別にして、何らかのことを考えることはあり得る」と表明。負ければ離党する可能性を示唆し、背水の陣を敷いた。
■「決戦投票なら2、3位連合を」
 河野氏の矛先は、同い年の西村氏にも向けられた。質問の冒頭、いきなり「中堅・若手候補が2人いる。決選投票になったら2、3位連合しますか。谷垣さんが勝っても構わないのか」と迫ったのだ。
 西村氏は、森氏らベテラン勢の覚えが良く、「若手分断のため擁立された」との見方がある。河野氏の質問は、世代交代に対する自らの真剣さと西村氏のあいまいさをあぶり出す狙いがあった。
 西村氏は「河野さんとは政策や手法の違いがある」と連携を拒み、「私の立候補は谷垣さんを助けるためと言われているが大変失礼」。自らは町村派を退会したことを強調し、「河野さんはお父さんが作った河野派、今は麻生派。派閥を出られますか」と逆襲に転じた。
 河野氏は「私は推薦人20人と一緒に出たいと思うが、森喜朗さんのクモの巣に絡め取られている人に派閥を出ようというのは厳しい」と反発。重要なのは形式的な「派閥解消」でなく、総裁に人事権や資金を集中させて意思決定を一元化することだと訴えた。
 さらに「町村さんが私の推薦人に電話し、河野太郎の推薦人になるなとやった」と暴露。河野氏から「こういう派閥の親分をどう思うか」と攻められた西村氏は「私のことをおもんぱかってくれたのかもしれない」と擁護した。

795名無しさん:2009/09/20(日) 10:42:12
>>794

■小泉改革、総括できるか
 国会議員票で優位とされる谷垣氏。候補者同士が質問し合う時間になると、追い上げを図る河野氏を真っ先に指名し、こう切り出した。
 「まずうかがいたい。自民党が(今後)何をしていく政党であるのか」
 テーマは、新しい自民党が志向するのは「大きな政府」か「小さな政府」か。小さな政府に突き進んだ小泉構造改革の結果、地方経済が疲弊し、そこを財政支援などの目配りで立て直す。谷垣氏が繰り返し口にする「絆(きずな)」の理念は、「小さな政府」を軌道修正する案だ。
 「方向性として(小泉元首相が掲げた)官から民へ、中央から地方へという動きは正しかった」と答える河野氏。しかし、谷垣氏は、勝者が豊かになればその富が中間層にしたたり落ちて経済全体を成長させる――という小泉改革の根底にある考え方を「現実に起きたことは(資金が)海外に流れた。やはり地方に金が流れる仕組みをつくる必要がある」と批判した。
 ただ、小泉内閣で財務相として三位一体改革を進めた谷垣氏。小さな政府論を唱える西村氏から「責任を感じているか、いないのか」と迫られると、「(その後)政調会長の時も若干の手当てはした」と歯切れが悪かった。
 小泉改革の総括をしなかったため、後継政権の政策がぶれて総選挙の大敗につながった。総裁選が総括の場になるのか、今後の見どころだ。(林尚行、岩尾真宏、内田晃)

796名無しさん:2009/09/20(日) 10:43:52
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090920-545950.html
河野太郎氏が森元首相“ベンチ入り”拒否記事を印刷する

 自民党総裁選(28日投開票)に立候補した河野太郎前法務副大臣(46)が19日、日本記者クラブでの候補者討論会で、「全員野球には反対だ。あしき体質を引きずった人をベンチに入れるべきではない。そういう人はスタンドで見ていればいい」と、過激な調子で世代交代を訴えた。党の再生ができなければ「何らかの行動を起こすかも」と、離党の可能性に言及。総裁選は、党再建どころか、泥仕合の様相を見せ始めた。

 森喜朗元首相に近い西村康稔前外務政務官(46)の立候補は「河野つぶし」が目的といわれる中、河野氏は対抗心丸出し。スタンドに追放する具体名を問われ、「森さんや青木(幹雄・参院議員)さんをはじめ、衆院選の小選挙区で敗れ比例で復活した派閥の領袖」と、あらためて引退勧告した。

 また、「党は日本を上回る少子高齢化。比例の議席を次の選挙前、若い人に譲ってほしい」「森さんのクモの巣に絡め取られている人に、派閥を出ようと言っても難しい」と言いたい放題。「私が森派や町村派にいたら、外務政務官や副大臣になれただろうが、やらせてもらえなかった」と、西村氏を皮肉る場面もあった。

 西村氏は「私は1人で推薦人を集めた。中堅若手の分断といわれるのは大変不名誉」と反論したが、推薦人集めで、重鎮の“圧力”を受けたという河野氏に感想を問われると、「私を思う親心だと思う」と、ポロリ。谷垣禎一元財務相(64)に議員票(199)で先行される河野氏は、地方票(300)に重点を置いているが、西村氏に決選投票での2、3位連合をこの日の討論の場で持ちかけるなど奇策も目立ち、混乱の火種になっている。

 [2009年9月20日9時21分 紙面から]

797とはずがたり:2009/09/20(日) 10:51:07
なんか河野は離党するための理由付けの為の総裁選立候補っすかねぇ。
小泉はそれで人気出て当選して,なんでその二番煎じを狙ってる感じか。

798とはずがたり:2009/09/20(日) 14:47:01
先の衆院選では全選挙区で自民党候補が勝利した(福井)県内ってのは良いけど10人てw

自民総裁候補だれに期待? 安定感で谷垣さん1位
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090920/CK2009092002000016.html
2009年9月20日

 自民党総裁選が18日に告示され、西村康稔さん、河野太郎さん、谷垣禎一さんの3人が立候補。先の衆院選では全選挙区で自民党候補が勝利した県内で19日、20歳以上の10人に期待する候補を聞いたところ、「安定感」を理由に谷垣さんを挙げる人が多かった。(以下略)

799とはずがたり:2009/09/20(日) 16:10:04
議員板でみかけたw

11 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 11:48:05 ID:I6YFz+gG
未完成
なべしゅう
手塚

で民主党代表選やってるようなものだ

800名無しさん:2009/09/20(日) 23:02:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090920/stt0909202158014-n1.htm

“劇薬″河野氏、ますます暴走 真の争点は参院選の候補者差し替え  (1/2ページ)
2009.9.20 21:57
 自民党総裁選に立候補した西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)は20日、和歌山市で街頭演説を行い、全国遊説をスタートさせた。党再生に向けた「世代交代」「脱派閥」が争点となる中、河野氏はこの日も重鎮議員を何度も挑発。そんな暴走ぶりに一定の支持が集まるのは、来夏の参院選で公認候補を大幅に差し替えなければ完敗し、「自民党が消滅しかねない」との危機感が広がっているからだ。

 西村氏「第1にやることは地方再生。行き過ぎた規制緩和や予算削減でつらい思いをしているはずだ」

 谷垣氏「1番やらなければいけないのは、それぞれの地域の良さを発揮し、元気を取り戻すことだ」

 20日昼のJR和歌山駅前。西村、谷垣両氏は「地方の活性化」を最重要課題に掲げたが。河野氏は違った。

 「自民党が大敗したのは派閥親分の言うままの人事をやったからだ。古い自民党がもう1度出てきたら、次の参院選で誰が自民党を支持するものか。古くさい方は退いてほしい。もうあなた方に出番はない!」

 「古くさい方」とは、森喜朗元首相や青木幹雄前参院議員会長らを念頭に置いていることはこれまでの言動からも明らか。河野氏は「全員野球は断固反対だ。よい自民党と切り捨てる自民党を明確に分けることが総裁選で私に課せられる使命だ」と断じた。

 新総裁にとって、次期参院選が最大の政治決戦になる。過去に幾度も総裁選に出馬を試みたが、あまりの「過激さ」から推薦人がさっぱり集まらなかった河野氏が今回出馬できたのは「結党以来の危機に大ナタを振るえるのは河野氏しかいない」との声が強まったからだ。

 そして「大ナタ」とは、次期参院選での候補者の差し替えを指す。すでに民主党の小沢一郎幹事長は参院選勝利に向け、大号令を発しており、自民、民主が議席を分け合ってきた2〜5人区にも複数の候補を擁立する公算が大きい。自民党的な「現職優先」の公認選定を続けていれば惨敗する可能性があるのだ。

 逆に参院選で勝利すれば、自公政権が苦しめられてきた「衆参ねじれ」の逆に作り出し、鳩山由紀夫首相を追い込むことが可能になる。

 若手・中堅の参院選への恐怖心を逆手に過激な言動に拍車をかける河野氏。これには「全員野球」を掲げ、優位に総裁選を運ぶ谷垣氏も危機感を感じたようで、徳島市内の演説会では「参院選では勝つ態勢をつくるため、候補者の吟味が必要だ」と述べ、候補差しかえを辞さない考えを表明。西村氏も「勝てる候補に差し替えるべきだ」と明言している。

 だが、ある自民中堅からはこんな声もあがる。

 「野党に転落し、基礎体力が落ちた自民党に『劇薬』は利くのかな。かえって死期を早めるだけじゃないか…」

801名無しさん:2009/09/20(日) 23:13:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090920/stt0909202022011-n1.htm

谷垣氏支持は15府県 自民総裁選
2009.9.20 20:21
 自民党総裁選をめぐり共同通信社が全国47都道府県連の幹事長ら幹部にアンケートを実施、20日に集計した結果、3分の1近い15府県が麻生太郎前総裁の後継に谷垣禎一元財務相がふさわしいと回答した。河野太郎元法務副大臣は地元神奈川と茨城、西村康稔前外務政務官は地元兵庫と宮城にとどまっており、現時点では谷垣氏が議員票だけでなく地方票でも優位に立っているとみられる。

802名無しさん:2009/09/21(月) 10:53:37
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY200909190265.html

河野家は首相になれない家系?! 総裁選討論会で話題に2009年9月20日14時51分
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 「首相になれない家系ではないか」。19日の自民党総裁選の公開討論会で、河野太郎・元法務副大臣が、祖父の一郎元農相と父の洋平前衆院議長が首相を狙える立場に立ちながら手が届かなかったことを踏まえ、記者からこう質問される場面があった。

 一郎氏は64年、池田勇人元首相の後継に取りざたされたが、後継は佐藤栄作元首相に。一郎氏は1年後に急死した。洋平氏は93年の総裁選で渡辺美智雄氏を破ったが、野党総裁のままで終わった。一方、吉田茂、岸信介、鳩山一郎各元首相の孫である麻生太郎、安倍晋三、鳩山由紀夫各氏は首相に就任した。

 質問は、3候補による約1時間の討論後、記者との質疑の際に出た。河野氏は「(首相に)なれる家系、なれない家系を気にしてもしょうがないと思っている」。54年に吉田氏から鳩山一郎氏に政権がバトンタッチされ、今回の総選挙の結果、麻生氏から鳩山氏に首相が交代したことを念頭に、「吉田家が倒れて鳩山家になった。何十年たって、また同じことをやっている」とも指摘した。

 河野氏は「日本の総理大臣や大臣を経験した人が国際機関のトップになることはあまりない。総理になってその次は国連事務総長をめざすつもりで頑張りたい」とも表明。首相になれなかった祖父と父を乗り越えるだけでなく、日本人初の国連事務総長にも意欲を示した。(鶴岡正寛)

803名無しさん:2009/09/21(月) 21:10:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009092100296
党運営めぐり舌戦=河野氏、渡辺喜氏と連携も−自民総裁選
 自民党総裁選に立候補している西村康稔前外務政務官、河野太郎元法務副大臣、谷垣禎一元財務相は21日、札幌、新潟両市を遊説、街頭演説で党運営などをめぐり舌戦を展開した。
 西村氏は「中堅・若手中心に強い執行部をつくって、次の内閣、シャドーキャビネットをつくる」と表明。その上で、「先輩の助けも必要だ」と派閥領袖やベテランを含む党運営の必要性を強調した。谷垣氏も「もう抵抗勢力をつくって、誰々が悪いという手法は卒業して、一致団結して頑張る」と決意を示した。
 これに対し、河野氏は「一部の長老、ボスが自民党の足をずっと引っ張ってきた。総裁選の最大の争点はそういううみを出すのか出さないのかだ」と脱派閥や世代交代を訴えた。
 さらに、河野氏は「(みんなの党代表の)渡辺喜美さんの携帯電話に電話をして、『もう一回一緒にやろうぜ』と一致団結しようと思っている」と述べ、公務員制度改革などを推進するため、渡辺氏と連携していく考えも示した。 (2009/09/21-20:27)

804名無しさん:2009/09/21(月) 21:11:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090921/stt0909211901007-n1.htm
社民に早くも疎外感 「意思疎通の場」を切望   (1/2ページ)
2009.9.21 19:00

このニュースのトピックス:鳩山内閣

閣議に臨む(左から)亀井静香郵政改革・金融相、鳩山由紀夫首相、菅直人国家戦略担当相、福島瑞穂消費者・少子化担当相=9月18日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影) 発足間もない鳩山新政権で、連立与党の一翼を担う社民党が早くも「疎外感」を味わっている。民主党が政策決定の政府への一元化を唱えて党政策調査会の部門会議を廃止するなど、政調機能を停止させたためだ。社民党が連立協議で求めた政調会長レベルの与党政策協議が不可能となり、社民党は「鳩山政権は3党で走っている雰囲気ではない」(重野安正幹事長)と不満を漏らしている。社民党は外交・安保の溝だけでなく、「意思疎通の壁」も民主党に感じているようだ。

 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は18日の閣僚懇談会で、鳩山由紀夫首相と菅直人副総理・国家戦略担当相に「基本政策に関する閣僚委員会の第1回目を早くやりましょう」と呼びかけた。

 基本政策閣僚委は、民主党から菅氏、社民党から福島氏、国民新党から亀井静香郵政改革・金融相の党首級が参加して、閣内で政策調整を行う場だ。

 この初会合には鳩山首相も出席するが、福島氏はその場で、基本政策閣僚委の定例化を要請するとともに、連立与党の政策調整のあり方について改めて主張していく構えだ。

 だが、民主党は「民主党の『次の内閣』を中心とする政策調査会の機能は、すべて政府に移行する」「(政調の)部門会議は設置しない」との小沢一郎幹事長名の通達を党所属議員に出し、社民党の要求に応じない姿勢を示した。

 また、福島氏は、政権の心臓部となる国家戦略室へ社民党から人材を送り込みたい意向だ。民主党は社民、国民新党からの受け入れを想定していないが、福島氏は基本政策閣僚委員会で参加を要求する可能性もある。

 社民党が政調会長レベルという与党間協議にこだわるのは、政権内にわずかな議員しか送り込めない社民党が埋没するのを恐れているためだ。巨大な民主党と連立する中でいかに発言力を保っていくのか社民党の悩みは深い。

 福島氏は秋の大型連休に入り、3日連続でテレビ出演をこなすなど存在感をアピールしているが、民主党からは「与党間よりも、社民党内の意思疎通が先決じゃないのか」(中堅)と、辻元清美国交副大臣の起用をめぐる同党内のドタバタぶりを皮肉る声も出ている。(山田智章)

805名無しさん:2009/09/21(月) 21:14:05
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090922k0000m010053000c.html

自民党:河野氏、派閥政治を批判…同席の町村氏が不快感

街頭演説後、聴衆に手を振る(右から)谷垣禎一元財務相、河野太郎元副法相、西村康稔前外務政務官=札幌市中央区の大通公園で2009年9月21日午前11時55分、西本勝撮影 札幌市内で21日行われた自民党総裁選の候補者による街頭演説で、河野太郎元副法相(46)と、河野氏が名指しで批判している町村派会長の町村信孝元官房長官が「ニアミス」する場面があった。ただ河野氏は、演説で派閥政治を厳しく批判したものの、町村氏には触れなかった。会場が同氏の地元・北海道ということもあって遠慮したようだ。この日、市内大通公園で行われた街頭演説で河野氏は街頭宣伝車の上で演説。町村氏も会場に駆けつけた。

 これまで「町村氏に推薦人集めをじゃまされた」と繰り返してきた河野氏は、この日の演説でも「総裁になったら、派閥の親分に人事には手を触れさせない」「派閥の力で(党運営に)介入してきた者とは野球は一緒にやれない」などと訴え、聴衆から盛んな拍手を浴びた。

 河野氏の演説終了後、町村氏は記者団に「野党の派閥にどれだけ意味があるのか。自民党の改革とは何の関係もない。個人的な誹謗(ひぼう)中傷が多過ぎる」と述べ、河野氏への不快感を隠さなかった。【塙和也】

806名無しさん:2009/09/21(月) 21:14:57
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090921-OYT1T00633.htm
自民総裁選に立候補の西村氏、「次の内閣」に言及
 自民党総裁選に立候補した西村康稔・前外務政務官は21日、新潟市内で街頭演説し、「総裁になれば、直ちに『次の内閣』を作る。『次の農相』の下に、一次産業のチームを作り、国会論戦していく」と述べた。

 また、河野太郎・元法務副大臣は同所で、「私が総裁になったら、(みんなの党代表の)渡辺喜美氏と一致団結しようと思っている。公務員制度改革、規制改革、天下り組織の改革を一緒にやろう(と言いたい)」と語り、総裁に選ばれた場合、渡辺氏との連携を目指す考えを明らかにした。

(2009年9月21日21時07分 読売新聞)

http://mainichi.jp/select/today/news/20090922k0000m010032000c.html
自民総裁選:従来になく地味…注目度低く、SPもつかず
2009年9月21日 19時26分 更新:9月21日 20時33分

 選挙事務所は党本部で、候補者にSP(警護官)はつかず−−。今回の自民党総裁選は、それぞれの陣営が東京都内のホテルの部屋を借り切り、多数派工作にいそしむといったお決まりの風景が消え、これまでにない地味な展開が際立っている。民主党政権が発足した陰に隠れて注目度が低くなってしまったことに加え、衆院選の大敗で国会議員が激減し、党の台所事情が苦しくなった側面もある。

 西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元副法相(46)、谷垣禎一元財務相(64)は今回の総裁選で、いずれも党本部5階に選挙事務所を構えた。支持者を集めて行った18日の出陣式も党本部で済ませた。

 高級ホテルなどに選挙事務所を設けて、国会議員や秘書が連日詰めて情報収集にあたった昨年までの総裁選とは、大きく様変わりしている。

 恒例だった候補者の政策パンフレットやチラシも自粛した。昨年の総裁選では計17カ所を回った全国遊説は、今回、11カ所に絞り込んだ。党総裁選管理委員会は「チャーター機での移動もなく、無難な日程となった」と話す。

 野党の総裁選とあって候補者にSPは付かず、「次期首相」をガードする、これまでのようなものものしい雰囲気はなくなった。党関係者は「『カネをかけない総裁選』というわけではないが、野党だし、あまり派手にはできない」とこぼす。

 その一方で、今回は任期満了に伴う総裁選になるため、地方票300票の行方を決める党員投票も行われる。党によると、往復はがきを約108万人の全党員に配る郵送費だけで約1億2420万円かかる。「総裁公選規程」から、こちらの経費を節減するわけにはいかないようだ。【塙和也、稲生陽】

807名無しさん:2009/09/21(月) 23:46:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090921/stt0909212117010-n1.htm

がんばってるのに自民総裁選が盛り上がらない そのワケは… (1/2ページ)
2009.9.21 21:16

このニュースのトピックス:自民党

子供たちと記念撮影に納まる(左から)谷垣禎一氏、河野太郎氏、西村康稔氏=21日、札幌市 自民党総裁選に立候補した西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)は21日、札幌、新潟両市で街頭演説を行った。ただ野党としての総裁選は、鳩山新政権の注目度の前に埋没ぎみ。さまざまな制約も重なって地味な戦いを強いられている。

  

必死のアピール

 新潟市での街頭演説で西村氏は、北朝鮮の日本人拉致問題について「外交力を強化し、しっかりと拉致問題解決に向けて努力したい」と語った。谷垣氏も「鳩山政権が拉致問題解決の覚悟を揺るがせることがないか、野党としてしっかり見張っていく」と強調。新潟に拉致被害者が多いことを受け、民主党との対決姿勢を鮮明にした。

 河野氏は拉致問題には触れなかったが、派閥実力者を念頭に「党内のウミを出さないと新しい自民党はつくれない」と世代交代の必要性を重ねて訴えた。

 西村、河野両氏はこれまでの遊説で「世代交代」を訴え、谷垣氏は「党内融和」を主張。候補者間の対立軸も鮮明になってきてはいる。

  

連休中の強行

 しかし、盛り上がりに欠ける。

 もともと自民党の総裁選挙管理委員会は、街頭演説を「地方の声を聞くことが党再生への一丁目一番地」と位置づけ、20〜26日の7日間で北海道、神奈川、静岡、長崎など全国11カ所をまわる日程を決定した。

 ただ、あまりに窮屈な日程のため、3氏は独自活動の機会が制約された。ある陣営幹部は「3時間移動して15分演説し、また何時間も移動。3人だから1人くらい欠けてもいいはずだ」と語る。1日の大半が移動時間で国民と接する場面も限られる。遊説の目的すらおぼつかないようだ。

 しかも今は秋の大型連休のまっただ中で、国民の注目度も低くなりがちだ。党本部に設置した3氏の選挙対策本部には全国遊説の反応はほとんどないという。

 「めったに電話が鳴らなず静かなものだ。有権者や党員からの激励や意見、苦情があっていいのに…」

 ある陣営では、こんなため息が漏れた。

  

質素・倹約

 また、16日発足の鳩山政権に国民の関心は集まり、自民党は報道でも隅に追いやられた。「テレビニュースで総裁選は天気予報の後に出るだけ」(河野氏)との恨み節も聞かれる。

 選管は告示直前、選挙運動に関する通達を出し、(1)文書類の配布・郵送(2)投票用紙を集める行為(3)金をかける行為ーなどを禁止した。質素・倹約で公平な総裁選を目指したものが、3氏はアピールの有効な手段を奪われた格好だ。

 このため選管はメディアへの露出を狙い、鳩山由紀夫首相の訪米日程を避け、26日に熊本市でマスコミ向けの公開討論会をセット。「連休が明ければ注目されるはず」(幹部)と期待する。ただ、党員投票は郵送で行われるため、「連休明けには投票はほとんど終わっている」(同)という状況になりそうだ。(大谷次郎)


http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090921/stt0909212119011-n1.htm
河野氏の頼みは渡辺喜美氏? 総裁選演説で連携可能性を強調
2009.9.21 21:18

このニュースのトピックス:自民党

自民総裁選を前に新潟で街頭演説する3候補=21日、新潟市中央区(高木克聡撮影) 自民党総裁選に立候補した河野太郎元法務副大臣は21日、新潟市の街頭演説で「私が総裁になったら、(みんなの党代表の)渡辺喜美さんの携帯電話に電話をして『もう一回一緒にやろうぜ』と一致団結しようと思っている」と述べ、公務員制度改革などを進めるため渡辺氏と連携する考えを示した。

 また、河野氏は「一部の長老、ボスが自民党の足をずっと引っ張ってきた。総裁選の最大の争点はそういう膿(うみ)を出すのか出さないのかだ。自民党を後ろから鉄砲で撃ってきた派閥の親分と一緒に全員野球をやるつもりはない」と強調した。

808名無しさん:2009/09/22(火) 10:24:02
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090921-OYT1T00969.htm

自民党総裁選、11府県が谷垣氏を支持
 自民党総裁選(28日投開票)について、読売新聞が同党の全国47都道府県連の幹事長ら幹部を対象に行った調査で、谷垣禎一・元財務相が11府県から支持を集め、リードしていることが分かった。


 河野太郎・元法務副大臣と、西村康稔・前外務政務官はそれぞれ地元の神奈川、兵庫の1県の支持にとどまっている。ただ、まだ34都道府県が態度を明確にしていない。

 谷垣氏を支持する11府県に理由を聞いたところ、7府県が「経験・実績」、6県が「人柄」を挙げた(複数回答)。谷垣氏は穏健な性格で知られており、党政調会長、財務相など要職を歴任している点も評価されたようだ。具体的には、「ベテランと若手がかみ合った組織にするには、谷垣氏がふさわしい。16年前の野党経験もある」(京都)などの意見が出た。

 11府県は、地元京都のほか、鳥取、岡山、愛媛、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島などで、西日本が大半だった。先の衆院選で、西日本は東日本に比べ、自民党が比較的健闘しており、「急進的な改革や、世代交代を唱える河野、西村氏より、安定感のある谷垣氏の方が受け入れやすい」(幹部)との指摘が出ている。

 河野、西村両氏は地元以外に支持が広がっていない。今後の支持拡大には、知名度アップのほか、世代交代の主張を党員に浸透させる必要がありそうだ。

 今回の総裁選は、初めて党員票(300票)が議員票(199票)を上回る。党員票は、あらかじめ都道府県連に「持ち票」として割り当てられ、各候補の得票に応じて比例配分される。

(2009年9月22日03時07分 読売新聞)

809名無しさん:2009/09/22(火) 17:28:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092200305

関心低く「消化試合」の声も=野党転落で自民総裁選
 西村康稔前外務政務官、河野太郎元法務副大臣、谷垣禎一元財務相の3氏が立候補している自民党総裁選は28日の投開票に向け、後半戦に入った。ただ、「総裁イコール次期首相」だったこれまでとは違い盛り上がりはいまひとつで、同党は野党転落の悲哀をかみしめている。
 「河野陣営にとっての誤算は、総裁選に関するマスコミ報道が予想以上に低調なことだ」。河野氏を支持する山本一太参院議員は22日、自身のブログに、鳩山新政権に関する報道で埋没気味の総裁選をこう嘆いた。
 実際、各陣営とも「エンジン全開」とはほど遠い状況だ。いつもなら国会近くの高級ホテルに設置する選対本部も、今回は党本部の部屋で間に合わせた。選対に詰める秘書らもコンビニ弁当持参のボランティアだ。
 また、党員への文書での投票依頼もこれまでは、禁止の申し合わせにもかかわらず順守されることが少なかったが、「100万人に郵送すると1億円。カネをかけない選挙にした」(谷垣陣営幹部)と、今回は各陣営とも文字通り自粛している。
 「質素な総裁選」は本来、歓迎されるべきものだが、党関係者の一人は「首相になれないから力が入らない。このまま消化試合みたいに終わるのかな」と半ばあきらめ気味に語った。(2009/09/22-17:00)

810名無しさん:2009/09/23(水) 00:11:27
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090923k0000m010086000c.html

自民党総裁選:所属議員の半数近くが谷垣氏支持 毎日新聞
 28日に開票される自民党総裁選は、党所属国会議員199人の半数近くが現時点で谷垣禎一元財務相(64)を支持していることが22日、毎日新聞の取材で分かった。西村康稔前外務政務官(46)と河野太郎元副法相(46)は、20人の推薦人から思うように上積みできていない。ただ、今回は都道府県連票(300票)が国会議員票(199票)より多く、各陣営とも一般党員へのアピールが後半戦のカギになりそうだ。

 谷垣氏は古賀誠元幹事長、伊吹文明元幹事長ら派閥領袖や、甘利明前行政改革担当相など多くの閣僚経験者の支持を受ける。22日、岩手、福島両県であった地方遊説では「ベテランにも最前線で頑張ってもらう」と主張した。だが、中堅・若手には「派閥主導型」への嫌悪感が強く、「勝ち馬」に雪崩を打つ従来の構図にはなっていない。

 一方、地方票を巡る谷垣陣営内の見方は分かれる。「河野氏は小泉改革路線と同じ方向。地方の保守層はそれを求めておらず、200票は取れる」(閣僚経験者)との強気の読みがある半面、「投票の出足が悪いのはやや計算外だ」との不安の声も漏れる。

 党内基盤の弱い河野氏は地方票の獲得に重点を置き、痛烈な派閥批判など一般党員を意識した発言を繰り返している。22日も「能力に関係なく閣僚になるから役人の言う通りにしか答弁できない」と派閥順送り人事を切り捨てた。今後は単独の街頭演説をゲリラ的に展開する方針だ。ただ、森喜朗元首相らを名指しした一連の過激発言には、同じ麻生派の同僚内にも逆効果を懸念する意見がある。

 西村氏は「地域の共同体が市場主義で壊れかけている」と地方再生を訴え、構造改革派の河野氏との違いを鮮明にしてきた。今後は東京都内を中心に独自活動を増やす。

 22日、盛岡市での演説では地元の小沢一郎民主党幹事長を引き合いに、「手練手管の小沢氏相手に、若手だけではやっていけない」と挙党体制の必要性を訴えた西村氏。総裁選は1回目の投票で過半数を得る候補がいなければ上位2人による決選投票が行われるが、河野氏が持ちかけた「2位・3位若手連合」には消極的だ。【中田卓二、石川勝義】

811名無しさん:2009/09/23(水) 10:27:24
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090923-OYT1T00020.htm

自民総裁選、議員票の過半数が谷垣氏…読売調査

 自民党総裁選(28日投開票)で、谷垣禎一・元財務相が党所属国会議員票(199票)の過半数(100票)を固めたことが22日までの読売新聞社の調査で明らかになった。

 22日夜現在、谷垣氏支持は102人(51%)、西村康稔・前外務政務官は30人(15%)、河野太郎・元法務副大臣は28人(14%)。ただ、まだ態度を明確にしていない国会議員も約2割いる。今回の総裁選は、党員票(300票)が約6割を占め、各候補は議員票、党員票双方の取り込みに力を入れている。

 谷垣氏は、党政調会長、国土交通相などの要職を歴任しているほか、温厚な性格による「安定感」が広い支持につながっているようだ。

 3候補は派閥順送り人事を否定するなど、派閥の影響力を抑え込む方針を示している。しかし、支持議員を派閥別に見ると、候補が所属、または出身の派閥が基盤になっている現状が浮かび上がる。

 谷垣氏は、所属する古賀派の9割以上にあたる31人から支持を受ける。他候補にリードされているのは、西村氏の出身派閥の町村派と、河野氏が所属する麻生派だけで、他の6派閥では大きく引き離している。

 西村氏は、支持議員の半数以上の17人が町村派だ。伊吹派の4人も支持しているが、他派閥は0〜3人にとどまっている。

 河野氏支持も、所属する麻生派が7人で、無派閥の7人と並んで多い。

 派閥側から見れば、今回も統一行動が取れていないケースが多い。特に、最大派閥の町村派(47人)は、西村氏支持が最多だが、10人が谷垣氏、6人が河野氏を支持している。町村信孝・元官房長官や森元首相ら派の幹部が方針を表明していないことが影響していると見られる。

 当選回数別に見ると、衆院当選7回以上のベテランの約7割、当選4〜6回の中堅の約6割が谷垣氏を支持し、西村、河野両氏をリードしている。

 当選1〜3回の若手では、谷垣氏支持が9人、西村、河野両氏がともに8人で、ほぼ互角。「中堅・若手の代表」を掲げ、世代交代を訴える西村、河野両氏は、肝心の「足元」を固め切れていない。

 谷垣氏支持の議員からは、「経験も豊富で、清廉、政策にも明るい」(大島理森国会対策委員長)との声が聞かれる。河野氏については、「自民党の古い体質を引きずっていないのは河野氏だけだ」(義家弘介参院議員)との評がある一方、森元首相らベテランを名指しで批判する姿勢に、「議員からの反発が大きい」との指摘も出ている。

(2009年9月23日07時17分 読売新聞)

812とはずがたり:2009/09/23(水) 16:47:40
武平の時は麻生だと言い張ってたしな。先見の明の無さを見せつけてたが。

自民総裁選 県連は自主投票
2009/09/22(火) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
特定候補推さず
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/weekly05.htm

 自民党総裁選について、岡田広県連会長は21日、県連としては特定の候補を推さず、党員・党友の自主投票とする意向を明らかにした。(3面に関連記事)
 総裁選には西村康稔前外務政務官、河野太郎元法務副大臣、谷垣禎一元財務相の3氏が立候補。28日に衆参両院議員199票、地方党員300票による投開票が実施される。
 岡田氏は総裁選にあたり「県連としては自主投票で臨みたい。個人の考え方は束縛しない」と強調した。

813名無しさん:2009/09/23(水) 18:18:29
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092301000377.html

自民総裁選、参院補選に照準 3候補、横浜で演説会
 自民党は23日、総裁選に出馬した3候補が横浜市で街頭演説会を開いた。25日には浜松市でも演説会を開催する。来月25日に投開票される参院神奈川、静岡両選挙区の補欠選挙に照準を定め、支持拡大の狙いがにじむ。

 来夏の参院選での勝利は、次期総裁にとって最大の課題となる。与党を過半数割れに追い込み、自公政権時代とは攻守が逆の「衆参ねじれ」を実現すれば、国会戦術で揺さぶりを掛けることができる。10月の補選は前哨戦という位置付けだ。

 ただ先の衆院選惨敗を受け、両補選の候補者選びは難航。神奈川県連は17日にようやく横浜市議の公認申請を決定したが、静岡県連は23日現在、候補者を正式に決めていない。

 総裁選に出馬した西村康稔、河野太郎、谷垣禎一の3氏も、参院選の勝利を念頭に置く。河野氏は「現職優先」から「勝てる候補」への差し替えを主張。西村氏も「勝てる候補にかえるべきだ」と歩調を合わせた。谷垣氏は当初「業界団体(に頼る)だけではない方法を開発しないといけない」としていたが、最近になって「勝つためには候補者の吟味も必要だ」と踏み込んでおり、参院選候補者は厳しい査定を免れない見通しだ。

2009/09/23 17:05 【共同通信】

814とはずがたり:2009/09/23(水) 19:35:30
河野は矢鱈と威勢が良いけど総裁選敗北後河野が離党して新進自由クラブ(?)結成なるか!?
自民としても都市部を河野・渡辺新党に任せつつ,がっちり田舎は自民党ブランドで固めた方がアイデンティティ確立できて良さそう。
どうせみんなの党の方も民主とは選挙協力不可能なわけであるし。

自民総裁選、3氏舌戦続く 河野氏「渡辺喜氏と連携も」
http://www.asahi.com/politics/update/0921/TKY200909210198.html
2009年9月22日0時23分

 自民党総裁選の3候補は21日、札幌市と新潟市で遊説、党再生の道筋をめぐっていっそう対決色を強めた。

 札幌での街頭演説で、河野太郎氏はこれまでの党運営について、森喜朗元首相らを念頭に「一部のボス議員が派閥の力を乱用して人事に介入してきた」と批判。「(派閥領袖(りょうしゅう)らと)一致団結しろと言うのなら、渡辺喜美さんと一致団結したい」と、離党した渡辺・みんなの党代表との連携に言及した。

 谷垣禎一氏は、「麻生降ろし」などの混乱が惨敗につながったとして「一致結束して頑張ることしか、党再生の道はない」と強調。西村康稔氏は「世代交代、派閥解消、若手中心にやらせてください」と訴える一方、オバマ米大統領が重鎮のバイデン氏を副大統領に起用したことに触れ、「先輩の知恵もお借りしたい」と語った。

815片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/09/23(水) 21:30:35
◆自民総裁選、再生訴え舌戦

政権奪還に向けて党を再生することはできるのでしょうか?自民党総裁選の演説会が札幌で開かれました。
「総理大臣」から「野党の党首」選びに変わった演説会ですが、終わったあとに、もうひとつの「山場」がありました。

西村、河野、谷垣議員の3人が立候補した自民党総裁選。注目の争点は「世代交代」です。
(西村康稔議員)「若手だけで全部出来るとは思わない。私には経験がない」
(河野太郎議員)「あなた方がダメにした自民党は我々が立て直す。そこにあなた方のポジションはない」
(谷垣禎一議員)「みんなでやろうぜと、一致団結してやること」

