2着との着差が「大差」と表示されたレース、最近重賞ではなかなか
お目にかかれません。今回の金鯱賞も逃げ馬がポイントになりそうですが、
展開の読みも下手なジジイたち、どう読んだか、果たして？
ハイペースの流れで前の馬がつぶれて切れる脚をもつ〇インダストリアあたりが
◎ドウデュースとマッチレースと期待したが、実際は真逆、完敗だった。
展開の読みも難しい。
金鯱賞
◎10 レイパパレ 446.70
○ 3 ジャックドール 443.70
▲ 5 ポタジェ 371.80
△13 サンレイポケット 356.70
△12 ランブリングアレー 352.90
△ 4 ソフトフルート 338.70
データ1位は、レイパパレ。デビュー後6戦無敗で大阪杯まで制した昨年春までの
勢いは感じなくなってしまったが、その後の負けも大きな差はない。
実力上位のデータに不安は少ないが、初の左回りがどう出るか、同タイプの逃げ馬
との折り合いもカギになる。
2位はその同タイプ、ジャックドール。重賞は初めてだが現在4連勝中。前走の
白富士Sでは中山記念3着のアドマイヤハダルにも圧勝している。
きちんと逃げられれば、相性の良さそうな中京で初重賞も夢ではない。
3位は、期待されながら未だ重賞勝ちのないポタジェ。エンジンのかかりが遅いのが
欠点ではあるが、昨年3着の実績もあり、大崩れもなく実力は上位。
サンレイポケットはG1でも掲示板は確保できる善戦マン。切れる脚も健在。
ランブリングアレー、距離的には2000が限界のようだが、54Kが活かせれば。
ソフトフルートは中京2000ｍ3勝、0.2差の4着1回。得意コースで一発期待。
買い目：3連複ボックス
3・4・5・10・12・13
（20点買い）
くるレースにしてはタイムはまあまあのタイム。上がりは速く、上がり勝負のレースになりがち。
５年前に１２月から５月に移動してきて、大阪杯の前哨戦になった。それまでのG１の狭間の
レースから性格が変わってきた。前走ももちろん違うので過去５年のデータで検討する。
過去５年の１〜３着馬の前走とその着順は（３.２.１.９） 馬券率４０.０％
白富士S ４頭（２.０.０.２）
有馬記念 ３頭（０.１.０.２）４着･４着
凱旋門賞 ２頭（０.０.０.２）
他GⅠ ３頭（０.１.１.１）JC、ダービー、香港
GⅢ ３頭（１.０.０.２）
▶前走は半数強の９頭がGⅠ。距離は2000以上で、レース間隔､着順は不問となっている。
過去５年の１〜３着馬の実績をさらにみると
１５頭中１０頭が重賞馬（G１馬６頭）。１３頭は重賞で３着以内の実績がある。
１５頭中１２頭が左回りで勝鞍があり、残り２頭はG1馬である。
２０００ｍの持ちタイム平均 １.５８.８
▶左回りで勝鞍があること＆重賞で３着以内の実績があること
・年齢別実績
４才 ６頭 ５才 ５頭 ６才 ３頭 ７才〜 １頭
・人気別成績
１番人気（３.１.１.０） 勝率６０.０％ 馬券率１００.０％
１〜３番人気 ７頭 ４〜６番人気 ３頭 ７番人気〜 ５頭
今年の出走メンバーの実績はというと
重賞成績 左回り成績 前走 持ちタイム 主な重賞実績
レイパパレ （２.０.１.３)（１.０.０.０) 香港C ６着 １.５９.９ 大阪杯 チャレンジC
ジャックドール （０.０.０.０)（４.０.０.１) 白富士S １着 １.５７.４
アカイイト （１.０.０.３)（１.２.０.３) 有馬記念７着 １.５８.７ ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ女王杯
ポタジェ （０.１.２.２)（１.２.２.１) AJCC ５着 １.５７.８ 金鯱賞３着 毎日王冠３着
サンレイポケット （１.０.３.７)（３.２.２.５) 京都記念３着 １.５８.３ 新潟大賞典
シャドウディーヴァ（１.２.２.14)（２.５.２.５) 有馬記念12着 １.５９.５ 府中牝馬 フローラS２着
ステラリア （０.１.０.３)（０.１.０.２) ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ ２着 １.５８.０ ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ女王２着
アラタ （０.０.１.２)（１.１.０.３) 福島記念３着 １.５９.３ 福島記念３着
ギベオン （２.２.０.14)（３.１.０.８) 佐賀記念６着 １.５９.３ 金鯱賞 中日新聞杯
▶重賞実績､左回り実績からレイパパレ､アカイイト､ポタジェが上位
▶次いでサンレイポケット､シャドウディーヴァ､ステラリア
▶重賞実績はないが左回り、持ちタイムからジャックドールは有力
