なかなかフツーの生活には戻れませんが、夏競馬で憂さ晴らしと
思いつつもこちらもなかなか。
今週は函館で行われる牝馬の重賞・クイーンSを予想します。
△ライオンボスだったが、◎のモントライゼは良いところなく12着。
3着には見落としたバカラクイーンが入って3連馬券は波乱だった。
しっかりデータを確認せねば。
クイーンS
◎ 6 マジックキャッスル 760.60
○12 シゲルピンクダイヤ 727.80
▲ 5 ドナアトラエンテ 627.00
△ 9 テルツェット 582.60
△ 3 フェアリーポルカ 568.80
△ 1 クラヴァシュドール 567.30
データ1位は、マジックキャッスル。牝馬重賞の入着率も高く、
前走ヴィクトリアマイルでも2着とはクビ差、勝ったグランアレグリアには
及ばないが、今回のメンバーの中では実績はピカイチだ。
2位はシゲルピンクダイヤ、好不調の波はあるが前走ヴィクトリアマイルでは
マジックキャッスルとの差はない。小回りコースの実績がないのが不安だが
3歳時の成績を見れば底力は侮れない。
3位はドナアトラエンテ、福島牝馬Sでは勝ち馬の奇襲に遭って2着だったが
ハナ差まで追い込んだ力は本物。
その他、テルツェットはG1では大敗したものの、ダービー卿勝ち迄4連勝した
実力とルメールの力で入着はあり得る。
ここ2走ダートで使われているが芝での実績はあるフェアリーポルカ、
前走米子Sで復活の兆しを見せたクラヴァシュドールまで押えたい。
買い目：3連複ボックス
1・3・5・6・9・12
（計20点）
勉強はかどってますか？
第69回 クイーンステークス【GIII】 3歳以上牝馬 別定
1953年の創設当初から1999年までは、3歳(当時の表記では4歳)限定の
牝馬重賞として秋の東京か中山で行われていたレースでしたが、
2000年の牝馬競走体系整備に伴って、古馬混合の牝馬重賞となり
舞台も8月の札幌芝1800ｍに移して行われています。
その記念すべき新装初回の優勝馬は、トゥザヴィクトリー。
また近年では2017年にディアドラが制しています。
さて今年は、また世界の舞台で活躍するような名牝が生まれるでしょうか？
【人気】
●1番人気 [5-2-2-1] 90％ 牝馬重賞としては軸としての信頼度高い
●しかし波乱係数μ＝0.370 単勝30倍以上 [2-3-2-37] と伏兵も活躍
【ステップ】
●トレンドは「前走ヴィクトリアマイル大敗でも人気に支持されている馬」
●前走重賞組が中心 2勝クラス勝ちからの格上挑戦は [0-0-0-11]
【有力キャラ】
●3歳≒4歳≒5歳＞＞6歳 ただし5歳 [1-5-6-33] と勝ちきれない傾向
●牝馬戦だが馬体重450キロ未満の小型馬は過去10年で3頭のみと苦戦
【コース】
●小回りコースでも内外の有利不利は小さいが1枠のみ複勝率がやや高め
●札幌1800ｍに比べても先行有利の傾向強め 直線一気はレアケース
【血統】
●函館1800ｍはゴールドシップ、ルーラーシップが複勝率50％前後
●BMSはノーザン、ミスプロ、サンデーの三つ巴 パワー系に要注意
これらの条件から、今回は以下の各馬を合格圏と判定します。
A判定 該当なし
B判定 該当なし
C判定 シャムロックヒル フェアリーポルカ シゲルピンクダイヤ
D判定 マジックキャッスル テルツェット イカット
今年は絶対的とまでいえる存在がいないこともあり、
評価もだいぶ割れた印象となりました。
適合性では3歳クラシックで実績を残していながら
ここでは1番人気にならなさそうなシゲルピンクダイヤが上回りますが、
コースに求められる先行力を備えているという点で
シャムロックヒルのほうを最上位に取りたいと思います。
そして牝馬重賞に実績がありながら
前走ダートを使ったことで人気を下げそうなフェアリーポルカも
ここでなら十分に戦える存在だろうとみています。
おそらく人気になるであろうルメール騎乗のテルツェット、
ヴィクトリアマイル3着のマジックキャッスルは
馬格に恵まれていない点で函館との相性が疑問のため評価を下げましたが
D判定より下に落とすわけにはいかないでしょう。
最後に逆転候補としては、前走2勝クラス勝ちというのが減点でも
