本人曰く「夏のハンデ戦は俺のもの」な感じがちょっと引いてしまいそう
ではありますが、今週も夏のハンデ重賞・七夕賞です。合谷鶴三氏曰く
「荒れる重賞日本一」だそうなので、各人第二のイヤホン親父目指し、
一獲千金、一獲回収率の気持ちで予想しております。
ワールドリバイバルを馬鹿にしたバチが当たって的中せず。
1着ヴァイスメテオールも3着ノースブリッジもどちらも△で
◎ボーデン（6着）、〇プレイイットサム（7着）、▲グランオフィシェ（14着）が
全く振るわず完敗だった。人をバカにしてはいけないと教訓を改めて思い知る。
七夕賞
◎ 4 トーラスジェミニ 526.15
○10 クラージュゲリエ 493.46
▲ 1 マウントゴールド 482.45
△ 5 ブラックマジック 471.92
△11 スカーフェイス 450.72
△14 ワーケア 450.09
△ 6 ショウナンバルディ 442.95
軸はトーラスジェミニ、前走安田記念ではダノンキングリーとグランアレグリアに
0.4差の5着、3歳秋に1年の休養明け以来使われっぱなしだが、先行力は抜群。
G1は重荷だがG3なら勝機はある。重もこなせる。
相手は、クラージュゲリエ。京都2歳以来勝ちはないが、こちらも長い休み明け以来
次第に復活傾向は見える。
マウントゴールド、8歳馬として上がり目はなさそうだが2000ｍの実績は高く、
1枠から前目に行ければ面白い。残り少なくなってきたステイゴールド産駒として
ローカルでの強さを見てみたい。
ブラックマジックは、前走のダイヤモンドSは明らかに距離が長かったが、2000ｍなら。
スカーフェイスは2勝クラスを勝ったばかりだが52Kが魅力。
他に復調気配のワーケア、ショウナンバルディまでを狙ってみたい。
買い目：3連複1頭軸流し
軸4→1・5・6・10・11・14
（計15点）
勉強はかどってますか？
第52回 七夕賞【GIII】 3歳以上 ハンデ
函館記念、新潟記念、小倉記念、札幌記念と
夏のローカル開催では「ご当地記念」が目玉になるものですが
この福島だけは「七夕賞」がメインイベント。
一時は「東北記念」の名で秋開催に1800ｍで行われていましたが
1980年からは現在と同じ7月・2000ｍに定着しました。
増沢のコーセイ、中舘のツインターボ、柴田善臣のドモナラズ…。
記録より記憶に残る馬たちが紡いできた歴史に、
今年、新たな１ページを書き加えるのは誰でしょうか。
【人気】
●波乱係数μ＝0.424 マーメイドSを凌ぐ日本最高クラスの波乱傾向
●1番人気 [2-1-1-6] 40％ 圏内突入馬はハンデ57-58㎏
【ステップ】
●前走10着以下 [4-3-2-46] オープン特別の大敗でも巻き返し注意
●GI・GIIからの参戦組 [1-1-1-30] 前走が格上でも過信は禁物
【有力キャラ】
●4歳＞5歳＝6歳＞＞それ以上 7歳以上 [1-1-1-39] と苦戦傾向
●ハンデ53㎏以下 [1-0-4-28] 55-57㎏ [7-8-4-66] 狙いは中量級
【コース】
●枠番傾向は内外フラットも七夕賞なのに7枠は [0-1-0-19] と不振
●逃げ先行 [6-3-5-32] 差し追込 [4-7-5-90] イメージより差しが決まる
【血統】
●中心はサンデーサイレンス系もミスプロ系の巻き返し傾向にも注目
●夏の平坦レースだがパワーとスタミナの裏付けは有効
これらの条件から、今回は以下の各馬を合格圏と判定します。
A判定 該当なし
B判定 該当なし
C判定 該当なし
D判定 クレッシェンドラヴ ヴァンケドミンゴ ロザムール
スカーフェイス ワンダープチュック マウントゴールド
データの適合性ではクレッシェンドラヴがひとつ抜けているのですが
リピーターも三度目で７歳となると割り引かざるを得ません。
ここは波乱のハンデ戦ということで、全馬D判定で揃えておくことにしました。
次点は福島４勝という地元の鬼・ヴァンケドミンゴ。
同じリピーターでも、こちらのほうがフレッシュといえそうです。
続いて、中山牝馬Sで２着という実績のあるロザムール。
前走は「福島牝馬S」でも新潟開催でしたし、度外視してよいでしょう。
そして、条件戦とはいえ鮮やかな末脚で勝ち上がってきたスカーフェイス。
福島 [0-2-0-0] という隠れ巧者のワンダープチュックは、ハンデにも恵まれました。
最後に取り上げておきたいのが、1枠を引いたマウントゴールド。
8歳馬でハンデ57キロとあって人気にはならないでしょうが、
この馬はデビューが3歳夏まで遅れていて、まだ21戦しかしていません。
チャレンジCで2着、小倉記念で3着の実績がありますし
