■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

招式法形名前当てクイズ
1 名前: Syami 投稿日: 2002/12/27(金) 01:58
>>その他の技で,大陸とかではこう呼ばれてる!!みたいな情報
>>お持ちの方はいらっしゃいませんか??
>>もし知っていたら,その名前を先に出して,クイズにしてくださいよ〜(*^^*)
>あ、それ面白いかも。では、帰宅したら早速出題してみましょう。

・・・と、言う訳でちっと試しにひとスレ立ててみましょう。
参考文献は「中国禽拿法」「少林禽拿分析」「禽拿与反禽拿」「七十二把禽拿原理」
「禽拿与解法図説」「太極禽拿」「禽拿百則」「SHAOLIN CHIN NA」「少林武術禽拿与解脱」
「全国武術訓練教材」「実戦禽拿術」その他。

では、行ってみましょう。下記のそれぞれの禽拿技法は少林寺拳法の
柔法では何に相当するでしょうか?

1,懐中抱月(かなり初期に学びます。)
2,童子拝仏(高段者の技法です。)
3,大纏手 (難しい技法?)

先ずはこんなもんかな?幾らでもあるので、盛り上がるようなら続けましょう。

2 名前: 615 投稿日: 2002/12/27(金) 09:56
まずは1から
>1,懐中抱月(かなり初期に学びます。)
とは言ってみたものの,えれぇ難しいぃぃぃ

 ∧∧∩  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (゚Д゚)ノ < 私は,科目表・教範等を見ずに考えることを誓いまーふ.
 (|  |   \______
〜|  |
 ∪∪

3 名前: 投稿日: 2002/12/27(金) 11:32
をを!面白そう! では挑戦させていただきます。
1:懐中抱月→逆小手
  帯の近く[懐中]で行う技法ですし、
  右手(右前の時です)の動きって、丸いものを
  撫で擦る動きに近い気がします。
ええと、一つずつ答えたほうがよいですか?
3番は、かなーり自信有(根拠無し。妄想の賜物)ですぜ。

4 名前: 138B 投稿日: 2002/12/27(金) 11:51
(;¬_¬) かなり難しい。
1.懐の中に月を抱えるってか? → 鈎手守法
2.子供の拝む心(童子って子供じゃないのかな)? → 合掌送捕
3.大まといの手って? → 腕巻
激しくはずしている様な気がする。

5 名前: Syami 投稿日: 2002/12/27(金) 12:52
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< ヒントでーす。
(    ) \_____
| | |
(__)_)

1,懐中抱月(技を掛けている方の形に注目。)
2,童子拝仏(技を掛けている方の動きと形に注目。)
3,大纏手 (級拳士の技法。簡単だけど難しい?)

6 名前: Syami 投稿日: 2002/12/27(金) 17:55
615>とは言ってみたものの,えれぇ難しいぃぃぃ
138B>(;¬_¬) かなり難しい。
と、言う訳で開祖は日本風の名称に改変したんですね。

>ええと、一つずつ答えたほうがよいですか?
どんどん行きましょう。

7 名前: 投稿日: 2002/12/27(金) 18:52
 Syamiさん曰く
>どんどん行きましょう。
との事ですので・・
2:両手押小手
 手鏡が何となくそんなイメージかなぁ・・
3:十字抜
 半月受だと思ってた・・しかも自身満々だった拙鳥
 級拳士の技だとすると、これがイメージに近いかなぁ

8 名前: Syami 投稿日: 2002/12/28(土) 01:20
例として1番の正解をお出ししましょう。

「懐中抱月」は実は「腕十字」になります。
相手の肘陰に掛けた腕が「懐に球を抱えているように」見えるので。

私達で言う「竜王拳」の系統、つまり掴まれたのを外す方法を向こうでは
「解法」と読んでいます。これにも多彩な技法がありますが。解法だけだと
特に名称は付かないようです。
映画「少林寺」の撮影で中国に行った方が柔法での交流をした時のお話です。
こちらが紹介した技法が向こうの人達に余りに簡単に習得されてしまうので
凄いと感心したら、同様の技法は既に練習してきたと言われたそうです。
その時も個々の技法の名称は曖昧で、多くは一つの動作の中に含まれる色々な
応用の一つとして学んでいたと言っていたそうです。
この辺の事情は開祖のお話とも、私の経験とも合致しています。

と、言う訳で続きをどうぞ。

9 名前: 138B 投稿日: 2002/12/28(土) 11:12
>「懐中抱月」は実は「腕十字」
うーん、想像すらしなかった。確かに懐中抱月ですね。
ってことは大きく外してたわけだから、
2.片手閂投?
3.袖捕?
あー、全然分からない。

10 名前: 桃色片胸落 投稿日: 2002/12/28(土) 12:56
>2,童子拝仏

仏を拝むときって、どうするんでしょうね?合掌しますか?
頭を下げるってことで、「矢筈投」?

