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【日常α】年の瀬も、クリスマスだって異能都市【其の七】- 1 :名も無き異能都市住民:2009/12/16(水) 23:59:17 ID:/k2gysHgO
- ≪ルールとか≫
・基本age進行で
・コテもコテ無しもどんどん来い
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします
- 2 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/17(木) 23:38:16 ID:/k2gysHgO
- 「雪か」
廃ビルの屋上、給水塔の縁に座り空中に組んだ脚の爪先を置いていた女が一人呟いた。
言葉は白く、寒空の下でさらりと真紅の髪を揺らした風が其れを霧散させ、女は面白そうに其の様を眺めて、ふっと笑う。
夜闇との境界を曖昧にする漆黒の凱套も、白混じりの景色に在ってはやや目立つ。
女の俯瞰する先の灯火も、普段と異なる装いを見せていた。
- 3 :ニナ・シュガリア:2009/12/17(木) 23:56:53 ID:7jE6yumoO
- >>2
「フフッ、結構積もったわね」
何時から其処に居たのだろう。給水塔の下で微笑を浮かべるのは蔡生を見上げるのは隻眼の女。
夜闇の中、蜂蜜色の髪は駆け抜けた冬風に煽られ甘美な舞を披露した。
- 4 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/18(金) 00:03:23 ID:/k2gysHgO
- >>3
「ああ、そうだね」
驚く様な仲でも投げれば、其れを尋ねる様な仲でも無い。
其れが尋常であると言う風に首肯し乍ら挨拶無く話を続ける。
「沈黙の季節だ。何時か話したね。春の誕生、夏の饒舌、秋の死。其の後の沈黙の季節」
思い浮かべる様に瞑目し、感慨を滲ませた微かな笑みが口許を飾る。
- 5 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 00:14:25 ID:7jE6yumoO
- >>5
「よっ、と」
暢気な掛け声と共に地を蹴り跳躍。給水塔の上に着地、とん、という乾いた音が小さく鳴った。
「一年前くらいだっけ? 懐かしいわね。
沈黙の季節、か。動物は眠り、草木も春までその口を閉ざす……。」
蔡生の隣に腰掛け、視線を眼下の街並みに向け
「人間くらいよね、この時期でも騒がしいのは」
行き交う人々。煌めく電飾。流れる陽気な音楽。此の街は眠る事を知らない。
- 6 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/18(金) 00:25:50 ID:/k2gysHgO
- >>5
「季語にも有るね。山眠る。秋は山装うと云うが、すると其れは死化粧かな。
確かに騒がしいのは人位だ。だが此の騒がしさも私は好きだよ」
ふふと笑って真紅の瞳にまた灯火を映す。俯瞰する風景は騒がしく不夜の様相。
活気の煌めきに目を細め、薄桜の唇の端が柔に緩む。
「クリスマス、も季語の一つだ。此の喧騒もまた風物詩。そう見ると中々面白い」
心地良さげに目を細めた侭俯瞰を続ける。
- 7 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 00:39:04 ID:7jE6yumoO
- >>6
「この喧騒も風物詩……」
成る程、と呟くと同様に俯瞰を続ける。眼に映るは活気に満ちた人々の表情。
争いとは無縁な其の光景を見て、彼女は思わず笑みを零す。
「人込みとか騒がしいのって苦手なのよ、私
でも、蔡生ちゃんのおかげで好きになれそうだわ」
平和ね、と最後に呟いて。
- 8 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/18(金) 00:46:18 ID:/k2gysHgO
- >>7
「其れは嬉しいね。――ああ、」
言いしな苦笑して、喧騒を映す鳥瞰の視線を隣に座るニナへと向けた。
「ちゃん付けが許される歳じゃ無くなってしまってね。
出来れば普通に蔡生と呼んでくれないか」
流石に此の歳では苦しいよ、と付け添えて苦笑を深くする。
- 9 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 00:57:06 ID:7jE6yumoO
- >>8
「フフッ……やだ、照れてるの?」
苦笑を浮かべる蔡生に対し、子供の様な悪戯っぽい笑いを浮かべる隻眼の女。
「蔡生ちゃんは蔡生ちゃん
何年経っても、私の中でそれが変わる事はないわ」
手を伸ばし、蔡生の肩をぽんぽんと。そして浮かべる子猫の様な屈託の無い笑顔。
- 10 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/18(金) 01:04:59 ID:/k2gysHgO
- >>9
「ふふ、そう言うと思ったよ――やれやれ。互いに良い歳の筈なんだが」
腕を柔らかに描かれた曲線の下で腕を組むと、ニナの言葉に再び瞑目して苦笑。緩む口許には楽しげな風が有る。
ややあって、ああ、と女は呟いた。何かを思い付いたか思い出したか、蔡生は表情から色を消す。
真剣味――文字通り刃有る真剣の様な鋭さを感じさせる真面目な表情で、ニナを振り向く。
「――――ニナ」
と、口から出たのは名前。響きは真剣。
- 11 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 01:15:15 ID:7jE6yumoO
- >>10
「ふふ、細かい事は気にしない
私と蔡生ちゃんの仲でしょ?」
ね?と首をこてんと傾げて再びの笑み。 蔡生の反応を愉しんでいる様にも見えた。
不意に変わった空気、独眸に映るのは真剣を彷彿させる蔡生の顔。
隻眼の女が纏う雰囲気も亦、其れに合わせるかの様に真剣味を帯びた物に変わった。
「――――何かしら、蔡生ちゃん」
其の響きも同様に真剣な物で。
- 12 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/18(金) 01:21:09 ID:/k2gysHgO
- >>11
「ああ、いや」
軽く笑って違うと否定。何が違うかを言うのは後に回し、蔡生はふっ、と微笑んだ。
「ニナ、と呼ぶのは如何なものかなと思ってね。今まではニナ姐と呼んでいたから」
感慨深そうに言って、吟味する様にふむと小さく口中で呟く。
「悪くないな。けれど何だがイケナイ気分になりそうだ」
おどける様に片眉を上げて冗句を口に。ふふ、と微かに笑う口調は軽やか。
- 13 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 01:34:58 ID:7jE6yumoO
- >>12
予想外の言葉に軽くコケて
「あらら……なーんだ、びっくりしたじゃない。 急に真剣になるから、 何かとんでもない事言うのかと思ったわ」
苦笑しながら肩を竦め
「それにイケない気分だなんて……。 私に惚れたら火傷しちゃうわよ?」
茶化す様な口調で言葉を紡ぐと恋人様に蔡生の肩に寄り掛かり、妖艶な笑みを浮かべて小さく舌舐めずりをして。
「で、本当は何を言うつもりだったのかしら?」
- 14 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/18(金) 01:46:00 ID:/k2gysHgO
- >>13
「火傷? 知ってるか。白は染まり易い色なんだよ、ニナ」
唇を濡らすニナの顎の輪郭を白い指先でなぞる。羽根で触れる様な微かな触り。
「例えば、真紅とかね」
浩然とした不敵な笑みは普段と変わらず、蔡生はニナの唇に自らの唇を近付け――
「……くくっ」
弾ける様に急に指をニナの顎から離し、顔を彼女から背けて離した手を口許に遣って笑う。
愉快気な苦笑。笑うのを堪えるにも限度が有る。一頻り笑って、
「ああ、可笑しい」
抜けぬ可笑しさの余韻に微笑を浮かべ、ほうと溜め息を吐いた。
「いや、特に何も無いよ」
手を振り乍ら立ち上がり、小さな笑みの侭に否定する。
「ただ、まあ――そうだな、此れからはニナと呼ぶ事にするよ」
- 15 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 02:03:55 ID:7jE6yumoO
- >>13
「まったく、冗談抜きで染まっちゃうところだったわ……真紅に、ね」
嘘か真か分からない様な声音で言葉を紡ぐと隻眼の女も立ち上がる。 浮かべる表情は此方も愉快気で。
ほぉ、と白い息を吐き出しながら蜂蜜色の髪に細長い指を通す。
「じゃ、私も昔と変わらず蔡生ちゃんって呼ばせて貰おうかしらね」
さてと、と呟くと、彼女の周りに藍色の粒子が漂い始め
「流石に冷えてきたわね……
そろそろ帰るわ。 またね、さ・つ・き・ちゃん」
無邪気な笑みを浮かべると同時に、彼女は姿を消した。
- 16 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/18(金) 02:08:07 ID:/k2gysHgO
- >>15
「やれやれ」
雪の白だけとなった廃ビルの屋上に、一人残された真紅は笑みを浮かべる。
言葉とは裏腹に苦笑では無い笑みを浮かべた女は、軽く髪を掻き上げて楽しげに歩き出す。
こつこつと。立てる足音も楽しげに。
- 17 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/18(金) 23:11:31 ID:L7zeZY7A0
- 白く白く降りしきり、地の上に重なり行く雪。
鼻の上に落ちて来たそれを指で払う。
「……冷た」
曇る空から振る雪を見上げて。
「……雪だあああああああああっ!!」
喜び、叫んだ。
- 18 :ミレイ:2009/12/18(金) 23:21:49 ID:Jhlo6zSQO
- >>17
「雪ぐらいで騒ぐんじゃにゃいよー」
無謀にも半袖を着用している。
しかしそれではミレイは凍え死んでしまう、そこでマントという名の毛布を、毛布という名の毛布を、上着のように羽織っている。
……見た目はあまりにも不恰好だ。
- 19 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/18(金) 23:30:26 ID:L7zeZY7A0
- >>18
「……え……?」
久しぶりに聞いた気がする声。
それが聞こえる方に振り向いて、口をポカンと開けて。
「……姉ちゃん……?」
- 20 :ミレイ:2009/12/18(金) 23:37:33 ID:Jhlo6zSQO
- >>19
「久しいにゃ愛しき我が弟よ!!」
バッ、と弟に近寄る段階で、毛布が空気抵抗で地に落ちる。
「おーさむ」
毛布をしぶしぶ拾い、寒がりミレイはそれをまた纏い、ゆっくりゆっくり弟に近づく。
- 21 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/18(金) 23:42:55 ID:L7zeZY7A0
- >>20
「姉ちゃん……」
応じるように一歩、一歩と歩み寄る。
そして、二人の距離が数十cmと言う所まで来た所。
そこで少年はニコリと笑って。
「こっの……馬鹿姉ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
握った拳を頭上から脳天目掛け、振り下ろす。
所謂拳骨って奴。
- 22 :ミレイ:2009/12/18(金) 23:47:49 ID:Jhlo6zSQO
- >>21
「にゃああ!!」
生まれ出でる視覚可能なたんこぶ。
蹲りながら頭を両手で撫でて、撫でる。
- 23 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/18(金) 23:55:42 ID:L7zeZY7A0
- >>22
「アンタは……」
すう、と大きく息を吸って。
「馬鹿で間抜けでアホで短気で真っ直ぐ過ぎて負けず嫌いで負けるとすぐ泣くし、変な所で弱気だしかと思えば在り得ないくらい大胆な事したかと思うと又それも失敗して。
消えたと思ったら居なくなって、探しても見つからないのに何時の間にかポッと現れて、こっちが安心してる間にまた直ぐ居なくなって。
えーっと、つまり……その……」
流れるような罵倒。それを言い終えるとぽりぽりと頬をかいて。
「……心配、してたんだからな」
- 24 :ミレイ:2009/12/19(土) 00:00:29 ID:Jhlo6zSQO
- >>23
「それは仕方がにゃい。開き直るのは私の悪いくせかもしれにゃいけど。
でも私が正しいと思うことはそれを貫きたいし、なにより流されるのは好きじゃにゃい」
主体性に富んでる。それかあからさまな自分勝手。
どちらで表現してもいいけれど、彼女はしたいことをしているだけにすぎない。
行動はともかくファッションはいかがなものかと思うが。
- 25 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/19(土) 00:03:00 ID:L7zeZY7A0
- >>24
「……だからって、心配かけさせんのかよ」
ぷうっ、と頬を膨らませて。
「つうか何。その格好……」
- 26 :ミレイ:2009/12/19(土) 00:11:21 ID:Jhlo6zSQO
- >>25
「それは謝ろう、ごめんね我が弟」
弟の頭をぽんぽん叩く。
「私は流行に疎いのよ。まさか知らにゃいわけ、ないよね」
半袖。
いやよく見れば、
子供用の、長袖。
- 27 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/19(土) 00:18:36 ID:L7zeZY7A0
- >>26
「……改善する気が無いなら、謝っても意味無いよ」
頭を叩くその腕をパシリと払って。
「知ってるよ。けど、それどう見ても……さ……」
呆れるって言うレベルを通り越した笑いを向けて。
- 28 :ミレイ:2009/12/19(土) 00:25:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>27
「にゃふ。そう来るだろうと思って」
一枚の地図を、折り畳めて弟のポケットに入れてやる。
これは魔術式を取り入れた異能都市の地図で、ミレイの現在地点が分かるという仕組み。
「私は服を選ばにゃいよ、着たい服を着たい」
着たい服がこれとは、せっかくのスタイルが台無しである。
- 29 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/19(土) 00:31:09 ID:L7zeZY7A0
- >>28
「ん……。……こんなの何処で作ったんだか」
一緒に居てくれればいい。そうすればこんな物必要ない。
そう思うが、それは口には出さない。どうせ聞いてくれないから。
「流行に疎い、とか関係無いじゃん、もう……」
はあ、と溜息を吐くと、それは白い息となって空中に消えて。
「それじゃ……。久しぶりに会ったけどもう呆れすぎて呆れられないよ……じゃね……」
疲れた、と言わんばかりに肩を落として。
とぼとぼ、と雪の上に足跡を残しながらその場を立ち去った。
- 30 :ミレイ:2009/12/19(土) 00:34:27 ID:Jhlo6zSQO
- >>29
「にゃあ……何が不満なのだ弟よ」
弟の気持ちも汲み取れず、彼女は懐に手を入れる。
そこから猫じゃらしを取り出して、雪の上に差し込むと、しばらくのあいだねこパンチをしながら、思案を繰り返していた。
- 31 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 20:07:15 ID:rDKCvgDY0
- ハイパー雪積もった!
【普段は何もない原っぱの真ん中、雪原と化したそこを大きな雪玉がぎこちなく転がっている】
【白い雪の上に黒い影。どうやら玉乗りをしているようだが】
ズルッ ゴシャ
へぶぅっ!
【重い雪玉が人一人の体重でコロコロ転がるわけも無く】
【片一方に両足を乗せて体重をかけていた女は、雪玉の端が崩れるのと一緒に地面に落ちた】
……
【顔面を雪に突っ込んだまましばし閉口】
- 32 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 20:18:10 ID:L7zeZY7A0
- 「ゆ……」
ズサァッ、と聞こえるのは雪を蹴散らし滑る音。
「っきだああああっ!!」
笑顔。超満面の笑顔でスノボに乗り虎姫の後ろを滑走してる少年が居た。
ちなみに気付いてない。
- 33 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 20:25:58 ID:rDKCvgDY0
- >>32
【暫く気を付けの姿勢で雪の中に突っ伏していたが】
うりゃうりゃうりゃ。バタバタバタ
【両手を横に広げて上下に動かし、足も開いたり閉じたり】
【それから慎重に立ち上がって、頭の埋まった跡がついた部分に輪っかを描き】
しゃー! 天使完成!
【べちょべちょの顔で晴れがましくガッツポーズ】
【裾の広いローブを着た天使型に雪をへこませて遊んでいた】
【ふと後ろを行くスノボの音に気が付き、振り返って手を大きく頭上で振る】
うぉーい、そこのスノボ少年! これを見るがいい……お? どっかで見たような。
- 34 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 20:30:20 ID:L7zeZY7A0
- >>33
「ん?」
結構離れた所まで滑っていたが、その声に気付いて其方を振り向いて。
「おー、あー……!」
虎姫を指差し、そんな声を上げながら歩み寄ってきた。
名前が出てこないっぽい。
- 35 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 20:37:45 ID:rDKCvgDY0
- >>34
よッス! 調子どうよ!
今日はまた子供が元気になる寒さだね!
【しゃがみ込んで雪を握り、ボールにして手の中で上下させる】
【寒さで紅潮した頬は顔面を雪に突っ込んだせいで雪解け水に光っていた】
……リョウよぉ、まさかこのないばでーを忘れたとかそんなのは無いよねェ〜?
【表向きだけの笑顔を作ってピッチングフォームに入った!】
- 36 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 20:42:38 ID:L7zeZY7A0
- >>35
「あ、ああ。虎姫さん!」
ポン、と手を掌に付いて、だよね?と言うかのように小首を傾げて。
「だね。俺、雪好きだし」
笑い、そう言って足元の雪を掴んで握る。
- 37 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 20:48:11 ID:rDKCvgDY0
- >>36
大正解だッ!
【手元の雪玉を顔面に向かってピッチング!】
【勿論手を抜いて握ってあります。多分】
はー、いいねぇ雪。寒いねぇ雪。
朝早く目覚めて冷えきった家の中、急いで暖房をつけようとするのはイトオカシだのと
子供の時分に習った気がするぜ……。
【手に付いた水を膝で拭きながら、感慨に満ちた微笑で白い息を吐く】
- 38 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 20:51:08 ID:L7zeZY7A0
- >>37
「わぷっ!?」
クリーンヒット!
リョウの顔面に真っ白な髭が出来ました。
「そ、そうなんです……」
髭を拭い、作った雪だまを振りかぶって。
「かっ!」
思いっきり虎姫に投げつけた。
- 39 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 20:59:48 ID:rDKCvgDY0
- >>38
ひゃっひゃっひゃ!
この程度も避けれんようじゃーまだまだ修行ぶそぶっ!
【大口開けて笑っていた虎姫の口にクリティカル!】
【足を滑らせ仰向けにブッ倒れた】
れめェ……この僕を敵に回ふと、ろうなるか……おひえてやるへ!
【不敵な笑みと共に起き上がり、口の中に人差し指を突っ込んで雪を掻きだした後】
喰らいやがれい! 僕の必殺!
バッサバッサ ザクザク
【両手で地面の雪をすくって、硬めもせずに下手投げで飛ばし始めた】
- 40 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 21:02:27 ID:L7zeZY7A0
- >>39
「雪が降ってる中で俺と戦おうなんて……」
積もった雪に手を付けて。
「百年早い!!」
力を篭めるような動作。
それの後、雪が生えるようにリョウの前方のみに積もり、雪を阻む壁を作り出して。
- 41 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 21:09:10 ID:rDKCvgDY0
- >>40
ぬああ! お前セコいぞ!
つぇい! つぇいっ!
【雪玉を固めては上から放物線状に投げる】
- 42 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 21:10:52 ID:L7zeZY7A0
- >>41
「無駄無駄無駄あ!!」
雪の壁をなぞる様に掌を上空へ。
するとその動きに合わせ、壁が延びるように上空へも雪の壁が現れて。
- 43 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 21:16:43 ID:rDKCvgDY0
- >>42
クッソォオオオオ! 僕には……僕には看破できないというのか!
この雪の壁……この雪の城を!
【拳を握りしめて雪の上に膝をつき、玉となった涙を零すが】
いいや…諦めない限りまだ道はある!
この僕の血が、雪を溶かすまでに熱く煮えたぎる限り!
いっけぇええエエエエエ、ブラッディーブレェエエエイズ!!
【この間約15秒。全くの無表情で台詞の内容も全く関係なく、抜いた刀を雪の壁に突き刺しまくった】
- 44 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 21:23:16 ID:L7zeZY7A0
- >>43
「な、何を……!?って、ん……?」
ザクザクと刀は壁にいとも容易く突き刺さる。だってただの雪だし。
「……」
刀が貫いた部分は穴となり、突き刺しまくればその穴の数は増えていく。
その穴が沢山出きれば、壁には其のうち大きな壁が出来ていって。
「……ストップストップストップウウウ!!!」
ザクリ、と虎姫の刀が雪を貫きリョウの全身が見えるくらいの穴が開いた時、其の穴の向こうから吼えた。
これ以上穴を広げられるとまずい。
- 45 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 21:26:13 ID:rDKCvgDY0
- >>44
タイタン・ドロップキック
砕けて消えろ! 『神の鏖殺の足』!
【雪に向かって喜色満面、穴に向かって渾身のドロップキック】
- 46 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 21:28:54 ID:L7zeZY7A0
- >>45
「……あ」
穴が広がる=壁の下の部分が無くなる=崩れる。
ドロップキックを食らわせた雪の壁はその部分から折れるように崩れ去って。
勿論、上まで覆うような壁を作ったリョウは雪の中に埋もれてしまった。
- 47 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 21:34:30 ID:rDKCvgDY0
- >>46
ハーッハッハッハ! 正義は勝つ! ざまーみやがれ!
一生埋まっているがいい! ていうか死ね! おっちね!
【正義とは真逆の言葉をガシガシ吐き捨て、後ろを向いて去ろうとしたが】
……え、ホント大丈夫?
【振り返って若干不安そうに雪の塊に聞く】
- 48 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 21:37:25 ID:L7zeZY7A0
- >>47
少しの静寂の後。
ズボォッ!と雪の中から勢いよく右手だけが突き出されて、グッ、とサムズアップ。
その数秒後、カクンと膝から腕が曲がって、動きが止まった。
- 49 : ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 21:37:57 ID:L7zeZY7A0
- //膝?肘ね、肘!
- 50 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 21:41:11 ID:rDKCvgDY0
- >>48
なーんだ、大丈夫そうだな。
そんじゃー次は何してあそぼっかなー……
【といってリョウの元を離れ、雪だるまとか作り始めた】
うーんと、どっかに良い雪は……
【リョウのほうを見て、ニヤリ】
……うーりゃ。 ゴロゴロゴロゴロゴロ
【雪だるまの土台、大きな雪玉をリョウの埋まっている雪に向かって転がす】
- 51 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 21:43:58 ID:L7zeZY7A0
- >>50
「うぼぉっ!」
ズブリと何かが雪にめり込む音がして。
その雪球が一回転する時、虎姫が手を当ててる場所にリョウ(の背中)が雪だまの中に見えていた。
- 52 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 21:48:13 ID:rDKCvgDY0
- >>51
おーっ! 上手く行くもんだねー!
これで人間雪だるまがつっくれっるぞー☆
【リョウの体を足だけ埋まるように雪を手で削いでいく】
ここら辺がアタマかな……?
- 53 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 21:51:08 ID:L7zeZY7A0
- >>52
「……何をやってるんだ。何を」
出てきた顔は物凄く不機嫌な表情で。
べしべしと腕を突き出し虎姫を軽く叩いていた。
- 54 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 21:56:00 ID:rDKCvgDY0
- >>53
悪い悪い。あっちょっつめたい。冷たい手で叩かんでやー。
【と言いつつもイヤそうでなく、眉を下げてクスクスと笑っている】
でも人が入った雪だるまって浪漫じゃない。
その浪漫を君にも分けてあげようとだね……!
【大きな胸を張って人差し指を天に立て、小さく振って講釈】
- 55 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 22:00:50 ID:L7zeZY7A0
- >>54
「うるせー!こっちは冷たい所じゃないよ!!」
ベシベシと手が届く範囲。肩とか頬とかを軽く叩きまくって。
「確かにロマンだけど!ロマンだけど俺は自分がなるのより見てる方がいいの!」
ずい、と出来るだけ顔を近づけて。
睨む、と言うにはあまりにも軽い視線を送って。
- 56 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 22:06:38 ID:rDKCvgDY0
- >>55
僕ははしゃぎ過ぎて暑いくらいだぜ!
【叩かれながらご満悦な表情で頬を膨らませて強く息を吐き、胸元をぱたぱた】
いやー、でも雪もいいもんねぇ!
よっと。
【つい、とリョウの頬を両手で挟もうとする】
【そんでもって顔も近づけて】
- 57 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 22:11:31 ID:L7zeZY7A0
- >>56
「寒いよ!俺は!」
雪の中に埋められて、顔には雪が付けられて。
「まあ、雪はいい物だけどさ。って、え?」
頬は両手で挟まれる。その動きでリョウの動きが止まって。
「え、え……?」
そんでもって顔を近づけられて。
寒さからか何からか、頬は何時の間にか少しだけ赤く染まって。
- 58 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 22:14:59 ID:rDKCvgDY0
- >>57
【挟んだ両手からじんわりと熱が伝わってくる】
【そして、白い肌を近づけて……】
うはー、冷えるーぅぅぅうう。
【リョウの額に額をぺっとりくっつけ、だらしない笑みを呑気に浮かべ】
【両手も頬をさするようにぐりぐりと円を描き、時おり抓ったり引っ張ったりする】
- 59 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 22:19:25 ID:L7zeZY7A0
- >>58
「え、あ、ああ、冷えるけど……」
額と額がくっ付く超至近距離。
その距離から視線を逸らそうという無駄な努力をしていた。
「痛い、痛い……」
そうは言うものの、別に嫌がってる風では無くて。
- 60 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 22:23:48 ID:rDKCvgDY0
- >>59
ふぁ〜〜っ、あ、ぬるくなってきた。
【額がくっつく距離で目を開き、ニヤリと笑う】
【そしていともあっけなく離れ】
いやーはっは、まったく雪だるまってなぁ面白いねぇ!
あ、雪払った方がいいよ、風邪ひくから。
【リョウから離れ、雪まみれの姿を指差して乾いた笑い声を上げる】
- 61 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 22:29:14 ID:L7zeZY7A0
- >>60
「へ?」
少し、ぼーっとしていたようで。
「ん、ああ……」
離れた虎姫への反応がワンテンポ送れてやって来た。
「よ、っと……分かってる、っても……」
くしゅん、とクシャミ。
雪が服に付き、そのまま少し溶けてしまったようで。
着ていたコートがビショビショとまでは行かないまでも、大分塗れていた。
- 62 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 22:34:37 ID:rDKCvgDY0
- >>61
あーあーあ、言わんこっちゃない。
これだからヤンチャな子供はすぐ雪まみれに……。
【ぶつぶつ言いながらリョウに近寄り】
……あ。
【小さく声を漏らし、両手の指を何か揉むように動かしながら妙に鼻息荒く】
……これはまだ先行きの明るい未来ある少年を風邪という脅威から守るためであって、
決して少年の濡れた服をはぎ取るところから始まるアバンチュールを
実践しようというわけじゃ無いのよヘヘヘヘ…!!
【目の光がギラギラ。危ない。】
- 63 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 22:38:22 ID:L7zeZY7A0
- >>62
「ヤンチャって……アンタが雪の中に突っ込んだんじゃ……」
ハア、と溜息を付いて。
「な、何言って……!?」
一歩、後に引いたところでまたくしゅん、とクシャミをして。
「……あー……」
腕を組んで空、と言うか遠くの山のほうを見て。
「……結構遠いし、うん……。虎姫さんの家って、此処から近い?」
- 64 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 22:45:33 ID:rDKCvgDY0
- >>63
【家、という言葉を聞いて、さっきまでのふざけた雰囲気が一気に消え失せる】
……アー。
【機械的に呻いて、額に手を当て】
来る気?
……アンタ僕と初めて会った時色々喋ったけど、自分で言うのもあれだけど
僕って結構アタマおかしい類の人間なのよ。アンタもそれは分かってると思うんだ。
【無感情な、赤ガラスのビー玉のような目を向ける】
それでも来る?
- 65 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 22:49:46 ID:L7zeZY7A0
- >>64
「……アンタが頭おかしい、だなんて俺は思いもしなかったけどな」
言って、軽く笑って。でも、と付け加えて。
「行かないまでも服、貸して欲しいかな」
そう言って、自分が着ていたコートをペチャペチャと叩いてみせて。
「コレじゃ帰るまでに本当に風邪引くし。そしたら、迷惑かけちゃうから」
- 66 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 22:52:26 ID:rDKCvgDY0
- >>65
服、ねぇ……あったかな。
んじゃ行こう。スノボとか自分で持って、ホラ、行くよ。
【ポケットに手を突っ込んで雪の上を歩きだす】
ズルッ ベシャッ
……ポッケに手ぇ突っ込んだらバランス取れないね。
【そうぼやきながら立ち上がり、今度は若干中腰になって歩き始める】
- 67 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 22:56:03 ID:L7zeZY7A0
- >>66
「あ、いいの?」
嬉しそうに笑って。スノボは虎姫が歩き出したのと同時に、空中に吸い込まれるように消えて。
「でも、女性用の服とかは嫌だからな?」
「……って、何してんの……」
虎姫が転び、立ち上がってるうちにその横まで歩いて来ていて。
軽く首を傾げて、そんな言葉を投げかけて。
- 68 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 22:59:40 ID:rDKCvgDY0
- >>67
雪には慣れたけど氷は慣れてねーんだよ、ほっとけ!
【そろりそろりと歩いて】
【キングクリムゾン! 移動時間をブッ飛ばすッ!】
【というわけで裏通りの一軒家に到着。小さいながら二階建て】
服ねー、ちょっと待ってなー。
【カギもかけてない扉を蹴り開け、中に入っていく】
【内装など、見える限りではヘンなところは無いが…?】
- 69 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 23:01:58 ID:L7zeZY7A0
- >>68
「ぷっ……あはははは!」
そんな歩き方を見て一人、笑っていて。
「あ、うん。お邪魔しまーす……」
その後ろから、塗れたコートを脱ぎつつ家の中へと。
「……」
別におかしな所なんて無い。そんな事を考えながら家の中を見渡して。
- 70 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 23:07:43 ID:rDKCvgDY0
- >>69
こっちでゆっくりしててよ。ソファーだけは新品だからさ。
【低いテーブルと布製のソファが置いてあるリビングを指差し】
言っとくけど、勝手に部屋開いたりしないでよね。
んじゃ僕は二階探してくるから、付いてこないで。
【そう言ってばたばたと慌ただしく階段を上っていった】
【木で造られた内装は古臭く、階段を上るたびに埃が舞い落ちる】
【廊下には扉が三つ。一つはリビング、一つは廊下の突き当たり、もう一つは突き当たり手前の右側】
- 71 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 23:11:48 ID:L7zeZY7A0
- >>70
「うん、分かった」
言われたソファーに素直に座り込んで。
「しないよ、そんな事」
言って、軽く手を振って。
膝の肘を付き、目で廊下や階段を追う物の、特に其処から動いたりはしない。
するな、と言われたのならしたくなるのが人間だが、今はそんな事をする気はあんまり無い。
- 72 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 23:17:45 ID:rDKCvgDY0
- >>71
【暫く二階でどたんばたんやった後】
おーい、あったよー。
【二階から戻ってきてリビングに駆け込んでくる】
【手に持っている服の束から取り出したのは割かしマトモな子供サイズのワイシャツ】
はい、上着これね。
- 73 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 23:20:02 ID:L7zeZY7A0
- >>72
「おお、普通だ!ありがとうございます!」
どたんばたんで結構心配だったらしく。
ワイシャツを受け取る時の顔は中々に嬉しそうな。見方によっては失礼な笑顔を浮かべていた。
「えっと、そしたら……」
きょろきょろと、リビングの中を見渡して。
「……えーっと……そっち、向いててください」
ピッ、と壁の方を指差して。
- 74 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 23:22:25 ID:rDKCvgDY0
- >>73
心外な。割とマトモなセンスしてんだぜ?
【腰に手を当てふくれっ面】
えー!? 見ちゃダメ!?
分かったよう、分かったよう、ちぇっ…
【渋々後ろを向く】
あとズボンとブーツとその他小物も用意したけどー?
【後ろを向きながら】
- 75 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 23:26:53 ID:L7zeZY7A0
- >>74
「ま、それは見れば分かるけどね」
ふくれっ面に対してニコリと楽しそうな笑いを携えて。
「……見る気だったのか。それは色々と危ないしさ……」
まあ、後ろを向いてて、なんて無理矢理見てやれない事も無いけれど。
「え、本当?良かったー……。この季節に裸シャツは流石に死んじゃうからなー……」
- 76 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 23:30:49 ID:rDKCvgDY0
- >>75
とりあえずかき集めてきた。
はい。これと
【セーラー服のセーラーカラーだけ。黒地に白のライン】
これと
【黒い短ズボン】
これと
【黄色いネクタイ】
これ。
【黄色のウォレットチェーン。腰につける布ベルト】
ほら! 早く着た着た! さあ! さあ!
【勢いよくそれらを押しつけ後ろを向く】
- 77 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 23:36:05 ID:L7zeZY7A0
- >>76
「え、っとー……」
ひょいひょい、と伸ばした腕に積み重ねられていく衣類。
何かちょっと余計な物まで用意してもらってるけど、素直に着ておく事にした。
「それじゃ……うん」
じいっ、とコートの中に着ていたパーカーのファスナーが降りる音。
その後、パサリパサリと衣擦れと衣類が落ちる音。
- 78 :ミレイ:2009/12/21(月) 23:36:07 ID:Jhlo6zSQO
- 壁|ω・)
死角。
左手にワンタッチで撮影可能なカメラ。
やつはどこへでも迷いこむ。
- 79 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 23:43:35 ID:rDKCvgDY0
- >>77
……。
【無言の虎姫】
【着替えるリョウのすぐ傍、足元】
【地面の古い木板に何か赤いシミが広がっていることに気づくだろうか】
【それは赤黒く、まだ付着して新しい濡れた赤】
【そう、それは――血液。】
>>78
【ニュータイプ発動! キュィィイイインッ】
(撮れ! 撮れぇぇええ撮るんだぁぁああああ!!)
【心の中で大絶叫。口をぱくぱく金魚のように開け閉め】
- 80 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 23:48:44 ID:L7zeZY7A0
- >>78
「んーと。……ん?」
気付かない。何故ならシャツの中に顔を突っ込んでる真っ最中だったから。
「ああ、コレでいいのか、っと……」
>>79
「着たよー」
視線の端に捉えたのその血液。
気にはなる、だが。己には関係が無い。筈。
故に、面倒ごとに巻き込まれるのを避けるため、その事はあえて聞かない。
- 81 :ミレイ:2009/12/21(月) 23:50:25 ID:Jhlo6zSQO
- >>79
カシャリ。
まずは一枚、ナイスバディなお姉さまの写真を撮ったミレイちゃん。
>>80
カシャ。カシャリ。
二回たん、たたん、とカメラのシャッターを切った。
- 82 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 23:52:32 ID:rDKCvgDY0
- >>80
あ……遅いッス……。
【振り返ると鼻血をぼたぼた流しながらその場にブッ倒れてる虎姫】
【床一帯鼻血だらけで、その一端がリョウの足元まで流れてきている】
【つまり床の血は、鼻血のようだ】
後ろで……後ろで男の子が脱いでるってだけで……
嗚呼…死ぬわ、死ぬわぁ……幸せすぎて死ぬわぁ……
【鼻血の水たまりのなか、ごろごろと床を転がりまわる】
ああ、ごめんごめん。はふぁ……どんな感じ?
【服の袖で鼻を擦りつつ起き上がってリョウをじっと見ている】
……ふわぁ〜…。
- 83 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/21(月) 23:53:07 ID:rDKCvgDY0
- >>81
【鼻血を噴出してる最中の写真が撮れた】
【……顔がだらしない】
- 84 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/21(月) 23:59:14 ID:L7zeZY7A0
- >>81
「……ん?」
其方を振り向いて。
「……」
ニコリ、と無言で爽やかに笑って。
「後で没収若しくは破壊な、それ」
出てきた声は、怒り以外の感情を表しておらず。
>>82
「……」
もう、うわぁ、とかも言えないくらいにドン引き。
血、思いっきり関係あった。
「凄く良いよ。ピッタリだし」
ありがとうね、と言って易しく笑って。
「でも……」
申し訳無さげに視線を逸らして。
「……だ、大丈夫……?」
ピシッと虎姫を指差して。
血溜まりの中を転がれば全身血だらけになるわけで。
- 85 :ミレイ:2009/12/22(火) 00:01:29 ID:Jhlo6zSQO
- >>83
「なぜおねーさまはにゃイスバディににゃったの?」
カメラのフラッシュを有効にして、カシャリ。うおまぶし。
彼女にとってナイスバディになること=大人っぽい=子供ではない。
この子供ではない、がミレイにとって重要。
>>84
「にゃは、成長記録ぐらい残しておこーよ」
カシャリ。カシャリ。ウィィィン。
連写。
- 86 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/22(火) 00:07:06 ID:rDKCvgDY0
- >>84
……はぁぁぁあ、今日は幸せだぁ…
【と呟きつつその姿を眺めている】
【ちょいと調べれば分かるが、それは異世界で歌を歌う某歌ロイドの一人に酷似した格好】
ア―大丈夫大丈夫。格好黒いし目立たないって!
>>85
うおっ、いたのん?
【演技っぽく目をしかめて、口だけで】
(後で焼き増しして)
- 87 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/22(火) 00:11:23 ID:L7zeZY7A0
- >>85
「……」
楽しげに写真を撮る姉にそれ以上の言葉をなくしたか。
「分かった分かった……ったく」
>>86
「……そんなに良いの?」
虎姫の前に屈みこんで、その顔を覗きこんで。
「いや、だって顔……」
其処まで言いかけ、ああ、と呟いて。
伸ばした手が虎姫の頬に触れ、赤い雫がふき取られて。
- 88 :ミレイ:2009/12/22(火) 00:14:17 ID:Jhlo6zSQO
- >>86
「ふぁーい」
カメラを上着のポケットに収めている。
と今回の服装は、きちんと長袖を着ており、普通そうに見えた。
>>87
「なかなか話が分かるようににゃったじゃない」
にゃ、にゃー、と嬉しそうな鳴き声。
- 89 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/22(火) 00:20:00 ID:rDKCvgDY0
- >>87
うん!良い!
【至福の顔でガッツポーズ】
そんじゃ、服も着終えたしさっさと帰った帰った!
ミレイちゃんあとで焼き増し!
【そう言って二人を追い出し、虎姫は家に入っていった】
//急用落ちあり!
- 90 :ミレイ:2009/12/22(火) 00:32:19 ID:Jhlo6zSQO
- >>89
家から追い出されたミレイは、とうぜん寒がりだったので。
(・ω・;)アケテー
ばんばん、と扉をたたいていた。
// ノシ
- 91 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/22(火) 00:32:47 ID:L7zeZY7A0
- >>88
「アンタみたいな姉がいると嫌でも、な」
ハア、と溜息。
でも、見せた笑顔は嫌そうな感じではなくて。
>>89
「あ、うん。ありがとうねー」
追い出されるまま、外に追い出されて。
//乙乙ー
- 92 :ミレイ:2009/12/22(火) 00:37:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>91
「んふふー」
むぎゅ。
あまりに寒かったので、弟に抱きつくことにした。
女性らしい体付きもしっかりしているのに、自覚がないのは大したものだ。
- 93 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/22(火) 00:41:47 ID:L7zeZY7A0
- >>92
「やめい。馬鹿姉」
ポカリ、とミレイの頭を軽く叩いて。
寒いのは此方もだが、我慢出来ないレベルでも無い。雪にぬれなければ、だが。
- 94 :ミレイ:2009/12/22(火) 00:46:14 ID:Jhlo6zSQO
- >>93
「たまにはおんぶさせにゃさいよー」
勝手に弟にしがみつくミレイ。
たまにはというが、ミレイが弟をおんぶしたことは最近、ない。
- 95 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/12/22(火) 00:48:35 ID:L7zeZY7A0
- >>94
「やだって、やめっ、離れろって!」
しがみつかれ、力の限り押し返す。
- 96 :黒沢小百合:2009/12/23(水) 00:19:12 ID:rSRBD9/U0
- 【どこかの喫茶店】
「ふぅ……なかなか……難しい物ですね。」
小百合は陰鬱な表情で、
目に付いた喫茶店に入り、席に腰を下ろした。
対エキドナ用の新兵器は先月既に確保した。
しかし、未だ効果が不完全で副作用の恐れもある。
「早く、完成させないと……」
しかし焦りばかりが積もり、結果がでない。
生真面目な小百合の性格が完全に裏目に出てしまっている。
- 97 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/23(水) 00:25:43 ID:GIib.1dY0
- >>96
カランカラン
【そんな中、喫茶店のドアが開く音がする】
「きょーはここがいいかなの…きれーなところなの〜」
【どうやら興味があるだけのようだ】
「あう?・・・『さゆり』なの」
【小百合の姿を確認したディスは、少し笑顔で小百合の席の近くに座る】
- 98 :黒沢小百合:2009/12/23(水) 00:33:42 ID:rSRBD9/U0
- >>97
「こんばんは、ディス。」
ディスが来ることを察知していたかのように、
驚く様子もなく。
ついでに店員が持ってきた飲み物も二人分であった。
「どうぞ、飲んでくださいね。
今日は冷えますから。」
- 99 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/23(水) 00:37:02 ID:GIib.1dY0
- >>98
「こんばんわなの〜。『さゆり』なの」
【にっこりほほ笑んで、前に置かれた飲み物を手に取る】
「ありがとなの〜。あったかくなるなの!」
【飲み物に口をつけて・・・そのあとに口を開く】
「おしごとたいへんなのかなの?」
【少し小百合の顔を覗いて心配そうに言う】
- 100 :黒沢小百合:2009/12/23(水) 00:44:57 ID:rSRBD9/U0
- >>99
「ええ、それなりには。
千夜は大きな企業ですから仕方のないことです。」
小百合もディスと調子を合わせるように、
コーヒーを啜って。
「ディスも何か、危ない目にはあっていませんか?
年末というのは、人々も羽目を外しますから。
そういうのを狙う悪人も多くなる。」
窓の外では、人影はまばらになってきた物の
イルミーネーションが楽しげに輝いている。
- 101 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/23(水) 00:48:29 ID:GIib.1dY0
- >>100
「うん、たいへんなんだよねなの…」
【少し心配そうである】
「あう〜・・・いまはだいじょぶなの。
その、みんなといっしょにいるようにしてるなの…」
【それでも少し不安そうな顔である】
- 102 :黒沢小百合:2009/12/23(水) 00:57:11 ID:rSRBD9/U0
- >>101
「そうするのが一番ですね。
近いうちに、脅威の一つは取り除かれますから。」
ふふ、と軽く笑みをこぼして、
カップに残ったコーヒーを飲み干した。
「さて、私はそろそろ帰ります。
ディス、家まで送っていきましょうか?」
といっても、ディスが何処に住んでいるか知らないが、
と笑いながら付け足して。
- 103 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/23(水) 01:01:34 ID:GIib.1dY0
- >>102
「あうー・・・『さつき』もいるなの!あんしんなの!」
【コーヒーを飲みほして口を開いた】
「そうなの、あう。でも『でぃす』はすぐにかえれるからだいじょぶなの!」
【そう言ってポケットから鍵を取り出す】
「すぐに『ろざりあ』のところにかえれるなの!」
- 104 :黒沢小百合:2009/12/23(水) 01:07:09 ID:rSRBD9/U0
- >>103
「ロザリア……ですか、ふむ。」
一瞬、考え込むようなしぐさをしたが
特に気にした様子もなく。
「なるほど、私は魔術に関しては無知に等しいですが、
直ぐに帰れるのですね?」
安心したような表情を浮かべ、席を立った。
「それでは、また……」
小百合は寒空の中、自分の家へと歩いていく……
- 105 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/23(水) 01:11:54 ID:GIib.1dY0
- >>104
「うん、はやーくかえれるなの!」
【にっこりほほ笑んで言う】
「またねなの!」
【そして小百合の姿に向けて手を振り続けた】
「さ、はやくかえらないとしんぱいされるなの!」
【喫茶店のドアに鍵を差し込むと・・・そのドアはロザリアの家とつながって】
「ただいまなーの!」
【その部屋の中へと勇んで入って行った】
- 106 :小夜:2009/12/23(水) 21:56:46 ID:MUs0/hHA0
- 「何がジングルベルだよアタマおかしいんじゃねぇのおめーら日本人だろキリスト今日でもない癖に……
ヘイカの誕生日祝えよ日本人なr……」
ドン
『あ、ゴメンねーお嬢ちゃん、大丈夫?』
『ヤダもーユウタったら、気をつけてよー。ごめんねー大丈夫?』
『しかしかわいいお嬢ちゃんだねー、俺たちもこんな子供欲しいな、なあショウコ?』
『ヤダ、なんてこと言うのよ///』
「…………シネ」ボソッ
『どうしたのお嬢ちゃん、何か言ったー?』
「なんでもないですぅ大丈夫です☆ お兄さんお姉さん、良いクリスマスを☆」
『ありがとう☆ またねお嬢ちゃん☆』
『またねー☆』
「…………ぁああああああああああああああ死ねええええええええええええええええええ!!!!!!!11」
悲しい雄叫びが、街に響き渡った。
- 107 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 21:58:53 ID:L7zeZY7A0
- 「……何だあのガキ……」
雄たけびを上げる少女を冷ややかな目で見つめる男が一人。
- 108 :小夜:2009/12/23(水) 22:03:01 ID:MUs0/hHA0
- 「……ぁームカつく……ムカつくぅうう……」
殺気を漂わせながら、路地裏に入り込んでいく。
何処に行こうとしているのか。
- 109 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:04:53 ID:L7zeZY7A0
- >>108
「……」
暇……と言うか、暇になっててはいけないのだが。
それでも暇は暇なので、その後を付けて見る事に。
- 110 :小夜:2009/12/23(水) 22:09:15 ID:MUs0/hHA0
- >>109
辿り着いた場所は、粗大ゴミの不法投棄場。
少女は影を使って、ゴミの山を掻きわけている。
「いるんでしょー、紫野郎。
出てきなさいよー」
誰かを呼んでいる……?
- 111 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:10:44 ID:L7zeZY7A0
- >>110
「……?」
積み上げられたゴミの山に身を隠して。
伺うように小夜の方を覗く。
- 112 :小夜:2009/12/23(水) 22:14:36 ID:MUs0/hHA0
- >>111
「オラ、寝てんじゃねーよさっさと起きろ」
ゴミの山の中の「なにか」をげしげしと踏みつけている。
ちらりと見えるのは濃緑の軍服、紫の髪――
「…………んぐぁー?」
「なにか」から声が上がる。成年男性のものだ。
- 113 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:16:23 ID:L7zeZY7A0
- >>112
「……軍人……?」
きっついガキだなあ、とか思いながらそんな事を呟いて。
あの男は何でこんな所で寝てんだ、とか色々疑問はあるけど、とりあえず観察続行。
- 114 :小夜:2009/12/23(水) 22:19:43 ID:MUs0/hHA0
- >>113
「……何だようこの前のお子様か、俺様に何の用だ」
「あんたにさあ、頼みがあんの」
「この俺様に命令とはなんと頭の高いお子様dげぶらっ」
「うっせーよ、黙って私の命令に従ってろ。
私が勝ったんだから私に従うのは当然のことでしょ」
「ほとんど騙し打ちだったじゃねーか!!」
「騙されるあんたが悪いのよ。で、頼みってのはね――」
なにやらぼそぼそと会話している。
- 115 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:23:00 ID:L7zeZY7A0
- >>114
「……」
暇つぶしと思って来た。
だが、少女の頼みなんて話まで聞いていいのかと一考。
「……」
今更同じとも思うが、一応その話が終わるまでは耳を背けてみた。
- 116 :小夜&???:2009/12/23(水) 22:26:06 ID:MUs0/hHA0
- >>115
「なんだよう、頼みって」
「――街でさあ、ちょっとした破壊活動してほしいの」
「ブッフォアァ!!?」
なんとも斜め上な頼みをしていた。
- 117 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:30:13 ID:L7zeZY7A0
- >>116
「……」
耳を背けても破壊だの何だのは少しだけ聞こえた。
「……しゃーねえ……」
そうなれば、聞き流すわけにも行かなくて。
「おーい、そこのガキー。お前何物騒な事言ってんだー」
溜息を付きながらゴミの影から出て、二人に声をかけてみる。
- 118 :小夜&???:2009/12/23(水) 22:32:18 ID:MUs0/hHA0
- >>117
「は、破壊って」
「ちょっとしたやつでいーの。ちょっとガラス割りまくるとか」
「よくねーよ俺様が悪者扱いされんだろーが!」
「私がされなければい……げ、聞かれてたか」
少女が苦々しい顔で舌打ち。
- 119 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:35:55 ID:L7zeZY7A0
- >>118
「……ガキの悪戯かよ」
少しだけ安心しながら二人へと歩み寄って。
「少しだがな。んで、立場上俺はそれを止めなきゃならねえんだが……」
よく見れば、二人の目の前に立つ男は小夜が知るあいつに似ている。
「破壊活動って、何だってそんな事?」
- 120 :小夜&???:2009/12/23(水) 22:40:19 ID:MUs0/hHA0
- >>119
「……あんた、見たことある。
もうひとつの煉野郎で、大量殺人だの何だの犯して私たちに喧嘩売って負けた奴」
「は、犯罪者かよ」
「元、ね」
少女が鼻で笑いながら挑発的な視線を向ける。
「ちょっとした憂さ晴らし。だけど、あんたにばれちゃったんなら仕方ない。
それよりさぁ、なんだってあんたが止める立場に来てる訳?」
きゅ、と眉根を寄せて、嫌悪を混ぜた視線を送る。
「ひとごろしのくせに」
- 121 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:44:35 ID:L7zeZY7A0
- >>120
「あー、そういや負けたな。あんたらに」
思い出すようにからからと笑って。
「そう言う仕事に就いたからな。まあ、そこまで真面目になんなくても良いと言えばそうなんだがな」
挑発的な視線も、嫌悪が混ざった視線も流し、肩を竦めて笑って。
「……ま、そうだな。人殺しだ」
- 122 :小夜&???:2009/12/23(水) 22:47:57 ID:MUs0/hHA0
- >>121
「私はお前が嫌いだよ」
視線を外す。視界に入れたくもない、ということらしい。
「あの男の姿形で、破壊を振り撒いた。
だから私はお前が嫌いだ」
そのまま踵を返して、ざくざくと地を踏みしめて歩き去っていく。
「……えーと?」
後に残されたのは、紫の目髪の男。
状況を把握できすに目を点にしていた。
- 123 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:51:54 ID:L7zeZY7A0
- >>122
「……ふうん」
無表情。素っ気無い言葉を漏らして。
歩き去る小夜を振り向く事もせずに。
「数日前からアイツの姿が見えねえ。何かあったのかもなー」
小夜に聞こえたかどうかは分からないが、そんな事を言って。
「ん……ああ、悪い悪い」
男に気付き、その顔の前で軽く手を振って。
「んで。アンタはあのガキの話に乗るのか?」
名前とかはどうでもいいらしい。
- 124 :???:2009/12/23(水) 22:55:51 ID:MUs0/hHA0
- >>123
少女が紅夜の言葉を受け取ったのかどうか。
それは誰にもわからなかった。
「乗るわけねーだろ! 悪者扱いなんざやだぜ俺様!」
憤慨。
青年の手足は、よくよく見ると月の光を無機質なものに変換して反射している。
――鋼鉄だ。
- 125 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 22:59:18 ID:L7zeZY7A0
- >>124
「なら安心した」
言い、口元だけの笑みを作って。
「……ロボット。いや、違う、か」
男の瞳には月明かりが反射する手足が写りこんでいた。
- 126 :???:2009/12/23(水) 23:01:13 ID:MUs0/hHA0
- >>125
「半人半機。まだ完全にロボにはなってねーぜ」
ふん、と鼻を鳴らす。
「それよりさー、お前なんか食いもん持ってねえ?
俺様腹減った」
ずいと手のひらを上にして、紅夜の方へ差し出した。
- 127 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 23:04:47 ID:L7zeZY7A0
- >>126
「成る程。それで手足は機械か」
顎に手を当て、興味深げにその手足を見つめて。
「ん、んー……」
上着のポケットやら何やらを探って。
「……ん。……こんなのしかねえな」
ポイッと上にされた手のひらに飴玉を放り投げて。
- 128 :???:2009/12/23(水) 23:07:31 ID:MUs0/hHA0
- >>127
「しけてやがんのー」
ぶつぶつ文句を言いながらも、飴玉を口に放り込む。
「んー、あむぇー」
ころころ。
飴を口の中で転がす姿は、年端の行かぬ少年のようにも見える。
- 129 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 23:10:08 ID:L7zeZY7A0
- >>128
「飴持ってただけでもありがてえと思え」
腰に手を当て、言い放って。
「……アンタ何歳だ?」
その姿に疑問を覚えて。
- 130 :???:2009/12/23(水) 23:13:51 ID:MUs0/hHA0
- >>129
「あーはいはい、アリガトーゴザイマス。
歳? しらねー。俺様、俺様のことなんも覚えてねーの。
たぶん成人はしてんじゃねーの?」
ごりごりと飴玉を噛み砕きながらあっけからんと答えた。
- 131 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 23:17:19 ID:L7zeZY7A0
- >>130
「うわ、てっきとー……。てか何だ、記憶喪失か?」
腕を組んで、また疑問をぶつけて。
- 132 :???:2009/12/23(水) 23:20:19 ID:MUs0/hHA0
- >>131
「記憶喪失ってーかデータ初期化っつーか。
俺様、この恰好から見るにどっかの兵隊だったくせーじゃん?
で、何らかの不祥事起こしてここに捨てられたんだよ。
情報漏洩が起こらないように脳内データ初期化を施してから、っと」
ごくん、と飴玉の破片を飲み下す。
「そんな感じ、だと俺様は推測する。さすが俺様ちょう頭いい! 天才!!」
- 133 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 23:22:49 ID:L7zeZY7A0
- >>132
「確かに兵隊だったっぽいな。軍服だし」
視線を下ろし、目の前の男の服装を見て。
「……よく分からねえって事が分かった」
けど、と付け加えて。
「まあ、要するに記憶がねえのな。OKOK」
- 134 :???:2009/12/23(水) 23:25:25 ID:MUs0/hHA0
- >>133
「そーそー。記憶がねーから、俺様自分の名前すら覚えてねーの。
なんかいい名前あったら考えといてもいいぞ! 採用してやらんこともない!」
ふああ、と欠伸を一つ。
「ねみー、俺様寝るわ。じゃーなー赤いの」
ひらひらと手を振って、ゴミの山に埋まっていった。
そこが寝床らしい。
- 135 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/23(水) 23:30:03 ID:L7zeZY7A0
- >>134
「ふうん……ああ、悪い、それは無理」
センスねえからな、と苦笑して。
「ああ、んじゃな」
埋まっていく男を眺めて。
「……風邪引かねえのかねえ」
ポツリと呟いて、その場を後にした。
- 136 :銃寺森クロス とか ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 20:51:54 ID:HnkBBDEo0
- 「七面鳥焼けたどー!!!!」
テーブルの真ん中に置かれる巨大なローストチキン。
その周りにはオリーブとチーズとスモークサーモンで作られたオードブルや、グラタン、パンなどが並んでいる。
マグロのカルパッチョやローストビーフもおいしそうだ。
別のテーブルにはゼリーやアイス、ケーキなどのデザートも並んでいる。
「うん、まぁこんなもんだろ」
並べられた料理にクロスは満足そうに頷いた。
「あ、肉うめぇ」
「ほら、兄さんも一緒に食べましょうよ」
「勝手に食うなてめぇらァー!!!」
『駄目だこの兄弟&山羊……』
- 137 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 21:06:37 ID:GIib.1dY0
- >>136
「……ぃにおいがここからするなの〜」
【すすす…と匂いにつられてやってきたるは】
「あう!『くろす』なの〜!」
【…どこかから嗅ぎつけた少女…】
- 138 :銃寺森クロス とか ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 21:12:09 ID:HnkBBDEo0
- >>137
「来やがったなデビルストマックぅぅううう!!!」
ガシッっと近くにあった何かを掴み、
「貴様に全ての料理を駆逐されるわけにはいかんッ!!
チリとなって消えるがいいいい!!!!」
思いっきりブン投げる!
投げたのは……チキンナゲットであった。
「あ、やべ」
- 139 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 21:17:24 ID:GIib.1dY0
- >>138
「あう!びっくりなの!」
【驚いた、その口に】
ぱくっ
「もぐもぐもぐもぐ」
【チキンナゲットが入る…そのまましばらくもぐもぐした】
「あう〜〜とってもおいしいの〜!」
【スイッチが半分上がる】
- 140 :銃寺森クロス とか ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 21:26:44 ID:HnkBBDEo0
- >>139
「ちぃ、動体視力だけは桁外れてやがる。
だが、これはどうかな……?」
クロスの手に持つのは、チョコレート。
一見しただけではただのチョコレートだが……
「バッカスを喰らうがいい!!」
もちろん、そのチョコレートをディスに向かってブン投げた。
- 141 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 21:30:06 ID:GIib.1dY0
- >>140
「あう〜?なにかなのこれはなの!」
【再びディスはチョコレートを食べる】
「もぐもぐもぐ」
【果たしてその効能は?】
- 142 :銃寺森クロス とか ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 21:37:01 ID:HnkBBDEo0
- >>141
「LOTTEより秋冬季節限定で発売されるバッカスとはッ!!
ブランデーという度の強いっちゃあ強めに分類されるかもしれないお酒の入ったチョコレートなのだッ!!
ちなみに商品裏にはブランデーではなく『コニャック』と記載されているが、
コニャックとはコニャック地方で作られたブランデーのみコニャックと呼ばれるので、
このチョコに入っているお酒をコニャックとは言えないとは思うんだがどーなんだろーか!!
つーかブランデーの原産地どこよ?!」
とかなんとかクロスが言ってる間にも、ディスの口の中ではチョコ内部からアルコールが喉へと流れてゆく!!
- 143 :ウリュー:2009/12/24(木) 21:39:51 ID:PBnIervYO
- 「……あ、これ美味しい」
もくもくとパンをちぎっては食べ、ちぎっては食べる少女が一人。
>>142
「店長さんは相変わらずテンション高めですねぇ……むぐむぐ」
ぽけーっとした少女が勝手に食事にありついております
- 144 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 21:41:37 ID:GIib.1dY0
- >>142
「うー…なんだかふしぎなあじなの…」
【だんだん顔が赤くなっていく】
「う〜…う〜」
【その場に猫のように座る。ボーっとした眼をして】
- 145 :銃寺森クロス とか ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 21:45:21 ID:HnkBBDEo0
- >>143
「い、いつの間にぃーッ?!」
ジョジョ立ちでツッコミ。
「テンションが高いのは、今日がクリスマスだからですが何か?!
あ、パン単体だとおいしくないよ!
そこにジェノベーゼソースとかクリームチーズとかあるから、ほら。
あ、でもあまり食べると他の人の分が……って、待って待って!
それ以前に、まだ乾杯してないでしょ乾杯!!」
>>144
「沈静化成功!
これで安心して飯が食えるってモンだぜ!
普段のディスは大食いだからなぁ、安心して喰えたもんじゃなかったが」
ガッツポーズ。
だが、そこでふと考える。
「……いや、まてよ?
まさかベタな展開みたく、酔うと暴れるタイプだとかはないよな……?」
- 146 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 21:48:47 ID:GIib.1dY0
- >>143
【隣に赤い顔をした少女がいる…】
>>145
「〜〜…」
【じーっとクロスを見つめる】
【でもって】
「だっこ〜」
【急に大きく手を広げてクロスに突撃する!!】
- 147 :ウリュー:2009/12/24(木) 21:54:04 ID:PBnIervYO
- >>145
「あ、お邪魔してます。そうですか?美味しいですよ、パン」
もっそもっそとパンを食べる。ひたすらにパンだけを。見ているだけで口が乾く…
「むぐ、乾杯ですか?」
>>146
「おや?こんばんわー……店長さんは(確か)ロリコン。目の前には酔わされた少女」
この二つの符号が意味する事は一つ――……!!
「さ、お巡りさんを呼んでこなくちゃ」
しかしその動きはじつにゆったりとしたものであった。
- 148 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 21:58:00 ID:MUs0/hHA0
- 「メリークリスマスイーヴ!!」
ばたーん、と騒々しくドアを開けるのは、黒いサンタ服に身を包んだロリバb少女。
何やら赤黒い染みのついた袋を引き摺っている……
- 149 :銃寺森クロス とか ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 21:58:15 ID:HnkBBDEo0
- >>146
「おぐふ?!」
腹にタックルを決められ、口から悲鳴が漏れる。
「ちょ?! え、何?!
何この展開?!」
>>147
「まて誤解だ!!
いや、誤解というわけではないかもしれんが、動機は違う!!」
ディスに抱きつかれながらも必死に弁解をする。
「違う! そんなつもりはない!