前走は58キロでも後続を封じたように能力の衰えはなさそうです。
【結論】
3連複 ボックス（20点） ①②③⑨⑪⑯
たとえ織姫様と出会うことは叶わなくとも、
なんとか高配当の神様にはめぐり合いたいものですね。
みなさんの合格、お祈りしています。
一方、イヤホンさんが起死回生の3連単31万馬券を的中されました。同じグループながら凄い！おめでとうございます。
勝ったヴァイスメテオールは秋が楽しみになりました。
●七夕賞_「過去10年5つのPOG視点と注目馬」--------------□
1）生産者、ノーザンファーム（４頭：ワーケア・ブラックマジック・クラージュゲリエ・カウディーリョ）
社台ファーム（マウントゴールド）
□順位 生産者 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 ：ノーザンF 3- 1- 2-21/27 ＿11.10% 14.80% 22.20%
2 ：社台F 2- 2- 0-12/16 ＿12.50% 25.00% 25.00%
4 ：木村秀則 1- 1- 0- 0/ 2 ＿50.00% 100.00% 100.00%
14 ：斉藤安行 0- 0- 1- 0/ 1 ＿0.00% 0.00% 100.00%
42 ：川上牧場 0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）グランド牧場・岡田牧場・高昭牧場・若林牧場・静内坂本牧場・石郷岡雅樹・
村上欽哉・鳥井征士・木村牧場
2）厩舎、林厩舎（クレッシェンドラヴ） 上原厩舎（ロザムール）
□順位 調教師 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
3 (美)林徹 ：1- 1- 0- 0/ 2 ＿50.00% 100.00% 100.00%
4 (美)上原博之 ：1- 0- 1- 3/ 5 ＿20.00% 20.00% 40.00%
5 (栗)橋田満 ：1- 0- 0- 3/ 4 ＿25.00% 25.00% 25.00%
11 (栗)池江泰寿 ：0- 1- 0- 3/ 4 ＿0.00% 25.00% 25.00%
20 (美)戸田博文 ：0- 0- 1- 4/ 5 ＿0.00% 0.00% 20.00%
23 (栗)藤岡健一 ：0- 0- 1- 0/ 1 ＿0.00% 0.00% 100.00%
33 (美)相沢郁 ：0- 0- 0- 4/ 4 ＿0.00% 0.00% 0.00%
37 (美)手塚貴久 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
42 (栗)本田優 ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
43 (美)堀宣行 ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
45 (栗)鮫島一歩 ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）高橋文雅・小桧山悟・松下武士
3）馬主、広尾レース（クレッシェンドラヴ）
□順位 馬主 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
2 広尾レース ：1- 1- 0- 0/ 2 ＿50.00% 100.00% 100.00%
17 キャロットF ：0- 0- 1- 7/ 8 ＿0.00% 0.00% 12.50%
19 窪田芳郎 ：0- 0- 1- 3/ 4 ＿0.00% 0.00% 25.00%
24 幅田昌伸 ：0- 0- 1- 0/ 1 ＿0.00% 0.00% 100.00%
※10年データなし）KRジャパン・グランド牧場・安原浩司・栗山良子・国本哲秀・山本能成・
柴原榮・菅波立知子・青芝商事・石瀬浩三・村上憲政・落合幸弘
4）血統（種牡馬）ディープインパクト（ブラックマジック・プレシャスブルー）
ステイゴールド（クレッシェンドラヴ・マウントゴールド）
□順位 種牡馬 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 ディープインパクト ：2- 3- 1-12/18 ＿11.10% 27.80% 33.30%
2 ステイゴールド ：1- 1- 0- 9/11 ＿9.10% 18.20% 18.20%
4 ハーツクライ ：1- 0- 0- 4/ 5 ＿20.00% 20.00% 20.00%
