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国で1番強い騎士
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「これより騎士団長即位の儀をとりおこなうことを宣言する!
白騎士団長、リカルド前へ。」
「は!」
王の宣言により、騎士が整列してる中、先頭にいた1人の男が前に出てきた。
他の騎士団員と違い、装飾の施された白い騎士団服を身に纏っているが、鍛え抜かれた
身体には明かにおかしい膨らんだお腹をしている。
「っ!」
「その腹で膝までつかんでよい。
にしても大きく成長したな。」
「申し訳ありません。」
この国では2つの騎士団が存在し、
主に魔力を持ったものが多く募る赤騎士、
主に剣に精通したものが多い青騎士が存在し、それぞれに騎士団長が
存在しているが、その2騎士団をまとめる白騎士団長が存在し、騎士団のトップを預かる。
その白騎士団長はもちろん魔力と剣力は他の誰にも引けを取らない人物が就任することになる。
この白騎士団長に任命されると1番初めにすべきことがあり、それは白騎士団長の任命の儀で
子を産み落とすことだ。
歴代の白騎士は後世にその血を途絶えさせないように聖女の魔法で妊娠可能な身体にし、
赤騎士、青騎士の団長とそれぞれまじわうことで妊娠する。
そして陣痛が始まった日に任命の儀を執り行い、騎士団と王の目の前で子を産み落とすことになっている。
リカルドも例に漏れず陣痛が始まった今日任命の儀がとり行われることになったのだ。
そしてリカルドは騎士団に子を産み落とされるのを見届けられるために、ズボンと下着を脱ぎ、
白騎士出産用の椅子に座り、足をそれぞれ固定位置におき、鍛え抜かれた筋肉をもつ太腿が開かれ、
股が露わになった。
まだ陣痛が始まったばかりだが、出産を終わるまで誰1人ここから離れることは許されない。
そしてリカルドは任命に儀始まって以来の双子を妊娠しており、赤騎士団長、青騎士団長2人の子をそれぞれ妊娠しているとは
誰も予期していなかった。。。
登場人物
リカルド17歳
この国では珍しい黒髪黒眼で幼少時は色々いわれたせいか、
無口で冷淡なイメージだが、国を1、2を争うほどのイケメンに成長したため、
男女問わず目をひくような容姿になった
父も前白騎士団長で引退を機に息子リカルドが就任することになった
魔術も剣の技術も圧倒的な強さ
交わった赤騎士団長(ルカ)と青騎士団長(シキ)は幼なじみで唯一リカルドが
心を開いている相手
ルカ 20歳 赤騎士団長
王の弟の息子
人見知りなリカルドが兄のように慕ってきて可愛くて仕方がなかった。
リカルドが将来白騎士団長になることは予想されていたため、シキとともに
白騎士団長に任命される前に団長になるように目指した。
金髪で青い眼をしており、可愛い系の顔をしているが腹黒
シキ 19歳 青騎士団長
ルカとリカルドの腐れ縁
剣に精通した家系
真面目を絵に描いたような人物でルカと同様リカルドが心配で
青騎士団長になった。
黒に近い茶色の髪で茶色の瞳をしている
リカルド、ルカには及ばずとも顔は整っている
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「中の様子を見るから少し我慢するのだぞ。」
リカルドの出産中、リカルドに触れていいものは聖女、双方の騎士団長のみと決まっている。
聖女は聖水で手を清め、内診を始める。
「っう!ぐっ!」
「痛いのはわかるが、リカルドよ、力をいれるではないぞ。」
内診の痛みにぐっと力をいれたリカルドだったが、聖女に注意される。
「まだ指一本も無理じゃな。まだまだじゃな。」
聖女はリカルドから指を抜いていう。
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「ふぅうううー、ううぅぅぅううう。。。」
「まだまだじゃな。3cmがいいところじゃな。」
陣痛が始まって数時間が経過したが、なかなか出産は進まず、
漸く子宮口も3cm開いたところだった。
その間にもリカルドの陣痛の間隔は10、9分と子宮口の
開き具合の悪さと反対に順長にせばまってきていた。
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「ふぅううう!
