■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■
【日常β】エンドレス異能都市【エイト】- 1 :名も無き異能都市住民:2010/03/30(火) 19:07:10 ID:WVrfsEdY0
- ≪ルールとか≫
・基本age進行で行きましょうぜ
・コテハン持ちもコテ無しもどんどん来ォい
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします
・眠くなったら素直に寝ましょう
【前スレ】
【日常β】哀・異能都市【セブン】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12841/1266506052/
- 2 :名も無き異能都市住民:2010/03/31(水) 14:59:46 ID:rSRBD9/U0
- あげ
- 3 :ウリュー:2010/03/31(水) 22:21:14 ID:PBnIervYO
- 「ふっ…ふー、ふっ…ふー」
夜風の寒さにも意に介さず、薄手のワンピースを着た少女は、公園近くの道を走っている。
(……少しは、スタミナ、ついた、かな)
- 4 :甲:2010/03/31(水) 22:23:18 ID:etPJAeXE0
- >>3
ドドドドドドド…!!!
後方から、けたたましい足音が接近してくる
ドドドドドドドドドド…!!!
「見付けた…!雨竜ゥウウウ!!!」
高速接近してくる赤マフラー男が来た!
- 5 :ウリュー:2010/03/31(水) 22:34:44 ID:PBnIervYO
- >>4
(うし、ろが……うる、さ……)
「ふぅあっふぅ!?」
突然の事に呼吸と脚が乱れる。一体何事か。
「な、な、私何も悪いこ、してな…!」
とにかく少女は、その拙い、しかしその全力でもって…逃げることにした
とはいえすぐ追いつき追い抜き引っこ抜かれるだろう
- 6 :甲:2010/03/31(水) 22:37:10 ID:etPJAeXE0
- >>5
「ウ!リュ!ウゥウウウウ!!」
何か必死、もう必死すぎる表情で迫る
でも
――ガッ!
つまずいて
「――のッぺけほろひゅれひろふぁらぁあああん!!?」
ドザザザザァアアアアア!!!!
盛大にこけてアスファルトの上をヘッドスライディングした
- 7 :ウリュー:2010/03/31(水) 22:42:27 ID:PBnIervYO
- >>6
「ちょ……待っ………だいじょ…」
何がなんだかわからない。酸素が脳に行き渡らない。
しかしとにかく甲の所へ、息も絶え絶え歩み寄る。
- 8 :甲:2010/03/31(水) 22:44:32 ID:etPJAeXE0
- >>7
「ウ……ウリュ……やっとぉ…み、見つけ…た…」
既にボロボロの体で雨竜に向き直る甲
なんかもう傍から見ると感動の再会以外の何ものでもない雰囲気で
- 9 :ウリュー:2010/03/31(水) 22:49:32 ID:PBnIervYO
- >>8
「はっ、はっ……甲さ、どうして…」
ふうふうと息を整え、咳払い。
「どうしたん、ですかぁ?そんな、その、勢いで」
立てますか?とちいさい手を甲に差し出す
(鎮静剤でもあげよかな……)
ポーチの中身の内容を思い出しながら
- 10 :甲:2010/03/31(水) 22:53:42 ID:etPJAeXE0
- >>9
「…い、いや…お前、なかなか、居なくて…ゲホ、見付けて嬉しくて…はしゃいじゃった」
テヘ☆とお茶目に笑う
呼吸は戻ってきたようで
「ちょっとな、頼みたい事があんだ」
立ち上がりながら、そう告げた
- 11 :ウリュー:2010/03/31(水) 23:01:19 ID:PBnIervYO
- >>10
「あー、最近お仕事の仕入れが忙しくて中々町に来れなかったんですよー」
よくわからない森とか洞窟とかでよくわからない原材料を採っている、らしい。
「あはは。そこまではしゃがれると、その、照れますねー。それで、私に用って何ですか?」
甲さんの頼みごとなら出来うる限りはやってみせますよ、とガッツポーズで答える
- 12 :甲:2010/03/31(水) 23:05:29 ID:etPJAeXE0
- >>11
「そりゃ、ありがたい……じゃあ場所、変えるか」
付いて来てくれ、と交番の方向に歩き出した
- 13 :ウリュー:2010/03/31(水) 23:09:54 ID:PBnIervYO
- >>12
「はい、わかりましたー」
てちてちと、甲の後をゆったり追いながら考える。
(立ち話で済むような用件じゃないのかな)
うぬぬと唸りながら、それでもてちてちと。
- 14 :甲:2010/03/31(水) 23:12:58 ID:etPJAeXE0
- >>13
【所変わって、交番】
「――…ふー…さて、先ずは…どうぞ」
お茶を淹れる
雨竜の前に置いて
「頼み、つーのはさ…お前に、ちょっと俺の身体、診て欲しいんだ」
- 15 :ウリュー:2010/03/31(水) 23:17:32 ID:PBnIervYO
- >>14
「あ、どうもです」
ふぅふぅとお茶を冷ましながら少女は答える。
「みる?診察するってことですか?」
「……無茶したんですか?したんですね?」
- 16 :甲:2010/03/31(水) 23:23:28 ID:etPJAeXE0
- >>15
「いやぁ…ちょいとばかし、無茶"されて"なぁ…」
交番のカーテンを閉め
マフラーとシャツを脱いで上半身裸で、雨竜の前に立つ
「神経毒、かな…クスリは良く分からんが…ともかく、"能力"の発現だけを阻害されてる感じだ」
薄紫色の斑模様が無数の蛇に這われている様に身体に浮かび上がっている
「専門家の意見を聞きたい」
- 17 :ウリュー:2010/03/31(水) 23:30:07 ID:PBnIervYO
- >>16
「身体壊したら正義のヒーロー失格ですよ?もぅ……ふむ」
酷使した体の歪みも気になるが……
「こういうのは初めてですね。能力阻害以外には何か不具合は?」
- 18 :甲:2010/03/31(水) 23:35:16 ID:etPJAeXE0
- >>17
「寝てるうちに攫われて、寝てるうちに盛られたからなぁ…まぁ、やられたよ」
はぁ、と溜息を吐いて
「能力阻害以外か…」
ふむ、と数秒考えて
「………いつもは、三杯は食えてたご飯が、二杯半しか食えなくなった」
それは胃腸の衰えです
- 19 :ウリュー:2010/03/31(水) 23:40:10 ID:PBnIervYO
- >>18
「寄る年波にはかないませんね」
ばっさり切り捨てた。
「魔術的要素が絡んでいるならともかく、純薬学的な問題だとしたら相当な出来ですねぇ」
「対抗呪詛でもとりあえず飲んでみますか?もしかしたら効果有るかも」
色々とおかしな色の液体が入った薬瓶を取り出す
- 20 :甲:2010/03/31(水) 23:49:44 ID:etPJAeXE0
- >>19
「――グッファ!」
心にクリティカルダメージ
「あ、あぁ…いやぁ、これ作った所、多分邪気眼の専門研究機関だからよ…多分邪気眼能力に関係してると思うが…」
おかしな色の液体を眺めて
「――そぉい!」
躊躇無く一気飲み!藁にもすがる思いであった
- 21 :ウリュー:2010/03/31(水) 23:55:59 ID:PBnIervYO
- >>20
「むぅ、私は所詮個人ですから、そういう組織的なアレにはかなわないと思いますが…」
「さて、どうなるか」
以外とさわやかな飲み応え。但し味だけで判断した場合である。
それはまるで蠢く命の塊。熱い、あつい、アツイ。
甲の神経を、魂を、異能の源を嘗め廻し、それを縛るナニカと拮抗する。
- 22 :甲:2010/04/01(木) 00:00:28 ID:etPJAeXE0
- >>21
「ぐぉお…!…身体が熱い……骨が溶けてるみてぇだ……!!」
お約束を口にして
悶絶の末、その場に倒れる
「つ、次だ!…はぁ!次、試してくれ…!まだ、まだ…足りねぇ!」
確かに拮抗している
即効性の薬物は駆け巡り、能力阻害の薬物を上書きしている
ただし、まだ決定打には遠い
- 23 :ウリュー:2010/04/01(木) 00:06:27 ID:PBnIervYO
- >>22
「……正気ですか?甲さん。死んじゃいますよ?こういうのは、もっと少しずつ身体にならしてかないと…」
有る意味当然の説教がはいる。無茶に無茶を重ねた結果異能が復活したとして、甲の命はどうなるのか。
「効果が有ることがわかっただけでも十分です!もっと安全性を高めた上でゆっくり……!」
- 24 :甲:2010/04/01(木) 00:11:49 ID:etPJAeXE0
- >>23
ゆらり、熱を持った身体で立ち上がる
紫色の蛇の跡は苦しむ様に蠢いていて
「――…はぁ…!……いや、確かに…そのとーりだわ…」
倒れこむ様に乱暴に椅子に座る
「ハァ…ハッ!……ワリ、少し…焦ってた…」
夥しい汗を拭うこともせず荒い息を吐き続ける
雨竜の説教はもっともで、それでも早く何とかしたい衝動を押し殺した
- 25 :ウリュー:2010/04/01(木) 00:20:38 ID:PBnIervYO
- >>24
「よかった…『健康の為なら死ねる』なんて言い出す人じゃなくて」
急ぐ気持ちもわからないでもないのだから
「少し待ってて下さいね……コレと同じでもっと薄い奴……にはー…」
ポーチからメモを取り出しガリガリ走り書きしだす。
「とりあえず、この対抗呪詛を200倍に希釈して、食後に三回、お猪口一杯…くらいからですか」
後は、と少し躊躇いつつも甲に赤と黒、二粒の錠剤を手渡す。
- 26 :甲:2010/04/01(木) 00:29:47 ID:etPJAeXE0
- >>25
「命はァ、大切に……ってね」
少なくとも、投げ出す物では無いコトは知っていた
力なく笑う、慢性的な熱さはあるが、幾分和らいできた様で
「おぉう……ノニジュースみてぇ…こりゃ有り難い」
対抗呪詛を受け取って
「……?…これは…?」
ふた粒の錠剤を見る
- 27 :ウリュー:2010/04/01(木) 00:44:11 ID:PBnIervYO
- >>26
「甲さん用に調節したいので、一週間くらい、時間下さいね。」
その頃には多分完成しているだろう。
「黒は、無茶を押し通す薬です」
能力の出力と命令を下す脳力の出力、双方を出鱈目にあげる薬だと説明する。
「赤の薬は、無茶を誤魔化す薬です」
逆に赤はその二つを限界まで下げ、負荷を最低限まで減らす薬。
「どうしても無茶をしなければいけない時、使って下さい」
「多分一回くらいなら、全力出しても、大丈夫、なはず、だと思います」
- 28 :甲:2010/04/01(木) 00:50:02 ID:etPJAeXE0
- >>27
「あいよ、気長に待つとすらぁ」
今ので大分、負荷は軽くなった
一週間以内にどうこうなる事はないだろう
そして、ふたつの錠剤
「………ん」
説明を聞いて、短く返事をした
頼る事が起こらない、とは…この街に住まう以上言い切れない
もしもの保険として、大事にケースに仕舞った
で
「………あのう」
ここからが肝心
「…………御代のォ…方は…」
ハウマッチ!
- 29 :ウリュー:2010/04/01(木) 01:02:21 ID:PBnIervYO
- >>28
「はい、出来るだけ急ぎますから、焦らないで下さいね?」
カリリと走り書きを終え、ポーチにポイ。
「最終手段ですからね?ホイホイ使ったらめーですよ?」
無いとわかっていても釘をささずにはいられないウリューであった。
「そうですね、今度おいしいご飯でも奢って下さい。中華が好みですね」
笑顔でそう答える。
- 30 :甲:2010/04/01(木) 01:08:50 ID:etPJAeXE0
- >>29
「大丈夫大丈夫…これでも、少しは気ぃ長くなったんだぜ?」
多分気のせいだけど、一応そう告げて
「ウス、大型トラックに子犬が轢かれそうになる位の一大事で使いまっす!」
ビッと敬礼
そして何という良心価格
「お、ぉお……任せろい…とびっきりの奴、ご馳走してやらぁ」
驚きの表情で、その笑顔に返した
- 31 :ウリュー:2010/04/01(木) 01:19:53 ID:PBnIervYO
- >>30
「期待して待ってますよ?」
くすくす笑ってから、少し申し訳なさそうに告げる。
「…時に、甲さん。そのお、経過観察とかも兼ねて、少し屋根を貸して欲しいのですが……」
この少女、未だに定住所が無いらしい。
- 32 :甲:2010/04/01(木) 01:25:13 ID:etPJAeXE0
- >>31
「ん?あぁ、そうだな…」
六畳一間に同居は、流石にアレだなぁ、と思い
「お、そうだ…ちょっと待ってな、一石二鳥の案が…」
携帯電話で何やら交渉中
ぴ、と携帯を切って
「ああお待たせ、居候の場所、あそこがオーケーだってよ」
カーテンを開けて指を差す
真向かいに在る、中華料理屋
「あそこ、前に俺が居候しててさ、事情話したら良いってさ」
但し、この男の労働力が対価であるが
「飯も出してくれっから、しばらくはあそこに住むと良いぜ?」
- 33 :ウリュー:2010/04/01(木) 01:35:31 ID:PBnIervYO
- >>32
「おぉー…!」
キラキラとした眼差しを甲と、向かいの料理屋さんに交互に向ける。
「ありがとう御座います。また何か頼みごとが有ったら言って下さい、サービスしますよー♪では!」
甲に向かい一礼し、とてとてと料理屋さんに向かっていく
挨拶と戸を開ける音が、夜空にかすかに響いて、すぐ消えた
//長い間ありがとうでございますです。
- 34 :甲:2010/04/01(木) 01:40:20 ID:etPJAeXE0
- >>33
「いや、礼を言うのはこっちさぁ…ありがとな、雨竜」
手を振って見送った
「……」
そのまま、奥の間に入り
「―――グ…ぁあ…!…」
倒れこむ、薬物同士の拮抗の熱は再び勢いを取り戻し
それを一手に受ける身体は、悲鳴を上げ続ける
「―――ッ」
歯を食いしばる我慢は、痛みに覚醒する意識と共に明け方まで続いた…
//いやぁ、助かりましたーありがとう ノシ
- 35 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 15:44:30 ID:hedfrAak0
- 異能都市、とある大通り。
「今日も平和だな……都市警備員の名が無くぜ。嬉し泣き的な意味で」
感涙にむせび泣くぜきっと、なんて呟きながら歩く男。
いつもと違って灰色のワイシャツを着ている。
「……しかしコートに慣れてると寒くて仕方ねぇな」
直後、風に吹かれ身震いする。
- 36 : ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 15:49:45 ID:BuGTFEjU0
- 黒金が居る場所。
其処から前方にある公園。
其処から突如。
「―――ッ!!!」
周囲の地を揺るがす程の轟音と共に、空に向って一筋の光る何かが打ち出された。
- 37 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 15:52:59 ID:hedfrAak0
- >>36
「!?」
驚愕をあらわにした次の瞬間、黒金は走り出していた。
「おいおい何だ何があった!?」
と、口にしながら公園へと足を踏み入れる。
- 38 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 15:57:51 ID:BuGTFEjU0
- >>37
黒金が足を踏み入れた公園。
そこには一人の少年(少女のようだが、男子用の中等部の制服を着ている)と、一人の怪しい男が立っていた。
天に向けられた少年の手には少し派手な装飾の入った拳銃が握られていて、銃口からは硝煙が立ち昇っていた。
「――あ、お巡りさん!!この人不審者です!連れて行かれそうになりました!!」
黒金の方を振り迎えり、怪しい男を指差してそう言うと、男は慌てて何処かへ逃げさって行ってしまった。
- 39 :川堀アミル:2010/04/01(木) 16:00:35 ID:s.Ud7.4s0
- 「げふっ」
公園の隅っこに何か落ちてきた。
「うーんー、クラってきちゃうー」
見れば、炎髪の少女が倒れていた。
- 40 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 16:02:23 ID:hedfrAak0
- >>38
「あ、おい待てッ――」
逃げ出す男を追いかけようとするが、走り出した時にはその姿は見えなくなっていた。
「えー、今の所は拳銃を掲げたそこの“少年(お前)”が一番不審に見えるんだが……」
訝しげに少年を見つめる。
>>39
「今度は何――お、よぉ無限大」
と、片手を上げて挨拶する。
- 41 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 16:06:02 ID:BuGTFEjU0
- >>39
「……?」
声がする方を振り向いてみれば。
「……おおー、キレー」
少女が倒れているとかそう言う前に、その髪の色に付いて一言。
>>40
「へ?」
銃を掲げていた手を下ろし、ぽかんと口を開け。
「あはは、嫌ですねー。僕は何も怪しくなんてないですよー?」
中学生が防犯の為に銃をぶっ放す。
異能都市ってそんな所。
- 42 :川堀アミル:2010/04/01(木) 16:08:29 ID:s.Ud7.4s0
- >>40
「ふぇーん……」
明らかに立つ気は無い。
立ち上がる前に目をこすっている。何故か。
>>41
「光が、逆流するー」
いまだ立ち上がる気配は無い。
炎髪とか何とか言ってるけど髪の色は緑である。緑。
- 43 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 16:11:30 ID:hedfrAak0
- >>41
「……あー、それはまぁいいや」
それでいいのか都市警備員。
「じゃあとりあえず何があったか――」
と言いかけて、やめる。
「――ん? お前確かこの間公園で……」
回想。
公園のベンチで爆睡する男。叩き起こす少年。
去り際。おじさん。
「…………」
そんな事を思い出しているようで。
>>42
「放っといても大丈夫そうだが一応手ぇ貸してやろうか?」
ほれ、と片手を差し出す。
- 44 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 16:16:10 ID:BuGTFEjU0
- >>42
「光が逆流……?」
少女の言葉の意味が分からず、思考の世界へ。
立ち上がろうとしない事には全く疑問を覚えない。黒金が手を差し出していたし。
>>43
「そうですよ。いいんです」
断言。これでいいのか都市の教育は。
「ええっとですね、ちょっと何時もと違う道で帰ろうと思ったら道に迷っちゃって。
それでこの公園でちょっと休もうかなって思ったらあの叔父さんが――」
黒金が言いかけたのに気付き、言葉を切って。
「――?どうしました?」
その目を見つめて、問う。
本人はこの間の人とは気付いていない模様。
- 45 :川堀アミル:2010/04/01(木) 16:18:32 ID:s.Ud7.4s0
- >>43
「あ、お願いします……」
手さぐりで腕を探すが見つかりそうにない。
目はしっかりと開いているのに。
>>44
なんてことは無い。ゲームネタである。
「誰だアミルちゃんに光向けやがった奴はー」
恐らくさっきの光で落ちてきたらしい。
- 46 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 16:21:13 ID:hedfrAak0
- >>44
「まぁ異能都市だしなぁ……」
「あーまぁよく歪むからな異能都市。
そのおっさんと面識はあったりするか?」
一応しっかり警備員しているようで。
「……いや、うん。この際何でも無いという事にした方が丸く収まる。
気にすんな少年」
個人的にも再びなんかあれな事になるのは御免らしい。
>>45
「……だー、まどろっこしい」
ぱしっ、とアミルの腕を掴んで、起き上がらせる。
「危なっかしいからベンチにでも座ってやがれってんでぃ」
そのままベンチに誘導して、座らせる。割と親切。
- 47 : ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 16:28:00 ID:BuGTFEjU0
- >>45
「光……?」
そして気付く。数分前の自分の行動に。
「……あー、ごめん、それ多分僕のせい……」
>>46
「ううん、全然知らない人」
首を横に振って、応える。
実は迷ったのは歪みが原因では無くて、この子の頭が原因なのだが、黒金がそれを知る筈も無い。
「?分かった。気にしません」
首を傾げつつも気にすんなと言う言葉に頷いて。
- 48 :川堀アミル:2010/04/01(木) 16:29:48 ID:s.Ud7.4s0
- >>46
「あー、ありがとうございます」
掴まれた方と逆の腕でそれがベンチであることを確認すると腰をおろす。
項垂れている。
>>47
「お前かー」
だが翠の場所が把握できていない。
人差し指を誰に向けてるんだか。
- 49 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 16:33:50 ID:hedfrAak0
- >>47
「りょーかいりょーかい……となると無差別的な……?
いや、相手が一方的にこの少年を狙っていたっつー可能性も……?」
後で考える必要があるな、と一人納得。
「あー、気をつけろよ少年。再び狙われないと決まったわけじゃない。
さっきの見た所自己防衛ぐらいなら出来るだろうけど」
>>48
「しかしまぁなんで降ってきた――つーか飛んでたのか?」
項垂れる少女に問う。
- 50 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 16:38:42 ID:BuGTFEjU0
- >>48
「……こっちだよー」
苦笑しながら少女の手を取って、人差し指を自分の方に向けさせる。
「……目、見えてないの……?」
>>49
「どっちにしろ恐かったです……。変な声で笑ってました……」
銃ぶっ放す少年とどっちが恐いかは不明だが。
「あー、まあ、一応、ですけどね……」
褒められてる訳でもないが、何故か照れながらはにかんで。
- 51 :川堀アミル:2010/04/01(木) 16:41:01 ID:s.Ud7.4s0
- >>49
「そうだよ飛んでたんだよ……っておまえかー」
目を数回こすった後、顔を見てにこやかに笑う。
「いやー。てっきり優しい物だから誰かと……ってあれ、コートは?」
>>50
「アンタのせいだー!」
ぺしっ。腕を払ってみる。
「少年の癖にこのアミルちゃんに牙を向けようとは恐ろしい子……」
- 52 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 16:44:00 ID:hedfrAak0
- >>50
「変な声で笑うおっさんと、夕暮れ時に拳銃ぶっ放す少年……
……個人的には後者の方が会いたくねぇな」
会っちまったもんは仕方ねぇけどよう、と小さく呟く。
「あ、拳銃で思い出した。そのおっさんは何か武器とか持ってなかったか?
刀剣だの拳銃だの物騒なもん」
>>51
「何故声で気がつかないのか聞きたい所だよ全く」
「何だおい俺が優しくちゃいけねぇ道理でも――」
と、コートの事を指摘されて。
「ん? あー、えーっと……」
言葉を濁す。
(……盛大にすっ転んでクリーニングに出してるとかこいつには言いたくねぇなぁ)
某日の巡回中の出来事だったそうな。
- 53 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 16:49:07 ID:BuGTFEjU0
- >>51
「ご、ごめん……」
手を払われ、俯いてしまう。
「そ、空に誰かいるなんて思わなくて……その、わざとじゃないんだよ?」
とりあえず言い訳。
>>52
「へ?何でですか?」
自分がどれだけ変なのかを理解していないようで。
「何も無かったです!そんな事より、何で僕とは会いたくないんですか……?」
その事がどうにも気になるようだ。
- 54 :川堀アミル:2010/04/01(木) 16:52:13 ID:s.Ud7.4s0
- >>52
「いやー、その発想は無かったわww」
とのこと。
「コートが無くなったらキツいんじゃなーい? いろんな意味でwww」
すでに笑われてる。
>>53
「うがーっ」
威嚇。
- 55 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 16:54:38 ID:hedfrAak0
- >>53
「何でってお前……」
えー、と不可解だと言わんばかりの顔をする。
「そこまで気になるなら言うけどよう……」
「個人的に銃火器の類が嫌いだからだ」
堂々と凄まじくどうでも良い事を宣言した。
「あ、でもレーザーは結構好きだな」
どうでも良い情報追加。
>>54
「どんだけ俺低く見られてんだよ!」
思わず突っ込み。
「個性的な意味か!? 個性的な意味でだな断定!!」
ちくしょー馬鹿にしやがって、と悔しがっている。
(……よし、これはもう絶対言わねぇ。断固黙秘だ)
- 56 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 16:58:38 ID:BuGTFEjU0
- >>54
「……う、うがーっ!」
対抗して威嚇し返し。
黒金から見たら相当シュールな光景である事は間違いないだろう。
>>55
「……それってオジサンの好みじゃ……」
あはは、と少し苦笑して。
「……レーザー兵器、ですか?」
その単語を聞いて、ふむと顎に手を当てる。
「レーザー兵器ならうちの蔵にあった気が……」
- 57 :川堀アミル:2010/04/01(木) 17:00:45 ID:s.Ud7.4s0
- >>55
「別に低くは見てないよ。悪役なだけwww」
「おわかりならなんで着て来ないんだか」
軽く悩んでいる。
「レーザー兵器なら家の団長に言えば一発だな」
「サービスで的にしてもらえるかもww」
>>56
「がーっ、がおー!」
大口を開けて威嚇。
鋭くとがった牙が恐ろしい。
- 58 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 17:04:44 ID:hedfrAak0
- >>56
「――!」
“おじさん”というワードに反応する黒金。
「……いいか少年? 20歳でおじさん呼ばわりは結構辛い物があるんだ。
その辺よく考慮しよう」
若干声が震えているのは気のせいである。ある。
「まぁ好みっちゃ好みで合ってるんけどよお……」
うーむ……、と唸る。
>>57
「だから悪役じゃねぇ警備員だ」
「畜生やっぱその通りかよ!」
とまでは言うが、ドジを踏んでうっかり口が滑る――なんてことは無いようだ。
「いや、うん、そう考えなくても今身近にレーザー兵器あるから……」
あと的にはならねぇぞ絶対、と付け足す。
- 59 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 17:08:07 ID:BuGTFEjU0
- >>57
「がおー……って、おおっ!?」
牙が目に付き、驚くも。
「……か、カッコイイ……!」
少年の反応は少しズレていた。
>>58
「へ……20歳……?」
一瞬硬直。この硬直が黒金への止めとならなければいいが。
「わ、分かりました、お兄さん!」
震えに気付き、慌ててお兄さんに訂正。
「好みでしょう!好みでそんな事を言うなんて酷いです……」
- 60 :川堀アミル:2010/04/01(木) 17:10:14 ID:s.Ud7.4s0
- >>58
「はぁーん。街とお近づきになっておいて警戒度を下げる。そういう魂胆ですかぁ」
随分と強引な理論である。
「自分で言うくらいなら自覚あるってことでしょ。着てくればいいのに」
「まず見てもらえなきゃ個性つけるチャンスも無いよ?」
ウザい。
「身近なレーザー兵器……危なっかしいなww」
何故笑う。
>>59
「おーーまーえーのーちーをー」
息が切れた。吸いなおす。
「すーうーてーやーるーー」
てくてくと一歩づつ近づいてきた。
- 61 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 17:13:48 ID:hedfrAak0
- >>59
「……いやぁ、そのリアクションは予想できてたが精神的にくるなやっぱりな」
はっはー、と力なく笑う。
「いや、いいんだ。いいんだ気にするな少年」
「だって自分で武器作ったら愛着わくだろ?」
どうやらレーザー自作とかそういうことらしいが。
>>60
「お前の思考展開は無限大(笑)だな」
はっ、と鼻で笑って。
「もうこの際無個性が個性でもいいよ!
それが個性になってるかどうかで言えばNOだがな!!」
「わっはっはー危ないぞーフゥハハァー」
限りなく棒読み。
- 62 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 17:22:53 ID:BuGTFEjU0
- >>60
「――ッ」
反射的と言っていい動きだろう。
一つの弾丸をポケットから指で弾き上げ
「――あ、銀の弾丸って吸血鬼用じゃなくて狼男用だっけ」
銃のリボルバーにセット。
「まあいいや」
そのまま、その銃口をアミルの口へと向ける
>>61
「ご、ごめんなさい……本当……」
申し訳なさそうにペコペコと頭を下げる。銃を構えたまま。
「確かにそうですけど……。……ん?レーザーを自作したって事ですか?」
凄い、と続けて目を輝かせる。
- 63 :川堀アミル:2010/04/01(木) 17:27:09 ID:s.Ud7.4s0
- >>61
「その大きな思考がになるのさ!」
良く解んない。
「じゃあダメじゃん」
「うっわー。その笑い方の方が危なっ」
かなり引き気味。
>>62
「……ん?」
気付けば、自分に銃口が向けられてある。
「あはー。少年よ、こういうのは良くないぞ?」
銃を掴んでずずず。とずらしてみる。
- 64 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 17:31:00 ID:hedfrAak0
- >>62
「……やっぱり変な声で笑うおっさんよりもお前の方が怖いマジで」
だーもう謝らんでいいから、と制する。
いやいや止めろよ、とかいう突っ込みは無粋である。警備員だけど。
「はっはー、趣味の機械弄りが為したシロモノよ」
それはもはや趣味ではない。いや、趣味か。
>>63
「よく分からんからそこの少年に撃ってもらえ一回。
無限大論理は死んでも直らないとか言うけど」
言わない。
「……確かにそうだな」
解決策を悩んでから、
「まぁ明日には帰ってきてるだろうし――」
あ、と声を漏らす。
勘がよければ気がつくかもしれない。
「うっせーなテンション100%カットしろ」
投げやりである。
そしてこれがダメ大人の図である。
- 65 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 17:37:34 ID:BuGTFEjU0
- >>63
「――ん」
此方も、何か気付いたようにハッとして。
「……あ、そうですよね……。ごめんなさい……」
すごすごと銃を引っ込め、仕舞い込む。
「何か……噛まれそうになったんで、気付いたら銃向けてて……ごめんなさい」
この少年、結構ヤバいのかもしれない。
>>64
「そ、そんな事無いです!絶対!!」
そこは否定しておきたかった。自分の名誉にかけて。
「趣味の領域じゃないですよね……」
頬をかきながら苦笑を向けて、あ、と何か思いついたようにポンと手を打つ。
「じゃあ、今度うちに来て見ませんか?きっとお兄さんが興味ある物、いっぱいあると思います!」
そう言って、半ば無理やり「射森武器商会」と書かれた名刺を手渡す。
「それじゃ、僕はそろそろ帰らないといけないんで帰りますね!さようなら!」
二人に向ってペコリと頭を下げて、走り去っていった。
――この後、少年は更に1時間程都市をさ迷う事になるのだが、二人がそれを知る事も無い。
- 66 :川堀アミル:2010/04/01(木) 17:39:47 ID:s.Ud7.4s0
- >>64
「そんなこと言って死んじゃったらどーすんのよ!」
「アミルちゃんだって解んないんだよ?」
解ったら撃ってもらうのか。
「明日には帰ってくる……ハッ!?」
何か感づいたっぽい。
「……こ、恋人に取られたまま帰ってこないとか?」
なぜそうなる。
「だっかーら、無限大に%なんてないのー」
100%はあると思う。
>>65
「いやいや、アミルちゃん咬む気ないし。まだ吸血鬼じゃないかんねー」
ニコニコと笑って少年を見送る。
- 67 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 17:43:50 ID:hedfrAak0
- >>65
「いや、うん分かったからそう必死になるな」
「そうかねー……? いやぁそういってもらえると嬉しいねはっはー」
と笑う。
「武器商会か……」
拳を振り回したり蹴ったりする戦闘スタイルな黒金に、武器需要はあるのだろうか。
「気になった。今度行って見るわ」
「ん、気をつけてなー」
と、手をふって見送る。
>>66
「いや死なないだろ……多分」
多分で人の生死を考える辺り酷い。
(っ! 感づかれたか!?)
と、思ったのも杞憂だったようで。
「…………」
言葉を失っている。
「100%はあるだろ……
少なくとも在るか無いかで言えばあるんだから100%だろ……」
はぁ、と溜息。
- 68 :川堀アミル:2010/04/01(木) 17:46:39 ID:s.Ud7.4s0
- >>67
「死んだら責任とってくれんのー?」
どうやって?
「その通りか……フフッ」
どうやら黙り込んだ意味をカン違いしたらしい。
「んー。確かにww」
- 69 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 17:49:01 ID:hedfrAak0
- >>68
「責任はどう見ても無限大なお前にあるだろうが」
「よし、今度からお前の事をMs.無限大勘違いと呼ぼう」
割と語呂が良い。いや、良くない。
「確かにってお前折れるの早すぎんだろもうちょっと貫け意見を」
心意気の問題だ心意気のォ、とか力説。
- 70 :川堀アミル:2010/04/01(木) 17:54:57 ID:s.Ud7.4s0
- >>69
「意味がよく解んないww」
「へっ?違うの?」
今更気づく。
「じゃあ……落としたとか?」
「やんわりと受け流す水のように柔軟な存在……それがアミルちゃんッ!」
もっと意味が解んない。
- 71 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 17:57:44 ID:hedfrAak0
- >>70
「あーなんだ日本語通じない人か」
なら仕方ないな、と言うがまだ日本語で話す。
「いや違うだろどう見ても……」
「あー、まぁ間違っちゃいないけど決定的に違う」
めんどくさい言い回し。言えばいいのに。
「なるほど意見を貫くときは氷にいや意味分からんわ」
- 72 :川堀アミル:2010/04/01(木) 18:02:40 ID:s.Ud7.4s0
- >>71
「ひっどいwwひっどいwww」
からかわれてるのに笑ってる。良く解んない子。
「違うのか……でも間違ってないのかー」
考えている。じっと考えている。
「はっはーん。家に忘れてきたんだなっ!?」
自信ありげに指をさす。
「あー。日本語が通じない人ねww」
うんうん。と頷きながら。
- 73 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 18:06:27 ID:hedfrAak0
- >>72
「その芝を一割でいいから分けてくれ」
無限大のくだりは省略。
「服を忘れるかよしかも決定的な個性を」
その個性すらも危うい奴が何を言おうともどうということは無い。
「お前はあれだな? 人を苛立たせる検定準2級の資格持ちだな?」
準2級とはまた半端な値を持ち出してきた。
- 74 :川堀アミル:2010/04/01(木) 18:11:53 ID:s.Ud7.4s0
- >>73
「どーぞwww」
つww
「やっぱりそうよねー。今のは違うわ
やっぱりわざわざ無個性になっちゃう人なんていないもんねー」
満面の笑みが苛立ちを誘う……かも。
「あっれー。おかしいなぁ。そんな気は全く無いんだけど……」
怒ってるの? とか聞きながら。
――。
……何か機械が来ました。アミルを狙っている様です。
- 75 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 18:15:53 ID:hedfrAak0
- >>74
「うwwwはwwww」
「やっぱ要らん返す」
そぉいっ! という掛け声と共に、芝を投げつける。
「――――」
こちらも満面の微笑みを浮かべている。
……全身から灰色の邪気が滲み出ているのは気のせいでは無いかもしれない。
「いや怒ってる訳じゃあないんだがな……」
うーん、と考え込んでいる。
「……なんだあれ。お前の知り合いか?」
と謎の機械を指差して言う。
「人脈広いなおい羨ましいぜ。俺のアドレス帳にはロボはいねぇからよう」
- 76 :川堀アミル:2010/04/01(木) 18:23:31 ID:s.Ud7.4s0
- >>75
「アミルちゃんショックwww」
げらげらと笑いながら芝を受け取る。
「灰色とかまたもー。んなのだから無個性なのよ!」
赤とか黄色とか出してみなさい!と続ける。
「んー。じゃあアレか。度重なるアミルちゃんの推理に感動ッ!とか?」
そう持っていけるポジティブさが素敵。
「……え? あっ、あー!!」
食われた。
『はーっはっはっは! 聞けアミル! お前は捕まってる!』
見ればわかる。
「助けてーっ!!」
『おとなしくこの僕に従うかその場で倒れるか……貴様に選択肢を与えようじゃないか? 選べ』
機械から何時かの聞き覚えのあるような声が聞こえた。
- 77 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 18:27:04 ID:hedfrAak0
- >>76
「芝って物体だったんだな……
今投げたけど概念的なものかと思ってたわ」
「しかもこの能力は硬化というきわめて地味な能力だ……!
恐ろしく没個性だろう……?」
「そのポジティブさを略。
無限大な推理に脱帽ってところだ」
「はっはー! ざまあ――」
ん? と野次を飛ばすのをやめる。
「……おい機械の中の人やー」
とりあえず声を掛けてみることにしたようだ。
- 78 :川堀アミル:2010/04/01(木) 18:35:01 ID:s.Ud7.4s0
- >>77
「いや、アンタが投げたって言うからてっきり」
「よっし、じゃあちょっと殴って確認するわww」
……のまえに、この機械をどうにかせねば。
「やーっぱりそういうことなのね! さっすがアミルちゃん……」
自分自身に浸っている様だ。
『あ? 何だ――あー。もう良い、没個性』
コイツまでいいやがった。
しかも名前を思い出そうとして思い出せなかった風だ。
- 79 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 18:42:54 ID:hedfrAak0
- >>78
「えっじゃあ何投げたの俺怖っ」
「てめぇの攻撃なんざ微塵も通らねーy――
――その前にそいつだなぁ問題は」
「はいはい名推理名推理」
適当に流す。もはやこれがテンプレートになっているようで。
「……そうか、見知らぬ――いや、面識はあるが――人にまで没個性呼ばわりか。
そうかそこまで俺ぁ地味か。そうかそうか」
ふぅ、と小さく息を吐き。
跳躍。
その高さは機械を軽々と凌駕し、機械の真上に影が出来る。
そしてそのまま邪気を纏った右拳を――
「おらぁッ!!」
――叩き付けた。
落下する重力、叩き付けた筋力、そして“鋼”化した皮膚。
その三つが、大きな破壊力を生む。かもしれない。
(……多分一発くらい殴ったところで問題はねぇよな)
どうにかアミルを救出(笑)するつもりらしいが……?
- 80 :川堀アミル:2010/04/01(木) 18:50:45 ID:s.Ud7.4s0
- >>79
「えっ?」
「じゃあ何とったの!? 怖い!」
『あぁ、そうだ。思い出した……貴様か、鋼』
『貴様も、あの頃と大差ないようだ――何っ』
一瞬のノイズの後、少女の罵声が聞こえる。
『まさか貴様、アミルの味方をしようとしているんじゃないよな?』
「たーすーけーてー」
機械に頭をかまれ、じたばたしている。
引き剥がそうとしている様だがうまくいかないあたり、相当の力の様だ。
- 81 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 18:54:02 ID:hedfrAak0
- >>80
「えっなにこれこわい」
「よーやく思い出したか……」
にぃっ、と笑う。
「ん? あー違う違う。そいつぶん殴りたいだけ」
ハンデがあるのは卑怯だしな、と言う。
「でもまぁ開放するしないはそっちの判断に任せるけど」
と言って、傍観を決め込む。
- 82 :川堀アミル:2010/04/01(木) 19:03:20 ID:s.Ud7.4s0
- >>81
「怖wwいwwんwwでwwすwwけwwどwww」
恐れている風には見えない。
『その腕。だな』
コートがない故にその腕を見切るのは容易だった。
『なら何故僕のジャマをする!?』
『しないに決まっているだろう。コイツはいまから僕のところに来て貰うからな』
「いやー! いたいぃ!」
暴れる。
『ハーッハッハッハ! バカめ! 貴様用の耐久力50倍仕様だ!』
- 83 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 19:10:02 ID:hedfrAak0
- >>82
「そのまま一生ぶら下がってればいいのに」
酷い。いくらなんでもこれは酷い。
「ん? おーこれ改良したんだぜ?
――あと今のは筋力の増強は使ってないぞ?」
はっはー、と盛大に笑う。
「だってほらいくらなんでも身動き取れないvsテラ自由だったら不公平だろ」
そういう所だけは無駄に律儀。
「……ちょっと面白そうだから殴りまくってもいいか?
50倍の耐久力とやら、見せて貰おうじゃねぇか」
ベルトのホルダーから赤い宝玉を取り出し、左手の甲に填め込む。
「赤の宝玉が示すは“筋力の増強”」
今度は跳躍することなく、地面を蹴って距離をつめてからの殴打を。
「―――らぁッ!!」
放つ。
- 84 :川堀アミル&レラ(声だけ):2010/04/01(木) 19:15:36 ID:s.Ud7.4s0
- >>83
「わーん、アミルちゃん泣いちゃうよっ!?」
『バカかお前! 幾ら50倍の耐久力だからってそう何度も殴られたら話にならんぞ!』
『えぇい! 取りあえず、避けろ!』
ポケ○ン風味な言い回し。そして避ける。
『殴りあうのは後から直々にこの僕がしてやろう。だが、コイツが先だッ!』
「あーーー!!」
機械がアミルを噛んでいる様です。
- 85 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 19:20:13 ID:hedfrAak0
- >>84
「泣けばいいと思うよ……っとぉ」
回避されバランスを崩す。
「ポケモ○ってあれだよな、よけろ!とかつづけて〜とかあれ卑怯だよな絶対な」
どうでも良い話に移りかけるが、
「おっと、今はその話じゃないのか」
「うーむ」
噛み付かれている様子を少し眺めて。
「おい天才、そいつの無限大な思考論理回路をちょっとでもまともにしてやってくれ」
適当に見放した。鬼だ。鬼がいる。
- 86 :川堀アミル&レラ(声だけ):2010/04/01(木) 19:27:00 ID:s.Ud7.4s0
- >>85
「あーんっ! 酷いー! 警察ー!!」
目の前のお方です。
『僕もつい先日見てそう思った』
『何よりも、ケンタ○スの使い回しに泣けたね』
つい先日のキッズステ○ションの話です。
『変に突っかかってくるバカより何倍も利口だな』
『鋼、今回は感謝をしておこう』
機械を通された声で少女が礼を言い。
『よし、帰ってこい』
―――!
生身の泣き声と機械は遠ざかって行った。歩いて。
- 87 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/01(木) 19:31:10 ID:hedfrAak0
- >>86
「誰か警察を呼べー」
棒読み。いやアンタだろっていう。
「それはとても分かる。俺も幼いながらに思ったね……」
「じゃーな、気をつけて帰れよー、っと」
手を振って二人を見送る。
「……さて、変な声で笑うおっさんの報告しないとな」
と呟いて、その場を後にした。
- 88 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 16:50:01 ID:BuGTFEjU0
- 放浪二日目。
「……あ゛ー……」
よろよろと歩き、そのままベンチにぶっ倒れる。
「……腹減った……」
- 89 :ブリッツ・アーレント:2010/04/02(金) 16:53:14 ID:nWKoaA8o0
- 「焼き芋ー、石焼芋ー…」
荷台を引いて歩くトカゲ男が一人。
「……ん、アイツは――」
ふと眼を向けると、今にも死にそうな(?)知り合いの姿が。
何事かと思い、荷台を引きつつ彼に歩み寄る。
- 90 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 17:02:58 ID:BuGTFEjU0
- >>89
「んあ……」
よく見れば、髪の色が違う。
だが、その男は間違いなくブリッツの知り合いだった。
「……ん……。……んー……」
歩み寄るブリッツを見上げ、一人唸り
「……ゴメン、俺の知り合い?」
そんな問いを投げかける。
- 91 :ブリッツ・アーレント:2010/04/02(金) 17:06:18 ID:nWKoaA8o0
- >>90
「なんだ、イメチェンでも――」
「……はぁ? …え?
…いや、知り合いも何も…」
戸惑った様子だが、さほど驚いてはいないようで
まぁ、記憶喪失ならよくあることだな、と納得している。
…都市に居るうちに感覚が麻痺してしまったようだ。
「まぁ、知り合いだからさ、焼き芋でも喰え、ほら」
- 92 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 17:13:09 ID:BuGTFEjU0
- >>91
「あ、やっぱり……」
言うまでもないか、と判断して。
「……何となく君の事は見たことあるから、完全にじゃないんだけどね」
苦笑を浮かべ、ブリッツに頭を下げる。
「……ありがとう」
差し出された焼き芋を受け取り、そのまま一口。
- 93 :ブリッツ・アーレント:2010/04/02(金) 17:14:55 ID:nWKoaA8o0
- >>92
「…何となく覚えてるんなら十分だ」
と、彼の横に腰掛けて。
「おっと、誰もタダとは言ってないぜ?
金があるときに返せよ、こりゃあ貸しだからな」
…なんだこのセコい商法。
- 94 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 17:17:47 ID:BuGTFEjU0
- >>93
「……名前は思い出せないや。ごめん」
そのまま、焼き芋をもう一口。
「……むぐ……」
仕舞った、と言わんばかりの表情を浮かべ
「……まあ、そのうち」
- 95 :ブリッツ・アーレント:2010/04/02(金) 17:19:17 ID:nWKoaA8o0
- >>94
「ブリッツ・アーレント、種族は…」
ちらり、と煉の顔を伺う。
「…トカゲじゃあねえからな?」
「ま、商売だからな
何、利子とかはつけねえよ」
- 96 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 17:26:31 ID:BuGTFEjU0
- >>95
「ブリッツ・アーレント。分かった」
「トカゲじゃないなら……竜人、かな?」
くすりと笑い、頷いて。
「それもそうだね……。まあ、今はそれでもありがたいよ」
ハア、と溜息を付いて。
「無一文、自宅が何処にあるかすらも分かんない……。
昨日、ある人にホームレス一直線とか言われたけど……本当そうなっちゃいそうだよ」
- 97 :ブリッツ・アーレント:2010/04/02(金) 17:28:10 ID:nWKoaA8o0
- >>96
「自分の名前くらいわかってるよな?」
「おう、間違えんなよ」
と、念を押して。
「あー、そりゃあきっついなァ
…どうしてもって時は俺の家にでも来いよ、水と乾パンくらいは出せるぜ」
- 98 : ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 17:37:15 ID:BuGTFEjU0
- >>97
「水無月煉、って言うらしいね」
らしいと言うのも、人にそう呼ばれていたからであって、そうだと言う記憶は無いからだ。
「あはは、了解」
「まあ、確かにきっついねー。でも、割と慣れてきたかな」
お腹が減るのは勘弁だけど、と苦笑して。
「うん。分かったよ。ありがとう」
その顔を向け、ペコリと頭を下げる
- 99 :ブリッツ・アーレント:2010/04/02(金) 17:41:09 ID:nWKoaA8o0
- >>98
「…って言うらしいってお前」
はー、とため息。
「と、わりーがあんまゆっくりしてる時間は無いんだ
そろそろ再開させて貰うぜ」
と、荷台に手をかけて
「んじゃあ、またな!」
焼き芋の匂いを漂わせながら、公園を後にした。
- 100 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 17:46:01 ID:BuGTFEjU0
- >>99
「あはは……」
ただただ苦笑するしか無くて。
「ん、分かった。焼き芋ありがとうね」
立ち上がるブリッツを見上げ、また笑って。
「じゃあね」
手を振り、その姿を見送った。
- 101 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/02(金) 20:51:34 ID:PMt0ERXQ0
- 【街】
ガードレールに腰掛けて休憩中。
足元に空のエコバックを置いて、仕事のサボリ。
「…………」
眼前の家電屋さんのテレビに目は釘付け。
- 102 :メロディ・ブルース:2010/04/02(金) 21:03:19 ID:yvUls86s0
- 「まあいいから、ね、聞いて下さいよぉマスター?
一曲でいいからね、私に歌を歌わせてみたりと、か……」
ばたん、と音がして、扉が閉まる。
そこからぺいっと吐き出されたのは、黒いスーツの少女。
「……なんでいなんでい。一曲くらいいいじゃん!
ねえ、ノイズィ?」
ぶつぶつ。口を尖らせて愚痴りながら、少女は歩く。
- 103 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/02(金) 21:08:17 ID:PMt0ERXQ0
- >>102
吐き出されたのを見て、きょとん。
吐き出された人が少女で、少し大人びたスーツを着てるのにも、きょとん。
愚痴愚痴言っているその少女に興味を引かれて、彼女は知らず知らず声をかけた。
「あの……どうしたんですか?」
メロディさんの背に、ふんわりした声が飛ぶ。
- 104 :メロディ・ブルース:2010/04/02(金) 21:12:20 ID:yvUls86s0
- >>103
「ん…………
……わあ、見てノイズィ! メイドさんだわ! 本物!」
ネイディに霊感があるのなら、少女の傍らの金髪の女が「見える」。
少女はきゃあと声を上げて手を叩いた。
「ん、そこのバーにステージがあるからね、そこで歌わせてくれて言ったら門前払いされちゃった」
この少女、背中にマイクスタンドを背負っていた。
- 105 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 21:14:02 ID:s.Ud7.4s0
- 「カイム、静かに」
『何を言う。私は静かではないか』
『現に私は先程5秒。一切喋っていなかった』
『にも関わらず、私が騒がしいというか?』
「良く5秒で見栄が張れるね……」
はぁ。と溜め息をつき青年は街を歩く。
青年自体は普通だが、連れている謎の者。
『5秒。それは一分。つまり時計の針が一周する内の20分の1だ。つまり18°だぞ?』
喋る鳥。さらにそれは明らかに『悪魔の気』を放っている。
- 106 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/02(金) 21:23:49 ID:PMt0ERXQ0
- >>104
「それは…………うーん…………。
………………知らない人に歌わせるのは抵抗があるから仕方ないですよ」
視線は主にマイクスタンドに注がれていた。
顎に指を当てて、悩んでる仕種をしてる時もずっと。
「あ、でも歌を聞かせて上手だって店主に思わせたら歌わせてもらえるかもしれないです!」
名案、とばかりに彼女は微笑みながら告げる。
本気で言ってるところが、所謂残念な頭の持ち主である!と主張していた。
「あなたもそう思いますよね?」
にこ、
笑いを向け、少女の傍らにいる金髪の女性に、彼女は話しかける。
〝見える〟けれど、それが当たり前。一般人だと思ってるみたい。
>>105
ぽけぇー……と鳥を見て、彼女は嘯いた。
「…………変わった……鳥……ですね」
喋る猫で、既に喋る人間外生物への耐性はできている。
ゆえ彼女が持った感想は〝変わった鳥〟だけ。
ガン見しているけれど。
- 107 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 21:27:18 ID:yvUls86s0
- >>105
「……ノイズィ、あの鳥さんはあなたと同じような存在かしら?」
『……分からない』
少女と、空澄に霊感があるのなら「見える」、傍らに立つ金髪の女。
不思議そうにそちらを見る。
>>106
「あ、そっかあ!」
ポンと手を叩く少女、しかし金髪の女は少し苦笑い。
『……あのねメイドさん、残念だけどこの子、歌の技術は……ちょっと……ね』
少女に聞こえないようにぼそっと。
- 108 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 21:33:18 ID:s.Ud7.4s0
- >>106
『私が鳥? 鳥だと?』
『小娘。私を鳥だと思うな私は……』
「あーっ、すいません」
くって掛っていく鳥を止めに、青年が走ってくる。
それは犬と飼い主の様なものであった。
青年。と言っても異常に長く特徴的な髪とその顔がどういう印象を与えるかは知らないが。
>>107
「あ、幽霊だ」
普通に言った。
『鳥とはなんだ、鳥とは』
『この街の娘は迷惑すぎないか』
だって、どう見たって鳥じゃない。貴方。
- 109 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/04/02(金) 21:41:40 ID:PMt0ERXQ0
- >>107
「…………大丈夫です」
金髪の女性に彼女は締まりのない微笑みを返す。
「実力がなくても、実績がなくても、
歌への情熱があればきっと、大丈夫です」
私今良いこと言ったッ!!
そんな、いい感じの笑いを彼女は浮かべていた。
>>108
あ、いえ気にしないで下さい、と青年に向かって手を振りながらしげしげと鳥を見て、彼女は呟くように尋ねた。
「えっと…………鳥……じゃないんですか?」
- 110 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 21:58:09 ID:yvUls86s0
- //あわわぼけっとしてた……ごめんなさい!
>>108
『違う。騒霊、ポルターガイスト』
細かいところにこだわりを持つ幽霊であった。
「鳥、じゃないの?」
『鳥にしか見えないわ』
>>109
「そうそう! そうだよねっ!」
嬉しそうに手を叩く少女。
しかし金髪の女は苦笑を浮かべたまま――
- 111 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 22:00:59 ID:s.Ud7.4s0
- >>109
『鳥じゃないとも。一度この男に遮られはしたものの、もう一度言ってやろう』
『私はソロモン72柱が魔神の1柱。序列は53の立派な悪魔であるぞ』
『因みにこれは唯の仮の姿であり、実際の私は人間の形を取っている』
がつがつと喋り続ける……鳥。
>>110
「ああ、すいません」
騒霊に対して頭を下げる。
『鳥じゃ無いと行っておる……』
上に続く。
- 112 :ネイディハール+銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/02(金) 22:11:39 ID:PMt0ERXQ0
- >>110
「はい!結果ではなく、努力や情熱が重要なんでs「んなこと言ってっからいつまで経ってもバカなんだよ」
凜、とした声が唐突に、場に降り注ぐ。
「わりーな。なんかうちのバカが迷惑かけちゃって」
>>111
「魔神…………鳥なのに凄いですね!」
「つっても53だろ?大したことねーな。やっぱとるならトップだろ」
なんというか失礼。
いきなり現れた銀髪の女性が、ずかずかと鳥に近づいていく。
- 113 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 22:15:30 ID:yvUls86s0
- >>111
「そろもん? なあにそれ、ノイズィ知ってる?」
『ええと、なんか魔界の、すごい人たちで……』
これはひどい
>>112
「友情努力勝利! だよね……ってあれー? 誰?」
きょとんと、サングラスの向こうの瞳を点にする。
金髪の霊は訝しげに、少女の前に出た。
- 114 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 22:17:46 ID:s.Ud7.4s0
- >>112
『鳥じゃないと言っておるだろう!!』
ついにキレた。
羽を大きく広げ、バサバサと動かしながら鳴き声を上げる。
ぶっちゃけ威嚇。
「あ、こんばんはー。止めた方がいいですか? コレ」
少々困り顔の青年が黒い本を片手に問いかける。
>>113
『そこの娘よりかは幾分か利口で安心したぞ』
ガッと向き直り、ネイディハールを指差す……いや、羽指す。
そしてまた向き直って威嚇継続。
- 115 :ネイディハール+銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/02(金) 22:29:22 ID:PMt0ERXQ0
- >>113
「あ?こいつのボス」
「あ…………やめて下さい。ずれちゃいます」
ぽふぽふとメイドの頭を撫でる。
撫でられたのが嬉しいのか、頬に少し朱を混ぜて、ずれたホワイトブリムを直しながらメイドは答えた。
「んであんたらは?こいつの友達か?ってかお前透けてねーか?」
ノイズィさんをじぃ、と彼女は見つめながら尋ねる。
>>114
「別に止めなくていーよ。なんてーか…………。
必死な辺りが微笑ましいし」
あん?オラ?猫に逆らうか?鳥が猫に逆らうってか?ん?
