澪「スカートは上げる物だって知らないんだな」
律「そうそう、教えたら『その発想はなかった』ってすごい驚いててさ。でもしょうがないよな。私達女は小さいころから教えられるけど、男はそんな事ないし、自分達はズボン下ろしてるもんな」
紬「あらあら。男の人の知らない女の人の行動って、他にもたくさんあるかもしれないわね〜」
梓「私達も男の人の行動を色々誤解してるかもしれないですしね」
唯「私、六年生までトイレでスカート下ろしてしちゃうことあったよ！」
四人「え」
"
律「…まあ、唯はともかくそういうことってあるよな」
梓「そうだ、男性の知らない女性の仕草といえば！」
澪「ん？」
唯「どしたのあずにゃん」
梓「先輩たち！これ見てください」
紬「なぁに？」
律「どれどれ」
http://imgur.com/HfHiCM4
律「え？」
澪「え？」
唯「え？」
紬「え？」
梓「…え？」
梓「そうなんですか？澪先輩は器用ですね。私は無理です」
澪「私は梓のほうが器用だと思うぞ」
律「梓は澪と違って胸が小さいから回せるんだよ」
梓「うっさいです胸じゃなくてお腹でまわすんです！人のこと言えない癖に！そういう律先輩はどうやってつけるんですか！」
律「わ、私は」
澪「律は最初にホック止めて頭からかぶってるぞ。もしくはスポーツブラ」
梓「ぷっ、律先輩こそ貧乳の付け方じゃないですか。そういえば小学校の頃、家庭科の授業で男子がエプロンの紐を先に結んで頭からかぶってましたね。小学生男子並み…」
律「うるさいぞ中野！」
紬（なんで澪ちゃんはりっちゃんのブラ事情を詳しく知ってるのかしら。うふふ〜）
唯「私は憂と付け合いっこしてるよ〜」
梓「本当に仲いいんですね」
紬「唯ちゃん詳しく」
紬「私？…実はブラジャーしてないの///」
四人「」
紬「うふふ、冗談よ」
律「あー良かった、一瞬本気にしちまったぜ」
紬「本当はね、澪ちゃんやこの写真の男の人と同じで後ろ手で付けるの」
澪「だよなー！」ｶﾞｼｯ
梓「やっぱり後ろ手派が優勢なんですかね…」
紬「私達だけじゃわからないわよ〜。もっとみんなに聞いてみないと」
唯「でも、ブラジャーの付け方ってこんなにあったんだね！みんな私と同じだと思ってた」
梓（さすがに姉妹で付けあい極少数派でしょう…）
澪「そうだな。一口に女性の仕草っていっても、いろんな人がいるんだ。同じように男性にもいろんな人がいる。一概に決めつけてはいけないかもしれないな」
"
澪「な、なにを言ってるんだバカ律！///」
唯「怒らなくていいじゃーん。澪ちゃんもムギちゃんもいいなー。おっきくてやわらかい、気持ちよさそうなおっぱいで」
澪「唯まで…///」
紬「うふふ、ありがとう♪」
梓「澪先輩もムギ先輩も羨ましいです」
律「まったくだよなー梓。あいつらは私ら持たざる者の気持ちなんて…」
ガチャ
和「律―講堂の使用届出し忘れてるわよ」
律「おっ丁度良い！和はどうやってブラをつける？」
和「は？」
律「和も何気に結構胸でかいよなー」
和「ふざけないでちょうだい！使用届はいつ出すの！」
律「ひー！」
澪（タイミングが悪かったな）
唯（さわちゃんはどうしてるのかなぁ）
梓（純とかにも今度聞いてみよう）
唯「憂―おはよーブラジャーつけて」
憂「おはようお姉ちゃん、こっちもお願い」
唯「憂のおっぱい、大きくなったねー」
憂「そ、そうかなぁ///」
唯「うん。ムギちゃんや澪ちゃんのも大きいけど、憂のおっぱいはもっと大きくて誰よりも形が良くて、それに柔らかくて気持ちいいよ」
憂「も、もうお姉ちゃん…///。お姉ちゃんのも大きくなったよ」
唯「えー、そうかな？」
憂「そうだよ。毎日つけてあげてるからわかるもん。お姉ちゃんのおっぱいの成長くらいわかるよ。形も綺麗で、大好きだよ」
唯「えへへ、ありがとう憂///」
唯「そういう憂は、私がいないときはどうやってつけてたのかな？」
憂「…本当は自分で付けられるんだけど、でも」
唯「やめられないよね、付け合いっこ」
憂「なんか昔からの癖になっちゃったもんね」
唯「ところで昨日は軽音部のみんなとブラの付け方について話してたんだ。色んな付け方があるのが分かったよー」
憂「そうなんだぁ。でもやっぱり普通は」
唯「うんうん」
唯「前で止めて回すよね！」
憂「後ろ手でつけるよね！」
唯「え？」
憂「え？」
終わり！