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【日常スレγ】爆誕!日常スレγ!【その1】- 1 :名も無き異能都市住民:2009/10/31(土) 23:33:34 ID:rSRBD9/U0
- ≪ルールとか≫
・基本age進行で
・コテもコテ無しもどんどん来い
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします
- 2 :名も無き異能都市住民:2009/10/31(土) 23:48:16 ID:llowIl6M0
- "World of Gamma"
これが、『新たなる世界』……か。
ククク……新世界の創造に敬意を表し━━━━━━━汝に、">>1乙"を送ろう。
- 3 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 20:00:29 ID:UNXRFbSc0
- //一乙&γ爆誕おめ!
商店街の一角。
人ごみに紛れて、一人の男が其処に居た。
「……」
絶賛一人寂しく買出し中。
- 4 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 20:20:10 ID:CxMlfFKs0
- //γ誕生オメ!!
「ふぁ〜…」
【大きくあくびして一人の少女が商店街の街並みを歩く】
「…あう〜…」
【周囲に警備員らしき人がいることを確認している】
- 5 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 20:23:08 ID:UNXRFbSc0
- >>4
「……あのガキ……」
紙の袋を小脇に抱えた男は、ディスを見つけて少し立ち止まる。
「……たっ、あー、悪い……」
人は流れ続けている訳だから、止まると他の人にぶつかるけど。
- 6 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 20:27:45 ID:CxMlfFKs0
- >>5
「ひとがいっぱいなの〜」
【周囲を見回している】
「あう?『れん』…じゃないかなの?」
【ここで紅夜と目が合う】
- 7 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 20:31:13 ID:UNXRFbSc0
- >>6
「……?」
よく見れば煉とは瞳の色が違ったり煉より若干髪が長かったり。
そんな男が軽く首を傾げていた。
- 8 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 20:38:13 ID:CxMlfFKs0
- >>7
「あう?えっと…『れん』じゃなくてなの…」
【じっと紅夜をみる】
「こんばんわなの〜」
【とりあえず手を振った】
- 9 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 20:39:30 ID:UNXRFbSc0
- >>8
「……」
無言で手を振り替えして。
「……誰、だっけ……」
覚えてなかった。見覚えはあるけど。
- 10 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 20:44:02 ID:CxMlfFKs0
- >>9
「あうー…やっぱり『でぃす』のことしらないのかなの?」
【少し首をかしげて】
「はじめまして…かなの?」
【そう尋ねた】
- 11 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 20:48:26 ID:UNXRFbSc0
- >>10
「……いや、違う。初めましてじゃねえんだけど……」
名乗ったかは覚えてない。ていうか名乗ってない。多分。
「……紅夜、だ」
- 12 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 20:53:35 ID:CxMlfFKs0
- >>11
「あう〜『こうや』…なの?」
【少し首かしげて言う】
「うん、わかったなの!よろしくなの!…」
【少しにっこりほほ笑んで…改めてじーっと顔を見る】
「…あう〜やっぱり『れん』にそっくりなの…」
- 13 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 20:55:47 ID:UNXRFbSc0
- >>12
「……ま、だろうな……」
理由は説明したくないようだ。
嫌だ、とかじゃなくて、ただ面倒くさいだけだが。
「……食うか?」
紙袋から取り出すのは飴玉。
- 14 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 20:58:23 ID:CxMlfFKs0
- >>13
「あう〜…」
【少し気にしていたが】
「あう!たべるなの!」
【飴玉を見たとたんに喜んで手を差し出した】
- 15 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 21:05:35 ID:UNXRFbSc0
- >>14
「……ん」
飴玉をディスの手に握らせて。
何で飴なんか買ってんだとか気にしちゃいけない。
- 16 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 21:08:34 ID:CxMlfFKs0
- >>15
「おいしいなの〜」
【早速受け取った飴玉を口の中に放り込んだ】
「…あう〜…なんでそっくりなんだろなの〜…」
- 17 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 21:10:38 ID:UNXRFbSc0
- >>16
「……あー……。あんま気にすんな」
説明が面倒臭い。物凄く面倒臭い。
って言うか説明した所で理解出来る人はあんまり居ない。多分。
- 18 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 21:14:22 ID:CxMlfFKs0
- >>17
「う〜ん…そうなの…」
【じっと見て】
「…おにーさんかなの?」
【予想】
- 19 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 21:15:43 ID:UNXRFbSc0
- >>18
「だーかーらー、気にすんなってーの」
ポコンとディスの頭を軽く叩く。
「あんな奴の兄貴であってたまるかよ……」
- 20 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 21:18:59 ID:CxMlfFKs0
- >>19
「あう」
【ちょっと頭を抑える】
「『れん』のことしってるなの?」
- 21 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 21:24:46 ID:UNXRFbSc0
- >>20
「……別に」
聞くな、と表情が言ってる。
「……」
これ以上聞かれるのも面倒と思ったか、無言で辺りを見回し始めた。
- 22 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 21:31:23 ID:CxMlfFKs0
- >>21
「…あう〜そうなの…」
【何となく空気を感じ取って】
「?」
【ディスもつられてあたりを見まわす】
- 23 :沢桐 創:2009/11/01(日) 21:33:21 ID:UhURkogM0
- 「えっと…カボチャコロッケとカレーコロッケとスタンダードなやつ1つずつね」
コロッケが人気の肉屋で、男が紙袋を受け取る。
「キャベツ買おうかな…いや、千切りめんどくさいな」
多少遅いが夕食らしい。
- 24 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 21:34:52 ID:UNXRFbSc0
- >>22
「……」
何かを確認中。恐らく必要な物は買ったかどうかの確認。
「……」
確認終了。必要な物は買ったみたいで、人ごみを掻き分け、無言で歩き出した。
- 25 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 21:35:35 ID:UNXRFbSc0
- >>23
その後ろで無言で歩いている赤い男が居た。
此方は其方に気付いてないっぽい。
- 26 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 21:39:59 ID:CxMlfFKs0
- >>23
「あう?…だれかなの」
【ちょっと気になって沢桐を見る】
>>24
「あう?…あう〜かえるのかななの〜」
【そう言ってじっと紅夜を見る】
【無理に引きとめるのも悪いと思っているようだ】
- 27 :沢桐 創:2009/11/01(日) 21:43:27 ID:UhURkogM0
- >>25
「あ…こないだ踏んだ人…」
赤い男に対するイメージはそれだけだった。
「お久しぶりでさぁ」
どこの方言だったか。
>>26
「おやディスくんではないかい」
ディスに気づき、
「お前、キャベツは好きか」
突然聞いてきた。
- 28 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 21:45:54 ID:UNXRFbSc0
- >>26
「……どうしようか」
よく考えたら帰っても別にする事も無い。
>>27
どさり、と。その場に紙袋が落ちて、潰れる。
次の瞬間、男は創に掴みかかっていて。
「よーう……。この間の兄ちゃんよぅ……」
笑ってない笑顔を向ける。
- 29 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 21:48:33 ID:CxMlfFKs0
- >>27
「あう〜こんばんわなの!」
【微笑んで手を振る】
「…きゃべつ?」
【……知らない?】
>>28
「…う〜ん…『でぃす』なにするかわからないの…」
【困った顔である】
- 30 :沢桐 創:2009/11/01(日) 21:51:22 ID:UhURkogM0
- >>28
「あ、ちょっとまて、コロッケ崩れる!」
本気でコロッケを心配している。
「いや、アレはポカリでチャラじゃない?」
>>29
「…キャベツ知らんのかこのガキ」
ガキはひどい。
「こう丸くて…葉っぱの塊だ。
レタスじゃねぇぞ?」
果たしてレタスを知っているのか…。
- 31 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 22:00:27 ID:UNXRFbSc0
- >>29
ディス完全放置プレイで創に掴みかかってるぞ!
>>30
「コロッケの前にあんたの頭を崩してやろうかぁ…・・・?」
ガシィッと創の頭を鷲掴みにして力を篭める。
「チャラな訳ねえだろ……なあ、おい……?」
笑顔。めっちゃ怖い笑顔。
- 32 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 22:04:38 ID:CxMlfFKs0
- >>30
「あう!はっぱみたことあるの!」
【微妙に納得がいったようだ】
「そのはっぱなの?」
【そして改めて尋ね返す】
>>31
「あう。」
【かなりびっくりしている】
「…なにがあったなの?」
- 33 :沢桐 創:2009/11/01(日) 22:08:56 ID:UhURkogM0
- >>31
「止めて、アイアンクローやめて」
ギリギリという音を上げる。
「どうしろって言うんだ痛いやめろ」
今なら頭鷲づかみだけで持ち上げられそうだ。
>>32
「食べられる葉っぱだけどこの兄ちゃん止めて痛い」
無抵抗である。
- 34 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 22:13:57 ID:UNXRFbSc0
- >>32
「……あぁ?」
ギロリと其方を睨む。この雰囲気だと八つ当たりされかねない。
>>33
「……どうしてやろうなあ……」
手の力は一向に緩めず。
だけどその先は特に考えてなかったらしい。
- 35 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 22:19:17 ID:CxMlfFKs0
- >>33
「あう!あう〜」
【慌てて駆け寄っていく】
>>34
「なにがあったのかなの?
ちょっとまってなの!」
【心配そうな顔である】
- 36 :沢桐 創:2009/11/01(日) 22:24:37 ID:UhURkogM0
- >>34
「放して、はーなーしーてー」
結構痛がっている…はず。
>>35
「後で話すから止めてくれ、痛いし」
やっぱり結構余裕そう。
- 37 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/01(日) 22:27:56 ID:UNXRFbSc0
- >>35
「……」
無言でディスをじっと見て。
だけどその問いには答えない。思い出すのも嫌だから。
>>36
「……はぁ……」
突然の溜息。それと共に創の頭から手を離して。
「あーあ……。何だかなぁ……」
袋を拾い上げ、頭をガシガシとかきながら何処かへ歩き去っていった。
- 38 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 22:30:23 ID:CxMlfFKs0
- >>36
「うん、わかったなの!」
【大きくうなずくが…】
>>37
「あう…いっちゃったなの…」
【じっと気にする目で見送って行った】
- 39 :沢桐 創:2009/11/01(日) 22:34:46 ID:UhURkogM0
- >>37
―ガチャン
数歩後退する。
「いたた…へこんでないよな、これ」
「…なんだってんだ」
その後ろ姿を見つめ、首を傾げていた。
>>38
「―?」
5分ぐらい紅夜の後ろ姿に首を傾げていた。
「突然拍子抜けでもしたのかな?」
- 40 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 22:38:35 ID:CxMlfFKs0
- >>39
「……あう〜…その…」
【ちらりと沢桐を見る】
「『こうや』となにがあったのかなの…」
- 41 :沢桐 創:2009/11/01(日) 22:41:09 ID:UhURkogM0
- >>40
「…えっとだな…」
頭の中で話を纏めているようで、頭を抑える。
「あれだ、道端で倒れてるのを踏んだ」
纏めるまでも無いのだが。
- 42 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 22:44:46 ID:CxMlfFKs0
- >>41
「あう〜…
それ、あやまっとかないとだめかなの〜」
【少し心配そうな回である】
「あんなにおこってるからなの…」
- 43 :沢桐 創:2009/11/01(日) 22:49:54 ID:UhURkogM0
- >>42
「…そうか、謝ってなかったな」
今回ばかりは鈍すぎた。
「謝っとかなくちゃなぁ…」
本気で申し訳なさそうな顔をしている。
現金だ。
- 44 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 22:53:35 ID:CxMlfFKs0
- >>43
「うん、あやまったらきっとわかってくれるの。」
【大きくうなずいて言った】
- 45 :沢桐 創:2009/11/01(日) 22:58:53 ID:UhURkogM0
- >>44
「…で、だ」
話を一旦切る。
「そろそろ腹が減ったぞ。
コロッケが冷めるから俺も帰るが…
…お前は一人で帰れるのか?」
- 46 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 23:08:58 ID:CxMlfFKs0
- >>45
「あう?だいじょぶなの!」
【そう言って鍵をポケットから取り出す】
「これがあったらすぐにかえれるなの!」
- 47 :沢桐 創:2009/11/01(日) 23:12:16 ID:UhURkogM0
- >>46
「…よく解らんが、それならいいや」
一応心配しているのだろう。
「そんじゃな」
片手を挙げ、カッチャカッチャと音を鳴らしながら帰って行った。
- 48 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 23:13:13 ID:CxMlfFKs0
- >>47
「うん!きおつけるなの!
またねなの〜!」
【ディスも微笑んで立ち去って行った】
- 49 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 21:31:39 ID:UNXRFbSc0
- 都市の何処かの公園。
ベンチにもたれかかり、天を仰いで息を吐く。
「……寒っ……」
夜。その息は白くなって。
- 50 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 21:32:40 ID:SJhJK2lw0
- ……
【黒ドレスの女、街をゆく】
【その手にはメモ書きがあり、鞄を手にしていた】
- 51 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 21:33:42 ID:UNXRFbSc0
- >>50
「……」
ゼオラを発見。
思い出されるのは以前戦った記憶の数々。
「……」
ベンチから離れ、物陰に隠れて観察開始。
- 52 :沢桐 創:2009/11/02(月) 21:39:29 ID:UhURkogM0
- >>51
―カチャッ、カチャッ、カチャ…
「…」
ぶらぶらしていた。
ただそれだけである。
「!」
だが、その男を見つけた瞬間、
「そこのにいちゃあああぁぁぁん!」
―ガリガリガリガリガリッ!!!
「こないだはすまんかったッッッ!」
脛でスライドしながら土下座していた。
火花散ってる。煙出てる。
- 53 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 21:41:38 ID:SJhJK2lw0
- >>51
あ……
【見ている。ジット見ている】
【魔力で物を見分ける彼女に隠れるのは無駄だったようだ】
>>52
……
【沢桐の脚を間接的にも破壊した女が紅夜を見たついでの様な感じで視線を送っていた】
- 54 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 21:49:28 ID:UNXRFbSc0
- //レス番かえるぜ!
>>53
「!」テレーン
やべ、見つかった。みたいな表情をしながら物陰から出てきて。
「……」ダッ……
逃げた!
>>52
だがしかしそこになんと、ド○ラも真っ青のスライディング土下座が迫る!
「え、ちょ、うぉわ!?」
激突。衝撃。吹っ飛ぶ。
紅夜の身体が、高く高く宙に舞って。
「ほごっぅ!!」
何か落ちてはいけない角度で落ちた。
- 55 :沢桐 創:2009/11/02(月) 21:55:45 ID:UhURkogM0
- >>53
「…」
土下座継続中。
微動だにしない。
>>54
「…ん?」
しかし10秒ほどで違和感に気づく。
「…えくすきゅーずみぃ?」
- 56 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 21:58:46 ID:SJhJK2lw0
- >>54
……あ
【跳んだのを確認、その場から消え】
……
【紅夜の隣に出現、心配そうに眺め、足の先でチョンと突く】
>>55
……
【なんとこちらは紅夜をつついていた】
- 57 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 22:02:20 ID:UNXRFbSc0
- >>55>>56
へんじもはんのうもない ただのしかばねのようだ
微かに手をピクピクとかはさせてるけど。
落ちてはいけない角度(鳩尾〜胸辺り)から思いっきり落ちたので若干呼吸困難の模様。
- 58 :沢桐 創:2009/11/02(月) 22:06:06 ID:UhURkogM0
- >>56
「…そいつ、生きてる?」
つついているのを見て確認する。
>>57
「えと…大丈夫?ごめんね?」
謝罪二度目。
聞こえているかどうかは知らないが。
- 59 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 22:09:07 ID:SJhJK2lw0
- >>57
……
【もう二、三度突き、静かに首を振る】
>>58
…………
【問いかけに対し、そちらを見て、静かに首を振り紅夜から離れた】
- 60 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 22:11:03 ID:UNXRFbSc0
- >>58
「……ゲホッ、おぇっ……あー……」
咳き込みながら何とか復活。
ゆっくりと身体を起こして。
「て、てめえ……。何か俺に恨みでもあんのか……?」
ギロリと睨む。
>>59
「……」
明らかに嫌そうな表情。
この前みたいにいきなり襲われたらたまんねえ。
- 61 :沢桐 創:2009/11/02(月) 22:13:59 ID:UhURkogM0
- >>59
「…!」
―パンッ!
手を合わせた。
>>60
「あ、生きてた」
手を放す。
「いや…故意じゃないんだ、故意じゃないんだよ」
手を振っている。
- 62 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 22:17:02 ID:SJhJK2lw0
- >>60
【見ると、手を合わせ合唱のポーズ】
……!
【驚いてる! 驚いてるよこの人!】
>>61
【なぜか、スタスタと沢桐の背後に移動】
……
【紅夜警戒中。起きあがったのが怖かったのか】
- 63 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 22:21:06 ID:UNXRFbSc0
- >>61
「あんなんで死んでたまるかっての……」
あんなんで死んだらあの世まで追いかけられて切り殺されそうだし。
「……話だけは聞く」
納得出来ない説明だったらその後は知らない。
>>62
「……馬鹿にしてんのかてめえ……」
苛々MAX
- 64 :沢桐 創:2009/11/02(月) 22:27:15 ID:UhURkogM0
- >>62
その様子をゆっくりと見て、
「いや、盾にされても困る」
>>63
「話だけといわれましても…」
なんだか口調が丁寧だ。
それなりに謝罪モードと言うことか。
「こないだ踏みつけてしまった事について謝っていなかったなと思い、誠意を持って土下座すると…。
偶然突き飛ばしてしまいましてどうも申し訳ない」
ちなみにこの間ずっと正座だった。
- 65 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 22:33:09 ID:SJhJK2lw0
- >>63
違う……
【首を振って否定中】
>>64
……た、助けて……生き返った……
【土下座中の沢桐の後ろで待機中】
【と、言うかこの子も一回生き返ってる】
- 66 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 22:34:12 ID:SJhJK2lw0
- //土下座中→正座中ですね……
- 67 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 22:40:14 ID:UNXRFbSc0
- >>64
「へえ……」
どすん、と正座の創の前に座り込んで。
腕を組んでその顔をじっと見て。
「アンタの土下座は人を吹っ飛ばす、と……。成る程……」
笑ってない笑顔、再臨。
>>65
「死んでねえって……」
はあ、と溜息。
「……何かあったのか。あんた」
以前とは明らかに様子が違うことに気付いて。
- 68 :沢桐 創:2009/11/02(月) 22:43:50 ID:UhURkogM0
- >>65
「…生き返ったからって取り付かれたり敵意があるとは限らないだろ」
冷静に突っ込み。
と言うか思ったことを言う。
>>67
「そこは光速の男を自負してるんだからそのぐらいしないと…
いや、故意じゃないよ」
慌てて手を振る。
「この通り、すんません」
土下座では無いが、再び頭を下げる。
- 69 :車椅子の魔女:2009/11/02(月) 22:44:24 ID:PBnIervYO
- 「あぁ、涼しい…良い季節になったものねぇ」
きゅらきゅらと老婆はやってくる
- 70 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 22:46:39 ID:SJhJK2lw0
- >>67
うん……
【沢桐の背後から出てきて、今度は二人と均等の距離になるようなところに座り】
ごめんなさい……
【頭を下げる】
>>68
【かと思えば紅夜に頭を下げ続けていたりする。とんだフリーダム姉ちゃんだ】
>>69
【現在の状況:地面に座っている男女三人。 怪 し い !】
- 71 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 22:49:49 ID:UNXRFbSc0
- >>68
「…………はぁ……」
盛大な溜息。
「……頭、上げな」
>>69
「いや……。寒いわ……」
老婆に向かって呟いて。
>>70
「……は?」
何でいきなり謝られたのか理解できない模様。
- 72 :車椅子の魔女:2009/11/02(月) 22:56:59 ID:PBnIervYO
- >>70
「……ところで、どういう状況なのかしら?」
たまたま通りかかっただけらしい老婆には何がなんだか訳わかめだった。
>>71
「私は寒い方が好きなのよ。暑いのが嫌いといった方がいいかしら」
そう言いながら老婆はほほえむ。
- 73 :沢桐 創:2009/11/02(月) 22:58:59 ID:UhURkogM0
- >>69
「お久しぶりでさ」
謝罪したまま老婆の方を向く黄色眼男
>>70
(なんだこの状況…)
悩んでいた。
>>71
さっと頭を挙げ、
「…」
何も言わない。
なんて顔すればいいのかわからないの、みたいな顔だった。
- 74 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 23:03:18 ID:SJhJK2lw0
- >>71
ごめん、なさい……
【何処か紅夜を心配するような視線】
【姉ちゃん的には前回襲った事を心配しているようだが伝わらない……絶対】
>>72
こんばんは……
【老婆の方を向いて挨拶する膨大魔力垂れ流し姉ちゃん】
【質問に答えてないのは仕様です】
>>73
あなたも……?
【沢桐の脚を見ている。やはり悪いと思っているようだ】
- 75 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 23:07:27 ID:UNXRFbSc0
- >>72
「婆さんのくせに珍しいな……」
御婆さん=寒いの苦手なイメージ。nknhtも。
>>73
「……歯、食いしばれ」
その言葉と共に右の拳がギリッと握られて。
創の脳天目掛けて放たれた。所謂ゲンコツって奴。
>>74
「……何が、だ……?」
伝わる訳も無かった!
- 76 :沢桐 創:2009/11/02(月) 23:13:35 ID:UhURkogM0
- >>74
「ん?」
記憶を掘り返してみる。
以前のレースのもっと前、黒い男のせいで粒子になった脚。
そこに刺さっていた剣。
「…そういやそんなこともあったな」
nknhtの記憶力は悪かった。
>>75
「…だっッっッ!」
器用な悲鳴を上げ、その場に倒れた。
「腰がッ!腰がぁッ!」
正座のまま倒れたらきつい。
「目には目を…ってか?」
起き上がれない。
- 77 :車椅子の老婆:2009/11/02(月) 23:14:20 ID:PBnIervYO
- >>73
「あ、ワンちゃん。お久しぶり」
彼女の中では既に沢桐はワンコである。名前を聞いてなかったのも理由だろうが…
>>74
「はい、こんばんわ。出きれば経緯を教えて貰いたいんだけれど…まぁいいわ」
老婆の指が宙を撫でる。すると垂れ流しになっているゼオラの魔力を『矢印』として視覚化された。
>>75
「生まれつきね。小さい頃は太陽に向かって冷凍光線を放っていた事も合った……若かったわ」
- 78 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 23:18:27 ID:SJhJK2lw0
- >>75
あなたに悪いことした……ごめん
【もう一度謝る】
>>76
もう……大丈…夫?
【やはり喋るのはあまり得意ではないのか、ところどころ詰まらせながら】
>>77
……
【魔力の幾つかを使用されたのだろうが、特に気にしてはいない様子】
……?
【だが、それを使って何をしているか。が気になっているらしい】
- 79 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 23:21:50 ID:UNXRFbSc0
- >>76
「これでチャラだ」
殴った右手をヒラヒラとさせて。
「……」
無言で手を差し出す。
>>77
「……馬鹿、だったんだな……」
何かしみじみとしながら言う。
「うぉ……?」
視覚化された魔力に少々驚いてた。
>>78
「……お前もだ。理由、話せ」
ピシッとゼオラの顔を指差して。
「邪魔、って……どういう意味だったんだ?」
- 80 :沢桐 創:2009/11/02(月) 23:26:28 ID:UhURkogM0
- >>77
「否定はしねぇよ、でもな」
「俺は光速の男、沢桐創って名前もあるんだ。それは覚えておけ。
そう呼ぶか呼ばないかはあんたの自由だがな」
>>78
「脚なんかいくらでも作れる。
そういう人間だ、俺は」
作っているのは沢桐自身ではないが。
>>78
「お前な…。
こっちは穏便に謝ったのによ…まぁ許してくれるならいいが…」
ぶつぶつ文句を言いながら、
反り返った体を無理やり起こしてその手を掴む。
- 81 :車椅子の魔女:2009/11/02(月) 23:34:08 ID:PBnIervYO
- >>78
「いや、何となく貧乏性でね?お遊びも兼ねてるけど」
視覚化したものを反転させてゼオラの中にそろそろと入れていく。
地味に一部ちょっぱっているのはバレバレである。
>>79
「純粋だったと言って欲しいわ。知ってる?直に他人の魔力をそそぎ込まれるのって、痛いのよ?」
矢印の一部が紅夜の頭にひゅーんと迫る
>>80
「えぇ、好きに呼ばせて貰うわ。ワンちゃん」
くすくすと笑いながら応える。真面目に応じる気はなさそうだ。
- 82 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/02(月) 23:35:34 ID:SJhJK2lw0
- >>79
……邪魔、だった……から……?
【布の下の瞳は紅夜を見ていて】
>>80
そう、よかっ…た……
【微かに、本の僅かに笑っていて】
>>81
……?……?
【その様子を不思議そうに見てはスルー。いいのかそれで】
- 83 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/02(月) 23:41:02 ID:UNXRFbSc0
- >>80
「踏まれて、いきなり吹っ飛ばされて……」
くすりと笑って。
「謝っただけで許すかよ、ばーか」
>>81
「うわ、何かキモっ……」
実に言動と表情が合っていた。
立ち上がり、一歩前(ゼオラ&創の方)に歩き、矢印を避けようとしてみる。
>>82
「だーかーらー……」
ゼオラの額に軽くデコピンをして。
「それじゃわかんねえって。お前がやろうとしてた事に対して邪魔だったって事か?」
- 84 :沢桐 創:2009/11/02(月) 23:48:11 ID:UhURkogM0
- >>81
「…ちっ」
後ろめたいことがあるので訂正はしない。
とりあえず今のところはそれでいいようである。
>>82
「…変な奴だな」
首を傾げていた。
>>83
「…確かにそうだよな…」
ニヤッとしながら妙に納得している。
「…そういえば、名前聞いていいか。
俺は沢桐創、光速の男だ」
- 85 :車椅子の魔女:2009/11/02(月) 23:51:56 ID:PBnIervYO
- >>82
「〜♪」
ひゅんひゅんと魔力をぱくったり還元したりあれしたりこれしたり。
矢印がギュンギュンと移動するので見ていて飽きることは無い。
>>83
「滲み出る乙女心は汚れた男の子にはそう見えてしまうのね……」
ギャオン!とドリフトかけて紅夜を追う矢印。
>>84
「……止めて欲しいんだけれどね。本当に」
前にも言った問いかけ。研究所に対してあまり良くない感情を持っている老婆からの願い
- 86 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/03(火) 00:00:42 ID:SJhJK2lw0
- >>83
そう……ごめん…なさい……貴方が、悪い…人、にしか……見えなくて……
私……間違ってた…の……
【最後に、もう一度頭を下げる】
また、今度……話し合いたい……
>>84
……?
【この子、自分では凄く真面目に話していたのだ!】
>>85
む……ぅ…
【見ていて、あきる事は無かったが特に面白いとも感じなかったのか。視線を外した】
【その先は公園にある時計】
時間……お買い物の、続き……
【それだけを呟き、メモ書きと鞄片手にどこかへ走っていった】
- 87 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 00:05:47 ID:UNXRFbSc0
- >>84
「……紅夜」
「東雲紅夜だ」
呟くようにそう言って。
>>85
「のぉわぅっ!」
マトリックスのアレ的なポーズで回避!
「ちょ……、止めろ!」
本気で嫌な模様。
>>86
「あー……。よく言われる……」
基本的にチンピラみたいなもんですし。
だけど本人は結構傷ついてたり。
「ん。何時でも来やがれ。じゃあな」
ピシッと掌をゼオラの方に向けて、少しだけ笑いながら見送った。
- 88 :沢桐 創:2009/11/03(火) 00:13:17 ID:UhURkogM0
- >>85
「俺はまだ死にたくない」
そんだけだ、と付け加える。
>>86
「…?じゃあな」
首をかしげながら送り出した。
>>87
「ふーん…言いにくい名前だ」
失礼だ。
「まぁ、よろしく、ってか」
- 89 :寝落ちの魔女:2009/11/03(火) 00:23:06 ID:PBnIervYO
- >>86
「ちゃんと蓋しなきゃだめよー?」
走り去る少女を見ながらそれだけ告げた。
>>87
「軟弱ねぇ」
ひゅひゅーんと矢印を手元に戻す。こころなしか紅夜の方に行きたくてうずうずしている様にも見える。
「片割れはもう少し溌剌としてたわよ?」
>>88
「しょうがない。か……でもあそこに属する限り……」
「……まぁ、言ってもどうしようもないか。それじゃあね沢桐さん」
ガクンと、音を立てて世界が止まる。止まった世界の中きぃきぃと静かに魔女は進んでいき、やがて老婆が見えなくなった頃、世界は息を吹き返した。
- 90 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 00:26:25 ID:UNXRFbSc0
- >>88
「名づけ主に言ってくれ」
肩を竦めて。
「ああ、よろしく」
手を差し出した。
>>89
「……あいつと比べんじゃねえ」
明らかに不機嫌になって、言い放つ。
その前に魔力注入って、この男の身体だとどうなるかも分からんし。
「……!?」
別れの言葉を言う間もなく、突然老婆が消えた事に驚いたが。
「……」
あまり興味は無かったようだ。
- 91 :沢桐 創:2009/11/03(火) 00:33:34 ID:UhURkogM0
- >>89
「…」
挨拶もせずに、立ちすくむ。
数秒後、ふぅ、とため息を付いた。
>>90
「まぁ、そうなるか」
「おう」
手を握る。
「あー…すっきりしねぇ…」
頭の中を老婆の言葉が回っていた。
「悪い、頭痛いから帰るな」
ひらりと手を振って、いつもの足跡を鳴らして歩いて行った。
//眠くてレス書けん死にそうごめん落ちます
- 92 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 00:35:56 ID:UNXRFbSc0
- >>91
「ん……」
そんなに強く殴ったかな、と少し心配だったり。
だけど直ぐに、そんな事は無いよなと思って。
「んじゃ、な」
ひらりと手を振り替えして。
「……あ゛ー……。寒い……」
一人。身体を震わせながら帰路に着く。
- 93 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 21:14:26 ID:RIId3t.c0
- 【交番前】
いちお今の階級は千夜ほにゃらら会社の警備員……
うーむ…久々に仕事しとくか。ていうか初仕事だね、うん。
【黒いコートに黒い帽子を被った白い肌の女が首を捻る】
【というわけでどこからか資料をかき集めて読み始めた】
うわー、窃盗・万引き多いなぁー。何々…
「黒い服を着た女がイカの塩辛などなど持って逃げていった」、
「黒い服を着た女が店内で堂々とワンカップを開けて飲んでいた」、
「黒い服を着た女が凄い勢いで店中のオニギリをポケットに詰めていた」……
ははーん。こりゃー同一人物だな。どうしようもねー万引き犯だゼ…。
【椅子の上にあぐらをかいて唸る】
- 94 :名も無き異能都市住民:2009/11/03(火) 21:17:05 ID:UNXRFbSc0
- (アンタだろそれ……)
通りすがりのおっちゃんにそんな事を思われてたり
- 95 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 21:21:01 ID:/k2gysHgO
- >>93
「大した面の皮の厚さだな、酒呑屋」
たった今来たのだろう、交番の前に件の巨大な鋼鉄の長方形を降ろしながら、軍服の女が虎姫の呟きに呆れ声を返した。
プラチナブロンドを長く伸ばした女は交番の中に入りながら、虎姫を血色の透けた瞳で見る。
「初出勤か」
- 96 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 21:24:37 ID:RIId3t.c0
- >>95
ハッハー。何の事だかさっぱりだね。
【机の上に書類を放り投げて、土のついた踵をその上に乗せる】
えぇえぇ、そりゃもう日夜治安の維持に余念がないボクは
こんなチンケなコンクリートの中で事件を待っている暇がないのデース。
【手をぶらぶら顔の横で揺らして、真剣味の全く感じられない笑みを浮かべている】
- 97 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 21:28:41 ID:/k2gysHgO
- >>96
「それなら私も文句は無いんだがな」
は、と軽く溜息を吐き、椅子を出して座る。
「実際は何をやっているんだ? 活動が全く見えて来ない」
- 98 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 21:30:11 ID:RIId3t.c0
- >>97
うーん……
自分探しの旅、ってヤツかな? フッ…
【顎にL字の指を添えて犬歯を見せるようなカッコつけた笑み】
- 99 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 21:31:35 ID:/k2gysHgO
- >>98
「真面目に仕事せんか」
立ち上がり、虎姫の頭に拳骨を落とそうとする。
- 100 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 21:39:58 ID:RIId3t.c0
- >>99
あいでっ!
【ヒット。目の端に涙を浮かべて頭をさする】
もー! ボクが緩いんじゃなくてアンタが硬すぎんのよ頭も拳骨も!
オー痛い。ちょっと見て、頭凹んでないよね?
つーかさ……いやこれ前も聞いたんだけど挑発っぽいカンジで聞いたからアレなんだけど…
千夜の社長って仕事してんの?
【袖を目に押し当てて涙を拭く】
- 101 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 21:46:47 ID:/k2gysHgO
- >>100
「硬いという自覚は有るが、それにしてもお前は緩すぎだ。
凹んでもその内ゴム玉みたいに元に戻るだろう」
やれやれと頭を振り、椅子に座り直す。
「社長、というのは警備部――千夜警備保証の社長か、それともグループの総帥閣下か
まあ、どちらも仕事はしておられるよ」
- 102 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 21:54:28 ID:RIId3t.c0
- >>101
酷い言い草だぜ……僕泣いちゃうよ。おーうおう。
【わざとらしく瞼を押さえる】
ふーーーーーん……クッソー、大企業の社長なんてのはおおよそ
毎日ゴルフか女を抱くようなリッチでのんびりな生活かと思ったのに。
そしてせっかく同じ企業に入ったからには上手い事してその恩恵に預かろうと
思ってたのにぃいいいいいい……
【机をバシバシ叩いて歯噛み】
- 103 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 21:58:31 ID:/k2gysHgO
- >>102
「凄まじい偏見だな」
抱え込んだのは間違いだったかもしれん……等と内心思いながら、机を叩く虎姫を見て。
「ああ、今更だが緑眼の異形を相手にした時はご苦労だったな。廃棄領域での一戦だ」
- 104 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 22:01:56 ID:RIId3t.c0
- >>103
某コンピュータソフトの社長のちゃらんぽらんっぷりを見てると
そういういめーz……んにゃ、何でも無い。
【はー、と長く溜息をついて、机に肘を乗せ頬づえをつく】
あーアレ? 私はなんもしてないよ、逃げ回ってただけ。
だからお礼はウチの上司とか、他のマトモに戦ってた連中に言いなー。
- 105 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 22:05:10 ID:/k2gysHgO
- >>104
「知っている。いずれにせよ居ないよりはマシだろう」
口寂しくなったのか、何か無いかと交番の中を見回す。
「しかし、まともな攻撃行動は全くと言って良い程無かったな。何か理由があるのか?」
- 106 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 22:09:36 ID:RIId3t.c0
- >>105
社交辞令の上手いこって。
んーーーーーーー……なんでだろ?
【再度顎に手を添える。暫く立ってからはたと】
――あ。……暇つぶしになるからだ。
みんなが命を賭けて、街が壊れて、色々全部ひっくるめて。
【合点がいったように目線を少し上に向ける】
【交番内には電動自転車の他に目立った物は無い】
- 107 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 22:12:36 ID:/k2gysHgO
- >>106
「ふむ」
呟いた虎姫の言葉を微かな沈黙を挟んで思考する。
「済まんが良く分からん。どういう事だ?」
しかし良く分からなかったらしく、小さく首を傾げて尋ねる。
- 108 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 22:19:25 ID:RIId3t.c0
- >>107
いやーそりゃ、死にたくなけりゃ即切り刻んでるだろうけどさ。
僕の場合、何に関しても、『半分怖いけど半分どうでもいい』、
みたいなところがあるんだよねぇ……。
【ぼんやりと薄笑いして呟いている】
あ、ダイジョブよ。
今度からは出来るだけ必死で鎮圧しておくから、今回は大目に見てクダサイ。
【眉を下げて両手を合わせる】
- 109 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 22:23:55 ID:/k2gysHgO
- >>108
「ああ、いや。別にそれを責めるつもりは無いぞ」
珍しく軽く慌てたのか手を振って言葉に補足を加えた。
色素が落ちた白い顔の表情はいつも通りフラットだったが、微かに思案の様子が浮かぶ。
「深く踏み込む事では無いかもしれんが、何か大切な物とかは無いのか?」
- 110 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 22:35:06 ID:RIId3t.c0
- >>109
そっかい。
【机から脚を下ろし、泥のくっついた資料をつまみ上げ立ち上がる】
無いねぇ。ほら、『仕事』も。
【泥のついた資料をぽいっとセウァリスに投げる】
『罪』も、『恥』も。『健康』? 『愛』? 知らないね。
『家族』や『地元』に至ってはそもそも存在しないし。
【首をすくめて口を尖らせる】
ただ、『自分』には興味がある。さんざ無い無いって言って変な話なんだけどさ。
……さ、一応こっちは話したんだから、セウァリス。アンタはどうなのよ?
大切なモノって、あんの?
- 111 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 22:42:24 ID:/k2gysHgO
- >>110
「そうか。しかし、仕事は大切な振りをしてくれんと困るな」
思案する様な表情は最早無かった。軽く苦笑。
何かを思い出した様な色を浮かべて、放り投げられた資料を取る。
「私は――主が大切だ。主の命令が大切だ。同僚も大切だし、この街に暮らす者も大切だと思ってる。
善良な者に限るがな」
- 112 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 22:46:11 ID:RIId3t.c0
- >>111
ムリムリ! この性格だもん!
【即刻否定。垂直に立てた手のひらを2・3回振る】
おーーーー……僕と違って分かりやすいことこの上ないッスねー。
なるほど。つまり僕も大切と! いやー人気者って辛いねーはっはっは!
【口を大きく開けて高笑いし、腰と後頭部に手を当てる】
- 113 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 22:50:34 ID:/k2gysHgO
- >>112
「全く……ああ、大切だぞ。お前を呼び込んだのは私だからな」
真剣な瞳で虎姫を見る。
「……大切なものが無い、か。生きるに辛いな。
自分だけでなく、何か他の大切なものを探してみたらどうだ?」
- 114 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 22:56:40 ID:RIId3t.c0
- >>113
あら……最後のあたりのセリフから考えるに
即否定されると思っちまったんだが……テレるぜ?
【痒くも無いのに頬を掻いて照れ笑い】
他ァ? 他って他人のこと?
んー……難しいね。あんま人と接するのも得意じゃないしさ。
- 115 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 23:06:00 ID:/k2gysHgO
- >>114
「気持ちが分かる。……とは情けないが全く言えん。しかしお前の話に思う所が少し有ってな」
先程の何かを思い出すような色はそれだったらしい。
今はその色も鳴りを潜め、いつもと変わらないフラットな表情。
「他人と接するのが得意ではない? ふむ、私よりもよっぽど得意そうに見えるが」
- 116 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 23:10:48 ID:RIId3t.c0
- >>115
思うところ? 僕に? んじゃ相当変な人生送って来たんだね…うん。
何さ思うところって。言わないと帰さないッスよー。
【意地悪そうにニヒヒと声を漏らして近寄る】
いや、なんていうか他人と付き合いを持ちやすい性格もあるっつーか……あーもう!
ややこしくなるから別にいいっしょ! それより今度はこっちが聞く番だぜ!
- 117 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 23:18:57 ID:/k2gysHgO
- >>116
「む、二重人格か何かか? ……私か、私は……昔生きる理由を無くしてな」
思い出す様に目蓋を閉じ、ゆっくりとしたペースで話を始める。
「お前と違って、当時の私には他にも色々と大切な物が有ったんだろうが、それが分からなくなってしまってな。
自殺するのも何か勿体無い気がして、傭兵としてあちこちを回った。
そうしてる内に今の主と出会い、生きる理由と大切な物を得た」
特段面白くも悲惨でも無いな、と締め括る。
- 118 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 23:27:22 ID:RIId3t.c0
- >>117
二重ならまだいいんスけどね。
【腕を組んで】
……ほー…
【話を聞くうちに、だんだんと無表情になっていく】
セウァリスぅ……
――うちの社長ってなーそんなに大事かい?
【再度笑う。同じ顔なのに、先ほどより少し冷たいくらいの笑みで】
- 119 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 23:31:46 ID:/k2gysHgO
- >>118
「大事だ。……こう思う事自体おこがましいかもしれんがな」
眼を閉じたまま染々と言う。迷いなどそこには見受けられず。
- 120 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/03(火) 23:38:32 ID:RIId3t.c0
- >>119
【目を閉じ、帽子のつばを引っ張って下げる】
はーはーはぁ……オッケー分かった。
ッおーっとゴメンだけど、僕は用事が出来た。それじゃ、またね。
【交番からさっさと出ていき、ゆっくりと目を開ける】
ふふっ……ホント、ゴメンゴメン……
【――狂想に赤く光る目を。】
- 121 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/03(火) 23:44:04 ID:/k2gysHgO
- >>120
「む、おい待て仕事――……行ってしまったか」
走り去った虎姫の後を見て、小さく呟く。
「……他の者も出ているみたいだし、私も行くか」
言って自身も席を立ち、鋼鉄の長方形を背負ってあるきだす。
- 122 :魁:2009/11/04(水) 19:02:53 ID:Jhlo6zSQO
- 肌寒い路地。
「……」
周囲を注意深く観察しながら、死角から死角へと駆け抜けていく。
誰かに見つかってはいけないんだとか。悪いことはしていないはずなのだが。
目立たないように移動している――つもりだった。しかし、
『がうっ』
いかんせん、この子が懐きすぎていた。
どこまでも付いてくる全長8mほどの竜。隠密行動ごっこをする彼女にはただ迷惑だった。
- 123 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/07(土) 21:40:25 ID:rSRBD9/U0
- 路地裏に点々と続く、血痕と破壊の跡。
この街の住人ならば、戦闘があったのだとすぐに分かるだろう。
「げほッッ………あぁ゛……が……」
その地点から、
およそ1km程の地点。
痛手を負ったロザリアは、
ビル屋上のパイプ設備の隙間に身を隠していた。
- 124 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/07(土) 21:54:25 ID:ZNh7m52s0
- >>123
わっふーっ。
【戦闘痕残るなか、いたって呑気かつ勝手気ままに散歩を楽しむ黒い影】
【ビルからビルへ、奇妙な歌を口ずさんで飛び交っている】
カーレイーの煮ーつけは〜恋のー味〜〜♪ ……っと。
【風に煽られてバランスを崩し、ビルの屋上によろめきつつ着地】
【とそこで目に入った人影。こっそり忍び足で近づき】
…なーにやってんの?
【首を伸ばして暗いスキマを覗く】
- 125 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/07(土) 21:56:19 ID:OcZ4s9w60
- >>123
――――――――ばさり。
鳥が羽搏く音に似ていた。
耳を澄ませば澄ますほど、翼が空を掻き抱き、飛ぶ音と類似していた。
しかし、決定的に違う。
その音は鳥が飛ぶ音にしては、些か大き過ぎた。
――――ばさり、ばさり。
もし万が一、屋上に響く音の主が鳥ならば、
先ず間違いなく人を啄ばむ怪鳥、
若しくは太古、空の支配者だった翼竜、
或いは、
――――かつん、屋上に響く硬質な音。靴底がコンクリートを撫ぜた音。
天使といった所か。
- 126 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/07(土) 22:03:48 ID:rSRBD9/U0
- >>124 >>125
パイプの奥、
まるで芋虫のようにずるずると身を動かす少女。
必死に身を隠そうとしているようだが、
その胸には十字架を模したような、剣が突き立っており
そこから、大量の血液が流れ出しているため
屋上は既に血の海とかしていた。
「来……る…………な……」
荒く、か細い息を多量の血と共に
吐き出しながらも、その白魚のような指を虎姫に向ける。
平時ならば、その指先から
魔力を圧縮した矢でも出るのだろうか。
- 127 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/07(土) 22:11:58 ID:ZNh7m52s0
- >>126
よぉーしわかった! 行かないよっ!
とでも言うと思ったかこのノーミソプリン体。
いいから静かにしてなさい!
【すたすたと淀むことない足取りでロザリアに歩み寄る】
あんまし出血の対処とかわかんないけど半死人よか頼りになるぜっ?
【剣の柄をぐっと握る】
>>125
んお? 誰ッスか?
【柄を握り締めたまま後ろの羽ばたく音に首だけ振り返る】
……人…かぁ……?
- 128 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/07(土) 22:31:51 ID:OcZ4s9w60
- 中:ごめん、おくれた…………
>>127
編み上げブーツを覆いかねないくらい丈があるエプロンドレス、
スカート部分に隠れて見えない、黒いニーソックス、
金糸と銀糸が入り混じる髪に乗ったホワイトブリム、
そこに立っていたのは見紛う事なき、メイドさんであった。
「……あ、……えと…………」
背中に携えた一対の翼と、顔を覆う狐を模した仮面を除けば、確実に。
「…………一応、人ではありません」
虎姫さんに向いた彼女はぺこ、と頭を下げながら呟く。
>>126
ロザリアさんを見た彼女は口を開く。
「あなたは…………悪ですか?」
翼を仕舞う機械的な音と、血の海に一歩踏み出した音が響く。
二歩、三歩、続いて彼女は歩を進めて、近づいていく。
- 129 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/07(土) 22:41:09 ID:rSRBD9/U0
- >>127
「や、や゛め゛っ……ぐがああぁっ!!」
剣の柄を握られただけで、
異様なまでに苦しむロザリア。
その剣は、どうやら対魔族用の魔術的な強化が施されているようで、
傷口周辺がどろどろに解けたようになっている。
吸血鬼など、再生能力を持つ
生物を殺すことに特化したものだろう。
>>128
「さ……ぁ……」
ロザリアは瀕死の重傷を負いながらも
プライドを捨てずに、はき捨てた。
これ以上は話すこともできず
ただ、口から血を吐き出すだけ。
- 130 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/07(土) 22:46:06 ID:ZNh7m52s0
- >>128
ワーオ……
うんまぁ、でしょうねハネ生えてるもんね。
あ、いやでもこの世の中ハネ生えた人間も珍しくない……
いやそこまで行くと最早人外か…?
ま、いいや!!
【しばらく顔を伏して悩んでいたが、ふっ切るように手をぱんと叩く】
この子を助ける。手伝えぇ――ってありゃ? ……
【神妙な雰囲気に言葉を飲み込む】
>>129
わぁっちょっちょっ!
……っくあー、こりゃ手で抜くなぁダメだね。
どーしたもんか…。
【うめき声に大慌てで手を離し、どう引き抜くかと喉を低く鳴らす】
よーし、落ち着いて喋れよーう……。えとさ、これの対処法わかんない?
知らんかったらもう出血量が相当だし、サイアク無理やり引き抜くけど。
【耳元に口を近づけて、聞きやすい声量で囁く】
- 131 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/07(土) 22:53:17 ID:rSRBD9/U0
- >>130
「そんなの……分かるわけ……」
分かれば、自分自身で抜いている、
とでも言いたげな視線を虎姫に向けるロザリア。
だんだん、体に力が無くなっていくのが分かる。
早くしなければ、手遅れになるだろう。
- 132 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/07(土) 23:02:07 ID:ZNh7m52s0
- >>131
しょーがない、なら作戦ツー!!
ハイパー! 地獄!
【十字の剣の、大きく張り出した鍔に向かってニヤリと笑い】
【柄を両手で握り締め】
大!
抜!
刀!
【元々の戦闘方法が抜刀術。その抜刀術の基本にして極意は『力の伝達』】
【鞘に無駄な力をかけない――これが非常に重要になる武術なのだ】
【ロザリアの肉体を『鞘』に見立てて、ひたすら真っ直ぐ、刀身のクセにも合わせて引き抜く!】
- 133 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/07(土) 23:15:29 ID:rSRBD9/U0
- >>132
「げ……ぁ……ぁあぁあぁ……!!!」
虎姫は負担を最小限にとどめ、
完璧にロザリアの体から刃を引き抜いた。
その途端、どろどろと流れ出す血と肉。
高位の吸血鬼であるロザリアは、
通常の刃物なら抜き取られた瞬間に再生が始まる。
しかし、常人と同じく、
血はとめどなく流れるのみ。
- 134 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/07(土) 23:21:43 ID:ZNh7m52s0
- >>133
よっと……うわっ、あぶなっ…!
【剣を地面に投げつける。相当の重量を以て地面の血を跳ねさせたそれを見て】
【今更その出血量を具体的に感じ、冷や汗をかく】
なになに!? とりあえず止血かぁ!?
えーいと…コートは革だから、シャツか。 ビリビリ
【中に着ていたシャツを脱いで、細く千切って胸の傷に巻く】
半裸で何してんだ僕は……って、そんな余裕も無いね!
どうしたらいい? 病院?
- 135 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/07(土) 23:32:05 ID:rSRBD9/U0
- >>134
シャツを巻いた程度では、
すぐに血が滲み使い物にならなくなってしまう。
ここで、回復魔法などで処置するか
迅速に最寄の病院に寄らねばならないだろう。
「………………を……」
何かを言いたげに、
上半身を起こそうとしたが、すぐに倒れこんでしまった。
- 136 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/07(土) 23:34:59 ID:ZNh7m52s0
- >>135
これじゃダメかぁぁあ〜〜……しゃーない!
【ロザリアの体を仰向きに倒させ、膝と背中に手を回して持ち上げる】
【いわゆるお姫様抱っこだ】
こういう時こそ病院だゼ……!!
……なに…?
【耳を口に近付ける】
- 137 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/07(土) 23:40:07 ID:rSRBD9/U0
- >>136
ロザリアの瞳が、
まるで蛇のように細くなったかと思った瞬間、
恐るべき速度で、虎姫の頭を抱え込んで血を啜ろうとする。
「……血を……血……を……!」
追い詰められた獣性が、
理性の檻を叩き壊し現れた。
こんな状態で噛み付かれれば、
文字通り絞り粕になるまで血を啜りとられてしまうだろう。
- 138 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/07(土) 23:49:26 ID:ZNh7m52s0
- >>137
ッ!! まッ……!!
【間一髪、膝を支えていた左腕を外してロザリアの額を押さえつける】
【それでも――地面に叩きつけるまいと、右手は背中と脇を抱き締め落ちないようにしている】
……わっ、かった……アンタ、吸血鬼だ……!!
【鬼の腕力でもって何とかロザリアの頭を押さえつけて、声を絞り出す】
- 139 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/07(土) 23:56:41 ID:OcZ4s9w60
- 血肉を撒き散らすロザリアさんを見ても、
なんとかしようとしている虎姫さんを見ても、
彼女は悪か正か、
助けていいのか、助けてはダメなのか、
ずっと、黙って考えていた。
彼女の脳内で結論が出るよりも早く、場の空気が変わった。
思考を断ち切られて視線をあげれば、襲われている虎姫さん。
「――――!!大丈夫ですか!?」
血の海を踏みしめ、彼女は二人目掛けて走り出した。
- 140 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/07(土) 23:58:55 ID:rSRBD9/U0
- >>138
「――!――!!――!!」
声にならない叫び声を
あげながら、必死に首筋へと食らいつこうとする。
完全に目は真っ赤に染まっていることから、
興奮状態になっていることが分かる。
虎姫にとっても、ロザリアにとっても
非常に危険な状態だ。
- 141 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/08(日) 00:03:02 ID:rSRBD9/U0
- >>139
目の前の少女、
ロザリアは完全に正気を失っているように見える。
瞳は蛇のように細く、
犬歯は鋭く伸びきり。
間違いない、彼女は吸血鬼だ。
人間に仇名す悪。
ロザリアは、それに違いない。
- 142 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 00:07:31 ID:ZNh7m52s0
- >>139
これがダイジョウブに見えるんなら
その眼球に醤油ブチ込んで目ぇ覚まさせてやるけどッ……!?
