昨今の異常気象で北海道の夏も相当暑いとのことですが、熱き砂の戦いを
制して、秋のダート重賞戦線の主役に輝くのはどの馬か、コロナを
避けつつ、大人しく自宅で競馬をするジジイたちに笑顔は生まれるのか。
ボックス買いゆえに問題はなかったが、その3着に来たのは無印のサトノセシルだった。
△フェアリーポルカはクビ差4着、無念。
しかし、戦犯は10着の○シゲルピンクダイヤと11着▲ドナアトラエンテ。
こういった危ない人気馬の見極めが難しい。
エルムS
◎ 3 アメリカンシード 623.90
○13 オメガレインボー 599.20
▲ 4 スワーヴアラミス 594.20
△ 5 タイムフライヤー 570.50
△ 8 トップウイナー 569.70
データ1位は、アメリカンシード。逃げてマイペースに持ち込めば強いと見る。
他に逃げ馬もおらず、ルメールなら問題はないだろう。。
前走は差のある2着だったが勝ち馬はレコード、3連勝した頃の勢いが戻ったと見る。
2番手・3番手は前走マリーンSの1・2着馬、オメガレインボーとスワーヴアラミス。
オメガレインボーは追い込むレースもできるし、自在に対応可能。
スワーヴアラミスは斤量減もあり、調子の良さを買いたい。
タイムフライヤーは、そのレースで12着と敗れたとは言え、0.9差。
前半飛ばし過ぎたルメールの作戦ミスと思えるし、力は上位。
トップウイナーも前走でレコード馬の2着、自らも好タイムをマークし、1700ｍが
合ってそうだ。
データ上で上位の9歳馬ウエスタールンドと1年の休養明け8歳のヴェンジェンスは、
上がり目はないと見る。
買い目：3連単フォーメーション
3・4・13→3・4・13→3・4・5・8・13
（計18点）
勉強はかどってますか？
第26回 エルムステークス【GIII】 3歳以上 別定
ダート競走体系整備の一環として1996年に創設された当初は
「シーサイドステークス」の名前で、函館競馬場で行われたレース。
しかし翌年から北海道開催の日程が変更されたため、
舞台を札幌に移して「エルムステークス」と改称されました。
今年はオリンピックのため、2013年以来の函館開催。
函館で2度目のエルムステークスということになりますが、
果たしてこの珍しい機会に重賞タイトルを手にするのは、どの馬でしょうか。
【人気】
●1番人気 [3-3-1-3] 90％ 前走1着の馬が人気に応える傾向
●波乱係数μ＝0.299 ダート別定戦らしい安定度だがヒモ荒れには一考の余地
【ステップ】
●前走マリーンS組 {5-1-1-29} 今年は同舞台のため関連性はさらに高い？
●前走連対 [7-5-6-26] 40.9％ 夏競馬らしく好調馬を狙うのが基本
【有力キャラ】
●年齢では4歳＞5歳＞＞＞6歳以上 勝ちきれないが高齢馬の一発に注意
●過去10年の勝ち馬のうち9頭はこのレースがダート重賞初制覇 実績馬やや不振
【コース】
●函館ダート1700ｍはなぜか2枠・4枠が好調 それ以外は横一線
●直線260ｍとJRA10場で最も短く「逃げ」の優位性が高いことに注意
【血統】
●函館ダート1700はルーラーシップ、ハーツクライ、ネオユニヴァースに注目
●同コースのマリーンSを見てもノーザンダンサー系はやや不振の印象
これらの条件から、今回は以下の各馬を合格圏と判定します。
A判定 該当なし
B判定 オメガレインボー
C判定 ウェスタールンド ダンツキャッスル
D判定 スワーヴアラミス アメリカンシード ソリストサンダー レピアーウィット
データ適合性が最も高かったのは、オメガレインボー。
差し追込のイメージですが、先行有利の函館でも [1-2-0-2] と実績を残しており
前走のマリーンSでもタイム差なしの2着まで食い込んできました。
重賞未勝利というのも、過去のデータからは吉と出ています。
続いては、9歳を迎えても元気な昨年の2着馬ウェスタールンド。
函館は初めてですが、直線が200ｍしかない浦和でも好走しています。
それから、すっかり一時の不調を脱したダンツキャッスルも
安定した末脚で前走マリーンSでは差のない競馬でした。
以下、重賞実績に欠ける松田騎乗でもマリーンS勝ち馬のスワーヴアラミス、
先手さえ取ってしまえば実にしぶといアメリカンシード、
GIかしわ記念ではカジノフォンテンに迫ったソリストサンダー。
最後に穴っぽいところから、レピアーウィットを取り上げておきましょう。
GI馬アジアエクスプレスの全弟という血統馬ながら
かなりムラが激しいタイプのため好走と大凡走をくり返すのですが、
ここではアメリカンシード以外に目立った同型馬がいません。
函館は初めてでも、スンナリ運べそうな今回は狙い目十分と見ます。
