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【◆eAoE5pd7cE】騎士王と其の細君の臥所【◆tfx.izNVJg】
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この場は、ランサー・アルトリア◆eAoE5pd7cEとアイリスフィール◆tfx.izNVJgが褥を重ねる場である。
他の者が立ち入ることは、我が名の下に禁じさせてもらおう。
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【……さて。これで、二人きりか】
【どことなく、不思議なものだな。……不思議なくらい、落ち着く】
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>>2
【…二人きりね。】
【お疲れ様、アルトリア。…そしてありがとう。】
【…ふふ、改まって二人きりだと恥ずかしいものね。気持ちは変わらないのに】
【さっきの続きを書いてきていいかしら?…それとも、新しい場所に少しだけ思い耽る?】
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>>3
【当然のことをしたまでだ。雄として、王として、君の夫として……な】
【……ああ。まるで、初恋のようだ……恥じらいと昂りが、抑えきれない。……ふふ】
【(不意に彼女を抱き寄せて。女としての豊かな胸と肉体に、彼女の体をあたたかく抱擁しながら)】
【このまま睦み合うのは、是が非でもあるが。……いずれ、お互いにすることだ】
【過ぎ行く幸福感に浸るのは、きっと後でもできることだから。……君の返事を待っている】
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(逞しく、勇ましい…気を許してしまえばすぐにでもひれ伏したいと思うほど立派な男性器)
(両手を彼女の太股に軽く添え、首を大きく動かして全体を舌で味わい)
(大きさを改めて確かめながら、どくどくと脈打つ血管を目の前で見れば)
(雌としての本能が身体の奥が小さく高鳴ってしまい)
(舌を先端まで這わせ、そのまま窄めた唇の奥へ突っ込んでしまおうとして)
(いけないわ…、と理性を働かせて再び妻としての仕事を舌で熱心に全うする)
んっ……ちゅっ…んっ……。
いいえ…これも私の願いだったのかも知れないから。
首から下が動かなくても…貴方に奉仕することは出来る、って。
…だから今がその時。…どんなに疲れていても、私の王様は貴方になったのよ。
(温かい掌…安らぎが頭からじんわりと身体を巡る)
(未だ大きくなっているその男性器には精液も愛液も綺麗に無くなっていた)
(代わりに艶を出すように全体を満遍なくコーティングしたように自らの唾液が塗られて)
(彼女の太股を枕に、巨大な肉槍をうっとりと見つめながら、優しさに溢れる愛情を受け止めていた)
(もう動けない…満身創痍の身体だったが表情はとても幸せそうだった)
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>>4
【(愛した女性のぬくもりを目一杯感じて)】
【貴方の妻で良かった。貴方に出会えて本当に良かった…改めてそう思う。】
【だから…嫌いじゃないの。初恋のような気持ちも…貴方だから。ふふっ】
【そうね。貴方といればどんなことも幸せに感じるわ。】
【続けましょう…貴方との逢瀬を。】
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>>5
(添えられた指先にすら心地よさを覚え、いきり立つ股間にさらなる熱狂を感じる。)
(大きく動く彼女の首と、少しだけ振り乱される彼女の髪に――――不意に湧き上がる劣情を、辛うじて堪えて)
(追い討ちのように舌を這わせ、唇を窄めた彼女が……そのままその熱い口内に、私の怒張を納めようとする仕草で)
(このまま彼女に、より深い奉仕をさせてしまいたいという期待もまた産まれて……それでも)
(あくまで淑女たる振る舞いにて清める舌遣いに、私はその欲望を押し殺し、ただ彼女の頭を撫でた)
……ふふ。そうだな。君の誓言は、確かにそう言っていた。
本当に、本当に、君は……よく、やってくれた。……だから、これからも。
(やがて、奉仕は終わる。離れていく彼女の熱い舌先が愛おしかった、少しずつ冷えていく唾液の熱量が寂しかった)
(それでも、てらてらと輝く私の剛直と、私の太腿に枕して愛おしげにそれを見つめる彼女を感じれば)
(さらさらとした細い銀髪でさえ、私を満たすには十全過ぎた。彼女の身体を動かしてやるのは、夫として無礼に過ぎるだろう)
ずっと、永遠に。私だけの――誇れる妻で、いてくれ。
(だから。慈愛に溢れる金の双眼で、そっと彼女を見下ろしながら)
(彼女にだけ聞こえる囁きを、笑む唇から紡いで、届けて、そして)
……君に、これだけ清めてもらったんだ。
私からも、君の身体を清めてやりたい。――赦してくれるか?
(――――暫しの沈黙の後に、私はそう提言するだろう。)
(彼女がこれだけ尽くしてくれたのだから。それに応じるのが、彼女の王としての務めであり)
(これで彼女の身体を湯で清めるならば、それこそ私は私自身を許せなかった)
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>>6
【(私という存在を全身で感じる彼女の頭を、掌でなぞるように撫ぜて)】
【私もだ。君の夫でいられることが誇らしく――君と出会えた幸運には、宿命を感じる】
【君と共にいるのであれば、何であろうと幸せに変えられる。……そんな、気がする】
【ああ。……そろそろ、この逢瀬も終わりになるだろうか】
【まだ身体を重ねたい心もあるが――この場があるんだ。また次の逢瀬、か】
【……気の早い話になるが、次はどのような逢瀬にしようか。……同じような愛し合いか、それとも】
【――趣向の変わる、狂った求め合いか? くふふ……(白い彼女の首筋に、鋭い爪を立てて)】
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>>7
(うっとりとした瞳で見つめていた視線は、いつの間にか彼女を見上げて見据え)
(彼女の言葉を心に、体に刻み入れるように聞き入って)
(太股に添えた手を片手だけ、ゆっくり…動かすことさえ不自由だったはずなのに、ゆっくりと)
(彼女の頬に掌を添えて)
永遠に… 貴方が誇れる妻で在り続けます。
だから貴方も…アルトリア。
永遠に… 私を求める夫で在り続けて、ね。
(彼女に触れている間はその腕が疲れで震えるはずでも、決して微動だにしなかった)
(自身の身体が彼女の一部であるかのように、触れているだけでも彼女を大きく感じ取れていた)
(そんな中、彼女から思いもよらない提案が出され)
(その意味を理解するのに数秒はかかってしまって)
(彼女の真意が自分が行った行為と等しい事は理解できても、その気持ちを汲めても…)
(ただただ恥ずかしい思いが芽生えてしまう)
…あ……そ、それは…
…貴方も気づいているとは思うけど……情けないけど、動けないの。
でも私が貴方に奉仕するのは当然で…あぁ…でも貴方も…そうよ、ね…
(一瞬でもあたふたした姿も見られて恥ずかしくなるが)
(それでも気持ちを汲む方を選び、大人しくなって)
(気恥ずかしさを見え隠れしながら彼女を見上げて)
…お願い出来るかしら、アルトリア。
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>>8
【えぇ、私もそう思う。】
【貴方の些細な仕草だって愛おしく、好きな気持ちがどんどん膨れてしまうから。】
【それはきっと幸せの現れなのかしらね。…そう感じるわ。】
【(貴方の耳元で、貴方しか聞こえない声で、幸せを噛みしめるように囁く)】
【そうね…忘れてはなかったけれど、帰ってきてしまうものね…切嗣が。】
【ずっとこの部屋じゃなくてもいいのなら…沢山貴方と、色んな場所で愛し合いたいかしら…ふふ】
【…求めていいのかしら…】
【(鋭い爪を恐れるどころか自ら皮膚に刺さるように身体を傾けて)】
【…出会った頃と気持ちが違うのなら、貴方が辛くなってしまわない…?】
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>>9
(そっと伸ばされて添えられた指先が、彼女にとってどれほどの意味を持つのか)
(分からないわけがなかった。あれほどまでに疲れ切っていた彼女が、私に奉仕するために)
(その身の震えさえ押し殺して、私に触れて、その温もりと柔らかさを感じさせてくれた)
(――――彼女と出会ってから、彼女は幾度となく忠誠の証を私に捧げていた。その事実に)
(もう喜んでも、喜びきれない。言葉にできない。だから、私は)
(そっと口を綻ばせて、彼女を見つめて。微かな頬の動きだけで、私の感謝を彼女へと伝えた)
……くふっ。恥ずかしいのか? ……何も、恥じることはない。何もだ。
(要領を得ない言葉でしどろもどろになる彼女の仕草は、それだけで私の剛直に力を与えてしまいかねない)
(大人しくなった彼女へ、またも追い討ちを仕返すように。にこり、と笑って、そう囁きを返し)
照れている姿も、恥ずかしがる姿も。――――全て全て、愛しいよ。アイリスフィール。
だから。もっと、見せて。
(――――不意に身体を動かして、耳元に唇を寄せて。ちゅ、と口付けを落とし)
(彼女の身体をベッドへと横たわらせ、並ぶように私も横たわり……しかし、私の眼前にあるのは、しとどに濡れた彼女の太腿)
(ちゅうっ、とキスマークを残しながら、ねっとりと舐めて啜り上げる。――彼女の眼前にあるのは、いよいよ熱を取り戻し始めた私の肉槍)
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【あぁ…言うのを忘れていたわ!】
【今日は23時頃までしか居られないの…ごめんさい。伝えるのが遅くなってしまって】
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>>10
【お互いに、お互いの全てを愛すると誓ったんだ。……きっと、当然の帰結なのだろうな】
【……私も、同じだ。溢れ出る幸福のひとしずくなのだろう、これは。】
【(耳元の囁きを受けて、幸福に身体を震わせながら。私もまた、君の耳に囁く……大好き、大好き、愛してる、君だけ――)】
【……私も、君も。私たちの前に開かれている世界には、まだまだ知れる幸せがある】
【二人だけの、放浪の旅だな。……望むのであれば、何処へでも連れて行こう。】
【簡素な宿から、摩天楼の最上階……あるいは、不意に立ち寄った山中の民宿】
【……あるいは、盛りのついた獣のように。野宿や祭りの夜陰で、貪りあってみるか? ふふ……】
【……こうやって君を傷付けて、苦しめることも。私は、君を愛するための手段のひとつだと信じているし】
【君はそれを受け入れている。悦楽に感じている。……であれば、身体を重ねることと、何の違いもありはしないよ】
【(ちゅ、と唇を奪い、深く舌を絡めながら……彼女の望む爪先で、彼女の白い肌を抉って)】
【23時か。了解した。……そろそろ、だな。】
【また明日、同じ時間に会えるだろうか。】
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>>11
(私の気持ちも何もかも汲み取ってくれる)
(だからこそ、彼女が堪らなく愛しい…全てを見て欲しいと)
(気恥ずかしさはもう治まって、今から行う彼女の姿に胸が高鳴っていた)
視て。私を…アルトリア。
沢山…沢山貴方が愛した処を… どうか余すことなく綺麗に…してね。
(無機質なベッドの暖かみが身体を包み、彼女との違いを余計に感じさせて)
(寂しさを感じるもののそれは一瞬で過ぎた事に)
(太股に柔らかい感触…何をされてるのか見られないが、それはすぐに分かって)
(やっぱり恥ずかしさが沸き上がるも、どこか嬉しそうにクスクスと笑っていた)
(目の前に捉えれる、脈動する彼女のもの)
(自らが綺麗にし、それは一段と輝き逞しさが増していた)
(思うのは、綺麗に清める前の状態)
(どろどろの精液に泡だった愛液が混ざり合い、それは行為後としては自らが体験した中でも異常な光景だった)
(受け皿となった自身の器はどうだろうか?)
(一回目に射精された精液も残っているはずで、香りも状態も想像したくない状況だろう、と)
(そう浮かび上がる思いが巡り、彼女からみえない表情は一段に真っ赤となって恥ずかしさに悶えていた)
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>>13
【きっと忘れないわ。出会った日も、新しく始まる今日も。】
【私も愛してる……アルトリア。】
【(彼女の優しい囁きが一層幸せを感じさせてくれる。目を閉じて、貴方だけを感じていた)】
【貴方の好きな放浪…もちろん私も好きよ。】
【それに…私の答えは決まっているもの】
【貴方が側にいてくれたら…どこへだって。…ふふ】
【……それも素敵。…あと貴方が獣になってくれそうなのは……私の、寝室かしら。】
【アインツベルン城。…そこで愛されるのも…楽しみよ。】
【深く考えすぎたかしら…ごめんなさい。】
【…そう。受け入れて、異常なまで快楽として見いだしているの。】
【貴方に出会う前から…それでも愛してくれる人がしてくれるなら…これ以上の快楽はないの…ふふ。】
【んっ…(その口づけを深く求めて…求めれば求める程、その爪は紅く鮮やかに)】
【20時。…えぇ、問題なく。】
【…もう別の場所で待ち合わせしなくていいのよね…ふふ。】
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>>15
【(目を閉じて、私だけを感じる彼女に。私もまた目を閉じて、お互いの存在だけを確かめて――それだけで、十分すぎた)】
【ふふっ。……私も、君がいるのなら。例え、地獄の果てであろうとも】
【…君の、昔の居場所か。……これだけ可憐な君のことだ】
【きっと、寝室も。……とてもとても、素晴らしく絢爛な場なのだろうな】
【覚悟するといい。……私の身体全てで、君の身体全てに、欲望をぶつけ続けるから……一晩中、な】
【仕方ないさ。これだけ甘やかに愛し合ったんだ…不安に思うのも、無理はない】
【だが、愛する人に全てを捧げようとするのは……愛に溺れた人間であれば、当然のこと】
【ともすれば、異常なのは世界の方なのだろう。愛する人に生殺与奪の全てを捧げようとしない態度の方が、な】
【……私たちは、選ばれた者だけが得られる愛を知っている。例え狂っていたとしても、幸せであることに変わりはないさ】
【(求めるまま、求められるまま、深い口付けで彼女を蹂躙しながら。がり、と一筋の赤い線を、彼女の首筋に引き)】
【ああ。遅れるようであれば、連絡しよう】
【……そうだ。君だけを見て、君だけを感じられる。……君と、同じようにな】
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>>16
【えぇ…不自由な場所だけど、それでも寝室だけは自由があったわ。】
【彼との営みも…小さな彼女が存在したのもそこだった。】
【えぇ…覚悟は誰よりも。貴方に塗りつぶされ刻まれるなら…一晩でも二晩でも…身も心も壊れても…】
【貴方を受け止めるわ。】
【そう言ってくれるのは貴方だけよ。】
【だから私は貴方に全てを捧げる。死までも…貴方に扱われる事を私は望むの。】
【…本当…言葉に出来ない……愛されて愛されて愛されて愛されて…心までも貴方に殺されたいと願ってしまう。】
【大好き…アルトリアっ…(滴るほどに抉られても痛みはすぐに快感に変わる)】
【(唇を何度も重ね、愛おしそうにその瞳に彼女を写していた)】
【…わかったわ。】
【私も同じ…貴方だけしか感じれない。他はもう必要ないもの。】
【…もう時間ね。…明日、また同じ時間に。】
【…アルトリア…愛してます。…ふふっ、おやすみなさい。】
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>>17
【……過去の思い出か。…ふふ、君の昔の幸せを知れることは嬉しいが】
【………私以外に、君を愛した者がいると思うと。……煮え滾るような妬心が、抑えられずに仕方ない】
【それさえも、全て君にぶつけよう。……私の全身全霊で、君を塗り潰して、刻み込んで、壊し尽くそう】
【くふ……本当に君は、従順で、敬虔で、忠実で……最高の、妻だ】
【全てを捧げてくれ。私もまた、君に全てを捧げる】
【その命も、その呼吸も、その鼓動も……全て、私のものにしよう】
【何度でも犯してやる。何度でも殺してやる。――何度でも、愛してやる】
【だから。――大好きだ、アイリスフィール。(滴る血で指先全てを赤く濡らしながら、求める唇に応じて……赤い瞳に映るおのれに、酔いしれる)】
【どこへ向かおうとも、君だけがいればいい。私の愛する、君がいれば……それだけで】
【長く引き止めてしまってすまないな。……ああ。また、明日】
【……私も、愛している。アイリスフィール。……おやすみ、よい夢を。(彼女の身体を優しく抱きながら、二人だけの夢へと沈んでいく)】
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>>14
(泡立った彼女の愛液と、混ざり合う濃厚な私の白い精液に、彼女の膝から太腿までは)
(べっとりと塗り付けられ、染まりきっていて。余りにも濃厚な雌と雄の香りが、私の鼻腔を擽り)
(その最奥でひくひくと震え、唾液のように私の精液を垂らす彼女の陰唇に、私は今すぐにでもむしゃぶりつきたかった)
(でも、今の私の務めは……私が愛した彼女を、きちりと最後まで清めることだから)
……ん、ちゅるっ、……美味しい……。全部、全部、舐め取って……味わう、からな。アイリ。
(べえっ、と大きく舌を伸ばして、ざらついて粘る熱い肉で、彼女の白い太腿を舐めて
舐めて)
(時折、ちゅっ…ずるっ……と吸い上げて。真っ赤なキスマークを、彼女の太腿に無数に残しながら。ごくん、ごくん……)
(喉を鳴らして、彼女と私の味を堪能する。――夢中の内に味わっていれば、いつの間にか)
(私を受け入れた彼女の器は、ほとんどその入り口しか塗られた白さと泡立ちを残さずにいて)
――――なあ、アイリスフィール。
(――不意に、私は彼女の顔を、汗に濡れた柔らかな太腿で挟み込むだろう。私の肌よりも熱かった。)
(彼女の恥じらいがすぐに分かって、思わず苦笑する。彼女には見えないというのに、思わず舌舐めずりをしてしまう)
(唇を、彼女の陰唇に添える。真っ赤になってひくつくそこと、私は口付けるようにして)
――――私のものも、舐めてはくれないか?
(深い口付けを、彼女の器と交わすように。唾液の乗った熱い舌先を、その白さに満ちた中にねじ込むことだろう)
(そして彼女の口にも、私は添えて彼女を求める。――先程まで彼女が清めていた、私の肉槍)
(拍動の勢いを増し、更に勢いを取り戻していくその先端を、私は彼女の唇に擦り付けて……)
(〝更なる奉仕〟を。――切なげに踏み止まった彼女の顔を、私はしかと見ていたから)
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【……と、やや早いが。待っているぞ、アイリスフィール】
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>>20
【今晩は。アルトリア】
【貴方に奉仕したくて我慢ならなかったから。…すぐに準備するわ。】
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>>21
【こんばんは、アイリスフィール。……待っているよ。(君の白い額に、一つ挨拶の口付けを落として)】
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>>19
(何度も何度も絡め合った彼女の舌が、自身の太股から徐々にその秘部へと進んでいくのが分かる)
(どれほどの香りで、どれほどの体液が汚していたのか彼女はもう知っているはず)
(そう考えただけでも一層に恥じらい、無言のまま悶えていた)
(時折小さく、彼女にも聞こえない声を漏らす)
(恥ずかしさがもちろんあった。しかし、そこを自らの舌を使い舐めとってくれていたのは愛している女性で)
(今まで蹂躙され支配され続けていた身体の奥底、子宮は乙女として愛される欲求を求めてしまうように震えて)
(口付けていた彼女でも明らかに分かるように、その温度は高まってしまっていた)
(身を任せ、彼女の優しい愛撫に意識を委ねていると、語りかける声に耳をすませた)
……はい。…アルトリア……んっ…。
(答えるより先に、身体が反応したことに彼女は気づいてしまっただろうか)
(彼女の舌先が熱がこもった中へねじ込まれた時に、とろっ と濃厚な粘りのある愛液が分泌されたことに)
(求めても求めても、彼女を感じたい身体は本当に正直だった)
ん……んぁっ…んんっっ…んふっ…
(明らかに私が掃除していた時と比べても格段に巨大に、脈打つ先端が唇に触れて)
(今度は掃除ではなく…奉仕、それに行き過ぎた行為はない)
(顎が外れそうなくらい大きく口を開けては、ゆっくりとその熱い肉槍を咥え込む)
(まずは呼吸が出来なくなる一歩手前まで、喉奥に刺さる前にそれを止め、舌先で舐めあげる)
(それでもまだ全体の半分にも満たない大きさで)
(改めて、その雄としての逞しさに心は魅了されてしまう)
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>>22
【ふふ、お待たせしました。(彼女の手を取り、恋人のように絡ませて)】
【今日も残念だけど昨日と同じ時間に別れることになるの。】
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>>23
(深く、深く、深く。私が蹂躙し尽くした彼女の器と、蕩けるような口付けを交わす)
(中に溜まった私の精液と、彼女の愛液を舌で掻き出して、あるいは直接に啜り上げて味わう)
(その度に彼女が震えて、その膣内を熱く蕩けさせていく。――性を知らぬ生娘のような、その仕草が)
(幾ら愛でても愛できれない彼女の魔性を、否応に私に自覚させて)
ん、じゅる、っ、……ちゅずるっ、ちゅっ、……くふっ。気持ちいいか、アイリ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅううっ………。
(分かりきっている答えを、彼女に問う。――問いかけることが大切だった)
(溶けた砂糖菓子のように粘ついて熱い、彼女の愛液を思うがままに貪る。吸い上げて、舐め上げて)
(わざとらしいくらいに音を立て、彼女の正直な身体に教え込む。私の前で私を求めれば、どうなるか)
(そしてまた、恥じらう彼女の心へと――求める自身の心に素直になる快感を)
ん、ちゅっ、……じゅるっ、あむっ。……んっ、んぅ……ふふっ、……やはり、上手だな。
好きなだけ舐めて、求めて、味わうといい。……私も、そうするから。ちゅ、ちゅううっ………。
(彼女の熱い口内に咥え込まれ、その貪欲な舌先で優しく舐め上げられたのなら)
(支配欲と幸福感が綯い交ぜになった、混沌とした感情が背筋を駆けて、私の身体を震えさせる)
(堪らずに私も彼女を啜る勢いを増して、舌を目一杯に伸ばして、何度も彼女の中を掻き出して味わいながら)
(彼女の股に顔を埋め、唾液に濡れた指先で、彼女の赤い陰核をくにくにと弄び……しごき上げて)
(そしてまた、汗と唾液にしっとりと濡れ始めた自分の太腿で、彼女の頭もまた挟み込んで)
(求めるように擦り合わせながら、彼女の奉仕に合わせて軽く腰を振り……はしたなくも、彼女の与える快感を求めて)
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>>24
【待った内にも入らないさ。――待っていたなら、それは君に恋焦がれる素晴らしい時間だ。(絡む指先に幸せな温もりを感じながら。その手の甲に口付けを)】
【それは残念なことだ。……まあ、君に無理強いをしてはならないからな。また明日も、会えるか?】
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>>25
(舌全体でその大きなものを確かめるように這わせる、未だに濃い味が残る最先端を味わうように)
(口一杯に広がる雄の香りが鼻から抜けるだけで彼女に支配された気持ちとなり、快感が増していく)
(今以上に彼女を感じたくて、より喉の奥へと進ませようとしたが)
(彼女の愛撫がそれを止めてしまう)
(熱をもった膣内を直接に彼女の舌が這いずり、刺激する)
(性器に抉られる快感とはまた違った、優しく求められる愛に)
(咥え込んだまま、身を任せて感じていた)
…んん…ッッ……んんんっ……っ…!
(彼女を溺れさせてしまうほどの、愛液の分泌がその答え)
(奉仕者としての一瞬の迫りを、彼女が汲んだ結果だった)
(彼女は全てを理解する、私の頭の中さえも。…そう思ってしまう)
(それがどんなに幸福で、愛された者の特権かも分かっている)
(だからこそ、今この瞬間は誰よりも満たされていた)
(自然に両足は開いて腰を浮かしていた)
(乙女としては品格に欠けた姿勢でも、恥じらいはない)
(求めることも奉仕と一つ、彼女との愛情表現の一つと理解しているから)
(そして彼女も…求めてくれる)
(柔らかくも筋肉質が感じる太股に頭は固定され、優しい揺れによって口内のそれは窄めた頬肉で刺激される)
(じゅぼじゅぼ、と鳴らす音でわかる通り唾液は渇くことない)
(彼女の器として、口に秘部を同時に満たすことに幸せを噛みしめていた)
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>>26
【私の事を考えてくれるのが…とても嬉しい。】
【それにこの時間は貴方の事だけを想うから…それはとても幸せなことなの。】
【貴方に想われてるのも、貴方を想うのも等しく大切な時間だから。】
【(まるで紳士のような行いに、照れ隠しで貴女の胸の中へそっと身体を寄せる)】
【明日も同じ時間になりそうだけど…会える。…会いたいわ。】
【毎日でも貴女と時間が許す限りは…一緒にいたいの。…我が儘かしら…?ふふっ】
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>>27
(私の舌先と肉槍に身を委ね、与える快感と受ける快感を存分に味わう彼女の姿に、より一層私は昂ぶって)
(確かめるような舌先とぬめる頬肉に、背筋を震えさせながら。ほとんど意識せずに腰の動きを強めてしまう)
(啜り上げても啜り上げても溢れ出る彼女の蜜に心で溺れながら、欲望のままに彼女を味わっていく)
(それが彼女の望みだと知っていたから。それが、夫としての――そして、雄としての務めであるとも、知っていたから)
(未だ半日にも満たぬ恋だというのに、ここまで彼女のことが分かるのが不思議なくらいだった。それが運命なのだろうと、納得してもいた)
ん、ちゅっ、じゅるるっ……ふふ、ん、ちゅううっ、あむっ、……。
(腰を浮かせて股を開く、乙女としてはややはしたなさに過ぎる姿勢にさえ興奮する)
(こんな姿勢を私にだけ許す、彼女の愛おしさと信頼に応えて、貪る舌先の動きをより激しくする)
(足で捕らえた彼女の頭ごと、私たちは身体を動かして。彼女を組み敷くような形で、私が上からのし掛かり)
(激しいピストンのように、伸ばしきった舌全体を動かして……彼女の口にも劣らぬ水音を立てながら、ざらつく舌先を突き立てて、熱い唾液を注ぎ込んで)
……ちゅ、じゅ、ちゅうっ……ふふ……あむ、ちゅ、ちゅううっ………!!
(舌先を深く深く挿し入れて、蕩けそうなほどに熱い彼女の膣内を、届く限り余すところなく舐め上げて)
(特に彼女が感じる場所を探し当てれば、彼女からは見えない笑みを満面に浮かべ。――嗜虐と愛欲に満ちた表情)
(彼女が一番感じる部分を、何度も、何度も、何度も……執拗に、粘り着くように、ざらざらとした舌全体で、舐め尽くして)
(クリトリスに伸ばした指先で、彼女のちいさな性感帯を扱いて、潰して、ぴんっと弾いて……そして)
(――彼女の頭を捕らえた両脚は、半ばほどしか咥え込まれていなかった私の肉槍を)
(ごぽんっ、と彼女の喉奥まで、深く深く打ち込んで。――彼女が求めていたことを、こうされたいと願っていたことを、知っていたから)
(呼吸さえ許さないような、ともすれば嗚咽では済まされないような、喉奥さえ性感帯に開発してしまうような勢いで――幾度となく、彼女の口に、私の禍々しい肉槍を突き刺して)
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>>28
【……私も、だよ。君に想われていることが、誇らしくて、嬉しくて。仕方ないくらい…】
【………君の片鱗さえ見出せるなら、どのような事であっても幸せだよ。アイリスフィール。】
【(彼女を深く抱き寄せて、慣れ親しんだ私の感覚を感じさせて。)】
【(腰を抱いて彼女を抱き上げ、その唇に口付けを落とし……この行いだけでも、幸せだった)】
【……ふふ。妻の我が儘を聞くのも、夫の務めだ。……だから、私の我が儘も沢山、聞いてくれよ?】
【君に尽くせることが、私の幸せなんだ。……君の言葉なら、私は聞き入れるよ。それに、何より】
【……私も、君に会いたいからな。……また明日、同じ時間に、な】
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>>29
んん゛ん゛っ…!…ぢゅぷっ…んちゅっ…んぐっ…!
(腰の動きが次第に強く、喉奥へコツコツと当たる回数が増えていく)
(背筋が、膣粘膜が、その度に震えて感じてしまうことを自分自身も彼女にも伝わって)
(激しさを増すことで苦しむ事がないのは彼女が一番理解していた)
(口内から抜かれる寸前までの間は舌先を這わせ、窄めた肉の感触だけでは済まさない)
(望みを口にしないでも、夫として…雄としての勤めに僅かの感謝のように)
(醜い蛙のように両足は更に開く)
(彼女の前では品位も格も何もない、ただ求められる雌として存在することが)
(自身に取ってなによりも快感で、幸せでもあった)
(体勢が彼女に上位になると、妻として…奉仕する雌として一層覚悟することになっていた)(響く水音で判断できるほど、彼女が愛撫した以上に秘部は蕩けている)
(蠢く膣内がその伸びきった舌ですら快楽を与えようと収縮して歓迎している)
(そんな状態で満足に彼女の熱くなった肉槍を奉仕できるわけもなく、窄めた口を維持するのがやっとだった)
(喘ぐ声すら出せない、その強烈な行為にただただ呻き声を小さく漏らす)
(満足に口が開いていたら外にも聞こえしまうほど嬌声をあげていたに違いない)
(大きく収縮し、断続的に震え始める膣内)
(何度も意識を失ってしまいそうになるほどの絶頂を体験した今ではわかる…この状態は浅く何度も果てている)
(快楽が増す一方の身体に、喉奥へのダイレクトな打ち込みが意識を朦朧とさせる)
(呼吸なんて出来るわけもない、喉奥を突き刺し、その先の食道まで圧迫する瞬間が多くなっていた)
(だが…拒絶なんて言葉は到底浮かばない)
(それは私が望んだ、彼女が叶えた…最高の愛情表現)
(感謝を伝える言葉は呼吸すら出来ない今はいえない、なら…と)
(食道まで目一杯圧迫し打ち込まれ、引き抜かれようとした瞬間、唾を飲み込むように喉を動かし)
(彼女の腰の動きを止めて、その感覚を味わってもらおうとしていた)
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>>30
【そう…言ってくれると分かっていたわ。…ふふ】
【(温かい感触が唇から消えてしまう前にもう一度、お返しのように重ね合わせる)】
【えぇ、もちろん。どんな些細なことでも…貴方に尽くすことも…私の意義ですから。】
【でも今日はもっと…もっと尽くしてあげたい。…こんなにも素敵に私を扱ってくれているのに…】
【時間さえ、止まってしまえば…わたしは貴方と永遠に過ごせてしまうのに。】
【…えぇ、明日同じ時間で大丈夫。】
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>>32
【……私の心が、君に伝わったと思うと。それだけで、嬉しいよ。】
【(温もりを長引かせる口付け。私もまた彼女へとキスを返して、その唇に微かな唾液の温もりを)】
【ふふ。……その代わり、君が尽くした分だけ――いや、何倍にもして】
【君に、返してやるから。……君の捧げた奉仕を、な】
【……その願いを聴けるほど、私に力があればいいのだが。……己れの無力さが、悔しい】
【だから、明日はもっと濃厚に。…時が押し縮められたような時間を、君に過ごさせてやるからな】
【待っていてくれ。恋い焦がれてくれ。……君の想いが、私に力を与えるから】
【解った、ありがとう。……せめて安らかに眠れるよう、君を胸に抱こう。(言葉通りに君を抱き締めて、柔らかで温かい胸にその身体を委ねさせて)】
-
>>33
【いつだって伝わるわ。運命の相手なんだから…私もそう信じてる。ふふっ】
【(そっと唇を離しても、彼女の唾液が残る唇にはにかみながらその唾液を口に含んだ)】
【貴方を無力だなんて言わないで。】
【今でさえ、私の奉仕を何倍にして返してくれる。それがどれだけ嬉しくて…愛おしいか、わかってほしい。】
【だから私も…貴方に愛されるために精一杯奉仕するのよ。】
【ふふっ、そんなことされちゃったら寝れないかも知れないわ。】
【おやすみなさい。アルトリア…貴方以上に恋に焦がれて明日を待っているから…ね。】
【(絡めた手を決して離さないように、安心して瞳を閉じる)】
-
>>34
【いつだって、か。……そうだな。それが運命だったのだから……当然、か。】
【(はにかむだけのその仕草でさえ、私の心を熱く滾らせるには十分すぎた。目を細めて、笑みを返して)】
【……そうか。……本当に、君は、優しいな。】
【………そう思って、そう喜んでくれるなら。夫として、これ以上の幸せはない】
【だから、ずっと、ずっと。私だけに奉仕して、私だけに愛されろ。アイリスフィール。】
【眠れないなら、君が意識を手放すまで愛そう。……くふ。】
【おやすみ、アイリスフィール。……君以上に君を愛して、君以上に恋焦がれてみせるよ。】
【(絡み合う指先を、優しく強く握り締めながら。彼女の頭をそっと撫でて、私たちだけの閨に横たわり、目を閉じる)】
-
【少し早いけれど…アルトリア。早く会いたい気持ちが抑えきれないわ。】
-
>>36
【……驚いたな。……こんばんは、アイリ】
【…まだ、君への返事が書き終わっていないんだ。少し待っていてくれ。】
-
>>37
【そう…?こんばんは、アルトリア。】
【貴方をばかり待ってずるいもの。たまには私だって待ちたいわ。ふふっ】
【気にしないで。沢山待たせて頂戴。貴方と大切な時間なんだから】
-
>>31
(喘ぎと呻きの入り混じる、彼女の甲高い声が脊髄を揺さぶる。熱く重なる身体が、私を引き返せない興奮に導いていく)
(蠢いて震える彼女の膣壁は、私が彼女に深く楔を打ち込んだ時とよく似ていた。――軽い絶頂を迎えているのだろう)
(もっと深く、もっと激しく、彼女に果てて欲しかった。それは、私を受け入れてくれた彼女への応酬でもあったけれど)
(――妻として、雌として、私の女として、私の手で果てる彼女の姿を、目に焼き付けたくて仕方なかったから)
ん、ちゅずるっ、ちゅっ、ちゅ、ちゅううっ………!! ちゅ、っ、じゅるっ、……!!
(溢れ出る彼女の蜜を片端から吸い尽くし、伸ばした舌先で彼女の一番敏感な場所を何度も擦りあげて)
(そして彼女に突き込む腰は、いよいよ震えを生み始めていて。彼女を貪っていなければ、私もきっと切ない声を上げていたことだろう)
(こつりこつりと喉の骨に打ち付ける感触と、ぴったりと包み込んで蠢く彼女の喉奥と舌は)
(――ひどく、私を感じさせて。その快感そのものと、何よりも)
(激しい劣情と支配欲が入り混じった私の劣情を、彼女が全て受け止めてくれていると思うだけで)
(心を満たす言い知れない幸福感だけで、私は果ててしまいそうなくらいで。そして)
――――んっ、ん、ん、っっ、っ……〜〜〜……っっっ!!!
