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マフィア

1 : 名無しのごんべへ :2021/09/28(火) 16:34:53 lyuvrMtU0
「(こそっ)おい、気づかれるだろ?」
「だってミスリーに会うの1ヶ月ぶりなんだもん。」
本来ブツの受け渡しできているのに危機感のないパートナー オレオは
俺と同じ組織の幹部のため、同じ幹部の俺とはあまり仕事しないはずだが、
時折俺の仕事に着いてくる。
「だって、心配なんだもん。
俺のハニーとベイビー(予定)が危険な目に遭わないか。」
だからって動きにくいひっつくな!!

登場人物
ミスリー マフィアの幹部
強面で華奢な身体に見えて無駄のない筋肉がついている。
仕事は完璧だが、あまり口数も多くなく抗争で大怪我をしても
何も言わず終わった後に倒れオレオに激怒された過去がある
気が強く高圧的だがパートナーのオレオにだけは敵わない
オレオが仕入れてきた男性でも妊娠可能な薬を飲まされ
子宮と膣、陰嚢の裏に出口ができていた時はオレオを抹殺しかけた。
結局オレオに甘いため妊娠可能なことを闇医者に確認してもらい、
オレオに連絡を入れた

オレオ ミスリーと同じファミリーの幹部
ミスリーとは違い綺麗顔でターゲットを誘惑して笑顔で殺しができる
敵に回すと怖い存在
パートナー ミスリーのことを好きすぎるあまり裏ルートで手に入る男でも妊娠可能になる薬を
盛った張本人(そもそも立証されている薬であったが勝手に100人以上を被験者にして安全なことを確認済み)
妊娠準備ができたと闇医者に診てもらったミスリーから連絡をもらいさっさと仕事をして
ミスリーのもとにやってきた。


"
"
2 : 名無しのごんべへ :2021/09/29(水) 03:02:26 klvEDGMs0
最初オレオに案内されたところに俺は驚愕した。
「んんんぅーー!
ぐぅううう!あぁあああ!」
「んんんーでなぃいいい!ぐぞぉおおお!」
「あぁ、でる、でるぅううう!」
じゅるる
(ふぎゃあふぎゃあ)

10人くらいの男たちがデカイ腹で唸っているというか、
産気づいている部屋に通された。

「すごいでしょ?ミスリーに使っても大丈夫か色々リスク計算とかして
大丈夫な薬ってことを確認してるんだ。」
オレオはニコニコして悪ぶれるわけもなく話している。
どうやら俺との子供を作るために100人以上を使って様々なリスクまで計算して無事なことを
確認したらしい。
ほんと恐ろしいやつ、、、
「子供も自然分娩で5つ子までは無事に産めたし、あ、あそこで産んでるのが、
今10人目だよ。双子とか三つ子もあるけどベイビーも母体も元気だよ。」
一体どれだけに歳月かけたんだと思ったが、考えるのをやめた。
さすがにこの被験者たちを見てやらないとは言えず、
俺は薬を飲んだのだ。


3 : 名無しのごんべへ :2021/09/29(水) 13:10:31 9ZmT/lqU0
デカイ腹の男たちは皆、基本は自由な体制で出産してる。
ただ医者はおらず全員自力で出産してる。
「ほら、見てミスリーこんな大きい赤ちゃんもうめるんだよ。」
「お、おい。」
生み綱を掴みいきんでいる妊夫の元に普通に近づいていく。
「うゔぉぉ、たのむ、ひっぱって、ぐっううううぅ!」
オレオが近づいていた妊夫の陰嚢の後ろから足が生えてきたのか?というように
太い片足が見えている。
陰嚢のすぐ後ろに形成されるせいか陰嚢が刺激されてどの妊夫もペニスがいきり勃ってる。
既に別の妊夫から出産を終えて出てきた赤ん坊の2回りくらいデカイ足をしている。


4 : 名無しのごんべへ :2021/09/30(木) 09:11:40 pc0kkD9k0
「助けなくて大丈夫なのかよ?」
「ふふふ。大丈夫。ちゃんと産めるから。」
オレオはニコニコして戻ってきた。
「うごぉおおゔぉぉ!」
ニュルっ
雄叫びのような声を出してさっきの妊夫は息んでたら反対の足元も出てきたようだ。
「ね?言ったとおりでしょ?
前も逆子で巨大児な被験者だからいけると思ったんだよね。」
オレオは一人ひとり管理してるのか。。。
「ほんとにマメだよねー。」
「わぁ!?アイーダ!」
後ろからひょっこり現れたのは闇医者のアイーダだ。
オレオと管理してたのはやっぱお前か。


5 : 名無しのごんべへ :2021/11/04(木) 19:34:29 cGbiHwes0
アイーダ ミスリーとオレオが所属する組織の専属の医者(医師免許は持っていない)
基本的には、抗争で怪我をした組織の人間の治療などを行っている。
かなりドSな性格で、金にしか興味がなく産まれた子供の売買で得た報酬の設備費分以外を貰うという条件でオレオの実験を手伝っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「よっ!、ミスリー久しぶりー」
「アイーダと一緒にやってたのか」
「いやー、さすがに1人で管理するのは難しくて、アイーダに手伝ってもらってるんだよ。」
「そうなんだ…、で、聞きたいことがあるんだけど、
本当に妊娠するんだよな?」
「そうだよ。1か月前に飲んだ薬、さっき飲んだ薬、そして1か月後に薬を飲んでセックスしたら、俺たちのベイビーができるだ。」
「ほんとに…やるんだよな?」
「俺はミスリーの子供が欲しい!、ミスリーは欲しくないの?」
「そういう訳では無いけど…」
「やっぱり不安?」
「あぁ、それもある…」
「大丈夫!俺もいるし、アイーダもいる。100人以上の被験者に実験して安全なことを確認もした。
不安に思うことはなんにもないよ!」


"
"
6 : 名無しのごんべへ :2021/11/04(木) 19:49:52 BT6I/n/E0
ミスリーはそこまで言われると頷くしかなかった。
1ヶ月後ちょうど俺も大きい仕事を終えてオレオも空いているタイミングを見て薬を服用した。
「飲んだ?」
「あぁ。。。」
流石に自分の体がどうなるか不安はあるが、1ヶ月間ここの研究室を見て大丈夫だと悟っている。

「はぁはぁ、なんか、暑いな…」
「この薬媚薬効果もあるみたいだから。
薬が効いてきた証拠だよ。」
「ひゃん!?」
オレオはそういうと俺の乳首をいじる。
「10ヶ月後にはこれが俺たちのベイビーのものになるなんて。」
オレオは乳首をしゃぶり始めた。


7 : 名無しのごんべへ :2021/11/04(木) 23:18:58 cGbiHwes0
「ふぅん、ぁあ、あッ、ぅうんん……」
「クールなミスリーもいいけど、俺だけに見せるその顔もたまらないな。」
「あぁん!?オレォ...はやく....」
媚薬の効果か俺は早くオレオのものが欲しくてたまらない。
「ほしがりなんだから。
こっちは初めてなんだからゆっくり、ね?」

ずぶずぶ
「くっ!?あぁぁっっ!?」
俺の股から愛液と共に鮮血も流れる。
「ほら、見える?繋がれたよ。」
「ひあぁん!?」
オレオが俺の首筋を舐めてきた。
「ミスリー、愛してるよ。」
「俺も、お前を愛してる…」

2人以上は結局明け方近くまで愛し合っていた。


8 : 名無しのごんべへ :2021/11/04(木) 23:44:17 BT6I/n/E0
2ヶ月後
「ぎゃああああああ!」
「さっさと応じれば痛い目にあわなかったのに。」

いつも通りに仕事をこないしてはいるが、
最近熱ぽくてダリぃ...。
「くそっ...」
体調の悪さにイライラしていつもより荒くなる。

とりあえずこれで1つ仕事が終わったから
家に帰って少し休みたい。
どうせ一週間後にはボスから別の指令をもらってるしな。

俺はシャワーを浴びて食欲もねえしさっさと床についた。
「----そのまま寝ちゃって..」
ん...どれだけ寝たか知らんが2週間前から仕事で出ていたオレオの声がするけど瞼が思い...


9 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 10:23:34 reJUEGao0
翌朝、朝日と共に目が覚めた。
(うぅ…き…気持ち悪い…)
俺はは猛烈な吐き気に苛まれていた。
「は…吐きそう…」
布団から出ると口を手で押さえ、背中を丸めながらトイレへ急いだ。
ヨロヨロと雪崩れこむとそのまま便器に突っ伏する。
「ゔっ…げぇ〜〜っ…ぅげえぇっ…げほっ」
嘔吐しても吐き気が収まらず、しばらく空咽きしていた。

「ミ、ミスリー!?」
「オレォ…うっ…おえぇ……」
オレオはすぐに駆け、俺の背中をさすってくれた。
「げほっ…はぁ、はぁ。わりぃオレオ…帰ってたのか、思ったより早かったな…」
「あぁ、そんなことよりお前大丈夫か?」
「げほっ…はぁ、はぁ…、これが大丈夫にみえるか?」
「ごめん… アイーダには言ったのか?」
「いや、まだだ」
「明日、アイーダの所へ行くぞ
今日はゆっくりしとけよ」
「あぁ…」


10 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 10:32:28 t2zAv7e20
俺はとりあえず吐き気が一旦治まったみたいだから支えられながらベットに戻った。

「水、持ってきたけど飲めるか?」
「ぃい...。」

オレオは俺をベットに寝かせると水を持ってきてくれたけど、水すら飲みたくねえ。

どこかで病気でももらってきたかな。
熱ぽいし...。
身体だるいし寝て治すのが一番だ。
俺はだるさもあいまってまた眠りについた。

昼頃目を覚ました頃にはオレオは出掛けてるみたいだった。


11 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 12:28:19 reJUEGao0
重たい身体を起こし、辺りを見回すとテーブルにオレオが書いたであろう置き手紙があった。
『冷蔵庫に水とゼリーが入ってます。食べられそうなら食べてね。無理はしないように。 オレオ』
あぁオレオが買ってきてくれたんだ。ありがてぇけど、食べる気分には全くなれない。
しかし、昨日から飲まず食わずであるということを思い出した。
「さすがに何か食べた方がいいか…、熱っぽくて汗もかいたからとりあえず水分だけでも…」

カチャ ゴクゴク
(うぅ…やっぱり…気持ち悪い…)
俺はこみ上がってくる感覚に襲われ、
口を押さえ慌ててシンクに駆け込んだ。
「ぐっ…ぅげえぇ〜〜っ…げほっ…ぅえ゙っ…」
(一体どうしたんだよ俺…)


12 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 12:37:54 t2zAv7e20
水すら受けつけねぇ...。
どうなってるんだ。
流石にヤバいなと思うけどダルくて、今からアイーダのとこ行ける気がしねえ。

酒もタバコも吸う気しねえし...

何も食べてないせいでクラクラしてきたし...
リビングまで来たが限界でソファの前でブラックアウトした...

「ーーーだから、はやくきてくれ!
金なら後で払う!!」

ん...オレオの声がするけど瞼重くてあける気しねえ...
しかも結局何も食べてないのに気持ち悪ぃ...


13 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 14:01:03 reJUEGao0
「…リー…スリー…」
声が聞こえる…オレオの声だ。
「…スリー、ミスリー、お前、大丈夫か?」
アイーダの声だ。アイーダもそこにいるのか?

2人が俺の名前を呼んでいる…起きなきゃ…

「気がついたか…よかった。」
何とか瞼は開けることができた。しかし、体を起こそうとしても上がらなかった。
「おい、お前無理すんな!自分がどういう状況かって分かってんのか?」
「えっ…?」
「やれやれ、ミスリー、やっぱりお前は自分の体調管理も出来ねぇ馬鹿なやつだなー、
栄養失調と脱水でぶっ倒れてた。それをオレオが見つけて、俺の所に駆け込んできたんだよ。」
あぁ、そういう事か。だから2人とも居るんだ。

「お前、最後に飯食ったのいつだ?」
「…一昨日の朝…」
「水分は?」
「…それも一昨日かな…」
「馬鹿じゃねぇの?その状態で仕事行ってたのか?、よく無事に帰ってこれたな…」
「あはは、それはどうも…」
「いや、褒めてねぇよ。
とりあえず点滴打ったけど体調不良が続くようならちゃんとした病院行けよ。
俺の所じゃ、検査はできねぇからな」


14 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 15:43:43 t2zAv7e20
「とりあえずなんか食えそうなもんあるか?」
「ん...ない。食い物の話だけで吐き気する...」
「そういえば結局オレオあの薬使ったんだっけ?」
ん?薬。
「あぁ。2ヶ月前に使った...てこれもしかして」
「恐らく。ちょっと検査したいけど動けないよな?」
今は無理だな...
アイーダがしょうがないって言って俺のちんこに管入れて尿を出してる。


15 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 16:41:00 reJUEGao0
「おい!何すんだよ!?」
「悪ぃ悪ぃ、やっぱり… 陽性反応が出たぞ」
「ようせい…はんのう…?」
「お前馬鹿か、妊娠検査薬だよ、妊娠検査薬!」
「あー!俺、妊娠してたのか?」
「その症状と、妊娠検査薬陽性。エコー見てみないと100%とは言い切れねえが、ほぼ確実に妊娠してるだろうな。」
「やったぁ!ミスリーありがとう!」
「そんなに嬉しいか?」
「当たり前じゃん!」
「つまりこれが悪阻…悪阻がこんなに辛いとは…」
「お前もしかしたら、双子以上かもしれねぇぞ?」
「は?どういうこと?」
「オレオとやってる実験でな、単胎妊娠より多胎妊娠した奴らの方が悪阻が重かったんだよ。
とりあえず明日、実験室に来い。エコー見りゃあシロクロはっきりするから。」
「あぁ、分かったよ…」
「あとこれ、吐き気を軽減する漢方薬だ。1錠しかないから、明日家出る前に飲め。
今の状態だと、とても家から出られねぇだろ」
「ありがとう…助かるよ…」


16 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 17:38:30 t2zAv7e20
アイーダは点滴が終わると帰っていった。

「ありがとうな、ミスリー。」

オレオは寝ている俺に抱きついてきて呟く。

「俺もお前との子がほしかったし...」
妊娠という理由がわかったせいか少しだるい気持ちも改善されてそのまま眠った。

「体調悪くなったらすぐ言うんだよ?
これ吐く用の袋。」

昼近くに起きて薬を飲んでオレオとアイーダの研究所に向かうことにした。
結局昨日も朝も食べれてないからフラフラするからオレオに支えてもらいつつ車に乗った。


17 : 名無しのごんべへ :2021/11/05(金) 21:58:50 1juv.Mp.0
「待ってたよ。ズボン脱いでここに横になって。」
実験室の診察台に案内される。
「なんでズボン脱ぐんだ?」
「初期の妊娠は機械入れてみるんだよ。」
「それいれるのか…」
アイーダはニコニコ棒状の機械を持っている。
俺は渋々ズボンとパンツを脱ぐ。

「ちょっと痛いかもしれないから痛ければ言ってね。」
「っ!」
何時間もやったとは言え1日しか使ってない穴に入れられてるから痛い。

「ほら、やっぱ双子だよ。
こことここがそうだよ。」

「これが...。」
「ミスリー!」
俺の腹に2つの子供がいるんだ。
オレオは感激して泣きかけてる。


18 : 名無しのごんべへ :2021/11/06(土) 09:33:07 VgUPHaTM0
妊娠が分かってからというもの、俺は悪阻のピークを迎えた。
一日中船酔いしてるみたいに気持ち悪い。
何を食べても何を飲んでも吐き気が込み上げてき、トイレに駆け込む気力すらなかった。
週に何度かの点滴で栄養を繋ぎ、何とか栄養失調と脱水は免れているという感じだ。

「ぅ…うぷ…吐きそう…」
「えっ!?ちょっと待てよ。よし、この袋に吐け」
俺が吐きそうになる度、オレオが介抱してくれた。
「ぅう、うぷっ….げほっ…げぇほっ …つら…すぎる…」
「赤ちゃんが元気な証拠だから、もう少し頑張ろ!」
「そうは言っても…」

こんなんだから仕事には全く行けてない。


19 : 名無しのごんべへ :2021/11/06(土) 10:08:38 LdxZijvc0
俺の仕事の担当分はオレオが片付けてるらしい。
とりあえず上には体調不良って言ってるらしいが、
ボスには体調が治ったら報告行かねえと…

ボスは小さい頃俺を拾って育ててくれた恩があるしな。
なんて言われるかわからんけど俺じゃなくてオレオが言われるだけだろうなー
俺に甘いし。

そんなこと思いながらベットで過ごす。

「やっほー。
相変わらず吐いてる?」
オレオが仕事に行くと入れ替わりでアイーダがやってきた。
点滴に来たのだ。

「相変わらず水もダメ?」
「あぁ…」

大変だねーと呑気にいいながら点滴の準備をしている。


20 : 名無しのごんべへ :2021/11/06(土) 23:23:24 LdxZijvc0
こんな体調でも胎児は順調に育ってるらしい...
「ミスリー、あーん。」
「自分で食べれるから...」
「いいの。ほらあーん。」
「あーん」
こんな状態が2ヶ月続いたが、漸く柑橘類だけとれるようになった。
食べれるならなんでもいいとアイーダが言うからオレオが色々な種類の柑橘類を買ってくる。
で剥いて食べさせてくれる。
自分で食べれるが食べさせようとしてくる。