ううぅうう!はぁはぁは。。。ううぅうう!」
半日が経ち、陣痛の間隔はほぼないようになっていたが、
肝心の子宮口は漸く4cmとなかなか進んでいなかった。
「しょうがない。
シキ、ルカ、リカルドを抑えててくれ。」
「「は!」」
シキとルカが足を抑えた。
「うぅぅ、あぁぁああああ!」
「痛いが我慢じゃ。」
聖女はリカルドの子宮口に指を入れグリグリと
広げようと指を開いた。
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「うぎゃあああああっ!!!」
リカルドは無理矢理子宮口を広げられたためか激痛のあまり大きな叫び声を上げた。
「男だろ我慢せんかい!!!」
聖女は痛がるリカルドに冷淡に対応しながら作業を続けていた。
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"
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「強情な子宮口じゃな。
お主の父親もそうじゃったが、開きが悪いのは一緒じゃな。
これを入れて様子を見るかの。」
聖女は乾いた海藻を取り出して来た。
「これは、水分で何倍にも膨らむ海藻なのじゃ。
ちょっと痛いが我慢するのじゃよ。」
そういうと聖女は海藻を子宮口に挿しだした。
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「ちょっと待って・・くすぐった・・・ぎゃはっはっはっは・・・」
最初は海藻のヌメヌメした感触でリカルドは笑っていたが・・・・・
プクゥ――――
「あれ?何か痛く・・・ってぎゃああああああーーーーーーー!!!!」
潰走が膨らんでくると激痛がリカルドを襲い、リカルドは再び叫び声を上げた。
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「きちんと膨らんできたようじゃな。
無理に子宮口を広げてるのだ。
痛いが我慢するのだ。」
聖女はきちんと膨らんでいるのを確認しつついう。
「リカルド、水飲むか?」
ルカとシキはせっせとリカルドの世話をする。
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「ぎょええ――――――っ!!!!」
その間もリカルドは痛さのあまり叫び声を上げた。
リカルドにはルカとシキの声は入っていなかった。
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「ばあさん、大丈夫なのかよ。」
リカルドの様子に心配になるシキ。
「子宮口がガチガチなのを無理矢理こじ開けてるわけじゃから、
いたいはずじゃ。
子宮口が柔らかければ痛みはないんじゃがな。」
聖女はリカルドの様子を見ながらいう。
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しかし今のリカルドには子宮口が堅いとか柔らかいとかそんなのはどうでもよかった。
リカルドの思考はただ早く産んでこの苦しみから逃れたいそれだけだった。
そして相変わらずリカルドを激痛が襲った
「ぎょえええええええええっ!!!ぐえええええええええええっ!!」
リカルドは叫び声を上げ続けた。
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「なかなか柔らかくならんのー。
一度抜いて休息をとるか。」
2時間程してもまだ痛みにもがいているリカルドを見て一度休息のために
海藻を抜くことにした。
「2人ともリカルドが暴れないように抑えてるのじゃよ。
痛みというより快感が強いみたいじゃが。」
聖女は海藻を抜く準備をする。
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(いやいやそれはないでしょ、どう見ても痛がってるよ。)
(もしそうだったらリカルドさんマゾだと言うことになるんだが・・・)
聖女の言葉を聞いたシキとルカの二人は呆れた顔で海藻を抜こうとする聖女の背中を見ながら思った。
「じゃあ抜くぞ。」
そして聖女はそう言い勢いよく海藻を抜いた。
ジュッポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!
「ぐぼああああああああああああああああっ!!!!!」
リカルドは激痛のあまり奇声の如き叫び声を上げた。
((やっぱりどう見ても痛がってる・・・・・))
二人はリカルドの様子を見てそう思った。
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「はぁはぁはぁ。。。」
海藻が抜かれ、激痛から解放されたリカルドは、
荒い息をしつつもひとときの休息をとる。
「リカルド、大丈夫か?」
少し落ち着いた様子のリカルドをみてシキが声をかける。
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「はあはあ・・・・一応は・・・」
リカルドは息絶え絶えながら答えた。
この間に陣痛も強くなりつつありそれもリカルドには負担になっていた。
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「あぁあん!
ちょっ、もれ。。。」
暫く陣痛に耐えていたリカルドだったが、
赤ん坊が降りてきたことにより前立腺が刺激され、
妊娠してからすっかり機能していなかった陰茎が勃っていた。
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「ぎょえええーーーーーっ!!!!」
そうしているとさらに陣痛が強くなった。
「リカルド!?」
シキとルカの二人が突然のことに驚く。
「ふぎいいいいいいい!!うぎいいいいいいい!!!」
リカルドは痛さのあまりなのか本能なのか息み始めてしまった。
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「まだ息むではないぞ!」
聖女はリカルドに声をかけるが、
聖女の声が聞こえていない。
「今、いきんでも苦しいだけじゃ。
シキ、ルカ、リカルドの足を持ち上げて腰を浮かしていきんでも
踏ん張れないようにするのじゃ」
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しかしリカルドは腰を浮かしても息もうとした。
「駄目だ僕達では・・・・」
「暴れてしまう・・・・」
こんなところでも騎士団長リカルドの強さが発揮されてしまった。
力の差で暴れられると二人は足を持ち上げるのも精一杯だった。
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「だらしがないのー。」
いくら赤騎士、青騎士団長だとしても、
この国随一の魔力、腕力が優れている白騎士団長には敵わない。
「ほら、これならどうじゃ?」
リカルドの肛門をぐりぐりおす。
「ふぅーふぅーーー。
そこぉおおお!」
肛門を抑えられたことにより、少し楽になったようで息むのを止めて
声をあげる。
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しかし今度は肛門を刺激したことによってあることが起きた。
ぐうっ、ごろろろろろ・・・・・・・
「うっ・・・・・」
リカルドは妊娠によって便が溜まっていた。
そこを肛門を押されたことによってリカルドの大腸が刺激された。
ブウッ!!!ぶりりりりりりりりりりりりーーーーーーーーーーっ!!!!!