>3,大纏手

逆小手かと思ったんですが、「大」ってとこから手を大きく回す「送小手」。

11 名前: RUSHER 投稿日: 2002/12/28(土) 20:57
2:両手押小手、3:小手巻返しか
頭に浮かばなくなってしまいました。
むむむ……

12 名前: Syami 投稿日: 2002/12/29(日) 02:18
ヒント2。
>大纏手
は「金糸纏腕」とか「纏糸手」とも言います。
(ヒントになっているのかっ???)

13 名前: 138B 投稿日: 2002/12/29(日) 09:31
手にまつわりつくなら、(←どこから手にまとうと読めるんじゃ)
切小手ですか?

14 名前: 615 投稿日: 2002/12/29(日) 18:10
>大纏手
昨日のマターリ会でもこの話出たから聞いちゃったぜぃ
小纏手てのも大陸にはあるそうです.(少林寺には無いらしい)

>138Bさん
すごいっ!!

15 名前: Syami 投稿日: 2002/12/29(日) 20:17
>>13 138Bさん
>切小手ですか?
当たり〜っ!!
「纏手」は大小があり、切小手は「大纏手」とか「大纏糸手」と呼ばれています。
「小纏手」は掛け手を下からではなく上から掛けるものです。

2,の「童子拝仏」は「前髪捕」になります。

16 名前: RUSHER 投稿日: 2002/12/29(日) 21:26
なるほど。
こねくり回すんではなく、まとわりつくと考えるのか。
大きいのが切小手だとすると……じゃあ小さいのは何だろ。

17 名前: 138B 投稿日: 2002/12/29(日) 23:59
>>15
感覚的に大、中、小とまとわりつく系統を書いてきたのですが
正解が最後の小だと思った物だったとは。
「小纏手」は良く級拳士がやってますよ。掛けられたほうは、これはこれで痛い
とのことです。まるっきりでたらめでも無かったのですね。
「前髪捕」は想像すらしなかった。
大陸の人々の頭髪の処理に私的な誤解があったのかも?

18 名前: 投稿日: 2002/12/31(火) 19:04
なるほど、切後手でしたか。 名前の「大」から、なんとなく外側から内側に
巻くものをイメージしていましたが、逆でしたね。
前髪取に関しては、私もまったく思いつきませんでした。

19 名前: 615 投稿日: 2003/01/03(金) 02:21
nextキボンヌ

20 名前: Syami 投稿日: 2003/01/03(金) 15:41
>nextキボンヌ
と、言う事なので次に行ってみましょう。

1.覇王請客(高段者の技法。確か五段科目?技を掛けた側の形に注目。)
2,恕不同行(「一緒に行くなんてゴメンだね!」と言う技法。)
3,野雉幼翅(三文字目には「手編」が付きます。)

この様に、大陸での技の呼称は形や要領をイメージ化しているモノが多いです。
中国語や漢文の素養がある人には文字が「表意」だけに非常に有効なのですが
無い人には文字通り「ちんぷんかんぷん(珍文漢文)」?
しかし、多くの場合は「こう言う風になったら。こう言う風にすると良い。」
と言った感じで技の名称などは教えない事が多い様です。
例えば私が学んだ陳氏太極拳の中に「単鞭」と言う招式が有りますが、私達の「逆小手」は
この単鞭の幾つか有る示意(用法)の中に内包されます。
「逆天秤」や「押閂投」も「六封四閉」の示意に内包されます。
私の知る限り鷹爪門など余程「禽拿術」を専門に行う門派でなければ、それぞれの技法の
細かい名称までは学ばないようです。

また、それぞれの禽拿技法は
1,正手(基本のかけ方)
2,解手(基本のかけ方からの逃れ方、もしくは封じ方)
3,反手(基本のかけ方への反撃法。「反禽」、「破手」とも言う。)
と言う段階を以て学びます。
龍華拳などの各系統はこの理屈で構成されている様ですね。
例として挙げるならば、逆小手。
これの「解手」はいくつかありますね。肘を突っ張ってみたり、引くのを止めて
逆に押し込んでみたり、脇を締めたり、手首を活かしたり、etc,etc,etc,

え?「逆小手に対する「反手」?ありますよ。ん?どうやるかって?
それは師事して問法の事。

21 名前: 615 投稿日: 2003/01/03(金) 15:57
よっ読めない(ToT) 意味もイメージできない・・・

>2,恕不同行(「一緒に行くなんてゴメンだね!」)
瞬間的に送り指捕が浮かんだけど,これは絶対に違う.逝きたくないのは掛けられてる側だーー
掛け手が突き放すような動作の技かな???