いずれも北海道とは縁の薄い候補ですが、その演説を複雑な思いで聞いていた人がいました。
演説を終えた河野議員を待っていたのは町村議員です。

(町村信孝議員)「ご苦労さま。誹謗中傷はいい加減にしろよ。ものには限度があるぞ」
今回は立候補を見送った町村議員。派閥のトップとして、選挙での敗北の原因が派閥の存在に集約されることに
もどかしさを感じているようです。
(町村信孝議員)「人数が減ったのだから否が応でも若手にがんばってもらわないと。年齢、衆院、参院、性別とか
区別を言っているゆとりはない」「野党の派閥にどれだけの意味があるのか」

そして、この人からも一言。
(武部勤議員)「いいんじゃない、三者三様で、面白いよ」「やるべきことは何かと明確に示せなくてはダメ、現状批判だけではダメ」
(長田記者)「会場で配られたパンフレットには総裁選が再生が第一歩という前向きなコメントが載せられていた。
来年の参院選、再来年の統一選に向けて残された時間は長くない」

(2009年9月21日(月)「どさんこワイド180」)

http://www.stv.ne.jp/news/streamingFlash/item/20090921192004/index.html

816チバQ:2009/09/23(水) 22:34:18
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090923-OYT1T00668.htm
「カネもったいない」自民が地味に総裁選
 自民党総裁選(28日投開票)がカネをかけない、地味な選挙戦に様変わりしている。

 野党への転落で、総裁が首相の座に直結しないこともあり、各陣営が省力化に努めているからだ。

 「昨年までは候補者一人一人にSP(警護官)がついたが、今回はただの野党党首選。天気予報の後にしかニュースにはならない」

 23日、埼玉県川口市で行われた3候補の街頭演説会。中堅の河野太郎・元法務副大臣(46)は盛り上がりを欠く現状を自嘲(じちょう)気味に語った。

 3陣営は党本部5階の会議室にそれぞれ選対本部を構えるが、18日の告示翌日から大型連休が始まったこともあり、出入りする国会議員はまばらだ。過去の総裁選では、党本部とは別に国会近くのホテルなどに部屋を借り、議員や秘書を動員して、職域支部幹部や地方議員に電話で投票を依頼したり、議員への多数派工作を行ったりするのが常だったが、今回はそうした動きは見られない。3陣営とも、議員が自分の携帯電話で協力を呼び掛ける程度。地方党員への投票依頼は陣営内の議員任せだ。

 県連幹部らに政策パンフレットを郵送し、支持を呼び掛けた陣営も皆無だ。西村康稔・前外務政務官(46)は衆院選用のものを焼き直して街頭で配っているが、谷垣禎一・元財務相(64)や河野氏は作成そのものを見合わせた。党で決めた文書郵送の自粛申し合わせに従った格好だが、「カネがもったいない」というのが各陣営に共通する本音だ。谷垣氏が旧谷垣派会長だった2006年総裁選に出馬した際は、銀行から約1億円を借り入れている。谷垣氏陣営は「今回はカネがほとんどかからず、借金もしていない」と明かす。初挑戦となった河野、西村両氏も“物量作戦”とは無縁で、独自の街頭活動で世代交代を訴えるなど、世論喚起に懸命だ。選対本部での飲食も、党本部隣のコンビニエンスストアの弁当で済ませている陣営もある。

 ただ、批判のあった「カネのかかる総裁選」からは脱却したものの、鳩山政権の政策や鳩山首相の初訪米などに話題をさらわれがちであることには、「予想以上に注目度が低く、党員に訴えが届かない」と苦慮する声も漏れている。

(2009年9月23日21時01分 読売新聞)

817チバQ:2009/09/23(水) 22:36:38
http://www.asahi.com/politics/update/0923/TKY200909230173.html
河野氏「腐ったリンゴを樽に戻せば全部腐る」 総裁選
2009年9月23日21時2分
 自民党総裁選に立候補している西村康稔、河野太郎、谷垣禎一の3氏が23日、埼玉県川口市と横浜市で街頭演説した。国会議員票で優勢な谷垣氏は「国際金融、安全保障、農業政策などで誰もが一目置くベテランに国会論戦の先頭に立ってもらう」と述べ、閣僚経験者らを国会質問の場に起用する考えを強調した。

 一方、河野氏は「腐ったリンゴを樽(たる)に戻せば樽の中は全部腐る。勇気を持って取り除くための総裁選だ。我々は議員票をベースにしていない」と重鎮支配に反対する党員票獲得に意欲を示し、西村氏は「若手が先頭に立つが若手だけですべてができるとは思わない」と河野氏との違いを強調した。

818小説吉田学校読者:2009/09/24(木) 07:16:26
>>815
この動画、町村「誹謗中傷はいい加減にしろよ」の後の、すれ違いざま、河野が「ガハハハ」と笑って町村の背中を叩くというところが、いかにも自民党的なんですね。こういうところが支持されないんだというのがなぜ分からないのか。腐ったリンゴじゃないと思っていた自分が、すでに腐っていた。

819とはずがたり:2009/09/24(木) 09:08:21
>>818
なるほどw
>腐ったリンゴじゃないと思っていた自分が、すでに腐っていた。

河野にはずっと胡散臭さを感じてきたんですけど,更には自分は腐ってないと思いこんでる驕慢さも背負い込んでるわけですねw

それにしても小泉は此処から当選して政権取った訳ですが,河野の党員票がどんなもんなんか注目っすね。賞味期限切れの橋竜の再挑戦よりかは谷垣の方が鮮度はありそうですし,なにより勝ったからと言って野党なんで何を変えられる訳でもなし。

820神奈川一区民:2009/09/24(木) 13:17:47
>>819
河野氏は、もう離党するつもりなのかも。
だから、言いたい放題だと思います。
沈没寸前の自民党より、みんなの党の方が
いいですからね。

821とは:2009/09/24(木) 15:06:29
ある程度のボリュームで離党がなれば、参院選の首都圏の三人区で一人当選させて、民主の過半数維持作戦に打撃を与えつつその議席を梃子に民主との連立に持ち込みたいと云う戦略は立ち得ますねー。
まっ、河野は最も嫌いな政治屋なんでどっかで悲惨にくたばって欲しいとこなんですけど

822名無しさん:2009/09/24(木) 19:47:18
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090924k0000m010056000c.html

自民総裁選:西村、河野両氏が独自の街頭活動
 自民党総裁選(28日投開票)に立候補している西村康稔前外務政務官(46)と河野太郎元副法相(46)が独自の街頭活動に力を入れ始めた。谷垣禎一元財務相(64)に国会議員票(199票)では水をあけられているため、都道府県連票(300票)に狙いを定める作戦だ。

 西村氏は23日午前、東京・浅草の浅草寺を訪れた。参拝客らに握手を求め、「いい国になるよう若手で立て直します」などと訴えた。せんべい屋では、自らせんべいを返して焼きながら、「谷垣さん、河野さんをひっくり返し、政権もひっくり返す」と意気込むパフォーマンスもみせた。知名度アップが課題だが、記者団に「やっと顔を覚えてもらえた感じがする」。

 河野氏も23日夕、JR川崎駅の構内で「ゲリラ街頭演説会」を開いた。「国民と党員が次は河野だという圧倒的なメッセージを出せば、国会議員は他の候補に入れるわけにはいかない」と声を張り上げた。陣営は、一般党員や世論の支持で優位に立てば、議員の投票行動に影響を与えると期待をかける。

 一方、谷垣氏は今のところ独自の街頭活動の予定はない。23日、3候補そろったJR横浜駅前での演説会では、10月の参院補選に立候補予定の女性市議と並び、「派閥順送り人事を排して、実力でポストを選ぶ。女性が活躍する機会も作らなければならない」と訴えた。【森有正、石川勝義】

823名無しさん:2009/09/24(木) 19:47:55
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090924ddm005010008000c.html

党再生なるか:自民総裁選候補に聞く 谷垣禎一・元財務相
 28日投開票の自民党総裁選で選出される新総裁は、野党に転落した党の再生プランを即座に問われる。今の自民党はどこに問題があり、それをどう改革していくのか。3人の候補者に考えを聞いた。

 ◇社会の「絆」大切に−−谷垣禎一(64)元財務相
 自民党はもう一回、保守の基本に立ち返るべきだ。私は「絆(きずな)」と表現しているが、自助、共助、公助のバランスを取り、地域や家庭のつながりを大事にする「草の根保守」の気持ちを吸い上げることにやや失敗した。

 世代交代、若手スターも必要だが、「年寄りは去れ」と言わんばかりの議論はいかがか。派閥が配分するポストが減り、カネもそれほど集まらなくなったので、派閥の機能は大きく変わるだろう。新人教育や候補者の発掘は党が引き受ける。

 ただ、小沢(一郎民主党幹事長)さんの論理は「決めるのは少数。大部分は頭数だから政策など考えず、次の当選を考えろ」。突き詰めると、マニフェストと違うことを言っちゃいかん、と金太郎アメみたいになる。自民党がそうならなかったのは派閥があったためで、安易な派閥否定論には危惧(きぐ)もある。

 民主党は「大きな政府」を志向しているが、「無駄の排除」だけでは財源が持たない。一方で、これだけ少子高齢化が進むと、「小さな政府」もなかなか難しい。限界集落を守るような自治体に資金が回る仕組みが必要だ。小泉改革が消費税(増税)を言い出せなかったところに今日の問題がある。

 新執行部はすぐに参院選に向けた取り組みを始め、地域に分け入って対話すべきだ。目標は政権に戻る道を切り開くことだが、拙速ではうまくいかない。次の衆院選で自民党が政権交代の受け皿になるよう立て直す。【構成・田所柳子】

824名無しさん:2009/09/24(木) 21:45:15
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090925k0000m010085000c.html

自民総裁選:3氏「党改革」前面に…公開討論会
 自民党総裁選に立候補した西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元副法相(46)、谷垣禎一元財務相(64)は24日、党青年局・女性局共催の公開討論会に出席した。この日は党改革の競い合いとなり、谷垣氏は新執行部が積極的に地方に出向いて対話する考えを表明した。河野氏は党の意思決定に地方組織の代表を加える意向を示し、西村氏は党員資格の緩和を訴えた。【坂口裕彦】

 3候補は民主党と政策で競う姿勢では一致したが、野党となり官僚の助けが期待できない今、独自の政策立案は容易ではない。この点について、西村氏は有識者を交えたシンクタンクの創設を主張。河野氏は、年1回の党大会をセレモニーにせず、国会議員と地方代表が政策を議論する場にすると主張。谷垣氏は「国会論戦で先頭に立てる人を養成する」と語った。

 「衆院選敗北は地方組織にも問題があった」との指摘が会場からあり、西村氏は「自民党県議、市議の後援会に党員でない人がいる。党員資格のあり方をもう一度考えたい」と述べ、党員拡充に取り組む考えを示した。河野氏は「議員でない人が(都道府県連の)トップであってもいい」と地方組織の見直しを主張した。

 来夏の参院選と次期衆院選の候補者選考は、政権奪還を左右する課題。河野氏は、地方組織からの推薦者も含めて党本部がリストを作り、その中から「ベストの候補者」を充てる案を提起。西村氏は「女性やNPOにも間口を広げる。党本部に人材発掘の組織を作る」と訴えた。谷垣氏は公募制を積極活用しつつ、候補者と選挙区のつながりにも配慮する考えを示した。

 このほか、谷垣氏は衆院選大敗による政党交付金の減少に伴い、党職員のリストラを含む党財政立て直しが急務と強調した。【坂口裕彦】

826名無しさん:2009/09/25(金) 23:25:41
>小泉改革の方向性は正しい。しかし、官僚や族議員ら抵抗勢力にきちっと勝てなかった。
>空港や電力ではなく、小規模事業者から規制緩和を始めたために、よくないというイメージになった。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090925ddm005010007000c.html

党再生なるか:自民総裁選候補に聞く 河野太郎・元副法相
 ◇バランス必要ない−−河野太郎(46)元副法相
 自民党を変えるのではなく、一から作り直す。民主党は「大きな政府」で、税収をたくさんもらって分配し直す。自民党は「小さくても温かい政府」。経済成長でパイを大きくしていく。日本はこれからこの二つの政党が必要となってくる。

 小泉改革の方向性は正しい。しかし、官僚や族議員ら抵抗勢力にきちっと勝てなかった。

 空港や電力ではなく、小規模事業者から規制緩和を始めたために、よくないというイメージになった。改革をやり切れずに党がぶれたのが最大の問題だ。

 古い人が派閥を使って権力を維持しようとしている。しかし、派閥を温存しようという人が総裁になるはずがない。自民党に期待する人は、そういうしがらみが一切ない候補を総裁にしようと思うはずだ。期待してもらえるうちに党を作り直さないと、「自民党じゃなくていいよ」ということになってしまう。

 それでも新たな旗印を国民に分かってもらうには時間がかかる。4年後、次の衆院選が勝負かもしれない。来年の参院選で負けたら自民党がなくなってしまうと言うような人が自民党を悪くした。

 党員投票で一番たくさん得票すれば、党内で私を「変わり者」と言っている人間の方がずれているという話になる。「おれが真ん中なんだな」という(投票)結果になると思う。私はバランス感覚がないから、やるときは徹底的にやる。圧倒的な党員の支持で総裁に選ばれたら、それは、私に従ってもらう。【構成・坂口裕彦】

827名無しさん:2009/09/25(金) 23:59:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009092500903

谷垣氏、議員票過半数の勢い=西村、河野氏は伸び悩み−自民総裁選
 自民党総裁選は25日、3候補の陣営による多数派工作が激化した。現時点で谷垣禎一元財務相が議員票(199票)の過半数を獲得する勢いで優位に立っている。これに対し、西村康稔前外務政務官、河野太郎元法務副大臣は広がりを欠き厳しい戦い。全体の6割を占める地方票(300票)の行方が勝敗のカギを握りそうだ。
 谷垣氏は所属する古賀派のほか、額賀、山崎、伊吹各派などからも幅広く支持を集めた。世代交代に危機感を強める派閥領袖や党内実力者などの支持も取り付けており、議員票の過半数に当たる100票を固めた。
 西村氏は出身派閥の町村派の一部、河野氏は麻生派や無派閥などの中堅・若手の支持を受けるが、ともに20〜30票台にとどまっている。ただ、議員票の約1割が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な面もある。
 今回の総裁選は、衆院選惨敗で議員が激減したため地方票の比重が増した。しかし、野党としての総裁選となるため盛り上がりに欠け、党員による投票率は、総裁公選規程に基づいて党員投票を実施した2006年(61.5%)を下回り、「50%台にとどまる」との見方も出ている。 
 低投票率は谷垣氏に有利とみられ、陣営では地方票と合わせ、1回目の投票で過半数確保を目指す。西村陣営は「議員票と地方票合わせて100票台に乗せて、河野氏を上回りたい」としている。危機感を強める河野陣営は「投票率が上がるほど有利になる」として、支持者らに電話をし、議員票での劣勢から挽回(ばんかい)したい考えだ。(2009/09/25-20:03)

828チバQ:2009/09/26(土) 11:10:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009092602000080.html
自民総裁選3氏 対民主異なるスタンス
2009年9月26日 朝刊

 二十八日に投開票される自民党総裁選。新総裁は十月中旬以降に召集見通しの臨時国会で、鳩山政権に論戦を挑み、来夏の参院選に向けて反転攻勢の糸口をつかみたいところだ。立候補した西村康稔前外務政務官、谷垣禎一元財務相が戦意をむき出しにする一方で、河野太郎元法務副大臣は今のところ批判を控え、新政権に対する姿勢に相違もみられる。 (城島建治)

 三氏は二十五日、都内の外国特派員協会での記者会見で、鳩山首相の外交デビューを「非常に意欲的」(西村氏)と、ひとまず評価した。

 ただ、谷垣、西村両氏は、首相が表明した温室効果ガス削減目標について、それぞれ「国内議論は未成熟。産業界、日本の家計が負担に耐えられるのか」「実現可能ならいいが」と疑問を投げ掛けた。 

 両氏は八ッ場(やんば)ダム問題についても、二十四日の討論会などで「独裁的手法で、地方の意見を聞かずに進めようとしている」(西村氏)、「トップダウンをあまりやると地元に混乱が起こる」(谷垣氏)と批判を強めている。

 これに対し、河野氏は温室効果ガス問題で「25%削減の鳩山イニシアチブは、もしやり遂げれば、その考えは支持したい」と表明。八ッ場ダム問題では論評を控えている。

 さらに、核密約問題では「官僚の言うことをうのみにせず、外交政策を取ることが必要」と、新政権の目指す実態解明にエールさえ送る。河野氏は衆院外務委員長時代、「密約はない」とする政府答弁の修正を求めてきた。脱官僚を訴える民主党の考え方に通じるものがある。

829とはずがたり:2009/09/27(日) 06:57:50

【自民総裁選】優位の谷垣氏、議員支持あるが地方票は流動的
2009.9.26 19:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090926/stt0909261914003-n1.htm

 28日投開票の自民党総裁選は、谷垣禎一元財務相(64)の優位は揺るぎない情勢になっている。谷垣氏が国会議員票(199)のうち100票を固める一方、西村康稔(やすとし)前外務政務官(46)と河野太郎元法務副大臣(46)は30〜40票にとどまりそうだ。ただ、3陣営とも地方党員票(300票)の動向をつかみ切れておらず、最後まで予断を許さない状況だ。

 産経新聞の取材によると、谷垣氏は所属する古賀派を中心に額賀、伊吹両派など各派に幅広く支持を広げ、議員票の約半数にあたる100票を固めた。谷垣陣営では「130票は届きそうだ」(幹部)とし、党員票でも過半数の獲得に自信をみせている。

 これに対し、西村氏は所属していた町村派の中堅・若手を中心に支持固めを進めており、安倍晋三元首相も24日に自身のホームページで支持を打ち出した。河野氏も所属する麻生派のほか、町村派などの中堅・若手に支持を広げている。両陣営がすでに固めたとする30票からどれだけ票を上積みするかが焦点だ。

 受付を27日に締め切る党員投票については、3陣営とも「読みきれない」としているが、ここでも谷垣氏が安定した支持を得ているもようだ。ただ、党員投票の投票率は低調で、3氏の得票に大きく影響することは必至だ。特に、党員投票で逆転を狙う河野陣営では危機感を強めている。

 谷垣氏が1回目の投票で過半数を獲得できなければ国会議員による決選投票が行われる。

 3氏が26日、熊本市のホテルで行った公開討論会でも、党員投票の低調ぶりへの懸念が示された。

 河野氏は「党が危機的な状況にあると考えざるをえない」と指摘し、谷垣氏は「関心を高めるよう最後まで努力する」と強調した。西村氏は「3人のエネルギーがもっと出ないといけないが、私が無名の候補者なので…」と語った。

 3氏はその後、熊本市と長崎県佐世保市で街頭演説を行い、20日にスタートした全国街頭演説の全日程を終えた。27日はそれぞれ個別に活動する予定。

830名無しさん:2009/09/27(日) 11:44:27
http://www.shinmai.co.jp/news/20090927/KT090925ATI090027000022.htm

県内の自民総裁選、予備選様変わり 組織的な動き低調
9月27日(日)


 28日に開票される自民党総裁選は、県内でも党員・党友1万5880人を対象とした予備選の郵便投票が27日に締め切られる。県連は28日午前に開票を行い、得票数に応じ県連分の5票の配分を決める。野党転落後、党の再生を担う新総裁に誰を選ぶのか−。国会議員や業界団体の組織だった動きが影を潜めるなど選挙戦が様変わりする中、結果は見通しにくい状況だ。

 県連所属の参院4氏は、吉田博美氏(県区)が谷垣氏、義家弘介氏(比例)が河野氏を支持。若林正俊氏(県区)は「両院議員総会長の立場もあり、支援候補は明らかにしない」(事務所)、荻原健司氏(比例)は「未定」としている。

 党長野県連事務局は「谷垣氏と河野氏の事実上の一騎打ち」とみる一方で、予備選の結果については「開票してみるまでまったく予想がつかない」とする。

 自民党県議団(18人)も投票先は割れている。

 「思い切った党改革を望んでいるのは衆院選惨敗の現場を目の当たりにした地方だ。地方票は河野氏の方が多いと思う」と河野氏を支持するのは服部宏昭氏(上水内郡)。古田芙士氏(飯田市)も「総理を選ぶなら谷垣氏だが、党の立て直しが急務の今は、長老に対しても思い切った発言をしている河野氏がいい」と期待する。

 一方、谷垣氏を支持する県議では、下崎保氏(千曲市・埴科郡)が「政策通だし安定感がある。党の危機を託すには3氏の中では谷垣氏しかない」。小池清氏(飯田市)は「地方に痛みを強いて、政権転落の遠因ともなった小泉構造改革を評価する河野氏には抵抗感がある」とする。

 「消去法で西村氏」(清沢英男氏・東筑摩郡)、「投票したい人材がいない」(萩原清氏・松本市)との声も。支持を明確にした14人のうち、河野氏は8人、谷垣氏は5人、西村氏1人だった。

 今回、自民党を支持する団体や職域支部は、表立った動きを見せていない。県連によると、約3千人の会員を抱える県軍恩連盟が谷垣氏を推薦した以外、特定の候補を支援する動きはほとんど見られないという。

 「上部団体からの投票指示はなく、完全に個人任せだ」。党県連に28ある職域支部の一つ、県歯科医師連盟。8日に役員会を開いたが「総裁選は話題にも上らなかった」と事務局。県医師連盟も、母体の県医師会が16日に理事会を開いたものの、総裁選の話は出なかったという。

 今回は、総裁選が「首相選び」と直結しないことに加え、県選出の衆院議員がゼロとなったため、後援会などを通じた働き掛けも少なく、低調ムードを懸念する声もある。県内の投票率について、県連の総裁選管理委員会は「昨年9月の前回選の51・47%を上回るか微妙」としている。

831名無しさん:2009/09/27(日) 11:46:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009092702000090.html?ref=rank

<スコープ> 自民にも『影の内閣』 総裁選、党改革で浮上 
2009年9月27日 紙面から

 自民党総裁選に立候補した西村康稔前外務政務官、河野太郎元法務副大臣、谷垣禎一元財務相は26日、熊本、長崎両県で党選管主催の最後の全国遊説を行った。党改革をめぐる論議では、「影の内閣」の設置をはじめ党組織の改革が大きな課題となった。 (城島建治)

 谷垣氏は二十六日に熊本市で開かれた討論会で、与党時代の政策立案に関し「これまでは官僚機構のシンクタンク機能に頼ってきた」と率直に認めた。もちろん野党になれば「もう官僚は来ない」(西村氏)だけに、おのずと政治主導を迫られている。

 政務調査会(政調)組織の見直しで挙がっているのが、影の内閣の設置だ。

 西村氏は部会や調査会などに分かれている政調組織を影の内閣に一本化することを唱え、「(各閣僚ごとの)チームで担当者を決め、国会論戦に臨む」と提案する。

 河野氏も「政策面では影の内閣に一元化しないといけない」と主張する。

 谷垣氏は影の内閣自体には言及しなかったが、二十四日の討論会では「影の内閣と言うが、名前をどう付けるか別にして、論戦の最前線に立つ人を育てていく」と述べ、国会論戦を主導するための組織改革を検討する考えを示している。

 告示後の論戦を通じ、選挙の公認候補選定の在り方も議論になっている。

 河野氏は「現職優先である必要はない」と公認基準の見直しも明言。谷垣、西村両氏も含め三氏は来夏の参院選候補について「勝てる候補への差し替えはあり得る」との点では一致している。

 逆に、溝が深まっているのが世代交代の是非だ。

 世代交代を党改革の最優先課題に挙げる急先鋒(せんぽう)の河野氏は「一部のボスが人事に介入したり、候補者選定や(党の)資金を左右したことが自民党を落ち込ませた」と長老議員の排除を訴え続ける。

 谷垣氏が「これだけ(議員数が)少なくなると全員でやらないといけない」と挙党一致態勢を説くのと違いが際立っている。

832名無しさん:2009/09/27(日) 17:36:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092700101
自民新総裁、28日に選出=谷垣氏優位な情勢
 麻生太郎前総裁の後継を選ぶ自民党総裁選は28日投開票され、第24代総裁を選出する。国会議員票で半数を超える勢いの谷垣禎一元財務相が河野太郎元法務副大臣、西村康稔前外務政務官をリードし、優位な情勢を保っている。新総裁は選出後直ちに幹事長など党役員人事に着手。政権奪還に向けて党再建に取り組む。
 総裁選は国会議員票199票と党員投票による地方票300票の計499票で争われる。1回目の投票で有効投票の過半数を獲得した候補者がいない場合、上位2人で議員のみによる決選投票が行われる。 
 谷垣氏はこれまでに議員票の過半数に相当する100票を固めた。勝敗の鍵を握る地方票でも一定の支持を得るとみられ、同陣営は1回目での過半数獲得を目指している。
 河野、西村両氏は議員票が伸び悩んでおり、地方票で巻き返しを図りたい考え。河野氏は「2・3位連合」に前向きだが、西村氏は「河野氏とは政策に相当違いがある」と否定している。
 新総裁は一両日中にも党役員人事を決め、新体制をスタートさせる方針。谷垣氏は27日のNHKの番組で、「古い方の経験も切り捨てたら、弱くなった自民党にプラスではない。若手の台頭してきたところも示す」と述べ、老壮青一体で党運営に当たる考えを示した。(2009/09/27-16:47)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092700102
自民総裁選の仕組み
 自民党総裁選は、党所属国会議員票(199票)と地方票(300票)の計499票で争われる。28日午後2時から党本部で議員投票が始まり、投票結果は地方票を含め同2時半すぎに判明する見通し。どの候補も過半数を得られなければ、上位2人で議員のみの決選投票を行う。
 地方票は、各都道府県に「持ち票」として党員数などに応じて4〜15票ずつが配分されている。持ち票を党員投票の結果に基づき、ドント方式で各候補に割り振る。党員投票をするには、本来は前年まで2年間の党費を納める必要があるが、今回は特例として先月末までに党費を納入した新規党員も投票できるよう条件を緩和した。党員投票の選挙人数は108万1676人。
 立候補できるのは党所属の国会議員で、20人の推薦人が必要。新総裁の任期は2012年9月末までの3年間。(2009/09/27-16:48)

833とはずがたり:2009/09/28(月) 15:24:38
どうなったんでしょかね?

谷垣氏、党員票もリード…自民総裁選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090928-OYT1T00574.htm

 自民党総裁選は28日午後、党本部で党大会に代わる両院議員総会を開き、辞任した麻生太郎・前総裁の後継となる第24代総裁を選出する。

 国会議員票(199票)で優位に立つ谷垣禎一・元財務相(64)が、党員票(300票)でも他の候補をリードしており、谷垣氏が新総裁に選出される公算が大きくなっている。新総裁は就任後、ただちに党役員人事に着手する見通しだ。

 今回の総裁選には、谷垣氏のほか、河野太郎・元法務副大臣(46)、西村康稔・前外務政務官(46)が立候補し、国会議員、党員票の計499票を争った。新総裁の任期は2012年9月末まで。

 党員票の投票は27日に締め切られており、28日午前から各都道府県連で順次開票作業が始まった。このうち、28日昼までに開票結果が明らかになった北海道、山形、岐阜、愛媛、福岡などで、いずれも谷垣氏が最も多い票を得ている。河野氏は地元の神奈川で最多得票を獲得したほか、茨城、群馬、愛知で谷垣氏と並ぶ票を得るなど健闘している。西村氏は伸び悩んでいる。国会議員の投票は午後2時から始まり、投票終了直後に党員票とともに結果を発表する。

 有効投票の過半数を獲得した候補がいない場合は、国会議員による上位2候補の決選投票が行われる。

 河野氏は谷垣氏が1位で決選投票となった場合の2・3位連合に前向きだが、西村氏は否定的な考えを示している。
(2009年9月28日14時02分 読売新聞)

834とはずがたり:2009/09/28(月) 15:29:38

ニュース出てた。
さて次はいつ節操無し太郎が離党するかだけど。

<自民総裁選>谷垣氏が新総裁に 2氏を圧倒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000046-mai-pol
9月28日14時39分配信 毎日新聞

自民党の新総裁に選出された谷垣禎一・元財務相=東京都千代田区の衆議院第2議員会館で2009年9月23日、手塚耕一郎撮影

 麻生太郎前首相の後継を決める自民党総裁選は28日投開票され、谷垣禎一元財務相(64)が党所属国会議員票と地方票合せて300票を獲得し党両院議員総会を経て第24代総裁に選出された。谷垣氏の得票は国会議員票(199票)のうち120票、地方票(300票)のうち180票といずれも過半数を占めた。

 河野太郎元副法相(46)は計144票(国会議員票35票、地方票109票)。西村康稔前外務政務官(46)は計54票(国会議員票43票、地方票11票)だった。無効票は国会議員票で1票。

 河野、西村両氏は世代交代や派閥解消などを訴えたが、衆院選惨敗を受け挙党体制構築を強調した谷垣氏が2氏を圧倒した。

 谷垣氏は両院議員総会で「もう一回我が党が国民の信頼を取り戻し、政権復帰できるように全身全霊を傾けて職務にあたりたい」とあいさつした。谷垣氏は今後党役員人事に着手する。

 谷垣氏は衆院京都5区選出で当選10回。財務相、党政調会長などを歴任。06年9月の総裁選に出馬し「消費税率10%」による財政再建などを訴えたが、当選した安倍晋三元首相、麻生前首相に次ぐ3位だった。

最終更新:9月28日15時23分

835とはずがたり:2009/09/28(月) 15:32:34
963 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/09/28(月) 15:05:34 ID:knHKnQCE
谷垣「みんなでやろうぜ」
河野「じゃあ、みんなでやる」
渡辺「うち来るの?」

836神奈川一区民:2009/09/28(月) 15:32:38
谷垣氏が新総裁に決定。

837神奈川一区民:2009/09/28(月) 15:39:35
>>834
河野氏の離党は今すぐにはないと思います。
年末が一つのヤマだと思います。

838とはずがたり:2009/09/28(月) 15:56:44
次は誰をどう役員に登用するかっすねー。

まあそう簡単に離党しては批判浴びて終わるだけですし,離党は河野の持ってる数少ないカードの一つですので使うとしても効果的な場面を探ろうとするでしょうね。

あれだけ批判のボルテージあげときながら,ぐずぐずずるずるする内にタイミング逃す展開も十分ありえそうではあります。
谷垣も若手を登用したり輿論へのアピールは試みるでしょうし。

839神奈川一区民:2009/09/28(月) 17:16:28
>>838
自分の勝手な予想ですが、西村氏が
党三役に入る気がします。あとは女性
も入る気がします。幹事長は難しいで
す。個人的には園田氏だけど、多分
大島氏かも。

840とはずがたり:2009/09/28(月) 17:40:27
大臣未経験の園田を政調会長当たりに抜擢して,石破幹事長とかどうでしょう?

女性入れるとなると野田辺りを総務会長とか?
西村は三役入りしたら河野票削った論功行賞って事になりゃあしませんかね!?

841名無しさん:2009/09/28(月) 18:34:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092800446

自民新総裁に谷垣氏選出=得票300票、河野氏が2位
 自民党総裁選は28日、党員投票の開票と党所属国会議員の投開票が行われ、谷垣禎一元財務相(64)が過半数を獲得し、第24代総裁に選出された。河野太郎元法務副大臣(46)と西村康稔前外務政務官(46)の2候補は及ばなかった。谷垣氏は、先の衆院選敗北で野党に転落した同党の再建と政権奪還という重責を担う。野党の自民党総裁は、1993年に選出された河野洋平前衆院議長以来16年ぶり、2度目。任期は2012年9月末まで。
 麻生太郎前総裁の後継をめぐる総裁選は、国会議員199票と、党員投票による地方票300票の計499票をめぐって争われた。その結果、谷垣氏は第1回目の投票で全体の6割に当たる300票を獲得した。河野氏は144票で2位。西村氏は54票だった。議員票の無効票が1票あった。党員票の投票率は46.7%。
 投開票後の両院議員総会で、谷垣氏は「思い切った党改革も必要だ。もう一度国民の信頼を取り戻し、政権に復帰できるよう全身全霊を傾ける」と決意を表明した。 
 谷垣氏はこの後、臨時の役員会と総務会で人事の一任を取り付け、幹事長など党役員人事に着手した。当面は10月25日投開票の参院神奈川、静岡両補欠選挙や、同月下旬召集見通しの臨時国会での論戦に向け、挙党態勢づくりに全力を挙げる。
 谷垣氏は総裁選で、所属する古賀派や主要派閥の領袖らベテランの支持を受け優位な選挙戦を展開。地方票でも支持を広げた。これに対し、世代交代を訴えた河野氏は地方票で一定の票を集めたが、議員票は3人中最低だった。西村氏は党員への知名度不足が響いた。(2009/09/28-17:14)

842神奈川一区民:2009/09/28(月) 18:37:42
>>840
石破氏がいましたね。西村氏を抜擢しないと今ま
での自民党と変わらないと言われかねないですか
らね。女性だと野田氏が有力ですね。言えるのは
、河野氏支持の人は干されると思います。
進次郎氏はこれから大丈夫か?

