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しきたり

1 : 名無しさん :2017/03/12(日) 02:41:30
「あいたたた!!」
「ううぅ。。」
「いたあぁい!!」
「。。。っつ!!」
和室に全身白い着物を着た妊婦たちの出産が始まろうとしていた。
桐生家政界にも顔がきく公家の財閥の家系。
桐生家のしきたりとして桐生家跡取り長男の結婚式の初夜に桐生家の嫁・姉弟達は全員身ごもら
なくてはいけない風習がある。
そしてよめ・兄姉全員同じタイミングで出産する習わしなのだ。
この時、桐生家長男の子以外は女性しか生まれず、嫁には必ず長男が生まれてくるのだ。
相手は旦那がいる場合は旦那、または彼氏、いない場合は、覆面を被った複数の親戚達とやり、
誰の子を妊娠させたのかわからなくさせ、妊娠させるのだ。
長男以外の男が生まれた場合は、何故か女性器ももっており、彼女、または嫁をもらってない場合は
本人が出産しなくてはいけないのだ。そのため、長男以外は男性器はあるものの女性のような体顔つきで
生まれてくるのだ。出産が近づくにつれて女性の体に近づき、出産の時はほぼ女性の体になり、出産すると元に戻る。
桐生 聖夜 30歳 桐生家 長男 早苗の旦那
豊島 香代子 29歳 桐生家長女 既婚 胎児 1人(経産婦で1歳の娘あり)旦那の子
桐生 早苗 25歳 桐生家 長男嫁 胎児 1人(初産) 旦那の子
桐生 香奈美 23歳 桐生家 次女 胎児 1人(初産) 彼氏の子
桐生 聖良 14歳 桐生家次男 胎児 1人(初産) 親戚のうち誰かの子


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2 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 00:57:29
「ううううう・・・・くううううううう・・・・」
先に産まれそうなのは香代子だった。
4人の中で出産経験があるためか、胎児の進み具合が良かった。
そして4人の中で早くも頭が見え始めた。


3 : 志季 :2017/03/13(月) 02:35:53
「うぅぅぅん!!」
香代子は着物を最大限まで捲り、足を広げ、天井から伸びてる産み綱を引っ張り、
いきんでいた。
ゆっくりと頭が見え隠れし、そのうち引っ込まなくなった。
次に進み具合がいいのは、早苗であった。
「うぅぅ!もう我慢できない。。。」
子宮口は全開になっていた。
一方子宮口が香奈美は7cm、聖良は3cmとこの2人はまだまだのようだ。


4 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 13:31:10
そうしている内に香代子の胎児は徐々に進んでいく。
「うぐぅ、うぐぐぐぐぐぐぐぐ・・・・・・・」
胎児の頭が完全に出てきた。
早苗も続いて頭が見え始める。
一方聖良は子宮口が少しずつ開き5cmになったが、香奈美は7cmのままだった。


5 : 名無しさん :2017/03/13(月) 14:01:41
「うぅぅ。。。おえぇぇえ。」
「あらあら。はぁはぁ大丈夫??
こっちへいらっしゃい。」
聖良はまだからだが成熟しきっていないせいか臨月までつわりが続いていた。
本来だと余裕がないはずのかなこだが聖良を呼び背中をさする。


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6 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 14:16:09
しかしそうしている内にも香代子の胎児は進んでいた。
「うぐぅ!!」
香代子の胎児の肩が出ようとしていた。
そして早苗の方も完全に頭が出た。


7 : 名無しさん :2017/03/13(月) 14:20:19
「ちょっ、まって、うぅぅぅんんん!!ふぁあ!!」
かなこが赤ん坊のかたをもちゆっくりひっぱるとずるりとかなこの赤ん坊の体がでてきた。
「ふぎゃぁ、ふぎゃぁ。。。」
「うまれたわ、はぁはぁ。」
かなこは自分の生まれたばかりの女の子を抱く。


8 : 名無しさん :2017/03/13(月) 14:35:18
「あっ・・・・・・・後もう少しで・・・・・・」
早苗の方も順調に進みこのまま産まれそうだった。
一方香奈美は子宮口の開きがやっと8cmになった。
聖良の方は後もう少しで子宮口が全開になりそうだった。
「くう・・・・・ううううううううううう!!!」
聖良はお腹に力を入れる。
ブッパァ!!ブウ〜〜ブリブリブリブリブリブリ〜〜〜〜〜!!!!
聖良はあまり考えずにただお腹に力を入れた為か妊娠による便秘で溜まっていた大便が大量に出てきた。


9 : 名無しさん :2017/03/13(月) 15:26:24
「かなみはまだ8センチね。
もう頭も降りてきてるし順調よ。
聖良はんーほぼ全開だけど赤ちゃん見えてこないわね。
逆子かも知れないわ。」
「はぁはぁ。さか、ご?」
「赤ちゃんの足かおしりから出てくるだけで問題はないわ。(この子腰細いし骨盤とおれればいいけど。)」
かなこは二人の状態を確認していった。
聖良の子は逆子だったのだ。


10 : 名無しさん :2017/03/13(月) 15:57:53
ブゥッ!!ブリュリュリュリュブリブリブリブリ〜〜〜〜!!!
聖良はまだ大便が溜まっていたらしく、まだ排便していた。
一方早苗はもう胎児が腰の辺りまで出てきていた。


11 : 名無しさん :2017/03/13(月) 16:28:55
「二人ともまだ破水もしてないわね。」

「早苗ちゃん、いいわよ。」
「はぃぃぃ!」
かなこは早苗のもとに行き励ます。
「もう腰まで出てるし体を少し起こせるなら起こしたらそのままするりと生まれるわね。」
早苗は少し腰を上げたときだった。


12 : 名無しさん :2017/03/13(月) 17:02:22
ズッルウリ!!
おぎゃおぎゃあ!!
「う、産まれたあ。」
「おめでとう女の子よ。」
大きな音と共に早苗の赤ん坊が生まれ出た。
香代子は産まれたばかりの早苗の赤ん坊を早苗に抱かせる。
一方聖良の方はと言うと。
ブリブリブリブリブリブリブリブリブバッ!ブリブリブリブリリリ・・・プリプリプリプリプププ・・プププ・・・ププ・プ・・・プスゥーー・・・・・・・・・・
ようやく溜まっていたものを出し切ったようだ。
そして既に聖良の子宮口は全開になっていた。
香奈美はようやく子宮口の開きが8cmから9cmになりそうなところだった。