そしてリカルドは大量の便を排泄し始めた。
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さすがのリカルドも公開中に排便は恥ずかしがった。
「出産じゃよくあることじゃ。
気にするでない。」
聖女はもろともせずさっさと排出された便を片付けた。
ただ便を排出したのが功をなしたのか
子宮口も一気に開き出した。
「おお。まだ破水はしておらんが全開じゃな。
リカルドが生まれる時もそうじゃったし羊膜が頑丈なのかのー。
息見たくなったら思いっきりふんばるのじゃよ。」
聖女はリカルドの様子を見つつ聖女は指示する。
「あと少しだ。」
「頑張れよ、リカルド。」
ルカとシキもリカルドを励ます。
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ブウ――――――――っブリュリリリリリリリリリリリリリリリリ―――――――――――ッ!!!!
リカルドの排便はまだ出てきた。
妊娠による便秘で大分溜まっていたようだ。
「このせいじゃ、全部出してしまえ。」
聖女はリカルドにそう言った。
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リカルドの排便は中々止まる様子がなかった。
「こりゃもうしばらくは止まらんのう。全部出すまでは息むなよ。」
聖女はリカルドにそう忠告した。
幸いにもリカルドは大便を出すのに背一杯で息む余裕などなかった。
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ブウウウウウウウウウゥゥゥゥ・・・ブブブブブブブピピピピ・・・・・スカァ〜〜〜〜
リカルドは1時間掛けてようやく便を出し切った。
「よし全部出し切ったみたいだのう。掃除はこっちでするからあんたは産むのに集中しな。
聖女はそう言い便を片付け始めた。
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聖女が便を片付か終わる頃にリカルドは破水した。
「破水したみたいだね。もう息んでいいよ。」
聖女にそう言われたリカルドは息み始めた。
「ふぐうううううううっ!!!うおおおおおおおおおおおおっ!!!」
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リカルドは初産だからか、産むのに苦戦していた。
「ぶごおおおおおおおおおおおっ!!!!!ぶぎいいいいいいいいいいいっ!!!!」
その内リカルドの息む時に出る声はオークの鳴き声を思わせる奇声となった。
それでも胎児は少しずつではあるが進んでいた。
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それから30分たった頃に胎児の頭が見え始めた。
「おおっ!!やっと頭が見え始めたぞ頑張れ!!!」
聖女にそう言われたリカルドは頑張って息み続けた。
「ぐおおおおおおおおおおっ!!!ぐぎいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!」
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そして胎児は腰の辺りまで出てきた。
「ここまで出てきたら引っ張って出そう。」
聖女はそう言い胎児の体を掴み引っ張り始めた。
ジュリジュリッ!!!
「ぎああああああーーーーっ!!!!」
リカルドは激痛のあまり情けない悲鳴を上げた。
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ジュッポンッ!!!
ほぎゃあほぎゃあっ!!!