銀髪の女性は、ガン垂れてた。
「あなたの使い魔なんですか?」
メイドは興味津々、と言った様子で黒い本を見ながら訊く。
- 116 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 22:32:58 ID:yvUls86s0
- >>114
「そろもん、ってのがよくわかんないけど鳥さ……あ、鳥じゃないのか。
貴方はすごい人なのね!」
きゃっきゃと笑うその姿は、年相応の少女のモノである。
>>115
「私はただ、通りすがってメイドさんと喋ってただけだよー」
『私は、騒霊(ポルターガイスト)。幽霊の一種』
黒い帽子に黒いスーツ、サングラスの少女はのんきに。
金髪の霊はまだ警戒を解かずに、答える。
- 117 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 22:39:00 ID:s.Ud7.4s0
- >>115
「そうですか。では、このまま」
確かに必死。小物臭の塊である。
『クワーッ! クワックワー!!』
鳴き声まで発してしまってはもう鳥である。
「ええ、そんなものです。彼だけではありませんけど」
「……あ、邪魔なら戻しましょうか?」
威嚇と称しながらネイディハールの周りをぐるぐると回っている。
>>116
『お前はさらに利口だな』
三週目、笑顔をそっちに向けると真面目な顔になり威嚇を続ける。
- 118 :ネイディハール+銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/02(金) 22:54:38 ID:PMt0ERXQ0
- >>116
「ポルターガイスト…………っていや、あの部屋の中の小物だとか箪笥だとかをガチャガチャさせるやつか」
興味深そうにじろーとノイズィさんを見た後、視線を切る。
「面白いな。んで、そっちの子はなんで背中にマイク背負ってんの?」
>>117
「へー……凄いですね」
メイドは手を伸ばして、黒い本に触れようとする。
「うっせーな、落とすぞコラ」
銀髪の女性は言うが否や、大雑把に狙いをつけてチョップを下す。
落ち着きのない二人だった。
- 119 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 22:58:35 ID:yvUls86s0
- >>117
「えへへ。おもしろーい」
メイドと銀髪と鳥の挙動を見てニコニコしていた。
>>118
「えー?
ミュージシャン志望たるもの、マイマイクとマイマイクスタンドを常備することは常識でしょー?」
いや、そのりくつはおかしい。
- 120 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 23:00:39 ID:s.Ud7.4s0
- >>118
「別にかまいませんよ」
彼女の視線と手の動きが本に向かっているのを見て差し出す。
もし、中を見れば生者の名前がビッシリと書かれた異様な光景が目に入る。
『グワッ、ガッ……ガ……』
倒れた。
「あ、倒れた」
>>119
「意外と面白いですね。彼も」
鳥を見て、クスリと笑いながら。
「捕まえてきて良かったかもしれませんね」
- 121 :ネイディハール+銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/02(金) 23:17:22 ID:PMt0ERXQ0
- >>119
「………………んあー…………。
…………うん、あながち間違いじゃねーな。いいと思うよ、私は」
なにかしらそういう過去を持っているのか、彼女は苦笑しながら肯定した。
「ってかミュージシャン志望ってまた、夢追いかけてる若人だなお前」
ちょっと眩しい。
>>120
「…………これ、全部あの鳥さん達の名前ですか?」
名簿みたいなものかな、とメイドは考える。
だとしたらすごい量=この人はかなりの使い手の図式が、
「…………すごいですね……」
尊敬の目を向け、t――――
「あ、」
銀髪の女性が小さく声をあげた。
「わりーな、私ら帰るわ。仕事山積みだし」
すっかり忘れていたけれど、元々メイドを探しに仕事場を抜けてきた。
なにやら面白そうで喋っていたけれど…………。そろそろ。
「ちょっとだけ待ってください、せめて質問の答えくらい、」
「あーはいはい、また今度な」
襟を掴まれて、メイドは引き摺られていった。
中:眠気がすごいので落ちます…………おやすみなさい。
絡んでくれてありがとうございました
- 122 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 23:20:14 ID:yvUls86s0
- >>120
「捕まえ? 捕まえたの?
やっぱり捕まえた場所はジャングルだったの?」
さっき魔界って説明してもらったのに!
>>121
「ええ! 私はまだまだ15歳、これからよ!」
『私も応援しているし、いつか絶対に、叶うわ』
二人で一緒に夢を追っているらしい。
「またねー!」
//おやすみなさい!
- 123 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 23:23:34 ID:s.Ud7.4s0
- >>121
「いや、違いますよ。いや、もちろん彼の名前もありますが」
「探せば、貴女や貴女の隣の人の名前もありますよ」
ネイディハールが機械とはしらず。
「まあ、少々特殊な本でして――あ、さようなら、お気をつ……け……て……」
喋りだした頃には歩きだしていた二人。本を返してもらっていない。
「あー!!」
涙目。
//お疲れ様です! お休みなさい。
>>122
「ジャングルじゃないです……」
「さっきそこでパンくず食べてました」
あ、鳥だコイツ。
- 124 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 23:32:29 ID:yvUls86s0
- >>123
「……うーん、やっぱりさあ、ちょっと言いにくいけど」
『魔王(笑)』
言ったなコイツ!
- 125 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 23:36:01 ID:s.Ud7.4s0
- >>124
「捕まえるのは簡単でしたよ」
「罠までパンくずの道を作ったら見事に……」
『グワ……』
ご丁寧に気絶しています。
- 126 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 23:40:59 ID:yvUls86s0
- >>125
「ああ、うん。ソロモン(笑)」
『柱(暗黒微笑)』
こいつら調子に乗ったらとことんウザい……
- 127 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 23:45:22 ID:s.Ud7.4s0
- >>126
「もうそれどころか悪魔なのかどうかも怪しいですよ」
『……』
ただの黒い鳩なんじゃね?コイツ。
- 128 :メロディ&ノイズィ:2010/04/02(金) 23:50:49 ID:yvUls86s0
- >>127
「あ、悪魔だったんだ……」
『悪って感じが全くしないわ……』
やるときはやるんだきっと!
「さーて、もうこんな時間。帰ろうかノイズィ」
『そうね、明日また頑張りましょう』
「またねー!」
少女と霊は手を振って、帰って行った。
- 129 :空澄 一夢:2010/04/02(金) 23:54:45 ID:s.Ud7.4s0
- >>128
「悪魔……らしいですよ」
帰って調べなおそう。そう思った。
「ええ、それではまた」
少女とその仲間を見送り、一人考える。
『……』
目の前には鳩。
あの本が無くては戻せない。
「……あ、自分の家までバンくずで道を作ればいいのか」
後日。カイムは無事空澄の家へたどり着いたという。悪魔(笑)。
- 130 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/04(日) 16:48:49 ID:BuGTFEjU0
- 「よ、っと……」
ベンチに腰掛け、ぽかんと行き交う人々を眺める。
この生活にも少しずつ慣れてきた模様。
だが、それでも、彼の顔は浮かない表情だった。
「……なんか、忘れてる」
大切な何かを、忘れている。
だが、いまいち、何を忘れているのか思い出せない。
- 131 :小鳥遊 薫:2010/04/05(月) 19:50:47 ID:YCy5QHuA0
- 【AGカフェ】
季節の変わり目の風邪からようやく復帰したそうです。
今日は紺の着流しに黒いカーディガンに、ブーツを履いている。
「〜♪〜〜〜♪」
のんびりとした雰囲気は相変わらずであり、例のごとく自分で紅茶を淹れている。
- 132 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/05(月) 20:09:52 ID:rSRBD9/U0
- >>131
――からんころん
楽しげな音色を奏で、
来訪者の訪れを知らせるドアチャイム。
「ふう、久々に買い物をしたわねぇ。」
食料品がこれでもかと詰め込まれた
茶色の紙袋をごとりとテーブルに置き、薫を見て。
「ウバのミルクティーを頼めるかしら。」
- 133 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/05(月) 20:17:11 ID:WVrfsEdY0
- カランカラン
【AGカフェのドアチャイムが再び鳴る】
「おなかすいた…なの」
グーキュルル
【お約束の言葉を言って少女は席に着いた】
【腹ペコキャラが定着している】
- 134 :小鳥遊 薫:2010/04/05(月) 20:40:26 ID:YCy5QHuA0
- >>132
「ご自分でどうぞ。」
クスリと笑みを浮かべると、紅茶を少し飲む。
するとすぐに立ち上がる。
- 135 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/05(月) 20:46:34 ID:rSRBD9/U0
- >>133
「あらディス、貴方はなんと言うか、
めざといわねぇ……。今日は、久しぶりに食料を買ったわよ。」
テーブルの上に置かれたいくつかの紙袋には、たくさんの食品がぎっしり詰まっている。
ディスの食欲でも、なかなか食べきれる量ではない。
>>134
「あら、ようやくあの人も新しい店員を雇ったのかと思ったのだけれど。
ちがったみたいねぇ、ごめんなさい。」
上品な笑みを浮かべて。
- 136 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/05(月) 20:55:06 ID:WVrfsEdY0
- >>134
「あう〜?『いいん』なの〜!
こんばんわなの〜」
【知り合いの顔を見て微笑む】
>>135
【紙袋の中の食物を見て】
「あう〜!『ろざりあ』ありがとなの〜!」
【途端に笑顔になるディス】
「こんなにいっぱい、たいへんだったのかなの〜」
【隣の席に座る】
- 137 :小鳥遊 薫:2010/04/05(月) 21:03:00 ID:YCy5QHuA0
- >>135
「ここは従業員がいなければ自分で飲み物を淹れる処です。私はこれで失礼しますわ。」
どこぞの令嬢だろうか。
自分がかつて通っていた学校にもこのような笑みを浮かべる人物がいただろうか。
>>136
「ディスさん、御機嫌よう。」
薫は笑みを返すと、カウンターに紅茶の代金を置くと、店を出て行った。
- 138 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/05(月) 21:09:45 ID:rSRBD9/U0
- >>136
「うちの冷蔵庫には入りきらないから、
クロスさんのとこのを借りましょうね。」
メモ書きを残しておけば、食べられたり
料理に使われたりする心配もないだろう。
「しばらく、ご馳走が続くわ。覚悟しておいてね。」
ディスに対して、いたずらっぽく笑って。
>>137
「まったく、本当にあの人は適当ねぇ。」
ほとんど無人状態のカフェを見渡し、薫を見送った。
- 139 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/05(月) 21:13:43 ID:WVrfsEdY0
- >>137
「あう〜。またねなの〜」
【大きく手を振って見送った】
>>138
「あう〜。うん!」
【大きくうなずいて言う】
「うれしいの〜!たのしみなの!」
【本当に幸せそうな顔だ】
にこにこ
- 140 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/05(月) 21:23:04 ID:rSRBD9/U0
- >>139
「ディス、そういえば千夜学園の件なのだけれど……」
何かを言いかけたが、言葉を
無理やり飲み込むように首を振って。
(このことをディスにいっても何もならないか……
うーん、どうすれば……)
「とりあえず、ディス。私は先に部屋に戻っているから
できるだけ早く戻ってくるのよ。」
ロザリアの体が、空間にできた歪みの中へ消える。
// ごめんよ、ちょっと仮眠……今にも寝そう
- 141 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/05(月) 21:26:17 ID:WVrfsEdY0
- >>140
「あう?…なんなの?」
【すこし首をかしげながら言うが】
「…あう〜。わかったの」
【首をかしげながら見送った】
「…なんなのかなの?」
【気にしている表情でその場に座っていた】
//おkお休み
- 142 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/06(火) 16:37:16 ID:.6prKP66O
- 【ある晴れた日の昼下がり】
「……あぁ」
【超高空を上弦は漂っていた】
「……頂いた風船を使ってメルヘンに空を飛ぼうと思ったら……」
【上弦の上には大量の風船が存在していた】
「こんなに高くまで飛んでしまう始末……どうしよう……」
- 143 :ティファニア・ハートランド:2010/04/06(火) 23:27:52 ID:rSRBD9/U0
- 【路地裏】
――ドガッ
――――ドガッ
「キヒャハアアァアァアッッ!!!
死ねェ!ヒハッ!ヒハァアァッ!!!」
金髪の女性が、倒れた男性の腹部に、
病的な高笑いを浮かべつつ蹴りをブチこんでいる。
「ふーっ……ふーっ……」
やがて、男が動かなくなると、
女性はその首に足を乗せてゆっくりと体重をかけ……
- 144 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/06(火) 23:34:13 ID:s.Ud7.4s0
- >>143
「……ん」
「食べるのか? それ」
片手に武器、片手に死体を連れてやってきた。
- 145 :ティファニア・ハートランド:2010/04/06(火) 23:44:21 ID:rSRBD9/U0
- >>144
「…………」
ちょうど居合わせたシャオを一瞥する。
なるほど、彼女もまともな感性は持ち合わせていまい。
「……貴方にあげるわ。」
首がおかしな方向を向いた男の死体を、
ごろんと、シャオのほうへと向けて。
- 146 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/06(火) 23:48:01 ID:s.Ud7.4s0
- >>145
「お前、いいやつ」
少しばかり幼い発音。
容姿、声から性別の判断はできそうにない。
「……でも、じゃあなんでころした?」
- 147 :ティファニア・ハートランド:2010/04/06(火) 23:54:45 ID:rSRBD9/U0
- >>146
「さあね、貴方に関係はないでしょう……?」
ティファニアは興味なさげに、男のそばに落ちていた拳銃――
――グリップ部に特徴的な細かい銀細工が彫られたそれを拾い上げる。
「ふうん……」
観察するかのようにそれをひっくり返したり、
ふったりしてから、コート内のポケットにそれをひっかけた。
- 148 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/06(火) 23:58:33 ID:s.Ud7.4s0
- >>147
「それが、欲しかったのか」
そうか。と言いながら笑顔を向ける。
右手の武器と、左手の死体と、腰から伸びた鎖を引き摺りながら進む。
男の前に付き、一瞥。
「いらない。マズそう」
- 149 :ティファニア・ハートランド:2010/04/07(水) 00:04:16 ID:rSRBD9/U0
- >>148
「半分あたりで半分はずれ、かな。」
いつの間にか取り出した手帳に、
なにやら軽くメモをしつつ、そっけなく答える。
「……そう、貴方が処理してくれたほうが助かるのに。
『業者』がこのクソをミンチにして豚のエサに混ぜる手間が省ける。」
- 150 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/07(水) 00:09:07 ID:s.Ud7.4s0
- >>149
「残りの半分は?」
気になったようだ。
手帳を覗き込もうとしてきた。
「僕だって……美味しくないのは嫌いだよ?」
手持ちの死体を頭からかじりながら答える。
- 151 :ティファニア・ハートランド:2010/04/07(水) 00:19:04 ID:rSRBD9/U0
- >>150
「だから、それを貴方に教える事によって
発生するメリットがないじゃない。」
手帳の内容がかろうじて見えたが、
内容は速記のような特殊な暗号で記されており意味が分からない。
「そ、ならいいわ。別に大した事じゃないし……っと。」
手帳をコートの胸ポケットへとしまい、どこかへと歩き出す。
- 152 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/07(水) 00:22:23 ID:s.Ud7.4s0
- >>151
「むぅ」
小さく唸り、ティファニアの背中をじっと見ていた。
- 153 :ティファニア・ハートランド:2010/04/07(水) 00:27:02 ID:rSRBD9/U0
- >>152
今日の朝刊の片隅に、小さな記事が増えた。
内容は殺人及び窃盗、強姦容疑で指名手配されていた
男が、路地裏で死体で発見されたと言う内容で、
警察署に男の死体の場所が書かれたメモ書きと、貼り付けられた写真。
そして男愛用の銃が差出人不明で送りつけられたという。
- 154 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/04/07(水) 00:31:30 ID:s.Ud7.4s0
- >>153
シャオが新聞など見るわけもなく。
「久し振りに……美味しい物が食べたい。シノンに頼もう」
そういうと、その場に死体と黒い羽根を残し、垂直に空へと飛んで行った。
- 155 :真城 空:2010/04/07(水) 20:55:53 ID:yvUls86s0
- 「……なんで」
ぴりりぴりりとこめかみが痺れる感覚。
首を傾げてうんうん唸っても、感覚の原因はわからなかった。
「なんでこんなに、不安なんだろう?」
- 156 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 21:12:46 ID:s.Ud7.4s0
- >>155
「そうだ、キミに聞くとしよう」
「今日の夕飯、何にすればいいかな?」
何時からか視界に映っていた女。
唐突に顔を上げるとそんな事を聞いてきた。
「できれば買える奴で」
- 157 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 21:15:39 ID:BuGTFEjU0
- 「――♪」
鼻歌混じりに街を歩く。
まるで刀のように、ベルトにくくり付け腰に挿すのは、何の変哲も無い木の棒。
- 158 :真城 空:2010/04/07(水) 21:16:22 ID:yvUls86s0
- >>156
「へ、ひ? ご飯ならそうだね、今の季節なら山菜の天麩羅と、か、」
ここで彼の設定を確認してみよう!
>重度の女性恐怖症
>重度の女性恐怖症
>重度の女性恐怖症
「…………きゃぁあああぁぁあああああああああ!!!」
ゼオラの顔を見るや否や、甲高い悲鳴を上げた。
- 159 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 21:29:49 ID:s.Ud7.4s0
- >>157
「うん、馬鹿だね」
ニッコリ笑顔でサラッと言い放つ。
>>158
「どおした!?」
素早く飛び退いて体勢を整え。
「どっ、どうした? 天麩羅はダメなの!?」
凄く不思議そうです。
- 160 :真城 空:2010/04/07(水) 21:32:40 ID:yvUls86s0
- >>157>>159
「きゃーっ!! きゃーっ!!!」
叫びながら煉の後ろへ。
ゼオラから身を隠してぶるぶる震えています。
- 161 :水無月煉/黒髪です ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 21:37:22 ID:BuGTFEjU0
- >>159
「……うっさいな」
ムッとした顔をそちらに見せ。
「何か分かんないけど、こうやってたら落ち着くんだよ」
そう言ってぽんぽん、と木の棒を叩く。
「……まあ、確かに見た目はちょっと変だけどさ」
>>160
「お、……っと?」
後ろに回った空の方を振り向き。
「え、何。どうしたの。アイツに何かされたの?」
- 162 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 21:40:19 ID:s.Ud7.4s0
- >>160
「……?」
「僕、何もしてないけどな……まだ」
まだって何だ。
>>161
「いやー……ちょっと、じゃ済まないと思うなぁー、僕は」
凄く言い辛そうに。
- 163 :真城 空:2010/04/07(水) 21:43:00 ID:yvUls86s0
- >>161
「お、お、ん、なのこっ……」
しがみついてぷるぷる。
>>162
「ごめんなさい特に悪気はないんですけど怖いんです!
怖いぃいいい!!!」
何が怖いのか言わない。
- 164 :水無月煉/黒髪です ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 21:45:03 ID:BuGTFEjU0
- >>162
「えー……?そうかなあ……」
物凄く不満そうに口を尖らせ。
「んー……。そう見えるか……」
渋々と言った風に木を抜き、そこら辺にぽい。
「……まだって何だまだって」
>>163
「女の子?」
ぽす、ぽす、と空の頭を撫でつつゼオラを見て。
「……ああ、まあ。女の子だけど……」
- 165 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 21:50:08 ID:s.Ud7.4s0
- >>163
「はぁ……?」
困ったような表情で溜め息をつき。
「何が怖いの傘、良く解んないからさ」
一歩一歩歩いて近寄ってくる。
「話してみてよ」
にっこり。
>>164
「いや、別にキミがそうしたければしても良いと思うよ?」
横に手を伸ばし、出来た次元の歪みに手を入れて。
引き抜くのはシンプルな鉄の剣。
「ちょっと棒じゃカッコつかないんじゃない?」
- 166 :真城 空:2010/04/07(水) 21:53:29 ID:yvUls86s0
- >>164
「動かないでくださいよ、命が惜しかったらね。
ドントムーブ。オーケイ?」
なんか知らんがポケットから一枚カードを取り出してその角で煉をつんつん。
そこまでしてでも動かれたくないようです。
>>165
「僕、女の子が怖いんです……」
煉バリアー!
がっちりと煉を掴み、ゼオラと自分の間に持ってきた。
- 167 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 22:00:34 ID:BuGTFEjU0
- >>165
「いや、流石にただの木の棒じゃダメだとは俺も思ってたからさ」
頭を軽くかき、苦笑を向ける。
「出来れば剣的な何かが良かったんだけど、そんなん転がってる筈も無い……から……」
「……え、何それくれんの?」
剣を見る目がきらっきら輝いてやがる。
>>166
「……あー、成る程成る程……」
ほうほう、と頷いて。
「……苦労してそうだねえ……って、そんな掴むと痛いって」
- 168 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 22:03:19 ID:s.Ud7.4s0
- >>166
「ふむふむ……」
剣を足元の地面に刺し、柄の先に手を置いて。
小さく唸りながら何度か頷く。
「じゃあ、僕はどうすればいい?」
>>167
「欲しいの? 要るならあげるよ」
引き抜いて、投げ渡す。
縦に二、三回転して煉の足元に突き刺さる。
- 169 :真城 空:2010/04/07(水) 22:06:08 ID:yvUls86s0
- >>167
「まあまあ。そこら辺は見逃してください」
ぎゅううっと服を掴むもんだから、明日辺りにはひどい皺になっているだろう。
>>168
「そこ、煉くんの向こうに居て下さればオールオッケーです」
つまり、自分の見えないところにいてくれれば怖くない。と。
どうやら何かしらのトラウマがある模様。
- 170 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 22:11:33 ID:BuGTFEjU0
- >>168
「うん、欲しい」
こくんと頷き、キラキラとした目でゼオラを見る。
「おお!ありがとう……って……」
足元に突き刺さった剣を取ろうとして硬直。
「……いや、待て待て。鞘無いと腰に挿せないじゃん!」
そこが重要だった。
>>169
「えー……仕方ないなあ……」
はあ、と溜息。動きにくいけど仕方ない。
「……ん?煉くん?」
また一瞬硬直。そして次の瞬間に思い、呟く。
「……ああ、知り合いか……」
- 171 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 22:16:10 ID:s.Ud7.4s0
- >>169
「はぁ……いや、構わないよ?」
ちょっと大きめの溜め息。
「何か、面白く無いなぁ」
>>170
「……ちょっとまって」
もう一度次元に手を入れる。
暫く、同じシンプルな鞘が。
「これでいい?」
- 172 :真城 空:2010/04/07(水) 22:20:07 ID:yvUls86s0
- >>170
「はい?」
不思議そうに顔を上げる。
「知り合いか、って。どういうこと?」
事情は聞いていないらしい。
>>171
「す、すみません……でも僕の命にかかわるので」
そこまではないです。
- 173 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 22:24:10 ID:BuGTFEjU0
- >>171
「……おお……」
便利な能力だな、と心で呟き
「うん、完璧完璧」
頷き、グッとサムズアップ。
「……てか凄いね、君。便利な能力」
>>172
「……あー」
目が合い、ぽりぽりと頬をかく。
「……何でも無い。気にしないで」
- 174 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 22:28:54 ID:s.Ud7.4s0
- >>172
「命に、ね……」
僅かに目を細める。
「まあ、別にいいけどさ」
次にはニコッと笑う。
>>173
「僕が出来るのは異次元から剣を引き抜くだけ」
「っていうか、僕が入れる空間に剣しか置いてないってだけなんだけどね」
次には刀身の紅い細身の剣を取り出して。
「それよりキミ、剣士なの?」
- 175 :真城 空:2010/04/07(水) 22:33:33 ID:yvUls86s0
- >>173
「逆に気になるよう……むー」
ふくれっ面になってしまった。
>>174
「御理解いただけると、助かります!」
一瞬だけひょこっと顔を出してぱっと笑って見せた。
へにゃり、だかふにゃり、だかそういう擬音の似合いそうな顔立ちは、おんなのこに似た作りをしている。
- 176 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 22:38:22 ID:BuGTFEjU0
- >>174
「へえ……。四○元ポケットみたいな感じか」
ぽん、と手を打って一人納得して。
「んー……」
ちらりと空の方を見て、何か考えて。
「……何かよく分かんないけど、この方が落ち着くんだよ」
空に聞こえないように耳打ち。
記憶が無い事を空にはしられたく無いらしい。
>>175
「いいのいいの。気にしない気にしない」
ぽんぽん、と空の頭を撫で
「……」
ふくらんだ頬をつんつんとつついてみる。
- 177 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 22:42:10 ID:s.Ud7.4s0
- >>175
「理解したって事にしてあげるよ」
出てきた顔を見て思案顔。
「似合いそうなんだけどなぁ……」
>>176
「それで良いよ。大体合ってる」
納得した表情を見て笑い。
「良く解んない、ね」
「まあ良いや、それ振ってみてよ」
こんな感じに、と言うと細身の剣を軽く振って見せる。
- 178 :真城 空:2010/04/07(水) 22:45:46 ID:yvUls86s0
- >>176
「ひゃにするのっ」
ぽよぽよ。
>>177
「に、似合うって何がですか……」
ぞくりと悪寒が走ったあとには鳥肌が立っている。
なんか怖い。
- 179 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 22:50:50 ID:BuGTFEjU0
- >>177
「おお、やっぱりか」
今度は此方が満足したように笑い。
「え?あ、うん。分かった」
一、二度、三度と空を切るように剣を振るう。
太刀筋などから見て、この男が剣士である事ははっきりと分かるだろう。
>>178
「……やー。柔らかそうなほっぺだなあ、と……」
むにむに。
たまにぎゅうっと引っ張ったりしてるから痛いかもしれない。
- 180 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 22:52:25 ID:s.Ud7.4s0
- >>178
「いーや、何でも」
空なら解りそうなその視線。
明らかに『対象』を見る目。
「ああ、そうだ。キミが始め気にしてた不安、かな? それって何?」
話を逸らすためか、思い出したように言う。
>>179
「何となく、の割には出来た太刀筋だけど?」
一呼吸おいて話す。
「何、最近何かあったの?」
楽しげな表情である。
- 181 :真城 空:2010/04/07(水) 22:57:09 ID:yvUls86s0
- >>179
「いひゃい! いっひゃい!」
カードの角をこつこつして抗議。
>>180
「……ヒィ」
gkbr
「ん、よくわかんないんですけど、
……ちょっと、知ってる子が危ないことに巻き込まれてるんじゃないのかなあ、って」
情報媒体スレ>>53の張り紙を見て、首を傾げたことを思い出す。
- 182 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 23:01:30 ID:BuGTFEjU0
- //……あるぇー……さっきの書き込み紅夜になってたね……サーセン
>>180
「ん、そうか?ありがと」
褒められた、と少し嬉しそうに笑う。
「んー……?ああ、まあ、ちょっとね」
「……てか何か楽しそうだね」
>>181
「おー、柔らかーい……」
むにむにむにむに。
「……ふむ。痛いか。なら止めよう」
抗議を受けたので手を離し、くすくすと笑う。
- 183 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 23:03:58 ID:s.Ud7.4s0
- >>181
「そうか……それは大変だね?」
さっきの視線、表情は消え失せてただ真剣な表情を向ける。
>>182
「いや、ただ気になってね」
「木の棒を持って歩く様な人のウデじゃ無い訳さ」
何処か純粋で無い笑みを浮かべて。
「いや、強そうだ。とね」
- 184 :真城 空:2010/04/07(水) 23:08:02 ID:yvUls86s0
- >>182
「まったくもう、虎姫さんと言い君と言い。
僕のほっぺたはおもちゃではないの!」
ぷすぷす。
>>183
「ん……シルクハット被ってて、煙草吸ってる。ちょっと変わった子、なんですけど。
何か知ってること、ありません?」
不安そうな表情を、煉の背中からちょこりと覗かせた。
- 185 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 23:12:28 ID:BuGTFEjU0
- >>183
「ん、そうなの?」
きょとん、とゼオラを見て。
「……へー……?」
自分の手を見て、間の抜けた声を出す。そんな実感は全然無いっぽい。
「強そう?いやいや、無い無い」
>>184
「あ、虎姫さん知ってるんだー」
ほう、と腕を組んで
「あはは、ごめんね。悪かったって」
そう言って、また空の頭を撫でる。
- 186 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 23:17:05 ID:s.Ud7.4s0
- >>184
「い、いや全く」
シルクハットの言葉に一瞬動揺を見せるも、
次の煙草と言う言葉で安堵したような、残念そうな複雑な表情を見せる。
>>185
「それ、構えて」
先程渡した鉄の剣を指差して。
「ハッ!」
其れからひと呼吸置き、一歩踏み込み唐突に切りつける。
- 187 :真城 空:2010/04/07(水) 23:21:48 ID:yvUls86s0
- >>185
「知り合い、ですよ。
まったくもう!」
ぷりぷりぷすぷす。
>>186
「そうですか……何してるんだろう、ヒホロくん……
良い子だったから、悪い人に騙されてたりとかしてたり……!」
さあと顔が青ざめる。
想像力が豊かすぎる。
- 188 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 23:27:53 ID:IDnKkU3kO
- >>186
「へ?」
何で?と言いたげな標準。
「構えて、って……って、おわっ!?」
剣の腹で一撃を受け止め、頭上を越えるように受け流す。
>>187
「ちょっ……ごめん、下がって!」
そう言って空の肩をとん、と押す。
引っ付かれてたんじゃ満足に剣も振れない。
- 189 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 23:30:44 ID:s.Ud7.4s0
- >>187
「ヒホロっていうんだね、その子は」
目の前の青年の顔が青ざめる様を見て、危険な事件なんだろうな。と思い。
「僕も探してあげようか」
どうせシノンのついでだし。と言って笑う。
>>188
「ほらね」
剣を引き、自身も下がる。
「その受け方。それで十分だよ」
- 190 :真城 空:2010/04/07(水) 23:32:30 ID:yvUls86s0
- >>188
「へぅ?」
ぐらーり、後に向かう重心。
視界に夜空が広がって、
>>189
「いったーい!」
どしんと音を立てて、仰向けに倒れ込んだ。
「お、お願いします! 僕も精霊使って探すようにしよう、うん」
自分で自分に頷いて見せる。
- 191 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 23:39:04 ID:IDnKkU3kO
- >>189
「は?充分?何が!普通に死ぬかと思ったよ!?」
何故、とっさにあんな動きが出来たのかは分からない。
けど今はそんな事より、目の前の少女の意図の方が気になった。
「で、何?何がしたかったの?」
此方は構えを解かず、切っ先を少女に向ける。
>>190
「……って」
倒れた音と彼の声に振り向き
「あー……ごめんごめん……立てる?」
言いつつ、ひょい、と手を差し出して。
- 192 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/07(水) 23:43:51 ID:s.Ud7.4s0
- >>190
「大丈夫?」
また叫ばれると厄介なので近づかずに。
「了解、じゃあ探しとくよ」
>>191
「実際、死ななかったと思うね」
「キミのウデは本物だよ」
「だから、言ったでしょ? 楽しそうだって」
「それくらいの力が合って、何故そうも自分を知らないのか」
「何があったのか、気になるってね」
「それに、僕に向けるなら。相手になるけど?」
再び構えなおす。
- 193 :真城 空:2010/04/07(水) 23:47:54 ID:yvUls86s0
- >>191
「う、うん」
手を取って立ち上がる。
>>192
「ありがとうございます……はわ」
なんだか不穏な空気が流れ始めた。
逃げた方がいいのかな、とか考えつつじりりと後ずさり。
- 194 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/07(水) 23:54:18 ID:IDnKkU3kO
- >>192
「あー、や、まあ、褒めてくれんのは嬉しいけど、さ……」
はあ、とため息。
「……あ、そう……」
説明しないと駄目っぽいな、と心で呟き
「は?いやいや、そんなつもり無いって!」
構えてはいたが、これ以上やる気は無い。
なので、剣は握ったまま、とん、と肩に乗せ
「……ん」
ちょいちょい、と手招き。そして耳を指差す。
耳を貸せ、って事だろう。
>>192
「ああ、なら良かった」
くすりと笑う笑みをそちらに向ける。
不穏な空気は少しは無くなった。筈。
- 195 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/08(木) 00:01:18 ID:s.Ud7.4s0
- >>193
「気にしないで、戦う気は無いよ」
やわらかな笑顔。
>>194
「ん?」
煉の言うとおりに動く。
- 196 :真城 空:2010/04/08(木) 00:04:50 ID:yvUls86s0
- >>194-195
「う、うむう……?」
何なんだろう、と思いながら二人を見つめる。
- 197 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/08(木) 00:11:35 ID:IDnKkU3kO
- >>195
「あー……、そこの人には秘密な」
一瞬、ちらりと空の方を見て。
「何て言うか、記憶喪失っぽくてさ、俺。
自分が何してたかとか何も覚えてないのさ」
少し前屈みになり、苦笑を見せながら、ゼオラに耳打ちをする。
>>196
ちらちらと空の方を見ながら内緒話中。
ちょっと待ってね、と手で謝りながらも何かを話している。
- 198 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/08(木) 00:15:02 ID:s.Ud7.4s0
- >>196
「……」
煉と密談中。
合間、顔を向けてニコリ。
>>197
「ん、了解」
一度空を見る。
「ふーん。と、言う大体そんなのしか思い浮かばなかったけど」
一度頷き、唇に手を当てる。
「まず、自分の知ってる人に会いに行くのが良いと思うよ」
尤も、それができれば。と付け足して。
「言っちゃえば? そっちの方がキミの為、あの子の為だよ?」
煉を指差し、空を指差す。
- 199 :真城 空:2010/04/08(木) 00:18:21 ID:yvUls86s0
- >>197-198
密談を見て、訝しげな顔。
「……なんだろう、僕には入り込めない話? それとも」
無意識に、ポケットの中からカードを探り当てた。
「聞かせられない、危ない話?」
- 200 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/08(木) 00:24:04 ID:IDnKkU3kO
- >>198
「ま……それが出来れば苦労しないんだけどね」
ふう、と息を吐き
「……友達も何もかんも、忘れちゃってさ。
ぼんやりと見覚えがあるな、程度なんだよね」
「……まあ、そうかもしれないんだけど」
先日の事を思い出す。
小夜と名乗った少女の事を。
「……ちょっと、知り合いっぽい人には隠そうかな、って思ってて」
>>199
話をしながら時折、悲しそうな表情が見える。
だが、空の方を振り向く時はその表情を隠すように、笑顔で振り向く。
「ごめんね。もうちょっと、待って」
- 201 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/08(木) 00:30:08 ID:s.Ud7.4s0
- >>199
「それは僕が判断する話じゃないから」
煉を見て。
「この子に任せる」
>>200
「なんで隠すのさ?」
「あの子から知り合いの事とか聞けると思うよ?」
「まあ、キミの考えがあって、それが納得できればいいと思うけど」
この少女、幾分かワガママな所がある様だ。
- 202 :真城 空:2010/04/08(木) 00:32:17 ID:yvUls86s0
- >>200
「…………」
少しだけ悲しそうな顔をして、ポケットから手を抜いた。
>>201
「そう、だね」
悲しそうに呟いて、踵を返す。
「――でも、僕もう帰らなくちゃ。早く帰らないと、怒られちゃう。
だから――またね」
そう言って、彼の後姿は闇に融けていく。
- 203 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/08(木) 00:38:33 ID:IDnKkU3kO
- >>201
「……ま、色々あんだよ」
少しだけ悲しそうな表情。
「……ああ、そうするよ」
何時まで持つかは分かんないけど、と付け加え。
>>202
「悪い。待たせた!」
そう言って、振り返った時には、少年は少し先まで歩いていて。
「……またなー!」
少年の背中に、そう声をかけた。
「……ごめんね……」
- 204 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/08(木) 00:42:56 ID:s.Ud7.4s0
- >>202
「また、ね」
少しだけ、物悲しそうな表情を見せて。
>>203
「まあ、良いや」
「早めにやっておいた方が良いと思うよ」
「ただ、人には頼った方がいいよ。頼れる内にね」
そういうと、女はいつの間にか視界から消えていた。
- 205 :水無月煉/黒髪 ◆uotUYGHVwM:2010/04/08(木) 00:48:26 ID:IDnKkU3kO
- >>204
「……考えとく」
呟くように言った時には、少女の姿はそこには無く。
「……何説教されてんだろ、俺……」
貰った剣を鞘に納め、その場を歩き去って行った。
- 206 :名も無き異能都市住民:2010/04/08(木) 21:57:56 ID:BuGTFEjU0
- 異能都市、都心部。
シャッターが降り、既に閉められた店の前に、一人の男が座っていた。
男の横には、開かれた鞄。
前には、まるで劇場のステージのような形をした台。
そして、その上で踊り、歌い、喋り、役を演じる人形達。
人形劇の内容は、簡単な童話的な話。
人形達が笑い、騒ぐ声が少しだけ、都市の雑踏の中に紛れていた。
- 207 :甲:2010/04/10(土) 00:04:23 ID:KE2UskXwO
- 【都市部、居酒屋『転がる石』】
独り酒
「……フフーフ…当直明けの焼酎はウマい」
手酌酒
「………お、ツェッペリン」
ロックを聴きながら
「オヤジィ、そろそろお勘定」
ひとしきり楽しんで、席を立った
- 208 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 14:12:17 ID:hedfrAak0
- 異能都市、ビル街。
周りのビルよりも少し背の高いビルの屋上に、一つの人影があった。
「…………」
白衣を纏ったその人物の背は高く、細身。
灰色の髪は風に揺れ、銀色に縁取られた眼鏡は陽光に煌いている。
「……良い眺めだ」
と、白衣の男が小さく呟いた。
- 209 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 15:48:59 ID:WVrfsEdY0
- 「あったかいなの〜」
【ボーっとした眼でどこかの建物の上に寝転がるディス】
「ねむねむなの…」
【今にも寝つきそうな眼だ】
- 210 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 15:59:26 ID:BuGTFEjU0
- 同じ建物の中。
カン、カン、と階段を駆け上がる音が聞こえた。
一定の間隔で暫くその音が響き、近付き。
その音が止まり、次に聞こえるのはバタン、と扉を開く音。
「んあ……?」
先客か、と思い、そんな声を漏らす。
- 211 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 16:07:07 ID:WVrfsEdY0
- >>210
「す〜…す〜…」
【建物の上では少女が寝ていた】
「あう〜…」
【涎がダラダラしている】
- 212 :河平:2010/04/11(日) 16:08:49 ID:s.Ud7.4s0
- 建物の上に置かれたベンチ。
アイスを食べる女の顔はまさに私服の一時といった様子。
「おや、人が集まって来ましたね」
周りを見てそんな事を呟く。
- 213 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 16:09:59 ID:BuGTFEjU0
- >>211
「……こいつどっかで……」
呟き、腕を組み、思考。
そのうち、ディスという名を思い出して一人納得。
「……うわー、きったねー……」
苦笑しながら言いつつ、ディスの頬を軽く突いてみる。
- 214 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 16:14:21 ID:WVrfsEdY0
- >>212
「…zzz」
【幸せそうに眠った少女がいるが…】
>>213
「あう〜…あう?」
【頬をつつかれてゆっくり目を開ける】
「…?」
【ボーっとした眼で紅夜を見る】
- 215 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 16:19:42 ID:BuGTFEjU0
- >>212
「ん?って、おおっ?」
何時の間に、と言いたげな表情で其方を見る。
何時そんな所にベンチがー、とか疑問は浮かぶもどうでもいいか,と思い片付ける。
>>214
「あ、起きた」
ベンチに座っている女性から、ディスへと視線を移して、苦笑
「……寝ぼけてやがるな」
そのまま、ディスの頬を少しだけ引っ張ってみる。
- 216 :河平:2010/04/11(日) 16:23:09 ID:s.Ud7.4s0
- >>214
「あら」
ディスを見つけて微笑んで。
「涎が……」
ハンカチを取り出して拭き取る。
>>215
「どうか、しましたか?」
少し前から居たらしい。
- 217 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 16:26:48 ID:WVrfsEdY0
- >>215
「うにゅ」
【引っ張られても特に表情に変化はない】
「れん〜?」
【首をかしげながら言う】
>>216
「あう?」
【口を吹かれて振り向く】
「あう、ありがとなの…」
【まだ少し眠たい顔だ】
- 218 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 16:31:03 ID:BuGTFEjU0
- >>216
「ん?ああ、いや」
ディスの頬を引っ張りながら、顔だけを其方に向ける。
「全然気付かなかったから、ちょっと驚いただけだ」
「……随分幸せそうだったな。さっき」
くすりと笑って、手元のアイスを見る。
>>217
「……ちっげえ、っての」
反応があまり無いのと、煉と間違えられたのが面白くない。
だから、少しだけ強く頬を引っ張ってやる。
- 219 :河平:2010/04/11(日) 16:35:19 ID:s.Ud7.4s0
- >>217
「どういたしまして」
微笑んで頭を下げる。
>>218
「そうですか」
とだけ言って。
「え、ええ。まあ……」
指摘され、恥かしそうに。
- 220 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 16:37:23 ID:WVrfsEdY0
- >>218
「あう〜…えっとなの…」
【細めになって紅夜を見つめる】
「じゃあ『こうや』なのかなの?」
【首をかしげて言う】
>>219
「あう〜…はじめましてかなの…」
【首をかしげて言う】
- 221 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 16:43:07 ID:BuGTFEjU0
- >>219
「外でアイスってのは……まだちっとばかり早いんじゃ無えか?」
恥ずかしそうな顔を見て、くすりと笑う。
「それでもあんだけ幸せそうな顔するって事は……よっぽど好きなんだな」
「ん……ああ、そうだ。俺もアンタは初めて見るな。名前は?」
>>220
「正解」
くすりと笑う笑みをディスにも向け、頬を引っ張っていた手を離す。
「全く……アンタは何時になったら一発で見極められるようになるのかねえ……」
- 222 :河平:2010/04/11(日) 16:46:37 ID:s.Ud7.4s0
- >>220
「ええ。始めましてですね」
まるで自分の子どもでもあやすような手つきで撫でる。
「私は河平と申します。貴女は?」
>>221
「別にいいじゃないですか、好きなんですから」
むっとした表情をする20代。
「河平。とお呼びください」
- 223 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 16:50:12 ID:WVrfsEdY0
- >>221
「あう〜…ごめんなさいなの…」
【ちょっと申し訳なさそうだ】
「においもにてるからなの…」
【しゅんとしてる】
>>222
「えっとねなの…こっちのなまえは『でぃす』なの」
【まだ少し眠そうだ】
「よろしくなの…か…わ」
【眠いせいか話を続ける前に】
「ふぁ〜…」
【またあくびをする】
//読み方はかわひらでいいのかな?
- 224 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 16:57:47 ID:BuGTFEjU0
- >>222
「別に誰もダメとは言ってねえよ。
ただ……その見た目でアイス好きねえ……」
にやりと少々意地悪げな表情を見せる。
「河平……?」
腕を組んで、ふうん、と唸る。「聞いた事ねえ名前だな」、と付け加え
「……で,こんな時間にこんな所に居るって事は……アンタもサボりか?」
>>223
「……まあ、仕方ねえと言えば仕方ねえけどよ」
言って、軽くディスの頭を撫でる。
「に、匂い……?」
そんな、犬じゃあるまいし、とディスの顔を見て。
- 225 :河平:2010/04/11(日) 17:04:28 ID:s.Ud7.4s0
- >>223
「ディス、ですね」
名前を聞き、再び微笑み。
「眠たいのですか?」
なでなで継続。
//そうですよー。
>>224
「何か悪いですか……」
少しばかり怒り顔。
「私達の目的は視察です」
「この都市で暮らすことが仕事のうちなので」
でも、アイスを食べるのは違うと思う。
- 226 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 17:07:54 ID:WVrfsEdY0
- >>224
「あう〜…ごめんなさいなの…」
【すこし頭を下げて撫でられる】
「あう〜…そうなの、ちょっとそっくりなひともいるの…」
>>225
「う〜ん・・そうなの…」
【眼をこすって言う】
「あったかくって・・ここでちょっとねてたの…」
【再びここであくびをする】
- 227 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 17:18:14 ID:BuGTFEjU0
- >>225
「いやいや、別に。……んな怒るなって」
からかい過ぎたか、と苦笑を其方に向ける。
「視察……?この都市で暮らす……?」
腕を組んで、何やら考え出す。
視察と言う事は、目の前の女性はこの都市の人物では無いという事。
「……何処から来たんだ?」
>>226
「……ま、似てるのは事実だからな」
肩を竦め、苦笑して、仕方ねえよと続ける。
「へえ……、そうなのか……。何かすげえな、アンタ」
- 228 :河平:2010/04/11(日) 17:24:23 ID:s.Ud7.4s0
- >>226
「確かに、日の良く当たるここなら気持ちいいですよね」
つられて欠伸。勿論手で隠し。
>>227
「怒りますよ……もう」
冗談の通じにくい性格の様だ。
「何処から……?」
質問の内容を復唱して。
「この都市から程近くの国です」
- 229 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 17:39:28 ID:WVrfsEdY0
- >>227
「あう〜…」
【じーっと紅夜を見ている】
「…うん、でもにおいだけだとひとはわからないなの…」
【困った顔だ】
>>228
「うん…なんだかきもちいからねなの〜」
【大きく腕を上に伸ばす】
「…う〜、やっぱりまだねむたいなの…
ここおひるねするのにいいところだからなの…」
- 230 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 17:43:07 ID:BuGTFEjU0
- >>228
「はいはい、悪かったって」
笑って軽く流す。
「そう。何処からだ?」
復唱に合わせ、再度問いかける。
視察と言う目的が引っかかり、少しでも情報を引き出そうとしてみる。
「近くの国……?……何て所だ?」
- 231 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 17:45:02 ID:BuGTFEjU0
- >>229
「ん……なんだ?」
見られ、見返して。
「ん、そうなのか?へえ……、犬みたいにとは行かねえのか」
- 232 :河平:2010/04/11(日) 17:53:04 ID:s.Ud7.4s0
- >>229
「どうやらその様ですね……」
優しく頭を撫でる。
>>230
「全く……」
そんな風に呟き。
「機械軍国ハルティースからです……が、」
「あっ、侵略とかそういうのではないのでご安心を」
紅夜の様子を怪しんだのか、そういって。
「では、私はそろそろ他へ行きますので……それでは」
二人に頭を下げ、フェンスを飛び越えて何処かへ飛んで行った。
- 233 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 17:57:48 ID:WVrfsEdY0
- >>231
「あう〜…どうしたらちがうってわかるかなの…
『れん』と『こうや』なの」
【紅夜の顔を見て言う】
「うん…わるいひとのにおいしても…
いいひとだったりするの」
>>232
「あう〜…そうなの…」
【軽くうなずいて言う】
「またねなの〜」
【手を振って見送った】
- 234 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 18:07:39 ID:BuGTFEjU0
- >>232
「ハルティース……ふうん……」
どっかで聞いた名だ、と再度思案。
「ん……ああ、了解」
バレてたか、と苦笑して。
「ああ、じゃあなー」
少しだけ手を挙げ、飛び去る彼女を見送った。
>>233
「……そうだねえ……。……今なら、ハッキリと違うんだがねえ」
そんな事、ディスが知る筈も無いが。
「……そうかい」
ふと、ディスの顔をじっと見つめ。
「……俺は、どっちの匂いがする?」
- 235 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 18:13:47 ID:WVrfsEdY0
- >>234
「あう〜?…ちがうの?
う〜ん…だとさがすのたいへんなのかなの…」
【すこし首をかしげる】
「あう?『こうや』のにおいなの?」
【すこしだけうろたえて、何となく匂いを嗅いでみる】
「う〜ん…なんだかちょっとわるいほうのにおいなのかなの…」
【…はっきり言う】
- 236 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/11(日) 18:26:06 ID:BuGTFEjU0
- >>235
「……ま、顔まで変わった訳じゃねえから分かるとは思うけどな」
アンタの方はな、少し意地悪気に笑って付け加え。
「……ぷっ、あはははは!」
ディスの返答を聞き、突然笑い出す。
「あははは……、やっぱりか!正直だな,アンタ!」
ばんばん、とディスの背中を叩いて、立ち上がる。
「……ま、そんな匂いがするのも無理無えわな」
くすりと最後に、自嘲気味な笑いを見せて。
「んじゃ、仕事戻るわ」
軽く後ろに手をむけ、ヒラヒラとさせ
「じゃな」
かつんかつんと、来た時同様、階段に音を響かせ、立ち去っていった。
- 237 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/11(日) 18:31:00 ID:WVrfsEdY0
- >>236
「そうなの…さがしてみよかなの」
【気にする表情である】
「あう〜!(背中を叩かれる)でもだいじょぶなのー。
それだけじゃひとわからないの〜」
【慌てて弁解した】
「うん、またねなの」
【そう言って見送った】
「よるになったからかえろかなの…」
【そう呟いてディスも下へと降りて行った】
- 238 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 21:33:17 ID:.6prKP66O
- 【街外れの黒い屋敷、そこの前に佇む白い影】
「こんばんは〜!私上弦と言います……」
【カメラ目線でヒソヒソと話し始める】
「今日は、ツィーの寝顔を見る為に屋敷には忍び込んでみようと思います!」
【まだ10時にもなっていないのだが……ノリと言うやつだろう】
「ては……」
【そして堂々と玄関から入る】
- 239 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 21:38:56 ID:s.Ud7.4s0
- >>238
今日は静かだった。
何時もなら何人かいて、その足音も響いたりするのだが。
- 240 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 21:47:11 ID:.6prKP66O
- >>239
「ん?」
【異変に気付く、さすがの上弦もいつもより静かなのは感じ取る事が出来た】
「いつもと違い、かなり静かです……
まずは、ツィーのお部屋に向かいましょう!」
【しかし、忍び足をしながら階段を上っていく】
- 241 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 21:50:52 ID:s.Ud7.4s0
- >>240
部屋にも誰も居なかった。
開いた窓からまだ春になりきれていない心地よい風と幾つもの星が照らす明るい夜空が入って来る。
- 242 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 21:55:03 ID:.6prKP66O
- >>241
「……おかしいなぁ……」
【辺りをキョロキョロと見回しながら部屋内を歩き、窓から星を見上げる】
「どこに行ったんだろう……他の階も探して見ようかな……」
【そして手始めに一階へ】
- 243 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 21:59:18 ID:s.Ud7.4s0
- >>242
窓から空を見たとき。その視界の中には一人の少女が写ったのだが……。
「下、行っちゃった」
『……呼ぶ……?』
「良いんじゃない? どうせすぐ来るでしょ」
- 244 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 22:05:41 ID:.6prKP66O
- >>243
【上弦はお馬鹿さんなので下を必死に探していました】
「あれぇ?」
【厨房から、廊下、部屋の一つ一つを念入りに調べ、また上がってくる】
「これはまさか!?
留守なのか!?」
【そんなこんなでまた窓際にやってきました】
- 245 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 22:08:41 ID:s.Ud7.4s0
- >>244
「……」
ぬるっと。
窓際から顔を出して覗いています。
- 246 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 22:14:23 ID:.6prKP66O
- >>245
【窓から覗く顔、いくら夜とは言え月明かりの逆光で顔が確認できない……】
「……あ、あ……」
【そしてそれを目の当たりにする上弦は……】
「で、出たぁぁぁぁぁ!!??」
【物凄い勢いでベッドに隠れた】
「……」
【しかもかなりガクブルしていた】
- 247 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 22:16:57 ID:s.Ud7.4s0
- >>246
「はぁ……」
頭に手を当て溜息を付くと手を伸ばし。
「ほーら、上弦起きて。それキミのベッドじゃないよ」
背中を軽く叩く。
- 248 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 22:19:59 ID:.6prKP66O
- >>247
「ぬひゃぁぁぁ!?」
【ビクンッと跳ね上がり、ベッドから飛び出す】
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏!!ごめんなさいごめんなさい!!」
【目を閉じて何度も念仏を唱えるが】
チラッ
【片目で相手を見る】
- 249 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 22:21:12 ID:s.Ud7.4s0
- >>248
「なに?」
窓際から顔だけを出して手を伸ばしています。
- 250 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 22:29:13 ID:.6prKP66O
- >>249
「うわぁぁぁあああぁぁぁぁあぁああぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁああぁああぁあああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?!???!??!」
【とてもうるさい悲鳴が響き渡る】
「な、なんなんだ!?」
【うっすらと涙を浮かべながら後退り】
- 251 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 22:31:31 ID:s.Ud7.4s0
- >>250
「……」
窓際の影は消えた。
【その頃屋根の上】
『……?』
「別に、何でもなかった」
『間違いなく怒ってるね、お姉ちゃん……』
『そう……』
- 252 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 22:36:14 ID:.6prKP66O
- >>251
「……はぁ、はぁ……消えた?」
【上弦、最大の失敗である】
「……今のはなんだったんだ?
