ない夏競馬でしたが、最後は決めたい荒れるハンデ重賞・新潟記念を
予想します。来年の夏こそコロナも収束して、現地で夏競馬を楽しみたい、
そんな思いと共にお届けする渾身の予想です。
さらに〇レイハリアが勝利したものの、2着エイティーンガール、3着セイウンコウセイは
全くのノーマークで完全にお手上げだった。最近不調が続くが、涼しくなった今週は
ぜひ復活したい。
新潟記念
◎12 ヤシャマル 571.00
○ 6 パルティアーモ 560.10
▲ 2 ザダル 554.10
△ 5 リアアメリア 504.70
△17 トーセンスーリヤ 487.60
△13 クラヴェル 487.50
データ1位は、意外にも重賞未勝利・未入着のヤシャマル。前走のエプソムカップも
オープン馬の壁に突き当たっていたが、立て直しを図っての出走と見る。
54Kの軽量ハンデで年明けからの3連勝の勢いが戻ると信じる。
2番手は、牝馬のパルティアーモ。新潟との相性も良く、直線での上がり勝負に期待する。
こちらも52Kに期待。
3番手は休養明けのエプソムカップで勝負強さも見せたザダル。末脚が活かせれば強い。
他に絶好調の川田を乗せるリアアメリア。ローズSのような前目の競馬ができれば面白い。
トーセンスーリヤは前走函館記念で本調子に戻ったと判断。
クラヴェルは前走3着の中京記念と同じ52Kが魅力、上位は狙えるだろう。
買い目：3連複ボックス
2・5・6・12・13・17
（計20点）
勉強はかどってますか？
第57回 新潟記念【GIII】 3歳以上 ハンデ
1965年、かつて関屋にあった新潟競馬場が現在の地に移転して
中央競馬主催のレースが再開された年に4歳以上(当時)の重賞として創設された
新潟で最も歴史の古い重賞がこのレース。
競馬場の大改装に伴って右回りが左回りになったこと以外、
2000mのハンデ戦という施行条件も変わっていません。
私個人の思い出は、初めて当地を訪れた1990年。
江田照男騎手が49㎏の軽量牝馬サファリオリーブとともに初タイトルを獲った日のこと。
3頭大激戦の写真判定となったのですが、いまは亡き清水成駿さんが
2着・3着になってしまった馬券を手に払戻機の前で呆然としていた光景が忘れられません。
【人気】
●1番人気 [2-2-0-6] 40％ 単勝2.0倍〜4.9倍 [1-1-0-8] とアテにならない
●波乱係数μ＝0.383 ただし単勝50倍以上 [1-0-1-41] と極端な穴馬は苦戦傾向
【ステップ】
●サマー2000シリーズの七夕賞・小倉記念組が中心 前走大敗でも巻き返し要警戒
●前走4番人気以内 [7-8-3-42] 30.0％ 人気で負けた組にも穴の期待値あり
【有力キャラ】
●年齢では5歳≒４歳＞７歳＞>それ以外 過去5年で切ると6歳以上 [0-0-2-40]
●穴になるパターンは「忘れられかけた実績馬」 重賞3着以上の実績あれば前走不問
【コース】
●勝率では1枠 [3-0-0-14] だが複勝率では3枠 [1-3-2-12] 外枠でも大減点はなし
●逃げ〜追込まで脚質別の成績はフラットも上がり3Fの切れ味ある馬を優位に
【血統】
●超スローだった昨年を除けば基本サンデー系の天下 キンカメはBMSで活躍
●底力より軽さ 良馬場ならパワーやスタミナより素直にスピード要素を重視
これらの条件から、今回は以下の各馬を合格圏と判定します。
A判定 該当なし
B判定 ザダル
C判定 ラーゴム ヤシャマル
D判定 パルティアーモ ラインベック プレシャスブルー
データ適合性が最も高かったのは、前走エプソムCを快勝したザダルでした。
持ち時計も1分58秒台がありますし、左回り [3-0-1-1] で新潟にも勝ち鞍がありますし
年齢の面でも馬格の面でも大きな減点材料が見当たりません。
少しの不安としてハンデ57.5㎏の馬が {1-0-0-8} と振るわないことや
父のトーセンラーが現に1番人気を裏切っているという点があり
A判定相当からワンランク下げてのB判定となりました。
続いては、日本ダービーでは12着に終わったラーゴム。
しかし着差は1.2秒にすぎませんし、ハンデが53㎏というのは好転材料でしょう。
同じくC判定の一角に、少し実績の面では見劣りますが新興勢力のヤシャマル。
重賞初挑戦のエプソムCでは同斤のザダルと0.7秒差でしたが、今回は3.5㎏もらいます。
そして、新潟 [3-1-1-1] と得意にしているパルティアーモ、