13 : 名無しさん :2017/03/13(月) 17:17:06
「お、お義理姉さん、どうしましょう??」
通常ならここで長男の嫁が男の子を産むしきたりなのだが、女の子が生まれてしまい、早苗は戸惑っていた。
「通常はそうだけど。。。しきたりの言い伝えではこの中で唯一男の子が生まれその子が跡取りだから。」
「はぃ。。。」
かなこは落ち着くようにいった。
聖良かかなみが産む子が跡取りに選ばれたようだ。
バシャ
「お姉ちゃん!?」
かなみの方は破水したとたん一気に赤ん坊が降りてきたようで子宮口に頭がはいりだしたようだ。
全開のはずの聖良にいたってはまだ子宮口に赤ん坊の姿が見えてきていないのとまだ破水もしていなかった。


14 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 17:32:05
しかし香奈美は子宮口に頭が入ったもののそれ以上進む気配がない。
一方聖良の方はそれでも息み続けていた。
そして聖良の産道から見えてきたのは羊膜に包まれた胎児の足だった。


15 : 名無しさん :2017/03/13(月) 17:44:44
「ほらかなみはもう少し足を開いて。
で、お腹を見るようにしていきむの。」
かなこはかなみに指示を出す。
息むタイミングがあってきたのかこめかみがひっこまなくなっていた。
聖良は産道に入ったが足が先なのが原因なのか胎児が大きいのかわからないがそこから全く進もうとしない。


16 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 18:37:17
「全然進まないわね押したほうが良いかも。」
そう言い香代子は自分もまだ出産したばかりなのにも関わらず聖良のお腹を押し始めた。
「ぐぎゃあーーーーーー!!ぐえーーーーーーーー!!」
聖良は怪獣のような叫び声を出す。
一方香奈美は香代子の指示通りにしているが胎児が中々進まなかった。


17 : 名無しさん :2017/03/13(月) 18:46:11
「聖良の方は胎児の位置が悪いのかも。
体勢変えてみましょう。」
かよこに支えられて和式でようを足す体勢にした。
産み綱を握って息むことにした。
「かなみも赤ちゃんが少し大きいかも。
お腹を押すわね。」
ズボッ
「ぎゃあぁぁぁ!」
挟まっていた赤ん坊の頭が一気に出てきたため、あまりの衝撃にかなみは悲鳴をあげる。
ただ頭はすべて出た。


18 : 名無しさん :2017/03/13(月) 18:50:02
一方聖良はなかなかうまくいっていなかった。
ただ産まれてくる介助はNGのため、かよこたちも見守るしかなかった。


19 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 19:15:54
香奈美の胎児の頭が全て出た途端進みが悪かった理由を知ることになる。
香代子は頭の出た香奈美の胎児を見て絶句する。
「嘘・・・・・・・臍の緒が首に巻き付いてる・・・・・・」
なんと香代子の胎児は臍の緒が首に巻き付いていたのだ。


20 : 名無しさん :2017/03/13(月) 20:43:20
ただ幸いなのが一巻きだったため、頭が出てきてからゆっくり肩も出てきているようだった。
「もう!。。。早く、でてよ!」
かなみは赤ん坊のくびにまいてある臍のをほどき、赤ん坊の頭を引っ張る。


21 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 21:01:55
ズルズルスッポンッ!!!
オギャアオギャア!!
「やった産まれたあ。」
大きな音と共にようやく香奈美の赤ん坊が産まれた。
「あっ男の子だ。」
香代子が性別を確認したところ香奈美の子供は男の子だった。


22 : 名無しさん :2017/03/13(月) 21:12:15
「じゃああとは聖良だけね。」
かよこは聖良のもとに向かう。
少しずつゆっくりだが赤ん坊の足が外へ向かおうとしていた。
「んーー!!はぁはぁ、ぉねぇ、でなぃ。。。。」


23 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 21:47:05
「少しずつ進んでいるんだから弱音なんかまだ吐いちゃ駄目!!」
香代子にそう激高され聖良は息み続けた。
「うううううう・・・うぐーーーーーーーーーーーーーっ!!!」


24 : 名無しさん :2017/03/13(月) 21:59:44
バチン ジョジョー
「な、なに??」
風船が弾けた音がしたかと思うと大量の羊水と片足の足首までがぴょこんと出てきて
聖良は戸惑っていた。
「破水して赤ちゃんの足が出てきただけよ。」
かよこは聖良に説明する。
「んんんんんぅぅ!!」
「あら??」
足の次に見えたのは男の子の象徴だった。
聖良も男の子を今生み出そうとしていたのだ。
言い伝えでは男の子が二人生まれた場合は再度来年サドンデスのように2人が出産して決めることになっている。


25 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 22:13:24
「とりあえずまだ全て出ていないから今は産むことだけ考えましょ。」
香代子にそう言われ聖良は息み続ける。
「ふぐう!、うぐううううううううううーーーーーーーーーーー!!」


26 : 名無しさん :2017/03/13(月) 22:17:44
聖良は産み綱を引っ張り、思いっきりいきむと漸く体が出てきて残すところは
頭だけになった。
「なんか、ぶらぶら、してる。。。んぅぅ」
聖良は異物感に戸惑っている感じになっていた。


27 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 22:23:59
聖良は最後の一踏ん張りを入れる。
「ん、ふんっ!!」
スポーーーンッ!!
ホギャホギャ!!
大きな音がし最後の一人も無事産まれた。


28 : 名無しさん :2017/03/13(月) 22:34:24
1年後
「そろそろね。」
「うん。」
前回男の子を産んだ香奈美と聖良はまた妊娠していた。
後継者サドンデスのために。
今回は前回とは違った点があった。
何の因果か聖良は二卵生の双子を身ごもったのだ。
聖良の場合自身の成長期も手伝ってか胎児も大きく成長し、
香奈美のお腹と比べると1回り以上大きく成長していた。
去年と同じく香奈美は彼氏と彼もいない聖良は親戚と複数人のsexでできた子である。
前回と同じように和室で白い着物を着て出産に挑むが今回は一切の手出しが無用である。
もちろん出産が終わるまで二人以外は入ることは許されていない。


29 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 22:39:30
先に産気づいたのは香奈美だった。
一度出産を経験している為か順調な様子。
一方聖良はまだだった。


30 : 名無しさん :2017/03/13(月) 22:49:13
「はぁはぁ、あぁん!
今回の子は、せっかちかも。。。」
まだ全開になっていない子宮口を押すように赤ん坊の頭が下まで来ているようだった。
その頃産気づいていない聖良は香奈美の陣痛に耐える姿を見て女性器からは愛液が男性器は
勃起していた。