11 キングカメハメハ ：0- 1- 0-10/11 ＿0.00% 9.10% 9.10%
17 ルーラーシップ ：0- 0- 1- 1/ 2 ＿0.00% 0.00% 50.00%
32 メイショウサムソン ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）キングズベスト・ディープブリランテ・ローズキングダム・ロードカナロア
5）騎手、内田博J（クレッシェンドラヴ） 戸崎圭J（トーラスジェミニ）
□順位 騎手 ：着別度数 ＿勝率 連対率 複勝率
1 内田博幸 ：2- 1- 1- 5/ 9 ＿22.20% 33.30% 44.40%
2 戸崎圭太 ：2- 0- 0- 3/ 5 ＿40.00% 40.00% 40.00%
4 田辺裕信 ：1- 0- 1- 5/ 7 ＿14.30% 14.30% 28.60%
9 津村明秀 ：0- 1- 0- 3/ 4 ＿0.00% 25.00% 25.00%
12 吉田豊 ：0- 1- 0- 6/ 7 ＿0.00% 14.30% 14.30%
13 三浦皇成 ：0- 1- 0- 2/ 3 ＿0.00% 33.30% 33.30%
16 岩田康誠 ：0- 1- 0- 0/ 1 ＿0.00% 100.00% 100.00%
21 酒井学 ：0- 0- 1- 0/ 1 ＿0.00% 0.00% 100.00%
24 石橋脩 ：0- 0- 0- 7/ 7 ＿0.00% 0.00% 0.00%
28 野中悠太 ：0- 0- 0- 2/ 2 ＿0.00% 0.00% 0.00%
33 柴田善臣 ：0- 0- 0- 4/ 4 ＿0.00% 0.00% 0.00%
47 丸山元気 ：0- 0- 0- 1/ 1 ＿0.00% 0.00% 0.00%
※10年データなし）Ｍデムーロ・岩田望来・吉田隼
上記1〜5のファクターにプラスして競走実績・コース適性などを考慮し総合的に予想しました。
その2に続きます。
1回 福島 4日「Aコース」開幕2週目
7/11日曜 天気予報：晴のち雨 降水確率：60％
馬場想定：「良〜稍重」
不確定要素「中」ハンデ戦・例年より芝の状態が良い
短評：逃げ先行
券種：3連複ボックス
◎ ④トーラスジェミニ
テンが速いこの馬が逃げるハズ。重馬場もこなす
○ ⑤ブラックマジック
ダイヤモンドSでは大敗も適距離に戻れば。先行する4歳馬
▲ ⑭ワーケア
前走の富士Sで速い流れを経験。右回りで見直す
△ ②ロザムール
△ ⑨クレッシェンドラヴ
△ ⑩クラージュゲリエ
●買い目：3連複 6頭ボックス 20点
②④⑤⑨⑩⑭
--------------□
すみません。せっかくこの板でもいいところ見せられたのに全く抜けている。回収率もトップに躍り出たのに今ひとつ乗り切れない。
今週もう一度爆発してみせる。
さて今週は七夕賞。イヤホンの大好きなハンデ戦だ。
七夕賞
短評：高配気配
まずこのレースの傾向を見てみよう。
前半 後半 上がり（最速 着順） 逃げ馬着順
20年重 61.3 61.2 37.3(36.0 1着） 6着
19年稍 58.0 61.6 37.5(36.6 2着） 13着
18年良 58.2 62.6 38.6(37.7 2着） 9着
17年良 58.0 60.2 36.6(35.6 4着） 11着
16年良 57.9 60.5 37.2(35.4 3着） 11着
ご覧のようにほぼ毎年前傾ラップ、上がりもかかるタフなレース。逃げ馬は壊滅。ここがラジオNIKKEI賞とは違う。
今年はどういう展開になるか
逃げ先行馬多数。ゲート順で言えばハナは
ロザムール。続いてトーラスジェミニ、ショウナンバルディの隊列だろう。ただし１コーナーまで500m以上あり
稍降っている。ショウナンが外から来ればトーラスも行く、自然と流れは速くなる。1000m通過は58秒台（良馬場）と見る。
狙いは前半脚を使わず３コーナーから一気に長く脚を使う馬。コーナリングでも加速できる馬、つまり福島、小倉の小回りコース
での実績のある馬。
◉ワンダープチュック
福島・小倉（0,3,0,0)
前走は上がり3位も大外回るロス。1400の早い流れにも対応はした。
右回りの方が得意（連対経験12回のうち右回り８回）
重（3,1,0,3)
津村J、先週13戦４連対、3着一回。乗れている。
◯クレッシェンドラヴ
福島（2,3,0,0)
重（2,0,0,1)
1週前調教が圧巻 南W 80.2-63-7-49.8-37.2-12.3馬なり
58キロでも。
▲ワーケア
昨年の弥生賞だけ走れば勝負になる。
ピッチ走法で小回り向き。
