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BVC

1 : 無能 :2015/05/19(火) 00:58:30 ???
ここがBVCか。
俺は招待状をみて地図を確認した。
年に1度数人招いて行われるシークレットカフェだ。
まさか俺が当たるとは思っても見なかった。
俺は颯汰 15歳。幼い頃みた母親の妹を出産するのをみて出産にはまり、ビデオや色々みたけど男の俺では出産を味わうことができない。
ただこのBVCを除いては。
ここは男でもバーチャルで女になって出産が体験できるカフェなのだ。
門に入っていく。

BVC 誰でもバーチャルで女性になって出産ができるカフェ。
出産マニアの中では幻とされている。


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2 : 名無しさん :2015/05/20(水) 00:40:52 HOST:124x36x120x118.ap124.ftth.ucom.ne.jp
暗証番号を入力すると門が開いた。
「颯太さまですね。ようこそいらっしゃいました。
こちらへどうぞ。」
綺麗な女性に案内され、テーブルに案内された。
テーブルにはメニュー表が置かれていた。
その中には
胎児数、コスチューム、場所、パートナー有無…
など書かれていた。
「そちらからお好きなシチュレーションを選んでいただき、
あの扉へ入りますとその颯太さが選んだシチュレーションでバーチャルが始まりますので。
出産が終わりますと新たな扉が形成され、こちらに戻ってくるという
システムになっております。」
女性の方が丁寧に答えてくれ、いよいよ出産バーチャルの開始だ。


3 : 名無しさん :2015/05/20(水) 01:04:59 ???
まずは無難に安産だろうか。
胎児数は1、コスチュームは……入院着。
メニューにはオプションという項目もあって、
逆子、巨大児、低体重児、肩甲難産、羊水過多、卵膜強靭……
などが書かれている。
こちらでは、プラスアルファで好きなように設定を変えられるようだった。
「まずはシンプルになしでいいかな」
パートナーもなし。
場所は「自宅」を選んだ。

迷うことなく、意気揚々と扉を開ける。
出産バーチャルの世界に足を踏み入れると、目の前が真っ白に塗りつぶされた。


4 : 名無しさん :2015/05/20(水) 01:17:39 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
目が覚めるとそこ一人暮らしの女性の家のようだ。
「おぉ、胸がある。もしかして。あれ?」
服ごしからでもわかるこの膨らみDカップ弱か。
お腹を触ってみると確かに少しお腹は出ているが、小さい気がする。
で、なぜか手元には検査キット。でスマホには予定日逆算で調べたスマホ。野良妊婦って言うか今知ったら妊婦かだから自宅なのか?
メールに昔のかれに宛てたのもあふし、別れたあとか。手が込んでるな。
暫く寛いでいると少しお腹が張ってる気がする。
いよいよ始まったみたいだな。


5 : 名無しさん :2015/05/20(水) 06:57:34 ???
>>3です
コスチューム、ワンピースでお願いします……直し忘れました。
申し訳ない!


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6 : 了解です :2015/05/20(水) 07:27:15 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
にしてもこのワンピースっていうのはやっぱ違和感だけど、まあ腹出てるししょうがないか。
取り敢えず一通り家を見ることにした。
女子大生みたいだな。
経営学の本があるし、メールの内容も講座や教授のはなしがあったし。


7 : 名無しさん :2015/05/20(水) 17:03:47 ???
歩き回っているうちに少しずつお腹が痛くなってきた。
これが陣痛ってやつなんだな、多分
男には耐えられないくらい痛いらしいが、今はそんなに痛くはない。
まぁ、ヴァーチャルだし痛みが少ないのかもしれないし、陣痛の初期だからかもしれない。

そんなことを考えているうちに少しずつ時間は過ぎていった。


8 : 了解です :2015/05/20(水) 19:27:22 ???
「ふぅーーーー。
だいたい20分くらいか。
まだだな。ちょっとようでもたすか。」
俺はトイレに向かおうとした時だった。
ぷっつん
何かが弾けた音がしたが。
「ん?」
なんか足元が生暖かいなって思ったときだった。
ずんっとお腹が下がってきたかと思うと一気に激痛がきた。


