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【日常α】サクラサケサケ異能都市【きゅー】
1名も無き異能都市住民:2010/03/31(水) 13:42:15 ID:cFfXp.J.0



【前スレ】
【日常α】サクラサケサケ異能都市【バーチカル∞】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12841/1266241960/

2追記でやんす:2010/03/31(水) 13:43:59 ID:cFfXp.J.0
≪ルールとか≫
・基本age進行で
・コテもコテ無しもどんどん来い
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いしゃす

3名も無き異能都市住民:2010/04/02(金) 14:19:04 ID:AXRozTjwO
浮上でござる

4八剣絵名/いちおつっ!:2010/04/02(金) 14:21:30 ID:iaoMCmIg0
>>996
後輩が増えるよ!
やったね絵名ちゃん!
――――なんてことを知るはずもなく。

>>998
ひゅん。
どすっ。
……不審者の目の前。
机に箸(備え付けの割り箸)が一本突き刺さっていた。

>>999
「ほらとりあえずそのかまぼこあげるから黙りましょう?ね?」
…………嫌な予感的中きたぁ――……!!
あちゃー、と心の中で呟き、
「……その話、誰から聞いたんです?」
小声で聞いてみる。

5射森翠/ビリビリ中学生:2010/04/02(金) 14:29:00 ID:BuGTFEjU0
>>1000
「ッ!?」
こんな光景、誰かに見られているとも知らず。
「……」
見られると、余計に恥ずかしくなってくるのも道理で。
顔はみるみる赤くなっていくが、止める術を少年は知らない。

>>4
「ふぇ?ふぁ、ふぁい……」
そのままもぐもぐとかまぼこを飲み込み、ふうと息を付く。
「え?ええっと、僕の友達からです、けど……」
其処まで言いかけ、その友人が言っていた事を思い出し、ハッと気付く。
「……あ……」
絵名が、この話を隠していると言う事を、今更思い出して
「……あ……その……、ごめんなさい……。隠してるんでした、よね……」
反省するように、落ち込むように俯き、どろり濃以下略を少し啜る。

6不審人物:2010/04/02(金) 14:33:41 ID:AXRozTjwO
>>4
「総長って、なん…」
木の破片を飛び散らせ、割り箸が深々と机に食い込む。

「………!!」
暫し、硬直―――

>>5
「…………」
目の前に突き刺さった割り箸に硬直している。

7射森翠/ビリビリ中学生:2010/04/02(金) 14:39:48 ID:BuGTFEjU0
あ、一乙!

8八剣絵名/口封じ=プライスレス:2010/04/02(金) 14:41:49 ID:iaoMCmIg0
>>5
「いえ、いいんですけどね」
……何もなかったですし。
何も、とは、例えば連鎖的に「えっあの伝説の?!」などと誰かが飛び出してきたり。
例えば「ここで会ったが100年目!」などと誰かが飛び掛ってきたり。
例えば「すいませんコレで勘弁してください」などと何故か昼食を分けられたり。
まあ、その手のあれやこれやである。
「隠してるというか、黙ってるというか……」
首を傾げ、
「……ちょっとやんちゃしすぎたなー、という後悔的な何かというか。
 うん、其処まで落ち込まなくても大丈夫ですよ」
ぽす、と俯く頭に手を乗せた。

>>6
飛んできた方向的に、「総長」と呼ばれた少女がぶっ放した一撃だろうが……
威力がどう考えても外見とつりあってない奇跡。

9射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 14:48:43 ID:BuGTFEjU0
>>6
「……」
机に食い込む割り箸を見て。
「……」
無言で、瞳が再び輝きだした。
伝説が今、目の前にいる。

>>8
少年は確かに興奮していたものの、そこまで大きな声で「総長」と呼んだわけではなかった。
不審人物には聞かれていたけど、まあその程度。

「やんちゃ、ですか……」
頭を撫でられ、照れ、少しはにかむような笑い。
「……もう、戻る事は無いんですよね、きっと……」

「だとしたら……ちょっと残念です……」

10不審竜人:2010/04/02(金) 14:52:10 ID:AXRozTjwO
>>8
「……怖っ」
しかし、このギャップと破壊力は身に覚えがある。
…鬼娘、八剣絵名。

「…絵名だよな、あれ」
帽子を取り、懐かしい友人に歩み寄るが―――

>>9
「…相変わらずの破壊力だな」
身振りを見るに、この竜人は絵名の知り合いらしい。
…少なくとも、そう思っている様子。

「しかし、なんでまた高校に…」

11八剣絵名/口封じ=プライスレス:2010/04/02(金) 14:58:38 ID:iaoMCmIg0
>>9
「戻る事……」
その辺りはnknhtの気まぐれというか、ほら、やめるってフラグだよね。
……そんなメタな話は置いておいて、少女は語る。
「……多分、ないんじゃないでしょうか、ね。
 人よりほんの少し色々出来たから、思うとおりにやってみて、」
――――気がついたら何か凄いことになっていたのだと。
「それでまあ、半ば逃げ出すような形になりましたけど。
 戻るとしたら、きっと、」
ほんの少し出来るだけの力で、望まない何かが変えられるときじゃないでしょうかね。

>>10
「えっ」
ぽかーん、という単語が似合う表情。
「……えっ?」
……あれっ、こんな竜の人の知り合いなんていましたっけ?
父さんの方の知り合いかなー、と首を傾げている。

12不審竜人:2010/04/02(金) 15:08:49 ID:AXRozTjwO
>>11
「……えっ」
こっちはこっちで困惑している。

「…すえぞおだすえぞお、大学で一緒だったろ?」
他人の空似とは気付いていない様子。
なんというか距離が近い。

13射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 15:09:52 ID:BuGTFEjU0
>>10
「……?」
絵名先輩の知り合いかな、と心で呟く。
「……竜人……」
同学年にもいる事はいるのだが、今目の前にいる男性程立派に竜!て感じでは無かったりする。
「……すごーい」
故に、驚きの言葉がぽつりと口から零れ出た。

>>11
「そうなんです、か……」
見れば分かる通りに、少年は明らかに残念そうな表情を見せる。

「……実は、僕、昔絵名先輩と雷音の人たちに助けられた事がありまして」
少年は語る。
絵名達にとって、それは日常の一部だったのだろうから、「僕の顔なんて、覚えてはいないでしょうけどね」と続け。
「それで……、中学生になったらあの人達と一緒に何かしたいな、って思ってたんですよ……」
だが、中学生になって少年が耳にしたのは、雷音が解散したという話だった。

14不審竜人:2010/04/02(金) 15:13:50 ID:AXRozTjwO
>>13
「…すごい、って言われてもな」
…とは言うが、ちょっと照れ臭そうだ。

「あぁ…自己紹介しとくよ
 俺はすえぞお、コイツと同じ大学の出身だ」

………大学?

15八剣絵名/同じ顔の人が三人はいるって言うよね:2010/04/02(金) 15:16:42 ID:iaoMCmIg0
>>12
「……すえぞおさん、ですか」
困惑気味に。
「大学って、……ボクは普通に高校生ですよ?
 似てる方とでも、お知り合いですか?」
ちょっとサ○エさん時空入ってますけど、とつけたし。

>>13
黙って聞く。
……あー、
「何かしたい、と言っても。
 別段、立派な自警団ーとかそんな物ではなかったでしょう」
苦笑して、
「一般から見れば、ただの不良の集団です。
 ……わざわざ後ろめたい場所に足突っ込むことはないですよ?」

16不審竜人:2010/04/02(金) 15:24:45 ID:AXRozTjwO
>>15
「いや待てよ、高校なんて…」
…あれ、微妙に…顔付きとか違う?

「…えっ、ちょ、まさか…」
他人の空似だという事にようやく気付く。
暫し、またしても沈黙―――

17射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 15:31:33 ID:BuGTFEjU0
>>14
「あ、立派な竜の人見るの初めてで……、つい」
苦笑を見せ、頭をかいて。
「すえぞおさんですね、分かりました」
ニコリと笑う。

「……大学?」
こてん、と首をかしげ

>>15
「まあ、確かに一般の人から見ればそうかもしれませんね」
でも、そんなの関係ありません。
「……僕にとっては、ヒーローでしたから」

「……って、こんな事言っても仕方無いですけどね」
すいません、と少し頭を下げる。

18八剣絵名/三人目に会ったら死ぬって本当だろうか:2010/04/02(金) 15:37:51 ID:iaoMCmIg0
>>16
「……うーん」
前にもこんなことがあった気がしたな、と思う。
確かあの時は赤い髪のお兄さんだったっけか。
「……その、何だか、ごめんなさい?」

>>17
「ああいえいえ、大丈夫ですよ。
 にしても……ヒーロー、ですか」
困ったように頬を掻き、
「そんな大層なものでも、ないんですけどね……。
 好き勝手暴れまわ、じゃなかった駆けずり回った記憶しかありませんけども」
懐かしい、そう思う。
謝る翠に微笑んで見せて、
「助けになれたなら、何よりです」

19すえぞお/竜人形態:2010/04/02(金) 15:41:29 ID:AXRozTjwO
>>17
「くくく、普段はもっと竜だぞ?」
もっと竜と言われても困る。

「…あ、あぁ…いや…」
…ようやく過ちに気付いたらしい。
適当にお茶を濁し、その場をやり過ごす。

>>18
「いやまぁ…」
なんだか気まずい。

「…はじめまして、でいいや
 改めて…宜しく頼む」
何も改めてはいないのだが。

20射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 15:51:39 ID:BuGTFEjU0
>>18
微笑を見て、また少し照れて視線を逸らし
「はい……!」
強く、返事をする。

「……あ、そう言えば二人に自己紹介してませんね。
僕は射森翠。千夜学園中等部の一年です」
よろしくお願いします、とぺこりと頭を下げる。

>>19
「ほ、本当ですか……?」
瞳のキラキラ度UP。うおっまぶしっ。

「……?どうしたんですか?」
お茶を濁し、その場をやり過ごそうとするすえぞおに容赦無い質問が襲い掛かる。

21八剣絵名/高校生:2010/04/02(金) 15:56:57 ID:iaoMCmIg0
>>19
「うーん、まあ、世界には似てる人が三人はいるって言いますし……」
力の抜けた笑み。
「そうですね、改めて、宜しくお願いします。
 名前は……ご存知みたいですね」

>>20
「……ああ、そうそう。
 さっき一緒に何かしたかったーって言ってましたけど、今はそうもいかないので……」
どうしようかな、とちょっと悩んで、
「……うん、似たような状況の子がいたら、助けてあげる程度のことをすればいいと思います」

「射森君、ですか?
 高等部一年、八剣絵名です。宜しくお願いしますね」
軽く頭を下げて。

22すえぞお/竜人形態:2010/04/02(金) 16:01:12 ID:AXRozTjwO
>>20
「ほう…忘れなきゃ覚えとくよ、頑張れ少年!」
ぽん、と肩を叩いて。

「うおっまぶしっ!
 ん…見たいか?見たいか?」
豚もおだてりゃ何とやら。なんだかテンションが高い。

「…人違いだったらしい」
太陽の如く輝く瞳に負け、素直に間違えを認めた。

>>21
「あっちの絵名も怪力でなァ…」

「あ、そういやあ
 お前さん、種族は?」

23射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 16:11:53 ID:BuGTFEjU0
>>21
「そうです、ね……。分かりました!」
答え、また笑って。
「はい、お願いします!」

>>22
「はい、みたいです……けど……」
ふと、食堂内の時計に視線をやって。
「……ちょっと、時間が無いですね……」
気付けば午後の授業が始まる10分前。結構ヤバい。

「あはは……そういう時もありますよ……」
苦笑し、手を振って。

「じゃ、僕はそろそろ行きますね!」
そう言うと立ち上がり、トレイを持ち上げ
「それじゃ、またそのうち」
最後に一度、にこっとした笑顔を向け、鼻歌を歌いながら立ち去っていった。

24八剣絵名/高校生:2010/04/02(金) 16:14:58 ID:iaoMCmIg0
>>22
「あ、あはは……」
なんというか数奇な運命というアレなんだろうか、と思って、
「種族ですか?ええ、一応鬼…ですね」
すいっと頭に生えた二本の角を指差す。

>>23
「ええ、またご縁があれば」
……また、会う気がするなあ……。
ふとそんなことを考え、
「……ああ、そういや噂の出所は友人さんって言ってましたっけか」
何やら不穏なことを呟いた。

25不審人物:2010/04/02(金) 16:18:50 ID:nWKoaA8o0
>>23
「あら、残念」
と、また帽子を深く被る。

「んじゃ次会った時には真の姿を見せてやるぜ!(キリッ」
そう言って、輝く瞳の少年だか青年だかを見送った。

>>24
「…やっぱ鬼かー、アイツも鬼だったんだが」
ここまでくるとただの他人じゃあないかな、とか考えつつ。

「パラレルというか、パラドクスというか…
 …もしかしたらそんな感じなのかもわからんなァ」

26八剣絵名/高校生:2010/04/02(金) 16:23:35 ID:iaoMCmIg0
>>25
「パラレル?
 ああ、平行世界のー、ってやつですか」
それならそれで一度会ってみたかった。
「……どんな人生送ってたのか、ちょっと気になりますねえ」

悩み始めたところで鐘が鳴る。
「ありゃ、午後の授業始まっちゃいましたか」
……まあサボりでいいか!そんなことより噂潰しですね!
「……と、言うわけで、ボクはこの辺りで失礼させていただきますね」
立ち上がり、食器類をまとめて、
「それではまた。……捕まらないように、気をつけてくださいね?」
会釈ののち、ぱたぱたと軽い足音を立てながら去っていった。

27不審人物:2010/04/02(金) 16:25:41 ID:nWKoaA8o0
>>26
「だいたいそんな感じ」
むしろ会わせてみたかった。

「ま、時間があったらどんなヤツだったか話してやるよ」
ちょっと急ぎ足の絵名を見送り、
姿が見えなくなったあたりで自分も食堂を後にした。

28名も無き異能都市住民:2010/04/02(金) 21:17:24 ID:XoDm5nhI0
路地裏、黒猫、欠けた月。
人気のない暗がりで蠢く白い影。

「『貴方が望むものを与えます』、と」

だらしなく伸ばした、クセのある銀髪。
真っ白な長外套の下は、これまた真っ白なスーツ。
白い男は、傍らに何かを書いたダンボールを立てて、座り込み壁に凭れかかった。


                            ――『貴方の欲しいモノは、何?』

29小夜:2010/04/02(金) 21:23:47 ID:yvUls86s0
「ほしいもの……」

ちりーん、鈴の音は少女の存在の証。
白い男と対になるような、真っ黒の瞳を持つ彼女は首を傾げた。

「……サンタさん亜種?」

30名も無き異能都市住民:2010/04/02(金) 21:29:59 ID:XoDm5nhI0
「サンタさん、ねェ……。
 俺はあんな気前の良いクソジジイみたく優しくはねェな」

口の前で手を組むと、ニヤリと口の端を吊り上げた。

「コンバンハ、素敵なお嬢さん。何をお望みで?」

見上げるその瞳は、哂(わら)っていた。

31小夜:2010/04/02(金) 21:33:43 ID:yvUls86s0
>>30
「あらそう。でも女の子には優しくするもんよ」

肩を竦める、と、ちりーんと音が鳴る。

「んー……なら、貴方の名前を望もうかな。
 あなたは、だあれ?」

哂う白に張り合うように、挑発的に笑う。

32名も無き異能都市住民:2010/04/02(金) 21:38:21 ID:XoDm5nhI0
>>31
「人に名を聞くときは、先ず己から名乗るものだろう?」
一つ、指を鳴らせば。その手に落ちてくるのは、これまた白いハードカバー。
「『対価』は『先払い』だ、御前の名を聞こう」

33小夜:2010/04/02(金) 21:41:35 ID:yvUls86s0
>>32
「あ、有料なのね……」

苦笑。ちりーん。

「小夜。小さい夜と書いて、小夜。
 ……さあ、もう一度訊くわ、あなたはだあれ」

34名も無き異能都市住民:2010/04/02(金) 21:48:20 ID:XoDm5nhI0
>>33
「だから言ったろ? クソジジイ(サンタ)みたいに優しくねぇって。
 小夜、小夜だな、オーケイ。
 俺の名は"シルヴェストル・エルランジェ (Sylvestre Erlanger)"、唯の白い本さ」

左手に持った白いハードカバーを見せながら、そう言った。

35小夜:2010/04/02(金) 21:51:16 ID:yvUls86s0
>>34
「シルヴェストル、エルラン……長い!
 シルヴェストルねはいはい、覚えた」

頭を掻く。ちりちり。

「……本? 本が人の形をしたらそうなるってこと?」

36ノエル=フルーレス:2010/04/02(金) 21:51:37 ID:R0.iNy.I0
週休土日の2日!社保完備!
年末年始・夏季・GW休みで定時+2hまでで手当ついて
出張転勤ナシの内勤の仕事を下さい!!

【色々と追いつめられてそうな青年が駆け込んできた】

37名も無き異能都市住民:2010/04/02(金) 21:59:26 ID:XoDm5nhI0
>>35
「何とでも呼べばいい。名前自体に意味はないからなァ。
 いや、そう言う訳じゃあ、ない。
 そうだな……『本の中の人』、ってとこだな」

>>36
「一億ジンバブエドルになりまァす。但し硬貨限定、札は認めん!」

38小夜:2010/04/02(金) 22:04:03 ID:yvUls86s0
>>36
「うわぁ……」

何とも言えぬ、同情的なまなざしでそちらを見た。

>>37
「あ、ならシルって呼ぶわ。長いし
 中の人? うー、ん……?」

首を傾げる。ちりん。
良く分かっていない様子。

39東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 22:07:57 ID:BuGTFEjU0
脇に紙袋を抱えた青年が、その三人の近くを通りかかった。
「……怪しい商売」
呟きと言うにはいささか大きな、シルヴェストルに聞こえるくらいの声でぼそっと呟いた。

40ノエル=フルーレス:2010/04/02(金) 22:12:48 ID:R0.iNy.I0
>>37
ジンバブエドル……それも硬貨……だと……
暴挙…!!……圧倒的なまでにの……暴挙……!!
とてもじゃないが……用意できない……!!

【グニャグニャし始めた】

>>38
( ゚д゚)

(゚д゚)……

(゚д゚)笑えよベジータ……

【疲れて煤けたような表情で見返す】

>>39
ん?

【声に気づいて紅夜のほうを向く】

41白本:2010/04/02(金) 22:16:00 ID:XoDm5nhI0
>>38
「まァ、要するに"この本(白本)は俺であり俺はこの本だが、別物でもある"、ってことさ」
とっても解りにくい説明だった。
「更に簡単に言うと"人外"だ」

>>39
「商売? またまたご冗談を。
 ただのボランティアさ」

>>40
「じゃァ『御前が三番目に大切にしている"物"』でいいぜ?」

42小夜:2010/04/02(金) 22:21:41 ID:yvUls86s0
>>39
紅夜を見るや否や、顔を顰めた。
小夜は紅夜のことが嫌いなのである。

>>40
「こういう時、どういう顔すれば分からないの……」

ほんとにね!

>>41
「なるほど、さっぱりわからん。
 んーもう人間じゃないってことね、うんもうそれだけ分かればいいや」

諦めの早い最近の子供。

43東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 22:27:49 ID:BuGTFEjU0
>>40
「ども」
ペコリと頭を下げ、近寄ってくる。
「……何か、苦労してんね。アンタ」
先ほどの願いを聞いていたのだろうか。同情するような顔を向ける。

>>41
「対価を貰おうとしてる時点でボランティアじゃねえだろ」
ふ、とあざけるような笑いを向けて。
「……同じ職場の奴に殺されそうにならなくなる方法とかねえか」
コイツの願いも大概だった。

>>42
「……」
嫌われている事は承知していたので、特に何とも思わず。
「……そう言えばアイツ帰ってきたなー」
漏らすように、そう呟く。

44ノエル=フルーレス:2010/04/02(金) 22:31:34 ID:R0.iNy.I0
>>41
三番目?……んー……

【大切にしているもの、と聞けば一番にくるのは】
【今は会えぬ想い人。だが、2番目以降となると中々出てこない】
【元より金や物、地位に拘る性分でもない為、一度頭の中を整理している】

>>42
あ、いえなんか……すみませんでした……

【妙に居心地が悪くなりとりあえず謝る】

はーっ…

【俯き、大きく息を吐いて】

っと、久しぶり、ですかねー。
【顔を上げ、小夜を見る。顔色には先程の疲れは見えない】

>>43
あ、どうも

【半ば反射的に慌てて頭を下げ返す】

えー忙しい限りですよーまったく
仕事を投げ捨てたいですよもう

【愚痴り出した】

45白本:2010/04/02(金) 22:39:16 ID:XoDm5nhI0
>>42
「それだけ解れば十分すぎる。
 それで、何か欲しいモノはあるのか?」
 
>>43
「なァに言ってんだ、俺は利益を求めていない。
 ……『能力(ちから)』なんてどうだ? 今なら選ぶこともできる。ま、それだけ『対価(うしなうもの)』も増えるがな」

>>44
「まァ、ゆっくり考えればいい。時間はたっぷりとあるからなァ」

46小夜:2010/04/02(金) 22:44:09 ID:yvUls86s0
>>43
「知ってるわよそんぐらい。天使派遣したし」

ぶすっとした顔で答える。
見たくもない、と言うように視線は逸らしたまま。

>>44
「あー、うん? うん、うん……
 ……あ、ああ」

脳内メモリーを洗い出し、ノエルの思い出を探す――

「……ひさしぶりだねっおにいちゃん!」

そして、ノエルの前では(多分)本性を出していなかったことを思い出す。
超久しぶりのひらがなロールであった……

>>45
「欲しいモノ。ねえ」

指を顎に当てて考えてみた。
今の自分は十分満たされていないか?
帰る家もある、家族もいる、友達だってそれなりに。

「……そうだね、」

口を開き書けて、籠る。

「なんにも、ないや」

この言葉が本当なのか嘘なのか、それすら自分でもわからなかった。

47東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 22:55:11 ID:BuGTFEjU0
>>44
「あはは、そうかい」
ノエルの愚痴を聞き、少しだけ笑って。
「俺もさ、今の仕事場の環境はあんまり良いとは言えねえもんなんだよな」
でも、と続け。
「止めるわけには行かねえ理由もあってさ、止めれねえんだわコレが」
そう言って、自嘲気味に笑う。

「まあ、このご時勢仕事があるだけでも幸せなのかもしんねえけどさ」

>>45
「そりゃ赤字ってだけで、対価は求めてんじゃねえか」
まあいいけどよ、と呟いて。

「……能力、か……んー……」
手を組み、唸る。
「……例えば、どんなんだ?」

>>46
「ああ、やっぱりあの天使はお前の所のか」
一応、依頼主として救出隊のメンバーくらいは知っていたようだ。
「……じゃあ、アイツが記憶無くしてそこら辺彷徨ってるってのは?」

48ノエル=フルーレス:2010/04/02(金) 23:02:37 ID:R0.iNy.I0
>>45
ではそうしますね〜

【再び考え込む】

>>46

最近なにかありましたか?
【微妙に変化した態度に僅かに違和感を覚える】

>>47
…!
【ピクリと片眉が僅かに上がる】

確かに…仕事があるのはマシかもしれませんね〜……

【言外に含まれる何かを察知したらしく、言葉を考えながら話す】

……仕事とは一人で行うものではありません。
行き詰まったらこの街を散策するといいでしょう
案外…解決の糸口は外にあるかもしれませんよ?

【勿体ぶった遠回しな物言いで言う】

49白本:2010/04/02(金) 23:08:31 ID:XoDm5nhI0
>>46
「ハッ、そうか、それならいい」
静かに立ち上がれば、大きく伸びをした。ぽきぽとと、背骨がなる。
「本当に欲しいモノがあるなら、俺に頼むべきじゃぁない」

>>47
「そりゃそうだ、俺は"気前のいいクソジジイ(サンタ)"じゃあない。何の苦労もなく望むものが手に入るなら、カミサマはいらbねぇってもんだ。
 そうだなァ、『ピンポン玉を破裂させる能力』、『腐った魚を食っても腹を壊さない能力』、『運命を捻じ曲げる程度の能力』……別に、なんでもいい」

>>48
「決まったら言ってくれ。ま、決めなくてもいいがな」

50小夜:2010/04/02(金) 23:12:47 ID:yvUls86s0
>>47
黒い視線が漸くそちらを捉えた。
孕むのは、殺意と殺意、あと殺意。

「……やっぱり私が行けばよかった。行って、犯人ブッ殺せばよかったんだ」

ぐにゃりぐにゃりと影が蠢いている……

>>48
「な、んでもないよっ!」

紅夜に向けていた般若並の顰め面を一瞬でデリート。
きゃるるんとした幼女の笑顔をペースト!

>>49
「えーなにそれ……ムラありすぎでしょ」

最後の能力凄すぎね?
良くわかんないけどなんか凄くね?

51東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 23:21:25 ID:BuGTFEjU0
>>48
「まあ、確かに仕事は一人でやるもんじゃねえなあ……」
ふと、ノエルに視線を合わせ。

「……ふっ」
笑った。鼻で笑いやがった。
「……まあ、人手は何時でも足りねえらしいけどな」

「とは言っても、ただで採用してくれるかも分かんねえけどさ」

>>49
「……まあ、そりゃそうか。アンタはどう見てもサンタって面じゃあねえな」
くすりと笑い、其方に視線を向けて。
「……何でもいい、って言われると困るな。
思い浮かべるだけでも、何時間も必要になっちまうから」

>>50
「……おっかねー」
殺意しか受け取れない視線を受け、わざとらしく肩を竦める。

「ああ、そいつら、死んだってよ」
脇に抱えていた紙袋を持ち直しつつ
「謎の放火によって屋敷ごと全焼。骨もまだ見つかってねえとさ」

52ノエル=フルーレス:2010/04/02(金) 23:25:17 ID:R0.iNy.I0
>>49



【さしずめ頭に電球が灯るように閃いた】

じゃあこれ!
【何処からか埃だらけの本を取り出した】
【何らかの魔道書のようだ】

>>50
じとーーっ

【rァコマンド rァみやぶる】

>>51
(…ムカッ!)

まあこういうナリですが…
多少なりとも仕事が出来るとは自負してますよ

【そう言いながら静かに魔力を練り上げていく】

53白本:2010/04/02(金) 23:30:48 ID:XoDm5nhI0
>>50
「ばっかお前、すっげェ能力になればなるほど『対価』もでかくなるんだぜ?
 最後の『運命を捻じ曲げる程度の能力』なんかは――


                          ――『心』と『記憶』の全て」

>>51
「だろ?
 だろうなァ。いっそ思い浮かんだ能力(チカラ)全部にしてみるか? まァ、『何も残らない』だろうけど、な」

>>52
「ほォ、見せてみろ。
 ああ、"一応"謂っておくが、俺に『嘘』は通じないぜ?」

54小夜:2010/04/02(金) 23:35:39 ID:yvUls86s0
>>51
「ちくしょう先越された!」

そっちかよ!

「……ま、いいか」

>>52
きゃるきゃるりん、とした少女の表情。
しかし表情だけである、足元の影がうぞうぞうぞうぞ蠢いている。

>>53
「あーそっか、有料だっけ、ね……」

言葉を失う。
ややあって、少しだけ強張った口を動かした。

「……そんなの、無くなったらそこで終わりじゃん」

55東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 23:44:21 ID:BuGTFEjU0
>>52
「へえ……って、ストップストップ」
ノエルの動きを手で制止して。
「そんなの俺に見せられても意味ねえよ。雇うのは俺じゃねえから」

「まあ、話はしておく。俺は東雲紅夜。所属は千夜。アンタは?」

>>53
「……やー、よくこんなに思いつくわ。我ながら」
ざっと思い浮かんだだけでも100はあるんじゃないだろうか。

「……へえ、そうなのか。……まあ、それはそれで面白そうだ」

「欲に塗れた人間が最後に手に入れるのは、全てを無くした未来。なんてな」

>>54
「あーらら、随分と物騒なお子さんで」
その反応には、思わず苦笑を漏らすしかなく。
「……ま、いいんじゃねえの。俺には関係ねえし」

56ノエル=フルーレス:2010/04/02(金) 23:48:46 ID:R0.iNy.I0
>>53
――ピクッ

【硬直。渡そうとした手が止まる】

ま、間違えたっ、そ、そう、こっちだっ、こっちっ
【慌ててしまって別な本を取り出す】
【ちなみに先程のは数日前テキトーに書いた本】
【今回のは祖父から譲り受けたものである】

……うーむ……

【本を手に持ったまま逡巡している】

>>54
小夜さん小夜さん、足元足元

【隠せてない、という風に手を顔の前で左右に振りつつ】
【小夜の足元を見る】

>>55
世の中意味がいることばかりではありませんよー……
【どんどん濃密になっていく魔力】

む?千夜…?
私はノエル。 
ノエル=フルーレス。Shadow Runというギルドのマスターです。
【名を聞き、矛先を収める】

57白本:2010/04/03(土) 00:01:14 ID:XoDm5nhI0
>>54
「『そういうこと』だ。
 どんなに頑張っても、"己"を持ったまま"カミサマ"にはなれねぇんだよ」

>>55
「いいねェ、嫌いじゃあないぜ、お前みたいなのは。
 よォく解ってるじゃあないか。前に居たなァ、『セカイの半分が欲しい』って奴が。
 ああ、与えてやったさ。『そいつの存在』と引き換えに、な」

>>56
「ハッ、正直でいい。
 どうする? その本を渡すか渡さないかは、『自由』だ」

58小夜:2010/04/03(土) 00:04:36 ID:yvUls86s0
>>55
「まあいい、次よ次、次は絶対殺してやるわ」

物騒にも程があるってんだ。

>>56
「ゑ、あ――は!」

げしり、と影を踏みつける。
影の動きがピタリと止まる。

「な、なんでもないよぉ」

ありすぎる。

>>57
「……成程、ニンゲンのままじゃあ神様になれない、ってことか」

ならば私は神様になんかならなくていい、と少女は呟いた。

「はぁ、眠……帰ろ」

そして何ともマイペースにゆらゆら歩いて帰って行くのだった。
ちりん、ちりーん。鈴の音をその場に残して。

59東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/03(土) 00:11:45 ID:BuGTFEjU0
>>56
「……」
あー、怒ってるなこりゃ、とか。
多分このままだとアレで何かされるな、とか考えて。

「ノエル=フルーレスね……。分かった。話はしておく」
ふうん、と頷いて。
「ギルドね……。へえ……」

>>57
「どうも」

「……ぷっ。あはははは!そいつは傑作だな?おい!」
ばんばんと男の肩を叩き、笑い出す。
「はー、馬鹿だねえ、そいつは……!」
目の端に溜まった涙を手で拭き取り。

「結局、手に入れてえ物ってのは自分の手で手に入れるのが一番なのかもしれねえなあ……。
楽しようとして、アンタみたいなのに引っかかっちゃたまんねえもんなあ……」


>>58
「……次は……ねえと思う、ぞ……?」
まあ中の人の気分次第だけど。
笑い声を上げたまま、小夜が去るのをただ見送っていた。

60ノエル=フルーレス:2010/04/03(土) 00:21:22 ID:R0.iNy.I0
>>57
いや…辞めときます…

【本をしまう。名残惜しさの見えない所作は】
【元から渡すつもりは無かったかのようだ】

私はフルーレス。完全なるを求める一族。五賢人が一。
欲しいものは自分で手に入れますよ。

>>58
………
【帰っていく姿をジト目で見送る】

(うーむ隠しているのは分かるが……詮索すべきではないのかねぇ…)

>>59
〜〜〜

【不機嫌オーラをわざとらしいまでに出している】

よろしくお願いしますね。千夜の総帥とは知らない仲じゃないですし
【軽く頭を下げる】

金が欲しければ訪ねてみてはどうでしょう?
何時でも扉は開かれてますし、
依頼を受けるのに許可とか書類とかは必要ないので

61白本:2010/04/03(土) 00:29:12 ID:XoDm5nhI0
>>58
「じゃァな、いい夢見ろよ」

>>59
「解ってるなァ、そう、詰り『そういうこと』だ。
 俺みたいなのは、居ないほうがいいに決まっている」
だからって止めるわけにはいかないんだけどな、と付け加えて。

>>60
「オーケイ、いい判断だ。
 誰かが言っていたな、『己の手で得たものでなければ、何の価値もない』ってな。
 まァ、そいつは結局――『消え』ちまったが」

さて、と呟くと立ち上がり。
傍らに置いたダンボール(かんばん)を手に取り、虚空に消し去った。

62東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/03(土) 00:35:25 ID:BuGTFEjU0
>>60
「……」
無視しようそうしよう。心でそう呟いた。
「あ、本当か?なら楽だな。話が早いわ」

「んー……そうさなあ」
腕を組み、ううんと空を見て。
「……今、必要なのは金じゃないしなあ」
ま、覚えておくよ。と付け加えて。


>>61
「まあな。……アンタどう見ても怪しいし」
くすり、と漏れるような笑い声を上げ。

「……お、店じまいか。んじゃ俺も帰ろうかな」
くるりと振り返り、夜道を歩き始め
「じゃな。お二人さん」
そのまま、すたすたと夜の闇の中へ消えて入った。

63ノエル=フルーレス:2010/04/03(土) 00:43:31 ID:R0.iNy.I0
>>61
消えた…ね…

【溢れるような呟き】

この悠久など無い…と言うことですかね〜…
時の最果てにまで行けば答えがあるのか……

>>62
ん、そうですか。
それなら仕方ありませんね。



っと、日付も回っちゃったか……

【何故か空を見て時間を判断し】

それではまた。あんまり怪しい商売してると捕まりますよ〜

【言うやいなや、無数の虹色の蝶が出現し、姿を覆い隠す】
【空気に溶けるように次々と蝶が消えると、既に姿はなく。彼方へと消えていた】

64白本:2010/04/03(土) 00:49:55 ID:XoDm5nhI0
>>62
「存在自体が胡散臭いんだ、仕方ないだろ?
 じゃァな」

>>63
「さァね。明確な『答え』ってのは何処にもないさ。
 お前が『答え』だと思ったものが、『答え』になるんだろォよ。
 心配いらないな、そもそも俺は『ここに居て、ここに居ない』んだからな」

そう謂うと、男もまた、虚空に消えた。

65ティファニア・ハートランド:2010/04/03(土) 22:59:21 ID:rSRBD9/U0
「よいしょーっと。」

ぴょこ、ぴょことまるで
ノミのようにビルからビルへ飛び跳ねて、
異能都市を探検中。

「あ、こんなところに床屋さんが。
 こんどよろーっと。」

色々発見があって楽しいそうです。

66ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/03(土) 23:32:07 ID:WVrfsEdY0
【少し嬉しそうな顔をしながら歩いている少女がいる】
「あう〜。おなかすいたなの〜」

【お腹をさすっている】

67ティファニア・ハートランド:2010/04/03(土) 23:39:32 ID:rSRBD9/U0
>>66

「あ、ディスだ!」

散策中に、ディスの姿を見つけて。

ビルの上からぴょんとジャンプ。
重力で衝撃を和らげてディスの目の前に着地します。

「こんばんわ、ディス!」

68ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/03(土) 23:44:13 ID:WVrfsEdY0
>>67
「あう〜?あ、」
【少女の姿を見て微笑む】

「こんばんわなの〜『てぃふぁ』…なの〜!」

69ティファニア・ハートランド:2010/04/03(土) 23:53:35 ID:rSRBD9/U0
>>68

「えへへー。」

ティファニアはディスと変わらないぐらい
無邪気な笑みを浮かべて。

「ディスも散歩?私も散歩してたんだよ。
 この街はおっきいから歩いているだけでも面白いね!」

70ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/03(土) 23:58:12 ID:WVrfsEdY0
>>69
「あう〜。うん…おさんぽかなの〜」
【大きくうなずいて言う】

「おともだちにあってきたあとだからなの!」
【楽しそうだ】

71ティファニア・ハートランド:2010/04/04(日) 00:07:41 ID:rSRBD9/U0
>>70

「友達、かぁ。ディスはたくさんいそうだね。
 私もこの街に着たばかりだけどいっぱい友達を作るよ。」

ぐ、と軽くガッツポーズをして。
どうやらティファニアのクセなです。

「でも、まずは仕事を見つけないと。
 これだけ大きな都市だからなにかいい仕事があるはず。」

72ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/04(日) 00:11:25 ID:WVrfsEdY0
>>71
「あう〜。がんばってなの〜。
 『でぃす』もおともだちなの〜」
【微笑みながら言う】

「おしごと…あう〜。
 どんなことあるのかなの」
【首をかしげている】

73ティファニア・ハートランド:2010/04/04(日) 00:20:31 ID:rSRBD9/U0
>>72

「ディスは私のここでの友達一号。」

えへへ、と笑って
ディスの手をぎゅっと握って。

「ううーん、私は前、古いドラッグストア?みたいなので
 働いていたから……そんなのがいいなぁ。
 きっと、一軒くらいあるよね。」

74ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/04(日) 00:28:23 ID:WVrfsEdY0
>>73
「あう〜。うれしいの〜」
【テレながら手を握る】

「あう〜…おみせのことはよくしらないけど…
 たぶんあるとおもうなの〜」

75ティファニア・ハートランド:2010/04/04(日) 00:31:41 ID:rSRBD9/U0
>>74

「えへへ、そう思って私もいろいろ調べていたの!ほら!」

ティファニアがロングコートの中から取り出したのは、
街で無料配布されているフリーペーパーや求人誌。

「これを見て、なにか仕事を探すよ!」

76ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/04(日) 00:38:13 ID:WVrfsEdY0
>>75
「あう〜!すごいの〜!
 がんばってなの!」
【感心している感じだ】

「おしごとたいへんそなの〜…」

77ティファニア・ハートランド:2010/04/04(日) 00:44:46 ID:rSRBD9/U0
>>76

「うん、でも働くって事はとてもすばらしい事だよ。
 自分が誰かの役に立てるのは楽しいよ。」

ティファニアはアクティブな性格で前向きな性格をしている。
きっと彼女にかかれば、どんなことにでも楽しみを見出すのだろう。

「そろそろ寒くなってきたから、わたしは家に戻るよ。
 ディスも、あんまり遅くまで遊んじゃダメだよ。」

78ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/04(日) 00:51:14 ID:WVrfsEdY0
>>77
「そっかなの。だれかのためになの〜!
 それならきっとたのしいの!」
【ディスも共感しているらしく、嬉しそうにほほ笑む】

「あう〜。わかったの〜。
 おそとはよるはこわいなの。」
【頷きながら言う】

79ティファニア・ハートランド:2010/04/04(日) 00:53:04 ID:rSRBD9/U0
>>78

「ディスはいい子だね!そういう子は幸運を呼び寄せるから、
 きっと、ディスにいつかいいことが起こるよ!」

別れ際にそういうと、ティファニアはぴょンぴょんと跳ねてどこかへ消えていきました。

80ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/04(日) 00:56:46 ID:WVrfsEdY0
>>79
「あう〜!わかったの〜!
 しあわせになるなの〜!」
【そう言って手を振り見送った】

「あうあう〜『でぃす』かえろなの〜」
【上機嫌のままディスは去って行った】

81上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/04(日) 12:38:13 ID:.6prKP66O
【わたしのかんがえたさいきょうのわざ】
 
「はい、まず私の能力で地球を消滅させる
みんな倒せる」
 
【色々と絶好調です】

82水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 18:52:23 ID:IDnKkU3kO
夕暮れ時。

「……ふぁ……」

都市中央部。そこにある、公園のベンチに腰掛け、行き交う人を、ぼんやりと見ていた。

「……んむ……」
二度目の欠伸を噛み殺し、目の端に溜った涙を指で掬う。

83黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/05(月) 19:07:22 ID:hedfrAak0
 同じく公園、自販機の前にて。
 黒いロングコートを着た、大柄な男が居た。

「……寒ぃしホットコーヒーでも買うかね」
 硬貨を投入し、自販機のボタンを押す。
 てれってれー、と凄まじく適当なファンファーレが流れた。どうやら当たったようで。
「――うわー、今年度の運全部使い切ったろこれ……
 つーかもう要らねえのに……」

 と、考えている途中で、人影に気がついたようで。
「あ、そこの人。この自販機で今何か一つ選ぶなら何だはい10秒以内!」

84:2010/04/05(月) 19:11:04 ID:Jhlo6zSQO
>>82
昼は外に出ることは叶わないが、夜は日の光が存在せず散歩ができる。
公園に足を踏み入れた時、何処かでみたことがあるような人影が――
 
「――あのばか」

85 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 19:15:26 ID:IDnKkU3kO
>>83
「ん?」
ファンファーレが聞こえた方に目をやれば、突然飲み物のリクエストが飛んで来て。
「え?あ、えーっとココア!ココアで!」


>>84
「んむ?」
耳は良かった。地獄耳とか言う程では無いが。
ちらりとそちらを見るも、誰がそう呟いたかまでは判断出来ない。

そして、魁が知る水無月煉とは決定的な違いがあった。
――髪の毛が、黒い。

86黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/05(月) 19:20:52 ID:hedfrAak0
>>85
「ようしココアだな了解」
 言いながらボタンを押す。どうやら制限時間には間に合ったようで。
「――という事でこれはあんたにあげよう。偶然当たっただけだしな」
 ほれ、と言ってココアを手渡す。
「……あ、すまん。
 夜風吹くこの寒さの中アイスココアを押してしまったが許してくれな」

87:2010/04/05(月) 19:21:45 ID:Jhlo6zSQO
>>85
「……?」
パッパラパーな感じはそっくりなのに、外見は一致しない。
気にはなるが、人違いだろうと思っていた。

88水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 19:27:29 ID:IDnKkU3kO
>>87
「あ、本当?どうもです……。ラッキー……」
少し嬉しそうに笑い、呟くも、受け取ったのはまだ少し早いアイスココア。
「……」
無言で黒金の顔を見つめる。
貰い物だから文句は言えないけど、目で訴える。

>>88
「ん?」
きょとん、とそちらを見ては魁を見つけて。
「……」
どう見てもこっち見てるよね、と思い、とりあえず一礼。
見たことのある顔。だが、思い出す事が出来ない。

89:2010/04/05(月) 19:30:05 ID:Jhlo6zSQO
>>88
「……」
きっと似た人なのだろう、そう考えた末礼には目もくれず闇へと溶けて消えていく――

90黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/05(月) 19:30:24 ID:hedfrAak0
>>88
「……」
 悪気は無かったんだ、とこちらも目で返す。
 伝わったかどうかは果てしなく不明。
「……まぁ加熱すればきっとどうにかなるだろ。
 それともこのホットコーヒーと交換でもいいが」
 まだ開けてないしな、と呟く。

91水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 19:37:11 ID:IDnKkU3kO
>>89
「――あ」
呼び止めようとするも、なんと呼んでいいのか分からず
「……」
少し、目を離したうちにその姿は消えていて

>>90
「……はあ」
伝わったらしく、仕方ないと言う代わりにため息をつく。
「……や、それは悪いですし、いいですよ」
苦笑し、ココアの缶を開け、口を付ける。

92黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/05(月) 19:43:58 ID:hedfrAak0
>>91
「ん、そうか」
 と一言口にすると、こちらもコーヒーを開けて一口飲む。

「……あ、そうだ。あんた名前は?」
 と、思い出したように。
「俺は鋼。黒金鋼という。その辺に居る都市警備の人だ」
 唐突に自己紹介。それがこの男流と言うものなんだろうか。

93 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 19:47:28 ID:IDnKkU3kO
>>92
「……つめたー……」
ぶるっと一度、身体を震わせ、ほう、と息を吐く。
「ん……水無月煉……。何やってたかは分かんない……」
ずず、とココアをすすりながら黒金を見上げる。

「どーにも、記憶喪失らしくって」

94黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/05(月) 19:51:37 ID:hedfrAak0
>>93
「いや、うん。本当に済まないと思っている」
 はっはー、と笑う。本当に反省しているのだろうか。

「水無月煉、か。かっくいー名前じゃねぇか。かっくいーので覚えたぞ」
 と口にした後、“記憶喪失”という言葉を聞いて。

「……マジで? 大変だなそりゃ」
 ちなみに俺は初対面な、と補足。自己紹介したんだからそうだろうに。

95水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 19:56:50 ID:IDnKkU3kO
>>94
「でしょ?何となくだけど、大切な人に貰った名前ってのは覚えてる」
名前を褒められるのは嬉しいらしく、ニコニコと笑う姿は実年齢より少し幼いくらいのに見せる。

「ん、そっか。分かった」
こくりと頷き、また笑って。

「……にしても都市警備員なんて、大変だね」

96黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/05(月) 20:02:08 ID:hedfrAak0
>>95
「ほー、何だかハートウォーミングな雰囲気が漂ってんな」
 いいなそういうの、と感慨に耽る。

「まぁ大変っちゃ大変だが、都市を守る奴らが居ないと困る人だって少なからず居る訳だしな。
 それならば誰か――警備員――が都市を守らなきゃならねぇだろうて」
 と、誇りを持って言う。
「……まぁ俺ぁ新入りだし偉そうな口聞けねーんだけどな」
 はっはー、と笑い飛ばす。

97水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 20:08:14 ID:IDnKkU3kO
>>96
「まあ、それも何もかんも、はっきりとは思い出せないんだけどね」
心暖まるって意味?と確認し、照れたように笑う。

「おお、かっこいいじゃん」
くすくすと笑って、その言葉を聞き
「……確かに、そうかもね。
でも、そう思ってる人と思ってない人だったら……俺は思ってる人のが好きだな」
綺麗事とかじゃなくてね、と付け加え、また笑って。

98黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/05(月) 20:15:02 ID:hedfrAak0
>>97
「思い出せるといいな。良かれ悪かれ」
 そうそうそういうこと、と答えてから言う。

「はっはー、そう言って貰えると俄然やる気が出るな」
 と嬉しそうに笑う。


 テーレッテレー、とチープな音が流れる。
「……っと、悪い。少しばかり用事が出来ちまった。
 また縁が合ったら会おうぜ。じゃあな、煉」
 言うと警備員――黒金鋼は、手を振りながら小走りでその場を後にした。

99水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 20:20:28 ID:IDnKkU3kO
>>98
「うん……本当ね」
ありがとうと付け加え、くすりと笑って。
「おお、出せ出せー。そんでもって、都市の人の為に頑張ってね」

「ん、ああ、分かった。それじゃね。黒金さん」
手を振り返し、去っていく男を見送った。

100小夜:2010/04/05(月) 20:32:31 ID:yvUls86s0
気持ち悪い。春の夜は気持ち悪い。
生ぬるい空気が纏わりついてくるような感覚がするから嫌いだ。

「……っち」

先日、紅夜に煉の状態を聞いてから。苛々が止まらないのだ。
顔を顰めて舌打ち一つ、生ぬるい闇の中を掻きわけて歩く。

101水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 20:39:48 ID:IDnKkU3kO
>>100
「……」
また、ベンチに腰掛け人を眺めていた。

「……」
そしたら、物凄く機嫌の悪そうな少女が歩いていた。
「……こっわ……」
思わず、呟いてしまう。

102小夜:2010/04/05(月) 20:42:02 ID:yvUls86s0
>>101
「あー? 誰かなんか言ったかよ……」

ぎろりとそちらを睨む、
そして硬直。

「…………なにしてんの、お前」

103水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 20:48:45 ID:IDnKkU3kO
>>102
「え……何って、暇つぶし……だけど……」
少女が知り合いなのか、今は思い出せない。
だが、ぼんやりと見覚えがあるのも確か。

104小夜:2010/04/05(月) 20:51:23 ID:yvUls86s0
>>103
目の前の男と良く似たあいつの言葉を思い出す。
「記憶喪失」。その単語が脳内をぐるぐると駆け巡った。

「……私のこと、覚えて、ないの……?」

顔を見ればなんとなくわかる、しかし藁にでも縋っていないと不安で不安で仕方が無い――

105水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 21:00:52 ID:BuGTFEjU0
>>104
「……」
数秒の硬直。思考。
少女の事を覚えていないと言うのは図星。
だが、それをそのまま目の前の少女に言ってもいい物だろうか。
今の言い方からすると、それを伝えると恐らく目の前の少女は悲しむだろうと予想する。
そして、それが自分にとって良い事か悪い事かと言えば、当然悪い事。
目の前の少女には、泣いて欲しくない。そう思う。

――なんて思考が頭の中を駆け巡り、男がとった行動は。

「――いやいや、何言ってるんだよ」
嘘をつく事を、この男は選んだ。

「そんな訳無いだろ?」
あはは、と笑って、小夜の頭をぽすんと撫でる。
記憶が無くなっても、人の頭を撫でる癖は変わらないようだ。

「あはは……」
何かを誤魔化すように笑う。
この男、致命的に嘘が下手だった。

106小夜:2010/04/05(月) 21:04:15 ID:yvUls86s0
>>105
ぎこちない笑み。
しかし自分の頭を撫でる手の体温は、同じだった。

「……もういい」

煉の手首を取って、頭から放す。

「もういい、もういいよ……覚えてないんだね?」

107水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 21:08:14 ID:BuGTFEjU0
>>106
「あは……は……」
ぎこち無さ過ぎる笑み。
それを保つ事も最早叶わず。

「……どうも、嘘は苦手だね……」

「……ごめん」
ペコリ、と少女の眼前に差し出す風に頭を下げる。

108小夜:2010/04/05(月) 21:11:51 ID:yvUls86s0
>>107
「謝るの、やめて」

苛々する。
苛々する。苛々する。
苛々苛々苛々苛々苛々苛々……

「……誰が」

やったの。
そう呟いた声色は、地獄の釜の底から這い上がる憎しみの黒ずんだ赤。

109水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 21:14:41 ID:BuGTFEjU0
>>108
「……俺の弟、らしい」
頭を上げ、小夜の顔を見つめ、そう言う。
座った男の顔の高さと、少女の顔の高さは大体同じくらい。

「……でも、死んだらしい」

110小夜:2010/04/05(月) 21:19:16 ID:yvUls86s0
>>109
「死んだってのは、聞いた」

そこじゃないんだ。ぎりりと歯軋り。
食い縛ったまま顔を上げる。

「でも私が訊きたいのはそこじゃない。
 お前を誘拐した張本人は――誰」

111水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 21:23:02 ID:BuGTFEjU0
>>110
「そ、そう……」
少女の希薄にやや気おされ、誰に?と言う疑問は口に出せない。

「え?ああ、ええっと……」
聞いた話だけど、と付け加えて。
「……俺を助けに来てくれた人たちが戦った、黒スーツの男」

「そいつはまだ、生きてるって聞いたけど……」

112小夜:2010/04/05(月) 21:25:40 ID:yvUls86s0
>>111
「黒いスーツ」

口に出して反芻する。
詳しいことは二階に居る白髪天使に聞きだせばいいだろう。

「生きてるのね? なら」

殺せるわ。
少しだけ嬉しそうに笑った。

113水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 21:28:09 ID:BuGTFEjU0
>>112
「……」
その笑みの裏で何を考えているか。
聞けない。怖すぎて。

「……あ、そうだ。君、名前は?」

114小夜:2010/04/05(月) 21:33:31 ID:yvUls86s0
>>113
「小夜。真宵坂 小夜。忘れたのならもう一度思い出しなさい」

くるりと踵を返す。
以前笑みは浮かべたまま。

「そういうことよ。
 じゃあまた、次会った時には全部思い出してなさい」

願望を突き付けて、去って行く。
目指すは神羽荘201号室、天使の住処。
彼の喉を絞め上げてでも、男の情報を絞り出すのだ。

115水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/05(月) 21:37:22 ID:BuGTFEjU0
>>114
「……了解」
振り返る少女を見つめ、少しだけ笑みを見せ。
「……じゃあね」
歩き去るその後姿を、ただ見つめる。


「……」
少女の姿が見えなくなった頃、一つの疑問が浮かび上がる。
「……どんな関係なんだ……」
法に触れるような、まずい関係じゃないよね、と自分に尋ね、苦笑して。

116銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/06(火) 01:34:43 ID:HnkBBDEo0
「う……あ……」

 眼を開ければ、そこには灰色の夜空。
 一面に広がる廃墟の群。
 静かに降る雨がクロスの身体を打つ。

「……」

 自分はどうなったのか、まだ意識がハッキリとしていない。

「そうだ、決着を……」

 つけられなかった。
 自分の中にある地獄。
 それに終止符を打ちたくて。
 だが、できない。わからない。

「俺は一体、何を思っているんだろうな」

 自分の心がわからない。
 あの世界は何なのか。
 何故、永遠の退屈と不変という甘い世界を、彼らは『地獄』と呼ぶのか。

「何故、俺はあの地獄にこうも惹かれているのか……」

 分からない。
 自分が分からない。
 それと同時に、自分の中でまた何かが燻る感覚が湧き上がる。

「これが、化け物を相乗りすることになった代償か」

 思わず右腕を見る。
 金属の右手は、ただ冷たい光沢を放つのみであった。

「……」

 起き上がり、前髪を掻き上げる。
 これからどうするか。
 帰る? こんな状態でか?

「約束、破っちまった」

 すえぞお、沢桐、暁、カノン、甲。
 あいつらを、裏切ってしまった。
 どんな顔して出ればいいのか……


――ガッ


 近くの壁に頭を打ち付ける。
 額から血が流れるが、気にもしない。

「だから、だから謝りに行くんだろうが……ッ!」

 そうだ、まずは詫びなければ。
 あいにく、下げる頭はまだ持っている。
 まだ身体が動いているうちに、やるべきことはやっておこう。
 そう考えてクロスはやっと、歩き出した。

117ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 14:11:57 ID:WLwiniQ.0
ひぉぉわぁぁぁぁああ!!
【甲高い絶叫がドップラー効果を伴って滑り降りていく!】
僕は紳士僕は紳士僕は紳士……

いやぁぁぁぁぁああ! 怖いぃよぉぉおおおお!!
【耳はバタバタビュオオと騒がしく自分の絶叫さえ聞こえない】
【とりあえず涙が凄い勢いで乾いて寒いのは分かって、がむしゃらに手元の紐を引く】
グイ バサッ ボフッ!