大きな音がしたかと思うとすぐに産まれた赤ん坊が泣き始めた。
「無事に産まれたぞ元気な男の子だぁ!!!」
「おおっ!!!」
聖女がすぐに産まれたばかりの赤ん坊を取り上げそう言う。
周りが喜びと歓声に湧くが、それはすぐにシキの一言でかき消された。
「おい、リカルドさんの様子が変だ。まだ痛がってる、それにまだお腹も大きいぞ。」
「おおこれは・・・・」
聖女はすぐに異変の原因が分かった。
「まだ儀は終わっておらん!!リカルド殿はどうやら二人身籠っておられたようじゃ!!!」
「なにっ!?」
聖女の言葉に周りは驚いた。
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「なんと今回の白騎士団長は二人も身籠っていたとは・・・・・・」
「これは奇跡なのでは・・・・・?」
周りが騒いでいる中でリカルドは破水した。
「何ボーとしてるんじゃ!!ほらリカルド息まんか!!!」
聖女にそう言われたリカルドは再び息み始めた。
「大丈夫かなリカルドさん・・・・」
「2回目だし、さっきよりは楽に産まれると思うよ。」
心配そうに聞くルカにシキはそう答えた。
しかしシキの言葉とは中々頭が見えてこなかった。
「おかしいのぅ〜〜〜、2人目だからもう頭が見え始めてもいい頃なのじゃが・・・・・・・」
既に2回目の陣痛が始まって2時間が経っていた。
そうしているとリカルドの股間から何かが顔を覗かせた。
「おお、やっと頭を見せ始めたか。」
そう言い聖女が見たのは・・・・・・・・
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「ありゃ〜〜こりゃ尻じゃ、2人目は逆子だったのか〜〜〜道理で中々出てこない訳だわ〜〜。」
2人目は逆子だった。
しかも足を上げた体勢で産道に入ったらしく足は見えずに綺麗なお尻だけが見えていた。
「これは出るのが大変だわ。仕方ないお腹を押すか。」
そう言い聖女はリカルドのお腹を押し始めた。
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「ふんっ!!はっ!!!ふんっ!!!!」
「ぶごおおおおおおおっ!!!ぐおおおおおおおおおおっ!!!」
お腹を押されることによる激痛でリカルドは魔獣の如き悲鳴を上げた。
「結構しぶといわねふんふんっ!!!」
聖女はリカルドのことなど気にせずにリカルドのお腹を押し続けた。
そしてリカルドのお腹を押し始めて30分たった頃・・・・
ブチィッビリリリィッ!!!
「ぎゃあああああああああああああっ!!!」
逆子の状態で無理に出ようとした為か、遂にリカルドのアソコが裂けた。
「あら裂けちゃったみたいね、仕方ないいっその事もっと広げましょ。」
聖女は産まれるのにこれ幸いとばかりに手でリカルドのアソコの裂け目を広げた。
「フンギャラボッビ―――――――――――――☆▽○×□△◇※+!!!!!」
リカルドは途中から言葉にならない最早奇声そのものな悲鳴を上げた。
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「回復には時間がかかるが、
儀式が終わればそもそも子宮も産道も徐々に消えていくから
その時に回復するで我慢するのじゃ。」
巫女は聞こえているか分からないがリカルドにいう。
「こっちも立派なものがついておる。
男の子のようじゃな。」
お尻から出てきたということもあり、
少し出てきた足の隙間から男性器が出てきた。
「1人目は髪が青みがかっていたけど、
次の子がどっちかな?」
「あー、1人目はシキ様の子だろうし、2人目はルカ様の子供っていうのも
ありえるな。」
兵士たちは出てくる赤ん坊の性別を聞き話す。
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出口が広がったからか、胎児の進みはよくなった。
そして順調に進んで行き胎児は腰の辺りまで出てきた。
「腰の辺りまで出てきたか、よし引っ張って出そう。」
聖女はそう言い胎児の腰を掴み引っ張り始めた。
ジュリジュリッ!!!ブチブチブチィッ!!!!!
「ぺけぽっぽーーーーーーーーーーーーー※★+△■◎☆▽○▼×□Д◆↓£●¢@♯!!!!!!!!」
無理矢理引っ張った為か、リカルドのアソコはさらに裂けてリカルドは最早生物の声ではない悲鳴を上げた。
そして・・・・・・・
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「足まで抜けたぞ。」
巫女は足が抜けると頭付近までずるずると引っ張る。
「ここまできたらすぐじゃ。」
リカルドは身体の痛さで何も考えられていないようだ。
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「さあこれで最後じゃそれい!!!」
聖女がそう言い胎児を引っ張った。
ブチブチブチッ!!!!ジュッポ〜〜〜〜〜ンッ!!!
「ジョアンナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!!!!」
胎児は最後の最後でリカルドのアソコを盛大に裂いて産まれた。
リカルドは激痛のあまり何故か人の名前にしか聞こえない叫び声を上げた。
ちなみに本人も何でこの言葉を言ったのかはわからない。
そもそもリカルドにジョアンナと言う名前の知り合いは無論、家族にもいない。
「よし二人目も男の子じゃ!!!」
聖女がそう言う。
最初に産まれた子がシキの面影を持っていたに対し、2人目はルカの面影を持っていた。
「やはり両方の子を孕んでいたか・・・・」
聖女はそう納得した感じで言った。
こうしてリカルドの儀は無事に終わった。
リカルドは史上初儀で一度に2人の子を産んだ騎士として有名になった。
2人の子は将来の赤騎士団と青騎士団の団長として育てられることになった。
そして将来の白騎士団長はリカルドが選ぶことになった。
それは2人の子の内どちらかなのか、それとも別の人物が選ばれるのかはまだ誰も知らない。
国で1番強い騎士
完
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