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【日常γ】密着! 異能都市24時【参】- 1 :名も無き異能都市住民:2010/02/10(水) 22:51:30 ID:/jylL/E60
- ≪ルールとか≫
・基本age進行で
・コテもコテ無しもどんどん来い
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします
いっこまえ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12841/1261148468/
- 2 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/02/15(月) 01:52:13 ID:.6prKP66O
- >>1乙ですよ!
前>>1000
「ははは、そうだろ!?楽しいだろ?って……行ってしまったか……」
【しばらく佇むが、また嬉しさが込み上げてきて笑う】
「よかったなぁ……あの子達にチョコ貰えて……こうしちゃいられない!
あの子達にお礼を言わないと!!」
【そう言って、上弦は足早に屋敷に向かう、大好きな子達が住む屋敷へ】
- 3 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 00:08:23 ID:s.Ud7.4s0
- 【公園】
――キーコ。キーコ。
【揺れるブランコには少女が腰掛けていた】
【少女は小難しい顔をしており、何か考え事をしているのが想像できる】
――ザザーッ。キーコ。キーコ。
【真っ直ぐ伸ばしていた足を地に着け、ブレーキを踏む】
【しかし、数秒後にはまたブランコは揺れる】
- 4 :レラ=バニッシュ:2010/02/16(火) 00:15:15 ID:s.Ud7.4s0
- //名前が無かった……
- 5 :沢桐 創:2010/02/16(火) 00:21:57 ID:4TAPWv060
- ―カチャ、カチャ、カチャン…
「ああ、今日はちゃんと仕事しました。はい、お疲れ」
公園の前で歩き電話をする男。
話は済んだのか、携帯を閉じ、ポケットに落とし込む。
「まだ銭湯開いてるかな」
白い息を吐いて呟いた。
- 6 :レラ=バニッシュ:2010/02/16(火) 00:24:55 ID:s.Ud7.4s0
- ――キーコ。キーコ。
【少女の表情は消えうせ、ただ前の景色を見つめている】
【夜遅くに無表情の少女が一心不乱にブランコを漕ぐ姿はちょっとシュール……で、なおかつ恐怖感を煽るかもしれない】
- 7 :沢桐 創:2010/02/16(火) 00:28:58 ID:4TAPWv060
- >>6
―カンッ
ブランコ上部から金属音がした。
「…なにやってんだ、こんなところで一人でたそがれて」
ブランコの上に、先ほど公園の前で電話をしていた男、沢桐創が立っていた。
- 8 :レラ=バニッシュ:2010/02/16(火) 00:30:52 ID:s.Ud7.4s0
- >>7
別に。少し考え事をしていただけだ
【首を上へ向けると、少しだけ口の開いた顔が沢桐を見る】
- 9 :沢桐 創:2010/02/16(火) 00:35:15 ID:4TAPWv060
- >>8
「ふーん。よっ、っと」
―ガンッ…ガチャン
ジャンプ、宙返りをして着地する。
向き直り、ブランコの柵に腰掛ける。
「またなにか開発で悩んでんのか」
- 10 :レラ=バニッシュ:2010/02/16(火) 00:40:08 ID:s.Ud7.4s0
- >>9
ふむ、貴様は間違っているな
【首を戻すと、ブランコを足で止める】
「また」開発で悩んでいる。とはどういうことだ?
この僕に間違いがあったとでも謂うのか?ん?
- 11 :沢桐 創:2010/02/16(火) 00:45:36 ID:4TAPWv060
- >>10
「言葉のあやみたいなものだろ」
脚をカチャカチャ鳴らしながら話す。
「じゃあ、開発で苦心することって無いのか」
- 12 :レラ=バニッシュ:2010/02/16(火) 00:48:36 ID:s.Ud7.4s0
- >>11
逆に聞こうか
この僕に、苦心するようなことがあると思うか?
【なんだこの自信】
- 13 :沢桐 創:2010/02/16(火) 00:51:40 ID:4TAPWv060
- >>12
「いや…あるんじゃないの?」
普通の人間はそう。
「俺の専属技師の武州さんとか、この脚の開発作業中にすごいヒステリックになることとかあるし…」
一緒にしたらまた怒りそうだな、とか思いつつ。
- 14 :レラ=バニッシュ:2010/02/16(火) 00:57:37 ID:s.Ud7.4s0
- >>13
そこが凡人とこの僕である天才の差だよ。何時までたっても解らん奴だ……
【やれやれ。と呆れ顔でため息をはきながら首を横に振る】
- 15 :沢桐 創:2010/02/16(火) 01:00:53 ID:4TAPWv060
- >>14
「凡人も頑張れば凄い事出来るぞ、光速超えたりとか」
まだ超えてない。
「で、結局何について考えてたんだ?」
- 16 :レラ=バニッシュ:2010/02/16(火) 01:12:24 ID:s.Ud7.4s0
- >>15
物は出来るようになってから言うんだな
ま、天才である僕は速度とかの次元を超えてしまう訳だがな
【ブランコを降りる】
なにも考えてなんかいなかったさ
ただ、ブランコは意外と面白い。そう気づいただけだ
【そう言うと同時、少女の身体は浮かび、飛んでいってしまった】
- 17 :沢桐 創:2010/02/16(火) 01:17:43 ID:4TAPWv060
- >>16
「俺は超えれなくても、超えた人なら一人知ってる」
「無表情だったから全然そうは見えなかったけどな。
…って、どこ行くんだ」
急に浮き上がったのに驚いて、ずっと空を見上げていた。
- 18 :放送部員:2010/02/16(火) 20:52:07 ID:IbgE7xTA0
- 【公園】
少女は休憩中である。
今日も車で兄の所に出向き、復習と予習を済ませてきた。
防寒装備はバッチリである。
分厚いコートに手袋、首を覆うマフラー。
長時間ドライブの休憩を兼ねて、公園のベンチで暖かな紅茶を飲む。
ヴァレンタインで余ったチョコを自分で消化しながら…。
「自分で作ったチョコレートを自分で消化するのは少し虚しいのです。」
少女は思わず呟いてしまった。
浮いた話もあれば別なのだが…。
- 19 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 20:58:32 ID:rSRBD9/U0
- >>18
どうやらこの公園は繁華街に近いらしく、
帰宅中の会社員やランニング中の市民などが頻繁に通る。
「今日はこの辺で戦士を集めるぞ。」
『わかりました。』
なにやら神官のような服装の女性と
いかめしい鎧を身に着けた騎士のような男性がやってきた。
どうやら、通りがかりの人の中から
武芸に長けていそうな剣士や魔術師などに声をかけているらしい。
- 20 :放送部員:2010/02/16(火) 21:11:28 ID:IbgE7xTA0
- >>19
「一体何の集まりなのでしょうか…」
この場にいる面々は複雑怪奇
神官のような女性に戦士らしき男性。
「(ドラゴンクエス○のようだ…)」
缶の紅茶で体を温めながらその様子を見る。
それから集まり始める面々を見ると、自分には無いだろうと高を括る。
それもそのはず。
この少女は見た目から彼らのおメガネに適う筈もないのだから。
- 21 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 21:19:22 ID:rSRBD9/U0
- >>20
人通りが多いためそれなりの頻度で
声をかける対象であろう屈強な武芸者は通りかかるのであるが、
皆その2人の話を聞いている様子は無い。
何人かに断られたところで
少し小休止することにしたのかその2人は
放送部員の近くの自販機に近寄り……
「のう、これは飲み物が出てくるようじゃが
どうつかうのだろうなァ……ほんに難儀難儀。」
『うむむ……まさしく珍妙な……
この入れ物の下に書いてある文字が代金なのだろうが……』
どうやら、自販機の使い方が分からないらしい。
- 22 :魁:2010/02/16(火) 21:29:41 ID:Jhlo6zSQO
- 「この質量、この質感、どれをとっても、素晴らしいことこの上無い」
ぬいぐるみをその手に抱いて、騎士風の女性は公園を歩く。
……不審者と思われても仕方がない。
- 23 :放送部員:2010/02/16(火) 21:31:32 ID:IbgE7xTA0
- >>21
少女は、ここは異能都市、ここは異能都市、ここは異能都市と心のなかで数回呪文を唱える。
特に意味は無い。
あえて言うなら自己への暗示か。
少女が持つ異能が彼らの声を確実に拾う。
彼らは見たところ自動販売機の前で困っている。
少女は飲み終えた缶を捨てるついでに、彼らに声をかけることにした。
「もし、お困りのようですが如何なさいましたか?」
セミロングの黒髪、黒い瞳を持つ少女が二人組に声を掛けてきた。
- 24 :黒いローブの人【公園】:2010/02/16(火) 21:37:42 ID:ubvx9PqUO
- >>22
「そこの少女趣味の人、ちょっといいかな?」
背後から声
振り向けば、黒いローブを頭から被った人間が見える
- 25 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 21:40:19 ID:rSRBD9/U0
- >>22
「おや、あれは……
ベルサルヌス、ここは頼んだぞ。」
『は、分かりました。』
魁を見つけた2人、そのうちの神官のような服装の女性が
魁へと近づいてくる。
「もし、そこを行くは何やら高名な騎士とお見受けする。
少し、私の話を聞いていただけんか。」
物売りか、宗教の勧誘の類だろうか。
>>23
『ああ、申し訳ありません。
この使い方がよく分からないもので……』
神官のような服装の女性は、
ちょうど通りかかった騎士を勧誘に向かったようで男のほうが
放送部員に対応した。
男は礼儀正しいが、顔面は多数の刀傷が刻まれており、
もともとの人相が悪いのを一層際立たせている。
- 26 :魁:2010/02/16(火) 21:46:02 ID:Jhlo6zSQO
- >>24
「少女趣味で悪かったわね」
深紅の眼差しが黒ローブの者へと向けられる。
>>25
「そんな立派な騎士じゃないけど、何の話?」
訝しげに問い掛ける。
>>23との掛け合いから、嫌な予感がしている。
- 27 :黒いローブの人【公園】:2010/02/16(火) 21:51:06 ID:ubvx9PqUO
- >>26
「悪い事じゃないよ、むしろ良いことかも知れない」
何とも面倒くさい奴である
「暇そう、と思ったけど、そうじゃないみたいだね」
>>25に話掛けられたから、らしい
- 28 :放送部員:2010/02/16(火) 21:53:45 ID:IbgE7xTA0
- >>25
何この男の人…工藤さん以上に修羅場を潜っている感じがする。
しかし、意外だ。
この男性は、見た目に反し腰が低い。
初対面の相手への対応なら普通だろうが、この見た目だ。
少々荒い言葉遣いでも不思議では無い。
「これ、というのは自動販売機ですね。」
少女は微笑みを浮かべる。
飲み物を買いたいのだろうと推測。
手持ちの鞄から小銭を取り出す。
「まず最初に用意するのは、欲しい飲み物を買えるお金です。この機械を扱う際、対面販売ではないので注意してください。」
お金を入れると、モデル缶の下のランプが赤に灯る。
自動販売機で困っているのだ。
「お金を入れると、入れた金額分で買える飲み物の下にランプが灯ります。そして、欲しい飲み物の下のボタンを押すと…。」
ゴロン、と音を立て、ミルクティーが出てきた。
「もしお釣りが出る場合は、お釣りのタブを捻ってあげればいいのです。現在は勝手にお釣りが出てくるものもありますよ。その時の自動販売機のタイプによって使い分けてください。」
お釣りを取り出し、ミルクティーを差し出す。
- 29 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 22:06:45 ID:rSRBD9/U0
- >>26
「実はな、我らは勇敢なる戦士を探しておるのじゃ。
詳しい話は省くがその剣、我らがために使ってみぬか?
敵を打ち倒した暁には最大の栄誉と名声を与える事を約束しようぞ。」
だそうです。
>>27
「そちもどうじゃ、悪臣を駆逐し、正邪の通りを正すというのは。
報酬もたっぷりだすぞ。」
なにやら敵と戦うために戦士や魔術師を集めているらしいが……
>>28
「おお、これは……なるほど、感心した。
しかし困ったな。我らはこの周辺で使われる通貨を持っていない。」
差し出されたミルクティーを見つめ
ふむ、と困った顔をして。
「ともかく、この代金を払わねば……
足りるかどうかは分かりませんが、これを収めください。」
男が差し出したのは、
往還を被った横顔が刻まれた銀色に輝くコイン。
「わが国の通貨です。純度の高い銀で出来ていますから、
それなりの値段にはなるでしょう……」
- 30 :魁:2010/02/16(火) 22:12:56 ID:Jhlo6zSQO
- >>27
「今日はオフだから、暇といえば暇だけどね。
今から武術大会に連れていかれるとかでなければ別だけど」
ぬいぐるみを転移させ、それを自らの作り上げた世界へと格納する。
>>28
「はぁ……剣を振るう機会に恵まれることはすごくありがたいけれど、
私欲が為に刃を振りかざすことは避けたいところ」
難しい顔をしている。
- 31 :放送部員:2010/02/16(火) 22:16:47 ID:IbgE7xTA0
- >>29
「その硬貨は見たところ異国の物。いくら沢山あるとはいえ、故郷のものを受けとません。心の拠り所というのは大切なものでしょう?」
少女が持つ鞄には実家近くの神社のお守りがぶら下がっている。
それは、そういうものに成り得るのではないか。
それにミルクティーと銀貨は価値が合わない。
ましてや純度が高い銀だ。
そして少女は提案を挙げる。
「察するに貴方方はこの世界の貨幣を持たないと愚測いたします。お金はある程度準備出来ます。」
少女は笑みを浮かべる。
「ここの貨幣を融通する対価として、貴方の国(故郷)のお話を聞かせていただけませんか?」
丁度飲み物もある。丁度良いだろう。
- 32 :黒いローブの人【公園】:2010/02/16(火) 22:22:40 ID:ubvx9PqUO
- >>29
「要するに気に食わない権力者を殺してこい、と」
湾曲して捉えればそうなるかも知れない
「遠慮しておくよ、正義の味方、なんてキャラでも無いしね」
からから、と薄く笑いながら、比較的やんわり断った
>>30
「良ければ街の案内でも頼みたいんだけどね
ここの地理、全然知らないし」
後に、最近ここに来た事を付け加えておく
- 33 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 22:30:15 ID:rSRBD9/U0
- >>30 >>32
「私欲などではないし、醜い権力争いなどとも違う。
我が国を襲う侵略者を打ち払い、民草を救ってほしいのじゃ。」
女の右手が、光りその掌の上に
小さなホログラムのような映像が現れた。
「我が国は……今、非常に苦しい立場にある。
見られよ、荒れた国土を。聞け、踏みにじられた赤子の声を。」
映し出されているのは、のどかな牧草地に見えるが
しかし、そのところどころから黒煙が上がっている……
>>31
『これは申し訳ない……
これほどの恩に報いる手段を拙僧の頭では思いいたりませぬ。
ただただ頭を下げるばかりの私を許していただきたい。』
まるで騎士の叙任式のように跪き、
ふかぶかと頭を垂れる男。
『もし、故郷の話が対価となるなら、
気が住むまでお話しましょう。かといって、何から話せばよいものかな。』
- 34 :魁:2010/02/16(火) 22:38:04 ID:Jhlo6zSQO
- >>32
「地理案内くらいなら、してあげてもいいわよ。
それに、歪みみたいな所に迷い込んだら、大変だしね」
>>33
「国単位で襲ってくる侵略者の詳細は……?」
- 35 :黒いローブの人【公園】:2010/02/16(火) 22:45:59 ID:ubvx9PqUO
- >>33
「へぇ………」
少なくとも、人間が相手では無い様な気がする
何となく、だけど
「で、その侵略者、とやらは?」
>>34
「この話が終わったら、頼むよ」
- 36 :放送部員:2010/02/16(火) 22:46:35 ID:IbgE7xTA0
- >>33
「頭をお上げください。貴方のような方に頭を下げられる程、偉い人間では無いのです。」
少女は膝を折る。
奇しくもその高さは、騎士の頭と同じくらいの高さであった。
ベンチへと歩き進む。座って話そう、ということのようだ。
そして、少女の異能は彼らの話を拾い、意図せずとも少女に伝える。
「(国を救うために腕が立つ人を探している。しかし幾つか疑問が浮かびますね)」
ベンチに向かい、情報を整理している冷静な頭と、どんな話を聞こうかと考える少女。
「では、どの様な国か、そういった所からお話願いませんか?」
- 37 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 23:03:22 ID:rSRBD9/U0
- >>34 >>35
「我が隣国の軍隊……なのじゃが正確に言うと、少し違う。
我らは、『黒衣の者』と呼んでおるのじゃが……」
ここで、女性は一呼吸置いた。
「彼奴らは隣国、オーデンウェル王国の将軍サノスの一派じゃ。
何を思うたかやつらは突如主君に反旗を翻し、兵を起こした。
本来なら、将軍とはいえ大して力をもたぬサノスの反乱などすぐに収められる、はず。はずじゃった。
が、彼奴の軍は信じられぬ事に、オーデンウェル王の軍を散々に打ちのめしたのじゃ。」
「すぐさま、我が祖国を含む近隣諸国は増援を送った。
しかし、オーデンウェル王は討ち死に。我が軍も大きな被害をこうむり敗走。
逆に、国境を侵される始末。ああ、情けなや……」
女は、ここでふう、とため息をついた。
>>36
「我らの国は『ローデシウム』と言い、国土は小さくとも
国民は皆勤勉で、男は畑を耕し、女は家を守り機を織る生活をしておりました。
戦乱とも無縁の、静かな国であったのですが……」
ここで、男は一度言葉を切り
瞑想するように目を閉じて。
「しかし、隣国の将サノスの反乱から戦火は燎原の火のように広がりました。
己の主を倒し、国を手中に収めたばかりか我が国をはじめとする近隣諸国に兵を進め始めたのです。」
- 38 :魁:2010/02/16(火) 23:08:59 ID:Jhlo6zSQO
- >>35
「困っている人は放っておけないのよね……うん、分かったわ」
不当な理由で、弱者が苦しめられている。彼女の動く理由は、それだけで十分だった。
>>37
「ふむ……聞くかぎりでは信じがたい話ね」
敵将に何か大きな力が付いている、そう彼女は考える。
- 39 :放送部員:2010/02/16(火) 23:13:25 ID:IbgE7xTA0
- >>37
「(少し昔の日本の生活…かな。)」
興味津々に話に耳を傾ける。
しかし、一国の将が君主を倒せるとは思えない。
大きな後ろ盾があるか、あるいは、その将が他国の間者であるか。
「……戦いですか。疑問なのですが、貴方の国、ローデシウムには何か特別なものはありますか?」
- 40 :黒いローブの人【公園】:2010/02/16(火) 23:16:51 ID:ubvx9PqUO
- >>37 >>38
何か裏がありそうだ、けど
果たして、自分が加勢した所で、何か変わるのか
何か、変える事が出来るのか
「少し、気になるからね、手伝わせて貰うよ」
- 41 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 23:26:32 ID:rSRBD9/U0
- >>38
「彼奴らはどこから手に入れたのか、
我々の剣では傷つけられない鎧や盾を身につけ
火を噴く車をつこうておった。」
忌々しげに己の杖を握り締める。
「口惜しや。アレには我が法術も無力……
アレらさえなければサノスなぞ物の数では無い物を。」
>>39
『半島に位置しているが大陸中央部から離れているため戦略的価値はないし
海産物と国土西部の穀倉地帯で採れる作物が比較的良質である程度でしょう。
それ以外にはこれといって……正直、戦ってまで得る必要のある国土とは……』
>>40
「おお、感謝するぞ……!」
女性の表情が明るくなる。
この様子から見るに、戦士を集めるのは難航していると見える。
「真の勇者よ。そちの行く先には
名声と栄光が満ちることであろう。」
- 42 :魁:2010/02/16(火) 23:34:19 ID:Jhlo6zSQO
- >>41
「考えてみたところ、時代の発展の差が大きい……つまり異なる時間軸からの介入があったのかも」
それでも、勝てぬ戦いではない。
「手伝えるかもしれない」
- 43 :黒いローブの人【公園】:2010/02/16(火) 23:42:28 ID:ubvx9PqUO
- >>41
「(名声も栄光もいらないんだけどね)」
ただの好奇心
たかが将軍が国を落としたんだ、気にならないはずがない
「力になるかはわからないけどね」
- 44 :放送部員:2010/02/16(火) 23:44:34 ID:IbgE7xTA0
- >>41
「つまりは自然の要塞に守られているわけですね。そのような『食料庫』は奪いにくいでしょうね。」
戦争の“せ”の文字も知らない少女。
しかし情報を聞くに、少女なりの“理由”が見えてきた。
地理的、国民性と合わせて考えたら、
「食事というのは大事なものです。食料を安定供給出来る場所は欲しいでしょうね。貴方からのお話を聞く限り、『士気の上昇』の意味合いも含まれているのではないでしょうか。」
少女は推測を立てる。
勢いというものは大事である。
それが国単位の戦いならなおさらだろう。
- 45 :名も無き異能都市住民:2010/02/16(火) 23:56:55 ID:rSRBD9/U0
- >>42
「おお、そちも!すまぬ、ほんとうにすまぬ……
まるで曇天に一筋の光を見たようじゃ……」
女性は静かに、頭を下げた。
「近日中に我らは、我が国へと赴く。
その時には、どうにかして知らせよう。」
>>43
「いや、我らが求めているのは勇気ある者たちじゃ。
そちらならば、必ずや憎きサノスの兵を倒してくれる事じゃろう……。
近日中にまた、そなたらを呼び集める事だろう。その時はよろしく頼むぞ。」
女性は、自分の右腕を差し出した。
>>44
「おそらく、その通りでしょう。
我が国の武官たちも、西部の穀倉地帯のみが狙いでそれ以上の
侵攻は無い、と見ています。」
そこで男はしかし、と付け加えて。
「見てみぬふりをする事は出来ません。
西部の大都市『カルム』には村を焼かれ、肉親を殺された
避難民の悲しみと怨嗟の声が満ち満ちている……」
- 46 :魁:2010/02/17(水) 00:02:34 ID:Jhlo6zSQO
- >>45
「それまでには、こちらも準備をしておくことにするわ。
有望な部下を、何人か引きつれてね」
彼女は一騎士団の長。
戦力をどこに充てるかも自由に決められる身分ゆえに勝手がいい。
- 47 :黒いローブの人【公園】:2010/02/17(水) 00:05:21 ID:ubvx9PqUO
- >>45
右手を出そうとしたが、少し動かして元に戻した
「握手はちょっと」
手は完全に裾に隠れている
- 48 :放送部員:2010/02/17(水) 00:10:17 ID:IbgE7xTA0
- >>45
少女は左手を自分の顎に添える。
「しかし、まだ何かが足りないような気がします。狙いはこれだけじゃない。杞憂であれば良いのですが…。」
少女は見た目通り、戦う術を持たない。
現地に行ったところで足手まといになる、と言う事は少女はとうの昔に理解している。
「悲しみと怨嗟…。避難民にお気をつけください。ローデシウムを内側から壊そうとする者が現れるかもしれません。」
- 49 :名も無き異能都市住民:2010/02/17(水) 00:19:12 ID:rSRBD9/U0
- >>46
「おお、やはり高名な騎士であったか……
本当に恩に着るぞ……」
>>47
「おっと、すまん。」
何か事情があるのだろう、と察して手を引き。
「では、そろそろ我らは勧誘に戻るとしよう。
我らが、王国の民を頼むぞ。」
女性は、少し離れた場所に居る騎士を呼びつけると
そのまま、公園から去っていった。
この時間でも人が居る繁華街に場所を移すのだろう。
>>48
『度々のご忠告、痛み入る。
賢者の言葉として、我が胸に刻もう。』
「ベルサルヌス、そろそろ出発しよう。
戦士団をもっと集めねば……」
勧誘に向かった女性神官の声が響いた。
表情などから見て、どうやら勧誘に成功したらしい。
『おっと、巫女殿が呼んでいる……拙僧はこれにてお暇しなければ。
我らの父、ザゥムの導きが貴方にもあらんことを。』
男は、最後にもう一度軽く頭を下げ、
なにやら祝詞のようなものを唱え去っていった。
- 50 :魁:2010/02/17(水) 00:22:03 ID:Jhlo6zSQO
- >>49
「これだから損をしているとか、言われるのかしら。
まあ、いいわ……私には永劫の時があるもの」
人々を救う、そんな子供が夢見るような、浅い考えがこれから幾年続くのだろうか。
- 51 :放送部員:2010/02/17(水) 00:26:09 ID:IbgE7xTA0
- >>49
「私は賢者では無く、愚者です。」
賢者なら、どのような事をいうのだろうか。
少女は一介の学生だ。その答えを知ることは無いだろう。
「御機嫌よう。」
夜道には気を付けて、は必要無いだろう。
少女は休憩を終え、愛車に乗り込む。
- 52 :黒いローブの人【公園】:2010/02/17(水) 00:26:49 ID:ubvx9PqUO
- >>49
ただの好奇心、死んでしまったらそこまで
楽しめるかは二の次ぐらい
「戦争、か」
身内に戦争屋がいるけど、まぁどうでもいい
>>50
「さ、話は済んだみたいだし、案内して貰えるかな」
何かと上から物を言う
- 53 :魁:2010/02/17(水) 00:32:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>52
「もう遅いわよ?
まあ、日の出までなら、一緒に見て回ってあげるけど」
吸血鬼なので、太陽の光は苦手であった。
- 54 :黒いローブの人【公園】:2010/02/17(水) 00:38:17 ID:ubvx9PqUO
- >>53
「………いつの間にかもうこんな時間か
じゃあ、また次の機会があれば
よろしく頼むよ、人形好きさん」
すたすた、早足に去っていった
- 55 :魁:2010/02/17(水) 00:41:31 ID:Jhlo6zSQO
- >>54
「ぬいぐるみと言いなさい……!!」
いったい誰だったのだろうと考える間もなく、携帯から音楽があふれる。
騎士達にどうやら呼び出されたのか、足早にその場から立ち去った。
- 56 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/18(木) 20:57:11 ID:ssjOqxsQ0
- 【街】
道に人が溢れていた。
帰宅ラッシュ、あるいはこれが普通なのか、この通りにはたくさんの人がいる。
その誰もが立ち止まることなく、人は波になって流れていた。
「うるせぇ黙って仕事しろクズ!バカ!!
お前だけだろノルマ達成してない奴は!しかも私に頼むとかマジ勘弁しておくんなまし!!」
なのにそこには人がいない。
その場所だけ、ぽっかりと空いていた。
人は皆、そこを避けて流れ行く。
「あん!?…………うぇー……それ言うのはなしじゃない?
ほら、なんというか私にだっていろいろあるし、ね?
……………………あーはいはいわかりました、わかりました!!やってやるから!!黙らっさい!!!」
道端にござを広げてごろ寝する女性がいた。
コードの繋がっていない黒電話を手元に起き、その受話器を耳に押し付けながら大声で喋る彼女は見紛う事なき不審物。
誰もその女性に目を向けないし、近寄らない。
通行妨害と行っても差し支えないほど、なんか危ない人だった。
- 57 :魁:2010/02/19(金) 21:02:16 ID:Jhlo6zSQO
- 「……」
公園のベンチに座し、ひどく泥酔している女性が居た。
脇に置かれた数々のリキュール、その栓は全て開け放たれ、きつい匂いを散らしている。
- 58 :黒沢小百合:2010/02/19(金) 21:13:48 ID:rSRBD9/U0
- >>57
「……横、よろしいですか。」
スーツの女性が魁に歩み寄る。
- 59 :魁:2010/02/19(金) 21:22:01 ID:Jhlo6zSQO
- >>58
「……だれ?」
空瓶を手で払い、ベンチの下に愉快な音を立たせる。
もはや意識はまともではないだろう。明らかに飲み過ぎである。
- 60 :黒沢小百合:2010/02/19(金) 21:25:31 ID:rSRBD9/U0
- >>59
「千夜カンパニー、都市警備部門主任『黒沢小百合』と申します。
貴方は黎明騎士団団長魁様ですね。」
女性の長い黒髪が風に流れて、さらさらと音を立てた。
- 61 :魁:2010/02/19(金) 21:35:27 ID:Jhlo6zSQO
- >>60
「私にはもう肩書きは無いし、もはや名乗る資格すら持たない」
苦笑いをしながら、空いていない瓶を手に取る。
栓抜きを用いず、単純な握力でガラスを砕き、中の液体を口に運ぶ。
- 62 :黒沢小百合:2010/02/19(金) 21:43:22 ID:rSRBD9/U0
- >>61
女性は、軽く目をつぶってから
瓶をどけて魁の隣に腰掛けた。
「武芸者に負け、自ら職を辞したと聞いています。
しかしながら、少しばかり性急すぎたとしか。」
一呼吸おいて。
「率直に言いましょう。貴方に、元の騎士団長職に戻っていただきたい。
今、騎士団をまとめられる人材は貴方を置いていないのです。」
- 63 :魁:2010/02/19(金) 21:49:06 ID:Jhlo6zSQO
- >>62
「戻れる訳が無い。
私は護るべき者すら護れない未熟者。
そんな私が騎士の前に立ち導くことなど不可能なのよ」
飲み干した瓶を地面に叩きつけた。
- 64 :黒沢小百合:2010/02/19(金) 21:55:42 ID:rSRBD9/U0
- >>63
「一度守れなかったからと言って、それ以降の責務を全うしないでどうするのですか。
人間の首を挿げ替える事が出来ないように組織の長というものは軽々しく変えて良いものではない。」
魁の膝の上に、茶封筒が置かれる。
「これは、新しい犯罪者のリストです。
目を通しておいてください。」
- 65 :魁:2010/02/19(金) 22:09:42 ID:Jhlo6zSQO
- >>64
「……」
膝に乗せられた茶封筒から中身を取出し、念入りに内容を確認している。
「……いまさら。
士気も低下し、私が戻ったところで悪化するだけよ」
- 66 :黒沢小百合:2010/02/19(金) 22:13:53 ID:rSRBD9/U0
- >>65
「…………」
小百合は、一度気を落ち着かせるように息をはくと
魁と自分の額をくっつけて、静かに言った。
「貴方が戻らなければ士気はさらに低下し、治安はもっと悪化する。
貴方がやらねば、他に誰がやるというのですか。」
- 67 :魁:2010/02/19(金) 22:21:51 ID:Jhlo6zSQO
- >>66
「……黙れ。
一度辞めると決めた者が、どんな顔をして戻れるのよ」
決めたことは貫くという頑固な考え方はいかにも騎士らしい。
- 68 :黒沢小百合:2010/02/19(金) 22:26:46 ID:rSRBD9/U0
- >>67
「……しかたありませんね。」
小百合は、立ち上がり去っていく。
しかし、何か名詞のようなものを魁の胸ポケットに入れた。
「席は、空けておきます。
待っていますよ。」
それには、小百合の連絡先が書かれている。
気が変わったら連絡しろ、と言う事らしい。
- 69 :魁:2010/02/19(金) 22:36:43 ID:Jhlo6zSQO
- >>68
「……」
胸ポケットに収められた紙を確かめる事無く、新しい瓶に手を伸ばし始めた。
「……私が忠誠を誓った都市民に、大きな裏切りをしてしまった」
- 70 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/19(金) 22:36:58 ID:lXgD9.dM0
- 【公園のベンチの上】
「…あう〜…ねちゃったの」
【頭をぽりぽり掻きながら起き上る少女】
「…あそこにいるのは…だれかなの」
【ふと、二人のほうを見て、そちらのほうへと向かっていく】
- 71 :魁:2010/02/19(金) 22:53:26 ID:Jhlo6zSQO
- >>70
「……」
女性は酒に溺れていて、口の利ける状況なのかは不明だ。
- 72 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/19(金) 22:56:39 ID:lXgD9.dM0
- >>71
「あう?…『さき』なの?」
【不安げな表情で魁を見つめる】
「だいじょぶなの?…どうしたの」
- 73 :魁:2010/02/19(金) 23:07:13 ID:Jhlo6zSQO
- >>72
「……まわる」
世界が回って見える。
完全に酔っているようだ。
- 74 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/19(金) 23:09:25 ID:lXgD9.dM0
- >>73
「あう…?なにがなの?」
【不思議そうな顔で魁を見つめる…】
「あう…」
【少しディスも酒気にあてられているようだ】
- 75 :魁:2010/02/19(金) 23:16:29 ID:Jhlo6zSQO
- >>74
「お酒美味しい」
赤くなった表情で、酒瓶を次々に開栓。
- 76 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/19(金) 23:19:42 ID:lXgD9.dM0
- >>75
「あう〜?…なんだかいっぱいおさけのにおいなの〜」
【流石に少し面食らうディス】
「なんでそんなーに…いっぱい」
【足元がふらついている】
- 77 :魁:2010/02/19(金) 23:25:20 ID:Jhlo6zSQO
- >>76
「飲みたいときに飲むのがお酒でしょ」
酒瓶に手を伸ばすが、もう酒など余っていない。
- 78 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/19(金) 23:30:53 ID:hMt55xEM0
- >>77
「あう…そっかなの…」
【ボーっとした眼でぼそぼそという】
「うう〜…だめなの…またへんになるの…」
【頭を押さえて必死でお酒の匂いを散らしている】
- 79 :魁:2010/02/19(金) 23:36:28 ID:Jhlo6zSQO
- >>78
「……zzz」
ついに寝息を立て始めた。
公園でこの様は、明らかに醜態を曝している。
- 80 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/19(金) 23:40:22 ID:hMt55xEM0
- >>79
「あう〜…どうしようかなの…」
【寝息を立てる魁を見てディスは困惑した】
「ここにおいとけないの…
どこかにつれてったほうがいいかなの…」
【そう言って魁を包帯で持ち上げる】
「…えっと…『さき』のいたところはどこだったかなの…」
【あたりを見回している…場所が分からないようだ】
- 81 :名も無き異能都市住民:2010/02/20(土) 00:50:17 ID:AXRozTjwO
- ……大通りから少し離れた、些か狭い路地
寂れた店が立ち並ぶその中に、一段と目立たない店舗が一件。
『 喫茶 ツキヨタケ 』
扉に看板をぶら下げただけの、質素な店だ。
それなのに、扉の奥から異質な雰囲気を放っているように感じるのは気のせいだろうか。
…因みに、ツキヨタケは猛毒キノコである。
- 82 :魔女:2010/02/20(土) 00:56:29 ID:QYyPcDfoO
- >>81
「へーいやってるかーい!?」
ドバァアアアアンと騒々しく扉を開ける魔女ひとり。
- 83 :名も無き異能都市住民:2010/02/20(土) 01:03:56 ID:AXRozTjwO
- >>82
彼女が扉を開けると、全く動じない様子の店主が一人。
「あら、お客さん?いらっしゃ〜い♪」
…顔は男だ、間違いない。
体格も男だ、間違いない。おまけに割とガタイがいい。
「ようこそ、喫茶ツキヨタケへ…んふふ」
しかし、その服装はいわゆるチャイナドレス…女性ものだ。
……つまり、一言で言えばオカマである。
- 84 :まじょい:2010/02/20(土) 01:09:34 ID:QYyPcDfoO
- >>83
「woo……」
さすがの彼女(彼)も一瞬躊躇った。
店の外に身を乗り出して看板を確認、たしかに「喫茶」と書かれている。
「カマバー」とは書かれていない、はず……
「それよりのど乾いた。ジンジャーエール一杯くださいな」
……まあどうでもよかった。
適当に席に座り込む。
- 85 :喫茶ツキヨタケ店主:2010/02/20(土) 01:16:31 ID:AXRozTjwO
- >>84
「…あら、何かお気に召さないことでも?」
手慣れた手つきでコップを磨き、逆さまにしてテーブルに並べながら
「んー?ジンジャーエールね?チョット待っててね〜♪」
にこやかに笑いながら、磨いたばかりのコップに氷を3つほど入れ、
ジンジャーエールを背後のサーバーから注ぐ。
「お待ちどうさま」
そう言ってコップを魔女の前に置くのだが…
…近い、なんだか微妙に距離が近い。
- 86 :Witch:2010/02/20(土) 01:20:33 ID:QYyPcDfoO
- >>85
「いや、なんでも」
よくよく考えれば自分だってフタナリィ、似たようなモノではないか。
とか思いながら店主の慣れた手つきを見つめる。
とりあえず出されたジンジャーエールを一口……
「…………」
飲んで、距離感にぞわぞわと背中が踊る。
- 87 :喫茶ツキヨタケ店主:2010/02/20(土) 01:24:14 ID:AXRozTjwO
- >>86
「あら…そーお?」
…間近に見るヒゲの剃り残しが生々しい。
しかも店主の呼吸が聞こえそうなくらい近い。
「…ゆっくりしてって頂戴ね♪」
ゆっくりできそうに無い。
- 88 :ウィッチ:2010/02/20(土) 01:29:08 ID:QYyPcDfoO
- >>87
なんか見えるしなんか感じるしでとりあえずジンジャーエールをぶくぶくさせている。
(落ち着け……KOOLになりなさい、魔女っ子サタナキアたん……)
ふぅと息を吐いて、
「……はひ」
呂律の回っていない敬語を繰り出した。
- 89 :喫茶ツキヨタケ店主:2010/02/20(土) 01:33:20 ID:AXRozTjwO
- >>88
それを聞くと、すっと身を引いて
「…ところで、今日はどうしてこんな場所に?」
…表通りにも喫茶店はいくらでもある。
こんな寂れた路地の喫茶店に来たという事は、よっぽど暇なのか、または逆に何か目的があったからなのだろう。
- 90 :ウィッチ:2010/02/20(土) 01:36:49 ID:QYyPcDfoO
- >>89
「ああ、この街、歪みってやつがあるじゃない?」
からから、と氷が金色の泡を吹き出す液体の中で踊る。
魔女はすこしだけ楽しそうな顔をしはじめた。
「適当に歪みから歪みへ。通り歩いたらここの近くへ来たわ。
常識に捉われない道筋で、ね」
- 91 :喫茶ツキヨタケ店主:2010/02/20(土) 01:43:38 ID:AXRozTjwO
- >>90
「ふぅん…よく解らないけど、この街はおかしなところがあるのよねぇ…」
魔女が楽しげな表情をすると、店主も楽しげに笑い
「歪み、って何なのかしらね。何でできたのか、いつからあるのか…」
くるりと振り向き、乾かしたコップを棚に仕舞う。
…と、よく見ると腰のあたりに何か細いものが生えているではないか。
先端が細まった、イタチの尾のようなものだ。
…ベタと言えばベタだ。
- 92 :ウィッチ:2010/02/20(土) 01:47:46 ID:QYyPcDfoO
- >>91
「よくわかんない。ぐにゃぐにゃの街、あるいはわたしたちが歪んでいて街自体はまっすぐであるのかもしれないわ」
ふふっと笑みを溢す。
そして尾を見て、暫し思考。
(……いたち、獣人……オカマのイタチ人……カマ、イタチ……カマイタチ……!?)
「まんまじゃねえかよ!!?」
机バーン
- 93 :喫茶ツキヨタケ店主:2010/02/20(土) 01:54:00 ID:AXRozTjwO
- >>92
「なんだか、時々街が生きてるように思えてくるのよねぇ…」
「アタシだけかしら、そう思うのは」
魔女の笑みに対して、柔らかい表情で返すが…
…相変わらず独特な空気は変わらない。
「店の中では静かにしてね?」
…そして全く動じない。
- 94 :Witch/魔女:2010/02/20(土) 01:58:29 ID:QYyPcDfoO
- >>93
「あっはい、すみませ……」
おとなしく座ってジンジャーエールを飲み干した。
「イキモノか……なるほどぉ、街が意思を持ってるのかもね。まあいずれにせよ不思議な街だ」
にやりと笑って、500円玉を机に置いた。
「ありがと、おに……お姉さん、また来るわ」
そしてそのまま店を出る。
ぐにゃぐにゃと曲がりくねった何処かを彷徨って、魔女は帰る。
- 95 :喫茶ツキヨタケ店主:2010/02/20(土) 02:04:57 ID:AXRozTjwO
- >>94
「不思議よねぇ、全くどうなってるのかしら」
魔女に渡された500円を受け取り、引き出しに仕舞いながら
「はーい、ありがとうね〜♪」
歪んだ街に消えていく、魔女の後ろ姿を見送った。
「…さて、と」
『喫茶店ツキヨタケ』の看板をひっくり返し、『close』にして
自分は店の奥へ消えていった。
- 96 :ヴァイス/にょた:2010/02/21(日) 22:08:12 ID:yvUls86s0
- 「女っていろいろ便利だなあ」
ご飯奢ってもらえたし着る服のレパートリー増えるし。
戦闘にはあんまり向かないけれど。
貢いで貰ったアクセサリー(あまり好みじゃなかったので着けてない)をちゃらちゃら鳴らしながら、
白い髪をゆらゆら揺らして、ヒールを鳴らして歩く・歩く・歩く。
(※天使です)
- 97 :甲/非番:2010/02/21(日) 22:25:25 ID:KE2UskXwO
- >>96
「(派手なバーさん…)」
揺れる白髪の後ろ姿を目で追って
「…ん?…いや、若い…」
ガードレールに腰掛けて缶コーヒーを一口
「キャバ嬢か」
- 98 :ヴァイス/にょた:2010/02/21(日) 22:31:01 ID:yvUls86s0
- >>97
仮にこいつが「私は天使です」と言って、誰が信じるだろうか。
キャバ嬢、その形容はぴったり合っているのである。
――ぼき
歩いていると、そんな音が響いて女がよろめいた。
どうやらヒールが折れたようです。
- 99 :甲/非番:2010/02/21(日) 22:38:09 ID:KE2UskXwO
- >>98
うーんどうしようかなぁ
同伴とか求められても金ねーし
つーかヒール折れたくらい自分で何とか
「――よっと…大丈夫か?」
とまぁ幾重にも言い訳を考えてみても、困ってそうな人を見て見ぬフリは無理無理な甲でした
倒れそうなヴァイスに素早く接近、肩を支える
- 100 :ヴァイス/にょた:2010/02/21(日) 22:43:57 ID:yvUls86s0
- >>99
「……あ、ありがと」
ハスキーボイスで礼を述べる。
女の体はめっぽう軽い。まるで「羽が生えている」ような。
「っち……安物の靴はこれだから」
甲から離れると、ヒールの折れていない方の靴を脱いで、
――ぼき
ヒールを自らへし折って、何事もなかったかのように履き直し。
片方が折れたからもう片方も折ればええねん。どや。とでも言いたそうな顔をしていた。
- 101 :甲/:2010/02/21(日) 22:51:37 ID:00o5qNog0
- >>100
「おう。……おう?」
オットセイでは無い
驚いた
ヴァイスには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかったのである。
かにかに
「(そしたら何でヒール折れるねん…)」
不良品だな、その靴…とかやけに現実的な事を思ってると
――ぼき
「Σいや何処のコロンブスだーー!?」
瞬間的にツッコみます
- 102 :ヴァイス/にょた:2010/02/21(日) 22:57:27 ID:yvUls86s0
- >>101
彼女の背中に注目してみよう。
「ある」、小さく小さく展開した白い「翼」。
よろめいてこけそうになった瞬間、無意識に展開していたそれ。
……まあ、白い長髪に紛れて見つけ出すのは困難だが。
「ぺったんこの靴ってあんまり好かんけどしゃーないよね」
ぺったんこの靴って森ガール(笑)認定されるからあんまり好きじゃない。らしいよ。
- 103 :甲/非番:2010/02/21(日) 23:07:53 ID:KE2UskXwO
- >>102
「歩きやすいは易いだろうが…や、勿体ねー…」
ツッコミを春風の如くスルーされて
そんで、ふと、疑問
いや、何だろう
何処と無く浮世離れした気配
――うん、これは感じた事がある
「(……人外…それも高位の)」
かつて知った
天上や地下――それぞれに類する種族達のそれ
で、見えた
翼
「――…久々に見た…アンタ、天使さん?」
疑問は確信へシフトして
確認の為に聞いてみる
キャバ嬢は天使
……何処の飲んだくれ父さんの言だか
- 104 :ヴァイス/にょた:2010/02/21(日) 23:17:08 ID:yvUls86s0
- >>103
「え? あ、うん。天使だよ」
嘘をつけ、と言いたくなるだろうがそうなのである。
翼から微かに漏れる蒼いひかり、それは俗に言う「聖気」というやつ。
- 105 :甲/非番:2010/02/21(日) 23:23:29 ID:KE2UskXwO
- >>104
胡散臭ぇ
名乗りの微妙な間が特に
だがまあしかし
"知っていた"故に、なんちゃってコスプレイヤーとモノホンの区別はついた
「…ま、だからといってどうすることもねーが」
無神論者には思う事のひとつもありゃしないけど
「えー…と、下界視察?」
- 106 :No.3【】:2010/02/21(日) 23:25:54 ID:E0EoNV6E0
- その光に誘われて虫のように寄ってきた男が居た。
金髪碧眼、長身痩躯、白衣と背負った黒い箱。
右手に羅針盤のような器具、恐らくは異能を探知する道具を持ち、
にっこり笑って、――上空から。
人為的に軽くなった彼の体は700gを下回り、手で風を調節して
最短距離を通ってきたのだ。
「今までに探知したことの無い波やな、どんなヤツがおるんかな…っとッ!」
机から落ちた埃のように、音も立てずに二人の前に降り立った。
- 107 :ヴァイス/にょた:2010/02/21(日) 23:29:21 ID:yvUls86s0
- >>105
「視察、っていうかムカつく奴が居るからそいつボコりに来た。
んだけど、なかなか住み心地が良かったから居付いちゃった」
てへ。とか言いながら自分の頭をげんこつでこつん。
居付いた原因は主に京アニだなんて言えるものか。
>>106
「親方、空からおn……なんだ野郎か」
ぺ、と唾を吐き捨ておったこいつが。
さて、天使に見える?
- 108 :甲/非番:2010/02/21(日) 23:35:37 ID:KE2UskXwO
- >>106
空からの贈り物
野郎一匹
「…何だ今日は…空の日か?」
体重レスのオンパレード
ダイエット戦士達よ、君たちの敵はここに在り
>>107
「ふーん…天使がむかつく奴ねぇ」
お前はアキバに憧れて日本に定住したアメリカ人か!
…と、露知らずの甲に代わり中の人がツッコませて頂きます
「悪魔とか?…それともひょっとして…人間?」
- 109 :No.3【】:2010/02/21(日) 23:39:07 ID:E0EoNV6E0
- >>107
隣の男…甲は以前会った事がある。探知したのは甲では無い。ということは、
…今唾を吐き捨てたこの派手な女性の何か、と言うことになる。
だが、彼は伝説、神話、宗教系の…いわゆる「人外」というカテゴリの知識は少ない。
ただの異能者では無いということが解るのみ。
「女の子と違ごて悪かったなぁ。…いきなり上からすまん、珍しい異能波を
キャッチしたからな、つい、好奇心で見に来たねんけど。…ただの異能者とは違うみたいやね」
笑って問いかける。
>>108
「ありゃ、甲やん。久しぶりー。…この人も空から?」
疑問を抱く。翼持つ獣人だろうか?と。だが、甲の言葉で全てが解る。
「あー、なるほどな、天使か。」
とんでもない事を言っている事に気付かず、真顔で繰り返した。
- 110 :ヴァイス/にょた:2010/02/21(日) 23:43:26 ID:yvUls86s0
- >>108
ちなみにあずにゃん厨です。中の人ともども。
「悪魔。自称魔女の悪魔。人間になりたいらしい悪魔」
俺には奴のさっぱり思考が解らない、と付け加えた。
>>109
「異能、っつってもなあ……幻想種が珍しいんなら珍しいんだろうね」
白い髪銀の瞳、翼。彼女(彼)を構成するのはこの程度だろうか。
整っているのに不貞腐れたその顔は、一般的な天使のイメージとはだいぶ違う。
- 111 :甲/非番:2010/02/21(日) 23:55:26 ID:KE2UskXwO
- >>109
「よう、誰かと思えばサンちゃんか」
飛来物は顔見知り
いやはや、こんな事にも慣れてしまった自分がおそろしいが
「ああ、そうらしいな」
肯定した
>>110
「そりゃまた、分かりやすくて…成る程、理由はさっぱりだ」
天使と悪魔の対立――これは割りと分かりやすく
それに至る事情は、さっぱりだった
「聖魔大戦…とか、歴史に残りそうな事態になったら困るなぁ」
天使は天使
悪魔は悪魔
それぞれがそれぞれ、語り継がれるカリスマを有する存在
個々の競り合いだとしても、まったくもって無視出来ない出来事に相成りそうな気配はビンビンきやがった
「……」
背筋を伝う冷たーいモノも多分気のせいでは無いのであった
- 112 :No.3【】:2010/02/22(月) 00:00:07 ID:E0EoNV6E0
-
彼の天使のイメージは絵本にあるようなレベルである。
>>111
「いやいや、凄いモンまで街歩いてんねんなー」
感嘆しつつ。
「しかし天使まで引っかかるってのは、凄いシロモノやな、これ」
右手の羅針盤のような器具。針の下には、なにやら複雑な画面がある。
- 113 :No.3【】:2010/02/22(月) 00:04:07 ID:E0EoNV6E0
- //ミス
>>110
「いやー、天使ってのは始めてやからな、でもそれなりの格好はしとると
思ってたんやけど、アンタが例外なだけかいな?」
どう見ても天使ではありません本当に(ryな外見。
対して彼の天使のイメージは絵本にあるようなレベルである。
- 114 :ヴァイス/にょた:2010/02/22(月) 00:04:29 ID:yvUls86s0
- >>111
「歴史……ないない」
0.3秒で思考終了
「俺とアレの戦いなんて唯の喧嘩よ喧嘩。
種族とかそんなん関係……なくはないか、とりあえず俺はアレが憎いから」
すぅー、
白い女の手が、細い首を横切った。
「ぶっころ」
>>112
「なにそのメカ。みせてみせてー」
少しだけ目をきらめかせて寄ってくる。
メカにときめきたいお年頃。
- 115 :ヴァイス/にょた:2010/02/22(月) 00:08:36 ID:yvUls86s0
- //おおう、>>114に追加で
「例外……なんじゃね?」
少なくとも京アニ信者になっていたり男に貢いで貰っている今の自分は。
- 116 :甲/非番:2010/02/22(月) 00:20:43 ID:KE2UskXwO
- >>102
「……まぁ、そうだな」
人種――いやさ、生物種族の大闇鍋大会
箸でつついても何が飛び出すか分からねぇ
「確かにスゲー技術力だ…どこぞの宇宙帝王も信頼を置けそうだな」
なんてスカウター
>>104
「…」
頬に汗
曖昧な笑顔を浮かべて
思い出すのは天使や悪魔との超時空バトル
…………回想中
いやいや!アンタ等クラスの種族による喧嘩なんざその辺の地形がワープ退化しますから!!
――…と、回想の結果の感想を思い
「や、闘る時は教えてね?」
その時は決死の覚悟であっちむいてホイでも提案しようと心に誓ったのである
「む、帰るか」
翌日の日付を刻んだ大時計を見やり、その場を後にした
//げ、月曜日が来る!俺は逃げるぜ…!
- 117 :No.3【】:2010/02/22(月) 00:32:14 ID:E0EoNV6E0
- >>114
>>114
「あー、これな!凄いねんでー、ウチの研究所の試作品で、凡そ異能と
呼ばれるモン大半の発生源を特定すんねん。怪力とかは無理やけどなー」
「さっきはコレがアンタの持つ『何か』に反応したから飛んできたんやけど、
こんなに近くに異能者が3人もおると…」
羅針盤の針は不安定に動いては止まって、を繰り返している。
>>116
「もっと色々あるねんけどな、非核三原則に照らし合わせて自重してるねん」
もっと自重すべきだとツッコミ待ちの一言。
「あ、おやすみー」
甲を見送り、そして…この羅針盤を使っていた真の目的を思い出す。
彼の異能研究についての論文…研究者である彼はそれを書く義務があり、
良い題材探しが目的だったのだが…流石に天使は彼の範疇外なのだ。
「やっべぇ!のんびり雑談してる場合じゃなかったわ!すまん、では、また会う日まで!」
自分自身の軽量化。70kgは700gへ。そのまま、通常と変わらぬ速度で大地を蹴れば…
彼の体は屋根の上まで跳び上がり、見えなくなった。
//同じく…ッ!おやすみなせぇー
- 118 :ヴァイス/にょた:2010/02/22(月) 00:34:11 ID:yvUls86s0
- >>116
ところがどっこい、そんなハイスペックキャラクターはこの中の人には操れないのである。
「毎日だいたい8時くらいから箱庭でドンパチってるから、暇なときにでも来てねー。
ばいばい」
凄絶に行きたくない
>>117
「おおお……すげー、ドラゴンレーダーみてぇ」
きらきら。
そして、
「……みんな帰っちゃった。俺も帰ろうか、な」
こいつもこいつで欠伸を一つ、ふらふら帰って行くのだった。
//月曜日? なにそれまずそう おやすみなさい
- 119 :ミレイ:2010/02/22(月) 21:33:04 ID:Jhlo6zSQO
- 異能都市の地下には、ゲームセンターがもちろん存在する。存在すると思っている。
そんな場所に初めて足を踏み入れた赤毛の少女。お目当ては?
「にゃ……今すぐ助けてあげるからね」
なんとかキャッチャーの周りをぐるぐる回る。
ぬいぐるみがガラスの檻に閉じ込められている――そう言われればそう見えるような。
今日は拾ったお金で挑戦するそうだ。
- 120 :黒いローブの人:2010/02/22(月) 23:34:32 ID:ubvx9PqUO
- 現在繁華街
こんな時間でも人はそれなりに多い
少ないのは明け方ぐらいだ
「流石にこんな所には無いだろうけどね」
地理が無いとなかなかに苦戦する
- 121 :すえぞお:2010/02/22(月) 23:41:38 ID:nWKoaA8o0
- 「…………」
公園の片隅、暗闇に紛れて全体像が把握しづらいが
相変わらず図体だけはデカい合成生物が一匹。
「…だれもいねーでやんの」
…山に餌が少ないためか、知り合いに飯をせびりに来たらしいが
タイミングのせいか時間のせいか、誰の姿も見かけない。
- 122 :すえぞお:2010/02/22(月) 23:42:35 ID:nWKoaA8o0
- //オフォッ 場所を繁華街の路地裏にでもしとこう
//更新って大事><;
- 123 :黒いローブの人:2010/02/22(月) 23:48:59 ID:ubvx9PqUO
- >>121
「そこのおっきいの、少しいいかい?」
遠くから、黒いローブを頭から被った人間が
声を掛けながら歩いてきた
この時間に路地裏、と言うのも怪しい物があるが
- 124 :すえぞお:2010/02/22(月) 23:51:03 ID:nWKoaA8o0
- >>123
「………ん」
ふと振り向くと、怪しくないとは言い難い格好をした人間が歩いてくる。
道に迷ったのだろうか、と首をかしげて
「…なんだ、道に迷ったか?