22 名前: 138B 投稿日: 2003/01/03(金) 18:56
新年明けましておめでとうございます。
>>nextキボンヌ
>と、言う事なので次に行ってみましょう。
ワクワク。でも何かずーっと難しい感じが、
1.覇王が客を請うと読めば良いのでしょうか?一体どういう形になるのか?
 木葉丁字?
2.あっちいけなら
 送突倒?
3.???
 送捕???
イ、イメージが???なんじゃらほい。

23 名前: Syami 投稿日: 2003/01/03(金) 21:23
ヒントでーす。
>覇王が客を請うと読めば良いのでしょうか?
そうでーす。

>一体どういう形になるのか?
中国古代からの礼式です。今も使ってますけど。

>恕不同行
我が門では「女子護身術」としても・・・?

>「野雉幼翅」
野の雉の羽を押さえる。「手羽」の形にして制圧する・・・と、言えば?

24 名前: ts577 投稿日: 2003/01/03(金) 21:45
2.矢筈投?
3.吊上捕?

25 名前: 138B 投稿日: 2003/01/03(金) 22:23
>>24
2.はピンポンでは?
3.は送天秤捕かも?

26 名前: Syami 投稿日: 2003/01/03(金) 23:24
正解は・・・

2,恕不同行 → 略十字小手でした。

3,野雉幼翅
ts577>吊上捕?
やー、この前の上野会議ではすれ違っちゃったみたいだねぇ。
138B>送天秤捕かも?
お二方とも、「極められる」方の肩関節の状態は同じですね。
でも、正解は「送肘攻」でした。

さて?一番「覇王請客」は??小手投げから入るアレです。

27 名前: ts577 投稿日: 2003/01/04(土) 01:42
>この前の上野会議ではすれ違っちゃったみたいだねぇ。
そうみたいですね。残念です。
と言うことで1は内逆手捕ですか?

28 名前: Syami 投稿日: 2003/01/04(土) 02:21
>と言うことで1は内逆手捕ですか?
当たりです。
中国の礼式で「抱拳礼」と言うのがあります。功夫映画で右手で拳を作り左の掌で
これを包む様にする礼が有りますね。あれです。
内逆手捕の極まった形がこれに似ているのでこう名付けられたものの様です。

29 名前: 138B 投稿日: 2003/01/04(土) 10:35
あらら、他人の手を使って挨拶ですか。

30 名前: 138B 投稿日: 2003/01/04(土) 21:11
話は変わってしまうのですが、「合掌抜」に相当する大陸の呼び名は?
攻撃は古武術の投げ(名称を知らないのですが?)に対する物と教わっています。
開祖が大陸の技術を日本人に合うようにアレンジした証拠として教わりましたが、
クイズとして出しても私は答えを知らないし、どなたか名称を教わってますか。
でも、この古武術の投げは非常に投げにくいのです。あっと、まあいいや。

もう少し簡単なの無いですか?

31 名前: Syami 投稿日: 2003/01/04(土) 23:52
>「合掌抜」に相当する大陸の呼び名は?
むぅ、私の知る限りこれに相当する技法ありません。
有るのかも知れませんが、仰る捕りかなり特殊なシチュエーションに対応する
技法なので大陸武術のセオリーからするとどうも?

>この古武術の投げは非常に投げにくいのです。
確かに。まぁ、投げて投げられない事はないでしょうが、難しいですね。
そもそも、あの投げ技は何処の何と言う技なのでしょう??

>もう少し簡単なの無いですか?
もっと基本的な技法になると名前が面白くないのですが、では試しに。。。

1,一柱頂天(初期に習う「五花拳」。ちなみに「桃花」)
2,後上翻 (龍華拳第一系。技を掛けられた方の体勢・・・なんだけどこれは分からないかナ?)                                                                                           
3,天旋地転(珍しく、竜王拳と組み合わされた名称の技法。)

え?全然簡単じゃないって??では、これは??

4,白馬登猿(三文字目には足編を付けてください。『白い馬が猿を蹴り倒す』
       ちなみに四段科目です。陳式太極拳にもあります。)

32 名前: 名無しさん@いらっしゃい( 投稿日: 2003/01/05(日) 00:14
1.