固形物が食べれるおかげで、まだふらふらするときもあるがベットから起き上がってる時間が増えた。
ただまだ仕事に行ける状態ではないため、オレオが変わりにやっていた。

「ボスから連絡が来た。流石にそろそろ隠しきれないみたいだな。」
「あー絶対つめられるわ...」
基本は放置してくれてるのだが、全然仕事に行けていないことに感づき俺を心配したのかボスから呼び出しをくらった。
「明日いつものとこに来いって。」
「まだ無理させられないのに...」
オレオも渋ってはいるがボスに逆らえるわけないから行くしかない。


21 : 名無しのごんべへ :2021/11/07(日) 12:02:12 Ldi6.4k.0
「…いや、やっぱり俺がボスの所へ行くよ!
ミスリーには無理させられない。」
「アイーダから薬も貰ったし、大丈夫だ。
それにボスには逆らえないだろ?」
「でも…」
「あっ、もうこんな時間だ。行ってくるよ。」

オレオは心配して自分が行くと行ってくれたが、やっぱり俺は自分自身でボスに伝えたい。
まだまだ何もしてなくても吐き気を催すことが多いが、マフィアのプライドでできるだけ平然を装うことにした。


22 : 名無しのごんべへ :2021/11/07(日) 12:25:28 UyUobRVs0
俺たちの所属しているマフィアのボスと密会するところにやってきた。
「ご無沙汰してます。ボス。」
「お久しぶりです」
「ミスリー久しいな。オレオも。
最近仕事をオレオに肩代わりされてるって聞いたが。」
 「すみません…「ミスリーには俺との子供がお腹にいるんです。」」
ミスリーが話そうとした時にオレオが答えた。
「なに!?」
「は!?」
ボスだけでなく、ボスの側近兼ボディーガードのロロさんも驚いている。
ロロさんも俺がボスに拾われてからマフィアについて色々ノウハウを教えてくれた人だ。

「妊娠できる薬を飲んで妊娠したことはアイーダに診てもらって確認済みです。
ただつわりが重くて…で代わりにオレオが対応してくれて。」
俺は現状をボスとロロさんに話した。

「全く、お前らときたら…特にオレオ、ミスリーは俺の息子同然っていったよな?
息子を孕ませよって。
なーロロ。」
「俺にとっても弟が腹まされた気がしてます。」
「その薬は大丈夫なものなんだろうな?」
「アイーダと100人以上の研究データを作成して挑んでるので大丈夫です。」
「孕んだものはしょうがない。で産休欲しいか?」
「いや、今はつわりがひどいけど落ち着いたら戻るつもりだ。」
「わかった。ミスリーのサポートは頼むぞ、オレオ。」
「はい。もちろんです!」
「俺の大事な弟孕ませたんだからこれからもっと働いてもらうからな。」
「はい...」
ロロさんの目がわらってない。
オレオはにっこりしつつも冷や汗かいてる。


暫く雑談して漸くかいほうされた。
「うぅ…」
ボスとわかれたあと、緊張が解けたせいもあり部屋の匂いで気分が悪くなった…


23 : 名無しのごんべへ :2021/11/07(日) 14:45:31 Ldi6.4k.0
「ふ…袋…うぅっぷ」
「ちょっと待っててな」
嘔吐感に口を押さえる。
先程まで何も感じなかったのが嘘だったかのように込み上げてきた。
そこにオレオがビニール袋を用意してくれた。

「ほら、我慢しなくていいから」
「うぐっ…ぉえ゙え゙ぇ…げほっげほっ…えっく…げぇっ
うっ…うぇっ…オレオ…ごめん…」
「だから無理すんなって言ったろ?
まだ悪阻続いてるんだから…」
「でも、ボスにもロロにも殴られずに済んだろ?
多分お前だけだったら2人からボコボコだったぞ!?」
「そんなことどうだっていいよ…
とりあえず、今日は家帰ってゆっくり休め。」
「あぁ…」

家に帰ってから、オレオが買ってきてくれたオレンジを食べた。
柑橘類は食べれるようになったとはいえ、いつになったら悪阻終わるんだよ…


24 : 名無しのごんべへ :2021/11/07(日) 15:07:20 hFfZaC5g0
双子だけあって若干お腹の膨らみが出てきた気はする。
とりあえず安定期まではアイーダは我慢だって言うけど
体調の悪さで自分の体にイライラする。

「ミスリーじゃあいってくるね(チュッ)」
オレオは俺の代わりに仕事へ行くようだ。
早く入れも暴れたい...


25 : 名無しのごんべへ :2021/11/07(日) 15:49:59 Ldi6.4k.0
「やっほー。ミスリー体調どお?」
オレオが仕事に行って少し経ってからアイーダがやってきた。
「またお前かよ、仕事は?暇なのか?」
「んーん…暇か暇じゃないかで言うと暇じゃないけど、オレオからミスリーの事が心配だから様子見に行って欲しいって言われたんだよ」
「チッ、オレオのやつ…」
「愛されてるっていいねー」
「いいよそういうの。
んな事より、悪阻っていつまで続くんだ?
もう2ヶ月仕事に行けてないんだ。
イライラしてしょうがない。俺も早く暴れたいんだ!」
「ずっと、続くかもよ〜」
「あ゙ぁ?、本気で言ってんのか?」
「まー嘘とも言えないな。
男が妊娠すると、出産までに女の体に近づかなきゃいけないから一般的に言われてる悪阻がある時期より長いことがあるだ。実験でも半分くらいが程度の差はあれ6ヶ月くらいまで悪阻が続いたよ。
それに、確か3人が出産するまで悪阻が続いてな
それはそれは大変だったよ。(ハッハハ)
まぁ、前より軽くなったんだし次期に終わるんじゃねぇの?」

なんだよこいつ。結局他人事じゃねぇか。
あぁー、もーイライラする。1回でいいから殴らせてくれ…


26 : 名無しのごんべへ :2021/11/07(日) 16:13:04 hFfZaC5g0
「そんなイライラしてると胎児に悪影響だよー。
おこりんぼうのマミーじゃ。」
「誰がマミーだ。誰が。」
「だってミスリーが産むんだからこの子達にしたらマミーでしょ?」
アイーダは俺の腹を撫でながらいう。

「...。」
「まあもう少し治まれば仕事復帰できると思うけど暴れ過ぎちゃだめだからね。
赤ちゃん達早く出てきちゃうよ。」
たしかに今までのように暴れたらまずいか。
でも少しくらい暴れたいけど。


27 : 名無しのごんべへ :2021/11/07(日) 17:46:22 Ldi6.4k.0
あれからさらに2ヶ月くらい経って、まだ悪阻はあるがだいぶ楽になったため仕事復帰することにした。

「ミスリー、本当に行くのか?」
「あぁ、言ってんだろ?だいぶ悪阻も治まったし大丈夫だって!
それにアイーダからもお墨付きもらったじゃないか。」
「でも…完全に治まった訳じゃないし、もしミスリーやお腹の赤ん坊に何かあったら…」
「だから単独じゃなくて2人で行くんだろ?
これ以上組織にも迷惑かけられねぇし、俺自身仕事したくてうずうずしてるんだ。」
「何かあったらすぐに言えよ?」
「分かってるよ。」

休職してから4ヶ月、待ちに待った日がようやく訪れた。


28 : 名無しのごんべへ :2021/11/07(日) 18:22:01 hFfZaC5g0
ドン
「よお、久しぶりだな。」
「ひぃぃぃい!!」
やっぱ久しぶりの仕事はいいわ。
俺の仕事の間はオレオはついてくるが手は出さないでくれた。
後ろで見てるだけで大人しくしててくれる。
さすがにボスが手を回してるのか抗争系の仕事は回されない。
高利貸しの担当分だけだ。
腹が出てきたせいで机が蹴りにくいのが難点だが。
久しぶりにターゲットいたぶるのは楽しい


29 : 名無しのごんべへ :2021/11/08(月) 15:11:56 BmCqNWGw0
「ふふふ。その手は何かなー。」
グニュ
「ぎゃああああああ!?」

唯一口出してくるときは相手が恐怖でタバコや葉巻に手を出そうとした時だ。
腹の子供によくないからとタバコに手を出そうとしてる手を笑顔を崩さず足で踏みつけている。
俺は妊娠してから吸う気が起きないが、オレオも気を使ってか禁煙してるみたいだ。
元々俺より吸ってなかったけど。

半月くらいしてオレオが追ってるやつが国外逃亡をはかったらしく、1ヶ月留守することになった。
オレオは最後までゴネていたが無理やり飛行機に載せた。

パーン
妊娠してから一人での初の仕事だ。
こういうときに限って殺る方の仕事だった。
オレオが胎教に悪いって言ってオレオが代わりにやっていたが元から俺の仕事はこっちも多い。

さっさと殺って帰ろうとしたときだった。

「うぅ....げほっ...おぇげぇ....」
だいぶつわりが治まったはずなのに血の匂いに我慢できず海に嘔吐した。
オレオに任せっきりだったから気づかなかったが、血の匂いがだめだったのか...
当分殺る仕事結構あるんだが数ヶ月前よりマシだな...。

俺はひとしきり海で吐いて依頼が終わったことをメールで報告し帰宅した。


30 : 名無しのごんべへ :2021/11/13(土) 10:17:46 EHOeqtVM0
ドンドン、ドンドン
チッ、こんな朝早くから誰だよ…
まだ日も昇りきらないうちに来客者がやって来た。
俺は重たい腰を上げ、玄関へ向かった。
「朝っぱらからなんの用で…って、オレオ!帰ったのか!」
「ミスリ〜会いたかった〜!さっきこっちに帰ってきたところだよ!ミステリーと俺たちの赤ん坊に会いたくてぶっ飛ばしてオレオの家まで来たんだ!
ミスリーとお腹の赤ん坊が無事で良かったぁ」
「それはこっちのセリフだ。1ヶ月で帰ってくるって言ってたのに1ヶ月経っても帰って来ないで、何かあったらと心配してたんだぞ」
「悪い…本当はもっと早く帰りたかったんだけど、少し手こずってしまって…
とりあえずここで話すのもなんだし、部屋上がっていいか?」
あぁ確かに、玄関で話す必要もないな
俺はリビングの電気をつけ、テールやソファーに置いていた荷物を移動させ、自分の分とオレオの分のお茶を入れた。


31 : 名無しのごんべへ :2021/11/13(土) 10:21:38 EHOeqtVM0
俺たちはテーブルを挟み向かい合うように座った。
「…だいぶ腹でかくなったな。えっと今は…」
「もう8ヶ月だ。悪阻は治まったけど、2人が暴れまくって大変だよ。」
「それは2人とも元気な証拠だね!アイーダの所には定期的に行ってんだろ?」
「あぁ、順調だって言ってたよ」
「良かったぁ
で、仕事はどうしてるんだ?」
「今はだいぶ減らしてる。こんな腹じゃあ素早く動けないからな。
(血の匂いで吐いてたとか言えないな…)」
「いつまで仕事続けるつもりなんだ?」
「できるだけ長くやるつもりだ。ボスにも組織にも迷惑かけらんないだろ。」
「でも…何かあったら…」
「オレオは心配性だなぁ、大丈夫だ。お前も帰って来たんだし、怖いもんはねぇだろ。」
「そぅか?何かあったらすぐ言うんだぞ!」
「はいはい、分かりましたよ。
…そうだ、お前どうせ向こうでは大した飯食ってねぇだろ?、俺がとっておきの朝飯を作ってやるよ!」
これ以上話を進めると、オレオから仕事を止められそうな気がしたため無理やり蹴りをつけ2人で朝食を食べることにした。


32 : 名無しのごんべへ :2021/11/13(土) 11:15:11 ODhyXpSM0
「抱きついてるとご飯作れないんだけど...」
冷蔵庫を開けたところでオレオが俺に抱きついてきた。
「ミスリーを補充させてよ。
俺一ヶ月以上会えなくて寂しかったんだよー!」
「わかったけど俺もご飯くいてーし後でな。」
「3人分必要だもんね。
でも俺も手伝うよ。」
つわりで食えなかった反動なのか食欲が最近増している。
つわり時期に痩せた分は取り戻したら今度はアイーダに食べすぎも気をつけるように言われたけど...


33 : 名無しのごんべへ :2021/11/13(土) 19:29:10 EHOeqtVM0
「ミスリー、よく食べるな」
「あ?これぐらい普通だろ?」
「いやいや、ご飯3杯目だぞ、いくら3人分といっても食べ過ぎじゃ…」
「やっと食べれるようになったんだ、少しくらい良いだろ」
「まぁー、アイーダに怒られない程度にしとけよ」
「あぁ、」

2人で朝飯を食っている途中、ボスから一連の報告に来いと連絡がきたらしく
ブツブツと文句をいいながら部屋を出ていった。


34 : 名無しのごんべへ :2021/11/13(土) 20:51:46 1JmTDPMM0
さてと俺の方も動きがあったから行くとするか。
結局オレオが出てってからももう一杯食べて漸く満足した。
オレオは自分でしてったから俺の分だけ片付けて仕事に向かう。

「おらぁ!」
ドン
「ひぃいいい!!」
俺はいつものように取り立てにせいをだしてる。
抗争にはさすがにロロが呼んでくれないし援護射撃くらいしかできる気しねえな。
取り立てが2件入ってるだけだし終わったらオレオと飯でも食いに行くかなー
明日だっけかな?アイーダのとこ?
「うわあああぁぁぁ!!」
おっと。
俺はヤケを起こしたバカの攻撃を避ける。


35 : 名無しのごんべへ :2021/11/13(土) 22:37:38 EHOeqtVM0
「チッ、やっぱり前に比べて鈍ってんな…」
妊娠する前は避けた後に瞬殺で相手を絞めていたが、流石にそこまで機敏に動けない。

「ん?ごめんごめん、急に動いたからびっくりしたよな。
ふぅー、ちょっと休憩してから行くか…」
急に動いてびっくりしたのか、2人ともが激し動いている。
暫く腹をさすっていると、胎動も収まり張りもなくなった。


36 : 名無しのごんべへ :2021/11/13(土) 22:50:11 1JmTDPMM0
「さてと、終わったしいくかー。」
もう一回お腹を撫でるとお腹を支えつつ立ち上がった。
立ち上がるのも一苦労になったな。

俺はロロに任務完了のメールといつものとこに食べに行こうと思ってることを
オレオにメールを打った。

まだ時間もあるし明日の朝飯の材料でも買いに行くかー。
オレオもいつ帰ってくるかな?