9 : 名無しさん :2015/05/20(水) 21:01:57 ???
「ったあああああああ!?」
痛い、ものすごく痛い!
トイレになんか当然行けなくて、なんとかソファに横になる。
足は生温かい水で濡れていた……破水だ。
「今っ、何センチ、だ?」
濡れた下着をなんとか脱いで、自分の手をナカに入れる。
これも痛かったが、子宮口がすんなりと全開大になっていたことがわかった。
そこまで大きい腹でなかったことに感謝しながら、ソファーの上で四つん這いになる。
「ひぃ、ひー、ふぐう―――っ!」
陣痛は痛い、すごく痛い。
けれど自分が今出産しているという事実に、笑みが自然と浮かんでいた。


10 : 名無しさん :2015/05/20(水) 21:18:10 ???
とにかくすごい息みたい!
と思い、なんとか起きあがり足はガクガクしているが、立ち上がって大股を開いた。
「ふぅーーーー。ぐぅぅ、ぎたぁぁああああああ!」
俺は足にちからをいれて踏ん張った。
どうせバーチャルだし、床に産み落としてみたい。


11 : 名無しさん :2015/05/21(木) 00:36:38 ???
みちみちとすこしずつ胎児が降りてくる。
いよいよ俺が求めていた瞬間だ。
「ぅぉおおおおおおおおおっ!!!!」
俺は思いっきり息んだ。
胎児の頭が、頭がでてくる!!
股の圧迫感が堪らない!
これを出すなんて!!
俺は興奮している。


12 : 無明 :2015/05/21(木) 00:44:44 HOST:58-188-19-248f1.osk1.eonet.ne.jp
重く大きな塊が、ずんずん下がってくる。
まるでそれに合わせるみたいに、自分も深くしゃがみこんでいく。
俺、こんなに股関節柔らかかったんだってくらいに。
「んんっ、ぉぁああああああっ!!」
頭が出た、そう感じた途端に残りの体が一気に抜け出る!
「ぁ」
その感じたことのない感覚が突き抜け、俺は気絶した。


13 : 名無しさん :2015/05/21(木) 00:54:58 ???
「ふぎゃあ……ふぎゃあ……」
意識が戻ると、赤ん坊の泣き声が聞こえていた。
足元のフローリングの床には羊水がまき散らされていて、俺の産んだ子が産声を上げている。
「女の子、か……」
バーチャルだからか、簡単に立ち上がることもできた。
ドアを開けて、現実に帰る。

「お帰りなさいませ、次の出産を決めますか? それとも何か頼まれます?」
「すぐに次の出産を決めたい」
俺はまた、出産を決めるメニューを開いた。
今度はもっと時間をかけていきむような出産がいいけど……


14 : 名無しさん :2015/05/21(木) 00:59:34 ???
次のオーダー、俺は胎児は一人、逆子の難産、ユニフォームで注文をする。

ユニフォーム。サッカーやバスケ、野球にソフトボール。色んなシチュエーションがイメージ出来るからだ。
場所は会場を選んだ。試合中の出産とか面白そうだしな。

迷うことなく、意気揚々と扉を開ける。
出産バーチャルの世界に足を踏み入れると、目の前が真っ白に塗りつぶされた。


15 : 名無しさん :2015/05/21(木) 01:16:39 ???
きづくと着ていたのは、フィギュアスケートのユニフォームだった。
これ脱げるのか?
俺は体を確認すると先程より膨らんだお腹にフィットした服がなんかエロいな。


16 : 名無しさん :2015/05/21(木) 02:48:05 ???
調べた所、フィギュアスケートの衣装は「ユニフォーム」とは言わないらしいので、変えさせていただきます。