843名無しさん:2009/09/28(月) 18:40:23
自民総裁選開票結果

     議員票 地方票 合 計
谷垣禎一 120 180 300
河野太郎  35 109 144
西村康稔  43  11  54
注=議員票に無効1票。敬称略
(2009/09/28-15:53)

844名無しさん:2009/09/28(月) 18:47:47
>>843
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009092800575

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009092800742

都道府県連別得票数

都道府県    谷垣  河野  西村
北海道(8)   5   3   0
青 森(5)   4   1   0
岩 手(5)   3   2   0
宮 城(5)   2   3   0
秋 田(5)   3   2   0
山 形(5)   4   1   0
福 島(5)   3   2   0
茨 城(11)  5   5   1
栃 木(5)   3   2   0
群 馬(6)   3   3   0
埼 玉(8)   4   4   0
千 葉(6)   3   3   0
東 京(15)  7   7   1
神奈川(9)   2   7   0
新 潟(6)   3   3   0
富 山(8)   6   2   0
石 川(7)   3   2   2
福 井(5)   4   1   0
山 梨(5)   3   2   0
長 野(5)   3   2   0
岐 阜(9)   6   3   0
静 岡(8)   5   3   0
愛 知(10)  5   5   0
三 重(5)   4   1   0
滋 賀(5)   4   1   0
京 都(5)   5   0   0
大 阪(9)   5   4   0
兵 庫(8)   3   2   3
奈 良(4)   3   1   0
和歌山(4)   1   3   0
鳥 取(4)   3   1   0
島 根(6)   5   1   0
岡 山(6)   4   2   0
広 島(8)   4   4   0
山 口(6)   3   2   1
徳 島(5)   3   2   0
香 川(6)   4   2   0
愛 媛(8)   5   3   0
高 知(4)   4   0   0
福 岡(7)   5   2   0
佐 賀(5)   4   1   0
長 崎(7)   5   2   0
熊 本(6)   4   2   0
大 分(5)   4   1   0
宮 崎(5)   2   1   2
鹿児島(7)   5   2   0
沖 縄(4)   2   1   1
計(300) 180 109  11
注=カッコ内は都道府県連の持ち票(2009/09/28-18:18)

845チバQ:2009/09/28(月) 20:10:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090928/stt0909281922010-n1.htm
谷垣自民党、河野氏の処遇が焦点 嵐の中、どこへ? (1/2ページ)
2009.9.28 19:21
 野党・自民党の第24代総裁に谷垣禎一元財務相が選出された。国会議員票、党員票ともに6割が谷垣氏を支持したことは、自民党がやはりドラスチックな党改革を嫌う傾向が根強いことをうかがわせた。谷垣氏は党再生に向けて「全員野球」を呼びかけていく構えだが、今回の総裁選により、党内の軋轢(あつれき)は広がってしまった感が強い。嵐の中での船出となった「谷垣丸」はどこに漂流していくのか。

 「この総裁選は自民党の再生をかけた戦いだった。そしてこの私に『先頭に立て』という命令をいただいた。このままズルズルと土俵を割ることは許されない。みんなでやろうぜ! この言葉をもう1回党員と国民の皆さまに訴えたい」

 党本部9階ホールで開かれた両院議員総会。新総裁に選ばれた谷垣氏は「優柔不断」のイメージを払拭(ふっしよく)したかったのか、絶叫調で一致結束を訴えた。

 だが、「総裁=首相」だったこれまでの総裁選のような熱気や興奮はなく、議員らは一様に冷めた表情。ホールも後列は空席が目立った。

 今後は党執行部人事に焦点が移るが、これも一筋縄でいきそうもない。谷垣氏は総裁選で「排除の論理はとらず老壮青のバランスを考える」と党内融和を訴え続けてきたが、派閥領袖らの意向を受けたバランス型の人事をやれば反発は免れないからだ。

 中でも注目されるのが、総裁候補だった河野太郎元法務副大臣の処遇だ。森喜朗元首相ら実力者を名指しで批判し、世代交代を訴えてきた河野氏は、党員票の3割を超える109票を獲得した。河野氏の地元・神奈川県はともかく、東京都や埼玉、愛知両県などの大都市圏では谷垣氏をしのぐ勢いだった。

 ある谷垣陣営幹部は「河野氏は靖国神社に代わる国立追悼施設建設などに賛意を示したため、コアな保守層が敬遠した。そうでなければ、もっと票は伸びていたはずだ」と分析する。

 谷垣氏は「試合が終わればノーサイド」と強調するが、人事で河野氏をないがしろにすれば、自らが提唱する「全員野球」を最初から放棄したことになる。逆に党役員で処遇すれば、党執行部は空中分解の危険性をはらむことになる。

 河野氏は総裁選後、支援議員らを前に「海のものとも山のものとも分からない河野太郎の推薦人に名を連ねて頂き、本当に感謝しております。一重に私の力不足でした」とさばさばした表情で頭を下げたが、「崖の下に落っこちた自民党の最後の総裁選にならないようにしっかり努力していきたい」となお党改革への意欲をみなぎらせた。

 加えて西村康稔前外務政務官の出馬により、中堅・若手に軋轢が生まれたことも党再生の足かせとなりそうだ。河野陣営には「西村氏の出馬は『谷垣VS河野』の激突を回避し、中堅・若手を分断するために派閥領袖級が暗躍した」との見方がなお強いからだ。

 谷垣氏にとって最初の試練は、10月8日告示、25日投開票の参院神奈川、静岡の両補欠選挙となる。民主党に比べ、出遅れ感が否めないが、ここで2敗すれば、谷垣氏はいきなり苦境に立たされることになる。

 しかも来夏には参院選が控える。ここで自民党が勝てば「衆参ねじれ」状態を作り、政権奪回の足ががかりを得るが、負ければ自民党はますます凋落する。参院の公認候補選びをめぐっては激しい駆け引きが予想される。

 「私どもは保守政党としての大道を歩んでいくべきだ。そのために思い切った党改革も必要だ」

 28日夕、谷垣氏は就任記者会見で意気込みを示したが、「内憂外患」をよく認識しているようで最後まで厳しい表情を崩さなかった。(大谷次郎)

846チバQ:2009/09/28(月) 22:41:51
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092801000382.html
自民新総裁に谷垣氏 幹事長に石破氏ら浮上
 自民党は28日午後の両院議員総会で、谷垣禎一元財務相(64)を第24代総裁に選出した。総裁選で訴えた挙党態勢による立て直しと、野党転落からの反転攻勢が最重要課題となる。谷垣氏は両院議員総会で「もう一回政権に復帰できるよう全身全霊を傾けていく」と決意表明。29日の新執行部発足を目指して党役員人事に着手し、石破茂前農相(52)を幹事長か政調会長に起用する案が浮上した。谷垣氏は28日夕の記者会見で、総裁直属の「政権構想会議」や、鳩山政権に対抗する「影の内閣」を新設し、政権奪還に備える考えを表明した。

 この日の国会議員と党員・党友による投票の結果、谷垣氏は投票総数499票の6割に当たる300票を獲得、144票の河野太郎元法務副大臣(46)、54票の西村康稔前外務政務官(46)を破った。

 党役員人事では、国対委員長に大島理森元農相(63)の留任や川崎二郎元運輸相(61)の登用が取りざたされている。河野、西村両候補の処遇も焦点となるが、谷垣氏は記者会見で「2人の活躍の場を当然つくらないといけない」と配慮する考えを示した。

 得票の内訳は、国会議員票が谷垣氏120票、西村氏43票、河野氏35票。党員・党友の地方票は谷垣氏180票、河野氏109票、西村氏11票だった。谷垣氏は安定感をアピールし、広範な支持を獲得。河野氏は国会議員票の低迷が響いた。無効票は議員票の1票。

 地方票の投票率は46・7%。今回と同様の方法で実施された06年総裁選の61・5%を約15ポイントも下回り、関心の低さが目立った。

2009/09/28 22:29 【共同通信】

847とはずがたり:2009/09/28(月) 23:21:38
>>842
あれだけ青木や森の悪口を言って登用はちょっと躊躇せざる得ないし,河野自身もその辺確信犯的にやってた気もしますね。
受けたら受けたで河野の全員野球批判は何だったかという事になりましょうし。

848とはずがたり:2009/09/29(火) 00:18:24

2世のぼんぼんでのんびりしている上に印象ほど秀才でもないって事か。

「体育会系総裁」谷垣氏、宇宙人・鳩山氏と渡り合えるか
2009.9.28 23:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090928/stt0909282328016-n1.htm

自民党の新総裁に選出され、一礼する谷垣禎一氏。左端は河野太郎氏=28日午後、東京・永田町の党本部

 野党となった自民党の総裁選で300票を獲得し、28日、新総裁に選ばれた谷垣禎一氏(64)。党本部で開いた就任会見で「みんなでやろうぜ」と意気込んだ。東大卒の世襲議員という経歴は鳩山由紀夫首相(62)と同じだが、資産のレベルが違う上、理系の鳩山首相に対し、「体育会系」。周囲からは「まじめで堅実」とみられる谷垣氏が、「政界の宇宙人」の異名を持つ鳩山首相とどう渡り合うか、注目される。

 谷垣氏は就任会見で自らのPRポイントを聞かれ、「平凡な男ですから」と照れ笑いしたが、東大法学部卒業で、弁護士資格を持つエリートの印象が強い。

 しかし、谷垣氏の実弟で、秘書も務める信行さん(59)によると、谷垣氏は1浪して東大入学後に山登りに没頭。登山仲間と日本アルプスに年150日も山ごもりし、授業の単位を落とし続け、結局、8年間も大学に通った。

 「経歴だけみれば東大卒の弁護士でしょう。『秀才みたいだ』と親戚(しんせき)の間でよく笑いました」と信行さん。元文相の父、専一氏が生前、「禎一は同じ学部でも(法学部でなく)山岳部に入っちゃった」と苦笑いしたほどだという。

 司法試験も何度も落ちた。卒業後は皿洗いなどのバイトをしながら10年かけて弁護士になった。就任会見でも、長所は「我慢強い」、短所は「我慢しすぎる」と述べている。

 その1年後の昭和58年に専一氏が死去。「こういう稼業は世襲じゃない」という専一氏の言いつけ通り、後を継ぐつもりはなかったが、後援会に半ば強引に口説き落とされ、補欠選に出馬した。

 衆院議員になった後も「体を動かさないと体調が悪くなる」と自転車を趣味に。3日間かけて東京から長野を走破するなどトレーニングを積む。工学博士の鳩山首相が「理系」なら、谷垣氏は「体育会系」(信行さん)。総裁就任会見でも「選挙が終わればノーサイド」「全員野球でいく」とスポーツマンらしい発言を繰り返した。

 今回の総裁選では一部候補から世襲批判も受けたが、その資産は、預金が12億8千万円もあって東京屈指の高級住宅街、田園調布に豪邸を持つ鳩山首相とは「比較にならない」(同)。安倍晋三氏、麻生太郎氏と競った平成18年の総裁選で、自宅を担保に1億円を借金し、「いまだに返済できていない」(同)という。

849とはずがたり:2009/09/29(火) 03:03:07

中日の新聞辞令は大島幹事長と石破の3役入り
投票率が大幅に下がってる所に盛り下がった総裁選の様子が窺えますね〜。

自民新総裁に谷垣氏 党3役に石破氏有力
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009092801000382.html
2009年9月28日 23時50分

 自民党は28日午後の両院議員総会で、谷垣禎一元財務相(64)を第24代総裁に選出した。総裁選で訴えた挙党態勢による立て直しと、野党転落からの反転攻勢が最重要課題となる。谷垣氏は両院議員総会で「もう一回政権に復帰できるよう全身全霊を傾けていく」と決意表明。29日の新執行部発足に向け党役員人事に着手した。幹事長は大島理森元農相(63)が有力になっており、石破茂前農相(52)も三役入りで調整している。

 谷垣氏は28日夕の記者会見で、総裁直属の「政権構想会議」や、鳩山政権に対抗する「影の内閣」を新設し、政権奪還に備える考えを表明した。

 この日の国会議員と党員・党友による投票の結果、谷垣氏は投票総数499票の6割に当たる300票を獲得、144票の河野太郎元法務副大臣(46)、54票の西村康稔前外務政務官(46)を破った。

 党人事では、川崎二郎元運輸相(61)の国対委員長起用が取りざたされている。河野、西村両候補の処遇も焦点となるが、谷垣氏は記者会見で「2人の活躍の場を当然つくらないといけない」と配慮する考えを示した。

 得票の内訳は、国会議員票が谷垣氏120票、西村氏43票、河野氏35票。党員・党友の地方票は谷垣氏180票、河野氏109票、西村氏11票だった。谷垣氏は安定感をアピールし、広範な支持を獲得。河野氏は国会議員票の低迷が響いた。無効票は議員票の1票。

 地方票の投票率は46・7%。今回と同様の方法で実施された06年総裁選の61・5%を約15ポイントも下回り、関心の低さが目立った。
(共同)

850名無しさん:2009/09/29(火) 07:33:16
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/191344.html

伊東、中川義氏は谷垣氏に投票 橋本氏は西村氏 道内関係国会議員 (09/29 07:18)
 自民党総裁選で道内関係国会議員は北海道新聞の取材に対し、伊東良孝衆院議員と中川義雄参院議員が谷垣禎一元財務相、橋本聖子参院議員が西村康稔衆院議員に投票したことを明らかにした。町村信孝元官房長官ら3人は態度を明らかにしなかった。

851とはずがたり:2009/09/29(火) 11:17:11
ほんまかね?

334 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 10:28:54 ID:rnZ59mLw
幹事長 小池百合子 @nhkラジオ

852とはずがたり:2009/09/29(火) 11:17:50
>>827
>党員による投票率は、総裁公選規程に基づいて党員投票を実施した2006年(61.5%)を下回り、「50%台にとどまる」との見方も出ている。 
50%もいかんかったですな。

853神奈川一区民:2009/09/29(火) 17:22:17
大島幹事長
石破政調会長
田野瀬総務会長
川崎国対委員長

私の予想が当たってしまった。すいません。

854名無しさん:2009/09/29(火) 19:58:04
>一方、松沢成文知事は谷垣新総裁について「無難にやるかもしれないが、ドラスティック(激しい)なチェンジは
>期待できない」との見方を示した。


http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090929ddlk14010210000c.html
自民党総裁選:県内党員投票、河野氏が圧倒 本選・谷垣氏、ねじれ現出 /神奈川
 ◇参院補選に影響か
 自民党総裁選で28日開票された県内の党員投票は、県内選出議員で元副法相の河野太郎氏(46)=衆院神奈川15区=が1万5862票で首位となり、県連に割り当てられた9票のうち7票を獲得した。本選では元財務相の谷垣禎一氏(64)が新総裁に選出され、結果のねじれが参院補選(10月8日告示、同25日投開票)では党員や支持者の心理に影響を及ぼしそうだ。

 県内の有権者は党員・党友4万2582人、投票総数は2万2385人だった。投票率は52・57%で、同様の形式で実施した06年9月の総裁選の党員投票を11・54ポイント、08年9月の予備選を1・09ポイント下回った。

 派閥政治や年功序列の打破を訴えた河野氏は、県連会長の菅義偉衆院議員(神奈川2区)ら県内選出の多くの国会議員が支持を表明し、地元での知名度を生かした。河野氏に投じた田中和徳衆院議員(比例南関東)は「新しいリーダーにふさわしい」と期待した。谷垣氏は06年出馬時から3542票を上積みする5593票で、県内割り当て票を0票から2票に伸ばした。

 総裁選後に記者会見した県連の竹内英明幹事長は、河野氏の得票について「発言はかなり耳触りが悪く、想定よりも少なかった」と分析した。横浜駅西口で23日にあった街頭演説会では、参院補選の立候補予定者も参加し相乗効果を狙ったが、低投票率に「党員のみなさんはしらけていた」とうなだれた。それでも党再生に向け、「全員野球をみんなでやる本来の姿に戻りたい。足の引っ張り合いをするような党はもうたくさんだ」と気持ちを切り替えていた。

 一方、松沢成文知事は谷垣新総裁について「無難にやるかもしれないが、ドラスティック(激しい)なチェンジは期待できない」との見方を示した。【木村健二】

==============

 ◇県内の党員投票の開票結果◇
候補者名 得票数   算定票数

河野太郎 15862    7

谷垣禎一  5593    2

西村康稔   721    0

 計   22176    9

 ※投票率52.57%、無効209票

855名無しさん:2009/09/29(火) 22:11:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090929/stt0909290015000-n1.htm

「いぶし銀型」「親しみやすい」…識者の谷垣総裁評
2009.9.29 00:12

このニュースのトピックス:自民党

谷垣禎一新総裁はこんな人 自民党の新総裁に選ばれた谷垣禎一氏。識者からは「いぶし銀型」「エリートなのに親しみやすい」と好意的な人物評も聞かれたが、党再生に向け、厳しい注文もつけられた。

 「安倍晋三氏や麻生太郎氏が“金メッキ型”の総裁だとすれば、谷垣氏は“いぶし銀型”」と話すのは、政治評論家の浅川博忠さん。今回の総裁選でも、ほかの2候補に比べての安定感を評価した。

 「以前は面白みがなく、正直、あまり好きではなかった」という漫画家のさかもと未明さんも、総裁選の演説を聴いているうちに「エリートなのに親しみやすい。“上から目線”の議員が多かった自民党の中で、これまでにない新しいタイプ」と期待を寄せる。

 新総裁として、来年の参院選で力量が問われることになるが、浅川さんは「幹事長に誰を起用するかが見どころの1つ。党人事を抜本的に改革できるかがカギ」とみる。参院選の候補者選びは、業界団体の意向が色濃く反映されるが、「若手の起用など思いきった策も必要だ」と言う。

 「表情から暗いイメージが漂う鳩山由紀夫首相に比べ、明るいキャラクターの谷垣さんには分がある」と、漫画家らしい分析を加えるさかもとさん。党再生へは厳しい道のりが予想されるが、「民主のばらまき政策と張り合ってはだめ。自民が堅持してきた安全保障政策などをしっかり主張し、自民支持層からこれ以上見放されないようにすべきだ」と訴えた。

856名無しさん:2010/11/12(金) 09:55:56
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。

857とはずがたり:2015/09/04(金) 20:33:03

【自民党総裁選】尾辻元参院副議長、野田聖子氏の推薦人に「総裁選はやるべきだ」
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/77/6b4a6521a04b440b919fbd5de34f5b09.html
(産経新聞) 13:38

 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う党総裁選(8日告示、20日投開票)で、尾辻秀久元参院副議長は4日、野田聖子前総務会長が立候補した場合、推薦人になる意向を固めた。尾辻氏は周辺に、推薦人となる理由について「総裁選はやるべきだ」と説明しているという。

 総裁選をめぐっては、党内全7派閥が首相の再選支持を表明し、立候補に必要な20人の推薦人も大半が決定。野田氏の推薦人確保は難航しているが、選挙戦になれば、与党が描く参院での安全保障関連法案の採決時期と重なり、国会が紛糾するのは必至だ。

858チバQ:2015/09/04(金) 21:23:22
こんなスレあったんですね!?

859名無しさん:2015/09/06(日) 11:39:09
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150905-00000054-nnn-pol
野田氏、総裁選出馬に向け推薦人集め急ぐ
日本テレビ系(NNN) 9月5日(土)22時5分配信
 自民党の総裁選挙をめぐり、野田聖子前総務会長が4日夜、立候補に向け推薦人集めを急ぐ考えを強調した。

 野田氏「選挙結果によって総裁が選ばれることが、自民党政治の安定につながると信じている。こつこつ協力してくれる仲間に呼びかけているところです」

 野田氏は立候補に必要な20人の推薦人集めを急ぐ一方、「人数についてはあまり考えない」と話した。推薦人集めは難航しているとみられ、自民党執行部の1人は「現時点で10人までいっていないだろう」と話している。

 党内の全ての派閥は安倍首相の再選を支持しており、陣営では野田氏の推薦人にならないよう強く呼びかけている。

 総裁選の告示は今月8日。

860名無しさん:2015/09/06(日) 12:30:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015090500257
無投票なら政権不安定に=自民・野田氏

 自民党の野田聖子前総務会長は5日、自身が出馬を目指す党総裁選に関し、森喜朗元首相を引き合いに「選挙をやらずに『国民の手を入れてない』ということで政治基盤が不安定になり、内閣支持率は1年で大きく落ちた。長期政権の基盤は自らつくらないといけない」と述べ、複数候補による選挙戦が望ましいと重ねて主張した。地元の岐阜市で記者団に語った。
 野田氏は8日告示される総裁選への出馬に意欲を示しているが、立候補に必要な推薦人20人を確保する見通しについては「こつこつと仲間に呼び掛けている」と述べるにとどめた。 (2015/09/05-21:01)

861名無しさん:2015/09/07(月) 22:29:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000041-asahi-pol
総裁選、野田氏出馬でも…野党「審議応じる」相次ぎ表明
朝日新聞デジタル 9月7日(月)18時46分配信

 民主党と維新の党の幹部が7日、自民党総裁選に野田聖子氏が立候補して選挙戦になっても、参院で安全保障関連法案の審議に応じる方針を相次いで示した。民主、維新は審議拒否を否定して野田氏が立候補しやすくし、選挙戦になって安倍晋三首相への批判票が出るのを期待している。

 維新の松野頼久代表は北海道釧路市での講演で「野田さんが推薦人集めに苦労している。(自民内で)『野党が安保の審議に出て来なくなる』と切り崩しているという話がある。我々はそういうことであれば審議に出る」と語った。

 松野氏は野田氏について「総裁選に出て『もう一回、野党と話し合おう』『(法案は)今国会の成立にこだわらない』とぶち上げたら非常に面白い」とも語り、立候補に期待した。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000096-jij-pol
総裁選でも審議拒否せず=松野維新代表
時事通信 9月7日(月)17時39分配信

 維新の党の松野頼久代表は7日、自民党総裁選に関し、「いろいろ議論した方がいい。われわれは審議に応じるので、どうぞやってください」と述べ、複数候補による選挙戦となっても安全保障関連法案の参院審議を拒否しない意向を示した。
 北海道釧路市内で記者団に語った。
 維新を含む野党6党は4日の党首会談で、安保法案の強引な採決を阻止することを確認。審議を拒否しないとする松野氏の発言は野党共闘に影響を及ぼす可能性もある。 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150907-00000038-nnn-pol
枝野氏 総裁選実施でも安保審議拒否せず
日本テレビ系(NNN) 9月7日(月)16時15分配信
 民主党の枝野幹事長は7日、自民党総裁選挙が行われることになった場合でも、そのことを理由に安全保障関連法案の審議を拒否しない考えを示した。

 民主・枝野幹事長は「(自民党)総裁選挙に対抗馬が出ると、民主党などが審議拒否することになって、安保法案にマイナスの影響を与えるから、ということを自民党内でおっしゃっている方がいると漏れ伝わってきていますが、非常に無礼で失礼な話であるということを抗議しておきたい」と述べた。

 枝野幹事長はまた、「総裁選挙よりも国会審議を優先するのは当然のことだ」と強調した。その上で「自民党の中の、コップの中の嵐の事で審議を拒否すると人のせいにするのは全く無責任きわまりない」と述べた。

 一方、維新の党の松野代表も7日、「議論をした方がいいのではないか。われわれは審議は応じますからどうぞおやりください」と述べ、自民党総裁選挙が行われる場合でも国会審議には応じる考えを示した。

862名無しさん:2015/09/08(火) 07:19:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015090800004
安倍首相の無投票再選濃厚=野田氏、推薦人確保が難航-自民総裁選、8日告示

 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う党総裁選が8日告示される。党内全7派閥の支持を受ける首相が再選されるのは確実な情勢だ。これに対し、出馬に意欲を示す野田聖子前総務会長は、立候補に必要な推薦人20人の確保に依然としてめどが立っていないとみられ、無投票となる可能性が濃厚となっている。
 立候補受け付けは8日午前8時から30分間、党本部で行われる。これに先立ち、首相の陣営は東京都内のホテルで出陣式を開き、結束を確認する。
 首相陣営の菅義偉官房長官や萩生田光一総裁特別補佐らは7日、都内のホテルに集まり情勢を分析。「野田氏の推薦人は20人に届かないだろう」との見方が大勢を占めたが、警戒は怠らず、党内各派・グループを通じた締め付けを強めることを確認した。
 首相陣営は、野田氏が出馬し選挙戦になれば、安全保障関連法案審議に影響しかねないと懸念している。首相は7日の党役員会で総裁選に触れ、「国会会期中となるが、並行して審議を進めてほしい」と、選挙戦になっても法案審議が滞らないよう万全の対応を指示した。
 こうした中、古賀誠元幹事長が野田氏に出馬を促すとともに、岸田派(旧古賀派)の個別議員に野田氏支持を働き掛けているとされる。これを警戒する岸田派は7日、臨時総会を開き、結束して告示に臨む方針を確認した。
 野田氏は7日、電話などで党内への働き掛けを続けた。しかし、関係者によると、首相陣営の切り崩しで、野田氏の推薦人になることを約束した議員が離反する動きもあり、20人の確保は難航している。 (2015/09/08-00:14)

863名無しさん:2015/09/08(火) 21:39:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000538-san-pol
自民党総裁選 民主・維新・社民、無投票を批判 次世代は再選歓迎
産経新聞 9月8日(火)12時0分配信

 野党各党は8日、自民党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)が無投票で再選された結果について、相次いで批判した。

 民主党の細野豪志政調会長は記者会見で、出馬を目指した野田聖子前総務会長が断念したことについて「安全保障法制を盾に官邸が締め付けた。自民党の息苦しい現状を端的に表している」と述べた上で、「 自民党においては反主流派が一切存在しない。つまり、安倍首相以外の意見が顕在化することはないということが明確になった」と強調した。

 維新の党の松野頼久代表は国会内で記者団に対し、「多様な意見が言えない政党との印象だ。昔の密室の政治、派閥の締め付けを見ていると、また昔の暗い派閥の政治に戻ったイメージがする」と指摘。さらに「首相の安保のやり方には非常に心配している(自民党)議員が多いのに総裁選でそういう声が出なかった。野党がしっかりしなければいけないと思っている」と語り、野党勢力結集に重ねて意欲を示した。

 社民党の又市征治幹事長も記者団に「派閥で締め付けをして対立候補が出ないようにしている独裁政党と映る。独裁政権になっていく危険性を強く持っていると言わざるを得ない」と批判、「安倍政権打倒」に向け来夏参院選での野党協力の必要性を訴えた。

 一方、次世代の党の和田政宗幹事長は記者団に対し、首相の再選を「非常に喜ばしいことだ」と歓迎。「わが党と首相は政策や理念、考え方で同じところが極めて多い。引き続きわが国の誇りを取り戻す政策や教育改革、強固な安保体制の構築、経済政策をさらに進めていただきたい」と協力を示唆した。

864名無しさん:2015/09/08(火) 21:40:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000124-jij-pol
民・維、政権批判で足並み=「意見言えない自民」―安倍首相無投票再選
時事通信 9月8日(火)19時4分配信

 自民党総裁選に野田聖子前総務会長が出馬できず、安倍晋三首相が無投票再選を決めたことを受け、民主、維新両党は8日、足並みをそろえて「異論を封じる安倍政権」との批判を展開した。
 当面は安全保障関連法案の国会審議などを通じ首相への対決姿勢を強め、来年の参院選につなげたい考えだ。
 民主党の細野豪志政調会長は記者会見で、「首相官邸が締め付けたことが今の自民党の非常に息苦しい現状を端的に表している」と述べるとともに、野党結集を急ぐ考えを表明。維新の松野頼久代表も記者団に「多様な意見が言えない政党になった印象だ」と訴えた。
 両党は今週中にも、共産、社民、生活の各党などと党首会談を行い、内閣不信任決議案提出など共闘の具体化を協議する。松野氏は8日の党執行役員会で、党内の分裂を踏まえて「浮き足立っているが、われわれの一番の本分である国会活動に頑張っていきたい」と呼び掛けた。

865名無しさん:2015/09/08(火) 21:43:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00050083-yom-pol
選挙で決めるべきだった…首相の総裁再選に野党
読売新聞 9月8日(火)11時56分配信

 安倍首相が無投票で自民党総裁の再選を決めたことについて、野党からは「選挙で決めるべきだった」との声が相次いだ。

 民主党の細野政調会長は8日午前の記者会見で、「安全保障法制が(国会審議に)かかっていることを盾にする形で、首相官邸が締め付けた。今の自民党の非常に息苦しい現状を端的に示した現象ではないか」と述べ、批判した。

 維新の党の松野代表は同日、国会内で記者団に「(自民党の国会議員が)400人もいて(首相以外に)20人の推薦人が集まらなかった。自民党は多様な意見が言えない政党になったと感じる」と述べた。社民党の又市幹事長も「派閥が締め付け、対立候補が出られなかった。独裁政権、独裁政党に映る」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000543-san-pol
自民党総裁選 維新・松野氏「昔の暗い派閥政治に戻った」 無投票再選を批判
産経新聞 9月8日(火)12時26分配信

 維新の党の松野頼久代表は8日午前、安倍晋三首相が自民党総裁選で無投票で再選されたことについて、国会内で記者団に「多様な意見が言えない政党になったとの印象だ。昔の暗い派閥政治に戻ったイメージだ」と語った。発言の詳報は次の通り。

              ◇

--自民党総裁選で安倍首相が再選された受け止めを

「今回のいろんな野田聖子さんの出馬(騒動)を見ていると、(自民党の国会議員が)400人(以上)もいて20人の推薦が集まらない。本当に多様な意見が言えない政党になったなという印象を持った。私たちも審議には影響させないと言って、首相を選ぶ選挙なので、国民の前でいろんな意見を戦わせてほしいなあと思っていた」

--「自民1強」「安倍1強」のような雰囲気も見られるが、首相のこれまでの政治姿勢と、首相とどのように対峙(たいじ)していくか

「やっぱり自民党の中にも少しハト派の人たちも本来いて、いろんな話をしていると、今の安倍さんの安保のやり方には非常に心配している議員が多い。でもやっぱり今回総裁選でそういう声が出なかったということは、われわれ野党がしっかりしなければいけないなあと思っている」

「だから多くの国民の皆さんが今後の安保に対して不安を抱いている。戦争に巻き込まれる国になるんじゃないかという心配を抱いている。その声をわれわれ野党がしっかり受け止めていきたいと思う」

--野田氏が無投票にならないように動いていたが、野田氏の動きについてはどう見ているか

「大変勇気がある行動だと思う。やっぱり党内のいろんな、今の安倍さんと違う意見の声をしっかり総裁選の中で上げたいという思いだったと思う。本当にたった1人で、こうやって最後までギリギリまで努力された野田さんは非常に勇気のある方だなあと思う」

--野田氏とは以前から個人的にも親しい関係だが、今回声を掛けたり、激励したか

「何度か話した。こういう形で終わったので、慰労会でもしようかなと思っている」

--「自民1強」の状況が続くイメージもあるが、野党全体としてどういう形で対応していくべきか

「しっかり連携を深めて野党として国民の多くの声を受け止められるような勢力をつくっていきたいと思う」

--開かれた議論がなかったことが自民党にプラスに作用しないとの声もあるが

「そうだと思う。昔の密室の政治、昨日の夜のいろんな派閥の締め付けなんかを見ていると、また昔の暗い派閥の政治に戻ったのかなあというイメージがする。たった20人の推薦人が集まらないって、本当に暗いなあと思う」

866名無しさん:2015/09/08(火) 21:51:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000545-san-pol
自民党総裁選 谷垣幹事長「自分でやってみると…推薦人集めは簡単ではない」
産経新聞 9月8日(火)12時35分配信

 自民党の谷垣禎一幹事長は8日の記者会見で、総裁選で安倍晋三首相が無投票再選されたことを受けて「これで国会の会期末処理に全力であたれる」と述べた。「自分でやってみると、20人の推薦人を集めるのは簡単ではない」とも語った。総裁選をめぐる主なやり取りは次の通り。

            ◇ 

 --安倍総裁の無投票再選の意味についてどう考えるか。また新たな任期に入る安倍総裁に望むことは

 「無投票で決まったというのは、いろいろな重要案件を今、国会で審議している最中で、安倍首相が先頭に立って頑張っておられることもあって、こういう流れがでてきたと思う。ただ私としては(国会審議と総裁選を同時並行で進める)いわゆるダブルトラックの場合のことをいろいろと心配しておりまして、ある意味では、これで会期末の国会処理に全力であたれるということで、その限りではほっとしている」

 「他方、わが党は大勢の党員、このところ党員増強運動にも力を入れておりまして、党員の方々は、自分の1票を行使したいというお気持ちも当然あるだろうと思う。だから、これからの結党60周年の大会などがあるが、そういう地方党員らの気持ちというか、党の運営に少しでも参画するというか、そういう気持ちにどう応えていくかということも考えていかなければならない」

 「2期目の安倍首相に期待するのは、まだ任期が始まっていないので少し早すぎるかもしれないが、私がたびたび申し上げている様に、平和安全法制はこの国会でどうしても仕上げなきゃなりません。ただ、こういう安全保障関連というのは、戦後日本では左右のイデオロギー対立が、ある意味では際立つ典型的な局面なので、これを終えた後は、国民が共通して追求できる目標というか、そういうところに焦点を当てていくことが必要ではないか」

 「安倍首相もあちこちで、経済対策などを頑張らなきゃいかん、ということをおっしゃっている。あるいは三本の矢も、ある程度、デフレも乗越えつつあると。それぞれ確実なものにしていきたいとおっしゃっているのは、そういう考えを示しておられるのではないかと思います」

 --総裁を正式に選出する両院議員総会の日程は

 「国会の会期末は、いろんな問題が起きてくることも、今までの例からみて、ないわけではない。その辺の整理をもう少ししていかなければいけない。まだ確定的に申し上げられる段階ではない」

 --野田聖子氏の推薦人20人が集まらなかった要因については

 「自分でやってみますとね、なかなか20人集めるって、簡単ではないんですね。あのー、今の質問は、なぜ集まらなかったのか、という質問ですけど(笑)。なぜ集まったのかっていう、逆に問いかけをする必要があるくらい、やっぱり20人の推薦人を集めるっていうのは簡単ではない。今までも、そういう困難を体験された方はたくさんいた」

 --(参院で審議中の)安保関連法案への影響を重くみた側面がある

 「そういう考え方をされた人も多かったんだろうと思いますね」

867名無しさん:2015/09/08(火) 21:52:37
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150908-00000402-fnn-pol
自民総裁選野田氏出馬断念 安倍陣営、水面下で推薦人引きはがし
フジテレビ系(FNN) 9月8日(火)12時20分配信
自民党の総裁選挙が告示された8日、立候補に意欲を示していた野田聖子前総務会長は、20人の推薦人を確保できず、出馬を断念した。これにより安倍首相の無投票での再選が確定した。
安倍首相ら執行部にとっては、野田氏を出馬断念に追い込むことで、安全保障関連法案の成立に万全を期したいという思惑がある。
安保関連法案の成立が、至上命題の政府与党にとって、野田氏が総裁選に出れば、法案審議への影響は避けられないため、安倍陣営は、野田氏の推薦人を引きはがす工作を、水面下で続けてきた。
野田氏自身は、推薦人について、「奇跡的な数をいただいた」と胸を張ったが、自民党内には、2016年に選挙を迎える参院議員から、「みんな首を絞められた」という声も聞かれるなど、野田陣営の切り崩しは、相当激しく行われたもよう。
野田陣営が一時期、20人に迫ったとしていた推薦人だが、安倍陣営は、7日夜の段階で、10人台前半にとどまったとしている。
菅官房長官は、「20人の賛同する人があれば、これは自民党(総裁選に)出られるわけでありますから、そういう態勢に至らなかったということではないんでしょうか」と述べた。
一方の安倍首相も、8日午前、安保関連法案を念頭に、党内の結束を強調した。
安倍首相は、「国会最終盤において、まだ重要な法案が残っております。その中で党内において、一致結束して臨んでいこうという、そういう考え」と述べた。
総裁選という、自民党内のハードルを越えた安倍首相だが、来週には安保法案の採決という、野党側との最大の戦いが待ち構えている。
最終更新:9月8日(火)12時20分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150907-00000313-fnn-pol
自民党総裁選 野田前総務会長「17~18人は集まった」
フジテレビ系(FNN) 9月7日(月)15時38分配信
8日に告示される自民党総裁選挙への出馬に意欲を示す野田前総務会長は、周辺に、「17~18人は集まった」と話しているという。
野田氏は、総裁選での公約にあたる「所見」の下原稿を党本部に提出したほか、関係者によると、周辺に「17~18人は集まった」と話しているという。
また、古賀誠元幹事長も、若手議員に支持を働きかけているとされ、古賀氏の影響力が及ぶ自民党・岸田派は、午後2時から臨時総会を開いた。
安倍首相支持を再確認したものとみられる。
こうした中、野田氏の後援会長は、FNNの取材に対して、立候補への不安を述べている。
野田氏の後援会長は、「講演会の皆さん方も、何とか円満にしていただきたいというのが心だと思う」と語った。
今のところ、野田氏の立候補は、難しい情勢だが、安倍陣営は、推薦人を「10人台前半に抑えろ」と関係各所に指示を出すなど、切り崩しを進めている。
最終更新:9月8日(火)4時9分

868名無しさん:2015/09/08(火) 21:53:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000542-san-pol
二階氏「総裁選に血道をあげている状況じゃない」 断念の野田氏には「首相と互角に戦えるかどうか…」
産経新聞 9月8日(火)12時19分配信

 自民党の二階俊博総務会長は8日、安倍晋三首相(総裁)が無投票で再選したことについて「総裁選に血道をあげている状況じゃない。これで国会審議に全力を尽くす」と述べた。党本部での記者団との主なやり取りは次の通り。

 ◇ 

 --安倍首相が再選となった受け止めを

 「安倍首相の国内外での活躍ぶり、国民の皆さんの期待から総合して国会の判断が、この結果をもたらしたと思いますね。まあ、総裁選に血道をあげておるような状況じゃないでしょ。ですから、これで国会審議に全力を尽くす、首相もおっしゃっておられましたけど、そういうことになると思います」