い、いや……ここはゼオラ達の家……私が守らねば!!」
【窓から身を乗り出し、辺りを見回す】
- 253 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 22:39:32 ID:s.Ud7.4s0
- >>252
「……」
腕を伸ばし、頭を押さえつける。
『……』
『そこまでしなくても……』
- 254 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 22:47:14 ID:.6prKP66O
- >>253
「うおぉぉぉ!?攻撃か!?」
【まだ気付いていないようだ】
「負けるかぁ!!」
【腕を掴み、相手を落とさぬように屋根に飛ぶ】
「さぁ!見つけたぞ!」
【そして幽霊……だと思っていたものの目の前に】
- 255 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 22:53:45 ID:s.Ud7.4s0
- >>254
「……はいはい幽霊幽霊」
屋根の上には全員が揃っていた。
「離してよ」
- 256 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 23:04:28 ID:.6prKP66O
- >>255
「……」
【しばらくの沈黙……】
「あ……あの……」
【大量の汗を流しながらみんなを見回す】
「あ……あ……」
【かなりやばい、涙目になりながら】
「ご、ごめぇぇぇぇん!!」
【土下座をする】
- 257 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 23:08:50 ID:s.Ud7.4s0
- >>256
『なんで私達を見るのか良くわかんないけど……ね?』
伸ばされた姉の足の上に座っているユリウス。ユリウスの上にツィー。
「僕は構わないよ……別に」
捕まれた腕を払い。
「……それじゃ」
屋根から飛び降りると、その途中で消えてしまった。
- 258 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 23:13:24 ID:.6prKP66O
- >>257
「……き、嫌われた……」
【物凄く落胆し……隅に座ってしまう】
「私だって……怖いものぐらいあるんだ……あんな風にされたらビックリするのは当たり前じゃないか」
【隅ですすり泣く】
- 259 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 23:17:02 ID:s.Ud7.4s0
- >>258
「ま、まぁ……ね?」
励ましの声をかけるユリウス。
「難しい時期なんだよ」
説得力の欠片も無い。
- 260 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 23:19:41 ID:.6prKP66O
- >>259
「………ズズズッ」
【鼻水をすすり、ユリウス、ツィー、闇ゼオラの方を向く】
「き、君たちは……嫌わないよね?」
- 261 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 23:21:35 ID:s.Ud7.4s0
- >>260
「さぁね……」
「でも、流石にあんな反応されたら……嫌われちゃうかも」
首を傾げるゼオラと良く解っていないツィー。
- 262 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 23:24:28 ID:.6prKP66O
- >>261
「が、頑張るから!幽霊恐怖症をも直すし、あの子にも謝るから嫌わないでくれ!」
【どうやらゼオラ達に嫌われるのをかなり恐れているらしい】
- 263 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 23:26:29 ID:s.Ud7.4s0
- >>262
「そんな事言ってもね……実際、行動だと思うよ?」
何か生々しい話をするユリウス……。
「でも、あの子も気分屋だから数日すれば元気になるよ!」
- 264 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 23:38:47 ID:.6prKP66O
- >>263
「わかってる、わかっているよ!」
【上弦も必死なのだ】
「元気になってくれるならいいんだけど……」
【……しばらく黙り】
「ツィー、こっちおいで……」
【ツィーに手招きをする】
- 265 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 23:40:51 ID:s.Ud7.4s0
- >>264
「解ってるなら、良いんだけど?」
『……?』
危なげな足取りでゆっくり近づいていく。
- 266 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 23:47:41 ID:.6prKP66O
- >>265
「あぁ、わかっている……しかし何分私は臆病な性格だからな……いつも不安に身を蝕まれているよ」
【立ち上がり、自分からもツィーに近寄っていく】
「だからこうして」
【ツィーを抱き上げ、座り込み、膝の上に乗せる】
「安心したいんだ……」
【ツィーを膝に乗せると安心したように表情を緩める】
「ゼオラもユリウスも乗りたかったら私の膝に乗せてあげるよ?」
- 267 :名も無き異能都市住民:2010/04/11(日) 23:51:35 ID:s.Ud7.4s0
- >>266
『♪』
何か楽しげであった。
「本当? じゃあ私もっ!」
背中から抱き着くユリウスとそれを眺めて微かに笑うゼオラ。
- 268 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 23:55:59 ID:.6prKP66O
- >>267
「やっぱりいいよね……」
【今、この状況に癒される上弦、病気の事など全く忘れてしまうほど】
「よし、ユリウス、来なさい」
【ツィーの位置を少しだけずらし、ユリウスの座れるスペースを確保する】
「……」
【楽しそうに笑い、ゼオラの方にも笑顔をむけた】
- 269 :名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 00:02:40 ID:s.Ud7.4s0
- >>268
「わーい♪」
開けてくれたスペースに座る。
『……?』
顔を向けられ、僅かに首を傾ける。
- 270 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/12(月) 00:10:55 ID:.6prKP66O
- >>269
「よしよし、二人ともいい子だなぁ……」
【二人の頭を撫でながら笑う、月明かりに上弦、ゼオラ、ツィー、ユリウスの四人が照らしだされていた】
「いや、ゼオラも小さい時には私に懐いてくれていたんだよ?」
【闇ゼオラに向けてそう語る】
- 271 :名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 00:19:56 ID:s.Ud7.4s0
- >>270
「えへへ……」
微笑んで上弦の体に自身の身体を倒し。
『……』
首をかしげたまま、視線はツィーへ。
時折吹く心地のよい風が四人の傍を通る。
- 272 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/12(月) 00:31:00 ID:.6prKP66O
- >>271
【しばらく、心地よい風に吹かれる四人……それは時折起きる素敵な静寂……】
「だから、ゼオラ……私は君を助け出す事は当然……
そして君の記憶が戻る事も願っている」
【“君を”助け出すとはオリジナルゼオラの事……“君の”記憶とは闇ゼオラの事】
「……」
【上弦は真剣な顔でゼオラを見つめていた】
- 273 :名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 00:34:41 ID:s.Ud7.4s0
- >>272
『……ありがとう』
風が吹く中小さな声で、
確かにそう呟いて、ほんの僅かな笑みを見せた。
- 274 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/12(月) 00:39:10 ID:.6prKP66O
- >>273
【確かに、その声は上弦の耳に届いていた……だから】
「……あぁ」
【それに応えるように、上弦も頷くのだった】
「……」
【ゼオラに笑顔を向けた後、三人に向かって】
「そうだ、ゼオラ、ツィー、ユリウス!
実は私が友人から貰った苺があるんだけど……食べないかい?」
- 275 :名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 00:41:38 ID:s.Ud7.4s0
- >>274
「いいの?」
驚いた様な嬉しいような。
そんな顔でたずねる。
- 276 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/12(月) 00:48:42 ID:.6prKP66O
- >>275
「あぁ、いいよ?
家族にはもう渡したし……後は君達にお裾分けだ!」
【ユリウスとツィーの頭をクシャクシャと撫でて答える】
- 277 :名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 00:52:32 ID:s.Ud7.4s0
- >>276
「えへー。じゃあ貰う♪」
嬉しそうに笑って。
- 278 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/12(月) 00:54:28 ID:.6prKP66O
- >>277
「よし、なら部屋に戻ろう……ちゃんと用意してあるから……」
【苺の入った籠は既にテーブルに置いてある……実は最初に窓を眺めた時に置いていたのだ】
- 279 :名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 01:00:55 ID:s.Ud7.4s0
- >>278
「じゃあ……もどろっか!」
元気な笑顔を向けて上弦についていく。
- 280 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/12(月) 01:03:59 ID:.6prKP66O
- >>279
「あぁ、行こうか?」
【ツィーは上弦が抱えて行く】
「よっと……」
【空中で元素を操り、階段を作り出して安全な道を作る】
「はい、到着!」
【そしてテーブルに置いてある綺麗な苺】
「ミルクもあるから一緒にね?」
- 281 :名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 01:05:51 ID:s.Ud7.4s0
- >>280
「は〜い」
『……』
上弦の後に着いて屋内に到着。
- 282 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/12(月) 01:14:55 ID:.6prKP66O
- >>281
「ほらほら座って座って!」
【上弦は椅子を用意して三人を座らせる】
「ほらほら、ツィー……あーん」
【その夜はとても甘酸っぱい夜だった……苺は美しき赤に彩られ、そらは月と共に綺麗な星たちが輝く……
そして三人の笑顔……それを見るだけで、上弦は心が安らぐのだった】
- 283 :名も無き異能都市住民:2010/04/12(月) 01:24:54 ID:s.Ud7.4s0
- >>282
「は〜い!」
言われた通りの席につき、楽しげな表情をして。
『あ……ん』
口を開けて、差し出されたイチゴを食べた。
//そろそろ眠りたいです……。
- 284 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/12(月) 01:33:05 ID:.6prKP66O
- >>283
「美味しいかい?」
【笑って上弦はツィーを撫でる】
【幸せな夜は続くのでした】
//すまんのう、さっきので終わらせたつもりだったんだが……
//なんか無理矢理やらせてごめんね
- 285 :甲:2010/04/13(火) 19:23:02 ID:KE2UskXwO
- 【駅前――立ち食いそば屋】
「ズルルル…」
夕食はきつねそば
- 286 :名も無き異能都市住民:2010/04/13(火) 19:35:51 ID:XhJEinvU0
- そんな甲の隣に現れるのは、長いブロンドヘアーの少女。
六尺程もある野太刀を立てかけて、ふぅ、と一息。
そして視線を上げ、店主に蒼い瞳を向けて、一言。
「たぬきうどん」
- 287 :甲:2010/04/13(火) 19:42:05 ID:KE2UskXwO
- >>286
「……ん?」
新たな客のようだ
心なしかスペースを開けようとして…
「(――長ッ!?…邪魔…ッ!!?)」
なんか長いのにぶつかった
- 288 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 19:56:20 ID:XhJEinvU0
- >>287
倒れそうになると野太刀をぱしっ、とキャッチすれば、蒼い瞳が甲へ向けられる。
見つめること三秒、小さく頭を下げた。ような気がした。長い前髪が邪魔をして、どんな表情をしているのか解らない。
さて、少女は辺りを見回すと、少し困ったような顔をした。
誰の邪魔にもならない置き場所を探しているようだが、見つからないのだろうか。
- 289 :甲:2010/04/13(火) 20:04:53 ID:KE2UskXwO
- >>288
「……」
危なかったと息を付いたら少女と目が合った
長い太刀と少女――ひどく不釣り合いな様な……それでいて唯一無二の様な
何だかちぐはぐな印象を抱いた
「……?」
自分のそばに戻ろうとした所で
ちらりと見えたのは困り顔
「貸しな」
短く告げると太刀を取り
備え付けの"傘立て"に容れた
「…おぉ…意外な程に…」
ジャストフィット
容れた方も驚きの収まり具合だった
- 290 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 20:19:47 ID:XhJEinvU0
- >>289
「おぉぉ……」
これには少女も驚いた。ぱちぱちと小さな拍手を送る。多分野太刀に。
少女の唇が微かに動き、ありがとう、と言った気がしたが、気のせいかもしれない。
そんな少女の前に、どんと置かれるたぬきうどん。店主の親指が汁についていたのはご愛嬌と言うべきか。
綺麗に割り箸を割って、食べ始めた。
- 291 :甲:2010/04/13(火) 20:22:04 ID:ZeeUq8Ag0
- >>290
かくして再び、立ち食いそば屋に平和が戻った
……言い過ぎた
「ズズズ…」
ともあれ、しばらくの間そばをすする音のみが立っていた
- 292 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 20:39:08 ID:XhJEinvU0
- >>291
「ごちそうさま」
ごとん、とどんぶり(半分以上残しているのは気のせいじゃあない)が置かれ、スカートのポケットから小銭を取り出す少女。
それをどんぶりの横に置き、残したから、だとか言ってもう一枚、硬貨を追加する。
店主に向ける蒼い瞳は「偉いでしょ」とでも言いたげだったが、前髪に隠れて解りにくかった。
- 293 :甲:2010/04/13(火) 20:49:10 ID:ZeeUq8Ag0
- >>292
「ごっそさん」
どん、と汁まで飲み切ったどんぶりを置き、財布からじゃらりと小銭を出した
「良いきつねだったぜ」と、イマイチ伝わりづらい賛辞を添えてつまようじを一本拝借する
「…」
少し考えて
「それは…多分ちょっと違うな」
少女が出した硬貨を摘み、少女の手に戻してあげた
店のオヤジがちょっとだけ苦笑してた
- 294 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 20:56:46 ID:XhJEinvU0
- >>293
視線は手に戻された硬貨へ、そして甲へ。
それを何度か繰り返して、最後に甲へ向けてとまった。
今度は、何時まで経っても視線が甲から外れることは無かった。
- 295 :甲:2010/04/13(火) 21:12:30 ID:KE2UskXwO
- >>294
「――…」
………
……
…コクン
良く分からんけど頷く
オヤジは次の客にそばを出した
……立ち止まる二人を邪魔くさそうに
- 296 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 21:22:04 ID:XhJEinvU0
- >>295
甲が頷いてから五秒後。
また硬貨を置いて、傘立てから野太刀を引っこ抜く。
「ルール」
勿論そんなルールが存在するはずも無く。
これは自分のルールだから、と言いたかったのだろう。多分。
- 297 :甲:2010/04/13(火) 21:26:45 ID:ZeeUq8Ag0
- >>296
「…ルールか…ルール、るーるーるるるるるー…」
まぁ良いやと頭をかく
成る程、なかなかのガンコちゃんのようだなぁと思った
オヤジが咳払い
「おっと…退くか…」
ひょいっと店外に出た
- 298 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 21:39:33 ID:XhJEinvU0
- >>297
後に続いて出てくる少女。
野太刀の鯉口辺りを片手で持ち、半ば引き摺るようにして。
不思議と、鐺と地面が擦れる音はしなかった。
「月、消えそう」
ソラを見上げて、そんなことを呟いて。
- 299 :甲:2010/04/13(火) 21:41:57 ID:ZeeUq8Ag0
- >>298
「…は?…あぁ、雲じゃねーの?」
つられて上を見る
何だか珍道中
少女の呟きに律儀に返答する
- 300 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 21:51:09 ID:XhJEinvU0
- >>299
小さく首を振って、蒼い瞳を甲へ向ける。
「明日、新月」
そう言う少女の表情は――前髪で隠れてよく見えなかった。
- 301 :甲:2010/04/13(火) 21:56:37 ID:ZeeUq8Ag0
- >>300
「あー…そーいう事…月の休憩時間だな」
暦を注視しない甲だけに、新月に特に思う事は無いが…
「新月に何かあんの?」
この都市だけに
少女の佇まいとか雰囲気に感じる所があったので尋ねてみる
- 302 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 22:06:24 ID:XhJEinvU0
- >>301
「何も」
そう言って視線を空へと戻す。
夜風に、紺色のカーディガンが揺れた。
「月明かり、消えるだけ」
- 303 :甲:2010/04/13(火) 22:12:30 ID:ZeeUq8Ag0
- >>302
「あぁそう…」
昔は新月とか満月とか、月にまつわる騒動があったなぁ何て懐かしんで
「月は好き?」
何となく立ち去り辛く
何となく進展も期待出来無さそうだけど
何となく会話を続けてみたくて質問を放る
- 304 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 22:21:49 ID:XhJEinvU0
- >>303
「好き。満ちて、欠けて、消えて、また満ちる。そんなところが、凄く、綺麗」
途切れ途切れに言葉を紡ぐ少女の唇。
夜風に流された前髪の隙間から見えた表情は、少しだけ、悲しそうだった、
- 305 :甲:2010/04/13(火) 22:28:30 ID:ZeeUq8Ag0
- >>304
「ふーん…普遍的なモンに、惹かれたり?」
欠けて、消えて…そんで満ちる
三拍子
ワルツの様に正確な存在を好きと言う
「他には?好きなモン」
- 306 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 22:40:22 ID:XhJEinvU0
- >>305
僅かに、縦に首が傾いてまた戻る。
「雨」
未だ、少女はソラを見上げたまま。
- 307 :甲:2010/04/13(火) 22:44:08 ID:ZeeUq8Ag0
- >>306
「首が痛くなりそうな好きな物ラインナップだな…」
そろそろ上を向くのも辛くなって来たので、戻す
だんだん言葉の数が少なくなってきた事にちょっと不安になりつつも
「雨は、どんな所さ」
- 308 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 22:49:32 ID:XhJEinvU0
- >>307
「巡り巡って、元に戻るところ。
全部、洗い流して、くれそうなところ。
泣いても、わからないところ」
つられるようにして、少女も首を戻す。
甲に瞳を向ければ、首を十三度傾けて。
「何が、好き?」
- 309 :ホイ:2010/04/13(火) 22:53:55 ID:PBnIervYO
- 「…?……?」
巨大な百足の下半身を持つ女性が、なにやらきょろきょろと辺りを見回している。
- 310 :甲:2010/04/13(火) 22:55:57 ID:ZeeUq8Ag0
- >>308
「詩的な事だ…」
その感覚は良く分からないけれど、口数の少ない少女が口にする言葉にしては
何だか似合って聞こえた
首を傾げる姿にちょっとだけ眼を開いて
「好き…好きなぁ……先ずぁそう…"赤色"」
自分の首の、鮮やかな赤色のマフラーをくい、と持ち上げた
「熱を感じさせるような、真っ赤」
- 311 :甲:2010/04/13(火) 22:59:28 ID:ZeeUq8Ag0
- >>309
「………」
見たこと有る顔の女の人だと思った
ぼんやりと見ていると
「――ホ…ホ…ホォイ!!?」
見忘れる事の無い下半身《ムカデ足》が眼に飛び込んできたのであった
- 312 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 23:01:58 ID:XhJEinvU0
- >>309
傾けていた首を更に傾けた。現在四十五度。
>>310
「赤、炎、血、夕焼け、熱血バカ」
……思い浮かんだ単語を口にしただけである。
「次は?」
更に更に首を傾けて。現在五十六度。
- 313 :ホイ:2010/04/13(火) 23:04:39 ID:PBnIervYO
- >>311
「うん。ちーす」
挨拶しつつ辺りをきょろきょろ。捜し物だろうか。
>>312
(´・ω・`)?
こちらも頭上に疑問符をのせながら、首を傾けている。
- 314 :甲:2010/04/13(火) 23:10:23 ID:ZeeUq8Ag0
- >>312
――くい
修正
首の位置を三十度まで戻す
「熱血バカとかはどこで仕入れたネタだよ…」
意外と俗っぽいことを言うなぁ、と不思議ポイントが上がったような
「次?……えーと…駅前、立ち食いそば屋のダブルエビ天そば」
突き出したブイサインは二匹のエビ天を表す
エビエビ
「給料日後のカワイイ贅沢さ」
>>313
「ゆるい…ゆるキャラになったのか…」
久し振りに会った感想はそれだった
「あと気もそぞろだし……探し物?」
- 315 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 23:19:53 ID:XhJEinvU0
- >>313
「不思議生物……」
小さく小さく、呟いた。
ちょっと興味があるんだろうか、ちらちらと、偶に視線を向けていた。
>>314
そのままの勢いで、正面へ戻す少女。
「解らない……。
え、海老、天……可愛くない、凄く、ゼイタク」
- 316 :ホイ:2010/04/13(火) 23:24:39 ID:PBnIervYO
- >>314
「ゆる?…ちがうな、ホイはかっこかしこいキャラだ」
らしいです。
「うん。みんなさがしてたぞ、だれか」
通りがかりで【日常α】を見てきたらしく、ホイも真似をして探していたらしい。
「でも、だれかはしらない」
所詮真似事であった。
>>315
「ホイはふしぎでない。ホイはホイでふつうだ」
眼をピカピカ点滅させながらぴしっと抗議
「……おぉ。ホイはホイという」
そして思い出したかのように自己紹介。
「おまえは?ホイはおまえをしらない」
- 317 :甲:2010/04/13(火) 23:27:58 ID:ZeeUq8Ag0
- >>315
「ふ、ふふ…だがしかしだ、お嬢ちゃん…」
凄い贅沢と言う少女に対し「ち、ち、ち」と指を振る甲(いい大人)
「給料日後にゃあな、エビ天だろうが…肉うどんのダブルだろうが、卵を載せて食えるんだぜ!」
バックに『ドーン』という書き文字が見えたような気がするが多分気がするだけだろう
>>316
「それだったらお前、【日常α】に……」
そして、その言葉にはっとする
「そうか――ホイ…空気を…読んだんだな…!あっちの空気を守る為に…」
「確かに…かっこ賢く…育って、やがる…!」
なんだか愛しくて抱きしめた
- 318 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 23:35:27 ID:XhJEinvU0
- >>316
「……摩訶不思議」
なんとバージョンアップしよった。
「レーツェルはレーツェル、あだ名。レーツェルもレーツェルのこと、知らない」
何か真似してみた、らしい。
>>317
「おおぉぉぉ……!?
そんな、ゼイタク品、口、腫れる……」
めっちゃ羨ましがってる少女だった。
そして、ホイを抱きしめる姿を見て、くすっと微笑(わら)った。
理由はきっとなんとなく。
- 319 :ホイ:2010/04/13(火) 23:40:17 ID:PBnIervYO
- >>317
「ほめられた…さすがホイ、かしこい」
嬉しそうに抱き返す。もちあげる。そしてその場でぐるぐる回る。
>>318
「レーツェルか。はなしかた、ホイみたい」
「そしてホイはマカフシギでなくて、ふつうだ」
>>317の状態から真顔で言い放つ。
- 320 :甲:2010/04/13(火) 23:44:45 ID:ZeeUq8Ag0
- >>318
「ふははは…羨めよ、働くと言う事は、その贅沢を限定的に赦されると云う事なのだ…!」
器が小さく見えるのは、多分気のせいじゃない…かも知れない
「へえ、レーツェルって言うのか、俺はかぶ――ぉおおお!?」
>>319
「ぉおおおお!?」
回され始めた
「おぉーぉおおーたーのーしーいー…!」
- 321 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/13(火) 23:50:24 ID:XhJEinvU0
- >>319
「真似っこ。
ふつう、普通……。解った、普通」
>>320
「仕事、仕事……。大人」
ちゃんとした仕事がある=大人、そんな少女のイメージ。
「そう、レーツェル。
……。
……カブトゥ?」
- 322 :ホイ/Tueeeモード:2010/04/13(火) 23:54:51 ID:PBnIervYO
- >>320
(`・ω・´)
眼が爛と輝く。ホイの邪気眼【光奪眼】の力によって蓄えられた光がホイにかけ巡り、体を光化。
速さは重さなスピードでその場を回転し始めた!
>>321
「うん、ふつうだ……まねっこかー」
「レーツェルはレーツェルをしらないっていったけど、そっちのがへんだぞ?」
目映く光輝く存在になりながら普通に会話をするホイであった。
(´・ω・`)
【EN切れ】
- 323 :甲:2010/04/13(火) 23:59:18 ID:ZeeUq8Ag0
- >>321
「ふはーはははァ!……あ、カブトゥじゃ無くてぇかぶ――ぇええええええ!!?」
速度が上がった
>>322
「ぇあぁああああバタァアアにいぃいいなぁあああ――――!!!?」
すぽーん
「あああああああぁぁぁぁ………」
何だか良く分からん超パゥワーで夜空の星にされたのだった
//BAD END !! ノシ
- 324 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/14(水) 00:05:42 ID:XhJEinvU0
- >>322
「知らない、から、知らない。
覚えてない、から、知らない。
だから、謎<レーツェル>。
今は、レーツェル」
すんげぇ解りにくかった。
>>323
「カブ、蕪……わかった」
どうやら、呼び名が蕪に決定したようだ。
「蕪のこと、忘れない……」
ソラを見上げて、星になった甲に敬礼する少女だった――。
中身)乙でしたー
- 325 :ホイ:2010/04/14(水) 00:15:18 ID:PBnIervYO
- >>323
「…………お?」
あれ、甲がいない。まあたぶんこの喜びを分かち合ってくれただろう、と勝手に納得。
//カブトくんふっとんだー!乙つ
>>324
「むぅ。よくわからん」
頭上の疑問符がもう一個、また一個と増え続けるのであった。
「でも、きっとわかる。いつかはしらないけど、きっと」
「そのときは、またなまえ、おしえて」
- 326 :レーツェル ◆XXXXUU4GU2:2010/04/14(水) 00:21:42 ID:XhJEinvU0
- >>325
「解った」
小さく、頷いて。
「夜、遅い。――ホイ、また」
そう言うと、野太刀を引き摺りながら、去っていった。
中身)寝ますわー
乙でした!
- 327 :ホイ:2010/04/14(水) 00:28:15 ID:PBnIervYO
- >>326
「ん?わかったぞ。またなレーツェル、またな」
ぷいぷいと手を振ってレーツェルに別れを告げ、自分もそのまま何処かに向かっていった。
きょろきょろと捜し物のまねごとをしながら
//ノシシー。おやすみなさいです
- 328 :沢桐 創:2010/04/14(水) 21:46:56 ID:4TAPWv060
- 「背中痛っ…」
ジャングルジムの上で空を見上げていた男が身じろぎする。
眠そうにしているが、寝る気も無い。
ただボーっとしているだけだった。
- 329 :名前はまだ無い:2010/04/14(水) 22:32:30 ID:KnWXMMLE0
- マヨヒガ湯館にて
そこら辺に佇む古風な温泉旅館
今日も風呂の方を解放しており
旅館の曇り窓付き扉には
『ただ今半営業中』
と札が掛けられている
- 330 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/14(水) 22:39:06 ID:.6prKP66O
- >>329
「どこだここは!?」
【古風な旅館を見上げ、白服の男は声を上げる】
「……今まで見た事無かったな……これはまさかマナが私を導いたのか!?」
【そんな事を口走りながら扉を勢い良く開けた】
- 331 :名前はまだ無い:2010/04/14(水) 22:47:31 ID:KnWXMMLE0
- >>330
『あっ、いらっしゃい、温泉あいとりますよー』
たぶん扉を開けてまず目にはいるのは、従業員らしき袴エプロン姿の猫耳少女
- 332 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/14(水) 22:54:05 ID:.6prKP66O
- >>331
「こいつはてぇへんだぁ!?」
【ドギャーンっと何かの効果音の後、しっかりとした足取りで少女に近寄る】
「……こいつは大変だろう……もうね……何?新手の超平気?」
【眼を輝かせて少女を見ているこいつは子供と可愛いものが大好きな変態です】
- 333 :名前はまだ無い:2010/04/14(水) 23:08:52 ID:KnWXMMLE0
- >>332
『えっ・・・どうしt』
発言させる間もなく突然近づいてくる相手に驚き少しビクッと
『おじちゃんどうしたん?兵器って何のこと何?』
若干視線を逸らしながら
突然のことなので少し驚いているようだ
- 334 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/14(水) 23:13:19 ID:.6prKP66O
- >>333
「お、おじ!?ぐぶはぁ!?」
【いきなり口から血と鼻血を吹き出し倒れこむ】
「可愛いぜ……でも私ってもうおじさんなのか……」
【見た目19歳、実年齢39歳の上弦は、少女の様子に癒されると同時におじさん発言でダメージを負っていた】
【要するに興奮の鼻血と悲しみの吐血である】
- 335 :名前はまだ無い:2010/04/14(水) 23:31:31 ID:KnWXMMLE0
- >>334
悲しき興奮の吐血の様をみてさっき掃除したばかりなのにとか思いながら思考
『(う・・・この人アレやろか・・・でもオジサン言われて反応して血ナガしてるようにも見えるよなぁ)』
『(でも何で血流しとるんやろしかも口から・・・)』
さらに疑問が沸き思考するが吐血もしているので心配になり
『おっt・・・にぃちゃんだいじょぶか?・・・・部屋ならあいとるよ?』
提案してみる
- 336 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/14(水) 23:41:20 ID:.6prKP66O
- >>335
「部屋か……いや……どうしようか……」
【何か悩み始める】
「……」
【しばらく考えた後】
「いや、泊まるのは止めておくよ、私を待っている子がいるから」
【答えを決めたのか、男は宿泊を辞退する……つまり客では無いという事だ】
- 337 :名前はまだ無い:2010/04/14(水) 23:53:31 ID:KnWXMMLE0
- >>336
『ふ〜ん・・・』
周囲に撒かれた血に向かい合う二人、シュールだ
『・・・・・にぃちゃんて何しに来たん?』
いきなり入館し周りにスプリンクラー(本人談)のように血をばらまく
『とりあえずお風呂入ってくか?』
本当なら通報ものだがきいてみる
- 338 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/15(木) 00:00:12 ID:.6prKP66O
- >>337
「そうだな……私は……気付いたらこの旅館の前にいて……
気になったから入っただけなんだが……」
【口と鼻の血を拭きながら答え】
「強いて言うなら可愛い少女に会いに!」
【ズズイッと顔を寄せて……
実の所、上弦自体顔は悪くない……ただ……うん、変態なのでアレなだけである……】
「今、温泉には誰かいるかい?」
【そして唐突にこんな質問】
- 339 :名前はまだ無い:2010/04/15(木) 00:15:17 ID:KnWXMMLE0
- >>338
『かわ・・・いい?なぁ・・・・///』
若干照れながら、だが無理して表情には出さないが顔は少し赤い、慣れていないのだろう
『誰もおらんよ、客以外は』
誰かいるかと聞かれてそう答えた
その言葉どうり気配を感じようとしてもせいぜい、温泉とその周囲位からしか人のいる気配は感じ取れないだろう
- 340 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/15(木) 00:20:45 ID:.6prKP66O
- >>339
「うんうん、可愛い!」
【男の微笑みは優しい、父親のようなそんな感じ】
「……温泉も……止めておくよ……私は人前で服を脱げないんだ」
【またも辞退……もはや何しに来たのか……そしてもう客では無い事が決まってしまった】
- 341 :名前はまだ無い:2010/04/15(木) 00:41:58 ID:KnWXMMLE0
- >>340
その優しさの溢れる笑顔をみて、何か違和感を覚える
いつも客が見せてくれるそれとは違い、何かを感じる
『・・・・・・』
その何かは彼女にはまだ判らなかった
打って変わって風呂の話
『?』
疑問付が頭の上に浮かんできそうな勢いで、きょとんと
『(本当に何しに来たんやろ)』
『そういえばにぃちゃん名前は?』
顔ぐらいは覚えておこうと聞く
さっきあったことだけで十分に印象に残りそうだが
- 342 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/15(木) 00:50:55 ID:.6prKP66O
- >>341
「私かい?私は上弦……錬金術士だ……」
【笑顔で答える男、親指を立てて歯を輝かせている】
「君はなんて言う名前かな?」
【今度はこちらが尋ねる】
- 343 :名前はまだ無い:2010/04/15(木) 01:01:32 ID:KnWXMMLE0
- >>342
『上弦はんね・・・・まぶしい人や・・・・・』
笑顔的な意味で
『う、うちはぁ・・・・名前あらへんのよ』
口ごもりながら恥ずかしそうに答える
だが表情は暗い
『名前って・・・・なんであるんやろ・・・・』
俯きながら聞く
- 344 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/15(木) 01:08:25 ID:.6prKP66O
- >>343
「何?名前が無いだと!?」
【それはびっくりするだろう……大体人は名前を持っているものだ……
聞いた上弦は何やら申し訳ない気持ちでいっぱいだ】
【だからせめて、質問には答える……自分が答えられる最高の答え】
「何故名前があるか……それは名前には不思議な魔法がかかっているからさ……」
【それは簡単な、聞く人にとってはあまりにもふざけた答えだった】
- 345 :名前はまだ無い:2010/04/15(木) 01:38:38 ID:KnWXMMLE0
- >>344
ごめんなさい、そろそろ落ちますね
- 346 :メイプル・ビターキャラメル:2010/04/15(木) 16:57:06 ID:HnkBBDEo0
- なんとか、何事も無い一日を過ごしている。
頭は痛いし身体もうまく動かないが、やがて慣れるだろう。
ガソリンで走ってたエンジンがいきなり核融合炉に変わったようなものだ。
吐き気もするし内臓がグルグル回っているような感覚も走るが、呼吸ができないわけでもない。
「ケッ、めんどくせぇ」
悪態をつきながら、フラつく足を前に進める。
片手には黒の本。
ハードカバーに装丁された黒表紙の分厚い本。
ページまでもが黒い。
朝目覚めた時、その本はすでにあった。
傷も汚れ一つもなく、しかし何億年もの時を喰ったような壮絶さを感じる。
無視して家を出たが、行く先々で本はメイプルについてきた。
気付けば自分の足元にある。
気付けば隣のベンチの上にある。
気付けば手を伸ばした先にある。
もう面倒になってきたので最初から持ち歩くことにした。
「これって本当に、契約できてんのかねぇ」
確かに契約はできているのだろう。
しかしメイプルの身体には体調不良しか現れていない。
昨日に砕けた拳も砕けたままだし、額にはガーゼを貼らなければならない。
まぁ、どちらにしろ明日には直っているであろうが。
「ただいま」
誰もいないであろう我が家に、一応帰りを告げながら玄関に入る。
黒い本をソファーの上に投げ出し、上着を脱いで自身もソファーに座る。
体調が悪かったせいか、汗が凄い。
痒くなった胸を掻いたが、そこに違和感を感じる。
「……ん?」
ふと見れば、
その胸には小さく、黒い、ペンタクルが。
- 347 :名も無き異能都市住民:2010/04/15(木) 19:47:19 ID:hedfrAak0
- 異能都市、中央部の大通りにて。
本を片手に、一人の男が大通りを歩いていた。
「……ふむ、どうやらこの“歪み”とやらがこの街の地形を変えていた訳か。
くく、なるほど面白い。実に興味をそそられる話だ」
染み一つ無い白衣。銀縁の眼鏡。
灰色の頭髪に、灰色の双眸。
片手には異能都市のガイドブック。『異能都市を歩く際の注意』というページを開いている。
「面白いな、この街は」
歩きながら、そう小さく呟いた。
- 348 :甲:2010/04/15(木) 20:03:39 ID:KE2UskXwO
- >>347
「――…あ」
指を指す
「カノッサだ」
- 349 :名も無き異能都市住民:2010/04/15(木) 20:07:10 ID:hedfrAak0
- >>348
「これはこれは、甲君じゃないか」
やあ、と手を上げて挨拶する。
「しかしながら私の名前は灰堂曇だ。
君だって所属している機関の名で呼ばれても嬉しくは無いだろう?
その上私の所属はカノッサ機関だ。嬉しい所か心に突き刺さる」
- 350 :甲:2010/04/15(木) 20:18:03 ID:KE2UskXwO
- >>349
「ばかやろ…名前よりも印象残るわ、んなモン」
いやいや、と頭を振って
「それに…」
「俺ら(邪気眼使い)を、人間扱いしねーテメェらよりはマシだ」
睨む
- 351 :名も無き異能都市住民:2010/04/15(木) 20:27:09 ID:hedfrAak0
- >>350
「そういうことも無いとは言い難いな」
甲の言葉を聞き、はあ、と溜息を吐く。
「……君は誤解しているようだから言っておくがな、私は邪気眼狩りという行為を憎んでいるよ」
それに、と一呼吸置いて灰堂は続ける。
「私はそれを止めるために、カノッサに居るようなものなのだがね」
これは流石に誇張と言うものだが、と付け足した。
- 352 :甲:2010/04/15(木) 20:31:22 ID:KE2UskXwO
- >>351
「そもそもどの面下げてまだこの街に――…あ?」
「…どゆこと?」
良く分かりません的な顔になった
- 353 :名も無き異能都市住民:2010/04/15(木) 20:35:59 ID:hedfrAak0
- >>352
「例えば」
と、灰堂が口を開いた。
「“異能都市”には黒金鋼という男がいる。彼が邪気眼使いなのは君も知っているだろう?
そして今ここに、灰堂曇という男が居る。三十路間近の機関の人だ。
しかし、私と彼は強い友好関係にある。要するにそういう事だ」
どういう事だ。
恐らくは説明が面倒になったか。
- 354 :甲:2010/04/15(木) 20:43:48 ID:KE2UskXwO
- >>353
「信じろってのかよ、それ」
怪訝な顔
どう理由を聞いても"カノッサ機関"のネームバリューはでか過ぎる
「……」
世界を裏で牛耳るとまで噂されるカノッサ機関
邪気眼使いの天敵とも噂されるカノッサ機関
数々の煮え湯を浴びせられ続けた経験が不信感を拭いされなかった…
- 355 :名も無き異能都市住民:2010/04/15(木) 20:51:51 ID:hedfrAak0
- >>354
「……まぁ、その反応が妥当だろう」
こればかりは仕方有るまい、と小さく自嘲。
「そうだな、今度機会があれば鋼にでも聞いて見れば良い。
尤も、それさえも信じてもらえるかどうかは分からないがね」
「……む、そろそろドラマが始まってしまうな」
腕時計を見て、そう呟く。
自分の信用よりもドラマを優先した。
「君が私を信じまいと、私は一向に構わない。
君が私を信じまいと、私の信念は曇らない。
では、また縁が合ってしまったら」
くく、と笑うと、少しだけ早足にその場を後にした。
- 356 :甲:2010/04/15(木) 21:05:54 ID:KE2UskXwO
- >>355
「…」
立ち去られた
機関だけど良い奴だとか
研究所員だけどまともだとか
ご近所だけど悪人だとか
多すぎる
真実はいつもあやふやだ
なら何を信じるか
「――…決まってら」
自分の、目で見た事を信じる
まぁ…それしか出来ない自分への言い訳だけど
- 357 :No.3:2010/04/15(木) 21:57:11 ID:Jb8NW9co0
- 曇り空を見上げて、険しい顔の男が人気の無い通りに立っていた。
武器を呼び出す黒い箱を背負い、いつもの白衣の下には装甲付きの戦闘服が着込まれている。
「…来るなよ…。」
呟いて、彼は曇り空を睨めつけた。
- 358 :カノン・カペルマイスター:2010/04/15(木) 22:00:55 ID:fA1xGOlY0
- ふいに、鈴の鳴るような音がした。
「――――」
次に来るのは風。
最後に来るのはその姿。
それは竜だった。
金属の巨体をゆるりと浮かせ、異形の竜は雲を割り進む。
- 359 :No.3:2010/04/15(木) 22:05:06 ID:Jb8NW9co0
- >>358
その気配に、一瞬からだが強張る。
「…No.88(エイティエイト)、お前なんか?!」
手はゆっくりと黒い箱にかけられて、そして…
現れた見たことのある竜に、安堵した。
「夜の散歩かいな」
少し笑って、前触れなしに跳躍。重力を感じさせない動きで、
簡単に屋根の上に登る。少しは近付けただろうか。
- 360 :カノン・カペルマイスター:2010/04/15(木) 22:08:08 ID:fA1xGOlY0
- >>359
竜の動きは変わらず、ゆるりと進む。
と、
「――?」
気づいたのか、スリーを見る。
そして、
「――――まあ、そんな感じかな」
声がした。
……スリーの背後から。
- 361 :No.3:2010/04/15(木) 22:13:55 ID:Jb8NW9co0
- >>360
後ろからの声に驚いて振り返る。
「後ろにいたんならいると声をかけてからやな…」
そして感じる僅かな違和感。
「…あれ、あんたもあの竜と同じ『感じ』やな。」
どういうことだろう、と首をひねる。
- 362 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/15(木) 22:17:54 ID:fA1xGOlY0
- >>361
へえ、と感心したように頷く銀髪銀眼の男。
「すげえなお前、分かるのか?
大抵のやつは気づかねえんだけどなあ」
からから声を立てて笑い、
「まー、アレだアレ、……絡み難くね?あんだけデカくても、さ」
笑う男の対側の空。
竜の姿はいつの間にか消えていた。
- 363 :No.3:2010/04/15(木) 22:25:15 ID:Jb8NW9co0
- >>362
「まぁなー、人工とはいえソレ専門の研究者やから。一卵性双生児でも、
ちょっとずつ異能の感覚は違うんよー。
でもあんたと竜は同じやからな、不思議に感じたんやけど」
笑う金髪碧眼。対照的な組み合わせといえる。
「確かにそうやな、…ってことは本体はあの竜。
あんたは僕ら小さい人用に作ってくれた子機ってとこかいな」
分析していく。若いとはいえいっぱしの研究者である。
「…やけど、あんな機械みたいな竜に異能が宿ってるんかいな?」
不思議そうに聞いてみる。
- 364 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/15(木) 22:35:56 ID:fA1xGOlY0
- >>363
「研究者か!なーるほど、察知能力には長けてますってか。
まさかそんな理由で判断されるとは夢にも思わなかったわー」
大げさに肩をすくめて見せて、
「小さい人用ってか、ま、人と遊ぶ用だな。
……子機か!成程お前頭いいな!今度からその説明使わせてもらおう!」
「異能が宿る……ねえ」
顎に手を当てる。
考え、
「……宿るってのはちょっと違う気もするなあ。
そもそも俺が異能者かと聞かれれば幻想種としか答えようがねえよ?
この姿だってテキトーに魔力的なアレを集めて作ってる、いわば精霊に近いものがある気がするしな」
//これ→http://imepita.jp/20100415/811030の右上のあたりのが竜型イメージですな
//左下?気にしない気にしない
- 365 :No.3:2010/04/15(木) 22:46:23 ID:Jb8NW9co0
- >>364
「僕みたいに魔力的素養が無い人間でも、毎日触れ合ってたら異能を
感知は出来るようになるんよな。しかも自分も人工異能者やから、
そっち方面の能力も少し伸びたし。
…良い説明やろ?お偉いさんに研究説明する為に培ったプレゼン能力やからな」
ニヤリと笑って。
「幻想種か、なるほど、存在自体が『異』なるわけやね。
…魔力による精霊か、あいにくそっち方面には疎いんやけど、…応用力高いなー」
感心して上から下までじろじろ見てみる。
一見普通の人間だ。…いや、それ以上といえる。
「…そや、名前聞いてへんわ。僕はNo.3(スリー)、…見せた方が早いか」
取り出したのは金属の名刺。彫られていたのは以下の肩書き。
TOWERS機関所属 研究員兼被検体 No.3
TRINITY第一戦闘員
「よろしくなー」
にっこり笑う。最初の警戒心などはなから無かったかのような笑顔だ。
- 366 :カノン・カペルマイスター/人型(男性)→人型(女性):2010/04/15(木) 22:53:06 ID:fA1xGOlY0
- >>365
「ほほうほうほう、そりゃあ面白いなー。
成程なあ……そっち方面で面白くなるようにちょっかい出すって手もあったかー」
何やら不穏な呟き。
「応用力高いだろ?これな、」
ぱちん、
指が鳴らされ、
「――こんなことも出来るんだぜ!どうよほら俺を崇め奉ってもいいんだよ!?」
一瞬だけ姿が揺らぎ、次の瞬間には男ではなく女が立っていた。
「……ただまあ、不便なのは普通の食事はとれねえってことかね。
金属は分解しておいしく頂けるけどなあ……」
「すりー?」
首をかしげ、名刺を受取り、
「おお、つまりサンちゃんだな!把握把握!
俺はカノンっつーの。名字は名前欄を見てねっ☆」
キラッ☆
- 367 :No.3:2010/04/15(木) 23:14:44 ID:Jb8NW9co0
- >>366
「…魔法の素養は常人以下やからなー、騙そうとしたら簡単に騙せるで」
ちょっと焦りながらも付け加える。
「うおっ!…構成を組み替えたんか?にしても早いな、精密な人体を魔力だけで
作れるっちゅーのは、…すごいもんやなー。」
彼の所属する研究所の究極目標は、凡人の身で、異能者を凌駕する事。
しかしまだまだその間には隔たりがあるようだ。
「まぁ、崇めはせんがな。僕だって色々出来るんやで?例えば…」
黒い箱が開く。長い金属の棒が右手に収まる。同じような棒が連結され、その先に…
金属塊としか言い用のない、極大な刃物が取り付けられた。
「全長7m、総重量500kg。こんな武器使えるんは、巨人か僕ぐらいやろ。」
不適に笑う。その右手に、確かにその冗談のような矛が存在した。
「…そのあだ名はどこかで聞いた事があるんやけど、まぁええわ、それで。
カノンか、よろしゅうに。」
握手の手を、空いた左手で差し出した。
- 368 :カノン・カペルマイスター/人型(女性):2010/04/15(木) 23:34:03 ID:fA1xGOlY0
- >>367
「ああん?違ェよ、」
にたり…と笑って、
「――逆だ逆。その適性を上げまくってキャーなんか選ばれちゃったーでヒャッホウ!するとか最高に面白くね?!
そしてようこそ異能者の世界へ……!」
「えってことは奉ってはくれるのかお前。いやそこじゃねえな話題の中心。
組成を組み替えたっつか、見た目を変えただけだっぜー。粘土細工的なというか、フィギュアを削って盛ってみたというか?」
要はそんなに厳密には作ってないらしい。
そして、矛を見て、
「SUGEEEEEEEEEEE!!!なにそれかっこいい!!」
テンションアップ。
「やっべえなにそれいいな!!凄くいいな!!
人外じゃなくて人間がそういうの持ってるっていうのは凄くいいな!!テンション上がる…!!」
左手を差し出されたことに一瞬戸惑ったが、仕方ないかと思いなおし、
「ウフフ宜しくねサンちゃんウフフ!」
こちらも手を差し出し、結構な力を込めて握って、
「――――かかったなもう離さないぞ馬鹿め!!」
しかしすぐ離し、
「冗談だけどな!!」
馬鹿というか阿呆だった。
「…………さて、愉快なサンちゃんと俺という楽しい遭遇が果たされた辺りで俺は散歩に戻るぜ!」
言葉と同時、女の背に光が咲いた。
プレート状に固定されたそれは、
「――ざ☆俺の光翼ってな。羽ばっさーより見た目はシンプルだけど、便利なんだよな」
頷き、屋根を蹴る。
飛ぶ。
「じゃあなサンちゃん!あんま思いつめんなよ!」
笑顔で手を振り、舞い上がり、
――――異形の竜が出現する。
ふらりと挨拶でもするかのように揺れ、
「――――」
ゆるゆると緩やかな速度で飛び去って行った。
- 369 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/16(金) 18:50:55 ID:hedfrAak0
- 異能都市、とある小さな公園にて。
「…………」
街灯の下で、シャドーボクシングをしている男が一人。
上は灰色のワイシャツで、下は黒のズボン。
見ると、近くのベンチには畳んだ黒いコートと、一枚のチラシが置いてある。
- 370 :甲:2010/04/16(金) 19:15:09 ID:KE2UskXwO
- >>369
「…あ」
人だかり
ギャラリーの向こうに見えたのは
「バンチョー」
- 371 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/16(金) 19:17:16 ID:hedfrAak0
- >>370
「お」
と、動きを止めた。
「よう赤マフラー先輩」
片手を上げて挨拶をする。
- 372 :甲:2010/04/16(金) 19:22:27 ID:KE2UskXwO
- >>371
「精が出るな」
片手を上げる
シャドーが終了したのを見て、ギャラリーは散り散りに
ふと見た足下には今朝のチラシ
「張り切る理由はコレかい?」
- 373 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/16(金) 19:25:40 ID:hedfrAak0
- >>372
「いやあ、無駄にテンションがこう……な?」
大きい手振りで伝えようとするが、どうも黒金の語彙にはそれを表現できる言葉は無かったようで。
「そうそう。コートもこの冬用だけじゃあな……
あと対魔加工とかしたいし」
黒金鋼は、物理的な攻撃にはほぼ絶対の防御力を誇っている。
が、魔術的な攻撃――炎、或いは雷など――には殆ど耐性が無い。
- 374 :甲:2010/04/16(金) 19:33:16 ID:KE2UskXwO
- >>373
「前夜祭ってか?いやまあうん…前日ってテンション上がるよね」
分かる分かると頷いて
「あ、そういや…」
思い出した
やあねぇ…昨日の事なのに…
「バンチョー、おめぇ…カノッサ機関に仲間がいんのか?」
- 375 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/16(金) 19:35:51 ID:hedfrAak0
- >>374
「後の祭りになるよりも前夜祭の方がいいだろそりゃ」
「……あー、えっと」
と、言葉を濁す。
「そりゃ間違っちゃいないんだが――つーかどこでそれを――っていうか誤解を招きかねないっつーか……
うーん……とりあえず俺は何から話した方が良い?」
- 376 :甲:2010/04/16(金) 19:43:14 ID:KE2UskXwO
- >>375
「おうおうおう…動揺しておる」
否定しなかったなぁ…何て考えながら
「何から聞いたモンかさっぱりだけど…取り敢えずお前は、あのクモリだか何だか言う奴の仲間なんだな?」
- 377 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/16(金) 19:48:29 ID:hedfrAak0
- >>376
「他人があたふたしている所を見て面白がる奴は性格悪いと思うんだよな俺」
冗談っぽく笑う。いや、半分以上は本気だろうけれど。
「仲間、仲間……というよりも命の恩人、って所だな。
流石にカノッサでも恩を仇で返す訳には行かないだろ?」
それは筋が通ってねぇってモンだ、と言いながら頷く。
「……いやいや、それよりもなんで灰堂の事知ってんだ先輩は」
はっ、と気づいて言う。
- 378 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/16(金) 20:55:06 ID:hedfrAak0
- //すみません、ちと今日は落ちます。申し訳ない('A`)
- 379 :名も無き異能都市住民:2010/04/16(金) 21:04:06 ID:KE2UskXwO
- //ネオチてた…orz=3
- 380 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/16(金) 22:29:14 ID:PMt0ERXQ0
- 【神羽荘】
「…………」
こっそりこそこそ、
壁の影に隠れながら、何度も表の表札と手元の地図を確認。
「…………ま、間違ってたらそん時はそん時だな」
呟き、彼女は一階の戸を目指して敷居を跨いだ。
- 381 :樒:2010/04/16(金) 22:34:07 ID:yvUls86s0
- >>380
「ウゥーウゥーウゥー!! 侵入者ァー!!
者共デアエーイ!!!」
うーうー言いながら茂みからがさりと登場。
神羽荘番犬代わり・樒であった。
「誰ダオ前、見ナイ顔ダ」
春だと言うのにロングコート、フードをすっぽりかぶって顔半分が見えやしない。
手には猫のマペット、それを動かして腹話術で喋っている。
- 382 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/16(金) 22:43:27 ID:PMt0ERXQ0
- >>381
「うぉ!!」
本気でびびって、その場で跳ねる。
緊張していて足が縺れて、尻餅をついてしまった。
目尻に涙を浮かべつつ、彼女は樒さんじ、と見上げる。
「…………初顔合わせだしな。お前、名前は?」
- 383 :樒:2010/04/16(金) 22:50:18 ID:yvUls86s0
- >>382
「ウゥーウゥーウゥー」
まだ言ってた。
そのうーうー言うのをやめなさいって言ってるでしょ!
「樒ハ樒。神ニ供エラレル毒花ノ名ダ」
フードの下の表情は、石造りのようにピクリともしない。
- 384 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/16(金) 23:00:02 ID:PMt0ERXQ0
- >>383
立ち上がり、尻をはたいてスーツについた土を払う。
アパートの屋根、戸、庭を眺める傍ら樒さんの表情を盗み見た。
「樒、……樒か。うん、覚えた」
無口な子?
いや、それはなさそうだしその派生系かな。
そんなことを考えながら彼女は話す。
「…………なんで神に毒花供えるんだろうな。
そだ、樒はここに住んでんのか?」
- 385 :樒+小夜:2010/04/16(金) 23:04:21 ID:yvUls86s0
- >>384
「答エテヤッテモイイガ、オ前ノ名ヲ聞イテカラダ。
樒ダケ教エルノ、不公平」
マペットが右に左に揺れる、揺れる。
していると、庭に面した冊子ががらりと開く音。
「何やってるのさ、また空き巣やらと世間話してるの?
ちゃんと番犬の仕事しなさいよ」
黒髪おかっぱの少女が顔を出していた。
- 386 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/16(金) 23:13:32 ID:PMt0ERXQ0
- >>385
「んあ?私の名前?」
彼女が片眉を上げながら聞き返すのとほとんど同時、
おかっぱ少女が顔を出して声をかけた。
「てめー、いきなり空き巣ってどういう了見してんだコラ。
私は普通にここに来ただけだ!」
- 387 :樒+小夜:2010/04/16(金) 23:17:35 ID:yvUls86s0
- >>386
「オオ、小夜ダー」
「何よ、普通に来たんなら呼び鈴鳴らせばいいでしょーが」
非があるのは話しかけて留めていた樒である。
がしかし、彼女はそっぽ向いて口笛を吹(くフリをして)いた。
- 388 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/16(金) 23:25:31 ID:PMt0ERXQ0
- >>387
「…………そりゃそうだな」
言われてみれば当たり前だな、と。
普通に納得してしまい、勢いを失った彼女は少し気まずそうに切り出した。
「まあいいや、ここの管理人に会わせてくんねえ?」
独特の、凜、とした声。
左右に跳ねさせた髪は銀、気の強そうな瞳は緑、
上下ともにスーツは黒、腰のベルトには大小二本の日本刀、
この都市なら普通かもしれない、
けれど、彼女の恰好はあんまりよろしいものじゃなかった。
- 389 :樒+小夜:2010/04/16(金) 23:28:11 ID:yvUls86s0
- >>388
「ダッテヨォー」
「何の用で。悪いけどうちは今」
少女の、光の宿らぬ黒い瞳の奥がきゅうと引き絞られる。
足元の影がぐにゃりと歪む。
「警戒体制、敷いてんのよ」
リルが攫われて以来、神羽荘の面々は少しだけゆとりを失くした。
- 390 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/16(金) 23:40:20 ID:PMt0ERXQ0
- >>389
「あ?」
――――面白くない、
多少なりとも自覚はしている。
自分は戦いが好きだ、1ランク上の『死合』も嫌いじゃない、
互いの全力でも以って潰しあう戦が、大好き。
小夜さんの蠢く影を見、眉がつりあがる。
――――でも、不愉快。
ここに、戦いに来た覚えは欠片もなくて、
だから、敵意を向けられるのに腹が立つ。
「一口で言えねーんだよ。
一々説明すんのも面倒だし、会わせてくんねえ?」
- 391 :小夜:2010/04/16(金) 23:48:04 ID:yvUls86s0
- >>390
眉根を寄せたまま、明らかに年上であろう女を怯えること無く睨みつける。
とりあえず敵意は見えない、がしかし隠しているだけかも知れない。
たいせつなものが欠けた今、思考が後ろへ後ろへ引っ張られるのだ。
「……いいわよ、一応会わせてあげる。ただし一瞬でも変な挙動見せたら」
白い首をすうと横切る、親指の爪。
睨みつける視線を外して、玄関から入れ、と手で示した。
- 392 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/16(金) 23:55:53 ID:PMt0ERXQ0
- >>391
「…………」
息を吐き、一緒に熱も吐いて頭を冷やす。
クールに行こう。ビー、クール。
「んじゃ、お邪魔します」
言いながら玄関に向かう。
- 393 :神羽鏡子+一瞬だけ空:2010/04/17(土) 00:01:06 ID:yvUls86s0
- >>392
「いらっしゃー……アッ」
来客と聞いて玄関を開けたのは割烹着姿の青年、
しかし女を一目見て阿修羅閃空張りの速さでログアウトしました。
「はーいー、廊下入ってすぐの部屋ー」
そこが居間だ、と告げる女の声がする。
- 394 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/17(土) 00:05:14 ID:PMt0ERXQ0
- >>393
「…………」
空さんに、一瞬唖然。
「……あ、うん、わかった」
数秒間遅れて返事を返してから靴を脱ぎ、居間への戸を開けた。
- 395 :神羽鏡子:2010/04/17(土) 00:10:38 ID:yvUls86s0
- >>394
ヒント:彼は女性恐怖症
今頃どっかの部屋の隅っこで小さくなってがたがた震えてます。
「はいよーこそ神羽荘へ。御用件をオネガイシマス」
居間のまんなか、卓袱台に肘を付くのは白衣の女。
ウエーブの掛った長い髪が、何処となく朱華に似ている。
- 396 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/17(土) 00:13:46 ID:PMt0ERXQ0
- >>395
対面まで大股で突っ切り、床に尻を落とした。
白衣、てことは同職?