持ち時計をはじめ多くの項目で適合性を感じるイカットを上げておきます。
半姉Turbulent Descentはサンタアニタオークスはじめ
米国GIを4勝した女傑という血筋で、唯一のディープインパクト産駒。
全3勝は函館と札幌で上げているように滞在競馬でこそ
真価を発揮するタイプといえるのではないでしょうか。
【結論】
3連複 ボックス ②③⑥⑨⑪⑫（20点）
1番人気はマジックキャッスルかテルツェットだと予測していますが、
どちらも軸として絞り切れないので、ここはボックスで構えておくことにします。
イカットが過剰な人気にならないとよいのですが…。
みなさんの合格、お祈りしています。
過去１０年の１〜３着馬の前走とその着順は（４.４.３.19） 勝率１３.３％
馬券率３６.７％。前走勝った馬はわずか４頭。１９頭は前走着外からの巻き返しである。
レース別にみると
ヴィクトリアM １１頭（０.０.０.11）
マーメイドS ６頭（０.１.１.４）
GⅠ ４頭（１.０.１.２）
他重賞 ３頭（１.１.１.０）
特別戦 ６頭（２.２.０.２）
ヴィクトリアマイルが１１頭と一番多く、ついでマーメイドSの６頭。この２レース
の場合は着外からの巻き返しが可能。他のレースの場合は馬券に絡んでいることが必要。
過去10年の１〜３着馬３０頭の実績をみると
・重賞の成績
▶３０頭中１５頭が重賞勝馬
▶２７頭は重賞で３着以内の実績有り
▶２７頭中２５頭は1800ｍ以上重賞での実績（残り２頭はＧ１で２着以内）
▶過去１０年ヴィクトリアM１〜３着馬の参戦は２頭のみ（0.0.0.２）
・人気別実績は
１番人気（５.２.２.１） 勝率５０％ 馬券率９０％
１〜３番人気 １４頭 ４〜６番人気 ７頭 ７番人気〜 ９頭
一番人気は馬券率９０％と高い。ただ７番人気以下も９頭と多く、人気薄も
馬券にからんでくることが多い。
今年の出走馬の重賞実績と前走は
重賞実績 前走
マジックキャッスル（１.４.１.３） ヴィクトリア３着 愛知杯 秋華賞２着
シゲルピンクダイヤ（０.３.２.10） ヴィクトリア５着 桜花賞２着 秋華賞３着
フェアリーポルカ （２.１.２.９） スパーキング４着 中山牝馬S 福島牝馬S
シャムロックヒル （１.０.０.１） マーメイドS１着 マーメイドS
テルチェット （１.０.０.１） ヴィクロリア１４着 ダービー卿CT
ウインマイティ （０.０.１.４） 愛知杯１４着 オークス３着
クラヴァシュドール（０.２.１.４) 米子S３着 チューリップ２着 阪神JF３着
ドナアトラエンテ （０.１.０.１） 福島牝馬２着 福島牝馬S２着
本命◎はマジックキャッスル。秋華賞２着オークス５着と４才世代で屈指の実力。
今年は全て重賞に出走して（1.1.1.0）と本格化。今回のメンバーなら断然とみる。
対抗〇はシゲルピンクダイヤ。一昨年のクラシックロードで常に上位争いをしていて、
能力上位とみれる。桜花賞では２着でクロノジェネシスに先着している。
和田Jがこちらを選んだとすれば有力だろう。
▲はドナアトラエンテ。 デビュー以来（４.５.１.１）と成績安定。
前走スローの展開で中団から追込んでハナ差２着。今回逃げ先行多くチャンスとみる。
△はフェアリーポルカ、テルチェット、ウインマイティの３頭。
短評：軸断然
買い目：３連複１頭軸 ⑥－③⑤⑧⑨⑫
馬連 ⑥－③⑤⑧⑨⑫
計１５点
もちろん馬券はハズレましたが、武井厩舎&菅原明良Jの頭脳プレーに脱帽です。
今週は、例年の札幌競馬場ではなく函館競馬場での「クイーンS」です。
●クイーンS_「過去10年5つのPOG視点と注目馬」--------------□
1）生産者、ノーザンファーム（5頭：テルツェット・ドナアトラエンテ・ フェアリーポルカ・イカット・マイエンフェルト）
社台ファーム（マジックキャッスル・シャムロックヒル）
□順位 生産者 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 ノーザンF 5- 4- 1-19/29 17.20% 31.00% 34.50%
2 社台ファーム 1- 1- 1-13/16 6.30% 12.50% 18.80%