 --総裁選を行うべきだったという意見があるが

 「無投票という結果も選挙の結果ですから、何も問題ない。それでは日本国中でいろんな選挙が行われているけれど、無投票で決まることだって多いでしょ? そこに何か弊害があるの? 何もありません。ですから、総裁選が行われなかったのではなくて、行われたわけです。行われた結果、無投票で再選をされた、これは結構なことです」

 --野田聖子氏がぎりぎりまで出馬を模索していた

 「特に申し上げることはありませんが、大変、信念の強い政治家と思いますが、それが総裁選で現職の首相と互角に戦うことができるかどうかは別です」

 --国会審議もあるが今後に向けては

 「国会全体の自民党の意思として重要法案の成立に全力を尽くそうと、そのためには総裁選を党は避けて、全会一致で進んでいこうという意思に沿うものと、大いに結構だと思います。これから気合をかけて終盤戦に臨んで行こうと思います」

869名無しさん:2015/09/08(火) 21:54:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000038-mai-pol
<自民党総裁選>無投票「物足りない」 野田氏、石破氏地元
毎日新聞 9月8日(火)12時10分配信

 自民党内の民主主義は大丈夫か。安全保障関連法案を巡り国民の賛否が割れる中、8日の同党総裁選で安倍晋三首相に「待った」をかける対抗馬は出なかった。出馬を模索し続けた野田聖子前総務会長と、前回総裁選で健闘し今回は沈黙した石破茂地方創生担当相のそれぞれの地元に、複雑な反応が広がった。【岡正勝、真下信幸】

 野田氏の地元、岐阜市内の後援会事務所では、午前8時ごろから野田氏の立候補断念を伝えるニュースをスタッフ5人が見守った。種田真一秘書は「本人も信念に基づいて頑張ってやってきたが」と残念そうに言った。事務所には支持者から激励の電話が多く寄せられていたという。

 岐阜県の政財界も5月に岐阜市で開かれた政治資金パーティーで「頼れる姉貴が親分になる日も近い」と出馬に期待を寄せた。野田氏は1993年衆院選で初当選し、当選8回を重ねてきた。

 岐阜市内で今月5日にあった県選出国会議員と県議の会合後、報道陣に「こつこつと仲間に呼びかけている」と語り、推薦人集めに奔走していることをうかがわせた。だが、党県連は今月、野田氏が出ても推薦も支持もしない方針を決めた。5日の会合では、県連会長の古屋圭司衆院議員が「政治を前に動かすには首相が長くやってもらわないと」と、本人の前でけん制する一幕も。県連幹部も出ないよう説得したが、野田氏は「今さらやめられない」と応じなかった。

 県議会の自民会派の一部に「やはり選挙はやるべきだ」との声がくすぶる。県議の一人は「開かれた政党で、過度な派閥の締め付けはどうかと思う」と“無投票ありき”の党本部に疑問を呈した。

 石破氏の地元、鳥取県でも不出馬への賛否が交錯した。石破氏は閣僚経験が豊富で安全保障問題にも明るい。前回2012年総裁選で、地方票と国会議員票による1回目の投票でトップだったが過半数に届かず、決選投票で安倍氏に敗れた。

 党県連政調会長の藤縄喜和県議は「不出馬は残念。(石破氏は)考え方が首相とは違うと言って安保法制担当相にならなかった。総裁選は自身の考えを訴える絶好のチャンスで、意見を戦わせてほしかった」と話した。

 一方、かつて石破氏の秘書を務めた福田俊史県議は「地方創生という国民的な運動を最後までやり遂げることが大切。首相になるために今は力を蓄えてほしい」と述べた。鳥取市の主婦(69)も「閣僚なので出馬しないのは妥当」と話したが、無投票については「安保法案など課題が多いのに議論がなく、物足りない。安倍さんへの一極集中がますます進む」と懸念している。

870名無しさん:2015/09/08(火) 21:54:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000523-san-pol
自民党総裁選 野田氏の断念会見詳報(上)「夫と息子に感謝」
産経新聞 9月8日(火)10時46分配信

 自民党の野田聖子前総務会長が8日午前、国会内で記者会見し、安倍晋三首相(党総裁)の任期満了に伴う総裁選(同日告示、20日開票)への出馬断念を正式に表明した。記者会見の主なやりとりは以下の通り。



 「皆さん、おはようございます。急なご案内にもかかわらずお集まりいただきまして本当にありがとうございます。この度、総裁選実現のために出馬を目指しましたが、私、野田聖子の力及ばず、本日、ただ今、総裁選への挑戦を断念いたしました」

 「すでにお伝えしてまいりましたが、3年に1度行われる自民党の総裁選は現状、事実上の総理を目指す国会議員の政治理念や政策を、広く国民の皆さまにお示しできる貴重な機会であります」

 「今回、私の思いにご理解を示していただいた同志の議員から『民主主義では全会一致による決議は無効である』という言葉をいただきました。さまざまな意見に耳を傾けて、自民党らしい自由闊達(かったつ)な議論のできる総裁選を実現したいとの思いをさらに強くし、全身全霊で取り組んでまいりました」

 「自民党にも多様な議員がいて、意見があります。また、その多様性が自民党の魅力であるはずです。今後はより一層、国民の皆さまとともに歩む、開かれた、信頼された自民党でありたい。そしてその担い手となるために、私自身、さらなる精進を重ねてまいりますので、ご指導賜りますようお願いいたします」

 「私を後押ししてくださった同志の皆さん、そしてたくさんの応援をくださいました全国の自民党員の皆さん、そして国民の皆様方に心より深く感謝を申し上げます。あわせてこの活動に際し、心から応援をくれた夫、そして疲れて帰ってきた体をハグしてくれた、そしてガッツポーズをみせてくれた息子にも、あわせて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました」

 「最後になりますけれども、間もなく総裁再選が決まるであろう安倍総理に対して、安倍総理のもとで、自民党、そして日本がさらに活性化していくことを期待し、確信していることを申し添え、締めくくらせていただきます。どうもありがとうございました」

 --立候補に必要な20人の推薦人を確保できなかった理由は

 「全て私の力不足です。それに尽きると思います」

 --「自由闊達な議論」の実現の障害となったのは何か

 「おそらく私の取り組みの中で、それを十分にご理解いただける説得力がなかったのだと思います」

871名無しさん:2015/09/08(火) 21:55:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000524-san-pol
自民党総裁選 野田氏の断念会見詳報(下)「推薦人、奇跡的な数字」「悔いはない」
産経新聞 9月8日(火)10時48分配信

 --今後、党内で政策など何を訴えていきたいか。実現のためにどう取り組んでいきたいか

 「私の土台になっているのは、野党から与党に戻ることができたときの選挙の政権公約です。そこにはさまざまなメニューを国民に提示し、それを受け入れられて今の与党自民党が誕生したと思っています。しかしながら、その中でまだまだ行き届いていない、国民の手に届いていない政策が山積しているわけです」

 「例えば私のライフワークである女性政策についても、具体的に実効性ある政策を作っていかなければならないと思いますし、あわせて少子化の中で若者の多くが将来に不安を感じる中、家族が持てない、親になれない、そういう問題についてはまだまだ改善されたとは申しがたいと思います。そこにも徹底的に、さまざまなありとあらゆる政策を通して、若い人こそ元気になれるような、そういう日本の姿をつくっていきたい」

 「さらには私は岐阜の出身です。地方創生とうたわれながら、まだまだ現実に地方は豊かさを実感するよりも、さまざまな人口減少、若い人たちの流出によって、痛みはおさまるところがありません。そういうことも踏まえて、ありとあらゆる、私の専門としている政策も踏まえて、取り組んでいきたいと思います」

 「幸い議員連盟とか、さまざまな調査会、党の勉強会等がありますので、そこで具体的な政策を一つ一つ作り上げて、それを例えば制度にするなり、または法律にすることでお示ししていきたいと思っています」

 --推薦人は具体的に何人集まって、最終的にどの段階で断念を決めたのか

 「出馬断念は今、まさに決めました。ぎりぎりまで、今日皆さんにお目にかかるまで、私なりにはできるかぎり精いっぱいの努力をし、お声がけをしてきましたけれども、今日皆さんにご報告するこの会見の直前、今まさに断念を宣言させていただいています」

 --何人集まったのか

 「(※会見に同席した尾辻秀久元参院副議長を示して)推薦人代表なんですが、人数はとにかく私がゼロから始めて、派閥も持たない、そういう(支持)グループを持たない中、ゼロよりマイナスだと思いますが、奇跡的な数字をいただいたということだけはご報告し、できれば私の心の中に一生とどめさせていただきたいと思っています」

 --党内の全派閥が首相の再選を支持したことが自身の不出馬につながったことをどう考えるか

 「それはそれぞれの派閥のご判断ですから、私が申し上げることはありません」

 --自身が派閥に属していないことが「ハンデ」と述べていたが、その考えを今も持っているか

 「今この取り組みを終えてからですか」

 --はい

 「いや、私が思っていた以上に、そういうさまざまなものを乗り越えて集まっていただいた推薦人がいたことは、大変ありがたいことだと思っています」

 --またこのような機会があれば出馬したいか

 「常に前向きに、何か国民一人一人のために役に立てることがあればという思いで。ただ、その表し方はさまざまだと思いますが、私が望んでいたのは自民党に対して不安を抱えている人たちに、開かれた総裁選をすることで、公開討論等で、いろいろな多様な意見があるんだと、自民党は安心だなと言ってもらえる舞台をつくりたかったということが今回はあります。今後についてはいろいろとまた学び直して、その都度その都度決断していきたいなと思います」

 --地元の岐阜で期待する声もあったと思うので、皆さんに対する思いを

 「今回はある意味、急遽のイメージがありましたけれども、私とすると県議を皮切りに政治活動は30年になろうとしています。その間、さまざまな紆余曲折や苦しみの中で変わらず支えていただいた地元の皆さんの思いが、私の血となり肉となっていると思います。今回もいろいろと心配をおかけしましたけれども、背中を押してくれたことに感謝し、なお一層、岐阜のためにも頑張っていきたいと思っています」

 --今の気分は

 「もう本当に、自分の力の限りを出し切ったという、そういう久しぶりの、自分自身に納得ができる、そんな気分です」

 --悔いはないか

 「悔いはないですね。未熟な私ができるあらん限りのことを同志の皆さんとさせていただいたと、幸せに思っています」

872名無しさん:2015/09/08(火) 21:57:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000526-san-pol
自民党総裁選 岸田外相「安倍総裁支持、岸田派の結束を示せた」派閥まとめに奮闘
産経新聞 9月8日(火)11時6分配信

 自民党の岸田文雄外相(岸田派会長)は8日午前の閣議後の記者会見で、党総裁選で安倍晋三首相(総裁)が無投票再選したことについて「安倍総裁の3年間の取り組み、実績が評価された。安倍内閣の閣僚としてうれしく思っている」と述べた。

 ぎりぎりまで出馬を模索した野田聖子前総務会長側から推薦人の要請が岸田派議員にあったことに対し「(岸田派として)安倍総裁の再選支持で一致結束することを確認してきた。結束を示すことができた」と安堵の表情を見せた。

 また、総裁任期が切れる3年後の総裁選への自身の対応については「時代は大変なスピードで激しく動き続けている。3年後のことを今申し上げるようなことは難しい」と述べるにとどめた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000510-san-pol
自民党総裁選 安倍陣営推薦人代表・河村建夫氏「首相筆頭に頑張る社会つくろう」
産経新聞 9月8日(火)9時3分配信

 自民党総裁選が8日朝、告示され、安倍晋三首相(党総裁)陣営が都内のホテルで行った出陣式で、推薦人代表の河村建夫元官房長官は「新しい日本づくりのために、安倍首相を筆頭に頑張る社会をつくろう」と呼び掛けた。河村氏の発言の詳報は次の通り。

              ◇

 いよいよ総裁選告示の日を迎えた。早朝にもかかわらず、多数お集まりいただいたことを推薦人を代表して感謝申し上げる。3年前、政権奪回を果たした。アベノミクス、大きな役割を果たしてきた。しかし、まだ道半ばだ。いよいよ地方へ経済の好循環、地方創生へと大きな流れを作っていかなければならない。また、高齢化社会が進んできた。人口減が進んできた。これにいかに対応するかという大きな課題がある。

 今年は戦後70年、大きな節目の年でもある。このときにあたり、安倍首相は並々ならぬ決意をもって、再度立候補の決心をされたところだ。この3年間、安倍首相を先頭にしてわれわれ頑張ってきた。これをさらに成就するために、この総裁選、われわれしっかり支えていかなければならない。まさに天の時、来たと思う。その思いを込めて、今日はこうして多くの皆さんにお集まりいただき、安倍首相を送り出すことができるわけだ。

 これからのこの政局、課題、日本の将来をかけた極めて大事な時を迎えている安倍首相には並々ならぬ思いで、この問題に果敢に挑戦をしていただかなければならない時である。安倍首相の使命は、同時にわれわれの使命でもあるわけだ。一致結束して頑張っていこうではないか。そういう意味で、今日この日、意義のある思いだ。

 どうぞ、皆さんの心を一つにして、ともに力をあわせて、新しい日本づくりのために、安倍首相を筆頭に頑張る社会をつくろう。そういう思いで、この出陣式に皆さんに臨んでいただいた。ともに力をあわせて頑張っていこう。

873名無しさん:2015/09/08(火) 22:17:38
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150908-00000029-nnn-pol
安倍首相「結果出し責任果たす」総裁選再選
日本テレビ系(NNN) 9月8日(火)12時36分配信
 自民党総裁選挙が8日告示され、安倍首相が無投票で再選された。野田前総務会長は立候補に必要な推薦人20人を確保することができず、出馬を断念した。

 安倍首相は首相官邸で取材に応じ、今後も経済の好循環の実現などに取り組み、結果を出していくと強調した。安倍首相は「継続は力であり、次の任期も務めよという議員の方が大勢であったと。様々な課題に取り組み、結果を出していくことによって責任を果たしていきたいと思っている」と述べた。

 立候補の届け出に先立って、8日朝、都内のホテルで行われた安倍陣営の出陣式には、党所属の国会議員402人のうち、代理を含め約300人が出席するなど、党内の幅広い支持を印象づけた形。

 一方の野田氏は8日朝、会見を開き、出馬断念を表明した。野田氏は「私、野田聖子の力及ばず、本日ただいま総裁選への挑戦を断念致しました」「私の取り組みの中で十分にご理解いただける説得力がなかったんだと思います」と述べた。野田氏はまた、推薦人について「奇跡的な数字をいただいた。心の中に一生とめおきたい」と述べた。

 野田氏の出馬をめぐっては、議員OBの古賀元幹事長が、岸田派の若手議員を説得し、一時、野田氏の推薦人を積み増していた。しかし、現在の派閥会長である岸田外相や、安倍陣営の幹部が推薦人に回る動きを見せている議員の支持団体などにも働きかけるなど、徹底した切り崩し工作を行った。

 こうした動きの理由について、自民党幹部の一人は「20人に届かなくても、いいところまで集まったとなれば、今後も党内の不満の受け皿になってしまう」と解説する。

 安倍首相は今後、まずは安全保障関連法案の成立に全力を挙げることになる。政府・与党は来週前半の採決を目指していて、与野党の攻防は山場を迎える。

874名無しさん:2015/09/08(火) 22:20:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000063-san-pol
首相、きょう総裁再選 自民 野田氏、推薦人確保苦戦
産経新聞 9月8日(火)7時55分配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う党総裁選は8日、告示される。出馬に意欲を示していた野田聖子前総務会長は、立候補に必要な推薦人20人を確保できなかったもよう。党内の全7派閥が支持を表明している首相が、無投票で総裁に再選される見通しとなっている。

 8日は党本部で午前8時に立候補の受け付けを開始し、8時半に締め切る。立候補者が首相だけの場合は、8時半の段階で首相の再選が確定する。

 首相は7日の政府・与党連絡会議で再選を念頭に「引き続き経済の好循環を続け、地方創生、少子化対策、復興加速化などに全力で取り組んでいく」と表明。党役員会では「総裁選が国会会期中となるが、並行して(安全保障関連法案などの)審議をしっかり進めてほしい」と指示した。

 首相の陣営はこの日、選挙戦になった場合、党員向けの機関誌に掲載される政策などをまとめた「所見」の原稿を推薦人名簿など必要書類とともに党本部に提出。河村建夫元官房長官や萩生田光一総裁特別補佐らが東京都内で会談し、情勢分析を行った。首相の陣営は8日朝に、首相も出席して首相官邸近くのホテルで出陣式を開く予定だ。

 一方、野田氏は7日も電話などで若手議員や女性議員らに推薦人の呼びかけを続けた。先週末には、所見原稿を党本部に提出するなど準備を進めている。野田氏の陣営は、いったんは10人を超える推薦人を確保したもようだが、7日になって辞退する議員も出て、出馬は厳しいとみられる。

 党総裁選挙管理委員会は7日の会合で、党員・党友は89万2521人と確認した。選挙戦となれば国会議員票402票と、党員・党友による同数の地方票を足した計804票で争われ、20日に開票される。

875名無しさん:2015/09/08(火) 22:20:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000061-mai-pol
<自民総裁選>野田聖子氏、出馬へ粘る 首相は安保影響警戒
毎日新聞 9月7日(月)21時22分配信

 自民党総裁選(8日告示)は安倍晋三首相(総裁)が無投票で再選される見通しだ。しかし、出馬に意欲を示す野田聖子前総務会長は立候補に必要な20人の推薦人確保を目指し、最後まで説得工作を続ける構え。選挙戦に突入すれば、安全保障関連法案の参院での審議に影響を与えるのは必至で、首相側は警戒を強めている。

 谷垣禎一幹事長は7日の自民党役員会後の記者会見で、「ダブルトラックだが、双方が大事で、それぞれきちっとできるようにやっていくということだ」と語り、選挙となった場合でも、安保関連法案の審議に影響を及ぼさないよう配慮する考えを強調した。

 首相の無投票再選を目指す菅義偉官房長官、萩生田光一総裁特別補佐ら陣営幹部は7日、国会近くのホテルに集まり情勢を分析。野田氏の推薦人になりそうな議員に、無投票再選への協力を呼び掛ける方針を確認した。

 8日朝の立候補届けに先立ち、首相が出席する決起集会を開くことなどを決定。野田氏を除く全自民党国会議員に決起集会への案内状を送った。

 安倍陣営が警戒を強めるのが、野田氏の立候補を支援している岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長の動きだ。岸田派の若手議員に野田氏の推薦人になるよう水面下で働き掛けている。これに対し、岸田派は7日、臨時の会合を開き、会長の岸田文雄外相は「結束して行動しよう」と呼び掛けた。

 古賀氏に近いとされる岩田和親衆院議員(九州ブロック)は会合後、記者団に野田氏の推薦人になるかを問われ、「ないと思う」と答えた。

 「無投票再選は避けるべきだ」などとして立候補を模索している野田氏は7日、議員会館の事務所に姿を見せず、電話などで推薦人集めを継続した。陣営は総裁選の公約となる「所見」の原稿を党本部に提出。野田氏が重視している人口減対策や女性の社会進出に関する政策などが柱となっている模様だ。

 ただ、準備不足は否めず、仮に選挙戦となった場合、討論会などで首相への対立軸を打ち出せるか、周辺議員からも懸念の声が出ている。【影山哲也、田中裕之】

876名無しさん:2015/09/08(火) 22:21:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000000-jij-pol
安倍首相の無投票再選濃厚=野田氏、推薦人確保が難航―自民総裁選、8日告示
時事通信 9月8日(火)0時14分配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う党総裁選が8日告示される。
 党内全7派閥の支持を受ける首相が再選されるのは確実な情勢だ。これに対し、出馬に意欲を示す野田聖子前総務会長は、立候補に必要な推薦人20人の確保に依然としてめどが立っていないとみられ、無投票となる可能性が濃厚となっている。
 立候補受け付けは8日午前8時から30分間、党本部で行われる。これに先立ち、首相の陣営は東京都内のホテルで出陣式を開き、結束を確認する。
 首相陣営の菅義偉官房長官や萩生田光一総裁特別補佐らは7日、都内のホテルに集まり情勢を分析。「野田氏の推薦人は20人に届かないだろう」との見方が大勢を占めたが、警戒は怠らず、党内各派・グループを通じた締め付けを強めることを確認した。
 首相陣営は、野田氏が出馬し選挙戦になれば、安全保障関連法案審議に影響しかねないと懸念している。首相は7日の党役員会で総裁選に触れ、「国会会期中となるが、並行して審議を進めてほしい」と、選挙戦になっても法案審議が滞らないよう万全の対応を指示した。
 こうした中、古賀誠元幹事長が野田氏に出馬を促すとともに、岸田派(旧古賀派)の個別議員に野田氏支持を働き掛けているとされる。これを警戒する岸田派は7日、臨時総会を開き、結束して告示に臨む方針を確認した。
 野田氏は7日、電話などで党内への働き掛けを続けた。しかし、関係者によると、首相陣営の切り崩しで、野田氏の推薦人になることを約束した議員が離反する動きもあり、20人の確保は難航している。

877名無しさん:2015/09/08(火) 22:21:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000515-san-pol
自民党総裁選 野田聖子氏、政策所見を提出 推薦人集め続行 首相は萩生田氏らと情勢分析
産経新聞 9月7日(月)12時32分配信

 自民党総裁選をめぐり、立候補に意欲を示す野田聖子前総務会長は7日も推薦人集めを続行した。野田氏側は、総裁選で訴える政策などをまとめた所見の原稿を既に党本部に提出した。

 安倍晋三首相陣営の河村建夫元官房長官や萩生田光一総裁特別補佐らが7日朝、東京都内で会談し、情勢分析などを行った。

 岸田派は同日午後、臨時総会を開き、再選を目指す安倍首相の支持を再確認する。岸田派は、野田氏と近い名誉会長の古賀誠元幹事長が水面下で野田氏を支援しているとみて、総会で派内を引き締める。

878名無しさん:2015/09/08(火) 22:22:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000088-san-pol
自民党総裁選 首相、石破グループに食指 野田氏、自ら電話攻勢も苦戦
産経新聞 9月4日(金)7時55分配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う党総裁選(8日告示、20日投開票)で、党内の動きが慌ただしくなってきた。首相側近は党内全7派閥に加え、石破茂地方創生担当相や鳩山邦夫元法相らを中心とするグループにも、立候補に必要な20人の推薦人に入るよう求め、総裁選でも「1強」を演出。一方、出馬に意欲を示す野田聖子前総務会長は女性議員らに電話で協力を呼びかけ、推薦人確保に躍起となっている。

                  ◇

 「無投票で再選されるのが筋だ。党内で異をとなえるのは、絶対におかしいことだ」

 鳩山氏は3日、自ら主宰する政策グループ「きさらぎ会」の都内での懇親会で、駆け付けた首相を前にこう強調。首相も「ご支援を賜り、さらに誇りある豊かな日本をつくっていきたい」と決意を示した。

 萩生田光一総裁特別補佐ら首相側近は、首相の再選支持を表明する党内全7派閥に加え鳩山氏グループにも推薦人を出すよう要請。さらに平成24年の総裁選で首相と接戦を演じた石破氏に近い議員でつくる「無派閥連絡会」などにも推薦人提供を呼びかけている。

 20人の推薦人の割り振りをめぐっては、当選回数や衆参院別といった“条件”も付けているという。

 首相周辺は「派閥以外だけでなくベテランから若手までが推薦人名簿に名を連ねることで、挙党態勢をアピールしたい」と強調。特に石破氏の取り込みは出馬に意欲を示す野田氏を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。

 各派は3日の総会で、首相の再選支持を改めて確認。二階派会長の二階俊博総務会長はあいさつで「全員一致で取り組むところに派の存在価値がある。賛成も反対もいるというのでは政治が成り立たない」と指摘。野田氏に協力しないよう暗に求めた。二階派のほか、細田派、額賀派、麻生派なども推薦人を決めた。

                  ◇

 一方、野田氏は推薦人確保が難しい状況が続いている。先週から親しい女性議員らに自ら電話をかけ、協力を呼びかけているが、立候補できる環境は整わないままだ。

 ある女性議員は、野田氏の電話での求めに、「先に約束しているところがあります」と断った。首相周辺が野田氏の行動を先読みし、女性議員を首相の推薦人に「一本釣り」して囲い込んだとされる。別の議員は推薦人依頼を断った際、「次の選挙が大変なことになる」と圧力をかけられたともいい、野田氏は焦りも募らせているようだ。

 山東派会長の山東昭子元参院副議長は3日、野田氏の動きについて、「今、党内で戦いを行うのは時期が悪い」と記者団に指摘。参院で審議中の安全保障関連法案の成立を最優先する立場から「平和で安全な国をつくるためにも、今回は党を挙げて臨まなければならない」とも述べ、出馬を見合わせるよう求めた。

 ただ、野田氏は出馬をあきらめていない。55歳の誕生日を迎えた3日、自身のブログで障害を持つ長男が保育園に入園できるようになったことを紹介した上で、こう締めくくった。

 「1日1日の命を必死で生きているムスコさんは、鉄母の良きメンター(助言者)であり、永遠のライバル。ゆえに、ノダも今を必死で生きます!」

879名無しさん:2015/09/08(火) 22:29:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015090800705
挙党態勢を重視=若手13人、ベテラン外す-安倍首相推薦人

 自民党総裁選で安倍晋三首相の推薦人名簿には、党内全7派閥や無派閥の各グループの代表が満遍なく名を連ねた。挙党態勢を重視したものだ。若手議員も半分以上を占め、党内の幅広い支持を取り付けようとしたことがうかがえる。
 派閥別では、首相の出身派閥である細田派が4人、額賀派が3人、岸田、麻生、二階各派が2人、石原、山東両派が各1人と続いた。谷垣禎一、石破茂グループなどからも1人ずつ出すよう要請した。側近や首相と考え方が近い保守系議員が中心だった前回総裁選の名簿とは様変わりした。
 推薦人20人中、衆院当選1~3回、参院1回の若手議員は13人。女性は4人。推薦人集めに関わった側近議員は「推薦人になると閣僚ポストをもらえると期待する人が出てくる。入閣待機組の中堅・ベテランはあえて外した」と説明した。(2015/09/08-17:27)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015090800191
安倍晋三首相の推薦人=自民総裁選

 自民党総裁選に立候補を届け出た安倍晋三首相の推薦人は次の通り。(敬称略。丸数字は当選回数)
 【衆院】亀岡偉民(3)、鈴木淳司(4)、塩谷立(8)(以上細田派)、渡嘉敷奈緒美(3)、若宮健嗣(3)(以上額賀派)、寺田稔(4)(岸田派)、宮川典子(2)(麻生派)、河村建夫(9)(推薦人代表=二階派)、森山裕(5)(石原派)、熊田裕通(2)(山東派)、大野敬太郎(2)、斎藤健(3)、小里泰弘(4)、吉川貴盛(5)(以上無派閥)
 【参院】高階恵美子(1)(細田派)、山下雄平(1)(額賀派)、磯崎仁彦(1)(岸田派)、中原八一(1)(二階派)、中西祐介(1)(麻生派)、上野通子(1)(無派閥)(2015/09/08-10:02)

880名無しさん:2015/09/08(火) 22:31:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015090800004
安倍首相の無投票再選濃厚=野田氏、推薦人確保が難航-自民総裁選、8日告示

 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う党総裁選が8日告示される。党内全7派閥の支持を受ける首相が再選されるのは確実な情勢だ。これに対し、出馬に意欲を示す野田聖子前総務会長は、立候補に必要な推薦人20人の確保に依然としてめどが立っていないとみられ、無投票となる可能性が濃厚となっている。
 立候補受け付けは8日午前8時から30分間、党本部で行われる。これに先立ち、首相の陣営は東京都内のホテルで出陣式を開き、結束を確認する。
 首相陣営の菅義偉官房長官や萩生田光一総裁特別補佐らは7日、都内のホテルに集まり情勢を分析。「野田氏の推薦人は20人に届かないだろう」との見方が大勢を占めたが、警戒は怠らず、党内各派・グループを通じた締め付けを強めることを確認した。
 首相陣営は、野田氏が出馬し選挙戦になれば、安全保障関連法案審議に影響しかねないと懸念している。首相は7日の党役員会で総裁選に触れ、「国会会期中となるが、並行して審議を進めてほしい」と、選挙戦になっても法案審議が滞らないよう万全の対応を指示した。
 こうした中、古賀誠元幹事長が野田氏に出馬を促すとともに、岸田派(旧古賀派)の個別議員に野田氏支持を働き掛けているとされる。これを警戒する岸田派は7日、臨時総会を開き、結束して告示に臨む方針を確認した。
 野田氏は7日、電話などで党内への働き掛けを続けた。しかし、関係者によると、首相陣営の切り崩しで、野田氏の推薦人になることを約束した議員が離反する動きもあり、20人の確保は難航している。 (2015/09/08-00:14)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015090800295
安倍首相、対抗馬封じへ布石=落胆野田氏、次への思惑も-自民総裁選

 自民党総裁選で無投票再選を決めた安倍晋三首相(党総裁)は、全派閥や谷垣禎一幹事長、石破茂地方創生担当相ら有力者の支持を得て「挙党態勢」を構築した。最後まで出馬を模索した野田聖子前総務会長は出馬断念に追い込まれたが、「初の女性宰相」候補としての存在感をアピールすることに余念がなかった。

 「まだ道半ばだ。たくさんの皆さまが支持を表明していることを本当に心強く思う」。首相は8日午前8時前、東京都内のホテルで開かれた出陣式でこう強調した。出陣式には、麻生太郎副総理兼財務相ら200人以上が出席した。
 推薦人代表の河村建夫元官房長官は記者団に、「一部に総裁選をやるべきだという声もあったが、今こそわれわれは結束しなければいけない」と述べ、無投票の意義を強調した。
 首相は3年前に総裁に復帰後、3度の国政選挙を勝ち抜き、党内には無理やり引きずり下ろそうという空気は皆無だった。それでも首相は、前回総裁選で激しく争った石破氏を閣内に取り込み、国会開会中に総裁選日程をぶつけるなど、対抗馬封じへの布石を打ってきた。
 各派閥も10月の内閣改造・党役員人事を見据え、首相支持を相次ぎ表明。総裁続投の流れは既に固まっていたが、首相サイドが狙ったのは無投票再選だ。盤石な党内基盤を示し、長期政権への足掛かりとするためで、首相側近は7日夜も陣営関係者と連絡を取り合い、「大丈夫だとは思うが、最後まで気は抜かない方がいい」と引き締めを図った。

 一方、選挙による総裁選びを主張してきた野田氏は、午前8時、衆院議員会館で記者会見に臨んだ。20人の推薦人を集められず、「ぎりぎりまで精いっぱいの努力をした」と落胆ぶりは隠し切れない様子だったが、実際に集めた推薦人の数については、「奇跡的な数字をいただいた」と強調した。首相陣営は「10人程度」とみている。
 出馬には至らなかったが、党内には「ポスト安倍への宣伝効果はあった。目的は達成したのでは」(中堅)と、野田氏の思惑を解説する向きもある。(2015/09/08-11:30)

881名無しさん:2015/09/08(火) 22:32:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015090800422
安倍首相発言要旨=自民総裁選

 安倍晋三首相が8日行った、自民党総裁選の無投票再選に関する記者団への発言要旨は次の通り。
 国会最終盤でまだ重要な法案が残っている。党内で「一致結束して、臨んでいこう」という考え、「われわれは一丸となって責任を果たしていくべきだ」との考え方の下で「継続は力であり、次の任期を務めよ」という議員の方が大勢だったと思う。
 自民党はオープンな透明性を持った政党だから、20人の推薦を得た議員が出れば当然、総裁選挙になった。しかし、9カ月前の総選挙の結果(を受け)、今まさにその公約を進めている最中だ。「一致結束していこう」という多くの議員の考え方の中での結果ではないか。
 アベノミクスも道半ばだ。全国津々浦々に景気回復の好循環を届け、地方創生を進めていく。災害、震災からの復興をさらに加速していく。さまざまな課題に取り組み、結果を出していくことで責任を果たしていきたい。(2015/09/08-13:01)

882名無しさん:2015/09/09(水) 20:09:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000007-kyt-l26
京都政界に嘆きも 自民総裁選、安倍首相無投票再選
京都新聞 9月9日(水)9時10分配信

 自民党総裁選で安倍晋三首相が無投票で再選を決めた8日、京都政界にもさまざまな反応が広がった。対立候補が出なかった状況について、京都の自民関係者からは「無理やり選挙をしなくていい」と理解を示す声がある一方、「総裁選はすべきだった」との嘆きも聞かれた。野党側は首相の「1強」ぶりを批判しつつ、自民の閉塞(へいそく)感を強調した。
 「多くの人が安倍総裁で良いと判断した。無理やりに総裁選をやるものではない」。自民京都府連の寺田一博幹事長はこう受け止めた。1強体制との批判については「立候補希望者もしっかり表に出てきており、党内でモノが言えない状況ではない」と反論した。
 ただ、同党のある京都市議は「対立候補が出たら党員の首相批判が高まって安全保障関連法案成立に悪影響を及ぼしかねず、総裁選をできる状況になかった。党内に多様な意見があることを国民に示すため、総裁選をすべきだった」と声を落した。
 連立を組む公明党の山口勝府本部幹事長は「安倍政権が安定して国民の期待に応えないといけない」と述べながらも、「選択肢が提示されず、自民の中にも残念に思う人がいるかもしれない」と話した。
 野党は、無投票再選に一斉に批判を強めた。
 民主党府連の隠塚功幹事長は「党執行部に反対すれば選挙で刺客を送られるなど報復を受ける。自民は多様な意見を受け止められる党ではなくなった」と声を強めた。維新の党府総支部の田坂幾太代表も「あれだけの議員がいてみんなが同じ意見とは思えない。サイレントマジョリティー(声なき多数派)の声を吸い上げる浄化作用がなくなっているのでは」と指摘した。
 共産党府委員会の渡辺和俊委員長は「20人程度の推薦人も集められないほど『安倍一色』になっている自民に対し、国民の批判や懸念は強まるだろう」と突き放した。社民党府連の桂川悟代表は「戦争法案(安保関連法案)をめぐり、自民にも反対している人がいるように思うが、ほとんど声が上がらない。自民に骨のある政治家がいなくなってきた」と厳しく批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000008-kyt-l25
「中韓と協調を」 滋賀県内与党関係者、安倍首相無投票再選で
京都新聞 9月9日(水)9時28分配信

 自民党総裁選で安倍晋三首相が再選された。滋賀県内の与党関係者からは安定した政権運営を期待しつつ、地方での景気回復を進め近隣諸国と協調関係を構築するよう注文が出た。野党からは、開かれた政策論議もないまま無投票となった自民の体質を批判する厳しい声が相次いだ。
 自民県連の佐野高典幹事長は「本来は選挙になるのが望ましいが、今回に限っては、最終局面を迎えた重要法案を抱えており、無投票はやむを得ない」と理解を示し、「平和安全法制が成立した後には、中韓両国と協調関係を構築してほしい」と指摘した。
 地元の武藤貴也衆院議員が離党し、公認した党への批判も出ている。4区支部幹事長の小寺裕雄県議は「今は安保が争点になっているが、地方には経済政策をしっかり進めて、との声が大きい」と支持拡大に景気回復が不可欠との考えを示した。
 公明党の粉川清美県本部代表は「女性の対立候補が出る期待はあったが、再選が決まった以上は、しっかりと安定した政権運営をしてほしい」と歓迎した。
 一方、民主党県連の九里学政調会長は「自民には多様な意見をくむシステムがないことを示した。強権的な政治手法が継続することに危機感を覚える」と批判。
 維新の党の岩永裕貴県総支部代表は「総裁選で安全保障や子育てなど幅広く政策を議論してほしかった」と指摘した。
 共産党県委の奥谷和美委員長は「国民の多くが強引な政治の進め方に反対しているのに、党内から『これでいいのか』との声が上がらない。異論が許されない体質を象徴している」と強調した。
 また、三日月大造知事は8日の記者会見で、「一国の総理に続けて挑もうとすることは並大抵ではない。敬意を表したい」と述べた。安保法制や原発政策にも触れ、「困難な課題ではあるが、多様な考えに耳を傾けて丁寧に進めてほしい」と求めた。