重賞実績には欠けても近年このレースと相性のよい金子真人HDのラインベック。
最後に、年齢的にも馬格的にも減点があるものの、
買い材料の多いプレシャスブルーにも注目しておくことにします。
昨年は大幅な馬体減で見せ場のない最下位に甘んじましたが、
前走程度の馬体を維持できれば実績からも格好の穴馬条件が揃っています。
【結論】
3連複ボックス（20点） ②⑥⑩⑪⑫⑮
ザダルが一歩以上抜けた評価とはいっても、レースの性格を考えて
ここではボックスを組んで勝負することにしました。
なぜか人気馬が消えてしまうジンクスに当てはまるようなら、
すばらしい配当になることもあるかもしれません。
みなさんの合格、お祈りしています。
時計がかかったが、過去１０年で１分５７秒台が５回もある。それで上がり３３秒台の
必要とされる。底力が要求されるレースである。
過去１０年の１〜３着馬の前走とその着順は（７.４.０.19） 勝率２３.３％ 馬券率３６.７％
なんと１９頭が着外であり、前走の着順はあまり気にしなくていい。レース別にみると
小倉記念１０頭（１.２.０.７）
七夕賞 ５頭（１.１.０.３）
函館記念 ２頭（１.０.０.１）
GⅠ ３頭（０.０.０.３） 大阪杯 天皇賞 ダービー
他重賞 ４頭（０.１.０.３）
他特別 ６頭（４.０.０.２）
▶前走G1以外は夏場に使っている。またサマー２０００シリーズが過半数となっている。
過去１０年の１〜３着馬３０頭の重賞の実績は
▶３０頭中１６頭が重賞馬（１５頭は1800m以上の重賞）
▶２６頭は重賞で３着以内の実績有（すべて1800m以上の重賞）
また３０頭の２０００mの持ちタイム平均は１.５８.６。
年齢別実績をみると
３才１頭 ４才 ７頭 ５才 １３頭 ６才 ４頭 ７才以上５頭
４，５才馬が中心だが６才以上も注意が必要。
人気別実績は
１番人気（２.２.０.６） 勝率２０.０％ 馬券率４０.０％
１〜３番人気 １０頭 ４〜６番人気 ７頭 ７番人気〜 １３頭
１番人気はあまりあてにならない。さらに７番人気以下も１３頭とハンデ戦らしい荒れた結果が
残っている。
今年の出走メンバーの重賞実績と持ちタイムは
重賞実績 前走 持ちタイム
ザダル （１.０.１.３） ｴﾌﾟｿﾑC １着 １.５８.３ ３２.８ エプソムC ｾﾝﾄﾗｲﾄ２着
トーセンスーリヤ（２.０.０.４） 函館記念１着 １.５８.６ ３３.９ 函館記念 新潟大賞典
リアアメリア （２.０.０.８） ｳﾞｨｸﾄﾘｱ 13着 １.５９.９ ３２.９ ローズS アルテミスS
ギベオン （２.２.０.14）安田記念 ９着 １.５９.３ ３３.８ 金鯱賞 中日新聞杯
ラーゴム （１.１.０.２） ダービー12着 ２.０１.０ ３４.５ きさらぎ賞 京都２才S２着
ショウナンバルデ（０.１.１.５）小倉記念 ５着 １.５８.２ ３３.８ 鳴尾記念２着 七夕賞３着
クラヴェル （０.１.１.０) 中京記念 ３着 ２.００.４ ３３.５ マーメイドS２着 中京記念３着
ラインベック （０.０.１.４）江ノ島S １着 ２.０２.２ ３３.０ 東スポ２才S３着
サトノアーサー （２.２.１.９） 関屋記念11着 ２.０４.８ ３３.５ エプソムC 関屋記念
本命◎はザダル。前走８か月の休明けで重賞初制覇。デビューから３連勝でクラシック候補だった
馬が本格化。確たる逃げ馬不在で上り勝負なら切れ上位とみる。
対抗〇はショウナンバルディ。左回り（２.１.１.１） 着外も３着馬と０.１差４着と得意。
サマー 2000シリーズ３戦目でここが勝負のはずである。2000m持ち時計もNO.１。
▲は トーセンスーリヤ。前走函館記念は３馬身差の圧勝。夏場は（２.２.１.２）と強くここも
好調維持とみる。前走から１．５Kg増のトップハンデになった分、３番手評価。
△はリアアメリア、ラインベック、クラヴェルラーゴムの４頭。
短評：混戦
買い目：３連複１頭軸 ②ー③⑤⑩⑪⑬⑰
馬連 ②ー③⑤⑪⑬⑰ 計２０点
、
本命ミッキーブリランテが10着に沈み、またも0点予想すみません。
葵ステークスの1〜3着が古馬短距離重賞3レースを制覇しました。
今週は夏競馬のラストを飾る「新潟記念」です。
●新潟記念_「過去10年5つのPOG視点と注目馬」--------------□
1）生産者、ノーザンファーム（7頭：クラヴェル・サトノアーサー・パルティアーモ・ ・ラーゴム・ラインベック・リアアメリア・レッドサイオン）