(――彼女の喉奥深くへと、一撃を打ち込んだ時。彼女は私を捕らえて、喉の肉壁から逃さなくて)
(私の肉槍を飲み込んでしまうかのように喉肉が蠢き、一瞬で私の性感を這い回るように刺激して)
(もう絶えることはできなかった。――男性器の下についた女性器から、彼女と同じように潮を吹きながら)
(どぐん、と肉槍を脈打たせ。身体を震わせて。窒息しかねないほどにおぞましいまでの量の精液を、彼女の喉に解き放って)
(――そして、彼女にも同じように、果ててしまってほしかったから。舌先の届く限り、彼女の肉壷を味わい尽くし、啜り尽くし、その陰核を揉み潰して)
-
>>38
【……確かに、そうだな。…ふふ、恋焦がれる気分はどうだ?】
【(抑えきれないと切なげな彼女を、いつもよりも激しく抱き寄せて。激しく、口付けを交わして)】
【ああ。……では私も、君の返事を待とう。】
-
>>39
(目が眩み、目の前が霞んでしまう)
(今まで飲み込んだ食べ物より、何倍も巨大な生物が食道まで貫き脈打っている)
(呼吸も、嗚咽までもさせてくれない肉塊と喉の間は間違いなく隙間がない)
(でもこれは望んだ結果の行い…至福の一時を味わう時間が欲しかった)
(それは惜しくも出来ないことはわかっていた)
(寸分狂わずに、最も反応してしまう膣肉の部分を舌で責められてしまっては身体は悦んで反応してしまう)
(膣壁のざらつきが蠢き、彼女が舐め啜る量を遙かに超える愛液の分泌…それも粘度は増していき)
(背筋から脳天までビリビリと電気が走り続ける快感に)
(喉に捉えた肉槍を堪能することは難しかった)
ん゛ぐっ……ぉ゛ぐっ……んんんっ…っ……
(喉奥で僅かに脈打つ強さが変化したのを感じる)
(果てる直前の雄としての準備…ポンプのように肉質が収縮し、種子を放出するための胎動)
(それに私が出来る奉仕はただ一つ…何もかも全て受け入れる事だった)
(何度も何度も喉を動かして鳴らし、精液を待ち焦がれている事を彼女に教えていて)
ん゛ん゛ん゛っ…!!!
…………っ………っ………
(濃厚で濃密で一粒一粒が生きているような精液を受け止める)
(喉奥を過ぎ去り、食道を抉りながら通過し…胃へとぶち抜ける)
(獣ような野性的で品格もなにもない、声にもなっていない声を響かせ)
(そして当然のように、その衝撃に耐える事は出来なくて)
(彼女を持ち上げてしまうかのように全身が反り返り、深い深い絶頂を迎える)
(彼女の力でも決して簡単に抜けないほど、膣肉は舌を締め付けて、どくっどくっと痙攣していた)
-
>>40
【…そうね…。…んっ…】
【(抑えていた気持ちを爆発させるように、その口づけを応える。…涎が滴っても関係ないぐらいはしたなく応える)】
【…待っていた分、出会った時に何百倍も…堪らなくなってしまうわ。ふふっ】
【でも結局貴方を沢山待たせちゃうの。…ごめんなさいね。…でも、沢山…沢山、気持ちをぶつけるわ。】
-
>>41
(私の身体の下で、彼女の身体が大きく反り返るのを感じた。――絶頂に眩んで震える身体でも、思わず笑みを浮かべてしまう)
(私だけの雌として、私の手によって、切なく果ててくれたのだと。そう思うだけで、私には十分すぎるほどで)
(獣のような彼女の呻きさえにも満ち足りながら、離さないとばかりに舌先を締め付ける彼女の膣を)
(改めて、清めるように。溢れてしまった彼女の愛液まで、一滴も残らず啜り上げ、味わって、胃の腑に満たし)
(ちゅっ、ちゅっ、と……愛おしい彼女の陰唇に、何度も口付けを落としながら、心地いい絶頂の余韻に浸り)
(辛うじて息が出来る、亀頭を咥え込む程度にまで剛直を引き抜き)
(彼女にもまた、私の肉槍を清め直す時間と、絶頂に揺蕩う心地いいひと時を与えて……)
………ん、ふぁ、っ…………ふふっ…………。
(どれほど経っただろうか。お互いに、お互いの秘すべき場所を清めきった頃合いを見て)
(いつまでもこの余韻に溺れているのも、きっと幸せだったのだろうけれど。赤く上気した、彼女の肌を見ていれば)
(恋に蕩けた乙女のような表情をする、愛しい彼女の顔貌も見たくなったから。そっと、肉槍を引き抜き)
(ごろん、と彼女の身体から降りて、横たわって、這って。同じように上気した笑顔を、彼女に見せて)
…………満足、してくれたか? アイリ。
(べぇ、と舌を出して、口を開けて。――頬と歯茎の間には、未だに彼女の愛液が、私の唾液と混ざりながら溜まっていて)
(行為の始め、首筋につけた私の歯型から、べっとりと舌を這わせて。這うように首筋まで舐め上げ、彼女の頬に垂れる汗を舐め取り)
(そのまま、深く口付ける。蕩けた金色の瞳で
彼女の紅い瞳と絡みながら。彼女の舌を絡め取り、愛液と唾液を注ぎ込んで)
-
>>42
【(はしたないほどに口付けへ答える彼女の姿が愛おしすぎて。いつものように、彼女を容赦なく蹂躙した後)】
【(白い喉筋に垂れた唾液まで、優しく舐め取りながら……)】
【……それでいい。私だけを想え。君が求めれば求めるほど、私も君を貪るから。】
【構わない。長い刻を重ねれば重ねるほど、愛は無尽蔵に積み上げられていくものだ】
【だから、長く待つ方が嬉しいよ。……況して、待つことさえも心躍る君の言葉であれば】
-
>>43
(身体は大きく反応していたが、深い海の底で漂うように、意識が遠のいていた)
(不思議と落ち着き、幸福感一杯に満たされる)
(精液に溺れ堕ち、呼吸が出来なくとも彼女に満たされるならこのまま意識を委ねてもいいと思うほど…)
(びくっ、と一瞬身体がくしゃみのような痙攣を起こす)
(腰を引いてくれた彼女のおかげで喉奥に隙間が出来て、空気が流れ込む)
(意識が現実へと強制的に引っ張られると同時に襲い来る絶頂の強烈な余韻と嗚咽感覚)
(朦朧としている中でも、彼女を悲しませることはしたくないと、本能的にその嗚咽は抑え込む)
(身体に負担がかかっても必死に、目に涙を流しながら…彼女に気づかれないように耐え込んでいた)
……っ……ちゅ……っ……ちゅぅ…。
(なんとか精液を逆流させてしまうことは済んだ)
(安堵感が襲うと、次に来るのは与えてもらった強烈な余韻…幸せに包まれた受け止めきれない余韻)
(こんなにも幸せでいいのか、疑問すらおもってしまうほど心地よかった)
(そうして改めて彼女の男性器を慈しむように、優しく丁寧に舐めていった)
(太腿から感じる唇の跡にも心地よさを感じながら)
(久しぶりに、彼女の顔を見ては嬉しそうに微笑んだ)
……今わたし…この世界で一番、幸せな顔になってるかしら。
…綺麗にしてくれてありがとう。…アルトリア
(呼吸をする度に彼女の香りが漂って、身体の奥深くに流れ込んだものを実感して)
(彼女もきっと同じ事を考えてくれてると思うと堪らなく嬉しくなる)
(お互いの香りとお互いの体液を交換するように、唇を重ね合わせる)
(口内にも漏れた精液と自らの唾液を混ぜて、彼女がくれた愛液を混ぜないようにゆっくりとねっとりを捧げていく)
-
>>44
【思えば思うほど激しく求めてしまう…それでも唇を離してみれば大きく呼吸を乱し、蕩けてしまうのは私の方で…)】
【(乱れた呼吸のまま、うっとりとした表情で彼女の舌を追っていた)】
【…貴方で頭が一杯よ。…はい。…貴方が呆れてしまうまで、私はずっと…求めますからね。】
【…貴方の言葉に私はいつも嬉しくなる。】
【待っていてね。私を想って…歩み行く先に貴方がいれたら、私は貴方以外見向きもしないで真っ直ぐ進めるから。】
-
>>45
ああ。……無論だ。……こちらこそ、感謝しよう。アイリスフィール。
(どうしてこんなに幸せそうな表情を浮かべられるのか。そう思ってしまうくらい、彼女の顔には多幸感が溢れていて)
(だが、それは私も同じなのだろう。――毅然とした威厳ある優しさを、おのれの顔に浮かべようとしているのに)
(幸せそうな彼女の表情を見れば、顔筋に力を入れられる道理もなかった。ぐずぐずに融けてしまったような幸せな笑みばかり、彼女に見せてしまう)
(果てた余韻の息をする度に、彼女の甘い甘い蜜の味が五感を支配する。――彼女も、きっと同じなのだろう。ひどく、ひどく、幸せだった)
(唇を重ね合わせ、互いの啜った愛欲を受け渡す。ごくり、と喉を蠢かせて、私はそれを飲み込み)
(不意に、彼女の目元に垂れた涙に気が付いて。――恐らくそれは随喜ではなく、忍耐によって生じたもの)
(どこまでも敬虔で忠実な彼女に、謝罪と賞賛の意味を込めて。唇を重ねながら、そっと指先で涙を拭い)
(そうすれば、また舌を絡め。視線を絡め。彼女の美しい銀髪と、未だ震える腰を抱いて、私の柔らかい肉体と重ね合わせながら)
(分かち合い、慈しみ、お互いに愛し合うような口付け。――長く、長く、長く)
――…………っ、ぷふぁ……………。……愛している、アイリスフィール。私の雌、私だけの愛しい妻…………。
(長い口付けが終われば、そっと微笑みながら。どことなく、彼女にそう伝えたくなって)
(平生ならば冷酷さすら沈む金色の瞳を、優しさに溢れさせながら。にこりと笑んで、囁いて)
(彼女の頬に、キスをする。もっと抱き締める。互いの体温と、柔らかい身体を共有する。)
(幸せだった。彼女とこうして触れ合うだけで、私はどこまでも幸せになれる王だったから)
……さて。改めて、湯浴みに向かわないか。私が清めた君の身体を、今一度洗ってやりたいんだ。……無論、君にも、な。
そして、――――――それが、終わったら。……特段、空腹ではないだろう。
…………私と共に、旅立とう。君の過去に別れを告げて、私と歩む新しい夜明けに。
(――――――だから。彼女の王として。彼女の夫として。彼女だけの、恋人として)
(潤む金の瞳には、女としての慈しみの中に王の威厳と、何よりも優れた雄としての風格を光らせ)
(彼女へと。彼女だけに聞こえる声で、力強くも囁いて)
-
>>46
【(求めるような彼女の視線に、どこか底意地の悪さすら感じさせる瞳で応じながら)】
【(彼女の首筋を舐め尽くした後に、ちゅっ、と。また一つ、跡を残して……伸ばした舌先で、彼女の瞳を舐めて)】
【……永遠に求めてくれる、か。君の欲望に私が呆れることなど、あり得ないのだからな】
【……私の言葉に君が喜んでくれると、私も嬉しくなる】
【先には立たないさ。君を不安に思わせたりはしない……ずっと、ずっと、二人で】
【同じ道を、同じ歩調で、永遠に。……歩いていこう、アイリスフィール。】
-
>>47
(幸せで、幸せで、誰にも邪魔されない二人だけの世界)
(今までの時間とこれからの時間の幸せを噛みしめた表情をしていたに違いはない)
(それは彼女の見ればすぐにわかった。…私だけに向けれたその表情を。)
(そっと拭われた涙に、気持ちを気づかれてもそこに後悔はない)
(その唇が、その視線が、その身体の温もりが…全てを語り伝えてくれたから)
(…彼女が語り終えるまで、その口づけを止めることはなかった)
私もよ…アルトリア。
愛しています…私だけの愛しい人。誰よりも、何よりも、貴方を愛しています。
(不意に紡がれた言葉は、心地よく体に浸透していく)
(凛々しく、本来の気高さを纏い彼女を真っ直ぐと彼女の瞳を捉えて応えていた)
……アルトリア。
……えぇ…。
貴方と側に居られるのなら…
…宿命も、名も、夫も、子も、世界も…貴方と共に歩めるのなら…それは全て必要ないわ。
…私を…連れて行って…下さい。
(求婚、忠誠、絡め合った愛の告白にこれ以上ないほど心が奪われる)
(もう彼女無しでは存在できないと、確信してしまっていた)
(そうして応えたあと、唇をゆっくり重ね合わせる)
(舌を絡ませることはない、行き交う唾液もない)
(ただただ唇を重ねる…彼女と共に生きる事を誓うように)
-
>>48
【(彼女の印が刻まれることに、自然と笑みが浮かんでくる)】
【(そうしてまた舌を追っていると、気持ちを察した彼女の優しいお仕置きに、きゃっ と小さく声をあげて瞳を閉じてしまう)】
【…もう。…そうね、なら私は永遠に貴方を求めることが出来てしまうわけね。】
【…ずっと、ずっと…貴方を求める事を考えただけでも幸せになるわ。】
【…そうよね、同じように歩みたい。】
【先にも後にも貴方が居たら寂しいものね…】
【…誓うわ。…アルトリアと共に歩んでいくことを。…好きよ、大好き…】
-
>>50
【(不意に声を上げる彼女が、どうにも可愛らしすぎて。くくくっ、と笑いながら、また彼女と唇を重ね)】
【(刻んだ口付けの跡を、そっと指先で慈しむようになぞり……)】
【……求めるといい。そして、私に愛されるといい。そうすれば、君はもっと幸せになれるから。】
【ありがとう、アイリスフィール。……愛しい、愛しい、私だけの妻……。】
【大好き。大好き。愛している……ずっと、ずっと、傍に居るからな。(愛欲に蕩けて湿った声で。何度も、何度も、囁いて)】
【……と、すまないな。……そろそろ、時間が押してきている】
【規制を嫌ってこちらに移ったはいいのだが、こちらでも巻き添えを食ってしまったようでな……】
【………まだ、君を愛し足りないというのに。姫のように君を抱いて、ホテルの窓から飛び立ちたいというのに。】
【……明日は、ほとんど一日空いている。自由な時間に、呼んでほしい。】
【せせこましくなって、すまないな……今日は、ここまでだ】
【……詫びになるかは分からないが、今日も君を抱いて眠ろう。深く甘い眠りに、君を導こう……。】
【(優しく彼女を胸にうずめさせて。甘い匂いと甘い感覚に溺れさせながら、私たちの寝台へと寝転がって)】
-
>>51
【(照れた様子にじとっと彼女を責めるように見つめても、唇を重ねられたらまたも蕩けた瞳して)】
【(彼女の言葉に答える代わりに、甘い口づけを指先にしたのだった)】
【私もよ。私も大好き…私のアルトリア。愛してるわ…私だけのアルトリアを。】
【(甘く蕩けた声が二人だけの世界を包む…永遠に包まれていたいなと心から願いながら、彼女の名前を切なげに囁いた)】
【それは…大変。…早く解除される事を祈るばかりだわ。】
【…ふふ、駄目よ。きちんとドアから出て行くの。】
【貴方が迎えにきてくれた場所から始まらなくっちゃ、ね。】
【明日は…ごめんなさい。たぶんいつもより遅くなってしまう。21時…辺り。】
【せっかく貴方と永く居られそうなのに…本当に残念…】
【でも週末は期待していて。…必ず、貴方の為に予定は空けるから。】
【(柔らかい感触に、甘い感覚に囚われてしまうと、意識は彼女に奪われて……完全に奪われる前に、うつらうつらした瞳をさせながら軽く口づけをして)】
【…おやすみなさい……私のアルトリア。】
-
【はぁ…憂鬱な事を言わないといけないわ】
【アルトリア、今日は時間が取れなくなってしまったわ…ごめんなさい。】
【明日の土曜日、17時からは予定を空けたから…それからずっと貴方と一緒に居れるわ。】
【会える日を楽しみにしてるから、ね。】
-
>>53
【仕方ないさ。……酷く長い一日になりそうだが、待つのもまた喜びだから】
【土曜だな、了解した。………ありがとう、アイリスフィール。】
【心ゆくまで、私に溺れさせてやろう。……楽しみにしているよ】
-
>>49
――――……ああ。君の望むままに、何処までも、何時までも。君と共にいて、君を導こう。アイリスフィール。
(彼女の告解に、威厳ある微笑みで頷いて。唇を重ねられれば、拒むこともなく受け止めて)
(舌を絡めることも、食み合うこともない、穏やかな忠誠にも似た口付けに)
(私もまた、同じように。深く彼女の身体を抱き、柔らかな肉体を重ね合わせて)
(最奥に確かな光を宿した金色の視線だけを、いつまでも、いつまでも――――絡め合わせて)
(どれほど、私たちはそうしていたのだろう。お互いを優しく抱きながら、カーテンの外は青い色合いを取り戻し始めていて)
(静かに、それでも名残惜しく。彼女の紅い口許から、緩やかに唇を離して――最後に、ちゅっと音を立てて。そっと、吸い上げて)
………もう、夜が終わる。ここに留まり続けることは、できない。……残念だが、な。
名残惜しくはあるが、旅立ちの準備をしよう。………行くぞ、アイリスフィール。
(彼女を抱いたまま、ゆったりと半身を起き上がらせて。ベッドの縁に腰掛ければ)
(彼女の腰と背に手を回して、横抱きに彼女を持ち上げて、宛ら愛しの姫君を捕まえたようにして立ち上がって)
(そのまま、私たちは備え付けの浴室に向かうだろう。軽くシャワーを浴びて、夜の匂いを身体から落とすため)
(シャワールームのドアを開ける。「……一人で、立てそうか?」抱く彼女を見つめながら、そう問いかける。)
-
【……やや早くなったが、早すぎることもあるまい。待っているぞ】
-
>>56
【お待たせ、アルトリア。こんばんは】
【昨日はごめんなさいね。沢山待たせてしまったのは私の方だけど…とても寂しくて、すぐにでも会いたかったわ…。】
【今日はたくさん愛したい。いつも以上に、ね。】
-
>>57
【……待ったぞ。ふふ、こんばんは】
【ああ、分かっている――言わなくてもいい。………私が君を想い悩むのと、同じことだと知っているから】
【ああ。……沢山、沢山、な。………ふふ。(耳元に口付けを。熱い吐息と共に、囁きを)】
【……些か気の早い話になるが、そろそろこの一夜も終わりだろう】
【次の一夜……或いは、一日か。どのような風に、始めたい?】
【早めのうちに決めておけば、すぐに君と愛し合えるから……つい、な】
-
>>55
(誓いのキス、とでも言うに相応しいほどその行いに穢れた気持ちは一切無かった)
(彼女に言われて初めて気づく、お互いが出会ってから何時間経過したのかを)
(あまりに永く感じていた時間が実際はこんなにも短い間だったことに、濃密な時間を過ごしてた事を実感して)
…ふふっ、ありがとう。アルトリア…
大丈夫よ。立てる…から……
(浴室を前に、彼女から降りて地に足をつけようとしていた)
(心配そうに見つめてくれる彼女に微笑みを向けて、ゆっくりとした動きで立とうとして)
(すると、すぐに彼女の腕を掴んで寄りかかる)
(長時間の行為、それも普通の行為じゃない…未体験の刺激が身体を何度も襲ったあとで)
(十分な休息を得られても疲れはいつもの何倍もある。それなのに休息も無しにいきなり一人で立つことは、ほとんど不可能に近くて)
(上目遣いで見つめる貴方に、少し待って…、と伝えるのがやっとだった)
-
>>58
【…ふふっ、寂しさを埋める分を余計に愛さないといけないわね。】
【嬉しい。…沢山…愛してあげるから…アルトリア…♪】
【(いつもより熱を持つ吐息が、彼女も待ち遠しくなっていたのだろうと思いつい嬉しくなって)】
【今回は…主に私の要望が沢山入ってるの。】
【出会いは私の問いかけて始まったから当たり前といえば当たり前になってしまうけど…】
【だから次は、貴方の…要望を沢山取り入れたい。何をして、どう愛したいのか。】
【愛さなくたって構わない、犯す事だけに専念してもいいし…甘い言葉だけで過ごす事も。】
【全部、アルトリア次第になるわ。】
-
>>59
(ふらついて私を頼る彼女の身体を焦って支える。腰を抱き直して、「……大丈夫か」と、問いかけて)
(やはり無理をさせてはいけなかった。あれだけの熱狂と欲望を以って、本能のままに彼女を貪ったのだから)
(彼女のか細く白い身体が、堪えられる筈もなかったのだから。私の思慮が足りていなかった)
(少しだけ、表情に悲しさを宿して。――しかし彼女を不安がらせてはならないと、すぐに微笑みに色を変えて)
……無理に、立たなくてもいい。私がきちんと、抱いてやるからな。
(努めて優しい声色で、彼女の腰と背を抱いたまま。お互いが向き合うように、彼女を抱き上げるようにして)
(「腕を首に回してほしい。その方が、抱きやすいんだ」慈愛に満ちた表情で、彼女にそう語りかけ)
(私と彼女の豊かな胸が、重なり合って僅かに歪む。ん、と微かな声を漏らすけれど)
(そのまま浴室に踏み入り。白い素足でタイルに触れて、ゆったりとシャワーヘッドに近付いて)
………私の髪、解いてくれるか?
(彼女の背中を抱いていた右手を、シャワーのハンドルに伸ばして。にこりと笑んで、彼女にそう頼んで)
(英霊として生を受けた以上、女である私の髪は艶然と保たれる私の矜持でもあり。王の金色に触れることを許された人間は多くない)
(まして結ばれたそれを解き、何一つ飾らない一人の女としての姿を見ることを許されたのは――――伴侶たる、彼女だけ)
-
>>60
【ああ。……君の覚えた寂しさを、埋め合せるよりもずっとずっと多く……愛し抜いてやるからな、アイリ……♥】
【(滾る欲望を抑える必要などありはしないから。そのまま彼女を軽く抱き上げ、唇を奪い)】
【……そうか。本当に君は優しいな、アイリスフィール。】
【私の望みを、聞いてくれるか。……私の番が終わった時は、存分に君の望みを言うがいい。一句逃さず、聞き入れてやるから。】
【では……そう、だな。………放浪のとある一夜から、始めさせてもらいたい】
【季節は夏、立ち寄った田舎、山中の静かな民宿……そこで】
【君と共に、供された夕餉を食したり。露天の浴場で月に照らされた、君の美しい裸体も見たい】
【浴衣に着替えて、麓の村の夏祭りに行くのもいいかもしれないな……寂れた奥の神社の境内で、石段に座って花火を見て】
【………宿に戻れば、空調の効かない和室の蒲団で。熱く蕩けて、お互いの境目も分からなくなるような、愛おしい愛おしい求め合いを】
【その時は、赤子のように甘えてほしい。身も心も全て私に委ねて、思い切り私を求めてほしい……から、な】
-
>>61
ありがとう…アルトリア。
自分の体だから、分かっているつもりだったのだけれど。
…思っていた以上に、疲れてしまっていたみたい。
普通の疲れじゃないわ。…とても幸せな疲れよ。
…貴方に与えてもらった大切なものの一つだから。
また与えてくれるかしら…?
(首に腕を絡め、お互いの体を密着させながら)
(彼女が一瞬見せた表情を察してか、次に重ねる行いをまだまだ期待してるかのように笑って伝えた)
(足下に冷たさを感じて、ようやく場所についた頃には完全に預けていた体はほんの少し彼女の負担が減っているぐらい回復していて)
(腕を首に絡ませたまま、彼女が伝えた言葉の意味を深く受け止めていた)
(彼女を真っ直ぐに瞳に捉えて、私だけが許された行為に胸の奥がぎゅっと締まって、身体が熱くなってしまっているを感じた)
……はい、アルトリア。
貴方の髪…とても綺麗だわ…。このまま…触らせて。
(後ろを向かせて解かせた方が早い、だが見つめながらそうはしない)
(解いている間も、ありのままになる姿を見逃さないために彼女から目を離したくない)
(ゆっくりと指先に髪の毛を感じて一本一本が艶めき、触り心地は当たり前に良く、いつまでも触れていたい気持ちも芽生えてしまうが)
(解く事の大切さも理解している…彼女を王から、一人の女性へと変えて向き合うことの重要性が)
(決して傷つけないように、決して見逃さないように…指先に力を入れて解いていく)
-
>>62
【ふふっ…どれだけ愛し抜かれてしまうのか、貴方の顔を見ればわかる。…とっても怖いわ…♥】
【(抑える事を知らなくなった彼女はどこまでも求めてくる…それが好き、それが堪らない。容赦ない愛情に心は高鳴りを止めなくて)】
【(すぐに舌を絡めて、自分も貴方と同じと教えるように)】
【楽しみにしているわ。…だから貴方も楽しみにいてね。】
【……素敵ね。…あぁ…もう、そんな風に貴方と過ごすのね。…どうしよう、嬉しくて仕方がないわ…。】
【全部叶えるから。全部…しっかり、その瞬間瞬間にお互いが熱を持ってしまうまで…どの場面も愛情を伝えるわ。】
【最後に貴方と重なるまで、それまではしない方がいいのかしら?それともすべての場面で求め合う感じになるのかしら?】
-
>>64
【……望んでいるのだろう……? 恐れるといい、求めるといい……どこまでも、な……♥】
【(私の悍ましいまでの欲望すら、彼女は受け入れてくれることを知っていて。それが、どうしようもなく嬉しくて)】
【(絡み合う舌先に背筋の震えさえ感じながら、二人の布越しに肉槍の先を押し付けて)】
【ああ。……君のことを、甘く愛したいのは一つの望みだが……君のことを、血腥く壊したいのも、私の欲望であるから。】
【……くふっ。喜んでもらえて、嬉しいよ。私も、楽しみで仕方がない……。】
【君の微かな仕草にも、溢れ出て止まらない愛を感じたいんだ。だから、……信じているよ。】
【場面場面で、私が求める。……君が求めてもいい。その時ごとに、愛し合おう】
【と……すまない、少し席を外す。8時半までには、帰ってこよう】
【あと……今夜は、遅くまで過ごせそうだ。……伝えておこう】
-
>>65
【…えぇ。とっても…貴方を恐れて、求められて…私にはだけで貴方に犯され愛されるに等しいから。】
【今日は抑えが効かないの…私も。もっと求めて?もっと、もっともっと…キスして、アルトリア……♥】
【指と指を絡ませ、ぎゅっと強く握って彼女の方へと身体を預けにいく)】
【(昂奮した肉槍を下腹部で感じ、雌としての衝動が抑えきれなくて、とろみを含んだ液体が太腿に一本の線となって伝わっていた)】
【甘い夜を過ごさせるわ。…遠慮なんかしないから…貴方にしっかりと甘えちゃうからね。】
【…分かったわ。そう言ってくれて良かったの…だってきっと耐えれなくなってしまう。】
【貴方と一緒に過ごせる時間に求めれないのは酷というものよ。】
【えぇ、20時30分…ね。】
【私も…時間はあるわ。…それこそたっぷり貴方の為に、ね。】
-
【ただいま。……それでは、今から返事を書こう】
-
>>67
【おかえりなさい。…ゆっくりね、待っているわ。】
-
>>63
……幸せに思ってくれる、か。……ああ、勿論。
何度でも、何度でも。壊れてしまうくらい、君のことを。
…………疲れた時は、私の胸で眠ればいい。だから、思い切り。
(彼女の身体を疲れ果てさせたのは、私の容赦ない欲求だというのに。彼女はそれさえも受け入れてくれた。)
(それが堪らなく嬉しくて、彼女へと確かに約束する。――たとえ、破滅にさえ向かうような欲望だとしても)
(私はまた、全てを彼女にぶつけると。溺れるような白濁を、彼女の最奥に注ぎ込んでやると)
……ふふ、褒めてくれるか。…好きなだけ触れて、好きなだけ感じるといい。
私の全ては、君のもの――髪の一筋でさえ、君のものなのだから。
(真っ直ぐに見つめる彼女の赤い瞳と、高まっていく彼女の鼓動が、本当に本当に可愛らしくて)
(彼女の白い指先が、結ばれた私の髪に触れて。壊れものでも扱うような丁寧な扱いもまた、嬉しくて)
(煌めく金髪の根本に伝わる感覚でさえ、私の悦びでもあったから……彼女にも、その感覚を知ってもらいたくて)
(解けていく金髪に併せて、私は一人の女となりながら……美しく伸びた彼女の銀髪を、片手で梳いて)
(やがて、最後の一筋が解けて。背ほどにまで伸びた金髪を棚引かせながら、私は)
……ありがとう。アイリスフィール。
(優しく澄んだ微笑みに乗せて、穢れなき声色を囁いて。純粋な、感謝の言葉)
(彼女を抱いたまま、シャワーハンドルを回す。出始めの冷たい水を傍に飛ばして)
(無数に流れ落ちる水が、人肌ほどの温もりを持ち始めた頃。互いに抱き締めあったまま、私たちはさらさらと落ちる温かさを浴びて)
-
>>66
【くふっ……今日は随分と昂ぶっているじゃないか。……ああ、いいとも……アイリ……♥】
【(そんな目で見られて、そんな声色で求められたら。我慢なんて、できるはずもない)】
【(キスの合間。れろぉ、と舌舐めずりを見せつけて。邪魔な下着を脱ぎ捨てて……ぶるんっ、と顕になる私の剛直)】
【……ん、ちゅっ、れろっ……ちゅうううっ………♥♥】
【(深く。深く。喉まで犯すような深い深いキスをしながら)】
【(嗜虐心に満ちた金の瞳で、彼女を見つめつつ……垂れた愛液を肉槍の先走りで上塗りして)】
【(キスの最高潮、強烈な吸い上げと共に……秘部の割れ目に押し当てた亀頭を、ずちゅんっ……♥と、一気に彼女の子宮へと打ち込んで)】
【……ふふっ。私の乳を飲んで、子供のように私に抱き付いて………アイリの可愛らしい姿、確かに見せてもらうからな?】
【求めて、求めて、求め続けるといい……その分だけ、私も君を求めるから】
【……いい事を聞いた。………今度は、君の事を焦らしてみよう。】
【どうか犯してほしいと、何度も何度も切ない声で懇願させて……それでも、秘裂に幹を滑らせる程度で】
【最後の最後に、優しく微笑んで………炙られきった君の最奥を、心ゆくまま犯してやろう……♥】
【……くふふっ。私のため、か……いい言葉。】
【ああ。……では、微睡みが私たちを包むまで。よろしく頼むぞ】
-
>>69
……っ……はい、どうか思い切りに。
(彼女の思いが脳に直接流れ込むように伝わり、途端に顔を伏せてしまう)
(強烈な映像とともに、彼女の種子が奥深くに注ぎ込まれる感覚が一瞬蘇ってしまったから)
(期待への約束は必ず果たされると、確かに思い…また笑顔を見せるように顔をあげた)
(全てが解けてしまう…少しずつ解け乱れていくのを眺めながら、惜しむように指先の動きは鈍くなっていく、だが心臓の鼓動が徐々に早くなっていた)
(そうして最後の編み込みに指をかけ…解かしていく)
(禍々しく勇ましい彼女、威厳ある王の位の彼女、どちらでもない姿をした女性が目の前に表れる)
(一人の女性、私が愛した女性はこんなにも美しく、麗しく…なんて綺麗な人だったんだろうと)
(瞳が、心が、その女性に魅了されてしまい時間がとまったかのように動かなかった)
(彼女の声がなければ永遠に時間は進まなかったであろう)
(純粋な感謝を、ただただ対等に、一人の女性として…)
…どういたしまして。アルトリア…。
-
>>70
【だって…一日中貴方を思っていたのよ…?】
【そこには求めても貴方は居なくって、私どうかしちゃいそうで…!】
【して…キス、キスいっぱいっ、アルトリアのぉ……んんっ、ちゅっ…れぉぉ…ぢゅゅっ…!】
【喉奥を掠めるほど迫る舌に、熱い吐息も唾液も惜しみなく彼女に明け渡して)】
【(ドレスの裾を託しあげて、はしたないと思われても関係ない…そのままショーツをずらすと、そのまま奥深くまで易々と挿入した)】
【(身体が浮き上がるほど強烈な衝撃でも倒れずに、爪先で立ちながらまだまだキスを求めていた)】
【貴方の母性が尽きるまで…沢山甘えるから。】
【甘え上手とまではいかないけれど、きっと…恥ずかしくなる上で、覚悟して甘えるから。】
【…む、無理よ…。貴方に焦らされたら…それこそおかしくなるわ…。】
【どこまでも容赦ないんだから……だから私も底なしに興奮してしまうの…♥】
【えぇ……こちらこそ。ふふっ】
-
>>71
(彼女が顔を伏せた意味も、再びそれを持ち上げた意味も、何もかもが止まったように私を見つめる意味も)
(全て私にはよく分かった。その優しさと健気さ、純真さと忠実さを、改めて否応に感じ取ることになって)
(降り注ぐシャワーの温かさを受けながら、ここまで清く美しい人を愛せる幸せな運命を、今一度自覚すれば)
(襲い来る胸の高鳴りは、きっと彼女にさえ聞こえてしまうのだろう。でも、だから、嬉しかった)
(魅了され切った彼女の瞳を、愛おしさに潤ませて見つめ返しながら。よしよし、とその頭を撫でて)
(彼女の返答に、慈母のような微笑みのまま。そっと、首肯を返すのだった)
(一杯にかいた汗を流すだけの簡単なシャワー。少しだけ手に取ったボディソープで、愛撫するように彼女の身体を軽く洗って)
(そう長い時間をかけるつもりはなかった。しとどに濡れた彼女の瑞々しい肌に、密かな欲情を覚えつつも)
(シャワーを止めて、彼女を抱いたまま。濡れた身体のまま、浴室を出て……クローゼットの中、備え付けの新しいタオルに)
(誰も使っていないバスタオルに手を伸ばし、彼女ごと包み込むようにくるまって。やはり直ぐに、水滴は吸い込まれ)
(……彼女の濡れた肌を、長くは見られなかったことは。少なからず、寂しいものがあったが)
ドライヤー、先に使ってもいいか。……乾かしている間に、今一度結び直してほしいんだ。
(バスタオルの中で密着しながら、彼女にそう問いかける。――彼女が許したのであれば、もう一枚バスタオルを取って、私は洗面台に座り)
(ドライヤーを手に取って、濡れた金髪を乾かし始めることだろう。二枚のバスタオルはそれぞれ)
(一枚は自分に巻き、もう一枚は彼女に渡して。バスローブを着ているほど、ここで寛ぐつもりもなく)
(――――少しだけ見せた、女としての私。そして彼女の指先によって、私は今一度王へと戻る)
-
>>72
【ふふっ、分かった分かった……切なかったな、愛おしかったな……待たせてすまない、アイリスフィール……♥】
【……私も、愛おしかったったんだ。だから沢山、沢山……キスして、求めて、やるからなっ……♥♥】
【(無節操にドレスの裾を持ち上げる彼女の姿さえ可愛らしくて、熱くぬめる彼女の膣内に滑り込めば震えるほど興奮して)】
【(吸い上げた彼女の唾液と湧き上がる私の唾液を、溢れても構うことなく彼女へと口伝いに飲ませながら)】
【(爪先で立つ彼女の身体を、そのまま肉槍で持ち上げて――何度も何度も、打ち上げて、打ち下ろして、浮遊感に満ちた快感)】
【……ふふ、どちらが母なのか……分かったものではないな……♥】
【君が求めるなら、何であろうと甘え上手だよ。……それに、例え】
【不器用な振る舞いで、求めてきたとしても。……それさえも、君は可愛いから】
【狂ってもいい、壊れてもいい……それでも沢山、愛してやるから………♥】
-
>>73
(体を清める時間がこんなにも至福な時間になるとは思わなかった、と彼女と包まれた新品のタオルの香りを感じ取りながら、未だに心臓は高鳴っていた)
(泡だった掌を目で追っていたことも、シャワーを浴びる姿に見とれていたことも、上手く思い出せない)
