■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■

どたばたアドベンチャあ〜妊婦戦士ビオラの日常〜

1 : 名無しさん :2016/05/15(日) 17:16:23
「てぇえ〜い!」
むちむちと肉付きのよく、どこかおっとりとした感じのビキニアーマーの女戦士、ビオラが剣を振り、棍棒を持ったゴブリンの首を刎ねる。
緑色の血飛沫をあげてゴブリンは倒れた。
「よぉーし、これで終わりね。ふぅー疲れたぁ…」
背伸びをするビオラの周りには死屍累々とゴブリンたちの死体が散らばっている。
「はぁー、さっさとゴブリンの首を持ち帰って換金して、はやくお風呂に入っろうっと…おー動いてる」
ビオラの剥き出しになったお腹は大きく膨らんでおり、妊婦であることは一目瞭然である。
「この子の為にも稼がないとね…ママまだまだ頑張るから、すこーし我慢してね〜…」
我が子が宿った腹を愛おしく撫でてからちょっと休憩した後に、ゴブリンたちの首を持っていた剣で団子状に串刺した。
その剣を肩に担ぎ、鼻歌を歌いながら腹を揺らして帰路につくのであった。


ビオラ どこか暢気なシングルマザー妊婦戦士。その剣さばきはピカイチである。それなりに美人。


"
"
2 : 名無しさん :2016/05/16(月) 00:15:04
ゴブリンを狩ったビオラは沢山のゴブリンの首を持ちながら街へと向かう。
そして街の冒険者への依頼斡旋所へと入る。
「受付さん依頼のゴブリンの首だよ。換金頼むね。」


3 : 名無しさん :2016/05/29(日) 23:08:48

「んもぉーあれだけ狩ったのにこれっぽっちなのね…」
ぶつぶつと文句を垂れながらビオラが斡旋所から出てきた。
報酬の銀貨と銅貨が詰まっている袋を不満そうにもてあそんでいた。
「はぁーあ、もっと稼ぐにはもっと厄介で危ないやつを相手にしないといけないわね〜」
ため息をつきながら孕み腹をなでる。そろそろ武器や防具の手入れをしないといけないので出費がかさんでしまう。
ビオラはますます重いため息をついた。
「んん〜、とにかく悩んでもしょうがないわ!取りあえずひとっ風呂浴びてさっぱりしましょう!考えるのはそれから!」
ビオラはお腹を揺らしながら速足で公衆浴場へと向かった。


4 : 名無しさん :2016/05/30(月) 22:46:31
そして公衆浴場に付いたビオラはすぐさま更衣室に入りあっという間に衣服を脱ぎ浴場に入る。
「はあ〜〜気持ち良い〜〜〜〜。ここの公衆浴場料金安いから助かるわ〜〜〜。」
ビオラが寛いでいると隣の人の会話が聞こえる。
「知っているか?隣の山どうやら金が埋まっていることがわかったらしい。」
「へえ〜〜そうなんだ。じゃあそれを掘ればお金持ちだね。」
「ん?何金ですって?」
ビオラはその会話に耳を立てる。


5 : 名無しさん :2016/06/25(土) 15:25:29
「でもそこの山って結構モンスターが多いらしいぞ。」
「なんだそれじゃだめじゃん掘りに行こうと思ったのに。」
「・・・・・・なるほどモンスターが多いのか・・・・・一回どんなところなのか行ってみようかな?」
腕に自身のあるビオラは山に生息しているモンスターが自分の腕で簡単に倒せるようなものならそのまま金を掘ってやろうと考えた。


"
"
6 : 名無しさん :2016/06/27(月) 00:45:00
その山の場所をこっそり聞き取ったビオラは風呂からあがり、なけなしの金をはたき装備と食料を整えてさっさと就寝したのだった。

翌朝、早起きしたビオラは重いお腹をのしのし揺らしながら目的の山へ向かうのだった。
「モンスターをぶちのめして、さらに金を掘り出す…!ウフフ、絶対にお金持ちになって悠々自適の子育て生活を送ってやるわ!」
目を爛々と輝かせながら、ビオラは目的地へと向かう。