□順位 生産者 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 ノーザンファーム ：6- 4- 3-31/44 ＿13.60% 22.70% 29.50%
5 社台ファーム ：0- 2- 1-22/25 ＿0.00% 8.00% 12.00%
7 ビッグレッドF ：0- 1- 0- 4/ 5 ＿0.00% 20.00% 20.00%
14 新冠橋本牧場 ：0- 0- 0- 3/ 3 ＿0.00% 0.00% 0.00%
16 エスティファーム ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
31 石郷岡雅樹 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）木村牧場・下屋敷牧場・船越伸也
2）厩舎、友道厩舎（アドマイヤポラリス・ラインベック）
□順位 調教師 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 (栗)友道康夫 ：4- 0- 0- 2/ 6 ＿66.70% 66.70% 66.70%
5 (美)大竹正博 ：1- 0- 0- 1/ 2 ＿50.00% 50.00% 50.00%
12 (美)相沢郁 ：0- 1- 0- 4/ 5＿ 0.00% 20.00% 20.00%
19 (栗)藤原英昭 ：0- 0- 1- 4/ 5 ＿0.00% 0.00% 20.00%
24 (栗)池江泰寿 ：0- 0- 0- 4/ 4 ＿0.00% 0.00% 0.00%
34 (美)手塚貴久 ：0- 0- 0- 4/ 4 ＿0.00% 0.00% 0.00%
39 (美)藤沢和雄 ：0- 0- 0- 3/ 3 ＿0.00% 0.00% 0.00%
46 (栗)斉藤崇史 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
52 (美)高木登 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
56 (美)久保田貴 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）中内田充・池上昌和・尾形和幸・小野次郎・松下武士・安田翔伍
3）馬主、金子真人HD（ラインベック）・
キャロットF（ザダル・クラヴェル）・シルクR（リアアメリア）
□順位 馬主 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 金子真人HD ：2- 2- 0- 4/ 8＿ 25.00% 50.00% 50.00%
2 キャロットF ：1- 1- 1-10/13 ＿7.70% 15.40% 23.10%
3 シルクR ：1- 1- 1- 3/ 6＿ 16.70% 33.30% 50.00%
10 社台RH ：0- 2- 0-11/13 ＿0.00% 15.40% 15.40%
12 TCラフィアン ：0- 1- 0- 8/ 9 ＿0.00% 11.10% 11.10%
15 サンデーR ：0- 0- 1- 9/10 ＿0.00% 0.00% 10.00%
19 国本哲秀 ：0- 0- 1- 1/ 2 ＿0.00% 0.00% 50.00%
23 サトミHC ：0- 0- 0- 6/ 6 ＿0.00% 0.00% 0.00%
25 島川隆哉 ：0- 0- 0- 3/ 3 ＿0.00% 0.00% 0.00%
50 石瀬浩三 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）近藤旬子・高橋文男・東京ホースレーシング・林正道
4）血統（種牡馬）ディープインパクト（6頭：プレシャスブルー・ラインベック・
サトノアーサー・エフェクトオン・ギベオン・リアアメリア）
□順位 種牡馬 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 ディープインパクト ：3- 4- 3-30/40 ＿7.50% 17.50% 25.00%
8 ステイゴールド ：0- 2- 1-13/16 ＿0.00% 12.50% 18.80%
24 ロードカナロア ：0- 0- 0- 2/ 2＿ 0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）アイルハヴアナザー・エピファネイア・オルフェーヴル・キズナ・