――――――――――――――――――――――――

まあこのカッコとはいえ、飛んだり跳ねたりはないだろう。
バーチャルとはいっても、さすがにあり得なさすぎる。
そもそも、俺はスケートの経験は皆無だからな……。
そういや一回の体験につき一度だけ、内容が違った時に変えられる、って書いてあったな。
「チェンジ」
すると、俺の目の前が光に包まれ………。
「お、今度は……」
目に飛び込んできたのは超満員のスタジアム。
長袖のユニフォームの色はブルー。
どうやら、サッカー、それも日本代表のユニフォームだった。
しかし、こんなに大きな腹じゃ、足元が見えないよなあ………。


17 : 名無しさん :2015/05/21(木) 07:39:37 HOST:124x36x120x118.ap124.ftth.ucom.ne.jp
「雪乃、パス!」
俺か!?
近くで同じユニフォームを着た女性 、おぉ、
なぜか頭に浮かんできたぞ。
「サンキュー、泉。」
俺はボールを受けてなんとかドリブルしてみる。
よしうまくいった。
誰にパスしよう。
とりあえず妊婦だっていうことを忘れて
日本代表だけあって動けるみたいだし、
サッカーをたのしんでいた。


18 : 名無しさん :2015/05/21(木) 12:41:55 ???
どうやら俺はFWのようだ。頻繁にパスが来るし、シュートも打たなきゃならない。
敵のマークも厳しくて、お腹を守るので精一杯だ。
前半の25分、試合は動いた。
俺がペナルティエリアで倒されたのだ。
お腹を激しく打ったが、先制のチャンス、何とかしないと…

ズキン、ズキン
お腹が痛む。恐らく陣痛が始まったんだ。
このシュートを決めて、ベンチに下がり、応援しながら出産する…のが一番カッコいいのかな。
そんなことを思いながら俺は集中してPKを蹴っていた。


19 : 名無しさん :2015/05/21(木) 19:52:15 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp

陣痛のない時だったからうまくいったようだ。
GKの裏をかいてボールがゴールネットえお揺らすと観客からは凄い歓声がきこえてきた。
近くにいたチームメートも嬉しそうに抱きついてきて喜んだ。
もう少しだけ、前半だけやりたな。 俺はこの歓声がまた聞きたくなり、もう少し試合に出ることにした。


20 : 名無しさん :2015/05/21(木) 20:27:12 ???
次のチャンスは5分後、30分近くにきた。
動きが鈍くなった俺のマークがフリーになったのだ。
とは言え陣痛が起きた今、走るのは辛い。
子宮の振動が痛みに変わるからだ。
パスが来たからには、シュートを打たなくてはいけない。
フリーだし、ミドルからのシュートとは言え、入るか…?
俺は考えるより先に右足を振り抜いていた。


21 : 名無しさん :2015/05/21(木) 20:55:08 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
シュートを打ち、ゴールが入って喜ぼうと思ったが、ちょうど俺が蹴ったと同じくしてパンと軽い音と同時にじわりとパンツが濡れてきた。
赤ん坊も逆子だし、シュートみたいに蹴ったんじゃないか?
と思うくらいタイミングがよかった。


22 : 名無しさん :2015/05/21(木) 21:04:31 ???
破水したからには早く交代した方が良いのだろうが、ここまできたらハットトリックも狙いたい。
前半のうちは出たいし、出来るだけ動かずチャンスを狙うしかないか…
俺は足を止めてチャンスを待っていた。

前半最後のチャンスは前半ロスタイム1分を越えた頃だ。
再びフリーになった俺にパスが渡る。
ミドル…いや、ここからはロングシュートになるか。
目の前にはキーパーしかいない。このチャンスを逃せばハットトリックは不可能だろう。
俺は思いっきり右足を振り抜いた。