だから警察は……警察だけは駄目ぇええええええええ!!!!」
- 150 :銃寺森クロス とか ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 21:59:04 ID:HnkBBDEo0
- >>148
「……ごめん、ウリュー。
やっぱり警察呼んでくれ。
事件だ」
赤黒い袋を見ながら、淡々と言った。
- 151 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 22:02:11 ID:GIib.1dY0
- >>147
「う〜。ふ〜。」
【なんか言葉になってない少女】
【紅い】
>>148
【そこには甘えたな少女。顔が真っ赤である】
>>149
「う〜♪だっこなの〜♪」
【一層幼児退行した少女】
「…あったか…」
【クロスの胴体を軽ーく抱きしめる。】
- 152 :名も無き異能都市住民:2009/12/24(木) 22:09:02 ID:PBnIervYO
- /ごめんkeitaiこられたおちます
- 153 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 22:12:23 ID:MUs0/hHA0
- >>150
「事件じゃない事件じゃなーい♪
ちょっと抵抗されちゃっただっけー♪」
鼻歌を歌いながら、袋の中を漁る漁る。
「これはそっちの山羊君向け、かな?」
>>151
「おうおう……」
携帯を取り出して写メる写メる。
「ロリコンに高く売れそうねー」
>>152
//あらら……乙ですー
- 154 :銃寺森クロス とか ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 22:15:49 ID:HnkBBDEo0
- >>151
「やめろ! やめるんだ!
こんなことされたら…………
……興奮しちまうだろう」
『あ、はい。ちょっと変質者がいまして。
場所はアップルギロチンです。……はい、そうです。喫茶店の……』
後ろで既に黒瑪瑙が通報を始めていた。
>>152
//あわわ、お疲れ〜
>>153
「だから山羊じゃねぇっつってんだろ」
鶏肉の骨を咥えながら現れる山羊角の少年。
「どうした? なにやらウマそうな匂いがするが」
血の臭いは食欲のそそる匂いだそうだ。
- 155 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 22:20:06 ID:GIib.1dY0
- >>152
//おー…乙でありんす
>>153
「う〜う〜」
【写メられても気にせずに抱きついている…】
>>154
「う〜…おかーさ…もうはなさないなの〜…」
【何やら夢を見るようなことを言っている】
「……」
【抱きついた姿勢は話さないが…なんだか顔が安らいだ顔である…】
- 156 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 22:23:47 ID:MUs0/hHA0
- >>154
「これこれ。さっき捕って来たんだけどー」
ずるずると袋の中から何かを引き摺りだした。
藍色の髪の房が目に入る。んー、だとかぐー、だとかいう呻き声が聞こえる。
>>155
「……?」
目の前に近づいて、顔の前で手を振り振り。
- 157 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 22:27:58 ID:HnkBBDEo0
- >>155
「……おかーさん?」
ふと、自分も脳裏に思い浮かべる。
一度も会うことのなかった、鬼の母親を。
「やれやれ……難儀なことだね。『俺達』は」
>>156
「おお?」
袋が開いた途端、馴染みの深い匂いが鼻腔をくすぐる。
ペッと鶏肉の骨を吐き出し、袋に歩み寄った。
「おいおい、まさか……」
- 158 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 22:33:07 ID:GIib.1dY0
- >>156
「あう?…こんーにちわあなの〜」
【軽く頭を下げて言う】
>>157
「う〜…あったかなの〜」
【アルコールで完全によっている少女】
「…おなかすいたの…おかーさん…」
- 159 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 22:37:19 ID:MUs0/hHA0
- >>157
目の前に転がっているのは――
「んっぐ、ぐーぅ……」
フェンリル、じゃなくてイメルでした。
「期待しちゃった!? 期待しちゃった!!?
ごっめんねぇーwwwwwwwwwwwwwwwwww」
>>158
「はーい、こんばん」
しゃきん。
片手にピストル、じゃなくて水鉄砲。
「はッ!!」
そこそこ冷たい水をばしゅうと発射。狙いはもちろん、ディスの顔。
- 160 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 22:42:06 ID:HnkBBDEo0
- >>158
「はいはい、わかりました」
ディスの前にグラタンの入った皿を出す。
カニ入りの豪華なやつだ。
「熱いから冷ましてから喰えよ?」
>>159
「…………ッ!!!」
顔を真っ赤にしながら、袋に入ったイメルをゲシゲシと蹴り始めた。
- 161 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 22:44:30 ID:GIib.1dY0
- >>160
「ん…いただきますなの」
【とりあえず顔を下に向ける】
【と、その時!!】
>>159
「ん?」
【発射された水は!】
バシャアン!!
【ディスの顔に見事に命中!!】
「あう〜〜!!」
【突然のことに慌ててクロスから手を離すディス】
「・・・…う〜・・・な・・・なにかなの…」
【顔が少し気分悪そうな顔になる。どうやら酔いがさめたっぽい】
- 162 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 22:49:23 ID:MUs0/hHA0
- >>160
「ぶはっ……いだっいだぁっ!! やめろ!
なんで私聖夜に踏んだり蹴ったりなんだよ!!」
「真っ赤wwwwwwwwwwww顔真っ赤wwwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwww」
爆笑する魔女。
>>161
「はいはい、おはよー。
せっかくの聖夜なのにお酒のせいで記憶飛ばしてました、なんて悲しーよ?」
ハンカチで顔を拭き拭き。
- 163 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 22:53:00 ID:HnkBBDEo0
- >>161
「ああ……デビルストマックが復活してしまったか……」
ガクリとうなだれるクロス。
「もう駄目だ……俺にアイツは止められねぇ……」
こうしてクロスは、全ての料理の消滅を覚悟した。
>>162
「うっせー! 別に赤くなんてなってねーし!!」
ガッシボカ
「つーか、コイツの妹はどうした? ああん?」
まるでチンピラのようにイメルとウィッチを睨みながら質問。
人にものを聞く態度ではない。
- 164 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 22:56:50 ID:GIib.1dY0
- >>162
「あう〜・・・おさけ?・・・あう〜。のんでたなの〜!?」
【ちょっと慌てた表情で顔をふかれる】
「・・・う〜・・・そいえば・・・ごはんのにおいがしたなの」
>>163
「あう?・・・どしたのかなの…」
【首をかしげながら目の前のグラタンを口に運ぶ】
「もぐもぐ・・・あう〜!とってもおいしいの〜!」
【大喜びで食べるスピードをうpした】
- 165 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 23:00:11 ID:MUs0/hHA0
- >>163
「キャーやめて!」
イメルは死んだ。ホロケウ(笑)
※死んでません
「は? リル? 家で肉喰ってるに決まっているだろう。
なんでお前がリルのことを気にするんだ?」
「気になっちゃうお年頃なんですよフヒヒwwwwwwwwwwwwwwww」
>>164
「食べろ食べろ! 気のすむまで、ね!
なんてったって今日はお祭りなんだから!」
にーっと意地悪い笑みを浮かべる。
- 166 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 23:04:40 ID:HnkBBDEo0
- >>164
「ああもう、好きなだけ喰えコンチクショー!!」
なかばヤケである。
「七面鳥もあるぞー。
ああ、いま切り分けてやるから」
鶏肉にナイフをいれ、切り刻んでゆく。
>>165
「……別に、どーだっていいだろ」
蹴るのを止めて近くの骨付き肉を掴み、今度は窓のそばで一人寂しく肉を食べ始めた。
不貞腐れてしまったらしい。
- 167 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 23:08:14 ID:GIib.1dY0
- >>165
「あう〜。そっかなの〜!」
【微笑んだ少女】
【真に受けたようである】
>>166
「あう〜!ありがとなの〜!
たべるたべるなの〜!」
【もうすでにグラタンは空っぽである】
「たべていいのかなの〜・・・」
【でもやっぱり大食いに若干反省しているらしい】
- 168 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 23:10:53 ID:MUs0/hHA0
- >>166
「フヒwwwwwwwwww青い春wwwwwwwwwwwwwwwww」
「……ん、ああそうだ。メイプル、お前に渡すものがある。
リルからだ」
戒めを解かれたイメルがごそごそとポケットを漁り、紙を取り出した。
>>167
(計画通り……!)
某新世界の顔芸を披露する魔女であった。
- 169 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 23:21:36 ID:HnkBBDEo0
- >>167
「まぁ、加減を考えてくれたなら。
ホレ」
様々な料理を皿にとり、ディスの前に並べてゆく。
「ああ、デザートもあるからな。
欲しくなったらいいな、取ってやる」
>>168
「……ああ?」
骨をかじりながら紙をひったくるように取る。
「あのワン公からだなんて、珍しいなオイ。
そもそも字が書けたことが驚きだ。
まーたつまんねーことでも書いてあんじゃねぇのか?」
そう言いつつ、中身を開いた。
- 170 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 23:25:06 ID:GIib.1dY0
- >>168
「あうあう〜・・・ごはんごはんなの〜」
【テーブルのいすにニコニコしながら座る】
>>169
「うん、・・・ありがとなの『くろす』なの…」
【軽く笑ってご料理を食べる】
「なんだかここにいると・・・あんしんするなの」
- 171 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 23:27:55 ID:MUs0/hHA0
- >>169
その紙には、
『果たしじょう 来年こそはぜっ対食べます Fenrir』
とだけ。きったねえ字で書いてあった。
>>170
パシャパシャ
写メ写メ。
- 172 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 23:34:54 ID:HnkBBDEo0
- >>170
「あたり前だ。ここをどこだと思ってやがる?」
ニヤリと笑って椅子に座る。
「閻魔もビビる銃寺森クロスが所有する鉄壁の砦、Apple Guillotineだぜ?
安心できないワケがない。
ここを壊したかったら銀河ごと消す覚悟でもしろってんだ!」
誇らしげに両手を広げ、高らかに叫ぶ。
>>171
「……ケッ、シケたクリスマスカードだ」
言うが早いがメイプルも厨房に引っ込み、中から便箋とペンを持ち出す。
テーブルの上にそれらを置くと、油まみれの手でなにやら書き始めた。
便箋の上にあらかたペンを走らせた後に、それを封筒にいれて封をする。
「おいこれ、あの犬っころに届けてこい」
封筒をイメルに向かって投げる。
まぁ、内容は予想通りであろう。
『上等だ。 その首洗って待っていろ。
全身あますところなく、骨まで腹に入れてやる。
Maple Bittercaramell』
- 173 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 23:39:09 ID:GIib.1dY0
- >>171
「あう〜?なんのおとなのかなの?」
【少し気にして音のする方向をちらりと見る】
>>172
【その言葉を聞いてディスは】
「あう〜!うれしいの!『くろす』はやっぱりたよりになるなの〜!」
【満面の笑顔になった】
「それに・・・ちょっと『でぃす』のにおいと『くろす』のにおい・・・
ちょっとにてるきがするなの…」
【安心した顔で続ける】
- 174 :ウィッチ/黒サンタさん:2009/12/24(木) 23:45:09 ID:MUs0/hHA0
- >>172
「……ふん、この私に向かって上から目線か。
仕方ないな、届けてやる。リルが返答を待っているからな」
ぱしりと受け取って、ポケットに仕舞った。
>>173
「ナンデモナイヨー☆」
ごそごそと袋を漁って、
「はい、これ。ディスちゃんにメリークリスマス!」
ディスに手渡すのは、林檎のように赤い石のついた小さな指輪。
なぜかサイズはぴったりだ。
「魔女の加護付き。少しだけ運が良くなります」
それだけ言うと、イメル入りの袋を担いで
「まったねー☆★」
店を飛び出して行った。
魔女は今日も夜を遊ぶ。狼をお供につけて。
- 175 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/12/24(木) 23:50:53 ID:HnkBBDEo0
- >>173
「まぁな、そりゃ……」
クロスを見つめる目が遠くなる。
「……いつか、お前も知らなきゃいけない日が来るだろう。
それがもうすぐなのか、まだ先なのかは俺にもわからん」
そこで立ち上がり、思いっきり背伸びをする。
「さ、てとー
ちょっと先に後片付けでもしておくか。
ディスも喰ってていいぜ。
眠くなったら、そこのソファーで勝手に眠るといい」
そう言うと、厨房の中に入っていってしまった。
- 176 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/24(木) 23:53:18 ID:GIib.1dY0
- >>174
「あう〜・・・あう?」
【取りだされた指輪を見て】
「ありがとなの!・・・きれーなの〜」
【指にその指輪をはめて見つめる】
「・・・うん、またねなの〜」
【手を振り見送った】
>>175
「うん・・・その・・・なにかあるなら・・・しらなきゃいけないよねなの…」
【少し不安そうだが、内心安心するような顔である】
「うん、またねなの。またあしたなの」
【微笑んで見送った】
「おいしいなの…『くろす』のごはんなの」
【微笑んで料理を食べ続けた】
- 177 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 17:18:37 ID:L7zeZY7A0
- 「……」
雪が降る。
降るってか何かもうアレだ。
結構な風が吹いて、その風の中で雪が揺れる。
吹雪とまでは行かないけど、顔に当たる雪がうざったい程度に雪が降っていた。
「……さみい」
ポツリと漏らした言葉は白い雪へと吸い込まれた。
- 178 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 17:24:42 ID:SJhJK2lw0
- うおぉ……さむっ……
【その中を歩く少女】
【大きめのコートに包まれて歩きにくいらしく、足取りは不安定】
わふっ!
【案の定こけた】
- 179 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 17:26:43 ID:L7zeZY7A0
- >>178
「……」
何となく巻いていたマフラーで鼻元まで隠して。
視線は真っ直ぐ前。下なんて見ていない。
故に。
「……ん」ギュムッ
こけたレラを思いっきり踏んづけた。
- 180 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 17:29:34 ID:SJhJK2lw0
- >>179
――!?
【悲鳴をあげたのだが雪に埋もれていたため声にならず】
【相変わらず何かを叫んではいるが……?】
- 181 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 17:30:38 ID:L7zeZY7A0
- >>180
「……あ」
己の足の下に人が居たのにやっと気付いて。
「あー、悪い……大丈夫かー……?」
コートの襟。首の後ろの部分を掴んで雪の中から持ち上げてみた。
- 182 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 17:34:50 ID:SJhJK2lw0
- >>181
―――うわわっ!?
【いきなり引き上げられて驚きの声を漏らし】
【振りむいて、紅夜に向けた顔は雪がついて真っ白に】
- 183 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 17:39:06 ID:L7zeZY7A0
- >>182
「おおー……」
真っ白な顔を見てそんな声を漏らして。
片手を離し、向けられた顔に付いている雪を拭って。
「悪い。大丈夫か?」
片手を立て、軽く頭を下げた男の顔は、あの男の顔によく似ていた。
違うのは目の色と髪型。金色の瞳と、あの男より更にツンツンした感じの頭。
- 184 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 17:44:14 ID:SJhJK2lw0
- >>183
貴様――……ん?
【紅夜を睨む紫色の瞳が、一瞬紅色に変化し、すぐに戻る】
誰……だ?
【別の人物だと判断したようで、表情もすぐに戻って】
- 185 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 17:47:30 ID:L7zeZY7A0
- >>184
「……誰、と言われても。ただの一般市民だ」
一瞬の変化に気付いたが、此方は表情を変えず。
「で?大丈夫なのか?」
- 186 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 17:51:42 ID:SJhJK2lw0
- >>185
フン、そう言う事にしておいてやろうか
【どういう事かいまいち解らないが……】
大丈夫な訳があるか……こけたと思ったら誰か踏まれたんだぞ?
【踏んだのが紅夜とは気付いていない様子】
- 187 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 17:53:48 ID:L7zeZY7A0
- >>186
「……ふーん」
ラッキー、と心の中で呟いたそうな。
「んじゃ怪我とかは?」
- 188 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 17:56:59 ID:SJhJK2lw0
- >>187
それは無い……が、誰が一体僕を踏みつけるような事をしたんだ……
貴様、誰か見ていないか?
【紅夜の顔に向けて指を差し、問う】
- 189 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 18:02:01 ID:L7zeZY7A0
- >>188
「なーんも、見てねえよ」
普段とは違う、ニコリと笑う笑みを見せて。
逆に其れが嘘っぽいけど気にしてはいけない。
「ま、怪我が無かったなら良かったじゃねえか」
そういうと、持ち上げていた少女を自分の目の前に下ろして。
- 190 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 18:10:30 ID:SJhJK2lw0
- >>189
そうか……
【降ろされ。コートについた雪を払いがら】
見つけたら泣くまで殴ってから研究の材料にしてくれる……
- 191 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 18:15:05 ID:L7zeZY7A0
- >>190
「おっかねー……」
言って、苦笑して。
バレなくてよかった、と心の中で呟いた。
「……てかさ、アンタ。その格好……」
- 192 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 18:19:28 ID:SJhJK2lw0
- >>191
当然だろう? 僕を踏みつけた代償としてみても軽すぎる位だ
【目の前の人間がそうだとも知らずに年相応の少女が浮かべるものでは無い笑みを浮かべ】
この格好が、どうかしたか?
【やや……と言うかかなり大きめのコート】
【寒さを凌ぐものはそれだけで、その下はいつも通りだったりする】
- 193 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 18:24:34 ID:L7zeZY7A0
- >>192
「……何様」
ぽつり、と。レラに聞こえない程度の声で呟いて。
「何でそんな合わねえ物着てるのか、ってな」
引きずられていた後ろの部分を指差して。
- 194 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 18:31:02 ID:SJhJK2lw0
- >>193
これか?
【視線を下に向け、コートを引っ張る】
これは一応、貰い物だしな……仕方ないだろ
- 195 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 18:34:48 ID:L7zeZY7A0
- >>194
「……ふうん……」
何か、納得したように頷いて。
「……そんなもんか?自分で買い直そうとかは?」
- 196 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 18:43:18 ID:SJhJK2lw0
- >>195
少々歩きにくいだけだがそれだけだし……新しいのを買おうとは思ってない。買いに行くのも面倒だしな……
【そう言うと、頭に手を当て、頭上に少し積もった雪を下ろす】
- 197 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 18:45:58 ID:L7zeZY7A0
- >>196
「ふーん……」
顎に手を当て、少しの間の考える姿勢。
数秒、レラの顔をじいっと見て、「あ、そうだ」と、納得したように頷いて。
「アンタさ、水無月煉って知ってるよな?」
以前、自分が騒動を起こした時、目の前の少女が居たのを思い出して。
「アイツが最近、見当たらねえらしいんだけど、アンタ何か知らねえか?」
- 198 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 18:50:53 ID:SJhJK2lw0
- >>197
ああ、知っているが……?
僕も最近は知らないが……と言うかアイツは何処に行ったんだ? 怪我も治っていなかったと言うのに……
【珍しく、心配しているような表情で】
- 199 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 18:54:38 ID:L7zeZY7A0
- >>198
「……怪我?ああ、そうか。アンタと派手に喧嘩したんだっけか」
思い出したように、ポンと手を打って。
「何処に行ったんだ……って事はその後、アンタの家に行った、と。そういう事か?」
- 200 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 19:01:08 ID:SJhJK2lw0
- >>199
ああ、それでけがの手当てをした後、寝かせたんだが……急に、居なくなってな
【考えるような仕草で止まり】
- 201 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 19:08:40 ID:L7zeZY7A0
- >>200
「……」
アイツが何処かの誰かに連れ去られたと言うのなら、疑うべき人物は目の前の少女。
だが、しかし。
「……お人好し,って訳じゃねえんだがな……」
目の前の少女が嘘をついているようには見えず。
頭をかいて、んー、と声を漏らす。
「とりあえず、最後にアイツを見たのはアンタって事で間違いは無さそうだが……」
となれば。誰が。
- 202 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 19:12:13 ID:SJhJK2lw0
- >>201
待て、貴様……アイツに何があったのかを僕に説明してから話を進めるべきではないのか?
【開いた手を向けて、静止する様に促し】
最後に、と言う事はあの日からあいつは誰にも見つかっていないと?
- 203 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 19:13:41 ID:L7zeZY7A0
- >>202
「ん、ああ、そうか。悪い」
コレは自分が勝手に調べた事だ。
だから、特別機密事項というわけでも無ければ、自分が秘密にしておく理由も無い。
「ま、要するにそういう事だ。その日から、アイツからの連絡は勿論、見たって話も聞かねえ」
- 204 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 19:19:41 ID:SJhJK2lw0
- >>203
……ふむ
【腕を組んで、俯いて】
どうだろうか……僕も探しては見たんだが見つかりはしなかったな
- 205 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 19:23:49 ID:L7zeZY7A0
- >>204
「……本当かは確かめてねえが、家にも帰っていねえらしい」
レラがしているのと同じように腕を組んで。
「どっかでのたれ死んでんのかねえ?」
- 206 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 19:26:41 ID:SJhJK2lw0
- >>205
そうか……
【その言葉を否定するように首を振って】
それは、困るな……
- 207 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 19:33:12 ID:L7zeZY7A0
- >>206
「……へえ」
一瞬、ニヤリと笑って。
「んじゃあれか。誰かに誘拐とか……いや、無えな。あんな野郎さらうなんて正気じゃねえ」
- 208 :レラ=バニッシュ:2009/12/26(土) 19:39:00 ID:SJhJK2lw0
- >>207
いや、誰にも告げずに都市を離れる方が正気じゃない
誘拐の可能性も捨てきれないと思うが……?
【コートのずれを直し、後ろを向いて】
なんにせよ、もう少し探してみようと思う……
【そのまま、何処かへと歩いて行った】
- 209 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/26(土) 19:42:56 ID:L7zeZY7A0
- >>208
「ま、それもそうだが。あんな奴を誘拐して何のメリットがあるってんだ?
怪しい趣味を持った奴らに売っ払うってのか?それも無えだろ」
腕を組み直し、空を仰いだ顔に雪が乗っかって。
「ん、まあ、頑張れよー」
歩き去るレラに声をかけ、見送って。
「……あの馬鹿は何やってんだろうねえ……」
ハア、と溜息。そして、また、雪の上を歩き出した。
- 210 :魁:2009/12/26(土) 22:53:56 ID:Jhlo6zSQO
- 「よいしょ」
大きなクマの、ぬいぐるみ。
その大きさは実物に近い、そして重さはそれなりにありそうだ。
それを両手で抱え、運ぶ、運んで、騎士たちの寮の前に置く。
「……くまー」
- 211 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/30(水) 23:08:15 ID:GIib.1dY0
- 【正月を控える異能都市…その一角】
「なんだかひとがおおいなの〜…」
【商店街に密集する人々を見てぽつりとつぶやいた】
【正月の準備の光景であろう…】
- 212 :小夜:2009/12/31(木) 21:45:06 ID:MUs0/hHA0
- 黒い着物を着た少女は、白い百合の花束を抱えて
駅へと歩く。歩く。
鈴を揺らして、微かな音を漂わせながら。
- 213 :魁:2009/12/31(木) 21:57:06 ID:Jhlo6zSQO
- 「気持ち悪い……飲み過ぎたかしら」
千鳥足で道行く者。
- 214 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 22:00:00 ID:GIib.1dY0
- 「…しずかなの…えっと…」
【しばらく道の真ん中で考える少女】
「……きょうはなんだったのかなの?」
- 215 :小夜:2009/12/31(木) 22:02:08 ID:MUs0/hHA0
- >>213
ちらり、とそちらを見、
「……大晦日はまだまだこれからなのに、もう酔っているの?
もったいないよ?」
足を止めて、にこりと笑って話しかけてみる。
- 216 :名も無き異能都市住民:2009/12/31(木) 22:02:24 ID:Jhlo6zSQO
- // >>213は場面的に合わないので取り消します、すいません(´・ω・`)
- 217 :小夜:2009/12/31(木) 22:04:27 ID:MUs0/hHA0
- //ういっ了解
- 218 :小夜:2009/12/31(木) 22:09:28 ID:MUs0/hHA0
- //ぎゃああ見逃しすまん
>>214
「おおみそか、だよ」
鈴と、抱えた百合の花を揺らしながら。
少女が小さく笑った。
- 219 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 22:17:24 ID:GIib.1dY0
- >>218
「あう!こんばんわなの!」
【微笑んで手を振った】
「あう〜・・・おまつりだったかなの…」
【再び少し考える】
- 220 :小夜:2009/12/31(木) 22:19:06 ID:MUs0/hHA0
- >>219
「お祭りではないよ。今日は、今年の最後の日なんだよ」
くすくす笑うたびに、抱えた二輪の百合の花が揺れる。
少女はどこか寂しそうに、笑っていた。
- 221 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 22:22:52 ID:GIib.1dY0
- >>220
「あう!そーだったの!まえにもきいたことがあったなの!」
【ポンと両手をたたいて言う】
「『さよ』は…きょうはどこにいくなの?」
【持っている鼻を気にしている】
- 222 :小夜:2009/12/31(木) 22:25:49 ID:MUs0/hHA0
- >>221
「この街の外へ。人に会いに行くんだ」
抱えた白い花に、顔を寄せて白い息を吐く。
- 223 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 22:29:16 ID:GIib.1dY0
- >>222
「おそとにいくの〜…だれにあうなの?」
【興味ありげに言った】
- 224 :小夜:2009/12/31(木) 22:31:58 ID:MUs0/hHA0
- >>223
「おとうさんと、おかあさん。
この花をね、あげるの」
ちらちらと舞う雪と同じ色をした花を、すーっと撫でてもう一つ息を吐く。
- 225 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 22:36:04 ID:GIib.1dY0
- >>224
「そっかなの〜。おとーさんとおかーさんなんだなの。」
【やさしく微笑んで言う】
「はやくあってあげるのがいいとおもうなの。かぞくはだいじなの」
【ディスは小夜の家族のことは知らないのであるが…】
- 226 :小夜:2009/12/31(木) 22:39:35 ID:MUs0/hHA0
- >>225
「そうだね。早く、会いたい、ね――」
一瞬だけ。一瞬だけ、今にも泣き崩れそうな表情を見せた。
小夜という少女にとって、他人に見せることのない表情。
- 227 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 22:41:05 ID:GIib.1dY0
- >>226
「あう?…どうしたの?」
【一瞬見せた表情を見て。思わず駆け寄った】
「…なにかへんなこといったかなの?」
- 228 :小夜:2009/12/31(木) 22:43:12 ID:MUs0/hHA0
- >>227
「んー、なんでもない!」
次に見せたのは、いつもの芝居がかった女の笑顔。
泣き顔を見せないことだけが特技だから。
- 229 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 22:48:14 ID:GIib.1dY0
- >>228
「あう〜。そうなの」
【笑顔になったのを見て安心したようだ】
「だいじょぶならよかったなの!げんきなの!」
- 230 :小夜:2009/12/31(木) 22:51:08 ID:MUs0/hHA0
- >>229
「うん。元気!」
いつものように、少し悪戯心の混ざった笑顔を振り撒く。
「あ、ディスちゃんはお蕎麦食べないの? 年越し蕎麦」
- 231 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 22:53:32 ID:GIib.1dY0
- >>230
「うん。なの!」
【嬉しそうにうなずいた】
「あう?おそば?…なにかなの?」
【知らなかったらしく、首をかしげる】
- 232 :小夜:2009/12/31(木) 22:55:25 ID:MUs0/hHA0
- >>231
「年越し蕎麦、って言ってねえ。年を越す時に食べるお蕎麦なんだけど、
食べないの? クロスお兄ちゃんあたりが用意してくれてるもんだと思ってた」
あれー、と不思議そうな顔をしてみせる。先程の顔を、過去へ過去へと追いやるために。
- 233 :ほーたい ◆My6NsjkSfM:2009/12/31(木) 23:09:26 ID:GIib.1dY0
- //NGワードといわれる…
- 234 :小夜:2009/12/31(木) 23:15:39 ID:MUs0/hHA0
- //ど……どんまいまいん
- 235 :ほーたい ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 00:05:45 ID:GIib.1dY0
- あけましておめでとう!
今年も私とディスをよろしくね!
- 236 : ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 00:06:20 ID:GIib.1dY0
- //ココジャナイww
- 237 :八剣絵名:2010/01/01(金) 11:10:27 ID:3Yl63P9c0
- 橙の髪を揺らし、元日の街を少女が行く。
笑みを浮かべ、
「ぺったんぺったんもちぺったん♪」
適当なメロディラインに合わせ、適当な歌詞で歌いつつ歩く。
正直それなりに怪しいが通報されないのはふいんき(何故かry)のせいだろうか。
- 238 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 20:06:45 ID:GIib.1dY0
- 「〜〜♪」
【どこかで聞いた歌を口ずさみながら少女は歩いている】
「いいにおいがするなの〜」
【いたるところでおいしい物のにおいがするのであった】
- 239 :No.3:2010/01/01(金) 21:32:23 ID:E0EoNV6E0
- 背中に大きな黒い箱を担いだ長身の男が、大通りの道端に倒れている。
白衣を着込んだその男を避けるようにして、人々は通り過ぎていく。
当たり前だ、新年早々に厄介ごとに関わりたくは無いだろう。
流れるような金髪に、青い眼は光を失って。
搾り出すように、つぶやいた。
「はら減ったぁー…」
それは見事な、日本の某民国付近のイントネーションで。
- 240 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 21:35:55 ID:GIib.1dY0
- >>239
「あう?…」
【しかし一人の少女は純粋ゆえに近づいてきた】
「どうしたの?…だいじょぶなの?」
【やさしく男に声をかける】
- 241 :No.3:2010/01/01(金) 21:44:43 ID:E0EoNV6E0
- 「お、お嬢ちゃん…ありがとー、はら減ってふらふらしてたら蹴躓いてん…
まぁ大丈夫やねんけど…」
白衣の男はふらふらと立ち上がる
「何か食べるもん持ってへん?そうかこんだけで食べられるとこ」
薄い財布を開けて見せる。ジュースすら買えないぐらいの小銭しか残っていなかった。
- 242 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 21:46:32 ID:GIib.1dY0
- >>241
「あう!なにもたべてないの!?たいへんなの!」
【そう言ってディスは慌てて男を抱え上げようとする】
「いまはもってないけど…ちかくにたべられるところがあるの!
かってくるなの!」
【そう言って慌てて近くのパン屋に向かっていく】
- 243 :No.3:2010/01/01(金) 21:52:33 ID:E0EoNV6E0
- >>242
「ちょちょ、持つのは無理やって!この黒い箱だけでむちゃくちゃ重いねんて!」
確かにそのようだ。背負った黒い箱の角が、地面に少しめり込んでいる。
「あ、あぁ…ごめんなぁ、…子供に奢らせてしもた…僕の人生って…」
また落ち込んで、道路にへたり込んでいる。
- 244 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 21:56:05 ID:GIib.1dY0
- >>243
「あう〜…たしかにおもいなの…
じゃあまっててなの〜」
【ディスは男を改めて地面に置いてからパン屋に向かっていった】
【数分後……】
「おまたせなの〜」
【袋を抱えて少女が戻ってきた】
「たべてなの〜」
【袋の中には焼きそばパンやメロンパンやクリームパンなど。
十数個のパンが入っている…】
- 245 :No.3:2010/01/01(金) 22:07:59 ID:E0EoNV6E0
- 「いただきますっ!」
萎びたほうれん草みたいにふにゃふにゃだった男はいきなり背筋をピンと伸ばして、
とても綺麗な正座と共に手を合わせ、学校給食のイントネーションで叫んだ。
長身白衣の金髪碧眼にどうみても似合わないその仕草に、物珍しさからか立ち止まる
人まで出る始末だ。
ものの数分でパン類を飲み物なしで胃袋に詰め込み、男は満足げな表情を浮かべる。
「ああーー生き返った!スリが怖いから現金を財布で二つに分けててんけど、
まさかメインの財布スラれるとは思わへんかった…」
どうやらこの街は初めてのようだ。
「ありがとう、お嬢ちゃん。僕はしばらくこの街におるから、この恩はきっっっと返すさかい…
そういえば名前言ってへんかったな、僕の名前はNo.3(スリー)。スリーでもスリーさんでも、お好きに。
お嬢ちゃんは?」
- 246 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 22:12:39 ID:GIib.1dY0
- >>245
「あう〜!げんきになったみたいなの!よかったの!」
【とても嬉しそうに男を見る】
「そうなの?うん、よろしくなの…」
【頭を軽く下げた】
「あう〜『すりー』なの。わかったなの!
こっちのなまえは『でぃす』なの!よろしくなの!」
【外套を纏う少女は微笑んで返した】
【僅かにのぞく素の手足からは包帯が見え隠れする】
- 247 :No.3:2010/01/01(金) 22:19:39 ID:E0EoNV6E0
- 「あぁ、うまかった、ありがとう!…まず食費の稼ぎ方を考えんといかんなぁ…」
金髪をくるくる巻いて遊びながらうーんと考えて。
「ディスねぇ、解った。…何や出来る事あったら何でも言ってや!こう見えても僕、力持ちやし」
あの黒い箱を背負っていたので、それは間違いないだろう。
ちらと見えた、包帯だらけの手足に、空気を読まないスリーは真顔で突っ込んだ。
「その腕、怪我でもしてるんか?何やえらい包帯ぐるぐるやけど。そんな腕でよう抱えようとしたなぁ…」
- 248 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 22:24:09 ID:GIib.1dY0
- >>247
「おかねなの〜…おさかなつかまえるおしごとてつだったらおかねもらえたの〜…」
【自身の経験を語る】
「うん!こまったことがあったらいうなの!」
【微笑んで返す】
「あう?あう〜これはへいきなの!
えっと」
【まだ自分の体の内は明かさない予定ではあるらしい…】
「こういうことできるからなの!」
【そう言って右手を水平に上げると】
しゅるしゅるしゅるしゅる
【右腕の包帯が伸びて蛇のごとく周囲をうごめき始めた】
- 249 :No.3:2010/01/01(金) 22:35:46 ID:E0EoNV6E0
- >>248
「おさかななー、何のバイトやねんろ…」
興味深げに首を傾げる。
包帯の動きを見たスリーの眼が、一瞬鋭くなる。
(…異能持ちか!…テレキネシス…天然か人工かが気になるなァ…)
(まァ、ここにそんなんがぎょーさんおることは確認済やけど、まさかこんな早くに…)
「うっわ、凄いなァ、それ!やから包帯ぐるぐるなんか、動かせるんは包帯だけなん?」
驚嘆は本物。確認していたとはいえ、未知の異能者と接触するのは彼にとってこれが初めてだった。
- 250 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 22:40:18 ID:GIib.1dY0
- >>249
「えっと…おさかなとってるひとのおてつだいなの!」
【手を叩いて言う】
「あう?ほーたいだけ…その、ほーたいでものもちあげることもできるなの!」
【ちょっと意味が違う?】
- 251 :No.3:2010/01/01(金) 22:47:32 ID:E0EoNV6E0
- >>250
「ああーなるほど、バイトみたいなもんか」
うんうんと頷いて、地面を破壊していた黒い箱の角を引き抜き、地面に横たえる。
(包帯限定のテレキネシス、って事で良いかいな、また不思議な能力やな…)
「なるほど、その包帯が力持ちやねんな。色々持てるんは便利やなァ…」
割と真剣に包帯の動くさまを見つめている。
「こんな力をもともと持ってたんか…いや、僕も変な能力は持ってるけど、後から付けたもんやし」
そういって、スリーは笑う。
- 252 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 22:53:08 ID:GIib.1dY0
- >>251
「あう〜『ばいと』っていうの〜」
【感心して返している】
「う〜ん…『でぃす』もよくわからないけど…なんでできるのかよくかんがえたことないの…」
【少し首をかしげている】
- 253 :No.3:2010/01/01(金) 22:58:31 ID:E0EoNV6E0
- >>252
「ありゃ、言葉知らんかったん?バイトやでー」
笑って教えている。
「なるほどなァ、やっぱり自然にそういうのが出来る人もおるんかなァ…」
半信半疑でそれに答えて。
「でも、力持ちの手が一杯あるようなもんやし、物騒な事に巻き込まれても大丈夫そうやなァ。
…いや、この街はそういうんが多いて聞いてたしなー」
遅いフォローを入れつつ、男は少し早口に喋り続ける。
- 254 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 23:03:21 ID:GIib.1dY0
- >>253
「あう〜…なるほどなの〜」
【軽く感心している】
「う〜ん…どうなのかなの…
あう?でもそういうことができるひとはおおいほうがいいとおもうの!」
【フォローを返している】
- 255 :No.3:2010/01/01(金) 23:10:24 ID:E0EoNV6E0
- >>254
「他にもこんな事出来る人ら知ってるん?知り合いなんやったらまた教えて欲しいんやけど」
スリーは他意の無い笑みを浮かべて、ディスと話しながら。
「…てか、やっぱりそんな物騒な事あるんやなぁ、ディスちゃんは大丈夫なんか?」
- 256 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 23:14:16 ID:GIib.1dY0
- >>255
「あう〜。ほーたいじゃないけど『くろす』とか『さゆり』とか『ろざりあ』とか…
ほかにもいっぱいなの〜」
【軽く手を振って言う】
「あう〜『でぃす』はちょっとふあんだけど…でもだいじょぶなの!」
【微笑み返す】
- 257 :No.3:2010/01/01(金) 23:18:07 ID:E0EoNV6E0
- >>256
「なんやよーさんおるみたいやなぁ…」
流石にそんなにたくさんの名前が出てくると思っていなかったのか、驚いてつぶやく。
「そりゃ、ディスちゃんみたいな能力もった人らが事件を起こしたら、大変やわな。」
頷きつつ、
「僕も油断してられんな、さっきはスリですんだけど、何が起こるか解らんのやったら
ちゃんと能力も鍛えなあかんわ」
少し決意するように、拳を固めた。
- 258 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 23:23:45 ID:GIib.1dY0
- >>257
「みんな『でぃす』のおともだちなのー!」
【大きく両手を振る】
「あう〜『すりー』もなにかできるのなの?…がんばなの〜!」
【覚悟を決めた風なのを見て。応援したくなったようだ】
- 259 :カノン=カペルマイスター/竜型:2010/01/01(金) 23:26:56 ID:YGm3DXQ60
- 夜空、月光を浴び進む影があった。
全体のシルエットとしては竜だが、明らかに異形と呼べるものだった。
それは竜の骨格を金属塊で模し、バラし、再び並べたかのような造形を持っており、
背に当たる部分には三対六枚の光翼が広がり、燐光を降り撒いていた。
光翼は羽ばたくことなく、しかし確かに異形の竜を支え、その巨体に空を進ませている。
「 」
竜は行く。
その姿を異能都市の日常の一部とし、時折、
「 」
鈴の振り鳴るような音を響かせながら。
- 260 :No.3:2010/01/01(金) 23:30:32 ID:E0EoNV6E0
- >>258
「友達が多いのは良いことやなぁ、僕も帰ったら結構おるで」
自慢げに笑う。
「…僕のは防御に向かんからなぁ、使い方を間違えたら大変やねんなぁ」
言いながら、彼は横たえていた大きな黒い箱を、軽々と持ち上げた。
「【二元質量】(Dual-Mass)…って説明しても解らんわな、よーするに触ったものを重くしたり、軽くしたり出来る能力やねん。」
彼がディスの頭を撫でると、ディスの体がとても軽くなった。
彼はそのままディスを抱え上げ、小指の先に乗せてみせる。
「ほらなー」
うれしそうにスリーは笑った。
- 261 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 23:35:45 ID:GIib.1dY0
- >>259
「あう〜?」
【ふと空を見上げる】
「…きれーなの〜」
>>260
「そうなの〜。ともだちおおいのはいいことなの〜」
【にっこり】
「あう〜…むずかしいなの…あう?」
【急に頭を撫でられて驚くが…同時に体が軽くなって驚いた】
「あう〜!?すごいなの〜!
こんなことができるなの〜!…あう〜」
【風に吹かれて倒れそうになっている】
- 262 :No.3:2010/01/01(金) 23:37:24 ID:E0EoNV6E0
- >>259
スリーの耳は確かにその音を聞いた。
眼はその姿を捕らえ、そして驚愕に見開かれる。
(竜ッ…!?い、いくら「この場所」がそうやとしても、こんなんありなんか…)
鈴の音を振りまき空を滑る異形に、ただ息を呑むのみ。
「何やねんあれ……なるほど、こんなんが普通なんか、そうかそうか」
一人で納得しようと試みるが、流石にインパクトは大きいのだろう。
(この能力一つでどうにかなると思ったけど、結構危ないんちゃうかな、僕?)
- 263 :No.3:2010/01/01(金) 23:47:30 ID:E0EoNV6E0
- >>261
「おっと、手が離れたら元の重さに戻るから気ぃつけや…って言ってるそばからッ!」
風に吹かれて飛びそうになったのを慌てて抱えて地面に下ろす。ディスの体に重さが戻る。
「逆に重くも出来るねんけど、そしたらさっきみたいに地面にめり込むからなぁ…
ついでにこの箱もほんまは500キロ超えてんねん」
軽々と黒い箱を持ち上げ、手を離す。ズズン、と重い音が響き、地面が少し揺れた。
「僕に出来るんはこれくらいやねんけどな、此処にはもっと凄い人も居るって聞いてたし、一回見てみたいなぁ」
- 264 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/01(金) 23:56:47 ID:GIib.1dY0
- >>263
「あう〜。あぶなかったなの〜」
【元の重さが戻ったのを見てほっとした】
「あう〜ほんとにおもたいみたいなの〜」
【黒い箱をじっと見て言う】
「そうなの〜。うん!あってみるといいなの!
おともだちになれるかもなの!」
- 265 :No.3:2010/01/02(土) 00:09:34 ID:E0EoNV6E0
- >>264
「一応、自分の身を守るために作らせたんや、中身は武器やねんけど、物騒な話やな」
少し眼を落として
「そやな、ここでの生活も長くなるやろし、会って見たいもんやな。
気楽に話せる友達がおったら僕も楽しいし」
笑って告げた。
「あれ、ディスちゃんはこんな時間に外出ててええのんか?親御さんやら心配しゃはるで」
- 266 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/02(土) 00:15:04 ID:GIib.1dY0
- >>265
「そっかなの〜…うん、じぶんまもれないとねなの〜」
【うんうん。と頷いた】
「ここでもおともだちいっぱいできるなの!
あう〜?そっかなの…もうすっかりくらいなの〜」
【不安そうにあたりを見回した】
「でもすぐにかえれるから、たぶんだいじょぶなの!」
- 267 :No.3:2010/01/02(土) 00:31:18 ID:E0EoNV6E0
- >>266
「へぇ、ディスちゃんはこの近くにすんでんのか。そりゃぁ良い」
スリーの自宅はまだない。スラれた金で借りようと思っていたからだ。
「ところで、この街で育ったんか?」
- 268 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/02(土) 00:36:52 ID:GIib.1dY0
- >>267
「うん!…ちかくだとおもうなの」
【少し考えて言った】
「あう〜…ちがうの…
まえはほかのところにいたの…
でもそこも…『でぃす』がず〜っといるところじゃなかった…とおもうの…」
【どうも歯切れの悪い返事である】
「…おぼえてないなの〜」
- 269 :No.3:2010/01/02(土) 00:43:56 ID:E0EoNV6E0
- >>268
「どうして此処に来たか、覚えてないんか?」
少し険しい表情になり、つぶやいた。
「…どうやら、此処は異能を寄せる場所らしい、って聞いてたんや、やからディスちゃんももしかしたら、って思ってな。
僕も信じてへんかったんやけど、そういう大きな力みたいなんがあってもおかしない、って思えて来たわ」
複雑な表情で虚空を見つめる。
自分も寄せられたのだろうか、そんな思いを抱えながら。
- 270 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/02(土) 00:48:32 ID:GIib.1dY0
- >>269
「うん…」
【軽くうなずく】
「なんなのかなの…『でぃす』もよくわからないの…
なにかあるなのかなの…」
【考える表情をしている】
- 271 :No.3:2010/01/02(土) 00:55:39 ID:E0EoNV6E0
- >>270
「…そっか」
やさしく頷いて、それ以上は聞こうとしなかった。
「僕はこんな異能の集まった場所を調べる為に来てるんや。
何で此処に集まるんか、此処では何が起きるんかを調べる為に別の場所から来たんやけど…思ったより厄介やなぁ」
少し笑って。
「あかん、もうこんな時間や、連絡とらなあかんわ。お金もはよ送らせよ。
あ、ディスちゃん、今日はありがとな!」
叫ぶと、黒の箱を背に担ぎ、急ぎ足でかけていった。
//遅くまでありがとうでした!
- 272 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/02(土) 00:59:28 ID:GIib.1dY0
- >>271
「そっかなの…たいへんなの・・・」
【よくわからない様だが…とりあえず分かったことを述べた】
「あう〜!またねなの」
【大きく手を振って見送った】
「かえろかなの〜…」
【少し考え事をしながら去って行った】
- 273 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/02(土) 20:40:45 ID:AflVgHpM0
- 【街】
「ふぇぇー…………お腹空いたよー」
ボロボロの外套を着たホームレスが街を歩く。
周囲に生ゴミの臭いを振り撒きながら、彼女はぼやいた。
「誰かごはん恵んでくれねーかな…………。
そこのお前とかどう?某になんか食べもんくれない?
三日くらいなんも食ってないんだ!頼む!!」
街中で叫ぶ彼女はどうしても。
なんかこう、危ない人にしか見えなかった。
- 274 :No.3:2010/01/02(土) 21:26:39 ID:E0EoNV6E0
- >>273
それを眺める白衣…というかもう白いロングコート状態…を着た長身の男。
髪の色は金のストレート、眼は綺麗に染まった青の白人だ。
つい先日の自分の状況を数倍過酷にしたような人を見掛け、
とても他人事とは思えず、近づいていく。
「お嬢ちゃん、腹の減って減って減りすぎた時の気持ち、僕はよう解るわ…
丁度この前、お嬢ちゃんに良う似た包帯の子にパン恵んでもろて、僕は生き延びたんや。
これも何かの縁や、丁度晩飯買ったとこやし、たんと食べや」
しかし、喋る言語は残念ながら某民国付近のなまりが入っていたのだった。
ともかく彼は背負った黒い箱を開け、その中からコンビニおにぎりを二つ取り出して、
彼女に手渡したのだった。鮭マヨと焼き鮭だった。
- 275 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/02(土) 21:46:07 ID:AflVgHpM0
- >>274
「…………え?何々?本当にくれるの?マジ?マジか?本当か?」
手渡されたおにぎりに鼻を近づけ臭いを嗅ぐ。
分厚い眼鏡に覆われた瞳は、No.3さんに向けつつもちらちらと賞味期限とか、そこらへんを見てた。
- 276 :No.3:2010/01/02(土) 21:53:47 ID:E0EoNV6E0
- >>275
「案ずるでない、しかと棚の後ろのおにぎりをば選んで買ったゆえ。」
急に武士口調で賞味期限は大丈夫だということを告げたのは彼なりの冗談だろうか。
すぐに口調は崩れて、
「やから安心して食えばええで。俺はこっちのんがあるから」
更に取り出す、スモークサーモンといくらのおにぎり。
「やけど、女の子が行き倒れかけはあかんなぁ、お金はどうしたん?」
頬張りながら質問する。
- 277 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/02(土) 22:03:30 ID:AflVgHpM0
- >>276
この時分に裸足、服装は言わずもがな。
「お金………………そんなもん久しく見てねぇな……。
あ、でもでも!小銭なら偶に拾うぞ!!」
腰に下げた二本の長すぎる柳包丁。
伊達には到底見えない、分厚すぎる眼鏡。
売れるものなんて何一つ持っていない。
早速包装を解いて食べ始めた。
- 278 :ミレイ:2010/01/02(土) 22:04:56 ID:Jhlo6zSQO
- 「お困りのよう……」
裏路地から出てきた少女は、コンビニの袋を片手に持っていた。
なかからドサドサ、とおにぎりやパンが出てきた。
- 279 :No.3:2010/01/02(土) 22:15:13 ID:E0EoNV6E0
- >>277
「…なんちゅうこっちゃ……昨日行き倒れかけて、この世で最も不幸なんは自分や!そう思っとったのに、
こんなに近くに、こんな恵まれへん女の子がおるやなんて…ああ神様、あんたがほんまにおるんやったらちょっと残酷とちゃいますか…っ」
目頭を押さえて、半泣きになる男。ただし台詞が台詞なので、嘘臭いことこの上ない。
「お嬢ちゃん、何やったら僕は今はお金に困ってへんし、うち来るか?
いや、男の家に泊まるとかそんなんはあかんな、でも僕もこの町来たばっかりやし知人もおらんし…」
本気で困っている青い眼からこぼれる涙をぬぐいながら、男は思案をめぐらせる。
>>278
「ああ、ありがとうそこの人!僕もこれだけしか持ってへんけど、流石に足りんと思っててん!」
直ぐに嬉しそうな顔を向けた。
- 280 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/02(土) 22:31:56 ID:AflVgHpM0
- >>278
「…………絶対裏あるじゃん!初顔合わせでこんなにくれるとか怪しいな貴様!
あれか!市役所の回し者か!毒入ってんだろコレ!!
ダンボールで生活してる私達も生きているんだぞ!」
傍に落ちているおにぎりやパンを片っ端から拾い、開封しながら彼女は言う。
ビシ、と人差し指を向けながら、残った手でパンにぱくついた。
「名と肩書きを名乗りなお嬢ちゃん!ってかクリームぱん美味しい!!」
>>279
「いえ、自分家持ってるんで」
うち来るか?の台詞を聞いた瞬間、後続の言葉に被せて言った。
手を横に振る彼女はかなり冷静に続けて言う。視線は少し、冷たくなった。
「男の家なんか止まれるかよー。男は皆獣って知ってんだよ私。
好意自体はありがたく受け取るけどな!!」
- 281 :ミレイ:2010/01/02(土) 22:38:05 ID:Jhlo6zSQO
- >>279
「にゃはー、おすそわけよおすそわけ」
彼女の特徴は、手癖が悪いということ。
つまりこの食物は、悪事によって手に入れた、けがれた食物である。
>>280
「私ミレイ、……肩書きってにゃんだろ」
赤い髪、赤い瞳。白い牙、吸血鬼。
ミレイと名乗った少女は、かなり奇想天外な存在だった。
冬なのに半袖を着用し、下はなんとジャージである。
原因は単純、彼女がファッションに疎いだけだ。
- 282 :No.3:2010/01/02(土) 22:38:38 ID:E0EoNV6E0
- >>280
じゃぁどうして行き倒れにッ!?という無言のツッコミを目線で数秒間入れてから、
若干引かれた事に全く気にせず男は早口で喋り始める。
「おー、それやったら気持ちだけありがたく受け取ってや。そやな、男は狼なのーよー♪やし、
誰もこんなパツキン白衣の怪しい男の所になんて…」
急速に落ち込みかけ、
「まぁ僕はきちんと仕付けられた獣やけどな!」
さらっと笑った。どこまでが本意か解らない。
「家があるんやったら一先ず安心やな、お金の方はともかくとして、帰れば寒さも凌げるし。
…あ、そうそう、僕の名前な、スリーって言うねん。No.3のスリー。お嬢ちゃんは?」
- 283 :No.3:2010/01/02(土) 22:41:09 ID:E0EoNV6E0
- >>281
「しかしそっちの赤髪のお嬢ちゃんは寒ないんか?いまどき半袖て、自殺行為やん」
笑いながら、ちゃっかりパンを懐に入れている。
「ミレイちゃんか、僕はスリー。この街に来てまだ浅いけど、まぁよろしゅうに」
握手を求めた。
- 284 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/02(土) 22:51:50 ID:AflVgHpM0
- >>281
そんな食べ物だとは知らず、彼女はパクパク食べていく。
豪快ではないけれど速度は速く。
常に、片手にはおにぎりとパンが握られていた。
「肩書きってーのは……なんつーの?職業?
うん、職業職業。学生だったら私はなんたら高校の三年二組ですぅー!きゃぴきゃぴ!みたいに名乗るもんよ。
……やっべそれじゃ俺名乗れる“もん<肩書>”きないねーわ…………」
勝手にダメージをくらい、彼女は血反吐を吐いた。
>>282
「仕付けられたケモノほどタチ悪いもんはない!
知恵ついてるかんね。知恵」
No.3さんに貰ったおにぎりは食べ終えた。
ゴミを纏めてポケットに仕舞い、名前ー?と首を捻る。
「衣宮凜、スリーって変わった名前だねおっちゃん。
そうそう、断った理由に見た目は関係ないから落ち込むなよテメー!」
- 285 :ミレイ:2010/01/02(土) 22:56:50 ID:Jhlo6zSQO
- >>283
「寒がりにゃのは間違いにゃいね……ふふん!」
そういって半袖を捲りかえすと、無数のホッカイロが裏地に、それもセロハンテープで止めてあった。
>>284
「んっとね、肩書きは――時空の旅人?」
間違ってはいない。
彼女は時空間旅行を続けているのだから。
「おー、今日はいくべきところがあったから早く行かないと」
てってってー、っとどこかへ走りだしていった。
- 286 :No.3:2010/01/02(土) 23:03:37 ID:E0EoNV6E0
- >>284
名前をきき、数回繰り返した後、
「なるほど、衣宮凜、ね。…名前と苗字とどっちで呼んだらええかな」
にこにこ笑いながら、自分の名前の説明を加えていく。
「まぁ、ただの検体番号やからねー。僕はとある研究所の被検体なんよ。
検体は100人以上いるし、流石に全員名前は付けきれへんかったみたいやな」
3番を意味するスリーはすらすらと答えて、そして。
「…おっさん?誰の事やねん、僕はまだぴっちぴちの20代前半ぐらいやで!」
非常に曖昧な答えを返した。
20代の男が頬を膨らませるという気持ち悪いオプションつきだった。
- 287 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/02(土) 23:23:26 ID:AflVgHpM0
- >>285
「ロマンチックだなァおい!時空の旅人って、時空の旅人って。どんだけよ」
遠慮なく食べ続ける。
「え、どっか行くの?そんじゃねー」
手を振って見送った。
疑問を一つ手に入れてしまったけれど、深く考えずに胸に仕舞う。
次会った時ちゃんときこーなんてメモ書きをつけといて。
>>286
「私は排気ガスって呼ばれてもちゃんと返事するからね。なんでもいいぜ!!
その代わりお前のことはサンと呼ぶ!文句があるならあの世で聞かせてもらうから」
所謂、問答無用。
「おっさんはおっさんだろうが!!
……うぇー……食った食った。ぶはははは!!お腹いっぱいじゃ!!
ところでさんよ、被検体ってなんの実験の?」
ちょっとした冗談のつもりで吐き捨てるように言った。
食った食った、なんて言っておきながらまだまだ彼女は手を止めない。
No.3さんの眼を見たまま、パクパク。
- 288 :No.3:2010/01/02(土) 23:46:44 ID:E0EoNV6E0
- >>287
「やったらりんちゃんって呼ぶわ。りんちゃん。…さん!?さんって!
それやったら俺の友達の28(トゥウェンティエイト)とか100(ハンドレッド)
とか、にじゅうはちとか、ひゃくって呼ばれるやん!…まぁええか」
さらりと流して。どうやら「さん」、で納得したようだ。
「おなか一杯か、そりゃ良かったなぁ。…実験?良くぞ聞いてくれました!
僕の所属してる研究所では、一般人に異能を発現させる装置を研究してるねんな、
んで、僕はその装置によって異能化された検体ってわけ。一般人やったら成功確率が20%切るんやけど、
僕は何か波長があったみたいで、理論上98%の安全圏やったから、実験を受けたんよ」
言いながら、黒い箱から更にパンを取り出した。どうやら朝ご飯のようだが、気にせず二人で分け始める。
- 289 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/02(土) 23:53:52 ID:AflVgHpM0
- >>288
「…………ふーん……一般人を異能力者化、ねえ……。
まあいいや、そんじゃ腹いっぱいどすどすゆえ私は華麗に退散する!
これが食い逃げ男の花道ってやつですたい!!ヤッホー!!!!」
気難しい顔を一瞬覘かせ、彼女は立ち上がる。
同時、駆け足用意、
「ありがとね、さん。またたかるかもしんないからそん時はよろしくー!」
分けられた朝ごはんをしっかり握り、走り出した。
- 290 :No.3:2010/01/03(日) 00:05:04 ID:E0EoNV6E0
- >>289
呼ばれなれない名前に一瞬むずがゆさを感じながらも、彼は手を振る。
「おう、まぁ行き倒れないようにしーや、倒れてるところに会ったらまた奢ったるわ!」
良くあれだけの疾走が出来る、と感心しながら、スリーは彼女を見送った。
- 291 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 20:28:10 ID:L7zeZY7A0
- 何時の日か、誰かと出合った公園。
詰まれた土管の上。積もっていた雪を軽く払い、座り込む。
「……雪、止まないな」
コートの襟元で口を隠すように、少し上げて。
- 292 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 20:35:08 ID:SJhJK2lw0
- >>291
雪、やみませんねー
【いつの間にか後ろからやってきて、となりに腰掛け】
寒いですか?
【口を覆う姿を見てか、そう問う】
【彼女自身はTシャツ一枚という寒そうな格好をしている】
- 293 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 20:37:55 ID:L7zeZY7A0
- >>292
「……あ、彗華、さん」
顔だけを一度、其方に向けて。
「……ですね」
次いで、視線を雪が落ちてくる空へと。
「……ええ、ちょっとだけ。コレくらいなら全然平気ですけどね」
此方はコートまで着込んで、防寒をしている。
それと比べての少女の格好を見て、思わず苦笑を浮かべる。
- 294 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 20:44:31 ID:SJhJK2lw0
- >>293
まだ、これから寒くなりますよ?
【目を合わせる事が未だ苦手で、視線は始めから公園の地面に向けられている】
【じっと雪が降り積もる様子を眺めている彼女に、まったく寒がる様子は無い】
- 295 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 20:48:28 ID:L7zeZY7A0
- >>294
「です、ね……」
彗華に釣られ、視線を公園の地面へと向けて。
雪が積もる音だけが、少しの間、聞こえていた。
「……彗華、さん」
その静寂を壊すように、ポツリ、と呟いた。
「俺、あなたに一つ、言わなきゃいけない事があって……」
- 296 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 20:54:07 ID:SJhJK2lw0
- >>295
冬もまだ、始まったばかりですからね
【雪を見ながらそう言う顔は、少し楽しそうで】
はい……なんでしょうか?
【珍しく、顔をそちらに向け】
- 297 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 20:58:29 ID:L7zeZY7A0
- >>296
「そうですね、まだまだコレからですよ」
この少年も、冬は好きだ。雪の魔法を使う程度には。
だけど、普通の人間なので、少し耐性がある程度で寒いものは寒かった。
「えっと、ですね……実は……」
コレを言うと、もう一緒に居る事が出来なくなるかもしれない。
そう思うと、言うのを躊躇ってしまいそうになる。けれど、黙っておくわけにも行かない。
「……姉ちゃん、見つかりまして……」
- 298 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 21:04:42 ID:SJhJK2lw0
- >>297
お姉さん、見つかったんですか
【途端、表情が明るくなり】
良かったじゃないですか!
【笑顔でそう言う】
- 299 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 21:13:31 ID:L7zeZY7A0
- >>298
「……はい、良かったです!」
一瞬見せた悲しそうな顔を隠すように笑顔を見せて。
「だから、ですね……」
そこで一旦、言葉を区切るように土管から飛び降り、クルリとターン。
彗華の顔を下から見上げるように覗き込み、勢い良く頭を下げる。
「ありがとう、ございました……!」
- 300 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 21:18:55 ID:SJhJK2lw0
- >>299
わわっ……
【リョウの一連の行動に少々驚いているようだ】
……何がでしょうか?
【首を傾げて、下がった頭を見続ける】
- 301 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 21:22:07 ID:L7zeZY7A0
- >>300
「……今まで、居候させてくれて」
顔は上げず、影が映る雪を見つめたまま。
「迷惑ばっかりかけてましたし、何も出来ませんでしたけど……」
其処まで言って、一旦言葉を区切る。
そして、すう、と息を吸う音と同時。また、顔を勢い良く上げて。
「俺は……楽しかったです……!」
ニコリ、と、少年は笑って見せた。
- 302 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 21:28:04 ID:SJhJK2lw0
- >>301
あ……そうですか、もう行っちゃうんですね……
【さびしげな表情に変わり、声も少し小さくなる】
まだ、お家にいてくれてもよかったんですけどね……
とりあえず、上がって来ませんか? そこは冷たいでしょう?
【先程までリョウが座っていた場所を軽く叩き】
- 303 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 21:35:07 ID:L7zeZY7A0
- >>302
「そう言う約束でしたから、ね」
笑顔は崩さず。
「これ以上居ても、ただ、迷惑なだけですから……」
言って、こくん、と頷き、再び先ほど座っていた場所に座って。
- 304 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 21:43:18 ID:SJhJK2lw0
- >>303
別に、私は居ても良いですよ
あ、住む場所があるなら良いですけど……
【少女も笑い、目線を合わせてみようと試みが、すぐに逸らしてしまう】
- 305 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 21:47:16 ID:L7zeZY7A0
- >>304
「住む場所は……」
顎に手を当て、数秒の思考。
「……多分、無いですね」
あの姉からして、まあ、多分。恐らく。
「でも、何の理由も無しにお世話になるのは、やっぱり……」
目線を逸らされ、まだダメですか、と呟いて苦笑して。
- 306 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 21:53:03 ID:SJhJK2lw0
- >>305
えっと……じゃあ、これからどうするんですか?
【心配そうな表情を浮かべ】
別に、いいんじゃないですか? 私は構いませんよ?