【ロザリアを押さえつけて、余裕のない状況だが皮肉らしい笑み】
今のうちに僕ごと病院に運ぶ準備しといてね! お願いだよ!
>>140
【羽を生やしていたメイドに向かって叫び終わると、くるり】
【ロザリアに向かい、その血走った目線と自分の赤い瞳を合わせて】
【緊張に強張った面持ちを、ゆっくり深呼吸して…ふっと和らげる】
んぃよっしゃ、好きなだけ吸いやがれ。
【不意に頭を押さえる左手を離し、ロザリアの背中に回す】
【胸の傷口をぎゅっと押さえるように両腕を背中へ、胸をロザリアの胸へ押し付け】
【自然とロザリアの顔は虎姫の首右側へ納まる】
- 143 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 00:20:29 ID:OcZ4s9w60
- >>141
それでも尚、躊躇する。
彼女は、人里に降りてきた熊を射殺できるような奴じゃないから。
だからこの前壊されたのだけれど。
性分なのだから直せない。
「…………私は、」
でも、今回は迷っている内に“壊れてしまう”のが自分じゃなて他人。
解答時間はそう残されていない。
「私は、……どうすれb――――――――」
>>142
二択を乗せた天秤が揺れ動く、
どうしても、結論が出なくて、出なくて、出なくて、出なk――――-―――
そんな折、届いた“お願い”。
縋るように彼女は頷き、翼を展開する。
「わかりました……」
表情は暗く。
情けない八の字を眉が描いていた。
- 144 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/08(日) 00:26:43 ID:rSRBD9/U0
- >>142
目と目を合わせた瞬間、
虎姫の脳裏に、直接大量の情報と言葉が流れ込むはずだ。
『隷属せよ、汝は我が僕なり。』
『隷属せよ、汝は我が僕なり。』
『隷属せよ、汝は我が僕なり。』
確実に相手の血を吸い取り、
僕を操るための魅了の魔眼。
それは、ロザリアにも例外なく備わっていた。
目の前には虎姫の右首筋。
躊躇無く口をつけ、貪るように血を吸い上げる。
>>143
傍から見ていると、
虎姫が殺されるのではないかと思うほど
激しく血を吸い上げていく。
瀕死の重傷を負い、
理性を失った彼女は最早、
貴族などとは到底かけ離れたものであった。
- 145 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 00:37:40 ID:ZNh7m52s0
- >>144
ッ…
【思わず目を閉じる。こっちだって鬼と異界人のごちゃ混ぜだ】
【一瞬つぶった瞼の裏で、しっかり気を保ってから、目に石を込めて見つめ返す】
『やだ。』
通じるワケねっかッ…ぐくっうぅっ!!
【首に鋭い痛み。犬歯が深々と動脈に刺さっている】
【急激に冷たくなる首筋に危機感を覚えるも、体はずっとロザリアの止血に努めている】
>>143
いまのうちだか、…、はやく! 僕ごと、びょう…んにつれてけ!
【後ろにいるはずのメイドさんに向かって叫ぶ】
ア…タ、わるいやつじゃないで…ょ?
こーみ…て人を見る目、あ…だから。さっさと、運べ!
【ぎこちなく振り返って、顔を思い切りしかめる。どうやらウィンクしているらしい】
- 146 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/11/08(日) 00:46:56 ID:BQ4LaNYoO
- 【路地の向こうからおろおろしながら歩いて来る影がある】
「どうしたのかなの....かえってこないなの」
【どうやら誰かを探しているようだ】
- 147 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 00:49:35 ID:OcZ4s9w60
- >>144>>145
「はい!!」
足の裏、フル出力で展開される“飛翔式”。
両手で虎姫さんを掴んだ後、ビルの淵に足を掛けて一つ跳躍。
躍動、体の隅々を駆け抜ける重力を振り切った容赦ない、爽快感。
ばたばたとエプロンドレスがはためいて、少し五月蠅い気もした。
翼を広げ、脳内に繰り広げられたこの街の地図を頼りに、
自分が迷わず直行できるリグヌ社系列の病院へ向けて、翔け抜ける――――――――!!
- 148 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/08(日) 00:57:48 ID:rSRBD9/U0
- >>145
「ふうう゛ぅう゛ぅうう゛……!!」
まるで大型のポンプを体に打ち込まれたかのように、
血が急速に吸いあげられてゆく。
血が、命が吸い取られる
強烈な喪失感。
魔眼で魅了されなかったことが、
逆に虎姫の負担を増大させていた。
>>146
路地裏に点々と残る血の跡。
途中で途絶えてはいるが、ロザリアの匂いがする。
それは、数百m先のビルの屋上から、
猛烈な血の匂いと共に漂ってくるが……
>>147
病院へと運ばれる間も、
ロザリアはすごい力で虎姫にしがみ付き
血を吸い上げていく。
力を取り戻しつつあるのか、
胸からの出血はほとんど止まりかけていた。
- 149 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 01:02:02 ID:ZNh7m52s0
- >>147
うぉおおおおおおーーーーーーーーーーーっ!!!?
すっげー……羽根で飛んでらー…
【力なく掴まれて空中でぶらぶら】
やー…助かるわ、うん…あんがと。
【自分を掴むそのメイド服に向かって弱々しい声でお礼】
>>146
……あ。あれ結構前に見た子供だ……
なんか探してんのかな……
【しばらくしてから】
まさかコレじゃないよね……?
【只今絶賛吸血中のゼオラの顔が見えるように空中でもぞもぞ体の角度を変え】
【右手で抱きしめながら左手でディスに向かって大きく手を振る】
>>148
よーし、大体出血は止まったかー……
【それでも抱きしめ続ける。もともと色素のない白い肌は、もうどれほどの血液を】
【吸われたか分からず、どんどん青く生気を失っていく】
こりゃ僕の血液はトリプルAクラスに旨いんだなぁ……知らんかった。
【抱きしめる手にも段々力が入らなくなっていく】
- 150 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/11/08(日) 01:13:51 ID:BQ4LaNYoO
- >>148
「あう....このにおい!ろざりあ!」
【大慌てで血のあとを追ってロザリアのいるところへと向かっていく】
>>149
「あう!!だいじょぶじゃないなの!」
【すぐさまロザリアのいるところへやって来た少女は、勢い良く血を吸われている虎姫を見て仰天する】
「ろざりあ!そんなにのんだらだめなの!そのひとかあぶないなの!」
【そのままロザリアに向けて手を伸ばす】
- 151 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 01:27:04 ID:OcZ4s9w60
- >>146>>150
彼女の眼にその小さい少女は映らなかった。
今掴んでいる二人を、何があっても死ぬより前に、病院へ。
彼女の眼には余計なものが一切、入らなかった。
でも、何故か。
手を伸ばしたのが見えて、
「あなたも、一緒に」
その手を掴んで、また“飛翔式”を発動し、跳ぶ。
>>148>>149
「…………ッ!!」
眼のすぐ下で繰り広げられる、“知識にはあれど常識じゃない”出来事。
無意識の内、こんなの在り得ませんと評価を下し、尚も彼女は空を飛――――「見えました!!」
眼前、それなりの規模を誇る病院が立っている。
彼女はその屋上、ヘリを停める場所に向かって羽搏いた。
- 152 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/08(日) 01:31:28 ID:rSRBD9/U0
- >>149 >>150
ディスの呼びかけにも、
まったく耳を貸さず、依然として
血を貪り続けるロザリア。
しかし再生は微弱ではあるが、
始まっているようだ。
「ロザリアの」危機は脱したと見ていいだろう。
血液を過剰に求めるのは、
死に瀕した故か……
>>151
あとは正気を取り戻せば、
ロザリアはだいじょうぶだろうが、
危険なのは虎姫だ。
高位の吸血鬼にかなりの時間、
血を吸われてしまった。
早急な輸血が必要だ。
- 153 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 01:33:49 ID:ZNh7m52s0
- >>150
うーっす少女よ。これしんどいねぇ……
【手を挙げ、かすれた声で挨拶】
とりあえず病院までこれで運ぶのが一番っしょ……
あ、でも手加減するよう言っといて? 死んだら病院もクソもねーっすわ・・・
【力の籠らない体で淡くほほ笑む】
>>151
まーちわびたぜーい・・・ふはー、かったるい。
何よりさみーぃぃぃいいいい……。
【血液が回らなくなっているからなのだが。歯をがちがち鳴らして】
>>152
おーい。……おーいっ。
【頬を手のひらで叩く。かなり弱々しく、ぺちぺちっていうよりてしてし】
【殆どただ触っているだけに等しい弱さだ】
もーダイジョウブだよー。生きてますよー。
- 154 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/11/08(日) 01:47:04 ID:BQ4LaNYoO
- >>151
「あ....う?」
【突然掴まれる手、そして浮き上がっていく自らの体に驚く少女】
【が、その手の主は、知っているような人】
「ふたりともたすけてくれるなの?」
>>152
「だめなの『ろざりあ!』おねがいなの!」
【そう言って余っている左手を振って】
「めをさましてなの!」
【気絶しない程度に軽くペチペチする】
>>153
「あう....ずっとすわれてたなの....?」
【心配しているようだ】
「あう....『ろざりあ』ほかのひとのち、こんなにいっぱいのんだりするのみたことないの....なにがあったなの?」
- 155 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 02:07:13 ID:OcZ4s9w60
- >>154
「はい。…………必ず、助けます。」
短く答えて加速、
目的地はもう、眼と鼻の先
>>152>>153
数瞬、時に直して10秒後。
疾駆を止めて、自身を除いた三人をふわふわの翼で包み、
最上階より五つ下の廊下に面したガラス窓へと、
「少し、痛いかもしれませんが。堪えて下さいッ!!!」
突っ込んだ。
- 156 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/08(日) 02:09:53 ID:rSRBD9/U0
- >>153 >>154
――ぐちゃ、と酷く生々しい音。
ロザリアの足元をみると、
どろどろの腐ったような肉が削ぎ落ちていた。
ある程度回復したところで、剣に刺され溶けた部分が
体に異物と判断され、排除されたのだろう。
安全圏まで力を取り戻したロザリアは、
今までの反動からか気を失い、静かに目を閉じた。
>>155
突入の衝撃で、手を離してしまうロザリア。
完全に意識を失っているようで。
治療の邪魔をしたりすることは無いので、
好都合と言えば好都合か。
/// ごめんよ・・・眠気ががが・・・おちるん
- 157 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 02:12:17 ID:ZNh7m52s0
- >>154
そーだよ、ずっと。最初こっちのがシニカケてたのに、
今は僕のほうが死にそうだッゼ……
【ぶるぶる震えながら嘆息】
見っけた時は胸に十字架型の剣が刺さってりゃ… ありぇ?
【呂律も回らなくなってきている】
>>155
ふっ、ぎゃーーーーっあばばばば!!!
【飛び散るガラス、叩き割る甲高い爆音。】
【まだこんな力が残ってたのかと思うほど叫んで、病院内に突っ込んだ】
>>156
はーーー……ようやく離してぐれだぁ……
【ロザリアを地面にぽいっと投げると、膝から崩れ落ちるように廊下に倒れる】
おーい、誰かぁぁ〜〜〜……輸血もってこーい、血液型はなんでもいいからぁ〜…
- 158 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/11/08(日) 02:27:24 ID:BQ4LaNYoO
- >>155
「ありがと....なの」
【此方も小さく返す】
【と、同時に】
「あう〜!」
【部屋の中へ飛び込んで行った】
>>156
「....あう、こんなけがみたことないなの、」
【戦慄するディス】
「だいじょぶかなの....」
【ふあんげにロザリアを見つめた】
>>157
「あう....ろざりあだれかにおそわれたなの....だれか....あう!」
【すぐに意識を虎姫に戻す】
「さむそなの。あっためないとなの」
【そう言って包帯を虎姫にのばす。意外と保温性はあるはずだ】
- 159 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 02:39:35 ID:OcZ4s9w60
- >>156
中:乙ー!!
>>156-158
「…………とんだ正義の味方がいたもんだね。
それで、患者は?」
ひどく落ち着いた声音が降り注ぐ。
破片を撒き散らし、
羽毛を撒き散らし、
荒々しすぎる突入を果たした彼女に声を掛けたのは、眼前に立つ白衣の男性。
飛んでいる間に、ネットワークを経由し、連絡を入れておいたのか驚いた様子は欠片もなかった。
「この二人です……早く治療を、ドクター」
看護師達が四人の周りに集まり、ある人はガラスの破片を掃き、
ある人は虎姫さんに輸血セットやレバー。毛布等々を渡した。
また、ある人はロザリアさんを別の部屋へ運ぼうと数人がかりで動く。。
「わかっているよ、既に準備は出来ている。
…………そこのお嬢さんはなんだい?そう、そこの包帯巻の少女だよ。
患者は二人と言ったな。ならば彼女は患者じゃない、と。
ならば一体、」
「患者の付き添いです!!無駄口を叩く前に、早く仕事をして下さい!!!」
「……冷たいね、ネイディハール。機械だからかな」
- 160 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 02:42:14 ID:ZNh7m52s0
- >>158
んおーあったけー……でもこっちのほうが。
【腕をひょいっと伸ばしてディスを抱き寄せようとする】
>>159
いいよ、適当にブッ刺して注射してくれりゃ。
何の血液入れても別に問題ないから。
【生レバーをもぐもぐ食いながら腕に乱雑に注射を撃ち込む】
はふぁ〜〜〜〜……ちょっと復活ぅ〜…!
ネイディハール。それがアンタの名前?
【そう呼ばれたメイドに向かって声を上げる】
- 161 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/11/08(日) 02:50:04 ID:BQ4LaNYoO
- >>159
「あう〜....なんだかこまったことなの....」
【あんまり自分が歓迎されてない雰囲気を肌に感じた】
「いていいのかなの....」
【と、呟いたが】
>>160
「あう?!」
【いきなり抱きよせられて困惑】
「....あったかいなの?」
【だが少し嬉しそうでもある】
- 162 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 02:53:10 ID:OcZ4s9w60
- >>160
さっきのが捨て台詞だったのか、医者は無言で奥の病室へ去っていった。
「…………はい。
カーネス=ヒラキ=ネイディハール。それが私の名前です」
狐を模した御面を外した彼女が小さく会釈。
「……もっと血液を持ってきましょうか?」
>>161
「別に大丈夫ですよ」
傍にしゃがんで目線をあわせる。
「あの人は……良い人なんでしょうけど、いつも意地悪なので気にしないで下さい」
にこ、と微笑んだ。
- 163 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 02:59:21 ID:ZNh7m52s0
- >>161
んぉっほっほっほーう!
あったがーーーーーい……!
【ディスを強めに抱き締めて安らいだ息をつく】
ところでさ、あの子なんだったの? 吸血鬼ってことは分かったけど…友達?
>>162
あー、面倒くさッ。名前ながッ。ネイディハールでいいや。
【失礼な人間である】
いやーいいよ、もう十分。こんだけしてくれて感謝感激だぜ。
しっかし……また凄い機械もあったもんねー。そーゆーの疎いからよく分かんないんだけど。
殆ど人間と変わらないじゃない!?
【ネイディハールの顔をじろじろ、上体も揺らして色んな角度から見つめる】
- 164 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/11/08(日) 03:05:25 ID:BQ4LaNYoO
- >>162
「あう〜....いい人ならだいじょぶなの」
【少しだけ微笑んだ】
「しんぱいだからここにいたいなの....」
>>163
「あう〜!」
【少し息苦しそうだ】
「あう、『ろざりあ』のことなの?」
【顔を少しあげて言う】
「あう、『ろざりあ』のおうちにすんでるなの。だからしんぱいになったの」
- 165 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 03:23:54 ID:OcZ4s9w60
- >>163
ネイディハールが人差し指で軽く撫ぜると、御面が溶けるように消えた。
「もっと縮めてネイディでも構いませんよ」
軽く笑い、虎姫さんに近づいていく。
「……社長は、人を造ろうとしてたんです」
眼光、髪質、肌の色、声音、仕種、歩き方、手の使い方、
どれを取っても、“彼女<それ>”は人だった。
>>164
「お仕事の邪魔をしなければいても大丈夫ですよ。
毛布と温かいココア、後で持ってきますね」
すぐ傍の部屋。
ドアの前には長椅子が一つ。
「ドクターの許可が下りるまで部屋には入れないので、ここで待つだけになりますが……」
- 166 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 03:27:47 ID:ZNh7m52s0
- >>164
おっとと、ごめんごめん。
【腕を緩めるけど依然抱きついたまんま】
うちに住んでる……はーーーっ、そりゃまたなんとも恐ろしい……
貧血になったりしない? ひひっ。
【冗談めかして笑う】
>>165
んじゃーそれは成功だねぇ…こんだけ人に近い、ってか人じゃん。
羽根生えてんの見てなきゃ信じてないよ。
【一挙一動を疑り深く見てから、参ったという風に肩を下げる】
……でも機械なら、もうちょっと頭の回りは早くてよかったんじゃない?
あの吸血鬼の子を見つけた時だって、しばらくぼーっとしてたじゃん。
- 167 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/11/08(日) 03:36:15 ID:BQ4LaNYoO
- >>165
「ありがとなの!うれしいなの」
【少しだけ嬉しそうだ】
「うん、げんきになってからあいにいくなの。」
【大きく頷いた】
>>166
「あう〜....ふだんはあんなふうにすわれたりしないからへいきなんだけどなの....」
【再び不安なかお】
「それにあんなにおっきなけが....」
- 168 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 03:50:38 ID:OcZ4s9w60
- >>166
「ありがとうございます!」
ぺこ、と深くお辞儀。
純粋に嬉しそうな笑顔を見せた。
「単純な演算ならすぐにできるんですが…………すいません……」
申し訳なさそうに、眼を伏せた。
>>167
早速取ってこよう――――と一歩目を踏み出そうとした瞬間、
どうやら話を着ていたらしい看護師の手により、ココアと毛布がネイディハールに渡された。
自分より遥かに優秀な彼女の背中を眺めつつ、
渡されたそれらをディスさんへ差し出した。
- 169 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 03:53:14 ID:ZNh7m52s0
- >>167
なにがあったんかねぇ……かなり怯えてたよ。
し・か・も・、刺さってたのはご丁寧に十字架だ。
全く無関係の通り魔とは思えないねぇ……。
【口を手で覆って中指を浮かせてトントン。考え込む仕草】
後で話くらいは聞いといたほうがいいんじゃない? おせっかいだけど。
>>168
っつーことは、人間の難しい部分も作ったんだろうねぇ……
ホント頭いい奴ぁなんでもできるなぁ。
あ、一個残ってる。
【レバーをひょいと摘みあげて、ふと】
……ねーねー、ネイディ。メシはどうなってんの?
- 170 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/11/08(日) 04:03:03 ID:BQ4LaNYoO
- >>168
「あう、うれしいなの。」
【早速毛布にくるまってココアを飲み干す】
「とってもおいしかったなの」
【ホット一息ついて、同時にうとうとし始めた】
>>169
「あう。じゃあ『ろざりあ』をねらってなの....」
【静かに怒っているが....さすがに眠気に勝てないようだ】
「うん....こわがってたならきかれるのこわいかもだけど。きいて....みようかなの....」
【それから数秒後、ディスから寝息が聞こえてきた】
【どうやら眠りについたようだ】
//ねりる....
- 171 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 04:09:34 ID:OcZ4s9w60
- >>169
「……詳しいシステムは私も知りませんけど……。
社長はやはり、凄い人です」
にこ。
社長大好きっ子さんである。
「…………?……ちゃんと朝昼晩食べていますが……」
首を傾げた。
どうも質問の意味がわからない、といったところか。
>>170
「朝8:00頃におにぎりを置いておきますね」
おやすみなさいは口内での呟きに止めた。
中:おやすみなさーっ
- 172 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 04:12:12 ID:ZNh7m52s0
- >>170
はい、お休みー。
【包帯を取ってディスに適当にかけておく】
保温効果はさておき、さすがに持ってくのもあれだしね。
>>171
いや、違う違う。
何を食べてんのかってこと。
【つまんだレバーを挙げて、顔の横で軽く振る】
こーいう人間サマと同じものを食べるのか、ロボっぽく電気?オイル?
よくわかんないけどそういう動力的なものを食べるのかってことよ。
- 173 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 04:20:08 ID:OcZ4s9w60
- >>172
「えと……五大栄養素のバランスを加味した上で私の趣向に合った“料理”を食べていますが……」
首を傾げた。
表情から、電気やオイルを食べてなんになるんですか?的ななんかを感じれるかもしれない。
「……そういえばあなたの名前、まだ聞いてませんでした」
- 174 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 04:25:05 ID:ZNh7m52s0
- >>173
……アッタマいい奴は……
何でも出来るんだなぁぁぁぁああああ〜〜〜〜……。
【額に手を当てて地面に倒れこむ】
え? 何、やっぱ人間じゃねーの? 羽根とかはマボロシ?
よくわかんねぇぇえええええ…。
んあ。名前?
【のそのそと起き上がり、地面に座り込んだ状態でにっこり笑う】
僕は酒呑屋 虎姫。座右の銘は『お酒は飲まれりゃ飲みかえせ』。ヨロシク。
- 175 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 04:34:54 ID:OcZ4s9w60
- >>174
「……羽は本物です。
どう言う仕組みかは、私自身、あまり詳しくないです」
そんな虎姫さんを見て、なんだか不思議な気持ちなネイディハールさんであった。
連られて笑う。
「虎姫さんですね、覚えました。
これから先、なにかあったときよろしくお願いします」
座右の銘への突っ込みはなしで。
- 176 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/11/08(日) 04:38:28 ID:ZNh7m52s0
- >>175
なにかあったらね……何も無いのが可笑しいくらいこの街は何でもアリだぜ。
どーせまた会えますよっ、と。
【膝を立て、膝の上に手をついて立ち上がる】
さッて、もう体の調子も戻ったし帰るわ。
この子は置いといてもダイジョウブだろうし、んじゃーまたねーっ。
【そう言って背中越しにネイディに手を振って、病院の階段を下りていく】
- 177 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/08(日) 04:47:44 ID:OcZ4s9w60
- >>176
「さようなら、」
ぺこ、とおお辞儀して見送った。
彼女はその階で暫くディスさんの様子を見ておくのかもしれない。
- 178 :遊馬:2009/11/08(日) 20:50:09 ID:tJGyi38Q0
- 商業地区の一角、ビルが立ち並んだ区域の中でも一際高いビルに佇む白衣……ではなく茶色のコートを着込んだ男が一人。
「一昨日のあのビルの残骸……検査して見たのはいいけど、まさかアクセス権限の確認をされるとは……
こうなったら千夜の研究機関にでも頼み込むしかないか……」
手に持った缶コーヒーは夜風のせいで既に冷たく、遊馬はもうそれに口をつけていない。
不意に一際強い風が吹きすさび、缶コーヒーがその中身を撒き散らしながら転がってしまう。
「あっ!……あーあ、やっちまったなこりゃ」
格好つけようにも締まらない男である。
- 179 :カノン=カペルマイスター/竜型:2009/11/08(日) 21:52:12 ID:PkCczBSo0
- 空を行く影があった。
影は光を浴び、夜を、雲を裂いて進むものだ。
それは異形の竜だった。
金属の塊を集め、骨格のように並べ、浮かべたような姿。
背の六枚の光翼を羽ばたかせることはなく、しかし緩やかに大竜は天を行く。
- 180 :遊馬:2009/11/08(日) 22:02:54 ID:tJGyi38Q0
- >>179
零した缶コーヒーを片付け、ふと空を見上げると、そこには夜空に浮かぶ竜の姿が
「うわ……竜だ」
遊馬自身、竜を見たことがない訳では無い。
しかし、あの夜空に浮かぶ竜は今まで自分が見て来たどの竜にも異なる姿であった。
「……綺麗、だ」
思わず頭に思い浮かんだことを口にしてしまう。
そのまま、空行く竜に暫く見惚れていた。
- 181 :カノン=カペルマイスター/竜型:2009/11/08(日) 22:18:07 ID:PkCczBSo0
- >>180
竜の動きは重量を感じさせないものだった。
進みは穏やかな風を生み、音を立てる。
「」
遊馬の呟きが聞こえるはずはない。
それだけの高度と距離でもって竜は進んでいる。
しかし、
「 ?」
動きが止まった。
竜の頭が動く。
竜は確かに遊馬を「見た」。
- 182 :遊馬:2009/11/08(日) 22:32:47 ID:tJGyi38Q0
- >>181
こちらを見た竜に驚き、まず回りを見渡して自分以外に誰かいるのか確認する。
「だ……誰もいない……よな?」
竜が自分を見ている事を確認すると、恐る恐る挨拶をする
「こ、今晩は。……あの、寒くないですか?そっちは?
も、もしよろしかったらこっちに缶コーヒーがあるんですけど……」
ところどころ上ずりながらなんとか言いきり、内ポケットから先ほど零したのとは別のカイロで温めた缶コーヒーを取り出す。
(あ、あれ?竜って缶コーヒー飲むのか?)
思考は既に混乱状態である
- 183 :カノン=カペルマイスター/−−:2009/11/08(日) 22:44:11 ID:PkCczBSo0
- >>182
遊馬を見たまま竜は微動だにしない。
夜風が吹き抜ける間を以て、
「 今晩は、」
背後から声。
空の大竜からではない。
竜は遊馬を見ているのみで、第一声が出せるのかすら怪しい形状だ。
しかし、
「まさかコーヒーを薦められるとは思わなかったぜ」
確かな笑みを含み、言葉が連なっていく。
- 184 :遊馬:2009/11/08(日) 22:52:01 ID:tJGyi38Q0
- >>183
暫く固唾を飲んで竜がどのような行動をとるか見ていた……が
背後からの声に咄嗟に振り返る
「……ッ!」
どこから声がしたのかを確認するためか、首をせわしなく回す。
声はすれども姿は見えぬ。そんな状況にあるせいか、はたまたただ寒空に凍えているだけなのか。遊馬の声はどこか震えていた。
「俺も……言ってから何言ってるんだって思いましたよ……」
あいかわらず首は動かしたままだ。
- 185 :カノン=カペルマイスター/−−:2009/11/08(日) 23:01:49 ID:PkCczBSo0
- >>184
「ビビりすぎ」
声の主はすぐに見つかった。
背後、銀の長髪を揺らしながら、同色の目を細めて笑う男がいる。
「だが気持ちは受け取る。寒いだろ?それはテメェで飲めよ」
手を振り促す。
緩く風が吹く。
竜の姿は、まるで夢か何かだったかのように、空から失せていた。
- 186 :遊馬:2009/11/08(日) 23:16:17 ID:tJGyi38Q0
- >>185
「ウッ……うぅ……」
ビビりすぎ、その言葉が遊馬の心に刺さった。
「……それじゃ、頂きます」
図星の言葉を言われ恥ずかしかったのか、
軽く頬を赤らめつつ缶コーヒーを取り出し、一気にそれを飲み干した。
「あの竜は、貴方ですか?それとも何か別の存在だったんですか?」
竜がいなくなったことを見て、目の前に立つ男に尋ねる。
- 187 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/11/08(日) 23:27:05 ID:PkCczBSo0
- >>186
くかか、と豪快に笑う。
「オマエ目に見えないものとか駄目な方かァ?慣れとけ慣れとけ」
頷き、
「ありゃ俺だなァ。本体って言っても過言じゃあねェが」
一拍置いて、
「精神的には俺だからあんまビビることはねーよ」
というかどうビビれと言うのかねェ。
そう言って男はまた笑う。
- 188 :遊馬:2009/11/08(日) 23:38:48 ID:tJGyi38Q0
- >>187
「……普段から“眼の使い方”に慣れてるもので」
一般人よりはよくみえるんです、とブスッとした口調で返す。
ふむ、と呟き首を下に傾け
「本体だとすれば、差し詰めあなたはその化身、
いわゆるアバターのようなものでしょうか?」
自分なりの考えを言った後に
「……流石にもう驚きませんよ」
ふてくされたように続けた。
- 189 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/11/08(日) 23:58:03 ID:PkCczBSo0
- >>188
「見えてるならいいじゃねェか、見えなくてもいいがな」
どちらの方がいいか、は言わない。
「OSでも構わんな」
しばし考える。
「……化身、とまではいかんか。人と交流するために作ったからよー」
自分でもよくわからないのか、返答は少なく。
わかることだけを言っていく。
「くかか、じゃあ次回ビビったら女装な女装!決まり!」
勝手に条件をつけ、歩く。
そして、
「んじゃーな、面白い人間」
一歩を踏む。
落ちた。
自殺ではない。
何故なら、
「 」
空に、先ほどと同じ位置に、再び竜がいる。
暫し遊馬を見る体勢で滞空していたが、やがて彼方を向く。
竜は再び夜空を割り進んで行き、ついには見えなくなった。
- 190 :遊馬:2009/11/09(月) 00:09:52 ID:tJGyi38Q0
- >>189
「誰だって背後から話しかけられたら驚くでしょう……」
見える見えないは関係ありませんよ、と呟く。
「フム……良く分かりませんね
単純に端末のようなものなんでしょうか」
腕を組んで首をひねる。
理系だからか、疑問ははっきりさせておきたいらしい。
「ッ……!!お、お断りします!」
表情は変えないまま大きめの声で拒否をした。
そのまま歩くのを見ていたが
「ちょ、ちょっと。そこは危ない……!」
ビルから身を投げたのを見て慌てて下を覗き込む。
「そんな…………えっ?」
呆然としながら上を見るとそこには先ほどの竜が。
「……不思議な人……いや、不思議な竜だったな」
そんな事を1人呟き、飛んでいくのを見送った。
「俺も戻ろうかな……」
そのまま右手の義手を下に向ける。
「“舞い上がれ”」
その一言と共に遊馬の体が浮かびだし、竜の飛んでいく方向とは真逆の夜空に消えた。
- 191 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/09(月) 22:34:10 ID:.6prKP66O
- 【どれくらいこうしていただろうか……男は真っ赤に染まったまま座り込んでいた……】
「……」
【着替えても着替えても……その服は鮮血に染まる……だから彼はいつしか吐き出す血を抑えなくなった……】
- 192 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/09(月) 22:59:54 ID:.6prKP66O
- 【真っ暗な場所……誰も通る事の無い場所……彼はたった一人……座り込み……そして……動く事は無くなった……】
- 193 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/10(火) 21:12:26 ID:.6prKP66O
- 「あぁ……私って……なんて完璧なのでしょう……」
【恍惚の笑みを浮かべながら鏡の前に立つミントグリーンの髪と虹色の瞳を持つ少女……服は真っ白く……ミニスカートとニーソから覗く太股が眩しい……】
【そんな少女を見ながら呆れてメイド達はため息を吐いた】
- 194 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/10(火) 23:54:42 ID:rSRBD9/U0
- 【繁華街のどこか】
「えーと、スーパービッグチーズバーガー1つ、
ポテトのMが2つ、アップルパイが1つですね。合計880円になります。」
(これもディスのためだもんね、我慢しなきゃ。)
日銭を稼ぐためにハンバーガーチェーン店でバイトするロザリアであった。
- 195 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 00:06:13 ID:BQ4LaNYoO
- 「あうー....きょうちょっとしかたべてなかったの....」
【溜め息をついてお店の近くに通り掛かった】
- 196 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 00:10:48 ID:rSRBD9/U0
- >>195
繁華街には、さまざまな料理のにおいが渦巻いている。
たこやき、フライドチキン、うどん、ピザ、ラーメン……
しかし、そんな中嗅ぎなれたにおいがあった。
まぎれもなく、ロザリアのにおいだ。
- 197 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 00:16:36 ID:BQ4LaNYoO
- >>196
【ディスは案の定その繁華街のにおいに夢中であった】
「くんくん....う〜いーにおいがいっぱいなの....あう?このにおいなの....」
【そんな中、どうやらロザリアのにおいを嗅ぎ付けたようだ】
「あっちなの。」
【少し足早にロザリアのいる店へと歩く】
- 198 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 00:27:06 ID:rSRBD9/U0
- >>197
「あら、いらっしゃいディス。
こんな時間まで外を出歩くなんていけない子ねぇ。」
カウンターの奥に見える、見知った顔。
しかし、ロザリアの衣服はいつものドレスではなく、
ハンバーガーチェーン店の制服であった。
「さて、さて、注文は何にいたしますか?『お客様』。」
楽しそうにくすくすと笑って。
- 199 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 00:31:20 ID:BQ4LaNYoO
- >>198
「あう!『ろざりあ』ここでおしごとしてたなの?」
【店に入ったディスはそこにいたロザリアに驚いた】
「もうおしごとだいじょぶなの?」
【どうやらロザリアの体を心配しているようだ】
- 200 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 00:35:46 ID:rSRBD9/U0
- >>199
「えぇ、そうよ。
ごくたまに、だけどね。」
といっても、そこそこ長く続けているらしく
商品を受け渡すときの手際が良い。
「ふふ、吸血鬼の力を舐めてはいけないわ。
灰の一片からでも、ある程度の時間があれば回復できるの。
この前程度の傷なら、ね。」
- 201 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 00:45:15 ID:BQ4LaNYoO
- >>200
「そうなんだなの。〜。たいへんじゃないかなの....」
【ちょっと申し訳無さそうだ】
「あうー。すごいなの....でもあのとき。」
【ちょっと心配なかおになって】
「なんであんなにおおけがしたのかなの....」
【ロザリアが血をたっぷり吸っていた時を思い出す】
- 202 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 00:55:35 ID:rSRBD9/U0
- >>201
「いいえ、そんなことは無いわ。
働くっていうのもちょっといいかな、なんてね。」
ロザリアはいたずらっぽく笑うと、
いくつか、ハンバーガーを持ってきた。
余っていたのをちゃっかり、拝借してきたらしい。
「それは……」
ちょうど、ディスの問いかけに答えようとしたときであった。
ロザリアの顔が、まるで水をかけられたかのようにさっと引きつる。
――ピンポンピンポーン
入店時の電子チャイム、
それと同時に入ってきたのは、法衣に身を包んだ数人の男女であった。
『やれやれ、手間をかけさせますね。
まさか、こんなところで働いていたとは……』
- 203 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 01:01:35 ID:BQ4LaNYoO
- >>202
「そっかなの。『でぃす』もはたらいてみようかなの....」
【そこまで言ってロザリアの話を聞こうとしたとき】
「....?だれなの?」
【入ってきた男達にロザリアに釣られて目を向けた】
- 204 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 01:13:05 ID:rSRBD9/U0
- >>203
「ディス、こちらに来なさい。
早く、こっちへ……」
小声で、ロザリアがディスに呼びかける。
その表情から読み取るに、彼らはロザリアと敵対する人物らしい。
『まったく、誇り高き吸血鬼が聞いて呆れる。
世俗にまみれ、柵に縛られるのも現代の魔の嗜みですかな?』
法衣を着た集団の一人が、
嘲る様な声をあげた。
「あなた達のように、いつまでも古臭い考え方を持っているわけではありませんの。
聖職者は聖職者らしく、想像上の神を熱心に祭り上げておけばよろしい。」
ロザリアと、法衣の集団は互いに隙を伺っているように見える……
- 205 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 01:19:41 ID:BQ4LaNYoO
- >>204
「あう....うん」
【ロザリアの表情から理解したディスは】
「…だれ…なの....」
【ロザリアの腕に軽くしがみついた】
- 206 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 01:29:29 ID:rSRBD9/U0
- >>205
『おおお……見よ!卑劣なるなるかな、
穢れた吸血鬼が一般の市民を盾にしている。』
『邪知暴虐の存在を許してはならぬ。
さぁ、我らが知らしめよう。我らが主はお怒りであると。』
『夜種を殺せ、魔物を殺せ、化け物を殺せ。』
法衣の集団は、それぞれの得物……
メイスや短剣、聖典など、思い思いの武器、道具を取り出し、
ロザリアへと襲い掛かってきた!
「ディス、しがみついて!!」
ロザリアの声、浮遊する、感覚。
それと同時に、目の前が真っ暗になって――
- 207 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 01:36:58 ID:BQ4LaNYoO
- >>206
「あう!まってなの!」
【ディスは止めようと前に出ようとするが】
「あう?なにをするの?」
【言われるままロザリアの腕にしがみつく】
【そして辺りが真っ暗になり】
「....?」
【ゆっくりと目を開ける】
- 208 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 01:49:19 ID:rSRBD9/U0
- >>207
目を開けばそこにあるのはただ見慣れた光景。
書架に並んだたくさんの魔術書、暖かな火が楽しげに踊る暖炉。
そう、ロザリアの部屋だ。
「厄介なことになったわねぇ……
まさか、御堂騎士が派遣されるとは……」
ひょい、とベッドに身を預けて、
ロザリアは陰鬱にため息をついた。
- 209 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 01:55:06 ID:BQ4LaNYoO
- >>208
【見慣れた光景に】
「あう....おうちにかえってきたなの?」
【ほっと溜め息をついて....改めてロザリアに向き直る】
「なんであのひとたち『ろざりあ』をねらってたなの?」
【こちらも少し悲しげである】
- 210 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 02:04:47 ID:rSRBD9/U0
- >>209
「あいつらは教会の『御堂騎士』よ。
簡単に言えば、教会お抱えの兵隊ね。」
ロザリアは、近くの書架にを指差す。
すると、一冊の本がひとりでに浮遊し、ディスの膝の上に落ちてきた。
「古くから教会に対して異を唱えた反逆者や、
異物……つまり私達、夜種や魔族の弾圧、討伐を行ってきた組織よ。
治安の維持、という名目でね。」
本にかかれた内容は、ディスには難しすぎるかもしれないが
添えられた挿絵によって、ある程度のことは理解できるだろう。
- 211 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 02:09:43 ID:BQ4LaNYoO
- >>210
「きょうかい....」
【挿絵をじっくりみて。再び顔をあげる】
「....ひととちがうだけでこんなことするなんてひどいなの」
【そのかおには、哀しみと少しの怒りがかいまみえた】
- 212 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 02:16:04 ID:rSRBD9/U0
- >>211
「……ディス、あなたが怒る必要はないわ。
そういう事は私の仕事。あなたには、笑顔が似合うもの。」
ため息をつき、少し間を空けて。
「今日はもう遅いわ……
眠ったほうがいい。私も、少し疲れたから……」
- 213 :ディス/包帯少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/11(水) 02:21:02 ID:BQ4LaNYoO
- >>212
「あう、わかったなの、でも…あのひとたちいたらおしごとできなくなるの。さみしいなの」
【笑顔になりながらも不安そうに言った】
「うん....きょうはねるなの。」
【そっとベッドに入り込んだ】
- 214 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/11(水) 02:25:04 ID:rSRBD9/U0
- >>213
「……私がヒトを襲っている、なんていったらこの子は……」
ディスが寝静まったころロザリアは、一人つぶやいた。
- 215 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/11/11(水) 22:44:45 ID:HnkBBDEo0
- 「ああ、最近は物騒ですねぇ。
夜になると途端に人がいなくなります」
昔はもっといただろうに、と溜息を吐く。
大通りでさえ、人ごみの密度が薄い。
「しかも、うちの店は大通りから離れた路地裏にありますからねぇ。
客足は途絶えるばっかりです」
トテトテと、一人の少女は暗闇の中を歩いていた。
- 216 :遊馬:2009/11/11(水) 22:58:15 ID:tJGyi38Q0
-
「もしもし、こんな暗い夜道歩いてると危険ですよ」
歩いている黒瑪瑙に話しかける白衣の男が1人
「さもなきゃ、俺みたいなことになりますよ?」
良く見るとその白衣は前面が泥で汚れているし、話しかける男の顔もこれまた泥で汚れている。
- 217 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/11/11(水) 23:05:43 ID:HnkBBDEo0
- >>216
「え、ええー……。
思いっきり不審者じみた人に注意されるとは思いませんでした」
買い物袋を担ぎながら、眉間に皺を寄せる。
「ええと、どうしました?
何やらボロボロな格好になっていますが」
- 218 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/11(水) 23:10:36 ID:ZejfrKlM0
- 「あー……」
一人の男が居た。
長めの黒いコートを羽織り、ポケットに手を突っ込んでいる。
だが、何処か少し不自然。
「ったく……あんな薬くせえ所に一日中居られるかっての……」
コートと靴の間に見えるズボン。それが、所謂患者服だった。
この男、脱走中につき。
- 219 :遊馬:2009/11/11(水) 23:13:32 ID:tJGyi38Q0
- >>217
「む、まだ汚れてたところがありましたか」
これは失敬、とハンカチを取り出して顔の汚れを取った。
……あくまで白衣はそのままだが
「俺はここからしばらく行ったところにある交番で働いているものです」
懐から名刺を取り出し、黒瑪瑙に渡す。
すこし泥に汚れている名刺には
遊馬 魁
とだけ書かれていた。
「ああ、この格好はですね……」
とだけ言うと急に口黙り、顔を先ほど男が歩いてきた道の方に向けた。
その道は暗く、あまりよくは見えないが目を凝らすとバナナの皮と水溜りがあるのが分かる。
「……理由はあまり言いたくはありません」
- 220 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/11/11(水) 23:19:26 ID:HnkBBDEo0
- >>218
「ぎょ?!」
患者服で出歩く男を目撃。
ここは病院でもなんでもない路地裏。
しかも辺りは暗く、今は真夜中だ。
その闇の中から出てきた患者服の男を見て……どうやら幽霊か何かだと思ったらしい。
>>219
「……だいたい察しました。
ご愁傷様です」
泥だらけの自称警察官に一礼。
「まぁ、警察官なら見回りくらいはするでしょうね、ええ。
ですが……なぜに白衣?」
- 221 :遊馬:2009/11/11(水) 23:20:38 ID:tJGyi38Q0
- >>218
「おや、珍しい。普段は二人同時に通ることもまれなこのとおりなんですが……」
やってきた紅夜に視線を向ける……がズボンに目が行ったところで視線が止まる。
「……失礼ですがそのズボンは……どちらのものでしょうか。詳しく聞かせ願いたいのですが」
この男、職業 警察官(のようなもの)
- 222 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/11(水) 23:26:33 ID:ZejfrKlM0
- >>220
「……何だ」
その反応に眉間に皺が寄って。
「何か変な奴でもいんのか?」
そう言って後ろを振り向く。お前だお前。
>>221
「ん。コレか?見りゃ分かるだろ。病院のさ」
堂々と言いやがったぞコイツ。
「……ああ。連れ戻そうたって無駄だからな?」
- 223 :遊馬:2009/11/11(水) 23:33:35 ID:tJGyi38Q0
- >>220
「……お恥ずかしい」
肩を落としてうなだれる。
質問に落とした肩を持ち上げる。
「ああ、確かに制服というのもあるんだと思います。
ですが俺の勤め先はそういうところは結構自由なんです。
それで俺は今の職場に勤める前は研究者やってたんですね。
で、いつも着慣れているこっちの白衣のほうがいいってことでこれを着てる……というわけです」
>>222
「……一つだけ聞いておきましょう。
あなたの其れは盗品ですか?
答えによってあなたの行き先が病院か留置所のどちらかに決まるのですが」
その声は先ほどよりもやや、硬い印象を受ける。
「申し訳ありませんが、そういう人を連れて行くのが俺の任務な者で」
- 224 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/11/11(水) 23:36:14 ID:HnkBBDEo0
- >>222
「お前だお前!!」
思いっきり指差す。
しかし親指は隠したまま。
「……あ、会話しちゃった。
呪われる?!」
>>223
「ふむ、なるほど。
そんな事情が……せめて白衣の下に警察っぽいシャツでも着てくださいよ。
このままじゃ名刺だして『警察です』って言っても信用できませんよ」
顎に手を当ててうむむ、と唸る。
とりあえず受け取った名刺は、ちゃんとポケットに入れたようです。
- 225 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/11(水) 23:39:23 ID:ZejfrKlM0
- >>223
「んな訳ねえだろ……」
はあ、と溜息を付きながらポケットから手を出す。
その両腕には真っ白な包帯が巻きつけられていて。
「入院中の患者だ。だがもう殆ど大丈夫だからな。ちょっと外に出てきただけだ」
当然無断で、だが。
「……だが断る」
その包帯をヒラヒラさせてニヤリと笑う。
>>224
「……は?」
指を指されて、自分で自分を指差して。
「呪われる……って、何の事だ……?」
予想外の反応に頭が追いついて言ってない模様。
- 226 :遊馬:2009/11/11(水) 23:49:14 ID:tJGyi38Q0
- >>224
「はあ……そう言われても……」
そういう男の顔はどこか困り顔。
どういう風なシャツを着ればいい分からないらしい。
「あー、あれですか。前面に『手を挙げて、横断歩道を渡ろうよ』とか
『この顔にピンときたら110番』とか書かれたシャツとかそういうのを着ればいいんですか?」
>>225
「ふむ……しかしこの時間に外出許可証が受理されるわけはありませんね。
まあ、吸血鬼などであれば認められるとは聞いたことはありますが……」
腕を組んで考え込む。
不意に男の右目が蒼く光る。
「……いや、あなたはどうやら違うみたいですね」
確信を得た声で呟く。
「あなたが拒否しようが、俺は連れて行きます。病院の名前を教えてください」
すこしずつ紅夜に近づく
- 227 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/11/11(水) 23:52:36 ID:HnkBBDEo0
- >>225
「……え?」
なにそれこわい
「……ああ、呪わないタイプ?
って、足あるじゃんッ!!」
自分に突っ込みを入れている。
「ああ、なんでもありません。
気にしないで下さい」
>>226
「あ、それいいですね。そうしましょう!」
本気で言ってるから気をつけろ……。
「ともかく、こんな時間にご苦労様です。
でも、そろそろ家は近いのでご心配なく」
- 228 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/12(木) 00:00:14 ID:ZejfrKlM0
- >>226
「ああ、吸血鬼じゃあねえな」
ニヤリと音がしそうな笑いは変わらず。
遊馬をからかうように手をヒラヒラと。
「はあ……。真面目だねえ……。答えろって言われて答える訳ねえだろ?」
遊馬が一歩近付くと、此方が一歩離れる。
それの繰り返し。
>>227
「……てめえ……幽霊とでも思ってたのか……」
そっちにビックリだった。
「まあ……どうでもいいけどさ……」
それより遊馬とのやり取りに必死だったり。
- 229 :遊馬:2009/11/12(木) 00:06:00 ID:tJGyi38Q0
- >>227
「そうおもいますか?では今度作ってみますかね……」
こっちも結構マジだったりする。
「いえいえ、仕事ですから」
と言うと、少し驚いたような声で
「あれ、この近くに住んでいるんですか
失礼ですがどの辺りに?」
>>228
「ええ、そうでしょうとも。
パターンが違いますからね」
男の顔はあくまで無表情。
とはいえ、その声は感情を殺そうとして失敗しているような変な調子だが。
「そうですか。では連れて行く際にこちらで確認することにしましょう」
歩く歩幅はだんだん開いていく。
男は明らかにこの状況に焦れていた。
- 230 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/11/12(木) 00:13:41 ID:HnkBBDEo0
- >>228
「いや、その……
失礼しました」
あわててお辞儀。
「そ、その、なんというか……
職務質問応答、頑張って下さいね!」
>>229
「ええとですね……ここから見えるかな」
辺りを見回す少女。
少女の視線の先には一つの明かりが。
「あ、あれです」
ライトで照らされた看板。
そこには「Apple Guillotine」と書いてあった。
「っと、こんなところで道草食ってないで、早く帰らなきゃ!」
荷物を背負い直し、少し足早にその場から歩き出す。
「二人とも、帰り道は気をつけてくださいね!
それでは〜」
そして彼女は、喫茶店の中に入ってしまった。
- 231 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/12(木) 00:28:13 ID:ZejfrKlM0
- >>229
「パターン……へえ、そうかい……」
何かあるのは明白。それがどんな事なのかまでは分かる筈も無いが。
「こんな所で捕まるのは……勘弁!」
遊馬の歩幅が広まったのとほぼ同時。振り返ってダッシュ!
>>230
「まあ、気にしてねえさ!」
背中越しにそう言って、男は夜の道を駆けていった。
- 232 :遊馬:2009/11/12(木) 00:33:19 ID:tJGyi38Q0
- >>230
「ああ、あの店ですか。
見かけたことはありますが寄ったことはありませんでしたね」
記憶の片隅からぼやけた記憶を思い出す。
「もちろん、俺は警察官ですからね。
この人を送ったらそのまま帰りますよ」
荷物を背負って去ろうとする黒瑪瑙に対し、背中越しに話す。
「こんど、食べに行きますよー!」
喫茶店に入りかける直前、黒瑪瑙に聞こえるようにそういって、後はそのまま見送った。
>>231
「さて……あとはあなただけですね」
黒瑪瑙を見送って紅夜の方に向き直る。
「この眼は特別製でしてね……種族とかそういうのは簡単に分かるんですよ」
歩く速度は更に増し、早歩きと言うよりもはや走りに近い。
「あ!ちょっと、待ってください!!」
紅夜が走り出したのとほぼ同時に男も走り出し、そのまま追いかけていく。
- 233 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/12(木) 00:37:28 ID:ZejfrKlM0
- >>232
「へえ……便利な眼だなあ!」
夜の道を爆走中。
「待てと言われて待つ馬鹿は……いねえ!」
方向転換。横のわき道に駆け込んだ!
- 234 :遊馬:2009/11/12(木) 00:44:58 ID:tJGyi38Q0
- >>233
「それは分かってますが一応言っておかないと締まらないもんでしてね……!」
つかず離れずの距離を維持したまま追いかけ続ける。
「チッ……面倒な逃げ方をしますね……」
そういって左手を右目にかざすとその目が紅色に輝きだす。
――――絶対停止領域、展開
男の体を中心に紅夜を飲み込むように運動エネルギーを位置エネルギーに変換する結界が広がる。
男はこれを使って紅夜の足止めをしようと試みた。
- 235 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/12(木) 00:50:20 ID:ZejfrKlM0
- >>234
「ま、そりゃそうだよな、あっ!」
このまま追いかけっこを続けても仕方が無い。
一気に距離を離そうと、わき道に駆け込んだ後、直ぐに速度を上げようとする。
だが。
「……?」
何か来る、と思った瞬間。
「ッ?!」
ガクン、と。派手にこけた。
こけた理由はこの男に分かる筈も無かった。
ただ、急に走っていた勢いが無くなったような。
足に力が入らなくなったような、そんな感覚が襲った。
//運動エネルギーを位置エネルギーにってこういう事でおkですかー?