31 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 22:53:23
香奈美は聖良に視姦されているとは知らず陣痛に耐え続ける。
「はあはあ、ううううううう・・・・・・」
香奈美が陣痛に耐えていると。
パチンッ!!ジョーーーーー!!
風船が割れるような音がしたかと思うと、香奈美の膣から大量の水が出てきた。


32 : 名無しさん :2017/03/13(月) 23:03:41
「はぁはぁ、んんぅぅぅぅ!!」
香奈美は破水したことを確認し息みだした。
聖良はその姿を見て右手は男性器を左手は女性器に指を入れていた。
暫くして漸く聖良にも陣痛が始まった。


33 : ゾロ3557 :2017/03/13(月) 23:09:58
香奈美のお産は順調に進んでおりもう頭が見え始めていた。
「この・・・・・調子で・・・・・」
そう言い香奈美は息み続ける。
一方聖良は陣痛は始まったものの、それから中々進展が無かった。


34 : 名無しさん :2017/03/13(月) 23:30:13
「んぅぅ!はぁはぁ。。。え、なんで??」
聖良は陣痛に耐えていると自分のお腹をつたう白濁色の駅を見つけた。
前回聖良が産んだ際は母乳は全く出なかったが今回は
まだ生まれていないにも関わらず母乳も流れてきたのだ。


35 : ゾロ3557 :2017/03/15(水) 17:18:36
そうしている内に香奈美は頭が完全に出て既に腰の辺りまで出ていた。
「はあはあ・・・・後もう少し。」
一方聖良はと言うと。
パチンッ!!ジャアアアアーーーーーー!!
ようやく破水したところだった。


36 : 名無しさん :2017/03/15(水) 18:26:52
「も、もうひっぱれ、ば。
んぅぅぅーー!!」
ずるり
「ふぎゃぁ、ふぎゃぁ。」
「はぁはぁ、おんなのこね。いっぱい服かってあげよう。」
生まれたばかりの子を抱き上げ、嬉しそうな香奈美。
「んんんぅぅぅ!あぁ!?な、ん、か、はまった!!」
聖良は息むと、漸く子宮口に頭が当たったが赤ん坊が大きいせいか頭が大きく、子宮口に栓をしたように破水して流れていた羊水が止まってしまった。


37 : 名無しさん :2017/03/15(水) 20:22:54
それでも聖良は息み続けた。
「ふんーーーーーーーー!!!んんんんんーーーーーーーーーーー!!!」
ブッピィ!!!!ブオオオォォォ〜〜ッ!!!ブリュリュリュリュリュリュリュリュリュ〜〜〜〜〜!!!!
聖良はまた便秘になっていたらしく、またしても排便をしてしまった。


38 : 名無しさん :2017/03/15(水) 22:01:13
「あ、あぁ、そこ、だめぇ!?」
排便し少しお腹に余裕が出たせいか、また子宮口に挟まり前に進まないからなのか赤ん坊があばれ前立腺を刺激しているようだ。
聖良の一物つはいきりたっていた。


39 : :2017/03/15(水) 22:46:55
「聖良、あなた発情しちゃってるの?
ここもピンピンにたってるのね。」
「やぁあ!ちょ、ひゃああああん!!」
少し休息をとり余裕の出た香奈美は聖良に近づき、仰向けになってはだけている
胸元に自分の娘を近づけると娘は聖良の乳を吸い出したのだ。
前立腺を刺激され、体が発情している上、乳を吸われ、
無意識のうちに聖良は腰を振り喘いでいた。


40 : 名無しさん :2017/03/17(金) 21:55:25
「あ・・・あああああ・・・ああああああ!!!」
ジャバーーーーー!!
「きゃっ!ちょっとオシッコ漏らしてる!!」
聖良が小便を漏らしたため、香奈美は聖良から離れた。
ブリブリブリブーーーーーーー!!!!ブブブブブブブーーーーーーーー!!!!
後大便もまだ出し切っていないらしく、聖良は大便と小便を同時に出すという事態に陥っていた。


41 : 名無しさん :2017/03/18(土) 00:34:30
「ほら、たって。」
さすがに尿も糞もしたところで出産させるわけにもいかず、
香奈美は聖良に肩を貸しゆっくりと場所を移動する。
「うぉぉぉお!」
プシュ プシュと立ち上がったおかげか体勢が少し変わったことにより、
少し子宮口に隙間ができたのか、陣痛が来て、足で踏ん張って息むと
みずてっぽうのような形で羊水が流れ落ちる。


42 : 名無しさん :2017/03/19(日) 22:25:56
場所を変えた後、聖良は再び息み始める。
「んんんんんんんんんんんーーーーーーーーーーーーー!!!」
ブウ!ブオオオオオオオオオオオーーーーーーー!!!ボオオオオオオオオオーーーーーーー!!
大便は出し切ったようだが、ガスはまだお腹に溜まっているらしく聖良は息む度に屁が出てきた。


43 : 名無しさん :2017/03/19(日) 23:55:32
「んぅぅーぉぉぎぃぃぃぃ!!」
しばらくいきんでいくと赤ん坊の頭が無理矢理こじ開けるように外に出ようと子宮口を
広げて出てこようとしていた。
「いだぁぁい!」
無理矢理骨盤も広げさせられているため痛みで
悲鳴をあげる。


44 : 名無しさん :2017/03/20(月) 11:26:35
ブウ〜〜〜〜〜〜〜!!ブウッ!!ブブブブブブブブウッ!!!プププププププ・・・・・・プ〜〜〜プス〜〜〜〜・・・・・・
聖良は溜まっていたガスを出し切ったらしくようやく屁が止まった。
ミチミチッ!!ビキビキッ!!!
「グボオアアアアアアーーーーーー!!」
今度は産道を無理やり広げられる音が響いた。
聖良は痛さのあまり絶叫する。


45 : 名無しさん :2017/03/20(月) 12:21:12
「足を閉じたらダメよ。
骨盤が閉じちゃう。」
香奈美はあまりの痛さで足を閉じようとしている聖良に
注意する。
「だってぇ。。。ヴぉおおぉぉぉ!」
聖良は痛みで唸る。
「ほら立って。
壁について壁を押すように息んで。」
香奈美に促され壁に手をつきながら立ち上がり足をがばっと開いて息み出す。


46 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 12:46:33
「ブグウウウウウウウウウウウ!!!!ブヒイイイイイイイイイイイイイ!!」
聖良は痛さのあまり息んで出る声はまるでブタか何かの動物のようであった。
既に聖良の子宮口は全開になっており後は息み続けるだけだった。


47 : 名無しさん :2017/03/20(月) 13:14:41
「ゔぉおぉぉぉぎぃぃぃぃ!!うぉおおお!」
聖良は通るたびに大きい頭が通る感覚と激痛に声が上がってしまう。
そして激痛とは裏腹に乳首はピンとたちいまにも母乳が溢れそうになっており、
一物もピンとたち、我慢汁がポタポタ流れ落ちていた。