33 名前: 138B 投稿日: 2003/01/05(日) 00:25
>>32は書き込みを押してしまった。
1.はその形から逆天秤、確かに第五系です。
2.龍投?
3.
>珍しく、竜王拳と組み合わされた名称の技法
え?え?え? 逆小手裏返投?
4.は足抜でしょう。

34 名前: 熊狩 投稿日: 2003/01/05(日) 01:06
私も4番は足抜きかと思います。(^^;

35 名前: Syami 投稿日: 2003/01/05(日) 01:53
>1.はその形から逆天秤、確かに第五系です。
当たりでーす!!
極められた方がつま先立ち(柱)になって転に向かうからですね。

>後上翻
これは難しいですね。正解は「逆手投」です。
投げられた方が肘を出されて後ろ上方に投げ離されるからですね。
でも、他の技法も同様の状況は多いですからね。

>え?え?え? 逆小手裏返投?
「竜王拳と組み合わされた名称」です。
「天に旋し、地に転がす」ですね。

>4.は足抜でしょう。
正解でーす。陳式太極拳では「片方の踵で蹴り倒す」と行った意味の名前が
付いています。(正式名称の漢字が出て来ない〜っ!)

36 名前: 138B 投稿日: 2003/01/05(日) 13:02
>「竜王拳と組み合わされた名称」です。
>「天に旋し、地に転がす」ですね。
竜王拳・・・?組み合わす事ができるとすると、
肘抜前天秤くらいしか思いつかない。

37 名前: Syami 投稿日: 2003/01/05(日) 14:02
>肘抜前天秤くらいしか思いつかない。
That's it!! 他にありましたっけ??
実際の「天旋地転」はこれの「前天秤」の部分になります。
奥襟や肩口を取られた時に用います。
特に御先生の動きを見ると分かりますが、腕を大きく上に廻し天秤を上膊で捕りますよね。
しかる後に転身し投げ飛ばしたり、転がしたり、押さえたりすると。

38 名前: 615 投稿日: 2003/01/06(月) 12:09
みなさんバシバシ技名が出てますね.スゴー

答える前に解答が出で来る罠.
勉強になるので,このスレはどんどん保存・アプですね.

39 名前: Syami 投稿日: 2003/01/08(水) 23:04
さて、次はどうしようかなぁ?

ところで私の方から質問です。
このスレッドは皆さんの知的好奇心を刺激、及び満足させるために立てましたが
ご感想は如何なモノですか?
個人的には中国の名称を知ってナルホドと思うモノが多いのですが、皆さんは
如何ですしょうか?
え?いやぁ、ちと気になったモノで。
では、次に行ってみましょう。

1,前翻肘  (龍華拳は二系になります。二種類の入り方があります。)
2,老漢拝将 (これも二系かな?極めた方の形に注目。)
3,上纏肘  (これは一系。)

>答える前に解答が出で来る罠.
と、言う事なので正解の発表は暫く待ちます。

40 名前: 138B 投稿日: 2003/01/09(木) 00:34
>ご感想は如何なモノですか?
>個人的には中国の名称を知ってナルホドと思うモノが多いのですが、皆さんは
>如何ですしょうか?

わりと気に入っています。
中国伝来なのだなと初めて実感できますね、何となく安心するというか。
ま、おやじ受けかも知れませんが。

さて、
1.吊落
2.熊手返
3.巻込小手
ってとこかな?

41 名前: 615 投稿日: 2003/01/09(木) 12:07
私はいつも一つ答えるので必死.

3.は片胸落かな

1はまず「引抜」かと思いましたが,肘の意味がわからず,
吊落が龍華拳であった事を今知りまスタ.
2は送肘攻とおもったらガイシュツだし.うーんくまった.

>ご感想は如何なモノですか?
>個人的には中国の名称を知ってナルホドと思うモノが多いのですが、皆さんは
>如何ですしょうか?
私は非常にタノシィ.非常に.138Bさんの言うとおり,なんとなく安心感もあります.イケテル

>>答える前に解答が出で来る罠.
>と、言う事なので正解の発表は暫く待ちます。
あっすいません.気を使っていただいて.
解答者側が早いから平伏します〜(^o^-)

42 名前: Syami 投稿日: 2003/01/09(木) 13:06
>1.吊落
おぉ、惜しいですね。これは「前翻肘」の破手になります。

>2.熊手返
実は熊手返は前と同じく「童子拝仏」になります。
胸落等、自分の正中線で両手を合わせ前傾する技法はたいてい「童子拝仏」の変化になるようです。

・・・と、言う分けでヒントです。

1,前翻肘  (前方向に肘を翻させる。陳式太極拳の常套手段で、陳式では「覆肘」と言います。)
2,老漢拝将 (老いた漢が将軍の前に拝謁する時は?)
3,上纏肘  (上に向かって肘に纏い付く龍華拳第一系。)

43 名前: 138B 投稿日: 2003/01/09(木) 16:18
>「前翻肘」の破手
と言うことだと
1.送小手
  もしかすると送捕かな?
2.送肘攻
  跪くって感じですか?
3.これが龍投か!