- 236 :遊馬:2009/11/12(木) 00:58:39 ID:tJGyi38Q0
- >>235
紅夜が転倒したのを確認する。
(よし!かかった!!)
そのまま一気に紅夜の元に駆け寄る。
「さあ、観念してください。
これ以上抵抗しないのであればこちらも何もいたしません」
そういって紅夜の腕を掴もうとする。
//本来は一瞬、体がピタッって止まってそのあと倒れるイメージです。
//でもこの表現でも不自然ではないとおもうのでOKですよー
//ちなみに結界の持続時間は二秒ほどなのですぐに動けるようになります。
- 237 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/12(木) 01:03:21 ID:ZejfrKlM0
- >>236
「っつう……?」
何故突然転んだのか、訳が分からない。
だが、この男がやったと言うのは明白。
まあ、もう捕まっちゃったので、だから何だと言う感じではあるけれど。
「……はあ。はいはい、大人しく帰りますよっと……」
観念したか、腕を捕まれて大人しく立ち上がる。
先程までの違和感はもう無くなっているのを確認しながら。
//了解了解ー!
- 238 :遊馬:2009/11/12(木) 01:07:41 ID:tJGyi38Q0
- >>237
「ふぅ……ようやく捕まえましたよ……」
なんとか捕まえられた安堵感からかため息を漏らす。
「それでは、あなたが入院している病院まで連れて行きますから。名前を教えて頂いても?」
先ほどよりいくばくかやわらかい声でたずねる。
- 239 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/12(木) 01:12:50 ID:ZejfrKlM0
- >>238
「あー……つか、見えてるんだけどな……」
そう言ってビルとビルの合間から見える都市の中央病院を指差す。
物凄い近い。
「……腕。痛えから離してくれねえ?」
包帯を巻いてる以上、一応怪我はしてるって訳で。
- 240 :遊馬:2009/11/12(木) 01:22:23 ID:tJGyi38Q0
- >>239
「あー、あの病院でしたか。
ここからならすぐですね」
指差された先を見つつ
「おっと、これは失礼。
どうぞ、後は自分で歩けそうですしね」
そういってそのまま紅夜の手を離す。
- 241 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/12(木) 01:25:43 ID:ZejfrKlM0
- >>240
「ったく……。こんな早くとっ捕まるとはな……」
しかも病院の人では無く、警官に。
恨めしそうな視線で。でも苦笑しながら、遊馬を見て。
「ああ、歩くのは問題ねえわ……。んじゃ、な」
観念したようで、逃げたりする様子は全く無いまま、病院の方へと歩き去っていった。
だけど、本当にそのまま病院へ帰ったのかは……こいつしか知らない。
- 242 :遊馬:2009/11/12(木) 01:33:59 ID:tJGyi38Q0
- >>241
「捕まえるのが、俺の仕事ですからね」
少し冗談めかしたような口調で受け答えする。
「ええ、それでは俺も帰ることにしますよ。
帰り道はお気を付けて」
そのまま紅夜とは逆の方を向き、後ろを振り迎えることもないまま去って行った。
- 243 :魁:2009/11/12(木) 21:00:14 ID:Jhlo6zSQO
- 『がうっ』
赤竜ことりんごあめは親鳥に付いていく小鳥のようであった。
暇さえあれば彼女に付きまとい、遊んで欲しいとばかりにじゃれつこうとしている。
一方の彼女は、りんごあめの粘着ぶりに困り果てていた。
とにかく、一人で考えていたいので目を引くような――巨大な竜とは居たくないのである。
- 244 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/12(木) 21:02:39 ID:HnkBBDEo0
- >>243
「あー、そこ。
こんな場所で路中駐竜はやめてくれってば。
専用の駐竜場が……って、あれ、さっきー?」
あっけらかんとした声が魁の後ろから響く。
見ればそこには、紙袋を抱えて給仕服に身を包むクロスの姿があった。
- 245 :魁:2009/11/12(木) 21:12:51 ID:Jhlo6zSQO
- >>244
『がうっ』
路上駐竜可能の標識を鼻で指した。
近ごろの交通ルールは厳しい……と思ったら、勝手にりんごあめが設置した産物であることが分かった。知恵を付けた竜は恐ろしい。
「……あ、いや、えっと」
困り果てている。
- 246 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/12(木) 21:18:21 ID:HnkBBDEo0
- >>245
「んん? ……あれ、ここってこんな標識あったっけ?
……まぁ、いっか」
曖昧な記憶の検索を放り出し、その場で見た標識に従うことにした。
「おっす、久しぶりだな魁。最近どーしてたんよ?」
- 247 :魁:2009/11/12(木) 21:25:33 ID:Jhlo6zSQO
- >>246
「自分自身に、自信が持てなくなって……家出したの」
騎士団の様子はどうか、たびたび見に行ったわけだが、自分が居なくても上手く動いていたので、さらに自信が消滅していったらしい。
- 248 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/12(木) 21:29:28 ID:HnkBBDEo0
- >>247
「……おいおいおいおい、頼り無ぇ団長様だなオイ」
やれやれと溜息を吐きながら、近くにあったベンチに座る。
「で、その家出の成果はどうだい? 自信は取り戻せたのか?」
- 249 :魁:2009/11/12(木) 21:38:05 ID:Jhlo6zSQO
- >>248
「自信は掴めそうな気がする……たぶん」
早く戻らないと、と考えているかもしれない。
- 250 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/12(木) 21:41:57 ID:HnkBBDEo0
- >>249
「ん、曖昧な返事だねぇ」
魁からゆっくり目を離し、タバコに火をつける。
「よく考えてみろ。お前が今まだ『団長』に就いているということが、どういうことかを」
- 251 :魁:2009/11/12(木) 21:49:47 ID:Jhlo6zSQO
- >>250
「……無責任よね、分かってる」
溜息を吐き、りんごあめの逆鱗を撫でる。もちろん紳士な竜は怒らない。
- 252 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/12(木) 21:52:46 ID:HnkBBDEo0
- >>251
「無責任どころじゃねぇ。
出て行ったあんたの空いた席を、誰も奪わずに待ってるんだ。
そう、誰も奪わずに」
口から煙を吐きだし、紫煙の中で呟くように言う。
「だからこそ、自信持ちな。
あんたの部下がそこまでして帰還を待ち続ける『団長』だ。
部下に信頼されてるってのも、お前の実力なんだぜ」
- 253 :魁:2009/11/12(木) 21:59:03 ID:Jhlo6zSQO
- >>252
「あ……」
自分のことで精一杯で、他のことに目が向いていなかった。
おろかだと彼女は思った。大切なことを見逃していたのだから。
- 254 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/12(木) 22:05:54 ID:HnkBBDEo0
- >>253
「ま、後はお前次第だな。
それに、俺もあまり人のことは言えんwwww」
タバコを携帯灰皿に放り込み、火を揉み消す。
そして立ち上がり、また紙袋を抱えた。
「んじゃ、そろそろ行くわ。
頑張れよ〜。何が、とは言わんけど」
軽く苦笑した後、真っ赤なリンゴを魁に向かって投げ渡す。
「喰って嫌なことなんて忘れっちまえ。
んじゃあな!」
そう言って、クロスはその場を後にした。
- 255 :魁:2009/11/12(木) 22:12:49 ID:Jhlo6zSQO
- >>254
「そうね……早く期待に答えるべく、戻らないといけないわ」
受け取ったりんごを宙に小さく浮かせ――
『――パクッ』
りんごあめ、餌やりと勘違いし食べるの巻。
「……」
- 256 :八剣絵名:2009/11/13(金) 22:36:02 ID:G6qKW9O20
- 壁を蹴る硬質な音が街に響く。
それは一定のテンポを刻み、時折止まってはまた響く。
「……」
音の発生源は少女だった。
夕焼け色の髪を揺らして、視線は前に。
飛ぶように人気のない街の上を走っていく。
- 257 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/13(金) 22:59:59 ID:ZejfrKlM0
- 人気の無い街。
当然ながら、静寂が包む筈。
「――――――――ぉぉお」
静寂が……包む……筈。
「―――――ぉぉぉぉぉおおおお!!」
静寂が…………つつm「うぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!??」
けたたましく鳴り響くエンジンの音。
その音は静寂をぶち壊し、段々其方へ。
「うおおおおぉぉぉぉぉ!?ちょっと退けろぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
一台の暴走バイクが絵名に目掛けて突っ込んできた!!
- 258 :二号:2009/11/13(金) 23:00:45 ID:fP94A.NgO
- >>256
「…?」
人気のない路地裏に佇んでいた男が、その音に気付き何気なく見上げる。
- 259 :八剣絵名:2009/11/13(金) 23:09:24 ID:G6qKW9O20
- >>257
街並みが途切れ、一度地面に降りたところで、
「!?」
爆音。
声を聞くまでもなく跳躍し、向かいの建物の屋根へ着地する。
>>258
目の前にオレンジが降り立ち、またすぐ跳ねていった。
……スカートで。
- 260 :シュート・ストライク/『鉤の鐘』営業中:2009/11/13(金) 23:13:45 ID:hKLWm5gI0
- 「んーっと、そろそろ今日の稼ぎを確かめ…」
鳴り響くエンジン音。
……
鳴り響くエンジン音。
……
鳴り響「があああああうるせぇ!誰だ夜中に!?」
怒ってるみたいだが彼は怒っていない。
こういう人間である。
「んおっ、何か只者じゃねぇ奴らが沢山居るじゃねぇか?
…つーかんな音立てやがって、どうしたんだお前ら…って原因は一人か?」
…異能者であることを除けば多分普通の男子高生、シュート・ストライク(偽名)とは、この男である。
- 261 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/13(金) 23:15:14 ID:ZejfrKlM0
- >>258
路地裏から直ぐの少し開けた通り。
「うぉぉおおおぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!」
暴走バイクがビルの合間に一瞬見えた。
>>259
ぶつかる物も無く。だがしかし。故に止まる事も出来ない暴走バイク。
「―――っちぃっ!」
男が取った手段。其れもまた跳躍。
ハンドルを握っていた両手を離し、サドルを思い切り蹴って。
男も又、絵名が着地したのとは違う建物の屋根に着地した。
ちなみにバイクは。
ガリガリと派手な音を立てて、勢いは以前殺される事も無く。
だけど、そのまま直進して、ビルの壁に激突。炎上していた。
「……あー……。やっべー……」
- 262 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/13(金) 23:19:47 ID:ZejfrKlM0
- >>260
シュートが吼えた直後。
その直ぐ横を無人バイクが通り過ぎて。
その背後のビルの壁にぶつかって。
バイクが爆発、炎上していた。
ちなみに犯人は其処から見えるビルの屋上へ逃亡中。
- 263 :二号:2009/11/13(金) 23:22:38 ID:fP94A.NgO
- >>259
「おおう…橙と白のしまぱん…」
見えたようです。
「って総長!?」
このままではマズい。 しまぱん
総長の機密事項を不特定多数の人間が目撃してしまうかもしれない。
「そ、総長!色々と危ないッス!」
急いで絵名の後を追い駆け出す
絶妙なローアングルを維持したまま。
>>260
「あ、あんたの声もなかなかッスよ!」
路地裏から飛び出した学ラン姿の男は耳を抑えて抗議する。
>>261
「うおお!?事故ッスか?」
通りに出てバイクをみるが、人の姿はない。
「…ありゃ?」
- 264 :二号:2009/11/13(金) 23:24:20 ID:fP94A.NgO
- //おおっとルビがズレてるぜ
しまぱん←これは此処のルビな!
機密事項
- 265 :シュート・ストライク/『鉤の鐘』営業中:2009/11/13(金) 23:28:08 ID:hKLWm5gI0
- >>263
「んあ?…ああ、俺も相当がなってたか?ハッハ!すまねぇな学ラン野郎!」
…普通に迷惑なレベルの音量なのだが、平然と笑っている。
>>262
「……」
流石の彼も声が出ない。
「…何やってんだ、あのバカ?」
そして呆れる。
「…ってあぁ゛!?普通に損害事故じゃねぇか!野郎っ!」
…と、言い、跳躍した刹那…
彼は犯人のすぐそばに居た。
- 266 :八剣絵名:2009/11/13(金) 23:34:36 ID:G6qKW9O20
- >>260
「ふわっ!?」
声に驚いたか、屋根の上に立つ少女は奇声をあげる。
しかし、すぐにシュートに気付き、降りてきて、
「騒がしくてごめんなさい、大丈夫ですか?」
髪と同色のオレンジの瞳を心配そうに細めた。
>>261
「ご近所迷惑禁止ですよ!?」
ブレザーの袖に音たて煉を指さす。
「まったくもう、いったい何をしてたんですかっ」
>>263
ざんねん!かいなは じめんに おりたってしまった!
「……二号?わ、どうしたんですかこんな所で」
- 267 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/13(金) 23:41:46 ID:ZejfrKlM0
- >>263
「おー。此処だ此処ー!」
二号の背後から声をかけてきた男は。
「あはは……」
苦笑を浮かべながら。直ぐ近くの屋上から手を振っていた。
>>265
「……うおぅ!?」
ビックリ。超ビックリ。
「損害事故って……別にけが人とかは出てねえぜ?」
そう言う問題じゃないけどね。バイクおもっくそ燃えてるし。
>>266
「いやー。何か急に速度が上がってな。参ったぜ……」
頭を掻きながら苦笑を浮かべる男。
ちなみに反省とかは全くしてない模様。
「……橙と白、か」
見えていた。ハッキリと見えていた。
- 268 :二号:2009/11/13(金) 23:58:27 ID:fP94A.NgO
- >>265
「この爆発音に負けてないとかどんだけッスか!…ってあ、あれ?」
目の前にいたはずの男を見失い、キョロキョロしている
>>266
「ああ…しまp…い、いや、何でもないッス」
冷や汗を流しながらぶんぶんと首を振る
「ちょっと柄の悪いオニイサン達に殺らないかと誘われたんで、丁重にお断りしてただけッスよ」
路地裏を振り返りながら、頭を掻いて笑う。
黒い学ランを羽織っているせいで目立ってなかったが、彼の服はところどころ紅く染まっていた。
>>267
「マジックかなんかッスか!?…ってそれどころじゃなくて…だ、大丈夫ッスか?」
主にバイクとか。
- 269 :シュート・ストライク/『鉤の鐘』営業中:2009/11/14(土) 00:00:31 ID:hKLWm5gI0
- >>266
「んあ?おっと悪ぃな、驚かせちまったか。ってか騒がしいのはお前のせいじゃないだろ?」
割と普通な態度を見せるシュート。本来はこんなものである。
>>267
「だーかーら、損害事故なんだろ?ビルのオーナーから文句つけられても知らねぇぞ?」
…と、言いながら若干ニヤニヤしている。
>>268
「おぅ、こっちだこっち…っておい、おいおいおい…なんだその血痕らしきモノは…」
明らかに焦っている。
- 270 :八剣絵名:2009/11/14(土) 00:08:41 ID:G6qKW9O20
- >>267
「いやそれ単にうっかり加速したんじゃあ……」
控えめに言ってみた。
「は?白…………っっっ!!」
気づいたか顔が赤く染まる。とっさにスカートの裾を押さえ、
「っ、馬鹿ー!!」
雷撃(弱)が落とされる!
>>268
「縞って……まあいいです」
軽く鼻を鳴らし、
「……随分血の臭いがすると思ったら、」
学ランに触れて、
「返り血、ですか?」
>>269
「いえ、それでもうるさいことには変わりないですから……」
申し訳なさそうに軽く一礼。
その頭には二本の黒い角があった。
- 271 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/14(土) 00:15:10 ID:ZejfrKlM0
- >>268
「ああ、大丈夫だぜ!」
そう言ってサムズアップ。勿論自分の身体の事だが。
バイクはまあ……見ての通りって事で。
>>269
「ああ、そっちかー……」
ふむ、と腕を組んで。
「ま、捕まるなんてドジはしねえぜ?」
逃げる気満々だった。
>>270
「確かにアクセルを捻ったけど……本当、軽くだぜ?」
この男。馬鹿だった。そりゃもう。馬鹿だった。
「――ッ!!!」
突然の雷撃。まあ……避けれる筈も無くて。
電撃(弱)は見事に命中。
軽く丸焦げになった男が屋上からグラリと落ちてきた。
- 272 :二号:2009/11/14(土) 00:31:45 ID:fP94A.NgO
- >>269
「そんなとこにいたッスか!?最近は誰でもデフォで瞬間移動できるんスかね…」
言われて自分の姿を見返す
「ああ、大丈夫ッスよー?これただの返り血ッスから」
>>270
「ええ、返り血ッス。俺は大丈夫ッスよ!」
そう簡単に不覚を取る俺じゃないッスよ、と胸を張る
……しかし、よく見れば彼の歩いた道には紅い跡が点々と続いていて。
>>271
「大丈夫…なんスかね…」
バイクを振り返る。どう見てもご臨終
「…ま、まああんたが大丈夫そうならーって落ちてる!?」
なんかもう驚きっぱなし。
- 273 :シュート・ストライク/『鉤の鐘』営業中:2009/11/14(土) 00:39:33 ID:hKLWm5gI0
- >>270
「お前が謝ることじゃねぇのに、律儀なやt…ってえ?…耳、じゃねぇよな。まさか鬼の一族…お前名前は!?」
何やら感づいて焦っているようである。
>>271
「どう考えても直す方が逃げるより面倒かからねぇだろうが!…ってあーあー。」
…と、雷撃(弱)に命中した煉を眺めるようにして見ていた。
「はー、仕方ね、直しといてやるか…材質は…まぁコンクリートだろ。よっと」
そう彼が手をかざすと、瞬時にコンクリートの外壁は修復され、元通りになった。
>>272
「瞬間移動…?生憎そんな便利な技術は持ち合わせてないぜ。あるとすれば…この足だな!」
ニカッと笑う…が
「いやいや…返り血だから焦ってんだろうが。程ほどにしとけよ?」
すぐに引きつってしまった。
- 274 :八剣絵名:2009/11/14(土) 00:47:34 ID:G6qKW9O20
- >>271
「ど、どう考えてもそれですよー!!」
馬鹿ー!という叫びは飲み込んで。
「女の子の下着を見るなんて最低ですよ!もう!」
実際のところある意味不可抗力だが気にしない。
>>272
「…………はぁ」
ため息。
次の瞬間、
「大丈夫って言うならその後ろの跡を消してからにしなさいっ!!」
鋭い手刀つっこみが飛んだ。
>>273
「?」
急な質問に戸惑うが、
「八剣絵名、ですが……どうかしましたか?」
とりあえず答えておいた。
おもむろにブレザーのポケットから懐中時計を取り出し、
「……ぬ、もうこんな時間」
眉間に軽く皺。
乱暴に仕舞い直して、
「そろそろ怒られてしまうので帰宅します、ね
またいつか、ご縁があればっ」
丁寧な一礼。
くるりと身を翻し、細い路地と路地の間へ飛び込む。
すぐにその姿は見えなくなった。
//眠気が…おやすみなさい
- 275 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/14(土) 00:53:23 ID:ZejfrKlM0
- >>272
「―――げふぅっ!」
何か落ちてはいけない高さから落ちてはいけない角度で落ちてきた。
「……グッ……」
よろよろとした腕でサムズアップをむける。ぶっ倒れたまま。
>>273
「さ……サンキュ……」
此方にもよろよろのサムズアップ。
其処に残されたのは既に鎮火したバイクだった物のみ。
>>274
「ふ、ふふ……慣れねえ事はするもんじゃねえな……」
「『見た』んじゃねえ……『見えた』んだ……」
よろよろと身体を動かしながらそれだけを言って。
「……カハッ……」
絵名が去っていった後。またその場にぶっ倒れた。
- 276 :二号:2009/11/14(土) 01:07:57 ID:fP94A.NgO
- >>273
「ま、まさか普通に走ってその速さッスか?」
その速度にただ驚くばかり。
「ふふん、男の子には意地があるんスよ」
流血沙汰の喧嘩なんて日常茶飯時らしい。
>>274
「あだぁ!?…何を言って…ってなんスかこりゃあ!?」
この日一番のダメージを受けた後に振り返り、ようやく血の跡に気付く。
普通に気付いてなかったらしい。
//おやすーノシ
>>275
「サムズアップしてる場合ッスかー!?」
駆け寄ってその体をガクンガクンと揺らす。
「寝たら死ぬッスよ!」
なんか色々と間違えている気がする。
- 277 :シュート・ストライク/『鉤の鐘』営業中:2009/11/14(土) 01:12:25 ID:hKLWm5gI0
- >>274
「お、おぅ、またな!…」
笑顔で応対する彼…だが
(八剣…やっぱりな、まさかこんな所に居たとは…)
胸の内は果てしなく微妙であった。
//おつさまー
>>275
「お前…大丈夫か?…つーか大丈夫じゃなくても案外何とかなりそうだな。問題は…」
と、視線をバイクへ向ける。
「……」
暫くカチャカチャと音を立てながらバイクを確認すると、またもや手をかざす。
…やはり先ほどと同じく、徐々に元通りになっていく。
「ほら、これでまた乗れるだろ、大丈夫だ。…ってお前が乗れる身体じゃねぇか、ハッハ!」
…何故か笑っている。恐らく笑うところじゃないと思う。
>>276
「走るってーか…今のは跳んだんだ、所謂跳躍。俺の自慢だぜ。」
やはりニカッと笑みを浮かべる。
「まぁ殺してなきゃなんとかなるだろーよ。…俺なんか喧嘩したくてもできねぇ、してもそれは喧嘩じゃなく『戦闘』だからな。」
そしてまた、少し悲しい表情になる。
- 278 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/14(土) 01:22:36 ID:ZejfrKlM0
- >>276
「あはは……川の向こうで親父が手振ってるぜ……」
ヤバイ。何かヤバイ。
「ん……あれ、何だろ……手招きしてる……あはは……」
ガクガクされながらも何も見えていない目で。
>>277
「バイク……?ああ、バイクでならあの川渡れるかなあ……」
ヤバイ。今すぐ戻さないと凄くヤバイ。
- 279 :二号:2009/11/14(土) 01:39:48 ID:fP94A.NgO
- >>277
「ほへぇ…ひとっ跳びでアレッスか。俺なんて頑張っても3mくらいしか跳べないスよ」
普通の人間は頑張ってもそんなに跳べないというツッコミはご愛嬌。
「戦闘?…あんた、俺とあんまり変わらないくらいの年っぽいのに随分物騒な世界にいるんスねぇ」
>>278
「そこを渡ったらアウトッスよー!!」
バチコーン!と鬼の剛腕が煉の頬に振り抜かれる。
もしかしたらトドメを刺したかもしれない。
- 280 :シュート・ストライク/『鉤の鐘』営業中:2009/11/14(土) 01:44:03 ID:hKLWm5gI0
- >>278
「アホか。」
頭に拳骨一発。
「冗談言ってないでちゃんとバイク確認しろ。直ってるぞ」
>>279
「なんつぅか…この脚力だろ?軽い蹴り一発で普通の人間ならお陀仏だ。だから喧嘩らしい喧嘩はしたことねぇ。」
彼は少し悲しそうに語る。
「力が無くても困るけどあっても困るもんなんだよな、ハッハ!」
その笑いは乾いている。
- 281 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/14(土) 01:50:10 ID:ZejfrKlM0
- >>279
「ぶへらっ!」
ゴキンッ!と言う鳴ってはいけない音と共に、ガクリと項垂れた。
「……」
反応が。無い。
>>280
「……あだっ!」
と思われたが。
ダメージが一週回ってハイになったか、シュートの拳骨で復活した。
「おお、本当だ!……だけど……俺はもう乗れねえなー……」
さっきあんな事になったばっかりだし。
- 282 :二号:2009/11/14(土) 02:14:58 ID:fP94A.NgO
- >>280
「…力があり過ぎるってのは、やっぱり困りものッスよね」
左腕を上げると、手首に嵌められた手錠のような物が、ジャラリと音を鳴らす。
「好きでこんな体に生まれて来たわけじゃあないんスけど、ね」
どうやらこの少年も、何か訳ありのようだ。
>>281
「気が付いたッスか!いやぁ、良かったッス。うんうん」
トドメを刺しかけたのは見なかった事にした。
「さて、あんたも大丈夫だったみたいだし、俺もそろそろ帰るッスね」
おやすーッスよお二人さん、と声を掛けて去っていった。
点々と、紅い跡を残しながら。
- 283 :シュート・ストライク/『鉤の鐘』営業中:2009/11/14(土) 02:18:16 ID:hKLWm5gI0
- >>281
「…おい?おい?…って復活したか、焦ったぜ…」
心底から焦っているわけではなさそうだ。
「まぁ、そうだろうな常識的に考えて…とりあえず、乗れるようになるまで俺が預かっとこうか?」
>>282
「手錠かぁ、ヘッ、成程そういう系か。お前とは仲良くなれそうだぜ、じゃあな!」
- 284 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/14(土) 02:21:56 ID:ZejfrKlM0
- >>282
「あー……何かこの世の物とは思えない絶景が見えてた気がするぜ……」
結構本気で危ない所だった。
「ん。んじゃな。気をつけて帰れよー」
去っていく男の背中にそう言って。
「……いらない心配、か」
残される紅い跡に視線を落とし、ポツリと呟いて。
>>283
「あー……。頼むわ。悪いな……」
恥じるようにポリポリと頬をかいて。
「……そういや、お前の名前知らねえな……。俺は水無月煉だ。お前は?」
- 285 :シュート・ストライク/『鉤の鐘』営業中:2009/11/14(土) 02:36:47 ID:hKLWm5gI0
- >>284
「おっけ、返すときは教えてくれ。安全度と出力をアップしといてやる。」
どこか楽しそうだ。
「ん…俺か?俺はシュート・ストライク。シュートでいいぜ。
『鉤の鐘』っつー武器雑貨屋やってっから、欲しい武器とかあったら言ってくれ。とびっきりのやる。」
…少し自慢げだ。
「ふぁあぁ…眠ぃ…じゃ、俺も帰るぜ。またな、煉。」
そう言うと彼は自身の店へ帰っていくのだった。
- 286 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/14(土) 02:39:44 ID:ZejfrKlM0
- >>285
「安全度は頼んだ。けど出力は……」
もう速くなるのはこりごりだ、と又頬をかいて。
「シュート、な。分かった。まあ、武器を買いに行く事は無いかもしんないけど、よろしくな」
己の獲物である、腰に挿している派手な装飾の剣を見せながらニッと笑って。
「ああ、じゃあな」
又一人、去っていく男の背中を見送って。
「……うげ、もうこんな時間か……はあ……」
又怒られそうだ、と苦笑して。
男も又、都市の何処かへ歩き去っていった。
- 287 :レラ=バニッシュ:2009/11/14(土) 21:54:41 ID:SJhJK2lw0
- ……
【とある公園。大きな噴水が良く見える】
はぁ……
【ベンチに座り、ため息をつく幼女……に見える18歳(自称)】
【帰ってきた彼女の傍らには慎重と同じ長さの剣が立て掛けてあって】
- 288 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/14(土) 22:11:40 ID:OcZ4s9w60
- >>287
噴水の手前、飛沫を見つめる女性がいた。
黒いスーツ、ベルトに挟まれた黒い刀、澄んだ碧色の瞳。
ぱっと見で目立つものは後、銀髪。
水の流れを見上げる彼女は、場も相俟って一枚の絵のようで。
でも、
「……あー……仕事面倒くせ……世界壊れねーかな……」
非道く、歪んでいた。
- 289 :レラ=バニッシュ:2009/11/14(土) 22:14:42 ID:SJhJK2lw0
- >>288
バカが! 世界は僕が征服するんだ! 壊れては困る!
【いきなり活気を得て、剣を背負い女性へと殴りかかる】
【要約すると、女性の間に現れた幼女は世界征服をしようとしている。と言う事である】
- 290 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/14(土) 22:32:33 ID:OcZ4s9w60
- >>289
「おー?」
台詞を聞いて、女性は無気力にそっちを向こうとしていた。
ゆっくり、どうでもよさ気に。事実としてどうでもよかったけれど。
そのせいか、彼女は簡単に殴り掛かられた。
むしろ殴られた。
「んだこらッ!!」
倒れこみながら怒声を上げ、彼女はレラさんに向けてチョップを繰り出した。
- 291 :レラ=バニッシュ:2009/11/14(土) 22:37:59 ID:SJhJK2lw0
- >>290
ぐっ!?
【読めていた、確実にチョップが飛ぶことが解っていた】
【だが、次の瞬間には幼女(18歳)の身体は地面へと叩きつけられていた】
【読めてはいる身体が反応できないと言う、典型的な頭脳タイプだったからである】
- 292 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/14(土) 22:44:33 ID:OcZ4s9w60
- >>291
彼女は追撃を加えず、地面に座ったまま声をかける。
「いきなりなんのつもりだよ」
凜、とした声だった。
- 293 :レラ=バニッシュ:2009/11/14(土) 22:48:38 ID:SJhJK2lw0
- >>292
フン、意味など無い。ノリと、勢いだッ!
【……すごい幼女だ】
- 294 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/14(土) 23:01:53 ID:OcZ4s9w60
- >>293
「てめー、張っ倒すぞ!!!」
再び怒声。
立ち上がり、尻をぱんぱんと叩いて砂や埃を落とした。
彼女の瞳がレラさんの顔に向けられる。
「…………んで、実際なんだよ。
その、ノリと勢いに対して私は本気で怒っていいんか?」
- 295 :レラ=バニッシュ:2009/11/14(土) 23:07:04 ID:SJhJK2lw0
- >>294
やれるものなら……やってみろよ!
【今まで仰向けに倒れていたレラが飛び起き、空中に浮かぶ】
【それは彼女の両足に付けられたジェットブーツの効力である】
本当は、殴られると……困る……
【銀髪の女性に向けて右腕の小型端末を向ける】
【すると、端末から粒子が噴き出し、それは盾の形を作った】
- 296 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/14(土) 23:21:21 ID:OcZ4s9w60
- >>295
「グラビティエリア」
この星の持つ引力を強化する、重力魔法の初歩の初歩。
大体あの辺とレラさんの浮いている場所を見定め、範囲を限定。
「とりあえず落ちろ」
そして発動。
容赦の欠片もない一撃でござった。
- 297 :レラ=バニッシュ:2009/11/14(土) 23:29:11 ID:SJhJK2lw0
- >>296
【女性の魔法に反応するように少女(幼女)の周りに謎の結界の様な物が浮かび上がる】
残念だったな、魔法の対策は出来てあるんだ
【彼女の体の性質から考え、魔法の対策はしなければならないことであった故、致し方なし】
- 298 :ノエル=フルーレス:2009/11/14(土) 23:46:46 ID:AMAvEsn20
- ヒュゥゥゥ……
ビダァン!!
「ギュフン!!」
【重力魔法に何かが引っかかった。地面に人型の陥没痕を作って埋まっている】
- 299 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/14(土) 23:47:45 ID:OcZ4s9w60
- >>297
「…………」プチッ
「つってもまあ、ぱっと見た限りお前に魔法が効かねえだけだろそれ?」
プライド的な何かを傷つけられたのか、女性の顔が変わる。
狂気に程近い、戦いに活きる微笑。
歴戦の傭兵とは種類の違う、独特の表情。
ポケットから財布を取り出し、小銭を取り出した。
「これでどうだよ――――っと!!」
レラさんの頭上に向けて大小合わせて計八枚くらいあるそれを投擲。
強化された引力により、それぞれが“一撃と成り得る”速度を持って、落下する。
- 300 :レラ=バニッシュ:2009/11/14(土) 23:56:27 ID:SJhJK2lw0
- //地味にレス番入れ替え!
>>299
甘い、この僕を取り囲む結界は、魔力の鑑賞を受けた物を通さない……
【小銭は結界に阻まれ、弾かれ、道に小さな傷を作る】
ってか、いい加減に魔法止めて……
【彼女の身体的に危なかったりした。止めなくても良いけど】
>>298
……あん?
【地面に出来た人型の穴を不思議そうに見ている】
【人が落ちる瞬間は見てないっぽい】
- 301 :ノエル=フルーレス:2009/11/15(日) 00:02:25 ID:AMAvEsn20
- >>299
>>300
ぺしぺしぺし…
【弾かれた小銭が何枚かHITしている】
……何故に地面にめり込んでいるわけ?空を飛んでいたはずなのに……
【もぞり、と穴から青髪の青年が出てくる】
- 302 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 00:07:41 ID:OcZ4s9w60
- >>300
「あほが!!んなの誰だって予想できr―――-」
投げたと同時、彼女は走り出していた。
先のは陽動、注意を小銭に向けさせ接近をばれないようにする為のものだった筈、だけれど。
>>299>>301
「――――…………」
彼女が駆け出そうとした瞬間、ナニカが落下し道路に穴が開けられる。
唖然となり、彼女はレラさんに行おうとしていた手順を忘れ、ただ見ていた。
やがて這い出た青髪の青年。
「…………えーっと、……あー……うん。ごめん」
十中八九、原因は彼女である。
気まずそうに声を掛けた。
- 303 :レラ=バニッシュ:2009/11/15(日) 00:16:19 ID:SJhJK2lw0
- >>301
き、貴様は……!
何時ぞやの……!
【水没王女が居た】
>>302
アホ……?
【ピクッ、と一度動く】
この僕がアホだ、とでも言いたいのか?
【一番の禁止ワードに触れたようです】
- 304 :ノエル=フルーレス:2009/11/15(日) 00:19:24 ID:AMAvEsn20
- >>302
あー……いったい何が起きたんです?3行でヨロ
【情報の開示を求めた。3行で】
>>303
あ、水没王女だ。こんばわー
【ゆるい動作で手を振る】
- 305 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 00:34:15 ID:OcZ4s9w60
- >>303
「…………」
殊更深い意味を込めたつもりがなかったので即座に返事できない。
レラさんの気が長いなら、短く感じる沈黙。
レラさんの気が短いなら、長過ぎる黙考。
「おう、アホだって言った」
にこっ。
こっちの方が面白そうだ、と彼女は内心げらげら笑う。
>>304
「お前は私の重力魔法に巻き込まれて落ちたっぽい」
顔にデカデカと描かれた『三行とかめんどくせぇ』の文字。
じろりじろりとノエルさんの体を眺めて呟く。
「なんか、怪我とかあるか?」
- 306 :レラ=バニッシュ:2009/11/15(日) 00:37:48 ID:SJhJK2lw0
- >>304
貴様……久し振りに会った割には僕の扱いが適当じゃないか?
【若干、ピリピリしてるっぽい】
>>305
このッ、僕がッ、アホだと!?
貴様の目は節穴か? 僕がアホな訳ないだろう……この天才の僕がっ!!
【宙に浮かぶ幼女はナルシストだった】
- 307 :ノエル=フルーレス:2009/11/15(日) 00:47:53 ID:AMAvEsn20
- >>305
なるほど、意外と単純な理由だったんですね。
【女性の露骨にいやそうな表情を鉄面皮でスルーしつつ簡潔に返答する】
>>306
む?姫はご不満であられるか。ふうむ…
【わざとらしいほどに頭をひねって唸る】
では以下の三択から好きなのを
1.お嬢様を苦難の捜索の果てに発見した執事風
2.妹に久しぶりに会ったシスコン兄風
3.因縁の相手と不意に会ったライバル風
【指を立てて何かほざきはじめた】
- 308 :ノエル=フルーレス:2009/11/15(日) 00:50:46 ID:AMAvEsn20
- //コピペミス^q^
>>305
いえ、大丈夫ですよー。
幸い頑丈なので
【快活に答えるその姿には擦り傷一つ見当たらない】
- 309 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 00:56:57 ID:OcZ4s9w60
- >>306
「自分のこと賢いって言うやつは大体アホって相場が決まってんだよ!」
勝ち誇ったように言う。非常に楽しげだ。
次いで、さして意味のない戯言を繰って遊ぶ。
「後私の目は節穴じゃねえ。慧眼だかんな」
>>307
「お前が落ちた理由がどんなでも複雑にはならねーんじゃねえの?」
単純の部分が引っ掛かった。
どうでもいいところに眼が行く人である。
「大丈夫ならいいけど……なんかあったら言えよ?」
それでも一応、負い目は感じてる。
- 310 :レラ=バニッシュ:2009/11/15(日) 01:02:35 ID:SJhJK2lw0
- >>307
……貴様、この僕を舐めてるのか?
【スタスタと、近づいて行き】
バカがッ!
【大ぶりのパンチを繰り出した。因みにあたっても全く痛くない】
>>309
ククク……そんな戯言、本当の天才の前では意味をなさないんだよ!
慧眼? よく解らないが、この僕を天才だと気付けず、ましてやアホだと言うような奴の目はどう考えても節穴だ
【とりあえず、この幼女は自分に絶対の自信がある事が解ってくれたら嬉しい……】
- 311 :ノエル=フルーレス:2009/11/15(日) 01:13:00 ID:AMAvEsn20
- >>309
それでも理由なしに魔法ぶっぱとか普通ないでしょー
【若干面白くなさそうな声色になってきている】
【安易な呪文使用が気にかかっているようである】
気持ちだけ頂きます。
【そう言いながら、縮こまった体を慣らすように大きく伸びをする】
>>310
げふっ
【無防備にパンチを貰う】
で、答えは?ファイナルアンサー?
【殴られた姿勢のままニヤニヤと質問を蒸し返す】
- 312 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 01:30:01 ID:OcZ4s9w60
- >>310
出る杭はどうでもいい、基本的に打たない。
しかし、それに足をぶつけた場合、彼女は執拗にその杭を叩く。
叩くと言うよりは圧し折る、曲げる、埋める、等々精一杯頑張るのである。
「…………こりゃダメだな。本物のアホだ」
やれやれ、とわざとらしい仕種で呆れ、溜め息を吐いた。
>>311
「理由ならあんぞ?」
その声音を聞いたところで彼女は態度は変わらなかった。
「こいつ落とそうとしたんだよ」
未だに宙を浮くレラさんを親指で示しながら言う。
いや、だから?って感じだけど。理由として彼女は掲示した。
- 313 :レラ=バニッシュ:2009/11/15(日) 01:35:44 ID:SJhJK2lw0
- >>311
…………?
【殴ったのに効いてない。不思議な感覚だと思いながら】
自分で考えろッ!!
【攻撃が効かなければ、自分から逃げるのみ】
【ジェットブーツで体を浮かせながらそう叫ぶ】
>>312
…… ピキピキ
所詮、貴様程度には僕の凄さなんか解らないだろ……
僕が世界を征服した時は、覚えてろよ?
僕は腹が減ったし、こうもバカに囲まれてはイライラする。帰るぞ
【ジェットブーツで上昇していき、帰ろうとしたとき、思い出したように】
まあ、僕を落としてから無駄口は叩くんだな
【勝ち誇った顔、口調で言い放ち、夜の空へと飛びこんでいった】
- 314 :ノエル=フルーレス:2009/11/15(日) 01:39:51 ID:AMAvEsn20
- >>312
ん?ああ喧嘩ですか。
【納得したのか口調が柔らかいものに戻る】
>>313
んー…
【空へ飛んでいくレラを尻目に考え込む】
……敢えて4番の格ゲー的煽りモードにするべきかな……
- 315 :銀髪の女性 ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 01:46:09 ID:OcZ4s9w60
- >>313
「おうおう。征服した時には様付けで呼んでやるよ」
けらけら笑い、彼女はレラさんを見送る。
どういう方面に天才なのか。
笑顔の裏でいろいろと考えていた。
>>314
「喧嘩ってほどじゃねえけどな。
じゃれ合いとも違うし……なんて言うのかな、これ」
初対面で激しい喧嘩が出来る組合わせは、非道く珍しい。
見送った後、彼女もまた歩き出す。
「そんじゃな。私も仕事溜まってるだろうし帰る」
中:なだれー
- 316 :ノエル=フルーレス:2009/11/15(日) 01:51:52 ID:AMAvEsn20
- >>315
なんでしょうね。喧嘩でいいんじゃないんですか?
【ぞんざいに答える】
はいはーい
【姿が見えなくなるまで見送った後】
………
【ふわりと浮き上がり、宙を漂う。その周りには虹色の輝く蝶が舞う】
- 317 :朝宮暁:2009/11/15(日) 22:30:26 ID:/k2gysHgO
- ベイエリア、コンテナターミナル。
「くあ……」
と、欠伸をする青年。空のコンテナに背を預けていた。
赤毛が所々に混じった黒髪に、剣を象った意匠の装身具を頚に着けた青年は、まるで何かを待つ様にその場所から動かない。
- 318 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 22:40:07 ID:OcZ4s9w60
- >>387
そんな暁さんを不思議そうに見つめるメイドがいた。
買い物袋にはメモと財布。首に巻いた手編みのマフラー。
いつもと変わらない編み上げブーツに隠れている、
同じく手編みの毛糸の靴下。スカートと靴のせいで見ることは叶わないけれど。
「…………こんばんは」
この前、会った時。
出血多量な目に遭わせたんだっけ。
今更に罪悪感を感じるヒューマノイドであった。
- 319 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 22:40:47 ID:OcZ4s9w60
- >>318
なんというレス番ミス
>>317に変更です
- 320 :朝宮暁:2009/11/15(日) 22:47:27 ID:/k2gysHgO
- >>318
「ん、おー。メイドじゃん」
声を掛けられた方向を見ると、いつぞやのメイド。
偶然出会った友人に向ける笑顔で片手を挙げる。
「どうしたん? こんなとこで。あ、お前んちこの辺りなんか?」
以前の事は特に気にした風は無いようだ。
- 321 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 22:56:41 ID:OcZ4s9w60
- >>320
ほ、と安心したように息を吐く。
「職業は確かにメイドですけど……メイドじゃありません。
ネイディハールです。
カーネス=ヒラキ=ネイディハールです」
以前名乗ったことがあったかな、と記憶に検索を掛けながら、
挙げられた腕に対して彼女はぺこりと一礼。頭を下げる。
「なんとなく海が見たかったんです」
海がある方角を指差した。
「中心部から見ればこっちの方ですが……私の家はここからだと少し歩かないとダメです」
今度はそれと真逆の方向を指差した。
- 322 :朝宮暁:2009/11/15(日) 23:03:37 ID:/k2gysHgO
- >>321
「ん、そりゃ悪かったな。カーネス=ヒラキ=ネイディハール……
ネイって呼んで良いか?」
コンテナから背を離し、ポケットに手を突っ込む。
「俺朝宮暁な。お前煙気にする方? ――海か」
ポケットに手を突っ込んだまま、船の留まった海を見る。
「海好きなのか。でもここ、危ねえぜ。特にこの時間帯はな」
- 323 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/15(日) 23:20:18 ID:OcZ4s9w60
- >>322
「略し過ぎですけど…………構いません。
好きに呼んでくれていいですよ、暁さん」
苦笑を洩らしながら答える彼女は、暁さんに連られて視線を海に向ける。
主に、船の煙突っぽいところに気を注ぎ、観察中。
「煙草はあんまり気にしないです。
……吸う人なんですか?」
ちらりと暁さんの手を見て、再び海を見る。
熱心に見ているのか、口数は些か減っていた。
「……危ない、とは?」
眼の色が変わる、
無論比喩。決して現実に薄い緋色の瞳が変わった訳じゃない、けれど。
- 324 :朝宮暁:2009/11/15(日) 23:28:51 ID:/k2gysHgO
- >>323
「おう吸うぜー。高校中退する前まではさ、煙草なんざぜってー吸わねーとか言ってたけど」
ポケットから煙草を取り出しながら話すと、一本抜いて言葉を切る。
右手の指先で煙草の先を摘まみ、点火。
「働き始めてからなー。カッコつけで吸ってたら止めらんなくてさ。
今思うとカッコ悪ィけど」
吐いた紫煙が霧散する様を眺めながら、ハハと笑い、ネイディハールに向き直る。
「この時間帯は悪ィヤツ一杯だぜ? そこらにある船ぁ、八割密輸船だよ」
- 325 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 00:05:30 ID:OcZ4s9w60
- >>324
「私は通ったことがないので、学校がどういうところか伝え聞くだけですけど……楽しそうなところです
途中で退学しちゃったの、なんか勿体無いです」
夢に見るのは薔薇色の学園生活。
友と共に学び、友と共に笑う、
放課後は友達と部活をし、テスト前には友達と勉強会、
嗚呼、青春。
刹那ほどの無邪気な夢想を終え、現実に焦点を合わせた。
視線の先には、たった今ただの船から情報が書き換えられた密輸船。
暁さんがまた自分をからかっているだけかもしれないけれど、彼女は真剣に考え始めた。
ふ、と。
思う。
「そういえば、暁さんはなんでこんなところに?」
- 326 :朝宮暁:2009/11/16(月) 00:17:57 ID:/k2gysHgO
- >>325
「おう、楽しかったぜ。友達と色々馬鹿やったりしてなー。
テストが近くなって真面目に勉強してみたり、部活やってるヤツの試合に応援行ったりよ。
学祭で皆で準備したり、体育祭で暴れたり――
……ああ、恋愛だきゃあ出来なかったな。色気ねー」
笑いながら話し続ける。精悍ではあるが少年らしさの未だ抜け切って居ない顔。
また、紫煙を吐いて。
「勿体ねーけど仕方ねぇさ。
お袋がブっ倒れたんだ、てめえを腹に入れてた人が倒れたのに暢気なツラして登校なんざ出来んぜ。
勿体ねえ、だけど同時に、“仕方ねぇ”」
煙草をくわえ、ネイディハールの質問に軽く笑う。
「実は俺は正義の味方でな。
バイクから飛び降りて変身! 麻薬取引やってるヤツらをぶっ倒して華麗に去る予定なんだ。
今日はそれの下調べだぜ」
と、如何にもふざけた口調で笑って言う。
- 327 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 00:39:58 ID:OcZ4s9w60
- >>326
「やっぱり楽しいとこ――――」
言葉は途切れた。
自身の言葉は無神経過ぎたんじゃないか。
誰だって、望んで中退する訳じゃないのに。
「――……ごめんなさい」
軽くしょげて俯いた。
ここで咄嗟に頭を下げれない辺り、メイドとしてまだまだである。
- 328 :朝宮暁:2009/11/16(月) 00:48:10 ID:/k2gysHgO
- >>327
「ん、あ――いや、すまん」
俯いたネイディハールを見て、しまったと舌打ちを一つ。
無神経、とは自分か。――そう思いながら携帯灰皿に煙草を押し付けた。
「俺自身は辛いと思っちゃいねぇんだ。だから何と無く話しちまったんだが……
普通に考えりゃ話の種になんねーわな。悪かった、気にしないでくれ」
- 329 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 01:06:14 ID:OcZ4s9w60
- >>328
銀糸と金糸が入り乱れる前髪に、彼女の瞳は隠されていた。
「……」
親が倒れるとはどのような感覚か、僅かな間考える。
恐らく……………………恐らく、自身で言う社長が倒れたのと同じ、
乃至、それよりも喪失感を受けるもの。
「…………ごめんなさい」
もう一度、口先だけの言葉にならないよう気をつけて、謝った。
気にするな、という言葉はどうやら届かなかったのかもしれない。
- 330 :朝宮暁:2009/11/16(月) 01:17:07 ID:/k2gysHgO
- >>329
「あんなあ、一つ言うぞ? 謝ればお前は気が済むかもしんねぇけど、謝れる側はそうとは限らねえ。
実際俺は困ってる。謝られて申し訳ねぇ気持ちだ。だから辞めてくんね?」
眉をしかめ、はぁと嘆息。
わしわしと頭を掻いてどうしたもんかと言いたげに。
「お袋だって入院はしてるが、何も死んだ訳じゃねぇんだ。
それに元々俺が勝手に言った事だ。……もう一度言うぜ、気にすんな」
- 331 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 01:27:52 ID:OcZ4s9w60
- >>330
ほんの数センチだけ顔を上げて返事をする。
「…………はい」
ほとんど口が勝手に呟いたような言葉。
感情の乗らない行き先未定の迷い言。
そんなもの音でも、発すれば切欠になった。
暁さんの顔を見れるくらいまで、顔を上げる。
「……元気、ですか?」
お母さん、
- 332 :朝宮暁:2009/11/16(月) 01:38:23 ID:/k2gysHgO
- >>331
「おう。元気だぜ? この前見舞いに行ったら海外ドラマにハマってた」
嘘を吐くのも慣れた物だ。自分は今、そういう設定の役。
そう考えれば踊れるのだ。上手く。
暁は嘘は付いてない。演技と設定の元では虚構は事実。
暁は楽しげに言って、まだ気にした風の残るネイディハールを不満げに見る。
「だからてめーが気にしても困るワケよ。俺もお袋も普通に話して親子喧嘩したり、笑ったりしてる。
当事者が笑ってんのに関係ねーヤツが俯いてんのは可笑しいぞ」
違うか、ン? と言いながら煙草を取り出す。
いつものペースより少し早いなと内心笑って、今の自分の設定に、ヘビースモーカーと書き加えた。
- 333 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 02:00:07 ID:OcZ4s9w60
- >>332
そして、彼女は劇の観客と成り果てる。
その様は幼子。
放映されたアニメのヒーローの存在を、ただただ純真無垢に信じ、憧憬の念を抱く子供。
悪がいれば正義がいて、ハッピーエンドが当たり前の世界に身を置く子供。
疑うことすら――――――――
「良かった」
自身の胸に手を置き、息を吐く。
――――――――まだ、知らない。
- 334 :朝宮暁:2009/11/16(月) 02:11:59 ID:/k2gysHgO
- >>333
果たして演者は何も感じない。敢えて言うならば巧く遣れた、ただそれだけ。
その安堵を隠すように煙草に火を点け煙を撒く。
連続して吸う煙草は胸に澱みを造ったが、果たしてそれは主流煙のみで出来るものか。
「まあ、なんつーか。世の中悲しい事が多いように見えて、救済措置もそれなりに有るもんだぜ?
神様とやらは中々良い仕事をする。七日間で世界を作るなんて真似したが出来は上々だ」
俺ならもっとちゃんと時間を掛けただろうが――そんな言葉は煙に代えて。
「俺なんてこの前、ヒーローに会ったぜヒーローに。
マスクドロマンス――……だったかね。カッコ良かったぜ」
話題転換。演技を続けるのが辛いなら演技しない素の状態で話せば良い。
継ぎ目なく信じられるか? なんておどけて言いながら。
暁は知らないのだ。
- 335 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 02:25:37 ID:OcZ4s9w60
- >>334
「神様は……」
信じていません、との言う前に届くマスクドロマンスの名。
げはっ、と喉に何かを詰まらせたような咳、言葉が断ち切られた。
「……そ、それは…………えと……凄い、ですね」
ぎこちなく笑い、言葉を返す彼女の頬には冷や汗がたらり。
ヒーロー足るもの、その正体を明かしてはダメなのだ。
中:寝落ちするかもしれないことを先に言っておきます……
- 336 :朝宮暁:2009/11/16(月) 02:33:54 ID:/k2gysHgO
- >>335
「いやービビった、いきなり現れてなんかカッケー口上を――
ああ、俺その時意識無くなり欠けてたからイマイチ覚えてねぇんだが」
勿体ねぇ事したなあ、と呟いて。
「マジで命の恩人だぜ。何とか恩返ししてぇんだが、見つかんねーし。
あ、その人女なんだけどよ、ありゃ声からしてぜってー美人だぜ」
語る姿は妙に熱を帯びていた。好きなものを語る少年宛らに。
「多分おまえとは比べもんになんねー位美人だぜ、おまえもなかなか美人だがな。
まー凛々しさってヤツが違わぁ」
//お気になさらずー。
//眠いならそのまま寝て下さっても構いませんよ?
