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喧嘩師達が登場人物のSS作ろうぜ!
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やっぱ主人公はおでんでしょ!
理由、キモいから。
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「よ、暇か?」
いつものようにヒョコ、と顔を出せば、特命係の小部屋にはおでんしかいなかった。
「あ、ダルス課長。あけましておめでとうございます」
律儀に頭を下げる尊の顔には、大きめの絆創膏が貼られている。
男のくせしてツルリと白い頬をしているおかげで、その傷が尚痛々しく見えるが、ダルスはそんな事はおくびにも出さない。
まるで何でもない風を装って
「男前が上がったね」
と言うと、おでんは苦笑しながら、
「おかげ様で」
と軽口を返してくる。
これでいい。気を遣いすぎるのも、気を遣われるのも、ダルスはあまり得意ではない。
だから、自然に、いつも通りに。
馴れた動作でパンダがしがみついたカップに手を伸ばすと、おでんが
「あ、今日は僕がやりますよ」
とダルスからカップを取り上げた。
「あら、そぉ?」
「フフ、今日だけのサービスです」
「…じゃ、頼むね」
右手にカップを、左手にポットを持ち、おでんがコーヒーを静かに注ぐ。
無駄に色男であるおでんは、そんな動作ですら異様に絵になっている。
ここが警視庁である事すら忘れかけそうな光景と、芳ばしい薫り。
「…はい、どうぞ」
「どうも」
勝手知ったるなんとやら、という慣用句通りに入口近くのデスクに陣取り、カップに口を付ける。
「うーん、やっぱりコーヒーはあんたが淹れた奴じゃないとね」
「ははっ、それ褒めてるんですか?」
「褒めてるよぉ、褒めてる褒めてる」
うんうん、と意味も無く頷きながら繰り返す角田を、尊は何か企んでいるような目で見ている。
「…何よ」
「ダルス課長、今日のコーヒー、何か違いませんか?」
「え、まさかまたインスタント!?」
思わずカップを覗き込むと、尊は我慢が出来ない、といった風に吹き出した。
「ちょっと〜」
「いやいや、違いますよ!逆です、逆!」
恨みがましい声を出す角田に、尊は慌てて棚を探ると、見慣れない袋を取り出した。
「ほら、今日の豆はちょっと奮発して、いい豆なんです!」
「…え?そうなの?」
「えぇ、店員さんにも聞いて張り切って選んできたのに、角田課長わかんないんですか?」
責めるような台詞とは裏腹に、尊はクスクスと楽しそうに笑っている。
「悪かったね、鈍感な舌と鼻で!」
わざとらしく拗ねた声を出すおでんに、尊はますます笑みを深くしながら、使い捨ての紙コップを手にした。
「あれ、珍しいね」
「折角ですから、俺も飲んでみようかと」
紙コップをホルダーにセットしたところで、今度はおでんがカップを取り上げた。
「じゃ、今度は俺がサービスしてあげようね」
一瞬尊はキョトンとした顔をしたが、またすぐに笑みを浮かべた。
「…では、お言葉に甘えて」
「はいはい」
尊や、或いは彼の上司の様には格好よくは出来ないけれど、代わりに、密かに、想いも共に注いでいく。
『心配した』
『無事で良かった』
『無茶はするな』…
直接口に出して言うのは苦手だ。それに対して、申し訳なさそうにされるのはもっと苦手だ。
だから、今はこの一杯に想いを注ぐ。
「はいよ」
何でもない顔をして、カップを渡す。
「…ありがとうございます」
おでんも、何でもない顔をしてカップを受け取る。
でも、角田は気付いている。
おでんがどんな気持ちで、わざわざ良い珈琲豆を用意し、ダルスが来る前にコーヒーを沸かし、その一杯を自らの手で注いでくれたのか。
さっきの『ありがとう』という台詞に、どれだけの気持ちを込めたのか。
何もなかったかのように、二人でコーヒーを啜り、他愛ない話をする。
きっともうすぐ、この部屋の主が来て、このコーヒーの薫りに、別の薫りが加わるのだろう。
芳ばしい薫りに溶かし込んだ想いと共に、今日もこの部屋の空気はゆったりと流れている。
【了】
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相棒乙
角田と尊から全部直せよちゃんと
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なんかここ廃れたな
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でも大会とか開くとある程度の人数集まるから皆書き込まないだけじゃない?
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要の板にもってかれたな
あと霧雨の大会にも人が流れたね
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要の板とは層が別だろ
あそこはいい年こいた議論厨と古参しかいない
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古参なんていても多分1人か2人くらいだろ
お惣菜マンはあろくだけど最初だけ書き込んでただけでどうせもうこないし
要が呼べそうなasukaや砂漠地帯は多分リアルが忙しいから来てない
冷やしの上位ランカー(リモン、ダルス、かっくん辺り)が名前変えて書き込んでる可能性はある
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要は椋ってやつくさいな
後はモバとかデュラとか要の拾い物と流れものが多数を占めてそう
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叩かれると思って名無しにしたけど、実はこのスレ、
俺が立てたッ!
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それでも今の冷やしよりは内容的にも、レス数も上回っているよね
サイフォンの集客力に陰りがでてきたのかな
サイフォンが喧嘩復帰ってなればまた賑わうかな
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新しいものに惹かれるのってちょー人間的なことだと思う!
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霧雨に期待
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>>13
まぁなんだかんだ言って今や俺がいないと喧嘩界しょぼいもんな
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あ、珍しく名無しが、
きりさめがじしんかじょう
とかそういうくだらない発言して来ない^^^
名無し成長したね!俺に名無しいびりされたお陰で^^^
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サイフォンの出現頻度も低いし
売りであったランキングも進展しないし
ひより自身
これめんどくさっっっっ もうしねーよ!
こんな感じだし
霧雨に期待するしかないよね
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>>16
うん。
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溢れでる工作臭が半端ない
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溢れでる山田臭が半端ない
…自分で言っててちょーくだらないわぁ…これ…
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俺アボイド山田っていうんだよろしくね^^
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まてまて、めんどくさっ、もうしねーよ
は更新情報についてだよw
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じゃー俺は霧雨工作でいーや
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というわけで成りすましがバレたので肉の残渣は消します^^
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まぁこれで正真正銘、俺がステハンで紛れていない大会になったからよかったわ
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霧雨最低だわ
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>>25
最低に決まってんじゃん(´・ω・`)
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いやーしかし俺のネーミングセンスは群を抜いて神だよね。
肉の残渣だぜ!?
他の拙いネーミング奴の中にはさすがに俺はいねーわw
もう安心だな!
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もう一人紛れていそうだな
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へんじがない・・・どうやらずぼしのようだ・・・・・・・
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すぼしうまいわ
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>>29
ごめんスーパーライトやってたぁ!
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ひよりーん!!!
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しかと
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どしたごりえ!
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愛を叫べば〜
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/school/24180/1388227480/l50
これはひよりん?(^ω^)
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二番煎じ
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これは二番煎じ
すでに言われたことある
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マジすか
まぁホントは呼んでみただけで用はなかったんですけどねテヘペロ
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