考えながらも彼女は口を開く。
「いきなりでわりーな。
私の名前は雨崎ふーこ。これ、名刺な」
卓袱台に、身分がかかれた黄金比の紙切れを乗せて差し出した。
- 397 :神羽鏡子:2010/04/17(土) 00:22:54 ID:yvUls86s0
- >>396
「んー、ん? りぐぬ? ……なんでまたそんな、社長がうちに」
名刺を読んで首をひねる。
朱華がこの街に来ていることは知らないのだ。
- 398 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/17(土) 00:36:39 ID:PMt0ERXQ0
- >>397
「前に道歩いてて子供拾ったんだよ。
子供、つっても10歳くらいだから……小学校高学年間近くらいな」
とん、とん、
中指で卓袱台を叩く。
「んで、じんうそーってところにそいつの探してる人がいるらしくてな」
- 399 :神羽鏡子:2010/04/17(土) 00:39:06 ID:yvUls86s0
- >>398
「こどもぉ?」
更に首をひねる。
子供子供、知ってる子供……いっぱいいる。
「あたし、一人っ子だし。誰よそれ」
- 400 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/17(土) 00:44:27 ID:PMt0ERXQ0
- >>399
「神羽朱華、って本人は名乗ってる。
相棒の蟲の名前は……えーと…………あかぎ……ちげえ。アカザ、藜だ」
とん、とん、とん、とん、
指は、多分無意識のうちに一定のリズムを刻んでいた。
「知らねーか?」
- 401 :神羽鏡子:2010/04/17(土) 00:50:37 ID:QYyPcDfoO
- >>400
「しゅか」
シュカ、朱華。
忘れるわけはない、郷にいたころ毎日のように自分を殺そうと襲い掛かってきた少女。
そのたびに叩きのめして二度と来るなと言い付けた少女。
しかしまた懲りずにやってきた少女。
以下無限ループだった少女。
「……………………知らんねえ」
――はっきり言って迷惑だった少女。
女はふーこから視線を外して知らんぷり。
- 402 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/17(土) 01:05:25 ID:PMt0ERXQ0
- >>401
軽く頭を下げて、彼女は詫びた。
「………………ん。人違いだったか。悪かった」
納得いかない。
心は素直にそう述べていたけれど、眼の前の女性は知らない、と言っている。
生憎と自身は若造。相手の嘘を見抜く術は持っていなくて、信じるほかなく。
「あ、できれば他言無用で頼む」
立ち上がり、もう一度頭を下げた後、背を向けた。
- 403 :神羽鏡子:2010/04/17(土) 01:11:57 ID:QYyPcDfoO
- >>402
「……そうね、その朱華って子に一言」
銀の後ろ姿に、声をかける。
「『神羽の郷とは縁を切れ』と、それだけ言っておいて」
- 404 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/17(土) 01:19:08 ID:PMt0ERXQ0
- >>403
言葉に立ち止まり、彼女は鋭く振り返る。
その余韻、髪が揺れ、隙間から〝紅〟色の瞳で睨み、言った。
「…………嘘だったったんか。べつにいいけどな」
鏡子さんの言葉を頭の中で転がし、吟味する。
一つ、二つ、仮説を立てたところで思考を中断。
「深い意味を聞きてーな」
あくまで願望、
どうせ答えは得られまい、と彼女はまた、玄関に向かって歩き出す。
- 405 :神羽鏡子:2010/04/17(土) 01:26:25 ID:QYyPcDfoO
- >>404
「違うわよ、そういう話を聞いたの」
あくまで嘘を吐き通す。
「神羽の郷、あそこは蟲を育てるのに適した場所なのよ。
良質な蟲を育てるには良い環境と、上質な餌や苗床が必要なわけ」
餌。苗床。
その単語を強調。
「――上質な、ってのは、人間。異能を持ってると尚良い。
神羽の郷に居たら、使えるようになるまで鍛えられて」
眼鏡の下、レンズの奥の奥が暗くなる錯覚。
「人殺しに加担させられる。らしいわよ」
- 406 :アイリス/204号室の住人:2010/04/17(土) 01:30:58 ID:YCy5QHuA0
- ソファーに腰掛ける。
彼女、イメルには手伝うと言ったが、肝心の手がかりが無い。
「難しいね。彼女に話を聞いてみないと何とも言えないね。」
イメルの妹は攫われたが、姉は攫われていない。
姉には相応の戦う力があったからだろうか。
そうではないだろう。姉に無く、妹にあるもの、それが狙いか?
先日の手際を考えれば、少なくとも予めシュミレートしていた可能性がある。
姉に関しては偶然に助けられたが、妹の場合眷属(コウモリ)を使用しての広域探査の網に引っかからない。
既に街の外が、地下、建物内、そう考えるのが妥当か。
アイリスは思考に耽る。
大掛かりにすることは出来ない。
キョウコは心配するだろう。イメルは、話した直後に矢の如く飛び出しそうだ。
まずはシェイカーに話を持っていこう。
彼の第三者的な目線が必要であろう。
- 407 :銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/04/17(土) 01:31:44 ID:PMt0ERXQ0
- >>405
くだんねえ、と吐き捨てるような舌打を返事代わりにし、彼女は玄関まで歩いていく。
「伝えとく。ありがとな」
靴を履き、戸を開け、去っていった。
- 408 :神羽鏡子:2010/04/17(土) 01:37:03 ID:QYyPcDfoO
- >>407
「……さよなら」
またね、とは言わない。
会わないほうがいいのだ、あの子は、朱華は、
「人殺しになっては、いけない」
自分に憧れてはいけない、自分のようになってはいけないのだ。
- 409 :アイリス/神羽荘の住人:2010/04/17(土) 23:26:18 ID:YCy5QHuA0
- 夜が深まりつつある中、アイリスは街を歩く。
金色と黒の髪。
千夜学園の制服をラフに着こなしている。
緩めた、細い真紅のネクタイ。
目的が無いのが、目的、とばかりだ。
「(さあ/手掛り/、どうし/手段…/ようか…)」
- 410 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 16:51:49 ID:.6prKP66O
- 「……どこだ……ここは……」
【真っ暗な闇の中で目が覚めた……】
「……あぁ……」
【上弦の体は太陽に照らされている……温もりでわかった】
「眼が……」
【上弦は失明していた……それは一時的なもの……上弦は理解していた】
「……まずは……どうするか……」
【壁に手を付き、ヨロヨロと歩き出す】
「……」
【しかし、街の中、彼に手を貸す者など存在しない……】
【逆に避けている……なぜか?】
「体が……痛い」
【彼の白い服は血でベットリと赤黒く染まり……体中から魔力がもれだしている……】
「……」
【そして、眼から血の涙を流しているその様は人を恐怖に陥れるのには十分であった……】
- 411 :アリス:2010/04/18(日) 16:58:49 ID:s.Ud7.4s0
- >>410
「……ん」
不意に迷い込んだ。
一瞬、迷いはした物の近づいて。
「ほら、上弦大丈夫?」
近くでしゃがんで手をつかむ。
- 412 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 17:11:11 ID:.6prKP66O
- >>411
「……誰だ?」
【眼が見えずに警戒心が強くなっている】
「そこを動くんじゃあ無い!」
【一歩だけ下がる】
- 413 :アリス:2010/04/18(日) 17:17:03 ID:s.Ud7.4s0
- >>412
「僕だよ、そんなに警戒しないで」
上弦から見えては居ないだろうが、両手を上げて立ち止まる。
「目、見えてないんでしょ?」
- 414 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 17:27:49 ID:.6prKP66O
- >>413
「……ゼオラ?……声が違うな……」
【しばらく立ち尽くし考える】
「確かに見えてはいないが……」
- 415 :アリス:2010/04/18(日) 17:30:44 ID:s.Ud7.4s0
- >>414
【注意:ゼオラツヴァイよ!】
「なら、手を貸しなよ。近づいても良いかな?」
- 416 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 17:44:01 ID:.6prKP66O
- >>415
【そうだったのか、気付かなかったぜ】
「……わかった……手を貸してくれ……」
【そう言って手を伸ばす】
- 417 :アリス:2010/04/18(日) 17:47:59 ID:s.Ud7.4s0
- >>416
「うん、了解」
肩に手を回し担ぎ上げる。
「とりあえず、アトリエに運べば良いね?」
- 418 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 17:53:41 ID:.6prKP66O
- >>417
「アトリエ、ゼオラの屋敷……どちらでもいい……」
【いつもの元気は無く、すごく頼りない姿だった】
「で、君は誰だ?」
- 419 :アリス:2010/04/18(日) 18:05:21 ID:s.Ud7.4s0
- >>418
「よし、じゃあアトリエに急ごうか。足出すよ?」
一歩づつゆっくりと進んでいく。
「まだ解らないの? はぁ……」
なんだか悲しそうに溜息。
- 420 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 18:07:19 ID:.6prKP66O
- >>419
「すまない、眼が見えないんだ……勘弁してくれ……」
【こちらも申し訳なさそうに】
「ヒントをくれればわかるかもしれない……」
- 421 :アリス:2010/04/18(日) 18:35:43 ID:s.Ud7.4s0
- >>420
「判らなかったらわからないでいいよ、行こう」
遅いものの、着実に進んでいく。
- 422 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 18:38:52 ID:.6prKP66O
- >>421
「……すまないね……眼が治ったらきっとわかるから……」
【息荒く、二人は進み……アトリエに近づいていく】
「君は……ゼオラで合ってるのか?」
- 423 :アリス:2010/04/18(日) 18:42:20 ID:s.Ud7.4s0
- >>422
「うん、そうだよ。やっと解った?」
もう一度溜息を付き。
「ああ、見えてきたね。アトリエが」
- 424 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 18:49:31 ID:.6prKP66O
- >>423
「そうか……有難う、ゼオラ……」
【礼を述べて、上弦は歩いていく】
「すまないが……この時間はミアもアウテリートもいないんだ……だから私の部屋まで頼む……後はマナ達がなんとかしてくれているから……」
【どうやらマナ達は常駐しているらしかった……】
- 425 :アリス:2010/04/18(日) 19:13:11 ID:s.Ud7.4s0
- >>424
「はい、了解」
z重そうだが、足に力を※運んでいく。
- 426 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 19:24:11 ID:.6prKP66O
- 「すまない……誰か!」
【アトリエ内にて上弦はマナを呼ぶ……すぐさま執事やメイドが駆け付けて自体を把握する】
『急いでこちらへ!』
【執事達がアリスを手伝い上弦を部屋まで運ぶ】
「ゼオラ、有難う!助かったよ……」
- 427 :アリス:2010/04/18(日) 21:16:15 ID:s.Ud7.4s0
- >>426
「解りました……よ」
執事やメイドに上弦を渡し、ついていく。
「どういたしまして」
微笑んでそう返す。
- 428 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 21:23:06 ID:.6prKP66O
- >>427
【ベッドに寝かされる上弦……マナ達が治療に移ろうとするのだが】
「治療はあとでいい……まずは体の血を拭いて眼を頼む」
【それを断り別のお願いをする】
『畏まりました』
【ドタドタとメイドや執事達は走り回る】
「騒がしいけど、まぁ、そこに座ってゆっくりして行きなさい」
- 429 :アリス:2010/04/18(日) 21:27:22 ID:s.Ud7.4s0
- >>428
「ん、そう?」
「忙しいようだし、僕は帰ったほうが良さそうかな、とか思ってたんだけど……」
執事達の邪魔にならないところへ行き。
「じゃあ、座っておこうかな」
そこにあった椅子にすわる。
- 430 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 21:42:04 ID:.6prKP66O
- >>429
『では失礼して……そぉい!!』
【いきなり現われたメイドが上弦に光クリスタルをぶっ刺す】
「ぐばはぁ!?」
【血を吐いて倒れる上弦……まさに犯行現場】
「……」
【ピクピク状態になりました】
『施術完了!』
【真っ白な白衣に白手袋をしたマナ達が手術医みたいなポーズを取る】
- 431 :アリス:2010/04/18(日) 21:44:26 ID:s.Ud7.4s0
- >>430
「……??」
黙って口を開いてパクパク。
- 432 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 21:47:49 ID:.6prKP66O
- >>431
『ただいま旦那様はマナの枯渇により体が大変危険な状態でした……
だからマナのエネルギー体である私達の魔力を集めてぶち込みました……』
【要するに無理矢理体のマナを回復させました】
「……い、痛い……」
【本人は大変痛がっておりますが】
- 433 :アリス:2010/04/18(日) 21:51:20 ID:s.Ud7.4s0
- >>432
「なら仕方が無いね」
納得。
「……大丈夫かい?」
でもやはり気になる。
- 434 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 21:59:24 ID:.6prKP66O
- >>433
「大丈夫だけど……大丈夫じゃない……」
【しばらくピクピク状態が続くのだが……】
「お?……眼が見えてきたぞ……」
【一時的な失明は回復してきたようだ】
「とりあえす、君の顔を見せてくれ」
- 435 :アリス:2010/04/18(日) 22:04:17 ID:s.Ud7.4s0
- >>434
「おぉ? もう見えるようになったの?」
じーっと顔を覗き込む。
「僕が解る?」
- 436 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 22:09:30 ID:.6prKP66O
- >>435
「……」
【じーっとゼオラの顔を凝視する】
「……」
【じーっと、じーっと!そして……】
「この間はすいませんでしたぁ!!」
【土下座!】
- 437 :アリス:2010/04/18(日) 22:22:15 ID:s.Ud7.4s0
- >>436
「まあまあ、落ち着いて」
「僕も悪かったと思うし……許すよ」
上弦の頭を撫でながら話す。
- 438 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 22:27:58 ID:.6prKP66O
- >>437
「すまないな……」
【頭を撫でられるのが気持ちいいのか、上弦はおとなしくなりました】
「そうだ、じゃあ、お詫びにキャンディあげるよ、ペロペロキャンディ!」
【部屋の机の上にあるお菓子籠から大きなペロペロキャンディを一つ……ギャグみたいに大きく、顔と同じ大きさである】
- 439 :アリス:2010/04/18(日) 22:44:54 ID:s.Ud7.4s0
- >>438
「わぁ、大きなキャンディ!」
なぜか凄くうれしそうです。
てっぺんからペロペロし始めました。
- 440 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 22:49:55 ID:.6prKP66O
- >>439
「……意外だな……」
【このゼオラにもこんな一面があったのかと、上弦は感心していた】
「美味しいかい?」
【しかし、女の子が飴をペロペロしてる姿は中々いいものである】
- 441 :アリス:2010/04/18(日) 22:54:45 ID:s.Ud7.4s0
- >>440
「……ん?」
美味しそうに食べている中、視線を感じて。
「美味しい!」
歳相応には見えない笑顔。
- 442 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 22:58:58 ID:.6prKP66O
- >>441
「か、可愛い!?」
【もとはゼオラを大好きな上弦……姿が変わっても上弦には破壊力抜群なのだ……】
「は、鼻血が……」
【そんなこんなで、心の底でペロペロキャンディに感謝するのでした】
- 443 :アリス:2010/04/18(日) 23:03:43 ID:s.Ud7.4s0
- >>442
「大丈夫? 鼻血でてるよ?」
ペロペロしながらじぃーっとみる。
- 444 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 23:09:25 ID:.6prKP66O
- >>443
デュバーン!
【出たぁ!上弦の!鼻血のバーストストリーム!】
「き、君は……わざとやっているのか……か……可愛い……」
【上弦の鼻血が尽きそうです……】
『ほら、旦那様は変態だから……』
- 445 :アリス:2010/04/18(日) 23:23:51 ID:s.Ud7.4s0
- >>444
「きっ、きたねぇ……」
脚も含めて椅子の上に載り鼻血を回避。
「か、可愛いって……」
飴で顔を隠して照れる。
「あぁ……納得」
- 446 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/18(日) 23:34:11 ID:.6prKP66O
- >>445
「あぁ、血が……血が足りない……ガクリッ」
【上弦は力尽きた、しかし顔は何故か幸せそうだった……】
『有難うございますね?旦那様を連れて来てくれただけではなく、そんなサービスまで……』
【メイドは頭を下げて礼を言う】
「う〜ん……ムニャムニャ……ゼオラ〜……」
【上弦の見た夢は大好きなゼオラとキャッキャッウフフしている夢でした】
『……すいませんね?』
//絡み有難うございました!
//上弦を助けた上にサービスも有難うございますね!
- 447 :アリス:2010/04/18(日) 23:40:21 ID:s.Ud7.4s0
- >>446
「大丈夫……だね」
駆け寄って顔を覗き込み、安心した様子。
「むしろこんな大きな飴を貰っちゃって……」
本当に嬉しそうな笑顔。
「い、良いんじゃないの?」
「それじゃ、僕は帰りますね。また少ししたら来ますから」
メイドに頭を下げて、その場から消えた。
//どういたしましてです!
- 448 :異界の兄妹:2010/04/19(月) 20:45:16 ID:yvUls86s0
- 「綺麗な街だわ。ねえ、そう思うでしょう? 兄さん」
「――――」
からからから、車輪がまわる音。
誰かが誰かの乗った車椅子を押している。
車椅子に座るのは、寝間着を着た青年。男にも女にも見える。問いかけに答えることなく、眼を伏せている。
長い睫が虚無的に白い肌に影を落とし、長い艶のある黒髪が街灯に照らされて踊る。
それを押すのは、喪服を着た少女。まだ幼い子供のようだ。兄と呼んだその青年からの返答がなくても、にこにこ笑う。
やはり病的に白い肌が光を反射するのに、黒い瞳はそれをすることなくただただ真暗。
- 449 :甲:2010/04/19(月) 21:55:34 ID:xUE7eHj.0
- 【センター街】
「……」
千夜ビル中央のモニター、その二元中継を眺める男が一人
その眼光は鋭い――しかし
「もぐ――…んぐ…ぷはぁ…!」
手にはやきとり
もう片方の手にはビールの重装備
「やれやれー」
声援を上げる姿は
普通の観戦人《やじうま》であった
- 450 :異界の兄妹:2010/04/19(月) 22:07:16 ID:yvUls86s0
- ビルに掲げられたモニターを見る影が、ここにも。
「お祭りよ。お祭りやってるみたいだわ、兄さん」
「――――」
モニターを見るのは少女。
車椅子に坐した青年は、ピクリとも動かなかった。
- 451 :甲:2010/04/19(月) 22:10:48 ID:xUE7eHj.0
- >>450
「(弟分とクロスのバトルだァ…俺が見ねぇで誰が観る――!!)」
独りテンションを上げる赤マフラー
「…ふ、ふふふ…ふっくふ…」
ビールの缶をゴミ箱に投げて、不気味に含み笑い…
「……もぐもぐ…」
たまに焼き鳥を食う
- 452 :異界の兄妹:2010/04/19(月) 22:15:15 ID:yvUls86s0
- >>451
「ん? 兄さん、どうしたの? ……なになに、お腹が空いた、と」
「――――」
※ あには しゃべれません
この少女、甲から焼き鳥をたかる算段だ――!
- 453 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/19(月) 22:16:46 ID:WVrfsEdY0
- 【汗をかいた少女がモニターに気づいてディスが近付いてきた】
「あう〜!たたかってるの!えっと…
『くろす』と『あかつき』と…」
【もう片方も見る】
「う〜ん…『そう』と…あう〜?」
【狐面の女性を見つめて】
「…う〜、だれだったかなの…」
【首をかしげた】
- 454 :甲:2010/04/19(月) 22:17:54 ID:xUE7eHj.0
- >>452
ピクリ
「(―――…ほう…?)」
この感じ―――腹ペコか…!
第六感みたいなアレ(普通に聞こえた)で不思議兄妹の動向を察知
「……」
ススススス…
気付かれないレヴェルで距離を離す
- 455 :異界の兄妹:2010/04/19(月) 22:20:52 ID:yvUls86s0
- >>453
「ちいさな女の子だわ。兄さん、変な目で見ちゃあ駄目よ?」
「――――」
車椅子に坐した青年に、少女が話しかけていた。
>>454
ヒュオンッ
「あら今晩は、観戦されてるんですか?」
残像だ……
※兄は取り残されました
- 456 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/19(月) 22:23:20 ID:WTt37FTU0
- >>454
やっほー上司さん! 何やってんの!
【そこへ軽いノリで手を上げて寄ってくる黒い厄災】
【>>452と逆方向から歩いてきたため、焼き鳥が虎姫に寄る構図】
お? 何この焼き鳥食べていい?
【鼻をくすぐる匂いにヨダレを垂らしながら手を伸ばす】
- 457 :甲:2010/04/19(月) 22:24:35 ID:xUE7eHj.0
- >>455
――チラ
二人の様子を窺う
「――…!」
少女の方が…居ない―――!?
そして付近に気配
「……そう、だすよ?」
虚を突かれた甲、変な鈍りが出た
- 458 :甲:2010/04/19(月) 22:26:12 ID:xUE7eHj.0
- >>456
「え?――あ?」
>>455に虚を突かれた上での不意打ち
焼き鳥の皿は―――完全に隙だらけだ…!
- 459 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/19(月) 22:26:31 ID:WVrfsEdY0
- >>455
「…?」
【すこし視線を気にしたのか二人を見る】
「あう〜、だれかなの?」
>>456
「あう〜…『とらひめ』なの、みんなみてるのかなの〜」
【感心する風に目を向けた】
>>457
「あう〜!『かぶと』こんばんわなの〜!」
【そう言ってディスは近くまで駆け寄ってくる】
【汗の匂いがする】
【不思議そうな顔をしている】
- 460 :異界の兄妹:2010/04/19(月) 22:30:36 ID:yvUls86s0
- >>456
「ちぃッ、」
盛大に舌打ちする少女。獲物に近いのは女の方だ。
そして兄は完全に蚊帳の外へ――
>>457
「私たち、旅行に来たんです。このお祭りはなんなんですか?」
笑みを崩さずに質問。
その隙に――戴くッ!
>>459
「――――」
一方蚊帳の外な車椅子に坐した青年。男にも女にも見えはするが一応青年。
彼はまるで人形のように、ピクリとも動かない。
- 461 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/19(月) 22:38:44 ID:WTt37FTU0
- >>458
ほいっと。
【串を全部かっさらい口を全開】
あむ。
【外見とか食べかけとか関係無しで、全部口の中に突っ込む】
んぐんぐ……ん。
あーっ丁度腹減ってたんだよねェー、味は〜ーーイマイチ。
【ごみ箱に向かって串をマシンガンのごとく連射。全部外れたけど】
>>459
ん、ディスちゃんオッス。
【口を尖らせ手をビッと上げる】
今試合やってんだねぇ、気づかなかったよ。ディスちゃんも観戦?
>>460
欲しかった? 全部食っちった。
【平然と唇の端についた肉汁を舐めとりつつ若干後ろに下がって】
おォォオっと文句はこのオッサンに言いな!
ワタシはただお腹が減っていただけ! なのにこのオッサンときたら
自分の分しか買わず自分のことしか考えない始末!
【思いっきり演技チックに胸に手を当て悲しそうに涙を流す真似】
つまりワタシは悪くナーイ。アンダスターン? イェーオッケーイ。
【ぱっと薄笑いに戻って呆れたように首を振る】
- 462 :甲:2010/04/19(月) 22:41:59 ID:xUE7eHj.0
- >>459
「(囲まれた――)」
甲の、あらゆる死地を踏覇し培われた直感が警鐘を鳴らす
最早焼き鳥に安息の地は無く
しかして慌てて食う強行手段を用いるには既に時は遅い
「(……詰み、か…!)」
めまぐるしく思考を回せど解決策は薄く
立ち尽くす甲は、諦めの辛酸を飲み下す覚悟を決めた
たかが焼き鳥に対して楽しみすぎだった
>>460
「ん?ぁ?…ぁあ、旅行…?うん、見る所多いよね、ここ」
質問も上の空
周囲に気を巡らせつつ焼き鳥の皿をチラチラ見る
>>461
というわけで
あっさりキッチリ、虎姫の胃袋に納まった焼き鳥(八本800円)なのでした
チャンチャン♪
「あーあー…ったりめぇだろ、タレも塩も十把一絡げに放り込みおって…」
皿を片しに行くついでに外れた串も片付けて
「何か、久し振りだな」
- 463 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/19(月) 22:44:51 ID:WVrfsEdY0
- >>460
「…う〜?なんだかまわりもたのしそなの」
【微笑みながら周囲の人を見る】
「…?あう、ひとのにおいなの」
【全く動かない青年をじっと見つめる】
>>461
「あう〜、こんばんわなの〜」
【大きく手を振って返す】
「あう〜、さっきまでとっくんだったけどみることにするの〜」
【微笑む顔には汗がにじんでいる】
>>462
「あうあう〜?だいじょぶなの?『かぶと』なの〜」
【で、その覚悟を決めている甲のやや横でディスは伊田やかな口調で問いかけてきた】
- 464 :異界の兄妹:2010/04/19(月) 22:49:42 ID:yvUls86s0
- >>461
「チィイイイ、ッ」
更に強い舌打ち。
「……まあいいです。一文無し、というわけでもありませんし。
ねえ、兄さん?」
ヒュオンッと残像移動。いつの間にか兄の傍へ帰っていた。
>>462
「とある魔女さんに、『あなたたちは世界を見るべきだわ!』だとか何とか言って無理やり拉致されただけなんですけどね」
全然旅行じゃなかった。
「なにかお勧めの名所、あります?」
>>463
「その人は私の兄さんですよ。綺麗な人でしょう?」
「――――」
眼を伏せたまま動かない青年。
長い睫が白い肌に影を落とすその光景は、生きているのかすらわからない。
- 465 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/19(月) 22:53:24 ID:WTt37FTU0
- >>462
統一しとけよこの味音痴。
どうせアレだろ、あんまり試合見るの楽しみでついつい
「今日はどっちも買っちゃえ♪ テヘッ♪」ってやっちゃったんだろ。うん?
【ニヤニヤ口を押さえながら甲の頬を人差し指で突っつき出す】
基本交番にゃ来ないからね。
たまに昔の資料漁りに来たりはしてんだけど。
【苦笑しながら頭の後ろに手を当てる】
……でも調べたいこともあったしさ、ワタクシ事で迷惑かけられないでしょ。
>>463
特訓か。面白そうじゃん何やったの?
僕も昔修行をしていた事があってね、アレは寒い冬の事だった……
【聞いたにも関わらず自分語りが始まりかけ、はっと気付いて口を止める】
危ない危ない、こりゃ二〜三時間で終わんないんだった。
どんな特訓?
>>464
……あ、スマセンした。
【いたたまれなくなって渋々謝る】
って早ッ!? 何モンだよ! ていうかドコ中だよ!?
- 466 :甲:2010/04/19(月) 23:00:48 ID:xUE7eHj.0
- >>463
「え?あぁ……何が?」
首を傾げた
何を心配されているのか…分からない
>>464
「それ愉快気だけど誘拐じゃね!?前向きに捉えすぎじゃね!?」
性質悪ぃ!、とツッコミ
「あぁ…そこの角を曲がると在る警察署とか超オススメ」
>>465
「うるせえ、タレにはタレの塩には塩の良い所が有るなぁとか思ってってぇえいやめい!」
ぷくっと突付かれた頬を膨らませて指を跳ね返す
「あぁ、たまに台風一過みてーな状態になってる時あっから分かってたけどさぁ…」
基本、ベースにはあまり寄り付かなくても大丈夫な仕事柄
長期間会わない事も”よくあること”ではあるが
「ん?何よ、迷惑になりそーな事探ってんのか?」
それでも職場は職場、同僚は同僚
一つ屋根の下の存在の動向は気になるのである
- 467 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/19(月) 23:06:15 ID:WVrfsEdY0
- >>464
「あう〜…きれーなの」
【軽くうなずいて言う】
「でもなんで…うごかないのかなの…」
【不安そうな表情で言う】
>>465
「あうあう〜…なんだかおもしろそなおはなしだったの」
【すこし話の続きを気にしていた】
「えっと…ほーたいをもっとうごかしたり…」
【うねうねと包帯を動かしている】
「あとは、ちゃんとこれつかえるようになの!」
【そう言って剣帯につながれた銀色の刀を見せた】
>>466
「あう〜…『かぶと』なんだかたいへんそなかおそてたからしんぱいだったの」
【心配している眼である…】
「あう〜…だいじょぶだよねなの?」
- 468 :異界の兄妹:2010/04/19(月) 23:11:35 ID:yvUls86s0
- >>465
「私たち、異界からの来訪者なんですよ。魔女さんに拉致られて此処に来ました」
さらっとすげえこと言った。
>>466
「いつかヤキ入れますよあの糞魔女、いきなり転移魔法陣展開しやがって……っと、失礼。
交番が面白いのですか?」
はて。と、首を傾げた。
>>467
「兄さん、一度死んでるんですよ。
防腐加工を施して、お人形にしてるんです」
笑みは崩さず、ぐにゃりと歪んだ真実を吐きだした。
「……っと、もうそろそろホテルに帰らなきゃ。お風呂に入れなくなっちゃう。
それではまた、縁がありましたら観光よろしくお願いしますね」
「――――」
からからから、車椅子を押して兄妹は去って行った。
- 469 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/19(月) 23:14:53 ID:WTt37FTU0
- >>466
図星だな……!
【多分違う。】
流石上司、理解力が違いますわなぁふへへへへ……。
【何故か揉み手してニヤニヤ】
【しかしすぐに表情を一転、考えこむような神妙な面持ちで目を斜め上に向ける】
ん、まぁね……すっげ個人的だし、少なくとも――『警察がやったら問題になる』調べ方だから。
【後ろ頭をがりがりと掻いて、事も無げに言い放った】
>>467
やめときな、この話は成人指定だよ。ディスちゃんが聞いたら鼻血ブーだぜ。
【鼻をつまんで細かく手のひらを横に振る】
おー、蛇使いじゃん。
そんでそれは…… !
【目に入ったのは自分の最もよく知る武器『刀』】
見ッして!!!!!!
【あっという間にテンションMAX、殴りつけるのかというスピードで手を突き出す】
>>468
まッ……!?
うはー、なんでもありっちゃ分かってたけど……
えーと、「ここは異能都市」、「ここは異能都市」……
【知ってて良かった魔法の言葉。そう内心に思いつつ兄妹を見送った】
- 470 :甲:2010/04/19(月) 23:25:24 ID:xUE7eHj.0
- >>467
「あぁ、全力で楽しむ心で物事にぶつかれば真剣な顔つきになるのさァ」
つーか何でも無い事を説明するのは何だか虚しかった
「だから大丈夫っつーかガキがいっちょ前に大人の心配すんじゃねえの」
デコピン
>>468
「(……ホテル…?)」
不憫なんだか恵まれてるんだか
ポジティブ過ぎる拉致被害者も居るんだなぁ…と自分の中の認識をひとつ改めた
>>469
「違う…!」
訂正は、キチンとね
「まぁ…なぁ、うち等別にケーサツじゃねえし?有る程度はこの立ち位置を活かすのもアリだと思うけど…」
やれやれ、と呟く
漁られた資料を整理したのは自分、けれどもそこからは彼女が”何を””どう”探ろうとしていたかは見えず
「他人に害成す事だけは、容認出来ねーぞ?」
一応の”釘打ち”
けれども内心、効果は無いだろう事は何となーく分かってる
- 471 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/19(月) 23:28:04 ID:WVrfsEdY0
- >>468
「あうあう…おにんぎょ…
いきてるにおい…してるの」
【すこし背筋をぞっとさせた】
「あう…またねなの」
【そのまま手を振って見送った】
>>469
「あうあう、わかったの…なんだかたいへんそなの…」
【気にしているようだが、鼻血ブーは嫌であるようだ】
「あう〜…へびじゃないけど…あう!?」
【突然勢いよく突き出される手にビビって】
「えっと…これは『でぃす』がもらっただいじなけんなの…
だいじにしてくれるの?」
【少し後ろに下がって尋ねる】
>>470
「そうなの〜…よかったの!
たいへんなことじゃなくてなの!」
【安心した顔になるが】
「あう〜…ごめんなさいなの…」
【しゅん、と頭を下げた】
- 472 :甲:2010/04/19(月) 23:29:32 ID:xUE7eHj.0
- 戦闘画面が目に入る
「(――…ち、あの野郎…)」
自分の良く知る”アイツ”がらしくない戦いをしている
何考えてやがる、と舌打ちをした
- 473 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/19(月) 23:40:24 ID:WTt37FTU0
- >>470
いやいや、超個人的だから!
あれよ、失くしたコンタクトレンズ無くすみたいな話!
【茶化すように首を振って】
……それについてはおいおい考えるよ。
【諦観が入り交じった笑み。目を細めて自分の帽子を手にとり】
あ。そうそう思い出した。ほいっと。
【帽子の中から紙束を取り出して甲に差し出す】
ついでに調べといた奴。能力者を襲って髪の毛とかひったくって逃げるっていう変な事件。
最近のやれ死んだ死なないみたいなデカい事件じゃないけど調べといた。
【資料はほぼメモ書きのようで見やすいものでないが、目撃者証言や現場の様子】
【他にも色々、割としっかり書いてあった】
僕だってお仕事するっちゃするのよ? へっへーんどうだ褒めろ褒めていいんだぜ?
【胸を張って鼻高々】
>>471
わかれば宜しい。
【満足げに頷く】
【不安そうに下がったディス】
【それに向かって真っ直ぐ、燃えるように赤い血の色をした瞳が見据えて】
僕はご飯も睡眠も肌のケアも、お金も人殺しも自分が死ぬのも全然無頓着だけど
――でも刀だけは、大事にしてる。
勿論。大事に扱うよ。
【そう言うと手を下げて、ディスの答えを待った】
- 474 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/19(月) 23:50:36 ID:WVrfsEdY0
- >>471
「あう、わかったの」
【大きくうなずいた】
「…だいじにしてること、そのめみたらなんとなくわかるの…
みてもいいの」
【そう言って刀をすこし前に出す】
【未だ刀身は、抜かれていないため分からないが】
>>472
「あう…?」
【ディスもつられてクロスの戦闘を見る】
「どしたのかなの…つかれてるのかなの」
【不安そうにモニターを見る】
- 475 :甲:2010/04/19(月) 23:51:47 ID:xUE7eHj.0
- >>471
「全然変わらんなぁ、お前は…」
やれやれ、と頭を振る
出会って直ぐの頃、何も知らない奴だと言う事は理解した
しかし、あれからかなりの時間が経過している
その上で”何も変わらない”という事実
ここ最近思う、ディスは…大切な何かが欠けているのではないか?
「(或いは、変わらない様に…何かに抑えられているか…)」
研究所
その単語が頭を過ぎった
>>473
「そりゃ個人的だな」
例えに苦笑して
「(けれどまぁ、コンタクトレンズでも…落としたの見かけりゃあ、手伝うのは吝かじゃねーんだぜ?)」
と、声にしない心の内
”おいおい考える”と言った虎姫、その選択肢に”誰かに頼る”といった項目が含まれた時は
「(……ま、協力してやっか)」
そう、思う
「……ん?ぁあ…おぉ?…ナニソレ四次元帽子…?」
ワリとかさばる紙束を受け取って
「あぁ、これな……」
噂は耳にしたよ、と告げて資料に目を通す――が、見づらく
「…」
帰ってから解読しよう、とポケットに入れた
「あぁ、大したもんだ…もううちのエースだな、こりゃ」
意外な所をフォローする奴だ、と
軽口を叩きつつ感心していた
- 476 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/19(月) 23:53:39 ID:WVrfsEdY0
- >>475
「あう〜…そうかなの?」
【少し不思議そうに言う】
「…どしたの?」
【考え事をしている甲に声をかける】
- 477 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/19(月) 23:57:17 ID:WTt37FTU0
- >>474
ありがとさん。
【にこりと笑って刀を手にとった】
……これ使ってる? 抜いていい?
【銀色の柄を握り、首を傾げる】
>>475
んはは、アリガト。
【気にしないでくれた事に頭が自然に下がる】
エース! よっしゃーなら給料上げてくれって頼んどいてー!!
【殆ど働いてないことになってるので安月給もいいところ】
【それでも貰ってるだけで有り難いというべきか】
- 478 :甲:2010/04/20(火) 00:06:53 ID:xUE7eHj.0
- >>476
「んにゃ、何でもねえ」
ふー…と、息を吐く
嫌だな、ここに来て考え込むクセが付いちまった
「学校、行ってんだろ?あんま馬鹿正直すぎっと、からかわれまくるぜ?」
ははは、と快活に笑い飛ばした
>>477
「何がだよ」
珍しく下げられた頭に、気持ちわりーぞと苦笑で返す
「ばーか、千夜の査定は俺レベルじゃどーにもなんねーの」
どこに潜んでいるか分からないけれど、広大な都市をカバーする査察員と人事課は超人の集まりだなぁ、と思った
「0時かァ…続きは家で観よう」
大型モニターが0:00の時報を電子音で知らせた
続きは家で千夜保有のテレビチャンネルの生中継で見よう、と決めて
「じゃーな」
その場を歩き去って行った
//ねるん ノシ
- 479 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 00:09:57 ID:WVrfsEdY0
- >>477
「えっと…なの」
【すこし考えて】
「さっきまではつかってたけど、いまはだいじょぶなの!」
【すこし手を振ってこたえる】
>>478
「あう〜…わかったの」
【すこしふに落ちない感じの顔だ】
「あう〜。そうだったの!ちゃんとべんきょしなきゃなの!」
【ポンと手を叩いて言う】
「あう〜、またねなの〜!」
【大きく手を振って見送った】
- 480 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 00:12:43 ID:WTt37FTU0
- >>478
そこはどういたしましてでいいの!
僕だって自然に頭下がるときくれーあんだからね!
もういつもいつも他人に頭をさげる日々、そりゃ焼き鳥だって食いたくなりますわ。
【さも当たり前の如く自分を正当化してやがる】
お疲れさーんっ、また縁があったら職場でー!
【なんとも奇妙な挨拶だが、コイツの場合これで間違ってない】
【笑顔で大きく手を振り、甲を見送った】
>>479
『今は』大丈夫?
……いいぃぃィ〜〜〜ねぇその胡散臭いカンジ!
ワクワクしてきちゃった!
【汗を一筋頬に垂らしながら、刀を持った両腕を前に向かってピンと張る】
【右手で柄を握り、左手で鞘を握って、反りに合わせてゆっ……ッくり引き抜く】
- 481 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 00:17:26 ID:WVrfsEdY0
- >>480
「あう〜?えっと…なにかへんなこといったかなの?」
【不思議そうに言う】
【引き抜かれた刀身は…】
【白銀の刀身は、眩しいほどに白い。
鍔のすこし上には、車輪のような彫刻がほられている…】
【結構美しい刀であった】
- 482 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 00:24:03 ID:WTt37FTU0
- >>481
……
なーんだ、結構普通ー。
もっと火がボカーンとか、雷ズババーッとかと思ったぜ……。
【気が抜けて、あははーと脱力した笑い】
んでも、かなり良い刀じゃない? よく貰えたわね……これって砥いでる?
- 483 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 00:27:25 ID:WVrfsEdY0
- >>482
「あう〜、ふつーにつかってるからそういうことはないけどなの」
【首をかしげて言う】
「うん、その〜…ぎんがだめになったからもらった…
みたいなことなの」
【説明が難しそうである】
「もちろんといでるなの!これでなの!」
【持っていたポシェットから研ぎ紙を取り出す】
- 484 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 00:32:53 ID:WTt37FTU0
- >>483
はー、てことはさっきまで使ってて……
(……あ、やべ。今は大丈夫ってつまりこれがこうで)
【聞き間違いに気づいた様子】
……ま、まぁ別にいいわ!
【無かった事にした】
ギンが駄目に? ってなんだ? ギンって銀かそれとm
【あやふやな言葉の意味を推測しようと考え込む――込もうとした所で】
紙やすり?
【出された紙を指さしてぽかんとしてしまう】
- 485 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 00:36:00 ID:WVrfsEdY0
- >>484
「うん、とっくんていうの、「ありあ」うまくつかえるよにするとっくんなの!」
【刀を指差して言う】
「あう、ぎんっていうのは、それにつかわれてるみたいなの!」
【そう言ってほほ笑む。どうやら銀で間違いなさそうだ】
「あう〜…その、これで「けん」こするのがいいっていわれたの…
ずっとまえに『さつき』になの」
- 486 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 00:44:26 ID:WTt37FTU0
- >>485
アリアねぇ……いい名前じゃん。気に入っちゃった。
【鞘に刃を納めて返却】
かっぱらって家の倉庫に納めときたいくらい良い刀だけど、返してあげる。
大切なモノらしいしね。
【にっこり笑う笑顔も3行目のせいでちょっと恐ろしく見える。かも。】
……う゛あ゛〜〜〜〜なんか釈然としねぇ。
【髪に顔を近づけてにらめっこ】
普通刀って言ったら砥石と水でしょうが……でも……うーん……
【虎姫は砥石と水派】
- 487 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 00:47:17 ID:WVrfsEdY0
- >>486
「あう〜。ありがとなの。
あ、だめなの!うん、たいせつなのだからなの!」
【慌てて刀を抱きしめる…】
「あう〜…そうなのかなの…
『さつき』がくれたのだからなの…」
【困った顔をしている…】
- 488 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 00:51:19 ID:WTt37FTU0
- >>487
うーん……あーまー細かいとこはいいや!
んじゃそれで研げるとして僕からは二つッ!!!
【大見得を切るように右足をだんっ!と前に出してディスを指差す】
『刀は薄く研ぐな』そして『刀を持ってる時に笑うな』とだけ言っておこうッ!!
【朗々とした大きな声が辺りに響く。夜中なのにうるさい奴だ】
- 489 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 00:55:40 ID:WVrfsEdY0
- >>488
「あう〜!えっとなの」
【一瞬身をたじろがせる】
「…わかったの!ちゃんとけんをといで…
もってるときにわらわないの!」
【大きくうなずいて返した】
【幸い試合中のおかげであんまり目立たなかった】
- 490 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 00:59:16 ID:WTt37FTU0
- >>489
よし!
【そう言うと、真剣な、さっき刀を見ていた時のような顔になる】
特に大事なのは……『持ってる時に笑わない』こと。
それは人殺しの道具だ。命を笑う事になる。
早死したくないなら、人を大切に思うなら、絶対に笑わないことだよ。
【しゃがんで目線を合わせ囁き、軽くディスの頭を撫でる】
- 491 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 01:03:31 ID:WVrfsEdY0
- >>490
「…うん…そういうこと…だよねなの」
【深く考える顔になる】
「…だいじなものだからもってるときにわらわない…
それがだいじなの」
【なにかおもうことがあるのか、少しうつむいて刀を見る】
「……たいへんなの。」
【ため息をついて言う。少し眠たそうに見える…】
- 492 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/20(火) 01:09:01 ID:WTt37FTU0
- >>491
寝れば覚えるよ。今日はもう遅いし、さっさと帰りな。
【ぽん、ぽん。安心させるように、悩みを払い落とすように軽く二回だけ頭を叩く】
……お、試合終わったみたい。でもまだもう一つ残ってんのか。
じゃ、僕はもう帰るから、帰り道気をつけてな!
んじゃねばいばーい!
【からからと楽しそうに笑って、あっという間に走り去っていった】
……とりあえずテレビ見れる空き家を探さなければ……うーむテレビっ子。
/〆、ありおつさまでしたー
- 493 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 01:12:33 ID:WVrfsEdY0
- >>492
「…うん、『でぃす』はきょうはもうかえるの…
またねなの〜」
【手を軽く振って見送った】
「…すごいたたかいなの〜」
【ディスはしばらく試合を観戦した後に去って行った】
- 494 :黒沢小百合:2010/04/20(火) 22:05:55 ID:rSRBD9/U0
- 【AGカフェ】
「…………」
最近、小百合は昼間からAGカフェに入り浸り、
クロスがいないことをよいことに一日中酒を飲んでいる。
仕事は言ったいどうしているのだろうか。
- 495 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 22:12:19 ID:WVrfsEdY0
- 【カランカラーン】
「こんばんわなの〜」
【一万円札を握りしめながらディスはAGカフェに入ってきた】
「…あう〜?」
【入るや否や、そこにいる人に目を向ける】
- 496 :車椅子の魔女:2010/04/20(火) 22:13:31 ID:PBnIervYO
- >>494
「あらあら、そんな飲み方は体に悪いですよ」
いつのまにそこに居たのだろう?車椅子に腰掛けた老婆が入店していた。
- 497 :黒沢小百合:2010/04/20(火) 22:23:19 ID:rSRBD9/U0
- >>495
小百合はいつものようにディスの声にこたえない。
一瞬、何かの視線がディスへと向けられたようであったが、
『それ』もすぐに消え去った。
今の小百合からは、なにかまがまがしいものを感じる。
>>496
小百合の傍らには既に、かなりの数の空き瓶が転がっている。
しかし小百合は酔っ払った様子も、訪問者に気を向ける様子もなく、
ただひたすらに杯を重ねるだけであった。
- 498 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 22:29:38 ID:WVrfsEdY0
- >>496
「あう〜、ひさしぶりなの〜」
【老婆に向けて手を振る少女】
「このおみせにはよくくるの〜?」
>>497
「あう…どしたの『さゆり』なの!」
【慌てて近づいていく】
「…あう〜…なんだかへんなの…」
【不安そうな顔で小百合を見つめる】
- 499 :車椅子の魔女:2010/04/20(火) 22:34:16 ID:PBnIervYO
- >>497
「処置無し、かしら?」
つれない態度に微かに苦笑する
>>498
「お久しぶり、ディスちゃん。いえ、今日は‘偶然’ね」
- 500 :黒沢小百合:2010/04/20(火) 22:46:09 ID:rSRBD9/U0
- >>498
「貴方は少し、黙ると言うことを知ったほうがいい。」
普段の小百合がディスへと向ける事など
ないであろう冷たい声。
「貴方の甲高い声は頭に響く。」
覗き込んだその表情は至極醜悪であった。
>>499
「私とて、一人酒がしたい時もあります。」
その声は普段の彼女より、
一層低く冷たい、幽鬼の叫び声のよう。
肌を刺す冷気にも似た、ピリピリとした雰囲気の中、
異能都市トーナメントの特番を垂れ流すTVが、逆に
より一層不気味さをかもしだしていた。
- 501 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 22:48:31 ID:WVrfsEdY0
- >>499
「あうあう、そっかなの…
はじめてきたなの〜?」
【ちらちらと小百合を見ながら話をしている…】
「ぐーぜん、ってあるんだなの〜…」
>>500
「う…」
【一瞬泣きそうな顔になるが…】
「ごめん、なさいなの…」
【不安そうな顔を変えぬまま、静かに言う】
(うぅ…どしたのかなの…あう、たたかうときがちかいからなのかなの?)
- 502 :車椅子の魔女:2010/04/20(火) 22:57:18 ID:PBnIervYO
- >>500
「ええ、その方が良いみたいね。今の貴女は」
「大事なお友達も気に掛けられない程に脆くか弱い」
「何かに、いえ、何もかもに向き合える強さが今は無い」
老婆は冷たい声音にも微笑みを絶やすことは無い
>>501
「偶にあるから偶然なのよ。ここに来たのは……二回目かしら?あれ?初めて?」
記憶は曖昧らしい。
- 503 :黒沢小百合:2010/04/20(火) 23:07:08 ID:rSRBD9/U0
- >>501
「……分かればよろしい。」
ディスがなきそうになったのをしっかりと
見たはずだが、それでもフォローなどはなく。
小百合はまるで気にしていないかのように、
手近なボトルを新たに開封した。
>>502
「私が、弱いと……?」
一瞬、気が抜けたような声を出したが、
すぐに低い声でくつくつと笑い出し。
「今ここで貴方をひねり潰すことだってできるのですよ。」
がたり、小百合が立ち上がった表紙にイスが倒れた。
振り向きざまに、ポシェットから乱暴に愛用のFN57拳銃を引き抜き、
車椅子の魔女へと向けて。
「私が引き金を引くだけで、貴方の頭はまるで潰れたトマトのようになる。」
目が充血し、銃を持った手はふらついて銃口の向きが定まっていない……。
今の小百合には削りすぎた鉛筆のような鋭さと危うさを内包している。
- 504 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 23:15:31 ID:WVrfsEdY0
- >>502
「あう、そうなの〜…
『でぃす』はなんどもここにきてるの」
【あたりを見回して言う】
「あう〜?はじめてじゃないの?」
【少し不思議そうな顔】
>>503
「う〜…」
【少し落ち込んだ表情になるが】
「その…どしたの『さゆり』なの」
【なるべくおっきくない声で小百合に尋ねる】
- 505 :車椅子の魔女:2010/04/20(火) 23:24:51 ID:PBnIervYO
- >>503
「そうね。暴力、そういう意味では貴女は紛う事なき強者でしょう」
「もし貴女を構成する要素全てが暴力であったなら、強者でいられるでしょう」
「でも、貴女は人間だもの。暴力‘だけ’の存在ではない」
「感情のはけ口に暴力、やけ酒……何処にでも居る弱い人間だわ」
銃口を向けられても意に介さず、小百合の瞳を見つめる。
>>504
「どうにも記憶が曖昧でねぇ。この体は記憶力も少し悪くなるから」
老いとはやっかいなものである。
- 506 :黒沢小百合:2010/04/20(火) 23:35:23 ID:rSRBD9/U0
- >>504
「黙れ、と先ほど言ったのが分かりませんでしたか?」
小百合は異様に目をぎらつかせて
ディスをにらみ付けた。
酒のせいか、顔は赤く染まり息も少し荒い。
なにより尋常ではない威圧感を振りまく小百合は、
まるで抜き身の刃物のようだ。
>>505
「煩いぞ……ッ!人を上から見下したようにべらべらと偉そうによォォォ……」
床に落ちた酒瓶がぱりん、ぱりんと音を立て、
破片を撒き散らす。
「テメェは私の何だァ?親かッ!恋人かッ!教師かよォォォ!!
あああぁああぁあぁちくしょおぉぉぉイラつくんだよォォォ……!」
――ダンッ!ダンッ!
小百合はその定まらない腕であたり一面を手当たり次第に撃ち始めた。
- 507 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/20(火) 23:38:43 ID:WVrfsEdY0
- >>505
「あうー…そっかなの…
やっぱりそのほうがいいの〜?」
【おばあさんになった体を見ながら言う】
>>506
「あう…そうだけど…」
【気まずそうな顔をしていたが…】
「あうあう!?」
【一瞬こめかみのすぐ近くを弾丸がかすめる】
「……うぅ…」
【その瞬間ディスは眼をくらくらさせてその場に座り込んでしまった】
- 508 :車椅子の魔女:2010/04/20(火) 23:55:50 ID:PBnIervYO
- >>506
「そうね、他人ね。赤の他人。親でも恋人でも教師でもない」
小百合に向かい魔女は歩を進める。頬を掠める銃弾、僅かに肉が削げ血が滲む。
「でも、今の貴女、他人じゃない友達の話も聞けて無いじゃない」
>>507
「答えは、変わらないわよ。でも、もしかしたら偶に戻るかもね」
- 509 :黒沢小百合:2010/04/21(水) 00:06:45 ID:rSRBD9/U0
- >>507 >>508
「ふーっ……ふーっ゛……」
FN57の20発の弾丸を撃ちつくし、
小百合がトリガーを引くカチカチという音だけが空しく
店内に響き渡る。
ごとり。小百合の細い指をすり抜け、
無骨なフォルムの愛銃が地面に零れ落ちた。
「は、は、ははは……」
魂が体から抜けていくような、
感情のない、乾いた笑い。
何を意味しているのかは小百合本人しか分からない。
- 510 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/21(水) 00:09:18 ID:WVrfsEdY0
- >>508
「あう・・・・そ…なのかなの…」
【頭を押さえながらその場に座り込んで言う】
「だったらすこし…うれしの」
【頭をぐらぐらさせている】
>>509
「どしてなの・・・・うぅぅ」
【その場に倒れこんでしまいそうな少女は】
「たたかうまえだから…な…の…」
【眼をくらくらさせて悲しそうに問う】
- 511 :車椅子の魔女:2010/04/21(水) 00:23:42 ID:PBnIervYO
- >>509
「今は、いい。向かい合えないなら逃げるのも当然の選択だもの」
何が原因かは知らないが、と続けてからちらりとディスの方を見る。
「落ち着いたら、ちゃんと謝ること」
>>510
「そう、本当に偶にね……」
それだけ言い残して老婆はすう、とその場からかき消えた。
(私の言葉に意味はなく、意義がなく、傷を抉っただけなのだろうか?)