(髪を下ろした姿はそれほどまで心に深く突き刺さるものだったようで)
(その姿を大切に心へとしまうように、片時も彼女から目を離さなかった)
…えぇ。
是非、私に結わせて。
(名残惜しいけれど…とは決して口にはしなかった)
(彼女は彼女…この姿も愛しく思う、けれど王として姿をとる彼女も愛おしい)
(それに女性としての姿は、きっと私だけのもの…尚更に結わなければならない)
(誰かにでもその姿を見られたら…きっと嫉妬が芽生え醜くなってしまうから)
(だから、彼女の後ろに立ってまだ濡れた金色の髪を指先で触れて)
(女性から…凛々しく威厳のある王へと変えていく)
(女性として対等な立場から、それは恋人、夫婦、主従と変えていく)
(改めて、私の愛した人はこうも気高く…尊く、胸が締め付けられるほど乙女心を鷲掴みにしてくれる)
(王として、夫として、私の雄としての彼女に愛した自身を見て欲しくなって)
(身体を包んだバスタオルを解き、彼女へと洗面台の鏡越しに全てを晒し出して)
……アルトリア。…私の愛した人。
……その方が貴方らしいわ。
-
>>74
【愛してっ…お、犯してっ…。アルトリア、切なかったの…ずっと、ずっと…!】
【…貴方も…? えぇ、沢山…求めて。…何回も何回も、お互いが果ててしまっても、絶対に貴方をぉっ…求めるの、やめ、ないからぁ…ぁああっ…!】
【(舌を激しく絡ませ合いながら、流し込まれる唾液に喉が詰まっても求める事はとまらない)】
【(打ち上げられ、地に爪先が離れてもその体勢を変えることはない)】
【(互いに立ったまま、いつものようにキスをしながら、激しく犯されることに異常に興奮していた)】
【貴方が母親なのよ?幼児の甘えというのは、それほどのことなんだから。】
【ふふっ……楽しみ。本当に楽しみ…♪】
【それでも次回は、その自虐的衝動は抑えるつもりよ。甘えに徹するから、それはあまり大きく必要ないと思うから。】
【けれど…その次はきっと…私は死ぬまで求めてしまうわ…♥】
-
>>75
(彼女の微かな躊躇いを、私は感じた。――この姿を見ていたい欲求がそうさせたのだろうと、どことなく思った)
(去来する申し訳なさが心にあった。されど、私がこの姿を許すのは、彼女の前でだけ)
(そうでなければ、私は王でいられない。一人の女として振る舞うことは、彼女の前でしかできることではない)
(乾いた髪を、彼女の白い指先が編んでいく。擽ったいような感覚と共に、束の間の女となった私は薄れて)
(やがて鏡に映るのは、金の眼光に冷酷なまでの厳格さと、変わらぬ凛々しさを湛えた――騎士王、アルトリア)
(――そして。彼女が私の髪を結い切った時、彼女が見せたその行いに……私は、悠然と振り向いて、微笑んで、立ち上がって)
……ありがとう、アイリスフィール。
…………であれば、私は君の王でいよう。永遠に、君だけのな。
(彼女と同じように、バスタオルを脱ぎ捨てて。神々しいまでに白く、華奢で、それでいて実った彼女の肉体を)
(見惚れるように眺めながら、しかしやはり鏡越しよりも、こうやって直に見ることがどれほど幸せなことか)
(彼女の裸体を、私の裸体で強く抱き締める。瑞々しさに満ちた肌を重ねて、剛胆さすら下地に満ちた私の笑顔で、彼女を見つめ)
……さあ。旅立ちの支度をしよう、アイリ。服を着て、少しの荷物を纏めて。
――君が望むなら、ここの主人に書き置きの一つでもしたためていくといい。
私と君の新しい旅路は、ようやくそこから始まるのだから……な。
-
>>76
【ふふっ……ああ、勿論だ……♥愛して、犯して、蕩けさせて……やるから、なっ……♥】
【何回イッても、気を失っても、身も心も壊れても……ずっと、ずっと、求めてやるから……な……♥】
【(貪欲に求め続ける彼女の舌先を、何度も何度も吸い上げて、啜り上げて……それだけで果てるような口付けを)】
【(彼女の最奥へと打ち付ける度に背筋を震わせ、一層熱さと滑りを増す膣内に、何よりも)】
【(ずっと彼女を求め続けてきた私が、そう長く耐え切れるはずもなくて。――どぽん♥どっぽん♥と肉棒を脈打たせながら)】
【(早すぎるほどの、しかし彼女を果てさせるには十分なほどの絶頂を、深いキスのままに注ぎ込んで)】
【くすっ……流石に、母親が言うと納得が行くよ】
【であれば覚悟しておくがいい。――母乳と精液と汗で、君の全身を浸して、母乳に濡れた私の乳房で君の頭を揉みしだいて】
【(頭の中が真っ白になるまで、犯して愛して可愛がってやるからな……♥】
【……ふふっ、抑えなくてもいいのだぞ……?君の求めであれば、いつだって応えよう。】
【ああ、その時には……力のままに犯して、力のままに痛めつけ、力のままに何度も殺してやる……♥】
【吐き気を催すまで口と喉で奉仕させ、四肢を折って君の自由を奪い、胸を割いて心臓を鷲掴みにして……】
【我が魔槍で股間から脳髄までを突き刺して……溢れ出る血を啜りながら、君を犯してやろう……♥】
【何度であろうと、蘇らせてやるからな……我が聖剣の鞘を持つ君の、幸せな運命だ】
-
>>77
(清められたその柔らかく、逞しい身体…私の身体を簡単に包み込み、絶対に離さない)
(か細い腕にどれだけ力を込めても、揺るぎない大木のように彼女は凛然と微動だにしない)
(これが私の王、これこそが揺るぎない愛しい人だった)
えぇ…私の王様。
どこまでも供に、どこまでも側に。
片時も離れず、愛おしく想い貫く事を…誓わせて。…アルトリア…。
(脱ぎ捨てたドレスを身に纏って、部屋を見渡していた)
(彼女の言葉通り、支度をして…部屋の中心に立ち尽くしてて)
(あの人を探してここに来た事を思い出し…その出会いから今までの事を思い出として読み返していた)
……私は彼を愛していたの。
…………不器用な人で、自分をも犠牲にして。…だから私は彼の枷にならないように努めて、愛していた。
…それを彼も気付いてる。…私達は夫婦だから
だから、きっとこの部屋に帰ってきたらきっと気付いてくれる。
私が去った事に、もう二度と戻らないことに。
…なにも置いていかないわ、アルトリア。
願わくば、彼が自分を責めたりしないように…
(彼女の手を強く握る)
(心配するのは彼とその二人の子供、先の事を案じて瞳を閉じて祈っていた)
(…だが後悔は微塵もない。彼女と生きるという運命に刃向かう理由もない)
(私はただ一人…アルトリアという一人の英雄を愛せたのなら何も要らなかった)
……行きましょうか?アルトリア。
-
>>78
【そうっ…知ってるわっ…貴方はそう、私が意識を失っても、絶対犯し続けてくれる…!私が何度果てても際限なく腰を振ってっ、乱れてくれる…!】
【そんな貴方が好きぃ、大好きよ…!誰よりも私を理解してくれてるそんな貴方を、私はっ…本当に愛してるわぁ…ぁああっ♥】
【(火傷するほど熱く噴き出される精液が、既に蠢き始めていた子宮にぶち当たると)】
【(脳天から爪先まで雷が落ちたような激しい衝撃とともに絶頂する)】
【彼女の首に腕を絡ませ、もう地に足はついていなかった。その肉槍の堅さとわずかな腕の力で姿勢を維持していた)】
【イリヤには絶対に見せなくないわ。ふふっ】
【甘える姿を見せるのは貴方だけ。…また一つ増えたから嬉しい。】
【夫…王…雄…それに母。…どれも貴方で、どれも愛しているからね。】
【……ぁぁあああ…♥】
【私は幸せよ。本当に幸せ、貴方に会えて、貴方に殺される事に。】
【何度でも…何度でも殺して。私はそのたびに狂うほど死に間際でも果てることをやめないから…】
【本当よ。…だって、今でさえ、貴方の語りだけで…私はもう何度もおかしなぐらい果ててるのよ…♥】
【……なんて幸せな運命かしら……。】
-
【……すまない、つい君が愛おしすぎて……返事をするのに、少し時間がかかりそうだ】
【どうかゆっくりと待って、ゆっくりとせがんでいてほしい……】
-
>>81
【ふふっ、大丈夫よ。】
【短くても…っていうのは野暮よね。…来て、アルトリア。】
【私をもっと愛して…。】
-
>>79
(力を込めて抱き返す彼女の両腕をしかと受け止め、彼女にとっての揺るぎない証として存在を示し)
(そうすれば今度は私の番だった。彼女を深く抱き締め返し、彼女への独占と愛情を示して)
(彼女の誓言を、そっと聞き遂げれば。私には、それに応える義務があった。雄として、王として、夫として――彼女の、恋人として)
……ああ。確かに聞き入れたよ、アイリスフィール。
では、私も誓おう。……永遠に君の側にいて、永遠に君の手を取り……永遠に、君を愛することを。
……世界で一番、愛おしいよ。アイリスフィール。
(薄布を着て青黒い甲冑を纏い、サークレットを冠ったのなら。私は、一人の威厳ある王として、彼女の側に立つ)
(――部屋の中央に立ち尽くす彼女の姿は、儚さすら感じさせるほど美しく、玲瓏で、貞淑で)
(あれほどまでに私の肉槍に乱れた女性が、同じ姿をしているとはとても思えずに。――彼女の新たな一面を、知ると同時に)
(どこか、言い難い感情を覚えた。決して後悔ではない。罪悪感ではない。索漠でもない。――――ただ、彼女が、切ない顔をしていたから)
…………そう、か。…………なら、いいんだ。
(目を閉じて、頼るように私を握り締める彼女に応じて……華奢な指先を握り返しながら)
(前を向いたまま、そう述べた。それ以上の言葉は、必要なかった)
(苦悩してはいないのだろう。懺悔などするはずもないのだろう。ただ、今の彼女にとって)
(依拠して信頼できる存在は、たった一人の彼女の王。――――アルトリアと呼ばれる彼女の夫、彼女の妻、彼女の恋人)
(だから、私は彼女を導かねばならなかった。そしてまた、導きたかった。彼女と共に、その温かい手を取って)
(部屋のドアノブに手をかける。私が彼女と出会った場所。私と彼女の、一つの人生が終わった場所)
(――私と彼女の新しい夜明けに向かって、歩き出す場所)
ああ、行こう。――――アイリスフィール。
(ドアノブを回した。扉はきっと、呆気なく開く――差し込んだ光は、私たちの凱歌)
-
【……重ねて謝らねばならないな。……大分遅くなってしまった、すまない】
-
>>83
【アルトリア。…私はこれ以上、綺麗に終われる言葉が見つからないわ…】
【こんなに清々しく…伝えたいことも貴方に伝わって…次に言葉を紡ぐことは余計なことだと感じてしまう。】
【だから、これで…ここからまた始めましょう。二人の歩みを。】
【貴方の愛が伝わった、感じ取れた。…愛されてるって…また大きく分かってしまった。】
【私の為に、考えてくれてありがとう。待っている間の愛おしさを与えてくれてありがとう…私のアルトリア。】
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>>85
【……そうか。………嬉しい、と何度言ったか、もう分からないが……それでも、やはり、嬉しいよ】
【ああ。………ここから始まるんだ、私たちの新しい日々が……新しい、運命が】
【……こちらこそ。私の愛を受け止めるために、待っていてくれてありがとう……アイリスフィール。】
【これからも、度々待たせてしまうかもしれないが。……その度に恋焦がれて、私を想ってほしい】
【さて。……夜も更けてきた。………先刻語った、新しい一夜への文章も】
【書いておきたい所ではあるが、何分頭が回りそうにない。……許してくれ、アイリ。】
【……明日は、何時から逢えそうだ。……今日と、同じか?】
-
>>85
【……そうか。………嬉しい、と何度言ったか、もう分からないが……それでも、やはり、嬉しいよ】
【ああ。………ここから始まるんだ、私たちの新しい日々が……新しい、運命が】
【……こちらこそ。私の愛を受け止めるために、待っていてくれてありがとう……アイリスフィール。】
【これからも、度々待たせてしまうかもしれないが。……その度に恋焦がれて、私を想ってほしい】
【さて。……夜も更けてきた。………先刻語った、新しい一夜への文章も】
【書いておきたい所ではあるが、何分頭が回りそうにない。……許してくれ、アイリ。】
【……明日は、何時から逢えそうだ。……今日と、同じか?】
-
【む、ッ……二重に書き込んでしまったな、すまない】
-
>>87
【新しい日々…貴方も、私も、誰も知らない日々が始まるのよ。】
【出会いの時からは想像もしていなかったアルトリアと歩んでいく世界を…今から私は…楽しみでしょうがないわ。】
【同じよ、アルトリア。】
【私も待たせてしまうから、だからお互いを想って…待つの。私は貴方を…貴方は私を。】
【恋い焦がれて待つことに…私も不安には絶対ならないから。】
【ふふっ、私も…微睡みの中に貴方を思い浮かべてしまうぐらい…眠いから。】
【明日は15時から手が空くわ。…だからそれ以降で貴方に合わせるから。】
-
>>88
【ふふっ…私の王様も眠気には弱かったのかしらね。】
【貴方と私の場所なんだから…謝る必要なんてないのよ。】
-
>>89
【…今からでも心が躍る。誰もが知り得なかった新たな道を、私たちは歩んでゆくのだから】
【よもや私たちの関係が、このような形に変わりゆくとはな。………今すぐに、君を貪ってしまいたくなるよ。ふふっ】
【……そうだな。お互いにお互いを心待ちにすると、私たちは誓ったのだから】
【であれば………ふふっ。長く長く、待っていてくれよ。………その分だけ君のこと、熱く求めるから。】
【15時か、把握した。……私も、眠気には勝てないようだ。全く……ふふっ】
【……今日は、求めたいのだろう? ……君が眠りに就くまで、犯し抜いてやるからな……♥】
【(眠気に蕩ける彼女に囁いて、耳元に口付けをして。何時もの寝台に、彼女を押し倒し)】
【(そのまま正常位の姿勢で、彼女の膣口に亀頭を押し当て……どぷんっ♥と音を立てて、またも彼女を犯し)】
【(そのまま彼女にのしかかって、唇を奪い……舌を絡め。激しく容赦のないピストンを繰り返しながら)】
【ん、じゅるっ、ちゅる、ちゅううっ……おやすみ、アイリ…………♥ んっ、んんうっ……♥】
【(まずは手始めとばかりに、彼女の中へと深く精を放ち。それでも止まることはなく、愛しい彼女を犯し続けて)】
【(夜が終わるまで、私はずっと彼女を愛し続けることだろう。気を失っても、腰が抜けても、身も心も蕩け切っても………。)】
-
>>91
【私も…早く貴方と重なり合いたい。】
【初めはただ自分の欲求を満たしたいだけだった…でも今は違うわ。】
【貴方を満足させて…私も満足したい。…だからどんどん貪って満足してね。】
【…待ちます。いつまでも…。】
【何分何時間何日…だから待たせたら待たせた分だけ…私も気が狂ってしまうほど、求めるから。】
【えぇ、その時間に。私も勝てないから…ふふっ。】
【じゃ、おやすみなさ…… ぁはっ…駄目よ、明日に響いちゃうからぁ……♥)】
【(拒む言葉が嘘偽りだと言うように、睡魔よりも彼女に蕩けた瞳を向けて)】
【(股を開いたその先は、まだかまだかと雄を待つように愛液を溢れさせて)】
【(体重とともに押し進んでくる硬く脈打つものに今日一番の甘く艶めいた声を惜しげもなく漏らして)】
【ぢゅぅっ…んあっ、んんぁはっ…おやっ、すみぃぃっ…アルトリア♥ んちゅ、っ……イくぅ…ひぐぅぅっ……♥】
【(両足を彼女の腰に絡ませて、彼女を、精液を逃がさないようにして子宮にまたも精子で殴られると激しく全身を痙攣させていて)】
【(微睡みに足を踏み入れるつもりなんてなく、それは朝まで…いや、お互いが睡魔に負けるまで続く性行為だった。】
-
【さて。晴れて我が妻となったアイリスフィールと借りよう】
【少し待っていてくれ。……新たな一夜を書き出すから】
-
【……つい借りるとは言ったが、ここは私たちの居場所か。ふふっ】
-
>>93
【こんにちは。アルトリア…ふふっ、私も借りるわ。】
【わかりました…どうぞごゆっくり。…昨日の熱が残ってるわ…素敵だった、アルトリア。】
-
(私と彼女が冬木市を出て、何週間が経っただろうか。行くあてのない放浪の旅を始めた私たちは)
(何とはなしにまずは北へと向かっていた。時に我が愛馬の背に乗り、時に文明の利器を借りて、時に私と彼女の両脚で歩きながら)
(不思議なことではあったが、旅費に苦労することはなかった。――あまり贅に満ちた旅を、私たちが望まなかったこともあるが)
(季節は既に夏を迎えていた。その熱さから逃れるために、私たちは北へと向かったのかもしれない)
(蒸すような熱さを含んだ森の空気を吸いながら、私たちはそれなりに整備された林道の斜面を登っていた。)
(日本における、東北部と言っただろうか――内陸部に近いとある田舎町。閑散とした田園地帯が広がる、特に目ぼしい産業もないという集落)
(昨夜に泊まったビジネスホテルからチェックアウトしたのは、結局正午手前になってからだった)
(喚び出した愛馬に乗ることもできたが、やや不摂生な昨今の生活を気にして徒歩を選んだ。)
(本格的に移動を始めたのは2時を過ぎてから。本当であれば、今日のうちにこの街の名所にでも立ち寄りたかったが、それは明日になるだろう)
(時に休憩を挟み、路傍の古びた軽食屋で遅い昼食を済ませ、そして新たな止まり木に向かう。移動距離は、決して長くはなかった)
(木々に遮られつつも、林道に差した夕陽が辺りを橙色に照らす。――握り続ける彼女の手も、きっと同じ色)
(舗装されたゆるやかな斜面を登りながら、目指しているのは今夜の宿。昼の軽食屋で尋ねておいた場所)
(あまり煌びやかな場所でこそないが、自家温泉も兼ねる慎ましやかで落ち着いた宿だという。序でに、宿賃も安いと聞いた)
(林の向こうで流れている、小川のせせらぎを聞きながら……曲がり道に差し掛かったところで)
……見えてきたな。あそこだ、アイリ。
(少しだけ、疲れの籠った声だった。空いた片手で、曲がり道の向こうから現れた漆喰の壁と瓦屋根を指差す。やはり、橙色の靄がかかっていた)
(車の往来に気をつけながら、車道を横断して宿を目指す。そうして、すぐに宿の前について)
(玄関の前で、立ち止まる。林間に立つ、慎ましくも瀟洒な宿だった。藍色の暖簾に白く染め抜かれた宿名。「朱鷺河」――聞いた名前と、同じ)
(擦り硝子の向こうには穏やかな明かりがあった。木枠の引き戸に手をかけて、私は宿の扉を開くだろう)
-
【……やや無駄なところも多いが、雰囲気のまためだ。許してほしい】
【ふふっ。……そこまで気に入ってくれたか。私も、嬉しいよ】
【………これから、寝るときは毎晩。あんな風に、愛そうか?(するりと彼女を抱き寄せて、耳元で囁き)】
-
>>96
………暑いわ。
(純粋に身体が感じていた感想を漏らす)
(季節は夏、生まれ育ってきた地とは正反対の気温に湿度)
(日本の夏というのを額に少し汗をかきながら十二分に体感していた)
(それでも繋ぐ手は離さない…この旅路の意味が彼女にあるからだ)
(アーサー王、騎士王と呼ばれ突如出現した、サーヴァント……私の運命の人)
(共に歩くと誓い、共に生きると決めた。全てを捨てて彼女の傍らに居たいと願った)
(その願いを叶えている旅路の途中だった)
…まぁ。あそこが今夜の宿かしら?
歩いてきたかいがあったわね。…とてもゆっくり休めそう。
(風の音、葉がすれる音を感じて良い予感をさせてくれる宿を眺める)
(あの彼女でさえ、声色に多少の疲れを見せていることに、なんだかそれがとても可愛らしく思えて)
(彼女に寄り添いながら、それは端から見ると恋人同士のように宿へと進んでいく)
-
>>97
【無駄なんて一つもないわ。…貴方と過ごす日々の始まり…わくわくしてるからね。】
【……駄目よ。睡眠が取れないの…あんなこと毎日じゃ…】
【出来事を思い出して、頬が赤くなった。睡眠なんて関係ない無尽蔵の体力で毎晩あんなに愛されるのは困ったようで)】
【(それでも、期待を半分込めたような瞳を彼女に向けていた)】
-
【………すまない、少し席を外していた。今から書き出す、待っていてくれ】
>>99
【……そう思ってくれるか。では遠慮はしないぞ、アイリスフィール】
【くすっ…眠らなくてもいいぞ? 疲れた時は、私に身を委ねればいいのだからな】
【(期待を込めた彼女の瞳をしっかりと見届け、どこか意地悪いように笑って)】
【(彼女の頬にキスを落とし)】
-
>>100
【気にしないで。時間はまだあるから。…今日は23時頃までよ。】
【もうっ…どうして貴方ったら…。】
【眠らなきゃ、休めないわ。貴方と違って私は弱いの。疲れたままじゃ…貴方に奉仕できないわ。】
【私にも貴方を愛させて?…私にも貴方を犯させて…ね。】
【(言わなくてもわかっているように諭されると唇の温かさ以上に頬が赤くなって、彼女の胸を枕の代わりのようにして顔を隠した)】
-
>>98
決して豪勢ではないが、かえって丁度いい所だ。……楽しみだよ、私も。
(私に寄り添う彼女を感じて、きっと傍目から見れば私たちは恋人同士のように見えるのだろうと)
(しかし彼女も私も、ひどく季節の外れた格好であった。白い帽子に白いドレスのような彼女に、鎧を隠すため黒い外套を纏った私)
(暑くもなるし疲れもする。不意に疲れを見せてしまったことを、内心で少しだけ恥じらいながら。戸を引けば、がらりと音を立てて扉は開き)
(玄関そばの受付から、人の良さそうな中年の女将がやや驚いた顔で挨拶した。夕食と一泊を過ごしたいと問えば、快い料金で了承してくれた)
(土足で上がってはならない文化にも慣れた。ただ外套で隠した具足を脱げば、殊更不思議そうな顔をされたが)
(幸いなことに、深く詮索されることはなかった。具足を片手に、彼女の手を優しく握りながら、私たちは案内されて部屋へと向かった)
(畳敷きの、小ぢんまりとした和室だった。二人が過ごすには過不足はない。窓から差し込む夕焼けは、青黒くなり始めていた)
……今から用意してくれるそうだから、夕食はやや遅くなると聞いた。
先に、風呂でも入っておくか? ………君もきっと、疲れたろう。
(女将が出て行けば、当然私たちは二人きりになる。とりあえず扇風機を回して、淀んだ空気をかき混ぜて)
(私は外套と鎧を脱ぎ捨て、汗に濡れた下着姿になる。ほのかに当たる扇風機の風さえ心地よかった)
(だから、彼女にも問いかけた。……こういう宿には、借りられる洗濯機や浴衣があるものだし)
(何より今朝は昼まで愛し合った挙句、か弱い体の彼女を連れ回し続けたのだから……少しの申し訳なさがある)
-
>>101
【ありがとう。……その時間なら、最後までいられそうだ】
【くす……分かった分かった、悪かったよ。………君も、私のことを求めたいものな。】
【……なら、繋がったままでもいい。私の胸で、落ち着いて眠るといい。】
【(口付けに応じるようにして頬を染める彼女が、どうにも可愛らしくて)】
【(苦笑しながら詫びて、私の胸に思い切り彼女を甘えさせて……よしよしと抱き寄せながら、その頭を撫で)】
-
>>102
ふふっ、そうね。二人だけで過ごすには丁度良い場所…えぇ、とっても楽しみ。
(戸を開くと、女将さんらしき人が迎えてくれる)
(驚いている表情にも慣れて、隣でくすくすと笑っていた)
(いつかは彼女もこの世界に馴染んだ服装を身に付けるだろう、その時は私が選んで着せてあげたいなと思いながら)
(案内をされた部屋にたどり着く)
(帽子を置いて、畳の和の香りと民泊ならではの風情ある香りを目一杯堪能するように深呼吸して)
(素敵な部屋ね。と鎧を脱ぎ始めた彼女に伝えながら扇風機の前にちょこんと座って)
ふふっ、駄目よ。アルトリア。
こっちに来て…座って。
(彼女の気遣いをわざと断り、手招きをして呼び寄せる)
(もちろん自分自身も相当に体力は消耗している、彼女もきっと。だから汗を流したいのもわかる)
(それでも断った理由は一つ。)
(彼女と一緒に過ごせる空間がやっと出来たこと。食事も、道中も、周りには人がいて一緒にはいたが彼女を独り占めは出来なかった)
(だからこそ、この瞬間は、この瞬間からは私だけのものとなってくれる)
(今すぐにでも彼女と寄り添いたいと思って、隣に座ってくれるように施したのだった)
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>>103
【それなら…いいわ。貴方を感じながら寝かせてくれるなら…私はそれで十分休めるから。】
【でも…本当に繋がったまま…アルトリアは我慢できるのかしら…?】
【(頭を撫でられる心地よさに包まれて、胸に埋もれたまま上目遣いをして、疑心暗鬼に彼女を見つめて】
-
>>104
(彼女の言葉を聞いて、困ったように笑いながら私は振り向く。そうか、やはりか)
(――私にも、彼女を独占したい欲求はあった。愛しい彼女が誰かの目線に晒されていることは、許しがたいくらいだった)
(「……分かったよ、アイリ」――だから、拒む理由もない。そう返して、頷いて、手招きをする彼女のそばに座って)
(片腕で彼女を抱き寄せて、しっとりと汗に濡れた肌を重ねて。もう片腕で彼女の手を取り、恋人結びに絡めて)
……ふふ。……では、もう少し寛いでいようか。
(隣から彼女の顔を覗き込み、その唇をちゅっ、と軽く奪う。微かな塩味が心地よかった)
(もっと彼女が欲しくなって、白い首筋に舌を這わせる。じんわり浮かんだ汗を舐め取り)
(熱い唾液の跡を残しながら、口許まで舐め上げて……ちゅ、っ。もう一度、今度は少し長い口付けを)
……可愛いよ、アイリ。……君が、言ったのだからな?
(金の瞳を実に楽しげに潤ませながら、くすくすと笑う。――ちゅ、と音を立てて、またも唇を奪い)
(舌を入れることも、彼女を啜りあげることもしない。食むような、優しく浅いキス)
(――幾ら私も求めていたとはいえ、口にしたのは彼女だ。であれば、私に愛を求めるのは、やはり彼女でなければならないから)
-
>>105
【……くふっ、さあな。………君が余りに、可愛い仕草をするのなら。】
【迷わず君の子宮をえぐって、微睡みにとろけたままの君を、一気に絶頂へと導いてしまうかもな……?】
【………冗談さ。愛しの妻の眠りを、妨げられるわけがないだろう】
【(疑わしそうに上目遣いで見つめる彼女に、くすくすと笑いながらそう返して)】
【(愉悦に満ちた表情を、きっと私は浮かべているのだろう。――大嘘つきになるのも、たまには悪くはない)】
-
>>106
寛ぎましょう。
ゆっくりするには最高の時間よ…ふふっ。
(隣に座ってくれた彼女が体を抱き寄せる)
(互いに肌を重ねたかったが、ドレスを脱ぐことさえ煩わしい)
(指を絡めてぎゅっと握る…彼女と、二人だけの世界で触れあうこの瞬間も堪らない至福の時間と感じて)
んっ…ちゅ……んっ、アルトリア。
ふふっ、寛ぐんだから…駄目よ。
(汗の味を含んだ彼女の唾液を首筋にまで感じながら、優しいキスを受け止める)
(暫くして惜しむように唇を離すと、彼女がしたように首筋に小鳥のようなキスを何度も繰り返す)
(胸元まで啄むキスを行うと、彼女に寄りかかるように体重を預けて)
(求めた私からそれ以上の行為はしなかった、彼女も呆気にとられるかも知れない)
(それでも彼女を求めたのには理由がある。身体を重ねる以外の愛情も受け止めてほしかったからで)
(ゆっくりと預けた身体は、太腿が枕の代わりをしてくれるまで沈んでいく)
(…所謂、膝枕をして身体を休ませようとしていた)
……お願い、アルトリア。
…少しだけ、こうして休ませて?今は少しでも貴方と離れたくないから。
-
>>107
【…もうっ。冗談には聞こえないんだから…意地悪ね。】
【……でも本当は、関係ないの。…私が夢の中へいても、貴方がしたい時に、いつだって動き出しても…】
【私はそんな時でも…必ず感じてしまうのよ。】
【(冗談には思えない発言に、呆れたようにまた顔を伏せて)】
【(しかし、またすぐ顔をあげ本音を伝える)】
【(快楽に囚われた瞳を彼女に見せて、その場で少し背伸びをして唇を重ねた)】
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>>108
……むぅ、……ずるいぞ、アイリ。……私だって、君のことが欲しくてたまらないのに……。
(首筋に降り注ぐ彼女の口付けを受ければ。んっ、んっ、んうっ……と、何度か擽ったさに声を漏らし)
(寄りかかる体重を感じれば、普段は彼女の服従の証として、続く狂おしい愛し合いを期待するというのに)
(それを制止されているのだから世話はない。……珍しく、わざとらしく不満げな顔をして。)
(それでも、やはり。きっと彼女は、疲れているのだから………休ませてあげたいと思うのも)
(また同じように、私の本心であったから。「仕方ないな」という前に、私の顔は苦笑に変わって)
………分かった。ふふ、ゆっくり休むといい。……疲れが癒えるまで、な。
(胸に劣らず肉付きのいい、しかし柔らかさの奥に確かな芯を感じさせる太腿で、私は彼女を受け止めて)
(彼女が求めている、欲望のままに貪ること以外の幸せを、二人で分かち合って甘受しようとして)
(微かに湿った銀色の髪と、確かな存在を感じさせる彼女の頭が、私の太腿に沈んでいくのを感じる)
(不思議な感覚だった。誰かに膝枕をするなんて――でも、彼女の望んでくれたこと)
(無性に嬉しさを覚えて、恋人結びの手をそっと強く握り締める。肩を抱いていた手で、優しく彼女の背を撫でながら)
(遠くで鳴く茅蜩の声と、扇風機のモーターが回る音。壁のずっと向こうで聞こえる、恐らくは夕食に動く厨房の音)
………ここの夏は、暑いな。
(湿気と熱に満ちた空気が流れていく。そ、でも私の呟きは、きっと彼女にも伝わるから)
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>>109
【……ふふっ、そうだろうな。君の心は誰よりも知っている……君以上に、な。】
【愛されたいと思った時には、構わず強請っていいのだからな。……私は、いつだってそれに応えるから】
【(情欲に満たされた彼女の紅い瞳を見つめながら、にっこりと彼女へと笑いかけて)】
【(彼女が爪先を立てて私にくれた、優しいキスの返事をする。彼女の腰を抱き上げて)】
【(私から、彼女へと口付ける。――ちろり、と彼女の唇に、舌先を這わせて)】
-
>>110
(見えてないが、不満げな表情を浮かべる事は声色でわかる)
(心の中でごめんね、と謝罪をして)
(十分に休息を取り、そして一日の終わりに…貴方を狂おしいほど愛するから、と心に決める)
(背中を撫でられるとなんともいえない嬉しさがこみ上げ、彼女の顔が見たくなって)
(体勢を変えて、仰向けとなって彼女を見上げながら太腿の感触を頭で感じる)
(汗と彼女の香りに包み込まれながら二人だけの時間を過ごしていた)
…夜は、涼しくなるわ…
近くでお祭りがあるそうよ。…夏祭り。…明日の夜にでも見に行かない…?
(甘えたようにゆったりとした口調で彼女を眺めながら話していく)
(彼女しか見せたことのない姿、彼女しかみせたくない態度、身も心も預けれる彼女だからこそ)
(口調も気も緩んでしまうのだった)
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>>111
【私以上に…知ってくれてるのね。…嬉しいわ。】
【…えぇ、いつだって…応えて。微睡みに向かう途中でも、些細な話の間でも…】
【それに今だって。…ね。】
【(彼女に抱かれ身体を預ける、向かって背伸びをしたことの気遣いに優しさを感じて)】
【(唇を這う舌にくすぐったく感じるがそれ同時に更に求めたくなる欲が湧き出るが)】
【(彼女の唾液でその唇が余すまで唾液で塗られるまで待っていた)】
-
>>112
(甘えた猫のように身体を翻す彼女の姿が、どうにも可愛らしくて仕方なくて)
(外で見せている品格ある貴婦人のような振る舞いを、微塵も感じさせないような彼女の甘え方が)
(つい愛おしくて、愛おしすぎて。――こんな表情を見せてくれるのは、私の前だけ)
(そして、こんな表情の彼女を愛せるのも、私だけ。そう思うと)
(意識せずに私も、つい狙いを定めるような表情を浮かべてしまう。彼女を貪るとき、いつも浮かべている顔を)
(――いけない、いけない。今は、彼女と緩やかに時を過ごしているのだから……すぐに、そっと落ち着いた笑みを、浮かべ直して)
……ああ、私も聞いている。………相応に遅くまで、開いているようだから。
君さえ許せば、今日の内に行きたい。……それに花火が上がるのは、今日だけのようだからな。
(街の所々で見かけた張り紙。昼食の時に耳にした催し事の噂)
(日本の夏祭りを私はあまり知らなかった。彼女はどうなのか、分からなかったが)
(しかし祭りが最も盛り上がるのは、やはり音と光の溢れかえる催しなのだろう。花火というのは、そういうものだと聞いている)
(無論ここから眺めることもできるのだろうが、この宿に泊まるのは一泊のことである。)
(況して、彼女がいるのだから……祭りの熱気に当てられたあと、空に上がる煌めきを見るのが、私の望みだった)
-
>>113
【ん……ふふっ。当然だ。】
【……口に出してくれた方が、より興奮はするがな。くふっ……。】
【(従順な彼女の唇にべっとりと私の唾液を塗りたくり、しっかりと彼女に私の存在を記してから)】
【(そのまま舌を伸ばし、ふやけた唇の隙間を割って……挨拶でもするように、彼女の舌先を舐めて)】
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>>114
(ぼんやりと彼女を眺める至福の時間)
(笑みを向けてくる彼女も、鎖を咬み千切って今すぐにでも貪ろうと口端を上げている彼女も、愛おしくて堪らない)
(自然と口元が緩んでしまうのも仕方ない、こんなに美しい人が私に笑みを向けてくれるのだから)
(嬉しさを隠すぐらいなら、彼女と一緒に共有したいと思う)
(指を絡ませていない方の手を彼女の頬にあてて)
…温泉も入って、夕食もとって…そのあとにお祭り…?