まあ、貴方がダメだーって言うんなら仕方ないですけど……
- 307 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 21:58:38 ID:L7zeZY7A0
- >>306
「……どうしましょうか」
呑気と言うか、何と言うか。
「まだ、決まってないですね、全然」
この少年は本当にこの先の事を考えているのか、と思わせるような笑い。
「……俺だって、まだ彗華さんと一緒に居たいですし、ダメだって言いたくも無いですよ」
けど、と続けて。
「……ケジメって、大事なんですよ。やっぱり」
- 308 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 22:07:20 ID:SJhJK2lw0
- >>307
あ、あらら……
【心配と言うか、その表情は既に唖然】
ん、そうですか……残念ですね、私としては
- 309 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 22:15:53 ID:L7zeZY7A0
- >>308
「……だから」
彗華の言葉を聞いて、そう呟いて。
「コレで、一つの区切りです」
「今度は……今の状況が、どうにかなるまで」
笑い、一本の指を立て、彗華の顔の前に突き出す。
「それまで、又、お願いしたいんですけど……良い、ですか……?」
- 310 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 22:19:56 ID:SJhJK2lw0
- >>309
えーっと、なんて言えばいいんですかね?
【人差し指を頬に当て、出された指を眺めて考え】
ええ、いいですよ?
【笑って、そう答えた】
- 311 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 22:24:02 ID:L7zeZY7A0
- >>310
一個の提案、と言う意味での彼なりのポーズだった。
の、だが、あまり深い意味では無かったので。
「……好きな事をどうぞ」
そう言われると、返答に困ったり。
「……また迷惑かける事になっちゃいますけど、ね」
でも。
「俺はもう少し、彗華さんと居たいから……なんて、自分勝手ですけど……」
- 312 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 22:30:02 ID:SJhJK2lw0
- >>311
好きな事を、ですか?
【うむぅ。と唸り考える】
迷惑じゃありませんよ?
私もあなたとはもっと居たいな……と思いますよ?
【顔を赤くし、照れ隠しに笑ってみせる】
- 313 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 22:34:10 ID:L7zeZY7A0
- >>312
「……そう、ですか」
安心したように息を吐き、また土管から飛び降りる。
「それじゃ、帰りましょうか」
また、振り返り。笑顔は変えず、手を差し出した。
- 314 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 22:36:54 ID:SJhJK2lw0
- >>313
はい、帰りましょう
【同じく飛び降り、軽く手を握る】
- 315 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2010/01/05(火) 22:40:10 ID:L7zeZY7A0
- >>314
握った手は、雪女の其れとだけあって冷たい物だろう。
けれど、今はその手を少しだけ強く握っていた。
心の中で良かった、と呟いて、照れた笑いを作って。
「それじゃ」
軽く手を引き、少年は歩き出した。
//キリがいいのでここで乙ー。
- 316 :瑞牝炉 彗華:2010/01/05(火) 22:44:18 ID:SJhJK2lw0
- >>315
はい!
【手をつなぎ、同じ歩調で歩いて行って】
好きな事、ですか……そうですね
できるだけ、貴方と一緒に居たい。とかで良いですかね?
//ありがとうございますよー!
- 317 :ウリュー:2010/01/06(水) 22:53:35 ID:PBnIervYO
- 寒さも意に介さず、今日も薄手の白いワンピースだけ身につけている少女は
もっひもっひとフランスパンを食しながら夜の町を彷徨い歩いている。
「贔屓にしている魔道具屋を探し歩いてはや三時間……もしかして迷ったのでしょうか?」
気付くのが遅い。
- 318 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/06(水) 23:06:31 ID:GIib.1dY0
- 「もふもふ」
【パンを食べながら歩いている少女がいる】
「おいしなの〜」
【少し明るいところを歩いている】
- 319 :ウリュー:2010/01/06(水) 23:11:14 ID:PBnIervYO
- >>318
「むぐ?こんな夜に歩いてると危ないんですよ?」
フランスパン(二本目)を首からさげたポーチから――どう考えても収まらないサイズなのだが――取り出しまた食べ出す。
「ちゃんと夜は寝ないと駄目なんです」
- 320 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/06(水) 23:15:24 ID:GIib.1dY0
- >>319
「あう…そうだねなの…あぶないなの」
【急に怖がる風な表情でもぐもぐし始めた】
「うん、よくねないとわるいなの…
でも…そっちもおきてるなの?」
【首をかしげて尋ねた】
- 321 :ウリュー:2010/01/06(水) 23:21:42 ID:PBnIervYO
- 「大人は良いんです、大人は」
えへんとナイムネを張る少女は、ディスと較べてもどっこいどっこいの身長である。
「それに、いざとなれば自衛する手段があれば問題ないのです」
ポンポンとポーチを叩く。その手段とやらが入っているのだろう
- 322 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/06(水) 23:28:18 ID:GIib.1dY0
- >>321
「おとななの…あう〜。はやくおとなになりたいなの」
【ちょっとうらやましそうに見つめる】
「じえい?…あう〜…どんなことするなのかなの…」
【知らない単語だったらしい…】
- 323 :ウリュー:2010/01/06(水) 23:31:47 ID:PBnIervYO
- >>322
「こればかりは焦ってもどうしようも無いのです」
フランスパン(三本目)を取り出しながら
「危ない何かがやってきたとき、自分を守れる何かですよ。例えば逃げ足だって一つの手段です」
- 324 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/06(水) 23:36:22 ID:GIib.1dY0
- >>323
「そっかなの…うん、いそいでもだめなの」
【まだまだ小さい少女は、少しうらやましそうに言う】
「そうなの。まもれるほうほう…なら『でぃす』もあるなの!」
【腕に巻いた包帯を動かしながら言う】
- 325 :ミラージュ:2010/01/06(水) 23:36:57 ID:SJhJK2lw0
- あーあー。何か面白い物はありませんかねー
【頭に少女を乗せた龍を模した機械が通りかかる】
この都市でも、暇になる事はあるのですね……
【口を手で覆い、軽い欠伸をする】
- 326 :ウリュー:2010/01/06(水) 23:43:00 ID:PBnIervYO
- >>324
「そうそう、今日をたくさん積み重ねて、何時か気付いたら大人になってるのです」
「おお?不思議な包帯ですね!どんな不思議アイテムなんですかそれは?」
>>325
(いつも思うのですが、何故ここはこうも少女が多いのでしょうか)
「おや、何か面白そうなのが来ましたよ?」
そちらを物珍しそうに見ている、夏物の白いワンピースを着た少女がいる。
- 327 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/06(水) 23:51:00 ID:GIib.1dY0
- >>325
「ああう?おっきいなの!だれかなの」
【慌てて竜の顔を見る】
>>326
「そっかなの」
【なるほどーと言った】
「あう〜。このほーたいはへんなことはないなの…
『でぃす』だけがうごかせるなの」
【うねらせながら答えた】
- 328 :ミラージュ:2010/01/06(水) 23:55:19 ID:SJhJK2lw0
- 【機械龍の向きを変え、二人の方へ近づいてくる少女】
【上はTシャツ、下はホットパンツと以前に出会ったレラと名乗る少女その物】
【ただ、雰囲気と口調そして瞳の色が明らかに違い、瞳は普通の人間ではあり得ない翠色に煌いていた】
>>325
あなたも、面白さでは負けていないと思いますがね
【同じく、物珍しそうな視線を送っている】
【その標的はフランスパンのようだ】
>>327
――ガウッ!
【ディスを見て軽く吠える龍】
【数は片手で数えられるほどだが、何度か会ったことのある龍だった】
こんばんは、お譲さん
【龍の頭の上から視線を向ける少女……の顔は何度も見た事のある少女で】
- 329 :ミラージュ:2010/01/06(水) 23:56:02 ID:SJhJK2lw0
- //何故間違える……? 上は>>326へです……
- 330 :ウリュー/空飛ぶ座布団装備:2010/01/07(木) 00:04:29 ID:PBnIervYO
- >>327
「そうです。私みたいな例外を除けばちゃんと大きくなって大人になっているのです」
「オーダメイドの魔道具……でも無いんですね。超能力の類かな」
少し眠たげな黒瞳が、好奇心に少し光る。
>>328
「いやいや、パンは日常とは切っても切り離せないものですよ?あ、少し失礼」
またどう考えても収まらない大きさの座布団をポーチから取り出し、正座。
そのままふいよふいよと座布団が浮き上がり、ミラージュと同じ目線まで浮遊する。
「イメチェンですか?大分前と比べて、人当たりが良い感じになりましたけど」
そういって首を傾げる。
- 331 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 00:09:21 ID:GIib.1dY0
- >>328
「ひう!」
【思わず震えあがるが…直ぐに龍の姿を見直して】
「あう〜?…えっと『みら』…かなの?」
【そして上にいる少女の姿を見て首をかしげる】
>>330
「あう?おっきくなれないの?」
【驚いた表情でウリューを見つめる】
「うん、『でぃす』にもよくわからないけどうごかせるなの」
【不思議そうな顔で言った】
- 332 :ミラージュ:2010/01/07(木) 00:15:31 ID:SJhJK2lw0
- >>330
いや、私が興味があるのはなぜフランスパンなのかと……?
【そこで、彼女の視線は座布団へと移行する】
……それは?
【座布団を指さし、尋ねる】
イメチェン……? ああ、私を妹と見て言っているのですね
>>331
ああ……ゴメンなさい。でも、この子はあなたを友好の対象として見ているようですよ?
【龍の顔が元々そう言う顔で無いこともあるが、危害を加えそうな様子は無い様に見える】
そうです……会うのは二度目でしたかね?
【確認のために問い、こちらも首を傾げる】
- 333 :ウリュー:2010/01/07(木) 00:22:15 ID:PBnIervYO
- >>331
「残念ながら。牛乳たくさん飲んだのにー……」
むうとむくれる少女。牛乳は少女に望んだ結果を与えてはくれなかったようだ。
>>332
「フランスパンのこの程良い硬さと、小麦の香りがたまらないのです」
「季節的にもライ麦パンの方が良いんですが、たまには趣旨を変えるのもいいかなと思いまして」
「あ、お姉さんでしたか、すいません。でもそっくりですねぇ」
「これは…御覧の通り、座布団です」
- 334 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 00:24:41 ID:GIib.1dY0
- >>332
「あう、そっかなの・・・」
【恐る恐る手を差し出した】
「あう〜…いっかいあったからたぶんそうなの〜。
こんばんわなの〜」
【ゆっくりと頭を下げた】
>>333
「あう〜。ぎゅうにゅうのんでもおっきくなれないの…
ん〜。いっぱいごはんたべたらおっきくなれるかなの〜」
【牛乳の効果の薄さを気にしながら言う】
- 335 :ミラージュ:2010/01/07(木) 00:31:07 ID:SJhJK2lw0
- >>333
私が言いたいのはそう言う事では無く……
フランスパンは食べ歩くのに不適切。それと、随分と珍しい後継ですね。……と言いたいのです
【正直、どうでも良い】
そっくりなのは当たり前ですよ。私とアレは同じ身体ですからね
【重要そうな事をアッサリと】
……珍しい座布団ですね
>>334
――ガウゥ! パクッ
【差し出された手を甘噛み】
はい、こんばんは
【途端、翠の瞳が蒼色に変わる】
- 336 :ウリュー:2010/01/07(木) 00:41:03 ID:PBnIervYO
- >>334
「……まさかパン?これが原因?いやいやまさか……」
あしたからご飯も食べようと、密かに誓うウリューであった。
地味に成長しないのを気にしているらしい。
>>335
「細長くて抱えやすいですよぉ?ん、同じ体?」
「不便ですねぇ、ちゃんと体は二つ無いと別々に行動でき無いじゃないですか」
「普通の座布団じゃつまらないので、『飛ぶ』を追加してみました」
- 337 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 00:43:48 ID:GIib.1dY0
- >>334
「あう…たべられないかなの…」
【若干不安そうである】
「あう?どしたのかなの…かわったの」
【不思議な顔で見つめる】
>>336
「あうー。がんばったらおっきくなれるとおもうなの!」
【力説するディス…】
「…そいえば『でぃす』もぱんばっかりなの…そいえばなの…」
- 338 :ミラージュ:2010/01/07(木) 00:49:12 ID:SJhJK2lw0
- >>336
確か、元々フランスパンは丸かじりするものではなかった気が……
一緒に行動する必要が無いから同じ身体なんです
あの子は私のサブプログラムですからね。それも不要な
【と、ここまでを言って首を傾げ、次に言うのは独り言】
……これは、言ってもいい事だったのでしょうか?
もっと、飛ぶにしても適したものがありません? 絨毯とか、ベッドとか……
>>337
――クゥン……
大丈夫ですよ。この子にとってのコミュニケーションの一つです
……ん、どうかしましたか?
【ディスの顔を眺めていた少女だが、自分に疑問が寄せられている事に気がついて】
- 339 :ウリュー:2010/01/07(木) 00:56:05 ID:PBnIervYO
- >>337
「……ますます真実味を帯びてきました…要検討ですよ、これは」
濡れ衣のパン涙目である。
>>338
「?要らないならデリートすれば良いじゃないですか、メインプログラムさん」
傾げた首を更に体ごと傾ける。落ちそうだ。
「絨毯とかよりこっちの方が落ち着きません?」
その程度の理由であった。
- 340 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 00:59:16 ID:GIib.1dY0
- >>338
「あう〜…かわいなの」
【すっかり安心したディスは、そっと龍の頭をなでる】
「あう、ちょっとめのいろがかわったきがするなの…」
>>339
「うん…ごはんのほうがいいのかもしれないの…」
【完全に疑っている。】
「そしたらもっとおっきくなれるとおもうなの!」
- 341 :ミラージュ:2010/01/07(木) 01:05:02 ID:SJhJK2lw0
- >>339
出来ないから困っているのです
偉い方たちは何を考えているのでしょうね?
【大きく吸い込み、同じく大きなため息を吐く】
それは個人の問題ですね。私ならベッドにします、安定感と安心感があります
>>340
――クゥー……
【ディスの撫でに対し、甘えるような声を出す】
目の色? ああ、変わりますね
何でも、私の感情を表すものらしいです。私は解り難いとこの機能を付けた人は言っていました
- 342 :ウリュー:2010/01/07(木) 01:15:30 ID:PBnIervYO
- >>340
「……明日の朝はお米にしましょう。うん、決めました!」
一日で何か変わるわけでは無い、とは最初の彼女の言葉だが、一体何日パン食を我慢できるのだろうか?
>>341
「寝具なら寝袋ですかね、私は。空飛ぶ寝袋……うん、言葉の響きからして素敵な感じがします」
「それじゃあきっと、不要じゃ無いんですよ。貴方の理解できない所でね」
「『遊び』が無いものは壊れやすいですしね、有りすぎても駄目ですけど」
- 343 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 01:21:48 ID:GIib.1dY0
- >>341
「あうあう、かわいいなの〜」
【微笑んで頭をナデナデする】
「そっかなの…つけた?
だれかになの?」
【驚きの表情で言う】
>>342
「あう〜!『でぃす』もおこめにするなの!
『ろざりあ』にたのんでみるなの!」
【決心した風に言った】
- 344 :ミラージュ:2010/01/07(木) 01:26:58 ID:SJhJK2lw0
- >>342
……今、想像してみましたがミサイルと間違えられそうですね、それ
なのでしょうね……昔から、お偉方の考えは解りませんね
【やれやれ……。とも言った】
>>343
――ガウッ!
【龍の反応は本物のペットの反応と大差がないほど精巧に作られている様子】
【やっと、甘噛みをしていた手を解放する】
付けられたんですよ。私が
多分……研究所の科学者さんにだと思いますよ?
- 345 :ウリュー:2010/01/07(木) 01:34:34 ID:PBnIervYO
- >>343
「そうしてください。私は一刻も早く事実確認をしなければ……」
座布団がやおら回転を始める
>>344
「やっぱり格好いいじゃないですかー。こんど造ろ」
「わからないなら楽しめば良いんですよ」
「未知とは恐怖であり、同時に最高の娯楽です。考える余地がない世界など地獄でしょう」
「それでは、お二人ともさようならー。行け座布団!uncle jamにひとっ飛びです!」
挨拶をすると音の壁を破る勢いで行き着けのパン屋に飛んでいった!
- 346 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 01:38:41 ID:GIib.1dY0
- >>344
「あう〜。おともだちになるなの〜!」
【そう言って大きく手を振った】
「…けんきゅうじょ…あう〜…
なんでなんだろなの…いやなかんじなの…」
【研究所という言葉に少し反応を示した】
>>345
「あう〜!がんばってなの〜!」
【大きく手を振って見送った】
「…あう〜そろそろかえらないとなの…
じゃあねなの〜!」
【大きく手を振ってディスは】
「こんどはもっとなでてあげるねなの〜!」
【龍に向かってほほ笑みながら去って行った】
- 347 :ミラージュ:2010/01/07(木) 01:48:24 ID:SJhJK2lw0
- >>345
……まあ、人の好みですよ
楽しんでるのはどう考えてもお偉方の人達ですよ……
それは、一般の考えでしょう? 答えで行動する私に未知は恐怖でしかありませんよ
ええ、さようなら…………。名前を聞いていませんでしたね、そう言えば
【見上げ、去る姿を見ながらそう呟くのであった】
>>346
――ガウガウ!
【大きく頷く姿は嬉しそうである】
ええ、一般にあまり良いイメージを持っている人は少ないでしょうね
まあ、私はそこの職員と言う事になりますがね……ええ、お休みなさい
【龍とともに姿が見えなくなるまで見送り】
ふわぁ……。また暇になりましたし、誰かの背中に爆弾でも付けて遊びますかね
【大きな欠伸をひとつして、その場から何処かへ進んで行った】
- 348 :蝙蝠:2010/01/07(木) 19:52:24 ID:Jhlo6zSQO
- 赤い蝙蝠が空を行く。
風に煽られてビルにぶつかったり、地面に落下しそうになったりと、とても不安定な飛行だった。
- 349 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 19:58:31 ID:GIib.1dY0
- 「……もふもふ」
【ディスがベンチの上でご飯を食べていた】
【ただいつもと違って】
「あう〜!ごはんもおいしいなの〜」
【テイクアウトの牛丼を食べていた】
- 350 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 19:58:53 ID:rSRBD9/U0
- >>348
その時不思議なことが起った!
こうもりの飛行を助けるかのような
緩やかな風が下から吹いてきたのだ。
「見てられないわねぇ……」
どこからか聞き覚えのある声が響いた。
- 351 :ミレイ:2010/01/07(木) 20:07:02 ID:Jhlo6zSQO
- >>349
飛ぶ、壁に当たる。
繰り返し[>[>
>>350
くるっと一回転し、蝙蝠は人型に変わる。
背に翼を生やした、赤い髪の少女が周囲を見渡した。
- 352 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 20:16:12 ID:rSRBD9/U0
- >>351
どろり、と背後で水音。
「この辺は人間が建てたビルの影響で
風の勢いがが強いから、飛ぶには向かないでしょう。」
口元を袖で隠し、くすくすと笑う
少女がミレイの背後に立っていた。
- 353 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 20:19:38 ID:GIib.1dY0
- >>351
「あうあうあう〜だいじょぶなの〜?」
【慌てて近くまで寄っていく…ところで】
「あう〜ひとになったの〜!
こんばんわなの〜!」
【人になったのを見て微笑んだ】
>>352
「あう〜!こんばんわなの!
『ろざりあ』なの〜」
【テイクアウトした牛丼を食べている少女が小さく近寄ってきた】
- 354 :ミレイ:2010/01/07(木) 20:24:36 ID:Jhlo6zSQO
- >>352
「にゃ……ロザリーだったのにゃ」
翼は粒子となり、虚空に消えていった。
そして頭を押さえ――どうやら頭を打ったようで――涙を数滴零す。
>>353
「にゃ……えと、どこかで会ったようにゃ」
思い出せないようだ。
- 355 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 20:31:01 ID:rSRBD9/U0
- >>353
「こんばんは、ディス。
……お行儀が悪いわねぇ……」
かるくディスの頭をぽん、と叩いて笑う。
>>354
「あらあら、少し腫れているみたい。
あれだけ、あちこちにぶつかればねぇ……」
呆れたように涙を流すミレイを見つめて。
「風が強かったにせよ、もう少し力強く飛ばないと。」
- 356 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 20:38:30 ID:GIib.1dY0
- >>354
「あう〜?えっと…『さ…』じゃなくて…
…どこかでみたことあるの?」
【じーっとミレイを見つめる】
「あうーこっちは『でぃす』なの〜!」
>>355
「あう〜…ごめんなさいなの…
がまんできなくてなの」
【飯粒を口元に付けながら言った】
- 357 :ミレイ:2010/01/07(木) 20:43:46 ID:Jhlo6zSQO
- >>355
「にゃは、恥ずかしいところみせちゃった」
腫れたところは、みるみるうちに回復していった。
「よし、今日も悪い人間を成敗しよう」
>>356
「ふふ……私の記憶力は悪いようで悪いからね」
記憶力は、悪い、らしい。
- 358 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 20:45:01 ID:rSRBD9/U0
- // ごはんよばれたからちょっとまってね
- 359 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 21:00:08 ID:GIib.1dY0
- >>357
「あう〜…あんまりおぼえてないのかなの〜…
『でぃす』もだけどなの…」
【軽く笑って言う】
//ちょっと待つね
「おなまえはなんだったかなの?」
【そしてこちらも返す】
- 360 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 21:00:58 ID:GIib.1dY0
- //変な所に文章を挟んでしまった、すまん。
- 361 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 21:04:17 ID:rSRBD9/U0
- >>357
「悪いニンゲン、ねぇ。」
ミレイやロザリア、ディスのような少女が
スラム街をあるけば、ものの五分でそういう類の人間は現れるだろう……
>>356
「ほら、御飯粒が……」
ディスの口元に付いた御飯粒を
とってじぶんのくちにはこんでぱくっ!
「あら、おいしいわねぇ……」
ロザリアもディスとあまり変わらないのであった。
- 362 :ミレイ:2010/01/07(木) 21:09:39 ID:Jhlo6zSQO
- >>359
「私はミレイ、ミレイ・アドライグ」
くるっと回ってスカートの両端をそっとあげた。
>>361
「にゃ、悪い人間なら、血を啜ってもいいよね」
じゅるり、と。
- 363 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 21:16:56 ID:GIib.1dY0
- >>361
「あう〜、ごはんついてたなの?
『でぃす』の…だけど『ろざりあ』ならいいなの〜」
【微妙にうれしそうだ】
「ごはんもおいしいなの〜」
【ほとんど残ってない牛丼を見せながら微笑んだ】
>>362
「あうあう〜!『みれい』よろしくなの〜!」
【にっこりほほ笑んだ】
「…でも…だれかににてるようななの…」
【う〜ん、と考えながら見つめる】
- 364 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 21:24:18 ID:rSRBD9/U0
- >>362
「えぇ……」
ロザリアもミレイに同調するように、
残忍に笑った。
「愚かなニンゲンどもは自ら
血液を献上してくれる。楽でいいわねぇ。」
>>363
「しかし、この街はなんでもあるのね。
ここに来てから知ったのだけれど、これは極東の食べ物なのでしょう?
中東、北欧、東洋、ここはなんでもあるのねぇ……」
どうやらロザリアも食べることは好きなようで。
「いったい、どれほどの種類があるのかしら。」
- 365 :ミレイ:2010/01/07(木) 21:29:21 ID:Jhlo6zSQO
- >>363
「似てる人にゃんて、世界にたくさんいるよ!」
赤い髪だけでも、この都市にはたくさんいる。
個性といえば、服装が乱れている、乱れすぎている。
>>364
「ふふん、楽しみにゃ!」
純粋すぎる、ゆえに、何が正しくて、何が悪いのか、彼女は判断しない。
- 366 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 21:37:07 ID:GIib.1dY0
- >>364
「う〜ん。なんでもあるなの…
どれくらいなのかわからないなの」
【首をかしげる】
「でも、おいしいのはいっぱいなの〜!」
【ニコニコ】
>>365
「あう〜。いっぱいなの〜?
そいえば『さき』と『ろざりあ』とそっくりなにおいな…きがするなの…」
【少しくんくんと鼻を鳴らしている】
- 367 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 21:45:25 ID:rSRBD9/U0
- >>365
「そんなことを言っている間にも、ほら……」
路地の向こう、先ほどまでは
居なかったはずの不良集団が年配のサラリーマンと思われる男を
囲んでなにやら騒いでいる。
大方、肩がぶつかっただとか適当に文句をつけ、
集団で路地裏に連れ込んだのだろう。これから暴行を加えるつもりのようだ。
>>366
「さき……魁、だったかしら?
たしか、私と同じ吸血鬼だったはずだけれど……」
同じにおい、つまり血のにおいということだろうか。
- 368 :ミレイ:2010/01/07(木) 21:48:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>366
「私は吸血鬼にゃの、生まれたときから吸血鬼」
両手で腰を押さえて、なぜか誇らしげ。
>>367
「にゃにゃ、ちょっと正義を貫いてくる」
ぴゅーん、と飛ぶようにむかっていった。
それから少しして誰かが殴られている音が、そしてふたたび静寂へ。
- 369 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 21:54:12 ID:GIib.1dY0
- >>367
「あう〜、そうなの〜
ちょっとちがうけど、においがちょっとにてるなの〜」
【ニコニコして言う】
>>368
「あう〜!やっぱりなの!」
【どこか嬉しそうな喋り方】
「なんだかうれしいなの〜。おんなじひとがいっぱいいるなの〜」
- 370 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 22:02:34 ID:rSRBD9/U0
- >>368
「あらあら……」
まるで他人事のような様子で
ミレイの行動の一部始終を見つめて。
口元を隠している物の、終始ニヤニヤと笑っていた。
>>369
「臭い、ねぇ……」
すこし、考えるような顔をした後
自分のドレスの袖をくんくんと匂ってみて。
「何か臭うのかしら・・・・・・死臭?」
- 371 :ミレイ:2010/01/07(木) 22:10:16 ID:Jhlo6zSQO
- >>369
「君は、私が、怖くにゃいのかにゃ……?」
ちょっとがっかりしている。
ミレイがめざすところとはいったい……
>>370
「にゃ、終わったにゃ」
素手で倒したせいで、返り血を浴び、すさまじい姿を曝した。
- 372 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 22:14:56 ID:GIib.1dY0
- >>370
「あうあう〜…いやなにおいじゃないなの」
【慌てて手を振る】
「その〜…いろんなにおいなの…
せつめーできないけどなの…」
【フルフルと手を振って言う】
>>371
「あう〜…その…こわがらないとなの?」
【少しさみしげに言う】
「でもともだちがいるから…
こわがりたくないなの…」
【ちょっとその顔はさみしそうだ】
- 373 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 22:21:19 ID:rSRBD9/U0
- >>371
「すごい姿になっているわよ……
さすがに、醜いわねぇ……」
ロザリアは血濡れのミレイを見て露骨に眉をしかめた。
「その服、もう着れないんじゃなくて?」
>>372
「ふむ……」
どこか、納得いかないような顔で、
自らのドレスを気にするロザリア。
「なにか、吸血鬼特有のにおいでもあるのかしら……」
- 374 :ミレイ:2010/01/07(木) 22:27:42 ID:Jhlo6zSQO
- >>372
「にゃ……確かに吸血鬼だからって、怖がらせる必要はにゃいよね」
>>373
「うーん、服はいくつでも手に入るから大丈夫!!」
横着さが彼女の魅力だが、これは体を洗わなければいけないだろう。
- 375 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 22:30:46 ID:GIib.1dY0
- >>373
「…う〜ん…『でぃす』いろんなにおいわかるから…
わからないけどいろいろわかるの」
【不思議そうな顔で言うが、直ぐに】
「おいしいにおいもよくわかるなの〜」
【ポケっとした表情になった】
>>374
「あうあう、そうなの。
『でぃす』は……なかよしになりたいなの!」
【大きく手を振って笑った】
- 376 :ロザリア・ロートシルト:2010/01/07(木) 22:41:49 ID:rSRBD9/U0
- >>374
「とりあえず、そのまま出歩くわけには行かないわねぇ。
少しこのあたりで待っていなさい。お風呂を用意してあげるわ。」
ロザリアは、近くの廃屋のドアに鍵を差し込んだ。
いつもどおり、自分の部屋へのゲートをつなげたのだ。
「じゃあ、頃合を見て入りにきなさいな。」
>>375
「とりあえず、今度から香水を多くしようかしら……」
今でも、かなり多くの香水を使っているらしい。
生活は厳しいがプライドの高いロザリアはぎりぎりまで手を抜かないのであった。
「じゃあ、私は一旦部屋に戻るわね。
ミレイのためにお風呂を用意してくるから。」
扉の向こうへロザリアは消えた……
// お風呂はいってくるからおちー
- 377 :ミレイ:2010/01/07(木) 22:46:27 ID:Jhlo6zSQO
- >>375
「にゃ。じゃあ仲良くするにゃ」
流されやすい性格、これがミレイの本質らしい。
>>376
「闘うたびに、お風呂に入るのは、問題なのかにゃ……?」
新事実、なのか。
返り血を浴びない努力はしないようだ。
// 便乗しておふろー
- 378 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/07(木) 22:50:20 ID:GIib.1dY0
- >>376
「そうなの?あう〜、わかったの〜」
【少しだけ首をかしげた】
「あう〜!あとで『でぃす』もおふろにはいるなの〜!」
【そう言って笑いながらロザリアを見送った】
「あう?」
【ここでスルーしたことを思い出す】
>>377
「あう〜!なかよしなの!」
【少し楽しそうである】
「そっかなの〜『みれい』も『ろざりあ』のおうちにいるの!
じゃあこれからもなかよしなの!」
【そう言ってほほ笑むと】
「あう〜!『でぃす』もおうちにかえるなの〜!
あとでなの〜!」
【ディスも近くの扉に鍵を差し込んで、部屋へと入って行った】
//またなあ
- 379 :ネの字と銀髪の ◆X7kkkkkkkk:2010/01/08(金) 23:05:11 ID:AflVgHpM0
- 【リグヌ】
「さぶ……」
「お茶淹れましたよ、飲みますか?」
「貰うわ。ちょっとだけ冷ましてから頂戴」
社長が座ってそうなくるくる回る高い椅子に座り、机に頬杖を突きながら、
眠たげに欠伸をしつつ、お茶を啜る傍ら書類に眼を通していた。
- 380 :ホイとばっちゃと野良もふもふ:2010/01/09(土) 00:11:22 ID:PBnIervYO
- (`・ω・´)ガオー
「……何をやってるのやら、あの人外は」
茶色いもふもふをホイが威嚇しているのを、遠くから老婆が眺めていた。
- 381 :暝岸 朧:2010/01/09(土) 20:59:21 ID:BIudTXWkO
- 比較的陽の当たり難い、北に面した廃屋の前。
黒衣の男が、佇んでいた。
「……ほう。素晴らしい。資料で見るのとでは、また違った趣が有るね。百聞は一見に――と言うのも頷ける」
廃屋を眺め、男は感嘆の吐息を漏らす。
真実――木造の、何処か重厚な堂々とした佇まいは、其処が打ち捨てられた場所で有る事など、微塵も感じさせぬ程の物だ。
――抜け落ちた人の気配と、幾星霜の間、掃われる事無く積もった埃を除いては。
「さて。随分と迷ったね、もう陽が落ちてしまった――そろそろ、始めるとしよう」
刹那。
その言の葉が、周囲の明度を引き下げ――――
「光在る所、必ず影の在るが如く」
「我在る所、常に庵在り」
黒より昏い闇の中、詩が響く。
「我は光に非ず、されど我が眼前に光在り。光在る所、必ず影の在るが如く」
「故に我が背に、庵在り」
朗々と。闇という境界に幾重にも反射して、残響を残しながら。
「水面に月の映るが如く、鏡に映る華の如く」
「我が身の内に、庵在り――――」
そして。
闇を裂き、月明かりが煌々と廃屋を照らす――否。其処は既に、廃屋では無かった。
朧月庵。朧に霞んだ月の光を受けて、黒々と。
その「庵」は――――――其処に、在った。
- 382 :ウィッチ:2010/01/09(土) 21:22:31 ID:QYyPcDfoO
- 「……?」
上空。
空を突くビルの群れよりも高い世界を滑るように飛ぶのは、緋色に光る箒。
箒に乗るのは、魔女ひとり。
「あそこ、明るくなった?」
- 383 :ほーたい ◆My6NsjkSfM:2010/01/09(土) 21:36:33 ID:GIib.1dY0
- ねむねむ…おはよう。
そして新規様こんばんわ。よろしくであり
- 384 :名も無き異能都市住民:2010/01/09(土) 21:39:39 ID:PBnIervYO
- 「あら、新しい……というには古めかしい、お家かしら?」
異能都市の歪みの奥で、車椅子に腰掛けた老婆が朧月庵の存在を関知した。
「崇高な頼まれ事の片がついたら、一度見に行こうかしらね……」
老婆の眼前には『原初の異能都市の風景』 が列挙していた。
- 385 :暝岸 朧:2010/01/09(土) 22:02:22 ID:BIudTXWkO
- 明度を限りなく下げられた通りの一角に、際限無く降り注ぐ光。
光が影をより色濃い物にするように、その庵はくっきりと夜に浮かび上がっている。
「はて。元有った光が闇を深くしたのか、濃過ぎる闇が光を寄せたか。はたまた唯の偶然か、或いは祝福か……何れにせよ、興味深い」
男はそんな事を呟いて、先程まで雲に隠れていた月を見据えた。
- 386 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/01/09(土) 22:16:18 ID:/k2gysHgO
- >>385
夜闇に浮かび上がる様を宛ら蒼地の夜景に縫われた刺繍のようだと感じ、其の女は興惹かれた風情で歩みを進めた。
後頭の高い位置で一つに結われて背に流した真紅の髪が夜風に遊び、月の光を浴びて色彩を変える。
風が擽られたか、其の女は切れ長の眼を軽く細める。何処か面白い物を見付けた様な表情。
「今晩は」
女は月を矯めつ眇つ男に声を掛ける。凛然とした響きは冬の夜に良く通る。
「あの庵は君の物かな?」
- 387 :暝岸 朧:2010/01/09(土) 22:36:49 ID:BIudTXWkO
- >>386
男の意識が月から逸れて、一瞬の後。
歩み寄る女に、闇が道を開けた。さながら、舞台に立つ役者にスポットライトの当たるが如く。
ゆらり、男が振り返ると同時。無造作に結ばれた髪紐が解け、夜風に広がる――さながら其は、水に薄墨の溶ける様に似て。
「ああ、今晩は。良い夜だね」
月明かりに僅か煌めく、金縁の片眼鏡のレンズ越しに――僅か、左目を細めて男は笑った。
三日月の如く吊り上げた口許が、形を変え。朗々と、謡うように紡がれる肯定の四文字。
「如何にも」
- 388 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/01/09(土) 22:46:39 ID:/k2gysHgO
- >>387
暁天の空を縒り集めた様な真紅の長髪がさらりと夜風に揺れる。
陽下に在れば燦然と耀くであろう其れは今月下に有り、真紅の流れは揺らめく水面の様に柔らかく煌めいていた。
「確かに。良い夜だね、好ましい静けさだ」
くすりと笑う女の肌は月に幽る様に例うべくもなく白く、まるで洗練された白磁の様にすべやかなのが見て取れる。
瞑目して薄く微笑む顔貌は、夜風が心地好いと無言の内に示していた。
「そんな静かな夜には如何にも似合いの幽玄な庵だ、眼についてね。
只の棲み家にしては随分と古風だけれど、何かの店だったりするのかな?」
- 389 :暝岸 朧:2010/01/09(土) 23:41:47 ID:BIudTXWkO
- >>388
翻された漆黒のマントが、夜風を孕んで小さくはためき。
闇に溶け入る装いは、月下に在ってより色濃く浮かび上がる。
「ああ。悪い静寂には程遠く――この月など、もはや語る迄も無い」
黒に混じった異質。男の病的に白い肌は白磁と呼ぶにはあまりに冷たく。
氷と見紛う程で有りながら、儚い生を感じさせる。或いは屍肉か、雪風に散り逝く百合か――
「成る程。この夜だ、確かに眼にも付こう――」
男は、数瞬の間思案を巡らし。
「なあに。唯の、しがない書店だよ」
- 390 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/01/09(土) 23:45:46 ID:/k2gysHgO
- >>389
目許にひっそりと落ちていた長い睫の陰が引く。瞑目の侭に尋ねた女はふと眼を開ける。
涼しげな印象の切れ長の目。開けられた瞼の下、瞳の色は夜闇に在りて尚煌めく明けの灼陽を湛えていた。
「おや、書店か」
身に纏うのは闇との輪郭を曖昧にする程の漆黒。其れは軍服と礼装の中間と云った様な意匠をした、裾が踝程迄有る長い外套。
外套の胸元は豊満な胸によって内側から押し上げられており、金糸で瀟灑な刺繍の施された漆黒の胸襟は豊かな曲線を描いていた。
女は寛ぐ様に胸の下で腕を組む。表情は軽くおどける様な軽妙な笑み。
「随分幽玄な店構えだね? 客を選ぶ店だ。或いは中の本が客を選ぶのか。さて」
- 391 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/09(土) 23:51:50 ID:GIib.1dY0
- >>389-390
【ふと街を歩いていた少女が…ふと書店に目を向けた】
「…なんだろなの…こんなところにおうちあったかなの…」
【不思議に思った少女はそそくさとその家に近づいていく】
彼女は体が小さく、見た感じ少女そのものである。
体に対して少し大きい外套を着込んでいる。
髪の毛の色は群青の色合いを見せている…
少し異様なのは、外套の下から見える少女の手足に包帯が見えるところぐらいだが・・・・
- 392 :暝岸 朧:2010/01/10(日) 00:29:05 ID:BIudTXWkO
- >>390
「……ふむ、終わりか」
ふ、と。霧散する闇を横目に、小首を傾げつつ。
細めた瞳の奥、常闇の深淵が其れを見据える。
「そう、書店さ」
色という色を混ぜ合わせ、光という光を剥ぎ取ったかのような黒で、漆黒を眺めると。
男は小さく肩を竦め、冗談めかして呟く。
「――人を選ぶ本も中には『居る』、とだけ」
「本が陽に傷むのは好かない、因ってこう有るのは必然。選んだ心積もりは無いが、彼等が思うなら確かにそう在るのだろうね」
>>391
境界が、揺らぐ。
そして、男は深淵の双眸で少女を軽く一瞥し――
「おや、こんな夜分にお客さんか。随分と年若い様だが――いや、此処でこの言葉は不粋だろうね」
くつくつ、と。
含んだ笑みを浮かべ、呟いた
- 393 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/01/10(日) 00:43:59 ID:/k2gysHgO
- >>392
「客より本か。商売気は無いが成程確かに、道理だね」
男の独特の言い回しに、女は薄桜色に艶めく唇が柔らかに笑みを白皙の顔貌に綻ばせた。
楽しくて仕方無いと言った様子、しなやかに伸びた白い手を口許に寄せて其の侭笑う。
「興惹かれた。次に好い夜が来たら立ち寄らせて貰うよ。
――楽しいのは六徳の間だ、幾分名残惜しいが、亦何れ」
ひらりと蝶の動きで手を返した女は特段変わった様子も無く、静かにするりと踵を返す。
言葉通り機嫌が良いのか、足取りは変わらぬ物の楽しげな気配が其処に在り、軈て女も夜に消える。
只揺れる真紅の髪だけが夜目にも鮮やかで、柔らかに下る月の光に揺らめく煌めいていた。
- 394 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/10(日) 00:45:26 ID:GIib.1dY0
- >>392
「あう〜。やっぱりひとがいるなの〜。おばけじゃなくてよかったなの〜」
【若干子供っぽさがある】
「ここは…その…すんでるおうちなの?」
【少し首をかしげて言った】
- 395 :暝岸 朧:2010/01/10(日) 01:14:18 ID:BIudTXWkO
- >>393
「客が有るからこそ、本を選ぶ。陽に傷ませて仕舞うのは、客にも本にも非礼だろう?」
「尤も、此れは半分建前だ――君は確かに、言い得ているよ」
男も僅か、口の端を笑みの形に歪めて応じ。
金縁の片眼鏡を軽く左手の中指で押し上げて、さも愉快げに付け加える。
「有り難い。客足が増えるのは幸いな事だ、是非にとは言わんが歓迎させて貰うよ」
「縁が合えば――いや。世間は広いようで狭い、縁を数える迄も無いだろう。其れでは、何れ会おう」
軽く喉を鳴らし、そう告げてゆらりと手を振る。
女が夜に消えて数瞬の後、夜風が薄雲を押し流し。煌々と降り注ぐ月明かりを、朧に霞んだ其れへと変えた。
>>394
「ああ、案ずる事は無い。化性の類で無い事は保証済だよ」
男は膝を折り、少女に目線を合わせて目を細め。
「如何にも。昨日は知らぬが今日を以て、此処が私の庵と相成った次第さ」
淀みなく、そう答えた。
- 396 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/10(日) 01:23:25 ID:GIib.1dY0
- >>395
「あう〜…おばけじゃないならいいなの…」
【ホッと胸をなでおろすディス】
【「お化け」はだめらしい…】
「あう〜えっと…つまり」
【ちょっと難しい漢字が多かったためか少し悩んでいる】
「…きょうからここにすむってことかなの?」
- 397 :暝岸 朧:2010/01/10(日) 01:35:55 ID:BIudTXWkO
- >>396
「ふむ。『彼等』が怖いのかね?」
嘲弄で無く、侮蔑で無く。ただ好奇心から、男は解り切った事を尋ねつつ。
「済まないね、些か表現が難解に過ぎた。……ああ、概ね合っている。完璧と言っても問題無い」
笑みを浮かべ、そう告げた
- 398 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/10(日) 01:41:45 ID:GIib.1dY0
- >>397
「あう〜…わるいひとじゃなかったらなかよくできるんだけどなの…」
【少し考えて言う、どうやら分からないから恐ろしいらしい…】
「あうあう、そうなの…よかったなの〜」
【その言葉を聞いてちょっと嬉しそうな笑みを浮かべた】
「それにしても…このあたりにおうちがあったなの〜?
しらなかったの〜」
- 399 :暝岸 朧:2010/01/10(日) 09:43:55 ID:BIudTXWkO
- >>398
「成る程、害を為さぬ保証が無い物を恐れるのは道理だね。慎重に過ぎるが、賢明では有る」
得心がいったのか、片眼鏡越しに目を細めて微笑み。
「ああ、そういう事さ」
「知らぬのも無理は無いよ。先程言った通り、昨日までは此処は唯の空き家だった訳だから」
事もなげに、そう返す。
真実、其処は彼が訪れる迄は人の訪れぬ廃屋であり。
ちらと目に留める事は有れど、恐らく気に掛ける事は無かっただろう。
- 400 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/10(日) 11:30:31 ID:GIib.1dY0
- >>399
「あうあう、でもいいひととはだれでもともだちになるなの〜!」
【微笑みながら返す少女、嘘はなさそうだ】
「そっかなの…じゃあこれからあたらしくひとがすむから…
さみしくならないかなの〜」
【そう言って笑った】
「……う〜…なんかねむくなってきたの…
もうかえるねなの〜…これからここにすむなら『でぃす』とみんなに
あうこといっぱいあるとおもうの!よろしくねなの〜!」
【笑いなが朧に言った】
「あ、おなまえきいてなかったの…こっちは『でぃす』なの!
その、そっちのおなまえはなの?」
- 401 :暝岸 朧:2010/01/10(日) 12:40:32 ID:BIudTXWkO
- >>400
「成る程、良い心掛けだね。元より種の違い等、心性の差に比べれば些細な事だ」
目を細めたまま、一言。
無機質な容貌に浮かぶ含んだ笑みからは、一切の悪意や虚偽といった負の感情は抜け落ちている。
「そうかね――嗚呼、こちらこそ宜しく頼むよ」
其れは、見る者を安心させる――と言うよりは、不可思議な印象を与える笑みだ。
「成る程、ディスか……ふむ。」
男は、刹那首を傾げて考え込み。
「暝岸 朧、其れが私の名前だよ」
くつくつ、と喉を鳴らしてそう告げた。
- 402 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/10(日) 12:56:55 ID:GIib.1dY0
- >>401
「うん、『でぃす』はきにしないなの!
わかったなの!」
【大きくうなずいて】
「あうあう!よろしくなの!『おぼろ』なの!
それじゃあまたねなの〜!」
【大きく手を振りながらその場を去って行った】
【眠かった割には元気である…】
//どうもありがとうございました
- 403 :暝岸 朧:2010/01/10(日) 13:24:54 ID:BIudTXWkO
- >>402
「ああ、了解した。また会おう」
軽く笑んでそう返し、少女を見送ると。
「――さて、頃合いだね。店開きの用意をせねば」
自身も踵を返し、店の奥へと滑るように消え去った。
//お疲れ様でしたー……遅レス済みません
- 404 :ミリア:2010/01/13(水) 20:03:17 ID:Jhlo6zSQO
- 「なンだよォ……最近のターゲットは、活きのいい奴ばかりじゃねェか」
カフェテラス、という場所だろうか。
木のテーブルの上に、いくつものナイフを並べ、手入れをしている殺人鬼の少女。
- 405 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/13(水) 20:09:14 ID:GIib.1dY0
- 「もぐもぐもぐもぐ」
【カフェテラスにて。】
【数名の人ごみの中でディスがご飯を食べていた】
「ここもおいしいなの〜」
- 406 :ウナギ:2010/01/13(水) 20:09:37 ID:pBostqjY0
- と、そんなカフェテラスにどこからともなく黒くてうねうねしたものが現れる。
細長い体、粘液質の表皮、小さな鰭。
「活きのいいウナギですが、何か」
どこからどう見てもウナギだった。
しかし何故か直立している。
- 407 :ミリア:2010/01/13(水) 20:15:30 ID:Jhlo6zSQO
- >>405
「ちっ……どいつもこいつも、殺した方がいいように思っちまう」
明らかに危険思考を持っている。
>>406
「……狩るぞ」
並べたナイフの中から、ひとつ手に持ち威嚇する。
- 408 :ウナギ:2010/01/13(水) 20:17:26 ID:pBostqjY0
- >>407
「丁重にお断りします」
ぐねぐねと体をくねらす。
すごくウザい。
- 409 :ミリア:2010/01/13(水) 20:25:02 ID:Jhlo6zSQO
- >>408
「手加減しねェぞ」
蒲焼きにしてやる、とナイフで高速の突きを、連続して突き出す。
- 410 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/13(水) 20:25:33 ID:GIib.1dY0
- >>405
「あう〜…もっとたべたいけど…」
【少し指をくわえて残念そうな顔をする】
「きょうはもうおかねないなの…
がまんなの…」
【食器を抱えて歩きだした】 →食器はこちら
【…途中で丁度ミリアの近くを通り過ぎようとしている】
>>406
「…なんなのかなの?…ちょっとおいしそなの…」
【ちょっと物欲しそうな眼でウナギを見つめる】
- 411 :ウナギ:2010/01/13(水) 20:29:35 ID:pBostqjY0
- >>409
「手加減不要!ホァァアイッ!」
酔拳のごとく、摩訶不思議な動きでナイフを回避していく。
すごくウザい。
>>410
「生憎俺は幼女には興味が無いんだ、すまん!」
すごくウザい。
- 412 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/13(水) 20:30:18 ID:.6prKP66O
- 「いやーっははははは!!」
【何か楽しそうに現われる白服の男、雪道をステップを踏みながら歩く】
「今日の授業も……プニプニのフワフワだったなぁ〜……」
【また何かやらかしたようでした】
- 413 :ミリア:2010/01/13(水) 20:32:48 ID:Jhlo6zSQO
- >>410
殺気の固まりが、ウナギ相手に対し、牙を剥いていた。
>>411
「ちィ……やめだやめだ」
ナイフを鞘に納め、上着にしまう。
- 414 :暝岸 朧:2010/01/13(水) 20:33:25 ID:BIudTXWkO
- 夜のカフェテラスに、黒衣の男が一人。
「アフタヌーンティー……いや、どうだろうね。確かに午後では有るが」
浮世離れした雰囲気を漂わせ、何処かズレた事を言いつつ紅茶を一口。
周囲の雰囲気に動じる様子も無く、寛いでいる。
- 415 :ミリア:2010/01/13(水) 20:34:32 ID:Jhlo6zSQO
- >>412
ウナギと、少女と、小さな子。謎のメンツだった。
- 416 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/13(水) 20:36:11 ID:GIib.1dY0
- >>411
「あうあう〜。しゃべったなの〜!
なんでなのかなの?」
【ウナギが喋ったことに驚いて目を丸くしている】
【…直立してたことは特に気にしてない】
>>412
「あう〜!『じょうげん』こんばんわなの〜
なんだかたのしそうなの〜」
【じーっと上弦を見つめる】
>>413
【ミリアとウナギを交互に見て】
「あうあう…あのひとおさかなさんたべようとしてるのかなの…」
【どこかずれた考え方をしている…】
>>414
【少し離れたところに昨日の包帯少女がいる】
【食器を下げているところのようだ】
- 417 :ミリア:2010/01/13(水) 20:36:46 ID:Jhlo6zSQO
- >>414
カチャカチャ、とナイフをたくさん所持し、それを整理している少女がいる。
- 418 :ウナギ:2010/01/13(水) 20:37:50 ID:pBostqjY0
- 「それではさらばだ!」
何故か急にどこかへ消え去った。
//ぎゃあ!ちーと緊急離脱!
- 419 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/13(水) 20:45:18 ID:.6prKP66O
- >>415
「……なぬ!?これは……なんておいしそうなメンツ……いや、なんでもない」
【よだれを拭きながら独り言】
>>416
「やぁ、お嬢さん……楽しそうだって?そりゃそうさ……だってプニプニのフワフワだったんだよ?」
【楽しそうに話す上弦、どうやらまた生徒達に何かをやったようだ】
「お嬢さんは……食事かな?」
【一見普通の上弦の声……でも、ディスにはどんな声に聞こえるだろうか……】
>>418
「あっ!逃げた!?」
- 420 :ミリア:2010/01/13(水) 20:54:04 ID:Jhlo6zSQO
- >>416
「あ? なンだ嬢ちゃん、食いたいなら自分で捕獲しなァ!」
ウナギと戦っていた自分が、少し恥ずかしかったようだ。
>>418
「……って、逃げちまったか」
// はーい。
>>419
「なンだ……アンタもウナギを食べたい肚だったのか?」
上着に大量のナイフを仕込み始める。
- 421 :暝岸 朧:2010/01/13(水) 20:57:54 ID:BIudTXWkO
- >>416
「――ああ、昨日の」
ふむ、と首を傾げてぽつりと呟く。
黒いマントは背凭れに掛けられており、杖は傍らに立て掛けてある。
>>417-418
「ふむ、注意する程でも無いが――惜しい事をしたね。土用の丑の日には些か遠いが」
先程まで騒がしかった方をちらりと一瞥し、何やら物騒な一言。
次いでナイフを見遣り、男は小さく首を傾げた。
- 422 :ミリア:2010/01/13(水) 21:02:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>421
「あア? あア、商売道具さ、気にすンな」
ナイフを上着に納め、ジーンズに納め、ありとあらゆる所に、ナイフを隠し始めた。
- 423 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/13(水) 21:02:53 ID:GIib.1dY0
- >>418
「あう〜…いっちゃったの…」
【少し残念そうにつぶやいた】
>>419
「あうあう〜…ぷに…?」
【首をかしげて言う】
「…うん…しょくじ……なの…」
【なぜかディスは上弦の声を聞いて首をかしげている】
(…?なんなのかなの…)
>>420
「あう〜…つかまえたかったけど…
もういっちゃったの…」
【少し残念そうに言った】
「あう、そいえばこんばんわなの…」
【今になって頭を下げた】
>>421
「こんばんわなの」
【少し頭を下げた】
「ごめんなさいなの…あのままあそこでねちゃってなの…」
【少し申し訳なさそうだ】
- 424 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/13(水) 21:08:21 ID:.6prKP66O
- >>420
「ん?……はは、食べたいけどあれ喋るんだよ?捌いた時が怖そうだよ?」
【笑いながら答える男、明らかに隙だらけで、一突き出来そうだ……】
>>423
「そうそう!プニプニのフワフワ!これは素晴らしいよ!!」
【声に何かを感じるものの、上弦はいつも通り変態だった】
「食事か、いっぱい食べたかい?……いっぱい食べないと大きくなれないぞ〜?……まぁ、お嬢さんのいっぱいはそりゃ凄いけどね?」
- 425 :暝岸 朧:2010/01/13(水) 21:21:05 ID:BIudTXWkO
- >>422
「成る程。随分と物騒な商いを営んでいるのだね」
男は――咎めるでも蔑むでも無く、少し愉快げにそう言って。
(……ふむ、暗器か。あまり長く診た訳では無い、窺い知る事は出来なかったが――毒か魔具、或いは能力の媒体か)
「暗殺者だとするなら……何等かの細工が施されていると考えるのが妥当なのかな、やはり」
しばしの間思索に耽ると、突然そんな呟きを漏らした。
>>423
「いや、大丈夫だ」
特に気にした様子も見せず、穏やかに笑むと。
「――こちらこそ済まないね、寝床を用意出来れば良かったが、家は越して来たばかりで散らかっていてね」
「君が悪い物に惹かれる事を考慮して、取り敢えずは店内の有り合わせの毛布と椅子で妥協したのだが――良く眠れたかい?」
金縁の片眼鏡越しの瞳に、僅か心配の色を浮かべて問い掛けた。
- 426 :ミリア:2010/01/13(水) 21:26:18 ID:Jhlo6zSQO
- >>423
「挨拶なンかいい。実利を伴う行動をするンだな」
傲慢な物言いだ。
よく見ると、顔が誰かに瓜二つだったりする。
>>424
「関係ねェな。
死んじまえば、口が利けないんだからな」
小型のカスタムナイフを、開いたり、閉じたり。
>>425
「暗殺者か。間違ってはいねェが」
カスタムナイフを折って閉じ、胸元にそっとしまった。
「小細工はしちゃいねェよ」
- 427 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/13(水) 21:30:26 ID:GIib.1dY0
- >>424
「あう〜…どんなかんじなのかなの…」
【不思議がりながら手をワキワキさせる】
「あう〜、いっぱいたべたいけどそんなにもってないからなの…」
【声…だけでなく少し顔のほうも注意深く見ながら言う】
>>425
「あう〜、だいじょぶなのきのうはよくねれたなの…
とってもすっきりしたなの〜」
【ニコニコしていった】
>>426
「う〜…ごめんなさいなの…」
【怒られているような気がしたのか、軽く謝る】
「……?」
【ふと、誰かに似ているのに気づいて、まじまじと見つめる】
- 428 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/13(水) 21:33:25 ID:.6prKP66O
- >>426
「ほらほら、女の子がそんな話し方しちゃいけないぞ?」
【上弦はまだ笑う、ナイフを確認してはいるのだが……】
「それにほら、いくら後で声を出さなくても……途中がね……」
【そう言うのは根本的に苦手な男だった……】
>>427
「自分のお腹とか触ればわかるかもよ〜?」
【一緒に手をワキワキさせて笑う】
「ん?どうしたんだい?……私の顔に何か付いてるかい?」
- 429 :ミリア:2010/01/13(水) 21:47:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>427
「あア? オレの顔になんか付いてンのか?」
帽子を深く被り、顔を隠そうとするが。
この顔は、ミレイのそれと同じだった。
>>428
「話し方を指摘されたくねェな。そうありたいから、そんなしゃべり方なンだ。
それと? アンタ肝っ玉の小せェ野郎なンだな」
- 430 :暝岸 朧:2010/01/13(水) 21:48:33 ID:BIudTXWkO
- >>426
「ふむ、概ね合っているが、正答とは言えない……そういった口振りだね」
男はカップを置き、軽く首を傾げる。
「――成る程。失礼した」
>>427
「其れは重畳。彼等は悪さをしなかったかい?」
笑みを保ったままそう言って、続けざまに不可解な問いを発した。
- 431 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/13(水) 21:54:05 ID:GIib.1dY0
- >>428
「あう〜?…」
【ふと自分のお腹を触ってみる】
「どんなかんじなのかなの…」
>>429
「あう?えっと…『みれい』にそっくりなの…」
【少し不思議そうな顔で言った】
「……だれかににてる…きがするなの…」
【少しだけ体を震わせて言う】
>>430
「あう?…えっと…なんにもわるいことしてないなの」
【首を振って慌てて言う。何も知らない様だ】
- 432 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/13(水) 21:55:40 ID:.6prKP66O
- >>429
「ん〜……確かに話し方は十人十色だからね……しかしな〜……」
【考え込むように呟くが……】
「肝っ玉って……確かに……私、お化け屋敷とか苦手なんだよな……ほら?私って一人っ子じゃない?だから昔から……」
【何かを語り始めるのだった】
>>431
「お腹の他にも頬とかね?それがプニプニのフワフワなんだよ!」
【要約すると、生徒達を捕まえて愛で回したらしい】
- 433 :ミリア:2010/01/13(水) 22:02:14 ID:Jhlo6zSQO
- >>430
「オレのナイフには仕込みなどねェが、能力と併用することによって効果的に敵を抹殺できる」
帽子を深く被りなおし。
>>431
「またそんな話か。誰なンだろうなァ、ソイツは」
彼女はポケットから札束を取出し、テーブル上に置いておいた。
>>432
「悪いが、また今度にしてもらいてェんだが」
小話に付き合うつもりはないようだ。
彼女は逃げるように、店から立ち去った。
// おふろー
- 434 :暝岸 朧:2010/01/13(水) 22:22:41 ID:BIudTXWkO
- >>431
「そうかい。彼等には必要以上の干渉や悪さをしないよう、言い含めておいたから」
「奥の棚に有る分に関しては、心配要らないよ」
……どうやら、本の事らしい。
>>433
「成る程、興味深い。是非見せて貰いたい物だね」
男は含んだ笑みを浮かべ、少女を見送った。
//行ってらっしゃいませー
- 435 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/13(水) 22:25:41 ID:GIib.1dY0
- >>432
「あうーそっかなのー!きもちいなの〜!」
【よくわからないけど何となく楽しさが理解できた】
>>433
「あう〜…なんでそっくりなのかなの」
【不思議そうな顔して見送った】
>>434
「あう…わかったの…かれら…?」
【少し気になったようだが】
「うん、だいじょぶ。しんぱいしないなの〜」
【微笑んだ】
「…あう、はやくかえらないとしんぱいされるなの!
じゃあまたねなの!」
【そう言うと手を振ってカフェテリアを去って行った】
//お風呂
- 436 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/13(水) 22:28:46 ID:.6prKP66O
- >>433
「それでだ……その時の怖さと言ったら……ってあれ?どこ行った?」
【上弦が気付いたのは、ミリアが去った後だった】
//お疲れさま!いってらっしゃい!
>>435
「そうだろ?……私はそれを今日存分に満喫してきたんだよ?」
【胸を張って答える】
「だから、こんなに楽しい気分なのさ!」
- 437 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/13(水) 23:13:52 ID:.6prKP66O
- 「……さて、私もそろそろ帰るか……」
【上弦は、またもステップを踏みながら歩いていった】
- 438 :ヴァイス:2010/01/16(土) 00:14:23 ID:QYyPcDfoO
- 「胎児よ胎児、何故踊る
母親の心が分かって恐ろしいのか……だったっけ、ね」
墨を溢したような冷たい空を胎として、児のまねごとをする天使は膝を抱えて縮こまる。
はためかせる白い翼が散って、地上の人間は雪が降ったのかと錯覚するだろう。
- 439 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/01/16(土) 00:26:18 ID:AflVgHpM0
- >>438
「えっ、嘘!!空にひっ、」 と が ?
悲鳴に似た声と時を同じくして、ばさりばさりと周囲に響く空を掴む音。
白い両翼で羽搏き、彼女は空を飛んでいた。
片手に提げた買い物袋、顔に浮かべた焦燥の二文字、眉毛は情けなく八の字を描く。
「あの!躱し、かわっ!!」
ばたばたと腕で空を押すが、文字通り正しく空を切るだけ。
止まる訳もなく、羽を背負ったメイドがヴァイスさんへと突っ込む。
- 440 :ヴァイス:2010/01/16(土) 00:31:45 ID:QYyPcDfoO
- >>439
「……ダメだわ、かっこつけて文学読んだはいいけど内容全然覚えてねーわ」
胎児のまねごとにも飽きた。
天使は身を伸ばして欠伸を、
「……おごぅふ」
しようとしたところでネイディと衝突。
障害物もなにもない空中をロケットのように飛んですすみ、少ししたところで意識を掴み直した。
「……空中で衝突ってなにそれこわい」
- 441 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/01/16(土) 00:39:38 ID:AflVgHpM0
- >>440
慌ててばたばた翼を動かし滞空する彼女の目は、なんかぐるぐるしてた。
いかにも慌ててますよ、みたいな。はわわわわとか言っちゃいそうな。
「痛い、…………」
ホワイトブリムの下ら辺、旋毛を擦りながら呻く。
「……と、ごめんなさい!」
と思えば、いきなり直立し、頭を下げた。
ばっさばっさ、必要以上に宙を掻く彼女の羽音が少し、うるさかった。
- 442 :ヴァイス:2010/01/16(土) 00:44:42 ID:QYyPcDfoO
- >>441
「ドジっ子メイド……だと……」
ちくしょうなんでデジカメ持ってねーんだよ俺よぉ、コスプレとかそんな次元じゃねぇ「ホンモノ」が目の前にいるのに!