37 : 名無しのごんべへ :2021/11/14(日) 00:19:03 SCm5dQls0
「ただいまーっても誰もいねぇから意味無いか。
ふぅー、やっぱり食材買いすぎたかな…」
オレオが帰ってきて、2人でご飯を食べるのを楽しみにしてたらつい買いすぎてしまった。

オレオとの約束の時間までまだあるし、ちょっと疲れたから少し横になることにした。

俺はいつの間にか眠っていたらしく、起きるとなんか苦しいと思ったらオレオが俺の腹を抱いて顔を埋める様にして寝ていた。
「オレオのやつ…このままじゃ俺も動けないじゃねぇか」
少しうれしい気持ちにもなりつつ、この状態でオレオが起きるのを待った。


38 : 名無しのごんべへ :2021/11/14(日) 00:30:01 OUZs5fMc0
時間を見るとそろそろ夕方だしお腹も減ってきたなーと思ったら俺の腹がなる前に胎児のが我慢できなかったみたいでモゾモゾ動いてる。
「ん...」
どうやら腹に埋めてるオレオの顔を蹴ったらしい。
さすが俺とオレオの子供だな...
足癖悪そうだ。

「ん...みすりーおきたの?」
まだ寝ぼけてるようだけどだいぶ覚醒してきたみたいだ。
「あぁ。俺も腹の子たちも腹が減ったったから疾く飯食いに行こうぜ!」
「うん...お腹すいたんですかーベイビー。」
漸く開放されて体を起こす。


39 : 名無しのごんべへ :2021/11/14(日) 11:01:08 SCm5dQls0
「よっこらしょ、ふぅー」
「お前、おっさんみたいだな」
「仕方ないだろ?腹ん中だけで4キロくらいあるんだ」
「へー4キロかー、
お前ら元気に産まれて来いよ〜、パパたち待ってるからな〜」
「お前、本当話しかけるの好きだな」
「だって1ヶ月半も会えなかったんだよ
話せるうちに話しとかないとな
ほら!返事してくれた!」
「お腹空いたって怒ってるだけだろ」
「えー
お腹空いたんですか〜、今から美味しいご飯を食べに行きますからね〜」
こんな感じで、オレオとたわいもない話をしながらいつもの場所へ行きご飯を食べた。


40 : 名無しのごんべへ :2021/11/14(日) 11:12:01 YSFs.Pk.0
「これとこれとこれと...」
「ミスリー頼み過ぎでは?」
「食いきれるって。」

オレオがひくくらい注文してるけどこれくらい食べ切れそうなんだよね。

「まー食べないときよりはいいっかな。
若干お肉ついてきたけど。」

オレオも苦笑いしつつ納得してるみたいだ。
「そういえば明日オレオって仕事だっけ?」
「当分はまた忙しいかな?
本来の仕事が止まってたからな。
ミスリーは?」
「俺はアイーダのとこいってから1件あるな。」


41 : 名無しのごんべへ :2021/11/14(日) 14:02:24 SCm5dQls0
ご飯を食べた後、真っ直ぐ俺の家に帰り久しぶりに2人で寝た。

「オレオ、朝だぞー!起きろー」
オレオが帰って来たらご馳走を作ろうと張り切っていたが、昨日は突然のことで準備が間に合わなかったため仕切り直しで今日豪華な朝ごはんを用意した。

「んぅー…ミシュリー?」
ミステリーは寝ぼけて俺に抱きついてきた。
これはこれで良いけど、早く食べないとミスリーが仕事に遅れてしまう。
「ほら、起きて!仕事遅れるぞー」
オレオを無理矢理起こしてご飯にした。


42 : 名無しのごんべへ :2021/11/14(日) 14:37:30 YSFs.Pk.0
「おはよ...ベイビー達もおはよー(ちゅっ)」
俺の腹にキスを落とすオレオ。
「早くしないと仕事の時間になるぞ!
俺の朝食食う時間なくなるぞ!」
「起きるよ!」
オレオもようやく覚醒したみたいだ。
「朝から豪華だね!」
「早く食おうぜ!」
いつも通り大盛りを持って食べ始める。


43 : 名無しのごんべへ :2021/11/16(火) 13:45:23 WtANlQHk0
「ミスリー、やっぱり食べ過ぎじゃないか?」
「あ?しょうがねぇだろ、腹減るんだから」
「そんな食べたらアイーダに怒られるぞ?」
「分かってる、分かってる。」
俺はオレオからの忠告を無視し、ご飯を食べ続けた。

「あっ、もうこんな時間か…
いいかミスリー、無理すんじゃねーぞ!」
「あぁ、分かってるよ。」
「本当分かってんのか?
まぁいい、行ってきまーす」
「行ってらっしゃい!」

ふぅー、俺もそろそろアイーダの所に行くか…


44 : 名無しのごんべへ :2021/11/16(火) 14:37:56 F6MUQ0jg0
流石に少し食べすぎた感はあるけどこれくらい余裕だ。
俺は散歩がてら30分くらいかけてアイーダの研究所に行く。
ガチャ
「おーい!きたぞー!!」
「あ!ミスリーちょっと待っててくれる?
あーいきんじゃだめだってー!」
声のする方行くとオレオと腹のデカい妊夫がいた。
「オレオに言われて色々ミスリーの出産介助の練習してたんだけどね、ほら見てこれ。」
出産してる妊夫足元を見ると小さい手が見えてる。
「すごいでしょ。
珍しいからこっち連れてきたんだよね。
エコーでみてみようって。」
アイーダがエコーで説明してくれてるがこの妊夫産ませなくていいのか?


45 : 名無しのごんべへ :2021/11/16(火) 19:03:15 WtANlQHk0
「う゛ぅぅぅぅーーい、いだーーい!あ゛ーーーーくそーー!!」
男は痛みに耐えきれず、陣痛が来ると息んでいた。
「だから息んじゃだめって言ってんだろ?
片手しか出てないんだからどんなに息んでも進まないぞ?」
アイーダは男に今の状態を説明しているみたいだが、男には全く耳に入っていないようだ。
「チッ、もっとミスリーに見せたかったが、これ以上は無理そうだな。
ちょっとこいつ抑えとくから、手と足をベッドに固定してくれ!」
「は?、こいつ固定すんのか?」
「あぁ、このままだと出産が進まないからな。
片手を中に戻して回旋させる。」
俺は少し心配になりつつ、アイーダが抑えている男を渡されたロープを使って手と足を固定した。

「今から手を入れるから、我慢しろよ。」
アイーダは赤ん坊の手を掴み、出てきた道へ押し戻した。
「ぐぅぅ〜うぁぁぁ」
男はうめき声をあげながら暴れようとするが、ロープで固定されてるため微動だに出来ない状態であった。
「もう少しだ。」
「ぐぁあ゛ぁああっーー!!」
胎児の手を奥へと押し込み、胎児を回旋させ、アイーダは手を引き抜いた。


46 : 名無しのごんべへ :2021/11/16(火) 20:14:48 F6MUQ0jg0
胎児で止まってた羊水がばしゃーと大量に出たみたいだ。

「よし、まー手が出ると頭に戻すの難しいから逆児にはなるけどこれで出てくるかな?
ミスリーの検診もあるしお腹押して出そうかな?」

俺に気を使ってくれるのはいいけど、大丈夫なのかな?

「てから出てくるのは初めての経験だしこれでミスリーのこが手から出てきても大丈夫だよー!」

嬉しくはないけどアイーダなりに気を使ってはくれてるのかな?


47 : 名無しのごんべへ :2021/11/17(水) 00:02:45 5w1lpuZk0
「うぅーーー、き、きたあぁぁ、うぅーーーんんぅ!いだあぁぁぁぁあい!」
アイーダは男の息むタイミングで腹の上腹部を力強く押している。
激痛に悲鳴をあげる男に対し、アイーダは容赦なく腹を押していた。
「おい、これ大丈夫なのか?」
この男の悲鳴に、心配に
「はぁ、はぁ、せんせ、腹が、潰れる、壊れ、るぅぅぅーーーー!」
一之瀬は押し潰される激痛に悲鳴声をあげ、体をくねらせ激痛から逃れようとしている。


48 : 名無しのごんべへ :2021/11/17(水) 00:03:49 5w1lpuZk0
>>47

すいません。
間違えて送信しました。
無視して下さい。


49 : 名無しのごんべへ :2021/11/17(水) 00:23:20 5w1lpuZk0
「うぅーーー、き、きたあぁぁ、うぅーーーんんぅ!いだあぁぁぁぁあい!」
アイーダは男の息むタイミングで腹の上腹部を力強く押している。
激痛に悲鳴をあげる男に対し、アイーダは容赦なく腹を押していた。
「おい、これ大丈夫なのか?」
男の悲鳴に、心配になりアイーダに聞いてみたところ
気絶してないから大丈夫だと、満面の笑みで言われ逆に怖くなった。


50 : 名無しのごんべへ :2021/11/17(水) 00:44:54 Z2WozJfw0
「ほら、ミスリー、赤ちゃんのお尻出てきたよー!」
近づいて見ると確かに肌色の物体が見え隠れしている。

「うぅ、うぷっ...」
ただ血と羊水?の匂いに吐き気がして口本を抑える。

「あ、気持ち悪くなっちゃった?
妊夫じゃなくても羊水の匂いだめっていう人いるしねー。
あ、そこのバケツに吐いちゃっていいよー!」

「うぅ、げぇぇ、おぇぇ....」

指さされた方のバケツを近づけて吐いた。
せっかく食べた朝ごはん全部はいた気がする...


51 : 名無しのごんべへ :2021/11/20(土) 15:43:09 /fLhdxco0
ジュルリぴよんっ
「ぐぅうう、ぎゃああぁ!」

アイーダが容赦なく男の腹をぐいぐい押していると足が抜けたようで胎児の両足がぴょんと出ている。

「あとは引っ張れば産まれるよー!」
アイーダは男の足元に移動する。
男はグイグイお腹を押されたせいかまるいはずのお腹が歪んでいる。


52 : 名無しのごんべへ :2021/11/20(土) 19:57:05 AOFhopVo0
「ーーーっ、んうっ、ぐぁああっ!!」

ズルリ…バシャアア……

アイーダが赤ん坊の足を引っ張ると、一気に飛び出してきた。
「…っ、ぜーーーっ、ぜーーーー…っ!」
男ははそのままベッドに崩れ落ち、全身汗まみれで激しく息を乱している。
「あとは胎盤だけだな。
もう少しで終わるかもう少し待ってて!」
アイーダは男に特に声を掛けることもなく、たんたんと最後の処置を行った。


53 : 名無しのごんべへ :2021/11/20(土) 23:41:17 /fLhdxco0
胎盤の処理中やっぱり匂いで吐きそうになって部屋から出た。
近くにあった長椅子に横になる。
「ミスリーおまたせ〜。
早速診察しようか?
大丈夫??」

「あぁ...」
俺はゆっくり身体を起こして立ち上がった。
「ミスリーまた少し太った?」
アイーダが俺をジロジロ見て言う。
「そんなことないと思うけど...」
食べ過ぎなのバレるかな?


54 : 名無しのごんべへ :2021/11/21(日) 00:19:17 XGW392FU0
「お前が嘘をついても、体重計は嘘をつかないな。
2週間前から2キロも増加してるんだけど、どういうことか説明してもらおうか?」
適切な増加量は1週間に500グラム程度と言われていたが、その倍の体重が増えていたらしい…
「だって…」
「だってじゃないだろ?
それに、血圧も135超えてるじゃないか。
このままだと、ミスリーの大好きな仕事は全面禁止にするしかなくなるな。」
「それは…困る…」
「だろ?だったら2週間後の体重は500グラム増加以内にしろ。
これが守れず、血圧も高かったらほんとに禁止にするからな」
「あぁ、分かったよ…」


55 : 名無しのごんべへ :2021/11/21(日) 00:53:20 v9r4N1GA0
「ほんとはオレオかロロの兄貴にも相談して協力してもらいたいんだが。」

「やめてくれ。どっちでも仕事止められる…。」

「だったらちゃんと意識して生活するんだな。
家に体重計ないなら買って毎日確認するのがいいぞー。」

「わかった。」

はぁーあ。
腹減るんだけど我慢か…

「子供たちの様子も見るからいつものように横になってー。」
俺は横になってお腹を出した。


56 : 名無しのごんべへ :2021/11/21(日) 23:25:04 XGW392FU0
「えっと、一人は頭が下だがもう一人は尻が下になってて逆子だな。
次に…胎児の大きさは2人とも1200gくらいありそうだな。正常範囲だけど、双子の割にはデカいって感じかな。」
アイーダはエコーを見ながら色々と子ども達の状態を教えてくれた。


57 : 名無しのごんべへ :2021/11/21(日) 23:50:58 v9r4N1GA0
「胎児は順調だしあとは体重管理だけだよ。」
子供たちは順調に育ってるみたいで良かった。

「双子は逆子治す体操とかできないから自然に治るのを待つしかないんだよねー。
まーミスリーとオレオの子だから捻くれた胎児たちでもおかしくないからな。」

「まー俺とオレオの子のせいか足癖悪くてよく蹴られるけどな。」
俺が腹を拭いてる間も子供達がモゴモゴ動いてる。


58 : 名無しのごんべへ :2021/11/22(月) 13:02:43 BccnEZ5k0
「確かに結構動いてるな。
こりゃーこれからもっと赤ん坊達の蹴る力強くなるから大変になりそうだな。」
「え!?、マジか…」
今でも結構動いてて夜とかたまに起こされるのに、これからもっと強くなるのかよ…
「あと、腹が張ることも増えるだろうから無理すんなよ。」
「はいはい、分かっですよ。」
俺はアイーダの話を聞きつつ、服を整え身体を起こした。


59 : 名無しのごんべへ :2021/11/22(月) 13:19:14 PTVspBuE0
「とりあえずまた2週間後に定期検診だけど何かあればすぐ連絡してね。
あと体重は500g以上増やしちゃだめだからね!」

アイーダはわかったか?と念を押して俺に言うため俺は頷いた。

「これからまた仕事でしょ?
現場まで送ってく?」
「そこまで遠くないから電車で行けるし大丈夫だ。
サンキュー!
よいしょっ。」
俺は荷物を持って立ち上がった。


60 : 名無しのごんべへ :2021/11/22(月) 14:17:46 BccnEZ5k0
はぁーあ、2週間で500g以上増やすなとか絶対無理だろ…
そんな事を思いながら、電車を乗り現場まで向かった。

「おらぁ!」
ドン
「ひぃいいい!!」
俺はいつものように取り立てにせいをだしてるが、空腹でイライラしていつもより荒くなていた。


61 : 名無しのごんべへ :2021/11/22(月) 14:34:04 PTVspBuE0
あー骨数本やったかな?と思いつつも男を痛めつけて漸く終わる。
「はー腹減ったなー...」
チビ達も腹が減ってるのかさっきからポコポコ蹴ってくるんだが、1人膀胱蹴るのやめてくれないかな...
この近くにトイレもないし早く帰って用を足したい。
俺は早足で帰ることにした。


62 : 名無しのごんべへ :2021/11/22(月) 18:50:32 BccnEZ5k0
「ふぅー、何とか間に合った」
俺は何とか家にたどり着き、用を足すことができた。

もうこんな時間か、お腹空いたし外に食べに行こうかな…
いや待てよ、外で食べたら絶対食べ過ぎるな…
仕方ない。野菜炒めでも作るか。
オレオは帰って来ないって言ってたし、1人前にしとかなきゃな。

そんな事を考えつつ、ポコポコと蹴ってくるチビ達を宥めながら飯を作った。


63 : 名無しのごんべへ :2021/11/22(月) 19:16:29 4m45NtwU0
「お前たち、元気に動いててもいいんだが、食事が遅くなるだけだぞ。」
ポコポコ動くのが気になるから料理が進まないし膀胱けるやつもいるからトイレ近くなるしで野菜炒め作るのに1時間かかった。
一人前だけだとやっぱお腹すくけど我慢だな。
オレオがつわりで俺が痩せたときに体重管理してたときの体重計をだした。


64 : 名無しのごんべへ :2021/11/23(火) 16:18:37 z1BF4M8c0
「やっべー、700g増えてるわ…
今日アイーダの所へ行くのに、これじゃ仕事止められるかな…」
あれから2週間が経ち、俺は以前に比べてだいぶ食べる量を抑えていたが、700g増えていた。
「ミスリーどうしたの?」
「ん?、何でもない。
そんな事より、早く食べねーと仕事遅れるぞ?」
「ぁあ、もうこんな時間だ!
ベイビー達、仕事行ってくるからな〜、あんまりアイーダパパのこと困らせるなよ〜」
赤ん坊達は、オレオの言葉に返事をするようにポコポコと動いた。

アイーダの事行くの午後からだし、昼を抜けばワンチャン…
それに、仕事の現場からアイーダの研究所まではギリ歩いて行ける距離だからそこを歩けばだいぶカロリー消費してくれるだろ。
俺は何とかあと200g減らす方法を考えながら、今日の仕事の現場に向かった。


65 : 名無しのごんべへ :2021/11/23(火) 17:15:51 neaPXmzA0
あー腹減ったー、イライラするな。
昼時だけどこれ以上増量できないから昼抜かないといけないと行けないと思うとイライラする。

荒々しく仕事を終えたがまだ約束の時間まで時間がある。
元々昼食ってから行く予定だったからな。

俺は現場から離れたところに公園を見つけてベンチに座る。
「まだ一時間くらいあるなー
ふぅー...
食事はもうちょっと我慢してくれ。終わったら何かくうから。」
文句なのかポコポコ蹴ってくる。


66 : 名無しのごんべへ :2021/11/23(火) 18:56:01 z1BF4M8c0
「後で飯食うからもう少し我慢してくれよ。」
チビ達も腹が減ってイライラしてるのか、いつもより強く蹴ってくる。
「ふぅー、まだちょっと早いけどアイーダの所へ行くか…」
チビ達がこの動きようであるため、どうせ休憩を挟まないとアイーダの所までたどり着かないだろうと思い公園を出ることにした。


67 : 名無しのごんべへ :2021/11/23(火) 19:33:40 neaPXmzA0
「ふぅ...ほんとに。
8ヶ月でこれならもっと成長したらヤバいな。」
少し歩くとポコポコ動くからほんとに今日は特に困るな。
「膀胱蹴るなよ。
あーアイーダんとこでトイレ行こ。」
これどうにかならんかなー。


68 : 名無しのごんべへ :2021/11/23(火) 21:28:05 z1BF4M8c0
コンコン
「アイーダ、俺だ。
ちょっと来るの早くなったけど、開けてくれ!」
何とかアイーダの所へ着き、これで用を足すことができると思ったが中から返事が帰って来ない。

マジかよ、アイーダまだ来てないのか?
ドンドンドン
「アイーダー、ミスリーだ。
いるなら早く開けてくれ!」
ドンドンドン
「おーい、アイー…
ガチャ
「ふあぁ〜...ミスリーもう来たのか…
昨晩3人も産気ついて介助したから寝不足なんだよ…」
アイーダは、いかにも寝起きですという雰囲気でノロノロと鍵を開けた。
「んな事どうでもいいからトイレどこだ!」
俺はとにかくこの尿意を我慢するのに必死であった。
「ん?トイレ?そこだよ。」
俺は指された場所へできる限りの早足で向かった。