重（1,1,0,0)
△スカーフェイス
右回り専用馬（右（3,2,0,2) 左（0,0,0,7))
上がりに脚使える。
△ブラックマジック
上がりのかかる流れ得意、
右回り（2,1,1,0)
△ヴァンケドミンゴ
福島得意（2,1,1,0)
スタミナ血統魅力。
買い目
単・複 3
馬連BOX 3,9,14
3連複フォーメ 3-9,14,-5,9,11,14,16
3連単フォーメ 3→9,14→5,9,11,14,16
これでまた爆発したる。
イヤホン。
追伸：ぷロキオンステークスも尺が決まる。
◉ペプチドバンブー
馬場が悪化したのは２回のみ。梅雨時にもかかわらず良馬場で行われることが
多いが今年は微妙な状況である。
過去１０年の１〜３着馬の前走とその着順（４.３.３.20） 勝率１３.３％ 馬券率３３.３％
着外になった馬の方が多く、前走着順はあまり気にしなくてもいい。レース別にみると
GⅠ・GⅡ ４頭（０.１.０.３）
鳴尾記念 ４頭（０.０.２.２）
エプソムC ４頭（０.０.１.３）
新潟大賞典 ３頭（０.０.０.３）
他重賞 ３頭（０.０.０.３）
特別戦 ２頭（４.２.０.６）
過去10年の１〜３着馬３０頭の重賞の成績は
▶３０頭中１３頭が重賞勝馬 （すべて1800ｍ以上の重賞勝ち馬）
▶２９頭は1800〜2000ｍで勝った実績有り （残り１頭も３着実績有）
▶福島コース経験馬は１７頭 １１頭は勝ち馬 １５頭は３着以内有
▶１７頭の福島全成績は４１戦（１５.１０.３.１３）馬券内率６８.３％
福島コース経験馬なら６割以上は馬券に絡んでいること、もしくは初体験となる馬が
条件になっている。
人気別実績をみると
１番人気（２.１.１.６） 勝率２０％ 馬券率４０％ 最近５年（１.０.０.４)
１〜３番人気 １０頭 ４〜６番人気 ６頭 ７番人気〜 １４頭
１〜３番人気より７番人気以下の馬の方がきている。荒れる重賞と考えていい。
今年の出走メンバーはというと
1800〜2000ｍ 福島実績
クレッシェンドラヴ（４.２.０.４） （２.３.０.０） 福島記念 七夕賞
ヴァンケドミンゴ （４.２.３.９） （４.１.１.０） 福島記念２着 七夕賞３着
クラージュゲリエ （２.１.２.４） （０.０.０.０）京都2才S 共同通信杯３着
トーラスジェミニ （４.０.１.12）（０.０.０.３）
ワーケア （２.１.１.１） （０.０.０.０） 弥生賞２着 ホープフルS３着
ショウナンバルディ（４.４.３.８） （０.０.０.１）
アールスター （４.３.１.７） （０.０.０.０）
ロザムール （１.２.０.４) （０.０.０.１）
ブラックマジック （０.１.０.２） （０.０.０.０）
クレッシェンドラブとヴァンケドミンゴの福島実績が断然、重賞実績はクラージュゲリエと
ワーケアがひとつ上である。トーラスジェミニは福島コース３戦してすべて着外。
本命◎はクレッシェンドラブ。福島記念、七夕賞と福島で重賞２勝。昨年も重馬場で
勝っており、コース距離道悪すべてOK。年齢とハンデ５８キロの克服可とみる。
対抗〇はヴァンケドミンゴ。福島コース（４.１.１.０）とすべて馬券に絡んでおり安定
している。勝ち鞍すべてが福島コースで、休み明け２戦目のここが目標であろう。
▲はワーケア。重馬場は（２.１.０.０）と得意。８ヶ月半ぶりだがハンデ５５Kｇ
は実績に比べ恵まれた。クレッシェンドラブと３キロ差なら逆転もありうる。
△はクラージュゲリエ、 ショウナンバルディ、ロザムールの３頭。
短 評：混戦
買い目：３連複BOX
②⑥⑨⑩⑭⑯
計２０点
ゴール前で捉えた2番人気トーラスジェミニが勝利、3着に9番人気ショウナンバルディが
入るも戦前の予想よりは荒れず。中途半端な配当となった。
惜しいところではあったが全員的中なし。イヤホン親父の快挙も続かずだった。
福島・七夕賞
1着4トーラスジェミニ 2着2ロザムール 3着6ショウナンバルディ
馬連4,600円 3連複15,020円 3連単64,440円
2021通算回収率(的中R数/予想R）
1位 イヤホン親父(6R/35R) 的中なし 回収率421.08% （+252,050円）
2位 合谷鶴三(2R/35R) 的中なし 回収率194.81% （ +55,180円）
3位 電妄親方(11R/35R) 的中なし 回収率105.39% （ +3,460円）
4位 本紙(教授)(9R/33R） 的中なし 回収率 45.26% （ -28,740円）
5位 全頭検査官(7R/35R) 的中なし 回収率 34.45% （ -44,380円）