【結論】
3連複 軸1頭ながし ⑬→①③④⑥⑦⑩（15点）
一歩抜けた評価になったオメガレインボーを軸に、3連複。
アメリカンシードとソリストサンダーが来てしまうと
回収率としては厳しい結果になってしまうかもしれませんが
どちらか消えてしまうようなら、まずまずの好配当が期待できそうです。
みなさんの合格、お祈りしています。
直前の雨で馬場が悪化したり、逃げ想定の▲サトノセシルが差して3着など見立てと違うことばかりでした。
ゴール前で馬群を割って勝ったテルツェットは次走も注目です。
●エルムS_「過去10年5つのPOG視点と注目馬」--------------□
1）生産者、ノーザンファーム（ウェスタールンド・レピアーウィット）
岡田スタツド（オメガレインボー）
□順位 生産者 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 ノーザンファーム ：2- 1- 1-10/14 ＿14.30% 21.40% 28.60%
4 岡田スタツド ：1- 0- 1- 2/ 4 ＿25.00% 25.00% 50.00%
6 白老ファーム ：1- 0- 0- 2/ 3 ＿33.30% 33.30% 33.30%
46 坂東牧場 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
49 宮内牧場 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
54 ケイアイF ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）市川牧場・岡野牧場・折手牧場・富田牧場・村田牧場・Courtlandt Farm
2）厩舎、佐々木晶厩舎（ウェスタールンド）清水英厩舎（ケイティブレイブ）
□順位 調教師 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
16 (栗)佐々木晶 ：0- 1- 0- 0/ 1 ＿0.00% 100.00% 100.00%
21 (美)清水英克 ：0- 0- 1- 2/ 3 ＿0.00% 0.00% 33.30%
27 (美)戸田博文 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
33 (栗)安田翔伍 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
38 (栗)須貝尚介 ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
44 (栗)谷潔 ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
62 (栗)藤岡健一 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）奥村豊・橋口慎介・高柳大輔・大根田裕・鈴木孝志
3）馬主、サンデーR（ウェスタールンド・タイムフライヤー）
□順位 馬主 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
3 サンデーR ：1- 2- 0- 3/ 6 ＿16.70% 50.00% 50.00%
58 宮内牧場 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
60 ロードHC ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）吉澤HD・宮川純造・金子真人HD・原禮子・山元哲二・浅沼廣幸・村上稔・瀧本和義・NICKS
4）血統（種牡馬）ハーツクライ（スワーヴアラミス・タイムフライヤー）
□順位 種牡馬 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
6 ハーツクライ ：1- 0- 0- 2/ 3 ＿33.30% 33.30% 33.30%
15 ネオユニヴァース ：0- 1- 0- 2/ 3 ＿0.00% 33.30% 33.30%
20 アイルハヴアナザー ：0- 0- 1- 0/ 1 ＿0.00% 0.00% 100.00%
23 カジノドライヴ ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
27 アドマイヤマックス ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
