■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■

たいどうぐらし!(リレー)

1 : ぴっこ :2017/02/20(月) 09:43:32
「うーん…もう朝か…」
カーテン越しにさしてくる朝日に目を細め、今日もアラームより早く目覚めた。
すぐに起きることができるのに、最近はいつまでも布団から出られない。
なぜなら…
「ちょっ、ダメっ…そんなに動いちゃ、あっ…」
今日も私は、私の中にいる赤ちゃんの胎動に、幸せを感じていた。
お腹の中で寝返りを打っているだけなのに、感じてしまう…
ああ…私って、いけないママなのね…
「〜〜〜っっ!」
やがて脳がだらけてしまい、多幸感が爆発し、私は絶頂を迎えた。
目の前が真っ白くなり、子宮を含めて全身の筋肉がけいれんするーー

つづく


一人称主人公の名前は「浅井幸音」、都内の雑居ビルに一人暮らしをしている。
開始時点では「妊娠7か月ほど」を想定し、出産までをリレーで行く予定です。
二流大卒で、普段の仕事は家から歩いて5分のスーパーでレジ打ち。
この仕事を選んだ原因は家に近い以外、レジ打ちする時の赤外線バーの
『ピィ』っという音に赤ちゃんが反応して胎動してくれるからです。
胎動で感じてしまうちょっと変態な彼女の物語をリレーしていきましょう!


"
"
2 : ぴっこ :2017/02/21(火) 04:19:07
私の名前は浅井幸音、どこにでもいるようなお腹の大きい妊婦さんよ。
どこが違うのかと言うなら、夫が長期出張で一人暮らしをしているとこ。
……「一人暮らし」というのはちょっと語弊があるかな。
だって、私のお腹の中には―ー
「ゆぅちゃん、今日もいっぱいママとあそびましょうね〜」
出張中の夫との大事な大事な赤ちゃんがいるんだもの。
寂しくないけど、やっぱ早く二人暮らしから三人暮らしになりたいな……

「あらもうこんな時間? そろそろ出かけないと」
思いにふけていたら、あっという間にお仕事に行く時間になった。
お小遣い程度稼ぐ位で、私は近所のスーパーのレジ打ち係をやっている。
最初は暇だしやってみようかなーと軽い気持ちで始めたパートだけど、
ゆぅちゃんが大きくなってから、行くのが楽しくてしょうがなくなった。

『ピィ』(どくん)「530円」
『ピィ』(ぽこぽこ)「798円」
レジ打ちする時の赤外線バーの音にゆぅちゃんが反応し、中で動いてくれる。
子宮の内側からの刺激に耐えながらレジ打ちするのは、とても気持ち良かった。

つづく


3 : ぴっこ :2017/02/22(水) 03:18:18
(あっ…そこはっ、んっ…)
羊水で、子宮で、果ては膀胱や直腸で、ゆぅちゃんの胎動を感じる。
自分の意思とは関係なく腹の中をかき回されるこの感触に耐えつつ、
喘ぎ声一つ漏らさずに、私はずっとレジカウンターに立っていた。

「た、ただいま…」
仕事場のスーパーから帰宅してすぐに、私はお風呂へ直行した。
いろんなもので濡られていたショーツを、脱ぎ捨てながら。
「あ、あぁ、ゆぅちゃん、ゆぅちゃんーーーっ!」
抑え込んでいた感情を一気に解放し、快楽に身を任せる。
こうして今日も私は、風呂場でイってしまった……

つづく


4 : 名無しさん :2017/02/22(水) 12:10:24
「母体、胎児とも異常なし。驚くほど順調そのものですね」
「ありがとうございます、先生」
まくり上げた服を直しながら、私はエコー診察台から起き上がった。
妊娠7か月に入ってから、今まで月に一回だった検診が隔週になって、
こうしてゆぅちゃんとご対面できる私の幸せな時間が一気に倍に増えた。
しかし、検診の回数が増えたのはいいことばかりではなかった。
「但しですね…」
「た、但し?」
「安定期に入ったからといって、そういうのは控えたほうがいいですよ?」
「はい…が、頑張ります…」
内診されるから、普段から濡れていることはどうしても先生にばれてしまう。
だって、お腹の中でゆぅちゃんがいっぱい動いてくれるから仕方ないもん!
さすがに先生にこの悩みを打ち明けられないし、どうせ信じてもらえない。

私は胎動で性的興奮を感じてしまう変態ママであることは、ゆぅちゃんとの秘密だ。


5 : 名無しさん :2017/02/23(木) 07:02:23
「あぁ、ゆぅちゃん…こんなに動いて…ンっ…あ、やばっ」
目に入れるどころかお腹の中でものすごい動き回られても痛くないほど
愛してやまないゆぅちゃんだけど、たまにはちょっと悩まされる時もある。
「う、ぶっ…」
シてる途中の手で慌てて口を抑え、私は台所流し台へ直行した。
そしてそのままーー
「お、おえぇええーー」
悪臭と不快な音を立てながら、胃に入れたばかりの食事が溢れだした。
まるでつわりが再発でもしたかのような、この急激な吐き気。
ゆぅちゃんは蹴っちゃダメな場所の分別がつかない胎児だけど、
もろに子宮底に当てるやつはちょっと勘弁して欲しいなぁ…