- 337 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 02:44:21 ID:OcZ4s9w60
- >>336
「…………」
目が、潤む。端から徐々に視界が滲んでいくのが確認できる。
それに、頬もひどく熱い。
もし頭の上から湯気が出ていても、簡単に納得できてしまうくらい、熱い。
「へ……ぇー……。
私も、ぜ、是非一度お会いしてみたい、です」
視線が暁さんからハズレ、あやふやに宙ぶらりん。一箇所に留まらない。
勘違いしているのがおかしいとか、なくて。
普通に照れて、真っ赤になってしまった。
中:眠いけど、今かなり楽しいから出来るだけ続けたいんです。
- 338 :朝宮暁:2009/11/16(月) 03:00:06 ID:/k2gysHgO
- >>337
(……何で赤くなってんだ?
美人とは言ったが文脈的に馬鹿にした事にはなっても誉めた事にはならねぇよな……?)
怪訝そうに首を傾げるが、結局まあ良いかという結論に落ち着いた。
というか、ネイディハールが話に乗ってくれているのに気分を良くしただけなのだが。
――ネイディハールの内心が違うとしても。
「会いたいかー……俺も会えるなら花束の一つでも渡したいんだがなぁ。
しっかしやっぱヒーローは忙しいんかね? 全然見付かんねーんだわ。
……どうにかして会う手段ねぇかな?
お前も会ってみたいなら何か冴えたアイディア考えてくんねぇ?」
この通り! と両手を合わせて拝手を作り、恐る恐ると言った様子で片眼を開けて。
余程会いたいらしく、真剣だ。
//無理はしないで下さいねー
- 339 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 03:07:28 ID:OcZ4s9w60
- >>338
「……き、きっと」
火照った顔、連られて体温も恐らく高い。
自身ではもう、判断がつかなくなってしまった。
「きっと!!…………呼べば、来ると思いますよ。ひ、ヒーロー……ですから」
- 340 :朝宮暁:2009/11/16(月) 03:20:12 ID:/k2gysHgO
- >>339
「……お前馬鹿だろ」
しらーっ、とした眼でネイディハールを見る。
「相手はヒーローだぞ? ヒーローに暇な時間なんか有るか?
悪党と戦って、そして休息。今は戦っていなかったとしても、休息の時間を邪魔するなんて俺にゃ出来ねえ」
はあ、と溜め息と共に頭を振る。
大いなる二律背反を叩き付けられた哲学者宛らの表情。レ・ミゼラブル。
凄まじい入れ込みよう。何故世界はこんなにも不完全なのか?
「……いや、でもさ、ちょっとなら良いよな。五分……いや三分くらい、うん。三分……二分半くらいなら」
しかしながら人は欲望に弱い物。釈迦も御鉢は大好物。暁は小さく顔を上げ、
「マ、マスクド……マスクドロマンス……!」
恐る恐ると言った風に呼んでみた。会いたいけど会いたくない。
会ってお礼を言いたいけれど――休息を邪魔するのは嫌だ。届いて欲しい、でも届かないで……そんな感じ。
- 341 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 03:24:13 ID:OcZ4s9w60
- >>340
「…………来ません……ね…………」
彼女には早着替えの能力なんてない。
仮面をつけるだけだけど、
隣の暁さんにばれずにやり果せられる自信がなく、断念。
ゆえに、マスクドロマンスは現れなかった。
- 342 :朝宮暁:2009/11/16(月) 03:32:17 ID:/k2gysHgO
- >>341
声が小さかったのか?
戦闘中なのか?
それともやっぱり、束の間の休息中だったのか?
理由は色々考えられるが、暁はそれらを頭の中で焼き潰し、へ、と小さく笑ってみせる。
「……つーかあれだ。お礼を言うのに御足労願うってのも筋が通らねえ。
やっぱこっちから……うん、会いに行かねえとな」
寂しそうな表情はほんの微かの間に消え、いつもの勝ち気な表情に変わる。
「……呼んで駄目なら行く、と。あの人が現れそうなとこって、どっかねぇかなぁ?」
- 343 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/16(月) 03:37:59 ID:OcZ4s9w60
- >>342
「え……と……えー……と……」
悩む、
彼女は只管に悩む。
人差し指がぐーるぐーる。
「……明日、か明後日。ここにいたら……きっと。
密輸船にいる悪者を倒すために……絶対、来ます!」
中々に意味のわからない台詞となったけれど。
彼女はそんな言葉を吐いた。
「だから、明日か、明後日。
ここで…………待っていて下さい」
それはもう、“約束”と違わない。
彼女は、最初に指差した自分の家の方向に向けて走り出した。
- 344 :朝宮暁:2009/11/16(月) 03:47:11 ID:/k2gysHgO
- >>343
「行っちまった……」
走って行ったネイディハールを見て、ふむと小さく首を傾げた。
軈てにやりと笑い、船を見る。
「――フリル野郎の麻薬密輸船は来てねぇ。明日、明後日も来る予定は、」
ポケットからメモ帳を出すとぱらぱらと捲る。
「無い、と。……何も遠慮する必要はねぇな、ヒーローの負担削減と行こうかね」
メモ帳を仕舞い、密輸船を見る。
その瞳には赤い色がゆらりゆらりと揺らめいていた。
- 345 :ミラージュ:2009/11/19(木) 21:54:38 ID:SJhJK2lw0
- まさか、本当になってしまうとは……
【公園のベンチ、目を擦る少女】
まさか、本当にぞろ目に……
【一際、大きなため息をついた】
- 346 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 21:57:15 ID:ZejfrKlM0
- |・)
|д^)9m
- 347 :ミラージュ:2009/11/19(木) 21:59:19 ID:SJhJK2lw0
- >>346
…… イラッ
【何処からか手榴弾を取り出し、ピンを抜いて投げた】
- 348 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 22:00:56 ID:ZejfrKlM0
- >>347
「ぬおおおおっ!?」
ダッシュで手榴弾を回収。夜空に向かってぶん投げた。
「ば、馬鹿だろお前!ちょっと死ぬかと思ったぜ!?」
振り向き、吼える。半泣きで。
- 349 :ミラージュ:2009/11/19(木) 22:04:34 ID:SJhJK2lw0
- >>348
【数秒後、手榴弾の爆発音が聞こえた。被害とか知らない】
煩いですねぇ……
【外套の無い少女。紅い瞳で睨む姿はまさしくレラそのもの】
【だが、唯一違うその煌く瞳は、人間として異質すぎる】
- 350 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 22:07:03 ID:ZejfrKlM0
- >>349
遠くから見えた手榴弾は、季節はずれの花火にも見えたそうな。
「煩いって……。まあいいや……」
じいっとミラージュを見る。やっぱり、似てる。
紅い瞳には身じろぎはしない。異質な瞳は見慣れている。
「久しぶりだな。こんな所で何やってんだ?」
確か前は殺されかけた筈。だけど、今は別に気にしない。
- 351 :ミラージュ:2009/11/19(木) 22:15:30 ID:SJhJK2lw0
- >>350
別に、何もしてませんが?
久し振りに出てこれたのでのんびりしようと思っているだけです
【前回会った時には攻撃を仕掛けたが、今は落ち着いている様子】
- 352 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 22:17:09 ID:ZejfrKlM0
- >>351
「あ、っそ……」
つまらん、とでも言いたげに肩を竦めて。
「んじゃ俺も。いいか?」
ミラージュの横。ベンチを指差しながら軽く笑って。
- 353 :ミラージュ:2009/11/19(木) 22:22:59 ID:SJhJK2lw0
- >>352
……好きにどうぞ
【若干、嫌そうな顔を見せて】
- 354 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 22:27:47 ID:ZejfrKlM0
- >>353
「んな顔すんなって……」
苦笑を見せつつ、その横に腰掛けた。
「……寒……」
なんの気無しに呟いて、夜空をぼーっと眺めだした。
- 355 :ミラージュ:2009/11/19(木) 22:30:35 ID:SJhJK2lw0
- >>354
だって、嫌ですもん
【冷たい所は相変わらず】
……
【脚を組んで真っ直ぐにどこかを見ている】
- 356 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 22:33:06 ID:ZejfrKlM0
- >>355
「……そっか」
嫌われたなあ、と又苦笑して。
「……何見てんだ?」
夜空から、横のミラージュへと視線を移して。
- 357 :ミラージュ:2009/11/19(木) 22:38:08 ID:SJhJK2lw0
- >>356
フン……
【体を横に向け、煉に背を向けるように】
別に、何も
【ぶっきらぼうな返事をぶつける】
- 358 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 22:42:00 ID:ZejfrKlM0
- >>357
「……そ」
それだけを返して、またポーッと空を眺めだす。
「……あ、そだ」
何か思いついたようにポン、と手を叩いて。
「ちょっと待っててくれな」
そう言って、その場から走り去っていった。
- 359 :ミラージュ:2009/11/19(木) 22:45:55 ID:SJhJK2lw0
- >>358
貴方を待つ気なんてありませんよ
【去っていく姿に向かってそう呟くと、ベンチに仰向けに倒れ】
はぁ……一体、どんな無理をすれば、こんな……
【苦しそうな表情をしていた】
- 360 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 22:50:30 ID:ZejfrKlM0
- >>359
そんな言葉は苦笑と共に軽く聞き流して。
数分後、戻ってきた男の腕の中には二本の缶。
「ほれ。ココア飲めねえとか言わねえよな?」
仰向けに倒れたその顔の上でひらひらと。
- 361 :ミラージュ:2009/11/19(木) 22:54:14 ID:SJhJK2lw0
- >>360
……一応、貰っておきましょうか
【すでに苦しそうな表情は消え、体を起こす】
- 362 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 22:57:18 ID:ZejfrKlM0
- >>361
「ああ、貰っといてくれ」
二本とも自分で飲むのは嫌。
体を起こしたミラージュの足に軽く落とすように缶を放って。
「あー……。あったけぇー……」
もう一個の缶(コーヒー)を開け、軽く傾けて。
- 363 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:00:55 ID:SJhJK2lw0
- >>362
ありがとうございます。と言っておきましょう
【地面に落ちたココアを拾い上げ、手に持つ】
……
【コーヒーを飲む姿に奇妙な物でも見るような視線を注いでいる】
- 364 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 23:05:21 ID:ZejfrKlM0
- >>363
//足ってそっちじゃなくて膝〜太股辺りのつもりだったwごめんwww
「ん……。どした?」
その視線に気付き、其方を見て。
「……コレ、か?」
コーヒーを指差す。
- 365 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:08:52 ID:SJhJK2lw0
- >>364
//なん……だと……?
……
【稀有な視線を向けたまま、二度頷き】
良くそんな物が飲めますね……
【彼女にとってのコーヒー。それはもう大変な程酷いものである】
- 366 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 23:10:15 ID:ZejfrKlM0
- >>365
//まあ……どまい!ていうか俺の書き方が悪かったです!w
「へ……?」
数度瞬き。
「……ただのコーヒーだぜ?」
軽く首を傾げる。何処がおかしいのか見当が付かず。
- 367 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:11:55 ID:SJhJK2lw0
- >>366
//どまいですね!
ッ!? 良く、そんな生臭い物が……
【そう言うとコーヒーから目を離し、もう一度煉に背を向けてココアを飲み始めた】
甘いです……
- 368 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 23:15:09 ID:ZejfrKlM0
- >>367
「な、生臭い……!?」
その瞬間。ミラージュとは、其処だけは絶対分かり合えないと悟ったそうな。
「まあ、そらココアだし。美味いか?」
- 369 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:19:57 ID:SJhJK2lw0
- >>368
そんな、魚の味がする飲料の何処が良いんだか……
【彼女にとってのコーヒ。それは生臭く魚の味がする最悪な物だった……】
ええ、おいしいですね……暖まります
- 370 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 23:22:38 ID:ZejfrKlM0
- >>369
「は……?」
何言ってんだこいつ、とでも言いたげな怪訝な視線。
「お前……コーヒーを何か勘違いしてないか……?」
「ん、それなら良かったぜ」
背を向けられている男は、ミラージュからは見えないが、静かに笑って。
- 371 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:26:19 ID:SJhJK2lw0
- >>370
勘違い……? 私があの場所で飲まされた物はまぎれもないコーヒーでした
【ココアを一口傾けて振りむく、こちらも可笑しい物を見るような視線】
- 372 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 23:30:02 ID:ZejfrKlM0
- >>371
「……生臭い、か……?」
この男の中でコーヒーと生臭いはどうやっても繋がらない。
以前として変わらない視線を送りながら、缶の口をミラージュに向けてみる。
- 373 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:32:36 ID:SJhJK2lw0
- >>372
そ、それを私に飲めと!?
【珍しく同様した口調を見せ、首を振って必死の抵抗を見せる】
- 374 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 23:36:50 ID:ZejfrKlM0
- >>373
「飲め、とは言わないけど……」
微かに漂うコーヒーの香り。
絶対生臭くは無い、と思っている。
「匂い。コレが生臭い、ってか……?」
- 375 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:41:47 ID:SJhJK2lw0
- >>374
い、いや……確かに、そんな事は無いですね
【コーヒーの匂いを嗅ぎ、離れ】
ですが、私が飲まされたものはそんな感じの色でしたし
それに何より、作った方々がコーヒーと……
- 376 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 23:42:56 ID:ZejfrKlM0
- >>375
「だろ?」
「それ……騙されたんじゃ……?」
何でそんな事したのか、見当は付かないけど。
とりあえず生臭くは無いらしいので安心。
- 377 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:49:32 ID:SJhJK2lw0
- >>376
え、ええ……
【少し、困惑したような表情】
【しかし、その数秒後にその表情は鋭い視線に変わり、煉から距離を取るように移動する】
ダマされた。とは墓穴を掘りましたね……
騙そうとしているのは、あの方達ではなく。貴方だっ!!
【ココアを片手にバシッと煉を指さす】
貴方と私は敵同士……騙そうとしても可笑しくは無い!
【……アホなところも似ているようだ】
- 378 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 23:53:45 ID:ZejfrKlM0
- >>377
「……何一人で騒いでんだか……」
何かさっきとは逆の光景。
「俺がお前を騙すメリットが何処にある?それに、俺はお前を敵だとは思ってねえぜ?」
此方は至って冷静に。諭すように話しかけて。
「それに、だ。もし、敵だと思っていたとしたら」
コーヒーを左手に持ち替え、右手でミラージュが握るココアを指して。
「毒とか。普通は盛るんじゃねえの?」
勿論、この男はそんな事はしていない。
- 379 :ミラージュ:2009/11/19(木) 23:59:58 ID:SJhJK2lw0
- >>378
嘘をつくんじゃありません! そんな事を言って私を心配させるつもりでしょうが、そうはいきません!
【肩手にココア、空いた手にはどこからか手榴弾をもう一つ取り出して】
フフフ、強化人間である私に毒が効かないのは明白!
そんな見え見えな嘘をついてもダメですよ?
【なぜか、戦闘態勢に入り】
- 380 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/20(金) 00:03:04 ID:ZejfrKlM0
- >>379
「何勘違いしてんだか……」
はあ、と溜息。それから立ち上がり、腰に挿していた剣をベンチの上に置いて。
「ほれ。丸腰だ。敵意は無えって」
手をヒラヒラとさせ、一歩近付いて。
「いや、盛ってねえって。お前を殺そうとしてる訳じゃないんだし」
- 381 :ミラージュ:2009/11/20(金) 00:11:10 ID:SJhJK2lw0
- >>380
これは……そうやって嘘をつき、隠し持っていた武器で攻撃を……
そんな低級な戦略、この私が見切れないと思っているのですか?
【手榴弾を見せつけるように手前に持って行き、警戒】
いい加減、嘘をつくのをやめたらどうです。解りきった嘘に効果はありませんよ?
【相変わらずの勘違いっぷり】
第一、私は貴方を敵視していますからね
そんな私にわざわざ近づいてくるような人は嘘つきか余程のバカですからね……まさか、バカの方ではありませんよね?
【挑発をするような口調、表情で】
- 382 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/20(金) 00:16:32 ID:ZejfrKlM0
- >>381
「……面倒くせえ奴だな」
深く深い、溜息を付いて。
手榴弾は全く気にしてない模様。この距離で爆発させたらミラージュにも被害が及ぶし。
「お前が敵視してようと俺には関係無いからな……」
挑発には乗らず。
この男。
「……悪い。馬鹿の方だわ」
自分で言うのもどうかとは思われるけど。
- 383 :ミラージュ:2009/11/20(金) 00:24:16 ID:SJhJK2lw0
- >>382
バカの方でしたか……
【何か、憐れむような視線】
とにかく、私は貴方を敵視しています。忘れないでください
【すると、手榴弾のピンを抜き】
……この世のバカは浄化するべきです! でやあ!
【思いっきり地面に叩きつけた! 被害とか知らない!】
【しかし、叩きつけた時既に少女の姿は消えていたと言う】
- 384 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/20(金) 00:27:24 ID:ZejfrKlM0
- >>383
「……はあ……」
爆風に呑まれる瞬間。
自身の身体に高温の空気の膜を作成。
手榴弾の爆風はそれに乗り、男の身体には当たらない。
……まあ、完全じゃないから若干服は焦げるけど。
「……どっちが馬鹿だっての……」
吹き飛んだ公園の一角。
転がり落ちてた剣を拾い上げ、先程と同じように腰に挿して。
「……何だかなあ……」
ふらりふらりとした足取りで。男は何処かへ去っていった。
- 385 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/21(土) 08:20:05 ID:E4Ka56rgO
- 朝、クロスの前に広がる静かな空間。
冷たく固い床。
並ぶ椅子。
目の前には巨大な十字架。
朝日がステンドグラスを通してクロスを染め上げる。
「……やれやれ、今日か」
光輝くステンドグラスを眺めながら携帯を開く。
画面に出るのは彼からのメール。
「クク……やってやろうじゃねぇか」
笑い声が、広い教会の中で響いた。
- 386 :ノエル=フルーレス:2009/11/21(土) 23:53:57 ID:I4SlDmFk0
- 【公園】
すっかり冷えるようになってきたなぁ…
【冬の始まりを感じる様な、底冷えのする澄んだ空気の包む静かな公園の一角】
【適当に据え付けられた簡素なベンチに凭れ掛かるように浅い角度で座って】
【指先に止まる鮮やかな蝶を眺めながら、誰に言うでもなく呟く】
- 387 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 00:12:45 ID:tThuLyUU0
- 「いぃぃぃーしやぁぁきいもぉぉぉ」
【近くを通りかかる石焼き芋屋の車】
「あう〜…おとのほうからいいにおいなの〜」
【そしてそれにつられるように後ろから外套を着込んだ少女が現れた】
- 388 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 00:20:21 ID:I4SlDmFk0
- >>387
おっ焼き芋か。丁度いい
【一つ貰おうと体を起こして立ち上がった所で、少女を見つける】
やあ、こんばんわ
【軽く挨拶しながら焼き芋屋によっていく】
- 389 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 00:24:52 ID:tThuLyUU0
- >>387
【丁度人がやってきたのを見てクルマは止まった】
売ってる人「いらっしゃーい」
「あう〜とまっ…あう?」
【あいさつされたほうへと振り返る】
「あう〜『のえる』こんばんわなの〜」
【微笑んで軽く頭を下げた】
- 390 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 00:34:41 ID:I4SlDmFk0
- >>389
こんな時間にどうしたんだい?
最近は冷え込んできたし、用事無しに出歩くのは億劫だと思うけど
【焼き芋を購入しながら話しかける】
- 391 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 00:38:09 ID:tThuLyUU0
- >>390
「う〜ん…あったかいのはよくわかるんだけど…
さむいのはあんまりわからないなの〜」
【焼き芋をちょっと見ながら】
「あう〜、いいにおいがしてなの…」
- 392 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 00:44:47 ID:I4SlDmFk0
- >>391
へぇ〜、それは羨ましいなぁ。近頃布団から出るのが辛くて
【買った焼き芋を頬張りながら】
(なんだか犬みたいだな…)
一つ食べる?
【湯気を立てている焼き芋を一個差し出す】
- 393 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 00:48:25 ID:tThuLyUU0
- >>392
「あう〜…でもつめたそうなところだとゆびがうごかしにくくなるけどなの」
【どうやらかじかんだりするのは変わんないらしい】
「あう〜、ありがとなの〜」
【手を出して焼き芋を受け取る】
「もぐもぐ…あふぅ」
【湯気が口の中から立っている】
- 394 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 01:03:09 ID:I4SlDmFk0
- >>393
そっか、なら暖かくしといたほうがよさそうだね
凍傷は面倒だから
いえいえ、どういたしまして
もぐもぐ…うん、美味い
【焼き芋を食べながら】
【夜の公園で幼女と焼き芋を食べているとか逮捕ものだろうな、とか】
【自分の容姿が若くてよかった、とか、それだと結局補導されるか、とか】
【とりとめもない雑多な事を考えている】
- 395 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 01:07:29 ID:tThuLyUU0
- >>394
「うん、けがするのはたいへんなの」
【よく考えているのか分からないが、とりあえず気をつけるらしい】
「もぐもぐもぐもぐ、ふ〜ごちそさまなの」
【あっという間に焼き芋を食べてしまった】
「なんだかあったかくなってきたなの〜」
- 396 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 01:21:57 ID:I4SlDmFk0
- >>395
ご馳走様でした。っと
【少し遅れて、こちらも食べ終えた】
焼き芋はあったまるよね〜。おでんに並ぶ冬の定番だね。
【そう言いながら、またベンチへと凭れ掛かり宙を眺めながら呆け始めた】
- 397 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 01:25:13 ID:tThuLyUU0
- >>396
「あう〜、あったまるなの〜…
おで…ん?」
【知らない単語再び】
「それもあったかいのなの?」
- 398 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 01:31:20 ID:I4SlDmFk0
- >>397
そうだよー。竹輪とか蒟蒻とかを出し汁で煮た物で
この時期すごく美味いんだ
AGカフェでも扱ってるんじゃないかな。
【空に文字を書くように手振りをしながら思い浮かべる様に喋る】
- 399 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 01:34:46 ID:tThuLyUU0
- >>398
「ふ〜ん…たべてみたいなの〜
おでんおでん…あったかいたべもの〜なの!」
【頭を軽く押さえながら言った、どうやら覚えているらしい】
「あう〜『くろす』のおみせなの!あそこにいったらたべられるなの〜!?」
【楽しそうだ】
- 400 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 01:40:58 ID:I4SlDmFk0
- >>399
多分ね〜。あそこは色々と置いてあるから
……ふむ……
【虚空を眺めながら、何か得心した様に呟く】
- 401 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 01:44:10 ID:tThuLyUU0
- >>400
「そっかなの〜
いまからいこうかなの〜」
【どこか楽しげに言って】
「あう?」
【何か考えているように見えたのがちょっと気になったらしい】
- 402 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 01:53:25 ID:I4SlDmFk0
- >>401
いえ、競い合う相手がいるのはいい物だなー、とね。
【笑ってそう答えるその姿は、何処か哀しそうで】
【諦めているかの様な、そんな自嘲を孕んでいる様にも見える】
- 403 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/22(日) 01:58:11 ID:tThuLyUU0
- >>402
「…あう〜、きそうなの…
だれがかなの…?」
【気になっているが】
「…おでん〜、いってくるなの〜!」
【おさまらない食欲のほうが勝ってしまったようだ】
「またねなの〜!」
【ディスは意気揚々とAGカフェのほうに向かっていった】
- 404 :ノエル=フルーレス:2009/11/22(日) 02:06:20 ID:I4SlDmFk0
- >>403
またね〜
【その姿を見送って】
……ねがわくば はなのもとにて……
【唄を呟きながら、泡沫の夢の如く消えていった】
- 405 :ミラージュ:2009/11/22(日) 20:43:43 ID:SJhJK2lw0
- ……まただ
【また、いつの間にか日が進んでいる】
【あれから、戦争のためにこの街を離れてから一年。たまに、記憶が飛ぶ】
奴も解ら無いと言う……一体、何がどうなっている……
【それ以外にも、この一年。様々な事があった】
――カチャリ
【この剣、始めは何ともないと思っていたが案外、面白い物だ】
【だが、重いところが困りどころか……】
【この剣に、僕は誓った……希望を、失わないと】
っでも、そんな事言っても、何すればいいんだよ……はぁ、疲れた
- 406 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 20:44:13 ID:SJhJK2lw0
- //うん、ミラージュじゃないね!
- 407 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 21:53:27 ID:.6prKP66O
- >>405
「あらあら?小さい女の子がここで何をしているんですの?」
【悩む少女の背後から現われたのはミントグリーンの巻き髪、白い服……白いミニスカート……そしてそこから見える足が美しい少女であった】
- 408 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 21:58:37 ID:SJhJK2lw0
- >>407
……ん?
【空を見上げていた少女は振りかえろうとし……止まった】
(まさかこの声……アウテリートか?)
【首を正面に向けるとスタスタと逃げるように歩いて行く】
【現在の服装:いつもの服にとても大きいダボダボのコートを着ていてコートにすっぽりと埋まっている】
- 409 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 22:01:30 ID:.6prKP66O
- >>408
「あ、逃げた……怪しいですわ……」
【逃げるのを察知してか、アウテリートもスタスタ連いていく……体格的に、アウテリートの方が足は長いのですぐに追い付くのだった……】
「そんなに怪しい格好で……何をやっていたんですの?」
【ちなみに両サイドにメイドさんが……】
- 410 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 22:05:23 ID:SJhJK2lw0
- >>409
(ぐは……こうも早く包囲されてしまうとは……)
【コートのフードを被り、顔を隠す】
(かくなる上は……上だッ!!)
【ジェットブーツで上昇を始めたぞ! だがまだ高度は高くない!】
- 411 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 22:09:48 ID:.6prKP66O
- >>410
「あらら……飛びましたわね……でも……そのジェット……貴方だけの得意分野ではありませんわよ!!」
【アウテリートも白いジェットブーツを使い、空を舞う……追い掛けている本人にもらったジェットブーツだ……】
- 412 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 22:16:40 ID:SJhJK2lw0
- >>411
飛んだか……フハハ! 学習能力の無いバカめ!
【身体を制御し、アアウテリートの方を向く】
これで二度目だ! バカが!
【右腕を大きく振る。途端、アウテリートのジェットブーツの電源が切れる!】
【通常の状態では、魔力補助の関係で重さはほぼゼロだが、電源が切れると大変な重さに……】
- 413 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 22:22:02 ID:.6prKP66O
- >>412
「その馬鹿馬鹿言う口癖は……レラぁ!!」
【あまり馬鹿馬鹿言うものだから、アウテリートはすぐに気付いた……そしてとった行動は……】
「貴方も……少しは学習しなさいな!!」
【重くなったら脱げばいい……アウテリートはジェットブーツを脱ぎ捨て……回転……】
「食らいなさいな!!お父様直伝……メテオドライブ!!」
【説明しよう、メテオドライブとは物凄く縦回転しながら相手にぶつかる荒技……迷惑技なのだ!】
「オーッホッホッホッホ!!」
【そのままレラに突撃】
- 414 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/22(日) 22:22:29 ID:ZejfrKlM0
- 「……おー」
夜空を舞う少女二人。
面白そうだ、と見物する男が此処に一人。
- 415 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 22:31:28 ID:SJhJK2lw0
- >>413
なっ……脱ぐ、だと……?
バカな、対処しきれな……何ッ!!
【当然、体が反応しきれず直に受ける】
>>414
っぐ……!!
【メテオドライブの衝撃で、叩き落とされる幼女】
【間違いなく煉へ一直線】
- 416 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 22:33:41 ID:.6prKP66O
- >>415
「……フンッ……いい気味ですわ……」
【見事に着地し、ジェットブーツを履き直す……瞳は微かに潤んでいる】
「まったく……長い間待たせて……まったく……まったく……」
- 417 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/22(日) 22:39:28 ID:ZejfrKlM0
- >>415
「おおっ……!?」
両腕を前に出し、レラの落下コース上へ。所謂お姫様抱っこのポーズ。
腰を落とし、地に膝を着けて。上手くキャッチ出来なくても自分にぶつかって止まるように調整。
さて。どうなる。
- 418 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 22:46:33 ID:SJhJK2lw0
- //ちょっとレス番入れ替えますよ
>>417
ヒューン……ボスッ
【落下、勢いなどが加わり相当な衝撃が加わったが上手く煉の腕の中へ】
う……うぅ……
【何か痛そう】
>>416
貴様……百倍返しだ。拒否権は無いぞっ!
【お姫様抱っこされたまま睨む】
- 419 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 22:49:46 ID:.6prKP66O
- >>418
「百倍?……生温いですわね……私が味わった寂しさ、不安、心配はこんな物じゃなくてよ?」
【潤んだ瞳から一筋の涙……それを流しながらレラに指差す(小指が立っているのは仕様です)】
「貴方こそ覚悟なさい!!拒否権はありませんわよ!?」
- 420 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/22(日) 22:54:32 ID:ZejfrKlM0
- >>418
「う……おおぅ……」
体制を崩しかけたが何とか踏ん張った。
「だ、大丈夫か……?」
ペチペチと頬を叩いてみる。
「ん……。ミラージュ……?」
レラだとは思って居ないっぽい。
>>419
「はいストップー」
レラを抱き上げたまま、右手の平を其方へ向けて。
「とりあえず喧嘩か何か知らないけど、危ないぜ?」
- 421 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 23:01:48 ID:SJhJK2lw0
- >>419
覚悟するのは貴様だと……何だ、何故泣いている?
【急に不思議そうな顔になり】
>>420
ん、ああ……僕はだいじょ……っひい!
【煉へ顔を向け、小さな悲鳴を上げる】
お、おば……お化けかぁ!?
【まだ言っていた……】
- 422 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 23:04:19 ID:.6prKP66O
- >>420
「黙りなさい……貴方には関係ありませんわ……これは私と、その方の問題……部外者がノコノコ横から入り込むなんて……恥を知りなさい……」
【冷めた口調、冷めた態度……説得は無駄だろう……止めたいのならアウテリートではなくレラを説得しなければ】
>>421
「うるさいですわよ!泣いてなんかいませんわよ!!」
【ゴシゴシと鼻水と一緒に涙を拭く……間違いなく泣いている】
「さぁ!かかってきなさいな!!泣いても許しませんわよ!!」
【周りのメイドは黙って立っている……落ち着いたものだ……】
- 423 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/22(日) 23:08:36 ID:ZejfrKlM0
- >>421
「お化け……って……」
腕の中の少女を見つめ、首を傾げる。
数秒の間の後、ハッとして。
「……レラ、か……?」
そう言う男の目尻は、ほんの少しだけ潤んでいて。
>>422
「ふーん・・・…。じゃあ、止めないぜ」
だけど、と続けて。
「その格好で飛び回るのは……あんまり良くないと思うぜ……?」
- 424 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 23:12:43 ID:SJhJK2lw0
- >>422
可笑しいやつだな……
【心配したような様子】
だが、貴様がそう言うのであれば話は別だ……良いだろう、ぶっ潰してやる!
【煉の腕からヒョイと降りる(着地時に若干のよろめきアリ)】
>>423
え、あ、ああ……そうだが?
【腕から下りて、振り向いて】
……って何だお前ら! なんで泣いてるんだよ!?
- 425 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 23:16:15 ID:.6prKP66O
- >>423
「お気遣い、感謝しますわ……」
【それだけ言って、後は何の興味も示さない……】
>>424
「来なさいな……今の私は……強いですわ……」
【懐から取り出したのは古びたゴーグル……父親のお下がり……涙を隠す為に装着】
「さぁ!来なさい!!さぁ!さぁさぁさぁ!!」
- 426 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/22(日) 23:22:07 ID:ZejfrKlM0
- >>424
「……いや。後で話す……」
目尻に溜まった涙を拭って。
「……そっちとの決着。さっさと付けな」
アウテリートの方を指差し、軽く笑って。
>>425
「気にすんなって」
此方にも笑いかけ、ヒラヒラと手を振って。
「んじゃ俺は見物人に戻るぜ?」
立ち上がり、二人の横へと歩いて。
- 427 :レラ=バニッシュ:2009/11/22(日) 23:26:36 ID:SJhJK2lw0
- >>425
フフフ、今の僕も強いぞ?
【コートから機械の右腕が出てきて】
まずは、これだっ!
【地を這う円盤状の機械を投げる】
【それは滑るようにアウテリートに迫っていき】
ガシャァン!!
【ある程度迫ると、大口を開けて襲いかかった】
>>426
フン、そうか……
【振り向かず、そう呟き】
手出しはするなよ?
- 428 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/22(日) 23:32:25 ID:.6prKP66O
- >>427
「貴方……“まずは”?」
【腰に手を当て、嘆息……ミニスカートなのに関わらず足を上げる】
「小手調べのつもりですの?……もっと……もっと全力で来なさいなぁ!!」
【足を振り下ろし機械を捉える……足にはジェットブーツ……壊れるはずもない……】
「……私はそんなケチな真似はしませんわよ?……食らいなさいなぁ!!」
【大きく振りかぶり蹴りを放つ……円盤機械ごと、レラに向かい、虹色の閃光が走った……マナの塊を打ち出したのだ……】
- 429 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/22(日) 23:34:41 ID:ZejfrKlM0
- >>427
「んな事しないって」
軽く笑いながら、近くにあったベンチに座り。
「……色々聞きたい事とかがあるんだ。負けて気絶しました、とかは許さないぜ?」
- 430 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/23(月) 19:45:53 ID:ZejfrKlM0
- 商店街。
一番人通りの多い時間からは少し遅いこの時間。
それでも、人が途切れる事無く動き、言葉を交わす。そんな場所。
「……っと、コレ……か……?」
その中の一つの商店の前。袋を提げた男が居た。
袋の中には野菜や肉。一人分にしては少し多い。
「アイツも食う、よな……」
白菜と睨めっこをしながら、ポツリと呟いて。
- 431 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/23(月) 21:24:05 ID:SJhJK2lw0
- ……
【闇。そう呼ぶのが正しいだろう】
【全身が黒い服に覆われた女。不自然に白い肌と長く見事に手入れされた紫色の髪のみが別色】
【いつの間にか紅夜の正面に立っている】
- 432 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/23(月) 21:28:30 ID:ZejfrKlM0
- >>431
「……お前……そこ……」
今、男は店の前に居る。そして、白菜を陳列棚から手に取っていた。
即ち。男の正面=陳列棚の上。
「……怒られる前に下りてこい」
呆れながら、ちょいちょいと手招き。
- 433 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/23(月) 21:32:23 ID:SJhJK2lw0
- >>432
……
【正面。さすがに上に乗るのはまずいと判断していたのか、宙に浮いて】
【そのままフワフワと降りてきた】
- 434 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/23(月) 21:38:29 ID:ZejfrKlM0
- >>433
「もうやるなよ……?」
降りてきた彼女に向かって、苦笑して。
「ああ、そうだ。ところでさ」
手に提げていた袋を持ち上げ、その中身を見せるように開いて。
「鍋。食おうかと思ってんだけど、食えないもんとかあるか?」
袋の中には肉とか野菜(普通鍋に入らない物含む)とか何か色々入ってる。
- 435 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/23(月) 21:47:57 ID:SJhJK2lw0
- >>434
解った……
【じ、と袋の中を見つめ】
コレ、とコレ。は……
【いくつかの物を指摘し。鍋に要らない物のようだ】
- 436 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/23(月) 21:51:34 ID:ZejfrKlM0
- >>435
「ん……、要らない、か?」
指されたのは胡瓜とかセロリとか。
知識が無いってレベルでは無い気がするのは気にしてはいけない。
「まあ、それは又別のに使うとするか……」
それくらいか?と首をかしげながら続けて。
- 437 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/23(月) 22:06:08 ID:SJhJK2lw0
- >>436
要らない、普通……
【心なしか、心配するような表情】
多分……ね……
- 438 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/23(月) 22:09:33 ID:ZejfrKlM0
- >>437
「……なんだ。その顔……」
ムッと唇を尖らせて。
「ん、そうか。んじゃこんなもんかな……」
手当たり次第にそれっぽいのを買ってたようで、逆に、あと必要な物と言うのは特に無いっぽい。
……まあ、鍋の種類にもよる。とかつっこまれたら終わりだけど。
「……食ってく。よな?」
二人分の材料を買ってから確認と言うのもアレだけど。
- 439 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/23(月) 22:13:02 ID:SJhJK2lw0
- >>438
何も……
【ただ、その表情の変化は無いにも等しく】
うん、手伝う……
- 440 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/23(月) 22:16:36 ID:ZejfrKlM0
- >>439
「手伝う、って言うか……」
んー、と腕を組んで少し考えて。
「一人で鍋ってのもアレだからさ。一緒に食ってくんねえか……?」
寂しい、なんて言える訳が無いのでそこら辺は誤魔化して。
- 441 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/23(月) 22:20:55 ID:SJhJK2lw0
- >>440
解った……なら、食べる……
【ただ、紅夜の後ろを付いていた彼女が、る事に気づき】
荷物……持つ……
- 442 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/23(月) 22:24:07 ID:ZejfrKlM0
- >>441
「ん。これくらい大丈夫だって」
両の手に提げた袋を持ち上げ、手をヒラヒラとさせて。
「女に荷物持たすような男じゃあ無えからな?」
ニッ、と笑いかける。
- 443 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/23(月) 22:26:28 ID:SJhJK2lw0
- >>442
ん、そう……
【特にアクションは無く、ただついて行くだけ】
- 444 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/23(月) 22:29:25 ID:ZejfrKlM0
- >>443
「んー……」
袋を掴み、肩にかけるように背中の方へ。
一路、例の寮へ。
//イベAへゴーでw
- 445 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 21:03:18 ID:HnkBBDEo0
- 「ボーリングやっるひっとこーのゆーび止っまれ!!」
- 446 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 21:10:07 ID:ZejfrKlM0
- 「……何言ってんすか……」
冷ややかな視線を送る。それはものっそい冷ややかな奴を。
「……まあ、やりますけど……」
そう言いつつ指をニギニギ
- 447 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 21:22:02 ID:HnkBBDEo0
- >>446
「……正直、『どーせ誰もこねーんだろーなァ〜』とか思ってた」
ちょっと感動。
「よし、これより暇つぶしにボーリングを始めるッ!!」
目の前に広がるレーン。
シューズを借り、スコア台の前に座る。
「さぁ、ゲームの始まりだッ!!」
飛び入り参加可能であるという、ボーリングにしては不思議な仕様。
「さて、最初にボーリングの球を選ぶんだが……何にしようかな」
ここは異能都市のボーリング場。
となれば、後は……分かるな?
「よし、このオリハルコン製の球にするか」
ちなみに44ポンド(約20kg)である。
そんな滅茶苦茶な企画の玉まであるとか無いとか。
- 448 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 21:27:14 ID:ZejfrKlM0
- >>447
「と……参加してみたはいいんですが……」
頭をポリポリとかいて。
「……俺、ボーリングのルールよく知らないんすよね……」
- 449 :魁:2009/11/25(水) 21:30:36 ID:Jhlo6zSQO
- |ω・)……
|ω・)っ●←ブラックホール球
- 450 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 21:35:34 ID:HnkBBDEo0
- >>448
「あれだ、本当は点数やら何やらと色々複雑なんだがな」
感覚や重さを確かめるようにボールを弄りながら
「ここはサクッと楽しめるように、
『1ターンに一回ずつ投げるのを二回やり、10本のピンのうち何本倒せたかで勝敗を決める』
ってことにしよう」
要約。
クロス一回目投げる→煉一回目投げる
→クロス二回目投げる→煉二回目投げる
→この時点で倒れているピンの数で勝負。
という順番だ。
「というわけで、レーンを二つ借りよう。
なに、空いてるから問題ないだろ。
他に質問はあるか?」
- 451 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 21:36:23 ID:HnkBBDEo0
- >>449
「ストップストップ。
それ使ったらピン倒れないから。
むしろ飲み込まれるから」
そもそも球であるのかどうかも疑問だ。
- 452 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 21:39:20 ID:ZejfrKlM0
- >>449
「な、何やってんだ……」
若干驚くも、差し出したそのボールを見て。
「……ちょっと借りるぜー……?」
差し出したその球を(勝手に)持って行った。
>>450
「ああ、それなら分かりやすいっすね」
ふむ、と頷いて。
「多分大丈夫です。それじゃ、クロスさん先にどうぞ」
- 453 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 21:39:57 ID:ZejfrKlM0
- >>451
「……駄目?」
その真っ黒い球を既に受け取って、思いっきり投げる準備をしていたり。
- 454 :魁:2009/11/25(水) 21:43:47 ID:Jhlo6zSQO
- >>451
「せっかく重力魔術を使い、質量を超圧縮して作り出したのに……」
勿体ない、という。
>>452
「……(わくわく」
楽しみにしているようだ。
- 455 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 21:51:40 ID:HnkBBDEo0
- >>452
「いやいや、そのボールやべーだろオイ!
というか何で持てるの?! ブラックホール持てるの?!?!」
これが異能都市の科学力ゥ!
ブラックホールは既に携帯可能になっていたッ!!
「……いや、まぁ俺もどうなるのか分からんし、とりあえず投げてから考えよう。
流石にヤバかったら後で取り替えればいいし」
ゲームスタート。
【一球目】
「いっくぞー」
ボーリングの球に義手の指を入れ、振りかぶる。
しかしそのフォーム、ボーリングの下手投げのフォームではなく……
「……ッどりゃぁああああああああああああああああ!!!!!」
野球投げッ!!
【ボーリングのルール第一章一般競技規定、第二条:適正な投球 】
ボウリングボールは、確実に手によって投球されるものとします。
ボールが競技者から離れ、ファールラインをこえた時をもって、適正に投球されたものとします。
つまり……ルールには……則って……いるはず……!
――ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
物凄い音を立ててレーンを滑り、一直線にピンへと向かってゆく。
――ガガガガガガガガガガガガガガガドゴォォォオオオオオオオオオオオオオンッッ
そして激突。
ピラミッド型に並んでるピンのうち、向かって左側が吹き飛んだ。
「うむ、まずは4本か」
こんな滅茶苦茶な投球にも耐えられます by異能都市ボーリング場
【銃寺森クロス 10/4】
>>454
「つーか作ったのお前かよ!!!」
思わずツッコンだ。
「ちょ、こっち向けんなよ?!
俺も圧縮されちまう!!」
- 456 :ミラージュ:2009/11/25(水) 22:05:02 ID:7hcwnxwgO
- …… コトッ
【ボーリングの球……にそっくりな爆弾を置いていく幼女】
フフッ……
【満足気な顔をして逃げていった……】
- 457 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 22:05:26 ID:ZejfrKlM0
- >>454
「……」
じーっとブラックホール球を見ている。
コレ。本当に投げても大丈夫なのかな。
>>455
「え。えーっと……の、ノリ……?」
ノリと勢いとギャグの力を借りれば不可能な事なんてあんまり無い!
「……へー。そうやって投げるのか……」
クロスの第一級を見て納得。
ちなみにコイツ。ルールを知らない=ボーリングの球の正しい投げ方も知らない。
「じゃあ……」
ブラックホール球の穴に見様見真似で指を突っ込んで、レーンから少し距離を取る。
其処で呼吸を整えた後、前方を見据える。その瞳に移るのは、ボーリングのピンのみ。
キュッ、キュッ、と靴が床を擦る音。それの感覚がどんどん短くなる。
この男、助走を付けてボールを投げる気だ。
レーンの直前。キュッ、と言う音が一際大きく響いて。
「……ッらあああああああああああああアアアアァァァァァア!!!!」
力の限り、球をピンに向って投げつけた!!
……しかし。
ツルッガンッ!!ゴロゴロゴロゴロ...ガコンッ!
腕を振りぬき、ぶん投げた球は前方へは飛ばず、ほぼ真下へ。
その重量からか、殆どと言っていい程バウンドは無しで、そのまま横のガーターへ。
「……あ……」
煉10/10
- 458 :魁:2009/11/25(水) 22:10:06 ID:Jhlo6zSQO
- >>455
「大丈夫、光だけを吸い込むようにルーンを調整してあるから。だから視認できないけど持てるのよ」
いきなりとんでも理論を持ち出した。
>>457
「(´・ω・`)……」
ガーター送りにされた黒い球をみてぼーぜん。
>>456
|・ω・)
|ミ
逃げた。
- 459 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 22:16:55 ID:HnkBBDEo0
- >>456
「うーむ、なんか重さが足りんな。
もう少し重いの……ああ、コレにすっか」
【球変更】
オリハルコン44ポンド→?46ポンド
「しかし何製だコレ?
ロゴが無いな」
>>458
「うわぁ何その素敵理論。超重力でわざわざ作る意味わかんねぇ……」
武器としては使えそうだが。
>>457
「m9(^Д^)プギャー
ざまぁねーぜ!!
そして見ているがいい! この俺様が華麗に綺麗にスペアを取る様をッ!!」
【二球目】
?製のボールを振り上げ、
「どっせぇええええええええええいッ!!」
投球!
――ツルッガンッ!!ゴロゴロゴロゴロ...
……しかし、
腕を振りぬき、ぶん投げた球は前方へは飛ばず、ほぼ真下へ。
その重量からか、殆どと言っていい程バウンドは無しで床に激突し、
――ドッォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン
爆発。
【銃寺森クロス 10/4】
- 460 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 22:23:13 ID:ZejfrKlM0
- >>456
「……?」
男が振り返った時にはすでにミラージュの姿は無くて。
「……何か嫌な予感が」
クロスが手に取ったボールを見て、ポツリとつぶやいていた。
>>458
「わ、悪い!本当ごめん!」
両手を合わせて平謝り。
「もう一回!もう一回チャンスあるから!!」
>>459
「……って、ええええええええええええええええっ!?Σ(゚Д゚;)」
突如起きた爆発。驚かない奴の方が少ない。
「え、ちょ、ちょっとクロスさん!?」
爆風がまだ残る中、其方へ駆け寄ってきた。
姿は全ッ全見えないけど。
- 461 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 22:30:49 ID:HnkBBDEo0
- >>460
「いやー、死ぬかと思ったわ」
うわ、生きてた。
「なるべく楽しいことを考えるようにしてたら生きてた。
いやー、危ない危ない」
体についたススを払い、平然と椅子に座る。
「しかしやべぇな……四本か。
ただ煉はまだ一本も倒せていないッ!
勝てる……うまくいけば勝てるッ!
さぁ煉、二球目を速く投げろぃ!!」
- 462 :甲/勝負その二文字が男を奮い立たせる:2009/11/25(水) 22:36:53 ID:bX1Xaw2w0
- 勝負の匂い
果たしてそんなものが存在するのか定かでは無い
が
「……」
レーンに立ち、ボールを構える赤マフラーの男は
間違い無く、"それ"に誘われて来たのであった
手を覆っていた包帯やギプスは既に取り外され
赤い球体をその手に持ち、約20メートル先の白く立ち並ぶピンの群れを見据える
踏み出す
流れるような動作に無駄は無く
後方に振り被るボールは赤い線を空中に描く
突き出される腕、振るわれたボール
それらがピンに向け一直線の軌跡を導いた―――その時
―――ボギン―――
鈍い音がホールに響き渡る
ピンに注目した視線を戻せば、蹲る勝負師の姿が見えるだろう
ボールは足元、つま先を潰し
振るった治りかけの腕は、被害拡大を余儀なくされて
「……」
勝負は終わった
戦い終えた戦士はホールを去る
『痛ぇえええええええええええッええええッえええええええええ!!!!!!!!!』
嗚呼、外からは
勝負に賭けた哀しい男の絶叫が木霊した
- 463 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 22:41:00 ID:ZejfrKlM0
- >>461
「うお、生きてた……」
流石ギャグの力。
「身体張ってますね……。若手芸人ですか……」
ダ○ョ○倶楽○とかも結構身体張ってるけど。
「え、ええ……。それじゃ……」
戻ってきたブラry球を掴む。二度目ともなれば、少しは持ち方も様になってる。筈。
「……上から投げたら駄目、か……」
力が入りすぎってのもあるだろうけど、やっと気付きやがった。
「なら……」
足を前後に開き、感覚を確かめるように力を入れたり抜いたりして。
そのうち、よし、と呟くように行って。
「……この一球に……全てを篭める!!」
腕が伸びる限界ギリギリまでボールを掴んだ腕を振りかぶって。
超低姿勢。腕とボールは床ギリギリを擦るように。
その投球フォームはさながらダ○ビッシュのような感じで。
「うおらあああああああああああああああ!!!」
咆哮と共に、その一球を投げた。
倒れたピンの数→秒数下一桁の数。ゾロ目なら10本。
- 464 :魁:2009/11/25(水) 22:45:23 ID:Jhlo6zSQO
- >>463
|ω゚)b
やるじゃない、と遠めに見ていた者がサムズアップ。
|ミ
そして再び消えゆ。
- 465 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 22:45:34 ID:HnkBBDEo0
- >>462
「な……何しに来たんだアイツ……」
>>463
「っしゃおらぁあああああああああ!!!」
ガッツポーズ。
「キタ! これキタ!! ktkr!! ざまぁwwwwwwwww」
鬱陶しい程に騒ぐいい年した男が一人!!
「やーいやーいm9(^Д^)! 煉ちゃんったらお話にならないのかしらー。
そーれお尻アタックー!」
- 466 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 22:46:26 ID:HnkBBDEo0
- 「あ、ちょっと待て?
0じゃなくて、ゾロ目だから……」
お尻を引っ込めた。
「調子こいてすいませんでした……」
- 467 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 22:50:38 ID:ZejfrKlM0
- >>462
此方の叫びは、其方に聞こえていただろうか。
其方の叫びは。
「……!?」
しっかりと聞こえていた。
>>464
「……っはあ、っはあ……」
Σd(゚Д゚)
>>465>>466
「はあっ……」
滴る汗。たった二球投げただけだろとか言うな。
「……」
騒ぐ男に冷ややかな視線を送りつつ、拳をギュッと握った。
- 468 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 22:55:13 ID:HnkBBDEo0
- >>467
「く……なんたる屈辱。
俺のこの「お尻アタック」を無効化させるとは……」
自業自得にも関わらず、その目に闘志を燃やしてゆく。
「もう1ゲームだ! もう1ゲーム、対戦を申し込むッ!!」
- 469 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 22:57:00 ID:ZejfrKlM0
- >>468
「ふふ……」
冷ややかな視線のまま、口元が笑みの形になり。
「勝ッッ…………たああああああああ!!!」
滅茶苦茶嬉しそうにガッツポーズ。
「って、え、もう一回ですか……?」
- 470 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 22:58:18 ID:HnkBBDEo0
- >>469
「もーいっかい! もーいっかい!」
両手をパンパン叩いて催促中。
- 471 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 23:01:22 ID:ZejfrKlM0
- >>470
「んー……」
腕を組んで考え中。勝ち逃げも悪くないとか思ってたけど。
「……じゃあ、後一回だけ……」
- 472 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 23:03:11 ID:HnkBBDEo0
- >>471
「わーいよっしゃぁー!!」
と言って大喜びでボールを取り出し、
【第一球】
「脳ミソ晒しやがれぇええええええええええええええ!!!!」
投球!!