老婆は思う。しかしそれも終えた、為した後の事。選択の結果の未来がどうなるかなどわからない。
ただ、良い方へ向かうことを願った。
- 512 :黒沢小百合:2010/04/21(水) 00:26:25 ID:rSRBD9/U0
- >>510
小百合は、力なく問う
ディスに答えることはなかった。
しかし、小百合の乾いた笑いには嗚咽が混じり始めているように聞こえる。
>>511
魔女が消え去ると同時に、彼女もまた歩み始める。
小百合がどこへ行くのかはわからない。
そのまま、彼女の姿は街の雑踏の中へと消えた……
- 513 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/21(水) 00:30:37 ID:WVrfsEdY0
- >>511
「あう…そう…
おおいほうが…いいけど…またねなの…」
【手をゆっくりと降って見送った】
>>512
「…ないて…るなの?
さゆ…」
【ディスはしばらく小百合を眼で追っていたが…】
ドサッ
【そのまま気を失ってしまった…】
【……ようはAGカフェに放置されてしまうことになった】
- 514 :「真夜」:2010/04/21(水) 21:10:55 ID:yvUls86s0
- 「困ったわね。小夜の不調は私の不調だと言うのに」
寝間着のまま夜の街を優雅に歩くは黒髪の少女。
昼は着けていた赤いリボンは外している。
「面倒臭い。どうせ私が戦いに投入されるのだわ」
はぁあと大きくため息を吐いた。
- 515 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/22(木) 19:24:27 ID:hedfrAak0
- とある商店街。
揚げたてのコロッケを齧りながら歩いている男。
「○○商店街異常無し、と」
辺りを見回し、異常の無い事を確認する。
「……いやあ、しかし明後日か」
一応巡回(パトロール)はしているが、別のことを考えている様子。
- 516 :甲:2010/04/22(木) 19:38:08 ID:KE2UskXwO
- >>515
「宇宙服と潜水服と耐火服を用意するんだな」
肉屋の暖簾の下から声がする
「…あ、おばちゃんメンチカツ五つね」
- 517 :ウリュー/負け犬:2010/04/22(木) 19:39:21 ID:PBnIervYO
- 「まーけーたーぅー」
しょんぼりしながら商店街をランニングする少女がいる。
- 518 :甲:2010/04/22(木) 19:41:31 ID:KE2UskXwO
- >>517
「(…な、なんと気の抜ける掛け声…)」
- 519 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/22(木) 19:43:09 ID:hedfrAak0
- >>516
「詳細詳しく」
持っていたコロッケの包み紙を近くのゴミ箱に捨て、甲の居る方へ歩み寄る。
「圧力やら耐火なら硬化で十分だと思うんだが、宇宙服ってのはどういうこった?
まさか宇宙空間を指定してくるって?」
ハハッワロス、と笑う。
>>517
「そう落ち込むんじゃあない。ほらコロッケをお食べ」
と、声を掛けてくる大男。2mはあるか。
「……あ、これは別に俺が買ってあげようって訳じゃあないぞ」
- 520 :ウリュー:2010/04/22(木) 19:52:13 ID:PBnIervYO
-
>>519
「ぅーうーぅー……とと」
すとっぷ。大きな青年を見上げる少女。近すぎて見上げきれずによろけてしまう。
「おっきい人ですねー」
>>518
「あー甲さん。ごめんなさい戦えませんでした」
天を見上げるに近い角度をぷるぷる維持しながら少女は甲に挨拶してきた。
- 521 :甲/おっつぁん:2010/04/22(木) 20:02:08 ID:KE2UskXwO
- >>519
「てめぇの中の常識をかなぐり捨てなぁ…あいつァただのはぐれメタルじゃぁねぇ…」
「空気のねぇ空間も対応しやがるし、筋力も人外クラス…おまけに得意な戦法は絡め手とくらぁ…」
「数回"殺した"程度じゃ"勝てない"ってぇのも…厄介だぜぇ…」
「あ、ソースいらね」
>>520
「見てたぜ」
テレビで
やりにくそうな舞台だし、雨竜、浮いてたなぁ…
とか
アレ、完全にアウェーじゃん…
とか思ったけど
「根性が足りん」
バッサリと講評を発表した
- 522 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/22(木) 20:04:54 ID:hedfrAak0
- >>520
「あぁ、図体がデカいってのが最大の個性だ」
良くも悪くもな、と付け足した。
黒いロングコートを着たその男の髪は黒く短い。
左目は黒、右目は灰色、俗に言うオッドアイ。
>>521
「何あいつはぐれメタルなの?」
と訊いた後、しばらく黙って甲の話を聞いていた。
そして。
「……それ初戦敗退フラグ建ってね?」
Mr.脳筋は、苦笑気味に言った。
- 523 :ウリュー:2010/04/22(木) 20:11:07 ID:PBnIervYO
- >>521
「あぅー」
率直な寸評が心にぐさり。涙がほろり。
「やっぱり道具に頼るだけじゃ駄目なのかー…」
実際薬や指輪(箱庭装備不可)が無い状態だと10歳相当の実力しかないのがウリューの現状である。
>>522
「……と、と。眼も、眼も変わってますよ。人混みで集合場所に使われるには最適ですね!」
たぶん、褒めてるつもりなのだろう。数歩後ろに下がって満面の笑みで少女はそう言った
- 524 :甲/おっつぁん:2010/04/22(木) 20:20:31 ID:KE2UskXwO
- >>522
「…ハイブリッド…ちゅう何だかすげぇ種族だ」
ククク…と笑うおっつぁん
黒い眼帯で片目を覆っている(雰囲気)
「オイオイオイ…バンチョー…てめえは闘る前から評判だけで諦めちまうクチかい…?」
ビビるぐれぇなら言わん方が良かったなぁ?とニヤニヤ…
「あとラード分けてー」
>>523
「実力が発揮出来なかった…ってぇのは残念だったろう」
でもな、と呟き
「闘いってなぁ…いつでも万全で挑めるモンじゃあ…ねーぜ?」
- 525 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/22(木) 20:25:43 ID:hedfrAak0
- >>523
「俺はそれなりに活動的だから集合場所には無理があるかも知れんなーはっはー」
すこし考え、答えを捻り出した。苦笑ぎみに。
(……笑顔がまぶしい)
>>524
「あーそういう種族も居る訳か――」
ふーん、と考え込む。
「はっはー、俺を侮ってもらっちゃあ困るね黒眼帯(な雰囲気の)先輩」
こちらもにやり、と笑って言い返す。
「こちとらビーム出んだぞビーム。浪漫の結晶」
今はそれは関係ない。
「つーことで敗けたぐらいじゃあ敗けねえよ俺は」
- 526 :ウリュー:2010/04/22(木) 20:33:16 ID:PBnIervYO
- >>524
「……身にしみました。ほんと」
ああいう状況も有りうるのだと。
「とりあえず基礎体力をつけなきゃ」
>>525
「あははー?」
脳天気な笑い声がその場に響いた。
「…そうです!負けたくらいじゃ負けない!リベンジです、あいむりべんじゃー!」
何か火がついたらしい。
- 527 :甲/おっつぁん:2010/04/22(木) 20:42:54 ID:xUE7eHj.0
- >>525
「良く分からんがな」
本当に、それだけは
「ロマン砲か…ククク…良いぃ〜い右持ってんじゃねぇか…」
紙袋を持って肉屋から出てくるおっつぁん
「妥協するな、バンチョー…お前ならやれる…ガチで勝て」
さくさくおいしいメンチカツを食べながら
ばし、と肩を叩いた
>>526
「うむ、それ(基礎体力)は大事だ…そうすりゃ、やれる事の選択肢が増えて」
「今回みたいに、窮地に慌てる事も無くなるぜ」
精進せよ、と告げて
おっつぁんは夜の街を歩き去るのであった
- 528 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/22(木) 20:47:52 ID:hedfrAak0
- >>526
「負けを負けと認める事も大切だが、それ以上に負けを負けと認めないことも大切だ――」
少し格好をつけて言う。
「――と、俺の友人が言っていた」
格好悪い。
>>527
「決定的な差だが絶対的な差じゃあない。つまり勝機はある」
と言って、笑う。
「あぁ、左腕だけどな……」
苦笑しながらそう言った後、
「あと使用武器に拳、身体強化って書いたから使いにくいってのもあるわな」
なんで浪漫砲って書かなかったか俺、と後悔。
「おーう、じゃあなー」
手を振って見送った。
「……んじゃ、俺も帰るとすっか。ドラマ始まっちまう」
腕時計を見ながら、小さく呟く。
「じゃーなお嬢ちゃん、鍛錬頑張れよー」
はっはーと大きく笑って、その場を後にした。
- 529 :ウリュー:2010/04/22(木) 20:54:04 ID:PBnIervYO
- >>527
「やってやりますですともさー!」
もう何言ってるか良くわかんないけど気合いが入ってるのだけはわかる返事を返した。
>>528
「おぉー……らら」
格好いい!と思ってたら最後のオチによろけてしまった
「頑張ります!まずは食事と各種サプリメントの開発ですね!」
結局そこに行き着くウリューであった。彼女の業は、深い。
- 530 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/24(土) 23:05:58 ID:rSRBD9/U0
- 【AGカフェ】
「まったく、あの人はいったい、いつ仕事をしているのでしょうねえ。」
店主が留守気味……というかいないことのほうが多いAGカフェ。
やってきた客を不在の店主の代わりに相手をしながら。
- 531 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/24(土) 23:16:17 ID:SIDYqyuo0
- >>530
お邪魔しまーす。ここって食い物ありますか?
【カフェに入ってきたのは2mを超える黒い巨体】
【入って来たが何をするべきか分からずドアの前で立ち尽くす】
- 532 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/24(土) 23:26:53 ID:rSRBD9/U0
- >>531
「ん、はいはい、ありますよ。
席について、備え付けのメニューから選んでくださいね。」
カウンターの奥から出てきたのは小さな少女――
ロザリアは、新たに訪れた客をもてなし、
近くの席へと案内する。
男は、こういった場に慣れていないように見えたが、
この街は特殊な場所だ。このような店の無い世界から来た者もいるだろう、
などと勝手に脳内で決め付けていた。
- 533 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/24(土) 23:36:05 ID:SIDYqyuo0
- >>532
あら、ちっちゃい。おっと失礼つい本音が。
メニュー?そうだな……これに書いてあるもの全て頂こうか。
【ふざけてはいない、真面目な顔をしている】
もう一度言う。これに書いてるもの全て……そう、全て頂こうッ。
【かなり気取った風に注文を繰り返す】
- 534 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/24(土) 23:40:41 ID:rSRBD9/U0
- >>533
「…………」
こういった類の人種は時折現れる。
しかしバカ正直に全部作っていては、商売にならないし
そもそも、ここは自分の店でもない。
ロザリアは、一旦店の奥に引っ込み、
直ぐに戻ってきたかと思うと『オーダーストップ 11:30』と書かれた
プレートを男の座ったテーブルに置いた。
「残念ねぇ。もう少し早く着ていれば、作ってあげたのだけれど。
もう、オーダーストップでして。でも、特別に一つくらいならつくってあげてもいいわよぉ。」
- 535 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/24(土) 23:48:43 ID:SIDYqyuo0
- >>534
(くっ……!やはり全品頼むのは無理があったか。)
(しかしあの店員の態度!なんかちょっと恥ずかしいではないか。)
【カッコつけて注文したが軽くスルーされた事に赤面する。全身真っ黒だけど】
では、ビーフカレー“大盛り”を頂こうか。
【彼は眼で語っている。『腹一杯になるまで帰らない』と】
- 536 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/24(土) 23:54:38 ID:rSRBD9/U0
- >>535
「はいはい、少々お待ちくださいな。」
再び、カウンター奥の厨房へと引っ込んでいく少女。
しばらくすると、カレー独特の食欲をそそるスパイスのにおいが漂ってくる。
「おまちどうさまぁ。」
大盛りのカレーライスが、ロボの目の前に置かれる。
トッピングとして薄くスライスしたゆで卵が乗せられており、
ルーには乾燥パセリも散らされている。
- 537 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 00:10:44 ID:SIDYqyuo0
- >>536
【カレーが置かれた時にはすでに行動が始まっていた】
(『いただきます』言わなくていい)
(なぜなら!『いただきます』と心の中で思った時!すでに食事は終わっているからだ!)
【カレー3、ご飯4の割合でカレーをスプーンですくう】
【そして口の中へ。味を認識する前に次のカレーを口の中へと放り込む】
(だから『ごちそうさま』なら使ってもいい。)
【大盛りカレーが入っていた皿は空になる。この食事はわずか3分で終わることとなった】
ごちそうさま。美味しゅうございました。
- 538 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/25(日) 00:14:22 ID:rSRBD9/U0
- >>537
「あら、もう食べてしまったの……?」
皿洗いをしているうちに僅かの時間に、
大盛りのカレーは平らげられてしまった。
「呆れた速さねえ……。
早食い大会にでも参加してみたらどう?」
皮肉を言うような口調でロボに話しかけて。
既に、他の客はいないのでロザリアも退屈なのだろう。
- 539 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 00:20:37 ID:SIDYqyuo0
- >>538
ふん、この程度の事など朝飯前だ。さてと……。
【席を立ちレジをスルーしドアに手を掛ける】
中々うまいカレーだった。また今度来るぞ。
【男は金を払わず店を出る。完全な食い逃げ】
- 540 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/25(日) 00:23:40 ID:rSRBD9/U0
- >>539
「あッ……!」
金を払わず、店を出て行く男。
「待ちなさい!!この食い逃げ!!」
カウンターを飛び越えて、
男を逃がすまじと追いすがる。
- 541 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 00:24:37 ID:WVrfsEdY0
- 【突然AGカフェの扉が開く】
「あう〜!『くろす』こんばんわなの〜!」
【元気な声で少女が現れた】
- 542 :ゼオラ&アリス:2010/04/25(日) 00:27:03 ID:s.Ud7.4s0
- 「…………」
ディスに続けて登場。
『何? 食い逃げ?』
いつの間にか人形態になって登場。
- 543 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 00:31:24 ID:SIDYqyuo0
- >>540
食い逃げだと?この私がそんな事する訳無いだろう。
【口先だけ平常を保っているが急いで店から出ようとする】
>>541
なん・・・だってぇ〜!?
【突然入ってきたディスに逃走経路は断たれてしまう】
おのれ謀ったなディスー!!
- 544 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 00:33:34 ID:SIDYqyuo0
- >>542
【見知らぬ二人にも妨害され完全に逃げる事ができなくなる】
おのれ名も知らない二人組ー!!
- 545 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/25(日) 00:37:35 ID:rSRBD9/U0
- >>541-542
「食い逃げよ!そいつを捕まえて頂戴!」
店の奥から、エプロン姿のロザリアが現れ、
2人に向かって叫んだ。
>>543
「よくもふざけたことをしてくれたわね……
覚悟はできているのかしらぁ……。」
少女はそのアーモンド形の切れ長の赤い瞳で、ロボを睨みつける。
――バチッ
彼女の右手から、暗赤色の稲妻が走った!
- 546 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 00:39:22 ID:WVrfsEdY0
- >>542
「あう〜。なんだかたいへんみたいなの」
【不思議そうな顔で店内を見る】
>>543
「あう〜!こんばんわなの〜『ろぼ』なの〜!
どうしたの?」
【首を傾げて立ちふさがる】
>>545
「あうあう〜!?
くいにげ!?あう〜それはだめなの〜!」
【ロボに向けて目を向ける】
- 547 :ゼオラ&アリス:2010/04/25(日) 00:41:57 ID:s.Ud7.4s0
- >>544>>545
『はいはい了解!』
長身の女が腕を伸ばすと伸びていきロボに絡まる。
>>546
「みたい……」
自分は喧騒からさっさと離れて椅子に座った。
- 548 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 00:48:13 ID:SIDYqyuo0
- >>545
この完全幼児体型がぁ!貴様のような子供に裁かれる私じゃない!
【強気な態度を見せながらも電撃をモロに受ける】
ふぅぅぅぅぅ……!こんなものただ痛いだけだ!
【気合いで持ちこたえる】
>>546
私は何もしていないぞ!だからそんな純粋な目で睨むな!
【純粋な目から顔をそらす】
>>457
なにこれ!動けないんですけどー!
【腕が絡まり動けなくなる】
ホントに!ホントーに悪くないから!私悪くないからぁー!
- 549 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/25(日) 00:54:50 ID:rSRBD9/U0
-
>>546 >>547
「グッド!」
ロボを拘束したゼオラとディスに、
軽く笑みを向ける。
きっと後で、紅茶のいっぱいでも出してくれるだろう。
>>548
ロザリアの得意とする属性は雷。
電流というのは全身の筋肉を麻痺させ、動きを阻害する効果がある。
魔術など何らかの手段で抵抗しないならば、
問答無用で相手を拘束できる点で非常に優れているため、
現実でも先進国の警察組織などで非殺傷兵器として使用されるほどだ。
「まったく、めんどくさいわねぇ……
財布はどこかしら……」
動けないロボの服を探り、財布を見つけようとする。
- 550 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 01:01:54 ID:WVrfsEdY0
- >>547
「あう〜、つかまえたなの〜」
【少し楽しそうにいう】
「う〜・・・『でぃす』もごはんにいくの〜」
【入りたがっているが・・・どうにもロボが前にいるために進めない】
>>548
「あうあう〜。おかねははらわないとなの〜
おみせなんでしょなの〜!」
【心配そうな目でずっと見つめる】
>>549
「えっと、どういたしましてなの〜」
【ちょっと物腰低くいう】
「あう、そうなの。そのごはん・・・いくらなのかなの?」
【ポケットを探っている。払う気か?】
- 551 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 01:17:00 ID:SIDYqyuo0
- >>549
おいコラ。ここはタダで食い物を提供する場所じゃないのか。
【不利な状況に置かれても偉そうな態度は崩さない】
私はタダで食い物が食えると聞いているから財布は持って来てないぞ。
てか金自体持ってない。
>>550
ここって金いるの?やべー私たらひどい勘違いをしていたよ!
【自分の勘違いに気付く、しかし反省の色は見られない】
ポケット探ってるけど私の代わりに払ってくれるのか?
- 552 :ゼオラ&アリス:2010/04/25(日) 01:19:11 ID:s.Ud7.4s0
- >>548>>489
『食い逃げは立派な犯罪です……っと』
腕に力を込め、さらに締め上げる。
>>550
「お疲れ様……」
そのまま奥へ歩いていき調理場へと。
- 553 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 01:23:37 ID:SIDYqyuo0
- >>552
うぉえっ!おい止めろこれ以上締め付けると……出るぞ。
【かなり青ざめた顔になる】
カレーリバースしちまうぞ!おえっ、すぐそこまで来てるぞ。吐いてしまうぞ?
- 554 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/25(日) 01:26:41 ID:rSRBD9/U0
- >>550
「780円だけれど……だめよ、ディス。
こういうのは下手に出ると付け上がってしまうの。」
むう、と顔をしかめながら腕組みをして。
「払わないのがこの人のためなのよ。」
>>551
「ξ*゚⊿゚)ξ……」
「110っと……」
ろざりあ は けいさつ を よんだ!
>>552
ロザリアはロボの対処にていっぱいで、
調理場へ入っていったことに気づかない。
店員もいないのでほとんど開店休業じょうたいだ。
- 555 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 01:28:42 ID:WVrfsEdY0
- >>551
「あう〜・・・おみせではおかねがひつよなの〜」
【心配そうな目は相変わらず】
「う〜ん…あとでかえしてくれたらなの…」
【そう言いながらポケットの中を探す。少し世の中を学習したらしい】
>>552
「あう〜。ありがとなの〜」
【そう言ってディスはどうにかその場をすり抜けて店内へと入ってきた】
>>554
「…う〜ん…そうなの。わかったの」
【ちょっと残念そうな顔でロボを見る】
「う〜…そろそろうごけないなの」
【けたたましくなるお腹をさすりながらカウンターにどさりと座る】
- 556 :ゼオラ&アリス:2010/04/25(日) 01:32:35 ID:s.Ud7.4s0
- >>553
『……マジで?』
ちょっと力が緩んだぞ!
>>554
「……」
真っ直ぐに冷蔵庫まで歩いていき、開く。
中身を見て適当なものを取り出すと調理を始めた。
>>555
奥のほうで調理を始めている。
何かの肉が焼ける音がする。
- 557 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 01:43:31 ID:UEFGdKgc0
- >>554
警察を呼んでも無駄だ。この私が税金泥棒に屈する事など無い!
【吐き気を抑えながらの強気な態度。強いかどうかも分からない】
>>555
お願いです。この哀れな元ランプの魔人に救いを!
【吐きそうだわ警察呼ばれるわで焦り始める】
腹減ってるのか?魔法で食い物出してやろう。だからお金を恵んでください……
>>556
【力が緩んだ隙に関節を外し抜け出す】
かかったなアホが!吐くというのは貴様を欺くための演技だ!
【真っ赤なウソ】
- 558 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/25(日) 01:51:40 ID:rSRBD9/U0
- >>555
「直ぐに警察が来るから、こいつを捕まえておくのよ。」
ディスとこの人物は知り合いのようだが、
逃がさないように釘をさして。
>>556
「むう、勝手に……」
といっても、ロザリアも勝手に料理をしたりしているのであった。
ほとんど友人の家に勝手に入り込無感覚に近い。
>>557
「あっ!この!大人しくしていなさい!」
ロボが抜け出したのを見て、
再び先ほどの雷を放った!!
- 559 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 01:54:16 ID:WVrfsEdY0
- >>557
「あう〜…でもおかねはじぶんではらわないとっていわれてなの…」
【少し迷いが見える】
「あう、ごはんなの〜?…どうしよかなの」
【あたりを見回しているが…】
>>556
「あう?なんのおとかなの?」
【ここで目線は調理場のほうへ】
「くんくん」
【匂いを嗅ぎ始めた】
>>558
「あう〜。このひと『でぃす』にごはんくれたひとだけどなの…」
【しきりにロボを見ており、心配しているようだ】
「ふしぎなひとなの〜。」
- 560 :ゼオラ&アリス:2010/04/25(日) 02:00:59 ID:s.Ud7.4s0
- >>557
『なっ……き、貴様! 謀ったなぁ!!』
もう一度腕を伸ばすが軌道はバレバレ。
>>558
「……」
調理の音が終わった。恐らく出来たのであろう。
>>559
暫くして大きなステーキを持ったゼオラが出てきた。
「……♪」
元の場所に座ると、ナイフを持って食べ始めた。
- 561 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 02:07:25 ID:UEFGdKgc0
- >>558
同じ技を何度も喰らうと思っているのか!愚か者め!
【電撃を指差すと電撃は見えない何かに相殺される】
ほらほら、もっと暴れてみろ。この店がどうなっても知らんぞ?
>>559
ご飯はまた今度の機会にしてもらおう。私はポリスメンが来る前にここから逃げる。
【吐き気を抑えていた顔は勇ましい顔になっている】
とりあえず、私の心配はしなくていい。そこでゆっくりしていろ。
>>560
【避けずに手を掴む】
軌道がバレバレ、まるでなっていないな〜。ホラッ!
【そのままロザリアへと投げつける】
- 562 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/25(日) 02:14:29 ID:rSRBD9/U0
- >>559
「むう、変なものが入っていたりしなかった?
いたずらで毒を売れたり、麻薬を入れたりする人もいるから
あまり人から貰ったものを食べてはいけないわよ。もう。」
この純真さがディスのよいところでもあるのだが……
>>560 >>561
(対魔防壁を一瞬でっ……!?)
しかし、ロザリアの使える魔術は一種類ではない。
この世の中には多彩な魔術の系統があり、どのような防壁も
全てを防ぎきるなど出来はしないはずだ。
先ほどのものとは『式』の組み方も、
詠唱、魔力の循環方法もまったく違う方式の呪文を使い、
光の針のようなものを大量に投射する。
いや、しようとしたのだが……
「うわっ!?」
投げ飛ばされた女性をかわせずに倒れてしまった!
- 563 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 02:16:40 ID:WVrfsEdY0
- >>560
「…う〜…」
【自分用。とわかるとディスは自制した】
「う〜」
【しかしすごく欲しがっている眼だ】
>>561
「あう〜?にげるなの?
あ、ちょっとま」
グーキュルルル
「あう〜〜…」
【立ち上がろうとするも、力が入らないのか元通り座ってしまう】
>>562
「あう〜?へんなものはなかったとおもうの…
う〜ん…あぶないからかなの」
【困った表情をしていたが】
「あう〜。あぶないの!」
【その場に伏せて投げ飛ばされた女性をよけようとする】
- 564 :ゼオラ&アリス:2010/04/25(日) 02:21:05 ID:s.Ud7.4s0
- >>561>>562
『……ちょっ!』
そのままロザリアへと突撃する!
『あー……ごめんね、大丈夫?』
ロザリアを心配するような言葉をかける。
>>563
「……?」
目が合った。
「…………いる?」
- 565 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/04/25(日) 02:29:56 ID:UEFGdKgc0
- >>562
ディスは私の恩人だ。毒を盛るなどという事などせん!
【倒れたのを見てドアに近づく】
やーい、ざまー見やがれ!やっぱり私は強いのだよ。
>>563
助けようとしてくれた恩は絶対に忘れないぞディス。
【店の外に出る】
あ、勘定よろしく。
【顔を覗かせそれを伝える】
>>564
滑稽なり名も知らない二人組の片方!もっと精進するがいい!
【馬鹿にしたような笑い声をあげて店から出ていく】
【ロボの姿はすぐに見えなくなった】
//乙です。
- 566 :ロザリア・ロートシルト:2010/04/25(日) 02:43:20 ID:rSRBD9/U0
-
>>563-565
「むみゅう……」
どうやら倒れたときに頭を打ってしまったらしく。
ロザリアは気を失ってしまっていた。
(ぜ、ぜったいに捕まえてコナゴナにしてやる……)
ロザリアは薄れ行く意識の中でかすかに復讐を誓った。
// 自分もそろそろ・・・
- 567 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 02:46:10 ID:WVrfsEdY0
- >>564
「え、えっとなの…」
【ゆっくりと起き上がってカウンターの前に顔を出す】
「いいなの?」
【途端に嬉しそうな顔になる】
>>565
「あう〜…そんななの…」
【ちょっと罪悪感がありそうだ】
「あうーまたねなの〜」
【大きく手を振って見送った】
//乙でした
>>566
「あう〜!『ろざりあ』しっかりなの〜!」
【慌てて駆け寄っていく】
「あう〜…ちかくにねかせとかないとなの〜」
【ひとまず近くのいすを並べてそこにロザリアを載せた】
//お休み〜
- 568 :ゼオラ&アリス:2010/04/25(日) 02:55:28 ID:s.Ud7.4s0
- >>565
『あーあ……逃がしちゃったか』
小さく声を上げた。
//お疲れ様でしたー!
>>566
『あら……ごめんね』
倒れるロザリアに謝り続けていた。
//おやすみなさいませ!
>>567
「全部……」
容器ごとディスに向けると自分は席を立つ。
レジスターを開け、鞄から取り出した札束を乱暴にねじ込んで無理やり閉めた。
「そろそろ……訓練」
『ん、それじゃあ僕も』
続いて、店を去る準備をし、ドアを開けた。
去り際に振り向いてディスに僅かに微笑む。
いつの間にか視界から消えていた姿は誰の記憶にも残らない。
頭のシルクハットと、傍らのネコも消えていた。闇は闇夜に溶けて行く。
//こんな時間までありがとうございました。おやすみなさいませ……。
- 569 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/25(日) 02:57:44 ID:WVrfsEdY0
- >>568
「あう〜!うれしなの〜!」
【微笑みながらディスはお肉を受け取る】
「またねなの〜!がんばなの〜!」
【もぐもぐとお肉を食べながら見送って行った】
「もぐもぐ〜」
【ディスはお肉を完食した後、ロザリアを抱えておうちへと帰って行った】
//お休み〜
- 570 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/25(日) 16:36:22 ID:PVCCHe/60
- 【誰が自分でどれが自分で何が自分で、結局のところ自分って何処なのか】
【今ここにいる存在の影も光も区別出来ず、影さえ光と思えて仕方なく】
【何もかも考えたくなくなって、また今日も――】
【静かな鞘鳴りの音が、空間を撫でる】
【安寧の一瞬は矢のように過ぎ去って、また苦悩が頭に渦巻く】
【地面を浸す赤い水が、靴裏に纏わりついた】
……酒飲んでないからかな。
すっごく……体調悪ぃ……。
【裏路地の闇が形を持ったように、黒い姿が通りへと現れた】
【赤く塗られた足跡を数度磨り潰し、足裏を綺麗にして表通りを歩き出す】
【その目は血の赤色を映しているのに、生気を殆ど感じさせない】
- 571 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/25(日) 22:02:14 ID:BuGTFEjU0
- 何処かの通り。
街灯の明かりの下。
「……」
手にはレジ袋。その中身はパンとか何か色々。
視線の先には
『きゅー……』
胴体と顔は犬。手足と翼、そして尻尾は竜のそれ。
捨て犬なら捨てキメラ。
「……はあ……」
軽く溜息を付いてからしゃがみ込み、レジ袋の中からパンを取り出し、その生物に差し出す。
- 572 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/25(日) 23:05:02 ID:E4Ka56rgO
- いきなり、町の一画が炸裂した。
瓦礫が飛び散り電柱は倒れ、契れた電線がバチバチと音を立てながら揺れる。
その火花が照らした闇の中に一瞬、
何か、
見えた、
「ギッ……イギギギギギ……」
真鍮の歯車がぶつかり合うような唸り声が喉の奥から響く。
長く尖った顔。
目の下まで裂けた口。
長く硬質な尾。
「イギィ……ィアアアアアアアア!!」
しかし、
それは、
銃寺森クロスであった。
今夜もまた罪人の王は、逢魔ヶ刻を跋扈する。
- 573 :八剣絵名:2010/04/25(日) 23:20:04 ID:/gnCVgeM0
- 破砕の音がした。
「ふえっ?」
表通りはこんな時間であろうと騒がしい。
……それなのに聞こえる音って……。
大方暴走か暴れてるかどちらかだろうと思い、
「あっれそれってどちらにしろ暴れてる気が!!」
小声の突っ込みを一つ。
友人からもらった飴を口に放り込みつつ、
「ん――」
悩む。
……見に行きたいけど、この時間に行くというのはいろいろな意味でいかがなものでしょうか……って、
「あれ」
首をかしげた。
音が聞こえたのは、
「……えっなにこれこわい」
――――自宅のある方面ではなかっただろうか。
判断は即座。
コンビニの横の道から裏路地へ入り、駆ける。
- 574 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/25(日) 23:34:41 ID:E4Ka56rgO
- >>573
――グシャッ…………グシャッ、ゴリッ
何かが潰れるような音が響く。
まだ土埃が漂う闇の中から。
もし夜目の効く人物が闇の中を覗けば視認することが出来るであろう。
それは、野良犬を食べていた。
骨を噛み砕きハラワタを啜り、肉を咀嚼していた。
長くなった口元を動かなくなった犬の腹の中まで突っ込み、今まさに食事の最中であったのだ。
- 575 :八剣絵名:2010/04/25(日) 23:39:18 ID:/gnCVgeM0
- >>574
橙が夜道を行く。
……まさか”あの頃”学んだことがこんなところで役に立つとは……!!
行くのは最短ルートだ。
曲がり、跳ね、時にいろいろと崩して進み、
潰す音、その元を見た。
「……うあ、わ――」
これはグロい。
どこか感覚が常人とズレた少女の素直な感想だった。
- 576 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/25(日) 23:46:37 ID:E4Ka56rgO
- >>575
――ピクッ
食事を中断し、口元の端から腸を垂らしながら顔を上げる。
ゆっくりと長い尾を揺らしながら辺りを見回し……
「ギィィ……」
唸り声。
黒く太い角を持つ頭がキョロキョロと動き、
――ニィ
見つけた。
自分をみる絵名に気付き、口元を歪める。
その右目は……十字の瞳。
- 577 :八剣絵名:2010/04/25(日) 23:51:03 ID:/gnCVgeM0
- >>576
視線が合った。
「――――ッッ」
十字がこちらを見ている。
……獣とは視線を外さないのが正しいんでしたっけ……!!
だから自分からも睨むことにした。
「……今晩は。
意思疎通は、出来ますか?」
無駄だろうと思う。
それでも、声をかけずにはいられなかった。
- 578 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/25(日) 23:58:14 ID:E4Ka56rgO
- >>577
――……ガチッ
――ガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチ
絵名の問いを聞き、異業はいきなり歯を打ち合わせ鳴らし始める。
一体なんの意味があるのか。
それとも意味など何も無いのか。
――ガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチ
まるでガラガラ蛇のような音を歯で立てつつ、尻尾はユラユラと動く。
まるで狙いを定めるように。
そして……
――ヒュッ
風斬り音。
硬質な尾がまるで槍のように、絵名に向かって撃ち放たれた。
- 579 :八剣絵名:2010/04/26(月) 00:04:58 ID:/gnCVgeM0
- >>578
「やっぱ駄目だったかぁ――っっ!!!」
叫んでいる暇はないがここはお約束ということで。
「ああもう、」
手を握る。
硬く、中の物を小さく圧縮するイメージで握り、
「痛いのとか、闘いとか、」
放たれた尾へ視線をやり、
「――――苦手なんですよね!!!」
拳を放つ。
軌道は尾を横殴りにし、弾く方向。
打ち出すような打撃で尾を迎えた。
- 580 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/26(月) 00:12:23 ID:E4Ka56rgO
- >>579
――ギィンッ
横から弾かれた尾は軌道を狂わせて絵名の横を通過し、電柱に突き刺さる。
尾が叩き込まれた電柱は、次の瞬間には倒壊を始めていた。
電線が倒壊に巻き込まれて千切れ、青白い火花を散らす。
――ガチガチガチガチガチガチ……ガチン
牙を閉じて異業は尻尾を戻す。
しばしの停止。
何やら思案するかのように絵名を見ながら首を傾げ、
そして、
――バシィンッ
尾を鞭のようにしならせて地面を叩き、その反動を使って跳躍。
瓦礫を巻き上げると共に異業は、夜空の彼方に消えていった。
- 581 :八剣絵名:2010/04/26(月) 00:33:24 ID:/gnCVgeM0
- >>580
「……」
沈黙。
倒れてきた電柱は、
「おっと」
受け止めて回す。
己の視線と水平に、地に倒し、
「……危なぁー…なんですか、アレ」
安堵の声と共に肩を落とした。
……どこぞの魔獣が召喚元から逃げ出してー、とかですか。
否、その場合は何かしかの形でニュースになるだろう。
ならば、
「誰かの、……暴走?」
悩んでも答えは出ないが、一つだけはっきりとわかる。
「危ないですね、アレ」
頷き、ケータイを取り出し、メール。
送り先は”あの頃”の知り合いの一人にランダムだ。
それでも仲間内には広まるからある意味性質が悪い。
ともあれ、
「うちは無事なようですし、帰りますか」
血の跡を飛び越す。
着地、そして跳ねるように家路を駆けていった。
- 582 :遊馬/パトロール中:2010/04/27(火) 00:18:49 ID:BXgiA4u60
- 「……にしても、見事な切れ味だなコレは」
裏通り。
人通りの少なく、薄暗い影の中に一人佇む白衣の男が一人。
「職業柄、死体はよく見るけど……こういうのはやっぱり慣れないな……」
男の足元には若い男……の輪切りの死体。
八等分された体は一箇所にきれいにそろっており、同時に切り刻まれた事を物語っている。
「死後数日って言ったところか? よくカラスに食われなかったもんだ」
腐敗が進み、異臭を放ちはじめた死体を憐憫の視線で見つめる。
(ま、明日はわが身かもしれない場所だしな……)
シャレにならない事を思いながら死体の片付けの準備を始めた。
- 583 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/27(火) 17:04:55 ID:hedfrAak0
- 繁華街近くの小さな公園。
そこには、一つの人影があった。
「あー……」
黒いロングコートを着た大柄な男。
うつ伏せになり、ベンチに寝転がっている。
やる気の欠片も感じ取れない脱力っぷりだ。
- 584 :黒沢小百合:2010/04/28(水) 22:22:28 ID:rSRBD9/U0
- 異能都市中心部、小百合がほとんど寝るためだけに
使っているマンションと千夜ビルの間にあるスタバ。
今日は早めに仕事が終わったので、
コーヒーを飲みながらのんびりする。
たまにはAGカフェ以外で飲むコーヒーも良い物だ。
- 585 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/28(水) 22:40:30 ID:WVrfsEdY0
- 「おなかすいたなの〜」
【スタバの近くに少女が歩いている】
「う〜…ごはん」
【腕のほうはまだ治っていないようだ】
- 586 :黒沢小百合:2010/04/28(水) 22:48:35 ID:rSRBD9/U0
- >>585
「ディス……」
この前の一件があったので、正直顔をあわせづらい。
殆ど、自分のストレスを一方的にぶつけたようなものなのだから。
自分から声をかけることはしない。
- 587 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/28(水) 22:52:01 ID:WVrfsEdY0
- >>586
「…あう?
『さゆり』こんばんわなの〜」
【ディスはというと、小百合を見つけると喜んで駆け寄ってきた】
「…ここごはんあるかなの」
【あたりを見回している】
- 588 :黒沢小百合:2010/04/28(水) 22:58:53 ID:rSRBD9/U0
- >>587
「…………」
見つかってしまった。
あのディスは以前のままの純真な表情で私を見つめてくる。
しかし、今の自分ではあの子のまなざしを受け止めることはできそうになくて。
「……お勘定を。」
ディスに顔をあわせないように、
感情を済ませ店の外へ出て行く。
- 589 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/28(水) 23:03:34 ID:WVrfsEdY0
- >>588
「あう?…あう〜。もうかえるなの…」
【少し残念そうな顔で背中を見つめる】
「う〜…いっしょにごはんたべられるかとおもったのになの…」
【ため息をつく】
- 590 :鈴木 光/???:2010/04/29(木) 21:36:25 ID:.lfwxl.c0
- 【街 人の減った大通り】
「なあ、晩飯どうする?」
【何重もの付箋、四本のペンが刺された厚い手帳をめくりながら虚無に話しかける男性】
「……なあ、無視すんなよ…」
【左肩の辺りに視線をやってため息】
「無視するなら自分で作れよな…」
【口寂しいのかペンを口にくわえた。引き締まったネクタイと背広はそれなりの人格をあらわしている】
- 591 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/29(木) 21:45:24 ID:.6prKP66O
- >>590
「……あの人は……誰と話しているんだ?」
【遠くから眺めている男、遠くからでは相手が誰と話しているのかは見えない】
「なぜか無性に気になるな……」
【男はゆっくりと近づいていく】
- 592 :鈴木 光/???:2010/04/29(木) 21:51:18 ID:.lfwxl.c0
- >>591
「さて…と」
【大げさにパタンとメモを閉じる】
【突然、虚無から……りん…と鈴が鳴った。】
「……………ああ…」
【Yシャツのポケットから煙草の箱を取り出して手の内で転がしている。鈍いのか近づいてくる男性には気づいていない様子】
【それとは別に、近づく男に向けられる野生的な警戒の視線】
- 593 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/29(木) 21:54:37 ID:.6prKP66O
- >>592
カツッ
【足音を立てて最後の一歩を踏み出す】
「こんばんは……静かな夜ですね?」
【聞こえた鈴の音の正体を探りながら辺りを見回し、挨拶を交わす】
- 594 :鈴木 光/???:2010/04/29(木) 22:01:38 ID:.lfwxl.c0
- >>593
「…こんばんは……?」
【何だ? といいたげな訝しげな視線を隠さずに見せる。転がしていた煙草はもう一度ポケットに戻し、加えていたペンも同じく仕舞った】
【りん…と足元の方で鳴った】
【それと同じく、男は急に左肩が軽くなったようにぐるぐると回した】
- 595 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/29(木) 22:07:02 ID:.6prKP66O
- >>594
「今、誰と話していたんだ?」
【見たところ周りには誰もいない】
「おっと、私は怪しい者ではないぞ?」
- 596 :鈴木 光/???:2010/04/29(木) 22:13:43 ID:.lfwxl.c0
- >>595
「怪しいものでは無いねえ……まあ、信じておくさ」
「そっけなくして悪いね、ただ勧誘とか宗教とかだと面倒だからさ」
【目を優しくしてから言った】
【りん、りんと鈴の音が響く】
「……うちの雌猫と夕飯の相談をしてた所だ」
『 』
【男の足元にいつの間にか黒猫の姿がある。……だか包帯に包まれ、片目を閉じた姿は不気味だ】
- 597 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/29(木) 22:26:50 ID:.6prKP66O
- >>596
「宗教、勧誘か……なんと!
このフルパワーミキサーが9800円!
みたいな?」
【何かを言いながら猫を見つける】
「猫か……最近街でよく猫を見るが……中々ゴシックなぬこではないか……」
- 598 :鈴木 光/???:2010/04/29(木) 22:34:19 ID:.lfwxl.c0
- >>597
「今はもっと手口が巧妙でね…
例えば…まずはアンケートに答えたら商品をプレゼント! みたいな話術で事務所とかに連れ込んでから…とか。怪しい薬売ったりとかな」
『 』
【つり上がった、キツイ目をした猫だ】
「可愛げ無い猫だろ? プライド高いから軽はずみにちょっかい出さない方がいいぜ?
ちゃんと挨拶させるか?」
【猫はムッとしているようだ】
- 599 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/29(木) 22:43:21 ID:.6prKP66O
- >>598
「まぁ、私は会った事が無いから分からないのだが……
それならテレビショッピングを見てる方がよほど有意義だな……」
【猫と男を交互に見て】
「猫はみんな可愛いさ……
それに私はちょっかい出す気なんてさらさら無いよ」
- 600 :鈴木 光/チェシャ:2010/04/29(木) 22:53:46 ID:.lfwxl.c0
- >>599
「まあ…アンタはその手の奴は話されないタイプだろうな…元々この街はそういうのは少ないだろうし…
テレビショッピングっていうものはあくまで公の監視下にあるものだからな………違うんだ」
「まあ…猫なら可愛いんだろうな…」
【「猫ならね」…と繰り返した】
「すてきな夜にあうのも七下の縁だろうな…チェシャ、挨拶しろ。」
『 』
「どっちみち今日の買い物は大荷物になるんだ。」
【かなり嫌そうな顔をしたがしぶしぶ、と言った様子の猫】
【ふっと猫がまた消えると、いつの間にか男の後ろに眼帯をし、包帯だらけの女性が立っている】
- 601 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/29(木) 23:06:10 ID:.6prKP66O
- >>600
「そうなんだよな……全く、困ったものだ……」
【ふぅ、とため息を吐いて首を振る】
「……これは……」
【男と、突如現われた女性を交互に見て】
「貴方の趣味か?」
- 602 :鈴木 光/チェシャ:2010/04/29(木) 23:17:21 ID:.lfwxl.c0
- >>601
「…まあ、そんな困るものでも無いと思うがな……」
【手帳を開いて何かを書き足した】
【原理は良く解らないが、手をかざして服、黒と赤を基調にしたゴシックな婦人服を不良ぽく乱した服を召還すると男の陰から現れる】
『 』
【不機嫌そうに脇を見ている】
【ちなみに、その片腕にはスケッチブックが握られている】
「……いや、全部こいつの趣味だ。まあ趣味と言うか…肌を見せるのが嫌いらしいぜ?」
- 603 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/29(木) 23:21:41 ID:.6prKP66O
- >>602
「へぇ……そうなのか……」
【手帳な何かを書く男に、スケッチブックを持つ女性……よくわからないが不思議な二人だと上弦は思っていた】
「肌をね……いいんじゃないか?お淑やかな感じでさ……」
【男にそう言いながら、思い出したように】
「申し遅れた、私は上弦……貴方は?」
【男に尋ねる】
- 604 :鈴木 光/チェシャ:2010/04/29(木) 23:31:59 ID:.lfwxl.c0
- >>602
「そうなのかって…人それだとおもうぞ?俺の場合はそれは気にしないが…」
【ポケットに手帳を仕舞う。ちなみに先ほどの分厚い手帳とは別の薄いカレンダー手帳だった】
「…包帯以外にもやり方はあると思うけどな……俺は好きじゃない」
「俺は…そうだな、折角だし」
【財布から名詞を取り出した[刑事 臨時強行犯勤務及び追跡捜査官 鈴木 光 (すすきひかる)]と書いてある】
「ちなみに、すずき では無く すすき だ。間違えないでくれよ?」
「で、この猫はチェシャ、本名で呼ぶと怒るからそう呼んでいる
あと本当は人なんだが…猫みたいに扱わないと怒るからな…」
- 605 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/29(木) 23:43:46 ID:.6prKP66O
- >>604
「これは丁寧に名刺まで……」
【名刺を受け取って】
「すすきとチェシャか……」
【再び二人を眺めて】
「了解、よろしくな」
- 606 :鈴木 光/チェシャ:2010/04/29(木) 23:51:48 ID:.lfwxl.c0
- >>605
「アンタとはまた会う気がするな…なんとなくだけどな」
『(この人のいう事は気にしないで当たらないから)』
【と、チェシャのスケッチブック書いてある】
「じゃ、あまり食事が遅くなっても悪いしな…雌猫が泣くし。お暇するな」
「何時でも声をかけてくれよ? アンタは覚えたから」
【じゃ、と手を立てて振りながら歩いていく】
//眠気があれなので…落ちます
- 607 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/30(金) 00:00:02 ID:.6prKP66O
- >>606
「運命ってやつだな……あぁ、喜んで声をかけるさ!」
【微笑み答える】
「チェシャ、そう言う会話のしかただったのか!?」
【まさかのスケッチブックの使い道に笑う上弦だった】
「あぁ、二人とも、また会おう!」
【上弦も手を振り、反対側へと歩き出すのだった】
- 608 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 14:48:35 ID:wKc9Wg5I0
- 「うぐふ……。いてててて……」
(と頭を押さえながら路地裏を歩く、女子が一人)
(黒い長髪、ぼろきれを纏い、腰には鉄パイプをぶら下げながら)
「こ、ここはどこだよ……」
(見れば彼女の目には見慣れぬ風景。いや、見た覚えはあるような気はしているのだが)
「……まさかまたあそこに戻ってきちまったのか……?」
(何が起こったのか彼女にはよく分からない。霧に包まれたと思ったらここにいたのだから)
「チッ……。頭がぼんやりしやがる……。しかも、腹が減ったな……」
(彼女はわけも分からず路地裏を歩く)
- 609 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 14:57:44 ID:WVrfsEdY0
- 「あうあう〜。とっくんどこでしよかなの〜」
【あたりを見ながら包帯を全身に巻いた少女が歩く】
「…あう?」
【路地裏にふと目が行った】
【誰かいた…様な気がしたんだろう】
- 610 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 15:00:33 ID:s.Ud7.4s0
- >>608
路地裏に一人、少女が居た。
壁に背を付け、何かを考えている様子。
少女の隣には鉄の板のような者が二つ、同じく壁にかかっている。
小さく溜息を付くと、そちらに視線を向けた。
- 611 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 15:06:50 ID:wKc9Wg5I0
- >>610
(ふと遠目にその少女が目に付いたので)
「おーい……!そこの人……!」
(体を引きずり這うように歩く)
「ここはなんちゅう街だー!?」
(頭がぼんやりさせながら怒鳴る)
- 612 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 15:09:43 ID:s.Ud7.4s0
- >>609
少女の瞳がディスを捉える。
……が、何も動く様子は無い。
>>611
幸緒の言葉を聴いて、少女は目線をはずし、次に首を横に振った。
「僕も、わからない……」
- 613 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 15:13:07 ID:wKc9Wg5I0
- >>612
「まーじかー……」
(肩をだらっとさせ、落ち込む)
>>609
(彼女の視線もまたディスを捉え)
「……お、お嬢ちゃん。アンタ、ここがなんちゅう街だかしらねえか!?」
(図々しいことにこちらにも怒鳴る)
- 614 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 15:14:25 ID:WVrfsEdY0
- >>611
「あう〜!やっぱりひといるなの!」
【驚いて路地裏の前にディスがやってきた】
「そこでなにしてるなの〜?ふたりともなの〜!」
【丁度二人に向けて言葉を返しに行った】
>>612
「…あう〜。なんだかげんきなさそなの」
【もう一人を心配する目で見つめる】
「おなかすいてるのかなの?」
【…割とのんきだ】
- 615 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 15:15:39 ID:WVrfsEdY0
- //失礼…
>>614
【しばらく考えてから…口を開く】
「あう〜。いの〜とし…だったかなの〜!
そこでなにしてるなの〜!?」
【大きく手を振って言う】
- 616 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 15:17:36 ID:s.Ud7.4s0
- >>613
「……すまない」
少女は静かに、そう呟いた。
>>614
少女の左目「だけ」がディスを見つめる。
答えは簡単。右目を眼帯で覆っていただけ。
「何も、思い出せない……」
僅かに目を細める。
- 617 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 15:20:35 ID:wKc9Wg5I0
- >>615
「いのーとし?んー…………」
(彼女は一頻り考え込むと)
「俺が何やってるかは自分でもよくわからねえ。なあ……。俺腹減ってるんだよ……。なんかせめて飯屋の裏手でも紹介してくれねえか?」
(図々しく懇願する)
>>616
「……?記憶が抜けちまったか?」
(彼女の顔を覗き込む)
- 618 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 15:23:30 ID:WVrfsEdY0
- >>616
「あう〜…なんにもなの?」
【驚いた表情で言う】
「う〜ん…おうちとか、わからないかなの…」
【少し心配そうな顔で尋ねる】
>>617
「あう〜、そうなの…
あう。ごはんのところなの?」
【少し考える】
「あ、ちかくにおみせあるの。あっちになの」
【そう言って店の方向を指差した】
- 619 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 15:27:01 ID:s.Ud7.4s0
- >>617
「そんな所」
「……だと、いいな」
先ほどから表情の変化は少ない。元々乏しい人間のようだ。
>>618
「家も……名前も、全部」
そして、細かい動きも皆無な人間。
- 620 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 15:31:33 ID:i3HDZ0cg0
- ―カッチャカッチャカッチャカッチャ
プラスチックと金属の接触音を響かせて、
エプロンドレスが空を舞う
着られる事無いその服は、ただひたすらに道を行く
スカート部分から70cmくらいの金属の脚を生やした
中身の無い所謂"メイド服"だけ
…が、その辺を走り抜けていった
- 621 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 15:37:17 ID:wKc9Wg5I0
- >>619
「まあ、まて」
(大きく身振りを交え)
「アンタはさっき『僕』つったろう。だからアンタは『僕』だ。というわけで飯食いにいくぞ」
(ディスの指差した方角へ向おうとする)
(……もいったん立ち止まり)
>>618
「嬢ちゃん。ありがとよ。お名前は?」
(握手しようと左手を差し出す)
- 622 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 15:40:56 ID:WVrfsEdY0
- >>619
「あう〜…そうなの…」
【ディスは何となく同情の目を向ける】
【自身もかつて同じ境遇だった故に】
「う〜ん。ここはちょっとくらいなの…
ちょっとでてみないなの?」
【話をしてみようと思ったようだ】
>>620
「あう〜?」
【足音を聞いて思わずそちらの方を見る】
「…あう〜。ふくがあるいてるなの!」
【仰天しながらも楽しそうな顔で言った】
>>621
「あうあう〜!『でぃす』っていうおなまえなの!