44 名前: Syami 投稿日: 2003/01/09(木) 16:30
>1.送小手
>  もしかすると送捕かな?
惜しい!肘を操作して肩関節を攻める技です。

>2.送肘攻
>  跪くって感じですか?
送肘攻は既出では?でも「跪く」は正しいですねぇ。
もっとも御先生は一気に捨て身して金剛拳に入ってしまわれますが・・・。

>3.これが龍投か!
当たりです!!

45 名前: 138B 投稿日: 2003/01/09(木) 17:02
1.が難題です。
>二種類の入り方があります。
に悩んでます。吊落でしょ、送小手でしょ、送合掌でしょ?

>自分の正中線で両手を合わせ前傾する技法はたいてい「童子拝仏」の変化
と言うことなので送合掌は「童子拝仏」の変化だろうし?

木葉送も肘を操作して肩関節を攻める技かな?
でもこの破手が吊落というのも?だし。

これは私がポロポロ書いていると龍華拳第二系を書ききってしまいそうなので
この辺で私はギブアップしておきます。

2.は
>御先生は一気に捨て身して金剛拳
ってことなので送巻天秤かな?

46 名前: ビスキュイ 投稿日: 2003/01/09(木) 17:29
うーん,1は送天秤捕かな?
あとは皆目分かりませぬ…

47 名前: 138B 投稿日: 2003/01/09(木) 17:32
>>44
>送肘攻は既出では?
訳わかんなくなってきたので
まとめです。
 1.懐中抱月              → 腕十字
 2.童子拝仏              → 前髪捕
 3.大纏手               → 切小手
 4.覇王請客              → 内逆手捕
 5.恕不同行              → 略十字小手
 6.野雉幼翅(三文字目には手編を付加) → 送肘攻
 7.一柱頂天              → 逆天秤
 8.後上翻               → 逆手投
 9.天旋地転              → 肘抜前天秤
10.白馬登猿(三文字目には足編を付加) → 足抜
11.前翻肘               → ?
12.老漢拝将              → ?
13.上纏肘               → 龍投
全部発音ができない。

48 名前: 138B 投稿日: 2003/01/09(木) 17:35
>>46
龍華拳第二系という足かせが無ければそれっぽいけど、
送天秤捕は金剛拳だから?

49 名前: Syami 投稿日: 2003/01/09(木) 17:57
ビ>うーん,1は送天秤捕かな?
138B>龍華拳第二系という足かせが無ければそれっぽいけど、
138B>送天秤捕は金剛拳だから?

あれれれれっ!?「送天秤捕」は「金剛拳」でしたっけ?
ごめんなさい。では私の間違いです。やっぱりこの手の書き込みはちゃんと教範見ながら
やらないと不可ですね。
正解は「送天秤捕」でした。対不起!

>>御先生は一気に捨て身して金剛拳
>ってことなので送巻天秤かな?
これも正解です。
巻天秤は多くの場合肘の逆を取るように教えている事が多いですが、御先生は天秤を
自分の体に巻きつける様にしてむしろ「肩」を攻めておいでですね。
「老漢拝将」は脇の下で肘の逆を取りながら跪いて腰を落とします。

中国の武術は肘関節を攻める事が比較的多いのです。だから練習や表演(演武)用の
衣服でも肘の部分で切り返す(?)のは「肘の場所がばれてしまう。」と言って嫌がります。

50 名前: 615 投稿日: 2003/01/09(木) 19:26
>>「肘の場所がばれてしまう。」
とは,何のことですか???

51 名前: 138B 投稿日: 2003/01/10(金) 00:26
>>50
肘の場所がばれるのは嫌では無いですか?
視覚的に急所をとらえることができるのは攻める方としても簡単です。
と言うことでは無いかと思います。

>>49
>あれれれれっ!?「送天秤捕」は「金剛拳」でしたっけ?
あいやー、失敗した。と思って教範を開いてみました。
えっへん!金剛拳です。

二通りの入り方があると言うことと、字の感じから逆天秤みたいだけど
金剛拳だしとかなり悩みましたが、すんなりそのまんまだったのですね。

52 名前: 138B 投稿日: 2003/01/10(金) 09:00
>>51
>二通りの入り方があると言うことと、字の感じから逆天秤みたいだけど
誤)逆天秤
正)送天秤捕
誤記ですが今気がついた。

53 名前: Syami 投稿日: 2003/01/16(木) 12:45
・・・え〜、「気」を取り直して

1,野雉展翅(龍華拳の基本法形です。極まった形がそのまま金剛拳になります。)
2,順水推舟(これも龍華拳の基本法形。字面から連想してください。)
3,英雄有礼(これは羅漢拳。極まった時の守者の形に注目。)
4.剪腿  (ノーヒント)
5,槍背  (基本動作。)