…もちろん…一日にそんなに楽しめるなら、…今日行きましょうか……
貴方とみれる花火……楽しみね…
(知識は彼から聞いていた。それでも詳しくはいうつもりはなかった)
(彼女と眺める花火だけを、彼女と過ごすお祭りだけを、知って感じたかったから)
(きっと彼女も同じ思いで楽しみにしている事と思い、甘く漂わせた口調をさせながらも)
……ふふっ、時間も限られてるし…温泉…に行く?
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>>115
【…そんな気はしてたわ。でも恥ずかしいのよ。】
【…でも貴方が興奮してくれるのなら…これから頑張るわ…。…興奮した貴方もとても魅力的だから。…んっ】
【(唇全体が唾液の温かさに包まれ、どんな高級な口紅よりも艶があってそれに馴染んで)】
【(舌先が触れあい、ちろちろ舐め合っていく)】
【(気分はどんどん高まっていき、舌を絡ませる激しさはゆっくりと増していって)】
-
>>116
……急ぎ過ぎているか? …私も、楽しみだよ。
………きっと、綺麗なのだろうな。……ふふっ。
(頬に触れる彼女の指先に、幸せな温もりを感じながら。温かくて、細やかで、心地よくて)
(私もまた、同じように。先程は彼女の背を撫でていた手を、そっと彼女の首筋に這わせ)
(――昨夜刻んだキスマークを、指先でつまんで。舐め上げた唾液の跡を、そのままなぞり)
……それも、悪くはないが。湯には、ゆっくり入りたいな。
それに、どうせ外に出るんだ。……清めきってから、身体を重ねた方がいいだろう?
(唇にゆっくりと舌を這わせ、見下ろす彼女に微かな舌舐めずりを示す)
(互いにとうに知っていたこと。彼女との激しい交わりは、毎晩の営みだから)
(――それでも、改めて口に出せば、心昂ぶって仕方ない。この蒸し暑い部屋で、一枚の布団にくるまり)
(彼女を容赦なく抱いて、犯して、愛し抜くこと……想像するだけで、股座が微かにひくついて)
とはいえ、……そろそろ、夕食だ。……クローゼットの中に、浴衣がかかっていると聞いた。
…私は、着替えて向かおうと思うが。君は、どうする?
(けれど、それは夜の営み。まだ日は沈み切っていない。まだ、私たちには味わうべき日常がある)
(彼女の身体を抱き起こすことはしなかった。身を委ねた彼女を、動かすつもりにはなれない)
(それでも、彼女の和装を見たことはない。彼女もまた、私の和装を知らない。……知りたかった)
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>>117
【……ありがとう、アイリ。君が頑張ってくれた分、私もたくさん応じるから……な。】
【(激しさを増す口付けを受ければ、私もいよいよ容赦なく彼女の唇を味わい初めて)】
【(奥深くまで舌を絡めて、味わい慣れた彼女の味にえもしれぬ幸福感を覚えながら)】
【(彼女の優しさに応じるように、その頭をよしよしと撫でて)】
-
>>118
…そんなことはないわ…貴方と過ごす時間に。
…より多く触れあって、より多く楽しみたいもの。
…えぇ、きっと…。
(んっ、と声を上擦りながら彼女の指先が這う感触を心地よく感じて)
(自然な指使いをもっと感じたくて)
(まるで猫のように首筋を少し伸ばして触れて欲しいといいたげに瞳を向けて)
……そうね。
ゆっくり浸かった方が休まるかしらね。
……っ……えぇ。…貴方に触れてもらうのなら綺麗な方がいいわ。
(唇を舐める仕草に、瞬間的に想像してしまう)
(毎晩の、朝まで続く容赦のない営みを…しっかりと思い描いてしまう)
(彼女を眺める瞳が蕩けてしまうのも当たり前で、太腿に置いた頭の側に鎮座する…そのものを触れてもいないのに感じ取っていたから)
(しかし、彼女の言葉に目が覚めるように一線は越えなかった)
(ゆっくりとその太腿から頭を上げて、その場に座り込む)
(短い間でも体が軽くなったかのように疲れは癒されていた)
(両手をぐーっと頭の上に伸びをして息を吐き出し、彼女を見る)
(浴衣について何か思い出したようで、少し子供っぽい笑みを向けたら)
……知ってる?アルトリア。
浴衣を着用するときは、下着を付けちゃ駄目なのよ。
ふふっ、貴方は特別似合いそう。私も…もちろん着るわ。
私だけドレスなんて…風情が台無しよ。それに、貴方と一緒の浴衣を着て…歩きたいの。
-
>>119
【ふふっ…嬉しい。】
【じゃあ…もっと。………撫でて。貴方に触れられるの好きよ。…幸福だって感じれる。】
【もっと愛でて…もっと愛して。…貴方が居ないときでも思い出せるように。】
【(深く求めれば、簡単にその激しさを凌駕する彼女の口づけを)】
【(奥深くまで絡めてくる舌から唾液を貪り喉を鳴らして飲んでいく)】
【(慈しんで撫でてくれる動きに比例するように、激しくを増す口付けは止まらなくって)】
【(彼女を捉えるその瞳は目尻が下がって蕩けていた)】
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>>120
(私の言葉を聞いて、瞳の色を変える彼女の姿は、どうしようもなく私を誘惑して)
(微かに屹立を始めた、私の肉槍のことを…今きっと、彼女は意識してしまったのだろうかと)
(胸の内で滾る静かな欲望を、しかし今は抑え込んで。起き上がって延びをする、彼女の素直な仕草に愛おしさを感じ)
(――不意に子供のような笑顔を浮かべて振り向いてきた彼女を、不思議そうに見つめて)
………知らなかったな、それは。
(珍しく、はっきりと驚いた。まるまると目を見開いて、やや恥ずかしげに自分の頬を掻く)
(それでも、彼女は快く着替えることを受け入れてくれた。当たり前のことでも、とても嬉しくて)
(恥ずかしさを誤魔化すように、彼女へとはにかんで)
……ふふ。では、二人でお揃いだな。君の浴衣姿も、見てみたいんだ。
………どうせだ。私は、君のドレスを脱がせよう。君は、私の下着を脱がせてくれ。
(妙なことを言ってみるものだと、自分でも少し不思議なくらいだったが。しかし改めて彼女の裸体を眺められたら)
(彼女が、私の裸体を眺められたら。きっとそれは、とても幸せで)
-
>>121
【……ふふ。撫でるだけでいいのか? もっとしてもらいたいことが、あるだろう…くふふ。】
【思い出すだけでいいのか? 私のことをずっと思って、思って、忘れられないくらいに……刻みつけられたくは無いか……?】
【(彼女の深い口付けをはじめは受け入れる素振りを見せて、彼女に好きなだけ貪らせて……)】
【(喉を鳴らして蠢かせるその艶めかしさに、否応なしに興奮して。――彼女よりも更に激しい口付けで、逆襲して)】
【(蕩けた丸い目尻に、細めた貪欲な瞳を返しながら……彼女の、下腹部に)】
【(いよいよそそり立ってきた、私の肉槍を擦り付けながら……そっと、彼女の臀部を撫で上げて)】
-
>>122
ふふっ、でしょう?
その方が綺麗に着こなせて、見た目も美しくなるのよ。
(驚かせたことを満足して、恥ずかしそうに仕草を取る彼女にくすくすと笑っていた)
えぇ、もちろん。
……ふふっ、改まると恥ずかしいけれど…脱がせてくれる?アルトリア。
(それはいつもの営みでは当たり前のこと)
(だが途端に日常の一部分で互いの裸を見て見られる事はどうしても恥ずかしさが出てしまう)
(それでも彼女が提案した事には拒む理由がなかった、私自身も彼女を脱がせたかったから)
(愛し合う事以外でも、お互い裸となって確かめ合うことが出来るのなら…それはとても幸せな瞬間だと思っていた)
(すっと立ち上がると彼女の前に立って、どこか恥ずかしそうに笑って)
-
>>123
【…どうして…貴方は……そんなに私を分かってしまうの…】
【駄目よ…違うの。…昨日は求めた、とても堪らなくなって…貴方に抱かれて犯されたくって。】
【でも昨日の今日だから…求めすぎるのもいけないって抑えてたのに…。】
【……撫でるだけなんて嫌。…刻み込んで欲しいの、ずっと繋がっていたいって思ってるから…】
【嘘を付いてしまった私を許して…そして罰を与えて。…貴方の雄を私にぶつけて…?】
【(唾液を滴り落としたまま、抑えていた感情をぶつけてしまう)】
【(下腹部に肉槍を感じてしまうと、もう止まらなくなる…彼女に強く抱きついて互いの体を挟んだまま)】
【(撫でられたお尻がきゅっと締まり、我慢鳴らない瞳を向けて)】
-
>>125
【……ふふ。当然のことだ。……君は、我が愛しき妻なのだから。】
【そうか、嘘をついていたか………いけないな。しっかり、折檻してやらないとな……。】
【私の剛直で犯して、愛して、身も心も屈服させて……どこまでも素直な雌にしてやらないと……な……♥】
【(引きずり出した彼女の感情に堪らない愉悦を覚えながら、一層深く彼女を貪る。)】
【(彼女が求めたよりもずっと激しく、ずっと執拗に、彼女の全てを味わいながら)】
【(そのまま、彼女を獣のように押し倒して。はあっ、と熱い息を吹きかけて……)】
【……明日はやや遅くなるが、20時頃から会えるだろう。……その代わり、今夜も寝かせてやらないから……♥】
【愛してるよ、私だけの愛しき妻……アイリスフィール、っ……♥♥】
【(にっこりと笑って、そう言ってのけて。――躊躇いなく、彼女の下着をずらし)】
【(そして、いつものように……いつもよりも、深く。押し当てた肉槍の先端を、彼女へとねじ込んで)】
【(脳天まで突き上げる一撃を、何度も、何度も……夜が終わるまで、否きっと明けても)】
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>>126
【ぁああ……♥】
【素直にしてっ…貴方の逞しい雄にひれ伏したいのっ…はしたない雌の私を屈服させて…!】
【(耐えていたものは、彼女に悠々と壁を壊され噴き出してしまう)】
【(素直な感情は身体にももちろん影響して、押し倒された時には自ら両足を曲げて股を開いていた)】
【20時頃…っ、分かったわ。分かったから……はぁっ…んっっ…♥ 寝かさないで、一晩中っ…貴方を感じてたいのっ】
【アルトリア…♥ 私も、愛してっ…愛していますからぁぁ、ぁああ♥】
【(剥き出しの感情を晒して、いつもより深く奥へと突き刺さったそれは)】
【(私を、なによりも子宮を悦ばせ、甘く艶めいた声を彼女に聞かせた)】
【(例え、何度果てようが気を失おうが、止まることを知らない彼女は夜が明けても続けるだろう)】
【(そして終わりが来るその時まで幸福感で満ちた顔を彼女に見せている事だろう…】
-
【ふふ、アルトリアより早く来れたかしら。】
【…寂しいから、紅茶でもいれようかしら。】
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>>124
(気恥ずかしそうに立った彼女に合わせて、私もまたはにかみながら立ち上がる。)
(――すっ、と彼女を抱き寄せて。ちゅ、とその唇にキスをして。交わりのうちにも入らない、日常の軽い触れ合い)
(彼女に密着したまま、穢れのない白い軽装のドレスを脱がせていく。もっと白い彼女の肌を、はだけさせていく)
(私の白い指先が、彼女の肌を這い回る。慈しむような愛撫に似ていた)
(細やかな感触と温もりの、虜になっていた。いつまでも触れていたかった。夕暮れの光に感傷を受けたのもそうだった)
……しかし、そうだな。ドレスも可愛らしいが、この間君が着ていた……白いコートと、帽子。
………寒くなってきたら、あれもきっと似合うだろうな。……ワンピースも、君には似合いそうだ………ふふっ、今度買ってみようか。
(――白い絹布をすっかり取り去って、畳敷きの床へと落とせば、彼女もまた私と同じ…今日の彼女の下着は、どれだろうか)
(どれにせよ、きっと彼女らしい清楚なものなのだろう。……対して、私のブラジャーとショーツは)
(細い線と小さな布で構成された、黒く大胆なもので。……およそ、彼女の頭を包み込んで余りある乳房や)
(……まだろくな勃起もしていないというのに、下着の中からでもはっきりと形を示す、幾度となく彼女を愛し狂わせた肉槍を)
(とてもとても、抑え込めるような代物ではなくて………私もそれを知っていたから、彼女を優しく見下ろしながら)
(くすっ、と努めて妖艶に………背筋をぞくつかせるような笑みを、少しだけ投げかけて)
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>>128
【待たせたな、すまない。……紅茶か、悪くはない】
【ロシアンティー、と言うのだったか。……あれが飲んでみたい】
【………昨夜の君。とても、とても、可愛かったぞ。(耳元で、熱い吐息の混ざった小さな囁きを……)】
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>>130
【全然…まだお湯も沸かしてないのよ?ふふっ】
【それじゃ…ジャムも用意しなくちゃね?薔薇のジャム、きっと気に入るわ。とても良い香りだから。】
【待っていて、すぐに返事をするからね】
【…はしたない素顔見せるのは恥ずかしいのよ。…貴方だって素敵だったわ。】
【(下を向き顔を伏せてとても恥ずかしそうにしていた)】
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>>131
【薔薇か、なるほどな……そういうものもあるか。楽しみにしているよ、ふふ】
【暢んびりと待たせてもらおう。紅茶も、君の返事も……な】
【君が恥ずかしそうにするから、私ももっと見たくなる。……ふふ、お褒めに預かり光栄だよ】
【(耳まで赤くしそうな彼女の顔を、下から覗き込んで。ちゅ、と唇を一瞬だけ奪い)】
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>>129
…ほんと?…ふふっ、嬉しいわ。
貴方にも贈りたいって思っていたの。
…この宿は一泊だけど、暫く滞在できる街にでも出会えたら、二人で買いに行きましょ?
(彼女に脱がされていく間の会話を楽しむように至って平常心で)
(内に秘める、ぐつぐつと沸き上がってくる性の欲望に気付かれないようにしていた)
(肌を這う指先は、愛おしい彼女の指先で…それはもう愛撫されている事と変わりはなかった)
(例えば、指先が脇を這う時には身体をきゅっと力を入れていたり、鎖骨を撫でられれば喉奥がしまってしまう感覚に襲われて)
(いかに彼女との営みが身体に染み込んできたのかがわかってしまう)
(邪念、というか欲というもに頭を振って忘れようとする)
(今は、今は未だ…違うと。彼女を脱がし浴衣を着る事を優先しないと、反省をしながら思っている間に)
(着用していたドレスを慣れた手付きで脱がされていた)
(真っ白のランジェリー、一見は清楚の定番と
見える下着)
(表裏の布生地を留めるのは紐、真っ白といえど要所は隠れるが少し透けている)
(彼女が好んでくれるように、自身の下着ですら徐々に変わっていってのだった)
(そうして彼女が私の下着を見ていると同じように、彼女の…彼女らしい下着に目を奪われる)
(とても大胆で、いやらしく…目の前が男性なら一目で興奮してしまうだろう)
(…違う。同性でも、今の姿は必ず興奮してしまう)
(まるで収めていない…収めることをしていないのか、男性器は悠に露わとなっている)
(もちろん瞳はその一点に。我慢して感情が熱くたぎるように、身体を巡る)
(ふと、彼女を見る。見てしまう…感じたからだ。はしたい行いを想像している私を、艶めかしく見下している事を)
(視線が混じると、一本の線が切れたようにすとんとその場に座り込んでしまい…熱を帯びた瞳で彼女を見つめ)
(要領の得ない口調で、話しかける)
……まだ…時間はあるのよね…夕食まで…。
仲居さんが来ると時間もまだ先…よね…?
-
>>132
【…なんだか凄く時間がかかってしまったわ、お待たせアルトリア。】
【ついでに紅茶も出来てしまったのよ。…薔薇のジャムも特別香りがいいのも。】
【(大皿に小皿が二つ、イチゴジャムにローズジャム。カップを用意して彼女をもてなす)】
【んっ…。ずるいわ。…貴方の恥ずかしく照れる姿も一度は見てみたいわ。】
【…このままキスする…?それとも紅茶かしら?…今言うことではないけれど、明日は会えないわ。時間が確実に取れない気がするから…ごめんなさい。】
【(恥ずかしい顔を見られて、それに唇も奪われる。呆れたように溜息をつくが、それはとても嬉しそうで)】
-
>>133
おや、ふふ……そうか。……そうだな。君の贈り物、楽しみにしているよ。
(私への欲望を気取られないよう、彼女が必死に平生を保とうとしていることを……私は、とてもよくわかった)
(声色や態度はいつもと殆ど変わらなくても、その身体の仕草が雄弁に語る。――その内心を、気付いていたからこそ)
(ある種冷酷なまでに、私は無知を装った。……ある種の意趣返しでもあった)
(私が求めた時にはあしらわれてしまったのだから、彼女に仕掛ける意地の悪い篭絡も、きっと許されて然るべきだろう)
(差し込む夕日に照らされた白いランジェリーは、それだけで溶けてしまいそうなくらい儚く、清く)
(――それでも、要所ごとに紐を交えた構成は、きっと彼女自身の欲望と忠誠の表れ)
(透けて見える彼女の恥丘と、透けて見える彼女の乳頭を、はっきりと目で確かめてから)
(唐突に、糸が切れたようにして膝を付く彼女。潤んだうつくしい紅色の瞳で、私を見上げる彼女。――ぞく、ぞく)
(その理由はわかっていた。私が彼女と視線を交わしたから。ひどく淫らな視線で、彼女を魅了したから)
(だが、まだ早まってはならない。まだ彼女には、努めて威風堂々たる夫として、振る舞わなければ)
(――――ああ、だめだ。試しに喉奥で流した空気でさえ昂ぶっている。いくら言葉では平然としていても)
(これでは分からないはずがない。ただ、まあ、彼女が要領を得ないのは……幸いだった)
……くす。どうした? まあ、急ぐ必要はないが……疲れたか。
……そうだろうな。私とのまぐわいも拒んだのだから。へたり込んでしまうのも、……無理はないよな………?
(くすくす、と。ひどくひどく、底意地の悪い雄だった。にんまりと笑いながら、物欲しげな彼女を見下ろして)
(「……ほら、私は君を脱がせたんだ。……君も、私の下着を脱がせてくれ」含笑いが、抑えられない)
(――――彼女自ら、口にしてほしかった。欲望のままにはしたなく強請る様を、見せてほしかった)
(私は、確かに慈悲深き王だったが――用あれど誰かに冷酷になれないほど、弁えぬ王でもない)
(……だが。これではやや、彼女が可哀想だという念も、ないことはなかったから)
……奉仕したければ、しても良いのだぞ。アイリスフィール。
(一瞬だけ、片膝をついて。彼女を抱き寄せて、その耳元をべっとりと舐め上げながら、囁く)
(汗にしっとりと濡れた互いの肌が、重なって擦れ合って温もりを伝えて)
(蕩けそうなほどに暑く湿った空気の中、確かに二人の存在を確立する)
-
>>134
【くす、待っていたぞ。……しかと見届けた】
【……なるほど、な。ジャムだけを舐めながら紅茶を飲むのは、初めてだ】
【(「……いただきます、アイリ」手を合わせて、彼女へと一礼する。日本の風習にも慣れた)】
【(許しを得れば、スプーンで先ずは薔薇の方から。「……思ったよりも、甘いのだな。成る程、美味しい」彼女へと、惜しまない賞賛を)】
【(その口で、そのまま紅茶を口にする。上品な味だった――私好みの。「……上手だな、アイリ」嬉しそうに、彼女へ微笑みかけて)】
【……偶には、君が責めてもいいのだぞ。君であるなら、犯されるのも吝かでない……どちらの方でも、な】
【尤も、君が私を犯すための肉槍を得たとして……搾り取られてしまうのが、関の山かもしれないが。くふふ】
【分かった。……寂しくなるが、明後日まで待とう。私はやはり、20時ほどからになる】
【……分かっているだろう? 私は欲が深いんだ……両方できるなら、両方する】
【(呆れつつも嬉しそうな笑みに、傲然とした笑みで応じて)】
【(ジャムと紅茶を口に含み……今度は飲み込まず、そのまま彼女の唇を奪い)】
【(甘い砂糖と、品のある薔薇、喉に抜ける茶葉の香り。――私の、熱い唾液)】
【(全て混ざり合った甘味を、舌の上に乗せて。彼女の唇を解き、舌を絡め、流し込み)】
-
>>135
(酷く遠回しに、けれど彼女なら察してくれると分かっていた)
(彼女の視線が語っていたから…このまま床にでも抑えつけて犯し始めてもおかしくはなかった)
(だが、彼女から紡がれた言葉は予想も想像も出来なかったもので)
(遠回しでも、誘っていた事は自覚してそれを断られたかのような言い回しに)
(恥ずかしくもあり、気が落ち込み、後悔もあった)
(彼女もきっとこんな風になっていたのだろう、と思うと言葉が出なかった)
(はい…、と小さく頷いて下着に手を伸ばそうとする)
(目線は下がったままに、今あの雄を見てしまうだけできっと我慢している身体は限界を越えて…果ててしまうだろう)
(拒否された彼女の前でみっともなく、感情だけで果ててしまうことが嫌で情けないと思ったから)
(彼女は私の夫、それに王でもある。王の前で情けない姿を晒すなんて考えたくもなかった)
(…はずだった)
……ッ……はんぁっ……んっ…アルトリア………!
(私の王様は違っていた)
(慈悲深い王様でも、冷酷な王様でもあって、そうじゃない)
(私が愛した…私を愛した王様こそ…ただ唯一の私の王であった)
(耳元で囁いた彼女はすでに見上げるほどに勇ましく立ち尽くして)
(心臓が破裂しそうに鼓動する、あます事なく…恥もなく、彼女を求める決意を胸にかかてえ)
(彼女の素足に、唇を近づけてキスをした)
…ご奉仕…させて、アルトリア。
貴方のペニスを…口で奉仕……舐めたくて堪らないの。
喉でも、その奥でも構わないわ…貴方を感じたくて、今……今凄く…アルトリアが欲しいの。
(普段の営みでも口にしない事を言葉を振り絞って、見上げて伝える)
(自分が如何に今切ないかをきちんと彼女に伝わるように…)
-
>>136
【美味しそうでしょう?…召し上がれ。】
【(同じように手を合わせて言葉を合わせる)】
【(両手で頬杖をついて、仕草を見つめた)】
【(スプーンを口に含む顔、成る程と頷く顔、私を褒めてくれる顔…彼女との普通の日常を過ごすことに幸せを噛みしめながら眺めていた)】
【……今度教えてあげるわ。…貴方が淹れた紅茶、飲んでみたいの。】
【…考えてもなかったわ。そんな事…】
【そんなの…凄く素敵だわ。貴方を犯せる事も楽しみだけど】
【犯した後の方が楽しみでならないわ。…貴方からの逆襲が。ふふっ】
【明後日。水曜日の20時…えぇ、待っていて。】
【…知っていたから…聞いたの。…でも、本当にするとは思ってなかったから。…まだまだ貴方を知らないといけないわ……アルトリア…♥】
【(甘い…甘い紅茶を彼女の絡めた舌から流れ込んでいく)】
【(鼻を通る薔薇の香りがとても良い香りで、すぐには飲み込まずに)】
【(もっと甘さを、私しか知らない彼女の唾液の甘さが欲しくって、絡めた舌を解く気はなれなかった】
-
>>137
(哀しげに俯く彼女も、期待に目を開く彼女も、震える心に時めく彼女も)
(全て、そうすると知っていた。全て、愛おしくて堪らなかった。もはや何を抑えることもなかった)
(彼女の忠義を示すその口付けに、目を細めながらくつくつと笑って。切なげな告白に背筋を震わせながら、優しく頷いて)
……ふふっ、そうか。奉仕したいか、アイリスフィール。
………いいだろう。我が肉槍を存分に、思いのまま、心ゆくまま………味わうといい。
(見上げる彼女の視線に、金色の眼光を確かに返す。そして、自ら腰の紐に手をかけ……はらり、と容易く布は落ちて)
(――彼女の眼前に、振るわれるように現れるのは、猛々しく天を衝く赤黒い私の肉槍)
(愛おしき我が妻の敬虔なる奉仕を、今か今かと手薬煉を引いて待つそれは、彼女が口を開けてようやく頬張れるほどの太さと)
(彼女の喉奥よりずっと深くを犯して、ようやく収まるほどの長さを持ち始めていて……)
(それでも、私に夜毎狂わされている彼女なら知っているだろう。……まだ、まだ、この欲望は膨れ上がることを)
(そして、最後に。――――また、私は不意に屈んで)
……だが、
………ふふ。本当に、それだけでいいのか……?
…抱き締められて、組み伏せられて、私に包まれて……熱く熱く、激しく狂おしく犯されたいと、思っているのではないか…?
(今度は伸ばした舌先で、ぐりぐりと彼女の耳孔を舐って穿ち尽くし、熱い熱い唾液を塗り付けて)
(そう囁けば、私はまた立ち上がり。くす、と何事もなかったように、彼女へと笑いかけて)
まあ、今すぐ決めることでもあるまい。……遅かれ早かれ、今晩も君を最奥まで愛することは決まっている。
………じっくりと奉仕しながら、私の肉槍を味わいながら……よく、考えるといいさ。
(我ながら本当に意地が悪い。……根に持つ方だ、私は)
(笑いながら、彼女の口許へと。今度は先走りの溢れる鈴口を、口付けのように彼女の唇へと押し当てて……滾るような先走りを残し)
(すぐに離して、後は優しく微笑みながら。愛しい彼女の口先を待つのだった。)
-
>>138
【(うら若い乙女のような仕草で、私を見つめる彼女を見た)】
【(こんな日常の所作一つにも、愛おしさを見出すのが夫妻というもので)】
【(もう一口、紅茶とジャムを味わって。彼女の言葉を聞いたなら)】
【……あまり料理は得意ではないが、君に教えてもらえるなら。それに、】
【朝食を作る時だって、疲れ果てているのは君だろう。……私も、作れるようにならないとな】
【容赦はしないぞ。………いくら愛しい妻だからといって、あまり意地悪をされては私も怒るからな。ふふ】
【胸も、口も、秘部も使って……腰が抜けるまで、搾り尽くしてやろう。………期待しているといい】
【ああ。では、その時間に……くふふっ】
【侮られたものだな、私も………アイリを前にして、謙虚でいられる筈もなかろうが………♥】
【(甘い口付けを求めているのは、彼女も同じようだった。であれば、満ち足りるまで)】
【(彼女の甘さを、貪りながら……香り高いキスを、一杯に続けて)】
【(そして、彼女の身体を抱き寄せて。私の膝に、跨るようにさせて)】
【………股を開け。私を迎え入れろ、アイリスフィール……♥】
【これほど美味な紅茶を馳走になったのだ。……私からもきちんと返礼をしないと、王の名が廃るだろう……?】
【(――――直ぐに下着まで脱ぎ捨てて、熱り立つ肉槍を彼女のお腹にずりずりと押し付け)】
【(逃さないとばかりに彼女を抱き締めながら……彼女自身から、私の肉槍に犯されろと迫り)】
【(またも紅茶を口に含み、今度は苺のジャムを舐めて。――挿し入れるまでの間、彼女と口付けていることだろう)】
-
>>140
【貴方が…朝食を?…ふふっ、楽しみね。王様の朝食なんて。】
【でもね、アルトリア。貴方と疲れ果てるぐらい触れあっていても…朝食を作るのは幸せなのよ。】
【貴方を満たすものは絶対に私からでじゃないと嫌だって思えてくるの。だから、心配しないで。】
【…ふふっ、ありがとう。アルトリア】
【(頬杖をつきながらにこっと笑って)】
【(心配してくれたことに改まって感謝を伝えた)】
【怒った貴方も見てみたいの。】
【だから悦に浸って…貴方を見下して犯したい。…怒った貴方はきっと…素敵だから。】
【ふふっ、ええ。しっかり…期待しているわ。】
【寂しいわ。…また1日も貴方に会えないなんて。それに今日はここまで…こんなに素敵な夜なのに。】
【…そうね。謙虚に…遠慮する貴方は貴方らしくないわ…そんな貴方を私は愛しているのよ……♥】
【(跨がる際にテーブルに置いてあるカップががしゃりと音を立てる)】
【(自分が用意したものであっても今は気を留める素振りすら見せない)】
【(私が見つめるのは彼女だけ…感じるのはこの股座に熱く鼓動する肉槍だけ)】
【どうぞ…召し上がって下さい…アルトリア…♥】
【はい……貴方の煮えたぎる熱い肉欲を、私の器に…至福の時間を……与えて下さいぃ…♥♥】
【(彼女へ用意した紅茶が気に入って貰えてとても嬉しく感じ、また用意した味が彼女を介して味わうと格別に美味しかった)】
【(味わうことだけに意識はもちろん奪われていない、下着を脱ぐ様子は見せずに口付けを止めぬままドレスをたくしあげる)】
【一日も愛せない時間を味わうのだ、もちろん今日は…特別に犯されたい。そう思って、下着の着用はしていなかった)】
【(入り口までぬめり溢れる愛液を、手を使わずにはしたなく腰を振って、その肉槍を招き入れようとして)】
【…今夜も絶対寝かさないで。…アルトリア…♥】
-
>>139
(性の知識は一般的にいうとやや乏しく、彼女と出会う前は自分からはこうもはしたない言葉を口に出したことはなかった)
(理性の糸を切っていく行為がこんなにも快感に繋がるとは思ってなかったと、背筋をぞくぞくさせながら感じていた)
(奉仕したいという望みは彼女に通じ、それは現れる。雌として一目見ただけでも屈服して服従したくなる雄たるもの)
(完全には至ってないと見て分かるものの、それは当たり前に凶悪なもので)
(目の前に露わになっているだけで、口の中は唾液が止まらなかった)
(そっと瞳を閉じて、唾液をごくんと飲み干す。奉仕を始めようと気持ちの高まりを彼女にぶつけようと…)
(しかし、目を開けた時に目の前には猛々しいものがなく)
(代わりに彼女の横顔、まとわりつく熱い吐息が耳を愛撫していた)
……っ……はぁっ……はぁっ……っっ…
(過呼吸気味なり、瞳は狼狽えていた)
(意を決した奉仕の言葉、心内に秘めていたこれ以上ない言葉を晒しだした…はずだった)
(自分でも気付いていなかった心の奥底にある秘め事を、彼女は一瞬で簡単に鷲掴みにし引っ張っていった)
(疼いていく、どんどん身体の芯から疼いていく)
(引っ張り出された感情に身体は易々と発情を迎えてしまう)
(彼女を激しく求め、肉槍に犯され狂わされたいと子宮が悲鳴にも似た震えを起こしていた)
(しかし、今から行うのは口での奉仕活動)
(彼女の許可を得て、彼女が待っている…)
(この状況で自分勝手に先の行為をするのは、王への侮辱に近い)
(求めること、行うことが、ちぐはぐで身体と脳は混乱しどうしていいのかわからずにいた)
(すると、見透かされたようにその雄の先端が唇に触れキスをさせられる)
(一瞬で離れても糸を引いて残る先走り汁に、彼女が待ちわびている事に気付く)
(身体が、子宮がその雄を求愛しているにも関わらず、待たしてしまった彼女に引け目を感じ、その唇をゆっくりと開く)
…楽に…していて、アルトリア。
……ちゅ………っ……ちゅぅ………
(まずはキスを、その太くてぷっくりした亀頭に唇をゆっくり長くつける)
(脳内がバチバチと目が眩むような刺激を受ける、子宮が待ちわびる雄を感じ取ったからだ)
(上目遣いで彼女を見る、きっと彼女は私の身体で起きてる事も見え透いているだろうと思いながら)
-
【少し早いけど、返事を書き終えてしまったから…】
【ちょっと20時30分まで色々片づけてくるから待っていてね。】
-
>>143
【こんばんは、アイリ。……了解した、それでは私も返事を書いていよう】
-
>>144
【こんばんは、アルトリア。】
【今日も23時頃…かしらね。それまで…よろしくね。】
-
>>142
(私の囁きに狼狽を露わにする彼女の姿を見ればもうたまらない。今すぐにでも押し倒して、組み伏せて、犯し抜いてやりたくて)
(彼女の細い四肢を抱きながら、容赦なく腰を打ち付けて、雄を求めて疼く彼女の最奥まで愛してやりたくて)
(……それでも、悦楽を堪えながら忠義を尽くそうとする健気な彼女の姿を、まだまだ見ていたいという)
(ひどくサディスティックな欲求もまた、私の胸中には渦巻いていて。――どくん、どくん、と)
(私の鼓動と息もまた、確かに高まり始めていて。あまりはしたなく欲望を見せることも、憚られたからしていないが)
(彼女に唇で穂先を触れられれば、触れられた肉槍は確かに更なる怒張を始めて……)
ああ、ん………ふふ、上手だな……アイリ。
………っ……もっと欲しがって、美味しく味わってくれよ……?
(情欲に蕩けた物欲しげな上目遣いだけで、私は十分に絶頂に至れてしまいそうだった。しかしそれでは、彼女の可愛らしい姿を長く見ていられないし)
(何より、これだけ葛藤を押し殺しながら、それでもなお私に尽くしてくれている彼女に、あまりに無礼というもの)
(長く触れる彼女の亀頭へのキスで、ぬめる感触とざらつきを感じながら。支配者としての嗜虐と欲望に満ちた瞳で、彼女を見下ろし)
……きちんと、ご奉仕できたら。………私からの、礼として。
一番奥まで……犯してやるからな……?