48 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 13:36:16
「ブグオオオオオオオオ!!!」
聖良は息み続けた。
その度に出てくる声はもはや人の声ではなかった。
聖良の胎児は少しずつ進んでいた。


49 : 名無しさん :2017/03/20(月) 13:47:38
漸く女性器から息む度に
黒い赤ん坊の頭が見え隠れしだしたのだ。
「ウヴォォォォォ!!」
聖良の股はの女性器は赤ん坊の頭が見える度にぴんとはっている。


50 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 14:01:16
「一人目の頭が見え始めたわ頑張って!!」
香奈美が聖良の産道を確認し、聖良にそう言う。
「ぐうううううううーーーーーー!!!」
聖良は香奈美の声が聞こえていないかのように息み続けた。


51 : 名無しさん :2017/03/20(月) 14:14:14
「うぅぅぅんん。。。
ヴぉおぉぉぉおおお、
あ、あ、あづぃ!?」
聖良の女性器から赤ん坊の頭が
戻らなくなった。
ただ赤ん坊の大きさかまだ先っぽが出ただけなのにすでにぴんとはりつめ、
聖良は熱さを感じていた。


52 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 14:21:27
それでも聖良は息み続けた。
「ヴヲヲヲヲヲヲヲヲ!!ヴヴヒイイイイイイイイイイイ!!!」
奇怪な雄叫びを上げる聖良は傍から見たらもはや一種の怪物だった。
胎児は少し進んでいた。


53 : 名無しさん :2017/03/20(月) 14:53:34
「聖良、赤ちゃんの頭の一番大きいところまできたわ。
頑張って。」
香奈美は聖良の様子を見ながらいった。
いつの間にか日はたっていたが
頭の額がみえだしたのだ。


54 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 15:03:09
「わ・・わかった・・・・・・」
とにかく聖良は無我夢中で息み続けた。
「フゴオオオオオオオオオッ!!!ブギョオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」
相変わらず怪物のような奇声を上げながら・・・・・・・・・・・


55 : 名無しさん :2017/03/20(月) 15:15:41
「ぐ、ぐ、ぐるるるるるる!?
ウヴォォォォォ!?」
ズボッ
バシャー
とい栓がぬけたような音と
蛇口をひねったように羊水が流れ出て香奈美の赤ん坊の2回りは大きい頭が一気に排出された。


56 : 名無しさん :2017/03/20(月) 15:24:40
とは言え頭が完全に出ただけである。
「後もう少しで一人目が出てくるわ頑張って!!」
香奈美に応援され聖良は息み続ける。


57 : 名無しさん :2017/03/20(月) 15:29:41
頭がそれだけ大きいこともあり、
肩幅もそれなりにあり、
息んでもなかなか出てこようとしない。
聖良は片足を壁につけ片足たちになり、
片手で赤ん坊の頭をつかみ片手は壁にてをつける。


58 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 15:34:02
「待って!!頭を無理に引っ張ったら千切れしまう可能性があるわ。」
香奈美は頭を引っ張ろうとした聖良を止める。
「まずは胎児の重さを利用して、少しずつ出てくるのを待つのよ。肩が出てきたら肩を引っ張って。」
香奈美は聖良にそうアドバイスする、


59 : 名無しさん :2017/03/20(月) 15:39:10
「で、でもぉおおお!」
出てこず苦しくて仕方がない聖良に
とっては早くだしたい一心のようだ。
「手伝えないしな。
とりあえず引っ張っちゃダメ!
しっかり息むのよ!」
香奈美は聖良に声をかける。


60 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 15:42:24
香奈美にそう言われ聖良は渋々息み続けた。
「ブギイイイイイイイイイイ!!!ブビイイイイイイイイイイイイイイイ!!」
聖良が息む度に出す奇声は声だけ聞くと豚のモンスターの狂乱にしか聞こえなかった。


61 : 名無しさん :2017/03/20(月) 16:02:27
「はぁはぁh、ま、まだ、おぉぎぃい!!」
片方のかたがゆっくりだが降りてきたため、
また女性器の穴がいっぱいいっぱいに
なってきたのだ。
ただ肩幅も新生児とは思えないほどしっかりしていた。


62 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 16:05:20
「はあはあ・・・・・・はあはあ・・・・」
「まだよ!!まだ息んで!!」
香奈美に激高され聖良は腹に力を入れる。


63 : 名無しさん :2017/03/20(月) 16:10:09
「オヴォオオオ!?」
聖らが何度か息むと
漸く片方の肩が
出てきた。
「聖良、肩を触って腕を出してあげることできる?」
香奈美は聖良に指示をする。


64 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 16:31:28
「む・・・無理出来そうにない・・・・・・・」
聖良が答える。
「だったら肩を掴んで少しずつ引っ張ってみて。無理そうならやめて。」
香奈美はそう指示をする。


65 : 名無しさん :2017/03/20(月) 16:35:50
先ほどのように足をあげ、
赤ん坊の肩をつかんだ。
「ぐぉぉおおおおぉぉ!
ひゃあんn!?」
どぴゅどぴゅ
赤ん坊の肩をひっぱり腕がでた拍子に
溜まっていた一物から射精した。


66 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 16:54:24
それでも聖良は引っ張り続けた。
ミチミチッ!!ビリビリッ!!
「うぎゃああああああーーーー!!」
大きい胎児が無理やり通ったため聖良のアソコが避けてしまう。


67 : 名無しさん :2017/03/20(月) 16:59:37
ただそのお陰か赤ん坊の肩は両方でたようだ。
「あとは息むだけよ。」
肩まででればそのままスルッと生まれそうだが
赤ん坊が大きいため重力だけでは難しそうだ。
衝撃をなくすためにしゃがみこみ
手には産み綱を握る。
落下を防ぐように香奈美がしたにクッションをひいてくれた。


68 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 17:24:16
そして聖良は再び息み始める。
「ヴモオオオオオオオオオオオオオォォォォ!!ブゥモオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!」
聖良は牛の鳴き声みたいな雄叫びを上げながら息んだ。


69 : 名無しさん :2017/03/20(月) 17:30:44
「ヴぉおぉぉぉおおお、
でりゅぅぅぅうううう!!」
赤ん坊のからだがゆっくり出てこようとしていた。


70 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 17:34:59
「後もう少しよ頑張って!!!」
「うぐぐぐぐ・・・・・・ぐううううううううう!!」
そして一人目の胎児は腰の辺りまで出てきた。