883名無しさん:2015/09/09(水) 20:09:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000010-khks-pol
<自民総裁選>「自民一丸に」「大政翼賛会」
河北新報 9月9日(水)12時5分配信

  安倍晋三首相が自民党総裁に再選された8日、東北の与野党は賛否が拮抗(きっこう)した。安全保障関連法案成立を優先した与党が「挙党態勢の表れ」と胸を張れば、総裁選を無投票に持ち込んだ自民の戦略を野党は「まるで戦時中の大政翼賛会だ」と批判した。

 

 ◎東北の与野党、賛否交錯

 

  自民党岩手県連の工藤勝子幹事長は大詰めの安保法案審議を踏まえ「党内が割れているときではない」と理解を示した。安倍首相には「十分な国民理解を得ながら慎重に議論を進めてほしい」と注文した。

  「選挙を望む声もあるだろうが、首相を先頭に党はさらに一丸になる」。任期満了に伴う県議選(10月16日告示、25日投開票)を控える宮城県連の石川光次郎幹事長は「(安保法案への)地方の理解が進むよう努力するべきだ」と訴えた。

  公明党宮城県本部の石橋信勝代表は「経済再建に取り組んだ実績が党内で評価された」と安倍首相の手腕を認めた上で「平和を維持する必要性を説明しながら安保法案成立につなげてほしい」と期待した。

  野党は批判のボルテージを上げた。民主党山形県連の石黒覚政調会長は「戦争に突入した状況と一緒。まるで大政翼賛会だ。戦争に向かおうとしているリーダーに沈黙する空気が恐ろしい」と話した。野田聖子前総務会長の不出馬については「採決への影響を恐れた封じ込め以外の何物でもない」とみる。

  維新の党秋田県総支部の村岡敏英代表は「多様な人材とバランス感覚で政権を担ってきたのが自民。自由に意見が言えないとすれば党内のみならず、日本の政治全体にとっても憂慮すべき事態だ」と断じた。

  「一政党の代表選にすぎず、国民は安倍首相を信任していない。安倍内閣を退陣に追い込むだけだ」。共産党福島県委員会の久保田仁委員長は闘志をむき出しにした。

  社民党青森県連の三上武志代表は「自民は党内で民主的に議論を戦わせる政党だったのに、安倍首相に誰も物を言えない。国民を無視し、政権与党とは思えない体たらくぶり」と切り捨てた。

  生活の党岩手県連の佐々木順一幹事長は「今の自民に党内民主主義はなく、安倍首相による独裁を証明した」と批判。「立候補予定者を断念させて無投票にした岩手県知事選と全く同じ構図だ」と指摘した。

  一方、安保法案の修正案を野党3党で提出している次世代の党宮城県連の中野正志会長は「中国の軍事的脅威が増す中、法案成立に向け大切な時期だけに結果的に良かった」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000011-khks-pol
<自民総裁選>「実績支持」「自由ない」
河北新報 9月9日(水)12時5分配信

  自民党総裁選で安倍晋三首相が再選され、東北選出の同党国会議員からは、東日本大震災の被災地復興や、地域経済再生に向けたリーダーシップに期待する声が相次いだ。野党議員からは安全保障関連法案の審議が続く中の無投票決着に「法案成立を優先させた」などと厳しい指摘が出た。

 

 ◎東北選出国会議員、期待と批判

 

  総裁選で安倍氏の推薦人となった亀岡偉民氏(衆院福島1区)は「首相は東北の復興に全力で取り組んできた。地方の景気改善のためにも、さらに頑張ってほしい」と激励。「順調な政権運営が続いている。今はあえて選挙で総裁を選ぶ時期ではない」と語った。

  加藤鮎子氏(衆院山形3区)も「無投票は安倍総裁の実績が幅広く支持された証左。地方創生やアベノミクスの地方波及に向け、共に取り組んでいく」とコメントした。

  ただ、無投票という結果には党内からも注文が出た。愛知治郎氏(参院宮城選挙区)は首相の再選を支持しつつ「党員、有権者に開かれた自民党を目指すなら、選挙戦でしっかり議論すべきだった」と指摘した。

  野党議員からは批判的な声が相次いだ。民主党の黄川田徹氏(衆院岩手3区)は「安保法案審議でも安倍内閣は国民の声を聞かない姿勢を強めている。無投票再選で、政権運営を国民から白紙委任されたと勘違いしないか心配」と述べた。

  維新の党の寺田典城氏(参院比例)は「多様な意見があるはずなのに無投票再選はあり得ない。自民党に良識や自由がなくなってきた」と指摘。共産党の高橋千鶴子氏(衆院比例東北)は「安保法案成立ありきの総裁選。安倍さんは党内で異論を言わせない雰囲気を作っている」と批判した。

884名無しさん:2015/09/09(水) 20:09:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000007-at_s-l22
<自民総裁、安倍首相再選>静岡県内与党、継続を支持
@S[アットエス] by 静岡新聞 9月9日(水)7時48分配信

 安倍晋三首相が8日の自民党総裁選で再選されたことを受け、県内の与党幹部は国会審議への影響を避けたことに一定の評価をし、安倍路線の継続を支持した。一方、野党幹部からは「党内議論を活性化させない力が働いている」と無投票再選に対する批判が出た。
 自民党県連の鈴木利幸幹事長は「安保法案の審議中であり、このタイミングで首相を代えるわけにはいかないという判断」と安倍首相の続投を歓迎し、「今の日本に必要な人」とリーダーシップの発揮に期待を込めた。総裁選出馬を模索した野田聖子前総務会長に対して「論戦だけが目的なら出馬の必要はない」と指摘した。
 公明党県本部の蓮池章平幹事長は「総裁選で国会審議が停滞するのはどうかというところがあった。景気経済対策、平和安全法制の対応をしっかり進めてほしい」と述べた。同時に「首相には国民に丁寧に対応してほしい」と注文を付けた。
 一方、民主党県連の岡本護幹事長は「大勢党員を抱える政党にもかかわらず、総裁選無投票は政治を活性化させる面で残念」と述べ、これまでの安保法案審議や沖縄基地問題を取り上げて「時間を掛けて丁寧に進めていく姿勢が見られない」と安倍政権を批判した。
 共産党県委員会の山村糸子委員長は「党外から特段言うことはない」と述べた上で、安倍首相の国会答弁を「安保法案の持論を一方的に述べるだけ」と断じた。
 維新の党県総支部の源馬謙太郎幹事長は「他党を批評する立場にない。誰がどうではなく、国をよくすることが大事」と話した。

静岡新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00010003-saitama-l11
<自民総裁選>県内野党国会議員は批判「多様な意見を言えない政党」
埼玉新聞 9月9日(水)10時30分配信

 一方、野党側の県関係国会議員は安倍晋三首相の総裁再選について、「党内で多様な意見が言えない状況」などと批判し、審議中の安全保障関連法案を絡め、対決姿勢を鮮明にした。

 民主党県連代表の大島敦衆院議員(6区)は「首相が代わるわけではない。安全保障法制の審議が参議院で行われている。憲法違反であることも含めて問題点を指摘していきたい」と述べた。

 維新の党の坂本祐之輔衆院議員(比例北関東)は「わが国の首相を決める選挙でもあるため、国民の前でいろいろな意見を戦わせてほしかった。自民党内が多様な意見が言えない状況である以上、安保法制など安倍政権の暴走に対し、しっかりと歯止めをかけていかなければならない」と指摘した。

 共産党の塩川鉄也衆院議員(比例北関東)は「自民党が安倍首相の暴走政治を推進する政党ということがあらためて明らかになった。戦争法案、沖縄新基地建設、原発再稼動など憲法違反、国民生活破壊、の政治にノーを突き付ける時だ」と批判した。

885名無しさん:2015/09/09(水) 23:09:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015090900820
離反相次いだ野田陣営=官邸、切り崩し徹底-自民総裁選

 安倍晋三首相が無投票再選を決めた自民党総裁選で、野田聖子前総務会長は出馬に必要な20人の推薦人確保に向け、8日未明の告示ぎりぎりまで奔走した。一時は十分な手応えを得ていたとの証言もある。しかし、首相陣営は野田氏の推薦人候補をリストアップ、徹底した切り崩しで出馬断念に追い込んだ。
 ◇「20人そろっていた」
 「頑張って20人になっても、翌日には減っていた」。野田陣営の1人は9日、推薦人になることに同意した議員が一時は20人に達していたが、首相官邸の圧力で離反者が続出したと説明した。野田陣営は最終的な人数を明らかにしていないが、首相周辺は「10人程度」とみている。
 派閥に属しない野田氏の推薦人集めは難航した。議員連盟や女性議員など個人的なつてをたどり、面識がない議員にも携帯電話の番号を調べて連絡を取った。過去に選挙応援に行った議員には「今度は応援してほしい」と頼み込んだ。野田氏は告示前の5日、地元の岐阜市で記者団に「こつこつと仲間に呼び掛けている」と推薦人集めに初めて言及、好感触をうかがわせた。
 「古賀さんが宏池会(岸田派)若手に相当プレッシャーをかけている」。同派名誉会長で、安倍政権に批判的な古賀誠元幹事長が派内の若手に野田氏支持を呼び掛けていることに、同派中堅は危機感を募らせた。
 同派会長の岸田文雄外相は「次」を狙う戦略で、今回は首相の再選支持を打ち出した。こうした中、政界は引退したものの、隠然たる影響力を維持する古賀氏の「圧力」に、岸田氏は「若手が動揺している」と焦り、7日になって昼と夜に所属議員を集めて会合を開き、引き締めを図った。周囲からは「派閥から野田氏支持に何人か回ったら会長失格だ」との声も上がった。
 ◇「3年間冷や飯」
 無投票を狙う官邸は、野田氏つぶしに全力を挙げた。選挙戦となれば、安全保障関連法案審議に影響は必至。野田氏が一定の「安倍批判票」を集めれば、政権の求心力にも響きかねないためだ。
 官邸は野田氏の推薦人になりそうな議員を調べ上げ、可能性の高い順に3グループにランク付けしたリストを作成。十数人の議員がマークされ、党幹部や派閥幹部が電話で説得に当たった。ある若手議員は「派閥の方針と違う行動を取れば除名されるかもしれない。(新たな総裁任期の)3年間、冷や飯を食うことにもなる」と語り、官邸の激しい説得工作をにおわせた。(2015/09/09-19:20)

886名無しさん:2015/09/12(土) 11:49:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000002-asahik-pol
私こそ「ザ・自民党」 野田氏、総裁選断念を語る
朝日新聞デジタル 9月10日(木)5時30分配信 (有料記事)

 安倍晋三首相が無投票で再選された自民党総裁選で、告示直前まで立候補を模索した野田聖子前総務会長が9日、朝日新聞のインタビューに応じた。勝ち目のない戦いに挑もうとした理由を語りつつ、われこそが「ザ・自民党」という自負をのぞかせた。

 ■多様性お見せするチャンス…でも
 自民党の一番の強み、何があっても崩れ落ちない理由の一つは、総裁選を通じて「これがアウトでも、次はこれ」みたいな選択肢を常に持っていること。
 「自民党は多様性があります」とお見せする場は総裁選しかない。3年に1度訪れた絶好のチャンス。ただでさえ、安全保障関連法案も原発再稼働も、世論調査で賛成が過半数ない中を乗り越えないといけない。……

本文:1,237文字

887名無しさん:2015/09/16(水) 22:39:24
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150914-00000011-sasahi-pol
野田聖子氏 総裁選出馬を断念した「二つの理由」〈AERA〉
dot. 9月14日(月)16時8分配信

 総裁選出馬を断念した野田聖子氏。その裏側について、本人はこう話す。

*  *  *
野田:今回、私が一貫して思っていたのは、とにかく総裁選をやるべきだということです。私が強烈に覚えている無投票で当選した総裁は、森喜朗元首相。小渕恵三元首相が急に病で倒れた緊急事態だったけど、密室で決めたと言われました。支持率がいったん下がりだすと、そういう出自と正当性をめちゃくちゃ批判されました。

 ましてや今回は、世論を二分するような安保法制が問題となっている時。もし支持率がこれから悪くなったら、出自が問われるのではないですか? 私は森首相のとき、党の筆頭副幹事長として執行部の一員で、なすすべもなく支持率が下がっていったのを経験しているから、痛感しているんです。

 それに、自民党の長所は自由闊達(かったつ)な議論と多様性。2009年に野党に転落したときに、私は党の綱領を全面改定したチームの一員だったんですが、綱領に「勇気を持って自由闊達に真実を語り、協議し、決断する」政党だという文言を入れました。

 総裁選は3年に一度しかない開かれた議論をする絶好の機会。いま、自民党に対して不安が募っている中、きちんと説明する場があるのだから、そういうプロセスを経て選任されるほうが、安倍内閣が強固な基盤を維持できるんじゃないかって。

――しかし、野田氏が当初めざしていたのは、自らの出馬ではなかった。

野田:意中の人は2人いました。当然出てくれると思ったけど「出ても負けるから意味がない」と言われた。いやいや、勝ち負け以前の問題ですよ、と言ったのだけど……。私は自分の心に正直でありたかった。言うだけ番長になりたくなかった。はなから負けるとわかっている選挙になんで出るの、とも言われたけれど、政治家として、いざというときに誠実でいたいと思いました。

――そこで立候補を模索しつつも、正式な出馬宣言は、最後の「出馬断念会見」までなかった。

野田:理由は二つあって、最後の最後まで意中の人が「(私が)そこまでやるなら」と出てくれるかもしれない、と思っていたこと。もう一つは、もし私が出るなら最後まで隠密裏にやって、告示日に表明するしかないと思っていた。でなければ、推薦人になってくれる人たちを守れないと思いました。けれども、8月31日に出馬のための必要書類を、秘書が党本部に取りに行ったのをリークされてしまった。

※AERA 2015年9月21日号より抜粋

888名無しさん:2015/09/16(水) 22:40:05
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00000000-sasahi-pol
無投票再選の安倍総裁 ウラにあった狡猾な“野田聖子つぶし”〈週刊朝日〉
dot. 9月16日(水)7時9分配信

 総裁選で無投票再選を果たした安倍晋三首相(60)。そのウラには執拗かつ狡猾な“聖子つぶし”があった。その野田聖子衆院議員(55)は、推薦人“あと1人”に涙をのんだ。

 首相陣営はまず、野田氏の推薦人になりそうな議員を独自にリストアップ。若手の衆院議員には「次の選挙で手厚い支援を受けられなくなる」と迫った。その一人は言う。

「選挙に向けての“脅し”に加え、先輩議員、前支部長、県連会長、支援企業と各方面から『野田さんには出馬する大義がない。推薦人になるな』と迫られました。毎日のように言われると、従うしかありませんよ」

 首相と距離のある中堅やベテラン議員には、首相側近が甘い言葉をささやいた。「実は首相は高く評価しています。秋の内閣改造や党役員人事では、重要ポストでの起用も考えています」

 党閣僚経験者は苦笑いして言う。

「大臣の空手形を切られた人は20人ぐらいいるようです。今後、どうするつもりなのでしょうか。党内では『ライオンが子ウサギを全力で潰している』と揶揄(やゆ)されました」

 念には念を。派閥の領袖には安倍首相自ら「造反者」が出ないよう、引き締めを依頼したという。そのかいもあり、思惑どおりの無投票再選が決まった。

 安倍首相の20人の推薦人の中には、野田氏と近い女性議員と元郵政造反組の男性議員が名前を連ねていた。2人を野田陣営に渡さず、自分たちが勝ち取ったことを強調する意図があったと思われる。

 まさに多勢に無勢で敗れた野田氏。ところで最終的に推薦人は何人集めたのか。野田氏は8日の会見で「派閥も持たない中、奇跡的な数字を頂いた」と話すだけだった。官邸陣営は「せいぜい10人」と推察。「10人前後」と報じた全国紙もあった。

 ところが、本誌が複数の野田陣営関係者を取材したところ、推薦人は18人だった。このうち古賀氏が集めたのは5人。野田氏は「総裁選はやるべき」との考えだった尾辻秀久・元参院副議長ら13人を集めた。

 ただ13人の中には、野田氏と親しい議員は半分ほどしかいない。付き合いの深い女性参院議員2人は、官邸や支援団体の圧力に折れ、涙を流しながら「力になれなくてすみません」と野田氏に頭を下げた。

 元夫の鶴保庸介・党参院政審会長も二階派の副会長ということもあり、泣く泣く断らざるを得なかった。

 一方の衆院も、当選同期で親友の浜田靖一・衆院平和安全法制特別委員長は「今回は出るべきではない」と、推薦人にならなかった。野田氏を姉と慕う小渕優子前経済産業相は「推薦人になる」と直訴したが、野田氏が断った。「秘書の起訴で党に迷惑をかけている小渕氏が、さらに私の推薦人になれば、みなの反感を買う。彼女の将来が閉ざされてしまう」との“姉妹愛”からだった。

 ではどこから推薦人を集めたのか。野田氏の関係者が重い口を開いた。

「実は接点のない議員から、次々と『推薦人になる』という申し出を頂いた。『安倍首相は堂々と総裁選をやるべきだ』『一石を投じたい』との考えだったようです。最終的に1人ははがされましたが、残りはとどまってくれた。『官邸には野田さんの推薦人になりませんと言っておいたよ』という豪快な人もいました」

 野田陣営にとってはうれしい誤算。だが、本当の誤算もあった。前党参院幹事長の脇雅史参院議員だ。脇氏は尾辻氏と同じく「総裁選はやるべき」との考えで、推薦人にも前向きだった。

 しかし、現在は参院の自民会派を離脱中。離脱者は自民党員であっても、党の規定で推薦人資格がなかった。「総裁選の投票はできるのにおかしい」と野田陣営は党に詰め寄ったが、覆すことはできなかった。

 仮に脇氏を加えれば19人。あと1人で20人達成となれば、同情から協力してくれる人も大勢いただけに、泣くに泣けない党規定だった。

※週刊朝日 2015年9月25日号より抜粋

889名無しさん:2015/09/25(金) 23:50:19
http://www.sankei.com/politics/news/150908/plt1509080053-n1.html
2015.9.8 22:51
【自民党総裁選】
無投票に小泉進次郎氏「多様性失われたと思われる組織、持続可能性ない」

 小泉進次郎内閣府政務官は8日、自民党総裁に無投票再選された安倍晋三首相について「多くの国民の理解と支持を得られるように、自民党や日本の将来展望に明るさを国民が感じられるような国づくりにまい進していただきたい」と述べた。アジア太平洋経済協力会議(APEC)構造改革担当相会合出席のため訪れたフィリピン中部セブで取材に応じた。

 小泉氏は今回、無投票に至った過程で「自民党の多様性は失われたのではないかという声はやはりあると思う」と指摘。「そう思われる組織は、持続可能性はない」として「自民党のあり方に対するさまざまな議論が行われたことを、謙虚に、真摯に受け止めたい」と語った。(共同)

890名無しさん:2015/09/25(金) 23:51:30
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/445007/
【総裁選】野田聖子氏断念に影響を及ぼした?小泉進次郎氏の女性スキャンダル内容
2015年09月10日 10時00分

 8日が告示日だった自民党総裁選は、安倍晋三首相(60)以外の立候補者がおらず、首相の再選が確定した。野田聖子前総務会長(55)が出馬に向けて推薦人集めをしていたが、主流派の切り崩しもあり断念した。

 反安倍として期待された石破茂地方創生担当相(58)や小泉進次郎復興政務官(34)は沈黙。野田氏に救いの手を差し伸べる議員は少なかった。

 本来なら午前中に候補者届け出をした後、夕方に共同記者会見、翌日に所見発表演説会が予定されていたが、対立候補がいないということですべてなくなった。また地方遊説もない。

 各派閥が安倍首相支持を打ち出していたこともあり、反安倍の機運が盛り上がることもなかった。唯一、手を挙げた野田氏だったが、援軍はなかった。

 期待された石破氏も野田氏と連携は取らず。政府関係者は「石破氏の地元の県連会長をめぐってドタバタがありました。これにより総裁選どころではないという状況になったといいます」。安倍内閣の一員になっていたこともあり、立候補の大義も失っていた。

 また小泉氏も沈黙だった。小泉氏は安保法制について「国民の理解が得られていない原因を作った一端は自民党にある」と苦言を呈することもあった。自身が立候補はしなくとも、対立候補の支援に回ることはできた。

 別の政府関係者は「やはり女性スキャンダルは大きかった。女性との密室での会話の一部が週刊誌に書かれていたということは、会話のすべてを把握されているということ。流出しようものなら恥ずかしすぎる。だから小泉氏は身動きが取れなかったのでしょう」と指摘する。官邸周辺も小泉スキャンダルには興味津々で、政局に利用されかねない恐れはあった。このように石破氏や小泉氏といった人気者の支援がなければ、野田氏も戦いようがなかったわけだ。

 一方、安倍首相は「党内が一致結束して一丸となっていくべきだとの考えが大勢となった。結果を出していくことで責任を果たしたい」と余裕の表情。後日、両院議員総会を開いて、正式に再選が了承される見込み。本当に長期政権になるかもしれない。

891名無しさん:2015/09/26(土) 14:31:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150911-26282533-collegez-life
田原総一朗:野田聖子氏の総裁選出馬断念はとても残念だ
BizCOLLEGE 9月11日(金)7時18分配信

 任期満了に伴い9月8日に告示された自民党総裁選は、安倍晋三首相以外に立候補者がいなかったことから、安倍首相が無投票で再選された。近く開かれる両院議員総会で正式に決まる。新たな総裁任期は2018年9月末までの3年間。

●「安倍一強」の中で野田聖子氏に期待寄せる

 今回の総裁選では、引退した古賀誠元幹事長らの支援を受け、野田聖子前総務会長が出馬する意向を示していた。私は、これはとてもいいことだと受け止めていた。

 もともと自民党には主流派、反主流派、非主流派があり、いろいろな意見を持った人がいて、その意見を戦わせるという伝統があった。ところが、本コラムで以前に書いたように、第二次安倍内閣が発足して以来、自民党内の「多様性」は失われ、「安倍一強」と呼ばれるようになってきた。

 そんな中で野田さんが総裁選出馬の意向を示し、無派閥議員らを中心に「無投票阻止」を呼びかけたからだ。

 かつての自民党は「総合デパート」のような存在だった。タカ派もいれば、ハト派もいる。考えに多様性や幅があった。田中角栄さんのときも、中曽根康弘さんのときも、いつも党内には考え方の違う人たちがいて、自由な討論が交わされていた。見解の異なる意見が闊達に出されていたのだ。

自民党の幅やスケールの大きさを見せるチャンスだった
 ところが、選挙制度が中選挙区制から小選挙区制に変わったことなどの理由があって、自民党内で自由な討論が次第に失われてきた。

 今審議されている安保関連法案にしても、党内には当然、現執行部と異なる意見があるはずだ。たとえば、安保関連法案を整備するなら憲法改正したほうがよいという考えもあるだろう。それが表に出てきにくくなっている。

 自衛隊の後方支援についても、後方支援そのものがどの範囲で何をするのかよくわからない。重要影響事態法(周辺事態法改正案)によって「日本周辺」という地理的条件が事実上はずされ、自衛隊は地球規模で米軍を後方支援できるようになるなど、討論すべき問題は少なからず残されている。

 そうした討論は自民党内でもっと行われるべきなのだが、今回の安保関連法案ではそれは全くなかった。

 自民党は本来、多様性のある政党だったはずで、主流派、反主流派、非主流派が存在することで民主的な党内運営が行われてきた。その伝統が大きく失われてしまった。

 もし野田さんが総裁選に出馬し、安倍首相と違う意見が交わされれば、自民党の幅やスケールの大きさが総裁選という場で表現されるだろうと私は期待したのだ。

892名無しさん:2015/09/26(土) 14:31:40
>>891

「閉鎖的で陰湿な政党だ」との印象残る
 ところが残念なことに、野田さんは立候補に必要な推薦人20人を確保することができず、総裁選出馬を断念した。

 8日の記者会見で、「自分の力の限りを出し切った。久しぶりに自分自身に納得ができる。そんな気分です」と野田さんらしくサバサバと答えていたが、自民党関係者に聞いてみると、出馬をめぐる裏側はそんなものではなかったようだ。かなり厳しい締め付けが行われたらしい。

 野田さんは一時、20人以上の推薦人を集めたようだ。しかし、猛烈な引きはがしが行われ、結局は20人の推薦人を集められず、出馬を断念することになった。安倍首相の対立候補が出ないよう、「安倍応援団」が中心となって厳しい締め付けを行ったとされる。報道によれば、「首相側や業界団体幹部から『野田氏を支援しないで』と圧力をかけられた議員が何人もいた」(朝日新聞9月9日付)という。

 なぜ、そんな締め付けをやったのか。安保関連法案の参院での採決を控え、自民党のために、そして安倍さんのために、よかれと思ったのかもしれないが、しかしまったく「ため」になっていない。

 それどころか、国民の多くは「自民党は閉鎖的で陰湿な政党だ」という印象を持ったのではないだろうか。

「女性活躍推進」なのに女性候補をつぶす
 安倍首相は、女性がもっと社会で力を発揮すべきだとして「女性活躍推進」政策を打ち出している。2020年までに女性管理職の比率を30%まで高めると言っているときに、肝心の自民党総裁選で女性候補をつぶしてしまうとは、まったく何をやっているのかと言いたくなる。

 野田さんが総裁選に立候補し、開かれた自由な討論が行われれば、自民党の幅、スケールを広げることができたのではないか。その芽を摘まれてしまったのは、かえすがえす残念なことだ。

 安保関連法案のほかに環太平洋経済連携協定(TPP)に伴う国内政策、アベノミクスを実現するための成長戦略、地方の疲弊をくい止めるための地方創生など取り組むべき課題は山ほどある。だからこそ、多様な政策論争がいまこそ必要なのだ。

 今回の自民党総裁選は、誠に残念な結果になってしまった。

893名無しさん:2015/10/01(木) 06:44:50
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151001/k10010254091000.html
内閣改造 高市総務相・中谷防衛相は続投へ
10月1日 5時18分

安倍総理大臣は、今月7日に行う内閣改造で、マイナンバー制度の運用開始に向けた調整や安全保障関連法の成立に伴う準備など今後の政策課題を考慮し、新たに高市総務大臣と中谷防衛大臣を続投させる意向を固めました。
安倍総理大臣は30日、滞在していたニューヨークで記者会見し、内閣改造と自民党の役員人事を今月7日に行う考えを示したうえで、「『1億総活躍社会』を作っていくために、強力な、新しい体制を作っていく必要がある。大きな骨格は維持しながら、できるだけ多くの方々にその能力を発揮してもらいたい」と述べました。
そして、安倍総理大臣は内閣改造で、女性の視点も生かして地方の活性化や人口減少対策などに取り組んできた高市総務大臣と、安全保障関連法の成立に中心となって取り組んだ中谷防衛大臣を続投させる意向を固めました。
安倍総理大臣としては、マイナンバー制度の来年1月の運用開始に向けた政府と自治体との調整や、安全保障関連法の成立に伴って自衛隊に加わったPKO活動の新たな任務の準備など、今後の政策課題を考慮し両大臣の続投を決めたものと見られます。
安倍総理大臣は、来年の参議院選挙や政策の継続性を考慮して、党と内閣の骨格は維持する方針で、これまでに、党役員では谷垣幹事長、二階総務会長を、内閣では菅官房長官、麻生副総理兼財務大臣、岸田外務大臣、塩崎厚生労働大臣、それに甘利経済再生担当大臣を続投させる意向で、2日に日本に帰国後、調整を本格化させる見通しです。

894名無しさん:2015/10/01(木) 06:56:33
>>893
間違えました。。。

896名無しさん:2018/01/16(火) 20:24:17
「出るだけではしょうがない」=自民総裁選で二階氏 時事通信社 2018年1月16日 12時20分 (2018年1月16日 19時48分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20180116/Jiji_20180116X873.html

 自民党の二階俊博幹事長は16日の記者会見で、今年秋に予定される自民党総裁選について「立候補にふさわしい人物と自他共に認める場合は大いに出ていただいたら結構だが、あえて出るだけではしょうがない。みんなが見識を持って見守っている」と述べた。

 二階氏は安倍晋三首相(党総裁)の3選支持を明言しており、立候補に意欲を示す石破茂元幹事長や野田聖子総務相へのけん制とみられる。

897とはずがたり:2018/03/20(火) 17:10:50
こっちかな!?

支持率急落で5月総辞職説…二階幹事長が“安倍首相切り”へ
2018年3月20日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225430

 安倍政権はもうアウトだ。週末の世論調査で安倍内閣の支持率が10ポイント以上もガタ落ちした。ここへきて自民党議員の“安倍離れ”が一気に加速。ついに二階幹事長が“安倍切り”に舵を切ったという。早速、「5月総辞職」説が急浮上している。

 自民党では村上誠一郎元行革担当相が13日、総務会の場で「内閣総辞職」を促し、石破茂元幹事長も16日、TBS番組の収録で安倍首相の責任について「政治は自分が関わっていなくても、結果に責任を負わなければいけないことがある」と突き放した。

 常日頃から政権に距離を置く2人の発言は、これまでなら「毎度のこと」で片付けられてきたが、今回ばかりは違う。地方からの突き上げもあり、安倍政権擁護では「自民党自体が見放されてしまう」という空気が充満している。

 そうした変化に最も敏感なのが、安倍首相を支える二階幹事長だ。12日の記者会見で安倍3選について「全く微動だにしない」と言いつつも、意味深長な言葉を発しているのだ。

「我々は野党に言われるままに総辞職するわけではない。自民党は自民党として、しっかりとした考えに基づいて自信を取り戻して頑張っていきたい」

 裏を返せば、いざとなれば、野党ではなく自民党が総辞職へ動く、ということだ。

 自民党内で浮上している総辞職のタイミングは5月のGW後だ。さすがに野党も、来年度予算案と予算関連法案の国会審議をすべて拒否するわけにはいかないが、その後にストップするのは間違いない。森友問題一色で働き方改革法案にも手を付けられず、改憲の議論も頓挫、一気に安倍降ろしだ。

「ポイントは国会会期中の総辞職ということ。党員投票ではなく、国会議員だけの投票で次の総裁選びができる。その場合、任期は安倍さんの残り4カ月間となり、9月の総裁選は予定通り実施されます。国会議員投票なら派閥の論理で岸田政調会長が有利。しかし4カ月後の本番では、党員票が入るので石破さんが逆転するかもしれない。いずれにせよ、岸田首相で一遍に世論の空気も変わるでしょうし、9月までずっと総裁選政局で国民の関心を引っ張れる。森友問題も野党の追及も吹っ飛ぶ。策士である二階幹事長が考えそうな自民党の起死回生策です」(自民党関係者)

 党内で影響力が強い二階幹事長が“安倍切り”に舵を切ったのなら、動きは早いのではないか。

898とはずがたり:2018/03/23(金) 22:30:26
石破氏、総裁選出馬宣言を当面見送り 石破派幹部「『石破待望論』がわき起こるまで出馬宣言を待つべきだ」~ネットの反応「石破待望論www そんなもんテレビや新聞の中でしか実現しないよwww」「朝日が担いでくれるんだから乗っかって怪我すればいい」
投稿日:2018年3月22日
http://anonymous-post.com/archives/21517

899とはずがたり:2018/03/25(日) 19:22:35

安倍首相の進退、永田町で飛び交うシナリオ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180322-00213523-toyo-bus_all&p=1
3/22(木) 6:00配信 東洋経済オンライン

 春分の日に首都圏で大雪という異常気象と符合するように、安倍晋三首相を頂点とする中央政界も“森友政局”で物情騒然となっている。年度末直前に混迷を極める国会は、財務省による公文書改ざんという驚天動地の不祥事の最終責任者と名指しされた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問を、27日に実施する。ただ、現状を見るかぎり「これにて一件落着」どころか、「喚問が与野党攻防の泥沼化の引き金」(自民幹部)にもなりかねない。山積する内外の難題への安倍政権の対応が問われる中、永田町政治の混迷は「まさに国難」(首相経験者)の様相を深めている。

 永田町と霞が関の与野党政治家や官僚たちが息を潜めて見守るのは、森友政局の行き着く先だ。視線の先にあるのは「安倍政権の存続の可否」だ。すでに関係者の間では、「中央突破による自民総裁3選での続投」から「国会会期中の首相退陣」まで、さまざまな政局シナリオが飛び交い始めた。

■「佐川喚問は疑惑解明の入口」と野党

 与野党は20日、学校法人・森友学園への国有地売却に関する決裁文書を財務省が改ざんした問題で、当時の財務省理財局長だった佐川氏を証人喚問することで合意した。来週27日に、衆参両院の予算委員会がそれぞれ実施する。政府・自民党内では「まずは参考人招致で」(政府筋)との意見も強かったが、首相が20日昼の山口那津男公明党代表との自公党首会談で、証人喚問を受け入れる立場を明らかにした。喚問が27日になったのは、必要な事務手続きがあるためで、政府与党は「佐川喚問」で国会審議の迷走に歯止めをかけ、(1)28日の2018年度予算成立、(2)30日の予算関連日切れ法(4月1日施行が予定されている法案)の成立、を目論んでいる。

 ただ、年度末の国会運営が政府与党の思惑どおり進んだとしても、後半国会の与野党攻防は「まったく見通しが立たない状況」(自民国対)だ。佐川氏の喚問では、公文書改ざんをめぐって、首相や昭恵首相夫人の影響の有無や「何のために、誰が指示したのか」という具体的経緯の解明が最大の焦点となるが、「何を言っても、疑惑解明への入口にしかならない」(立憲民主党)との見方が支配的だからだ。

 野党側の追及の矢面に立つ麻生太郎副総理兼財務相は20日の参院予算委で、「(改ざんは)昭恵夫人への忖度(そんたく)が働いたのでは」との質問に、「(記載された交渉経緯からみて)時系列という感じからいくと、そういうことになるかも知れない」と語った。もちろん、首相や麻生氏は「忖度などなかったと考えている」(麻生氏)という立場だが、この発言を「佐川証言への予防線」(立憲民主党)と受け取る向きもある。

これまでの国会では、政権のスキャンダル絡みで実施された証人喚問で「疑惑の霧が晴れたケースは皆無」(共産党)とされる。故田中角栄元首相が絡んだロッキード事件の喚問では、証人が「記憶にない」を連発したが、今回の場合は「動機や指示」という肝心な部分で、佐川氏が「刑事訴追のおそれ」を理由に口を閉ざす可能性は極めて高いとみられている。

 その場合、野党側は国有地売却交渉時の理財局長だった迫田英典元国税庁長官や、交渉内容について財務省に問い合わせた元首相夫人付き職員の谷査恵子氏(在イタリア日本大使館駐在)、さらには「疑惑の本丸」(共産党)と位置づける昭恵夫人の喚問要求で攻勢を強めるのは確実だ。