23 : 名無しさん :2015/05/21(木) 21:14:25 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
奇跡が起こり、たまたまGKが足を滑らせ、
そのままボールは綺麗に円を描いてシュートが決まった。
更にサポーターから歓声があがったが、
ゴールを決めた俺は切羽詰まっていた。
足をあげた瞬間、ずんとお腹が下がり、足の間に違和感が。
この時俺は知らなかったが、赤ん坊の足が出てしまっていたのだ。


24 : 名無しさん :2015/05/21(木) 21:24:57 ???
ここで前半終了のホイッスルがなる。
だが、俺は歩くことすら困難だった。
グラウンドの上に、そのまま横たわる。
チームドクターが、担架をもって走って来るのが見えた。
そのままベンチ裏に運ばれる。
どうやら、チームドクターも陣痛が来ているのには気付いていたようだ。
それでもプレーさせてもらったのは、俺の意志を尊重してくれたに違いない。
俺はベンチで応援しながら出産したいことを伝える。
このチームドクターなら、そうしてくれると感じたからだ。
幸い、チームドクターも賛同してくれた。

そして、ハーフタイムが終わり、後半が始まろうとしていた…


25 : 名無しさん :2015/05/21(木) 21:28:42 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
さすがにすぐには戻れないみたいだ。
「等々力さん、すでに赤ん坊の足がでていますね。ただ片足なのでちょっとみますね。」
チームドクターは、俺のパンツを脱がせ、診断してくれている。


26 : 名無しさん :2015/05/21(木) 21:53:18 ???
「うーん、足が引っ掛かると不味いですねぇ。とりあえず、もう片方の足も出しますね。」
チームドクターがそんなことを話す。
そしておもむろに手を穴に入れた。
痛い、痛い痛い痛い!
今までと比べ物にならないくらいの痛みが俺を襲う。
「…はい、抜けましたよ、両足は…」
「はーっ…はーっ…はーっ…」
俺はグロッキーになりながら担架の上に横になっていた。


27 : 名無しさん :2015/05/21(木) 22:01:12 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp

「あ、始まったみたいですね。」
笛の音が聞こえ、後半戦が始まったみたいだな。
「等々力さん、ほんとにもどられますか?」
「あぁ。みんなで、勝ちたい、から。」
「わかりました。」
俺はチームドクターに担架で運んでもらい、ピッチに戻ってきた。


28 : 名無しさん :2015/05/21(木) 22:17:59 ???
「今の段階ではまだなんとも言えませんね……ベンチに戻りますよ?」
ドクターは俺にそう呼びかけると、スタッフに指示を出し担架を動かした。

ちょうど四人分の座席が開いていたため、うち3人分を使って大股開きで椅子に座る。
気がつけば、もう耐えるのも限界になっていた。


29 : 名無しさん :2015/05/21(木) 22:29:34 ???
>>28
無視してください


30 : 名無しさん :2015/05/21(木) 22:35:51 ???
なんとかピッチには戻ってきた。
端っこの選手待機スペースに寝かされ、横目で俺はチームの活躍を見ていた。
でも、そんなことが出来たのはせいぜい10分程度。
我慢しても、体が勝手にいきんでいる。
冷静になる間なんかなく、力が入っていった。


31 : 名無しさん :2015/05/21(木) 22:42:52 HOST:124x36x120x118.ap124.ftth.ucom.ne.jp
「いい調子ですよ!
そのままゆっくり強くいきんでください。」
チームドクターは、俺の股間あたりに毛布をかけてくれ、
その中で様子を見てくれている。
息むと少しずつ赤ん坊が出てこようと
ゆっくり降りてきている。


32 : 名無しさん :2015/05/21(木) 22:53:25 ???
どうなっているのか自分からは見えないけれど、出てくるのがゆっくりなのはよくわかる。
難産、ってだいたいこんな感じなのか……。
俺は、繰り返し息みつつ自分のピンチにも感づいていた。
さっきまで走り回ってたから、もうへとへとなわけだ。


33 : 名無しさん :2015/05/21(木) 23:01:24 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
後半20分をまわった頃、
45分走っていたし、疲れがたまって
きて息むのもやっとだ。
「力が弱まってきましたね。
少しお腹押しますよ。」
チームドクターの一人が俺にまたがった。