大通りにでりゃあすぐにわかると思うけど…」
- 125 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 00:03:07 ID:ubvx9PqUO
- >>124
約2m程度の距離を開けて止まった
「いや、道に迷った訳じゃないんだ
武器屋みたいな所、どこにあるか知ってるかい?」
- 126 :すえぞお:2010/02/23(火) 00:05:21 ID:nWKoaA8o0
- >>125
「…あー、わりぃ 俺武器とか使わないし」
少なくとも害はないだろう、と警戒を解く。
「んで、武器なんて何に使うんだか」
- 127 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 00:13:48 ID:ubvx9PqUO
- >>126
「武器を何に使うって言われても
ただの趣味、としか答えようが無いね」
「他の人に聞く事にするよ」
雑に話を終わらせて
くるり、と踵を返した
- 128 :すえぞお:2010/02/23(火) 00:14:59 ID:nWKoaA8o0
- >>127
「…怪しいとこだな、武器コレクターには見えないし」
ずいずいと黒ローブの後を付いていく。
どうやら何に使うのか気になるらしい。
- 129 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 00:23:00 ID:ubvx9PqUO
- >>128
「第一印象で人を決める物じゃないよ
それから、何でついて来るかな、君は」
大男と、黒いローブの男
なかなかに怪しい組み合わせである
- 130 :すえぞお:2010/02/23(火) 00:24:45 ID:nWKoaA8o0
- >>129
「え、じゃあ武器コレクター?」
「いや、何のために買うんだろうなぁと…」
露骨に怪しい人物に興味を持っている。
- 131 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 00:30:08 ID:ubvx9PqUO
- >>130
「もしかしたらそうかも知れない、ってだけさ」
面倒くさい言い方をする奴である
「武器を何のために買うか、と
聞くのは可笑しい気がするけどね」
早足で、ささっと撒こうと考えてたけど
すぐに追い付かれそうだから諦めた
- 132 :すえぞお:2010/02/23(火) 00:31:04 ID:nWKoaA8o0
- >>131
しかし まわりこまれた!
「えー?聞かれて困ることでもないだろ?」
場合によっては困る。
「何に使うか教えてくれりゃあすぐ散るさ、だからな?」
- 133 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 00:39:50 ID:ubvx9PqUO
- >>132
「…………面倒くさ……」
聞こえるか聞こえないか程度の声でぼやいた
「ただの趣味、君がさっき言ったように
コレクターの分類だ、満足したかい?」
- 134 :すえぞお:2010/02/23(火) 00:41:06 ID:nWKoaA8o0
- >>133
「面倒ですが何か」
100m先に落ちた針の音を聞き分ける男、スパry
「…ん、そーかそーか なるほど嘘だな?」
…面倒臭いにもほどがある。
どうにかして撒かないとしつこくくっついてきそうだ。
- 135 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 00:47:02 ID:ubvx9PqUO
- >>134
「自覚済みならどうにかして直すべきだ」
こいつの前で何かぼやくのは止めておこう
「何を根拠に嘘と思う?」
諦めたのか、足を止めて
視線は上の方
- 136 :すえぞお:2010/02/23(火) 00:49:24 ID:nWKoaA8o0
- >>135
「だがことわる」
警告は全く意味を為さず。
「え?…いやまぁ、見た目から」
結局見た目でヒトを判断するタイプのヤツである。
ローブを脱げとでも言いたげ。
- 137 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 00:53:04 ID:ubvx9PqUO
- >>136
「はぁ……第一印象で人を決める物じゃない
ってさっき言ったばかりなんだけど」
まぁこんな格好をしてる自分も悪い
ただ脱ぐ予定もないし、脱ぐつもりもない
- 138 :すえぞお:2010/02/23(火) 00:58:24 ID:nWKoaA8o0
- >>137
「…第一印象は大事ってこともあるぞ!」
ダメだこいつ。
「さっぱりラチがあかねえ もうアレだ、剥いでいい?」
- 139 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 01:01:43 ID:ubvx9PqUO
- >>138
「……………」
取り敢えずは、何とかなりそうだ
高さ的には屋根を超えるぐらいで大きく斜め後ろに飛んだ
着地先は、屋根の上だな
- 140 :すえぞお:2010/02/23(火) 01:05:59 ID:nWKoaA8o0
- >>139
「………あ」
とん、と軽い音を立てて屋根の上に飛び乗る黒ローブ。
…一方、屋根に乗ったら突き抜けて落ちそうな巨体。
「…ちっ」
舌打ちして悔しそうに見上げている。
- 141 :黒いローブの人:2010/02/23(火) 01:11:15 ID:ubvx9PqUO
- >>140
「さっさと帰ってさっさと寝よう
今日は“一段”と疲れた」
大男を尻目に、反対側に飛び降りた
中身 そろそろ眠るのさ、お相手どうもー
- 142 :すえぞお:2010/02/23(火) 01:13:35 ID:nWKoaA8o0
- >>141
「…寝不足は肌に悪いぞー」
そう言って、自らも暗闇に消えていった
//おつー すえぞおは人じゃないよ><;
- 143 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 21:46:54 ID:s.Ud7.4s0
- 『空を見ていた。ただ、それだけさ』
【僕の手に、身体に、光が降り注ぐ。空からの光】
【太陽は好きだ。暖かく、やさしい。僕はいつか、そういう人になりたい】
【いや、なる。なる】
【そのためならどんな努力でもする】
『太陽は落ちた』
【落とさせない】
『その左目が、狂わせる』
【僕の左目は狂わない。唯一つのだから】
- 144 :名も無き異能都市住民:2010/02/24(水) 21:59:07 ID:nWKoaA8o0
- //>>143 絡める状況かーい?
- 145 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:00:45 ID:s.Ud7.4s0
- >>144
//大丈夫ですよー
- 146 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:02:09 ID:nWKoaA8o0
- >>143
//すまんが、場所と状況が読めんのだ><
- 147 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:04:19 ID:s.Ud7.4s0
- >>146
//場所は何処でも構わんです
//公園の中央で腕を振り上げて意気込んでる子一人にしましょう。今決めました
- 148 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:06:04 ID:nWKoaA8o0
- >>147
(…最近暖かくなってきたのはいいが)
(この時期になると変なヤツも沸いて来るもんなんだな…)
…などと思いながら、公園の前を通りかかるトカゲ男が一人。
爬虫類のような頭と、太く長い尻尾を持っている。
…自称、竜人。公園の中央で腕を振り上げる人間を不振がっている。
//おk!
- 149 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:11:55 ID:s.Ud7.4s0
- >>148
おー!!
【一人で意気込む少年】
【視界の端に男が一人移りこむ】
あ……あう
【恥かしそうに腕を下ろす】
【元より小さい身がさらに小さく見える】
- 150 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:14:10 ID:nWKoaA8o0
- >>149
「………くくっ」
その様子に思わず含み笑いをし、にやけ顔で少年を見やる。
「よう、何やってたんだ?こんな時間に」
特に意味も無いが、どうせ暇だからと
彼に向かって歩み寄る。
- 151 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:16:39 ID:s.Ud7.4s0
- >>150
何も、何もやってないです……うん
【顔を赤々とさせて目線を逸らす】
- 152 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:18:16 ID:nWKoaA8o0
- >>151
「…なーに、恥ずかしがるこたねぇ」
…ニヤけながら言う台詞ではない。
「元気がいいのはいいことだ!」
- 153 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:21:58 ID:s.Ud7.4s0
- >>152
え、えと……えっと
【あたふたしているぞ、少年】
元気はいいことですよねぇ、はい!
- 154 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:23:44 ID:nWKoaA8o0
- 「…んで、結局何でこんな場所に?
んまぁ、散歩とか言うんならそれはそれでかまわねぇけど」
立ち話もあれだ、と自分だけベンチに腰を下ろす。
- 155 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:27:03 ID:s.Ud7.4s0
- >>154
気合を入れに……というか、光を浴びに、といいますか
【歩いてブリッツの隣に立つ】
【これでちょうど目線が合うくらい】
何か、予感がしたので
- 156 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:28:51 ID:nWKoaA8o0
- >>155
「月光浴ってヤツかい?」
ふと、空を見上げて
「…何の予感かはさっぱりだが、何か楽しいことでもあんのかよ」
- 157 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:37:57 ID:s.Ud7.4s0
- >>156
月より、太陽のほうが好きですけどね
【同じように空を見上げ、直に戻す】
楽しくは無いです……が、待ち遠しくは在ります
コレでやっと、助けられるのですからね
【前に伸ばした腕の、その先の手の、指先を見つめる】
- 158 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:42:45 ID:nWKoaA8o0
- >>157
「太陽のほうが暖けぇしな、俺も太陽の方が好きだ」
…若干変温動物寄りである。
「へぇ… …助ける?誰をだ?」
予想もしない言葉が出てきて、思わず首を傾げた。
- 159 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:47:12 ID:s.Ud7.4s0
- >>158
ん。貴方は、トカゲさん……ですか?
【首をかしげてマジマシと見る】
赤の他人です。
ただ、ちょっと好きになっちゃって……
【目をそらして顔を赤くする。面白い子だ】
- 160 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:49:02 ID:nWKoaA8o0
- 「……トカゲじゃねえ!ドラゴンだ!」
お決まりのパターンである。
「…ほー。一目ぼれとかそーいうヤツか?
そりゃあわかったが、助けるってどーいうこった」
- 161 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 22:52:21 ID:s.Ud7.4s0
- >>160
ひいぃぃっ!? ごめんなさい!
【一発ノックアウト。頼りない子だ】
そ、そういう奴ですかねぇ……
そのままです。連れ去られたあの子を……助けるんです!
- 162 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 22:56:46 ID:nWKoaA8o0
- >>161
「…ったく、どいつもこいつも」
「…連れ去られた?…え?
……なんだ、何か知らねぇが、結構デカい話なんじゃねえかこれ…」
- 163 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 23:02:04 ID:s.Ud7.4s0
- >>162
ごめんなさいごめんなさい!!
【難度もからだを曲げたり立てたり】
あの子は、連れ去られ今は何処にいるか……
【ため息を吐き、さびしそうな表情をする】
- 164 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 23:03:26 ID:nWKoaA8o0
- >>163
「…ククっ、面白ぇヤツだ」
そんな彼を面白がっている様子。
「それ、警察に通報したほうがいいんじゃねーの?」
…割と常識はずれな種族ではあるが
思考は一般人的である。
- 165 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 23:08:26 ID:s.Ud7.4s0
- >>164
な、なんで笑ってるんですかぁ……
【頬を膨らませ、不満げに反抗】
無理ですよ……今の僕達では手が届きません
相手から動かないと、何も出来ないんです……
- 166 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 23:11:53 ID:nWKoaA8o0
- >>165
「何でって、お前が面白いからに決まってんだろ?」
膨らんだ頬を指の腹で押す。
「なるほどな、面倒な事になってんのはわかった
…よしわかった!何か俺が手伝えることがありゃあ手伝おうじゃねえか!」
ベンチの背もたれに寄りかかり、自信ありげに腕を組んで見せる。
- 167 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 23:17:12 ID:s.Ud7.4s0
- >>166
ひどいです……
【瞳に涙を若干ためて】
かといって、今の僕には予感が出来るだけ……
貴方に何を頼んだら良いのか……ごめんなさい
- 168 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 23:19:57 ID:nWKoaA8o0
- >>167
「面白いってのは褒め言葉だぜー?」
頭に手をのせ、がしがしと髪を乱す。
「…あー、んまぁそりゃあ仕方ねぇな
いざとなりゃあ力は貸すさ」
- 169 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 23:27:09 ID:s.Ud7.4s0
- >>168
でもさっきのは褒めてないです……
【でも少し嬉しそうに笑う】
はい、ありがとうございます!
- 170 :ブリッツ・アーレント:2010/02/24(水) 23:29:18 ID:nWKoaA8o0
- >>169
「まぁな。…しっかし、見かけによらず大胆なことすんだなぁ、お前」
髪をある程度整えてから手を離して
「…さて、俺はそろそろ帰るから
お前もさっさと家戻れよ?」
そう言って、そそくさと公園から立ち去った。
- 171 :シノン=アルベル:2010/02/24(水) 23:32:07 ID:s.Ud7.4s0
- >>170
……?
あ、はい。さようならです!
【手をブンブンと勢い良く振って見送り】
さ、僕も帰りましょう
【銀のコートを翻し、公園を離れていく】
- 172 :黒いローブの人:2010/02/25(木) 22:57:49 ID:ubvx9PqUO
- 現在地は人がいない公園
と言ってもこの時間だ、人がいる方が珍しい
もっとも、人がいるとは思ってないから来たのだけれども
「暇」
静かで、誰もいない場所なら
どこでもよかった
- 173 :シルクハットの少年:2010/02/25(木) 23:02:30 ID:s.Ud7.4s0
- >>172
「暇」。と仰るのなら、このような場所ではなく、もっと明るいところで出るべきなのでは?
【そこにいた】
【音も無く、何時からか黒いローブの持ち主の視界に入っていた】
【少年は銀のコートを纏い、金色と赤色の左右別々の色の瞳を向ける】
【しかし、始めに目に入るのは不釣合いに大きなその頭上のシルクハットだろう】
- 174 :黒いローブの人:2010/02/25(木) 23:12:35 ID:ubvx9PqUO
- >>173
「行ったところで変わりはしないさ
そう言う君だって、暇なんだろう?変人君」
特に驚く事もなく応えた
- 175 :シルクハットの少年:2010/02/25(木) 23:19:59 ID:s.Ud7.4s0
- >>174
僕は暇じゃないんですよ? 意外と忙しいんです
あと、少なくとも貴方に変人といわれる筋合いはありません
【黒いローブの人を見つめ、暫くの間眺める】
- 176 :黒いローブの人:2010/02/25(木) 23:25:08 ID:ubvx9PqUO
- >>175
「全くそうには見えないけどね
まぁ、その辺りに関しては、お互い様で」
ジーッと、眺められてから数秒後
「どうかしたかい?」
- 177 :シルクハットの少年:2010/02/25(木) 23:40:06 ID:7hcwnxwgO
- >>176
いや、珍しい……とね
貴方みたいな人、逆に珍しいですよ?
【どうやら服装について言っているようだった】
【ふと、少年は指を一本だけ伸ばす】
【その指先に白い蝶が舞い降りて、そして何処かへと飛んでいく】
では、僕は忙しいので……これで
【それを目で追うとローブの人へ向き直り、頭を下げる】
【来たときと同じ、いつの間にか居なくなっていた】
//短い間しか絡めずにホント、ホンットすみません……
- 178 :黒いローブの人:2010/02/25(木) 23:45:56 ID:ubvx9PqUO
- >>177
「まぁ、あまり見る機会は無い格好だろうね」
肌がほんの少しも見えない格好
かろうじて見えるのは口元ぐらいな物だ
「忙しい、ねぇ」
中身 なぁに、気にする事はない、乙
- 179 :放送部員:2010/02/26(金) 01:11:47 ID:WQh1QQOo0
- 街中を程々に走る、初心者マーク付きのカブトムシ。
「〜♪〜♪」
クラッチを繋ぎ、ギアを変え、車は進む。
- 180 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 21:06:28 ID:hMt55xEM0
- 【人の多い町中を少女が歩く】
「あう〜…おいしそなの…」
【・・・レストランの前に置かれている食品サンプルに張り付いている・・・】
- 181 :沢桐 創:2010/02/26(金) 21:16:21 ID:4TAPWv060
- 「え?髭生やしたの?アフロと髭って完璧にパパイヤじゃねぇか」
レストラン内で男が電話していた。
「お客様、お電話は…」
「あ、すんません。あとパパイヤジュース1つ」
店員に言われてバチンと携帯を閉じた。
- 182 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 21:22:27 ID:hMt55xEM0
- >>181
「はいりますなの〜!」
【しばらく食いついていたディスは、そのレストランに足を踏み入れた】
「・・・あう〜・・・はいっていいかなの〜」
【ポケットの中を探りながら不安そうにあたりを見回している】
- 183 :沢桐 創:2010/02/26(金) 21:30:10 ID:4TAPWv060
- >>182
「あれ、ディス」
レストランの奥のほうに座っている沢桐。
「何やってんだろ」
ぼーっと見つめている。
気づくだろうか。
- 184 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 21:35:34 ID:hMt55xEM0
- >>183
「あうあう〜・・・どこかあいてないかなの…」
【あたりを見まわしていると・・・創と眼があった】
「あう〜!『そう』がいるなの〜!
あそこにしよなの〜」
【嬉しそうにテーブルに近づいてきた】
- 185 :沢桐 創:2010/02/26(金) 21:39:46 ID:4TAPWv060
- >>184
「ようディス、何やってんだ」
また奢る羽目になるかも、とちょっとビビリ気味。
でも給料日直後だ。
「すいません、パパイヤジュースもう一つ」
多少は羽振りもいい。
- 186 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 21:42:48 ID:hMt55xEM0
- >>185
「あう〜・・・おなかすいて、がまんできなくてはいってきたの・・・
・・・でもどれくらいなのかわからないなの」
【500円玉を掌に載せて言う】
「あう?ありがとなの〜!」
【もう一つ注文されたのに喜んだ】
- 187 :沢桐 創:2010/02/26(金) 21:49:52 ID:4TAPWv060
- >>186
「パパイヤジュースは奢りな」
「ん?これとか…」
500円ジャストお子様ランチ。
ディスに足りるかどうかは別として。
- 188 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 21:53:45 ID:hMt55xEM0
- >>187
「あうあう〜・・・おごりなの?・・・あう〜」
チュー
【少し首をかしげながらも、パパイヤジュースを飲み始める】
「あう〜。それにするなの〜」
【しょうがない、といった感じの顔で言った】
- 189 :沢桐 創:2010/02/26(金) 21:57:23 ID:4TAPWv060
- >>188
(飯食った後でよかった…。
食ってたらどんな眼で見られるか…)
既に沢桐が食った皿は下げられており、飲み物で粘っている状態である。
特に粘ってやることがあるわけでもないが。
「おまけのおもちゃか、懐かしいな」
- 190 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 22:01:04 ID:hMt55xEM0
- >>189
「あう〜…おもちゃがもらえるなの〜?いいなの〜」
【おまけのおもちゃがあるのを聞いて少し嬉しそうな顔になった】
「うれしいなの〜!」
- 191 :沢桐 創:2010/02/26(金) 22:06:30 ID:4TAPWv060
- >>190
「喜びすぎだろ」
己の小さい頃を思い出して苦笑い。
「俺ももう少しなんか食おうかな…」
メニューをペラペラ捲り始める。
- 192 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 22:11:35 ID:hMt55xEM0
- >>191
「ゴチュウモンオキマリデスカー」
「あう〜。これがいいなの〜」
【店員がやってきたのを見てお子様ランチを指差す】
「あう〜。なにたべるのかなの」
【ちょっと創のほうを向く】
- 193 :沢桐 創:2010/02/26(金) 22:14:39 ID:4TAPWv060
- >>192
「あー…海鮮サラダ1つ」
ワカメとかたっぷり。
「海鮮サラダに和風ドレッシングが美味いんだよなぁ…」
- 194 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 22:23:28 ID:hMt55xEM0
- >>193
「あう〜・・・そうなの…
きになるなの〜」
【海鮮サラダとかに興味深々になる・・・普通はあり得ないであろう】
- 195 :沢桐 創:2010/02/26(金) 22:27:47 ID:4TAPWv060
- >>194
「…食う?気まぐれで注文しただけだし…」
机を指でトントン叩きながら食事を待つ。
間も無く食事が来た。
おまけはかごの中から選べるタイプッ…!
- 196 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 22:32:41 ID:hMt55xEM0
- >>195
「あう〜!たべてみたいの〜!」
【わくわくとした顔である】
「あう〜。きたの〜!
・・・なにがあるのかなの〜」
【嬉しそうに籠の中を覗き込んだ】
- 197 :沢桐 創:2010/02/26(金) 22:35:09 ID:4TAPWv060
- >>196
「まぁ、俺はまだジュース残ってるし」
すごくちびちび飲んでいる。
「何を選ぶんだ?」
年齢の割りになんだか興味津々。
- 198 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 22:42:13 ID:hMt55xEM0
- >>197
「うれしいなの〜!ありがとなの〜!」
【とても嬉しそうである】
「・・・う〜ん・・・どれにしようかなの…
まようなの〜」
【籠の中を見回している・・・どんな種類があるのだろうか】
- 199 :沢桐 創:2010/02/26(金) 22:44:46 ID:4TAPWv060
- >>198
「なんか変なのがあるな…」
かごを覗き込む。
竜巻旋風竹とんぼとか、レーザービームシャボン砲とか他いろいろ。
- 200 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 22:47:21 ID:hMt55xEM0
- >>199
「う〜ん・・・」
【ずいぶんと迷っているらしい】
「これはどうかなの・・・」
【ちょっと気になったらしく、竜巻旋風竹トンボを手に取る】
- 201 :沢桐 創:2010/02/26(金) 22:52:27 ID:4TAPWv060
- >>200
「いやそれ危なそう」
っていうか全部危なそう。
「普通に兵器っぽいのがあるなぁ」
- 202 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 22:57:01 ID:hMt55xEM0
- >>201
「う〜ん・・・どれもあぶなそうなの?
・・・どうしようかなの」
【少し困った顔だ】
「もうちょっとあぶなくないものはないのかなの〜」
- 203 :沢桐 創:2010/02/26(金) 23:04:59 ID:4TAPWv060
- >>202
「まぁ、自由に選べば」
興味を失ったようだ。
これだから大人って奴は。
どっちかって言うとガキっぽいが。
「ふう、飲み終わっちまった」
空になったコップを揺らす。
「流石にここ居すぎたし帰るな」
コップをドンと机に置いて席を立った。
//親の風呂コールが激しくなってきたので落ちます。
//急で申し訳ありません…
- 204 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/26(金) 23:10:32 ID:hMt55xEM0
- >>203
「あう〜。わかったの〜
またねなの〜!」
【ディスは大きく手を振って見送った】
「う〜ん・・・どれがいいかなの…」
【しばらくディスは迷い続けていた】
//またね〜
- 205 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/02/28(日) 23:00:35 ID:7hcwnxwgO
- 【裏路地・奈落前】
む……
【あの日の戦闘、大切な物を無くした子どもは取り返しに来た】
【しかし、その場は変わり果てていて】
むぅ
【探し物は恐らくこの中】
【膝をついて奈落ね縁ギリギリに手を付き中を除き込む】
- 206 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/28(日) 23:08:55 ID:hMt55xEM0
- >>205
「あう〜?ここなにがあったのかなの〜」
【向こう側に大穴を覗き込む少女がいる】
「・・・どうなってるのかなの〜」
- 207 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/02/28(日) 23:12:28 ID:7hcwnxwgO
- >>206
……
【下はとても深いらしく何も見えなかった】
ん……? おーい
【顔を上げて見つけた少女に軽く手を振ってみる】
- 208 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/28(日) 23:17:23 ID:hMt55xEM0
- >>207
「あう〜?」
【顔をあげてシャオを発見する】
「こんばんわなの〜。なにしてるなの〜?」
【大声で声をかけた】
- 209 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/02/28(日) 23:21:17 ID:7hcwnxwgO
- >>208
ん
【手を振るのを止めて頷く】
無くした
【それだけを伝えるともう一度除き込む】
- 210 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/28(日) 23:24:23 ID:hMt55xEM0
- >>209
「あう〜・・・じゃあ、その、なにかさがしてるの?」
【首をかしげながら言う】
「・・・このなかにあるのかなの?」
【そう言って再び覗き込む】
- 211 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/02/28(日) 23:27:02 ID:7hcwnxwgO
- >>210
そう。大切
【やはり下は見えず、奈落から離れる】
……多分
- 212 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/28(日) 23:30:12 ID:hMt55xEM0
- >>211
「う〜ん・・・さがしてあげたいんだけどなの〜」
【じっと下を見て言う】
「・・・どこまであるのかわからないとさがせないなの…」
- 213 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/02/28(日) 23:33:45 ID:7hcwnxwgO
- >>212
探せない……深い
【裏路地の壁に背をつける】
- 214 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/28(日) 23:35:36 ID:hMt55xEM0
- >>213
「あう〜・・・なんにもみえないの・・・」
【困った表情になった】
「…どんなのなのかなの…たいせつなの…」
- 215 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/02/28(日) 23:40:12 ID:7hcwnxwgO
- >>214
無くす、怒られる
【瞳一杯に涙を浮かべ】
でも、取れない
- 216 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/28(日) 23:44:11 ID:hMt55xEM0
- >>215
「あうー・・・」
【シャオの泣き顔を見てディスは少し悲しげな顔になる】
「そうなの!『でぃす』したのほうにおりてみるなの!」
【思い切ったように声を上げた】
- 217 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/02/28(日) 23:46:36 ID:7hcwnxwgO
- >>216
だめ
【何度も首を横に振って】
危険。とっても
- 218 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/28(日) 23:50:34 ID:hMt55xEM0
- >>217
「・・・あう〜・・・そっかなの」
【またその場に座り込む】
「どうしたらいいのかなの…げんきになってほしいなの…」
【心配する顔である】
- 219 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/02/28(日) 23:53:21 ID:7hcwnxwgO
- >>218
……考える
【涙を拭うと立ち上がる】
じゃあな、ばいばい
【小さく手を振って帰って行った】
- 220 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/02/28(日) 23:55:54 ID:hMt55xEM0
- >>219
「あう〜。さよならなの〜
げんきでねなの〜」
【軽く手を振って見送った】
「・・・そろそろかえろかなの」
【立ち上がってディスはその場を去って行った】
- 221 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 00:26:46 ID:.6prKP66O
- 「……」
ガシャッ……
【まるで地面に叩きつけたような金属音が響く】
ガシャッガシャッガシャッ
【それは足音……
月夜に照らされ闇夜に映るのは白い鎧……】
【白と言うよりパールホワイト……
輝く鎧が辺りの景色を映す……】
「……」
【鎧は珍しい形状をしていた】
【それは騎士にも見えるが武者にも見える】
【腰に色鮮やかな虹色の剣を携え、パールホワイトの鎧は歩を進める】
【眼下には地に開いた巨大な穴……】
【鎧は静かにそれを眺めていた】
- 222 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 05:19:39 ID:.6prKP66O
- 【巨大な奈落の穴の前に、白服の男とパールホワイトの鎧が向き合っていた】
「……貴方は……何故貴方がここに……」
【白い服の男が尋ねる……
ミントグリーンの髪が夜風に揺れ】
『私は……為すべき事の為、此処に再び足を踏み入れたのだよ……』
【パールホワイトの鎧が答える……声は兜を通しての為に判別しにくいが、男のようだ】
「……それは…………の事ですね?」
『左様、奴を消し去るのが我が宿命……例えそれが…………であったとしてもだ……』
【奈落の底を見つめながら二人は会話を交わす】
『さて、もう行くが良い……
この時代のお前にはまだ守る子がいただろう?上弦……』
「わかりました……どうかご武運を……ケルスス様……私にも手伝う事が出来たのなら……是非……」
【白い服の男“上弦”は夜道を歩き、屋敷へ向かう】
【白い鎧の男“ケルスス”は奈落へと飛び降りる】
【二人の白が月夜に輝く……】
- 223 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 21:27:35 ID:rSRBD9/U0
- 異能都市のビルの屋上をまるで、
兎か飛蝗のようにぴょんぴょんと飛び跳ねてゆく影が一つ。
「ふー……どこまでも光が続いているのね。」
手近な場所にあった電波塔の針の先ほどの先端に立つ。
その影の正体は、黒いコートに身を包んだ金髪の女性であった。
- 224 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 22:36:26 ID:rSRBD9/U0
- 「おお、さむいさむい。」
しばらく身を切るような風を浴びて寒くなったのか
ぴょこぴょこと飛び跳ねて地面に降り、道を歩き始める。
「どこかに、大衆浴場みたいなのはないのかな。
沢山の移民がいるみたいだから、そういうのもありそうな物だけど。」
どうやら、ねぐらに戻る前にお風呂に入りたいようです
- 225 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 22:51:48 ID:ynjQncas0
- 「―――…はぁ…はー…!」
ずるずると
足を引きずる影、ふたつ
「はぁ…はあ…はッ…」
いや、正確に引きずっている足は一人分
つまり一人が、一人を引きずっている構図
「―――はぁ…!」
止まる
引きずられていた足は、壁を背に浮き上がる
持ち上げられたようだ
「……足り…足りねぇ…!」
壁に張り付けた、加害者の方の手が赤色に発光し
壁に貼り付けられた、被害者の影は見る間に―――萎んで行く
「………クソ…クソ…!何で……なんで…!」
細くなったシルエットの影を投げ捨てて
ふらふらした足取りで歩き出した
- 226 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 22:56:30 ID:rSRBD9/U0
- >>225
「…………」
奇妙な音を『拾った』彼女は
路地裏に入り、密かにその音源を探っていた。
音波は狭い路地裏を反芻し、
彼女に対象の情報を与える。
「……なんだろう、足りない……?」
彼女はゆっくりと後をつけることにした。
- 227 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 23:02:08 ID:ynjQncas0
- 路地と路地、入り組んだその地形の中に
忘れ去られた公園が――在る
人影はそこに入り、街灯下の水道の蛇口にて浴びる様に水を飲み始める
「――-んッ…ん…ん…」
声色、体格から察するに男性の様だ
- 228 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 23:10:19 ID:rSRBD9/U0
- >>227
(ここからじゃ暗くて顔が良く見えない……)
巨大都市であるこの街は細部まで都市機能が
行き届いていない事も多く、くすんだ古い街灯の灯りでは
男の顔が確認できない。
(男か……なんだろう、考えすぎかな?)
先ほどは気づくのが遅かったせいか、
音波探知では何をやっているのかよく分からなかった。
ただの酔っ払いか何かのようにも思えるが、
なにやら違和感を感じた彼女はもう少し尾行と観察を続行する事にした。
- 229 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 23:14:27 ID:ynjQncas0
- >>228
「…はぁッ…はッはあッ…!」
荒い呼吸と共に、公園のベンチに座り込む
「―――う…ぐぅッ!?」
喉元――何か太い布状の物を巻いたそこを押さえ
ドサッ
ベンチから落ちるように倒れた
- 230 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 23:20:36 ID:rSRBD9/U0
- >>229
「……!」
男が地面に倒れる様子を見た彼女は
やはり酔っ払いか何かだったのか、と思いながら駆け寄り。
「大丈夫?返事をして!」
意識を確認しようと、男を抱き起こそうとする。
- 231 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 23:26:57 ID:ynjQncas0
- >>230
「ぁ……はぁ……?」
抱き起こされた事に気付いて、意識が戻る
「たす…助かった……」
助け起こしてくれた人物の手を取り、安堵の色を浮かべる
伸ばし放題の髪のせいで、顔は良く確認できない
「…本当に…助かった」
男が呟いた―――刹那
女性の身体に、不思議な疲労感が急速に襲う
見ると手を取った男の手は、赤く発光していて
所謂、エネルギードレイン
先程の路地裏での行動と合致する、男は―――生命力を吸い歩いていた
//都合により、一部言い切りを御容赦下さいませ
- 232 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 23:34:45 ID:rSRBD9/U0
- >>231
「あ、あう……」
(これ……吸収魔法……私のと……)
女性には心当たりがあった。
なぜなら、この感覚は初めてではないのだから。
もっとも、いつもは自分が吸収する側なのであるが……
「ぐ……」
ぐったりと力を失い、倒れこんでしまった。
- 233 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 23:43:52 ID:ynjQncas0
- >>232
「……はぁ…吸い、尽くせ…無い…?」
先程の男性と同量、同じ勢いでドレインした
それでも尚"残った"彼女を見下ろし――不思議そうに、首を捻る
「そう、か…能力者…そうだ、あの時も…」
能力者
この都市に集い、住まう、より生命力の高い人種
「……あの時…?」
自分の言葉に自分で首を傾げている
不安定な自我
病気か、はたまた何らかの薬物による後遺症か
自分の世界に陥った彼に、目の前に倒れる女性は最早映っておらず
「……足り、ない…戻る為に…まだ……足りない…」
先程よりも確かだが、前後不覚の足取りで公園より歩き出て行った
- 234 :名も無き異能都市住民:2010/03/02(火) 23:48:18 ID:rSRBD9/U0
- >>233
「う……」
女性は、力を吸われて動ける状態ではなく、
男を追うことは出来なかった。
ずりずりと這いずって、近くのベンチに身を預ける。
そしてそのまま、意識を失った。
- 235 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/03(水) 16:48:30 ID:HnkBBDEo0
- 「ああ、卒業式の練習とかタルかった」
学校の帰り道を少年は歩く。
まだ春にもなっておらず肌寒いだろうに、上着は素肌の上から学ランを着たのみ。
茶色い髪からは黒い角が二本伸びている。
山羊のように垂れた耳の根元を掻きながら、少年は空を見た。
「さーて、帰りに買い物でもしていくかな」
手提げ鞄を背負い、猫背のままスーパーへと向かった。
- 236 :フェンリル:2010/03/03(水) 21:52:31 ID:yvUls86s0
- どこかの広場、狼少女は茂みの前でしゃがみこむ。
目の前には、白い猫。
「……もうあなたのこと、ロックさんなんて、言いませんよ。
だから、機嫌直してくださいね」
にゃあ、
猫を抱きあげて、近くへ連れて来る。
- 237 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/03(水) 22:37:17 ID:HnkBBDEo0
- 「こうして夕飯を作るのが面倒だった僕は、結局外食をしたのであった」
独り言を呟きつつ、コンビニの袋を手から下げて公園へ。
「しかしやってらんねぇな。
今月の仕送りを考えると、外食してばっかじゃやべぇのはわかっちゃいるんだが」
コンビニの袋から肉まんを取り出し、口の中に放り込む。
- 238 :フェンリル:2010/03/03(水) 22:42:15 ID:yvUls86s0
- >>237
白い猫を抱いて、静かに目を瞑る顔なじみの狼少女。
そのまま、動く気配が無い――
- 239 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/03(水) 22:46:59 ID:HnkBBDEo0
- >>238
「……うわ、コイツいたのか」
肉まんを飲み込みつつ、少女に向かって歩いてゆく。
「おい、何してんだお前。
その猫はどうした、夕食か?」
少し離れた位置から声をかける。
「喰わねぇんなら僕にくれよ。
ちょうど夜食が足りねぇと思ってたところだ」
- 240 :沢桐 創:2010/03/03(水) 22:47:59 ID:4TAPWv060
- 「今日は疲れたぁ…」
給料減らされたので、最近仕事を頑張っているらしい沢桐創。
もっとも、頑張らないほうがいいかもしれないが。
「明日は久々にサボろうかな…」
ベンチに深く腰掛け、肩をドンドン叩く。
- 241 :フェンリル:2010/03/03(水) 22:50:32 ID:yvUls86s0
- >>239
「……は、うぇ?
駄目ですよ、この世の猫さんは一匹たりとも食べさせません!」
ようやく気付いて目を開け、猫をかばうように抱きしめる。
首とかその他もろもろ大事なところが絞まっているようで、猫がふぎゃぁと声を上げた。
>>240
狼少女と山羊少年とそして猫。
ここは動物園ではない。
- 242 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/03(水) 22:56:04 ID:HnkBBDEo0
- >>240
「ああん?」
現れた人影に気付いて振り向く学ランの少年。
「なんだあの足がメカメカしい奴は」
>>241
「なんだよ相変わらずつまんねー奴だな。
お前、アレか。ペットと会話しちまうタイプの人間か」
ニヤニヤと笑いながら、メイプルもその場にしゃがむ。
「んなこと言って、お前が一番食べたくて仕方ねぇんじゃねぇのか?
犬だって所詮は肉食だからな」
意地悪な視線がフェンリルを射抜く。
- 243 :沢桐 創:2010/03/03(水) 22:59:26 ID:4TAPWv060
- >>241
「…キメラ動物園か、ここは」
猫は見かけは普通だが、こういう面子だと怪しくなってくる。
>>242
「結婚式で司会やってた…」
「メカメカしいのは仕方ない、メカだもの」
―ずぽんっ、かぽっ
脚を引っこ抜いてすぐにはめた。
- 244 :フェンリル:2010/03/03(水) 23:02:44 ID:yvUls86s0
- >>242
「そんなことないです! 猫さんは特別です!
山羊は食べますが猫さんは特別ですよ!」
ぎゅぎゅぎゅぅうー
ぶにゃぁあああああ、と猫が悲鳴を上げている。
>>243
とりあえず普通の猫が、狼少女に締められてぎにゃぁあと悲鳴を上げている。
- 245 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/03(水) 23:09:36 ID:HnkBBDEo0
- >>243
「ああ? もしかしてあの時の客か。
あれは頼まれて仕方なく、な」
ヒラヒラと手を振ったところで、目を大きく見開く。
「あ、足が取れ……え……あ、ああ……義足か」
ちょっとドキドキした模様。
「最近の技術はすげぇな。
……っと、名前も知らない人間と話すのは、なんか具合が悪いな。
僕はメイプル。お前は?」
>>244
「そうだね、山羊さんは大変だね」
サラリと流すメイプル。
おそらく「自分は正確には山羊じゃない」とでも思っているのだろう。
「と、その猫いいのか? 死にそうだぜ
喰わないとしても、死体となっちゃいろいろ面倒だろうが」
- 246 :沢桐 創:2010/03/03(水) 23:16:22 ID:4TAPWv060
- >>244
「まてまて!めっさ鳴いてる!いや泣いてる!?」
やっぱり普通の猫なのか、と安心しつつ、普通でない少女に叫ぶ。
>>245
「やっぱりか、あの時はご苦労様」
ガシガシと脚を回している。
立ち上がり、高らかに、
「俺は光速の男、沢ぎrっ…」
―がぽんっ
固定が甘かったのか、脚が外れてこけた。
「沢桐創…だ」
片足と拳で立ち上がる。
- 247 :フェンリル:2010/03/03(水) 23:18:46 ID:yvUls86s0
- >>245-246
「え、え? あっ!」
ようやく気付いて慌てて拘束を解く。
猫は一目散に逃げていった。
「……ああ、完全に嫌われた……謝りたかったのに……」
がっくり、肩を落とす。耳としっぽがだらりと垂れた。
- 248 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/03(水) 23:23:27 ID:HnkBBDEo0
- >>246
「さわきり荘?
……ああ、さわきり そう かね。
おっけおっけー」
にぱにぱと掌を開閉させる。
把握はしたらしい。
「見る限り仕事の帰りか? お疲れさん。
僕も将来、そうやって働かなきゃならんのかね」
>>247
「ざまぁwwwwwwwww」
プギャーと腹を抱えて笑う。
「なんだよ、あの猫とケンカでもしてたのか?
猫とケンカするとか、理由も思いつかんぜ」
- 249 :沢桐 創:2010/03/03(水) 23:30:13 ID:4TAPWv060
- >>247
「よかった、逃げた…」
「…まぁ、次会ったら謝ればいいだろ」
猫の警戒心を舐めとるな。
>>248
「さわ「ぎ」りだ、さわぎり」
いばらぎみたい。
「まぁな、あんまり納得のいく職場じゃなくても、食うためには働かなくちゃあ。
あれ?砂入ったかな?」
脚をはめるが、ガリガリ言っている。
- 250 :フェンリル:2010/03/03(水) 23:34:32 ID:yvUls86s0
- >>248
「前に好きだった人に似てたんですよ、あの猫さん。
だからいろいろ迷惑を、かけてしまって……」
ずずずずずずず、
どんどん下がって行くテンション・比例して垂れる耳尻尾。
>>249
「つぎ、ありますか……?」
どん底からこんにちは、見たいな声で問うてみる。
- 251 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/03(水) 23:37:29 ID:HnkBBDEo0
- >>249
「ん、ああごめん
ぎ、な。ぎー」
確認するように、「さ・わ・ぎ!・りー」と繰り返している。
「ああ、僕は就職したくねぇなー。
ずっとフラフラしたまま暮らしてぇわー」
高校生らしく夢を描いている。
「僕みてぇな人間が職場に入っても、迷惑だろーしな。
……って、大丈夫か? 砂入ったなら無理にはめない方がいいんじゃね」
>>250
「前に好きだった人……って、うえ、お前って恋とかするタイプだったんだ」
後に「ずっとアホの子だと思ってた」と付け足す。
「迷惑も何も、勘違いだったんならそんなに気にしなくていいんじゃね。
向こうも『ちょっとした災難』程度にしか思ってないだろ。
……って、おい。そんなにあからさまにネガティブオーラ出されるとウゼェんだけど。
どうしたんだよいきなり」
- 252 :沢桐 創:2010/03/03(水) 23:46:09 ID:4TAPWv060
- >>250
「凄まじいオーラだ…」
その影にちょっと圧倒され気味。
「あ、ああ、望めばチャンスは絶対来るさ…たぶん」
>>251
「フラフラか…俺も4年ほどフラフラしてた時代があったけどな…。
あの時代に戻りたい…」
21歳で4年もフラフラって、高校とか行ってたんだろうか。
「外してるとこを何も知らない通行人に見せるのはちょっとな。
心配するほど人通り多くないけど」
はめたフリだけにとどめておいた。
- 253 :フェンリル:2010/03/03(水) 23:48:47 ID:yvUls86s0
- >>251
「噛んでいいですか?」
アホにアホ言われたくないです、と付け加え。
「……いえ。
ちょっと色々思い出の引き出しが開いた、だけです」
白い猫。それは、開けたくない引き出しを開ける鍵。
それを知りながら、少女は猫に謝罪をしに来たのだった。
>>252
「チャンスしか来ないんですよこれが。ふふん」
どん底でない胸を張る。
どよどよよ。
- 254 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/03(水) 23:53:00 ID:HnkBBDEo0
- >>252
「四年? そりゃ結構なフラフラ期間だな。
何してたんだ? 参考にするぜ」
その参考にした話で、最低でも四年はフラフラしてやろうという魂胆だ。
「ああ、やっぱいきなり足外すのは、見知らぬ赤の他人の前じゃやりにくいモンなのか?
そういう感覚、やっぱり分かりづれぇなぁ」
>>253
「ああ? 噛むとかナマ言ってんじゃねぇよ犬が」
ペッと唾を吐きながら威嚇。
「思い出の引き出し?
お前っていつも毎日のほほんと過ごしてるイメージなんだが、
そんなお前にも思い出とかあんのかよ。しかも、そんなネガるくらいのヤツが」
少し興味が沸いた様子。
「ちょい聞かせてみろよ。聞いたところによると、その『好きな奴』ってのが絡んでそうだな」
ヒヒヒと笑いながらフェンリルの近くへ。
- 255 :沢桐 創:2010/03/04(木) 00:01:02 ID:4TAPWv060
- >>253
「チャンス?」
なんか急に様子が変わって少し動揺。
「どういう自信だ、それ」
>>254
「簡単に言うと、光速に至る方法を探す旅をしつつ、修行してた」
もちろん修行というのも光速に至るための修行。
「理由を知らん他人に見られて、同情の目で見返されるのは嫌なんだよ」
この街では滅多にないけど。
「と言っても冗談半分にガポガポやってることは多いんだけどさ」
- 256 :フェンリル:2010/03/04(木) 00:04:13 ID:yvUls86s0
- >>254
うるるるるるるる、と牙をむいて応戦。
聞かせろ、と言われて一瞬躊躇するが、一呼吸おいて話し出す。
「……わたしが、とある場所に捕まっていたのは、知ってましたっけ」
研究所、その単語は口に出さずに話し始める。
「わたしはもともと、軽い実験を行うフロアに収容されてたんです。モルモットとして。
そこの収容部屋、部屋っていうかほとんど檻だったけれど。
わたしの入っていた檻の隣の檻に収容されていたのが、白い猫の獣人、自称ロックさんでしたよ」
>>255
「チャンスはいっぱい来ますが成功まできっちり収めた回数は片手で余ります。
ふっふん。すごいでしょう」
駄目駄目である。
べ、別に中の人のことではないんだからね!
- 257 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 00:08:37 ID:HnkBBDEo0
- >>255
「うわ、修行か……」
そんなことをする気力は自分には無いと瞬時に判断。
がっくりと頭を落とす。
「つーか、なんで光速なんざ目指そうと思ったんだよ。
物質が光速を目指すなんて不可能だって、物理学で学ばなかったのか?」
>>256
「……」
少し、唖然とする。
境遇があまりにも、自分の想像とかけ離れていて。
いままで馬鹿にしていた相手が、そんな経験をしていたなんて信じたくなくて。
「…………」
思わず、こんな言葉が出た。
「……嘘言ってんじゃねぇよ」
でもその言葉は、力なく唇の先から漏れ出ただけであった。
- 258 :沢桐 創:2010/03/04(木) 00:15:49 ID:4TAPWv060
- >>256
「なんだそりゃ…」
一瞬少女の奥にある根本的な何かの本音が見えた気がした。
「まぁ、チャンスが無いよりは…いいよな」
>>257
「で、旅の途中でこの街に来て、ここで光速に至る手がかりを見つけた、と」
それがこれ、と脚をバシバシと叩く。
「一人、異能の力で光速を使う人間を知ってる」
その人に影響を受けた、と話す。
「異能に常識は通じないだろ。
まぁ、俺が頼ってるのは科学の力なんだけどな」
- 259 :フェンリル:2010/03/04(木) 00:18:08 ID:yvUls86s0
- >>257
「嘘、に見えるなら、すこし嬉しいです。
今、私は他人にも幸せに見えているということでしょう?」
苦笑い。
どこか痛々しげな笑みを返す。
>>258
「まあ、そう言えばそうなんでしょうけど」
だれーんと垂れた尻尾と耳はなにか支える棒があれば治る、かもしれない。
茂みから何やら音がする。
先程の白い猫が、そちらを伺っていた――
- 260 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 00:23:13 ID:HnkBBDEo0
- >>258
「うげ、その義足まさか……自分で生身の足捨てたってのか?」
しばし戦慄。
「……いや、影響受けたというのは分かるが……そこまでするモンなのか?
人間の覚悟ってすげぇな」
改めて、沢桐の足をマジマジと見つめる。
「んで、どうなんだ? その光速とやらにはたどり着けそうか?」
>>259
やめて欲しい。
そんな笑顔を自分に見せないで欲しい。
その崩れそうな笑顔こそが、何よりもの事実の証明となるのだから。
「ケッ……下らねぇ嘘つきやがって。
だがその嘘に付き合ってやんよ」
様々な雑念を振り払い、メイプルは強張った表情のままなんとか笑う。
「で、その『ロック』って奴が、前の好きだった奴なんか?
とすると、そのロックとやらは白い猫だったってことになるけど」
- 261 :沢桐 創:2010/03/04(木) 00:30:37 ID:4TAPWv060
- >>259
「…?…あ」
白い猫に気づき、ひょい、と顔を向ける。
(チャンス…言った方がいいのかな)
>>260
「いや、元の自体は事故って言うか、
あんまりいい思い出じゃないって言うか」
とにかく、自分から捨てたわけでは無いらしい。
「…残念だけど、無理、だな」
脚は捨てていなくても、背骨、頭部の一部は改造手術済み。
そこまでしても、光速は未だに実現できていない。
- 262 :フェンリル:2010/03/04(木) 00:32:59 ID:yvUls86s0
- >>260
「そうです。どん底みたいな最悪の環境でも、光の下と変わらず楽しそうに笑う人でした」
過去系を使って話を続ける。
「で、わたしはそのロックさんと、脱出計画を企てたんです。
どん底から逃げ出すための計画。これで完璧、二人で日の光を浴びて笑おうぜ、って約束したんですよ」
>>261
「えへへへへふぅ……」
賢者モード。
少女は猫に気づかない。
猫は少女に思いっきり牙を剥いていた。ふしゃー。
- 263 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 00:41:43 ID:HnkBBDEo0
- >>261
「うん? ……ああ、言いたくないならいいんだ、言わなくていいぜ」
急いでブンブンと手を振る。
「やっぱり光速なんて滅茶苦茶なんじゃねぇの?
物理的にはマッハ出すにしても空気抵抗やらなんちゃらがネックになってくるし」
ええと、と頭をポリポリ掻きつつ目を上に向けて思案顔。
「音速が秒速340mで、それを時速に換算すると
340×60×60……は、1224000……時速1224kmか。
んで、光速は秒速……ええと、何mだっけ。
2億9千9百……ああ、忘れた。だいたい秒速三億mだっけか。
キロメートルにすると秒速300000km。
それを時速に……うええ、考えたくねぇ」
頭がこんがらがってきたようで、途中まで計算していた暗算を脳内から放り出す。
>>262
「んで、その檻とやらからの脱出に無事成功。
めでたくここで日常生活を送っているわけと。
はいはい面白い面白い」
ヘラヘラとした笑顔で話しを聞き流す。
「ま、実験台にされるってのは嫌だねー、うん。
変な薬いっぱい投薬されるし、ずっと監視されてるし。
それに痛みを訴えても治療もせずにただ『データ』として観測されるだけで……
……ああ、ちと喋り過ぎたか。話を続けてくれ」
- 264 :沢桐 創:2010/03/04(木) 00:48:17 ID:4TAPWv060
- >>262
「…」
(言わないほうがいいか…)
ため息。
ちょいちょい。
少女はヘヴン状態で目がおかしくなってるので、
なんとなく、指を動かして猫を呼んでみる。
>>263
「とりあえず、マッハ数倍は超えた」
控えめガッツポーズ。
「力技では限界があるから、やっぱり時間を操る、みたいな能力が必要なのかねぇ…。
一定範囲を真空にして空気抵抗だけでも無効化するとかなんとかいうのもあったな」
なんにせよ、自分が手を出せないのは歯がゆい、と付け加える。
- 265 :フェンリル:2010/03/04(木) 00:52:25 ID:QYyPcDfoO
- >>263
「はずれ、ですね。失敗しました。
わたしたちを怪しいと思った所員が檻になにか、盗聴器のようなものを仕掛けた。と、あとから聞かされました」
さらり、流れるように話を続ける。
「わたしとロックさんは殺処分されるはずでしたが、
ロックさんが「俺がこいつを唆しただけだ」と主張してくれたおかげでわたしは実験が重くなるだけの罰で済みました」
そこまで言い切って一息。
>>264
猫は人に慣れているようで、あっさりと沢桐の方へ寄ってくる。
無害と判断した人には懐きやすい有名なデレ猫とはこいつのことであった。
- 266 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 00:57:04 ID:HnkBBDEo0
- >>264
「音速は攻略済みかよ!」
思わずツッコミを入れる。
「あー、やっぱり考えるべきことは考えてんのね。
だったらワープとかどうだ?
こう、対象座標にブラックホールとホワイトホールを設置してだな。
んで走り出す時に……って、それは『光速』とは違うか。
理論を考えるだけでも難しいな」
>>265
「……は?」
オイオイとフェンリルに向き直る。
「じゃあなんでお前はここにいるんだよ。
用済みになって解放でもされたのか? なにより、」
もしかしたら、聞かない方が良かったかもしれない。
そう後悔した時には、既に言葉は音となって空気を伝わり、フェンリルの耳の鼓膜に触れていた。
「その『ロック』って奴は……どうなったんだよ……」
- 267 :沢桐 創:2010/03/04(木) 01:04:12 ID:4TAPWv060
- >>265
「おー、きた」
がしがしと頭をなでる。
「…許してやれよー、悪気があったわけでも無いだろうし」
なんとなく、話しかけてみる。
答えが帰ってこないのはわかっているが。
>>266
「なに?今時音速ぐらいで驚いてちゃいかんよ」
何様なのか。
「考えてるけど、俺自身が開発してるわけじゃないからなぁ」
アイデアとかは出してみるけど、専門的な知識は無い。
あとはデザインとか。
「まずブラックホールとホワイトホールを操りきれる自信が無い」
「超荒業で、物理学を無視する空間をパラレルワールドから一時的に召喚して、
そこを力技で光速移動するのはどう?って開発担当の人に言ってみたけど、鼻で笑われた」
- 268 :フェンリル:2010/03/04(木) 01:07:45 ID:QYyPcDfoO
- >>266
「少し前、二年前くらいかな? 収容されてた場所が外部からの攻撃を受けて壊滅、
その動乱に紛れてなんとか逃げ出すことに成功しました。たくさんの人に、助けられて」
金色の瞳が陰る、
まるで月に黒い雲がかかるように。
「ロックさんは、殺処分。されました」
>>267
なぁお、と一声。
「餌を献上するのなら考えてやらぬ事も無い」とのことです。
- 269 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 01:15:12 ID:HnkBBDEo0
- >>267
「いや驚くだろjk。
音速飛行機やら乗り物やらは聞くけど、
個人レベルで音速出せる奴はなかなかいないと思うぜ」
素直に感心しているようだ。
「物理学を無視する空間って……もしかして固有結界か?
そりゃ魔力やら邪気やらが大量にある奴が使う秘術、あるいは禁術って聞いたぜ。
確かにそれなら出来ないことも無いだろうけど……『科学の力』じゃ無理じゃね?