 もし、佐川氏が自らへの刑事訴追も覚悟して「改ざんを指示した」「政権への忖度はない」と証言したとしても、「それを証明する物証でも出ないかぎり、疑惑が晴れたとはいえない」(共産党)のが実情だ。野党側は佐川氏から指示を受けた職員の特定や喚問実施を要求し、国会審議が「証人喚問という政治ショー一色となる」(自民幹部)ことは避けられそうもない。当然、後半国会で首相が「革命的な改革」とした働き方改革関連法案の成立も困難となり、安倍政権の危機は拡大する。

■地検捜査を理由とした持久作戦も逆効果に

 自民党長老として首相を支える高村正彦副総裁は20日の党役員連絡会で、「失点を最小限に抑えるよう努力したい」と強調したが、党内には「“佐川斬り”で事態が収束するはずがない」(ベテラン議員)との危機感が広がる。閣内には「非常に憂慮している」(野田聖子総務相)など危機感を露わにする閣僚が多く、首相サイドからも「混乱が続けば、政権が野垂れ死にしかねない」(閣僚経験者)との深刻な声がもれてくる。

900とはずがたり:2018/03/25(日) 19:23:40

 こうした中、市民団体の告発を受けて公文書改ざん問題を捜査している大阪地検特捜部は、証人喚問の内容も受けて、佐川氏本人から任意聴取する構えをみせている。このため当面は「証人喚問と、財務省内の調査と、地検捜査が複雑に絡み合って疑惑解明が進む」(政府筋)という状況が続くことになる。麻生財務相や財務省当局が「最終的には司法の捜査結果が出ないと、関係者の処分や再発防止策が決められない」との立場を維持している背景には、「地検の捜査を理由とした時間稼ぎでじっと事態の鎮静化を待つ」(自民幹部)という“持久作戦”もちらつく。

 与党内では「いつでも辞めてやる、と息巻く麻生氏に対し、財務省による再発防止策を理由に、首相が続投を求めた」(自民長老)との見方も広がっている。ただ、「政権崩壊を防ぐために麻生氏の辞任を引き延ばせば、さらなる内閣支持率低下につながる」(自民若手)ことは避けられそうもない。最新の世論調査でも「麻生氏の辞任」より「首相が責任をとるべき」との声のほうが多数で、「政権維持を考えれば、時間稼ぎは逆効果」(同)との指摘もある。

 そうした中、自民党内ではすでに9月の総裁選による首相交代を視野に入れた、各派閥や実力者の蠢(うごめ)きが始まっている。それぞれの思惑は異なるが、首相の出処進退に絡めて想定されているシナリオは、(1)任期途中の退陣表明、(2)9月の総裁選への不出馬表明、(3)総裁選出馬による3選、に大別される。いずれも「今後の展開次第で可能性が大きく変動する」(自民幹部)のは間違いないが、関係者の間では「現時点では(1)が1割、(2)が6割、(3)が3割」との見方も出ている。

■昭恵氏喚問は首相にとって「究極の選択」

 仮に、佐川氏が証人喚問で改ざん問題について「政権中枢部からの指示で行った」などと証言すれば、これまでの首相らの国会答弁での説明は完全に崩壊し、首相退陣に直結する。また、「首相の国会答弁との整合性を図った」「首相夫人の行動も忖度した」ことなどを認めても退陣論が加速する。

 一方、佐川氏が「虚偽答弁」を認めながらも、政権への忖度など肝心な部分について「刑事訴追のおそれ」を理由に証言を拒んだ場合は、「政権との関わりはグレーゾーンのまま」(政府筋)となる。さらに、佐川氏が「改ざんは私の指示」「虚偽答弁を隠すため」などと証言すれば、同氏を改ざんの最終責任者とした麻生財務相らの主張どおりとなり、首相自身が進退を問われる事態は回避される。

 つまり、佐川氏の証言次第で首相の進退に関する政局シナリオは変わるわけだが、永田町では「結果的にグレーゾーンで終わる可能性が極めて高い」(民進党)との見方が支配的だ。となれば、「いつまでも疑惑解明が進まないまま時間が経過し、内閣支持率が危険ゾーンとされる2割台に落ち込んで、首相も国会閉幕後などの政局の節目で3選出馬断念を表明せざるを得なくなる」(自民長老)とのシナリオが現実味を帯びてくる。

 政府与党首脳間では「どんな状況になっても、拒否せざるを得ないのが昭恵夫人の証人喚問」との判断が支配的だ。首相に「妻か政権かの、究極の選択を迫る」(官邸筋)ことにもなりかねないからだ。しかし、佐川証言が「グレーゾーン」で終われば、野党側の最終標的が昭恵夫人の証人喚問になるのは間違いない。

 連日、国会答弁を続ける財務省の太田充理財局長も、19日の参院予算委集中審議で、決裁文書から昭恵夫人に関する記述が削除された理由について、「総理夫人だから」と“意味深”な発言をしている。与党内でも「国会の場かどうかは別にして、昭恵夫人本人の説明がないと、疑惑は永遠に晴れない」(ベテラン議員)との声は少なくない。

901とはずがたり:2018/03/25(日) 19:23:46
>>899-901
■「文部科学省への圧力事件」も政権に打撃

 ここにきて急浮上した「文部科学省への自民議員の圧力事件」も政権への打撃になっている。前川喜平・前文部科学事務次官が名古屋市立中学校で行った講演の経過などを文科省が調査した問題だが、いわゆる“安倍チルドレン”とされる若手議員の介入があったことが表面化し、党内外で批判を浴びているからだ。文科省は「主体的な判断だった」と釈明するが、関係者は「ありえない事態」(文科省幹部OB)と呆れ、メディアも厳しい追及を続けている。このため、首相サイドも「あまりにも悪いことが重なりすぎる。泣きっ面に蜂だ」と頭を抱えている。

 第2次安倍政権が4年目を迎えた16年、首相は1月1日付けの年頭所感で「築城3年、落城1日」という警句を引用した。「政府には常に国民の厳しい目が注がれている」と政権運営に緊張感を持って臨むために自らを戒めたものだ。それから2年3か月、「首相にとって現在の心境は、この警句どおりでは」(政府筋)との声も広がる。

 首相の進退も含め「森友政局」の行き着く先はどこなのか。不安のささやかれる体調も含め、すべては1強宰相の判断次第だが、どうやら「政界には首相の心象風景を見極められる人物は一人もいない」(自民長老)のが実情のようだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

902とはずがたり:2018/03/25(日) 19:52:28
地方票で勝って決戦で安倍が支持・支援する岸田に負けて勘違いして飛び出さないかなあ。ちょい前の記事。

2018.3.13 00:46
【産経・FNN合同世論調査】
「次の首相」で石破茂氏が28・6%、安倍晋三首相の30・0%に肉薄 
http://www.sankei.com/politics/news/180313/plt1803130006-n1.html
【産経・FNN合同世論調査】

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が10、11両日に行った合同世論調査で次期首相にふさわしい自民党議員を尋ねたところ、安倍晋三首相が30・0%とトップを維持したものの前回調査した1月の31・7%から微減した。逆に石破茂元幹事長は28・6%と前回の20・6%から8・0ポイント増やし、首相に肉薄した。

 調査は、9月の自民党総裁選への出馬が取り沙汰される首相と石破氏、岸田文雄政調会長、河野太郎外相、野田聖子総務相の5氏を選択肢に挙げた。岸田氏は9・7%、河野氏は5・8%、野田氏は5・2%だった。

 年代別にみると、首相は40代以下の層が前回の34・1%から38・9%に増え、50代以降が29・6%から22・4%に減った。逆に石破氏は全世代で支持を伸ばした。ただ、自民党支持層でみると首相は56・2%、石破氏は18・9%だった。

 前回は18・1%を占めた小泉進次郎筆頭副幹事長が入っていないためか「他の国会議員」が前回の2・4%から13・5%に増えた。

903とはずがたり:2018/03/30(金) 10:56:08
額賀から交代して早速発信力アップ。ただ岸田なんかに安倍に弓引く度胸はないだろうな。

総裁選で岸田氏支持「十分ある」…竹下氏
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180329-OYT1T50016.html
2018年03月29日 09時08分

 自民党第3派閥の額賀派(55人)の新会長に就任する竹下総務会長は28日、東京都内で講演し、9月の総裁選に岸田政調会長が出馬した場合、派として支持する可能性が「十分ある」と述べた。

 竹下氏は「自民党の中でリベラルというのは我々のグループと宏池会(岸田派)で、政策的に一番近い」とも語った。

 ただ、石破茂・元幹事長を支持する道も「ないとは言えない」と含みを残した。複数の選択肢に言及することで、自派の存在感を高めたいとの思惑があるとみられる。

 また竹下氏は、党執行部が目指す憲法改正の年内の国会発議について「必ず行けるとは言い切れない状況になってきている」と述べ、財務省による決裁文書改ざん問題の影響で難しくなったとの見方を示した。

2018年03月29日 09時08分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

904とはずがたり:2018/03/30(金) 11:47:30
安倍一強体制が音を立て崩れ落ちる瞬間!  
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/844.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 24 日 13:05:05:

905名無しさん:2018/04/05(木) 22:12:22


石破派 総選挙に向け公約の柱に「党の体質改善」
https://www.fnn.jp/posts/00388991CX
国内
2018年04月05日 木曜 午前6:27

自民党の石破元幹事長が率いる石破派の幹部らが、秋の総裁選挙に向けた政策勉強会の初会合を開き、「党の体質改善」を公約の柱に掲げる方針を確認した。

石破派の平 将明議員は「(きょうの政策会はいかが?)すごく盛り上がりましたよ」と述べた。

およそ10人が参加した会合では、憲法改正や安全保障といったテーマをめぐって議論が交わされ、「党の体質改善」を総裁選の公約の柱にする方針で一致した。

石破派では、大型連休の前までに、政策勉強会を複数回開くことにしている。

906とはずがたり:2018/04/11(水) 13:38:01

>具体的には、来週の日米首脳会談か、来月の日ロ首脳会談を花道に今国会中に退陣してもらうプランが浮上しているよう

>公明党の山口代表が『李下に冠を正さずという不文律をわきまえ、省みてほしい』『首相自身も昭恵氏も共に力を合わせて、重要な政局に当たってほしい』と言い出す

>起死回生の一手は会期末の解散しかありませんが、自民党は野党の合流や選挙協力が進むことを危惧していて、首相が解散を打つ前に羽交い絞めにする展開が考えられる

黒い霧解散パターンか吉田茂・松野鶴平パターンかどうなるかな??


森友で弱気答弁…自民党内で囁かれる「安倍退陣」の花道論
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226868
2018年4月11日

「総理は心が折れてしまったのではないか」――。森友問題で釈明に追われる安倍首相が弱気な答弁をし始めたことで、自民党内に波紋が広がっている。辞任が近いのではないかとみられているのだ。

 党内をザワつかせる答弁があったのは、9日の参院決算委員会でのことだ。

 森友学園問題について、安倍首相は「私も妻も関わっていないが、そうだという証拠や証言はない」「妻が名誉校長を引き受けたため疑念を持たれてもやむを得ない」と話した。

「これまでの関わりを全否定する答弁から、随分トーンダウンした。妻は関わっていたと認める発言にも取れるので、テレビで見ていてビックリしました。総理の表情にも覇気がなく、まるで第1次政権の末期のようだった。これはもう長くは持たないのではないか。党内の重鎮が総理の辞め時、辞め方を協議する段階に来ているという話も耳にします。具体的には、来週の日米首脳会談か、来月の日ロ首脳会談を花道に今国会中に退陣してもらうプランが浮上しているようです」(自民党中堅議員)

 10日、二階派と麻生派の幹部が会合を持つことも、「安倍退陣の花道論」に拍車をかけている。麻生財務相は、森友問題は安倍夫妻のとばっちりで矢面に立たされていると考えていて、安倍首相との関係がギクシャクしているといわれる。

「財務省が公文書改ざんを公表する直前、麻生大臣は『本当にやっていたのか』と絶句していたそうです。菅官房長官を大臣室に呼んで善後策を協議したのですが、『何やってんだ』『(悪いのは)昭恵だろう!』と怒鳴る声が廊下まで聞こえてきたと省内で話題になっていました」(財務省関係者) 

 9日の参院決算委では、安倍首相が昨年7月の東京都議選の街頭演説で「こんな人たちに負けるわけにいかない」とブチ切れた件も問われた。聴衆から「辞めろ」コールが湧き上がったことについて、安倍首相は「選挙妨害」と断じ、「私の演説をかき消すかのような集団的な発言」と批判した。

 昨年10月の衆院選で、安倍首相の第一声の会場に集まった有権者におにぎりが配られた件が公選法違反の疑いで事情聴取されているのに、よくも選挙妨害などと言って正当化できるものだ。憲法で認められた「表現の自由」も理解していない首相には、憲法改正なんて絶対にやらせるわけにいかない。

「悲願の憲法改正ができないなら、首相の座にしがみつく意味もないでしょう。与党内の空気も『退陣やむなし』に傾いています。公明党の山口代表が『李下に冠を正さずという不文律をわきまえ、省みてほしい』『首相自身も昭恵氏も共に力を合わせて、重要な政局に当たってほしい』と言い出すなど、与党もサジを投げている状態で、安倍政権はかなり追いつめられている。起死回生の一手は会期末の解散しかありませんが、自民党は野党の合流や選挙協力が進むことを危惧していて、首相が解散を打つ前に羽交い絞めにする展開が考えられる。どうしても、総辞職がチラついてきます」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 相次ぐ首脳会談は、仲良しを自任するトランプ大統領、プーチン大統領にお別れのあいさつをする場になるのか。きょうの二階・麻生会談が引導を渡すことになるのかどうか、与党は固唾をのんで見守っている。

907とはずがたり:2018/04/14(土) 22:31:43

古賀氏、総裁選は前倒しの可能性もあるとの見通し
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3342595.html

 自民党の古賀元幹事長は、TBSテレビ「時事放談」の収録で、加計学園の「首相案件」問題や森友学園問題などで安倍政権が揺れていることを念頭に、秋の自民党総裁選挙について「前倒しの可能性もある」との見通しを示しました。

 「9月の総裁選挙が予定どおり行われるかどうかも含めて、まさに政治は一寸先は闇。大事なことは、いつでもそれに備える勉強と準備が必要だ」(自民党・古賀誠 元幹事長)

 また古賀氏は、加計学園問題で愛媛県などと面会したかどうか問われている柳瀬元総理秘書官が「記憶の限り会っていない」と否定していることについて、「国民は、ますます疑う」と批判しました。

908とはずがたり:2018/04/14(土) 22:45:50
>>907
それだ!

今なら岩盤の支持率30%確保で未だ体力あるし3選出来るかも!?

普通なら前倒し=交代含みってか事実上の退陣ってことなんだろうけど。普通の政権じゃあ無いからな。こんな人に負ける訳には行かないと居坐って頑張って欲しい。

909とはずがたり:2018/04/20(金) 14:32:29

自民・船田氏
「首相3選、赤信号に」
https://mainichi.jp/articles/20180420/k00/00m/010/143000c
毎日新聞2018年4月19日 23時25分(最終更新 4月20日 02時28分)

 自民党の船田元憲法改正推進本部長代行は19日、東京都内で講演し、9月に予定される自民党総裁選に関し、「安倍晋三首相(総裁)の3選は黄信号から赤信号になっている」と述べた。そのうえで、「このまま(政府の不祥事が)続いたら3選はできない。安倍氏が総裁選前に辞めざるを得ない事態につながる」と指摘した。

912とはずがたり:2018/04/20(金) 15:29:30

自民党総裁選への対応、決まっていない=岸田政調会長
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2018/04/211765.php
2018年04月18日(水)16時37分

 4月18日、自民党の岸田文雄政調会長は記者会見で、今年9月に予定されている自民党総裁選への出馬有無について「私の対応は決まっていないということは、従来と変わりない」と述べるにとどめた。写真は昨年7月に首相官邸に到着した同政調会長(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 18日 ロイター] - 自民党の岸田文雄政調会長は18日の記者会見で、今年9月に予定されている自民党総裁選への出馬有無について「私の対応は決まっていないということは、従来と変わりない」と述べるにとどめた。セクハラ報道問題に関し、財務省は福田淳一次官を中心に説明責任を果たすべきとの見解を示した。

岸田氏が会長を務める自民党内の派閥の1つである宏池会は、同日夕に都内のホテルでパーティーを開き政策を公表する予定。

岸田氏は今回公表する政策集について、派閥の60周年記念事業本部が「1年間議論した成果をまとめたもの」「宏池会の政治姿勢、政策の基本的方向性を多くの方に知ってもらい、応援してもらうのにつながれば」と語った。

政策のキーワードは「バランス」で、少子高齢化が本格化する「2020年以降の時代において、どのような考えを大事にするか明らかにした」と説明。

政策決定プロセスも「トップダウンの単線的な行き方でなく、ボトムアップの多様性を重視したありかた」であると指摘した。

また、経済財政や社会保障の分野では「持続可能性を重視すべき」との考えを明らかにしているという。

<財務省は福田次官中心に説明責任>

財務省に対しては、セクハラ報道や文書改ざんなどを念頭に「様々な事案が指摘され、国会議論に影響が出ており、このことを深刻に受け止めている。財務省でしっかり反省してもらい、国会審議が順調に進められる努力が必要」と述べた。

セクハラ報道については、被害女性記者の名乗り出を要請する調査方法に批判が出ており「人権やプライバシーに配慮して調査が必要。(批判について)こういう声を受けて、適切な説明責任や、財務省の努力が必要」と注文をつけた。

説明責任については「次官の言動についての指摘なので、(次官)本人を中心にしっかり説明責任を果たすべき」とした。

(竹本能文 編集:田巻一彦)

913とはずがたり:2018/04/20(金) 15:30:54
ついに動く岸田氏、「ポスト安倍」が始まった
日米首脳会談と同時に新潮砲炸裂の修羅場で
https://toyokeizai.net/articles/-/217546
泉 宏 : 政治ジャーナリスト

世界が注目する日米首脳会談と、破廉恥としか言いようのない財務次官セクハラ辞任…。4月18日朝から19日未明にかけて、永田町で政府や与野党幹部が右往左往するビッグニュースが連続した。業界用語でいう"ニュースの特異日"だが、その陰で「ポスト安倍」政局がじわりと動き出した。

相次ぐ疑惑発覚による政局混迷で、9月の自民党総裁選での安倍晋三首相の3選に黄信号が灯る中、自民党内で動向が注目されているのが岸田文雄政調会長だ。その岸田氏が会長を務める岸田派(宏池会)の18日夜の政治資金パーティーで「いざという時には、やる」と拳を突き上げたのだ。駆けつけた岸田氏のライバルの石破茂元幹事長も、あいさつで「切磋琢磨のため研鑽する」と応じ、詰めかけた聴衆にもざわめきが広がった。

その一方で、17日午後に訪米した首相は、同日夕(日本時間18日午後)にアメリカ・フロリダ州のトランプ米大統領の別荘で同大統領とは6度目の日米首脳会談を行った。さらに、18日午前(日本時間18日深夜)には3度目のゴルフに興じて「ドナルド・シンゾー」の親密さをアピールし、19日朝(日本時間)には2回にわたる首脳会談の成果を大統領との共同記者会見で高揚した表情で世界に発信した。

跳ばない男の「いざという時は、やる」に大歓声
しかし、18日夜に福田淳一財務省事務次官が『週刊新潮』に女性記者へのセクハラ疑惑を報道されたことで辞任表明し、未明には当該記者の所属するテレビ朝日幹部が女性記者へのセクハラの事実関係を認める会見をしたことで、19日の新聞各紙の一面トップはほとんどが「福田事務次官辞任」となった。

さらに、同日午前の民放テレビ各社のワイドショーも、同じ18日に「買春」疑惑を『週刊文春』に報道されることを理由に辞職願を提出した米山隆一新潟県知事との"ダブル辞任劇"が中心となり、「安倍外交」のハイライトのはずの日米首脳会談は重要さには反比例の地味な扱いとなった。

岸田派が都内のホテルで開催したパーティーには約3000人が詰めかけた。同派会長の岸田氏は開会の主催者あいさつで、まず自らの政治姿勢について「上善如水(上善は水のごとし)」という老子の言葉を引いて「やわらかい水こそが物事を動かす」と説明し、「宏池会はお公家集団といわれ、私も『跳べない男』や『跳ばない男』と揶揄された」と会場の笑いを誘った上で、最後に「いざという時はやる、という思いをしっかりと示さなければいけない」と声を張り上げ、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

パーティーでは、派閥会長に岸田氏が就任して初めての政策集の骨子も発表した。総裁選を見据えた「政権構想」にもつながる内容で、第1項目に「国民の多様な声、異なる意見にも耳を傾け、ボトムアップの政治を行う」などと記したあたりは、トップダウン型の安倍政治へのアンチテーゼともみえる。さらに、エネルギー政策では「世界をリードする低炭素社会を目指す」と書いたが、原案では安倍政権の原発維持政策を批判する文言があり、「政治的配慮で削った」(岸田派幹部)とされる。?

派内にも主戦論
岸田氏はパーティー後、記者団に「政策あるいは政治スタンスを明らかにしていくことは大事だ」と語ったが、総裁選に立候補するかどうかについては相変わらず明言を避けた。岸田氏は16日夜に首相と二人だけで密談したが、総裁選への対応については「何も決めていない」として状況次第では出馬する考えを首相に伝えたとされる。岸田氏周辺も「勝負はこれから」としており、政局混迷を受けて同派内でも主戦論が強まっている。

この岸田派パーティーの最中に飛び込んだのが福田次官の辞任表明のニュースだった。麻生派会長としての来賓出席を取りやめた麻生財務相が、福田氏辞任を公表したのが午後6時半頃。パーティ―会場の演壇脇に設営された議員コーナーには、岸田氏や古賀誠・岸田派名誉会長(元幹事長)ら同派幹部と自民各派領袖の二階俊博幹事長、石破氏、石原伸晃元幹事長らが集結しており、「福田氏辞任」の速報が事務局から伝えられると、それぞれ「やはり」「遅すぎた」などの嘆声を発した。

岸田氏は党最高幹部の一人として財務省の対応に苦言を呈してきたこともあり、「ますます緊張感を持たなければならない」と表情を引き締めた。また、福田氏と親しい領袖の1人は「あいつ(福田氏)はわきが甘いからな」と苦笑し、財務省の対応を「何をやっているんだ。財務省がつぶれるぞ」と怒った。

事務次官辞任という不祥事は「財務省内部の問題」(自民幹部)ではあるが、最強の官庁の事務方トップで、その上司が安倍政権の大黒柱で首相の後見人を自認する麻生氏だけに、政界全体に衝撃が広がった。

914とはずがたり:2018/04/20(金) 15:31:23
>>913
しかもそれから約5時間後の19日午前零時過ぎ、テレビ朝日の幹部が緊急記者会見し、福田氏のセクハラ疑惑の当事者とされる女性が同社の財務省担当記者であったことを公表し、週刊新潮の記事内容も大筋事実であるとの調査結果を説明したことで、財務省側の言い分は「誰も信じない状況」(自民幹部)となった。

次は麻生財務相の「進退」が政局の焦点に
そもそも、財務省幹部を取材対象とする同省記者クラブ(財政研究会)では「福田氏のセクハラ発言は昔から有名」(ベテラン記者)との声が少なくなかったとされる。それだけに、麻生財務相があえて福田氏をかばったことが事態を深刻化させた格好だ。首相らは「早くクビを切って政権への影響に歯止めを掛けたほうがいい」と先週末の福田氏更迭を求めていたとされ、いったん福田氏が全否定し、麻生氏も続投させたことで「よけい、傷口を広げた」のは間違いない。

総裁選への出馬準備を進める石破氏は18日夜、記者団に対し「(福田氏の)あの全否定はなんだったのか。いったん全否定し、週刊誌を告訴すると。そのような記者がいるなら、名乗り出なさいと財務省の名前で言って、一転辞める。なんなんだという感じがする」と苦々し気に語った。

財務事務次官の任命権者である麻生財務相が、米ワシントンで19、20両日に開催される20カ国・地域(G20)財務相・ 中央銀行総裁会議出席のため19日午前に訪米したことから、福田氏の正式な次官辞任と後任人事の決定は週明けになる見通しだが、与党内からも「辞表は受け取らず、懲戒免職にしないと、けじめがつかない」(公明党幹部)との厳しい声も相次いでいる。

一方、公文書改ざん事件など一連の疑惑で政府を攻撃してきた野党各党は一段と勢いづいた。立憲民主党など野党6党は19日午前、福山哲郎立憲民主幹事長らが自民党の二階幹事長らと会談した。席上、福山氏は6野党の総意として、セクハラ疑惑による財務事務次官更迭を受け、麻生財務相の辞任を強く要求した。併せて、加計問題での柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)の証人喚問も求めた。

自民党はすでに、首相と麻生財務相が帰国後の週明け23日に衆参予算員会での集中審議と柳瀬氏らの参考人招致を野党に提案しているが、野党側は「証人喚問に応じなければ国会審議に協力しない」(福山氏)と強硬で、折衝は難航している。ただ、自民党内にも「もう、麻生氏はもたない」との声が出始めており、週明け以降は麻生氏の進退問題が当面の政局の焦点となることは避けられそうもない。

野党側は今回の訪米で首相がトランプ大統領とゴルフを行ったことにもクレームをつけた。首相は「腹を割って相当突っ込んだ話ができた」(側近)とゴルフ外交の効用を力説するが、野党側からは「違和感がある。国民の理解は得られない」(立憲民主幹部)などと批判の声が相次ぐ。さらに、首相訪米に昭恵夫人や柳瀬氏が同行していることについても「海外逃亡にも見える」(同)と批判した。

首相は17、18日での2回の首脳会談とゴルフで「日米の強い絆を再確認できた」と胸を張るが、与党内からは「折角の日米首脳会談も、国内のスキャンダルで台無しになった」(自民幹部)と嘆く声が聞こえてくる。首相周辺は「安倍外交の成果をアピールすれば、週末の世論調査でも内閣支持率がアップするはず」と期待するが、各メディアが首相訪米よりスキャンダル報道に力を入れているため、「支持率は続落するのでは」(自民幹部)との見方が広がる。

そうした中、永田町では18日夜に小泉純一郎元首相、山崎拓元自民党副総裁と小池百合子東京都知事が赤坂の日本料理店で会談したことで憶測が広がった。小泉氏は週刊誌のインタビューで「首相の3選は無理」などと語り、山崎氏もこれまで首相批判を続けてきた党長老だからだ。山崎氏は会談後、不祥事が相次ぐ安倍政権について「人心一新の時が来ている」との意見が出たことを明らかにした。

山崎氏は記者団に、公文書改ざん事件での佐川氏の辞任を「トカゲのしっぽ切り」、セクハラ疑惑での福田氏の辞任表明を「胴体切り」と表現し、「トカゲのキャップ(頭)も切らないといけない」と述べ、麻生財務相にも辞任を求める考えを示した。この会合には岸田派パーティーに出席した二階幹事長も遅れて駆けつけたが、出席者の話を聞くだけでほとんど発言はしなかったとされる。

915とはずがたり:2018/04/20(金) 15:31:34
>>914
「保守本流の政治を一日も早く」と古賀氏
18日の岸田派パーティ―でのあいさつで、岸田氏が「故池田勇人元首相が立ち上げたわが宏池会は結成61年目を迎え、新しいスタートを切る時だ」と切り出したのは、同派が創立60周年記念パーティーを丁度1年前の4月19日に同じホテルで開催したことが念頭にあったからだ。

昨年は「『安倍時代』もいつかは終わりが来る。宏池会はその時に何をしなければならないか、今から考えなければならない」と珍しくポスト安倍に意欲をにじませた岸田氏に対し、遅れて駆けつけた首相は「(首相を目指すのは)もうしばらく我慢して政権を支えて頂きたい」とけん制したが、会場は笑いに包まれた。しかし、今回の岸田氏の決意表明や、それを見守る各派幹部達の表情には期待や警戒感が交錯していた。

今年1月に死去した故野中広務元幹事長や二階幹事長と長年にわたって親交を結んできた岸田派名誉会長の古賀氏は、壇上に上がった出席議員を従えて乾杯の音頭をとった。「最高、最大のリベラルである宏池会の伝統をきっちりつないでいく」と切り出し、「保守本流の政治が一日も早く来るのを一日千秋の思いで待ち焦がれている」と言って杯を挙げた古賀氏は、段を降りる岸田氏の背後で会場を見やりながら「これから2カ月が勝負だ」とつぶやいた。

916とはずがたり:2018/05/13(日) 01:30:06
自民総裁選 石原氏 安倍首相の3選支持にじませる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180508/k10011430101000.html
5月8日 4時09分

ことし秋の自民党総裁選挙をめぐり、自民党の石原前経済再生担当大臣は、7日夜、みずからの派閥のパーティーで、安倍政権が進める外交や経済政策を評価し、安倍総理大臣の3選を支持する考えをにじませました。

この中で、石原前経済再生担当大臣は、安倍政権の外交政策について、「安倍総理大臣が地球をふかんするとして各国の首脳と信頼関係を築いたことが、今日の日本の国益になっている。そうでなかったら、皆さんも不安になっていただろう。安倍外交をしっかり後押ししていきたい」と評価しました。

さらに、石原氏は、「ことしは新年会で『景気が悪い』という声を聞かず、間違いなく景気はよくなっている。この足取りを確かなものにする必要があり、流れを変える訳にはいかない」と述べ、ことし秋の自民党総裁選挙で安倍総理大臣の3選を支持する考えをにじませました。

一方、総裁選挙への立候補に意欲を示す、石破元幹事長は、7日夜、BSフジの番組で、安倍総理大臣の国会答弁について、「『民主党時代はどうだったのか』という話が出るが、今の政権に代わって5年以上たっており、国民は、そんなことは聞いていない。野党は国民が聞きたいことを聞き、政府は答えなければいけないことを答えればいい」と指摘しました。

917とはずがたり:2018/05/13(日) 15:27:33

「自分は聖域、悪いのは安倍夫妻」 舌禍連発の麻生財務相が懲りずに居座るワケ〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180512-00000008-sasahi-pol
5/12(土) 14:28配信 AERA dot.

 麻生太郎財務相のセクハラを軽視する“舌禍”騒動が続き、事態が泥沼化している。

 麻生氏はセクハラで処分された福田淳一前事務次官の問題で「セクハラ罪という罪はない」「はめられた可能性は否定できない」など発言。

 11日午前の衆院財務金融委員会で、尾辻かな子氏(立憲民主)が発言を追及したのに対し、麻生氏は「(福田氏がセクハラは)『ない』と言っている以上、『ある』とは言えない」などと強弁。同日午後の質疑で宮本徹氏(共産)が再度、問いただすと、ようやく「撤回させていただく」と答弁が不適切だったことを認めた。

 さらに「不用意な話で、セクハラを妙に軽んじていると指摘を受けた。以後注意したい」と謝罪に追い込まれた。

 麻生氏の一連の発言に対し、財務省の前で「with you」と書かれたプラカードを持った人ら約100人が抗議していた。

 麻生氏がこうして「セクハラを軽視するにはワケがある」と指摘するのは、銀座のクラブ関係者だ。”座って、水だけ出てウン万円”という銀座や六本木の高級クラブに通うのが、麻生氏の趣味でもあり、これまで湯水のごとくカネを費やしてきたという。

「麻生さんは奥さんそっちのけで、クラブに入り浸っていた。そもそもセクハラなんていわれても、認識がないんじゃない」(銀座クラブのママ) 

 自民党重鎮は「麻生氏のクラブ通い、舌禍癖は昔から…」と突き放す。

「本来ならば、とっくに首だけど、吉田茂の孫でセレブの麻生さんは自分だけは聖域、と思っている。プライドが高く、そもそも問題の諸悪の根源は安倍夫妻で、そのばっちりで辞めてたまるかと、逆方向に向かっているが、安倍官邸は負目もあってコントロールできていない。安倍さんはまだまだ3選をあきらめていない。麻生さんさえ、味方につければ、石破茂元幹事長が9月の総裁選に出馬しても勝てると票読みをしている。だが、一連の不祥事で麻生さんが財務相辞任に追い込まれるようなことがあれば、形勢はガラリと変わり、安倍内閣は瓦解するよ」



918とはずがたり:2018/05/13(日) 15:39:37

関連ニュースはこちら セクハラ問題
麻生氏、失言続々 政権内外から批判の声
https://mainichi.jp/articles/20180512/k00/00m/040/112000c?fm=mnm
毎日新聞2018年5月11日 21時05分(最終更新 5月11日 21時44分)

 財務省の福田淳一前事務次官のセクハラ問題で、麻生太郎財務相は11日午前、衆院財務金融委員会で、福田氏が被害女性に「はめられた」とする見方に再び言及し、「(はめられた)可能性があるとはよく言われている話なので、否定できない。事実かもしれない」と発言した。午後になると一転、発言を撤回したが、政権内外から批判の声が出た。

 午前の発言は、立憲民主党の尾辻かな子氏への答弁。麻生氏は4月、記者会見で「(福田氏が被害女性に)はめられて訴えられたんじゃないかとか、世の中に意見もある」と発言しており、現在の認識を問われた。

 尾辻氏への答弁では、福田氏がセクハラ行為をしたかどうかについても、個人の見解として「(福田氏)本人が(セクハラは)無いと言っている以上、あるとはなかなか言えない」と答えた。ただ、財務省は福田氏のセクハラ行為を認定して懲戒処分相当として退職金を減額した。麻生氏も「財務相としては認めている」と話し、公私で認識が違うとの説明になった。

 外遊先での「『セクハラ罪』という罪はない」と発言して批判を招いたことについては、「法律の話をした」だけで、セクハラを軽視したつもりはないとの従来の主張を繰り返した。さらに「発言の一部が切り取られた」などとメディアに責任を転嫁した。

 午後に再開した委員会では、一転して守勢に回る場面も。「はめられた可能性がある」との発言は、共産党の宮本徹氏の追及に「撤回する」と明言した。

 また、麻生氏同様、財務相と首相の双方を経験した野田佳彦氏は、財務省が森友学園を巡る決裁文書改ざんやセクハラ問題で揺れる中、「省内で頑張っても、大臣が波紋を呼ぶ発言をすると全て打ち消しになる」と諭した。これには麻生氏も目立った反論はせず、「不用意な話で、セクハラを妙に軽んじていると疑われると指摘を受けた。以後注意したい」「私の発言が足を引っ張っていないかとの指摘を真摯(しんし)に受け止める」と陳謝した。

 麻生氏の発言については、菅義偉官房長官も11日午後の記者会見で「発言の中で受けとめ方、受け取られ方にいろいろ問題があったと思う」と指摘した。安倍晋三首相も11日、出演したフジテレビの番組で「このセクハラはあってはならない。言葉には慎重でなければならない」と言及した。【岡大介】

◆セクハラ問題を巡る麻生氏の一連の発言◆

4月13日 「事実としたら、セクハラという意味ではこれはアウト」(閣議後記者会見)

  17日 「(被害女性)本人が(被害を)申し出なければ、そんなもんどうしようもない」「(セクハラをしたと)言われている人の立場も考えないと。福田の人権は無しってことですか?」(閣議後会見)

  24日 「(福田氏が被害女性に)はめられて訴えられているんじゃないかとか、世の中に意見もある」(閣議後会見)

5月4日 「『セクハラ罪』という罪はない」(外遊先マニラでの会見)

  8日 「(『セクハラ罪』が)あるかといったらない。事実を言っているだけ」(閣議後会見)

  11日午前「(福田氏がはめられた)可能性は否定できない。本当に事実かもしれない」

 福田氏のセクハラ行為の有無については「(個人としては)福田氏が無いと言っている以上、あるとはなかなか言えない」「財務相としては認めた」→午後 「はめられた発言」は撤回(いずれも衆院財務金融委員会)