69 : 名無しのごんべへ :2021/11/23(火) 22:02:25 /sAYjCWE0
「あ、こら...あぁ......」
トイレのドアを開けようとドアノブを掴んだときだった。
チビ達がまた膀胱を刺激したせいで耐えられなかった...
股間あたりが生温かくなったかと思うと一気に冷たくなるわ下に水溜りができてしまった。
「あぁ、ミスリー間に合わんかった?」
アイーダに見られるし最悪だ...
「まー妊夫だし仕方ないよ。
下着と替えのパンツは貸してあげるから。
そこは片付けとくしとりあえず診察する?」
俺は恥ずかしさから頷くだけで診察室に入った。


70 : 名無しのごんべへ :2021/11/27(土) 23:33:45 qBs59yaw0
「わー、赤ん坊達って普段からこれくらい 動いてるのか?」
俺は検診台横になり、服をめくるとくっきりと赤ん坊の足の形が現れた。
「あぁ、そうだな、
これより弱い事もあるけどだいたいこれくらいかな…」
「こりゃー、失禁もするわ…」
「…。」
俺は恥ずかしく、何も言い返す言葉が出てなかった。
「まぁ、妊娠後期にはよくある事だから気にすんなって!
そんな事より、赤ん坊たちの動きを直接見たいからエコーしていくぞ。」
アイーダは、俺の事を慰めようとしてるのかいつもより優しい対応をしてくれた。


71 : 名無しのごんべへ :2021/11/28(日) 00:34:51 wnXFo0nM0
「体位は変わらずで一人は頭が下で一人はお尻がした。
さっき蹴ってた子が足が下の子だよ。
まだバタバタしてるよ。元気だねー。
大きさは1300gかな。順調に育ってるよ。」
ほんとに元気すぎるけどさすが俺とオレオの子だよなー。
「血圧はまた135だねー。
でも体重は500gジャストだからよく頑張ったねー。」
助かったー!
昼抜いたかいあったな。
「そういえばオレオ最近家にいるんでしょ?
セックスやってるの?」
ん??
「セックスー。
お腹が張ってなければやっても大丈夫だよー!
前にオレオに聞かれたの忘れたけど回答忘れてたからいっといてねー。」
そういえば妊娠してからバタバタしてやってないなー


72 : 名無しのごんべへ :2021/11/28(日) 14:28:52 .YNB6vic0
「これで今日は終わり?」
「あぁ。(どこかで昼食って帰るかなー)」
「また2週間後だけど1週間で500gはキープしてね!」
「わかってるよ!(はー今日はとりあえず一杯食おう)」
俺は研究所をでて遅めの昼食を取りに出かけた。

数日後
「ミスリーぜーたい、前に出てきたらだめだからね!」
「あぁ。もう耳にタコができる...」
「よぉ!ミスリー、だいぶ腹デカくなってきたな。」
「ロロまで来てくれて助かった。
そうだろ?もうすぐ9ヶ月だからあと1ヶ月半ちょっとだよ。」
「俺が行きたかったのもあるがボスも行ってこいって言ってきたしな。
お、元気がいいな。さすがお前らの子だけあって血の気多いな。」
俺の腹に手を当ててたら赤ん坊がボコって蹴って反応してる。
オレオとロロが来た理由は俺のシマで俺が抗争に参加しない病気説が流れて敵対勢力が手を伸ばしてきたのだ。
それで俺が一人で暴れて喝を入れる気になったらボス、オレオ、ロロに止められたのだ。


73 : 名無しのごんべへ :2021/12/05(日) 23:34:12 BATHlkcE0
始まってすぐ決着がつくのでは?というくらいにロロとオレオガ片付けていく。
あー俺も混じりたい。
「ほんと、ミスリー愛されてるねー。」
「アイーダも来たのか?」
「オレオとロロの兄貴にミスリーが無茶しないか監視となにかあったと時に診れるようにだって。」
二人とも心配性だな。


74 : 名無しのごんべへ :2021/12/12(日) 08:44:25 iwVlNupY0
結局、俺はただ突っ立ているだけでロロとオレオが片付けてくれた。
「あぁー、俺も暴れたかったな…」
「何言ってんだ?何かあったらどうすんだ。本当だったら俺とオレオだけで行きたかったんだがな。」
「うぃす。来てくださってありがとうございました。」
独り言のつもりで呟いたが、ロロに聞こえていたらしい。


75 : 名無しのごんべへ :2021/12/12(日) 10:58:30 rB5rqSqc0
「今回はお前が大人しいからって攻めてきた連中だからお前が
姿を表さないと別のやつが来るかもしれないから仕方ないが。
今後はオレオにもう少し強化してもらうよ。」
ロロは俺の頭を撫でながらにこって笑った。
「さてとあらかた片付いたし飯でも行くか?
こいつらもお腹へっただろ?
ほんとよく動くガキたちだな。
アイーダもいくか?」
ロロがお腹を触るといつもより動くな。
痛いけど、ロロが好きな証拠かな?
「行きます!後片付け頑張ってねーオレオ!」
オレオと一緒に後始末してたアイーダが嬉しそうに近づいてきた。
オレオはまだ敵の後始末があるから後で合流になった。
敵を後始末しても数日は残党から仕返しが来る可能性があるから気をつけないと。


76 : 名無しのごんべへ :2021/12/19(日) 11:00:07 Zt1nSExY0
「俺のオレオに何向けてるのかな?」
案の定、俺の仕事に向かう途中残党たちがやってくるがオレオが全て
対応してくれてる。
流石にたまに集団で襲ってくる敵もまだいるが。
「っ、ミスリー、危ない!」
俺は敵を避けて仕留める。
派手に暴れれないし、避けるのも腹計算して動くのは大変だ。


77 : 名無しのごんべへ :2022/01/12(水) 13:22:25 07Xswz2g0
あれから数週間が経過し、とうとう臨月を迎えた。

「クソッ、何でこんな時に限って海外の仕事が回ってくるんだよ」
「しょうがないだろ?、お前もこの組織の幹部なんだから。」
「ミスリーが産気づいたらどうすんだよ…、海外に行ったらすぐに帰って来れないじゃないか」
「アイーダからもまだ出産の兆候はないって言われただろ?」
「でも…」
「さっさ行かねぇとロロに怒られるぞ」

オレオは俺の事を心配してくれてるようだが、今は仕事の方が大切だ。
オレオを無理矢理家から追い出し、現地に向かうように促した。


78 : 名無しのごんべへ :2022/01/12(水) 13:53:59 ITM/6EF20
俺はというとまだ生まれそうにないってアイーダから聞いてるから仕事を続けてる。
ミスリーだけでなく、ロロも流石にそろそろやめろと言ってきてるけど仕事してるときが一番ストレスがたまらないんだよな。
アイーダにまだだって言われてるからまだなんだろうし。
早く産んでさっさともっと暴れたいなー。

今日はミスリーの担当場所に取り立てに行く。
本来他の島へは手を出さないがこっちの乱闘とか色々片付けてくれてるから代わりに取り立てだけは俺が行っている。
「ちゃっちゃと済ますか!」
俺は電車に乗って取り立て場所へ向かった。


79 : 名無しのごんべへ :2022/01/15(土) 00:42:12 AOnZ/aM.0
「おらぁ!」
ドン
「ひぃいいい!!」
やっぱ仕事はいいわー。でも後2件で終わりか…

オレオとロロのと約束で、今日が出産前最後の仕事となっている。

「うわあああぁぁぁ!!」
おっと。「チッ、危ねーだろうが」
俺はヤケを起こした相手の攻撃を避けた。

ズキッ
「っ、ん?ごめんごめん、急に動いたからびっくりしか?」
急に動いてびっくりしたのか、いつもと違う痛みを伴った張りを感じた。


80 : 名無しのごんべへ :2022/01/15(土) 01:42:34 ja7O0ebo0
ただ1分くらいで張りもおさまったしただびっくりしただけだろうと思って
相手をうごけなくして次の仕事に向かった。
次の仕事先は目と鼻の先だから歩いていく。

「ん!?つぅ!?お前らまだびっくりしてるのか?」

時たま腹が締め付けられるような痛みはするがまだ子供たちが
びっくりしたことで張ってるんだと思い、気にしてなかった。
今日は仕事が終わったらロロと食事だし美味いもんご馳走して貰わねえと行けないからな。
オレオ
がいない時に何かあったらってことで心配性なロロは最後の仕事のあと迎えにくるらしい。
過保護な兄を持つと大変だなー


81 : 名無しのごんべへ :2022/01/16(日) 20:25:49 GGPujidA0
「あー、終わった!ロロ待ち合わせ場所で待ってるかな?!」
今日はいつもより時間がかかってしまったが、まぁ許容範囲だろ。
俺は急いでロロとの待ち合わせ場所へ向かう。
「うぅ...どうしたんだ?」
まただ...。
あれから継続的にお腹が締め付けられる痛みがする。
予定日はまだ先だし、先週診てもらった時はまだ産まれそうにないってアイーダ言ってたし、陣痛じゃないよねこれ。
「ふー、大丈夫大丈夫。」
気合いを入れ直し、ロロを待たせないように歩き出す。
「ん??」
なんか違和感が……、気のせいか?
「おー!お疲れさん! ちょっと遅かったな。」
「おー、悪い悪い。ちょっと手間取っちまってな。」
「そうか、じゃあ行くぞ。」
ロロが予約してくれたいたレストランへ向かい、料理を待つ。
今日は俺の出産前祝いのつもりなのかいつもより高そうな店を選んだみたいで、コースで頼むとのことだった。
「ミスリー、今日はあんまり食べすぎるなよ? また太るとアイーダに怒られるぞ?」
「わかってるよ!アイーダ最近俺に辛辣だからなー。」
「ミスリーが暴れすぎなだけだろ? ボスもオレオも心配してるんだからよ。」
「うぃす。」
「お、来た来た。」
ロロが注文していた料理が運ばれてきた。
俺の好物ばかりだ! うまそうだ! 俺はロロと談笑しながら食事を楽しんでいた。
いつのまにか痛みもこなくなっていたと油断していた。
あ、まずいかも……。
そんな事を思ってたら、いきなり今までより強い張りと腰の痛みに襲われた。
「うっぐっ……」
「ミスリー?おい?大丈夫か?」
ロロが俺の異変に気づいて声をかけてくれるが、返事ができないほどに腹が痛む。
「は、腹が……」
「ミスリー、腹が痛いのか? アイーダのとこ連れて行くからちょっと待ってろ。」
ロロが会計を済ませてるうちに痛みの波が消えた。
定期的に来る痛みってことはやっぱりこれが陣痛なのか?
だとしたら早い気がするが……。
まーもう臨月だし先週時点で腹の子は充分すぎる大きさに成長したっていうし窮屈にでもなったかな。
「ミスリー!今車まで歩けそうか?!」
ロロは俺を支えつつアイーダに電話をして状況を伝えている。
「あぁ、アイーダ?ミスリーの陣痛始まったかもしんねぇ。今から研究所に連れてくから、あとは頼んだ。」
ロロが電話で話している間にも俺は自分の腹をさすってる。


82 : 名無しのごんべへ :2022/01/17(月) 06:21:44 fTDw1zN.0
ロロが助手席のドアを開けた時だった。
「おらあ!死ねやミスリー!」
何者かか突然発砲してきて、俺はロロに助手席に放り込まれた。
「いてっ!…あれはオレオが潰した組織の残党じゃねーか?」
復讐をする為に、オレオのパートナーである俺と腹の子を殺しに来たのか。
「ミスリー!しっかり掴まってろ!」
ロロが車を急発進させたが、激しく揺さぶられて腹に響いた。
後ろからは発砲しながら敵の車が追いかけてきていた。
俺も撃ち返すが、腹と腰の痛みが気になって狙いが定まらない。
「…くそっ、しつこいな!」
ロロが素晴らしいドライビングテクニックで街中を走る抜けるが、なかなか振り切れない。
「ふーふーっ、腹いてぇ…っ」
カーチェイスを繰りひりげているうちに、アイーダの研究所からも俺たちのアジトからも、どんどん離れて行ってしまっていた。


83 : 名無しのごんべへ :2022/01/17(月) 10:00:12 141qCbFY0
「ミスリー大丈夫か?」
「ふぅーふぅー、多分まだ大丈夫...腹は張ってるけど」
陣痛自体はそこまでまだ強くないが、お腹がカチカチに張っていて辛い。
「もうすぐ応援が来るからもう少し待ってろよ!」
ロロはなんとか追手を振り払おうとしてくれるが相手もそれについて来れてる。
ロロのドライビングテクについて来れるってすごいな。
「あー!もう!!お腹邪魔!こんな時に陣痛来るなよ!っつてぇ!?」
ぱんぱん銃を打つが腹のハリで集中できない。
思うように体が動かずイライラが募っていく。


84 : 名無しのごんべへ :2022/01/18(火) 00:29:16 lW/tNP4o0
「ミスリー、これ以上無理すんな
もう引っ込んでろ」
「あ゙?何言ってんだ?勝負はこれからだろ?」
ロロに言われか言葉に引っかかり、強く当たってしまった。
「これ以上打っても仕方がねぇ、もうひとつギア上げるかしっかり掴まってろ」
「は?でも…」
「それに、これ以上お前の腹がどうにかなっても対応しきれねぇ
とっとと巻いてアイーダの所にいくぞ」
そう言うと、ロロは有無を言わさず急ハンドルを切り更にスピードを上げながら車を走らせた。


85 : 名無しのごんべへ :2022/01/18(火) 02:10:07 31RXKOUc0
結局飲食店からアイーダの研究所まで10分もないはずが3時間もかかってしまった。
「あ、無事だった?」
研究所の前でアイーダがのほほんと待っていた。
もちろん途中で襲われたことは連絡済みのため遅くなるのも知っていた。
ロロとアイーダに支えてもらって診察室に行く。
「陣痛みたいだけど張り弱いねー。子宮口もがっちりしまってるね。」
本陣痛はきているがまだ微弱らしい。
たしかにまだロロやアイーダと喋れるくらい余裕だ。


86 : 名無しのごんべへ :2022/01/19(水) 17:16:20 bqeI1Rd.0
「ふぅーふぅー、んっ、はぁ、はぁ、はぁ…」
「うーん、なかなか進まないね…」
アイーダの研究所に到着してから3時間程が経過したが、少し陣痛が強くなったくらいで特に大きな変化はなかった。

コクッコクッ
「あぁ、もうこんな時間か。
ミスリー、出産は体力勝負だから寝れるうちに寝ときな。」
時刻は深夜2時を回っており、いつの間にかうたた寝をしていた。
「いや…でも…」
「大丈夫、俺もロロも起きて起きとくから。お前はお産のことだけを考えてろ。」
「…じゃあ、そうさせてもらうよ…」
出産間近となり流石に自分の状況を理解したのか、珍しくアイーダの言うことを素直に聞き入れた。


87 : 名無しのごんべへ :2022/01/19(水) 18:20:29 gcBMvrPI0
そういえば、オレオに連絡したっけか...
まだまだ産まれないなら明日かければいいやと思い、眠気に負けて眠りについた。
「ぅう...うぅ...」
ただ15分に1回腹が張ってウトウトすると陣痛が来る感覚で結局まとまった睡眠はとれずに朝になったその間も交代でアイーダとロロが俺の腰を擦ってくれていた。
「ふぅーふぅー...うぅーいだぁああ!!
げほっおえぇ...」
昼頃になるとだいぶ陣痛がキツくなってきた。
陣痛が来る度に嘔吐するようになっていた。
ただ未だに子宮口は2cmらしい。


88 : 名無しのごんべへ :2022/01/20(木) 09:39:48 bnSpsO0s0
「んっ!…はぁ、はぁ。う゛ーっ!
うぅっぷ…げほっ…げほっ…ぅえ゙っ…」
陣痛が来る度に嘔吐しているため、ミスリーの胃は完全に空になってしまい胃液しか出てくるものがなくなっていた。
「何にも無い状態での嘔吐はキツいだろ。ドリンクだけでも飲め。」
そう言って、アイーダはミスリーにストローをさしたスポーツドリンクを渡した。
「ふぅーふぅー、サンキュ…」
ミスリーは陣痛の合間に飲み物を飲み、次の陣痛で嘔吐するということをしばらく繰り返した。


89 : 名無しのごんべへ :2022/01/20(木) 10:16:02 GEYo82.g0
「うぅ...おぇぇ...」
何時間もこの状況が続くと流石に弱気になってくる...
陣痛に加えて嘔吐するせいで余計に体力は削られるし。
半日以上かかって子宮口はさっきやっと1cm増えて3cmって。
出産ってこんなものなのか....

「アイーダ、ミスリー大丈夫なのか?」

陣痛が来そうなタイミングでロロがバケツを口元に持ってきてくれて反対の手で背中を擦ってくれて心配そうにミスリーに聞く。
ロロもアイーダと交代しつつミスリーのサポートをしてくれてるけど今日の仕事よかったのかな?