ああ……恐ろしいなぁ、もうやりたくない…。
【涙が正常に下へ流れ始めた】
【パラシュートにぶら下がりながら、しくしく泣きつつゆっくり降下していく】
【遥か上には先ほどまで乗っていた飛行船が優雅に浮いていた】

118朝宮暁:2010/04/06(火) 14:22:10 ID:/k2gysHgO
「誰だッ、誰だ!?、誰だぁあああ! 空の彼方に映る影ぇっ!」
 ばざばさと火の粉を散らしながら、ヒホロから声が届くか届かないかの距離を、焔造りの翼が羽搏いた。
 翼の主は機嫌良さげに歌を唄う。
「 あーかーいーつぅ……ばっさーの――……あかつきー!!」

119ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 14:27:44 ID:WLwiniQ.0
>>118
はぐぅぅぅうう……タバコ、タバコぉぉおおおおぉぉ…
【ホルスターの中からタバコと百円ライターを取り出し、火をつk】

ジャリリッ ビュオッ ボシュン
ジャッッ ビュオッ ボシュン

づぎまぜんんんんぅぅうう…!!
【嗚咽ダダ漏れ、何度も何度も金属の車みたいのを親指で回している】

120朝宮暁:2010/04/06(火) 14:35:34 ID:/k2gysHgO
>>119
「……ん?」
 暁がヒホロに視線をやった。表情は見えないが煙草を吸おうとしているのか?
「パラシュートで降りながら煙草とは生意気ながら優雅なガキだな、感心するぜ。……俺も吸うか」
 言いながら羽を休めて滞空しながら煙草に火を点けた。
「やっぱジョンプレだよな。味濃いし……っと」
 少年はまだ火が着かないらしい。――つけてやるか。そう思った暁は腕を少年に向けて伸ばす。
「……こんなもんだ、な! っと」
 瞬間、暁の指先から焔造りの小鳥がヒホロに向けて羽搏いた。果たして上手く煙草に火をつけられるだろうか。
【書き込み時間末尾偶数ならヒホロの煙草に向けて羽搏く】
【奇数ならヒホロのパラシュートに向けて羽搏く】
【0、連番、ゾロ目の場合は操作を激しくミスってヒホロの近くで爆発】

121東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 14:43:37 ID:BuGTFEjU0
地上。
二人の丁度真下辺り。

「……あー……」
上を見上げれば、炎の羽を有する男と何か落下してくる少年。

122ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 14:46:18 ID:WLwiniQ.0
>>120
【涙で潤んだ視界を何か暖かいものが照らした】
……?
【袖でごしごしと目を拭く。遠くから飛んでくるのは火で出来た小鳥だった】

わぁぁ…! 凄い…!
【見ると真っ直ぐ自分のタバコめがけ飛んできている】
【ああ、奇跡のような事もあるんだなぁ、なんて思いながらタバコを差し出し】

それじゃ、おねgドカーーーーーーーーン!!!
【タバコと触れた瞬間火の鳥が爆発!】
【一瞬爆炎に包まれ、それが散ると中からほぼ原型を留めない布切れを纏った状態で】

こんなのって、ありです… ブチッ

かぁぁぁあーーーーーっッッ!??!
【ついでに背負い紐も切れ、またも絶叫し地面に向けて落下。今度はノーパラシュートだ】

123朝宮暁:2010/04/06(火) 14:52:22 ID:/k2gysHgO
>>122
「やっちまったZE☆」キラッ
 暁はそれだけ言うと空の彼方に逃げていった。

>>121
 目撃者、東雲紅夜。

//落ちますー

124ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 14:57:59 ID:WLwiniQ.0
>>123
【あっ逃げた】
【逃走者の姿も涙で見えませんでした】
誰ですかこんなことぉおおおおおおおーーーーー!!!
>>121
【さらにスピードを上げて落ちてくるボロ布纏った小さな影】
たぁぁああああああすけてええええええぇぇぇぇぇぇぇ…
【ドップラー効果がヤバイ! どうする!】

125東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 15:01:10 ID:BuGTFEjU0
>>123
「……あ、逃げた」
少年が爆発した原因であろう青年。
誰だかは見えなかったけど、酷い事をする奴もいるもんだ、と心の中で呟き。

>>124
「……あー、こりゃ死ぬかねえ、あいつ……」
よっこいしょ、と抱えていた紙袋をアルファストの上に置き。
「どーれどれ……このコースかー……?」
両腕を前に出し、キャッチを試みる。

126ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 15:12:49 ID:WLwiniQ.0
>>125
……ァァァァぁぁぁぁぁああああああああああアアア!

どかっ!
【ナイスキャッチ成功】
【何か人の頭のような影と痛みの少ない背中に、助けられたことを知り】
あ、あっあっ、ありがとうございまずぅぅぅうう!!
【今度は感涙の涙をだばーっと流して紅夜の胸に頭を埋め抱きつく】
ホントにホントに死ぬがどおもっでぇええぇえ!
【黒くくすんだ顔を擦って涙を拭き、】

一度お礼だけでもさs あっ
【顔を上げてやっと気づく】

127東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 15:21:19 ID:BuGTFEjU0
>>126
「あ?ああ、どういたしましt……って、うわ!汚え!」
涙を流したまま抱きつかれ、思わずヒホロを投げ出す。
「あー?お礼なんていいよ……って……」
今、助けた少年の顔を見て、此方もやっと気付く。

「……」
硬直。どうすっかな、と考え中。

128ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 20:52:38 ID:WLwiniQ.0
>>127
……


うわあああぁぁぁなんて卑劣な待ち伏せなんて卑怯な卑小な!!
離してください、あ、そうだタバコ、タバコはどこ

ボオオオォォォォ....
お゛父゛ざーーーーん゛ッッッ!?!!!!
【地面に転がり、爆発の余波でシガーケースごと燃え盛る中身のタバコ】
【あああ、と力なく呻いて、もくもくと上がる煙をただ眺めている】

129東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 21:25:44 ID:BuGTFEjU0
>>128
「……さーって、と……」
煙を眺めるヒホロの背中を後ろから掴む。
「……ちょっと付いて来て貰おうか」

130ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 21:40:32 ID:WLwiniQ.0
>>129
はいぃぃい…? 何がですかー……?
【完全に意気消沈している】
【簡単に掴まれて、腕に合わせてふらふら】

131東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 21:50:52 ID:BuGTFEjU0
>>130
「……何時だかの夜刀神邸襲撃犯、及びその他諸々」
がっしりと掴んだ腕。そう簡単には解け無さそうだが。
「……アイツに突き出したらどうなるのかねえ……」
はあ、と息を吐いて。

132ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 22:17:47 ID:WLwiniQ.0
>>131
…! なっ…!!
【ようやく掴まれてるのに気づいた】
【チッと舌打ちして大人しく立ち上がり】
まぁ……また酷い目に合うでしょうね。
【離れたところで立つタバコの煙を、一筋だけこっそり引き寄せ始める】

133東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 22:32:40 ID:BuGTFEjU0
>>132
「まあ、だろうねえ……」
煙が近付いている事には気付かず。
「んじゃ、付いて来て貰おうか?」
手を引き、煙とは逆方向に歩き始めようとする。

134ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 22:42:31 ID:WLwiniQ.0
>>133
それは拒否ッ、
【義足の右足を大きく前に上げ】

します!
【硬い金属のかかとを、紅夜の股間めがけ思い切り振る!】

135東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 22:50:54 ID:BuGTFEjU0
>>134
「ッ!?」

この攻撃は避けないとまずい。

電速とか余裕でぶっち切る速度でその考えが身体中に信号を送る。
奇跡的な反応速度で横に飛び、急所への一撃を回避するも

「い゛……っだ!!?」
右膝にかかと部分がクリーンヒットした。
「っだ……あ……てっめ、何しやがる……!」

136ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 22:59:39 ID:WLwiniQ.0
>>135
よっし!
【隙を突いて腕を振り払い、前に二・三歩、そして振り返る】
何じゃありません! 抵抗も無く捕まる敵はいませんよ!

(武器が無いのは…いささか不安ではありますが…)
【タバコの煙は既に鎮火し、もう煙は空気と混ざり散ってしまっている】
後ろ向いて逃げ切れる相手じゃないですしね……せめて髪一本でも貰います。
【完全に勝ち目の無い状況で不敵に笑い、四本指をくいくいと挑発】

137東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 23:03:12 ID:BuGTFEjU0
>>136
「あー……ったく、……まあ、それもそうだけどよ……」
ゆらりと身体を動かし、直立。ヒホロを威圧するように見下ろす。

「……武器も無しに、どうやって戦う気なんだか」
ハア、と溜息一つ。ぽりぽりと頭を掻きながら。
「……立ち向かうよりはまだマシだと思うがね」
一歩、一歩。ゆっくりとヒホロに歩み寄る。

138ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 23:10:19 ID:WLwiniQ.0
>>137
勝利は『この子』が、呼んでくれますよ。
【右足を上げる。それと一緒に裾が上に上がる】
【見える義足は鈍い灰色で、骨格と筋肉がむき出しになったようなシンプルな形だ】
【時折足首の関節がちかちかと赤く明滅している】

やぁあっ!!
【右足を振り下ろし地面を蹴りつけ、紅夜の胸へ左足を突き出す】
【だがどうみても威力は無く、食らってもよろめく程度だろう】

139東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 23:24:24 ID:BuGTFEjU0
>>138
「……ああ、成る程」
先ほどの足の感触と言い、何か違和感があったと思えば。
「何だ?あの女に何かされたとかか?」
くすりと笑い、その義足を指差して。

「……っと」
腕でガードの構えをとり、己の右腕で蹴りを受け止める。
「っと……」
ほんの少し後ろによろめくも、すぐさま足を引き、堪えて。

140ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 23:28:14 ID:WLwiniQ.0
>>139
【蹴りの反動を殺し、左足で着地して】
っら!!
【今度は義足の右足で低い軌道の回し蹴り】
【再度紅夜の左脛に固いつま先を振り抜く!】

141東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 23:36:53 ID:BuGTFEjU0
>>140
蹴られ、仰け反った反動。
それを持って、ヒホロの第二撃が見えた瞬間。

「――ッ!!」
一歩、足を前に踏み出す
蹴りへのガードは無し。故に、蹴りは直撃。
だが、それでも怯まず、ヒホロの顔面に手をかけるアイアンクローを仕掛ける

142ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/06(火) 23:39:44 ID:WLwiniQ.0
>>141
――えっ

あ゛っ!
【蹴りから引き剥がされるように乱暴に頭を掴まれ、万力のように締められる】
ぐあぅうううっああああ!!
【頭蓋に走る激痛が、肺の中の空気を悲鳴にして押し出した】

143東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 23:49:15 ID:BuGTFEjU0
>>142
「……いっつう……」
ヒホロの顔面を捉えたまま、どさりと膝を付き。
「あ゛ー……うっせえっつの」
顔面を掴んでいる力を少し抑えるも、そのまま地に押さえつけるような体制になり。

「……うし。捕獲完了」

144ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/07(水) 00:00:57 ID:WLwiniQ.0
>>143
ぐぅうぅっ……
【低い呻き。だが】

ピッ
【小さな電子音が義足から鳴った】
【それからピッ、ピッと鳴り続ける音を聞いて、ヒホロは邪悪な笑みを浮かべ】
……ふ、ふふ……

なんとか間に合いましたか……!

。この義足が勝利を呼ぶ……僕はそう言いました。
貴方にとっては…それは『死神』かもしれませんが…!
【足首と脛を覆う骨格の隙間、チカチカと点滅している赤いライト】
【それがピー、と高い音を上げて光を失い、辺りは静寂に包まれた】

145東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 00:23:53 ID:BuGTFEjU0
>>144
「……あ?」
頭でもイカれたか、と眉間に皺を寄せた瞬間。
「……」
鳴り響く電子音が、男の耳に届いた。
この状況と、少年のセリフ。予想できる展開は、一つか二つ。
だが、どちらにしろ。

「このやろっ……!」
この後の展開、あまり良い事にはならないだろう。
瞬時に魔力を体内で練り上げ、それを大概へと放出。
男の腕は一瞬で闇を照らす眩い光に包まれる。

義足を切断するか、一瞬迷ったが、どうやらそこまでの余裕は無いらしい。

146ヒホロ&ガニュメート ◆JBbLACK.JY:2010/04/07(水) 00:33:33 ID:WLwiniQ.0
>>145
「マァァアアア〜〜ッド、サイエンティぃいいいいいい♪」

【紅夜の後ろからご機嫌そうな尻上がりの声】

「ガぁニュメートちゃん参上ぉぉォォオオ〜〜〜♪」
【後ろに立っているのは全身水色の肌、白衣とズボンを履いた青年】
【両手を上げ、手首をかくんと下げると】
ジャキジャキジャキン!
【金属の擦れる音とともに両手の甲から鎌のような刃が出現し】

「イヒアァアアアアアッッ!!!」
ブォンッ!!
【紅夜の首を挟むように刃を交差!】

147東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 00:39:53 ID:BuGTFEjU0
>>146
「あ?」
ガニュメートと名乗った青年。
その人が居る方向を振り向き、「誰だ」と問おうとした瞬間。

「――ッ!!」
刃が己に迫るのを見て、ヒホロから手を離し、前に飛び回避する。

148ヒホロ&ガニュメート ◆JBbLACK.JY:2010/04/07(水) 00:49:18 ID:WLwiniQ.0
>>147
シャッッギャギャギャギャ...

「あぁあん? ナンだハズレかよ、キヒーヒャヒャヒャ!!」
【交差した刃を下ろし、背を大きく反らして笑い始める】
【解放されたヒホロがガニュメートの元へ駆けて】

た、助かりました、ガニュメートさん。
「なに捕まってんだテメー、お陰様で普段着のまま出勤だァぁぁあ゛あ゛?!
 あと服キタネぇ! 死ね! カス! 体は改造してやるが服は知らねェぞ!」
【キレながら腰を掴み、荷物のように肩に担ぎ上げる】

「んで……ヒヒッ、アンタは何だ? このガキの復讐相手か?
 ンなわきゃネーよなぁ、お相手は社長さんだもんなぁ? キケキャキャキャ…」
【三日月形に口を歪ませ、紅夜に獰猛な笑みを向けるガニュメート】

149東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 00:56:08 ID:BuGTFEjU0
>>148
「……あー、夜中にうるっせえ野郎だ……」
不機嫌そうに目を吊り上げながら、耳を塞いで。

「何、そのガキの保護者?ならちゃんとそいつ教育してやれよ。
親父の形見だか知らねえけど、その歳でニコ中ってのはどうよ」
びしっとヒホロを指差し、やる気無さげにそう言って。

「あー?……そうさなあ。その社長の犬って所か」

150ヒホロ&ガニュメート ◆JBbLACK.JY:2010/04/07(水) 01:09:03 ID:WLwiniQ.0
>>149
「保護者なワケネーーーッっつーーーーの。
 俺はテメェから志願してきたこのガキの体を、ちょいっとグチャグチャの
 バァァ〜〜ンラバラにしてやってる、心優しき科学者だよ。」
【肩を震わせ、紅夜を下から上まで舐めるように観察し】
「ほぉお〜? 別にいいけど、俺のコトは報告しないでくれや?
 知られると五月蝿いからなァ天才を頼ってウジがわらわらと! キヒャーーッヒャッヒャ!!」

が、ガニュメートさん早く…
「うっせ死ね。わかってんだよクズ死ね」
【気分よさそうに高笑いしてたのが急に醒めて、ぷいと紅夜から目を逸らすと】
ジャギン バヒュッ
【足から出した刃で地面を跳ね、あっと言う間に逃げ去っていった】

151東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 01:29:08 ID:BuGTFEjU0
>>150
「心優しい、ってどう言う意味なのかもう一度確認しやがれ……」
ガニュメートの声が相当うるさいらしく、以前耳を塞いだまま。
「あー、はいはい……。……小物程よく騒ぐってのはマジなんだねえ……」

「あ、待て……!……って、早っ……」
追いかけようとした瞬間。その時には既にガニュメートとヒホロの姿は無く。
「……あー、くっそ……!」
コレで何度目だ、と一人思い、思わず、壁を蹴る

152銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/07(水) 21:28:18 ID:HnkBBDEo0
「……」

 とりあえず、繁華街を歩いてみる。
 しかし目当ての人間は見つからず。

「んー、なんとか一言ぐらいは謝りたいんだが……なかなか簡単に会えるモンじゃねぇか」

 そもそもこの都市は広い上に入り組んでいるのだ。
 適当に歩いて会いたい人に会えるような場所ではない。

「がー! どうすりゃいいんだよもう」

153ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 21:34:01 ID:WVrfsEdY0
>>152
「ふぁ〜…よくねたの」
【近くの図書館から一人の少女が出てくる】

「…あう?」
【ボーっとした眼でクロスを見つめている】

154銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/07(水) 21:36:17 ID:HnkBBDEo0
>>153
「……なんだディスか」

 ぷい、とそっぽを向き、またフラフラと歩き出す。
 どうやら目的とは別の対象が現れると、基本的にはノーリアクションになってしまうらしい。

「今日の飯は黒瑪瑙に聞いてくれー。
 最近アイツに任せっぱなしだから、俺は知らーん」

155ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 21:38:11 ID:WVrfsEdY0
>>154
「あう〜?どしたの?
 『くろす』なの〜」
【気になったディスは何となくついてくる】

156銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/07(水) 21:41:24 ID:HnkBBDEo0
>>155
「人探ししてんのー」

 幼女を連れてクロスはフラフラと歩く。

「でもなかなか見つからなくてなー。
 まぁ、適当に歩いてるからなのが悪いんかね、やっぱり
 さっきから歪みも酷いし」

 目は半開き。口も半開き。
 猫背のままフラフラと歩く姿は、まるで夢遊病患者のようだ。

157ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 21:44:34 ID:WVrfsEdY0
>>156
「あう〜…だれをさがしてるの?」
【不安げに言う】

「ゆが?…なにかなそれなの…」
【その目はとても心配そうな眼である】

158銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/07(水) 21:57:26 ID:HnkBBDEo0
>>157
「甲と暁とカノンと沢桐とすえぞお」

 パパッと五人一気に言う。

「でもなかなか見つからなくってさー。
 あー、歪みってのは……なんて説明すればいいかな、
 こう、街っつーか道が、ぐにょーん、ってなってる感じ」

 振り向かずに喋るクロス。
 そこにいつものような他者に対する気遣いは無い。

159ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 22:01:45 ID:WVrfsEdY0
>>158
「あう〜…そんなになの〜」
【どうして、と言おうとするが】

「あう〜…『でぃす』もときどきへんなかんじがするなの…
 ちがうばしょになったりすることあるの〜・・・」
【不思議な事を聞かされて。ディスも不思議そうな顔になる】

160銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/07(水) 22:04:55 ID:HnkBBDEo0
>>159
「ああ、この都市の特質みたいなモンだろうな。
 だから人から聞いた道案内が正しくなかったりするし、
 地図も歪みが酷い場所は『unknown』表示のままだ」

 厄介な街だよなー、と呟き、

「……今日はもう帰るかな。
 頭痛が酷いわ」

 近くのベンチに座り込む。

161ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 22:08:00 ID:WVrfsEdY0
>>160
「あう〜…そうなの…
 だからここのおっきさもわかんないのかなの」
【不思議そうな顔をしながら言う】

「…あう、きぶんがわるいならかえったほうがいいなの…」
【どうやら心配しているらしい】

162銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/07(水) 22:10:36 ID:HnkBBDEo0
>>161
「ああ、だな。帰って休もう、そうしよう」

 と言いつつも、クロスはベンチから立ち上がらない。
 そのままいきなり、質問を投げかけた。

「なぁディス、お前は……夢を見るか?」

163ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 22:13:20 ID:WVrfsEdY0
>>162
「あう〜…おうちにかえらないの?
 …あう」
【ディスは何となく近くのベンチに座る】

「ゆめ?…あう〜…『でぃす』はなの…」
【しばらく考える】

「…ねたらみるなの…えっと…」
【頭を抱えて考え始める】

「……なんだかへんなゆめをみるの…
 しらないひととなかよく…してるゆめなの…」

164銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/07(水) 22:20:26 ID:HnkBBDEo0
>>163
「……ん、そか」

 質問を続ける。

「その夢は、お前にとって『悪夢』か?」

 夢という他愛の無い内容の割には、クロスの目は真剣である。

165ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 22:24:34 ID:WVrfsEdY0
>>164
「あう?…う〜ん…」
【ディスはしばらくの間唸る】

「……なんなのかなの…よくわからないの…
 だれなのかわからなくてこわいけど…
 でも、なんだかあんしんするような……なの…」
【悩んでいる】

166銃寺森クロス  ◆CROSS/.AzE:2010/04/07(水) 22:28:12 ID:HnkBBDEo0
>>165
「ん、曖昧なら無理に言葉にすんな。
 まぁ、恐怖がなければ、それでいいんじゃね」

 そこでやっとクロスは立ち上がる。

「どうやら実験体であることに理由は無いらしいな……
 やはり俺自身の問題か。
 流石、失敗作なだけはあるぜ」

 何かボソリと呟きつつ、またフラリと歩き始めた。

「んじゃ、俺は帰るわー。
 答えてくれてありがとうなー」

 生気の抜けた男は、夜の闇の中に消えてしまった。

167ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 22:33:58 ID:WVrfsEdY0
>>166
「う〜…なにかなの?どうしたのかなの?
 『くろす』こわいゆめみてるなの?」
【不安そうな顔をしてる】

「…あう、またねなの…」
【不安な顔のままディスは見送って行った】

168少女A:2010/04/08(木) 20:51:02 ID:yvUls86s0
街中、人混みの中に少女が一人。

「ううん……?」

白に近い金色の髪、ところどころ茶髪が混じっている――
その長い髪を二つに分けて、お下げにして風に揺らす。

「あたしの方は、はずれだったかしら。
 早いところ六号と合流しないといけないわねー」

169沢桐 創:2010/04/08(木) 21:33:50 ID:4TAPWv060
―ドドドドドドド…!

人ごみの中、轟音を立てて何かが走っていた。

―ドドドドドドドドドドドドドド…!

何人もの集団が走っているような足音がするが、
どうやらその足音は一人の男から聞こえてくるらしい。

170少女A:2010/04/08(木) 21:36:21 ID:yvUls86s0
>>168
少女は相変わらず歩いていた。

「……暴動?」

意外と物騒な街なのね、と零してそちらを見る。

171沢桐 創:2010/04/08(木) 21:43:01 ID:4TAPWv060
>>170
―ドドドドドドド…!

「どけどけ!踏み潰されるぞ!」
人ごみを蹴散らし、男は走る。
最初はぶつかっていた人々だが、
やがて触れただけで怪我をしそうな速さになってくると、人ごみが開き、道が出来る。

―ドドドドドドドドドドドドドド…!       ヒュンッ!

少女の前を男が通り過ぎた。
音速一歩手前で。

172少女A:2010/04/08(木) 21:45:03 ID:yvUls86s0
>>171
ひゅん、と風を切る音が響いたかと思えば、自分の前に風が吹いた。
お下げが右から左へ流れる。

「……なに、今の」

ぽかあんとした顔で、通り過ぎていった何かを見やる。

173アミル&ビィ:2010/04/08(木) 21:47:30 ID:7hcwnxwgO
「わははー」
『アミル、待って』
ぱたぱた。
少女の薄い、透明の羽根が追う。

174沢桐 創:2010/04/08(木) 21:53:36 ID:4TAPWv060
>>172,173
―ギギイイイィィィーッ!

何処か遠いところで、アスファルトが擦れる音がした。
よく見ると道路の貼るか向こうで火花が散っている。

―バゥンッ!

続いて、なにかが跳ねた音がした。

175少女A:2010/04/08(木) 21:56:28 ID:yvUls86s0
>>173
「……変な街。こんなところで17号は生活してるの?」

ただただ首をひねるばかりであった。

>>174
「どれどれ……?」

てってってーと歩いてそちらへ向かってみる。

176アミル&ビィ:2010/04/08(木) 22:06:46 ID:s.Ud7.4s0
>>174
「うはwww」
ふわふわと漂って追いかける緑髪の少女。

『アミル、待って』
それを追いかける。

>>175
『……』
一度顔を向ける。

177沢桐 創:2010/04/08(木) 22:11:18 ID:4TAPWv060
>>175
―シュゴオオオォォォ…!
何かが高速で飛んできている。
一見するとロケットかなにかだが、先ほどの男だ。
脚から風を噴射して飛んでいる。

>>176
―シュウゥ…ン
異能都市上空。
男は先ほどの通りの丁度真上まで移動し、
地上から10メートルほどの位置で停止してした。

「…よし、問題無し、だな」
そこでようやく呟くと、ゆっくりと下り始めた。

178少女A:2010/04/08(木) 22:13:33 ID:yvUls86s0
>>176
かちりと目が合う。すると少女はにやりと笑った。
少しだけ挑発的に歪んだ笑み。

>>177
「ほんっと、変な街……!」

がしがしと頭を掻く。
ちらりと、人間のものではない耳――金と茶の縞模様の毛に覆われた、虎のそれが目に入る。

179アミル&ビィ:2010/04/08(木) 22:18:36 ID:s.Ud7.4s0
>>177
「問題しかないww」
降りてくる姿を眺めながら。

>>178
『?、?』
それが無意識化、意図的かは解らないが、表情の変化は無く。
ただコトッ。と首が横に倒れる。

180沢桐 創:2010/04/08(木) 22:24:41 ID:4TAPWv060
>>178
―カ…チャン…
小さな音を立て、着地する。

「今月も動作に異常なし、っと」

そう呟くと歩き出す。
それを調べるだけのために走りっていたのだろうか。

「ん?」

10歩ほど歩いて、振り返る。

「今、変なものが見えた気が…」

>>179
「ん?アレだけ走り回れて空も飛べたら問題ないだろ」
自らの機械の脚を示す。

気付けば、アミルとビィだけでなく、人ごみの人々がこちらを見ていることに気づき、
「…この街じゃ珍しくも無いだろ!何時までも見てるんじゃねぇ!」
人ごみに向かって怒鳴ると、人ごみは徐々にもとの形に戻っていった。

181少女A:2010/04/08(木) 22:28:35 ID:yvUls86s0
>>179
ふいと視線を背けると、たすたす歩いて二人の元へ近づいてくる。

>>180
「こんなのが普通なのね。変な街」

くすくす。少々耳障りな笑い声を洩らしながら、近付いてくる。

「ねえお兄さん、あたしこの街始めてなの。
 色々、教えてくれない?」

媚びるように甘い声を出しながら、笑っている。

182アミル&ビィ:2010/04/08(木) 22:31:06 ID:s.Ud7.4s0
>>180
「いや、何ではしりまわってんのかなーとねw」
降りてきた沢桐に駆け寄ってくる。

「ん、機械の脚だ」

>>181
『人、どうした?』
黄色いワンピースの少女。
首には黒いスカーフ。背中には薄く透明な羽。

183沢桐 創:2010/04/08(木) 22:34:49 ID:4TAPWv060
>>181
「ったく、やっぱ目立ちすぎか…」
眼を押さえた。

「いろいろってなんだよ、観光名所か?」
つま先を鳴らしながら、そっけなく言った。

>>182
「壊れてないか調べてたんだよ」
壊れそうな走り方だが。

「いいだろう?光速(予定)の脚だ」

184少女A:2010/04/08(木) 22:38:52 ID:yvUls86s0
>>182-183
「人探しをしているのよ」

くす、笑みは保ったまま会話を続ける。

「藍色の髪の、狼少女。年は15歳ほど。
 そういう女の子、知らない?」

少女が口にした探し人、沢桐とは面識がある筈だ。
公園で猫と電波会話してた少女。あれ。

185アミル&ビィ:2010/04/08(木) 22:47:20 ID:s.Ud7.4s0
>>183
「光速の……沢桐?」
機械の脚と、その言葉を聞いて。

「ビィちゃん、アレ」
『ビィ、解った』
こそこそと耳打ちを始めた。丸聞こえだが。

>>184
『ビィ、知らない』
『ビィ、謝る』
僅かに前に倒れる首。

「んー、アミルちゃんも解んないなー」

186沢桐 創:2010/04/08(木) 22:52:25 ID:4TAPWv060
>>184
そう聞かれて沢桐の頭に浮かぶのは、悲鳴を上げる白猫。
「ああ、あいつ…」

「親しい仲でもないが…話をしたことはあるな」

>>185
「ほう、光速=俺とは、なかなか物を知ってるじゃないか」
耳打ちには眼もくれなかった。
「誰かに聞いたのか?」

187少女A:2010/04/08(木) 22:54:57 ID:yvUls86s0
>>185
「んーん。いいのよ、しょうがないことだわ」

手を振る。
そして沢桐の方を見て、

>>186
「本当? 今、どこら辺に住んでいるかとか、聞かなかった?」

ぱあっと顔を輝かせて、嬉しそうに問うた。

188アミル&ビィ:2010/04/08(木) 22:57:31 ID:s.Ud7.4s0
>>186
『沢桐、これ』
少女が持ってきたのは鉄の脚。
「足からのワイヤーとかちゃんと付いてるらしいよ」
アイツである。

>>187
『……』
「まあ、知らないものはしょーがないっしょ」
少し目線を下げる少女を励ますアミル。

189沢桐 創:2010/04/08(木) 23:04:37 ID:4TAPWv060
>>187
「さぁ、名前もしらねぇ
 会ったのも一回だけだ」

「どういう関係だ?」
好奇心と警戒心を混ぜて言った。

>>188
「ああ、あいつか…ってどこから出した」
こんなでかいものを。

「ご苦労さん、あいつにも礼を言っておいてくれ」
鉄の脚を受け取る。
なんだか異様な光景である。

「…そのうち飯奢らなきゃならんな」

190少女A:2010/04/08(木) 23:08:44 ID:yvUls86s0
>>188
「ああ、あなたは悪くないわよ。街は広いんだからしょうがないわ」

励ましに参加。

>>189
「あら、そう……」

少ししょんぼり。

「どういう、……そうね。
 『お仲間』って感じかしら? 或いは、」

「別型機、ってとこね」

191アミル&ビィ:2010/04/08(木) 23:17:33 ID:s.Ud7.4s0
>>189
「乙女に秘密は付き物よww」
そうかもしれないが、今使う言葉では無い。

『レラ、隊長』
「団長は国の仕事が溜まっているらしいのでアミルちゃんたちがその間変わりに」

>>190
「良い奴だなww名前は? 私アミルちゃんww」
さっきから何度も言ってるから丸解りである。

『ビィ、うれしい』
『人、名前?』

192沢桐 創:2010/04/08(木) 23:24:32 ID:4TAPWv060
>>190
「仲間?…ふーん」

「まぁいいや…俺があいつを見かけたのは、××の広場のところだ。
 もしかしたら近くに住んでるのかもよ」
その広場のある方角を指差しながら言った。

>>191
「隊長?なんだそりゃ」
仕事で帰郷してるのか、と呟いた。

試しに左足を抜き、装着する。
トントンとつま先を叩いた。

―キッ…キッ…カチャン

「うん、問題無い、装着感も変わらず…。
 本当に科学者だったんだな、あいつ」
失礼。

193少女三号:2010/04/08(木) 23:28:47 ID:yvUls86s0
>>191
「名前、」

その単語を聞いた途端、少女の顔色がみるみる悪くなる。
じわりと浮かんだ涙をぬぐい去って、無理やり笑って見せた。

「……無いの。三号、って、呼ばれてるわ」

>>192
「そう、情報ありがとう」

指さされた方角を見て、少し笑った。


「……ありがとうね。次会う時は、…………かもしれないけど。
 また、会えたらいいわね」

そして少女は踵を返して去って行く。
後ろ姿、腰のあたりには、縞模様の尻尾が生えていた――

194アミル&ビィ:2010/04/08(木) 23:35:28 ID:s.Ud7.4s0
>>192
「そんなところかな。当分帰って来れそうにないけど」
笑顔で言うことではない。

「軍団の大体の装備は団長が作ってるからね。アミルちゃんのも」
今、この少女は武装をしてはいないが。

『レラ、怖い』
『オバケ、嫌い』
科学者なのに。

195アミル&ビィ:2010/04/08(木) 23:37:52 ID:s.Ud7.4s0
//途中送信来たわぁ……。

>>193
「んむ? 何か、ありそうだね?」
顎に手を当て、じっと見る。
「名無しってのは要するに……」

『三号、ばいばい』
名前を知れたからか、少し嬉しそうに手を振った。

「尻尾か……」
去り際に見えた姿に笑顔を見せて、興味深そうに頷いた。

196沢桐 創:2010/04/08(木) 23:39:58 ID:4TAPWv060
>>193
「どういたしまして、またな」
そう言って手を上げ、軽く振る。

「…虎少女」
揺れる尻尾を見て、狼少女の仲間であることを確信していた。

>>194
「お前が戦うのか…」
疑いの眼差しを向ける。
なにせ、こんな少女だ。

「お化けか、お化けにはな、塩撒いとけ」
こんなものはプラズマ(ry

197アミル&ビィ:2010/04/08(木) 23:47:59 ID:s.Ud7.4s0
>>196
「なんだその目わぁ!」
「その「お前が戦うのか…」とか言いそうな顔と表情が気に要らん!」
沢桐の前でシャドーボクシング。

『人、ありがとう』
『ビィ、言っとく』
因みに塩を撒かれた事はあります。

198沢桐 創:2010/04/08(木) 23:53:49 ID:4TAPWv060
>>197
「いや、別に…?
 なにやってんだよ…く…」
半笑いである。

「いや、言ったらあいつにまたなんか言われそうだからヤメテ」

199アミル&ビィ:2010/04/08(木) 23:59:05 ID:s.Ud7.4s0
>>198
「そんなに気に入らないというのか!」
「アミルちゃんを舐めると星を見ることになるぞ!」
沢桐の胸に拳を突き立てて押す。
力は強いようだ。

『人、人』

『ビィ、塩』
『レラ、かける』
言いたいことが解りにくい……。

200沢桐 創:2010/04/09(金) 00:06:32 ID:4TAPWv060
>>199
「ぷっ…」
胸を押されてもものともしない。
笑いをこらえる。
「気に入らないんじゃなくて、むしろ面白いw」

「…もうちょっと、はっきり…言えないか?」
理解できないようです。

201アミル&ビィ:2010/04/09(金) 00:09:28 ID:s.Ud7.4s0
>>200
「何故!?」
「アミルちゃんこんなに頑張ってるのに……」
多分コイツにネコミミとかあったら凄い勢いで垂れてる。

『は、あ……ぅ……』
「あ、えっと、ビィちゃんは昔からの癖で……ちょっと喋りが特殊なんだ」
無理なようです。

『人、ごめん』

202沢桐 創:2010/04/09(金) 00:18:54 ID:4TAPWv060
>>201
「落ち込みすぎだろw」

「別に謝ることは無いけどさ」
少し慌てる。
「で、なんて言おうとしたんだ、あんまりいいこと言ったようには聞こえなかったが」

203アミル&ビィ:2010/04/09(金) 00:24:27 ID:s.Ud7.4s0
>>202
「アミルちゃんは立派な前線隊長なのに……」
いじけて指で地面に絵を描き始めた。

『ビィ、塩』
『レラ、かける』
『ビィ、上から』

204沢桐 創:2010/04/09(金) 00:28:38 ID:4TAPWv060
>>203
「まぁ、それは本当なんだろうけどさ…。
 お前の必死さをみるとwww」

「…まさかレラって幽霊…?
 同属嫌悪なのか…?」
新たな誤解が生まれる。

205アミル&ビィ:2010/04/09(金) 00:30:24 ID:s.Ud7.4s0
>>204
「初対面の男にいじめられた……」
普段はテンション高いのに低いときは低い。

『!、!』
『レラ、怖い』
この子も幽霊は苦手な様です。

206沢桐 創:2010/04/09(金) 00:43:20 ID:4TAPWv060
>>205
「また誤解を生む言い方を…悪かったってw」
こちらはいきなりテンションを変えることは出来ないそうです。

「大丈夫だ、塩かけて消えなかったら幽霊じゃない!」
とんでもねぇ。

「おっとと、悪い、こんな時間か。
 明日の仕事は出ないとまずいからな。
 そろそろ帰るわ」
脚を元のものに直し、新しい脚を担ぐ。
「レラに会ったらよろしく言っといてくれ、またな」
そういうと、人ごみを掻き分けて走って行った。

207アミル&ビィ:2010/04/09(金) 00:47:51 ID:s.Ud7.4s0
>>206
「反省してるならアミルちゃんの目を見て!」
がばっ。と立ちあがって。
足元には立派なお花が。

『ビィ、かける』
『レラ、幽霊』
何故か意気込む少女。

「次に会ったら決闘だ決闘!」
『人、ばいばい』
片方は怒り、片方は笑い。
正反対の反応を見せて見送る。

「いつになるか解んないけどねww」
……意外と近かったりする。

208名も無き異能都市住民:2010/04/09(金) 19:03:19 ID:BuGTFEjU0
都市。駅前の広場。
そこに、少し調子の外れた音楽が響く。

「よって来やがれ見て行きやがれ!
世にも珍しい……あー、つっても、この都市じゃそうでも無えかもしんねえな!ギャハハハハ!!」
広げられたステージのような台の上。
客引きの口上を叫ぶのは、黒い眼帯をしたウサギの人形。

「まあいいぜ!世にも珍しいっつう事でな!『勝手に』動く人形達の、自由気ままな人形劇!始めるぜー!!」

台の後ろ。座るのは、鞄を広げ、地べたに座り込む男性。
横には看板。
『面白かったら、お金よろしく』

209ノエル=フルーレス:2010/04/09(金) 19:50:51 ID:R0.iNy.I0
【異能都市、公園】

ぽん ぽん ぽん

【草木に春の息吹を感じられる初春の公園】
【朧気な街灯が頼り無く照らす開けた場所で】
【小柄な青年が一人、サッカーボールをリフティングしている】

ぽん ぽん ぽん…

「ん?」

【ふと、ボールを蹴るのをやめ、通りのほうを向く】

210名前はまだ無い:2010/04/09(金) 21:57:37 ID:KnWXMMLE0
都市のどこかの公園
夜の人気のない公園を街灯だけが柔らかく照らす

『・・・・・』

街灯が照らすベンチに少女は腰掛けていた

彼女の腰掛ける席の横には大きな荷車と
その荷車に溢れんばかりの大量の食材がのっていた

『今日の献立は・・・・・・』

211ノエル=フルーレス:2010/04/09(金) 22:07:51 ID:R0.iNy.I0
>>210
ぽん ぽん ぽん

【少女の足元にサッカーボールが転がってくる】

タッタッタッタ

【そのボールを追いかけるように、小柄な青年が小走りで駆けてくる】

212 ◆XXXXUU4GU2:2010/04/09(金) 22:09:26 ID:9RjljEZ60
>>210
そんな少女の近くにふらりと現れるのは、長い銀髪を首の後ろで一つに束ねた一人の女。
ジョギングでもしていたのだろうか、上下ジャージで、肩にかけたタオルで額の汗を拭っていた。

ふと見れば、荷車と食材、隣には少女。
荷車が気になったのだろうか、「こんばんは?」と、声をかけるのだった。

213シルクハットの少年:2010/04/09(金) 22:11:05 ID:s.Ud7.4s0
「……はぁ」
向かいのベンチに腰掛けて手に持った缶をあける。
シルクハットを膝の上に乗せ、休憩。

214名前はまだ無い:2010/04/09(金) 22:20:09 ID:KnWXMMLE0
>>211
足元に転がって来たボールに気付きベンチから立ち上がり
そのボールを拾う

『ボール?、こんな時間に誰やろか・・・』

少女がボールを拾うと同時にそのボールを追いかけてきたであろう少年が

『あっ・・・・』
彼女の視線に入る

215ノエル=フルーレス:2010/04/09(金) 22:35:11 ID:R0.iNy.I0
>>214
あ、すみませーん

【片手を上げて話しかける】
【明るい水色の髪をした、中性的な青年だ】
【背は160くらいで、かなり小柄だ】

216名前はまだ無い:2010/04/09(金) 22:36:16 ID:KnWXMMLE0
>>212
『あっ・・・こんばんは』
と、反射的に挨拶を返す
その容姿から運動をしていたのかと少女は思考した


>>213
ジャージの女性に挨拶をした直後に眼にはいるのはシルクハットに視線がいく

217シルクハットの少年:2010/04/09(金) 22:39:42 ID:s.Ud7.4s0
>>216
「……ん?」
ココアを一口、缶ごと上げていた顔を下げると少女がこちら(のシルクハット)を見ていた。

「何でしょう?」
少年はその特徴的な帽子を被り、少女の元へと歩き出した。

218 ◆XXXXUU4GU2:2010/04/09(金) 22:40:42 ID:9RjljEZ60
>>213
「……どうか、されました?」
かくん、と四十五度程首を傾ける女。

>>216
「すっごい荷物ですね」
と、首は傾けたままで。
視線は、大きな荷車へと。

219シルクハットの少年:2010/04/09(金) 22:57:56 ID:s.Ud7.4s0
>>218
「こんばんは」
茶髪の少年は柔らかな笑みで少女を見る。

「ただ、少し疲れたので。休憩ですね」

220名前はまだ無い:2010/04/09(金) 23:08:36 ID:KnWXMMLE0
>>215
少年に声を掛けられ手にある少女はボールの持ち主と判断する

『あっこれやね、それじゃ行くよぉ』

と、訛り混じりの奇妙な口調で投げる合図を送る

よく見るとその少女は少年よりも少し小柄であることが分かる
>>217.8
『あ、これ?食材です、うちの商売道具の一つですよ』
奇妙な口調が特徴的な標準語(?)で話す
どうやらこの荷物は商売道具らしい、それにしては量が不自然だが

とその後シルクハットの少年が立ち上がる、こちらの視線に気づいたらしく聞いてきた              //かなり遅くなってしまって申し訳ないです

221 ◆XXXXUU4GU2:2010/04/09(金) 23:12:23 ID:9RjljEZ60
>>219
「そうでしたか。
 ……あ」
と、ポケットを弄る女。
 (余談だが、身長は1hydeと微妙に小柄ではあるが、一応成人はしているらしい。)
「チョコレートいります? 疲れた時には、甘いものが効くみたいです」
微笑(わら)いながら差し出すのは、小さなチョコレート。
彼女にとって、他人は他人ではないようだ。

>>220
「そうでしたかー。
 んー、これだけの量運ぶのって、やっぱり大変です?」
まだまだ、首は傾けたまま。

222シルクハットの少年:2010/04/09(金) 23:22:52 ID:s.Ud7.4s0
>>220
「こんなにもたくさんの?」
首を傾げ、荷物を眺める。

「お仕事か何かでしょうか?」

>>221
「いえ、折角のお気持ですが……」
申し訳なさそうな表情で見上げる。
少年は女を見上げる程、僅かに小さかった。

「僕から提供できる物は無いもありませんので」
金色の瞳が向けられる。

223名前はまだ無い:2010/04/09(金) 23:24:14 ID:KnWXMMLE0
>>221
『いやいや、この位は朝飯前や』
自慢気にそう話す、たが何処か無理をして余裕と意地を張る子供のようにだった

224ノエル=フルーレス:2010/04/09(金) 23:27:36 ID:R0.iNy.I0
>>220
OK〜

【両手を上げて備える】
【手を構えてる辺り、サッカーは切り上げるつもりらしい】

225名前はまだ無い:2010/04/09(金) 23:33:10 ID:KnWXMMLE0
>>222
『うち、温泉旅館やっとりますねん』
自信たっぷりにそう話す
『まぁそれなりにやってきとるからな』
だが外見のせいか説得力はあまりない

226 ◆XXXXUU4GU2:2010/04/09(金) 23:43:10 ID:9RjljEZ60
>>222
「いえ、『偶々』ポケットに入っていただけですから、お礼とか……」
ちょっと困ったような表情をする女。
少し考えた後、押し付けるようになってしまうのはいけないと思ったのだろう、ゆっくりと手を引っ込めた。

――『シロ』さんみたいな人です……。
そんなことを、心の中で呟きながら。

>>223
「わぁ、力持ちなんですね」
その言葉には、皮肉だとかそんなものは含まれておらず。
思ったことを口に出しただけのようで。

227シルクハットの少年:2010/04/09(金) 23:51:10 ID:s.Ud7.4s0
>>225
「温泉館……。それで、多数の食糧が必要になる、と……」
もう一度荷物を見上げ。

「お母さんはそれ程長く?」
親が〜だと思う方が一般的。
ましてや、自分よりも歳の少ない子に言われるとそう思うのが普通だろう。

>>226
「でもやはり僕には……」
困ったような顔を見て言葉を詰まらせる。
「あ、いや……すいません」

(これ程までに優しいと……あの人を思い出す)
同じような事を考え、懐かしいような瞳をしていた。

228 ◆XXXXUU4GU2:2010/04/10(土) 00:14:20 ID:9RjljEZ60
>>227
「えっと……貴方は何も悪くないです、謝らないでください……」
「……全く、見て居れぬな」
どこからともなく聞こえる、低い声。
女の隣、その虚空から現れるのは黒いローブを纏う男。
フードを深く被っているためか、表情は伺えない。
「『対価』など、払う必要の無い時もあるのだ」
そう謂うと、女の手からチョコレートを取ると、包みを解いて食べ始めた。

229名前はまだ無い:2010/04/10(土) 00:15:42 ID:KnWXMMLE0
>>227
『誰も居らんよ、うち独りや』

家族のことを聞かれ逆にきょとんとしている
彼女独りで此処までやり、身の回りに家族は居ない
そのため当然の反応だろう

>>226
『』

//ごめんなさい此処で落ちます、本当にごめんなさい
絡んでくれてありがとうございました

230ノエル=フルーレス:2010/04/10(土) 00:17:26 ID:R0.iNy.I0
>>229
//おつー こちらこそレスが遅くてすみませんでした;;

231シルクハットの少年:2010/04/10(土) 00:27:51 ID:s.Ud7.4s0
>>228
「……そう、ですか」
かけられるその言葉に懐かしむ目はほんの僅かに厳しくなる。

「なんでしょう気遣い、とか……対価、とは違うと思うんです」
虚空から現れる姿に金色の目を向けた。

>>229
「では、貴女一人で温泉館を? すごいですね」
心からの笑みを浮かべ。

「あ、ではまた何時か」
てを振り、みおくった。

//お疲れ様でしたー。

232 ◆XXXXUU4GU2:2010/04/10(土) 00:37:48 ID:9RjljEZ60
>>229
中身)乙でしたー

>>231
「我にはそう見えたが、違ったか。これは詫びねばならぬな。
 ……アンジェ、何時までそうしておる。もう一走りしてきたらどうだ?」
「は、はい!」
アンジェと呼ばれた銀髪の女は、男の言葉にはっとすると、ゆっくりと走り出した。

「……見返りを求める為に何かを行う者がいれば、そうでない者もいる。
 ヒトとは面白いものだな」

233シルクハットの少年:2010/04/10(土) 00:44:00 ID:s.Ud7.4s0
>>232
「そうですね、僕もそう思いますよ」
笑みを浮かべ、頷く。

「あら、もう行かれるのですか」
走り出す姿を見てそう言い。
「なら、僕はこれで……お気遣い、ありがとうございました」
少年は何時からかその公園から消えていた。

234 ◆XXXXUU4GU2:2010/04/10(土) 00:50:19 ID:9RjljEZ60
>>233
「さらばだ、少年。縁があればいずれ会うであろう」
消えた少年へ言葉を投げると、男もまた、虚空へ消えた。

中身)乙でしたー

235酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/10(土) 20:36:53 ID:bx8jQdIQ0
今日も……平和だぁ……。
【ペットボトル入りのお茶を片手に公園のベンチに座っている虎姫】
【帽子をベンチの傍らに置き、まんまるい月を見上げる】
こんだけ平和に過ごせるのも色々目に見えないなんかのお陰かなー。

はぁー……

なんか丸くなったかなぁ、僕。
【ベンチ全域使って横になり、帽子を枕がわりにする。勿論、音もなく潰れた】

236ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 21:14:27 ID:WVrfsEdY0
【人通りの多い町中】

「あう〜。もうすぐいけるなの〜!」
【とっても嬉しそうな顔で町中を歩く少女がいる】

237ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 21:21:41 ID:PMt0ERXQ0
>>236
街中を行く少女の前に彼女は立っていた。

「…………あ。こんばんは」

何度か見たことのある顔だ、
彼女は、そう思った瞬間咄嗟に、ディスさん向けて頭を下げる。

238ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 21:25:08 ID:WVrfsEdY0
>>237
「あう〜?あ『ねいでぃ』こんばんわなの〜」
【微笑みながらディスは言う】

「またあったの〜。いまはなにしてるなの?」

239ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 21:33:46 ID:PMt0ERXQ0
>>238
「今は…………そうですね。
やることがなくなったので散歩です。暖かくなりましたし、いい空ですし」

目線を合わせるためにしゃがんだ。
スカートの裾が地面で汚れないよう、あのちょっと、畳む仕種をしながら、
いつもと変わらないメイド服を着た彼女は、にこにこと微笑んで言う。

「ディスちゃんは何してるんですか?」

240ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 21:37:48 ID:WVrfsEdY0
>>239
「あう〜。そうなの〜。
 おさんぽいいことなの!」
【大きくうなずきながら言う】

「えっと…『でぃす』はあたらしい
 ふくの…がっこのなんだけどなの…」
【すこし首をかしげながら】

「さいず?あわせましょっていわれてあそこにいってきたの」
【近くにあるデパートらしき場所を指差す】

241ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 21:44:38 ID:PMt0ERXQ0
>>240
「制服の採寸…………ですね、多分。
そういえば入学のシーズンでしたっけ、今」

がっこの服、といえば制服。
その採寸をしてきた、とディスさんが言った。

「今年の春から通うんですか?学校」

ともすれば、幾日も経たない間にディスさんは学生になるのか。

学生、
心が躍り胸が湧く言葉だ、と彼女は思う。
自身に経験はないけれど、きっと楽しいんだろうな、なんて。

「………………素敵ですね」

にこ。やんわりと彼女は笑う。

242ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 21:51:16 ID:WVrfsEdY0
>>241
「あう、たしかそういってたの」
【まだ頷いている】

「そうなの!もうすぐがっこなの!」
【微笑みながら言う】

「うん、たのしいのかなの〜。はやくいきたいの!」

243ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 21:59:20 ID:PMt0ERXQ0
>>242
「羨ましいです。私は学校に行ったこと、ありませんから」

右手が自然とディスさんの頭に向かう。

撫で繰り回したい、
挙句、抱き締めてみたい。

「ちゃんと勉強するんですよ?さぼっちゃダメです」

微笑みながら彼女はずっと、そんなことを考えていた。

244ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 22:03:09 ID:WVrfsEdY0
>>243
「あう〜…そうなの。
 がっこにいけなかったの?」
【少し残念そうに見える…】

「うん!もちろんなの!
 べんきょーちゃんとがんばるなの!」
【そこは自信満々に答えた】

245ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 22:13:43 ID:PMt0ERXQ0
>>244
「はい。住民票やら年齢やらいろいろ問題があったんです。
でも、本当に通いたいなら通わせてやる、って言われたんですけど……結局私、行かなかったんです。
だから、仕方ないです」

本当に通いたい、
ちょっとでもそういう強い意志があったら通ってたのかな。

過去を振り返ってちょっとだけセンチメンタルな気分に浸る。
今なら、別の解答をするような気がした。

「あ、でもちゃんと遊ぶんですよ?
友達いっぱい作って、ボーリングとかカラオケとか…………楽しいらしいですから」

246ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 22:17:37 ID:WVrfsEdY0
>>245
「そうなの…
 なんだかいろいろむずかしみたいなの…」
【ディスにとってはまだよくわからない大人の世界。首をかしげながら言う】

「あう〜。おともだちとあそぶなの〜?
 うん!わかったの!あそぶなの!」
【大きな声で言った】

「…あう〜、いろんなあそびがあるの〜…」

247ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 22:28:25 ID:PMt0ERXQ0
>>246
「あはは、まだディスちゃんには早いですね」

噛み砕いて言うと―――
彼女は、そう前置きをしてから言った。

「素直に甘えられるほど、私が社長を信じれてなかったんです」

―――ダメですね、本当。
彼女はそう結んだ。

「いろいろ遊ぶと立派な大人に慣れるんですよ。
…………社長の受け売りですけど……」

とうとう歯止めが利かなくて、撫でる、撫でる。

248ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 22:30:46 ID:WVrfsEdY0
>>247
「あう〜…しゃちょ…
 かぞくなのかなの?」
【少し不思議そうな顔で言う】

「なかよくないのかなの…」
【心配そうに言う】

「あうあうあう…うん、
 おとなになるなの〜!りっぱななの」
【ナデナデされるたびに首が左右にゆれたりしている】

249ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 22:40:36 ID:PMt0ERXQ0
>>248
仕事の上司と部下というだけのドライな関係じゃない。勿論、友達同士という関係でもない。

かと言って、家族です、といえる関係でもない気がする。
昼晩と御飯を作ってあげてるし、たまに作られたりしてるし、朝、起こされたりしているし。

たっぷり時間を使って悩んだ後、彼女はぽつりと言う。

「………………家族です、多分。」

だといいな、
言葉にそんな含みを混ぜた。

「今ではちゃんと甘えられますし」

にこにこ。
楽しそうに彼女は笑う。

「立派になると、楽しいらしいです。
毎日がエブリデイに感じるんですよ!」

たーのーしー。
一々反応が可愛い子だな、なんて。

250ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 22:42:56 ID:WVrfsEdY0
>>249
「そっかなの…
 よかったの〜。かぞくでそういうことできるなの〜」
【安心した表情で言う】

「あうあう〜!そっかなの。
 たのしくなるの〜。しあわせなのかなの〜!」
【楽しみそうな顔である】

251ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 22:56:10 ID:PMt0ERXQ0
>>250
「幸せですよ、とても!」

自分では想像できないけどNE!ハハっ……。
そういえばお腹が減ったな、彼女は思う。

「……何か食べたいものありますか?」

252ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 22:58:40 ID:WVrfsEdY0
>>251
「あう〜。よかったの〜!」
【微笑みながら言う】

「えっと…ごはんなの?
 …う〜ん…」
【しばらく考える】

「ごはん…のうえになにか…のっかっててなの…」
【何かの料理を指しているようだ。】

253ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 23:12:44 ID:PMt0ERXQ0
>>252
「…………………………えっと…………どんな……?」

ぱっと思いつく限り、丼と名のつくものが十個くらい思いつく。
天丼、牛丼、玉子丼、親子丼、他人丼、いくら丼、鉄火丼、海鮮丼、カツ丼、
このくらい、かな。列挙して無為だなあ、と感じた。

「…………どんなものが乗ってますか…………?」

254ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 23:15:12 ID:WVrfsEdY0
>>253
「あう〜…たまごと…
 この」
【手で何かを形作る】

「さくってしてるの…がのってるの…」
【イメージが大体固まってきそうだ】

255ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 23:21:13 ID:PMt0ERXQ0
>>254
玉子と…………さくっ、

「…………カツ丼……っぽいですね。食べに行きます?」

お財布の中身は一応、自信があるのか意気揚々。

256ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 23:26:40 ID:WVrfsEdY0
>>255
「あう〜。そういうなまえだったの!」
【やっと思い出した!というように微笑む】

「うん、たべたいの〜!…だいじょぶだよねなの?」
【少し心配そうな顔だ】

257ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 23:39:54 ID:PMt0ERXQ0
>>256
「はい。お給料おろしたばっかりなんです」

だから、大丈夫、と彼女は歩き始めた。
といはいえど、どこの店にカツ丼が置いてあるかなんて知るはずもなく。

「…………店、わかりますか?」

258ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/10(土) 23:46:58 ID:WVrfsEdY0
>>257
「あう〜!えっとねなの」
【ポケットから紙を取り出してじっと見てから】

「あっちにいっぱいたべられるおみせがあるの〜!
 そこにいくの!」
【微笑みながらどこかを指差す】

259ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/10(土) 23:58:14 ID:PMt0ERXQ0
>>258
「わかりました」

妹がいたらこんな感じなのかな、
微笑みながら指差された方向に向けて、彼女は歩き出した。

「カツ丼、好きなんですか?」

260ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 00:01:49 ID:WVrfsEdY0
>>259
「あう〜。『でぃす』はなでもだいすきなの〜!」
【笑いながら言う】

「でもやっぱりたくさんあったほうがいいの〜」

261ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/11(日) 00:13:53 ID:PMt0ERXQ0
>>260
「…………ん」

こく、と頷いてきょろきょろ。
余談だけど、中の人がネイディの頭にカーナビみたいなの搭載したい、って思ってしまった。

「…………あそことかありそうですね」

そう言う雰囲気の店を見つけて、彼女はそっちに向かう。
扉を開けて、先に入ってください、と。

262ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 00:20:48 ID:WVrfsEdY0
>>261
「あう〜!ここなの!」
【微笑んでディスは自分からお店に入って行った】

//そろそろ眠気がやばいです…この辺で終わっていいですか?

263ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/11(日) 00:25:32 ID:PMt0ERXQ0
>>262
にこにこーとその様子を後から見守って、軽い保護者気分。
続いて入って席を取り、晩御飯を食べたそうな。

中:あ、はい。丁度俺も眠かったですし。これで〆ます。
絡んでくれてありがとうございました。
おやすみなさいー。
ノシ

264黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/11(日) 19:23:04 ID:hedfrAak0
 異能都市のとある大通り。
 黒のロングコートを着た男が歩いている。

「……だー、平和だな。素晴らしいじゃねぇか。
 俺みたいな奴の出番の欠片も無い――いや、そりゃ無い方が良いんだけどな」
 ふと立ち止まり、路地裏を覗き込んだりするが……特に何も無い。
 はぁ、と深く溜息を吐くと、男は再び歩き出した。

265名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 19:31:22 ID:9RjljEZ60
>>264
その直後のことだった。
誰も居なかったはずの路地裏に、男の野太い罵声が響き渡る。
どうやら、物陰に隠れてみえなかったようだ。

266黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/11(日) 19:36:35 ID:hedfrAak0
>>265
「……!」
 声に気がつき、ふと足を止め、そしてそのまま後退。
 男は路地裏を覗き込んだ。
(ただの痴話喧嘩だと良いんだが――?)

267名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 19:46:53 ID:9RjljEZ60
>>266
覗き込むとほぼ同時。
黒い長外套の男が、スキンヘッドに黒スーツの、ガタイのいい『いかにも』な男にぶん殴られ、ダンボールの山に突っ込んだ。

「……ってーなァ。だから『人違い』だっつってんだろ?」
「ほざけ」

またかよ、と呆れ顔の長外套の男。
そしてナイフを取り出すスキンヘッドの男。


なんだか あぶない ふんいき

268黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/11(日) 19:53:17 ID:hedfrAak0
>>267
(うわぁ危ねぇなおい)
 と、ほんの一瞬思考して。

「おいそこ、痴話喧嘩なら都市外でやってくれねーかな」
 がしがしと頭をかきながら路地裏に足を踏み入れた。
 2m程ある背丈に、広い肩幅。路地裏が少々狭くなって見える。

269名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 20:10:22 ID:9RjljEZ60
>>268
「……チッ、運が良かったな」
二対一では分が悪い、とでも判断したか。
踵を返し、去っていくスキンヘッド。

「やれやれ、何処を如何間違うんだか……。
 嗚呼、一応礼言っとくぜ、サンキューな」
ゆるり、と立ち上がりながら、そう謂う男。
癖のある長めの髪、ダルそうな表情、黒い長外套にレザーなボトムズ。

淡褐色の瞳は、笑っても哂ってもいなかった。

270黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/11(日) 20:14:57 ID:hedfrAak0
>>269
(これは事件解決扱いには……ならねーよなぁ)
 なんていう事をぼーっと考える。

「まぁこれでも警備員なんでね。痴話喧嘩を適当に先延ばしする位はお手の物よ」
 それは警備員としてどうなの、と思わせるような事をぽつりと呟く。

「で、一応警備員的に聞かせて貰いたいんだが……
 どういう事情だ? 『人違い』とか言ってたみたいだけどよ」

271名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 20:44:24 ID:9RjljEZ60
>>270
「いや、先延ばしにするなよ。 ……まぁいいか。
 いや、なんてことは無い、本当に『人違い』なだけだ」
確かにアイツも『俺』だが、とよく解らないことを呟いて。

中身)遅れてすまない……

272黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/11(日) 20:53:26 ID:hedfrAak0
>>271
「ふーん……」
 と、唸りながら考え込む。
「……あ、そうだ一応これを渡しとこう」
 言うと、男はコートの内ポケットから一枚の名刺を取り出して、黒外套の男に渡した。
 名刺には《千夜グループ都市警備部門所属警備員 黒金鋼》と、書いてある。長い。

「じゃ、また人違い的な事があったら気楽に連絡でもくれ。気をつけてなー」
 適当に言い残すと、男は大通りへと歩いていった。
 ……名前を聞かずに去ってしまった。

//大丈夫ですぜよん
//と、すみません落ちます('A`)また絡みませうぞ

273名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 21:05:25 ID:9RjljEZ60
>>272
「サンキュー、そうさせてもらうぜ。
 ああ、じゃあな」

その姿が大通りへ消えるのを確認すると、男は哂う。
「千夜グループ、なァ。ま、問題は無いか。
 さぁて、そろそろ『本(オレ)』の回収に向かうとしよう」

哂う男は、ゆっくりと歩き出す。

中身)乙でしたー
    こちらこそですぜ

274酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/11(日) 22:41:26 ID:H70PbAOU0
【虎姫の家の前】

……きったねっ。
【自分の家を見上げて肩を落とす】
【外壁は薄汚れ、植えた覚えの無い蔦が絡み合って天井まで。】
【これだけならいいのだが、当人のみ知っている埃だらけの内部が更に追い打ちを掛けた】
この刀仕舞わなきゃいけないのに……。

あ、そうだ

ポーイ
【家の蔦の根元、生い茂る草木の根元に赤い鞘の刀を放り投げる】
【乾いた葉っぱの音が刀を受け止めた】
これでいっか……いい加減色々『整理』しようかな、なんて思ったりして。
【ジト目で舌をべーっと出し、家に背を向けてふらふら歩き出す】

275甲/:2010/04/12(月) 14:01:23 ID:KE2UskXwO
【繁華街付近の交番】

「……」
ぼんやり過ごす甲
そろそろ春物の服とか欲しいなぁ…なんて考えながら

「(…でも金ねーし……)」

最近の財布事情にまで思いを巡らせる

そもそも、ちゃんと働いてるハズなのに…何でこんなに金欠だ…?
贅沢三昧してる訳で無し
大きな買い物をした訳で無し

「……」

うーん…
………
…あ

「……入院、治療費か…」

身体は大事にしよう、と思った午後の一時であった

276甲/:2010/04/12(月) 18:24:55 ID:KE2UskXwO
―…ぱりぽり

「……」

暇な時はトコトン暇だ

―…ズズ

「……」

お茶と煎餅がうまい

277名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 18:31:01 ID:hedfrAak0
 交番の前の通り。
 携帯片手に辺りを見回す人影。

「どうもこの近辺とこの地図が合致していないような……
 ……ふむ、これは参ったな」
 銀縁の眼鏡を掛けて、白衣を纏う男はそう呟いた。
 その髪は灰色で、眼鏡の奥の双眸も灰色をしている。
 どうやらいつの間にか“歪み”に巻き込まれた様子で。

278甲/:2010/04/12(月) 18:36:57 ID:KE2UskXwO
>>277
「――…もーし」
交番から声

「お困り?」
赤色マフラーを首に巻いた
メガネ姿の警官っぽい男が白衣の男に尋ねた

279名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 18:42:30 ID:hedfrAak0
>>278
「……ん?」
 と、男が甲の方を振り向く。

「あぁ、少しばかり道に迷ってしまってね」
 両掌を上に向けて、肩をすくめる白衣の男。
「しかし“道に迷う”という感覚は悪いものではないね。
 少年の頃蟻の行列を追って迷子になったことを思い出す」
 ……恐らく変な人だ。

280甲/:2010/04/12(月) 18:47:05 ID:KE2UskXwO
>>279
「…それ、困ってんの?困って無いの?」
判断に困る応えであった

「つーか蟻はそんな遠く離れた所に巣作らんだろ…」

多分方向音痴とかだな、と思った

281名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 18:51:21 ID:hedfrAak0
>>280
「そう言われると割と困っては居ない」
 きっぱり。
「あまり急いでいる訳でも無いからね。
 それに必ずしも“その場所”である必要は無いのだよ」
 と、やけに遠まわしな――解り難い言い方をする。

「私の生まれた町は路地が入り組んでいてね。
 生まれ育った町で迷子になる事くらいある」
 ない。8割方無い。

282甲/:2010/04/12(月) 18:56:46 ID:KE2UskXwO
>>281
「ふーん…」
行きたい飯屋に行けないとかだろうなぁ、と考えて

「…」
あと、普通に変な人だなぁ…と思った

283名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 19:03:36 ID:hedfrAak0
>>282
「大体『過程や方法なぞどうでもよい』とかそんな考えは全くもってどうかしている。
 過程や方法、そしてそこから導き出された結論の全てが合わさってだね――」
 何か語り出した。見た目どおり学者っぽい。

「あぁ、そうだ。一応訊かせて貰おう」
 と、思い出したように。
「まぁ見ての通り私は人探しの真最中でね。こんな人物を見た事は?」
 見ての通りかどうかは不明だが、白衣の男は一枚の写真を取り出した。
 黒い髪。灰色の右目に黒い左目。
 その、男は。
「名は黒金鋼というのだが。知っているかね?」

284甲/:2010/04/12(月) 19:16:01 ID:KE2UskXwO
>>283
「(……今日は天丼食おう…)」
面倒なくだりは別な事を考えて

「……ん?」
やっと理解できる範疇の言葉に反応した

「……」
まじまじと写真を眺めて
――確かに、写真の彼は知っている
けど
「…うーむ」

このパターンはキナ臭い

「こいつ、何?」

"どうとでも取れる質問"で探りを入れる
『知っている』とも
『知らない』とも言わない

285名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 19:24:28 ID:hedfrAak0
>>284
 “何”という問いに対して、うーむと唸り考え込む男。
「……被験者? いや、これだと何か誤解を招くな。
 協力者……何か違う――が、うん。協力者だ」
 面倒になったようで。

「彼の左腕は義手でね?
 その製作者が私なのだが、ついこの間重大な欠陥を見つけてしまったのだよ。
 そして義手の自主回収に来た訳だ」
 他人に譲り渡すような物――まして義手だ――に欠陥があるなんてのは大問題だが。
 男は嘘を吐いているようにも見えるし、正直に答えているようにも見える。
「まぁただ単に話したい事がある、と言うのもあるが」

286甲/:2010/04/12(月) 19:30:10 ID:KE2UskXwO
>>285
「あやふやだな」
ふぅ、と息を吐く
「…まあ、知ってるよソイツ…ただ、何処に居るかまでは知らねー」
写真に指を指して
義手だったのかーと、妙に納得した

「欠陥って?」

287名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 19:36:27 ID:hedfrAak0
>>286
「私の語彙力に期待しないほうがいい。国語は苦手でね」
 くく、と楽しそうに、愉しそうに笑う。

「ふむ、まぁ知り合いが居ただけでもよしとしよう」

「簡単に説明すれば『邪気の“暴走”を引き起こす危険性がある』という事だ」
 白衣の男は続けて言う。
「魔力やら邪気やらを持った鉱石を媒介に、様々な能力を発動する――
 ――という機能が搭載された万能義手でね? それなりに繊細なのだよ」

288甲/:2010/04/12(月) 19:43:27 ID:KE2UskXwO
>>287
「ああ、そりゃここまでの会話でよーっく分かったよ」
自覚あったんかい、と苦笑

次いで"欠陥"の内容に
「へー…」
と、溢し

「………」

全ッ然デリケートに使って無かった鋼を思い出した

「(預ける奴…間違ってねーか…?)」

289名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 19:50:15 ID:hedfrAak0
>>288
「全く自分でもよくこんなので研究者になれたな、と思うよ」
 くく、と再び笑う。

「彼も彼で機械弄りが好きでね。それなりに大切にはしてくれている筈だ」
 うんうんと一人頷く。
 ……事実を知ったらどうなるのだろうか。

「あぁ、そうだ。良ければ君の名前を聞かせて貰えないか?
 私の名は――」
 言いかけて、ポケットを探り始める。
 名刺でも探しているのだろう。

290甲/:2010/04/12(月) 19:56:49 ID:KE2UskXwO
>>289
「言語学者じゃなきゃ問題ねーんじゃねぇかな」
良く分からんけど、と続けた

「……」

機械弄りっつーか機械破壊が好きそうな風体だったよなぁ…

「あ?あぁ…俺は甲(カブト)っつーんだ」

291名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 20:03:23 ID:hedfrAak0
>>290
「なるほど確かに一理ある」
 ふむ、と頷く。

「甲か。いい名前だ」
 言いながら、ズボンのポケットから名刺を取り出した。
 次の瞬間。

 甲の目の前に、名刺が“移動”していた。

「……と、こんな感じの“超能力者”兼“研究者”だ。
 その他の長ったらしい肩書きその他は名刺を見て欲しい」

「では、私はそろそろ去るとしよう。また縁が合えば会おうじゃないか、甲君」
 言い残して、男は姿を消した。
 言葉通り、忽然と。


 名刺には、こう書いてあった。
 『カノッサ機関 技術部 第三研究科 科長 灰堂 曇(ハイドウ クモリ)』

292:2010/04/12(月) 20:22:22 ID:KE2UskXwO
>>291
いやん2日続けて名前褒められた
「……」
そりゃ照れるともさ

「――…ん」
名刺を受け取ると同時に途絶える気配
転移の気配すら無かった所から、かなりの実力を推し量れて

しかしそれ以上に

「………カノッサ…?」

久し振りに目にしたその機関の名に、戦慄が走った


「…………やれやれ…」

293神羽鏡子:2010/04/13(火) 22:29:36 ID:yvUls86s0
たいせつなひとりがいなくなった。
連れていかれた。
いつもはのほほんとしている彼女たちが、血相を変えて街中を走り回る。

「小夜、もしもし、あたし……そっちは!?
 うん、うん……いないんだね、わかった……こっちも駄目……」

「…………くそ、くそぉおおおぉぉぉおおおっ……」

握りしめた携帯電話がみしみしと音を立てる。
失踪者を探して疾走、彼女たちの脚は既にぼろぼろだった。

294シェイカー=バジンハード&ヒナ=シグレ:2010/04/13(火) 22:34:11 ID:ZeeUq8Ag0
「―――……網にィ…掛からんねぇ…」

高いビルの屋上
耳を澄ます姿勢
音を聞いているのではない
飛ばした"能力"――震動波――の返りを拾っている

「(この街にゃ…いねえかぁ……やぁれやれ…)」


『迂闊でした』
「まぁったくだぁ…」

住人ABも捜索隊に加わっていた

295神羽鏡子 / 小夜:2010/04/13(火) 22:41:56 ID:yvUls86s0
>>294
鳴り響く着信音、もしくはバイブレータ。
大家さんからのメールであった。

【from:神羽鏡子
 本文:そちらの状況はどうづすか】

めちゃくちゃ焦っているのであった。



――所変わって、「どこか」。
歪みの中を延々歩き回る少女が居た。

「歪みの中に居るかと思って突入したはいいけど――
 だめだ、地理が歪み過ぎてて何処が何処だか分かんない!」

296アイリス:2010/04/13(火) 22:43:16 ID:YCy5QHuA0
【神羽荘204号室】

窓を開け放った窓からコウモリが侵入してきた。
ソファーに座っていたアイリスの手に、コウモリが乗る。
長く伸ばした髪の一房が、耳からこぼれ落ちた。

「なるほど。」

アイリスの手にはワインが注がれたグラス。

「姉さまに頼んでみる…かな。」

アイリスは吸血種。
コウモリも眷属の一つだ。

コウモリはアイリスの手から離れ、再び夜の闇に消え失せた。

297シェイカー=バジンハード&ヒナ=シグレ:2010/04/13(火) 22:49:05 ID:ZeeUq8Ag0
>>295
【返信:現在反応無し、追跡の範囲を更に拡げる】
伝達文は真面目な男だった

「ヒィナちゃぁぁん…!」
『はい』

震わせる空気を撒き散らしながら夜空を二人は駆ける

298じんうけ大捜査線:2010/04/13(火) 22:53:30 ID:yvUls86s0
>>296
がらりと窓を勝手に開けて入ってきたのは、番犬替わりの蟲少女。

「主、鏡子カラ伝言ダ。
 『ソチラノ様子ハドウダ』、ダトヨ」

>>297
了解、とだけ。短い返信。
再び鏡子は蟲を撒き、走り出す。




――所変わって、スクラップ広場。

「ねえ、お願い……君も探すの手伝って!」
「ふぁー?」

紫の髪の兵器人間にも捜索依頼。

299アイリス:2010/04/13(火) 23:03:02 ID:YCy5QHuA0
>>298
蟲少女にアイリスは目を向ける。

「彼らが語るに、芳しくないようだね。」

夜空を舞うコウモリの一羽が、シェイカーの振動に耐えかね、墜ちたが気にしない。
アイリスの“姉”が動けば良いが、連絡が取れないところにいる。
そして、自分の能力は、探索向きでは無い。

「では一つ聴かせてくれないかな。誰が、どうなっているのかな?」

ソファーに腰を下ろしたまま、赤い唇の跡が残るグラスをテーブルに置いた。

300じんうけ大捜査線:2010/04/13(火) 23:10:11 ID:yvUls86s0
>>299
「犬……ジャナカッタ狼姉妹、覚エテルカ? アレノ妹ガ拉致ラレタ。
 モトモトアイツハ何処カカラ逃ゲ出シテキタ『脱走者』ダッタワケダナ」

ぱたぱたと動くマペット。ピクリとも動かない表情。

「連レ戻サレタンダヨ」



――所変わって、広場。
長い藍色の髪を乱しに乱した彼女は、白い猫を抱いていた。

「……お前、知らないか……妹の、妹の居場所を……ッ」

301カノン・カペルマイスター/竜型:2010/04/13(火) 23:16:49 ID:kX3/v2N.0
何やら、騒がしい。
妙に大気が震えている。
そんなことを彼は思った。
「――……?」
「彼」――――大竜。
まるで子供の玩具のような、どことなく骨格のような、異形の鋼の竜は空を行く。
なんとなく気が向いて、普段よりも周りの音に気を払いながら。

302シェイカー=バジンハード&ヒナ=シグレ:2010/04/13(火) 23:20:27 ID:ZeeUq8Ag0
>>301
「と、言う訳でぇ…また乗っている訳だがぁあ」
『お邪魔します』

頭に陣取る《神羽荘》からの刺客――もう逃げられない――

「ゆんゆんウェーイブ…照ォオ射ァアア」

ゆんゆんゆんゆん
カノンの上からソナーの様に能力を飛ばしながら漂う事に決めた

303アイリス:2010/04/13(火) 23:21:14 ID:YCy5QHuA0
>>300
「そう…彼女が…ね。」

自分が入居を決めた日、驚いていた少女。

「それで、連れ戻されるようなところに彼女はいた。姉の方に話を聞くのが手っ取り早いけれど、そういうワケにはないのだろうね。」

304カノン・カペルマイスター/竜型:2010/04/13(火) 23:24:28 ID:kX3/v2N.0
>>302
「―――!?」
わたわた、という擬音が似合いそうな動きで一瞬揺れた。
しかし気を取り直し、
「ゆ、ゆんゆーん!
 じゃねええええええ!!!!えっ何この一瞬で頭に乗られてる奇跡……!!」
にげられない!▼

305じんうけ大捜査線:2010/04/13(火) 23:25:37 ID:yvUls86s0
>>301>>302
所変わって、都市上空。

「……千里眼の魔術ってやつの完成はマダーチンチン」
「うるさいなあもう、今やってるんだyあぶふぇ」
「oh...」

竜に魔女直撃。

>>303
「ンダナア、アノ姉モナンダカンダデマダマダ子供ダ。
 パニック起コシテ話ガ出来ルレベルジャネエ」

難儀だ。と言うように、マペットを俯かせた。



――所変わって、リグヌビル。

「……なんだあれ」

屋上からのほほんと竜を見ている朱色の少女は、何も知らない。

306シェイカー=バジンハード&ヒナ=シグレ:2010/04/13(火) 23:31:08 ID:ZeeUq8Ag0
>>304>>305

『忍法割愛の術です』
「うそ――!?ヒナちゃん忍者ぁあ!?」『嘘です』「うそかよぉおおい!!?」
少々無茶をして上空から能力を飛ばそうとした所に"何か良い感じの台"があったから陣取った
だ、そうです

「やっべぇえええ!!人身事故ktkrぇえええ!!!!」

307カノン・カペルマイスター/竜型:2010/04/13(火) 23:33:51 ID:kX3/v2N.0
>>305
何か撥ねた。
「えっ」
……二度目――!?
そんな感想。
ちなみに一度目は飛行能力持ちのサラリーマンだそうな。

>>306
「Oh…なら仕方ないな」
撥ねたショックから復活。
阿呆は立ち直るのも早かった。
「反抗する気力もないし、好きなだけ足場にするといいんじゃねえかな。
 ……ってか、何探してんの?」

308シェイカー=バジンハード&ヒナ=シグレ:2010/04/13(火) 23:39:34 ID:ZeeUq8Ag0
>>307
「おう、恩に着らぁああ…ヒナちゃん、弁当にしよぉおおぜ」
『はい』
夜食を食べ始めた

「狼おんなさぁ…"リル"って呼ばれてるぅ……もぐもぐ」
『もぐもぐ』

リラックスモードでも仕事はしてるらしい
シェイカーの放つ波動の返りをヒナが特殊な機器でデータに変換している

309アイリス:2010/04/13(火) 23:42:03 ID:YCy5QHuA0
>>305
「そういうものなのだろうね。なら僕も、少し出てこようか。」

アイリスが口をつけたグラスを片付けるメイド。
メイドに残りを任せる。

「眷属での捜索は続けているから、何かあれば連絡をするよ。」

紙に自分の携帯電話の番号を書き、蟲少女に差し出す。

310じんうけ大捜査線:2010/04/13(火) 23:44:02 ID:yvUls86s0
>>306-307
流星(的な光る箒)にまたがってあなたに急降下ーアッアッー!

「……芥子粒の命でも私たち輝いてる……俺は知らん知らんぞ」

魔女:生死不明
天使:逃走

>>309
「オウ、主ニ渡シトクワ」

ぱくりと紙を咥えて、うぞうぞと這って行った。
……窓になんか粘液付いてる……



――所変わって、商店街。

「ノイズィ、なんだか空気がピリピリしてるわ」
『……異能』

蚊帳の外である少女と幽霊は首を傾げていた。

311カノン・カペルマイスター/竜型:2010/04/13(火) 23:49:07 ID:kX3/v2N.0
>>310
「……逃げた!」
俺逃げられないのに!とでもいいたげなふいんき(何故かry)。
……あれっ、こいつ無事だよな?流石の俺も全力で土下座?

>>308
「こぼすなよ?!絶対こぼすなよ!?」
フラグ立て。
「狼……?
 ……何ぞそりゃ。拉致られたか何か?」
よく分からないがそれなら大変だ、と思う。
だから、
「リルって呼ばれてるんだな?おーし、」
ならば聴こう。
都市の喧騒の中にそんな呼び名がないか――と、耳を済ませ始めた。

312アイリス:2010/04/13(火) 23:51:45 ID:YCy5QHuA0
粘液はササッとメイドが拭き取った。

「逢引に行ってくるよ。それから、学校で盗まれた体操服とタオルを手配しておいてくれないかな。」

そういうと、アイリスは髪をリボンで纏め、スプリングコートを羽織り、街へと消えていった。

313シェイカー=バジンハード&ヒナ=シグレ:2010/04/13(火) 23:51:53 ID:ZeeUq8Ag0
>>311
ぱりぱり
おにぎりの海苔を食べる音
ぱりぱりの海苔は良く欠片が降り落ちる
ぱりぱり

「ぉおう…まーぁ良く分からんけどォ緊急事態なのだよぉ」
こちらもイマイチ分からずに協力しているらしい

314じんうけ大捜査線:2010/04/13(火) 23:55:17 ID:yvUls86s0
>>311
とおくとおく、地表付近から「魔女だから大丈夫」という呻き声が聞こえる。
カノンの耳なら聞こえる。筈。

>>312
「リョウッカーイ」

うぞうぞうぞ、這い回る触手少女というオカルト伝説、爆誕――



――所変わって、箱庭ログイン地点。

「……何でしょうね」

異界の少女もまた蚊帳の外、首を捻るのだった。

315カノン・カペルマイスター/竜型:2010/04/13(火) 23:58:50 ID:kX3/v2N.0
>>313
「ギャアアアアアア海苔がー!!海苔の欠片がー!!」
いやいやするように首……というか頭を振ろうと思って、
「あっそういえばお前ら乗ってるから振れねえし。……こ、この策士めが!!
 いいやもう雨の日待機しよう!そうだそうしよう!!」
リアルに自然のシャワーを実行する気満々だった。
とにかく、と気持ちを切り替え、
「――ってわかんねえのかよ!?」

>>314
「ああ魔女だから平気なのか。じゃあ今度最中持っていくな」
無論某魔人漫画に出てきた土下座最中である。

316シェイカー=バジンハード&ヒナ=シグレ:2010/04/14(水) 00:06:05 ID:ZeeUq8Ag0
>>315
『――大佐』「おぉう」
ヒナが見る先には都市の電波塔――恐らく二人の目的地はそこで

「まぁ…ワカンネェモンはワカンネェが…」
『一つ屋根の下に暮らしていますから』
ニヤリ、と笑うシェイカー
「仲間意識全開だっぜぇええええ!」
『ありがとうございました』

叫びながら落下するシェイカーと
普通にパラシュートを使うヒナ

二人は電波塔に消えて行った

//乙 ノシ

317アイリス:2010/04/14(水) 00:07:54 ID:YCy5QHuA0
>>314
アイリスはのんびりと街へ繰り出す。
そこらの少女より大きな胸(偽乳)を揺らしながら、視線を上下左右へと移す。
目的はターゲットの姉である。
そういえば、彼女の名は知らなかった。

「さて、聞込みを開始しないといけないね。」

狙いはコンビニ等の“中から外が見え、尚且つ中々動かない従業員がいる店”だ。

318名も無き異能都市住民:2010/04/14(水) 00:08:25 ID:g1RNOn3Y0
<Rrha quel ra clemenzen en manafeeze ... chsee spiritum xl exec waath!

319カノン・カペルマイスター/竜型:2010/04/14(水) 00:16:43 ID:kX3/v2N.0
>>316
「あー、」
一つ屋根の下。
それならば協力する理由も分かる、と思って、
「……おっと、またなぁ」

>>318
聴いた。
「誰だサーバー未収録単語使ってるのは!なかのひとが泣きますよ!!」
理由:反応できねえ…!!


「……ううん」
先程からひたすら音を拾っていたが、
「リル、なんて子はいねえなあ……まあ夜ってのもあるだろうけど」
見つからないことに少し考える。
そして、
「――よし、場所を移そう」
ゆるりと竜が雲を割る。
そのまま適当な方向へ、滑るように飛んでいった。

320イメル/姉:2010/04/14(水) 00:20:08 ID:QYyPcDfoO
//書き込めてなかっただと……

>>317
「私は……わたしは」

ふらりふらりと街を歩く狼の姉、座り込んでそのまま眠っていた。

321アイリス:2010/04/14(水) 00:27:22 ID:YCy5QHuA0
>>320
顔を確認すると、アイリスは羽を口に咥え、イメルにコートを掛けると腰を降ろす。
イメルの腰と膝うらに腕を回し立ち上がる。

そう、俗に言うお姫様抱っこである。

すると、二人の姿は消えていた。

322メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 09:17:20 ID:E4Ka56rgO
 最近、あのムカつく犬を見ない。

「…………」

 生徒の間じゃ変な噂が流れているし、教師に問いただしても口を継ぐんでやがる。 気に入らない。
 気に入らない。
 机に足を乗せ、クチャクチャとジャーキーを噛み締める。
 授業中? 知ったことか。

「……あ」

 ふと、あの犬の姉を思い出した。
 犬と同じく最近見ていないが、変な噂は聞いていない。
 消えていないわけでは無いだろう。

「喰いに行くついでに、聞いてみるか」

 すっかり柔らかくなったビーフジャーキーを飲み込み、山羊は呟いた。

323:2010/04/14(水) 15:30:03 ID:gE.6lb460
「(……誘拐か)」
らしい事件だし邪気ぃ事件だなぁと思った
そうして

『まぁあ…?経験者だしぃ…手ぇかせやぁ』
「やぶさかではない」

甲も、犬耳少女を捜し隊に加わった

324:2010/04/14(水) 18:39:14 ID:KE2UskXwO
【都市部ペットショップ】

『ありがとうございましたー』
取り敢えずドッグフードを購入
「……」

「(……写真もよこさんとは…舐めたヤローだ…)」

誘拐された"犬耳少女"の捜索を依頼されたは良いが
人相すら知らずぼんやりと困っていた

「…ワナも買った方が良いかなぁ…」
漠然とし過ぎる捜索態勢であった

325ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/14(水) 18:59:48 ID:WVrfsEdY0
「…う〜…なにがあったのかなの…」
【ディスは何か落ち着かない顔で歩いていた】

「…がっこのひと、なんだかあわててるみたいなの…」

326イメル/「あね」:2010/04/14(水) 20:43:50 ID:yvUls86s0
「…………」

綺麗に整頓された部屋で目が覚める。
きょろりと辺りを見渡して、そこが神羽荘であることは把握した。
窓の外に見える月が、よく似ていたから。

「――――」

夢を見た、妹の夢を。
暗い部屋に監禁された妹が泣いていた。
助けに行かなければ。何処へ? どうやって?
思考はぐるぐる巡って絡まって、醜い塊になっておっこちた。

327メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 21:04:17 ID:E4Ka56rgO
>>326
――ドンドンドン

 喧しい音が響く。
 どうやら誰かドアを叩いているようだ。
 呼び鈴という文明の利器を知らないらしい。

――ドンドンドドンドドンドンドン

「おーい、誰かいねーのかー
 ……ホントに誰もいないのか?
 居留守じゃねぇだろうな」

 気が早いらしく、ドアの前から窓へと移動。

328イメル:2010/04/14(水) 21:09:30 ID:yvUls86s0
>>327
「……ここ、他人の家なんだけど……」

アイリスの家であった。ナントイウコトダー

「煩いなもう、出ればいいんだろ出れば……」

てろてろ歩いて勝手に玄関を開けて、外に出た。

329メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 21:15:26 ID:HnkBBDEo0
>>328
「あー、いたいた。臭いで分かった。
 臭いからな、犬は!」

 いつの間にか出していた大鎌を引っ込める。
 どうやら窓を割らずには済んだようだ。

「あーくせぇー。犬くせぇー。
 濡れた犬ってマジくせぇー」

 先輩に当たるであろう筈の相手を、容赦なく罵倒しつつもイメルの前へ。

「おい、お前の妹が最近不登校なんだって?
 変な噂流して笑ってる馬鹿がいたぞ」

 その場で鎌を担いだまま座り込み、もう一方の手に持っていたコンビニ袋から肉まんを取り出して頬張り始める。

「お前さー、一応姉なんだから世話してやれよなー。
 いま何してんだよアイツ。ニート?」

330イメル:2010/04/14(水) 21:19:48 ID:yvUls86s0
>>329
「おいやめろ……怒られるのは多分私なんだぞ」

ぱたんとドアを閉めて、廊下にでる。
部屋の主への礼をしないとな、とぼんやり考えながら。

「……リルは…………いない、よ。
 うちに、いないよ。………………いないんだ」

いつもなら罵倒に対して何らかのアクションを取っていたものだが、それすらもなく。
力なく歩いて、階段へ向かおうとする。

331メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 21:29:14 ID:HnkBBDEo0
>>330
「おいおいおいおい、やけにリアクション薄いじゃんかよ先輩〜」

 馬鹿にしたように半笑いで立ち上がり、フラフラと揺れて見せる。

「いない? ハハッ、喧嘩して家出でもされたか?
 ならすぐに帰ってくんだろ、犬は家の方向だけは覚えてるモンだしな」

 ヘラヘラと笑いながら、肉まんを飲み込む。

「ま、大人しく待ってればいいんじゃね?
 帰ってきたら、僕がお前共々喰ってやんよwwww」

 と言いつつ、階段に向かうイメルの前に先回り。

「って、オイオイ、本当につまんない奴になったな。
 アレか? 腹でも減ってんのか?」

 イメルの気持ちも考えず、能天気に話しかけ続ける。

332イメル:2010/04/14(水) 21:33:17 ID:yvUls86s0
>>331
「………………なあ、メイプル」

俯いたまま時間が流れ、漸く口を開いたと思えば。

「一発。私を、殴ってはくれないか」

遥か斜め上の返答が返ってくる。
向ける視線には、焦燥の光が震えながら灯っている。

「頼むよ。目が覚めないんだ」

333メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 21:36:35 ID:HnkBBDEo0
>>332
「…………」

 引いた。
 思いっきり引いた。
 斜め上過ぎて返答に困っている。

「ねぇ? どしたの?
 ついに精神を病んじまったか?
 五月病の一種? まだ四月だぜ……」

 疑うような眼差しでイメルの目を覗き込む。

「なんだ、夢でも見てると思ってんのか?
 どんな夢だ、話してみ。
 気になる気になる」

 廊下の壁に背を預け、軽い気持ちで聞いてみる。

「テメーは今、どんな夢を見てるんだ?」

334イメル:2010/04/14(水) 21:43:14 ID:yvUls86s0
>>333
「妹がいなくなった。つれていかれた。
 私たちの故郷を壊したあいつらに、あいつらにまた連れて行かれたんだよ」

ぎりっと握った拳の、爪が掌に喰い込んで血が流れる。

「今度はそんなことさせないって決めたのに。決めたのに、いとも簡単に連れて行かれたんだ。
 妹が、あのこが、泣いている。暗い部屋で独りぼっちで、鎖に繋がれて!」

赤く塗れた拳で壁を殴る。ばがっと音がして凹む。
拳から新しい血が流れ始めた。

「……泣いてるんだよ、たすけて、って……」

335アイリス:2010/04/14(水) 21:51:47 ID:YCy5QHuA0
【204号室】

黒の革張りのソファーの上で、もぞりと毛布が動いた。
かと思えば、大きく胸を肌蹴たアイリスが目を覚ました。
メイドが紅茶を準備し、それを受け取る。
寝起き独特の半目で、ぼんやりと周囲の光景を眺める。
数分眺めた後、メイドが顔を拭き、寝癖を整えてくれた。

テーブルに置いた携帯電話を掴むと、契約書に書かれている番号にダイヤルしようとするが、手を止めた。
電話をすれば確実に鏡子につながるだろう。
しかし、それは問題では無い。

「…キョウコは、帰ってきていることに気付いている。」

階下の喧騒に耳を傾けつつ、紅茶を傾ける。
それにしても眠い。
騒ぎを大きくせずに動く方法を模索する。

336メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 21:55:30 ID:HnkBBDEo0
>>334
「…………」

 しばしの沈黙。

「……なるほど、そりゃ悪夢だ」

 その話を静かに聴いていた少年は、やっと口を開く。

「ただの悪夢だ忘れっちまえ」

 相手の態度を喰ったように言う。
 まるで感情の爆発に震えるイメルを馬鹿にするかのよう。

「あの妹一人がいなくなったんだろ?
 トロくてウザいような馬鹿だったじゃねぇか。
 それがいなくなったんだ、いい夢じゃねぇか」

 気付けば、メイプルの顔はまだニヤけたまま。
 目はイメルを完全に見下している。

337イメル:2010/04/14(水) 22:02:05 ID:yvUls86s0
>>336
きぃん、

高い金属音が響いた。
神羽荘の外廊下、転落防止の金属製の柵。それの上半分が、ごっそりなくなっていた。
汚れた手には、刀が握られている。

言葉は発しない。ただただ、殺してやる殺してやると視線で連呼。

>>335
壁が崩れる衝撃音、次いで柵を断ち切る金属音。
安眠妨害もいいところであった――

338メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 22:09:40 ID:HnkBBDEo0
>>337
「ハハハッ、殺る気か!」

 牙を剥いて哂う山羊。
 しかし少年は武器を持たずに対峙する。

「来いよメスイヌ! 僕を殺すんだろ?
 八つ当たりには丁度いいだろうさ!
 ホラ、殺してみろよ!」

 腰を落として両手を広げ、あからさまな挑発のポーズ。

「その殺意を、怒りを、悲しみを、刃を、
 僕にぶつけて見ろよメスイヌ!
 それで気が済むんならよォ!!」

339アイリス:2010/04/14(水) 22:14:11 ID:YCy5QHuA0
>>337
アイリスの部屋からメイドが出てきて、様子を見ると再び部屋に戻った。

『アイリス様。一触即発の空気です。』
「僕は音楽を聴くとするよ。キョウコが来たら何も知らないと伝えておいてくれるかな?」
『畏まりました。』

アイリスはイヤホンを装着し、贔屓にしている作曲家のCDを聴き始める。
メイドは修繕費の値上げを想像した。
アイリスはキョウコが怒り狂う様を想像した。

しーらない☆

340イメル:2010/04/14(水) 22:18:48 ID:yvUls86s0
>>338
ぐるるるるるるる、と獣のような唸り声を上げて牙を剥く。
ちきりと刀を鳴らし、刃を――

「――はいはい、あのね、ここ俺らも通る廊下なのね」
「なにー喧嘩ー? 別に行けどうっさいから外でやってー」

――振ろうとしたところでKY白黒幻想種登場。
シリアスなふいんき台無しであった。

>>339
「ていうか見てこれ、柵なくなってるー」
「写メ写メ、んで大家さんに送って、あとツイッターに上げて……
 えーと、『柵がなくなったなう』と」

KYがチクったようです。

341メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 22:25:07 ID:HnkBBDEo0
>>340
「……チッ」

 全員に聞こえるように舌打ち。

「んだよ……ハラワタ切り裂かれるぐらいは覚悟してたってのに」

 何か呟いた後、メイプル自身がイラついているのかダンダンと床を踏み鳴らし始めた。

「ああもういいよ、白けたわ」

 空になったビニール袋をクシャリと丸めてポケットに入れ、近くにあった窓を開けて足をかける。
 どうやら帰るつもりらしい。

「つまんねーことになってるってことは充分わかったわ。
 まったく、めんどくせぇ。知るかっての」

342シェイカー=バジンハード&ヒナ=シグレ:2010/04/14(水) 22:26:28 ID:n4LmADEE0
『こおりのさくー』
きらきらりん☆
「……いやぁ〜…溶けるでしょぉこれ」

氷で柵を作ってみる
直す気ゼロだった

ちょっとごめんよーと、脇を通って奥の部屋の二人が帰宅した
今夜はねぎ鍋

343アイリス:2010/04/14(水) 22:27:40 ID:YCy5QHuA0
>>340>>342
ひょっこりとメイドを出したかと思うと、写真を取り、部屋に戻った。

|
 へ(^o^)へ
 へ(^o^)へ
 へ(^o^)へ
    |

『オワタなう』という名でコラに仕上げた。

344イメル:2010/04/14(水) 22:36:06 ID:yvUls86s0
>>341
「……そうしろ……
 妹も、あの子もお前の顔など見たくないだろうからな」

顔を顰めながら刀を鞘へと戻す。

「あの子を助けるのは、私一人の仕事だ……」

かんかんかんっと金属製の階段を駆け下りて、姿を消した。

>>342
「ねぎだー」
「すごーい、マンガみたいにビニール袋からネギを出しているうー」

KY共がぱちぱち拍手。
空気が違いすぎる……

>>343
「ぶふwwwwwwwwwなにこれwwwwwwwww
 リツイートしとこwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

@white-vがリツイートしました。

「ところでヴァイスちゃん、そろそろ私に対するブロック解いて欲しいな」
「い☆や」

KYコンビは最後までKYを貫き通し、自室へ戻って行った。

345メイプル・ビターキャラメル:2010/04/14(水) 22:39:19 ID:HnkBBDEo0
>>344
「おう一人で行ってろバーカ
 ここでウジウジしてるよりはマシだ犬」

 悔し紛れに捨てセリフ。
 最後に白と黒の二人を不機嫌そうに睨みつけた後、
 窓から外に出て、そのまま帰ってしまった。

346アイリス:2010/04/14(水) 22:41:41 ID:YCy5QHuA0
>>344
がちゃ。
玄関が開く音。
寝起きのまま、肌蹴たYシャツを着たアイリスが出てきた。
残念ながら裸エプロンではない。

「こんばんわ。昨日は随分と疲れていたようだね。」

氷の柵をナイフで所々切り落としながら、某赤い配管工が活躍するステージを作っていた。

347イメル:2010/04/14(水) 22:47:07 ID:yvUls86s0
>>345
「睨まれた……」
「最近の若者って怖いわあ」

気付かないアホであった。

>>346
「ん、あ……」

階段の途中でアイリスを見た。

「すまなかった……部屋に運んでくれたのは、貴方だろう?」

細工を見て何をしているんだろうとぼんやり考えつつも、頭を下げた。

348アイリス:2010/04/14(水) 22:55:43 ID:YCy5QHuA0
>>347
「そうだよ。どこか痛いところはあるかな?」

きにすることは無い、といった具合に、手を上げた。

349イメル:2010/04/14(水) 23:00:45 ID:yvUls86s0
>>348
「や、少し足が筋肉痛なだけで……痛くはない、です」

申し訳ない、といった具合に耳をへにょりと垂れさせている。

350アイリス:2010/04/14(水) 23:08:44 ID:YCy5QHuA0
>>349
「そうか。なら良かったよ。」

アイリスは微笑んだ。

「そういえば、君には“ご近所の挨拶”をしていなかったね。ケーキはどうだい?」

351イメル:2010/04/14(水) 23:11:48 ID:yvUls86s0
>>350
「ケ」

ーキ、その単語を聞いて耳としっぽをぴんと立てて、目を輝かせる。
しかしそれも一瞬だけだった。

「……ありがたいですが、『今は』遠慮しておきます。
 あの子が帰ってきたら、また、戴きたいです」

少しだけ寂しそうに笑って、すぐに連れて帰って来ますから。と付け加えた。

352アイリス:2010/04/14(水) 23:26:36 ID:YCy5QHuA0
>>351
「そうか。残念だ。」

アイリスは苦笑を浮かべた。

「何か手伝えることがあるなら手伝うよ。」

353イメル:2010/04/14(水) 23:32:04 ID:yvUls86s0
>>351
「ありがとう、ございます」

もう一度ぺこりと頭を下げた。

「これから。また、いろいろとお世話になると思い、ます」

どうも敬語は慣れていないようで、時々つっかえている。

354アイリス:2010/04/14(水) 23:39:54 ID:YCy5QHuA0
>>353
「自分が話しやすい言葉で話すのが自然だ。それに君に敬語は似合わないよ。」

時々言葉が詰まるのに加え、少し辿々しい様子を見るに、単に慣れていないのだろうと判断した。

「何かあれば、204号室か203号室を尋ねると良い。」

アイリスが柵に触れる。
作ったマリ○のステージが崩れてしまった。
崩れてしまったステージを見て、溜息をついたと思えば、

「僕はアイリス。204号室の住人だよ。」

355イメル:2010/04/14(水) 23:42:50 ID:yvUls86s0
>>354
「むう……貴族っぽかったから敬語を使ってみたが、
 駄目だったようだ」

肩を竦めて苦笑。

「アイリス、菖蒲……だったか。綺麗な名。
 私はイメル、北の古い国の言葉で『稲妻』。らしい」

356アイリス:2010/04/14(水) 23:55:31 ID:YCy5QHuA0
>>355
「貴族には変りないけれど、ここでは関係ないんだよ。」

ふむ、と半目でイメルを見つめるのは一瞬だった。
英語では菖蒲。
或いは虹。

「『稲妻』、か。それにしても綺麗な響きだね。」

357イメル:2010/04/15(木) 00:01:03 ID:yvUls86s0
>>356
「そういえば、そうだな。ここは鏡子の城だ」

くすっと笑う、その表情に少しだけ光が戻る。

「北の古国、アイヌの言葉は美しいモノが多い。
 リル、あの子にもちゃんと本当の名があるんだ」

嬉しそうにそう語って、ふと空を見る。
月が高く高く昇っていた。

「そろそろ帰らないと、鏡子に叱られてしまう。
 ではまた、ありがとう」

軽く会釈して、彼女は家に帰る。
帰った先で器物損壊罪を問われることになるとは露知らず――

358アイリス:2010/04/15(木) 00:07:57 ID:YCy5QHuA0
>>357
「さようなら、イメル。」

踵を返し、204号室に戻るアイリス。
イメルがアイリスに背を向ける頃、アイリスの瞳は虹色に染まっていた。

「朱き月の、祝福があらんことを。」

クスリと笑みを浮かべる。
アイリスとイメルが同学年という事実を知るのは後日になる。

359頼羽無為&√/流浪親子:2010/04/15(木) 03:25:08 ID:fP94A.NgO
都市繁華街 某ネカフェ
その一室に、ある親子の姿があった。

「……10個くらいあった0が……もう5個になってる」
「全く、不思議なこともあるもんだな」
「言ってる場合じゃないよ……何をどうしたらこんなスピードでお金が減るの?」
「何でだろうなぁ…さっぱりわからん」

パソコンの画面を眺めながら 少年は頭を抱え、男はとぼけたように首を傾げる。
イスはひとつしかないため、少年の席は男の膝の上だ。

「これからどうしよう…」
「まあ、なるようになるだろう。心配するな」
「無職のくせによく言うよ…
ボクを安心させたいならさっさと働いてよね」
「…手厳しい息子だ」
どうやらこの親子は、現在ネカフェ難民となっているようだ。
ナイトパック8時間¥1000ポッキリ
寝台こそないが、ドリンクバーやシャワーなどがある。一晩を過ごすには申し分ない場所だ。

「ここだっていつまでいられるか…」
「まあまあ、なんとかするからおとーさんを信じとけ。な?」
「ムリ」
「ひでぇ」

そんな他愛のない会話をしているうちに寝てしまった息子の頭を優しく撫でながら、
男は下から上へと流れていくパソコンの画面をぼんやりと眺め続けていた。

「すまんな、ルート」
もう少し。もう少しの辛抱だ。

その呟きは、誰に届くこともなく消えていった。

360東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/15(木) 22:31:50 ID:BuGTFEjU0
都市。夜の公園。
街灯にもたれ掛かりながら、煙草の煙を燻らせる。

「……はあ……」

煙と共に吐き出されたのは深い溜息。
口から出るのはその二つくらいの物。


「……そろそろケリ付けねえとなあ……」
煙草を口から離し、そんな言葉を呟く。
そしてまた口へと煙草を付け

「……ッ!?げほっ、げほっ……」
咽た。

361沢桐 創:2010/04/15(木) 22:39:06 ID:4TAPWv060
煙の漂う公園。
男は今日はブランコに座っていた。
「…誰かタバコ吸ってるな」
空気の匂いを嗅いで呟いた。

362東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/15(木) 22:43:41 ID:BuGTFEjU0
>>361
「ごほっ……あ゛ー……」
喉を抑え、若干涙目。
それでももう一度煙草を咥え直し、ぷかぷかと煙を昇らせる。

「ん……」
ふと、ブランコに誰か座っている事に気付き、其方へと歩いていく。
街灯に照らされるのは赤い髪と金色の瞳、赤く火の灯った煙草。

363沢桐 創:2010/04/15(木) 22:47:40 ID:4TAPWv060
>>362
―キィ…キィ…
ブランコを揺らすのは、青い脚と黄色い目を持つ男。

「よう、東雲じゃないか」
誰かが歩いてくる気配に気づき、
ブランコの向きを変えて紅夜の方を向いた。

364東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/15(木) 22:52:28 ID:BuGTFEjU0
>>363
「おお。沢桐。おっす」
軽く手を上げ、煙草を手に取り、その手が一瞬発光したかと思えば、煙草は炭の屑と化していた。
「隣、座らせて貰うわ」
キィ、と少しだけ軋み、音を立てたブランコを手に取り、そのまま座り込む。

「……で、何してんだ?こんな所で」

365沢桐 創:2010/04/15(木) 22:56:41 ID:4TAPWv060
>>364
「いや、何にも」
いつもどおり、ただボーっとしているだけであった。
「最近はでかい事件もないからなぁ…」
沢桐が知らないだけで、いろいろ起きてるようだが。

366東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/15(木) 23:00:24 ID:BuGTFEjU0
>>365
「……成る程」
膝に頬杖を付き、顔だけを其方に向け。

「でかい事件、ねえ……。……無くもねえけど」
何か考えるように腕を組み、ううんと唸って暫くの後。
「……起こすかもしんねえなあ……」呟くようにそう言った。

367沢桐 創:2010/04/15(木) 23:04:45 ID:4TAPWv060
>>366
「おいおい」
冗談だと思っているのか、少しニヤけるだけだ。
「なんか悪巧みしてるなら乗るぞ?ん?」
茶化しているのか、ニヤニヤしながら紅夜の肩を叩く。

368東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/15(木) 23:08:01 ID:BuGTFEjU0
>>367
「……いや、そう言う事じゃねえ」
ふ、と息を吐く笑い。それと共に肩に乗る手を振りほどき「それに」と続け
「事件って程でもねえ、か」

「それに、そこまで面白そうな事って訳でもねえ」
肩を竦め、自嘲気味の笑みを零す。
「悪いな。アンタが楽しめそうな事ではねえわ」

369沢桐 創:2010/04/15(木) 23:12:52 ID:4TAPWv060
>>368
「珍しいことなら何でも楽しめる自信があるんだけどな…」
こちらも肩をすくめるが、すぐにシャキッとし、
「で、東雲にとってもあんまり面白いことでもなさそうだけど。
 なんていうか、無茶はすんなよ?」

370東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/15(木) 23:16:03 ID:BuGTFEjU0
>>369
「……ちょっとした喧嘩だ。珍しい事でもねえさ」
明らかに喧嘩程度では済まない物を考えている目をしている。
が、それを喋る気も無いらしく、目はぼんやりと宙を見つめる。

「無茶……ねえ……。……するかもしんねえわ」

371沢桐 創:2010/04/15(木) 23:21:31 ID:4TAPWv060
>>370
「喧嘩か。応援してるぞ」
事情を知らないので止めはしない。
むしろ背中を押してくるのは、その目の奥を見据えて言っているのだろうか。
「だけど…一人でやらなきゃダメなのか?」

372東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/15(木) 23:26:30 ID:BuGTFEjU0
>>371
「……」
少しの沈黙。
そう問いかける沢桐の顔を見据え、ふ、と小さく息を吐いての笑い。

そして
「……ああ」
その問いへの答えは、短く。
それでも、何処と無く、沢桐を拒むように力強く。

「……この喧嘩は、俺だけで行かねえとなんねえ」
言い、立ち上がる。
沢桐に見せる背中は、覚悟を決めたような、そんな風。
何かの決着を付けるような、そんな風。

「……悪いな。助けはいらねえよ」

373沢桐 創:2010/04/15(木) 23:41:04 ID:4TAPWv060
>>372
「…ふーん」

ブランコを軽く揺らし、その背中を見つめる。
紅夜の決意は固い。
沢桐のおちゃらけた好奇心が入り込む余地など無い程に。

「新聞にでかでかと乗るのを期待してるぞ」

やっぱり好奇心は捨てきれないようだった。

374東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/15(木) 23:45:33 ID:IDnKkU3kO
>>373
「……」
くすりと笑った。
背中越しでは見えないが、笑い声は確実に聞こえている筈。

「――了解」
ぽつりと言って、前。公園の外へと歩きだす。

「……死亡記事になりゃなけりゃいいけど」
そう呟いたのは、既に公園の入口。
沢桐が見えなくなった場所。

375沢桐 創:2010/04/15(木) 23:52:14 ID:4TAPWv060
>>374
「じゃ、またなー」
紅夜が公園を出る直前、ヒラヒラと手を振っていた。


「…面白くねぇな、なんか」
数分後、沢桐はそう呟き、ブランコから立ち上がる。

「…はぁ…」

ため息をつくと、沢桐も公園を後にした。

376酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/17(土) 16:30:35 ID:FueKel320
【果たして目覚めたのは何時だっただろうか】
【何もない暗い家の中で、積もりゆく埃を眺めて過ごし】
【居もしない家族を描いて、いつだか勝手に気づいて、傷ついて】

【少し前、『人に優しく』みたいなことを誰かに言われた。誰だったかは忘れちゃったけど】
【ほんの退屈しのぎに、でももしかしたらって必死にソレを実行してみたけど……】

結局……変われやしなかったなー。
はっはー、それもそうか? 今までずっと探して見つかんないのに、見つかるワケねーよなー!!