71 : 名無しさん :2017/03/20(月) 17:46:59
そして
「ぐおぉぉぉぉ!?」
ズルリ
「はぁ、はぁ。。。」
おしりの一番大きいところが抜けるとずるっと
クッションの上に赤ん坊が排出された。
「ふみゃぁ、ふぎゃぁ。。。」
聖良は放心状態だが赤ん坊は
自ら泣き出した。


72 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 17:57:38
しかし聖良は休んでいる暇はなかった。
まだ2人目がいるからだ。
生まれた一人目は香奈美に任せ、聖良は再び息み始めた。


73 : 名無しさん :2017/03/20(月) 18:09:49
一人目は子宮口が全開になるまえに出てこようとしていたが、
今回は全開にも関わらずまだ
子宮口付近に赤ん坊が降りてきてないようだ。
「聖良、この子男の子よ。
よかったわね。」
香奈美は聖良の赤ん坊を布にくるんでいるときに気づいた。


74 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 18:16:24
しかし産むことに集中している聖良には聞こえなかった。
「グウヒヒヒイイイイイイイイーーーーーーー!!ウグヒヒヒイイイイイイーーーー!!」
聖良は今度はウマの鳴き声のような雄叫びを上げた。


75 : 名無しさん :2017/03/20(月) 18:24:55
なんど 息んでも出てこないため、
さすがに足が疲れてきたため、
壁を背にして足を開いたまま
座る。


76 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 18:38:48
しかしここで問題が発生した。
なんと一人目の出産の疲労でなのか聖良はそのまま眠ってしまった。
既に破水してから大分時間が経っている。
これ以上出産が長引くのは胎児に命の危険が伴う可能性があった。


77 : 名無しさん :2017/03/20(月) 19:52:57
「こら聖良起きなさい!!
もうしょうがないわね。」
香奈美は見るに見かねて聖良のお腹をぐぃっと押し出した。
もともと女性器にさわること以外は許されているのだ。


78 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 21:27:48
「ぶへらあぁっ!!」
お腹を押された痛みで聖良は変な叫び声を上げて起きる。
「ほら後一人残ってるのよ、寝るのは産んでからにしなさい。」
「もう・・・・・・駄目・・・・・・・・」
「ああもう!!いい加減にせんかぁ!!」
香奈美は聖良の醜態に堪忍袋の緒が切れ、聖良に往復ビンタをした。
パンパンパンパンパンパンパンッ!!


79 : 名無しさん :2017/03/20(月) 22:56:17
「何するんだよ!?
かな姉様はいいよ。
赤ん坊小さかったし、一人なんだから!!」
聖良は陣痛のことも忘れ怒りだす。
「それは聖良が妊娠したからしょうがないでしょ!?
つべこべ言わず出産に集中しなさい!」


80 : ゾロ3557 :2017/03/20(月) 23:18:16
「ううう・・・・・・わかったよ・・・・」
聖良は渋々ながらも再び息み始めた。
「ふごおおおおおおおおおお!!!ぶぎいいいいいいいいいい!!」
聖良はこれで最後にしようと力強く息んだ。
「出てこいよこのヤローーーーー!!産まれる前から親を苦しめやがってこの糞ガキャーーー!!」
度重なる苦痛と疲労によるストレスからか聖良はお腹の子供に悪態を付いた。


81 : 名無しさん :2017/03/20(月) 23:56:23
「ヴォオォォ、
はまっだ、はまっだ!?」
悪態がよかったのか聖良の子宮口に
頭が降りてきたようだ。
「はぁはぁ、
ぐっぞぉぉぉおお!?」


82 : ゾロ3557 :2017/03/21(火) 19:23:17
「ブヒイイイイイィィィィィ!!!ブモオオオオオオオオォォォォォォ!!!」
聖良はもはやヤケクソで奇声を上げながら息んでいた。
「ヒイイイイイイン!!!バオオオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!」
その奇声はもはや様々な動物の鳴き声に聞こえ、さながら一人動物音楽祭であった。


83 : 名無しさん :2017/03/21(火) 20:17:46
「ごっぢもおおぎぃぃ!」
二人目の赤ん坊も大きいため、
一人目が生まれたからと
いってもなかなか思うように進まない。


84 : ゾロ3557 :2017/03/21(火) 20:38:42
「ぢっぐじょおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
聖良はヤケクソで息み続ける。
「おんどりゃーーーーーーーーー!!!!!」


85 : 名無しさん :2017/03/21(火) 21:11:02
その瞬間赤ん坊の頭が女性器の
穴に頭が入り込んだ。
「すごいわ。
頭が出てきたわよ。」
香奈美は感心していった。


86 : ゾロ3557 :2017/03/21(火) 21:19:43
産むのに夢中な聖良には香奈美の言葉は耳に入っておらず、ひたすら息んでいた。
「プギイイイイイイイィィィィィィィ!!!!プグオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!」
相変わらず奇声を上げながら・・・・・・・・・


87 : 名無しさん :2017/03/21(火) 21:34:25
しばらく息み続けてると
頭の一番大きい部分が出ようとしていた。
「ふんぅぅぅぅ!!」
聖良じゃぐっと息んだ。


88 : ゾロ3557 :2017/03/21(火) 21:47:42
ズボッ!!
大きな音共に頭が完全に出た、これで次の難関は肩である。
「あ、あどもうずこじ・・・・・・・」
聖良は息む力を強める。


89 : 名無しさん :2017/03/22(水) 09:28:01
「こっちの子も大きいわね。」
香奈美が聖良の股間を覗いていった。
「ぐぉおおお!
どりょぉおおお!?」
聖良はとにかく息んだ。


90 : ゾロ3557 :2017/03/23(木) 18:34:17
「うぐうううううぅぅぅぅぅぅぅ、ぢぐじょおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」
ミチミチッ!!ビリビリッ!!
無理に息んだ為聖良のアソコがさらに裂けてしまった。
ポタポタッ・・・
裂けた場所から血が滴り落ちる。


91 : 名無しさん :2017/03/23(木) 19:44:32
「はぁはぁ、ち、だ。」
聖良は自分の女性器から流れる血にびびっていた。
「出産で裂けるなんてよくあること。
あとで縫ってもらえばいいのよ。
どうせこれが終わったら出産しないでしょ??」
香奈美は聖良をおちつかせるようにいう。


92 : ゾロ3557 :2017/03/23(木) 19:54:41
「わがっだ・・・・・・」
聖良は香奈美の言う事を素直に聞き再び息み始める。
「ブグオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!」
アソコがさらに裂けて出口が広がったためか、胎児の進みはさっきよりも良くなった。