……煉に向かって。
- 473 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 23:06:25 ID:ZejfrKlM0
- >>472
「おおぅっ!?」
ピョン、と飛び跳ねる。レーンの方へ。
とりあえずボールは回避。だけどレーン上って確か滑る(よね?)
ズルンッ!
「へぶっ!」
着地と同時に思いっきり滑って顔面強打!
其の上めっちゃ隙だらけだぞ!
- 474 :銃寺森クロス/リアルファイト勃発 ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 23:10:23 ID:HnkBBDEo0
- >>473
「勝つんじゃ! 俺は勝つんじゃ!!」
勝利への執着の仕方が間違っている。
「うおおおおお!! 隙ありぃぃぃいいいいい!!!」
ズダダダダダとクロスも走り、レーン上の煉に向かう。
しかし、やっぱりクロスも滑るのであった。
「おごぉ!?」
同じく顔面強打。
だが鼻血を流しながらも体を起こし、そばにあったピンを掴む。
「ドラァ!!」
もちろん投げた。
- 475 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 23:14:10 ID:ZejfrKlM0
- >>474
「あっだ……イタッ!?」
頭を押さえながら起き上がった所に丁度良くピンがヒット!
「……クロスさん……」
わなわなと震える手。隙を見て戻ってきたブラry球を回収。
クロスの方を向いて、先ほど同様思いっっっっ……きり振りかぶって。
「ふっ……っざけんなあああああああああああああ!!!」
ブラry球を一直線にクロスへと投げつけた!
- 476 :ボーリング場支配人:2009/11/25(水) 23:19:57 ID:bX1Xaw2w0
- (#^ω^)……
(#^ω^)っ【スイッチ】 ポチ
―――ガコォオンッ!!!!!!!
二人が乗ったレーンの床がガバッと開いた
強制屋外排出装置作動!
- 477 :銃寺森クロス/リアルファイト勃発 ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 23:22:37 ID:HnkBBDEo0
- >>475
【図】
{ 煉 =Ξ● クロス ∵←ピン
「おごぉッ!!」
顔面にブチ当たるブry球。
鼻血で軌跡を描きながら綺麗に吹き飛び、
――スコーン
画面に出る派手なエフェクト。
そこには【STRIKE】と表示されていた。
数十分後。
店員から嵐のような叱咤と注意を受け、クロスはロビーのソファーにて撃沈していた。
「…………」
燃え尽きている。
- 478 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 23:25:09 ID:ZejfrKlM0
- >>477
「おっしゃあ!ストライクッ!!」
顔面ヒットに又、ガッツポーズで派手に喜んでた。が。
>>476
「……いっ!?」
うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ..........
奈落の其処にドップラー効果と共に消えていった……。
- 479 :銃寺森クロス/リアルファイト勃発 ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 23:33:05 ID:HnkBBDEo0
- >>476>>478
「…………」
強制排出された屋外にて。
「いやぁ、いい勝負だったな煉!!」
平然と言いやがった。
- 480 : ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 23:37:57 ID:IDnKkU3kO
- >>479
「……」
滅茶苦茶ジトッとした目でクロスを見つめる。
「……もう怒る気にもならないです……」
- 481 :銃寺森クロス/リアルファイト勃発 ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 23:40:02 ID:HnkBBDEo0
- >>480
「まぁまぁ、そー言うな!
よし、俺に勝った褒美だ、これをやろーう!」
【煉は AGカフェの 一品無料券を 手に入れた】
「しかし次は勝つ。たとえ貴様の心臓を抉り出そうともッ!!」
- 482 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 23:45:12 ID:IDnKkU3kO
- >>481
「お、いいんですか?」
とか言うけど既にポケットに締まってたり。
「……もうリアルファイトは勘弁ですけど、ね」
- 483 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 23:47:49 ID:HnkBBDEo0
- >>482
「俺がいたら使え。しぶしぶ無料にしてやんよ」
いや、そこは素直に無料にしろよ。
「さーて、体動かしたら腹減ってきた。
そろそろ帰るかなー」
鼻に詰めたティッシュを取り替えながら、体をぐっと伸ばす。
- 484 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/25(水) 23:55:07 ID:IDnKkU3kO
- >>483
「了解ですっ」
ニコニコ笑ってる。地味に嬉しいらしい。
「……げ。もうこんな時間ですか……」
クロスの言葉に時計を見て、少々驚いて。
- 485 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/11/25(水) 23:56:49 ID:HnkBBDEo0
- >>484
「だなー。さて、帰るか」
またティッシュを取替え、鼻血をふき取りながら夜の街の中に向かう。
「今日は付き合ってくれて悪いな。
さんくー」
それだけ言うと、雑踏の中に消えてしまった。
- 486 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/26(木) 00:01:46 ID:IDnKkU3kO
- >>485
「いや、俺も楽しかったですよ」
ニッと笑いかけ、パタパタと手を振って。
「さいならー……」
クロスを見送った後。
「……♪」
勝利が嬉しかったか。それとも食券が嬉しかったか。
上機嫌に鼻唄を口ずさみ、ついでに軽くスキップをしながら。
男も又、雑踏の中へと消えていった。
- 487 :魁:2009/11/26(木) 19:11:16 ID:Jhlo6zSQO
- 彼女の眼前には高層ビルがそびえ立っていた。
ただのビルではない。今日は各界の要人たちが会議のためにこの場に集まっていたはずだ。
しかしその会合は妨げられてしまった。テロリストに制圧されてしまったからだ。
テロリストの要求は唯一つで、政府の機密文書を手に入れること。
政府はこの問題に対し、武力による鎮圧を決意する。
そして鎮圧の為に白羽の矢が立った団体が、黎明騎士団である。
「テロリストたちの構成人数は?」
「判明しておりません」
「能力者の有無は?」
「全員と思われます」
「厄介ね。機動班以外は後方参謀長の指示を仰ぎなさい」
「では私たち機動班はどうなさいますか?」
「二チームに分けて突入する。一方は一縷に、もう一方は私が先方をつとめる。予備兵力として後方参謀長にも前線へ出て頂きましょう」
「何の為の後方参謀なのやら……やれやれ」
一通りのブリーフィングが終わり、馬車ならぬ竜車を飛び出した騎士たちは、与えられた役割を完遂すべく動きだした。
――黎明騎士団の戦いは日夜問わず行われているのだ。
- 488 :魁:2009/11/26(木) 19:51:04 ID:Jhlo6zSQO
- 機密文書とは政府が極秘裏に開発している新型大陸間弾道ミサイルだとか、新型生物兵器などという噂が流れているが、リスクを冒してまで手に入れようとするにはそれなりの価値があるのだろうと彼女は考えている。
(……それよりも今は目の前の任務に集中するべき)
電源が落とされ、暗いビルを探索することは彼女にとって容易であった。
夜の血を持つ彼女の夜目、反射神経は人一倍優れている。
つまり仮に死角から攻撃を受けたとしても、彼女にとってさほど問題ではない。
ドアを開き、室内に入った瞬間だった。
後方から静かに、しかし威力のある一撃が振るわれる。
けれども、テロリストの思惑は果たされることはなかった。
いなされ、テロリストの得物は空を走る。間髪を入れずに鳩尾を襲うのは、彼女の刀剣の柄であった。
「出発前に地図上で確認した奇襲ポイントが面白いほど当たるわね」
「そろそろ、私の眼力が信用できる域に来ましたかな?」
「さすが銃撃戦のゲームで相手の心理を読み尽くしただけあるわ。恐れ入りました(棒読み」
「いや騎士長の代弁をするがさすがの俺もそれは引くわ(^ω^;)」
「(´・ω・`) 」
この騎士団、チームワークはいい……のか?
- 489 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 20:25:20 ID:SJhJK2lw0
- 【アウテリートの錬金ショップ前】
なーんか……疲れた
【一年ぶりの久し振りの再開、それを終えた彼女はため息を付いて】
まあ、悪い物では無いかな
【ただ、何をするわけでもなく外に出て太陽の光を浴びていた】
- 490 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 20:32:46 ID:.6prKP66O
- >>489
「疲れたか……そうか……ならば方をモミモミしてあげようか?」
【背後から現われたのは白い服に身を包んだ男性の姿……いつもと変わらない表情で立っていた】
- 491 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 20:34:20 ID:SJhJK2lw0
- >>490
いや、断ろう
【振り向き、距離を取りつつ離れながら】
しかし、貴様とも久し振りか……
【彼女にとっては一年ぶり。昔と変わったのは背中の剣】
- 492 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 20:39:06 ID:.6prKP66O
- >>491
「そうだな……君が居ない間に色々あった……」
【何か申し訳なさそうな表情を浮かべ、そして剣を見やる】
「剣か……エンジニアから剣士に転職でもしたのかい?」
- 493 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 20:41:43 ID:SJhJK2lw0
- >>429
……たとえば?
【ただ、二人の身長差は相変わらず】
【見上げるようにして見ている】
これか? これは……大切な物だ。多分な
- 494 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 20:47:55 ID:.6prKP66O
- >>493
「大切なもの……か……そうか……」
【沈痛な面持ちでレラを見下ろす】
「本当に……本当にすまない!」
【突如、男性は謝る……深々と頭を下げ……それは土下座で……】
- 495 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 20:51:59 ID:SJhJK2lw0
- >>494
なんだ? 何故、謝る?
【顔を上げろ、と続けて。不思議そうな顔つき】
- 496 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 20:54:42 ID:.6prKP66O
- >>495
「ゼオラが……消えた……私のせいだ……」
【相変わらず頭は下げたまま……上弦は続けた……】
「君の……私達の……大切な人を……守ることが出来なかった……」
- 497 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 20:59:23 ID:SJhJK2lw0
- >>469
消え……た?
貴様、それは……それはどういう事だ!?
【声を荒げ、動揺が見える】
- 498 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 21:05:07 ID:.6prKP66O
- >>497
「……消えた……言葉通りさ……別次元て言うのか……飛ばされてしまった……」
【そして上弦は語り出す、ゼオラの存在、シノン、複数のゼオラ……空に浮かぶ飛行船の事……そして目的を……】
- 499 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 21:09:46 ID:SJhJK2lw0
- >>498
別……次元、に? 飛ばされた?
【舌うちを一回、それから数分。何かに気づいて】
別次元、なら助けに……行ける。僕はゼオラを助けに行くぞ!
- 500 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 21:13:54 ID:.6prKP66O
- >>499
「……!?」
【顔を勢い良く上げる】
「ほ、本当か!?だったら……だったら私も一緒に連れていってくれ!!……頼む、この通りだ……!」
【再び頭を下げ、懇願する】
- 501 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 21:17:27 ID:SJhJK2lw0
- >>500
【暫く、ため息をついて】
いや、やはり貴様らが行け。僕はここに残る
- 502 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 21:20:21 ID:.6prKP66O
- >>501
「何ぃ……何故だ……君が行かないと!!」
【何故急にそんな事を言い出したのかと不思議に思う】
- 503 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 21:27:09 ID:SJhJK2lw0
- >>502
多分、性質上……僕は別次元にわたる事は出来ない
たとえ、出来てもだ。そこから帰る方法が無い
助け出すなら、貴様等の内誰かだ
- 504 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 21:30:04 ID:.6prKP66O
- >>503
「そうか……だったら……!」
【片膝を着き、自分の胸に手を当て……言い放つ】
「だったら……せめて……せめて……ゼオラを助け出す役目を私に……」
- 505 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 21:33:40 ID:SJhJK2lw0
- >>504
それは貴様が自分でやれ
僕は別次元への道を作ることしかできない
さらに、その先がどんなところかも解らない……
だから、貴様が自分でやるしか無い。僕にはその手伝いしかできない
【背中の剣に手を当てて】
- 506 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 21:37:57 ID:.6prKP66O
- >>505
「……わかった……わかっている……どんな場所だろうが……あの子を助ける為だ……私は臆さない……」
【眼に瑠璃色の光を宿し、レラを見上げ……決意を示す】
「君が誰よりもあの子を助けに行きたいのは知っている……だから……君の分まで……私は戦おう……」
- 507 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 21:42:54 ID:SJhJK2lw0
- >>506
ああ、それで良い……頼むぞ
【上弦に笑みをよせ】
しかし、久し振りの再開がこんな話で始まるとはな……
- 508 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 21:45:59 ID:.6prKP66O
- >>507
「すまないな……君とはもっと明るく再会をしたかったのだが……」
【しかし、謝らずににはいられなかったのだ……】
「でも、今まで手詰まり状態だったんだ……君が帰ってきてくれて良かった……君が帰ってきてくれたお陰で……」
- 509 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 22:11:04 ID:7hcwnxwgO
- >>508
まあ、ゼオラの為なら仕方がないしな。気にするな
それに、無事に帰ってこれたんだ。むしろ、僕は強くなった
【背中の剣を取り出して】
貴様等に賭ける、絶対に連れて帰れよ?
- 510 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 22:18:07 ID:.6prKP66O
- >>509
「絶対に……約束する……絶対に連れて帰る……絶対だ!!」
【鋭い眼は尚鋭く瑠璃色の光を放つ……それが彼の一番真面目な表情なのだ……でもやっぱり少し怖い……】
「確かに……君は強くなった……成長したよ……」
【まるで我が子を見る親のようにレラの成長を眺めた】
- 511 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 22:25:20 ID:SJhJK2lw0
- >>510
フン、それで良い……
【ニヤリと笑ってその表情を眺めた】
試してみるか? 負ける気はしないぞ
【剣の長さは身長とほぼ同じくらい】
- 512 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 22:31:24 ID:.6prKP66O
- >>511
「ふふふ……」
【彼の真面目な表情は珍しい……でも、珍しいその表情はすぐに消えて】
「ほほう……私に闘いを挑むのかい?……いいよ?……私も君の成長を確かめたい……主に体の……」
【セクハラする気満々です!】
- 513 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 22:36:17 ID:SJhJK2lw0
- >>512
いや、やっぱやめるか……
【剣を直し、苦笑いで距離を取った】
- 514 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 22:39:34 ID:.6prKP66O
- >>513
「遠慮するなよ〜!優しくしてあげるからさ?」
【ゴールキーパーやバスケット選手の様な動きでレラとの距離を詰める】
- 515 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/28(土) 22:40:38 ID:ZejfrKlM0
- 「〜♪」
鼻歌交じりの声が聞こえて。
「ん……。ありゃあ……」
ガサリと手に抱えた紙袋が鳴って。
一人の男が歩いてきた。
- 516 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 22:44:33 ID:SJhJK2lw0
- >>514
来るなっ! バカ!
【ジェットブーツで上空に退避】
>>515
【まだ気づいて無いっぽい】
- 517 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 22:50:31 ID:.6prKP66O
- >>515
【気付かない】
>>516
「あ!?空に逃げるのはずるいぞ!私飛べないんだぞ!?」
【下で喚く】
「いや……下からのアングルも中々」
- 518 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/28(土) 22:53:11 ID:ZejfrKlM0
- >516
「レラ……?」
そう言えば先日はちゃんと話せなかったな、と思い出して。
「おーい、レラー!」
手を振って此方に気付かせようとしてみる。
>>517
「おお、上弦も」
今度は視線を其方へ向けて。
「何か久しぶりに見るぜ。元気だったか?」
- 519 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 23:00:47 ID:SJhJK2lw0
- >>517
なら、ここに居れば安全と言う事だな!
【そのままフワフワと屋根の上へ】
>>518
……っ!?
【見た瞬間顔が引きつり】
ぼ、僕は何も見てない僕は何も見てない……
【まだ幽霊だと思っているようだった……】
- 520 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 23:02:54 ID:.6prKP66O
- >>518
「あぁ……見ての通り元気だ……今、レラと大人のスキンシップを取る為に頑張っていたのだが、逃げられた」
>>519
「くそぅ……飛べない……私にはもう手出し出来ないのか……なーんてね☆」
【宙に足場を作り駆け上がる】
「そうだな……その綺麗な足をHAHAHAHA!!」
- 521 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/28(土) 23:08:47 ID:ZejfrKlM0
- >>519
「……ああ、そっか」
ハア、と溜息を付いて。
「誤解解けて無いよな、そう言えば」
少し俯き、どうしようかとその場で考えて。
>>520
「……」
物凄く冷ややかな視線を送りながら携帯を取り出して。
「1、1、0っと……」
- 522 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 23:13:36 ID:SJhJK2lw0
- >>520
あ、あにいいぃ!?
【驚いた表情を見せる……が、すぐにその表情を戻し】
なんてな!
【背中の剣を抜き、振る】
【剣線は一本の線となって目に見える物になり、さらにそこに飛び込む】
【するとレラの姿が消え、離れたところから現れた】
>>521
いい加減成仏しろよ! 近づいてくるな!
【なんか酷い】
- 523 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 23:15:44 ID:.6prKP66O
- >>521
「好きにすればいい」
【まったく気にしない】
>>522
「さぁ!撫でさせろぶはぁぁぁぁ!?」
【レラに飛び込むが案の定、レラが消えて上弦は地面に激突】
「な、なんかそれ格好いいぞ……ガクッ」
- 524 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/28(土) 23:20:21 ID:ZejfrKlM0
- >>521
「おおっ、ワープ……!?」
レラの姿が消え、その姿を探すためにキョロキョロと辺りを見回して。
「レラ!その事もあるし、色々と話したいことがあるんだ!」
近付いてくるな、なんて言葉は無視で。離れた場所にいるレラに呼びかけて。
>>523
「……何だ、つまんねえ」
パタン、と携帯を閉じてポケットにしまう。本当に通報していた訳じゃなくて。
「って、お前大丈夫かー?」
聞こえた声に少し心配そうに問いかけて
- 525 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 23:24:51 ID:SJhJK2lw0
- >>523
バカめぇ……
【倒れた上弦の背後から近づいて行き、背中にパンチ】
>>524
来るなと言っているだろ!
そ、それに僕は幽霊の成仏方法なんてし、知らないぞ!?
【元々青白い顔がさらに白くなり】
- 526 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 23:28:00 ID:.6prKP66O
- >>524
「残念だったな、大丈夫だ……私は意外と丈夫なんだ」
>>525
「かかったなアホが!!」
【すぐに動きだし、足でレラを掴む】
「食らえ!!なんか適当な関節技!!」
【正しく適当な関節技をレラに極める】
- 527 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/28(土) 23:33:20 ID:ZejfrKlM0
- >>525
「だーかーらー……ああ、もう説明も面倒臭え……」
ハア、と溜息を付いて。
「いいからとりあえず人の話を聞け!」
若干苛立ち気味に、二人がいる場所まで上がってきて。
>>526
「……な……」
其処に居たのは組み合った二人。
其れもなんか結構危ない。
「……」
冷ややかな視線。てか何かもうそれ以上の何かを上弦に送りつつ。
- 528 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 23:36:02 ID:SJhJK2lw0
- >>526
なにぃっつ!? この外道親子めがぁ……ぁがっ!!
【涙を瞳一杯に浮かべて痛がっている】
>>527
供養なら毎日してやるぅ……だか、来るなぁ…!!
【関節技を決められ瞳に涙を浮かべながら声を出す】
- 529 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 23:40:23 ID:.6prKP66O
- >>527
「何か?お前は私には冷たいものだな、いつもお前も似たような事してるじゃないか……」
>>528
「はっはっは!痛いか痛いか?許してほしかったら“許してくださいご主人様”と言うんだな!」
【そうは言っても力を緩め、痛みを感じ無くした】
- 530 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/28(土) 23:48:20 ID:ZejfrKlM0
- >>528
「……大丈夫か?」
それだけ言って、ハア、と溜息を付いて。
「近付かないと助けてやれないけどな」
涙を浮かべているレラを見て少しだけ心配そうに言って。
>>529
「何だか適当にあしらわれてるからな」
ハア、と溜息を付いて。
「俺は何時もと変わっちゃいないぜ?変わったのはお前だよ」
「……流石にそんな事はしてないって」
ピッと指を刺して。
- 531 :レラ=バニッシュ:2009/11/28(土) 23:52:33 ID:SJhJK2lw0
- >>529
っく……誰が…言うか…バカが……
【痛みが無くなったから調子に乗り始めた】
>>530
どうせお前触れないんだから助けられないだろうがぁ……!
【本気で幽霊だと思っているらしい……】
- 532 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/28(土) 23:54:44 ID:.6prKP66O
- >>530
「他人の意見はちゃんと聞くものだ……相手を責める前にまずは自分を見るんだな」
【ため息】
「そりゃ、変わるさ……お前と、お前と同じ顔をした奴が私から大切なものを取ろうとするんだからな……」
>>531
「……まったく……やはり変わらないな……君も……体もね……」
【意味深な発言の後……レラを解放】
「さぁ……では……ゆっくりと会話を楽しんでくれ?」
【そう言って数歩引く】
- 533 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/28(土) 23:59:16 ID:ZejfrKlM0
- >>531
「この間お前の事キャッチしただろ?」
忘れたのか、と言って。
「んー……どうすりゃ信じて貰える?」
首を傾げて、そんな事を言って。
>>532
「責めちゃいねえさ。別に。ただ、俺から見ての感想だ」
肩を竦めてそう言って。
「……アイツの事は知らねえけど、大切な物を取ろうとするって、どういう事だ?」
軽く首を傾げて、不思議そうに。
- 534 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 00:03:16 ID:SJhJK2lw0
- >>532
え? ……は!?
【若干顔を赤くして逃げるように】
>>533
う・……う、うわあああ!?
【思い出してさらに恐怖顔】
き、貴様は一体なんなんだぁ!?
僕は寝るぞ! もうこんなところに居てられない、部屋に帰る!
【そう言って逃げるように帰って行った】
- 535 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 00:05:33 ID:.6prKP66O
- >>533
「それこそ自分で考えるんだな……下らない話だ……だから自分で気付くべきだ」
>>534
「はっはっは!相変わらず可愛い反応だ!こいつは私のパトスがMAXだ!!」
【そう言って追い掛けて行く、その後、上弦はレラにぬっころされたそうな……】
- 536 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 00:11:17 ID:ZejfrKlM0
- >>534
「だから人間だっての。生きてる、な?」
こうなる選択をしたあの瞬間から、こういう事が起こるんじゃないかとは少し心配していたが。
「あー、んじゃな」
溜息と共にレラを見送って。
>>535
「……その下んない事で態度変えてるお前もお前だな」
若干挑発するように言う。
上弦のその物言いに少し腹を立てているようで。
「あ、待てまだ話が……!」
レラを追いかけて行った上弦に声をかけるも間に合わず。
一人になったその場所に立ち尽くす。
- 537 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 09:37:28 ID:HnkBBDEo0
- 「クーリースーマースーがーこーとーしーもーやーぁってー来ーるー」
ふんふんと歌いながら、梯子の上で店内に飾りをつけるクロス。
装飾は灯りを受けて輝いている。
「少し早いが、今のうちに飾りつけとかないと後が大変だからな」
- 538 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 09:48:13 ID:.6prKP66O
- >>537
「クリスマスと聞いてやってきましたわ!」
【寒い日なのに関わらず、いつもの腋丸出し、ミニスカートで現われる真っ白服の少女】
- 539 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 09:53:04 ID:HnkBBDEo0
- >>538
「まだ11月だけどなッ!!」
梯子の上から振り向き叫ぶ店長。
「……って、うわ。
なにその格好、見てて寒っ!
ホラ、あそこの暖炉に火ついてるから早く当たりなさい」
暖炉の中では薪がパチパチと音を立てている。
「ああ、ついでに
そのダンボールの中に入ってる飾りを取ってくれー」
梯子の上でクロスが義手を伸ばしている。
- 540 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 10:00:21 ID:.6prKP66O
- >>539
「えぇ……実はかなり寒いんですのよ……でも、この状態ならお父様が『寒くないかい?私のコートをあげよう』とかなんとか言って私を包んで……あぁ……極楽極楽」
【つまり、これも作戦なんだと……暖まりながら言うのでした】
「飾り?……これですの?……はい、どうぞ」
【ダンボールの中の飾りを適当に掴み取り、クロスに手渡す】
- 541 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 10:05:47 ID:HnkBBDEo0
- >>540
「アホだお前。
ハッキリ言わせて貰うが、アホだお前。
もう一度言う。アホだお前」
呆れ顔で飾りを受け取り、店内の柱にとりつけた。
「よし、こんなモンだろ。
あとは今度やるか」
梯子から飛び降り、梯子を畳んでしまう。
店内はいつもの落ち着いた雰囲気とは違い、煌く装飾に彩られていた。
「ああ、マフィン食べる?
暖炉で軽く炙って食べると美味しいぞ」
- 542 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 10:12:14 ID:.6prKP66O
- >>541
「な、ぶ……無礼ですわ!!私の何処がアホだって言うんですの!?」
【ガルルルと息巻いてクロスに詰め寄るが】
「え?マフィン?食べますわ〜!!」
【すぐに笑顔を浮かべながらはしゃぐお嬢様は単純でした】
「この店も随分と煌びやかになりましたわね〜……」
【マフィンの到着をワクワクと待ちながら店内の様子を語る】
- 543 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 10:16:47 ID:HnkBBDEo0
- >>542
「イベントの時ぐらいはな。楽しくやりたいのよ」
マフィンを金属製の串に刺し、暖炉の前に置く。
すぐ近くのテーブルには、鍋で煮たであろう濃厚なミルクティーが置かれていた。
「この都市は善悪入り乱れて歪んだ混沌だからな。
だからこそ、行事ぐらいはしっかり楽しんでおきたいんだ」
- 544 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 10:22:14 ID:.6prKP66O
- >>543
「まぁ……その気持ちもわからなくは無いですわ……クリスマスには幸せの魔法がかかっていますのよ?……あ、ミルクティー頂いてもよろしいですの?」
【何か笑顔でクロスを見つめる表情は、いつものアホで変態なお嬢様の数少ない魅力である】
「しかし……意外ですわ……顔に似合わないですわよ?クロスさん」
- 545 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 10:29:25 ID:HnkBBDEo0
- >>544
「ああ、それ飲んでいいよー。俺も作業終わってから飲みたいと思って作ったんだ」
何気なしに呟きながらマフィンを暖炉から取り出し、皿の上に乗せてフォークを添えた。
「幸せの魔法かー。やれやれ、相変わらず素敵なことを言うお嬢さんだ」
彼女の笑顔に応えながらニヘラと笑い、
「……って、意外? 失礼な。
俺ってどんな顔してるイメージだよ」
- 546 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 10:37:29 ID:.6prKP66O
- >>545
「まぁ……では、頂きますわ〜!」
【ミルクティーを手に取り一口】
「あぁ……落ち着きますわね……やっぱり冬と言ったらこれですわ……」
【続いてマフィンをモグモグ、とても幸せそうな顔を見ると、“女の子は甘いものに弱い”と言う事が改めて理解出来るかもしれない】
「乙女はロマンチストでなければいけませんのよ?私に言わせれば貴方も十分ロマンチストですけどね……こんな顔してるのに……」
【フォークを振りながらロマンチストを語った後、近くにある紙ナプキン(?)を手に取り、絵を描き始める】
「ほら、こんなですわ!」
【自信満々に見せた絵は……うん……下手でよくわからなかった】
- 547 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 10:41:55 ID:HnkBBDEo0
- >>546
「お、俺こんな顔してたのか?!」
なんか真に受けた。
「そんな……デッサンもパースも全て崩壊しているような顔を……俺が……
嘘だ……なぁ、嘘だろ?! 毎日鏡で見ている俺のパーフェクトフェイスは何なんだ?!」
うろうろと慌てている。
そこでハッと気付いたように顔を挙げ、
「スタンド攻撃を受けているッ!?」
見当違いのことをのたまう始末。
- 548 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 10:46:28 ID:.6prKP66O
- >>547
「あ、あらぁ……?なんか予想外の展開に……いや、でも私の絵は完璧……パーフェクト……パーペキ!!」
【やはり自分の実力に気付いていないようで、クロスの慌てぶりを不信に感じ、気付く】
「は!?ま、まさか……本当にスタンド攻撃!?……クロスさん!鏡ですわ!鏡で自分の顔を確認しなさいな!私は……相変わらず可愛いですわ……」
- 549 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 10:49:49 ID:HnkBBDEo0
- >>548
「お前はアホだが可愛いのは認める」
同じくクロスも鏡を覗き、
「……ああ、無事だ。大丈夫だ。
ってオィ!!」
思わずツッコミ。
「ただ単にお前の絵が下手なだけだったのが実証されたが、大丈夫なのか?
お前、錬金術師だろ? 錬金術とは要するに化学を扱うわけで、
その中には図形を描く作業や観察対象をスケッチするという作業もある筈だが……
絵が下手だとヤバくね?」
- 550 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 10:57:13 ID:.6prKP66O
- >>549
「まったく、素直じゃないですわね〜……アホなんて付けなくても、普通に可愛いって言いなさいな、恥ずかしがり屋さん?オーッホッホッホッホ!!」
【自分がアホな事は認めないが、可愛いと言われたのは嬉しいようだ……高らかに笑っている……だが……】
「オーッホッホッホッホ!オーッホッホッホッほぉ!?……私の絵が下手ですって!?まさか、こんなにそっくり……はっ!?そう言えば私未だに地図とか……図形関係……任されていませんわ!?」
【そして気付く新事実!】
- 551 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 11:04:50 ID:HnkBBDEo0
- >>550
「一発殴っていいか?^^」
流石にイラッ☆ときたようだ。
「え、えええええ……さすがに練習した方がいいと思うぞ、うん。
絵を描くのが上手くなるっていうのは、それだけノウハウや技術が精錬されてるということだ。
すると、自然と陣や術式を描くのも早くなり、戦闘にも有利になれると思う」
まぁ、中には陣や術式に頼らなくても魔力やマナを扱う化け物もいるが……と続ける。
- 552 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 11:15:42 ID:.6prKP66O
- >>551
「だ、ダメですわよ!痛いじゃありませんの!それにこんな可愛い子を殴ったらバチが当たりますわ!!」
【そそくさと後退、減らず口はそのままです】
「お、おぉ〜……まさか絵にその様な事が隠されていたとは……あ、私もマナを扱えますわ!伊達にマナの血を引いておりませんのよ?」
【胸に手を当て、エッヘンポーズ!しかし、化け物と聞いて怒りだした】
「それはお父様の事ですの!?……許しませんわよ!撤回なさい!!」
【ビシィッと指を指して】
- 553 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 11:22:05 ID:HnkBBDEo0
- >>552
「はいはいもうわかったよもう……」
なんか諦めがついたらしい。
クロスの中でツッコミを入れる気力がうせたのであろう。
「ええー。だってあんな手軽にポンポンとマナを扱うとか人間じゃねぇだろjk……
絶対アレ、世界樹に触れたか『真理』を見たかしちゃってるレベルだって」
怒ってるアウテリートに対して減らず口で応えている。
「化け物じゃなかったら人外? あるいは超越種」
- 554 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 11:32:19 ID:.6prKP66O
- >>553
「……黙って聞いていれば……言うに事かいてお父様を侮辱して……お父様は、少し変態で、子供で、変態で……毎日馬鹿な事をしてますが……素晴らしいお人なんですのよ!!真理だか世界樹だか知りませんが……お父様に謝りなさいな!!」
【怒った少女が繰り出すのは回し蹴り、当たるかどうかはわからないが、クロスが冗談で言ったのかもわからないが……ファザコンの少女は怒らずにはいられませんでした】
- 555 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 11:41:07 ID:HnkBBDEo0
- >>554
「いや、やっぱり変態なのには変わらないのかyおごふっ」
見事に顔面にヒット。
体が金属で出来ている為に吹き飛ぶことはなかったが、首がヤバい。
なんかゴキッて言ったっぽい
「はい、すいませんですた。
……いやしかし、ミニスカで回し蹴りはどうかと思いますよ、ハイ」
- 556 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 11:46:23 ID:.6prKP66O
- >>555
「……分かればよろしいんですのよ……まったく……」
【足を戻す、水玉模様が隠れる】
「あら、失礼……ってあれ?ゴキッって行きませんでした?……私も足が痛いんですわ……」
【鉄を蹴ると痛いに決まっている】
- 557 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 11:54:39 ID:HnkBBDEo0
- >>556
「能力のせいで、今じゃ完璧に金属に体が侵食されてるからなぁ」
少し固めの頭をボリボリと掻く。
頭は斜めのままだ。
「ああ、首は心配すんな……っと!」
力ずくで元に戻した。
「しかし、水玉か……それも上弦の趣味に合わせてか?」
- 558 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 12:02:51 ID:.6prKP66O
- >>557
【首を直したのを見て大層驚く】
「ぱっと見ホラーですわ!!」
【しかし、やはり本当に大丈夫なのかと不信に思っている】
「そうそう、いつお父様とそうなるかわかりませんので、水玉や縞々は勿論、他にも色々……って何言わせるんですの!?って言うか見るんじゃありませんわぁ!!」
- 559 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 12:09:41 ID:HnkBBDEo0
- >>558
「……お前の怖いところは、それを本気で言っているところだな」
若干引いた。
「まぁ、別にいいけどさー。誰が何を好きになろうと、その気持ちには嘘はつけないと思うし。
しかしその『お父様』とやらもモテモテだね」
- 560 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 12:14:52 ID:.6prKP66O
- >>559
「本気の何がいけないんですの!?いいです事?別に悪いことでは無いんですのよ?誰もが父親を好きになりますわ、私は愛情が人より深いだけですわ!!」
【世間ではそれをファザコンと言う】
「お父様がモテモテ……?どう言う事ですの?」
- 561 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 12:15:42 ID:SJhJK2lw0
- クリスマスと聞いて来てやったぞ!!
【勢いよく扉を開ける】
【ダボダボのコートに首まで埋まったずんぐりむっくりがいた】
- 562 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 12:39:22 ID:HnkBBDEo0
- >>560
「ああ、はいはいわかったわかった」
もう適当にあしらってる辺り、どうやら「いつものアウテリート」としてインプットされたようだ。
「それを言うなら俺も変態じゃないもんね!
……とまぁ、ともかく、だ」
話を切り替え、
「上弦はだな、奥さんもいる上にお前みたいな娘もいるわけで……いやぁ、うん
モテモテじゃん?
まぁ、俺も人のことは言えんがな。
黒瑪瑙がいたり、過去に嫁公認の愛人がいたり、今もちょっといろいろとゴニョゴニョ」
>>561
「……一瞬誰かと思った」
ちょっとびっくり。
「まだ11月だが、飾りつけは済ませたぜ!!」
- 563 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 12:45:40 ID:.6prKP66O
- >>561
「あ、雪ん子ですわ!」
【レラの姿を見て笑う】
>>562
「まぁ、確かに……お母様や私もいますからね……確かにモテていますわね……それを聞くと……」
【ん〜、と考えてながら腕を組む】
「それが一体?聞かせていただけますこと?」
- 564 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 12:48:27 ID:SJhJK2lw0
- >>562
飾り付け? ああ、なんかうっとおしいな
【軽くながした】
ところでお前、クリスマスってなんだ?
【扉を閉め、クロスの方に向かって歩いてくる……が】
いてっ……くっ、なんt時代だ!
【裾を踏んでこけた】
>>563
この時期になると寒くて意味が解らんな
【コートには雪がびっしり。軽い雪だるまである】
- 565 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 12:54:27 ID:HnkBBDEo0
- >>563
「うん?
いや、俺も詳しくは知らないが。
上弦が小さい女の子と一緒に歩いてるのを見かけたことがあってな。
俺は『あー、上弦ってモテるんだなー。いいなー、俺もロリとちゅっちゅしたいなー』とか思って見てた。
右目に眼帯してたから遠くがあまり見えなくて、その小さい子はよく見えなかったんだがな。
でもあの緑色の髪の毛は上弦だったと思う」
淡々と、思い出すように話す。
「まぁ、俺の見間違いかもしれんけどなww」
>>564
「クリスマスとは、聖なる夜と定められた12月24日の夜に、幼女がお兄さんを自宅のベットまで誘い込み、
そして自分の靴下とプレゼントを交換するというイベントだ。
靴下は脱ぎたてか否かでプレゼントの価値が変わるぞ」
以上のことを即答。
「……コケたのを時代のせいにするなよもう。
大丈夫か?」
ツカツカと歩み寄り、面倒臭そうだが手を差し伸べた。
- 566 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 13:03:29 ID:.6prKP66O
- >>564
「いや、貴方の今の状態が意味不明ですわよ……雪を払いなさいな……まったく……」
【レラに近づいて雪をはたく】
>>565
「お父様は子供好きですからね……多分相手は……小さいゼオラなのでしょう、お父様はゼオラを愛しておりますの……と言う訳で今度ゼオラと一緒にお父様を襲おうかと……」
【よだれを垂らしながらけしからん妄想をするファザコン少女】
「相手がどう思ってるかはわかりませんわ……でも、お父様が人から好かれるなら、私もお母様も嬉しいですわ……って言うか……貴方は相変わらずアレですのね……」
- 567 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 13:07:50 ID:SJhJK2lw0
- >>565
ほうほう……意味が解らんわ!
靴下なんか貰ってうれしいのか……?
【だまされているとは気付いていないようで】
いや、時代が悪い。
もっと簡単で寒くないやつが作れんのか!
【外の空気にひんやりと冷やされた義手の右腕を向けながら力説】
>>566
もっと優しくはたけ、バカめ。
【イスに凄く偉そうに座って】
- 568 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 13:11:56 ID:HnkBBDEo0
- >>566
「ああ、そういえば髪の毛が紫だったような気がしないでもない。
というか、緑と紫って色の組み合わせとしてはいいよね。補色だし」
どーでもいいことをのたまいながら、またミルクティーを一口。
「というかゼオラ、俺んとこで働くって聞いてからぜんぜん見ねぇや。
なんかゴタゴタしてたしなぁ……。今はもう大丈夫なんだろうか」
と、そこでカップをテーブルに置き、
「おいおい、俺を誰だと思ってやがる?
変態紳士はこのくらいナチュラルに言うぜ」
>>567
「俺達の業界じゃ幼女の脱ぎたて靴下はご褒美です」
恥ずかしげもなく言ってのける。
そこで、彼女の義手を見ながら、
「お前が作れっての。一応技術者だろうが……
あれ……お前、右腕どうしたん?」
- 569 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 13:19:11 ID:.6prKP66O
- >>567
「まるで王様気取りですわね……まったく……」
【はたく強さは変わらない】
>>568
「ですわよね……私も緑ですわ!やっぱりいい組み合わせですのよ!!」
【そんなどうでもいい事に相槌をうって】
「実はかくかくしかじかでしてね……必死になってるんですのよ……もともと嫉妬なお父様ですもの、必死になりますわよ……働いてほしいのなら、今この街に3人いましてよ?……」
【キラリとクロスに向き直り、アウテリートが言い放つ】
「さすがですわ……まったく……少しは私やお父様を見習って完璧な紳士淑女に……」
【どちらも同じ変態です、本当に有難うございました】
- 570 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 13:20:37 ID:SJhJK2lw0
- >>568
サービス業とは恐ろしい……
【そういう業界と勘違いした】
僕は繊維の技術とか知らな……ん?
これか? 切られた……ってか、お前もいたじゃないか!
【もう四年くらい前だが】
……ってか、引きあげろよ
【もうイスに座っているが】
>>569
痛いっ、やめろよ!
【頭をペシペシ叩く】
- 571 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 13:28:49 ID:HnkBBDEo0
- >>569
「三人って……増殖でもしてんのか?」
そのうちゼオラだけで野球できるんじゃね?と言いつつ溜息。
「まぁ、その辺りは縁があったら知ることになるだろうけどさー。
早く復帰できりゃいいもんだ」
やれやれと頭を振った。
「はいはい淑女淑女」
もはやツッコミも入れない。
「しっかり自覚している俺を見習って欲しいもんだぜキラッ☆」
>>570
「あー、そうだっけか?
すまんな、どうも曖昧だ」
トントンと頭を人差し指で叩く。
「最近、記憶の整理で追いつかなくてな。
他人の記憶と自分の記憶がゴッチャになっちまってやがるぜ」
と、そこでレラの義手を同じく義手で握り返し、
「待たせて悪かったな。それっ」
ゆっくりと引き上げた。
- 572 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 13:33:39 ID:.6prKP66O
- >>570
「巻き髪ホールド!!」
【巻き髪がレラを縛る】
「巻き髪ホールドは抜け出せませんわよ?」
>>571
「なんか色々あるんですのよ……複雑過ぎて私では説明が出来ませんのよ……」
【同じくため息を吐いて】
「では、今の内に制服を作りませんこと!?フリフリでニーソックスな可愛いやつ……じゅるり……」
【気の早いとはこの事を言う……】
「私も自覚してますわよ?ファザコン……キラッ☆」
- 573 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 13:35:51 ID:SJhJK2lw0
- >>571
……つまり、現実と妄想の区別がつかない、と?
【なぜそうなる】
いや、もう引きあげ無くて良かったんだが……
【巻き髪ホールドも付いてきました】
>>572
離せよ、暑苦しい
【嫌そうな顔をしている】
- 574 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 13:40:33 ID:HnkBBDEo0
- >>572
「キラッ☆」
ぶっちゃけクロスのキラッ☆はキモいが、まぁスルーで。
「つーかフリフリニーソってもう制服じゃなくね?
まぁ、制服じゃなくてもフリフリニーソとは素晴らしいものだが」
あとヘッドドレスとかもいいよね、と続けながら頷く。
>>573
「ああ、そんな認識でいいよもう」
誤解を解こうとは思わないらしい。
しかし、一応説明を続ける。
「俺の中に巣食う化け物、『タルタロス』は一種のアカシックレコードでな。
存在を喰う……要するに記録し保存、そして再構築が可能なんだが。
むやみに魂を喰うと、その魂の持つ記憶が流れ込んできてなぁ。
こまめに整理しないとすぐにゴッチャるのよ
……て、おわ!?」
そこまで言ったところで、いきなりレラの手を離す。
「巻き髪ホールド……使い手がまだいたとはな!!」
- 575 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 13:45:13 ID:.6prKP66O
- >>573
「わかりましたわよ、離しますわ」
【相手が特に反応を示さなかったので解放して、離れた】
>>574
「フフフ……この立派な巻き髪が無ければ扱えませんのよ?私は選ばれた巻き髪なんですの!オーッホッホッホッホ!」
【巻き髪こそ彼女のチャームポイントの一つ】
「まぁ、制服ではありませんが、可愛いじゃありませんの……想像しただけで興奮しますわよ!」
【ヘッドドレスにも同意し、盛り上がる……うん、この子Fの波動を纏ってるんだ】
- 576 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 13:50:26 ID:SJhJK2lw0
- >>574
うわ……
【引いた。かなり引いた】
ほうほう…………いたっ!! くそがっ、なんて時代だ!!
【頭から床に落ちて】
>>575
痛い……
【床で転がっている】
【巻き髪は雪の残りでベチャベチャです】
- 577 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 13:56:22 ID:HnkBBDEo0
- >>575
「選ばれたっつーか進化した感じだがな」
ちょっと距離を置く。
巻き髪の射程範囲が怖いようだ。
「可愛いのはいいよね、うん。素晴らしい。
あと一体ぐらい増えたら俺にも分けてもらいたいぐらいだ」
不謹慎なことを考えつつ、近くの椅子に座る。
「で、だ。お前レラと仲良かったっけ?
こういうシーンは初めて見るんだが」
どうやらアウテリートとレラを同時に見るのは初めてらしい。
>>576
「引くな引くな。引くところじゃねぇよ」
やれやれと溜息。
「お前、ほんと生まれてくる時代間違ったんじゃねぇの?
つーかいつもの機械はどうした?」
- 578 :ミレイ:2009/11/29(日) 14:05:32 ID:Jhlo6zSQO
- 突如店内に飛び込んでくる謎の女性。
そして死角に隠れると――どうやら追っ手がいたのか、やり過ごすことに成功した。
追っ手がいる理由は明白で、彼女は服屋で服を盗んだり病院に忍び込んでは血液を盗んだりする、生粋の泥棒癖があった。
(・ω・)
- 579 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 14:07:50 ID:.6prKP66O
- >>576
「あぁもう!雪でべちゃべちゃですわ……いや、私の巻き髪ならば!!」
【そう言って床を見下ろすと、レラが転がっていた】
「か、可愛い!?」
>>577
「これは……私の特技ですわ!!貴方も食らってみます?巻き髪ウィップ……?」
【ヒュンッヒュンッと巻き髪で素振りをしながらクロスを見つめ】
「ですわよね……可愛いは正義ですわ……はぁ……」
【悩ましい表情で恍惚のため息を吐く】
「私達?仲良しですわ!お互い全てを曝け出した仲ですのよ?」
【一緒にお風呂に入りました】
- 580 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 14:11:10 ID:SJhJK2lw0
- >>577
コイツとの仲? 普通なんじゃないか?
【アウテリートを指さして】
だって妄想と現実の区別がつかないとか……引くだろ
機械は今ほぼ全て国に置いてる。
まだあれから帰って無いからな……一年間置き去りだな
【両手足についた小型の物は除き】
>>578
貴様は! 何時ぞやのバカめ!
【随分と前の話である……】
>>579
お前の巻き髪なら何なんだよ……
か、可愛くなんかない!
【立ち上がれないようで目線だけを向けて】
- 581 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 14:16:53 ID:HnkBBDEo0
- >>578
「……いらっしゃしま……せ?」
いきなりの来客者にビクビクしている。
>>579
「全力で遠慮しておきます」
お断りのポーズ。
「全てを曝け出したって……なにをしたんだ?!
まさか……あ、いや、それもまたそれで……」
クロスの脳内で咲き乱れる百合の花。
>>580
「ああもう……それでいいけどさー」
やれやれと溜息。
「国、かー。帰る国があるのはいいモンだねぇ」
自分の故郷はとっくに滅ぼされてしまったクロスには羨ましい話である。
「じゃあ新しく作ったりしないのか?
冷房暖房完備の四足歩行自動車とか」
- 582 :ミレイ:2009/11/29(日) 14:20:28 ID:Jhlo6zSQO
- >>580
「何を言っているん? 私は馬鹿じゃにゃいし」
否定しているが、明らかに馬鹿である。
理由は簡潔。今現在着ている彼女の服は子供用サイズである。へそだし用ではない。
>>581
「お宅のテーブル、いい物使ってるね」
机のしたに隠れている。地震の対処法など今は意味などない。
- 583 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 14:21:25 ID:.6prKP66O
- >>578
「何か来ましたわぁ!?」
>>580
「私の巻き髪は何かが凄いのですわ!」
【巻き髪タッチ、レラを立ち上がらせて、じっと見つめる】
「可愛いですわよ?自信を持ちなさいな!!」
>>581
「全てをですわ……あんな場所やそんな場所……でも、あの子嫌がるんですのよ……残念……」
【うなだれる少女、台詞は誤解を招く言葉が多いが、嫌がったから出来なかった、と言う事はわかっただろう】
- 584 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 14:26:26 ID:SJhJK2lw0
- >>581
まあ、ただ拾われただけなんだけどな……
【自分の生れが解らない彼女にも若干辛いはなしではある】
作るための材料と設備がな……
国に戻れば良いんだが……少し、面倒でな……
【転がったまま苦そうな顔をして】
>>582
じゃあ、その服はなんなんだ? 明らかに小さいだろ
【すかさずツッコむ】
【だが、コートに首まで埋まったずんぐりむっくりの彼女が言えた話では無い……】
>>583
はいはいすごいすごい
【なんか扱いに慣れてきた様子】
煩ぁい!
【義手の手首から先が飛び、アウテリートの頬に勢いよくのびる】
- 585 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/11/29(日) 14:33:16 ID:HnkBBDEo0
- >>582
「客として扱って欲しいなら、今すぐその奇行をやめることを進める」
冷や汗を垂らしながら説得を試みる。
「なんかネコアルクな電波を感じるんだが、お前……何者?」
>>583
「くッ……けしからん素晴らしいけしからんな!!」
頭を抱えて妄想絶頂。
>>584
「ふーん。そーなんか」
ただ事実を確認するかのように頷く。
「ああ、材料と設備だけはどうにもならんな……。
協力できればいいんだが、俺のアトリエは大型の機械を作る場所じゃねぇし」
申し訳なさそうに唸る。
「っと、そろそろ時間か。
すまん、ちょっと今日は取引があってな、ここらで上がらせて貰うぜ」
いそいそとエプロンを脱ぎ、厨房に入ってゆく。
「食べ物とか勝手に食べてていいからー!」
慌てて言いつつ、クロスは「STAFF ONLY」と書かれたドアの向こうに消えてしまった。
- 586 :ミレイ:2009/11/29(日) 14:35:26 ID:Jhlo6zSQO
- >>583
「通りすがりの馬鹿です……いや、馬鹿じゃにゃいって言ったばっかり!」
ナイスノリツッコミ。
>>584
「へそだしルックも知らにゃいのか」
明らかに違う。
服もあまりのきつさに悲鳴をあげている。
>>585
「よく聞いてくれた。私の名は――おーい、逃げるのかにゃ?」
スタッフオウンリーのドアをばんばん。迷惑おぶ迷惑。
- 587 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 14:39:31 ID:.6prKP66O
- >>584
「そうでしょう?凄いでしょう?」
【胸を張って誇らしげ】
「可愛いから可愛いんですわyヘブシッ!?」
【殴られて転がる】
>>585
「おぉ……さすがはクロスさん……逞しい妄想力……私も見習わねば……」
【見習う場所がおかしかった……】
「あぁ、お疲れさまですわ……ごちそうさまでした……」
【去り行くクロスに手を振って見送った】
>>586
「な、なんてテンションの高い……猫?みたいな喋り方ですわね……」
【興味を引かれたみたいで、ミレイを観察していた】
- 588 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 14:42:35 ID:SJhJK2lw0
- >>586
それは違うだろう……
【ため息をついて。無理だと判断したようだ】
ほら、やっぱりバカじゃないか! バーカ!!
【大概である】
>>587
すごいなー。でもその凄いのを僕にむけないでくれなー
【ザ・棒読み】
フン、馬鹿め……訳のわからないことを言うからそうなるんだ
- 589 :ミレイ:2009/11/29(日) 14:46:56 ID:Jhlo6zSQO
- >>587
「猫好きにゃの。真似してたらこうにゃったよ」
すごく話しにくいです。
>>588
「なんだか無性に腹が立ってきたにゃ」
十割の確率で自分のせいである。
- 590 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 14:52:04 ID:.6prKP66O
- >>588
「むぅ……なぜか納得行きませんわ……」
【髪を撫でながら呟く】
「可愛いものを可愛いと言って何がおかしいのですか!?私もお父様に言われたら『え?今夜OK?今夜OK!?』って気になりますわよ!?」
>>589
「いやいやいや!いくら猫が好きでもそこまで!?」
【とりあえず、猫みたいな話し方なら撫でてみたくなる、それが乙女】
「……」
【近づいていく】
- 591 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 15:00:14 ID:SJhJK2lw0
- >>589
そんな事知るか。とりあえず服を変えてこい
【偉そうにイスに座り直し】
>>590
気のせいだろ? この僕が貴様を認めてやっているんだぞ?