34 : 名無しさん :2015/05/21(木) 23:26:53 ???
「あぁあああっ!」
俺のいきみに合わせて、チームドクターの一人が俺のお腹に乗る。
痛みを堪えてなるべく強くいきむと、ずず、と進んだのがわかった。
……すんなり安産より、難産の方が好きかもしれない。
俺は今産んでいる、という実感が、さっきの時より強くある。
「よしよし、このままお腹を押すんでいきんでくださいね」
確かに胎児が進んでいるのがわかった。
試合が終わるまでには、産み落としたいなあ。


35 : 名無しさん :2015/05/21(木) 23:36:50 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
残り時間も15分と差し迫った頃、
「おぉ!!」
回りから声が聞こえたかとおもうとどうやら一点差まで追い詰められているらしい。
せっかく俺がハットトリックしたんだし守りきれよ!!と俺も余裕がないが応援する。
俺の出産もむこうの試合も今がピークだ。


36 : 名無しさん :2015/05/22(金) 00:34:54 ???
15分。
その15分が短いようで長い。
いきんでいるけど、どうも赤ん坊の手が中で引っ掛ってしまっているようだ。
「ちょっと痛いけど、我慢して下さいね!」
そういうと、チームドクターは俺のあそこに手を入れた。
痛い。
ヤバイくらい痛い。
声が出せない痛さだ。
だが、その分の効果はあったらしい。
体が全部抜けて、いよいよ残るは頭だけ、だそうだ。


37 : 名無しさん :2015/05/22(金) 00:58:00 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
「試合もだけど等々力さんもいよいよ佳境ですよ。」
ドクターは疲れはてている俺を勇気づけてくれる。
むこうもアディショナルタイム5分だ。
あと五分でなんとか産み出すぞ!!
「んぐぅぅぅ!!で、でるぅぅくぅううううう!!」
俺は力一杯息んだ。
「ふぎゃぁ、ふぎゃぁ!」
ぴーーーーー
長い笛とともにちょうど赤ん坊が産まれてきた。
産まれたらすぐ動け、扉へ歓声とともに部屋をでた。
さてと次は。。。
やっぱ難産がいいな。
「難産で胎児が双子、裸で麻の丈夫な褌のようなものだけでアマゾンの奥地とかの村の儀式とかで仮面を被った子供たち(精通が始まったくらいの男の子)に襲われつつ出産とか前に読んだマンガにあったな。こういうのでもいいですか?」
前彼女がセックスも気持ちいものだっていってたし、せっかくならこういうシテュレーションも面白そうなんだよな。
「かしこまりました。」
扉ができ、俺はまたそこに入っていった。


38 : 名無しさん :2015/05/22(金) 01:28:51 ???
目の前が、三度目の光に包まれる……。

光が晴れると、そこはジャングルの奥地。
腕を見ると浅黒い肌。
胸はさほど大きくないけど、小さいわけでもない。
それ以上に、腹がデカい。
どれくらいかというと、皮膚が伸びきってツヤがあるくらい。
二人分、ってこういうことなんだな……。
とりあえずどうすればいいのかもわからないので、俺は歩き出した。


39 : 名無しさん :2015/05/22(金) 07:15:33 HOST:s804125.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
少し進むと村があった。
「おぉ、ルシオラ、どこにいたのだ?
そろそろ神台の部屋へ準備をせねばいかんのに。」
村の入り口で待ってた男は父親だな。
「はい。父上。」
俺は父親とその神台へむかった。


40 : 名無しさん :2015/05/22(金) 18:44:11 ???
木を組み合わせて作られた階段を登ると、その先には色とりどりの布や、どうにかして作ったらしい絵の具などで飾り付けられた椅子があった。
足乗せの形の都合で、大きく股を開いてすわらないといけないようになっている。
俺がそこに座ると、父親が何か派手な飾りのついたものを持ってきた。
見た感じだと、冠みたいだ。
俺はそれを受け取って被る。
「後は、月が出るまで待つのだ……いいな」