――戻ろっか。
【若干疲れたから、また前の最悪な性格に戻ろう】
【ため息を一つついて公園のベンチから尻をひっぺがし、都市散策を始める】

377酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 13:33:58 ID:ljmvoUBA0
ふんふんふー♪ ふんふんふー♪
【何かの瓶を抱き、鼻歌混じりにスキップする黒服】
【勿論盗品で、いつも通り警察に追いかけられている。でももう慣れっこで呑気なものだ】

スピリタスかー、いいもの見つけちゃった。
飲むには若干準備いるけど、それ以外ならこんだけ使えるモン無いし。
【やっぱりお酒の瓶。】
【そんなこんなで裏通りへ入り込み、警察が諦めるまでそこに潜むことにしたのだった】

378射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 13:38:28 ID:BuGTFEjU0
身を潜めるために入り込んだ裏路地。
そこを進むうちに、一つの影が目に入る。
その影は、きょろきょろと辺りを見回した後、俯き加減に虎姫の方へと歩いてくる。
顔を下げている為、虎姫の存在に気付く事は出来ず

「――わっ」

どん、と正面からぶつかり、軽い衝撃が虎姫に伝わる。

「あ、えっと……ご、ごめんなさい……」
顔も上げずにそのままぺこりと頭を下げる。

379酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 13:43:56 ID:ljmvoUBA0
>>378
んあい?
【咄嗟に両手を差し出し、翠の肩を支える】
うあ、ビックリした。大丈夫?
下向いて歩いてると危ないぜ? 裏路地ってロクでもない馬鹿しかいないから
ボヘーってしてたらあっというまに身ぐるみ剥がされるから。
【しゃがんで翠の顔を覗く】

380射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 13:50:58 ID:BuGTFEjU0
>>379
「あ、はい。大丈夫です……」
肩を支えられ、顔を上げる。
見えた顔は、以前会った事がある少年のような少女のような物。

「はい、気をつけます……」
ニコリと微笑んだ後、じっと虎姫の顔を見つめ
「……あれ?前、何処かでお会いしたような……」
こてん、と首を傾げる

381酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 13:56:49 ID:ljmvoUBA0
>>380
……あ?

会ったことあったっけー……良く覚えてないや。
【ジロジロ。怪訝な顔をギリッギリ限界まで近づける】
【生温い息がかかる、あと少しで唇同士が触れる距離まで。】

うーん、可愛いコって一杯見るからいちいち覚えてないのよねェ。
名前は?

382射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 14:00:12 ID:BuGTFEjU0
>>381
「何処かで会ったような気が……」
顔を近づけられ、徐々に頬が赤く染まり
息を吹きかけられ、思わず、ふい、と顔を逸らしてしまう。

「射森翠、です……」
可愛い、と言う単語に「え?」と言いたげな顔を見せるも、問いに答えて。

383酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 14:06:48 ID:ljmvoUBA0
>>382
……?
【一旦顔を引き、首を捻る】
……
【お酒の瓶を見る】

【ピーンと頭の中で小気味いい音がして、手のひらに拳を置く】

ちょっと待ってて。今思い出すから。
シャ カキンッ
【刀の柄から刃をちょっとだけ出してお酒の瓶の口を切り落とし】
【腰に手を当て瓶を真上に一気飲み。牛乳か】
んぐ、んぐ、……っぱぁ〜〜〜ッ!!
【半分位お酒を残して、勢い良く口を拭って快活な声を上げ】

おーもいだした! 重火器少年!!
【赤くなった顔で笑いながら翠を指さした】

384射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 14:18:36 ID:BuGTFEjU0
>>383
「え、あ、はい……って」
思い出すなどと言っておきながら、突然酒を流し込む虎姫に戸惑う。
それと共に、香ってくる強烈な酒の匂いにほんの少しだけ眉をしかめて

「重火器少年……」
と言う事は、己の戦闘方法を知る者。
と言う事は、一度戦った相手と言う事。
そうなれば、心当たりはそう多くは無く。

「……あ。以前僕の腕を斬った人……?」

385酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 14:27:46 ID:ljmvoUBA0
>>384
酒入って初めて思い出したわ。
いやーそう! 翠って名前だったのねぇ。
【目をぱっちり開いて頷き、翠を撫でる】

そーそー、アンタの腕をスパーンとやっちゃったオネーサンさっ!
その名も虎姫! 良く覚えときなベイベー。
【撫でながらまた膝を屈めて翠に目を合わせ、空いてる左手でサムズアップ】

386射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 14:33:00 ID:BuGTFEjU0
>>385
「はい!あ、お久しぶりです」
撫でられたままニコリと微笑み、軽く頭を下げてお辞儀。
数秒、頭を下げた後に頭を上げ、目の高さは屈んだ虎姫と同じ高さに。

「虎姫さん、分かりました!」
次に会った時に覚えてるかは正直怪しいが。

387酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 14:39:34 ID:ljmvoUBA0
>>386
あんときゃ悪かったね、手加減できないタチでさ。
【酒を傍らに置いて地面に座り込む】

それで? 今日はこんなところに何の用事?
オカーサンのお使い? 奴隷購入? ドラッグ売買?
あ、君の事だから新製品のバズーカ砲でもご所望かい?
【鞘に収めた刀を腰から引っこ抜いて、肩に構えてドカーン!と撃つ真似】

388射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 14:49:02 ID:BuGTFEjU0
>>387
「いえ、全然平気ですよ!」
地面に座り込んだ虎姫を見て、其の前に正座で座り込む。
実は、その時の事をあまり覚えていないのだが、其れを話す必要は無いと判断。

「え?……あー、えっと……」
突然、恥ずかしがるように手を口に当て、俯いて。
「その……ちょっと、迷っちゃって……」
あはは、と苦笑を漏らしつつ頭をかいて。

389酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 14:55:22 ID:ljmvoUBA0
>>388
ふーん……変な子だね。
普通体切られたら……いや、いっかな。
【鞘をバトンみたいに頭上でくるくる回して腰に仕舞う】

迷ったかぁ〜……ここら路地は狭くて入り組んでるからね。
【そう言って少し姿勢を直し、膝立ちになって覆いかぶさるように腕を伸ばす】

『初心者が近づくもんじゃねぇ、食われるぜ……!! ガブッ、ギャーッ!!!』
【両手をゆらりと垂らし、おどろおどろしい囁きから突如大声を上げる】

なーんて♪
【あっちゅうまに笑顔に戻って人差し指を小さく振る】

390射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 15:09:03 ID:BuGTFEjU0
>>389
「まあ、戦った場所が場所ですから」
箱庭での戦闘は、現実には何も影響を残さない。
故に、腕を切られようが胸打ち抜かれようが、割と問題は無い。
この少年は、そんな考えを持っていた。

「あ、それもあるんですけど……何か、気が付いたら此処に居た、って感じで……。って、きゃあっ……!」
言いかけた途中、覆いかぶさられ、大声で驚かされて、女の声のような泣き声を上げ、目を閉じて身を屈める。

「え……。う……」
からかわれていると言う事に気付くと、恥ずかしさからか俯いたまま顔を紅くして。

391酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 15:15:46 ID:ljmvoUBA0
>>390
そりゃあそうだけどねぇ。
だから僕ぁアソコあんま好きじゃないんだけど。
【苦虫を噛み潰したように頬を引き眉を寄せる】

気がついたらココに〜〜?
放浪癖か? 夢遊病患者はさっさと病院行けぃ。冗談だけど。
【相手がしょげてしまったらしいことに気がついて】
あーもーはいはい、いちいちピーピー言わん。男の子なんだから。
【緩んだ顔でまた翠を撫でる】

392射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 15:24:07 ID:BuGTFEjU0
「……僕もあんまり好きじゃないです。あそこだと、人の命が凄く軽い物になる気がして……」
その顔を見て苦笑を浮かべ。
「あ、でも、あの中で弾を使っても本当に弾が減る訳じゃ無いから、射撃訓練には凄くいい場所なんですよ!」

「……どうなんでしょう。分かりません……」
少しだけ悲しそうに俯いていた所に頭を撫でられ
「……はい。分かりました……」
向けられた表情に、此方も思わず頬が緩んでしまい

393酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 15:33:12 ID:ljmvoUBA0
>>392
僕はちょっと違うな。そんな優しい理由じゃなくて。
【膝の上に肘を乗せて頬杖をつく】

異能都市は命が軽い街だからね。
だってさ、ほら、コレ。
【腰からまた黒い鞘を引き抜く】
シ ィィィィィイ.. ...ン
【そこから生えた柄に手を掛け、ゆっくりと引き抜く……涼やかな音が鳴って、刃が引き出された】
【黒い刃は金属光沢を放つことが無い。ただ黒く、分厚い絵の具をムラ無く塗ったような刀身】

……変でしょ。
【刃を上に向け、彼女は薄笑っていた】

394射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 15:38:20 ID:BuGTFEjU0
>>393
「……え?」
そうなんですか?という問いを口にする間も無く。
「……」
ただ、引き抜かれた刃に目を奪われていた。


「……え、ええ、っと……」
確かに、普通に考えれば目の前の刃は変だ。
刃と言えば、普通は光を反射し、光沢を放つもの。だが、目の前の刃にはそれが無い。

「どうして、ですか……?」

395酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 15:47:53 ID:ljmvoUBA0
>>394
……違うよ。
まぁ確かに刀は変だけど。……紛らわしかったね。
【静かに刀を納め、膝の上に置いて右手で抑える】

でも……そういう事。凶器を持って笑ってる、そんなのがこの異能都市では『普通』なんだ。
人殺しの道具を持って、恐怖するでも無く笑ってる。
そんな異様な光景が、誰も目を向けないほどに『普通』。


――アンタもそうなんじゃないの?
【赤い目が翠の目を射抜く】
【生物なら誰しも感じうる『直感的な恐怖』ではなく、人間ならでは『歪曲した恐怖』】
【それらの全てを体現したような赤く、光のない――まるでさっきの刃のような瞳】
少なくとも僕とやってた時のアンタは、今ここにいるアンタと全然違った。

396射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 15:58:20 ID:BuGTFEjU0
>>395
「え?え、っと……」
よく分からない。
言葉に出さずとも、表情からはその思いが手に取るように分かる。

「……え、っと……」
ぽすん、と足の付け根。拳銃が入っているホルスターを叩く。
確かに、こんな物騒な物を持つのが『普通』なんて言うのは『異常』なのかもしれない。
だが、自分は今までそうやって生きてきた。それに疑問を抱かず生きていた。

「……え、っと……」
言葉に詰まる。
返答に困ったと言う事もあるが、それ以上に、その瞳から目を逸らす事が出来なかったから。

「……ええっと……」

397酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 16:09:29 ID:ljmvoUBA0
>>396
【真剣――というより、相手の奥底の何かを突き刺すような眼】
【暫く睨みつけてから、ふっ、と】

……悪かった。
【慈しむような、申し訳ないような笑みに変わり、翠の額に手を当てる】
【必然的に、お互いの目線を手のひらが遮り、翠の目元が影になる】
脅かすつもりじゃなかったんだけど、ごめんごめん。
悪かった、ホントだよ? この都市じゃ多少狂ってないと生きにくいのも確かだし。
……ありゃ、自分でも何言ってんのかわかんないや。

398射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 16:15:22 ID:BuGTFEjU0
>>397
「――へ」
手を当てられてから数秒の後。
やっと虎姫の動きに反応を示し、体をびくりと震わせる。

「へ、あ、いや……そうじゃなくてですね……」
額に当てられている手を両手で掴み、そっと下ろそうと手を動かし
「何て言うか……その、少し考えました……色々と……。
……あ、虎姫さんの事が怖かったとかじゃないですよ。狂ってるだなんて、思ってもいませんし……」
謝る虎姫に、此方も少しだけ申し訳無さそうに目を伏せて、ぺこぺこと頭を下げる。

399酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/18(日) 16:24:35 ID:ljmvoUBA0
>>398
そっ、かい。

……ていうか、別に狂っててもいいと思うんだ。
ただ……『狂ってることに気付かない』のは、怖い。

気付かずズレて、やがて脱輪して、失って初めて気付くのは、とても怖い。
【手を離す。虎姫の顔は若干寂しそうで】
そういうもんだと思うんだ。
そして脱輪したら……どんない頑張っても、もう戻れない。

変な話聞かせちゃったね。僕は帰るよ。
【さっさと話を切って立ち上がり、ズボンを数度手で叩いて埃を払う】
またね。
【そう言って踵を返し、歩き出した】

400射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 16:31:49 ID:BuGTFEjU0
>>399
「……気付かない……」
今の自分がそうなのかもしれない。
今の自分の日常は、とんでもなく非日常なのかもしれない。
今の自分の正常は、とんでもなく異常。狂っているのかもしれない。

「あ、いえ……そんな……」
向けられた顔に、何か言う事は少年には出来なかった。

「……さよなら、です……」
去り行く背中に、それだけ言って。


「……」
一人になった路地裏。

「……あ」
思うのは、ただ一つ。

「……帰り道、分かんない……」

401黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/18(日) 17:10:02 ID:hedfrAak0
 かつ、かつ。
 と、路地裏に足音が響く。
 どこか急いでるようにも聞こえたし、ゆっくりと歩いているようにも聞こえた。

「確かこっちの道を通れば近道――お?」
 少年の数歩後ろに、2m近くの大男が立っていた。
「おー、お前は何時ぞやの。なんだ迷子か? 警備員の出番か?」
 と、適当に話しかける。

402射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 17:14:14 ID:BuGTFEjU0
>>401
「うー……まず此処って何処なんだろう……」
顎に手を当て、唸っていた。
「……まずは携帯で……って、はい?」
声をかけられた方を見れば、目に入るのは人のお腹の辺り。
次いで、ひょいと上を見上げれば、何時だかお世話になった警備員の顔が目に入る。

「あ、警備員さん!」
拾われた子犬のような、無茶苦茶に輝く瞳が男を見上げる。

403黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/18(日) 17:18:39 ID:hedfrAak0
>>402
「うおっまぶしっ」
 純粋に輝く瞳が男を照らす。
「そんな澄んだ瞳で俺を見ないでくれ霞む!
 ただでさえ無個性なのに霞んじまう!!」
 ……色々と大変らしい。

「でー、何だ。やっぱりあれか。迷っちゃった系なんだな?」
 なんとか系って言いにくいよな、とか言いつつも確認する。

404ブルクハルト=バルツァー:2010/04/18(日) 17:21:46 ID:s.Ud7.4s0
「でえぇぇい!」
何か落ちてきた。

男が落ちた所は二人の近く。
砂煙と大きな音を巻き上げて、何と地面には罅も出来ていた。

「いたぁー」
頬を擦りながら立ち上がって二人のほうへ。

405射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 17:22:44 ID:BuGTFEjU0
>>403
「へ?霞む?何がですか?」
こてんと首を傾げるも、キラキラと光る瞳は止まる所を知らない。

「……えー……」
だが、その問いが耳に入った瞬間、少々恥ずかしそうに俯いて。
「その……えっと……。……はい。また、迷っちゃいました……」

406射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 17:26:02 ID:BuGTFEjU0
>>404
「ッ!?」
声と大きな音と砂煙に驚き、飛び上がり、鋼の後ろに隠れるようにして。

「へ……?な、何……?」
地面の状態と、先ほどの衝撃から、普通に考えれば落ちてきた者は無事ではすまない筈。
だが、目の前の怪しい男は「いたぁー」だけで済んでいる。

「へ、変な人……!」

407黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/18(日) 17:26:22 ID:hedfrAak0
>>404
「!?」
 異能都市を訪れて何回行ったか分からないリアクションをする黒金。

「……空から落ちてくる系か。
 使い古されているが故にむしろ斬新だな」
 適当に評価を下す。

>>405
「えと、まぁ。その、何だ。……存在感?」
 少し言いよどんで、その後に口を開いた。
 しかし2m弱の大男が何を言うか。

「うーむ、まぁ道に迷いやすい体質とかもあるだろ。知らんけど」
 さらっとそれなりに酷いことを言うと、
「んじゃとりあえず大通りにでも出るか。そうすりゃどうにかなるだろうしな」

408ブルクハルト=バルツァー:2010/04/18(日) 17:36:27 ID:s.Ud7.4s0
>>406
「変な人てお前……」
歩いてきていたがこのまま近づくと危険な気がして立ち止まる。

>>407
「困った上の最終手段。らしいで」
上から落とされた。と続けて上空を指差す。特に何も無い。

409射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 17:42:45 ID:BuGTFEjU0
>>407
「へ……?そんなに大きいのに、ですか……?」
首を傾げたまま、そう言って。

「……うー……。それ、馬鹿にしてませんか……」
口を尖らせて、文句でも言いたそうに顔を見つめるも
「え?あ、はい!」
大通りと言う単語を聞いて、直ぐに頷く。

>>408
「え、えっと……だって……」
初めに空を指差し、次は男が落ちてきた地面。
「……痛いで済む、って……」

410黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/18(日) 17:48:10 ID:hedfrAak0
>>408
「?」
 と、疑問符を浮かべて、数秒後。
「……あぁ、把握した。
 どう出せばいいか困る事あるよな分かる分かる」
 メタトーーク、なのか。

>>409
「……黒いロングコート着てる長身な奴なんて結構いんだぞ」

「そう思うんならそうなんだろう」
 はっはー、と笑い飛ばす。
「うし、とりあえずここをまっすぐ進めば確か大通りだ。
 ……歪んでなきゃの話、だけどな。ほら行くぞ」
 言って、歩き出す。

>>408
「あー、俺らはとりあえず大通りに行く訳だがあんたもどうだ?」
 と、降って来た人物に問いかける。

411ブルクハルト=バルツァー:2010/04/18(日) 17:53:10 ID:s.Ud7.4s0
>>409
「ん、ああ……ほら、ワイは人間や無いし? 硬いし?」
地面の罅の入り具合から相当な衝撃であることがわかる。

「つまり、落ちても大丈夫」

>>410
「さらに半年くらいどっか行っとったりしてなー、うんうん」

「ん、ああ。ワイも連れてってくれー。ここが何処かすらわからへんわ」
鋼のほうに近寄る。

412射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 18:06:26 ID:BuGTFEjU0
>>410
「……んー……」
そうかな、と言う思いがある。
だが、待ち行く人を思い浮かべれば
「……そうです、ね……」
同意するしか無く、苦笑を浮かべる。

「……むう……」
少し不満げな声を漏らすも、事実なので仕方ない。
「……はい……」
それ以上何も言わず、ただ男の後ろに付いて歩く。

>>411
「そう、なんです、か……」
人間じゃないと聞いて、警戒を更に強める。
鋼のコートの裾をガッチリと掴み、離そうとしない。

>>

413黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/18(日) 18:11:10 ID:hedfrAak0
>>411
「出来立てロールだったりすると方向性だけが右往左往してな……」
 ぶっちぎりで文句(しか)なしのメタトークだった。

「とりあえずここが異能都市であることは確かだな」
 はっはー、と笑いながら言う。

>>412
「苦笑されても仕方ないレベルには没個性なんだよなぁ。
 だからこそ俺は箱庭トーナメントで勝つ他無い。信頼とかも貰ってる訳だし」

「…………」
 警戒してんなぁ、なんて思考する。
 やはり黒金も何も言わずに、ただ歩く。


 とかなんとか話している内に、大通りへと到着した様子。
「おー、出た出た。
 ここまで来たらランドマークとかもあるだろ」

414ブルクハルト=バルツァー:2010/04/18(日) 18:31:59 ID:s.Ud7.4s0
>>412
「そうやでー……って、何でこんなにも警戒されてんねん……」
溜息を付きながら独り落ち込む。

>>413
「あるある。良く解る出その気持ち……」
もう何度であったかこの気持ち……。

「はっはー。本当に地獄やでー。何度売られそうになったか」
宝石商に。

「おっ、大通りや。兄ちゃんありがとうな」
嬉しそうに笑う銀髪の男。

415射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 18:33:04 ID:BuGTFEjU0
>>413
「トーナメント?闘祭2010とか言う奴ですか?」
鋼の顔を見上げつつ、そう聞き返して。

無言のまま歩き続けて数分、道は開けて視界は人で埋め尽くされる。
「……で、出てこれた……」
まるで其れが奇跡であるかのような、安堵した表情を見せて。

416射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 18:34:32 ID:BuGTFEjU0
>>414
「だ、だって……」
人じゃないと言っても、あの高さから落ちてきてほぼ無傷なのはどうにも納得がいかないらしく。
「……」
それでも、ほんの少しだけ警戒を解くと今度は興味深げな視線を其方に送る。

417黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/18(日) 18:42:13 ID:hedfrAak0
>>414
「売られるて……裏寄りの人間なのかあんたは」
 治安維持はどうした、と警備員は小さく呟いた。

「なぁに迷子を導くのも警備員の仕事のうちよ」
 はっはぁ、と誇らしげに笑う。

>>415
「そうそう、確かそんなイベントだったか。
 開会式がすげえ壮大だったぞマジで」

「いや、良かった良かった」
 うんうんと頷く。


「――っと、メールか」
 おもむろに懐から携帯を取り出した。
「……うはー、仕事か」
「悪いな、警備員の鋼お兄さんはこれから(多分)悪い奴をとっちめて来る。
 つーことで、じゃあな二人とも。もう迷ったり落っこちて来たりするんじゃねーぞー」
 手を振ると、その場を走り去っていった。

418射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 19:10:59 ID:BuGTFEjU0
>>417
「へえ……頑張ってくださいね!」
ニコリと微笑みかけ、頷く鋼を見て。

「あ、はい。分かりました!色々とありがとうございました!」
そのままペコリと一礼。
手を振って、鋼を見送った。

419ブルクハルト=バルツァー:2010/04/18(日) 19:12:13 ID:s.Ud7.4s0
>>416
「な、何や……?」
不可思議な視線を感じ、後ずさり。

>>417
「どうなんやろね。しかし、厳しい世界やでホンマ……」

「迷子っちゅー歳でもあらへんけどな!」
走り去る鋼にそう言葉をかけて。

「…じ、じゃあワイもさよならさせてもらおーか!」
なんとなく視線が怖かったので鋼に続くように消えてしまった。

420射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/18(日) 19:22:38 ID:BuGTFEjU0
>>419
「いえ、ちょっと……」
人外。
ならば、目の前の男は具体的には何なのだろうか。
妖怪?怪物?宇宙人?悪魔?天使?それとも神とか?
様々な生物が頭に浮かんでは消えていく。

「あ……。は、はい……」
逃げるように去っていく男に、残念そうに片手を挙げて返事を返す。

「……僕も帰ろっと……」
そのまま、てくてくとそこを歩き去っていった。

421ノエル=フルーレス:2010/04/18(日) 23:31:33 ID:R0.iNy.I0
【異能都市――郊外――】

夜桜見物もいいものだね〜

【都市から離れたところにある山地】
【そこを流れる川沿いの土手で、咲き誇る桜を眺めながら】
【酒を飲みつつ、空を見上げている】

422銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/18(日) 23:50:39 ID:E4Ka56rgO
 目が覚めた。
 まず、自分の現在位置を確認することから始める。
 辺りには見慣れない建物が広がっているが、
遠く離れた空には夜空を黒く染めるように聳える巨大なビルが見える
 恐らく千夜のビル。

「とすると、ここは都市の東辺りか」

 カラカラの喉で呟きつつ身を起こす。
 次にポケットを確認、携帯を取り出す。
 頑丈さは某時計以上の耐久性かつ、稼動時間も驚異的な一品だ。
 あと一週間は充電しなくとも大丈夫だろう。
 メールを一通受信。
 我が家を守ってくれてるアイツから。
 事情は前に話したが、やはり俺は家を離れることにした。
 条件としては毎日このようにメールで連絡を取ることであったが、この一通がありがたい。
 思考を言葉にして文字を打つという行為は、俺に人間性を取り戻させてくれる。

「送信、と」

 携帯をポケットにしまい、空を見上げた。

「厄介なことになったぜ……」

 思わず愚痴をこぼす。
 今回の原因は何より俺自身だ。
 俺の覚悟の無さが原因なのだ。

「願わくば一振りの剣であれ、か」

 処刑人であれと親父に言われた。
 だからそうした。
 ヒーローであることを捨て、ただ自分が悪と定めた相手を処刑していった。
 いつか自分の地獄は崩壊を起こしていた。
 罪悪感に悩まされ、何度も自分を殺した。
 それでも、それを受け入れてでも、まだ殺した。

 そして、自分の存在自体があやふやなものになってしまった。
 殺した罪人達は群れとなり、俺の現実を蝕んでゆく。
 俺の中の地獄は今や、俺の現実と変わらない程に存在感を持ち、
俺を黒い行進の中へと誘う。
 実際に、俺がもし、あの地獄の王として君臨すれば、
 現実の俺はどうなってしまうのだろうか


「……ハッ」

 自分で自分のことが何もわからないとは、つくづく自分はヘタれてやがる。
 でも、まだ俺は現実世界にいる。
 ならばまだ、やるべきことがあるだろう。

「行かなきゃ……!」

 紅いコートを揺らめかせ、俺は立ち上がった。

423ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/18(日) 23:59:00 ID:WVrfsEdY0
「ふ〜…」
【近くの空き地で座りこんでいる少女がいる】

「きょうのとっくんおわりなの。つかれたの〜」
【汗を流しているように見えた】

424:2010/04/20(火) 20:12:56 ID:KE2UskXwO
今日の夕食はかきあげうどん

「…ズルルル」

うどん屋のテレビもトーナメント特集だった

やれ誰が勝つだの誰が強いだの相性がどうだとか…

「(…ああ云うのって本人に関係無くやるのな…)」

また一つ勉強になった

425ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 20:18:27 ID:WVrfsEdY0
>>424
【すこし離れた席に少女が座っている】
「これをたべるの〜!」

【…ディスが頼んだのは超銀河うどん、とか言う超デカ盛り(笑)メニューであった】

426:2010/04/20(火) 20:25:18 ID:KE2UskXwO
>>425
「…」
ちら、と見て

「(た…他人、俺は他人…)」
黙々とかきあげを食べた

427ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 20:28:44 ID:WVrfsEdY0
>>426
ざわ…ざわ…
【にわかに周囲が沸き立ち始める】
「あれが噂の―――」
【そんな声もちらほら】

【そして運ばれてきたうどんは…】
「あう〜!いっぱいあるなの〜!」
【テーブルいっぱいの大きさで、ディスが見えなくなるほどの深さの器の中に】
【天ぷらやらかき揚げやらがわんさかのっている…】

428真城空:2010/04/20(火) 22:41:27 ID:yvUls86s0
最近、誰も彼も変だ。
ヒホロくんについて変な噂を聞いた。違う人かもしれないけれど。
リルちゃんがいなくなったという事件もあった。そしてメルちゃんがみるみる暗くなっていく。
気晴らしにつけたテレビは、トーナメントの話をしている。神羽の名を持つ少女が勝ち進んだと言うが、鏡子ちゃんに問いただしても何も言おうとしない。

「結局僕は、」

蚊帳の外だ。なにもかも。
誰も助けられないんじゃないかなあ。ずうっと傍観者として生きていくんじゃないのかなあ。
そう考えて、なんだか笑うという行為が億劫になった。

429ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 23:03:05 ID:KriWYm2g0
>>428
……何をしてるんです?
【後ろから聞き覚えのあるだろう幼い声】
【勿論そこには覚えある姿と同じ、オーダーメイドのスーツに身を包んだ少年がいるのだが】

【何故かニット帽にマスク、ドデカいサングラスという並々ならぬ様相】
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
【しまいにゃ変な威圧感まで出始めた】

430真城空:2010/04/20(火) 23:05:51 ID:yvUls86s0
>>429
「何っていろいろと考えごt……きゃーっ変質者!
 おまわりさあーん!!」

携帯を取り出した。1・1――

431シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/20(火) 23:06:57 ID:s.Ud7.4s0
>>428
「……?」
とてとて。と一人の人間が歩み寄ってきた。

「どした?」
心配そうなその表情と声質から性別の判断は出来そうに無い。
「おなか、すいたのか?」
端的な思考の持ち主だった。

432ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 23:13:22 ID:KriWYm2g0
>>430
わーーっちょっちょっと!!
【0は押させるかぁ!と急いで携帯の手を取って】
違いますよ、僕です。ヒホロですよ。
【右手で携帯を押さえたまま、左手で顔を覆う三つを剥いでいく】
【ニット帽にマスクとサングラスを入れると、薄翡翠の髪が僅かに波打った】

ほら、ね。
どうやら驚かしてしまったようですねぇ、ごめんなさい。
【にこりと頬笑むが微妙に手が震えて、顔も青ざめている】

433真城空:2010/04/20(火) 23:16:36 ID:yvUls86s0
>>431
「すいて……あ、そうだ夕ご飯食べてなかった」

今更思い出して、とたんにお腹がすいてくる。

「あー、何かお菓子とか持ってなかったかな……」

>>432
「ヒホロくん」

携帯を取られた手が、嫌に虚しい。
名前を呼んでみた。確かめるように噛みしめながら。

「……だいじょうぶ?」

ずうっと心配していた。心配していたから、その一言だけを投げかけた。

434シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/20(火) 23:21:05 ID:s.Ud7.4s0
>>432
「……む」
こちらの方はヒホロに見覚えがある様子。
シノンの飛行船の中を周った事が在るならば、その中にこの子の姿も見れただろう。

>>433
暫く考えて、引き摺っていたバッグを持ち出し。

「食べるか」
中にはいくつかのおにぎり。

「作ってもらった」
何故。

435ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 23:23:06 ID:KriWYm2g0
>>433
僕は大丈夫ですよ。
ただマスクをしてるとタバコが吸えなくて……ちょっと落ち着きがなくなります。
【ごく自然に携帯電話から手を離し、タバコを取り出して火をつける】
……どうかしましたか?
貴方の方がなんだか……寂しそうですよ?
【自分の事が知らされてるとは思ってもいない】
【不安そうな顔を向ける空に対して、口を曲げて笑いながらタバコの煙を吸い込んだ】

>>434
……
【煙を吐き出して思案】

(どこかで見たかなぁ……?)
初めましてお嬢さん。どうかなさいましたか?
【気のせいだろうと踏んで普通に挨拶】

436真城空:2010/04/20(火) 23:28:04 ID:yvUls86s0
>>434
「あ、いただけるなら……具は何かなあ」

お菓子なかった。
とりあえずお腹すいてるのでもらうことにした。

>>435
「ん、大丈夫なら……いいんだ。うん」

取り繕うように笑う。
億劫だけど、僕は大人だ。子供の前では取り繕う義務がある。

「……何かあったり、したの?」

それでもやっぱり気になった。

437シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/20(火) 23:33:41 ID:s.Ud7.4s0
>>435
「お前、シノンの、ともだち?」
表情の変化は無く、ただ首を横に倒す。

>>436
「シノンに作って貰った。おいしい」
一つ渡す。そして自分も一つ食べる。

「……♪」
美味しかったらしい。
地味に会話が成り立っていない。

438ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 23:38:36 ID:KriWYm2g0
>>436
【瞳の奥が不意に揺れる】
【だけどそれは僅かで、幾度も辛酸を嘗めた彼にとってそれを覆い隠すのは容易く】
……なにもありませんよ。

どうして?
【細く煙を吐きながら目を閉じる】
【そして決意する。凄く理不尽で、全く紳士に値しない決意を、密かに】
>>437
っ。
【小さく口を尖らせて目を見開く】
ということは、君は……シノン君の友達なのですね?

初めまして、ヒホロ=ゼルトマンです。以後お見知りおきを。
【帽子を持った手を胸に当て、小さく脚を交差して頭を下げる】
【これで持ってる帽子がニット帽じゃなくてシルクハットなら、まだ格好もついたのだが……】
(こんどシノン君にシルクハット売ってるお店教えてもらおう。詳しそうだし)
【見た目で判断しやがった】

439真城空:2010/04/20(火) 23:43:08 ID:yvUls86s0
>>437
「……いただきます」

とりあえず食べることにした。がぷっ。

>>438
「変な噂を聞くんだ。シルクハットの少年が」

言わない方がいい、そう思うのに。
口が動く。警鐘が鳴る。耳を塞ぐ。

「何やら良くない事件を起こす、って」

440シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/20(火) 23:47:31 ID:s.Ud7.4s0
>>438
「そうなる」
「じゃあ、お前も、ともだちか」
にぃっ、と笑って手を差し出す。
黒い指貫グローブから伸びた指は細く、白い。

>>439
「……どう?」
なぜか凄く期待の眼差し。

中身? 考えてないよ?

441ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 23:54:35 ID:KriWYm2g0
>>439
……シルクハットの?
【当たり前のように思い当たりがあるが、言うわけにはいかない】
【彼の目的を邪魔することになるかもしれないなら、口はつぐんだ方が賢明だ】
知りませんねぇ。早く捕まって欲しいものです。
【薄笑いを崩すこと無く答える】
>>440
そうですね、よろしくお願いします。
【応えるように手を差し出して、若干強めに握る】
それで……彼はどうですか? 元気にしていますか?

442真城空:2010/04/20(火) 23:59:19 ID:yvUls86s0
>>440
「……あ、鮭だ。おいしい」

今日の昼ごはんからチョイスしてみた。

>>441
「そう」

笑みに笑みを返す。そうでもしないと、また身体が勝手に動くだろう。

「君も、シルクハット被ってたら。その子と間違われるかもしれない。
 気をつけてね」

なるべく辺り障りのない言葉を選んで返す。

443シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/21(水) 00:01:58 ID:s.Ud7.4s0
>>441
「元気、かな」
笑うわけでもなく、悲しむわけでもなく。

「いつもどおり」

>>442
「よかった」
笑って、自分も一口。

444ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/21(水) 00:09:03 ID:KriWYm2g0
>>442
【タバコの煙を目で伝い、夜空を見上げる】
……貴方は、カミサマって、信じますかね?
【ふと少年が言葉を漏らした】
【夜闇の静けさがなければ聞き取れないような囁き】
>>443
そう……よかった。
【目を細めて、慈しむような微笑を浮かべる】

【自分と重なるような――もしかするともっと深い――怒りと悲しみの眼】
【復讐を企むこんな身でありながら、シノンが気になっていた】
【それは幼心に表現することが出来ず、今はただ単純に】
彼には泣いて欲しくないですからねぇ……本当に良かった……。

445真城空:2010/04/21(水) 00:13:04 ID:yvUls86s0
>>443
「あ、ほんとにおいしいねえ……いいお米使ってるのかな」

もぐもぐ。
小動物のように頬を動かしながら食べ進める。

>>444
「かみさま……ね、僕は甘っちょろい人間だと自負してるから。
 信じてないと、心が折れちゃうんだ」

情けないよね、と苦笑いしながら言った。

446シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/21(水) 00:16:22 ID:s.Ud7.4s0
>>444
「変な奴だ」
その悩む様子をそう感じ、言う。

「でも、お前、やさしいな」
未だに繋いだままの手を握り返す。

>>445
「シノン、料理上手」
伊達に作らされていない。

「……元気、なったか」
空の顔を伺うかの様に覗き込む。

447ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/21(水) 00:25:06 ID:KriWYm2g0
>>445
そんなことは無いですよ。
信仰は必要です。一人で立つには人の足はあんまり細くて、弱い。

ただ
【タバコを持つ手をついっと下げる。煙が切れて、吹かれて消えた】
僕のカミサマは死にました……もっと大きなカミサマに殺されました。
……とすれば、僕は……どうしたらいいんでしょうかね。
【眉を下げ、空に顔を向ける】
変な話、しましたか? どうか気にしないで。
>>446
? あっ、おっと、失礼。
【握った手を離さないから変な奴と思われたのかと誤解して、慌てて手を離す】
あはは、僕のは優しいとは違います。

もっとちっぽけな思いです……小説や劇に投影するような……ちっぽけな感傷です。
【ゆっくり首を振って】

448真城空:2010/04/21(水) 00:32:17 ID:QYyPcDfoO
>>446
なんとなくシノンとやらに親近感を覚えるじんうけ家事担当。

「……うん。ありがとう」
ともかく少しだけ笑う気力が出たのは確かだった。

>>447
「――――」

言葉を吐こうとして、出来損ないが肺に墜落して突き刺さる。
ちりちり痛んだ。

「――かみさま、は、君のことを置いて行ってしまったの?」

質問に答えずに質問で返す。
あたまがぐるぐると渦巻いて、思考が追い付かなかった。

449シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/21(水) 00:37:26 ID:s.Ud7.4s0
>>447
「それでも」

「それでも、僕、お前をやさしいと思った」
どこか楽しげに、少女は笑っている。
ヒホロの手を両手で取って、振る。

>>448
「そうか、良かった」
大きく頷くと、バッグを持つ。

「ばいばい」
二人に手を振って。
ずるずると、バッグを引き摺って街のほうへ消えていった。

450ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/21(水) 00:40:07 ID:KriWYm2g0
>>448
難しかったでしょう?
気にしない気にしない。吐きたいことを吐いただけです。
【くすくすと笑って手を横に振る】
聞いてくれただけでも嬉しいんです。ありがとうございます。
>>449
へあっ?
【されるがままに手をとられて、でも言ってることが分かって】
ふふっ。じゃあ、シノン君によろしく言っておいてください。
無理はしないで、とも。
【そう言って、去る相手に小さく手を振った】

451真城空:2010/04/21(水) 00:46:09 ID:QYyPcDfoO
>>449
「ありがとうね」

笑いながら手を振って見送った。

>>450
「あう、情けないなあ僕……」

もう一度苦笑して頬を掻く。

「……大人が言う定型文。『溜め込まないで、吐き出しなさい』。ね。
 定型文だけどわりと合ってると思うんだ」

それだけ言って、また笑う。
ふにゃりとしたそれは、前に見せた笑顔と何ら変わりない。

「それじゃあね、……またね」

手を振って、歩きだす。
足の行く先は、彼自身も知らなかった。

452ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/04/21(水) 00:52:06 ID:KriWYm2g0
>>451
分かりました。
それじゃ……ま
【また、と言いかけて、心を暗雲が包んだ】
【また会えば――その時は、僕は、彼は、お互いに殺しあうかもしれない】
【最初に感じた違和感に、子供心に気付いていた】

【それでも】

また。

【あと一・二回くらいなら大丈夫だろう。】
【確証もないけど、笑顔で手を振った】
僕も帰るか……家まで遠いんだよなぁ。

っ。
【いつの間にか短くなったタバコに気付いて、新しいタバコの先に火を押し付けて歩き出した】

453猪賀 堂二 ◆JBbLACK.JY:2010/04/21(水) 21:30:13 ID:fmxZUD/I0
【夜の雑踏から離れた、人通りの少ない路地】
「こちらが注文の品です」
「……はい、確認しました。代金はちゃんと」
「……はい。では、また」

【小奇麗なスーツに身を包んだ男二人による、一見して実に平和な取引の様子】
【しかし二人は、お互いに中身を確認したあと、自分のスーツケースを交換しあい】
【そのうち一人は車に乗り込んで去っていった】
【もう一人は離れたところに佇む筋骨隆々の男の元へ歩み寄る】

「捌いてきました」
……あァ。
【Vネックの黒シャツと赤いズボンを身につけている男は明らかに一般人ではない】
【声は低く耳の奥を揺さぶるようで、夜闇に隠しきれないほどの危険な雰囲気を孕んでいた】

帰るぞ。
【ポケットに両手を突っ込み、道の真ん中を堂々大股で歩き出す】

454ロザリア・ロートシルト:2010/04/22(木) 22:17:21 ID:rSRBD9/U0
【ロザリアの家】

「〜〜♪〜〜♪」

今日はPCに向かってなにやらご満悦の様子。
久しぶりに例のネトゲをやっているらしい。

PCのモニタの中でキャラクターがめまぐるしく動き回っている。

455メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/04/23(金) 22:15:22 ID:HnkBBDEo0
「が……ぐぅ…………」

 体の関節が軋む。
 腸が沸騰したかのように熱くなり、脳の中で血液が目まぐるしく流れる。」

「また……かよッ」

 路地裏。
 少年は今日も訪れた発作に頭を抱えていた。
 一日に数回、このように発作が起こる。
 原因はもちろん分かりきっていた。

「ああ……くそ、これが、契約……か」

 少年は力を求め、悪魔に心を払った。
 しかし未だに少年には心があり、力が宿ったようには見えない。
 少年自身もそうは感じていない。
 ただただ、発作が起こるのみ。

「くそ……あのペテン野郎め。ただ万年体調不良になっただけじゃねぇか……ッ!!」

 胸のペンタクルは禍々しく渦巻き、ただただ少年の体を蝕むのみであった。

456一号:2010/04/23(金) 22:21:33 ID:M.DSyoIc0
>>455
暗い路地。
かつん、と控えめな足音がした。
「何やら苦悶の声が聞こえると思ったら、」
次に来るのは声。
最後にその姿が来た。
「まさか少年だったとは。これまさにショタコン大歓喜ですね、と一号は適当に当たりをつけます」
声の主は、長い白の髪を持つメイド服の女だった。
無表情というよりも無機質な顔がメイプルを見下ろす。

457「魔女」:2010/04/23(金) 22:22:02 ID:ZOM.z7ps0
「……だめね、詠唱は噛まないようになったけど。
 キレが足りなさすぎるわ……ううう早くしないといけないのに」

がしがしと頭を掻きながら歩く、魔女はイラついていた。
魔術が編めない。編めないと言う事は、即ち見知った少女を助けることができない。

「畜生、早く早く早く――――」

魔女の吐き出す声が目まぐるしく、ちかちか瞬く星のように色を変える。
一言目は甲高い女の声、次の音はしわがれた翁の声、一拍置けば低い低い唸り声のような男の声。

458メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/04/23(金) 22:27:51 ID:HnkBBDEo0
>>456
「ああ、なんだまたメイドかァ?」

 奥歯を食いしばりながら少年は唸るように一号を見上げる。
 目からは殺気を飛ばし、威嚇するように息を吐き出す。

「わりぃ……な、いま取り込み中なんだよ……大人しく、その……
 ……アレだ。大好きなご主人様でも探してな。
 ほら、メイドって……ぐ……そういう、設定……だろ?」

 フラつきながらも、なんとか軽口を叩く。
 だが目の焦点は定まっていない。

>>457
「ウうううぅぅぅぅぅぅうううぅぅうううううるせぇぇえええぇぇえええええええ!!!」

 絶叫。
 冷たい空気が弾けるぐらいの音量で吼える。

「なんだテメェは! なんか知んねーけど、テメェの声はヤケに頭の中に響きやがる!
 ちったぁ自重しろ自重! こっちは頭痛持ってんだよクソが!!」

459名も無き異能都市住民:2010/04/23(金) 22:33:43 ID:M.DSyoIc0
>>458
頷き、
「Ja. 確かにその通りですね、と一号は肯定します。
 ――しかし」
前置きを一つ。
「人を助けることを、一号は基礎目的に設定されております。
 主の登録は未だ為されておりませんが、雇用主はまあフラフラと好き勝手にしておりますし。探しますが。
 ――――つまるところ、大丈夫ですか、と一号は問います」
殺気を感じていないのか、気にしていないのかはわからない。
しかし、蒼の瞳はしっかりと向けられている。

>>457
「……」
考える。
……お急ぎのようですね。
ならばお手伝いだ。
だがその前に、
「声が大変なことになっておりますが、問題はないのですか、と一号は疑問しますが」

460一号:2010/04/23(金) 22:34:14 ID:M.DSyoIc0
//な、名前が!名前が消失してますよ?!

461「魔女」:2010/04/23(金) 22:39:43 ID:ZOM.z7ps0
>>458
「いヤa、■い悪ぃ。如何ヤラ○た死モ不an定で上手9声が……
 ……ホ トにcho-し悪ィな」

ざがざがざが、ノイズ混じりの少女の声。
顔を歪めて喉をとんとん、平手の側面で叩いてみる。

「あre……可笑しいオカシイ犯しイなぁア」

>>459
「douヤら頗るチョウシが悪◆。わtaシのナカが、ぐちゃ愚茶死テru」

アンテナの曲がったテレビが受信するような不安定な声。
魔女は面倒くさい、と言いたげに顰め面。
普段は制御している魔力が漏れ出して、べちゃりべちゃりと地面に滴り落ちる。

462メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/04/23(金) 22:45:30 ID:HnkBBDEo0
>>459
「なんだ……その……」

 んーと、と壁に寄りかかりながら思考を巡らせる。
 体調が悪いせいか、頭の回転が悪いらしい。

「主と雇用主は別……なのか、紛らわしいビジネスシステムなんだな……メイド」

 それだけ何とか言った後、壁を背にしたままズルズルと地面に座り込んでしまった。

「あー、気にしないでくれ。
 もう慣れ……てはいない、が……ほっときゃ直る……ことぐらいは……自分で知ってる」

 上気した顔で空を見ている。
 いや、空さえ見えているのか微妙だが。

>>461
「わぁぁァかってんなら黙れやこのアマ!!」

 空を見上げたまま、魔女と目も合わせずに叫ぶ。
 その長く垂れた耳を塞いでいるが…・・・それでも少年はまだ苦しそうだ。
 どうやら正確には「声」ではなく、魔女の撒き散らす魔力が苦痛を与えている様子。

「くそ……なんなんだよお前! 胸焼けすんだよ!」

 少年の胸では彼女の魔力に呼応するかのようにペンタクルが鼓動する。

463一号:2010/04/23(金) 22:49:31 ID:M.DSyoIc0
>>461
「成程不調ですか、と一号は納得しました」
べちゃりという音に、視線は地へ向いた。
……これは。
「擬音で言うと、どばどばですね。何と。
 ――――お手伝いできることはございますか、と一号は言ってみます」

>>462
「決めかねているだけですよ、と一号は回答します。
 ……なんせ仕事量的には最高の主ですが、嫁持ちですので」
勘違いされているのだろうか、と思う。
自分は人ではなく、
……ビジネスというよりも設定・機能の類です。
「Ja. 世の格言にこのような言葉がございますが。
 ”ごめんで済んだら警察はいらない”――即ち”ほっとけば治るなら医者いらない”」
だが、今は目の前の体調不良者が大事だ。
手を差し出し、
「立てますか、と一号は尋ねますが」

464「魔女」:2010/04/23(金) 22:54:23 ID:ZOM.z7ps0
>>462
『悪い悪い。
 ずーっと高い空に居たもんだから、身体の調子が悪くなっちゃったみたい』

声を出しての会話は少年にとって毒だろうと判断した魔女は、会話方法を念話に切り替える。

『……なんだか、懐かしい魔の香りがするね』

ばちゃりべちゃり。滴り落ちる粘着質な緋色の魔。それが落ちた地面から毒々しい色の花が生え、一瞬で枯れ果てる。

>>463
『なんかこう、便利グッズないかな。
 力の解放が抑えられない封印戦士向けの漏れ出し防止パッドとか』

ありません

地面では、どばどばがうねうねに変化して蠢いていたり、そこから草が芽生えたり。お祭り状態。

465メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/04/23(金) 22:58:30 ID:HnkBBDEo0
>>463
「ち……ッ」

 仕方なく、一号に向けて片手を差し出した。

「後で……『面倒だからやっぱりやめた』とか言ったら……
 ・・・…承知しねぇからな」

 何より、少年が説得した理由となったのは、
 一号の持つ無感情な目であろう。
 大抵の人は無感情さに不安感を持つ。
 それは、人間が大抵無感情な表情を持つ場合は、その裏にある感情を隠す為である。
 しかし一号には、それを感じられなかった。
 あえて詩人な喩えを用いれば、「透き通ったガラスのような無感情」で、あろうか。
 勘違いかもしれないし、騙されているかもしれない。
 でも少なくとも少年は、目の前のメイドにそれを感じたのであった。
 仮面ではない無感情であるからこそ、言っていることに安心感を持てる。
 そう、思ったのだ。

>>464
「あーあーあー、頭ん中でワンワン喋りやがって……」

 だが、やはり直接的に声を聞くよりはマシなのだろう。
 少年は耳から手を離し、やっと魔女の方へと向いた。

「なんだお前……もしかして、『魔女』ってヤツか?
 それとも、アンタが俺と契約した悪魔かい?」

 悪魔のような彼女に対し、ようやく軽口を叩く。

466一号:2010/04/23(金) 23:07:20 ID:M.DSyoIc0
>>464
「ぐわっくそっまた暴れだしやがったー、ですね、と一号はノってみます」
いらんノリ方である。
「どばどばからうねうねですね。バリエーション豊かな。
 しかしまあ、」
ゆっくり辺りを見回し、
「これほどの能力ですと、漏れ出し防止パッドでも無理ではないでしょうか、と一号は判断します」

>>465
「Ja. 」
了承の意を返し握る。
硬い、明らかに人のものではない手が、メイプルの手をゆるやかに引き、
「機械人形たる身ゆえ、面倒だからという理由は存在しませんのでご安心を、と一号は言ってみます。
 ……足に力は入りますか?入らなければそれでも構いませんので」
尋ねる一号の周り。
いつのまにか、白い海月のような形のロボットが浮遊している。

467「魔女」:2010/04/23(金) 23:12:16 ID:ZOM.z7ps0
>>465
『送信音量はなるべく絞ってみてるわよ』

肩を竦める。べちゃり。

『わたしは魔女。それ以上でも以下でもない。それだけよ。
 ……ははーん、契約かぁ。またなっつかしい単語!
 君の場合は何を代金にしたのさ』

今度はべぢゃり、という音がとにかく不快なのであった。

>>466
『無表情なのが惜しいところね』

仕方ないね

『だめかなーこう、汗脇パッド的なアレだったら吸収できるかなーと思ったけど。
 こうなる前に何処行く何するエイトフォーをして予防しておかなければならないわけね』

良く分からないたとえであった。

468メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/04/23(金) 23:16:06 ID:HnkBBDEo0
>>466
「ぐ……あー、無理ぃわ」

 足に力が入らないわけでは無いが、まともに動かせる状態では無いようだ。
 動かそうと力を入れれば、それだけで関節が悲鳴をあげて暴れ出す。

「どこでもいい……とにかく寝れる場所に送ってくれ……」

>>467
「代金? ……うっせ、関係ねぇだろ」

 冷や汗を拭い魔女を睨む。

「やっぱり魔女……だったか。忌々しいぜ、久々に見た」

 唾を吐き捨て目を逸らす。
 その表情から出てくるのはただの殺気ではなく、憎悪。

「僕に関わるな……魔女め。僕が何をしようとお前には関係ない」

469白本:2010/04/23(金) 23:17:01 ID:XhJEinvU0
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい!
 『力の解放が抑えられない封印戦士向けの漏れ出し防止サポーター(ブラではない)』がなんと大特価の359ズウォティ!
 なんてな」
路地裏の端で呟く白外套の男。
その瞳はいつも異常に、凶悪に哂っていた。

「悪魔ってのは何も魔界の使者だとか地獄の門番だとか、そういうヤツラ以外を指す事もあるらしい。
 ヒトの心の隙間を見つけ、潜り込み、耳元で"邪悪"を囁く。そして最後に『奪っていく』。嗚呼、恐ろしい。
 真逆、そんなのがヒトの中に居るだなんてな」

470一号:2010/04/23(金) 23:21:14 ID:M.DSyoIc0
>>467
「あいにく感情がございませんので、と一号は回答します」
仕方ないねー。
「そのエイトフォーの威力はとんでもないものになるでしょうね、と判断できますが?
 ともかく、BeCoolです、と一号は助言してみます」

>>468
「Ja. では失礼して」
つぃ、と空いた方の手を振る。
と、浮いていた1ダース程の白い海月が動いた。
足に見えるマニピュレーターでメイプルの腕や足に絡み、浮いて、持ち上げ、
「……ご自宅が一番かと判断しますが、と一号は確認します。
 そうでないならば本当に適当に運びますよ、と一号は宣言しますが」

471悪/魔/女:2010/04/23(金) 23:26:18 ID:ZOM.z7ps0
>>468
『あらやだ怖ぁい。火炙りにされてしまいそうだわ』

もう一度肩を竦めて苦笑い。ぐちゃり。

『ん、まあいい。
 ――見ず知らずの亜人の少年、悪魔に何かを差し出したと言う事は』

金色の瞳の奥の奥、僅かに黒ずんだそれが細められた。

『もう、今までと同じ暮らし、今までと同じ人付き合いが出来るものとは思わないこと。
 ……よくわかる悪魔との契約13ページ・最も注意すべきことの欄より抜粋ね』

>>469
『マッジでぇ!? 買う買う超買……いたいがその通貨は持ってない』

げんなり。

『あら怖いわねえー悪魔コワーイ。ヤダァー』

口笛を吹きつつそんなことを言っている、が今の彼女は魔女の皮が剥がれかけ。
ばれるんじゃねえのかなーとか思いつつもその時はその時だしーとか思っていた。

>>470
『なるほどなるほど、貴女はお人形か。
 良く出来ているものだ、科学ってスゲー!』

魔である彼女も素直に感心して拍手を贈る。

『まあそんなエイトフォー、作れる人いるのかっつーね。
 KOOLになれ把握』

472メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/04/23(金) 23:36:03 ID:HnkBBDEo0
>>470
「自宅は……」

 少し思案した後、ゆっくりと首を振った。

「ああ、今は人が入れるような状態じゃねぇ。
 悪ぃが、適当な場所に頼む。公園のベンチでもいい」

>>471
「分かってる。僕だって報われるとは思っちゃいねぇ。
 ただ僕は……」

 憔悴しきった目で呟くように、しかしハッキリと言った。

「……この粗悪品みてぇな体を、最後に少しは使えるようにしたいのさ」


 そこまで言ったところで、いきなり胸のペンタクルが一際大きく鼓動した。

「ぐ……うっ!?」

 目の瞳孔が目まぐるしく開閉を繰り返す。

「がッ……? が……ぎは…………? !!」

 しばらくうめき声をもらした後、少年はガクリと頭を垂れて気を失ってしまった。
 しかし少年は死んだわけではなく、正常に心臓は動いている。
 どうやら少年の持つ発作は、止む寸前に気絶するほど体力を消費させるらしい。
 かくして少年は、あとは一号がどう処理するかに任される形となった。