54 名前: 138B 投稿日: 2003/01/16(木) 18:39
なんか同じ様な字が出てくると分からないな?
とりあえず、
1,野雉展翅 → 片手送小手
2,順水推舟 → 片手押小手
3,英雄有礼 → 片胸落
4.剪腿   → 鶴立拳第三
5,槍背   → 白蓮中段構

ちなみに復習。
(1).懐中抱月              → 腕十字
(2).童子拝仏              → 前髪捕
(3).大纏手               → 切小手
(4).覇王請客              → 内逆手捕
(5).恕不同行              → 略十字小手
(6).野雉幼翅(三文字目には手編を付加) → 送肘攻
(7).一柱頂天              → 逆天秤
(8).後上翻               → 逆手投
(9).天旋地転              → 肘抜前天秤
(10).白馬登猿(三文字目には足編を付加) → 足抜
(11).前翻肘               → 送天秤捕
(12).老漢拝将              → 送巻天秤
(13).上纏肘               → 龍投

今日は東急ハンズで「つぼ健志」を買ってきました。

55 名前: Syami 投稿日: 2003/01/16(木) 21:25
>1,野雉展翅 → 片手送小手
>2,順水推舟 → 片手押小手
やや!?大当たりです!!コツを掴みましたね。

56 名前: 138B 投稿日: 2003/01/16(木) 21:36
でも残り3つが違うんだ・・・

57 名前: Syami 投稿日: 2003/01/16(木) 22:02
>3,英雄有礼 → 片胸落
実は「片胸落」は「童子拝仏」のバリエーションになります。
似たような形にはなりますけれどネ。
英雄は偉いから膝を突かないし、頭も腰もそれほど下げません。

>4.剪腿   → 鶴立拳第三
高段者用の技法で応用変化が沢山あります。

>5,槍背   → 白蓮中段構
背中に槍を突きつけられた積もりで・・・?

58 名前: 138B 投稿日: 2003/01/16(木) 22:44
3.は袖捕かな?
4.は足が関係あると思ったのですが、応用変化が沢山というと
片手投かな?でも剪腿に結びつかない。
5.エ!結手かな?
なんか根本的に分からないですね。

59 名前: Syami 投稿日: 2003/01/16(木) 22:53
>3.は袖捕かな?
当たりです。上膊捕、上膊巻等もこれのバリエーションになるようです。

60 名前: 138B 投稿日: 2003/01/17(金) 12:17
足で剪ると読んだので、最初は足刀蹴引足波返かと思ったのですが、難しいですね。
高段者という足かせがなければ龍華拳第二の刈足なんですが、級拳士でもやるし。
5.は後ろに槍を添わすのなら矢筈投だけど突きつけるのだと?
基本動作というわけでもないし。どなたかの回答か答えを待とう。

61 名前: 桃色片胸落 投稿日: 2003/01/17(金) 15:12
4.剪腿
刈足くらいしか思いつきません。もう少しヒントをおながいします。

5,槍背
背中に槍を突きつけられた場合、
「前受身で逃げる」か「転身する」ってとこでしょうか?
反撃したいってことで、全転換?

62 名前: Syami 投稿日: 2003/01/17(金) 19:59
>4.剪腿
>刈足くらいしか思いつきません。もう少しヒントをおながいします。
五段科目です。
中国では蹴を「脚撃」とか「腿撃」と言います。表裏以外に数種の方法があります。

>5,槍背
>背中に槍を突きつけられた場合、
>「前受身で逃げる」か「転身する」ってとこでしょうか?
当たりです。「前コン翻」とも言います。
我々で言う「前受け身」になります。違うところは我々は倒れる衝撃を
掌で吸収しますが、中国では拳で東部をガードしながら回ります。

63 名前: 138B 投稿日: 2003/01/18(土) 00:30
五段科目で足で剪るとなると挟倒ですか?

64 名前: Syami 投稿日: 2003/01/18(土) 00:45
>五段科目で足で剪るとなると挟倒ですか?
当たりです。
少林寺拳法にも色々な入り方が有りますが、剪腿も多様な方法があります。
酔酒拳や狗拳、猿拳等の地功拳系では常套手段です。

65 名前: 615 投稿日: 2003/01/19(日) 10:11
ところで招式てなんですか?