キングズベスト・ジャスタウェイ・トーセンラー・ローエングリン・ワークフォース
5）騎手、Ｍ．デムーロJ（マイネルファンロン）・横山典弘J（クラヴェル）
□順位 騎手 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 Ｍ．デム ：1- 3- 0- 1/ 5 ＿20.00% 80.00% 80.00%
2 横山典弘 ：1- 1- 0- 4/ 6 ＿16.70% 33.30% 33.30%
7 池添謙一 ：1- 0- 0- 1/ 2 ＿50.00% 50.00% 50.00%
11 戸崎圭太 ：0- 1- 1- 6/ 8 ＿0.00% 12.50% 25.00%
14 柴田大知 ：0- 1- 0- 6/ 7 ＿0.00% 14.30% 14.30%
15 柴田善臣 ：0- 1- 0- 3/ 4 ＿0.00% 25.00% 25.00%
19 三浦皇成 ：0- 0- 1- 4/ 5 ＿0.00% 0.00% 20.00%
23 川田将雅 ：0- 0- 1- 0/ 1 ＿0.00% 0.00% 100.00%
26 津村明秀 ：0- 0- 0- 4/ 4 ＿0.00% 0.00% 0.00%
32 石橋脩 ：0- 0- 0- 9/ 9 ＿0.00% 0.00% 0.00%
35 石川裕紀 ：0- 0- 0- 3/ 3＿ 0.00% 0.00% 0.00%
46 杉原誠人 ：0- 0- 0- 1/ 1＿ 0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）岩田望・菅原明良・永野猛蔵・横山和生・横山武
その2に続きます。
参考データ）「騎手 x 調教師」組み合わせ（生涯成績）
□馬名 ：順位 騎手 x 調教師 着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
リアアメリア ：1 川田将雅 中内田充 85- 40- 26-115/266 ＿32.00% 47.00% 56.80%
ギベオン ：2 岩田望来 藤原英昭 23- 22- 16-152/213 ＿10.80% 21.10% 28.60%
トーセンスーリヤ ：3 横山和生 小野次郎 18- 16- 9-139/182 ＿9.90% 18.70% 23.60%
レッドサイオン ：4 杉原誠人 藤沢和雄 7- 1- 4- 44/ 56 ＿12.50% 14.30% 21.40%
クラヴェル ：5 横山典弘 安田翔伍 6- 2- 4- 13/ 25 ＿24.00% 32.00% 48.00%
パルティアーモ ：6 横山武史 池上昌和 5- 11- 3- 30/ 49 ＿10.20% 32.70% 38.80%
マイネルサーパス ：7 柴田大知 高木登 4- 7- 3- 26/ 40 ＿10.00% 27.50% 35.00%
ザダル ：8 石橋脩 大竹正博 4- 2- 4- 29/ 39 ＿10.30% 15.40% 25.60%
マイネルファンロン ：9 Ｍ．デム 手塚貴久 2- 1- 4- 3/ 10 ＿20.00% 30.00% 70.00%
ラーゴム ：10 池添謙一 斉藤崇史 2- 1- 0- 10/ 13 ＿15.40% 23.10% 23.10%
ヤシャマル ：11 菅原明良 尾形和幸 1- 3- 6- 64/ 74 ＿1.40% 5.40% 13.50%
エフェクトオン ：12 木幡巧也 久保田貴 1- 1- 2- 21/ 25 ＿4.00% 8.00% 16.00%
ラインベック ：13 津村明秀 友道康夫 1- 0- 0- 2/ 3 ＿33.30% 33.30% 33.30%
サトノアーサー ：14 石川裕紀 池江泰寿 0- 2- 1- 12/ 15 ＿0.00% 13.30% 20.00%
アドマイヤポラリス ：15 三浦皇成 友道康夫 0- 1- 0- 10/ 11 ＿0.00% 9.10% 9.10%
ショウナンバルディ ：16 戸崎圭太 松下武士 0- 0- 0- 5/ 5 ＿0.00% 0.00% 0.00%
プレシャスブルー ：17 柴田善臣 相沢郁 0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
上記1〜5のファクターにプラスして競走実績・コース適性などを考慮し総合的に予想しました。