19 下河辺牧場 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
51 コスモヴューF 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）天羽牧場・Faisal Meshrf Alqahtani
2）厩舎、中内田厩舎（クラヴァシュドール）
□順位 調教師 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
5 (栗)中内田充 1- 0- 0- 2/ 3 33.30% 33.30% 33.30%
12 (栗)佐々木晶 0- 1- 0- 1/ 2 0.00% 50.00% 50.00%
14 (美)国枝栄 0- 1- 0- 2/ 3 0.00% 33.30% 33.30%
33 (栗)上村洋行 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
44 (栗)西村真幸 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
63 (栗)五十嵐忠 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）杉山佳明・西園正都・渡辺薫彦・堀宣行・和田正一
3）馬主、サンデーR（ドナアトラエンテ）
□順位 馬主 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
2 サンデーR 1- 1- 0- 2/ 4 25.00% 50.00% 50.00%
17 社台RH 0- 0- 1- 8/ 9 0.00% 0.00% 11.10%
39 シルクR 0- 0- 0- 2/ 2 0.00% 0.00% 0.00%
42 ウイン 0- 0- 0- 2/ 2 0.00% 0.00% 0.00%
63 山本剛士 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
77 サトミHC 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）吉田和美・山紫水明・森中蕃・渡邉直樹
4）血統（種牡馬）ディープインパクト
（4頭：ドナアトラエンテ・マジックキャッスル・テルツェット・イカット）
□順位 種牡馬 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
2 ディープインパクト 2- 0- 1- 9/12 16.70% 16.70% 25.00%
5 ハービンジャー 1- 0- 0- 2/ 3 33.30% 33.30% 33.30%
14 マンハッタンカフェ 0- 0- 2- 2/ 4 0.00% 0.00% 50.00%
16 Frankel 0- 0- 1- 0/ 1 0.00% 0.00% 100.00%
17 ハーツクライ 0- 0- 0- 6/ 6 0.00% 0.00% 0.00%
19 ルーラーシップ 0- 0- 0- 2/ 2 0.00% 0.00% 0.00%
24 ダイワメジャー 0- 0- 0- 3/ 3 0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）キズナ・ゴールドシップ
5）騎手、ルメールJ（テルツェット）/ 川田将J（ドナアトラエンテ）/ 戸崎圭J（マジックキャッスル）
□順位 騎手 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
4 ルメール 1- 1- 0- 4/ 6 16.70% 33.30% 33.30%
5 川田将雅 1- 0- 0- 2/ 3 33.30% 33.30% 33.30%
9 戸崎圭太 1- 0- 0- 0/ 1 100.00% 100.00% 100.00%
10 三浦皇成 0- 2- 0- 3/ 5 0.00% 40.00% 40.00%
20 藤岡佑介 0- 0- 0- 4/ 4 0.00% 0.00% 0.00%
