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知られざる悲痛な過去の物語・・・
1 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/03(水) 18:34
何故サンドパンが2重人格(鬼神)になったのか・・
そして過去に何があったにカなどを書き込みします・・
暇だったら見てください。

2 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/03(水) 18:41
ママァ・・!!!こっちだよぉ〜!!

・・はいはい・・今行くからね・・。
・・・お前に似て元気だな・・ふふっ・・。
・・もうあなたったら・・・・/////

・・お姉ちゃん!!まってよぉ・・(汗

どこにでもありそうな・・・そんな平和な会話・・・。

3 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/03(水) 20:06
そんな生活は・・いつまでも・・続くと思ってた・・・

前に現れる巨大な黒い影・・・

飛び散る草木や花・・・

そして・・・

あなただけでも逃げるのよっ!!!

・・・そんなことできないよぉ!!ママァーー!!
・・早く逃げるんだ!!
パパまでそんなこと・・・。

ただわたしは・・そう言うしかなかった・・・

目の前まで迫る巨大な影・・

パパやママじゃ到底勝てないのは・・パパもママも知っていた・・・

4 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/03(水) 20:16
私が我に返ったときには・・無我夢中で逃げていた・・。

私を追う・・黒い影・・・

追いつかれるのは分かってた・・でも逃げなきゃということで頭がいっぱいだった・・

・・目の前につきたてられる鋭い爪・・それは湾曲する鎌にすら見えた・・

怖くて・・声すら出ない私・・・

黒い影が私に言った・・もう終わりだよ・・って・・・

私はただ・・泣くことしかできなかった・・

・・・爪が空気を切る音・・

・・・わたしは・・ただ死を待つだけだった・・・・。

5 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/03(水) 20:26
・・・本当にお前はそれでいいのか・・?・・

頭の中に聞こえてくる・・謎の声・・・

・・ただ死を待つことだけで・・いいのか・・?・・

目の前に現れる・・炎に包まれた鳥・・
それは不死鳥のようにも見えた・・

・・でも私・・もうひとりぼっち・・パパもママも弟も・・みんな・・

火の鳥が言う・・
・・お前が死んで・・お前の家族は喜ぶと思うか・・?

・・・でも・・。

・・お前の家族はお前を助けるために自分を犠牲にした・・
その命を無駄にするのか・・?

6 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/03(水) 20:38
私はただ聞くことだけしかできなかった・・・。

・・お前はまだ生きる権利がある・・それを忘れるな・・

口を開く私・・
でも・・あの黒い影に勝てないよ・・

・・それならば私の力を貸そう・・しかし・・私も一人の神だ・・
その神力を身に宿せばおまえ自身もその力に揺さぶられる・・
それでもいいか・・?

・・戸惑う私・・力があれば死ぬことは無い・・でも・・
その力に振り回される・・。
でも・・わたしは・・・

本当によいのだな・・?

・・私・・みんなのためにも生きなきゃいけない!!

・・わかった・・お前に私の力を授けよう・・しかし・・
その力を克服するまでは・・辛いかもしれん・・がんばるのだぞ・・

火の鳥はその場から姿を消した・・そして私も・・

7 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/03(水) 20:45
気がついたときにはすでにけりがついていた・・

・・辺りは静まりかえり・・あたかも何も無かったかのように・・

しかし現実はつらいことばかりだ・・家族の死・・
天涯孤独・・。

でもわたしは・・生きるよパパ、ママ!!

夜風が心地よい夜の出来事だった・・


それからわたしはその力が何なのか分からず数年のときを過ごした・・

8 名前: ナルカミ(ジラーチ)♂ 投稿日: 2003/09/03(水) 23:22
そんな過去があったの!?
かわいそう・・・・・・・・・・・・・。

9 名前: アブソル♂ 投稿日: 2003/09/04(木) 00:14
・・・本当に悲しいな・・・
(これってオレと同じ方法ですねw)

10 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/04(木) 00:17
>アブソルさん
ぱくってごめんなさい・・。

11 名前: アブソル♂ 投稿日: 2003/09/04(木) 00:21
>サンドパンさん
 いえ、いいんですよww

12 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/04(木) 10:04
あの事がおきてから・・数年後・・・
わたしは遠くはなれた森で新しく仲間になった友達たちと一緒に暮らしていた・・

・・最初みんな・・私のことを警戒してた・・
・・・でも徐々に私に近づいてきてくれた・・・

・・そんなみんなが私は大好きだった・・

・・・みんなも私のことが好きだった・・・・

あの・・・時までは・・・・

13 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/04(木) 10:22
ぎぎぎぎっ・・・!!!!

・・突然・・村の柵がこじ開けられた・・・

もちろん私たちのしていることじゃない・・・・

こじ開けられた柵から大人の人たちが大勢押しかけてきたのだ・・

・・・きゃぁぁぁ!!!

・・辺りに響く悲鳴・・・またあのときのようになってしまうのか・・

・・・サンドパン早く逃げるぞ!!

・・私の一番の親友のマッスグマさんが私の手を引く・・・

・・ぐあっ!!!!

依然周りからは悲痛な叫びが・・・きこえる・・・

・・にがさねぇぜ・・・

私たちは逃げる間に・・囲まれた・・・・

・・・お前・・美味そうだな・・・

・・・リーダー格らしき人がそういいかけた・・・

・・わたし・・まだ死にたくない・・

心の中で木霊する自分の声・・・・

・・不意に思い出す・・過去の出来事・・・

14 名前: サンドパン♀ 投稿日: 2003/09/04(木) 11:33
お前には・・生きる権利がある・・・

・・力に振り回されるぞ・・・・

克服するまでは・・辛いが・・・がんばるのだ・・

・・・そう、私に力があれば!!!

・・・・・。

気がついたときには悲鳴などは聞こえない・・・

安心して・・自分の手を見る・・・

!!!!えっ・・!!

・・そう・・自分の手は・・・血だらけだった・・・・

近くで震えるマッスグマさん・・・

近寄ってみる・・・

・・く・・来るな化け物!!!

・・・(ずきっ)えっ・・!!私だよサンドパンだよ!!

・・言っている意味がぜんぜん分からない・・・

お・・お前がこいつらを八つ裂きにしたんだぞ!!!

・・・ええっ!!

辺りには見るも無残な姿が・・・・

おまえなんて・・・!!!

痛いよっ!!やめて!!

このときから・・私は自分が授かった力が・・いかに恐ろしいか・・
悟り始めた・・・

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