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ジェネリック医薬品
1 名前: KOI 投稿日: 2003/10/23(木) 14:51
昨日テレビで「ジェネリック医薬品」というものがある事を知りま
した。同じ作用で新薬よりも安いんだそうです。
欧米では「代替調剤」といって薬剤師が処方する薬の中でジェネリック
があると教えなければならないそうですが日本ではまだ無いそうです。

でも「診察室で先生がカルテを書いて処方する時に、「ジェネリック
はありますか?あったらそっちで処方してください」と頼めばよいです
よ」とテレビではアドバイスしてくれてました。

しかし医者でもあまり知らない「ジェネリック医薬品」なので、
通じるか不安・・。欧米に比べてホント日本は遅れてるんですね・・。

http://www.epma.gr.jp/generic%2.0something.htm#ge1

http://www.generic.gr.jp/

2 名前: KOI 投稿日: 2003/10/23(木) 15:06
すいません、上の上段の方のHP訂正します。m(_ _ )m ↓

http://www.epma.gr.jp/generic%20something.htm

3 名前: KOI 投稿日: 2003/10/23(木) 17:33
「医薬工業協議会」でメールで問い合わせたところ、医者にジェネリック
を希望している旨を伝える事は問題無いそうです。

ただし、医者の考え方によって受け入れられない事もあるそうです。
例えば速やかに薬が調剤出来ない時(病院の近くの薬局(院内も含む)に
代替品の在庫が無い時)や、医者自身のブランド志向が強い場合etc...

4 名前: bee 投稿日: 2003/10/23(木) 21:21
業界用語でゾロ薬ってやつですね。
かえってゾロ薬の方が小さい剤型で飲みやすかったりします。

>>3
しかし日本の現状では難しいところがあるのも現実
最近立て続けに病院での投薬ミスが
問題になっています。

それは カタカナにすると凄く似ている薬が
多いのが原因の一つだそうです。
これに関しては 厚生労働省がデータベースをつくり
似た名前のものは パッケージを変えたりして
改名したりして
事故防止策をとるらしいです。

ゾロ薬は元祖の薬と似たような名前がついてることがあります。
これが ホント覚えにくい。
”なんだっけ あの なんちゃって ×××(元祖の薬の名前)!”
って 薬局に聞いたこともあります。

研修医時代に覚えた薬からなじみのない
新しい薬に変えようにも
覚えられない ってのが お医者のホンネ

まー 処方せんに商品名じゃなく 一般名を書けば
薬局ではジェネリック医薬品があれば それを出してくれるようです。

>医者自身のブランド志向が強い場合

(笑)これは 私はよくわかりません!

5 名前: インチキ博士 投稿日: 2003/10/23(木) 22:04
自分の場合、横文字ではなく、「後発医薬品」って言いそう^^;

日本では特許の有効期間が20年(申請期間も入れられるので、実際は21年)なので、時代が過ぎても使われている薬であれば有効です。
(ただし、研究段階で特許を取るものが多いので、独占的に売れる期間はもっと短いです)
抗生物質のような世代交代の激しい薬の場合はダメなこともありますけどね・・・

薬自体の信頼性は変わりませんので、コストが安くなる分だけ、使う側にはありがたいです。
3年前にある製薬会社に応募したことがあるのですが、その会社は医療用(病院向け)の新薬を当時出しておらず、後発品をやっていました。
ちなみに、家庭用の医薬品会社としては非常に有名なところです。

問題は、医者がうんぬんということより、薬局にあるかどうかだと思います。
同じ効果の薬を何種類も置いているかどうかということに疑問を感じます。
MS患者なら誰でも知っているプレドニンですが、シオノギの「プレドニン」と、タケダの「プレドニゾロン」と両方置いている薬局はあるのだろうか?ということと同じです。

