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羅廼の物語
1羅廼:2012/09/16(日) 17:31:15 ID:OLbJVy420
皆様、始めまして☆
羅廼(らの)です!
様々な物語を書きたいと思っています。
荒らし、ナリ以外は大歓迎です( ´ ▽ ` )ノ

アドバイスや感想等お願いします!

(至らない事も多々ありますが、注意していただけたら直しますので)

2おひさま:2012/09/16(日) 17:32:33 ID:C5FXnF8o0
スレおめー!!

3おひさま:2012/09/16(日) 17:32:47 ID:C5FXnF8o0
物語とかすごいですね!w

4ボーイ!!:2012/09/16(日) 17:33:09 ID:heMjmu9k0
スレおめ

5羅廼:2012/09/16(日) 17:37:50 ID:OLbJVy420
【美しい君と】

護りたかった

あの紅い世界で出会った君を

俺も君も血に塗れた存在

本当は 結局護れなかったけど

美しい君の心に傷をつけただけだったけど

それでも俺は

シアワセだった……

6うりょ:2012/09/16(日) 17:38:33 ID:d9SvDYl20
スレおめでとう

7羅廼:2012/09/16(日) 17:39:01 ID:OLbJVy420
おひさまさん、ボーイさん、ありがとうございますっ!

8羅廼:2012/09/16(日) 17:39:41 ID:OLbJVy420
うりょさんもありがとうございますっ‼

9おひさま:2012/09/16(日) 17:40:42 ID:C5FXnF8o0
5
なんかすごい...w

10おひさま:2012/09/16(日) 17:41:02 ID:C5FXnF8o0
7
いぇいぇ!
何歳ですか??

11羅廼:2012/09/16(日) 17:50:59 ID:OLbJVy420
おひさまさん、ありがとうございます♪
中1ですよ〜。
今、続き書いてますっ!

12おひさま:2012/09/16(日) 17:52:16 ID:C5FXnF8o0
11
中1だったのか...!!
文章力とかすごいですね!!

頑張ってください〜!

13羅廼:2012/09/16(日) 19:33:04 ID:OLbJVy420
美しい君と・壱話 “紅い世界と黒い闇”

唯々紅い世界。聞こえるのは自分の鼓動と息、見えるのは男の亡骸と俺の持つ刃物。普通ならあり得ない状況で俺は困惑していた。
なんで俺はここにいる?この男は誰?俺は何をしていた?
もうわからない。紅に飲み込まれそうだ。
なんて美しい紅……

「何をしている?血塗れ少年」
不意に現実に連れ戻される。自分の後ろで声がする。
「答えろ。僕の言う事を無視する気か?」
後ろから聞こえ続けているのは鈴の音のように可愛らしい声。おそらく女性のもの。
声を発する人物の性別しかわからない。それ以外に何か1つでも知りたくて振り返る。
振り返った俺のまえにいたのはほんの小さな少女。ゴスロリと呼ばれる暑苦しい服、ヒールの高いブーツ。そして何より人目を引くのは、真紅の目。
また少女が口を開く。
「なぁ、答えろ血塗れ少年。お前は誰でここで何をしていた?場合によっては僕はお前を救ってやろう。人殺しの運命から」
スクウ?俺をこんな少女が?でも、人殺しの運命から逃げ出したかった俺は少女の言葉に答えた。
「……救ってくれ、俺を運命から」
「随分と偉そうだな?救うのはいいが代償を払え」
代償ってどう言う事だろうか。俺が不思議そうな顔をしていると少女がめんどくさそうに言う。
「代償は、お前自身だ。僕の下僕、いや奴隷となれ」
そう言い放った後、悠然と微笑む少女。

これが かつての世界の生き残り、眞子と俺の出逢い。

こいつの手をとった瞬間から俺は破滅の道へと歩き出したんだ……。

14羅廼:2012/09/16(日) 19:43:20 ID:OLbJVy420
今日の更新は以上ですっ!
見てくれた方々、全員に感謝を。

でわ。

15羅廼:2012/09/17(月) 10:10:08 ID:kiaV4SzU0
「……奴隷ってどう言う事だ?」
「口の聞き方に気をつけろ、少年。奴隷とはそのままの意味。お前は僕のモノ、だ」
モノ?ああ、つまり少女が俺を助ける=俺、こいつのモノって事かよ。救ってくれとは言ったがこんなのある意味詐欺だ。
「少年、名は?」
「人に名前を尋ねる時は自分から、だろ」
マナーを守れ と言葉を続ける。少女は少し眉をひそめた。
「そんな事言われてもな……。 僕には名が無いんだがそんな時はどうすればいい?」
は?名前が無いってどう言う事だ。普通なら誰でも名前があるはずだろう。なんで無いんだよ。
俺が黙ってしまったのに見兼ねて少女が重そうに口を開く。
「……No.25」
「ん?今、なんて……」
「No.25‼ それが僕を僕と認識できる“名前”だっ!」
少女……No.25は少し怒っている様だった。

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