919とはずがたり:2018/05/14(月) 17:00:55

麻生氏、安倍首相と会談 三選へ支援伝える
http://www.news24.jp/articles/2018/05/08/04392561.html
2018年5月8日 23:47ツイートするシェアする

安倍首相は8日夜、麻生副総理と2人きりで会談した。麻生氏は9月の自民党総裁選挙で安倍首相の三選に向け麻生派として支援する考えを伝えた。

会談は、東京都内のレストランで約2時間にわたって2人きりで行われた。この中で麻生氏は、9月の自民党総裁選挙で安倍首相の三選に向け、自らが会長を務める麻生派として支援する考えを伝えたほか、党内情勢について意見交換をしたという。

森友学園や財務省の文書改ざんの問題に加え、加計学園の問題などが政権を揺るがしている中で、協力して政権運営にあたっていくことも確認した。

麻生氏に対しては財務省で問題が相次いでいることから野党側は辞任を求めているが、麻生氏の進退や一連の問題については話題にならなかったという。

920とはずがたり:2018/05/27(日) 09:58:11
米朝会談中止「たった1カ国、支持した」 菅長官
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00000035-asahi-pol
5/26(土) 17:32配信 朝日新聞デジタル

■菅義偉官房長官(発言録)

 (米朝首脳は)6月12日に会談する予定だったが、トランプ大統領は断った。会談を開くことが重要なのではない。核・ミサイル、拉致問題を前に進めていくことが重要だ。だから安倍晋三首相が、トランプ氏の決断を支持すると言った。たった1カ国です、世界でも。そしたらまた(トランプ氏が米朝会談について)やるかもしれない、良い感じにあるとツイートした。

 私たちは選挙の時、日米、日米韓で協力して圧力をかけ、北朝鮮の政策を変えさせると言い続けた。批判もあったが、こうした政策によって、金正恩委員長が体制を保証してくれれば非核化すると言い始めた。

 私どもが考えていた方向に物事が回り始めてきている。安倍首相の外交努力によって、トランプ氏を引き込んで、圧力をかけ続けてきた(結果だ)。これからが正念場だ。(自民党栃木県連大会のあいさつで)

飯島勲氏「北朝鮮、核廃絶でアジア最高の金持ちになる」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00000049-asahi-pol
5/23(水) 18:24配信 朝日新聞デジタル

■飯島勲・内閣官房参与(発言録)

 ロシアだろうとアメリカだろうと、北朝鮮の(レアメタルなどの豊富な)地下資源を中心にして手を打っている。トランプ(米大統領)は地下資源を評価することで、すぐ何兆円と投資できる。核を廃絶することによって、アジアで最大、最高の金持ち国になるのが北朝鮮と言わざるをえない。

朝日新聞社

921名無しさん:2018/06/25(月) 07:46:44
https://this.kiji.is/383551501559497825

共同通信
安倍首相、議員票過半数の勢い
自民党総裁選、地方票で変動も
2018/6/24 18:36
©一般社団法人共同通信社

 9月の自民党総裁選を巡り、共同通信社は同党の派閥に属さない国会議員73人の動向を24日までに探った。約4割に当たる31人が安倍晋三首相(党総裁)の連続3選を支持する意向だと判明。派閥として首相を推す方針の細田、麻生、二階の3派(計197人)を加えると総計228人となり、党所属議員405人の半数を超える勢いだ。ただ、無派閥の約半数に当たる37人が態度未定・無回答。党員・党友の地方票の行方も見えず、情勢が変動する余地がある。

 首相と石破茂元幹事長、野田聖子総務相が立候補に意欲を示しており、岸田文雄政調会長も出馬を選択肢としている。

922とはずがたり:2018/07/11(水) 12:42:43
広域被害、政府を翻弄=初動遅れ、挽回に懸命-西日本豪雨
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018071001100&g=pol
 西日本豪雨の被害は広範囲に及び、危機管理に強いとされる安倍政権を翻弄(ほんろう)した。災害には「先手先手」の対応を掲げる安倍晋三首相だが、平成に入って最悪の水害に発展するとは当初予想しなかったとみられ、野党は初動の遅れを批判する。被害の全容が把握できていない中、矢継ぎ早に対策を打ち出し、挽回に懸命だ。

〔写真特集〕西日本豪雨~各地で甚大な被害~

 首相は10日の非常災害対策本部で安否不明者の捜索に全力を挙げるよう指示し、「被災地のニーズを迅速にきめ細かく把握し、対応に万全を期してほしい」と求めた。9日は省庁横断の支援チーム結成を指示。10日には2018年度予算の予備費を拠出する方針を示した。
 政府関係者は「安倍内閣の危機対応は過去のどの政権もかなわない」と強調する。ただ、河川の氾濫や土砂崩れは各地で同時に多発。道路の寸断などで救助隊の移動や物資輸送も難航し、被害状況の確認にも手間取った印象は否めない。
 気象庁が大雨警戒を呼び掛けたのは5日。首相官邸が連絡室を設置したのは6日、関係閣僚会議開催は7日で、災害対策基本法に基づく対策本部設置はその後の8日だった。10日の参院内閣委員会で立憲民主党の杉尾秀哉氏は「本当に先手先手だったのか。後手後手ではないか」と指摘した。
 5日夜に首相や閣僚、自民党幹部らが「赤坂自民亭」と称した飲み会に出席したことにも批判が出ている。西村康稔官房副長官は会合で首相らが談笑する写真をツイッターに投稿。立憲の蓮舫参院幹事長は「責任感があまりにも欠如している」と非難した。
 赤坂自民亭に出席した閣僚からは10日、釈明が相次いだ。上川陽子法相は「大変な災害になっていることに思いを寄せることができなかった」と述べ、吉野正芳復興相は「いろいろな批判は受け入れていきたい」と語った。
 政府は今回の豪雨災害を受け、被災自治体の対応が適切だったか検証する考えだが、政府自体も問われそうだ。(2018/07/10-19:10)

923とはずがたり:2018/07/16(月) 00:07:03

竹下は安倍では参院選苦戦すると読んでるのかな?

出馬表明、先送りも=自民・竹下氏
https://jiji.com/jc/article?k=2018071400422&g=pol

 自民党の竹下亘総務会長は14日、新潟市内で開かれた同党新潟県連大会であいさつし、9月の党総裁選に関して「大災害の復旧・復興に全力を挙げようという空気に日本中が向かっている中で、一定の落ち着きがないと、なかなか(出馬表明を)言えないのではないか」と述べ、各候補による出馬表明の時期が遅れるとの見方を示した。
 竹下氏は「国政選挙に負けたら、その総裁は終わりだ。その厳しさの中で次の総裁をしっかりと決めていかなければならない」と語り、来夏の参院選で「勝てる顔」を選ぶべきだとの考えを強調した。(2018/07/14-16:09)

924とはずがたり:2018/07/24(火) 15:43:59

自民党総裁選 岸田政調会長が立候補見送りへ
15:15NHKニュース&スポーツ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011546651_20180724.html

9月の自民党総裁選挙への立候補を検討していた岸田文雄政務調査会長は、外交や災害対応など山積する課題に安倍総理大臣を中心に対応していく必要があるとして、総裁選挙への立候補を見送る意向を固めました。岸田氏は、安倍総理大臣が立候補すれば支持する見通しです。

925とはずがたり:2018/07/24(火) 22:07:13
4556 名前:チバQ[] 投稿日:2018/07/24(火) 21:27:13
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1807190003.html
【自由民主党総裁選キーマン】石破元幹事長、地方人気は高いが…「最大のカギ」は国会議員の多数派工作 進次郎氏とも連携めざす
07月19日 17:05夕刊フジ

【自由民主党総裁選キーマン】石破元幹事長、地方人気は高いが…「最大のカギ」は国会議員の多数派工作 進次郎氏とも連携めざす

石破氏(写真)は、進次郎氏と連携して、国会議員票の多数派工作を狙う

(夕刊フジ)

★(2)石破茂元幹事長

 明らかに顔つきが違い、語気の強さが違った。

 石破茂元幹事長は今月8日、地元・鳥取県で国政報告会を行った。安倍晋三首相の「1強」体制が続いてきた永田町がアウェイなら、ここはホームだ。支援者たちの熱気を受けて、「総裁選出馬」について、次のような言葉を発した。

 「正論を言うと評価を頂くが、(『後ろから鉄砲を撃つ』などと)風当たりは強い。『出るくいは打たれる』というが、出るくいが抜かれることもある。でも、みんなが大勢に従い、誰も本当のことを言わない世の中は、決していい世の中だとは思わない」

 地元を預かり、最後にあいさつに立った桂子夫人はこう言い切った。

 「この後、大きな闘いが待っていると思います」

 石破氏は、総裁選への正式な態度は国会閉幕(22日)後に示すことにこだわっている。与党の一員である以上、国会審議などに影響が出るのは良くないという考えだ。

 ただ、これに対して、「逆に、もっと意思表示すべきだ」という声もある。ある会合で、たまたま居合わせた亀井静香元建設相には「いまの政治じゃダメだから自分が出ると言え!」と迫られるシーンもあった。

 自民党ベテラン議員も「要は権力闘争。政権が弱っているときには声を上げるべきだ」と話す。

 石破氏の地方人気は高く、「地方創生に力を入れ、地方行脚、選挙応援を続けて築いてきた。地方票獲得は前々回のように期待できる」(自民党幹部職員)と予想する。

 逆に、安倍首相にリードされるのは国会議員の支持だ。議員票への働きかけについて、石破氏は私(鈴木)に「これからも(会合を)やっていく」と話すが、石破派幹部らも動いている。

 まずは派閥単位だ。

 石破氏に近いベテラン議員は「1つは『ポスト安倍』のライバルである岸田文雄政調会長率いる岸田派との接触だ。どちらが先に首相になるかで、連携できないか模索している。次に、竹下派。今回の総裁選でキャスチングボートを握り、派閥の復権を目指しているが、石破氏はもともと旧竹下派。同派が来年必勝を目指す参院選でも、全力を挙げることを約束して接触している」

 石破氏は7月に入って、田中角栄、大平正芳両元首相の墓参をした。石破氏側近が解説する。

 「大平氏は宏池会、つまり岸田派だし、自ら『政治の師』と仰ぐ角栄氏は現在の竹下派だ。石破氏がいま、岸田氏や竹下氏と直接会ってお願いするのは時期尚早で生々しいが、墓参りを通じて『自分の政治家としての本流はそこです』と両派への気持ちを見せたことにもなる」

 そして、小泉進次郎筆頭副幹事長。社会保障から原発政策に至るまで、政策をすり合わせて、石破支持に持っていきたいと、「石破氏側近が動いている」(前出のベテラン議員)という。

 国会議員票での多数派工作が奏功するか-。石破氏の「最大のカギ」はそこにありそうだ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)、『戦争を知っている最後の政治家-中曽根康弘の言葉』(ブックマン社)、『石破茂の「頭の中」』(同)など。

926とはずがたり:2018/07/24(火) 22:07:36
4555 名前:チバQ[] 投稿日:2018/07/24(火) 21:26:46
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1807180007.html
【自由民主党総裁選キーマン】安倍晋三首相、外交武器に“3選”有力も「2つのリスク」
07月18日 17:05夕刊フジ

【自由民主党総裁選キーマン】安倍晋三首相、外交武器に“3選”有力も「2つのリスク」

安倍首相は「3選」に近づいている

(夕刊フジ)

★(1)安倍晋三首相

 「我慢と外交だ」

 安倍晋三首相を、官邸の外で支えるベテラン議員はこの春、モリカケや財務省問題で支持率が下がった際に、厳しい表情でそう話していた。

 7月に入って、このベテラン議員を再び直撃した。この2、3カ月で大きく動いたのは予言通り外交だ。

 ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の米朝首相会談(6月12日)が世界で注目されるなか、安倍首相は、中東訪問(4月29日~5月3日)、日中韓首脳会談(5月9日)、日露首脳会談(5月26日)と、戦略的外交を展開した。

 「長期政権は緩みも生むが、外交の舞台では最古参となれば発言力も増しメリットがある」(外務省OB)。安倍首相の最大の武器になった。

 「マスコミの世論調査も、支持が不支持を上回ってきた。世界情勢が混とんとするなか、北朝鮮にしろ、トランプ氏との関係にしろ、『外交は、安倍首相以外にはやれない』という国民のイメージは強い」(前出のベテラン議員)

 このほか、安倍首相が「3選」のために始動したのは国会議員票固めだ。出身派閥の細田派(94人)のほか、麻生派(59人)と、二階派(44人)は支持を取りつけているが、より確実にするための新たなターゲットが岸田派(48人)だ。

 「岸田派を率いるのは総裁候補の1人、岸田文雄総務会長だ。安倍首相は6月19日、4月に続き、2度目のサシの食事をした。中身は漏れていないが、間違いなく安倍首相は自らへの支持を頼んだはず。条件は自分の後の禅譲や、岸田氏が望むポストと聞いている」(細田派議員)

 ただ、この会合後、安倍首相が「岸田さんはこっち」と周辺に漏らしたとの情報が岸田氏の耳に入り、岸田氏が気分を害したとの話もある。

 「派閥単位で言えば、総裁選でキャスチングボートを握りたい竹下派(55人)の動向もあり、最後までどこが支持してくれるか丁寧に接しなければならない」(同)

 このほか、最大のライバルである石破茂元幹事長が根を張る地方票に対しても、時間を捻出して「異例」の地方県連大会回りを行うなど、切り崩しを図っている。

 こうした多数派工作に、安倍首相は自信を深め、「(石破氏と)一騎打ちになってもいける」と、ごく近い周辺に話しているという。

 しかし、官邸の有力側近の1人は「一騎打ちは、何がきっかけでどう転ぶか分からないし、終わった後の溝が深く、残り政権の不安定材料になりかねない」と周囲に話し、あえて推薦人など手当てしてでも「3人目の候補者」を出すように動いているという。

 冒頭のベテラン議員も「リスクが2つ」と引き締める。

 「まずは、首相周辺の危機管理だ。安倍首相が『(予算委員会の集中審議は)勘弁してくれ』と言ったと口にしたり、気象庁が豪雨について厳重な警戒を呼び掛けた5日夜の懇談会の写真をツイッターに上げたり、軽はずみの言動は足を引っ張る。もう1つは、小泉進次郎筆頭副幹事長の言動。モリカケなど、政府・自民党の対応を批判し、世論は好感している。進次郎氏が誰を推すか発言すれば、流れは変わりかねない」

 「3選」へ、まだまだ油断は禁物だ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)、『戦争を知っている最後の政治家-中曽根康弘の言葉』(ブックマン社)、『石破茂の「頭の中」』(同)など。

927名無しさん:2018/07/24(火) 23:26:46
https://this.kiji.is/391513041910400097

共同通信
18歳から総裁選投票可能に
自民、年齢引き下げ検討
2018/7/16 17:52
©一般社団法人共同通信社

 自民党は9月の党総裁選に関し、「20歳以上」としている党員投票年齢を「18歳以上」に引き下げる方向で検討に入った。公選法や国民投票法の選挙権年齢引き下げと整合性を図る。若者に積極的な政治参加を促す狙いもある。特例措置として近く党総務会で協議したい考えだ。党幹部が16日、明らかにした。

 今回の総裁選では、2012年時よりも党員・党友票である地方票の比重が増え、所属国会議員と同数の405票が配分されるほか、決選投票にも地方票が導入される。

928とはずがたり:2018/07/29(日) 16:17:30
3130 名前: チバQ[sage] 投稿日:2018/07/29(日) 13:05:27
https://www.sankei.com/smp/politics/news/180728/plt1807280005-s1.html
参院竹下派は石破元幹事長を支持 議員50人前後固める 衆院議員の大半は安倍首相支持自民党総裁選2018.7.28 06:57



 9月の自民党総裁選をめぐり、党内第3派閥の竹下派(平成研究会、55人)の参院議員(21人)が石破茂元幹事長の支持に回ることが27日、分かった。同派衆院議員の大半は連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)を支持する方針だ。総裁選は岸田文雄政調会長の不出馬表明に伴い首相と石破氏の事実上の一騎打ちとなる公算が大きく、石破氏は石破派(水月会、20人)を含め党所属国会議員(405人)のうち50人前後を固めたことになる。


 複数の党幹部の証言によると、政界引退後も存在感を示す青木幹雄元参院議員会長が、竹下派会長代行の吉田博美参院幹事長に対し「石破氏でいけ」と参院議員21人全員をまとめるように指示。吉田氏は派内に首相に近い議員が多いことから抵抗したが、最終的に受け入れた。

 これを受け、派閥会長の竹下亘総務会長らは派内調整を加速させる。派閥としての対応は所属議員から意見聴取した上で、8月9日に長野市内で行う派閥会合で決定する予定だが、スケジュールが早まる可能性もある。

 青木氏はもともと派閥を飛び出した石破氏に冷淡だったが、長男の青木一彦参院議員の島根選挙区が石破氏の地盤である鳥取選挙区と合区されたことをきっかけに関係を修復。青木氏は石原派(近未来政治研究会、12人)最高顧問の山崎拓元副総裁にも石破氏支持を伝えているという。

929名無しさん:2018/07/30(月) 12:51:11
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018072901001491.html

【政治】

首相、自民総裁3選有力 所属議員310人が支持

2018年7月29日 16時28分


 9月の自民党総裁選に向け、共同通信社は29日までに所属国会議員405人の支持動向を直接取材などを通じて探った。約76%に当たる310人が連続3選を目指す安倍晋三首相を支持した。立候補を準備する石破茂元幹事長は石破派を中心に24人、野田聖子総務相は本人を含めて2人だった。国会議員票(405票)での首相の大きなリードは党員・党友による地方票(405票)の行方に影響を及ぼすのは必至だ。首相の3選が有力となった。
 総裁選は国会議員票と、地方票の計810票で争われ、過半数を獲得した候補が勝利する。6年ぶりの選挙戦となる見通し。
(共同)

930名無しさん:2018/07/31(火) 09:52:04
>投票資格を有する党員は約90万人から約106万人に拡大。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180730-00000107-jij-pol

自民総裁選、18歳も投票可能に=来月6日に選管初会合
7/30(月) 19:28配信

時事通信
 自民党は9月の総裁選の投票資格を特例的に拡大する方向で検討に入った。

 20歳以上を改めて、18、19歳の一部も投票可能とする。2016年の選挙権年齢の引き下げを踏まえた。党関係者が30日明らかにした。

 同党は8月6日に総裁選挙管理委員会の初会合を開く。委員長には野田毅衆院議員を互選する見通し。投票資格拡大は同月下旬の第2回会合で話し合い、党総務会で正式決定する。

 総裁公選規程に従えば、20歳以上で16、17年分の党費を納めた党員が投票資格を与えられる。これを特例で、「17年の党費を納めた党員」とする。同党は18歳から入党可能なため、18、19歳の一部も投票資格を有することになる。

 この結果、投票資格を有する党員は約90万人から約106万人に拡大。今回の総裁選では、党員らの投票を基に算出される「地方票」は、国会議員票と同数とされることから、各候補にとって党員の支持獲得はより重要となる。

931とはずがたり:2018/08/04(土) 22:18:17
竹下派、石破氏支持が濃厚 総裁選対応、衆参一本化
20:45共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2018080401001910.html

 自民党第3派閥の竹下派(55人)会長の竹下亘党総務会長は9月の総裁選対応について、衆参を一本化する意向を周囲に伝えた。幹部が4日、明らかにした。同派参院側(21人)は石破茂元幹事長を推す見通しで、派閥全体で石破氏支持を打ち出す可能性が濃厚になった。ただ衆院側(34人)では連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)を支持する声も根強く、例外扱いを容認する案が有力となっている。

 竹下氏は7日に衆参から別々に意見聴取し、8日に派閥幹部から一任を取り付けた上で、9日に長野市で行う派閥会合で態度表明する段取りを描く。

932とはずがたり:2018/08/05(日) 21:04:59
<自民・野田氏>政策まとめる 女性や高齢者を「人財」に
19:26毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180806k0000m010053000c.html
<自民・野田氏>政策まとめる 女性や高齢者を「人財」に

野田聖子総務相

(毎日新聞)

 自民党の野田聖子総務相は5日、地元の岐阜市で、自身の政策をまとめた著書の出版報告会を開いた。人口減や東京一極集中を「最大の危機」と捉え、女性、高齢者、障害者を労働市場の「人財」として生かす政策や地方活性化策の強化を訴えている。立候補を目指す9月の党総裁選での事実上の公約集との位置付けだが、立候補に必要な推薦人20人を確保するめどは立っていない。

 タイトルは「みらいを、つかめ 多様なみんなが活躍する時代に」(CCCメディアハウス)で、8日に出版される。

 著書では、女性政策などを一元的に所管する「女性活躍・子供・家庭庁」の創設▽待機児童を解消し、2歳児から全員が幼児教育を受けられる制度の実現▽高速道路料金の「定額制」導入??などを提唱。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」については、景気回復など一定の評価をする一方、大規模な財政出動や金融緩和は「正常化に向かうべきだ」と修正を求めた。

 野田氏は会合後、記者団に「(著書に賛同して)一緒に取り組みたい仲間が推薦人になれば理想だ」と述べた。推薦人には、無派閥の浜田靖一元防衛相らが名を連ねる見通しだが、野田氏周辺は「現時点で確実に見込めるのは6?7人だ」と明かす。【田中裕之】

933名無しさん:2018/08/12(日) 11:56:41
>>929

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180805-00050075-yom-pol

自民総裁選、首相が議員票7割固める…読売調査
8/6(月) 7:33配信
読売新聞
自民総裁選、首相が議員票7割固める…読売調査
(写真:読売新聞)
 9月の自民党総裁選で、連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)が国会議員票(405票)の7割超を獲得する勢いだ。読売新聞社が調べた結果、細田派など4派閥に加え、態度未定の竹下、石原両派と無派閥でも首相支持が45人に上り、計290票に達した。出馬に意欲を示す石破茂・元幹事長は25票、野田聖子総務相は2票だった。

 国会議員調査は、岸田政調会長が総裁選出馬断念と首相支持を表明した7月24日以降に行った。首相と石破氏、野田氏の3人のうち、だれを支持するかを尋ねた。態度未定の2派閥と無派閥議員については計140人のうち104人から回答を得た。

 総裁選は1人1票の国会議員票と、同数の党員票計810票で争われる。党内7派閥のうち、最大勢力の細田派(94人)と麻生派(59人)、岸田派(48人)、二階派(44人)は首相支持を表明済みだ。

934名無しさん:2018/08/16(木) 22:27:03
https://this.kiji.is/402732472784340065

共同通信
地方幹事長、首相支持21人
石破氏3人、総裁選アンケート
2018/8/16 17:07
©一般社団法人共同通信社


安倍晋三首相、自民党の石破茂元幹事長
 9月の自民党総裁選に向け、共同通信社は16日、全国の党都道府県連幹事長ら47人を対象にしたアンケートをまとめた。その結果、21人が安倍晋三首相(党総裁)の連続3選を支持した。次期総裁に石破茂元幹事長がふさわしいとしたのは3人で、野田聖子総務相を推した人はいなかった。ほか「首相か石破氏」が1人、22人が無回答か未定とした。

 いずれも地方幹部の個人的見解で地方票(党員・党友票)の結果に直結しないが、首相が地方票でリードする可能性をうかがわせた。

 アンケートは7月下旬から8月上旬に実施。香川県連は幹事長が国会議員のため総務会長が回答し、ほかは幹事長に尋ねた。

935とはずがたり:2018/08/23(木) 13:58:32

石破氏の首相批判、修正求める参院竹下派 しこりを懸念
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL8Q52HGL8QUTFK00N.html
08月22日 23:09朝日新聞

 自民党総裁選に立候補する石破茂・元幹事長が安倍晋三首相に批判的な発言をしていることに、石破氏支持に回った竹下派の参院議員から牽制(けんせい)する声が上がっている。首相との対立が深まり、総裁選後もしこりが残ることで、来年の統一地方選や参院選への影響が出ることを懸念するためだ。

 石破氏は10日の出馬会見で、森友・加計(かけ)学園問題をめぐる安倍政権の対応などを念頭に、「正直、公正」な政治姿勢を強調。12日のテレビ番組では、「政府は正直にものを言っているか、証拠を書き換えたりしていないか、すべての人に公正か、はっきり言えば、えこひいきがないかということだ」と説明した。

 これに対し、参院の竹下派を率いる吉田博美・参院幹事長は21日の記者会見で「個人的なことで攻撃していくのは非常に嫌悪感がある」と指摘した。

 吉田氏はもともと石破氏との交流は乏しく、安倍首相に近い。しかし、今回は、政治の師と仰ぐ青木幹雄・元参院議員会長の要請に加え、竹下派会長の竹下亘・党総務会長が石破氏支持の考えを示したことで石破氏支持に回った。総裁選では政策論争を挑むべきだとの考えで、首相との対決姿勢を強める石破派とは温度差がある。

 さらに吉田氏ら参院議員の視線の先には、来年の統一地方選や参院選がある。ある参院幹部は安倍首相の3選を前提に、「石破さんが首相のイメージを悪くする作戦を続ければ、安倍さんで戦う参院選は厳しい結果になりかねない」と懸念する。

 石破派の所属議員の一人は「『正直、公正』はちょっと響きが強すぎた面はあるが、(首相への)個人攻撃ではない」と語るが、竹下派の参院幹部は石破氏に首相批判路線の修正を求める考えを示している。(久永隆一)

936神奈川一区民:2018/08/25(土) 13:58:27

神奈川新聞に神奈川県選出の国会議員の動向
が掲載されているけど、麻生派10名、細田派
1名、無派閥 9名。
無派閥の内、坂井学、三谷英弘、山本朋広、
星野剛士、島村大(参議院)の5名は菅義偉に近いので安倍支持。
小此木八郎は野田聖子を応援。小泉進次郎は
前回石破を支持。三原じゅん子(参議院)は前
回石破の推薦人。

菅義偉は、水面下で派閥みたいな活動していて
、相当数の仲間がいる。

今回の総裁選で無派閥で安倍支持する議員の相
当数が菅義偉に近い議員と考えていいと思いま
す。

937とはずがたり:2018/08/26(日) 20:43:40

鹿児島で26日出馬表明 安倍首相“逃げ恥”日程にブーイング
https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20180823/Gendai_484326.html
日刊ゲンダイDIGITAL 2018年8月23日 15時00分

 安倍首相と石破茂元幹事長の事実上の一騎打ちとなった自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)の討論日程を巡り、両陣営が火花を散らしている。

 党総裁選挙管理委員会の遊説担当者が22日、討論会や街頭演説の日程を協議したのだが、極端な実施数の少なさに石破陣営が反発。物別れに終わった。

 圧倒的勝利で3選を目指す安倍首相は失点を抑えるため、石破氏との徹底討論を避けている。その意向が反映されたのか、選挙管理委で提示された日程素案は討論会2回、街頭演説3日程度。5人が立候補し、安倍首相と石破氏との決選投票までもつれ込んだ前々回2012年と比べると、その差は歴然だ。テレビの討論番組8回、党主催討論会1回、インターネット公開討論会1回、全国遊説16カ所をこなしていた。

 安倍首相がロシア極東のウラジオストクで開催される東方経済フォーラム(9月11~13日)に出席するため、その外遊日程に配慮したものだというが、とってつけたような理由。「逃げるは恥だが役に立つ」選挙戦となりそうだ。

 その一方、出馬表明を先送りしている安倍首相は22日、夏休みを切り上げてトランプ米大統領と電話会談。その後、報道陣のぶら下がり取材に応じ、「朝鮮半島の完全な非核化を実現する方針で日米は完全に一致している」などと“外交の安倍”を演出した。今週末から地方行脚を再開。26日に鹿児島県内で党県連会合に出席し、その後に正式に出馬表明する予定だ。安倍首相が好んで使う「明治維新から150年」という節目にからめ、地元の山口県との「薩長同盟」をアピールする狙いだという。

938とはずがたり:2018/08/31(金) 16:11:27
野田氏、出馬断念を正式表明=自民総裁選
https://news.goo.ne.jp/topstories/politics/82/cb3dc63a799e5f492c4128c4ed63a3f3.html
(時事通信) 15:11

 野田聖子総務相は31日、衆院議員会館で記者会見し、9月の自民党総裁選への立候補を断念したと正式に表明した。

939とはずがたり:2018/09/01(土) 16:28:13

細田派が首相支持の誓約書、派内から反発の声も
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180901-OYT1T50015.html?from=tw
2018年09月01日 09時16分

 安倍首相(自民党総裁)の出身派閥で党内最大の細田派(94人)は、所属議員に、9月の党総裁選で連続3選を目指す首相を支持する誓約書に署名させることを決めた。3日発足の合同選挙対策本部に提出する。首相の出身派閥が所属議員から誓約書を取るのは極めて異例。


 誓約書には、「全力を尽くして応援するとともに、必ず支持することを誓約する」などと書かれているが、派内からは、「うちの派で造反議員がいると思っているのか」(中堅)などと反発する声が上がっている。

 首相支持の麻生派、二階派はすでに所属議員の署名付きの推薦状を作成していた。細田派幹部は「他派閥と足並みをそろえる必要がある」と説明している。

2018年09月01日 09時16分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

940とはずがたり:2018/09/01(土) 16:29:01
安倍総裁3選支持の麻生氏「負けた派閥、冷遇の覚悟を」
https://www.asahi.com/articles/ASL6T53PXL6TUTFK014.html?ref=goonews
寺本大蔵2018年7月4日07時16分

 9月20日の投開票を軸に調整が進む自民党総裁選。その権力闘争を通して見える「派閥」のいまを報告する。

 6月20日夜、銀座のステーキ店で開かれた宴に集まった顔ぶれは、さながら首相安倍晋三の自民党総裁3選に向けた出陣式を見るようだった。

 L字カウンターの中央に座った安倍。両脇に副総理兼財務相の麻生太郎、自民党幹事長の二階俊博が陣取る。その左右には麻生、二階両派の幹部が並んだ。

 安倍の出身派閥の細田派に、麻生、二階両派を加えた「主流3派」は安倍の総裁3選支持を鮮明にする。党内1、2、5位の3派だけで所属議員の半分近くを占める大勢力だ。

 麻生はその席で、いまだ態度を鮮明にしない他派閥を揺さぶるかのように宣言した。

 「派閥から総裁選の推薦人を出…

941とはずがたり:2018/09/01(土) 16:37:49
総裁選めぐり石破派幹部が総理官邸に抗議(2018/09/01 07:03)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000135270.html

 飯島内閣参与が週刊誌で自民党総裁選への立候補を辞退すべきだと批判したことに対し、石破派の幹部が総理官邸を訪れて抗議しました。

 飯島氏は、9月6日号の週刊文春で石破氏について「反安倍を訴えるだけなら、討論会もへったくれもない。立候補を辞退すべきだ」と批判していました。
 自民党・石破元幹事長:「内閣参与というお立場の方が党の在り方について、その立場でものを言うというのは私は今まで一度も見たことがない。違和感を感じざるを得ません」
 石破派の幹部は、総理官邸を訪れて「政府高官が党内民主主義に介入するあるまじきことだ」と強く抗議しました。また、石破陣営は自民党の総裁選挙管理委員会に対して「党員軽視の総裁選」と指摘したうえで、公開討論会の回数を増やすなど開かれた選挙にするよう申し入れました。

942神奈川一区民:2018/09/02(日) 03:31:27
>>936
神奈川新聞によると、神奈川県連所属の国会議員の内、一人を除いて安倍晋三支持。
その一人とは、小泉進次郎。
たぶん、総裁選が終了するまで態度を明らかにしないと思われる。

同じ神奈川新聞によると、菅義偉グループは約30名いるらしい。他派閥議員を含めてだが。何故派閥化しないかというと、菅義偉曰く、敵を作らない為らしい。

943とはずがたり:2018/09/02(日) 07:47:15
解説感謝!
国政選挙負け無しでまあ安倍に叛旗を翻すのは難しいでしょうねえ・・

944名無しさん:2018/09/08(土) 14:00:53
http://www.sankei.com/politics/news/180907/plt1809070011-n1.html

自民党総裁選
安倍晋三首相(党総裁)の推薦人一覧
2018.9.7 11:06

安倍晋三首相=1日、首相官邸(春名中撮影)1/1枚
 自民党総裁選に立候補した安倍晋三首相(党総裁)の推薦人は以下の通り。

 橋本聖子▽甘利明▽石原宏高▽衛藤征士郎▽遠藤利明▽大岡敏孝▽坂本哲志▽平沢勝栄▽堀内詔子▽宮腰光寛▽渡辺博道▽青山繁晴▽有村治子▽佐藤正久▽高階恵美子▽柘植芳文▽塚田一郎▽羽生田俊▽三木亨▽水落敏栄(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/180907/plt1809070013-n1.html

 自民党総裁選に立候補した石破茂元幹事長の推薦人は以下の通り。

尾辻秀久▽石井準一▽松村祥史▽青木一彦▽島田三郎▽舞立昇治▽
中西哲▽村上誠一郎▽中谷元▽渡海紀三朗▽橘慶一郎▽伊藤達也▽
田村憲久▽赤沢亮正▽平将明▽福山守▽田所嘉徳▽神山佐市▽
冨樫博之▽古川禎久(敬称略)

945名無しさん:2018/09/09(日) 20:20:06
ttps://this.kiji.is/411107528908145761

自民党総裁選の支持動向
ttps://nordot-res.cloudinary.com/t_size_l/ch/images/411123640252728417/origin_1.jpg

共同通信
総裁選、安倍氏支持が党員6割超
3選が濃厚、石破氏追う
2018/9/8 20:37
©一般社団法人共同通信社



自民党総裁選の支持動向
 共同通信社は7、8両日、自民党員・党友を対象に総裁選(20日投開票)の支持動向を電話で調査した。安倍晋三首相(党総裁)に投票するとの回答は61.0%、石破茂元幹事長は28.6%だった。総裁選の仕組みに従って換算すると、安倍氏は党員・党友による地方票405票のうち270票以上を得る情勢だ。安倍氏は国会議員票でも約340票を集める見通しで、連続3選が濃厚となった。

 追う石破氏は地方票が約130票となる計算で、国会議員票は約50票の情勢。10日に始まる論戦で巻き返しを図る。

 調査によると、39都府県で安倍氏が優勢。石破氏リードは茨城、鳥取、島根、高知の4県。

946名無しさん:2018/09/09(日) 20:31:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201809/CK2018090902000127.html

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201809/images/PK2018090902100056_size0.jpg