あとは、MR(医療情報提供者という意味らしいけど、平たく言うと、薬専門の営業マン)の力量次第かな・・・
安いとはいえ、同じ効果の薬を新たに置かせてもらえるかどうか・・・
薬局で値切る患者はいないので、儲けの大きいほうを置くような気がします。

6 名前: KOI 投稿日: 2003/10/23(木) 22:30
>>4 >>5
同じ薬でもいろんな名前があるんですね〜?この前主治医に頼んで出して
もらった「コエンザイムQ10」もすぐ解って貰えず、一生懸命に説明しま
した。

「コエンザイムQ10、コーキュー10、ビタミンQ、またはユビデカレノン、
ユビキノンっていう名前の薬なんですけどお・・?」

「ああ、これか!」

そして処方されたのは「ノイキノン」という名前でした・・。

7 名前: インチキ博士 投稿日: 2003/10/23(木) 23:21
最近、「補酵素Q」がジュースとしても売られています。
「元気の素」とかいう名前で、150円。
ボトルカンで400mlぐらいだったはず。
コカコーラの自販機にいました。

8 名前: KOI 投稿日: 2003/10/24(金) 12:35
>>7  へえ〜、ジュースにまでなってるんですね〜?(驚)
DHCでも「コエンザイムCOQ10」30日分¥1,500で売ってるみたい
だし・・。ポピュラーになってきてるのかなあ・・?

ジェネリック医薬品でプレドニンは副腎ホルモン剤で日本薬局方薬剤です
のであるそうです。インターフェロン(遺伝子組み換え/日本シェーリング)
はまだジェネリックは無いそうです。

9 名前: インチキ博士 投稿日: 2003/10/24(金) 23:14
>>8
ベタは認可されてから約3年(日本では)ですから、まだまだ特許期間がたくさん残っているはずです。
「後発」として出てくるには特許期間が過ぎてから何年か必要なので、その時点でも採算の取れるものでないと世の中に出てこないという弱点があります。

最近MS治療に使われているスタチン剤も無理です。
スタチン剤の元祖、メバロチン(三共)の特許ですらまだ残っていますから。

10 名前: つね奴 投稿日: 2003/10/25(土) 00:43
>>9
それにしても、コストの掛っている製剤ですから。。。。どうなんでしょうね?
(化学合成薬品)じゃないでしょ?ベタって。
それに、プレドニゾロンのように汎用性も低いし。。後発がでる可能性って低いかも。

11 名前: KOI 投稿日: 2003/10/25(土) 10:35
MSの薬はジェネリックはあまり無いみたいですね・・(^^;)
他の病気になった時とか(避けたいけど)には気をつけて見とけば得
するかも・・?(高血圧とか)

http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0328-1.html

http://www.epma.gr.jp/

12 名前: インチキ博士 投稿日: 2003/10/25(土) 10:57
ちょっと話はそれますが、ベタの作り方。

1.「設計図」を作る。ベタはたんぱく質ですので、その設計図となるDNAを取り込ませます。
(大腸菌にはプラスミドDNAというドーナツ状のDNAがあって、こいつをまれに出したり取り込んだりします)
このDNA自体は化学合成されています。

2.大腸菌(バイオ工学用に改良されたもので、そこらへんにいる大腸菌とは違いますし、ましてやO−157みたいなやつとも違います)と1で作ったDNAを混ぜてしばらく放っておき、適当なところである種の抗生物質を加えて、DNAを取り込んだ大腸菌以外を殺してしまう。
(1で作ったDNAの中に、薬剤耐性を示す遺伝子も一緒に入れておきます)

3.2で生き残った、「ベタを作る大腸菌」を培養によって増やしていく。
ベタはこの大腸菌の代謝産物(平たく言うとウ○コみたいなもん^^;)なので、大腸菌とベタを適当な方法によって分けてしまえば基本的にはおしまいです。

4.3で取り出したベタを精製、凍結乾燥し、安定化剤となるアルブミンを加えて完成。

大雑把に書くとこんな感じです。

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