90 : 名無しのごんべへ :2022/01/20(木) 11:13:31 bnSpsO0s0
「初産だから時間がかかるのは仕方ないが、この嘔吐と子宮口の固さがね。
どちらかが打開出来れば少しは楽になると思うんだ…」
「…っ、はぁー、はぁー、はぁー、なんでもいいから…何とかしてくれ…」
この痛みのせいで、他の人のことなど考える余裕も無くなっていた。
「ちょっとキツイかもしれないけど、歩いてみるか?」
俺はアイーダからの提案に頷いた。

ロロとアイーダに支えてもらいながらなんとか立ち上がり、腹を擦りながらゆっくり歩いてみた。


91 : 名無しのごんべへ :2022/01/20(木) 11:47:16 s0I.TYKQ0
「ふぅー…うぅ…いっ!?」
硬い硬いアイーダに散々言われた股関節が開いてきたのか
足がガクガクして1人で歩けないからロロに支えてもらって生まれたての馬みたいに歩く。

「ゔぅ…ぎたぁあぁぁぁぁ!?」

陣痛がくると足がガクッとなってしゃがみそうになるけど一回しゃがみ込むと立つのが余計に
大変だからロロとアイーダに支えてもらってしゃがまないようにして陣痛をやり過ごす。
「そういえばミスリー、オレオに連絡してなかっただろ?
俺のスマホに数百件連絡が来てたから連絡入れといたぞ。」
「あ、俺のところにも来てるわ。」
アイーダに言われてロロもスマホを見ている。
俺のスマホそういえば充電切れそうだったな….
「慌てて1番早い便に無理矢理乗るって。明け方には着くんじゃない?」
アイーダは俺にスマホを見せてくれた。
悪いがもうこの苦しさから脱出したいからオレオが来る前に産んじゃいたい….
「ゔぁ…ふぅーうぅぅ…」
また陣痛が来たからアイーダにスマホを返し陣痛に耐える。


92 : 名無しのごんべへ :2022/01/20(木) 16:14:44 bnSpsO0s0
「う゛ぅぅ……あ゛ぁぁ!!」
しばらくの間、ロロやアイーダに支えてもらいながら歩いていたが、段々と陣痛の間隔が短くなっていき立っていられなくなった。
「大分歩いたし、そろそろ内診してみるか」
ベッドへ横たわり、アイーダに内診してもらったところ5cmに広がっていた。
「ゔぅーー、まだ5cmかよ…」
俺的にはもう7、8cmくらい開いた感覚であったが、実際は半分しか開いていなかった。
「陣痛始まって、24時間以上経っているのにまだ半分とはな…」
今まで診てきた中でも特に進みが遅いらしく、アイーダも頭を抱えていた。


93 : 名無しのごんべへ :2022/01/20(木) 17:32:44 s0I.TYKQ0
「子宮口が硬いんだよねー。
ミスリーの性格みたいに頑固なんだから。
まー硬いから双子でも予定日近くまであそこまで暴れてても問題なかったんだろうけどね。
痛いけどしょうがないから子宮口マッサージしてみて様子をみよう。」

「ふぅ….うぅ….ふぅーふぅー….」
ミスリーがなんか色々準備し始め、俺は仰向けに寝かされる。
双子がいるお腹で仰向けは8ヶ月くらいからキツいんだけどな。
必然的に呼吸が浅くなる。

「ロロ、ミスリーの足閉じないように後ろから押さえててくれる?
暴れるだろうからしっかり押さえててね。」
「わかった。」
ロロは俺のベットに登り背後から足をがっちり抑えた。


94 : 名無しのごんべへ :2022/01/21(金) 17:00:28 ZgS9hQ860
「よし、それじゃ次の陣痛に合わせて、子宮口を広げていく。かなり痛むと思うけど、頑張れよ。」
「…あぁ。
んっ!ゔぅ…ぎたぁあぁぁぁぁ!、あぐぅううう…っ、痛い…っ、あぁあああ〜〜、いたいぃいい゛ーーっ、い゛ーーっ!!」
やはり無理矢理子宮口を広げていくのかかなりの激痛で、無意識的に暴れようとするがロロに抑えられているため1ミリも動くことが出来なかった。

「はぁーはぁーはぁー」
陣痛の波が止みアイーダが手を抜いたが、仰向けだということもあり思うように呼吸ができなかった。


95 : 名無しのごんべへ :2022/01/21(金) 18:29:33 MJlvqOe60
「もうちょっとマッサージするから酸素マスクしとこうか?」
アイーダが俺の呼吸を心配して酸素マスクをつけてくれた。
「はぁ....はぁはぁ....」
呼吸は浅いけどさっきより少し楽になった。
「ミスリー大丈夫か?」
ロロは額や首筋の汗をタオルで拭いてくれつつ心配そうに聞いてくれるのを見ると狂狼と言われるろろも子犬みたいに見えてくる。
「さてとまたそろそろ陣痛が来るから覚悟してね。症例だとあまりいなかったけどやっぱ中途半端に筋肉質の妊夫って子宮口硬いの多いんだよねー。」
「はぁ...はぁ....うぅ!ぎたぁあああ!?
ゔゔぅぅぅ〜ぎゃぁああ!?ろろ、ば、なじてぇぇぇ、ぎゃぁあああ!?あゔぁあぁ、うぅ!」
陣痛が来たと思ったらまたアイーダが俺の中に手を入れて子宮口グリグリ押してく感覚に逃げたいのに動けず離してくれと無意識に出る涙を流しながら懇願する。
何度か続くと暴れすぎて陣痛とともに体力が更に削られるから俺のほうが暴れる元気がなくなってきた。


96 : 名無しのごんべへ :2022/01/23(日) 00:29:15 mHp62GtY0
「んぅ!!、あ゛ぁぁぁぁあ!!!」
しばらく子宮口マッサージをしていると、子宮口が広がるにつれて陣痛の間隔もなくなっていった。
「今で、8cmくらいだね。だいぶ開いてきたよ。」
俺は まだ8cmかよ と言いたかったが、声を出す気力すら残っていなかった。


97 : 名無しのごんべへ :2022/01/23(日) 01:27:09 Vlk8A5Lk0
「ちょっと休もうか。呼吸を整えよう。」
「ふぅーふぅー....うぅぅ....は、はぁ、はぁ.....」
横向きにしてくれたおかげで少し呼吸は楽になった。
一先ずこれで様子を見てくれるみたいだ。
ドクドクドク
「こっちが先に出てきそうな子の心音だよ。しっかりしてるね。」
アイーダが陣痛の合間に赤ん坊の場所と心拍の確認をしてくれる。
もう陣痛が始まって2日経つくらいらしい。
陣痛が長引いてるから心配だったけど問題ないらしい。
そういえばオレオどうしたんだろう....


98 : 名無しのごんべへ :2022/01/25(火) 15:18:13 tGbCKZqM0
「ふぅ…ふぅ…あぁ、きたあぁぁぁぁ!!ゔぅーーーー!」
しばらくの間楽な姿勢で陣痛に耐えていたが、その間全く子宮口が開くことがなかったためもう一度子宮口マッサージをすることになった。
「あと2cmだからすぐに開くと思うよ。
もう少しで我が子に会えるからな、楽しみにしとけよ〜」
そんなことを言いたがらアイーダはまた色々と準備を始めた。

「次の陣痛が止んだら仰向けになるからな。」
「ふぅー、ふぅー、わかった…」
心の中で、陣痛来るなと思ってもそれは叶わぬことであり数分後また陣痛が来た。
「んぅーー、あ゛ぁぁぁぁあーー!…はぁ....はぁはぁ....」

「よーし、今のうちに体制変わるぞ。
ゆっくり動けるか?」
「ふぅ…ふぅ…あっ、う゛っ!」
今までと少し違うタイプの痛みが来たと思ったら、ついに破水したのだった。


99 : 名無しのごんべへ :2022/01/25(火) 15:50:34 yVIsn4960
「破水したな。ここまで来たら破水したほうが出産進むからほんとにもうすぐだよ。」
「はぅ、ぅう....うぐくぅ!?」
「まだいきんじゃダメだよ。リラックスして。」
破水したことで赤ん坊の頭が漸く出口に向かってくれたみたいで、痛みとは別に踏ん張りたくて仕方がない。
「ぅうぐぅうう!「あぁ!もう、イキんじゃだめだよ。」
あぅ!?ぁあ....いぎみだぃいい!」
俺が息もうとするからアイーダが俺の足首を掴んで腰を浮かせたせいでいきみたいのに上手く力が入れられずいきみたくて暴れる。


100 : 名無しのごんべへ :2022/01/30(日) 11:50:06 RjtxYgik0
「ほら、赤ちゃんも頑張ってるからミスリーも頑張ろう。」
「あぅ、うぅうう、はぁはぁはぁ、あ ぁぁぁあ!!」
アイーダに言われてなんとか深呼吸をする。
そしてまた陣痛の波が来た。
それから数十分、陣痛の波が来る度にアイーダが子宮口マッサージをして、少しでも早く子宮口が全開になるようにしてくれてる。
「はぁーはぁー、あぁぁあぁあ!!い た い あ ぁぁあぁ!!」
「ミスリー力を抜いて。もうちょっとしたら思いっきりいきんでいいから。」
「あぁぁあぁぁ、はぁはぁはぁ、うぅぅうう、あ ぁぁああ!!」
「そうだ、上手いぞ。」
アイーダに褒められるが、陣痛の間隔が短すぎる。
本当に産まれてくるのかまた不安になったところだった。
バンという音と共に分娩室の扉が開いた。
「はぁ、はぁ、ごめん、ミスリー!遅くなった!」
「はぁはぁ....ぉれ、お!?....うぅううう!?...いやぁああああ!?」
漸くオレオがきてくれた。ただ全身泥と血まみれだ。
俺はオレオが怪我したと思い、陣痛も忘れてパニックになる。
「ミスリー!?これは返り血だし俺怪我してないから!」
オレオが近づこうとするとアイーダが止める。
「赤ちゃんもだけど出産前後のミスリーも免疫弱ってるからそんな汚い血と泥で細菌に汚染されたら困るからシャワーで綺麗にしてきて!
服も僕の適当に使っていいし、あ、消毒もしてきてね。」
「わかった。ミスリーのこと頼む。」
「任せて。ミスリー、オレオがきてよかったね。」
「あ、あぁ……ゔあぁああ!?」
オレオが行った先を呆然と見たがすぐに陣痛がくる。
「さてとミスリー、漸く全開だね。この辺りを見てんーって長く息むんだよ。
ロロ、ミスリーのいきむタイミングで背中起こしてあげて。」
「わかった。」
ロロが俺の体を持ち上げるようにして、いきみやすいようにしてくれた。
ちょうどオレオもシャワーから戻ってきた。
「オレオ、ミスリーの手を握ってやってやって!」
「わ、わかった!」
あぁ、漸くもう少し、もう少し…… オレオは俺の手を握りながら、もう片方の手で俺の頭を撫でてくれていた。


101 : 名無しのごんべへ :2022/01/31(月) 16:57:02 2Fnpiw7I0

「はぁはぁ...んんー!」
「まだ赤ん坊の位置高い見たいだ。降りてくるまで暫くかかりそうだな。」
漸くオレオも帰ってき、全開にもなったためすぐに産まれるだろうと思っていたが考えが甘かった。

その後も陣痛のたびにいきんでいるが、なかなか降りてくる気配がない。
「このようだと重力を借りた方が良さそうだな。
ミスリー、ちょと膝立ちになってみようか。」
「うぅーーーんんぅ!」
絶対無理と心の中で思ったが、あまりの間隔の無さに返事を返すこともできなかった。


102 : 名無しのごんべへ :2022/01/31(月) 18:08:21 mv.AJvcY0
「分娩台じゃ不安定で狭いし床に降りようか。」
アイーダは手際良くどこからかベットマットを敷いて防水シートをそこに敷き詰めていく。
「ロロ、オレオ、ゆっくりミスリーを分娩台から降ろせる?」
アイーダの指示のもと、ロロとオレオはゆっくりと慎重に俺を下ろして、ベッドの上に寝かせてくれた。
「次の陣痛が治ったタイミングでまず横向きになろう。」
「うぅ....ゔぁぁぁ!?」
すぐに陣痛が来てそれどころじゃないし、一気に身体起こすのも1人で起き上がるのも無理だから陣痛の合間に少しづつオレオとロロに支えてもらい、何度かの陣痛に耐えて漸く膝たちになったが自分自身だけじゃ立っていられずオレオに抱きつく形で体勢を保っている。
アイーダは俺のお腹にエコーをあてて胎児の心音と位置を確認をしている。


103 : 名無しのごんべへ :2022/02/17(木) 09:12:25 aBQLlG.w0
「ベビー達の心音もまだまだハッキリしてるね
でも、破水したら出来るだけ早く出てきて欲しいんだけどな…
いや〜でも…」
アイーダは何かブツブツ言っているが、膝立ちになっているのが精一杯で何を言っていたのか聞こえなかった。

「はぁぁっ…ふっうぅぅーっ…んっ、い痛っ…腰が…」
膝立ちになってたら1時間弱経った頃、重力のおかげかだいぶ赤ん坊が下にさがってきた。しかし、頭が骨盤をこじ開ける形になり、ひどく腰が砕けそうなほどの痛みが襲ってきた。
「女に比べて男は骨盤が狭いから、余計に痛むんだよ。
本当にあと少しだから、あと一息だ!」


104 : 名無しのごんべへ :2022/02/17(木) 11:37:12 NmKaWKbY0
「はぁはぁ……はぁ……あぁぁあーーーー!はぁ……はぁ……ふぅー、ふぅー……うぅうう!」
「ミスリー酸素マスクつけようか。」
アイーダが俺の浅い呼吸を見て酸素マスクをつけてくれた。
「んーーー!!うぅぅぅーーーー!!あ ぁぁぁあ ぁぁぁあ!!」
陣痛が来てからもう何度目かもわからない陣痛の波が来た。
ただ、漸く赤ん坊が出る気になってくれたおかげか、今までの陣痛の比ではないくらい痛くて、腰も砕けそうに痛いしで息むより痛みに耐える方が多くなってしまう。
抱きついているオレオの背中に爪を立てて息んでいるがオレオは気にせず背中を摩ってくれている。
「んーーーーー!!ふぅーーーーーーー!あ ぁぁあ あ ぁあーーーーーー!!」

「ミスリー、指先で赤ちゃんの頭触れるくらいまで降りてきたよ!もう少しで見えてくると思う。もうちょっと足開けそう?」
アイーダが俺の様子を見つつ足を少し開かされた。
「はぁーはぁー……んんーー!ふぅぅーーー!!」
痛みで意識が飛びそうになる中、必死で陣痛の時にいきむ。
そしてアイーダの言葉通り、陣痛の波に合わせて少しずつ降りてきてるのが痛みでわかる。
腰も骨盤も割れるんじゃないかってくらいに痛い。
「あぁぁあぁあ!んんぅぅぅうう!はぁあぁぁあ!」
「ミスリー、ベイビーの頭見えるようになってきたよ!もうちょっと!」
「あ ぁあぁぁあ!い だぃぃいぃい!い ぎぃぃいぃい!」
アイーダが声をかけてくれるが、痛みにもがくしかない。


105 : 名無しのごんべへ :2022/02/17(木) 13:21:13 aBQLlG.w0
赤ん坊の頭が露出し、漸く1人目が産まれると希望の光が刺したのもつかの間、今度は肩が引っかかってしまった。
「んぐぅーーーーあ゛ぁぁぁぁあ!」
僅かに残っている体力を絞り出すようにいきむが赤ん坊はびくともしなかった。
「ミスリー、この状態が長く続くとお前もベイビーも危ないから少し強引だけど引っ張り出すぞ。
かなり痛いと思うが、意識だけは絶対に飛ばすなよ。」
そう言うと、アイーダは手袋を付け替え俺の背後についた。


106 : 名無しのごんべへ :2022/02/17(木) 15:38:02 NmKaWKbY0
「ミスリー、いくよ。」
「はぁはぁ……あ ぁぁあ あ ぁあ あ ぁあ!!」
アイーダが思いっきり引っ張るが、それでも全く動く気配がなかった。
俺は痛さと苦しみとうめき声と涙を流すことしか出来なかった。
だが、アイーダは諦めず何度も俺を引っ張っては引っ張り出そうとする。
その度に腰が砕けるような激痛が走り、呼吸すらまともにできない。
「完全に挟まっちゃってるな。体制変えるしかないな。」
ロロとオレオの支えで仰向けになり、オレオにも垂れる。
「オレオはミスリーの膝掴んで両脚のふとももをお腹の上まで持ち上げれる?」
「わかった!」
オレオは俺の膝を掴んで限界まで持ち上げてる。
「ロロは俺のタイミングでここを抑えてくれる?」
アイーダは股に手を入れて開かせた状態で固定した。
「ミスリー、ベイビーが産まれるまで耐えてくれ!そろそろ陣痛がくるはずだから来たら、せーのいきんでみようか!」
アイーダがモニターを確認しつつ陣痛の予兆を確認してるようだ。
間隔的にはそろそろまた強い陣痛がくると思う。


107 : 名無しのごんべへ :2022/02/17(木) 18:57:07 aBQLlG.w0
「うわぁーっ!ぐぐっ…ああああっ!」
強い陣痛がくると感じた瞬間、やはり陣痛がきた。
それと同時に、アイーダが思いっきり引っ張った。
「よしよし!右肩が出たぞ!!」
仰向けになってから、何度目かの陣痛で漸く一方の肩が露出した。