93 : 名無しさん :2017/03/23(木) 20:29:27
「肩が大分見えてきたわよ。」
香奈美は聖良の様子を見ながらいった。
両肩出てきそうなところまできていた。


94 : ゾロ3557 :2017/03/23(木) 20:39:03
それを聞いた聖良は息む力を強めた。
「フンガアアアアアアアアアアァァァァァァァーーーーーー!!!」
聖良が息む度に胎児は少しずつ進んでいく。


95 : 名無しさん :2017/03/23(木) 22:03:42
「肩がでたわよ。」
肩が出てきた。
「あと、ちょっとぉぉおおお!?」
聖良は赤ん坊の肩をつかみ息みと同時に引っ張る。


96 : ゾロ3557 :2017/03/24(金) 20:53:49
「ん、ぐ・・・・・ぎぃぃぃぃ・・・・」
聖良は痛みに耐えながら胎児を引っ張る。
そして胎児は腰の辺りまで出てきた。


97 : 名無しさん :2017/03/24(金) 23:58:16
「もう腰まで出てきてるわ!
あと少しよ!」
香奈美も聖良を応援する。
「ぐごぉぉおおお!?」
聖良は残っている力をだし、
息んでそして赤ん坊を引っ張ったときだった。


98 : ゾロ3557 :2017/03/25(土) 15:49:21
スッポーーーーーン!!
「やったわ聖良!!二人目も産まれたよ!!!」
大きな音と共に無事に二人目も産まれた。
「ぜえ・・・はあ・・・ぜえはあ・・・・・・・・・」
出産の疲労とダメージで聖良はヘトヘトだった。


99 : 名無しさん :2017/03/25(土) 20:51:14
「こっちは女の子ね。
一卵性の男女の双子っていいわね。」
香奈美は、双子を聖良に抱かせた。
「お、俺、わ、すうな。。。」
双子hs両乳を吸う。


100 : :2017/03/28(火) 12:43:40
20年後
聖良の長男の結婚式をおえた1年後またしきたりが行われようとしていた。
長男 聖時まさと(21歳)の嫁 めぐ(30歳)
長女 姫良きら (20歳)
次男 龍聖りゅうせい(20歳)
次女 良香りょうか(16歳)
三男 聖春まさはる(13歳)
が妊娠していた。


101 : ゾロ3557 :2017/04/11(火) 19:40:34
そして出産の日が来た。
今回は全員身籠っているのは一人で、既にめぐと姫良きら、りゅうせいが破水をし、頭が見え始めていた。
次にまさはるが陣痛が始まっていたが、りょうかはまだだった。


102 : 名無しさん :2017/04/11(火) 19:48:18
「うぅぅ。。。
いたいよ。。。」
まだ陣痛が始まったばかりのまさはるは、
リョウカに腰をさすってもらっていた。
まだ成長期が始まっておらず140cmギリギリの小柄で線の細いまさはるはお腹だけが異様に出ている。


103 : ゾロ3557 :2017/04/11(火) 20:06:39
「ぐうう痛い痛い!!」
まさはるは痛さで悶えていた。
一方りゅうせいときらは順調に進んでおり、りゅうせいは頭が完全に出ようとしていた。


104 : 名無しさん :2017/04/11(火) 20:22:50
「まさはる、
ちょっと待っててね。」
リュウカはさきにリュウセイのもとにいく。
「せい兄、もう頭出てるから
すぐよ!」
リュウカは頭を支えていた。


105 : ゾロ3557 :2017/04/11(火) 23:21:48
りゅうせいの胎児の頭が出てくる。
その後も順調で腰まで進んでいく。
そしてあともう少しで腰も出てこようとしていた。
りゅうせいに続いてきらも頭が完全に出ようとしていた。


106 : 名無しさん :2017/04/12(水) 04:48:16
「ふん!んーーー!!」
ズル
キラはいきみ方がうまいのか
あっという間に肩まで出て来そうだ。
「キラ姉、待って。
あ!?」
バジャーズルン
キラの方が早く出ると思ったリュウカが
立ち上がってキラの元へ行こうとした時だった。
陣痛もきていないと思っていたリュウカだったが、
突然破水とともに赤ん坊の頭が一気に出てしまったのだ。


107 : ゾロ3557 :2017/04/12(水) 19:57:09
「えっ、どういうこと?えっ?」
りょうかは突然のことに困惑していた。
一方りゅうせいの方は既に腰が半分出ており、もうすぐ産まれそうだった。


108 : 名無しさん :2017/04/12(水) 20:44:30
「はぁはぁ、もう引っ張っていい、のかな?
んん!?」
リュウセイは壁にもたれかかり、
少し生きみ、赤ん坊を引っ張った。


109 : ゾロ3557 :2017/04/13(木) 17:16:08
ズルズルッ!!
「う、くっ・・・・・・」
りゅうせいは痛みで顔を歪ませるがそれでも引っ張り続けた。
スポンッ!!
おぎゃあ!!おぎゃあ!!
そして大きな音と共に産声が上がった。
一方きらの方も既に頭どころか肩も完全に出ておりこの調子だと腰まで出てきそうだった。


110 : 名無しさん :2017/04/13(木) 18:42:18
「セイ兄、どうしよう?
でちゃう。。。」
陣痛もなくずるずると赤ん坊が降りてくるため、
キラはしゃがみこむことも出来ずがに股で立っていた。
「ちょっと、まて!!」
リュウセイはキラの股に手を当てた。


111 : ゾロ3557 :2017/04/14(金) 17:29:00
ズッルゥリ!!
大きなな音と共にきらの赤子が出てきた。
りゅうせいは無事に赤子を受け止めた。
その頃めぐも既に頭が完全に出ようとしていた。
30と言うこの中で一番の高齢なのにも関わらず順調だった。
一方まさはるは破水が起きようやく頭が見え始めた。


112 : 名無しさん :2017/04/15(土) 00:50:45
ただまさはるの場合、
まだ幼いこともあり、骨盤と頭がギリギリのところだった。
「んーーー!!
おおぎぃいいい!?」
めぐの赤ん坊は口当たりまで出かかってきていた。


113 : ゾロ3557 :2017/04/15(土) 17:52:05
ズポンッ!!
大きな音を出してめぐの胎児の頭が完全に出る。
頭が出た後は勢いよく順調に進みこのまま胎児は腰の辺りまで出てきそうだった。
その頃りょうかの方は頭が出てきてからは進展しておらず苦戦していた。