35 ルーラーシップ ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
39 バゴ ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）ダノンバラード・トビーズコーナー・パイロ・ヘニーヒューズ・Tapit
5）騎手、岩田康 J（デルマルーヴル）
横山和 J（オメガレインボー）ルメールJ（アメリカンシード）
□順位 騎手 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 岩田康誠 ：4- 1- 0- 2/ 7 ＿57.10% 71.40% 71.40%
2 横山和生 ：1- 1- 0- 3/ 5 ＿20.00% 40.00% 40.00%
3 ルメール ：1- 1- 0- 2/ 4 ＿25.00% 50.00% 50.00%
8 藤岡佑介 ：0- 2- 1- 0/ 3 ＿0.00% 66.70% 100.00%
9 幸英明 ：0- 2- 0- 2/ 4 ＿0.00% 50.00% 50.00%
25 吉田隼人 ：0- 0- 0- 6/ 6 ＿0.00% 0.00% 0.00%
30 菱田裕二 ：0- 0- 0- 4/ 4 ＿0.00% 0.00% 0.00%
35 武豊 ：0- 0- 0- 3/ 3 ＿0.00% 0.00% 0.00%
38 坂井瑠星 ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
43 横山武史 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）戸崎圭太・松田大作・団野大成・和田竜二
上記1〜5のファクターにプラスして競走実績・コース適性などを考慮し総合的に予想しました。
その2に続きます。
1回 函館 12日
8/8日曜 天気予報：曇ときどき雨 降水確率：60％
馬場想定「稍重〜重」
不確定要素「中〜小」雨・別定線
短評：時計勝負
券種：3連複ボックス
◎ ③アメリカンシード
重馬場適正があり逃げる。ルメールJが継続騎乗
○ ⑬オメガレインボー
マリーンSは2着で函館「1-2-0-2」得意コース
▲ ⑥ウェスタールンド
前走プロキオンSは7着ながら上がり2位。9歳だが
△ ⑧トップウイナー
前走プロキオンSは先行し2着、持ち時計1.41.3はメンバー最速
△ ⑩レピアーウィット
横山武Jは8/1現在、函館開催リーディング
●買い目：3連複 5頭ボックス 10点
③⑥⑧⑩⑬
--------------□
とれなかった。テルはルメール騎乗で３人気。1800は初めてで2000mも3着一回。1600の前走大敗でこの人気では
買いたくなくなりますよ。デムーロからの乗り替わりも嫌だったし。しかし来るんだよねえ。こういう時に。
果たして今週は来るだろうか？悩ましい。
今週はエルムステークス。
短評：先行警戒
函館で行われるエルムステークスは平成13年以来。その時は逃げたエイシンモアオバーが逃げ残って2着、2番手から抜け出した
フリーとストリートが1着。3着は3番手追走のブライトライン。
函館1700ダートは高低差3.5m、ゴール前から２コーナーにかけて下り、向正面はダラダラと上り3〜4コーナの中間あたりを頂点として
そこから下り。直線は260.3mしかない。これはJRA全場の中で最も短い。つまり尺が効きにくいタフなコースであると言える。
今回のメンバーを見ると徹底逃げはおらず、ただ揉まれたくないアメリカンシードが3ゲートを得て逃げる展開だろう。2番手はこれも揉まれたくない
トップウィナー、3番手はレピアーウィットという並びとみた。タイムフライヤーは前走大外枠で壁がつくれずひっかったということなので
今回はいくまい。だとするとこの上位3頭は楽。折り合って平均ペースで進む。ならば
◉トップウィナー
前走レコード決着を演出したハイペースの競馬を作った馬。揉まれないで外先行なら力は出せる。今回はアメリカンシードという絶好の
先導馬がいる。ゴール前これを交わして１着、という絵が浮かぶ。雨馬場で時計が出ても帰って有利。今なら1700がベストとも思えここは自身
の本命だ。
◯アメリカンシード
展開の鍵を握る馬。小回り1700が初体験だけに少し不安は残るが中山でも勝ち鞍ありここは対抗。3ゲートの好感。
▲レピアーウィット
この馬が3番手。もまれず伸び伸び走れれば力発揮。マーチステークスぐらい走ればここは圏内。
以下は差しに回った複穴。
△オメガレインボー
力つけた。前走この馬場を差し込んできた。