473白本:2010/04/23(金) 23:41:47 ID:XhJEinvU0
>>471
――「別にトカゲの目玉四十八個でもいいぜ? 但し、蒼色限定」
念話を飛ばしながら、くつくつと喉を鳴らす、白外套の男。
――「今晩は、素敵なお嬢さん。ホンモノの悪魔ってのは、善人に見えるらしいぜ?」

474一号:2010/04/23(金) 23:43:19 ID:M.DSyoIc0
>>469
……物売り?
外見や言動からはそうは見えないが、
「商品はどんなものがありますか、と一号は尋ねてみます」

>>471
「Ja. お褒めいただきありがとうございます」
メイド服の裾をつまみ、一礼。
「世の中には様々な職が御座いますし。やればできるのは人の特権です、と一号は判断しています。
 ええ、……何やら綴りが違う気がしますが」

>>472
「Ja. ――」
頷き、
……成程。
「確かに発作ですね。……安静に出来る場所ですか」
ぶっちゃけるなら、いくつか候補はある。
例えば自分の住居だが、物がなさ過ぎて、
……人が過ごすには、向かない場所です。
と、なると、
「…………気は進みませんが、やはりカフェですか、と一号は結論します」
手で合図。
気を失ったメイプルを持ち上げる白海月群に指示を出す。

「と、いうわけですので皆様、一号はこれよりお仕事です」
少年を後ろに、魔女と白い男に視線を向け、
「失礼いたします、と一号は挨拶をかまします」
丁寧に一礼。
踵を返し、人気のない道を選び歩いて行った。

475頭に悪、尾に女 まんなかは「魔」:2010/04/23(金) 23:49:44 ID:ZOM.z7ps0
>>472
魔は、気を失った少年をただただ無表情に見つめていた。
憐れむことも嘲ることもできない。
少年の判断は正しいとも間違いとも思わない。

ただただ、虚だなあ、と感じた。

>>473
『残念。黄色ならストックが百程度あった』

肩を竦めるのは今日で三回目。

『あらそうなの。じゃあわたし悪魔じゃないわね』

>>474
『貴女を創った職人さんを見てみたいもんだわ』

流れるような一礼も、人間のそれによく似ているのに体温が無い。
見事なものだと思った。

『そうね、だから人間は面白い。だとか何とか言ううざい情報屋が大流行りするんだわ。
 大丈夫よこれK1語だから』

476白本:2010/04/24(土) 00:08:43 ID:XhJEinvU0
>>474
「求められれば、何でも。相応の対価を支払えば、の話だがな」

>>475
「残念だったな、そいつは運が悪かった。
 だろうなァ。『ヒト探し』に励む悪魔なんて、見たこともねェ」

477魔女:2010/04/24(土) 00:21:43 ID:ZOM.z7ps0
//ぎあぼーっとしてた……ごめんなさい

>>476
「そうね」

喉が治った。普通に喋ろう。

「普通の家に住み、面白いご近所に恵まれて。
 ネトゲエロゲアニメにどっぷり浸かって、ニート生活。
 人間と同じ程度の脆さの身体、そこそこの魔術師程度の魔法。
 どう見たって悪魔じゃないわ。だって」

この声、気に入ってるし。

「わたし、魔女だもん☆」

478白本:2010/04/24(土) 00:37:40 ID:XhJEinvU0
>>477
「魔女だもん☆」
※裏声
「とか言えば可愛くなるとおもってんじゃねェ!
 『私、魔女ですから(はぁと』、こうだろ!」

479魔女:2010/04/24(土) 00:46:05 ID:ZOM.z7ps0
>>477
「あくまで、魔女ですから(暗黒微笑)
 ……こう?」

それは 黒い執事 です。

「ま、どうでもいい。今のわたしは魔女なのよ。
 黒い服を着て箒で空を飛び夜歩きして林檎を売るの。
 その邪魔は誰にだってさせないわ!」

ぐ、とガッツポーズ。そして魔女はくるりと一回転。

「……ということで、わたしは悪魔じゃないということがはっきりわかったわね。よしよし。
 今度来るまでに目玉集めとくから、商品用意しててね」

円を描いた爪先が、緋色に光る線を描く。展開される魔法陣。
そこから光の階段が伸びて、

「ということでお仕事再開! じゃあねー☆」

魔女はそれを駆け上がる。
ガラスの靴は落とさない、なぜなら彼女はシンデレラではないから。

480白本:2010/04/24(土) 00:52:37 ID:XhJEinvU0
>>479
「宜しい」
なんだこれ
「へいへい、求めるのなら、何時でも用意できるさ。
 まァ、頑張れよ」
駆け上る魔女を見送れば、踵を返して。
虚空へ、消えた。

481ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 21:34:19 ID:WVrfsEdY0
【どっかの公園(表の看板には「修行用」と書かれている)】
「…う〜ん…」

【包帯をうにょうにょと動かしている少女がいる】

「もうちょっとはやくできないかなの〜」
しゅしゅしゅ
【勢いよく包帯が空を切る】

482名も無き異能都市住民:2010/04/24(土) 22:45:22 ID:s.Ud7.4s0
「…………」
何時からか、そこに居た。
ただ居ただけのその姿はゼッタイに人の記憶に残る事は無い。
頭にはシルクハット、傍らにはネコ。

『やあ、こんばんは』
口を開いたのはネコだった。
いつか見た事のある尾先のみ白いネコ。

483ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 22:46:55 ID:WVrfsEdY0
>>482
【しばらく包帯の捜査の特訓をしていたディスは】

「あう?」
【自分の司会に猫が入ってきたのに気づく】

「…いつからいたなの?」
【またディスは汗をかいている】

484名も無き異能都市住民:2010/04/24(土) 22:50:12 ID:s.Ud7.4s0
>>483
『そうだね、そんない前からじゃないよ』
ネコは立ち上がる。

「……こんばんは」

485ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 22:53:23 ID:WVrfsEdY0
>>484
「そうなの〜…
 こんばんわなの〜」
【汗をぬぐいながら微笑む】

「あう〜。とっくんみてたのかなの〜?」
【何やら恥ずかしそう】

486名も無き異能都市住民:2010/04/24(土) 23:01:23 ID:s.Ud7.4s0
>>485
「お疲れ様……」

『少しだけね。声を掛けたかったけど、頑張っていたから』
ネコは己の髭を撫でながら話す。

487ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 23:04:13 ID:WVrfsEdY0
>>486
「あう〜。ありがとなの」
【頷きながら言う】

「がんばってるなの〜。…その、もうすぐ「たいかい」?っていうのあるからなの」
【微笑んでいる】

488名も無き異能都市住民:2010/04/24(土) 23:07:28 ID:s.Ud7.4s0
>>487
『ああ、そういえばキミも出るみたいだね』
楽しそうに笑うネコ。
そのネコはキミ「も」と言った。

489ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 23:09:32 ID:WVrfsEdY0
>>488
「あう〜!そうなの!…」
【しばらくして首をかしげて】

「あう〜?ねこさんもでるの?」
【軽く驚いている…】

490名も無き異能都市住民:2010/04/24(土) 23:16:02 ID:s.Ud7.4s0
>>489
『出るのは僕じゃ無いけどね』
「この子さ」といって隣の少女を指差した。

「ディス、久しぶり」
少女はほんの僅かに微笑んだ。

491ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 23:19:47 ID:WVrfsEdY0
>>490
「あう〜?あう、またあったなの〜!」
【ニッコリして隣の少女に微笑みかけた】

「おなまえは…きいてたかなの?」
【少し困った顔をしながら言う】

492名も無き異能都市住民:2010/04/24(土) 23:26:02 ID:s.Ud7.4s0
>>491
「……ゼオラ」
小さく、そう答えた。

493ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 23:29:20 ID:WVrfsEdY0
>>492
「あうあう。そうなの!『ぜおら』なの!」
【申し訳なさそうに言う】

「そっかなの〜!『ぜおら』もでるの!
 じゃあ。いつかあえるのかなの?」
【楽しそうな顔である】

494ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/24(土) 23:34:30 ID:s.Ud7.4s0
>>493
「…………いつか、ね」
『キミも、この子も勝てれば会えるんじゃないの?』
ネコは脚に力を込め、大きく跳ぶとゼオラの肩に手をかけてぶら下がる。

495ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 23:40:29 ID:WVrfsEdY0
>>494
「あう〜。そうなの!かたないとなの!」
【ガッツポーズをする】

「だからとっくんしてるんだったの!」
【大きくうなずく】

496ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/24(土) 23:44:49 ID:s.Ud7.4s0
>>495
『ああ、そうだったね。邪魔をしてごめんよ』
ゼオラの手がネコを掴み、前足に手を通した状態でもたれたまま喋る。

497ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 23:48:33 ID:WVrfsEdY0
>>496
「あう。だいじょぶなの〜!ひとやすみをしよっておもってたからなの!」
【気にしないと手を振る】

「それにおなかもすいたからなの〜」
【そう言ってお腹をさすった】

498ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/24(土) 23:54:24 ID:s.Ud7.4s0
>>497
『優しいね、キミは』
手の動きを目で追っている。

『うーん……ごめんね、僕達は何も持っていないんだ』

499ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/24(土) 23:57:39 ID:WVrfsEdY0
>>498
「あう〜…ちょっとうれしいなの〜」
【気恥かしそうな顔だ】

「えっと、だいじょぶなの〜!
 ごはんをたべるところはちゃんとかんがえてるなの!」

500ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/24(土) 23:59:06 ID:s.Ud7.4s0
>>499
『……と、すると今から食べに行くのかい?』
驚いたような顔だ。

501ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 00:01:41 ID:WVrfsEdY0
>>500
「あう〜…どうしよかなの〜…
 ごはんたべたいけどなの…」
【少し首をかしげる】

「おともだちといっしょにいるのもいいかなの〜」
【そう言ってほほ笑んだ】

502ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/25(日) 00:05:18 ID:s.Ud7.4s0
>>501
『僕達も特訓するつもりだったんだけど』
『キミが食べに行くのならそれについて行った後でもいいかな』
微笑み、少女の腕から抜け出す。

503ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 00:16:27 ID:WVrfsEdY0
>>502
「あう〜。そうなの?うれしいなの〜!」
【どこか楽しそうだ】

「それじゃあ・・・あっちにいこうかなの〜」
【そういってどこかを指差した】
//AGカフェにいって・・・日常βに合流なんて・・・ダメ?

504ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/25(日) 00:18:17 ID:s.Ud7.4s0
>>503
「……行く」
ディスに足並みを合わせる。

//私は賛成です!

505ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 00:19:12 ID:WVrfsEdY0
>>504
「あうあう〜!じゃあいこうなの!」
【微笑みながらディスは歩き出す】
//ありがとう!じゃあ日常βに移動で・・・

506沢桐 創:2010/04/25(日) 21:17:30 ID:fKMiAOfo0
「…あ゙あ゙ー…」
公園のベンチで唸り声を上げる男。
服装からして、ホームレスではないようだ。
「寝すぎた…今何時だ」

507No.3:2010/04/25(日) 21:34:47 ID:ZY44/EXI0
「九時半を少し回ったとこやな。」

ベンチの前の広場に立つ金髪碧眼の男が、呟く。
どうやら聞こえていたようだ。
空を見上げ、雲の動きをじっと追っている。

508沢桐 創:2010/04/25(日) 21:39:11 ID:fKMiAOfo0
>>507
「…あーそうか…」
ガシガシと頭をかきながら言った。

「…誰?」
まだ眠そうな目で問いかける。

509ムラサキ(仮名):2010/04/25(日) 21:43:10 ID:ZOM.z7ps0
ひゅるるるるるるるるるるる、
漫画でよくある墜落音。それに酷似した音が響く。

「――――――……あー、エネルギー切れェえええ……」

るるるるるるるるる、
親方! 空から人間が以下略

510沢桐 創:2010/04/25(日) 21:44:49 ID:fKMiAOfo0
>>509
「…」
墜落してくるムラサキとやらを目で追う。

そう、目で追うだけ。
今日の沢桐はなんだか冷めていた。

511No.3:2010/04/25(日) 21:52:32 ID:ZY44/EXI0
>>508
「No.3。スリーやな。研究者って名乗っておこか。」
相変わらず空を見上げたまま
「あんたは?」

>>509
「……?!」
人間が落ちてきた。意味がわからず、少し考え、そして走る。
手を伸ばし、そして。
ぽふ、と重さを感じさせないような音をたてて、スリーがムラサキを受け止めた。

「…大丈夫?」

大丈夫だろうが、一応聞いておく。

512ムラサキ(仮名):2010/04/25(日) 21:57:39 ID:ZOM.z7ps0
>>510
るるるるるー、まっさかさまに落ちてゆく彼は、
某機関の軍服に身を包み、金属の翼――戦闘機のそれのようなものを生やしている。

>>511
身体の半分が金属製なムラサキ、自分がめちゃくちゃ重いと自覚している。
なのになんでこんなに、この男は軽々自分を受け止めた? 首を傾げた。

「……はら、へった……」

ぐー、
これまたコミカルな音が響いた。

513沢桐 創:2010/04/25(日) 22:01:30 ID:fKMiAOfo0
>>511
「スリーか…どうも」
目は半開きの状態から通常時へ、徐々に開いていく。

「俺は沢桐創、こうそ…」
名乗りに続いていつもの自己紹介をしようとするが、

「……………ああくそっ!!!」

―バキンッ!

音を立ててベンチがへし折られた。

あの敗北から4日。
心の傷はまだ癒えていないようで。

>>512
「珍しい身体をお持ちで…」
人のことは言えない。

「着地ぐらいちゃんとしろよ」
そう言ってムラサキ(&No.3)に近づいて行く。

514No.3:2010/04/25(日) 22:10:11 ID:ZY44/EXI0
>>512
「…大丈夫そうやな、っと。…あー、重さ戻すし、気をつけや」
地面に立たせて、手を離したとたん、彼の体にいつもどおりの負荷が戻っただろう。

「…そんな不思議な顔せんでも、此処には異能者(こんなん)とかごろごろおるやんか」
そして笑って自己紹介。
「No.3、スリーや、よろしゅうに。」

「…飛べそうやのに落ちてきたんはそれかいな、難儀な体やな、ちょっとまっとり」
背負った黒い棺のような箱に手を突っ込み、コンビニのパンを取り出す。
「あまったやつやけどどうぞー」
そして差し出した。

>>513
「…なんやら悩み中みたいやね、こんなとこで寝てたんもそのせいか。」
頷きながら、男は言う。

「創、やね。…その後に続く台詞は何やったん?」

515ムラサキ:2010/04/25(日) 22:16:05 ID:ZOM.z7ps0
>>513
「ちげーし飛んでる途中にエネルギー切れただけだし……」

どちらにしろ自己管理が足りないだけである。

「あうぁー……腹減った」

>>514
「……ああなるほど、ジューリョクソウサ、か」

彼の残念な脳味噌では漢字が分からなかった模様。セリフだからいいけど。
再び感じるずしりとした金属の自分の身体の重みに、少し安心感を覚えた。

「スリー。俺様はムラサキ仮名、本名は未だ無い。
 うおっしゃーありがとっ!」

パンを受け取って、ガブリと噛みついた。八重歯が覗く。

516ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 22:23:13 ID:WVrfsEdY0
「う〜…?」
【突然少女がベンチの上で起き上がる】

「…ねてたなの…あう〜…」
【眼のあたりをぐしぐしとこすって言う】

517沢桐 創:2010/04/25(日) 22:24:28 ID:fKMiAOfo0
//レス番入れ替えー

>>515
「へいへい」

「持ち合わせは無い」
と、辺りを見回すと自販機がある。

「…ついでだ、なんか希望は」

>>514
「何でもねぇよ、気にすんな…」
そういうと、元ベンチの瓦礫を蹴飛ばすとNo.3に向き直った。
「肩書きだよ、今は名乗れねぇ」

「ところであんたも一つどうだ?物のついでに」
自販機を指差す。

518沢桐 創:2010/04/25(日) 22:27:34 ID:fKMiAOfo0
>>516
「ようディス、居たのか。
 騒がせて悪いな」
沢桐の足元には元ベンチだった物体が。

「お前もどうだ」
自販機に向かって歩きながら。

519No.3:2010/04/25(日) 22:29:40 ID:ZY44/EXI0
>>515
「正確には質量操作やね、単純に質量だけ変えられるんよ。」
「さっきのはあんたの体の質量を100分の1にしたちゅー事やな」
笑って訂正。
「ムラサキね、名前が無いんは…もしかしてロボットとか?」
予想より重かった体に、金属の翼。ロボットでもおかしくない、とスリーは思った。

>>517
「あんたもロボットとかいうオチかいな」
ベンチの瓦礫を見ながら呟く。素手だったように思えたが…、と思い出して。
「なるほどな、…護りたい肩書きがあるんは、良い事や。」
少し笑って。
「んじゃ僕も一応、肩書きを。『TOWERS機関』所属研究者 兼 被検体 兼 戦闘部門『TRINITY』第一戦闘員、No.3やな。」
「まーつまりは研究者かつ実験対象で、政府の犬っちゅーことやなー」
遠い目で空を見上げた。

520No.3:2010/04/25(日) 22:31:27 ID:ZY44/EXI0
//続きです

>>519
「え、何か買ってくれるのん?…んじゃ、午後の紅茶で。茶葉二倍の奴やったらなおよし。」
至極普通のものをチョイス。お気に入りかもしれない。

521ムラサキ:2010/04/25(日) 22:33:35 ID:ZOM.z7ps0
>>516
「あ、ようじょだ」

その言い方は如何なものか。
手足が金属な機械人間がそこに居た。

>>517
「苦いのやだ。コーヒーと緑茶以外なら何でもいい」

ザ・子供舌。
そして我がままであった。

>>519
「しつりょ……、……は、はあはあなるほどなるほど」

実際はこれっぽっちもわかっちゃいないのだが、わかったふりをして頷く。

「完全な機械じゃないぞ。手足と翼以外は一応生身だ」

腹とかやわいぞー、さわってみるかー。
なんか気の抜ける声で言う。

522ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 22:36:14 ID:WVrfsEdY0
>>518
「あう〜…『そう』いたなの〜…
 どしたのこれなの?」
【壊れたベンチをじっと見て言う】

「えっと…あう〜。のむのほしいなの〜」
【微笑んで手を振る】

>>519
「…あうあう?『すりー』もいるなの!」
【微笑んで手を振る】

>>521
「あう?はじめましてかなの?」
【首をかしげながらムラサキを見る】

「こんばんわなの〜」
【手を振る】

523沢桐 創:2010/04/25(日) 22:43:33 ID:fKMiAOfo0
>>520
「近いけど違う。改造人間だ」
そう言うと惜しげもなくズボンを捲る。

靴に見えたそれは機械。
と言うか、脚が丸ごと機械であった。

「肩書き長っ」
茶葉二倍午後の紅茶を投げ渡しながら言った。
何でもある異能都市自販機。

//ベンチ粉砕したのは脚です。
//俺の書き忘れです、申し訳ない…

>>521
「へいへい」
リンゴジュース持って戻ってきた。

「あんたも改造人間か?
 空飛べたりいろいろ親近感がわくな」
この男も飛べるようだ。

>>522
「気にしなくていい」
そう言って渡すのは同じくアップルジュース。
なぜかムラサキに渡したものとは銘柄が違う。
特に意味は無いだろうが。

524No.3:2010/04/25(日) 22:49:53 ID:ZY44/EXI0
>>521
「…あんた、実は解ってへんやろ。…まぁええわ」
苦笑い。結構鋭いこの男。
「ってことは改造人間みたいなもんか?手足と翼ってのは、中々大きな改造やけど。
自ら望んで?」
少し真面目にたずねる。この町で研究者が敵視されている事実から、彼も研究所出身かと考えたのだ。

>>522
「お、ディスちゃんもいたんか、久しぶりやなー」
手を振り答える。
「こんな時間に何してたん?」

>>533
「ムラサキと同じ、ってか範囲が違うんやね。何らかの能力に特化しているか、
そういう理由か。」
改造の範囲から推察していく。
「しかし改造人間か、僕はそっち方向には興味が無いけど、
…人ならざるものを人で超える為の一つの手段なんかもしれんね。」

彼の研究の目標は、天然の異能の全てを超える人工異能者を作り出すことである。

「お、マジであったんか、サンキュ。」
ごくごく飲む。よっぽど喉が渇いていたのか。

525ムラサキ:2010/04/25(日) 22:52:58 ID:ZOM.z7ps0
>>522
「はじめましてだなー、お前のこと知らないもん」

ぷぇー。

「俺様ムラサキ、本名は未だ無い。よろしくの」

>>523
「そう、俺様超つおい改造兵器人間! なんだが、」

少しだけ俯きながら、リンゴジュースを受け取った。

「誰が俺を造ったのか、わからねーの」

>>524
「う、うぐぅ!? んなことねーし!!」

あります。

「それがさー、俺様その辺のこと『覚えてねー』の。
 気が付いたらこの街のゴミ捨て場に捨てられてた、『不良品』って張り紙されてな。
 マジムカつくんですけど!!」

ぷぇーぷぇー。
どうやら彼は、記憶が無いらしい。

526ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 22:56:16 ID:WVrfsEdY0
>>523
「あう〜。わかったの〜!」
【ディスはとりあえず頷いて】

しゅるしゅるしゅるカシャ
【缶のタブを包帯を使って開けた】

「ごくごく、おいしなの〜!」

>>524
「ひさしぶりなの〜!」
【微笑んだ】

「えっと…とっくんしたあと、つかれたからひるねしてたらなの…」
【段々と困った表情になる】

「おきたらよるになってたなの…」

>>525
「あう〜えっと、こっちのなまえ『でぃす』なの〜」
【軽く頭を下げる】

「あうあう、よろしくなの『むらさき』なの〜」

527沢桐 創:2010/04/25(日) 23:02:27 ID:fKMiAOfo0
>>524
「だが、限界もある。それに、」

―プシュ
自分用に買ってきた炭酸飲料を開ける。

「自分の限界を自分で作ったようなもんだ」
機械の身体は、専門家で無い限りは能力の強化は難しい。
…もっとも、初期の仮面ライダーなんかは”特訓”で能力強化を図っていたりするが。

>>525
「兵器かよ…」
ちょっとげんなり。
自分も扱いとしてはそう変わらないが。

「ふーん…。
 案外俺の知り合いに居たりしてな」
彼の職場は研究所。
研究者の顔見知りは結構居る。

>>526
「何時見ても便利な包帯だ…」
タブを開けるのを見て呟いた。

「特訓か…特訓…」

528No.3:2010/04/25(日) 23:10:37 ID:ZY44/EXI0
>>525
「なるほどな、…もしかしたら、あんたの上位互換が存在する可能性もあるわけだ。」
ニヤリと笑うが、悪気は無い。
「記憶は消された線が妥当やけどなぁ、記憶探知系能力者は…すまん、
ウチの実験体達の中にそういうやつはおらなさそうやわ。」

>>526
「なるほどなー、特訓か、僕もやってたけどな、疲れるわ」
「まぁ、時間は決めてやらな疲れすぎるからな、気を付けや」

…ところで、どんな特訓?と聞いてみる。
研究者として、異能の伸ばし方はまだ解り切っていないのだ。

>>527
「確かに、機械は初期性能は高いがその分の伸び幅が少ないんかもしれんな。
…僕等のやってる異能付与、万人に使えたらええねんけどな。
異能とその身体能力を合わせれば、あんたの限界とやらも超えられるんかもしれん」

529ムラサキ:2010/04/25(日) 23:14:30 ID:ZOM.z7ps0
>>526
「でぃす? いずいっと?」

変なところの知識はあるバカ機械であった。

「おーお前包帯ぐるぐるじゃねーか、ケガニンは外で歩いたら駄目なんだぞ」

>>527
「よくわかんねーけど、戦闘用に調整されてるから兵器だろ?」

そうじゃなかったらただの重いだけの鉄屑である。

「んー、知らんけどなあ。自分が何処にいた誰なのか、わかんねーんだ」

軍服に縫いつけられたエンブレムは、カノッサ機関の空軍兵を表すもの。
それすらも彼は覚えていない。

>>528
「俺様最強だし! いねーしジョウイゴカンとか!!」

ああ、漢字の書けない現代人。

「たぶんそーだろな、情報が外に漏れないように初期化されたんだと思う。
 そーすっとどっかデカい組織にいたっぽいなあ俺様」

機関のエンブレム、金の刺繍が街灯に照らされる、錯覚。

530ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 23:18:17 ID:WVrfsEdY0
>>527
「あう〜…そうなの、「たいかい」のためになの〜!」
【そう言ってごくごく飲む】

「ちからいれたらこれとれちゃうからなの〜…」
【包帯をうねらせている】

>>528
「うん、むりしすぎてたかもしれないの」
【反省するように頭を下げる】

「あう〜、ほーたいをもっとうまくうごかせるよになの〜」
【そう言って背中から無数の包帯をにょきにょきと動かす】

>>529
「あう〜。『でぃす』がなまえなの〜」
【少し慌てるように言う】

「えっと、だいじょぶなの〜。いたくないからなの」
【手をふっていう】

531沢桐 創:2010/04/25(日) 23:24:23 ID:fKMiAOfo0
>>528
「異能投与ってなんだよ、怪しい響きだなおい」

「勘弁してくれ、怪しい物に手出したら後戻りできなくなったんだ」
興味はあるようだが、拒む。

>>529
「まぁそういわれりゃそうだな」
意外とまともなこと言うな、と思いつつ、エンブレムが目に留まる。

(…?このマークは…どっかで見たな。
 たしか………カノッサとか言ったか)
名前だけは聞いたことがあるらしい。

>>530
「大会か…」
自然とに浮かぶ狐面のヒーロー。

「…ちっくしょう!」
ベンチの瓦礫を踏みつける。
大会の話は心が不安定になるようです。

532No.3:2010/04/25(日) 23:31:50 ID:ZY44/EXI0
>>529
そのエンブレムに彼は見覚えがあるような気がして、目をとめる。
だが、思い出せずにまた目をそらした。
「大きい機関、か。僕の研究所も100人単位で実験しとるけど、…それよりも
でかいんかなー」
そして怒るムラサキに笑って答えた。
「まぁ、そう思うならそれで良いやん、僕は更なる上位より上に立つ事が目標やからな、
そういうことも言ってしまうんやけど。」

>>530
「オーバートレーニングは体に悪いからな。
…包帯を操るってのもまた不思議な異能やなー、操作系って考えるとNo.100が
近いんか…」
数字は別の実験体の名前だろう。

>>531
「おいおい、怪しい響きとちゃうわ。僕かて元々凡人やったけど、17かそこらで
人工的に異能を発現したんや。」
「今まで20人以上の異能者を作って来たし僕もその一人やけど、失敗は無かったで」

それは彼の研究所に対する自信のあらわれであろう。

「まぁ選択肢として持ってみるんもありかもしれんで。…後戻りする道を残してたら、
僕らの辿り着くところはたかが知れてるんやから」

それは『元』凡人の言葉だった。

533ムラサキ:2010/04/25(日) 23:34:09 ID:ZOM.z7ps0
>>530
「でぃす。ディス。Dix。おっし覚えた」

何回か噛み砕いて、呑みこむ。

「怪我じゃないならなんで巻いてんだ。そういうの流行ってんの?」

>>531
「そこでよお、俺様考えたんだが。軍服着てるじゃん」

やけに真剣な顔をして、声を潜める。
他に誰も見てねえよなあ、と注意深くきょろきょろあたりを見渡して――

「……俺様、どっかのでけえ国の将軍だったりして――どうしよう」

バ カ 発 動 。
いや、そのりくつはおかしい。

>>532
「とりあえずでけーだろ。なんせ俺様がいたんだからな!
 ふぁーっはっはっはっはhゲホッゴホッ」

噎せた。

「向上、ってヤツかー。俺様もそういうの必要だよなー。
 能力頼りでやってたら、どっかで止まるだろうし」

534ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 23:37:11 ID:WVrfsEdY0
>>531
「あう〜、そ〜な」
【微笑んでいたのだが】

「のあ!?どしたなの…?」
【軽くビビりながら創を見る】

>>532
「あう、きおつけるなの」
【反省している表情だ】

「…あう〜…ひゃく?
 だれなんだろなの」
【似てる?と言われる人のことを聞き、首をかしげる】

>>533
「あうあう、ありがとなの」
【嬉しそうに礼をする】

「えっと、けがはしてないわけじゃないんだけどなの…
 いたくないってことなの〜。」
【少し慌てている】

「あと、ほーたいうごかせるからなの〜」
【そう言って包帯を動かして見せる】

535沢桐 創:2010/04/25(日) 23:42:59 ID:fKMiAOfo0
>>532
「余計怪しいわ」
あんまり信用する気になれないようです。

「…まぁ、そこまで言うなら考えるだけ考えとくよ。
 考えるだけで終わるかもしれないけどな」

>>533
「将軍か、そりゃいい」
それを聞いて笑う。
だが別にからかってる訳ではなく、

「もしそうだったら…リンゴジュースの分増やして返せよ」
ノっているようです。

>>534
「…いや、なんでもねぇ。なんでもねぇから…悪い」
目がチカチカする。
それは沢桐の主観でなく、客観的に見て。
黄と緑に、目が点滅していた。

536No.3:2010/04/25(日) 23:52:07 ID:ZY44/EXI0
>>533
「そう、向上。伸びるところは伸ばさんと、せっかく得た異能がもったいないからなー」

「将軍にしても、なんにしても、向上を忘れた先にあるんは停滞や。
僕は前に進み続けなあかんのやなー」

>>534
「すまん、ハンドレットは友達の名前や。…音を操作出来るから、似てるな、と思ったんやけど、
そう考えたら僕も重さを操作出来るんか、一概に何かを操作する能力ってのは
定義しにくいな」

ちょっと難しいことを言ってみるのも、彼の癖だ。

>>535
「是非そうしー。…まぁ、全然戦闘には役立たん能力のやつもおるけどな。
狙った異能を出せる段階には無いからなー」

笑って告げる。


「さて、そろそろ僕はお暇するで、明日もちょいと早いしな。
んじゃ、おやすみ。」

歩いて去っていく。その後姿はどこか安堵の表情があった。

//すみません、眠いので落ちます!ありがとうでした!

537ムラサキ:2010/04/25(日) 23:55:19 ID:ZOM.z7ps0
>>534
「おお、おおお……すっげー、生き物みてえ」

蠢く白に目を奪われる。きらきら。
彼は元来子供っぽいのであった。

>>535
「だったらな!
 リンゴ酢にして返してやるわふぁーっはっはっは!」

それはそれでどうかと思います。

>>536
「そだなー。俺様最強だしな」

そういうはなしは してません。

「パンありがとよ、またなー……
 俺様も行くかあ」

ふああと欠伸を一つ、彼もまた空を切って帰って行く。

538ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 23:56:55 ID:WVrfsEdY0
>>535
「う〜…」
【心配そうな顔で創を見つめる】

「その…その、…たいかい…のこといったらいけなかったのかなの…」
【どこか罪悪感がありそうだ】

>>536
「あう〜?そうなの〜…
 う〜…むずかしなの」
【む〜…と首をかしげながら言う】

「あ、またねなの〜!」
【そしておっきく手を振って見送った】

>>537
「あうーそんなにすごいなの〜?
 ありがとなの〜!」
【にっこりほほ笑んで言うと】

「さよならなの〜」
【こちらも大きく手を振って見送った】

539沢桐 創:2010/04/26(月) 00:04:02 ID:fKMiAOfo0
>>536
「…ん、じゃあな」
安堵の表情を浮かべるNo.3とは正反対に、
沢桐は何処か優れない表情で見送った。

>>537
「い…いらねぇ」
nknhtは結構好きだったりするが。

「じゃあな」
空を行くムラサキを手を振って見送る。

>>538
「…いや、何も悪くないんだ…!
 悪いのは…遅かった俺なんだ…!」

目の点滅はやがて収まる。

「…速く…もっと速くならないと…!」

540ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/26(月) 00:09:00 ID:WVrfsEdY0
>>539
「あうあう、はやく?えっと…
 もっとはやくなの?」
【よくわからないまま声を上げる】

「う〜…どしたら…」
【どう言葉をかけていいか…ディスの会話力ではちょっと難しい】

541沢桐 創:2010/04/26(月) 00:13:35 ID:fKMiAOfo0
>>540
沢桐はそのまましばらく何も言わない。

30秒ほどして、再び口を開いた。
「…ディス…俺は大会負けたけど…お前は頑張れよ」
取り繕ったような笑顔でそう言うと、ゆっくりと何処かへ向けて歩いて行った。

542ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/26(月) 00:16:06 ID:WVrfsEdY0
>>541
「…あう?えっと、うん…
 がんばるなの」
【ガッツポーズをとって見送って行った】

「…う〜?…なんだかきょうはいろんなおとがするの」
【遠くに聞こえる爆音を気にしながら、ディスは去っていった

543名も無き異能都市住民:2010/04/26(月) 22:13:28 ID:HnkBBDEo0
――王よ!
――我らが王よ!




「はぁ……はぁっはぁっはぁっ…………くそ」

 冷や汗を滝のように流し、闇の中で男は悪態を吐き出す。

「反転の感覚が短くなってやがる。正気でいられるのも、こうは長く……ぐがッ」

 急にうずくまり、両手を着いて四つん這いに。
 そして口を大きく開けたと思うと、破裂するように吐血した。
 飛沫が散り、紅い鏡が男の下に出来上がる。

 それにしても、血の量が多い。
 この男一人を雑巾のように絞っても、こんなに大量の血は出てこないだろう。
 しかし男は失血で倒れるどころか、まだ出したり無いように涙腺や鼻、耳から血を流し続ける。

「が……ぎぎ……ぎぃぃいいい……」

 男……と、表記していたが、それは単にそのしわがれた声で判別していたに過ぎない。
 月明かりに照らされたそれは、人間の男とはかけ離れた姿を持っていた。
 一言で言えば……異形。
 真っ赤な目から紅の涙を流し、二列に並んだ牙と歯を打ち鳴らす。

「ぎぃ い  ぃぃいいい い  ぃ  ぃいいい  いい いいいいいいいい!!!!」

――王よ!
――我らが王よ!!

「だアアァぁああああまアあぁァあああぁああああれェえエェぇえエエぇぇぇええエエエエ!!!」

 最後に叫び、そして、
 クロスはまた、人としての意識を手放した。
 今宵もまた、罪人は跋扈する。

544甲/:2010/04/26(月) 22:17:24 ID:8T2n/t1U0
「――…やれやれ…」

街灯の上

「…………やれやれ」

溜息と共に呟く言葉は風に消え

見下ろす先には異形の徒

「番外戦、行くぞコラ」

ふわりと赤マフラーが夜風に舞い
甲は死地に降り立った

545ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/26(月) 22:20:38 ID:WVrfsEdY0
「うぐう?」
【ディスは思わず食べていたパンを取り落とす】

「…な、なにがおこってるなの?」
【震えながらディスがその場に立っていた】

546上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/26(月) 22:48:42 ID:.6prKP66O
「……」
【無表情で眺めたその光景……】
 
「私も……戦える事が出来れば……」
【昔の、学生の頃が懐かしい……皆と肩を並べ、背中を預けながら戦った日々……】
 
「……悔しいな〜……」
【おとぼけた声、それは微かに震えていた】
 
【男の体は既に手遅れな状態……ボロボロなのだ……】
 
【戦えば命を縮める……男にはやるべき事がある……だから彼はかつての戦友達を信じて、戦いには参加しなかった】

547沢桐 創:2010/04/26(月) 22:57:04 ID:fKMiAOfo0
「はぁ…賑やかな事だ」
事件現場から少し離れたところで、男は呟く。
近くで知り合い達が戦っているとも知らずに男はじっと立っていた。

「仕事、溜まってるかなぁ…」

548上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/26(月) 22:58:45 ID:.6prKP66O
>>547
「ん?創じゃないか……」
【創に気付き、意気揚々と近づいてくる白服の男】
 
「最近調子はどうだい?」

549沢桐 創:2010/04/26(月) 23:01:18 ID:fKMiAOfo0
>>548
「…全然だな」
挨拶もせずに言った。

「騒がしいな、何かあったのか?」
イベントB方を見ている。

550上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/26(月) 23:03:07 ID:.6prKP66O
>>549
「愛すべき馬鹿野郎を目覚めさせる為にみんなが戦っているんだよ……」
【同じ方向を眺めてため息を吐く】

551沢桐 創:2010/04/26(月) 23:06:02 ID:fKMiAOfo0
>>550
「あ?なんかの祭りか?」
多分盆踊りみたいな儀式を想像している。
「楽しそうでいいな…」
何も解っていないっぽい。

552上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/26(月) 23:12:31 ID:.6prKP66O
>>551
「楽しそう……そうだな、仲間を取り戻す為に戦うのは楽しいさ」
【微笑みながら言葉を返す、しかし……瑠璃色の眼は笑っていない……鋭く創を射抜く】
 
「だが、実際はみんな必死なんだ……あまり不謹慎な事は言ってはいけないよ?」

553沢桐 創:2010/04/26(月) 23:17:34 ID:fKMiAOfo0
>>552
「…ああ…?」
鋭い目に違和感を覚える。
ただ事では無いということは解ったようだが…。
「まぁ、向こうは向こう、俺は俺だ」
今は関わり合いになる余裕が無い、と言った感じだ。

554上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/26(月) 23:20:48 ID:.6prKP66O
「そうだな……向こうは向こう……こちらはこちらか……」
【眼が普段の鋭いが優しさを携えたものに戻る】
 
「何かあったのか?」
【不意に創に尋ねる、自分も余裕が無いのだが、他の人よりは余裕なつもりだ】

555沢桐 創:2010/04/26(月) 23:26:36 ID:fKMiAOfo0
>>554
「…まぁ、それなりに」
ずっと遠くを見て眼が疲れたのか、眼を押さえる。

「どうしたら…もっと速くなれんのかな…」

556上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/26(月) 23:36:59 ID:.6prKP66O
>>555
「鍛えれば速くなるんじゃないか?」
【キョトンとした後に言った台詞がこれである】
 
「何故そんな事を?」

557沢桐 創:2010/04/26(月) 23:40:50 ID:fKMiAOfo0
>>556
「鍛えても意味ねぇよ、機械だから」
首を振り、上弦に思い出させるように脚を鳴らす。

「…いや、いいんだ。聞き流してくれ。
 やっぱり自分で探す」
ため息をついた。

558上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/26(月) 23:47:27 ID:.6prKP66O
>>557
「誰が脚だと言った?」
【笑いながら上弦は胸を叩く】
 
「大切なのは心さ……ハートだ!」

559沢桐 創:2010/04/26(月) 23:50:02 ID:fKMiAOfo0
>>558
「…はぁ…」
ノリが悪い。重症だ。

「心で光速に達せるなら俺はこんなところにいねぇよ」

560上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/26(月) 23:57:50 ID:.6prKP66O
>>559
「まぁ、聞けよ……」
【創の肩を叩き、上弦は続ける】
 
「何事も心は大事だ……
心を持つ者は持たぬ者よりも何倍も強くなれる……」
【ロマンチストの上弦は語る】
 
「今の君は速さに固執するあまり大切な事を忘れているんだ……どうせ誰かに負けたんだろ?
確かに、固執も大切な執念と言う心だ……
だが、心は執念だけか?
相手はどんな人だった?
心を重んじる者ではなかったか?」

561沢桐 創:2010/04/27(火) 00:12:39 ID:fKMiAOfo0
>>560
「ヒーロー…って名乗ってたな」

「正々堂々と戦うとも言っていた。
 実際にそうだったんだ。
 それで負けた」
沢桐はまだ眼を押さえている。

「だから負けたことは悔しくは無い。
 けどな…やっぱり悔しいんだそうだ」
眼にグッと力が入る。
「俺じゃねぇ、”光速の男”の名が…悔しがってるんだ」

562上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/27(火) 00:24:04 ID:.6prKP66O
>>561
「やれやれ……だからさ、信じるんだよ、相手はヒーロー……正義か何かを信じていたんだろ?」
【上弦は、真面目に答えている、傍から見ればふざけた答え、しかし、上弦は真面目だ】
 
「速さへの執念、速さへの渇望、速さへの羨望、速さへの希望、絶望、自信、熱血、憧れ、目標……他にもいっぱいいっぱい!
全てひっくるめて心だ……信じろ、憧れろ、固執しろ……そして強く想え!」
【上弦の言葉は届かないかもしれない、でも、上弦は友人の為に語る】
 
「たかだか一人に負けた位でなんだ!?
お前は光速の男だろ?
負けたなら次は勝てばいい!
常に心を保て、相手は正義を信じた者……
お前は自分が光速であると信じろ!!
常に進化する、最光速の男になれ!」

563酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/27(火) 00:24:54 ID:OsqUwaYQ0
>>561
つーかさー、そもそも言うほど速いの?
問題はソコよねぇ。
【コンビニおにぎりを大量に抱えた黒服の女が、通りすがりに疑問を放り投げる】
【背中を向けてぴたりと止まって、意地悪いニヤニヤ顔をぐるりと回して振り向く】
名前倒れじゃあカーッコワリーぜェ?
【クックッと喉を鳴らし肩を上下して笑い出す】

564沢桐 創:2010/04/27(火) 00:32:26 ID:fKMiAOfo0
>>562
「…勝ち負けじゃねぇ!」
上弦の胸倉を掴む。

「それに…光速の男はもう…名乗らねぇ!」
真の光速を見せ付けられたあの日から、沢桐は自分の二つ名を名乗れなくなっていた。

>>563
「そうだよ…名前負けだ!
 だから捨てた!」
中途半端な自分が名乗ることで、名前を汚したくはない。

565上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/27(火) 00:37:21 ID:.6prKP66O
>>564
「だから、心を鍛えろと言っただろうが……」

566酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/27(火) 00:38:32 ID:OsqUwaYQ0
>>564
オットコっらしー。
【ひゅうっと口笛を吹いて、冷やかすように】
それならそれで、これからも頑張りな。
少なくともこのか弱〜いレディ〜に追いつけるくらいは速くなったほうがいいよ?
あっははははははは!!
【首を後ろへ曲げて高笑いし、落ちそうになったおにぎりをゆすって腕の囲いへ押し戻す】

567沢桐 創:2010/04/27(火) 00:48:00 ID:fKMiAOfo0
>>565
「黙れ…!」

ゆっくりと眼を開く。
だが、上弦の眼に映るのはいつもの黄色ではなく、緑色。
沢桐の眼は、緑色に輝いていた。

>>566
「お前は…俺よりも速いのか…?」
緑に変わった眼を虎姫に向ける。
上弦の襟から手を離し、虎姫にゆっくりと近づいていく。

568上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/27(火) 00:53:55 ID:.6prKP66O
>>567
「やれやれ……」
【虎姫に近づいていく姿を見ながら】
 
(私では無理だったか……
私の言葉は誰にも届かないんだな……
寂しいよな……やはり、私は存在しても無意味な存在だったのかな?)
 
「後は、虎姫さんに任せるか……邪魔者はさっさと退場だ……」
【上弦はその場から立ち去る
きっと、自分の言葉は誰にも届かず、誰にも必要とされない……
上弦は悟っていた……ここが潮時であると……】

569酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/27(火) 00:54:06 ID:OsqUwaYQ0
>>567
イェー、ザッツライ。
それこそ『光も意のままに』、嘘だと思うんならどうよ?
【おにぎり――十個ある――をひょいと空中に放り投げると】
【虎姫の頭の上で狂いなく一列に連なり、ぐらぐら不安定なタワーを作り上げた】

【その塔の下でバランスを取りながら、手拍子・歌うはわらべうた】

お〜にさーんこ〜ちら、手ぇのなァるほーおえー♪
【ゆったりゆっくり、とても速いとは思えない大股の歩調で沢桐に近づいてくる】

570沢桐 創:2010/04/27(火) 01:04:27 ID:fKMiAOfo0
>>568
遠ざかる上弦を気にも留めない。
その理由は恐らく、上弦に速さが無いからか。

>>569
おにぎりが投げられると、立ち止まる。
それが頭の上で積み重なると、沢桐は一歩踏み出す。

虎姫の背後に、沢桐が移動した。
一歩。普通の人間ならそれしか見えなかっただろう。

―カチャン…カチャン…

そのまま沢桐は、どこへともなく歩いていく。

571酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/27(火) 01:10:33 ID:OsqUwaYQ0
>>570
――うーわっ、速っ。
【そう聞こえたのは、沢桐の前】

【全くの音もなく、まるで電灯に照らされた影のように】
【ポケットに手を突っ込み、同じ歩調の同じスピードで沢桐の前を歩いている】
【一瞬の間に――交錯し、回り込んだのだ】

いや、ちょっと馬鹿ンしてたわ、マジビビった。
お陰で回りこむんに大慌てだぜこっちゃ。
【首だけで振り向くとさも「参ったぜ」と言わんばかりの(つまり演技くさい)笑み】

572沢桐 創:2010/04/27(火) 01:21:52 ID:fKMiAOfo0
>>571
一瞬、眼が点滅する。
緑から黄に。そして再び緑に。
それは動揺だったのかもしれない。

「…まだだ…まだ…速さが…!」

そう呟くと、虎姫の前から沢桐は消えた。
沢桐は姿を現さない。
勝負は預けた、そんなところだろう。

573酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/27(火) 01:30:40 ID:OsqUwaYQ0
>>572
……速さは足りてるじゃん……アホくさ。
光の速さなんて到達出来るワケないんだよ。エネルギーが理論上――
【頭を振るって、頭上のおにぎりを全てまた腕に抱える】
【しかし何故か、虎姫の頭は一つの考えを放棄しなかった】
【「有り得そうだなぁ」】

――アイツは……本当に光くらい、速くなれそうな気がする。

【眉根を寄せて溜息一つ】

ま、それも今じゃ無いか。もっと視野が広がったあと、かな?
【ちょっとだけ残った興味の光を瞳から消し去って、さっさと家路についた】

574ヴァイス:2010/04/28(水) 20:35:53 ID:ZOM.z7ps0
ご近所さんが大怪我をして死にかけたらしいので見舞いに行った。
とりあえず一命は取り留めたらしい。千夜の技術は世界一ィッ!
だけど、ベッドで眠る彼(彼女と言っても違和感はないが)の、なにかがおかしい。

(怪我は回復して行ってる、順調すぎるほどに)
(なのになんで)

(生命力そのものが、弱っている?)

人間ではない彼が分かったのは、それだけ。
魔女がいれば分かったんだろうが、奴は今日も空で魔を編んでいた。

575甲/:2010/04/29(木) 00:44:08 ID:IhYRqM3I0
【都市のどこか】
ほんのり高く、ほんのり暗く、なかなか邪気ぃ場所

「……」
しゃがみ込み、眼下を見下ろす
たまに空も見てる

ほんのり強い風に、少しだけ揺れる赤いマフラー

「――」
目を瞑る
その場所よりもさらに暗い場所に視点を移して―――思い出す

《紅の異形》
《惑星をも砕く咆哮》
《異次元の破壊力》
《目の前に揺らめく死》《死》……《死》

「結局のところ……」強がってみたけれど

俺は、あの時
本当にほんとうにどうする事も出来なかった

事態が収束したのは、蓋を開けてしまえばアイツの自己解決
俺は、あの場に、"居ただけ"

「……普通に、怖かったよなぁ」

口に出してみると、素直に気持ちが飲み込めた
手を伸ばしても届かない現実の、何と多い事か

過去の財産で食い繋ぐ俺と
未知の脅威を育むアイツ

垣間見えた絶望的な"差"に、何故か悔しさは無く

緩慢な溜息と
「やれやれ…」というお決まりのフレーズ

それは、"認める"事を
思いの他簡単に出来てしまった自分への、驚きに他ならなかった

576No.3:2010/04/29(木) 21:28:40 ID:ZY44/EXI0
公園にトラックが到着する。
大きな廃材を山ほど積み込んだトラック、その荷台の上に男は居た。
何のことはない動作で、足元のゴミ山の中の「それ」を持ち上げる。
――電話ボックスを。

「よいしょっ」

軽く上に放り上げ、片手でもう一度受け止める。

「…うん、これも使えるやん。他には…」

電話ボックスを地面に置き、またゴミ山を物色し始めた。

577リャザン:2010/04/29(木) 21:35:23 ID:fKMiAOfo0
公園に定期的に来るおでん屋台。

「最近沢ちゃん見ないなぁ…。
 サボってても家には居たりするのに」

屋台には似合わぬアフロがブツブツ言いながら座っていた。

「…なにあれ」

屋台の親父の肩越しに、謎のトラックを見つける。

578No.3:2010/04/29(木) 21:41:10 ID:ZY44/EXI0
>>577
次にゴミの山から出てきたのは自動販売機が二つ。
それぞれ両手に持った男が、ありえない高度までそれを投げ上げ、受け止める。
まるで遠近の狂ったお手玉のように。

「…こんぐらいかな、町にある中で使えるんは」

そしてトラックの主はゴミ山から降りて、屋台を見つけた。

「…屋台か、…使いやすそうやな。」

そのまま、男が屋台に近付いてくる。

579リャザン:2010/04/29(木) 21:46:05 ID:fKMiAOfo0
>>578
「…なんか降りてきた…自動販売機でお手玉してるし」

あまり予想外と言った顔はしていない。
異能者は見慣れているようで。

「どうも、変わったお散歩ですねぇ」

屋台の脇から顔をだし、手を振る。

580No.3:2010/04/29(木) 21:50:47 ID:ZY44/EXI0
>>579
「ありゃ、人が…そりゃ屋台なんやから人おるか、ごめんごめん」

謝る白衣の男。金髪碧眼の容姿にミスマッチなしゃべり方である。

「散歩、ちゅーかあれやな、実戦の準備。いつもの武器以外でも戦えなあかんし…」

そこまで言って、屋台の主が先程の光景を見ていたことに気付く。

「…あれ、あんま驚かへんねんな、結構無茶してたのに。
もしかしてあんたも異能者か?」

581リャザン:2010/04/29(木) 21:55:06 ID:fKMiAOfo0
>>580
「まぁ、職業柄見慣れてますし」

異能の有無は明かさない。
ちなみにまだ異能に関しての設定が無いとかではない。
絶対に。多分。おそらく。

「屋台もお手玉にする気だったんですか?」

ちらりと屋台の親父を見る。客が少ないせいか寝ていた。

582No.3:2010/04/29(木) 21:59:02 ID:ZY44/EXI0
>>581
「職業…?もしかして屋台出すんは裏の顔、しかして実態は…とかそんなんか」
興味津々な白衣の男。
「…人がおらんかったらちょっと『持って』感触を確かめようと思ったんやけど、
あそこで寝てるおっちゃんはともかくあんたがいるからな、今は止めとく。」

今は、の時制条件が凄く不安であった。

「近々戦う必要があるんよね、この町で。
その時に出来るだけの対応を考えなあかんからな、色々武器にならんか試してるんよ」

583リャザン:2010/04/29(木) 22:07:34 ID:fKMiAOfo0
>>582
「いやぁ、僕は客だよ。
 普段のお仕事は秘密ー」
おでんの入った皿を見せ付けるように持ち上げる。

「へぇ、物騒な話だね」

口ヒゲにアフロだってちょっと危なそうな外見だが。

584No.3:2010/04/29(木) 22:15:49 ID:ZY44/EXI0
>>583
「なるほどなるほど。秘密の仕事っちゅーのはあれやな、
正義の味方か悪の組織か、そういうとこやな」

どこまでも適当である。

「物騒やろ、もしあんたが戦えるんなら強力して欲しいくらいやで。
僕も強いけど、あいつらの本気がどんなもんかまだ知らんし…」

「それに、あんまりこの街壊したくないしなー、良いところやし」

585リャザン:2010/04/29(木) 22:22:53 ID:fKMiAOfo0
>>584
「悪の組織に近いかもねぇ」
へらへらと笑っている。
本気で言っているのか冗談で言っているのかは解らない。

「悪いけど、僕は関わる気にはなれないよ。
 命は惜しいし」
こんにゃくを齧りながら言った。

586No.3:2010/04/29(木) 22:26:38 ID:ZY44/EXI0
>>585
「そうか、僕等も悪の組織に近い感じかな。研究者でね、ここじゃ嫌われっぱなしやし。
所長は良い人やねんけどなー」

職業研究者。研究所所属。それがこの街では忌み嫌われる対象になりうる。

「悪の組織か、この街でそんなこというたら結構本気っぽいからな、
…世界征服とか、スタンダードな狙いがあったり?」

「そうか、残念やなー。…そや、名前。聞いとらんかったわ、
僕の名前はスリーやけど、あんたは?」

587リャザン:2010/04/29(木) 22:33:49 ID:fKMiAOfo0
>>586
「さぁ?その辺も含めて秘密…
 って言いたいけど本当は下っ端に値するから知らないだけね」
悪の組織というのは本当らしい。

「僕はリャザン。
 スリーさんね、宜しく」

//研究所って、キャラ紹介を見る限り、
//http://www12.atwiki.jp/elusion/pages/40.html
//とは別物と考えていいんでしょうか
//ちなみにリャザン、沢桐は上の所属となります

588No.3:2010/04/29(木) 22:39:10 ID:ZY44/EXI0
>>587
「なるほどね。情報統制までしっかりしてるやん、うちとは大違いや」
笑う。
「リャザン、悪の組織のリャザンさんね。まぁ悪者?同士よろしくなー」

にこやかに返答した。

//別の研究所です、わざと混同させるように言ってます、ややこしくてごめんなさい!