108 : 名無しのごんべへ :2022/02/17(木) 19:51:23 NmKaWKbY0
「うぅーーーっ……ううううううう!」
「ミスリー、あと少しだよ!」
アイーダが俺の背中をさすりながら励ます。
「ちょっと待ってね。あー臍の緒がベイビーの肩に巻きついちゃってるから外すね。首じゃないけど絡まってると出にくいからね。」
アイーダが俺の中に手を突っ込んで赤ん坊の肩に巻きついている細いホースのような臍の緒を解いてくれた。
「はぁはぁ……うぅううう、はぁはぁ……」
「ミスリー、次陣痛来たタイミングでいきめる?」
「うぅうう……いき、め、る……うぅううう!」
「陣痛のタイミングわかりそう?」
アイーダがいきむタイミングもわかるかと聞いてきたが、陣痛の間隔がなく常に腹も腰も股も痛いせいでいきむタイミングも自分では判断できなくなってきていた。
「うぅうう……い、いき、みれ、な……い……はぁはぁ……うぅうう……」
「じゃあ息んでって言ったら息んでね。」
「はぁはぁ……は、はい……はぁはぁ……うぅうう!」
アイーダモニターをみて、タイミングを教えてくれた。
「じゃあ今陣痛きてるから、息んで!」
「うぅうううう!あ ぁあ あ ぁああ あ あ!」
「あと少しだ!あと少しだから頑張ろう!次の陣痛で左肩も出るから!」
アイーダが励ましてくれるが、呼吸が苦しいし陣痛の痛みと腹の痛みと腰の痛みでもう何を言ってるか理解できてなかった。
「ミスリー、もう少しだ!あと少し!」
「うぅうう……あぁぁあ!んんんーーーー!あぁ...はぅ...はぁ、はぁ....」
「ミスリーしっかりして!!肩も出てくるよ!」
アイーダの声に反応するようになんとか意識を繋ぎ止めていたが、意識が飛びそうになってた。
「はぁはぁ……はぁ……うぅうう……うぅうううううううう!!」
「よし!肩出たよ。もう身体だけだから。あとははっはっはっって息まないでリラックスしてて。はっはっはっだよ。」


109 : 名無しのごんべへ :2022/02/17(木) 21:57:54 aBQLlG.w0
「…わかっ…た。うぅっ…はぁっはっはっはっはぁぁっ…」
力を抜いている間にアイーダが赤ん坊をゆっくり引き抜き、残りの羊水と一緒に
赤ん坊が出てきた。

ぃぎゃぁ…ふぎゃぁ…

「うま、れた…」
漸く1人目が生まれ、安堵の気持ちに包まれた。
「産まれた〜!女の子ぉ〜、俺達の娘だよ〜。ミスリー、ありがとぉお〜」
オレオが号泣しながら抱きついてきた。


110 : 名無しのごんべへ :2022/02/17(木) 23:11:40 NmKaWKbY0
「はぁはぁ……はぁ……よかった……。」
「ほら、お前たちのベイビーだよ。ミスリーがよく食べてたからベイビーぷっくりしてて健康そうだね。」
アイーダが赤ちゃんを抱かせてくれたけど思ったより重たいし疲労で気を抜くと落としそうで怖い。
それに気づいてくれたのかオレオが後ろからそっと下から支えてくれている。
「かわいぃ・・・。」
疲れ切っていて身体はダルいし、あちこち筋肉痛みたいに痛いわで最悪だけど、赤ん坊の顔を見て思わず笑みがこぼれた。
「おめでとう。ミスリー。よく頑張ったな。」
ロロも赤ん坊の頬をツンツンしている。
「ロロ、アイーダ、2人とも本当にありがとう。」
「礼を言うのはまだ早いよ。まだもう1人いるからね。このベイビーと繋いでた胎盤もまだだしね。とりあえず先にベイビーを綺麗にして体重も計らないとね。」
そうだった。生まれたばかりで羊水とか俺の血とかで汚れているのを忘れていた。
まだ臍の緒もついたままだ。


111 : 名無しのごんべへ :2022/02/18(金) 13:23:41 AZtKzwgs0
「よし、これで完了っと」
アイーダが臍の緒の処理や産湯などをやってくれえいる間、あまりの疲労にいつの間にか寝ていた。
「ミスリー寝ちゃったか…、」
「あぁ、」
「もう、陣痛が始まって30時間くらい経つからな。
次の陣痛が始まるまで休ませとけ、次のお産も同じくらい大変になりそうだから…」
「どういうことだ?」
「いや…今生まれた子が3300gくらいなんだが、エコーで見る限り次の子はさらに大きそうなんだよ。しかも次の子は逆子なのは確実だから、今度こそミスリーの体力がもつかどうか…」
「まじかよ…」
「何とかならないのか?」
「最前は尽くすよ…」
他の三人がそんな話をしていた事など知るよしもなく俺は気絶するように眠りについていた。


112 : 名無しのごんべへ :2022/02/18(金) 15:09:57 J4kCRVN60
ただゆっくり眠れていたのも30分程度だった。
「•••っ•••」
俺はまだ眠たいし怠くて瞼を開けたくないがお腹の張りで目は覚めてしまった。
「ミスリー起きちゃった?」
アイーダの声が聞こえたが、返事をする気力もない。
「ミスリー、陣痛が強くなってきてるからそろそろ2人目が降りてくる準備を始めたかも。」
アイーダの言葉通り陣痛の間隔が短くなり、お腹を締め付けるような感覚がした。
「はぁはぁ……うぅうう……」
「ミスリー、まだ位置は高いけど、子宮口はレディが開けてくれてるから弟ベイビーも出てきやすくはなってるはずだよ。」
アイーダも次の出産に向けて準備をしている。
先に生まれた子はずっと後ろ向いてたから性別わからなかったけど、もう1人は既に男だとわかっている。
早い段階からエコーで股間を曝け出していて丸見えだった。
逆子だと聞いてたけど蹴りが強くて何度も膀胱刺激する赤ん坊で寝てる間何回か間に合わずにシーツ汚したことやら...。


113 : 名無しのごんべへ :2022/03/09(水) 11:44:45 1PJDmPEY0
「はぁ、はぁ、はぁ…あー!!ゔぅーーーー!」
2人目の陣痛が来てから1時間くらい経過した。
俺は、唸りながら何とか陣痛に耐えている。
「まだまだ位置が高いな…まだ息むなよ!?」
「ふぅ、ふぅーー、あぁ、うぅ、あぐっーーーーー!ぐっ!」


114 : 名無しのごんべへ :2022/03/09(水) 17:02:21 LwN1d9AY0
「ミスリー、レディが起きたんだけど母乳あげれそうか?まだ最初の母乳飲ませてないから飲ませたくて。」
「ふぅーふぅー、うぅ....もらぅ。」
俺はオレオに支えてもらいながら身体を起こした。
ただ俺が持つと陣痛のときに落としそうで怖いからオレオが後ろから支えてくれる。
Tシャツを捲って胸をだした。
「近づけてみれば吸うと思うよ。」
アイーダが言うとおり俺の乳首の近くに来ると口を開けて女性より小さい乳首を吸い始めた。


115 : 名無しのごんべへ :2022/03/10(木) 11:08:15 ogx9eQ0Q0
「…はぅうっ!……ぐっ、ぐっ、…ぐぅう…っ!」
人の身体とは不思議なもので、乳房と子宮は繋がっており、乳房への刺激は子宮の収縮を助けるのだ。
さらに激しくなった陣痛に大声を上げたいが、この子がビックリしないようにと下唇を噛んで必死に耐えた。

「よし、もう満足したみたいだね。
また向こうで寝かしておくよ。」
必死に陣痛に耐えていると、いつの間にか乳首から口を離しておりスヤスヤと眠っていた。


116 : 名無しのごんべへ :2022/03/10(木) 11:41:57 E.P3rre20
「陣痛も強くなってきたしもうそろそろ出してあげないとね。
弟ベイビーもいつまでもママのお腹にいないで出てこようねー。」
アイーダは俺のお腹を触りながらお腹の張りを確認しつつ声をかけている。
「ちょっとお腹を押して出てくるのを促そうか。
で、足が出てこれば引っ張れるから。ミスリーもう少し頑張ろうね。
オレオ、ミスリーをそのまま支えててね。」
アイーダはそういうと俺のお腹の上のあたりをぎゅっと押し始めた。


117 : 名無しのごんべへ :2022/04/03(日) 00:55:46 gm5urPkY0
「いっいってえぇええーっ!!」
どこにそんな体力があったのかと不思議なくらいではあるが、ミスリーはあまりの痛さに喉が潰れるほど叫んでいた。
「痛いだろうけど、もうこれしか出す方法はないんだよ
あとちょっとで足が出てくるからもう少しの辛抱だ!」
痛みのあまり暴れそうになるミスリーをオレオとロロで必死に押さえている。
しかし、赤ん坊の足はなかなか姿を現さなかった。


118 : 名無しのごんべへ :2022/04/03(日) 02:24:39 N7mJ/TlI0
「んー。足には触れられるけど押すだけじゃ出てこなさそうだな。
しょうがない。オレオは後ろからミスリーを抑えててね。
オレオは足を暴れないように抑えててくれる?」
「「わかった。」」
俺が動けないようにオレオとロロで押さえつけて股を開かされた。
「ミスリー痛いだろうけど足を引っ張って出すしかないから我慢してね。」
ミスリーはそういうと俺の中にするっと手を入れる。
一人産んでるせいか違和感はあるもののすんなりミスリーの手を飲み込むように入った。


119 : 名無しのごんべへ :2022/04/30(土) 22:41:35 NUtVShR.0
「はぁ、はぁぁっ……っあ゙あ゙ぁぁっ!!!」
「ミスリーいきむな!臍の緒が絡まってる!ゆっくり呼吸しろ!」
「う゛ぅーー。む゛り゛ーーー」
赤ん坊がなかなか出てこない原因は臍の緒が絡まっていたからであった。
アイーダは必死に絡まりを取ろうとするが、ミスリーがいきむためになかなか上手くいかなかったのだ。


120 : 名無しのごんべへ :2022/04/30(土) 23:51:35 v6/wpWDs0
「ミスリー、力抜いてくれ。息むと産道も締められるから上手く解けないんだ。」
そうは言っても無意識に力が入って息むんだから仕方がないだろ。
「あー!もうしょうがないな。ほら、力抜け。」
「ひあぁぁん!?」
「アイーダ??」
オレオも驚いてるんだけど、陣痛ですっかり萎えていた俺のペニスをゆっくり擦り出したのだ。
アイーダに摩られてるんだけど気持ちよさで腰が抜けてくるし、萎えていたペニスが勃っている。


121 : 名無しのごんべへ :2022/05/01(日) 00:45:41 U13t768w0
「あぁん!やぁやめぇぇぇ…」

どびゅーびゅびゅー

あっという間に射精してしまったのだ。
「はぁ…はぁ…うぅぅ…」
快感と羞恥心が一気に押し寄せてきた。
「よしよし、これで臍の緒は解けたぞ!
一気に出していくから、もう少しで弟ベイビーにも会えるぞ!」
そう言うと、アイーダは再度俺の中に手を入れた。


122 : lyuvrMtU0 :2022/05/01(日) 01:08:50 bIIhN4M.0
「ミスリー、息めるか?
いきみに合わせて引っ張ってくな。」
アイーダは声をかけてくれるが射精しただけでも疲労を感じている。
「うぅーーん、ぐぅ、うぅぅ。」
俺は長くは息めないがなんとか力をこめていきんでいく。
「足が出てくるからもう少しだ。頑張れミスリー。」
アイーダは俺の心が折れないように声をかけてくれる。


123 : 名無しのごんべへ :2022/05/03(火) 07:33:46 PL9luNCc0
「はぁはぁ...んんー...」
もう体力は底をついていたが、何とか意地だけでいきんでいる。
「そうそう、そんな感じ上手だよ。」
アイーダはとにかく褒めてくれているが、実際は引っ張り出しているような形になっている。
「あーっっっ!」
今まで以上に激しい痛みに襲われ、どこから出ていたか分からないような声で叫んでしまった。
「ミスリー、両足出てきたよ!
あと少しで会えるからな、もうひと頑張りできるか?」
ようやく足が出てきたらしく、声を出す気力はなかったためこくりと頷いた。


124 : lyuvrMtU0 :2022/05/03(火) 11:20:52 afcQQeLA0
「じゃあもう一踏ん張りしようね。次はお尻が出るから」
アイーダは声をかけてくれる。
「んんーー」
俺はいきみたいタイミングで息んだ。
するとアイーダが引っ張ってくれてるのもあり、俺の穴が一気に広がるのを感じる。
「ミスリー大きいおちんちん出てきたよ。
お尻が出たら一気に頭の近くまで引っ張るから頑張って。」
アイーダが言う通り、足が出てた時とは比べれないほど圧迫感が出てきた。


125 : 名無しのごんべへ :2022/05/04(水) 17:49:21 2Irv7bfg0

「うぅーーん、んんー...」
俺は間髪入れずに息んでいる。そこに、アイーダがどんどん引っ張っていくが赤ん坊が大きいせいかなかなか出てこない。
「大丈夫!大丈夫!直ぐに出てくるから。もう少しだよ!」
俺はあまりの痛みに言葉を返す余裕すらなかった。


126 : 名無しのごんべへ :2022/05/04(水) 19:47:10 H7vNG1fw0
「ふぅーぅーぅぅううーーーん!でがぃいい!!ざげるぅううう!?」
赤ん坊がでかいせいか俺の股が引っ張られて中から押されてる感覚に思わず声が出る。
「弟ベイビー大きいからね。辛いけどもう少しだから耐えてね。」
俺の声にアイーダが声をかけてくれる。


127 : 名無しのごんべへ :2022/05/05(木) 13:50:31 p7lLOEfE0
「うっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
枯れた声であるがそれでも叫ばずにはいられなかった。
それでも、どんどんアイーダが引っ張っていき漸く胴体まで出てきた。
「弟ベイビーの身体出てきたよ!あとは肩と頭だけだ!次で肩出すよ!」
漸く身体出てきたと言われ、もう少しで終わると少し安堵した気持ちになった。


128 : lyuvrMtU0 :2022/05/05(木) 13:59:20 xwYBkGcQ0
「ふぐぅ…….ぐゔぁぁああ!?」
「ミスリー大丈夫か?」
身体が出てきたことで生まれたと勘違いしているのか赤ん坊が動いている。
まだ俺の胎内にいる手を動かしているせいで俺の産道を刺激する。
俺の悲鳴にも聞こえる呻き声にオレオが心配そうに声をかけてくる。
「お腹の時からだけどほんと、元気のいい弟ベイビーだね。
こらこら出てくる最中に動いたらマミーが辛いでしょ。」
元気で片付けていいのか、と思うほど強い動きに俺は思わず足を閉じそうになっている。


129 : 名無しのごんべへ :2022/05/14(土) 08:15:09 cvXc/39Y0
「ぐうぅぅ、ぐぅぅぅ!! いだぃ、いだだだだ!」
思わず少し足を閉じたところ少しだけ胎児が戻ってしまい、今までとは別の激痛に襲われた。
「オレオ、ロロ、しっかりアイーダの足を持っててくれ。このままでは弟ベイビーの手があたって産道が傷ついてしまう可能性がある。そうなったら大量出血になりかねない」
「「おぉ、分かった…」」
そういうと二人は今まで以上に強く足を持った。
「ミスリー、弟ベイビーが暴れてる間は何もせずに耐えて欲しい。今の状態で無理やり進めると産道が傷ついて大量出血になる可能性がある。いいか、ゆっくり深呼吸していくぞ。」
そう言われて何とか深呼吸をしようとするがあまりの痛さに息を吸うのがやっとという感じであった。


130 : 名無しのごんべへ :2022/05/14(土) 08:52:22 LqKYqcxo0
「はっはっ....うぅ...はっはっはっ...」
「ミスリー、吸ってー吐いてーだよ。吸ってばっかじゃ過呼吸になっちゃうからね。」
アイーダが吸って吸ってを繰り替えすため、
お腹を触りつつ声をかけてくれる。
「よし大人しくなったね?片腕先ずはだすね。」
アイーダは赤ん坊が大人しくなったのを見てゆっくり会陰に手を滑り込ませる。


131 : 名無しのごんべへ :2022/05/22(日) 08:06:29 HCdqoXdY0
「よーし、次の陣痛がきたらいきんでごらん。」
「はぁはぁ…んんーーーー!」
生きみにあわしてアイーダな赤ん坊を引っ張ってる。
もう何回生きんたが分からないほど生きんたところ、漸く肩まで出てきた。


132 : 名無しのごんべへ :2022/05/22(日) 10:06:26 XHuKMRHU0
「ぅう...あぁ...はぁはぁ...」
肩が抜けたおかげで少し楽になった。
「よし。
ミスリー、ようやく肩まで抜けたよ。
あとは頭だけだ。」
アイーダは俺の手を赤ん坊に持っていく。
相変わらず大人しくしていないみたいで手足を動かしている。
ほんとに元気いいな。