ああもどかしい、と思いながらも得意技の貫き無表情発動。
「……んーあ、大丈夫でっす」
あんなにバサバサさせてエネルギー消費しねぇのかなあ、とかぼんやり思いつつネイディを見つめる。
- 443 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/01/16(土) 00:59:35 ID:AflVgHpM0
- >>442
ドジ、
その言葉が出た瞬間、彼女は表情を変えた。
「……少し、寝不足でぼーっとしてただけです。
決してドジなわけじゃありません」
にごーとぎこちない笑みを浮かべ、訂正を求めた。
- 444 :ヴァイス:2010/01/16(土) 01:08:16 ID:QYyPcDfoO
- >>443
なるほど、認めたくないタイプのあれか、「わ、わたしドジなんかじゃありませーん!」的なあれか。
それはそれで萌え。半泣きになりながら否定するドジっ子、そしてメイド。萌え。
おいおい完璧すぎるだろ女子高生。じゃなくて常識的に考えて。
「そっスねー、すんませんでした。寝不足のままあのスピードで飛ぶのは危ねーですよ」
――氷のような冷たさを湛える無表情の下でヲタヲタしい妄想を膨らませているなど、誰が気付くだろうか。
- 445 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/01/16(土) 01:20:29 ID:AflVgHpM0
- >>444
「はい……」
素直にぺこ、と彼女は頭を下げる。
きっかり三秒経った後、頭を上げ遠くを見た。
次に、まだ握っている買い物袋。
中に入ってる、卵やらトマトやらはぐっちゃぐちゃになっていた。
「……私は…………お使いの途中なので、もう行きます……」
ぼっこんぼこんに凹んだぎこちない微笑みは外さず、もう一度頭を下げ、
買い直すために来た方向へ飛んでいく。
- 446 :ヴァイス:2010/01/16(土) 01:25:54 ID:QYyPcDfoO
- >>445
「おおう……あい、またね?」
空中エンカウント率なんか低すぎるだろ。また会えるとは正直思えな……
「……あ、地上歩けばいいのか」
バカかこいつは。
こいつも同じく帰ろうとした、その時。
「ふぁーっははははは、俺様爆走ーッ!!!」
「あべしっ」
ぎゅん、と猛烈なスピードどで横切ったナニカにぶつかって撃墜ピチューン。
この日、彼は空中エンカウント率について考え直した。
- 447 :橘想夜:2010/01/16(土) 20:32:45 ID:/k2gysHgO
- 路地裏。
表から少し入り組んだ路次に入って暫くすれば、大抵不可思議な程に曲がりくねった路地裏に出る。
歪みの影響を強く受けた路地裏は宛ら迷路。そして古今迷路には化物が巣食うと決まっている。
からん、ころん。
路地裏の一角に木履の風情在る音が響いた。黒い漆塗りの木履下駄。鼻緒だけが厭に朱い。
履き主は少年とも少女ともつかぬ幼い子供。黒絹の長髪と虚無的な迄に白い肌、そして光を反射しない黒曜の瞳。
――黒い着物を朱い帯で締め、薄灰紫の羽織を着た人物。まるで喪服のようだ。
その手には刀が握られており、顔は俯き黒曜の瞳は下を見ている。ひしゃげた死体を。
「うーん」
中性的な幼い声。可愛らしくちょんと首を傾げ、刀を振り上げた。
そして降ろす。死体は血飛沫となって路地裏の壁を染める。返り血は無し。
「物足りませんねぇ」
- 448 :名も無き異能都市住民:2010/01/17(日) 22:56:30 ID:cReunW3Y0
- 「……うーん、やっぱり独り歩きっていいなぁ」
公園のベンチに座り、うーんと伸び。
頭にリボンをつけたパジャマ姿の少女は、小夜であって小夜ではなかった。
- 449 :ミリア:2010/01/18(月) 20:47:56 ID:Jhlo6zSQO
- 「ッたく、最近ロクなことがありゃしねェな」
店先に積まれた木箱をガツンと蹴ったら、痛かったのか二回三回謎のステップを踏んでいる。
彼女は殺人鬼。人を殺めて生計を立てる人殺し、のはずであるのだが。
最近は失敗続きで、飯を得ることも出来ていない。
「働けというのか。
否、働くぐらいなら、死んだほうがマシだ」
もし殺人などという非人道的行為に走って居なければ、彼女はニートというさらなる汚名を得ることになるはずだ。
- 450 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 20:54:23 ID:SJhJK2lw0
- >>449
しかし、面白い
【上へ下へ。目線を動かしながら街を歩いている】
【その視線の対象は建物であれば、何の変哲も無い(と思われる)仔猫であったり】
この都市は飽きないですね。やはり来て正解だったのかも知れません
【青年(と思われる)の視線はすれ違う人にも向けられて】
【やがて、それがミリアにも向けられる】
- 451 :ミリア:2010/01/18(月) 21:02:08 ID:Jhlo6zSQO
- >>450
好奇心旺盛な輩、こういうタイプは狙うに値しない。すれ違うそのとき、彼女はそんな思考をしていた。
しかし彼女は三流の殺人鬼だ、常時殺気を垂れ流し、本当にそんな職業でやっていけるのかと疑ってしまう。
しかし、この殺気に気付かれないまでに、人生に失望している人その人を見つけるとターゲットに選ぶ。
世界に必要のない、価値のない人間を真っ先に選ぶところ、偽善張りな所詮三流の思考であると言える。
- 452 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 21:09:28 ID:SJhJK2lw0
- >>451
ふむ……む?
【僅かに、ミリアを見る目が厳しくなったが直ぐに視線を外す】
【その後は店先の商品へと目と身体が動いた】
【が、この青年の表情は固くなり、口数は無に等しいというまでに減る】
【青年が警戒しているというのはずっと彼を見ていれば明白だった】
- 453 :ミリア:2010/01/18(月) 21:15:15 ID:Jhlo6zSQO
- >>452
「……」
どうやらターゲットは決まったらしい。
道行く人のなかから見つけた、目的地を見失ったような足取りの男性。
こいつは社会に必要のない存在、だから殺してもいい。身勝手な理論が、彼女を彼女たらしめる要素。
その男が人気のない路地裏へと入るのを、見逃さなかった。彼女も続いて後を追う。
さて、第三者たる空澄は視界にその姿を捉えられただろうか。
- 454 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 21:20:36 ID:SJhJK2lw0
- >>453
【青年は即座に振り向き、店を足早に去り】
行きましょうか
【彼も男を。正確には男を狙う女を追う】
【ついでに言えば、気づいたのは彼では無い。彼の左手の黒く、分厚い本】
【それがカタカタとゆれ、青年に異常を知らせたのだ】
- 455 :ミリア:2010/01/18(月) 21:23:55 ID:Jhlo6zSQO
- >>454
全身に広がる高揚感、体中に駆け巡る焦燥感。
『殺す』という感情は、魔薬のような働きがきっと存在する。そしてそのことに依存しているということも。
上着のポケットに手を突っ込んで、ナイフを取り出した。
鞘からゆっくりと姿をさらした銀色の刃は、血が啜えるのか、今か今かと待っている。
――今、まさに疾駆。
- 456 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 21:35:56 ID:SJhJK2lw0
- >>455
……!
【次に青年が見たのは既に走り出す女の姿】
【それに対するべく、走る】
【それと同時にコートの内ポケットに手を入れ、取り出した円盤を女に投げつける】
(―-逃がさないッ!!)
【円盤は標的の、女の腕へと真っ直ぐに飛んで行く】
- 457 :ミリア:2010/01/18(月) 21:43:06 ID:Jhlo6zSQO
- >>456
「……ッ!!」
円盤を右手に受け、ナイフは宙を行き、街道に転がっていく。
逃げていく男性には目もくれず、右手を押さえた少女は振り向いて睨み付ける。
「テ、メェ」
気が醒めた彼女は、一気に冷めた彼女は、罵詈雑言の限りを尽くす。
- 458 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 21:48:53 ID:SJhJK2lw0
- >>457
なんでしょうか?
【瞳は違う。口元だけの笑いを見せる】
【壁で跳ね、青年の足元へと帰ってきた円盤を右の手で拾い上げる】
- 459 :ミリア:2010/01/18(月) 21:54:09 ID:Jhlo6zSQO
- >>458
「なぜ邪魔をした――いや、答えは聞かなくても分かっちまう。
罪のない人々を助けた、それは正義だ大義だと言い、オレを責める。
オレは生きる為に人を殺しているんだ。誰だって間接的に殺しているのだから、直接下しても問題はないはずだ。
ハッ、結局人助けしている自分が格好いい、とでも思ってンのか?」
よく喋る。
- 460 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 21:57:37 ID:SJhJK2lw0
- >>459
分かってる。といいながら聞くのはどうかと思います
【距離をつめる。右から一歩】
それに、間接的に殺しているのかも知れませんが、直接殺してもいい。ということにはなりませんよね?
【さらに一歩、左脚が前に出る】
- 461 :ミリア:2010/01/18(月) 22:04:56 ID:Jhlo6zSQO
- >>460
「それは価値観の違いに決まってンだろ。
人に自分の価値観を押しつけるンじゃねェよ」
我儘のそれと変わりない。
しかし彼女は殺人でしか自分が確立できない、憐れな子である。
- 462 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 22:08:10 ID:SJhJK2lw0
- >>461
押し付けてるのは貴方も一緒でしょう?
【掛けている眼鏡の鼻当ての部分に中指を置き、押し上げる】
僕が言いたいのは人殺しなんて止めませんか。ということです
【瞳も含め、顔全体で微笑みを向ける】
- 463 :ミリア:2010/01/18(月) 22:22:02 ID:Jhlo6zSQO
- >>462
「オレが殺人を辞めたら――何が残るンだよ」
後ろを振り向いて、少女は思索に耽ったまま。
- 464 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 22:27:12 ID:SJhJK2lw0
- >>463
さあ。それは知りません
【淡々と返し】
もしかしたら、貴方の大切な物も含め、何も無くなるかもしれません
しかし、殺人というのがウェイトの大半を占めているのは間違いでしょう?
- 465 :ミリア:2010/01/18(月) 22:33:03 ID:Jhlo6zSQO
- >>464
「殺人がないと、生きられない――それがオレなンだよ。
毎日が退屈で、退屈すぎて、反吐が出る。
そんな地獄から救ってくれたのが、人を殺害することだった」
殺人することが、彼女の生きることのできる唯一の道なのだ。いくら説いたところで、きっと効果はないだろう。
- 466 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 22:42:16 ID:SJhJK2lw0
- >>465
【無理だろう。青年も少しはそう思い始めている頃だった】
仕方ない。ですかね……貴方の自由ですし
あ、僕がまた見つけたときには、止めさせてもらいますよ?
【意外と、青年はあきらめが早い種類だったようで】
ただ、もう少し考えてくれませんか? 嫌なら良いですけど……
【だが、諦め切ることが出来なかったのだろう。青年自身困っているようで、それが表情にも現れる】
- 467 :ミリア:2010/01/18(月) 22:49:09 ID:Jhlo6zSQO
- >>466
「空気を吸う、食物を食べる、それと同じくらい重要なンだよ……オレにとって殺人はな」
ミリアの目元に現われるのは涙だった。
体が拒否反応を起こし、その結果として防御反応を取っているのだ。
殺人が辞められない、辞めようとすれば、拒否反応を示してしまう。とんでもない障害を身体に抱えた少女だった。
- 468 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 22:55:39 ID:SJhJK2lw0
- >>467
ん? あ……な、泣かないで下さい
【今、ミリアは空澄に対し背を向けている。なのになぜか、泣いているのが解った】
【肩が震えてるとか、声が震えてるとか会ったのかも知れない、だが、青年にはなんとなく解った】
貴方に対し困ることを行ってしまったのは謝ります……ごめんなさい!
【動揺しているのか、いい終わり、少し送れて頭を下げる】
- 469 :ミリア:2010/01/18(月) 23:02:57 ID:Jhlo6zSQO
- >>468
「同情なンか、要らねェよ……オレの存在が、悪いンだろうが」
何度も自分の命を断とうと決めていた。しかし上手く行かなかった。
苦しさを紛らわす為には、やはり殺すしかなく、正当化してまでしなければいけなかった。
「どっちにしろ、オレを止めたきゃ、オレを殺すしかねェってことだ」
- 470 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 23:08:50 ID:SJhJK2lw0
- >>469
誰もが間違っています。問題はそこから立ち直れるか、です……が
【途端、青年の目つきや雰囲気がガラリと変わる】
貴方に関わった以上、止めないのは間接的に人を殺すことになる
なら、直接あなたを殺しても別に問題ではない……。ということですかね?
【黒い本を開き、少し距離をとる姿はまさに戦闘態勢】
- 471 :ミリア:2010/01/18(月) 23:16:07 ID:Jhlo6zSQO
- >>470
「……やってみな」
上着からナイフを抜き取って、刀身を月光に晒した。
銀色に鋭く光るナイフは、何人の血を啜ってきたのだろう。
「テメェを殺して、この訳分からねェ、退屈の固まりを発散してやる」
- 472 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 23:21:29 ID:SJhJK2lw0
- >>471
それで良いでしょう
ですが、僕が下手に手を出し貴方を斬ってしまうのは困り物ですね……
【本は開いたまま、動こうとせず】
どうです? 貴方から来て見ては。殺したいのでしょう? 人を
- 473 :ミリア:2010/01/18(月) 23:36:29 ID:Jhlo6zSQO
- >>472
「ほざくなよ――!!」
ナイフを握る手に力が入った。
先程と同じように、疾駆疾走を始めた。
途端、体に漲る快楽。今から人を殺す、それが彼女に不足していた満足感を満たそうとする。
――間合いを詰め、適切な位置につけた場合、振るわれるナイフが、命を奪おうと風を切るだろう。
- 474 :空澄 一夢:2010/01/18(月) 23:43:11 ID:SJhJK2lw0
- >>473
フン……それで人が殺せるのですか
【後方に大きく跳び、距離を離す】
【肩膝片手を地に着き、ミリアを睨む】
【それと同時に青年の足元から赤黒い光が地に刻み、巨大な魔法陣を展開している】
- 475 :ミリア:2010/01/18(月) 23:51:44 ID:Jhlo6zSQO
- >>474
「口の減らねェ野郎だ」
上着のポケットから、新たにナイフを三つ取り出し、それぞれを指の間に挟んでは、刃を覆っていた鞘を抜く。
それと同時に駆け出したミリアは、ある程度の速度がついたことを確認すると、右方向に横回転しつつ、遠心力の付いた三つのナイフを前方に投げ付けた。
さらに能力を併用し、命中率を高める。
彼女の持つ能力は、周囲10メートル以内に存在するあらゆる粒子を、1.5秒間静止させることが可能だ。
光の粒子を静止させ、ナイフを一瞬だけ見えなくすることはもちろんのこと、音の振動も消すことで風切り音も消失させることができる。
「食らえ」
空澄に迫り寄る、目測を誤らせ、五感を乱す要素を籠めた三連発。
- 476 :空澄 一夢:2010/01/19(火) 00:02:36 ID:SJhJK2lw0
- >>475
――!?
【一本。何も気づきもせず、頬を掠め】
【二本。見えない刃が空澄の腕に突き刺さる】
完了――来い!
【魔法陣から現れる、鈍った銀の光を放つ鳥獣の魔物】
【三本目が到達する間際に現れたそれはナイフと衝突し、跳ねたナイフは地へと落ちる】
喰って構わん……いや、喰え!
【同じく金属音のような雄たけびを上げ、頭から鳥獣がリアへと飛ぶ】
- 477 :ミリア:2010/01/19(火) 00:08:46 ID:Jhlo6zSQO
- >>476
「ぐ……」
少女は一般人のそれとほぼ同程度しか能力は変わらない。
さらに魔術的な物に対して何が有効だとか、予備知識も持っていない。
基本は暗殺からの一撃必殺。戦うために少女はナイフを持っているのではない。
結果として、鳥獣の一撃は回避できず、その渾身の一撃を受け、街道に身が投げだされた。
頭を強く打ち、出血しているが、大丈夫だろうか。
ともあれ、彼女は誰かに止めてほしかったのかもしれない。
// 寝ますねヽ(・ω・)ノ
- 478 :空澄 一夢:2010/01/19(火) 00:19:43 ID:SJhJK2lw0
- >>477
……
…………あ
【間違えた。と一瞬思った】
【大丈夫だろうか。とも思った】
【今回。青年の頭の中では魔物や自分がある程度傷つけられたところで引く予定だった】
【多数の人が恐れない為、何より関わった目の前の少女が次に誰かを襲うことが少なくなることを願い、演技をかけた……のだが、やりすぎたらしい】
「空澄! 聞いているのか空澄!! 運ぶぞ!!」
あ、ああ……運ぼう!
【鳥獣の言葉で目を覚まし、急ぎミリアを担ぎ、鳥獣の背へ乗せる】
さあ、飛べ!
【そういうと直ぐに、この場所から少し遠いところへ飛んでいった】
//おやすみなさい!
- 479 :カノン=カペルマイスター/人型(女性):2010/01/20(水) 14:02:40 ID:wFJvleNM0
- 昼下がり。
よく晴れ、しかし風の強い日の千夜ビル屋上。
そこに人影があった。
「闇の中に残る 小さな希望の欠片よ」
影は謳う。
「どんな過ちさえも 許しあえると信じたい」
寝転がり、陽の光を楽しみながら、
「誰かの為に祈る 想いが胸に残るなら」
楽しそうに楽しそうに、旋律をたどり、
「どんな過ちさえも 許しあえると信じてる――」
吹き抜ける風に音を乗せる。
- 480 :甲:2010/01/20(水) 14:08:35 ID:Kg6XtHsY0
- そんな事とは関係なく
「ふぇ――っきし!」
くしゃみをした
寒いのは外気か、懐か…
- 481 :カノン=カペルマイスター/人型(女性):2010/01/20(水) 14:17:39 ID:wFJvleNM0
- >>480
「……今どっかで誰かがくしゃみをしたような」
地獄耳を越えてもはや音波センサー状態であった。
「やっぱアレか、今は冬だから寒いとかアレか?」
まぁ俺には関係ないけど!暑さ寒さ感じないし!と割り切って日向ぼっこ続行。
コイツの脳内は常春か何かのようです。
- 482 :甲:2010/01/20(水) 14:22:23 ID:Kg6XtHsY0
- 天と地の差は大きな隔たり
上を見上げようが男はカノンに気付く事は無いだろう
雑踏の中歩く
周囲と同じペースでゆっくりと
取り立てて目的も無い休日だから
その様はまるで景色の一部だった
- 483 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 14:25:40 ID:ID57kurE0
- 右手に千夜のビルがある。自分と比べ測りようのない高さのビルは富の象徴のように見えた。
自分には縁がない場所だが、誰かがいる、と風が教えてくれる。
綺麗に整地された周辺には野良猫一匹もいないだろう。
「大きいなぁ…」
お嬢様学校を思わせる肌の露出が少ないセーラー服を着ている少女?は長めのスカートの裾が翻らないように歩く。
流石に千夜ビルを姿見にすることは憚られた。
少女?が抱いた黒猫がにゃあ、と鳴いた。
- 484 :カノン=カペルマイスター/人型(女性):2010/01/20(水) 14:35:57 ID:wFJvleNM0
- 「陽の光降り注ぐ 空を翔けよ共に、っと」
起き上がる。
んー、と伸びを一つ。
「日光浴もいいけどどっか遊びに行くのもいいよなー」
そうしよう、決めたら早い。
光翼を背に落ちる/地面にぶつかるスレスレで舞い上がる/上昇してまた落ちる/再び舞い上がる。
それを数度繰り返す。
本人はスリルを楽しんでいるつもりだが、その行為は、
「ヒャッハー!風だぁー!!」
まず間違いなく見ている人―異能慣れしていない人がこの都市にいるかは疑問だが―の心臓に悪い行為だった。
- 485 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 15:03:51 ID:ID57kurE0
- 「…ひゃわっ!」
そう、異能が住まう都市の中にも、危険極まりない行為に見慣れない者もいる。
彼女?はその一人だ。
急にビクンと体を震わせる。
そんな彼女に驚いた黒猫は、彼女?の胸から飛び降り、消えて行った。
「(あ、ありのまま起こったことを話ます。(ry)」
これ以上は見ていられない。現実から目を背けるように早足で立ち去っていった。
勿論、スカートの裾が靡かないように早足で。
- 486 :カノン=カペルマイスター/人型(女性):2010/01/20(水) 15:13:59 ID:wFJvleNM0
- >>485
声に気づく/宙でいったん静止/滞空。
……美少女?
いやまだ分からんな男の子もいるしな○にゃんとかな――と考えて見送る。
少し経って、
「高所落下……普通の都市住民は生暖かく見守ってくれるかと思ってたが」
……そう、分かりやすく言うと「ああこの人は風がないと生きていけないんだな」的な眼差しで……!!
「あれか?今は引越しとか任務とかで不慣れな住民が増えてるのか?」
俺控えめ宣言ー?などとぶつぶつ呟く姿はすごく……不審者です……
呟きの後にうんうん唸って悩んで、
「……異能都市だからといってハジケすぎるのもよくない。私はそう学びました……
ある意味笑い取れなかった俺って敗北してね?何この胸に満ちる苦い感情……?」
ヴェ○ター○オリジ○ル風に結論付け、羽ばたいていった。
その姿はどこか情けなく見えたと後に誰かが語ったそうな。
- 487 :甲:2010/01/20(水) 15:27:09 ID:Kg6XtHsY0
- 「…紐無しバンジーは笑いを取るものじゃなくて手品の類だからな…」
飛び去る背中に細目を向けて呟いたのです
今日は非番
取り立てて何の予定も無い休日
再び歩き出す背中は背景に紛れて消えた
- 488 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 16:58:08 ID:ID57kurE0
- 【公園】
野良が集まると評判の公園。
ベンチに座り、軽く息を整える。勿論スカートにシワがつかないよう押さえて座った。
あんなものを見た直後でも、スカートの裾を翻さないように早足で歩けた自分に驚いた。
鞄からペットボトルの紅茶を取り出し、飲む。
いつの間にか膝の上で野良猫が丸くなっていた。
「…あの通りにいた人たち、平然としてたな…。もしかしてあれは日常の光景の一つなのかしら」
脆弱な自分には理解が出来ない。
風の声が聞けるが風を操っているわけではない。
自然と流れ込んでくる声に耳を傾けているだけだから。
- 489 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 19:46:45 ID:ID57kurE0
- 気付けば夜も深まっている。
どうもうたた寝をしてしまったらしい。
膝の上の野良猫も、丸くなったまま眠っていた。
さらに少女が座るベンチの周りには付近の野良猫が集結していた。
目が覚めた瞬間、放送部員は野良猫に埋れた。
「…なんという幸せ空間。これでかつる!」
一匹一匹を丹念に撫でる。しかし手付きが少しイヤらしいのは気のせいか。
ペロペロと顔を舐められ、表情は幸せを噛み締めている。
- 490 :甲/ぶらり休暇旅:2010/01/20(水) 19:57:24 ID:KE2UskXwO
- 「…?」
差し掛かった公園にて
その光景を目にする
「(…集会…猫の集会って初めて見るな…)」
その辺で買ったたい焼きを口に、しばし興味を持つ
「(…しかし…)」
今日一日過ごして
「(…俺って友達いねーよなー…)」
そんな境地に立っていたり
- 491 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 20:07:16 ID:ID57kurE0
- >>490
声が聞こえた。
声の感じから若い男性。
「うふふ。そこは(舐めちゃ)だめですよ。ふふっくすぐったいです。」
この表情を見られたらいけない、と第六感が警鐘を鳴らす。
すると…
姿勢を整えたセーラー服の少女が猫を抱き微笑みかけるという絵が完成した。
- 492 :甲/ぶらり休暇旅:2010/01/20(水) 20:17:33 ID:KE2UskXwO
- >>491
「(…おお…猫の中から人が…)」
一部始終を見ていた訳じゃないけれど
その方向を向いてれば自然と視線が合ってしまい
「…君の猫?」
そのまろやかな風景に声を投げ掛ける
背は180cm行くか行かないか
肩に掛からない程の長さの黒髪にキャスケットハットを被り
ややつり上がり気味の目には黒縁のシャープなメガネを填めていた
片手にはたい焼きの紙袋
もう片方は寒そうに
空色のダウンジャケットのポケットに突っ込んでいた
- 493 :すえぞお:2010/01/20(水) 20:21:18 ID:nWKoaA8o0
- >>491
「…………」
じりじりと猫の塊に近寄る黒く巨大な影。
…ぶるぶると震えているところを見ると、どうやら暖を取りたいようだが…。
「………にゃーん」
…猫の群れに入るにはいささか無理がある。
- 494 :甲/ぶらり休暇旅:2010/01/20(水) 20:29:05 ID:KE2UskXwO
- >>493
「なーにがにゃーんでいこのスカポンタン」
その大きな背中をバシッと叩き
「よう、すえぞお」
うぐいすあんのたい焼きを投げて寄越す
- 495 :すえぞお:2010/01/20(水) 20:32:04 ID:nWKoaA8o0
- >>494
「うおっ…なんだ林田か」
どうやら素で気付いていなかったらしい。
別に夜に弱いとかそういうわけじゃあない…はず。
「いやー、山篭りはいいけどやっぱ寒くてさ
街に下りてきて暖を取ろうと思って」
ぱしっ、と前脚で器用に受け取る。
- 496 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 20:37:37 ID:ID57kurE0
- >>492
「御機嫌よう。この仔達はこの辺りに住んでいる野良猫ですよ。」
今時の人、だと思った。
背が高い割に眼鏡が似合う人だ。眼鏡でつり上がり気味の目を優しくしているのだろう。
「私はどうも猫に好かれる性質(たち)のようです。」
黒を基調としたセーラー服の少女は笑みを浮かべた。
猫に好かれる性質とは言うが、華奢な体格で黒髪に人懐っこい目は何処か犬を連想させるかもしれない。
>>493
「あwせdrftgyふじこl」
突然慌て始めた。
それもそのはず。猫と比べ巨大な影は猫とは言えない。
「なななななな…」
黒い巨大な影は恐怖という感情を連想させる。
恐怖とは未知なるもの。
正体も見破らぬ内、少女は震え始める。
- 497 :すえぞお:2010/01/20(水) 20:40:56 ID:nWKoaA8o0
- >>496
よく見るとこっちもかたかたと震えている。
闇夜に紛れて分かりづらいが、微妙に鼻水まで垂らしている。
「……あー…寒… ズビー」
中身はただのアホだが、外見と中身が一致するとは限らない。
確かに、その威圧感は並大抵のものではないだろうが…
「…ふじこ?」
- 498 :甲/ぶらり休暇中:2010/01/20(水) 20:44:58 ID:4pxPWgVg0
- >>495
「お前の知り合いに何人林田がいるんだよ」
「冬眠すれよ冬眠、トカゲとかみーんなしてる頃だろ?」
>>496
「あぁ、ごきげんよう…」
御機嫌よう、何て挨拶されたのはこれが初めてで
何となく気恥ずかしくなってみたり
「野良か、ここまで懐かせるたぁ…家でも猫を飼ってたり?」
紙袋からに手を入れ
少し思案
「ふむ」
ほどなくして白い鯛焼きを二つ取り出し
「ん」
片方を目の前の少女に差し向ける
「ああ、そこの竜はとりあえず無害だから…」
今の所は多分
と、軽く説明を
- 499 :すえぞお:2010/01/20(水) 20:47:25 ID:nWKoaA8o0
- >>498
「これは机ですか? いいえ、林田です」
要するに林田に意味は無い。
「どうにも、中途半端に体温下がるだけで完全に冬眠はできないみたいで
…待て、とりあえずとは何だとりあえずとは」
むしろ場合によっては有害だから仕方無い。
- 500 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 20:53:11 ID:ID57kurE0
- >>497
「…話してる?」
公園の街灯でようやくすえぞおの姿を把握出来た。
体高4m、尻尾を含めれば9mもの巨大な体。
先程の巨大な影から姿形を見れば、やはり怖い。
怖いものは怖い。
「大きい…」
すえぞおが寒がっている所より、未知の恐怖が少女を支配していた。
>>498
「いえ。動物を飼えない所に住んでいますので、野良猫で紛らわしているのですよ。」
知る人ぞ知るミッション系のお嬢様学校の制服。
買い食いは校則で禁止されている。
「…?よろしいのですか?」
幸か不幸か、少女のお腹が小さく鳴ったと思えば、顔を真赤にし、うつむいてしまった。
無害と言われた竜に目を向ける。しかし巨躯は恐ろしいものである。
- 501 :甲/ぶらり休暇中:2010/01/20(水) 21:00:31 ID:4pxPWgVg0
- >>499
「これは林田ですか?」
スタンダードなタイヤキを取り出し見せる
「ああ、まあ…寝てるだけってのも退屈そうだしな…近代化の波に染まった竜には」
電気が無いと生きていけない竜族に苦笑して
「食い溜めとか始められたら食糧事情が傾くじゃねーか」
悪食を極められたらとてつもなく有害っぽくて
>>500
「まぁ、遠慮せずに。買い過ぎてた所だし」
軽く笑って満足そうに手渡して
「紛らわせるって事は…懐かれるだけじゃなくて猫好きなのな」
隣のベンチに腰掛けて
「良い才能だな、役得役得」
楽しそうにその辺の猫に手を伸ばすが
案の定警戒されて離れられた
「…」
「べ、べつに悔しくねーし!」
- 502 :すえぞお:2010/01/20(水) 21:04:02 ID:nWKoaA8o0
- >>500
「…話してるけど?」
首を傾げ、少女の顔を見下ろす。
「んまぁ、今コイツが言ってくれたみたいに基本的には人畜無害…
…畜には有害かもわからんけど」
自分で言ったことをところどころ否定しつつ
ゆっくりと少女に歩み寄る。…が。
「………グルルルル…」
…最悪のタイミングで腹の虫が鳴る。
>>501
「いいえ、それは田中です」
などと言いつつ、ぱしりとそれを奪い取り口に運ぶ。
味わっているのかどうかすら怪しい。
「ぶっちゃけ、この図体じゃなけりゃあ街に居座ってんだけどなぁ…」
はぁ、とため息を吐きつつ彼の持つ紙袋に前脚を突っ込もうとする。
ずうずうしさも相変わらずだ。
「………まぁ、食おうと思えば木でも何でも」
- 503 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 21:11:13 ID:ID57kurE0
- >>501
「ありがとうございます。お返しとは言えないですが…」
鞄の中から水筒を取り出し、付属のコップに薄い緑の液体を注ぐ。
コップからは、日本茶独特の香りと湯気が出ていた。
「猫も犬も可愛いですよ。家の本棚には猫と犬コーナーがあります。これが私の才能なら嬉しいです。」
胸に飾っている朱のリボンが揺れ、甲に小さく笑みを向けた。
まだすえぞおが怖いのか、甲の近くにさり気なく寄っているのは気のせいだろう。
「残念でしたね。この仔は割と警戒感が強いようなんですよ。」
頂きます、と呟き、鯛焼きをしっぽから一口食べた。
>>502
「…貴方もお腹が空いたのですか?家庭科実習で作ったクッキーがありますけど、如何なさいますか」
巨体の割に、お腹の音を聞いたことで和んだ。
ナイスタイミングだ。
- 504 :甲/ぶらり休暇中:2010/01/20(水) 21:18:11 ID:4pxPWgVg0
- >>502
「あ!?俺の…!」
驚くのも食べられるのも一瞬の出来事で
「都市部はなぁ…車が危なくて通れやしねえ…」
苦々しい顔で同意して
――ベリ
空の紙袋が破ける
「残念、最期だ。それ捨てといてな」
キシシ、と悪戯っぽく笑む
>>503
「おー…用意周到っつーか…いや、ありがたい」
しずしずと
猫に向けて放った宙ぶらりんの手で受け取って
その佇まいに、そこはかとなく"お嬢様"を感じる
「…んー…難しいもんだな、こいつ等俺にだけ野生を向けてきやがる」
再び手を出すと華麗なネコパンチで弾かれて
「この辺に住んでんの?」
猫の動きに注意を払いながら尋ねた
- 505 :すえぞお:2010/01/20(水) 21:21:27 ID:nWKoaA8o0
- >>503
「……ん゙、ん…まぁ、ちょうど腹が減ってたとこだ」
…流石にこのタイミングで腹の虫は恥ずかしい。
「貰えんなら遠慮なく。」
首を下ろし、彼女の目線に合わせる。
>>504
「え、くれるんじゃなかったのか?」
わざとらしくとぼけた様子を見せて
「…んまぁ、車くらいじゃ大した事は無いんだが
事故起こすと大概車がひしゃげるっていうか…」
これである。
「………ん?」
見事にひっかかった。
一瞬何が起こったか理解できなかったらしく、空の紙袋をぶら下げ
「……ちっ」
舌打ちする。
- 506 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 21:31:10 ID:ID57kurE0
- >>504>>505
鯛焼き盗難事件を間近で見た少女は閃いた。
鞄から、もらい物のクッキーの箱を取り出す。女の子らしい丁寧で可愛らしいラッピングだ。
「どうぞ。これでお腹の虫の機嫌をお取りください。」
すえぞおにクッキーの箱を渡し、
「貴方の鯛焼きはなくなってしまいました。しかし、私の手の中には一匹の鯛があります。」
少し齧った尻尾の部分は自分のもの。
腹から頭を上下半分に分け、見たところの面積はほぼ同じ。
それらを二人に差し出した。
「鯛焼きを一匹食べてしまったらお腹に脂肪がついてしまいます。ですので、お二人とも協力していただけないでしょうか」
鯛焼きが嫌いなわけではない。皆で鯛焼きを味わう方法を思いついただけだ。
>>504
「いえ、今日の夜は猫と遊ぶ予定でしたので偶然持ち合わせていただけなんですよ。」
恥ずかしそうな笑みを浮かべた。
「彼らには彼らの流儀があるのでしょう。案外、野生を向けることが歓迎の意味を持つのかもしれません。」
先程割った鯛焼きを差し出した。
「この辺りなんですよ。寒くなれば家に避難です。」
- 507 :甲/ぶらり休暇中:2010/01/20(水) 21:36:19 ID:4pxPWgVg0
- >>505
「だーら、お前に当たるのが危なっかしくて車が渋滞を起こすだろって話だよ」
いけしゃあしゃあと窃盗を棚上げしようとする鼻っ面にデコピンを
「タイヤキ代金の労働だっつの、安いモンだべ?」
ほれ早く行け、とゴミ箱を指差した
>>506
「(なんて良い子―――!!?)」
彼女の提案は予想外にも程があり
一瞬、菩薩か女神か…何かそんな感じの神々しい背景が見えた気がした
見開いた目は驚きを現し
「あ」
「ありがとうごぜえまするぅう…」
恭しく賜る様は、完全に元々自分が上げた物だと言う事を忘れていた
云うまでも無くベンチの上に正座である
- 508 :すえぞお:2010/01/20(水) 21:40:03 ID:nWKoaA8o0
- >>504
「…ずいぶん丁寧に包装されてんな」
ほぉ、と左右から箱を眺めて
「……なんか悪いなァ、全部はいらんから、鯛焼きと一緒にこの半分だけ貰うよ」
器用に爪で包装を裂き、箱を開ける。
…流石に包装を破かずに開けるのは無理だったらしい。
「…つか、女性は若いうちに肉付けないとあとで大変だとか何とか」
…なんだコイツ。
>>50
「基本信号は守るから俺の責任じゃないzってあいたっ!」
いくら硬い甲殻を持っていても、感覚器官は弱いものである。
「えー…めんどくさ…」
鼻をこすりつつ、紙袋を口に運び
もっしゃもっしゃ。
- 509 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 21:42:03 ID:AnKNDkJE0
- ミャー
【一匹の野良猫が別の場所へと走っていく】
「あう〜。なんなの?」
【見るとその野良ネコは一人の包帯を巻いた少女にすり寄っていた】
- 510 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 21:49:49 ID:ID57kurE0
- >>507
「いえいえ、元々貴方から頂いたものです。趣向は違いますがクッキーを皆で分けて食べませんか?鯛焼きのお礼です。」
すえぞおが開いた包装から、数枚クッキーを取り出し、未使用のティッシュに乗せ、甲に手渡す。
猫を抱いた腕は動かしていない。
「紅茶があれば、お茶会になりそうですね。」
小さな微笑を浮かべた。
>>508
「可愛いでしょう?可愛いもの好きの友人が作ってくれたのです。」
包装が裂かれたのは残念だが仕方がない。
「そういいますけれど、スタイル維持も女性の定めなのです。時折、二律背反が悲しいのですよ。」
苦笑を向けた。
スタイルの維持も大事だが、女性としての将来も大事だ。
>>509
風に乗った声は聞こえた。
「あらあら…珍しいですね。」
- 511 :すえぞお:2010/01/20(水) 21:56:25 ID:nWKoaA8o0
- >>509
「…………」
「……お、懐かしい顔が」
猫の行き先を目で追うと、そこには久々に見る少女の姿が。
>>510
「へぇ、なるほどなぁ…」
ちょっと申し訳なさそうにしつつ。
「んー…面倒臭いもんだな…
ま、ダイエットは健康を損なわない程度にな?」
…一応他人を気遣う程度の事はするらしい。
- 512 :甲/ぶらり休暇中:2010/01/20(水) 22:01:17 ID:4pxPWgVg0
- >>508
「竜種が往来を闊歩するようになったらさ、道路交通法も改正せざるを得なくなるだろうよ」
あと道も広くなるかもな、と言った所で
「鼻水ついた」
指とすえぞおの鼻とに透明の橋が架かった
>>510
「――…おちゃかい…」
お茶会、ティーパーティー、爽やかな午後のひととき
その言葉を発した少女の向こうには何かそういう男子の憧れ的なシチュエーションが拡がっている
……気がした
「…いやはや、様になる奴が口にすると…良いものだなぁ…」
二十代も後半の男
かさかさしかけた心にほどよい潤いが戻って来るのを感じましたとさ
クッキーをひとつまみ
ほっこりした心持ちで味わって
「んまい…」
和みに、和む
ピピッピピッピピ
そんなひと時を終わらせたのは、無機質なアラーム音で
「………時間か…もう戻らなきゃ、な」
休暇終了の合図
それを受けてベンチから立ち上がり、大きく伸び
「ん、非常ーに…リフレッシュさせて貰った、ありがとな」
帽子を被り直し、少女に礼
「俺は甲(カブト)、繁華街入り口の交番に勤めてっからよ、困ったら相談に来てくれな」
ニヤリと笑って見せると踵を返す
「じゃーなすえぞお」
ぱん、と旧知の友の背を叩き
後ろでに手を振って、その場を後にした
クッキーは包んで、大事そうにポケットに仕舞って――
//落ち!
- 513 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 22:02:04 ID:AnKNDkJE0
- >>510
「あうあう〜かわいなの〜」
【しゃがみ込んで猫をナデナデする少女】
「あう?いっぱいあそこにいるなの〜」
【放送委員のほうに目を向けて微笑んだ】
「こんばんわなの〜」
>>511
「あう?もしかして」
【見覚えのある顔を見て少し嬉しそうな顔をする】
「ひさしぶりなの〜『すえぞお』なの〜!」
【笑ってあいさつした】
- 514 :すえぞお:2010/01/20(水) 22:05:21 ID:nWKoaA8o0
- >>512
「つか交通法を改正するべき」
むしろ改正しないほうがおかしい、といった態度で
「………ズビー」
彼の背を眺めながら、鼻水をすする。
結局暖は取れずじまいだし、そろそろ帰ろうかな、とか考えつつ。
//おつ!
- 515 :すえぞお:2010/01/20(水) 22:07:59 ID:nWKoaA8o0
- >>513
「おう、久し振り…って」
「…………」
少女を見下ろす。
「…あれ、お前成長してなくね?」
- 516 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 22:10:13 ID:ID57kurE0
- >>511
「ええ、勿論です。最近は運動に切り替えようかと思ったりもしています。その方が健康的でしょう?」
クッキーを食べて、美味しい…と目を閉じ味わう。
>>512
「御機嫌よう、甲さん。お仕事頑張ってください」
笑みを浮かべ、小さく手を振った。
//おつ。絡んでくれてありがとうございます!
>>513
「御機嫌よう。貴方も猫が好きなんですか?」
猫に取り囲まれている、黒いセーラー服少女を着た少女。
10才くらいの幼い少女が見えた。年相応の話し言葉だ。
- 517 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 22:13:58 ID:AnKNDkJE0
- >>515
「あう?『すえぞお』だってあんまりかわってないなの!」
【首をかしげながら言う。】
【自分とすえぞおの間にどの程度の時間の開きがあるのか分からない様だ】
>>516
「うん!だいすきなの!」
【対する少女は口調から更に幼げな感じがする】
「でもこんなにねこさんいっぱいあつまるところだったのしらなかったの」
【ミャーミャーいう猫を抱えて集まっている猫を見て微笑む】
- 518 :すえぞお:2010/01/20(水) 22:19:04 ID:nWKoaA8o0
- >>516
「んだな、そっちのがいいよ」
「………んまい」
もさもさとクッキーを食べながら
ふと、寒空を見上げて
「…寒いなぁ、そろそろ帰るか」
白い息を吐き出し、くるりと背を向けて
>>517
「…昔と比べてだいぶデカくなったぞ、俺は」
そう言うと、少女の頭に手を乗せて
軽くわしゃわしゃと頭を撫でてやり
「んじゃあ、俺もそろそろ帰るわ んじゃーな」
山の方へと飛び立ち、闇夜に溶け込むように消えていった。
- 519 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 22:21:50 ID:ID57kurE0
- >>517
「ふかふかもふもふで可愛いですものね。」
少女に懐く猫を見て、微笑を浮かべた。
「猫さん達は気まぐれで無口だから、お友達と会っても口数が少ないんだと思いますよ。」
子供に話しかけるように、噛み砕いたつもりだがどうだろうか。
>>518
「御機嫌よう」
飛び立つ姿は正に竜と呼ぶにふさわしい姿だった。
いくらここが異能都市とはいえ、流石に竜が道を闊歩することはないだろう。
闇夜に溶けて見えなくなるまでごく短な時間だったが、セーラー服の少女は笑みを浮かべ手を振った。
- 520 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 22:26:36 ID:AnKNDkJE0
- >>518
「あう〜!おっきいなの〜。
まえよりもっとおおきいなの?」
【ニコニコしながら髪を撫でられて】
「あう〜またねなの〜」
【手を振りながら見送って行った】
>>519
「うん!ふかふかなの〜」
【ナデナデし続ける】
「そうなのかなの〜。いろいろしゃべってないのかなの〜…
ちょっとみんなたのしそうなんだけどなの…」
【じーっと猫たちを見ながら呟く】
- 521 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 22:36:15 ID:ID57kurE0
- >>520
猫を可愛がる少女は絵になると思いながら、ディスと猫のスキンシップを見つめる。
「猫さんには猫さん同士で話しているんだと思いますよ。外国語と一緒で当人たちしか分からないようなものなのでしょう」
放送部員の周りには猫がいる。
だが、皆が皆、放送部員を見ているわけでは無く、それぞれ別の方向を見たり、地面に伏せていたり様々だ。
それこそ彼らの生き方では無いかと放送部員は思う。
「ほら、見てください。貴方の傍にいる猫さんはとっても楽しそうな顔をしていますよ。」
放送部員はディスに笑みを向けた。
- 522 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 22:40:08 ID:AnKNDkJE0
- >>521
「あう〜…そっかなの。うん、なんだかみんなおはなししてるみたいなの。」
【いろんな方向を見る猫を見て微笑む】
「あう?あう〜。いいこなの〜」
【猫の顔を見てこちらもまた楽しそうにほほ笑んだ】
- 523 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/01/20(水) 22:41:31 ID:SJhJK2lw0
- ――ジャラ…ジャラ……
【足音に混じり、金属が引き摺られる音が聞こえる】
……
【少女の腰には鎖が巻かれ、それが音を立てているようだ】
- 524 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 22:48:50 ID:ID57kurE0
- >>522
「この辺りの猫さんは皆良い子ばかりですよ。それに甘え方が上手なんですよ。」
擦り寄り方ひとつ取ってみてもそうだろう。
興味を引こうとする姿が愛らしい。
>>523
確かに金属がアスファルトとすれ合う音を耳にした。
しかし、この音は『不穏』な音。
いざとなれば、この子(ディス)を連れて…
- 525 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 22:53:55 ID:AnKNDkJE0
- >>523
「あう?なんのおとかなの」
【ふと鎖の引きずられる音を聞いて振り返る】
「だれなんだろなの…」
【そこにいる少女を見て首をかしげる】
>>524
「うん、おじょうずなの〜…
だってこんなにかわいいなの」
【微笑みながら撫で続ける】
「いいこだよねなの。みんないいこなの〜」
- 526 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/01/20(水) 22:56:55 ID:SJhJK2lw0
- >>524
【身形さえ黒く、背中に大きな剣を持っては居るけれど険悪は雰囲気は無く】
……?
【少女の視線は放送部員の足もとの猫へ向けられているようだ】
>>525
……
【猫へと向けられていた視線は動き、ディスへと移る】
【そこに一切の顔の動きは無く】
【その少女は顔立ちが、服装が、似ている】
- 527 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 23:01:13 ID:ID57kurE0
- >>525
「猫さんも可愛いけれど、犬さんも可愛いですよ。」
自分の膝の上の猫を撫でた。
コイツまだ寝てやがる。
>>526
「御機嫌よう。貴方も…」
少女(シャオ)と少女(ディス)は似ていると思った。
「あれ?双子の姉妹か何かですか?」
背中の大きな剣と腰の鎖は見なかったことにしたい。
自分はドンパチ出来ないからだ。
- 528 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 23:07:43 ID:AnKNDkJE0
- >>526
「ん?…こんばんわなの」
【ひとまずあいさつを交わすディス】
「…あう?だれかににてるなの…」
【何か見覚えがあるかのように呟いた】
>>527
「あうあう〜。いぬさんも『でぃす』だいすきなの〜!
いぬさんはここにはこないのかなの?」
【微笑みながら言う】
- 529 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/01/20(水) 23:19:55 ID:SJhJK2lw0
- >>527
ごきげんよう
【機械的に、ただ頭を下げる】
【長めのコートを着込んでおり、膝下までを覆っている】
【長い髪を大きな布で巻いて、纏めている。髪の色は紫】
>>528
こんばんは……
【やはり、表情の変化は少なく、目が若干細めたように感じる】
……どうか、した?
【声質、高さ。それも以前ゼオラと名乗った少女と似ていた】
- 530 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 23:25:15 ID:ID57kurE0
- >>528
「犬さんは人と住んでいるから朝方か夕方になれば、飼い主と一緒に散歩していると思いますよ。」
笑みを浮かべ、優しく伝えた。
「犬さんはたくさんの種類がいます。大きな犬だと貴方も乗れるんじゃないでしょうか。」
幼い子は可愛い。
ディスの頭を撫でて、再び優しく伝える。
>>529
都市の割には、都市とは似つかわない格好の少女に笑みを浮かべる。
「少し寒い夜ですね。ところで貴方も猫が好きな方ですか?」
自分から話しかけられるのは少し怖い。
少女は見るからにドンパチする用の得物を持っている。
それに見ず知らずの自分より、ディスという少女に用がありそうな感じだ。
ここは引くべきか、否か
- 531 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 23:29:16 ID:AnKNDkJE0
- >>529
「あう〜…その、『ぜおら』ににてるとおもってなの…」
【じっと見ながら言う】
「…でもちょっとちがうなの」
>>530
「あうあうー、いっしょにおさんぽしたいなの」
【嬉しそうに言った】
「あう?のれるなの?すごいの!のってみたいなの〜」
【大きさを想像しながら微笑んだ】
- 532 :シャオ・リオン=アドヴァルド:2010/01/20(水) 23:36:13 ID:SJhJK2lw0
- >>530
ね……こ……?
【先ほどから猫に対し向けられていた視線】
【それは明らかに猫を始めてみる者の視線だった】
>>531
お前、知ってる……
【同じく、視線はディス一直線】
帰る……
【二人に一度づつ、視線を向けると自分の影に沈むように消えてしまった】
- 533 :放送部員 ◆fg6BYHE9X.:2010/01/20(水) 23:40:43 ID:ID57kurE0
- >>531
「ええ、犬さんと飼い主さんが優しい人なら、乗せてくれるかもしれません。」
笑みを浮かべた。
「でも、いきなり乗せて、では無理だと思います。何度も何度も遊んでからがいいでしょうね。」
自分の膝の上で眠る猫の背を撫でて。
放送部員の傍に集まった猫たちは各々の行動を開始し始めた。
>>532
「猫を触りたかったら、またここに来て下さい。多分、私がいますから。」
自分の中の勇気を絞り出し、声に出した。
影に消えるシャオには届いているか分からないが。
「御機嫌よう。良い夢を。」
影に沈む寸前、放送部員は少女に手を振った。
「私もそろそろ帰りますね。」
膝の上で眠る猫をどかし、帰り支度をして夜の街に消えていく。
- 534 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/20(水) 23:45:47 ID:AnKNDkJE0
- >>532
「あう?しってるなの?
だれ…あ」
【消え去ったのを見て】
「いったいだれなかなの…」
【首をかしげた】
>>533
「そっかなの〜…そのいぬさんとなかよくなれればできるかなの〜」
【微笑みながら言うと】
「あう〜!またねなの!」
【笑いながら見送った】
「ねこさん!またねなの〜!」
【しばらく猫と一緒にいたが…そのあと帰って行った】
- 535 :ヴァイス:2010/01/21(木) 20:39:14 ID:cReunW3Y0
- 「せっぷってんっばー よろしくー」デデッデデーデッ デデッデデーデッ
「らーいーげつからー よろしくー」デデッデデーデッ デデッデデーデッ
「おれのったーいよおがー あっつーいかっらー」テレレーレレレ
「もーさーもさー うぉーをーををーをー♪」デデッデデッ
解る人には解る歌である。
テンション高めに、しかし無表情のまま歌いながらのろのろ低空飛行。
- 536 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 20:57:36 ID:AnKNDkJE0
- 「ふぁ〜」
【公園のベンチの上で、やる気なさげなあくびをする少女】
「……おなかすいたなの…」
【ついでにお腹も鳴った】
- 537 :ヴァイス:2010/01/21(木) 21:01:31 ID:cReunW3Y0
- >>536
「……お腹が空いたのならお菓子を食べればいいじゃない」
用法がいろいろ間違っているのはご愛敬です。
ぃょぅ、と低い空をねりねり飛んでいる青年が声をかけてきた。
- 538 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 21:04:29 ID:AnKNDkJE0
- >>537
「あう〜そっかなの〜!おかしなの!」
【ぽん、と手をたたくが】
「…でもおかしももってないなの〜」
【直ぐまたため息を吐いた】
「……あう?うえからなの」
【そのあと、驚いて上を見上げる】
- 539 :ヴァイス:2010/01/21(木) 21:08:54 ID:cReunW3Y0
- >>538
ぬるぬる、だとかそういう滑り気のある飛行法でゆるゆる降りてくる。
「……すぐ腹減るんならさ、でっけー鞄でも持ってそれに食い物詰めこんどきゃいいんじゃね」
鞄を買うだけの金を持っているのかは知らねぇけどさ。と付け加えた。
- 540 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 21:13:05 ID:AnKNDkJE0
- >>539
「あう〜。やっぱりそうしたほうがいいなの…
たのんでみるなの〜!」
【うんうん、と頷く】
「あう〜こんばんわなの〜」
- 541 :ヴァイス:2010/01/21(木) 21:17:10 ID:cReunW3Y0
- >>540
「はいドーモ今晩は。はうあーゆー……って、腹が減ってるんだったっけな」
くあぁ、と欠伸をひとつ。
生理的に滲む涙をぐっと拭う。
「何してんだ。夜遊びはよくないデスヨー」
- 542 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 21:20:21 ID:AnKNDkJE0
- >>541
「あうあう〜…おなかすいたの…
よるおそとはあぶないよねなの」
【うんうん、と頷いてベンチから立つ】
「どこかにごはんたべるところないかなの…」
【う〜ん、と匂いを頼りにあたりを見回す】
- 543 :ヴァイス:2010/01/21(木) 21:27:00 ID:cReunW3Y0
- >>542
「なんかさー、お前ってふらふら路地裏に入って行きそーだからこえーんだよねー。
あとは食い物に釣られてホイホイ誘拐とか。ありそうでマジ怖い」
もしもそんなことになったら吸血鬼の少女が物凄い面相で飛んでくるんだろうが、な。
「……街行けば食い物屋ぐらいいくらでもあるだろうけど。
残念ながら金が無いので奢れない」
ごめーんね。と可愛らしいポーズ(ただし無表情)で謝った。
- 544 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 21:31:04 ID:AnKNDkJE0
- >>543
「あうあう〜…あぶないことがあったら
そこにはいかないなの。においでわかるからなの〜」
【大丈夫、という風に言う】
「あう〜…おかねないなの〜?
…『でぃす』もきょうはないなの…」
【がっくりと言った表情で再び座る…】
- 545 :ヴァイス:2010/01/21(木) 21:34:51 ID:cReunW3Y0
- >>544
「匂い……で解るモンなのか……」
マジパネェ、とかなんとか思って嗅覚について考え直す青年であった。
「それ以前にあったとしても100パーセント足りないよね。
メガ盛り店でも探さないと俺破産しちゃうよね」
- 546 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 21:39:24 ID:AnKNDkJE0
- >>545
「そういうところ、ちょっといやなにおいがするなの!」
【肯定するように首を縦に振る】
「あう〜…おかねいっぱいいるなの…
たいへんたいへんなの…」
【どうしよう、という表情だ】
- 547 :ヴァイス:2010/01/21(木) 21:43:01 ID:cReunW3Y0
- >>546
「……アレか、悪意を感覚で捉える事が出来るって奴か」
獣のように育ったか。はたまた「そうなるようにつくられた」か。
そういうことなんだろうな、となんとなくは思ったが、口には出さなかった。
「今までどうしてたのかがマジで不思議……
狩りして生きてた? か、金持ちに愛された?」
そういえばこの少女のことは名前しか知らないのだ、自分は。
適当に訊いてみた。
- 548 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 21:46:44 ID:AnKNDkJE0
- >>547
「うーん、むずかしいことしらないけどそうなのかなの…」
【不思議そうに言う】
「あう〜…『ろざりあ』のおうちにすませてもらってるなの〜
そのまえはいっぱいいろんなことあったけど…」
【しばらく考える】
「う〜ん…おもいだせないなの…ずっとまえのことがなの…」
- 549 :ヴァイス:2010/01/21(木) 21:51:50 ID:cReunW3Y0
- >>548
「ろざりあ。なんか金持ちっぽい名前」
かくんと首を傾げ、少女の話を聞く。
「思い出せない。ずっとまえ。
……その、ずっと前のことって、思い出してみたい?」
男のものにしては長めの、白い睫がすっと下りる。
目を細めて、話を聞く。
- 550 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 21:55:15 ID:AnKNDkJE0
- >>549
「あうあう、それはわからないけどなの…」
【ふーむ、と考えてから言う】
「………おもいだしたいけど…
そしたらなんだかたいへんなことになるようなきがするなの…」
【若干不安げな顔だ】
- 551 :ヴァイス:2010/01/21(木) 21:59:57 ID:cReunW3Y0
- >>550
「そっかぁ」
ぽすり、
自分の手を少女の頭に乗せた。
「思い出したら大変。何が大変なんだか。
まあ、不安なら思い出さなくてもいいんだろうさ」
それがあなたにとってのシアワセならば、それでいいさ。
くしゃりくしゃり、と少女の髪を梳く。
- 552 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 22:03:04 ID:AnKNDkJE0
- >>551
「あう」
【頭に手を載せられ、くしゃくしゃされて】
「うん…いまがしあわせだから・・・なの…」
【少し嬉しそうな表情だ】
- 553 :ヴァイス:2010/01/21(木) 22:07:38 ID:cReunW3Y0
- >>552
「シアワセ。いいねーいいねーどんどんシアワセになってくれ。
そしたら俺の仕事が減るから」
仕事なんてほとんどしていない奴が何を言うか。
おまけにバイトまで始めたくせに。だとかなんとか天から言葉が降って来たりそうでもなかったり。
「ディスは、なにがシアワセ?
旨いもの喰ってたらシアワセ? 天気が晴れだったらシアワセ?
俺は最近そこらへん麻痺してよく解んなくなってきた」
- 554 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 22:11:37 ID:AnKNDkJE0
- >>553
「あう・・・『でぃす』のしあわせ」
【考え始める】
「うん・・・それもそれもしあわせなの…
でもいちばんしあわせなのは」
【軽く微笑んで言った】
「ひとりじゃないことかなの…」
- 555 :ヴァイス:2010/01/21(木) 22:15:04 ID:cReunW3Y0
- >>554
「ひとりじゃないことかあ」
そっかあ、なら、
「じゃあ、お前はこれから先不幸になりそうにないな」
いいなあ。
彼は羨ましそうな白に、ほんの少しだけ悲しそうなブルーグレーを混ぜて、
ふっと笑うのだった。
- 556 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/21(木) 22:21:16 ID:AnKNDkJE0
- >>555
「うん、これからもしあわせがいいなの!」
【にっこりほほ笑んで言う】
「・・・あう〜・・・やっぱりおなかすいたの…
『でぃす』はおうちにかえるなの」
【そう言ってベンチを立つと】
「またねなの〜・・・えっと・・・『ばいす』なの〜!」
【名前を微妙な発音にしながら、その場を去って行った】
- 557 :ヴァイス:2010/01/21(木) 22:25:28 ID:cReunW3Y0
- >>556
「……ん、また、ね」
微妙な色の笑みを浮かべながら、ゆるゆると手を振る。
「……いいなあ」
ぽつ、
ちいさく言葉を吐きだした。誰にも届かないひとりごと。
- 558 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/21(木) 23:11:49 ID:HnkBBDEo0
- 「ゆらぁり、と」
フラフラした足取りで路地を歩く一人の男。
一見すれば覚束ない足取りで、しかし異様な殺気を放ちながら。
「ったく、最近は寂れたモンだぜ。
ロクに獲物が歩いていりゃしねぇ」
まだ血に濡れていない刀身は、鉄の味を求めて鳴る。
「さて、どぉおしたもんかねぇえ」
- 559 :イメル:2010/01/21(木) 23:15:03 ID:cReunW3Y0
- てってって。
ジャンケンに負けた彼女は、コンビニまでアイスを買いに行っていた。
「く……なんだよ、コタツでアイスを食べないと死んでしまう病って……」
発症者:小夜
- 560 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/21(木) 23:20:05 ID:HnkBBDEo0
- >>559
「んんん?」
視界の先に見える、見覚えのある姿。
「……あー、アイツかー。
この際、アイツでもいいよな。
ちょっとした縁で付き合い長くなっちまったが――」
跳躍。
10メートルはあるんじゃないかという距離を、助走無しで一気に飛び上がる。
なんのことはない、人間でも体に十分な柔軟性があれば出来る、しかし難しい技だ。
「――ま、ここが潮時ってことで……ぇぇええええいッ!!!」
煌々と辺りを照らす街灯の光を遮り、辻斬りが彼女へと銀色に閃く殺意を抜き放った。
- 561 :イメル:2010/01/21(木) 23:26:50 ID:cReunW3Y0
- >>560
「だいたいアイツは我儘すぎなんだよ……アイスをわざわざコタツで喰うなん……」
「て?」
地面を蹴る音が聞こえた。
聞こえた先を見てみたら、そこにあったのは跳躍したものの影だけだった。
そこから視線を上にあげてみたら、
「――ッ!!」
銀色の殺意が、自分に向かって飛んできていた。
きゅっと体を縮めて、屈む。地面を転がる。
「……な、お前は、……」
- 562 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/21(木) 23:29:42 ID:HnkBBDEo0
- >>561
「ち、ぃぃぃいいいいいい……」
着地l。
刀身を鞘に押し込み、イラついたように歯の間から息を吐き出した。
「ったく、相変わらずドン臭いのかカンがいいのかわかんねー奴だ。
よぉ? 久しぶりかぁあ?」
斬りかかったことなんて気にしてない様子で普通に挨拶をする緑髪の男。
- 563 :イメル:2010/01/21(木) 23:32:39 ID:cReunW3Y0
- >>562
「お前は……!」
あれだけ珍しい体験を共にした男なのだ。
忘れる訳はない。そう、ないのだ。
「……お前は……」
忘れる訳、は、
「……え、ごめん、誰……? 吉井……?」
――奇しくも、あった。
- 564 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/21(木) 23:37:28 ID:HnkBBDEo0
- >>563
「犬なのにトリ頭かテメェ……」
鞘に手が伸びる。
「ああくそ、やっぱり斬る。お前斬る。
ムカつく。何故か知らないけどすんげームカつく!」
殺意が先程の倍ぐらいにまで膨れ上がった。
「忘れたとは言わせねぇぞイメェェエエルゥゥウウウウウウ!!!」
- 565 :イメル:2010/01/21(木) 23:41:16 ID:cReunW3Y0
- >>564
「えっ嘘吉井じゃないの!? 最近スカイ●ークでバイト始めた方の吉井かと思った!!