△スワーヴアラミス
前走優秀。斤量減も有利。ただしやや使いすぎの感。
△タイムフライヤー
折り合えば。
買い目は
単複 8
馬連BOX 3,8,10
3連複 8-3,4,5,10,13
3連単 3,8→3,8,10→3,4,5,10,13
ここは大勝負！
もう一つの重賞レパードSは◉レブンカムイ。
イヤホン
タイム。スピードだけでは乗り切れないことが見て取れる。それなりの底力も必要。
過去１０年の１〜３着馬の前走とその着順 （11.７.１.11） 勝率３６.７％ 馬券率６３.３％
前走である程度の成績を残しているが、レース別にみると傾向が見えてくる。
マリーンS ７頭（４.２.１.０）
大沼S ３頭（１.０.０.２）
他特別戦 ４頭（３.１.０.０）
平安S ４頭（１.１.０.２）
マーキュリーC４頭（１.１.０.２）
他重賞 ８頭（１.２.０.５）
マリーンSが７頭と最も多いが、そこで馬券に絡んでいることが条件。やはり
同じコース、距離なだけあって、そこで着外になるようだと巻き返しは難しい。
大きく分けて、前走が重賞か特別かで前走成績の条件が分かれる。重賞なら着順は
問われず巻き返せるが、特別の場合は勝ち負けしていることが必要となる。
過去10年の１〜３着馬３０頭の重賞の成績を見ると
▶３０頭中１７頭が重賞勝馬
▶２７頭は重賞で３着以内の実績有り（残り３頭は前走特別１着）
▶２７頭すべて1700ｍ以上重賞での実績
これらの条件をクリアする馬はかなり限られてくる。
また過去１０年で７回リピート馬が馬券に絡んでいる。リピート馬は要注意。
年齢別実績をみると
４才 ７頭 ５才 １１頭 ６才 ７頭 ７才〜 ５頭
４，５，６才で８割以上である。今年は８，９才が３頭いるがどうであろう。
今年の出走馬の重賞実績と前走はというと
アメリカンシード（０.１.０.１）平安S２着
ソリストサンダー（０.２.０.１）かしわ記念２着
スワーヴアラミス（１.０.０.４）マリーンS１着
ウェスタールンド（１.４.３.４）プロキオンS７着
レピアーウィット（１.０.１.２）アンタレスS８着
タイムフライヤー（２.２.１.13）マリーンS１２着
ダンツキャッスル（０.０.１.０）マリーンS３着
オメガレインボー（０.０.０.２）マリーンS２着
ヴェンジェンス （１.２.１.３) １３ヶ月休養明
ケイティブレイブ（９.８.３.９）１３ヶ月休養明
条件的にはアメリカンシード、スワーヴアラミス、レピアーウィット、オメガレインボー、
ダンツキャッスルといったところか。人気のソリストサンダーは実績が1600ｍまで
という点で割引が必要。実績馬ケイティブレイブはやはり１年以上の休み明けで今回は見送り。
本命◎はアメリカンシード。 ダート路線変更後（3.1.0.1と本格化。前々走は控える競馬を
試みて馬がやる気を見せなかった。今回は単騎逃げ濃厚で最有力とみた。
対抗〇はスワーヴアラミス。同じコース･距離のﾏﾘｰﾝＳを57.5ｋｇで快勝。今回は1.5キロ減
で条件がさらによくなった。ダート1700ｍも（2.1.1.0）と着外なし。アメリカンシードを
マークしていって逆転することもありうる。
▲はレピアーウィット。前々走マーチSでアメリカンシード、スワーヴアラミスなど今回の人気馬相手に快勝。
５７キロは微妙な斤量だが、函館リーディングの横山武で人気薄なら買い目とみた。
△はオメガレインボー、ダンツキャッスル、ウェスタールンドの３頭。
短評：混戦
買い目：３連複フォーメーション
③④－①③④⑩⑬－①③④⑥⑩⑬ 計１６点
久々の重賞制覇をもたらした。2着には追い込んだ7番人気オメガレインボー、
3着に伏兵11番人気のロードブレスで3連馬券は波乱。
1番人気アメリカンシードは逃げられず最下位、2番人気ソリストサンダーも
何もできず10着。予想陣も1・2着馬には印があるものの、3着馬が全員無印だった。
函館・エルムS
1着4スワーヴアラミス 2着13オメガレインボー 3着11ロードブレス
馬連4,290円 3連複40,610円 3連単194,430円
2021通算回収率(的中R数/予想R）
1位 イヤホン親父(7R/39R) 的中なし 回収率377.73% （+243,290円）
2位 合谷鶴三(2R/39R) 的中なし 回収率171.27% （ +47,180円）
3位 電妄親方(11R/39R) 的中なし 回収率 95.84% （ -2,940円）
4位 本紙(教授)(10R/37R） 的中なし 回収率 40.92% （ -35,210円）
5位 全頭検査官(8R/39R) 的中なし 回収率 37.46% （ -45,470円）