●新潟記念_全頭の予想
4回 新潟 8日目「Aコース」最終週
9/5日曜 天気予報：弱雨 降水確率：60％
馬場想定：「良〜稍重」
不確定要素「中」ハンデ戦・最終週
短評：アソート
券種：3連複 ボックス
◎ ③ショウナンバルディ
G3を3戦連続好走中、もし勝てばサマー2000シリーズ制覇。メイチ勝負
○ ⑩ラーゴム
3歳時に勝ったブラストワンピースも池添J。ダービーから距離短縮で狙う
▲ ⑰トーセンスーリヤ
斤量57.5kg。勝たなくても3着ならサマー2000の2位以上に
△ ⑪ラインベック
2連覇中の友道厩舎は10年で4勝。全兄のジナンボーは2年連続2着
△ ⑤リアアメリア
勝ったローズSも左回りの中京2000m。川田Jは現在サマージョッキーズ2位で残り3戦
△ ⑥パルティアーモ
ワークフォース産駒は過去5年で新潟2000mを「3-1-0-4」。NF天栄仕上げにも注目
●買い目：3連複 6頭ボックス 20点
③⑤⑥⑩⑪⑰
--------------□
▲レイハリアーとの馬連でよし、嗚呼、あと100でせめて複勝だけでもと願いがどんどん萎んでいき、結局4着！しかも最後は
イヤホンが穴指名した△セイウンコウセイとは！メイケイエールがもうちょっと踏ん張ってくれていればと思っても遅い。
結局馬券には一切ならなかった。前半34秒程度のスローとみていたのでそこは当たった。予想の筋は悪くない。今週こそだ。
今週は夏競馬の掉尾を飾る新潟記念。
単表：先行警戒
今年の新潟の馬場は例年と違う。
先週の新潟2歳Sセリフォスが最内から上がり32.8で差し切り。1.33.8
9R 五頭連峰特別 チアチアクラシカが最内を逃げ粘って2着。1.33.7
新馬 トウシンマカオ先行、内から抜け出し快勝。1.35.3
例年のように外伸びの馬場にはなっていない。何故か。
例年と違うのは1回福島が地震の影響で新潟が使われたこと。
昨年：春の新潟６日間Bコース、夏の新潟前半６日間Bコース後半8日間Aコース
今年：春の新潟14日間Bコース、夏の新潟前後半14日間Aコース。
今年は春開催の前にAコース部分の芝を張り替え、春開催後Bコースを張り替えた。
春開催時はAコースは使用されておらず、しっかり芝は生育したと思われる。春開催後のBコースの張り替えた芝は生育が今一つ
と馬場造園課が言っていた。つまりこれはあくまで仮説だがAコース部分の芝は根つきが良く、掘れているものの馬場は固まっているのではないか。
Bコース外寄りの方が柔らかいのではないか。これは外回りコースでのことだが。
だとするとパワーのスピード馬であれば内を回った方が有利だろう。（セリフォスの父はダイワメジャー）
一方、今年のメンバーを見渡すと昨年のジナンボーの逃げた昨年のようなスローにはならぬ。32秒の末脚での決め手比べにはならない。
パワーの先行差し馬を狙うべきだろう。
◉トーセンスーリア。
前走函館記念は厳しい流れを先行、３馬身差の圧勝。完全に本格化した。昨年の新潟大賞典の際限がある。
サマー2000への意欲もあり、ここは狙いすました一戦。
◯ショウナンバルディ
鳴尾記念が好内容。左回りがよく戸崎Jも歓迎。
▲ラインベック
馬が覚醒した感。54キロなら。
△エフェクトオン
△サダル
△マイネルファン
△ヤシャマル
外差し馬は着まで。
買い目
単複 17
馬連BOX 3,11,17
3連単1着固定 17→2,3,11,12,14,15
これで大勝負！
イヤホン
伏兵12番人気のマイネルファンロンが大外を抜けて勝利。
2着に3番人気トーセンスーリヤ、3着2番人気クラヴェルが入った。
予想陣、マイネルは全員無印、連複馬券は全滅だったが、イヤホン親父のみ
いつもの複勝を的中させた。
新潟記念
1着16マイネルファンロン 2着17トーセンスーリヤ 3着13クラヴェル
馬連10,940円 3連複28,380円 3連単264,560円 複勝17番240円
2021通算回収率(的中R数/予想R）
1位 イヤホン親父(8R/43R) 複勝的中 回収率332.46% （+231,530円）
2位 合谷鶴三(3R/43R) 的中なし 回収率161.67% （ +44,400円）
3位 電妄親方(11R/43R) 的中なし 回収率 86.74% （ -10,340円）
4位 本紙(教授)(12R/41R） 的中なし 回収率 44.70% （ -36,440円）
5位 全頭検査官(9R/43R) 的中なし 回収率 38.00% （ -49,350円）