ごめん!!」
なんでおこってるのこのひとこわい!! とでも言わんばかりに、
耳をへたりと伏せている。
「誰だよ!! 吉井じゃないなら誰だよ!! もう吉井でいいじゃん!!」
もう吉井で定着させたいらしい。
- 566 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/21(木) 23:49:32 ID:HnkBBDEo0
- >>565
「吉井誰だよ!
なんで俺が『クラスじゃお調子者で勉強もまぁまぁ。目立つわけでもなく卒業アルバムじゃ端っこにいるタイプNo.4』みたいな名前なんだよ!
ふざけんな!
死ね! つーか殺す! 殺すから死ね!!」
物騒なことを叫びつつ、感情に任せて鞘から刀を抜き放つ。
刀身は見えない程の凄まじいスピードで振り回され、
銀色の反射光が緑乃壱の周囲で何匹ものツバメのように舞う。
一瞬にして緑乃壱から半径五メートル程度の距離にある街灯や看板が残骸と化した。
それら全てが抜き打ちによるもの。
全ての斬撃は、一太刀斬る度に鞘に戻している。
「あああああもう!
緑乃壱だ! りょ! く! の! い! ち!」
- 567 :イメル:2010/01/21(木) 23:54:02 ID:cReunW3Y0
- >>566
「怖い! 怖いからやめて! 怒りを鎮めよ!!」
お前が怒らせているのである。
「えっ、ちょっと待って……」
脳内検索中。しばらくお待ちください……
「……あーあーあー。はいはい思い出した、緑乃壱!
なんか一緒にバケモノタクシー乗った奴か!」
- 568 :ブリッツ・アーレント:2010/01/21(木) 23:57:59 ID:nWKoaA8o0
- 「あー…寒ぃ寒ぃ…」
鬱々とした様子で夜道を歩くトカゲ男が一人。
「…はぁ、ただでさえ寒いのにまた寒くなんのか…」
ぶつくさと呟きながら、二人の横を通り過ぎようとするが
ふと気付くと、周囲の物体が細切れになっているではないか。
「………は?」
- 569 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/21(木) 23:58:11 ID:HnkBBDEo0
- >>567
「やっと思い出したかてめぇええええええああああ!!!」
――ズダァアアアアアアアアンッ
ビル一つを斬り倒したところで、やっと鞘から手を離す。
「ああもう、なんか疲れた。
辻斬ってやろうかと思ったけど……今日はもういいわ」
- 570 :イメル:2010/01/22(金) 00:01:07 ID:cReunW3Y0
- >>568
何ともいえぬ微妙な顔をした狼女と、激怒した緑頭がそこにいる。
>>569
「えっこれ、私が悪いのか……」
釈然としない表情しやがる。
そしてぽつり、
「なんだよカルシウム足りてないんじゃないのか、苔頭」
あんまりだ。
- 571 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/22(金) 00:04:36 ID:HnkBBDEo0
- >>568
「ああぁぁあ? なんだテメェ、文句あんのか?」
細切れにした張本人が、暴力的な視線をブリッツへと送る。
>>570
「〜〜〜〜〜ッ!!」
無言で切り刻んだコンクリートをイメルに向けて蹴り飛ばした。
「……ッ。
くそ、なんなんだテメェえは。いつも俺の調子を悉く崩す……っつーか、
完膚なきまでに破壊してくれやがる」
- 572 :ブリッツ・アーレント:2010/01/22(金) 00:06:31 ID:nWKoaA8o0
- >>570
「…あ…えーとだな…」
ふと二人の方に目を向ける。
「どういう事だ、これは」
何が起きたのかわかっていないようで、
とりあえず話の通じそうな狼女に説明を求めた。
>>571
「………ん?」
文句というか、状況が飲み込めていない。
- 573 :イメル:2010/01/22(金) 00:09:30 ID:cReunW3Y0
- >>571
「いったい!」
がん、とクリーンヒット。腕で守ったけど。
「え、破壊……? なにを……?」
自覚は全くない様子。
>>572
「なんかこいつのこと私が忘れたらこいつが怒って斬りまくった」
日本語でおk
- 574 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/22(金) 00:12:25 ID:HnkBBDEo0
- >>572
「ああ? なんだこのトボけたツラは?
トカゲみたいな顔しやがって!!」
イラついているせいか、言動がもはやただのヤンキーである。
「ああもう、今日は辻斬る気すらしねぇ……」
>>573
「ああもう、この天然ボケ気質が!
こういう奴が一番面倒なんだよぉぉぉおおあああああああ!!!」
頭を抱えてZEKKYO。
「もういい、わかった。
お前とは一度、決着をつけなきゃいけねぇみたいだなオォォオイ」
- 575 :ブリッツ・アーレント:2010/01/22(金) 00:16:08 ID:nWKoaA8o0
- >>573
「…はー…なるほど、さっぱりわかんねぇ」
さっぱりわかんねぇ。
「とりあえず、要するにだ
コイツがこの状況の犯人なわけか?」
とは言ったが、何とか大まかな状況は飲み込めたようだ。
>>574
「………あ゙?」
NGワードだったらしく、急に機嫌を悪くしたようで
ずいずいと彼に歩み寄り、間近でガンを飛ばす。
「辻斬りだぁ?人様の迷惑ぐらい考えろや、オラ」
相手の口調に影響されてか、こちらももはやただのヤンキーだ。
- 576 :イメル:2010/01/22(金) 00:18:34 ID:cReunW3Y0
- >>574
「決着……?」
思い浮かぶのは、吹き曝しの岡で学ラン来た二人が睨みあう風景。
「学ラン着なくちゃいけないのか?」
ザ・的外れ発言。
>>575
「うん、こいつが斬ってる」
だからこいつ大人しくさせてくれ。ぶっちゃけ怖いから。
とでも言いたそうな目で懇願。
- 577 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/22(金) 00:22:16 ID:HnkBBDEo0
- >>575
「あああああやるかゴルァ!?
こちとら辻斬るのが生きがいなんだよテメェええ!!」
ガン、と、相手の額に自分の額をつけて至近距離で睨む。
「そもそもナニモンだお前はォォオオイ?!」
>>576
「勝手に着ろよ!!!」
劇画になってツッコミ。
「お前は一度、カンペキに敗北させて絶望の淵にダンクした後、
じっくりキッチリ殺してやりてぇからなぁ……どうしてやろうかなぁあああ……」
- 578 :ブリッツ・アーレント:2010/01/22(金) 00:26:48 ID:nWKoaA8o0
- >>576
「なるほど、よーくわかった…」
そう言うと、緑乃壱の方に振り向き
明らかに敵意満々な笑みを見せる。
>>577
「うるせぇ!トカゲとか言って良い事悪いことあるだろうがボケェ!!」
「てめぇこそ何物だァ?素性を聞くならまずは自分からだろうがよォ…」
眉間に皺を寄せ、彼の胸倉に掴みかかる。
…既に体表に帯電しつつあり、まさに一触即発な状態。
- 579 :イメル:2010/01/22(金) 00:32:33 ID:cReunW3Y0
- >>577
「敗北?」
その単語にぴくりと耳が反応する。
「私が、お前にか? ふ、甘く見るなよ。
私は誇り高き狼のけちゅじょ……血族なのだから」
やっぱり噛んでしまうのである。
「暇ができたら手紙でも寄越せ。箱庭で待っててやる。はい住所」
さらさらと神羽荘の住所を紙に書き(字は汚い)、投げて渡した。
>>578
「うんうん、そのままケンカしててくれ……」
すすすす、と無責任にフェードアウトするのであった。
- 580 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/22(金) 00:37:15 ID:HnkBBDEo0
- >>578
「ああ? どっからどー見たってトカゲだろーぉぉおおが!!」
負けじと右手で相手の胸倉を掴む。
「俺? 仕方ねぇ、名乗ってやらぁあよ。
俺は緑乃壱源重朗瞑助! これからてめぇの首の持ち主になる男だ!
覚えとけ!!」
>>579
「……解読に時間かかりそうだなこりゃ」
紙を受け取りつつ、軽く溜息を吐いたのであった。
- 581 :ブリッツ・アーレント:2010/01/22(金) 00:41:17 ID:nWKoaA8o0
- >>579
「…………」
「………けちゅじょく(笑)」
きっちり反応するものは反応する。
>>580
「トカゲじゃねぇ!竜人だ!りゅ・う・じ・ん!!」
ぶっちゃけそこまで拘る必要性はあるのか。
「るせぇこの葉緑素野郎!そもそも何だその髪!
俺はブリッツ・アーレント!自然公園の監視員だ!」
なんだか訳が分からなくなってきた。
- 582 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2010/01/22(金) 00:46:14 ID:HnkBBDEo0
- >>581
「てめぇ……よりによって『葉緑素』だぁ?!
よーし決めた! 今からてめぇーを細切れにだな……」
『おまわりさーん、あっちでーす』
いくら人通りの少ない路地でも、これだけ騒げば人は集まるらしく、
既に一般人によって「街で喧嘩が起きている」と警察に通報されていたのであった。
「やっべぇサツだッ!!」
辻斬りである緑乃壱がもちろん警察を好む筈がなく、急にきびすを返して猛ダッシュ。
「ブリッツだな?! 覚えたぜてめぇ、絶対になます切りにしてやらぁー!
覚えてろー!!」
最後に捨て台詞を放ち、緑乃壱は夜の街の闇の中に消えてしまった。
- 583 :ブリッツ・アーレント:2010/01/22(金) 00:51:00 ID:nWKoaA8o0
- >>582
「クロロフィルのが良かったか?あァ!?」
「…って…あ、てめっ!」
今にも手を出しそうな様子だったが、流石に警察が来たとなれば話は別だ。
事情聴取だけで済むだろうが、何かあったら仕事に響く。
「…くっそ、次会ったら消し炭にしてやる!
七輪用意して待ってやがれー!!」
……捨て台詞が思いつかなかったとか何とか。
緑乃壱とは反対方向に消えていった。
- 584 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/24(日) 01:42:31 ID:HnkBBDEo0
- 夜。
二人は店の中で晩酌をしていた。
『いいの? 一応まだ営業時間だけど』
心配そうな声と共に、コップに液体を注ぐ少女。
「いいんだよ。どーせもう誰も来ないさ。
来たとしてもバイトに任せりゃいい」
少女の手から注がれる酒を口にし、クロスは刺身をつまむ。
酒と言っても、ドクペ割だが。
「あ、そうそう。昨晩の出来事があって思ったんだが」
『ああ、エキドナの暴走を止めに行ったアレ?
もう……ああいうのはそろそろ止めたらどうですか?
いちいち心配するこっちの身にもなって下さい』
「とか言いつつ、お前は止めないんだろ?」
『止めて止まる人ではないって事ぐらい知ってます』
「とか言いつつ、お前は帰りを待ってくれるんだろ?」
『妻ですから』
「うん、そこでだ」
クロスはごそごそとポケットから小箱を取り出し、テーブルの上に置いた。
『?』
「前は逃げられたが、もう一度言う。
やっぱりお前しかいない。
結婚してくれ」
立ち上がろうとした少女をクロスは手で掴んで引きとめた。
「待て、逃げるな。真面目な話だ」
『いや、その……』
「前回も思ったんだがお前……もしかして……」
『いや、違います。嫌いってことじゃないんです。
結婚が嫌なわけじゃないんです。ただ……』
「ただ?」
少女は目を逸らして言う。
『その……今更……恥ずかしくて……』
「うわ、お前ムカつくくらい可愛いな」
『だって仕方ないじゃないですか!
今までが今までですよ?!』
「確かに、今まで『ただの恋人兼同居人』だったのが、いきなり夫婦になるんだもんなぁ」
『妻だって「言い張ってる」分にはいいですが……それが実現するとなると……』
「恥ずかしい?」
『恥ずかしいというか……』
顔を逸らす。
「どうした?」
『その……止まらないんです、ニヤケ笑いが』
「よし、結婚しようか」
『っていうか!』
ビシィッと黒瑪瑙はクロスを指差す。
『結婚って言うからには、ちゃんと式は挙げるんでしょうね!?』
「既に教会を予約したッ!!」
『ウエディングドレスはあるんでしょうね!?』
「既に作った!!」
じゃーん、という効果音を言いながらクロスは純白のウエディングドレスを取り出す。
『サイズは!?』
「間違えると思ってるのか?
貴様の胸の小ささなど細胞単位で覚えているわッ!!」
『うわ、コイツきめぇ』
軽く引いた。
『で、もし断られてたら、どうするつもりだったんですか?』
「断られることなんて考えてなかった」
『私の逃げ場ねーじゃん!!』
思わずつっこむ。
『ああもー……仕方ないなぁ……』
といいつつも緩んだ頬を掻き、
『婚姻届、ある?』
「ああ、もう俺の名前は書いてある」
バンッ、と机に叩きつけられる婚姻届。
そこに黒瑪瑙はジャカッ、バシュッ、ドンッとサインと印を記す。
『てめぇみたいな駄目亭主、この私が引き受けたらぁ!』
「上等だぁッ!! 」
こうして、二人の結婚が決まった。
- 585 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/24(日) 01:47:09 ID:AnKNDkJE0
- >>584
「おなかすいたなの〜!」
【突如として開くカフェの扉】
「あう?なんだろなの・・・」
【いつもと違う雰囲気を匂いで感じ取る包帯少女。】
- 586 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/24(日) 01:51:36 ID:HnkBBDEo0
- >>585
「よし、じゃあ明日からまず式に呼ぶ奴にtおうううぉぉおおお?!」
『おわ!?』
いきなり現れたディス。
その存在に慌ててクロスと黒瑪瑙は小箱やら婚姻届やらドレスやらを片付け始める。
「…………ぁ……はぁ、ようこそ、ディス……」
『い、いらっしゃいませー』
どうやらギリギリまでは隠したいらしい。
- 587 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/24(日) 01:53:53 ID:AnKNDkJE0
- >>586
「あう〜・・・ごはんたべたいなってきたんだけどなの…」
【二人の慌てる姿を見て】
「・・・いそがしいのかなの?」
【何だか気遣う表情だ】
- 588 :ウィッチ:2010/01/24(日) 01:53:57 ID:QYyPcDfoO
- 「……きーいちゃった、けど言い触らすのは粋じゃないよね。
まあどうせ教会行けないんだけどねーハッハッハ……」
窓の外にいたりいなかったり
- 589 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/24(日) 01:57:41 ID:HnkBBDEo0
- >>587
「お、おう。飯か」
『いま作りますね〜』
平静を装い動く二人。
どこかぎこちない。
『はい、今夜はカレーですよー』
黒瑪瑙に運ばれて、上に目玉焼きの乗ったカレーが出てきた。
>>588
「何奴ッ!?」
気配に気付き、ギュバッと首を曲げて窓を睨む!
- 590 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/24(日) 02:00:39 ID:AnKNDkJE0
- >>588
「・・・?」
【不思議そうに窓の外を見る】
「だれかいるなの?」
>>589
「あうあう〜!いただきますなの〜!」
【よろこんでディスはいつもの席に座った】
「・・・あう〜・・・どうしたの?」
【様子が変な二人を見て首をかしげる】
- 591 :名も無き異能都市住民:2010/01/24(日) 02:02:24 ID:QYyPcDfoO
- >>589>>590
「イナーイヨ!」
裏声で言ってみた。
- 592 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/24(日) 02:04:28 ID:HnkBBDEo0
- >>590
「なんでもないッ!!」
『そうですなんでもありませんっ!!』
慌てている。
が、ここは気付かないフリをして流すのが優しさというものかもしれない。
>>591
「なんだ、何もいないか」
『何もいないなら仕方ないですね』
意外ッ! 通った!!
- 593 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/24(日) 02:08:09 ID:AnKNDkJE0
- >>591
「いないなの〜・・・」
【なるほど、と頷いてカレーを食べ始める】
「・・・?」
【打がすぐに違和感を覚えてまた窓に振り返る】
>>592
「あう〜・・・そっかなの」
【何だか大変なことがあるのだろう・・・そう思ったディスは】
「もぐもぐもぐもぐ・・・これとってもおいしいなの〜!」
【直ぐにカレーに興味が移った】
- 594 :ウィッチ:2010/01/24(日) 02:10:39 ID:QYyPcDfoO
- >>592>>593
「そう、わたしは存在し存在しない……
魔女とはそういう生物……いうなれば夜の闇のような……」
独り語り開始。魔女とか超キーワード言っちゃってる!
- 595 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/24(日) 02:19:56 ID:HnkBBDEo0
- >>593
「ああ、ルーの研究に一年近く費やしたカレーだからな。
一般人の口には合うようになってる」
『本来クロスの作るカレーは、それはそれは悲惨なものでした……』
どうやら血なまぐさい訓練の時期があったようだ。
「でもやっぱり、スパイスにはマンドレイクを入れた方が……」
『あんた味覚絶対ヤバいって』
>>594
「黒瑪瑙」
『わかってます』
ガチャリ、と金属音。
いつの間にか取り出された大型機関砲。
それを窓の外に向け、
『ファイアー!!』
容赦なく銃弾を撃ち込んだ!!
「いくらでも撃っていいぞー。
どうせギャグ補正でなんとでもなる」
- 596 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/24(日) 02:23:10 ID:AnKNDkJE0
- >>594
「あうあう〜・・・やっぱりだれかいるなの〜」
【気にする目をしてじーっと見ている】
>>595
「あうあう〜そっかなの・・・『でぃす』もごはんつくれるよになりたいなの〜」
【少しうらやましそうな表情だ】
- 597 :ウィッチ:2010/01/24(日) 02:26:07 ID:QYyPcDfoO
- >>595>>596
「ギャアアッギャアッ死ぬ!これ死ぬ!!」
どさり、とモノが倒れる音が響いた。
- 598 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/24(日) 02:36:52 ID:HnkBBDEo0
- >>596
「たまにでいいなら教えるぞー」
『声をかけてくれれば』
気軽に請け負う二人。
どうやらAGカフェはいつも暇らしい。
>>597
『やったか?!』
「深追い無用。ゴム弾だし、ある程度なら平気だろ」
割れた窓をギャグ補正パワーによって再生させる。
「これでしばらくはバレなければいいんだが……」
『そんなに秘密にしたいんですか?』
「どうせ祝われるなら、式場で祝われたいからな」
それにしてはやりすぎたかなー、とクロスは呟きつつ、エプロンを洗濯機に入れた。
「っと、もうこんな時間か。そろそろおいとまさせて貰うぜ、ディス」
『また明日〜』
そういうと二人は、「STAFF ONLY」と書かれたドアの中に入っていった。
- 599 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/24(日) 02:39:53 ID:AnKNDkJE0
- >>597
「あう〜?どしたの〜?だいじょぶなの〜?」
【心配して大声で尋ねる】
>>598
「あう〜!ありがとなの!
おねがいしますなの!」
【嬉しそうにほほ笑んだ】
「あう〜!またねなの〜!」
【手を振って見送った】
- 600 :ウィッチ:2010/01/24(日) 02:42:49 ID:QYyPcDfoO
- >>598
「やり……すぎ……おごぅふ」
>>599
「へいき……」
よろけた声で答える。
そのまま魔女の気配は遠くくなっていく、徒歩で帰っているのだろう。
- 601 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/24(日) 02:48:47 ID:AnKNDkJE0
- >>600
「あう〜かえったのかなの…」
【不安げな顔をして窓を見ていた】
「ごちそさまなの〜!!」
- 602 :甲/ぶらり:2010/01/24(日) 22:03:18 ID:KE2UskXwO
- 「淡ーきぃ光立つに〜わか雨ー♪」
ベベベベ
「募ーるー面影のちんちょうげー…♪」
ベベベベ
快走する50cc
目指す場所は風任せ
要するに良い匂いがする店を見付けたら入ろう
みたいな腹ペコ行脚だったりする
- 603 :??:2010/01/24(日) 22:10:55 ID:ID57kurE0
- >>602
車道に隣接する歩道に一人の少女がいた。
長く伸ばされた銀色の髪が風に流される。
ブーツがアスファルトを叩く音、ロングコートの裾も風で揺らめく。
その少女が最も異なる部分は、呪(まじない)がかけられた布で目を完全に覆っているところだろう。
視界を完全に『殺し』ながらも平然と歩く姿は、どこか不自然だ。
そして、独特の威圧感を無意識に放っていた。
- 604 :甲/ぶらり…?:2010/01/24(日) 22:22:46 ID:KE2UskXwO
- >>603
「はーる〜よ…?」
調子良く歌っていた歌を止める
ついでにバイクも停車
その理由は…
「……?」
すれ違った少女の発する気配か
振り返り確認する
果たして誰か…いまいち自分が何故止まったのかも掴みきれずに
その背中を見詰める
- 605 :??:2010/01/24(日) 22:38:19 ID:ID57kurE0
- >>604
立ち止まる甲に背を向け、また動き始める人影。
動いているというより、滑らかに滑っているようにも見える不思議な光景。
「あれが…螺旋……甲ね……」
少女のつま先から順に光の粒子に変わりゆく体。
少女は立ち止まり振り向き口を動かす。
「記憶の照会を確認した。」
- 606 :甲/ぶらり:2010/01/24(日) 22:48:53 ID:A9gb99iM0
- >>605
"記憶の照会"
少女の口元がそう動いたのを見た
「(記憶…?…照会……紹介、ではねー…よな?)」
頭に浮かぶのは疑問の符号
光の粒子
あれは移動手段だろうか
"きおくのしょうかい"
読唇術の心得が有る訳じゃないのでこれも確信が持て無い
ただ
"目を覆っている筈の彼女"から、確かに"視られて"いた気がして
「…」
ゴーグルを押し上げ、更に見る
一挙手一投足が不可思議だった
- 607 :??:2010/01/24(日) 23:05:29 ID:gjrLj5bMO
- >>606
甲の視界がクリアになるとき、少女は体の大半が光の粒子となっていた。
甲は少女を『知っている』
少女も甲を『知っている』
……
「さようなら…どうもここ<この世界>は優しく無いのかもしれない」
二人がすれ違ったのは一瞬。
その時間で『照会』は終了した。
少女は消え失せた。
//眠くて頭が回らない…落ちます。
- 608 :甲/ぶらり:2010/01/24(日) 23:11:36 ID:A9gb99iM0
- >>607
「……」
さようなら
はっきりと聞こえたのは別れの言葉
再会――だったのだろうか
光に消えた向こうに見えるのは掴み所の無い真冬の陽炎
「……やれやれ」
短く呟きゴーグルを掛け直す
セルを回し、跨る二輪に再び火を入れる
ヘルメットの頭をポンポンと二度ほど叩き
消えた少女に背を向けて走り去った
//お疲れ様
//IDガールすげえww
- 609 :ツェツィーリエ:2010/01/26(火) 21:47:13 ID:7hcwnxwgO
- ……!!
【都市の中心部】
【珍しく外に出た彼女は……一人】
あ…わわ……
【大勢の人間を見るのは初めてで】
【混乱したらしく、立ち尽くしている】
- 610 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/26(火) 22:09:05 ID:TtcAl16c0
- 「…おや」
街を行く、ベージュのスーツに身を包んだ老紳士
立ち尽くす彼女を目の端に留めると、
「どうかなさいましたかな、お嬢さん?」
優しい声音で、ツェツィーリエへと声をかけた
- 611 :ツェツィーリエ:2010/01/26(火) 22:14:46 ID:7hcwnxwgO
- >>610
……?
【声をかけられ、顔を向ける】
こん、ばん、あ……
【上手く口が回らない様子だ】
- 612 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/26(火) 22:15:09 ID:.6prKP66O
- 「おーっほっほっほ!!」
【大勢の人の中に一際目立つ白い少女……背後には執事とメイド、雪を踏みしめながら誇らしげに歩いている、ツィーが見たことある少女だった】
「うふふふふ……お父様お父様ぁ……ハァハァ……」
【とても危険が危なかった】
- 613 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/26(火) 22:17:07 ID:ID57kurE0
- 【街中】
スカートのプリーツは乱さないように、セーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩くのが彼女が通う学校の嗜み。
黒髪のセミロングがさらりと流れる。
いわゆる『お嬢様学校』の黒を基調としたセーラー服を着た少女は、買い物をする為に夜の街を歩く。
教科書が入った鞄は持たず、自前の鞄を両手で持つ。
「(水を買うのを忘れちゃうなんて…)」
朝の目覚めの一杯に必要なものだ。
少々重いが仕方が無いだろう。
- 614 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/26(火) 22:22:23 ID:TtcAl16c0
- >>611
「はい、こんばんは」
静か微笑みかけ、挨拶を返す老人
「お見受けしたところ、何かお困りの様子だったようなので
声をかけさせていただきました…大丈夫ですか?」
>>612
「おや、この様子は確か…」
ふと声のした方を見やるとアウテリートの姿を認めるが
「…。」
その様子に、声をかけるべきか少し迷っているようだ
- 615 :ツェツィーリエ:2010/01/26(火) 22:29:00 ID:7hcwnxwgO
- >>612
あ
【白服の少女を見つけ、呼ぼうとする……が】
ぁ……
【名前が解らず呼べないようだ】
>>613
【黒いゴスロリドレスの少女が見ている……】
>>614
だいじょーぶじゃ、ない……
【首を振り、俯く】
- 616 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/26(火) 22:34:25 ID:.6prKP66O
- >>613
【そこには真っ白な服に身を包んだ少女の姿が……ミントグリーンの巻き髪が立派だった!白いプリーツのスカートが風になびいてもお構いなし・】
>>614
「お父様……うふふふふ……」
【よだれを垂らしながらとある写真を穴が開くほど見つめている】
「うふふ腐ふ……ってあら?いつかのお爺様じゃありませんの〜!元気でしたかぁ!?」
【孫のように老人に歩み寄る】
>>615
【老人に近づいてから、ツィーに気付く】
「あら!ツィーじゃありませんの?奇遇ですわね?私を覚えていて?」
【しゃがみこんで顔を見る、母親譲りの虹色の瞳が綺麗だ】
- 617 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/26(火) 22:39:35 ID:TtcAl16c0
- >>615
「おや、それはいけない
私で何か、お力になれることはございますかな?」
かろうじてと思われる返事に、心配げな顔つきになるが
>>616
「え、ええ、元気ですとも、こんばんは」
寄って来たアウテリートに挨拶を返し
「と、この方のお知り合いですかな?
どうも調子が悪いようでして…」
- 618 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/26(火) 22:46:07 ID:ID57kurE0
- >>615
容姿は美しいと分類されるであろう。
しかし、人の視線にある程度慣れてしまった少女は気づかない。
頭の中は飲料水でいっぱいだからだ。
「(また見られているのかな…。何で見られるんだろう…)」
声を運ぶ異能はゴスロリ少女の声を教えてはくれない。
>>616
こちらは音が伝わった。
聞こえる声から判断するに…
「(私は何も見ていない…私は何も見ていない…)」
本能が警鐘を鳴らす。数は少ないものの、学校にもいる。
彼女は関わってはいけない類だ。
心中で呪文を唱える。
- 619 :ツェツィーリエ:2010/01/26(火) 22:52:05 ID:7hcwnxwgO
- >>616
……おぼえてう
【頷き、目を合わせる】
>>617
こあい……人、こわい……
【次第に涙が溜まってくる瞳】
>>618
……
【ただ、水を運ぶ姿を見る】
- 620 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/26(火) 22:54:55 ID:.6prKP66O
- >>617
【アウテリートが見つめていた写真……当然、お父様の写真であった……水で濡れた姿が写っている】
「えぇ!知り合いも何も、仲良しですわよ!」
【老人の隣で少女を見つめながらアウテリートは答える】
「調子が……?」
>>618
「あら?」
【しかし、その願いも虚しく……少女に気付かれてしまった】
「貴方……何か私によからぬ感情を抱いておりませんでした?」
【負の想いと言うのは、意図せずとも相手に伝わってしまうものなのだ】
>>619
「覚えてますのね?よかったぁ……」
【嬉しそうに笑うのだが】
「あぁ!泣かないでくださいな!ほら、私とお爺様がいますわよ?……ねっ!?お爺様!!」
【ツィーを宥めながら老人を見る】
- 621 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/26(火) 23:01:24 ID:TtcAl16c0
- >>619
「おや、これは失敬……出過ぎましたな」
人が怖い そして涙
アウテリートに任せるように、一歩その身を退く
>>620
「え、ええ…」
同意を求められとりあえず頷くものの
ただ自らの足元から呼び出した黒い霧をこねくり回しているだけで
- 622 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/26(火) 23:09:48 ID:ID57kurE0
- >>619
買った飲料水を抱え、帰路に着く姿は奇妙なものだった。
放送部員は目に浮かぶ涙を垣間見た。
風が伝える声は、寂しさと恐怖が混ざったように聞こえた。
普段なら声を掛ける。
が、が、が、
黒い霧をこねくり回す老紳士に、父親で息を荒らげる少女
色々な意味で凄い(濃い)メンツである。
だから放送部員はゴスロリ少女に微笑を向けた。
>>620
とうとう声を掛けられた。
「いえ、そんなことはありません。」
微笑を浮かべた。
- 623 :朝宮夜:2010/01/26(火) 23:14:00 ID:/k2gysHgO
- 「ふん、ふふん、ふー」
夜の街を歩く女子高生が居た。足取りは軽く、片手にはパックの飲み物。
鴉の濡れ羽色の艶のある髪は毛先のさくさくとしたボーイッシュなタイトなショートボブ。耳にはイヤホン。
着ているのは千夜学院のブレザー。胸襟にポップな絵の描かれた缶バッジを三つ程つけている。
スカートは少し短め。黒いニーハイブーツとスカートの合間から覗く白い太股は健康的だ。
「……ふーい!」
すらっとした中々の美人さん。
しかしイヤホンで聞いてる音楽に合わせてか時折体をゆすったり、軽くヘッドバンギングをしてみたり。
端から見ればちょっと変わった美人さん。そんな感じである。
- 624 :ツェツィーリエ:2010/01/26(火) 23:14:57 ID:7hcwnxwgO
- >>620
【アウテリートの登場で心が追い付いたのか、涙が引いていく】
【少女も少し、笑顔になって】
>>621
【ふと、少女の背後の壁がぶれる】
【壁に闇が広がり、か細く白い腕が少女を抱く】
……ふぇ?
【やがて闇からは身体全体が現れて】
【出てきたのはシンプルなドレスに身を包まれた女】
【女は目に目隠し布を付けている……】
>>622
【さらに、よく見れば壁から女が出てきた所】
【それも目隠し布付きのドレスの女……】
ぇぅ……!
【女に抱かれた少女は手を振っている】
- 625 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/26(火) 23:19:32 ID:AnKNDkJE0
- 「もぐもぐもぐもぐ」
【一人の少女が店の近くののベンチの上でテイクアウトの牛丼を食べている】
「あう〜、これもおいしいなの〜」
- 626 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/26(火) 23:27:45 ID:.6prKP66O
- >>621
「もぅ……しっかりしてくださいな!貴方は一番の年長者じゃありませんの!!」
【老人の背中をパシッと叩く、年上にこんな事をするなんてアウテリート……偉そうだぞ!】
>>622
「ほほう……じゃあテストですわよ!」
【ズビシッと写真を見せる、水に濡れた、白服、少女と同じミントグリーンの髪色の男性が写っていた】
「この殿方を見てどう思います!?」
【写真はきっと父親だろう……】
>>623
【夜の街に白い影、父親譲りのミントグリーンの髪は立派なロールとなっており、来ているのは父親から貰った白いロングコート、しかしロングコートの中身は腋丸出しのちょいセクシー衣裳、短く白いプリーツのスカート、真っ白なニーソックスに真っ白なブーツ、同じく白い太股は美しい絹の様だ】
【ただ変わっているのは彼女が超ファザコンだと言う事……現在も一人の女子校生に父親の写真を見せていた】
>>624
「よかったですわね……ツィー…ってあら?」
【現われたドレス姿の女性を見つめ、アウテリートは安心したように笑う】
「ゼオラ……ごきげんよう……」
【短いスカートをつまみ、頭を下げるのだった】
>>625
【少女の眼に映るのは、たくんの女性達と、老人の姿……きっと気になる現場だろう……】
- 627 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/26(火) 23:30:33 ID:ID57kurE0
- >>623
この辺りではあまり見ない制服を着た女子校生がいる。
黒いセミロングの髪に黒い瞳。
黒を基調としたシックなセーラー服。
「(へぇ…あれが千夜の制服なんだ…。スカート短くて恥ずかしくないのかな…でも美人だから良いのか)」
この状況下で変に納得してしまった女子校生だった。
>>624
この状況に頭が追いつかない。
「えっ………」
初めて発した声は澄んだ綺麗な声だった。
間違いなく異能。
それも見て取れる『直接的』なものだ。
出してやるべきなのかな?良く分からない。
でも一応手を差し伸べてみた。
>>626
「素敵な方だとお見受けします。さぞ紳士なのでしょうね。」
とりあえず写真から受ける印象を述べてみた。
- 628 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/26(火) 23:35:39 ID:TtcAl16c0
- >>624
「おや…」
手の中の霧を消し、壁の闇から現れた女性に目を向ける
「保護者の方…ですかな?こんばんは」
状況を見ても特に動じる事無く、老人はドレスの女に声をかけた
>>626
「おっと…ほほ、怒られてしまいましたなぁ」
困ったような笑みを老人は浮かべると、再び黒い霧を足元から呼ぶ
それは茶色く小さいテディベアとなって、勝手にその辺にぴこぴこと歩き始めた
- 629 :朝宮夜:2010/01/26(火) 23:36:46 ID:/k2gysHgO
- >>626
「……真っ白だなあ」
その姿を眺めて一言。白とミントグリーンの対比に目を細めた。
>>627
「……でこっちは真っ黒。ねーねー、」
人懐っこい笑顔。
ニーハイブーツのヒールがアスファルトを打ってかつかつと音を鳴らす。
「その制服かわいいねー。ここらじゃ見ないけど、どこの制服?」
- 630 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/26(火) 23:37:43 ID:AnKNDkJE0
- >>626
「あう〜?なんだかひといっぱいいるの…
なにかなの」
【牛丼を持った状態でその人たちのほうへ向かう】
>>627
「こんばんわなの〜・・・なにしてるなの〜?」
【人だかり?に向けて声を上げる】
- 631 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/26(火) 23:46:32 ID:AnKNDkJE0
- >>628
「あう〜?だれかなの〜?
こんばんわなの〜」
【女性の中にいる老人に声をかける】
- 632 :ゼオラ&ツェツィーリエ:2010/01/26(火) 23:48:43 ID:SJhJK2lw0
- >>625
【いつか見た女がツィーを抱いている……】
>>626
ごきげんよう、アウテリート
【頭を下げる】
>>627
……?
【視線に気づいたのか、女が首を曲げる】
>>628
保護者、では……無い
でも、近い……
【そちらに目を向けるだけで、他に大きなアクションは無い】
>>629
こんばんは
【女の声と視線が向けられる】
【目隠し布を付けていても、しっかりとその奇妙な視線は感じられる】
- 633 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/27(水) 00:04:38 ID:TtcAl16c0
- >>631
「はい、こんばんは
…なに、ただの通りすがりの爺ですわい」
そう言って、老人は少女ににこやかに答えた
そしてそんな爺のそばでは小さなテディベアがぴこぴこと勝手に歩き回っている
>>632
「そうですか しかし、少なくとも私よりはこの方と親しそうだ
この方、この場で立ち尽くしてしまっていたので
声をかけさせて貰ったのですが…どうやら怖がらせてしまったようで、申し訳ない」
- 634 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/27(水) 00:07:23 ID:ID57kurE0
- >>629
「貴方は千夜の方ですね。」
異能都市の多くの学生が通う千夜学園の制服だ。街で本当に良く見かける。
膝下15cmのスカートに茶色いローファーとは大きく違った都会的な制服だ。
一度は着てみたい…かもしれない。
「どこと言われましても、ミッション系の女子校としかお答え出来ません」
微笑をを浮かべる。
笑えばこの少女は少し幼く見える。
>>630
「御機嫌よう。」
笑みを浮かべる。
懐には2リットルのペットボトルを抱えている。
そして制服と分厚いコート。
「いえ、何もしていませんよ。私はお買い物の帰りですから。」
>>632
「…保護者の方がいらっしゃったのなら安心ですね。」
そっと手を戻した。
異能を目の前にして少し後退り。
- 635 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 00:11:24 ID:.6prKP66O
- >>627
「……」
【その言葉を聞き入れ、アウテリートは頷く、そして……】
「ですわよね!!やっぱりわかる人ですわよね!!」
【急にデレッとした顔になって写真を見つめ直す】
「この方、私のお父様なんですのよ〜!!」
>>628
「……まぁ!?可愛いですわね!お爺様こんな事が出来るんですのね!」
【虹色の瞳を輝かせてテディベアを見る】
「ぴこぴこ……ぴこぴこ……可愛いですわ〜」
【彼女の可愛いもの好きは父からの遺伝なのだ】
>>629
「ん?」
【その一言を聞き、少女は制服少女を見やる】
「どうも、ごきげんよう……」
【一応、この少女も学生、でも、制服は無いので私服なのだ】
>>630
「あら、ディスさん?なんだか今日は女性とたくさん出会いますわ!」
【そう言ってディスに手を振る】
>>632
「その後はどうなんですの?体の調子は?」
【この間の黒い塊の事がまだ気になっていた……】
「それと……あの……」
【何かを尋ねたいようだ】
- 636 :朝宮夜:2010/01/27(水) 00:18:14 ID:/k2gysHgO
- >>632
「んー? はいはいこんばんは」
人懐っこい笑みの少女がそちらを見る。
視線は感じる。なので、
「あれ、もしかして見えてるー?」
ひらひらと手を振ってみる。人差し指を立てて。
「何本? 当てたら何とチュッパチャップスプリン味をあげちゃおう!」
>>634
「……何かイイトコのお嬢様? 清楚でござる! って感じ」
童顔ってかわいいなあと思いつつ、感心顔で視線を上から下へ。
「あーやっぱりミッション系なんだ。お嬢様高校? もしかして挨拶はご機嫌よう?」
>>635
「とか言ってたら横からご機嫌よう!」
長い睫に縁取られた瞼をぱしぱしとしばたいて、軽く驚いた黒髪の少女はうーんと唸った。
「もしかしてお嬢様の集い?」
- 637 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/27(水) 00:18:22 ID:AnKNDkJE0
- >>632
「あう〜?・・・
『ぜおら』かなの?」
【見覚えのある顔を見て近寄っていく】
「あうあう〜!ひさしぶり?かなの?」
>>633
「あうあう〜おじいちゃんなのー」
【若干親しげな感じでしゃべりかける】
「あう〜?かわいいくまさんなのー」
【これまたにこやかにテディベアに近づく】
>>634
「あうあう〜おかいものなの〜。
…それはなにかなの?」
【全身に包帯を巻いた少女は興味深そうにペットボトルを見る】
【あとこの包帯少女はテイクアウトしたと思われる牛丼を持っている】
>>635
「『あうてりーと』こんばんわなの〜!」
【元気に声を出して少女に声をかける】
「うん、たしかにいっぱいなの〜」
【感心するようにあたりを見回す】
- 638 :ゼオラ&ツェツィーリエ:2010/01/27(水) 00:24:17 ID:SJhJK2lw0
- >>633
そう……
【ツィーの頭をやさしく撫でる】
仕方ない事、貴方は悪くない……
>>634
保護者……
【ちょっと気にする23歳】
【ちなみにこの女、常に大量の魔力を流し続けている】
>>635
ん、大丈夫……普通
……何?
【微かに首を傾ける】
>>636
目では…見えてない。……三本?
【抑揚に貧しい声】
>>637
そう、久しぶり……ディス
貴方のことも、すこし、思い出した……
【表情の変化にも貧しい顔が微かに笑う】
- 639 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 00:28:10 ID:.6prKP66O
- >>636
「あら?私が超絶完璧美少女お嬢様と見抜くとは……貴方、流石ですわね……流石は千夜の生徒なだけはありますわ!」
【正直、ここまで露骨なお嬢様言葉を使うお嬢様はそうはいないだろう……】
>>637
「ほら、ディスさん?これを見てくださる?さっき現像しましたのよ?」
【見せるのはびしょ濡れの父親の写真】
「ふぅ……これだけでご飯三杯はいけますわ……」
>>638
「そう……よかった……安心しましたわ……」
【再び笑うのだが、急にモジモジし始め】
「わ、私……貴方のお役に立てたかしら?」
【顔を赤くしながら尋ねた】
- 640 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/27(水) 00:34:02 ID:TtcAl16c0
- >>635
「ええ…役目は果たしそうにありませんが」
苦笑してお嬢様の集いに佇む爺が一人
『おぶつはしょうどくだー』
なんか可愛い声で変なコト言いながら
手からBB弾出してるよこのくま
>>636
「ほほ、このような爺で珍しい事もありませんでしょうに」
笑いながらディスに答える老人と
『ひゃっはー』
このくま騒がしい
>>637
「そう…ですか
事情の程はわかりませんが、近しい方が来ていただいて何よりです」
- 641 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/27(水) 00:34:39 ID:ID57kurE0
- >>635
「あら、そのような方を父に持つ方とは娘としても鼻が高いのでは?」
笑みを浮かべる。
彼女は息を荒らげるほど自分の父が好きなのだろう。
写真を見つめる様子から、よく読み取れた。
>>636
「ええ、そうです。朝の挨拶からさようならまで御機嫌ようですよ。」
この少女は元気だ。
自分が通う学校にはいないタイプ。
こういうタイプの友達が欲しいと不思議と思った。
「千夜の制服は都会的で格好いいですね。」
千夜の制服チェック。色々とカッコ良いのは事実だ。
この少女が着ているからだろうか。
>>637
「これはお水ですよ。無くなりそうなので買ってきたところなんです。」
笑みを浮かべた。
「貴方はお食事のようですね。それは何ですか?」
見ぬ形状。だが香りは嗅いだことがある香り。
分からない。
>>638
魔力の流れなど知らぬ存ぜぬ。
ダムのように魔力を流しても彼女は一切分からない。
何せ、放送部員は常に『魔力って何?』状態だ。
「保護者では無いのですか?私てっきり…」
真相は分からない。
- 642 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/27(水) 00:41:06 ID:AnKNDkJE0
- >>638
「あうあう〜よかったなの!おもいだしてくれたんだなの〜!」
【こっちも微笑んで言う】
「・・・そのこは・・・あう?」
【ちょっと驚いた表情でツィーを見る】
>>639
「あうあう〜?『じょうげん』がうつってるなの〜」
【じっと父親こと上弦の写真を見る】
「・・・これをたべるなの?」
【写真を指差してごく普通に疑問を口にする】
>>640
「あうあう〜。でも『でぃす』おじいちゃんとあうの
はじめてなの〜」
【それはそれは物珍しそうに言う】
「あう?なにをおはなししてるのかなの?」
【動物に好かれやすい少女は少し興味深そうに見つめる】
>>641
「おみずなの〜?あう〜おかいものするものなの〜」
【水の知識をよく知らないらしく、感心している】
「あう〜えっとこれはなの〜」
【牛丼を見せながら】
「おなまえはよくわからないなの…でもとってもおいしいなの〜!
あ、かたちはわかるなの!」
【そう言って地面に「牛丼」という漢字を書いた】
- 643 :朝宮夜:2010/01/27(水) 00:54:42 ID:/k2gysHgO
- >>638
「あ、違った。ごめんごめん」
ひょいと手を戻す。予想は外れだ。
「答えは一本でした。残念賞という事でコーラ味をあげましょう。はいどうぞ」
目の前の女性の手を取り、その手にコーラ味のチュッパチャップスを乗せた。
>>639
「本から出てきたみたいなお嬢様言葉だね」
その口調と口振りに軽く苦笑を漏らす。
「もしかしてどこか有名な会社社長のご令嬢、とか?」
>>641
「うわあ……想像出来ないなぁ。ご機嫌ようってもしかしてこう、」
短めのスカートの端を両手で左右につまんでみる。
胸襟に付けたポップな絵柄をしたいくつかの缶バッジが互いに触れ合い、ちゃらりと鳴った。
「こんな風にスカートの端を摘まんでやるの? ご機嫌よう、ナントカさん、って?」
想像のつかない挨拶=ご機嫌よう世界。面白そうに人懐っこい笑みのまま尋ねた。
「まあ、素材はいいかな? ウール100%だって。高いスーツみたいだよね」
艶のある真っ黒なブレザーは高校の物としてはやけにフォーマルな意匠。
言葉通りに高いスーツの様な素材感があり、エンブレムの刺繍も豪奢なもの。
その中に有って、彼女の趣味なのか胸襟に付けられた缶バッジだけがやけにポップだった。
「でも、うちの制服他にも種類があるよ。一番よく見かけるのはこれだろうけど。
セーラー服も有るし。何でだろうねー」
入る時に好きなのを選べるんだけど、言って首を傾げた。
- 644 :ゼオラ&ツェツィーリエ:2010/01/27(水) 01:01:33 ID:SJhJK2lw0
- >>639
え……うん。ありがとう
【ほほえんで、あたまを撫でる】
>>640
そう……
私は、保護者じゃない……
【やっぱり気になっていたらしい】
>>641
違う
私とこの子は同じ存在。だから保護者じゃない……!
【それが言いたかったらしい】
>>643
この目は、光が……
【コーラ味を持たされる、が】
いらない……貴方が、食べれば、良い……
【即返品】
……この子が、寝た。帰る
【ツィーを撫でながら見て】
【一度頭を下げると、足もとの闇に解けるように消えた】
- 645 :ゼオラ&ツェツィーリエ:2010/01/27(水) 01:03:19 ID:SJhJK2lw0
- //入れ忘れ……
>>642
少しだけ、だけど……ね
【今度は逆に悲しそう】
- 646 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/27(水) 01:06:08 ID:TtcAl16c0
- >>642
「おや、それはそれは…」
僅かに驚いたような表情をするが、
すぐにその顔を彩るモノは柔和な笑みへと戻り
「ではそうですな…初めまして、わたくし鐘森 栄治郎と申します」
帽子を取って、会釈をした
『みずだー みずをよこせー』
発言が世紀末雑魚である
>>644
「それならそれでも構いません
彼女が大丈夫ならそれで良いでしょう
…では、また機会があれば」
軽く会釈をし、消える2人を見送る
- 647 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 01:11:08 ID:.6prKP66O
- >>640
「固くなってはいけませんわ!年長者は年長者らしく余裕を持っているんですわよ!それが紳士ですわ!」
【テディベアのお腹をつつきながらまたも説教】
>>641
「えぇ!鼻が高いのなんのって、もうエベレスト級ですわ!!」
【豊満な胸を張り、少女は答える】
「聞いてくれます?私のお父様は……」
【そして父親について語り始めるのだった】
>>642
「た、食べる!?お父様を……ゴクリッ……」
【やっぱり間違って伝わり……アウテリートはまた興奮するのだった】
「い、いや、ディスさんはやはり食欲的ですわね!」
【でも、改めて考え直すのだった】
「ご飯三杯って言うのは例えで、本当に食べる訳ではないですわよ?」
>>643
「うふふ……確かに……私自身もそう思いますわ……でも残念……社長令嬢じゃありませんわ……」
【社長令嬢ではないが凄いぞ、と言いたそうな顔で】
「なんと!私は有名錬金術士の愛娘なんですわ!」
【でも、有名なのは錬金術士やコアな魔術士の間だけで……】
>>644
「あ、ありがとうですわ……」
【いつもは手を払い除けるアウテリートだが、ゼオラにはおとなしく撫でられるのだった】
「また……会いましょうね?」
【そう言ってゼオラとツィーを見送った】
- 648 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/27(水) 01:15:40 ID:ID57kurE0
- >>642
「買うといっても相違無いでしょう。」
ディスの手の動きを見て、
「牛丼…ですか?本物を見るのは初めてです…」
牛丼の実物を初めて見た。
>>643
「いえいえ、もっとフランクなんですよ。実際は言葉だけで、その仕草では朝が大変です。」
こちらも微笑で返す。
「こうやるのですよ。『御機嫌よう』」
放送部員は微笑を浮かべ、朝宮夜の瞳を見つめる。
見た目に反し、僅かに幼く見える笑み。
朝宮夜が想像する以上にフランクなものだった。
「それぞれのパーツが綺麗に組み合わさっていますね。フォーマルな場でも十分活用出来そうですね」
千夜の制服を見て、
「その缶バッジ、とっても可愛いですね。」
>>644
「同じ存在…?」
よく分からない言葉。
数年後の姿とか?未来系?
「あっ…御機嫌よう」
闇に溶ける女に向かい、さようならの挨拶。
>>647
「世界一鼻が高いのですね。貴方の父としても、貴方のような娘さんがいてさぞ鼻が高いでしょうね。」
微笑み。
もうどうにでもなれ、そんな感じだった。
- 649 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/27(水) 01:19:14 ID:AnKNDkJE0
- >>645
「そうなの・・・もっといっぱいおもいだせたらいいなの・・・」
【そう言ってやさしい目で見送った】
>>646
「あう〜!よろしくねなの!『えいじろう』なの!」
【呼び捨てだが・・・見てもさん付けするキャラではないだろう】
「こっちは『でぃす』なの!よろしくなの!」
【振り向いて熊を見る】
「あう〜。『でぃす』はおみずはもってないなの〜」
>>647
「あうあう〜。たべないんだなの〜・・・
ならなんなのかなの〜・・・」
【どうやらかなり疑問な言葉だったらしい・・・
本気で考えている・・・】
>>648
「あう〜そうなんだなの〜・・・しらなかったなの〜」
【感心している】
「あ、そうなの!そうおみせのひといってたなの!」
【思い出したとばかりに言う】
「・・・…あ、こんなじかんなの〜!もうかえらなきゃなの!」
【時計の指す時刻に驚いて】
「みんな〜!またねなの〜!」
【牛丼持ったままその場を去って行った】
//ねりる
- 650 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/27(水) 01:21:49 ID:TtcAl16c0
- >>647
「ほほ、確かにその通りですなぁ…いやはや」
ニコニコとアウテリートの言葉を聞いている爺とそして
『うわらば』
腹をつつかれた熊は世紀末雑魚な悲鳴を上げている
>>649
「はい、よろしくお願いします…それでは」
帽子を被りなおして見送り
『き、きょうのところはみのがしてやらー』
まだ言うよこの熊
- 651 :朝宮夜:2010/01/27(水) 01:29:04 ID:/k2gysHgO
- >>644
「あらら。……不思議な人だったなぁ」
軽く首を傾げながら消え行く姿を眺めていた。
>>647
「へえー錬金術士の? じゃあ、何て言うか学者さんの娘さんなんだ。インテリ?」
詳しくは無いが何と無くそんなイメージ。
机に向かって書き物をしている学者の父親の背中に抱き付く姿がありありと想像出来て、夜は軽く吹き出すように笑った。
「何と無くイメージ沸くかも。うん。そんな感じ」
>>648
「おおー……凄いね! 何て言うか自然な感じ。さすが馴れてるんだね」
眼を輝かせてその仕草を見る。上品だなあ、お嬢様だなあ、とうんうん頷いて。
「誰かと会う度にご機嫌よう、なんて全然想像出来なかったけど、それなら納得」
頻りに頷いて、目の前の彼女の通う学校の風景を想像してみる。
「元々そういう意図が有ったみたいだよ。フォーマルな服装ってやっぱり緊張しちゃうじゃない。
そういう服装にちょっとでも馴れるようにー、って」
そこで缶バッジの事に触れられ、あははと照れ笑い。
「千夜の制服の中でこれが一番フォーマルっていうかシックなやつでね?
ほら、スカートも真っ黒」
軽く端を摘まんで見せるスカートの色も、ブレザーと同じく高級感の有る黒。
「色って言ったらリボンの赤くらいで。寂しいなーって思ったからこれ、付けてるの」
軽く照れた様に胸元の缶バッジを撫でる。
「ホントは駄目らしいんだけど、うちは基本的にやる事やってればうるさく言われないから」
- 652 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 01:32:52 ID:.6prKP66O
- >>648
「……と、言う訳で私のお父様は凄いんですの!」
【そして、やっと語りが一段落】
「えぇ、私とお父様は相思相愛ですわよ!」
>>649
「いやいや、そんなに深く考えなくても……ってあら?」
【去り行くディスを見て】
「ディスさん、ごきげんよう!」
【そう言って見送った】
>>650
「お、お爺様?なんでこの熊はこんなに世紀末なんですの?」
【可愛い熊が世紀末過ぎて苦笑いだ】
>>651
「ですわね……私がインテリかって?………え、えぇ!インテリですわよ?」
【明らかに嘘だとわかる反応、そして、夜が吹き出したのを見て】
「な、なんで笑うんですの〜!」
- 653 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/01/27(水) 01:41:20 ID:TtcAl16c0
- >>652
「さて…どうしてでしょうなぁ?」
ほっほ、と笑ってはぐらかす
『おれはもう…しんでいる』
そのセリフを最後に、
熊は音もなく黒い霧となって消えうせる
「さて、あのお嬢さんも帰ってしまった事ですし、私もお暇いたしましょう。
それでは、またの機会に」
帽子を取って会釈すると、道の先へと歩き去って行った
- 654 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/27(水) 01:43:17 ID:ID57kurE0
- >>649
「御機嫌よう。夜道にお気をつけてください。」
微笑を浮かべ、ディスを見送った。
>>651
「なるほど。時勢が時勢とはいえ、フォーマルな服装には早くから馴れておくべき、ですか。」
小さく、数回頷いた。
「しかし、馴れるための制服がこのように良いものだと目が肥えてしまいそうですね。」
見ると良い素材。
そんな素材で出来たスーツを着るのは何年の年月が必要になるのだろうか。
放送部員にはいまいち想像出来ない。
「何も無かったら寂しいですものね。しかしこのように話を聞けば校風がまるで逆です。」
少し羨ましい。
目の前の千夜の少女の缶バッジの役割を果たす、大きめの赤いリボンが風で揺れる。
>>652
父から娘への愛情は、親子としてのものだろう。
しかしこの少女が父へと向ける感情は…
「恋する乙女は花のように美しいものですのね。」
アウテリートへと微笑を向けた。
- 655 :朝宮夜:2010/01/27(水) 01:54:15 ID:/k2gysHgO
- >>652
「え、あー。何かいいなあ、って」
同様には深く突っ込まない事にした。触れられたくない事もあるんだから。
そう内心で頷きつつ、夜は穏やかな笑顔で言葉を続ける。
「仲良さそうでいいなあ、って。私の所お父さんが厳しくて」
>>654
「そうだよねー……高いスーツ、お給料一ヶ月分とか普通にしそうだしね」
うんうん、と深く頷く。
「リボンと言えばうちの学校、男子もリボンタイつけたりするんだー。
ネクタイか細みの黒いリボンタイ。何かお洒落な感じだけど似合わない人は全然似合わなくて。
この前がっちりした野球部の男子がつけてきてたけど、似合ってなくて笑っちゃった」
細くて美少年! って人じゃないとアレは似合わないよ、と言いながら楽しそうに笑って。
「まるで逆? あ、そっちってやっぱ校則厳しいんだ?
大変だね、髪染めたりなんかは厳禁?」
- 656 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 02:03:56 ID:.6prKP66O
- >>653
「もぅ……またですわ、お爺様!」
【老人の背中を見送り】
「また会いましょう!」
【そう老人に向けて言った】
>>654
「もう花なんて眼じゃありませんわ!虹のように綺麗なんですわよ!」
【自分がファザコンだと言う所を惜し気もなく披露し、少女は笑う】
>>655
「あらあら……厳しいお父様が苦手?」
【笑いながらそう問い掛け】
「いくら厳しくても、それは貴方の為ですわ……子が憎い親なんて存在しないんですわよ?……たまには、お父様を誘って遊びに行って御覧なさい?きっとわかりますわ……」
【ファザコンであるアウテリートだからこそ、ポジティブな発言が出来るが、夜に伝わったのだろうか?】
「さぁて、私も帰りますわ……ごきげんよう、二人とも……」
【二人に頭を下げ、アウテリートはメイドと執事を引き連れ、歩き去っていった】
- 657 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/27(水) 02:07:25 ID:ID57kurE0
- >>655
「体格が良い方がリボンタイ…ですか。」
想像した。
着崩したスーツのような制服、今にもはち切れそうな悲鳴をあげるYシャツのボタン。
坊主頭の少年がファッション感覚でリボンタイ。
何この絵…
「ふふっ…すみません。ちょっと想像しちゃいました。貴方でしたら素直に似合うと思いますけれど、坊主頭の方には…」
思わず笑ってしまった。
口元を手で覆い隠す仕草。
「染髪は以ての外ですね。校則で既に染髪を禁じられています。見つかれば、どうなるかわかりません。染髪をした先輩ががいたという噂も聞きはしませんので、どのような処分が下るか不明です。」
髪を染める行為自体、学生がすることでは無い、と判断されているのか。
それとも、彼女が通う学校の生徒が染髪をする気がない人達ばかりだったか…。
「私の学校の校則の特徴は、外出時も制服着用義務があるところでしょうか。」
>>656
「御機嫌よう。お気をつけて」
何だか変わった人だ。
- 658 :朝宮夜:2010/01/27(水) 02:20:45 ID:/k2gysHgO
- >>656
「んー……遊びに行ったりするタイプの人じゃ無いんだよねー……」
あはは、と困った様に笑う。
夜の記憶に有る父親は、いつもこちらを冷たい目で見るだけだ。
居ない物として扱ってくれた方がまだマシ。……そんな視線。
「でも、ありがと。ばいばーい」
大名行列のようなそれに苦笑しながら手を振った。
>>657
「もう凄かったよ。首も筋肉で太くなってるからさ、リボンの蝶結びが凄くちっちゃくて」
笑った顔がかわいいなあ、等と思いつつ、乗って来た事に気分を良くしたらしく、夜は一気に喋り始めた。
「それで凄く苦しそうなんだよね。だから苦しくない? って聞いたら、
ぐえっ、って感じの声でぐるじぐない、って言うんだー。
その男子普段はよくしゃべるんだけど、その日だけは無口だったね。
しかも苦しいからか眉毛をぎゅってしかめて怖い人になってたんだけど……」
ふふ、と思い出し笑いを一つ。
「それって体格良くて坊主頭のヤクザみたいな怖い顔の人がリボンタイを付けてる訳じゃない。
それで余計おかしくてさー!」
あはははっ、と高らかに笑う一人でも賑やかな少女。
「はーっ、おっかしー……は、は」
お腹を抑えて前かがみ。涙目。
自分で言って自分で笑うのはどうなのかなあと思いながら何とか呼吸を整え体を起こす。
「うわ、それってやっぱり退学になったのかな?
……え、制服着用って……お休みの日でも?」
まさか、と言った表情で尋ねる。校則の緩い学校の生徒としては想像もつかないらしい。
- 659 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/27(水) 02:32:42 ID:ID57kurE0
- >>658
想像した。
リボンの結び目が小指の爪サイズで悟りを開く為に断食修行しているお坊さんが眉を顰める様。
ある日、潰れたカエルのようにギュムっと声を発するところ。
「ふふっ…やめて下さい…」
お嬢様学校の生徒がお腹を押さえて笑いを堪え、少し震える姿は奇妙な光景だった。
「ふふっ…なんともコミカルな姿ですね。ふふっやせ我慢しちゃって。」
目の前の少女は、今まで会ったことがないタイプだった。
だからこうやって話せるのが楽しかった。
こんな賑やかな人がいるなんて。この人とは友達になりたいと思った。
「うーん、わかりません。何せ、そういう話すら聞かないですから。それから制服は基本的に毎日ですね。例外としてお正月が認められたくらいでしょうか」
自然と話し方が砕けてきている。
分かりにくいが乗ってきている。
『お嬢様学校の生徒』の仮面を取る機会なんて本当に少ないからだ
- 660 :朝宮夜:2010/01/27(水) 02:43:59 ID:/k2gysHgO
- >>659
「いやーもう凄かったよ。ホント笑っちゃった。
でも彼、笑われようが苦しかろうが学校終わるまでリボンタイ付けてたよ。
しかもそのままゲームセンター行ったんだって。凄い根性だよねえ」
けらけらと屈託無く笑いながら、目の前でぷるぷると震える少女を見る。
同じ話で笑う彼女に共感を覚え、話して良かったなー、と染々思った。
「うわあ……なんか怖いね。それにお正月だけが例外って……。
それってつまり、夏祭りとかそういう時でも制服なんだよね?