(――――彼女を見下ろしながら、ぺろりと舌舐めずりをして。べぇ、と舌先を伸ばし、唾液のひとしずくを垂らして)
(きっとそれは、彼女の鼻先へと落ちていくことだろう。くすくす、といたずらっぽく、彼女に笑いかけながら)
(銀色に輝く彼女の美しい髪に手を添え、忠犬を愛でるようにその頭を優しく撫でて……)
(彼女のことは、分かりきっていた。どんなことをされたいか、どんな欲望に悩んでいるか――今、どうなってしまいそうか)
(愛しても愛しても愛し足りない彼女のことを、分からない筈がない。芳烈で心地いい、彼女の香りさえ微かに感じた)
-
>>145
【把握した。……それまで沢山、焦らして……可愛がって、やるからな。】
【一昨日の、キスと紅茶。とてもとても、美味しかった。】
【……私の肉槍と精の味は、どうだった? くふっ。(ベッドの上に座り込んで。彼女を、膝の上に座らせて)】
-
>>146
(ちゅ、ちゅ、と唇から奏でる音は段々と大きくなる)
(触れて、唇を這わせていくだけでもその肉塊は堅さが増していくのが分かる)
(彼女が悦んでいる、そう思えてしまうだけで快感を得てしまう)
(直に性器を触れられていなくても、身体はもうとっくに受け入れる準備を済ませていた)
(エラ張った部分を丁寧に舌を使い這わせていく)
(膣を抉られる快感を思い出しながら丹念に唾液で艶立つまで舐めていった)
(見上げた彼女の瞳が変わっていた、日常からかけ離れ…私の愛する支配者としての瞳だ)
(全身が震えて、這わせた舌が止まってしまう)
(動いてしまえば果ててしまう、そう感じたからだ)
(奉仕する側としてそれは許されない。せめて彼女が果てる時まで抑え我慢しなくては、と)(波が引く瞬間まで動けなかった。しかし追い打ちのような言葉がそれをさせてくれない)
…はぁっ……っ……っ…んっ………んぐっ……ちゅぅぅ……!
(とろっと鼻先に滴る彼女の唾液)
(這いながら伸ばした舌へと零れ落ちる)
(波が引くまで、待っていられなかった)
(彼女の香りが色濃く香り、それを感じながら眼前の肉塊を愛撫したかった)
(しかしなによりも……彼女からの褒美が引き金となった事は歴然で)
(唇を開いて雁首まで咥え込むと口を窄めて、彼女の唾液を吸うようにとてもはしたなく激しく音を立てて吸引してしまう)
-
>>147
【えぇ…お願い。私も沢山、出来る限り…甘えるから。】
【お粗末様でした…貴方に喜んで貰えて嬉しいわ。】
【……ず、ずるいわ。あんなの…。命令のように言葉をくれたのは初めてだったのよ?……とても美味しかったわ…】
【(髪を耳にかける、先日の行為を思い出して覗かせた顔はとても恥ずかしそうに】
-
>>148
(丁寧な舌遣いに背筋が震える。ざらついた粘膜が這い回り、べっとりと熱い唾液を残していく)
(私の言葉に震えて、奉仕の動きを止める彼女。ひどく可愛らしくて、そのまま果てさせてやりたいと)
(彼女が私のものであるという事実。彼女は私だけの妻であるという事実。――彼女は、私だけの愛しい雌だという事実)
(きっと今も彼女の子宮は震えて締まり、膣は痙攣したように愛液を練っていることだろう。そう思うだけで)
(今すぐにでも、貪り慣れた彼女の肉体を押し倒して、愛し抜きたいという欲求が更に首をもたげるが)
(――まだ、まだ。彼女がこうして堪えてくれているのだから、私もそれに応じなければ)
――――ん、っ……くふ、美味だろう……? もっと求めろ、もっと味わえ……。
それだけ、っっ、……君のことも、犯してやるからな……?
(ぞく、ぞく、ぞく。……背筋が震えて止まらない。言葉と欲望のままに、私の肉槍を求める彼女に)
(足の震えを堪える。それでも肉槍はさらに貪欲に膨れ上がり、否応に彼女へと私の興奮を伝え)
(――――そろそろ、赦そう。彼女がこれだけ求めてくれるのだから、私も彼女に応じてやろう)
(彼女のために留めていた射精を、解き放つ準備をする。……本来であれば、もっと長く待つこともできるが)
(彼女の膣内で何度となく感じさせ、理解させたように。――肉槍が一際大きく拍動し、尿道に溜まっていた彼女の唾液が押し戻されていき)
――――零すなよ、ふふっ………ん、っ、……っっ………!!
(撫でていた片手で、彼女の頭を軽く押さえながら。――どぽんっ、と音を立てるほどの、激しく濃厚な射精を)
(彼女の口内に解き放って。粘り付き絡み付く熱は、瞬く間に彼女の口内を満たし、喉奥にまで流れ込んで)
-
>>149
【機会があれば、他のものも味わいたいものだ。……朝から愛し合う時が来れば、君の朝食も食べてみたい】
【くすっ……。ああ、初めてだ。……だが、そんなに良かったか? アイリ】
【本当に君は、マゾヒストだな……ふふっ……本当に、愛で甲斐があるというものだ……♥】
【(恥ずかしそうなその顔を、もっと見たかったから。覗かせた表情を、存分に見つめて)】
【(ちゅ、と額にキスを落とす。「……今度は。言葉だけで、果てさせてやろうか?」実に楽しげに、囁いて)】
-
>>150
(果てるように誘う波が荒れ狂う、一瞬でも止まってしまうと飲まれてしまいそうになる)
(求めれば求めるだけ…彼女に犯してもらえる。返事を言葉でする事すらもったいなく、貪る肉塊に音を激しくたてて)
(じゅるじゅる、と亀頭を唾液で包み込み、上唇と下唇で挟み込んだ雁首を震わせ刺激する)
(求める身体は精一杯の快楽を彼女に味合わせようと、必死になってむしゃぶりついていた)
んんっ、じゅるぅ…っ、んちゅ……んふっ…!
(咥え込んでいる肉塊が大きく、震えたのを感じた)
(彼女が果てようとしている事が分かる、知っている…何度も、何度も体験してきた彼女からの愛の証)
(しかし疑問も。…こんなに早く、射精をするのは今までになかった)
(本来なら、喉奥まで犯し、頬を突き破るほど激しくした後に満足するように射精する…はずなのに)
(疑問を抱いたまま彼女を見上げ、瞳を見つめる)
(……あぁ…彼女は私の行いを許すために、私の限界を感じ取って、果ててくれるんだ…と目を見つめて理解してしまう)
(寛大であり優しく振る舞う彼女に、これほどまで愛しくしてくれる彼女に嬉しく思う気持ちが止まらなかった)
(喉奥に擦りつけながら、吸う事を止めずに射精の瞬間を待ちわびていた)
っっ……んんっ……んきゅっ…んんん……っっ…!!
(軽く抑えつけられても喉奥にしっかりと固定された肉槍に)
(火傷を負わすような熱さに、呼吸も不自由になるほど濃く絡みつく精液が口一杯に広がった)
(彼女の言いつけ通りに、射精をしている間も喉を鳴らしながら飲み干しても)
(その量に追いつくことは難しく、それでも必死にごくごくと、急速に喉を動かしていた)
(彼女の抑えつける手が緩むと、射精が止まった肉塊に唇を離す)
(彼女が何かいう前に、彼女がなにか行動する前に)
(立ち上がって、その肉槍を二人の身体で挟むように抱きついて、見つめながら唇を重ね合わせる)
(彼女の精液がほんの少し口内に残っていようが、気にはしてられない)
(唇を離すと、雄を求めるただの雌のような瞳を向けて)
犯して、犯して…アルトリアっ…!
お願い…お願いだから、もう我慢できないのっ…貴方の、雄として最高のっ…私だけのペニスをっ…私に下さいっ…!
狂わせて、犯して下さいっ…アルトリアぁ…!
(溜まっていたものを吐き出すように)
(そして、下半身は震え、身体で挟み込まれた肉槍から彼女へと伝わるように)
(懇願するよう言葉にしながら、今まさに絶頂を迎えていた)
-
>>151
【ふふっ…朝食から始めるのも楽しそう。…朝食だけでは済みそうにないけれど。】
【…良かったわ。どう言葉にしていいかわからないくらい…良かった。】
【私がマゾヒストなのは最初からわかっているでしょう?…それも極度の。】
【だから、簡単な命令口調でも…私は極上の愛撫になるの。】
【(見つめられているだけで益々頬を染めて)】
【(楽しそうにからかう言葉に、…もうっ、と怒った素振りを見せながら彼女に寄りかかる)】
-
>>152
(――――精を放った彼女の口が、確かに私の慾望を受け止めてくれたことを確かめて)
(腰元でも聞こえるほどに、彼女が喉を鳴らして精を飲み込んでいくことを確かめて)
(言葉通り、彼女が一雫の精液をも垂らさずに、私の慾望を全て飲み干してくれたことを確かめて)
(彼女が尿道から精を啜り出す心地いい余韻を味わいながら、その敬虔さと忠実さを賞賛しようと思った――その時に)
(不意に、彼女が私の肉槍から唇を離す。――それだけなら、まだ奉仕の終わりとして理解もできたが)
(すっと立ち上がった彼女に抱き締められて、唇を奪われる。当然の成り行きとして、舌を絡めて深いキスをして)
(彼女の口内に残った私の精液に、改めて奇妙な興奮を覚えながら……そのまま、微かに驚いたような表情のまま)
(激しい呼吸と共に矢継早に紡がれた懇願に、私は暫し硬直しかけていたが――すぐに、慾望のままに口許を歪ませ)
……全く、ふふっ。少し焦らしただけだというのに……。
……いいだろう、アイリスフィール。約束通り、君のことを犯してやろう……。
私の肉槍で君の子宮を抉り、その最奥に精を注ぎ込み、何度も何度も幸せに果てさせてやろう……♥
(――――彼女を乱暴に押し倒して、有無を言わせず彼女の痩躯に伸し掛かり。いよいよ激しく脈動を始めた、肉槍の先端を)
(きっと私を求めて蕩け切っているであろう、彼女の膣唇に押し当てて。――何度となく彼女に教え込んできたように)
(私の凶悪な肉槍の感覚で、何時ものように彼女を撃ち貫きながら……だが空気はどこまでも蒸し暑く)
(まだ風呂にも入っていない私たちの肌は、しっとりと汗に濡れていて、重なり合うことでべっとりと私たちの境目をぼやけさせた)
覚悟しろっ♥ 盛りのついた獣のようにっ、君の体を犯してっ、貪ってっ、狂わせてやるからなっ……アイリスフィールっ……♥♥
泣いても叫んでも許さないからなっ……時間も場所も関係ないっ、君が狂うまで、私のことしか考えられなくなるまで、犯し尽くしてやるっ……♥♥
(容赦なく、今度は私から唇を奪い、舌を絡め、まだ精液の絡む喉を犯し、そして彼女の体を抱き締めて)
(体重と両腕で痛いほどに彼女を圧迫し、拘束し、蹂躙する。宛ら獲物を捕らえた獣のように)
(唾液を溢れさせることも、呼吸ができなくなる寸前までキスをしながら――――盛りのついた狼のように)
(ぱちゅんっ♥ぱちゅんっ♥と淫らな音を立てながら、彼女の子宮をこじ開けて、引き抜くピストンで引っ掻き回して、これで彼女も私を四肢で抱き締めてくれたら、どんなに嬉しいかと)
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>>153
【……ふふ。私の精と母乳、朝から飲むにはやや重いか?】
【……そこまで言ってくれるか。……しかし、ふふっ……そうだな。】
【では、何度も君に命じよう。……君にしてもらいたいことなど、とてもではないが数え切れんほどあるからな。】
【(からかうような口調でこそあったが、実に私は本気である。……怒った顔をする彼女も、また可愛い)】
【(悪かった悪かった、と言いながら、なだめるように彼女の頭を撫でて)】
【(と、随分遅くなってしまったな……すまない)】
【(明日も、同じ時間で構わないか?)】
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>>155
【私の朝食は貴方なの?ふふっ…全然。どんな食べ物よりずっと、健康そうね。】
【なにかしら?…楽しみ。…凄く楽しみよ、アルトリア。】
【命じられるまま、どんな事でも従うわ。…きっと、ね。】
【(怒る真似でも彼女はきちんと宥めてくれる)】
【(そんな優しい旦那様に、優しく口付けをして)】
【…今夜は優しく寝かしつけてね?アルトリア。】
【(気にしないで。私も…伝えたいことが多すぎちゃったから。)】
【(明日も同じで大丈夫。…ごめんなさい、今日はここまで…おやすみなさい。アルトリア…愛しているわ…♥)】
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>>156
【……全く、君は貪欲だな。……きちんと、他の食べ物も摂らないといけないぞ?】
【くす……さて、な。どんなことでも、させてやりたいというのが本音だ】
【……だから。楽しみにするより、覚悟しておくといい。……アイリ】
【(優しい口付けに、企み深い笑みを返しながら。それでも、優しく彼女へと笑んで)】
【ああ。……偶には、ゆっくり寝るのも悪くない】
【……くす。それが私への愛情かと思うと、堪らなくなる】
【長く引き止めてすまないな。……おやすみ、アイリスフィール……♥】
【(ぎゅっと彼女を抱き締めながら、そのままベッドへと寝転がり……やがて、静かに寝息を立てて)】
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【さて。今晩もよろしく頼むぞ、アイリスフィール】
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>>154
ぁ………っ……はいっ……♥
貴方にしか届かない、子宮の中っ…その奥まで貴方に抉って欲しいのっ!
お願いっ…アルトリアのドス黒い大きな槍で…私をイかせてっ…!
(乱暴に押し倒され、顔を見られていないその一瞬、私はひどく淫乱な雌のように顔を歪ませ笑っていただろう)
(彼女を誘うことが出来た達成感と、この後に行う激しい行為の興奮がそうさせたに違いない)
(わずかに短い時間にでも彼女に焦らされるのは、身も心も耐えられなかった)
(だからこそ最高の状態、その肉槍の最先端が触れる入り口は、粘り気の強い液体で満たされて)
(挿入されるその時までヒクヒクと求めるように震えていた)
ぁあっ……ぁんんっ……!!
ゆっ…許さないで…アルトリアっ!私は貴方を拒んで、焦らしてしまったのっ…!
私を絶えず犯してっ…貴方が一瞬でも満ちる時まで、私の壊れ果ててしまっても……っ…ぁあひぃっ…!
(出会った頃から変わらずに、彼女を締め付ける膣内はより繊細によりキツいうねりを増して、決して緩くなっていなかったが)
(子宮口は、こじ開ける事を待つようにぴったりと閉じており抉られることを望むように)
(子宮内部は彼女の雁首までの形を丁度に型を嵌めたようにぴったりと、引き抜く快感をより得るように)
(アルトリアの為に、身体の構造は変わっていた)
(だからこそ重ね合う度の快楽は慣れるものじゃなく、毎回新鮮な営みを感じれる)
(今も…部屋の外まで聞こえしまいそうな喘ぎを響かせ)
(呼吸まで奪う彼女にしか与えられない口付けを受けて)
(もっと、もっともっともっと…彼女を求める気持ちが溢れ出て来る)
(それを表すように、淫らに獣じみた腰振りをせがむように彼女の腰に両足を絡ませて)
(押しつぶされても構わないと言いたげに、両腕を彼女の身体に巻き付けて)
(全身でアルトリアという雄を感じられる幸せを味わっていた)
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>>158
【遅れたわ…。こんばんは、アルトリア。】
【えぇ、よろしくね。今晩も一緒に過ごせて嬉しいわ。ふふっ】
-
>>159
(淫らで愛おしい、私だけの従順な雌――貪り慣れた彼女の身体が、まさしく全身を使って私を求め)
(絡み付く両腕と掴み求める両脚に、その一本一本がうねり締め付け肉槍を求める膣襞に、私のためだけに調教されきった子宮に)
(堪らない私への愛を感じ、私の胸中に産まれて渦巻くドロついたどす黒い欲望を感じ、背筋を駆け抜ける興奮を感じながら)
(彼女の呼吸さえ止めてしまうような激しいキスと、一突きだけで雌ならば随喜の涙を浮かべて果てるような抽送を容赦なく続け)
んーっ、んっ、んっんんうっ……♥♥ ぷぁっ、ふふっ、まずは一発目……♥ まだ、まだっ、続けてやるからなっ……♥♥
(逃がさない、とばかりに彼女の腰を深く抱きながら、子宮の最奥に肉槍の先端をぐりぐりと押し付けながら)
(――どぽん♥どっぽん♥と、手始めに……獣のものでさえ劣るほどに、激しく熱い射精を注ぎ込み)
(当然、それだけで終わるはずも無く。射精の狂おしいまでの熱に、脳髄まで彼女が焼き尽くされている間でさえ)
(衰えを知らない絶倫の肉槍で、果てている最中の彼女の膣内を引き摺り回し、喰らえば誰であろうとも雌に目覚めるようなピストンを繰り返し)
(敏感になった性感帯を容赦無く責め上げ、子種を注ぎ込み、否応にその絶頂を長引かせながら……)
(微かにでも彼女が気をやれば、最早止まる術はない。連続する快感に絶え間ない絶頂へと追い込まれ)
(逃げようにも私の剛腕と体重と肉槍はしっかりと彼女を捕らえて離さず、一瞬でさえも止まることなくピストンを続ける)
(何度も、何度も、何度も何度も何度も……獣よりも遥かに執拗で貪欲な責めで、私は彼女を何度も果てさせて、何度も雄の汁を注ぎ込むことだろう)
(時間も場所も忘れながら……ずっと塞がれ続けた唇が、彼女の切ない嬌声を外に響かせなかったことが、せめてもの幸いだろうか)
んぢゅるっんちゅっぢゅるるぅっっ……イけっ、イけ……何度も何度もイッて……♥
私に隷属して、屈服して、イき続けろ……アイリスフィール……っっ♥♥
(――――そんな妖しい囁きさえ、どちゅんどちゅんと音を立てて重く撃ち込まれる肉槍の音に、掻き消されて)
(文字通り、私は彼女が意識を失うまで。――一切の手心なく、欲望をぶつけ続けることどろう。)
-
>>160
【こんばんは、アイリスフィール。……無論、私もだ。】
【くすっ…最近の君は、いつもにも増して可愛らしいな。……清楚で貞淑な君も、可愛らしいが】
【そんな君が、淫乱な雌として振る舞う様……私だけが見られると思うと、堪らない……♥】
-
>>161
(絡めた両足を強く引き寄せる、もっと抉られたい…もっと子宮を潰されたい、そう願いながら)
(力を入れても彼女に対抗できる力はもちろんありはしない、いくら引き寄せてもそのストロークが変わる事はない)
(止まることを知らず、本当に野生の獣のような交尾に雌としての本能が掴み出される)
(辛うじて呼吸できる程度の口付けを、自分から彼女の舌に絡みつき吸いつく)
(一突きで意識が飛びそうに、瞳の奥をちかちかとさせても、彼女を悦ばそうとする事も決して忘れない)
んっ……っっっ…んちゅぅぅ……っ!
ひてぇっ…、精液ぃ…アルトリアのぉ……はひぃ…!く、下さいっ…子宮に一杯、飲ませて下さいっ……ぃぃいっ……♥
(唇を離さないまま懇願した、その瞬間に子宮に熱くたぎる精液を叩きつけられた)
(文字通り叩きつけられ、殴られてもいるような感覚に苦痛と快感で声すら出せずに顔を歪めていた)
(子宮は大好物となった彼女の精液で満たされると、痙攣に近い震えを起こし始める)
(このまま深い絶頂になる事を予期し、絡めた身体に力が入る)
(しかし…予期が出来なかった事が起こる。彼女が、衰えを忘れてしまったかのような逞しさを誇る肉槍が)
(射精も終えてないはずなのにまた、膣内を抉り始めた)
(それはさっきと同じ、いや益々求めるように激しさを増したピストンで)
(震えた子宮を、蠢く膣内を追い打ちして、今まで感じたことのない震えが背筋から這い上がってくる)
(怖い…壊れてしまう、本当に、彼女に壊される…頭の中で彼女を恐れてしまう)
(唇を塞がれ、身体をがっちり逃がさないよう捕らえられ、拒絶する言葉も仕草も出来ない)
(ただ唯一、彼女を見つめていた瞳だけは、今から襲われる絶頂以上の体験に恐怖していた)
んんん………っ!! んふぅぐ……♥
んんっ!んんー…っ!………んっ、ぁぁああああ……♥♥
(震えが止まらない、子宮から始まり全身を痙攣させる)
(彼女を持ち上げてしまうほど力で、エビ反りのように身体は反り返る)
(小さく果てていた身体に、大きく深い絶頂に覆われて不様な雌の声をあげた)
(しかし、彼女は決して…決して止めることはないだろう)
(まだまだ衰えない肉槍が子宮にいる限り、この快感は止まることはないだろうと)
(恐怖していた瞳の代わりに、今はただ快感を受け入れてしまった淫乱な雌としての瞳になっていた)
-
>>162
【あら…褒めてくれるの?ふふっ、ありがとう。】
【…もっと淑女としての私を見せたいのよ?でも……そうね…】
【貴方にしか見せない、見せたくないから…もっと淫乱に、もっと晒して…しまいたくなるの。】
【それで貴方が喜んでくれたら…って思うと、私はそれだけで果てそうになるんだから…♥】
-
>>163
(彼女の紅い瞳が恐怖に震える様を、私は確かに見届けた。それでも、止めることはなかった)
(狂うまで愛してほしいと願ったのは、彼女であるし……狂うまで愛してやりたいと誓ったのは、私だ)
(だから、私は止まらない。そもそも、止められない。あれほど可愛らしく強請られて、これほど愛おしく悶えられたなら)
(どうして私が襲わずにいられようか。いられる筈がないのだ。だから、だから)
(絶頂に反り返る彼女の身体を、私の身体に力を込めることで無理矢理に押し返し、押し潰し)
(無様で愛しいくぐもった嬌声を、私の口の中だけで響かせて……すぐに淫らな瞳に戻る彼女もまた、私の欲望を膨れ上がらせて)
(もっと激しく彼女を抱き締める。もっと激しく腰を振っていく。穂先と子宮の激しい衝突は、彼女の脊髄から全身に甘い痺れを響かせて)
(それでも、私が止まることはなくて――本当に彼女が気を失ってしまうまで、私は彼女を求め、欲望を注ぎ込み、また肉槍を打ち込み続けることだろう)
(――――そうして、彼女が気を失ったのならば。次に彼女が目覚めるのは、柔らかい双丘の中)
(私の甘い汗の香りに、喉奥に未だ残る精液の味わい、忘れられないキスの感触……何よりも)
(きっとその子宮には、とぷんとぷんと揺らめく熱の感覚が、当然のように残っていて)
(だが、最早膣を抉って押し潰す肉槍の感覚も、身体が折れるほどに抱き締める腕の感覚も、それだけで達せてしまうほど激しい口付けの感覚も)
(もう、直接には残っていない。ただ今の私が、彼女に与えているのは)
(あれほど激しく彼女を締め上げた私の指で、今は優しく彼女の顔を乳房に包み込み)
(赤子を寝かしつけるように背中をぽんぽんと撫でる、慈しむような私の指使いと)
(幾度となく子供のように彼女を甘えさせた、私の柔らかく大きな胸。申し分程度にかけられた、備え付けのタオルケット)
(そして、私の柔らかな身体の感触と、温もりと、息遣いだけ)
…………起きたか、アイリスフィール。
(そして、彼女が目覚めたのであれば。くす、と苦笑するように、私は胸元の彼女へと微笑みかけ)
(――――ちゅ、と音を立てて、彼女の額にキスをするだろう。およそ、先程までの残酷さも獰猛さも思わせない、屈託のない笑みと共に)
給仕が、先程やってきてな。そろそろ夕食だそうだ。
……安心するといい、君の痴態は見られていない。彼女らにとって君は、単に旅に少し疲れた、私の友人だよ。
(――――「尤も」「君と私の嬌声を、聞かれていない保証はないがな」)
(そして悪戯っぽく、私は彼女の耳元で囁くのである。……我ながら、本当にタチが悪い)
-
>164
【褒めるさ。……私も、たまにはな。ふふっ】
【くす……どうだか。……もっと乱れて、淫らな姿を晒したいのが、君の本性ではないか?……なんて】
【ふふ、冗談だ。……君の清らかなところにも、私はずっぷり惚れ込んでいるのだからな】
【……だが。やはり、乱れる君の姿は……愛おしくて、仕方ない……♥】
-
>>165
(夢と現実の狭間にいる感覚に陥っていた)
(激しく反り返した身体でも、絶頂すら支配しようとする彼女の身体に簡単に押し潰される)
(激しさを増すばかりのピストンと同時に襲う圧迫感に、苦痛を増すはずが、その表情はどこまでの幸せそうにして)
(一突きに絶頂を何度も与えられ、それを受ける身体は悲鳴をあげるよう痙攣すら起こしている)
(そんな極限の状態なのに、心は不思議と落ちつき始めていた)
(気を失う瞬間まで彼女を瞳に映していたからかもしれない)
(愛してる、愛してる愛してる愛してる…そう力強く囁きながら……私は気を失ってしまった)
(そっと目を開ける…何も見えなかった、けど感触は知っている。…柔らかさ、甘くいつまでも嗅いでいたい香り)
(あぁ…気を失っちゃったのね…と頭の中で理解する)
(不思議と慌てる様子もなかった。彼女のまえではいつだって見せていたから)
(だから私は彼女に伝える。まだ押さえつけられる感覚が残る腕と、子宮一杯に満たしている熱い精液を感じながら…)
……ありがとう…アルトリア…。
(少し顔をあげて、彼女に笑みを向けて)
(精一杯愛してくれた彼女にお礼を、額にキスを貰いながら伝えていた)
……っ!?……そ、そう良かった。
そうね…ありがとう、アルトリア。変に気を使わせると悪いものね。
(気の利いた応答をした彼女に素直に感謝する)
(しかし、囁かれた意地悪な問いかけに、耳まで真っ赤にして、また彼女の胸に顔を隠すのであった)
………もうっ……外出れないじゃない……
-
>>166
【…もうっ、またからかって。…くすっ】
【改まって、そう言われると恥ずかしいわ…でも嬉しい。】
【…もっと乱れて、貴方に好きになってもらいたい。…そう思ってしまうから、すっかり私はアルトリアに染められてしまった…ふふっ。】
【ロマンチックに、抱き寄せてから手順を踏んで乱れさせても、突拍子もなく、挿入しても…】
【私はもう、貴方でしか感じれないんだから。…いつだって淫乱にさせて…?】
-
>>168
【……すまない、少々私用が入っていてな……今から返事をするから、待っていてくれ】
【……それとも、今夜もそろそろここまでだろうか。……そうであるなら、明日までには返事を書いておくから】
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>>169
【いいのよ、大丈夫。明日にしましょう?】
【…えぇ、そろそろ。もう少しは大丈夫だけれど、明日の方がいいと思うわ。】
【…明日は会える?アルトリア。】
-
>>170
【……悪いな。……君をいたずらに待たせた分だけ、きちんと返事をしてやるからな。】
【分かった。……また明日、同じ時間から。宜しく頼んだぞ、アイリスフィール。】
【(そっと彼女を抱き寄せて、ベッドに臥して。横に並んで、彼女と口付けをすれば)】
【(今夜もまた、穏やかな夜。……静かに彼女が眠るまで、眠っても、その体を抱き締めていることだろう)】
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>>171
【気にしないで。…ふふっ、楽しみに待っているわ。】
【同じ時間ね。…えぇ、かしこまりました。アルトリア。】
【(ぎゅっと抱きしめれば、彼女の体温が感じられる)】
【(悪戯に足を絡めて、太腿に触れる静まりかえった彼女の槍をさすりながら)】
【冗談を言った彼女への慎ましいお返し、もちろんそれ以上の行為は求めずに)】
【(おやすみ♪、とだけ言い残し、瞳を閉じて寝息をたてる事だった。)】
-
>>167
……くふ、求めてきたのは君だろうに。とてもとても、可愛らしい声だったぞ?
躊躇うこともないだろう。私たちの愛が誰かに知れた所で、何が変わることもない。
(実に思った通りに恥じらいを隠そうとする彼女は、先程までの淫らに私を求める彼女とはまるで別人のよう)
(ひとたび私を求めた時の激しさと、そうでない時の無垢な振る舞い。正反対の性格を見せる、彼女の愛しさを)
(知っているのは私だけだと思うと、否応に独占欲が満たされる。くすくす、と意地悪く笑いながら)
(恥じらう彼女をなだめるように、彼女が少しは落ち着くまで、その頭を撫でていることだろう)
…そうか、ここには姿鏡まであるのか。
……今夜は、あれの前で犯してやろうか。君の切なく果てる姿、君自身も見ておきたいだろう……?
(小さな部屋の隅に置かれたそれに言及する。――これから彼女と私が、浴衣に着替えることを知っていたから)
(それなりに長い付き合いにはなるし、色々なことを彼女に命じてきたが……まだ、まだ)
(まだまだ、彼女にしてもらいたいことはある。彼女にさせたいこともある。彼女にしたいこともある。)
(様々な黒い欲求が、私の脳裏に去来する。――どんなに激しく、厳しく、痛ましいことでも、きっと私が彼女を愛する限り)
(彼女は悦んで受け入れて、のみならず全て快楽に転化するのだろう。……なら、もっと、もっと)
とはいえ、もうすぐ夕食だ。……この姿で行くのは、憚られるものがあるだろう?
着替えさせてくれ、アイリ。…生憎と、和装の着方は分からんのだ。
(――――行き過ぎかけた欲望を戒める。彼女からすれば単なる焦らしに思えるかもしれないが)
(このままもう一度彼女を犯すことはできるが、流石に私も疲れている。それに今夜は、まぐわいよりもしたいことがある)
(彼女が一人で立てそうであれば、そのまま彼女を立たせるだろう。そして近くのクローゼットを開いて、二着の浴衣を取り出す)
-
【やや早いが、返事が書き上がったのでな。待っているぞ、アイリ】
【……予め、言っておこう。次に会えるのは明後日になる……また、寂しい思いをさせてしまうな】
-
>>174
【今晩は。アルトリア。少し待っていてね】
【不幸中の幸いなのかしら…私も明日は駄目だったのよ。でも、寂しさは変わらないわ】
【日曜日ね。…時間は何時からかしら?】
-
>>175
【こんばんは、アイリスフィール。……そうか、分かった】
【お互い、ひどく疼く一日になりそうだが……明後日は、その分、な】
【恐らくは20時ほどになるが、相応に遅くまでいられそうだ。】
-
>>173
そう…ですけど…!
変わらないけど、恥ずかしいものは恥ずかしいのよ…?
それに他人に聞かせる趣味はないもの。…え、もしかして貴方はある方なの…?
(居心地が良い枕…柔らかい胸元で彼女を見上げる)
(最初は気を失い体力の消耗も著しく動けない時もあったが、回数を重ねていく事で徐々に動けるようにはなっていた)
(しかし今回は、求め方愛され方が少し変わるだけでいつも以上に疲れた様子を見せていた)
(彼女もそれは同じだろう、だからこそ急ぐことはなく時間にまで甘えるように彼女から離れることはなかった)
こ…断りたいわ。だって…それって…
……あぁもう……駄目ね。どうやっても叶えようとするんでしょ? ……今晩楽しみにしているわ。
(彼女にならどんな命令も、どんなはしたく醜い醜態でも晒すことは出来る)
(けれど自分の痴態をまじまじと見るのは…きっと恥ずかしさで耐えれない…)
(本気で断れば彼女だって行わない事はわかっていたが、その輝いている瞳には敵わない事もわかっていた)
(それに…彼女の器だと誓った身である。今後も起こり得る難題な命令だって想像できた)
(彼女に従うことに悦びを得てしまうことも安易に想像できてしまい)
(呆れたように返事をしながらも、その胸元に色濃く残ってしまう忠誠のキスを捧げて)
(ずっとこのまま極上の居心地に居座っていたい、あわよくばこのまま…もう一度)
(と、考えは振り切ってしまう。今夜にしか出来ないイベントが待っているし、なにより彼女が楽しみにしているからだ)
(彼女に立たせて貰い、浴衣を受け取って)
……ふふっ、いいわ。着付けは少し出来るの。
貴方にはこっちの色が似合うわ。
(黒地に白の薔薇がアクセントになって上品な浴衣を手にとって、鏡の前に立たせた彼女を着付けていく)
(鏡に彼女の顔と、自分の顔が並ぶ。今晩またここで営むと思うと変に想像してしまい、少し頬が紅くなっていた)
-
>>176
【…楽しみにしているわ。…とっても…♥】
【20時ね。大丈夫…だけれど、長くても0時を越えるぐらいかもしれないわ。】
-
>>177
まさか。……ただそれが必要であるのなら、私に躊躇いはないよ。
君が恥じらう顔を、見たくて堪らないから……くく、よく分かっているな?
……楽しみにしていてくれ、アイリスフィール。
(呆れたように、恥ずかしそうに、それでも結局は私に忠義を尽くす彼女の姿が、とてもとても可愛らしくて)
(胸元にしっかりと口付けを残されれば、私もそれに応じる。彼女の首筋に唇を寄せて、強く強く吸い上げて)
(――――ちゅう、と音を立てて、私の唇が離れた時には。)
(真っ赤なキスマークが、辛うじて浴衣に隠れるか隠れないかの場所に、刻まれていて)
(この愛おしい彼女が、今夜この部屋で見せる淫らな乱れぶりを不意に想像し……)
(ぞくついた背筋には何とか逆らって、その代わりに彼女をよしよしと撫でた)
ありがとう。…ほう、黒と薔薇か。……高潔な色は、私も好きだよ。
……しかし、この時勢……紫と言えば、高貴なる者の特権だったのだがな。今となっては、何処にでも使われているものだから……驚く。
(流石に彼女は感性がいい。欲望に満ちた私の裸体が、黒く気高い色合いに包まれてゆく)
(アクセントとして染め抜かれた薔薇の花に、幾つかの言葉を想起する。)
(――これに紐付けられた言葉は、何れも恋や愛に類するものであったな、と。彼女はきっと、それも知っているのだろう)
(帯まで締められれば、確かにすっかり私は和装になっていた。……ただ、収まりきらない胸元は、やや肌蹴てはいたのだが)
……ふふ。君の着方を見て、覚えさせて貰おうか。
(私が彼女に手渡すのは、私のものとは対になるであろう一着)
(仄かな赤みを帯びた白地に、染め抜かれた黒百合が、何とも言えない清楚さと妖しさを両立して)
(――――よもや、あの女将は私たちの関係に気付いていたのだろうか。……不意に、そんなことを考える)
-
>>178
【くす……明日は、君も寂しいだろう。……その分今夜は、沢山……な♥】
【(ちゅ、と彼女の唇を奪い。にんまりと笑いながら、二人でベッドへと座り)】
【把握した。……今夜は、どのくらいまでいられそうだ?】
-
>>179
…だれしも高貴に生まれ育つことは出来ないけれど、一瞬の姿になら変われる事だってあるはず。
手には入りやすくなったのもそうした願いがあったからかもしれないわね。
それに…本当に相応しい人しか纏えない色だってあるのよ。貴女のような…ね。
(きゅっ、ときつく締まらないように締めて完成、我ながら上出来と言わんばかりに満足げな表情で仕上がった彼女を鏡越しで眺めた)
(まぁ…と和装の彼女に瞳を輝かせて驚いていた)
(一段と華やかにそして色合いに相応しい落ち着いた雰囲気もとても似合っていて)
(それでいて豊かな胸を出し惜しむかのように肌蹴させた姿は普段より艶めかしく、その姿に胸の奥をきゅんとさせてしまう)
…とても綺麗よ。アルトリア。
お祭りに出かけるのがもったいないくらい…きっとすれ違う人は皆、貴女を見て楽しむわ。
…貴女と隣で歩ける人はきっと幸せものね?ふふっ
……民宿の割に浴衣がとても上等ね。…とっても素敵。
えぇ、見ていてもいいけれど、覚えても時分では着付けては駄目よ?貴女の着付けは私がしたいもの。
(彼女との対になっているような、浴衣を手にする)
(色合いに手触り、安物とは思えない品に不安に思いながら)
(鏡の前に立つ。先程つけて貰った首筋に残ったキスマークを隠すか迷いながらも)
(彼女からの証を隠す必要がない事に改めて思い直し、その証を見せつけるように着付けていくのだった)
-
>>180
【(ベッドに座った後も、彼女の首に両腕を絡ませて見つめる事を止めない)】
【いいの…?今日は沢山甘えても…?】
【眠くなるまで、貴女が許すなら朝まででも…問題ないわ。…貴女は?】
-
>>181
……そうだな。ふふっ……それは、君も同じだろう?