よろしくなの!」
【ディスも快く握手に応じる】
【…見かけに比べて握力は割とあった】
「そっちのおなまえはなんなのかなの?」
- 623 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 15:45:10 ID:s.Ud7.4s0
- >>620
「……何?」
>>621
「付いていくだけ」
言った通り、付いていく。
>>622
「僕は構わない……」
少女はディスの服装を目にしている様子だった。
- 624 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 15:46:02 ID:wKc9Wg5I0
- >>620
「……な、なんだ……?今のは……」
(ただ驚く)
>>622
「え、ええっとだな……」
(何故かたじろぐ)
「アレだ。か、楷ノ木。楷ノ木サチオ。よ、よろしく」
>>623
「よし。……ふう」
(ため息を吐き、歩いていく)
- 625 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 15:51:58 ID:WVrfsEdY0
- >>623
「あう〜。よかったの〜。
あかるいところのほうがいいなの〜」
【そう言ってディスは少し路地裏の外に出る】
【ディスの姿は全身に包帯を巻いた姿。
着る服は薄着の様なシャツとズボン、と結構貧相な格好である。】
【剣を止める帯を体にまとってはいるが】
>>624
「あう〜。だいじょぶなの?」
【少し自分の掌を見ながら言う】
【どうも焦っているようだ】
「あうあう〜。『さちお』なのねなの!よろしくなの!」
【大きく頭を下げて一緒に歩きだす】
- 626 :三浦 メイ/―:2010/05/01(土) 15:52:20 ID:i3HDZ0cg0
- 「むわぁあああてコラぁぁぁあぁ!!」
>>620に続いて響く女の声
すぐの角を曲り走って姿を現したその声の主は
小柄な少女だった
「はー、はー…まぁた見失っちゃったよ…」
既に服は走り去っているのを認めると、
少女は足を止め、ぜいぜいと息をついている
- 627 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 15:57:47 ID:wKc9Wg5I0
- >>625
「……おお。いい子だ」
(ディスを撫でようとする)
>>626
「な、なんだなんだ。ここは」
(そちらのほうを省みて)
- 628 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 15:58:13 ID:s.Ud7.4s0
- >>624
「……」スタスタ
口数の少ない少女だ。
>>625
「……」
少女の横の壁に立てかけられていた鉄板のような物二つを手に取る。
それは少女の武器。身の丈以上もある大剣二本。
「包帯……」
少なくとも、記憶にはこんな奇抜な服装を好む人間は居ない。と。
やはり、ここはベツの何処かか……。そう思い、また溜息。
>>626
「…………」
遠巻きに見ていたが、足は裏路地の外を向く。
- 629 :三浦 メイ/―:2010/05/01(土) 16:02:04 ID:i3HDZ0cg0
- 「ヘイ、其処な道行く頼りGirls!
ここに変なの走って来なかったかっていうかどっち行ったか見てない!?」
息を整えた後、3人を見つけると早口で問うた
- 630 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 16:03:05 ID:WVrfsEdY0
- >>626
「あう?だれかなの」
【ふと振り返る】
「…だいじょぶなの?えっと…あのおふくさがしてたの?」
【何となく、予感で尋ねてみる】
>>627
「あうあう。ありがとなの…」
【眼を細めて恥ずかしそうに撫でられる】
>>628
「あう〜。それがぶきなの〜」
【興味を持った顔で言う】
「ほーたい。あう?へんかなの」
【自分の腕の包帯を見ながら言う】
- 631 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 16:08:07 ID:wKc9Wg5I0
- >>629
――――…………。ここは変なヤツばかりだ。……全く、また裏の世界に入っちまったのか?
(と思考する)
「……」
(とりあえず、ディスの質問の返答を待つ)
>>630
(ディスを撫でながら)
- 632 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 16:12:34 ID:s.Ud7.4s0
- >>629
――サッ。
先ほどの謎のエプロンの進行方向を指差して。
>>630
「そう」
凄く重そうではあるが表情は苦のそれでは無い。
「僕は……見たことが無い、キミのような人を」
- 633 :三浦 メイ/―:2010/05/01(土) 16:19:00 ID:i3HDZ0cg0
- >>630
「察し良いね!その通り…
っていうか服って知ってるって事は見たのね!?」
>>631
「あれ、もしかして変なのはお前だよとか思っちゃってる!?
その通りなんだけど、とりあえずあれ追っかけなきゃなんないのよぉう!」
【頭抱えたりくねくねしたり大仰な手振りで力説したり忙しい奴である】
>>632
「おっけえありがとぉう!見えてるサッちゃん!?」
『Yes』
少女が腕の時計のようなものに話しかけると、
其処から声が返ってくる…通信機だろうか?
「わざわざごめんね、ありがとー!」
少女は礼を言うとすぐ、示された方向に向けて、再びダッシュで去って行く
その上空に、3mほどの飛行機…のような何かを従えて
- 634 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 16:21:41 ID:WVrfsEdY0
- >>631
「あうあう〜…」
【どうやらディスは頭を撫でられるのが好きらしい】
【微笑んでいる】
>>632
「あう〜。そうなの…
『でぃす』も『でぃす』とおんなじかっこのひととはあったことないなの〜」
【少し微笑みながら言う】
「ここにはいろんなひといるからなの…
かっこのことはよくわからないけどなの…」
>>633
「あう〜みたの…
あるいてたなの〜」
「あ、さよならなの〜」
【大きく手を振って見送った】
- 635 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 16:27:10 ID:wKc9Wg5I0
- >>633
「……」
(彼女を見送り)
「まあ、アレだ」
>>632>>634
(ディスを撫でながら少女を見据えて)
「飯を食うだけが人生だ。行こう」
(といって、歩いていく)
- 636 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 16:28:42 ID:s.Ud7.4s0
- >>633
「……何だったのだろう」
傾いた首は暫くそのままだった。
「どういたしまして……」
>>634
「……」
僅かに苦笑して。
「そうだな……そうだろうな」
- 637 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 16:29:29 ID:s.Ud7.4s0
- >>635
「了解……」
身の丈以上の大剣二本を引き摺り、歩いていく。
- 638 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 16:31:39 ID:WVrfsEdY0
- >>635
「あう〜。そうかなの〜。」
【少し微笑みながら歩いていく】
>>636
「だいじょぶなの。わからなくても、
ここでおともだちいっぱいつくろなの〜!」
【てくてく歩く】
- 639 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 16:35:08 ID:wKc9Wg5I0
- >>637>>638
(少しキツイ目で微笑んだあと)
「ただ、俺は金持ってないから食い逃げだな」
(と言い放った)
- 640 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 16:37:38 ID:s.Ud7.4s0
- >>638
「……それで、いいのだろうか」
「友達の名前も思い出せないと言うのに……」
悲しそうに呟きながら歩いていく。
>>639
その言葉に動きかけた足が一瞬止まる。
「……僕も持ってないぞ」
尤も、食べる予定も無いが。
- 641 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 16:41:09 ID:WVrfsEdY0
- >>639
「あう〜。おかね…さっきもらったのなの…」
【一万円を取り出して呟く】
>>640
「あう〜。だいじょぶなの〜!
みんなともだちだからなの!」
【必死になって笑いかける】
- 642 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 16:46:04 ID:wKc9Wg5I0
- >>640
「マジか」
(彼女も歩を止める)
>>641
(そしてディスの言葉を聞いた途端)
「おおおおお!!持ってるのか!ディスはいい子だなあ!!」
(ちょっと悪そうな笑みをこぼし)
「よし。俺、ディスの頼みで俺が出来ることなら何でもやるからなー」
(ディスを抱き上げようとする)
- 643 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 16:48:13 ID:s.Ud7.4s0
- >>641
「……そうかもね」
ディスの言葉に少女の心と表情が少しだけ、安らいだ。
「名前、聞いても良い?」
>>642
「ここの通貨を見たことが無いだけだけど」
再び歩き出した。
- 644 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 16:52:22 ID:WVrfsEdY0
- >>642
「あう〜!えっと…ありがとなの」
【少し驚いた顔で言う】
「あうあう、できること…
あう〜。すぐにはおもいつかないなの〜」
【抱きあげられた状態でバタバタする】
>>643
「あう〜。こっちのなまえは『でぃす』なの!
よろしくなの〜」
【軽く手を振って言う。あと抱きかかえられている】
- 645 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 16:58:28 ID:wKc9Wg5I0
- >>643
「……っていうこたァ……、持ってるのか?……ややこしいことはワカンネ」
(少女を見て)
「アンタも悪いヤツじゃァなさそうだな」
>>644
(ディスをおろす)
「まあ、いつでも頼みごとしてくれや」
(ツリ目でニコニコすると少し表情が怖い)
- 646 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 17:07:18 ID:s.Ud7.4s0
- >>644
「……よろしく」
「キミはこっちの一番初めの友達だ」
ディスの手を掴んで微笑んだ。
>>645
「僕が昔居たところのものなら」
なんとも頼りない返事。
「……」
苦笑。表情の変化に乏しく、目は若干キツイ。
膝上まで伸びる長い髪に非常に豊かな胸。異常。
- 647 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 17:12:28 ID:WVrfsEdY0
- >>645
「あう〜。うん、わかったの。
できることがあったらねなの〜」
【少し微笑んで言った】
>>646
「あう〜。『でぃす』とともだちなの!よろしくなの!」
【ニコニコして握手した】
「あう〜…なんてよんだらいいかなの…」
【困った顔で続ける】
【そうこうしているうちに目当てのお店についた】
- 648 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 17:17:58 ID:wKc9Wg5I0
- (店に着くなりズカズカと椅子に着席し)
>>646
「……アンタ、俺の師匠に似てるんだよなー。髪の長いところとか胸がボーンってなってるところとか。性格は……、違うけどな。全然」
(腕を組みながら)
(まあ、幸緒自身も胸は大きいほうである)
>>647
「うん。うん。そしてディスは師匠の妹さんに似てる。ディスよりずっと小さいけどな」
(微笑みながら)
(ただし眉間の皺がハンパじゃなく怖い)
- 649 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 17:21:56 ID:s.Ud7.4s0
- >>647
「そうだね……」
じっと考える。
>>648
「……付いた」
隣の席に座る。
「そう……」
辺りを少しばかり楽しげに見回す。
- 650 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 17:25:23 ID:WVrfsEdY0
- 「あう〜!またきたなの〜!」
【そう言ってディスは同じ席に座る】
>>648
「あうあう〜…そうなの…
ちょっときになるなの…」
【少し眉間を見て怖がっている…】
>>649
「…う〜ん…いちおう、なまえわからなくてもなんてよんだらいいか
だいじなの…」
【ディスの方も考えている…】
- 651 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 17:31:15 ID:wKc9Wg5I0
- >>649>>650
(そんな二人の会話を微笑み……、もといニヤニヤしながら見つめる)
>>649
「そんな表情も出来るんじゃねえか」
>>650
「……ん?大丈夫。ディスは気に入ったから、別に取って喰ったりしねえよ」
――――多分コイツら俺より強そうだしな……。
(と思考しながら、ニヤニヤと楽しそうに二人を見つめる)
- 652 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 17:35:04 ID:s.Ud7.4s0
- >>650
「何とでも呼べば良い……可笑しいもので無ければ」
「ああ、そうだ。キミに言っておく」
「僕は……吸血鬼だ」
掌を上に向け、人差し指をディスへ向ける。
>>651
「……ん?」
幸緒の表情が気になったのか、指摘されたからか。
自分の頬に手を当てて。
「こういう所……来るのは初めて」
- 653 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 17:40:52 ID:WVrfsEdY0
- >>651
「そっかなの〜…あう〜。
よかったなの」
【ホッと胸をなでおろす】
「あ、これひとりでぜんぶたべられたらこれもらえるんだよなの〜!」
【話題を変えるように大食いメニューを指差す。一万円札を見せながら】
【…バケツカレーとか書いてある】
>>652
「あう〜…じゃあ…あう?
きゅーけつきなの?」
【さほど驚く感じもなく言う】
「そうなんだなの〜。
う〜ん…『きゅーけつき』さんでいいかなの
いまはなの〜!」
【それどころか親しみを持った感じで語りかけてくる】
- 654 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 17:49:22 ID:wKc9Wg5I0
- >>652
「うん。所謂可愛い部類に入るぜ。アンタ」
――――……吸血鬼……、ねえ。
(別に臆した様子も無い)
>>653
「おいおい。見た目ほど大食いじゃねえんだ」
ぐぅぅ……
(と言いながらも腹の虫は鳴り)
「……バケツカレー食うかな」
- 655 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 17:52:20 ID:s.Ud7.4s0
- >>653
「……元は、人間だった」
懐かしむような顔。
「別に構わないけど……驚かないね」
逆にこっちが驚いている。
>>654
「!?」
今度は驚きが真に表情へ。
- 656 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 17:59:10 ID:WVrfsEdY0
- >>654
「あう〜。そっかなの…
でもこれだとおかねもらえるかもなの!」
【指差しながらニコニコして言う】
>>655
「そっかなの…」
【軽く微笑みながら言う】
「あう〜…だっておともだちにきゅうけつきがいるからなの!」
【にっこり】
- 657 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 18:03:00 ID:wKc9Wg5I0
- >>655
(きょとんとして)
「なんだ?可愛い女の子は好きだぜ」
>>656
「……。そうか。うん、じゃあ。喰う。バケツカレー」
(ディスの目を見据えて)
- 658 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 18:07:03 ID:s.Ud7.4s0
- >>656
「今では……どうでもいい、かもね」
こちらも微かに笑う。
「……そうか、なら驚きはしないな」
>>657
「え、うん……いや、」
「あ、ありがと……」
こういう事に慣れてないのか、恥かしそうに。
- 659 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 18:16:00 ID:WVrfsEdY0
- >>657
「そっかなの〜!
あう、『でぃす』もたべよかなの〜」
【軽い感じで言う】
【注文したらしばらくしたら出てくるだろう】
>>658
「そっかなの…あう〜。いまがだいじなの!」
【同意するようにおっきくうなずく】
「ふたりともやさしいなの〜。
だからあんまりおどろかないのかなの〜」
【そう言って頭をぽりぽり掻く】
- 660 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 18:21:10 ID:wKc9Wg5I0
- >>658
「顔赤くしやがって……。……しかしまたそれが似合うよな」
(と言いながらテーブルにひじを突きまたニヤニヤ)
>>659
「……マジか。俺が優しいか」
(拍子抜けしたように)
- 661 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 18:26:15 ID:s.Ud7.4s0
- >>659
「そう、かもね……」
悲しそうな顔。
「二人も、居るの?」
>>660
「さ、さっさとここにきた目的を……」
話を逸らそうとする。
- 662 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 18:29:21 ID:WVrfsEdY0
- >>660
「あう〜。たぶんやさしいかなの〜…
あう、『でぃす』のしってるおともだちもやさしいなの!」
【微笑んで言う】
>>661
「…あう〜…」
【悲しそうな眼を見て、ディスも少し悲しそうな顔をする】
「うん、『きゅーけつき』さんでさんにんなの!」
【そう言って得意げに指三本を立てる】
- 663 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 18:42:16 ID:wKc9Wg5I0
- >>661
「……で、結局ここはどこなんだか。目的も何も……。……ここは『山形県』じゃねえのか?」
(困ったように目を閉じて)
>>662
「……可愛い子だ」
(今度は眉間の皺も無く普通の優しげな笑顔になる)
- 664 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 18:45:54 ID:s.Ud7.4s0
- >>662
「でも、僕は昔も大切にしたいさ……」
「何れは……帰るつもりだから、ね」
ディスの悲しそうな顔に気づき、頬に手を当てる。
「キミは、笑っていて欲しい」
「僕で三人目か……」
「ふむ……他と会って、話を聞いておこうかな……」
>>663
「はぁ……まあ良いか」
小さく溜息を付き。
「ディスが「いのーとし」だとは……」
「とし」は都市だとしても、「いのー」が何を示すか、
この少女には絶対に解りそうに無い。
- 665 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 18:48:39 ID:WVrfsEdY0
- >>663
「あう〜。『さちお』やさしいかおになったなの〜。」
【嬉しそうに言っている…内に】
「あう〜!きたなの〜!」
【巨大な山型のご飯の上に大量のカレールーがかかった巨大カレー】
【…バケツカレーがやってくる】
【幸緒の分も頼んでいたら運ばれてくるかもしれない】
>>664
「そっかなの…かえるところがみつかったらいいねなの〜」
【そう言って、ようやく微笑んだ】
「うん、わらってくらすってきめてるからなの!」
【撫でた顔がほころぶ】
「あう〜、なかよくなれるといいの!」
- 666 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 18:55:13 ID:wKc9Wg5I0
- >>664
「『山形』にイノウト市とかあったか……?」
(こちらもこちらで呆けていて)
(肘を突き考えている)
>>665
「……。そうか」
(なんだか照れくさそうに頭を掻く)
「……あ、俺の分も来たか……。……ホントにバケツに入りそうだな」
(一瞥し)
「そんじゃあ、いただきますと」
(そして掻き込む)
- 667 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 18:59:00 ID:s.Ud7.4s0
- >>665
「でも……キミと合えなくなるかも知れないのが残念だけどね」
「……良い笑顔だ」
頬から手を離し、
「フフッ……そうだね」
ほんの僅かに、笑った。
>>666
「第一、「山形」って……」
不思議そうな表情をしているのが解る。
「……そういえば、キミは……なんで、ここに?」
- 668 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 19:03:35 ID:WVrfsEdY0
- >>666
「あう〜。えがおがいちばんなの〜」
【そう言って自分も微笑んだ】
「うん、いただきますなの〜!」
【そう言ってディスももぐもぐと食べ始めた】
>>667
「う〜ん…それはざんねんなの…
じゃあここへのいきかたもさがそなの!」
【名案!という風に指を立てる】
「あうあう、『きゅーけつき』さんもいいえがおなの〜」
【そう言って笑んだ】
- 669 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 19:06:01 ID:wKc9Wg5I0
- >>667
「ちょいと『コッカケンリョク』に追いかけられてだな……。うん。『ニホンカイ』側を逃げまくって『ヤマガタ』に辿り着いたんだ。で、内陸に入ってとある街で霧に出会ってだな……。その霧の中を歩いてたら気が付きゃここに」
(カレーをもしゃもしゃ食いながら、行儀の悪そうに)
>>668
「うん。良い喰いっぷりだ」
(感心しながら)
「……なんか狐に摘ままれてるみてえだな……」
- 670 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 19:11:46 ID:s.Ud7.4s0
- >>668
「確かに、行き来が出来れば便利だね……」
納得した風で、首を縦に振る。
「……ありがとう」
やはり言われなれてないらしく、目を逸らす。
>>669
「……僕が理解出来るのは「国家権力」だけ……か」
する事もないから食べる様子をずっと見てる。
「もう少し、丁寧に食べろ……」
- 671 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 19:16:30 ID:WVrfsEdY0
- >>669
「もぐもぐもぐ、そかなの〜?」
【そう言っている間に山盛りのカレーは眼に見えて減っていく】
「うにゅ〜…きつね?」
【手を止めて首をかしげる】
>>670
「あう〜。『でぃす』もよくわからないけどねなの〜!」
【苦笑して言う】
「どいたしましてなの…もぐもぐ」
【また食べ始める】
- 672 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 19:21:36 ID:wKc9Wg5I0
- >>670-671
「う、うむぅ……」
(二人の反応を見て愕然とする)
「……日本じゃないんだな。ここは。そもそもとして地球上なのか?……まあ、いいや」
>>670
「……気になるのか」
(そう言われると素直に丁寧に食べる)
>>671
「狐だよ。狐……。……う、うーん」
(明らかに困っている)
「まあ、いいか。今日のおまんまは食えたんだ。明日の飯は……、どうすっかな……」
- 673 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 19:27:25 ID:s.Ud7.4s0
- >>671
「……それを探しに行く……決めたよ」
今までよりも幾分か力強い声で。
>>672
「……先ずはここが何処かを知る必要がある」
そう呟くように言って。
「少しだけ……気になる」
- 674 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 19:29:23 ID:WVrfsEdY0
- >>672
「あう〜。『でぃす』おなまえはきいたことないなの…」
【狐という言葉に首をかしげる…まあディスだけだと思うが】
「ぜんぶたべたらおかねがもらえるなの〜!
そしたらだいじょぶじゃないかなの〜」
【そう言っている間に】
「ごちそさまなの!」
【もう完食していた】
>>673
「あう、がんばなの!
『でぃす』もできることあったらおてつだいしたいなの!」
【ぐっと両手を握って言う】
「あう?あう〜!そろそろいかないとなの!」
【ディスは何やら慌てたように立ち上がる】
- 675 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 19:35:59 ID:wKc9Wg5I0
- >>673
(気になるという言葉を聞いて)
「……。確かにな。
……このままここがこういう所だと納得するのも癪だ」
>>674
「は、はええな……」
(彼女の分はまだ幾分か残っていた)
(が、掻き込む)
「ごっそさん」
(ディスの発言を聞き)
「ん?どこへ行くんだ?」
- 676 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 19:42:13 ID:s.Ud7.4s0
- >>674
「……見つかったら、少しだけ、手伝ってもらおう……かな」
「ディス、今日は……ありがとう」
お礼を言って、頭を下げる。
>>675
「……そういうこと」
少女は窓から外を眺めて。
- 677 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/01(土) 19:44:39 ID:WVrfsEdY0
- >>675
「あう〜。はやいかなの〜?」
【しかもディスはさほど堪えていない感じ。】
「あ、ありがとなの〜!」
【そしてディスは一万円を進呈された】
「きょうたいかいがあるなの〜!
えっと、はこにわっていうところでなの!
もうすぐじかんみたいなの!」
【そう言って時計を指差す】
>>676
「あう〜。まかせてなの!」
【ぐっと握り拳を作った】
「こちらこそなの!おともだちになってくれてなの!」
【飛びきりの笑顔になって言う】
「じゃねなの〜!
たいかいで『でぃす』はかつの〜!
またあおうねなの〜!」
【そう言うと足早に店を去って行った】
//ご飯&トーナメントの準備
- 678 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 19:48:23 ID:wKc9Wg5I0
- >>676
「……一緒に探るか?この街、を」
(にやりと笑って)
>>677
(手を振って)
「またな」
(腕を組み)
「大会、ねえ……」
- 679 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 19:51:22 ID:s.Ud7.4s0
- >>677
「本当に……」
ディスを見送り、「大会」と聞いて、
「……」
そういえば、ディスは特訓の場所を探しているんだったか。と思い直し。
「箱庭トーナメント……」
以前、告知の知らせを見たことがある。
あんな少女がか……。と思う。
>>678
「……僕も、そうしたいと思ってたところだ」
微かに笑みを見せる。
- 680 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 19:57:07 ID:wKc9Wg5I0
- >>679
「……『善は急げ』だな。この街の隅から隅まで探ってやろうかい。腹も八部どころか九分九厘だ」
(指をボキボキと鳴らしながら)
(体の丸みと長い髪が無ければ女性には見えない)
「さて……まずどうする?」
(と、少女に聞く)
- 681 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 20:03:04 ID:s.Ud7.4s0
- >>680
「まず……?」
腕を組んで考え始めた。
目を瞑り、小さい唸り声が聞こえる。
- 682 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 20:09:52 ID:wKc9Wg5I0
- >>681
(やれやれと、ため息を吐き)
「……とりあえず歩き回ってみるか。
何か、発見や閃きがあるかも知れんぞ」
(と、人差し指を軽く少女に突きつけながら)
- 683 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 20:17:41 ID:7hcwnxwgO
- >>682
「……」
大きく、縦に頷いた。
「行こうか……」
- 684 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 20:22:51 ID:wKc9Wg5I0
- (一万円を受け取ると)
「よし」
(街へ)
「行こう」
(繰り出していく)
(長い黒髪を揺らしながら)
- 685 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 20:29:41 ID:7hcwnxwgO
- >>684
「床の確保、かな……先ずは」
斜め後ろをキープし、ついていく。
- 686 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 20:34:59 ID:wKc9Wg5I0
- >>685
「ここは冷えるのか?俺はとりあえずどこでも寝られるが」
(腕を後ろ手に頭の上で組みながら)
- 687 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 20:38:37 ID:7hcwnxwgO
- >>686
「冷えないけど……外……」
少し、抵抗があるようだ。
- 688 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 20:43:18 ID:wKc9Wg5I0
- 「……まあ、外は勘弁だよな。俺は気にならないんだが……。
今日値の宿でも見つけねえとな……」
(街を歩いていく)
- 689 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 20:52:24 ID:7hcwnxwgO
- >>688
「……」
定位置から僅かに近寄る。
- 690 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 20:59:08 ID:wKc9Wg5I0
- >>689
(気付いているのかいないのか)
「うーん。せめてこの街に詳しいヤツがいれば、
何とかなるんだがな」
(歩きながら考え込んでいる)
「全く、難儀なことになったもんだ」
(そして)
「……はァ」
(ため息を吐く)
- 691 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 21:09:01 ID:7hcwnxwgO
- >>690
伸ばした指先でちょんちょん、と肩をつつく。
「名前……」
- 692 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 21:12:18 ID:wKc9Wg5I0
- >>691
「ん?」
(省みて)
「……あ、ああ……。俺の名前か?
え、えっと……、そう。『楷ノ木サチオ』
結局アンタはなんて呼べばいいんだろうな……」
(手に顎を乗せて)
- 693 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 21:25:06 ID:7hcwnxwgO
- >>692
「……何とでも」
可笑しいものじゃなければ。と、つけたし。
- 694 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 21:35:18 ID:wKc9Wg5I0
- >>693
「んー……」
(とりあえず真面目に考えて)
「……じゃあ、エミリーちゃんとでも呼んでおこうか。
嫌だったら変えるが……」
(まだ迷っているようだけれど)
- 695 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 21:39:39 ID:7hcwnxwgO
- >>694
「……その発想はなかった」
少々の驚き顔と共に。
- 696 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 21:43:29 ID:wKc9Wg5I0
- >>695
「だって人様の名前考えるとかアレだぜ、凄く精神的に疲れる……」
(肩を落しながら)
「結局アレだぜ。突然だからこんなテキトーなのしか出なかったし……」
(愚痴モード)
「で、エミリーちゃんでいいとしてだな。宿を探すしかないんだが……」
- 697 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 21:48:59 ID:7hcwnxwgO
- >>696
「えみ、りー……」
片手を頭に当て、ため息を漏らす。
「……何か……違う」
- 698 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 21:52:29 ID:wKc9Wg5I0
- >>697
「……なんだ。何か違うってなんだ?エミリー……」
(睨み付ける)
「ほら、早く否定するんなら否定しねえと
俺の中でエミリーで固まるぞ!」
- 699 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 21:54:25 ID:s.Ud7.4s0
- >>698
「……何故、睨む」
「仕方ない……解ったよ」
だが顔は不満そう。
- 700 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 22:06:25 ID:wKc9Wg5I0
- >>699
「……その不満そうな顔に俺が不満なんだが。……まあ、いい」
(また街を歩き出す)
「……不思議なところだな。
技術が進んでるのか進んでないのか分からん」
- 701 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 22:11:17 ID:s.Ud7.4s0
- >>700
「変なところだよ」
そうだ。と、思い出し、一つの冊子を取り出す。
「……箱庭」
どうやら、箱庭のシステム説明用の冊子のようだ。
「凄いシステム、だよね……」
- 702 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 22:15:07 ID:wKc9Wg5I0
- >>701
「どれ」
(冊子を奪い取ろうとしたが……)
(自重してやっぱり横目で見るだけにしたらしい)
「……ほォ……。つまりアレか。
何度でも死ぬが良い。的な。たしかに凄え」
- 703 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 22:22:32 ID:s.Ud7.4s0
- >>702
「……見ないの?」
冊子を小さく振り。
「あと、ここの人達も
魔法とかが普通にあるらしいけど……」
少なくとも、少女の記憶・感覚に魔法という概念は無かったらしい。
- 704 :カノン・カペルマイスター/竜型:2010/05/01(土) 22:28:40 ID:uqiVbIJA0
- しゃん、と。
鈴の鳴るような音が空から降る。
「 」
異能都市、月の輝く空。
風を巻き、ゆるやかに進む巨大な影が通る。
音の元でもあるそれは、――――竜、に見えるモノだった。
様々な形の塊をばらばらに並べ、浮かせたような金属の異形。
「 」
物理的に考えて「飛ぶ」はずのないソレは、光翼を背に宙を泳ぎ往く。
- 705 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 22:29:31 ID:wKc9Wg5I0
- >>703
「魔法か……。魔法ってのは見たことが無えなあ」
(幸緒はますますこの街に興味を深めていった)
「もっとこの街を知りてえな。
きっと俺の知らないものがたくさんあるんだろう」
- 706 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 22:34:56 ID:s.Ud7.4s0
- >>704
「……綺麗」
ただ、そう思い。そう、口に出す。
>>705
「以前、箱庭で……そんな人に……
手から、光がね……」
その後、不思議だ……。と呟いて。
- 707 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 22:41:47 ID:wKc9Wg5I0
- >>704
「なんでえありゃあ……」
(彼女にとっては全く見たことのないもの)
(ただ詠嘆の溜息を漏らす)
>>706
「ふうん……。不思議だが……。アンタ意外とロマンチストだな」
(悪そうにニヤニヤしながら)
- 708 :名も無き異能都市住民:2010/05/01(土) 22:45:02 ID:s.Ud7.4s0
- >>707
「……?」
何が。とでも言いたそうな顔……はしてないが、首は傾げる。
- 709 :カノン・カペルマイスター/竜型:2010/05/01(土) 22:47:24 ID:uqiVbIJA0
- >>706>>707
風が止んだ。
原因は、
「 」
進みの停止だ。
異形は空を――それも高い位置を飛んでいる。
およそ聞こえるわけはないと、そう思うだろう。
が。
「 ?」
首をかしげるような動きとともに、異形は確かに二人を見た。
- 710 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 22:49:16 ID:wKc9Wg5I0
- >>708
「なに、女の子は少しばかりロマンチストのほうが可愛いぜ?」
(肩をポンポンと叩きながら)
「喫茶店なんかもあるのな。この街」
- 711 :『吸血鬼』エミリー(仮):2010/05/01(土) 22:55:37 ID:s.Ud7.4s0
- >>709
「……!」
じっとその姿を見ていた少女は驚きを表情に出す。
そして、ただ見つめる。
>>710
「……そう」
ただそれだけ。
「ふむ……」
そういえば、喫茶店というものも記憶が無い。と思いながら。
- 712 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 22:57:39 ID:wKc9Wg5I0
- >>709
「……なんなんだ……?あれは……」
(見上げながら)
>>710
「ああ、そうだ」
(反応が薄くても、応える)
- 713 :カノン・カペルマイスター/竜型…:2010/05/01(土) 23:01:22 ID:uqiVbIJA0
- >>711>>712
「 」
視線が合った。
そして、
「――なんだあれはと聞かれたら!」
唐突に、
「答えてあげるが世の定めらしいけどなにそれおいしいの?!」
二人の傍から、声がした。
「おいおいお嬢さん×2かよ、夜道は物騒だぜ」
束ねた銀の長髪を揺らし、同じ色の瞳を細めて笑う男が。
いつの間にか、立っていた。
- 714 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 23:04:02 ID:wKc9Wg5I0
- >>713
――――……なんだコイツ。
(とただそれだけを思考していて)
「まー、物騒かも知れんけどなー。
俺も腕っ節には自信あるから大丈夫だと思うぜ。ニイチャン」
- 715 :『吸血鬼』エミリー(仮):2010/05/01(土) 23:07:02 ID:s.Ud7.4s0
- >>712
「キミは、どうなの?」
視線を向けて。
>>713
次に視線は男へと向き。
「ここは……物騒?」
少女の両手には身の丈以上の大剣が。
- 716 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/01(土) 23:11:13 ID:uqiVbIJA0
- >>714
「……!!」
口元に手を当て俯く。
小声で、
「……兄ちゃんって!久しぶりに兄ちゃんって呼ばれたよ……!!」
馬鹿だった。
「いやまあそれは置いといて。
自信あるって言ってるがなあ、この街は小物からマジでヤバイのまで幅広くカバーしてんのよ?」
>>715
「はい怪力少女入りました!入りましたよ――!!
ここは……」
ぐるりと周りを見て、
「まあ、今は大丈夫そうだな。半径100m以内にゃあヤベーのはいないみてえだが。
……瞬間移動とかされると探知意味ないけどよー」
- 717 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 23:16:25 ID:wKc9Wg5I0
- >>715
「……俺?俺は……、まあ、そういうのも好きだぜ」
(頭をぼりぼり掻きながら)
(照れくさそうに)
>>716
「『兄ちゃん』じゃねえ『ニイチャン』だよ。
『ニイチャン』は汎用性ヤバイからな。十代から五十代まではニイチャンだ」
(何故か仁王立ちで)
――――うちの師匠ほどヤバイのもいないだろうが……。
「……忠告ご苦労さん。瞬間移動するのもいるのか」
- 718 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/01(土) 23:21:13 ID:s.Ud7.4s0
- >>716
「……力に合ったのがこれだった」
「瞬間移動……?」
困ったね。と言って。
>>717
「フフッ……」
笑みを見せ、その表情を眺める。
- 719 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/01(土) 23:26:55 ID:uqiVbIJA0
- >>717
「ばっか響きは一緒だから問題ねえんだよ。つまり俺がガンダムだ。――違うけどな!!」
まさにマシンガントークである。
「ワープ能力者とか探せば結構、な。
後は純粋に人外のステータスで追ってくるのとかもいるしなあ…」
>>718
「ワォ☆」
おかーさーんまじもんのかいりきしょうじょだよー、となぜか棒読みで呟き、
「困るだろー?
だからヤバイと思ったら逃げる手段は大切です」
頷く。
そして、
「……あっれ話ずれてね?!」
- 720 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 23:32:53 ID:wKc9Wg5I0
- >>718
「お、俺は自分のこと女だと思ってねえよ」
(顔が赤くなってきている)
>>719
「そうか……。俺ももっと高位の能力者だったらなあ……」
(一頻り何かを考えた後)
「アンタの名前は?何しに出てきたんだ?」
- 721 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/01(土) 23:37:00 ID:s.Ud7.4s0
- >>719
「……」
苦笑。
因みにマジモンではない。
さらに補足で最初期の武器は居合い。
>>720
「……」ニヤニヤ
なぜかこういう表情はできる。
「能力者?」
またも驚き。
- 722 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/01(土) 23:40:03 ID:uqiVbIJA0
- >>720
「つよいのうりょく よわいのうりょく そんなのひとのかって
ほんとうに つよい のうりょくしゃなら じぶんののうりょくで かてるように がんばるべき」
どこぞのポケモントレーナーのような事を言い、
「ああ、俺はカノンね。
何しに?って、そりゃあ、お前らが俺を見てうわすげえって言ってたから驚かしに来たんだぜ」
俺、という単語のところで空を指さす。
宙には今だ金属の竜が漂っているが…
>>721
「あっいやん苦笑された…!これは俺滑った可能性が…!!」
なぜかくねくねし始めた。
- 723 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/01(土) 23:45:00 ID:wKc9Wg5I0
- >>721
「……ニヤニヤすんな」
(立ち直ったようです)
「……ああ、能力者だ。腐蝕を扱う、まだ低位だが」
>>722
「……」
(一頻り考えて)
「……、ほう。アンタが『マジでヤバイの』か。
変質者的な意味で」
(睨み付ける)
- 724 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/01(土) 23:48:54 ID:s.Ud7.4s0
- >>722
「……」
ちょっと退いた。
>>723
「クスッ……」
嫌な奴だった。
「能力……」
少女の様子から、能力の類も持っていないようだった。
- 725 :カノン・カペルマイスター/竜型:2010/05/01(土) 23:54:38 ID:uqiVbIJA0
- >>724
「うわあリアルに引かれましたよ俺――!!」
ガチ凹みである。
>>723
「うわああああんしかもこっちは信用してないしね!
まあ仕方ないけどね!」
めそめそ泣き真似。
顔を片手で覆いながら、指を鳴らし、
「もういいもん俺めげないから!!――――嘘、やっぱめげる!」
男の背に光翼―サイズこそ違うが竜の持つそれと酷似―が現れる。
ふよりと浮きあがり、
「だって涙は出ないけど俺無性別だもの――!!」
うわあああん、という無駄にリアルな泣き真似をしつつ、飛び、
その姿が消える。
「 」
上空の竜もどこか項垂れたようなポーズだったが、男の姿が消えると、
「 」
身をうねらせる。
そうして方向転換し、再び夜空の散歩を開始。
緩やかに、彼方へ消えていった。
- 726 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 00:04:06 ID:wKc9Wg5I0
- >>724
「フン。そういうところは可愛くねーのな」
(両手を広げながら、外人のように)
>>725
「……あ。……案内させようと思ったんだが……。
……行っちまったな……」
(呆然と見送る)
- 727 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/02(日) 00:08:49 ID:s.Ud7.4s0
- >>725
「……何か、ごめん」
去る姿に頭を下げて。
「……」
竜が見えなくなるまで、目で追っていった。
>>726
「可愛くなくても、いいし」
眉を寄せ、僅かに困ったような表情。
「今日の寝る場所……」
- 728 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 00:13:32 ID:wKc9Wg5I0
- >>727
「なんかアレだな。誤解ってのは大変よな」
(溜息を漏らしながら)
「……いや、まあ、そんなエミリーちゃーんも
素敵だとと思うけれどな」
(全く自然にそういう言葉が出る)
「寝床、宿は……、
どうしようかねえ……、やっぱ野宿……」
- 729 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/02(日) 00:25:37 ID:s.Ud7.4s0
- >>728
「エミリー……」
まだ納得していないようだった。
「仕方、無いかな……野宿も」
はぁ、と溜息を付く。
- 730 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 00:29:42 ID:wKc9Wg5I0
- >>729
「……フン。じゃあ、レムリアとかが良かったのかよ。それとも千影か」
(彼女の肩に手を回し)
「……野宿も悪くない。俺が暖めてやってもいいぜ」
(他意はないみたいです)
- 731 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/02(日) 00:33:04 ID:s.Ud7.4s0
- >>730
「希望は無いけど……」
「……」
少し考えて、頷いた。
- 732 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 00:41:48 ID:wKc9Wg5I0
- >>731
「よし。まずは場所を見つけるか」
(……辺りを見回して)
「よし。あそこなら雨風防げそうだぜ」
(建物の影へ)
「……大丈夫だ。毛布もあるから」
(少し俯いて)
「アンタみたいなお嬢さんに惨めな思いをさせてすまないな……」
- 733 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/02(日) 00:46:11 ID:s.Ud7.4s0
- >>732
「……構わないよ、それに、キミも同じ……」
瞳をじっとみて、そう言った。
- 734 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 00:53:10 ID:wKc9Wg5I0
- >>733
「何、俺はいいんだよ。
どうせ世の中からいないのと同じ人間だ。
それにこういう生活は慣れっこだ」
(何故か、ポンチョの中の懐から一枚の毛布が出てくる)
「裏の更の裏の渡世渡ってきた人間だよ。俺ァ」
(何故か優しい目つきで、そう囁きながら、毛布を渡す)
- 735 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/02(日) 00:58:26 ID:s.Ud7.4s0
- >>734
「……」
「僕には、大事……」
悲しそうな表情を見せ、毛布を広げる。
広げた毛布を二人にかける。
- 736 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 01:06:25 ID:wKc9Wg5I0
- >>735
「……そうかい。
早く寝な。睡眠不足は肌の大敵だと聞くからな」
(彼女はなんだか、この街でもやっていけそうな気がしていた)
「……」
(俯く)
- 737 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/02(日) 01:09:52 ID:s.Ud7.4s0
- >>736
「……?」
気になって、少女に顔を近づける。
- 738 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 01:15:31 ID:wKc9Wg5I0
- >>737
「……なに、大丈夫だよ。師匠たちのところへ帰れるかどうか心配になっただけだよ。二年は会っていないが。
(顔を上げて)
……アンタは、そういう人は……、忘れちまったか。……済まん」
- 739 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/02(日) 01:25:23 ID:s.Ud7.4s0
- >>738
「二年……」
自分の手を見て握ったり開いたり。
自分はどれくらい友と会ってないんだろうか。
「……気にしないで、欲しい。笑って」
- 740 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 01:30:20 ID:wKc9Wg5I0
- >>739
「笑えっていわれてもな、急には無理だ」
(それでも微笑んで)
「それよりエミリーちゃーんに笑って欲しいね。俺としては」
(彼女を見つめながら)
- 741 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/02(日) 01:41:17 ID:s.Ud7.4s0
- >>740
「……」
笑う。という事をしたことが少ない以上、少々手間取り。
「……ありがと」
それでも、彼女が笑ってくれたから、笑って返す。
「おやすみなさい」
壁に背を付け、ゆっくりと瞳を閉じる。
余程疲れていたのか、直ぐに寝息が聞こえてきた。
- 742 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/02(日) 01:46:22 ID:wKc9Wg5I0
- >>741
「おやすみ」
(彼女が寝息を立て始めたのを聞いて)
「……疲れていたのかねえ」
「アンタは笑ってた方が……、似合うと思うぜ」
(といって横になった)
- 743 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/02(日) 13:35:41 ID:hedfrAak0
- ビル街、とあるビルの屋上。
昼下がりの街を眺める男がいた。
「……平和だな」
男は白衣を着ていて、灰色の髪をしていた。
「恐ろしく際限なく限りなく平和だ……“私達”が霞んでしまう程に」
いやいや私は何もしていないしするつもりも無いが、と男は呟いた。
独り言の多い男である。
- 744 :No.3:2010/05/02(日) 14:06:19 ID:ZY44/EXI0
- >>743
「平和やねー」
それに答えるように、後ろから声が聞こえた。
どうやって来たのか、同じく白衣を着た金髪碧眼の男が佇んでいる。
「……どこぞの研究者さん、かな?」
- 745 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/02(日) 14:11:06 ID:hedfrAak0
- >>744
「平和と言う言葉はいい言葉だ。いい言葉は無くならない」
受け売りだがね、と言いながら振り向く。
眼鏡の奥から、灰色の双眸が金髪碧眼の男を見据えた。
「ご名答だ。同業者の方であったりするのかね?」
- 746 :No.3:2010/05/02(日) 14:14:20 ID:ZY44/EXI0
- >>745
「そう見えてるだけかもしれんけど、な。」
薄く笑って男を見据えた。
「うん、その通り。似た空気のあんたを見つけたから来て見たんやけどね。
何せこの街では僕等、研究者は忌み嫌われとる。」
少し笑う。
「まぁ僕は被検体も兼ねてるねんけどなー。」
- 747 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/02(日) 14:21:37 ID:hedfrAak0
- >>746
「くく、それは仕方の無い事だろう。
私達のような研究員の、日頃の行いが悪い」
何かを思い出すかのように目を閉じ、一人頷く。
「研究者かつ被検体? 少しばかり興味の沸く話じゃないか」
やはり研究者、というか。
- 748 :No.3:2010/05/02(日) 14:28:51 ID:ZY44/EXI0
- >>745
「まぁそうやねんけどな、…僕等は何もしてないのに、
少し寂しい話やわ」
少しの諦めも混じっているのか。
「や、そうか?僕等は凡人に後天的に異能を発現させるっちゅー
研究をやっててな、僕は元々その検体の一人やねんや。
つまり、後天的異能持ちやな。
所長に教育してもろたから、今は研究者の立場でもあるけど、
時々実験体にもなってるで」
その事実は彼にとって誇らしいことなのか、自慢げに話す。
「…あー、名乗り忘れてたな、僕は異国の研究機関に所属してる。
…詳しくは、これ見てくれ」
渡された名刺。
【TOWERS機関所属検体番号No.3 兼 研究者 兼 TRINITY所属第一戦闘員】
「スリーって呼んでくれ」
- 749 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/02(日) 14:36:10 ID:hedfrAak0
- >>748
「全く、それについては全面的に同意しよう」
「なるほど……中々に興味深い。
では、私も自己紹介をするのが礼儀かな?」
と言い、こちらも名刺を渡す。
その、名刺には。
「“カノッサ機関”技術部第三研究科科長、灰堂曇(ハイドウ クモリ)だ。
今後とも宜しく、スリー君」
- 750 :No.3:2010/05/02(日) 14:44:16 ID:ZY44/EXI0
- >>749
「カノッサ…邪気眼についての悪い噂を聞いた事あるけど、
多分あんたは関わって無いんやろ。全面的に同意してくれてるしな。」
にや、と笑う。
「クモリさんやね、どうぞよろしゅうに。
科長ってことは結構偉い人?」
- 751 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/02(日) 14:48:30 ID:hedfrAak0
- >>750
「さて、どうだろうね。
もうその辺りの研究はやめた、とだけ言っておこうか」
くく、と笑いながら言う。
「肩書きなんて、同僚に『科長』とからかわれる程度のものでしかないさ。
それに、この街では何の意味も成さないだろう?」
- 752 :No.3:2010/05/02(日) 15:05:04 ID:ZY44/EXI0
- >>751
「そうかい、…否定はせーへんねんな」
苦笑いするものの、敵意は無い。
「確かにな。……僕の肩書きも意味が無かったら良かったねんけどな。
この街が平和なんは見た目だけや。僕は政府の異能都市攻略拠点としても
此処におるから。」
重要なことをさらっと言ってのけた。
その眼には、自身を兵器としてしか見ていない政府への強い怒りが見える。
- 753 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/02(日) 15:09:33 ID:hedfrAak0
- >>752
「私は嘘をつくのが嫌いでね?」
なんて嘘を吐く。
「…………」
黙ってスリーの話に耳を傾ける。
「……いやいや、それは私に言ってもいい事なのか?」
何と言おうか、と考えてる最中にふと思いついた。折角のシリアスが台無しである。
- 754 :No.3:2010/05/02(日) 15:19:31 ID:ZY44/EXI0
- >>753
「あんたは読めへん人やなぁ」
あきれたように笑った。白黒の判断も出来ない。
「もちろん言っちゃぁあかん事やで、だから言っておいたほうが
政府の作戦の成功率は落ちるやろ。誰かが僕を止めるかもしれん。
僕は政府の犬やけど、研究所の検体として、護られてるからな。
結構自由に行動出来てるんよ。」
それはささやかな抵抗。
まさか政府も、駒が自身を倒して貰うために情報を漏らすとは考えないだろう。
「まぁ、最後まで抗うけどな。戦闘力で見たら僕の方が政府お抱えの術者より高い。」
複雑な状況に身をおいているようだ。
「ま、平和を愛するんやったら、僕が万一『拠点』として動き出したら、
止めてくれんかね」
笑って、聞いた。
- 755 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/02(日) 15:31:29 ID:hedfrAak0
- >>754
「そうだな、褒め言葉として受取らせてもらおう」
「……ふむ、なるほど」
と、頷き。
「くくく、止める所か解して君を研究してくれようじゃないか。その時が楽しみだ」
こちらも笑って、答える。
「それに、この街の人々は“強い”だろう。だから――」
そこで灰堂は口を止め、思い出したように言う。
「――おっと、私は友人に呼ばれていたのだった。済まないね。
また縁が『合った』ら会おうじゃないか、スリー君」
去り際に小さく「くく」と笑い、灰堂は文字通り姿を消した。
- 756 :No.3:2010/05/02(日) 15:36:13 ID:ZY44/EXI0
- >>754
「こりゃ悪い人に言ってしもたかな、失敗やわ」
軽く笑って。
「ああ、この街の人間は皆強い。
やけどそれでも、僕は止まらへんかもしれんで」
コードネームはTYRANT。自身の異能の暴力性には自信ではなく確信があった。
「…ああ、またいつか、やな。」
消えた男のいた場所を見つめ、呟く。
「曇、か。掴めへん」
- 757 :真城空:2010/05/02(日) 21:45:47 ID:ZOM.z7ps0
- 複雑骨折、と診断された左腕、包帯でぐるぐる巻かれていてなんとも窮屈。
千夜の医療技術は凄まじかった。もう退院できたんだもの。
それでも、
「……けふ、こほっ」
胸のあたりが重くて重くて仕方ない。
溜まらず咳を零す。
- 758 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/05/02(日) 23:11:59 ID:KDBLbDgM0
- 【私立千夜学園・校門前】
「デカイ建物だな。ここなら部屋が余っていそうだし、食料もありそうだ」
【丸っこい蜘蛛のようなロボットが学園を眺める】
「今からここを私の生活の拠点にしてやろう。
フフフ……私も中々のワルだな」
【学園内への侵入を試みる】
【街灯に照らされロボットの悪行が丸見え】
- 759 :名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 23:19:41 ID:E4Ka56rgO
- >>758
夜の千夜学園。
セキュリティこそあれ、それは一般的なものだ。
侵入に手慣れた者ならば学園内部に入るのも簡単だろう。
ただ千夜学園は、夜の闇を抱え込むように聳えるだけ。
不気味なくらいに辺りは静かである。
- 760 : ◆634nUxvQLM:2010/05/02(日) 23:30:36 ID:KDBLbDgM0
- >>759
「庭への侵入成功。次は建物内への侵入を試みる。
……一人で言っても虚しいだけだな」
【ロボットは動かず、校庭でポツンとしている】
【夜の学園に少し怖気付いている】
- 761 :名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 23:37:02 ID:E4Ka56rgO
- >>760
【ボーン……ボーン……ボーン……】
いきなり鐘が鳴り響く。
【ボーン……ボーン……ボーン……】
校内に時計塔でもあるのだろうか。
【ボーン……ボーン……ボーン……】
静かな夜に鳴り響く鐘は、やけに大きく聞こえる。
【ボーン……ボーン……ボーン……】
鐘が鳴り終わった。
それと同時に校内の雰囲気が変わった、気がする。
【ゆらり】
視界の隅、暗い窓で。
青白い何かが横切った。
- 762 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/05/02(日) 23:46:55 ID:KDBLbDgM0
- >>761
「鐘の音?こんな夜遅くに誰が鳴らしているんだ……」
【鳴り響く鐘の音に体が強張ってしまう】
「鳴り止んだか。一体何の建物なんだここは?空気もさっきとは違う。
―――誰かそこにいるのか!」
【窓を横切る何かを見つけ、警戒し始める】
【ビビっているせいで声がいつもより大きい】
- 763 :名も無き異能都市住民:2010/05/02(日) 23:52:08 ID:E4Ka56rgO
- >>762
誰もいない。
もし生体センサーや動体センサー、サーモグラフィーを用いたとしても、そこには何も反応が無いだろう。
【ゆらり】
今度は屋上で青白い何か。
それは屋上の柵を乗り越えると、いきなり躊躇なく飛び降りた。
青白い何かは真っ逆さまに落ちてゆく……が、
地面に何かが叩きつけられる音は響かない。
その青白い何かは、地面に落ちる前に消えていた。
……何かがおかしい。
- 764 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/05/02(日) 23:59:45 ID:KDBLbDgM0
- >>763
「落ちたのか?いや、消えたようだな。
一体あれは何だ?センサーにも映らないし……」
【相手が謎だらけで焦りを見せる】
「行くか。正直こうゆーの苦手なんだけどなー」
【何かが落ちた場所に近づく】
- 765 :名も無き異能都市住民:2010/05/03(月) 00:05:21 ID:HnkBBDEo0
- >>764
落ちた場所には……もちろん何も無い。
【ガラッ】
いきなり、近くの窓が開いた。
開いた窓からは校舎の中の闇が見える。
が、開いたのはその窓だけではない。
【ガラッ――ガラッ、ガラッガラッ】
【ガラッガラッガラッガラガラッガラッガラッ】
【ガラガラガラガラッガラッガラガラガラガラガラガラッガラガラガラガラ――】
窓という窓が全て開いてゆく。
そして、
――おおおおぉぉおおい…………
――おおおぉぉぉおおおおおおぉぉおおぉぉおおおおおおいい……
その全ての窓の中から、沢山の青白い何かが身を乗り出し、
ロボに向けて一斉に手を降り始めた。
まるで、自分達への世界へと誘うように。
――おぉぉぉぉおおおおおおおおおおおぉぉぉおおぉぉおおおおおおぉぉぉおおおいぃぃいいいいいいい
- 766 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/05/03(月) 00:11:36 ID:KDBLbDgM0
- >>765
「おーまいごっど」
【無数の何かを見て、恐怖を押し殺し絞り出した声】
【何か分からないものに捕まるまいと走り出す】
「一体なんだよこいつ等!私をどうしたいんだ!?答えてみろ!」
- 767 :名も無き異能都市住民:2010/05/03(月) 00:14:23 ID:HnkBBDEo0
- >>766
――おおおおぉぉおぉぉおおおおお……
――……いや、とくに何もないっす
――テンションでつい……サーセンww
それだけ言うと、全ての窓は一斉に【ピシャッ】と閉まった。
静かな夜がまた訪れた。
- 768 : ◆634nUxvQLM:2010/05/03(月) 00:24:57 ID:KDBLbDgM0
- >>767
【思いもよらない答えにズッコケてしまう】
【今までの恐怖感が一瞬にして怒りに変わる】
「……とりあえず窓全部割ろう」
【ロボットから黒い人が出てくる】
【人は怒りがこもった拳を全部の窓にぶつけ始めた】
「っぁぁぁああ!ノリってなんだよこのボケがぁぁ!!」
- 769 :名も無き異能都市住民:2010/05/03(月) 00:28:05 ID:HnkBBDEo0
- >>768
――ちょwww壊すなwwwww
――ま、ここの窓って強化ガラスだからなかなか割れないと思うけど
――でもあまりドンドンやるのは感心できない……だからやめろって
――ほらやめなさい
――やめなさいってもー……
――やめろよ!!
いきなりマジ切れした。
- 770 : ◆634nUxvQLM:2010/05/03(月) 00:33:35 ID:KDBLbDgM0
- >>769
【窓は怒りの鉄拳によって次々破壊されていく】
「元を辿ればお前が悪いんだろうが!
何がノリだ?人をこけにしやがって!」
【窓だけでは飽き足らず校舎を殴り始める】
「このボケがッ!このボケがッ!このボケがッ!」
【相手の話を聞く気は全く無い】
- 771 :名も無き異能都市住民:2010/05/03(月) 00:36:53 ID:HnkBBDEo0
- >>770
――うわー、聞く耳持たねぇー
――もーほっとこーぜー
――そのうちセコムが働いて警備会社来るんじゃね
――あ、俺さっきセキュリティ元に戻した
――おk 撤収ー
ぞろぞろと消えてゆく幽霊達。
それと同時に物音に反応したのか、セキュリティが作動した。
やかましい警報が千夜学園内に響く。
- 772 :ロボ ◆634nUxvQLM:2010/05/03(月) 00:46:33 ID:KDBLbDgM0
- >>771
「へっ!お前達あれだろ?どうせ彼女が出来なかったとかで
この世にへばりついてる幽霊だろ!?そんなだから彼女も出来ないんだ!」
【警報よりも大きな罵声を浴びせる】
「彼女いないまま一生この世にへばりついていろ!」
【最後の一撃をぶつけると校舎に大きな亀裂ができる】
【黒い人はロボットの中に乗り移り、さっさと学園の外に逃げてしまう】
- 773 :名も無き異能都市住民:2010/05/03(月) 00:50:21 ID:HnkBBDEo0
- >>772
――…………
――…………
最後に残った二人の幽霊が、呆然とその姿を見送った。
――おい、校舎がひび割れたぞ
――あいつ? 人間か?