休日でも制服だったら絶対目立つのに……視線とか気にならない?」
- 661 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/27(水) 03:04:31 ID:gjrLj5bMO
- >>660
「本当にすごいですね。何が彼をそこまで突き動かしたのでしょう。」
少し悩んだが、彼ではないために答えは出ない。
笑う少女を見て、微笑んだ。
笑ったらあっという間に周囲を魅力するだろう。
その魅力が羨ましく思えた。
「どこに行こうが視線は凄く感じますね。お買物するだけで驚かれちゃうんですよね。」
「夏でも冬でも制服ですよ。夏服は薄い生地の制服なんでお祭りには参加したことがないですよ。」
うーと唇がへの字となった。
「だからお祭りは毎年雰囲気だけを味わうんです。」
- 662 :朝宮夜:2010/01/27(水) 03:19:37 ID:/k2gysHgO
- >>661
「その次の日は普通にネクタイだったんだけど、何でだろうね。
痩せ我慢にしても凄い根性」
うんうん、と深く頷き首肯する少女の顔には思案の色がある。
しかし結局は笑い話。まあ面白かったから良いよね、と片付けた。
「そうだよねー。特にさ、お休みの日なんかだと特にそうじゃない?
本屋さん行ってもゆっくり選べないし、喫茶店なんかゆっくりできるわけないし」
思い当たる節が幾つか有ったらしく、半ば自分の愚痴の様に喋り始めた。
「うわー……季節感が無いなあ。全くそっちの学校の先生たちは何を考えてるんだろ。
私だったら抗議しちゃうな。短い青春なのに春夏秋冬でもずっと制服っていくら何でも酷いもん。
浴衣ぐらい着させろー! お洒落くらいさせろー!
年取ったら着れない服も有るんだから、若い内くらいいいじゃないかー! って」
- 663 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 22:12:47 ID:.6prKP66O
- 【街を歩く白服の少年、ミントグリーンの髪を揺らしながら街を歩く】
「おのれアウテリート……私をこんな姿に変えるなんて何を考えているんだ……ポポやリリ、さらにはミアまで一緒になって」
【まぁ、案の定娘の策略でこうなったのだった】
「帰ったら……あうっ!!」
【転んだ】
- 664 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 22:56:02 ID:.6prKP66O
- 「〜♪」
【機嫌良くブランコを遊ぶ白服の少年】
「これ……楽しい!」
【大人になってから忘れていた楽しみを味わっていた】
- 665 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 23:25:01 ID:.6prKP66O
- 【次は滑り台、大人の大きな体なら入らないが、子供の体なら用意に入る】
「むむむ……滑り台……何度も滑ってしまう……まさに無限ループ!」
【グルグル上って滑って、滑り台の魔力である】
- 666 :魁:2010/01/27(水) 23:38:56 ID:Jhlo6zSQO
- タイヤが吊ってある遊具とか、たぶん公園にひとつはあると思う。
これを叩いて、サンドバックに模すことも、不思議じゃないと思う。
また、それを棒切れを用いて、格好よく技を決める練習をすることもありがち――じゃないか。
「瞬速をうたわれる、我が剣の抜撃」ズバァ!! 1HIT
刀剣に模した木の棒を、勢い良くタイヤを左逆袈裟に斬り上げる。
「刹那にたたき込む、疾走する剣の軌跡」ズバズバズバズバズバ!! 6HIT
さらに、乱れた斬撃を放ち、タイヤを細切れにしようと斬り刻む。
「これぞ奥義――瞬刃、無響衝!!」7HIT
最後に音の無い斬撃。決まった。音もなくタイヤは散っていく……といいなあ。
周囲を見渡して、見られていないことを祈り、立ち去った。
- 667 :モヒカンベアーズ/世紀末雑魚モドキ:2010/01/27(水) 23:43:03 ID:5bkdOdU20
- てってってってってっ
やたらとパンクな格好をした15cm程のくまのぬいぐるみ
その頭には金色のモヒカンが光り輝き、背中にはなにやら棒状のモノを背負っている
「おまいら、あつまれー!」
右腕をあげ、公園の中央で声をかけると
「おおーう」
わらわらと似たような姿のくま達が集まってきた…
- 668 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 23:44:22 ID:.6prKP66O
- >>666
「……」
【その様子を滑り台上から見ていた少年】
「…………………」
【しばらくの沈黙……去っていく女性……】
「い……イケメンだ……!」
- 669 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 23:47:13 ID:.6prKP66O
- >>667
「な、な、な!なんだあれ!?」
【滑り台の上に伏せ……世紀末な熊達を覗く】
「公園はまさに世紀末!」
【熊達が何をするつもりなのか……少年はじっと眺めていた】
- 670 :モヒカンベアーズ/世紀末雑魚モドキ:2010/01/27(水) 23:53:54 ID:5bkdOdU20
- >>666
「おぉ?なんかやってたか?」
「なんかトレーニングぽかったですぜ」
手下くまBに見られていたようです
>>669
「よーしおまいら、まずはほうこくかいだ
1ぱんから、じゅんにきかせてくれ」
多数の世紀末くま達は輪になって会議のようなことを始めた
- 671 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/27(水) 23:56:20 ID:.6prKP66O
- >>670
「か、会議……?あの熊達……一体……?」
【コソコソと聞き耳を立て、話を盗み聞きしようと試みる】
- 672 :モヒカンベアーズ/世紀末雑魚モドキ:2010/01/28(木) 00:04:58 ID:5bkdOdU20
- >>671
「ふむふむ…さんくはそうか…
じゃあつぎは…」
「だれだ!?」
なんか投げた
全く方向の違う草むらへと
- 673 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/28(木) 00:08:57 ID:.6prKP66O
- >>672
「あ、いや……私は……」
【いい訳と共に出ていこうとしたが、全く別の方に何かを投げたので上弦はまた隠れる】
「私以外にも誰かが……?」
- 674 :モヒカンベアーズ/世紀末雑魚モドキ:2010/01/28(木) 00:13:37 ID:5bkdOdU20
- >>673
「きのせいか…」
茂みに背を向け、再びリーダーらしきくまは輪へと戻る
「あにき、もうそれやめましょうよお」
「いいじゃねーか、おめーらがきたとこにひとはいねーだろ」
ただのアニキの悪い癖のようだ
- 675 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/28(木) 00:16:47 ID:.6prKP66O
- >>674
「え、えぇ〜〜〜〜〜!?」
【まさかのアニキの悪い癖、確かにそれで当たれば格好いいけど……】
「なんだかな〜……」
【苦笑いをしながら観察を続けるが……】
「はっ……はっ……ハクチュッ!」
【子供らしいくしゃみが出てしまった】
- 676 :モヒカンベアーズ/世紀末雑魚モドキ:2010/01/28(木) 00:24:22 ID:5bkdOdU20
- >>675
「なんだと!?」
さすがにあにきも、くしゃみは聞き逃さなかった
「そこおっ!」
またなんか投げた…別の茂みに
「あにき、あっちですぜ」
「お、おう、よくみつけたな…いけ!おまいら!」
「うおー」
手下くまB、C、D、Eが滑り台よじのぼり始めた!
- 677 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/28(木) 00:29:29 ID:.6prKP66O
- >>676
「私まさかの大ピンチ!!」
【大人の体なら余裕なのだが、体が子供状態……戦闘力は格段に落ちている】
「あわわわわ!どうしよう……そうだ!」
【何を考えたか滑り台を滑り始めた、もはや突貫するつもりだ】
- 678 :モヒカンベアーズ/世紀末雑魚モドキ:2010/01/28(木) 00:36:49 ID:5bkdOdU20
- >>677
「あべし!」
「たわば!」
スロープを逆に登っていた手下くまD、Eははじきとばされた!
「ぬぅ、なにやつ!」
あにきは背中の棒状のモノをかまえた
…チャッカマンだ
- 679 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/28(木) 00:40:23 ID:.6prKP66O
- >>678
「よしっ!突破!!」
【そしてアニキを見て、チャッカマンを見つける】
「……チャッカマンて……」
【少しだけ呆れて呟き、砂を投げた】
- 680 :モヒカンベアーズ/世紀末雑魚モドキ:2010/01/28(木) 01:02:54 ID:5bkdOdU20
- >>679
「のわー!てったい!てったいいいい」
投げられた砂でくま達は蜘蛛の子を散らすかのように逃げ出した
//すいません、ハンパですがちょっとこれ以上はムリそうです!
- 681 :上弦・F・ショターリオ ◆6xc12amlNk:2010/01/28(木) 01:05:57 ID:.6prKP66O
- >>680
「イェイ!私の大勝利!!」
【去っていった熊達を見ながら勝利のポーズ】
「よーし!勝利の後は帰路に着く!!」
【その後、上弦も帰っていった】
- 682 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/28(木) 20:45:05 ID:ID57kurE0
- >>662
「入学したての頃は戸惑いましたが、慣れとは恐ろしいもので街中で視線を浴びるのが『普通』になってくるんです。不思議ですよね。」
風で流れるセミロングの髪を手で抑えながら、少女は微笑を浮かべる。
どうもこの少女、乗ってきた模様。
「上級生たちが何度か校則を緩めるよう要望を出しても学校側はほとんど聞き入れなかったと聞いています。淑女を『育てる』学校として一部に有名ですから仕方がない面もあるのでしょうね。」
少し眉をひそめて。
学校側の世間体の維持という思惑と、生徒側の校則を緩めて欲しいとの要望の間。
放課後、休日の制服での活動は覆らなかったものの…
「結局、『携帯電話の持込を許可する』で決着です。僅かに校則が緩み、暗黙の了解が出来上がったくらいなんですよ。」
結局、携帯電話で落ち着く辺り、こういったことに慣れていないのだろう。
「今更お洒落と言われてもピンと来ないですね…。どんな服が似合うかなんて分かりません。」
- 683 :朝宮夜:2010/01/28(木) 21:00:48 ID:/k2gysHgO
- >>682
「視線慣れかー……なんかモデルみたいだね。さっきのご機嫌ようも自然だったし」
唇をつんと微かとがらせ、むむむと唸る。
「でも、淑女ねー。……男は度胸女は愛嬌ってあるじゃない。私さ、あれ逆だと思う。
確かに淑女って素敵だと思うけど」
うん、素敵だ。と目の前の小さな淑女を見ながら頻りに頷く。
「でも私はダメかなー。私の思い付く淑女なんてほっぺたに手の甲当てて」
言いながら左手の甲を白い右頬に当てて、彼女のパッとイメージする淑女らしく上品に笑ってみる。
浮かんだのはぎくしゃくとした笑みだが。
「あらあらそうなんですのおほほー……みたいな? ……ダメだ、自分でやっててうわあ……って思っちゃう」
私は淑女になんてなれないやと手を下ろして笑う。
目の前の淑やかな少女を見て、凄いなあと嘆息しつつ。
「何か卑怯だね、それ。厳しくしてれば良いってもんじゃないでしょーに」
むう、と綺麗な眉を眉間に寄せたが、次の言葉に小さな皺が引く。
浮かんでいるのは驚きの表情だ。
「えええそんなにかわいいのに!? なにそれもったいない!」
- 684 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/28(木) 21:20:09 ID:ID57kurE0
- >>683
「所作、立ち居振る舞いはお姉様方…先輩方が時折指導してくれるので割と簡単に身につくものなんです。あとは自分が自然にこなせるように自分でほんの少しアレンジしてあげれば良いのですよ。」
小さく微笑を見せる。
「先に言った通り、所作は身に付きますが、貴方はこうやって話している方がずっと自然ですよ。絶対今のままが良いですよ。」
押してもう一押ししてみた。
目の前の少女は、明るく元気でおしゃべり好きな『女の子』
彼女の立ち居振る舞いからそれらはしっかりと感じ取れる。
逆に彼女のようなタイプが自分のような立ち居振る舞いをしたところでウズウズしてしまうだろうと思う。
現に今だってそうだ。
淑女な自分を想像しているのだろう。そのリアクションが最たるものだ。
「その人が醸し出す空気、雰囲気とでも言い換えましょうか。その人の雰囲気に合う振る舞いが重要だと思いますよ。貴方は、本当に雰囲気通りの方ですよ。」
少し目を細め、微笑みかける。
「古く歴史がある学校ですので、体面に関しては他の学校よりも気を使うのでしょうね。基本的に保守的な学校ですし。」
目の前の少女の驚きの表情に逆に驚いた。
「えっ…?勿体無いのですか?」
- 685 :朝宮夜:2010/01/28(木) 21:40:44 ID:/k2gysHgO
- >>684
「お、お姉様方……? あ、ああうん。先輩ね。
うひゃー……女子高ってそういう言い方するんだ。
あらあなた、タイがゆるんでますわよ? ……みたいな?」
両頬に手を当てて驚いた。
お姉様、お姉様、ふむう……と小さく口中で呟く。
「うーん……そうかなあ。でもやっぱりお淑やかーって感じ、良いなあって思うよ?」
ここは憧れてしまう。目の前の彼女は大人っぽくて素晴らしいたおやめぶりだ。
「あー……でもそう言われるとそうかも。
憧れるなーって気持ちは有るけど、実際に私がやったら何だか疲れちゃいそうだし。
そう考えると凄いなあ……疲れたりしない? ずっとお淑やかっていうか、静かっていうか」
心底から感心してしまう。自分は多動症のケが有るんじゃないかって位騒がしい。
小学校の通信簿には毎回毎回“元気がありますがもう少し静かにしましょう”と書かれていた。
ついでに“人の話しをしっかり聞きましょう”とも。
「もったいないよー! もったいないもったいないイッツもったいない!
あ、でも今のままが良いのかも? すれてない清楚な感じで。
……でもやっぱりもったいない気もするし……」
ふむむ、と眉間に皺を寄せて悩み始める。
気分芸能プロダクションの社長。どう売り出すか。今でも古式ゆかしい癒し系大和撫子な感じだが。
夜はふむむともう一度唸る。
- 686 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/28(木) 22:12:09 ID:ID57kurE0
- >>685
「そういう時は、『そこの貴方、お待ちになって。リボンが曲がっていてよ』といい、リボンを直すのが上級生の指導の一つなんです。」
夜の目の前で、パントマイムをする。
微笑を浮かべ、胸元のリボンを直す仕草をする。
しっかりと結んでやらないといけない。
「上級生をお姉様と呼ぶのは私共の学校くらいではないでしょうか。『お姉様』と呼ぶのは楽なんです。名前を知らない上級生を呼べるのですから。」
風が声を耳に運ぶ。
この元気な少女からお姉様という単語が出ると、どうも演劇か、或いは舞台の練習のように思えてしまう。
口にしないが、彼女に『お姉様』は似合わないと思う。
やはり『せんぱーいっ!』と呼ぶ方が似合っている。
「隣の芝は青いのです。私だって貴方の雰囲気、凄く羨ましいですもの。」
笑みを浮かべ、彼女の表情の変化を楽しむ。
「でしょう?やはり貴方は今のままがいいのですよ。制服姿と相まって更に明るい雰囲気です。私の場合、既にこれが標準ですので疲れないですね。今のほうが精神的にも落ち着くのです。」
昔から落ち着いているとは言われてきた。
自分は体が強い方では無く、弱い方だからだ。
僅かの間だが入院していたこともあった。
「あら、勿体無いのか勿体無くないのか分からなくなってきました。」
笑顔で夜の様子を見ながら、鞄から手帳を取り出す。
開くページは、先日訪れた美味しい喫茶店Apple Guillotineの簡易地図が書かれたページ。
さっと目を通す。
「このまま立ち話も周囲の迷惑になってしまうでしょう。宜しければ、場所を移しませんか?先日見つけた美味しい喫茶店があるんです。」
- 687 :朝宮夜:2010/01/28(木) 22:29:23 ID:/k2gysHgO
- >>686
「そ、そこのあなたお待ちになって……うわあ真似できない。絶対噛んじゃう。精神的な要因で」
自分で言っといて鳥肌たったよー……と言いつつ手触りの良いブレザーの上から腕を擦る。
「あー、なるほどねー。確かに便利かも。……でも私知らない先輩には、
“そこのうなじからお尻までのラインが綺麗な先輩!”
とか声掛けちゃうなあ」
我が身を鑑みて思う。変態チックだ。
要修正……と頭の中のノートにメモして話を続ける。
「ええーそうかなあ……ってやめてやめて照れちゃうから」
はたはたと手を振って笑う。
「なるほどなぁ……慣れれば疲れないのは当然だよね。
筋金入りだなぁ。真似できないや」
染々納得。最終結論、私には無理。
「んんー……難しい問題だよこれは。あ、喫茶店?
良いね良いね。何かあったかいの飲みたかったんだ」
笑顔を浮かべてぱたんと軽く手を合わせて同意する。
- 688 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/28(木) 22:43:52 ID:ID57kurE0
- >>687
「なるほど、他の学校の方にはそれだけ馴染みが無いのですね。」
小さく頷く。
女子校と共学という差、彼女の雰囲気を差し引いても自分の学校が特殊な部類に含まれるのが良くわかった。
夜が摩るブレザーを見て、着てみたいなぁと思ったのは秘密だ。
ブレザーは新鮮であり、未知だ。見ているだけで時間が消し飛ばされそうでもある。
「知らない先輩にそのような呼び方をすると何人も振り返りそうですね。そのようにお姉…先輩を呼べるのは共学ならではでしょうか。」
口元を手で隠し、クスクスと笑う。
一概には言えないだろうが、彼女の学校の生徒は明るい生徒が多そうな印象を覚えた。
明るい生徒が多いだろうから学校生活は楽しそうだ、とも想像出来た。
照れてパタパタと手を振る彼女は可愛らしい。
かわいいなぁと思いつつ崩さない微笑み。
「では行きましょう。お店の名前は『Apple Guillotine』というお店です。少し変わった店員さんがいるお店で、近くですのですぐに着くでしょう。」
夜に笑みを向けて、喫茶店へと足を運ぶ。
- 689 :朝宮夜:2010/01/28(木) 23:03:32 ID:/k2gysHgO
- >>688
「ないない! 全然だよー。一部のセレブ姉妹さんとか、そのくらい。
」
小さく頷いた彼女に軽く手を振って笑う。
確かに何人かお姉様、お兄様、と呼ぶ人が居る。兄上姉上も知っている。
人それぞれだよね、と思ってはたと考えついた。呼び方が全部同じって何だか寂しい。
色んな人が居て色んな呼び方をする。皆が皆礼儀正しくてお淑やか、というのはこれもやっぱり何だか寂しい。
ふうむ、とほんの僅かだけ考えたが、まあ、学校もそれぞれだよねと納得。
「あ、それはよくあるねー。だからこう言うの。
“あ、違います違います。先輩は歩く度に光を浴びて煌めく髪が綺麗な先輩です”
とかって。そんな事やってる内に知り合いが増えたりしてねー。やっぱり印象に残るのかなあ?」
顔見知りが一杯居る。
少し前はさらさらの蜜柑色をした髪が優しい印象な二本の角が可愛い子と知り合った。
「ん。行こっか。……何か聞き覚えがあるなぁ、その名前」
クラスのロリコン気味の男子が言っていた気がする。よくは覚えていないけど。
まあ、行ってみれば分かるよねと頷いて、綺麗な笑顔を向ける彼女の横に並んで歩く。
- 690 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/28(木) 23:16:26 ID:AnKNDkJE0
- 『Apple Guillotine』の店内
「もぐもぐ〜」
【カウンターでご飯を食べている少女がいる】
「あう〜。やっぱりここがほっとするなの〜」
【とても嬉しそうにご飯を食べていた】
- 691 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/28(木) 23:18:29 ID:ID57kurE0
- >>689
「ふふっ髪をそのように褒められたら印象に残りますよ。嬉しさでその日は皆さんご機嫌になるでしょうね。」
微笑み。
「同性から髪を褒められるなんて、そうそうありませんでしょうから特に印象に残ったのではありませんか?」
褒め方が上手だと思った。
背中から見て、人目で判断出来る材料で褒める。
自分でも分かりやすいし、相手の印象にも残る。
「(こういったところを見習いたいな…)」
隣を歩く少女を見て、心のなかで独白する。
「そうなのですか?貴方はこの街に詳しいのですね。」
隣の少女は生徒数が多い千夜の生徒だ。
街の情報が集まり、広がるのも早いのだろう。
また彼女の性格から耳に入る情報も多くあるだろう。
喫茶店へと向け、夜風が荒ぶ街を歩く。
髪を手で抑えながらもゆっくりと歩く。
- 692 :朝宮夜:2010/01/28(木) 23:36:50 ID:/k2gysHgO
- >>691
「そう? 見たまま言ってるだけだよ。パッと見てここ良いなーって思ったらそこを言ってみる」
それだけなんだけどなと笑い、ああでも、と続ける。
「迷っちゃう時も有るね。こうやって」
かか、とニーハイブーツのヒールが軽快な音を立て、夜は並んで歩く彼女の前に出る。
「じー、って見ても」
頭頂から足許まで、たおやかな少女の輪郭を大きな目を細めて矯めつ眇めつ。
「何から上げようか困るもん。……うん。……むむ、コレはホントに難しい……!」
むー、と難しい顔をして見ていたが、質問を受けてパッといつもの笑顔に表情を戻し、再び彼女の隣へ。
「んー、一応詳しい……とは思う。独り暮らしだから自由な時間多く作れてね。
暇な時は開拓兼ねて散歩してるから。
でも、そのお店は聞き覚えがあるってだけだよ。結構な穴場なんじゃないかな?」
うーむ、実に楽しみである。
髭の紳士の真似か、細い輪郭の顎を立てた親指と人差し指で挟むようについと撫でた。
- 693 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 00:02:19 ID:ID57kurE0
- >>692
「(…?これはどっちに解釈すればいいのかな…)」
突然の彼女の行動に少し驚いた顔。
そして…
隣の彼女より一歩半先に行く。
黒茶のローファーがカツンと小気味よい音を立てる。
振り返ればセミロングの黒髪とスカートの裾が同時に円を描き、止まる。
「貴方、凄く可愛いですよ。自覚していますか?貴方が制服に合わせるのでは無く、制服が貴方に合わせるみたい。とても似合っていますよ。」
最敬礼をする時のように腰を折る。
首を左に僅かに傾け、顔は夜の顔を見つめたまま笑みを向けた。
「……///」
照れる要素は無いはずだが、照れて俯きながら元の立ち位置へ。
本来の自分ならするはずもない行動だ。
「私も一人暮らしですが、散歩で穴場を見つけるとは。この辺りにはあまり来ないので知りませんでした。
それに穴場であることは間違いないでしょう。ひっそりとした佇まいの隠れた名店でしょうね。」
件の店はもう目の前。
「では入りましょうか。おや、先客がいらっしゃいますね」
カウンターでご飯を食べるディス(>>690)を見つける。
- 694 :朝宮夜:2010/01/29(金) 00:20:44 ID:/k2gysHgO
- >>693
「照れるからやめてやめて」
あはは、と少し熱を帯びた頬に風を送りながら、否定も込めて手を振った。
夜は思わず唸る。先手を打たれてしまった。ならばと思って返そうとしたが、どうにも上手く纏まらない。
なので粗方言ってみる事にする。
「ありがと。でも君に言われると恐縮しちゃうなぁ。
肌とか凄く触ってみたい。洗練された白磁みたいで、なんだかとってもすべすべしてそう。
さっきから夜風が髪と遊んでるけど、自分で見れないなんて勿体無いよね。街灯に煌めいて凄く綺麗。
それとやっぱり、凄く良い声。高過ぎず低すぎず。静かだけど聞きやすくて。なんかこう、溜め息ついちゃう」
ざっとこんなものかな? 言い足りないような気もしたが、女同士でこんなに誉めあうのも何だか不思議だ。
夜はおかしそうに笑う。
「なにやってんだろうね。あ、ここ? ……ホントだ。誰か居る」
同じくディスの姿を見つけ、興味深そうに眺めた。
- 695 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 00:24:44 ID:AnKNDkJE0
- >>693
「もぐもぐ…あう?だれかきたの」
【ふと入り口に向けて目を向ける】
「あう〜?またあったなの〜」
>>694
「あ、もうひとりいるなの〜」
【ニコニコしながら朝宮夜をみる】
「はじめまして…だったかなの?」
- 696 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 00:38:21 ID:ID57kurE0
- >>694
「初めて『君』って呼んでくれましたね。私は…□□□ 薫(かおる)」
ニコリと笑う。
自分の本名に当たる部分だけ、非常に小さな声だった。
聞き取れたかどうか、夜にしか分からない。
「…えっ…………」
夜の言葉で、時が止まった。
否、時が止まったかのような錯覚を覚えた。
今まで自分の容姿など考えたことも無かった。
何を言われたのか整理出来ない。
だが、褒められたのは分かった。
「ありがとう…」
それだけしか言えなかった。今自分の頭はそれどころでは無いからだ。
俯き、鞄を持つ手に自分の両手をぐっと重ねた。
今は顔を上げられない。間違いなく赤くなっているから。
先程から顔が熱い。
風で熱を奪おうにも鞄があるから不可能だ。
「さ、さ、さあ行きましょう。暖かい飲み物と音楽でも楽しみましょう。」
音楽がかけられるかどうか分からないが、取り敢えず何か口にしないと落ち着かない。
>>695
窓越しにディスが見えた。
「あら、あの時の…。御機嫌よう。」
セミロングの黒髪を靡かせ、今から入店しようとする二人組がいる。
何故か二人とも(違いはあれど)顔が赤い。
- 697 :朝宮夜:2010/01/29(金) 00:47:05 ID:/k2gysHgO
- >>696
「薫? 薫。薫かー」
嘯くように優しい言葉を聞いて笑みが自然と深まった。
「私は朝宮夜。“朝なの夜なのどっちなの?”
って名前だけど、朝でも夜でもどっちでもいーよ。昼でもいいかな?
……うむむ、それにしても」
楽しそうに笑んだ夜は自分を促す薫の朱に色付いた横顔を見ながら、うんと納得するように頷いた。
「ぴったりだね。名は体を現すー、って言うけど、ほんとぴったりな名前」
凛として優しそうで。
夜も薫に続く。自分も少し落ち着かない。熱いものでも飲めばきっと紛れる。
>>695
「うわ、かわいい!」
喫茶店に入って第一声。深みのある色合いの青い髪なんかは、そうそうお目にはかかれない。
「あ、うん。初めましてだねー」
微若干テンションを上げつつ、微かに赤い笑顔で挨拶を返した。
- 698 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 00:49:53 ID:AnKNDkJE0
- >>696
「あう〜?どうしたなの〜?
かぜなの?」
【少し心配して見つめる】
>>697
「あう〜ありがとなの…はずかしなの〜」
【ストレートな言葉に弱いのか、少し顔を赤くする】
「あう?…かぜじゃなくて、なにかはずかしいことなのかなの…」
- 699 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 01:00:13 ID:ID57kurE0
- >>697
「ええ、そうです。秘密ですよ?」
子供のような笑みを浮かべ、口に立てた左手人差し指を添える。
人懐っこい瞳も笑っていた。
「ありがとうございます。ではこれから夜…と呼びますね。宜しくお願いします、夜」
少し恥ずかしそうだがニコリと笑う。
名前で呼ぶなんて初めてだ。
学内では苗字にさん付けが基本だから。
「夜は朝の太陽の明るさと夜の落ち着いた月が同居する不思議な人。ふふっ名は体を現す…ですか。」
何故か嬉しそうに笑った。
夜は自分にとって太陽のように明るい女性だが、話てみれば夜の月のように不思議と落ち着く。
不思議な人…。
まだ顔が熱い。
暖かい所に入れば自然と顔は赤みを増すだろう。
>>698
「いえ、風邪ではありませんよ。心配してくださってありがとうございます。」
僅かに首を傾け、微笑みかける。
どうも癖になってしまっているらしい。
「外は寒いので顔が赤くなってしまいました。」
- 700 :朝宮夜:2010/01/29(金) 01:15:27 ID:/k2gysHgO
- >>698
「んんー……恥ずかしいとはちょっと違うかな?」
楽しそうに笑顔を浮かべながら首を傾げる。
「今の君みたいな感じ。……あはは、三人揃って顔赤くしてなにやってるんだろうねー?」
>>699
「ん、分かった」
理由は解らないが、彼女が言うならそうしようと自然に思う。
こくりと頷く。
「うん。宜しく。……落ち着いた人? あはは、私を見て落ち着いたなんて、初めてだなぁ」
楽しそうに笑って答える。まだ頬は赤いだろうかと考えて、きっと赤いなと答えを出す。
「な、何かたのもうか。お勧めとか、ある?」
- 701 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 01:18:55 ID:AnKNDkJE0
- >>698
「あうあう〜…そとさむいなの〜…」
【ちょっとだけ窓の景色に目を向ける】
「『でぃす』にはわからないけど…たいへんそなの〜…」
>>700
「あう〜。そうなの〜。
…う〜ん…ごはんをたべにきたかなの?」
【かおをあかくしながらなの。と、冗談交じりに言う】
「う〜ん…なんていうのかなの…このかんじなの…」
【先ほどの感情を思い返しながら呟く】
- 702 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 01:29:07 ID:ID57kurE0
- >>700
「理由は秘密ですよ。」
夜は乗ってくれば良く話す。
が、乗っていなければ落ち着いている。
そんな単純な理由だが、いつか話す時が来るかもしれない。
分厚いコートを脱ぎ、鞄と一緒にまとめる。
スカートの裾を押さえ、スカートにシワがつかないようにする。
胸は残念だった。合唱。
「先日来たときはサンドイッチが美味しかったですよ。ですがこの時間です。マーマレードティーは如何でしょう。」
自分はマーマレードティーにするつもりだ。
>>701
「ですのでこのように厚いコートを着ているんですよ。」
鞄の中には手袋も入っている。
「寒いと、体が震えてしまいます。貴方はそのように感じないのですか?」
話しぶりから、なんとけしからんと思う放送部員であった。
ディスと話すときも夜と話すときもそうだが、この少女は微笑を崩さない。
- 703 :朝宮夜:2010/01/29(金) 01:41:37 ID:/k2gysHgO
- >>701
「うーん、違うかな。顔を赤くしながらお茶を飲みに来たんだー」
軽く笑って席につく。カウンターの一席。
「さあ、何だろう? 難しいねー」
ふふ、と笑い声を最後に載せた言葉は楽しげに弾んでいた。
>>702
「ん、りょーかい」
理由は確かに知りたいが、秘密を聞きたいと思わない。
いつか自分にとって秘密じゃなくなると良いなと考えながら隣の彼女を見ていた。
うん、なんとなく彼女らしい。おくゆかしい日本美人。
「マーマレードティー? フレーバーティーかな?
アップルティーは結構飲むんだけど、マーマレードもあるんだねー。知らなかったよ」
感心顔でほうほうと頷く。
「うん。決めた。私もマーマレードティーにしよう」
きっと彼女もマーマレードティーだろう、と思って、
「お揃い、かな?」
軽く首を傾げて尋ねてみる。
- 704 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 01:46:49 ID:AnKNDkJE0
- >>702
「あう〜、そうなの…」
【なるほどーと、コートを見ながら言う】
「『でぃす』はさむいのはわからないなの…
でも」
【自分が身に付けた外套に触れながら】
「あったかいのはわかるなの〜」
>>703
「おちゃをなの?…あう〜…ここはそういうところだったなの…」
【喫茶店なのにレストランみたい、と言ってはいけないらしい】
「う〜ん…いつかわかるかなの〜…」
- 705 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 02:05:08 ID:ID57kurE0
- >>703
「ええ、お揃いですね。フレーバーティーでは無いですね。パンとの相性も良いのですよ。」
ダージリンに皮付きオレンジマーマレードを入れる。
甘くて、少し苦いのが特徴だ。
体を暖めるのにちょうどいい。
「意外とこれ、いけるんですよ。」
カップを左手に、ソーサーを左手に持ち、フーフーしていたりする。
>>704
「寒いのは分からないのに暖かいのは分かるのですか。その外套の御陰なんですか?」
そんな馬鹿な。
しかし分からない。NAS○が新しく開発した宇宙関連のものかもしれない。
- 706 :朝宮夜:2010/01/29(金) 02:16:52 ID:/k2gysHgO
- >>704
「そうそう。赤い顔を元に戻すには冷たいお茶を飲むべきなんだけどねー。
しかし私はちょっと寒いので温かいお茶を飲むのです」
うむうむ、と一人頷く。
「うーん、そうだねー。いつか分かるよ。君にはまだちょっと早いかなー?」
幼い彼女の顔を見て、やはりうむうむと一人頷く。
>>705
「お揃いお揃い」
なんとなく楽しそうにソーサーからカップを持ち上げ、グラスを合わせず乾杯するような仕草で、笑いながらちょい、と前に出した。
「あ、これ夏にアイスで飲んだ事ある。
へぇー、これをマーマレードティーって言うんだねぇ」
薫の動きを見ながら真似するようにやってみる。
こちらそれほど猫舌では無いので、早速飲んでみた。
「あ、美味しい」
嬉しそうに笑ってカップを唇から離す。呟いてまた一口。
- 707 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 02:20:16 ID:AnKNDkJE0
- >>705
「あう〜…わからないけど…」
【パタパタと外套をはたく】
「…これをきてるとあったかいなの…」
【どこか嬉しそうに言う】
>>706
「うん、あったかいののむのがいいの、こういうひはなの〜」
【窓にはつめたい風が吹きつけて、音を鳴らしている】
「あう〜、いつかわかるようになるなの〜…」
【そう言った後…】
「ん?…あう〜」
【うとうとし始めた、時々カクン、と舟を漕ぎそうになる】
- 708 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 02:28:00 ID:ID57kurE0
- >>706
夜の仕草に合わせ、軽くカップを前に差し出す。
「お口に合って良かったです。」
僅かに首を傾け微笑んだ。
フーフーしてから一口飲む。もう少し甘くても大丈夫なような気がする。
「…暖かくて美味しいです。アイスではどのような味なのでしょう?似たような味なのでしょうか。」
ソーサーを置き、カップを置く。
アイスは飲んだことが無い。
季節柄飲むわけでも無いので味が分からない。
「元々はロシアでの飲み方なんですけれど、ロシアではマーマレードを口に含んで紅茶を飲むそうですよ。」
甘いもの大好きなんだそうです。
>>707
「良いですね。スカートでは寒いので少し羨ましいです。」
ご飯を食べて眠たくなったようだ。
舟を漕ぎそうになる仕草が可愛らしい。
舟を漕ぐのは気持ちがいい。気持ちが分かるだけに言葉は控えめに。
- 709 :朝宮夜:2010/01/29(金) 02:39:54 ID:/k2gysHgO
- >>707
「そうだねぇ。こう風が強いと温かいの飲みたくなるよね。
うん、というかこういう時に飲む温かいのって、何だか特別美味しい感じが……って、」
カップから唇を離し、うんうん、と深く頷いている内に、ディスが眠りかけているのに気がつく。
「あらら、おねむかな。大丈夫ー?」
あまり起こす気は無い。そーっと声をかけてみる。
>>708
自分の仕草に合わせてくれた事に顔を綻ばせ、視線を上向かせて思い出す仕草。
「うーん、そうだね。マーマレードの苦みって、爽やかな感じじゃない?
ちょっと甘めの紅茶だったんだけど、何となく爽やかな感じがしてさっぱり飲めたなぁ」
うーん、その位かな。言葉を切ってまた一口。ほう、と温かかな溜め息。
「へえー…………ごめん、何だかいまいち想像できない。マーマレードを口に含みながら紅茶、かぁ。
特別器用、ってわけじゃないけど、面白い飲み方するんだねー」
ロシアの人には少し申し訳ないが、何となく面白い飲み方に思える。
「……あ。もしかして紅茶党? すごい詳しそうだし」
- 710 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 02:52:38 ID:ID57kurE0
- >>709
「そのような味なら夏に飲むと良いのでしょうね。レモンティーに無い口当たりのようですのでこの夏にでも早速飲んでみたいです。」
話の内容と、一息つく仕草を見て思わず顔が綻んでしまった。
ここに来て正解だったようだ。
またカップとソーサーを持ち、フーフーしてから一口。
暖かさと味に思わず一息出てしまった。
ソーサーを置き、両手でカップを包み込むように持ち、手を暖める。
「角砂糖を口にいれて飲んだり、蜂蜜を溶かしたりもするらしいですよ。」
微笑を浮かべた。
お茶請けが欲しいが、体重的な意味でこの時間は危険すぎる。
「私はコーヒーも紅茶も好きですよ。気分によって変えています。夜は何党なのでしょう?」
- 711 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 02:56:08 ID:AnKNDkJE0
- >>708
「そっかなの〜…そういうふくをきたらさむくないかもしれないなの!」
【うんうん、と頷く】
「…ふぁ〜…」
>>709
「うん、あったかいとおいしなの…」
【うとうと】
「あうあう〜…だい…じょ…ぶ」
【そう言っている間に】
「…す〜」
【座ったまま寝始めてしまった】
//ねむねむ
- 712 :朝宮夜:2010/01/29(金) 03:03:39 ID:/k2gysHgO
- >>710
「うんうん。夏になったらここで飲もうよ。
あっつー! とか言いながら二人で外歩いてさ、それでここに来て飲むの。
きっと気持ちいいと思うよー! 次にアイスとか頼んでみたりして」
ありありとその光景が浮かんで、口元が緩む。
「角砂糖を口に入れて? んー……紅茶に入れるのと変わらないような気がするなぁ」
首を傾げる。不思議だ。でも溶けかけの角砂糖をがりがり食べるのは少し楽しそう。
でもお行儀悪いよねー、と、また一口。
「おおー。詳しそう。今度お勧めのコーヒーもぜひぜひ。
私はー……そうだなぁ、緑茶党、かなぁ?
実家だと和食ばっかりだったから、慣れちゃってるんだろうねー。
ちょっとおばあちゃんみたいだよなぁ、なんて思ったりね」
楽しそうな笑顔が夜の基本的な表情らしい。ひらひらと手を振りながら、やっぱり笑っている。
- 713 :朝宮夜:2010/01/29(金) 03:07:30 ID:/k2gysHgO
- >>711
「あらら、寝ちゃったか」
眠り始めるディス見て、夜は開きかけた口に手を当てた。
「……ぁふ。私も眠くなってきたかも」
人が寝てるの見ると眠くなるんだよねー、と考えながら、紅茶を一口。
ぽかぽかする。
……眠くなる。
「……むぅ」
- 714 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 03:12:23 ID:ID57kurE0
- >>711
「ふふっ…おやすみなさい…」
頭を優しく撫でて、静かに席へと戻った。
//お休みなさい。絡んで頂いてありがとうございます。
>>712>>713
「良いですね。アイスに果物も付けてキャラメルソースをかけて食べると美味しそうです…」
思わず顔が綻ぶ。二人でアイスを分けあって美味しいです。と言い合っている姿が脳裏に浮かんだ。
やはり乙女、甘いものには弱い。
「ええ、勿論。私が知る範囲で試してください。それから新規の開拓を一緒にしましょう。」
こういう約束が嬉しいのか、笑顔が増していっているが…
少し眠たくなってきた。
話を聞く限り、夜と自分の家庭は似ているのでは無いかと思えた。
「そろそろ戻りましょう?私、この近くに駐車場を借りていますので夜の家の近くまでお送りしますよ。」
ひっそりと車まで所有している彼女だった。
- 715 :朝宮夜:2010/01/29(金) 03:21:16 ID:/k2gysHgO
- >>714
「良いね良いねー! その時は別々の頼んで半分ずつ食べよ」
甘い物が好き。大抵の女の子には共通するが、やはり共感すると嬉しい。
「あはは、いーねー! お砂糖入れてもすっごい苦いの見つけちゃったらどうしよ?
お砂糖もあんまり入れたくないし、残すのもお店に悪いし。
あ、でも二人揃って眉間にシワ作って飲むのも楽しいかも?」
楽しくて仕方がない。しかし睡魔というのは夜的に、やっぱり悪魔の一種なのだ。
「おおー! やった、凄く助かるよー。お世話になりまーす!」
ははーっ。笑いながら深々と頭を下げた。
- 716 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 03:26:54 ID:ID57kurE0
- >>715
「ええ、そうしましょう。ふふっ今から楽しみです。それからケーキも色々食べたいですね。」
笑みを作る。
しかし食べ過ぎて体重がドえらいことにならないように注意しなければいけない。
「そうですね。如何にしてそのような苦境を乗り切るかを考えるのも楽しそうです。」
思い出。
そういえば、こんな事したな。
そうそう、あれもしたね。
なんて言い合える日が来ると思うとわくわくする。
「では我がビートルにご案内しますね。」
鞄から財布とキーケースを取り出し、1000円札を2枚、カウンターに置いていった。
車のキーをコートのポケットに入れていざ発進。
- 717 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 16:07:45 ID:ID57kurE0
- 【Apple Guillotine】
テーブルの上に、プリント数枚とノート、電子辞書をペンケースを置く。
積み重ねられたプリントには英・独・仏・古典などの文字がずらりと羅列差れている。
全て文系科目だ。
その後、コーヒーをいれる。
カリカリ…シャー…シャー…カリカリ…
問題用紙に書き込みをしながら、ノートに答えを書いていく。
ノートの端、見えやすいところに注釈を入れていき、問題を解いていく。
彼女は非常に集中していた
- 718 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 16:20:54 ID:zi7Q0Hgc0
- 銀髪の青年が店内に現れる。
ざっと周りを見渡してみる。
「・・・・・・。」
ぱっと見た感じでは一人(>>717)いることはわかった。
「(勉強してる?学生も来るのか、近くに昨日言ってた学園でもあるのか。)」
さっと思考をめぐらせながら昨日市役所で見た人を探す。
「(昨日の店長は・・・いない、か。・・・店員もいないのかな、セルフサービスで飲食できるのか。)」
カウンターに座り少し待ってみることにする。
- 719 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 16:34:53 ID:ID57kurE0
- >>718
人が来たのに気付いた。
プリントの大半は終えていたようで、一旦休憩を入れる。
「あら、御機嫌よう。」
左手にカップ、右手にソーサーを持ち、砂糖とミルクを多めに入れたコーヒーを飲む。
少女の瞳には、まず最初に銀髪の髪をが目に入った。
西洋の面影を覗かせる顔からは、ミステリアスな雰囲気が漂っているように思えた。
- 720 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 16:44:41 ID:zi7Q0Hgc0
- >>719
「あ、どうも。こんにちは。」
笑顔で挨拶を返す。
彼の銀髪はよく見れば銀と言うよりかはくすんだ灰色に近い。
こちらも少し西洋、といってもラテン風の顔立ちをしているが、
瞳の色は青などの明るい色ではなく濃い茶色だ。
コートとマフラーを取り去りながら席に着く。
ジーンズとシャツに灰色のカーディガンを着ている。
ジーンズの右ポケットと左後ろのポケットに膨らみが目立つのが特徴的だ。
なにやらカーディガンの右ポケットにも入っているようだ。
青年が漂わせる雰囲気は『無害』という言葉で表現できるだろう。
『無垢』とまでは行かないが、特に危険な感じはしない。
「はじめまして。・・・ここって勝手に飲み物取って来ちゃっていいんですよね?」
- 721 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 16:56:53 ID:ID57kurE0
- >>720
「初めまして。店員さんがいるときは用意してくださいますが、いない時は飲み物も食べ物も取ればいいのでしょう。」
自分は昨日、本日と自分で入れた。
以前来たときは店員さんがいたが…。
対する少女は…。
シミひとつ無い白い肌にセミロングの黒髪に黒く人懐っこそうな瞳。
制服であろう黒を基調としたセーラー服は、どこかのお嬢様学校を思わせる。
この辺りの千夜の学生のようにスカートは短くなく、長い。
「その服で外を歩くには寒くありませんでしたか?」
コートとマフラーがあるとはいえ、ジーンズとカーディガン、シャツでは寒くないのだろうか。
思ったことを単純に声にしてみた。
- 722 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 17:06:21 ID:zi7Q0Hgc0
- >>721
「なるほど、俺も取って来ますかね。」
と、カウンターにおいてあるサーバーのコーヒーをカップに注ぐ。
「いえ、そんなに寒くないですよ。・・・ほら。」
と、カーディガンの右ポケットからカイロを取り出す。
「腰にも貼ってますしね、コートの中は暑いぐらいでしたよ。」
また席に着きつつそんなことを笑いながら言う。
- 723 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 17:17:48 ID:ID57kurE0
- >>722
「なるほど。カイロならば暖かいですね。」
首を僅かに左に傾け、微笑む。
流石にこれは出来ない。
そしてカイロを触ったのは子供の頃だ。
勝手にチョコクッキーを取り、お茶請けにした。
「話は変わりますが、この街に詳しい方ですか?」
- 724 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 17:24:32 ID:zi7Q0Hgc0
- >>723
「あ、チョコクッキーおいしそう、俺もいただくかな。」
青年も一枚取り、さくっと一口。
「(もぐもぐ)いや、この街には昨日着いたばっかりで、これから見てまわっていこうかなぁと思ってるぐらいです。」
- 725 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 17:31:34 ID:ID57kurE0
- >>724
「美味しいです…。」
美味しそうに表情を崩し、味わう。
クッキーがあるのなら紅茶にすれば良かった。
「そうなんですか。私も最近この辺りを開拓したばかりでほとんど知らないんです。もし良ければ良いお店があれば教えていただけませんか?」
マデッツォに微笑みを向けた。
- 726 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 17:42:52 ID:AnKNDkJE0
- カランカラーン
「こんにちわなの〜!」
【ドアが開く音、と同時に包帯を全身に巻いた群青髪の少女が入ってきた】
「ごはん〜…あう、いないかなの…」
- 727 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 17:50:21 ID:zi7Q0Hgc0
- >>725
「そうなんですか、わかりました。あ、俺はマデッツォ・アッシュカバードといいます。
言いにくかったらマッドでいいですよ、昔からそう呼ばれてましたし。」
>>726
「!?(ミイラ!?じゃないな。いや、ここってアンデッドまで暮らしてたりすることって)・・・こんにちはぁ。」
包帯のインパクトで驚いたが、強張りながらもぎこちない笑顔を作り挨拶を返す。
- 728 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/01/29(金) 17:55:51 ID:ID57kurE0
- >>726
「御機嫌よう。」
微笑みを向けた。
しかしこの少女は既に帰り支度を済ませている。
>>727
「私は放送部員と呼ばれております。宜しくお願いしますね。」
微笑みかけてカウンターに1000円札を置く。
そういうルールらしい。
「それではマッドさん、ディスさん御機嫌よう。」
少女は冬武装と身支度を整え、店を出て行った。
- 729 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 17:58:43 ID:AnKNDkJE0
- >>727
「あう?はじめましてなの〜。」
【微笑んだ少女は、慣れた感じでカウンター付近に座る】
>>728
「あう〜、またねなの〜」
【入れ違いにディスは店の奥へと向かった】
- 730 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 18:12:36 ID:zi7Q0Hgc0
- >>728
「放送部員?(名前、じゃないよな?)・・・それじゃぁ、また。」
青年は女学生を見送った。
>>729
「はじめまして。・・・それって、怪我?」
コーヒーを片手に残りのチョコクッキーを一口で頬張る。
- 731 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 18:16:15 ID:AnKNDkJE0
- >>730
「あう〜。うん、けがなの。」
【腕をさすりながら言う】
「でもだいじょぶ、いたくないからなの」
- 732 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 18:25:49 ID:zi7Q0Hgc0
- >>731
「もう大丈夫なのか、じゃぁよかった。最初、ミイラかなにかかと思ったよ。」
笑い飛ばしながら話を続ける。
「君はここに来て長いのかな?」
年下に見えるからだろうか、すこし言葉が砕ける。
- 733 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 18:30:04 ID:AnKNDkJE0
- >>732
「あうあう〜、きにしないでなのー」
【ニコニコして言う】
「うん、ちょっとながいかなの〜」
【少し考える顔で言った】
- 734 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 18:40:20 ID:zi7Q0Hgc0
- >>733
「じゃぁ、ちょっと訊いてもいいかな?ここでイデアの箱庭以外に異能たちが集まる場所ってあるかな?
あと薬草とか魔術道具が売ってる場所を教えてほしいんだけど、知ってる?」
- 735 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 18:44:05 ID:AnKNDkJE0
- >>734
「あうあう〜…えっと…いろんなひとがあつまるところなの?」
【少し考える表情になる】
「あう〜、『でぃす』はよくここにくるからなの〜…
あんまりほかのところにはいかないなの〜」
【ごめんなさい、と頭を下げる】
「あとは…あう〜…おみせはなの〜…
ごはんのおみせじゃないおみせは…
あんまりしらないなの〜」
【再びごめんなさい、といった】
- 736 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 18:50:13 ID:zi7Q0Hgc0
- >>735
「そうかぁ・・・ごめんね、変なこと聞いたね。」
ちょいとカウンターのほうに目をやる。
「・・・あ、さっきご飯って言ってたね?お詫びに何か作ろうか?」
- 737 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 18:55:04 ID:AnKNDkJE0
- >>736
「あう〜、だいじょぶなの」
【手を振る】
「あう?ごはんなの!?ありがとなの〜!」
【嬉しそうにうなずいた】
- 738 :マデッツォ@AGカフェ ◆R4UISA2.es:2010/01/29(金) 19:08:52 ID:zi7Q0Hgc0
- >>737
「OK!じゃぁがんばりますかぁ!そうだなぁ・・・。」
さっと保存庫を見るとオムライスぐらいは作れそうだった。
たまねぎとご飯、そして1cm角ほどの鶏肉をバターで炒め、塩を加えつつケチャップをあえながら更にいためる。
店内にバターの食欲をそそる匂いが漂う。
「・・・うん。」
味を見ると納得したようだ。ケチャップライスが出来ると、別のフライパンで卵を薄く焼く。トロトロのほうではなく包むようだ。
ある程度固まったところで、ケチャップライスを加え手際よく包んでいく。
見てる分では、料理は出来るようだ。
仕上げにケチャップで模様を書く。
『ディスちゃん、よろしく』
そう書かれたオムライスをディスの前に出す。
「はい、召し上がれ。そういや自己紹介してなかったね。俺はマデッツォ。マッドでいいよ、よろしくね。」
味の特徴はたっぷり使われたバターの風味とコクと大き目のジューシーな鶏肉だ。
- 739 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 19:11:48 ID:AnKNDkJE0
- >>738
「あうあう〜!おいしそなの〜!いただきますなの〜!」
【そう言ってスプーンを手に取るが、ケチャップで書かれた字を見て】
「あう〜!『まっど』なの〜。こちらこそよろしくなの〜!」
【ニコニコしてあいさつした】
- 740 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/29(金) 21:55:13 ID:HnkBBDEo0
- 「おうおう、やってやがりますね皆さん」
エプロンを着た少女が厨房から出てくる。
「ああ、道具は勝手に使ったら流しに置いといて下さい。
こっちが洗っておきま……っ!」
黒瑪瑙の目が、丸くなる。
視線の先にはケチャップのかかったオムライス。
「こ……このオムライスを作ったのは誰だぁっ!!」
- 741 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 22:03:07 ID:AnKNDkJE0
- >>740
「あう〜。こんばんわなの〜!くろめの…あう?」
【眼をまん丸くして、そのあと微笑む】
「あう〜!これは『まっど』がつくってくれたなの〜」
【ようは他人がキッチンを使ったということだ】
- 742 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/29(金) 22:14:55 ID:HnkBBDEo0
- >>741
「一口貰います!」
ディスの返事を聞く前に、勝手にスプーンですくってオムライスを食す。
「……むッ?
バターの風味はしっかりと聞いていて、しかししつこく無い程度。
そして鶏肉のジューシーさが目立つが、だからと言って大味にはなっていない。
ケチャップの量も丁度いいし、全体的に火が通っていてライスはパラパラした最高の状態に。
そして何より……どの素材の味も潰してはいないッ!
素材のどれもが活きているッ!!
言うなれば、少数精鋭の演劇ッ!!」
口にものを入れたまま叫ぶ。
行儀が悪い。
「くっ……コレほどのものを作った人物がいたとは……ぜひ会っておきたかった……」
- 743 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 22:18:56 ID:AnKNDkJE0
- >>742
「あう〜」
【突然オムライスを食されて驚く】
「うん!おいしいんだなの〜!いただきますなの〜!」
【その言葉を聞いて喜んで食べ始めた】
「もぐもぐ…『まっど』いいひとみたいだったなの〜」
- 744 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/29(金) 22:25:47 ID:HnkBBDEo0
- >>743
「ま、MAD!?」
黒瑪瑙の中で偏見に満ちた不謹慎な創造が展開される。
「なんかフラスコに入った怪しい液体を平気で料理にブチ込みそうな名前ですね。
しかし美味しいのも事実……ううむ」
黒瑪瑙が顎に手をあてて思案する。
「……次に見つけたら、話だけでもしてみますか」
- 745 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 22:33:39 ID:AnKNDkJE0
- >>744
「あうあう〜?う〜ん…でもそうよんでっていってたの…
まえにもっとながいなまえいってたきがするけど…」
【何だか思い出せないようだ】
「あう〜、もしかしたらなかよくなれるかもなの〜」
- 746 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2010/01/29(金) 22:36:16 ID:HnkBBDEo0
- >>745
「ふむ、それもそうですね。
あ、実際にあったら声かけて下さいな」
そう言ってまた厨房に戻ってゆく。
「ヤバイヤバイ、作業中だった。
すみませんディスさん、これで〜」
足早にその場を去っていってしまった。
- 747 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/29(金) 22:38:55 ID:AnKNDkJE0
- >>746
「あう〜!もちろんなの!またねなの〜!」
【にこやかな顔をして手を振った】
「あう〜。ほんとにおいしいなの〜!」
【それからはオムライスを十分に堪能した】
- 748 :ニナ・シュガリア:2010/01/30(土) 22:42:35 ID:7jE6yumoO
- ――――甘味処『Sugaria』
「ふぁ……ねむ……」
店主である眼帯の女は、頬杖をつきながらぼんやりと窓から見える光景に視線を投げていた。
客のいない店内。
照明の温かな光が木製の円卓と椅子を照らし、蓄音機からは穏やかな曲が流れ続ける。
落ち着いた空間の中、彼女は小さく欠伸をした。
- 749 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/30(土) 22:48:22 ID:HjyDRGao0
- >>748
「おっじゃまー」
どーん、と大きく音を立て入店。
ゴミ臭い浮浪者風情の女性が、入り口で荒ぶる鷹のポーズをしていた。
うぇへへへと突然笑い出し、ずかずかと椅子に向かう。
「甘いもん?安く食べられるって聞いたんだけど、本当け?
ってか今店やってる?ねえ」
- 750 :ニナ・シュガリア:2010/01/30(土) 22:57:02 ID:7jE6yumoO
- >>749
「ストップ」
ひゅっ、という甲高い音が鳴ったかと思えば凜の鼻先に抜き身の刀が向けられていた。
この世のに存在する色彩全てを集めたかの様な、禍々しくも何処か神秘的な刀身を持つ打刀の柄を握るのは紛れも無くこの店の店主。
「随分素敵な香水をつけているのね。 意識が吹っ飛びそうだわ
私の店で何かを注文したかったら、先ずお風呂に入りなさいな」
そのしかめ面から、歓迎の二文字を読み取る事はまず不可能だろう。
- 751 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/01/30(土) 23:07:57 ID:HjyDRGao0
- >>750
「ん?」
すんすん、と二の腕の臭いを嗅ぐ。
途端、分厚い老眼鏡の向こうに見える眼が、なんかイった。
「…………あふぁ…………。
鼻、とうとう利かなくなっちった……」
〜再起動まで暫く時間がかかります。
「んで、何?お風呂ってか。今持ってないから貸して!」
にへらーと笑う。
- 752 :ニナ・シュガリア:2010/01/30(土) 23:19:10 ID:7jE6yumoO
- >>751
「はぁぁ……まったく」
仰々しい溜息と共に愛刀を白鞘に納めると、親指でくいくいと自分の後方を指差し。
「そこに階段があるわ。二階は私の家だから
入ってすぐに浴室の扉があるから」
窓を開け、換気扇を起動させながら少々めんどくさそうに説明を行う。
「あ、シャンプーとリンスは高い物だから使い過ぎないように」
- 753 :アフロの男:2010/01/30(土) 23:28:54 ID:17ieKbi20
- 「この辺り…まだ聞き込んで無かったな」
その甘味処の雰囲気から絶妙にズレたアフロが入ってきた。
「お邪魔します」
- 754 :ニナ・シュガリア:2010/01/30(土) 23:35:39 ID:7jE6yumoO
- >>753
「あら、いらっ……しゃい」
アフロ。
その登場は彼女に軽い衝撃を与えていた。リセッ○ュとファ○リーズを振り撒いていた両手がピタリと停止した。
「ちょ、ちょっと変な臭いがするけど気にしないでね
メニューはそこにあるから決まったら呼んでちょうだいね」
くい、と顎先で円卓に置かれたメニューを指すと消臭作業を再開する。
- 755 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/30(土) 23:36:59 ID:AnKNDkJE0
- 【店のドアが突然開く】
「まだおみせやってるかなの〜?」
【見るとその少女は見慣れた包帯少女であった】
- 756 :ニナ・シュガリア:2010/01/30(土) 23:40:40 ID:7jE6yumoO
- >>755
「ん、勿論やってるわよー」
隻眼の店主は消臭剤二刀流で作業に奮闘中。
- 757 :アフロの男:2010/01/30(土) 23:43:45 ID:17ieKbi20
- >>754
「ああ、店主の方ですか。注文の前に少しよろしいでしょうか」
歩み寄るアフロ。揺れるアフロ。
「こういう人を探してましてね、この辺り見かけたことは無いでしょうか」
そう言ってポケットから一枚の写真を取り出す。
写真には白髪ロンゲの色白、パッと見オカマのような男が写っていた。
アフロも写真の男も個性的だ。
>>755
ディスの目の前にはアフロが立っていた。
「…ああ譲ちゃん、ちょっといいかな」
そう言ってディスにも同じ写真を見せ、見たこと無いかを聞いてきた。
- 758 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/30(土) 23:46:45 ID:AnKNDkJE0
- >>756
「あう〜。おじゃましますなの〜」
【悠々とお店の中へ入る】
「あう?なんだろなのこのにおいなの」
【消臭剤の匂いは初めてだったらしく、かなり興味を向けている】
>>757
「あう?このひとなの?」
【じっと写真を見る……しばらくして】
「…う〜ん…みたことないなの〜…」
【申し訳なさそうに言う】
- 759 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2010/01/30(土) 23:50:08 ID:HjyDRGao0
- >>752
「うぃー。シャンプーとリンスは二回ずつ、っと。
おじゃましまー!!」
超ダッシュでダダダダーッ。階段を掛け上って二階へ向かう。
それから約二十分。元のボロっぽい服を着て彼女は降りてきた。
「ふぃー…………牛乳ない?あったら頂戴ー」
異臭の元は服かもしれない。
- 760 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/30(土) 23:50:55 ID:HjyDRGao0
- 中:っと、名前ミス。>>751>>759は衣宮凜っす
- 761 :ニナ・シュガリア:2010/01/31(日) 00:01:17 ID:7jE6yumoO
- >>757
「えぇ、こう見えても一応店主よ」
左目を覆う黒い眼帯、左腰には白鞘に収められた打刀。どうみても甘味処を経営している身とは思えない。
そんな彼女の視線はそれはもう個性的なアフロに向けられていて。
男が写真を取り出すと漸く其方を見た。
「んー……こんな奴見掛けたら一週間は忘れないわね
ごめんなさい、知らないわ」
言って小さく肩を竦めてみせる。
「この人はあんたの友人か何かかしら? それともk……こほん」
恋人、と言いかけて咳ばらいでごまかす。 写真の人物がオカマっぽかったのでつい言いそうになってしまったようです。
>>758
「ちょっと臭いが気になってね、消臭剤を撒いているのよ」
両手に手に持ったファ○リーズとリ○ッシュを掲げて
>>759
「一本150円よ
そしてちょっとこっちに来なさい
そのくっさいボロ布にこれをお見舞いしてあげるから」
ひくついた笑顔を浮かべながら両手の消臭剤を構えた。
さながらガンマンである。
- 762 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/31(日) 00:01:55 ID:AnKNDkJE0
- >>759
「あう?こんばんわなの〜」
【手を振っていたが…気づいていただろうか?】
- 763 :アフロの男:2010/01/31(日) 00:09:43 ID:17ieKbi20
- >>758
「なに、気にしなくていい」
写真を仕舞う。
>>759
「どうも、ご家族の方か何かですか」
上から降りてきたので勘違いしているのか。
>>761
「そうですか、失礼しました。
こいつとは面識無いんですよ、実は」
そう言うと携帯を取り出し、何処かにかけ始めた。
「沢ちゃん、こっち方面には来てないみたいだ。
…何?もう捕まえた?流石は光速の男。後は任せた」
電話の向こうでは何か抗議の声が聞こえていたが、容赦なく電源を切る。
「えーっと…じゃあ何かお勧め…あります?」
メニューを手に取る。
- 764 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/31(日) 00:16:07 ID:HjyDRGao0
- >>761
「……………………」
しゅび、と反射的にファイティングポーズをとった。
「なんじゃ!!市役所の回し者かあ!!あん!!?