133 : 名無しのごんべへ :2022/05/28(土) 08:08:09 SamWq/a20
「次の陣痛で全部出すからな!やっと弟ベイビーに会えるぞ!」
俺は少しでも息を整えながら、うんうんと頷いた。
「はぁはぁ、き、きたぁぁあ!」
陣痛とともにアイーダが最後まで出してくれて漸く赤ん坊が出てきた。

んぎゃあっおぎゃあっ…

俺はとてつもない疲労感で、産んだ直後に気を失ってしまった。
「まだ胎盤が残ってるのに…まあ、胎盤くらい腹を押せば出てくるだろう。」
そう言ってアイーダは俺が気づかないまま胎盤の排出や臍の緒の処理、産湯などをやってくれた。


134 : 名無しのごんべへ :2022/05/28(土) 08:41:35 PahE.NGM0
「ん...」
瞼が重いし身体がダルいけど赤ん坊が泣いてる声がする。
俺は億劫になりつつも瞼を開ける。
「あ、ミスリー、起きた?」
心配そうにオレオが俺の顔を覗き込んできた。
その手には泣いている赤ん坊が抱かれている。
「弟くんがお腹すいたみたいで、あやしてたんだ。ミスリー、丸一日寝てたんだよ!まだ顔色悪いけど大丈夫??」


135 : 名無しのごんべへ :2022/05/28(土) 11:31:24 SamWq/a20
「あぁ、何とか…」
全身筋肉痛で、特に陰部と腰と腹が痛い。自分では起き上がることも出来なかったのでアイーダに支えてもらいながら何とか身体を起こした。
「弟くんに母乳あげようか?」
オレオから赤ん坊をもらいTシャツを捲って胸をだした。
俺の乳首の近くに来ると口を開けて乳首を吸い始めた。
「…はぅうっ!……くっ、くっ、…くぅう…っ!」
腹の中にいる時から元気であったため当然と言うべきか吸う力もかなり強かった。


136 : 名無しのごんべへ :2022/05/28(土) 14:06:42 PahE.NGM0
「ほんとに元気のいいベイビーだね。
お姉ちゃんベイビーも弟ベイビーもミスリーが起きなかったから何度か粉ミルクも飲んだんだけどねー。」
オレオはホント元気な子だよねーって笑ってるけど元気すぎだろ。
絶対オレオ似だっ。
顔はオレオの髪色と瞳の色っぽいけど顔立ちは俺ぽいな。
改めて見るとほんとに俺たちの子が出てきたんだな。


137 : 名無しのごんべへ :2022/05/28(土) 15:52:48 SamWq/a20
ぐうぅぅ
ミスリーは4日近く何も食べていなかったため、大きくお腹が鳴った。
「ハッハッハッ、そりゃー3日間も何も食わずに出産に耐え丸1日寝てりゃあお腹も空くよな。
今からお粥作ってくるから待ってろ。」
そう言って、アイーダは席を外しお粥を作りに行ったり


138 : 名無しのごんべへ :2022/05/28(土) 16:00:08 PahE.NGM0
ゼリーを持ってきてくれた。
「あれ?ロロとオレオは?」
「あぁ。写真存分撮ってボスに産まれたのを報告しに行ったみたい。
ロロは仕事の報告も一緒にしに行ったみたい。」
出産の間そばに居てくれたロロにお礼言いそびれた。
後でメッセージ送っとこ。

俺がお粥を食べて横になってるとオレオが帰ってきたようだ。


139 : 名無しのごんべへ :2022/05/29(日) 02:20:45 nHTnsWAU0
そして1年後
本来1ヶ月くらいで仕事復帰したかったけど、身体が本調子になるまで半年もかかってしまった。
産まれた子供達、姉のオリビアと弟のミリオはすくすく成長した。
オリビアの方は生まれたときおとなしかったが大きくなるにつれてお転婆になってきた。
ミリオは逆に生まれた時から暴れん坊だったが、最近ではおっとりしておりオリビアに毎日のように泣かされていて、
オレオやロロから誰に似たんだと笑われている。
「ミスリー、最近生傷が増えてきたんだけど。」
半年前に復帰してからずっとできてなかった抗争にも積極的に参加するようになっていた。
そのせいか生傷が増えてよくアイーダにお世話になっている。
オレオが心配してまた俺を妊娠させて大人しくさせようと言い出していた。


140 : 名無しのごんべへ :2022/06/04(土) 13:10:34 9d.HassE0
「ただいまー。」
「おかえり、ってまたミスリー傷増えてるじゃん!!」
家に帰ると先に着いていたオレオが心配してきいてくる。
「かすり傷だよ。それよりミリオとオリビア、ただいま。」
「みぃぃ!」
「おぁ!」
2人が小さい足で歩いて寄ってきた。
オリビアは最近だいぶおしゃべりができるようになったが、ミリオはまだ難語に近い。


141 : 名無しのごんべへ :2022/06/16(木) 07:30:01 CYL9Cvto0
「なぁ、ミスリーそろそろ次を考えてもいいんじゃないか?」
「あ?またその話か。俺は絶対もう妊娠しないからな。悪阻も出産も二度と経験したくない。そんなに次が欲しいならオレオの方が妊娠すれば?」
どうやらミスリーは早く次が欲しいと思ってると勘違いしてるみたいだ。


142 : 名無しのごんべへ :2022/06/16(木) 09:14:34 S.qWSqJo0
「ミスリー最近毎日傷作ってきてるって自覚ある?」
2人が寝静まったあお、オレオが寝室のベッドで俺を押し倒してきた。
「そ、そんなことないだろ?」
アイーダ行ったのだって一昨日だし。
「ここは1週間前….ここは6日前….」
「お、おい!?」
オレオは最近できた傷を一つずつ言い当ててキスをしてくる。
てかなんで覚えてるんだよ!!


143 : 名無しのごんべへ :2022/07/19(火) 02:48:51 6wmF5jEA0
「しょうがない、だろ?
一年以上もブランクがあったわけだし。
これくらいどうってことも」
ないと言おうとするとオレオは遮るように
唇にキスをし舌を入れてくる。
なんかカプセル入れてくるけど、必死で耐えてきたけどオレオのディープキスにウットリとしてきて無意識にごくりと薬ごと飲み込んでしまった。
「これくらいじゃないよ。怪我するってことは大怪我にもつながる可能性だってあるでしょ!
俺だけじゃなくてまだ幼いミリオとオリビアからママンを奪うことになるんだからね!」
オレオは心配そうに言う。
オレオの真剣な眼差しにドキッとする自分がいる。
「アイーダに聞いたら二人目はゴム無しでやれば出来るらしいんだ。さっきの薬は媚薬だよ。」
オレオはそう言うと再度俺にキスをして舌を絡めていく。


144 : 名無しのごんべへ :2023/08/13(日) 02:37:04 xytLsNJA0
「んぅー、はぁ、おれぉ。」
暫くすると俺の身体が熱く、中が渇いてきてオレオのものが欲しくなってきた。
「今度は男の子かな?女の子かな?また双子になっちゃりして」
「はぅ!?」
オレオはニヤニヤしながら俺のTシャツの中に手を入れて触ってくる。
それだけで俺は感じてしまう。
「ふふっ。もう感じちゃっていやらしいママンだね」


145 : 名無しのごんべへ :2023/09/02(土) 17:23:37 9kcs93Bo0
「んぁっ……はぁっ、もう、やめろよ、」
言葉では抵抗をみせるが、媚薬のせいか気持ちよくて仕方がない。
「ここは正直だよね。グショグショに濡れてるよ。」
そう言いながらオレオはアソコを優しくなで回した。

「入れるよ、。」
スブブブ…
オレオのいちもつがミスリーのソコに入っていく。
「んぁあん、…はぁ、あぁん。」
オレオは男らしい強引さで力強くピストン運動を始めた。

「そろそろ、いくぞっ。」
「ひぃん!あうっ!や、やめろぉ!妊娠、したらどうすんだよぉ!」
「俺は本気だよ!?」

オレオは逃げようと身体を反らしたミスリーの腰をしっかりと掴んだ。
どぴゅ、びゅっ、ぴゅっ。
ミスリーの中でオレオは白濁した精液を射精した。


146 : 名無しのごんべへ :2023/09/03(日) 00:20:00 KYgtmtoE0
「ほら、ミスリーのここも俺のミルクを欲しがってるよ。
ほら、ここ気持ちいいでしょ?」
「ふぁ!?あぁ、しょこぉ!?」
オレオはミスリーの太ももを掴みぐいっと自身に近づけ、
さらに奥をついていく。
ミスリーはその感覚に我慢できず腰を揺らしている。
そして結局オレオの策略にハマり、朝というより双子が起きてくる時間まで
愛し合っていた。
そしてオレオの願い通り一つの受精卵がミスリーの腹の中で作られていた。

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2ヶ月後
「なぁーミスリー、体調とか悪くない?」
「あぁ。残念だったな。全く体調は悪くないぞ!」
あの後正気に戻ったミスリーにオレオは怒られ、あれ以来セックスすらさせてもらえてなかった。


147 : 名無しのごんべへ :2023/09/03(日) 08:07:59 OmogpvMg0
ミスリーに変わった様子は無いため、あの日だけではやっぱり妊娠していないんだと思っていた。

しかし本当はしっかりと妊娠しており、体にも変化が起きていた。
寝不足な訳じゃないのに 頭がボーッとする。
あくびばかりでとにかく眠い。
朝は双子たちやオレオに起こされる事が多くなった。
言わいる眠りづらりが今回の主な症状であったが、これはただの子育てと仕事の両立によるただと疲れと勘違いしていた。


148 : 名無しのごんべへ :2023/09/03(日) 12:46:25 zRXmZJ8M0
問題なのは双子の時とは違い、安定期に入っても戻した腹筋胸筋のせいでお腹が出ることはなかった。
「今日はオレオも俺も出かけるしナズナに預けて行くぞ」
「はいはい」
ナズナはミスリーの下で働いていたが、
兄弟孤児が多いところで育ったらしく、子供の面倒を見るのが上手い。
そのため、2人とも仕事の時はナズナに見ててもらうことが多かった。
特に人見知りもあるミリオは側近でも全員に懐いているわけではないため、
選ぶのに苦労した。


149 : 名無しのごんべへ :2023/09/03(日) 17:45:49 OmogpvMg0
ナズナに双子を預けて、俺らはそれぞらの現場に向かった。
ミスリーはいつものように取り立てに行き、仕事がひと段落したところで昼食休憩を取っていた。
残りの仕事もさっさと片付けて出来るだけ早く家に帰ろうと立ち上がった瞬間、
「うぅ…」
突如、腹部に違和感を感じた。
強烈な痛みではないが、何事も無いかのように動くのは厳しいといった痛みであった。
その時最悪だが、約2年前に感じたあの感じと同じであるとミスリーはすぐさま気づいてしまったのだ。


150 : 名無しのごんべへ :2023/09/03(日) 21:52:50 facduUwQ0
「ん!?(嘘だろ。嫌でも気持ち悪さとかもなかったし、腹立って出てないし!)」
ミスリーは冷や汗をかきながら冷静を保とうとする。
「ミスリーさん大丈夫ですか!?」
「あぁ。ちょっと腹痛くて(でもでもまだオレオとヤッて7ヶ月くらいだぞ!)」
ジワーと下着が濡れた感じがする。
「げ!?」
ミスリーは慌ててズボンの中に手を入れると血がベッタリついてることに驚いた。
「ちょっと!ミスリーさん、怪我ですか!?(怪我なんてさせたら俺等オレオさんに殺される!!)」
一緒に来てたミスリー配下の部下たちは血相を変えている。


151 : 名無しのごんべへ :2023/12/19(火) 13:52:10 kpO6MfbU0
「…スリー、ミスリー、大丈夫か!?」
あれ?オレオ声がする、俺飯を食ってたはずだよね?
「あ、ああ…ここはどこなんだ?」
「ここは、アイーダの研究室だ。ミスリー倒れたんだよ?」
ん?倒れた?今まで何も無かったのに急になんで?

「切迫早産。あと一歩遅かったらかなり危ない状態だったぞ!
なんでここまで放置するかな?」
アイーダの声も聞こえたと思ったら、訳の分からないことを言っている。
切迫早産? 俺、妊娠してたの!?


152 : 名無しのごんべへ :2023/12/19(火) 15:24:03 MWpxPLI.0
「え、俺妊娠してたのか?」
だって別につわりもなかったし、腹だって出てないし。
「検査してエコーも見たけど間違いなく、ベイビーいるよ。
信じられないならみる??」
アイーダは動けない俺の代わりにエコーを運んできた。
「ひやっとするぞ」
アイーダは俺の服を捲り腹にジェルを塗ってエコーをつけた。


154 : 名無しのごんべへ :2024/02/19(月) 22:28:42 g9kyZnr20
「うわっ、マジか。ホントだ」
今まで全く自覚がなかったので、かなり驚いた。
「とりあえず、ボスとオレオにはこっちから連絡しとくから。
今日からここで暮らすように!仕事も暫く行けないからな!」
全然、自覚がなく上の空でアイーダの話を聞いていた。
「ん!は?、仕事もダメなの??」
少し気持ちが現実に戻ってきたと思ったら、突然の仕事禁止宣言をされ驚いてしまった。


155 : 名無しのごんべへ :2024/02/21(水) 09:45:36 iZE4Dw3Q0
「だーめ!
今大体8ヶ月くらいだけど、今無理すると早産で産むことになるよ!
ベイビーは今産まれると健康面とかも不安になるよ!
とにかく絶対安静で、基本トイレ以外歩行禁止で当面お風呂もダメだからな!」
珍しくアイーダがミスリーに強く注意する。
「わかったよ」
ミスリーも今発覚したばかりの子供が危ないと聞いて納得するしかなかった。


156 : 名無しのごんべへ :2024/02/22(木) 22:56:01 8wH/D5fU0
その後8週間もの間、絶対安静+24時間点滴を要しミスリーの中で地獄のような日々を過ごすこととなった。
しかし、そのおかげでお腹の子供は順調に成長し生まれても大丈夫とのお墨付きをもらった。

その日の夜、久しぶりに自宅へと戻りミリオとオリビアと思う存分過ごすことができた。


157 : 名無しのごんべへ :2024/02/23(金) 02:17:02 iz5YOYgs0
「ほら、ミリオ、オリビア、寝る時間だからパパと寝ようよー」
「「やぁの!」」
オレオが2人を寝かしつけようと呼ぶが久しぶりにずっといるミスリーに
ベッタリで離れない。
「お前たち、明日もいるから、な?」
ミスリーも声をかけるが嫌々と離れようとしない。
成長したお腹は1人とはいえ臨月になり、座っても膝に子供達を乗せることはできず、
隣にそれぞれソファーの上に座らせている。


158 : 名無しのごんべへ :2024/03/01(金) 22:25:04 ouGGk2Ko0
結局その日はミスリーの両隣にミリオ、オリビアが寝る形で決着が着いた。
最初は腹筋に隠れ全然目立っていなかったお腹も、安静にしているうちにあれよあれよと成長し、今では青向きで寝るのはキツくなっている。しかし、子供達の手前どちらか横向きに寝るのは出来なかっ為、子供達が完全に眠るまでの時間仰向けで何とか過ごした。

しかしその影響か、まだ誰も起きていない夜明け前
鈍く締め付ける様な痛みを感じた。


159 : 名無しのごんべへ :2024/03/02(土) 04:24:07 oxJMcGjI0
「ん。」
子供達を起こさないように身を捩って痛みに耐える。
「(まだ出てくるなよ)」
ミスリーはお腹の子に言い渡すようにお腹をさする。
暫くするとお腹の張りも消え、明け方前に再度眠りにつくことができた。


160 : 名無しのごんべへ :2024/03/12(火) 15:52:35 O9/tFqR60
朝になり、子供達から叩き起された。
ミリオ、オリビアは久しぶりのミスリーが嬉しくて早く起きたらしい。
今日は4人で公園に行くようになっている。本当は遊園地とかに行きたかったらしいが、ミスリーの出産は何時始まってもおかしくない状態な為、遠出はアイーダから止められた。

重い腰を上げ、オレオが作ってくれた朝食を食べて公園へ行く支度を始める。
お腹に張りは感じているが、これが日常茶飯事な為特にはオレオにも伝えず出掛けることとした。


161 : 名無しのごんべへ :2024/03/12(火) 20:01:14 MD0waGNA0
「ミスリー、なんかあればすぐに言えよ。
すぐに隠すから」
オレオは俺の性格を熟知しているから少しの変化でもバレる。
「わかってるって。」
2人をベビーカーに乗せて公園に出かけていく。
平日のあかるいうちだが、意外と公園には人がいるんだな。


162 : 名無しのごんべへ :2024/03/17(日) 22:15:19 V7BVnG8U0
「はーはーはー、ちょっと休憩しようぜっ、」
2回目の妊娠前までは体力には自信があったが、ここ数ヶ月の安静で一気に体力が落ちたらしい。
たった歩いて20分程の距離であったが息が切れてしまった。
ベンチに座りひと呼吸置くことにした。