言われるとおりに待っているが、やっぱりほとんど裸のこの格好だと、寒い。
催してきちゃったけど、この椅子は手足をしっかり固定してるから離れられない。
どうしたもんか………。


41 : 名無しさん :2015/05/22(金) 19:57:31 HOST:s958047.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
「おまえがそうか?」
「こいつが俺らの相手。」
いつのまにか3、4人の男の子たちが俺を囲んでる。
「ふうん、胸は小さいな。」
「お、おい触るなよ。」
俺はもちろん動けないから触られてもなすがままだ。


42 : 名無しさん :2015/05/22(金) 21:14:24 ???
「小さくなんかないぞ、ほら」
別の一人が、俺の胸を鷲掴みにする。
正直、痛い。
乱暴な掴み方だな、もう………。
「ほんとだ、大きい」
「母ちゃんくらいあるぞ」
ワイワイと騒ぎ立てる一方で、俺はいよいよ我慢ができなくなってきていた………。


43 : 名無しさん :2015/05/22(金) 21:38:03 HOST:s958047.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
「あれ?
どうかしたの、もじもじして。」
一人の子供が俺が用を足したいことに気づいたみたいだ。
そりゃあ足をずらそうとしてればばれるわ。
「もらしちゃうかな。」
「こちょこちょ〜」
「わ、ははっやめろって。」
俺の股間にてを伸ばしてきた。


44 : 名無しさん :2015/05/23(土) 08:40:58 HOST:s958047.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
「ほら、ここからおしっこも出すんだよね。」
「うl、もうむり、、、」
男の子の一人が俺の中に指をいれて刺激するから我慢ができず尿が円を描いて放出された。
「わあ、きたな。」
床は俺の尿で濡れていた。
そういえばまだ陣痛が今回は来ないな。とまだ余裕だから考えていた。


45 : 名無しさん :2015/05/25(月) 01:37:52
「全然生まれる気配ないな。」
「つまんないよ。早く生ませようよ。」
仮面を被っていて表情は見えないが、
陣痛も始まらない俺にしびれを切らしたらしい。
がさがさ近くにあったはこを物色しているみたいだ。
「ほらこの棒入れてみないか?」
「いいじゃん。」
いいじゃん。じゃなくてなにするんだよ!
俺は力いっばい抵抗したが無駄のようだ。
俺の操作された記憶にはあれを挿入しそこから精液を
ダイレクトにながして陣痛を促すものとでてる。
あんな長いの入れられたら確かにダイレクトに入りそうだけど怖いじゃん!


46 : 名無しさん :2015/05/25(月) 02:35:47
精一杯体をよじり抵抗する俺の様子に、子ども達は興を削がれたらしい。
「暴れるから棒が使えないよ……」
「だったら、こうしてやる!」
パチン!と気味のいいおとが響く。
そう、子供たちは俺の腹に張り手をしたのだ。


47 : 名無しさん :2015/05/25(月) 06:05:56
「ちょっ、いたいって!」
俺のお腹にくっきりも紅葉あとがついてしまった。
「これでもダメか。」
「にても僕は我慢できない。」
一人の子供が仮面をずらし、
俺の乳首に吸い付いてきた。
「なにかでてくるよ?」


48 : 名無しさん :2015/06/02(火) 18:18:35
「そりゃ出るに決まってるだろ」
別の一人がそういう。
「そうだよな、赤ん坊が吸うんだもんな」
「じゃあ俺達も飲めるのかな?」
興味を示したのか、最後の一人が反対側の胸に吸い付いてきた。


49 : 名無しさん :2015/06/07(日) 02:39:03
「なぁ。ここから赤ん坊出てくるんだよね?」
男の子一人は俺の股間をマジマジと見ている。
「こんな穴の奥にいるの?」
ズブッと俺の穴に指をいれてきた。