――ったく、最後に捨て台詞吐きやがって。
――…………っく……悪いか……彼女が出来なかったって理由でこの世にしがみ付いてて悪いか……ッ!!
――お前……
おしまい チャンチャン
- 774 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 14:22:40 ID:7gFzKdaU0
- 【虹色の髪にアロハ柄のジャージを素肌に羽織ったサングラスの男が公園のベンチに座っている】
あー、外で吸う煙草は美味ぇ……
【口元の煙草は普段のシガリロとは違う大きい普通の葉巻だ】
イメチェンしたはいいけど、ぶっちゃけどうなんだろうなこの髪
【ソフトモヒカンのてっぺんを上にぐいぐい引っ張っている】
- 775 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 14:25:59 ID:hedfrAak0
- 公園の近く。
黒いコートを着た、大柄な男が歩いている。
「繁華街異常なぁーし、と……?」
ふと、公園に目をやる。
「…………」
押し黙る。
(不審すぎんだろ……)
しかしどうすべきか、と公園の外で考える。
公園の柵は低く、公園からでもその男の姿は見えるだろう。
- 776 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 14:30:24 ID:7gFzKdaU0
- >>775
葉巻をのんびり吸っていると、視線を感じる
視線を感じる方向を向くと黒コートの男がこっちを見ていた
「……不審者じゃないですよ?」
どうみても不審者である
- 777 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 14:32:53 ID:hedfrAak0
- >>776
「それは不審者ですって言ってるようなもんだろ……」
溜息を吐きながら、公園に足を踏み入れる。
「……でもここ異能都市なんだよなぁ」
そこは関係無い。
が、確かに異能都市では良くある事かもしれない。
- 778 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 14:36:17 ID:7gFzKdaU0
- >>777
不審者じゃないと言ってしまうとむしろ疑われてしまうのは当然かも知れない
ならば逆転の発想だと良方は思い、言う
「確かにそうかもしれねえ……不審者ですよ?」
言ってから考える……
(あれ? コレアウトじゃん?)
「今のナシで! 俺は普通に公園で煙草吸ってる只の愛煙家だから不審者じゃないぞ!?」
- 779 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 14:40:15 ID:hedfrAak0
- >>778
「はいアウトー」
懐から手帳とペンを取り出しながら言う。
「つーかそんな素敵な髪形してる時点で普通とは言わねーよ」
はっはー、と笑いながら。
「まあ俺も一応警備員の端くれだし、職務質問開始だ」
じゃあまずは、と言って続ける。
「そのハイセンスな髪型はどういう……?」
まずは名前聞けよ、という突っ込みは禁止である。
- 780 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 14:45:11 ID:7gFzKdaU0
- >>779
職務質問を受けることになりがっくりと肩を落とす
「……その前に葉巻しまっていいか?」
葉巻を掌に落とすとその瞬間葉巻が消えた
「ハハ……お手柔らかに……」
何の質問が来るかと思っているとまず髪型に対する質問が来た。
「虹色ソフトモヒカンだけど?」
「美容院でおまかせって言ったら気づいたらこうなってたんだけどさ……」
落ち込み、うな垂れるように見える、が
すぐ顔を上げ言う。
「カッコよくない!?」
「センスびんびんで最高だと思うんだけど道を歩く人が皆変な目で見てくるんだよ!」
「何でだと思う?」
- 781 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 14:50:02 ID:hedfrAak0
- >>780
「おぉ、便利そうな能力だな」
と、感心。
「虹色ソフトモヒカン……語感“は”凄まじく良いな」
“は”を強調したのは気のせいではない。
「格好良くない」
きっぱり。
あくまで俺の感性だが、と一応付け足したが。
「いやぁ、色彩の暴力で訴えられるぞそろそろ。
むしろ何故今の今まで訴えられて来なかったのかが疑問だよ」
- 782 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 14:53:39 ID:7gFzKdaU0
- >>781
感心している様子をみて笑う。
「ま、出し入れするだけだけどな」
男に自分の髪型を否定されてしまう。
「な……!」
「色彩の暴力とか言うんだったら前のショッキングピンク無造作ヘアーもなかなかの!」
「なるほど……だからチンピラと間違えられるのか俺」
うんうんと頷き納得する。
- 783 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 14:56:48 ID:hedfrAak0
- >>782
「すげーじゃん四次元ポケットじゃん。
ははん、もしやお前未来人だな?」
凄まじくあてずっぽう。
「ああ、なかなかのヒャッハー具合だ」
こちらも頷く。
「しかし……」
と、言って黙る。
「……職質飽きたな」
警備員にあるまじき発言をさらり。
- 784 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 15:00:56 ID:7gFzKdaU0
- >>783
「え!? 俺未来人だったの?」
バカがそこに一匹いた。
「んーでもすぐ染め直すと髪痛むしなぁ……」
「次は赤か紫か白黒か……」
またまた珍妙な色に染める予定のようだ。
職務質問に飽きたと言う男の言葉にすかさず反応する。
「じゃあやめないか?」
「俺不審者じゃないしさ、分かるだろ? この不審者じゃないオーラ」
不審者じゃないオーラとはどういうオーラなのだろうか?
- 785 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 15:05:26 ID:hedfrAak0
- >>784
「ああ、実はな。ここだけの秘密だぜ?」
乗っかる阿呆もいた。
「短めにして青くしてみたらどうだ?
で顔を白くペインティング」
不審者猫型ロボット化計画が動き出していた。
「少なくともお前は不審者じゃないオーラ放ってない」
軽く笑いながら突っ込み、
「……あー、そうそう名前聞いてなかった。
俺は黒金。黒金鋼(クロガネ ハガネ)だ。お前は?」
- 786 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 15:10:47 ID:7gFzKdaU0
- >>785
「青髪は悪くないんだけど顔のペインティングはちょっとなぁ……」
ネコ型ロボット計画は頓挫しそうだ。
「ああ、自覚してるぜ?」
相手が名乗ったのを聞き自分も名乗る。
「そうだな、俺は東西南北良方(ヨモヒロ リョウホウ)だ。 よろしくだな鋼!」
初対面であるのにフレンドリーに下の名前を呼んでいる。
「……ニコチンが切れてきた……」
掌に突如葉巻が現れる。
先程しまった時の状態のままなのでまだ火がついている。
それを口に咥える。
「あー、これ高かったけど有りだな……」
- 787 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 15:14:54 ID:hedfrAak0
- >>786
「まあ虹色よか青のが良好だな」
異能都市にも結構居るし、と言う。
「東西南北……覚えづらいから良方と呼ぶことにしよう。宜しく、良方」
こちらも下の名前で呼称する。
「……見れば見るほど便利な能力だな。生活に順応しすぎだろ……」
はぁー、と羨むように溜息。
- 788 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 15:19:09 ID:7gFzKdaU0
- >>787
青のほうがいいとの言葉に少し考え込む。
「んーやっぱりトラ柄とかの方が面白いかも」
美的センスが大分ずれているようだ。
相手との自己紹介も終わり煙草を満喫している。
「ああ、よろしくー」
「まあ、カバンとか財布無しで出かけれるからな」
実際かなり便利である。
「因みに生き物も収納できるから……」
バサバサと両手から鳩が飛び立つ。
「こういう事も出来るぞ?」
- 789 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 15:22:20 ID:hedfrAak0
- >>788
「自分の髪型を面白さで決める奴とは初対面だな」
「かー、手品師かよ。種も仕掛けも無い」
能力があるか、と付け足す。
「あ、はいはい質問。
もし敵が銃を撃ってきたとして、その弾丸ってのは返せるのか?」
素朴な疑問。え、いや素朴?
- 790 :カノン・カペルマイスター/竜型:2010/05/03(月) 15:22:50 ID:R6oAYgJQ0
- 唐突に、地に影が落ちた。
雲が日を隠したわけではなく、しかし陽の光が途絶える。
原因は、
「」
――空行く巨大な異形だ。
金属の塊を適当に並べて浮かべてみたら竜に見えましたー、とでも言いたいその姿は、ごうん、と空気の渦巻く音を連れ、行き、
「 」
緩やかに背負う光翼を振った。
- 791 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 15:27:38 ID:7gFzKdaU0
- >>789
飛び立った鳩をジャンプしてわしづかみにして消した。
「出したはいいけど回収めんどいんだよね」
鋼の質問に答える。
「手で触れればできるぞ」
「他にも、壁とかあるし」
手を横に開くと、機関の上位邪気眼捕縛施設の隔壁が現れる。
銃弾はおろか、全方向を囲めば核爆発にも耐えられる強度を誇るシロモノだ。
- 792 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 15:30:03 ID:hedfrAak0
- >>790
「ん?」
と頭上を見上げる。
「ああ、なんだカノンか」
なんでもない事かのようにスルー。
まだこれが2回目の遭遇なのに慣れすぎである。
>>791
「……もしや能力紹介用に鳩を確保してんのか」
「うっおすげー……ってそれお前すげえ!」
どうやら、“隔壁自体”に驚いている様子。
- 793 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 15:33:46 ID:7gFzKdaU0
- >>790
影が落ち、上を見上げると巨大な何かがあった
「んあ? なんだありゃあ?」
実に興味深そうな表情である。
>>792
「ま、そういうこったよ」
隔壁を見られて元機関員だとバレるのは困るためすぐ隔壁を消す。
「はい、ここまでー」
「他にも色々あるぞ」
手から無数にボールを取り出しお手玉をする。
既にボールの数は30個を超えているだろう。
- 794 :カノン・カペルマイスター/竜型:2010/05/03(月) 15:38:18 ID:R6oAYgJQ0
- >>792
周囲、公園内では、
「おお、竜が飛んでるな。……あの高さだと、明日は晴れか」
「あー、今日も飛んでんなー。――明日は雨だな」
「えっ?……えっ、いやいやお前、何言っちゃってんの?え?」
「は?いや、お前こそ何言ってんの?はあ?」
などという会話ののちにリアルファイトに発展していたりもする。
意外と日常風景のようだ。
そんな中、
「……スルースキルたけぇよ!!」
黒金の真横に降り立つ銀髪銀目の男が一人。
>>793
声が聞こえたのだろうか。
距離的に聞こえるはずないが、
「 ?」
異形が首を傾げ、
「おお、何、最近は俺を見たことない住人がいっぱいだな…!大入りじゃっての?!」
いつの間にか現れていた男が騒ぐ。
- 795 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 15:40:21 ID:hedfrAak0
- >>793
「あーもう終わりかy……」
隔壁が収納されるのを、惜しげに見送る。
故郷の友人が上京していく電車を見送るような視線。
「ボールがたくさん出てくるよりも、そんな数のお手玉できるお前の方が驚きだよ」
すげーなおい、と素直に感心。
>>794
(……よしよし、放っておいても良いな)
働け警備員。
「スルースキル浴とかしたからな」
いや何言ってんの、と言うようなメタトーク。
「ようよう久しぶり。元気そうだな」
ういっす、と片手を上げて挨拶。
- 796 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 15:45:17 ID:7gFzKdaU0
- >>794
突然現れた男に軽く会釈し挨拶する。
「ちわっす」
>>795
上手くごまかせたことにホッとする。
お手玉スキルをホメられたのが嬉しくてレベルアップする。
「まだまだ行けるぞ」
玉の数はもう50個越えかつ包丁とかナイフの刃物までプラスされている。
調子にのった罰が来たのか右手のひらにナイフがサックリささる。
「あ゛っ! いでぇぇぇぇッ!」
のた打ち回る良方。
- 797 :カノン・カペルマイスター/竜型:2010/05/03(月) 15:48:27 ID:R6oAYgJQ0
- >>795
「……ん?戦闘の音――」
そちらを向く。
少し俯き、
……よくあることだな!
笑顔で頷いた。
「す、スルースキル欲?!何それボケの天敵じゃねえかぁ――!!
お前は悪魔か!?」
裏手ツッコミ。
「おー、久しぶりだな。相変わらずのスルーっぷりに先生は悲しいです」
ツッコミを入れた手でびしびし黒金の脇腹をつつく。
>>796
「ちわっす☆」
キラッ☆
「……あれっいや待て!!何お前もスルースキル有段者か何か?!
つーかナイフさっくり刺さってるけど大丈夫かよ!!」
- 798 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 15:48:57 ID:R6oAYgJQ0
- //なーまーえーらーんーでーすーのー!!
- 799 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 15:51:44 ID:hedfrAak0
- >>796
「あーあー刺さんぞ刺さんz……ほれ言わんこっちゃ無い……」
苦笑しながらその光景を眺めている。
鬼か。
「とりあえず千夜記念病院にでも行っとけ。
それかそこの素敵なお兄さん(笑)に治療してもらえ」
>>797
「しかしこれは異能都市ではよくある事」
世界がまる見えになりそうな口調で。
「いや、警備員だけど……」
普通に応答。
「そうかそれは幸い」
カノンがわき腹をつつく、が。
「こういう時しか役に立たない俺の能力って何なんだろうな?」
無茶苦茶硬い。堅い。固い。
鋼身眼だ。
- 800 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 15:54:35 ID:7gFzKdaU0
- >>797
右手を振りながら悪態をつく良方。
「ったく誰だ、お手玉なんてやらせたの……」
「……俺だ!」
グチグチ言いながら右手に包帯を巻いていく。
「あー大丈夫大丈夫。 あと、スルースキル免許皆伝だぜ俺」
>>797
右手をさすりながら話す。
「問題ないぜ。 普通より傷の治り早いから3日もあれば治るだろう」
「つーかそれ以前にこの街に来たばっかで病院何処とか全くわかんねぇんだよ」
「方向感覚自信ないし」
- 801 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 15:59:56 ID:R6oAYgJQ0
- >>799
「ここからが彼らにとっての本番なのである」
ノった。
「ぐおおノーマルな返答返ってきやがった!!
そこはネタでも俺がガンダムだとか言えよ!!――俺が面白がるから!!」
基準はあくまでも「俺」だった。
ハタ迷惑にもほどがある。
「うはwwwww何これwwwwwかってえwwwwwwww」
面白がって16連打し始めたぞ!
>>800
「病院?」
首を傾げ、
「あっちとあっちとそっちとこっちとあっちの方にデカイのがあるな。
小さな診療所とか含めりゃあもうめんどくさくて表現しきれなくて盛り上がってくるね?」
高速で多方向を指さす。
「ソッコで治したいってんならやってやらんこともないぞ」
- 802 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 16:04:05 ID:hedfrAak0
- >>800
「あー、病院行きてえって思いながら歩いてれば着くぞ」
あほみたいな事を抜かし始める。
「……いや、これマジな?
“歪み”とかいうので、よく地形が変わるんだわここ」
>>801
「とここでネタばらし。ターゲット以外の人々全員が仕掛け人だったのである」
さらにノる。
「お前を面白がらせたら負けだろjk……」
はぁ、と面倒臭そうに溜息を吐く。
「…………」
少しの間黙り込む。
そして、
「……そぉい!!」
渾身のデコピンを指に叩き込む。
黒金の筋力+硬化=いたい、なんて結果が予想される。
- 803 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 16:07:24 ID:7gFzKdaU0
- >>801
このあたりの地理を教えてくれたことに礼を言う。
「サンキュゥ! あと、治してくれるんならぜひ頼む! 結構痛いんだぜ!?」
遠慮という言葉を全く知らない様だ。
>>802
鋼の言葉に目を丸くする。
「……マジ?」
「よっしゃありがと! いいこと聞いたぞ!」
「お前の親切でタバコが旨い!」
「お礼に煙草やるよ」
右手に普段用のシガリロの【アル・カポネ】が2本出て来る。
そしてその2本を鋼とカノンの2人に渡す。
カノンの法を見て一言。
「アンタにはお近づきの印な」
- 804 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 16:11:21 ID:R6oAYgJQ0
- >>802
「これには思わずターゲットも苦笑い」
公園の中ではリアルファイトをかました者達が握手を交わしているが。
「馬鹿野郎勝ちに決まってんだろうが。
人生、誰かの楽しみになるように自分も楽しんでいかないと損だぜ」
ニヤニヤと笑い、
「――っておぉう?!」
デコピンで指が弾かれる。
否、弾かれるどころか千切れたように見えたが、
「お、おま、流石にスルーしろよここは!メニーメニーワイドな心を持てって教わらなかったのか?!」
黒金に突きつける手指は無傷だ。
>>803
「あ、っつってもそこの堅いのが言ったとおりに「今日の」地図な。
……比較的中心地やメインストリートに近い場所は安定してるんだがなあ」
ううん、と唸りながら煙草を受け取り、
「俺吸えねえけどまあ、文化だよな文化。
ほれ、手ーだせー」
ちょいちょい手招きする。
- 805 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 16:15:39 ID:hedfrAak0
- >>803
「まあ迷う時は普通に迷うが」
まずはその前言をぶち壊した。
「あー、親切心は凄まじいほどに有り難いんだが。
俺煙草とか吸わねーのよな、どーするべきかね……」
うーむ、と唸る。
>>804
「苦笑いで済めば良いけどな。
あれターゲットぶち切れる回無かったか?」
「じゃあ俺はその“誰か”にお前をカウントしなければ良い訳だな」
ひでぇ。
「スルーしたらしたでなんか言うだろ!
あとメニーメニーワイドは言われたことねぇよ! ここは日本だよ!」
「……!?」
傷一つ無い指を見て、驚いている。
- 806 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 16:17:19 ID:7gFzKdaU0
- >>804
「ま、役に立ちそうだからそれでもありがとうだ」
礼は欠かさない主義のようだ。
「煙草吸えねぇか……」
「この街って喫煙者が少ないのかねぇ……」
手を治してくれるというので近寄り右手を出す。
「んじゃ、頼むわ」
無駄に態度がでかい気もするがコレが標準である。
>>805
2人ともタバコが吸えないと判り考える。
「じゃ、飴だな。 ほれ」
2人にバター飴を渡す。
「なるほど、迷うのか」
「気を付けねーと……」
- 807 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 16:26:54 ID:R6oAYgJQ0
- >>805
「あー、あったなあ。いつだっけ?
確かにブチ切れても仕方ないっちゃ仕方ないことだけどなあ」
「あっれ!?あっれ?!予想外の反論来ましたよ――?!」
これには流石のカノンも半泣き。
「じゃあもっとやんわりと止めてよねって言うとかさ!止めねえけど!!
それとここは日本っていったがはたして本当に…そう・・かな……?」
ざわ…
ざわ…
「ん?」
手をひらひらと振って見せる。
>>806
「やだなにこのひと礼儀正しい
……外見はあれだけど」
主に虹色ソフトモヒカンとか。
「タバコ吸えねえっていうか、まあ、俺普通の食事とか出来ねえのなー。
なんせ金属の竜ですので?」
からから笑い、手を取り、
「”Ma ki wa fowrlle yor.” ……ってな」
呟くように零れた声はどこかの言葉。
奇妙に揺れ、しかし微かな旋律とでも呼べそうなものを持ち、
「ほい」
ぺしっ、と包帯の上から傷を叩く。
淡い光―魔力に類するものだろう―が散った。
「さっくり塞いだ程度だが、アンタ治り早いんだろ?
あんま激しく動かさなけりゃあ夜には完治さね」
- 808 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 16:32:33 ID:hedfrAak0
- >>806
「おお、素晴らしい気遣い……さんきゅーな」
と言いながら、受取った飴をしまう。
「滅多な所行かなきゃ大丈夫だとは思うけどな。
現に俺は数回しか迷ったこと無いし」
“しか”なのか。
>>807
「俺の記憶だと俳優がタクシーかなんかに乗って――
――あれ、なんでこんな話になったんだ?」
「あーはいはいすまねぇすまねぇ」
謝り方が粗雑。
「止めねえのかよ! じゃあ言わねえよ! ……!?」
確かによくよく考えてみたらここは日本じゃないかもしれない。
「えー、じゃあ俺の生まれ育った所じゃメニーメニーワイドは教わらなかったよ」
「……いや、なんでもない」
なんでもねえなんでもねえ、と繰り返す。
- 809 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 16:35:20 ID:7gFzKdaU0
- >>806
「俺は礼儀正しいことに定評がある男だぜー?」
「この髪カッコよくないか?」
食事が取れないと聞き本気で悲しそうな顔をする。
「煙草と酒と飯なきゃ生きていけねぇ俺としちゃあ信じられねぇ……」
「飯は食えなくてもアレだけど、煙草と酒はなぁ……」
ダメ人間の典型の上未成年である。
治った手をぺたぺた触り声を上げる。
「おおぉぉぉ! すげーっ!」
「マジサンキューな!」
男の手をつかみ上下にブンブン振る。
「そういや自己紹介してなかったな」
「俺は東西南北良方(ヨモヒロ リョウホウ)だ。 あんたは?」
>>808
煙草をしまい自分も飴を食べる。
「糖分はたまんねェなぁ……」
バリバリと飴をかじって食べている。
「ま、行く気さえあれば大丈夫なら大丈夫だろ。 多分」
- 810 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 16:42:49 ID:R6oAYgJQ0
- >>808
「記憶を掘り起こすに、
……公園の乱闘騒ぎのせいじゃなかったか?」
「うわ粗雑!まあいいや謝り言葉ゲット!
ま、ここは”異能都市”……それ以上でも、以下でもねえぜ……」
というか中の人もここが日本にあるのかうまく言葉にできない。
「えー、ほら、国際化の世の中って言うじゃない……
それと多分ワイドにメニーはつけねえけど」
きっとwide-wider-widest。綴り?知らん。
「……はっはーん」
きゅぴーん。
「さてはお前、俺の手がノーダメなことにマジビビりだな?!そうだろう!?」
>>809
「えっ
……えっ?」
カッコイイ発言に思わずマジ顔である。
「いやいや待て待て人間、お前それどう考えてもダメ親父の発言じゃね?
まだ若いならもっと自分を大切にしなさい」
※流石に未成年だとは思ってません。
「激しい運動するとまた血ー出んぞって言ったの聞こえてねえだろお前!!
だがまあサンキューは言われて悪い気はしねえな!」
「よもひろ……世も広?面白え名前してんなあ。
俺のことはカノンと呼んでくれて構わないんだぜ、なぜならそれが名前だからな!」
- 811 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 16:47:54 ID:hedfrAak0
- >>809
「飴初っ端から噛むっておま……」
戦々恐々とその光景を見ている。
「そーだな、適当にやってもどうにかなる。
ならなかったらその時はその時だ」
>>810
「あーそうそう……あれ、それお前原因じゃね?」
「ちなみにさっきの謝罪は残像だ」
あんなもんが残像ってどういう事だ。
「ここが地球であるかどうかも微妙だよな」
同じく。
「そんな半端な国際化はいらねーし求められてもいねーよきっと」
「!」
メタルでギアな感じのびっくりマークを頭上に浮かべる。
「はっ、全くお前は何を言ってるんだかHAHAHA」
苦しい。
- 812 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 16:50:00 ID:7gFzKdaU0
- >>810
ダメおやじとの発言にちょっとムッとする。
「いや、若いし! まだピチピチの17歳だぜ!?」
「それに丈夫だから普通に問題ないしー」
口笛を吹きながら知らん顔をしている。
右手がじわじわと痛くなって来たため手を離す。
「痛てぇ……。 でもマジでありがと」
名前で少し考えてるのに気づき言う。
「とうざいなんぼくでよもひろだ。 よろしく、カノン!」
>>811
飴を噛み砕き飲み込む。
そして2つ目に入る。
「いや、普通だろバリッ!」
「まー、人生どうとでもなるから適当に生きるのさ俺はー♪」
突然歌いだす、ハンパじゃなく音痴だ。
正しく騒音公害。
- 813 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 16:54:46 ID:R6oAYgJQ0
- >>811
「はははなんのことかなははは。俺は無実だよ!!」
「残像の謝罪ってどういうことだよwwww
ああ、地球かどうかってことなら多分地球っぽい。チタマとは読むなよ」
どこぞの星人のごとく。
「ばっかおまえ草の根運動って言葉があるだろうが!!」
「うわあ なんて わかりやすい……」
思わず口に手を当てて。
「気になるなら気になるって言えばいいじゃねえの」
>>812
「えっ?」
17?と繰り返して良方を見る。
目をこすってもう一度見る。
「えっそのファンキーなセンスで17?」
「バーカwwwwwwwwwって俺じゃなくてもプギャーされんぞ、気をつけろよ」
しかし手は m9っ ←こんな感じに人差し指を伸ばす形で構えられていた。
「東西南北?!NEWSか何かか!すげえな!
おうおうよろしくなー。俺はふらふら空飛んでるからテキトーに話すといいよ」
- 814 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 17:00:03 ID:hedfrAak0
- >>812
「間違いなく普通じゃあねぇよ飴は舐めるもんだよ」
なんて指摘をする。
「……どうしよう、これ逮捕すべきか」
一応そういう条例が無いわけではないが。
>>813
「無自覚に他人を踏みつけられる奴にはなかなかどうして怖い物があるな」
受け売りだけどな、と付け足す。
「すげえ軽い謝罪はすげえ速さで動けんだよ」
「あー、やっぱそうなのか。流石にそうは読まねーよwwww
あれだろ、じ…地球だろ」
「きっとそれ今関係ねぇ」
冷静に突っ込み。
「気になる。超気になる。どういう仕組みだそれ」
その辺りは素直。
- 815 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 17:01:35 ID:7gFzKdaU0
- >>813
どう考えても疑われているが事実である。
「いや、マジで17だし!」
一応在籍していた高校の学生証を見せる。
「どうよ!?」
「おう、よろしくー」
>>814
気持ちよく歌っている。
が、飴が喉につまりむせる。
「ぐうぇふぉっ! ぐえぇぇぇっ!」
「……死ぬかと思った」
/洗い物してくるんで返すの遅れるかもです
- 816 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 17:19:12 ID:R6oAYgJQ0
- //電話出てましたすみませ…!!
>>814
「お前な、俺は何となく飛んでただけなんだぜ?
それに対して勝手に予測立ててその内容でマジ殴り合いは俺の管轄外だよ」
「成程すげえ速さなのか!
……あれ?今すげえ軽いって」
首を傾げる。
しばらく悩んだがまあいいかと結論し、
「関係ないのかよ!?ウソだろ…!!」
「仕組みっつってもな」
頬を掻き、
「俺の元姿はアレ(金属の竜)だろう?
んでこっちは…某人物の言い方を借りれば子機なわけでだな。
つまるところ、魔力とかそんな感じの力の塊作って動かしてるんだわ」
分かるかね、と尋ねて。
>>815
「えーと、」
……これが偽造されている可能性は……と。
写真を見て、
「……ええと、」
良方を見て、
「うっそだー……」
認めた。
- 817 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 17:22:03 ID:hedfrAak0
- >>815
「ざまぁwwwwwwwww」
m9っ←もう完全にこんな感じで指差す。
「さぁこれに懲りてジャイアニズムを取りやめることだな」
遠まわし(?)に歌が下手だ、と言っている。
>>816
「あー……そうかもな」
割とあっさり納得。
「こまけぇこたぁいいんだよ!」
「関係ねぇよ! 何故そこに関連性を見出したんだよお前は!」
「…………」
少し黙り込む。
「……えー、あー、うん。はいはい、なんとなく分かった」
完全に分かっていない。
が、魔法に疎い黒金に魔力云々の話をしても意味が無いだろう。
- 818 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 17:24:38 ID:7gFzKdaU0
- >>816
「な? ホントに17だろ?」
「ま、学校は家庭の事情でやめちまったけどな」
家庭の事情というか機関の事情と言った方が適当だろう。
>>817
「うぇー……」
「飴喰いながら歌うのはアウトだったな……」
おもむろに飴を取り出しもう一つ食べ始める。
「バリバリ」
- 819 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 17:29:37 ID:R6oAYgJQ0
- >>817
「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?ってやつだな」
多分違う。
「そうだな!こまけえことはいいんだよな!!
よかったな俺の心の広さに感謝しろよ!」
何故か威張り、
「関係ありまくりだろうが!!
草の根運動で地道に国際化→俺が楽しいっていう最高の結論が待ってるだろ!!」
「あー…んー……分かりづらかったらペットボトルの中の海水を考えてみるといいんじゃないかな」
宙に図を指で書いて、
「大元の海が竜の俺、んで汲まれた海水が今の人型の俺な。
で、」
傾ける動き。
「海水をちょっと減らしても、「ボトルの形の海水」ってのはあんま変わらないだろ?
流石に大量に無くなると形保てねえけどさ」
>>818
「お、おう……
にしても、何故こんなにもファンキーに育ったんだお前…」
ええー、とでも言いたげな顔である。
「まあ、マジで家庭の事情なのかは置いといて。
お前、17なら千夜行けば?学校あるだろココ」
- 820 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/03(月) 17:36:09 ID:hedfrAak0
- >>818
「観点はそこじゃねえだろ……」
「やめて!」
思わず条件反射。
マジックテープじゃないけど。
>>819
「それだとお前がこれまでに幾つの――なんでもねぇ」
不毛になりそうなので中断。
「おう! 面倒だからそうしといてやんよ!」
似たようなテンション。
「自己中心的過ぎてぐうの音も出ねぇよ!」
「あー、あーあー……やっと分かった。
……そう考えるとお前すげえなおい。俺びっくりだよ」
「っと、そろそろまともに働かなきゃまずいか。
んじゃ、俺はこの辺で。二人とも、また縁が合ったら会おうぜー」
手を振りながら、公園を去っていった。
- 821 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 17:41:10 ID:7gFzKdaU0
- >>819
自分の育ちについて疑問を持たれているが気にせず。
「最高じゃないか? このセンス」
学校についての話を聞き興味が出てきたようだ。
「学費とかどうなのよ? まあ金に困りはしないんだけどさ」
「あと、転入とか受験とかしなきゃいけないの?」
実に興味津々である。
>>820
「止めない! バリバリボリボリ!」
「……歯茎に刺さった」
「もういい、煙草吸うわ」
煙草をプカプカとふかす。
- 822 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 17:44:15 ID:R6oAYgJQ0
- >>820
「紛争介入は流石にしてねえよ」
そういう問題ではない。
「面倒だからかよ?!なんてこった……!!」
大げさに天を仰いでみる。
「自己中心的?知らんな!
俺はハッピーエンドが一番面白いと思うだけだぜ!」
「ふふーんすげえだろー、だからもっと崇め奉れ。
……あ、やっぱいいわそれ地味に気持ち悪い気がする」
ひどい。
「おおついに働くんだな!頑張れよ見守ってないこともない!」
ぱたぱた手を振った。
>>821
「えっ
……まあ、お前がそう思うならそういうことにしておくか」
徹底的にぼかしてみる。
「んー?あー、どうなんだろうな」
俺も詳しくは知らないけど、と前置きして、
「能力者ってことなら一芸試験と簡単な筆記で何とかなるんじゃね?
今の時期なら転入扱いだろうしな」
- 823 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 17:51:18 ID:7gFzKdaU0
- >>822
「えっ?」
よく聞こえていなかったようだ。
そして、考え込む。
「んー今度受けてみるかなぁ」
「一芸には自信あるし」
手から鳩を出しわしづかみにして消す。
//ちょっと御飯食べてきますノシ
- 824 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/05/03(月) 17:57:03 ID:R6oAYgJQ0
- >>823
「…うん、いや、うん、こまけえこたぁいいんだよ!!」
勢いでごまかす。
「は、鳩出た!!今めっさ鳩出た!!
なんだお前手品師か何かかー?それとも空間系能力者?」
ともかく、
「意外といい感じでいけるんじゃね?修造的には言わないけど」
ひう、と風が吹く。
目を細め、空を見、
「……んあ、もうこんな感じの時間か。
そんじゃ良方、俺、散歩に戻るから!」
また今度な、と言い、笑って片手を上げ、
カノンの姿が消える。
そして、
「 」
空に浮かぶ金属の竜。
挨拶でもするかのように身を揺らすと、
「――――」
鐘の鳴るような音を鳴らす。
そのままゆるりとした動きで飛び去って行った。
- 825 :東西南北 良方 ◆eOKhjGaPwQ:2010/05/03(月) 18:13:03 ID:7gFzKdaU0
- >>824
「ああ、よくわかんねえけど別にいいな!」
カノンの驚いた顔を見て笑う。
「ハハハッ! こんなんで行けるんなら余裕だぞ! 余裕!」
やる気が出てきた様子だ。
飛び去るカノンに手を振りながら叫ぶ。
「おう! じゃーなー! また今度ー!」
- 826 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/04(火) 00:26:09 ID:Fcl.02Cs0
- ガニュメートさんにもっと強くなれって言われたけど……
ほっ。
【小さな体が沈み込み】
こんな基本的な……もうちょっと派手な何か……
ほっ。
【また上がってくる】
いやいや、ガニュメートさんだしきっと何か作戦が。
それに紳士たるもの、地道な積み重ねを怠っては駄目ですね!
【公園の片隅で少年絶賛腹筋中】
- 827 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/04(火) 00:40:31 ID:wKc9Wg5I0
- >>826
(エミリー(仮)と別れた彼女)
(とりあえず、また元の場所で落ち合うことにして)
(公園の辺りをぶらぶらしていた)
(ふと腹筋をしている少年を見て)
「その通りだ。男は誰もヒーローだからな」
(と声をかける)
(ぼろきれを纏った背の高い目つきの悪い少女が)
- 828 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/04(火) 19:11:04 ID:WVrfsEdY0
- 【中央公園…におかれた箱庭システム入り口】
「…あう〜…どうなったのかなの?」
【実体化した少女がその場で起き上がる】
「…かったのかなの…まけたのかなの?」
【あたりを見回して不安そうな顔をする】
- 829 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/05/04(火) 19:16:20 ID:Hm8mdUgo0
- >>828
「だーかーらー一人じゃ無理って言ったのに! バカバカ大バカ、また負けちゃったじゃん!」
「ごめんなさい……」
「絶対勝つって言ったからあんなクソジジイと力を合わせてあげたっていうのに無様ね!」
「落ち着け、エルフリーデ」
「うっさいクソジジイ!」
「……貴様の方が年上ではなかったか?」
金髪ツインテ少女にめっちゃ起こられてる銀髪の女+それをなだめようとする黒ローブのあやしいおっさんの図。
- 830 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/04(火) 19:19:47 ID:WVrfsEdY0
- >>829
「あうあう。ふたりともけんかしちゃだめなの!」
【慌てて二人の前にやってくる】
「それで…どっちがかったのかなの?」
【不思議そうに首をかしげて言う】
- 831 :アンジェと愉快なry ◆XXXXUU4GU2:2010/05/04(火) 19:26:35 ID:Hm8mdUgo0
- >>830
「ほれ、この子もこう言っておるぞ」
「……」
「あ、ディスさんお疲れ様でした。貴方の勝ちです」
負けちゃいました、と微笑いながら。
- 832 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/04(火) 19:29:06 ID:WVrfsEdY0
- >>831
「あうあう、なかよくなの」
【手を軽く振る】
「あう?そうなの?
あうあう、うれしなの〜!」
【ひときわ嬉しそうな笑顔をディスは見せた】
「あう、えっと…なの」
【だが、対戦相手を前にして、はしゃいだのを申し訳なさそうにした】
- 833 :アンジェと愉快なry ◆XXXXUU4GU2:2010/05/04(火) 19:41:20 ID:Hm8mdUgo0
- >>832
「いいんですよ、もっと喜んで」
「うむ、その通りだ。
アンジェは鍛えなおさねばならぬな……」
「……ふーんだ!」
あ、金髪ツインテどっかいった。
- 834 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/04(火) 19:43:56 ID:WVrfsEdY0
- >>833
「あうあう、ありがとなの…
その、がんばったなの〜。あ」
【軽く手を振ってアンジェに向けて言う】
「『あんじぇ』なの〜!
おともだちになろなの〜!」
【そう言って大きく手を振った】
- 835 :アンジェと愉快なry ◆XXXXUU4GU2:2010/05/04(火) 19:47:15 ID:Hm8mdUgo0
- >>834
「はい、喜んで」
笑って、手を差し出した。
- 836 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/04(火) 19:49:41 ID:WVrfsEdY0
- >>835
「あう〜!『あんじぇ』よろしくなの〜!」
【手加減しながらディスは握手した】
【それでも普通の子供の握力ではないことが分かりそうだ】
「『でぃす』これからもがんばるなの!」
- 837 :アンジェと愉快なry ◆XXXXUU4GU2:2010/05/04(火) 19:55:56 ID:Hm8mdUgo0
- >>836
顔色を変えない女、内心どう思ったかは解らないが。
変わりに黒ローブの男が、ふむ、と呟いた。
「あ、ごめんなさい時間なので……」
「では、また会おう」
そういって、立ち去っていった。
中身)飯落ちしますー
乙でした
- 838 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/04(火) 19:58:50 ID:WVrfsEdY0
- >>837
「あう〜。またねなの〜!」
【微笑みながら手を振って見送った】
「ふ〜…おなかすいたなの」
【独り言を言いながらディスも帰って行った】
- 839 :真城空:2010/05/04(火) 23:47:56 ID:ZOM.z7ps0
- 胸のあたりが重いのは、何時まで経っても変わらずに。
「……けふ、こほっ」
咳き込みながら、夜の街を行く。
- 840 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 00:00:40 ID:Fcl.02Cs0
- ゴ……ゴゴ……
【遠くから地鳴りの音が聞こえる】
【重機が猛スピードで走っているような、そんな音だ】
ゴ…ガガガガガガ…ガッ…!!
【それは徐々に空に近づく。地面の振動が段々伝わってきて…】
ヘェイ、ユー! 調子どうよ!
ゴガガガガガガガガ!!!
【急に角から体を地面スレスレまで横に傾けた虎姫がすっ飛んできた!】
【地面を強烈な握力で掴んで急停止。舗装された道路に一本の破壊痕が刻まれた】
【今まで通ってきただろう道にも大量の線が刻まれているあたり、ずっとこの曲がり方なのだろう】
- 841 :真城空:2010/05/05(水) 00:05:29 ID:ZOM.z7ps0
- >>840
「こふぇ!?」
よく分からない悲鳴を上げて、飛びあがりかける。
「と、虎姫さん?」
左腕に包帯が巻かれているのと、顔色が悪いところ以外は怪我などは見られない。
- 842 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 00:13:24 ID:Fcl.02Cs0
- >>841
最近『都市内超高速爆走タイムアタック』ってのを考えてさ。
ちょっとやってみたんだけどブレーキ難しいねコレ。
【あっはっはーと気軽に笑いながら反動を殺しきった右手を振ってコンクリの粉を払う】
【大量の舗装を削ぎ弾いておいて、たいした怪我もないようだ】
んで、空ちゃん。その調子だと、特に大事には至ってないみたいね。なによりなにより。
【こくこくと頷いて、一歩空の前に近づく】
……最近犯罪起こしてる子供の話、前にも言ったよね?
- 843 :真城空:2010/05/05(水) 00:16:04 ID:ZOM.z7ps0
- >>842
「……左様ですか……」
ちょっと引き気味だったりする。
「はい、ちょっと風邪ひいちゃったみたいで……
っえ、ヒホロくんのことですか!? っけふこほっ」
急に大声を出しては咳き込む。今日の彼はなんだか忙しない。
- 844 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 00:33:55 ID:Fcl.02Cs0
- >>843
んまぁ、そう。ヒホロって子が色々やらかしてるみたいで、
全部ある特定の会社……ありていに言えば千夜だね。そこに襲撃事件を起こしてる。
そんで、こないだの繁華街大乱闘騒ぎ。空ちゃんもいたんでしょ?
【被っている帽子の中に手を伸ばし、中から紙の束を取り出す】
【それは繁華街の騒ぎの時、消滅際に男が撒き散らした紙だ】
ここに書いてるのも、ヒホロ。
……やな予感はするわよね。
【そう言いながら紙束を渡した】
- 845 :真城空:2010/05/05(水) 00:37:58 ID:QYyPcDfoO
- >>844
「千夜、」
そう言われて見上げる。
街のほぼどこからでも見ることのできる巨大なビルが視界に入った。
「……なんでまた、ヒホロくん……」
紙を受け取ると、ずきずき胸が痛くなる。
思わずぎゅうっと服を掴んだ。
- 846 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 00:45:41 ID:Fcl.02Cs0
- >>845
【紙束の内容】
▼異空間転位装置の完成が目標
必要:スモーク=ゼルトマンの設計図 ※未完成?
より詳細な情報が必要
[塗りつぶされている]
息子ヒホロ=ゼルトマン接触 情報源確保
今後手術が必要――予定:潜在能力強化・深層記憶呼出
段階1まで進行
段階2まで進行
▼能力者体組織採取
転位実験体を利用
▼実験記録
①転位体記録
・1号――失敗
・2号――失敗
…
・115号――成功
…
・496号――成功
…
・860号――強化人工心肺により組織維持成功
精神構築に異常、要投薬
②能力者体組織による複製体記録
現時点8体製造、成功例1
▼イレギュラー対策
スモーク=ゼルトマンにより既に異界人種の転位を確認
確認できる要項
・『Nothingness』と身体の一部に刻まれている
・複数の異界が干渉しあう不具合により何らかの異常が発生している
・性別は女
【紙はここまでで終わっている】
僕はよく読んでないよ、面倒だし。
とりあえず空に渡しとくのが一番いいかなーって思うんだ。
- 847 :真城空:2010/05/05(水) 00:50:02 ID:QYyPcDfoO
- >>846
「手術、って……」
こほ、こほっ。
強烈に浮かび上がって見える二文字を何度も何度も読み返しては咳き込む。
「……ヒホロくんを探さなきゃ!」
すっかり混乱して走りだそうとして。
ぐらりとバランスを崩して、倒れる。
- 848 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 00:55:32 ID:Fcl.02Cs0
- >>847
あーあーコラコラ。
【後ろから抱きかかえるように支えて】
今無理しちゃ駄目でしょ?
体の調子悪いんだったらさ。
- 849 :真城空:2010/05/05(水) 00:59:10 ID:QYyPcDfoO
- >>848
「は、ぁ……けふっ、けふ」
ひゅうひゅうと肺から漏れるような息遣い、
咳は止まらない。
どう考えても、ただの風邪ではないだろう。
「でも、行かなきゃ……」
- 850 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 01:09:48 ID:Fcl.02Cs0
- >>849
……どうしよっかなぁ〜…?
【行かせるのも何だか後味が悪いが、行かせない理由も無い】
【他人にあまり興味を持たない虎姫なりの悩み方であった】
【ちょっとだけ考え込んで】
【ぐいっと】
駄目。
【空の体を引き寄せて、叱るように諭す】
アテも無いのにどこ行こうってのよ。
そんな風に他人のために必死こいて、そりゃアンタの気分は救われるかも知んないけど
もうちょっと考えてから動きなさい。
【その実、空の体調が一番に気になったから止めたのだが。】
- 851 :真城空:2010/05/05(水) 01:14:35 ID:QYyPcDfoO
- >>850
喉の奧が熱い。
焼けてしまいそうな感覚。
「……ふぁ、い……ぐ、けふっ」
大きく咳き込むと、アスファルトに水が叩きつけられる音がした。
ぱたっ。
「……はれ……?」
咄嗟に口を押さえる。
指の間から、赤い液体が流れ落ちた。
- 852 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 01:23:17 ID:Fcl.02Cs0
- >>851
【ま、そんなでも】
……は っ?
【地面に当たって飛び散った飛沫。靴の先に赤い点が一つ付いた】
――ち、ちょっとッ!
【慌てて虎姫が空の前へ回りこむ】
【血溜まりを踏みつけるのも意に介さず、空の両肩を掴んだ】
- 853 :真城空:2010/05/05(水) 01:26:30 ID:QYyPcDfoO
- >>852
「あれ、……?」
本人がいちばん自覚していなかった。
なんだろうこの赤いの、血?
誰か怪我したの?
ぼんやりと思考に靄がかかる。
「……けほ、けほっ」
咳き込む、そのたびに血を吐いた。
- 854 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 01:31:23 ID:Fcl.02Cs0
- >>853
チッ……大丈夫! この程度の血ぃじゃどうにでもなるから!
だから動くな!
【空に真正面から抱きつくと】
【背中に血がかかるだろうが、空を抱っこしようと腕を背に回して持ち上げようとする】
- 855 :真城空:2010/05/05(水) 01:33:56 ID:QYyPcDfoO
- >>854
「ふぁい……」
猛烈に疲れ、目を閉じる。
先日の戦闘で空が最後に放った「大空鳥」、
あれは空自身の命を削って召喚し得る魔だった。
生命力そのものが、弱っている。
- 856 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 01:39:01 ID:Fcl.02Cs0
- >>855
一体何したのよアンタは……。
ったく、暫く養生させたほうがいいわね。
【そう呟いて、再度空を病院送りにすべくすっ飛んでいった】
/適当に〆
- 857 :真城空:2010/05/05(水) 01:41:53 ID:QYyPcDfoO
- >>856
くたりとへたったまま、病気に逆戻りするのであった。
//おつー
- 858 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/05/05(水) 13:19:44 ID:hedfrAak0
- 異能都市。
昼下がりの繁華街を歩いている男が一人。
「…………」
腕を組み、目線はどこか遠くを見ているように見える。
「……おっと」
ふと、電柱にぶつかりそうになるが、次の瞬間には“電柱の向こう側”にいた。
何か考え事をしていた様子。
- 859 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 21:42:00 ID:Zhft.HS60
- >>826
(>>827の続き)
そして、鍛錬を怠らぬヤツは栄光を勝ち取る。
そう、男は誰もヒーローだからだ。
(と彼女は続ける)
- 860 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 21:50:00 ID:poB5V0to0
- >>859
ですよ……ねッ…………ぇえ゛え゛え゛え゛ッッッ…!!
【そろそろきつくなってきた】
【どこからか聞こえた声に同意しながら最後のひと踏ん張り!】
っぇえはーーー! 五十回達成ー!
【真っ赤な顔に笑みを湛えて、両手を空に突き出す】
【一息ついて落ち着いたところで、はたと声の出所は?と気づき】
あ。……ど、どうもコンニチハ。
【少女に気付くと、運動とは別に頬を赤く染めて罰の悪そうな顔で立ち上がる】
- 861 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 21:54:18 ID:Zhft.HS60
- >>860
お、おっと、邪魔しちまったかな?続けてくれよ。
(笑いながら、そう言う)
(しかし、目つきが悪いので傍目からは機嫌が悪そうにしか見えない)
男なら泥に塗れて、耐えるのさ。さあ!腕が折れるまでやり遂げろ!!
(と、青春ドラマのノリで)
- 862 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 22:00:24 ID:poB5V0to0
- >>861
だ、駄目です。男なら確かにそうやるべきかもしれませんが…
僕は紳士。女性を放っておいて私事にかまけちゃ駄目なんです。
【胸に細指を当て、柔和な笑みを返す仕草は確かに紳士らしい。が】
【スーツは土埃で汚れ、あと疲労で鼻息が荒い】
……あの、何かお気に召さないことでも…?
【そして思いっきり機嫌が悪いものと勘違いした】
- 863 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 22:03:09 ID:s.Ud7.4s0
- 「……」
近くの茂みの中から二人を見居ている。
どちらかと言えば視線はヒホロ寄り。
- 864 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 22:07:01 ID:Zhft.HS60
- >>862
い、いやいや。俺は自分の子と女だと思ってないしな……。
(と、ぼりぼりと後頭部を掻きながら)
(困ったような表情をしている)
(が、やはり機嫌が悪いようにしか見えない)
気に召さないことか?……女扱いは勘弁してくれ。お互い気持ち悪いじゃねえか。
(本人は微笑んでるつもりなのだが)
(が、やはり機嫌が悪いように(ry)
- 865 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 22:14:03 ID:poB5V0to0
- >>864
例えそうだとしても、そうすることが紳s……
う。
【女扱いをやめる→紳士じゃない】
【相手の嫌がることをしている→現在進行形で紳士じゃない】
ううぅぅぅぐぐぐ……。
【頭を抱えて悩み始めた】
>>863
【苦悩しながら視線を泳がせていると】
…… ?
【ばちこーんと視線が重なる】
- 866 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 22:16:01 ID:s.Ud7.4s0
- >>865
「!」
目線が合って、驚いて。
普通に出てきたぞ。
- 867 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 22:18:08 ID:Zhft.HS60
- >>865
お、おおい……?だ、大丈夫か?頭病みするのか?
(心配なのか、声をかける)
(黙っていれば胸の豊かな美少女なのだが)
(言動や眉間の皺がその現実を包み隠す)
>>866
(ヒホロの視線に気付き)
(エミリーの姿を認める)
あ、あれ?エミリーちゃーん付いてきてたのか……。
- 868 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 22:23:56 ID:poB5V0to0
- >>866
? ?
【どうも出てきたようなので、ぺこりと頭を下げる】
【もしかするとこの女性の連れかな、と考えて】
>>867
だ、大丈夫、大丈夫……苦悩はしてますけど頭痛はしません…
【額を押さえて横に首を振る】
あ、やっぱりお連れの方で?
【茂みから出てきた少女に目をやる】
- 869 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 22:26:40 ID:s.Ud7.4s0
- >>867
「付いてきた」
てってって。とヒホロの隣まで移動し。
>>868
「……」
腕を伸ばした。
このままだと抱きしめられる様子。
- 870 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 22:29:35 ID:Zhft.HS60
- >>868
ああ、悩むのはいいことだ。まだまだ成長できる「アカシ」だからな。……って師匠が言ってたな。
(腕を組みながら)
>>869
……おーい。エミリーちゃーん……?
何をしているんだ?
- 871 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 22:38:25 ID:poB5V0to0
- >>869
あっ。
【無抵抗に抱きしめられる】
【年下ならば抱き返すことも出来たのだろうが身長的に目の前が真っ暗に。】
こ、コレは一体……!?
【抱きしめられたまま、困惑を露にした目でエミリーの顔を見上げた】
>>870
師匠?
何か習っ…て、おいで……なので、すかっ?
【運動直後で抱きしめられて息も切れ切れ】
- 872 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 22:41:57 ID:s.Ud7.4s0
- //レス反転しますよ!
>>871
「……」
痛すぎず、かといって簡単には抜けられない腕の強さ。
見れば、顔が綻んでいる。
>>870
「……♪」
いい笑顔。
- 873 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 22:45:07 ID:Zhft.HS60
- >>871
嫌なヤツのぶっ殺し方と自分の身を守る方法と社会のゴミのような生活をしても死なない方法を教えてもらったぜ。俺の一番尊敬する人だ……。
>>872
あ、成程な。うん。
(彼女の性癖に気が付いたようで)
程々にしておけよ。
(ニヤニヤ笑いながら)
(今度は悪人面である)
(けしかけているようにも見えないこともない)
- 874 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 22:49:28 ID:poB5V0to0
- >>872
……ああ、成程。
【一瞬で理解した。そして笑みを返す】
【ファザコンとショタコン。類は違えどその愛に満ちた眼差しは同じだった。奇妙な邂逅だった】
――ってそんなワケないじゃないですかッ!!!
【勿論慌てて逃げ出そうともがき始める!】
>>873
な、なんと熾烈な師匠……!
【ゴクリ、と息を呑む。けどすぐに】
じゃなくて助けてぇー! 嫌な! 嫌な予感がするんですぅううう!
【甲高い悲鳴が幸緒に浴びせられる】
- 875 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 22:52:53 ID:s.Ud7.4s0
- >>873
「……うん」
小さく頷く。
>>874
普段あまり表情を変えない彼女がほんの僅かに悲しそうな表情。
「……」
そんな顔に反してギリギリと力を強める腕。
- 876 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 22:55:13 ID:Zhft.HS60
- >>874
ええええ……。エミリーちゃーんが悲しんでるぞ……。
(にやりと笑って)
紳士だろ。紳士たるもの……、なあ。
>>875
へへへへへへ。
(ニヤニヤ笑う)
- 877 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 23:02:47 ID:poB5V0to0
- >>875-876
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……何か、何か背中が温かいそうかこれが今際の際か……
お父さん先立つ不幸をお許しぐふぅう…
【徐々に怪力が発揮され始めた腕】
【だんだんぐったりとし始めたが、幸緒の一言にピクッと小さく反応】
そ、そうだ……僕は、僕はこんなことで膝を着くような紳士じゃない…!
そんなのは紳士じゃない!
例え自分がどうなろうと、女性を守り、想い、生きていくと誓ったんじゃないのか!
【忘れかけていた情熱が少年の魂に戻った】
【今なら――もう、迷わない!!】
僕は紳士! さあいくらでも抱きついてングフッ!?
【エミリーの腕の中で体ごと振り向いて――胸に顔が埋まった】
【ああ成程、さっきまで背中が温かかったのはこれかぁ……】
ん゛ーーーーッ!! ンーーーーッッ!!
【息ができない状態でもがく】
【はたから見ればただのコントである】
- 878 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 23:07:09 ID:s.Ud7.4s0
- >>876
「フフフ……」
先ほどからずっと覗き見していた彼女には解る。
そう、これはヒホロが紳士である事を利用した重厚な罠――!
