友「今日は暇だなー」
男「お前はいつも暇人だろ」
友「なにを言ってんだ！
俺みたいな忙しいやつはなかなかいないぞ？？」
男「はいはい」
友「流すなよ。。」
女子1「あ！幼ちゃんおはよう！！」
幼「おはよう女子1ちゃん」
女子1「今日も相変わらず可愛いね幼ちゃん」
幼「そんなことないよ」
友「幼ちゃん今日も可愛いなぁ
な？男とそう思うだろ？」
男「....興味ねぇよ...」
友「お前さ幼ちゃんと幼馴染なんだろ？
なんで話さないんだよ」
男「お前には関係ないだろ」
友「そんな言い方はないだろー相棒ーー」
男「やめろ！抱きつくな！ お前はホモか！」
友「嬉しいくせにー♪」
俺と幼は幼馴染だ
小学生の時までは毎日のように一緒に行動していた。
だけど幼は中学に上がってから幼と俺の関係は変わっていった
元々明るくて元気で性格も良く容姿も完璧な幼はクラス1の人気者になっていった
男「幼と俺とじゃ釣りあわねぇんだよ...」ボソ
友「なんか言ったかー？」
男「なんでもねぇよ！」
女子1「あ、そういえば幼ちゃん！」
幼「なにー？」
女子1「隣のクラスのイケメン君が放課後に
幼ちゃんに体育館裏に来てくれっていってたよ！」
幼「なんだろー。」
女子1「告白しかないじゃん！
イケメン君かっこいいしこのまま付き合っちゃえばー？」
幼「そんなわけないよー」アハハ
友「聞いたか男！ 幼ちゃん告られるんだって」
男「あー聞こえてたよ
でも、だからなんだって話だよ」
友「いいのか？ 幼ちゃん取られちまうかもしれねーんだぞ？」
男「おれは幼のことはなんとも思ってないって」</font>
友「俺にはそうは見えないけどな？」ニヤニヤ
男「なにがだよ！！！」
友「お前授業中もずっと幼ちゃんの方ばっか見てるぜ？」
男「ば、ばか！なんで知ったんだよ！」
友「分かり易過ぎるんだよ男ちゃんはー」
男「......
あー！そーだよ！俺は幼が好きだよ」
友「なら早く付き合っちまえ！」
男「それは無理だよ」
友「なんでだ？」
男「あいつはクラス...学校1の人気者で
可愛くて完璧なんだよ」
男「そんなやつと俺が釣り合うわけがねぇよ」
友「はぁ... お前ばかか？」
男「え？」
友「釣り合わないから告らない」
友「周りに言われるから付き合わない」
友「好きなやつを周りの反応で諦めるのか？」
男「だってよ。」
友「恋愛に一番必要なのは周りの反応じゃない
お前の気持ちなんだよ」
友「周りの反応が嫌なら黙らせるくらい頑張ればいい」
友「好きなら迷わず突っ走れ！！」
男「...そうだよな...
俺頑張ってみるよ！」
友「それでこそ男だ！」
男「でもどうすりゃいい？」
友「そこら辺は俺に任せろ」ニヤニヤ</font>
友「女子1ちゃーん！」
女子1「友君どーしたの？」
友「ちょっとお願いがあるだけど
幼ちゃんにさ男が放課後校門前に来てくれって言ってるって
伝えてくれないか？」
女子1「友君のお願いなら聞かなくちゃいけないなー！
分かった！つたえておくよ！」
友「ありがと！」
放課後
---校門前---
男「ほんとに大丈夫なのか？」
友「あぁ 任せとけって」
幼「男君？」
男「あ、幼。」
友「それじゃ邪魔者は退散しますよーっと」
友「頑張れよ男」タッタッタ
男「久しぶり幼...」
幼「ほんと久しぶりだね」
男「話すのいつぶりかなははは」
幼「男君ずっと私のこと避けてたもんね」
男「ごめんな」
幼「うんいいけど
でさ、話ってなにかな？」
男「あぁ、えっとー、
あのさ俺さ実はさ」
幼「なにー？
焦らさないでよー」
男「ずっと前から幼の方が好きだったんだ」
幼「....」
男「いきなりこんなこと言うのもあれだけどさ
俺と付き合ってくれ」
幼「.....ごめんなさい....」
男「あーやっぱそーだよな！」
幼「私好きな人がいるんだ。」
男「そ、そっか。 ごめんな！
いきなりこんなこと言って」
幼「んーん。 気持ちは嬉しいよ。」
男「好きなやつと頑張れよ」ニヤニヤ
幼「ありがと男君...」
男「手間とらせて悪かった！
じゃーまたな！」
幼「うん。」</font>
男「...」
友「男おはよ！！」
男「...」
友「なんで無視すんだよ！」
男「うるせーよ...」
友「幼ちゃんとなんかあったのか？」
男「振られたよ...」
友「え？え？ なんで！？」
男「好きなやつがいるんだと」
友「そんな馬鹿な！」
男「ほんとだよ」
男「俺は終わったんだよ」
友「大丈夫か？」
男「なわけないよ。」
友「そうだよなぁ...」</font>