7 : 名無しさん :2016/06/28(火) 17:44:45
大きなお腹なのにかかわらずビオラは目的の山へと軽快に走って行く。
そうして走っていること数十分経った頃に目的の山が見えてきた。
「おっあれが金が埋まっている山ね。」
ビオラは走るスピードを上げる。
「あの二人からの会話だと洞窟に金が埋まっているらしいけど、その洞窟は外のよりも強いモンスターが沢山いるらしいね。」


8 : 名無しさん :2016/08/02(火) 17:50:29
そしてビオラは目的の洞窟を探す。
「う〜〜ん、どこにあるのかな〜〜〜?」
途中モンスターに遭うがビオラにとっては大したことない相手で、あっという間にモンスターを一蹴していく。
その内探索しているとビオラは大きな洞窟を見つけた。


9 : 名無しさん :2016/08/04(木) 17:24:49
「かなり大きな洞窟ね。たぶんこれが件の洞窟ね。」
そう言いビオラは洞窟へと入って行く。
「金らしきものは見かけないね・・・・・。モンスターの姿の見えないし。もうちょっと奥かな?」
そしてビオラはさらに奥へと進んでいく。


10 : ゾロ3557 :2017/02/01(水) 19:43:19
「う〜ん・・・・もしかして間違えたかな?」
ビオラは少し心配になりながらも奥へと進んでいく。
進んでいると洞窟の壁に変わったことに気付く。
「あれっ?壁が輝いている?」
よく見ると壁に金が埋まっていた。


11 : 正和 :2017/02/23(木) 23:57:01
「もしかしてこれって全部金?やったわこんなにたくさんあれば当分生活に困らなくて済むわ〜〜。」
そう言いビオラは金を掘り始める。
ビオラは金を掘るのに夢中になってしまい、周りへの警戒が薄まっていた。


12 : ゾロ3557 :2017/03/02(木) 19:07:35
「ここ掘れここ掘れザックザック!ここ掘れここ掘れザックザック!」
ビオラは金を掘るのに夢中になっていた。
そのビオラの背後を見る複数の人影らしき者がいつの間にか居た。


13 : 名無しさん :2017/03/05(日) 16:51:47
「おい姉ちゃん」
ふいに声をかけられ、後ろを振り向くビオラ。
彼女の周りを武装した強面の男たちが取り囲んでいた。
「さてはあんたたち…盗掘者ね!この金塊はぜっったいに渡さないわ!」
ビオラは剣を手に取り、身構えた。


14 : ゾロ3557 :2017/03/05(日) 17:43:24
「へっへっへっ、正確には違うな、俺達は発掘している奴らを襲う盗賊だ。」
「勿論金も貰っていくがな。」
「うえへへへへへ・・・・」
そう言い盗賊達はビオラを囲み退路を塞いだ。


15 : 名無しさん :2017/03/07(火) 00:32:43
「どうせなら金塊ついでにてめーのボテ腹を引き裂いてやるぜ」
「妊婦の肝は高級な薬になるらしーからな」
盗賊たちが懐から剣を取り出し、ビオラの孕み腹に狙いをつける。
「なんですって!金塊もあたしとこの子の命もあんたたちにはやんないわよ!」
ビオラはぷんぷん怒りだした。


16 : 名無しさん :2017/03/07(火) 09:54:04
「覚悟しろおっ!!」
三人の盗賊が、ビオラに向かって剣を振り下ろした!
しかし、ビオラの持つ日本刀型の刀が、その剣撃を防いだのである。
「な、なにぃッ!?」
「やあああああっ!!」
そしてそのまま流れるような太刀筋が、盗賊たちの体に降りかかった。
「がはっ。」
「ぐっ。」
「ま、まさか・・・・・・。」
斬られた盗賊たちはビオラの剣術に驚愕しつつ、血を噴き出しながら一斉に倒れ伏した。

「おあいにく様ね。
たとえ孕んでいても、あんた達なんかに負けるようじゃ、戦士だなんて名乗れないわ。」
そう言い、歴戦の女戦士ビオラは、刀を鞘に収めるのであった。

盗賊たちの遺体を土に埋葬すると、気を取り直して、発掘作業を再開するビオラ。
長い時間をかけ、ようやくビオラは山中の金を掘りつくした。
「さあ、持って帰るわよ!」
持参していた空のリュックにぎゅうぎゅうに金を詰め込むと、ビオラはそれを背負った。