それに、固有結界は性質上『一つの世界を新しく創る』という作業に近い。
とすると、それなりの器――才能やら素質やらが必要になってくる。
そんな超荒業は……確かに科学で頑張ってる奴らは鼻で笑うだろうな。
何より、現実的じゃねぇ」
淡々とした口調で一気に話す。
「まぁ、それができれば確かに、さわぎりは『光の速度』に至れるだろうけどな」
>>268
「…………」
やっぱり聞かなければよかった、と唇だけで呟いた。
「……ああ、そうか。そりゃ泣けるね。
面白い嘘話だ。楽しかったよ」
遠吠えのように必死に言う。
そうしないと、平静と繕えなかった。
「うん、お前からこんな面白い話が聞けるとは思わなかったよ。
今夜はいい暇つぶしができたぜ」
早口にまくしたてる。
まるで自分に言い聞かせるように。
まるで自分から逃げるように。
「まったく、お前も苦労してるんだな」
ヘラヘラと笑う。
でもその笑顔は、どこか固かった。
- 270 :沢桐 創:2010/03/04(木) 01:28:01 ID:4TAPWv060
- >>268
「わかんねーなー」
結局何言ってるか解らなかった。
>>269
「才能ねぇ…邪気眼とか、魔法使いとか、そういうレベルか。
あの人は、光速で動っていう俺の目標そのものの能力を持ってたからなぁ。
それも生まれつきとか言ってたし」
「やっぱり、行き詰ってんだよね」
苦々しく笑う。
「せめて、明日は今日よりも時速1mmでも加速する、っていう努力が大切なのかな」
毎日そんなことしてたら街が崩壊するので箱庭でやりましょう。
「そろそろ俺は帰ることにするわ。
参考になる話、ありがとよ、メイプル。
あとヘヴン状態の少女よ」
軽く二人に手を振り、歩き出す。
直ぐにでも走り出したい気分だったが、片足が外れかけているのでそうは行かなかった。
- 271 :フェンリル:2010/03/04(木) 01:30:22 ID:QYyPcDfoO
- >>269
「そう、ですか。面白かったなら、よかったです」
月が滲む、
ぐにゃぐにゃ、光が歪む、
おかしいなあなんでわたしの視界はこんなにぼやけている?
「は、はは、は――」
やたらかさかさする唇から漏れる笑い声もまた、乾いていた。
>>270
みゃおー
「……はっ、え、はい? お気をつけて」
見送る一匹と一人。
一匹は茂みに帰っていった。
- 272 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 01:38:31 ID:HnkBBDEo0
- >>270
「参考にさせるつもりは毛頭も無かったけど、無かったなら幸いだ。
他人事を考えるのは面白くて困る」
うむうむと頷く。
「ああ、じゃあなさわぎりー」
>>271
「……嘘ってことにしちまえよ」
ポツリと、メイプルは言った。
既にフェンリルには背を向けており、先程沢桐が座っていたベンチに座って空を眺めている。
「嘘ってことにしちまえよ、それ。
そしたら、少しは楽になんじゃねーの?
全部忘れるのは難しいだろうけど、『嘘だ』って自分で思いこむのは結構簡単だぜ」
メイプルの横に長い瞳が、フェンリルの足元を視界に入れる。
まるで顔を見ないようにしているかのように。
「そういう辛い思い出なんざ、無かったことにして生きてくれよ。
僕もその方がやりやすい。思う存分にお前を食える」
ポリポリと頬を掻きながら、少し顔をそらして言いにくそうに少年は言った。
「やっぱりその……泣き顔は見たくねぇよ。獲物の」
- 273 :フェンリル:2010/03/04(木) 01:43:46 ID:QYyPcDfoO
- >>272
「……嘘、ですか」
乾いた唇を舐めると鉄の味がした。
いつの間にか切れていたようで。
「そぉんな壮大な嘘、わたしが考え付いた設定でいけますかね」
くすくす、笑うその声に痛み苦しみ悲しみは混ざっておらず。
「……ありがとうございます」
ぽつり、
心の底から微笑みながら、そう言った。
- 274 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 01:51:34 ID:HnkBBDEo0
- >>273
「ハッ! 僕達ガキの妄想力はそりゃ壮大だからな。
お前でも考えられるんじゃねーの。知らねーけど」
またヘラヘラとした笑いを顔面に貼り付けて立ち上がる。
「だからてめぇはいつも通り、僕に獲物として震えながら狙われてりゃ……」
ふと、面食らってしまった。
おそらく、あの少女の心の底からの笑顔を見たのは、初めてだったからであろう。
「……あ、いや……どういたしまして?」
思わず軽く頭を下げてしまった。
「――じゃ、ねぇー!!」
そしていきなりブチギレる。
「ああもうムカつくお前。なんでかわかんねぇけどやっぱりムカつく!!
くそ、今日ぐらいは見逃してやろうかと思ったが、やっぱり今日喰ってやるゥゥゥウウ!!」
顔を真っ赤にして絶叫。
雄叫びが夜の公園に響く。
「くそ……いきなりそんな顔……反則だてめぇ……やっぱ喰う!!」
- 275 :フェンリル:2010/03/04(木) 01:55:36 ID:QYyPcDfoO
- >>274
「えっ
えっ」
なにこの展開、わけがわからない。
だいたい何が反則なのか検討もつかないわけで、
とかなんとかぐだぐだしてたら喰われる!
「わ、わうあー!!」
そして少女は、脱兎の如く逃げ出した――
- 276 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 02:00:06 ID:HnkBBDEo0
- >>275
「ああそうだ! てめぇの嘘に付き合ってたらこんな時間だ!
今日は楽しみにしてた深夜番組があったのに見逃した!
んで夜食の時間だ! 腹が減った! 理由はこんなモンでいいだろ」
ガシリと地面を踏みしめ、そして、
「待てやゴルァアアアアアア!!!」
鋭く生え揃った牙を剥き、風のような速さでフェンリルを追いかけていってしまった。
- 277 :シェイカー&ヒナ:2010/03/04(木) 10:04:43 ID:Kg6XtHsY0
- 【昼尚薄暗〜い廃墟にて】
「いやぁあ…はァッはっは…ひっさしぶりにスリリングナァイトだったねぇえい」
『笑い事ではありません…あのレベルの防御設備を敷く病院等、聞いた事が無い…』
「それがあるぅ…場所だってぇ事だよ、ここがぁ…舐めてた訳じゃあねーがぁ」
『…足、大丈夫ですか?』
「んん…マズッたぁよねぇ…ま、動くけぇどぉもっと」
撃ち抜かれた脹脛をひょい、と動かして見せて
『…恐らく、捕捉されてます…ここは、袋小路だったみたいですね』
「やぁれやれぇ…仕事熱心だねぇどうも」
包囲の気配を察知して
溜め息を吐く
「……まぁったくぅ、誤算誤算…勘が鈍ったにもぉ、程があるねぇ」
『向こうには関係の無い話です』
「違ぇえねえ」
忍び笑い
包囲は未だ、動かない
- 278 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 22:18:20 ID:R0.iNy.I0
- 【大通り】
……此処にくるのも随分と久しくなったな……
- 279 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 22:24:34 ID:HnkBBDEo0
- >>278
「メレンゲってなぁ〜に?
メレンゲって何だYO〜?
(なんかのさなぎとかじゃない?)
〜〜〜♪
こないだ最悪だったよー 焼鳥屋で
鳥雑炊頼んだら レバーばっかり
入ってんd……
……お?」
上機嫌の歌声が止み、紅いコートの男が振り向く。
「あれ? ノエル?
ノエルじゃーん!」
- 280 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 22:28:20 ID:R0.iNy.I0
- >>279
おお、クロスさんお久しぶりです
店は順調ですか?
- 281 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 22:31:36 ID:HnkBBDEo0
- >>280
「まぁーな。路頭に迷わない程度には稼げてるよ。
……っと、どっか入らないか?
ちょうどどっかで飯食おうと思っててさ」
と言いつつ飲食店を指差す。
「お前の方こそ、何してた?
しばらく見なかったけどよう」
- 282 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 22:35:22 ID:R0.iNy.I0
- >>281
それは畳重、最近不景気ですからねー。
【指さした方を見て】
そうですね、立ち話も何ですし中で話しましょうか。色々有りましてね。
【そう言いながら店の方へ動き出す】
- 283 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 22:40:35 ID:HnkBBDEo0
- >>282
『いらっしゃいませー』
「二名です」
『こちらにどうぞー』
席につき、クロスは適当に飲み物を頼む。
「いやー、この街もいまいろいろ動き出しててなぁ。
この前やっと機械人間の事件が解決したと思ったのに、
今度は行方不明やら歪みやらで大変だぜ」
運ばれてきたドクペを飲み、一気に言葉を吐き出す。
- 284 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 22:50:38 ID:R0.iNy.I0
- >>283
【コーヒーを飲みながら話に耳を傾ける】
……ほう、人も集まれば騒ぎも集まる…と
その様子では有志が動いて解決しているようですねー。
- 285 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 22:56:11 ID:HnkBBDEo0
- >>284
「まぁ、解決したりしてなかったり、といった感じだな。
この街自体が歪んでるんだから仕方ねぇさ。
あ、若鶏の唐揚げと串焼き盛り下さい!」
店員に声をかけつつも話は続ける。
「んで、お前は何やってたんだ?
というか、この街で何やってるんだ?
すんげー気になるんだが」
- 286 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 23:01:35 ID:R0.iNy.I0
- >>285
歪んでいる、か。その通りでしょうね。
あ、ついでに軟骨とタコわさも
【ついでに注文をする】
私ですか、ちょっと組織を立ち上げてましてね。
事業柄、裏から方々と折衝を図らざるを得なくてですね。
影に潜んでいたんですよ。
【空になったカップを置きながら話す】
- 287 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 23:05:14 ID:HnkBBDEo0
- >>286
「物理的にも『歪んでいる』しな。
気がつくと都市の構造や地図が変わっていたりするから困ったモンだぜ。
あ、軟骨少しくれ。うまそう」
運ばれてきた唐揚げをムシャムシャと頬張り、ドクペを喉に流し込む。
「事業柄って……なんだ、スパイ? エージェント?
何ソレかっこいい!
具体的にはどんなことをしてるんだ?」
- 288 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 23:12:57 ID:R0.iNy.I0
- >>287
地図は軍事上の最高機密であるほどの重要な情報です。
それが機能しないとなれば混乱も避けられないでしょう。
どうぞどうぞ
…国家、企業、個人問わず様々な案件を受注し解決していく。
わかりやすく言えば冒険者ギルドのようなものです。
成立に漕ぎ着けるのに苦労しましてね〜
- 289 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 23:18:00 ID:HnkBBDEo0
- >>288
「だなー。なんか見知った道でも歩いてると知らない場所に出てたりする時あるし。
まぁ、ここに住んでる奴は大抵慣れてると思うけどなー。
軟骨うめぇwwwwwwwwww」
ポリポリポリポリ
「冒険者ギルド? そりゃ面白そうだな。
請負屋の発展版みたいな感じか。
でもそういう仕事は、やっぱり腕の立つメンバーが必要だろう。
確かに成立させるのも大変そうだ。
よくできたなぁ」
感心しつつもドクペおかわり。
- 290 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 23:24:02 ID:R0.iNy.I0
- >>289
日常的にもそうですが、一番は"事を起こすのに都合がいい"という点ですね。
何らかの行動を取りたい場合、苦労するのは始めるまで、その拠点づくりですから。
ええ、メンバーもそうですが、何より他からの圧力。特に企業からの風当たりが強くて…
色々と妥協せざるを得ませんでした。
【疲れたような表情で軟骨を齧りつつ言葉を紡ぐ】
- 291 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 23:30:17 ID:HnkBBDEo0
- >>290
「ああ、動く前のスタート地点作りは確かに大変だ。
俺も喫茶店を開業するにあたって、そりゃ凄い苦労をだな……」
そこで一旦口を塞ぎ、
「まぁ、俺の話は置いといて。
企業からの圧力なんてあったんか。
そりゃ想像できんな、どうして企業にとって冒険者ギルドが邪魔なんだ?」
- 292 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 23:39:05 ID:R0.iNy.I0
- >>291
でしょうね〜…
っと、それは勿論、競合相手からの工作を受けることが用意に想像つくからですよ。
だから、使えそうならば抱き込む。無理であれば潰そうとするんです。
何処かの傘下に入るのが一番楽なんですが、そうしたくは無かったですからね。
- 293 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 23:43:43 ID:HnkBBDEo0
- >>292
「あー、なるほどねー。そういう事情もあるんかー。
いやー、世の中怖いわー」
レバーの串焼きを頬張りながら、ううむ、と唸る。
「そういう辺りは同業者の市場戦争と変わらないとは思うけど、
工作を受けるってのは怖いもんだな。
しかもこの街は怪しいブラックでダークな企業も多いし、そりゃ苦労しただろうに」
うむうむと頷きながら、運ばれてきたドクペでレバーを流し込む。
「で、こういう経緯を経て、やっと設立できたワケか。
おめでとう」
- 294 :ノエル=フルーレス:2010/03/04(木) 23:52:03 ID:R0.iNy.I0
- >>293
ええ、"ヤ"のつく職業な方々が勢揃いでしたよ。
あ、串焼き下さい。
有難う御座います。
設立に当たって戦力の殆どを放棄せざるを得ませんでしたがね。
- 295 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/04(木) 23:54:37 ID:HnkBBDEo0
- >>294
「……うげぇ。この都市のヤのつく自由業の方々は能力持ちも多いからなぁ。
どこぞのパッショーネみたくなってる場合もあるし。
おそろしやおそろしや」
と言いつつ、串焼きの乗った皿をノエルとクロスの丁度真ん中に置く。
自由に食べてもいいということだろう。
「戦力の殆どを……それでよく設立できたな。
とすると、今はどんな状況なんだ?」
- 296 :ノエル=フルーレス:2010/03/05(金) 00:05:34 ID:R0.iNy.I0
- >>295
いましたよ、とんでもないのが。流石に個人で対抗するのは無理がありましたね。
【出された皿から串焼きを取りつつ】
それが設立の条件でしたからねー。
今はギルドで依頼を受注して、フリーの人間を集めて解決する。
依頼が終われば関係は解消。つまりは紹介業ですね。
クロスさんも暇があったらどうです。あなたの腕なら相当稼げますよ〜
- 297 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/05(金) 00:08:52 ID:HnkBBDEo0
- >>296
「そういうとんでもない奴とは、是非とも今後の人生において関わりたくないモンだ」
苦い笑顔。
「なるほど、結構サッパリしたギルドなんだな。
まぁ、厄介事に巻き込まれないには、依頼者に過度に首を突っ込まない方が無難か。
俺? ……いや、やめとくさ。悪いが、俺には家族も店もあるんでね。
だが……困ったな。好奇心を持っている俺がいる」
- 298 :ノエル=フルーレス:2010/03/05(金) 00:20:08 ID:R0.iNy.I0
- >>297
全くですよ。協力者なしには乗り切れませんでしたよ。
いやー今思い返しても背筋が凍る。
【同じく苦笑で返す】
ええ、来る者拒まず去るもの追わず。
依頼者と請負人の関係は、その依頼と報奨によってのみ成立する一時的なもの。
双方の背後関係等を探るのは禁忌。
それ以外の点において請負人に被害が発生するという事は"ない"と保証出来ます。
その保証を取り付けるのが最大の難関でしたから。
- 299 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/05(金) 00:30:19 ID:HnkBBDEo0
- >>298
「やれやれ、そりゃまるで死線を綱渡りしているような職場だな。
だけど、そういう職場を必要としている人がいるってことも、確かだ。
需要あんだろ? 頑張れ。なんだったら、俺の協力が欲しければ店に来い。
力になるぜ」
っと、とそこで時計を見て立ち上がる。
「やべ、もうこんな時間か。話し込んじまったな。
せめて店じまいの準備だけは手伝ってやらねぇと」
自分の分の料金を払い、いそいそと立ち上がる。
「悪いなノエル、時間とっちまって
楽しかったぜ」
- 300 :ノエル=フルーレス:2010/03/05(金) 00:34:36 ID:R0.iNy.I0
- >>299
命を切り売りする商売であるのは間違いないですね。
そうでなければ達成出来ないこともありますから。
ええ、頼りにしてますよ。
いえいえ、こちらこそ楽しかったですよ。
【帰る姿を見送ってから、ゆっくり勘定をしに向かう】
- 301 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/03/05(金) 00:37:17 ID:HnkBBDEo0
- >>300
「ははは、そりゃ良かった」
店を出た後、まだ残る冬の寒さに震えつつ帰路につく。
「じゃあなノエル、また今度なー!」
ブンブンと手を振りながら、夜の街に消えてゆく。
クロスはどこに行っても、クロスのままであった。
- 302 :ノエル=フルーレス:2010/03/05(金) 00:56:03 ID:R0.iNy.I0
- >>301
はーい、また今度〜
【手を振って見送り、その背中が見えなくなった頃】
【ふっと幻の様に夜の闇へと消えた】
- 303 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 21:46:32 ID:ubvx9PqUO
- 人気のない公園
「なるほど、結局、ここも大して変わらないのか」
正常の基準が、他の街にとっての異常な気もする
「全く、退屈しないね、ここは」
- 304 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 21:55:26 ID:PMt0ERXQ0
- >>303
アンプで増幅されたエレキギターの音が公園に響いていた。
たった今ラストを迎えたのか、〆のジャジャーンという音が奏でられる。
「センキューありがとー!」
ジャングルジムの上、
コードが繋がったエレキギターを首からぶら下げる彼女は、一人で頭を下げていた。
- 305 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 22:00:45 ID:ubvx9PqUO
- >>34
「虚しくならないかい?」
ベンチに座する、端から見れば変な格好の人
なかなか毒がある言い方である
- 306 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 22:06:43 ID:PMt0ERXQ0
- >>304
「ん?お客さんいるから別にいいもん」
あんたとか、
無礼な口調で言いつつ彼女はローブの人を指差した。
にこにこと笑いながらジャングルジムから飛び下り、着地。
ギターとアンプからAUX端子を抜いて、コードをぐるぐる巻き始める。
慣れているのか、手際はよかった。
- 307 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 22:12:16 ID:ubvx9PqUO
- >>306
「お客………ねぇ………」
辺りを見渡しても、自分以外の人間は目の前の彼女しか見当たらない
「もしかして幽霊とか見えちゃう人かい?」
んな訳あるか
- 308 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 22:20:18 ID:PMt0ERXQ0
- >>307
「うん?ひょっとしてあんた自分を見失った現代の若者さん?」
停めてあったでっかいバイクに近づきながらぐるぐる巻き取る。
「ふぃー…………重かった」
座席シートを上げて荷物入れにコードとギターを仕舞う。
ゆっくり、丁寧に座席シートを下ろして閉めた後は、バイクにもたれかかった。
- 309 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 22:23:21 ID:ubvx9PqUO
- >>308
「現代の若者な点は確かだけど
まだ自分は見失ってないよ」
声色はまだ若い、少なくとも青年と言えるぐらいには
「好きなのかい、それ」
音楽の事、らしい
- 310 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 22:30:04 ID:PMt0ERXQ0
- >>309
「んじゃあなんでさっき自分見えなかったの?」
バイクが揺れて、慌てた彼女は体を起こし自分の足で立つことにした。
「……音楽のこと?だったらうん、好き。大好き」
微笑んで、彼女は頷きながら答える。
てこてこ、ローブの人に向かって歩き始めた。
- 311 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 22:37:47 ID:ubvx9PqUO
- >>310
「そもそも客になった覚えがないしね
最後の所しか聞こえてないし」
いつの間にかジャングルジムで演奏してた
「場所、もう少し考えないかい?
こんな所でしても仕方がないだろう?」
- 312 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 22:45:05 ID:PMt0ERXQ0
- >>311
「…………ほー……その発想はなかった」
関心関心、と彼女はまた頷く。
ぴた、と急にローブの人と2mほど距離を空けて止まった。
「街中でやって怒られたら嫌だもん。
それに、ここなら人あんまりいないし練習に向いてるの」
- 313 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 22:55:28 ID:ubvx9PqUO
- >>312
「はぁ………何かと、あれだね、君は」
言葉が上手く見つからなかったのか、はっきりしない
「人に聞いて貰ってこそだと思うけどね」
- 314 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 23:04:39 ID:PMt0ERXQ0
- >>313
「言いたいことあるならはっきり言おー。言った方が気分いいよ」
きょろきょろと自分の周りを見渡す。
なにか座るものないかな、と小さく呟くこと数回。
「んーんーんー……お!」
ゴミ箱を見つけ、近づいてひっくり返し腰掛けた。
「人に聞かせて恥ずかしい思いしないレベルになるように練習してるの。
偶に路上で弾いて、聞いた人がどんな顔するか見てる時あるけどね」
- 315 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 23:21:24 ID:ubvx9PqUO
- >>314
「別に、君に伝えたい訳でもないしね
………もう少し座るものがあったと思うけどね」
まぁ気にしない
「ふーん………」
あまり興味がなさげ
- 316 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 23:27:18 ID:PMt0ERXQ0
- >>315
「ほう…………なかなか冷めた人だね、あんた。名前は?」
脈絡なく、彼女は名前を訊ねる。
髪につけた羽飾りを指でいじりながら、空を仰ぎつつ。
- 317 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 23:32:45 ID:ubvx9PqUO
- >>316
「そーいうの、自分から言うのが筋と思うけど?」
- 318 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 23:39:58 ID:PMt0ERXQ0
- >>317
立ち上がり、両手を広げる。
宛もどこかの絶対服従の力を行使する、厨二病患者のように、高らかに。
「よくぞ聞いてくれました!
時にミュージシャンの卵にして、時に街角で人気のアイス屋さん!
たまーにお届けものの配達屋さんであることが無きにしも非ずの私の実態は!」
くるりと一回転。
民族風の外套を靡かせながら彼女は名乗る。
「ラズリア=トランセン、この人だ!」
びし!とポーズを決めた。
- 319 :黒いローブの人:2010/03/06(土) 23:51:24 ID:ubvx9PqUO
- >>318
「………久しぶりに見た、と思ってたら
随分、変わったキャラになってるね、君は」
鉄色の手で被っていた黒いフードを後ろにどけ
すぐに、ローブの中に戻した
「リムだ、リム=トランセン」
灰色の短い髪に焦げた茶色の目をした男だった
- 320 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/06(土) 23:55:32 ID:PMt0ERXQ0
- >>319
「………………」
ポーズを維持したまま幾拍かが過ぎる。
「…………リム?え?ホントに?」
ポーズを崩し、ゴミ箱に座った。
あからさまに嫌そうな顔をする彼女は、続けて訊ねる。
「っていうかあんた、そんなに根暗キャラだった?」
- 321 :黒いローブの人:2010/03/07(日) 00:05:40 ID:ubvx9PqUO
- >>320
「根暗言うな、こういう性格なんだから仕方がないだろ」
はぁ………とわざとらしく溜め息
「そう言う君もそんなにやかましかったかい?」
- 322 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/07(日) 00:17:33 ID:PMt0ERXQ0
- >>321
「そんなこと言ってるからずっと根暗なんだよ。MKYだよMKY」
悩むように首を捻り、あさっての方向に視線を向けた。
昔のこと。特に家を出てからを思い返したけれど、何かあったわけじゃない。
「あたし、変わってないよ。多分。ずっとこんな調子でバイク乗ってたし」
- 323 :黒いローブの人:2010/03/07(日) 00:33:13 ID:ubvx9PqUO
- >>322
「MKYって何だよ」
久しぶりに家族と会ったのに
何か、あれだった
「………そういえばそうだったね」
- 324 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/07(日) 00:39:35 ID:PMt0ERXQ0
- >>323
「まるでこうもりのようだー。
ローブすっぽり被ってるし黒いしぴったりじゃない?」
我ながら上手いこと言った!
そんな達成感が顔から染み出てる。
ゴミ箱の上で胡坐をかいた。
「よく母さんにやめてください、って言われてたけど…………バイクいいわー」
- 325 :黒いローブの人:2010/03/07(日) 00:55:12 ID:ubvx9PqUO
- >>324
「全然違うと思うよ、笑えないし」
反応がつめてえ
「………素直をやめようよ、そこは」
いつから乗り始めたかは覚えてない
- 326 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/07(日) 01:04:54 ID:PMt0ERXQ0
- >>325
「えー……結構いいと思ったんだけどな…………別の考えるよ」
くあ、と一つ欠伸を洩らし、体を揺らした。
「あたしは風になるんだ!誰にもとめられない!
…………ホント、風になったみたいにちょー気持ちいいんだよ?びゅーって」
へらへら笑いながらびゅーっ。を体で表現。
制限速度、絶対守ってなさそう。
- 327 :黒いローブの人:2010/03/07(日) 01:20:37 ID:ubvx9PqUO
- >>326
「考えなくていい、むしろ考えないでくれ」
結構願望はいってる
「………制限速度守ってる?」
- 328 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/07(日) 01:28:55 ID:PMt0ERXQ0
- >>327
「ちぇ……まあいいけど」
ゴミ箱から飛び下り、ひっくり返して元の場所に戻す。
それからぱんぱんとけつのあたりを叩いて埃を落とし、バイクに向かって歩き始めた。
「もう遅いし、あたし帰る。
まだこの街にいるんだったらまた会うかもよ?」
都合の悪い話なので聞き流して、バイクに跨る彼女は声をかけた。
- 329 :黒いローブの人:2010/03/07(日) 01:40:12 ID:ubvx9PqUO
- >>328
「達磨荘って所にすんでるから、よかったら」
場所のメモまで渡すほど用意周到じゃない
「風邪引かないようにね」
- 330 :通りがかりのミュージシャン:2010/03/07(日) 01:43:37 ID:PMt0ERXQ0
- >>329
「…………へー……なんか嬉しいな。普通に心配してくれるの」
家族、
そっか、家族だ。
「うん、気が向いたら顔出すね。
リムも風邪、引かないで」
言ってすぐ、彼女のバイクは走り出し、背中は消えていった。
- 331 :黒いローブの人:2010/03/07(日) 01:49:16 ID:ubvx9PqUO
- >>330
「曲がりなりにも家族だし、ね
じゃ、気をつけて」
似合わない笑いを浮かべながら、見送った
「………家族、か」
そういえば、そうだった
- 332 :名も無き異能都市住民:2010/03/08(月) 23:36:59 ID:rSRBD9/U0
- 【路地裏】
「よっ、と。」
こつん、と音を立てて
空から路地裏に誰かが降り立つ。
「寒い寒い……なにか暖かい物でもたべよっと。」
その女性は路地裏から、
飲食店がひしめく通りへと歩き出した。
- 333 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 00:17:32 ID:WQh1QQOo0
- >>332
【路地裏】
路地裏の一角、深夜で人気が疎らな場所である。
女性(>>332)が通り過ぎた後、空間に変化が訪れる。
確りと見て、ようやく確認出来るような、針の穴のような僅かな孔が穿たれたかと思えば、それは次第に一本の線となる。
そして、ようやく確認出来る。
――空間に一本の切れ目が入っている事実―-
空間の切れ目から覗く白い8つの点。
空間を切り拓くように、8つの白い点は“異能都市”へと“侵入”を試みる。
それは“異物”
裂けた空間から白い点が伸びる。
それは8本の指。
手の大きさから成人では無いだろうと十分推測出来る。
「あら、随分と時差があるのね。それに…」
裂けた空間から少女と呼ぶに相応しい子が出てきた。
金髪に朱の瞳。身なりは確りとしている。
「色々と“狂っている”…いえ、歪んでいると表現した方が良いかしら。」
空間の中から身を乗り出し“異能都市”を見つめる双眸。
トンッと小気味よい音を響かせ、少女は異能都市に舞い降りた。
- 334 :浅片 仁樹:2010/03/09(火) 00:27:53 ID:ilsT.wxw0
- >>333
変なところだとは思ってたけど、目の当たりにするとこう…なんだろうな
【発せられた言葉】
【独り言ではない、意図的に放たれた言葉】
空間に断裂て。そうそうお目にかかれるもんじゃないと思うけど?
【声をかけるのは上背の男】
【黒の髪、黒の瞳】
―――どちらさん?
- 335 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 00:28:34 ID:rSRBD9/U0
- >>333
「……!」
この女性は、常に音波を
レーダーのように飛ばし、周囲を警戒している。
しかし、その圏内にいきなり現れた異変に驚き、
まるでヴァニラ・アイスに攻撃される直前のアヴドゥルのように冷や汗を流し、
近くのブリキのゴミ箱の陰に飛び込んだ。
「なんだろう……あれ……」
何かよく分からないものには、
むやみに近寄ってはならない。
女性は静かに異物を警戒する
- 336 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/09(火) 00:29:33 ID:b1yRI4220
- 「…む〜…おなかすいたの〜…」
【ディスはなんだか困った顔をしながら街角を歩いていた】
「…なにかなの」
【空間が断裂するところを見て、そっちのほうへと歩いていく】
- 337 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 00:31:06 ID:rSRBD9/U0
- >>334
「……!」
ブリキのゴミ箱に隠れていた女性が振り返る。
「危ないよ!きっとアレはよくないものだよ!
早く隠れるか、逃げて!」
仁樹の鼓膜を音波で直接鳴らし、
女性は警告してきた。
- 338 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 00:32:52 ID:rSRBD9/U0
- >>336
「あなたも、早く隠れるか逃げて!」
ディスの耳に、声が響く。
どうやらゴミ箱の陰に隠れている女性の声らしいが……
- 339 :浅片 仁樹:2010/03/09(火) 00:42:22 ID:ilsT.wxw0
- >>337
……いやいやいや。初対面でよくないものとか失礼にも程が…
コミュニケーション大事だと思いません?
ていうかそっちが逃げれば良いのに…俺?俺はすっごく興味あるし
- 340 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 00:44:47 ID:WQh1QQOo0
- >>334
「あら、随分なご挨拶ね。只の通りすがりの吸血種よ。」
薄汚い路地裏から出て、月を一瞥した後、“何も無いところに腰掛けた”少女。
年齢は10代半ば辺りだろうか。
「中々見れないから希少<レア>というのよ。」
少女が作り出した断裂は既に消えている。
路地裏は、いつも通りの路地裏に戻る。
>>336
そこには何も無い。
既にいつも通りの路地裏に戻っている。
その前では青年(>>334)と少女が何やら話しているが…。
>>335>>337>>338
「あらやだ。敵意は無いのに逃げないでくれるかしら。少し傷付くわ。」
少女はゴミ箱を見て話す。
表情は笑みを湛えているが…。
- 341 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/09(火) 00:48:13 ID:b1yRI4220
- >>338
「あうあう?どうしたの?
なにかあるのかなの」
【とりあえずディスはその辺の路地の角に隠れて覗き込む】
>>339
「あう〜『にき』ひさしぶりなの〜!」
【大声で仁樹に話しかけた】
「なにしてるなの〜?」
【隠れながら声をかける】
>>340
「あう〜。だれかなの〜?
きになるなの〜」
【興味を持ったらしく、少女のいるほうへと歩いていく…】
「……あう〜…あぶなくないのかなの」
【でもかなり心配そうだ】
- 342 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 00:51:26 ID:rSRBD9/U0
- >>339 .>>341
にわかに騒がしくなる路地裏。
こうなっては、もう隠れても無駄だろうか。
などと女性は考える。
「意思疎通は……出来るみたいだけど。」
>>340
「む、むう……」
この声質には聞き覚えがあるような気もする。
ゆっくりと、ゴミ箱の陰から顔を出す金髪の女性。
少女がこの女性と面識のある人物なら、
きっと誰だかわかるはずだ。
- 343 :浅片 仁樹:2010/03/09(火) 01:01:31 ID:ilsT.wxw0
- >>340
はは…気を悪くしたなら謝るよ。申し訳ない
へえ。吸血種。会うのは……何人目だろうな。
【脳裏に浮かぶ面々。元気にしてるかなー、とか思ったりして】
レア
ま、数えられるほどには希少なんだろうけど。
んで、お嬢さんはこんな真夜中に何を?
【ちなみにこっちは夜の散歩、と続け。】
>>341
お、久しぶり。……あんま大声出すと近所メーワクだぞ?
【しーっ、と人差し指を口元に。】
【夜の散歩は穏便に行きたいのである】
>>342
だろ?わざわざゴミ箱の後になんか隠れる必要はねーんだって。
【仰々しく肩をすくめてみせる】
- 344 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 01:07:23 ID:WQh1QQOo0
- >>341
その頃、少女は立ち上がろうとしていた。
ディスに朱の瞳を向けたかと思えば、ゴミ箱の方へ進む。
>>343
「忙しい現実から逃避するための“お散歩”よ。」
立ち上がり、すれ違いざまに仁樹の言葉に応える。
僅かに香る香水の香りと、少女そのものの香りが入り交じった香り。
「希少<レア>な力といっても、僕からすれば希少<レア>な力では無く便利な力程度の認識ね。」
>>342
「久しぶりね。随分と感覚が鋭くなっているようだけど、何かあったのかしら。」
以前と比べ、スペックが上がっているようだ。
それに僅かに体系も変わっている…か。
「会えて嬉しいわ。貴方も“お散歩”かしら。」
少女の笑みは、終始、この女性に向けられていたもの。
- 345 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/09(火) 01:10:52 ID:b1yRI4220
- >>342
「あう〜…こんばんわなの〜…
えっと…」
【首をかしげて】
「さっきこえかけてくれたひとなのかなの」
【ゴミ箱を見てびっくりしている…】
>>343
「あう〜…ごめんなさいなの…」
【軽く頭を下げて謝る】
「『にき』もおなかすいてるなの〜?」
【…自分のおなかの音を鳴らしながら言う】
>>344
「あう〜?…なにかようがあるのかなの…」
【ゴミ箱と少女を交互に見て呟く】
- 346 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 01:15:07 ID:rSRBD9/U0
- >>343
「…………」
女性はゆっくりとゴミ箱の後ろから姿を現した。
肩ほどまでの綺麗な金色の髪と白い肌、
黒いコートとブーツを身に着けているが、肉付きはよさそうだ。
>>344
「あ、あう……紗……夜?」
この人物には見覚えがある。
何年か前に根城にしていた街で何度かあったミステリアスな女性。
まさかこの街でも会えるとは。
>>345
既に女性は、ゴミ箱の陰から
でてきており、目の前の少女(>>344)に驚いているようだった。
「あ、えと……こんばんは。」
ディスに声をかけられて、おどおどと返事を返した。
- 347 :浅片 仁樹:2010/03/09(火) 01:27:13 ID:ilsT.wxw0
- >>344
確かに夜ってのは忙しい現実ってのとは程遠い位置にあるからな。
気持ちはそこそこ分かるぜ。吸血鬼の場合〜ってのはまた勝手が違うのかもしれないけどなー。
【少女の背中に声を投げかけ】
種族とか能力とかってのは得てしてそういうもんなんだろーさ。
つかボクっ娘ですかそうですか
>>345
ん。
俺?俺はそうでもないかなぁ、晩飯食ったし。
【燃費は良いほうである】
…また駄菓子常備するようにしとくな…
>>346
……金パに憧れていた時期が私にもありました
【このタイミングでこの告白である】
ってか、知り合いなのか?
【吸血鬼を名乗る少女と交互に見て】
- 348 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 01:41:02 ID:WQh1QQOo0
- >>345
「そうね。用が出来たところね。」
少女は女性の所へと歩く。
先と比べ、雰囲気は柔らかくなっている。
>>346
「久しぶりね、ティファニア。」
ティファニアが知る少女より、僅かに大人へと近づいていた。
笑みを浮かべるのは旧友と呼べる人物に会えたからだろうか。
「久しぶりに呼ばれたわね。まさか“暗算を間違えた”のに貴方と出会えるとは思いもしなかったわ。」
嘗て名乗った名を呼ばれた少女は僅かに遠い目をする。
しかし、すぐに微笑みを浮かべる。
微笑みを浮かべた顔は少女の母に似てきている。
>>347
「例え夜でもゆっくり出来る時間なんて限られたものですものね。その辺りは人間と大差が無いわね。」
少女の口ぶりから、少女は少し疲れているのだろう。
「僕と彼女は知り合いよ。また会えるとは思ってもいなかったけれど。」
- 349 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/09(火) 01:48:34 ID:b1yRI4220
- >>346
「あう〜こんばんわなの〜」
【のんきに手を振りながら返す】
「…あう〜、はじめましてなのかなの〜…」
【首をかしげながら言う】
>>347
「あう〜、そっかなの〜…
『でぃす』はあんまりたべてないなの」
【お腹が騒がしくなっている】
「…ごはんたべるおかねないなの…」
【困った顔だ。かなり】
>>348
「あう〜…そっかなの…」
【しばらく考えてから】
「…はじめましてなの〜」
【思いついたようにあいさつを返した】
- 350 :ティファニア・ハートランド:2010/03/09(火) 01:54:45 ID:rSRBD9/U0
- >>347
「あ、うん。」
目の前の見知らぬ男の問いかけに答える。
「いちおー、ちょこちょことね。
まさかこんな場所で会うとは思わなかったけれど。」
>>348
「久しぶりだね!」
ティファニア、と呼ばれた女性は、
年齢よりも些か幼く、無邪気な口調で目の前の少女、
紗夜へと話しかけた。
「ちょっと、大きくなったね。
前よりも、大人っぽくなってる。」
ティファニアはややふけている物の、
内面やらなにやらはまったく変わっていないのでした。
>>349
「うん、たぶん……そうだと思うけど。」
目の前の少女の問いに答える。
女性の年齢は20代後半のように見えるが、
しゃべり方や身の振る舞いからは落ち着きが感じられない。
精神年齢的には、ディスよりやや上くらいだろうか。
- 351 :浅片 仁樹:2010/03/09(火) 02:04:12 ID:ilsT.wxw0
- >>348
はは、そんなもんか。
へえ…
【この口ぶり。恐らく、会いたくもなかった〜とかそんな感じの関係ではないのだろう】
よかったな、再会できて。
>>349
つか、常備しとくべきなのはお前の方なんじゃね…?
………俺だって恵んでやるほど金に困らない生活してるわけじゃねえからな
【むしろこちらもいっぱいいっぱい】
働かざる物食うべからずッ!どっかで働け――ってわけにもいかないよなぁ…
【出て来い保護者、と叫びたくなるがこれは堪える】
>>350
はあ、ちょこちょこと。
【イマイチよく分からないがそこはスルーで】
んじゃ、俺はもうそろそろ帰るわ。いい加減遅いしな。
お休みーっと。
【片手をあげ、欠伸をかみ殺し。その場を後に寝床へ帰る】
//そろそろ寝ますおやすみなさいッ
- 352 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 02:11:11 ID:WQh1QQOo0
- >>349
「初めまして。」
少女は宮廷式の一礼を見せた。
>>350
「もう、2、3年経ったのよ。それから大きくはなるわ。」
少女は優しげな笑みを浮かべていた。
少女は自分の変化に頓着である。
「…そうかしら。僕は殆ど変わっていないような気がするわ。」
外見は僅かに大人になった。
しかし、話す時の仕草は昔のままである。
「お互いの近況とか何処かで話したいわね。」
少女は微笑む。
>>351
「ええ、本当に些細な偶然で会えたわ。御機嫌よう」
少女は青年を見送る。
- 353 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/09(火) 02:19:51 ID:b1yRI4220
- >>350
「あうあう〜。そっかなの〜」
【少女はどうも二桁にもいかなそうな子供である】
「『でぃす』がおなまえなの〜」
【聞いてもいないのにディスは自分の名前を明かした】
>>349
「あうあう〜…そっかなの…
やっぱり『でぃす』またおてつだいにいこうかなの」
【以前やってたお魚の捕獲を思い出す】
「あう〜!またねなの〜!」
【そして手を振って見送った】
>>352
「あうあう〜…なんだかきゅうにここにきたみたいだけど」
【空を見上げたあと、少女に顔を向けて】
「どうやってきたなの?」
【不思議そうな眼で言う】
- 354 :ティファニア・ハートランド:2010/03/09(火) 02:28:57 ID:rSRBD9/U0
- >>351
「うん!」
えへへ、と妙に照れくさそうに笑って。
どうやらこの女性は人懐っこい性格のようだ。
そのままどこかへ去っていく仁樹を見送る。
>>352
「そうだねぇ……お互い、見ない間にどんなことがあったのか話したいね!」
異郷の地で知り合いや道教の人物に会うとうれしくなるもの。
もとより人懐っこいティファニアは、そんな感情を隠すことなく嬉しそうに笑う。
「でも、今日はもう遅いよ。私は、×××通りの○△っていう
宿に部屋を借りてるから、放したくなったら来てね。」
>>353
「私はティファニア。ティファニア・ハートランド。」
(ディス、か。向こうのディス君は元気かなあ……)
ティファニアは屈託のない笑みを浮かべて、
ディスに挨拶した。
「私は、そろそろ帰るよ。
きみもあんまり夜更かししちゃダメだよ。」
ティファニアも、先ほどの男性と同じくあくびをかみ殺してどこかへと去っていく。
- 355 :名も無き異能都市住民:2010/03/09(火) 02:35:03 ID:WQh1QQOo0
- >>353
「どうやって来たか…。答えは簡単よ。移動してきただけなのだから」
笑みを浮かべる。
まるで答えになっていない。
>>354
「そうね。もうこんな時間。」
少女は懐の懐中時計を取り出して時刻を確認する。
精確に時を刻む逸品である。
「分かったわ。時間が出来れば会いに行くわ。」
「僕もそろそろ現実と向きあわなきゃいけないわね…。」
そうつぶやくと少女は消えていった。
- 356 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/09(火) 02:37:49 ID:b1yRI4220
- >>354
「あう〜!『てぃふぁにあ』よろしくなの〜!」
【にっこりほほ笑んで返した】
「またねなの〜!。ちゃんとねるねなの〜」
【笑って手を振った】
>>355
「あう〜…いどう…どうやってなのかなの〜」
【やっぱり疑問は晴れなかったようだ】
「あう〜。さよならなの〜」
【こちらにも手を振って見送った】
「…う〜…おうちにかえろなの」
【ディスは少し不安げな顔をしながらその場を去っていた】
- 357 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 20:43:12 ID:s.Ud7.4s0
- 【商店街】
ふむ、どれが良いんですかね……。
【並ぶ多様の商品の中で、顎に手を当てて考え込むような態度の青年】
【一つを手に取り、棚に直し。そしてまた考える】
やっぱり、聞いた方が良いのかも知れませんね。
- 358 :沢桐 創:2010/03/10(水) 21:17:44 ID:4TAPWv060
- 「おい…マジかよ…」
男は打ちひしがれる。
何に打たれたかというと。
「回転焼き一個40円だと…」
とある屋台前であった。
- 359 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 21:28:41 ID:s.Ud7.4s0
- >>358
……ん?
【結果、買い物を終えた青年は袋片手に屋台へと歩み寄る】
回転焼き、ですか。美味しそうですね。
【またも顎に手を当てて唸りだした】
【青年よ、そこは店先だ。ほら、邪魔になってますよ】
- 360 :沢桐 創:2010/03/10(水) 21:34:15 ID:4TAPWv060
- >>358
「おっさん、500円分くれ」
12個。
流石に一人では多いだろ。
「あつっ」
湯気の立つ紙袋を抱えて空澄の方に歩き出す。
「ぬ、いつか見た顔」
- 361 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 21:42:37 ID:s.Ud7.4s0
- >>360
あ、いつか見た顔……ですか?
【勿論、青年には沢桐を見た記憶は無い】
【ので、沢桐の邪魔にならない場所に移動する】
- 362 :沢桐 創:2010/03/10(水) 21:52:14 ID:4TAPWv060
- >>361
「そうかそうか、覚えてないか」
ふと抱えている袋を見て、
「…一個食う?」
多すぎると今頃判断したのか、差し出す。
//γスレ1、997〜で会ってる…はず
//大したことして無いから確認しなくても無問題だけど
- 363 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 21:59:30 ID:s.Ud7.4s0
- >>362
ん……あー。この前ビルから落ちてきた人だ。
【あたまをかつかつと叩いて。思い出したらしい】
いいんですか? ではお一つ。
【ニコッと笑って一つ受け取る】
//あー。会ってた……
//私の記憶では金髪のほうだけで止まってました……すいません。
- 364 :沢桐 創:2010/03/10(水) 22:05:30 ID:4TAPWv060
- >>363
「落ちてきたって…光速の男ってのは覚えてないのか」
「覚えて無いなら自己紹介ついでにもう一度だ。
俺の名は沢桐創!光速の…っとと、男だ!」
たとえどんな状況でも名乗りだけは自信満々。
たとえ回転焼きが落ちそうになり、よろめいたとしても。
//そして俺は金髪の方を覚えてないという。予習しておきます
- 365 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 22:11:06 ID:s.Ud7.4s0
- >>364
むぐむぐ。美味しいです。
【回転焼きを笑顔で頬張る少zy……青年】
高速? ああ、いってましたね。
【どうでも良さそうに返答。しかもわざわざ漢字間違えていらっしゃる】
//金髪だけはその前にも一回会ってるって言うね……。
- 366 :沢桐 創:2010/03/10(水) 22:17:13 ID:4TAPWv060
- >>365
「光速だ」
「こう書いてこう書いてこう、こうやって書くほうの光速だ」
空中に指で字を書く。
普通に光の速さって言えばいいのに。
- 367 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 22:20:50 ID:s.Ud7.4s0
- >>366
むっ、以後覚えておきます。
【メモ帳を取り出して書き記した】
……それより、食べないんですか?それ。冷めちゃいますよ?
【不思議そうな顔をして、沢桐の手を見つめている……】
//因みに:αその参の749からですねー。
- 368 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 22:22:48 ID:s.Ud7.4s0
- //あれ、違った……私は何を見てたんだろう……。
- 369 :沢桐 創:2010/03/10(水) 22:26:32 ID:4TAPWv060
- >>367
「そこまで覚えにくいですか…」
「食うよ。食わせてもらうよ」
口に二つほど潜り込ませる。
「もう…三月だってのに…んぐっ…寒いよな」
飲み込むと、白い息を吐いた。
- 370 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 22:29:57 ID:s.Ud7.4s0
- >>369
いや、忘れてしまわないようにとね。
【胸ポケットに手帳を入れてそこにペンを差す】
寒いですね……。何ででしょうか。
火の魔物でも呼んで暖めますか?
【青年の片手には黒く分厚い本が持たれてある】
- 371 :沢桐 創:2010/03/10(水) 22:33:41 ID:4TAPWv060
- >>370
「召喚師か何かでいらっさられますか」
三つ目を食いながら本を見る。
「そういうのって何が書いてあるのか気になるんだよな」
主に中の人が。
- 372 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 22:39:14 ID:s.Ud7.4s0
- >>371
まあ、そんなところです。
職業は店屋ですが。
【本を開き、呪言を唱えようとして……】
ん、見ますか?
【中を向ける。中には人の名前らしき物がビッシリ。正直気持ち悪い】
見てしまえば面白い物ではありませんよね。
- 373 :沢桐 創:2010/03/10(水) 22:42:52 ID:4TAPWv060
- >>372
「ふむふむ…。
…意外と面白くない物だったんだな」
解読不能!解読不能!
沢桐の頭は悲鳴を上げていた。
「魔物を操るってすごいよな。
魔物と仲がいいだけかも知れないけど」
- 374 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 22:55:39 ID:s.Ud7.4s0
- >>373
貴方のも……ほら、ありますよ。
【そんなのがビッシリと連なったページから一瞬で沢桐の名前を見つけ、見せる】
まあ、これだけが全てじゃありませんよ。これが全てでもありますけど。
【手を口元に当て、静かに笑う】
仲。ですか? 仲良く出来ていると思いたいですね。
もっとも、大半の者が喋れないのでわかりませんがね。
【本をもう一度開き、それに上から指でなぞる】
「―――――。」
【呪言は通常の人間なら聞いたことも無いような言葉で構成され、意味は解りそうもなかった】
【夜空の雲を割り、隕石のような何かが降りてきた】
【それは二人の前に墜落。立ち上がる】
「……」
【それは人。のように見える魔物】
【人の手足に蛇の尻尾。そして体は炎に覆われていた】
あったかーい。
【しかし、呼んだ目的がコレである】
- 375 :沢桐 創:2010/03/10(水) 23:00:55 ID:4TAPWv060
- >>374
「…へ?なんで?」
俺も召喚されるの?とか思っちゃったり。
「こんなことで呼んでたら仲良くなるのは難しいかもな。
暖かいけど」
魔物に手をかざす。
- 376 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 23:05:41 ID:s.Ud7.4s0
- >>375
フフ……。これは普通の本ではありませんよ?
【見せるのはさっきと同じベージ】
【しかし、書いてあるのは謎の文字と目の前の魔物と思われる絵】
う……。精進します。
【確かにそうだと思ったのか、表情が若干固まる】
「……?」
【呼び出された側は役割が解って無さそうだ】
- 377 :沢桐 創:2010/03/10(水) 23:11:04 ID:4TAPWv060
- >>376
「なんだろう、ウィキペヂアの一種かな」
少なくとも魔法か何かの力を受けた本だということは解っている。
「ペジアは個人名載ってないしなぁ」
「お勤めご苦労様です」
魔物に敬礼。
- 378 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 23:15:47 ID:s.Ud7.4s0
- >>377
何でしょうかね? 何か特別な力を受けていることは確かですが……。
【実は知らなかったり。頬を掻きつつ不安げに答える】
「……がう」
【敬礼を返してみたり】
- 379 :沢桐 創:2010/03/10(水) 23:20:28 ID:4TAPWv060
- >>378
「なんだ、面白い奴だな」
「で、その本も売り物なのか?
すげーもん売ってるんだな」
本屋と言っていたのを思い出す。
もちろん冗談であるが。
- 380 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 23:22:51 ID:s.Ud7.4s0
- >>379
「ぐるぐる」
【その場でネコのように丸くなる炎蛇人】
そんなわけがありますか!
これは相棒から貰った大切な物なんです!
【注意:本屋ではない。魔導具店です】
- 381 :沢桐 創:2010/03/10(水) 23:28:12 ID:4TAPWv060
- >>380
「…本当に面白い奴だな」
「あ、やっぱし」
ガチで本屋と見間違えていた中の人であった。
「…食う?」
ふと思い出し、回転焼きを魔物に差し出しす。
完全に野良猫に餌を与えるノリだ。
- 382 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 23:34:12 ID:s.Ud7.4s0
- >>381
まあ、この本のことは僕も良く解りません……。
【ま、魔導具店だよ! 覚えてね!】
「ぐる?」
【首を向けて回転焼きを見つめる】
【回転焼きを取ろうとすれば沢桐の手も燃えてしまいそうだ】
- 383 :沢桐 創:2010/03/10(水) 23:38:46 ID:4TAPWv060
- >>382
「ふーん、タイトルとかは書いてないのか」
「どうした、食わんのか。
そういう動物なのか」
自分の手が燃える、とかそういうことは理解できていないらしかった。
- 384 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 23:40:56 ID:s.Ud7.4s0
- >>383
うーん、えっと……。
【本を閉じて表紙を向ける】
【真っ黒】
いや、食べるんじゃないですか?
「ぐるる」
【炎蛇人の顔が近づいてきた】
【熱い。凄く熱い】
- 385 :沢桐 創:2010/03/10(水) 23:43:58 ID:4TAPWv060
- >>384
「もしかしたらあぶり出しとか…」
ちょうど目の前に火源が。
「あつっ」
思わず手を引っ込める。
落ちる回転焼き。
悲劇的にもスローモーションで。
- 386 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 23:48:02 ID:s.Ud7.4s0
- >>385
や、やめてくださいよ!?
【涙目になりながら本を抱き寄せる】
「ぐるるるー」
――サッ
【有り得ないスピードで回転焼きを奪取。食べる】
【恐らく、その熱で食べる頃には消し炭だろうが……】
- 387 :沢桐 創:2010/03/10(水) 23:52:51 ID:4TAPWv060
- >>386
「流石に本当にやる気は無いって」
はははと笑う。
「…は、速い…」
自分も一つ咥えながら。
残り回転焼き、7個
- 388 :空澄 一夢:2010/03/10(水) 23:57:59 ID:s.Ud7.4s0
- >>387
本当ですか…?
【若干睨むような視線】
「ぐるるるー」
【再びお昼寝モード】
- 389 :沢桐 創:2010/03/11(木) 00:03:44 ID:4TAPWv060
- >>388
「流石に冗談半分に他人の大切なものを火であぶるようなことは出来ないって
火遊びは危ないしな」
「ちぃっ、不覚を取った。
まだまだ修行が必要だな…」
どんな修行なんだろう。
- 390 :空澄 一夢:2010/03/11(木) 00:05:34 ID:s.Ud7.4s0
- >>389
だと言いですが……。
【体勢を戻し】
「ぐるるるおー」
【イビキをかいて寝始めた】
- 391 :沢桐 創:2010/03/11(木) 00:11:22 ID:4TAPWv060
- >>390
「本当だって」
「寝てるのを見るとこっちも眠くなってくるな…。
そろそろ俺も帰って寝るとするか」
名残惜しそうに、火を放つ魔物から離れる。
「じゃあまた…さむっ」
急に暖かいところから離れたからか、身体を震わせながら歩いて行った。
- 392 :空澄 一夢:2010/03/11(木) 00:19:06 ID:s.Ud7.4s0
- >>391
はい、風をひかない様お気をつけて下さいね。
【未だ疑っていた目そのままに沢桐を見送ると再び本を開く】
「ぐるるるー」
寝てますね。「―――」
【再び呪言を唱えると炎蛇人は光に包まれ消える】
僕も帰りましょう……寒っ。
【本を大事そうに抱え、寒さに身を屈めて歩いて行った】
- 393 :黒いローブの人:2010/03/11(木) 22:59:48 ID:ubvx9PqUO
- 人気の無い公園で、彼はベンチに座り新聞を読んでいた
「黒衣……ねぇ……」
今月に入って被害は50件以上
死者31名、被害者120名以上、犯行動機などは一切不明
「全く、迷惑な話だよ」
肩の位置にある三角筋を縮め
手に持っていた新聞を半分に折り畳み
親指と人差し指の母指筋を縮め
もう半分に折り畳んだ
そして右肩の三角筋を伸ばし傍らに新聞を置いた
- 394 :シェイカー&ヒナ/神羽荘(家賃月4万)住人:2010/03/11(木) 23:01:37 ID:HlsY.Lbk0
- 【神羽荘の縁側(かなり寒い)にて―――】
「……ヒットォ」
チューリップハットに丸サングラス
ナチュラル素材の柄シャツにウエスタンなベスト
ベルボトムにサンダル履き、と
今日のシェイカー、髭は無いけどヒッピースタイル
使い込まれたネットブックをカタカタ弾く
びよーんびよーんと、足元に括り付いたゴムチューブ
インナーマッスル強化中(←筋肉を意識した描写)
『……やっとですか』
対する、庭の女性
動きやすさ重視のジャージ姿はトレーニング中だから
木に無断で設置したサンドバックに鋭角な蹴りを入れたりして
躍動する大腿筋(←筋肉を意識した描写)
「さっすがぁ…大手掲示ばぁあん…ガチッと目撃情報ゲットォ…っすよい」
ここ数日張り付いていた異能都市地元掲示板にて
目的の情報を手に入れた様子で
『…踏み込みますか?』
「おおぅ…血の気の多いぃ…まぁ、待て」
トレーニングを中断して傍らに寄って来た血気盛んな娘ッ子にストップを掛ける
「先日…ひさぁしぶりにヒビノを見た時ぃ…ちと、違和感感じなかったぁ?」
『……別に?血祭りに上げる以上関係無いでしょう』
「……まぁ…そりゃそーだけども、だ」
『?』
おちゃらけた感じが僅かに沈むのを感じ取れるのは付き合いが長いから
ヒナは神妙な面持ちで話の続きを待ち
「いやぁ…まぁまだ推測だぁ、やめやめ」
手をぱたぱたと振る男を見て緊張を解く
疑問のひとつも口にせず、踵を返して再びトレーニングへ
待つに足る理由がシェイカーには有る
ならば自分は機が来るその時まで、万全を維持しよう
果たして、"待つに足る理由"を考える男は
寝転がりながら思案を続けた
- 395 :樒/この生物にはショッキングな表現が含まれています:2010/03/11(木) 23:06:24 ID:yvUls86s0
- 「ナイスキーック」
ヒナに対して声をかけるこいつには筋肉と言うものが無いのだった。残念。
……というか今のこいつには体が無い。
先日の戦闘で負傷し大破、現在こいつは「首だけ」状態。
首の断面からうじゅるうじゅると触手がわき出て、首だけでの移動を可能としている。
――気持ち悪い!