114 : 名無しさん :2017/04/15(土) 18:04:53
「はぁはぁ、l
もう!?なんででてこないの?」
「うぅ。。腰が、いたい。。。」
リョウカはなかなか出ないことでイラついていた、
まさはるは骨盤が狭いせいか腰にまで負担が来ており、
お腹の痛みと腰痛に苦しんでいた。


115 : ゾロ3557 :2017/04/15(土) 18:41:42
一方その頃めぐは二人を尻目に順調だった。
「はあはあ・・・・・後もう少し・・・・」
既に胎児は腰のところまで出ており、あともう少しで産まれそうだった。


116 : 名無しさん :2017/04/15(土) 18:51:29
「はぁはぁ
もういいわ、ね?」
めぐは赤ん坊の体を少し前かがみにさせると
そのままするりと体が全てでて来た。
「はぁーいたかった。」
めぐは赤ん坊を抱き上げていった。


117 : ゾロ3557 :2017/04/15(土) 19:11:54
めぐの出産が終わったことにより、これで残るはりょうかとまさはるの二人だけになった。
まさはるはお腹の痛みと腰痛に耐えながらも息んでいた。
「はあはあ・・・・・・んんんーーーーーーーっ!!!んんんんーーーーーー!!」
ブチィッ!!!ビリビリビリビリッ!!!
「!ぎゃああああああああ!!」
無理に息んだためまさはるの会陰は裂けてしまった。


118 : 名無しさん :2017/04/15(土) 22:09:09
「無理に生きんじゃダメだぞ。」
リュウセイはまさはるニつくことにした。
「ほらここか?」
リュウセイはまさはるの腰を押さえて上げる。


119 : ゾロ3557 :2017/04/16(日) 11:55:19
「痛い〜〜痛い〜〜〜。」
まさはるは痛さのあまり泣き言を言う。
(骨盤が小さいから自力で出すのは無理かもしれない帝王切開にするべきか・・・・)
りゅうせいはそう思った。


120 : 名無しさん :2017/04/16(日) 12:12:37
しかしこのしきたりでは
帝王切開は許されず、
あくまで出すまでは自力でと言われているのだ。
「四つん這いになってみろ。
少しは腰のいたみが和らぐぞ。」
まさはるを支えてゆっくり体制を変える。


121 : ゾロ3557 :2017/04/16(日) 14:32:33
ただし万が一のことを考えて会陰切開ぐらいは許されている。
(進みが悪かったら、考えとくか・・・・・)
りゅうせいはそう考えていた。
ちなみにめぐの子供が長男だったので、跡継ぎは既に決まっていた。
ここでトラブルが起きる。
「大変よりゅうせい!!りょうかちゃんが気絶して、しかもアソコから出血しているの!!」
りょうかを見ていたきらの声が部屋に響く。
りょうかは胎児の頭が出てから中々進まない疲労と痛みで気を失い、しかも膣から謎の出血をしていた。


122 : 名無しさん :2017/04/16(日) 15:05:49
「まずいな。
キラとめぐさんはリョウカの足をつかんでてください。」
そういうとリュウセイはリョウカのお腹をぐいぐい押し始めた。


123 : ゾロ3557 :2017/04/18(火) 21:34:42
りゅうせいはりょうかのお腹を押すが中々な進む気配がない。
「駄目だ全然進まない・・・・・・」
このままだとりょうかの命に関わるのは明白だった。


124 : 名無しさん :2017/04/18(火) 22:12:40
「しょうがない。
足をしっかり押さえててくれ。」
リュウセイはそういうとリョウカの子宮口に手を入れ、赤ん坊を引っ張り出した。


125 : ゾロ3557 :2017/04/19(水) 00:39:27
その時りゅうせいはりょうかの胎児の進みが悪い原因を突き止める。
「っ!臍の緒が絡まっている!!」
なんと臍の緒が胎児の首に絡まっていたのだ。


126 : 名無しさん :2017/04/19(水) 00:43:08
首で絡まっているのが幸い1重だったため、
すぐに解いた。
解くと赤ん坊の出てくるスピードが上がり方が出ようとしていた。
「ん"??」
りょうかも意識を取り戻した。


127 : ゾロ3557 :2017/04/20(木) 21:40:34
「あれ?私・・・・」
りょうかが現状を把握する前に胎児はスルスルと進んでいった。
「えっ?何?」
そうしている内に胎児は腰の辺りまで出てきた。


128 : 名無しさん :2017/04/20(木) 23:28:42
「リョウカ、赤ん坊の首にへその緒が巻き付いてて
なかなか出てこなかったんだ。
もう息んだら出てくるから
息め。」
リュウセイがリョウカに説明する。


129 : ゾロ3557 :2017/04/21(金) 00:22:51
「わ、わかった。」
そしてりょうかは再び息んだ。
「うううううううーーーーーーーー!!!!」


130 : 名無しさん :2017/04/21(金) 00:28:41
ずるり
「はぁはぁ、うま、れた?」
「ちょっと待ってろ。」
ばちんばちん
リョウカも生まれた子が泣かないため、
リュウセイは赤ん坊を下向きにしお尻を叩いて産声を促せた。
「、ぅぎゃぁ、ふぎゃあ!」
リョウカの子も産声をあげた。


131 : ゾロ3557 :2017/04/21(金) 17:27:16
「大変今度はまさはるが!!」
きらがりゅうせいに言う。
まさはるはりょうかの時より最悪で出血した挙句気を失い息をしていなかったのだ。


132 : 名無しさん :2017/04/21(金) 17:41:34
「まさはる!?」
慌ててリュウセイはまさはるに人工呼吸と心臓マッサージを行う。
「げほっ。
あれ?りゅうにぃ?」
まさはるはなんとか息を吹き返して気づいたようだ。
「まだ子供の頭は見えてきてないな。」
リュウセイはまさはるの状態を確認する。
「キラ、めぐさん、また足を押さえててください。なるべく開くように。」
リュウセイは二人に指示を出す。


133 : ゾロ3557 :2017/04/21(金) 18:16:27
「息んで良いぞ。」
りゅうせいはまさはるに指示をする。
「うんわかった。うううう・・・・・っていってええええええええぇぇぇぇぇっ!!」
息み始めた途端まさはるは悲鳴を上げた。
りゅうせいが何事かと確認してみたところ胎児の頭でまさはるの会陰が裂けかけていた。
「ちょうどいい、ならいっそのこと。」
「えっちょっと待ってくれ・・・・・・・・ってぎゃあああああああああーーーーー!!!」
りゅうせいはまさはるの会陰を裂けさせた。
このまま放っといてもまさはるが痛いのを嫌がって息まないのが目に見えていたからだ。


134 : 名無しさん :2017/04/21(金) 18:35:02
「出血もとまったし、たてるか?」
リュウセイはまさはるを一回たたせ、
産み綱を握らせスクワットの体制をとらせる。
「こっちのが普段鍛えてるしいみやすいだろ?」


135 : ゾロ3557 :2017/04/21(金) 20:38:52
そしてまさはるは再び息んだ。
「ぐうううううううーーーーーー!!!ぶぎいいいいいいいいい!!!!!」
息むたびに胎児が進みさらに会陰が裂ける。
ブチブチィッ!ビリビリィッ!