「ふんぎぎぎ・・・・・・、お、重たいわね、やっぱり・・・。
で、でもこれだけあれば・・・、うふふ・・・。」
汗だくになりながらも、金を背負ってゆっくりと帰路を歩くビオラ。

しかしこれまでの重労働は、ビオラの腹に大きく影響を及ぼしていたのだった・・・・・・。


17 : 名無しさん :2017/03/07(火) 09:57:39
「はぁ、ふぅ・・・・・・。」

汗に濡れて顔にへばりつく、ぼさぼさの長い黒髪をかき分けるビオラ。
体力に自信のある彼女も、急な道が続くこの場所は、お腹に響いてしまう。
「もうすぐ出口ね・・・!ようしっ!!ラストスパートよっ!!」
坂道をダッシュで駆け出すビオラ。ぶるんぶるんと巨乳と孕み腹を震わさせ、一心不乱に走り出した。

しかし、それが不味かった。

バグアァアアッ

「えっ!」
なんと金の重みで、ビオラの足元の岩が崩れて、裂け目が出来てしまったのだ。
「きゃああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!????!!」
裂け目の中に落ちるビオラ。

どこまでも落ちていくかと思われた彼女の体が、ブレーキにかかったように止まった。
さいわい穴の底は浅く、リュックとビオラの突き出た太鼓腹が挟まった状態で、なんとか彼女の体は止まったのだ。

落ちた衝撃で、ビオラの鎧は上下二つとも外れてしまう。
ビオラの胸元ははだけて、ボロロンと茶色の巨大乳輪が目立った大ぶりの乳が躍り出た状態となる。
さらに両足も岩肌にひっかかって大きく持ち上げられた体勢になり、彼女の秘所が大胆にも露になってしまった。
しかし、それよりもっと大きな問題があった・・・。

「うっ!!!!!」
なんと岩に挟まって臨月の腹を圧迫された衝撃で、ビオラは破水してしまったのである。
全開にまで広げられた彼女の膣から、大量の羊水がボタボタと流れ落ちはじめた。


18 : 名無しさん :2017/03/07(火) 17:56:18
「あっ、だ、だめ!!」
いそいでビオラは膣に手をあてがうも、時すでに遅し。
母の中から産まれ出ようと、赤ん坊は産道を通り始めたのである。


19 : ゾロ3557 :2017/03/07(火) 19:11:18
ビオラの意思とは無関係に胎児は産道を進む。
ビオラは必死に股に力を込めて出て来ないようにしようとするが無駄な足掻きだった。
そして胎児の頭が見え始めた。


20 : 名無しさん :2017/03/08(水) 10:29:59
「フッ・・・、フウンッ・・・!!」
それからの間、ビオラはたった一人で出産を行っていた。
岩を両足で支えた無理な状態で出産しているのは、驚嘆する他ない。
陣痛の段階を飛ばして、破水してしまっているので、ビオラの赤ん坊はどんどん出てきている。
そして、とうとう。

「うあぐぅううううううううっっっ。」

ズボシャアッッ!!!

ビオラの赤ん坊が出てきたのである。
大きな泣き声が、狭い岩肌の中に木霊した。
「はぁ・・・、はぁ・・・。
よ、よし・・・。」
赤ん坊が産まれたのを確認すると、ビオラは赤子を抱きながらリュックのひもを外した。

「やああっ!!」

なんと、リュックを踏み台にして上空へとジャンプしたのだ。強靭な体力である。
裂け目から脱出して、地面に着地したビオラ。
しかし、金の詰まったリュックサックは、裂け目の奥深くへと落ちて、消えていった。

「あ〜あ。これでまた無一文生活だわ。
でも、この子の命とは、換えられないからね・・・。」
金を失ったが、やさしく微笑み、我が子を抱きしめるビオラ。
「・・・女の子か・・・。
私に似た美人になりなさいよ?うふふ。」
そして、ひとまず町に戻ろうと、素っ裸のビオラは洞窟を抜け出した。へその緒は、まだ繋がったままだ。

「さてと、ひと段落したらどうしようかしら・・・。
あ、そうだ!私を孕ませたアイツに会いに行こう!
そして、養育費をせしめるだけせしめてやるわっ!!!」
新たな野望に燃えた母と、産まれたばかりの子供は、ゆっくりと町への道を行くのであった・・・・・・。

どたばたアドベンチャあ〜妊婦戦士ビオラの日常〜

END


"
"

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■