それはそれでダメだろ……っていうか嫌だよ……
【深くため息をついて】
- 592 :ミレイ:2009/11/29(日) 15:05:37 ID:Jhlo6zSQO
- >>590
「む、ねこじゃらし持たずしてまたたび持たずして警戒心を解くと思いてか」
とんでもない持論を展開しだした。
>>591
「仕方にゃい。至急調達にいってくるかにゃ」
店を飛び出す。
そして服屋さんに向けて歩みを――ああっと、先程の追っ手に捕縛されたよ!
そしてどこかへ連行されていきました。
- 593 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 15:09:35 ID:.6prKP66O
- >>591
「そうですわね……じゃあ今回はそう言うことにしておきますわ」
【なかなか単純なお嬢様だった】
「嫌じゃないですわ!駄目でも無いですわ!貴方……デートをした癖にお父様を未だ侮辱するとは……お父様は次はゼオラとだって楽しみにしてましたわよ……まぁ、私はいつもしてますけどね!!」
>>592
「むむ!?なかなか硬派な……って捕まってるじゃありませんの……」
【連れ去られたミレイを見ながらアウテリートは呟いた】
- 594 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 15:12:40 ID:SJhJK2lw0
- >>592
……。……
【暫し、唖然とし】
僕は何も見なかった……が。次に会ったら謝っておこう
>>593
(単純な奴だ……)
僕は嫌だぞ……。いやだって、あれはアイツがあんな顔をするから……
ゼオラ? ああ……帰って来たらな……
【目を伏せて】
- 595 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 15:18:24 ID:.6prKP66O
- >>594
「む?今不愉快な気配が!?」
【ギャグだからこその直感!】
「とかなんとか言っちゃって……ミニスカートだったじゃありませんの、このこの〜……なかなか誘ってるじゃありませんの〜」
【ニヤニヤしながら肘でつつく、なんかオヤジっぽいのはしょうがない】
「帰ってきますわよ……みんな待っているんですもの……」
- 596 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 15:23:50 ID:SJhJK2lw0
- >>595
気のせいだ! 気のせい!
(くそ……面倒な奴だ……)
煩いな! 流石にいつもと一緒だったら悪いと思ったんだよ……
待ってたら、大丈夫だよな……よし、この話はやめようか……
- 597 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 15:29:39 ID:.6prKP66O
- >>596
「ん?そうですか?……ん〜……」
【じーっとレラの眼を見つめる、虹色の瞳はずっとみつめている】
「あら?いつも傍若無人な貴方もたまには気を遣うんですのね?」
【意外と失礼である】
「ですわね、私達は信じている……信じてあげませんと!!」
【少女は信じている、ゼオラを、父を……】
- 598 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 15:36:59 ID:SJhJK2lw0
- >>597
な、なんだよ……
【軽く、目をそらして】
失礼な奴だな……
【不快そうな顔を見せて】
信じていれば大丈夫だ……
- 599 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 15:44:03 ID:.6prKP66O
- >>598
「別にぃ?私は何も〜?」
【ニヤニヤしながらずっとみる】
「おほほほほ!いつもの貴方をみていればそう思ってしまいますわよ!!」
【ベタベタとスキンシップ】
「そうですわ、信じるんですわ!」
- 600 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 15:45:32 ID:SJhJK2lw0
- >>599
イライラする顔だな……
えぇい、離れろバカが!
【肩押して離そうとする】
- 601 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 15:54:04 ID:.6prKP66O
- >>600
「あらあら、相変わらず酷いですわ……まぁ、貴方らしいと言ったら貴方らしいですわね……」
【すぐに離れて、隣に座った】
- 602 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 15:56:03 ID:SJhJK2lw0
- >>601
……む? 今日はやけに大人しいじゃないか
【アウテリートの方を向いて】
- 603 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 16:01:08 ID:.6prKP66O
- >>602
「あら?いつもの感じでいいんですの?ならば貴方の太股を堪能させてもらいますわよ?」
【手をワキワキしながらレラを見る】
- 604 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 16:03:27 ID:SJhJK2lw0
- >>603
それはそれで……嫌だッ!!
【イスを降りてジェットブーツを使い、見せからすごい勢いで離れて行った】
- 605 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/29(日) 16:10:20 ID:.6prKP66O
- >>604
「あ!こら!待ちなさいなぁ!!」
【店に代金を置き、アウテリートも同じくジェットブーツで追い掛けた】
- 606 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 607 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 20:36:11 ID:SJhJK2lw0
- ――ウイィィィン……
【鉄くずばかりの何処かとも取れない場所】
【ただ、街の中心部より少し離れていて】
テスト終了か、こんな物だろ
【何かの装置から機械を取り出すと、それの上に腰をかけて一休み】
- 608 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 20:40:35 ID:ZejfrKlM0
- 「んー♪」
ふん、ふん、と聞こえる鼻歌。
何かの曲だろうか、ノリの良いメロディーを口ずさみながら。
「おっとっと、っと……。あれ……?」
其の足取りは軽やか。軽やか過ぎて軽く蹴躓きそうになったり。
私立千夜学園の制服。其れを着た少年が、鉄くずばかりの其の場所へと歩いてきた。
- 609 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 20:46:28 ID:SJhJK2lw0
- >>608
……ん? 誰だ、貴様
【外見年は多分、同じ位……だが、口調が汚かった】
【相変わらず機械に腰を掛け、繋がれていた機械からはコードが伸び】
【そのコードは彼女の背後にある一辺が5m程の正方形の箱へ向かって伸びていた】
- 610 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 20:49:30 ID:ZejfrKlM0
- >>609
「誰、って……。君こそ、誰?」
ぽかん、と口を開ける少年。
少し窮屈そうに制服の襟元を弄って。
「此処は僕達の秘密の場所だったんだけど……って、何々?それ!」
レラの背後にはる箱、そして機械に無茶苦茶興味を示している。
- 611 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 20:54:50 ID:SJhJK2lw0
- >>610
貴様が先だ。言え
【しかも御大層に機械の上で脚を組んでいらっしゃる】
秘密の場所? 知らんな。
それよりもそれ……爆発するぞ
【もちろん。嘘である】
- 612 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 21:00:30 ID:ZejfrKlM0
- >>611
「え、えっと……」
何故かモジモジとしている。
チラリと顔を上げ、足を組んだレラを見上げて。
「知らない人に名前を教えるな、って言われた事あるよ……?」
「え、ええええっ!!」
ビックーンと跳ねて、すり足で機械から離れ、物陰に隠れた。
「え、え、爆弾……?」
何かガッタガタ震えてる。
- 613 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 21:06:29 ID:SJhJK2lw0
- >>612
なら聞くなよ。僕から見れば貴様も知らない人だ
【バカか……。と呟くように続け】
嘘だ、ただの機械だ
【すると機械から飛び降り、鉄くずを漁り始めた】
- 614 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 21:10:40 ID:ZejfrKlM0
- >>613
「そうだけど……」
じいっとレラの顔を見て。
「……射森。射森翠だよ。君は?」
「あ、ちょっと!僕もそれ集めに来たの!」
飛び降りたレラの横まで歩み寄って、一緒にガサガサと漁り始めた。
- 615 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 21:17:41 ID:SJhJK2lw0
- >>614
教えない。知らない奴に教えるなと言ったのは貴様だろう?
【ずいぶんと酷い】
集めて、何するんだ?
【手頃な鉄クズを見つけたのか、それを拾い上げ】
- 616 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 21:31:11 ID:ZejfrKlM0
- >>615
「むう……それはそうだけど……」
少し悲しそうな顔をして。
「……同い年くらいみたいだから、大丈夫かなって思って……」
「えっと、お家のお仕事で使うんだよ」
此方も手ごろな鉄クズを広い、幾つか鞄にしまいこんで。
- 617 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 21:35:47 ID:SJhJK2lw0
- >>616
同じ年くらい。とか貴様……
【引きつった顔で】
まあ良い、レラ=バニッシュだ。覚えていろ
貴様の家? こんな鉄くずで何をするんだ?
【鉄クズを先ほどの箱に投げ入れて】
- 618 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 21:44:50 ID:ZejfrKlM0
- >>617
「分かった。レラちゃん、だね?」
ニコリと笑って。引きつった顔なんて気にしない。
「よろしく」
また、ニコリと笑う。
「ええっと、お父さん達が頑張って武器とかを作ってるんだよ」
そう言うと拾った鉄くずを見つめて。
「こんなのでも少しは材料の足しになるかな、っと思って。たまに集めに来てるんだ」
レラちゃんは?と聞きながら其方を見て。
- 619 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 21:55:05 ID:SJhJK2lw0
- >>618
なんで一度会っただけの奴とあいさつを交わさねばならない?
【睨むようにして】
ふーん、そう言う家か?
【ふと、気になった様で】
今は手持ちの機械が無いからな。作っておこうと思って
【そう言うと、ジェットブーツを起動。飛びあがって鉄クズの山の頂上へ】
- 620 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 22:00:42 ID:ZejfrKlM0
- >>619
「え……。だ、だって、だって……」
何で、と問われてもその問いへの回答は持ち合わせていない。
ただ、この少年にとっては。
「挨拶するのは当たり前、だから……」
「そうだよ。お父さん達ね、凄いんだよ!こーんなおっきな武器とかも作っちゃうの!」
手を大に広げて、物凄く嬉しそうに笑って。
「へえ……そうなのかー……。って、おおっ!?」
すごーい!と山の下の方から叫んでた。
- 621 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 22:09:11 ID:SJhJK2lw0
- >>620
ふむ。確かに正しい。それは、こんばんははじめまして位ならな
ただ、ただ偶然会っただけの奴と宜しくと言うほどの心は持ち合わせてないぞ?
【あれ? レラってこんなに厳しい子だったっけ?】
ならまだ僕の方が大きいのが作れるな!
【山の上から自慢気に】
フフフ、僕は天才だからな! これくらい朝飯前だ!
【そう言うと、頂上にあった廃バイクを見つけて山から落とした!】
- 622 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 22:13:59 ID:ZejfrKlM0
- >>621
「え、ええ……」
少し考えて、あ、と手を突いて。
「名前を教えて貰ったからレラちゃんはもう友達、だよ……?」
軽く首を傾げて。
「へえ、そうなのかー……!?」
目をキラキラと輝かせていた。が。
「え、え……?、きゃーー!!」
山から落ちてきたバイクの下敷きになった。
- 623 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 22:21:39 ID:SJhJK2lw0
- >>622
友……達……? バカな!
【馬鹿にするような笑い顔で言い放ち】
貴様のような手のかかりそうな奴、僕は嫌いだがな!
【最悪だコイツ】
フン……グズめ
【上ったときと同じようにして帰ってきて】
おい、早く出てこい。僕にそれをどかす方法は無いぞ
- 624 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 22:32:54 ID:ZejfrKlM0
- >>623
「ふぇっ……き、嫌い……?」
その言葉が胸に響いたようで。
心配そうに言う少年の瞳には涙が溜まっていた。
「ええー……そんな……」
鉄くずの下から、困ったような声が響いてきて。
「……じゃあ、危ないからちょっと離れててー」
- 625 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 22:35:44 ID:SJhJK2lw0
- >>624
手のかかりそうで面倒な奴だからな
【ジェットブーツで距離を取りながら言い放ち】
準備は良いぞー、やってみろ
【念のために粒子シールドを構えて】
- 626 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 22:39:55 ID:ZejfrKlM0
- >>625
「そんなぁ……」
今にも泣き出しそうな声が響いてきて。
「それじゃ……」
カチャリ、と何かを構える音。
次いで、バチリ、と電流が流れるような音。
次いで
「発射!」
ドゴォォォォォォン、と言う轟音と共に、鉄くずを吹き飛ばし吹き上げるのは一筋の光の線。
「いったー……。もう、レラちゃん酷いよ……」
鉄くずが吹き飛ばされ出来た穴から平然と出て来て。
- 627 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 22:43:34 ID:SJhJK2lw0
- >>626
……
【沈黙】
……、……
【それは光の筋に驚いた訳でもなく】
【翠の泣きそうな声に罪悪感を覚えた訳でもなく】
……で
【口を開く】
貴様は僕が使おうとしたバイクを鉄クズに変えた訳か
【怒ってた】
- 628 :射森翠F ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 22:51:25 ID:ZejfrKlM0
- >>627
「……え」
あー……と言うような間延びした声と共に。
遅れてパラパラと空から落ちてきた鉄クズを拾い集めて。
「……コレで作る、とか……」
真っ黒焦げの鉄くずを見せて、苦笑いを浮かべながら。
- 629 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 22:54:24 ID:SJhJK2lw0
- >>628
――こつん
【彼女の頭にも、鉄クズが飛来】
【それを拾い上げる】
こんな物で作れるかバカが!!
【珍しく真っ直ぐに飛んで行った!】
- 630 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 23:02:37 ID:ZejfrKlM0
- >>629
「痛いッ!」
ガツン、と顔面に命中。
「うう……ごめんなさい……けど、僕の上に落としてきたレラちゃんも悪いんじゃ……」
涙目でレラを見上げて。
- 631 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 23:04:35 ID:SJhJK2lw0
- >>630
勝手に巻き込まれる貴様が悪いんだろ? え?
【怒ってる。メッチャ怒ってる】
- 632 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 23:06:12 ID:ZejfrKlM0
- >>631
「あんなの避けるなんて出来ないよ普通……」
怒ってるのが分かったか、ビクビクしながら。
「……それじゃあ、お詫びに今度家来る……?バイクくらいならあるかもしれないし……」
グスグスと鼻を啜って。
- 633 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 23:11:53 ID:SJhJK2lw0
- >>632
避けろ。絶対だ、いいな?
【なんと無茶な……】
他人から物を奪うほど困ってはいない
【イライラしていて、もう一度機械に座る】
- 634 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 23:15:50 ID:ZejfrKlM0
- >>633
「わ、分かった。頑張る……」
グッと握りこぶしを作って。
「奪うんじゃなくて、僕がレラちゃんにあげたいからあげるの」
そう言って顔を上げて。
「それなら、いいでしょ?」
にぱー、と明るく笑った。
- 635 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 23:18:05 ID:SJhJK2lw0
- >>634
はぁ……やっぱり手のかかりそうで面倒な奴だったか……
【ため息をつき】
じゃあ要らない。と言ったらどうなる?
- 636 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 23:29:05 ID:ZejfrKlM0
- >>635
「え……」
その言葉に少し驚いて。
「要らないの……?」
きょとん、とレラを見る。
- 637 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 23:30:01 ID:SJhJK2lw0
- >>636
いや、いる
【即答】
- 638 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 23:31:40 ID:ZejfrKlM0
- >>637
ガクッと肩から崩れて。
「あげるって言ってるんだから欲しいなら言ってよ……」
ポリポリと頬をかいて苦笑して。
「えっと、それじゃどうしようかな……」
ううん、と腕を組んで考えて。
「今日……はもう遅いよね。どうしよう……」
- 639 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 23:33:33 ID:SJhJK2lw0
- >>638
どうなるかが気になっただけだ
うわ……でも、バイクの為に貴様の家か……
お前の家族全員がお前みたいなのだったら嫌だぞ?
【すごく……酷いです……】
- 640 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 23:35:28 ID:ZejfrKlM0
- >>639
「どうなるって……要らない、って言うならあげないよ?」
だそうです。
「むう……其れはどういう意味……」
少しだけ傷ついたのか、ムッと其方を見て。
だけどまあ、普通に考えて親はこんなのでは無いだろう。
- 641 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 23:40:53 ID:SJhJK2lw0
- >>640
貰うって言ってるだろ! 煩い奴め!
面倒なのはいやだ。ってことだ
【その表情は余裕。としかいい切れず】
- 642 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 23:43:52 ID:ZejfrKlM0
- >>641
「だからあげるってば……」
「面倒……僕が面倒って事?」
ムッとした表情は変わらず。何処か強がっているような風にも見えるが。
- 643 :レラ=バニッシュ:2009/11/29(日) 23:45:40 ID:SJhJK2lw0
- >>642
貴様が面倒じゃなかったら何が面倒だって言うんだ……?
【機械に脚を組んで座り】
- 644 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 23:54:35 ID:ZejfrKlM0
- >>643
「むぅ……そっか……」
ムッとした表情のまま、少し俯いて。
見えないけれど多分また泣きそう。
「そ、それはいいとして……。レラちゃんって何組?」
顔を上げ、問う。
この都市の子供の大多数は千夜学園に通っている。
故に、レラも同じ中等部の人だと思ったのだろう。
- 645 :レラ=バニッシュ:2009/11/30(月) 00:00:34 ID:SJhJK2lw0
- >>644
何……組……?
【泣きそうなのはスルーして】
組ってなんだおい貴様の家は刺青が入ったおっさんが出てくるのかぁ――!?
【すごく……解り難いです……】
- 646 : ◆uotUYGHVwM:2009/11/30(月) 00:03:54 ID:ZejfrKlM0
- >>645
「え、いや……学校のクラスの事だけど……」
きょとん、ろ首を傾げて。
「オッサン……?」
この少年、意味は分かってなかった。
- 647 :レラ=バニッシュ:2009/11/30(月) 00:07:56 ID:SJhJK2lw0
- >>646
学校? 良かった、そう言うのじゃないんだな……
【すごく安心したように】
しかし貴様、どれだけ僕に挑発を繰り返すつもりだ?
僕はもう大学を卒業してだな……
つまり、なんで中等部の奴らと一緒にされなきゃいけないんだッ!?
【左手パンチ。超弱い】
- 648 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/30(月) 00:16:26 ID:ZejfrKlM0
- >>647
「そう言うのって……どう言うの……?」
また首を傾げて。
「え、大学……?」
パンチを受け止め、握って。
「うっそだー!だってどう見ても同じくらいでしょ!!」
受け止めた方とは逆の手。左手でレラの顔を指差して。
- 649 :レラ=バニッシュ:2009/11/30(月) 00:20:10 ID:SJhJK2lw0
- >>648
煩い! 気にするなぁ!
【耳元から大声で叫ぶ】
きっ、さまぁ! 調子に乗るなよ!?
貴様の様な平凡な人間と天才の僕を比較されても困るんだよ!
【またも大声】
- 650 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/30(月) 00:25:58 ID:ZejfrKlM0
- >>649
「いっ!?あ……う……」
耳を抑えて。
「え、何……?耳がきーんってして聞こえないよ……」
頭を抑えてフラフラとしながら。
- 651 :レラ=バニッシュ:2009/11/30(月) 00:30:31 ID:SJhJK2lw0
- >>650
ええい、もういい!
【翠を無理やり付き放し】
もうなんなんだ全く……
結局全く進まなかったし……くそっ……
- 652 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/30(月) 00:34:18 ID:ZejfrKlM0
- >>651
「わっ……っとっと……わぁっ!」
突き飛ばされて、鉄クズに足引っ掛けて仰向けにすっ転んだ。
「いったぁ……。……そう言えばレラちゃんって何作ってるの……?」
後頭部を抑えながら体を起こし、レラを見上げて。
- 653 :レラ=バニッシュ:2009/11/30(月) 00:38:00 ID:SJhJK2lw0
- >>652
フン……
【その様子を見ていてそれだけ。悪いとか思ってない】
普段の移動が楽になるように乗り物を作ってたんだ
【自分がイスが割にしている物を指さし】
エンジン
【そう言った】
- 654 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/30(月) 00:40:27 ID:ZejfrKlM0
- >>653
「……えーっと……」
エンジンと聞いて。
「あ、歩こうよ……」
苦笑して、またポリポリと頬をかいてそう言った。
- 655 :レラ=バニッシュ:2009/11/30(月) 00:45:47 ID:SJhJK2lw0
- >>654
やだめんどい
【即答】
歩く必要が無いんだからあるかなくても良いだろ……?
【エンジンから下りて、ジェットブーツで浮かびあがり奥の箱へ】
【レラが箱に触れると光を残して巨大な箱は簡単に消えた】
- 656 :射守翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/30(月) 00:49:02 ID:ZejfrKlM0
- >>655
「あ、歩かないと身体弱くなっちゃうよ……?」
少年なりの心配だろうか。
「おおっ……!?」
消えた箱に目を輝かせて。
- 657 :レラ=バニッシュ:2009/11/30(月) 00:53:36 ID:SJhJK2lw0
- >>656
身体を使う必要が無いから大丈夫だ
【体使わない→機械に頼る→さらに弱くなる→さらに頼る】
【無限ループってやつですね】
どうかしたか?
【続いて置いてあった機械を消し、エンジンにも手を置く】
- 658 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/30(月) 00:59:37 ID:ZejfrKlM0
- >>657
「そ、そう……」
少しだけ心配そうに。負の悪循環には何となく気付いてたけど。
「いや……レラちゃん凄いな、って思って……」
- 659 :レラ=バニッシュ:2009/11/30(月) 01:03:08 ID:SJhJK2lw0
- >>658
僕をそんな目で見る暇があったら自分の心配をしろ
フフフ、凄いに決まってるだろう? 僕は天才だからな!
【そう言ってエンジンも消し終える】
僕は帰るぞ、さようなら
【そう言って飛んで行った】
- 660 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/11/30(月) 01:06:21 ID:ZejfrKlM0
- >>659
「ぼ、僕は大丈夫だよ!」
身体能力は普通に高い方だったり。
「へえ……そうなのかー……」
ポツリと呟き。
「それじゃ。ばいばーい!」
大きく手を振ってレラを見送った。
「……僕も帰ろっかな」
チャリ、と鉄くずを踏みしめて。
少年はこんな時間に帰宅する。多分怒られる。
- 661 :メルア・クローム ◆My6NsjkSfM:2009/11/30(月) 21:55:24 ID:tThuLyUU0
- 【いつものベンチの上にいるのは包帯少女】
「…ふは〜」
【…ではなく煙草をふかしている女性であった】
「目撃してる人はいっぱいいるみたいだけど…
どこに住んでるかは分からないか…」
- 662 :ウィッチ:2009/12/04(金) 22:55:43 ID:/EtiECms0
- 「くーりすーまっすがこっとっしっもやーってくっるー♪」
ぽってぽってと歩きまわる魔女っ子。
魔女のくせにクリスマス楽しむ気満々である。
- 663 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/04(金) 22:58:55 ID:HnkBBDEo0
- >>662
「かーなしーかったー出来ごっとーをー、消し去ーるーよーおーにー」
あわせるように歌う男。
グレーのマフラーを巻いてゴキゲンである。
「ぱーじゃっまーをっ脱ーいっだーらー出ーかっけーよっうー」
- 664 :ウィッチ:2009/12/04(金) 23:01:18 ID:/EtiECms0
- >>663
「たべたくなるなるけんたっきー!」
マジで食べたくなってきた。
「おや、どっかで見たことある赤黒頭……
えーっと、なんかの店の店長、だったようなそうじゃないような」
首を傾げて考える。
- 665 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/04(金) 23:05:07 ID:HnkBBDEo0
- >>664
「その通りだ幼女。店長までは合っている」
ビシッと右手を伸ばし、なんかキメポーズ。
「俺こそが変態紳s……あ、違う。そっちじゃない。
俺こそが喫茶店Apple Guillotineのオーナー、銃寺森クロスだぁぁぁああああッ!!」
どーん(効果音)
「まぁ、今は小腹減ったからケンタ買ってたんだけどぬ。
その帰りにあの鬱ソングを歌っていた幼女を見かけたので、つい一緒にデュエったわけです まる」
確かに、左手には大きなバケットが。
- 666 :ウィッチ:2009/12/04(金) 23:08:25 ID:/EtiECms0
- >>664
(幼女っつーかロリババアに分類されるんだけどなー、まーいっか)
言わなくても別にいーじゃんいーじゃんすげーじゃん
「喫茶店かー、思い出した。ヴァイスちゃんと行ったんだっけ?
喫茶店ではクリスマスイベントとかしないの?」
イベントには乗り込みたいお年頃。
- 667 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/04(金) 23:15:22 ID:HnkBBDEo0
- >>666
(これでロリババアだったら最高だなー。合法ロリ万歳)
しかし口に出さないでおくのが賢い変態。
「うむ。……ヴァイス『ちゃん』?」
確か一緒にいたのは男ではなかったかと記憶を探るが、
「……まぁいいや」
流した。
「クリスマスイベントはもちろん考えてるよ。いろいろ料理とか出すつもり。
だからこそ、何人かには情報が流れないようにしていてね……」
眉間に集まる皺。
考えただけでも憂鬱となるらしい。
「大食いキャラだけは呼ばないようにしたい……。
あの山羊野郎だけには情報が漏れて欲しくなかったが、アルスが教えやがった。
お前も来るなら、大食いしそうな奴だけは呼ぶなよ! 絶対だぞ!!」
- 668 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/04(金) 23:18:04 ID:duCkSO/g0
- 「あうあう〜おそとはきれーだなの〜」
【一人の少女がクリスマスイルミネーションを見ながら二人のほうへと歩いてきた】
- 669 :ウィッチ:2009/12/04(金) 23:18:34 ID:/EtiECms0
- >>667
「そう、ヴァイスちゃん。あ、一個おもしろいこと教えてあげよっか?」
にーやにーや
「うんわかったよー! ぜったいよばないよー! まっかせてー!」
にやにやにやにや
大食いキャラとかいくらでもいるわ、一階の住人の狼姉妹とかなぁ! フハハハハ!
魔女っ子ですから悪戯は大好きなんです。
- 670 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/04(金) 23:18:52 ID:AflVgHpM0
- 「きゃっ――――――――」
悲鳴は柳の枝を揺らすそよ風程度の力で鼓膜を揺らした。
声の主は恐らく遥か上空。
ビルの壁面か、看板にでも当たったのかもしれない。
全力で叫んでいるのだから決して声はか細くない。
けれど距離があり過ぎて二人に届くかは正直、微妙。
でも、
「――――ぁあああ!!避けて、避けて――ッ!!」
声の主ごと、悲鳴は二人に向かって落ちてきた。
- 671 :ウィッチ:2009/12/04(金) 23:21:20 ID:/EtiECms0
- >>668
「おーっといきなり大食いキャラ入りましたぁーッ!!」
テンション鰻登り!
>>670
「お……」
ふるふると戦慄いて、
「……親方ァッ、空から、女の子がぁーッ!!!」
力の限り叫ぶ。
シラフであこがれのセリフが言えてとっても嬉しい!
- 672 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/04(金) 23:22:59 ID:HnkBBDEo0
- >>668
「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッ!!!」
なんか反応した。
「ちょッ……お、お前……いつからいたディス?!」
>>669
「面白いことー?
聞きたい聞きたい」
ふんふんと耳を寄せる。
「呼ぶなよ! 絶対に呼ぶなよ!!」
うん、もちろんフリなんだ。
>>670
「……んー?」
日常的な生活の中、常に気を配っているわけでもなく。
クロスはぼんやりと上を見上げ、
「…………あ?」
それが精一杯の反応であった。
- 673 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/04(金) 23:32:23 ID:duCkSO/g0
- >>671
「あう〜?…たくさんたべるけどなの…どしたのかなの?」
【ちょっと気にした表情でウィッチを見る】
>>672
「…!」
【一瞬クロスから飛びのいた】
「あう〜…びっくりだったの〜」
【姿を確認して一安心】
「う〜ん…いつからなのかなの…
くりすます…ってきこえたけどなの…」
【どうやらあんまり深くは聞いていないようだ】
>>673
「あう〜?」
【びっくりして上を見上げる】
- 674 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/04(金) 23:39:24 ID:AflVgHpM0
- >>671>>672
点から丸、
丸から棒、
棒からヒト、
ヒトから羽の生えたメイドさんへと落下物は輪郭を得ていく。
「それ、前にも言われたことありm――――」
律儀にもウィッチさんの言葉に返事を返しつつ、
彼女の高度は勢いよく下がって、下がって、下がって…………。
パズーがいない上、飛行石すら持っていない始末。
このシータは地面へと全速力で向かっていた。
そして、
- 675 :ウィッチ:2009/12/04(金) 23:43:38 ID:/EtiECms0
- >>672
「エーデル」
ふっと笑ってその言葉を口にする。
好きな言葉を口にするときって、なんとなく顔がほころぶよね。
「ヴァイスちゃんのファーストネーム、エーデルっていうの。エーデル・ヴァイス。
本人は女々しいからって必死で隠してるん、だけどねえ」
「よばないよばない、よっばないよぉー」
初期小夜以来のひらがなロール。
>>673
「ん、なんでもないない。そこの店長さんがねえ、ディスちゃんみたいな子を待ってたって」
けらけら。
>>674
「ワープ魔法でひとりだけ回避余裕でしたぁーッ!!!」
魔女の足元には緋く光る魔法陣。
ネイディが落ちてくるのを見たときに、すでに編まれていたようだ。
「ばいばーい! クリスマスにまたあおーねー!」
光に包まれて、魔女は消える。
ちなみに適当に編んだから変な裏路地に行きついちゃったりしたのは秘密。
//ふろってきまぬ
- 676 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/04(金) 23:51:27 ID:HnkBBDEo0
- >>673
「いや……いいんだ……なんでもない」
冷や汗を拭って息を吐く。
「とにかく、だ。
12月24日は絶対にうちの店に来るんじゃないぞ! 絶対だからな!!」
※もちろんフリです
>>674>>675
「へぇ、アイツってエーデルっていうおげふッ!!!」
会話中、見事に顔面に当たった。
ネイディハールが。
- 677 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/04(金) 23:56:29 ID:duCkSO/g0
- >>675
「あう〜?『くろす』が『でぃす』まってたなの?
いったいなにかなの…」
【少し首をかしげた】
「あう〜またあおーねなの〜!」
【去っていくのを見て手を振る】
>>676
「あう〜?…しんぱいだなの…」
【少し考える】
「…う〜…なんできちゃだめなのかなの?」
【なんだかさみしそうだ】
「あう〜…あのひとは『くろす』が『でぃす』のことまってたっていってたの…
なにかなの?」
【ウィッチが飛び去った方角を指差した。真に受けたようだ】
- 678 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/05(土) 00:08:53 ID:AflVgHpM0
- >>675
消えた、とか回避した、とか無事でよかった、とか。
そんなこと考えられる余裕が彼女にはなく、
結局顔すらまともに見れなかった。
中:はいてらー
>>676
「ごめんなさっ、いっ!!!」
当たる直前に彼女は謝罪を口にしようとしたみたい。
今はもう地面でじたばた転がることに精一杯で言葉を出せないけれど。
当たったのは肩かた腕に掛けての微妙なところ。
決してやらしいハプニングはなかった。
メイド服をコンクリートで汚している内に落ち着いたのか、彼女が言葉を吐く。
痛みとかその他もろもろで声は多分に湿り気を帯びていた。
「怪我……ありませんか……?」
恐る恐る、と言った調子で彼女は言う。
>>677
中:レス忘れまくってごめんよ…………
空から降ってきて、地面を転げまわるメイド姿の女性。
背中の翼にも、多分その服にも。
ディスさんは見たことがあるはずだ。
覚えているかは兎も角として。
- 679 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 00:16:16 ID:HnkBBDEo0
- >>677
「な、な、ななっな何のことやら?」
必死にトボけている。
「ええと……うん、24日は忙しいんだよ!! うん!!
決して『よーし、手伝ってやろう』とか思ってAGカフェに来るんじゃねぇぞ!!」
(こいつに来られた途端……料理は全てなくなるッ!!)
なにやら必死。
すげー必死。
>>678
「ああ、安心しろ。外傷は無い」
体は金属で出来ている。
その為か、衝撃には多少は強い。
しかし、クロスの体の位置がヤバかった。
アスファルトの道路に腰から下が埋まっていたのだ。
「何やらギャグみたいなことになってしまった。
せめて引っこ抜いてくれ」
- 680 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/05(土) 00:19:12 ID:duCkSO/g0
- >>678
「あう〜!またあったの〜!
だいじょぶなの〜?『ねいで』なの〜」
【なんか微妙な覚えた方の名前で心配して駆け寄ってきた】
>>679
「あう〜…なんだかへんなの〜…」
【ちょっと不審がっている】
「あう〜…そのひになにかあったのかなの?…
『ろざりあ』の「ぱーてぃ」だったかなの…」
【再び悩んでいる】
- 681 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/05(土) 00:30:42 ID:AflVgHpM0
- >>679
「は、はい!」
慌てて駆け寄り近づいていく。
クロスさんの肩の辺りをを持って、上に向かって引っ張り始めた。
気分はさながら“大きな蕪”の登場人物。
彼女の力じゃ、引っこ抜くには些か足りず、
ただ引っ張ってるーの領域をなかなか脱せられない。
>>680
「私は大丈夫ですよ。
でも、クロスさんが…………」
アスファルト埋まっちゃってる。
めり込んでるって表現しても間違ってない。
「ディスちゃん、手伝ってくれますか?」
自分一人じゃ無理だから。
- 682 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 00:34:36 ID:HnkBBDEo0
- >>680
「あれ、ロザリーも何かやるん?」
ふと、気になった。
「それより、抜いてくれ頼む」
>>681
「おいおい、非力なやっちゃなー。
まぁ、こんだけガッチリ埋まってたら仕方ないか。
それにしても、どうしていきなり落ちてきたんだ?」
- 683 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/05(土) 00:38:53 ID:duCkSO/g0
- >>681
「そっかなの〜…あう〜『くろす』がたいへんなの〜」
【慌ててクロスに近寄っていく】
>>682
「うん!みんなといっしょで「ぱーてぃ」なの!」
【そう言って片方の手を掴む】
「いっしょにひっぱるなの!」
「あう〜!!」
【ディスはネイディハールのタイミングで引っ張り上げる】
- 684 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/05(土) 00:49:01 ID:AflVgHpM0
- >>682
「バグを起こして暴れたりすると危ないので腕力はあんまりいらないんです。
社長の傍にいると重いものを運ぶ時がありますし、多少は強いですけど…………。
それでも、家事に差し支えない程度ですよ」
まじめに答えながらディスさんと一緒に引っ張る。
僕達ぴくみんーの歌を脳裏に抱きながらも、うんしょこらしょ。
問への答えるのを嫌がってるのか、その先は言わない。
黙々と作業中。
>>683
「せーのっ!」
リズムに合わせて、ぐいぐい。
上手くいく気があんまりしない。
必死に頑張ってるのは、彼女の羽のばたばた具合でなんとなくわかるけど。
- 685 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 00:56:52 ID:HnkBBDEo0
- それでもクロスは抜けません。
>>683
「うーん、できればロザリーも一緒が良かったんだがなぁ。
今度会った時にでも話してみるか」
腰から上をアスファルトから生やしながらふんふんと頷く。
「ああ、もうちょっと力入れてだな……まず包帯で全体を固定してくれ」
>>684
「ああ、無駄に力があるのも考え物だもんな。
なるほど、調整はできているのか」
と、そこで黙るネイデェハールの顔をじっとみつめ、
「……居眠り運転ならぬ居眠り飛行してヘリにでもぶつかったか?」
適当なことを言ってみた。
- 686 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/05(土) 01:02:30 ID:duCkSO/g0
- >>684
「あう〜!ぬけないなの〜!」
【色々と力が入ってるはずだが…うっかりしたらクロスの腕を握ってつぶしかねない】
「ふ〜…けっこうむずかしいなの…」
【握力の問題で力を入れにくいようだ】
>>685
「あう〜!『ろざりあ』はいっしょだとよろこんでくれるとおもうの!」
【喜んでいった】
「あう〜。ちからいれていいのかなの…
ほーたいでなの?わかったの!」
【クロスに言われた通り包帯を巻きつけて固定させた】
「これで…だいじょぶかなの!」
「もいっかいなの!」
【再びネイディハールに合わせて引っ張る】
- 687 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 01:03:35 ID:ZejfrKlM0
- 「……何やってんすか……」
ギャグのようなその光景。つうかギャグだろコレ完全に。
そんな場所に、呆れ顔と苦笑を携えて、一人の男がやってきた。
- 688 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/05(土) 01:09:52 ID:AflVgHpM0
- >>685
「……ヘリコプター……じゃないです」
ぼそ、と口の傍にいる蟻に囁くように言い返し、顔を背ける。
クロスさんに向かって右の方向を凝視、
少し赤みを帯びた頬が大半を占める横顔が目立つ。
>>686
「ごめんね……迷惑かけてしまって」
包帯を巻きつけるのを眺めてから、
せぇ、のっ!!!
全力で引っ張る引っ張る。。
- 689 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 01:14:46 ID:HnkBBDEo0
- >>686
「うわ、潰すのは勘弁してくれ。
この義手の修理って結構面倒なんだよ」
なんかゴチャゴチャしたパーツでいっぱいな義手なのである。
>>687
「うっせーバーカ。
不可抗力だフカコーリョク!」
上半身のみで必死に反論。
>>688
「じゃあヘリじゃなかったらなんだって……おお?!」
――ズボッ
「っしゃあ抜けたぁ!!」
- 690 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/05(土) 01:17:43 ID:duCkSO/g0
- >>687
「あう〜…なんだかたいへんなことになっちゃったなの〜」
【困り顔で煉に向けて振り返る】
>>688
「じゃあいくなの〜!」
【ディスは包帯で引っ張って腕の力が弱まった分を補っている】
「ふぅん!!」
>>689
「わかったなの!だからてにはちからいれないなの!」
【↑のような持ち上げ方でクロスを引っ張って】
「あう!!」
【すっぽ抜けた瞬間、尻もちをついてしまった】
「ぬけたなの〜!!やったの!」
【とても嬉しそうに万歳した】
- 691 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 01:28:32 ID:ZejfrKlM0
- >>689
「不可抗力って……どうやったらそんな状況に……」
苦笑を浮かべていた男の顔に、突然怪しい笑みが浮かんできて。
「……モグラ叩き……」
ポツリ、と呟いて、鞘をつけたままの剣を構えて。
>>640
「みたいだな……って、ああ、抜けたのか」
残念、とでも言うかのように肩を竦めて剣を腰に挿しなおして。
- 692 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/05(土) 01:33:24 ID:AflVgHpM0
- >>687
「えと……その……」
答えるには難しい状況。
素直に事実のみを言えばいいんだろうけど。
自分で言うのは情けなくて、言葉が詰まる。
>>690
「ありがとうございました……」
微笑み、ぺこと彼女は頭を下げた。
意外と……力持ち……なんて考えながら彼女はくるりとターン。
>>689
答えようと口を開いた瞬間、抜けた。
これ幸いと彼女は、
「あ、抜けました!!おめでとうございます!!」
「あ、もうこんな時間……帰らないと!」
「というわけで、本当にすいませんでしたクロスさん!」
わざとらしく腕時計のない手首を見たり、
顎に人差し指を当てたりして、猿芝居を演じた。
顔の赤さが尋常じゃなかった。
「さようなら!!」
かつかつと足早に立ち去ろうと背を向けた。
- 693 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 01:39:25 ID:HnkBBDEo0
- >>690
「やれやれ、ズボンが泥だらけだぜ。
洗うのに手間がかかりそうだ」
コキコキと首を鳴らす。
「悪いなディス、助かった」
>>691
「やってみろ。
そしたら俺はお前でワニワニパニックをやってやる」
やり方はご想像にお任せします。
>>692
「おい、ちょっと待てィ!!」
ガッっとネイディハールの肩に向けて手を伸ばす。
「なに颯爽と去ろうとしてんだこのポンコツメイド!!
危うく俺が力強くもコンクリートから生えるタンポポと同じ立ち位置になるとこだったじゃねーか!
せめて原因を教えろ原因を!!」
- 694 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/05(土) 01:43:33 ID:duCkSO/g0
- >>691
「あう〜…よかったなの…
だいじょぶでなの〜」
【手を軽く振って笑顔で言った】
「しんぱいしてくれたのかなの?」
>>692
「あう〜。どういたしましてなの…」
【ゆっくり頭を下げた】
「またねなの〜!!」
【大きく手を振ろうとする…】
「…あう?」
>>693
「どいたしましてなの。
…あう〜…あらえたらいいのになの〜」
【少し残念そうにズボンを見つめた】
- 695 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 01:51:29 ID:ZejfrKlM0
- >>692
「……」
赤面しているネイディの顔。
そして先ほどまで刺さっていたクロス。
それらをじっと見て。
「……OK大体把握した」
あはは、と苦笑して。
「ネイデ。ちゃんと前見て飛ぼうぜ?」
看板か何かにぶつかって落下→クロスに激突とかそんなんだろう、と勝手に予想をつけて。
>>693
「……遠慮しときます」
苦笑して、ポンポンと腰に挿しなおした剣の柄を叩いて。
「ところで。何かクリスマスがどうたらこうたらって聞いたんですが」
>>694
「心配はしてないぜ?何とかなっただろうし」
さっきの光景を思い出して、またクク、と軽く笑って。
- 696 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/05(土) 01:57:05 ID:AflVgHpM0
- >>693
結構勢いのいいスタートを切ったので下半身だけが半歩分、前に進んでる。
首を僅かに回し、片方の目だけでクロスさんを見た。
「べっ、別に立ち去ろうとしてる訳じゃないです。
ただ、仮にも女性である私が、こんな時間まで外にいるのはおかしいなーって思っただけです。
それに明日も私は仕事がありますし、そろそろ帰って寝ないと支障が出るというか、
後、」
ぺらぺらと言い訳が湧く奴だ。
>>694
クロスさんに捕まってる。
言い訳に必死でディスさんが視界に入ってねぇ…………。
>>695
煉さんに対しても反応は一緒。
クロスさんへの言い訳に一心不乱。
平常時だったら言葉を返せているんだろうけど…………。
- 697 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 02:07:21 ID:HnkBBDEo0
- >>694
「まぁ、洗濯はするさ。
手もみ洗いが必要だろうけどな……」
やれやれと呟き、
「でもコレより酷い汚れ方なんて沢山したし、もう慣れてるけどな。
戦闘やってると服がもう、汚れる汚れる」
>>695
「ああ、うん。
ちょいとまぁ、『クリスマスってことを言い訳にして、飲んだり喰ったりしようぜ』っていう集まりを開こうと考えていてな。
俗に言うクリスマスパーティーってやつだ」
考えているだけでも楽しいらしく、ニヤニヤと笑いながら、
「そうだ、どうせだしお前も来るか?」
>>696
「く、往生際の悪い奴め。そこはかとなく可愛いな。だが……」
と、手を離す。
「仮にも女性……というか女性型なのは確かだ。
ちぃ……今日はもう帰るといいさ!
だが今度ゆっくり聞くからなー!!」
- 698 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/05(土) 02:12:51 ID:duCkSO/g0
- >>695
「あう〜そだったの。
じゃあ『でぃす』たちのことしんじてくれてたんだなの〜!」
【とても嬉しそうだ。】
>>696
「あう〜…たいへんそなの…」
【やさしく見守っている】
>>697
「あうあう、そっかなの〜
『くろめのう』もたいへんなのかなの〜」
【少し微笑みながら言った。からかうわけではなく本当に苦労をねぎらっている言葉である】
【と、ここでディスは急にあくびをする】
「あう〜…なんだかねむくなってきたなの…
みんなまたあしたなの〜」
【そう言うとやや足早にその場を去って行った】
【早く帰らないと寝てしまうからである…】
//急に眠気が来る…!お休み
- 699 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 02:17:02 ID:ZejfrKlM0
- >>696
「……何やってんだか」
微笑ましい、とは言えない光景にただ苦笑して。
「言い訳なんかしなくても大丈夫だと思うけどな……」
そんなんで怒る人じゃないだろうし、とポツリと呟いて。
>>697
「んー……お誘いはありがたいんです、が……」
腕を組んで口を結んで。
「アイツがいるんで、ね。アイツが行くって言ったら行きます」
少し楽しげに笑って。
「……あ、そうだ。クロスさん。聞きたい事があるんですが」
>>698
「ああ、そうだぜ?」
そういう事にして置いたらしい。ポンポンとディスの頭を撫でて。
「ん、じゃあなー」
軽く手を振って、ディスを見送って。
- 700 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/05(土) 02:24:43 ID:AflVgHpM0
- >>698
なんやかんやで離されたみたい。
視界の隅に、去っていくディスさんを見つけてさようなら、と心中で呟いたそうな。
中:おやすみなさー
ノシ
>>699
それでも言いたくなかったと肩を竦めてアピール。
その後、歩いて去っていく。
>>697
離されてすぐに一歩分距離を取った。
それから一礼。ぺこ、とお辞儀。
「…………本当、すいませんでした。
それでは、」
また、との言葉は風に流され消えていく。
飛ぶのではなく、歩いているとこが味噌さ。
中:絡んでくれてありがとうございました。
寝るー
ノシ
- 701 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 02:28:48 ID:HnkBBDEo0
- >>698
「あいつには迷惑かけっぱなしさ。
ああ、おやすみ」
>>699
「アイツ、か。やれやれ、適いませんなぁ」
ニシシと笑い、そして
「聞きたいことだ? なんだよ畏まって。
言ってみ言ってみ」
>>670
「おう、気をつけて帰れよー」
手を振って見送った。
「やれやれ、お互い頑丈だよなぁ」
- 702 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 02:31:19 ID:ZejfrKlM0
- >>700
苦笑。その気持ちも解らなくは無いから。
じゃあな、と呟いてから手を振って。
それだけを見送る動作とする。
>>701
「そっちだって。どうなんですか?」
ニシシ笑いに対してニヤニヤ笑い。正直キモいかもしれない。
「ええっとですね。アイツにプレゼント、何か買ってやろかと思ってまして」
何がいいですかね、と頭をかきながら問う。
- 703 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 02:35:53 ID:HnkBBDEo0
- >>702
「そりゃあもう! ……毎日尻に敷かれてますよ、ええ」
遠い目で呟いた。
「ああ、プレゼントだぁ?
んー……俺もそういうのは苦手でなぁ。
昔はおそろいのマグカップとか買ってたんだが、最近は……ううむ」
頭を抱えて悩みこむ。
- 704 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 02:41:58 ID:ZejfrKlM0
- >>703
「あははははっ。……まあ、俺もですよ、ええ」
同じく遠い目で呟いて。
「何か今更って感じで……何が欲しい?なんて聞ける訳無くて」
ただただ苦笑。
「前上げたのが赤いヘアピンで……それ以来プレゼントなんてしてなくて。ね」
- 705 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 02:50:20 ID:HnkBBDEo0
- >>704
「んんー……あまり身に着けるものを沢山あげすぎるのもアレだしなぁ。
その辺り悩むよなぁ」
近くのベンチに座り、タバコに火をつける。
「んー、俺も悩むなぁ。
相手がちょうど欲しがってるものがあればいいんだが。
ちなみに俺は、黒瑪瑙が欲しがってる本があるみたいでな。
それを買うつもりだ」
- 706 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 02:52:23 ID:ZejfrKlM0
- >>705
「ですよね……」
其の前に立つように歩き、ポリポリと頬をかいて。
「そう言うの自然に聞けたらいいんですけどね……」
腕を腰の後ろで組んで。
「何か……恥ずかしくて」
- 707 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/05(土) 02:58:23 ID:HnkBBDEo0
- >>706
「ううむ、そんなに恥ずかしいものかのう」
クロスには分からないようだ。
「とりあえず、重すぎず軽すぎない、んで相手が純粋に喜べるような丁度いい贈り物を考えればいいんじゃね?
……って、それが難しいのか」
「うまくいかんね」と続けながら、フィルターのみになった吸殻を携帯灰皿の中に入れる。
「さってと、そろそろ俺も帰るぜ。
お前も夜道には気をつけろよ〜」
そう言うと、フラフラとした足取りで街中に消えていった
- 708 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 03:04:23 ID:ZejfrKlM0
- >>707
「何か、こう……今更過ぎて言えないっていうか」
コイツら幾つの夫婦だ。
「それが難しいんすね、本当……」
其の動きを苦笑しつつ眺めていて。
「ああ、了解です。それじゃー」
パタパタと手を振って。
少しの後、男もまた、町の中に消えるように歩き出して。
- 709 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 14:47:23 ID:SJhJK2lw0
- (ただ、たまに思う事があった)
(自分には、何も無いんじゃないかって)
(ただ、昔からずっと。物心ついた時から)
(私には誰かを消して、誰かを悲しませることしかやって来て無いんじゃないかって思う事があって)
【薄暗い何処か。女は歩みを進めて】
(でも、それでも良いような気がして)
(今、私の事を許してくれた人がいて。私の事を必要としてくれている人がいて)
【薄暗かった場所は、段々と光に満ちてきて】
(今日は約束の日……行こう)
- 710 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 14:51:30 ID:ZejfrKlM0
- 昨日の失敗。其れはどう考えても小さい物では無くて。
そんな事があった次の日に、呑気にこんな事をしてていいのか、と問われれば。
勿論その問いへの答えNOで。
それでも、アイツとの約束を破るわけには行かなくて。
「……今日は勘弁、な」
誰に向かっての謝罪か、そんな言葉を呟いて。
「よお、ゼオラ」
未だ陽が沈むには早く、光が溢れる都市の町並み。
その一角で、男は彼女を待っていた。
- 711 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 14:58:00 ID:SJhJK2lw0
- >>710
……あ
【男の姿を見つけると、少し早めに歩み寄る】
…………
【話すことが見つからないようで。ただ、何も言わず近くに居る】
- 712 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 15:04:09 ID:ZejfrKlM0
- >>711
「……さて」
此方も何て言えばいいのか分からず。
話題を持ち出すために前置きを一つ置いて。
「何したい?」
ノープランでした。付き合え,とか言ってたくせに。
- 713 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 15:08:57 ID:SJhJK2lw0
- >>712
え……と
【当然ながら、こちらもノープラン】
……むぅ
【だからと言って特にしたい事がある訳でもなく】
【ただ深く考えるのみ】
- 714 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 15:17:05 ID:ZejfrKlM0
- >>713
「……ま、そんな事だろうと思ったけどな」
やれやれと言うかのような苦笑を浮かべてゼオラを見て。
「んじゃ、アレだな」
ピンッと一本の指を立てて。
「アンタが昨日言ってた探し物だっけか?それを探すのとかは?」
- 715 :名も無き異能都市住民:2009/12/06(日) 15:17:26 ID:KE2UskXwO
- あらまあ初々しいわねぇ…
【オホホ笑いの仲良しマダム逹】
そうねぇ…思い出すわぁ…
そういえば最近無いわねああいうの…
【大根のはみ出したスーパーの袋を小脇に二人を眺めて歩いていった】
【そんな昼下がり】
- 716 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 15:21:25 ID:SJhJK2lw0
- >>714
そ、れ……は……
【しばし考え、首を振って】
私、一人……で……探し、たい……の
【謝るように頭を下げて】
>>715
【しかしだこの女。とっくに成人を過ぎている】
- 717 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 15:25:46 ID:ZejfrKlM0
- >>715
「……」
そう言う関係では無い、のだが。
「……悪い気はしねえな……」
ククッと一人、笑って。
>>716
「ん、そうかい」
少しだけ、残念そうな表情を見せて。
「んじゃ俺は無理には関わらねえよ」
だけど、と続けて。
「何かあったら……、言えよ?」
軽く笑いながら、そう言って。
- 718 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 15:30:41 ID:SJhJK2lw0
- >>717
ごめん……ね?