- 396 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 18:22:16 ID:hedfrAak0
- 異能都市、某公園にて。
ベンチに腰掛け、携帯でメールを打つ男。
「送信、っと。……そういやアイツに何も言わずに来ちまったな」
まぁ良いか、と呟くと、大きく欠伸をした。
- 397 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/13(土) 18:45:08 ID:WLwiniQ.0
- >>396
望み通りに天からお塩ォオオオーーーーっ!!
【両手を前にきりもみ回転しながらすっ飛んでくる黒い塊】
【よく見るとそれは――黒いロングコート、シャツ、ズボンを纏った人間だった】
【両手を地面について跳ね、体を腕力で制動させて着地するなり】
ちょっとアンタ! 服貸せ!!
【白く凛とした面持ちの女が、右手を突き出して強い口調で命令する】
- 398 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 18:50:13 ID:hedfrAak0
- >>397
「!?」
凄まじいスピードで飛んでくる人間に驚愕。
「いや訳わかんねーし服は諸被りじゃねーか」
言った男の服装はこうだ。
黒いロングコート。灰色のYシャツ。そして黒いズボン。
完全に一致。
- 399 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/13(土) 18:56:03 ID:WLwiniQ.0
- >>398
……おお。
おおおおおーーーっ!!
【自分と相手の体を交互に指差して驚きと歓喜の叫びをあげる】
何たる偶然! いやぁ丁度よかった! そんじゃこれ被って!
【自分の被っていた帽子を手に取り、黒金の頭に乗っける】
【それからベンチの後ろ側に回り込み、しゃがんで小さくなる】
いい? これから何人か人が来るけど、アンタはただ堂々と『はい』って言っとけばいいから。
頼むよ!!
- 400 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 19:00:00 ID:hedfrAak0
- >>399
「いや、待て、おい。どういうことだおい」
若干抵抗の意思を見せるが、途中で無理だな、と諦めた。
「はぁ…… 面倒事に巻き込まれてんのか、それとも災禍の中心がお前なのか……
何かあったら自己防衛するが構わねーよな」
と確認を取ると、再び携帯をいじり始める。
- 401 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/13(土) 19:04:53 ID:WLwiniQ.0
- >>400
さっすがだね青少年! カッコイイ!
おっと、そろそろ……
【口を押さえて息を殺し、じーっとしていると】
バタバタバタ……
「あ、見つけたぞ!」「防犯カメラの姿と同じだ!」「あいつだ!」
「貴様が連続アルコール類窃盗犯だな!!」
【明らかに警察と見てとれる格好の人が四人、黒金の前に駆けてくる】
ほら、堂々と『はい』って……♪ くっ、くくっ…!
【出来るだけ声色を押さえてベンチの後ろで囁く】
【笑いだしそうなのを涙を潤ませながら必死で堪えている】
- 402 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 19:09:39 ID:hedfrAak0
- >>401
「うわぁ……すげぇめんどくせぇ……」
頬を引きつらせる。
「……えっと」
警察4人を前に「はい」と言うべきか数瞬葛藤し。
そのまま仰け反って両腕をベンチの後ろに回し、笑いをこらえる酒呑屋の頭をがっしりと掴み――
「はぁぁいッ!!」
――警官と自分の間に引きずり出した。
掛け声が「はい」の派生形な気がしなくも無い。
「あー、お巡りさん、多分それこの人です。
あと俺酒とか飲まないんで」
- 403 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/13(土) 19:14:32 ID:WLwiniQ.0
- >>402
「本当だ!」「こっちの方がだらしない気がする!」「酒好きな気がする!」「よーし逮捕だ!」
ああーーーーッ!! ちょっまっ、違うって! 僕帽子被ってn聞けやーーッ!!
あっわかったチップか! 金が欲しいのか!
でも僕お金持ってなぁぁ〜〜〜〜〜……
ずるずるずるずる…
【頭を引っ掴まれてジタバタ、そうしてる間に警察に両腕を確保され引きずられていく】
- 404 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 19:18:51 ID:hedfrAak0
- >>403
「……拘置所でも元気でな。お前のことは忘れない……」
なんか最終回っぽい。
「しかし居るもんだな悪い奴。
TVの中の話かと思ってたぜ……」
- 405 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/13(土) 19:23:09 ID:WLwiniQ.0
- >>404
【姿が見えなくなって暫くした後】
てぇえええんめぇえええええええーーーー…!
【向こうからさっきとっ捕まったはずの女が駆けてくる】
あんな気張った『ハァァアイッ!』は求めてねーよっ!
【あっという間にベンチまでたどり着くと、勝手に頭に乗っけた帽子を乱暴に取りかえす】
まったく、とんだ極悪人だぜ……!
【溜息をついて帽子を自分の頭に乗せる】
- 406 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 19:25:31 ID:hedfrAak0
- >>405
「おぉ、よう。久しぶりだな窃盗犯」
片手を挙げて挨拶。
「えー…… だって堂々につったのお前だろ?
いや、帽子返さなかったのは謝るけどよー。
それで極悪人呼ばわりはちょっとどうかと思うね俺は」
- 407 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/13(土) 19:32:52 ID:WLwiniQ.0
- >>406
じゃーかぁしー!
女が困ってる時は、何も言わず助ける……
【言いながらベンチの前に立ち、思いっきり体重をかけて腰をかける】
それが男ってもんじゃー無いのかナー!!!
【荒っぽくベンチを揺らしながら顔をずいと近づけて怒鳴り散らす】
そもそもお前一体どこのどいつだ見ない顔だな。責任者は誰だ!
【むすっと口を尖らせ、腕組みしてぼやく】
- 408 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 19:37:07 ID:hedfrAak0
- >>407
「犯罪者に女も男もねーy近い近い、近いわ」
「俺は黒金鋼(クロガネ ハガネ)、異能都市新入りの自主研修生だ文句あっか!
あと責任者は知らん!ググれ!」
google先生もきっと知らない。
- 409 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/13(土) 19:42:46 ID:WLwiniQ.0
- >>408
あっ、すんまへん。
【首を引いてベンチの背に腕をかける】
へー、黒金鋼! 僕は酒呑屋 虎姫(しゅてんや とらひめ)。
いちおー警備員みたいなことやって、刀とか振り回して、
なんていうか最強? みたいな? へっへー!
【手を頭の後ろに回してへらへらと緩みきった笑顔】
そんなんでやらして貰ってますー、以後なんかあったらよろしく。ハイタッチハイタッチ。
【右手を黒金に向けて開く】
- 410 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 19:49:08 ID:hedfrAak0
- >>409
「酒呑屋か……うし、きっと覚えたから数日は忘れねー」
「酒盗む最強(笑)の警備員がどこに居んだよ……あぁ、“目の前(ココ)”か」
「最強」の後に軽く鼻で笑ったような気がした。
「はいはい宜しくー、うい」
たしっ、とハイタッチ。
- 411 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/13(土) 19:53:18 ID:WLwiniQ.0
- >>410
おーし。
【軽く押しかえすようにタッチ】
お、疑ってやがんな? よーしいつか殴り合おうぜ!
僕の戦闘技術の前に度肝を抜かれるぜ!
いいか、最強ってのはな、まず目が大事なのよ。
例えば……!!
例えば向こうから警察が走ってくるのが見えたりとかね! んじゃ!
【向こうの青い制服の影を見るや、素早く身を翻し去っていった】
//急落ちすまそ
- 412 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/13(土) 19:57:46 ID:hedfrAak0
- >>411
「殴り合いと聞いちゃあwktkせずにはいられねーなおい」
目を輝かせながら右手をグーパーする。
「うおすげぇ索敵能力」
素直に感心している。
「あ、じゃーなー」
手を振り、走り去る酒呑屋を見送る。
//ういうい また今度絡みませうぞ
- 413 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/13(土) 23:40:40 ID:WVrfsEdY0
- 「おいしかったなの〜」
【ディスは再び一万円札を手にしてとある店から出てきた】
「…でもなんでおみせのひとみんな『でぃす』みてびっくりしてたのかなの〜…」
【不思議そうな顔をしていた】
- 414 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 19:57:10 ID:rSRBD9/U0
- 【異能都市・公園】
「ふぅ……」
仕事がひと段落つき、
中心部のビルの合間にこっそりとある公園で一息つく。
手元には、近くのスーパーで買った冷えた焼き鳥とビール。
女性がこんなところで食べる物でもない気もするが、
誰も見ていないしおいしいのでよいのだ。
- 415 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 20:05:49 ID:WVrfsEdY0
- 【公園の前の道】
「あう〜…こまったの・・・」
【手に持った1万円札を見ながら少女が呟いている】
「…どこにもやってないの・・・たくさんたべられるところなの…」
- 416 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 20:17:40 ID:rSRBD9/U0
- >>415
「おや、ディスじゃないですか……。」
かさかさ、と焼き鳥の袋を丸め
ビールの空き缶をゴミ箱へ投げ入れ(失敗)て
「ディス、どうしたのですか?」
ディスに近づき、声をかける小百合。
口元に少し、焼き鳥のたれがついています。
- 417 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 20:24:13 ID:WVrfsEdY0
- >>416
「あう〜『さゆり』こんばんわなの〜!」
【微笑んで小百合に向けて声をかける】
「その…いっぱいごはんたべられるおみせをあんまりみなくなっちゃったなの…」
【手に持った1万円札を見て残念そうな顔で言う】
【…30分以内に食べられたら1万円!…というものだろう】
- 418 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 20:36:13 ID:rSRBD9/U0
- >>417
「ふむ、なんででしょうねぇ……」
(これは、相当荒らしまくったな……)
はは、と少し呆れるように笑いながら。
- 419 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 20:39:20 ID:WVrfsEdY0
- >>418
「あう〜…そいえばきょうごはんにいったおみせのひとも
やめてたなの」
【困った顔をしている…】
「あう〜…「じしんなくした」…っていってたかなの…おみせのひとなの…」
【…店長の落ち込んだ顔が目に見えそうだ】
【あと悠々と大食いメニューを早食いするディスの姿も…】
- 420 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 20:45:52 ID:rSRBD9/U0
- >>419
「かわいそうに……」
飲食店にとってディスに目をつけられる=災害にあうも同義。
つまるところ、運が悪かったのだ。
「しばらく、その……そういうところに行くのは、
よしたほうがいいと思いますよ。うん。」
- 421 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 20:49:28 ID:WVrfsEdY0
- >>420
「あう〜…いかないほうがいいなの〜?」
【困った顔をしながら言う】
「…いっぱいたべられて、おかねももらえてうれしかったんだけどなの…」
【なかなか残念そうだ】
- 422 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 20:56:51 ID:rSRBD9/U0
- >>421
「生かさず殺さず、という事ですよ。
過剰な搾取は人を殺し、敵を作りますが
搾取の元でも人間的生活を行う事が出来れば、
人はそれの元で生きていくのです。」
ディスを前にして、たらたらと持論を展開する小百合。
たぶんディスには理解できない……
- 423 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 21:00:31 ID:WVrfsEdY0
- >>422
「あうあう…?えっと」
【若干混乱している】
「…わかったの・・・」
【ひとまずディスは頭を下げた】
グ〜
【と。ここでお腹がけたたましく鳴る】
「う〜・・・…ごはんどうしよかなの」
- 424 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 21:05:37 ID:rSRBD9/U0
- >>423
いい事を思いついた、といった風に
両手をぱんとあわせて。
「そうだ、ディス。私の家に来ませんか?
せっかくですし、私が料理をご馳走してあげましょう。」
公道上に、リムジンを具現化する。
これに乗れば、小百合の家に行く事が出来る。
- 425 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 21:09:25 ID:WVrfsEdY0
- >>424
「あう?いいなの〜?」
【その言葉を聞いてディスは笑顔になった】
「うれしいの〜!よろこんでなの!」
【迷わずリムジンの傍に向かった】
- 426 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 21:13:04 ID:rSRBD9/U0
- >>425
「じゃあ、ディスここへ……」
リムジン内は広く、円形にソファのような座席が並んでいる。
備え付けられたテーブルには、シャンパンが冷やされていた。
小百合は、隣を指差して笑う。
- 427 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 21:19:59 ID:WVrfsEdY0
- >>426
「あう〜。わかったの!」
【隣に座って微笑んだ】
「あう〜!とってもひろいなの〜!」
【リムジンの中を見て驚きの声を上げた】
- 428 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 21:30:03 ID:rSRBD9/U0
- >>427
――ブルン
軽い振動とともに、エンジン音が聞こえる。
リムジンが動き出したのだ……
「すぐつきますから、ゆっくりくつろいでくださいね。」
ディスを抱き、頭を撫でながらほお擦り。
小百合はディスの事を溺愛しているようだ。
- 429 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 21:35:53 ID:WVrfsEdY0
- >>428
「あうあう〜…そうするなの〜」
【頬ずりされてなんだかうれしそうだ】
「う〜…」
【手と足を大きく伸ばしたりしている…文字どおりくつろいでいる状態だ】
- 430 :黒沢小百合:2010/03/14(日) 21:44:40 ID:rSRBD9/U0
- >>429
そうこうするうちに、門を通り
小百合が最近購入した屋敷へと到着した。
既に邸内には、連絡を受けていたのか
執事や侍女が待機しており、ディスと小百合を待ち受けていた。
小百合は、ディスを導いて邸内へと案内する……
おそらく、既に豪華な料理が用意されているのだろう……
// イベントに集中したいのでこのへんで切り上げていいかな?
- 431 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/14(日) 21:47:06 ID:WVrfsEdY0
- >>430
「あう〜!!おっきいおうちなの〜!」
【ディスも無邪気に騒ぎながら】
「どんなごはんかなの〜…たのしみなの〜!」
【小百合と一緒に邸内へと入って行った】
//分かりました〜
- 432 :アミル:2010/03/15(月) 21:41:55 ID:s.Ud7.4s0
- あ〜。ほんと何処にいるんだろー。
【疲れた様子でベンチに座り溜め息を吐く】
人探しも楽じゃないのね〜。つかれたわぁ。
【ベンチにうつ伏せになり、ポーチからアメを取り出してそれを舐める】
- 433 :黒金鋼/自主研修生 ◆FA/Bw.T3QU:2010/03/16(火) 18:42:59 ID:hedfrAak0
- 異能都市、とあるコンビニ前。
「右手に缶コーヒー、左手にコンビニ袋(邪がりこ入り)……
合体魔法、俺! ……うわ思った以上につまんねえな今の」
はあ、と自分の吐いた戯言に溜息をつきながらコンビニから出てくる大柄な男。
黒く短い髪、黒い左目に灰色の右目。その身に纏うは黒のロングコート。
コンビニの前でなければ夕闇に溶け込んでしまいそうな服装だ。
- 434 :名も無き異能都市住民:2010/03/16(火) 22:20:52 ID:yvUls86s0
- 「おーれーさーまーッ」
黒く塗りつぶされた夜空を走るは紫の閃光。
ひぃいいん、と空を切る音を響かせながら空を飛ぶのは、半機人の青年。
「ちょう、さいッきょー!!」
- 435 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/03/16(火) 22:43:37 ID:IDnKkU3kO
- 「わー……」
とある結構大きな和風のお屋敷。
その瓦屋根の上から、夜空を見上げていた少年は、空を切るその物に気付いた。
「……飛行機?」
だが、それが人とは思いもしなかったようで。
- 436 :名も無き異能都市住民:2010/03/16(火) 22:46:04 ID:yvUls86s0
- >>435
「さいッきょッ」
ぶつん、と何かが切れる音がする。
くらりと頭蓋骨の中で脳漿に浸った脳味噌が一回転するような、そんな錯覚。
「……あー……」
紫のそれはだんだんと高度を落として、翠の居る地点へ落ちてゆく――
- 437 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/03/16(火) 22:54:25 ID:IDnKkU3kO
- >>436
「……あれ?」
あの飛行機、こっちに向かって来てる?
いや、と言うか落ちて来てる?
「……え?」
と言うかアレ、飛行機じゃないよね。人だよね。
「え、ああっ……えぇっ!?」
少年の頭の中で警報発令。このコースで落ちて来られるのは非常にまずい。
だけど避ければあの人が瓦に激突。
「え、えっ……!」
少年はその場から動かず、手を広げた。
果たしてその小さな身体でキャッチなんて可能なのだろうか。
- 438 :名も無き異能都市住民:2010/03/16(火) 22:58:19 ID:yvUls86s0
- >>437
さてここで青年の姿を見てみよう。
両手両足:見る限り鉄
翼:鉄
身体の半分以上が鉄で出来ている人間を、果たして少年が受け止められるものか?
- 439 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/03/16(火) 23:07:52 ID:IDnKkU3kO
- >>438
そんなもん勿論
「ふきゃあっ!!!」
無理。絶対無理。
何か特別な異能を持ってるなら別として、腕力とかその辺りに関してはこの少年はただの少年だった。
短く、しかし大きな声で悲鳴を上げ、そのまま青年に押し潰された。
- 440 :名も無き異能都市住民:2010/03/16(火) 23:11:26 ID:yvUls86s0
- >>439
すっごい重いよ!
まあそこらへんはギャグ補正でどうにかしてくれ。
「ぅうー……」
青年はごろりとだるそうに寝返りを打って、呻き声を上げた。
- 441 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2010/03/16(火) 23:21:22 ID:IDnKkU3kO
- >>440
対して少年は
「……」
完全に沈黙した
実際の衝撃に加え、いきなり人が落ちて来たという精神的ダメージから、完全に気を失っていた。
//ごめんなさいちょっと用事が出来たので落ちます。すいませんorz
- 442 :名も無き異能都市住民:2010/03/16(火) 23:24:29 ID:yvUls86s0
- >>441
「ぁーぅー……」
睡眠開始ー。
//おつつ
- 443 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/03/17(水) 01:27:06 ID:5mDOAS1g0
- 【とある公園】
「……ソラが綺麗ですね」
公園のベンチで、誰かの呟く声がした。
色気も何もないジャージ姿。首の後ろで束ねた、長い銀髪。
「寒くはないか」
そんな出で立ちの女の隣で、姿のない声がする。
「平気です。最近はあったかくなってきましたし」
「……そうか」
それきり、声は聞こえない。
ダークブルーの瞳が映す夜空に、欠けた月と散らばる星達。
――あの村を出てからもう五年。あの『悪魔』の姿は捉えられないまま。
吐いた息は、少しだけ白かった。
- 444 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/03/17(水) 17:21:48 ID:PMt0ERXQ0
- 【リグヌのビル】
屋上、
羽を広げ風を目いっぱいうけながら、背伸び。
太陽に焼かれて空はオレンジ。
その対面を見れば、既に夜の手が迫っていた。
「帰りたい」
ぽつり。無意識のうちに一言漏れて、自身の言に首を傾げる。
「……え、と。どこに……だろう?」
自問自答。
帰るべき場所はこの下だし、自宅も空を飛べばすぐに着く。
歩いたところで徒歩七分。信号にかからなければもっと早い。
ここまで考えて溜め息一つ。
「疲れてるのかな…………」
膝を抱えて空を仰いだ。
- 445 :黒沢小百合:2010/03/17(水) 21:46:45 ID:rSRBD9/U0
- 【病院】
ロビーから歩み出てくるスーツ姿の女性。
病院前に待機していた黒塗りのハイヤーが彼女の前に止まる。
今日は、小百合の退院日なのだ。
「……いえ、今回はやめておきます。
この足でオフィスまで歩きたい。」
久しぶり、といってもわずか3日であるが
己の足で歩く感覚を楽しむように、千夜ビルへと向かう。
- 446 :名も無き異能都市住民:2010/03/18(木) 11:53:19 ID:KE2UskXwO
- 【異能都市北部――更にその端溜まり】
工業地帯から流れ来る粉塵やスモッグが吹き溜まる昼尚薄暗いそこに
ヒビノシズカの根城は在った
「――…」
その室内にて
朦朧と混濁した意識を抱えながら甲は目を覚ました
廃棄されたビルとしては比較的新しいそこは誰かが生活を送って居ただろう痕跡をほぼそのままに残していて
廃虚と呼ぶには些か賑やか
住処と呼ぶには生物の気配が無い
そんな異境めいた場所であった
「(……何日…経った…)」
先刻意識を失ったのはいつだったか…
重すぎる頭には思い出せる筈も無く
そもそも、前回目を覚ました事は6日も前の出来事だった
薬物による異常なスパンの睡眠は甲を、生かさず殺さず駐留している事を物語っていて
そうする理由が同室内で荒い息を吐くヒビノシズカには存在した
『…足りない…足りない…早く…早く…』
目を覚ました甲を気に掛ける事も無く
ヒビノシズカは震える肩を抱き、瓦解していく自分の意識を繋ぎ止めていた
『奪わないと…また…奪わないと…命…命を…!!!』
強迫観念に似た衝動を内在するヒビノシズカ
それは呪いの様に身体を突き動かす
『…奴を…ころ…殺せる…ま、まで…!!!』
唯一の存在意義を口にして
昂る動悸そのままの勢いで部屋を飛び出して行った
「…」
再び静止する室内で
顛末に何も残らない事を知っている甲は
口惜しさを抱きつつ、廻る薬物に意識を闇に引きずり込まれた
- 447 :シェイカー=バジンハード:2010/03/18(木) 19:43:05 ID:KE2UskXwO
- 【公園――の喫煙スペース】
「――…ふー…見せ物小屋かってぇの…」
進む分煙化に苦言を呈しつつもルールは守る
大人ですから
- 448 :黒猫:2010/03/18(木) 19:57:37 ID:PMt0ERXQ0
- >>447
人みたいに眉を顰めながら、その黒い猫は地面に四手をついてシェイカーさんを見上げていた。
もっと言えば一点灯る、火。
「 」
よくそんなもん吸えんな。
そんな顔で彼女は火を見つめる。
- 449 :シェイカー=バジンハード:2010/03/18(木) 20:04:13 ID:KE2UskXwO
- >>448
「………」
ぼう、と虚空を眺めるサングラスに覆われた目
思慮深い様で
それでいて何も考えていない様な
傍目に見たら意味不明な"心ここに在らず"状態であった
「……野良かぁ…?…ここは有毒だぜい…」
目線は変わらずに虚空に固定
ぼーっとした声で猫に呟いた
- 450 :黒猫:2010/03/18(木) 20:13:44 ID:PMt0ERXQ0
- >>449
「有毒つってもガキに追い回されねーのはここしかねーだろ。
最近やたら抱かれるって噂なんだよ公園」
飛んで、シェイカーさんの横に着地。
「野良じゃねえ。つっても、飼われてるわけでもねーけどな」
- 451 :シェイカー=バジンハード:2010/03/18(木) 20:20:27 ID:KE2UskXwO
- >>450
「…しゃあねぇべ?そぉれもお前ぇさん達の大事な仕事さぁ…」
腰掛け用のバーに寄り掛かり
灰皿にトン、と灰を落とす
「……まぁ最近は度を知らねぇガキもぉ…増えちゃあいるが、ね」
再びくわえた先端から赤い灯火と煙を立ち上らせる
- 452 :黒猫:2010/03/18(木) 20:29:11 ID:PMt0ERXQ0
- >>451
「知るかよ。少なくとも私の仕事は子供のおもちゃになることじゃねーな」
くぁ、と欠伸を漏らした彼女は尻尾を揺らし、その場に寝転がる。
傍を飛ぶ羽虫に目もくれず、視線はあやふやに宙を漂っていた。
「…………度を知らねーってどんなよ?あんまそう言う奴にあったことねーからわかんねえ」
- 453 :シェイカー=バジンハード:2010/03/18(木) 20:35:40 ID:KE2UskXwO
- >>452
「く、はは…気高いねぇ…立派なモンだぁ」
フィルターまで吸い上げたタバコを灰皿に押し付ける
「あぁ…いやね、実際はぁ俺も会った事なんざねぇのよ?」
チョイとあたふた
「ほら、あのぉ…小動物虐待系?」
- 454 :黒猫:2010/03/18(木) 20:42:27 ID:PMt0ERXQ0
- >>453
「立派だろ?これがマジで立派なんだよ、私。
昔の私が見たらぜってー毛嫌いするくらいな」
耳に羽虫が止まり、瞬間、鬱陶しそうに身震い。
慌てて飛んだ羽虫に追撃で猫パンチを見舞った。
外れたけど、意に介さず。
彼女は言葉を続ける。
「虐待なあ……なんだろーなあれ。何が楽しいのか理解できねー。
ぜってー強い奴倒した方が楽しいだろ」
- 455 :シェイカー=バジンハード:2010/03/18(木) 20:53:29 ID:KE2UskXwO
- >>454
「……ふーん…昔ってぇどんなの?」
新しいタバコに灯を点す
ふー、と煙を吐いて
「弱いものイジメはなぁ…なにくそっていう…気概がぁ足んねぇよなぁぁ」
猫と最近の教育事情を話し合う良い大人であった
- 456 :黒猫:2010/03/18(木) 21:05:07 ID:PMt0ERXQ0
- >>455
「んあ?ニートニート。
親の金あったから苦労しなかったし家もあったけど、なんかこう、
『社長』とか、『貴族』とかさ。鼻持ちならねーっていうか。いけすかねえ職業のやつ嫌いだったんだよ。
つっても、そういう仕事についてるけど仲良かったってか、喧嘩仲間みたいな奴いたけどな」
煙に、眉を顰めた。
眼がしぱしぱする。
「ガッツがねーよ、ガッツ。
大体弱いやつに当たりてーんなら布団蹴った方が効率的だろ。バカみてえ」
- 457 :シェイカー=バジンハード:2010/03/18(木) 21:14:09 ID:kNPz9qxk0
- >>456
「…にゃぁるほど、ねぇ…まぁ気位のお高ぁい連中、多そうだしねぇ…」
煙嫌いを横に置くと、タバコが罪に思えてきて
つけたばかりのそれを灰皿にギュッと押し付けた
「自由をぉ…重んじなさる猫様にゃあ…そりゃあ鼻持ちならねーでしょうなぁ」
段々と傍らの存在の"人となり"が見えてきたが
"猫との会話"という特殊な時間を楽しむ男は敢えて言及せず
「汗臭さを嫌うからねぇ…現代の若者は、さぁ…」
苦笑して、熱く喋る猫に相槌を打った
- 458 :黒猫:2010/03/18(木) 21:30:08 ID:PMt0ERXQ0
- >>457
「まあ、今から考えると劣等感からくる嫉妬だわな。
人間関係に縛られる、ってのが羨ましかったんだ。きっと」
下んねえ、と吐き捨てて背筋を伸ばす。
押し付けられたタバコを見、呟く。
「わりいな。かっこいいとは思うけど、体に悪いし苦手なんだよ」
「運動会を全力で取り組まねーとか信じらんねーよ。
順位つけないで下さいつってる親も同罪だわ」
私が責任者だったら全校生徒によるバトルロワイヤル開催してやんよ、
とでも言い出しかねないほど、彼女は本気で言う。
「あ、でも私も若いかんな、若者って名乗っても詐欺になんねえ歳だから」
- 459 :シェイカー=バジンハード:2010/03/18(木) 21:39:49 ID:kNPz9qxk0
- >>458
「いいさぁ…こっちもカッコ付けの延長だぁ…」
ぱたぱた、と手を振り笑う
「そんでぇ?…それを持ってみた、今の気分はぁ…どうだい?」
アーチ状に括られた喫煙スペースの脂の浮く天井を眺めて
「……その頃の自分にぃ、胸ぇ張れるかい?」
なんて、冗談めいて聞こえそうな台詞を投げ掛ける
「全力を出す機会をよぉ…奪うのはぁ教育じゃあぁ…ねぇよなぁ…」
「伸び代を押さえ付けちゃあ…反発力と、不満だけがぁ膨らまぁねぇ…」
へえ、いくつ?とも比較的サラッと聞いてみる
- 460 :黒猫:2010/03/18(木) 22:01:05 ID:PMt0ERXQ0
- >>459
「わりいな」
言って、尻尾を振った。
軽い謝罪のつもりっぽお。
「楽しい」
他の感情が入る隙間のない、断言、即答。
「けど、たまに縛られんのに嫌になる。自由でいてーよ。
……だから、胸は張れねー。いっぺんでも後悔したしな。我侭だ」
振り返ればそう感じざるを得なくて、くつくつと苦笑を洩らした。
でも彼女はさも楽しそうに、嘲笑を終え、続けて言う。
「押えてでも平にしなきゃ弱いものいじめが起るからしゃーねー。
……そんで最初の問題に戻るわけだ。堂々巡りだな」
答えると思うか?
そう呟いて、締めた。
- 461 :シェイカー=バジンハード:2010/03/18(木) 22:20:53 ID:kNPz9qxk0
- >>460
「楽しいかぁ…今の自分がぁ、そう思ってるならさ…昔の自分もまぁ、笑ってくれらぁ」
胸を張れる張れないは別にして、とも呟く
「なぁに、折り合いを付けるのもまた…自分のココロ一つだぁ…」
「アンタみてぇに自分に正直な奴ァ…いつかそれすらも乗りこなせるさぁ…」
意味のある様な
それでいて空っぽの様な台詞を告げて
「…人の親ってぇのになった事がねーえからよう…最終的にはぁよく分からんなぁ」
「ひょっとするとぉ…現代社会はぁそれで上手く回ってる、のかも知れんしねぇ」
年齢への返答に、「そりゃ残念」
猫の年齢の見分け方なんざ知るはずも無い男はそう笑いながらぼやく
「ま、帰るさぁ…そろそろォコロッケのタイムサァアアビスの時間でねぇ」
ひょい、と手を挙げる
「楽しかったぜぇ、猫の人…縁があればぁ…また」
さくさくとその場を、商店街の方向へ去って行った
- 462 :黒猫:2010/03/18(木) 22:30:27 ID:PMt0ERXQ0
- >>461
「昔も似たようなこと言われた」
明瞭な自身の答案を見せず、過去で誤魔化し彼女は笑う。
よっこいせ、とあわせて立ち上がった。
「くそつまんねーけどな。
一昔前の方が面白そうだわ」
逆方向、
ビルが建ち並ぶ方に顔を向け、わざわざ振り返り言う。
「んじゃな」
- 463 :ヴァイス:2010/03/20(土) 00:40:42 ID:yvUls86s0
- 「……なんでだろうなあ」
ぴりぴりぴりぴりぴり、眉間のあたりが痺れる錯覚。
思い出すのはサングラスをかけた隣人、こけそうになった自分を支えた赤マフラー。
「予感ってやつか」
ぴりぴりぴりぴりぴり、その痺れはどうにも不快。
そのあたりに皺を寄せながら、白は夜の闇に融けていく。
- 464 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/20(土) 13:29:07 ID:WLwiniQ.0
- 【久々に帰ってきました虎姫の家】
【物心付いた時からこの家は在った】
【自分は当たり前のようにここに住んでいて、でも子供心に寂しかったのだろう】
【一つ『間違いを正した』ときから、僕はこの家が好きじゃなかった】
【埃だらけの二階建ては今や、たまに寝る場所兼刀倉庫という使い方しかされてなかった】
……掃除しなきゃなぁ。
【目を細めて家を見上げる虎姫は、いつもと同じ黒コート、黒帽子といった姿】
【手には、彼女の使う黒刀ではなく、赤い鞘に入った打刀が握られていた】
- 465 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 13:58:32 ID:BuGTFEjU0
- 「……」
都市の中央部辺りにある公園。
真昼間でも人はそこそこ居る場所。
そんな所のベンチに一人の少年が腰掛けていた。
「……」
視線は下。頭がかくん、かくんと揺れ。
「……」
がくん、と頭が垂れ、若干前のめりの体制のまま、静かに寝息を立てだした。
- 466 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 14:11:50 ID:7hcwnxwgO
- 「……はぐれた」
公園の前を1人の女が歩いていた。
ただそれだけだが、彼女は周りの視線を大いに浴びていた。
それは辺りをキョロキョロと見回すからか、
はたまた彼女の服装がバニーガールだったからか……。
>>465
彼女は公園に入ってきた。
何処からか財布を取り出すと自動販売機の前に立ち、ジュースを買う。
「……寝てる」
ベンチに座り、休憩を取ろうとしたのだろう。
だが、先客が居たので、結局立って飲むことにした。
- 467 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 14:18:27 ID:BuGTFEjU0
- >>466
「……ん……」
目の前に立つ女の気配に気付いたか目を覚まし、寝ぼけ顔でバニーガールの顔を見上げて。
「……」
横にずれ、もう一人座れるように空きを作り。
「……」
それ以上何も言わず何も動かず、ただうつらうつらとしていた。
- 468 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 14:19:45 ID:.6prKP66O
- 【白い……パールホワイトの鎧が昼間に歩いている】
「……」
【騎士鎧と武者鎧を足して2で割ったデザインの鎧……太陽の光を反射して眩しい】
ガチャガチャガチャガチャ
「……」キョロキョロ
【何か紙切れを持ってキョロキョロしていた】
- 469 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 14:26:59 ID:7hcwnxwgO
- >>467
「ありがとっ」
微笑み、開けてくれたスペースに座る。
そして足を組み、ジュースを口に運び、景色に目をやった……。
>>468
「うおっ、まぶし」
鎧の光に目を眩ませ、思わず目を瞑る。
「何探してるんだろ」
薄く開いた瞳から不思議そうに見ていた。
- 470 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 14:31:25 ID:BuGTFEjU0
- >>468
ぼおっと視線を其方に向ける。
ぼやけた視界の中に写るのは眩し過ぎる鎧姿の男。
何かを探していると言う所まではよく見えず。
「……んー……」
あまりに眩しくて直視出来ないのか、やや視線を下げ、男の足元を見る。
>>469
「……どーいたしまして……」
かなりぼーっとしてはいたが、一応反応はした。
「……」
正面の男から今度はその女性へと視線を移して。
「……何そのかっこ……」
- 471 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 14:34:35 ID:.6prKP66O
- >>469>>470
「……」キョロキョロ
【辺りをキョロキョロ……人を見つけては近寄るが……鎧がアレなのでみんな逃げてしまう……】
「……!」
【人を見つけて、近寄る、逃げられる……】
「……」ショボーン
【ショボーンとして歩く……ガシャンと転ぶ……】
- 472 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 14:37:40 ID:7hcwnxwgO
- >>470
(眠そうだね)
少年を見ながらそんな事を思っていたり。
「格好? 何って……バニーガールさ」
因みに耳も付いてる。
>>471
「あ、転んだ」
その様子をジーっと眺める。
「苦労してるなぁ……」
- 473 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 14:42:00 ID:BuGTFEjU0
- >>471
鎧の音に気付き、其方を振り向いて。
「……」
大丈夫かな、あの人、とか思いながらその姿をじっと見ていた。
>>472
「ん……ふぁ、あぁぁ……」
でかい欠伸。それから腕を合わせて空に向って思い切り伸ばす。
「……見れば分かる、けど」
そう言って女に視線は向けずに、耳をぐっと握ってみる。
「……なんで?」
- 474 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 14:46:00 ID:.6prKP66O
- >>472>>473
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
【めっちゃ走って訪ねる……逃げられる】
「………ッ!」ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
【もはや追い掛ける始末】
「ッ!ッ!」
【何か喚いている……二種類の声が聞こえた】
- 475 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 14:51:13 ID:7hcwnxwgO
- >>473
「やめてやめて」
もう片方の耳が動き手を叩く。
「何でって……ダメかな?」
>>474
「煩いね……」
耳を塞ぎ、視線を向ける。
「あれだけ必死になって何やってるんだろう……?」
- 476 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 14:54:31 ID:BuGTFEjU0
- >>474
「……」
寝起き。まだ少し眠っている頭にこの騒音。
「……」イラッ
眉間に皺を寄せ、それでも男を見ていた。
>>475
女の「煩いね」と言う呟きにこくんと頷いて。
「……ん」
掴んでいた耳を離し、そのままその手をダランと下げる。
「……駄目、じゃないけど。……趣味?」
- 477 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 14:59:26 ID:.6prKP66O
- >>475>>476
「……ッ!」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ……ガチャンッ
【誰も相手にしてくれないので座り込んだ】
- 478 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 15:07:25 ID:7hcwnxwgO
- >>476
「もう少し静かだと嬉しいんだけど……」
天に向かっていた付け耳も少し垂れている。
「趣味じゃないよ……流石に。私の仕事衣装」
>>477
「あ、いじけた」
座り込んだのを見て、女は立ち上がる。
そして男の元へ駆け寄った。
「どうかしましたかー? 何かお困りですか?」
- 479 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 15:12:19 ID:BuGTFEjU0
- >>477
「……」
静かになったのを見て、表情が元に戻る。
「……」
座り込んだ男を見て変な人、と心で呟いた。
>>478
「……仕事?」
女の顔を見て数秒硬直。
「……そういう仕事……?」
聞き返した時、少年の頬がほんの少しだけ赤くなっていた。
「……」
女が鎧の男の元へ駆け寄ったのを見て、その後ろに付いていってみる。
- 480 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 15:15:46 ID:.6prKP66O
- >>478>>479
「……?……!」
【救いの手が伸びた!これで勝つる!!】
「ッ!ッ!」
【紙切れを見せて指を差す】
【どうやらそれは地図で……印はかなり街外れの方に付けられていた】
【要するにそこに行きたいらしい】
- 481 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 15:20:52 ID:7hcwnxwgO
- >>479
「そ、仕事……って、え?」
少年の顔が赤くなったのを見て、不思議そうに。
だが、自分の服装を見直して、納得。
「―――……」
赤くなった。
>>480
「解った、つまり貴方はここに行きたいと」
地図を見て顔をしかめる。
「でも、私も来たばかりだからね……」
そこで、少年を見て。
「キミ、この場所が何処か解るかな?」
- 482 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 15:24:29 ID:BuGTFEjU0
- >>480
「ん……」
見せられた地図を勝手に受け取り。
「……んー」
唸る。
>>481
「……そうなの?」
赤くなった女を見て。
一応少年なりに平静を装おうとしてみるも、どうにも上手くいっていない。
「……んー……場所は何となく分かる。けど、行った事は無いや」
- 483 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 15:33:05 ID:.6prKP66O
- >>481>>482
「……」
【二人はわからないと言っている……】
【しかも二人を包む空気……自分はここにいない方が懸命だろう……鎧の者もそこまで野暮ではない】
「……」ペコリッ
【二人に頭を下げて歩いていく】
ガシャンッ
【そして転ぶ……次は兜が脱げ……】
「……ッ!ッ!」
【見えたのはライトシアンのロングヘアー……髪自体に何か光源があるのか、うっすらと光っていた】
「……ッ!」
【急いで兜をかぶり直し、駆けていく……一瞬見えた顔付きはまさに少女だった】
- 484 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 15:37:30 ID:7hcwnxwgO
- >>482
「な、何が……そうなの、かな?」
赤く染まった顔で首を傾げる。
「んー……そっか」
「この地図に今の場所を付けて上げれば良いんじゃない?」
つ ペン
>>483
「……あぁ、解った」
ようするに、あの子はドジッ子なんだな……と。
取り敢えず、地図は返しておいた。
- 485 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 15:42:04 ID:BuGTFEjU0
- >>483
「あ」
行ってしまった。一応場所は分かるのに。
「……」
兜まで被ってたから完全に男だと思っていただけに少々驚いて。
「……大丈夫かな」
ポツリとつぶやいた。
>>484
「だから、その……」
視線を逸らし。
「……仕事の服、って、どんな仕事なの?」
「……行っちゃった」
鎧の少女が走り去っていった方向を指差して。
- 486 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 15:56:14 ID:7hcwnxwgO
- >>485
「べ、別に変な仕事じゃないよ?」
「ただのディーラーだよ?」
今更ながら服装隠そうと試みるが……隠れてない。
- 487 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 15:59:04 ID:BuGTFEjU0
- >>486
「ディーラー?」
軽く首を傾げる。素で何の仕事なのか分からないようで。
「……隠れてないよ」
その姿が面白かったのか、くすりと笑って。
- 488 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 16:02:55 ID:7hcwnxwgO
- >>487
「こ、こう……なんていうか……」
焦りと恥ずかしさからか全く説明になってない。
「解ってるよそんなこと!」
真っ赤にさせて叫ぶ様に。
- 489 : ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 16:08:58 ID:BuGTFEjU0
- >>488
「何?」
少年の顔は既に元に戻っていて。
単純な興味から、女の顔を覗き込みながら聞き返す。
「あはは……。真っ赤になるくらいなら着てこなきゃいいのに」
笑い声まで立て始め。
「……てかさ、寒くないの?その格好」
- 490 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 16:12:58 ID:7hcwnxwgO
- >>489
「こう、だから……」
説明できないことは無いと思うが、それは今の彼女には難しい事だった。
「笑うなぁ!」
言えない。これしか服が無い何て言えない。
もう一回言ったけど。
- 491 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 16:17:51 ID:BuGTFEjU0
- >>490
「……焦りすぎ。変なの」
焦る姿を見てまた、くすりと笑う。
中々に冷えた少年だった。
「はいはい……」
口では言う物のまだ少しだけ面白そうに笑い続け。
「じゃ、はい、これ」
笑いながら差し出すのは自分が着ていたジャケット。
と言っても、目の前の少年サイズなので着れるかどうかは正直微妙だけど。
- 492 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 16:25:38 ID:7hcwnxwgO
- >>491
「うぐっ…………」
最早どっちが大人か解りゃしない。
「ありがと……」
ジャケットを受けとると着てみる。
女の身体は細身なので上手く入る……と思った。
「……」
どうみても胸が邪魔です、本当にありがとうございました。
ジャケットのせいで逆に強調されてる気もする……。
- 493 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 16:29:48 ID:BuGTFEjU0
- >>492
「笑わせてくれたお礼……だけ、ど……」
硬直。
「……」
そこまで考えてなかった。偶然だ。いや本当に。
再度、少年の顔は赤みを帯びていく。
- 494 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 16:36:16 ID:7hcwnxwgO
- >>493
「……ど、どうした? 熱?」
心配して駆け寄って来るから大変だ。
「の、のむかい?」
オレンジジュース。飲みかけ。
- 495 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 16:43:32 ID:BuGTFEjU0
- >>494
「……!?」
近ぇ。何がとは言わないが。
「や、い、いい……!」
とりあえず視線を逸らし、ぶんぶんと首を振る。
心の中で、コイツ無自覚過ぎやしないか、と呟く。
- 496 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 16:47:34 ID:7hcwnxwgO
- >>495
「そうか……オレンジジュースは嫌か……」
そこじゃないと思う。付け耳も項垂れる。
「じゃあ何がいい? 買ってくるから」
公園の隅にある自動販売機を指差して。
- 497 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 16:53:48 ID:BuGTFEjU0
- >>496
「いや、そうじゃなくて……!」
視線は逸らしたまま。
何となく付け耳の動きにも気付いて。
「オレンジジュースは好き、だけど……」
だけど、言わない。言えない。そういう年頃。
- 498 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 16:58:03 ID:7hcwnxwgO
- >>497
「んぅ……そう」
難しそうな顔、寂しそうな声でジュースを飲む。
「年の子って、難しいね……」
おばあちゃん臭いセリフを言っている。
- 499 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 17:01:33 ID:BuGTFEjU0
- >>498
「あー、や、その……」
気まずそうに手をパタパタと振って。
「そんな顔されても困る、って言うか……」
「そうじゃなくて……なんていうか……」
さっきとは立場が代わり、此方が慌て始めた。
- 500 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 17:06:04 ID:7hcwnxwgO
- >>499
「仕方ないよ、解らないし。解るように頑張るから」
飲み干してしまった。
- 501 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 17:13:08 ID:BuGTFEjU0
- >>500
「……そう」
はあ、と少し溜息を付いて。少し落ち着ついて。
「……喉乾いた」
飲み干した傍からこの男は何を言うのか。
- 502 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 17:18:27 ID:7hcwnxwgO
- >>501
「ん、そう? それじゃあ買ってくるよ」
空き缶を片手に自動販売機へと歩いていく。
数分後、先程と同じ缶を手にしてやって来た。
「大丈夫かな?」
上から覗き込む。
- 503 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 17:22:36 ID:7hcwnxwgO
- //同じ缶じゃなくて同じ絵の缶。新しいやつね……。
- 504 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 17:24:05 ID:BuGTFEjU0
- >>502
「……ありがと」
缶を受け取り、口を付け。
「……」
未だ視線を向けずに。ただ気まずい空気が流れる。
- 505 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 17:28:56 ID:7hcwnxwgO
- >>504
「……?」
「まだ具合わるいの? あ、寒いならジャケット帰そうか?」
心配そうな面持ち。
- 506 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 17:35:01 ID:BuGTFEjU0
- >>505
「いや、大丈夫……」
でもジャケットは返して貰った方がいいかもしれない。
一瞬そう思ったが、それもどうか。
「……アンタの格好のが寒そうだし」
ジャケットを着てても、中はバニーだし。
- 507 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 17:41:52 ID:7hcwnxwgO
- >>506
「私は大丈夫だよ。寒さにはなれてるから」
「それに、熱が出てるときは暖かくしないとダメだよ?」
優しく微笑む。
- 508 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 17:47:51 ID:BuGTFEjU0
- >>507
「……俺も寒さはそこそこ平気」
言い、ジュースを飲み干す。
「……熱とかじゃなくて、ね」
此処まで気付かない物か、と苦笑で返して。
- 509 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 17:51:56 ID:7hcwnxwgO
- >>508
「そう? なら着とく」
「あ、ところで……私はクララ。キミの名前は?」
手を差し出して聞いてみる。
- 510 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 17:58:28 ID:BuGTFEjU0
- >>509
「うん。……やっぱり、その服、目立つし……」
これ以上気にしても目の前の女には伝わらないと諦め、視線を向ける。
視界に入るけど出来るだけ意識の外へ。
「……リョウ」
- 511 :クララ=アルバート:2010/03/22(月) 18:02:32 ID:7hcwnxwgO
- >>510
「リョウ君か、宜しく」
ニコッと笑う。
「もう大丈夫かな?」
- 512 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/03/22(月) 18:07:07 ID:BuGTFEjU0
- >>511
「……よろしく。変な人」
手を取り、少し笑い返す。
リョウの中で、クララはもう変な人になっていた。
「……大丈夫。何かごめん」
手を離し、苦笑を漏らして。
「それは貸しとくから。また会う事があったらその時返して」
ジャケットを指差し。
「じゃ、仕事頑張って」
笑い、その横を通り過ぎ、その公園を後にした。
- 513 :クララ=アルバート:2010/03/22(月) 18:18:39 ID:7hcwnxwgO
- >>512
「変な人って……酷い」
以前地に立った時とのギャップを感じた女。
「あ、うん。ありがとー」
ジャケットを着込み、途中まで閉める。
「仕事、長期休暇貰って来たんだけどな……」
頭を掻きながら見送って。
この都市に女の仕事場は無いのである。
「あ、探さないと……何処に居るんだろ」
女は歩を進める。
ジャケットのせいで女のただ一点に視線が集まって居たが、無論女がそれに気づく事は無かった。
- 514 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2010/03/22(月) 19:44:01 ID:sJI6A/2E0
- 都市には廃ビルが多い。
それは古いものであったり、また半壊したものであったりするが、
「――――」
彼はそこにいた。
まだ新しく、しかし何かの理由で廃ビルにされてしまったその建物の屋上。
腰を下ろしてぼんやりと空を見上げる。
- 515 :名も無き異能都市住民:2010/03/22(月) 20:01:23 ID:fP94A.NgO
- >>514
キィィィィィン ズガンッッ!!
耳を劈く音を立てながら、何かがビルの屋上に突き刺さる。
横幅約10m 高さ約5mの巨大な黒い三角形
いわゆるステルスジェットであった。
- 516 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2010/03/22(月) 20:06:14 ID:sJI6A/2E0
- >>515
「…………」
ぼんやりと空を見上げる。
暫く後、
「………………………………はっ?!」
気づく。
遅すぎるというかよく吹き飛ばされなかったなというか。
「え、え、何だ何だ敵襲か?!首狩り族のパワーが発動しちゃうのか!?」
動揺しながらも状況を確認しようとあたりを見回している。
- 517 :頼羽無為&√:2010/03/22(月) 20:15:49 ID:fP94A.NgO
- >>516
「やれやれ、ダメだったか」
『さすがに無茶だった』
上の方から話し声が聞こえる。
よく見ると、ジェットの縁に座っている影があった。
「ん? 誰か居たのか? いやぁすまn…なんだお前か」
『お怪我はありませんかー?』
一人はくたびれたスーツを着た男 もう一人はその息子。
- 518 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2010/03/22(月) 20:24:35 ID:sJI6A/2E0
- >>517
「なんだお前か」
座り直す。
特に怪我はないからそれでいいらしい。
「っつか、駄目だとか無茶だとか結構物騒な単語聞こえてんだけどよぉ、
……何やってんの?」
半目。
呆れた様子である。
- 519 :頼羽無為&√:2010/03/22(月) 20:37:10 ID:fP94A.NgO
- >>518
「なんだお前とは失礼なヤツだ」
自分のことは棚に上げる。
「いやぁ…俺の愛車がオダブツしちまってな」
『ボクたちは現在進行形で住所不定無職』
「だから俺の他の持ち物をタクシー代わりに使おうとしてたんだが…」
『第一段、ステルス機「シーカー」。結果はご覧のありさまです』
「"成層圏をぶち抜いて、貴方を目的地に垂直爆撃"…イケると思ったんだがなぁ」
- 520 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2010/03/22(月) 20:41:37 ID:sJI6A/2E0
- >>519
「その発言そっくりそのままお前にブーメランしてやろうか?!」
思わず裏手ツッコミ。
「はーん……
え、っていうかタクシー早く作ればよくね?あれ?
あと垂直爆撃は結構生身の人間には堪えるからな?間違ってもノーマルな人間にやるなよ!?」
- 521 :頼羽無為:2010/03/22(月) 20:54:42 ID:fP94A.NgO
- >>520
「やはりツッコミは扱い易い。問題があるとすれば絶対数が少ないことか」
『天然腹黒 関わらず、ボケに対してツッコミが少ないよね』
ものすごくメタな発言をしながら二人はヒョイと降りてきた。
「言っただろう、俺は住所不定だ。造ろうにも設備も素材もない」
『機竜の引き渡しも終わった以上、いつまでも千夜の施設を借りてるわけにはいかなかったんだってさ』
「安心しろ、この街じゃあノーマルが捕まることのほうが少ない。
…まあノーマルではなかったとしても一切保障はしないが」
『ボクだったら間違いなく乗らないよ』
- 522 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2010/03/22(月) 20:58:26 ID:sJI6A/2E0
- >>521
「ああ、俺もこの都市にはツッコミが少ないと思うんだよ……。
お陰でこの俺がツッコミに回らねばならないとかどういうこと……!!」
頭を抱えてごろごろ転がる。
よく分からないが悔しいらしい。
「いい加減住所見つけろって……機竜?」
身を起こし、
「何だ其れ……?最近作ったのか?」
- 523 :頼羽無為&√:2010/03/22(月) 21:13:47 ID:fP94A.NgO
- >>522
「諦めろ、よく喋るキャラというのは自然とツッコミに回ることになる」
『これすなわち運命。まさしくデスティニー』
nknhtの性質も多分に影響しているのは気のせいではないだろう。
「家に住むってめんどいだろjk…つーかお前はどうなんだ」
『メカ〇ジラじゃないほうの機竜だよ』
「お前の遠い親戚だよ。たぶん」
「ああ、コイツは厳密には俺のモノでは…いや、まあ"俺"には違いないんだが
…まあようするにずっと前から俺のもんだ」
男が軽くその巨大な三角形を叩くと、無駄な装飾のない黒一色のスマートな人型に変形した。
- 524 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2010/03/22(月) 21:19:45 ID:sJI6A/2E0
- >>523
「お前らもよく喋ってね!?あっれ何で俺だけツッコミ!?これが格差か……!!」
nknhtはツッコミではありません(ツンデレ風味)。
「俺?俺はほら、ふらふら空飛んでりゃ済むじゃねえか。
この都市広いからいくら飛んでも端にたどりつかねえしなー。
……ああ?」
頼羽の言葉に眉を顰める。
「親戚って……俺に家族はいねえぞ」
「SUGEEEEEEEE!!!!!