589リャザン:2010/04/29(木) 22:44:02 ID:fKMiAOfo0
>>588
「悪の組織のリャザンよりも、アフロのリャザンって覚えてもらえるほうが光栄だなぁ」
まぁ、珍しいし。
「悪者同士ねぇ、同僚としかめったに付き合い無いし、そんなことは言われたこと無いなぁ」
狭い社会をお持ちのようで。

590No.3:2010/04/29(木) 22:50:20 ID:ZY44/EXI0
>>589
「アフロのリャザンね、心得た。僕もそういう二つ名みたいなんが欲しいわ」
アフロの を二つ名であると判断する。

「そういうもんかね、僕等は実験体同士仲良いし、結構交流してるんやけどな…
まぁ、自分の手の内は友達にも見せへんのが礼儀やけどねー」

591リャザン:2010/04/29(木) 22:56:49 ID:fKMiAOfo0
>>590
「二つ名って…そこまで大層なものでも無いけどね」

「手の内?さっきのお手玉は手の内とは違う訳?」
もっとすごいのがあるのか、思案する。

592No.3:2010/04/29(木) 23:11:45 ID:ZY44/EXI0
>>591
「いや、結構目立つで、それ。名前聞いても、あー、あれがアフロの…ってなるし。
良いよなー、そういう何か称号?みたいなん、欲しいわー」

「さっきのは、『武器になる』か、感触確かめてただけやしな。
つまり、僕の武器はあれじゃ無いわけよ。…見るが早いかな」

背負っていた黒の箱が開き、金属の棒と板のようなものが数本飛び出した。
何らかの魔法が働いているのか、それらは自動的に組み合わさって、巨大な金属塊を作り上げる。

「矛。便宜上は。まぁ、切れ味はあんまり無いけどな」

遠近の狂った7mの金属の塊を右手だけで支える男の姿がそこにあった。

「あ、別に見たからって気にせんでも良いよ、手の内じゃなくてただの武器やし。」

593リャザン:2010/04/29(木) 23:19:54 ID:fKMiAOfo0
>>592
「二つ名といえば同僚に二つ名持ってて自慢げに言いふらしてる奴が居るねぇ。
 自称以外の何者でも無いけど、最近見ないなぁ」

矛?いいえただの鉄塊です。
少なくともリャザンにはそうとしか見えなかった。
「ごっつい物持ってるなぁ…ホントに振り回せるのそれ?」

594No.3:2010/04/29(木) 23:26:12 ID:ZY44/EXI0
>>593
「なんやそいつは、くそ、僕も二つ名欲しくなってきた。
どんな奴なん?」
ちょっと不機嫌そうなのは既に二つ名を持っているからだろう。
「うーん、考え出すと良い名前って無いなー…」

「『DREADNAUGHT』、僕の武器やね。
無論、振り回せんと武器じゃ無いし、投げたり薙いだりも出来るで。
総重量は500kgちょい、長さは7m、フルスイングでぶち当てれば」

あそこのトラックが飛ぶ、と彼はゴミ満載のトラックを指差す。

「特注品やねん、良いやろ。」

そして素直に自慢してくる。
男には取り立てて筋肉がついているわけでもなく、むしろ痩せている方だろう。

595リャザン:2010/04/29(木) 23:32:34 ID:fKMiAOfo0
>>594
「沢桐創って言って、光速の男とか言いふらしてるね。
 脚が機械ですごい速いんだけど、光速と比べれば全然遅いよ」
やれやれと首を振る。

「うらやましいって言うか…そんなのを振り回せる能力がすごいよ」
見た目から判断して筋肉ではなく能力で持っているのだろうと推論する。
「でも爽快だろうなぁ。その武器にちなんだ二つ名考えればいいんじゃないかな」

596No.3:2010/04/29(木) 23:43:12 ID:ZY44/EXI0
>>595
「…会ったで、そいつ。なるほどな、肩書きは光速やったんか…」
同じ公園で。リャザンの仲間と出会っていた。
「改造人間って話やな、それ故の限界を感じてた…
なるほど、あの時肩書きを名乗らなかったんは、…光速を失ったか、
…負けたか。」

推論。研究者としての彼の一面が姿を見せる。

「僕も元々一般人でな、人工的にこの能力を持った。17歳くらいや」

矛で遊びながら、男は語る。

「人工的な究極の異能で天然の異能者の全てを越える。
まぁ僕等が目指してるんはそんなところかね。あるいは全人類の異能化か…
別に僕らが得することは無いけど、好奇心には逆らえへんよね」

屈託の無い笑みが逆に恐ろしい。

「こいつにちなんだ、か。…鋼鉄、じゃあかんな、俺が固い見たいや。
矛が入る上手い名前は無いもんかなー」

597リャザン:2010/04/29(木) 23:58:15 ID:fKMiAOfo0
>>596
「へー、沢ちゃんそんな深いこと考えれたんだ」
沢ちゃんと言うのはリャザンの沢桐に対する愛称である。
「光速を失うっていうか、最初から持って無いよあいつは。
 それが目標…ってだけで。」

「そうなったらもっと強力な…それを超える…とかで無限にインフレが続きそうだなぁ」
まるでジャンプ漫画だ。

「矛…ねぇ」
本当に矛かよと思いながら。

598No.3:2010/04/30(金) 00:05:38 ID:ZY44/EXI0
>>597
「…まぁ、僕の推測やけど。ほぼ初対面みたいな感じやけど、
人を読むのは好きやねんなー」
「…持っていないものを二つ名にして言いふらすんか、
己の最終目標の自己宣誓、相当な胆力やねぇ」

あくまで推測。だが彼はその推測で人を計ろうとする。

「無限インフレか、…今のところ、天然の戦闘向き異能者と張り合えるような
ウチの人工異能者は4、5人ってところやからなー、まだまだ僕らも目標には届いてへんねんな。」
「それに人工って言っても、望んだ能力は手に入らんし、不便なもんよ。」

「…形だけは矛やけど、まぁ刃の厚さが厚さやからね、
切れ味は無いに等しい。逆に、切れ味なんて必要無いんやけどな。
棍棒や剣でも良かったねんけど、大きくするとデザイン的に悪そうやん?」

元々大きな武器である矛ならば、巨大化しても…いや、やっぱりおかしい。

599リャザン:2010/04/30(金) 00:14:31 ID:fKMiAOfo0
>>598
「結構深い訳があるらしいけど、話してくれないんだよなぁ…。
 誰かに憧れた、とかは言ってたけど」

「4,5人って、何人ぐらい実験してその数なの?」
全体の何割か、が解ればその目標の大きさが見えてくるだろう。
見えるだけだけど。

「形除いたら矛って言うより槌ってことかぁ…。
 なんかこう、重さに関する二つ名はどう?」

600No.3:2010/04/30(金) 00:22:33 ID:ZY44/EXI0
>>599
「…大切な事らしいなぁ、どうも。
速さ、か、力じゃなくてそこに憧れるってのは、何とも渋いな。」
「しかし、となると沢桐の改造は意図的なもんなんかいな。」

「100人。100人中20数人が能力を安全に開花、4、5人が
戦闘向きやった。所長の意向で、99%以下の成功率なら
開花をさせへんから、実際にはほとんどが能力を開花出来てるはずやで」

全体の数%。しかし彼らが全員凡人だったことを考えれば、
それだけでも驚異的な数値であろう。

「重さ…?良いところ突くなぁ、その通り。僕の能力は質量の変化や、簡単には」
「しかし、光速、とか、疾風、とかは格好良いのに、
超重とか圧砕とかは何かピンとこーへんなー」

601リャザン:2010/04/30(金) 00:30:25 ID:fKMiAOfo0
>>600
「今より光速に近づけるならなんでもする、見たいな性格だからなぁ。
 後先考えないタイプというか…」

「二割の内の更に四分の一かぁ、きつい数字だね。
 その中にスリーは含まれてるのか、やっぱり」
先ほど戦うとか言ってたし。

「いやなんか重そうだったしいいかな、と思って」
案外適当に言ったらしい。
「別に二字熟語に拘る必要も無いと思うけど」
余計視野を広げなければいかないが。

602リャザン:2010/04/30(金) 00:39:07 ID:fKMiAOfo0
//矛盾発見、今より光速に近づけるならなんでもする、見たいな性格だからなぁってのは以前の沢桐の性格になります
//No.3の申し出を以前痛い目にあった、見たいな理由で拒否してたし
//あくまでリャザンの客観的な見解ということで。

603No.3:2010/04/30(金) 00:40:19 ID:ZY44/EXI0
>>601
「…僕と一緒やな。現状に満足してたんやったら、究極目標になんざ
到達出来ん。後先考えてたら、想像の範囲の未来しかやってこーへんのやな」

自分に言い聞かせるように、男は言葉を紡ぐ。

「今んところ、どんな凡人でも20%くらい異能者になる事が出来るんやけど、
いきなりそんなことしたらパニックやからなー。
…勿論。まぁ、『戦闘向き』の基準は政府が決めたもんやねんけどな。
後2人、災害レベルで戦闘向きの異能者がいる。後はまぁ平和なもんやね。」

雲を操って物運べる能力とか、と面白そうに呟いた。

「重いのは確かやけどな、うーん、へヴィーとかビッグとか、
中々良い単語が無いな。武器の方がよっぽど良い名前やわ」

604リャザン:2010/04/30(金) 00:52:23 ID:fKMiAOfo0
>>603
「中々に深いこと言うねぇ」

「でも戦闘向け異能者ってフィルターを外せば二割か。
 それにどんな能力でも遠回しに戦闘に利用できたりするものだよ。
 …災害レベル…すっごいなぁ、暴走とか無いのかな」
素直に感嘆する。

「中々いいのは思いつかないねぇ…。
 重力とか…磐石とか…不動、みたいな?」

605No.3:2010/04/30(金) 01:02:46 ID:ZY44/EXI0
>>604
「やろ?こう見えて結構物考えるタイプやねんで、僕。」
軽い口調からは想像も出来ないが。

「…実は2割いうてもな、実際はもっと確率は小さいねんけど…
ウチのところに確率変動を起こす能力者がいてな、そいつのお陰で
やっとこ2割が異能化出来たんや。…まだまだ僕らはスタートラインにすら立ってへんのよ」

「暴走…?そっちの組織では暴走とかあるんか?
ウチは所長の意向で安全主義やからな、暴走の可能性なんざ残さん。まぁ…」
「政府側の作った怪しい薬で、意図的に『暴走』出来るようにはなっとるけどな」

不機嫌そうな顔で吐き捨てる。政府と彼の研究所の間には深い溝がある。

「磐石!いいなぁ、それ!…でも僕がほんまに磐石で無いとあかんわな、
…防御力はてんで無いからな…」

圧倒的破壊力と、その裏の脆弱。それがスリーの真の姿である。

606リャザン:2010/04/30(金) 01:10:36 ID:fKMiAOfo0
>>605
「確立変動…さらっと言ったけど何気にすごくない?」

「おっと、口が滑ったかな…まぁ無くは無いね」
実際には暴走だらけであり、それの対処が沢桐とリャザンの仕事であった。
そして現に、沢桐が暴走し始めているのは別のお話。

「…攻撃方面だと、陥没とか壊滅とか…うーん、ネタが切れてきた」

607No.3:2010/04/30(金) 01:25:54 ID:ZY44/EXI0
>>606
「…まぁ、言うて僕らの異能より数段無茶苦茶やな。凄いで…
『九廻世界』(リアクトナイン)いうて、欲しい結果が出るまで世界を9回作り直す。
…よう解らんやろし、具体的に言うとやな、双六で6の目出したいとするやろ?
僕らがサイコロ振って6が出る確率は1/6、それは絶対や。
やけど、そいつは『自分がサイコロを振る』世界を9個作って、
どれか1つの世界で6が出たらその時点で世界を固定する。…まぁ、反則やな。」

「あいつの前ではどんな運も操られるからなー、最も戦闘向きじゃ無いけど、
一番戦いたくないわ」

「暴走はやっぱりあるんかね、…まぁ、脳や回路に負荷をかけて発現するのが
異能やからな、当然ッちゃ当然やねんけど。
…僕等も自己メンテナンスは気をつけるべきやね。」

「僕も数ヶ月前からネタ切れやねんな、事あるごとに
二つ名考えてるからなー…光速かー、良いなー」

608リャザン:2010/04/30(金) 01:37:26 ID:fKMiAOfo0
>>607
「すごいなぁ…でも9回までって言う限界もあるわけだ」
世界を作って固定というのが凄さを引き立てる。
「どういう経緯で”9回”なんだろ…成長すれば増えたりするのかな」

「光速って格好はいいかもしれないけど、実力が伴って無いってのがね。
 さて、そろそろ僕はその自称光速の男を探しに行きますか」
おでん屋に料金を置いて、立ち上がる。

「沢ちゃんに何があったのかも知りたいし」
(何より、長い間連絡がつかなかったら、始末対象にすらなりかねないしね…)
とんでもないことを思いながら歩き始める。
「じゃあね、スリー。
 また機会があれば」
首だけ振り返ると手を振って歩き去った。

609No.3:2010/04/30(金) 01:46:00 ID:ZY44/EXI0
>>608
「俺の名前、スリーやろ。No.3、これは実験の検体番号で、そのまま僕らの名前や。
そいつはNo.9。研究所ではずっと名前はナインやった。
実験体の僕らは全員孤児でな、名前すら無かったから、番号でもよっぽど嬉しかったんやろ」
「そういう『運命』が、発現する異能に影響を与えるんは良くある事やしなー」

「…お、僕の事もよろしく言っといて。
『光速』を取り戻せても取り戻せなくても、いつか戦ろうや。」

それは興味、好奇心。同じような高みへの執着ある者と戦ってみたい。

「リャザンも気いつけて。またな!」

見送る。そして、トラックへ振り返る。

「…あ、そういやコレは試してへんかった」

あたりではしばらく、公園からトラックを『持ち去った』男の事が話題になっていた。

610ディス? ◆My6NsjkSfM:2010/04/30(金) 22:13:43 ID:WVrfsEdY0
【千夜病院の中庭】

「―――やはり」
【包帯を全身に巻いた少女がベンチの上に座っていた】

「いこうとしたのでありますね―」
【ため息をつく少女…しかしいつもとは違う雰囲気】

「マスター…明日は大事な日なのでありますから
 無理はやめるのであります」
【水色の瞳をした少女は、右腕をさすりながらため息を再びついた】

611ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 14:31:39 ID:WVrfsEdY0
「う〜…ごちそさまなの〜!」
【一つのお店からディスが出てきた】

「おなかいっぱいなの!きょうはたいかいだからねなの〜!」
【右腕はどうやら大丈夫のように見える】
【意気揚々と少女は歩き出した】

612甲/トーナメンター:2010/05/01(土) 19:03:17 ID:KE2UskXwO
【都市部】

電工掲示板を見上げる

「…今日で一回戦は最終か」

"闘祭2010"
現在、異能都市の誇るハイテク仮想空間――通称【箱庭】で行われているバトルトーナメント
そのこれまでの結果が表れていた

昨晩、初戦を突破した甲は
その表を見て二回戦の相手に思いを馳せる

「(――…知ってる奴は結構いるが知らない奴も多い)」

「…よくワカンネ」

"対策"を練れる程に賢くは無い甲であるからして
ひとしきり見てから踵を返す

「珍しく頼羽のヤロウが積極的だな……√と一緒に観に行ってみるかなぁ…?」

それとも何処かでパブリックビューイングと洒落込むか?
何て考えながら街を歩き出した

613三浦 メイ/―:2010/05/01(土) 19:16:26 ID:i3HDZ0cg0
【街中】
「待ぁてっつってんでしょ、このお馬鹿ぁぁぁぁ!!」
酷く響く悪態をつきながら、走る少女は低身長

その前を走る"メイド服"は人の流れを滑るようにすり抜け、
道端の柵を飛び越え、一直線に走り続ける

614沢桐 創:2010/05/01(土) 21:32:21 ID:fKMiAOfo0
路地の突き当たりに、男が座り込んでいる。

「…動けねぇ…」
投げ出された機械の脚がガタガタと震えている。
明らかに普通では無い状況だ。

「…チッ…」
だが男は舌打ちするだけで、じっと座り込んでいたままだった。

615上弦・F・クラーリオ? ◆6xc12amlNk:2010/05/01(土) 21:35:11 ID:.6prKP66O
>>614
「HAHAHAHAHA!私が直してやろうかぁ!?」
【突如響き渡る声】
 
「やぁ!私だよ〜!」
【爽やかな風と笑顔と共に現われた男、背景には花畑が浮かんでる】

616沢桐 創:2010/05/01(土) 21:36:56 ID:fKMiAOfo0
>>615
「…」
あ、目を逸らした。
逃げようとするが、足が動かない。

「…んだよ」
仕方なく上弦に目を向ける。
目はまだ緑色だ。

617No.3:2010/05/01(土) 21:39:39 ID:ZY44/EXI0
>>614
「どーしたん、こんなとこで」

白衣の男が彼を見下ろした。…路地を構成する建物の上から。
そのままふわりと着地し、足を見て、一言。

「…ありゃりゃ。無茶したん?」

618上弦・F・クラーリオ? ◆6xc12amlNk:2010/05/01(土) 21:43:08 ID:.6prKP66O
>>616>>617
「眼を逸らすなよ創く〜ん?」
【瑠璃色と紅のオッドアイを光らせながら近寄ってくる】
 
「私と君の仲じゃないか〜♪」
【深緑の髪を夜風に揺らし、歩いてくる】

619沢桐 創:2010/05/01(土) 21:48:04 ID:fKMiAOfo0
>>617
「…チッ」
やがて脚の震えは止まるが、動く様子は無い。
舌打ちをすると呟く。
「何しに来た」

>>618
「お前に直せる訳ねぇよ、さっさと失せろ」
再び目を逸らす。
「これも…速さに…」

620No.3:2010/05/01(土) 21:54:36 ID:ZY44/EXI0
>>619
「何しに来たて、散歩してたらあんたを見つけたんや。
つい昨日にあんたの知人にあったからな、これも何かの縁やろ。
…足をどうした?」

>>618
「あれ、あんたはこいつの足を直せるんか?」

621上弦・F・クラーリオ? ◆6xc12amlNk:2010/05/01(土) 22:04:42 ID:.6prKP66O
>>619>>620
「直せる直せない?
あぁ、勿論直せるさ……私ならね?」
【ニヤニヤ笑い距離をドンドン詰めてくる……その表情は……】
 
「どけ、白い奴……今やってやるからよぉ?」
【とても邪悪な表情、地面から不気味な色彩の槍が生えてくる】

622沢桐 創:2010/05/01(土) 22:08:23 ID:fKMiAOfo0
>>620
「知り合い?俺の?
 …変なこと聞いてないだろうな」
ため息をつく。
「お前には関係ねぇよ、そのうち直る」

>>621
「…何する気だよ」
槍を見ても表情を崩さない。
「…ほっとけば直るんだよ。
 手出すとむしろ怪我するぞ」

623No.3:2010/05/01(土) 22:12:39 ID:ZY44/EXI0
>>621
「…あんた、何もんや。…ッ!」

飛びのき、沢桐の近くへ。槍に反応したのだろう。
武器を取り出そうとするが、この狭さでは全く使えないことに気付き、もう一度上弦の方を向く。

>>622
「聞いてきた、あんたの肩書きを。」
上弦から目を逸らさずに、呟いた。

「そのうち直るかもしれんが、目の前のコイツは…何なんや?
明らかに…」

その先を飲み込んで。

624上弦・F・クラーリオ? ◆6xc12amlNk:2010/05/01(土) 22:20:17 ID:.6prKP66O
>>622
「そうかそうか、ならばそこを動かないでくれよ?

【槍がミサイルの様に飛び交い、二人のもとへ向かう】
 
>>623
「何って?私さ……錬金術士の……パラケルススさ!」
【槍、鋭利なミサイルと化した槍が不規則に狭いこの道を飛び交い二人を貫く為に押し寄せる】

625沢桐 創:2010/05/01(土) 22:25:27 ID:fKMiAOfo0
>>623
「…それが余計なことだっつの」

「しらねぇよ、能力者だろ」
そっけなく答える。
実際に沢桐も上弦の能力も分解程度しか知らない。

>>624
―ガシャン
「…っ何しやがる…!」
ようやく脚が動いた。
膝の装甲が槍を防ぐ。

626No.3:2010/05/01(土) 22:29:16 ID:ZY44/EXI0
>>624
「…ッ!? 待て待て、…ッ!」

開く黒い箱、取り出されるは左腕部極装甲。
滑らかなその盾の裏に隠れる。

「いきなり攻撃かッ、こいつ、正気なんか?!」

>>625
「…その足も、肩書きが名乗れなくなったことと関係あるんか?…っと、
今はそんな場合ちゃうッ!」

スリーは左腕部の盾の影に隠れる。

「こいつとお前は知り合いやろ、能力解らんのかッ!?」

627ヒビキ/きょうもふかふか:2010/05/01(土) 22:33:15 ID:uqiVbIJA0
あるかなしか、程度の足音が響く。
「……」
路地を覗くように現れた人影の頭は虎のもの。
つまりは獣人というアレであって、
「騒がしいなァ……なんだ、何やってんだ?」
紺地に白縞のちょっと変な色合いの彼は、何が起きているか分からないままに事態に首をつっこんだ。

628パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/01(土) 22:34:39 ID:.6prKP66O
>>625>>626
「なにしやがる?正気ぃ?」
【次々に槍を飛ばして二人を攻撃する】
 
「正気に決まっているだろ?
それに冷静さ……チャンスだろ?今まさに弱ってる獲物がいるんだ……なぁ?」
【邪悪な笑みを浮かべながら着々と距離を縮めていく】
 
「ほら、おまけだ……」
【地面から重火器が発生……
無情の弾幕を張り、二人を襲う】

629No.3:2010/05/01(土) 22:38:16 ID:ZY44/EXI0
>>628
「マジ、かッ!この盾だけやったら無理や、…くそッ!」
  デュアルマス
【『二元質量』発動。自身の客観的質量を100分の1へ】

>>625
「おい、あんたッ!その足で逃げれるんかッ!?無理なら俺につかまれッ!」

>>627
「…ッ!危ないで、能力者やッ!」

パラケルススを指差して叫ぶ。

630沢桐 創:2010/05/01(土) 22:39:43 ID:fKMiAOfo0
>>626
「違う、名乗るためだ」

「しらねぇよ、駄弁ったことしかねぇから」
そう言って上弦らしき人物に目を向ける。

>>628
「…前言撤回、駄弁ったこともねぇわ」
ゆっくりと立ち上がる。
「弱ってるだと…?ふざけんな、”貯め”てただけだ」

パラケルススの背後に、沢桐が立っている。
「…お前、俺より…速いか?」
弾幕は沢桐の座っていた場所を抉り取った。

>>627
―ガチャン
ヒビキの目の前にいきなり緑の目の男が立っていた。
まるで、ワープでもしてきたかのように。

631パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/01(土) 22:48:21 ID:.6prKP66O
>>627>>629>>630
「わかっている……重力操作だろ!?貴様がいくら重力を支配できても……出来ない事はたくさんあるぞ?」
【スリーに向けて放つ槍は四方八方を囲み、隙間を狭く迫る】
 
「そしてぇ……新たな獲物に死に損ないの男……
速さなど私の前では無力だ小僧!」
【創とヒビキの前の空間が裂け、巨大な剣が二人を襲う】

632ヒビキ/錬金術師:2010/05/01(土) 22:52:45 ID:uqiVbIJA0
>>630
「うおっとぉ?!」
驚いたか、一歩後ろに下がる。
「おいおい、瞬間移動か?人を轢くなよ」

>>629>>631
「おお、スリー…だったよな?
 ……はあ?能力者同士の喧嘩かよ――」
指さされた先を見た。
目が見開かれ、
「上弦、」
……違う!
「じゃあ、ねえな?!そっくりさんかこの野郎!!俺の友人を騙るとはアレなやつだなお前も!」
認知、判断、そして行動。
まずしたのは、
「そうれ俺謹製の「フラム」だぞ!」
剣に向けて小型の爆弾を投げつけること。
破壊力はそれほどでもないが、こちらを狙う軌道をズラす為に放る。

633No.3:2010/05/01(土) 23:00:20 ID:ZY44/EXI0
>>630
「よっしゃ、動けるなッ!…十分速いやんかッ!」

避けた沢桐を見て、笑う。

「能力解らんならしゃーない、色々な武器の具現化と見たけど…ッ!」

>>631
「重力操作?ちゃうで、『質量変化』やッ!」

(周り囲まれたか、それなら…ッ!)

【自身の質量を客観100倍へ】

渾身の打撃を…路地裏の道路にぶち込んで、土をあらわにする。

【触れている大地の質量を客観主観共に100分の1へッ!】

極端に軽い砂の上に極端に重い物。それが意味する事は、沈殿である。
勢いをつけて土に飛び込み、潜行を始めた。呼吸の都合上、50秒以内に浮上しなければならない。

>>632
「その通り、ちょっと加勢してくれッ!」

言うが速いか、自身は土に潜って槍の攻撃を回避した。

634沢桐 創:2010/05/01(土) 23:05:25 ID:fKMiAOfo0
>>632
「…うっせぇよ、邪魔だ」
パラケルススに向き直る。

>>633
「うるせぇ…!
 この程度で…何が早いだ!」
―ガゥンッ!
突然高速で機械の脚を振る。
衝撃波が生まれ、スリーに向かってゆく。

>>631
「…遅いわ、やっぱ」
巨大な剣は宙を切った。
今度はパラケルススの上空から声がする。

「…踏み潰すッ!」
―ドンッ!
脚からジェット噴射で加速しながら、沢桐が落下してくる。

635パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/01(土) 23:14:31 ID:.6prKP66O
>>632
【剣はフラムにより逸らされ壁を抉りながら止まる】
 
「ほぅ……お前あの時の錬金術士か……」
【ヒビキの顔を確認し、ニヤニヤと笑みを浮かべる】
 
「いいだろう……また力の差を見せてやるよぉ!
テラフラム!!」
【手の平から錬成陣が発生し、そこから強力な爆弾が大砲の様に撃ち出されていく】
 
>>633
【槍同士がぶつかり合い、地面に落ちた時、パラケルススは辺りを見回す】
 
「……下か?」
【槍の山でスリーの潜った後は確認できない】
 
>>634
「ん〜?」
【笑ってパラケルススはその姿を見上げている、このままならば簡単にパラケルススに辿り着く、パラケルススから発される異常に気付かなければ】
 
「……」

636ヒビキ/錬金術師:2010/05/01(土) 23:24:17 ID:uqiVbIJA0
>>634
「邪魔ってお前!!酷くねえか?!」
うがー、と牙をむき出してみる。

>>633
「お、おう、分かった!」
すげえこいつ土の中に潜りよった――など考えている暇もなく。

>>635
「てっめ、やっぱあの時のパチモンかよ…!
 上弦が迷惑だからさっさとおとなしく素顔になりなさい」
バックステップ。
所持品を確認して、
……やっべえなー…
自分の錬金術はアイテム系だ。
友人のようにマナを介して魔法のように、などという器用なことはできない。
つまり、
……攻撃力も防御力も、アイテム準拠。
そして今は、
……ただの見物のつもりだったからな……!!
「っ、くそっ!「フサフサ玉」!」
もともといた道に戻り、壁に隠れながらフサフサしている玉を投げつける。
玉は帯電しており、ぱちぱちとはじけるような音をたて、やがてばちんと電流が流れ、
「誘爆しやがれ――!!」

637No.3:2010/05/01(土) 23:26:33 ID:ZY44/EXI0
>>635
パラケルススの近くの地面が抉れ、アスファルトが紙くずのように舞い散った。
…いや、実際紙くずのような重さになっているのだが。
続いて飛び出す土まみれの体、距離を詰めた彼はそのまま拳を振りかぶる。
  デュアルマス
【『二元質量』Lv1発動、自身の質量を客観100倍、主観100分の1倍】

まるで重さを感じさせない程、素早く鋭く放たれた拳。
その軌道は丸きり格闘素人の物だが…彼の体の質量は現在7t、腕だけでもかなりの重さになっているだろう。

>>634
「…ッ!?そりゃぁ、悪かった…ッ!」

あえて衝撃波を避けようとしない。先に目の前の能力者に一撃入れる事を先決させる。
どうせ自身の質量は彼以外には7tとして働く、吹き飛ばされる事は無い。

>>636
「これの後ろへッ!」

箱から取り出し、放り投げるは超合金製の盾。
地面に突き刺さったところから見て、相当の重さがあるだろう。

「大抵の攻撃は防げるはずやっ!」

638名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 23:27:51 ID:gfXIJQ8M0
『錬金術の匂いがする…』

黒のポニーテールの女性が街を歩いている

『え?なに?』
そして、戦いの現場を目撃する。
すぐ近くにいるようだが?

639沢桐 創:2010/05/01(土) 23:32:55 ID:fKMiAOfo0
>>635
沢桐はそのまま落下し続ける。
―シュンッ!
落下中に、突然沢桐が消えた。

「何時までも見上げてんじゃねぇ!」
パラケルススの脇から、回し蹴りが飛び込んでくる。

>>636
「邪魔だろうが。
 俺の進行方向に出てくるな」
ずいぶんと自分勝手だ。

>>637
「後で覚えてろよ…畜生…!」
相当キレている。
だいぶキているのだろうか。

>>638
緑の目の男がその場を走り回っていた。
女性には気づいていないようだ。

640パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/01(土) 23:44:12 ID:.6prKP66O
>>636>>637>>638
「素顔も何も……これが私の素顔だが何か?」
【上弦と同じその顔は、普段上弦が見せない程の醜悪な笑みを覗かせていた】
 
「この能力が何よりの証拠だ……」
【詰めに向かおうとするのだが……】
 
「!?」
【姿を消し、いきなり来る創の回し蹴り、そしてスリーの重い一撃……】
 
「……ッ……」
【回し蹴りは腹部を捉え、拳はパラケルススの頭蓋を破壊する】
 
「お、おぁぁぁ……」
【そしてヒビキが行った誘爆……パラケルススは爆発に飲み込まれる】
 
>>638
【目の前で起きる戦闘は、どうやら爆発に飲まれた男が目標らしかった】

641ヒビキ/錬金術師:2010/05/01(土) 23:49:13 ID:uqiVbIJA0
>>637
「っとぉ!」
目の前ぎりぎりに突き刺さった。
そそくさと隠れて、
「助かった!援護はすっから頑張ってくれ!」

>>638
紺色の虎というちょっとアレな色合いの獣人が地味にテンパっている!

>>639
「身勝手だなオイ!?
 俺イズルールとでも言いたいのかお前は!」
どこか困ったような叫びが響いた。

>>640
耳を伏せ、抑え、
「――っ」
爆音をやり過ごす。
静まった辺りで思うのは、
……そういや誘爆させちまったがあいつら大丈夫か?
冷や汗が毛皮の下で流れるのを感じた。
恐る恐る覗き込み、
「……やったか?!」
立てちゃいけないフラグを立ててみた。

642No.3:2010/05/01(土) 23:53:09 ID:ZY44/EXI0
>>639
「これが終わりゃいつでも相手にゃなったるッ!」

叫ぶ。格闘には全く自信が無いが、それでも目の前の敵を倒さなければならない。

>>640
感触を確認し、自身の質量を元に戻した。

「…立ち上がらんといてや、更に重いのを食らわせる事になるで」

>>641
「まだ解らんで、…こいつ、何モンや、あんた知ってるみたいやし」

>>638
「…あ、危ないで、まだ。終わったわけちゃうしな」

白衣の男が振り向いて忠告した。

643名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 23:58:31 ID:gfXIJQ8M0
>>639
『緑の眼か…』
何か感慨深そうに見ている

>>640
『あの顔は…上弦さん?
でも、あの口調は…それに聞いた話では確か…』

そして、確信する。

『パラケのヤツか!!』
とっさに、布のついたクナイをパラケルスス方面に投げる。
その動きは忍者に似ている。

>>641
『青い虎!?
カッコいー!!』

かっこいいそうです。

>>642
『ありがとう、でも大丈夫。
危ないことは慣れてるから』
異能都市の女性では、きっと普通の反応。
油断なくパラケルススを見る眼は戦えるものの眼だ。

644沢桐 創:2010/05/02(日) 00:04:29 ID:fKMiAOfo0
>>640
爆発による土煙の中を、緑の光で照らす。
―ブオンッ!
煙を蹴りによる爆風で払う。
パラケルススは…。

>>641
「知るか、轢き殺すぞ」
まず、会話する気が無いのかもしれない。

>>642
「二度と俺が速いとか口にするんじゃねぇ!」
緑の目に怒りを宿しながら叫ぶ。

>>643
緑の目の他に、脚は機械で出来ていた。
恐らくサイボーグだろう。

645パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/02(日) 00:08:09 ID:.6prKP66O
>>641>>642>>643>>644
【爆発が止み、煙が立ち込め、晴れていく……】
 
「……」
【男は立っている……全身から血を流し……それでも醜悪な笑みを浮かべて……】
 
「ふ、ふふふはは……ははははは!」
【男の体から光が生じる……傷が塞がる……血が消滅していく……服が修復されていく】
 
「ふふふふ……ひひひひ……ヒッーヒッヒッヒッはぁ!!」
【狂ったように笑いながら空を見上げる】
 
「これだ……これだこれだこれだ!!」
【いつしか傷は完治し、空を見上げる姿がそこにあった】
 
「いいぞ!賢者の石が私の体に馴染んできた!
奴の死期……我が力の復活は近いぞ!」
【頭をガリガリと掻き、肉を抉り出す……しかし傷はすぐに修復される……】
 
「ヒッーヒッヒッヒッ!!」
【何度も狂った笑い声を上げ、自傷行為、再生を繰り返す】
 
「……」
【しかし、急にピタリッと動きを止めた】
 
「……」
【そしてその場の全員を眺め……笑う……狂気の笑みを浮かべる】
 
「礼を……しないとな……」

646ヒビキ/錬金術師:2010/05/02(日) 00:12:38 ID:uqiVbIJA0
>>642
「あー…そうだな、産業で言うとだ」
ちょっと悩んで、
「俺の
 友人
 かもしれない」

>>643
「うおおなんだなんだ?!」
びっくーん。
「か、かっこいい?……はい?」
テンパり→混乱中。

>>644
「犯罪 だめ ゼッタイ って言葉お前知ってるか?ん?」
一応ツッコむ。

>>645
「――――っ」
聞き捨てならない発言があった。
……賢者の石が馴染んできた?!
「おま、え、」
それが本当なら。
ひょっとしなくても、まずい状態なのではないだろうか。――自分たちが。
「おい誰か、……アイツ気絶させるとかしねえと、ヤバイかもしれねえぞ……!!」

647No.3:2010/05/02(日) 00:18:46 ID:ZY44/EXI0
>>643
「そうかい、んじゃ何もいわへんけどな」

目を合わさずに、告げる。視線は煙の中へ。

>>644
「解った解った。そう熱くならんといてや」

少し笑って。だが目は動く影が無いか、煙を見つめ続ける。

>>646
「マジか、…友達なぁ、…前からあんなんちゃうんやろ、何があったか解らんのか?」

>>645
「来たかッ!」

叫び、距離を取る。

「…再生?!しかも超速ッ、具現化能力とは接点が無いっちゅーことは、
別々の能力なんか、…練金とか言っとったな、…しかし練金であんなん出来るんか…ッ」

構える。彼の質量が変化する。主観的には7kg、客観的には7tへ。

「まだ、やな…ッ!何かする前に…ッ!」

土を蹴り、異常な加速を行う。主観7kgの体は飛ぶようにパラケルススの下へ。
その速度のまま、直前で急激な回転。速度は円運動に変わり、真横からの蹴りが放たれた。
客観7tの体で放たれた蹴りは同速度の小型トラックの衝突と同等の破壊力になるだろう。

648名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 00:22:12 ID:gfXIJQ8M0
>>644
『…。』
ポエムとか言わないだろうか?と期待のまなざしで見ている。
仮面の蹴りの人を思い出しているようだ。

>>645
『殺しても生き返るとは思ってたけど、再生能力もまた、すごいみたいだね』
パラケルススの近くの地面に刺さったクナイは、
硬い魔力の網を展開し、包み込もうとしている

>>646
『虎男って、かっこいいとおもうよ!
あ、変な意味じゃなくて。僕はケモナーじゃないし』
ついでに、妙なことも口走る

>>647
『うん、足手まといにはならないよ!』
見えないだろうが、サムズアップしている。

649沢桐 創:2010/05/02(日) 00:28:10 ID:fKMiAOfo0
>>645
「…その身体、粉々になっても再生できるのか?」
ゆっくりとパラケルススに歩み寄る。

「試してみるか」
音も無くパラケルススの背後に移動する。
「オラァッ!」
首元を狙って、再び回し蹴りを繰り出す。


>>646
「犯罪?上等だ」
もうだめだ。

>>647
「…チッ」
笑ったのが気に食わなさそうに舌打ちをする。

>>648
「…消えろ、見世物じゃねぇんだ」

650パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/02(日) 00:33:20 ID:.6prKP66O
>>646
「くきききき!死ね……」
【短くそう告げる……そして……】
 
【物凄い速さで空間が線となり消滅して行く……
その線は真直ぐヒビキに向かう……
空間が裂けた訳ではない……まさに……消滅しているのだ】
 
>>647
「人体錬成って知ってるか?
禁忌のあれだ……あれってな……こんな事出来るんだぞ?」
【スリーの横を通る様に動き、手を動かす
避けなければ……突き出した腕の神経は肩までズタズタにされてしまうだろう……】
 
>>648
「あぁ……その面……見た事あるな……なんて言ったか……」
【足を振り、空間ごと魔力の網を消滅させる】
 
「まぁ、いい……どの道死んじまえばどうでもいいさ……」
【女性に向かおうとするが、背後に創の姿】
 
>>649
「あぁ……試してくれよ……
私も気になるよ……まぁ……お前が出来たらの話だが……」
【振り向き、ガッチリと創の足を掴む】
 
「足癖悪い奴だ……こんなに悪い足なら……いらないだろ?え?」
【元素還元……創の義足は振りほどかなければ消滅させられてしまうだろう……】

651ヒビキ/錬金術師:2010/05/02(日) 00:40:09 ID:uqiVbIJA0
>>647
「友人について全部知ってたらそれはストーカーだぜ?」
つまりは知らないらしい。
「……まあ、ダークサイドに落ちたか、何かに乗っ取られたか…ってところだろう、な。
 再生は、――賢者の石のせいと見るね」
吐き捨てるように言った。

>>648
「あ、うん、ありがとう?
 つうかケモナーって何ぞ?」
ヒビキ は こんわくしている!

>>649
「お、お前ってやつはぁ――!!」

>>650
「消滅系とか俺にどうしろってンだよ…!!」
なにはともあれ盾、そして避難だろうと思う。
だから、
「さっきスリーが投げてくれた盾と、
 ……「越えられない壁」×2ッ!!」
地面にチェスの駒のような小さなかけらを投げつける。
と、次の瞬間、分厚い壁が二枚生え、
「一直線で来るならば……!」
サイドステップ。
勢いを利用して、身を低く、
「――!」
足音もなく、別の路地へ駆けこんでいった。

//眠気がマッハでヤバイので離脱します
//絡みありがとうございまszzz

652No.3:2010/05/02(日) 00:45:15 ID:ZY44/EXI0
>>648
「…コイツはヤバそうやな、…そこまで言うなら、あんたも一緒に頼むッ!」

>>649
「僕に切れてる場合とちゃうやろ、まずは、…コイツやッ!」

>>650
「人体練成…?」
該当単語を探し当て、練金についての知識を蹴りの直前までに搾り出す。
嫌な予感に総毛立ち、そして。

(僕の質量を主観100分の1、周囲の空気の主観質量100倍ッ、間に合えや…ッ!)

右手で壁を殴りつける。主観7kgの彼の体は浮き上がり、周囲の空気から浮力を得、
パラケルススをぎりぎりで飛び越した。
【人体練成、回避】

そのまま上方へ飛び上がる。渾身のジャンプは彼の体を容易に屋根の上に運び上げ、
彼から安全と思える距離を取ることに成功した。

「賢者の石かいな、…くそ、専門知識が無い、…あれどうやって倒すねんッ!」

653名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 00:48:30 ID:gfXIJQ8M0
>>649
(´・ω・`)ショボーン
としながら、地面に穴を開けて潜っていきました。

>>650
女性は地面にもぐったので、視認はできない

地面から無数の小石ほどの小さな機械が出てくる
そして、移動しない機械達はパラケルススのほうを向く

>>651
『ケモノ好きのことさ☆』
先ほどの女性の陽気な声が空から聞こえた

>>652
『うん!コイツと僕とは、なかなかに因縁深いし!!』
同じく声は空から聞こえる

654沢桐 創:2010/05/02(日) 00:51:25 ID:fKMiAOfo0
>>650
「前に一度、潰してくれたっけな…」
沢桐の脚が崩れる。
―ガランッ!
「対策済みだ、間抜け!」
だが、崩れ落ちたのは脛の表面の装甲だけであった。
以前脚が完全に崩壊したのと違って、
パーツの一つ一つに個別に効果が現れるようになっていた。

沢桐はそのまま脚を振りぬく。

>>652
「障害物は消えたか…」
最後までひどい言い様だ。

>>652
「どうでもいいんだよ、俺には!
 イライラするだけだ!」
何時スリーに跳びかかってきてもおかしくなさそうな目をしていた。

>>653
「…馬鹿にしやがって…」
何時馬鹿にされたのかは知らないが、悪態をつく。

655パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/02(日) 01:03:10 ID:.6prKP66O
>>651
【線は盾と壁を消滅させていく……一直線に空間を消滅させた後……線は消えていく……共にゆっくりと空間も再生していく】
 
「……逃げられたか……」
【辺りを見回し、ヒビキを完璧に見失った】
 
//お疲れさま!
//遅くまで有り難うございました!
//ゆっくりお休みください!
 
>>652
「どうした……何をそんなに恐がっているんだ?
一度味わって見ろよ……病み付きになるぜぇ?」
【スリーを見上げた瑠璃と紅の瞳は人間とは思えない、異常な光を宿していた】
 
「それともこっちがお望みか?」
【地面から不気味な色彩の剣が無数に沸き上がる……
一本一本が魔力を纏った魔剣……それが波の如く迫り来る】
 
>>653
「……なんだそれは?」
【眼を細め、パラケルススは機械達を見る】
 
「ハッ!そんな玩具で私に挑むかね?
馬鹿馬鹿しいな小娘……ならば死ぬがいい!」
【地面を踏み抜く、その瞬間……
地面が揺れる……
どうやら地中に刄を生成し、刄はチェーンソウの様に回転し、地面を裂きながら女性に迫っているらしい】
 
>>654
「おやおや、対策か……それは褒めよう……しかしな……」
【蹴りを顔に受け、口から血を流して笑う】
 
「速さに任せて突っ込むなんて……君はアレか……猪か何かかね?」
【創の左右に次元の消滅……それは創を挟まんと迫り来る】

656No.3:2010/05/02(日) 01:11:31 ID:ZY44/EXI0
>>653
「そうかい、それやったら良いんやけどな、
…あ、避けた方がええかもしれんで」

それは彼女に対して放つ言葉。
屋根の上で展開された7mの大矛が、圧倒的な存在感を放つ。

>>654
「今の敵は奴やで、…僕の方くんなよ、あんたと奴二人同時は無理やからな」
「あ、後あんたも、避けた方がええかもしれん」

>>655
「…小細工を弄してもな、コイツの前には無駄やねん。
いくで、DreadNaught!」
【質量設定、主観質量5kg、客観質量50t】
50tの大矛が、建物をケーキのように抉り取る。
大量の破片が降り注ぎ、魔剣を相殺していこうとする。

「触れられへんのやったら、間接的に壊したるッ!」

その中で―――最も大きい破片を、矛のフルスイングで上から叩き付けた。
隕石のようなスピードで、瓦礫の大きな破片がパラケルススに降り注ぐ。

657名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 01:16:40 ID:gfXIJQ8M0
>>654
『うーん…やっぱり闇の住人か…』
空からなんか聞こえた

>>655
『僕は地中を移動できる。そのくらいならかわせるさ!』
やはり空から声。マナの移動を調べれば発声源がわかる。

『あと、錬金術師を舐めちゃいかんよ』
パラケルススが無視した機械達は、パラケルススのみを狙ったレーザーを放つ
光は避けられるのだろうか?

>>656
『ほえ?』
間の抜けた声…しかし地中を全力疾走
結構パラケルススから離れた地中にいるようで、潰れなかったようだ

658沢桐 創:2010/05/02(日) 01:21:17 ID:fKMiAOfo0
>>655
「速さが好みじゃないなら…」
パラケルススの肩に乗った脚をそのまま引き寄せ、
「一緒に消えてみるか?」
パラケルススを次元の消滅に巻き込もうとする。

>>656
「また速いだとかくだらねぇことぬかしたら、
 今すぐにでも蹴り飛ばしてやる」
今の沢桐にとって、イライラさせたら敵のようです。

>>657
「お前もか。
 お前も蹴り飛ばされたいのか」

659パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/02(日) 01:30:35 ID:.6prKP66O
>>656
「そうか……お前は私の能力を知らなかったんだな?」
【ニヤリと見上げて、その間に剣は消滅して行くのだが】
 
「……」
【手を伸ばし、降り注ぐ隕石の様な瓦礫に触れる……
普通ならば腕が……いや、体が千切れ飛ぶ威力の瓦礫に触れる……その瞬間】
 
「私にその様な攻撃は通用しない……この元素を支配する力がある限りな……」
【元素を支配する力とは……場合によっては強大過ぎる力かもしれない……】
 
>>657
「……チッ!」
【光を避けるスピードはパラケルススには無い……そして、レーザーは防げない……それは物質で無いのだから】
 
「クソッ!」
【レーザーは体を貫通するが、やはりすぐに傷は再生してしまう……どうすれば動きを止められるだろうか?】
 
>>658
「遠慮しておくよ……一人で消えてくれ」
【パラケルススの体が消滅する……そして少し離れた場所に再構築される……】
 
「……」
【笑って創を見る……どうやら擬似的なワープが可能なようだ】

660No.3:2010/05/02(日) 01:37:34 ID:ZY44/EXI0
>>657
「何とかやな、…あいつは、やったか…ッ?!」

>>658
「くっそ、何か弱点ないんかッ!?僕は物理攻撃専門や、あんな反則
見たこと無いで!」

>>659
「分解…そんなことも出来るんか、さっきは回避して正解やったな」

冷静に見つめなおす。ビームは避けた、瓦礫は避けない。
物質以外、例えば固体以外なら…分解されても、影響が無い。

矛を構え、上空で急速に回転させる。それは空気の渦、その巨大な質量故に
起きるありえない渦。
矛の回転が、向きを変え、下に叩きつけられる。
大量の空気が、大砲のようにパラケルススに放たれた。――――
  デュアルマス
「『二元質量』、Lv2発動。矛の触れた空気の質量を、全て100倍に」

――――超大な「重さ」を持って。

661名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 01:46:09 ID:gfXIJQ8M0
>>658
『まあまあ、カニでもおごるからさ!』
とっさに思いつくのがカニだった

『生きて帰ろうよ!!』
消えちゃ嫌だとばかりに声が聞こえる

>>659
『ぷはっ!』
かなり離れた位置で、女性は地面から出てきた

そして、ひとつの機械を出して起動させる。
そこからは雲が出て、>>660の空気の渦によってパラケルススへ向かう

レーザーは方向を変えながら鬱陶しくパラケルススに付きまとう

>>660
『これが効かないなら、僕には手段がないよ…』
その秘策は、雲にあるようだ

662沢桐 創:2010/05/02(日) 01:55:20 ID:fKMiAOfo0
>>659
―ダンッ!
パラケルススが現れたのを確認し、ジャンプする。

「オラアアアァァァ!」
そのままパラケルススに跳び蹴りの体勢で飛び込む。

>>660
「反則か、上等じゃねぇか」
ニヤリとしている。

>>661
「五月蝿い喋るな」
一蹴。

663パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/02(日) 01:58:02 ID:.6prKP66O
>>660
「ヒィーッハッハッハッハ!!
さぁ!終わらせるか!!」
【巨大な槍を作り出し、スリーを狙うが……少し遅かった】
 
「……!?」
【スリーが作り出した超重量の空気の弾丸……】
 
「ぬ、ぬぉあぁあぁあああぁぁぁあぁ!!」
【空気故に瓦礫の様に分解は出来ない、槍を構えていたので回避も間に合わない……
空気の弾丸はパラケルススを見事に撃ち抜いた】
 
>>661
【空気の弾丸に撃たれ、雲に包まれ……
レーザーが体を貫きながら辺りをまとわり付く】
 
「クソったれ!」
【口から血を吐きながら、鬱陶しそうに辺りを見回す】
 
「ふふふ……だがなぁ……私には賢者の石の力がある……
この程度の傷……無いような物だ!」
【再び、傷は再生を始める】
 

>>662
「……ぬぅっ!?」
【飛び蹴りを受けて倒れる】
 
「随分元気じゃないか……え?」
【再び立ち上がり、笑う】 
「どうした?何か余裕が無いって顔してるぜ?なぁ?」

664No.3:2010/05/02(日) 02:04:17 ID:ZY44/EXI0
>>661>>663
「ナイスだっ、コイツに効果のあるんは…『空気』で正解やな、
分解したところで意味が無い」

解を見つけた満足感。その笑みは底知れない深さがあった。

「そういう事なんやったら、後は動きを止めるだけやな」

強風というよりかは、爆風。矛の横面積を使い、団扇のように空気を叩きつけるだけ。
それだけでも、全てを押さえつける圧倒的な風が生まれる。超重の風が。

>>662
「押さえ付けた、この隙にやってまえっ!」

665名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 02:07:28 ID:gfXIJQ8M0
>>662
『ぐへぇ』
再び(´・ω・`)ショボーン

>>663
『雲に包まれたか…』

その雲の通った後のマナは凍りついたように動かない
そして、パラケルススの周りのマナもまた、動きを止め始める

『さて、どうなるか…』

雲は濃密で、もともとは雨を降らせるほどだ
その力は、かなり強力。

しかし、レーザー発射装置は動きが止まってしまった

>>664
『雲は散らさないでねー!!』
雲が散ってしまったら、効果は薄くなってしまうから

666沢桐 創:2010/05/02(日) 02:13:53 ID:fKMiAOfo0
>>663
「余裕…?あるわけねぇよ」
―ガチャン、ダンッ!
着地し、直後に再び跳躍。
身体を回転させながら再び跳び蹴りを放つ。
「俺には…速さが足りないんだッ!」
いや、正しくはドリルキックというべきか。

>>664
「俺に命令するな!」
沢桐の眼が一層輝く。

>>665
「うろちょろしてるんじゃねぇ!」
沢桐が怒鳴るたびに、緑の光があたりを照らす。

667パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/05/02(日) 02:26:15 ID:.6prKP66O
>>664
「クソが!同じ事を何度も!!」
【風の弾丸に身動きを取れず、歯軋りをする】
 
「おぉぉおおおぉおぉぉぉのれぇぇえ!!」
 
>>665
「これは……雲か……一体何の為……っ!?」
【自身の手を見る……動かない……】
 
「これは……なんだ!?」
【辺りを見回す……パラケルススの体は、賢者の石により現在はマナの塊の様な物だった……】
 
>>666
「ふ……ふふふはは……確かに……お前は遅いな……まるでゴミ……く、ククククク……ハァーハッハッハ!!」
【創の蹴りを受け、かなり吹き飛ぶ……しかし、それはパラケルススを雲から脱出させた……】
 
「これが私の脱出経路……感謝するぞ!お陰で不可思議な雲から逃げられたからな!」
 
>>664>>665>>666
【創に吹き飛ばされ、バック転をしながら態勢を立て直す】
 
「すまないな!私は謎の存在を相手にする程愚かでは無い……ここで退かせてもらうよ……」
【空間を裂いて消えていくパラケルススの顔は笑っている】
 
「せめてもの土産だ……受け取ってくれたまえよ?」
【パラケルススは姿を消す……残っていたのは……】
 
【地面から発生し、残弾の限りに弾幕を張る重火器
天より降り注ぐ剣……
同じく天より降り注ぐ強力な爆弾
地より発生する刄の波】
 
【去り際に……パラケルススはこれらを全て錬成していた……
それだけの力を有し……ここを焦土に変えるつもりだ】
 
//お疲れさまでした!
//最後の置き土産ですが、かなり強力な攻撃です
//ですが、皆様の好きにしてください、ただの去り際の攻撃ですので!
//皆さん、絡み有り難うございました!!

668名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 02:56:54 ID:gfXIJQ8M0
>>666
『速さ…そういえばあの人も速さを求めていたな…』
ふと、もらす

>>667
『一難去ってまた一難とか、ぶっちゃけありえない!!』
どこかで聴いた言葉を言いながら、懐から金属の小鳥を飛び出させる

鳥たちは魔法円を描き、辺りに元素還元にて攻撃から身を守る膜を張る

しかし、発動するまでにかかった時間に受けた攻撃は通り、
彼女は全身血まみれ傷だらけになる

そして、すべての攻撃が終わった後、彼女はいずこかへと消えていた

//遅い時間なので、これにて失礼します。楽しかったです

669沢桐 創:2010/05/02(日) 03:06:31 ID:fKMiAOfo0
>>668
「…気にいらねぇ眼をしやがる…」

>>667
「俺より遅い奴に言われる筋合いは…!」
―ガクンッ!
突然、力が抜ける。
先ほど座り込んでいた理由だろうか。

「なっ!?」

その一瞬の間に、沢桐は取り囲まれていた。

爆弾が爆裂し、周囲に爆炎を巻き起こす。
沢桐は爆炎に飲み込まれ、姿を消した。

//お疲れ様でしたー。

670甲/:2010/05/02(日) 20:47:57 ID:KE2UskXwO
【駅前通り】

「フンフフン…フン…来たな」

いつもの立ち食いそば屋にて

「いただき――…ます」

夕食である

671ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 20:50:51 ID:WVrfsEdY0
>>670
「う〜…きょうはここにしようかなの…」
【じっと立ち食いソバのお店を見て】

「こんばんわなの〜。たべにきたなの〜!」
【いきなり隣にディスが座ってきた】

672甲/:2010/05/02(日) 20:56:20 ID:KE2UskXwO
「…」
あぁ…また大きなドンブリが出るんだろうな…と思い

端の方に避難した
或いは無言の非難

673ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 20:59:52 ID:WVrfsEdY0
>>672
「あう〜。これでなの〜」
【そう言ってお蕎麦を註文する】

「あう?『かぶと』こんばんわなの〜。
 ここでごはんたべてたんだなの〜」
【微笑みながら言う。何だか目の周りが赤いような…】

674甲/:2010/05/02(日) 21:06:34 ID:KE2UskXwO
>>673
「行きつけだからな」
そばの箸を進めながら応じる

「…ん」
少し考えるけど
「…」
特に話題は無かった

ドンブリに七味を加えた

675ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 21:16:16 ID:WVrfsEdY0
>>674
「そっかなの…どれはいちばんおいしいかなの〜」
【少しニコニコしながら言った】

【しばらくしてツユそばが運ばれてくるが】
「あう〜いただきますなの〜」
【…並サイズを注文したらしいかった】

676甲/:2010/05/02(日) 21:19:26 ID:G7TsVC1I0
>>675
「ずるずる」
そばを進める

「…」
あくまで無言
そして七味を追加

「ずるずーる」
そばを進める
「ズズ…」
たまに汁をすすった!

677ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 21:22:17 ID:WVrfsEdY0
>>676
「ずるずるずるずる」
【ディスの方も素早く蕎麦をすする】

「あう〜。これもおいしなの〜!」
【笑顔…に見えるが、どこか悲しそうだ】

678甲/悪戯心故之観察道:2010/05/02(日) 21:28:10 ID:G7TsVC1I0
>>677
「ずーる…ぎらずーるずるずるー」
そばは進む
「ズゾゾゾゾ…」
汁も進む

「…」
ついでに七味も進む
ドンブリが赤く染まった……やりすぎた
「……ず…ずるずるずる!」
でもそばを進めた

679ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 21:29:55 ID:WVrfsEdY0
>>678
「ふ〜。ごちそさまなの〜」
【ため息を一息ついて、あっという間に食べ終えた】

「…ふ〜…」
【…お代わりしないようだ】

680甲/悪戯心故之観察道:2010/05/02(日) 21:36:13 ID:G7TsVC1I0
>>679
「げっほっぉえげっへぁ!」
案の定咽た
yes、自業自得

「……」
コップの水で口を癒して

「……回りくでぇ…」
それを、タン――と置く
「何か言いてぇ事があんならシャッキリ言ってみろよ」
真っ赤に染まったそばつゆはシャッキリを通り越した味だったが

「無いなら帰る」

681ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 21:38:33 ID:WVrfsEdY0
>>680
「あう?えっと…その…」
【少しだけ首を振って言う】

「そ、そんなにたいしたことじゃないなの…
 まけた、だけなの…あう…」
【だか、どうにも強がっているようだ】

「…へーき…へーきなの」
【少しだけ頭を下に向ける】

682甲/悪戯心故之観察道:2010/05/02(日) 21:43:15 ID:G7TsVC1I0
>>681
「そうか、平気なら大丈夫だな」
確か戦ったのは頼羽の兵器だったか
その辺と掛けてくるとは…面白い奴だ…!

「じゃ」
そのまま屋台を去ろうとする

683ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 21:46:36 ID:WVrfsEdY0
>>682
「あう〜!えっと、ちょっとまってなの!」
【少し慌てて駆け寄ってくる】

「いま『ろざりあ』がおうちにいなくてなの…
 それで…だれかにその…まけたくやしいのってきくひとほしくてなの!」
【要は寂しかったということだろう】

「その…ついてきていいかなの…さみしくてなの…」
【どうも悔しいときは寂しくなるっぽい】

684甲/悪戯心故之観察道:2010/05/02(日) 21:51:52 ID:G7TsVC1I0
>>683
「…"さみしくてなの"を解消出来るかは知らんが…」
立ち止まり
駅前広場のベンチを指差す

「やっと素直な言葉が出て来たな」
先行してそれに着席して

「まぁ、話してみな…ゆっくり、聞いてやるから」
フッと笑った

685ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 21:55:54 ID:WVrfsEdY0
>>684
「あう、ありがとなの…
 ほんとにありがとなの」
【安心した表情で、釣られてベンチに座る】

「その…たいかいかちたかったんだなの…
 おかねもらって…『ろざりあ』にゆーしょーしておんがえししたくてなの」
【先ほどに比べて和らいだ顔で語る】

686甲/悪戯心故之観察道:2010/05/02(日) 21:58:01 ID:G7TsVC1I0
>>685
「……ふーん…」
聞く、と言ったので一先ずは聞く

「そんで?」

687ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 22:04:20 ID:WVrfsEdY0
>>686
「だれかがまけちゃうのはわかってるなの…
 でも、『ななし』にまけちゃってなの…
 さいしょで、まけちゃって…」
【じんわり涙が出ている】

「うう、とってもくやしーなの!!
 まけるのくやしの〜!」
【感情が高ぶったようで大声を上げる】

「ううう〜…」
【泣き始めた】

688甲/:2010/05/02(日) 22:10:36 ID:G7TsVC1I0
>>687
「……」



「…」

泣き止むまで待つか、と思ったので待つ
……

うっわ、通行人の目が痛い!
違いますよー
俺泣かしてないっすよー

と、横で必死に手を振ったりしてる

689カノン・カペルマイスター/賑やかし:2010/05/02(日) 22:13:10 ID:w/5D8Mkk0
壁|

壁|゚∀゚>

壁|

690ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 22:15:51 ID:WVrfsEdY0
>>688
「……」
【しばらく泣いた後】

「は〜…ふ〜」
【ディスは顔をあげておっきく深呼吸した】

「なんだかちょっとらくになったみたいなの…
 ありがとなの『かぶと』なの…」
【まだ目の周りが赤い顔だが、さっきよりもすっきりした笑顔だ】

「…あとしんぱいなのは…『ろざりあ』まだかえってこないことだけどなの…」

691甲/:2010/05/02(日) 22:21:20 ID:G7TsVC1I0
>>689
「…」
空き缶を手に取って
あぁ、そういやアイツ金属じゃんと思い直して

「―――ドラァ!!」
全力で石を投げた!
>>690
気のせいだろうな、と思ったけど言わないで置いて

「…ふむ」
顎に手を置いて

「あほう」
とりあえず一刀両断した

692ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 22:23:12 ID:WVrfsEdY0
>>691
「あう〜!」
【ガーン!って顔をしている】

「う〜…なにかへんなこといったかなの…」

693カノン・カペルマイスター/賑やかし:2010/05/02(日) 22:26:40 ID:w/5D8Mkk0
>>691
壁|

壁| <うおっ石が飛んで来よったぁ――!!容赦nカーン


いい音がしました。

694甲/:2010/05/02(日) 22:29:13 ID:G7TsVC1I0
>>692
「先ずは……そうだな、"おんがえし"か」
上空に視線を上げて

「戦って金を得る…それってさ」

「危険で、怪我するかもしれない場所に自分を放り込むってこったろ」

「そんな自分を安売りする様な事で得た金で、はたしてロザリアは喜ぶのかな?」

695甲/:2010/05/02(日) 22:30:20 ID:G7TsVC1I0
>>693
「(―――…打楽器…)」
非常に失礼な想像

「……小学校の教材とかに使えそうだな…」

696ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 22:32:54 ID:WVrfsEdY0
>>694
「…うう〜」
【どうも痛いところをつかれている感じである】

「…それじゃだめ…かなの…
 たいかい…はこにわだからっておもったけどなの…」
【軽く反省している感じだ】

「う〜…『ろざりあ』…よろこばない…かなの…」

697甲/:2010/05/02(日) 22:38:58 ID:G7TsVC1I0
>>696
「俺はロザリアじゃねーから知らんが」
腕を組んだ
「俺だったら怒るな」


「大事にしてる奴が、自分を大事にしない行いをしたならね」

698ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 22:41:54 ID:WVrfsEdY0
>>697
「う〜…だいじに…しないとなんだなの…
 …ごめんなさいなの…」
【大きく頭を下げた…が、】

「…は、『ろざりあ』にいわないとかなの…」
【軽く頭をあげて言う】

699甲/:2010/05/02(日) 22:46:33 ID:G7TsVC1I0
>>698
それでも、その行いを許容するのならば
それはまた別の関係になってくるな……師弟?
まぁ今はこの指摘は詮無き事なので胸に仕舞う

「俺に謝ってもしゃーねーの」
首を横に振る
「言っても良いし、言わなくても良い……自分で決めな」

700ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 22:49:27 ID:WVrfsEdY0
>>699
「…そうだよねなの…
 『かぶと』には…ありがと…かなの」
【ちょっと恥ずかしげに言う】

「…きょうはおうちにいるかなの…
 う〜ん…」
【困った顔だ】

701甲/:2010/05/02(日) 22:52:29 ID:G7TsVC1I0
>>700
「後は……まぁ、良いか」
指摘事項はもう少しあったけど……まぁ、今回はこんな所かと話を〆て


「…今度は何の話?」

702ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 22:55:29 ID:WVrfsEdY0
>>701
「えっとなの…
 …ちょっとおうちにいって…
 まだ『ろざりあ』がおうちにかえってきてないみたいで…」
【少し不安そうだ】

「…どしたらいいかなって…しんぱいなのはいまはそれ…だけだけどなの…」

703甲/:2010/05/02(日) 23:08:47 ID:G7TsVC1I0
>>702
「ふぅん…」
空間転移を得手とするロザリア
それが帰って来ない…か

「いつから?」

704ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 23:12:40 ID:WVrfsEdY0
>>703
「あう…ちょっとまえに…
 わるいひととたたかってるところにあってなの…」
【ディスはそこでロザリアがゲル状になったように見えたことを語った】

「…それからは、おうちにきてないみたいなの…
 けが、したのかなの…」
【不安そうだ】

705甲/:2010/05/02(日) 23:17:50 ID:G7TsVC1I0
>>704
「怪我したってレベルじゃねえよそれ!?」
ゲル状!?ナニソレ!!?
形状崩壊してんじゃん!
使途なら何か十字架の爆発して目標完全に沈黙しましたって青葉くんに言われるがな!!

「あー…」
トントン、と側頭部を叩いて…落ち着いて…

「んー……」
良く分からないな、と思った

706ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 23:21:22 ID:WVrfsEdY0
>>705
「う〜ん…でもうごいてたから、だいじょぶだとおもうけどなの…」
【不安そうに言う】

「ちょっとさがしたほうがいいのかなの〜…
 おそと、なんだかあぶないみたいだからなの…」
【悪い人に会ったことで少し夜中の街を心配しているようだ】

707甲/:2010/05/02(日) 23:26:32 ID:G7TsVC1I0
>>706
「……うごく…だと…?」
冷静過ぎるだろ…jk…
この年にしてえげつない物見すぎだよなぁ…と余所の子ながら先行きが不安になる
仮にもオトモダチがゲル状になった時、はたして自分はどういうリアクションを取れるやら…

「…どこで見失った?」

708ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 23:37:08 ID:WVrfsEdY0
>>707
「あう〜……えっとなの…
 『でぃす』もそこできうしなっちゃったんだけどなの…」
【しばらく考える…】

「あっちのほうで…したの…
 しかくい…あなのあいてる…ところにはいっていったきがするなの」
【そう言って繁華街の方を指差した】
【四角い穴=下水の穴】

709甲/:2010/05/02(日) 23:43:24 ID:G7TsVC1I0
>>708
「……四角い…穴…?」

ポストか?
にゅるん、と動くゲルが入るポスト…郵便配達員、翌日騒然じゃねえか…
あぁ、でも新聞には載ってなかったから…多分違う

「(……しかし、コイツ…妙な単語は分かるクセに、肝心の…日常用語がさっぱりじゃねえか…)」
絶対、周囲の悪影響だなァ…と、思った

710ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/02(日) 23:45:43 ID:WVrfsEdY0
>>709
「…あのときけがしてて…
 しかもすごくつかれてたからさがせなかったの…」
【ふ〜…とため息をついて言う】

「う〜…したのほうにおちた…んだけど…
 う〜…おり…さく…みたいなの…がついてるあななの…」
【必死で単語を言った】

711甲/:2010/05/02(日) 23:54:17 ID:G7TsVC1I0
>>710
「あ〜…わーったわーった…こっちでも捜すから…」
何だか余計分からなくなりそうなので手で制する

ゲル状
下の方
……と、くりゃあ…うへぇ…十中八九下水かよ…
下水でドロドロを捜すなんざ、砂漠でダイヤ探すみてーなモンじゃねえ?

「…戯言か」
やる前から諦めるのは、確かに戯言

「まったく…」
溜息を、深く――不覚にも、吐いた

712ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 00:00:13 ID:WVrfsEdY0
>>711
「あう〜…ありがとなの…
 その、なんだかたのんでるみたいなの…」
【若干申し訳なさそうだ】

「…う〜ん…『でぃす』どしたらいいかなの…
 おうちにかえったほうがいいのかなの…それともさがしたほうが…」
【そしてこちらも悩んでいた】

713甲/:2010/05/03(月) 00:08:27 ID:G7TsVC1I0
>>712
「帰れ」
即答
是非は知らん

「アイツんち、行けるのお前だけだろうが…戻るかもしれねーから待ってろよ」
それに

「大事にされてんなら、自分をもっと大事にしろ」
確信した
コイツは…戦えるか戦えないかは問題では無く
―――"戦ってはいけない"奴だ

どうして戦いの場に居たがるのかは知らないが
そういう奴が戦いの場に居るのは、嫌だし――イライラする

「言いたい事は、それだけだ」

714ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 00:11:13 ID:WVrfsEdY0
>>713
「ん…わかったの…おうちでまってるなの」
【甲の言葉を聞いて、どうやら迷いが消えたようだ】

「…えっと…ありがとなの!
 もっと『でぃす』をだいじにしてみるなの!」
【そう言って頭を下げた】

「その…それじゃなの〜!」
【そう言ってディスは、大きく手を振って。笑顔で去って行った】
//おつおつ

715甲/:2010/05/03(月) 00:17:35 ID:G7TsVC1I0
>>714
「それで、良い」
出来る事、出来ない事の領分は
遠い様で近いのかもしれないが

少なくとも、今出来る事だけは履き違えて欲しくないなと思う甲であった

「とかなんとか」
ディスが去った後、ふー…と息を吐いた

「年齢を重ねる毎に……説教臭くなる自分に気付く…」
独白
そしてゴロン、とベンチに転がり

「いやんかぶたん…人知れず色々ピンチ…!」
嘆くのであった

//はいおつよ

716カノン・カペルマイスター/賑やかし:2010/05/03(月) 00:19:48 ID:w/5D8Mkk0
壁|

壁|<年齢を重ねて説教臭くなるのは経験を積むからだから仕方ないよね

壁|<それと、石を返しておこうか、うん

壁|ノシ ===石

717甲/:2010/05/03(月) 00:23:46 ID:G7TsVC1I0
ごつぃーん

「――あがぁ!?」

良い音…は、しなかった
鈍い音が鋭く響いて

甲にはたんこぶがひとつ、刻まれたのだった

718カノン・カペルマイスター/賑やかし:2010/05/03(月) 00:25:27 ID:w/5D8Mkk0
>>717
壁| 

壁|∀゚>9m <べ、別にし返ししたかったとかそんなんじゃないんだからね!!

壁|∀゚>9m <ああん?傷?ギャグ時空さんなら何とかしてくれるよほしみっ

壁|彡サッ

719甲/:2010/05/03(月) 00:28:14 ID:G7TsVC1I0
「それ…ツンデレじゃねーし……あ、あと…ほしみって言われてちょっと何のことか…迷ったし…」

ガクリ

720銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/05/03(月) 01:05:22 ID:E4Ka56rgO
 金属。
 それは大地に含まれる鉱石の一部。
 他の鉱石と比べて驚異的な硬度と柔軟性、伸縮性、伝導率を持つ物質である。
 大地の他に隕石などからも検出され、星を構成するのに重要な物質だ。
 また酸化した時の爆発力は凄まじく、周囲の何もかもをも吹き飛ばし、時には死の灰を辺りに撒き散らす。

 金属。
 冷たい光沢のなかに荒々しい熱さを秘めた鉱石。
 大地に混じり星を創る物質。

 その金属を、クロスは操る。
 そう、クロスの使う能力は言わば――

――星の力。



「…………星、か」

 夜の喫茶店。
 一人、缶ジュースを飲みながらカウンターで頬杖をつく。
 星、惑星、
 つまり、一つの世界。

「俺の中にも一つの世界がある。それをブッ放すようなモンか」

 椅子の背もたれに体重をかけた。
 足の長い椅子が傾く。

「俺、どこまで行っちまうのかな」

 強くなりたかった。
 だから力には貪欲だった。
 自分より強い存在に興味を持った。
 そして限界をブチ壊す為にと躍起になった。
 何度も倒れ、その度に仲間に支えられ、まだ、立っている。

 気付けば世界を超え、地獄が自分を待っていた。
 不相応な力をつけすぎたのだろう。
 選ばねばならない時が来たのだ。

 自分のいる世界か、
 自分の中の世界か。

――王よ!
――我らが王よ!

 目を閉じ耳を澄ませば聞こえてくる。
 罪人達の叫び声が。

「今度こそケリ……つけなきゃな」

 窓から入る夜風に髪の毛を揺らしながら、そっと呟いた。

721:2010/05/03(月) 09:50:47 ID:gE.6lb460
暑い
いやもう何が暑いって空が暑い
それに伴いアスファルトも熱い

こんな時は無性に田舎が恋しくなるけど

「……」

見渡す限りはコンクリートジャングル
チクショウ、鏡面素材の窓の反射を見てるだけで体感温度が2℃は上がるぞ

まったくの異常気象
毎年毎年、異常気象と言われ続けるこの世界
一体、いつ頃が通常気象だったのか……知りたいとも思わずに
高い太陽を見上げる度胸は無いので
帽子を深めに被りなおして五月の灼熱地獄を歩く

「…くぁ…ふ」
今日はオフ
のんびりするのは勿体無くて、こうして街まで出てきた訳で…

722No.3&No.31:2010/05/03(月) 10:03:19 ID:ZY44/EXI0
例えばそんな暑い日常が壊れていたらどうだろう。
少し前に出会った白衣の男が、少女と一緒に向こうから歩いてきた。
あろう事か男は分厚い白衣を着ながらもがたがたと震えている。

「さ、寒い…ごめんやて、許してーな」
「許しませんー。凍傷になれ」
「酷い…」

そこで甲に気付き、男が手を振る。

「あ、あんたは何時ぞやの。今日は非番なんか?」

723:2010/05/03(月) 10:16:27 ID:gE.6lb460
>>722
え、何この状況?
暑いのに寒がるとか…トンチ?

「……よう、サンちゃん…えぇと、寒そうだな」

見てるこっちまで寒くなってくる様な感じがして
キュッとマフラーを絞めなおしたり
(夏だろうがこの男、赤マフラーは着用している)

724No.3とNo.31:2010/05/03(月) 10:21:36 ID:ZY44/EXI0
>>723
「ほんまに、何でこんな日差しのええ日に寒がらなあかんねんっ!
ああもうホンマに堪忍やて!」

スリーは傍らの少女に向かって困り顔で頼んでいる。
どうやら彼の寒さの原因は少女にあるようだ。

「あんたも何かあれやな、季節を気にせん格好やな。
僕も今マフラー欲しいわ…」

かたかたかた。震え続ける可愛そうな男が一人。
横の少女は空色の瞳で冷たくスリーを見ていたが、甲の方に向き直り、ぺこ、と頭を下げた。

「スリーの知り合いですかー?」

鈴が鳴るような高い声で、そう聞いた。

725甲/:2010/05/03(月) 10:31:09 ID:KE2UskXwO
「…はは、そんなような者です」
ひきつった苦笑を顔に張り付けたまま

「いや…俺、用事があるから行くけど…風邪ひくなよ?」

巻き込まれない内にフェードアウトしていった

//急用で緊急事態でピンチだから落ちる!ゴメン!

726酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 12:29:27 ID:Fcl.02Cs0
【木造一軒家の扉を開けて、うーんと背伸びをする】
【暖かい日差しが町中を包んで、吹く風が心地よく頬を撫でた】
春だねぇ、良い日和だ。
こんな日は外でお酒に限ェックシッ

う゛〜〜…風邪引いたか?
【鼻を擦りながら歩き出す】
【昨日は窓を開けたまま腹を出して寝ていたのですまる】

727ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 12:45:06 ID:WVrfsEdY0
>>726
【扉を開けて…耳を澄ますと】
「すやすや」
【近くの家の屋根から寝息が聞こえる】

【見れば、包帯を全身に巻いた少女が昼寝をしていた】

728酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 12:50:41 ID:Fcl.02Cs0
>>727
……鳥の寝息か?
【ぴょんと飛び上がり、屋根の縁に片手をかけて軽々と登りあがる】
【そこにいた姿にちょっと驚いて息を呑む】

まるでネコだな。ちょっと鳥肌立っちゃった。
【ネコ嫌い】
【そろりそろりとつま先歩きでディスの横に移動、音を立てないように座り】
【実に気持ちよさそうな寝顔を覗いて覆いかぶさるような格好に】

729ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 12:53:53 ID:WVrfsEdY0
>>728
「す〜…」
【寝顔はなんだかとっても幸せそうである…】

「う〜…おなかいっぱ」
【口から涎がデロデロしている】

730酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 12:59:32 ID:Fcl.02Cs0
>>729
チープな寝言こきやがってコノヤロウ。
【思わず目が細くなる】
【起こすのも気が引ける、と思ったが……ならばと】
しゃきーんっ!
【取りいだしたるはワンカップ、勿論盗品】
【やたら楽しそうにニヤニヤしながら蓋を剥がして唇に一滴二滴と垂らしていく】

731ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 13:04:35 ID:WVrfsEdY0
>>730
「う〜…」
【涎がワンカップにたまる。このままだったら半分たまるかもしれない…】
【ところで】

「う〜…う?」
【ゆっくりと眼をあける。】

「…?」
【気配を感じたのかもしれない。半開きの目でぼ〜っと虎姫を見る】

732ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 13:20:16 ID:WVrfsEdY0
//スマン731は無かったことにして

733ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 13:22:42 ID:WVrfsEdY0
>>730
「ごく…ごく」
【寝たまま喉を鳴らす。どうやらお酒を飲んでいるようだ】

「う〜…」
【まだ寝ている】

734酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 13:29:03 ID:Fcl.02Cs0
>>733
フッ……これくらいにしておいてやろう。
【あんまり呑ませてもね、と口中で呟き残りの酒を全部自分の口に流し込む】

にしても涎が凄いな、拭くもの持ってない……んうにゃー。
起こせば自分で拭くか! 体中布だらけだし。
【再度顔を近づける。今度は唇がくっつきそうなくらい顔を近づけ】
おーい起きろー。オネーサンが取って食うぞー?
【軽くほっぺたをぺちぺち】

735ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 13:33:23 ID:WVrfsEdY0
>>734
「うう〜…あう?」
【軽く頬をペつペつされてゆっくりと目を開ける】

「…う〜…う?」
【なんかちょっと顔が赤くなってる気がする】

「あ、おはよ」
【手を軽く上げる。眼が半分だけ開いている】

736酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 13:35:50 ID:Fcl.02Cs0
>>735
オハヨーゴザイマー。
【超至近距離でにこっと笑う】
春の陽気で昼寝って最高な生活してるわねぇ。
涎凄いよヨダレ。
【などと話しているが……全然顔を離す気配が無い】

737ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 13:40:16 ID:WVrfsEdY0
>>736
「あう、たいへんなの…」
【涎をゴシゴシこする】

「…あったか…かったからねちゃったの…
 おひるたべたらなの」
【ボーっとしている顔である。紅い顔だ】

738酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 13:45:02 ID:Fcl.02Cs0
>>737
ほほーうそうかそうかー。
【酔ってるらしいのを確認してから顔をようやく離す】

ふふ、満足……あーゴホン。
最近調子ど? なんか面白いことあった?
【隣に寝転がり頭の後ろに手で枕を作って】

739ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 13:50:28 ID:WVrfsEdY0
>>738
「う〜…えっと…
 ちょうし…なの?」
【ゆっくりと起き上がって…ボーっと空を見る】

「…なんだかいまとってもふわふわしてるなの〜」
【起き上がった頭がぐらぐらしている】

740酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 13:58:05 ID:Fcl.02Cs0
>>739
ほーうそりゃー大変だーお空飛んじゃうかもしれないぜー。
ロケットみたいにバヒュイーンってな。
【空に指で小さく弧を描く】

【むくっと起き上がり】
ほれ、こっち来。
【あぐらをかいて太ももを叩く。座れということらしい】

741ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 14:08:35 ID:WVrfsEdY0
>>740
「あう〜…ちょとこわいなの〜」
【少し怖がる顔で立ち上がる】

「えっと…いくなの〜」
【よろよろして歩いている】

742酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 14:13:55 ID:Fcl.02Cs0
>>741
危ないッスねぇー。ほい。
【ゆるい笑顔で手を差し出す】

743ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 14:18:34 ID:WVrfsEdY0
>>742
「あうー…ありがとなのお…」
【ゆっくりと手を差し伸べる】

「う〜…にゅう…」
【一歩手前で座り込んでしまった】

744酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 14:21:35 ID:Fcl.02Cs0
>>743
あらあらまぁまぁ。
【手を取るけど、無理に引っ張ったりはせずに】
【ディスの後ろに回って、ふらふらした背中を抱き寄せ安定させる】

やっぱお酒は早かったか…?
【ボソッと】

745ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 14:26:00 ID:WVrfsEdY0
>>744
「あう〜…きぶんわるいなの…」
【どうやら悪酔いをしてしまったらしい】

「う〜…だっこ…」
【少し幼児退行しているようだ】

746酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 14:29:08 ID:Fcl.02Cs0
>>745
はいはい、だっこですよー。
【きゅっと抱く腕を軽く締め、耳元で優しく声をかける】

試合……出てたんだっけ、ひとまずお疲れ様。
どうだった?
【優しく髪の毛の線に沿って、梳くように頭を撫でる】

747ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 14:33:21 ID:WVrfsEdY0
>>746
「う〜…しあい…」
【聞かれた途端に涙がボロボロ流れてくる】

「うあーーん!!まけたのぉ〜!!
 くやしのぉ〜!!」
【きのうはすっきりしたけども、やはり悔しさは抜けきらないらしく】

「わあああん!!」
【群青の髪を軽く揺らしながら抱き返してくる】

748酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 14:37:13 ID:Fcl.02Cs0
>>747
うおっ。
【豊満な胸で頭を受け止め、優しく腕を背に回す】

そう泣きなさんな、あんなによく頑張ってたじゃない。
(見ってないけどー。)
【抱きついてて見えないのをいいことにべっと舌を出し】

それに、下位決定戦もあるし……。

749ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 14:42:04 ID:WVrfsEdY0
>>748
「…うう…がんばったけど…
 やっぱりくやしの〜!」
【顔をうずめたまま泣いて語る】

「…う〜…がんばるの…」
【下位決定戦と聞いて、軽くうなずいた】

750酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 14:47:53 ID:Fcl.02Cs0
>>749
……なーんでそんな悔しいの?
【撫でる手をぴたりと止める】
僕はさ、悔しくないワケ。戦って負けても、そんなにさ。
そんなの結果なんだから、次は何とかすればって思うことは思うんだけど
でも悔しがることってまず無いんだ。


やっぱり、何かの為、『誰かの為』……だったりするの?
【見えないながらも、首を小さく傾げる】

751ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 14:51:20 ID:WVrfsEdY0
>>750
「ううう…その…
 おかね…『ろざりあ』のためにほしかったの…」
【そっと顔をあげて言う】

「でも…まけちゃったからなの…
 …だいじょぶ…だけどなの…」
【酔っぱらって本音が出たということだろうか】

752酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 15:02:36 ID:Fcl.02Cs0
>>751
ロザリアちゃん、ね……。
【いつかどこかで見たことがある】
【あの時は吸血鬼として暴走していて――だったはず】

異能都市は、強さがかなり大切って言うか、重要っていう所だからね。
強い人もいっぱいいるさ。
【そっと頬を撫でて慰める】
強くなりたいなら、お姉さんに言いな。これでもワリとデキるクチだぜ?
【にっと歯を見せる快活な笑み】

753ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 15:07:08 ID:WVrfsEdY0
>>752
「あう〜…うん…なの…
 いつか…つよくなりた…なの…」
【少し眠たそうな顔】

「…いま、いなくてさみしの…『ろざりあ』なの…」
【そのままフッと寝てしまいそうだ】

754酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/03(月) 15:14:54 ID:Fcl.02Cs0
>>753
あら。
【寝そうだ。】
【ディスの目を自分の手で覆う。酒のせいか、虎姫の手は暖かい】
【それからこっそり体を離して、また屋根にディスの体を横たえる】
おやすみ。

僕は……久々にお仕事でもしにいこっかなぁ。
【ちょっと移った眠気を欠伸で紛らわし、つま先でぴょんと屋根から飛び降りた】
/〆乙

755ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/03(月) 15:22:56 ID:WVrfsEdY0
>>754
「…おやすみ…なの…」
【そう言ってゆっくり目を閉じると…】

「く〜…」
【再び寝息を立て始めるのであった】

//乙〜

756東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 16:11:57 ID:7gFzKdaU0
公園を虹色ソフトモヒカンでアロハシャツでサングラスのぶっ飛んだ風貌の青年が歩いている。
口元にはシガリロが咥えられている。

「あー、今日は煙草がマズイぜ……」

なにやらイライラしているようだ。

757遠見 勇人:2010/05/04(火) 16:14:17 ID:gDbSrbBc0
公園を地味なシャツとジーンズ姿の背景と同化しそうな程に地味な風貌の青年が歩いている。
口元にはタバコチョコがくわえられている。

「本物のタバコは不味いがタバコチョコはうめえ……」

とりあえずご機嫌だ。

758東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 16:16:58 ID:7gFzKdaU0
>>757
シガリロをふかしながら下を向いて歩いているとうっかり男にぶつかってしまった。

「っ! 痛てぇなオイ」

普段なら笑って大丈夫?とか聞くのだが今日はどうも虫の居所が悪い様だ。

759遠見 勇人:2010/05/04(火) 16:21:09 ID:gDbSrbBc0
>>758
地味な青年はその見た目以上の体重と筋力を持っている。
故に同程度の体格の相手とぶつかった場合一方的に弾き飛ばすことになる。

「あ、すまん」

760東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 16:24:30 ID:7gFzKdaU0
>>759
一方的に吹き飛ばされてしまいその拍子に煙草がどこかに飛んで行ってしまう。

「あ! あああああッ!」

とんだ煙草を探すが見つからない。
なぜ煙草一つでここまで慌てるのか。
何を隠そう、不味いとはいえ専門店で買った3000円のプレミアムシガーだからだ。

「てめえ! どうしてくれんだよ!オイ」
「俺の煙草がぁッ!」

青年を睨みつける良方。

//うわ、DQNだスイマセン

761遠見 勇人:2010/05/04(火) 16:29:53 ID:gDbSrbBc0
>>760
「俺の煙草が」というフレーズで気付いた。
自分の口に先ほどまで加えられていたもの―――タバコチョコが無い。
大抵の人間ならば駄菓子と一笑に付すかもしれない。
だがそれはれっきとしたタバコチョコであり、その何も代えられない。

「テメエこそ何すんだオラァ!」

自分を睨んできた相手をさらに睨み返す。
まさに一触即発。

762東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 16:32:58 ID:7gFzKdaU0
>>761
ツカツカと歩み寄り怒鳴る。

「テメェ! あの煙草3000円もしたんだぞ! まだ2分も吸ってねえってのによ!」
「文句があんならかかってこいよ!」

煙草を台無しにされてブチギレているようだ。
正に一触即発だ。

763遠見 勇人:2010/05/04(火) 16:37:56 ID:gDbSrbBc0
>>762
「文句は大有りだぁああああ!」

拳を握り、にじり寄る。
完全なる戦闘態勢、次の瞬間には鋼の如く握られた拳が繰り出されてもおかしくは無い。
それでもすぐに仕掛けなかったのは一般人としての良心故か。

764東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 16:39:59 ID:7gFzKdaU0
>>763
能力を使えば即効でボコボコに出来そうなものだが
怒り心頭で底まで頭が回らず凄まじ速度で拳を振りかぶり青年に飛びかかる。

「俺こそ大ありじゃボォケエエエィツ!」

765遠見 勇人:2010/05/04(火) 16:44:54 ID:gDbSrbBc0
>>764
「舐めるなぁ!」

繰り出された拳に対し、左腕を当てて軌道を逸らす。
と同時に右腕で相手の側頭部へ肘打ちを仕掛ける。
握られた拳が鋼であるのならば、繰り出された肘は刃金。
その実、一流ムエタイ選手の肘は相手を”切り裂く”という。

766東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 16:47:09 ID:7gFzKdaU0
>>765
肘が側頭部にかすり血が出る。

「ッ!」

体を回転させ肘を受け流す。
そのままの勢いで放たれるのは回し蹴りだ。
十分すぎる加速を持って放たれる右足は青年の顔へと直行している。

「ぶっ飛べッ!」

767遠見 勇人:2010/05/04(火) 17:01:38 ID:gDbSrbBc0
>>766
捨て身で行くことも、下がってさがることも出来たが、ここで相応しいのは受けること。
大きく腕を上げて回し蹴りをガードする。
あまりの衝撃に胴体は大きく撓り、公園の石畳を削りながら体全体が横にスライドする。
それだけの攻撃を受けながら、まだ余裕を感じさせるのは超身体能力を持つ故か。

「強いな……」

摩擦で靴底が溶ける微かな臭いを鼻に感じながら、ゆっくりと上体を起こした。
避けられた一撃と、食らった一撃で理解した。
相手はただの不良ではない。

768東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 17:05:38 ID:7gFzKdaU0
>>767
足が相手に当たりビリビリとした振動が伝わる。
青年の言葉を聞き笑う。

「ハッ、テメェも中々だ」
「んじゃ! とっととぶっ飛べっ!」

スライドするような動きをし、青年に近づき掌底を放つ。
先程までの動きとは違う訓練された動きだ。

769遠見 勇人:2010/05/04(火) 17:11:05 ID:gDbSrbBc0
>>768
まともに正面からぶつかれば負ける。
戦闘技術はともかく、身体能力ではおそらく負けている。
そう判断して、掌底を避けるにしては大きすぎる程に後ろに大きく跳ぶ。
そして背後にあった街頭の柱の部分に両足を付けた。
地面と水平になった体、その一瞬だけ時が止まったように感じられる。

「行くぞ……!」

770東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 17:15:43 ID:7gFzKdaU0
>>769
……来る。そう判断した。
あの体制からどの様な攻撃が放たれるか予想もつかないが
先程までの攻防を考えると油断はできないだろう。
良方は基本的に武器を持って戦うため格闘にはあまり慣れていない。
先程の歩法や掌底も剣術の動きを応用したものだ。
だが、武器をつかうという選択肢は浮かばない。
ただ正面から迎え撃つのみ。

「おうッ!」

先ほどと同じ重心の崩れないスライドするような動きで青年に近づく。
右腕は既に振りかぶられていて相手の攻撃に合わせて放つことが出来るだろう。

771遠見 勇人:2010/05/04(火) 17:20:28 ID:gDbSrbBc0
>>770
ほんの一瞬の静止の後、全脚力を総動員し街灯を蹴って前方へと飛ぶ。
全てのエネルギーを余すことなく推進力へと変換し、一瞬のうちに神速へと達するその技は異能と並べても劣らぬと言えるほど。
彼は100kg超の砲弾となり、相手の青年へとまっすぐに突っ込んでいく。
これは壮絶で、豪快で、単純なタックルだ。

772東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 17:25:44 ID:7gFzKdaU0
>>771
凄まじい速度で自分に向かってくる青年を見て舌打ちをする。

「チッ! こりゃあキツイぜ!」

だが引く事はしない。
正面から右手で手刀を当てる。
手を刀に見立てた上で、重心移動と速度も加えられている技だ。
さらに、相手の爆発的な速度がむしろ幸いとなった。
その手刀は正に肉で出来た刀と行っても過言ではない威力を発揮する。
相手の右肩に当たった手刀は相手の皮膚を切り裂き鮮血を撒き散らす。
が、それだけの威力の攻撃を放った代償は当然、ある。
ゴキッという音。右手の骨が、砕けた。

「痛てぇ……なオイ!」

773遠見 勇人:2010/05/04(火) 17:33:53 ID:gDbSrbBc0
>>772
必殺技の一つと言える攻撃も外した。
それに加えてカウンターまで貰うと言う有様だ。
ざっくりと切られた肩からは夥しい量の血が流れ出している。

「ライフル弾だって通さないってのに……」

全力で戦っているわけではない、ただの喧嘩で全力を出すことは無い。
だが相手からも全力を感じない。そして自分のほうが力を出していることは明らかだ。
向き直って相手を見ると、途轍もなく巨大に見えた。
身長は自分とそう変わらない、しかしその何倍にも巨大に見えた。
今までに何千と言う場数を踏んできたが……

「こんな強敵見たことねぇ」

774東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 17:40:55 ID:7gFzKdaU0
>>773
砕けた右手を振り呟く。

「普通に強いって恐ろしいなオイ」

機関時代には色々な異能を持つものなどと戦ってきた。
その経験上から知っているのだ。
普通に強いということが一番厄介だと言うことを。
奇抜な能力ならいい、対処ができるからだ。
だが、身体能力が高いというシンプルな強さには対処の仕様が無いのだ。
笑う。

「ハハ! てめえも中々強いぜ!」

スライドの動きで相手に近づきその勢いでローキックを放つ。
足を潰せばタックルは放てない、そう判断したのだ。

//洗い物してくるので返すの遅いかもです

775遠見 勇人:2010/05/04(火) 17:51:24 ID:gDbSrbBc0
>>774
狙われた足を大きく上げてローキックを避け、そのまま石畳へと振り落とす。
踏み抜かれ、粉々に砕かれた石畳は大小無数の破片になって飛び散る。
まさにショットガンの如き攻撃だが、それは目くらましに過ぎない。

「破ァ!」

踏み抜くことでしっかりと固定した足で大地を掴み、腰を落としつつ捻りを加えた拳を放つ。
空手で言うところの正拳突きだ。
だが無論ただの正拳突きではない。
卓越した技術と人間の規格を遥かに超えた身体能力から放たれる、超音速の正拳突きである。

776東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 18:01:09 ID:7gFzKdaU0
>>775
放った足を地面に叩きつけられる。
それだけではない、それによって飛び散った石畳が体に当たり血を撒き散らす。

「ッ! ラァツ!」

苦し紛れに足を振り上げるがそれも無駄に終わる。
相手の正拳突きを受け吹き飛ぶ。

「ゲホッ! ゲホッ!」

地面に膝をつきむせる、血も少し吐いた様だ。
ニヤリと笑い立ち上がる。

「やるじゃねぇか……」

足元がふらついているがそんなことは関係ない。
ただこの喧嘩を楽しむのみだ。

「本気で行くぜッ!」

左手には蝶の飾りのつけられたナイフがいつの間にか握られている。
そして最短ルートで男の右腕を狙い突く。

777遠見 勇人:2010/05/04(火) 18:06:39 ID:gDbSrbBc0
>>776
キン、と甲高い金属音によってナイフは止められた。
左手に握るのはどこから取り出したか多目的用のトマホーク。
伐採用の斧とは違い小振りであるが頑丈な代物だ。

「そっちが得物を使うなら、こっちも得物を取らせてもらうぜ」

778東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 18:09:03 ID:7gFzKdaU0
>>777
ナイフを止められ舌打ちをする。

「へっ上等ォ!」

ナイフを高速で突く。
一度ではなく2度3度とだ。
巧みなフットワークでナイフはいろんな方向から青年を襲う。

779遠見 勇人:2010/05/04(火) 18:20:26 ID:gDbSrbBc0
>>778
ナイフは近距離戦闘で威力を発揮する武器ではあるが、取り回しではトマホークも負けてはいない。
十重二十重に繰り出される攻撃を、往なし、受け止め、時には弾き返す。

「埒が明かんか」

不毛とも言える攻防のさなか、相手の虚を付くように後ろに下がりつつ小さな瓶を投げつけた。

780東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 18:23:58 ID:7gFzKdaU0
>>779
距離を取られた上、何が入っているかも分からない瓶を投げつけられる。
一歩下がり瓶から離れる。

(チッ……!腕さえ無事なら刀を使えるんだが……)

「止血ッと」

右手にいつの間にか包帯が巻かれている。

781遠見 勇人:2010/05/04(火) 18:31:02 ID:gDbSrbBc0
>>780
「軽率では無い……か……」

瓶の中に入っていたものは唐辛子の粉末。
冗談のような攻撃ではあるが、これを粘膜に食らって平気でいられる動物など存在しない。

「ダメだな、俺の負けだ」

「お前強かったよ……」

止血もせずに放っておいた肩の傷もそろそろ限界だ。
最後の小細工も通じなかった以上、敗北と言うほか無い。
トマホークを手品のように仕舞いこむと、戦闘態勢を解除した。

782東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 18:33:32 ID:7gFzKdaU0
>>781
相手が負けを認めたのを聞きナイフを消す。

「アンタも中々のもんだったぜ?」

ふと気づく。

「あれ、俺ら何で戦ってたんだっけ?」

戦闘に集中するあまりそもそもの喧嘩の理由を忘れていたようだ。

「ほれ、包帯だ。 巻いとけ」

左手に突然包帯が現れそれを青年に向かって放る。

783遠見 勇人:2010/05/04(火) 18:39:33 ID:gDbSrbBc0
>>782
「本当に何で闘ってたんだろうな……」

包帯を巻きつつ考える。
忘れてしまうほどの理由だ、大したものではなかったのだろう。

784東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/04(火) 18:41:43 ID:7gFzKdaU0
>>783
「んじゃあ俺右手砕けてるから病院行ってくるわ」
「悪かったな、突然喧嘩ふっかけて」

頭を下げ謝り、病院のある方向へ歩き去っていく。

785百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/04(火) 23:35:07 ID:GIHUoOKU0
ギラギラしている

摩れて白くなりつつあるGパンには、いくら洗っても取れない今までの旅路の傷跡が
どこかで仕入れてきたのだろう真っ黒なコートはただ黒いだけではなく、そこに確かに血の黒さがあった


手には荷物なんて無い、あるのは長太刀だけ


過去の彼を知っている人から見れば何が起こったのか理解できない、それほどの豹変振りだろう
尤もこの変化はその”彼を知っている人”を探し続ける旅によって齎されたのだが


立ち止まり、空を仰ぎ見た

「…喉が渇いた」

786ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/04(火) 23:42:27 ID:WVrfsEdY0
>>785
「…あう?…
 なんだろこのにおいなの」
【あたりを見回している包帯少女がいる】

「…?」
【そして、命に目が行った】

787百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/04(火) 23:52:04 ID:GIHUoOKU0
>>786
「ん?」
視線を感じたのかディスへと乾いた瞳を動かす
ほぼ死んでいるといってもいい、一切の色を持たない瞳


「……ディ…」
声が震えているのが聞いて取れる、声だけじゃない焦点もグチャグチャだ


「…ディス、ちゃん?」

788ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/04(火) 23:54:42 ID:WVrfsEdY0
>>787
「あう?…えっと…」
【少し心配そうな眼は、じっと命の目を見る】

「あうあう!だいじょぶなの!えっと…
 どこかわるいなの!?」
【慌てて駆け寄って行く】

「あう〜…このにおい…しってるひと…なの」
【顔をあげて、ディスは再び驚く】

789百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 00:05:21 ID:GIHUoOKU0
>>788
「俺はね、百合代命(ゆりしろみこと)って言うんだ…命って書いてみこと」
わしゃわしゃと頭を撫で始める、指も爪も、掌も丁寧に手入れがされている…武器を手にしているとはとても思えない


「ねぇディスちゃん、蔡生を知らない?」
その後付け加えるように「ごめんね、今は飴も持っていないんだ」と申し訳なさそうに呟いた
すでにその瞳は先ほどとは違う…光を反射してキラキラと輝いていた

790ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 00:08:10 ID:WVrfsEdY0
>>789
「あうあう…『みこと』…そうなの『みこと』なの!
 どうしてここになの!?それになんだかそんなにつかれて」
【ディスは慌てている!!】

「えっと…『さつき』…このまちにいるけどなの…
 あ、まってなの!いまなにかごはんかってくるなの!」
【そう言って近くにパン屋があるのを確認すると
 慌てて走っていく…まあ、直ぐに帰ってくるだろう】

791百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 00:15:09 ID:GIHUoOKU0
>>790
どかりと道の真ん中に座り込んだ

「…よかったな、俺も…お前も」
手に握った刀をぎゅっと握り締める

792ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 00:18:54 ID:WVrfsEdY0
>>791
【で…数分後】
「お、おまたせなの〜!」
【大量のパンが詰まった袋を抱えてディスが戻ってきた】

「その…これだけあったらだいじょぶかなの。」
【命の近くにドカッと置いた】

793百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 00:20:34 ID:GIHUoOKU0
>>792
ぽかんと口を空けたまま見つめたが、すぐに笑顔に変わった

「いくらくらいかかっちゃったかな?」
優しい表情でパンをひとつ手に取る

794ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 00:24:00 ID:WVrfsEdY0
>>793
「あう〜…えっと…おかね…
 これかなの」
【千円をポケットから取り出した】

「えっとねなの、きにしないでなの!
 いっぱいたべられるところでもらったおかねだからなの!」
【右手を軽く振る】

「あう〜…でもそのかっこどしたの〜?」
【心配そうな顔で命の服装を見る】
【まあ事情を知らなければ、ディスもおんなじようなものだが】

795百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 00:28:00 ID:GIHUoOKU0
>>794
「そっか…えぇっと…ここの通貨だと…あった」
くしゃりと曲がったお札のようなものをディスに握らせた
実際は0の数が1つ多かったりしたのだが、くしゃくしゃになっているので広げなければ確認は難しいだろう

「ありがとう、ディスちゃん…いろいろなところを見て回っていたんだ、ずっとね」
苦笑いを零しながらパンをひとつ開けた

「その途中で転んだりしていたからぼろぼろになっちゃってさ」

796ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 00:30:32 ID:WVrfsEdY0
>>795
「あうあう、ありがと…なの。
 きにしなくてもいいのになの〜」
【少し手を振ってくしゃくしゃのお札を見る】

「…そっかなの、いろんなところまわって…
 いろんなたいへんなことあったのかなの〜」
【服装をじーっと見て言う】
【ディスの方はパンには一切手をつけない】

797百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 00:39:32 ID:GIHUoOKU0
>>796
「うん、髪もぼさぼさになってしまったし…心配してくれてありがとう」
もう大丈夫だから。と立ち上がって声をかけた


「残りはみんなで分けてよ、どうせみんな居るんだろうし」

「それよりもディスちゃんはこんなことしてていいの、用事とか待ってる人とかいるんじゃないのかな」

798ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 00:43:25 ID:WVrfsEdY0
>>797
「あうあう、そっかなの…よかったの〜」
【微笑んで言う】

「あうあう、『くろす』も『かぶと』も『さゆり』もいるなの〜!」
【微笑みながらパンの袋を抱える】

「…あう、もういいなの?」
【袋の中身を見ながら言う】

「まってるひとなの?あう〜…
 なにかいそいでることはないけどなの〜」

799百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 00:49:01 ID:GIHUoOKU0
>>798
「うーん、そうだなぁ…」
顎に手を当てて何かを考え始める

「ディスちゃんは何か好きな飲み物とか無いかな」

800ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 00:51:13 ID:WVrfsEdY0
>>799
「あう〜?えっとなの・・・」
【しばらく考える…】

「あまいのがいいなの〜!」
【そう言って指を立てる。適当な名前が浮かばなかったようだ】

801百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 01:01:58 ID:GIHUoOKU0
>>800
「…そっか、じゃあディスちゃんが飲みたい甘い飲み物を買ってきてくれるかな」

802ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 01:05:05 ID:WVrfsEdY0
>>801
「あう〜。かってきてなの?
 えっと…『みこと』のももってこなきゃだめだよねなの」
【頷きながら言う】

「まっててなの〜!すぐもどるの〜」
【ニコニコしながらまた近くのお店に向かって言った】

803百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 01:13:19 ID:GIHUoOKU0
>>802
「うん、それじゃあまたね」
そういいながら手を振り見送と、ポケットから取り出したメモ帳のページを1枚破った
丁寧な字で「ごめんね」とだけ書きのこしてから、それに石を上に乗せて固定する

「…ごめんね」
今ここにいない誰かへの懺悔の言葉
手にしている刀がカタカタ騒ぎ出し、それを無理やり握って黙らせると
その場から消えるように去っていってしまった

804ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 01:18:26 ID:WVrfsEdY0
>>803
【しばらくしてディスがジュースを抱えて戻ってくる】
「おそくなってごめんなの〜!
 どれえらぶかまよ…あう?」
【あたりを見回すが、命の姿はない】

「…ごめんね?…あう〜。
 どこにいったの〜?『みこと』なの〜!」
【ディスは飲み物とパンの袋を抱えたままはしって行った】

805上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/05/05(水) 11:53:13 ID:.6prKP66O
「〜♪」
【ベッドの上は暇である】
 
「よ〜し完成!」
【外に出ようとしたら執事に力付くで連れ戻される
だから上弦は持て余す暇を潰す為に、服を作っていた】

806百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/05(水) 14:05:18 ID:GIHUoOKU0
「……」
公園のベンチ、缶珈琲を片手に空を見上げている
ゆっくりと珈琲に視線を落とし、もう一口口に運んだ

807ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/05(水) 14:38:58 ID:WVrfsEdY0
>>806
「おなかいっぱいなの〜…」
【ディスが公園の中に入ってくる】

「う〜…」
【ベンチに座ってうとうとし始める】

808アイリス:2010/05/06(木) 01:40:59 ID:VeONXbeQ0
>>807
夢と現の境目を泳ぐ童女の隣に気配が一つ。
金と黒の長髪、千夜学園の制服を着たアイリスだ。

近くにいるディスを起こさぬよう、ゆっくりと隣のベンチに腰掛けた。

809ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/06(木) 01:42:50 ID:WVrfsEdY0
>>808
「…す〜」
【ディスは軽く寝息を立てながらいベンチで寝ていた】

「…す〜」
【そのうちに前の方に体が流れて言って】

ごろん
【ベンチから転がり落ちてしまう。】

810アイリス:2010/05/06(木) 01:47:15 ID:VeONXbeQ0
>>809
その一部始終が目に入ってしまった。

「おや…随分とおっちょこちょいなお姫様だ。」

転がり落ちたディスをお姫様だっこし、ベンチに寝かせる。
自分の制服であるジャケットを掛けると、また月を眺める。

ディスの内包する幼さから、ある童女を思い出す。

811ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/06(木) 01:49:26 ID:WVrfsEdY0
>>810
「…あう?」
【ベンチに寝かされてからしばらくして、ディスはゆっくりと目を開けた】

「…よるなの…」
【空の月を見上げて、そっと呟いた】

812アイリス:2010/05/06(木) 01:56:26 ID:VeONXbeQ0
>>811
「御機嫌よう。眠り姫。」

二つ並ぶベンチ。
一方はディスが眠るベンチ。隣のベンチにアイリスは座っていた。
ディスの方向から声が聞こえると、声に応えるようにディスに振り向く。
白磁のような肌に蒼の瞳。女の子のような顔だちから高めの声があがる。

813ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/06(木) 02:00:08 ID:WVrfsEdY0
>>812
「あう、おはよ…」
【ゆっくりと起き上がって言う】

「じゃなくてこんばんわなの…
 あう、えっと…」
【起きたばかりのためか見覚えがあるかどうかあいまいのようだ】

814アイリス:2010/05/06(木) 02:05:44 ID:VeONXbeQ0
>>813
アイリスは、微笑ましい視線でディスを見つめる。

「おはよう。いや、もう夜だね。今はこんばんわというべきかな。」

目がぼやけているのだろう。
誰しも寝起きはこのような表情をするだろう。

「僕は只の学生さ。」

この言い回し。どこか面倒であろうそうな性質だ。

815ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/06(木) 02:12:50 ID:WVrfsEdY0
>>814
「あうー…そうなの。…
 はじめましてだったかなの?」
【首をかしげながら言う】

「こっちのなまえ『でぃす』っていうなの〜。」

816アイリス:2010/05/06(木) 02:17:04 ID:VeONXbeQ0
>>815
「やぁ。ディス。僕はアイリス。アイリス・フォン・ルズィフィールだよ。」

童女と言えど淑女であることには変りない。
微笑みを浮かべ、名乗る。

「しかし、眠っていたとは言え、このような時間に外にいるとは感心できないね。子供は家で眠る時間だ。」

817ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/06(木) 02:23:26 ID:WVrfsEdY0
>>816
「あうあう、『あいりす』なの。よろしくなの〜」
【軽く頭を下げて言う】

「ごめんなさいなの…おひるねのつもりだったんだけどなの…
 こんなによるになってるなんてなの」
【月を見ながら】

818アイリス:2010/05/06(木) 02:29:02 ID:VeONXbeQ0
>>817
「良いかな。小さな淑女<リトル・レディ>。夜は、怖いものなんだ。」

ディスに顔を向け、微笑む。

「もしかすると、怪物に攫われてしまうかもしれないよ。」

お昼寝と言うより睡眠だろうという突っ込みは無しの方向で。

819ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/06(木) 02:32:40 ID:WVrfsEdY0
>>818
「あうあう…うん…よるはこわいなの…
 さらわれるのはいやなの」
【軽く震えながら呟く】

「その、いっしょにいてくれてありがとなの…
 ちょっとあんしんなの」
【そう言って軽く微笑む】

820アイリス:2010/05/06(木) 02:37:02 ID:VeONXbeQ0
>>819
「本当に気を付けるんだよ。この世の中には人の命を塵のように扱う者がいるようだからね。」

アイリスは月に目を向ける。
どこか、羨望を湛えた瞳。

「偶然だよ。僕はたまたま此処に来たんだ。ディスが幸運というべきかもしれないね。」

821ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/06(木) 02:42:38 ID:WVrfsEdY0
>>820
「あう…そうなんだよねなの…
 やさしいひとがおおいといいのになの」
【少ししょんぼりしている】

「そうなの…うんがいいかなの?
 …でもそばにいてくれただけでうれしなの!」
【だけどすぐに微笑み返した】

「あう〜…そろそろかえったほうがいいかなの?」
【少し周りを見て言う】

822アイリス:2010/05/06(木) 02:48:04 ID:VeONXbeQ0
>>821
「そうだろうね。彼らは皆、お人好し過ぎるきらいがあるようだからね。」

口元だけがアイリスの笑みを湛えていた。

「ああ、運がいいのさ。ディスが目を覚ました頃には、見知らぬ天井で…なんてことにならなくて良かったものだよ。
 
『そばにいてくれただけで嬉しい』というディスの言葉に、自然と頬が緩んだ。
理由は頭の片隅に置く。

「ディス。夜が怖いと言うのなら君はすぐに帰るべきだね。この街にはいくつか…吸血鬼がいるようだ。」

まるで他人事のように話す。

823ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/06(木) 02:52:08 ID:WVrfsEdY0
>>822
「あう、そっかなの」
【少し嬉しそうに言う】

「うん、しってるところでねるのがやっぱりいちばんなの」
【笑いかける】

「…わかったの〜。きゅーけつきさんにも、わるいひといるもんねなの。」
【ごく普通にディスは返す。まるで吸血鬼に驚く様子もなく】

「…それじゃさよならなの。すぐにかえれるなの〜」
【そう言って手を振り去って行った】
//ロールありがとです。そしておやすみなさい・・・・

824アイリス:2010/05/06(木) 02:57:14 ID:VeONXbeQ0
アイリスはディスを見送ると、ベンチに腰掛けたまま月を眺める。

「あの口振り…知り合いに吸血鬼がいるのかな。」

クスリと笑みを浮かべる。

「…会ってみたいものだね。」

アイリスにとって吸血鬼は恐れるものではない。
母と叔母をはじめとする女系家族の方が怖い。

「今度、キョウコに会いに行ってみようか。おみやげも渡さなければならない。」

本当に小さなつぶやきを残し、アイリスは街外れの方向へと足を進める。

825東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 20:56:53 ID:7gFzKdaU0
虹色ソフトモヒカンでアロハシャツの男が歩いている。
どうやら、何かの建物を探しているようだ。

「千夜学園って、ここらだと思うんだけどなー」

どう見ても学生には見えない風体だが、なにか用事でも有るのだろうか?