ちっくしょーお前らはいっつもいっつもゴミ屋敷ゴミ屋敷つって家壊しやがって!!
屋敷ってほどの規模じゃないのに!!」
ステップを踏みながら叫んだ。
「ってか牛乳くらい奢ってよばかん…………金がないのは見たらわかるだろー……?」
>>762
「ん?こりゃあ可愛いお嬢さんだね!食べちゃいたい。
嘘嘘!嘘だからね!!気にしないでね!!」
ステップの最中ディスさんに気付き手を振り返す。
戯言を放り投げながらにこーと笑いかけた。
>>763
「はい!こいつの義理のママです!」
ステップを止め、挙手。
「(警察の人?………………だるい…………うぇぇぇぇ)」
真面目な顔で手を挙げながら、浮浪者そのものの恰好をした女性はこんなことを思っていた。
- 765 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/31(日) 00:17:36 ID:AnKNDkJE0
- >>761
「あうあう〜そうなの〜…
でもそれからもなにかにおいするの〜」
【消臭剤の独特の匂いに興味深々】
>>763
「あう〜、なんでそのひとさがしてるなの〜?」
【少し気になったらしい】
>>764
「あうあう〜?
たべちゃだめなの〜」
【一瞬だけ顔をこわばらせた】
- 766 :アフロの男:2010/01/31(日) 00:30:58 ID:17ieKbi20
- >>763
だが、そのアフロや服装は、どうみても警察ではない。
「これはずいぶんとお若いママさんで」
少なくとも信じてはいない。
>>765
「…簡単に言えば、街を脅かす可能性がある、って感じだな。
今同僚が捕まえたらしいが」
携帯を宙に放ってキャッチする。
- 767 :ニナ・シュガリア:2010/01/31(日) 00:32:25 ID:7jE6yumoO
- >>763
「ちょっ、捕まえたって事はさっきの奴って……お尋ね者って事かしら?」
沢ちゃんやら高速の男やらアフロやら色々とツッコミたかったが、取り敢えず肝心な所だけを聞いてみた。
「え、あ、あぁ……甘味って感じはしないけどホットチョコレートがこの時期オススメよ
美味しいし、凄く身体が温まるわ」
アフロのおかげ(?)で眼前の男が客だという事を忘れかけていたが、何とか営業スマイルを繰り出す事に成功した。
>>764
風斬り音。
再び彼女の愛刀の切っ先が凜に向けられていた。
「その一、私は市役所の人間じゃないし、あんたのゴミ屋敷を破壊した覚えは無い
その二、牛乳の代金はツケといてあげる。次来た時必ず払いなさい
その三……せめて義理の“お姉さん”にしなさい“お姉さん”に」
最後だけやたらと力がこもっていた様な気がする。
>>765
「んー、やっぱり香り付きじゃない方が良いかしらねぇ……」
消臭剤(桃の香り)を見詰めながら
「取り敢えずディスちゃん、お客さんよ
お手伝いよろしくね」
- 768 :アフロの男:2010/01/31(日) 00:42:44 ID:17ieKbi20
- >>767
「そんなところですが、あまり言及しないで欲しい」
「じゃあ、それ貰えますか」
そう言ってアフロを揺らし、椅子に座った。
何処か上品なアフロだった。
- 769 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/31(日) 00:43:01 ID:AnKNDkJE0
- >>766
「あう〜…あぶないひとだったなの〜…
でもこれでだいじょぶかなの〜」
【ほっと溜息をつく】
>>767
「あう〜…どうなのかなの〜…」
【匂いに関しては不愉快そうではない…】
「あう〜。そうなの〜。おしごとしないとなの〜」
【そう言って笑うとお急ぎで外套を脱ぎ始める】
- 770 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/31(日) 00:44:37 ID:HjyDRGao0
- >>765
「…………なんかね、君みたいな純粋そうな子にそんな目で見られるとあたいショックだわー……。
言っとくけど食べるってそっちの意味じゃないよ?どっちにしろ嘘だけど。けらけら」
笑いながら近寄ってしゃがむ。
視線の高さをあわせたみたい。
「ほら、こんな純粋な顔したにょにんが少女を食べると思うか?」
にぃーっ。
>>766
「でしょ?だって義理だもん」
アフロの男を見、彼女は言う。
会話内容が誘拐犯か警察方面の人よー。
「ってか若い、って嬉しいこと言ってくれるなチキショー!!
お母さん嬉しいわ…………」
「まあ、本当のこと言えば母じゃないけどね。家族の枠組み入ってる他人みたいな、うん。家族家族」
真面目な顔でその実一切合切でっちあげの返事を返した。
>>767
「やっだなー…………冗談冗談。
全部冗談ですたい、だから剣下ろそ?な?私冷や汗だらだらぞ」
笑いながら彼女は言う。
「…………其処ら辺が子供よな、多分」
ぼそっと呟く。
- 771 :ニナ・シュガリア:2010/01/31(日) 00:54:59 ID:7jE6yumoO
- >>768
「フフッ、知らぬが仏って奴かしらね
わかったわ、何も聞かないであげる」
甘美な微笑を浮かべると、頭に巻いたスカーフを締め直す
「ん、了解
すぐ作るから待っててちょうだい」
厨房に向かう途中、足を止めて振り返り
「似合っているわよ、そのアフロ」
そう言い残して再び歩き出す
>>769
「エプロンは厨房にあるから使ってね
あとミルクを出しといてもらえると助かるわ」
調理の準備をしながら冷蔵庫を指差す
>>770
既に隻眼の女の姿は無かったが
――――ドスッ
そんな音と共に、凜の足元の床に一本のナイフが刺さっていた。
「――――」
そして厨房から流れてくる軽い殺気。
- 772 :アフロの男:2010/01/31(日) 01:00:58 ID:17ieKbi20
- >>769
「ああ、そいつ捕まえた同僚も結構危ない奴だけどな」
笑いながら話す。
>>770
「何か複雑な事情があるんでしょうねぇ」
信じてません。目が信じてません。
>>771
「ありがとうございます。俺の自慢ですから」
ニカッと笑う。
―ガリガリガリィッ!
直後、店の外に何かが削れるような音が響き渡り、
―カチャン、カチャン
奇妙な足音が聞こえてきた。
- 773 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/31(日) 01:04:50 ID:AnKNDkJE0
- >>770
「あう〜…うん・・・」
【ひとまず納得した】
「たべないとおもうなの〜…いいひと…かなの?」
【だがまだよくわからないみたい】
>>771
「あうあう〜わかったの〜!みるくなの〜?うん!」
【素早く厨房に置いてあったエプロンを自分の体に結ぶ】
「これかなの〜」
【ミルクの瓶を手にとって厨房においた】
>>772
「あう〜。そんなにあぶないなの?…」
【色々とディスは聞こうとしていたが】
「あう?!だれなの?」
【非常に驚いた表情で外を見る】
- 774 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/31(日) 01:15:56 ID:HjyDRGao0
- >>771
「ふぉおい!!なんじゃこりゃー!!!
どうしたんだシュガたん!何か私に不備があったか!」
ナイフを拾い上げた。
殺気の元である厨房に視線を向け、ナイフをくるくると弄びながら言う。
「あ、牛乳とお勧めのもの一つ頂戴」
>>772
「そこら辺の詮索は野暮だから聞かないでね。まだ設定出来上がってねえから。
既存の設定?あるわけな、」
い!!という音を飲み込み、変な音に耳を傾ける。
「何々?ガンダ○でも来たの?」
>>773
「むっちゃいい人よ!弱気を助け強気を挫くカリスマってやつ?
普段の生活にでは八面六臂の節約術!!
戦場に出れば八面六臂越えて軽く百面七十五臂で顔何個あるのーってぐらいすげーから!!!」
げらげら笑いながら、椅子に座る彼女が首の骨を鳴らす。
- 775 :ニナ・シュガリア:2010/01/31(日) 01:16:23 ID:7jE6yumoO
- >>772
「ちょ、ちょっと、何の音?」
明らかな異音を聞き付け、慌てて厨房から飛び出して来た
彼女の口許に溶けたチョコレートが付着しているのは何故だろうか
>>773
「ありがとうディスちゃん
取り敢えず……今は厨房に隠れてなさい」
愛刀の柄に軽く指を絡めながら後方のディスへと言葉を投げる
- 776 :ニナ・シュガリア:2010/01/31(日) 01:20:24 ID:7jE6yumoO
- >>774
「シュガたんはやめなさいシュガたんは……」
慣れない呼び名
何だかくすぐったい
「はいはい、合わせて330円だからよろしく頼むわよ」
音のした方向を見据えながら言う
- 777 :アフロの男&沢桐 創:2010/01/31(日) 01:23:10 ID:17ieKbi20
- >>773
―カチャン、カチャン
「見つけたぞ…リャザン…」
現れたのは、某黄色い目の男だった。
>>774
「死ぬかと思ったわ!あのオカマすげぇ強かったわ!」
リャザンと呼ばれたアフロの肩を掴む。
「沢ちゃん、五月蝿いぞ、この店の雰囲気が壊れる」
既に微妙な感じになっているが。
>>775
(あれは…味見だな。味見だ)
付着したチョコレートを見てそう思った。
思い込んだ。
「あっ…すいません」
黄色い目の男がアフロの肩を掴んでいた。
- 778 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/31(日) 01:27:10 ID:AnKNDkJE0
- >>774
「あうあう…えっと…うん…わかったなの…」
【若干頭を混乱させている…】
>>775
「あう…うん…」
【ニナに言われるまま、少し厨房のほうから見つめる】
>>776
「あう〜?だれなのかなの…
わるいひとなのかなの」
【少し不安そうな顔で覗く】
- 779 :ニナ・シュガリア:2010/01/31(日) 01:43:05 ID:7jE6yumoO
- >>777
「……!!
……って……あれ?」
何者かが入って来た瞬間彼女の中の緊張は最高潮に達したが、その人物とアフロの男とのやり取りを見て緊張は一気に冷めてしまった。
「あー、えーっと……沢ちゃん、かしら?」
小首を傾げながら訊ねた
そしてぺろりと口許のチョコレートを回収
>>778
「あ、どうやら大丈夫みたい……よ?」
確信は無いが雰囲気がそんな感じがした
- 780 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/31(日) 01:43:20 ID:HjyDRGao0
- >>776
「だ が 断 る ! ! !
これからずっと貴様は本名がなんであれシュガたんと呼ばれるから!よろしく!
因みに私のことはお母さんかお姉ちゃんって呼びな!!」
何も考えていなさそうな五月晴れの笑顔を浮かべた彼女は、
なんだ沢ちゃんか、なんて呟きながら親指を立てた。
「330円とか…………ぼったくりか……」
即座に絶望的な表情になったけれど。
>>777
「…………」
ぴこーん、頭上に電球。
「おいおいおいおい沢ちゃんよお。ちょっとこっち向けや」
立ち上がり、浮浪者ルックの女性が歩き出した。
不良宛らの口調で二人に、主に沢桐さんに向かい彼女は絡んでいく。
たどり着く前に途中で折れ曲がり、ディスさんの方に行って、また戻ってくる辺り、てきとー感が否めない。
>>778
「とりあえず衣宮凜さいこーって言ってみ?
ほら、せーの衣宮凜サイコー!」
独自すぎる振り付けを交えてディスさんに言う。
両手で天を突くように、ぴーん。下らねえ。
- 781 :リャザン&沢桐 創:2010/01/31(日) 01:49:17 ID:17ieKbi20
- >>778
「俺だよ、光速の男だよ。風邪治ったのか?」
ディスに向かって片手を挙げる
「知り合いか?」
首を傾げるアフロ。
>>779
「俺は沢桐創、光速の男だ。
お騒がせしてすいません」
「俺の同僚で、さっきの電話の相手ですよ」
沢桐に指を指して紹介する。
「指差すな」
>>780
「ん?」
カチャン、と音を立てて振り向く。
「俺は光速の男、沢桐創だ。
こいつに文句言ったら帰ろうと思ってたんだが、なんだ?」
- 782 :ニナ・シュガリア:2010/01/31(日) 01:51:25 ID:7jE6yumoO
- >>780
「だーかーらー!! シュガたんは却下却下きゃーっか!!
そんなこっ恥ずかしいあだ名で呼ばれたくないわよー!!」
ぶんぶんと両手を振るいながら猛抗議
「とにかく!! ぼったくりだろうが何だろうが330円よこのボロ布女ー!!」
- 783 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/31(日) 02:00:45 ID:AnKNDkJE0
- >>779
「あうあう?」
【不思議そうな顔をして】
「あう〜。しってるひとだったの」
【二ナの顔を見ながらいう】
>>778
「あう〜・・・りん・・・さいこ?」
【なんだか不思議そうにいっている】
>>781
「うん、『つくる』なの〜。なんどもあったことあるなの〜」
【ニコニコしていった】
- 784 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/31(日) 02:12:34 ID:HjyDRGao0
- >>781
「あなたの立てた音がうるさすぎて…………えっと、夜も眠れません……
損害……・損害賠償として330円要求する!!」
びし、と包帯巻の人差し指を突きつけた。
「創君よ、ここは大人しく払ったほうが身のためだぜえ…………?」
>>782
「んー…………そうか……そんなにシュガたんが嫌か……。
んじゃシュワちゃんでいい?シュガたん」
「ってかお嬢様と呼べって行ったじゃん!
その上こともあろうかボロ布女?ひどすぎだろ、この子供!!」
終始笑ってる。
楽しそうに爆笑。
>>783
「そう、その調子で凜さいこーって大声で。
叫ぶと私が頑張れる、世間の荒波に打ち勝てるようになるから!」
独自の振り付けを繰り返しながら催促した。
こう、キレが大事なんだよー、とアピールする。
- 785 :ニナ・シュガリア:2010/01/31(日) 02:20:47 ID:7jE6yumoO
- >>781
「あら、あなたの同僚さんだったのね
えっと……リャザン?」
アフロの男もといリャザンに言葉を投げる
「私はこの店の店主、ニナ・シュガリアよ
ニナで良いわ」
そして光速の男もとい沢桐に自己紹介
>>783
「ディスちゃんは会った事有るのね」
「あ、そうだ忘れてた
厨房に行ってホットチョコレートを二つ持ってきてくれないかしら?
私の糖分身が代わりに作っててくれたと思うから」
見ると彼女と瓜二つの人物が厨房から顔を出してひらひらと手を振っている
同時に甘い香りが漂ってきた
>>784
「私は州知事でもないし未来から来たロボットでもないわ……」
「取り敢えず“大人しく”“黙って”座っていなさい?
でなきゃ細切れにしてパフェグラスに盛りつけるわよぉ……フフッ……」
愛刀の柄を握りながら浮かべた笑顔は何か表現し難いを恐怖を喚起させた
- 786 :リャザン&沢桐 創:2010/01/31(日) 02:28:29 ID:17ieKbi20
- >>783
「おっ、何時の間にそんなボケ技覚えた?
「ソウ」だからな俺は」
>>784
「…」
なんか哀れなものを見る目で見ている。
着てる物のせいで余計に。
―チャリンチャリン
「じゃあ…俺帰るから」
凜の傍らに、330円が置かれた。
完全に「恵んだ」という感じである。
>>785
「ええ、リャザンです。よろしく、ニナ・シュガリアさん」
「ニナさんですか、ちょっと俺はさっきの続き…用事があるんで、後こいつよろしく」
そう言うと、ドアに向かって歩き出す。
「じゃあ後のことはよろしく頼むよ、沢ちゃん」
「やかましい!」
- 787 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/31(日) 02:32:06 ID:AnKNDkJE0
- >>784
「あうあう〜・・・そうなの〜・・・がんばれなの〜!」
【応援する体制の少女】
【最高…というのを忘れている】
>>785
「うん、ちょっとおはなしをしたことがあるの〜」
【同意して言う】
「あう〜!わかったの〜もってくるなの〜」
「にっこりしながら分身のほうに向かっていった」
>>786
「あう〜っそうだったの・・・
でもさっきのおっきなおとはなんだったのかなの?」
【謝りつつ疑問を口にする】
- 788 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/01/31(日) 02:39:59 ID:HjyDRGao0
- >>785
「…………やってみろって言いたいけど素直に従っといてやる。感謝しるふぅはははは」
ふわ、と欠伸を吐く彼女は、その恐怖を物ともせずにふざけっぱなし。
んぅむぅ……とか呻きつつ、目をごしごし。
「あ、そだ。ごめん。牛乳暖めてホットミルクにして。
風呂上りって気分じゃないしもう」
>>786
「よっしゃ、勝った!!私の迫力すげえ!あいつ完全にびびってたぜ!」
確かに、一歩引いてそうだったけど。
勝ち誇る彼女を世に生きる人々は、後ろから指差していつもバカにする。
本人は気付いているのか気付いていないのか、微妙な線を飛んでいた。
「しまおー」
ずたぼろの外套から取り出すにしては、少々立派過ぎる財布に置かれたお金を仕舞った。
>>787
でも、不意に。
お母さんあの人かわいそうだよーとか、子供に言われる時、彼女は傷つく。
「…………ごめん、もういいよ。十分私元気もらったから…………」
がんばれ、も。ストレート過ぎてずどんと心に響く。
暗い顔をして椅子に落ちた。
- 789 :リャザン:2010/01/31(日) 03:05:40 ID:17ieKbi20
- >>787
「多分あいつが走ってきて急ブレーキかけた音だろうなぁ」
既に沢桐は店内から姿を消していた。
>>788
「…まぁ、プラス思考はいいことだよ」
その光景を見て呟いた。
- 790 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/01/31(日) 03:23:16 ID:AnKNDkJE0
- >>788
「あう?げんき・・・だいじょぶなの?」
【ちょっと心配しているようだ】
>>789
「あう〜・・・もういっちゃったの・・・
どうしたのかなの〜・・・きゅうぶ?」
【いろいろ知らない言葉が多すぎる】
- 791 :マデッツォ@イデアの箱庭 ◆R4UISA2.es:2010/02/01(月) 18:21:45 ID:zi7Q0Hgc0
- 「(さて、やっと当初の目的だなぁ。)」
初めて足を踏み入れる最新鋭の電脳空間。
アバターの感触を確かめながら、誰かいないか探ってみる。
- 792 :見知らぬ誰かin電脳空間:2010/02/01(月) 20:01:53 ID:afMdUtwo0
- 「うぃーっすと。」
何となく挨拶をしながら入って来る、カウボーイハットの男。
流石に>>791はもういないかな
- 793 :マデッツォ@イデアの箱庭 ◆R4UISA2.es:2010/02/01(月) 20:05:25 ID:zi7Q0Hgc0
- >>792
「あ、どうも。」
灰色の髪と灰色のカーディガンが特徴の青年が軽く挨拶する。
「市役所で、『楽園』ではココがhotだって聞いたんですけど。あなたも能力者か何かで?」
//ご飯食べてきた
- 794 :見知らぬ誰かin電脳空間:2010/02/01(月) 20:13:07 ID:afMdUtwo0
- >>793
「いいや、俺は通りすがりの者さ。能力は使えないけど、まあ武器で戦うんだ。」
電脳空間ってのがどんなのが知りたくて来たらしい。
「ま、聞かれてる身だけどそっちの方が詳しいかもね。」
おいおい
- 795 :マデッツォ@イデアの箱庭 ◆R4UISA2.es:2010/02/01(月) 20:16:19 ID:zi7Q0Hgc0
- >>794
「そうなんですか、『異能』の『楽園』だって聞いてたから『異能者』ばかりなのかと思ってましたよ。」
はははと笑いながら言葉を続ける。
「あ、申し遅れました。俺はマデッツォ。マデッツォ・アッシュカバードって言います。マッドでいいですよ。あなたは?」
- 796 :見知らぬ誰かin電脳空間:2010/02/01(月) 20:20:59 ID:afMdUtwo0
- >>795
「うーん・・・ミラで良いよ。」
あまり名乗りたく無さそうな表情、多分表情を見るに偽名では無い。
「・・・何か役に立てなくてごめんね、俺に出来る事があったらそれなりに聞くから。」
30%(都合の悪い事)は聞き流す!
- 797 :マデッツォ@イデアの箱庭 ◆R4UISA2.es:2010/02/01(月) 20:36:04 ID:zi7Q0Hgc0
- >>796
相手のタメ口にやがてこちらの言葉遣いも崩れ始める。
「じゃぁミラ、よろしく。(・・・女の名前みたいだ。)」
言葉を返すついでに感想をそっと頭の中に思い浮かべる。
「ここって、最新の魔導技術も使われているみたいですね。
魔術も再現されるしなおかつフィードバックもかなり詳細なものが返って来る。
いままで触ってきたインターフェースがが画面とコントローラーだけだから、
この感覚のフィードバックの精度は期待してなかったんですけどね。噂以上ですよ。そう思いません?」
能力者目当てで来たがいない。ついでに雑談でもして時間を潰していく気のようだ。
- 798 :見知らぬ誰かin電脳空間:2010/02/01(月) 20:43:39 ID:afMdUtwo0
- >>797
「まぁな、正直ここが本当に電脳世界かを疑うね。」
肩を竦める。
「しかし、まぁ旅してみると本当に世界って違う物だ。・・・この電脳世界然り。正直言って自由に入れるそんな物何処にも無いよ。」
一応故郷にはあるけどね、ただ自由には入れません。
- 799 :マデッツォ@イデアの箱庭 ◆R4UISA2.es:2010/02/01(月) 21:02:41 ID:zi7Q0Hgc0
- >>798
「これなんて最初聞いたとき映画の世界かと思った。
もっとも、アレは脳みそに端子ぶっさして死までフィードバックされちゃうけどね。」
冗談を言いつつ話を続ける。
「自由に入れるもなにも、そもそもこのレベルの電脳空間がはじめてだよ。
他にもこんなのがあるのか?」
すこし食いついてきた。
- 800 :見知らぬ誰かin電脳空間:2010/02/01(月) 21:18:45 ID:afMdUtwo0
- >>799
「あぁ、俺も電脳空間に入るのは初めてだからあんまり知らないけど・・・。
ま、故郷に電脳空間があるってのは聞いただけだから。」
使えない奴だ。
「ま、そんな所で俺はさよなら。ちょっとここを探索して来るよ。また会おう。」
と言って、どっか行った。
以下中の人
本当はもっと絡むつもりだったけど急用が出来ました
すぐに片付けたらまた会えるかも、まぁ確立20%くらいだけどw
では、ありがとうございました
- 801 :マデッツォ@イデアの箱庭 ◆R4UISA2.es:2010/02/01(月) 21:32:03 ID:zi7Q0Hgc0
- >>800
「故郷にかぁ、技術先進国だね。
・・・あ、はい。それじゃ、また。」
別れを告げ青年も一旦諦めて下宿に帰るようだ。
//乙ですぜ〜
俺もちょいと落ちますノシ
- 802 :甲/わりと多趣味:2010/02/01(月) 22:40:59 ID:d26lZkA.0
- 【繁華街・公園前交番】
――ゴン―ゴゴン
「ルーララー…宇宙〜のぉ〜…」
――ゴゴン
「風に乗る〜……っとこんなもんか」
一抱えほどの桶にうずたかく積み上げられた石
冬の名物たくあん漬けの様子である
机の上の緑茶をすすり成果を満足そうに眺めていた
- 803 :ブルクハルト=バルツァー:2010/02/01(月) 22:49:36 ID:SJhJK2lw0
- だーれか〜
誰か、居るんやろー?
【気の抜けた声+ふらついた足で交番へ入ってくる銀髪の男】
もしや、この交番にゃ誰も居らんのかー?
【交番の外壁に手を付き、首を下げてうなだれる】
- 804 :甲/わりと多趣味:2010/02/01(月) 22:51:32 ID:d26lZkA.0
- >>803
「居るぞ」
外壁の向こうから、ぬっと顔を出す男
赤いマフラーがだらりと垂れて
「…酔っ払いを泊めるサービスはしてねえぞ?」
- 805 :ブルクハルト=バルツァー:2010/02/01(月) 22:56:22 ID:SJhJK2lw0
- >>804
ちゃうわ、酔っ払ってへん。むしろ酒など飲まれへんわ!
【声のした方向にあらぬ速さで振り向くといかにも固そうな銀髪が僅かに揺れる】
【甲を視界で捉えると、腹部を擦りながら】
兄ちゃん、ワイは腹へってな……これ程無いっちゅーくらいに。
そこでや兄ちゃん。どっか旨いもん置いとるとこ、知らんか?
【お前の視線の先には繁華街が在るだろうに】
- 806 :甲/わりと多趣味:2010/02/01(月) 22:59:30 ID:d26lZkA.0
- >>805
「酔っ払いはみんなそう言うんだよ…」
腕まくりの袖を戻しながら裏からやってくる
「…これ程無い位…か、質と量どっちを取る?」
とんとん、とデスクの上からガイドブック的な本を持って来た
- 807 :ブルクハルト=バルツァー:2010/02/01(月) 23:05:25 ID:SJhJK2lw0
- >>806
いやいや、ワイホンマに飲んでへんから。
ただちょっと空腹が限界過ぎてフレフレになりかけおっただけや!
【非常に紛らわしい流れだが、事実、飲んでいない】
旨いもんやと、やっぱ質になるんかぁ?
【と、机に目を向けてガイド本の山に視線を注ぐ】
この量はありえへんとちゃうか……?
- 808 :甲/わりと多趣味:2010/02/01(月) 23:16:29 ID:d26lZkA.0
- >>807
「まぁ、よれよれには変わりない…と」
の割りに元気だなぁと思いつつガイドブックに目を通す
付箋付きの親切使用//※ちなみにこれ一冊しか無いよ!
「好みは?……つーか限界まで腹減ってんだべ?悠長に本見てて大丈夫か?」
- 809 :ブルクハルト=バルツァー:2010/02/01(月) 23:27:10 ID:SJhJK2lw0
- >>808
好み? 純度の高くて……2SとかClとか付いてない自然の物がええな……ん、ああ。料理か。
【わけのわからない事を一通り言い終えると腕を組んで考え始める】
せやな。うまければ何でもええ。
【そしてこの結論】
店がわからへんし、結局は誰かに聞いた方が早いし旨いとおもうてな。
【細かい所で頭の働いていない銀竜である】
- 810 :甲/わりと多趣味:2010/02/01(月) 23:31:30 ID:d26lZkA.0
- >>809
「なかなかのギャンブラー発言だな…」
「……よし分かった」
パタン、と本を閉じる
「お前、回れ右しろ」
指を目の前に向けてくるりと一回転
「はい、見えるな?あそこの中華料理屋行くヨロシ」
交番の真向かいには真っ赤な暖簾の中華料理屋さんが存在した
つーか芳醇な匂いまで結構漂ってきてたりする
- 811 :ブルクハルト=バルツァー:2010/02/01(月) 23:36:25 ID:SJhJK2lw0
- >>810
了解や、兄ちゃん。
【言われたとおりに指示され、振り向き】
あれか、どちらかと言えばあのアットホームな感じの。
【恐らく、見ているであろう建物は同じ】
- 812 :甲/わりと多趣味:2010/02/01(月) 23:41:47 ID:d26lZkA.0
- >>811
「うむ、アットホームかは知らんがごく普通ーの中華料理屋だ」
建物自体は至って普通
見るからに普通の食堂然としていた
「割りに値段は良心設定でな…あれで学生諸君には人気が有るんだ」
冷めた緑茶の湯飲みをすすり
「量も申し分なし、腹ペコにはもってこいだな」
うん、と頷いた
- 813 :ブルクハルト=バルツァー:2010/02/01(月) 23:48:07 ID:SJhJK2lw0
- >>812
ふむ、ワイはああいう所、嫌いやないで。
大きくて面倒そうな店よりも、立ち食い蕎麦屋とかああいうのも好き。
【ど う で も い い】
んじゃ交番のニィちゃんよっ、ありがとさん。
【フラフラと手を振りながら指示された店へと歩いていった】
- 814 :甲/わりと多趣味:2010/02/01(月) 23:52:29 ID:d26lZkA.0
- >>813
「ああ、俺もだ…つーかお前、駅前の立ち食いそば屋で会った奴やんけ…」
なんとなく顔見知りだったと気付いたのであった
「はいはい、今度から適当に店入れよー」
去り往く背中に手を振った
- 815 :No.3【】:2010/02/02(火) 00:10:58 ID:E0EoNV6E0
- 白衣の男が一人、人気の無い街を歩く。
片手には分厚い報告書、それを読みながら頷いて。
ただ、もっとも異質なものは彼が片手で持つ7mの金属塊だろう。
良く見れば武器のような気がしないでもない、という程度の巨大な金属塊は、
斜め上向きに彼の肩に担がれていた。
- 816 :魁:2010/02/02(火) 21:10:46 ID:Jhlo6zSQO
- 「頑張ってるわね」
黎明騎士館、屋上。
一般解放されているこの場は、騎士たちの鍛練の様子を一望できる。
彼女はその切磋琢磨する雰囲気を遠めに見て、とても満足していた。
- 817 :名も無き異能都市住民:2010/02/03(水) 21:26:50 ID:7jE6yumoO
- 「鬼はぁー外ぉー福はぁー内ぃー」
今日は節分という事で街のあちこちで豆まきが行われていた。
此処でも数人の子供達が無邪気な声を上げながら豆をまいていた。
だが、少しおかしいのは
「やっ……いたっ……やめて下さいっ……」
そんな悲鳴が子供達の声に混じっているという事だ。
- 818 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/02/03(水) 21:31:13 ID:HnkBBDEo0
- >>817
子供達が無邪気に騒ぐなか、一部から怒声が聞こえる。
見れば、どうやら襲われているようだ。
「わるいごはいねがぁあああああああああああッッ!!」
メイプル・ビターキャラメル16歳。
子供相手にマジギレしている模様。
「てめぇだな! 僕に豆当てたのはぁッ!!
僕に喧嘩売ったこと後悔しやが……んんんん!?」
キキッと音を立てて急停止。
どうやら悲鳴に気付いたようだ。
「あれは……」
- 819 :名も無き異能都市住民:2010/02/03(水) 21:36:41 ID:7jE6yumoO
- >>818
「鬼はぁー外ぉー!!」
子供達が豆をぶつけていた物。
それは黒い塊――――否、うずくまっている人だ。
「あっ……あううっ……」
今にも消えてしまいそうな蝋燭の火を思わせる細い声は、間違いなくその人物から発せられていた。
- 820 :No.3【】:2010/02/03(水) 21:41:39 ID:E0EoNV6E0
- >>819
「月行事かと思ってたんやけど…一体何事やねんな」
通りがかった白衣の金髪。
取り合えず悲鳴の主に近付いて行く。
「ちょいちょい、何でこの子いじめてるん。…大丈夫?」
- 821 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/02/03(水) 21:42:44 ID:HnkBBDEo0
- >>819
「鬼はどっちだ餓鬼共がぁッ!!」
絶叫。
と同時に跳躍し、子供達の前にドンッと着地。
そこで少年だった姿が変貌してゆく。
体中から毛が生えそろい、蹄が地面を打ち鳴らす。
それはまるで山羊の様。
しかし唯一違うのは、山羊は草食の筈なのに、その口の中は肉食獣のような鋭い牙が生え揃っているというところだろう。
「喰われたい奴から前に出ろォオオオオオオオオオオッ!!!!」
その鋭い牙のならんだ口を大きく開き、子供達の前で吼えてみせた。
- 822 :名も無き異能都市住民:2010/02/03(水) 21:51:58 ID:7jE6yumoO
- >>820
「いじめてなんかないよー」
一人の少年が豆を投げ付ける手を止め、白衣の男を見ながら不満そうに頬を膨らませた。
「ひぃっ……」
声をかけられた瞬間、身体をビクンと震わせる。酷く怯えている様だ。
波打つ烏の濡れ羽色の髪、薄い漆黒のロングドレスを纏ったその人物の頭に、黒い角が二本顔を覗かせていた。
>>821
「うわああああああんマーマー!!」
尖った髪を持つ少年の悲鳴を皮切りに、豆を投げ付けていた少年達は一目散に逃げていった。
「ひぃぃぃっ!!!」
そして驚く人がもう一人。
- 823 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/02/03(水) 21:56:52 ID:HnkBBDEo0
- >>820
「僕は虐めてねーよ」
山羊が口に牙を並べて喋る。
「節分の日だからな、角がある奴に適当に豆ぶつけてくるから困った日だぜ。
つーか、てめぇー誰だよ」
>>822
「けッ、餓鬼共が」
唾を吐き捨てるように言うと、また人間の姿に戻った。
獣化する時に脱げた服は、人間に戻りつつもパッパと素早く着ている。
慣れているのだろう。
「おい大丈夫かテメェ。
今日は角アリの奴には辛い日だぜ」
- 824 :No.3【】:2010/02/03(水) 22:01:59 ID:E0EoNV6E0
- >>822
「ありゃりゃ、角か。鬼の特徴である角が二本、今日は節分、なるほどー」
妙に納得して、
「そりゃ豆投げられるわな。しかしほんまに鬼やったらもうちょい強くても
ええはずやねんけど」
笑いながら起こそうとした。
>>823
「お、あんたも鬼かいな、それとも…いや、別の生き物の角やねぇ、そりゃ」
獣人の類かな?と少し笑って。
「名前?スリーやよ。【3】のスリー。簡単やろ?性別は男やね、見たら解るけど。
んで、あんたは?」
すらっと答えた。
- 825 :ディス ◆My6NsjkSfM:2010/02/03(水) 22:08:16 ID:BQ4LaNYoO
- 【一人の包帯少女が二人の前に現れた】
「ぽりぽり」
【豆を口の中に放り込んでいる】
「これでげんきになれるなの」
- 826 :名も無き異能都市住民:2010/02/03(水) 22:08:38 ID:7jE6yumoO
- >>823
「ぐすっ……ひくっ……」
うずくまっていた彼女は怖ず怖ずと顔を上げ、酷く泣き腫らした瞳でメイプルを見ていた。
「ま、毎年この時期になると……ぐすっ……豆をぶつけられるんです……
あ、あのっ……ありがとうございました……」
凄い勢いでぺこぺこ。
>>824
「わ、私は鬼ではありません……バイコーンです……」
ちらちらと視線を寄越しながら言葉を紡ぐ。
「あ、ありがとうごさいmへぶっ」
No.3の助けを借りて立ち上がろうとした瞬間、彼女はドレスの裾を踏ん付けてすっころんだ。
- 827 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/02/03(水) 22:12:35 ID:HnkBBDEo0
- >>824
「僕か?」
山羊のように長い耳をパタリと動かして3に振り向く。
「僕はメイプル・ビターキャラメル。
ただの高校生だよ」
頭の両側から伸びた黒い角を撫でながら答える。
長い耳といい角といい、冬なのに学ラン一枚(しかも前がはだけている)という状態といい、
ただの人間ではなさそうだ。
「性別も聞くか?」
前が開いたままの学ランをパタパタと開閉させながら、イタズラっぽく言った。
>>825
「ああ?」
怖い顔したお兄さんが登場。
「てめぇも……アレか? 僕達に豆食らわせにきたクチか? あ?」
>>826
「時期が時期だからな、仕方ねぇよ。
ったく、角持ってれば何でも鬼とか勘弁して欲しいよな」
うむうむと頷く。
- 828 :No.3【】:2010/02/03(水) 22:18:28 ID:E0EoNV6E0
- >>825
「おや、いつぞやの…ディスちゃん、やったね、あのときはありがとうなー」
餓死寸前を救って貰った恩がある。
「あー、豆はぶつけたらあかんよ、このお兄ちゃんがそろそろキレそうやわ」
>>826
「あーなるほど、そっちか。…確かに鬼と間違える気持ちもわかるけど…って
あんた大丈夫かいな」
転んだ少女にため息をついて、今度はゆっくりたたせてやろうとする。
>>827
「どうみてもただの高校生っちゅー肩書きには見えへんけどなー」
性別は多分男やねぇ、と笑って答えて。
「あんたもバイコーンっちゅー口か?」
耳の感じが違うので、恐らく違うのだろうと思いながらも聞いてみる。
- 829 :ディス ◆My6NsjkSfM:2010/02/03(水) 22:23:34 ID:ZZttQ/EE0
- >>826
「あう?どーしたの?
どこかいたいなの?」
【心配して駆け寄ってくる少女の手には豆の袋】
>>827
「あうあう?おまめたべたいなの?」
【無邪気にメイプルに尋ねる】
「・・・・・・あうあう〜、そんなことしないなの〜!」
【なんだかいやな予感を感じたらしく、あわてて否定する】
>>828
「あう〜!『すりー』なの!こちらこそありがとなの〜」
【相変わらず口の中に豆を放り込んで居る】
「…あうあう〜なげるなんてきいてないなの〜」
【少し理解できてないようである】
- 830 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/02/03(水) 22:33:10 ID:HnkBBDEo0
- >>828
「あー、違う違う。
僕のは『狩人の一族』って呼ばれてる。
まだ正式な学名は無いね」
ヒラヒラと手を振りながら。
「でも外見が山羊に似てるからよく間違われるけど、僕は山羊じゃねぇ。
重ねて、僕は草食でもねぇ。肉食だ」
人間型になっても変わらない鋭い牙を、口を大きく開けて相手に見せる。
>>829
「へぇ……ならいいけどよぉ……」
ぷいっとそっぽを向く。
今日は「子供」に対していい思いをしていないようだ。
- 831 :No.3【】:2010/02/03(水) 22:46:41 ID:E0EoNV6E0
- >>829
「なんやな、この国の風習のひとつでやな、この日には豆を鬼に投げて
追い払うらしいねんや。鬼っちゅーのはこっちで言うサイクロプス?に近いんかな?
解らんけど、まぁ悪い奴で角が生えとるんや。この人らも角あるけど、鬼とちゃうから、
豆は投げたらあかんねん」
だいぶあいまいな情報を伝える。
>>830
「へぇ、特殊な一族って奴かいな、異能や変異が血に刻まれてるっちゅー…
暁もそういえば一族での能力もちやったな」
友人の名前を口にして。
「すごいな、牙があるって…人間に近そうやけど、それやと身体能力も
かなり違うんちゃう?
…いや、ごめんな色々聞いて。一応異能の研究とかしとるから、結構興味あんねん」
頭を掻きながら笑った。
- 832 :ディス ◆My6NsjkSfM:2010/02/03(水) 22:54:22 ID:ZZttQ/EE0
- >>830
「あうあう・・・・・・なんだかきいたことがあるなの・・・
きょうはおまめさんをなげるひとがおおいってなの・・・」
【少し不安そうに手に持った豆を見る】
「あたったらいたいなの……だからなげないなの・・・・・・」
【その眼はどこか優しい】
>>831
「そっかなの…わるいことになるんだよねなの〜」
【頷いてディスは続ける】
「あうあう〜…おにもさいく?…もわからないなの・・・
でもやぎさんだってつのがはえてるからなの…そういうひとには
なげちゃいけないとおもうなの…」
- 833 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/02/03(水) 22:58:54 ID:HnkBBDEo0
- >>831
「研究、か」
少し苦い顔をする。
「そういうのは故郷でも散々受けたからなぁ、ちょっと勘弁だわ。
……ああ、僕こう見えても一族の中じゃいろいろ特殊でね。
昔から治療……紛いのことをいろいろされてたんですわ、はい」
ポリポリと頬を掻きながら小さな声で呟く。
「でも一族全体的には、僕のスペックと変わらんかな。
いや、ちゃんと治療されたからこそ、僕のスペックがみんなに追いついただけか……。
獣型から人型への移行は自由にできるぜ。
なんだかんだ言って、ホモサピエンスってのは文化を築くのに都合のいい形をしてるからな」
この辺りは饒舌に話す。
話している本人も明るそうだ。
>>832
「あーあー、いいんだよ別に。
投げなければ」
悪意は無いようなので、怒気を引っ込める。
「そーいえばその豆……うまいのか?」
- 834 :八剣絵名/通りすがりというか通り抜け:2010/02/03(水) 23:00:54 ID:i0E52QsU0
- ずがががが、と削音が響く。
音には悲鳴も付いていた。
「うおわぁー!!」
全力。
そうとしか言えないスピードで少女が駆け抜けていく。
少女の頭部には二本の角。
つまり、
「誰ですかスナイパーライフルで狙撃してるのはぁいたあー!!」
本日、節分のメインターゲット。
種族:鬼である。
オレンジの髪眼の、やたら目立つ少女の後からは何故かゴツイ野郎ども。
そして彼らの手には改造エアガン。
弾は言わずもがな炒り豆であり、
「ちょっ、豆痛い!痛いですやめてうわぁー!!」
悲鳴と叫びと奇妙な熱気熱意を持った集団が通過していった。
- 835 :南瓜:2010/02/03(水) 23:06:34 ID:E0EoNV6E0
- >>832
「よしよし、えらいぞディスちゃん!」
「豆は投げるより食べたほうがうまいからなー」
頭を撫でながら、思う。
この子は他人を傷つける事自体嫌いなのだろうと。
>>833
「そか、そりゃすまんかった。いやな、僕は凡人に異能を発現させる研究をしとるから、
色々な異能を知らないかんのよ。僕があんたをどうこうするつもりじゃ無いし、安心してくれ」
少し苦笑いして、答えた。
「へぇ、型の変更か、そりゃすごいな。二つの型があるっちゅーことは
二つの環境に適応して生きられるっちゅー事やからな、単純に幅が広い」
感心して頷く。
「…んで、何でこの街に?同種の一族があるなら、そのコミュニティの中で
生きるというのが一般的やと思うんやけど」
- 836 :ディス ◆My6NsjkSfM:2010/02/03(水) 23:12:19 ID:ZZttQ/EE0
- >>833
「あう〜そうなの・・・
えっと・・・これなの?」
【豆の入った袋を見せる】
「あう〜!おいしいなの!
それになんだかきぶんがよくなるきがするなの!」
【笑顔でぽりぽり食べながら少女は言う】
【・・・あくまで「気分だが」】
>>834
「あうあう!?なにがおきてるなの!?」
【あわてて少女は音のするほうを見る】
「あう〜!ぶつけちゃだめなの〜!」
>>835
「うん、なげたらすこしもったいないなの〜…
ごはんにするのがいいなの!」
【少女はなでられながら笑顔で言う】
【いかにも食いしん坊と言ったかんじの顔である】
- 837 :No.3【】:2010/02/03(水) 23:12:26 ID:E0EoNV6E0
- >>835
//名前、No.3ですごめんなさい!
- 838 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2010/02/03(水) 23:20:01 ID:HnkBBDEo0
- >>835
「ああ、元は悪魔に造られた種族だって伝説も村にはあるくらいだからな。
それくらいは出来るんだろww」
苦笑。
「この街に来たのは、単に村での暮らしが嫌になったからかなぁ。
だからここに来て、働きたくて、学歴なんぞが欲しいが故に高校なんぞに通ってる」
>>836
「どれ、一つ……ポリポリ」
眉間に皺が寄る。
「うーむ、単調な味だ」
やはり所詮は肉食であった。
そこで>>834の集団を目の当たりにし、横に長い瞳孔の両目を見開く。
「おいおい……今日はまるで戦争気分だな!」
すぐさま人型から山羊型に変身し、蹄を鳴らして猛ダッシュ。
「てめぇらあああああ!! ちょっと待てやぁあああああああああ!!!!」
そのまま走り去っていってしまった。
- 839 :No.3【】:2010/02/03(水) 23:24:04 ID:E0EoNV6E0
- >>836
「せやな、飯はいつでも貴重なもんや」
笑って答え、そして鳴る腹。
「…そういや今日は夜食まだやったな…」
よし、食べよう、今日こそは。と呟いて。
「んじゃ、暗いから気ぃつけてな。僕は飯食べに帰るわ」
鼻歌を歌いながらさっていった。
- 840 :ディス ◆My6NsjkSfM:2010/02/03(水) 23:28:09 ID:ZZttQ/EE0
- >>838
「あう〜・・・おいしくなかったかなの…」
【少し残念そうな顔で言う】
「あう!いっちゃったなの」
【直後にメイプルが立ち去るのを眼を丸くして見送った】
>>839
「うん、・・・・・・・そっかなの〜ごはんはだいじにしないといけないの〜」
【夜食を食べに行くスリーの後姿を見ながら】
「またねなの〜!」
【おっきな声で少女は見送った】
「・・・『でぃす』もっとたべたいなの・・・」
【急に少女は、豆を食べたにもかかわらずそうつぶやいて】
「なにかたべにいくなの〜!」
【元気にその場を去っていった】
- 841 :甲/縁側でアルバムを開いては:2010/02/05(金) 19:46:29 ID:KE2UskXwO
- 「…やっべ…白いネクタイどこしまったっけな…」
衣装ケースをひっくり返す
スーツは何とか出てきたが…
「ネクタイなんて普段しめねーからな…お、あった…ってこれネギじゃねーか!何でだよッ!!!?」
刻々と時間が過ぎる某交番
今日はアイツ等の晴れ舞台
招待された時間まで――あと、僅か
- 842 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/06(土) 20:05:35 ID:HjyDRGao0
- 【ビル】
「ふんふふーんふーん。ふふんふーん」
屋上、下界を見下ろす女性がいた。
肌を突き刺す寒さに身を震わせながら、彼女は呟く。
誰もいないけれど。
「あー…………空から食べ物降ってこないかな。
女の子とか男とかお金とかどうでもいいから」
- 843 :沢桐 創&リャザン:2010/02/07(日) 21:44:28 ID:4TAPWv060
- 「今回の標的の能力はなんだったかな」
おでん屋台で、男が二人話していた。
「…確かジャンプ力が鬼とか聞いてたけど。
俺向きだな、めんどくせぇ」
「逃げ回ってるから取り逃がしても問題はないと思うね、僕は」
串おでんをかじりながら、二人のうちのアフロの男が呟いた。
「上層部は神経質だからな…。
つっても、取り逃がしてる奴は何人も居るらしいけど」
- 844 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/07(日) 21:50:37 ID:HjyDRGao0
- >>843
「へいおっちゃん、コンニャクと大根一つずつー!
あっつあつな!辛子はいらないよ?でもでも!ゆず胡椒くれると嬉しいかもだ!!」
差し出されたのは大根とコンニャク、
それと、リクエスト通りのゆず胡椒。
いつの間にか、ボロを纏う女性が屋台に座っていた。
「ありがとよーおっちゃん。お代はこの人になー!!」
びっ、とアフロの男性を指差しながら彼女は笑う。
- 845 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/07(日) 21:51:39 ID:ZZttQ/EE0
- 「あうあう?」
【道を歩いていた少女が…ふと二人の姿を見る】
「…」
【どうやら二人の会話に興味を持った】
「おいしそうなの〜」
【…わけでもなく、その目線は串おでんに向かっていた】
- 846 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/07(日) 21:52:23 ID:ZZttQ/EE0
- //あうあう〜>>845に>>843へのアンカーを忘れていました
- 847 :沢桐 創&リャザン:2010/02/07(日) 22:01:19 ID:4TAPWv060
- >>844
アフロの男は指をさされて、
「沢ちゃん、実は今日僕は財布持って無いんだ」
さらにその隣の男にパスを回す。
「ちょっと待て、そこのガキ、こないだ甘味処に居た奴だろ」
>>845
「…ん?」
その声に、沢桐が振り返る。
「何やってんだ、そんなところで」
- 848 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/07(日) 22:08:33 ID:HjyDRGao0
- >>845
「このおっちゃんがおごってくれるって。好きなもん食べるんだお嬢さん」
こっちおいてでーと手を打ち、招く。
>>847
「ガキじゃねーよジジイ。まだぴっちぴちなだけですぅー。
ってか何?見覚えあると思ったらアンタあの、刃物を人に突きつけるの大好き店主の店で見た奴か。
おっひさーっ!」
にこやかに笑い、老眼鏡の奥にある水色の目を細くしながら言った。
くっちゃくっちゃとコンニャクを食べる彼女は頬杖をつく。
「んで、逃げ回ってる奴って何よ?」
- 849 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/07(日) 22:12:27 ID:ZZttQ/EE0
- >>847
「あう?えっとなの…」
【おでん屋台と、沢桐の持つ串おでんを交互に見る】
「……それがおいしそうだからきちゃったの…」
>>848
「あう〜?すきなのたべていいの?」
【途端に嬉しそうな顔になったディスは】
「うん!いくなの〜!」
【すぐさま屋台のいすに着地した】
- 850 :沢桐 創&リャザン:2010/02/07(日) 22:21:04 ID:4TAPWv060
- >>848
「お前には関係無い話だ。後誰がおっちゃんだジジイだ」
21歳です。
「おっひさーじゃねぇ、何勝手に食ってんだよ。
リャザンも今日お前から誘ってきただろ、財布持って無いってなんだよ」
沢桐はアフロを指差す。
「つまり、4人分払えって言ってるんだよ」
アフロは淡々と答えた。
>>849
「ちょっと待て、誰も奢るなんて言ってねぇ!」
大慌てである。
そりゃ4人分も払うわけにはいかない。
「観念しろ沢ちゃん、一昨日俺を置いて結婚式で美味いもん食ってきたんだろ?」
「お前は新郎とも新婦とも面識無いだろうが!」
- 851 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/07(日) 22:32:22 ID:HjyDRGao0
- >>849
「おうおう!好きなものを好きなだけ食べればいいんだぜ!」
けらけら笑い、彼女は大根を頬張る。
「おっちゃん、日本酒とちくわとハンペンくりゃれ!
ってかお嬢ちゃんも包帯してるな、おそろだおそろ!」
>>850
「関係ないとか、ひどくねえ?
一応こう見えてもけっこー有名なトコに所属してんだぜ?」
水色の髪、ボロボロの服。
外見が語る肩書きはホームレス。
片手に、割り箸で挟まれたちくわ、もう片方の手には酒。
徹底的にダメ人間な女性だった。
「話しなさいな。犯罪者か?そいつ」
言葉だけは、真面目に。
- 852 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/07(日) 22:37:00 ID:ZZttQ/EE0
- >>850
「あう〜?そっかなの…
その〜…」
【ディスは慌ててポケットの中とかを探っている】
「…おみせのひとがすきなだけ…っていってるんじゃないなの…」
【少しさみしい目で言う、財布はないらしい】
>>851
「あう〜…『でぃす』どれがどれなのかわからないの〜」
【おでんの種類が描かれている店内を覗きながら言う】
「あう〜?えっと…あう〜!おんなじなの〜」
【自分と凛の腕を交互に見て言う】
- 853 :沢桐 創&リャザン:2010/02/07(日) 22:46:07 ID:4TAPWv060
- >>851
「ならそれらしい格好してこい、ついでに金も取って来い」
再びどすんと椅子に座る。
「一応そういうこと話しちゃいけない職場なんでね」
>>852
「…ああもう、食えばいいだろ食えば」
何処か投げやりに言った。
「減給されたのに大変だねぇ、沢ちゃんも」
「だったら今すぐ財布とってこい」
- 854 :マーシャル:2010/02/07(日) 22:47:08 ID:i6WWeuFEO
- てんちょー!
ビールちょーだい。ビール!
(だるそうな雰囲気の幼女がおでん屋台にやって来て、なれた口調で酒を注文する)
- 855 :沢桐 創&リャザン:2010/02/07(日) 22:48:56 ID:4TAPWv060
- //訂正
「だったら今すぐ財布とってこい」→「そう思うんだったら今すぐ財布とってこい」
- 856 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/07(日) 22:58:05 ID:HjyDRGao0
- >>852
「片っ端から頼んでみ?いくつか好きなのあるだろうから。
ん?私のお勧め?コレ」
ハンペンを見せ付けながらニッ、と笑った。
「寒さ対策にいいよなー包帯。
暗器仕込むのにも使えるけど。いやー万能だわー…………」
>>853
「………………………………人を見た目で判断するの?
やーだーねーけーさつっぽい人らってーのはさー!!
秘密主義ってやつ?ウチもそうだけどややこしーなーもう!!」
だん、とコップを叩きけ、彼女は立ち上がる。
「ちょっとここで待ってろテメー!!!」
そして彼女は屋台から出て行った。
>>854
「その去り際、私は幼女にこう言うのだった。
未成年飲酒は犯罪だぜ?と。
お前にはまだはえーから没収な!」
注文され、マーシャルさんに差し出されたビールを横から奪い、彼女は路地裏に向かう。
普通にひったくりだった。
- 857 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/07(日) 23:01:20 ID:ZZttQ/EE0
- >>853
「あうあう〜…ありがとなの〜!」
【とっても嬉しそうな(癒し系の)笑顔で返す】
「…なににしようかなの…」
【少し楽しそうにあたりを見回している】
>>854
「あう〜、おきゃくさんもうひとりきたの〜」
【若干嬉しそうにマーシャルを見る】
>>856
「あう〜!うん、わかったなの〜」
【そう言ってまずははんぺんを注文する少女】
「やっぱりあったかいのかなの〜」
【凛を見送りながら呟いた】
- 858 :沢桐 創&リャザン:2010/02/07(日) 23:11:07 ID:4TAPWv060
- >>854
「リャザン、錯覚かな、明らかに20以下の少女がビール頼んでるんだけど」
「安心しろ、僕にも見えてる」
>>856
「俺は警察なんて立派な物じゃねぇよ」
「見た目で人をーとかよく言うけど、
実際バイトとか就職とかの面接ではそういうとこめちゃくちゃ見られるもんだよ」
そう言って走り去る衣宮凜を見届けると、
「今のうちに帰ろうかな…」
そう呟いた。
>>857
「…食いすぎるなよ。
後酒はダメだぞ」
笑顔から微妙に目を逸らしながら。
- 859 :マーシャル:2010/02/07(日) 23:19:48 ID:i6WWeuFEO
- >>856
おーいビールかえしてくれー
こう見えても精神年齢32歳だから飲んでもいいんだよー!
(怒りながら叫んで)
>>857
お嬢ちゃーん
こんな時間こんな場所来るのは危ないぞー
早めに食べて帰った方がいいってー。
(と幼女が言うのである)
>>858
うるさーい。
だから32歳だから!
てんちょー!
もっとビールくれ!
ビール!
あと卵と卵と卵!
- 860 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/07(日) 23:23:34 ID:ZZttQ/EE0
- >>858
「あう〜…おさけはあぶないなの…のまないなの」
【うんうん、と頷きながら言う】
「えっと…それじゃああれとあれ…」
【卵と大根を選んだ】
【ちなみに先行してはんぺんがやってくる】
>>859
「あう〜〜。だいじょぶなの〜!
ここあったかいからなの〜」
【いまいち基準のわからないことをこの少女は言っている】
「だいじょぶなの!ほかにもひとがいるからなの〜」
- 861 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/07(日) 23:30:16 ID:HjyDRGao0
- >>857>>858>>859
路地裏に引っ込んだ彼女は、数秒置いて出てきた。
着替えるには短すぎる間だけれど、その変わり様は劇的。
「精神年齢32歳でも肉体年齢がちっちゃいってんなちっちゃいでしょうが。
言い訳無用、俺様の目が黒い内はあんたに酒、呑ませないかんぜっ!」
彼女の瞳は水色、
従って、黒いうちなどあり得ない。
雪がごとく白いドレス。
でも、手甲を嵌めているし、ところどころ身を守る為の鉄板がある。
ドレスを模した鎧。若しくは、鎧を模したドレス。
いわば一国の戦姫が飾るような、一品。
戦に焦点を据え尚且つ、〝華〟を求めた服。
腰に下げられた包帯巻の刀は、先と変わらないけれど。
「いちおー私んとこの私の役職での正装だ!これでもんくないっしょ?」
先ほどまでと変わらないのは目と髪と、口調。それと刀だけ。
ぐびぐびと奪ったビールを飲みながら元いた席に座った。
- 862 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/07(日) 23:32:39 ID:ZZttQ/EE0
- >>861
「あうあう〜!
ふくがかわってるなの!びっくりしたの〜!」
【驚いた表情で凛を見つめるディス】
「あう〜?なにかしてるなの?」
- 863 :沢桐 創&リャザン:2010/02/07(日) 23:42:16 ID:4TAPWv060
- >>859
「どう見ても十代前半だね」
リャザンと呼ばれたアフロが口を挟んだ。
「まぁ、警察に見つからなきゃいいんじゃない?」
>>860
「あ、俺のお勧めは餅巾着だ」
餅巾着を指差す。
>>681
「どんな役職だよ。
何かと戦うのかよ」
人のことは言えないが。
「服見せたから奢れってのか。
理不尽な」
結局文句を言っていた。
- 864 :マーシャル:2010/02/07(日) 23:49:01 ID:i6WWeuFEO
- >>860
家でストーブつけた方が暖かいってー。
だめだめ!
悪い人だっているからー
あのアフロとかアフロとか怪しい感じじゃん。
(二人組の方を指差して)
>>861
うるさーい!
こっちは32年生きてるんだー!
酒を飲まないとやってらんないんだぞー!
(幼女が卵をつつきながら幼女らしい声でおっさん臭い事を言う)
>>863
世の中には見た目じゃわからない、大切な何かもあるんだよー!
警察なんて怖く…やばい凄く怖い!
(ビールを飲むが)
ぷはー…うまいってこれオレンジジュースだし!
(さすがに店長もビールは出さなかったらしい)
- 865 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/07(日) 23:52:32 ID:HjyDRGao0
- >>862
「すごいだろー?さっきあっこで不思議魔女っ娘っぽい変身してきたんだー」
がぶがぶとちくわを食べながら、お酒を飲む。
「悪徳係長やってんの。ボロ儲けだぜぇー。
お嬢ちゃんもいろんんあところがおっきくなったら一緒に悪徳しような!」
>>863
「それなりのかっこ見せろって言ったじゃない。
これ以上何があるのよ。身分証明書出せってか?」
ぶーたれながら注文しては食べる。
なくなればまた注文。大体、大根、ちくわ、ハンペンを廻り続けていた。
「私めは下の下の下の下の下の下の下、
組織のいっちばーん下に君臨してるけど?」
>>864
「たった32年くらいで弱音はいてるんじゃねー!!
世の中なあ!1000年生きてもずっと幼女のままのやつもいるんだぞ!」
変なとこで切れた。
「大体よー。口だけならいくらでも言えるし?
全然信じらんねーんだけど?」
ぐびぐび酒を飲み、ぶはっ、と息を吐く。
酔っ払ったおばちゃんである。見た目二十代だけど。
- 866 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/07(日) 23:57:44 ID:ZZttQ/EE0
- >>863
「あう?もちきん…
あうあう〜、どんなのかなの〜…
きになるの!じゃああれなの〜!」
【すっかり嬉しそうな顔で今度は餅巾着を注文した】
>>864
「あう〜?…う〜ん…そうかもしれないの〜…
…あのひと?」
【ふと、あ風呂の人に目を向ける】
「……わるいひとにはみえないけどなの〜」
>>865
「あう〜…すぐにかわれたんだなの〜…
すごいなの〜!」
【感心しながら言う】
「あくとく?…あう〜おかねいっぱいくるの〜…
きになるなの…うん、わかったの!」
【嬉しそうに言う。なんだか悪い方向に行ってしまいそうだ】
- 867 :沢桐 創&リャザン:2010/02/08(月) 00:03:51 ID:4TAPWv060
- >>864
「はっはっは、僕より沢ちゃんの方が怪しいよ。
仕事サボって何してんのかわかんないし」
「やかましい」
アフロの方の男はちょっと酔っていた。
やっぱり怪しいかもしれない。
>>865
「飯は自分の金で食うから美味いんだ。
きちっと働いてきちっと自分で払え」
「沢ちゃんはぜんぜん仕事しないけどね」
アフロが沢桐の肩にに腕をかける。
「五月蝿い絡むな酒臭い」
>>866
「熱いし伸びるから気をつけろよ」
自分も餅巾着を伸ばしながら食っていた。
- 868 :マーシャル:2010/02/08(月) 00:07:14 ID:i6WWeuFEO
- >>865
うるせー!
こっちはこの前までおっさんだったんだぞー!
証明できたらとっくにしてるって。チクショーウ。
(オレンジジュースを飲みながら)
>>866
ひょっとしたらあのアフロの中に何かあるんだよ。
というかお嬢ちゃんが悪い方に向かってるから!
悪徳とか悪いやつのことだから!