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【政治】

自民総裁選 地方支持動向 安倍首相61% 石破氏28%

2018年9月9日 朝刊


写真
 共同通信社は七、八両日、自民党員・党友を対象に総裁選(二十日投開票)の支持動向を電話で調査した。安倍晋三首相(党総裁)に投票するとの回答は61・0%、石破茂元幹事長は28・6%だった。総裁選の仕組みに従って換算すると、安倍氏は党員・党友による地方票四百五票のうち約三分の二に当たる二百七十票以上を得る情勢だ。安倍氏は国会議員票でも四百五票のうち約三百四十票を集める見通しで、連続三選が濃厚となった。
 追う石破氏は地方票が約百三十票となる計算で、国会議員票は約五十票の情勢。北海道地震を受けた自粛期間終了後の十日からの論戦で巻き返しを図る。調査では、投票先を「決めていない」「分からない・無回答」が計10・4%あり、支持動向は変動する可能性もある。国会議員も残り十五人前後が態度未定や不明だ。
 総裁選は国会議員票と地方票の計八百十票を争い、過半数を獲得した候補が選出される。地方票は各候補の得票に応じてドント方式で配分する。
 調査によると、都道府県別では岩手や神奈川など三十九都府県で安倍氏が優勢。石破氏がリードするのは茨城、鳥取、島根、高知の四県にとどまった。北海道は地震を踏まえて調査対象としなかった。
 安倍氏が次期国会へ党改憲案提出を目指す意向を示していることに「賛成」は50・6%、「反対」は32・0%だった。
 次期総裁に期待する政策(回答は二つまで)は「景気や雇用など経済政策」が35・6%で最も多く、「年金・医療・介護」(33・9%)「外交・安全保障」(22・2%)「財政再建」(19・2%)が続いた。「憲法改正」は12・7%だった。
◆共同通信電話調査
 ▽調査結果(数字は%)
問1 あなたは自民党総裁選では誰に投票しますか。 (届け出順、敬称略)
 安倍晋三 61.0
 石破茂 28.6
 まだ決めていない 8.7
 分からない・無回答 1.7
問2 (問1で人名を挙げた人に聞く)あなたが、その人を選んだのはなぜですか。最も大きな理由をお答えください。
 指導力に期待するから 15.9
 政策に期待するから 17.2
 政治家としての実績を評価するから 31.9
 人柄が良さそうだから 12.0
 政治家や団体に頼まれたから 1.9
 他にふさわしい人がいないから 15.8
 その他 4.8
 分からない・無回答 0.5
問3 今回の総裁選で選ばれる総裁に、あなたが期待する政策は何ですか。二つまでお答えください。
 景気や雇用など経済政策 35.6
 財政再建 19.2
 経済連携協定(EPA)の推進 5.3
 年金、医療、介護 33.9
 子育て・少子化対策 14.8
 震災復興・防災対策 13.2
 外交・安全保障 22.2
 地域活性化 16.6
 憲法改正 12.7
 その他 1.4
 分からない・無回答 2.2
問4 安倍晋三首相は「自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう取りまとめを加速すべきだ」との意向を示しました。あなたは、この首相の意向に賛成ですか、反対ですか。
 賛成 50.6
 反対 32.0
 分からない・無回答 17.4
 【注】複数回答では、比率の合計は100%を超える。
 ▽調査の方法=7、8両日、電話調査を実施。全国の有権者のなかで、自民党員・党友と答えた人のうち、1525人から有効な回答を得た。6日の地震で大きな被害を受けた北海道全域は調査対象から外した。

947名無しさん:2018/09/15(土) 21:15:27
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180910/soc1809100010-n1.html

政治・社会

政治
記事詳細

安倍首相「連続3選」濃厚に 地方票でも3分の2獲得の見通し 自民総裁選
安倍氏3選なるか…自民総裁選
2018.9.10 注目記事を受け取る
安倍首相は土砂崩れの現場を訪れた=9日午後、北海道厚真町(代表撮影) 安倍首相は土砂崩れの現場を訪れた=9日午後、北海道厚真町(代表撮影)
 自民党総裁選は、国会議員票で優位に立つ安倍晋三首相が、党員・党友による地方票(405票)でも3分の2を獲得し、石破茂元幹事長を上回る情勢が明らかになった。共同通信社と時事通信社が調査した。安倍首相の「連続3選」が、さらに濃厚になった。


 共同通信の調査(7、8両日実施)では、安倍首相に投票するとの回答は61・0%、石破氏は28・6%だった。

 総裁選の仕組みに従って換算すると、安倍首相は岩手や神奈川など39都府県で優位を保ち、地方票は270票以上を得る情勢だ。国会議員票(405票)は約340票を集める見通し。現状の予想得票数は全体(810票)の4分の3に上る。

 追う石破氏は、茨城、鳥取、島根、高知の4県のみでリードし、地方票は約130票となる。国会議員票は約50票の情勢だ。調査では、投票先を「決めていない」「分からない・無回答」が計10・4%あり、支持動向は変動する可能性もある。

 一方、時事通信は8月下旬から、47の都道府県連幹部を対象に、それぞれの党員の候補者別の支持比率見通しを尋ね、得票予想を算出した。

 調査によると、安倍首相の支持比率は66%で、地方票に換算すると、266票。埼玉や東京など27都道県で優勢となった。石破氏は34%で139票。優位に立つのは、鳥取と山形、茨城の3県にとどまった。不明・無回答は16府県あった。

948名無しさん:2018/09/15(土) 21:20:52
>>946

https://this.kiji.is/413619077707957345

共同通信
安倍氏3選へ、党員支持55%
自民総裁選、石破氏が追い上げ
2018/9/15 18:00
©一般社団法人共同通信社



討論会で議論する安倍首相(左)と石破元幹事長=14日
 共同通信社は14、15両日、自民党総裁選(20日投開票)の地方票を持つ党員・党友を対象に、支持動向を電話で調査した。安倍晋三首相(総裁)に投票するとの回答は55.5%で、石破茂元幹事長は34.9%だった。今月7、8両日の前回調査から安倍氏は5.5ポイント減った。石破氏は6.3ポイント増やし、追い上げた格好だ。安倍氏は国会議員票405票のうち345票前後を固めており、連続3選へリードを維持している。

 換算すると、安倍氏は地方票405票のうち約6割に当たる249票を得る情勢だ。

 石破氏の地方票は156票に伸びる計算だ。国会議員票は約50票を確保している。

949名無しさん:2018/09/17(月) 13:26:14
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180916-OYT1T50108.html

投票先は安倍氏51%、石破氏36%…党員調査
2018年9月17日 06時00分
自民党総裁選の演説会で握手を交わす安倍首相(左)と石破元幹事長(16日午後、津市で)
自民党総裁選の演説会で握手を交わす安倍首相(左)と石破元幹事長(16日午後、津市で)
 読売新聞社は自民党総裁選(20日投開票)で、党員・党友の投票傾向に関する電話調査を行った。投票先は、安倍晋三首相(党総裁)51%、石破茂・元幹事長36%だった。党員票(405票)に換算して、安倍氏207票、石破氏146票となる。安倍氏は国会議員票との合計で7割の得票をうかがい、連続3選へ優勢を保っている。

 党員調査は14~16日、全47都道府県で実施し、総裁選の投票権を持つ党員・党友だと確認できた1675人から回答を得た。

 調査は、総裁選に立候補した安倍、石破両氏のうち誰に投票するか、または投票したかを聞いた。両候補の党員票の獲得票は、電話調査の結果を基に試算した。ただ、13%は投票先を明らかにしておらず、流動的な要素を残している。

(ここまで321文字 / 残り655文字)

950名無しさん:2018/09/17(月) 14:12:57
http://www.news24.jp/articles/2018/09/17/04404289.html

【独自調査】安倍氏51%、石破氏41%
9/17(月) 12:01

日本テレビ系(NNN)

日本テレビは、自民党の党員、党友を対象に電話調査を行った。総裁選挙で安倍首相と石破元幹事長のどちらを支持するか、たずねたところ安倍氏との回答が51%、石破氏が41%で安倍首相が三選に向け優勢であることがわかった。

この電話調査は全国の有権者のうち、自民党の党員、党友であると答えた人を対象に行ったもの。

それによると今回の総裁選挙で誰を支持するか、たずねたところ、安倍氏が51%、石破氏が41%だった。一方で、「まだ決めていない」「わからない」との回答は8%だった。

党員・党友票について総裁選の仕組みに従って換算すると安倍氏が過半数の220票以上を獲得する情勢である一方、石破氏は4割を超え、およそ180票程度となる計算で石破氏が善戦していることがわかった。

国会議員票では10人程度が態度を明らかにしていないが、安倍氏は8割を超え、340票以上を獲得する見通し、石破氏は1割を上回る、50票程度の見込み。

党員・党友票と国会議員票を合わせると安倍氏はおよそ7割をうかがう情勢で連続三選に向け優勢。石破氏は3割前後の見通し。

一方、安倍首相が自衛隊を憲法9条に新たに明記する、自民党の憲法改正案を秋の臨時国会に提出したい考えであることには「賛成」が44%、「反対」が42%で拮抗(きっこう)した。

〜日本テレビ緊急電話調査〜
■9月15日〜16日に実施
■全国の有権者のうち自民党員・党友と答えた1034人が回答
■調査協力:JX通信社

951とはずがたり:2018/09/18(火) 08:06:57

総裁選で船田氏「石破氏に投票せず」理由は過去の行動 安倍氏にも注文
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-03074928-soon-l09
9/15(土) 11:00配信 下野新聞SOON

 自民党の船田元(ふなだはじめ)衆院議員は14日夜、宇都宮市内で講演し、党総裁選で「石破茂(いしばしげる)元幹事長には投票しない」と断言した。一方、安倍晋三(あべしんぞう)首相(総裁)についても「(首相を)変えるという選択肢はないが、改善してもらいたい点がある」などと述べ、いまだ態度を決めかねている状況を明らかにした。

 船田氏主催の「船田政治大学」で話した。石破氏に対しては「(立候補は)勇気ある決断」としながらも「6年前の総裁選に出馬するとき、話をせずに派閥から出て行った。行為に関しては許しておらず、石破さんには投票できない」と述べた。

 安倍氏については、憲法改正を積極的に発言している状況などを挙げ「憲法は国民の権利を守るためであり、(総理が発言するのは)立憲主義からしておかしいと言われてしまう」などと指摘。安倍氏に投票するかどうかは「投票日までに決める」などと話した。

952とはずがたり:2018/09/18(火) 08:27:55
首相、農水相への圧力否定 「名前を言って頂きたい」
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL9K7W4KL9KUTFK00H.html
00:53朝日新聞

 自民党総裁選に立候補した安倍晋三首相と石破茂・元幹事長が17日、民放キー局を行脚した。選挙戦が最終盤を迎える中、首相の政治姿勢や森友・加計学園問題などをめぐり、両者が火花を散らした。

 特に激しかったのが、石破派所属の斎藤健農林水産相が「安倍応援団の一人に『石破さんを応援するのなら辞表を書いてからやれ』と言われた」と明かしたことについてだった。

 首相は夕方の日本テレビの番組で「私もいいこととは思っていない」と語っていたが、夜のテレビ朝日の番組では一変。「本当にそういう出来事があったのか、陣営に聞いた。みんな『あるはずはない』と大変怒っていた。そういう人がいるのであれば名前を言って頂きたい」と斎藤氏の発言を否定した。

 これに対し、石破氏は「斎藤健さんは、作り話をする人では絶対にない」と真っ向から反論。「財務省のセクハラ疑惑に似ているような気がする」とも述べ、前財務事務次官によるセクハラ問題で、同省が被害者の記者に名乗り出るよう求めて批判を受けたことと結びつけて批判した。

953とはずがたり:2018/09/20(木) 14:48:25
島根・富山・群馬とかもうほっといても構わんけど秋田・長野・三重等が反安倍を梃子に自民組織が活性化しちゃうと迷惑だねえ。。

島根は青木だとして高知は中谷,宮崎は武井,徳島は後藤田が頑張ったか。

石破氏が島根で圧勝、他7県でも安倍氏を上回る 地方票
https://www.asahi.com/articles/ASL9N436GL9NUEHF009.html
2018年9月20日13時26分

 自民党総裁選は、党員・党友による地方票の開票作業が各都道府県で進んだ。

 朝日新聞の取材によると、3選を目指す安倍晋三首相の地元・山口県や和歌山県など首相が石破茂・元幹事長を上回る県が多いものの、石破氏も事前の両陣営の予想より健闘。島根県では石破氏が圧勝しているほか、群馬、茨城、三重、富山、高知、徳島、宮崎各県でも石破氏が得票数で上回っている。

 首相支持の国会議員が多数を占める県でも、地方票では石破氏が首相票に迫る結果が出ているところもある。秋田県は数百票差で、わずかな差となっているという。石破氏を支持する吉田博美参院幹事長の地元・長野県は接戦だったという。

954名無しさん:2018/09/20(木) 18:29:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00000066-asahi-pol

安倍氏、東京・大阪などで上回る 地方票の開票結果
9/20(木) 16:00配信
朝日新聞デジタル

安倍氏、東京・大阪などで上回る 地方票の開票結果
自民党総裁選で3選を果たし、新総裁の席に座る安倍晋三首相=2018年9月20日午後2時19分、自民党本部、仙波理撮影
 自民党総裁選で地方票の開票の結果、石破茂・元幹事長の得票が安倍晋三首相を上回ったのは山形、茨城、群馬、富山、三重、鳥取、島根、徳島、高知、宮崎の10県だった。一方、安倍氏は政権幹部の地元である福岡や神奈川、和歌山のほか、東京、大阪などで石破氏を上回った。

【写真】自民党総裁選の会場に入る石破茂・元幹事長=2018年9月20日午後0時56分、自民党本部、仙波理撮影


■都道府県別の開票結果【確定】

      安倍晋三氏   石破茂氏

北海道   11711   9819

青森県    3480   2517

岩手県    2568   2170

宮城県    4299   3301

秋田県    3229   2843

山形県    3172   4402

福島県    5209   4368

茨城県    9927  13951

栃木県    6257   5124

群馬県    6802   7847

埼玉県   12177  10257

千葉県    9131   8238

東京都   33351  24110

神奈川県  20901  13371

新潟県    8880   7384

富山県    9452  10685

石川県    9161   4936

福井県    4786   2791

山梨県    6902   5310

長野県    5406   5391

岐阜県   10955   9630

静岡県    9410   6916

愛知県   14611  12122

三重県    3437   4194

滋賀県    4056   2991

京都府    5073   3807

大阪府   11813   7620

兵庫県    8193   7063

奈良県    3332   1674

和歌山県   8698   2003

鳥取県     421   7933

島根県    2257   7748

岡山県    7060   5218

広島県   15095   6171

山口県   12488   1760

徳島県    2925   3963

香川県    6752   4783

愛媛県    6945   5581

高知県    1499   3778

福岡県   10442   5883

佐賀県    3343   3149

長崎県    7167   4704

熊本県    6143   5011

大分県    5768   3542

宮崎県    3112   4380

鹿児島県   5938   4478

沖縄県    1753   1086

計    355487 286003

(自民党本部の発表による)

朝日新聞社

955名無しさん:2018/09/20(木) 18:49:41
>>954

2018年自民党都道府県別得票結果
https://pbs.twimg.com/media/DnhI0ZGU0AAeVx8.jpg

2012年自民党都道府県別得票結果
https://www.jimin.jp/sousai12/pdf/votingresults.pdf

比較
https://i.imgur.com/7i74dtZ.jpg

956名無しさん:2018/09/20(木) 22:20:25
3290 : チバQ 2018/09/20(木) 21:42:59

       安倍晋三氏    石破茂氏 合計 石破率

鳥取県  421 7933 8354 95.0% 石破地元
島根県  2257 7748 10005 77.4% 竹下地元
高知県  1499 3778 5277 71.6% 山本有二・中谷元(谷垣Gだけど推薦人に)地元
宮崎県  3112 4380 7492 58.5% 古川禎久地元
茨城県  9927 13951 23878 58.4%
山形県  3172 4402 7574 58.1%
徳島県  2925 3963 6888 57.5% 福山守 後藤田正純地元
三重県  3437 4194 7631 55.0% 田村憲久地元
群馬県  6802 7847 14649 53.6%
富山県  9452 10685 20137 53.1%
長野県  5406 5391 10797 49.9%
佐賀県  3343 3149 6492 48.5%
千葉県  9131 8238 17369 47.4%
秋田県  3229 2843 6072 46.8%
岐阜県  10955 9630 20585 46.8%
兵庫県  8193 7063 15256 46.3%
岩手県  2568 2170 4738 45.8%
埼玉県  12177 10257 22434 45.7%
福島県  5209 4368 9577 45.6%
北海道  11711 9819 21530 45.6%
新潟県  8880 7384 16264 45.4%
愛知県  14611 12122 26733 45.3%
栃木県  6257 5124 11381 45.0%
熊本県  6143 5011 11154 44.9%
愛媛県  6945 5581 12526 44.6%
山梨県  6902 5310 12212 43.5%
宮城県  4299 3301 7600 43.4%
鹿児島県 5938 4478 10416 43.0%
京都府  5073 3807 8880 42.9%
岡山県  7060 5218 12278 42.5%
滋賀県  4056 2991 7047 42.4%
静岡県  9410 6916 16326 42.4%
青森県  3480 2517 5997 42.0%
東京都  33351 24110 57461 42.0%
香川県  6752 4783 11535 41.5%
長崎県  7167 4704 11871 39.6%
大阪府  11813 7620 19433 39.2%
神奈川県 20901 13371 34272 39.0%
沖縄県  1753 1086 2839 38.3%
大分県  5768 3542 9310 38.0%
福井県  4786 2791 7577 36.8%
福岡県  10442 5883 16325 36.0%
石川県  9161 4936 14097 35.0%
奈良県  3332 1674 5006 33.4%
広島県  15095 6171 21266 29.0% 岸田地元
和歌山県 8698 2003 10701 18.7% 二階地元
山口県  12488 1760 14248 12.4% 安部地元
計    355487 286003 641490 44.6%

957名無しさん:2018/09/20(木) 23:01:44
>>955

2018年自民党総裁選挙投票率61.74%
https://jimin.jp-east-2.os.cloud.nifty.com/pdf/election/results/sousai18/result.pdf

安倍355,487(55.42%)
石破286,003(44.58%)
有効投票総数641,490

安倍勝利37都道府県(安倍得票率順)
山口(87.65%)和歌山(81.28%)広島(70.98%)奈良(66.56%)石川(64.99%)
福岡(63.96%)福井(63.16%)大分(61.95%)沖縄(61.75%)神奈川(60.99%)
大阪(60.79%)長崎(60.37%)香川(58.53%)東京(58.04%)青森(58.03%)
静岡(57.64%)滋賀(57.56%)岡山(57.50%)京都(57.12%)鹿児島(57.01%)
宮城(56.57%)山梨(56.52%)愛媛(55.44%)熊本(55.07%)栃木(54.98%)
愛知(54.66%)新潟(54.60%)北海道(54.39%)福島(54.39%)埼玉(54.28%)
岩手(54.20%)兵庫(53.70%)岐阜(53.22%)秋田(53.18%)千葉(52.57%)
佐賀(51.49%)長野(50.07%)

石破勝利10県(石破得票率順)
鳥取(94.96%)島根(77.44%)高知(71.59%)宮崎(58.46%)茨城(58.43%)
山形(58.11%)徳島(57.53%)三重(54.96%)群馬(53.56%)富山(53.06%)

958とはずがたり:2018/09/21(金) 10:10:35

おもろいww

投票前のカツカレー「4人が食い逃げ」 安倍陣営嘆く
https://www.asahi.com/articles/ASL9N7WH2L9NUTFK03Q.html?ref=tw_asahi
2018年9月21日07時19分

 カツカレーを食い逃げしたのはだれだ?――。自民党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の陣営が投開票直前に振る舞ったカツカレーを食べながら、実際に首相には投票しなかった議員がいるのではないか。首相陣営がこんな話題で持ちきりになっている。

 首相陣営は20日昼、東京都内のホテルで「必勝出陣の会」を開催。首相も出席して結束を確認した。首相を支持する衆参議員用に験担ぎのカツカレーが333食分振る舞われ、完食された。業界団体関係者ら議員以外の出席者用には別途、カレーが準備されていたという。

 ところが、実際に首相が得た議員票は329票。少なくとも4人がカレーを食べながら首相には投票しなかった計算になる。陣営幹部は嘆く。「カレーを食べて首相に投票しなかった議員がいる。一体だれなんだ」

959名無しさん:2018/09/21(金) 14:37:23
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180920/k10011638001000.html

自民総裁選 船田氏 白票投じる
2018年9月20日 17時43分自民 総裁選

自民党の船田元 衆議院議員は記者団に対し、総裁選挙で白票を投じたことを明らかにしました。
理由について、船田氏は「石破氏は、かつて同じ派閥にいたが、相談もなしに派閥を出て行った過去があり、投票は難しいと早い段階から思っていた」と説明しました。

また、「憲法改正について総理大臣が発言すると、いろいろな問題が生じるのに、安倍総理大臣は積極的な発言をしてきた。このため、同調することはできず、安倍総理大臣にも投票できないと判断した」と述べました。

960とはずがたり:2018/09/21(金) 15:59:37

安倍が不人気になった時に自民党の多様性とか言い訳出来る見事な結果を残す。
このゴキブリや鼠並みの生命力の強さを野党は見倣わなきゃいけない。組織としての成熟度が天と地である。

議員レベルでは総務会のガス抜きが民主になかったのが一つの失敗だったと思うが,組織レベルではどうすりゃいいんかねえ。。

安倍首相、伸び悩んだ党員票 自民幹部「地方の反乱だ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00000065-asahi-pol
9/20(木) 15:29配信 朝日新聞デジタル

 自民党総裁選は、安倍晋三首相が石破茂・元幹事長を破り、連続3選を果たした。しかし、国会議員票で8割の支持を得ながら、世論に近いとされる全国の党員らの支持が5割半ばにとどまった。首相陣営から聞こえるのは歓声ではなく、驚き、当惑だ。

 今回の総裁選では、派閥がこぞって首相支持を表明し、2012年の政権復帰後に進んだ「安倍一色」に染まる党内状況を反映する展開をたどった。首相陣営は当初、党員票でも国会議員票に匹敵する7割以上の得票を目指した。

 ところが、7日の告示以降は、「石破氏が6年前に獲得した55%は超えたい」(陣営事務総長の甘利明・元経済再生相)と予防線を張るようになった。6年前の総裁選は安倍、石破両氏を含む5氏による争いだったため、一騎打ちとなった今回とは比較にならない。55%はかなり低めの目標と受け止められたが、結果はその55%をわずかに上回ったに過ぎなかった。

 首相陣営からは「ショックだ」「参院選が心配だ」との声が相次ぎ、自民党幹部は「地方の反乱だ」と語った。

 8割を超えた国会議員票でも、両陣営ともに50票台とみてきた石破氏が73票を獲得。表向きは首相支持を表明しながら、逆の投票行動を取った議員が複数いることをうかがわせる結果となった。

 来年に統一地方選と参院選を控えるなか、首相の評価をめぐる国会議員と党員の意識のズレは、今後の政権運営の大きな不安定要素となり得る。首相が手にした新たな3年間は、波乱含みのスタートとなる。(与党担当キャップ・佐藤徳仁)

朝日新聞社

961とはずがたり:2018/09/21(金) 19:54:22
「選挙は勝てばいい 内容に興味ない」麻生副総理
2018年9月20日 15時30分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180920/k10011637451000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

麻生副総理兼財務大臣は自民党本部で記者団に対し、「党員票はこの程度だと思っていたので、特に大勝でもなく、予定どおりだ。選挙は勝てばいいのであって、内容に興味はない」と述べました。

「党内が一色でないこと示せた」石破氏
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180920/k10011637431000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
2018年9月20日 15時21分

自民党総裁選挙で敗れた石破元幹事長はNHKのインタビューに対し、「自民党内が決して一色ではないことは示せた。国会議員からも、党員からも、多くの支持をいただいたので、きちんと政権運営に示されるようにしていくのが私の責任だ」と述べました。

そのうえで石破氏は「これからも政策の研さんを積んでいかなければならない。経済や社会保障などの政策を錬磨し、党や政府に反映されるよう全力を挙げる」と述べました。

また石破氏は「ポスト安倍」を目指すか問われたのに対し、「自分がふさわしいかどうか一生懸命努力する。きちんと納得ができないまま名乗りを上げるのは、国民に失礼であり、今回を教訓に、さらにみずからを高めていきたい」と述べました。

そして石破氏は「地方の支持は多くいただいたが、北海道から九州・沖縄まで票の出方をよく見て、支持が減ったところなどで、どのように理解をいただくか研究したい。政策についても、『防災省』の創設や、憲法の在り方など、安倍総理大臣と隔たりがあるところもあるのでそういう点を理解してもらえるよう努力していきたい」と述べました。

962とはずがたり:2018/09/22(土) 15:24:46

なにいってんだ,こいつ。

敵前逃亡した岸田に対して結果を出した石破。

もっと恥を知れよなあ。

岸田・自民政調会長「総裁選、挑戦してみたいものだ」
https://www.asahi.com/articles/ASL9N5V9VL9NUTFK027.html
2018年9月20日18時19分

 (党総裁選の結果について)冷静にじっくりと振り返ることによって、数字の中に党のありようを感じ取れるのではないかと想像する。私も総裁選挙に挑戦するチャンスがあれば挑戦してみたいものだとは思っている。ポスト安倍時代に向けて何ができるのか、政治はどうあるべきなのかを真剣に考えていきたい。政策においても、政治家としての力量においても、様々な点でしっかりと力をつけなければならない。そういった努力を積み重ねた上で、次(の総裁選)を考えていきたい。(党本部で記者団に)

963とはずがたり:2018/09/22(土) 16:52:34

【自民党総裁選】地方党員票の45%を獲得した石破茂は“善戦”したのか
安積明子 | 政治ジャーナリスト
9/21(金) 10:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20180921-00097679/



 さて石破氏が「地方に強い」と言われるのは、6年前の総裁選の第1回投票で165票の地方票を獲得し、安倍首相の87票の2倍近くという断トツの強さを見せつけたからだ。今回の総裁選でも石破氏はそれを十分に自覚し、地方を重点的にまわってきた。今年2月には地縁のない大阪で講演会を開いて1000人も動員。日本維新の会に近いために自民党大阪府連と距離があった安倍首相を焦らせた。

都道府県別の党員算定票の数を見てみると
 しかし大阪の党員算定票は安倍首相が1万1813票で石破氏は7620票。石破氏が党幹事長時代に県知事選を采配した滋賀県でも、安倍首相が4056票で石破氏が2991票という結果で、安倍首相が勝っている。

 また石破氏は総裁選で農政重視、ローカルからの改革を訴えたにもかかわらず、農村地域で票がさほど伸びていない。安倍政権が進めるTPPに反感が強い北海道や、2016年の参議院選で自民党が負けた青森、岩手、宮城、福島などでも、党員算定票は石破氏は安倍首相に及ばなかった。



964名無しさん:2018/09/24(月) 21:27:36
https://www.news-postseven.com/archives/20180910_757795.html

安倍首相への評価「嫌われるほど大した政治家ではない」
2018.09.10 16:00


呉智英氏(左)と中川淳一郎氏
【呉智英氏(左)と中川淳一郎氏】

 安倍政権の特徴は、「熱烈な親安倍」と「強烈な反安倍」の罵り合いがその他大勢の国民をうんざりさせていることにある。本誌・週刊ポストで「ネットのバカ 現実のバカ」を交互連載する呉智英氏(評論家)と中川淳一郎氏(ネットニュース編集者)の2人が、この衆愚化した言論状況について語り合った。

中川:自民党総裁選で不思議なことが起きていて、野党が石破を応援し始めているんですよね。

呉:野党の誰が?

中川:立憲民主の蓮舫とか国民民主の大塚(耕平)とかが「石破さんに頑張ってほしい」と言い出して。こうした現象についてネット上でなんて言われるかというと、新潟知事選でも沖縄名護市長選でもそうだったんですが、「野党が応援し始めたら負ける」と。もう疫病神扱い。

呉:むしろ、やめてくれと。

中川:だいたい、自民党の総裁選でなぜ無関係の野党が石破を応援するのか。結局、安倍が嫌いなだけだろと思っちゃうんですよね。安倍ぎらいの人たちって、雨が降っても地震が起きても安倍のせいで、ネットでは“アベノセイダーズ”と呼ばれています。

呉:夜に盛りのついたネコがニャーニャーうるさいのも、安倍のせいか。

中川:今年の猛暑も、もう安倍のせいってことでいいでしょう。

965名無しさん:2018/09/24(月) 21:29:21
>>964

呉:しかし、安倍が本気で嫌われているかというと疑問なんだよね。かつては、田中角栄が典型的だけど、日本列島改造みたいに積極的に何かをやろうとするために時には悪役も引き受ける政治家がいた。幼い頃から新潟が雪に埋もれて忘れ去られていることへの怨念があって、好きな人はものすごく好きだし、嫌いな人はめちゃくちゃ嫌う。安倍の祖父の岸信介だって、60年安保で全学連に「殺す」って言われて、実際に右翼には太ももを刺されるほど憎まれたわけでしょう。

 だけど、安倍の場合は、自慢できるのは血統ぐらいしかなくて、はっきり言って嫌われるほど大した政治家ではない。だから何かで底上げしてやらないと、憎む対象にすらならないんだ。

中川:なるほど。素っ頓狂な昭恵夫人に、お友だちの籠池理事長と教育勅語をセットにして、ようやく嫌いになれるってことですね。

呉:金丸(信)の金の延べ棒や田中角栄のロッキードなんかに比べたら悪行のスケールが全然小さいから、“忖度”みたいな茫漠した周囲の空気も含めて「安倍」にしないといけない。

中川:「ヒトラーの再来」とか言うけど、そんなわけないだろうって。

呉:小泉(純一郎)ならまだしも、安倍にヒトラーほどの大衆扇動能力があるわけがないだろう。

中川:盛り上げるためにとにかく巨悪に見せかけようとするわけですよ。国会前で太鼓叩いてドンチャン騒ぎして。こいつらより安倍のほうがまだマシじゃんって思っちゃう。

966名無しさん:2018/09/24(月) 21:31:18
>>965

呉:あの人たち、昔と言っていることがまったく同じで、「軍靴の響きが聞こえてくる」とか、それこそ60年前、朝鮮戦争の頃から言っているけど、どんどん戦争から遠ざかっているじゃないかって。

中川:デモの力で政治を変えようと言い続けて、何の成果も出ていない。あの、どうしようもないほどバカな杉田水脈のLGBT発言(*)にしても、安倍はLGBTを差別する発言なんてしたことないのに、「安倍の弟子っぽいヤツが言っているぞ」と無理やり反政権デモに利用している。何も学ばず同じことを続けているという意味では、彼らのほうが保守かもしれない。

【*自民党の杉田水脈・衆院議員が月刊誌『新潮45』8月号で、「同性カップルは生産性がない」などと寄稿し批判を浴びた】

呉:政権だってこんなの敵とも思っていない。むしろ日本は意見が自由に言える国だというアピールになると思っているんじゃないか。

中川:安倍ぎらいこそ安倍一強の最強の味方ですね。

【PROFILE】
◆くれ・ともふさ:1946年生まれ。評論家。日本マンガ学会理事。8月に本誌連載をまとめた『日本衆愚社会』(小学館新書)を刊行。

◆なかがわ・じゅんいちろう:1973年生まれ。ネットニュース編集者。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)など。

※週刊ポスト2018年9月21・28日号

967名無しさん:2018/09/24(月) 21:37:33
>秘書は「総裁選において、石破茂をよろしくお願い申し上げます。玄葉光一郎が石破茂にお世話になった関係から、お願いの電話をかけております」と語ったという。

>「玄葉氏が、石破氏にお世話になった」とは何なのか。

https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/180914/soc1809140025-s1.html?ownedref=genretop_all_newsList01

前代未聞! 野党大物秘書が自民党総裁選に介入!? 地方議員らに「石破氏」投票呼びかけか (1/2ページ)
安倍氏3選なるか…自民総裁選
2018.9.15 注目記事を受け取る
安倍首相(写真)と石破元幹事長の一騎打ちに、なぜか野党関係者が介入している 安倍首相(写真)と石破元幹事長の一騎打ちに、なぜか野党関係者が介入している
安倍首相と石破元幹事長(写真)の一騎打ちに、なぜか野党関係者が介入している
玄葉光一郎氏
 自民党総裁選(20日投開票)で、カギとなる地方票(405票)の争奪をめぐり、「旧民主党政権で閣僚まで務めた、無所属の玄葉光一郎元外相の秘書が、石破茂元幹事長に投票するよう自民党地方議員らに呼びかけている」という、にわかに信じがたい情報を夕刊フジは入手した。なぜ、野党系大物の秘書が、自民党内の選挙に介入するのか。永田町特有の「策謀」「工作」なのか。関係者を総力取材した。

自民党

 「前代未聞ですよ。野党関係者が、自民党総裁選に関与するなんて聞いたことがない。どういう背景なのか知りたい」

 福島県須賀川市の渡辺康平市議(33、自民党)はこう語った。

 渡辺氏に、旧知である玄葉氏の秘書から電話がかかってきたのは、12日午前8時17分ごろ。秘書は「総裁選において、石破茂をよろしくお願い申し上げます。玄葉光一郎が石破茂にお世話になった関係から、お願いの電話をかけております」と語ったという。

 常識外れの依頼だったが、渡辺氏は投票意思を固めていたので、「話だけ聞き流した」という。

 その後、渡辺氏が確認したところ、自民党須賀川支部に所属する複数の議員にも、石破氏への投票を呼びかける電話があったという。実は、野党関係者による、石破氏への投票の呼びかけは、京都府や福岡県でも確認されているようだ。

 玄葉氏は1964年、福島県生まれ。上智大学卒業後、松下政経塾に入塾。福島県会議員を経て、93年に衆院議員に初当選した(9期目)。旧民主党では、外相や国家戦略担当相、政調会長などを歴任。今年に入り、国民民主党への不参加を理由に民進党を離党するまで、旧民主党・民進党の中心人物だった。


 そんな野党系大物の秘書が、なぜ仇敵である自民党総裁選に介入したのか。「自民党分断工作」など、特別な狙いでもあるのか。「玄葉氏が、石破氏にお世話になった」とは何なのか。

 夕刊フジでは13日午後0時35分、投票を呼びかける電話をしたとされる秘書を電話で直撃した。数コールで出た。

 記者が「夕刊フジ報道部の○○です」と名乗ると、秘書は「…お世話になっております」と返答した。「いくつかお話を伺いたい」と切り出すと、「承知致しました。まず、現在キャッチの状況なので、折り返しご連絡させていただきます」「あと、この番号はどなたから聞きましたか?」と質問があった。記者が答えると、「承知致しました。それでは折り返します」と、一度目の通話は終了した。

 その後、折り返しの電話が来ないので、玄葉事務所に対し、(1)秘書が、自民党市議に石破氏支援を要請したのは事実か(2)事実なら、どういった目的か。石破氏本人や石破陣営から依頼を受けたのか、玄葉事務所で自主的に行ったのか(3)他党の総裁選に関与することは、選挙の公正を害する行為ではないか-などの質問状を送った。

968名無しさん:2018/09/24(月) 21:38:53
>>967

石破事務所にも、(1)玄葉氏の秘書が、自民党市議らに石破氏への支援を要請した件は知っているか(2)石破氏側から玄葉氏側に依頼したのか-などの質問状を出した。


 同日午後3時23分ごろ、玄葉氏の秘書から折り返しの電話があった。

 記者が「では、話を伺いたい」というと、秘書は「東京の事務所に質問状を送られたんですよね」「私はコメントできる立場ではございません。回答は事務所からさせていただきます」と返答した。

 記者が「ということは、これは個人の話(=投票依頼)ではなく、玄葉事務所としての話なのか?」と尋ねると、秘書は「それも含めて、コメントできる立場にはありません」と語った。

 回答をずっと待ったが、14日朝までに玄葉事務所からも、石破事務所からも返答はなかった。

 ただ、同じ問題を取材した産経新聞に対し、玄葉事務所は「コメントすることはない」と回答。石破氏の選対本部は「全く知らない」と返答している。

 政治評論家の小林吉弥氏は「野党系の議員が自民党総裁選に口を出すというのは聞いたことがない。『自民党分断工作』という見方もあるが、分からない。自民党議員も次の人事などを見据えて総裁選での立ち振る舞いを考えているので、野党系議員に何か言われても、影響されることはないだろう。玄葉氏が今やるべきは、野党結集に向けた立て直しで、総裁選を気にしている場合ではない」と語っている。

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