本命◎はジャックドール。デビュー以来すべて2000ｍで（５.２.０.１）
前走も直線で気合を入れる程度の余裕ある走り。強い４才世代で枠順にも恵まれた。
対抗〇はレイパパレ。６連勝でGⅠを制覇。コントレイル･グランアレグリアといった
強豪を下しているように実績最上位。国内1800〜2000は４戦４勝ここなら。
▲はポタジェ。左回りは６戦して着外は昨秋の天皇賞のみ。持ちタイムもジャックドールに
次ぐメンバー２位。昨年のこのレースも３着勝ち馬と０.１差だった。
△はサンレイポケット、ステラリア、アカイイト、シャドウディーヴァの４頭
短評：軸信頼
買い目：３連複１頭軸
③ー⑤⑥⑦⑩⑪⑬ 計１５点
きさらぎ賞から中3週のローテは厳しいようです。
勝ったアスクビクターモア・3着ボーンディスウェイは、
過去10年「0- 0- 1-15/16」と苦戦していた社台ファーム生産馬。
軽視してしまい申し訳ありませんでした。
金鯱賞にも社台ファーム生産の4頭が出走します。注目です。
●金鯱賞「過去10年5つのPOG視点と注目馬」
1）生産者、ノーザンファーム（3頭：レイパパレ・ポタジェ・シャドウディーヴァ）
・社台ファーム（4頭：アラタ・ランブリングアレー・ギベオン・シフルマン）
□順位 生産者 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 ノーザンファーム ： 4- 3- 4-32/43 ＿ 9.3% 16.3% 25.6%
2 社台ファーム ： 2- 1- 3-16/22 ＿ 9.1% 13.6% 27.3%
4 白老ファーム ： 1- 1- 0- 6/ 8 ＿ 12.5% 25.0% 25.0%
8 ダーレーJF ： 0- 1- 0- 0/ 1 ＿ 0.0% 100.0% 100.0%
10 辻牧場 ： 0- 0- 1- 2/ 3 ＿ 0.0% 0.0% 33.3%
19 様似共栄牧場 ： 0- 0- 0- 1/ 1 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
※10年データなし）クラウン日高牧場・木村牧場
2）厩舎、藤原英厩舎（ギベオン）・中尾秀厩舎（シフルマン）
□順位 調教師 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
4 (栗)藤原英昭 ： 1- 0- 0- 3/ 4 ＿ 25.0% 25.0% 25.0%
13 (栗)中尾秀正 ： 0- 1- 0- 1/ 2 ＿ 50.0% 50.0% 50.0%
17 (栗)友道康夫 ： 0- 0- 1- 7/ 8 ＿ 0.0% 12.5% 12.5%
41 (栗)高橋義忠 ： 0- 0- 0- 1/ 1 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
45 (美)斎藤誠 ： 0- 0- 0- 1/ 1 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
※10年データなし）(栗)藤岡健一・(栗)斉藤崇史・(栗)高野友和・
(栗)斉藤崇史・(美)和田勇介・(栗)中竹和也・(栗)松下武士
3）馬主、キャロットF（レイパパレ）
・社台RH（3頭：ステラリア・ランブリングアレー・ギベオン）
□順位 馬主 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
2 キャロットF ： 1- 1- 0- 8/10 ＿ 10.0% 20.0% 20.0%
4 社台RH ： 1- 0- 0- 5/ 6 ＿ 16.7% 16.7% 16.7%
11 金子真人HD ： 0- 1- 1- 9/11 ＿ 0.0% 9.1% 18.2%
17 永井啓弍 ： 0- 0- 1- 3/ 4 ＿ 0.0% 0.0% 25.0%
24 G1レーシング ： 0- 0- 0- 2/ 2 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
46 国本哲秀 ： 0- 0- 0- 1/ 1 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
※10年データなし）ゴドルフィン・スリーエイチR・岡浩二・前原敏行・村田能光
4）種牡馬、ディープインパクト（5頭：レイパパレ・ポタジェ・ソフトフルート・ランブリングアレー・ギベオン）
□順位 種牡馬 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 ディープインパクト ： 3- 4- 4-21/32 ＿ 9.4% 21.9% 34.4%