826がk ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 21:12:27 ID:Zhft.HS60
>>825
(後ろから、長身のボロきれを纏った少女が声をかける)

「おい、ニイチャンよォ。何やってるんだ?
酷くその……、奇天烈な格好をしているが」

827東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 21:14:31 ID:7gFzKdaU0
>>826
声をかけられ振り返る。

「ああ、道に迷ってんだよ」
「つーか何で皆俺の格好おかしいて言うのさ!」

道に迷っているようだ。
格好についてはいつも言われていることのようで少しキレ気味である。
チンピラっぽいこの男がキレ気味だと実に怖いことだろう。

828楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 21:16:15 ID:Zhft.HS60
>>827
「ち、違う!おかしいとは言っていない!
その……、奇天烈だと言っているんだ」
(あまり変わらないような気もするが)
(彼女もその……、所謂893屋さんみたいな風貌をしている)

829東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 21:21:16 ID:7gFzKdaU0
>>828
「奇天烈ってなんか言葉の響きがいいから許す!」

言葉の響きとかよく分からない理由で許してしまう辺り意外と気にしていないかも知れない。

「つーか、アンタもちょっと裏稼業っぽくないか?」

少女を見ながら言う。
まあ、良方自体も麻薬の売人とか不審者とかさんざん言われているので人の事はいえないのだが。

830楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 21:28:08 ID:Zhft.HS60
>>829
「まあ、アレだ。これでもなあ、
侠客やろうかと思ってたんだよ。師匠に憧れてよォ」

(後頭部を掻きながら)

「そしたらいつの間にか浪人だよ……。
おまけにこんなわけの分からない街に来ちまったし……」

(と肩を落とす)

「というわけで俺もある意味道に迷っているんだ」

831東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 21:31:50 ID:7gFzKdaU0
>>830
「侠客ねぇ……いいじゃねえか格好良くてさあ」
「俺なんてアレだぜ? 天下無敵の無職のプータローって奴だし」

まあ、金には比較的困ってはいないのだが。

「俺はむしろ望んで此の街に来た口だな」

人生に迷っているという発言に対し。

「ま、若いんだからそこまで悩まなくてもいいんじゃないか?」
「お互い道に迷っている同士聞きたいんだが、千夜学園の場所って分からないか?」

832楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 21:37:04 ID:Zhft.HS60
>>831
「あー……、んーとだな……」

(依然頭をぼりぼりと掻きながら)

「今も言ったと思うんだが、
つい最近この街に着たばかりだからその『千夜学園』もよく分からん。
まあ、でもこの街を見てみると言う意味でもお前さえ良ければ探すのを手伝ってやるよ」

833東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 21:38:45 ID:7gFzKdaU0
>>832
一緒に探してくれるという発言に顔を輝かせる。

「マジ!?ありがと!」
「あ、そうだ。 自己紹介もしてなかったな、俺は東西南北良方(よもひろ りょうほう)だ。 アンタは?」

834楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 21:43:06 ID:Zhft.HS60
>>833
「え!……か、楷ノ木サチオ。うん楷ノ木サチオだよ。
よろしくな。東西南北さん」

(と、握手しようと左手を差し出す)

835東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 21:45:13 ID:7gFzKdaU0
>>834
差し出された手を握り上下にブンブンする。

「おう! よろしく、サチオ!」

初対面で女性の下の名を呼ぶとはなかなかふてぶてしい奴である。

「さて、千夜学園を探すとするか!」

836楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 21:49:24 ID:Zhft.HS60
>>835
「馴れ馴れしいヤツだ」
(目つきの悪い目を良方に向けながら)
「で?ヨモヒロさんとやら。なんでその『千夜学園』を?
『千夜学園』って学校だろう?おそらく。
見た感じアンタが学生さんだとは思いたくないんだが」

837東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 21:51:45 ID:7gFzKdaU0
>>836
学校じゃないのかという質問に対し暴力的な色彩の髪に酒やけした声のチンピラが答える。

「ああ、そうだけど? ソレに俺ピチピチの17歳だぜ?」

どこからどう見ても17歳には見えないだろう。

838楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 21:56:28 ID:Zhft.HS60
>>837
「……ああ、そうか。そうかそうか。アレだな。遠いところにイッちまったんだな」

(何か危ない薬でも常習してるものと思い込んだらしい)

「大丈夫だ。世の中意外と丸く収まるもんらしい」

(背中をぽんぽんと叩きながら)

839東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 21:58:39 ID:7gFzKdaU0
>>838
かわいそうな目で見られているのを感じ笑う。

「疑っているな……? ならばコレを見るがいい!」

懐から前通っていた学校の学生証が出て来る。
そこにはしっかり1年5組東西南北良方と書かれており、ピンク頭の良方の顔写真が貼られている。

840楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 22:04:17 ID:Zhft.HS60
>>839
「……」

(学生証の顔写真と良方を見比べて)

「……頭の色が違うが。……うーん。ヨモヒロってこう字を当てるのか……。

世も広いな!!」
(彼女に駄洒落を言った心算はありません)

841東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 22:07:46 ID:7gFzKdaU0
>>840
「ふっふっふ……。 見た目に騙されちゃあいけないぜお嬢さん……」

どこからか細葉巻(シガリロ)を取り出し咥え笑う。
本人的にはダンディズムの演出のようだ。
ただし、未成年なのだが……。

「さて、学園探そうぜ!」

シガリロをの紫煙をぷかぷかさせながら学校を探そうと歩き出そうとする。

842エミリー:2010/05/06(木) 22:10:23 ID:s.Ud7.4s0
「おー」
いつの間にか居た長髪の少女が意気揚々と右腕を振り上げる。

843東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 22:12:50 ID:7gFzKdaU0
>>842
近くに突然現れた少女を見て驚く。

「いつの間に……」
「まあいいや。 おー」

ノリがいいのか気にせず一緒に右腕を振り上げている。

844楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 22:15:29 ID:Zhft.HS60
>>841
「よっしゃよっしゃ」

(と、歩いていく)

「で?その『千夜学園』。どんな学校なんだ?」
>>842
「おー」
(と右腕を振り上げる)
>>843
「待てよ……。さっきからいたじゃねえか……。

エミリーちゃーん泣かせたら承知しねえからな……」
(と、睨みつける)

845東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 22:18:21 ID:7gFzKdaU0
>>844
どんな学校かという質問に答える。

「んー? 普通の私立校みたいだぞ? 私服登校もOKみたいだし」

どうやらこの格好で学校に行く気らしい。
睨まれたのに対し笑う。

「はっはっはー。 そう怒るなよ。 老けるぜ?」

846エミリー:2010/05/06(木) 22:20:48 ID:s.Ud7.4s0
>>843
「……で、何するの?」
コイツ……!!

>>844
「……」
幸緒の左斜め後ろ――彼女の定位置に戻る。

847楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 22:22:41 ID:Zhft.HS60
>>845
(と言われて)

「老けていて何か悪いことでも?」

(怪訝な顔で)

「老けてんのは今まで生きてきたアカシだぜ」
>>846
「ああ、『千夜学園』ちゅうのを探してるそうだ。

このヨモヒロさんとやらが」
(彼女に対しては優しい)

848東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 22:24:22 ID:7gFzKdaU0
>>846
「ん? 千夜学園って所に行きたいんだけど道に迷ってんだよ」
「だから気合入れて探そうってこと」

タバコの紫煙が辺りに漂っている。

>>847
「いんや、年相応なら別に悪くないけどさ。 老けすぎると俺みたいになるぜ?」

自虐ネタを言いつつカラカラと笑う。
とても楽しそうだ。

849エミリー:2010/05/06(木) 22:27:49 ID:s.Ud7.4s0
>>847
「ふむ……?」
暫く固まり、首を傾げる。
幾分か早くここに付いた少女ではあったが解らないようだ。

>>848
「千夜……学園……」
……さっさと探したほうがマシである。

850がk ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 22:31:45 ID:Zhft.HS60
>>848
「いや、アンタは老けてると言うよりかは……。

奇天烈だな。うん。間違いなく奇天烈だ。ある意味奇天烈すぎてごく尋常だ」
(虹色ソフトモヒカンを見て腕を組みながら)
>>849
「やっぱり知らないよなあ……」

851東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 22:32:51 ID:7gFzKdaU0
>>849
「そうそこ。 飴食べる?」

どこからか飴を取り出し差し出す。

>>850
「奇天烈カッコいいー!」

親指をびしっと立ててバチンと星の散りそうな感じのウィンクをする。
凄く気持ち悪い馬鹿がそこにいた。

852エミリー:2010/05/06(木) 22:36:52 ID:s.Ud7.4s0
>>850
「聞いた事無い」
今までの記憶を全て読み返してみてはいるが
その様な単語は少女の頭の中には無かった。

>>851
「貰う」
受け取り、即座に口の中へ。

853楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 22:39:34 ID:Zhft.HS60
>>851
「うん。若いっていいねえ」
(何故か感心している)
「おう。俺にはアメちゃん寄越さんのか」
(図々しく)
(……正直言って彼女の飴と言う発言は似合わない)
>>852
「そうか……」
(とエミリーの頭を撫でる)

854東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 22:41:38 ID:7gFzKdaU0
>>852
「俺も食うか」

煙草をどこかに消し飴を口に放り込む。

>>853
「若さ若さってなんだ〜振り向かないことさ♪」

昔の特撮の歌を歌っている。

「あ、悪いなホレ」

飴を一個サチオに渡す。

855エミリー:2010/05/06(木) 22:46:04 ID:s.Ud7.4s0
>>853
「……」
大人しく撫でられ嬉しそうな顔。

>>854
飴を口の中で転がしながら鞄の中を見ている。

「千夜……学園」
出てきたのは箱庭の資料。
手持ちの中から情報を得ようとしているようだ。

856楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 22:47:10 ID:Zhft.HS60
>>854
「ういっす。かたじけねえなあ……」
(といって口の中に飴を投げ入れる)

>>855
「何かあるのか?」
(とエミリーに聞く)

857東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 22:48:09 ID:7gFzKdaU0
>>855
「お? 手がかりでも有るか?」

少し期待気味だ。

>>866
「これ旨いんだぜー」

飴をガリガリかじり始める。
飴をかじる派のようだ。
かじり終わりもう一個口に放り込む。

858エミリー:2010/05/06(木) 22:51:44 ID:s.Ud7.4s0
>>856>>857
「無い」
一言。

腕を組んで考え込んでしまう。

859楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 22:53:34 ID:Zhft.HS60
>>857
「……まあ、そうかも知れん」
(と彼女もがりがりと齧る)

>>858
「……。……んもお期待させやがってよお……」
(頭をぼりぼりと掻きながら)

「学校なんだから大きな建物だよな。……多分」

860東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 22:54:47 ID:7gFzKdaU0
>>858
「んー。 また、今度か」

空を見て言う。

「もう夜も更けて来てるから学校も開いてないだろうし」

>>859
飴をかじる派の仲間を見て少し感動する。

「やっぱ飴はかじるよなやっぱり!」

周囲に飴をかじる人が居なかったようだ。

861楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 23:02:01 ID:Zhft.HS60
>>860
「飴は齧るものじゃないのか?」
(舐めると言う味わい方を知らないようである)

「はあ。またエミリーちゃーんを野宿させることになっちまうのか……」

862エミリー:2010/05/06(木) 23:02:09 ID:s.Ud7.4s0
>>859
「学園」
うむむ。

>>860
「ごめんね……」
鞄に全て終う。

因みに彼女はゆっくりと舐め熔かしている。

863東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 23:05:58 ID:7gFzKdaU0
>>861
「だよなー。 周りの奴ら皆舐めてるけど、舐めようとしてもかじりたくて仕方なくなるし」

飴をかじる人ならよくわかる感覚だろう。

>>862
「いんや、気にすんなよ?」
「調べてくれたお礼に飴3つだ」

飴を3つ手渡す。



時計を見る。

「流石にこの時間だと開いてないだろうし、オレ帰るよ。」
「サンキュなサチオと……えーとお嬢さん」

手を振りながらのんびり歩いていく。

864楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 23:12:21 ID:Zhft.HS60
>>862
「大丈夫。エミリーちゃーんなら俺が許す」
(とまたなでなで)

>>863
「あ、ああ……」

(と、彼女はあることを思いつき)

「待った。探したから金寄越せ」
(と図々しく抜かす)

865東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 23:15:19 ID:7gFzKdaU0
>>864
「金ぇ? いや別にいいけどよ」

手を握って開いてすると札束が一つ。

「あ、間違えた。 ほれ、500円」

札束を目の前でしまいつつ500円玉を渡す。

866エミリー:2010/05/06(木) 23:16:01 ID:s.Ud7.4s0
>>863
「……ありがとう」
3つを丁寧に受け取り、頭を下げる。

「うん、ばいばい」

>>864
「他の手がかりも無い」
鞄の中にはいくつかの本と財布と箱庭の資料のみ。

撫でられたまま溜息を付いた。

867楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 23:18:14 ID:Zhft.HS60
>>866
「まあ……、しょうがない。しょうがないよな……」
(と撫でながら)

>>865
「……で?桁が違うぞ。桁が。ゼロが二個ぐらい足りないだろ!」
(と怒鳴る)
(ほっとくのが吉であろう)

868東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/06(木) 23:20:55 ID:7gFzKdaU0
>>866
「おう、じゃあな!」


>>867
「はっ、辿りつけたら万で良かったけどな、まあそんぐらいだろ」
「代わりに飴やるから勘弁してくれ」

飴をサチオに放り、今度こそ歩き去っていく。


//乙でしたー。 楽しかったです!

869エミリー:2010/05/06(木) 23:27:47 ID:s.Ud7.4s0
>>867
「歩こう?」
他版を手に持ち直して。

>>868
「今度こそ、ばいばい」
小さく手を振った。

870楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 23:29:56 ID:Zhft.HS60
>>868
(エミリーを撫でるのをやめ)
「うむぎゅ……。くそ……!仁義の欠片も無い野郎だ!!」
(なんか変なことをいいながら)
(地団太を踏んで悔しがる)

>>869
「あ、ああ……。そんじゃ、行こうか」
(と、また歩いていく)

//>>868ありがとうございましたー!!

871エミリー:2010/05/06(木) 23:36:31 ID:s.Ud7.4s0
>>870
「千夜学園、ふむ……」
幸緒の後を付いていく。
幾ら考えても答えはでそうに無い。

872楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 23:39:02 ID:Zhft.HS60
>>871
「うーん。今日も野宿かねえ……」
(と心配そうに後ろ手に頭の上で腕を組み)
「まあ、あんまり悩むなよ」
(と声をかける)

873エミリー:2010/05/06(木) 23:41:35 ID:s.Ud7.4s0
>>872
考えているうちに、今まで会った人々の姿が浮かぶ。

「……ここって、いろんな人が居るのかな?」
ふと、そんな事を呟く。

874楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 23:46:21 ID:Zhft.HS60
>>873
(珍しく眉間の皺もなく笑いながら)
「それは俺たちで確かめてみようぜ。

ここでもいろんなヤツがいて、いろんな生活を営んでんだよ」

875エミリー:2010/05/06(木) 23:48:38 ID:s.Ud7.4s0
>>874
「……考えるよりも行動?」
首をかしげ、聞く。

876楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 23:50:19 ID:Zhft.HS60
>>875
(後ろ手に腕を組みながら)
「少なくとも俺はそうしてるけどなー。

考えるのがめんどくさいと言うのもあるけどなー」
(なんだコイツ)

877エミリー:2010/05/06(木) 23:52:38 ID:s.Ud7.4s0
>>876
「うーん、何」

「僕はそういう人が、好き」
ほんの僅かなイメージから感じる曖昧な答え。

「安心できる」

878楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 23:57:26 ID:Zhft.HS60
>>877
(それを聞いて)
「……」
(戸惑いながら)
「フフフ」
(笑う)

「そうかいそうかい。ありがとよ」
(と照れくさそうに)
「全く、エミリーちゃーんは可愛いなあ!」
(照れ隠しなのか、背中をぽんぽんと叩く)
「でもよオ、俺が悪者でエミリーちゃーんを手篭めにしようとしたりしていたらどうするよ」
(真面目な顔つきになり)

879エミリー:2010/05/07(金) 00:02:10 ID:s.Ud7.4s0
>>878
「……どうする?」
しばし考えて、

「それ、本当?」
そう、聞いた。

880楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 00:03:37 ID:Zhft.HS60
>>879
「……。何、安心しな。エミリーちゃーんに手篭めにされたいとは思っているけどな!!」
(けらけらと笑う)
(なんだコイツ)

881エミリー:2010/05/07(金) 00:05:36 ID:s.Ud7.4s0
>>880
安心したのか呆れたのか、ホッと息を吐いて。
「じゃあ、考えなくて良い」

882楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 00:09:26 ID:Zhft.HS60
>>881
「フフフ。まあ、アレだ。考えるのが苦しいときは一緒に考えてやるから」
(と力強く言葉を吐く)

「この五百円で何か奢ってやるよ」
(とある種強奪したと言えなくもない五百円を摘まんで)

883エミリー:2010/05/07(金) 00:13:12 ID:s.Ud7.4s0
>>882
「……」
幸緒の五百円を奪い取り、
じーっと眺める。

「……あ」

884楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 00:15:26 ID:Zhft.HS60
>>882
(明らかに戸惑いながら)
「お、おい。いきなりどうしたよ……」

885エミリー:2010/05/07(金) 00:18:06 ID:s.Ud7.4s0
>>884
「ごめん」
硬貨を幸緒に返すと、鞄を漁って取り出したのは財布。

「……やっぱり」
少女が取り出した硬貨は全く同じのものだった。

886楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 00:21:13 ID:Zhft.HS60
>>885
「……なんだ……。金持ってたのかよ……」
(呆れた様に)

「てこたァ、この街の人間なのかねぇ、エミリーちゃーんも。

 それともたまたま同じモノだったのか……、いくら入ってる?」

887エミリー:2010/05/07(金) 00:24:12 ID:s.Ud7.4s0
>>886
「前に、言った」

「……さあ」

「えっと……沢山」
そう、沢山。

888楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 00:28:12 ID:Zhft.HS60
>>887
「そうだけどよォ……。……奪い取って確認するわけにもいかねえしなあ……」
(そして、財布の中を見て)
「……これだけの金は見たことが無いぜ」
(と、おいおい……、といったような顔で)
「これだけありゃあ美味いもの喰えるだろうよ」

889エミリー:2010/05/07(金) 00:32:18 ID:s.Ud7.4s0
>>888
「ん……確かにね」
財布の中には紙幣硬貨のほかに写真があった。

「何処か、に……食べ行く?」

890楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 00:35:32 ID:Zhft.HS60
>>889
「よし……。寿司でも食い行っかー!!」
(右の拳を振り上げる)
(そして、財布の中の写真に気付いた)
「……ちょっと待った。なんだよ、その写真はよオ」
(と冷静に問う)

891エミリー:2010/05/07(金) 00:38:28 ID:s.Ud7.4s0
>>890
「おー」
余裕で賛成できるほどの額があるから困り物である。

「だっ……め!」
普段変わる事の少ない表情が明らかにあせっている。

892楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 00:42:34 ID:Zhft.HS60
>>891
「おいおいおい、何だよ。何が困る。何が写っているんだ?」
(と、写真を奪い取ろうとして財布に手を伸ばす)

893エミリー:2010/05/07(金) 00:51:31 ID:s.Ud7.4s0
>>892
「そ、それだけは、ダメ……!」
写真は三枚。
一枚を守るあまり残りの二枚は幸緒の手に。

バニーガールコスの写真。
ナースコスの写真。

何れも同じ場所。広い公園で取られたものの様だ。

「そ、それは不可抗力ってやつで自らそうなったわけじゃないよ、うんそう」

894楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 00:56:21 ID:Zhft.HS60
「……うひいいいい!!かわえええええ!!!たまらん!!!!
 結婚させろ!!!!!」
(なんか言ってるよ……)

「……いやいやいや、じゃ無くてだな。何だよ。『不可抗力』って……。
尋常じゃないぞ。しかも外じゃねえか」

895エミリー:2010/05/07(金) 01:00:44 ID:s.Ud7.4s0
>>894
「ど、どうしよう……」
考えるか。

「読み、ふかこうりょく」
「意味、逆らうことができない力や事態の事」

「そ、その時は……死ぬか、着るかの境目……」

896楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 01:06:11 ID:Zhft.HS60
>>895
「うーん。不可抗力の意味はな。俺は馬鹿だが知ってるんだぜ」
(まじまじと写真を見つめ)
(ちなみに彼女は同性愛者ではなく両性愛者である)

「……辛かったんだな……。何があったかは知らんが……」
(と同情するように)

「アレか?嫌な思い出か?」

897エミリー:2010/05/07(金) 01:07:47 ID:s.Ud7.4s0
>>896
「楽しかった、かな……」
マゾではない。

「あまり、覚えてない、けど」

898楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 01:12:48 ID:Zhft.HS60
>>897
「そうか……。めちゃめちゃ可愛いぜ!似合ってるじゃねえか」
(と頷きながら)
(多分幸緒に着せても全く似合わない)
(が、その手の嗜好者はいるだろう)

「さて、飯でも食いに行くか?エミリーちゃんの奢りで」
(また図々しいことを言い出す)

899エミリー:2010/05/07(金) 01:15:01 ID:s.Ud7.4s0
>>898
「ありがと」
僅かに頬を赤らめながら。
そして写真の回収を試みる。

「うん……行こうか」

900楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 01:17:49 ID:Zhft.HS60
>>899
「よしよし……。オ、御誂え向きに食堂があるな」
(一軒の店を指差し)
「あそこにするかい?」

901エミリー:2010/05/07(金) 01:19:26 ID:s.Ud7.4s0
>>900
(写真……)
早く確保したい様子。

「僕は、何処でも」

902楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 01:23:03 ID:Zhft.HS60
>>901
「あ、写真か?」

(意地の悪そうに)
「どうしよーかなー。エミリーちゃーんの写真だからなー」
(等とほざきながら店へ入っていく)
「まあ、返すわ」
(席に座り、写真をエミリーに返す)
「その代わり……、俺の前でいつかそのカッコ……、してくれるか?」

903エミリー:2010/05/07(金) 01:27:01 ID:s.Ud7.4s0
>>902
サッ。
即座に写真を終い込む。

「え……と」
若干目を逸らす。

904楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 01:31:10 ID:Zhft.HS60
>>903
「フフフ、まあ、いいさ。エミリーちゃーんの勝手で。
あ、アジフライ定食、飯とフライ大盛りで頼まァ」
(人の金なのになんと言うことを!)

「いやあ、エミリーちゃーんあまりにも可愛いからよオ」
(と、ニヤニヤ笑いながら)

905エミリー:2010/05/07(金) 01:34:28 ID:s.Ud7.4s0
>>904
「定食…………定食?」
定食屋にすら来たこと無かった。

「そう」
若干照れながら返す。

906楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 01:39:12 ID:Zhft.HS60
>>905
「ん?定食を知らない……。あ、ええと、このオネエチャンにはステーキ定食でも頼むよ」

定食屋のオヤジ)「あいよー」

「……女の子は大切にしないとな」
(と、しみじみと)
(纏っているぼろきれの中に手を突っ込んで
シケモクとライターを取り出し)
(火をつけ、吸う)

907エミリー:2010/05/07(金) 01:55:05 ID:s.Ud7.4s0
>>906
「……?」
やりとりを不思議そうな顔で眺め。

「……」
その様子をじっと眺める。

908楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 01:59:41 ID:Zhft.HS60
>>907
「……なんだよ。まあ、今みたいに頼んだら飯が出て来るんだよ。

 なんだ?タバコ、初めてか?見るのは。

 さっきのヨモヒロさんとやらが似たようなの飲んでたろ」
(と言いながら、シケモクを吸う)


//すみません。今日はこの次で落ちます……。
//次回は続きからやりますか?切りますか?

909エミリー:2010/05/07(金) 02:01:48 ID:s.Ud7.4s0
>>908
「へー……」
あまり気にしてない風だった。

「違う、幸緒を見てた」


//遅くなって申し訳ありません。
//きり方が解らないので明日にまたお願いします……。

910楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 02:06:11 ID:Zhft.HS60
>>909
「ん?なんだよ。なにか変なものでも付いているか?

 一応このボロ布はしっかり洗ってるから臭くないだろうよ」
(身に纏ったぼろきれのことを言っているのだろう)

//自分は全く構わないですよー。
//それではありがとう&お疲れ様でしたー!また明日よろしくお願いいたしますー。

911エミリー:2010/05/07(金) 02:15:02 ID:s.Ud7.4s0
>>910
「……」
少女は首を横に振る。

//はい、了解です!ありがとうございます!

912楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/07(金) 17:18:39 ID:Zhft.HS60
>>911
「じゃァなんだよ。見つめられれば気があるんだと勘違いしてしまうぜ」
(短いシケモクを中指と人差し指に挟みながら)

「俺は馬鹿なんだからな。疎いぞ。人様の心にもよォ」
(眼つきの悪い瞳でエミリーを見据えながら)

913エミリー:2010/05/07(金) 22:40:22 ID:s.Ud7.4s0
>>912
「唯、見てるだけ」
そう言いつつ、表情を緩ませる。

914百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/08(土) 16:48:40 ID:GIHUoOKU0
【公園】
「疲れた…広いんだな、この街は」
傍らに置いたコーラを右の手で弄びつつ、公園のベンチから街を見渡す

「……とりあえず街の構造だけでも覚えないと」

915灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/08(土) 17:04:54 ID:hedfrAak0
>>914
「建物の場所を覚えたとしても、ここは頻繁に“歪む”。
 あまり意味があるとは思えないな」

 と、いつの間にか。
 ベンチの後ろに、眼鏡を掛けた白衣の男が立っていた。

「……まぁ、主要な建物は位置が変わりにくいらしいから何とも言えないが」
 くく、と灰色の髪をした男は笑った。

916百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/08(土) 17:15:02 ID:GIHUoOKU0
>>915
「ゆがむ…んですか」
はぁ、とため息を零しながらその言葉に返した

「どっちにしろ理解だけはしておかないともしものときに困るしなぁ…」

917灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/08(土) 17:20:58 ID:hedfrAak0
>>916
「この街特有の現象……とでも言うのか。
 建物の位置、或いは地形が変化してしまう、という事らしい」
 自分の知っている知識を述べ、満足げに頷く。
「私はここに来て日が浅い。
 だからまだ、理解できていない所があるがね」

「ふむ、確かにそうだな……」
 と、考え込む。
「ここである友人の言葉を引用させてもらおう。『どうにかなる』さ」
 言うと、男は楽しげに笑った。

918酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/08(土) 17:22:47 ID:XIBs6BOU0
残ッ念でした私ですッ!!!!
【亜光速スピードで何かが飛来し、百合代と灰堂の前の地面が爆ぜた】

……あっー、見たことない人たちが見えるー。ここが天国かー。
【戦闘機さながらの高速墜落を起こした当人が、目を回しながら立ち上がる】
【全身真っ黒で、男らしいジーンズとシャツ、ジャンバーを着ているが胸は大きくそれらを押し上げ】
【土埃にまみれた隙間から白い肌と赤い瞳が光を跳ね返す】

919百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/08(土) 17:30:53 ID:GIHUoOKU0
>>917
「…ま確かにどうにかなるかな、邪魔なら乗り越えて直進でも良いし」
体を伸ばした後、コーラを手に取り一口

「…炭酸が抜けてきてる」
顔をしかめた

>>918
「ケホッ・・・ケホ・・・」
目を閉じ、顔の前で手を仰いで土ぼこりを払っている
どうやら気管に入ったらしい

920灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/08(土) 17:33:34 ID:hedfrAak0
>>918
「ん……? あぁ、人違いか」
 自分の知り合いの誰かと見間違えたらしい。
 それ以外は特に驚いている様子も無く。

「残念だがここはただの公園だ。
 尤も、子供達にとっては楽園――くく、“楽園”か――なのだろうがね」
 自分で言ったことに小さく笑う。
 普通に変な人だった。異能都市にはよくいる程度に。

>>919
「乗り越えるとはまたアクロバティックな」
 感心したように言う。

「くく、炭酸の無い炭酸飲料などただの砂糖水でしかないな」
 残念だが私ではどうにも出来ない、と肩をすくめた。

921酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/08(土) 17:39:17 ID:XIBs6BOU0
>>919
おお、天国はコーラまで売ってんのね。気が利くじゃない。
【腕組みして白い歯を零す】

っと、冗談はさておき……
ごめんなさいねぇ、ちょっと慣れてないもんでさ。
【肌は白いからだが、なんだかさっきから無意味に目の周りがキラキラ光っている】
>>920
こんな美人でレディーでないすばでーな知り合いがいんのね。
恨めしいったら無いわ。ハンッ。
【両手をだらーんと下げて舌を出しフラフラ幽霊の真似】
ま、僕も似てる奴なら一人だけ知ってるけどアイツ男だし……。
【人差し指で空中をくるくるかき混ぜる】

922百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/08(土) 17:54:16 ID:GIHUoOKU0
>>920
「絶対そのほうが楽だと思っただけだよ、このコーラは…まぁ飲むけれどね」
苦笑い

>>921
「…いや、そういう問題じゃないから…」

923灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/08(土) 17:57:30 ID:hedfrAak0
>>921
「いや、そいつは男だ。黒い服が好きでね?
 ……と、これは女性に対しては失礼だったかな? くく」
 ある意味人を馬鹿にしているようにも見える。本人にそのつもりは無いようだが。

「……もしや、そいつは背が高い筋骨隆々な男ではないかね?
 あぁ、いや。彼はコートを着ているから解り難いか」

>>922
「くく、確かに真っ直ぐに進んでいけば何時しか辿り着く。
 その方が楽だ。簡単だ。そして何よりスマートだ」
 納得したように、或いは自論を述べるかのように。

「それがいいだろう」
 と、頷く。

924酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/08(土) 18:04:08 ID:XIBs6BOU0
>>922
あ、そう?
いつもはもうちょっとね、スパーンていってガシュンッ!みたいな。
【腕を広げたり狭めたりして、まったく具体性の無い説明を自信たっぷりにする】

それで、アンタはココ来るの初めて?
【飽きたのかさっさと説明を切り上げて、笑顔で百合代の顔を覗き込む】
>>923
……男に似てるってか。チッ。
【不満げに口を尖らせる】
【百合代のほうをのぞき込みながら、横目で灰堂を見て】
あー、そういや体格良かったかも。んで全身真っ黒だし。オンナ庇うくらいしろっての。
【言葉とは裏腹に楽しそうに語る】

925百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/08(土) 18:09:51 ID:GIHUoOKU0
>>923
「さって…とりあえず箱庭って所に行って鍛えなおさないと…」
立ち上がり、首を鳴らす

>>924
「ん、あぁ…数日前にきたばかりだよ」

926灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/08(土) 18:15:31 ID:hedfrAak0
>>924
「くく、別にそういうつもりで言った訳じゃあない。
 気を悪くしたのならば謝ろう。済まないね」
 割と素直に謝った。

「……ふむ」
 と、手を顎に当て考える。
「きっとそいつは私の知人、いや友人で間違いないだろう。
 聞くと何か迷惑でも掛けたかね?」

>>925
「箱庭か……」
 聞こえて来た単語を繰り返す。
「異能都市内の端末ならば、どこからでもアクセスできるそうだな。素晴らしい」

927酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/08(土) 18:19:53 ID:XIBs6BOU0
>>925
んじゃー宜しく。これから色々縁あるかもしんないしさ。
【人懐っこそうな笑みを浮かべ左手を差し出す】
【握手、らしい】
>>926
そうね……
【顎に手を当てて思い出すフリ――実際のところ考えてたのは】

ソイツが食料品店でドロボウして、たまたまベンチに座ってた僕を
見た目が似てるからって理由でドロボウに仕立て上げられたくらいかしら♪
あんな有害汚染源畜生はいつか消毒☆してあげないとって思いましたワ♪
【とてつもないすり替えを平然と言い放ってウィンクバチコーン】

928百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/08(土) 18:31:35 ID:GIHUoOKU0
>>926
「…まだ言ったことが無いんだけどね、便利らしいし」
肩をすくめて見せた

>>927
「あぁ、よろしく」
左手を出そうとして…刀を握っていることに気づき
右手に刀を移動させた後、左手できちんと握手した

929灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/08(土) 18:33:48 ID:hedfrAak0
>>927
「ほう」
 と短く言う。
「それはそれはかつての部下が申し訳無い事をした。
 ついては 真 偽 の 程 を 確 か め た 上 で 処分を下させてもらおう」
 あっさりと騙された、ように見える。
 が。
「何、心配する事は無い。
 私の持てる技術の全てを以ってして奴の罪を暴いて見せよう」
 ……見るからに研究者な感じのこの男が、総力を挙げた時の結果は見えている。

>>928
「確か能力から装備まで、全てが寸分の狂いもなく再現される――だったか。
 これでも研究者の端くれ、是が非でも構造を研究して見たい所だよ」
 割と真剣に考えているように見える。

930酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/08(土) 18:41:46 ID:XIBs6BOU0
>>929
あっ……そう?
【虎姫にとっては確かめた上で、ってのがネックだ。だって嘘なんだもん】

あー…あんまり気にしないでもいいんだけど…?
なんていうか、ホラしょうがない時ってのもあるしさ!
僕だってそんなに怒ってるワケじゃー……
【もごもご呟き、斜め上を向きながら鼻の頭を掻く】

>>928
フフ……そうだねぇ、よろしく……うん!
【にっこり笑って手を握り返して離す】

それじゃ、アンタこれから用事あんでしょ?
僕もそろそろ時間だし、交番戻んなきゃ。上司がまたやる気なくてさ、戻んなくてもいいんだけど
自分でこんな資料持ち歩くと重くて仕方ないの。
【帽子の中に手を突っ込むと、中から大量の紙束が出てくる】
【その紙束の一番上に貼ってあるポストイットには『提出先:甲』と書いてあって】
そんじゃ、僕はこの辺で……
【そう言って踵を返し、帽子の中に資料を仕舞い込んだ】

931百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/08(土) 18:43:43 ID:GIHUoOKU0
>>929
「らしいですね」
聞き流しているのか、はたまた飽きたのか…先ほどの土ぼこりをはたいて落としているようだ

>>930
「かぶ…!?」
と驚いたときにはすでに虎姫は居なくなっていた、ぎゅっと右手が刀を握りこむ

「…やっぱりいるのか、甲…」

932灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/08(土) 18:46:55 ID:hedfrAak0
>>930
「いやいやそういう訳にも行くまい。
 犯した罪は何としてでも償わせるのがモットーだからな。
 ……いや、これは今考えたことだが」

「ふむ、では気をつけて」
 行って、虎姫を見送った。

>>931
 退屈そうな雰囲気を感じ取ったのか、
「……おっと、済まない。つい喋りすぎる私の悪い癖だ」
 自嘲、あるいは苦笑する。


「さて、私は少し頭を冷やしてくるとしよう。
 では、縁が合ったらまた会おう。くくく」
 小さく笑うと、白衣の男は“消えた”。

933百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/08(土) 18:48:29 ID:GIHUoOKU0
>>932
「いえ…それじゃあ俺はこれで失礼します」
そういうと端子から箱庭へと消えていった

934楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/08(土) 19:24:13 ID:Zhft.HS60
>>913
「……そうかい」
(ふう、と煙を吐き)
「どうしたよ。その顔は……。気になるんだって」

935ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 22:24:49 ID:WVrfsEdY0
【どこかのファミリーレストランから包帯を巻いた少女が出てきた】
「あうあう、おなかいっぱいなの〜」
【満足そうな顔である。手には1万円札がある】

936東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 22:27:17 ID:7gFzKdaU0
>>935
いつも通りぶっ飛んだ容姿をした男がシガリロを燻らせながら歩いている。
その男の頭は虹色のソフトモヒカンで、さらにアロハシャツを着ている。
男はどうやら誰かを見つけたようで親しげに話しかけた。

「よう! ディスじゃねーか?」
「飴喰う?」

飴を差し出す。

937ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 22:30:00 ID:WVrfsEdY0
>>936
「あう〜。『りょうほう』こんばんわなの〜!」
【手を振って微笑む】

「おやつなの〜?いただきますなの〜!」
【嬉しそうに飴を受け取った】

【服装はあんまり気にしていない】

938東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 22:33:14 ID:7gFzKdaU0
>>937
「おう、こんばんわ」

ニコリと笑う、この男には珍しい年相応の笑みだ。

「いやぁ、久々にディスに会うと和むなー」

デイスを見ながら和み始めた。
端から見ていると危ない人に見えるかも知れない。

939ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 22:35:30 ID:WVrfsEdY0
>>938
「あう〜。なごむなの?
 よろこんでくれるならうれしいなの〜!」
【微笑みながら飴を口に放り込む】

「おいしなの〜!」
【笑顔のままだ】

940東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 22:38:35 ID:7gFzKdaU0
>>939
「ハハッ、どういたしましてだな」

ディスの頭をクシャッとなでる。
そしてふと気づいたようにディスに聞く。

「ディスって学校通ってる年だよな?」

良方は最近学校に通おうと思い千夜学園について調べているのだ。

941ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 22:42:14 ID:WVrfsEdY0
>>940
「あうあう、こちらこそーなの」
【クシャクシャされるが、とても嬉しそうだ】

「あう?うん…せんやってがっこにいってるなの〜。
 …なんでわかったのかなの?」
【驚いた顔だ】

942東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 22:44:56 ID:7gFzKdaU0
>>941
「いや、普通に学生だよなーって思っただけだぞ?」

頭をくしゃくしゃしながら話す。

「俺も、もう一度学校行こうと思ってな、千夜学園って有名なんだろ?」
「どうすれば入学すればいいかも分からないから、ディスが通ってたら何か分からないかなって思ったんだよ」

943ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 22:53:08 ID:WVrfsEdY0
>>942
「あうあう〜。そっかなの」
【感心している…】

「そうなの〜!がっこにいくなの〜!?
 あうあう…でもいくことぜんぶ『ろざりあ』と『さゆり』がやったからわからないなの…」
【困った顔をしている】

944東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 22:55:26 ID:7gFzKdaU0
>>943
「そもそも俺が学校にいくことに疑問を持たないなんて……」
「感動したッ!」

唐突に喜んでいる。
ディスの発言を聞き、笑いかける。

「いや、気にすんなよ」
「やっぱし、一回学校行ってみるか」

うんうんと頷いている。

「飴もう一個喰う?」

飴を出す。

945ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:01:45 ID:WVrfsEdY0
>>944
「あう〜?なにかおかしいかなの?」
【逆に不思議そうに問い返された】

「…あう、それがいいなの。たいけん…ていうのやってるみたいだからなの…」
【多分体験入学のことを言ってるんだろう】

「あうあう、たべるなの〜!」
【微笑みながら飴を手に取る】

946東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 23:06:47 ID:7gFzKdaU0
>>945
「いや、全然おかしくないぞ! むしろそのまま純粋に育ってくれ!」

切実な様子でディスに言う。
体験入学の事を聞き、ディスに礼を言う。

「そんなのやってるのか、ありがとな教えてくれて」
「おう、食べろ食べろ!」

はっはっはーと笑い飴を渡す。

947ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:09:30 ID:WVrfsEdY0
>>946
「あう〜。わかったの〜」
【ニコニコしながら言う】

「ありがとなの〜。その、がっこたのしいところだから
 いくといいなの〜」
【再び雨を口に放り込む】

「おいしなの〜!」

948東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 23:11:11 ID:7gFzKdaU0
>>947
「ま、もし学校行くことになったらよろしくな」

笑い、頭をもう一度なでる。
そしておもむろに自分も飴を放り込む。

「美味いなこの飴」

949ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:15:30 ID:WVrfsEdY0
>>948
「うん、がっこであえたらいいなの〜!」
【ニッコリしている】

「あう〜!あまくておいしいよねなの〜!
 どこでもらってるのかなの?」
【飴を見ながら言う】

950東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 23:18:51 ID:7gFzKdaU0
>>949
「ああ、そうだな」

ニコリと笑う。
飴について聞かれ、答える。

「この飴は……どこで買ったんだっけかな」

考え込む。

「あ、この街の前にいた所の知り合いにもらったやつだな」

此の街にくる前といえば機関の支部だったのだが、この飴はその時の同僚がくれたものだった。

951ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:21:22 ID:WVrfsEdY0
>>950
「あう〜。そうなの〜!
 そのひとにあいたいなの〜。
 おいしかったっておれいいいたいなの〜」
【目をキラキラさせながら言う】

【なんだかいい子だ】

952東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 23:24:46 ID:7gFzKdaU0
>>951
目をキラキラさせているが正視できない。

「あ、ああ。 今度ディスが美味しかったって言ってたって伝えとくよ」

いい子だからこそ、嘘で自分を塗り固めている自分が嫌になってきてしまい、自己嫌悪。

「ディスはいい子だなぁ」

953ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:26:58 ID:WVrfsEdY0
>>952
「あう、ありがとなの〜」
【微笑む少女。かなりのお人好しであることはだれが見ても明らかだろう】

「あう?えっと…そうかなの…」
【恥ずかしそうに顔を地面に向けた】

954東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 23:30:23 ID:7gFzKdaU0
>>952
「ああ、いやあもうご褒美の撫で撫でだッ!」

クシャクシャ頭を撫でる。
さっきからなんどもやっているからご褒美でも何でもないだろう。

955ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:33:06 ID:WVrfsEdY0
>>954
「あうあうあう〜。そんなはずかしなの〜!」
【恥ずかしそうに頭を撫でられる】

「あ、ありがとなの〜」

956東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 23:36:16 ID:7gFzKdaU0
>>955
「フハハハハハアー!ほれクシャクシャクシャ!」
「どういたしましてだぜ!」

撫でるのをやめ、話す。

「そうだ、今度クロスの店?に行かないか? 俺おごるぜ?」

957ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:42:58 ID:WVrfsEdY0
>>956
「あうあう〜。ちょっとうれしかったなの〜」
【ニコニコして言う。若干フケが飛んだような気がするが気のせいだ】

「あう〜!いいなの〜!
 『くろす』のおみせおいしいごはんがあるなの〜!」
【とても嬉しそうだ】

958東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 23:44:47 ID:7gFzKdaU0
>>957
「ハハッ、お望みならいくらでも撫でてやるぜー」

凄まじく和んでいる。

「そうか、良かった。 んじゃ、今度行こうぜ?」

959ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:48:30 ID:WVrfsEdY0
>>958
「あうあう、いいの〜。
 でもごほうびでもらうのがいちばんうれしいなの」
【くしゃくしゃになった髪を撫でながら微笑む】

「うん、こんどねなの〜。きょうはいっぱいたべたからねなの〜」
【近くのお店を見ながら言う】

960東西南北 良方 ◆khjr0m94g6:2010/05/08(土) 23:51:47 ID:7gFzKdaU0
>>959
「そういうもんか。 ああ今度行こうぜ!」

指切りげんまんをする。
時計を見てディスに言う。

「おっと、こんな時間か。 またなーディスー!」

手を振りつつ去っていく。

961ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 23:54:32 ID:WVrfsEdY0
>>960
「あうあう、やくそくやくそくなの〜」
【ニコニコして指切りげんまんした】

「あう〜!またねなの〜!」
【手を振って見送って行った】

「ふ〜。もうちょっとおそとにいようかなの〜…」
【悩みながら歩いて行った】

962エミリー:2010/05/09(日) 21:04:26 ID:s.Ud7.4s0
>>934
「……いや、何も?」
微かに笑っている。と言うよりかはにやけている。

963楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 21:07:18 ID:Zhft.HS60
>>962
「気になるぜ。エミリーちゃーん可愛いんだからよオ」
(店主が定食を運んできて)
「……もしかして、馬鹿にしてるのか?」
(エミリーを睨みつける)

964エミリー:2010/05/09(日) 21:09:51 ID:s.Ud7.4s0
>>963
「いいや……」
動じず、にやけたまま。

運ばれたステーキ定食を目の前に。
「……お肉」
輝く眼差し。

965楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 21:15:08 ID:Zhft.HS60
>>964
「……肉が好きなのか?」
(アジフライ定食をがっつきながら)
「もう、にやけやがって……」

966エミリー:2010/05/09(日) 21:17:24 ID:s.Ud7.4s0
>>965
「……大好き」
口を緩ませると発達した犬歯が見える。

「幸緒……フフッ」
何か入りましたよコイツ。

967楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 21:19:50 ID:Zhft.HS60
>>966
「……」
(犬歯を見て、やはり吸血鬼なんだな)
(そう理解し)
「おいおい。なんだよ。なんなんだよ……」
(困惑し始めた)

968エミリー:2010/05/09(日) 21:23:54 ID:s.Ud7.4s0
>>967
「……」ガジガジ
ステーキにかぶりつく。

「……」
相変わらずニヤけたままの顔を向ける。

969楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 21:27:20 ID:Zhft.HS60
>>968
(彼女はかなり早く食べ終わって。いつの間にか皿には何もなかった)
「お、おいおい。どうした?惚れたか?」
(と、照れ隠しなのか茶化すように言う)
「まあ、そりゃあないか。エミリーちゃーんアレだし。男の子好きだからな」

970エミリー:2010/05/09(日) 21:39:56 ID:s.Ud7.4s0
>>969
「そんな所……かな?」
ステーキをゆっくりと食べながら答える。

「可愛い子は好きだよ」

971楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 21:45:02 ID:Zhft.HS60
>>970
「……ふふふ。いい子だな」
(笑いながら)
「……俺にそんな魅力があるかい?アンタは……、陰があって、気になるけどな」

972エミリー:2010/05/09(日) 21:51:23 ID:s.Ud7.4s0
>>971
「陰……?」
全て食べ終え、箸をおく。

973楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 21:56:24 ID:Zhft.HS60
>>972
「なんかな。秘密を纏ってるんだよ。アンタは」
(エミリーの目を見据えて)
「大きな、大きな影を、さ。影は皆持ってるが、ね。エミリーちゃーんはでかいんだよ」

974エミリー:2010/05/09(日) 21:58:50 ID:s.Ud7.4s0
>>973
「何も、解らないから……」
小さな息を吐いて悲しげな表情を見せる。

975楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 22:00:43 ID:Zhft.HS60
>>974
「見つけたい、か?」
(目を閉じながら)
(彼女の悲しみを噛みしめるように)

976エミリー:2010/05/09(日) 22:04:18 ID:s.Ud7.4s0
>>975
「うん……戻し、たい」
ませんを落としたまま頷く。

977楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 22:07:26 ID:Zhft.HS60
>>976
「……じゃあ、手伝ってやるよ。俺はどうせ暇人だからな」
(ニヤリと頼もしげに笑う)
「何より、俺は侠客さ。仁義を通す。それが俺の渡世さ。師匠から教わった……、な」

978エミリー:2010/05/09(日) 22:09:53 ID:s.Ud7.4s0
>>977
「……ありがとう」
顔を上げる。

「師匠……?」
不思議そうな面持ちで。

979楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 22:16:12 ID:Zhft.HS60
>>978
「ああ。師匠。ガサツで、悪人にしか思えなくて、でも、確かに燃えるような何かを持ってて、仁義に厚くて、妹さんを絶対的に愛していて……。いい人だよ。
 今、何をしているんだろうなあ……」
(と、上を向き、回想にふける)
「……とまあ、それはいいのさ」
(エミリーの方へ向きなおして)
「俺はそんな人になりたいんだ」

980エミリー:2010/05/09(日) 22:18:19 ID:s.Ud7.4s0
>>979
「ん……応援、する」
幸緒に向かって大きく頷く。

981楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 22:22:05 ID:Zhft.HS60
>>980
「……。ふふふ。ありがとう。さて、また街を彷徨おうぜ」
(席を立つ)

982エミリー:2010/05/09(日) 22:27:57 ID:s.Ud7.4s0
>>981
「了解……」
同じく立ち上がる。

983楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 22:30:25 ID:Zhft.HS60
>>982
「じゃあ、払ってやってな。エミリーちゃーん」
(もう、勘定はエミリーに任せてしまう気で居るらしい)
(全く図々しい)

984エミリー:2010/05/09(日) 22:34:29 ID:s.Ud7.4s0
>>983
「……解った」
定代金を確りと払い、幸緒のところへ。

985楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 22:38:17 ID:Zhft.HS60
>>984
「そんじゃ行くぞ。やることがたくさん出来た」
(ニヤリと笑う)
「時間は待ってはくれない。やることやらなくちゃあ、な」
(またのしのしと外へ出て、歩いていく)
「ここは大きい建物もたくさんあるな……」

986エミリー:2010/05/09(日) 22:41:05 ID:s.Ud7.4s0
>>985
「やる……こと?」
近づいていき、声をかける。

「……」
辺りを眺めている。

987楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 22:45:30 ID:Zhft.HS60
>>986
「まあ、何をやればいいかなんて分からんけどな!」
(カラカラと笑う)
「俺たち迷子だからよォ」
(彼女もまた辺りを見回す)
(この街は広いなあ、と。ただそれを思っていた)

988エミリー:2010/05/09(日) 22:48:02 ID:s.Ud7.4s0
>>987
「当面は、それを……探す」
頷いて歩く。

989楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 22:54:44 ID:Zhft.HS60
>>988
「ああ、でも、手がかりが何もないけどな」
(立ち止まり)
「……意外と身につけてたりしないか?」
(と、エミリーの腹の辺りを触る)
(他意はない……)

990エミリー:2010/05/09(日) 22:57:31 ID:s.Ud7.4s0
>>989
「……!?」ビクッ
急に触られたので驚く。

「何……」

991楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 23:03:01 ID:Zhft.HS60
>>990
(彼女は「灯台下暗し」という言葉を思い出し)
(それで触ってみたのだった)
「ほら、記憶の手がかり……、もしかしたら身に付けてるかも知れないだろ?」
(少し考えて)
「何もないって確かめたか?」
(大真面目にエミリーに問う)

992エミリー:2010/05/09(日) 23:10:58 ID:s.Ud7.4s0
>>991
「たぶん、無いんじゃない……?」
身に着けているもの
・黒いロングコート
・眼帯
・ロングTシャツ
・デニムのパンツ
・靴
・下着と靴下
・至る所に隠された24本の珍しい形のナイフ
・他と形状が違う錆びたナイフ
・鉄の糸

「…………?」
錆びたナイフを手に。

993楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 23:17:20 ID:Zhft.HS60
>>992
(24本のナイフを見て)
「綺麗な花には棘があるって言うよな。……なんだ?」
(錆びたナイフをまじまじと見つめて)
「錆びたナイフ……」
(口に出す)

994エミリー:2010/05/09(日) 23:21:13 ID:s.Ud7.4s0
>>993
「……?」
どうやらこれだけ形状が違う様子。

鞄にしまった。

995楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 23:29:43 ID:Zhft.HS60
>>994
(エミリーの顔を見据えて)
「そのナイフに何か記憶はないのか?」
(ぼろきれの中で腕を組んでいるのだろう)
(また、歩き出す)
「……ないん……。だよな」

996エミリー:2010/05/09(日) 23:32:33 ID:s.Ud7.4s0
>>995
「無い」

「大切なもの……なのかな」
幸緒を追いかける。

997楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 23:39:12 ID:Zhft.HS60
>>996
「なに、意味ありげなものだからな。なにか、意味があるにちげえねえ」
(笑いながら)
「今日は宿に泊まれるなあ。乙女のエミリーちゃーんとしては、ちょうどよかったんじゃないのか?」

//この日常αが1000まで埋まったところで、一段落しますか?
//まかせますので……。

998エミリー:2010/05/09(日) 23:40:53 ID:s.Ud7.4s0
>>997
「……だと、いいな」
大きく、深く頷く。

「うん……嬉しい」

//私は構いませんよー。

999楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/09(日) 23:48:49 ID:Zhft.HS60
>>998
「まあ、金ェ稼ぐ方法考えんとなあ」
(と笑いながら、どこかにあるであろう宿を探していく)
(エミリーがこの街にいてくれて、本当に良かったなあと思う)
(自分は、この後どうなるのかと言う恐怖を少し感じつつも)
(エミリーと一緒に歩いていくのだった)


//では、今日はここで落っこちたいと思います。お疲れ様&ありがとうございました!
//また、よろしくおねがいします。

1000エミリー:2010/05/09(日) 23:53:25 ID:s.Ud7.4s0
>>999
「そうだね……無くなる、前に……」
少女は思案する。
自分は何者か。
元の世界に帰れるのか。
一緒にと居ても大丈夫なのだろうか。と。

「一緒に居たい、けど」
小さく呟いた。

//お疲れ様でした! 私からも宜しくお願いします!

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