>>867
サボりはよくないぞー。
下手したら明日からニートさんの仲間入りだしねぇ。
- 869 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/08(月) 00:13:59 ID:HjyDRGao0
- >>866
「おじょうちゃんも慣れたらすぐできるようになるさ。
毎日お風呂で本気出してると否が応でも身につくから」
髪を振り、立ち上がる。
「ま、んなことして貯めた金はすぐどっか行っちゃうけどな。
優越感に浸りたいならお勧めするぜ!」
そして着席。
はんぺんを小さくちぎって口に放り込んだ。
>>867
「いろいろ遠回りしたけど、そろそろ本題に入るね。
逃走者って何よ?」
じーと創さんを見ながら聞く。
「酔いがまわり切る前に聞いときたいんや。
ささっと話してくれや」
>>868
「へぇー……この前までおっさんだったのか……
それじゃ自分の体に興味津々ですな。そこら辺どうよ?」
熱燗を注文しながら訊く。
「あれじゃね?なんかギャグ言ってみ。
おやじギャグだったらおやじ認定してやるよ」
- 870 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/08(月) 00:17:37 ID:ZZttQ/EE0
- >>867
「はふ〜、うん。これおいひなの〜」
【こっちも餅巾着をビロビロ伸ばして言う】
>>868
「あう〜(もぐもぐ)
あくとく(もぐもぐ)てわるいことなの…」
【続いて少女ははんぺんや卵などをどんどん食べていく】
「きおつけないとなの…あたまもなの〜」
【純粋すぎるせいか、アフロの人の頭をじーっと見て警戒中】
>>869
「そうなの〜、……どうやるのかなの〜」
【早着替えについて考えている】
「あう〜…やっぱりわるいことはだめなのかもなの〜」
【悪徳の意味にくわえて、金がすぐにどっかいくと聞いて
…首を横に振った】
- 871 :沢桐 創&リャザン:2010/02/08(月) 00:33:38 ID:4TAPWv060
- >>868
「ニート、いいねぇ。
俺のとこの職場は殆ど首イコール死だからな」
アフロじゃないほう、沢ちゃんと呼ばれた男はそう言った。
>>869
「…だから言えねぇって。言う義理もねぇ」
沢桐はそう言うが、アフロが口を挟む。
「研究所って言う悪の組織の脱走者って感じかな。
後は自分で調べてね」
「おいリャザン」
「いいじゃないか、研究所って名前出しただけで危険が及ぶわけじゃない。
大体、僕達だってそれ以上のことをそんなに知ってるわけじゃないし」
>>870
「餅巾着はおでんの中ではお気に入りだ」
餅巾着の最後の一つを口に放り込む。
「さて、これ以上ここにいたら財布がマジでやばくなる」
カチャンと音を鳴らして沢桐は立ちあがる。
「もう行くのか、連れないな」
さらに沢桐に合わせてアフロも立ち上がる。
「ふう…今月はもう贅沢出来ないな」
沢桐はカウンターにちゃんと4人分の代金を置いて歩いていった。
「じゃあ僕達はこれで」
アフロも手を振って沢桐について行った。
- 872 :マーシャル:2010/02/08(月) 00:42:49 ID:i6WWeuFEO
- >>869
ロリコンじゃないから興味わかないの。
まぁ幼女なりきるのも楽しいがね。
その熱燗は飲んじゃいカン なんちゃって。
(かなり寒い)
>>870
悪徳のあくは悪いって漢字だしねぇ。
まぁ出てきてもさすがにいきなり襲っては来ないって。
(笑いながら卵をつつき)
>>871
ふーん。
また楽しそうな職場だなぁ。
仕事の中身もヤバそうな。
研究所、確かにあれは悪の組織だ。
(呟くようにそう言って)
お休みなさい。これなら自分もおごってもらった方がよかったかな。
- 873 :衣宮凜 ◆X7kkkkkkkk:2010/02/08(月) 00:45:40 ID:HjyDRGao0
- >>870
「そりゃー悪いことはいかんぜよお嬢さん。
もっとちっちゃい頃に倣わなかったかい?」
食った食った、とお腹を擦りながら彼女もまた立ち上がる。
>>871
「おう、さんきゅーなー!またたからせてもらうわ!」
研究所ねえ…………。
口内で呟き、覚えた。
ぐぐ、と体を伸ばしつつ、二人を見送った。
>>872
「うん、純然たるおっさんだ。次からは見逃してやるぜ!」
にっと笑いながらGJサイン。
親指を天頂に向かい突き立てるそれを、マーシャルさんに見せ付けた。
「さってとー……私も行くかね。指標もできたし。
んじゃなお嬢さん共ー!!」
- 874 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/08(月) 00:48:23 ID:ZZttQ/EE0
- >>871
「『でぃす』もだいすきになったなの〜」
【ホントにおいしそうに餅巾着をほおばる】
「むぐむぐ、またねなの〜」
【そのまま見送った】
>>872
「う〜ん…わるいことはだめなの〜…
けがしたりしないといんだけどなの〜」
【そう言いながらどんどんと卵やダイコンを食べ続ける】
>>873
「もちろんなの〜!わるいことはしないなの〜!」
【大声で言って見送って行った】
- 875 :マーシャル:2010/02/08(月) 00:54:35 ID:i6WWeuFEO
- >>873
なんか素直には喜べないね。
うむー大変そうだが頑張ればいいんじゃないかー
>>874
悪い事したらやっぱり自分に帰ってくるからね。
(最後の卵を食べ終え)
自分も帰るとするか。
お嬢ちゃんは一人で大丈夫かい?
- 876 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/08(月) 00:59:25 ID:ZZttQ/EE0
- >>875
「うん、じゃあ…いーことしてもかえってくるよねなの!」
【ポジティブに微笑んで言う】
【そしておでん皿を空っぽにすると】
「あうあう、だいじょぶなの〜…
ひとりでもだいじょぶなの〜!」
【微笑みかけて言う】
「……じゃあまたこんどなの〜!」
【手を振りなあがら背を向けて去って行った】
- 877 :マーシャル:2010/02/08(月) 01:05:25 ID:i6WWeuFEO
- >>876
そりゃかえって来るよ。
頑張らなきゃいけないけど。
わかった、お休み。
(そう言って見送り)
やっぱり汚れた生き方するもんじゃない、今の自分じゃあんな笑顔は無理だねぇ。
(そう呟いて、金をおいて屋台から立ち去る。)
- 878 :朝宮暁:2010/02/08(月) 20:48:44 ID:/k2gysHgO
- 異能都市中央公園。
大都市の中央に在りながら自然溢れる公園の広大な敷地の中には、当然のように人通りの少ない場所もある。
今、赤毛混じりの黒髪の青年――朝宮暁が居るのも、そんな場所だった。
「……ふはー……」
ぼへーっと気の抜けた顔、締まらない口から煙を吐く。口許から離した手には短くなった煙草。
「……さて」
ぴ、とフィルターを焼き始めた煙草を真上に投げる。
「そろそろ――」
頭上から落ちてきたフィルターだけの煙草を右手で掴む。
――瞬間、右手が音を立てて焔を纏う。
「やるか」
開いた掌の中には燃えカスすら残らない。空の掌を握りしめ、続けざまに打撃を三発。
――眼に鮮やかな赤いマフラーの男、巨大な鉄柱を構える男。
仮想の敵を眼前に浮かべ、暁は一人で闘い始めた。
「ッ、らァ!」
- 879 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/08(月) 21:06:12 ID:ZZttQ/EE0
- 【中央公園…】
「ふぁー…あう?」
【とつぜん少女のあくびの声が聞こえた】
「あう〜!!もうくらくなってるなの!」
【ベンチの上の少女は慌てふためいている…】
- 880 :朝宮暁:2010/02/08(月) 21:11:34 ID:/k2gysHgO
- >>879
「ッシ!」
上体を沈めて踏み込み、脳裏に描いて眼前に映した相手の腹に拳を突き込む。
「……?」
そんな中に声が聞こえてきたが――
「……いけね。集中集中」
動きを止めたのは一瞬。また拳を空に打ち、地をすれすれに足を払う。
- 881 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/08(月) 21:14:19 ID:ZZttQ/EE0
- >>880
「?…なにしてるのかなの」
【ベンチの上から声のした方向を見て言う】
「あうー…すごいのー」
- 882 :朝宮暁:2010/02/08(月) 21:18:18 ID:/k2gysHgO
- >>881
肉薄し、再び腹へと左拳を突き込む。右へと体の軸をずらし、相手の胸に右掌打。
仮想の相手を圧し、そして跳躍。左足の爪先を相手の顎の下に蹴り込んだ。
着地して。
「……おい嬢ちゃん、見せモンじゃねーぞ」
振り返り一言。
- 883 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/08(月) 21:21:56 ID:ZZttQ/EE0
- >>882
「あうあうー…ごめんなさいなの…」
【慌てて頭を下げる】
「…しゅぎょうなのかなの〜…」
- 884 :朝宮暁:2010/02/08(月) 21:27:41 ID:/k2gysHgO
- >>883
「……おう」
それだけ簡潔に答えて、右拳中段、左拳中段。右足でローキック。
そのまま右足を地に付け体を一回転。
「……ッ!」
後ろ回し蹴り。
蹴り足を出したまま静止。そしてゆっくりと足を畳む。脳裏には吹っ飛ぶ赤マフラー。
(……こんな楽に吹っ飛ぶんなら苦労しねーっての)
都合の良い仮想には、と溜め息。
「……見てて楽しいもんでもねーべ」
- 885 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/08(月) 21:32:01 ID:ZZttQ/EE0
- >>884
「あう〜、でもすごいひとなのがよくわかるの〜」
【見てみると少女は真剣なまなざしをしている】
「……」
【そのままの姿勢で見つめる】
- 886 :朝宮暁:2010/02/08(月) 21:36:13 ID:/k2gysHgO
- >>885
(……の?)
「…………だァらよ、見せモンじゃねーって」
ハア、と溜め息を吐く。
深呼吸も兼ねたそれは白く広がり、やがて霧散した。
「見てて楽しいモンでもねーべ? 家帰って菓子でも食ってりゃいい」
- 887 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/08(月) 21:39:03 ID:ZZttQ/EE0
- >>886
「あう〜…うん…」
【少し残念そうな顔をする少女】
「わかったの…がんばってねなの〜!」
【そう言うと少女はにっこりとほほ笑みながら】
「『でぃす』ももっとがんばるなの!」
【何だか気合いの入った声をあげてその場を去って行った】
//すいません、寝落ちの危険性があるのでもう落ちます
- 888 :朝宮暁:2010/02/08(月) 21:47:15 ID:/k2gysHgO
- >>887
(……なの……?)
「ぁ、ああ……気ィ付けて帰れよ」
暁は走り抜けていく少女を見送ると、再び構え小さく呟く。
「……さって、次はスリーだな。……あのドリフトモドキが厄介なんだよな……」
ぶつぶつと言いながら、またトレーニングを再会する。
- 889 :沢桐 創:2010/02/10(水) 22:04:10 ID:4TAPWv060
- とあるバッティングセンター。
―カキーン…カキーン…
「俺はここだぜ一足お先…」
男が歌いながら球を打っていた。
「光の速さで明日へー…ダッシュさぁーっと」
200キロの剛速球を次々と打ち飛ばしていく。
「足使えばもっと飛ぶだろうなぁ」
バットが全てボールを的確に捉えているのは、男の動体視力が並の人間を超越しているからだろうか。
- 890 :甲/スレに出る、と夕方に宣言しといて結局この有様:2010/02/10(水) 23:07:10 ID:d26lZkA.0
- 【同じく――時間は違えどバッティングセンター】
「ライトアァップのブリッジはぁ〜…」
ガー……バシュンッ
「異次元行きの―――ダイヤモンドアドベンチャー」
――グワァラゴワカキーーン!!!!
豪快な擬音と共に白球が弾き返される
「あ・れ・は・なんなんじゃ――なんじゃなんじゃー」
左バッターボックス、リズムを刻み
基本フォームから―――…一回転
グワァラゴワカキーン!!
遠心力込みの破壊力で振り切る
- 891 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/02/11(木) 00:53:02 ID:IbgE7xTA0
- 【自宅→公園】
公園の傍にある高層マンション。
セキュリティーは高いと有名であるマンションから少女は出てきた。
普段どおりの制服に紙袋。
猫を愛でるために公園のベンチへ。
来るか…来ないか…
少女はほぅっと白い息を吐き、紙皿に猫缶を乗せ、盛り付ける。
- 892 :名も無き異能都市住民:2010/02/11(木) 01:18:16 ID:ilsT.wxw0
- 猫。
【制服の少女に話しかける、スーツ姿に白衣を纏った、男】
好きなんですか?
- 893 :放送部員 ◆bw5wwVV3Ic:2010/02/11(木) 01:55:57 ID:IbgE7xTA0
- やつを追う前に言っておくッ!
おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれはαに書き込んでいたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにか寝ていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 超スピードだとか催眠術だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
というわけで ID:ilsT.wxw0氏すいません…
- 894 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/02/11(木) 17:58:14 ID:IDnKkU3kO
- 「……」
町はカップルで賑わってやがった。
それもその筈。お菓子企業の陰謀デーが目前に迫ってるから。
「……チョコ、ねえ」
男一人。
口を隠す様に巻いた黒マフラーを軽く手でいじりつつ、呟く。
- 895 :甲/バレインたん:2010/02/11(木) 22:46:46 ID:d26lZkA.0
- 「……む」
"本日一部貸切り"
箱庭の入り口にプレートが下がっていた
「ふーん…大規模抗争、いざ雌雄を決せよ…か」
お菓子間での因縁めいた争いだそうで
興味は有るが
まぁ、良いかと踵を返す
「(バレンタインが近いせいかね)」
歩き出す街並み、デパートや百貨店のウインドウには少々浮かれたデコレーションが見えて
「(……チョコか)」
二月十四日
その特別な日の思い出を掘り起こし――――
「……別に、何もねーなぁ」
―――胸中に虚しさを生み出した!
この季節
男子はすべからくロマンスの神様に願いを叶えて欲しいものである
- 896 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/11(木) 22:50:34 ID:ZZttQ/EE0
- 「あう〜…なんだかなの〜」
【周囲の匂いを嗅ぎながら商店街を歩く少女】
「…あう〜、おかしのにおいがいっぱいなの〜」
【微妙に涎が出てる】
- 897 :甲/バレインたん:2010/02/11(木) 22:57:50 ID:d26lZkA.0
- 食べ物の
思考をすると
ディスが居る
――甲・心の川柳――
「涎は拭けよ、凍るぞ」
とまぁ、取り合えず声を掛けてみた
- 898 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/11(木) 23:00:19 ID:ZZttQ/EE0
- >>897
「あうあう?あ、ごめんなさいなの」
【甲の声を聞いて慌てて口を拭う】
「こんばんわなの〜。『かぶと』なの〜!」
【そしてゆっくりと頭を下げてあいさつした】
- 899 :甲/バレインたん:2010/02/11(木) 23:03:17 ID:d26lZkA.0
- >>898
「違う、俺はかぶとではない」
メガネの中心を押し上げる
きらり、とその奥の眼が光る
「火星から来襲したインベーダー、カブトゥル=デスパイラル=ツルフスキーだ」
「趣味はトランプタワーだ」
細部にこだわる嘘吐きだった
- 900 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/11(木) 23:07:07 ID:ZZttQ/EE0
- >>899
「あう?…う〜ん…『かぶと』にそっくりのにおいなんだけどなの…」
【本気にしているようだ。まじで信じている】
「はじめましてなの〜!『でぃす』なの!」
【そして初対面の相手に対する常套句を述べる】
- 901 :甲/バレインたん:2010/02/11(木) 23:13:33 ID:d26lZkA.0
- >>900
「うむ、よろしくディスとやら……」
正直――敗色がかなーり色濃い
しかしながら、踏み出した足
「…ときに、この惑星はどのような所でござるか」
口調が既に崩れてきても
行き着くところまで行ってやる―――!!
それがたとえ…破滅すると分かっている道であっても…
- 902 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/11(木) 23:17:57 ID:ZZttQ/EE0
- >>901
「あうあう〜…ここはいーところなの〜!
みんなとともだちになれるところなの〜!」
【にっこり笑って言う。めっちゃ純粋】
「えーっと…かぶ…のほしはどんなところなのかなの〜!」
【で、ディスも尋ね返してきた】
- 903 :甲/バレインたん:2010/02/11(木) 23:26:05 ID:d26lZkA.0
- >>902
「ふーん……」
仏頂面で適当に相槌を打つ
敗色は濃いどころじゃねえ
元より笑い話で済ませるつもりだった手前、ボキャブラリーの引き出しなんて皆無に近い
故に、考える…考える
「(……どうやって面白い方に持っていこうか…)」
地雷原を目標にスカイダイビングを始めた気持ち
……良く分からんけど、そんな心持ちで
「火星、だからな……もう、毎日が火事だ」
「あと、曜日は火曜日しかない。燃えないゴミの日だ」
追い込まれていく
とにもかくにも自分のせいであった
- 904 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/11(木) 23:31:23 ID:ZZttQ/EE0
- >>903
「あうあう〜…なるほどなの〜」
【毎日が火事…火曜日、それらの単語を聞いて首をかしげる】
「えっと…じゃあここはさむくないのかなの…
それと…」
【で、もうひとつ言う】
「まいにちかじなのになんでもえないごみのひなの?」
- 905 :甲/バレインたん:2010/02/11(木) 23:37:33 ID:d26lZkA.0
- >>904
「寒くない、火星人の平熱は42℃だ」
人類を死に追い遣りそうな高熱で
その割には普通に厚着であった
更に付け加えると自分の体温が高いと外気温は余計寒く感じるはずである
(ここまでセルフツッコミ)
「そこは…アレだ、燃えないゴミは燃やしたらダメだろう?だから回収してもらわなきゃ…」
不毛な時間は無為に過ぎる
真綿は首にグイグイ食い込み、最早撤去不可能である
- 906 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/11(木) 23:42:56 ID:ZZttQ/EE0
- >>905
「あうあう〜…そんなにあついのかなの〜…」
【少し首をかしげた】
「あうあう〜…じゃあもえてないところさがすのたいへんなの〜」
【たいへんそうなの〜。と続けて言った】
- 907 :ウリュー:2010/02/11(木) 23:48:56 ID:PBnIervYO
- 「むむむ……箱庭での戦い、是非参加したくはある……?」
一部貸し切りの看板を見ながら唸っていた少女がそちらの様子に気付いた模様。
「甲さんなにしてるんですか?ディスちゃんも」
- 908 :甲/バレインたん:2010/02/11(木) 23:52:46 ID:d26lZkA.0
- >>906
不毛
先程も記述したが、これは場の現状を表すだけではなく
「(………あぁ)」
文字通り、この暖簾に腕押し状態の自分
その頭髪を散らすんじゃ無いかって位のストレスを現していたり
「(……からかい甲斐ねぇ……大怪我してるよ俺…)」
とんでもなく自分のせいであるが
最早目的――最初から無いのだが――を見失っていた
「……その"なの〜"とか"あう〜"とかは、この星の住人の口癖か?」
- 909 :甲/バレインたん:2010/02/11(木) 23:55:30 ID:d26lZkA.0
- >>907
――決して大袈裟ではなく
―――決して比喩でもなく
――――雨竜が、救いの女神に見えた
「かぶと?違うな…私は火星人だ…」
さぁ、この分かり易いボケに――ツッコミという救いを――!!!
- 910 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/12(金) 00:00:47 ID:ZZttQ/EE0
- >>907
「あう〜!『うりゅー』こんばんわなの〜」
【微笑んで頭を下げる】
「あう〜?あう〜。『かぶと』じゃなくてうしゅーじんみたいなの〜」
【甲に目をやりながら言う】
>>908
「あう?『でぃす』のしゃべりかたは『でぃす』だけなの〜」
【首を振って言う】
「…どうしたの?」
【甲の顔を見て心配そうに言う】
- 911 :ウリュー:2010/02/12(金) 00:06:40 ID:PBnIervYO
- >>909
すっと間合いを詰め、ずるりと首からかけたポーチから、そこから出るにはあり得ないサイズのハリセンを取り出し
「なんでやねーん!」
パシコーンと笑顔で突っ込みました。その間実に二秒!
凄い爽やかな、やり遂げた私!みたいな表情です。
>>910
「ディスちゃん。残念ながら宇宙人の偽物です。この甲さんは」
ハリセンを仕舞いながらディスに向き直る。
「しっかり甲さんで、この星の人ですよ」
- 912 :甲/バレインたん:2010/02/12(金) 00:11:37 ID:d26lZkA.0
- >>910
「そう、特徴が有って良いこった」
聞いた事に特に意味は無かった
―――時間稼ぎ、という以外は
>>911
「―――ありがとうございますっ!!」
笑顔で突っ込まれ笑顔で吹っ飛ぶ
来た
これだ――これがコミュニケーション
「……ふ、騙されたな…ディス!俺は――甲だっ!」
立ち上がりポーズを決める
極めて面倒くさい前フリだった
っていうか面倒くさい男だった
- 913 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/12(金) 00:16:42 ID:ZZttQ/EE0
- >>911
「あうあう〜?そうなんだなの〜!?」
【驚きの表情で甲を見る】
「わからなかったの…」
>>912
「あう〜!なんでいままでうちゅーじんっていってたの〜!?」
【ビックリしながら若干そんな気もする疑問を甲に投げかけた】
「あうあう〜…もしかして『かぶと』はほんとうにそうなのかなの…」
【甲だとはわかったが…それでも宇宙人の部分は…】
- 914 :ウリュー:2010/02/12(金) 00:27:38 ID:PBnIervYO
- >>912
「いえ、こちらこそー。何か普段は突っ込まれてばかりですからー」
どこか眠そうなたれ眼に間延びした口調。いつも呆けている少女的にもそれは格好の機会であった。
「何でかわかんないですけど」
原因がわからない辺り、まだボケキャラからは脱却出来まい。
>>913
「ちゃんと疑う事も覚えないと駄目ですよ?ディスちゃん」
彼女が言っても実はそれほど説得力は無いのだが、それはこの際でうでもよろしい
「そうそう、ちゃんと甲さんが宇宙人かどうかを……ん?」
疑うべき点がずれているのを指摘すべきだろうかと考える。
(しかしせっかく育った疑う心、ここで潰すのは…)
ここで即座にツッコメないのが、つまり彼女がツッコミになりきれない理由であろう。
- 915 :甲/バレインたん:2010/02/12(金) 00:36:23 ID:d26lZkA.0
- >>913
「……大きくなったら、分かるさ」
穏やかで胡散臭い笑顔で、便利な台詞を吐いた
っていうかディスはもう"騎士見習い"よりも"ボケ殺し"の称号を看板にしたほうが良いと思う、うん
―――あるいは
あるいは、"俺のボケ"が――彼女の基準に達していなかったのではないか
何にせよ、今夜は帰ってからの反省会は必須であった
笑いの道は―――果てなく遠く、深い物なのだから
>>914
「それは天然ボケやつだな…まぁ、天才とも言える」
本物は――居る
ただしそれって…本物のボケって……いや、深くは考えまい
「ともあれ、命拾いした」
冗談抜きでそう思う
「サンキューウリュー……あ、これ、語呂が良い」
心に余裕が戻って来た
「出会ったばかりでアレだが、もう帰るわ」
じゃーな、と清々しく帰って行った
無駄だけしか無いかと思っていた時間も
終わってみると男をまたひとつ先へ進ませた
しかし道はまだ遥か彼方まで続く
そう――俺はまだ、昇り始めただけだ…この長くて遠い、笑い坂をよ…
//落ちます寝ます ノシ
- 916 :ディス/ボケ殺し少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/12(金) 00:40:19 ID:ZZttQ/EE0
- >>914
「あう〜…そうなの〜…わからないことばっかりなの」
【少し反省する顔】
「あうあう?…う〜ん…もしかしたらなの…」
【早速考え始めた】
>>915
「あう〜…はやくおっきくなるなの〜!」
【さわやかにボケ殺し少女は答えた】
「あう〜!またねなの〜!」
【笑顔で手を振って見送った】
- 917 :ウリュー:2010/02/12(金) 00:54:39 ID:PBnIervYO
- >>915
「天然……良い響きですねぇ」
彼女の成り立ちはコピーであり、養殖とか量産とかそちらに近い。
「ん?あぁ、さよーならー」
ぷいぷい手を振って甲を見送ったのでした、まる
>>916
「そうです。ちゃんと考えるのです。考え続けて、悩み続けた先にこそ成長があるのです!きっと!」
私の身体は大きくならなかったけど!と涙目になりながら叫ぶ見た目少女。
「私はこれからこの箱庭とか言う奴に入って雌雄を決してきます。ディスちゃんもはやく寝ないと大きくなれませんよ?」
そう言って貸し切りの看板の向こう側へと少女は姿を消した。
『error!所持アイテムが多すぎます』
『error!付加能力が多すぎます』
『アクセスが込み入っています!入場まで……あと十八時間』
ぬわー!と奥で叫ぶ声がした。
- 918 :ディス/ボケ殺し少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2010/02/12(金) 00:57:11 ID:ZZttQ/EE0
- >>917
「あうあう〜?
うん、わかったの」
【少し嬉しそうに言った】
「あうあう〜。おっきくなるの〜!!
またねなの〜!」
【ディスも笑顔でその場を去って行った】
- 919 :甲/赤色ジュンサー:2010/02/14(日) 00:23:02 ID:KE2UskXwO
- 【路地裏を歩く】
「…おーどーるー君〜を見て」
歩く
歩く
「こーいーが〜はじーまって」
- 920 :黒いローブの人【路地裏】:2010/02/14(日) 00:28:07 ID:ubvx9PqUO
- >>919
「あーそこの変な歌歌ってる変な人」
少し長い黒いローブを着た人
顔は見えないが、声は男だ
「ちょっと聞きたい事があるんだけど」
- 921 :甲/赤色ジュンサー:2010/02/14(日) 00:36:58 ID:KE2UskXwO
- >>920
「…人に物を尋ねるには最悪の導入だな…」
くるりと声に向き直る
モスグリーンのダウンジャケットに黒い縦ストライプの入ったカーゴパンツといった冬っぽい装い
肩ほどまで伸びた黒髪
切れ長のやや吊り気味の目には黒渕眼鏡を填めて
首元には、ほの暗い路地裏においても目立つ
鮮やかな赤色のマフラーを巻いていた
「で、なに?」
不意に声を掛けられる事も少なくないのか
慣れた調子で用件を尋ねた
- 922 :黒いローブの人:2010/02/14(日) 00:43:01 ID:ubvx9PqUO
- >>921
「第一印象を言ったまでさ
酔っ払いのじじい、とも思ったけど」
なかなかに酷い言い様
ゆっくりと、話をしやすい様に近付いてきた
「この辺りに安くて安全な貸家、知らないかい?」
- 923 :甲/ガラスの20代:2010/02/14(日) 00:48:36 ID:d26lZkA.0
- >>922
「辛辣だな!?初対面でここまでこき下ろされたのは初めてだぜ…」
メガネがずるっと落ちる
指で押し上げて修正
「あー…移住者か何か?そういうのは不動産屋とかに行くのが手っ取りばえーんだけど…」
ふーむ、と顎に指を置いて考える仕草
自分の知ってる範囲の情報を搾り出す
「安いのは何件か知ってるな、後は安全面ね…これは繁華街付近なら結構大丈夫…」
「取り合えず3件在るな、後の条件は何かある?」
携帯を弄りながら更に尋ねる
- 924 :黒いローブの人:2010/02/14(日) 00:58:09 ID:ubvx9PqUO
- >>923
「初対面だからこそ、と言うのもあるかも知れないね」
何とも面倒くさい事を言う
「あー………そうだ
それなりに広いと嬉しいかな
後は騒音が気にならない所」
こうも条件をつけるとなかなかお高くつきそうである
- 925 :甲/ガラスの20代:2010/02/14(日) 01:01:01 ID:d26lZkA.0
- >>924
「気を使おうぜ…そこは」
毒舌家なのかも知れないなー何て思いつつ
「広さ…ねぇ」
「あぁ、そうだ。安い場所っつーけど、家賃はどの位までよ?」
最初に聞くべきだった、と告げる
- 926 :黒いローブの人:2010/02/14(日) 01:07:56 ID:ubvx9PqUO
- >>925
「次に会うかもわからない人間に気を使うのはあれだしね」
余計な気は使いたくない、と
「んー………」
何拍かの間の後
「使い古しの高級品が変えるぐらいかな」
わかりにくい言い方だった
- 927 :甲/ガラスの20代:2010/02/14(日) 01:14:50 ID:d26lZkA.0
- >>926
「あれ。じゃねーよ、その考えは損するぜ?」
まぁ、良いかと気を取り直し
「知らんがな」
あぁ、もう何なのコイツと頭を掻いて
「じゃあ一番安いやつな…やれやれ…」
メモ帳を取り出してサラサラ書く
「"達磨荘"」
ほい、と簡単な地図入りのメモを放る
「ワンルームだけど十二畳在って、バス・キッチン完備」
「繁華街付近で週末は少々うるさいけれど、まあ買い物出来る店も近くて良い感じ」
家賃は破格の4万円だコンニャロウ、と続けた
- 928 :黒いローブの人:2010/02/14(日) 01:23:52 ID:ubvx9PqUO
- >>927
「二度目があったらその時はその時さ
たまたま話しかけた人にもう一度
会う確率なんて高くはないだろうからね」
実際は知らない
「どうも、次があったらまた今度」
メモを受け取り、足早に路地裏から出て行った
- 929 :甲/ガラスの20代:2010/02/14(日) 01:28:00 ID:d26lZkA.0
- >>928
「はいはい、またな」
ひらひらと、空いた手を振り投げやりに答えて
異能都市の再遭遇率の高さを思い出す
「……縁が有れば、まぁまた遭うこったろうな…やれやれ」
苦手だなーああいうタイプ、と
やはり頭を掻きながら
路地裏を再び歩き出した
「鏡に映ったーあなたと二人〜…」
- 930 :名も無き異能都市住民:2010/02/14(日) 21:42:58 ID:rSRBD9/U0
- 【路地裏】
湿った石畳にべちゃ、べちゃと
音を立てて赤黒い血が飛び散る。
それらに続くように地面に叩きつけられる小汚い男の頭。
鼻や口から血を垂れ流し死にかけの地虫がもがくように、
地を這う彼の脳天を黒いブーツが蹂躙し、顔面を固い石畳に押し付ける。
『た、助けてくれ。俺はただ金がほしかっただけなんだ!!
きっ……昨日から何も食べていない、本当だ!だから――』
「セックスと人殺し、金儲けだけが特技の政治家と売女は
己が地獄の釜にブチ込まれると知ったとき、ようやく叫ぶのよ。『助けてくれ』と。」
男の頭を踏みつける力が強くなる。
『ひ、ひっ……』
「
それを見下ろして私は言うの――
――嫌だね。
」
鈍い、音がした。
- 931 :魁:2010/02/14(日) 21:53:59 ID:Jhlo6zSQO
- >>930
「理由があるとは言え、殺しに関わるほど深刻な事物ならば、それなりの機関に委託するもの」
暗がりから現われた、騎士の風貌をした女性。
「無闇に治安を乱す輩を、見逃す真似はできない」
- 932 :名も無き異能都市住民:2010/02/14(日) 22:06:36 ID:rSRBD9/U0
- >>931
「それなりの機関?住民の安全も守れない
無能どもの手に自らの命を委ねるほど私は愚かではないわ。」
息絶えた男の手に握られていた財布が、
彼を踏みつけていた金髪の女性の手に収まった。
「連続殺人強盗犯テイラー・D・ベックマン、通称『レッドラビット』。
夜道を通る女性を背後からナイフで襲い財布や金目のものを巻き上げる手口で
今までに7人を殺害――」
女性は男の顔を魁に見えるよう、蹴り飛ばし角度を変えた。
魁ほどの立場であれば、手配書などでおそらく見覚えがあるだろう。
最近、この近辺で犯行が確認されていた凶悪犯だ。
「私はただ、ゴミを掃除しただけよ。」
- 933 :魁:2010/02/14(日) 22:15:02 ID:Jhlo6zSQO
- >>932
「これは失礼。
こちらのシステムが至らなかったこと、申し訳ない」
彼女の騎士団は治安維持の為に数多の連絡経路を持っている。
さらに24時間体制で騎士たちは巡回に当たっており、すぐに駆けつけられるように設定されているのだが――異能都市はやはり広すぎた。
- 934 :名も無き異能都市住民:2010/02/14(日) 22:20:20 ID:rSRBD9/U0
- >>933
本当に異能都市は広すぎる、
既存の行政機関ではカバーしきれないほどに。
この状況から見れば、騎士団や幾多の自警団は
よくやっているほうなのであるが……
「××××め、どうせ貴方も金か何かで雇われているんでしょう。
心底、ここの行政は腐っているわね……」
女性の口は非常に悪い……
- 935 :魁:2010/02/14(日) 22:32:01 ID:Jhlo6zSQO
- >>934
「そんな人も少なからず居るわね、お金が原動力の人」
腐った官僚たちとは違い、彼女達は実働部隊。傭兵とは異なるが、金を貰っている限りは仕事をしてくれる。
「最終的に治安が維持できるのであれば、どんな手段でも使うわ」
- 936 :名も無き異能都市住民:2010/02/14(日) 22:38:33 ID:rSRBD9/U0
- >>935
「へぇ、面白い。」
女性の一層眼光が鋭くなる。
「試してみましょうか。」
とん、と軽く踏み込み、跳躍。
そのまま魁に殴りかからんと飛び掛ってきた!
- 937 :魁:2010/02/14(日) 22:42:23 ID:Jhlo6zSQO
- >>936
「!!」
反射的に刀の柄に手が掛かる――けれども得物は抜かずに鞘ごと振って脇腹を狙った。
- 938 :名も無き異能都市住民:2010/02/14(日) 22:53:02 ID:rSRBD9/U0
- >>937
「うっ……!!」
女性のわき腹に鞘がめり込む、
しかし、それでも攻撃態勢を崩さず
そのまま右拳を魁の顔面めがけて弧をかくように振りぬいた。
- 939 :魁:2010/02/14(日) 23:02:29 ID:Jhlo6zSQO
- >>938
寸前で首を捻ったものの、完全な回避には至らず、鮮血が舞った。
「血の気が盛んすぎ。その労力はこんなことに使うべきじゃない」
すぐに振り向き、鞘ごと刀を鳩尾狙い二度三度刺突を繰り出した。
- 940 :名も無き異能都市住民:2010/02/14(日) 23:09:24 ID:rSRBD9/U0
- >>939
「そんな事は私が決める。
貴方が口を出す事じゃない。」
己の口から、血の混じったつばを吐き出しつつ、
身をよじって突きを回避した。
そしてそのまま、突きを放つために
前方に突き出された腕を捕らえようとする。
脇固めに移行するつもりだ。
- 941 :魁:2010/02/14(日) 23:23:25 ID:Jhlo6zSQO
- >>940
「!?」
腕を掴まれ、対応が遅れてしまった。剣と剣の打ち合いは得手だが、接近戦が得意という訳ではない。
この僅かな隙が命取りなのだ。彼女はまだまだ未熟である。
- 942 :名も無き異能都市住民:2010/02/14(日) 23:32:01 ID:rSRBD9/U0
- >>941
「ふッ!!!」
そのまま、自分を巻き込みつつ
腕を背中に捻りあげ、体重をかけながら倒れこむことによって
相手を地面に叩きつけつつ肩を極める技が脇固め。
両の手を使い、相手の間接の方向を見極め
腕を捻り上げつつ、金髪の女性は倒れこむ!
- 943 :魁:2010/02/14(日) 23:36:36 ID:Jhlo6zSQO
- >>942
人間ならば決まっていただろう――人間ならば。
彼女がヒトならば、ホールドを解除することが困難であっただろう。
しかし、姿形を自在に変えられてしまえば、関節など意味が無くなる。
そう、彼女はその体を一匹の蝙蝠に変えて、脱出していたのだ。
- 944 :名も無き異能都市住民:2010/02/14(日) 23:47:34 ID:rSRBD9/U0
- >>943
「あ、れ……?」
女性は一瞬、惚けたような声を出したが
技をかけていた相手が居ないと見るや否や、
不可思議な動作で跳ね起きて体勢を立て直した。
「異能者……か。」
静かにつぶやき、
おもしろい、と言いたげに舌を出した。
- 945 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2010/02/15(月) 00:07:15 ID:4xgRLms60
- 街灯の少ない夜の公園。
そこを歩くのは一人の男。
小脇に抱えるのは小奇麗な包装がしてある小包。
「―――あ」
ふと顔を上げ、目に入ったのは公園の時計。
現在の時刻。2月15日0時ちょっと過ぎ。
「……もうただのチョコ、か」
抱えていた小包を眼の前まで持ち上げ、ハア、と軽く溜息。と共に、軽く肩を落とす。
「……」
ガサガサとやや乱暴に包装を破り、中のチョコを一口。
「……にっが……」
呟き、また溜息を付いた。
- 946 :甲/ギターメン:2010/02/15(月) 22:15:38 ID:KE2UskXwO
- 【交番より程近い――公園】
ギターを構える、男あり
「…」
吐く息の白さは寒さを物語る
「――…ラブ・ラブ・ラブズッキュン」
口を付く歌に意味ない
ギターも取り敢えず弾かない
- 947 :放送部員:2010/02/15(月) 22:18:22 ID:IbgE7xTA0
- >>946
そんな様子を眺める一人の少女。
足首に猫が擦りついて大変そうだ。
- 948 :甲/ギターメン:2010/02/15(月) 22:24:45 ID:KE2UskXwO
- >>947
――ジャカジャン
「ちょっと位の汚れモノなら――…ば?」
いよいよ演奏――といった所で放送部員に気が付く
「…ふむ」
ギターを背中に背負い向き直った
「相変わらずの…幸せ…苦労?」
手を挙げて挨拶
- 949 :放送部員:2010/02/15(月) 22:37:04 ID:IbgE7xTA0
- >>948
「汚さすに全部食べてやる〜♪」
分厚いコートにマフラー、手袋装備と耐寒はばっちりである。
が、手を口元に持って行き、手袋越しに自分の息を吹く姿は装備が弱いとでも言いたげだ。
膝を折り、猫の頭を撫でる。
「御機嫌よう。猫を見ているだけで癒されます。」
色々と回復するらしい。
甲の挨拶に応えるように小さく手を振った。
- 950 :甲/ギターメン:2010/02/15(月) 22:47:15 ID:KE2UskXwO
- >>949
「お、良い声♪」
さくさくと近付いて来る
赤色のロングマフラーをぐい、と口元まで上げて
「…」
こちらも相変わらず自分を避ける猫に肩を落とす
「猫も良いが…寒く無い?茶ぁくらい出すぜ?」
くい、と親指で指すのは公園向かいの交番
自分の勤務地であり家であり応接間でもあり、あり、あり…
ともあれ暖かい場所を提供しようかな、と誘ってみる
- 951 :放送部員:2010/02/15(月) 22:55:34 ID:IbgE7xTA0
- >>950
「あっ…マフラーが…」
少し古いが赤いマフラー。
お誘いに少女は悩む。
悩む。
「もし、私がご伴侶に預かれるとしても、この仔達、着いて来ちゃうかもしれません。」
僅かに首を左に傾け微笑んだ。
「…それにご迷惑では?」
- 952 :甲/ギターメン:2010/02/15(月) 23:03:22 ID:KE2UskXwO
- >>951
「そりゃ願ったり叶ったりだな」
基本的に動物は好き
猫にお茶は出せんけど、と踵を返す
向かうは公園の出口――その先に見える灯り、交番
来い来い、と後ろ手に手招きしながら
「心配すんなって、邪魔なんかじゃねーし、それに」
「こんな寒い所に残して、風邪でも引かれた方が寝覚めがわりーや」
かっかっか、と笑いながら歩いていった
- 953 :放送部員:2010/02/15(月) 23:10:24 ID:IbgE7xTA0
- >>952
「…ではご伴侶に預からせて頂きます。」
行き先は交番ということで安心した。
兄たちから『男は獣だ』と聞き、街でナンパをする男性を見てきたが…
交番なら大丈夫だろう。
少女と猫達はホイホイ甲についていくのであった。
「…甲さん…。お気遣い感謝致します。」
- 954 :甲/交番主:2010/02/15(月) 23:17:50 ID:BZYI4JnU0
- 【所移って交番】
応接用の長椅子に放送部員を通す
「お、マジについて来やがった」
その後ろに続く猫の群れを嬉しそうに眺めて、お茶の準備
夜も遅い時間帯、急須にはほうじ茶をセット
「ようかん…ようかん…と、あった」
戸棚からの茶菓子もOK
諸々を持ってテーブルに並べる
「野良だかんなぁ…うかつにお前等にゃ餌はやれねー、ゴメンな」
野良猫たちにすまなそうに声を掛けて
「お待ち」
粗茶を一杯、放送部員の前に置く
- 955 :名も無き異能都市住民:2010/02/15(月) 23:19:22 ID:/k2gysHgO
- ――デスクの上には小さな小箱が置いてある。
色は艶めく漆黒。巻かれたリボンは夜に在りて尚も鮮やかな真紅。
言葉なんて要らない、とでも云う様に、メッセージガードも無ければ渡す言葉を言う人物も無い。
ただ、其の箱は物言わずとも確かな存在感を持って、甲のデスクの上に置かれていた。
- 956 :放送部員:2010/02/15(月) 23:27:56 ID:IbgE7xTA0
- >>954
交番の扉をノックする。
お世話になったことがない為、入りにくい。
初めて入った交番の中で視線のみ泳がせる。
お茶の香りもしてきた。
それに…チョコレート。
「(夜に渡そうと思ってたけど会えなかったんだ…忘れないようにしないと)」
暖かなところで猫達は丸くなる。
「あら、羊羹ですか。お茶と羊羹は至高の組み合わせの一つですよね。」
首を僅かに傾け、微笑みを浮かべた。
- 957 :甲/交番主:2010/02/15(月) 23:33:07 ID:BZYI4JnU0
- >>955
「んの?」
お茶を運ぶ道中、デスクに眼が行く
行方不明者続出の乱雑なその上ではあるが
「―――…」
眼を引くその箱は確かな存在感を顕にして
「…やられた」
超、だけじゃ足りない程に枕が付く位忙しい筈だった
有り得ないそれが、そこに有る…というのは
甲の時間を止めてしまう効果が有った様で
「……味な真似を…」
その魔法の詰まった箱を
盛大に緩みそうな頬をマフラーで隠して
大事そうに神棚に上げてみたのであった
>>956
「――ん?…うん、ああそうだな」
声がして、神棚から向き直り、少しばかり上ずった声が出た
ぐにぐにと、頬を弄り表情調整
「番茶より煎茶だろうが…寝付きが悪くなるしなぁ」
ずず、と向かいの席に座ってお茶を啜る
「今日は…ガッコ休み?」
- 958 :放送部員:2010/02/15(月) 23:41:03 ID:IbgE7xTA0
- >>957
「ええ。私は春に大学生になるので、兄と一緒に語学の予習、復習をしていました。」
微笑んだ。
彼女は進路が決まった高校三年生。
ファッション雑誌を買い漁るなど割とのんびり過ごしている。
少女は鞄を膝の上に置き、あるものを探す。
思いの外、多く出来たチョコレートだ。
鮮やかな真紅の包装には負けるが、こちらはしっとりとした黒の包装に金色の文字列。
「あの…宜しければ…どうぞ…。」
粗茶と羊羹のお返しとばかりにテーブルに黒で包装された箱を置いた。
- 959 :甲/交番主:2010/02/15(月) 23:52:14 ID:BZYI4JnU0
- >>958
「ああー…もうそんな時期かぁ…」
自分にもそんな時期があった
社会に出てから幾年月経った今でも――鮮烈な思い出は色褪せる事無く
「兄と語学、ふーん。進む先は文系?…って、おお、悪いな」
黒い箱を受け取った
「ありがとう」
中身は時期とかそれに伴う男子の期待とか、そんなんで察する事が出来て
「(これで…二個)」
早くも過去五年間の成績を越えた瞬間であった
当然、神棚行きである
「あー…と、ありがとう」
人から何かを――ましてや"この時期に女子からのチョコ"を貰う事に慣れてないのか
もう一度重ねてお礼
コホン、と咳払いひとつ
「語学っつーと…何か外国系?」
話を元に戻す
- 960 :放送部員:2010/02/16(火) 00:01:01 ID:IbgE7xTA0
- >>959
「こんなに寒いのです。大学生の先輩に伺いたいのですが、大学ではどのような服を着れば良いのでしょうか」
何故か神棚に飾られる自分のチョコをちらりと見た。
一瞬、良く分からないといった表情になった。
「ええ。学院でも理系科目は悲惨な結果ですので、語学を伸ばそうと思っているのですよ。」
微笑みを浮かべ、
「語学は、英・仏・独に後もう一つ語学を習得しようと考えているんです。」
- 961 :甲/交番主:2010/02/16(火) 00:08:52 ID:BZYI4JnU0
- >>960
「服…?服か…」
高校から大学に上がるにあたって
誰もが気にする変更点がある
それは"制服で過ごす必要が無くなる"こと
服装というひとつの自由が得られる、だが
――裏を返せば…自らの個性が、あからさまに周囲に露見する事を示唆していて…
とまぁ
長々と書いたけど言いたい事は
「迷うよなぁ」
って事で
「奇抜なのを選べば浮きすぎて…地味なのをチョイスすると沈み過ぎる…」
うーん…と頭を捻る
「ん?おお、すげえな…四ヶ国…いや、ここの標準を入れれば五ヶ国語か」
学ぶ語学の数に感嘆の声を上げた
「もう一個…?どこさ?」
- 962 :放送部員:2010/02/16(火) 00:20:41 ID:IbgE7xTA0
- >>961
「制服と和服しか着たことがないので、どのような服を着れば良いのか分からないのです。」
少女は表情を曇らせる。
「男性でも迷うのですね。和服は浮いてしまいますし、ふぁっしょん雑誌を読んでも分からないのです…」
少女にとってファッションは自分の個性のアピールする手段では無く、単なる苦悩だ。
兄を見ていれば、そうファッションに困ったような様子は見受けられなかったが、彼はそうではないらしい。
「どなたか、ファッションを教えてくれる人が入れば嬉しいのです。」
頂きます、と言い、粗茶を妙に慣れた手付きで飲む。
「イタリア語を勉強しようかと思っています。語学は現在の学院の勉強の延長のようなものですから苦ではないのです。」
語学そのものも好きだが、他国の文化に触れるのが好きな少女であった。
- 963 :甲/交番主:2010/02/16(火) 00:32:25 ID:BZYI4JnU0
- >>962
「和服か、良いな…だが」
和服は個性的で、個人的には良いと思う
着こなせるというのならそれ以上の服は無いだろう
「…重いよなぁ」
けれども大学デビューにあたっては不適切と云わざるを得ない風潮
多分、その格好では一目を置かれ過ぎて、声を掛けられにくくなってしまうかも知れない
「女モノは詳しくねー…俺ぁ力になれそうにないなぁ…」
ファッション…それも女物に強そうな友人…
該当、あり
「あぁ…アイツん所なら…」
それは紅の背中
"あのカフェの店主夫妻"なら、それなりのコーディネートを任せられるかもしれない
「ほう、世界を跳びまわる仕事を目指す…とか?」
- 964 :放送部員:2010/02/16(火) 00:44:41 ID:IbgE7xTA0
- >>963
「男性に取って女性の着物は魅力的に見えるのですか?」
壮年の男性ならカッコ良いと思う。
「重い…?あまり重くないですよ。」
解釈の違いだ。
そして心当たりの予感。
こちらは夜に丸投げしたい。
「いえ、教員免許を取得しようかと思っているんです。教員になるかならないかは、まだ決める段階ではありません。」
お茶をズズッと飲む。
- 965 :甲/交番主:2010/02/16(火) 00:54:48 ID:BZYI4JnU0
- >>964
「まあな…いや、着物だけじゃなくて…こう、普段お目に掛かれない格好ってぇのはエキゾチックな魅力がある」
要するに希少性
勿論、似合う事が大前提ではあるのだけれど
「……じ、時間はまだ有るんだゆっくり勉強すりゃ良いさ」
苦笑
基礎は良いんだから、と付随して
「へぇ、教員か、じゃあ語学で―――ん?」
蛍光灯が明滅し
「あちゃ……球切れか…」
消えてしまった
交番の中は暗闇に包まれる
「…悪ぃ、話の途中だけどよ、蛍光灯の替えがねーんだ。買いに行かなきゃ」
手を合わせて詫びる
馴れてきた眼でコートを掴み外に向かう
どうやらお開きの様で
「あぁ、そういや聞いてなかったな…ええと、名前」
- 966 :放送部員:2010/02/16(火) 01:02:36 ID:IbgE7xTA0
- >>965
「稀少性…つまり見る機会が少ないが為に、別の魅力を感じてしまう、というわけですか。」
ほぅっと小さく溜息。
着る服についての悩みが増えたような気がした。
「では私も用意しましょう。ごちそうさまでした。」
少女は微笑みを浮かべ、猫を引き連れ交番を後にしようとする。
「私は、通称『放送部員』です。」
これから先は仲良くなってから。
電話でタクシーを呼び、少女は御機嫌よう、と交番を後にする。
- 967 :甲/交番主:2010/02/16(火) 01:07:33 ID:BZYI4JnU0
- >>966
「ほうそう…?」
何処のやねん、とツッコミを入れる前に走り去るタクシー
柔らかい人となりに親しみを覚えていたが
「…うーん…」
その謎の名乗りで一気に不思議度が急上昇した
「…ま、良いかぁ」
かりかり、と頭を掻いて
一路コンビニへ歩き出す
時刻は一時過ぎ
蛍光灯は明日でも良かったなぁ、なんて思いながら
- 968 :魁:2010/02/17(水) 20:51:53 ID:Jhlo6zSQO
- ――黎明騎士団、野外訓練場。
一般市民も利用できるこの訓練場には、連日様々な人物が訪れる。
それは自らの実力を伸ばすために訪れる者だったり、自らの実力を試しに来る者だったりする。
今宵は騎士長自ら騎士達に剣術指南を行っている模様だ。
「踏み込みに迷いがあったから、隙が大きくなってしまう」
- 969 :名も無き異能都市住民:2010/02/17(水) 21:07:31 ID:rSRBD9/U0
- >>968
魁の背後から
鋭い殺気を感じる!
いる!この暗闇の中に何かがいる!
- 970 :魁:2010/02/17(水) 21:19:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>969
「……」
竹刀の柄から手を離し、騎士剣に手を掛ける。
公的な場所に無駄に血を流させたくないので、殺気を放つ主を探っている。
そして彼女の深紅の瞳が、闇の中へと向けられる。
- 971 :名も無き異能都市住民:2010/02/17(水) 21:26:05 ID:rSRBD9/U0
- >>970
魁に向かって飛来する二つの石。
ちょうど人が投げやすい握りこぶし大のそれらは、
勢い良く魁へと迫る!
- 972 :魁:2010/02/17(水) 21:32:53 ID:Jhlo6zSQO
- >>971
飛来する二つの石。
彼女は得物を抜刀し、勢い良く迫る来るそれを斬り落とした。
- 973 :名も無き異能都市住民:2010/02/17(水) 21:37:34 ID:rSRBD9/U0
- >>972
見事両断された投石は、
4つの欠片となって地面に落ちる――
――事無く『勢いもそのままに』直進
魁へと突貫する!
- 974 :魁:2010/02/17(水) 21:45:40 ID:Jhlo6zSQO
- >>973
運動を続けるいしつぶての群れ。
もはや回避する為には、あれを使うしかなかった。
彼女は体を変化させ、蝙蝠となり石を避ける。手から離れた刀剣は地面を穿つ。
- 975 :名も無き異能都市住民:2010/02/17(水) 21:55:18 ID:rSRBD9/U0
- >>974
「……へえ、何かおかしいと思ったけど
そーゆー体だったんだぁ……」
暗闇の中からゆっくりと歩き出す女性。
金色の頭髪が黒に良く映える。
この前、魁と戦った女性だ。
「この前の続きをしましょう。
決着はまだ、ついていないわ。」
- 976 :魁:2010/02/17(水) 21:59:09 ID:Jhlo6zSQO
- >>975
蝙副の形状を解除し、闇が人の形を取る。
女性は吸血鬼、それなりの能力は携えている。
「何の用……?
こんな戦い、馬鹿げてるわ」
- 977 :名も無き異能都市住民:2010/02/17(水) 22:08:00 ID:rSRBD9/U0
- >>976
「だから、この前の続きをしましょう。
理由なんてそれで十分。」
――ジャリッ
女性は足元の砂や小石を荒っぽく掴むと、
それを魁に対して投げはなってきた。
それらはまるで鳥のように
異様な軌道を描きながら魁を包囲しようとする!
- 978 :魁:2010/02/17(水) 22:13:52 ID:Jhlo6zSQO
- >>977
「地属性? ……重力属性系統の術式?」
冷静に分析し、この女性を鎮圧することに決めた。
地に刺さった剣を取り、異様な異能を見つめる。
先ずは正正堂堂、正面突破を図った。
- 979 :名も無き異能都市住民:2010/02/17(水) 22:19:48 ID:rSRBD9/U0
- >>978
「ヒィィィィハァアァァぁあぁ!!!!!」
女の、異様な叫びと共に
砂塵は勢いを増し、周囲の土を巻き上げて大きくなってゆく。
それらは輪のように魁を取り囲んで
徐々に間隔を狭めているようだ。
この中に飛び込めば、おそらく弾き飛ばされてしまうだろう。
- 980 :魁:2010/02/17(水) 22:28:21 ID:Jhlo6zSQO
- // 都合によりロールは明日でもよろしいでしょうか(´・ω・`)
- 981 :名も無き異能都市住民:2010/02/17(水) 22:28:42 ID:rSRBD9/U0
- // いいよー
- 982 :魁:2010/02/18(木) 18:29:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>979
属性付与――刀の帯びた緑は風属性を示す。
刀剣より放たれた風は四散し、それは斥力の役割を果たさんとする。
「――ハァッ!!」
岩石で形成されたフィールドを抜けるべく、剣を構えながら突撃する。
- 983 :名も無き異能都市住民:2010/02/18(木) 18:38:04 ID:rSRBD9/U0
- >>982
風圧によって回転する
砂塵の渦に乱れが生じた。
そして、そこに突入する魁。
「面白いね、貴方。」
眼前に迫る拳。
金髪の女性は、砂塵で視界の悪くなった事を利用して、
既に正面から突っ込んできていた!
- 984 :魁:2010/02/18(木) 18:57:50 ID:Jhlo6zSQO
- >>983
魁は跳躍しつつ、放出する風によって速度を上げているため、減速することはできない。
そこで、彼女は左手に刀剣を持ち、空いた右腕で拳を打ち据えようと決意した。
ある程度の速度があるが、上手く当てて相殺まで持っていけるだろうか。
- 985 :名も無き異能都市住民:2010/02/18(木) 19:00:58 ID:rSRBD9/U0
- >>984
「っしゃァああッ!!!」
気合と共に打ち込まれた拳、
魁の右腕はそれを確かに捉えていた。
だが、双方の勢いは止まらず
体同士での衝突は避けられないだろう。
- 986 :魁:2010/02/18(木) 19:07:09 ID:Jhlo6zSQO
- >>985
このままでは打ち負ける。
そう考えた魁は相手の勢いを利用、受け流そうと試みる。
体を少し逸らし、相手の体を後方へずらそうと思案したのだ。
- 987 :名も無き異能都市住民:2010/02/18(木) 19:11:49 ID:rSRBD9/U0
- >>986
「逃がさないよぉ〜……」
女の楽しげな声が聞こえる。
彼女は衝撃を軽減する姿勢をとるどころか、
そのまま両手を広げて魁を捉えるべくタックルを仕掛けてきた。
「このまえはいつの間にか逃げられたけど今度は逃がさないッ!」
女性の体内の魔術回路がすごい勢いで
循環しているのを、魁なら察知することができるだろう。
なにかヤバい。
- 988 :魁:2010/02/18(木) 19:21:15 ID:Jhlo6zSQO
- >>987
執拗に狙われる、その訳が分からなかった。
否、それどころか、暴走を始めている。
「止めるしかないようね――少々荒い手を使わざるを得なくても」
身を翻し、タックルをやり過ごした。
そして刀剣に魔力を送り込み、暴徒鎮圧において、もっとも有効だと思われる術式を組み上げる。
- 989 :名も無き異能都市住民:2010/02/18(木) 19:25:46 ID:rSRBD9/U0
- >>988
女性はロングコートを翻しながら、
空中でくるんと一回転し魁へと向き直る。
「もう遅いィ!私の『重力魔術』は、
スデに完成しているッ!」
女性の全身から魔力の波動が放たれた。
同時に、魁自体に強烈な重力が襲い掛かる!
- 990 :魁:2010/02/18(木) 19:36:57 ID:Jhlo6zSQO
- >>989
重力は彼女の体重を何倍にも高め、押し潰そうとして来るだろう。
しかし彼女は諦めない、ここで負けてしまったら、騎士たちを護ることができなくなってしまう。
組み上げた術式は、相手の魔力を断つ。魔力を断てば、何も出来なくなる。
それを刀に纏わせ、相手を見据える。鋭い眼光は、外すことをよしとはしない。
光り輝く刃は、凍てつくような冷気を発しながら、刀身を二倍にも三倍にも拡大させる。
「黙せよ」
縦一文字。その刃に触れただけで、魔力は消え行く運命にある。
- 991 :名も無き異能都市住民:2010/02/18(木) 19:45:08 ID:rSRBD9/U0
- >>990
「……!?」
己の重力波を切り裂きながら猛進
する光の騎士に一瞬たじろぐ。
しかし、女性はその場から引くことはしない。
「きヒッ!うひぃひひひひ……
楽しい、これだから楽しいッ!そうだろォォォ!!
このジリジリくるような『ぶつかりあい』がッ!」
引きつったような、笑みの表情を浮かべ
空中を猛進、その右手に同じ魔力を込めて魁を穿たんと迫る。
その拳はただ一直線、まっすぐ、曲がることなく、顔面へと向かって。
- 992 :魁:2010/02/18(木) 19:56:47 ID:Jhlo6zSQO
- >>991
振り下ろされる光輝く剣の大きさは、もはや例えようのないくらいだ
そこに正面から入ってくるというのなら、魔力は全て奪ってしまわれてもよいと捉えられる。
拳に込めた魔力は、断たれても仕方ないと言わんばかりに。
しかし物理的な要素は、この一撃では消し去れない。
よって、次撃による二段攻撃により、暴徒を鎮圧する。
ドッ!! 轟音をあげながら踏み込む魁の速度は、度重なる訓練から驚くべきものとなっている。
顔面を狙う眼前の相手に、魁は面積の大きい胴――鳩尾にて正拳を狙う。
- 993 :名も無き異能都市住民:2010/02/18(木) 20:09:53 ID:rSRBD9/U0
- >>992
彼女は敵の反撃は考えていなかった。
なぜなら、この一撃で居合いのごとく、敵を屠るつもりであったから。
彼女のフォーム、それはボクシングヘビー級史上、
最速と言われるハンドスピードを誇った『シュガー・レイ・レナード』とまったく同じもの。
ビデオを擦り切れるほど再生し、『重力』で己の体を腰の捻りや筋肉の動き、
歯の食いしばり方に至るまで完全に制御する事で生まれた執念の産物。
それを相手のアゴに叩きつければ、筋力が無かろうとも、
そのスピードで相手の頭蓋に浮遊する脳を揺さぶり、失神させることができる。
しかし、重力による制御は無くなった。
あとはその制御によって作られた『姿勢』がいつまで持つかどうか。
先に魁のあごに拳を叩きつける事が出来ればあるいは。
- 994 :魁:2010/02/18(木) 23:26:21 ID:Jhlo6zSQO
- >>993
顔面を貫いた一撃は、確かに重かった。
脳は振動し、完全に気を失った魁は、地面に叩きつけられてしまう――
その後、侵入を許し敵を排除できなかった咎を受け、責任を取って彼女は辞職する。
// 待たせてすいませんでした><
- 995 :甲/カウント開始:2010/02/19(金) 19:33:52 ID:KE2UskXwO
- 「ん?…ああ、良いぜ?」
「5!」
- 996 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2010/02/19(金) 19:40:09 ID:/k2gysHgO
- 「…………」
ふ、と嘆息。吐かれる息は未だ白い。
春は近付きつつあるけれど、と考えて。
//4!
- 997 :放送部員:2010/02/19(金) 19:58:13 ID:HCM349jg0
- 少女は振り向き、呟いた。
「3です。」
- 998 :カノン=カペルマイスター/通りすがりの金属竜:2010/02/19(金) 19:59:19 ID:4e4Jx9GI0
- 「カウントっつーなら協力せざるを得ない!
俺が、俺たちが2だァ―-――!!!」
何か叫びながら飛んでいった。
馬鹿である。
- 999 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2010/02/19(金) 20:11:02 ID:03fhoRww0
- 「では、最後は何方かにお任せいたしましょう」
「―壱」
- 1000 :ミラージュ:2010/02/19(金) 20:14:31 ID:7hcwnxwgO
- カウントダウンと言ったらこれしか無いでしょう
【少女が転がすのは特大の爆弾】
ククク……ゼロッ!
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