27 国分恭介 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
35 横山武史 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
45 大野拓弥 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
50 和田竜二 0- 0- 0- 1/ 1 0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）Ｍデムー・川又賢治・団野大成
上記1〜5のファクターにプラスして競走実績・コース適性などを考慮し総合的に予想しました。
その2に続きます。
1回 函館 10日「Bコース」替わり1週目
8/1日曜 天気予報：曇 降水確率：10％
馬場想定：「稍重」A→Bコース替わりだが開催5週目の芝
不確定要素「小」台風通過の影響・3勝クラスも出走
短評：1強
券種：3連複1頭軸
◎ ⑥マジックキャッスル
実績上位。函館＆1800mは初、向いているかも
○ ⑤ドナアトラエンテ
ついに良血開花。来年春の引退までに大仕事を
▲ ⑩サトノセシル
1800〜2000mを使われたFrankel産駒、逃げ粘れば
△ ①クラヴァシュドール
△ ⑨テルツェット
△ ⑫シゲルピンクダイヤ
●買い目：3連複 1頭軸 5頭流し 10点
軸：⑥マジックキャッスル
相手5頭：①⑤⑨⑩⑫
--------------□
ハナ切れませんでした。この辺がキャリアの浅さと馬自身の弱さだろう。逃げたのはライオンボスであってきっちり連対した。
まあ、視点は間違っていないのだ。今週こそリベンジだ。
クイーンS
短評 高配含
今年は函館で行われるクイーンS。函館1800は１コーナーまでの距離が276mしかなく
テンは速くならない。また高低差が3.5mもあり底が1〜2コーナー、トップが3〜４コーナー
という厳しいコース。今年はBコース2日目で馬場状態は良好。クッション値7.7(金曜日）
↓
タフな馬場だがスピードも必要。
↓
パワーとスピードの両立
◉サトノセシル
前走は2日目とはいえ翌日の巴賞より1秒も速い時計（1.47.0 上がり35.4)
先行力ある平均ペース型
フランケル牝馬で好調期が続く。ノーザンダンサーとミスプロの配合も好ましい。
5歳牝馬とはいえまだキャリア9戦
◯マジックキャッスル
底力一番。秋華賞・愛知杯はコーナー４回のハイペースの競馬を差して２、１着。
小柄な牝馬で発の５６キロだけが懸念
▲シゲルピンクダイヤ
パワーのスピード型のダイワメジャー産駒。
前走は◯と0.1差。
出遅癖あるが大外枠なら。（先入れの可能性あるが）
△イカット
洋芝（3.0.1.1)の巧者。
△シャムロックヒル
先行流れ込みがある。
母系が米国パワー血統。
買い目
単複 10
馬連BOX 6,10,12
3連単フォーメ 6,10,12→6,10,12→2,6,10,11,12
ドナは小回り不適、テルツエットは1ハロン長い。
これでどうや！
イヤホン
1番人気マジックキャッスルはクビ差2着、3着に8番人気サトノセシルが
入ったものの大きな波乱にはならなかった。
久々に我が予想陣的中ラッシュで、全頭検査官が3連複、教授が馬連、
イヤホン親父は得意の複勝を当てた。この調子で夏を乗り越えたい。
函館・クイーンS
1着9テルツェット 2着6マジックキャッスル 3着10サトノセシル
馬連630円 3連複3,910円 3連単16,480円 複勝10番340円
2021通算回収率(的中R数/予想R）
1位 イヤホン親父(7R/38R) 複勝的中 回収率391.12% （+246,290円）
2位 合谷鶴三(2R/38R) 的中なし 回収率175.24% （ +48.680円）
3位 電妄親方(11R/38R) 的中なし 回収率 98.34% （ -1,140円）
4位 本紙(教授)(10R/36R） 馬連的中 回収率 42.05% （ -33,610円）
5位 全頭検査官(8R/38R) 3連複的中 回収率 37.98% （ -44,470円）