2 キングカメハメハ ： 2- 1- 3- 9/15 ＿ 13.3% 20.0% 40.0%
3 ハーツクライ ： 2- 1- 3- 7/13 ＿ 15.4% 23.1% 46.2%
10 ジャングルポケット ： 0- 0- 1- 2/ 3 ＿ 0.0% 0.0% 33.3%
11 ハービンジャー ： 0- 0- 0- 5/ 5 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
※10年データなし）キズナ・キングズベスト・モーリス
5）騎手、川田将J（レイパパレ）・ 西村淳J（ギベオン）
□順位 騎手 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
3 川田将雅 ： 2- 0- 0- 4/ 6 ＿ 33.3% 33.3% 33.3%
6 西村淳也 ： 1- 0- 0- 0/ 1 ＿ 100.0% 100.0% 100.0%
7 松山弘平 ： 0- 2- 0- 3/ 5 ＿ 0.0% 40.0% 40.0%
8 藤岡康太 ： 0- 1- 1- 3/ 5 ＿ 0.0% 20.0% 40.0%
10 幸英明 ： 0- 1- 0- 3/ 4 ＿ 0.0% 25.0% 25.0%
20 藤岡佑介 ： 0- 0- 1- 0/ 1 ＿ 0.0% 0.0% 100.0%
22 福永祐一 ： 0- 0- 0- 4/ 4 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
24 吉田隼人 ： 0- 0- 0- 4/ 4 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
32 岩田康誠 ： 0- 0- 0- 2/ 2 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
43 岩田望来 ： 0- 0- 0- 1/ 1 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
49 大野拓弥 ： 0- 0- 0- 1/ 1 ＿ 0.0% 0.0% 0.0%
※10年データなし）鮫島克駿・荻野極
上記1〜5のファクターにプラスして競走実績・コース適性などを考慮し総合的に予想しました。
その2に続きます。
3/13日曜 天気予報：晴 降水確率：20％
馬場想定「良」開幕週
不確定要素「中〜小」G2戦、G1♀馬2頭出走も目標は先。
短評：毎年難解
券種：3連複ボックス
◎ ⑤ポタジェ
昨年3着、天皇賞秋では強敵相手に好走。
良馬場の今年は初重賞制覇のチャンス
○ ⑬サンレイポケット
7歳になったがG1でも強敵相手に善戦。
前がやり合う展開なら決め手あり
▲ ⑨シフルマン
先行して粘りこむ展開なら3着はあるかも。人気は無いが狙う
△ ③ジャックドール
△ ⑩レイパパレ
△ ⑫ランブリングアレー
●買い目：3連複ボックス20点
③⑤⑨⑩⑫⑬
--------------□
この週末から一気に気温が上がって、桜のつぼみも大きくなってきたように思います。
どうやら今年も桜花賞より早く満開となってしまいそうな陽気ですが、
ぜひともその前に大きいところを一本仕留めて、いいクラシックを迎えたいものですね。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
第58回 金鯱賞【GII】 4歳以上 別定
【人気】
●1番人気 [4-1-2-3] 開催時期が3月になった直近5年 [3-1-1-0] とパーフェクト
●波乱係数μ＝0.384 2番人気以下の信頼度低く大波乱の昨年をはじめ伏兵の台頭が目立つ
【ステップ】
●前走「白富士S」組を除けば年内初戦のローテーションが望ましい
●有馬記念・海外GIからの直行組が好成績 着外からの巻き返しも十分視野に
【有力キャラ】
●年齢では4歳馬が中心も軽視されたベテラン実績馬の好走例が多いことに注意
●GIでの掲示板もしくは左回りOP以上での連対実績が欲しい
【コース】
●枠番傾向は内外フラット 外枠でも割引の必要はない
●直近5年のうち4年で逃げ馬が圏内 低評価でもハナに行ける馬には要注意
【血統】
●サンデー系VSキンカメ一族による覇権争いの様相
●底力よりもスピードの絶対値を重視したほうがよい
これらの条件から、今回は以下の各馬を合格圏と判定します。
A判定 該当なし
B判定 ジャックドール
C判定 該当なし
D判定 アカイイト ステラリア ソフトフルート ランブリングアレー ギベオン
データ適合性が最も高かったのは、1番人気必至と思われるジャックドール。