我が妻として娶られたのだ。……君もまた、私に相応しいだけの色を、纏う権利がある。
(一回り高い背丈から、くすっと笑って彼女へ視線を落とす。満足げに笑い、そして目を輝かせる彼女は)
(なるほど、やはり歳頃の少女である。――「こういうこと」が好きなのだなと、改めて思いながら)
(謙虚さをまるで知らないような我が胸元を見つめる視線に気付き、彼女がときめいてくれる喜びを感じて)
ふふ。……邪な視線は余り許したくはないが、王の凱旋だと思えば悪い気分ではない。
くす…そうだな。世界一の、幸せ者――きっと君にも、羨望の眼差しは送られるだろうよ。
……比類なく素晴らしき王の傍を歩き、のみならず唯一の妻として愛されているのだから。
急な来訪さえ快く受け入れてくれたのだ。……良い宿だ。
ふふっ、分かった分かった。……私の女体は君のものだ。
それに……。私もまた、君の手解きを受けたいから。
(裸体に白い布地を纏い、瞬く間にその色合い変えていく彼女の姿を見れば)
(さながらそれは、蝶が蛹に戻るような……肌を隠したというのに、かえって彼女の可憐さと、妖艶さは増して見えて)
(我ながら、意せずして釘付けになる。――そして、首筋に刻んだ跡を、彼女が見せつけるように晒してくれたのなら)
(私もまた喜んで。胸元に刻まれた、彼女の愛の証を見せるのだった)
……美しいよ、アイリスフィール。君のこの姿を見られただけでも、この宿に泊まった価値があった。
(姿鏡の前で並べば、一回り背丈の大きな私と彼女の身長差が改めてはっきりと自覚できて)
(私が雄で、彼女が雌。私が夫で、彼女が妻。――私が彼女のもので、彼女が私のもの)
(目を細めて、金色の視線で彼女へと微笑みかけながら。そっと近付いて、背中と腰を抱き)
(抱き上げるようにして、唇を重ねて。伸ばした舌先を絡め、分かち合うような口付けを)
-
>>182
【(切なげに見つめるその視線に、目を細めて笑いかけながら。首筋に回された温もりと重さを受け止めて)】
【(私もまた、彼女の腰と背中を抱いて。――ちゅうっ、と唇を奪い)】
【……ああ。沢山沢山、私に甘えて……沢山沢山、私に愛されるといい……♥】
【ふふ……眠りに就くまで。……朝まで愛しあえたら、幸せだな?】
【(そのまま、舌を絡めて。彼女からも絡めるように求めて……熱い唾液と粘膜が、触れ合う)】
-
>>183
世界で一番…唯一の幸せ者よ。
私は我が儘だから、きっと傍らで歩くだけじゃ満足しないから、
きっと王様の腕を取って…手を絡めて歩くの。
それぐらい妻として許されるでしょう?ふふっ
(全身を鏡に映し、鏡越しで屈託のない笑みを向けながら)
(着付ける手を休めずに、愛し合う恋人の会話を楽しんでいた)
(覚えようとしていた彼女の視線にも、どこか嬉しそうに。僅かだがその速度は彼女を着付ける事よりも遅くなっていた事に自覚はなかった)
(ようやく着付け終わって、改めて彼女を見る)
(その浴衣姿に満足して貰えた事は瞳を見れば明らかだった)
(その視線にきっと捉えている首筋の証は誰が見ても彼女のそれとお揃いで、二人並んでしまえば言葉にする必要のない関係だとわかった)
……大袈裟ね…ふふっ。
でも私もそう思ったから、貴女の浴衣姿なんて想像した事なかったもの。
(美しいだの、綺麗だの、言葉にし足りない感情を伝える一番の方法は愛情たっぷりの口付け)
(彼女から抱き寄せられなかったらきっと自分からしていたであろう、驚く様子もなく彼女の首に腕を絡ませて)
(穏やかな微笑みを返し、その愛しいキスを受け止める)
(夕食を用意するはずの仲居が来ることさえ、忘れてしまうような長い口付けを)
-
>>184
【…加減がわからなくてもいいの?…沢山…貴女に愛されたいの。】
【ふふっ、眠たくなったら言ってね。…貴女が寝ても私はきっと…貴女の上で腰を振り続けちゃうわ…♥】
【ここ暫く静かに寝かせてくれたお礼よ。…夢の中でも私を感じて欲しいから。】
【(舌先でなぞるように、彼女の舌を口内を愛撫して、いつもより少し積極的になって絡めていく)】
【(どんなに言葉で強がっても会えない日を耐えて過ごすのは虚しい、だからこそ今は積極的に彼女を求める事が一番だと思っていたから)】
-
>>185
(幸せなキスに酔いしれる。彼女を求めて、彼女に求められて、茫洋として時が過ぎていく)
(私たちにはこれだけでも十分過ぎた。お互いの恋慕や想いを伝えるのであれば、こうやって口付けるだけでも)
(いや、これだからこそ、きっと伝わるものもあるから。だから私は、もっと舌を伸ばして、もっと彼女の奥を味わって)
(流れゆく互いの唾液が混ざり合っていくその感覚に、ただただ浸ってゆくのだった)
………ぷ、ぁ。……ふふ。夕食の前なのに、随分と貪り合ってしまったな。
(彼女の女体だけでさえ、極上の味わいを感じるには十分すぎるのである。)
(凡庸なビジネスホテルの夕食なら、彼女と愛し合っていたほうが幸せだが)
(今夜供されるのは、この街の特産――地魚と山菜類をベースにしたという、和食――と聞けば)
(思い出のために食しておこうというのが、放浪人の性というもの。――彼女が側にいるなら、尚のことで)
そろそろ、行こうか。……夕食は、大広間と聞いている。
(口付けを離し、彼女の腕を取る。絡めた指先は、彼女と私の存在証明――彼女の望み通りに、私は彼女を愛したかったから)
(愛おしく彼女を感じながら、二人で自然と歩調を合わせながら。ぼんやりとした部屋の電気を消して、部屋の外へと出ていくことだろう)
-
>>186
【くす……ああ、勿論。望むままに私を愛して、私を求めるといい……♥】
【君が寝るまで、私も寝ないさ。それが、夫としての務めだから】
【……だが、ふふ……嬉しいな、それは……♥夢の中でも私を求める君を、是非とも見てみたいものだ……♥】
【(なぞり求める舌遣いをしっとりと受け止めて、暫く彼女の好きにさせた後)】
【(思い切り私から舌を絡め、彼女の口内をくまなく激しく舐め上げて、味わって)】
【(ちゅっ、ちゅっと唇から音を立て……一層彼女を抱き締めれば、互いの乳房が擦れあって、歪んで)】
【……ふふ。………犯してほしいか? アイリスフィール……♥】
【(既に屹立し、先走りを溢れさせながら脈動する肉槍を、彼女を抱き締めながら……そのお腹に擦り付けて)】
-
>>187
ちゅっ……ん…っ……ほんとね……。
お腹一杯…って言いたいけれど、本当のところは今でもお腹が鳴ってしまうぐらい空いてるわ…
えぇ、行きましょう?私のお腹が鳴る前に、ね。
(絡めた指先に想いを共有するように力を込めて)
(寄り添うように、彼女と共に部屋をあとにする)
(数少ない宿泊客にすれ違う度に驚かれ)
(業務をこなす仲居はその手を止め、ひそひそと声を潜め話し合ったり恥ずかしがったりと三者三様な態度)
(同性同士の友情とはかけ離れた雰囲気がそうさせたかもしれない)
(彼女の王としての気高さと妖艶で美しい姿がそうさせたかもしれない)
(…しかし、側に寄り添う私自身はその様子に慌て恥ずかしがる事は一切しなかった)
(むしろ、どこか誇らしげでとても嬉しく思っていて)
(大広間に歩く最中は、ずっと楽しげに笑っていたのだった)
ふふっ…お祭りの前準備かしらね?
もっと大勢に見られるんだもの。…やっぱり私は幸せ者よ。
-
>>188
【理想の夫よ…それじゃ妻として、貴女を気持ちよくするのが…私の務めかしら。】
【犯されても、何度も犯されても、貴女を求め続けて…夢の中でも貴女を求めて気持ちよくするの…♥】
【(口内の唾液を全て奪い、舌を動かなく縛り付けるような激しい彼女の口付けに声が次第に漏れてしまう)】
【(口付けだけで私の卑しい感情を簡単に引き出してくれるのは彼女だけ…)】
【(欲情しきった瞳で、伝える言葉はわかりきっていて)】
【……犯して…♥ 何度だって果てても構わず…朝まで犯し続けてほしいのぉ…アルトリア…♥】
-
>>189
(様々な視線を一身に浴びながら、指先に力を込め返しつつ歩く)
(驚愕、怪訝、羞恥――あるいは、羨望。向けられた感情に対して、しかし私は興味を示さなかった)
(ただ、彼女が側にいることだけが。誇らしげに私の側に立ち、楽しげに笑いながら私を求める彼女が)
(それだけが大切だった。私もまた、彼女に合わせるようにして)
(威厳ある悠然とした立ち振る舞いで、しかし所作の節々に彼女を守るような仕草を含ませながら)
(私は比類なき王であり、彼女は私だけの妻であるという事実を、言外に知らしめながら)
………ああ。この程度の注目で参っていては、とても私の伴侶など務まらんからな。
…私もだよ。ふふっ。
(名前を呼ばなかったのは、愛しい彼女の名前を態々誰かに聞かせるのが我慢ならなかったから)
(きっと彼女ならばそれさえも理解してくれることだろう。そっと手を引きながら、私は彼女と共に大広間へと向かった)
………ほお。やはり、ここはいい宿だな。
(敷居を跨ぎ、広間へと立ち入れば、私はまた感嘆の声を漏らす。)
(決して大きな空間ではなかったが、少ない宿泊客を収めるには十分すぎるほど大きな、畳敷きの部屋で)
(配置された何列かの長い横机には、既に出来上がった料理が配膳されており)
(……ああ、またあの女将か。私たちを席まで案内する彼女は、しかし他の給仕とは違って何ら色眼鏡をかけた態度を取らず)
(むしろ静かに見守るような様子であった。――端の方の座布団に、アイリと向き合って座り込む)
(……やや、正座は辛い。)
……いただきます、……だったな。
(両掌を合わせて、小さく一礼する。箸の握り方にも、大分慣れたものだ)
(……何となく、彼女を待つ。というより、彼女を見つめる。何を始めに食べるのだろうか、と)
(机上に並んでいるのは白米と味噌汁に、山菜の天麩羅皿。隣に鎮座するのが、まるまる一尾の鯵の塩焼き)
(さらにその隣は、紙鍋で煮込まれている……すき焼き、という奴だろうか。牛肉はこの辺りにもブランドがあると聞いたが)
(一緒になって煮込まれている茸は、やや見慣れない。茸の形はしているが、市販のものより立派だ)
(あとは、豆腐やお浸しなどが続く。……なるほど、確かに豪勢だ)
-
>>190
【私は理想の雄だ。そうでなくてはならない。――くす、そうだな】
【何度も何度でも私を求めて、奉仕して……どこまでも快感を味わいながら……♥】
【(彼女の懇願を確かに聞き入れれば、妖しく笑って唇を舐めて)】
【(こくん、と頷き――彼女の秘部へと、肉槍の穂先を押し当て)】
【(どうしようもないくらい私を求める彼女の中を、私の肉槍で満たして……いつものように、子宮まで辿り着けば)】
【……ふふっ、確かに聞き入れたからな……♥朝まで、君と私が眠りに就くまで、夢の中でさえ……犯し尽くしてやるから……♥】
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>>191
(独り占めした時間、そして独り占めされていた幸せな時間は終わってしまう)
(それでもまた新たな楽しみを抱える事になる…彼女のとの食事を)
(意気揚々と大広間に入ると、料理はもう並べられており女将さんに案内されるままに席に着く)
(足を整えて、正座をして料理を前にした)
(一瞬でも険しい表情をさせた目の前の彼女に苦笑する、正座には慣れていないことに気付いていた)
(それでも崩さない彼女を見て、趣を風情を大切にする気持ちなのだろうか、とその心持ちに感心して)
(彼女と同じように両手を合わせると…)
いただきます。…ふふ、もうすっかり様になってるわ。
それにしても美味しそうね。どこから手をつけていいか迷うわ。…ふふっ、贅沢な悩みだと思わない?
(はぁ、と溜息がでてしまうほど豪勢さ、ここまでの食事とは想像してなかっただけに余計に驚いていた)
(目を奪われる光景に、彼女がこちらを伺ってるにも気づけないでいて)
(箸を手に取り、料理に向けて差し出す。…鮎の塩焼きへと)
(中央に飾られた上に、一匹をまるまる塩焼きにしている事で特別に目がいき美味しそうと直感で感じていたのだ)
(器用に箸を使い、その身をほぐしていく。一口に分けれればゆっくりと口の中へ)
(その味の評価は、目の前の彼女に満面の笑みを向けている事でわかってくれるだろう)
-
>>192
【えぇ、理想の雄…私の理想の、私だけの雄…♥】
【(私の懇願が、彼女の雄としてのスイッチを入れてしまう)】
【(舌で唇を舐め、獲物を見定めようとする瞳が私を雌との本能を引きずり出してくれる)】
【(彼女が頷くと、瞬く間に子宮にまで肉槍があっさりたどり着く、絞りに絞った深い息を吐いて)】
【(灼けそうに熱い膣内に蠢きさせたまま)】
【…そうね、言ってしまったわ…♥ ま、まだ動かないで…アルトリア…。】
【狂ってしまう前に…貴方の、ゆっくり味合わせて…♥ 明日も思い出せるように。】
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>>194
【(彼女の奥底から吐き出された熱く甘い吐息を半身に浴びながら、更に熱い彼女の膣内を存分に感じつつ)】
【(挿れた肉槍が蕩けてしまいそうなほどに熱く蠢めく彼女の中に、背筋はぞくぞくと震えて)】
【(何度となく彼女にキスの雨を降らせつつ、伸ばした指先で彼女の豊かな胸に触れて……)】
【(乳房の先端にある敏感な膨らみを摘みながら、ちゅっ♥ちゅっ♥と幾つも口付けの跡を残し)】
【ふふ、仕方ないな……♥ ……私も、じっくり締め付けてくる君の感触を、感じたかった所だ……♥】
【満足するまで、私の肉槍を……君という器全体で、しかと覚えるといい……アイリスフィール♥】
【(快諾の微笑みと共に唇を重ね、またも舌を絡め、舐り尽くし、それでも彼女の望み通り腰は動かさず)】
【(彼女が満ち足りてしまうまで……彼女が、我慢できなくなるまで。ずっとずっと、熱いキスを続けることだろう)】
【……と。…予想よりも早く、限界が来てしまってな……もう少し君といたかったが、すまない】
【……また、明後日。せめて今夜が明けるまでは、ずっと犯してやるからな……おやすみ、アイリスフィール……♥】
【(にっこりと微笑んでそう告げれば、いよいよ私は腰を打ち上げ始めて。彼女の膣内を抉り、打ち込み、時に精を注ぎ込み)】
【(お互いが眠ってしまうまで……眠ってしまっても、ずっと。甘い甘い交わり合いを、誰も止められはしない)】
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>>195
【(口付けを残す彼女の頭を抱いて、より深く感じようと)】
【(膨らんだ、主張している先端はぴくぴくと摘ままれながらも硬さを増していた)】
【えぇ…たんと覚えさせて…んっ…貴方の肉槍の硬さも太さも脈打つ振動さえ…私に与えて…♥】
【…大丈夫…明後日にはまた会えるんだから。】
【寂しいけれど。貴方に犯される日を楽しみに待っているから…ね♥】
【おやすみ…アルトリア…♥】
【(動き始めれば、彼女の笑顔を見つめながら果ててしまう)】
【(この絶頂を永遠に続かせてしまいそうな、止まらないピストンに)】
【(彼女を全身で強く抱きしめながら、もっと求めるように愛してもらえるように…力が入らなくなる時まで愛し合っていた)】
-
【端末をかえてしまったから、トリップは合ってるかしら…】
【約束の時間に間に合って良かった。】
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>>197
【問題ないようだな。……会いたかったよ、アイリスフィール。(後ろから彼女を抱き寄せて、振り向かせながら唇を奪い)】
【……もう少しかかる。少しだけ、待っていてくれ】
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>>198
【ふふっ、良かったわ。】
【こんばんは、アルトリア。…ゆっくり待っているわ。】
【…私も会いたかった。んっ……♥】
【(挨拶代わりのキスを受け取る、啄むように会えなかった気持ちを込めて何度も。)
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>>193
…ふふっ、そうだろう? ……こちらに来て、私もそれなりになる。この程度であれば、こなせないとな。
……全くだ。私も、どれから食べようか悩んでいたところでな………。
(彼女に褒められたのであれば鼻高々というもの。当然だと口では言ってみせたが、内心の喜びは隠し切れず)
(悩ましい溜め息を吐いてくれた彼女を見れば、それなりに悩んで宿を選んだ甲斐があった)
(民宿とは聞いていたが、小綺麗ながらもしっかりした内装といい、浴場周りの整いぶりといい)
(ほとんど温泉宿に近いところなのだろう。……その割に安い宿泊料といい、ケチの付けようもないが)
(彼女の箸先を、じっと眺める。……よく見てみれば、鮎である。……この辺りは確かに清流も豊かだ)
(その箸使いを真似て、私も程良く焦がされた魚の腹を、箸先で割って――白身から、ほんわりと湧き出る湯気)
(まずは何もつけずに一口。……ほのかな塩味に、確かな白身の旨味。)
(醤油をかけようかと思っていたが、これほどとなれば却って無粋だ)
(思わず顔を綻ばせる。――顔を上げれば、彼女も同じ表情をしていた。)
(にっこりと誇らしげに彼女へと微笑みつつ、ここまで甘美なる料理を供してくれた宿に、密かに感謝して)
……美味しいな。君にも喜んでもらえて、嬉しいよ。ふふっ。
(白身を何度か口にしながら、次に箸を伸ばしてみるのは紙鍋の牛)
(甘い醤油の下地が染み込んだ肉は、脂身と赤身が程良く調和した味わい)
(白米と共に食すには、ほとんど最良と呼んで差し支えない。――箸休めに添えられた豆腐や長葱、白滝もしっかりしている)
(主食の一つである以上、そこまで量も多くはなく。――直ぐに食べ終えてしまったのが、やや口惜しくはあった)
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>>199
【返事をしてきた。……これ以上、長くは待たせんさ】
【ちゅっ、んっ、…ぁむ、ちゅうっ……♥ふふっ……ずっと君のことを、想っていた……♥】
【(啄む口付けを返しながら、やがてそれは深く重ねる唇に変わり……伸ばした舌先で、2日ぶりになる彼女の口をたっぷりと味わい)】
【(彼女を貪りたい欲望が抑えきれない。――深く深く彼女を抱きながら、ベッドへと押し倒してしまう)】
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>>200
(彼女と同じ物を食し、味わい、二人して笑みを浮かべる。こんな日常が私たちをより幸せにしてくれる)
(分かち合う時間の愛おしさを胸に染み込ませ、ついでに彼女の綻ぶ笑顔もしっかり胸にしまって)
(次に口を運ぶ料理を選び始めた)
えぇ…美味しい。
これだけ美味しくて、場所もいいのに…あまり人は見られないのよね。
隠された宿なのかしらね?それともお祭りに行ってしまったのかしら。
…それはそれで。…貴方と二人だけでお食事出来る事が出来たんだから良かったわ。ふふっ
(大広間、というだけで数十人は入れる。が、今は私たち二人だけ)
(辺りを見回すと、彼女に笑顔を向けて)
(鍋に箸を入れると器用に一口サイズに折り畳んだお肉を摘まむと)
(少し腰をあげて、箸を彼女へと向けた)
誰も見ていないわ。…はい、あーん♪
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>>201
【んんっ!?…ちゅ…ちゅちゅっ…んぅ…♥】
【私も…私もよ、アルトリア。あぁ…♥でも、今の貴方…素敵。…我慢できない?ほら、触ってここ、私も我慢出来てないの…】
【(抑えるつもりもない欲望が唇を伝わり感じられ、触発されて求めることを止めれない)】
【(ベッドへと押し倒されれば、彼女の手を取って自らの股に誘う)】
【(下着もつけていないそこは熱気が感じられるほど熱くまたどろどろに溢れた愛液を垂らしていて)】
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>>202
場所が場所、だからな。……街のパンフレットで知ったが、隅の方に小さく記されている程度だった。
……とはいえ、ふふ。君の言う通り、静かなのは良いことだ――君と二人で、これだけ素晴らしい夕食を味わえるのだから。とても、とても、嬉しい。
(知られざる名所、と言ったところだろうか。しかし余り人に知られていないからこそ、質のいい接客を保ててもいるのだろう)
(彼女が辺りを見回すのに合わせて、私も広間を見渡してみる。……古さと頼もしさを感じさせる造りに、畳のいい香り)
(そして、不意に気付く。私に向けられた笑顔――向けられる箸先に、やや呆気にとられていたが)
……ふふ、ありがとう。……あ、むっ。
(成る程と意味を理解して、彼女の底知れぬ愛情に半ば苦笑しつつも)
(残りの半ばは、心の底からの喜び。彼女に愛されているということを、日々の微かな仕草から実感できる幸せ)
(目を瞑って、唇を開いて、彼女の差し出した牛肉を口にする。――丁度、食べ終えてやや切なくなっていたところだ)
(そんなところにも気遣いを見せてくれる彼女に、本当に素晴らしい賢妻を持てたと、どうしようもなく嬉しくなって)
………私からも、ふふ。……あーん、しろ。アイリスフィール。
(こんな真似をするのは初めてだ。無論の事、決して恥ずかしくもなければ、躊躇いもしない)
(彼女と同じように、私からは鮎の白身をひとつまみ。腰を上げて、彼女の口許へと差し出して)
(威厳を外套として纏った王らしからぬ振る舞いに、我ながら内心くすぐったくて)
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>>203
【くふふっ……雄に組み伏せられ、雌として隷属する快感が、そんなに欲しいか……♥】
【…すっかり、濡れ切っているな……♥ ……安心しろ、すぐにたっぷり犯してやるから……♥♥】
【(誘われるままに指先で、彼女の切ない欲望を感じ取り。指先を3本ほど差し込んで、ぐちゅぐちゅと彼女の中を軽く搔き回した後)】
【(彼女と同じ、容易く晒せる私の肉槍を――既に熱くいきり立っているその先端を、彼女の秘められた泉へと押し付け)】
【(――――ずぶんっ……♥と音を立てて、あっという間に彼女の膣を抉り、容易く子宮をこじ開け)】
【……ん、じゅる、じゅる、ちゅっ、ちゅうううっ……♥♥あむちゅっ、ちゅ、れろぉっ……♥♥】
【(どことなく今夜は、彼女の胸を味わいたかった。――両掌で、彼女のよく張った乳房をこねくり回し)】
【(思い切り指先を沈めて、その形を歪めながら……上目遣いで舌先を這わせ、舐め回し、淡い桜色の先端を何度も激しく吸い上げつつ)】
【(盛りのついた獣よりもずっと激しく腰を振り、彼女の中を掻き回して、突き回して)】
-
>>204
(少し意外だった。恥じらいをもって拒絶までとはいかないが抵抗はするだろうなと、思っていたから)
(可愛らしく瞳を閉じて向けたお肉を躊躇いもせずに口にした)
(私にだけ見せてくれる仕草だった事にとても嬉しく思えた)
(それに美味しそうに食べる彼女を見れるのも珍しくはないが貴重な事の一つで、それをみてまた笑顔に)
……へっ?…あ、アルトリア!?
………い、頂きます。ふふふっ
(これは凄く意外だった)
(宿の雰囲気が、料理の美味しさがそうさせてしまったのかはわからないが彼女にまさか箸を向けられるとは思ってもいなかった)
(意外な事に慌ててしまい、突然な事で気持ちも整えれずにほんのり頬を赤めて恥ずかしがってしまう)
(普段の振る舞いから少し外れた彼女の行動も、きっと私だから見せてくれる。そう思った時にはほんの少し口元を緩ませてクスクスと笑って、ゆっくりと彼女の箸に口をつけた)
……んー…美味しいっ。
貴方のお箸で食べた方が美味しくなるのかしらね?ふふっ
-
>>205
【そうよ…雌として受け入れるのは貴方という勇ましい雄だけ。】
【んんっ♥ そうでしょう…?貴方と会う時間が近づくにつれて溢れてきたの。…貴方なしじゃもう無理な身体なのよ…?ぁあはっ…んっ…!】
【彼女の指が容赦なくかき回す、いきなりの三本の指に軽く触れられても喘ぐ声は高まっていき)】
【(自らの両足を持つと、その瞬間に子宮が潰されるような鈍痛と、それを上回る痺れるような快感が一気に身体を支配して)】
【(既に快楽に刺激された乳房の最先端は主張するように強ばり勃起して)】
【(彼女がそこを蹂躙すると、歯を食いしばって襲い来る強烈な快感を耐えていた)】
【…はぁっ、んんんっ……!お、お願いっ…アルトリアっ♥ そこぉ…そこ…か、噛んで…貴方の歯で…お願いぃっ…♥】
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>>206
(慌てふためく彼女の顔がまた可愛らしい。当然だ、普段の私ならとても思い付きもしなかった行いなのだから)
(無論のこと、素晴らしい料理と二人きりの幸せというのも、その理由ではあったが――)
(何より彼女が私に教えてくれた。私らしからぬ、彼女への愛情の示し方)
(彼女だから、私は見せた。恥じらうような彼女の微笑みに、そっと笑顔を返して)
ふふ。……そうかもしれないな。君の箸で食べた時の方が、一層甘美だった。
(楽しげに笑いながら、また新しい一口を頬張る。山菜の天麩羅……これもまた、衣と塩と食感の調和が素晴らしい)
(決して豪華絢爛ではないが、質実剛健に綺麗なまとまりを見せる料理だな、と改めて思いつつ)
(天麩羅の皿が空いた時には、もうほとんど白米は残っておらず。地物の大豆で作られたという冷奴を食べて)
(口の中で醤油と溶け合うまろやかさが、成る程悪くない。――お浸しをつまんで、味噌汁を飲んで)
(最後によく冷えた麦茶を飲み干せば、過ぎ去ってみればあっという間の夕食。幸せなひと時だった)
……ごちそうさまでした、と。
(食後の礼も慣れたものだ。満足気にふう、と息を吐く)
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>>207
【んじゅるっちゅうっ……くふふっ、私も同じさ………♥】
【君という雌がいなくては、とてもとても生きていけない…君がほしくて、仕方ない……♥】
【(豊かな乳房を思うままに弄ぶ。じんわりと滲み出る彼女の汗さえも)】
【(全て舐めて、飲み干して、味わって。同時に腰を打ち付ければ)】
【(じゅぼっ♥じゅぼっ♥と淫らな水音を立てながら、私たちの繋がる場所が激しく泡立って)】
【(襞一つ余さず愛液を溢れさせて私を求めてくる彼女の膣に、武者震いにも似た快感が背筋を走り)】
【……ふふ……♥どこだ……? それだけでは分からないぞ、アイリスフィール……♥】
【しっかり、君の口で……はしたなく喘いで私を求めるその口で……私に、言葉にして、伝えてみろ……♥】
【(されど私は意地が悪い。熱に己れの声を震えさせながら、それでも高圧的に)】
【(わざとらしく出した舌先で、ちろちろと彼女の乳首を舐めるさまを見せつけながら)】
【(片手は舐られている乳房の根本をねっとりと揉みしだき、片手はもう片方の乳首を優しくしごき上げ)】
【(くつくつと喉奥で笑いながら、金色の瞳の上目遣いで……この底なしの淫乱め、と言わんばかりの、愛情に満ちたサディスティックな侮蔑を)】
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>>208
(会話を楽しみ、料理も楽しむ…楽しむ時間はやはり過ぎるのが早い)
(気が付けば、最後に残されたお味噌汁を飲み干して完食していた。同じように彼女も食べ終えてて)
(彼女と合わせて、食後の終わりを告げて)
…御馳走様でした。
はぁ…食べ終わってしまうのが名残惜しかったわ。
…でも十二分に満腹になってしまったけれどね。ふふっ
ねぇ、そっちに座って良いかしら…?食べた後に寝てしまえば豚になるって言われているみたいだけど。
これだけ満足しちゃったら、少しは動けないものよ。
(彼女に一応伺ってみるものの、既に立ち上がって)
(どうやら暫くはこの満腹感に浸っていたいらしく、彼女に寄りかかりたいようで)
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>>209
【あぁっ、ああんっ…んぁっ…私も貴方が欲しいのっ…!】
【貴方の全部、なにもかも…アルトリアが欲しくてたまらないのぉ…♥】
【(激しさを増す水音が余計に興奮させてくれて、どれだけ身体が悦んでいるのかがわかる)】
【(足が折れそうなほどピンっと天井へと伸びて、痺れる快感に耐え切れていない)】
【あぁぁっ♥ そんなのぉ…わかってるくせにぃ…んんんっ…!】
【アルトリアっ…アルトリアっ♥…お願い…お願いします……私の卑しく勃起した乳首をぉ…アルトリアの、王の歯で噛みしめてください♥】
【貴女の力で…どうか私の乳首を思いっきり…噛んで……♥】
【(雄の瞳から伺えるサディストの性質に、簡単に堕ちてしまう)】
【耐えることなんて、拒絶することなんて知らなかった)】
【(彼女に従い、ひれ伏し、屈服することが私の最大の快感になるからだ)】
【(その証拠に、愛した器は引きちぎるかのように肉槍をぎゅぅー♥と締めつけていた】
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>>210
ああ、良いとも。……ふふっ、寝てはいないなら平気だろう。
……君が可愛らしい子豚になったら、それもまた愛で甲斐があるだろうが。…なんて、な。
(寄りかかろうとする彼女を拒む道理はない。浴衣越しの柔らかい肌へと、そっと彼女を抱き寄せて)
(彼女の身体を受け止めて、その手を優しく恋人繋ぎに握る。幾分か高い背丈で、彼女を優しく見下ろしながら)
(慈愛に満ちた金色の瞳で、彼女と見つめ合おうとしながら)
(腰を抱いて、彼女の身体を引き寄せる。……浴衣に隠れた彼女の乳房と、浴衣から溢れた私の胸元が、重なって)
…………ちゅっ………ふふ。………だが、あまりのんびりもしていられないぞ?