136 : 名無しさん :2017/04/21(金) 21:21:10
「さけるぅぅぅ!?」
まさはるは裂けた痛みと
さけても大丈夫なのか心配になる。
「裂けてもあとで医者が縫えば大丈夫だ。
出てこない方が終わらないぞ。」
リュウセイはまさはるにいう。


137 : ゾロ3557 :2017/04/21(金) 23:44:59
りゅうせいのその言葉にまさはるは諦めたらしく素直に息み始めた。
「うぎぎゃおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーー!!!」
あまりの痛みのためかまさはるは悲鳴が混ざった息み声をあげた


138 : 名無しさん :2017/04/21(金) 23:55:25
「足をもうちょっとがばってひらくんだ。 」
リュウセイはまさはるの膝を外側に開く。
少しでも骨盤を通りやすくするためだ。


139 : ゾロ3557 :2017/04/22(土) 18:20:07
ブチッ!!ビリビリッ!!
胎児が進む度にまさはるの会陰がさらに裂ける。
どうやらまさはるの穴は胎児が通るにはまだ狭いらしい。


140 : 名無しさん :2017/04/22(土) 18:28:04
「リュウ、にぃ、はぁはぁ、
大丈夫なの??」
息むたびに裂けてしまう会陰に戸惑っているまさはる。
「大丈夫だ。
変な方向には裂けてないからあとで医者が縫ってくれるから、な。」
リュウセイはまさはるの頭を撫でて励ます。


141 : ゾロ3557 :2017/04/22(土) 19:19:50
「うう・・・わかったよう・・・」
励まされたまさはるは息み続ける。
「うべえええええええーーーーーー!!ぎゃおおおおおおおおーーーーーー!!!」
まさはるは怪獣の鳴き声のような奇声を上げながら息み続ける。
ブッピィ〜〜〜〜〜〜ぶりぶりぶりぶり〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
「はっで・・・出ちゃった・・・・・」
お腹に力を入れすぎたあまりまさはるは脱糞してしまう。


142 : 名無しさん :2017/04/22(土) 19:49:35
「大丈夫だ。
かあ様だって全員産んだとこに脱糞してたって
笑ってたくらいだ。」
「はぁ、はぁ、かあさまも?」
「そうだ。
かあ様だってまさはると同じくらいの年に出産したんだ。
かあ様にできてまさはるにできないことない。
だから頑張れ。」
リュウセイはまさはるを励ます。


143 : ゾロ3557 :2017/04/22(土) 22:00:12
「うんわかった。」
気にしなくて良いと言われたまさはるは再び息んだ。
「ぷぎいいいいいいいいいいいーーーーー!!ぷぐぅおおおおおおーーーーー!!!」
まさはるは相変わらず奇声を上げながら息む。
ビリビリッ!!ブチブチッ!
そして息む度に会陰が裂けるのも変わらなかったがまさはるは息み続けた。


144 : 名無しさん :2017/04/23(日) 02:13:05
「よし頭がゆっくり出て来たぞ。」
リュウセイは裂けて血が出ているまさはるの会陰を
タオルで拭いつつ声をかける。
「んんーーーでてぇええええ!!」
まさはるはぐっといきんでいく。


145 : ゾロ3557 :2017/04/25(火) 17:35:00
皮肉にも会陰が裂ければ裂けるほど胎児の進む速度が上がっていた。
まさはるは痛みに耐えながらも息み続ける。
「ぶひいいいいいいいいいいいーーーーーーー!!!!」


146 : 名無しさん :2017/04/25(火) 19:36:50
会陰からはポタポタと血が垂れ、その血のお陰で少し胎児も滑りやすくなっているようだ。
「よし、こめかみが出てきたぞ。」
リュウセイは少しでも会陰を裂けないように
指で保護しながら子が降りてくるのを待つ。


147 : ゾロ3557 :2017/04/25(火) 23:04:34
胎児は少しずつゆっくりと降りてきていた。
その間もまさはるは息み続ける。
「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーー!!!!」


148 : 名無しさん :2017/04/25(火) 23:11:32
「よしよし、いいぞ。」
リュウセイは励まし続ける。
他のみんなもまさはるの出産をまだかまだかと
応援しつつ待っていた。


149 : ゾロ3557 :2017/04/26(水) 17:24:17
胎児は徐々に進んでいき、ようやく頭が全部出てきた。
「よし頭が全部出たぞ、腰までは楽に出てくると思うぞ。」
りゅうせいはまさはるにそう言う。


150 : 名無しさん :2017/04/26(水) 20:55:20
「はぁはぁ、
おおきぃ。。。」
まさはるはうわごとのように呟く。
「ちゃんと子供が成長してた証だ。
あと一息だぞ。」
リュウセイはまさはるを励ます。


151 : ゾロ3557 :2017/04/26(水) 22:01:41
頭が出てきてからは順調に進んだ。
そして最後の難関に腰に来た。
「ここを越えれば最後だ。」
それを来たまさはるはラストスパートとして息む力を強めた。
「うぎーーーーーーーーーーー!!!ぎぇこーーーーーーーーーーーーー!!」


152 : 名無しさん :2017/04/26(水) 22:36:41
「よし、でるぞ!」
ずるり
まさはるの股から赤ん坊が抜けた。
抜けるタイミングでリュウセイが赤ん坊を支え、
キャッチした。


153 : ゾロ3557 :2017/04/26(水) 23:50:59
ほぎゃあ!ほぎゃあ!!
産声が部屋に響く。
「やったなまさはる無事に産まれたぞ。」
りゅうせいが産まれたまさはるの赤ん坊を抱えながら言う。
「お、終わった〜〜〜。」
まさはるは既にへとへとだった。


154 : 名無しさん :2017/04/27(木) 03:57:32
「よく頑張ったな。
偉いぞ。」
リュウセイはまさはるを誉める。
「えへへ。
リュウ兄もサポートありがとう。」


155 : ゾロ3557 :2017/04/28(金) 00:53:00
その後まさはるは裂けた会陰を医者に縫ってもらった。
こうして今回のしきたりも無事に終わったのだった。
このしきたりは桐生家が続く限り行われるであろう・・・・・

 しきたり
   終


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