……ぶっちゃけ、ただの甘えである。
>>877
「可愛い……」
こ れ は ヤ バ イ 。
腕を僅かに緩めた。だが逃がすつもりは無い。
- 879 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 23:10:28 ID:Zhft.HS60
- >>877
俺もエミリーちゃーんのに埋まりてえなあ……。
(少し愛おしそうに)
エミリーちゃーんのに挟まって息が出来なくなりたいぜ……。
>>878
おいおい、息だけはさせてあげろよ。
(と、助ける気はさらさら無い様で)
- 880 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 23:17:48 ID:poB5V0to0
- >>878
ごふっげほっ、くっ…こうなれば手荒いですが!
【素早く腰のホルスターから長い黒タバコを引き抜く! しかも既に火がついてる!】
無理矢理にでも引き剥がしてみせます!
でやぁあああああ!!
【煙が徐々に大きな腕の形を為して、エミリーを押しのけようとするが】
ぼひゃっ
……あれ?
【エミリーの能力で弱ってます。煙はちょっと抵抗を与えただけで崩れた】
>>879
ちょっ、た、助けてくださいよぉぉお〜〜〜…!!
【片腕だけバタバタさせて泣きそうな声】
ああ……お父さんが川の向こうで手を振ってる……
【ヤバいもん見始めた】
- 881 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 23:20:31 ID:s.Ud7.4s0
- >>879
「解った」
離す気は無いらしい。
>>880
「ハッ……!」
ヒホロの向きを変え、息を出来るようにした。
片手を頭の上に持っていって撫でる。
……これは犬のもち方だ。
- 882 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 23:24:45 ID:Zhft.HS60
- >>880
おいおい、マジかよ。……まあ、ほら、死なないし。大丈夫だって!な!
(悪そうにニヤニヤ笑う)
>>881
……もうちょっとしたら流石に解放してあげろよ。
されるがままってのは結構辛いんだぞ。
- 883 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 23:29:49 ID:poB5V0to0
- >>881
……いやまぁ、ラクになりましたけど……
威厳が……紳士としての威厳が……。
【不満そうに口を尖らせてぶつくさボヤいている】
【しかし諦めて、ため息をひとつ吐くとタバコに口をつけた】
>>882
助ける気はないんですね……。
【タバコを咥えながらジロッと睨みつける】
あ、話は変わるんですけど、その師匠って人から
どんなこと教わったんですか? なんていうか、もっと具体的に。
【この子供、幼いながらも復讐を目論んでいる】
【だから『ブッ殺し方』が気になったのだ】
- 884 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 23:32:30 ID:s.Ud7.4s0
- >>882
「……」
不服そうな顔。
>>883
「可愛いから問題は、無い」
そう言いきれる彼女に問題がある。
- 885 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 23:37:00 ID:Zhft.HS60
- >>883
え、徹底的に敵を追い詰めろとか、壁を背にすれば後ろをとられはしないとか、時には国家権力も味方に付けろとか、とにかく相手が肉の破片になるまで油断するな、とかだな。
(腕を組み、上を向いて考えながら)
>>884
ん、あ、悪かったよ……。でも、アレだ。程々のところで、だな……。
(諭すように)
- 886 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/05(水) 23:43:32 ID:poB5V0to0
- >>884
あるんですッ! プライドっていうものが!
【カッと叫ぶ】
もう、なんなんですか貴方は。いきなり現れてこんな……
れでぃーとしての恥じらいと作法がですね……!
【人差し指をリズムよく振りながら説教し始める】
>>885
成程!
【途端に声を明るくして、現状を指折り考えてみる】
【①徹底的に敵を追い詰めろ→逆に追い詰められてます。】
【②権力も味方に付けろ→相手が超巨大権力です。】
【③相手が肉の破片になるまで油断するな→過去に油断しまくりました。】
……嗚呼…川の向こうでお父さんが
【また瀕死。なぜか。】
- 887 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/05(水) 23:49:48 ID:s.Ud7.4s0
- >>885
「いやだ」
さすがは長女。ワガママである。
>>886
「仕方ない」
降ろした。
「……♪」
不気味な笑顔が向けられてる。
- 888 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/05(水) 23:55:20 ID:Zhft.HS60
- >>886
……、やれやれ。降ろして貰ったから良かったんじゃないのか?俺からしてみたらかなり羨ましいんだが。
(なお腕を組みながら)
>>887
我侭もいい加減にしろよ。俺はエミリーちゃーんの我侭なら許すけどなあ。
他のヤツが許すとは限らんのだから。
- 889 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/06(木) 00:05:28 ID:poB5V0to0
- >>887
ほっ……
【心底安心したように煙を吐く】
【けど相手はやっぱり不穏な雰囲気のする笑顔だ】
な、なんですか。今度は捕まりませんよ。
【煙は上手く動かないんだけどね】
>>888
じゃあ代わってくださいよ……。
【がっくり肩を落とす。トレーニング後だというのに滅茶苦茶疲れた】
- 890 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/06(木) 00:09:29 ID:s.Ud7.4s0
- >>888
「むぅ、解った……」
まだ残念そうだが理解はした様子。
>>889
「……見てるだけ」
それも怖い。
- 891 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 00:14:22 ID:Zhft.HS60
- >>889
大丈夫大丈夫。害は与えないみたいだぜ。
(笑いながら)
ところで、この街は一体どんな街なんだ?異能都市……。
>>890
うんうん。いい子だ。エミリーちゃーん。
- 892 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2010/05/06(木) 00:19:01 ID:poB5V0to0
- >>891
ここですか?
ここはー……えっと、よく分からないんです。
昨日今日と、あるかも分からないし無いかも分からない。
望めば有るし、望まなくても有るかもしれないし、無いかもしれない。
不思議な街ですよ? でも、僕は好きです。
【子供らしい、頬を赤らめた笑みを返す】
>>890
…
……
……ッ……!
【ずっと視線に身を捩っていたが、段々と堪えきれなくなってきて】
ぼくは紳士なんだぁああああああああああ!!!
うわぁぁぁああああああん!!
【とうとう号泣しながら逃げ出した】
紳....士......なんだぁ...ぁ....ぁぁぁぁぁ...........
【遠く遠く離れてもまだ泣き声は響いていた…。】
/〆おつありさまー
- 893 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/06(木) 00:23:46 ID:s.Ud7.4s0
- >>891
「……?」
そちらに視線を向け、首を傾げる。
>>892
「……あっ!」
手を出そうと思ったが幸緒の言葉を思い出し。
「ごめんよ……」
小さく、そういった。
「最後の笑顔も、可愛かった……」
そしてコレである。
- 894 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 00:27:15 ID:Zhft.HS60
- >>892
(逃げていくヒホロを見ながら)
>>893
……。まあ、アレだな。幸せは永く続かないさ。
(エミリーの肩に手を置き)
また幸せを掴みたいなら自分で新しい幸せをまた追いかければいい。ってな。
師匠が言ってたぜ。
(慰めるように)
- 895 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/06(木) 00:32:41 ID:s.Ud7.4s0
- >>894
「……なんだろう、今の感覚」
両腕を眺めながら呟く。
「懐かしい……!!」
あっちの世界でも変態でした。
- 896 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 00:36:19 ID:Zhft.HS60
- >>895
よしよし。
(と頭を撫でながら)
じゃあ、他の可愛い男の子を探しに行こうじゃねえか。
この街にエミリーちゃーんのハーレムを作ってやろうぜ!
(何故かいい笑顔で微笑む)
(他意は無いが、油には火を注いでしまう性質なのである)
さあ!街に繰り出してみっか!
- 897 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/06(木) 00:41:05 ID:s.Ud7.4s0
- >>896
「……」グッ!
立てた親指を向ける。
ダメだコイツ。
幸緒の後について歩き出した。
- 898 :楷ノ木幸緒 ◆A32fVyMS/E:2010/05/06(木) 00:48:31 ID:Zhft.HS60
- >>897
(よく分からないこの街)
(顔がさっぱり見えてこないけれど)
(とりあえず歩き回ろうと思った)
宿探しと、エミリーちゃーんお好みの男児探しとやることは多いな。
(そして、異能都市を歩いていく)
(一歩ずつ、確かに風を感じて)
//ここで今日は落ちます……。ありがとう&お疲れ様でした!
- 899 :吸血鬼エミリー(仮):2010/05/06(木) 00:54:06 ID:s.Ud7.4s0
- >>898
何か手ごたえ。
昔の懐かしい感覚。
「……」
今を続ければ帰れるのかな。
帰ったら幸緒とかに会えなくなるのかな。
大丈夫……だよね。
少女は前に脚を進め、何かの感覚を掴んだ。
……その何かを模索してはいけない。
//お疲れ様でした!
//こちらこそ有難うございました!
- 900 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 21:31:41 ID:VeONXbeQ0
- 【街中】
なんとなく今日はブラブラとしたい気分であった。
本当になんとなくだ。
目的など有りはしない。外を歩くのが目的である。
千夜学園高等部の制服に、長い髪。薄く施された化粧に、リアリティーを追求しすぎた偽乳。
アイリスは目的も無く歩く。
「こうやって見てみると、街は随分明るいものだと思い知らされるね。」
どう見ても女の子の夜遊です。本当に(ry
- 901 :クララ:2010/05/06(木) 21:38:26 ID:WV3ftPeg0
- >>900
「へいっカノジョ!!」
後ろから陽気な調子で話しかけてくる声。
若い男の声だ。
- 902 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 21:45:15 ID:VeONXbeQ0
- >>901
少女?は振り向き、若い男の声が聴こえた方向へと振り向いた。
「あら、こんばんわ。」
黒髪に赤の目をした男がいた。
アイリスは微笑み、挨拶を返す。
- 903 :クララ:2010/05/06(木) 21:49:42 ID:WV3ftPeg0
- >>902
「暇なんだろ?」
まるで分かってるよ、とでも言うような顔で話す。
「ゲーセン巡りデートでもしない?俺さ、格ゲーにハマってて相手が欲しいんだよ」
内容はともかく、これはいわゆるナンパなのだろう。
男は笑顔を絶やさない。
- 904 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 21:54:34 ID:VeONXbeQ0
- >>903
「ええ、暇ね。だからなんとなく街をブラブラしててね。デート?私と?」
アイリスは微笑みを浮かべた。
聞けばゲーセン巡りだとう言う。
「君は随分と物好きだね。さあ、行こう。案内は任せて良いかな?」
アイリスは首を縦に振ると、愛想の良い笑顔を見せる。
- 905 :クララ:2010/05/06(木) 21:58:24 ID:WV3ftPeg0
- >>904
> 「ええ、暇ね。だからなんとなく街をブラブラしててね。デート?私と?」
「そうそう」
> 「君は随分と物好きだね。さあ、行こう。案内は任せて良いかな?」
> アイリスは首を縦に振ると、愛想の良い笑顔を見せる。
「任せな。これでもこの辺りのゲーセンは全て制覇してる」
こちらも笑顔を絶やさず、歩き出す。
「俺はクララ。君の名前は?」
- 906 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 22:06:58 ID:VeONXbeQ0
- >>905
「この辺りを制覇したんだ。この辺りということは、それなりの数ではないのかな。」
アイリスはゲームセンターを知らない。しかしこの辺りを制覇したのは、並大抵(体と力的な意味で)なことではないだろうか。
アイリスはクララの背を追いかけるように、歩く。
「私はアイリス。好きなように呼ぶと良いよ。よろしくね、クララ。クララは、学生かな?」
- 907 :クララ:2010/05/06(木) 22:13:23 ID:WV3ftPeg0
- >>906
> 「この辺りを制覇したんだ。この辺りということは、それなりの数ではないのかな。」
「この辺はけっこう多い方だな。まぁ毎日のようにゲーセン行くから」
> 「私はアイリス。好きなように呼ぶと良いよ。よろしくね、クララ。クララは、学生かな?」
「アイリス、いい名前だ。よろしくな、アイリス」
街中の雑音をかき分け進んでいく。
「見ての通り、ただ学生さ。そういうアイリスは?」
- 908 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 22:18:35 ID:VeONXbeQ0
- >>907
「毎日のように通うところなんだね。ということは楽しいところかな」
アイリスは、『ゲームセンター』がどの様なところか分かっていないが、表情は嬉々としている。
「私は千夜学園高等部2年だよ。この服は千夜学園の制服でね。この街では多く見る制服だね。」
人ごみに負けぬよう、歩く足に少し力を込めて。
- 909 :ヨハネスブルク:2010/05/06(木) 22:24:25 ID:WV3ftPeg0
- >>908
> 「私は千夜学園高等部2年だよ。この服は千夜学園の制服でね。この街では多く見る制服だね。」
「ふぅん、あのデカイ校舎のところか。その制服よくコスプレ用に売られてるよな………」
多和いもない話をしながら、しばらく歩くと
「ついたぜ。ここが今俺が通ってるゲーセン」
少し規模の大きいゲーセンに付く
- 910 :名も無き異能都市住民:2010/05/06(木) 22:25:52 ID:WV3ftPeg0
- >>909
//うわぁぁぁしまった、名前がそのままだった
//正しくはクララです!!すいませんでした
- 911 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 22:30:28 ID:VeONXbeQ0
- >>909
「この街に住む学生が多く通う学校だからね。それだけ規模も大きくないといけないんだよ。」
使用用途に溜息。
させられる立場だからだ。
「へぇ…此処が、“ゲーセン”なんだね。クララがやっている“格ゲー”はこの中にあるのかな?」
テラテラと明るいネオン。
初めて見る施設からは大きな音が聞こえる。
- 912 :クララ:2010/05/06(木) 22:37:16 ID:WV3ftPeg0
- >>911
> 「へぇ…此処が、“ゲーセン”なんだね。クララがやっている“格ゲー”はこの中にあるのかな?」
「さ、はやく入ろうぜ」
中はさらに騒がしいが、なにか心を陽気にさせてくれる。
「これが格ゲー。俺のオハコ」
そこには例のアレ。
- 913 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 22:40:37 ID:VeONXbeQ0
- >>912
ゲームセンターの敷居をまたぐ。
施設の中から様々な音が聞こえる。
また、鮮やかな映像も、音と付随して。
初めての世界だ。
「へぇ、これがクララが得意なゲームなんだね。私はまずは見てみようかな。」
- 914 :クララ:2010/05/06(木) 22:45:47 ID:WV3ftPeg0
- >>913
「よっしゃ見てろよ………」
コインを入れ、ゲームスタート。
手慣れた手付きで順調に勝ち進むが、
チャレンジャーが現れました
「む……受けて立つ!!」
そこから常識人にはよくわからない戦いが始まった。
クララの指は速く動かし過ぎて残像が見えるほどだ
- 915 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 22:48:29 ID:VeONXbeQ0
- >>914
「(何、あの指の動き……)」
ゲーセンで残像を見るなんて思いもしなかった。
「(これが才能の無駄遣い…)」
凄い集中力だ。
何が何だか、全く分からない。
キャラの動きでさえも……
- 916 :クララ:2010/05/06(木) 22:55:16 ID:WV3ftPeg0
- >>915
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
コンマのせめぎ合いの中で勝利を掴んだのは
You Wii
「おっしゃぁぁ!!」
クララだったようだ。大きくガッツポーズ。
「あ、ごめんな?なんか俺だけ盛り上がっちゃって……なんかやりたいヤツある?」
- 917 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 22:59:58 ID:VeONXbeQ0
- >>916
「クララ、凄いね。見ているだけで何も分からなかったよ。」
感心した顔で勝利の余韻が残るクララを迎える。
「…そうだね…。」
キョロキョロと周囲を眺めると、一つ、目に付くゲームがあった。
二人で並んで、筐体付属の銃で画面を打つものだ。
「ねぇ、あれをしてみたい。」
と指をさす。
- 918 :クララ:2010/05/06(木) 23:03:07 ID:WV3ftPeg0
- >>917
「よしやろう。なに、ゲームなら任せろ」
すぐさまコインを入れゲームを開始。
- 919 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 23:07:24 ID:VeONXbeQ0
- >>918
銃を両手で持ち、ワクテカしながらゲーム画面を見つめる。
「見て、クララ。このゲーム、ゾンビが襲ってくるんだって。怖いね。」
クスクスと小さく笑いながら、見よう見まねで銃のトリガーを引く。
- 920 :クララ:2010/05/06(木) 23:11:32 ID:WV3ftPeg0
- >>919
「俺はホントにこんなの出てきたら泣くね。間違いなく」
次々とゾンビを撃つ、撃つ、撃つ。
アイリスの分もカバーしながら高得点を上げていく
「まぁ、倒せるだけマシなんだろうけど」
- 921 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 23:18:37 ID:VeONXbeQ0
- >>920
「案外、慣れるものだと思うよ。」
と、チラチラとクララの様子を見ながら、低いながらも得点を重ねていく。
「まぁね。少したちの悪いものだと中々倒れてくれないからね。」
- 922 :クララ:2010/05/06(木) 23:22:26 ID:WV3ftPeg0
- >>921
> 「案外、慣れるものだと思うよ。」
それを冗談だと受け止める
「はは、慣れたくないな」
> 「まぁね。少したちの悪いものだと中々倒れてくれないからね。」
「戦ったことあるの?」
ゲームも終盤、そろそろラスボスだ。
- 923 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 23:27:23 ID:VeONXbeQ0
- >>922
「なれなくちゃいけない状況があるかもしれないね。」
冗談交じりに、多少弾んだ声。
「さぁ、どうだろうね。数がいれば、凄くタチが悪い。…随分進んだね…。クララは上手だ。」
パンパンと、画面を打つと、音が鳴る。
そんなことしたくなるときあるよね。
- 924 :クララ:2010/05/06(木) 23:31:29 ID:WV3ftPeg0
- >>923
> >>922
> 「なれなくちゃいけない状況があるかもしれないね。」
「勘弁願いたいな、そんな状況」
> 「さぁ、どうだろうね。数がいれば、凄くタチが悪い。…随分進んだね…。クララは上手だ。」
「まぁな。それで、一つ聞きたいんだけどいい?」
ゲームも終了し、スコアが出てくる
- 925 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 23:36:16 ID:VeONXbeQ0
- >>924
「ははっ…。スコアがクララの四分の一しかないね。」
思わず苦笑を漏らす。
「それで、聞きたいことって?」
ゲームは終わった。隣にいるクララの顔を見つめる。
- 926 :クララ:2010/05/06(木) 23:40:55 ID:WV3ftPeg0
- >>925
「いや、途中で気が付いたんだけどさ」
「アイリス、男の子だよね?」
- 927 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 23:47:19 ID:VeONXbeQ0
- >>926
「うん。そうだよ。」
きょとんとした顔をしてサラッと答えた。
「ああ、そうだ。どうして、分かったの?」
- 928 :クララ:2010/05/06(木) 23:52:03 ID:WV3ftPeg0
- >>927
「侮ってもらっちゃ困るな。偽乳と本物の違いくらい分かる」
自慢気に、鼻を高くして。
「………最初は気付かなかったけどな」
- 929 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/06(木) 23:55:29 ID:VeONXbeQ0
- >>928
アイリスは指をパチンと鳴らす。
―――時が止まった。
すると、クララの目の前には、化粧と偽乳をそげ落としたアイリスの姿がある。
それでも顔立ちと体の作りから男の娘だという。
「クララはどっちが好きなの?」
この好みにより、大きく命運が決まることに…なるんかな
- 930 :クララ:2010/05/06(木) 23:59:55 ID:WV3ftPeg0
- >>929
「ふぅん、さっき会ったばかりだけどさ、両方あってのアイリスなんじゃないか?」
顎に手をあて、値踏みをするかのようにアイリスを見る
「まぁ、俺のストライクゾーンにショタはないから安心しろ」
何を安心しろと
- 931 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/07(金) 00:04:33 ID:VeONXbeQ0
- >>930
「違うよ。胸の話。そう、全身を見られたら、少し恥ずかしいね。」
ちっともはずかしそうではない。
「ショタ?何かな、それは。」
- 932 :名も無き異能都市住民:2010/05/07(金) 00:11:42 ID:WV3ftPeg0
- >>931
「胸?俺はおっぱいに貧も富もないと思っている。貧乳も巨乳もどっちも素晴らしい。おっぱい万歳。おk?」
> 「ショタ?何かな、それは。」
「………大人の趣味?」
なぜか疑問系
- 933 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/07(金) 00:15:34 ID:VeONXbeQ0
- >>932
「…ふぅ。わかったよ。要は胸が好きということだね。」
クスリとアイリスは笑みを浮かべた。
「大人の趣味?お金が掛かる趣味のことかな?」
“いんたーねっと”で調べようと思うアイリスであった。
- 934 :クララ:2010/05/07(金) 00:19:54 ID:WV3ftPeg0
- >>933
「女性の象徴であり、男の浪漫だからな、おっぱいは」
「それじゃ、俺は帰るわ。楽しかったよ。また会ったら遊んでくれよな」
手を振りながら去っていく
//眠いのよ。乙なのよ。
- 935 :アイリス/神羽荘の住人:2010/05/07(金) 00:22:02 ID:VeONXbeQ0
- >>934
「なるほど。」
実家でやれば大ヒンシュク間違いなしの所業でござる。
「僕も楽しかったよ。こういう所にきたのは初めてでね。十二分に楽しめたさ。」
クララの背に手を振ると、懐から羽を取り出す。
するとアイリスの姿は消えていて…。
- 936 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 21:08:22 ID:PMt0ERXQ0
- 【街中】
街灯に照らされながら、彼女は座ってる。
ベンチにぽつん。一人腰掛けて、うとうと。
- 937 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 21:11:49 ID:WVrfsEdY0
- >>936
「おなかいっぱいなの〜」
【いつもの調子で歩いてきた少女】
「…あう〜?ねてるなの」
【少し慌ててベンチに駆け寄ってくる】
- 938 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 21:23:04 ID:PMt0ERXQ0
- >>937
頭を前後に、船を漕いでいたけれどディスさんの駆ける音を聞いて、
がた、とベンチを揺らす勢いで驚き、起きた。
「ね、寝てませんよ社長!全然大丈夫です!」
口許のよだれ。どうしよう。
- 939 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 21:25:35 ID:WVrfsEdY0
- >>938
「あう〜?あうあう、なまえちがうなの〜
『でぃす』なの〜!」
【正面から少女が歩いてくる】
- 940 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 21:37:32 ID:PMt0ERXQ0
- >>939
「へ、え!?あ、!」
いつものメイド服の袖でぐしぐし、とよだれを拭いた。
まだ少し夢見る少女な瞳を、二、三度ぱちくり。
ディスさんを見て、ほ、と息をはく。
「ごめんなさい、ちょっと寝惚けちゃいました」
- 941 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 21:42:02 ID:WVrfsEdY0
- >>940
「あうあう、おきたばかりならしょーがないの〜」
【少し親近感を感じたらしく、微笑んで言う】
「あう〜、いまだいじょぶかなの?」
【軽く手を振って言う】
- 942 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 21:49:58 ID:PMt0ERXQ0
- >>941
ディスさんが振る手に、苦笑を返した。
「はい。もう大丈夫ですよ」
両掌を頭の上で合わせて、ぐ、と上に。
空に引っ張られてるように、全力で伸び
凝った体が軽く解れて、心地いい。
- 943 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 21:53:37 ID:WVrfsEdY0
- >>942
「そっかなの。…あう〜。なんかつかれてるみたいなの」
【首をかしげ言う】
「ここでねてたらあぶないなの〜」
- 944 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 22:02:52 ID:PMt0ERXQ0
- >>943
「…………でも風が気持ちいいですよ、ここ」
先入観のせいだろうけど。
微笑んで、首を傾げた。
「ちょっと疲れてるかもです。
書類整理に追われてるんですよ、今」
- 945 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 22:11:04 ID:WVrfsEdY0
- >>944
「あうあう、そーなの〜」
【微笑みながら風を浴びる】
「…あう〜…おしごとたいへんなの〜…
あう?」
【ふと空を見上げてみる】
「あう〜、あめのにおいするの…
あしたあめふるかもなの…」
- 946 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 22:21:36 ID:PMt0ERXQ0
- >>945
「はい。大変です。
…………あ、でも。ディスちゃん、今学校に通ってるんですよね」
そっちの方が大変そうです。
そう思って、声に出した。
「………………凄いですね。
天気、わかるんですか?」
- 947 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 22:25:39 ID:WVrfsEdY0
- >>946
「あう、そうなの。がっこあたらしいこといっぱいでたいへんなの!
でもいろんなことあっておもしろいなの」
【なんだかうれしそうだ】
「…えっとねなの…なんかおひさまでてるときとちがうにおいするの。
それで…このにおいのとき、つぎのひあめがふってたなの。
だからまちがいないなの〜」
【えっへん、と胸を張る】
- 948 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 22:38:56 ID:PMt0ERXQ0
- >>947
「いいですねー………………」
にこにこ笑って、
その裏では妄想が広がる。学園祭。体育祭。部活。テスト。バカ、等々。
素敵なものしか思い浮かばなかった。
「………………匂い……」
わからない。
- 949 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 22:42:09 ID:WVrfsEdY0
- >>948
「あう〜。いいところなの〜。
がっこはじめてのこといっぱいでなの!」
【嬉しそうだ】
「うん、ちょっとちがうにおいなの〜」
- 950 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 22:51:03 ID:PMt0ERXQ0
- >>949
「いっぱい、ですか…………」
いいな。
もう一度そう思い、笑った。
「晴れの匂い、といえば………………干した後の布団の匂いですか?」
- 951 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 22:54:45 ID:WVrfsEdY0
- >>950
「うん…あう?『ねいでぃ』はいってなかったけなの…」
【首かしげながら言う】
「う〜ん…におい…あうあう、そういうにおいなのかなの?」
【良くわからないみたいだ】
- 952 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 23:06:18 ID:PMt0ERXQ0
- >>951
「行ってませんよ。
たまに行きたくなりますけど…………行ってません」
首を横に振る。
前、言ったことがある気がするな、なんて記憶を振り返った。
「お布団を干すと良いにおいがするんです。
ふかふかになった布団に飛び込むと、凄いんですよ」
にっこにっこ
- 953 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 23:09:09 ID:WVrfsEdY0
- >>952
「あう〜…いくことできないなの?」
【少し心配そうに言う】
「そうなんだなの〜。
いつほしてるのか『でぃす』わからないなの〜
『ろざりあ』のおふとんなの…」
- 954 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/07(金) 23:32:39 ID:PMt0ERXQ0
- >>953
「………………どうでしょうか。
私が無理を言ったら通わせてもらえます…………多分」
けど、いいや。
別に通わなくて。
そんな顔。
「休みの日、お手伝いしてあげてください。
そうすると多分、飛び込めますよ」
- 955 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/07(金) 23:37:45 ID:WVrfsEdY0
- >>954
「そうなの〜。いけたらいいなの〜」
【顔を気にしながら言う】
「あう〜。おてつだいなの〜!
うん、おてつだいしてみるなの!」
【微笑んで言った】
- 956 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/05/08(土) 00:05:14 ID:PMt0ERXQ0
- >>955
「…………どうでしょう?
夢は見てるほうが楽しい、って社長は言ってましたし…………」
「がんばって下さい」
立ち上がり、彼女は歩き出す。
そろそろ休憩時間も終わり、なのかもしれない。
中:ねもい…………おちまっす。
絡んでくれてありがとうございました
ノシ
- 957 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/05/08(土) 00:06:48 ID:WVrfsEdY0
- >>956
「あう〜…そうかなの…
おきてるときのほうがたのしいなの…」
【不思議がりながら言う】
「あう〜。がんばてみるなの〜!またねなの〜!」
【そう言って大きく手を振った】
//おつおつ〜
- 958 :神羽鏡子:2010/05/08(土) 22:14:28 ID:ZOM.z7ps0
- 「あー……」
右へふらふら
「んー……」
左へふらふら
「ひでぶッ」
電柱におでこゴーン。
今日の白衣女さんはいろいろ危なかった。
- 959 :No.3:2010/05/08(土) 22:25:05 ID:ZY44/EXI0
- >>958
「大丈夫かー?」
間の抜けた声が響く。
声をかけたのも白衣の男であった。
「…酔ってるん?」
ふらふらするのを見てコメントをぽつり。
- 960 :神羽鏡子:2010/05/08(土) 22:30:00 ID:ZOM.z7ps0
- >>959
「はーははは……疲労だ疲労……うへへ」
振り向いた女の顔色は、酷く血の抜けた真っ白だった。
「ねえ、あんたさー……家族、次女が誘拐されて、んで捜索してたら別のところで長男が戦闘してきて死にかけになった。
そんな状況になったら……どうするぅー?」
ひへへへ、というよく分からない笑い声を上げた。
いろんなフラグ立てすぎです本当に以下略
- 961 :No.3:2010/05/08(土) 22:34:40 ID:ZY44/EXI0
- 「疲労か、そりゃなんとも…」
軽く返事しようとして、止まる。この女は何と言ったのか。
「…残った家族を護りながら、助けを呼ぶ、やな。
そんなん、一人の肩にかかるには重すぎるわ」
考えて、少し笑いながら、そう答えた。
「何かに巻き込まれたん?」
- 962 :神羽鏡子:2010/05/08(土) 22:37:45 ID:ZOM.z7ps0
- >>961
「そうよねー……はは、でもあの子達まだ子どもだわ。
重苦しいもの持たせてたら、背が伸びなくなっちゃう」
だはー、と大きく息を吐いた。
「長男はよくわからない。勝手にどっかで戦ってきて死にかけた。
次女の方は……誘拐されて行方不明。現在調査中。どっかの研究所、って奴に捕まった」
がしがしと茶色の髪を掻いて、もう一度息を吐く。
- 963 :ヒビキ:2010/05/08(土) 22:38:49 ID:h68I4cMI0
- 電柱|゚Д゚彡 <栄養剤が必要と聞いて
なんか沸いた。
- 964 :No.3:2010/05/08(土) 22:42:03 ID:ZY44/EXI0
- >>962
「周りの人間に頼るっちゅーてもあるやろ、
暇でしゃーないから夜の道でふらふらしてる女に声かけてみるこんな奴かておるんやさかい。」
薄い笑みは絶やさずに。
「…研究所かいな、悉く因縁がついて回るなぁ…
一応、僕もそれとは『別』の所の研究員や。あんたも白衣やけどそれは違うんか?」
「…誘拐の理由は解るん?」
- 965 :No.3:2010/05/08(土) 22:43:59 ID:ZY44/EXI0
- >>963
「…おや、いつぞやの。」
振り向いて声をかける。
- 966 :神羽鏡子:2010/05/08(土) 22:46:42 ID:ZOM.z7ps0
- >>963
「おなかにやさしい菌が入ってるやつがいいな!」
胃が痛いらしい。
>>964
「まあ……そうよね、うん。
捜索を手伝ってくれる人がいたから十分すぎるほどよ」
御人好しの集まる街だ、と笑いながら呟く。
「白衣? ああ、気分で着てるだけ。
理由……ウチの子が研究所から脱走した元モルモットでさ、
なんでか知らんが連れ戻された」
- 967 :ヒビキ:2010/05/08(土) 22:50:57 ID:h68I4cMI0
- >>965
「よう、久しぶりだな」
のっそりと姿を現す。
大柄なその体がどうやって電柱に隠れてたかなんて聞かないでくださry
「元気してたか?」
にっ、と牙を剥いて笑う。
>>966
「そりゃビフィズス的なアレか?まあいい、ちょっと待ってろ」
背負っているパックパックを漁る。
「胃痛となると………と。
……お前さん、栄養剤と胃薬どっちが先に欲しい?」
- 968 :No.3:2010/05/08(土) 22:54:00 ID:ZY44/EXI0
- >>966
「全くやな」
頭を掻いて呟いた。
「なるほどな、研究所か…取り返すには殴りこみしかないんかねー」
>>967
「まぁ、な。あの変なあんたの友達を追い払って以来やね、僕は傷は負ってないけども」
笑いながら、両手を広げてみせる。
- 969 :神羽鏡子:2010/05/08(土) 22:56:12 ID:ZOM.z7ps0
- >>967
「ブレンドしてよブレンド」
カクテルを振るアレみたいな感じで。
無茶な要求。
>>968
「この前殴り込みかけてもらったら、もぬけの殻だったとさ。第一部完」
もひとつ溜め息。
- 970 :ヒビキ:2010/05/08(土) 23:01:46 ID:h68I4cMI0
- >>968
「ああ、そういやそうだったな」
頷き、
「……しかしスマンな、俺の友人が迷惑をかけた」
アイツは一回こってりと絞ってやらねば、と呟く。
顔が凶悪である。
>>969
はあ、と呆けたように呟き、
「ブレンドねえ……」
……出来るんだろうか、これ。
胃薬は錠剤で栄養剤は液体だ。
どーしたもんか、と思い、
「じゃあ、とりあえずコレ飲んでおけ」
差し出すのはなんか白くてドロっとした…液体?
「まあ、飲むヨーグルトってやつだな」
よく見れば角切りリンゴみたいなのも含まれている。
- 971 :No.3:2010/05/08(土) 23:06:44 ID:ZY44/EXI0
- >>969
「なんや、殴りこみやったら得意やったのに。」
いささか本気の口調である。
「そか、今はそれやと打つ手が解らんな…」
「もぬけの殻ってことは、何か理由があるんかね」
>>970
「いやいや、少しは戦わんと体は鈍るさかい」
良い運動になった、とぽつり。戦闘訓練は慣れているのだ。
「しかしあれか、練金?やっけ。凄いよなー、あんなに作り出せるとは思わんかったわ」
感心したようにため息を吐いて。
「こってり、な。僕も協力するで」
この男、単に暴れたいだけなのだろうか。
- 972 :神羽鏡子:2010/05/08(土) 23:09:19 ID:ZOM.z7ps0
- >>970
「やだ……セクハラ反対」
お前の脳味噌の存在がセクハラだ
と言われた中の人であった。
>>971
「まだまだ追いつめるわよ。そのときよろしく。
あたしが行ったら、戦場で何するかわからない」
殴り込み得意なやつ多すぎだろjk。
「逃げ回ってるみたいね。何が目的かはわからないけど」
- 973 :ヒビキ:2010/05/08(土) 23:12:49 ID:h68I4cMI0
- >>971
「……そうか」
どこか複雑そうである。
「錬金っちゃー錬金だが、アイツのと俺のは流派が違うぜ?
俺のは技術オンリーだが、あっちは魔法混じりだしな」
やりたかったら教えないこともないぜ、と。
そう付け足して、
「おお、協力してくれるか?有難いな。
暫くごめんなさいしか言えない程度にこってりと仕置きせにゃあな」
>>972
「いやお前の考えがセクハラだよ!!ただの飲むヨーグルトだヨーグルト!!
いらねえなら即効性があるやつにすんぞ?!」
※ただしすごく不味い。
- 974 :No.3:2010/05/08(土) 23:17:52 ID:ZY44/EXI0
- >>972
「なんや、あんたも戦えるクチかいな、そりゃ良い」
此処には好敵手がたくさんやなー、と嬉しそうに。
「もちろん、僕はただの力やさかい、好きに使ってくれて構わんよ。
…あんたもその形で戦えるってことは、異能者なわけやろ?」
>>973
「すまんな、こう見えても、戦うことも職業の一つなんよ。」
物騒な事を言った、と頭を掻いて。
「魔法なしでもあんな事出来るんか…?いや、僕には魔力があんま無いからな」
凄く興味がありそうだ。青い眼が輝いた。
「あんたも強そうやしな、まぁ負けへんて、大丈夫」
どこまで自分に自信があるのか。
- 975 :神羽鏡子:2010/05/08(土) 23:20:58 ID:ZOM.z7ps0
- >>973
「じゃあ」
ごきゅっ。
「……ぬるい……ぬるくてどろっとしとる……」
これはきつい。
>>974
「あーまー、戦えるっていうか戦うイキモノを従えるっていうか?」
白衣の内側から取り出したのは、ガラス製の試験管。
「蟲使い、ってやつよ。ほれ飛べ」
きゅいっと音を立ててゴム栓を抜く。
中から毒々しい色をした天道虫が出てきて飛び回り、スリーの肩に留まった。
- 976 :ヒビキ:2010/05/08(土) 23:25:30 ID:h68I4cMI0
- >>974
いやいや、と手を振り、
「戦うことが仕事ねえ……戦争屋か何かか?
まあ、怪我はしないようにな」
「ああ、つってもあそこまで劇的な変化は出来ねえけどな。
目立つのつったらせいぜい壁を造り出すアイテムを作るくらいだ」
……食いつきいいなあ……。
自分の弟弟子たちとは大違いだなあ、いいなあ、としみじみ頷いて、
「おうおう、いい評価してくれるじゃねえの。
ありがとよ」
>>975
「……ぬるいの駄目か」
普通はそうだろう。
ぬるい飲むヨーグルトとか地獄としか思えない。
「仕方ねえなあ、ほれ」
手渡すのは痛いほど冷えてる飲むヨーグルト。
つかちょっと凍ってフローズンである。
- 977 :No.3:2010/05/08(土) 23:31:47 ID:ZY44/EXI0
- >>975
「え、何、これ…ちょちょ、やめてやこっちこんといて!」
毒々しい色に恐れをなしたのか、逃げようとするがあっさりとまられた。
「毒持ってへんよな、…僕こういうの、苦手やわ」
天道虫から眼をそらさない。
>>976
「戦争屋…とも言うのかな、僕は研究者でもあるんやけど、研究対象でもあり、
かつ政府お抱えの戦闘向き異能者やねん。ややこしいやろ。」
笑って告げる。研究者 兼 被検体 兼 戦闘員、それが彼の肩書きだ。
「いやいや、すごいやん。僕等は所詮元凡人やから、魔力とかは諦めてたんよ、
どういう原理で…」
その食いつきの良さは研究者といわれて納得せざるを得ない程。
知りたいものには貪欲だ。
- 978 :神羽鏡子:2010/05/08(土) 23:37:28 ID:ZOM.z7ps0
- >>976
「つめたい……」
頭きーんってなったらしいよ!
世話焼けすぎだね!
>>977
「ああ、毒は持ってないけど爆発するわよそれ」
爆破の邪気を交配時に混ぜ込んだ。らしいよ!
「しかし、それくらいでビビってるんだったら……
あたしと共闘はまず無理ね」
メインウェポン(樒)からしてグロすぎるので。
- 979 :ヒビキ:2010/05/08(土) 23:44:10 ID:h68I4cMI0
- >>977
「へえ、」
ため息のような感嘆の声。
「そりゃあ……お前、凄いな。
ややこしいだのそんなのは置いておいて、単に凄えよ」
……自分も研究対象だなど。
俺なら発狂する自信がある、そう結論付けて。
「ああ、うまく言葉には出来ないんだがな。
”ネタの力”、ってのを利用するんだ、俺のは」
宙に一本線を引き、
「材料に「繋がる」「ネタ」の力を――利用する。
薬なら「癒し」に繋がる材料を使う、って感じにな」
まあ、
「要は解析と無数の実験でひたすらやってみるってだけの技術だ」
>>978
「ゆっくり食えゆっくり。ほうらスプーンもあるぞ」
しかもちゃんとパフェ用。
「何ならこの後薬もいっとくか?」
- 980 :No.3:2010/05/08(土) 23:50:42 ID:ZY44/EXI0
- >>978
「あー、爆発かー。なるほど。
大丈夫、戦闘中は色々スイッチ切れるし。…爆発ゥ!?ちょっと、今せんといてや!」
あれです、戦闘中は回りの事なんて気にしてません、てか
する余裕なんて無いんですこの子。
>>979
「…そうか?僕のほかにも100人くらいの被検体おるけど、
皆普通の子やで。…環境がええんかもな、先生が…所長が良くしてくれたし。」
「僕等は凡人に人工的に異能を発現させる実験をしとるからな、
むしろ面白い能力貰えて感謝もしとるし」
その分貢献せなな、と呟く。
「ネタ…?概念上で関連した物事を引っ張ってくるっちゅー事かいな、
…実験か、それこそ凄まじい数こなしとるんちゃうん?
僕にとっては、そんな努力の方がよっぽど凄い、で。」
- 981 :神羽鏡子+樒:2010/05/08(土) 23:55:10 ID:ZOM.z7ps0
- >>979
「あむあむ……普通に食べても微妙な味ね……」
普通に食べる。
「あるなら頂戴!」
>>980
「カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ」
カウント開始。ただし嘘っぱち。
「戦闘中ニ気ニシナイナラ日常デ気ニサセルマデヨ」
うねうね。
下半身が触手の塊な少女が現れた!
- 982 :ヒビキ:2010/05/08(土) 23:58:34 ID:h68I4cMI0
- >>980
「そりゃお前幸せな方だろう」
断言する。
「望んでやることなら面白いしな。問題は”望んでなかったこと”だった場合だ。
発狂とか、余裕だぜ」
腕を組み、
「ま、それはいい。
……実験体にまともに接するってだけのことが、どんだけラッキーか」
己も一応研究者に属する類の職だ。
黒い話も指で余るほど聞いている。
「だから、」
よかったなあ。お前も、お前の仲間も。
言って、頷いた。
「おもちゃの剣を本物の勇者の剣にだって出来る。俺の錬金術は、そういう技だ。
凄まじい数といえば凄まじいけどなあ、」
肩をすくめ、
「そこは長い歴史でカバーしてくれるんだな、これが。
レシピっつー便利なものがあるんだわ」
>>981
「ほれ」
なんと わたされたくすりは こなぐすりだった!
「疲労の方は寝れば何とかなるだろう。眠剤がいるなら渡さないこともない。
だから、一応胃薬飲んどけ」
- 983 :No.3:2010/05/09(日) 00:06:34 ID:ZY44/EXI0
- >>981
「…ッ!」
必死に振り払おうと。しかし触るのが嫌なのか、あまり効果は無いようだ。
「ちょ、どこの誰やねんッ!?これもアンタのかッ!?」
触手だらけの少女に、絶句する。
>>982
「幸せ、といわれりゃ、これ以上幸せな事は無い。僕等実験体は元々全員孤児やからなー、
実験に協力して、教育受けて育てられて。奇跡やね、ほんまに。だから皆所長には感謝してるんよ」
「やからこそ、…研究の名目で酷いことをする奴らは許せへんねんな。」
「…なるほどな、古来からあるから、言ってしまえば歴史が武器な訳や。
膨大な試行回数は膨大な時間が解決してくれた訳やな…」
「技術っちゅーのはやっぱり、強いな。僕の研究も、あんたの研究も。
最先端は魔法に変わり無い。」
- 984 :神羽鏡子:2010/05/09(日) 00:10:58 ID:ZOM.z7ps0
- >>982
「粉薬、苦手……けふっけふ」
咳き込みながら流しこんだ。
「にがぁー……」
液キャベってゲロマズいよね。
>>983
「3・2・1・どっかーんwwwwwwwwwww……まあ嘘だけど。
ああ、その子は私のメインウェポンね」
「樒ハ樒ダ。下半身触手ハ嫌ダッタカ?」
じゅるじゅると音を立てて、少女の下半身が人間のものに変化した。
「ジャア上半身触手ナ、イッテミヨー」
じゅるり。
バイオ4のプラーガみたいな惨事に。
道行く通行人から悲鳴が上がる上がる。
- 985 :ヒビキ:2010/05/09(日) 00:18:08 ID:h68I4cMI0
- >>983
「……」
無言。
少し経ち、頷き、
「進歩には必要とはいえ、人を超えることはやっちゃいけねえよな。
――――何より普通の研究野郎のイメージががた落ちなんだよな!!!」
がおう、と吠える。
色々あったらしい。
「さらに手を加えていって、最終的に個人の望むレベルの物までを作ろう、ってな。
もちろん今と昔じゃあ環境が違うから、新しい組み合わせだって俺らが作らにゃあ残らねえ」
それは悲しいよなあ、と笑う。
「発達しすぎた科学は最早魔法ってか?
そんなもの、何だってそうだろうさ。武術だろうと、機械だろうとな」
>>984
残念!中の人は液キャベを飲んだことがなかった!
「おーう、よく頑張ったな。
ご褒美に飴をやろう」
手のひらに乗る程度の大きさの瓶を渡す。
中には小粒の飴玉が詰まっており、振るとじゃらじゃら鳴った。
- 986 :No.3:2010/05/09(日) 00:24:47 ID:ZY44/EXI0
- >>984
「…びびった…マジでびびった…」
蒼白の顔で、やっとの事で呟いた。
「…グロッ!?あ、上だけ人間の方が良いて見た目的にいやほんまやて!」
まともに見れないよ!
>>985
「その通りやね、…あんたもやっぱりそれで苦労したクチやな、
この町では研究所の横暴が激しい。」
寂しそうに呟いて。
「…時代の担い手とも言えるわけやね。新しい素材や実験内容は無限にあるからなー、
…途方も無い技術やな」
「…さて、と。僕はそろそろ定時連絡にいかなあかんし、戻るわ。」
立ち去りかけて、女のほうに振り向いて一言。
「名前、スリーって言うんやけど、また覚えといて!」
そういって、鉄製の名詞を渡して、また去っていった。
――『TOWERS機関所属検体No.3 研究員兼被検体兼TRINITY第一戦闘員』
//すみません、明日速いので落ちます、ありがとうでした!
- 987 :神羽鏡子+樒:2010/05/09(日) 00:29:08 ID:ZOM.z7ps0
- >>985
「わーいあめちゃんだー!」
がっちゃがっちゃ
「わーい! わーい!!」
がっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃガチャピンがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃがっちゃ
うるせえ!
>>986
「(……いじると面白いなー)ありがとーまたねー」
「ジャア下半身触手ナ。オk把握。マタナー」
二人で手を振ってお見送り。
- 988 :ヒビキ:2010/05/09(日) 00:34:39 ID:h68I4cMI0
- >>986
「………………。
……そ、・………………………そう・・・だな・・・」
言えない。
というか言いづらい。
確かにそれもあるが、
……”顔が怖い””食われそう”って思われるなんて言えないぞこれは…!!
悲しい獣人の運命(と書いてさだめと読む)であった。
「料理だって立派な錬金術だぜ?
やりたかったら簡単な調合くらいは体験させてやんよ」
「…定時連絡とはまた。頑張れよ」
手を挙げて見送った。
//お疲れさまでーす 早起き頑張ってくださいな><;
>>987
そっと耳を伏せた。
「そいつは「マターリドロップス」っつってな。俺のアトリエで取り扱ってる商品の一部だ」
ちゃっかり宣伝。
「軽いもんだが、精神を落ち着ける効果もある。
適当に分けて食べな」
よく見ると瓶のラベルに「お徳用」と書いてあるぞ!
「よし、そんじゃ俺も行くかね。
夜道にゃ気をつけろよ」
軽く手を挙げ、歩き出す。
その姿は直ぐに暗闇にまぎれて見えなくなった。
- 989 :神羽鏡子+樒:2010/05/09(日) 00:37:46 ID:ZOM.z7ps0
- >>988
「あんがとねー虎男!」
あんまりなネーミングである。
「さ、行こうか樒。ちょっと休んで空の見舞い行って犬探しよ」
「忙シネー」
うじゅるうじゅる、妙な擬音を立てながら彼女たちも帰って行くのだった。
- 990 :逆瀬川 純鈴:2010/05/09(日) 22:30:00 ID:eMybtdVY0
- 【大通り――掲示板前】
「……、……ふーん、怖い人も居るんだね」
小さく、少女は呟いた。
細いストライプの入ったYシャツ、ぼろぼろのジーンズ。体の線は細く、小柄で、華奢。
漆黒の髪の上のハンチング帽を深く被り直し、サングラス越しに見つめるのは、一枚の張り紙。
「……キミ、逃げ切れるといいね」
もう一度呟いて、瞳を、逸らした。
- 991 :逆瀬川 純鈴:2010/05/09(日) 23:43:58 ID:eMybtdVY0
-
一見普通にして、全くの正体不明、"危険度AAAクラス"と言われる少女。
異能の詳細は不明。
その首に、否、存在にかけられた存在は三十万ドル。
千夜の情報網をもってしても、調べられるのはこの程度だろう。
其れほどまでに、情報が少ない。あまりにも"少なすぎる"。
くるり、少女は踵を返し、歩き出す。
数歩進んで振り返り、また前を向いた。
「そうだね、逃げ切れると……いいな」
零した声は、風に乗って、消えていく。
- 992 :百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/10(月) 00:12:20 ID:GIHUoOKU0
- 【公園】
「……」
砂場に描かれた絵が、風に吹かれた砂によって少しずつ埋もれてゆく
子供たちの言葉や、ヒーローの絵、相合傘に描かれた2つの名前……どれも1日で消えていってしまうのだろう
とても切ない、こうして少しずつ消えていってしまうのだろう
…そう、スレも、つまり埋めということ
- 993 :甲/―――:2010/05/10(月) 00:12:28 ID:0U7yl2yw0
- 【千夜ビル――日曜深夜、閑散としたロビー】
「よう」
「お早う御座います」
「…その、俺の顔見る度に警報スイッチに手ぇ掛けるの…やめねえ?」
苦笑を浮かべる甲と、笑顔を浮かべているのだが何処か空々しいパーフェクト受付嬢
「……髪、切られたのですか」
「話聞いてねーし…あぁ、まあちょっとな」
肩まで掛かっていた髪を短くした
少しだけ見た目若返ったかもな、と頭を掻く
「……」
「いや、ツッコむ所よ?長い方が良かったーとか短くしても素敵デスね…とか」
「必要性を感じません」(ニコリ)
「そーね……ハイこれ」
スッと
鞄から封筒を取り出して受付に置く
「…これは?」
「辞表」
それは"もう一つのケジメ"
薄っぺらい封筒に『決意』を込めて
居心地の良かった傘の下から、抜け出す事を決めた
「承りました」
「………じゃー"総帥"によろしく」
やる事をやった甲はひょい、と踵を返す
「……………今なら」
「ん?」
「今なら、ここを突破してエレベーターに向かう事に…目を瞑りますが」
「……良いよ、止められねーのは…それはそれで寂しいし」
背を向けたまま呟く
犬猿の仲であった後ろの彼女は、今どんな表情をしているのか
うかがい知る事は出来ないが……まぁきっと、いつも通りの鉄面皮を張り付けている事だろう
手を振り、ドアを過ぎ去る
振り返り
見上げたビルは既に自分と関係は無くなってしまった
"大きさは力だ"なんて考えは持ってはいないけど
この巨大なビルを形成するに掛かった力は筆舌に尽くせぬ物が在るだろう
そこに居れた事を、まあ――柄にも無く"誇り"だ何て思いつつ
風の流れを感じやすくなった短い髪をぽんぽん叩きながら歩き出す
「……あー…アスマとセウっさんにゃ謝らんとなぁ……トラ子は…まぁ、別に良いか…」
ここより歩き出す先は、再びの『白紙』
街に吹く春の風は男の船出を祝福してくれるのだろうか
答えはきっと"良く分からない"
一幕を終えて、新たなページをめくる甲は
その"良く分からない"感情に、何故だか湧き上がる楽しさを覚えるのであった
- 994 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/05/10(月) 00:29:26 ID:/k2gysHgO
- >>992
「世界は儚める程には脆くないさ」
命に投げ掛けられた声は夜闇の静寂に凛然と響く。
「描かれた絵が消えても、また明日には描かれる」
風に溶けた様に其の輪郭を曖昧にした砂絵に視線を落とし、女は言葉を続けた。
「続くよ、世界は。意思在る物が居る限り」
そして、スレも立てられるのだ。住人が居る限り。
- 995 :百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/10(月) 00:34:09 ID:GIHUoOKU0
- >>994
「そうかもな、消えたら書き直せば良いのかもしれない」
消えかけたそれを指でなぞり、もう一度形を浮かび上がらせた
「ところでこんなところに居ていいの?」
指についた埃を掃い、ため息を零す
- 996 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/05/10(月) 00:37:47 ID:/k2gysHgO
- >>995
「おや、お邪魔だったかな」
蔡生は戯ける様に微苦く笑う。紡がれた言葉は悪戯な響きを載せていた。
「君が他の場所に行けと言うなら行くけれど」
- 997 :百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/10(月) 00:45:18 ID:GIHUoOKU0
- >>996
「えっ?」
完全に口の端から漏れてしまった言葉、あわてて次の言葉を紡ぐ
「いや、そういうわけじゃなくて…その、忙しいんじゃないかと思って」
自分で言っておきながら苦しい言葉だと、つい笑みも苦笑になってしまった
- 998 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/05/10(月) 00:51:20 ID:/k2gysHgO
- >>997
「一寸巫山戯ただけだよ」
何でも無いよ、とでも云う様にひらひらと手を振って、蔡生は命の隣に着席。
「自己もスケジュールの管理も出来ている。一日中忙しい何て事は無いさ。予定を詰め込み過ぎたりはしないからね。
扠、そう云う君はこんな所で何をしてたのかな」
- 999 :百合代命 ◆8ZLUiDv3K2:2010/05/10(月) 00:58:30 ID:GIHUoOKU0
- >>998
「…散歩だよ、なんともいえない寂しい気分になってね」
目を閉じ、深い息を吐いた
「2年も経っていたなんて知らなかった、時間の感覚が無かったから」
飄々とつらつらと、ただ思いを述べる
「ずっと探していた、君が居る場所につながる出口を」
恐る恐る手を重ねようとする
「…帰ろうか?」
//1000で終わらせようか?それとも次スレまで続けようか
- 1000 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/05/10(月) 01:07:54 ID:/k2gysHgO
- >>999
「……二年、か」
時間も歪む此の都市。再会した旧知と年齢が開いたりするのは良く在る事だ。少なくとも、女が過ごしたのは二年ではなかった。
命の手が重ねられた自分の手を返し、蔡生は命の手を取る。
「そして、漸く会えた。……もう、寂しいのは御免だよ。心を乱されるのも、ね」
立ち上がり、命を促す。
「ああ、帰ろうか。――二人で」
//ここまで、という事で。
//絡み有り難う御座いました。お休みなさい。
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■