お前絶対なんか色々間違ってるよな!!こんだけすげえの持ってるのに住所不定とかおかしいって!!!!」
- 525 :頼羽無為&√:2010/03/22(月) 21:36:39 ID:fP94A.NgO
- >>524
「じゃあアレだ。ほらアレだよアレ。アレのせいだな」
『テンションのことが言いたいんだってさ』
だんだんこの男が適当になっていくのは、息子ができすぎてる故か。
「親戚ってのは血縁の意味じゃねーよ。見た目だ、見た目」
「ハハハ、だろ?もっと俺を褒め称えろ」
『すぐ調子に乗るからあんまり煽てないでね』
男が指を鳴らすと、スゥ、と人型は夜闇に溶け込むようにその姿を消す。
「コイツは隠密行動用…らしい。視覚から消えるくらいは簡単だ。俺の記憶が正しければ、な」
- 526 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2010/03/22(月) 21:42:29 ID:sJI6A/2E0
- >>525
「テンションか……魂の血圧ってやつだな」
うんうん頷き、
「確かにそれは高めだがな、いや、つーかお前どんどんマダオになってね?気のせい?」
「見た目?何それ、そんなのいんの?
……まあ、俺と似てるようなやつがいてもおかしくはねえけど、さあ」
悩む。
顎に手を当てて考え、
「うん、わかんねえや!」
思考放棄決定。
「ハハハ馬鹿ですかよ貴様。……どうだ、様までつけて褒め称えてやったぞ!」
絶対褒めてないが気にしてはいけない。
「あん?記憶が正しければ……って、忘れるくらい昔に造ったのかコレ」
- 527 :頼羽無為&√:2010/03/22(月) 21:54:22 ID:fP94A.NgO
- >>526
「低血圧なツッコミなんてなんかアレだろ。うん。アレだ」
『流石にこれはボクにもわからない』
「俺をあんな住所不定無職と一緒にすんじゃねぇよ」
やはり自分のことはry
「お前にしては上出来だ。よくできました、ハンコを押してやろう」
『お手』
もはやペット的な何か扱いである。
「んー…まあなんつーか…俺の記憶じゃないというか
まあ気にしたら負けってヤツだ」
漆黒の人型は、いつの間にかカノンの真後ろに姿を現していた。
- 528 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2010/03/22(月) 22:06:39 ID:sJI6A/2E0
- >>527
「まあアレだな、うん、アレだがな、それは分かりにくいぞお前。
あとさっきから自分のこと棚に上げまくりじゃね?リアルブーメランじゃね?!」
「ん」
丸めた手をルートの手の上に乗せてみる。
「……ほれ、お手だぞ?もっと褒め称えてみてもいいんだよ?」
「はーん?」
首を傾げるが、
……まぁ、人には人の都合ってもんがあるよなあ。
そう思った。
だから、
「うおっ、いつの間に俺の後ろに!?こやつ出来る……!!!」
気にしていないフリをする。
そうしながら、突撃によって壊されたフェンスに寄り、
「俺は背後を取られないように逃げるぜー、と」
背中から落ちる。
男の姿が見えなくなり、
「――――」
空に異形の金属の竜が浮く。
光翼を打ち振り、
「じゃあな」
身を揺らし、去っていく。
動きは緩やかに、しかしすぐに加速して。
空の彼方へ消えていった。
- 529 :頼羽無為&√:2010/03/22(月) 22:20:42 ID:fP94A.NgO
- >>528
「まあようするにアレだよな。俺にはわからんが」
自分でもわかっていなかったらしい。
『はい』
ポンッと乗せられた手にハンコを押す
そこに刻まれた文字は"よくできました"。
少年は満足気に笑っている。
「おう、またな」
『バイバイ』
軽く手を振りながら、遠ざかる竜を見送った。
「さて、…今日は帰るか」
『このビルほっといていいの?』
「大丈夫だろ。…たぶんな」
二人と一機は、まるで最初からそこにいなかったかのように姿を消した。
- 530 :瞑岸 朧:2010/03/22(月) 23:25:11 ID:BIudTXWkO
- 路地の一角、古風な建物。
闇夜に漏れる淡い明かりのみが、周囲にその存在を伝えている。
重厚なようで、酷く希薄な。水面に映る月にも似た佇まいの書店が、其処に有った。
名を、朧月庵と云う。
「……困ったね」
ぽつり、呟きつつ――開け放たれた扉から、黒い和装の男が顔を出した。
- 531 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 21:18:09 ID:rSRBD9/U0
- 【ゲーセン】
ソニッッブーンソニッブーンサマソォ
エイッ!ベシィ!タイガー!タイガーアパカッ!
ウーワウーワウーワ……
「私のサガットに勝てる相手はいないわぁ……」
だそうです。
- 532 :甲/スト2世代:2010/03/23(火) 22:09:58 ID:RF6msPw.0
- >>531
「……うっわ…まだゼロ残ってんのかよ…」
ゲーセンにて、懐かしの筐体に硬化を投じる
<ハドーケン!
「うわ、懐かしー…おら、神龍拳ッ!」
<ビビビビビビビビ…!
- 533 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 22:22:43 ID:rSRBD9/U0
- >>532
(あら、ストゼロをやってる人が居るわねぇ……珍しいわぁ。)
ちょうど、スト2が一段落したところだったので
ストゼロの台に移動。当然乱入します。
(ここは、ガイル……と見せかけてソドムでいくわぁ……)
- 534 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 22:23:35 ID:rSRBD9/U0
- // ちがうガイルじゃないナッシュやがな……
- 535 :甲/スト2世代:2010/03/23(火) 22:27:37 ID:RF6msPw.0
- >>533
「…お、乱入」
隅っこの台だけど来る奴ぁ来る
懐かしいなぁ、この感じ高校以来か
「よーし…やったるかい」
ぐい、と腕まくり
キャラは"ケン"勿論、真っ赤な胴着がトレードマーク
対戦相手の顔は見ないまま
<ラーウンワーン…ファイッ!!
ゲームスタート
- 536 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 22:31:43 ID:rSRBD9/U0
- >>535
「ふふふ、この私のソドムに恐れおののくがいいわ。」
ロザリアはじりじりと距離を詰めて……
ソドムの強キックを繰り出した!
実はソドムの強キックにはタイミングよくあてると、
ガード不能になるというバグがあり、相手ダウン→強キックを繰り返すと……
- 537 :甲/スト2世代:2010/03/23(火) 22:37:54 ID:RF6msPw.0
- >>536
「ん?……お?ぉお!?」
ミルミル減るぞ体力ゲージ
何だ?何でこんなポンポン技が入る?…つーか反撃出来ねえよこれ、え?ちょ…また強蹴り
<ウーワウーワウーワ…ダン、ダダン
「……ハメ…だと…?」
しまった…場末のゲーセンのマニアックな筐体には
―――強烈なオタクが住まう…!
<ラーウンツー…ファイッ
「――クッ!」
開始と同時にバックジャンプ
基点は強蹴りだとは分かった…でも
「(オイオイオイオイ…どーするよオイ…!)」
- 538 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 22:47:41 ID:rSRBD9/U0
- >>537
「ふふふ……圧勝ねぇ……
次も強蹴りから適当に転ばせて私の勝ちよぉ。」
というか、とりあえずダウンさせればよいのだ。
しゃがみ強キックなどの主力技でけん制しながらロザリアは攻めてくる!
一度でも転ばされると例の強キックはめがまっている!
一度食らうと操作をミスするまで決まり続けるあたりは某世紀末スポーツアクションゲーに
似ている……様な似ていないような。
- 539 :甲/スト2世代:2010/03/23(火) 22:54:33 ID:RF6msPw.0
- >>538
相手が強キックを使おうと攻めて来てるのが…まぁ、何となく分かる
「(ガード…解除、だよなぁコレ…多分)」
圧倒的不利
つーか、ぬるゲーマーにはきつ過ぎる相手で
「……」
コノヤロウ
「一矢報いるまでぁ―――」
ソドムが、蹴りのモーションを見せる
「―――死ねるかぁああッ!!!!」
屈むケン、スーパーコンボ発動
ゲージ三つ消費して放つ
ケン最大の――"割り込み技"
「神・龍・拳ッ!!!!」
派手なエフェクトで懐から飛び上がる
「オラァアアアアアアッ!!!!」
ボタン連打で多段ヒットを狙う――決まるか…?
- 540 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 23:01:33 ID:rSRBD9/U0
- >>539
――ベシィベシィ
「んなっ!?」
先ほどまでほくそえんでいた
ロザリアの顔が、驚愕に彩られた。
「ああああ……ソドムがぁ……」
まさか、このタイミングでッ!
さすがにこれには反撃できず、体力をごっそり持っていかれる。
ろざりあ に せいしんてきだめーじ!
- 541 :甲/スト2世代:2010/03/23(火) 23:05:32 ID:RF6msPw.0
- >>540
「ぃいよっしゃあ!見たかコンニャロメ!」
反撃に勢いを増したかに見える画面のケン
さあ、ここからだと意気込む甲
だがしかし
<ウーワウーワウーワ…ダンッダダンッ
<ユールーズ
「……」
勢いはそこまで
そこからは悲惨な物で
如何ともし難い実力差は確かに結果として現れた
「…溜息も出ねえ」
- 542 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 23:13:10 ID:rSRBD9/U0
- >>541
「ふぅ、なにやら恐ろしい相手だったわぁ……
ここまでプレッシャーを感じるとは……」
ふぅ、と一息ついて。
「一体、どんな相手だったのかしら……」
筐体|ω・)
そろーりと顔を出して
- 543 :甲/スト2世代:2010/03/23(火) 23:19:58 ID:RF6msPw.0
- >>542
「く…やはりスト2(※ゼロです)ツワモノぞろい…侮れん…」
悔しさが滲む
しかし流石にすぐに連コインする気は起きずに
「…よっこいせ」
缶コーヒーでも買うか、と立ち上がる
ついでに、今のエゲツナイ戦法を使う相手はどこのオタクだか、と見て行こうとして
「ん?」
筐体|ω・) ←
「ロザリアァアアアアアアアアア!!?」
つくづく、変な所で出会う二人であった
- 544 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 23:24:03 ID:rSRBD9/U0
- >>543
「甲ぉぉおおぁあぁああぁ!!!?」
甲と同じく、素っ頓狂な声をあげ、
ドリフよろしくゲーセンのイスから転がり落ちてしまった。
ちなみに今日のロザリアの服装はいつものゴスロリドレスではなく、
デニムのスカートと水色のキャミソール。
完全に、プライベートなあれである。
- 545 :甲/スト2世代:2010/03/23(火) 23:28:38 ID:RF6msPw.0
- >>544
「おま、おおお、お前…!俗世界に染まりすぎだろ…つーかソドムて…」
アチャー…と顔を手で覆う甲くん
ロザリアの庶民な部分を知り過ぎる男
まぁ、取り合えずスカートでずっこけるのはよろしくない
「……」
どう声を掛けて良いか迷いつつ、手を差し伸べる
- 546 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 23:35:32 ID:rSRBD9/U0
- >>545
チュンリーでもキャミィでもなく、ソドム。
少なくとも、うら若き乙女が選ぶようなキャラではない。
「いいじゃないの、ソドムが一番しっくりくるんだから!」
甲の手をとって立ち上がり、
スカートの埃をぱしぱしと、軽く払う。
「どんどん私のイメージが崩れていくわぁ……」
- 547 :甲/スト2世代:2010/03/23(火) 23:41:39 ID:RF6msPw.0
- >>546
「いやぁ…うん、まぁ…好戦的な視線が、良いんじゃねえの?」
頭をカリカリかいて、デモシーンが流れるゼロの筐体を眺める
「ストレス解消とか…趣味はまぁ、人それぞれだからイメージも何もねえさ」
よく見ると、懐かしい2D格闘ゲームのハイスコアの欄には同じ名前が並んでいて
まさか、と思いながら
「この間のバイトも…うん、今日のそういう服も新鮮で良いと思うぜ?」
- 548 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/23(火) 23:42:40 ID:WVrfsEdY0
- 「あう〜…ここはどこなのかなの…」
【なぜかゲーセンに一人の少女が入っている】
「う〜…おとがおっきいなの…」
【軽く耳をふさいで軽くうずくまる…】
- 549 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/23(火) 23:55:28 ID:rSRBD9/U0
- >>547
「でも、そのねぇ……」
とりあえず、恥ずかしそうにゲーセンの端っこへ。
あまりはやっていないゲーセンらしく、客足はまばらだ。
「ま、とりあえずあなたと共通の趣味を、
持っている、という事が分かったのでよしとしましょう。うん。」
ロザリアはちょくちょくこのゲーセンで遊んでいるようだ。
壁に貼ってある大会の上位入賞者の名前に、『ろざりぃ』と書いてある。
おそらく、というかそのまんまロザリアに違いない。
>>548
「あらあらディス……奇遇ねえ。」
うずくまったディスに駆け寄って。
今日のロザリアはカジュアルな服装だ。
- 550 :甲/スト2世代:2010/03/24(水) 00:07:24 ID:RF6msPw.0
- >>548
「(いや、入れちゃダメだろ…店員)」
それはロザリアにも言える事だけど
交番勤務には複雑な心境
>>549
同じく、そういえばこの時刻にゲーセンに居たらアカン少女の
「……うそぉ…」
輝かしい記録を目の当たりにして驚く
同じ趣味、と言われても所詮ぬるゲーマー
どう考えても大会になんて出場してない…そもそもやってる事も初めてしったりして
「(お忍びちゃうんかい…)」
ガッツリ派のロザリアの、その大らかさに苦笑した
「ディスが来たな…」
目配せして
「俺、もう行くけど、保護者だろ?しっかり頼むな」
ぽん、と肩を叩いて
その場を後にした
- 551 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/24(水) 00:08:47 ID:WVrfsEdY0
- >>549
「あう〜…『ろざりあ』なの〜」
【顔をあげてロザリアを見る】
「う〜…なんだかここうるさくてなの…」
【感覚が過敏なディスにはつらい音のようだ】
>>550
「あう〜…?あ、さよならなの〜」
【甲を確認して慌てて手を振った】
- 552 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/24(水) 00:14:26 ID:rSRBD9/U0
- >>550
「あっ、ええ……分かったわ。」
ディスの相手をしながら、甲の後姿を見送り。
>>551
「そうねぇ、少し静かな場所へ行きましょう。」
ロザリアが、ぱちんと指を鳴らす。
すると、次の瞬間にはどこかの寂れた公園の真ん中に立っていた
- 553 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/24(水) 00:18:50 ID:WVrfsEdY0
- >>552
「あう〜…しずかになったなの」
【ふう、とため息をついてディスはその辺に座る】
「あそこはなんだったのかなの〜…」
【首をかしげながらディスは呟いた】
- 554 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/24(水) 00:22:51 ID:rSRBD9/U0
- >>553
「ゲームセンターといって、若い人たちが遊ぶところよ。
ディスには、ちょっと早すぎるかもねぇ。」
ディスの頭を愛しそうになでなでしながら。
「こんど、一度いってみる?」
- 555 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/24(水) 00:34:28 ID:WVrfsEdY0
- >>554
「あう〜。あそぶところなの〜!
たのしいところなのかなの〜」
【新しいものへの好奇心がわいている顔だ】
「うん、でもあそこ…おとがおっきくてちょっとくらくらするなの…」
【しかしすぐに困った顔になる……】
- 556 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 00:34:44 ID:.6prKP66O
- 「おぉっと……そいつはさせねぇぜぇ?」
【何処からか聞こえる不快な声……】
「ガキが二人……簡単に消せそうだ……なぁ?」
【空間を裂き、真っ黒な服に身を包んだ男が一人……
二人の前に降り立った】
- 557 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/24(水) 00:39:38 ID:rSRBD9/U0
- >>555-556
「困ったわねぇ……」
しかし、むしろそれを少し楽しむように、
ディスの髪の毛を撫でるロザリア。
それを、乱す男が一人現れる。
「……不粋ねぇ、ディスつかまっておきなさいな。
『静かな場所』にいきましょうか。」
ロザリアも、同じく空間を開きディスと共に消える……
//上弦ごめんね、落ちないと・・・(´・ω・`)
- 558 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/24(水) 00:41:23 ID:WVrfsEdY0
- >>556
「あう?だれ…」
【そのパラケルススの姿を見た瞬間】
「あ…ううう…」
【見るからにディスの顔が青ざめて、恐怖の色になった】
>>557
「あ、『ろざりあ』…うん…なの」
【ディスはロザリアにしっかりと捕まって、一緒に消えていった】
//すいませ…ん
- 559 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 00:44:02 ID:.6prKP66O
- >>557>>558
「……逃げたか……おのれッ……」
【そんな力がある等と知らずに迂闊だった……黒い男は悔しそうに虚空を眺めていた】
//タイミングを誤った……だと!?
//気にしないでね!
- 560 :もふもふ神:2010/03/24(水) 00:54:01 ID:PBnIervYO
- 「ぅやー……」
むにゃむにゃと眠そうに目をこすり、しろさんのうえで船をこぐ神様がいる。
- 561 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 01:00:36 ID:.6prKP66O
- >>560
「……ッ!」
【黒い男は少女と謎生物を見つける】
「……そうだ……そうだな……お前でいい……」
【邪悪な気配が神様に接近】
- 562 :もふもふ神:2010/03/24(水) 01:06:14 ID:PBnIervYO
- >561
「んむー…」
どうにも他者からの『悪意』自体に鈍感らしく、神様は未だ船をこいでいる…
『!!?』
が、しろさんは気づいたらしくゆっくりと一人と一匹の気配が希薄になりつつある。
謎の移動法でこの場から消え去ろうとしているらしい。
- 563 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 01:11:29 ID:.6prKP66O
- >>562
「おぉいおい……お前等が消えたら私の収まりがつかないじゃあないか……」
【素早い動き、体が不気味に光ったと思えば目の前に】
「消えるなよ……私が代わりに消してやるからよぉ!!」
【地面が沸き上がり、壁が神様達の全体を囲む】
【そして、囲んだ壁もろとも破壊する力で掌底を放つ】
- 564 :名も無き異能都市住民:2010/03/24(水) 01:24:38 ID:PBnIervYO
- 「んー……ぁ…」
未だ覚めぬ意識。未だ出来ぬ逃避。壁それ自体移動に支障を来すものでは無いが、しかし僅かに時間が足りない。
「……むにゃ」
にも関わらず、神が惰眠を貪るっているのは何故か。
掌底は不可思議な紋様に阻まれている。
――ウフフ――
笑い声が聞こえる。
紋様が掌底と拮抗する僅かな時間、しかしその僅かな時間は、弱き神が逃げ仰せるには十分だった。
『ウフフ』
笑い声は、近づいて来ている。
- 565 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 01:29:35 ID:.6prKP66O
- >>564
「もらった……」
【勝利を確信して、笑みを浮かべるが……】
「なにぃ!?」
【己の攻撃を阻む珍妙な術……
再び逃走を許した事により、パラケルススは顔を歪める】
「誰だ……私の邪魔をする者は……」
【響く声に向けて問い掛ける】
- 566 :名も無き異能都市住民:2010/03/24(水) 01:40:48 ID:PBnIervYO
- >>>565
『駄目じゃない。私の神様に手を出すなんて』
艶のある、聞く者を何処か不安定にする様な声音。
『…駄目じゃない。私達の光を奪おうなんて』
闇夜を溶かしたような法衣に身を包んだ妙齢の女性は、狂気にも近い敵意を妖しい瞳に映して
『駄目じゃない。駄目じゃない……駄目じゃない……ウフフ』
掌底を阻んだ紋様と同様の術式を纏いながらパラケルススの前に立ちふさがる。
- 567 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 01:47:46 ID:.6prKP66O
- >>566
「おいおいおい……とでもない野郎が出て来やがったなぁ……
なんだか知らないがな……私の糧にしてやるんだよ……
感謝してもらいたいものだなぁ……それとも?」
【瑠璃と真紅のオッドアイは狂気の女性を見据える】
「私とやろうってかぁ!?」
【同じく男は大量の剣を出現させ迎え撃つ】
- 568 :教祖:2010/03/24(水) 02:05:15 ID:PBnIervYO
- 『あまりね?私は荒事は得意でないの』
虚空から木製の杖を取り出し振るう。
『……私の神様に手を出したら……でもね?出しちゃあ行けないのよ?』
すると蝕むように不気味な紋様が世界に拡がり
『教団の皆も困ってしまうじゃない』
ジクジクとした『痛み』が世界を襲う。
痛みは女性に近づく程に大きくなるようだ。
『だから貴方にはノロイとお仕置きが必要でしょう?』
- 569 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 02:11:56 ID:.6prKP66O
- >>568
「ハッ……お前も狂気に囚われた人間か……ん?」
【全身に痛みを伴う……それを感じパラケルススは笑う】
「神様ぁ?あいつが?
……ならばますます私の糧になって貰わなくてはなぁ?」
【痛みに怯まずに、狂気の女性に近付いていく】
「それに、呪いを受けるのは……貴様だぁ!!」
【繰り出される掌底……舞う剣……】
【剣を受けたら勿論、大怪我は間違いない……
そして今回繰り出された掌底に当たったのなら……ダメージこそ無いが、全身が地獄の様な痛みに苛まれるだろう】
- 570 :教祖:2010/03/24(水) 02:33:36 ID:PBnIervYO
- 『狂気じゃないわ。信仰(アイ)よ』
身体に纏った紋様が大剣に向かい絡みつき、僅かに剣舞を鈍らせる。迎え撃つ杖は魔力を伴い、掌底の軌道を逸らす。
『血は、絆……絆は縁…縁は、呪い…』
肩口を切り裂かれ、脇を掠めた掌底からは地獄の痛み。
口の端から血を流し、紡がれる言葉。返り血は大剣とその持ち主を濡らし、妖しく鈍く輝いて
『信仰(アイ)を、狂気が……』
ぞるりと、牙を剥く。
『嘲うものじゃあ……ないわ』
- 571 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 02:48:04 ID:.6prKP66O
- >>570
「アイだぁ?そんな便所に吐き捨てられたタンカスにも劣る物がどうしたって!?
えぇ!?」
【攻撃は狂気の女性を捉えた……】
「ほぉらよぉ!!
何にも出来なかったじゃあ無いか!!
そんな物に固執する貴様等の負けなんだよぉ!!」
【再び一撃を見舞おうとした瞬間……
呪いの返り血に気付く……何かがおかしい
この血は……何かがおかしい】
【その瞬間、返り血は刃物になり男を貫く】
「ぬ、ぬぉぉああぁぁあああぁあぁぁ!?」
【全身を貫かれ、口から血を吐き出しながら男は後退する】
- 572 :教祖:2010/03/24(水) 03:01:07 ID:PBnIervYO
- >>571
『もふちゃん……もう、十分逃げた……から、私も…帰る、わ。……ウフフ』
苦痛を与え、呻かせる事は出来る。血が刃で苦鳴を上げさせる事も出来た。
それでも、殺しきるには至らない。
『貴方の命は、遠いのねぇ。お仕置きは…もう終わり。もし、次があるなら――』
ドロリと地面に沈み込んでいく女性。最後の言葉は掠れて聞くことは出来なかった。
―ウフフ―
ただ、笑い声だけを残して。
- 573 :パラケルスス ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 03:04:32 ID:.6prKP66O
- >>572
「待てぇ!貴様逃げるのかっ!!」
【声は届かない……狂気の女性の姿はもう何処にもない……】
「おのれ……オノレオノレ!!
クソッタレがぁ!!」
【憎しみの声を上げながら、男は空間の裂け目の中に入って行った】
- 574 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 14:20:54 ID:.6prKP66O
- 【街を楽しそうにメイドと歩くミントグリーンの髪を持つ白服の少女】
【そして流れる音楽】
「高鳴る胸が♪ドキドッキバクバク♪
周りの空気を♪震わせってるわ♪
恋する予感に♪ワクワックビクビク♪
私の〜♪心を〜♪
迷わせてるわ〜♪
私の美貌がオーラを放出♪
周りの♪草木も♪私に〜♪
胸キュン〜♪
そんな美少女〜♪
(ドキューン♪ドキューン♪ドキューン♪)
天使にビーナス♪
女神に妖精♪
全てが〜♪私に〜♪
ピッタリなのよ〜♪
I am アウテリート♪
Prettyアウテリート♪
私は〜♪私は〜♪
アウテリート♪
I am♪Pretty♪
アウテリート♪」
【無事に1コーラス歌い切ったお嬢様はご満悦です】
- 575 :すえぞお:2010/03/24(水) 14:24:44 ID:nWKoaA8o0
- >>574
街中、少女が上機嫌で歩くその近くで道を占領する黒い巨体。
やや肌寒い中、日を浴びようと翼を広げ余計に人通りのジャマになる。
「…………」
聴力が高い故に、離れた距離からでもはっきりと聞こえるその歌詞。
別に少女を視野に入れていたわけではないが、歌詞の内容に顔をしかめる。
「…ないわー…」
誰に言うでも無く、ぼそりと否定の言葉を呟いた。
- 576 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 14:32:00 ID:.6prKP66O
- >>575
「喝!!」
【聞こえてしまったのか、黒い巨体に向けて般若の形相】
「大きなトカゲ風情が……
私の美貌に……美声に……歌に……なめた口を聞くんじゃありませんわぁ!!」
【ドヒュンッと回転しながら飛ぶ】
【説明しよう!お嬢様はお友達の天才少女から頂いたジェットブーツで空を飛べるのだ!!】
「スープにしてやりますわ!!」
【その姿、まさにサイコクラッシャー!】
【メイド達は必死に止めようとお嬢様を追い掛けています】
- 577 :すえぞお:2010/03/24(水) 14:36:53 ID:nWKoaA8o0
- >>576
「…………」
うわぁ、面倒臭いことになったな、といった表情。
「…生憎人間の美貌とか美声とか興味無いんで
できれば美竜とか美獣とか連れてきてくれると有難いんだけど」
たまたま近くにあったマンホールの蓋を持ち上げ、盾代わりに少女に向ける。
巨体が逃げ回るには些か狭すぎるようだ。
「まぁまぁ落ち着け、俺スープにしたら鍋が溶けるぞ」
体液:猛毒かつ強酸。なんというか、悪役の素養アリである。
- 578 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 14:41:50 ID:.6prKP66O
- >>577
「そんなもん錬金術でどうにでもなるんじゃぁぁぁぁい!!」
【回転は速度をまして突撃……そして!】
ゴイィィィィン……
【マンホールにぶつかったぁ!
効果は抜群だぁ!!】
「むきゅ〜……」
- 579 :すえぞお:2010/03/24(水) 14:46:38 ID:nWKoaA8o0
- >>578
「…錬金術の使い方を激しく間違えてる気がする」
流石にコレやばくね?といった様子で
マンホールを持つ手(前足)に力を込め、防御の姿勢を取るが
「…………うわ」
…自らマンホールにぶつかり、撃沈する少女。
衝突の衝撃でびりびりと振動するマンホールを手放し、その様子を伺う。
「………ブフッ」
しかし、あまりの滑稽さに思わず吹き出してしまった。
- 580 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 14:53:04 ID:.6prKP66O
- >>579
ピクピクッ
【スーパーピクピクタイム】
「ガッデーム!!」
【しかし、急に起き上がって再び鬼の形相】
「キィーッ!食らいなさい!!
巻き髪ビームランチャー!!」
ウィーンガッシャン
バヒューン!!
【巻き髪からビーム砲を撃ち出すトンデモお嬢様】
- 581 :すえぞお:2010/03/24(水) 14:56:10 ID:nWKoaA8o0
- >>580
「…お、おーい 大丈夫ってのわぁあっ!?」
先ほどから想定外の連発だ!
「ちょっ、落ち着けって!俺は何もしてないだろ!?」
再びマンホールガード。
今度もまた弾き返せれば良いのだが。
「ってかそもそもガシャンって何の音だよ!?」
- 582 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 15:02:58 ID:.6prKP66O
- >>581
「オーッホッホッホ!馬鹿ですわね!!
その攻撃は反射するんですわ!防いでも無駄無駄無駄ぁ!!
反射を続け貴方に当たりますわってぎゃぁぁぁぁぁ!?
こっちに来たぁぁぁぁぁ!?」
【マンホールから反射してお嬢様に命中!】
「あばばばばばば!!」
【効果は今一つのようだ】
- 583 :すえぞお:2010/03/24(水) 15:08:40 ID:nWKoaA8o0
- >>582
「………」
反射したビームが命中。何というか、反応に困る。
強いて言えば攻撃をはじき返すといえばガノンドルフとかそんな感じだな、とか考えつつ。
「…いや、とにかくまずは落ち着けって」
体温が上がらないせいか、低血圧なのか、テンションは低い。
方や理不尽な怒りに燃えている。この差は何なのか。
- 584 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 15:14:59 ID:.6prKP66O
- >>583
「ウガーッ!!もう許しませんわ!!」
【何処からか無数の爆弾を取出し、乱れ投げ】
「オロロロローン!!」
【色々と間違った量の爆弾をぶん投げ続ける】
「RPG!!」
【なんか黒い鷹が落ちそうな発音でロケットランチャーを構える】
- 585 :すえぞお:2010/03/24(水) 15:19:14 ID:nWKoaA8o0
- >>584
「…あー、うん、無いわって言ったのは謝る」
これ以上面倒にしたくは無いのか、とりあえず謝罪。
しかし、この言葉が彼女の耳に入っているのかは甚だ疑問ではあるが。
「謝るから、そろそ… …うぉぉぉおいっ!?」
喋っている途中にも次々と爆弾が投下され、流石に焦る。
「…ああもう!いい加減に…!」
翼をめいっぱいに広げ、砂煙を立てて一気に飛び上がった。
…中途半端な位置にあった爆弾は、強風でピッチャーの手元に戻っていきそうだ。
- 586 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 15:24:23 ID:.6prKP66O
- >>585
「ナァーハッハッハ!!塵も残さず消えなさいな!!」
【強風でもスカートを気にせずにロケットランチャーを発射……だが……】
【持ち方が逆だった……RPGすら持ち方を間違えるのでした……
当然、爆発はお嬢様とメイド達の背後で起き
さらには風で戻って来た爆弾に引火……】
ドボボボバババババボババババドゥドドドドドドゴゴゴゴゴゴ!!
「ぬぁんですってぇ!?」
【超爆発がお嬢様とメイドを巻き込むのでした】
- 587 :すえぞお:2010/03/24(水) 15:28:14 ID:nWKoaA8o0
- >>586
「…いい加減…に…」
次は何か、と彼女の方を見やるが―――
「………うわぁ」
無数の爆弾の炸裂に巻き込まれる少女とメイドたち。
街中で起こるそれはまさに
「……地獄だな、こりゃあ」
ぼそりと呟きつつ、爆風の影響を受けない位置に退避する。
- 588 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 15:31:53 ID:.6prKP66O
- >>587
「ぎにゃぁぁぁぁ!!」
【ワーキャーとうるさい叫びの後、そこには真っ黒になったお嬢様とメイドの姿が】
「ぬがぁぁぁぁ!!」
【でもギャグ漫画よろしくすぐに元の状態に】
「ぬぐぐぐぐ!」
【足をドンドンと地団駄を踏んでいた】
- 589 :すえぞお:2010/03/24(水) 15:34:56 ID:nWKoaA8o0
- 「…いや、謝るから落ち着けって、な?」
どすんっ、と音を立てて着地。
「これ以上やっても多分被害広がるだけだし…
…っていうか、既に焼け野原じゃねえか」
…周囲のモノが色々と吹き飛んでいる。
- 590 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 15:38:09 ID:.6prKP66O
- >>589
「……」
【辺りをキョロキョロ】
「……テヘッ☆」
【焼け野原で可愛らしく笑うお嬢様がいた】
「ならばさっさと謝りなさいな!!
やれ謝りなさいな!それ謝りなさいな!!」
- 591 :すえぞお:2010/03/24(水) 15:42:44 ID:nWKoaA8o0
- >>590
「…あーあ、こりゃあひでえ」
被害総額にしたら幾らになるかな、とか考えつつ
まぁこれは俺の責任じゃないしと一息。
「………誰だ、こんな教育をしたのは」
そのあんまりな態度に、思わず苦笑を浮かべ。
とりあえず謝っとけ、という考えも一瞬で消え去ってしまったようだ。
「…やっぱ断る、つうか喰う」
脅しのつもりか、ずいと歩み寄ってわざとらしく牙を見せ付けた。
- 592 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 15:47:38 ID:.6prKP66O
- >>591
「あぁあ、駄目じゃありませんのトカゲさん……
こんなに街を目茶苦茶にして、退治されますわよ?」
【全責任をすえぞおに押し付ける気満々である】
「キャー!食べられますわ〜♪」
【その脅しを利用して罪を押し付ける】
- 593 :すえぞお:2010/03/24(水) 15:54:24 ID:nWKoaA8o0
- >>592
「…………」
この状況だけを見られると、明らかに自分が不利である。
方や巨大な竜、方や華奢な少女(とメイド)。
「…こ、こいつ…!」
周囲に眼をやるが――証言者はあらかた逃げてしまったらしい。
「…………」
しかし、そのメイド達はまだ常識がありそうだ。
とでも思ったのか、ちらりと少女の背後に立つメイドにアイコンタクトを試みた。
- 594 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 15:59:21 ID:.6prKP66O
- >>593
「キャー!誰か〜♪」
【全責任を押し付けるのが成功しそうだ……お嬢様は楽しそうに笑っているが……】
『あ、あの……』
「……」
【何かを言おうとしたメイドが急に黙って、知らないふり
原因はアウテリートが無言の圧力をかけていたからだ】
- 595 :すえぞお:2010/03/24(水) 16:04:48 ID:nWKoaA8o0
- >>594
「………oh…」
黙り込むメイドを見てその境遇を理解する。
しかし、この状況では同情する暇も無い。
「…よし、やっぱ喰う!」
楽しそうに笑い余裕しゃくしゃくな少女目掛け、
上斜め45度の角度から飛び掛った。
- 596 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 16:10:44 ID:.6prKP66O
- >>595
「ナァーハッハッハ!!ってうぉあ!?」
【頭に!マークを浮かべて走り出す
メイド達も一緒に】
「このまま逃げて貴方を犯人に仕立てあげてやりますわぁ!!」
- 597 :すえぞお:2010/03/24(水) 16:15:03 ID:nWKoaA8o0
- >>596
「メイドっぽいヤツら!邪魔だからどいてくれ!」
狙いはアウテリート一人、被害は増やすまいと多少の努力はする。
「ぬけぬけと…今すぐその首喰い千切ってやる!」
モーションは大降りだが、体が大きい分想像以上に動きが早い。
ブーツで加速していてもすぐに追いつかれてしまいそうだ。
- 598 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 16:18:57 ID:.6prKP66O
- >>597
『ひぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!』
【メイド達はすえぞおを怖がって泣きながら逃げる】
「あっ!よくも私のメイドを泣かしましたわね!?」
【自分のせいなのにお嬢様は怒る始末】
「許しませんわよ!
あ!あんな所に美味しそうなご飯が!!」
【でもやる事はせこかった】
- 599 :すえぞお:2010/03/24(水) 16:22:49 ID:nWKoaA8o0
- >>598
「お前のせいだ!お前の!!」
どすどすと音を立てて追いかける追いかける。
「お前に許される筋合いは… …おぉっ?」
少女が指差した方向に眼を向け、一時立ち止まる。
…三大欲求には正直である。
- 600 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 16:25:07 ID:.6prKP66O
- >>599
「いぃぃぃまぁぁぁですわぁぁぁぁ!!」
【加速して超逃げる!メチャクチャ逃げる】
「まったく!いきなり襲い掛かるなんて失礼極まりありませんわ!!」
【ドタドタと走り続ける】
- 601 :すえぞお:2010/03/24(水) 16:29:55 ID:nWKoaA8o0
- >>600
「…………!」
ワンテンポ遅れ騙された事に気付く。
「…こんな典型的なッ!」
少女が恨めしいやら自分が情けないやらなにやら。
しかし、既に少女は視界から外れ―――
「………oh…」
……見失ってしまったようだ。
- 602 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/03/24(水) 16:32:00 ID:.6prKP66O
- >>601
「よっしゃあ!逃げ切りましたわ!!
このまま家まで一直線ですわぁ!!」
『は、はい!』
【お嬢様とメイド達は逃げ帰っていきました】
- 603 :すえぞお:2010/03/24(水) 16:35:10 ID:nWKoaA8o0
- >>602
「…不味い、こりゃあ不味いぞ」
少女を見失い、先ほどの現場に人が集まり始めている。
当然、それに伴って周囲からは疑惑の視線が。
(…暫く街にゃあ降りれないわこりゃ)
これ以上人が増える前に、とすぐさまその場から飛び去っていった。
//おつー
- 604 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/25(木) 22:03:05 ID:rSRBD9/U0
- 【どこかの本屋】
「ええと……これと、これと……
……これも買っていこうかしら。」
ロザリアは読書家である。
例の部屋にも個人的な書斎があり、それなりの蔵書を持っている。
今回は、参考書を買っている様だが……
- 605 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/25(木) 22:15:24 ID:.6prKP66O
- >>604
「金髪ツインテールの幼女がいると聞いて!!」
【本棚の向こうから、本を崩しながら頭を飛び出させるミントグリーンの髪の男】
【それはいつしか敵対した事のある顔】
【手には『ドキッ☆マジで溢れる雫ちゃん』と言う本を握っていた】
- 606 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/25(木) 22:31:10 ID:rSRBD9/U0
- >>605
「!?」
持っていた本を、ばたばたと取り落として。
「いきなりなんですの!?
あ、貴方は以前の……!」
瞬時に、ロザリアの右手に魔力が満ち、
赤いオーラを纏っているかのごとく光る。
(ここで戦うと被害が……でも、仕方ないわ……!)
右手から、赤い稲光を矢のように放った!
- 607 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/25(木) 22:34:21 ID:.6prKP66O
- >>606
「いや、だから金髪ツインテールの幼女がいると聞いて……」
【モゾモゾと這い出てきて決めポーズ】
【ロザリアの攻撃は簡単に男に命中する】
「ぎにゃぁぁぁあぁああぁあ!?……ガクリッ」
【プスプスと煙を上げて倒れる】
- 608 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/25(木) 22:38:39 ID:WVrfsEdY0
- 「…あう〜?」
【首をかしげてディスが書店の中に入ってきた】
「…ここはだいじょぶかなの〜…」
【不安げな顔である】
- 609 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/25(木) 22:41:07 ID:rSRBD9/U0
- >>607
以前、一度パラケルススによって死に掛けた経験があるロザリアは
上弦が倒れても、まだ攻撃態勢をとかない。
「……簡単に攻撃が決まりすぎている……
まさか、幻術か、身代わりの類……?」
周囲をきょろきょろと、見回して。
客の反応は逃げたり、警察に通報したりと様々だ
- 610 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/25(木) 22:49:54 ID:.6prKP66O
- >>608
【そこには客や店員がパニックになった光景と黒焦げの上弦の姿が】
【でも黒焦げの上弦は元気そうです】
>>609
「あ、危ない……もう少しで振り向く所だった……」
【黒焦げの男は笑いながらジョジョな事を言い出す】
「こんな強力なツンデレだって!?
仕方がない!これしか無い!!」
【懐を漁って取り出した物は……】
「ほぉら、ペロペロキャンディだ!
金髪ツインテールの幼女さん、落ち着いてレッツペロペロ!!」
【歯がキラーンッ】
- 611 :もふ神様と教祖様:2010/03/25(木) 22:51:04 ID:PBnIervYO
- 「大丈夫なの?大丈夫なの?」
「えぇ、もう大丈夫ですよ。もふちゃん達のおかげです。ふふふ……あら?」
しろさんに乗った神様に寄り添い歩く、闇色の女性は幸せそうに笑っている。
どうやらそちらの喧噪に気付いたらしい。
- 612 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/25(木) 22:56:00 ID:rSRBD9/U0
- >>608
「ディス、逃げなさい!」
叫ぶロザリアの右手には魔力が
常人にも見えるほど集中している事が分かる。
そして、黒焦げの上弦も見えるだろう。
>>610
「クッ……死ね!」
再び、先ほどの赤い稲光の矢を上弦に対して放つ。
通常の電撃よりも、高い電熱を帯びたそれは、
キャンディなどたやすく溶かしてしまうだろう。
あめが焦げ付くと悲惨なくらいとりづらい……
>>611
ロザリアはまだ、もふもふ達には気づいていないが、
店員や客たちが、再び始まったロザリアの攻撃から逃れようと
店の中から飛び出してくる。
まだ警察は来ないようだが・・・
- 613 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/25(木) 22:59:13 ID:WVrfsEdY0
- >>610
「あうあう〜?
『じょうげん』だいじょぶなの?」
【パニックそっちのけでディスは上弦の近くに駆け寄った】
>>611
「あう?だれかなの?」
【首をかしげて二人?の女性に顔を向ける】
>>612
「あう!?あぶないなの!」
【慌ててその場から飛びのく】
「えっと…このひと『じょうげん』なの!
『でぃす』のともだちなの〜!」
【そして慌ててロザリアのほうへ駆け寄る】
- 614 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/25(木) 23:03:37 ID:.6prKP66O
- >>611
【そこの光景、神様に無礼を働いた男と同じ顔がペロペロキャンディを持っていた】
>>612
「あっ!やめて!飴は焦げたら全然落ちないんだから!!」
【飴が溶けたのを見て分解させる】
「危なぁぁぁぁぁい!!」
【アクション映画的に飛んで避ける……
しかし攻撃の余波で吹き飛ばされ頭をぶつけた!】
>>612
「なんてこった!!こいつは電撃か!?」
【そして落ちていた赤い表紙の本を発見】
「うおぉ!?」
【ディスと赤い本をひったくってロザリアに向き合う】
「相手が電撃ならこっちも電撃だ!!
ザケルッ!!」
【赤い本と子供ならば誰でもやりそうなネタでした】
【案の定何も起きない】
「ですよね〜!」
【爽やかな笑顔】
- 615 :もふ神様と教祖様:2010/03/25(木) 23:12:18 ID:PBnIervYO
- >>612
「ぅあぅ!?」
びくんと身を竦めるもふ神様。
「…………駄目じゃない。暴れる時は、場所を選ばないと」
そのもふ神様の様子をみて、笑顔のまま怒気とか鬼気とかをそちらに向ける教祖様。
>>613
「どうしたの?危ないよ?」
しろさんと一緒にぷるぷるきゅーきゅー鳴いているもふ神様と、笑ってるのに女性がいます
>>614
勘違いはしない。上弦からは、もふもふを害する意思を感じないからだ
「……もふちゃん。しろさん、お願いします」
「うん。暴れちゃめー!」
『キュー!!』
荒れ狂う癒しオーラが辺りを怒濤の如く席巻していく。
- 616 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/25(木) 23:18:49 ID:rSRBD9/U0
- >>613
「ディス、ダメよ。この人は以前、
私に襲い掛かってきたんだから。」
何時の物ロザリアとは違う、鋭い目をディスに向けて。
「今すぐ、この男と縁を切りなさい。」
>>614-615
「こいつ……どこまでふざけて……!」
ふたたび、魔力を指先へと流し込み、
矢継ぎ早に先ほどの『矢』を打ち込もうとするが……
「あ、あら……?」
もふもふの放つ、癒しのオーラの効果で
気が抜けて、ぺたんとその場に座り込んでしまった。
ゆっくりしているようです。
- 617 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/25(木) 23:20:49 ID:WVrfsEdY0
- >>614
「あうう?!」
【なんか引っ張られている。かなり仰天している】
「…えっと…えっとなにかなの?」
【なんか不思議そうな顔をしている】
>>615
「あうあう〜…よくわかんないの〜…
なんだかここでたたかっててなの…」
【怖がっている…なぜか】
>>616
「あう〜。それは…なにかのまちがいなの〜!」
【上弦がそんなことするわけない。と考えているディスは必死で擁護する】
「…あう〜?」
【ディスも癒されている…】
- 618 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/25(木) 23:27:02 ID:.6prKP66O
- >>615>>616>>617
【もふ神様の凄い癒しオーラ、そんな癒しのパワーは場に広がる……その中に上弦もいた】
「ぬはぁ……お茶が美味しいなぁ……」
【お茶を飲んでゆっくりしています】
「って言うか……本屋がトンもない事になったねぇ〜……
いや、お茶が美味しいなぁ……」
【黒焦げでゆっくり】
- 619 :もふ神様と教祖様:2010/03/25(木) 23:33:39 ID:PBnIervYO
- >>616
「駄目でしょ〜?神様が怯えてしまっては?可哀想じゃない」
癒しオーラで適度に怒りが中和されたようだが、ぷりぷりとお説教。
>>617
「お友達も、きっと理由があったと思うんだけれど」
周りの惨状を見て女性は呟く。
「やっぱりこれは酷いわねえ」
教祖様もあんまり人の事をいえる様な人間ではないのだが、そこら辺は棚上げである。
>>618
「そろそろいいかな?しろさーん、しろさん?」
『キュ?……キューーン』
しろさんは、ナニカを発生させるのを止めた。
「本屋さんは静かにしないといけないですのです!」
びしっと神の一言が炸裂した。でも『です』が一つ余分です。
- 620 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/25(木) 23:38:38 ID:rSRBD9/U0
- >>617 >>618
「本当ですわねぇ……
でも、ゆっくりできるからいいですわぁ……」
リラックスするディスの頭をゆっくり撫でながら、
先ほどまで攻撃していた上弦とのほほんと談笑。
「ディスと一緒にゆっくりするのも、
なんだかひさしぶりねぇ……。」
>>619
「はい、すいません……」
初対面である、教祖さまに説教されて
普段のロザリアなら食って掛かるのだろうが、今回は申し訳なさそうに。
しかし、なにかが発生するのが止まったという事は……
「あ、あれ……私はなんでこんな……?」
だんだん、もふもふ効果が薄れて……
- 621 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/25(木) 23:41:33 ID:WVrfsEdY0
- >>618
「あう〜…なんだかいいきぶんなの〜」
【その辺でディスは座り込んでいる】
「なにがあったのかなの〜」
【上弦に向いて言う】
>>619
「う〜ん…そう…なんだよねなの〜…」
【困った顔をしている…が、癒されている顔だ】
>>620
「うん、…『ろざりあ』ともっとゆっくりしたいなの〜…」
【にっこりしながら言う】
「…あう〜…『じょうげん』と、そのひとはたぶんちがうなの…
だって…わるいひとのにおいしないなの…」
【ゆっくりしながらも上弦を擁護する】
- 622 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/25(木) 23:44:18 ID:.6prKP66O
- >>619
「はい、わかりましたですのです……」
【正座をして真面目に神様のお言葉を頂戴しています】
「あれ?でも私こんなんだけど!?」
【黒焦げの自分を示して】
>>620
「ですね!HAHAHAHAHA!」
【楽しそうに話はするが、もうロザリアはもふもふ効果が切れて来ているとは上弦は知らない】
「そうだお茶菓子お茶菓子……」
【元から戦闘の気が無い上弦はずっとゆっくりです】
>>621
「いやぁ、金髪ツインテールの幼女がいたのでホイホイ釣られた結果がこれだよ!」
【笑いながらお茶をズズズ】
- 623 :もふ神様と教祖様:2010/03/25(木) 23:56:14 ID:PBnIervYO
- >>620
「少し、落ち着いて考える余裕は作ったのだけれど…」
駄目だったかしら?と思案顔。もうもふちゃんも怯えていないし……
「あら?そういえば貴方、もふちゃんと知り合いだったかしら」
この女性が何故知っているかは謎である。
>>621
『むきゅー……きゅんきゅー…』
しろさんが多分同意してます。意味はわからないけど。
>>622
「うーん、自業自得なんじゃないかしら?一連の言動を見る限り」
初対面の女性は言葉の刃で上弦ばっさり切り捨てる。
「でも上弦いい人だよ?」
神様は一応擁護してくれてるのがせめてもの情けだろうか。
- 624 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/26(金) 00:04:23 ID:rSRBD9/U0
- >>621
「そうなの……でも……」
ディスの言葉を聴いて、上弦のほうを見つめる。
たしかに以前であった人物と同じ顔ではあるが、
気配がまったくちがう。
「うーん……」
しかし、どこか信じられないロザリアであった。
>>622
「…………」
たしかに、まったく上弦から攻撃の気配はない。
それどころか本屋でお茶菓子を探すという奇行(?)を
行う体たらくである。
錬金術で作るのだろうか。
>>623
「え、ええと……」
完全にもふもふに梯子を外された形となり、
これ以上上弦に追撃できない。
「あ、え、と……たしかに、知り合いになって
もふもふ教徒になったけれど……もしかして、あなたが?」
教祖だと、うっすらと感づいたようで。
- 625 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 00:07:47 ID:WVrfsEdY0
- >>622
「あう〜…なにかわるいことしてるなの?『じょうげん』なの…」
【ディスは若干不安そうだ】
「……その…だれかをこうげきとか…なの」
【少し不安そうになっている】
>>623
「あう〜。かわいなの〜」
【にこにこして顔を撫でる】
「みんななかよくなれたらいいなの〜」
【微笑みかけている】
>>624
「その…」
【上弦の顔を見て】
「『でぃす』も…そっくりなひとにあったことあるなの
…にてるけど、ちがうひとだったの」
【恐れを抱く顔をしている…】
- 626 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 00:09:58 ID:.6prKP66O
- >>623
「くばぁぁぁあ!?私の心にダメージ40!!」
【ゴロゴロと転がりながらダメージを受ける上弦】
「よっし!私の心の回復40!」
【でも神様の言葉でまた元気になる忙しい男であった……でも……】
「よ〜し!もふ神様をいい子いい子しちゃうぞぉ!」
【こんな人なのだ……教祖様が近くにいるのに……】
>>624
「おぉ?あったあった……」
【懐から大き目の箱が見参……どうやったかは聞かないお約束】
「食べるかな?ゆっくり饅頭」
【ゆっくりに出会った上弦が丹精込めて作った甘さ控えめの饅頭!
定価1500コール!】
>>625
「………」
【しばらくの間】
「私が?悪い事?なぁにを言っているんだいお嬢さん!」
【格好いいポーズを決める】
「私は悪い錬金術士じゃないよ!」
- 627 :もふ神様と教祖様:2010/03/26(金) 00:33:26 ID:PBnIervYO
- >>624
「そう、私が一応教祖の位を戴いているわ。まあ別に畏まる必要はないけれどね」
そう言って女性はにこりと笑った。
「教徒がもふちゃんを……神様を怯えさせちゃあ駄目じゃない」
「でも貴女は友達思いな良い子だね。良い信者、良い友達だ」
>>625
『キューンュー』
しろさんもむきゅむきゅと頷いています。「そうだねーって、しろさんも言ってるよ」
>>626
「えへへー♪」
撫でられて嬉しそうなもふ神様をみて教祖様も嬉しそうです。
別に害意さえなければ教祖様は(多分)普通に良い人なんだと
血涙流してるけど(恐らく)普通に良い人なんだと思います。
「そういえば、貴方の双子さんかしら?もしかしたらちょっと悲惨な目に合わせるからごめんなさいね?」
多分パラケルススの事だろう。悲惨な目に合わせるのは確定らしい。
- 628 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/26(金) 00:42:47 ID:rSRBD9/U0
- >>625
「ディスがそういうなら、私は信じるわぁ。」
うふふ、と笑みを浮かべて。
>>626
「さっきは、ごめんなさいねぇ……
私には、お詫びも何も出来ないけれど……。」
ようやく、人違いを認めて上弦に謝罪した。
「うん、頂くわね……」
ゆっくり饅頭をもぐもぐと。
>>627
「そう、ですか……?」
良い信者、良い友達と言われて、
嬉しそうに少しはにかんだ。
「私のわたあめも、だいぶ大きくなってきたけれど
ほかのもふもふに鳴らしたりしなくて良いのかしら。」
- 629 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 00:48:58 ID:WVrfsEdY0
- >>626
「そっかなの…よかったなの…」
【ほっと溜息をついた】
「その…『じょうげん』そっくりなわるいひとが…
まちにいるきがするなの…」
【少し恐れながら言う】
>>627
「あう〜。うれしいの〜」
【微笑みかけて言う】
「…あう?…そっくりなひとにあったことあるなの?」
【双子さんのことを行ったのを聞いて。眼をまん丸くする】
>>628
「あう〜…よかったなの…けんかおわってなの〜」
【ほっと一息ついて言う】
【グーキュルル】
「う、おなかすいた〜なの〜」
【緊張の糸が解けた反動だろうか…お腹をさすっている】
- 630 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 00:53:38 ID:.6prKP66O
- >>627
「よーしよしよしよし!」
【思う存分撫で回し、教祖様の質問に答える】
「私は万年一人っ子さ!ってぬぉあ!?」
【血の涙を流している教祖様に完全にビビる】
「と、という訳で酷い目は勘弁を……」
【上弦自身も気付いているが、パラケルススの事だとは知らないふり】
>>628
「いやいや、私はいいですよ!
可愛いから許す!!」
【凄いジョジョ立ちをしておねだりおねだり】
「その顔を見てると……」
【饅頭を食べるロザリアを見て
考えるのはロザリアに似ていたゆっくり……だんだんとロザリアの顔がゆっくりに見えてきた上弦でした】
>>629
「そうか!つまり私ほどのイケメンが二人も!!」
【場を和ませる為にふざけた事を言い続ける】
「よぉしお嬢さん!今度そいつに会ったらキックパンチを食らわせてやるんだぞ!?
ほぉらこんな風に」
【実演!上弦さんのキックパンチ講座】
- 631 :もふ神様と教祖様:2010/03/26(金) 00:58:43 ID:PBnIervYO
- >>628
「そういうものよ」
うふふ、と笑いながら答える。
「そうね。貴女によく懐いているなら、それで問題ないと思うわ」
「もふもふは荒らそう必要のないモノだからね」
>>629
「私はよくわからないけど、キョーソが怪我して帰ってきて、それで…」
神様の要領をえない説明が始まる……結局言いたいことは伝わらなかった。
「そうね、そう。とっても悪い子。ふふ、うふふふふ……ウフフ」
教祖様の様子がちょっと妖しくなりはじめました。
>>630
「う〜ふ〜…」
たれぱんだならぬたれ神様になってます。「あら……他人の空似かしら?お願いはきけないけれど」
ごしごしと血涙を拭いながら答える
- 632 :ロザリア・ロートシルト:2010/03/26(金) 01:10:16 ID:rSRBD9/U0
- >>629
「おなかが減ったのね……
じゃあ、帰ったら軽く何か食べましょうか。」
なにがあったかな?と
家の冷蔵庫の中身を思い出して。
「わたしも、おなかが減ってきたわねぇ。」
>>630
「ん?私の顔に何か……」
ロザリアが、定番な台詞をはきかけたその時……
――ピーポーピーポー
ようやく、騒ぎを聞きつけた警察がやってきた!