中京コースも得意で、ハナを切っていくスタイルですから
むしろ穴馬の条件に合致するところも多いのですが
唯一、馬券対象になれなかったのがプリンシパルSというのが少しだけ気になります。
とはいってもデータ上で互角といえる存在も見当たらないので、
その他の馬たちは2ランク下がってD判定止まりとなってしまいました。
エリザベス女王杯であっと言わせたアカイイトは
有馬記念以来というローテーションにも好感が持てますし
距離短縮もおそらくプラスに働くでしょう。
そのエリザベス女王杯で2着に突っ込んできたステラリアも
4歳世代ではトップクラスの牝馬といえますから、ここでも軽視できません。
そして中京4戦3勝と得意にしているソフトフルート、
ヴィクトリアマイルと愛知杯で2着の星があるランブリングアレー、
最後に昨年あっと言わせたギベオンとディープインパクト産駒を押さえておきましょう。
中でも、先行馬が揃ったメンバー構成だけに馬群が縦長になることも想定されるため
差し馬タイプの中でも前目につけられるランブリングアレーは面白そうです。
逆に、体格のない牝馬なのに56キロを積まされるレイパパレは圏外と判定しました。
【結論】3連複 ボックス（20点） ②③④⑥⑪⑫
ジャックドールが抜けた評価ですから1頭軸とも考えたのですが
どうしても過去の1番人気と傾向が違っているのが気になりますので
むしろ消えてくれてもOKのボックスで受けようと思います。
みなさんの合格、お祈りしています。
あの競馬になりました。」だと？リューベックの逃げは３ハロン36.2だった。菊花賞のタイトルホルダーの逃げは35.1やぞ！
もっと気合い入れてに逃げんかい！挙句1000m通過1.01.1のスロー。結局先行３等で決まった。流れが違うからイヤホン
ハズレは仕方なし。
くっそう。今週こそだ。
金鯱賞
短評：大波乱
このレース一昨年はサートゥルナーリア（1.3倍）1着、昨年はデアリングタクト（1.4倍）2着と4歳G1馬が参戦。
圧倒的人気に応えた。ところが今年は4歳G1馬の参戦がない。G1馬は5歳牝馬であり4歳は連勝中の上がり馬だ。アレル。
その上り馬ジャックドールがハナを切りそう。しかしレイパパレ、ショウナン、ギベオン、シフルマンと先行馬多数。
ラップは自然と上がる。1000m通過は59.0ぐらいとみる。白富士Sは59.4だった。
こうなると先行馬は苦しい。差し馬も3〜４コーナーで外を回って追い上げると末を無くす。タフな流れだ。
ならばインでじっと構え末を伸ばせる馬が狙い。その条件は
１ 中京2000mに実績がある。
２ M,Hペースで実績がある。
３ 上がりがかかる流れで上がり最速が出せる馬。
◉アラタ
・前々走主なタフな中京2000mを差し切り。
・前走福島記念はハイペース。上がり最速で３着。
・デビューからまだ12戦。全て大野J
大阪杯よりここが勝負。
◯アカイイト
・中京2000は（1.1,0.1）敗戦は超スローだったローズSだけ。
・エ女、有馬と厳しい流れを経験。
・21戦中19戦で上がり3位以内。
▲ソフトフルート
・中京2000（3.0.0.1）負けた愛知杯でも上がり最速。
・エ女4着で厳しいレース経験。
△サンレイポケット
・中京2000（2.0.0.2)
・本賞金4450万円。ここはどうしても賞金を加算したい。
・早仕掛けは危険。
先行３騎はいずれかが残ると見てそういう買い方に。
△レイパパレ、ジャックドール、ショウナンバルディ
買い目は
単複 8
馬連BOX 4,6,8
3連複フォーメ 6,8ー4.6.8.13ー1,3,4,,6,8,10,13
3連単BOX4,6,8
大波乱や！
イヤホン。
4番手で追う展開。その他の先行勢が下がる中、この2頭がこのままの順でゴール。
結局ジャックドールが強い4歳世代の看板を汚すことなく、レコードで圧勝。
3着にこれも前残りの5番人気アカイイトが入り、配当は低調。
ポタジェやサンレイポケットなどの人気馬もレコードで逃げられて出番なし。
教授が唯一3連複的中、的中率5割に達した。
金鯱賞
1着ジャックドール 2着レイパパレ 3着アカイイト
馬連830円 3連複3,540円 3連単10,610円
2022通算回収率(的中R数/予想R）
1位 本紙(教授)(5R/10R） 3連複的中 回収率127.88% （ +4,070円）
2位 イヤホン親父(1R/10R) 的中なし 回収率 93.73% （ -1,700円）
3位 全頭検査官(2R/10R) 的中なし 回収率 32.40% （ -11,290円）
4位 電妄親方(1R/10R) 的中なし 回収率 17.28% （ -17,620円）
5位 合谷鶴三(0R/10R) 的中なし 回収率 0.00% （ -17,500円）