66 名前: Syami 投稿日: 2003/01/19(日) 15:33
>ところで招式てなんですか?
我々で言う「法形」、要するに技法のこってす。中国語でね。

67 名前: Syami 投稿日: 2003/01/19(日) 16:23
では、次行きましょう。

1,巧破腰索(守法と抜き身)
2,控腕奪刀(龍華拳。徒手でも対得物でも行う。)
3,倒背金人(これは各派でも比較的普遍な技法。)

68 名前: 138B 投稿日: 2003/01/19(日) 22:38
1.は今度こそ矢筈投かな
2.は切小手にしか思えないけど大纏手で既出だし?
3.は?え?後に倒れるのかな?わからん。
らさんからビデオCD借りようとしてすっかり忘れて帰ってきてしまった。
クイックタイムは何とせねば。

69 名前: Syami 投稿日: 2003/01/19(日) 23:20
>1.は今度こそ矢筈投かな
当たり。但し矢筈守法から抜き身までです。

VCDご覧になったらご感想をお聞かせいただきますよう。
ファイルを直接選んで、MediaPlauerで開けば開くはずなんですけどねー??

70 名前: 138B 投稿日: 2003/01/20(月) 13:21
2.は小手投かな?中段突でも刃物を持っていても可だし。
3.はもっとヒントを!

71 名前: Syami 投稿日: 2003/01/20(月) 13:47
>2.は小手投かな?中段突でも刃物を持っていても可だし。
当りです。

>3.はもっとヒントを!
う〜ん?私たちの場合五花拳にもあります。しかし我が国でも普遍的な技法です。

72 名前: りき 投稿日: 2003/01/20(月) 15:26
3.は片手投ではないでしょうか。
まだ出ていないので。

(ふうっ。やっと参加できました^◇^)

73 名前: 138B 投稿日: 2003/01/20(月) 16:46
>>72 りきさん御免なさい。もっとゆっくり書き込みましょうか?
うずうず、でも書いちゃう。
3.は我が国でも普遍的ってことは柔道?
五華拳でそれっぽいのは仏骨投か払仏骨投です。
後ろに倒すと理解して、じゃあ払仏骨投ってことで。

74 名前: 名無しさん@いらっしゃい 投稿日: 2003/01/20(月) 17:55
りき>3.は片手投ではないでしょうか。
残念ながら違います。

138B>3.は我が国でも普遍的ってことは柔道?
その考え方は正しいです。

>後ろに倒すと理解して、じゃあ払仏骨投ってことで。
払仏骨投を「後ろに倒す」ってところが正しく学んでおいでの証左ですねぇ。

75 名前: Syami 投稿日: 2003/01/20(月) 17:56
おっと、失礼。>74は私です。

76 名前: りき 投稿日: 2003/01/20(月) 18:11
あれれ、片手投ではありませんでしたか。
普遍的、と聞いて思わず四方投のことかと思いました。

でも、よく読むと「私たちの場合五花拳“にも”あります。」
と書いてらっしゃいますね。
“にも”とあるからには「上受背投」?でしょうか。

77 名前: りき 投稿日: 2003/01/20(月) 18:22
>>73
>もっとゆっくり書き込みましょうか?

いえいえ、わたくしが単に流れに乗り遅れているだけですので。(^-^)

78 名前: Syami 投稿日: 2003/01/20(月) 18:32
>“にも”とあるからには「上受背投」?でしょうか。
おぉ!中りです!!
所謂「背投げ」は一般的に「倒背金人」と呼ばれるケースが多い様です。
だから矢筈投は「巧破腰索」から「倒背金人」ってところですねぇ。
矢筈投げと同質の技法ならば古い陳式太極拳の中にもあります。
「下歩跨虎」(矢筈守法、抜き身)→「閃通背」(背投)これなどは
術理、要領などほとんど同じになります。

79 名前: りき 投稿日: 2003/01/20(月) 19:00
うおーっ!当たっていましたか。
流れにちょっと乗れた感じでうれしいです。

80 名前: Syami 投稿日: 2003/01/21(火) 13:57
そろそろ小出しにしていこうかな・・・

*倒袋口(名称の由来は術者の動作からです。私達の法形には実は無い。けど
     上級者は知っているし、四段になったら知っていなければならない。)
*朝天登(三文字目には足偏が付きます。これも私達の法形には無いけれど
     二昔前の演武では時々使われていました。名称中の「朝」は「朝廷」の
    「朝」です。)

81 名前: 138B 投稿日: 2003/01/21(火) 14:23
倒袋口:圧法かと思いましたが六段科目だし、四段になったら知っていなければならない
と言うことは三段で終了しているもの。急所の位置(経絡)の事でしょうか?
朝天登:御先生の奉納演武で一番最初にやるあれですか?