「げえっ、警察!」
>>631
「も、も、も問題ないのですねっ!
ええと、わわわたしはこれでッ!!」
警官に事情聴取されてはたまらない、ロザリアは
黒い霧状に体を変化させると、どこかへ逃げるように飛んでいった!
- 633 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 01:13:32 ID:WVrfsEdY0
- >>630
「あう〜…でも、そのひとにさわったら
からだがとっても…」
【ここまで行ったところで…腕を軽く押さえる】
「…っ」
【冷や汗が額から流れている…ようにみえる】
「だいじょ…ぶ…なの……」
【自分に向けて言うように呟いている】
>>631
「…あう、けがしてなの…
そう…なの」
【冷や汗をたらして言う】
「……う〜…つかまえられたらいいんだけどなの…」
>>632
「あう〜。
ごはんいっぱいらんぷのひとにもらったなの〜!
だからだいじょぶなの!」
【大声で言う】
「あう、あとでねなの!」
【そして慌てて立ち去るのを見て大声で言った】
- 634 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 01:16:29 ID:.6prKP66O
- >>631
「マジですか……じゃあ、お手柔らかに頼みます……」
【やっぱり血の涙を流していた教祖様が怖くてビビっている】
「あっ!間違っても私を攻撃しないでね!?」
>>632
「あ、警察だ!
……あ!そうだった、このゆっくり似の子が原因だったか……」
【急いで帰るロザリアを見ながらゆっくりと考える】
「では、また会いましょう!」
【消えていくロザリアを見送った】
>>633
「HAHAHAHAHA!心配するなお嬢さん!
気持ちの問題さ……確かに痛いかも知れないが……
騎士になるにはその痛みを越えて行きなさい……」
【何故上弦が痛みを知っているのかはわからないが、ディスを励ますのだった】
- 635 :名も無き異能都市住民:2010/03/26(金) 01:22:14 ID:PBnIervYO
- >>632
「ウフフ…ああ、そういえば、ひどい有様でしたね」
「キョーソ、どうするの?」
「もふちゃん達は、先に帰っておきなさいな。すぐ追いつきますから」
むきゅーとしろさんが返事してうにうにと神様はその場から姿をけした。
>>633
「ええ、それじゃあ。友達を大事にね?」
そう言ってディスと別れを遂げた。
>>634
「そっくりさんでも、もふちゃんへの思いの向かい方が違うから、間違えないと思うわ…それじゃあね」
ひとしきり別れの言葉を告げると、警察の方々に誠意有る挨拶と今後の布教活動の根回しを十分にしてから帰っていきました。
- 636 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 01:24:26 ID:WVrfsEdY0
- >>634
「あう…ありがとなの…
がんばるなの。そうするなの…」
【大きく息を吐いて顔を上げる】
「あう?なんでそのことしってるなの?
『じょうげん』、あのわるいひとのこうげきしってるなの?」
【少し疑問そうな顔だ】
>>635
「あう〜!もちろんなの!またねなの〜!」
【創言って大きく手を振り見送った】
- 637 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 01:29:11 ID:.6prKP66O
- >>635
「それならいいのですが……」
【安堵の溜息を吐いて安心する】
「帰る時に物凄く何かに勧誘してた……何者だったんだ!?」
【布教活動の根回しの様子を見て、戦慄を覚えた上弦なのでした】
>>636
「ん〜?知りたい?」
【笑いながらそう尋ねて】
「では、私の手に触ってごらん?」
【そう言って手を伸ばす】
- 638 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 01:31:53 ID:WVrfsEdY0
- >>637
「あう?…えっと」
【不安げにディスはそっと手を伸ばす】
「…なんだかこわいなの…」
【体が軽く震えているようだ】
- 639 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 01:33:53 ID:.6prKP66O
- >>638
【ディスの手が上弦の手に触れる】
「……」
【一瞬だけ、チクッとした痛みがディスに伝わる】
- 640 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 01:35:50 ID:WVrfsEdY0
- >>639
「あうっ!?」
【僅かな痛みを感じてディスは思わず手をひっこめる】
「えっと…いまのは…?」
【あまりのことにキョトンとしているようだ】
- 641 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 01:42:13 ID:.6prKP66O
- >>640
「うん、今のはね?
錬金術を治療用にした技みたいな物かな?」
【人の体の中に存在するマナ、即ち魔力等を操り治療を行う手法】
「まぁ、それで一瞬だけ君の体の痛覚を再生した訳さ……
今君に効いたって事はもはや例外は無いのだろうね……
もっとも、私は苦手で少ししか出来ないんだけどね?」
【そこで、上弦は何故自分がディスが痛みを受けた事を知っているかを答えた】
「君の腹部に若干のマナの乱れが見えたからね」
- 642 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 01:45:11 ID:WVrfsEdY0
- >>641
「あう〜…そうなの…
そんなことができるの・・・あれがいたいってことなの…」
【感心するように自分の掌を見つめる】
「みだれ…?あう、どうしてなのかなの?」
【どうもよくわからない感じだ…少し難しいのかもしれない…】
- 643 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 01:54:21 ID:.6prKP66O
- >>642
「まだ私は使いこなせて無いから実用性は皆無なんだけどね?」
【笑いながらそう答え、ディスにわかり易い説明をする】
「ほら、炭酸ジュースって振ったら飛び出すだろ?
人体のマナも炭酸ジュースみたいにガシャガシャやったらそうなるんだよ……
多分お嬢さんはそれをやられたんだろうね……」
【体内でマナを暴発させてあの地獄の痛みは起きたらしい】
「でも大丈夫、乱れも小さくなってるし、近い内に正常になるよ」
- 644 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 01:57:09 ID:WVrfsEdY0
- >>643
「あう…そうなんだなの…
なんだかこわいなの…」
【顔つきを見るに若干理解できたらしい】
「あう、ふつうになるってことはなの…
もうさっきみたいにいたくならないのかなの?」
【少し期待を込めた目で言う。】
- 645 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 02:01:42 ID:.6prKP66O
- >>644
「いや、また同じ事をされたら痛みは来るよ?
だから気を抜いたらいけないよ」
【原理は、ディスの全身の痛覚を再生いさせ、マナを引っ掻き回して痛みを与えるもの……】
「だから、気を付けなさい」
- 646 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/26(金) 02:04:43 ID:WVrfsEdY0
- >>645
「う、うん…わかったなの…
これからはきおつけるなの…」
【大きくうなずいて言う】
「…あう〜…そろそろかえらないと『ろざりあ』しんぱいするなの…
ごはんもつくってるかなの〜」
【そう言ってお腹をさすりながら立ち上がり】
「じゃあねなの〜『じょうげん』なの〜!」
【微笑みながら手を振り、その場を去って行った】
//ねむねむ
- 647 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/26(金) 02:10:06 ID:.6prKP66O
- >>646
「あぁ!帰りも気を付けなさい!」
【手を振って見送る】
「さて……私も……まずはこの本屋を片付ける手伝いをしなくてはな……」
【上弦は本屋の片付けを手伝ってから、屋敷に戻った様だった】
- 648 :朝宮暁:2010/03/26(金) 15:57:45 ID:/k2gysHgO
- 「水道止められた……」
はあと重たげな嘆息をした青年は、自分の赤毛混じりの黒髪をくしゃくしゃと掻いた。
街路を行く足音もとぼとぼと重たげな様子で、がっくりと落とした肩の上には憂鬱の気配が乗っている。
「上下水道合わせて凡そ3000円……たった3000円で止められるライフライン」
送られて来た請求書を眺め、また嘆息。
「……そしてそのたった3000円も払えなかった俺。仕舞いにゃバイト仲間に金借りて……は、情けね。
働けど働けど我が暮らし楽にならず……ってか。…………全くもって笑えねえぜ……ハハッ、畜生め」
ぶつぶつぼそぼそ。暁は呟きながら水道局に入っていった。
- 649 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/03/29(月) 20:44:51 ID:IDnKkU3kO
- 「……」
一人の男が歩いていた。
視線はやや下の方。地面を見てはいるが、何かを見ている目では無い。
ただ、ぼうっとそっちを向いているだけ。
というか、それだけでは無い。
何と言うか、頭もあまり働いていない。
本当に、ただ、ぼうっとしながら歩いている。
「……ねみい……」
一人、道の上で呟き、くあ、と欠伸をする。
- 650 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/29(月) 20:56:49 ID:WVrfsEdY0
- 「…う〜ん…またねちゃったなの…」
【大通りの中に頭をかく一人の少女がいる】
「こまったなの…」
【かなり深刻そうな顔だ】
- 651 :黒沢小百合:2010/03/29(月) 23:20:48 ID:rSRBD9/U0
- 【AGカフェ】
「………………」
カフェの隅っこで、机に突っ伏しています。
過労のせいか口から魂がはみ出しているるるる・・・
- 652 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/29(月) 23:23:16 ID:WVrfsEdY0
- >>651
カランカラーン
【AGカフェの入り口の開く音が聞こえた】
「ここならねてもだいじょぶかなの…」
【すこしため息をつきながら包帯を巻いた少女が入ってきた】
- 653 :黒沢小百合:2010/03/29(月) 23:37:22 ID:rSRBD9/U0
- >>652
端っこで小百合が寝ているのが見えるでしょう。
どうやら、かなり疲れているようでぐっすりと眠っています。
- 654 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/29(月) 23:40:49 ID:WVrfsEdY0
- >>653
「あう〜。『さゆり』なの」
【心配そうな顔で小百合の隣の席に駆け寄る】
「おしごとたいへんなのかなの…」
【じっと小百合を隣の席で見つめる】
- 655 :黒沢小百合:2010/03/29(月) 23:48:36 ID:rSRBD9/U0
- >>654
小百合のテーブルには、
食べかけのピザと飲みかけのコーヒーが放置されている。
すでに冷えてしまっているので、
だいぶ前から小百合はここで寝てしまっているのだろう。
クロスもいないので、盗人に荷物を持ち逃げされそうだ。
- 656 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/29(月) 23:52:22 ID:WVrfsEdY0
- >>655
「あう〜…かぜひかないかなの…」
【ディスは心配して身の回りの物を探そうとするが】
「もってきたらよかったなの…」
【あいにくディスは外套を家に置き忘れたのであった】
「…じゃあこれかななの」
しゅるしゅる
【ディスは包帯を重ね合わせて布状にする】
「あったかくなるかなの」
【その包帯をそーっと小百合の背中に掛ける】
- 657 :黒沢小百合:2010/03/29(月) 23:57:19 ID:rSRBD9/U0
- >>656
「ん……」
小百合は、気持ちがよさそうに
その包帯でできたブランケットで身を包んだ。
少し、寒かったのだろうか。
それから、少したって……
「あれ……ねむってしまったのかな……」
小百合は目を覚ました。
- 658 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/30(火) 00:05:01 ID:WVrfsEdY0
- >>657
「あう〜、あったかいのかなの〜」
【すこし満足した表情で小百合を見つめる】
【すこしたって。目覚めた小百合の隣の席には】
「あう。おはよなの」
【微笑んでいる少女が座っている】
- 659 :黒沢小百合:2010/03/30(火) 00:13:43 ID:rSRBD9/U0
- >>658
「あら、ディス……
これは……」
目覚めた小百合は、自分にかけられた
包帯で作られたブランケットを見て、うれしそうに微笑んで。
「貴方が、かけてくれたのですね。
本当に、よくできた子……」
- 660 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/30(火) 00:18:15 ID:WVrfsEdY0
- >>659
「あう。なんだかさむそだったからいそいでつくったの」
【嬉しそうに言う】
「ありがとなの、うれしいの」
【何だか照れくさそうだ】
- 661 :黒沢小百合:2010/03/30(火) 00:24:23 ID:rSRBD9/U0
- >>660
「ふふ、お礼に何か作ってあげましょう。
ええと、たしかこの辺に……」
勝手にAGカフェの冷蔵庫を漁る小百合。
クロスがいないときはしょっちゅうこんな事をしているみたいです。
「たまごと、ベーコンと……ふむ。」
- 662 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/30(火) 00:28:42 ID:WVrfsEdY0
- >>661
「あう〜、ありがとなの。」
【とても嬉しそうである】
「…そいえばちょっとおなかすいてたなの」
【軽くお腹をさすっている】
- 663 :黒沢小百合:2010/03/30(火) 00:34:29 ID:rSRBD9/U0
- >>662
台所からじゅーじゅーと言う音と
香ばしいにおいが漂ってきます。
「できましたよ、ディス。
どうぞ、食べてくださいね。」
しばらくして出てきたのは、
卵とベーコンを炒め、胡椒で味を調えたもの。
当の小百合は、冷めたピザとコーヒーを
レンジで暖めたものをもぐもぐ。
- 664 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/30(火) 00:38:36 ID:WVrfsEdY0
- >>663
「いいにおいなの〜」
【楽しそうな表情で待つ】
「あう〜いただきますなの〜!」
【出されたベーコンエッグをニコニコした顔で口に含み始める】
「もぐもぐもぐ、おいしなの〜!」
【その食事風景はとても幸せそうだ】
- 665 :黒沢小百合:2010/03/30(火) 00:43:49 ID:rSRBD9/U0
- >>664
「ふふふ、この私にできない物などないのですよ。」
ぐ、と得意げに胸を張るようにして。
本当は、小百合はあまり家事は得意ではないのだが。
「……そろそろ、仕事に戻らないといけません。
ディス、一人で家まで帰れますね?」
- 666 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/30(火) 00:47:11 ID:WVrfsEdY0
- >>665
「もぐもぐ、すごいの『さゆり』なの〜!」
【嬉しそうにベーコンエッグを食べて、】
「ごちそさまなの〜!」
【……あっという間に完食した】
「あう〜。おしごとたいへんそなの〜…」
【どこか心配そうだ】
「うん、だいじょぶ!ひとりでもすぐにかえれるの!」
【ポケットの中の鍵を見せながら行った】
- 667 :黒沢小百合:2010/03/30(火) 00:53:04 ID:rSRBD9/U0
- >>666
「ふふ、じゃあ……。」
最後にディスをぎゅうと抱きしめて
頭をなでて。
荷物をまとめると、カツカツと
ヒールの小気味よい音を残して、
夜の街へと消えていった。
- 668 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/03/30(火) 00:58:15 ID:WVrfsEdY0
- >>667
「にゅう」
【抱きしめられて息苦しそうなこえを少し上げた】
「…またねなの〜。『さゆり』なの〜!」
【微笑みながら手を振った】
「…うん、『さゆり』がおしごとがんばってるなら、『でぃす』もかえろなの〜」
【嬉しそうにディスはカフェの扉を開けて】
【…そのまま消えていった。鍵を使っておうちに帰ったようだ】
- 669 :甲:2010/03/30(火) 14:20:20 ID:KE2UskXwO
- 【都市郊外】
「――…ふぅ…」
春の日差しに浮かんだ汗を、軍手の甲で拭う
背景に山
都市部から離れた畑地帯にて畑仕事に精を出していた
「トマトは…これでよし、と」
一服の時間
- 670 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/30(火) 14:34:24 ID:.6prKP66O
- 「おにぎりモッグモグ!」
【気付くと隣に存在する白い影】
「おまわりさん、迷子のお兄ちゃんが出ましたよ!」
【おにぎりの具はシーチキン!鮭もあるぞ!!】
- 671 :甲/関係ないけど白い影って聞くとマキバオーを思い出す:2010/03/30(火) 14:41:11 ID:KE2UskXwO
- >>670
「なに…迷子…?」
声の主に振り返る
「……どこ?…つーか奇遇だなジョー、昼飯?」
- 672 :上弦・F・クラーリオ/走れ〜走れ〜マキバオー♪ ◆6xc12amlNk:2010/03/30(火) 14:45:41 ID:.6prKP66O
- >>671
「私私、いやぁもう正にファンタスティック!」
【おにぎりを一つ食べ切って、次のおにぎりへ】
「いやぁ、確かに奇遇です!
いやぁ、迷子を家に連れていってあげたら逆に私が迷子になりましてね?」
【木に登って降りられない猫のようである】
「食べます?おにぎり」
- 673 :甲:2010/03/30(火) 14:51:57 ID:KE2UskXwO
- >>672
「ああ、食べる食べる」
やったーい、とおにぎりに手を伸ばす
「モグモグ…何とも…むぐ…コントみてーな…パクリ…話だなぁ」
水筒から温かいお茶を注ぐ
紙コップに入れ、自分と上弦の前に置いた
山の方でトンビが鳴く
なんとものどかな空気だった
- 674 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/30(火) 14:58:30 ID:.6prKP66O
- >>673
「いや、本当に……ベタですよねぇ……あ、どうも」
【お茶を有り難く頂き喉を潤す】
「……平和ですね」
- 675 :神羽 鏡子:2010/03/30(火) 15:00:30 ID:QYyPcDfoO
- 「あはははははは! 春だ春だぁあはははははは!」
春です。
春ですので虫籠と虫採り網を持った白衣の女も元気になります。
春ですね。
- 676 :甲/:2010/03/30(火) 15:05:52 ID:KE2UskXwO
- >>674>>675
「まあ…そういう事もあるさ」
お茶を飲み、ほう、と息を付く
目に移る景色に虫取りレディー
「……春だねぇ」
色んな意味で
- 677 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/30(火) 15:10:55 ID:.6prKP66O
- >>675
「……春だなぁ……」
【色々な春を目の当たりにする午後三時】
>>675
「まぁ、私はこんな平和が好きですよ」
【空を見上げて語る男、でもこいつ自体がトラブルをよく起こす】
「で、甲さんは何してたんですか?お仕事はいいのですか?」
- 678 :神羽 鏡子:2010/03/30(火) 15:14:30 ID:QYyPcDfoO
- >>676>>677
「キャッホーウ!」
「赤い蝶」を追い掛けて山の方へ駆けてゆく――
壮大な死亡フラグである。
- 679 :甲/:2010/03/30(火) 15:21:39 ID:KE2UskXwO
- >>676
「そうだなぁ…3時位の日差しが尚平和を引き立てる…」
陽光に目を細めるカンカン帽な甲
「今は非番さぁ、交番にゃ本店の交代要員が付いてる」
なんでい、"甲さん"なんて改まりやがって、と笑い
「……そいやジョー、お前さん今は俺より年上なんだって?」
>>677
「のどかだ…」
CV:能登では無い
「――って零ぉぉぉぉおお!?」
慌ててはしゃぐ鏡子を止めに走る
- 680 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/30(火) 15:27:14 ID:.6prKP66O
- >>678
「あぁ……あんなあからさまな死亡フラグ……」
【だが止めようとせず黙って眺めている】
「双子とかだったらまたアレだったね」
>>679
「たまには名前を言わないと忘れそうでしたから
まぁレッドと言う呼び方を変える気は無いですよ!
HAHAHAHAHA!」
【笑っていると、歳の話になったので答える】
「レッドが何歳かわかりませんが……多分私の方が年上ですね」
- 681 :神羽 鏡子:2010/03/30(火) 15:31:26 ID:QYyPcDfoO
- >>679
「おぁー? かぶたんじゃん、ご機嫌麗しゅう」
ぱっと目を放した隙に、赤いてふてふはてふてふ飛んで逃げてゆく。
「あー、逃がした……」
>>680
「アレ怖すぎて途中でやめてゲオに売っちゃったのよねえ」
実話である。
- 682 :甲/:2010/03/30(火) 15:40:21 ID:KE2UskXwO
- >>681
「はいはいキョン子…久し振りだな……」
くたびれた声で応えた
「春の陽気に浮かれすぎだ…ツクシンボかお前は…」
「つーかあの山…あんなヤベーてふてふがいるのか…」
>>680
鏡子を連れて戻って来る
「あ、やっぱり?……はぁん…」
顎に手を当てて
「変な感じだよな…この街」
昔のまんまの奴も居れば
自分より未来に生きる奴も居る
「まるで夢んなかみてぇ」
- 683 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/30(火) 15:44:11 ID:.6prKP66O
- >>681
「な、なんて事を……
あんな神ゲーは滅多に無いのに!?」
【物凄く驚いていた】
>>682
「ははは、それがいいんじゃあ無いですか!
でも、ここは間違いなく現実です
それはとても素敵な事なのかもしれませんね」
【おにぎりを食べ切り、軽く体操を始める】
- 684 :神羽 鏡子:2010/03/30(火) 15:50:06 ID:QYyPcDfoO
- >>682
「あったかくなると元気になるのよ」
虫かお前は。しかし厳密に言うとちょっとだけ蟲の血が入ってたりする。
「かぶたんは何してたの? 農作業?
あ、そういやこの前誘拐されてたって聞いたけどもどういうことなの……」
質問責めが始まった!
>>683
「だって怖いんだもん……」
まさにヘタレ
ちなみにSAWすらまともに直視できなかったりする
- 685 :甲/:2010/03/30(火) 16:08:20 ID:KE2UskXwO
- >>683
「ま、今は実害がある訳じゃなし良いかぁ…」
一緒に国外旅行に出たらどうなるんだろうとか
珍しく疑問は尽きないけど
>>684
「えーと…」
「まぁ、農作業してて誘拐からは帰って来てその理由は異能力を吸い上げる為で絞り尽くされたけど何とかなって黒幕には逃げられた」
- 686 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/03/30(火) 16:11:50 ID:.6prKP66O
- >>684
「確かに怖いけど、綺麗なお話なんだよね……」
【ちなみにそれはこっちもダメです】
「やはりお話は綺麗じゃないと」
>>685
「レッド……貴方に言っておくことがある……
世の中には……知らなくてもいい事がたくさんある……」
【ギャグな雰囲気を纏わせ、真剣な顔で甲に顔を近付ける、超近い】
「さて、私はこれで……
また会いましょう、二人とも!」
【自分が迷子だと言う事を忘れて、冗談は去っていった】
- 687 :神羽 鏡子:2010/03/30(火) 16:14:27 ID:QYyPcDfoO
- >>685
「絞り取られた把握、へぇー黒幕まだいるんだ」
ほむほむと頷く。
シェイカー&ヒナと交戦した際に黒い視線に気付いたのは奇しくも彼女ではなく、彼女の従僕だったので完全に蚊帳の外。
「大丈夫なのそれ、もしかして今ダイソン使えない系?」
>>686
「ばいばーい……
ってあれあのにーさん何処向かってるの……」
手を振りながら首を傾げた。
- 688 :甲/ダイソン使えない系:2010/03/30(火) 16:23:35 ID:KE2UskXwO
- >>686
「――む?…ん?…あぁ…あ?」
知らなくて良い事
それは思いの外多いことは知っている
街と逆方向に去る迷子を大きく手を振って見送った
>>687
「多分、今回大きく動いたから…暫くは動き無しかな」
「ん?ああ、そうそう。使えない系」
- 689 :神羽 鏡子:2010/03/30(火) 16:28:16 ID:QYyPcDfoO
- >>688
「マジかよ……掃除機壊れたから呼ぼうと思ったのに……」
舌打ちひとつ。
彼女は一体、螺旋眼を何だと思っているのか――
「んー、まあいいや。
動きがあったら教えてよー、ウチは無駄に血に餓えたアホ共で溢れ返ってるから」
主に二階の奴らとか。
- 690 :甲/ダイソン使えない系:2010/03/30(火) 16:38:04 ID:KE2UskXwO
- >>689
「なめんな、ホコリを巻き上げて部屋をモクモクにする事くれーは出来るわ」
逆に迷惑
「あぁ、この件じゃシェイカー達も一蓮托生だからよ、そこに伝えておくよ」
- 691 :神羽 鏡子:2010/03/30(火) 16:44:59 ID:QYyPcDfoO
- >>690
「それは必要ありません」
英語の教科書に載ってる和訳みたいな返しで即答。
「んー。まあ、困ったらとりあえず神羽荘、とでも覚えといてよ。
メンツの濃さには定評あるしね」
幼女から男の娘に犬耳、果ては天使と悪魔。そして最近吸血種が入居してきたり。
びっと指を立てて、女は踵を返して歩き始める。
「さーて採集採集ー!」
まだ虫を採る気まんまんであったとさ。
- 692 :甲/ダイソン使えない系:2010/03/30(火) 16:52:48 ID:KE2UskXwO
- >>691
「はい、必要ありません」
ド丁寧に返す
「あいよ、まあ取り敢えず夕飯のオカズに困ったら駆け込む事にしよう…よし」
もう夕方
そろそろ撤収準備を始める
一方、昆虫採集を続ける鏡子の元に
「大家さぁんにぃ……呼ばれて来ますたぁ」
虫の木"震動"係が到着したそうな
- 693 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/03/31(水) 12:42:20 ID:WLwiniQ.0
- 【都市中心近く】
ヘーイボーイ! 空を見ーろ、空を見ないでさー♪
【黒い布の塊が回転しながら降ってくる】
【地面に着地すると急激にブレーキをかけ、遠心力がコートの裾を開いた】
ふー、今日もなんか愉しい事ねーかなー?
風の噂じゃ近日なんだかビッグイヴェーントが起こるらしいけど……
【開いたコートの中から出てきたのは、赤く煌く新品のエレキギター】
【繋がった線は服の中を通って帽子の中に入っている】
BGM担当はやっぱ僕だよねぇっへっへっへーい!!
ヴァヴァギャギャギャギャギィーン!!!
【力任せにギターを掻き鳴らす】
【帽子の中から増幅された大音量が辺りに響き渡る。うるさい】
- 694 :神羽 朱華:2010/03/31(水) 21:13:55 ID:yvUls86s0
- 「ふっふん……!」
今日はひとりで街を歩く・朱色の髪をふわりと遊ばせる少女。
傍らには相棒の蟲。
「あたしはあの銀髪猫女がいなくたって独り歩きくらい出来るのよ……!」
但し迷子である。
- 695 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/03/31(水) 23:01:28 ID:BuGTFEjU0
- 「水無月煉……」
帰路。
書類を片手に、夜道を歩く。
「異常は黒い頭髪と、そして……」
目を通しながら、独り言で其れを読み上げる。
「……記憶障害、か」
「程度は不明……。ただ、自身の事はハッキリとは思い出せない……」
ハア、と溜息を一つ付きながら、書類を鞄の中へと仕舞い込む。
「……まだまだ面倒な事になりそうだねえ……」
- 696 :もふもふとおっさん:2010/03/31(水) 23:13:43 ID:PBnIervYO
- 『きゅー……むきゅ?』
「おう、そういう事。見つけたら皆に伝えんのよ」
肩に乗せた三毛猫ならぬ三毛もふと会話している――様に見える――よれよれのスーツのおっさんがいる
- 697 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/03/31(水) 23:20:02 ID:IDnKkU3kO
- >>696
「……」
歩きながら思わずその男性を凝視して。
(……不審者だー……!)
心の中で、そう呟いた。
- 698 :もふもふとおっさん:2010/03/31(水) 23:23:56 ID:PBnIervYO
- >>697
「おうそこのボゥイ。おっさんは不審者でないからして、通報は勘弁な」
奇異の目で見られるのは慣れているのだろう、流れるように釘を差すおっさんであった。
- 699 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/03/31(水) 23:31:59 ID:IDnKkU3kO
- >>698
「え、あ、ああ」
鞄の中に手を突っ込んで、携帯を握る動作まで終えていた。危ない。
「あー……えーっと……」
とりあえずどうすべきかと悩んで
「……そいつ、何?」
とりあえず、肩の三毛もふを指差して。
- 700 :もふもふとおっさん:2010/03/31(水) 23:44:02 ID:PBnIervYO
- >>699
「何って……新興宗教の天使様よ。もふもふってんだ」
むきゅむきゅ鳴いてるそれからはなんの意味もわからない。
「んで、俺様そこのNo.4」
宗教に携わる人間にはとても見えないよれよれっぷりである。
- 701 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/03/31(水) 23:50:01 ID:IDnKkU3kO
- >>700
「はー……なるほど……。宗教、ね……」
宗教と言うと、意味も無く抵抗感を持ってしまう。
「四番目……凄いのかどうなのか……」
あはは、と軽く苦笑。
- 702 :もふもふとおっさん:2010/04/01(木) 00:00:13 ID:PBnIervYO
- >>701
「すげーともよ!しがないサラリーマンだった三ヶ月前の俺様とは大違いよ!」
「何せこいつ等と戯れてるだけで遊んで暮らせる金が入るんだからな」
超がつくほど俗物だ。どうしてこいつがそんな地位にいるんだ
- 703 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 21:36:29 ID:BuGTFEjU0
- 夜の都市。中心部の公園。
一人の男が、ベンチに座って溜息を付いていた。
「……」
さて、困った。
何処へ行けばいいのか分からない。
「……はあ……」
大きく息を吸って、心からの溜息。
誰か知り合いにでも会えば、状況は変わるのだろうが。
「……水無月煉って、友達居ない人間だったのかな……」
そんな事も、よく思い出せない。
- 704 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 21:54:29 ID:WLwiniQ.0
- >>703
やーいやーいぼっちー。
【ベンチのすぐ横、電灯の上から馬鹿にするような声が】
【弧を描き電球を下に向けた電灯、その弧の上に立ち見下ろす黒衣の女がいた】
【服装はいつもどおり、黒いコートとかシャツとかええいキャラ紹介見ろ】
どもー。こんちゃす。
【見落ろしながらにっこり笑って手を振る】
- 705 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 21:56:41 ID:BuGTFEjU0
- >>704
「……ん」
虎姫は何度か見た事があるであろう顔が、電灯を見上げる。
但し、髪の色が夜闇の中でも目立つ赤色では無く、それに解けるような黒色をしているが。
「……こんばんは」
知り合いかな、と心の中で呟きながら頭を下げる。
- 706 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 22:05:05 ID:WLwiniQ.0
- >>705
……。
よっと……。
【口をへの字につぐみ、じっと煉の眼を見下ろす】
【一旦首を上げてふーっと鼻息を吹いてからあっさり飛び降りて煉の前に着地】
…どしたのアンタ。顔くっらいわよ?
何、自殺? 自殺志願? それともはたまたホームレス?
【その場にしゃがみ込んで頭を下げた煉の顔をじろじろ睨む】
- 707 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 22:07:55 ID:BuGTFEjU0
- >>706
「……ん、そう?」
あはは、と苦笑を漏らして。
あっさりと飛び降りた事には大してリアクションは無い。
「いやいや、違う違う。……まあ、ホームレスにはなりかけてるけど」
手をパタパタと振って否定のポーズ。
じろじろと睨まれ、また苦笑を漏らす。
- 708 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 22:14:28 ID:WLwiniQ.0
- >>707
暗い暗い、超絶暗い。電灯を食う勢いでダークネスだぜ。
あっ、横失礼、僕も疲れてんだった。
【煉の左隣にヒップドロップみたいな勢いで座り】
ああ゛〜〜〜〜〜〜〜!! マジかったるいッス!
お酒呑まん? やってらんないデスよアルコールでも入れんと!
【どこからかヒョウタンが虎姫の右手に出現! 栓を弾き飛ばつつ煉に笑いかける】
んで? じゃあ何でため息なんかついてたんさ?
- 709 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 22:19:16 ID:BuGTFEjU0
- >>708
「あはは……。そこまでだったかな……」
予想外に暗いオーラを出していたようで、頭をかいて少し反省する。
「ん、ああ。どうぞ」
「おお」
出現したヒョウタンに少し驚きの声を漏らして
「……じゃ、少し貰おうかな」
「……あの、さ。見ず知らずの人かもしれない君にこんな事言うのもアレだけど……」
一呼吸置いて
「……俺、自分の事よく思い出せなくて」
その言葉を言う瞬間。その時は暗い雰囲気は見せず。
ただ、諦めたような笑いを虎姫に向ける。
- 710 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 22:31:06 ID:WLwiniQ.0
- >>709
んじゃ、はい。
【ヒョウタンごと煉によこす。ヒョウタンはてっぺんに飲み口が付いてる】
はーぁあーなるほど。記憶喪失ね。
【足を地面に放り出し、ベンチの背もたれに体重を掛けてうんと伸びをする】
【それから満足げに脱力し、背筋を伸ばして人差し指と親指で枠を作る】
じゃあクイズ。
僕はだーあーれ。
【写真家とか画家がやるような指の枠を、煉の顔、目にぐっと近づける】
- 711 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 22:36:05 ID:BuGTFEjU0
- >>710
「ありがと……」
ヒョウタンを受け取り、何の抵抗も無く口を付ける。
「……はあ。……喉渇いてたから、美味しい」
少し落ち着いたのか、ほう、と息を付いて。
「……んっとね……」
ふむ、と口に手を当て思考のポーズ。
目の前の女性を覚えているか、記憶を辿る。
「……何か……見た事はある気、がっ……」
だが、言葉が途中で切れ、頭を抑えて横に倒れそうになる。
- 712 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 22:42:51 ID:WLwiniQ.0
- >>711
そりゃーよかった。
一応いい酒なんだから、そうでも言ってもらわにゃ。
【へらへらと屈託無く笑う】
【急に頭を抑えて呻く相手を、光を含まない憂いの篭った目で】
……ふーん。
じゃなかった、ちょっと大丈夫?
【慌てて煉の服の端っこを引っ張って自分のほうへ引き寄せる】
【かなり力が強いので引き止めるどころか引き倒す威力だ】
- 713 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 22:46:00 ID:BuGTFEjU0
- >>712
「……ん、んん」
完全脱力状態で虎姫に引き寄せられた。
その為、若干距離は近いが地面に激突は免れた。
「ん……。あ、ああ、うん。ごめん……大丈夫……」
少し無理をしているような笑みを作り、虎姫の横に座り直して
「……何か,思い出そうとすると頭が痛くなって……ね……。あ、ハイコレ。ありがとう」
また、諦めたような笑いを浮かべて瓢箪を虎姫に手渡す。
「それで……。……ごめん、君が誰だかは分かんないや……」
- 714 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 22:51:34 ID:WLwiniQ.0
- >>713
大丈夫って人間の顔じゃないけど?
【ヒョウタンをかっさらって呆れたような顔】
別にいいよ、謝んなくても。最初ッから分かると思ってないし。
【ヒョウタンに口をつけ、中の液体を少しだけ流し込む】
んじゃ、今度はアンタが誰だか教えてやろっか?
【濡れた唇を離してから、流し目で煉を見て】
- 715 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 22:58:31 ID:BuGTFEjU0
- >>714
「ん……そ、そうかな」
ちゃんと笑おうとすればする程、笑みは突っ張るような変な感じになっていく。
「そ、そっか……」
「……知ってるの?」
その言葉を聞いた瞬間、瞳が少し輝いた。
「俺の事……本当に……?」
- 716 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 23:01:06 ID:WLwiniQ.0
- >>715
【ぐやり、と口元を歪ませ】
【時間をかけてゆっくりと息を吸うと…】
知ってるワケねーべだアホ。
【まだ中身の入ってるヒョウタンで煉の頭を小突く】
- 717 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 23:04:58 ID:BuGTFEjU0
- >>716
「あだっ」
頭を小突かれ、少し仰け反り
「いったー……。……そっか。知らないか」
少し赤くなっている小突かれた場所を手で擦り
「知らないなら、仕方ないよ」
少し俯き、呟くように言って。
- 718 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 23:11:43 ID:WLwiniQ.0
- >>717
ただ僕が知ってるアンタは、暗いホームレス予備軍ってことだけ。
でもそういうもんじゃない?
【ぐいっと首を上に向けて背もたれにまた寄りかかる】
人間なんてさ、自分のことなんか全く分かんないし、となりゃ勿論他人のことも分かるワケ無い。
結局のところ思い込んでんだよ。
思い込んで、あやふやな指針に頼って、毎日ありもしない足場にもがいて……
あーーーー、僕ってなんなんだろーなーぁー!!!
【ばたばたバタ足。踵が薄く地面を削る】
- 719 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 23:21:50 ID:BuGTFEjU0
- >>718
「あはは……。何とかそうならないようにするよ」
「ふうん……。お酒飲んでるのにそんな事考えてるんだ……」
ふむ、と考え、呟く。
「……そんな物なのかな」
「……そうだね。俺の知ってる君は、その暗いホームレス予備軍に声をかけてくれて、お酒をくれた優しい人。……って所かな」
くすりと笑って、虎姫の顔を見る。
- 720 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 23:25:33 ID:WLwiniQ.0
- >>719
お酒入ってんのがデフォルトだからねー、慣れだよ慣れ。
【手を天秤みたいにして眉を下げる】
あっはは、そりゃ嬉しいね! ありがとさん。
【快活に笑い声を上げて、お酒を一気に流し込む】
僕は虎姫。酒呑屋 虎姫だよ、覚えときな。
- 721 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/01(木) 23:35:13 ID:BuGTFEjU0
- >>720
「そうなんだ……。飲みすぎも良くないよ」
思わず微笑むような笑みが零れて。
「……ま、会って直ぐの人にこんな事言うのもどうかとは思うんだけどね」
そう言うと、酒を飲む虎姫を横目に立ち上がり
「……虎姫さん。OK覚えた。俺は水無月煉って言うらしい」
らしい、と言うのは医者に聞いた話で、確証は無いから。
「嬉しかったよ。お酒」
そう言うと一歩、一歩と歩き始め
「じゃ、また会えたらね。虎姫さん」
後ろ手に手を少しだけ振って,公園から歩き去っていった。
- 722 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2010/04/01(木) 23:41:04 ID:WLwiniQ.0
- >>721
水無月煉ね……分かった。
おう! また会おうじゃないの!
ぐっばいしーゆーねくす!
【ベンチにもたれたまま大きく右腕を振って別れを告げる】
……水無月煉ね、はいはい。
【煉の姿が見えなくなった後、冷えた右手を側頭部に当てる】
【針が刺すように鋭く、押しつぶすように鈍い頭の痛み】
……倒れたいのはこっちもだよ。煉くん。
【彼女の姿は消え、宵闇に残したことばも消えた】
【残ったのは猛スピードの黒衣が闇夜にはためく音だけ】
- 723 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 13:57:25 ID:hedfrAak0
- 異能都市内のとある小さな公園にて。
「……えー、ここはOK。で、ここも――
――あ、いやここミスってんじゃねーかおい」
木製のベンチに腰掛けて、ノートパソコンで何か作業をする男。
「うーむ、しかし模擬戦か……調整は万全じゃねーとダメだよな」
でも面倒くせっ、と毒づく。
- 724 :カノン=カペルマイスター/竜型:2010/04/02(金) 14:09:02 ID:iaoMCmIg0
- >>723
ふ、と巨大な影が出来る。
原因は雲ではない。
「――――」
空行く竜。
幾つもの金属塊を並べ、浮かせ、そして竜を模せばこうなるだろう、そんな巨大な異形。
背に光翼を背負い、ゆるりと宙を割り進む。
- 725 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 14:11:52 ID:hedfrAak0
- >>724
「んだよ画面が見づらいじゃねーk……」
と愚痴りながら、何だ何だと空を見上げる。
「……お、異能都市に来た日に見たなあれ。
ありゃ竜か何かか? 何でもありだな異能都市は……」
すげー、と見とれながらも小さく呟く。
- 726 :カノン=カペルマイスター/竜型:2010/04/02(金) 14:16:13 ID:iaoMCmIg0
- >>725
竜が黒金を見た。
「――――?」
呟きが聞こえたのか、単に気まぐれかは分からない。
だがしかし、確かに竜の視線は黒金に向けられている。
そして、
「――――――なんでもアリなのが、この都市のいいところだろぉ?」
先ほどまで誰も何もなかった場所――黒金の背後。
そこから声がした。
- 727 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 14:19:20 ID:hedfrAak0
- >>726
「……こっち見てんのかあれ」
スケールがでかすぎて気がついていない。
「!?」
後ろから声が聞こえてきた瞬間、素早く背後を振り向く黒金。
ノートパソコンを落としそうになるが、すかさずキャッチ。
- 728 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 14:37:16 ID:iaoMCmIg0
- >>727
背後、
「やぁ若人。――昼間から外でPCとは感心しないな!」
笑顔で片手を上げる、男の姿があった。
「おいおいお前もっと建設的に生きね?ほら、例えば子供と鬼ごっこするとかさ」
銀髪銀眼の男は、何が楽しいのか分からないがひたすらに楽しそうだ。
- 729 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 14:42:01 ID:hedfrAak0
- >>728
「え? あぁ、いや、はい。そうですね?」
なぜか語尾が疑問形になる。
「果たして子供達と仲良く戯れるのが建設的かどうかは置いといて――」
まぁ建設的っちゃそうなんだけど、と言った後、
「ちょっとばかし調整が必要なんだよなこれの。“闘い”は今日の夕暮れまで迫ってる訳で」
と、言い返す男。
見ると、ノートパソコンからはケーブルが伸び、小さな機械に接続されていた。
これ、というのは恐らくその機械――もしくはその中身、の事だろう。
- 730 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 14:48:18 ID:iaoMCmIg0
- >>729
「ソウデスヨ?」
何故か片言疑問形で返事。
「……ほほう?」
興味津々、といった様子で小さな機械を見やる。
「なにこれ、コレがお前の異能なわけ?
機械系かー、知り合いにも何人かいるけど調整中を見るのは初めてだわ」
手を伸ばそうとして引っ込めて、ひたすら機械を見つめている。
――――そんな二人の頭上。
異形の竜はいつのまにか姿を消していた。
- 731 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 14:51:55 ID:hedfrAak0
- >>730
「oh...」
もはや日本語じゃあない。
「あー、いや異能自体は別なんだけど。ほれ、この右目よこの」
と言って、自分の右眼を指差す。
左目は普通に黒いのだが、右目の黒目であるべき部分が、灰色だった。
「能力の底上げだの追加兵装、って感じかなぁこいつは」
「……あれ?」
ふと空を見上げる黒金。
だがその視界には竜の姿は無い。
「なぁ爽やかお兄さんよ。
さっきなんか飛んでなかったか? こう……でっかいの」
なんて言うんだろうなああいうのって、と呟く。
- 732 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 15:01:36 ID:iaoMCmIg0
- >>731
「Yeah...」
日本語じゃなくてもノってきた。
「ふぅん、義眼か何か?なにそれ超カッコいい――。
追加兵装はロマンですねわかります」
にこにこ、というよりニヤニヤ、で笑う。
……喧嘩は売っていない。
「おいおい俺を爽やかって呼ぶとは貴様分かっているな……!!」
何をだ。
「ああ、何、でっかいのって俺のこと?
そりゃあお前サシで話せるというのにあの姿は邪魔にしかならんだろう」
さらりと俺のことかと問う。
……男は長身だが、ちゃんと人の形はしている。
- 733 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 15:06:21 ID:hedfrAak0
- >>732
「さぁそろそろ話題に戻ろうか」
ひどい。
「いや義眼じゃないから素だからこれ」
「追加兵装を浪漫と呼ばずしてなんと呼ぶか!
あ、ちなみにコイツのお陰で指からビーム出るぞ」
と言いながら、機械を開き、中から小さなガラス玉――のような物を取り出す。
「気に食わなかったんならおっちゃんて呼ぶが……」
「え? 何? さっきのあんた? マジで?
異能都市でも流石にそれは無いだろ」
信じていない様子。ないない、と笑っている。
- 734 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 15:11:36 ID:iaoMCmIg0
- >>733
「く、こやつ出来る……!!」
何がだ。
「えっなにそれすげえ。
……ゆ、指からビーム!?」
出して!どうせなら出して!!と目が語っている。
子供っぽすぎるだろうこいつ。
「はははやたら控えめだな。何なら神って呼んでも良いんだぜ?
……ほほう」
ニタリと口の端を吊り上げて、
「流石にそれはない、か。
なあ、」
掲げられた手、指が鳴らされる。
男の姿が揺らいで消えて、
「――――ありえない、なんてことはありえない。そう言うよな」
空に金属の竜。
- 735 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 15:14:50 ID:hedfrAak0
- >>734
「はっはー、俺を侮ってもらっちゃ困るぜ……?」
だから何がだ。
「子供か! 食いつきすg子供か!」
わかったわかった後でなはいはい、と適当に押さえ込む。
「じゃあ爽やか兄さんで続行」
面倒くさがりの権化、黒金鋼。
「……!」
まさか、と小さく呟いて空を見上げる。
「……すげぇ。あんたすっげぇよ爽やか兄さん」
驚嘆、感心、尊敬、羨望。あらゆる念をこめて、そう口にする。
呼び名が8割ほど台無しにしている気がする。
- 736 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 15:20:48 ID:iaoMCmIg0
- >>735
声。
「人と話すときはこう、」
先ほど消えた位置。
其処に銀髪の男は立っていた。
「……人の姿を取ったほうがラクだろ?
確かにあっちだと移動とか行動とかはラクだけどな、触れ合いってやつは望みにくくてなー」
肩をすくめ、困ったように眉間に皺。
「ともかく、ヒトは見た目に寄らないって分かったかね」
「何だよ今出せよビーム主に目から!!
あ、俺はカノンなー。苗字は名前欄を見てねっほしみ」
メタ発言。
- 737 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 15:23:45 ID:hedfrAak0
- >>736
「なるほどなぁ……
おう、分かった分かった」
すげー、と再び納得したように呟く。
「目から? 目から!? 無理だからなそれ仕様的に!」
指からでも良いだろ常識的に考えて……、なんて愚痴る。
「ん、了解了解。俺は黒金鋼という。
まぁ名前欄見ての通り都市警備をやってるもんだ」
目には目を。メタにはメタを。
- 738 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 15:30:08 ID:iaoMCmIg0
- >>737
「……まあ、俺とかすげえわかりやすく人外だけどさ。
中にはロリババアが普通にいたりするからな、この都市……」
合法ロリってすげえ。
「何だよそこは頑張れ頑張れ頑張れもっと熱くなれよお前!
熱くなってもビームが出るとは限らんがな!!」
妙に矛盾した発言だった。
「ほほー、都市警備ねえ……」
視線は上のほう。
……そこにはなにもありませんよ?
「甲と似たようなもんか?千夜すげえなー」
- 739 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 15:36:50 ID:hedfrAak0
- >>738
「なにそれこわい
驚くしかねぇな本当」
「熱くなったらオーバーヒートするだろ常識的に考えて……」
「じゃあもう一回だけだぞよく見てろよ」
と言いながら、ガラス玉――直径2cm程――を手に取る。
見ると黒金の左手の甲に、小さな凹みがあった。
凹みを中心として、電子回路のようなものが手や腕にまで延びている。
その凹みにガラス玉を填め込むと、手を拳銃のよう握りなおし――
「ばーん」
凄まじく適当に言うと、黒金の指先から赤い閃光が迸った。
空に向けて放ったので、他の誰かの目に留まったかもしれない。
「ん、あれ? 赤マフラー先輩と知り合いなのか」
また凄まじいあだ名。
- 740 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 15:41:16 ID:iaoMCmIg0
- >>739
「異能都市の名は伊達じゃねえってやつだな、うん」
「オーバーヒートって技あるだろ?ポ○モンに。――つまり問題はない!
って、」
閃光を追い、空を見る。
黒金を見、
「……」
もう一回空を見る。
そして、
「…………す、SUGEEEEEEEEEE!!やっべえなにいまのかっこいい!!!」
はしゃぎ始めた。
子供かコイツ。
「赤マフラーwwwwww言いえて妙wwwwww」
だっはっは、と笑って、
「知り合いだぜー。大学にいた頃に知り合ったかな」
- 741 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 15:45:53 ID:hedfrAak0
- >>740
「異能じゃない物の方が少ないかも知れねぇってかそうだよな絶対」
「でも俺はポケ○ンじゃねぇよ? 一応言っとくとな?」
「はっはー、これが我が技術の集大成って程でも無いけどそこそこ自慢げの補助兵装よ」
長ったらしい上に実体はそうでもないそうで。
「ん? 大学とな。
もしかすると大学も後輩かも知れんよ俺」
ここの出身だったりするんだが、とクシャクシャの名刺を差し出す。ひどい管理状況だ。
名刺にはある大学の名前と、黒金鋼その者の名前が印刷してあった。
- 742 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 15:50:05 ID:iaoMCmIg0
- >>741
「空を飛ぶサラリーマンとかシュールだけど意外と日常風景だしな」
「ポケモ○じゃなくても問題ねえだろ技になるくらいなんだから。――さぁ!!」
さぁ、ではない。
「あれっそれ結構微妙な立ち位置の兵器のような……?気のせい?
しかしまあ、技術の進歩ってすげーなあ。そのうち俺も追いつかれるかもわからんね」
クシャクシャだとか気にせず名刺を受け取り、
「……あ、俺この大学だわ」
先輩だったようです。
「へぇー、何、お前やっぱ戦士科とかだったのか?意表をついて魔術科だったら噴くぞ」
- 743 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 15:56:45 ID:hedfrAak0
- >>742
「あー、昼時とかよく見るよなビル街のほうでな」
「何が『さぁ!!』だかさっぱりだよ俺は」
至極当然の反応。
「いや、気のせいじゃないぞほしみ つーかメインは拳闘なんでね。
こいつの出番は殆ど無い。だから浪漫兵器なんだよこいつは」
「時間の差ってのは結構大きいと思うけどなあ」
「えー、じゃあ今度から呼称は爽やか先輩?」
うわ面倒くせっ、と毒づく。そうでも無い。
「魔術は全然ダメなんだよなぁ俺。
まぁご想像通り――つーか戦士科が色濃すぎてむしろマイナーな近接戦闘科よ」
- 744 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 16:03:41 ID:iaoMCmIg0
- >>743
「あの時間帯は流石の俺もビル街飛ぶの自粛してるわー……」
「何だノリ悪いな!其処は頑張ってヒートしちゃうべきだろうが!!」
何故かお怒り気味。
「ふーん、あー、でも殴り合いの最中にソレやられたらビビるだろうなー。
意外とチャンスとかは作れる兵器なのかもわからんね」
頷き、
「確かに時間の差ってのはあるがな。
それでも、進歩ってのはどんだけ早く進むかわからんもんだ――例えば」
天を指差し、
「俺が同じことしようと思ったら、指ぱっちん一発分くらいの時間はかかる。
普通の魔法使いならもっとかかる。
……それを装備するだけではいできましたー、って程度には、進んでるだろ?」
「ははは神先輩と呼んでも構わないんだよ?ってーか、何で爽やか?」
普通に名前で呼べばよくね?と思うが何かあるんだろうか。
「ふむ、あの何か人によってはちょっと鬱っとした近接戦闘科のほうだったか。
なんだお前みたいなテンション高めなのがいるんだったら遊びに行けばよかったわ」
- 745 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 16:13:04 ID:hedfrAak0
- >>744
「あんなん飛んでたらサラリーマン全員逃げるわ」
あんなん呼ばわり。ひどい。
「誰がするかよってか何で怒り気味なのごめんね!」
謝るまでがちょっと綺麗な流れ。
「…………」
カノンの話に聞き入って、
「あー……そりゃそうだわなー。
魔法使いとかって凄いよな。霊装っつーんだっけ?」
「理由なんて物が存在すると思うてか! 思うてか!」
大事な事なので二回言いました。
「まぁ面倒なので以後カノンと呼ぶが構わんね」
断定。
「近接戦闘科は近接なら何でもありだったからな……
それこそ至近距離で拳銃ぶっ放す奴とかも居たし。楽しかったぞ?」
はっはー偏見はそういう損を生むんだよ分かったかはっはー!
と、2度笑う。
- 746 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 16:18:50 ID:iaoMCmIg0
- >>745
「いや一回撥ねてな。幸い回復術も使えたからどうにかなったけど」
既に事故った後だったようです。
「いいよ別にでも今度オーバーヒートしてね!」
何故そこまでこだわる。
「霊装なんて俺は持ってないぜ!
術式のみで生きていきますよ俺は!」
キラッ。
「思うわけねえだろjk……そうかやっぱり理由はなかったのか!」
納得ー。
「えっなにそれげどう
くっそーなんだそりゃ楽しそうだなチクショー!!今度マジで遊びに行くか?!行かないけどな!!」
ぐおお、と頭を抱えてのけぞって。
- 747 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 16:25:14 ID:hedfrAak0
- >>746
「事故経験済みかよ!? しかも加害者側!
治せばいいってもんでも無いだろ……」
「よぉし! オーバーヒート考えといてやんよ期待すんなよ!!」
「ちきしょー魔術だか魔法だか知らんがいい気になりやがってちきしょー」
かなり悔しがっている様子。どうやら魔法の一つも使えないようで。
「あらゆる物が存在するのには理屈があるとか言ってた人がいたけどそんな事が無い事もある!」
長い。めんどい。訳分からん。そんな素敵な3拍子。
「あ、俺の同期なら大学院進んで教授手伝ったりしてるのも居るぞ」
耳寄り情報が飛んで来る。
- 748 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 16:31:53 ID:iaoMCmIg0
- >>747
「いやあ、その後空中三回捻り土下座を披露したら感動して許してくれたぜ?
そのとき俺は思いました、ああ人間って暖かい生き物なんだなと……」
「よっしゃ超期待してる!」
ひどい。
「あれ、ひょっとして魔法使えねえのか?
……其処までいいもんでもねえぞ、魔法って」
「理屈があるようなないような、つまりは良く分からないってことですねわかります!」
無理やり纏めて、
「えっなにそれみみより
うっそマジで?いや別に遊びに行かないけど、それはマジで?」
フリですねわかります。
- 749 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 16:36:03 ID:hedfrAak0
- >>748
「それは何か色々と観点が違う気がするんだが」
「やめてプレッシャーに弱いタイプ!」
実際そうでも無いが、言って見るだけ言ってみたらしい。
「あーそうだよ悪ぃか」
とほんのり毒づき、
「そうかぁ? でも使えないよか良いだろ?」
「Exactly(その通り)」
「という事で1日遅れのエイプリルフールをお届けしました」
* *
* +
n ∧_∧ n ←こういうことらしい
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
- 750 :カノン・カペルマイスター/人型(男性):2010/04/02(金) 16:45:15 ID:iaoMCmIg0
- >>749
「土下座最中だってちゃんと持参したんだぜ」
どうだ偉いだろう、と胸を張る。
「頑張れよプレッシャーに弱いタイプ!」
笑顔で黒金の肩を叩き、
「確かに使えないよりは使えたほうが出来る幅は広がるけどなー。
一番重要なのは「何が出来るか」だろ」
「( ゚д゚ )」
∧∧ ∩
( ゚д゚ )/ ∧∧ ∩
⊂ ノ ( ゚д゚ )/
(つ ノ ⊂ ノ ∧∧ ∩
(ノ (つ ノ ( ゚д゚ )/
(ノ ⊂ ノ
(つ ノ ∧∧ ∩
(ノ ( ゚д゚ )/
_| つ/ヽ-、_
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<⌒/ヽ___
/<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 751 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/02(金) 16:52:48 ID:hedfrAak0
- >>750
「轢いたという事実>>>越えられない壁>>>治療>>>持参ってところだな」
「まぁとりあえずのところは今度、って事で」
「…………」
カノンの言葉を聞くと、
「……そういう事なんかね」
うーん、と考え込み始める。
「よしカノンも落ち込んで眠り始めたことだし帰るか……」
放置を決め込んだようです。
言いながらノートPCを折りたたみ、機械をコートの内ポケットにしまって立ち上がる。
「あー、うん。一応フォローしとくと大学院にはいるらしいぞ。
教授の手伝いをしてるかどうかは知らんけど」
良かったね! 嘘じゃなかったらしいよ!!