もう、7時半は回っている……祭りはもう始まって、そろそろ花火が上がる頃だろう。
(そうは言うものの、しなだれかかる彼女の柔らかい感触に抗うことはできない。まずは、その唇を軽く奪って)
(次は頬へと口付けを落とし、次は額。次は、先程付けたキスマークに重ねて……私たちの他に、誰もいないのが幸いだった)
(慈しむように彼女の髪に指を通し、梳くように撫でる……「……綺麗だな、アイリ」そんな、言葉)
-
>>212
(冗談を囁く彼女に、ふてくされた仕草をみせるがその傍らに行く事を許された嬉しさを隠せずに)
(優しく握られた手を確かめるように握り返したり、指を擦り寄せたりしながら)
(お互いの胸が形を歪ませてしまうぐらい寄り添って、上目遣いで甘えるように見つめ返した)
……もう少しだけ。
大丈夫…きっと間に合うわ。すぐ近くだし、お祭りの花だもの。
今はまだ綿飴を買ったり、金魚すくいをしたりする時間なのよ。
… んっ……アルトリア…。
(言葉とは裏腹に、求めてくれる唇に自然と受け止めて)
(首筋にくすぐったい感触に、小さく声を漏らしてそのキスマークがまた一層濃くなった)
(純粋な彼女の言葉に、なにも言葉は言わずに、少し顔をあげてその唇へと)
(愛おしくて愛おしくて、気持ちが溢れた口づけを)
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>>211
【(伸ばされた彼女の細い脚先にさえ、私の足を絡めて……一突き毎に溢れ出る愛液が、彼女の興奮を語っていて)】
【(私もまた、容赦ない腰遣いで彼女の最奥を抉りながら……彼女の切なげに求める声色を聞けば、満足気に目を細めて笑い)】
【(確かにその懇願を、最後まで聞き遂げたのなら。嗜虐に満ちた笑いを抑えられない口許で、絶やすことなく彼女へと伝え)】
【……ふふ、確かに聞き遂げたぞ……♥よく頑張ったな、アイリスフィール……♥♥】
【君の望み通り、君のはしたなく勃ちっぱなしの乳首……沢山噛んで、味わってやるからな……♥♥】
【(――言うが早いが、舌先で弄んでいた彼女の乳首を口に含む。……そして)】
【(がりっ……♥と音を立てて、奥歯の臼歯で彼女の乳首を言葉通りに噛み締め)】
【(強く、強く、味わうように……決して噛みちぎることはしないけれど、彼女にとって快感が最も強くなる噛み方で)】
【(両手で滅茶苦茶に彼女の胸を揉みしだきながら、もう片方の乳首をぎゅううっ……♥と指先で摘み潰して)】
【(そして、彼女の一番奥に突き込んだ肉槍の先端をぐりっ♥ぐりっ♥と押し付けながら)】
【(雄への屈服を、否応に感じさせ、理解させて……どっぽん♥どっぽん♥と脈打った肉槍が、彼女の子宮に熱い熱い精を注ぎ込む)】
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>>214
【あぁぁぁ…♥アルトリア…噛んでぇ…噛んで♥噛んで♥噛んで♥】
【んひぃぃっ…ひくっ…いぐっ…イっちゃうぅぅ…♥♥】
【(強烈な痛みと共に快感が、ガリガリと噛まれた先から広がるように襲ってくる)】
【(身体を悶えさせ、下半身を激しく痙攣させていた)】
【(まるで子供が玩具で遊ぶように、容赦なく乳房を弄られて喘いでしまう様子は蹂躙そのもの)】
【(雄に遊ばれ、好きなだけ気持ちよくなったあとは、その礼のように膣奥に精液をぶち込まれる…雌として最大の幸せだった)】
【(あ、あひぃ♥ と声にもならない声ではしたない表情や醜態を晒しても)】
【(彼女にそれすら見られてると思うと、興奮は一向に冷めなかった)】
【(まだ足りないと言わんばかりに、彼女の身体に両足を絡めて)】
【…もっとぉ……もっと貴女の精液欲しいのぉ。♥アルトリアぁ…私を……孕ませて…♥】
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>>213
(不貞腐れたような顔もまた可愛い。……彼女のいろいろな表情を見てみたいと、心から思う)
(握り返す掌、擦り寄る指先に、言い知れない幸福感に包まれながら)
(甘えるような上目遣いをされれば、理性の箍が音を立てて外れていく。――今すぐにここで、愛し合ってしまいたい)
(内心ですぐに首を振る。……あまり、ここの宿に迷惑はかけたくない。重ねるとして、唇がいいところ)
……分かった、分かった。…少しだけだぞ、アイリ。
(自分の欲望を誤魔化すように苦笑しながら、彼女の頭をよしよしと撫でる。口付けを迫られれば、拒む必要もなくて)
(彼女の頭を抱きながら、唇で彼女の口許を味わう。微かに口許についたままの、夕食の残り香を味わいながら)
(しっとりと彼女の唇を濡らし切れば、そっと舌先を彼女の口へと挿し入れて)
(優しい舌遣いで、彼女の口内を味わう。……歯茎の隙間も、頬の内側も、もちろん彼女の舌も)
(甘い甘い彼女との口付けでありながら、夕食の余韻にも浸ることができて。無性に、幸せになる)
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>>215
【(激しく腰を打ち震えさせながら、彼女の最奥に精を吐き出す。それだけでも、もう十二分に多幸感極まるというのに)】
【(留まるところを知らない彼女の痴態を見て、私の口淫に喘ぎ狂う様子を見て、私の精液に何もかも蕩けさせられた姿を見れば)】
【(もう止まることはできなかった。絡められた両脚に応じて、私を求める声に応じて)】
【(彼女の乳房から口を離し、舌を這わせ、乳房から首筋、首筋から頬、頬から唇……べっとりと舐め上げて】
【(有無を言わせず唇を奪い、何度となく彼女に教え込んだ、喉まで犯す私だけの容赦ない口付けを味合わせて)】
【ふふっ……♥当たり前だろう、アイリスフィール♥♥】
【孕めっ♥私の精をいっぱいに受け止めて♥孕めっ♥私と君の子を、英霊と人間の子を……♥♥】
【……いつまでも、いつまでも、愛してやるからな……アイリスフィールっっ………♥♥】
【(――耳元をぐじゅぐじゅに唇で蹂躙して、そう囁いて)】
【(精を吐き出しても尚止まらない腰遣いで、子を孕んだように膨らんだ彼女のお腹の中を、ずっとずっと犯し続けて……)】
【……明日は、会えそうか? ……今週であれば、いつも通り20時から会えるぞ……♥】
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>>217
【(過呼吸になるほど、激しかったと思わざる得ない。それほど…今日の彼女は獣じみていた)】
【(虚ろになる瞳が彼女を捉えると、反射的に唇を差し出して舌を絡ませる)】
【(彼女の舌が喉奥の肉壁を激しく突き、気道を塞ぐ。…呼吸が出来ない口付け、子宮がときめき心臓が激しく高鳴る大好きな行為)】
【(喉まで伸びた舌を休まず絡ませて、死へと向かうこの瞬間が…一番彼女を愛されてると実感できた)】
【……んぷっ…はぁぁはぁはぁぁっ…♥】
【はっ、孕みます…♥貴女の子を、孕ませてぇ…!】
【貴女の精液で満たされた赤ちゃん…産みたいのぉ…アルトリアっ…私も愛しているわ…♥】
【会う…絶対会うわ。どんな予定も切り崩しても…貴女に愛されたいの。】
【明日20時…ね。今日はここまで…だからおやすみなさい、アルトリア。】
【…私はまだ…まだまだ…貴女に犯されたくて我慢堪らないの…♥♥】
-
>>216
(少しだけ。と苦笑いしながらも許してくれる彼女に)
(欲望が疼いていた事なんて知る由もなく、そっと唇を重ねた)
(優しく触れる舌に口内は余すところ無く、丁寧に舐めとられて上擦った声を微かに、彼女の押し込めた欲望が徐々に伝わってきていた)
(それでも、幸せを噛みしめお互いをあやすようなキスに、満足してこれ以上求めることはなかった
(食事したものは同じでも、特別な甘さを舌伝いに味わって、二人だけの甘い世界に包まれていた)
(…彼女の側に移るときに一瞬だが、広間の戸が少し開いている事に気づいていた)
(すれ違った男性宿泊客か、はたまた既に噂となって真相を覗きにきた仲居か分からないが)
(覗き見られている事を理解して、唇を重ね合っていた。この人は私のもの…と見せつけるように)
んっ……ちゅ…ぁっ…ぁむ……んっ……。
…ふふっ…御馳走様でした。
お祭り、行きましょうか?
(唇をゆっくり離して、穏やかな笑みを浮かべ)
(彼女の肩に頭を置いてその余韻に浸って)
-
【少しばかり早いけど。 】
【ふふっ…花火までまだまだね。こんなに長く続けるのは初めてだから…凄く楽しいわ。】
-
>>220
【こんばんは、アイリ。……ふふ。愛想を尽かさないでいてくれて、ありがとう】
【…少し待っていてくれ。すぐに返事を書く】
-
>>221
【そんなことあり得ないのよ。ただ…日常というのが全くしたことないから、分からなくて。】
【私は楽しいんだけど、貴女が楽しめてるか少し不安なの。それに…私はすぐ求めてしまうから。】
【…ゆっくり待っているから。】
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>>219
(微かに彼女から漏れ出る嬌声を感じて、彼女もまた私を求めてくれているのだと実感して)
(さするように彼女を抱き寄せながら、深く深く彼女を求める。――もっと甘く、もっと幸せに)
(そろそろと指先を彼女の腕に這わせ、その細く白い手の先を、私の指から絡め取って)
(ぎゅ、と握り締めて。優しい恋人繋ぎから、彼女の存在を目一杯に感じながら)
(――――広間の入口から、どことない視線を感じたが。彼女に言ったように、気にかける必要などなかった)
(見せつけるように、彼女の口付けが強くなった気がした。私もまた同じように、彼女を味わう。深く、深く)
(彼女は――アイリスフィール・フォン・アインツベルンは、私だけの愛しい妻であると)
………ん、ふぁ。……私も、美味しかったよ――御馳走様、アイリ。
(ゆっくりと離れていく唇から、銀色の唾液が伸びて、私たちの間に橋をかけて)
(やがて切れて彼女の口許へと落ちたそれを、ちゅっ…と音を立てて、吸い上げて)
……ああ。……では、向かおうか。
(彼女の穏やかな笑みは、私にだけ誓われた不動なる信頼の誓約そのもの)
(余韻に浸る彼女の頭を撫でながら、恋人繋ぎをそっと握り)
(程なくして、私は彼女の身体を抱き上げるようにして立ち上がる)
(恋人繋ぎは、そのまま。――胸元と首筋の口付けといい、誰がどうやって見ても私たちは深い仲だろう)
(慌てるように閉じられた戸に苦笑する。――それをまた開いて、また廊下に出て)
(一層強まったように感じられる視線を浴びながら、玄関口へと向かい……丁寧にも、二人分が用意された下駄を履いて)
(少し歩けば、からんころんと軽妙な音が鳴る。くすっ、と笑いながら)
(扉を開けて外に出れば、存外に涼しい夜の空気、闇にさざめく木の葉の音。――遠くで、聞き慣れない祭囃子が響いていた)
-
>>222
【このままでいいよ、アイリスフィール。……何も、不安がることはないさ】
【……私も、とても楽しい。だからいつだって、求めるといい】
【その時は、いつだって抱いてやるから。……奥まで愛して、子を孕むまで……な】
-
>>223
(外に出てみれば、昼間の暑さが嘘のように涼しく風が気持ちいい)
(いってらっしゃいませ…と深く頭を下げて見送ってくれる仲居さんに軽く会釈をする)
(少しだけ顔を赤らめていた一人に気づく。覗いて犯人も分かって、クスクスと笑いながらまたも見せつけるように彼女の腕へと抱きついて)
(ふと歩きながら彼女の顔を覗くとどうしてか楽しそうに笑っていた)
(気になってじっくり観察すると、どうやら下駄の馴染みない音に関心している事に気づく)
(ふふっ、と微笑ましい表情をしながら歩く歩調を彼女と合わせて二人して下駄を楽しく慣らしていた)
…あっちかしらね?
人並みがあっちにちらほら向かっているし…良い匂いもするわ。
人混みに揉まれて…っていう覚悟もあったけど、これならゆっくり落ち着いて見て回れるわね。ふふっ
(同じように祭に向かう者、すれ違う者もいれば立ち止まって話し込む人も)
(決して少なくはないが、多すぎるということもなくて半ば安心していた)
(それでも私たち二人の姿を目にすれば、どんな人でも確実に目で追われて興味を持たれていた)
-
>>224
【…えぇ、貴女がそういうなら。…気にしないことにする。】
【貴女が楽しんでいる事を聞けて安心したわ。ふふっ】
【…もうっ。…昨晩の事は思い出さないで。改めて口にされると…恥ずかしいのよ。…嬉しいけれど。】
-
>>225
……麓の方が。おそらくは、そうだろうな。
………祭は賑やかである方がいいが、あまり人が多くても困る。
(祭囃子に導かれるまま、彼女をそっと導くまま。夕方に上った坂道を、今度は下っていく)
(夜の森と林道に流れる、程よく湿った風を肌に感じながら、からんからんと歩いて)
(無論のこと、道行く人の視線にも気付く。――凝視か、瞥見か、しかしいずれにせよ)
(女同士の友情と呼ぶには、余りに深すぎる仲であるということは、傍目から見るだけでも分かるのだろう)
(内心、誇らしげに笑いながら。私は彼女の手を一層強く握って、祭囃子へと下りて行き)
…………ここ、だな。……成る程、日本の祭りとは………。
(そうして、暫く下り坂を歩いていった後。市街へと真っ直ぐ通った大路に繋がったところで)
(そういえばこの大路は、脇の林道に入らず歩いて行ったのなら、神社仏閣らしき場所へと繋がる道でもあったと気付く)
(――私たちが降り立った長い長い石畳の参道は、今や煌びやかながらどこか爽やかな色合いの明かりに照らされていた)
(右を見れば、市街へと通じるコンクリートの舗装路。左を見れば――境内に繋がる、石段だろうか)
(石段の下に建てられた鳥居で、神輿というやつだろうか。――祭囃子は、あそこから鳴っている)
綺麗、だな。……いい場所に泊まれたものだ。
(思わずそんな感嘆を零して、隣にいる彼女に微笑みかけて。取り敢えずは、最奥の境内に向かうことを目標として)
(先ずは、道を挟んで並べられた、どの出店に向かっていこうかと。……全く、悩ましかった)
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>>226
【……ふふ、それでいい。私は、君と過ごせる時間なら……どんなものでも、楽しいから】
【……くすっ……♥とてもとても可愛いかったぞ、昨夜の君は……♥】
【(彼女を抱き寄せて、その耳元で囁き。そのまま、柔らかい唇で彼女の耳朶を食みながら)】
【(伸ばした舌先で、べっとりと彼女の耳を味わって、唾液を塗りつけて……)】
-
>>227
まぁ………♪
(映像や写真では見せてもらった事はあった)
(しかしこの景色は、そのどれよりも煌びやかで心が躍る程、素晴らしいものだった)
(思わず彼女と握る指に力が入る、今からその風景に飛び込むのだから楽しみで仕方なかった)
(微笑んでくれた彼女もきっと同じ気持ち、だからこそ誘うわけでもなく誘われるわけでもなく、ずっと同じ歩幅で)
(見る物、聞く物、なにもかも共有したい気持ちがそうさせて)
えぇ…とっても綺麗ね。
露天も沢山…お腹一杯にしちゃったのがここで悔やむ事になるなんて考えれなかったわ。
…見て、アルトリア。なにかしら……棒をくるくる回しているだけなのにふわふわしたものが出来上がったわ…!
…魔法かしら…?
(実に楽しそうにはしゃぐ姿を恥じらいもなくみせていた)
(彼女の腕に掴んではそれはまるで子供のように初めて見る光景に声をあげていた)
(露天の看板には『わたあめ』と書かれていたことに気づかずに)
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>>228
【私も…貴女と同じよ。】
【…だって貴女があんなに求めてくるんだから…凄く嬉しかったのよ?】
【…んっ…ぁは…駄目よアルトリア、そんなとこ舐めちゃ……♥♥】
【(脳にまで響かせる水音に身体はびくっ♥と反応して、すぐに快楽を欲しがってしまうようになる)】
【(いつのまにか抱きついた腕は、彼女の背中を指でなぞるように触れて)】
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>>229
(私と同じように、感嘆の声を漏らす彼女。――彼女の想いが、私に分からない筈もなくて)
(この涼やかな光と喧騒の洪水の中、彼女と共に知る幸せも、喜びも、楽しさも)
(全て全て、彼女と分かち合いたくて。ゆっくりと歩幅を合わせながら、石畳を踏みしめていく)
ほお、どれだ――はっは、あれは綿飴という奴だろう。……私も、食べたことはないが。
(大仰なほどに喜び、まるで歳若い少女のように喜ぶ彼女が、何とも可愛らしくて仕方ない)
(こなれた調子で笑ってはみせたが、私もなにぶん初めて見る食べ物だ)
(……よくもまあ、時代というのは進むものだと。内心にときめきと好奇心を秘めながら)
(あくまで威風堂々と、彼女に手を引かれるまま。「……あれから、食べてみるか」答えは、聞かずとも知っている)
……すまない。わたあめを2本…なに、大きいものと小さいものがあるのか。……では、大きいものを2本。
(気さくな中年の店主に促されるまま、何とも不思議な食べ物を買う。彼女と、私の分)
(まずは一本の割り箸が、回る寸胴の中に差し入れられて……瞬く間に膨れ上がる、綿のような塊)
(私が受け取れば、続いてもう一本。……やはり、不思議である)
(どういう仕組みなのか店主に尋ねてみれば、飛沫のように溶かした飴を遠心力で吹き飛ばして形作るらしい。……なんとなく、理解はできた)
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>>230
【ふふっ、仕方ないだろう……♥2日ぶりに会ったのだから……♥】
【…噛んでと懇願して、孕ませてと請願して、どうしようもないくらい私に服従する君の姿……♥】
【とても、とても、可愛かった……大好きだよ、アイリスフィールっ……♥♥】
【(伸ばした舌先で、今度は彼女の耳穴を犯す。べっとりと唾液で濡れたその穴は、容易く私の舌を受け入れて)】
【(ぢゅっぽっ♥ぢゅっぽっ♥と、直接脳に熱と音と感触を響かせながら……耳だけでイッてしまいそうな抽送を続け)】
【(背筋に伸ばされた指先を感じて、にんまりと微笑みながら。――彼女をベッドに押し倒して、いつものように肉槍の先端を、彼女の秘部にぐちゅ♥ぐちゅ♥と押し付け)】
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>>231
綿飴…?
私も食べたこと無いわ。…あぁやって作っていたのね…不思議…
(もちろんよ、と急くように彼女をその露天へと連れて行く)
(好奇心には勝てるわけも、勝つ理由も今は見当たらない上に、その機械が気になって)
(彼女が購買を済ませているにも関わらずに、腕を組んで回転し始めた機械に夢中だった)
…細かく…砕いてるのかしら…
……綿飴というんだから飴を…?飴……砕いて熱してる…?
……凄いわ。何百倍も体積に増えてる…。
(綿飴が出来ていく行程に自分なりに納得していると)
(彼女が店主から聞き出しているタイミングでまた彼女の側へと戻って)
(ありがとう、と彼女にお礼を言って完成された綿飴を受け取った)
(お店を後にしてまた二人で歩き出す)
(手には綿飴を持ち、浴衣も相まって見事にその場に馴染むことが出来た)
(歩きながら、その綿飴をそのまま口に寄せてハムっと一口)
……アルトリア…食べてみて?
お菓子のような甘さなの。…でもすぐ溶けてしまうのよ。…不思議なお菓子に出会ってしまったわ。ふふっ
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>>232
【貴女が…貴女があんなに魅力的だったからよ…?】
【もっと、もっと…見せたいの。貴女に懇願して、服従してはしたなく屈服する姿を…】
【…私もよ。私も…愛してる…好きぃ…好き好き好きっ♥】
【(耳が、脳が蕩けてしまう。卑猥な音となる唾液が耳の中まで溢れ響かせてしまうと)】
【(その場で両足は震えだして、はしたなく舌を浮かし突き動かす音に合わせるようにあっ♥と声を出してしまっていた)】
【(気が付けばあまりに自然に受け入れる姿勢となって、その先端がもう蜜が溢れる入り口を擽っていて)】
【入れて…犯して、アルトリアっ…♥ みっともなく涎を垂らしてる私に貴女の頂戴っ…♥♥】
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>>233
(溶けてしまいそうに儚い美貌を持つ彼女に、ふと綿飴を手渡せば、浴衣姿と相まって)
(切ないほどに可憐な、夏祭りを楽しむ乙女がひとり)
(私に組み伏せられて快感に狂う彼女とは、これもまた全く違う表情をしていて)
(私しか知り得ないその違いに、じんわりと心が昂る。――いや、堪えなければ)
(しかし煌々と照る街灯の輝きと、涼しくてもなお祭りの熱気にあてられて暑さを持つ大気が)
(そっと、静かに、くすぐるように。秘めたる私の欲求を、刺激し始めて――)
……ふぇっ――あ、ああ。…あ、むっ……む、むぅ……。
…何とも、これは……食べたことがないな。……美味いな。……食感も柔らかいから、すぐに食べ終えてしまいそうだ。
(やや間の抜けた声を零して、彼女の言葉に応じる。私もまた同じように、丸い綿菓子の一口を食べれば)
(確かに甘さは飴である。だが彼女の言う通り、すぐに舌先で溶けて消えてしまう)
(待ってほしいと思いながら、また一口を食べる。……すぐになくなる。……全くもって、不思議な菓子だった。)
(「…作り方、わかるか? 君の手作りも、食べてみたい味だ」きゅん、と心を締める欲望を、そんな形で彼女に伝え)
……次は、そうだな。………また、飴になりそうだが。
(今度は私が興味を示す。別の屋台に、指をさす。「りんご飴」と「ぶどう飴」――どういった菓子なのか、あまり想像ができない)
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>>234
【そうか、そうか……♥そう言ってくれるか……♥】
【……私も、見たいよ。君が私だけの雌として、私に何もかも捧げる姿を……な♥】
【ふふっ、んっ、ぢゅううっ……ちゅうっ、じゅるるるっ……♥♥】
【(服従の意志すらも吸い上げてしまうように、彼女の魂さえ味わいかねないほど彼女の耳を啜り上げ)】
【(はしたなく突き出された舌先を絡め取り、吸い上げ、そのまま彼女の口を舌で犯し)】
【(彼女が私を求める姿勢は、あまりにも感じ慣れていた。……ぐじゅぐじゅに蕩けた入り口を、挨拶のように何度か小突いて)】
【いいだろう、アイリスフィール……♥従順なる、私だけの雌……♥】
【我が肉槍に犯されて、果てて、精を注がれて……何もかも、満たされてしまえ……♥】
【(――――言葉通りに、彼女の秘部を肉槍を貫き。当然のように、子宮まで犯して)】
【……明日も、いつもの時間からか……?】
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>>236
【あぁっ♥あぁっ♥】
【(彼女の言葉が脳へ直接染み込んでいく、脳までも愛撫されて快感は一気に向上していく)】
【(小突かれただけでも秘部の奥の方から漏れるように、ぴゅっ♥と愛液が肉槍にかかる)】
【(彼女を両手両足、全身で抱きしめながら子宮への一突きをもらうと、小刻みに膣内は震えだし)】
【(当然のように、絶頂を与えられてしまう。】
【ぁはぁ…♥貴女だけよ、貴女だけのもの…アルトリアっ…♥】
【死ぬ程愛して…死ぬまで愛して…私を貴女の愛で満たして…殺してっ…♥♥】
【会う…会いたい…♥】
【けれど明日はわからないの。ぎりぎりになってしまうから…夕方にまでは連絡するわ。】
【おやすみなさい、アルトリア…♥】
-
アルトリア。…残念なお知らせ。
今日は予定が立て込んでて、そして明日も確実に空けれないの。
だから明後日、木曜日の20時からなら大丈夫だと思うわ。
寂しいけれど。…ごめんね。貴女の都合を見たら、また手が空いた時に返事するわ。
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>>238
【把握した。…仕方ないさ、そういう日は誰にでもある】
【また明々後日、ここで逢おう。……待っているぞ】
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>>239
【返信が遅すぎたわ…ごめんなさい。】
【今夜は大丈夫。…会えるのを楽しみにしてるわ。】
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>>240
【構わないさ。……待たせてもらうぞ】
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>>241
【こんばんは。アルトリア…♥】
【少し長くかかってしまうわ…待っていてね。】
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>>242
【……こんばんは、アイリ♥】
【把握した。…急がず、な】
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>>235
美味しいわね。
王様も大変気に入ったようで…ふふ、そんな顔をしているわアルトリア。
(綿飴を口に入れる仕草がとても愛らしくって)
(一口食べただけで、あとは彼女の方をずっと眺めていた)
(不意に要望を漏らす彼女に、少し慌てて視線を戻すと)
(…そうね、あの機械なら魔術で応用できるかも…、なんて綿飴をまた一口食べながら真剣に考えていた)
…リンゴ飴?…あ、ブドウ飴もあるわ。
…飴攻めね、いいわ今度は飴らしいものだといいけど。
綿飴が嫌って訳じゃないのよ?でも飴って聞くと舐めるものだと思うじゃない。
(彼女が興味を示したのなら、私も期待を胸にお店へと歩き出す)
(人が少しだけ多くなってきたのか、前に4、5人並んでいて)
(目の前は仲睦まじい恋人同士で、しっかりと指を絡めて手を繋いでいた)
(それに気づくと、内心羨ましく思ってしまい無言で彼女の細く綺麗な指をきゅっ、と握っていた)
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>>243
【言い忘れる前に、言っておくわね。いつも激しく求めてしまうから…ふふ。】
【今日は23時頃まで。明日は21時から…眠たくなるまで、大丈夫よ。】
【貴女はどうかしら?】
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>>244
…長持ちするとばかり思っていたが、綿飴はすぐに食べてしまいそうだからな。
……どのような飴なのだろうな。林檎と、葡萄とは………。
(考え込みながら彼女の手を引く。少しばかり高くなってきた人集りに、林檎と葡萄を名乗る飴の正体は未だ見えず)
(やや不満ではあるが、仕方ない。後列に並んで、売り捌かれていくのを待つ)
(――前にいるのは、恋人同士だろうか。これ見よがしに指を絡めて歓談するその姿)
(どうやら、彼女も感化されたらしい。……ぎゅっ、と握られる指先を感じて)
(苦笑しながら、私もまた握り返す。彼女の温もりと存在を、指いっぱいに感じながら)
(横を向いて、彼女に優しく微笑みかけて。「……君には、私がいるだろう?」耳元で、そっと囁く)
……なんだろう、これは。
(やがて私たちの番が回る。裸電球が照らす卓上に、真っ直ぐ上を向いて並べられているのは)
(赤く不透明な飴の玉と、幾分か小さな紫色の飴玉。いずれも、割り箸に刺されていて)
(……まさか、林檎の果実と葡萄の粒を、それぞれ飴で包んでいるのだろうか。)
(とりあえず買ってみようと、店主に尋ねる。…じゃんけんをして勝てば、林檎は1個・葡萄は2個おまけしてくれる、とのこと)
…どうする? 君に頼まれたのであれば、私が勝負に出るが……。
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>>245
【くす……最近は、きちんとおやすみも言えていないからな。……今夜こそは、……♥】
【把握した。私も問題ない…では、その時間通りに。】
【……今夜も沢山、私のために乱れてくれよ……アイリ♥(耳元にちゅっ♥とキスを落として、はあっと熱い息を吐いて)】
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>>246
………ふふっ……♪
(疑問に悩む彼女に私の小さな気持ちが伝わる事に多少の不安があったが…)
(握られたいつもの体温、いつもの優しい笑顔に不安はすぐに消え去り)
(そして残るは彼女の穏やかで真っ直ぐに私を捕らえる声に)
(今ここで、誰も彼も見ているここで口付けをしたいと想ってしまう)
(脳にまで響かせる彼女の声はたとえ穏やかだろうが、あの時の…欲望に包まれた囁きを思い出してしまう)
(…ぐっ、と我慢する。我慢して我慢して、俯いたその表情に残ったのは幸せな感情で)
(また彼女の方へと顔を向けると同じように笑って答えていた)
…えぇ、なんでしょうね。
…ふざけているのかしら?
(見事にリンゴ、見事にぶどうが飴に包まれているように見える)
(名前のままのその姿に綿飴同様、不思議さを若干期待していたために少し動揺して)
(それでも味の期待はまだ失われてなく、彼女が店主と話している間もじろじろと怪訝な顔つきで眺めていた)
(おまけ要素があることに、聞き流して購入するかと思えば)
(まだ食べたことない未知の味でも勝つ気でいる彼女に驚いて)
…そ、そうね。
えぇ、お願いするわアルトリア。…きっと勝てるわ。
なんていったってたぶん貴女は幸運があるはずだもの。
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>>247
【…じゃ明日もその時間でお願いね。】
【(唇を離すと、彼女と同じぐらいの熱のこもった息をして)】
【おやすみを言わせてくれないのは貴女じゃない…♥】
【今日は駄目。…我慢できない。分かってるでしょ?アルトリア。貴女いま…凄い獣みたいな目をしてるわ。】
【私も…ほら見て。見続けて…貴女の女らしく、雌のように求めてる目を…してるでしょ…?】
【(彼女から視線を離さない瞳は、出会って間もなく雌に堕ちていて)】
【(見つめながら、彼女の手を握って自らの熱くだらしない秘部へと誘っていた)】
-
>>248
……ふふ。では、君の望む通りに。
(どこか怪訝そうな表情の彼女に、にっこりと笑んで引き受けて)
(最初はグー、じゃんけん――――手を開いて、突き出す)
(向こうは握り拳。……まあ、当然。少しだけ、誇らしげ)
(200円を手渡して、林檎を2本と葡萄を3本。……美味しいのだろうか、これは)
…買ったはいいが、どのような味か皆目見当も付かないな。
……私から食べてみよう。美味しければ、君も食べるといい。
(興味本位に買ったはいいが、これで不味ければ全く彼女に申し訳ない。……むう、と唸りながら、まずは葡萄から)
(――はむ、と口に含んでみる。……飴である。決して不味いわけではないが、飴である)
(やや期待外れではあったが、それでもしばらく口に含んでいると――不意に)
(中に含まれていた葡萄の粒が、舌に触れる。反射的に噛んでしまう。ばり、と飴が音を立てて割れて)
(途端に、瑞々しい食感と甘い果汁が、口いっぱいに広がって。……思わず、にんまりと笑みをこぼしてしまい)
……アイリ。少し、こちらで食べようか。
(――夜闇に光る金の瞳で、彼女に笑いかける。そのまま、有無を言わせずに)
(彼女を屋台と屋台の隙間に連れ込んで、彼女を私の身体で隠すようにして……外から見れば、何が起きているのかは分からない)
(彼女の眼の前で笑みながら、葡萄飴を一口含み。――――そして、そのまま)
……ちゅ、んちゅうっ………♥
(――――彼女の唇を奪い、舌先で唇をこじ開けて。飴の溶けたいつもより甘い私の唾と、それにべっとりと包まれた葡萄飴を、彼女の口に流し込むことだろう)
(耳元で囁いた時から、彼女の物欲しげな笑みに気付かないはずもなかった。求めるなら堪える必要はないと、暗に彼女に語って)
(……舌先は、伸ばされたまま、彼女の舌に絡み付いて。甘い甘い葡萄飴を、二人の舌で味わうことになるだろう)
-
>>249
【…ふふっ……♥君が、あまりに愛らしく求めてくるから……仕方ない、だろう……♥】
【……ああ。私の妻に、相応しい目だ。…とてもとても愛おしい、紅い瞳だ……♥】
【(雄を求め、雄に従う、淫らな雌そのものの色合いをした彼女の瞳には)】
【(愛しい雌を容赦なく組み伏せ、貪ってしまう、そんな獣のような金の瞳が映っていて)】
【(誘われる指先を拒む道理もない。はしたないほどに熱を持つ彼女の器を)】
【(這わせた指先で、何度か撫で回して……耳元に、また唇を寄せ)】
【……懇願しろ、アイリスフィール……♥雄が欲しいと、愛してほしいと、壊してほしいと……な…♥】
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>>250
勝った!…ふふ、当然よ。
(勝っても負けても向こうはお祭り事だけに大げさに悔しがっていた振りをしたが)
(こちらは彼女が勝ったことになぜか自分が誇らしげになって喜んでいた)
いいのよ?不味いことはないだろうし…味見なんてする必要ないのに。
…食べる姿の貴女を見れるのは嬉しいけどね。
(後ろに手を組んで、楽しげに彼女を眺めていた)
(どんなものでも彼女が手にし、口に入れる様は優雅に見え、いくら眺めていても飽きない)
(そんな様子を見ていると、期待はずれのように表情は優れない)
(飴だもの…と大きな期待を消し去ろうとしたその時)
(口元が緩み、その食べ物を最大限に評価した笑みを向けて)
(美味しいのね!、と彼女に向かって自分の分を貰おうと手を差し出したが)
……えぇ…構わないけれど… ?
(不意に連れて行かれた事に少し戸惑っていた)
(そこは彼女という壁がなければ人々の四角になり、気がつけば彼女しか私の目には映らない)
(葡萄飴を口に含む瞬間の彼女の笑みは、なにをするか検討がつかなかったが)
(心臓の鼓動が速まり、何かを消し去ろう期待してしまう…)
(口に含んだまま顔を近づけた彼女に、頭の中では動揺が激しくなって)
(そ、そんな…うそ…?嘘、ここで……アルトリア…♥)
んんぁ…っ……ちゅ…んちゅ……♥
(彼女の唇が、舌が、こんな大勢の人が行き交う中で、いつものように絡ませてくる)
(葡萄の甘さが口一杯広がるように、彼女の舌が口の中をほぐしてくれる)
(特別に甘い味はきっと彼女の唾液だろう、そう思えばごくっ、と喉を悦んで鳴らして)
(こんな祭の最中でも彼女を求め、火照ってくる身体を知って欲しいように)
(首に両腕を絡ませて離れようとしなかった)
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>>251
【相応しいと言ってくれるの?……あぁ……嬉しいわ…♥)】
【貴女の瞳よ。貴女しか愛せない、貴女だけの紅い瞳。…その瞳は私の。私しか愛していけない金色に輝く瞳。】
【貴女に見つめられるだけで…私はもう…この身体はアルトリアを…欲しくなってるの♥)】
【(従順で、彼女の証と言わんばかりに、その這わせた指にたっぷりと愛液が包み込み)】
【(ぐちゅり♥と淫らな音を立てても、彼女から目を離さずにいた)】
【(耳元に囁けた言葉に、っっ♥、と声にならない上擦った甘い声を一瞬あげて)】
【…はい、アルトリア。】
【貴女の雄が欲しい。犯して欲しい…壊して欲しい…。】
【……違うわ、違う。違うっ…私の気持ちはそんなものではもう満たされないの…今日は駄目…貴女に…貴女に全て捧げたいのぉ…!】
【お願い…お願いアルトリアっ…貴女の欲望の固まりで出来た肉槍を私に突き刺して…♥】
【犯して…愛して…?…どんなにはしたなくみっともない姿を晒しても…私を心から愛して…♥】
【そして…私を…殺して。…誰よりも何よりも憎んで憎んで憎んで…私を犯し尽くして、貴女の槍で…私を壊して…♥♥】
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>>252
(頼るように首へと絡む彼女の両腕に、どうしようもない征服感を胸いっぱいに感じながら)
(林檎の割り箸を、私の胸の間に……葡萄の割り箸を、彼女の胸の間に挟み込み)
(空いた両腕で、彼女の身体を深く抱き締める。……絡み付く口付けは、続けたまま)
(昂ぶる熱量に、飴はすぐに蕩け切ってしまう。口の中にねっとりと残った甘味を、彼女へと余さず注ぎ込み)
(幸せそうに喉を鳴らして飲み干すその姿がまた愛おしくてたまらない。顕わになった、葡萄の実を)
(彼女と私の舌で挟み込み、すり潰し、二人で分かち合って……ようやく、私たちのキスは終わる)
………くふふ。…あまり大きな声を上げると、周りに知れてしまうぞ……?
(伸びた銀の橋を舌先で舐め取りながら、意地悪な笑いとともにそう囁いて)
(可憐な白地の浴衣が濡れてしまうというのに、その布地の上から彼女の秘部に指を這わせ)
(くいっ、くいっ……と、嬲るように撫でながら。……黒い浴衣を下から持ち上げる私の肉槍を、彼女に擦り付けて)
(残るは一本となった葡萄飴を、彼女の胸元から引き抜きながら。ゆらりゆらりと、彼女の眼前で揺らし)
……お代わりが、ほしいか?