82 名前: Syami 投稿日: 2003/01/21(火) 14:47
>四段になったら知っていなければならない
おっと、これは失礼。「五段科目」に含まれると言った意味で書きました。
こりゃ書き方が拙かったですね。

>朝天登:御先生の奉納演武で一番最初にやるあれですか?
う〜ん、あれではありません。
ヒント「朝天一柱香」は「天に向かって一柱の香の煙が登って行く」と訳します。
これも中国武術の技法のひとつですが。
そうだなぁ、今度は剛法編もやろうかなぁ。

83 名前: 138B 投稿日: 2003/01/21(火) 17:06
倒袋口:袋の口を倒す動作を想像しました。伏虎倒が思い浮かびます。
朝天登:肩車かな?

84 名前: りき 投稿日: 2003/01/21(火) 20:24
倒袋口、朝天登とも法形にはない・・・。
これは難しいですね。

でも朝天登は138Bさんのおっしゃるように
わたしも肩車のような気がします。
演武で使われるが法形にはない、
にぴったりのような(^-^)

85 名前: Syami 投稿日: 2003/01/21(火) 23:20
>朝天登は138Bさんのおっしゃるように
>わたしも肩車のような気がします。
「朝天登」は日本語訳すると「転に向かって蹴り込む」になります。
「倒袋口」は昔の港の荷揚げの場面を想像してください。

86 名前: Syami 投稿日: 2003/01/21(火) 23:21
間違いスマソ

「転に向かって」→×
「天に向かって」→○

87 名前: 138B 投稿日: 2003/01/22(水) 11:58
倒袋口:法形には実は無い。上級者は知っているし、五段科目である。ははーん、
これは攻者の動作を言っていますね?肩打投の攻者っすか?
朝天登:御先生のあれでも肩車でもない。
御先生のは一般人にはできないので法形にならなかったし、中を蹴ってるし
実は自信たっぷりだったのに。
だとすると虎倒の攻者側ですか?挟受された足と反対の足で
虎倒される前に蹴りにいくあれですね?

88 名前: Syami 投稿日: 2003/01/22(水) 13:07
>倒袋口:肩打投の攻者っすか?
中りです!大きな袋を肩に担ぎ上げ、中身を降ろす動作を想像してください。
すなわちこれが「肩車」ですね。
「倒口袋」とも言います。中国ではこの技法をかけられた場合、私達と同じく
跳躍して逃れます。

朝天登:「天に向かって蹴り上げる。」がポイントですね。

89 名前: 138B 投稿日: 2003/01/22(水) 17:58
>>85 「天に向かって蹴り込む」
>>88 朝天登:「天に向かって蹴り上げる。」
回し蹴りや足刀でない様ですね。だとすると三防受では無いように感じるな?
二昔前の演武でやっていたというと、今はやらないわけだ。
うーん、拳歴が浅くてわかんない。
私はギブアップです。

90 名前: Syami 投稿日: 2003/01/22(水) 19:51
>二昔前の演武でやっていたというと、今はやらないわけだ。
うーん、三昔くらい前かも知れない・・・。最近は見ませんねぇ。
ヒント:天に向かって蹴り上げるためには立っているとは限らない・・・。

91 名前: 熊狩 投稿日: 2003/01/22(水) 20:48
大車輪 ��( ̄□ ̄;)

92 名前: 熊狩 投稿日: 2003/01/22(水) 23:08
いや、「馬蹴り」かな?

93 名前: Syami 投稿日: 2003/01/22(水) 23:47
大車輪は「側手翻」と言います。馬蹴りは既出で「白馬登猿」ですね。

94 名前: 138B 投稿日: 2003/01/23(木) 10:27
ギブアップしながらブツブツと・・・
支部では仰向けに寝ながら蹴り上げる練習を必ずやらされますが、
演武においてどのような状況となるか想像できないし、何と言う名称で
回答したものか悩みます。イヤーこれはないだろうと思っていたのですが、
残すところそんな物しか思いつきません。

95 名前: Syami 投稿日: 2003/01/23(木) 10:34
>支部では仰向けに寝ながら蹴り上げる練習
実はそれです。技の名前で言うならば「巴投げ」ですね。
昔々の演武では相手の衣を掴み、いきなり巴投げを打ちこれを大車輪で捌くと言った
構成があったのです。

96 名前: 615 投稿日: 2003/01/23(木) 11:57
えっ,いまいちスムーズな想像ができない.25日に試してみよう

97 名前: 熊狩 投稿日: 2003/01/23(木) 23:31
・・・巴投だけは違うと思っていたのに(T^T)

98 名前: 615期生 投稿日: 2004/04/01(木) 23:10
サイト内にクイズ形式としてまとめました.
http://randorisiyou615.hp.infoseek.co.jp/page133.html

99 名前: 615期生 投稿日: 2004/04/02(金) 01:31
このスレは終了です

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■