「んじゃ、俺は行かなきゃならん場所があるんで。
また縁が合えば会おうぜカノン」
じゃーなー、と言いながら手を振って立ち去って行った。l
- 752 :カノン・カペルマイスター/竜型:2010/04/02(金) 16:56:39 ID:iaoMCmIg0
- >>751
「うう……畜生…だまされた……」
ごろんごろん転がりながら唸る。
どんだけショックだったんだコイツ。
「そうか……それは有難う……頑張れよ……」
なんかもう無気力。
へらりと手を振り、
「――――さて」
空に竜。
「何時だったかな…8時?後三時間…どうしたもんかね、と」
ゆるりと滑るように飛べば、
「まあ、間に合えば問題ねえか」
直ぐにその姿は見えなくなった。
- 753 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/02(金) 20:57:33 ID:BuGTFEjU0
- 都市。住宅街。
とりあえず記憶(と言っても曖昧過ぎるけど)を頼りに歩いてみたが。
「……」
迷った。完璧に。
「……大人しくブリッツさんのお世話になっとくんだったな……」
そんな事後悔しても、今更だった。
- 754 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 19:18:45 ID:.6prKP66O
- 「……」
【昨夜の戦闘、瀕死状態に陥ったまま、ずっと放置されていた】
「……」
【真っ白な灰になった上弦の姿がありました】
- 755 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 19:31:49 ID:9RjljEZ60
- >>754
「……。
……。
……。
……大丈夫です?」
- 756 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 19:44:29 ID:.6prKP66O
- >>755
【説明しよう!今の状態!!】
【ラオウの最期の格好で烏が集っています】
「そう見えます?」
【血の涙を流しながら振り向く、まさにホラー】
- 757 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 19:59:44 ID:9RjljEZ60
- >>756
「いえ、全然……」
めっちゃビビッて引いた。五歩くらい。
「……あ、ちょっと待っててくださいね。
――安息を与えし大いなる翼よ、聖を纏いて永久の光となれ! 具現せよ、<Evangelisti>!」
詠唱を終えると同時に周囲に白い羽根が舞い散り、一筋の光と共に、十字架を模した大剣が現れた。
- 758 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 20:06:29 ID:.6prKP66O
- >>757
「……ちょっといいかな?」
【瀕死状態の上弦は動く事は出来ない、しかし何か嫌な予感がした】
「なぜ、剣を出すのかな?」
【やはりそこである】
「その剣……どうするんですか?」
【既に汗が滝のように流れ出ていた】
- 759 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 20:18:09 ID:9RjljEZ60
- >>758
「安心してください、すぐ良くなりますから」
素ん晴らしい笑顔でそう謂う女。
ベルトに現れたカートリッジを剣の柄に装填すれば、鍔が柄側へと折れ曲がり、片側だけの刃がスライドし、銃口が露になる。
それを片手で持ち上げると―見た目より相当軽いようだ―銃口を、上弦へ向け、トリガーを引いた。
「『ヒーリングバレット』」
どうやら治癒魔法。
- 760 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 20:26:47 ID:.6prKP66O
- >>759
「え!?マジで!?ストップストップ!!」
【焦ったって体は動かない】
「うぉおぉぉおおぉ!!??」
【トリガーを引かれ、上弦に見事回復の弾丸が命中、しかし、未だ気付かぬ上弦は】
「撃たれたぁ!!死ぬぅ!!」
【回復した体で元気にジタバタしていました】
- 761 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 20:32:12 ID:9RjljEZ60
- >>760
「あ、あれ?」
効いてない、と勘違いしたらしい。
二度、三度とトリガーを引く女だった。
- 762 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 20:37:47 ID:.6prKP66O
- >>761
「ぐばはぁ!?」
【全弾命中】
「ぎゃぁぁぁ!!追い打ちだぁ!!
本格的に決めてきたぁぁぁ!!」
【無駄に元気になって来た上弦】
「おのれ!ただでやられてたまるか!!」
【空中四回転バックステップを踏んだ後】
「ジョイヤァー!!」
【なんか手から波動みたいな物を出してきた……元気になり過ぎである】
- 763 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 20:44:49 ID:9RjljEZ60
- >>762
「きゃっ……」
反射的なのか。大銃剣を大きく一回転させる女。
……何故か波動のようなものがぶった斬れたがキニシナイ。
「お、落ち着いてください!」
- 764 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 20:49:24 ID:.6prKP66O
- >>763
「……」
【物凄い顔で絶句している……エネルとかそんな感じの顔】
「……」
(や、殺られるっ!?)
【絶句、とにかく絶句……予期せずして落ち着く事となった】
- 765 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 20:56:21 ID:9RjljEZ60
- >>764
「えっ、あっ、えっと……」
困ってる、めっちゃ困ってる。
とりあえず大銃剣に口付けて消して。
「あ、あの、もう大丈夫……です?」
- 766 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 21:02:15 ID:.6prKP66O
- >>765
「……!?チャンス!!」
【すごい速さで突っ込んでいく】
「ふははははは!馬鹿め!敵前で武器をしまうなぞへぶはぁああぁぁぁあぁ!?」
【途中で転び、戦闘不能】
「ま、参りました……」
【もう、大丈夫っぽい】
- 767 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 21:09:22 ID:9RjljEZ60
- >>766
「……大丈夫みたいですね」
ほっと胸を撫で下ろす女。
「あの、その、勘違いさせちゃったみたいで、ごめんなさい!」
深々と頭をさげた。
- 768 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 21:17:41 ID:.6prKP66O
- >>767
「む?何をですかな……って……体が楽になっている!?」
【自分の体を見て驚く】
「おぉ!波動拳も撃てる!!」
【その理屈はおかしいが元気な事は確かであった】
「これは貴方が?」
- 769 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 21:22:05 ID:9RjljEZ60
- >>768
「はい。私、具現させてからでないと、魔法が使えなくて……。
本当に、ごめんなさいっ!」
まだ、頭は下げたまま。
- 770 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 21:32:40 ID:.6prKP66O
- >>769
「……」
【しばらくの沈黙……】
「……おぉ!なんと言う事だ!!
あの子がいなくなって幾日……傷つきボロボロな私にこんな親切に……感動した!!
有難うございましたぁ!!」
【なぜか凄く感謝して土下座をして礼を言う始末……土下座をする男に頭を下げる女性と言う不思議な構図が完成した】
- 771 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 21:36:56 ID:9RjljEZ60
- >>770
「えっ、あれ? ……どういたしまして?」
疑問系。
「と、とりあえず頭上げてください!」
あたふたあたふた。
物陰で見ていた精霊達が必死で笑いをこらえているのはまぁ、キニシナイ。
- 772 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 21:44:30 ID:.6prKP66O
- >>771
「ふぁい……」
【上げた顔は涙と鼻水をたらし、何処かホッコリしていた】
「いやぁ、このままずっとここで放置されたまま亡くなるのかと不安でしたよ!」
【精霊たちに気付いているのかいないのか……】
- 773 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 21:54:34 ID:9RjljEZ60
- >>772
「そうでしたか……って、ええええええ!?
何か、あったんです?」
と、辺りを見回せば。見事なまでの戦闘痕。
なんとなくだが、状況を把握したようだ。
- 774 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 21:58:39 ID:.6prKP66O
- >>773
「実は、大切な子が連れ去られ……幾ヵ月……私は必死にあの子を捜し求め……彼女の未来の姿と連れ去った本人との戦闘を発見した訳なんだ……」
【眼を閉じ語る上弦の姿、必死に頑張っているらしい】
「で、相手が繰り出した大技で……御覧の有様さ!」
【歯を輝かせて親指を立てる】
- 775 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 22:13:35 ID:9RjljEZ60
- >>774
「そう、でしたか……」
目を伏せる女は、何を思うか。
「……あの、それは何か違うと思います! 私が偶然通りかからなかったら危なかったんですよ!?
ぐっ、とかしないでください!」
- 776 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 22:20:35 ID:.6prKP66O
- >>775
「ん……これはすまない……不謹慎だったね……」
【注意され萎縮するも、本人も自分の軽率な行動を悔いた】
「貴方には本当に感謝している、有難うございます……」
【今度は真面目に、頭を下げる】
- 777 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 22:36:07 ID:9RjljEZ60
- >>776
「あ、いえ……ごめんなさい、言い過ぎました……」
こちらも頭を下げた。
「はいはーいそこまで。アンジェ、何か忘れてない?」
なんだかエンドレスになりそうな気がしたのか、物陰から金髪ツインテ(本日はセーラー服)が現れた。
「……なんでしたっけ」
すっかり忘れている女だった。
- 778 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 22:48:31 ID:.6prKP66O
- >>777
「い、いえ、こちらこそ……ん?何奴!?」
【すぐにエンドレスを止める声の主を探し、見つける】
「こ、これは……」
【金髪ツインテールに制服……】
「き、来たぁぁぁぁぁ!!
金髪ツインテールに制服だとぉ!?
な、なんと言う破壊力!!」
【瑠璃色の瞳が輝く、何故か物凄くテンションが上がってうるさい】
- 779 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 22:54:23 ID:9RjljEZ60
- >>778
「シャラップ!」
すぱこーん、とハリセン一閃。
「はぁ、全くもう。人探しでしょひーとーさーがーしー!」
「……あ、そうでした」
- 780 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 22:58:09 ID:.6prKP66O
- >>779
「ぬへっ!」
【ハリセンで叩かれて嬉しそうなのはきっと気のせいなのだろう】
「ん?人探し?……これは失礼!足止めしてしまいましたか?」
- 781 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 23:10:49 ID:9RjljEZ60
- >>780
「……」
「……」
↑二人して何ともいえない表情。
「い、いえ、そんな事はないです。
手がかりが殆どないので……」
「よーするに適当にふらつくしかないから全然問題ないってコト」
- 782 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 23:15:15 ID:.6prKP66O
- >>781
【二人の表情を意に介さず、上弦は笑って言う】
「そうか……それならよかった!」
【二人に向けて安堵の言葉を放ち】
「しかし、手がかりなしの探し人ですか……どんな人なんですか?
あ、言いたくなかったら結構ですよ?」
- 783 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 23:22:11 ID:9RjljEZ60
- >>782
「えっと、真っ黒で、わかめみたいな髪をしていて、目付きが悪くて、すっごく胡散臭くて、……『悪魔』みたいな人です」
「もう五年だっけ? それくらい探してるけど全然見つからないんだって。
『対存在』は"ここ(いのうとし)"で見つけたけど、ソイツも知らないって言ってたし」
- 784 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 23:28:45 ID:.6prKP66O
- >>783
「ん?……悪魔みたい……ん〜……」
【こころ当たりはない……必死に頭から捻り出そうとしても出てこない
普通ならばそんな人忘れるはずが無い】
「……黒い人は知ってるけど……その人は知らないな……残念だけど」
【申し訳なさそうにそう答える、対存在というものも気にはなるが】
- 785 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 23:36:07 ID:9RjljEZ60
- >>784
「そう、ですか……」
「因みに悪魔みたいな、っていうのは性格のコト。別に角生やしてるわけじゃないからねー。
ま、見かけたら教えてくれたらちょっっっっっとだけ見直すかも」
- 786 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 23:44:11 ID:.6prKP66O
- >>785
「うん、すみませんね……」
【申し訳なさそうに謝るのだが……】
「え!?マジで!?私を好きになるだってぇ!?おいおいいきなり過ぎやしないかい?いやぁ参ったなハッハッハ!!」
【メッチャ早口でなんか話を捏造していた】
「よーし!見つけたらすぐ知らせるよ!!」
- 787 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 23:49:19 ID:9RjljEZ60
- >>786
「妻子持ちに惚れないしこのどあほう!」
すぱこーん、と本日二度目のハリセン攻撃。
「あ、ありがとうございます!」
感謝の意を込め頭を下げる女。
さっきより一歩引いてる? 気のせいだ。多分。
- 788 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/05(月) 23:54:30 ID:.6prKP66O
- >>787
「ばぶはぁ!?」
ズササササァー
【地面を滑りながらダウン、でもやっぱり嬉しそう】
「いえいえ、どういたしまして……力になれれば良いのですが……」
【鼻血を拭きながら爽やかに笑う……そして、異変に気付く】
「あれ?なんか離れてません?」
- 789 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/05(月) 23:59:29 ID:9RjljEZ60
- >>788
「……」
「……」
何ともいえない視線パート2。
「は、はい? そそそそんなことないですよ?」
「うん、気のせい気のせい」
- 790 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/06(火) 00:05:16 ID:.6prKP66O
- >>789
「……おや、何か変な視線が……」
【ジト〜っと二人を眺め】
「本当に?ほんとに本当〜?」
【一言発する度に近寄ってくる、めちゃくちゃ近寄ってくる……】
「ほ〜ん〜と〜に〜?」
【とてもうざかった】
- 791 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/06(火) 00:09:20 ID:9RjljEZ60
- >>790
「ほほほ本当ですって!」
これはもう一歩引かざるを得なかった。
「はぁーいそれ以上近づくとビリビリしちゃうぞー☆」
金髪ツインテ、ほんの少し放電中につき。
- 792 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/06(火) 00:20:33 ID:.6prKP66O
- >>791
「一歩引きましたね?
ふはははははは!!
私の!勝ち……だ?」
【なんの勝負をしていたのか全くわからないが、勝利宣言をしようとして、言葉をつまらせる
何故なら目の前に放電中の娘がいたからだ】
「ぬぉ!?サンダーガール!?
早まるな!!話せばわかるって!!」
【凄い速さで後退り】
「ほ、ほら、落ち着いて話し合おう……そうだ!
確か探し人の対存在?それってどう言う事なのかな?」
【露骨に話を振る】
- 793 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/06(火) 00:29:40 ID:9RjljEZ60
- >>792
「解ればよろしい!」
「あはは……」
金髪ツインテ、放電解除。
「えっと、それはですね……」
「『光あるところに影あり』ってこと。
居るの、『探し人』を裏返したようなヤツが。まーあいつらの存在が特殊だからそうなってるっていうのもあるけどね」
よく解らない説明だった。
- 794 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/06(火) 00:33:19 ID:.6prKP66O
- >>793
「うむ……つまり、ドッペルゲンガー的な?」
【よくわからないが、何かを理解してる様子だ】
「あ、でも私もそう言う経験ありますよ?
って言うか現在進行形?」
- 795 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/06(火) 00:44:06 ID:9RjljEZ60
- >>794
「んーまぁそんな感じ?
性質が真逆なんだけどねー。『クロ』と『シロ』、わっかりやすい」
「現在進行形、といいますか、最初からそういうものみたいで……」
「『シロ』に会うのが早いかも。アタシ達、そこまで詳しいわけじゃないしね」
- 796 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/06(火) 00:48:01 ID:.6prKP66O
- >>795
「そうか……わかりました……」
【何かを理解したかのように何度も頷く】
「まぁ、まずは会って見なくてはわかりませんね……」
- 797 :アンジェ ◆XXXXUU4GU2:2010/04/06(火) 00:53:53 ID:9RjljEZ60
- >>796
「てきとーに路地裏めぐりしてれば会えるんじゃない?
胡散臭いからすぐ解るよ」
「あ、もうこんな時間です……。
協力、ありがとうです」
「そんじゃーヨロシク。びみょーに期待してるかもね!」
「それでは、失礼しますね」
そういって、手を振りながら去っていく二人だった。
中身)絡みありがとうでした。おやすみなしあ
- 798 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/06(火) 00:57:30 ID:.6prKP66O
- >>797
「了解!任せておいてください!」
【胸に手を当てて一礼】
「……ん?今微妙にって……まぁいいか……
私も屋敷に戻ってあの子たちと寝るか」
【回復した体は軽く、上弦は軽快な足取りで歩いていった】
//こちらこそ有難うございました!
//助けてもらって嬉しかったし楽しかったです!
//お休みなさい!
- 799 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2010/04/06(火) 17:20:10 ID:BuGTFEjU0
- 都市中央部。
人が行き交い、溢れるその場所。
勿論人じゃないのもいるけど。
「……ん」
ふと、ガラスに映った自分の姿を見て立ち止まり
「……髪、伸びたな……」
そんな事を呟く。
- 800 :イメル:2010/04/06(火) 22:43:38 ID:yvUls86s0
- 「……ふ、私もすっかり空気となったものだ……」
藍色の長い髪を靡かせながらメメタァ発言。
セーラー服の彼女は、愛刀を携えてぶらぶら散歩中。
- 801 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 22:57:03 ID:WVrfsEdY0
- 【町中を歩き一人の少女がいる】
「あう〜…ねむいなの…」
【ごしごしと眼のあたりをこすりながら歩く少女】
- 802 :イメル:2010/04/06(火) 23:01:59 ID:yvUls86s0
- >>801
「……あの子供には見覚えがあるのだ、しかし名前が出ない……
何故だ……何かしらの呪いにかかっているのか……」
お前の頭が残念なだけです。
- 803 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 23:06:20 ID:WVrfsEdY0
- >>802
【ディスは寝ぼけ眼でイメルを見る】
「あう〜?えっと『ふぇんりる』…とはちょっとちがうなの」
【首を振ったあと】
「こんばんわなの〜『いめる』なの〜!」
【大きく手を振って駆け寄る】
- 804 :イメル:2010/04/06(火) 23:08:51 ID:yvUls86s0
- >>803
「な、私はお前のことを忘れていると言うのに、お前は私を覚えているのか……!?」
十歳そこらの少女の脳味噌に負けるイメルの脳味噌であった。
「しかし挨拶には挨拶で返さねばなるまいな。こんばんは、だ。
お前も夜歩きか? まだ幼いんだから、もう少し用心して歩いた方がいい」
武器も何も持っていない(と思い込んでいる)ディスを見て、不安げに顔を顰めた。
- 805 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 23:13:09 ID:WVrfsEdY0
- >>804
「あう〜?『でぃす』のことおぼえてないの〜?」
【残念そうな顔をするディス】
「う〜。おそとはあぶないなの〜…
だからひとのおおいところでおさんぽしてるの〜」
【不安げな顔になりながら言う】
- 806 :イメル:2010/04/06(火) 23:17:04 ID:yvUls86s0
- >>805
「む、すまん……名前を忘れて居たんだ、ディスだったな。
すまなかった」
耳をへたりと垂れて謝罪。
「人の多いところだろうと夜は危ないのだ。良く覚えておけ。
ここは『異能都市』。人混みに紛れてお前のような子供を連れ去る人間だって、居ないわけじゃない」
人差し指を立てて、そう言った。
まあお前が強いのなら問題は減るのだが、と付け加えた。
- 807 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 23:20:09 ID:WVrfsEdY0
- >>806
「あうあう、きにしないの!」
【そう言って軽く頭をなでる】
「あう〜…ちょっとこわいなの」
【真剣にイメルの話を聞きながら…すこし剣帯に手をかける】
「つかわないのがいちばんなんだけどなの…」
- 808 :イメル:2010/04/06(火) 23:23:10 ID:yvUls86s0
- >>807
「む」
満更でもないご様子。
「剣か……お前も剣士か?
そうだな、使わないのが一番だ。だがしかしそうさせてくれない変態もいるから困ったものだ」
剣を持った人物を見るたび決闘を申し込む変態とかな。と頷きながら言った。
- 809 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 23:27:55 ID:WVrfsEdY0
- >>808
「なでなで」
【少し楽しそうに撫でる】
「あう、その…ほかのひとみたいにうまくつかえないけど…
ちょっとだけなの。」
【剣帯に装着された刀が見える】
「あう〜…それってちょっとあぶないなの…」
【不安げに言う】
- 810 :イメル:2010/04/06(火) 23:31:02 ID:yvUls86s0
- >>809
尻尾ぶんぶん。ご満悦。
「ちょっとだけ、か……お前、学校へ行っているか?
そこでなら、部活動で剣道かフェンシングが学べると思うが」
ちなみにこいつは属してはいるが全く型を覚えやしないので大会に出してもらえない。
「剣士に限らず、強い者との決闘を望んでこの街に来るやつは多いんだぞ?
私は先日、血液を刀に変えて戦う女に決闘を申し込まれた」
負けた、とは言わないのがイメルクオリティ。
- 811 :イメル:2010/04/06(火) 23:32:08 ID:yvUls86s0
- >>807
「む」
満更でもないご様子。
「剣か……お前も剣士か?
そうだな、使わないのが一番だ。だがしかしそうさせてくれない変態もいるから困ったものだ」
剣を持った人物を見るたび決闘を申し込む変態とかな。と頷きながら言った。
- 812 :イメル:2010/04/06(火) 23:32:54 ID:yvUls86s0
- //あるぇーなんだこの時を超えた連投……なんだこれ恥ずかしい
- 813 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 23:34:19 ID:WVrfsEdY0
- >>810
「あう〜。がっこにはいってないの…
これからいけたらいいとおもうの…」
【すこし楽しみそうだ】
「あう〜。…そうなの…
つよいひとに…みえるかなの『でぃす』なの…」
【不安げな顔が消えない】
- 814 :イメル:2010/04/06(火) 23:37:19 ID:yvUls86s0
- >>813
「そうか、行けるといいな。きっと楽しい」
にっと笑って見せた。
「そう不安げな顔をしていると、強くは見えないだろうな。
自分の力に自信を持て、過信しない程度に。それが重要だって先生は言っていた」
ガッツポーズ、ほらほらご一緒に! と促さんばかりにディスを見た。
- 815 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 23:41:23 ID:WVrfsEdY0
- >>814
「うん、おともだちもいっぱいできるかなの〜」
【微笑んで言う】
「あうあう、じしん…なの。わかったの!
そしたらつよくなるなの!」
【促されてぐっとガッツポーズをした】
- 816 :イメル:2010/04/06(火) 23:43:48 ID:yvUls86s0
- >>815
「友達百人と山に登っておにぎり食べる儀式があるぞ!」
ありません。
「そうだ。少なくともおどおどしていたら強くは見えないし、付け込まれる。ソースは空だ。
自信を持って、それを磨き上げるために鍛錬を行ってさらに自信をつけるのだ」
無限ループである。
- 817 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 23:46:49 ID:WVrfsEdY0
- >>816
「あう〜!ひゃくにん!
いいなの〜。やってみたいの!」
【かなり真に受けているようだ…】
「あうあう、そうなの。だから、とっくんもしてみるなの!」
【再びガッツポーズする】
- 818 :イメル&異界の少女:2010/04/06(火) 23:53:49 ID:yvUls86s0
- >>817
「なんか異様に高い山に大人数で登る儀式だ。
頂上に着くまで食料のおにぎりを口にしてはならない、過酷なルールがある……」
間違ってます。
「特訓。そうだ特訓だ!
私も特訓しに箱庭まで行ってたはずだったんだ、が」
『あら、この前の狼さん。奇遇ですね、またお手合わせいたしません?』
「……げぇっ」
髪も瞳も血のように赤い、イメルとはまた違う制服の少女。
赤い少女はイメルのセーラーの襟を引っ張ってずるずる引き摺り始めた。
- 819 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/06(火) 23:56:12 ID:WVrfsEdY0
- >>818
「あう〜…ちょっとたいへんそなの」
【ちょっと困った顔だ】
「とっくんしにいったの〜…あう?
だれかなの?」
【首をかしげる】
- 820 :イメル&異界の少女:2010/04/07(水) 00:00:43 ID:yvUls86s0
- >>819
「ぐげぇええええええ……」
『あらお嬢さん、御機嫌よう。私は異界の人間。
いろんな人と戦ってみたかったからここに来たのです、
お嬢さんとも戦ってみたいものですね……こら! 暴れない!』
「だって首、絞まって……げふ」
赤い少女は笑いながらぐいぐいずるずる。
どうやら先程イメルの言っていた変態とはこの少女を指すようで。
- 821 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 00:04:49 ID:WVrfsEdY0
- >>820
「あう〜…『いめる』のいってたたたかってたひとってこのひとなのかなの…
こんばんわなの〜」
【気にしている表情】
「たたかうなの〜?
う〜ん…それってあそこでなのかなの」
【そのほうがいいなの、と続けたところで】
「あう、『いめる』なんだかくるしそうなの…」
【慌てて首のしまってるところを抑える】
- 822 :イメル&異界の少女:2010/04/07(水) 00:09:00 ID:yvUls86s0
- >>821
『ええ、箱庭ですよ。やってみたいから、と言う理由だけで人を殺めるのはさすがにどうかと思いますし』
「ふひゅうううううぅ……」
ようやく息をし始めたイメル。ふへふへと呼吸している。
『私、暇な時には箱庭に入ってぶらぶらしておりますので。
貴女が入ったときに、運が良ければ会えるかもしれませんね。
それでは御機嫌よう……ほら、きびきび歩く!』
「分かった歩くから耳引っ張るな……あふぅ、またなディス……」
そうしてこうして二人は箱庭へ向かうのだった。
- 823 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 00:12:28 ID:WVrfsEdY0
- >>822
「あう〜、よかったの…」
【ほっと溜息をつく】
「あう〜。またあえたらいいの〜。
またねなの〜!」
【そして大きく手を振って二人を見送った】
「…あう〜…ひとりはあぶないからかえるなの〜」
【あたりを見回しながらその場を去って行った】
- 824 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/07(水) 19:23:45 ID:hedfrAak0
- 異能都市、ある図書館。
本棚の前で、一冊の本を読んでいる大柄な男。
「……難しい事言ってくれんなぁ著者」
深く溜息をつくと、読んでいた本を本棚に戻す。
どうやら何かの入門書のようで。
「片っ端から読んで解り易かったの借りるかね……解り易いのが在ったら、だけどよ」
うーむ、と唸ってから別の本を手にして、読み始める。
- 825 :黒沢小百合:2010/04/07(水) 19:30:44 ID:rSRBD9/U0
- >>824
「探しましたよ。」
黒金へ話しかけてきたのは、
以前模擬戦をおこなった黒髪の女性だ。
なにやら長い役職名を名乗っていた気がする。
- 826 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/07(水) 19:34:47 ID:hedfrAak0
- >>825
「……ん? あー、どうも久しいな。俺に何か用事でも?」
本を本棚に戻して、返事をする男。
俺何かやらかしたっけ、なんて考えているようだ。
- 827 :黒沢小百合:2010/04/07(水) 19:41:17 ID:rSRBD9/U0
- >>826
「はい、以前の都市警備部門への勧誘の件についてです。
あれから、少し忙しくてなかなかコンタクトが取れませんでしたから。」
小百合は、小脇に抱えていた茶封筒入りの書類を、黒金へと差し出して。
「貴方は、千夜グループに雇われた外部エージェントという形での雇用となります。
基本的に千夜関係の雑事を行う必要はありませんが、なんらかの事件の解決、
捜査を行った際に出来高払いの報酬、もしくは必要経費といった形で給料が支払われます。」
- 828 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 19:45:15 ID:WVrfsEdY0
- 「…あう〜…ここしずかでいいなの〜」
【図書館の入り口のほうから少女の声がする】
「それになんだかいいにおいなの〜」
【包帯を巻いた少女が店の中に入ってきた】
【剣帯を巻いた状態である】
- 829 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/07(水) 19:47:26 ID:hedfrAak0
- >>827
「なるほど、了解した」
話を聞きながら頷く。
「しかし外部エージェントか……すげぇ響きだな」
封筒を受取り、書類を確認しながら言う。
……どうやら細々とした字を見て、後で確認する事にしたようだ。
>>828
ふと、黒金がディスの存在に気がつく。
「お? ようディス。元気にしてたか?」
と、たずねる。
- 830 :黒沢小百合:2010/04/07(水) 19:54:59 ID:rSRBD9/U0
- >>828
「ディス、こんばんは。」
この子は神出鬼没に
現れるなあ、と少し苦笑して。
なでなで
>>829
「他に何か確認事項や、質問はありますか?」
小百合の口調は非常に事務的であり、きびきびとしている。
まだ仕事中なのだろうか。
- 831 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 19:59:34 ID:WVrfsEdY0
- >>829
「あう〜?『はがね』こんばんわなの〜」
【軽く手を振ってこたえる】
「もちろんげんきなの〜!」
>>830
「あう〜!『さゆり』もいたの〜!」
【嬉しそうな顔で撫でられる】
【と、ここで】
「…あ、そういえば『さゆり』におはなしなの」
【思い出したように呟いた】
- 832 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/07(水) 20:05:37 ID:hedfrAak0
- >>830
「あぁ、問題ない。大丈夫だ」
言いながら首肯する。
特に引っかかりは無いようだ。
>>831
「おうおう、そいつぁ良かった。
……これ前も言ったかもなこれ」
デジャヴ。
「あー、そういやへこたれなさそうな食べ放題な店をメモしてきたんだけど――」
どこだったかなー、なんて言いながら、コートの内ポケットを探ってい。
- 833 :黒沢小百合:2010/04/07(水) 20:10:08 ID:rSRBD9/U0
- >>831
「ディスから私に話?
一体、なんでしょうか。」
>>832
「そうですか、ではこの書類に簡単な物でよいので、サインを。
これは大事な物ですから紛失しないように。」
新たに取り出した2枚の書類を黒金に渡す。
これは契約書のようで、2枚とも同じ文面であり既に小百合のサインが書かれている。
- 834 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 20:13:50 ID:WVrfsEdY0
- >>832
「ん〜…そうだったかなの」
【すこし首をかしげながら言う】
「あうあう〜?!ほんとなの!?ありがとなの〜!」
【驚くと同時に喜びにあふれた表情になるディス】
>>833
「あう〜…その…
『でぃす』がっこにいきたいなっておもってなの…」
【少し心配そうに言う】
「どうしよかなの…おかねないからはいれないなの…」
【よくよく見るとすこし後ろめたそうな顔だ】
- 835 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/07(水) 20:17:42 ID:hedfrAak0
- >>833
「了解了解……っと」
確りと契約書に目を通し、何度か小さく頷いてから、契約書にサインをする。
「うし、これで問題ないか?」
言って、契約書を見せる。
>>834
「いや、まあ人の記憶ってのは曖昧なもんだしな。
時には同じ会話だってするだろう」
かくいう俺も最近物忘れがね、なんて言いながらやれやれと肩をすくめる。
「あったあった。赤いペンで書いたのが時間制限でタダってところで、
青いペンで書いてあるのが値段が安めに設定してある所だ」
A4サイズの紙を何度か折りたたんだ物を手渡す。
参考に、ということで色々書いてきたようだ。
- 836 :黒沢小百合:2010/04/07(水) 20:22:02 ID:rSRBD9/U0
- >>834
「つまり、私に入学金を支援して欲しいと。」
ディスと同じ目線になるように、
小百合はしゃがみこんで。
「いいですよ、私に全て任せなさい。
貴方は何も心配しなくていい。」
>>835
「ええ、これで契約は終了です。」
黒金の手元に一枚を残し、
もう片方だけを受け取った。
- 837 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 20:26:48 ID:WVrfsEdY0
- >>835
「あう〜。そうかもしれないの〜」
【ディスも身に覚えがある風だ】
「ありがとなの〜…うれしいなの!
すごくたすかるなの!」
【渡された紙を見ながらホントに感謝する言葉を述べた】
>>836
「あう?えっと、いいの?」
【心配そうな眼はそのままで問い返す】
「あう〜…その、ありがとなの…」
【すこしだけ微笑んで言った】
【純粋な顔である】
- 838 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/07(水) 20:30:47 ID:hedfrAak0
- >>836
(……割とあっさり済んだな)
と、ぼんやり考える。
「改めて、宜しく頼む」
契約書を懐にしまうと、握手を求め手を差し出す。
>>837
「こればっかりはどうにもならねーよな」
としみじみ言う。
「ん、喜んでもらえて何よりだ。
また何か力になれそうな事があったら言ってくれ」
- 839 :黒沢小百合:2010/04/07(水) 20:38:28 ID:rSRBD9/U0
- >>837
「ええ、この辺にある学校といえば、千夜学園だけでしょう。
そこにネジ込む程度は、まったく問題ありません。」
小百合は得意げな表情を浮かべて。
「何日か待ってください。案内状が届くはずですから。」
>>838
「ええ、こちらこそ。」
黒金の差し出された手を取り、
その白魚のような手で握手した。
黒金が強く握れば、ぐしゃぐしゃになってしまいそうなか細さだ。
「さて、私はそろそろ仕事に戻ります。
では、がんばって職務を全うしてくださいね。」
小百合はかつかつとヒールの音を響かせ、街の雑踏の中へ消えていった
- 840 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 20:43:19 ID:WVrfsEdY0
- >>838
「あう〜。うん…」
【いつもの通りに頷く】
「うん!『でぃす』もなにかこまったことあったらてつだうの!」
【恐らくはディスなりの感謝の言葉であろう】
>>839
「あう、そうなの!
ほんとにありがとなの!」
【大きくうなずいて言う】
「あう〜!またねなの〜!『さゆり』たのしみにしてるの〜!」
【大きく手を振って小百合を見送って行った】
- 841 :黒金鋼/都市警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/07(水) 20:49:28 ID:hedfrAak0
- >>839
「あぁ、お互い頑張――いや、あっちの方が大変なんだろうな」
その場で小百合を見送った。
後半は半ば独り言のように。
>>840
「はっはー、そりゃ頼もしい限りだな」
と、笑いながらうんうんと頷く。
「さて、と。んじゃあ俺は本屋でも行って来るか」
決意したように小さく呟き、
「つー事で、また会おうぜディス。じゃーなー」
言って手を振ると、図書館を後にした。
- 842 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/07(水) 20:54:23 ID:WVrfsEdY0
- >>841
「あう〜。できることならなの〜!」
【ドンと胸を叩いて言う】
「またねなの〜!」
【そしておっきく手を振って見送った】
「う〜…ここはやっぱりおちつくの〜」
【ディスはしばらく図書館にいることにしたようだ】
- 843 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/08(木) 00:21:53 ID:HnkBBDEo0
- 「うわ、怖くて眠れないとか小学生かよ」
ビルの屋上から、まだ眠らぬ都市を見下ろす。
「うーん、昔にも似たようなことあったけど、
あれは自分の中の精神状態によるものが原因だった筈。
今回は……なんなんだ?」
夜風が吹く中で思考を巡らせる。
「タルタロスと同化し、能力に変化は出た。
精神状態の変化は事前に予測できていたから覚悟してたはずなんだが……」
いまいち、歯車がかみ合わない。
なぜ回っているのか分からないギアがあるという不快感。
「なんなんだ、一体」
- 844 :カノン・カペルマイスター:2010/04/08(木) 00:23:29 ID:7VwFlsxo0
- >>843
壁|
壁|Д^>9m
壁|
…………何か、いた。
- 845 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/08(木) 00:26:53 ID:HnkBBDEo0
- >>844
「…………」
なんかムカつくので、とりあえず適当に弾丸召喚してブッ放してみた。
- 846 :カノン・カペルマイスター/人型(ょぅι゛ょ):2010/04/08(木) 00:31:06 ID:7VwFlsxo0
- >>845
壁| <ははは今の俺には貫通ダメージおぐふぅ
「って馬鹿――――!!!!」
壁を『すり抜けて』現れる、銀髪銀眼の子供。
ずびしと効果音がつきそうな勢いでクロスを指差し、
「お前って奴はツッコミが厳しすぎる!というわけでもっと俺に優しくしてみるというのはどうよ?!
具体的には崇め奉るとか!ほら神様って呼んでみ?!」
- 847 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/08(木) 00:32:07 ID:HnkBBDEo0
- >>846
「…………」
無言でズボンのベルトを外し始めた。
- 848 :カノン・カペルマイスター/人型(ょぅι゛ょ):2010/04/08(木) 00:35:42 ID:7VwFlsxo0
- >>847
「えっなにそのこうどうこわい」
全力で引いた。
「……おいおいオマエ本気ですかよ?俺今ハイパー省エネモードですがよ?
つまり突っ込もうにも突っ込めないヒャッハー!!じゃなくてだな」
一拍置いて、
「なしてこんなところにこんな時間にいんの?
コドモはもう寝る時間ですよぉー」
- 849 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/08(木) 00:38:48 ID:HnkBBDEo0
- >>848
「大丈夫、そこに立っててくれるだけでいい。
視てるだけで大丈夫だ」
何が大丈夫なんだろうか。
と、ジッパーを降ろしたところで、やっと我に帰る。
「……あ、そうそう、お前に言わなきゃいけないことあるんだった」
まるで何事もなかったかのように、いそいそとズボンをはいてベルトを戻す。
図々しい。
「その……なんだ、うん。
えっと…………すまんかった」
- 850 :カノン・カペルマイスター/人型(ょぅι゛ょ):2010/04/08(木) 00:42:51 ID:7VwFlsxo0
- >>849
「うわこいつこええ――、お助けプリーズおまわりさん!!」
耳に手を当て、
「えっ?何?聞こえない」
コイツに限ってそれはなかろう、と思わせる発言。
眉間に皺が刻まれ、
「俺そしてオマエの間になんか謝られるようなことあったか?
あったとしても俺は謝罪はいらんぞ」
- 851 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/08(木) 00:44:34 ID:HnkBBDEo0
- >>850
「いいや、謝らせてもらおう。
お前が謝罪を必要としてるかしてないかは関係ない、謝らせてくれ。
あと警察を呼ばないでくれ」
一歩前に踏み出し、頭を下げる。
「俺はあの時、力になれなかった……すまん。
あとパンツ見せて」
- 852 :カノン・カペルマイスター/人型(ょぅι゛ょ):2010/04/08(木) 00:53:43 ID:7VwFlsxo0
- >>851
「……ああ」
思い当たる。
そういえば、
「あったなあ、葉っぱの取引防止大作戦なアレか。
……んー」
首を傾げ、
「オマエが力になれなかっただのなんだの、俺は気にしてねえし気にしねえし。
許す許さないじゃねえ、『なにそれおいしいの』クラスの結構どうでもいい出来事だ。
だから、オマエの気持ちが楽になるだけっつーなら、俺に謝罪なんざすんな」
頷く。
見下ろすように見上げ、視線を合わせ、
「―――――――俺は楽しかったからソレでいいんだよ馬鹿。
確かに助力があれば省エネモード万歳状態にはならなかったかもしれんが、これはこれで楽しいしな。
オマエ、俺は楽しんだし楽しんでるっつーのにウダウダウダウダ言うんじゃありませんよ――まあ、」
一息。
「他の連中はどうだかしらねえけどな。
……あとパンツって必要か?ぶっちゃけめんどくせえ」
爆 弾 発 言 。
- 853 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/08(木) 00:59:34 ID:HnkBBDEo0
- >>852
「相変わらず喰えない奴だ。
すっげームカつく」
でも、
「……ま、少しは……楽になれたか」
ほぅ、と息を吐いた。
と、同時に、
――ヒュバッ
いきなりその場でブリッジ。
そして回転し、頭をカノンの方向に。
「はいてない……だと……ッ!?」
そのまま発進。
まるで映画エクソシストのワンシーンのように、ブリッジ状態のままカノンに向かって走り出す!
キモいぞ!!
- 854 :カノン・カペルマイスター/人型(ょぅι゛ょ):2010/04/08(木) 01:03:43 ID:7VwFlsxo0
- >>853
「ムカつく?有難う、最高の褒め言葉だ」
ふふん、と鼻で笑い、
「Σぎゃああああ変態が這って動いてきよったああああああああ?!
何オマエどこぞの魔界探偵なアレに出てきた爺さんか?!」
叫びながら後退。
急いで下がったせいでかは知らないが、着ているワンピースの裾が揺れて、
……うん、いやマジではいてないよ?そんな細かいところまで変化するようなキャラじゃないし(byなかのひと)
- 855 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/08(木) 01:07:29 ID:HnkBBDEo0
- >>854
「うおおおお見えt」
「あ」
クロス本人も忘れていたようなので、もう一度説明。
ここは屋上。
追記で、しかも柵無し。
しかもブリッジ状態で周りがよく見えなかったんでしょうね、はい。
「ああああああああああ……あああぁぁああぁ……ぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁ……ぁぁ…… ぁ…… …………」
―――――― ドーン
遠くから、アスファルトに何かが墜落する音が聞こえた。
- 856 :カノン・カペルマイスター/人型(ょぅι゛ょ):2010/04/08(木) 01:14:11 ID:7VwFlsxo0
- >>855
「……あっれー?」
呟きながら首を傾げる子供の背には光翼。
時折明滅するが、それは確りと宙に浮く体を支えており、
「…………ええと、」
周囲を見回す。
下を見て、
「………………これは見に行ったほうが……いいのか……?」
考える。
今見に行くと、ひょっとしたら人がいるかも分からない。
そして自分は上から下に移動せねばならない。
つまり、と想い、
「―――――――――――――よし、帰るか!!」
結論は即座。
鼻歌なぞ奏でつつふよりと飛び去った。
- 857 :白本:2010/04/08(木) 23:11:27 ID:9RjljEZ60
- 「今日も、静かだな……」
暗闇、路地裏、その奥で。
呟く『白』は、ソラを見上げ、今日の出来事を思い出す。
『客』として現れたのは、どこにでもいるような少女だった。
『求めるモノ』は、可愛がっていた猫の『命』。
要は、生き返らせて欲しい。そんなネガイゴト。
結果を言えば、『願い』は叶わなかった。
愛猫の『命』と同等のモノを、支払えなかったからだ。
「っつても、命の『重さ』なんて、誰が決められるんだか」
溜息混じりに言葉を零して。
白外套の男は、ソラを見上げ続けた。
- 858 :黒金鋼/雇われ警備員 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/10(土) 17:11:53 ID:hedfrAak0
- 夕暮れ時の異能都市。
都市中央にある小さな公園にて。
「…………」
ベンチに腰掛け、本を読むロングコートの男。
大柄なその男と見比べると、普通の本でさえも文庫本のように見える。
「……ふあー……」
時々欠伸をしては、本を読みすすめる。
- 859 :甲/非番:2010/04/10(土) 18:20:48 ID:KE2UskXwO
- 非番――それは当直後に訪れるフリーダム
「……」
しかして金無し
「……」
する事も無し
「(不定期な休暇の難しいことよのう…)」
自由の難しさを噛み締める夕刻であった
- 860 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 19:40:00 ID:ZeeUq8Ag0
- 「………うそ…だろ…?」
何もしないまま
一時間が―――経過した
「………」
独りの春は
愕くほどの寂しさの風を吹かせて―――
「(と、とりあえずメシだ…!)」
頭を振って繁華街を歩き出した
- 861 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 19:46:21 ID:.6prKP66O
- >>860
「そして私が事件を起こしに登場!!」
【繁華街の真ん中に降ってくる白い影】
「親分、何起こしやしょう?」
- 862 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 19:50:03 ID:ZeeUq8Ag0
- >>861
「そうだな、寂れた村でも興して来てくれ。手品とかで」
首を上から、正面に戻して
「あ、おばちゃんフカヒレまんひとつ」
屋台にてフードを購入した
- 863 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 19:51:43 ID:.6prKP66O
- >>862
「あ、レッド……いやぁ、悪いですね〜……ゴチになりまぁす!」
【ちゃっかり自分の分も】
- 864 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 19:54:26 ID:ZeeUq8Ag0
- >>863
「……ち、しゃーねぇな」
二人分の料金を払う
文句を言いつつもすんなり出す所、知り合いに出会えて少なからず嬉しいらしく
「あむ…もぐ……ん、んまい」
「よう、ジョー、最近どーよ?」
露店街にて、食べながら世間話
- 865 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 20:00:42 ID:.6prKP66O
- >>864
「いやぁ、中華饅ってなんでこんなに美味いんでしょうね?」
【フカヒレまんを頬張りつつ甲の言葉に耳を傾ける】
「いやぁ、お陰様で風船で空飛んだり、楽しんでいますよ!」
【朗らかに笑い、上弦もそれに答える】
「後は病気的な物が悪化したくらいで、平和な毎日です」
- 866 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 20:04:20 ID:ZeeUq8Ag0
- >>865
「ははは、いやーソイツぁ愉快な毎日だなぁ」
もぐもぐ
「今日びいねーよ?風船で飛ぶ奴なんてさーははは!あとは病気が悪化かー…いやー……」
「………びょうき?」
真顔になった
- 867 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 20:08:41 ID:.6prKP66O
- >>866
「いやぁ、ははは!
ほら、さっき降って来たでしょ?私……あれ烏に風船割られたからでして……」
【笑いながら風船の件を話し続けるが、甲の質問で話を途切る】
「ん?えぇ、病気とは少し違いますが……影響って言うんでしょうかね?
まぁ、病気と変わりませんよ」
【しかし、上弦は笑いながら話す】
- 868 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 20:14:21 ID:ZeeUq8Ag0
- >>867
「昔のディ○ニーアニメみたいだな」
いや、それは置いといて…と、手で表し
「…ふーん?…どれ」
よっこいしょ、とテーブル席について
「詳しく、話してみるか?」
フラットな声色だけれど、聞く体勢に入った
- 869 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 20:19:37 ID:.6prKP66O
- >>868
「詳しく?」
【うぅん……と考えた後】
「何から聞きたいですか?」
- 870 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 20:25:14 ID:ZeeUq8Ag0
- >>869
「おお…っと…こっちが主導か」
ずるっとテーブルにつけた肘が落ちる
話したそうな気配かなーと思ったら実は違うっぽい
「えぇっとだなぁ……あー…じゃあまずは、症状」
「どんな感じなんだ?」
質問を投げ掛けて
ウェイトレスにトロピカルジュースをふたつ頼んだ
- 871 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 20:33:47 ID:.6prKP66O
- >>870
「あぁ、症状ですか……
実はですね
第1に体内のマナが枯渇しやすくなります」
【指を立てて答える、マナとは所謂魔力、エネルギーの様な物】
「ズズズズッ、ぷはぁ!
第2にマナの枯渇による体の消滅の危機!
第3に身体能力の低下!」
【次々の症状を答えながら話を進める】
「普通の生活や戦闘なら出来るのですが、こちらが本気を出すと進行してしまいましてね?」
- 872 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 20:40:12 ID:ZeeUq8Ag0
- >>871
「……なるほどなぁ…つまり、お前の身体はマナとやらで構成されているのか」
ずず、とトロピカルジュースをすすり
「それが、枯渇…ふぅ…」
一息つく
………
……
…
Σ「だ、大ピンチじゃねえかぁあああああ!!?」
ブファ!とジュースを噴出した
- 873 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 20:45:12 ID:.6prKP66O
- >>872
「補足すると私の体は普通の人と同じ元素で出来ていて、それにマナがプラスされているんです……
まぁ、人よりマナの割合が多い人間って事ですね!」
【同じくトロピカルジュースを啜りながら】
「うわっ!汚っ!?」
【近くにあったお盆でガードしながら】
「だから悪化したって言ったじゃないですか!」
- 874 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 20:48:15 ID:ZeeUq8Ag0
- >>873
「――ごくごくごk」
トロピカルジュース一気飲み
「……ふー……じゃあ、次…ゲフ」
げっぷした
「影響ってなぁどーいう意味だい?」
- 875 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 20:54:04 ID:.6prKP66O
- >>874
「いやぁ、実は私の体内に賢者の石って言う有害物質が存在しましてね?
それが最近急に力を放出し始めまして……」
【体内の石がこの症状の原因らしい】
- 876 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 20:58:06 ID:ZeeUq8Ag0
- >>875
「けんじゃのいし…?」
パーティーのHPを回復するやつじゃねえぞ、と心の中で念を押す
「じゃあさ、とっちまえば?有害なら、いらねーべ?」
- 877 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 21:05:05 ID:.6prKP66O
- >>876
「えぇっと……実は……
これを外に出したら世界のマナの精霊が消滅しちゃったり……
それ以前に、もう私の全身に浸透しているのでなんとも……」
【賢者の石、それはパラケルススが作り出した負のマナの塊】
「という訳で、私の体内でゆっくりと消滅的な事をさせないといけないのです!」
【石とは名ばかり、どうやら賢者の石は自在にその姿を変える代物なのだ】
- 878 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 21:10:57 ID:ZeeUq8Ag0
- >>877
「うぇえ…マナ精霊とやらの世界の命運がお前さんに掛かってるってか?」
スケールのでけぇ話だなオイ、とお冷をすする
「なるほど、そんでそれが最近暴走気味に力を増して来た…か」
ふーむ、と腕を組んだ
口に咥えたストローをふらふら上下に動かして
「見えて来たな……つーても、やれやれ…」
頭を振った
「難しい問題、背負ってんなァ」
「
- 879 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 21:16:59 ID:.6prKP66O
- >>878
「まぁ、そんな大袈裟に考えなくていいですよ
家族を守るのと同義なのですから」
【幼き頃からマナと生活を共にしたからこそ、上弦は頑張っています】
「でも、まぁ……無茶をしなければまだまだ耐える事が出来る範囲ですよ?
ほら、こんなに元気でしょう?」
【何種類かのビルダーポーズをして心配いらないと示す】
- 880 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 21:23:10 ID:ZeeUq8Ag0
- >>879
「家族なら、なおさらだろうよ…オネーサン!水おかわりー!」
ウエイトレスに無料の水を要求する
「じゃあ極力無茶するんじゃねーぞ、そういう仕事は俺に回せ」
ふん、とビルダーポーズを眺めながら
「無茶の代行も、オイラの仕事のうちよ」
- 881 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 21:30:53 ID:.6prKP66O
- >>880
「えぇ……恩に着ます……
お姉さん、私にも!」
【水をゴクゴク飲みながら】
「その時はお願いしようと思います!」
【水を飲み干して立ち上がる】
「さて、折角レッドの休日を私の身の上話で潰すのは頂けない、今度はレッドの話でも……ズバリ……彼女とか出来ました?」
- 882 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 21:36:10 ID:ZeeUq8Ag0
- >>881
「ま、カワイイ後輩の為よ…仕事なんて言ったが、それ抜きだろうがバンバン頼ってくれな」
よっこらせ、と立ち上がる
テーブルに小銭を置いて
「あぁ?」
上弦の問い掛けに、頭を捻る
考えを巡らすのはここ数日の自分…ここ数週間の自分…ここ数ヶ月の自分…
「………出けへん」
むこう数年に渡って思い出してみても居ない者は居なかった
- 883 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 21:42:11 ID:.6prKP66O
- >>882
「いや、すいません……
ネタを適当に振り過ぎました!」
【謝られると無性に切なくなるのは中身の私だけでは無いはず】
- 884 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 21:47:07 ID:ZeeUq8Ag0
- >>883
「俺を…あ、哀れむ…なぁああああああああ!!」
ウガー!
繁華街の中心で孤独を叫ぶ
『やだー…タッくん、酔っ払いよ?』
『フフ、叫ばせてやれよハニー…春はそういう季節さ』
『キャー!タッくん超COOL!』
通り過ぎるカポーに
「orz …ガクリ」
心が折れる独り者であった
- 885 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 21:50:43 ID:.6prKP66O
- >>884
「やだ、タッくん格好いい……」
【心のそこからそう思い、甲に視線を移す】
「……」
【無言で肩に手を置き、そして】
「きっと、貴方の素敵さをわかる女性に巡り合えますよ……」
【心の底からの言葉なのでした】
- 886 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 21:56:58 ID:ZeeUq8Ag0
- >>885
「……いいや、ええんやジョー…ワイがアホやってん…ホンマ…アホやでぇ」
ゴロン、と路上に寝転がる
ちなみに全然シラフである
「先月かてそうやぁ…折角もろうたバレンタインのお返しも返されへんまま仕舞いやし…」
ごろごろ
「アカンねん…ホンマアカンねん…女運ゼロやねん…」
ずるずる
- 887 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 22:02:02 ID:.6prKP66O
- >>886
「……待ちなさい……今……なんと?」
【上弦の声色が一気に変わる】
「今、バレンタインのお返しをしていないと聞こえたのですが……」
【瑠璃色の眼が怪しい光を放つ】
- 888 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 22:06:56 ID:ZeeUq8Ag0
- >>887
「なんやねん…もう…あぁ、せや…返せてへん…」
グダグダ
赤いマフラーも心なしかくすんで見える
「なんや…もう、三月十四日とか…多分入院とかしとって意識なかってん…」
ごーろごーろ
「せやからなんやかんやで…」
「返してねぇ…」
パタン
- 889 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 22:19:24 ID:.6prKP66O
- >>888
「……馬鹿者ぉ!!」
【地面を殴り、粉砕(実際は元素を操り脆くしただけ)】
「こんな所で寝てる場合ですか!?」
【甲を引っ張り起こす】
「バレンタインとは女の子にとって特別な一日……勿論、貴方に返す気が無かったのなら責めはしない……
しかし、貴方は返す気があると宣言をした!!」
【何か、今の上弦には鬼気迫る物があった】
「時間場所なんて関係ない!
遅れたとしても想いがあれば十分だ!!」
【甲を離し】
「立ちなさいレッド!
私はゼオラ達に想いを込めてホワイトデーにお返しを贈った!
ゆっくりは今探している!
そう、時間じゃ無い!想いだぁ!!」
【何度も何度も想いを連呼】
「用意は出来ていますか?
覚悟は出来ていますか?