163 : 名無しのごんべへ :2024/03/17(日) 23:41:22 xw7a6AJ60
「疲れたなら帰るか?」
オレオは心配そうに言ったが、子どもたちはまだまだ絶対遊びたりてないだろ。
「いいよ。俺は休憩してるから2人を目一杯遊ばせてやってくれ」
「わかった。何かあったらすぐ呼べよ。
さあ、ふたりとも遊ぶか?」
「きゃっきゃ、ぱっぱ」
「いこぉ〜」
二人ともオレオの手を引き嬉しそうだ。


164 : 名無しのごんべへ :2024/03/19(火) 14:43:04 yItr25ts0
久しぶりの家族団らん。2人が産まれるまでは、幸せなんて考えたこと無かった。
家族とやらもいいもんだなって思いながら、2人が遊んでいる姿を眺めていた。

「ん!?つぅ!?お前らも腹ん中で遊んでんのか?」
ぼんやりと子供達を眺めていると、強めの痛みを感じた。
頭の中で陣痛かもしれないという可能性も考えたが、2人があまりに楽しそうにしているかめ水を指したくないと思い、まだ我慢することにした。


165 : 名無しのごんべへ :2024/03/20(水) 01:25:08 bLdiehTk0
この島はオレオが子供達が安心して生活できるようにと
かなり治安を良く保ってくれてる。
だから俺たちは安心してこの島一体に2人を連れて来れるのだ。
「ふぅーちょっと用足しに行くか」
俺は重い腰を上げてオレオにトイレに行くと言って離れたトイレに向かう。


166 : 名無しのごんべへ :2024/03/25(月) 14:39:46 dw.HGJdU0
改めて直接腹を触ってみると、カチカチになっているのが分かった。
約2年前に感じたのと同じだ。
もうすぐ陣痛が始まると俺は確信した。


167 : 名無しのごんべへ :2024/03/25(月) 15:27:06 gVYV25GQ0
さてどうしたものかと、お腹を擦りながら考える。
今言うとせっかく双子たちが楽しんでるのを水差しちゃうしな。
とりあえずまだ大丈夫と判断して少し張りがおさまったタイミングで3人のもとに戻った。
「ミスリー、体調大丈夫か?もう帰る?」
オレオは心配そうに聞いてくる。


168 : 名無しのごんべへ :2024/04/06(土) 11:02:28 nTVVbbZk0
「全然大丈夫だ。ほら2人が待ってるぞ!」
オレオには平然を装い、あまり腹を撫でてると気にするだろうと思った俺は手に力を入れて拳を作り張りに耐えることにした。

いつの間にか時間が経ち、腹を空かせた子供たちが俺のいる方へ戻ってきた。
「そろそろ昼時だし、ご飯食べに行くか?」
「ああ、そうだな。」
昼ごはんを食べに行くため、ベンチから立ち上がった瞬間
ズキッ
腹部に痛みが生じ、膝折れをおこしてしまった。
オレオが支えてくれたおかげで、倒れずに済んだが身体を立て直そうとするもなんだか力がはいらなかった。


169 : 名無しのごんべへ :2024/04/06(土) 13:55:55 rVxAqzJI0
「ん?ミスリーどうした?腹が痛いのか?」
オレオは心配そうに俺を支えつつ腰に手を回して摩ってくれる。
「っ、ちょっとさっきから、張ってて」
さすがに立ってられなくてオレオにしがみついて苦笑いをする。
「ちょっ!昼食べてる暇ないじゃん!
アイーダんとこ行くよ!」
「いや、子供たち腹すかせてるだろ、先そっちだ」


170 : 名無しのごんべへ :2024/04/06(土) 21:56:51 nTVVbbZk0
「「まんま、だぁー!」」
やはり2人はお腹が空いたらしく、拙い言葉でご飯を要求してきた。
「まだ本格的な陣痛じゃねぇから大丈夫だよ!」
「いや、でも…」
結局、念の為にアイーダには連絡をし昼ご飯をみんなで食べに行くで決着が着いた。


171 : 名無しのごんべへ :2024/04/06(土) 22:19:17 rVxAqzJI0
赤ちゃんメニューもあるファミレスにやってきた。
「まぁま、ちょー!」
「ねーまーまー!」
子どもたちは、俺に食べさせろって訴えてくる。
「ミスリーは今はだめなのー!俺で我慢してー」
「やーの!」「まーま!」
二人とも机をペチペチ叩いて嫌がっている。
いつもなら素直に聞いてくれるが今日はぐずって嫌がる。


172 : 名無しのごんべへ :2024/04/09(火) 12:29:47 7LcM6X920
「いい、俺がやる!」
これでは埒が明かないと思い、少し波が収まったタイミングで食べさせるとを変わった。
左手でお腹を撫で、右手にスプーンを持ちながら2人へご飯をあげることとなった。


173 : 名無しのごんべへ :2024/04/09(火) 14:52:07 kwNvT5/g0
「二人ともお兄ちゃん、お姉ちゃんになるのに甘えん坊なんだから」
オレオは拗ねたようにしつつも2人の様子を見ている。
「お前似なだけだろ。あーほらこぼしてる」
ミリオの口から垂れてるご飯を拭きながらご飯もあげていく。
二人とも充分食べ終わると今度は眠たくなったのか、ぐずりタイムのようだ。


174 : 名無しのごんべへ :2024/04/12(金) 11:07:29 nsxaam4I0
「だーこ!」
「だっこ!!えーーん」
2人とも眠くなって抱っこを求めてくるが、俺はそれどころでは無くなっていた。
「…っん!…ふう、ふう…。そろそろ限界かも?」
いつの間にか陣痛の間隔は10分程になっており、腰の方に強烈な痛みを感じていた。
子供達がいなければ今にも叫ぶ所であったがそれだと余計に起こしてしまうだろうと思い何とか食いしばって耐えていた。


175 : 名無しのごんべへ :2024/04/13(土) 02:30:03 /h/2gblo0
「ママは今、無理なの。ほら2人ともおいで」
オレオが2人を抱っこしてあやそうとしているが全然逆効果だった。
「そのままアイーダのとこ直行したいけど車ないしな」
オレオは泣き喚く2人をあやしながらスマホでアイーダに連絡を入れつつ、
足に困っていた。
「うぅ、ロロ、に、たのめ」
俺は陣痛の合間にオレオに言う。
ロロなら多分すぐ駆けつけてくれるだろうし、最悪オヤジのとこで子供達を預かるって言ってくれてたしな。


179 : 名無しのごんべへ :2024/04/26(金) 23:04:56 PqC8WKvs0
「ロロ、15分くらいで来てくれるって!」
ロロに電話をしたところ、出先ではあるがすぐに駆けつけてくれるとの事であった。

「…ぅ、う゛っ、また…!…う…、くぅう……っ!」
再び強い陣痛がきた。
感覚的にだいぶ下まで降りてきていることが分かった。
そして、降りてくるにつれかなり腰に痛みが来ており、その部分を押して欲しい気持ちがあるが、オレオは2人の対応に付きっきりでそれどころではなかった。


180 : 名無しのごんべへ :2024/04/27(土) 10:25:44 y8JmsFlI0
暫くすると慌ててロロがやってきた。
「お待たせ。ミスリー大丈夫か?」
「あぁ。ただ今はちょうどおさまってるが、もう大分ヤバい」
「すぐに行くか。双子達は俺が連れてくから、
オレオ、ミスリー連れてこいよ。ほら、2人ともこい」
「ろろぉー、っく」
「ろー」
双子達はぐずっていたのも忘れて久しぶりに会ったロロに嬉しそうに手を伸ばしている。
2人ともロロ好きだからな。
ロロが双子を抱っこし、オレオが俺を抱き抱えた。


181 : 名無しのごんべへ :2024/04/30(火) 00:13:31 QKLL2zKs0
「う゛、来た、やばいやばい、来た!…いっでぇえ〜〜〜っ」
移動し始めた瞬間、再び強い陣痛が来た。
「まだ息むなよ!?アイーダの所にいくまで何とかもたせてくれ!」
素人に出産の介助なんてできないし、まじでは双子がいるこの空間なんてもってのほかだ。
俺はオレオにしがみつきながら何とか陣痛に耐えた。


182 : 名無しのごんべへ :2024/04/30(火) 00:41:20 G9o9ZVjc0
「今回の子はミスリー似か?
のんびりかと思ったら出てくる時は、急いでってせっかちそうだな」
ロロは笑いながら車のロックを解除して子供達を乗せてくれている。
「ふぅーー、うぅ、笑い事じゃないよぉ」
俺はようやく陣痛の合間になってお腹をさすりながらロロに反論する。
オレオに助手席に乗るのを手伝ってもらい、リクライニングを調整してもらった。


183 : 名無しのごんべへ :2024/05/03(金) 08:54:53 exc8lPss0
アイーダの所までは約20分、子供達は出発するやいなやそれまでのグズりがが嘘だったかのようにスヤスヤと眠り始めた。
「う゛ぅ〜〜、ふぅーーーつっっ!!はぁ、はぁ、
なんか、咥えるもん、、くれっ!!」
かなり強めの陣痛が来ており、気を抜いたら叫びそうであるが
大きな声を出して子供達を起こしてしまう訳にもいかない為、
何か噛ませるものを要求したのだ。


184 : 名無しのごんべへ :2024/05/03(金) 11:39:33 1EQFbqrQ0
「買ったばかりの猿轡ならああるが」
「そんなもん、ミスリーにつけれるわけないじゃん」
ロロはスタッシュの中から拷問用の猿轡を見せる。
「咥えるもんっていったって。
あ、子供達のタオル!」
オレオが子供達のために常備している綺麗めのタオルを鞄から出した。
「さすが親だな。そもそも財布やスマホ以外持たなかったお前らがちゃんと色々用意してるんだな」
ロロは関心そうだ。


185 : 名無しのごんべへ :2024/05/04(土) 12:38:28 sSYzi1oA0
「ゔっっ、それ、くれっっ!」
ほほ陣痛間隔もない状態で、ロロの言葉に反応する余裕すら無くなっていた。
「うっ、ゔぐーーっ、ゔぐーーっ!!」
何とかタオルを咥えると、ミスリーは思う存分声を出した。
ミスリーの身体からは、尋常ではないほどの脂汗が出ていた。

実はこの時、既に全開になっておりいつでも息んでいい状態となっていたが
アイーダの所に着くまでは息まないようにしようと考えていた為、強烈な息みたい感を必死に耐える羽目になっていた。


186 : 名無しのごんべへ :2024/05/04(土) 16:51:43 8D6ZGIx60
「ミスリーホントに大丈夫か?」
オレオはミスリーの様子に心配そうに声をかける。
「もう少しでつくからな。こういうときに渋滞かよ」
ロロもミスリーの様子に急ぎつつも渋滞にハマりたどり着けないイライラさを感じていた。
(抗戦のときに銃弾あびて応急処置してたときみたいだな)
ミスリーの様子に2人とも心配になっていた。


187 : 名無しのごんべへ :2024/05/05(日) 12:33:10 H1sddYTw0
「ぜぇぜぇーーゔぅ…」
陣痛が来ていない僅かな間も、休まらない感じになってきた。
「そこの信号過ぎたらすぐだから!
あと少し、我慢しろよ!!」
「俺、アイーダに連絡いてるわ!」
渋滞により予定よりだいぶ遅れてしまったが、漸くアイーダの所へたどり着きそうだ。

喋る余裕なくて言えていないが、実は先程から尿ではない水気のものがチョロチョロと流れている感じがしているのだ。
どっちにしろアイーダの所に着くまでは我慢な為、歯を食いしばり陣痛に耐えた。


188 : 名無しのごんべへ :2024/05/05(日) 14:21:23 MHRhomqk0
「ゔぅ、ぜぇぜぇ…!?」
なんとか耐えていたが、骨盤あたりに圧迫感が出てきてどうにも
いきむのが我慢できない。
ミスリーは咄嗟に股間を抑えてなんとか耐えようとしていた。
(ヤバい、息まなくても出てくるのか!?)
この時1人でぬくぬくとお腹の中で育った大きい胎児の頭が
股関節あたりまで降りてきてるのだ。


189 : 名無しのごんべへ :2024/05/05(日) 22:29:00 XAxJRMpQ0
「ミスリー、着いたぞ!!」
漸くアイーダの所へ到着したようだ。
「ミスリー、陣痛始まったんだっ!!
どういう状態???」
タオルを咥え、ダラダラと脂汗を流す俺の姿を見てアイーダはビックリしているようだ。
「大きい声出したら、チビ達起きちまうだろ?
かなり陣痛も進んでるようでとにかくキツそうなんだよ、早く診てくれ!」
話の出来ない俺の代わりにオレオがアイーダに説明してくれた。
「あぁ、とりあえず建物の中入ろうか。
ミスリー歩けそう?」
俺は勿論それ所では無い為、全力で首を振り何とかジェスチャーでデカかっている事を伝えた。


190 : 名無しのごんべへ :2024/05/05(日) 23:00:15 MHRhomqk0
「ちょっとここでみちゃうね」
アイーダは俺の様子を見て先に状態を診てくれることになった。
そして履いていたジャージの下と下着を脱がされた。
「あ、破水もしてるね。指入れるねー・・・・もう全開だし、頭、子宮口付近まで降りてきてるねー。
よく耐えてたね。もういきみたいでしょ?」
アイーダは内診して驚いたように言うと俺に声をかける。
俺はウンウンと首を縦に振ってもう限界だとアピールする。
「自力じゃ無理そうだし、抱き上げた方がいいね。こっちに向き変えれる?」
アイーダに言われて抱かれやすいように向きを変えようとした時だった。
「っ!?ゔぁああ!?」
思わず我慢できずに大きめの声をあげてしまった。
体制を動かしたことで胎児の頭先が子宮口にはまったのだ。
「あーあ。子宮口に頭ハマったねー。産道に入る前に移動しちゃおうか」
アイーダが俺の様子にまた指を入れて確認したようだ。
そして俺の声で「まぁ・・・」ミリオが目を覚ましたようだ。
オリビアはまだぐっすり眠っているが、ミリオは俺の声で起こされ、機嫌が悪そうだ。


191 : 名無しのごんべへ :2024/05/07(火) 01:06:00 Wir.qaLs0
ミリオの事はオレオに任せ、俺はアイーダとロロに担がれて何とか建物の中に入った。
分娩台に乗るとミスリーは素早く検査器具などを持ってきた。
「ちょっとベイビーの心音聞くから息まないでねー
ゆーくり深呼吸して…」
「すぅーはぁーすぅーはぁー、あぁぁあぁあ!!」
言われた通り深呼吸をしようとするが陣痛間隔の短さとミスリーの所まで辿り着いたことによる集中力の切れでなかなか上手くできなかった。


192 : 名無しのごんべへ :2024/05/07(火) 01:33:35 9oC.0wyo0
「まだ我慢しててー。ほら、すーはーすーはー」
アイーダはそういうけど俺だってもう限界なんだって!
「うぅう、まだ、か?」
「もう限界そうだね。いいよ、ただ一気にいきむと裂けるからゆっくりだよ」
アイーダにオッケーをもらえたからようやくいきめる。


193 : 名無しのごんべへ :2024/05/07(火) 10:33:57 O4HjOfRM0
「はぁ、はぁ、うううううっ!!はぁ、はぁ…」
2回目の出産という事もあって、最初から息むコツを掴んでるようだ。
そして、数回息むと頭が見え隠れするようになってきた。
「よしよし、いいぞ!もう頭出てるならな。次の息みで完全に頭出しちゃおうか!」
その言葉に俺は大きく頷き、再び陣痛の波に合わせて息んだ。
「うぅーーんっ…あ゙あ゙ぁ!!」

グポッ……ピシャ…
大量の羊水と共に赤ん坊の頭が完全に現れたのだ。


194 : 名無しのごんべへ :2024/05/07(火) 10:42:07 V64uo9oY0
「お、頭完全に出たよー!
さすが2回目のママだねー」
アイーダは赤ん坊の頭を支えて声をかけてくる。
「ふぅーふぅー、うぅ、また、きそぉ!?」
そう言うと早く出したい一心で息んだ。


195 : 名無しのごんべへ :2024/05/07(火) 12:03:34 NQ02o9WQ0
「次で体を出すからな!」
「はぁっはぁっ…ふっぐーーー!!あ゙あ゙ぁ出るぅっ!」
ズルリ…バシャアア……

んぎゃ………んぎゃあっおぎゃあっ…
「はぁぁぁっあぁ……生まれた……」

「生まれた〜!ミスリー、ありがと!!」
オレオもロロも大号泣だった。

生まれた子供は2600g程と少し小さめではあったが、とっても可愛らしい女の子であった。
長女のオリビア、長男のミリオ、そして今回生まれたエイバを含めた3人もの子育てが始まった。

そして、俺は次こそはオレオに妊娠して欲しいと考えていた。

子育てが少し落ち着いた後、アイーダに相談し秘密裏にオレオの妊娠計画を進め
多胎児を妊娠させるのはまだ別の話である。

Fin.


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