50 : 名無しさん :2015/06/14(日) 11:57:40
「痛っ」
強引に指を動かされる。
交互に指を出し入れされることに耐えていると子供たちは飽きたらしく誰も入れてこなくなった。しかし、

「なあ、さっさとやろうぜ。もう月も出てきた。」
子供たちは自分の子供サイズとは言えないほど立派なあれをとり出した。


51 : 名無しさん :2015/06/14(日) 15:05:32
「そうだね。」
「僕たちの成人の儀式だしね。」
他の子供たちも続々自身のぺニスを扱いさらに大きく、起たせた。
「だれが最初やる?」
「僕、僕。」
「えー。僕だよ!」
「そうそう、供え物だから処女だし、この機会しかないんだよ!」
え、処女って俺、妊娠してるんだけど。


52 : 名無しさん :2015/06/14(日) 17:46:15
「仕方ないなあ……よーし、それじゃあこれを使おう」
すると、言い出しっぺの一人が木の棒を拾い上げて、なにかし始めた。
「神様に聞くんだ、俺達3人のうち、誰かの方向に絶対倒れるはずだし」
そして木の棒が地面に立てられ、すぐに倒れる。
倒れた先は、1番小柄ながら、1番立派なペニスを持った少年だった。


53 : 名無しさん :2015/06/14(日) 18:54:52
「やった。僕が一番だ!」
小柄な少年が嬉しそうに言った。
「えいっ!!」
「っつ!」
足の間に来たかと思うとさっさと挿入され、
俺は快感よりも裂けるような痛みに
体が仰け反るが、固定されてる分動けない。


54 : 名無しさん :2015/06/15(月) 02:26:20
どれだけの間犯されていただろうか。
2周目も終わりそうだということを膣を圧迫する感覚で感じていると

「あっ、」
(痛い…だいたい6分間隔かな)
陣痛のが始まったのが1周目の途中から、けっこう間隔が短くなってきたのを実感する。
「ねえ、今どのくらい開いてるか分かる?調べてくれないかな。」


55 : 名無しさん :2015/06/15(月) 12:17:30
「これ入れればわかるんじゃない?」
子供が見つけてきたのは一から十までの数字がかかれている太さの違う棒だ。
「たぶんこれではかれるよ。最初は一からやってみよう!」
「いってぇ、ストップ、ストップ!」
「まだ四本目だよ。」
一本目、二本目とささり、三本目で少し窮屈さを感じ四本目は痛いし、無理矢理こじ開けられてる感じだ。


56 : 名無しさん :2016/01/17(日) 18:38:06
パシャアッ!!
音と共にあそこから沢山の水が出てきて、刺さっていた棒を流す。
は、破水した!?


57 : 名無しさん :2016/03/12(土) 21:27:19
そこから一気に進行した。
破水したと思ったら一気に陣痛が強くなり、一人目の頭が見え始めた。
なんか破水したら一気に胎児が降りて来た感覚はお腹が痛くなった間を置かずにピンチに下痢のそれに近いような・・・・
いや出産と大を一緒にするのはセンス無いし下品だな。
とりあえず俺は産むことに集中した。


58 : 名無しさん :2016/03/13(日) 21:22:20
しかし一人目は俺の意思とは関係なくするすると産道を降りていくそして・・・・
「痛い、痛い痛い痛い痛い!!!!」
ズルリッ!!!!
あっという間に産まれてしまった。
しかしかなりの速さで産道を無理やり進んだためかかなりの激痛が走った。
「いってぇ〜〜〜〜!!」
俺が痛さに悶えていると再び陣痛が来る。
どうやら二人目も待ってはくれないようだ。
とりあえず俺は息むことにした。