品物は用意出来ましたか!?」
- 890 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 22:28:01 ID:ZeeUq8Ag0
- >>889
「ぐぼはぁああ!!?」
爆砕した地面に乗ってポーンと吹っ飛ぶ
――べしゃ
「……ふ、ふふ…ジョー…まさかお前に、心意気を教わる事があろうとはな…」
グググ、と立ち上がる
「覚悟は、あるぜ」
人一倍
「しかし」
「用意はねえ!品物はねえ!ついでに言うなら金もねえ!」
無い無い尽くしだった
いや、それ以前に義理で貰ったハズの物に掛ける気合いにしてはハリキリ過ぎである
完全に乗せられてる甲なのであった
//そして中の人は一旦風呂落ちなのであった
//23:00くらいに戻りたい…
- 891 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 22:36:42 ID:.6prKP66O
- >>890
「馬鹿者がぁ!!」
【上弦パンチ、しかし上弦自体は身体能力は並なので痛くはない】
「何故そんなになるまで放っておいたんだ!?」
【ちなみに上弦さん自体は義理でもなんでもお返しに手を緩めない男なのでした】
「クッ……どうすれば……」
【長い思案、そして至る答え】
「れ、錬金術だ!
そうだ!こう言う時こそ錬金術だぁ!!」
【そう、錬金術……上弦が得意とする無から有を作り出す秘術】
「材料、器材、場所はこちらが用意する……しかし、錬金術を行うのは貴方だぁ!!」
//OK、待っています!
- 892 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 23:13:15 ID:ZeeUq8Ag0
- >>891
「――これは謂れが無いッ!!?」
でも喰らう
顔が横に跳ねた
顎をさすりながら
「……錬金術か…」
ふーむ、とこちらも考える
「………待てよ、アレなら…」
何かを思い付いた様で
「ジョー!思い当たった!あるぜ、俺にも……切り札がよ!」
とにかく来てくれ、と駆け出した
- 893 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 23:18:44 ID:.6prKP66O
- >>892
「なに!?それは本当ですか!?」
【甲の言葉に顔が明るくなる】
「いったい何が……」
【駆け出す甲についていくように上弦も走り出す】
- 894 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 23:23:28 ID:ZeeUq8Ag0
- >>893
繁華街を離れ、原チャリに跨る
二人を乗せたバイクは街の灯りを後ろに走る
(※50ccバイクの二人乗りは禁止です)
「――…覚えてるか?俺が作ってた"畑"」
いつかの日中、今日と同じ様に休暇を使い耕していた甲の畑
「あそこに…『ルビー』がある…!!」
バイクは山の方面を目指す
- 895 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 23:26:08 ID:.6prKP66O
- >>894
「あぁ、確かに畑……覚えています」
【バイクの風に吹かれながら上弦は甲の言葉に耳を傾けるのだが】
「ルビー?何を言っているんですか貴方は?」
【畑にルビー……よく理解できないと言った顔であった】
- 896 :甲/余暇を持て余す:2010/04/10(土) 23:33:22 ID:ZeeUq8Ag0
- >>895
「――…まぁ、行けば分かる!」
アクセルを限界まで回し、更には"螺旋眼"で駆動系を補助
猛スピードでかっとぶ50cc
……明らかに、気合い入り過ぎである
――そんなこんなで"甲農園"――
「こっちだ!」
バイクを乱暴に乗り捨てて再び走る
手狭な農園、敷地は狭いが
駆け出す向こうには、一棟のビニールハウス
2m×10m程の小さなそこに甲は入って行く…
- 897 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 23:37:33 ID:.6prKP66O
- >>896
「うむ、さすがレッド……気合い入ってる!」
【そう言いながら言われたままについていく】
「ビニールハウス……あ、待ってください」
【一瞬立ち止まりビニールハウスを眺めるが、甲が中に入っていくのを見て、急いで上弦も中に入った】
- 898 :甲/余暇を持て余していた筈が…:2010/04/10(土) 23:48:22 ID:ZeeUq8Ag0
- 「……どこかで誰かにハードルを上げられた気がする…?」
寒気が奔った、春なのに
>>897
「電気、電気は〜っとォ……」
ぱち、という音と共に、蛍光灯の明かりが灯る
ビニールハウスの中には、軽量のパイプで組まれた栽培床
いわゆる"高設栽培"と呼ばれる栽培方法の設備が存在した
「簡易式だけど、ワリと経費掛かってるんだぜ〜……ホラ」
そしてそこに栽培されているのは、甲が先程"ルビー"と呼んだ赤い作物
――なんだかどこかで誰かにハードルを上げられたりしてるけど――
(※ハードルを上げやがった覚えがある人は放課後職員室へ来なさい)
「俺のイチゴだ」
一粒、形の良い物を摘みとって味見してみ?と、上弦に差し出した
最近の日照量で、糖度と酸味のバランスが高水準で融合した自慢の逸品だそうで
- 899 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/10(土) 23:55:27 ID:.6prKP66O
- >>898
「ほっほ〜……」
【笑いと吐息が一緒に出た感覚、上弦は本格的過ぎるこの光景に素直に感心した】
「あ、頂きます!」
【眼を輝かせながら苺を受け取り、一口で頂く】
「……美味いです……」
【顔が超緩む、難しい口頭は無く、ただ素直に美味いと上弦は言う】
- 900 :甲/余暇を持て余していた筈が…:2010/04/11(日) 00:04:46 ID:ZeeUq8Ag0
- >>899
「ハウスは元々パイプが残ってたのを使ったんだけどよ、中身はみんな手作りさァ…」
いやぁ、大変だったなぁとイチゴをカゴにひょいひょい詰める
「本当はこんな時間に収穫なんてしねーんだけどな」
勢いに乗せられて来ちまった
まぁ、せっかく来た以上手ぶらで帰るのも勿体無いし
「ほら、お土産」
みんなで食いな、とカゴを差し出した
- 901 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 00:10:32 ID:.6prKP66O
- >>900
「レッドって実は凄かったんですね?
こう言うのが得意なんて知りませんでした」
【中から再びビニールハウスを眺めて】
「あ、申し訳ありません!
ご馳走様です」
【頭を下げて籠を受け取る】
「確かに、これならお返しに持って来いじゃないですか!」
- 902 :甲/余暇を持て余していた筈が…:2010/04/11(日) 00:18:29 ID:ZeeUq8Ag0
- >>901
「なぁに、趣味が講じて…ってやつさ」
ふ、と笑う
戦闘系がハバを効かす大学で3年間、園芸を専攻して来た甲であった
「まぁ、今日採ってって訳にゃイカンからな…折りをみて採れたてを渡すとするよ」
イチゴの匂いをかいで頭が冷静になってきたらしい
「これも持ってけ」
キャベツもひょいひょいカゴに乗せる
農家のオッサンっぽい動きだった
- 903 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 00:22:56 ID:.6prKP66O
- >>902
「そうですね、それがよろしいかと思います」
【うんうんと二度頷き、上弦はそれ以上何も言わなかった】
「キャベツまで有難うございます」
【一瞬、農家のオジサンだと口に出そうと思ったが、なんとか耐える】
「いや、本当に……有難うございます」
- 904 :甲/余暇を持て余していた筈が…:2010/04/11(日) 00:26:16 ID:ZeeUq8Ag0
- >>903
「良いさ、大切な事に…気付かせてくれた礼だ」
ふ、と笑う
前言撤回――まだコイツ、場に酔っていた
「さぁ、帰るか」
よっこいせ、とバイクを起こしセルをかける
「送るぜ?ドコまで行く?」
- 905 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 00:32:16 ID:.6prKP66O
- >>904
「……ふ、私達の仲じゃないですか……」
【それに対抗するように上弦も答える……上弦は大体こんな奴です】
「そうですね、私の予定としては、まずは娘達に苺を渡して、その後に残った苺をあの子達に渡したいと思っていますので……」
【頭で整理する】
「うん、街の広場まで願いますか?」
- 906 :甲/余暇を持て余していた筈が…:2010/04/11(日) 00:36:25 ID:ZeeUq8Ag0
- >>905
「オーケー、んじゃあボチボチ発進」
愛車"ハリケーン"(50cc)に二人乗り
夜の暗い田舎道を越えて都市部に戻って行くのであった
――――――
「んじゃあ、俺はここで」
街の広場
上弦をそこで下ろし、バイクは夜の街を走り去っていった
//おちマス
- 907 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/04/11(日) 00:41:53 ID:.6prKP66O
- >>906
「はい、今日は有難うございました!」
【頭を下げた後、上弦は手を振って甲を見送った】
「さて、私も……行くか……」
【上弦も、その場を後にした】
- 908 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 19:26:47 ID:KnWXMMLE0
- 異能都市の西方部、多くの建物が並ぶ中、他の建物よりは目立つであろう其れがそこには在った
『マヨヒガ湯館』と大きな看板が掛けられている
建物のガラス張りの古風な扉には『半ば準備中、銭湯開放中』と書かれた小さな札が掛けられている
その扉の曇りガラス越しから小さなシルエットがいそいそと靴箱らしき陰を掃除しているのが見えた
- 909 :甲/非番:2010/04/11(日) 19:36:15 ID:KE2UskXwO
- >>908
「すんませーん」
ガラッと扉を開き入って来る
赤色マフラーを首に巻いた男
「入浴のみってやってます?」
- 910 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 19:47:24 ID:KnWXMMLE0
- >>909
扉を開くと同時に靴箱を掃除している様子が見えるだろう
『あ、いらっしゃい、あいとりますよ〜』
声を掛けてきた赤マフラーの男に少し独特な口調でそう返す
『お風呂はそこを右に曲がって同じ色の暖簾があるさかい、男湯は左ね』
- 911 :甲/非番:2010/04/11(日) 19:56:33 ID:KE2UskXwO
- >>910
「あいあい、わーりやしたー」
掃除に勤しむ返答してくれた従業員をかわして靴箱にスニーカーを入れた
「風呂場は右……と、」
通路を確認して
そういえば、と
何かを思い付いた様に従業員に声を掛ける
「ここって古いの?初めて来たんだけどさ」
- 912 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 20:10:37 ID:KnWXMMLE0
- >>911
『そうやねぇ・・・・うちが生まれた前から在るからなぁ、何処まで古いかようわからんよ』
いそいそと掃除を続ける少女は、男の質問に思い出すように上を向きながら話す
そしてこちらからも一つ、思い出すように聞いた
『そういえばあんちゃんは何処の人なん?』
因みに少し見渡せば気づくかもしれないが周りに彼女以外の人の気配はしない
浴場の方を除けば
- 913 :甲/非番:2010/04/11(日) 20:18:30 ID:KE2UskXwO
- >>912
「まあ確かに…老舗っぽい佇まい…くう、こんな隠れた名所が在るとは…!」
もっと早くに気付くべきだったと何だか悔しげに辺りを見回し
「……ん?ああ俺?こっからちょい離れた、繁華街辺りの住みよ」
帽子を脱いで、指先でくるりと玩ぶ
「まだ住んで日は浅いんでな、散策中にここを見っけた訳よ」
いや、良いトコ見付けたぜ
と、笑った
- 914 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 20:32:01 ID:KnWXMMLE0
- >>913
『繁華街かぁ、買い出しくらいには行った位やなぁ』
今度回ってみようかと考えながら
体から何かを出しその何かに掃除を手伝わせる
その何かは赤マフラーの男には恐らく見えないだろうが
見えるとしたら雑巾が高速で動き回る奇妙な図だろう
『あんちゃん、ひいきにしたってや』
赤マフラーの男が笑う後に釣られるように笑顔が浮かぶ
- 915 :甲/非番:2010/04/11(日) 20:43:09 ID:KE2UskXwO
- >>914
――ピリッ
「(――…ん…)」
左目に微かな痛み
「(何か…能力使ったか)」
床を見るとオートメーションで動く雑巾
"スタンド"については知識は在ったが、如何せん見ることは出来ず
"力"の流れに敏感な左目が漠然と知人に良く似たモーションを拾ったに止まる
「…」
成る程、この娘も何らかの"能力者"か程度に理解だけはして
「おーう、家シャワーしかねーからよ、ひいきにさせて貰わあ」
仕事の邪魔して悪かった、と風呂場に向かって行った
//ちょいと中の人も風呂でさぁ
- 916 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 21:00:36 ID:KnWXMMLE0
- >>915
『ゆっくりしていってなぁ』
男が浴場に向かうのを見送りこちらも靴箱の掃除を終わらせ、温度調整室をに行く
向かう際に男の様子を思い出す
『・・・・あのあんちゃん、うちのが見えとったのやろか、そういえばねぇちゃんは元気やろか・・・・・』
誰かのことを想起しながら引き続き調整室へと向かう
\\行ってらっしゃいです
私もお風呂はいってきます
- 917 :甲/非番:2010/04/11(日) 21:35:25 ID:KE2UskXwO
- 【マヨヒガ温泉】
「ええ湯やった……」
ほかほか湯気を昇らせていた
風呂上がりなのである
「コーヒー…牛乳は…と」
じゃなきゃコーラでも、と
販売機を探している
- 918 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 21:44:41 ID:KnWXMMLE0
- >>912
恐らく横角の隅辺りにガラス張りの冷蔵庫(何だっけ)が有る
そして中には定番のコーヒー牛乳からなんだかよく判らない奇妙なものまで置いて有る
ペプシキューカンバーとかペプシキューカンバーとか
- 919 :甲/非番:2010/04/11(日) 21:57:27 ID:KE2UskXwO
- >>918
ペプシあずきをチョイス
――プシッ
栓を開けた
「んぐっんぐっ……ぷは…甘ったりー…」
料金後払いかな?
とか考えながら
ブブブブブ…
マッサージチェアに揺られる…
- 920 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 22:04:56 ID:KnWXMMLE0
- >>919
//そういえばいまどの辺りです?
- 921 :甲/非番:2010/04/11(日) 22:11:29 ID:KE2UskXwO
- >>920
//ゴメンね、適当に書いちゃって
//男女風呂中間のラウンジ…的な場所かと
- 922 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 22:28:58 ID:KnWXMMLE0
- >>921
『あ、どや、ゆっくりしとるか?』
桶を持ってマッサージチェアーでくつろぐ甲に近づく
『うちの自慢の風呂や、んでにぃちゃんどれにしたん?』
興味を持った怪しげな表情をして聞く
恒例のあれの事だろう
因みに彼女には瓶には気づいていない
//了解です、ちょっと次のレス遅れます
- 923 :甲/非番:2010/04/11(日) 22:43:45 ID:KE2UskXwO
- >>922
「おー…ナイスであったわい…」
リラックスモード
「……どれにした?…何がだ?」
イマイチ分かってない
- 924 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 23:07:13 ID:KnWXMMLE0
- >>923
『風呂の後に飲むものと言ったらあれしかないやろ、あの緑色・・・・じゃなくてチョコレートみたい色したあれや』
何か少しずれている気がする、味覚的な意味で
『そういえばにいちゃん、名前なんていうん?』
そういえば聞いてなかったなぁと思い付き聞いてみる
- 925 :甲/余暇を持て余していた筈が…:2010/04/11(日) 23:14:32 ID:ZeeUq8Ag0
- >>924
「は?…風呂の後ったら……何だろう、特に決めてねー…今日はコレ」
あずき色のボトルを掲げる
緑とかチョコレート色した飲み物の存在が気になるが…
「俺か?」
――…ブゥン…
マッサージチェアが動きを止めたので立ち上がる
「俺は、甲(カブト)。それが名前だ」
鮮やかな赤色のマフラーを再び首に巻きつけて
「嬢ちゃんは?」
少女に、お返しにと尋ねてみる
- 926 :名前はまだ無い:2010/04/11(日) 23:33:40 ID:KnWXMMLE0
- >>925
『へぇ〜、にいちゃん良いもの選んだなぁ、うちはよく緑色の変なあれ飲んでんねん
あの変な不味さが癖になるんよ』
正直味覚を疑いたくなる
『“かぶと”ね、カッコえぇ名前やね』
どこか憧れを感じる視線を送りながら
そして名前を聞かれ答えようとする、が・・・
『あ・・・うちの名前?あ、えっと・・・・まだあらへんのよ』
と、少し苦笑い
- 927 :甲/余暇を持て余していた筈が…:2010/04/11(日) 23:38:01 ID:ZeeUq8Ag0
- >>926
「あぁ、わかるわかる…あそこの意欲作は毎回ハマるなぁ」
変態ペプシはワリと好物であった
味覚を疑う?そんなバカな話は無いだろう…ない、だろう…?(疑問系)
「……ん?名前はまだ無い…って?トンチか?」
はて、と首を傾げた
- 928 :名前はまだ無い:2010/04/12(月) 00:02:03 ID:KnWXMMLE0
- >>927
因みに中の人は小豆以外は邪道だとか思ってたり
でも小豆も十分(ry
『うちらみたいな“猫”はね、何かとても大きな事せんと名前つけたらあかんて決まりがあんねん』
種族の掟により名前はない
その劣等感にも似た感情を押し殺し、苦笑いから無理矢理笑顔に変えようとして笑う
『まぁええわ、それじゃそろそろうちも風呂入りに行くわ』
女湯方向に体を向けて
『それじゃまた会おうな、かぶとはん』
//ちょっとあれですけど落ちますね、絡んでくれてありがとうです
- 929 :甲/邪道を歩くが邪気眼使いの嗜み:2010/04/12(月) 00:13:22 ID:ZeeUq8Ag0
- >>928
「猫ぉ…?おいおい…そりゃ余りにも我輩はなんとやらの……あ、ええんかい」
歪な笑顔を残して去る少女
「(…はてさてコイツぁ…根の深そうな話だな…)」
女風呂の暖簾を潜る姿を見送った後
乾ききった頭に帽子を乗せて踵を返す
「やれやれ」
受付に入浴料を置いて
「これだけの温泉宿を"独りで"切り盛りっつーのは……」
暖簾を潜り、立ち止まる
「…"とても大きいこと"にゃ、入らんのかねえ?」
振り返る旅館は広く、そしてその広さに従事するのは――恐らく先程の少女一人
物珍しさから散策してみたが、奇妙な程に従業員の存在が確認できなかった
何にせよ、また来るか…と思い、甲は湯冷めする前にその場を後にした
//乙ッス、また温泉来まーす ノシ
- 930 :ヴェーダ/類似品:2010/04/13(火) 23:31:45 ID:kX3/v2N.0
- 異能都市の路地。
街灯もまばらにしかなく、薄暗い道を影が行く。
影は男性のものだ。
銀――というより、灰の長髪を揺らめかせ、
「……さて」
どうしたものかな、と呟いた。
- 931 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/13(火) 23:44:48 ID:s.Ud7.4s0
- 都市の上空に一本の線。
その線から女が飛び出してきた。
黒い炎を纏った女は男の目の前に着地する。
地面は罅割れ、まだ女の周囲では黒い炎が燻っている。
「――こんなものかな」
ゆっくりと顔を上げた先で男を見る。
- 932 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/13(火) 23:48:24 ID:IDnKkU3kO
- 「……」
その路地に、何と言い表そうか迷う、微妙な表情をした男が歩いて来た。
「……歪みだの何だのとは聞いていたが……」
被害にあうのは初めてだ。――この男、迷子につき。
- 933 :ヴェーダ/類似品:2010/04/13(火) 23:51:50 ID:kX3/v2N.0
- >>931
「おや」
男が発する声。
それは、
「これは可愛らしいお方だね。……こんなところに、何か御用かな」
砂漠よりもなお乾き、
なのに、水が染み渡るように響く。
そんな声だった。
>>932
「ははは迷子だね」
乾く声の男が笑う。
嘲笑ではなく、何処か面白いとでも言いたげに。
- 934 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/13(火) 23:56:15 ID:s.Ud7.4s0
- >>932
こちらも微妙な表情。
見れば、つい先日の男に見えたから。
「……グレた?」
>>933
「ありがとう、やっぱりそれなりには嬉しいよね」
口元を緩め、笑顔を向ける女。やはり嬉しい様子。
「用は無いよ。ここに来たのは唯、何となくかな」
- 935 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/14(水) 00:01:38 ID:IDnKkU3kO
- >>933
「なっ……ち、ちっげえよ!」
この歳(実年齢3歳くらいだけど)で迷子扱いされるのは不服らしい。
「ただ、この都市の厄介な現象に巻き込まれただけさ……」
まあ、迷子に代わりは無いが。
>>934
「ん……」
ふいにそちらを見て、その表情に首を傾げ。
「――ゼオ……」
そこまで言いかけ、気付く。
自分が知るあいつとは違う事に。
「……は?何がだ?」
先日ゼオラが会った人物とは髪の色と目の色が違うだけで、後はほぼ全て同じ。
- 936 :ヴェーダ/類似品:2010/04/14(水) 00:04:44 ID:kX3/v2N.0
- >>934
「おやおや、お世辞ではないのだがね」
つられたかのように笑んで。
「何となく、かね。
……に、しては随分派手なご登場であった……と、思ってみようか」
>>935
「幾つになろうと迷子は迷子なのだから仕方あるまい。
何なら迷い人と言ってみるかね」
くつくつ笑い、
「――ああ、大通りに出るならこの道を真っ直ぐでいいはずだよ」
- 937 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/14(水) 00:10:32 ID:s.Ud7.4s0
- >>935
「ん?」
一瞬何か考える様な仕草。
「何がって……あれ?」
言われてみれば細かい所が違う気が……。
そう思うと小さく唸って深く考え込んでしまった。
>>936
「……そう? なら、ありがたいね」
口の割に表情は明るく、真面目に喜んでいる様子であった。
「んー。まあ、場所はどこでもよかったのよ、正直ね」
残った炎を足で払い消す。
- 938 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/14(水) 00:16:19 ID:IDnKkU3kO
- >>936
「……好きにしろ」
からかわれている事が嫌らしく、手をひらひらとする。
「そ、そんくらい分かってるっての……」
そっぽを向いて、呟くようにそう言った。
>>937
「……ああ、なるほど」
ゼオラが何故悩んでいるのか。
その疑問が解け、ぽんと手を打つ。
「アンタが今思い浮かべてる奴と俺は別人だぜ?」
- 939 :ヴェーダ/類似品:2010/04/14(水) 00:22:51 ID:kX3/v2N.0
- >>937
「どこでもよかった、か。ふむ、
その……能力かね?それで、都市の何処へでも行けるというならば、それはとても便利だね」
散った火の粉に動じない。
ただ己の考えのみを述べて。
>>938
「おや、これは嫌われてしまったかな」
笑う、笑う、
「……うむ、分かっているならば問題はないね。
このまま道案内でもしようかと思ったが、どうやら必要なさそうだ」
――しかしその表情は何かが欠け落ちていた。
「さて、では私は失礼しようか」
向きを変え、立ち去る、その寸前。
ばちばちと不安定だった街灯の光が安定し、男の顔が良く見えた。
それは、
「ではね、お二人。
――――よい夜を」
どこぞの竜の化身に、とてもよく似ていた。
//寝ます…おやすみなさいノシ
- 940 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/14(水) 00:28:07 ID:s.Ud7.4s0
- >>938
「ん……そう?」
考えるポーズのまま見直して「そうかもね」と言って頷く。
「別に可笑しい話でもないしね」
自分の立場を考えると理解するに十分な話であった。
>>939
「限界は、有るよ。便利なのには変わりは無いけど」
消し終わると視線は再び男の顔へ。
「ああ、ありがと。……キミもね」
ニッと笑って見送った。
- 941 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/14(水) 00:34:12 ID:IDnKkU3kO
- >>939
「……」
その笑みと言葉に反応は見せず
「ああ……、必要ねえよ」
少しだけ、意地を張る。
「……じゃあな」
一瞬見えた顔。
だが、特に疑問を覚えない。
似たような顔など、沢山いるのだから。
//おやすみなさいですよー
>>940
「……そう。そうなんだわ、コレが」
くすりと苦笑を漏らし、ゼオラの顔を見て
「俺も、アンタみてえな奴、知ってるしな」
- 942 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/14(水) 00:40:17 ID:s.Ud7.4s0
- >>941
「僕みたいなの……ね」
外見は大分違えど、纏う魔力の質感などはほぼ同じ。
「僕は他の子とはかなり、違うけどね」
- 943 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/14(水) 00:44:15 ID:IDnKkU3kO
- >>942
「……ん?なんだ、知り合いか」
ゼオラの言動から、少なくとも知り合いではあると判断。
ただ、そんな特殊な関係と思う訳も無い。
「……違う?そりゃ、アンタとアイツは違うだろ?」
- 944 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/14(水) 00:46:41 ID:s.Ud7.4s0
- >>943
「まあね」
小さくそう返事をして。
「と、言うことは、キミとあの子も知り合い?」
「さっき名前を呼ぼうとしてたみたいだし?」
- 945 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/14(水) 00:54:54 ID:IDnKkU3kO
- >>944
「まあ、一応な」
頷き、答えを返す。
この男にとって、ゼオラとはあの目隠しをした奴を指す。
「それがどうかしたか?」
と、軽く首を傾げて聞き返して
- 946 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/14(水) 00:59:57 ID:s.Ud7.4s0
- >>945
「いや、特に何も」
小さく首を振る。
「僕の名前を呼ぶものだから、少し気になってね」
- 947 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/04/14(水) 01:10:40 ID:IDnKkU3kO
- >>946
「……?僕の名前?」
という事は、目の前の少女もゼオラという事になる。
が。
「……へえ、そうなのか」
単なる偶然、ぐらいに今は思っておく事にした。
「……っと、もうこんな時間か。
んじゃ、俺は行くわ」
そう言って、先程指を指された方角へと足を向け
「じゃ、気をつけろよー」
軽く手を振り、歩き去って行った
//寝る!乙!
- 948 :ゼオラ=アドヴァルド:2010/04/14(水) 01:15:10 ID:s.Ud7.4s0
- >>947
「……そういうこと」
表情から大体察した様子。
去る姿を見て肩をすぼめる。
「まあ、良いかな――後でも」
女は消えていた。
//お二人さんありがとうございました。
//私も寝ますん……。
- 949 :甲/:2010/04/14(水) 22:20:46 ID:n4LmADEE0
- 【千夜ビル――1F正面ロビー】
受付前にて
そこに立つ男の赤いマフラーが揺れている
「だーら…通してくれっての、もう何回目だよこのやりとり…もう顔覚えたろぉ?」
『存じません、アポイントの無い方をお通しする事は出来かねます』
お引取り下さい、と形式通りに頭を下げる優秀な受付嬢
パーフェクト
「ん、こういう役職の者だけれど?」
社員証の提示――甲も学習していた
『………ふ…アポイントの無い(ry』
「鼻で笑われたァ――!?」
本社勤務と外回りの格差はワリと大きく隔たっていた
ともあれ甲
今夜は何やら木の箱を持ち、このビルの最上階に用事が有る様子であった
- 950 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/14(水) 22:29:33 ID:/k2gysHgO
- >>949
「……ふむ、」
其の様子を興味深そうに眺めるのは真紅の髪眼の女。華奢な顔の輪郭に白い手を寄せ、瞳は真剣其の物だった。
「此れが天丼……と云う物かな。そう考えるとそろ落ち、だろうか」
真紅の瞳は甲と受付嬢の遣り取りを捉えて離さない。
- 951 :甲/:2010/04/14(水) 22:37:17 ID:n4LmADEE0
- >>950
「よぉおおし分かったァ!そぉ言うなら仕方ねえ!」
これもいつものパターン、いつもの台詞
受付嬢の眼も何故かギラリと輝く
「強!行!突!破だぁあああああ!!」
うっしゃああ!とエレベーターに駆け出す甲
受付のカウンター下のエマージェンシーボタンを押すパーフェクト受付ガール
チーン
――ガー
「………」
ガタイの良いガードマンで埋め尽くされたエレベーターが到着した
- 952 :黒沢小百合:2010/04/14(水) 22:40:29 ID:rSRBD9/U0
- 「まったく、貴方は何をやっているのですか……
わが社のセキュリティはこの都市でも有数だと言うのに。」
強行突破しようと試みる甲に後ろから呆れたような視線を送る小百合であった。
- 953 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/14(水) 22:44:31 ID:/k2gysHgO
- >>951
「天丼落ち、と云う物だろうか」
其の様子を見乍ら呟いた蔡生は興味深気にふむと頷くと、浩然とした足取りで甲へと歩みを進める。
受付嬢に御苦労と笑い掛け、警備員を軽く手で制して甲に向き直る。
「――当社に何か御用でしょうか。私が最高経営責任者の夜刀神蔡生ですが」
戯ける様に悪戯な笑みを浮かべ、凛然と響く声で軽口を飛ばす。
- 954 :甲/:2010/04/14(水) 22:49:17 ID:n4LmADEE0
- >>952
ガタイの良い警備員達に「わっしょいわっしょい」と護送される甲
「……もうちょっと、こう…人に優しい会社にしようぜ…」
慣れた感じでわっしょいされてるのであった
>>953
手で制されたガードマンズはわっしょいを止めてそれぞれ持ち場に帰る
――べしゃ
「げふう」
木箱を両手で掲げていたため顔から落ちる甲
ぐぐぐ…と、顔を上げて
「見事だ…千夜カンパニー」
悪役っぽい台詞を吐いて倒れた
- 955 :黒沢小百合:2010/04/14(水) 22:53:34 ID:rSRBD9/U0
- >>953
「甲さんらしき人がくるたびに
なぜかここで引き止められているようなのですが何故なのでしょうねぇ。」
くすくすとどこか楽しそうに笑って。
>>954
「社員証は確か渡しませんでしたか?
それとも、私の記憶違いでしょうか。」
地面に倒れた甲を見下ろして。
- 956 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/14(水) 22:58:20 ID:/k2gysHgO
- >>955
「然て、私には想像も付か無いな」
愉快軽く笑って小百合に答える。
「若しかするとブラックリストに乗っているんじゃ無いか? ……彼は社員だが」
>>954
「君は何処の悪役だ」
しゃがみこんだ蔡生は甲の頭をぺち、と叩いた。
「――ふむ。今一つか? 難しいな……」
む、と難しい顔をした蔡生は其の表情に思案の色を浮かべる。ややあって、
「……なんでやねん」
ぺちん。ツッコミテイク2。
- 957 :甲/:2010/04/14(水) 23:04:43 ID:n4LmADEE0
- >>955
やっとこさっとこ身体を起こす
ロビーにあぐらをかく男
「鼻で笑われたわっ!俺の階級じゃぁ最上階まではノーアポで行けないのであった」
所詮外勤務の突兵
無条件で総帥室に通るには届かない!
>>956
「――ゆっるい!!」
笑いに厳しい所の悪役だったと
ごほん、咳払いひとつ
「……ま、まぁ良いか」
前置きが楽し過ぎた
ともあれ、目的は果たせそうだと立ち上がり
「一月遅れの―――」
木箱を前に差し出す
「ホワイトデーのお返しです!」
堂々と総帥に社内で贈り物をする平社員なのであった
「…」
「あ!お、遅れてごめん!!」
しかも時期を逸脱していた、最悪だった
- 958 :黒沢小百合:2010/04/14(水) 23:11:53 ID:rSRBD9/U0
- >>956
「いいえ、そんなはずは。」
蔡生の冗談に軽く笑いながら。
「――あ。」
「甲さんは入退院を繰り返していますからね。
ソレ関連でブラックリスト入りしていたりして。」
>>957
「あらあら。」
自分の前で堂々と蔡生へと
プレゼントを渡す甲に苦笑して。
しかし、女性と言うのはこういった行為に
にやにやするものである。
自然と、口元が緩む。
- 959 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/14(水) 23:16:21 ID:/k2gysHgO
- >>957
「…………」
出された木箱に呆気に取られた様に瞠目した蔡生は、軈て眼を閉じてこほんと咳払いを打った。意図的に険しい顔を作る。
――参ったな。真顔を作るのが難しい。……無表情、とは如何遣るのだったか。
そんな事を考え乍ら、蔡生はちら、と薄目を開けて木箱を見る。然し其の視線は定まらず甲と木箱を行ったり来たり。
「……こほん」
また咳払いを一つ。――顔は赤く無いだろうか。
「有り難う。取り敢えず、場所を変えないか」
木箱を受け取る蔡生の瞳は周囲を伺う。――酷く恥ずかしい。
>>958
「……小百合、車を手配してくれ」
会話の流れを切って蔡生は小百合に車の手配を頼む。
手には甲から受け取った木箱。
「……可能な限り、早くね」
- 960 :甲/:2010/04/14(水) 23:22:10 ID:n4LmADEE0
- >>958
「はっはっはぁん、物欲しそうにしてんなぁ、いや良いぜ良いぜ?」
ニヤリと笑い、ちっちっち、と指を振る
「会社に突撃するって決めてた時からよ、誰かに会うのは―――」
ダッシュで外へ、正面に停車させてる原チャリの方へ向かう
撤去しようと動き出してた門番をしっしと、手で払い
何かを持ってダッシュで戻って来た
「想定済みよ」
ぽん、と小百合の手に紙袋を渡す
「後の知り合いったらセウっさんぐれーだからよ、仲良く食ってな」
中身は大小さまざまいちごの詰め合わせ
>>959
お?ぉお……険しい、険しいよさつきさん…親の敵かよ…!
「ば…」
場所?
「お、おう…いいぜ…?」
どこへ連れて行かれるのだろうか…
- 961 :黒沢小百合:2010/04/14(水) 23:28:55 ID:rSRBD9/U0
- >>959
「御意。」
了解した、といった風に軽く頭を下げて。
おそらく、もう表には車が用意されているだろう。
「では、お二人でごゆるりと。」
小百合は少しににやにやしていた。
>>960
「おや、これはすいませんね。
来年のバレンタインデーには少し奮発しなければ。」
普段の冷徹な表情からうって変わり、
うれしそうに、イチゴを受け取って。
- 962 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/14(水) 23:34:51 ID:/k2gysHgO
- >>961
「有り難う」
礼を述べた所で、其の表情に気付いて苦笑いを溢す。
「……君の優秀さには頭が下がる思いだよ」
>>960
「……人目が有る、からね」
夜刀神蔡生は気恥ずかしそうに言葉少なく答えた。
然し乍ら夜刀神蔡生、始祖は常陸国風土記に伝えられる根絶の神。謂わずもがな神性を持ち、其の容姿は神話的な物だ。
――端から見て気恥ずかしそうに見えるかは甚だ疑問である。
「車が来たようだ。……交番まで送ろう」
甲を促し、何時もより幾分ゆっくりとした歩調で歩き始める。
- 963 :甲/:2010/04/14(水) 23:38:56 ID:n4LmADEE0
- >>961
「かっか、期待してる」
短く、楽しく、愉快に笑って
「……や、ごゆっくりって…何処に」
>>962
「ひとめ…」
あ、そうだ
目的を達成する事で頭がいっぱいで……
あぁ…良く見るとさっきの受付もニヤニヤ……あ、別にしてない…奴はどこまでもパーフェクトだ…
「お、おう……うん、スマン」
頭をかいて後に続いた
- 964 :黒沢小百合:2010/04/14(水) 23:43:37 ID:rSRBD9/U0
- >>962 >>963
姿が見えなくなるまで、
その場で頭を下げたまま2人を見送った。
「夜刀神さんと対等に話ができる友人は少ない。
少しは、気晴らしになればいいのだけれど。」
小百合は一人つぶやき、自分のオフィスへと戻っていった
- 965 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/14(水) 23:48:50 ID:/k2gysHgO
- >>963
甲を促し用意されたリムジンに乗り込む。蔡生が運転手に行き先を告げると、リムジンは緩やかに、路を滑るように走り始めた。
「……まず、有り難う。オレンジデーにバレンタインの御返しを貰うとは思わなかったが……有り難う。嬉しいよ」
はにかむ様に白皙の顔を綻ばせて礼を言う。
「……然し、渡すにしても場所って物が有るんじゃないかな……」
続く言葉は少し小さく。もじもじと呟いた。
- 966 :甲/:2010/04/14(水) 23:56:02 ID:n4LmADEE0
- >>965
「(…オレンジデー…?)」
知らない単語が出た、後で辞書引こう(交番にはネット環境は無い)
聞くからにみかんの日っぽい名前だけど…
まぁ、それは後で良い
「いやぁ…ホラ、ここ暫く顔見て無かったからよぉ、何か舞い上がった…のかも」
思えば、最後に会ったのはいつだ?何て考えながら
「大変そうなのは、変わってないみてーだな」
少し、苦笑して
「大丈夫か?」
愚問、だろうなぁと思いつつも聞かずには居られなかった言葉を呟いた
- 967 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/15(木) 00:05:15 ID:/k2gysHgO
- >>966
「……“大丈夫か”?」
むか、と来た。
頭を悩ませる事は確かに多いが万事恙無い。体調管理も無論万全。心を乱す何て事も有り得ない。
――有り得ない。
だが現状心を乱している自分が居る。其の原因は考える迄も無い。何故なら目の前に居るのだから。
「……人の気も知らないで」
小さく、小さくそっぽを向いて呟いた。
「……私の弱点は君だよ、甲。気付いて居るか?」
甲に向き直って告げる。情けないやら、嬉しいやらで、女の顔には笑みが零れる。
- 968 :甲:2010/04/15(木) 00:11:48 ID:n4LmADEE0
- >>967
「………んの?」
我ながら、変な声が出たもんだなぁ…と、思った
いや、そもそも自分が発した声だと数瞬気付かなかったほどで
メガネもずれた
指で直す
「………俺?」
ようやく、ようやくまともな言葉を発せたけど
アホの様に聞き返すのがやっとで
あれ?
ちょっと待て
……動悸が、ちょっと洒落にならん位上がってる…
- 969 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/15(木) 00:22:24 ID:/k2gysHgO
- >>968
「そう、“俺”」
意地悪な気持ちで言葉を返す。
――苛々して来た。自分は何故こんなにも鈍い男に惹かれて居るのだろうか。
気付いても良いんじゃないのか? 其れとも眼前の男は最後まで言わないと気付かない程馬鹿な男なのか?
――ああ、馬鹿なのだろう。そしてそんな男に惚れている私は大馬鹿だ。
笑みが零れる。何とも情けなく、そして悔しい。けれど、笑みが零れるのだから此れはきっと楽しくて仕方が無いのだろう。
とてもとても――目の前の間抜け面を見てると――とてもとても癪で、自分に腹が立って来るのだが。
――ああ、余りに馬鹿げてる。然し笑みが止まらない。
「ばか」
蔡生は笑顔のまま、甲に言った。
「おおばか」
……付け足して。
- 970 :甲:2010/04/15(木) 00:37:42 ID:n4LmADEE0
- >>969
――車が、停まる
ぼう、と痺れた頭ではここまでの道程
果てしなく長かった様にも、瞬きの間であったかも定かでは――無い
ともあれタイムアップ
「……」
口が、重い
錯覚では無く――唇と喉に、重い、想いの重力を感じた
今、自分はどんな顔をしているのだろうか――とか
女に恥をかかせるモンじゃねーぜ――とか
こんなに甘い"馬鹿"を聞いたのは初めてだなぁ――とか
鈍い頭が焼き切れる程に高速回転している
ぐるぐるぐるぐる
そして最後に感じたのが、"熱"
思いの――"熱"
目の前のさっちんからの熱
自分の心の中から溢れる熱
あぁ、熱が何だか心地良い
だから甲は
そのお互いの熱を溶け合わせる様に
強く、蔡生を抱きしめていた
- 971 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/15(木) 00:47:20 ID:/k2gysHgO
- >>970
無言で抱き締められる。背中に回された腕が痛い。――自分も腕を回す。探る様に伸ばされた手は背筋をなぞる。
甲の胸に顔を埋める。熱に浮かされたみたいに息が浅くなるのが感じられた。
熱い。――熱い。
熱を帯びた息を苦し気に吐いて、女は言葉を紡ぐ。
「……ばか」
- 972 :甲:2010/04/15(木) 01:02:39 ID:n4LmADEE0
- >>971
どれ位の時が経っただろうか
熱病の中の二人
どちらからともなく離れても
繋いで溶けた熱は消えなくて
何と言葉を返したのか
言葉を発する事が出来なかったのか
車を降りた、今の自分には思い出せない
ただ、熱だけが――熱だけが確かに残る
扉が閉まる
窓に映る浮かべた表情は、微笑み
何かが変わったのか
これから何かが変わって行くのか
分からない何て
「……戯言だよな」
ただ、何かが
確かに生まれた――熱い、夜だった
- 973 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/04/15(木) 01:16:17 ID:/k2gysHgO
- >>972
――――緩やかに車が走り出す。
言葉も無く、観客も無い無音劇の様な一幕は終わった。車中の女は瞑目する。振動は無く、躰の熱は抜けず。
喜劇か悲劇か、始まりか終わりかも解らない。熱を分け合って別れただけ。機械仕掛けの神は居ない。物語を手繰る神は居ない。
黒塗りの車が街を走り抜ける。
車中の女は腕を組み、祈る様に瞑目していた。
――薄桜に艶めく唇の端に、微かな笑みを載せて。
- 974 :黒沢小百合:2010/04/15(木) 02:10:10 ID:rSRBD9/U0
- 「………………」
小百合は、送られてくる克明な『感覚』に
唇を噛み、拳を振るわせた。
『なにかを一瞬にして具現化する。』
それは小百合のスタンドの十八番。
戦車や、戦闘機などをいままで数え切れないほど具現化してきた。
当然、車も例外ではない。蔡生と甲が乗り込んだそれも、
小百合が己の異能によって具現化したものだ。
あの成り行き上、こうなることは十分予想できた。
それでもなお、普通に車を呼ばず自分の異能により、
車を用意したのは、なにか不安のようなものがあったのかもしれない。
スタンドとは己の分身。
そのためスタンド使いは己のスタンドと感覚を共有するものもいる。
彼女のスタンドは具現化した物を遠隔操作できるというその特性上、
スタンド本体程ではないにしろ具現化した物でもある程度感覚を共有できる。
それが今回は逆にマズかった。
己の尊敬する蔡生が甲に対して、
ほとんど恋慕のような感覚を抱いていた事は小百合も知っていた。
他人の恋路に首を突っ込むものではないなどと言うことは
小百合も十分承知している。それが、上司のものであるならなおさら。
こういう事態もあるだろう、どうということではない。と自分に言い聞かせていたはずだったのに。
しかし、それでも。
まるで、目の前で見せ付けられているようで。
自分の大好きな、愛しているものが、どこかへ去っていくような気がして。
「――っ……――ぅあっ……――ぐっ……」
小百合は自分のデスクにつっぷして、声を押し殺し静かに泣いた。
「どうして……どうして私ではないの……」
- 975 :魔女っ子☆ウィッチ:2010/04/15(木) 22:16:53 ID:yvUls86s0
- 「はいはいはいはい桃色空気はしまっちゃおうねー!!
リア充はしまっちゃおうねー!!!」
はいのはいのはーい、とかなんとかいいながら箒を動かしつつ真横に移動する魔女ありけり
- 976 :甲:2010/04/16(金) 11:07:04 ID:KE2UskXwO
- 号外チラシが配られていた
手に取る
「…箱庭…仮想空間か…ふーん、そこでイベントねぇ…」
翌日、土曜日より
なにやら"箱庭"でイベントがあるようで…
「行ってみっか」
- 977 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/16(金) 11:17:08 ID:WVrfsEdY0
- 「…う〜ん…なんてかいてあるのかなの」
【甲が持っているのとおんなじチラシを見ている少女がいる】
「…なにかたのしいことかなの…」
【チラシを見ながら首をかしげていた】
- 978 :神羽朱華:2010/04/16(金) 13:52:03 ID:QYyPcDfoO
- 「……これで一気にメイン昇格……!」
チラシを持ってメメタァ発言
- 979 :甲:2010/04/16(金) 23:23:01 ID:xUE7eHj.0
- はてさて
鋼と別れてから夕食を済ませた甲
「………寒いな」
春のハズの現在、厚着を余儀なくされているのは如何な物かと思いながら
「ここだけは、らしいな」
桜並木を歩く
夜桜ァ〜かぁ〜ぶぅ〜とぉ〜
- 980 :甲:2010/04/17(土) 09:43:06 ID:xUE7eHj.0
- 街が俄かにざわついている
風に乗る声に耳を貸すと、どうやら今晩の"箱庭"のイベントに注目が集まっているらしく
「……ふむ」
バトルトーナメント、らしい
どんな血の気の多い奴等が集まるやら…
あぁ、ワクテカが止まらない――!!
一番浮かれているのは自分だった
- 981 :甲/破竹の三発目:2010/04/17(土) 16:25:47 ID:KE2UskXwO
- そわそわ
「…」
そわそわ
「(お…落ち着かん…)」
遠足前の小学生かと
意味もなく公園の鳩に餌をやる
- 982 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/17(土) 16:48:40 ID:WVrfsEdY0
- 「zzz・・・」
【公園のベンチの上にのんきに寝ている少女がいる】
「う〜・・・ベタな寝言を言っている】
- 983 :ゆっくりさゆり:2010/04/17(土) 16:49:06 ID:rSRBD9/U0
- 「ゆっくりたべるよ!」
鳩にまぎれて生首みたいなのがいたのはきっと気のせい
- 984 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2010/04/17(土) 16:59:48 ID:WVrfsEdY0
- >>983
「zzz・・・・・・」
【その近くに爆睡している少女がいる】
- 985 :甲/腹が減ってはトーナメントは出来ぬ:2010/04/17(土) 20:53:13 ID:KE2UskXwO
- 【屋台街】
「ズゾゾゾゾ――はぐっんぐ…むぐもぐ…!」
物凄い勢いで食事する甲
「もふ…まふもふ」
物凄い勢いで食事する甲
「――ごち、そうっ」
そして立ち上がる
「――さんっ!よぉし…行くか」
行く先は"箱庭"
今日は――――
「祭の時間だ」
赤色のマフラーが夜風にはためいた
- 986 :灰堂曇/白衣の男 ◆FA/Bw.T3QU:2010/04/19(月) 18:54:19 ID:hedfrAak0
- 異能都市内にある、小さな公園。
ベンチに腰掛け、文庫本を読んでいる男。
「……成程、ここで再び登場か。これは確かに面白い」
うんうんと頷く男の髪は、灰色。
黒髪に白髪が混じっている訳ではなく、灰色。
そしてその双眸も、灰色に染まっている。
「…………」
と、再び本を読むのに没頭する。
- 987 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2010/04/19(月) 20:19:54 ID:E4Ka56rgO
- ――バシャリ
川から上がり、火に当たる。
服は洗濯が終わり、しっかりと乾いている。
「今日…………か」
トーナメントの知らせを聞いた時、気付けば反射的にエントリーしていた。
今の自分の状態のことなど全て頭の中から吹き飛んだ。
「こんな状態になっても、まだ戦いを望むか」
思わず笑ってしまう。
何故こんなにも戦うということが自分を衝き動かすのか、
自分でも解らない。
「さぁ、行くか」
紅いコートに袖を通し、クロスはその場を後にする。
いざ、戦地へ。
- 988 :黒沢小百合:2010/04/19(月) 22:54:28 ID:rSRBD9/U0
- 【AGカフェ】
端の入り口から見えない席に腰掛けて
顔をテーブルに突っ伏している。
寝ているのだろうか、表情は見えない。
- 989 :アイリス/絶賛女装中:2010/04/20(火) 01:40:32 ID:VeONXbeQ0
- 【イデアの箱庭 出入口前】
長い髪が風に靡く。
千夜学園の制服(女子用)を着た少女?は月を見つめていた。
戦いを終えた暁を称える為に待っているのだろうか、或いは別の理由か。
「(あれ…か。)」
頭に思い浮かべるのは、先程見ていた戦い。
どうやら最強を決める戦いらしい。
アイリスは最強に興味が無いが、暁が出るという理由で見ていた。
- 990 :朝宮暁:2010/04/20(火) 01:48:47 ID:/k2gysHgO
- >>989
「…………」
箱庭端末前に出てきた暁は、いかにも不機嫌と言った様子で拳を握り締め、俯いていた。
悔しいし、情けないし、申し訳無い。
(戦いに負けて、しかも嘗めた真似した野郎に一矢も報えなくて……応援してくれたヤツに申し訳無えな)
開会式の時にはバイト仲間やメンパブの得意客も来ていた。応援してくれていた――なのに。
「……うお、アイリスか」
顔を上げた暁はアイリスに気付き、一瞬気まずそうな表情を見せたが努めて普段通りの顔を作る。
「悪いな。折角来てくれたのにカッコ悪くて――つか何でお前女装してんだよ」
- 991 :アイリス/絶賛女装中:2010/04/20(火) 01:59:18 ID:VeONXbeQ0
- >>990
「うん、凄くカッコ悪かった。足掻いて、足掻いて、腕を取られたもの。」
ゆっくりと暁の横に足を進め。
「でも―――――眩しかった……かな。」
足掻く人間は何度も見てきた。
足掻いても、ダメな人間を何度も見てきた。
磨いた原石も見てきた。
アイリスは優しげな笑みを浮かべていた。
「女装?朝宮君はまたそんなこと言うんだ。」
- 992 :朝宮暁:2010/04/20(火) 02:05:21 ID:/k2gysHgO
- >>991
「あそこで逃げ回るよりゃマシだろ。人は足掻いて生きんだよ」
ふて腐れたように、或いは照れ臭そうに吐き捨ててアイリスから視線を逸らす。
眩しかった、の言葉には何て返しゃ良いんだか――なんて考えながら。
「……ああ? だってお前男だろ? 金玉ついてんべ?」
訳が分からん――とでも言いたげな顔でストレートに尋ねる。
- 993 :アイリス/絶賛女装中:2010/04/20(火) 02:13:42 ID:VeONXbeQ0
- >>992
「人は足掻いて生きているんだ…。足掻かない人はどうなるのかな。」
アイリスは蒼の瞳で暁を見つめており、語尾はつぶやきのようでもあった。
「僕の性別、確認してみる?」
すると暁に背を向ける。
暁には、見えにくいが、閉まったチャックが見えているはずだ。
所作は完璧に叩き込まれた女性としての振る舞いである。
本日は香水を付けていない。
- 994 :朝宮暁:2010/04/20(火) 02:22:28 ID:/k2gysHgO
- >>993
「足掻かない奴は想像力が欠如した馬鹿か、諦めた間抜けか、全て満ち足りた幸せ者のどれかだな。
足掻かないとどうなるかは場合に寄るんじゃねえの。身も蓋もねえが人それぞれだ」
アイリスの反応に何かおかしな事でも言ったかと内心で首を傾げ、怪訝そうな表情でそう宣った。
「は、何だ、それだったら銭湯にでも行くか?」
暁は楽しそうに笑って言う。女性らしい所作は脂ぎった男でも出来る事をメンパブに勤める暁は知っていた。
- 995 :アイリス/絶賛女装中:2010/04/20(火) 02:33:32 ID:VeONXbeQ0
- >>994
「まるで生きる屍。ゾンビの方がまだ救いはあるね。なんて、ツマラナイ…。」
馬鹿、マヌケ、幸せ者、それらを纏めて生きる屍と言い放ったアイリス。
ならば自分は中途半端だろうと、内心呟いた。
退屈は敵だ。
しかし自分が進むべき道は見えないし、視えない。
「銭湯?ああ、あの共同風呂だね。それよりお腹が空いていてね。食事に行かないかな?勿論ご馳走するよ。」
今は銭湯より食事だ。
風で僅かに靡く髪を耳に掛けると、小さく笑みを浮かべ、暁に話を持ちかけた。
- 996 :朝宮暁:2010/04/20(火) 02:41:14 ID:/k2gysHgO
- >>995
「生きる屍か」
――働いて、金を稼いで、借金の利子分と母親の入院費を払ってひもじい思いして情けない思いして。
確かに生きる屍だ、と暁は思わず吹き出した。
「お前面白い事言うな。んじゃ、ゾンビとか生きる屍じゃねえ奴ってどんなヤツなんだろうな?」
気になる。幸せ者も屍なら、そうじゃないヤツは何なのだろう。――自分も、それになってみたい。儚い希望だが。
「……お、マジで? 良いね良いね。勿論行くぜ」
ひゅう、と口笛を吹く。箱庭から出てきた直後の不機嫌さは、アイリスと話している内に段々と薄くなってきた。
- 997 :アイリス/絶賛女装中:2010/04/20(火) 02:56:19 ID:VeONXbeQ0
- >>996
「足掻くという行為は人にとって苦痛とも言える。見えない道を灯りなしで歩くようなものだからね。」
後ろ手を組み、暁より数歩分前に出る。
振り返り、自分より高い暁の瞳に合わせると、左手の人差し指を立て、自分の唇に当てる。
薬指に嵌められた指輪が、月明かりを浴び淡く輝いた。
「『上も』人間だと思うんだ。我武者羅でもいいんだ。人って、活力があれば輝くからね。」
アイリスは、微笑んだ。
その笑顔は、童女のように純粋なものだ。
「朝宮君の食べたいものを食べに行こうか。何でも良いよ。」
- 998 :アイリス/絶賛女装中:2010/04/20(火) 02:57:37 ID:VeONXbeQ0
- >>997
× 「『上も』人間だと思うんだ。
○ 「『上“も”向ける』人間だと思うんだ」
//脳内変換お願いいたします…
- 999 :朝宮暁:2010/04/20(火) 03:11:32 ID:/k2gysHgO
- >>997
「欲しいから足掻くし、夢を叶えたいから足掻くし、幸せになりたいから善く生きたいから足掻く……と思う。苦痛でもな」
アイリスの唇と指に目を遣りながら言う。頭の端でこいつが女で胸がありゃあなあ、なんて溜め息を着いた。
「そりゃあな。必死が悪いなんつー事はねえべ。つかマジ必死に足掻かなきゃ欲しい物には手が届かねえもんだろ。
そーだなあ……上を見なきゃ手ぇ伸ばせねえしな。……逆に上見てうんざりする事も有るが」
母親の回復。借金。未来を見ればどちらも絶望的だとうんざりする。軽く息を吐いて。
「んー、じゃあ定食屋行くか。きたねえけど行き着けの店が有るんだ。……お上品なお前にゃ合わねえかな?」
けけ、とからかうように笑う。
- 1000 :アイリス/絶賛女装中:2010/04/20(火) 03:22:59 ID:VeONXbeQ0
- >>999
「目的、この場合は夢と置き換えた方が良いかな。それを持つ人は皆、程度は違えど眩しいんだよ。」
何故男に生まれたし。
暁と話している間、自分こそ生きる屍である、という結論に至った。
正確には生きる屍というより、空っぽのグラス。
「だから朝宮君。君も眩しいんだよ…」
そうアイリスは呟いた。
自分と比べるとどれだけ眩しいか。
「僕はお上品では無いよ。それよりオハシがちゃんと使えるかが不安だよ。」
笑う暁につられるように、アイリスも微笑みを浮かべた。
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