【そちらの表情を読み取ってか、申し訳なさそうに】
うん、解って…る……
【ありがとう。と続けて】
- 719 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 15:41:51 ID:ZejfrKlM0
- >>718
「や。謝る事でもねえさ」
手をヒラヒラと振って。
「なら、いいんだけどな」
また、笑って。
「しっかし……そしたらどうするかな……」
腕を組んで唸りだした。
ゼオラが探している物のついでにヒホロの捜索を、と考えての提案だったのだが、それも通らなかったので。
「んー……、……」
それ以外、何もする事が思いつかなくて。
- 720 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 15:46:07 ID:SJhJK2lw0
- >>719
ん……?
【
- 721 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 15:47:38 ID:SJhJK2lw0
- //思いっきりミスった……しにたひ
>>719
ん……じゃあ…あなた、は?
【考える姿を見てそう声を出し】
あなた、は……何か、無いの?
- 722 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 15:52:12 ID:ZejfrKlM0
- >>721
//死んじゃらめぇっ!
「んー……」
以前、唸ったままで。
何か無いの?と問われれば、何も無くは無いのだけれど。
「コレと言って、なあ……」
それは別に今やる事では無くて。
故に、無いと答えるのだった。
- 723 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 15:57:51 ID:SJhJK2lw0
- >>722
無い……そう
【さっきも言ったとおりこちらにも無くて、少々困り顔】
- 724 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 16:02:43 ID:ZejfrKlM0
- >>723
「んー……」
チラリと時計を見る。夕食と言うにはまだ、少し早い。
「……そしたら、とりあえず又茶店でも行くか?」
何ともパターンの少ない男である。
- 725 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 16:07:01 ID:SJhJK2lw0
- >>724
……うん、行く
【とりあえず、何もしないよりかは。と言う事で賛成し】
さ、早く……
【紅夜の背中を押し、進ませる】
- 726 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 16:10:50 ID:ZejfrKlM0
- >>725
「お、お……?」
背中を押され、それに従い歩き出して。
何で背中を押すのか、とかは聞かないけれど。
と言うわけで喫茶店の中。
「……何時もの、でいいか?」
- 727 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 16:14:18 ID:SJhJK2lw0
- >>726
【いろいろ飛ばして喫茶店】
うん、いい……
【彼女の大好物であり、他に食べるものが無いから……と言う事らしい】
【店に飾られている花を若干気にしているようだ……】
- 728 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 16:18:32 ID:ZejfrKlM0
- >>727
「んじゃ、チョコパフェと紅茶で」
注文をとりに来た店員とのやり取りを終えて。
「ん……。どした?」
視線をゼオラに向けると、花を気にしていたので。
- 729 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 16:28:34 ID:SJhJK2lw0
- >>728
……
【テーブルに飾られている花。食いいるようにソレを見て】
【そのうち一輪を片手に取り、魔力を込める】
【すると花が淡い光に包まれて、やがてゆっくりと消えていく】
【解り易く説明すると、手に取った花が消えた。と言う事になる】
- 730 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 16:32:37 ID:ZejfrKlM0
- >>729
「おおっ……?!」
目の前で種無し手品が行われた。
故に、少々驚きの声をあげてみて。
「何だ?それ。突然」
そして、其の行動の意味を問う。
- 731 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 16:35:50 ID:SJhJK2lw0
- >>730
ん、それはね……
「お兄ちゃん、久し振り!!」
【いつの間にか紅夜の隣のイスにユリウスの姿が】
【何時もはピンクの服を着ているが、今日ばかりは黄色である】
【昨日も会ったとか言わない】
- 732 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 16:44:23 ID:ZejfrKlM0
- >>731
「ん……、んんっ……!?」
まあ、驚くしかないよね。
「え、ええ……っと……。アレ、そいつ……」
ユリウスを指差しながらゼオラを見て。
表情は驚きの一色で。
- 733 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 16:48:39 ID:SJhJK2lw0
- >>732
フフ……
【かと思えばユリウスはテーブルの下を通ってゼオラの膝上へ】
「お姉ちゃん痛い〜」
【ユリウスの頬を掴み、のばしたりして遊んでいるようだ】
【そう言えば、手に取った花も来ている服と同じような黄色い色をしていた……】
- 734 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 16:53:17 ID:ZejfrKlM0
- >>733
「……ふう、ん……?」
先ほどの行動。突然現れた少女。其の服。
疑問ばかりが浮かんで。
「……教えてくれるか。色々と」
軽く、ユリウスとゼオラを見て軽く笑って。
- 735 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 16:56:46 ID:SJhJK2lw0
- >>734
暇、だか…ら……?
【相変わらず、自信の妹と呼ぶ者の頬を楽しみながら】
- 736 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 16:59:08 ID:ZejfrKlM0
- >>735
「ああ、まあな……。悪いな」
と言っても上手く話を続ける事は出来なくて。
「……そいつ。何処から出てきたんだ?」
出てきた、と言うよりはゼオラが出した、と言った風ではあったが。
- 737 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 17:02:33 ID:SJhJK2lw0
- >>736
ただ、なんと……なく…
【ユリウスが出てきた前よりも若干喋るのがつらそうである】
解…る? さっき、の……花、から……
- 738 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 17:11:10 ID:ZejfrKlM0
- >>737
「……大丈夫か?」
ほんの少しだけ心配そうにゼオラを見て。
無理するなよ、と続けて。
「ああ、みてえだな……。つう事は」
ピッとユリウスを指で指し示して。
「……人、なのか?そいつは」
- 739 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 17:14:10 ID:SJhJK2lw0
- >>738
大丈…夫……だ、よ?
【口調からすれば危なかったりするのだろうが何時も引き連れていたりするので大丈夫なのだろう】
【その問に対しては首を振り】
「私はお花の妖精なんだよ〜?」
【未だ頬を弄られている妹自身が答える】
- 740 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 17:23:52 ID:ZejfrKlM0
- >>739
「……そうか」
本人がそう言うのなら、と考える。
ならば、これ以上口を出すことも無いだろうし。
「妖精……?ふうん……。中々面白い事言うねえ……」
テーブルに肘を付き、両手を合わせるようなポーズをとって。
「……そういや。今更だけどさ。俺ってアンタ自身の事は殆ど知らねえよな」
昨日のあの話を聞いていて。何となく、そんな事を思っていて。
「嫌じゃなかったらさ、教えてくんねえか?」
そう言う話ならば、少しは暇も潰せるだろうし。
- 741 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 17:28:40 ID:SJhJK2lw0
- >>740
「面白いかなぁ? 本当の事だよ?」
【ゼオラが頬から手を離し。若干赤くなった頬を両手で押さえて】
……そう、だけ…ど
私、が……何…も、知ら…ない……の……
【申し訳なさそうに俯かせて】
私…自身……の、過去。知らな、い……から……
【その声はこれまでにないほど静かで、悲しそうで】
- 742 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 17:40:57 ID:ZejfrKlM0
- >>741
「へえ……そう、なのか……」
そう言いつつ、ちょいちょいと手招きをして。
「過去を知らない、ねえ……。ふうん……」
恐らく。
恐らくだが、昨日のあの話と関係があるのだろうと予測をつけて。
「……悪かったな。変な事聞いて」
少し気まずそうに俯いて。次に男が出した言葉は。
「……あ。チョコパフェ。来たぞ」
逃げた。
- 743 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 17:48:10 ID:SJhJK2lw0
- >>742
「ん? どうしたの?」
【ゼオラの膝上から下りると、紅夜の隣のイスへ】
うん……気に、しない…て、いい……よ?
【パフェを受け取り、いつも通りに食べ始める】
- 744 :ウェイター:2009/12/06(日) 17:52:56 ID:BO7tueh20
- も、申し訳ありませんお客様ぁああ!!!
それは今月の"辛さ一億倍フェア"の新作!!
ハラペーニョパフェでございますぅううううううううう!!!!
【慌てて駆け寄る店員】
【どうやらパフェは激辛らしい】
- 745 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 17:54:47 ID:ZejfrKlM0
- >>743
「んー?いや。ちょっとなー……えいっ」
隣に来たユリウスの頬を、ゼオラがやっていたのと同じように抓ってみる。
「ん。そうか」
一瞬、其方をチラリと見て。
「食べ初めて直ぐで悪いけど、今日の晩、何か食いたいもんとかあるか?」
視線をユリウスに戻して、そんな事を問う。
- 746 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 17:56:14 ID:ZejfrKlM0
- >>744
「……なん……だと……?」
駆け寄ってきた店員に少々驚いて。
「……だ、大丈夫か……?」
次いで見るのはパフェを食べているゼオラ。
- 747 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 18:04:28 ID:SJhJK2lw0
- >>744
……。……!?
【と、言っても。既に食べてしまっていて】
……か、はっ……!!
【顔色に変化は無いが表情は若干引きつっていて】
【傍から見ればチョコパフェを水で流し込むという珍しい状態に】
>>745
「痛いよぉ〜……」
【少女のそれは年相応。と言うよりさらに柔らかいものだった】
「私は何でも良いよ〜?」
【姉の変わりか何なのか、ユリウスが答える】
【少しは姉の心配をしろ】
- 748 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 18:13:25 ID:ZejfrKlM0
- >>747
「ん、そ、そうか」
もう少しその感触を楽しみたかったと言うのが本音。
だけど、今はそれより激辛パフェなるものを食べたゼオラが少し心配で。
「だ、大丈夫か……?ほれ……」
自分の前に置かれていた紅茶を差し出して、ゼオラの様子を伺うようにして。
- 749 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 18:19:11 ID:SJhJK2lw0
- >>748
っ……!!
【辛さがきつくなったのか、表情もよく見えるようになっていた。全く好ましいことでは無いが】
「ん〜? 紅茶はダメだよぉ」
【妹曰く、姉は紅茶が飲めないらしい】
「っていうか、お姉ちゃん大丈夫なの?」
【今更気づいた】
- 750 :ウェイター:2009/12/06(日) 18:23:07 ID:BO7tueh20
- さっさささっとお取替えしていきました
- 751 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 18:24:01 ID:ZejfrKlM0
- >>749
「お、おいおい……?」
何かもう、ただ焦るしかなくて。
大丈夫か、とひたすら声をかけるのみ。
「って、そうなのか?」
そんな事は全く知らなかったわけで、差し出していた紅茶を引っ込めて。
「……どうなんだ?大丈夫じゃなさそうだが……」
- 752 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 18:31:27 ID:SJhJK2lw0
- >>751
かふっ……
【非常に苦しそうな顔をしている】
「意外なんだけどねぇ……」
「そう言えば、辛さ一億倍って言ってたけど、チョコパフェってからいのかなぁ……?」
- 753 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 18:36:46 ID:ZejfrKlM0
- >750
「ん、ああ、悪いな」
パフェを取替えて行くウェイターにそんな言葉をかけて。
>>752
「だ、大丈夫……じゃねえよなあ……」
こんな時、どうすればいいのか分からないの、とか言い出しそうな雰囲気だが。
「意外……なのか……?」
疑問。普通に辛いのが苦手なんだろうと思っていたから。
「普通は辛くないよなあ……」
- 754 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 19:13:43 ID:SJhJK2lw0
- >>753
……!
【騒がしかった雰囲気は治まったがまがかなり息が荒い】
「だから、0に一億をかけても0だと……あ、ハラペーニョパフェって言ってたから辛いのかぁ!」
【納得。と言わんばかりに手を叩き】
- 755 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 19:19:06 ID:ZejfrKlM0
- >>754
「……とりあえず水飲め。水」
コップを取って水を注ぎ、渡して。
「……何かよく分かんねえけど……まあ、納得したならそれでいいんじゃねえか?」
- 756 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 19:22:05 ID:SJhJK2lw0
- >>755
……
【頷き、言われたとおりに水を飲んでいく】
「……♪」
【理由が解ったのが嬉しいのか、上機嫌そう】
【相変わらず姉の心配をしない子である】
- 757 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 19:30:44 ID:ZejfrKlM0
- >>756
「……ん。いい時間だな」
時計を見て、呟いて。
「それ飲んだら、そろそろ行くか」
退店を促して。
「ユリウスは何でもいいんだっけか。アンタは?」
ユリウスの頭を一度撫でて、視線をゼオラに向けて。
- 758 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 19:34:33 ID:SJhJK2lw0
- >>757
う、うん……
【流石一億倍。相変わらずの辛さには未だに悩まされているようで】
「うん。なんでも良いよ?」
【イスから下り、姉の手を引き】
- 759 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 19:40:16 ID:ZejfrKlM0
- >>758
「……」
クスリ、とほんの少しだけ口元を緩ませて。
会計を済ませ、店の外へ。
「ほら。コレでも舐めてたら少しはマシなんじゃねえの?」
気付くと既に日は落ちていて。
都市の明かりに照らされる中、二人に差し出したのは飴玉。
「しかし何食おうかねえ……」
ぶらりぶらりと都市を歩いて、考える。
- 760 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 19:43:08 ID:SJhJK2lw0
- >>759
飴……ありが、と……
「ふふっ、お兄ちゃん。ありがとっ♪」
【二人とも同じようにして飴を食べ】
そう、ね……
【依然、それは決まって無くて】
- 761 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 19:46:28 ID:ZejfrKlM0
- >>760
「んー……」
返事は其の程度で。
会計の時に見かねて買ったのだとか何とか。
「……」
歩き続けて何時の間にやら、人通りの多い所からは少し外れて。
闇夜に浮かぶのは焼き鳥と書かれた赤提灯。
「……アレでいいか?」
- 762 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 19:50:22 ID:SJhJK2lw0
- >>761
うん、何…でも……いいよ?
「焼き鳥かぁ、いいんじゃないかなっ?」
【いつの間にか妹を肩車していて】
- 763 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 19:56:28 ID:ZejfrKlM0
- >>762
「ん、そうか。んじゃ……って待て待て。それじゃ入れないんじゃねえか?」
暖簾に手を潜らせ、ゼオラの方を見て。
「……ま、それでもいいけど」
だが、直ぐに屋台の中へと入っていって。
注文は「何か、適当に」。
- 764 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 20:00:04 ID:SJhJK2lw0
- >>763
……
【そう言われ、納得したのか肩車してあったユリウスを抱きかかえる】
私、は…何、でも……
【こういう店に入ったことは無いので全ては紅夜任せ】
- 765 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 20:03:18 ID:ZejfrKlM0
- >>764
「ん。俺もよくわかんねえからさ。適当適当」
そんな事言ってるけど、既に片手にお酒が入ったカップ握られていて。
「アンタ達……は酒ダメだもんな。確か」
紅夜がそう言うと、親父が出してきたのはオレンジジュース×2
「んじゃ。かんぱーい」
グラスを持った手を二人の方に差し出して。
- 766 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 20:09:48 ID:SJhJK2lw0
- >>765
別に……ダメ、じゃ…無い……
【ただ、前回の記憶が無いので危険性を理解できていないだけだが……】
【少々不満そうにオレンジジュースを手に取ると】
かん、ぱい……
「かんぱ〜い!」
【こちらもグラスを差し出して】
- 767 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 20:12:18 ID:ZejfrKlM0
- >>766
ぶつかり合い、チン、と小気味よく鳴ったグラス。
それに入ったお酒を傾け、飲み込んで。
「……っはあ……。にしても……今日で終わりかあ……」
そんな事を呟いた言葉は、明らかな程に寂しげで。
何時もならそんな感情は隠すのだろうけれど、今はそれが出来ていなかった。
- 768 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 20:18:48 ID:SJhJK2lw0
- >>767
「くすっ、おいしいよ?」
【ジュースを一口、二人の間に割り居るように座っている少女は紅夜を見上げて】
……そう、だね
【一か月の間の家事手伝い、やった回数は少なかったが無いわけではなかった】
【それが無くなるとなると、やはりさびしくて】
- 769 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 20:25:57 ID:ZejfrKlM0
- >>768
「ん。そうか?なら、良かったな」
微笑を浮かべ、ポスンとユリウスの頭を撫でつつ。
「……何か、短かったなって思うわ。思い出すとさ」
軽く苦笑して、お酒を又傾け、飲み込んで。
「親父ィ……もう一杯……」
- 770 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 20:33:25 ID:SJhJK2lw0
- >>769
「うん、良かった!」
【頭をなでられ、上機嫌そうに】
短、かった……?
でも、あり……がと、私、の…こと……必要、だって……言…て、くれ…た
- 771 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 20:43:14 ID:ZejfrKlM0
- >>770
「そう……短かったなあ、ってさあ……」
酒を受け取り、又少し傾けて。
徐々に顔が赤くなっているのは、気のせいでは無くて。
「ん……?だって、必要には違えねえしなあ……」
ふ、とゼオラを見て。
「そんだけさあ……礼なんていらねえよ……」
- 772 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 20:50:39 ID:SJhJK2lw0
- >>771
確か…に、ね……
【顔の赤さを心配そうにし、様子を窺いつつジュースを飲んでいく】
そ、う……
【返事は短かったが、顔はどこかうれしそうで】
- 773 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 20:54:53 ID:ZejfrKlM0
- >>772
「て言うかさあ……」
グワリ、と、大振りな動きで身体を起こして。
「礼を言うのはさあ……俺の方だよなあ……」
椅子の上で身体ごとゼオラとユリウスへ向けて。
「ゼオラ……ありがとなあ……?」
ペコリ、と広げた足の間に入るくらいに頭を下げて。
- 774 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 20:58:58 ID:SJhJK2lw0
- >>773
……
【その様子に若干の戸惑いを見せ】
いい、よ……むし…ろ、私……が…お礼、を、言う……べき…
【紅夜の頭に手を置いて、なでるように】
- 775 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 21:06:18 ID:ZejfrKlM0
- >>774
「んー……、……んんっ!?」
何時も撫でる側だから、逆に撫でられると相当な違和感が。
「あー……ん……そうかぁ……?」
若干間延びした喋り方になってるのはアレだ。お酒のせいだ。
- 776 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 21:08:08 ID:SJhJK2lw0
- >>775
よしよし……
【そのままゆっくりと頭を撫で続け】
そう……ありがとう、ね……?
- 777 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 21:15:31 ID:ZejfrKlM0
- >>776
「……何だ……?」
顔は上げない。上げれるわけがない。
少しだけ、照れくさいから。
「んー……気にすんなあ……」
手をパタパタと振って。
- 778 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 21:23:24 ID:SJhJK2lw0
- >>777
……ね、だから……顔を…上げ、て……?
【撫でていた手を止め、顔を上げるように促す】
そう……じゃ…あ、気に……しない……
【少しだけ。読み取れるか解らないくらい少しだけ。笑って】
- 779 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 21:26:18 ID:ZejfrKlM0
- >>778
「ん……分かった……」
顔を上げる動作も大振りで。
フラリフラリと頭を揺らすも、ぶっ倒れたりとかは多分無さそうで。
「ああ、そうしろー……」
顔をテーブルの上に乗せ、其方を見上げるように見て、笑って。
「……」
ちょいちょい、と突然手招き。
- 780 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 21:28:39 ID:SJhJK2lw0
- >>779
……?
【手招きされて、身を乗り出し近づいて行く】
- 781 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 21:33:24 ID:ZejfrKlM0
- >>780
「ククク……」
実を乗り出したゼオラに向かって怪しく笑い、此方も身を乗り出して。
まあ、状況を説明すると近い。めっちゃ近い。顔が。
「……お返し」
その距離で、この男らしからぬニコリとした笑いを向けて。
ゼオラの頭をやや乱暴にわっしわっしと撫でて。
- 782 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 21:36:58 ID:SJhJK2lw0
- >>781
……!?
【この驚きは顔の近さか突然のナデナデか】
っ……
【ともかく直ぐに体を退いて、恥ずかしかったのか顔を背けて】
- 783 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 21:39:47 ID:ZejfrKlM0
- >>782
「ぷっ……」
噴出し。
「あっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」
台をバンバン叩きながら、ゼオラの背中を指差して大笑いしだした。ダメだこの酔っ払い。
「あははははっ……あー……期待通りの反応してくれるねえ……」
楽しげに腹を抱えて笑い、また酒を一口飲んで。
- 784 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 21:44:26 ID:SJhJK2lw0
- >>783
…… イラッ
【彼女の背中が大きく空いたドレスからは一本の線=巨大な口が見える】
- 785 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 21:47:09 ID:ZejfrKlM0
- >>784
「うおうっ!?」
あまりいい思い出の無いそれの出現に若干ビビって。
「あー、悪い悪い。許してくれって……」
パン、と音を立てて両の手を合わせて、ペコリと頭を下げて。
- 786 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 21:49:38 ID:SJhJK2lw0
- >>785
……
【依然背中を向けたまま、絶対怒ってる】
- 787 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 21:52:15 ID:ZejfrKlM0
- >>786
「……あー……。ゼオラさーん……?」
こう言う風に怒らせた相手への対処は。
「……悪い。本当、ちょっとやり過ぎた」
ただ、謝るしか分からなくて。
- 788 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 21:55:29 ID:SJhJK2lw0
- >>787
…………まあ、いい……許す
【身体の向きを戻す。が、顔は引き攣った笑みを浮かべていて】
【明らかに許していないはご愛敬】
- 789 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 21:57:16 ID:ZejfrKlM0
- >>788
「……そうか……」
此方はゼオラのその様子に明らかに悲しそうな表情を見せて。
「そうかあ……」
コップに入っていたお酒を一気に一飲みにして、台に突っ伏した。
- 790 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 22:02:26 ID:SJhJK2lw0
- >>789
……
【こちらもその様子を見て一気飲みし、台に突っ伏す】
【※ジュースじゃ酔えません】
- 791 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 22:06:39 ID:ZejfrKlM0
- >>790
「……何してんだい……」
ずりずりと顔を擦りながらゼオラの方を見て。
- 792 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 22:23:45 ID:SJhJK2lw0
- >>791
……む
【紅夜と目線を合わせ、直ぐに顔を反対側へ向ける】
- 793 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 22:25:29 ID:ZejfrKlM0
- >>792
「……」
ゼオラの後頭部をじっと見つめる。
表情はちょっとだけムッとしていて。
「アンタさあ……俺の事嫌いかあ……?」
突然、そんな事を聞きだして。
- 794 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 22:29:21 ID:SJhJK2lw0
- >>793
嫌…い、じゃ…無い……
だけど、意地…悪、は、嫌い……
【突っ伏したまま、そう言って】
- 795 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 22:34:47 ID:ZejfrKlM0
- >>794
「ん、そっかあ……」
やっぱりやり過ぎたか、と朦朧としてきた意識の中で呟いて。
「……ごめんなあ……?」
間の抜けた、力の全く篭ってない声でそんな事を言って。
- 796 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 22:37:40 ID:SJhJK2lw0
- >>795
許す…って…言って、る……
【ただ、さっきの表情や今の態度から、本当に許す気があるのかどうかは疑わしいが】
- 797 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 22:41:00 ID:ZejfrKlM0
- >>796
「……その顔と態度、止めて欲しいんだけどねえ……」
呟くように、そう漏らして。
「まあ、ダメならいいやあ……」
身体を起こす事はせず、その体勢のままボーッと宙を見て。
- 798 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 22:53:44 ID:SJhJK2lw0
- >>797
……意地…悪、しない……なら、止める……
【顔の向きを戻し、宙を見るその顔を見つめて】
- 799 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 22:55:51 ID:ZejfrKlM0
- >>798
「……分かったよ」
観念した、とでも言わんばかりに溜息をついて。
「んじゃあ、指切りでもしとくかぁ……?」
頬を染めた顔で冗談っぽく笑い、手を差し出して。
- 800 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 22:57:46 ID:SJhJK2lw0
- >>799
する……
【その言葉を聞いて体を上げ、指を向け】
- 801 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 23:00:38 ID:ZejfrKlM0
- >>800
「ん、そっかあ……」
冗談だったので本当にするとは思ってなかった。だから、少しだけ驚いたような表情を見せた。
だが、其れも直ぐ見えなくなって。
「ん……」
薬指だけを立てた右の手をゼオラに向かって差し出して。
- 802 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 23:02:25 ID:SJhJK2lw0
- >>801
……ん
【こちらも小指を伸ばし、お互いのそれで結び】
ゆびきり……
【若干気の抜けた声で】
- 803 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 23:08:02 ID:ZejfrKlM0
- >>802
「……」
じいっと、繋いだ指を見ていて。
「……アンタさあ……」
気の抜けた声は此方も一緒。頭はフラフラ。語尾もどんどん延びてきていて。
「俺の事……好き……?」
そんな中で、そんな事を言い出して。
- 804 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 23:10:50 ID:SJhJK2lw0
- >>803
……
【つなぐだけじゃアレだと思ったので、軽く上下に振って見たり】
……ん……?
【唐突な質問に頭が追いついてないのかなんなのか】
どう、いう……?
- 805 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 23:19:39 ID:ZejfrKlM0
- >>804
ゼオラに振られるまま、手は上下に動いて。
完全に脱力してると言うような状態。
「どういうも何も……普通に、さあ……」
じいっと見上げるようにゼオラを見て。
「どうだあ……?」
- 806 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 23:23:02 ID:SJhJK2lw0
- >>805
……好き、かな……
とても、大…切……
【ゆびきりへの反応が無いのがすこし心配で、もう一度動かして】
- 807 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 23:25:02 ID:ZejfrKlM0
- >>806
「ん、そっかい……」
それを聞いて、満足したように笑って。
「なら……良かった……」
今度は、ほんの少しだけ小指に力を入れて握り返して。
- 808 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 23:26:47 ID:SJhJK2lw0
- >>807
ん……ふふ
【流石に恥ずかしかったのか、目線をそらして】
【より強く、小指を振って】
- 809 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 23:32:41 ID:ZejfrKlM0
- >>808
「……何で逸らすんだよお……」
もう誰だコイツ。
振動する毎に、ほんの少しずつ力が篭められて。
- 810 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 23:39:31 ID:SJhJK2lw0
- >>809
だって……ね……
【また微かに笑い、その表情は本当にうれしそうで】
- 811 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 23:43:58 ID:ZejfrKlM0
- >>810
「……」
変な奴、とでも言うように軽く笑って。
「……そうだあ……。気が向いたら、でいいんだけどさあ……」
以前、机に突っ伏したまま。繋いだ手は台の上へ上げて。
「……また、俺の家に来て、飯作ってくれると……嬉しいかなあ……」
- 812 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 23:53:51 ID:SJhJK2lw0
- >>811
……気が、向い…たら……ね…
【心配するような目を向けて】
【もう一度頭に手を伸ばし撫でて見たり】
- 813 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 23:56:27 ID:ZejfrKlM0
- >>812
「ん……ありがてえ……」
特に嫌がる事もせず、為されるがままに頭を撫でられて。
「……ゼオラ……?」
少しだけ照れくさそうに笑って、ゼオラを見上げて。
- 814 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/06(日) 23:59:55 ID:SJhJK2lw0
- >>813
何……?
【優しく撫でながら紅夜を見て】
- 815 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:03:23 ID:ZejfrKlM0
- >>814
「……俺も、さあ……。アンタ、の……事……」
ゆっくりゆっくり、そんな言葉を搾り出して言って。
消え入りそうな声(酔っ払いすぎて)を出しながら。
「結、構…………」
其処まで。其処まではハッキリと聞こえた。
だが。
「……zzzzzz」
其処まで言って。屋台に突っ伏したまま、寝てしまった。
- 816 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 00:07:03 ID:SJhJK2lw0
- >>815
…… ペチペチ
【何度か、頬を叩く】
…………
【やがて、寝てしまったことを確認し】
【屋台のおじさんに代金を払い】
【紅夜の肩を持って担ごうとする】
- 817 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:10:55 ID:ZejfrKlM0
- >>816
担がれた男は、それでも起きる気配は無くて。
「……ん……」
くかー、と言う擬音がお似合いだろうか。
そんなアホ面で口をポカンと開けて、熟睡しきっていた。
- 818 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 00:15:19 ID:SJhJK2lw0
- >>817
……
【ずーりずーり。そんな擬音が似合うような、まさに引きずっていて】
【目指すは紅夜の現住所。とりあえずそこまで運べば大丈夫だと判断したのだろう】
「お姉ちゃ〜ん、眠いよぉ……」
【目を擦りながら付いて行く少女】
【ユリウスも屋台の中で眠ってたのでたたき起された】
- 819 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:16:46 ID:ZejfrKlM0
- >>818
「ん……」
あ、起きた。多分引きずられた振動で。
「……」
けれど。この体勢は結構楽だったので、寝たふりをしてみたり。
- 820 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 00:18:53 ID:SJhJK2lw0
- >>819
……?
【僅かに、紅夜が動いたのを感じたが見事に寝た振りにだまされている様子】
- 821 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:20:27 ID:ZejfrKlM0
- >>820
そんな思惑が思い通りに運ぶ中。
見えてきたのは例の社員寮で。
「……」
不断なら絶対にこんな事はしないのだろうけど。今は特別。
- 822 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 00:22:45 ID:SJhJK2lw0
- >>821
【社員寮。真っ先に紅夜の部屋を目指し、ドアの前】
……
【鍵が無い事に気づき、背中の上の人物を揺らして起こそうとする】
- 823 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:26:34 ID:ZejfrKlM0
- >>822
「……ん……」
ゆっくりと顔を上げて。
「……んー……」
鍵を懐から取り出し、ゼオラの手に渡して。
- 824 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 00:32:35 ID:SJhJK2lw0
- >>823
ん……
【鍵を受け取り差し込んで、ドアを開けて進んでいく】
【起きてるじゃねぇか。とか言うツッコミをしてる暇は無かったそうな】
- 825 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:36:48 ID:ZejfrKlM0
- >>824
家の中に入るなり。
「うう……」
バランスを崩して、ずるりとゼオラの背中から落ちて。
「あだっ……」
床に叩き付けられ、寝転がって。
「……家……。ああ、ありがとうなあ……」
よっこいせ、と呟きながら身体を起こしてゼオラを見上げて。
- 826 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 00:39:04 ID:SJhJK2lw0
- >>825
あの…場所、で……寝て…た、から……
【カギを机の上に置き、紅夜の横に座り】
- 827 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:40:26 ID:ZejfrKlM0
- >>826
「ああ、そうだったか……」
解ってたけど、知らないふり。
酔ってるっぽいけどその程度には頭が働く模様。
「……もうこんな時間、か……。……帰っちまうのか……?」
ペタリ、と床に手を付いて、横に座ったゼオラの顔を見て。
- 828 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 00:43:49 ID:SJhJK2lw0
- >>827
……もう、帰…る……
【何度か頷き】
- 829 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:45:19 ID:ZejfrKlM0
- >>828
「ん……」
何かを考えるようにその頷きを見ていて。
「……帰って欲しくない、なんて言うのは……無理だよなあ……」
カラカラと笑って、ゼオラを見て。
- 830 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 00:50:12 ID:SJhJK2lw0
- >>829
……え、と……
多分、大丈…夫、かな……?
【首をかしげながら】
- 831 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 00:55:36 ID:ZejfrKlM0
- >>830
「……え……。本当か……?」
その言葉を聞いた時。
今まで一度も見せた事の無いような、そんな感じの、とても嬉しそうな笑顔を見せて。
「そっか……な、……ら……」
ゼオラの手を握り、其の顔を見た瞬間。
グラリと頭と上半身が多きく揺れて。
「良、かっ…………た…………」
プツン、と糸が切れたように。
ゼオラにもたれ掛かるように倒れこんで。
「……」
また、寝た。今度は何が何でも起きないだろう。
ただ、握った手も、何が何でも離さない。そんな感じではあるが。
- 832 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/07(月) 01:02:46 ID:SJhJK2lw0
- >>831
今日、だけ……ね
【笑顔をむけられ、こちらも自然と笑顔に】
【重く、かかってきた紅夜の体をそのままに、自分もその場に倒れ】
……zzz
【数分後、疲れていたのであろう。直ぐに静かな寝息が聞こえてきた】
- 833 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 08:06:12 ID:IDnKkU3kO
- 頭痛で朝、起きたら。
「……」
隣でアイツが寝ていた。
「……」
本当に、本当にどうでもいい設定なのだが。
この男は、酔っ払ってもしっかりと記憶が残る人間。
「ーッ!ーッ!!」
起こしたらいけないから、声を殺して。
顔を真っ赤にしながら昨日の行動を恥じ、悶えるのだった。
- 834 :小夜:2009/12/07(月) 22:32:02 ID:QYyPcDfoO
- 「……さみぃ」
師走。冬真っ只中。
少女の格好はセーラー服。
「……あー」
どれだけ中に重ね着しても、カーディガンを羽織っても。
タイツを重ね履きしても。
「……さっみぃよ!!」
寒いものは寒い!
- 835 :しろさんとホイ:2009/12/07(月) 22:45:08 ID:PBnIervYO
- 『きゅー………』
しろさんは困っていた。
「ぷむぅ……すぅ……」
ホイに枕にされて動けないでいるのだ。
- 836 :小夜:2009/12/07(月) 22:47:36 ID:QYyPcDfoO
- >>635
(いいなああれ……あったかそう)
羨ましげにそちらを見、
百足の女性を見、
――女性に影を呑まれたことを思い出し、逃走準備に入る。
- 837 :しろさんとホイ:2009/12/07(月) 22:51:09 ID:PBnIervYO
- しろさんから出ている癒しオーラのお陰で爆睡中のホイはそんな様子にも気付かないでもふもふを堪能している。
『きゅ!?むきゅー!きゅー』
しろさんは必死に助けを求めている(気がする)
- 838 :小夜:2009/12/07(月) 22:54:15 ID:QYyPcDfoO
- >>837
「……もふいの」
クラウチングスタートの姿勢を取りながら、しろさんを見、
「世間にはね、どうにもならないことってのがあるのよ」
諭しにかかった。
- 839 :しろさんとホイ:2009/12/07(月) 22:59:58 ID:PBnIervYO
- >>838
しろさんはガーンとショックを受けている!
しかし依然と周囲に癒しオーラを振りまいている。和むぜ和むぜ和みすぎて死ぬぜ
ぺひん、とホイの下半身が人と同じになった
- 840 :小夜:2009/12/07(月) 23:03:22 ID:QYyPcDfoO
- >>839
「な……ッ!!?」
驚愕。目を見開いた。
「な……え、幻術……? 現実……?」
姿勢を解いてそろそろと近づいてみる。
気になっちゃうお年頃。
- 841 :しろさんとホイ:2009/12/07(月) 23:09:30 ID:PBnIervYO
- 現実であった。
『きゅーん……』
時に近づきすぎると和んでやばくなる。
当然はいてないので見せられないよ!
- 842 :小夜:2009/12/07(月) 23:12:21 ID:QYyPcDfoO
- >>841
「うわあああああああああ痴女っ痴女ぇええええあうええぇ!!? なにこれどうい、う」
ふにゃふにゃ
「……まー、どーでもいーよねぇ……」
和んだ。
- 843 :しろさんとホイ:2009/12/07(月) 23:16:22 ID:PBnIervYO
- >>843
「zZ……くちんっ」
くしゃみ。
「…さむい。あしが……あし?…ん?うん、うん?……うん?」
混乱中。取り敢えずもふもふして和んでおいた。
「もふゃー」
- 844 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 23:19:54 ID:ZejfrKlM0
- 「おろ」
間の悪い男登場。
少し遠い所から二人と一匹を発見して。
「おーい、小夜ー!と……ホイさんー!と……何か変な白いの……?そんな所で何してんだー?」
歩み寄ってきた。ホイの下半身が「見せられないよ!」状態なのは当然ながら知らない。気付いてない。
- 845 :小夜:2009/12/07(月) 23:20:24 ID:QYyPcDfoO
- >>843
「ホイさんおはよー、ひさしぶりぃ」
ふにゃふにゃした少女がそこにいた。
「あし、どーしたのぉ? 通報されちゃうよぉ、どーでもいーけどねぇー、あはは……もふぃ」
- 846 :小夜:2009/12/07(月) 23:22:10 ID:QYyPcDfoO
- >>844
「よーぅ、煉やろーぅ。もふゃー」
ふにゃふにゃ少女がそこに。
ホイの下半身については和んでいるせいか気にも留めていないようだ。
- 847 :しろさんとホイ:2009/12/07(月) 23:26:22 ID:PBnIervYO
- >>844
『きゅー!きゅー!』
助けを求めているしろさん。しかし止めるのを忘れている和みオーラのお陰でこいつは罠だ!
「んー?ちーすー……もふ」
ホイは随分しろさんが気に入ったみたいで、挨拶しながらももふり続けている。
>>845
「しらない。でも、こういうときはほっとけばなおるぞ?」
謎生物であった。
「でも、このアシ、さむいー…」
太股をもじもじさせて暖をとっている。
- 848 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 23:33:05 ID:ZejfrKlM0
- >>846
「何だ何だ……ふにゃふにゃしてんな……」
何時もと雰囲気の違う小夜に少々驚きながら歩み寄ってきて。
ホイの異変にはまだ気付いてない。
>>847
「おおう……な、何だこい……つ……」
助けを求めているのは何となく解った。が。
「……ふにゃあ……」
見事にやられた。三人目入りまーす。
「……あ、そうそう……」
ひょい、とホイの方を見て。
「ホイ……しゃ……」
やっと気付いた。
「……」
少々の硬直の後、着ていたジャケットを脱いで。
「な、何やってんですかあなた……」
ホイの「見せられないよ!」な所にかけた。
- 849 :小夜:2009/12/07(月) 23:35:53 ID:QYyPcDfoO
- >>847
「へーんなのぉ、あはあはははは、はっ」
ずるぅ。
気を抜きすぎて自分の影に沈んでしまった。
>>848
|影|<ゴボゴボゴボゴボ
自分の影に沈んでいっている。
貴重なシーン。
- 850 :しろさんとホイ:2009/12/07(月) 23:40:37 ID:PBnIervYO
- >>848
『きゅーん!?』
ショックを受けている。自業自得だが気付いてない。
「あ、ぬくいー。ありがとなー」
気にしてない。
「なにって、ホイもしらない。おきたらなってた」
>>849
「あっはっは。たいへんだな、たいへんだ」
ふにゃーと笑いながらその様子を眺めている。
- 851 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/07(月) 23:47:24 ID:ZejfrKlM0
- >>849
「さ、小夜ー!?」
驚愕の連続で一人だけモフモフの和みオーラから脱出。
影に潜る力があるのは知ってる。けど。
「だ、大丈夫かー!」
危ないんじゃないかと思い、影に手を突っ込んでみる。ゴボゴボ言ってるし。
>>850
「な、何驚いて……。……」
しろさんに視線を向けて。手をわきわきしだした。
「ああ、いや……。と言うか少しは気にして下さいよ……」
苦笑を向けて頬をかいて。
「なってた……って……」
どんな身体してんだ、とか心の中でツッコんでたそうな。
- 852 :小夜:2009/12/07(月) 23:52:20 ID:QYyPcDfoO
- >>850>>851
|影|<ゴボ……
はみ出た右腕の掌がサムズアップのかたちを作り、
そのまま静かにすーっと沈んでいった。ターミネー〇ー。
//ふろ
- 853 :しろさんとホイ/土葬:2009/12/07(月) 23:56:07 ID:PBnIervYO
- >>851
「ふぅあぅー……ぬくぬくもふもふゃ」
暖まってきたらまた眠くなってきたようで、寝息をたて始めた。
>>852
「あは……まねー」
小夜と同じような動作をして、そのまましろさんごと地面にめり込んでいった。南無
//とてとて眠ひ…
- 854 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/08(火) 00:01:49 ID:ZejfrKlM0
- >>852
「さ……」
ずぽん、と影から手を抜いて。
沈んでいくその右手に。
「小夜ーー!!!」
男は必死に叫んでたそうな。
//はいってらっしゃいませー!
>>853
「お、おおう……?」
寝息をたて、地面にめり込んでいくホイ&しろさんを見て、そんな声を漏らして。
「……あ」
一人になった道端で、気付く。
「……ま、いいか……」
ジャケットごと沈んでいった事に。
そんな事を呟いて、男は何処かへ歩き去って行った。
//おやすみなしぁー!
- 855 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/08(火) 14:05:17 ID:jt60qrPc0
- ろまーんすさぶうぇー夢がとぶー
転がる誠意が押しつぶすー
ごろんごろん、ごろんごろん、ぐるぐる回ってどっかーん♪
【実に能天気な歌声が響く】
【玉を転がすように小気味いいリズムで、黒い衣の女がくるくる回っている】
【時おりゆっくり、時おりのびのびと、足をつっかえながらも踊る姿は楽しそうだ】
- 856 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/08(火) 14:28:04 ID:duCkSO/g0
- 「おなかいっぱいなの〜♪」
【どこかのお店から少女が外に出てきた】
「あう〜…きょうはさむいのかなの〜?」
【周囲の人の服装を見ながら呟く】
- 857 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/08(火) 14:37:14 ID:jt60qrPc0
- >>856
ヘーイユー!
今日は寒いぜ、一部じゃ雪が降ってるくらいにな!!
【ぴょんぴょん楽しそうにスキップしながらコートのポケットに手を突っ込んだ女が近づいてくる】
……お、どこか要所要所でちょいちょい見た女の子じゃない。
どうよ調子? 『あの子』大丈夫?
【そう言うと口を開けて八重歯を指差す。恐らく吸血鬼のことだろう】
- 858 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/08(火) 14:43:44 ID:duCkSO/g0
- >>857
「そっかなの〜…だからなの〜」
【周囲の厚着の人を見ながら言った】
「あう〜、こんにちわなの〜
『でぃす』はげんきなの〜!」
【手を大きく振る】
「え〜っと…『ろざりあ』かなの?
だいじょぶなの〜」
- 859 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/08(火) 14:50:02 ID:jt60qrPc0
- >>858
ここらへんはまだ降らんのかなー、雪。
クリスマスに降ってたらそりゃロマンチックなんだけどねぇ。
【息を深く吐き出しながら空を見上げる】
うーむ、風がちべたいだけで何もない……。
あっそう。元気でなによりだねぇ、最近いつにも増して物騒だ。
街中歩いてるだけで血の量が当社比30%増し……
あ、そういや僕覚えてる?
【腰を曲げてディスを覗き込む】
- 860 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/08(火) 14:55:39 ID:duCkSO/g0
- >>859
「う〜ん…きょうはにおいがしないからふらないかなの…」
【空を見上げて呟く】
「あう〜…おそともっとあぶなくなってるんだなの…
…あう?なまえ?…えっと…」
【しばらく考えて】
「とら…」
【ちょっとだけ名前が出てきた】
- 861 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/08(火) 14:59:15 ID:jt60qrPc0
- >>860
……えっ、なに。雪って匂いあんの?
【意外な言葉に言葉を詰まらせる】
そうそうなの。危なくなってるんだなの。
……うん、虎まで出れば十分だよ。ハハ、ハハハー……
【拳を握りながら清々しい笑顔で涙を流す】
- 862 :西向く侍:2009/12/08(火) 15:00:31 ID:KE2UskXwO
- 寅一!!!
- 863 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/08(火) 15:04:33 ID:duCkSO/g0
- >>861
「うん、あめとゆきはちょっとにおいちがうなの〜」
【よくわからないが、どうやらそうらしい】
「…う〜ん…よるはきれーなのになの…」
【若干残念そうだ】
「…あう〜…なにかわるいこといったかなの…」
- 864 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/08(火) 15:10:50 ID:jt60qrPc0
- >>863
ぬぅぅぅ……覚える利点が見つからんが凄いぜ!
さすが! やるう! かわいい!
【妙にハイテンションではやし立てる】
うん、夜は綺麗だねぇ。ビル街の光も好きだけど、僕は海が好きだ。
暗くて何にも見えないんだけど、波の音はするの。ざざーん、ざざーんって。
それがいいんだなぁ……何も見えないから特に、かな。ざざーん、が凄く気持ちいい。
【自分で言いながらも目をつぶってうんうんと頷く】
……よーし、僕は酒呑屋 虎姫。よろしく。
【唐突に言って手を差し出す】
- 865 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/08(火) 15:18:45 ID:duCkSO/g0
- >>864
「あうあう〜…」
【ちょっとだけうれしそうだ】
「うみ…そっかなの…みえないからきれいなの…
いってみたいなの…」
【唐突に差し出された手を見て】
「…うん、『とらひめ』がなまえなの!
よろしくなの!」
【握手に応じた】
- 866 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/08(火) 15:23:48 ID:jt60qrPc0
- >>865
はぁ〜、僕みてーな凡人はいつ降るか分からないまま
ワクワクしつつ寝てるしかないかー…ま、それもいーわなー。
【諦めのこもった笑顔で頭を振り、嘆息】
んじゃ行けばいーじゃん。雪もいいけど海はやっぱロマンチックよー?
夜の海で彼氏とキスしたりとか〜…、ってまだ彼氏がいる歳でもないか。
【自分の頭頂部に手のひらを当てて、ディスの頭に降ろす】
オーケーオーケーよく覚えた。
でも僕だけ名前覚えられたんじゃあ返事に困っちまうよ。アンタの名前は?
【ぎゅっと手を握ったまま】
- 867 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/08(火) 15:29:06 ID:duCkSO/g0
- >>866
「あう〜…ふるときはおしえてあげよかなの…」
【気にしている…】
「そっかなの〜…あう?」
【首をかしげながら撫でられる。後半部分がよくわからなかったようだ】
「あう〜ごめんなさいなの。『でぃす』がなまえなの!
よろしくなの!」
【改めて手を握られたまま言った】
- 868 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/08(火) 15:33:29 ID:jt60qrPc0
- >>867
ん? あー、あっはっはっは、いーよいーよぉ気ぃ遣わんでも!
不意に雪降ってんのに気付いて「ふぁあ!?」とか言いたいタイプだから。
【大口開けて手をぶんぶん、否定】
ぬう、なんという純心。ケガレきったハートが癒されるぜ。
【なでなでなっでなでなでなっで】
うーし、よ・ろ・し くぅ!
【手を強く握りしめて、上下三回振ってから離す】
あ、痛かった? ゴメゴメ。
- 869 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/08(火) 15:38:12 ID:duCkSO/g0
- >>868
「そっかなの、それもたのしいのかなのー」
【少し気になるようだ】
なでなでなで
「あうあうあう〜」
【髪の毛が若干くしゃくしゃに】
「あうー」
【さらに大きく手を振られて少しだけよろける】
「だいじょぶなの。へーきへーきなの〜!」
【体制を整えてから右手を軽く振った】
- 870 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/12/08(火) 15:43:44 ID:jt60qrPc0
- >>869
まーなんつーの。
要するに季節感ってなーいいですなーってことよ。
夏場の雨に濡れたコンクリートとか土の匂いとか好きでさ。
【マニアックな。】
おっとと、大丈夫?
【慌てて支えようと身を乗り出すが、大丈夫と分かり姿勢を戻す】
おー、強いガキンチョだこと。やっぱ元気が一番だよ。
あーっとそうだ。今日は飯食いにきたんだった。
じゃねっ、ディスちゃん。また。
【そう言ってディスが出てきた料理屋さんに入っていった】
- 871 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/08(火) 15:48:06 ID:duCkSO/g0
- >>870
「あう〜そっかなの〜
うん、そのにおいもよくするなの〜」
【耐性をととのえて頷く】
「うん、げんきなのがいちばんなの〜。
あう〜またねなの〜!」
【微笑んで手を振った】
【一方のディスは】
「…あう〜。またおなかがすいてきたなの〜」
【困った顔をして歩いて行った】
- 872 :真城空:2009/12/10(木) 20:57:11 ID:QYyPcDfoO
- 「ふぇ、くちゅんっ」
くしゃみを一つ。
彼はイルミネーションの人工的な光の海の中を漂っていた。
「……うーん、クリスマスかぁ。小夜ちゃんたちにプレゼントとか、あげたほうがいいのかなあ」
ぼうっと光るウィンドウを見ながら、少しだけ考えてみることにした。
- 873 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/10(木) 23:25:08 ID:.6prKP66O
- 「ぬぉぉぉぉぉ!?」
【雪の夜道に男の悲鳴がこだまする】
「落ち着いてくれ!トナカイさん!私は貴方にソリを引いてもらおうと!!」
【現在、白服の男が角の立派なトナカイに運送されています】
「らめぇぇぇぇ!!」
- 874 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/11(金) 22:24:04 ID:.6prKP66O
- 「はい、みんな集まって!」
【とある学園……白服の男が生徒達を集める】
『先生!なんでこんな遅くに集まるんですか?』
【眼鏡の似合うナイスボーイが白服の男に問う】
「ん、よく聞いてくれたね……今回は実習だ、夜にしか取れない鉱石を採取したいと思います……夜になると光ると言う都合の良い鉱石だからすぐ見つかるからね?」
【生徒達と先生は道を行く】
- 875 :名も無き異能都市住民:2009/12/11(金) 22:46:46 ID:rSRBD9/U0
- >>874
上弦は気づくだろうか。
生徒の中に巧妙に紛れ込む『なにか』に。
いつになっても鉱石の採石所に着かないことに。
なにか、おかしい
- 876 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/11(金) 22:52:36 ID:.6prKP66O
- >>875
「……ん……おかしいなぁ……かなり歩いたんだが……」
【何かには気付かない、しかし、異変には気付いた】
「みんな集まりなさい……」
【生徒達を集める、その目的は守る為……上弦がいる限り生徒達に危害は無いだろう……】
「何かがおかしい……全員、今から点呼を取ります……元気よく返事をするように!」
【上弦は点呼を取り始める】
- 877 :名も無き異能都市住民:2009/12/11(金) 23:01:36 ID:rSRBD9/U0
- >>876
全員の点呼を取り終えたが
欠けている生徒や見知らぬ人物が増えている
などということはなかった……
しかし、何かに見られているように気がする。
――クスクスクス
- 878 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/11(金) 23:07:00 ID:.6prKP66O
- >>877
「……くっ……何がどうなって……何かに見られ……は!?」
【そして上弦は真実に辿り着く……】
「辿り着かない採取場、何者かの視線……そうか、そう言う事だったのか……」
【今、真実を明かす為に上弦が高らかに声をあげた】
「私のファンだな!?はっはっは!私にもとうとうモテ期がきたなぁ〜!」
【案の定勘違いであった】
- 879 :名も無き異能都市住民:2009/12/11(金) 23:17:14 ID:rSRBD9/U0
- >>878
――クスクスクス
――――クスクスクスクス
『先生こわいよぉ・・・』
『上弦せんせい・・・』
四方八方から響く、まだ幼いが
どこか禍々しさを感じられる笑い声。
生徒達はおびえて、
上弦の周りで固まり震えている……
『愚か、ねぇ。夜は我ら夜種の領分。
その領分を侵したニンゲンには残酷な結末が待っている。』
- 880 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/11(金) 23:21:54 ID:.6prKP66O
- >>879
「……大丈夫……怖くないぞ……私がいるからな……」
【生徒達を安心させるかの様に上弦は優しい言葉をかける……上弦はやっとわかった……相手の正体が】
「夜種……吸血鬼だな?随分と凝った演出をしてくれるね……ん?」
- 881 :名も無き異能都市住民:2009/12/11(金) 23:34:11 ID:rSRBD9/U0
- >>880
「『ご名答』」
近くの木陰、
月明かりに照らされ長く伸びた影が
ず、と盛り上がり人型をなした。
「大人しく家に篭っていれば良い物を。
ニンゲンの好奇心はまさに異常ね。
そうやってお前達は全てを陵辱していく。」
白く、高貴な顔は憎悪に塗りつぶされていた。人間への憎悪に。
- 882 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/11(金) 23:41:49 ID:.6prKP66O
- >>881
「……」
【生徒達の前に立ちはだかり、吸血鬼と対峙する】
「すまないね、君達に危害を加える気は無いんだ……」
【憎悪の表現に少し困惑するものの、上弦は相手が分かってくれる気がして話し掛ける】
「だからその負の感情を……収めてくれるかな?お嬢さん?」
- 883 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/11(金) 23:53:05 ID:rSRBD9/U0
- >>882
「危害を加えるつもりはない?