(見せ付けるように伸ばした、唾液のたっぷりと乗った真っ赤な舌先で……)
(彼女の目の前で、熱い吐息を感じさせながら。れろり、れろりと、夜陰に揺れる葡萄飴を)
(舌先で舐り、てらてらとした唾の光を残しながら……為されるがままに舌先で蕩けていくそれは、さながら彼女の運命を暗示しているかのようで)
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>>253
【くふふっ……ああ…♥私という雄は、君という魔性の雌に…何もかも、絡め取られているのだからな…♥】
【……君の熱い膣内に、今すぐ私の肉槍を突き入れてやりたいんだ……♥子宮をこじ開けて、卵巣まで愛で満たして、弾けてしまうらどに欲望を注ぎ込んで……♥♥】
【(粘つく淫らな水音に、私の指先が濡れる。構うことはない、何度もぐちゅ♥ぐちゅ♥と撫で上げて)】
【(上ずった声に背筋まで震えながら、私が責めているというのに、彼女の言葉に焦らされているかのようで……)】
【(それでも必死で堪えながら、彼女の懇願を、私は最後まで聞き遂げようとした。……なのに)】
【――――――んっ、ちゅううっ……♥♥ちゅうっじゅるっじゅるるるあむっ、ちゅっ、ちゅっちゅっ……んうううっ……♥♥】
【(――――そんな、そんな、切なく必死に強請られたら。私の歪んだ理性の箍なんて、処女の証より容易く散ってしまう)】
【(彼女が言い終えるや否や、私は容赦なく彼女を突き倒して、のしかかる身体で彼女の動きを封じながら)】
【(無理矢理に指先で開いた膣口に、赤黒く脈打つ肉槍を捩じ込み、こじ開け、瞬く間に子宮まで辿り着き)】
【(彼女の唇を食いちぎりそうなほどに、彼女の舌先を引き抜いてしまいそうなほどに、彼女の吐息を止めてしまいそうなほどに)】
【(深く深く濃厚な口付けを、彼女に刻み込む。……そして)】
【ああ……ああっ……♥犯してやる、愛してやる、殺してやるっ……アイリスフィールっ……♥♥】
【君が悪いんだっ、こんな、こんなこんなっ……可愛い、顔をするからっ……♥♥】
【覚悟しろっ♥君の膣口が裂けるまで私の肉槍で犯して、君の子宮が膨れて弾けるまで、私の精液を注ぎ好んで……♥】
【――――我が呪槍の穂先を、君の心臓と、鮮血と、私の白濁で染め上げてやるからなっ……♥♥♥】
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>>254
(声をあげるな、なんて無理なお願いに近かった)
(葡萄の酸味を消し去るほど、彼女の唾液に包まれた甘い汁が口の中に広がって)
(唇を離した後にも関わらず、舌を動かしただけでもその甘みに愛撫される感覚が襲い)
(舌先で唇を舐める妖艶な仕草と、こうなる事が分かってたような意地の悪い笑みにうっとりと蕩けた瞳で見つめていた)
っ…はぁっ……いけないわ、アルトリア…こんな……ぁんっ…♥
(拒む言葉なんて意味のない事は彼女もわかっているはずなのに)
(行き交う人々の話し声、足音、祭の音が偽りの言葉を作ってしまう)
(正直になるのは身体だけ。ゆっくりと太股は開いていく)
(浴衣の上から指を這わせても下着を着用してない状態ではしっかりと彼女の指の形が秘部を通してわかってしまう)
(明らかに湿った感触が指に、彼女に伝わってると思うとそれだけで気持ちは高揚して)
(着実に彼女のものとしての変化を見せながら、その目の前で揺れる飴を蕩けた瞳で追っていた)
…はぁ、はぁっ…んぁっ……はっ……ぃぃ…♥
欲しい…甘いの、もっと欲しいわ。アルトリア…。
(猛りだした彼女の肉槍を、浴衣の上から指先でなぞりながら)
(細く物欲しいような瞳を向け、舌を目一杯に伸ばし突きだして)
(彼女が舐めた飴から、零れ落ちる唾液の滴を受け止めるように舌を構えていた)
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>>255
【……壊れる前に言わせて。…愛してるわ、アルトリア…♥】
【んんんーっ…ちゅぅうっ…んぐぅぅっ……はちゅぅぅぅう……♥♥】
【(英霊である彼女が、容赦なく力を振るい押し倒す事は攻撃に近い)】
【今捕まれた腕はみしみしと悲鳴をあげ、のしかかられた重みで内蔵は圧迫する)】
【常人なら痛みで声を荒げて、絶叫するであろう痛みが襲う…はず)】
【(常人であれば。…彼女の妻、雌である私には至極の快感でしかなかった)】
【(その証拠に、唇を強引に重ねて、噛まれても…舌がミチミチと千切れられそうになっても)】
【(肉槍が子宮に到達する瞬間まで膣は悦び、激しい震えを起こしていた)】
【(爪を立てるまで両手は抱きついて、両足は折れそうなほど彼女の腰に絡みついていた)】
【ぁぁあああぁぁ……あはぁぁ……♥♥】
【全てっ、全て貴女のものっ!アルトリア、アルトリアアルトリアっ…♥♥】
【いぃぃっ…くぅぅ…♥♥…見てぇ、果てる姿、見てアルトリアぁ、全てを目に焼き付けて…!】
【私が果てる瞬間もぉ…。私が殺される瞬間もぉ♥ 全部、貴女のものよっ…アルトリア♥♥♥】
-
>>257
【(背中に立てられる爪の痛みにも、腰を抱き寄せる彼女の両脚にも、痙攣する彼女の器にも)】
【(――密着して否応なしに感じる彼女の鼓動も、私を求める彼女の声も、熱さも、何もかも)】
【(愛しくて、愛しくて、仕方がなかった。だから私は、それに応じる。――応じざるを、得ない)】
【(私の妻は、こんなにも可愛らしいのだから。求めずに堪えるなど、夫としても、雄としても)】
【(到底、出来たことではなかった。だから、だから、私は)】
【(欲望のままに腰を振り、彼女の器を滅茶苦茶になるまで抉り、そして――――)】
【(――――どっぽん♥どっぽん♥どっぽんっっ……♥……盛大に脈打つ肉槍から放たれた精を、彼女の中に注ぎ込んで)】
【(それでも、腰の動きが止まることはなく。彼女が壊れるまで、こわれても、永遠に……)】
【ぷふぁふっ、ふふっ、くふふっ……♥♥ああ、ああ……♥♥全て全て、君の全ては、私のもの、私だけのものだっ……♥♥】
【だからっ♥♥私の前でっ♥♥アイリの絶頂も、苦悶も、悦楽も……何もかも曝け出して、見せつけて、私に教えろ……♥♥】
【私の子を孕んで、私に殺されて、私の手で息絶えて……ああっもう……♥♥】
【愛してるっ……大好き大好き大好きっ、アイリスフィール……今夜は、おやすみなんて言わせないからな……♥♥♥】
-
>>258
【(果てる。…深く深く深く、身体の心から悦ぶように)】
【(愛する雄の種子を子宮が受精したがるように強烈に震えながら、果て続ける)】
【(舌の裏側まで見せ、その瞳は紅と白を移ろわせながら無様に今まで見せたことない本能のままの絶頂を晒す)】
【彼女だけの、彼女しか見せない唯一の行為だった)】
【まだまだ勢いが衰えない獣の腰振りは今晩中…朝まで続くかも知れない)】
【(それが私の望み。…私を望みを叶えてくれるのは彼女しかいないと心のそこから思い)】
【(意識朦朧とした中で、果てている最中でもその唇を貪り、咥えてしゃぶるように舌に吸いつきながら)】
【(彼女の喉を振るわすように思いをぶつける)】
【愛してるっ…私も好き好き好き♥大好きよ大好き大好き…♥♥♥】
【(と、彼女にしか伝わらない声で最愛を伝えていた)】
【(……また明日。…アルトリア…♥♥♥】
-
【アイリスフィールへ。…急な連絡になってすまない、今日はどうにも体調が優れなくてな……】
【明日の夜であれば、十全に過ごせるだろうから…申し訳ないが、今夜は見送らせて欲しい】
【我ながら不覚だ、夏の熱気にやられた。……君も、気をつけてくれ】
-
>>260
【…大丈夫?心配だわ。】
【貴女の体調が第一よ。気にすることはないわ…明日の夜ね。私は大丈夫だけど、夏の風邪は長引くのよ。】
【明日も気分が優れなかったら言って。無理はしないで。…無理してる貴女に甘えられないじゃない?ふふっ】
【私もゆっくり休むから、貴女もゆっくり休みなさい。お大事に、アルトリア。】
-
【…大丈夫かしら。】
【そして時間を決めてなかったから、昨日と同じ時間だと思っていたけど…】
-
>>256
(雌としての従順さを存分に示す潤んだ赤眼が、私の何を求めているかは分からない筈もない)
(微かに残った彼女の理性を消し去るように、浴衣に包まれた形のいい腰回りを指先で堪能して)
(そして股間に指を伸ばせば、汗と誤魔化すには異質に過ぎる湿り気がじっとりと布地に染み込んでおり)
(くつくつと意地悪く笑いながら、服越しに彼女の濡れ切った陰唇に人差し指の腹を這わせ)
(――ぐっ、ぐっ、ぐっ…………♥と、何度も持ち上げて。ぐにゅっ、と歪む彼女の熱い膣口を、思うがままに感じて)
……ふふ………っ♥ いい子だな、アイリ……♥♥
たんと、馳走してやるから……君が求めるままに、なっ……♥
(白い彼女の指先が、私の黒い浴衣に生じた隆起を撫でる。――黒地の奥で、微かにそれは拍動と蠢きを彼女に指から伝え)
(幾度となく味合わせた肉槍が、彼女の中で震えて精を吐き出す感覚さえも想起させるような、静かで勇ましい動き)
(物欲しげに蕩けた紅い瞳に、金色に煌めく我が双眼でそっと微笑みかけながら――彼女の涙に潤んだ瞳越しに、私の姿が見えて)
(祭りの光を背に浴び、さながら後光のように闇へと彼女を追い詰めているその姿は、紛うことなき獣のそれ)
(――少し指先で布をずらすだけで、容易く我が肉槍は露わとなる。熱く湿った空気に曝されて、どくん♥どくん♥と拍動する)
(望まれるままに、腰を抱く腕で彼女の太腿を開き、股を開かせて。生じた浴衣の隙間を先走りで汚しながら、彼女の服に肉槍を差し入れれば)
(それは彼女を探るように蠢き、彼女の太腿をねっとりと撫で上げ、迷うこともなく彼女の濡れ切った股に辿り着いて)
………声を出すなよ、アイリスフィール。我が妻であるなら、私に恥をかかせるな。
……誓えるなら、愛してやろう。甘い接吻の二口目と共に、な…♥
(れろぉっ、と葡萄の飴玉を口に収める。甘味は、お預けだ――意地の悪い笑顔。喉奥から笑いながら、彼女にそう命じる)
(無理だと言うのならば、従わせたくなる。それが夫というもの、王というもの、雄というもの)
(――答えなぞ、分かりきってはいたが。一層深く彼女を抱擁し、肉槍の穂先で何度も彼女の秘部を擦り、押し付け、小突き続けていたのだから)
-
>>262
【……と、すまない。…熱の入った返事をしていたら、こちらの返事がおろそかになっていた】
【こんばんは、アイリ。……昨日は、すまなかったな……今夜は、昨日の分まで愛してやるからな……♥】
【(不安がる彼女を後ろから抱きすくめて、耳元に口付けしながら囁く)】
-
>>264
【いいの、貴女が元気なら。ふふっ】
【もう大丈夫なのかしら?…いつでも会えるんだから、無理をしては駄目よ、アルトリア。】
【(耳元に残る暖かみがくすぐったくも気持ち良いが)】
【頬に手を添えてこちらに視線を向かせたら、心配した表情で見つめていた)】
-
>>265
【仔細ない。……ただ、次に会えるのは明後日になってしまうな。…いつもの時間だ、宜しく頼むぞ】
【(頬に感じる温もりと柔らかさは1日ぶりのもの。不安そうな彼女には悪いが、思わず笑みを零して)】
【(――ちゅ、と、もう一度。その頬に、口付けを落とし)】
-
>>263
(彼女の指が秘部の形を確かめるように、這わせてしまえば身体が欲情してしまうのは当然で)
(軽く触れているにも関わらず悶えるように下半身は震えて)
(蕩けた瞳は彼女を逃さず見ており、開いた口からは静かに、それでもはっきりと甘い喘ぎを漏らしていた)
……っ……♥
あ、貴女に恥はかかせない。…絶対に声は出さないと誓うわ。
だから、…だからお願い。
……甘くて熱いのぉ…アルトリアの、頂戴…♥
(掌で包み込んでいた彼女の肉槍が浴衣から猛々しく露わになるのを見てしまうと)
(目の前に人通りがあろうが、街中だろうが関係がなくなってしまう)
(雄というものを身体で感じ、受け入れ、受け止めてしまった事のある雌なら当然の言葉)
(それが愛する彼女なら尚更…理性が切れてしまうのは必然だった)
(ぐちゅぐちゅ、と擦られ、小突かれ、愛液が溢れるように分泌されると肉槍に覆うように付着して)
(それでも滴ってしまう愛液は、地面にぽたぽたと零れていた)
(彼女の唇が触れる寸前で止まり、微かに触れながら誓いを立てる)
(理性が外れた今、もう彼女に貪られる事しか考えれなかった)
(声を我慢した事は一度だってない)
(壁の薄い安いホテルでも、静かな夜に外でしても、つい先ほどの宿でだって…声を抑えれた事なんて想像が出来ない)
(初めての経験、見つかってはいけない状況、そして見つかってしまった時の…彼女との行為が他人に見られてしまうこと)
(複雑な気持ちでも、密着した彼女の匂い、肌の感触、なによりも焦らすように入り口を擦り付ける雄の存在に)
(あり得ない状況でもいつも以上に興奮していた)
-
>>266
【】
-
【む、無駄に書き込んでしまったわ…】
>>266
【明後日、月曜日20時ね…大丈夫、わかった。】
【もうっ…元気になったって捉えてもいいのよね?】
【残念。貴女を看病できる日が来たと思ったのに。ふふっ】
【…聞いて、アルトリア。私まだ興奮してるの…一昨日からずっと。そのぐらい…貴女素敵だったわ☆♥】
【(少し呆れたような表情を作るものの、いつも通りの彼女を感じて嬉しくなって)】
【(いつもの彼女を感じれば、必然と思い出してくる前回の行いに頬を赤く染めて)】
【(お礼と言わんばかりに、後ろから抱きしめる彼女の股間に指を這わせていた)】
-
>>267
(彼女の蜜が惜しげもなく垂れて、私の肉槍にまとわりついて、音もなく地面に落ちていくのを感じて)
(切ない懇願を確かに最後まで聞けば、征服感に震える背筋は直ぐさま熱を持ち、彼女に注ぐための精液が肉槍の根元を満たし)
(彼女は堪えられるだろうか、それとも惨めに可愛らしく喘いでしまうのだろうか、或いは――去来する、どす黒いときめきを胸に)
……よく言えたな、アイリスフィール……♥ ……いい子だ……くふっ、ふふふっ…♥
…よくよく、堪えろよ……? 生半可な心持ちでは、すぐに気取られてしまうからな……♥ んっ、ちゅうっ……♥♥
(――浴衣越しに、指先で彼女の膣口を開き。急かすように押し付けていた肉槍は、容易くずぶんっ……♥と呑み込まれて)
(雄を貪欲に求めるぬめった膣壁の愛撫を一杯に感じながら、水音を立てぬようにゆっくりと、ゆっくりと)
(いつもよりもずっと遅く、焦らすように彼女の最奥へと進んで行く肉槍を存分に感じさせている間)
(彼女の腰を片腕で抱き、地面からその足を離れさせて、完全に私の肉槍と腕だけに彼女の体重を支えさせ)
(もう片方の腕で、彼女の肩を深く抱き寄せ……浴衣越しに、ぐにゅりと歪む二つの双丘)
(そうやって彼女を抱き寄せれば、自然と肉槍はより深くへと進み……何度も開かせ慣れた子宮口に、鈴口で潰すようなキスをして)
(そして、彼女へと唇を寄せて。静かさを求めて焦らすような交わりになったのは予想外だったが、今はそれさえもわざと楽しんでいる)
(れろれろと舌先をで彼女の唇を濡らし、ふやけさせ、そして食むように――)
(彼女の唇を奪おうと大きく口を開いた時、暗い私の舌上に乗っていた葡萄飴は、きっととろとろに蕩けていたことだろう)
ん……んっ、ふふっ、……んっ、んうっ………♥ …声を立てては、いけないからな……?
(――伸ばした舌先は、掬うように彼女の舌の自由さえ奪って。確かめさせるように、囁いて)
(ずんっ………♥♥と、同じ瞬間、子宮口を肉槍が開く。――彼女の最奥に辿り着いた、いつもよりずっと重いピストンは、確かに彼女の腰骨から脳天まで響いて)
(彼女に上を向かせて、絡めた舌先から飴の溶けた私の唾液をたんまりと注ぎ込み、雛へ餌をやる親鳥のように飲ませる)
(絡み合う舌と舌との間で、葡萄の実をすり潰しながら……ずんっ♥ずんっ♥と、淫らな水音を立てない、ひどく遅いストロークを繰り返す)
(櫓立ちの体勢で逃げ場さえ奪われ、ひたすらに快感を蓄積させていくような責めに、彼女はいつまで耐えられるのやら)
(――唇で、彼女の口をふさぐことはしなかった。それは余りにも簡単すぎてつまらない。私は、彼女が必死に堪える顔を見たいのだ)
-
>>269
【くすっ……たまには、間の抜けた仕草もするのだな。……可愛い……♥】
【構わないとも。………恋の病には、いつも悩まされているのだがな。…看病してくれるだろう?】
【私も、とてもとても楽しかった。…こうやって甘く愛し合うのも幸せだが、猟奇に君を愛するのも……楽しみだ】
【(赤く頬を染める彼女は、きっと一昨日の夜を思い出しているのだろう。…彼女の躊躇いない求め方を思い出せば、私も胸に熱を感じて)】
【(彼女の指先に手を重ねながら、我が肉槍を猛らせるように促し)】
【(「今夜は、後ろから犯してやろうか……♥」と、一際湿った声と共に、耳朶を舐め上げ)】
-
>>270
んっ……ちゅうっ…ぁむ……ん゛ん゛っ…♥
(生半可な気持ちなんて持つわけがない)
(彼女に恥をかかせる事は、妻として失格…失望させてしまう)
(妻としての自覚、恋人としての自信、そして彼女の命令は絶対という所有物としての弁えが気持ちを大きくさせてしまっていた)
(唇が彼女の舌に馴染み唾液で輝いて、ようやく唇を重ねようとした時)
(自分の覚悟が足りなかったことに気づかされる)
……ぁ゛ぐぅ…ぁ……ッッ……ーーッッ!!
(潤滑剤の役目を大いに果たす愛液は見事に易々と肉槍の進入を手助け、膣内が徐々に雄の形に膨らんでいく)
(ゆっくりと着実に奥へと進む事は、それだけ襞の一つ一つが雄の熱さに触れ、刺激されるということ)
(普段でも刺激されにくかった膣襞がこれ見よがしに悦んでいて、地面に付く足ががくがくと震え出すほど快感を得ていた)
(地に足がついてる分だけまだ刺激を抑えることは出来ていたが、それも束の間)
(彼女が片腕を腰に回すと簡単にふわっと浮いてしまった身体は逃げ場がなくなる)
(ゆっくりゆっくりと先端が子宮に口付けをしていくのがはっきり感じれてしまい、耐え難い快感が押し寄せてくる)
(重ねようとしていた唇は軽く開き、覗かせた歯はガチガチと震わせてはいたが離れる事はなかった)
(食いしばる事をやめてしまえば確実に声がでてしまうからだ)
……ッ………ッッ………ぁ゛ぁ……ッッ…♥
(舌先を舐められると、漏れる声が大きくなる)
(早く閉じたい、口を閉じて歯を食いしばらないと声が漏れる…と思っていても彼女はそうさせてくれなかった)
(飴が含んだ甘い唾液を舌伝いに受け取ると、…ぉ゛ぁ…♥ …ぁぁ゛ぐ…♥ と漏らした声を彼女に聞かせながら)
(スローペースなピストンに考える力がなくなるほど脳まで痺れる快感となって)
(見つめる瞳は涙目となり、まるで赤ん坊のように甘い唾液を口端に垂らしながらも、必死に我慢していた)
(我慢している事が余計に快感を産んでいる事とは知らずに、膣内は早くも断続的に痙攣していた)
-
>>271
【恥ずかしいわ…もうっ…♥】
【恋の病は看病したくないわ。…だって治ってしまったらいけないでしょう?】
【なら…いつまでも病人よ。…私たちは♥】
【…えぇ…私も。貴女はどちらでも愛してくれるから…つい甘えてしまうのよ。】
【だから…今日も。…今日も…お願い。アルトリア…♥】
【(彼女の一言で、赤く染めた頬に恥ずかしがった姿は消えてしまう)】
【(代わりに、目の前の壁に両手をつけてお尻を彼女に擦り付けると)】
【(まだなにもしていないというのに、息が荒く熱い吐息が漏れ出す)】
【貴女に言ってなかった事がある…あるのっ…】
【私……後ろからして貰うのが……凄く…好きなの…♥】
【だから…犯して。獣みたいに腰振って…私を使って…♥】
-
>>272
(堪えてもなお喘ぎ声を漏らし、快感に狂ってゆく愛しい彼女に、堪らない欲望が胸の中で沸き立つ)
(このまま激しく犯して、人目も気にせず彼女のことを犯して、彼女のか弱い忍耐まで犯し抜いてしまおうか)
(――いや、声を出すなと言ったのは私である。焦ってはいけない、無慈悲であるなら相応の流儀がなければ)
(しかし何かを懇願するような彼女の涙目と、最早気をやれずに溢れ行く彼女の唾液と、嬲り殺すようなピストンに震える彼女の膣内を感じれば)
(心は惑い、欲望に少しずつ染まっていく。――まして、加速する彼女の柔らかい温もりと、その重さと、じっとりと滲む汗に濡れた肌の触れ合いを)
(一身に受けながら、震える彼女の舌を奪って甘い口付けを続けているのである。とうに、葡萄の実はとろけて消えていた)
……ちぅ、んっ…いけないな、アイリスフィール……♥ ……声が、漏れているぞ?
誰かに気付かれてこの様態を見られたら、どうするつもりだ…? くふふっ……♥♥
(それでも、今彼女を責めているのは私だ。決して、約束を反故にするような真似はできない)
(彼女と同じくらいに乱れ狂う内心を隠しながら、あくまで冷酷に、冷然と、冷淡に、意地の悪い囁きを、何度となく)
(――だが、やはり、堪えられないものはある。彼女の瞳に映る、嗜虐に満ちた金の瞳は、段々と愛欲に沈んでいき)
(心臓の鼓動も、汗の熱さも、濡れた肌も、口付けも――――少しずつ、少しずつ、激しくなり)
(そしてそれは、当然――彼女を貫く肉槍の往復にも、影響を与えて)
-
>>273
【……くすっ。看病してもどうにもならない、不治の病だってあるさ…♥】
【ああ。いつまでも、永遠に、私たちは恋に溺れた病人、狂人…】
【……恋人らしく甘える君も、欲望のままに求める君も、どちらも愛おしい】
【だから……ふふ、今夜も覚悟しておけ………♥♥】
【…ふふっ……♥私も、後ろから容赦なく突き上げるのは好きだが……】
【……両手が壁に甘えていては、やや殺伐に過ぎるだろう……?】
【(従順にも背を向けて腰を突き出す彼女に、くすくすと笑いながら肉槍を擦り付け返し)】
【(壁に突かれた両手の手首を、確かな力で握り、そのまま)】
【(――――ず、ぷんっ……♥と、音を立てて。いつもとは違う角度から、いつもより深い場所にまで……)】
-
>>274
…ちゅうぅぅ…ぁぁ…ぁぁっ…!
が、我慢するから…っっ…止めないで、声…我慢ッッ……するぅぅ、はぁっ…はぁぁっ…♥
見られたくないっ、嫌…っ…こんな所でしてるのぉ…見られたらぁぁ…ぁぁっ♥ぁぁあ♥
(他人に見られてしまう事を考えて艶に包まれた声を漏らしてしまう)
(露出癖なんて今まで考えたことなかったが、彼女の言葉に開発された身体や脳は正直と)
(想像しただけで、膣の締め付けは彼女でもわかるほどはっきりとした力で強くなり)
(獣のように荒々しく彼女に激しくされる時とはまた別の、新しい快感に震えが止まらなかった)
アルトリアっ…アルトリアっ…♥
くるっ、凄いのぉ……子宮から震えてるのわかるっ…!
イ、イッちゃう…イッていい?アルトリアっ…お願い…イカせて…♥
(舌を絡ませながら、小さな声で切羽詰まったように懇願する)
(我慢していたものが徐々に張り裂けそうになってきたのを感じ取っていた)
(ここで果てることを抑えられたらどうなってしまうか自分でも分からなかったから、早急に彼女の許しが欲しかった)
(徐々に激しさと熱が増す肉槍が子宮の奥を押し潰していく)
(ゆさゆさと身体は揺れ、いつの間にか乱れ肌けた浴衣からは乳房が露わとなって)
(ほとんど生まれたままの姿に等しく、今の姿に格好を他人にみられてはどう言い訳も出来ない)
-
>>275
【えぇ…覚悟するわ…♥】
【二人で狂って、悪化させましょ…一生治らなくていいんですもの。】
【…はぁっ…そう…かしら…?貴女に全て捧げるつもりでっ……ぁあんっ…♥】
【そ、そうね…そうよ…押さえつけと、犯して。まるで玩具のように、私を使い壊して…♥】
【(押さえつけられる事に興奮して)】
【(お尻をきゅっと締めて突き出すと、トロトロに溢れた膣がお出迎えして)】
-
【あぁぁ…せっかく後ろからしてもらってるのに…】
【アルトリア、ごめんなさい…眠気で全く頭に入らなくて…今日はもう駄目みたい…】
【月曜日…会えるの楽しみにしてる。ごめんなさい、こんな形で待つことにして】
【…先に失礼するわ。…おやすみなさい、アルトリア。】
-
>>277
【……くすっ、押さえ付けるのも、また一興だが………こうされるのは、どうだ……?ふふ……♥♥】
【(彼女の両手首を掴んだまま、その掌を壁から引き剥がし――ぐるり、と肩を回させて)】
【(さながら手綱を握るように、打ち付ける腰の動きと併せて、彼女の身体を腕ごと引き寄せる)】
【(蕩け切った膣内に、そのまま肉槍を挿し入れて――瞬く間に奥まで突き込んでしまえば)】
【(直ぐにまた腰を引いて、腕を引いて、打ち付けて――容赦なく、彼女の身体に、何度となく)】
【(お腹の裏を何度も擦り上げて、子宮の最奥まで肉槍の穂先で潰し、ぱちゅんっ♥ぱちゅんっ♥♥と淫らな水音を響かせながら)】
【(――先ずは、一撃目を。……どぷん、どぷんっ……♥と、音を立てて、彼女の卵巣まで満たすような精液を注ぎ込み)】
【(無論それで終わるはずもない。腰と肉槍の往復は、例え彼女が狂っても、気を失っても、私が満ち足りるまで続くのだから)】
【すまないな、アイリ……今夜は、ここまでになりそうだっ……♥】
【だから、……ふふっ。明後日まで、きちんと、待っていてくれよ……?】
-
>>278
【…気にするな、私も丁度限界だったから……ふふっ♥眠くなる時まで、同じだな……】
【……おやすみ、アイリ。また明後日、な】
-
【アルトリア。…ごめんなさい。】
【今日はちょっと無理みたい、手が空くのが遅くなりそうだから…確実なのは水曜日なの。】
【良ければ貴女の予定を教えてくれる?今日は本当にごめんなさい。】
-
>>281
【把握した。……水曜日なら、私も問題はないよ】
【ただ――残念なことを、言わなければならない。……前に伝えた、長く続くこちらの予定が、来週ほどから始まってしまう】
【そこから、当分は……互いに、レスを置く形になるだろう。……本当にすまない、アイリスフィール】
-
>>282
【明日、楽しみにしてるわ。】
【…謝ることはないの、アルトリア。その話は前から教えてくれて、私も分かってて貴女と付き合ってるのよ。】
【だから、気にしないで。】
【とは言っても私も置きレスでの付き合いは初めてだからどういう形でするのかはまた明日にでも話し合いましょう。】
【今週はいっぱい…甘えちゃうわ。ふふ…♥】
-
>>283
【……やはり、君に重ねて謝らなければならないようだ。あらかじめ見積もっていたよりも早く、こちらの予定が来てしまった】
【君に甘えてほしいのは、やまやまだが……次のレスから、置いて返事をすることになる】
【伝えるのが直前になってしまって、本当に申し訳ない。】
【どういった形で行っていくかは、君が決めてもらって構わない。】
【……滞りがなければ、返事は明日の夜から行えると思う。寂しい思いをさせてしまうが、どうか堪えてほしい……。】
-
>>284
【大丈夫よ、少し驚いたけれど…貴女自身が大事な事を優先して。】
【決して私を優先しないで。この日の予定が全くなかったり、息抜きに少し時間が空いたなら】
【返事をくれたり、時間を教えてくれれば私も合うように調整出来るならするから】
【…必ず、貴女にとって大事な方を優先して。…それは約束してね。】
【そうね…一日一回は見るようにして、夜には返信があれば返すようにしてみようかしら。…ふふ、手探りなのは少し楽しいわ。】
【えぇ、明日の夜…待っているわ。それと、次の返信はいつになるか…というのは言わなくて大丈夫よ。】
【一日一回は見る事にするから、貴女の負担はなるべく避けたいの。】
【無理をさせたくないし、時間も取れないかわからないでしょう?余裕のある時で構わないから。】
【大丈夫。会える時間が減った事で私は貴女から離れないし、離れるつもりもないわ。貴女の愛想が尽きたのなら別なのだけれど。ふふっ】
【待っているわ。…私は貴女が好きなんですから。】
-
一ヶ月。
…少し過ぎたけれど、ふふっ。
何か書き込んでおかないと消えてしまいそうで心配だったから。
貴女の事は心配はしていないから安心して、大事な用に力を注いで。
…心配してないは嘘よ。
でも、堪えきれなくなって来たんじゃないの。本当に無くなってしまうかと思ってしまったから。
…大丈夫。私は耐えれるし、我慢出来るから。精一杯、そちらに集中してね。
アイリスフィールより最愛を込めて。
-
一ヶ月。
…肌寒いわ。
この一ヶ月の間でここのルールが変わってしまったの。
簡潔に言うと…
一ヶ月以上の書き込みがない場合、削除される…だったかしら。
一定期間の不在の表記があったのなら削除されずに済むのだけれど。
貴方からの『半年ほど居なくなる』という書き込みは別のスレッドに書いてあるから無効なのかしら。
ふふっ、削除されてしまったら個スレでも立てて優雅に待ってみようかな。
ここが消えてしまうのは寂しいけれど、貴方が存在しなくなるわけではないから私は平気よ。
今月も私は元気よ。
…最近は冷えるから、貴方も体を壊さないでね。
-
一ヶ月を超える長期の約束があればおk
他のスレでもトリが同じならいいんでない?
と、アドバイス
-
>>288
まぁ。
ここに私たち以外の書き込みが初めてだから嬉しくなったわ。
そしてアドバイスありがとうございます。
そうね……記述が曖昧だけれど運営さんの判断に任せてみようかしら。
好きに使うスレ・支部part4
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17097/1461105240/
987 ランサー・アルトリア ◆eAoE5pd7cE sage 2016/07/17(日) 21:39:14
>>985
【(ただひたすらに、抱擁を返す。言葉など必要ないから)】
【(そっと愛でるように、彼女の頭を撫でて)】
【……ふふ。……また、君の新しい表情を知ることができた】
【私からも、改めて感謝しよう。…また、君を愛させてくれて。ありがとう、アイリスフィール】
【……ただ、これは以前から伝えようとは思っていたのだが】
【こちらの事情でな。……来年の春までは、あまり安定して時間が取れなくなる】
【だから、……これから半年ほどは、返せる時に返す形で、続けさせてほしい】
【可能な限り、日毎に返事はしよう。………すまない、アイリ】
この書き込みが一番判断しやすいかしら。
お任せするわね、運営さん。
-
確認しました
2017年の3月までの約束があると判断します
この書き込みは後日削除しておきますので、ご安心して今度も楽しんで下さい
-
>>290
【判断していただき、そして削除の延期をしてくださり感謝します。】
【ただ彼女側が運営さんのレスを見れてない可能性もあるので、運営さんのレスの削除は待っていただけますか?】
【こちらで確認後、また削除スレに伺いますので。】
【では、本当にありがとうございました。】
-
一ヶ月。
もう冬なのかしら。
暖かくして過ごして欲しいと願うばかりだけれど…。
来年の3月まではここは平気らしいけど…一ヶ月に一度は書き込みたいから。
ふふっ…意外と寂しがり屋なのかも。
それじゃ…また一ヶ月後に。
-
先月のトリップが違っていたけれど…今回は合うかしら。
ますます寒くなってきました。
もう12月よ。
手足が悴む事に私は冬の風情を感じられるからいいのだけれど…暖かさを懐かしむことが多くなってしまうのはどうにもならないわ。ふふっ
どうか貴方は凍えるような寒さに負けないでね。
そして時折、暖かさを思い出してくれたら…嬉しいわ。ふふっ
それじゃ…今年最後の言葉でした。…また来年も良い日が続きますように。
-
明けましておめでとうございます。
とうに過ぎた言葉だけれど、言っていないと何か物足りなくて。
雪が降っているの…貴方は知っているかしら。
慣れ親しんだ雪も、新たな気持ちと新たな土地で感じるのはとても違うものよ。
なにもかも新鮮に見える、真っ白に染まる世界の美しさを改めて伝えたい。貴方の隣で、貴方の目を見て。
伝えたい事が沢山。
…考えてしまうと止まらなくなるわ。いけないわね。
…同じ事を言ってしまうけど、どうか暖かくして過ごしていてね。
また、二月に。
-
また一ヶ月。
月日が流れるのは早いものね。
半年前だという事が驚いてしまう。
そして、次が最後。
どうあっても私は貴方を想う事しか出来ないの。
貴方が、健やかに元気で過ごしていればそれでいいと。
そうであったら…私はとても幸せになれるから。
また、三月にね。
-
……まず、始めに。君に伝えたいことは、本当にたくさん、あるのだが。
本当に長いあいだ、返事の一つも寄こさずに、待たせてしまったこと。詫びようと思う――すまなかった、アイリスフィール。
この言葉については、弁解を添えるつもりはない。赦しを貰うつもりはない。罵ってくれてもいい。君の思いの丈を、投げかけてほしい。
……そして、もう一つ。告げねばならない、ことがある。
今でも君のことは、不意に思い出すことがある。胸裏に渦巻く恋慕の情が、とめどなくなることもある。
――――だが。今の私に、恐らく君の想いに応えられるだけの矜持は残っていまい。
君の想いを踏み躙ることになる。しかし……私から、君に言える言葉は、もう多くは残されていないようだ。
ただ最後にもう一度、謝らせてほしい。――すまなかった。
君と過ごした日々は、とても鮮明に覚えている。――楽しかったよ。
願わくば私のような忌むべき存在に、二度と君が出会わないことを願っている。
これで全てだ。――さようなら、アイリスフィール。
"
"
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