"
"
6 : ぴっこ :2017/02/24(金) 04:28:19
「だ、ダメよ、今ママ仕事中っ、なんだから…」
妊娠8ヶ月目に入り、ますますゆぅちゃんの動きに切れが出てきた。
ママの弱いところを学習したのか、的確に刺激を与えてくれている。
「…っ、すみません、休憩入ります〜」
私もまんざらでもないので、そんなワガママをついつい許してしまう。
妊婦さんなんだから、店長や他の従業員たちも笑顔で休ませてくれる。
そんなある日ーー
「こんなもんかな、仕事に戻らなくちゃ…うっ?」
休憩室でゆぅちゃんと思う存分遊んだからレジに戻ろうとした私にーー
「痛っ」
おそらく妊婦なら誰も一度は経験するだろう『お腹の張り』が、襲ってきた。
「いたたた……」
シてもいないのに子宮だけがかってにイッてしまった、みたいな感じ。
快楽と幸福感がない分、筋肉がけいれんする痛みをより強く感じさせる。
「ゆ、ゆぅちゃん……だ、誰か、たすけてーーっ!」
お腹の中のゆぅちゃんの安否が気になる私は意を決して、大声で助けを求めた。

つづく


7 : 名無しさん :2017/03/07(火) 14:04:42
助けを呼んだ割に大したことがなく、張りの不快感を緩和させるの薬だけもらって私は自宅に戻った。
薬のおかげでお腹が痛くなくなったのはいいけれど、副作用で胎動も鈍く感じてしまうのは嫌だな……
腹は背に代えられないから、仕事中に張ってきてどうしようもない場合は仕方なく薬を飲むけど。

こうして、私はいよいよ臨月に入った。
せっかちなのか早くママに会いたいのか、お腹の中のゆぅちゃんはもうだいぶ降りてきている。
子宮口もいい感じに柔らかくなっていて、いつ生まれてもおかしくない状態だと先生は言った。
パパは出産予定日の前には帰って来ると言ったから、お腹の中でもうちょっと待ってほしいな。

「っ、んっ・・・」
そして今日も私は、ゆぅちゃんの力強い胎動をオカズにして「ふたりエッチ」をしていた……


8 : nemesis :2017/04/11(火) 18:34:54
「ああ・・ゆ・・・ゆぅちゃん、ゆぅちゃん!」
私はいつものようにゆうちゃんの胎動に快楽を感じていた。
「ゆうちゃあぁぁぁぁん!!!」
ドクンッ!!
プシャアアアアアアーーーッ!!!
そして私はいつものようにイったのだった。
「はあはあ・・・・・あっ潮吹いちゃった。まあいいか・・・」
この時は思いもしなかったまさかこれが原因で陣痛が起こるなど・・・・・・・


9 : 正和 :2017/04/16(日) 14:07:54
ドクンッ!!
「ん?これは?」
最初はゆぅちゃんの胎動と思ったけど、それは徐々に強くなり痛みになった。
「こ、この痛みは・・・・・・それにこのお腹の張りは・・・もしかして・・・・・!?」


10 : nemesis :2017/04/18(火) 21:21:03
「ゆ、ゆぅちゃんがう・・・・・産まれちゃう!?」
その痛みは治まることなくますます強くなっていく。
「い、痛い〜〜〜痛い〜〜〜〜!!」
私は痛さのあまりその場で動けなくなってしまった。


11 : 正和 :2017/04/18(火) 22:49:52
私が痛みでうんうん唸っているとある事が起きた。
パチンッ!!バシャア!!
何かが割れる大きな音がしたかと思うとアソコから沢山の水が出てきた。
「えっ!?何これ?私お漏らししちゃった?」
私がそう焦っていると股間に内側から固い物が当たる感触がした。
「もしかしてこれって・・・・・・」
私はこの時破水した事に気付いたのだった。


12 : nemesis :2017/04/19(水) 00:00:15
そうしている内にもゆぅちゃんはドンドン降りて行きあっという間に頭が出始めていた。
「この感覚は?嘘・・・・・もう頭が出始めているの?」
私はもう病院には間に合わないと思いここで産むことを決意し私は息み始めた。
「んんんんんんんんーーーーーーーーーーーー!!!」


13 : 正和 :2017/04/20(木) 23:35:26
ゆぅちゃんの進み具合は順調であっという間に頭が出てきてしまった。
「よし・・・・・・・・このまま・・・・・・」
そしてスルスルと進んで行き腰まで出てきてしまった。


14 : nemesis :2017/04/21(金) 00:05:41
「よし後もう少しで・・・・・」
もうすぐだと感じた私は最後の一踏ん張りをした。
「んんんんん!!!んんんんんーーーーーーーーーーーーー!!!」
ズッポンッ!!
ほぎゃあ!!ほぎゃあ!!
大きな音がしたかと思うと産声が聞こえた。
私は無事にゆぅちゃんが産まれたのを感じたのだった。


15 : 正和 :2017/04/21(金) 00:54:54
運命の悪戯かちょうどその日が夫が出張から帰ってくる日だったの。
帰ってきた夫はビックリ!
そりゃそうだよね家に帰ってきたら子供が産まれたばっかりだったんだから。
その後私とゆぅちゃんは夫によって病院に連れられたけどお医者さんからの診断は問題なし。
少しトラブルがありましたがゆぅちゃんは無事に産まれ今は家族3人仲良く暮らしています。


  たいどうぐらし!
     END


"
"

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■