59 : 名無しさん :2016/03/13(日) 22:26:47
息んでいる最中で俺はふとあることに気付く。
(あれっおかしいな?難産設定したはずなのに一人目あっさりと産まれたなあ?まあそれまで結構時間かかったけど。)
そう思っていると二人目は中々お産が進まなかった。
(おおっ、難産なのは二人目のほうか!?これは中々キツイ!!)
俺は頑張って息むが中々出てこない。
そうしていると子供達が。
「おい一人目産まれたけど二人目中々出てこないな。」
「それならお腹を押せば良いって俺の母ちゃんが言ってた。」
「よしじゃあみんなで押そう。」
えっ?ちょっと待って三人全員で俺のお腹を押すつもりか?
そして子供たちは全員で俺のお腹を押し始めた。


60 : 無能 :2016/03/13(日) 23:17:27
「うーん、出てこないな。」
子供が一人おれの上から降りた。
「えい!」
子供は俺の股間にてをいれ出した。
「まだ中に隙間がある!」
子宮口に指を入れられてるらしい!
てことはまだ赤ん坊が下がってみてないのか。


61 : 名無しさん :2016/03/13(日) 23:36:03
「よし俺が手で出口を広げるから、広げると同時にお前たちがお腹を押してくれ。」
俺の股間に手を入れた子供がそう提案する。
「そうだなそうしよう。」
他の二人も同意する。
そして二人がお腹を押して、一人が俺の出口を手で広げるという一種の拷問とも言える地獄が始まった。
お腹の痛みと、股間の痛みが同時に俺を襲う。


62 : 名無しさん :2016/03/14(月) 00:13:24
「中々進まないな。」
俺の産道を広げている子供がそう言う。
「そうだなオイッ!!お前ちゃんと頑張って息んでるのか?」
「言っておくが掟でお産が始まって一向に産まれる様子がない場合赤ん坊の命を優先して腹切って出すのが決まりになっている。」
「これ以上産むのに時間が掛かったらわかっているだろうな?」
げっ難産が続いて赤ん坊が危なくなると赤ん坊の方を優先して腹を切るのか!?
幾らバーチャルで死なないとは言ってもそんな痛さは体験したくないので俺は今以上に思いっきり腹に力を入れ始めた。


63 : 名無しさん :2016/03/25(金) 14:15:03
「そうだこれを使って出口を広げよう。」
そう言って子供の一人が持ってきたのは石のナイフだった。
まさかあれで会陰切開をするのか?
バーチャルだから感染症とか気にしなくていいかもしれないが、かなり痛そうだ。
「じゃあやるぞ。」
そう言うと子供はナイフで俺の出口を切る。
ザクッ
「ギャーーーーーーーッ!!!!!」


64 : 名無しさん :2016/03/27(日) 18:46:17
俺は思わず悲鳴をあげる、すると。
「おっ、ようやく頭が出てきた。」
子供たちが頭が見えたことを確認してそう言う。
(よしこの調子で・・・・)
俺はそう思い大きく力を入れて息んだ。


65 : 名無しさん :2016/03/28(月) 17:03:31
そして胎児は徐々に腰の辺りまで降りて来た。
(よしこの調子で)
と思っていると子供たちが胎児の腰を持ち始めた。
「かなり時間が掛かっているからな。手伝ってやるよ。」
そう言い子供たちは胎児を引っ張り始めた。
ミチミチッ!!
「ギャーーーーーーッ!!」
思わず俺は悲鳴をあげる。
すると・・・・・・・


66 : 名無しさん :2016/04/03(日) 20:06:54
オギャアッ!オギャアッ!
「う、産まれた・・・・・」
「おおおーー産まれた、産まれた。」
遂に二人目も産まれた。
出産を終えた俺はドアを開けて、現実に帰る。
「ご利用ありがとうございました。本日の営業はここまでです。」
俺は店員にそう言われ時計を見るともういい時間だった。
どうやら思ってたよりも結構な時間を過ごしたようだ。
「もうそんな時間か、もっと楽しんでいたいけど仕方ないな。」
「またのご利用をお待ちしています。」
俺は絶対また利用したい、そう思いながら家へと帰った。


 BVC
  終


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