……これが?」
ロザリアが上弦の背後を指差した。
まだ都市からほとんど離れていないため、
照明やネオンサインが煌々と輝いているのが見える。
「神聖な『夜』を陵辱し、我らの住処を奪った。
そればかりか古来より『邪悪』、『不浄』と決め付け
排斥してきたニンゲンがなにを言うか。」
少女の全身から魔力が流れ出ているのが分かる……
「与えられた領分がありながら
全てを望む傲慢な者たちに苦痛と死を。」
- 884 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/11(金) 23:57:15 ID:ZejfrKlM0
- こんな都市で夜に歩き回るもんじゃねえな
そんな考えが頭の中を駆け巡って。
「……ったく」
茂みの中、一人の男が其処に居た。
ヒホロの捜索中……だったのだが……。
「……迷ったと思ったらなんつう場面に出くわしてんだ、俺……」
首を突っ込むと面倒な事になりそうだ。
茂みの中から、事の成り行きを見守る。
- 885 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/11(金) 23:59:44 ID:.6prKP66O
- >>883
「……!」
【背後の都市の夜景……それを指摘され、上弦は何も言い返せない……】
「待て!私達は君を排斥しようなんて考えていない!」
【上弦はそう叫ぶが、少女からは魔力が流れ出ている】
「ちぃっ!」
【上弦は腕を振り、虹色の光をばらまく……それは凝固して生徒達を守る盾となる……】
「まったく、血の気の多いお嬢さんだ……」
【そして、一歩歩み出て……少女を見据える】
- 886 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/12(土) 00:07:40 ID:rSRBD9/U0
- >>884
少女の鋭い視線が
紅夜の潜む茂みを射抜いた。
普通の人間とは違う紅夜は
容易に感知されてしまうようだ。
ただ、ロザリアは現在紅夜に攻撃するしぐさはない……
>>885
「あら、抵抗するおつもり?」
残忍な笑みを浮かべ、
口の端を吊り上げるロザリア。
鋭くのびた牙が上弦にも良く見えることだろう。
「夜に、この夜種の主たる『吸血鬼』と戦うと。
これはこれは――」
――バチィッ
ロザリアの指先が爆ぜるような音を発したかと思えば、
稲妻のような魔力の奔流が噴出した。
それは空中で剣の形を成し上弦に、
いや、その後の子供達に迫る。
「舐められたものですわ。」
虹色の光を『力技』で叩き潰すつもりだ。
- 887 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 00:17:32 ID:.6prKP66O
- >>884
【上弦は気付いていない様子】
>>886
「あぁ……抵抗させてもらう……私は生徒達を守る役目があるのでね!」
【瑠璃色の瞳で牙を覗かせる少女を睨む】
「魔力を潰すのは……キツいんだが……」
【手を広げ、魔力の剣を掴み……粉砕する】
「私がいる限り生徒達に傷は付けられないと知るんだな……さぁ、来なさいお嬢さん……今夜の夜伽は私がしてあげよう……」
- 888 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/12(土) 00:26:26 ID:ZejfrKlM0
- >>886
「……」
見られた。偶然?
否。
「……厄介」
呟き、それでもただ見ているだけで。
>>887
「どうなるのやら……」
茂みの中からただ、事の顛末を見ていて。
- 889 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/12(土) 00:37:03 ID:rSRBD9/U0
- >>887 >>888
(魔力抹消……それとも一瞬でアレをディスペルしたというの?)
「へぇ、人間にしてはなかなか……」
ふむ、と
上弦を見据えて。
「…………まぁ、いいでしょう。
私も、些か気が立っていたかしらね。」
ふ、と魔力が消え去った……
どうやら、自分を犠牲にするように
生徒を守る上弦に何か思うところがあったようだ。
「ただし、ご忠告して差し上げると
他の夜種たちは私のように『やさしく』ない。
生徒達が可愛いならば、夜に出歩かぬよう。」
ふん、と鼻を鳴らして少女の姿は
再び影へと戻った。それと同時に禍々しい気も気配も消える・・・
どうやらどこかへ去っていったようだ。
// ごめんよ、ちょっと落ちなきゃだめになった
中途半端ですまんお・・・
- 890 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 00:43:59 ID:.6prKP66O
- >>889
「ご忠告、有難う……今夜は貴方の言う通りにしましょう……」
【まだ手が痺れている、先程の攻撃が効いたのか……上弦は相手が手を引いた事に安堵しながら、消え行く姿を見つめていた】
「全員集まりなさい!今から学園に帰宅だ!」
【生徒達は賛成一致で上弦のもとに駆け寄った】
「……イカロスの翼……いやぁ、便利なアイテムだ……」
【上弦と生徒達は、イカロスの翼の効果で学園に帰っていった】
- 891 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/12(土) 00:47:13 ID:ZejfrKlM0
- >>889>>890
「……行ったか」
ガサリ、と葉が揺れる音がして。
「さーて……。……次、どっち行けばいいかな」
男一人。少年の捜索が続く。
- 892 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 16:42:25 ID:.6prKP66O
- 「……結局お前だけなのか?餌に釣られたのは……」
『フヒヒ……サーセン』
【上弦が丘の上で嘆息する、その隣で白い馬は雪をモグモグしていた】
「サンタが馬に乗って現われるってどう言う事!?」
『マジヤバイっしょ?』
【嘆く白い男と笑う白馬なのでした】
- 893 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 17:27:05 ID:VeuzDLYg0
- 「ふぅむ…動きがありませんなぁ」
サクサクと地面を踏みしめ歩くスーツ姿の老紳士
「今年中に帰るのはムリでしょうね…」
- 894 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 18:11:19 ID:.6prKP66O
- >>893
【そこには白服の男が座り込んでいて、白馬に頭をかじられていた】
「白馬ってもっと高貴な生き物じゃないの?」
『うはwこう見えても、俺はスーパー天馬のユニコーンペガサスだし!マジヤバイっしょ?』
【嘆く男と嘘ばかり言う白馬が老人の前に現われました】
- 895 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 18:20:30 ID:VeuzDLYg0
- >>894
「…おや」
頭をかじられる男を見つけ、老人は足を止める
「そちらの方、その…頭は、大丈夫ですかな?」
心配しているようだが、そのまま流れで言葉を口にしたせいで酷い物言いになった
- 896 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 18:26:38 ID:.6prKP66O
- >>895
「な、なぬぅ!?」
『うはWWW』
【言葉とは難しい物で、老人は心配をしてくれたはずなのに、物言いで凄くショックを受けたようだ】
「ご、ご老人!何を急に失礼な……!」
『いいんじゃね?』
- 897 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 18:40:53 ID:VeuzDLYg0
- >>896
「おっと、これは失礼」
ショックを受ける上弦に対し、自らの失言を詫びる
「そちらの馬の振る舞いを見てのコトだったのですが…今の私の物言いはありませんでしたな、ほほ」
- 898 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 18:53:13 ID:.6prKP66O
- >>897
「ん?……いやいや、こちらこそ失礼をいたしました……動揺してしまいましたな……」
【上弦は白馬をどけながら笑う……見るとその男……何かの面影が在る……しかし、それが何の面影かは謎だった】
「実はトナカイの代わりにこの馬が捕まってしまいましてね?」
『おっす、おら白馬!スーパー天馬のユニコーンペガサスさ!』
- 899 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 19:04:53 ID:VeuzDLYg0
- >>898
「ほほ、口をつく前に少し考えるべきでしたなぁ」
老人も笑って誤魔化して、喋る馬へと目を向ける
「これは見事な馬ですが…トナカイの代わりに?
本格的なパーティの準備か何かですかな?」
- 900 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 19:13:46 ID:.6prKP66O
- >>899
「いやはや、この馬のせいですね……」
【老人の笑顔を見ながら上弦は馬をペシペシ叩く】
「いや、パーティの後です……プレゼントを配るんですよ……この街に……」
- 901 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 19:26:27 ID:VeuzDLYg0
- >>900
「ほう、街に…ですか。
何をどうするかは予想もつきませんが、大きそうな試みですなぁ。」
そう話す老人の様子は、どこか楽しげだ
そういう出来事は好きなのかもしれない
「しかし、どこかで見たような…はて」
ついでに小声で何事か呟いているが…
- 902 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 19:36:23 ID:.6prKP66O
- >>901
「はぁ、まぁ……大した事では無いのですよ?みんなの部屋にプレゼントをね……」
【自分なんて大した事ではない、と謙遜しながら】
「……?」
【髪の色はミントグリーン……服は真っ白、特徴的で……普通は記憶に残るはずなのだが、老人にはわかるのか……】
- 903 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 19:47:40 ID:VeuzDLYg0
- >>902
「いやいや、こういった所でそう言った行いをすると、
警戒心の強い方を相手に、大変な目にあいそうな予感しかしませんでな」
ほっほ、と笑い なかなか度胸が要りますよ、と付け加える
「おお、そうだ。貴方は"虹"の上弦殿ではありませんか?」
何かを思い出したようだ
- 904 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 19:53:38 ID:.6prKP66O
- >>903
「まぁ、確かに……たまに命の危険に晒されますね……でも……それくらいしないと幸せの魔法は成功しませんよ?」
【ふふん、と笑って……指を回す】
「ん?おや、驚いた……私の事を知っているとは……」
【それが嬉しかったように、上弦は笑った】
- 905 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 20:05:55 ID:v9k3j.oo0
- 【小奇麗な服装に身を包んだ少年】
【それはこの間警察病院を脱走した少年、ヒホロ=ゼルトマンであったが】
【囚人そのものの衣服は既に脱ぎ捨てて、没収された筈の】
【紺色のスーツ、光り輝く革靴など、以前の格好の一切を再度入手してベンチに座っていた】
……これで、追われる身か……以前のように、子供の振りをして情報を入手するのは難しくなった…
【咥えたタバコの煙を目で追いかけ、両手を伸ばす】
【煙を捕まえるように両の手を合わせて覆い、胸元に寄せる】
…でも、大丈夫だよ、お父さん……僕はちゃんと、成し遂げて見せる……。
【瞼を下ろし、穏やかな笑みを浮かべる少年の顔は、本当に父に語りかけているようだ】
- 906 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 20:06:32 ID:v9k3j.oo0
- /スレまちがえたぁ!たぁ!たぁ!
/べーたいってきます
- 907 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 20:13:36 ID:VeuzDLYg0
- >>904
「いやはや、やはり名を成す方は仰る事が違いますな」
感心したように老人は上弦を見て
「ええ、妻が錬学の徒でして、お噂は聞き及んでおります。
私自身は専門ではありませんが…門前の小僧、といった所ですかな」
- 908 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 20:21:11 ID:.6prKP66O
- >>907
「いやいや、そう誉めないでください、何も出ませんよ?」
【とか言いつつ懐からキャンディを取り出して手渡す……まぁ、老人に渡す物ではないが……】
「おや、奥様が?……いやはや、これはいつもお世話になっております……」
【老人の奥様が誰なのかはわからないが、その様なベテランに教えを説いて貰ったからこそ、今の上弦があるのだった】
- 909 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 20:39:01 ID:VeuzDLYg0
- >>908
「ほほ、これはどうもありがとうございます。これで出張での土産話が出来ました。」
キャンディを笑顔で受け取り、懐へとしまいこんだ
「いえ、私が言ってしまうのもどうかと思いますが、
アレは貴方のような方の先達足りえるか……あ、家内にはナイショですよ?」
- 910 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 20:50:50 ID:.6prKP66O
- >>909
「いやいや、そう言われると幸いです……」
【上弦も笑い、その様子を見ていた】
「ははははは!それは手厳しい事を言いますね?了解です内緒ですね?……でも、私は多くの人たちに支えられてここにいますからね……だから感謝しているんですよ」
- 911 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 21:03:10 ID:VeuzDLYg0
- >>910
「さて、ではお返しにこれを…尋ねておきながら失礼致しました。」
そう言ってそのまま懐から出したのはシンプルな名刺
社名と調査員の肩書き そして鐘森の名が記してあった
「いやはや、身内を持ち上げられると、とりあえず卑下したくなる…悪い癖です。
…いや、ご立派な心がけだ。」
- 912 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 21:11:44 ID:.6prKP66O
- >>911
「おや、これはご丁寧に……」
【両手で名刺を受け取り、眺める】
「これは、栄治郎さんと言うのですか……今後もお見知りおきを……」
【胸に手を当て、深々と一礼】
「まぁ、奥様を……身内を大切にしてあげてくださいよ、離れてから気付いたじゃ……悔やんでも悔やみ切れませんからね?」
【老人を見つめる瑠璃色の瞳……でも】
「立派なんて……あはははは……」
【すぐに先程の冴えない表情に戻った】
- 913 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/12/12(土) 21:25:28 ID:VeuzDLYg0
- >>912
「はい、よろしくお願い致します。
調査等のご用命があれば、いつでもどうぞ。」
鐘森も帽子を取り、頭を下げる
「ええ…昔、一度失いかけた事もあります…2度は御免ですね。」
深く帽子を被りなおした老人は重めの声色で呟くが
「……!」
何かを感じた様子で、横合いの虚空を鋭く見やる
「失礼、急用が…プレゼント、うまく行くとよろしいですな。」
何やら急ぎの様子で、挨拶をすると、老人は足早に去って行く
『うわぎゃぁぁぁ』
30秒後、何者かの悲鳴が聞こえたのは、きっと気のせいだろう…
- 914 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/12(土) 21:31:43 ID:.6prKP66O
- >>913
「ですね、私も……大切なものは失いたくないですよ……」
【笑った上弦は老人を見送る……叫び声は……気にはなったが……大体予想はついた……】
「栄治郎さんって……何者なんだ?……まぁ……行くか、白馬!」
『しょうがないな〜……』
【上弦は白馬にまたがり駆けていく……白い男と白い馬……まるで童話から出てきたような姿だった】
- 915 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/14(月) 22:37:50 ID:.6prKP66O
- 【白い馬がパカパカと白い男を乗せて歩いている……】
「いやぁ、馬移動って楽だね!」
【周りは馬になんて乗っていなく、かなり目立っていたが……】
「〜♪」
『フヒヒwマジヤバイっしょ?』
- 916 :名も無き異能都市住民:2009/12/15(火) 21:42:18 ID:.6prKP66O
- 【学園……庭】
生徒A:『くっ……あと何人残っている!?』
生徒B:『私たちで最後みたい……』
生徒C:『む、無理だ……あんなのに勝てる訳が……俺達もみんなと同じ……変わり果てた姿に……』
生徒A:『諦めるな!まだ希望はある!!』
ガサッ
生徒A・B・C:『!?』
上弦:「ふははははははは!!今日の戦闘実習は楽しいね!!」
生徒A・B・C『終わった……』
【生徒と先生の戦闘実習……先生の勝ち……生徒は男女含め全滅……皆、猫耳メイド姿になった……】
- 917 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 21:59:20 ID:.6prKP66O
- 生徒達:『先生さようならぁ!!』
上弦:「あぁ……次の課題は何か楽しいやつを考えておくからね?」
【生徒達が帰っていく……それを見送ってから上弦は転送装置を使って帰路に着く】
上弦:「〜♪」
【鼻歌混じりに夜道を歩くのだった】
- 918 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 22:05:36 ID:SJhJK2lw0
- >>917
やあ、こんばんは
【上弦の視界の端に冬にも関わらず、いつも通りの服装をした女がいて】
随分と楽しそうだが、何かあったの?
【そういう彼女の顔も、何処か楽しそうではある】
- 919 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 22:13:01 ID:.6prKP66O
- >>918
「ん?……やぁゼオラ……こんばんは!」
【いつもの格好のゼオラ……特に太股を見て】
「相変わらず刺激的な格好だね、寒くないのかな?」
【ニコニコ笑いながら自分の着ていたコートを差し出すが……】
「いやぁ、今日は久しぶりに生徒達を愛で回してね?……そう言う君は?とても楽しそうな空気を感じるよ?」
- 920 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 22:21:15 ID:SJhJK2lw0
- >>919
ちょっと、視線の方向が可笑しいんじゃないかな?
【笑いながら怒り口調で】
少しだけね……寒いよ、ありがとう
【コートを受け取ると直ぐに着る】
へえ、それは楽しそうだね
ん、僕? クックック……教えないよ?
- 921 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 22:25:14 ID:.6prKP66O
- >>920
「HAHAHAHAHAHA!すまないね?でも、そんな格好をしてるんだ見なければ男がすたる!」
【なんか格好いいポーズをとって言い放つ!】
「お?中々似合ってるじゃないか……」
【眼を細め、コートを着たゼオラを眺める……】
「って!ずるいぞ!!自分だけ隠すなんて!……ブーブー!」
- 922 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 22:32:07 ID:SJhJK2lw0
- >>921
もう……それは多分上弦だけだよ
だって、あの子は……ああ、いや。何でも無い、うん……
【ふと、とある少年を思い出し首を振って】
ん、そう? フフフ、ありがと
【その視線に若干恥ずかしがりながらもうれしそうに】
だって、教えたらつまらないじゃないか……クックック……
【相変わらず、楽しげな表情で】
- 923 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 22:38:07 ID:.6prKP66O
- >>922
「なにぃ!?そんなヴァカな!?」
【かなり驚いたように仰け反る上弦だが……しばらくしたら真面目な表情で】
「また……シノンの事を考えているのかい?……本当に……乙女だね?」
【楽しそうに笑いながらそう茶化す】
「あぁ……コートは似合っているし可愛い……しかし……教えないなんてケチんぼ〜!」
【真面目な表情が一変して、またいつもの表情に戻るのだった……しかし、何か話したい事があるのなら……きっと聞いてくれる筈だ】
- 924 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 22:44:30 ID:SJhJK2lw0
- >>923
ヴァカなって……普通はそうだよ?
【軽く、声を出して笑い】
また、とは人聞きの悪い……僕はアイツの事なんか別に考えて……
【視線を下にそらし、コートに埋まり】
いやぁ? 上弦は幸せ者だなあ〜っと思って……ね?
【ニヤニヤ笑顔で見つめるからには何かあるようだ……】
- 925 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 22:50:16 ID:.6prKP66O
- >>924
「本当に?こんなに素晴らしい太股なのに!?」
【もういい加減ビンタをしても許される変態です】
「素直じゃないなぁ〜……ツンデレかい?……私は、いつもゼオラ達の事を考えているよ?」
【優しい笑みはいつもの彼と同じで、コートに埋まるゼオラを見ているのだった】
「ぬぉ!?気になる!?……頼む!教えてくれよ〜……」
【ゼオラの肩を掴んでガタガタする……意外と隠されているのを楽しんでいるようだ】
- 926 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 22:55:51 ID:SJhJK2lw0
- >>925
煩いな……もう!
【恥ずかしそうにコートの裾を伸ばして隠そうとする】
いや、まあね、少しは……。考えてるけどさ……何やってるのかな、とか……
【依然埋まったまま、小さくそう言って】
おしえないよぉ? 楽しみだねぇ……
【揺らされた事に驚きながらも、やはり楽しんでいるようで】
- 927 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 23:05:47 ID:.6prKP66O
- >>926
「おぉ!?その仕草……イイ!凄くいいぞ!!君はなんて私の心をくすぐるのが上手いんだ!!」
【上弦のテンションが上がってきました】
「ふふふ……それでそれでぇ〜……?」
【肘でつつきながらニヤニヤしている、楽しんでるようだ】
「そうだね……楽しみは後から取っておかなきゃね……楽しみだなぁ……ヒントだけでも……駄目?」
- 928 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 23:14:37 ID:SJhJK2lw0
- >>927
なんなの、もう……
【隠しながらもブンブンと首を振って】
大丈夫なのかな……とか、ってぇ! なんで言わなきゃいけないの! うぅ……
【より深く埋まってしまった】
フフ……駄目♪
- 929 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 23:17:23 ID:.6prKP66O
- >>928
「あぁ……すまない許してくれ、悪ふざけが過ぎたよ……」
【変態発言や茶化しを申し訳なく思ったのか、謝るために近づいてくる】
「駄目……かぁ……」
【駄目と言われて少し残念そうな、楽しそうな表情を浮かべて】
- 930 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 23:25:32 ID:SJhJK2lw0
- >>929
うん、いいよ……
でも、大丈夫かな……元気にしてるかな……
【やはり何だかんだ言って心配しているのである】
ダーメ。いい子にして待ってないとサンタさんはプレゼントをくれないよ?
【何かありそうな発言。ニヤニヤと笑って】
- 931 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 23:28:40 ID:.6prKP66O
- >>930
「……やっぱり気になるんだね?」
【苦笑いを浮かべながらゼオラを眺める……】
「はい……いい子にしてますよ!サンタさんはどんなプレゼントをくれるか楽しみだなぁ……」
【その発言を聞いて、上弦は嬉しくなった……何があるかはわからないが、何かいい事がありそうだったから……】
- 932 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 23:32:07 ID:SJhJK2lw0
- >>31
まあ、それは……ね
まだ子どもの癖に一人で行っちゃうんだかrら……
【ため息をついて、手をすり合わせる】
ククク、待ってたら解るんじゃないかな……?
- 933 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 23:36:08 ID:.6prKP66O
- >>932
「……はは……やっぱり君は優しいね……」
【シノンの心配をしながら手をすり合わせるゼオラを見ながら】
「ほら、私特製ホッカイロ……火のマナの力でぬくぬくだよ?」
【そう言ってホッカイロを渡した……その時、空から雪が降る】
「よし、待っていよう!楽しみだ……ははは!」
【本当に楽しそうに、嬉しそうに、上弦はあまり見せない子供の様な笑顔を浮かべた】
- 934 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 23:41:42 ID:SJhJK2lw0
- >>933
ただ、ちょっと心配なだけ……
そして、ちょっとさびしいだけ……
【ホッカイロを受け取ると同時に雪に気づく】
雪? 珍しいね……
【受け取った手を逆の手をかざして】
- 935 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/15(火) 23:52:29 ID:.6prKP66O
- >>934
「……わかるよ……君の気持ち……私も心配で寂しい……君やツィー、大人のゼオラがそばに居てくれて……支えてくれて……助かってる……でも、あの子がいないと……」
【上弦はゼオラ達に助けられている……もちろん上弦はゼオラ達を大切に思っている……だからこそ、オリジナルのゼオラを取り戻したいのだ】
「だから、君の気持ち……わかるよ?」
【降る雪を見つめながら、上弦はそう語る】
- 936 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/12/15(火) 23:59:18 ID:SJhJK2lw0
- >>935
あ、そうだ……その事で、ひとつ
【絶対に聞き逃さないように、と言って】
僕は上弦が知っている通り、未来から来。だから、これから起こることが解る
でも、僕が来た未来と同じ未来にしないといけないから、変な助言は出来ない
でも、これだけは言う……「何があっても驚かないで、あの子は生きているから僕が居る」。解った?
【フフ、と笑いコートを脱ぎながら】
解ってくれる? 僕の気持ち……
いつも、こんな寂しい時はあの子の得意な手品で励ましてくれた……
【そう懐かしそうな瞳で言うと、コートを渡し】
あ、僕は今日行くところがあるから。じゃあね……
【来た時と同じよう。いつの間にか居なくなっていた】
- 937 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 00:06:49 ID:.6prKP66O
- >>936
「あぁ……わかったよ…………わかるよ……君の気持ちは……有難う……私を安心させてくれて……」
【心底嬉しそうにほほ笑み、コートを受け取る】
「あぁ……またね?」
【手を振って見送り、上弦も歩き出す】
「……あの子の気持ちか……そう言えば……ゼオラはシノンが好きなのかな?…………同じ未来……か……」
【……男は歩く……積もった雪に足跡を残しながら、あの子の、ゼオラの気持ちを理解する為に頭を働かせながら……】
- 938 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/12/17(木) 23:09:52 ID:AflVgHpM0
- 【街】
手入れが行き届き、汚れが見当たらない白と黒が蔓延ったエプロンドレス。
ヴィクトリアンメイド型のそれを着、金糸と銀糸が入り混じる頭上にホワイトブリムを乗せた彼女は紙袋を抱き締めながら歩いていた。
にこにこ、と微笑みつつ軽く飛び跳ねる不自然な歩き方をする。
本人はスキップのつもりだろうけれど、はたから見れば変な小躍り。
服装もさることながら、彼女は人々の中で目立っていた。
- 939 :黒埜漆之:2009/12/18(金) 22:33:04 ID:/k2gysHgO
- 賑やかな表情で煌めく街の喧騒を背にする様に、平坦なモノクロームを体現した人物が一人、夜の街を歩いていた。
細身のシルエットをした黒のスーツの上下に、ネクタイ代わりにシャツを締める黒いストール。
長めに伸ばされた髪は黒く、男性にしては肌の色も白い。ついでに言うなら瞳も真っ黒だった。
平坦なモノクロームに色を差していると言えば、精々胸襟やスラックスの裾に複数付けられたポップ絵柄の缶バッジくらいか。
活気に弾む街に、フラットな足取りは浮いている。けれど、それに気付く者は恐らく少ない。
- 940 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 22:51:15 ID:7jE6yumoO
- 夜の帳が降りても眠る事を知らないない都市。隻眼の女は冷えて感覚が無くなってきた両の手をジーンズのポケットに遣り、周りのペースに流されないゆったりとした歩調で歩いていた。
>>939
誰かとすれ違う。其れは此の雑踏の中で当たり前の事。 自分の横を通り過ぎた者に意識を向ける事等皆無。 誰もがあくまでも己の瞳に映る風景の一部として扱う。
――――だが、彼、黒埜とすれ違った時は何か違った。
彼女が感じたのは妙な違和感。
表現し難い感覚に襲われた隻眼の女は足を止め、振り返り、黒埜の背を見詰めた。
- 941 :黒埜漆之:2009/12/18(金) 22:57:17 ID:/k2gysHgO
- >>940
青年はそのまま数歩足を進めた。しかし何となく視線を感じる――ような気がして足を止め、後ろを振り向く。
切り替えた視界。目の前にはこちらを見る、眼帯を着けた妙齢の女。
黒埜は首を傾げる。
「なに?」
言葉を口にするのも億劫と言った風。どうでも良さそうに口を開く。
- 942 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 23:05:16 ID:7jE6yumoO
- >>941
「いや……ちょっと、ね」
独眸から放たれる視線は逸らされる事なく、漆黒の瞳だけに向けられている。 歓迎する訳でも、はたまた敵意を剥き出す訳でもない冷めきった眼差し。
「知っている様な気がしてね、あんたの事」
- 943 :黒埜漆之:2009/12/18(金) 23:08:57 ID:/k2gysHgO
- >>942
「会った事は無い」
返す言葉も極短い。
多少話が長くなるだろうと考え、黒埜は軽く振り返っただけの姿勢から改めてニナに向き直る。
「……多分」
向き直り、付け加える。何で冷えた眼で見られなきゃいけないのかと考えながら。
- 944 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 23:21:22 ID:7jE6yumoO
- >>943
「確かにあんたと会った事は無いわね
物覚え悪いけど、それくらいは覚えてる」
仏頂面だった表情を漸く緩め微笑を浮かべると、おどけた様に肩を竦めてみせる。
「“あんたと似た雰囲気の人物”に会った事はあるけどね
知らない? あんたみたいに真っ黒で、 救いようが無い程生意気な小さな女の子」
言葉を紡ぎながら脳裏に甦る“暗黒”の記憶。
容姿、声、表情、そして其の力―――― 彼女は鮮明に覚えていた。
「名前は……」
ニア・ダーク
「暗黒近親」
- 945 :黒埜漆之:2009/12/18(金) 23:29:11 ID:/k2gysHgO
- >>944
「知ってる」
さして気にした様子もなく答える。
感情の薄い、冷徹と言うよりはただ単純に無感動な瞳でニナに向きあったまま。
「もういいかな。寒い」
- 946 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 23:37:09 ID:7jE6yumoO
- >>946
「ふぅん、そう……」
対する隻眼の女の反応も非常に淡白なものだった。 黒埜を見詰めていた瞳を閉じ、白く揺れる息を吐き出す――――其の刹那、開眼、黒埜を見据え
「んじゃ、私の店来る?」
あっけらかんと言い放った。
- 947 :黒埜漆之:2009/12/18(金) 23:39:51 ID:/k2gysHgO
- >>946
「コーヒーが飲みたい」
それに対して矢張り気にした様子も無く告げる。
コーヒーを出す店かと口数少ない彼なりの尋ね方なのだろう。
- 948 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 23:46:06 ID:7jE6yumoO
- >>947
「オーケー、んじゃ、ついてきなさいな」
其の言葉に対してうんうんと頷くと、飄々とした様子の侭、彼女はくるりと黒埜に背を向け歩いて行く。
- 949 :黒埜漆之:2009/12/18(金) 23:51:03 ID:/k2gysHgO
- >>949
黒埜は頷き、踵を返したニナの後を作業染みた平坦な足取りでついていく。
ぼう、とした様子。
寒そうに猫背気味に背中を丸めて。
- 950 :ニナ・シュガリア:2009/12/18(金) 23:57:37 ID:7jE6yumoO
- >>949
歩く事数分、飾り気の無いシンプルな建物に辿り着く。 白い看板に描かれるのは『Sugaria』の文字。
彼女は木製の重厚なドアを開けて中に入っていく。
牧歌的な雰囲気漂う店内。 エプロンを纏い、頭にスカーフを巻いた店主は淡々とした足取りで厨房へ。
「適当な所に座って良いわ。 今コーヒーを持っていくから」
- 951 :黒埜漆之:2009/12/19(土) 00:00:45 ID:/k2gysHgO
- >>950
「わかった」
洒落た店内を見回す事なく頷き、手近に有ったウッドテーブルに添えられた椅子を引く。
黒埜は引いた椅子に座ると軽く足を組んで俯き、目を閉じる。
椅子で眠るような姿勢。恐らく眠ってはいないのだろうが。
- 952 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 00:05:59 ID:GIib.1dY0
- 【ニナのお店のドアが再び開く】
「ふ〜。ゆきはたのしかったなの〜」
【頭に若干雪を乗せた少女が耳とか顔とか赤くして店の中に入ってきた】
「おてつだいにきたなの〜」
- 953 :ニナ・シュガリア:2009/12/19(土) 00:11:51 ID:7jE6yumoO
- >>951
黒埜とニナ以外は誰も居ない店内。 静寂に満ちた空間にかちゃ、という音が響く。 そして鼻腔をくすぐる香ばしい香り。
湯気の立つティーカップをただ一人の客の前に置いた彼女は、黒埜の向かい側に置かれた椅子に腰を下ろす。
「さて……聞かせてもらいたいわね、あんた“達”の事」
>>952
店の片隅、向かい合って座るは隻眼の女と漆黒纏う青年。
異様な、そして何処か張り詰めた空気が彼女達の周りに充満している様に思えた。
- 954 :黒埜漆之:2009/12/19(土) 00:20:20 ID:/k2gysHgO
- >>952
眠った様に目を瞑り、顔を俯けて椅子に座る青年が居る。
細身の黒スーツにネクタイ代わりに黒いストールで襟を締めた、モノクロの青年。
>>953
聞かせなさいと迫るニナを尻目にソーサーからカップを取って一口。啜らずに飲む。
ふ、と息を吐く。かたりと小さな音。ソーサーの上にカップが置かれ、黒い水面が微かに揺れた。
「なんで」
そこでやっと視線を合わせて言った黒埜の言葉は、やはり簡潔だった。
- 955 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 00:24:12 ID:GIib.1dY0
- >>953
「…あう〜…なんだかたいへんそうなの…」
【ディスは少し張りつめた空気の中では話しかける気にならなかったのか】
「ここにすわってるなの〜」
【そうニナに小さくつげて席に座った】
>>954
「う〜ん…」
【少し冷や汗をかきながらもう一方を見る】
「…だれかなの…」
【少し不安そうだ。彼から発せられる気配の匂いが少し危険だからだろうか】
- 956 :ニナ・シュガリア:2009/12/19(土) 00:34:42 ID:7jE6yumoO
- >>954
「まったく、クールな奴ね……」
眼前の青年が予想以上に淡々とした反応を見せるので、彼女は完全にペースを乱されていた。
大袈裟な溜息をつくと、彼女も自分の前に置かれたカップを手に取り口をつける。
「あんた達、 いや、“あんたの知り合い”に昔散々な目に遭わされてね」
で、と一言
「知りたいのよ。 あんた達が何者なのか、何が目的なのか……を」
一挙一動見逃すまい、と黒埜を真っ直ぐに見据えて。
>>955
ディスに気付いていないのか、視線は黒埜に向けられた侭で。
だが、厨房からショートケーキが載った皿がふわふわと飛んで来てディスの目の前に着地。どうやら気付いてはいるようで。
- 957 :黒埜漆之:2009/12/19(土) 00:43:16 ID:/k2gysHgO
- >>955
ディスに気付いているのかいないのか。
黒い青年は淡々とコーヒーを飲む。
>>956
「俺に聞かれても」
線の細い青年はそう言って、再びカップを持ち上げる。
世間話をする、と言うよりも今日の天気は雪だ、なんて至極当たり前の事を言うような淡々とした口調。
カップを持ち上げる仕草も極々自然。
……というより、まるで自分しか居ない場所で飲むようなニナに対する無関心さと気負いの無さ。
彼女に聞け、と言った黒埜はコーヒーを飲み、今度はソーサーには置かず、黒い水面からニナにまた目を向けた。
「結構うまい」
そしてまた一口。
- 958 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 00:46:13 ID:GIib.1dY0
- >>956
「あう、ありがとなのー」
【軽く頭を下げてショートケーキをもぐもぐたべはじめた】
「おいしいなの〜…もぐもぐ」
【とても美味しいらしいが…やっぱり二人が気になるようだ】
>>957
「…あう〜。なんだかどこかで…おんなじにおいしたきがするなの〜…
どこだったかなの…?」
【少し首をかしげて呟いた】
- 959 :ニナ・シュガリア:2009/12/19(土) 00:57:46 ID:7jE6yumoO
- >>957
参った、と彼女は心の中で歎く。 眼前の相手は殆ど語らず、おまけに無関心、無愛想。 銀行のATMの方がもっと喋ってくれる。
此方の存在すら認めていないのではないかと思わせる黒埜の態度に、彼女すっかり参っていた。
再びの溜息。 肺の中にあった空気を全て吐き出してしまった気がする。
「ありがと……市販の物だけど――――」
彼女の動きは速かった。 まるで欠伸をするかの様な自然な動きで右腰のホルスターに収められた短刀『連桜』を抜くと、手首のスナップを効かせて黒埜に向けて
「ね!」
投擲。
>>958
かちゃり、と今度は紅茶入りのカップがディスの前に着地。 遅れて角砂糖が一つ飛んで来て。
- 960 :黒埜漆之:2009/12/19(土) 01:05:34 ID:/k2gysHgO
- >>959
中身の消えたコーヒーカップを右手に持ったままの黒埜は、放たれた短刀に対して回避を打った。
上体を反らす。スウェーで連桜を避ける心算。
がっ、と音。
結果から言えば黒埜は回避に成功した。
「痛い」
しかし椅子に座った状態でスウェーを打ったため、当然の様に椅子ごと後ろに倒れ頭を打ったが。
- 961 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 01:08:41 ID:GIib.1dY0
- >>959-960
【微笑んでティーカップにてを伸ばすが】
「あうーありがとな…の!?」
【突然の物音にびっくりして少し後ろに飛びのいた】
「あう〜……」
【ちょっと怖がっているっぽい。スイッチを完全にオフにしていたんだろう】
- 962 :ニナ・シュガリア:2009/12/19(土) 01:13:26 ID:7jE6yumoO
- >>960
「何よ、馬鹿にしてるの?」
黒埜に向けて放った連桜は弧を描き、再び彼女の手に収まった。
短刀をホルスターに収めながら不満そうな表情で黒埜を見ている。
「あんたなら破壊したりする事が出来るでしょ? それをわざわざ上体反らして避けるなんて……」
- 963 :黒埜漆之:2009/12/19(土) 01:19:27 ID:/k2gysHgO
- >>962
「格好良く避けるつもりだった」
言いながらガタガタと音をたてて立ち上がる。
椅子を起こし、それに座り、ソーサーに無事だったカップを置く。
「いくら」
コーヒーの代金を尋ねる。表情は全く変わらず。
- 964 :ニナ・シュガリア:2009/12/19(土) 01:27:58 ID:7jE6yumoO
- >>963
お手上げだ。 左腰に佩いている愛刀『華』の柄に伸びかけた手を引っ込めた。 例え斬りかかった所で結果は目に見えている。
「……180円」
手を差し出し、不貞腐れた声音で一言。
- 965 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 01:33:27 ID:GIib.1dY0
- 「…あう〜…けんかじゃなかったの…
よかったなのー」
【ほっと一息ついたディスは】
「ふぁー・・・」
【安心した拍子に眠気に襲われたようだ】
「う〜・・・おうち・・・」
【そう言って席から立ち上がろうとしたが】
「……zzz」
【そのまま椅子に突っ伏して寝息を立て始めた】
//ねむねむ
- 966 :黒埜漆之:2009/12/19(土) 01:33:48 ID:/k2gysHgO
- >>964
無言、と言うよりは言葉を発そうとしないだけといった自然な沈黙の中で、黒埜は財布から小銭を取り出した。
そして、取り出した硬貨の内、銀色に光るものを仕舞い、財布から赤銅色のものと金色のものを取り出して。
「丁度良かった」
十円玉を16枚、五円玉を4枚、ニナに渡す。
- 967 :ニナ・シュガリア:2009/12/19(土) 01:44:14 ID:7jE6yumoO
- >>966
(何故こんなめんどくさい渡し方を……)
自分の手の中でじゃらじゃらと硬質な音色を奏でる20枚の硬貨を見詰めながら言葉に出さずにツッコミをかます。
「はい、確かに……
良い? 次会った時はあんた達の事、洗いざらい吐いてもらうからね……」
レジを操作しながらそう言って。
- 968 :黒埜漆之:2009/12/19(土) 01:49:20 ID:/k2gysHgO
- >>967
小銭を処分して軽くなった財布を懐に仕舞う。
「彼女に聞いて」
とだけ。やはり簡潔に言ってドアを開ける。
温度差に背中を丸め、立ち去る。不夜の街並みに黒い青年の姿は溶け、遂には消えて見えなくなった。
- 969 :ニナ・シュガリア:2009/12/19(土) 01:56:38 ID:7jE6yumoO
- >>968
「彼女に聞いて、か……
願わくば二度と会いたくないけど……ね」
扉が閉じられ、黒埜の姿が消えた事を確認すると
「さて……寝ようかしらね」
眠るディスを抱え上げ、自室に向かう為階段を昇っていった。
- 970 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/12/19(土) 21:29:44 ID:/k2gysHgO
- クリスマスの予兆に沸き立つ街の雑踏を、一際目立つ格好の人物が歩く。
プラチナブロンドの髪、赤い瞳。着ている軍服は黒いコートで隠されていたが、何より目立つ背中に背負う物は隠しようがなかった。
即ち、縦250cm、横110cmの黒鉄の長方形。
真っ黒な電話ボックスが歩いている様に見えなくも無い。
- 971 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 21:40:28 ID:GIib.1dY0
- 「あう〜。きれーなの〜」
【街に広がっているイルミネーションを見ながらニコニコ顔の少女が町の大通りを歩く】
「あ、ふってきたなの〜!」
【空から降り始めた雪を見てまた微笑んだ】
- 972 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/12/19(土) 21:45:11 ID:/k2gysHgO
- >>971
「む、お前は……また会ったな」
ディスを見つけ、声を掛ける。
「寒くなって来たが、大丈夫か?」
- 973 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 21:49:03 ID:GIib.1dY0
- >>972
「あう〜!またあったなの〜!
あうあう…なまえは・・・なの」
【セウァリスに声をかける、がそのあとに首をかしげた】
「だいじょぶなの!いままではしんぱいだったけどこれがあるからなの!」
【そう言って着込んだ外套をポンポン叩く】
- 974 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/12/19(土) 21:52:33 ID:/k2gysHgO
- >>973
「セウァリス・グリュンヒルドだ。ああ、無理に覚え無くて良い。面倒な名前だからな」
言ってディスに倣い、空を見上げる。
「なら良い。厄介な病も流行っている。今一つ実感が無いが……気をつけるに越した事は無い」
- 975 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 21:59:37 ID:GIib.1dY0
- >>974
「あうあう、せう・・あ…り・・・」
【何とか名前を理解しようとするが・・・やっぱり覚えられない】
「あ、そうなの。『ありす』でいいかなの!?」
【そう言ってセウァリスの顔を見る】
【覚えにくい名前の時はちぢめて読むことにしているようだ】
「あう〜・・・びょうきなの〜・・・
うん、びょうきにならないようにするなの。げんきじゃないとだからなの〜」
【少し心配そうな顔で微笑んだ】
- 976 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/12/19(土) 22:04:43 ID:/k2gysHgO
- >>975
「そんな可愛らしい渾名で呼ばれるのは初めてだな」
否定も肯定もせずに言う。好きにしろ、という事なのだろう。
「ああ。うちでも何人かが倒れている位だ。自己管理が甘い、とは一概に言えない」
- 977 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 22:20:33 ID:GIib.1dY0
- >>976
「あう〜。かわいいなまえなの〜」
【なんだかうれしそうだ】
「かぜ・・・じゃないのかなの?」
【ディスに取って病気=風邪のイメージのようだ】
- 978 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/12/19(土) 22:25:08 ID:/k2gysHgO
- >>977
「まあ……似たようなものだな。症状はもっと酷いが」
軽く頷き、空を見続ける。
ついで視線をクリスマスの近付いた街の煌めきに移し、目を細めた。
- 979 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 22:31:42 ID:GIib.1dY0
- >>978
「うーん・・・それはたいへんなの…
はやくなおったらいいなの」
【ちょっとだけさみしげな顔をしながら装飾がなされた大きな木を見つめた】
- 980 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/12/19(土) 22:36:55 ID:/k2gysHgO
- >>979
「そうだな。……さて」
視線を引き戻す。
「私はこれで。冷えるからな、余り長居はしない方が良い」
言って再び歩き出す。鋼鉄の長方形が微かに揺れた。
- 981 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/19(土) 22:39:41 ID:GIib.1dY0
- >>980
「あう〜そうだねなの、あったかくしないといけないなの」
【ディスも帰ろうとするが】
「それってなんなのかなの?」
【長方形の物体が気になったようだ】
- 982 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/20(日) 22:56:13 ID:L7zeZY7A0
- 「……あー」
ほわあ、と吐いた息が白くなって消えて。
降りしきる雪は赤い髪の上で小さな白い山を作って。
音は雪に吸い込まれて。
人は居るけど、静かな静かな都市の道。
其処を一人、雪にその歩く跡を残して行く。
- 983 :ウリュー:2009/12/21(月) 07:20:01 ID:PBnIervYO
- 季節を無視した白いワンピースを着た少女が、鼻歌混じりに雪玉をごろごろと押し動かしている
「ゆきだー」
既に少女の身長ほどに成長した――何処にそれだけ積もっていたのだろうか――雪玉と共に少女は歩き続ける。
「るまー」
……頭はどうやって取り付ける気なのだろうか?
- 984 :空澄 一夢:2009/12/21(月) 21:30:35 ID:SJhJK2lw0
- 雪……ですか
【眼鏡を軽く押し上げ、その手でコートの袖から掌を出し】
もう、そんな季節ですか……
【その掌を食い入る様に瞳に近づけ、雪を落とすために手を払った】
- 985 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/12/21(月) 21:52:07 ID:HnkBBDEo0
- 「ゆらぁ……りぃ」
真っ白な雪の上をサクサクと歩む足音。
見ればそこには髪の毛を緑に染めた異様な成年が、空澄に向かって歩いている。
「はは、なんだお前。
白い雪のなかで黒い服たぁ、夜でもクッキリハッキリ目だってるぅうなぁあ」
妙なイントネーションで喋る、クセの強い声。
耳のボディピアスがジャラジャラと揺れている。
「こんな夜に出歩いてるぅうと危ないぜぇぇ。
ここらは辻斬りぃとか、出るからなぁあああ」
見れば、成年の斬る緑のコートの裾は……赤黒い。
- 986 :空澄 一夢:2009/12/21(月) 21:56:52 ID:SJhJK2lw0
- >>985
黒色……? さあ、はて
【後ろを振り返り、誰も居ないとみて首をかしげ】
それを言うなら貴方も、稀有な色のコートを着ているではありませんか
【緑色のコート……の、赤黒い部分に視線を注ぎ】
- 987 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/12/21(月) 22:00:37 ID:HnkBBDEo0
- >>986
「へっへっへ。人のことは言えない〜ってか?
そりゃごもっともごもっとも」
ニヤニヤと笑いながら近寄ってゆく。
「んでぇ、だ。服の話は置いておこう。
ちょいと俺は金目のモノが欲しくてなぁ。
ちぃと金が欲しいんだが、職業柄金を借りるのは苦手なんだ。
だからこうやって――」
左手に持つ真鍮の鞘が煌く。
「――辻斬りなんてのを、やっている」
その目は、獲物を見つけた肉食獣の目であった。
- 988 :空澄 一夢:2009/12/21(月) 22:06:09 ID:SJhJK2lw0
- >>987
辻斬り……と言うのが職業と呼べるのかは不思議です……が
【寄られるよりも早く下がっていく】
ここは聞いた通り物騒な街ですね……
【いつから手にあったか、黒く分厚い本を手にそれを開く】
- 989 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/12/21(月) 22:10:17 ID:HnkBBDEo0
- >>988
「ああそうさ、なんだかんだとやってはいるが、
所詮は一歩でも路地裏に入れば、そこはモラルも何も無い無法地帯」
柄に手をかける。
「弱肉強食のぉおお……素晴らしき世界だねッ!!」
抜刀。
空中で何かが煌き、斬撃が“飛ぶ”。
そう、“飛ぶ”。
空澄と緑乃壱の間は距離が開いており、踏み込んだとしても刀が届くかどうかは難しい距離である。
しかし、それでも、
緑乃壱の放った斬撃は、降り注ぐ雪を散らせながら確実に空澄へと向かっていっていた。
- 990 :沢桐 創:2009/12/21(月) 22:11:01 ID:KycjxHnw0
- 「…」
緑乃壱瞑助の背後、空澄の正面に当たるビルの屋上の淵に、男が座っていた。
「映画みたい」
白い息を吐きながら、その様子を見物していた。
- 991 :空澄 一夢:2009/12/21(月) 22:17:16 ID:SJhJK2lw0
- >>989
刀……ですか、それも稀有なタイプの
【一瞬、本に目を通し直ぐに閉じる】
――ガァァン!!
【一夢の四方から突き出た謎の柱が斬撃を止める】
出来れば、僕もまだ人斬りにはなりたくないのです……どうか、退いては下さいませんか?
>>990
【一人の女が飛んできた】
「どうしたっ! 創!! 暇か!!」
【少し前、何度か会ったことのある金髪の女が飛んできた】
- 992 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/12/21(月) 22:22:34 ID:HnkBBDEo0
- >>990
気配は感じているようだが、こちらを見ているとは思っていないようだ。
ただ「なんかいるな〜」程度には意識している様子。
>>991
「ああん!?」
刀身を見せぬ早業で刀を鞘に納め、目の前に出てきた柱をまじまじと見つめる。
「……やれやれ、てめぇええも異能を使う奴かい。
やってらんねーぜ」
面倒そうに頭を掻く。
「引くか引かないかだって?
そりゃ俺は勝負じゃなくて辻斬りをしにきたんだからな。
相手に少しでも戦闘能力がありゃ、そりゃ引かせてもらうさ」
容易く一歩下がる。
あくまでも彼にとっての辻斬りとは「生きる為」にやっていること。
自分が死んでしまっては、もとも子もないのだ。
- 993 :沢桐 創:2009/12/21(月) 22:25:15 ID:KycjxHnw0
- >>991
「ああ、暇じゃない」
目の前の状況に目を取られていた。
>>992
「ありゃ、終わりか?」
不謹慎だ。
- 994 :空澄 一夢:2009/12/21(月) 22:32:49 ID:SJhJK2lw0
- >>992
そもそも、この都市ではすべての人間が異能を持つのでは?
【視線をそちらに向けたままもう一度本を開き】
しかし、有難い
手を引いてくれるなんて嬉しいですね
【本の一部を指でなぞるとその柱が浮き上がり、そちらへ向かって飛ぶ】
【ただ、狙ってはいないようで変な事が無い限りは当たらないだろう】
>>993
「むむっ、暇じゃないのか! 私も忙しいぞ!!」
【そう言うと、空澄の元へ一直線。飛んで行ってしまった】
- 995 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/12/21(月) 22:36:22 ID:HnkBBDEo0
- >>993
「…………」
遠いにも関わらず、緑乃壱は正確に沢桐の目を見返した。
「……見世物じゃねーよ」
>>994
「いや、そうでもないぜ。
異能を持ってるにしろ、大抵は最初の一太刀で死んじまう。
その一太刀を避けられたら、もう深追いはしないようにしてんだ」
チラリと浮き上がる柱に目を向けながら、ヒラリと背をむける。
「やれやれ、次の獲物を探すとするかね」
そのまま男は、雪景色の向こうに消えてしまった。
- 996 :沢桐 創:2009/12/21(月) 22:40:20 ID:KycjxHnw0
- >>994
「…誰だっけ」
声だけで、顔は見ていなかった。
>>995
「ヒーローショーみたいなもんじゃないの?」
本気で言っているのか、ただとぼけただけなのか。
「お仕事頑張って…いやこの場合は頑張らないほうがいいのか」
去る緑乃壱に手を振っていた。
- 997 :空澄 一夢:2009/12/21(月) 22:43:44 ID:SJhJK2lw0
- >>995
それは確かに。僕自身の異能も大したことではありませんしね
【ふと、手元の雪を拾い上げながらそのまま顔をあげて見送り】
辻斬り……ね。仕方のない事なのでしょう
【この男。結局本をパタパタしていただけであった】
>>996
さ、て……あの方は相当に目が良い見たいですね。僕もだけど
【軽く、手を振ってみる】
【女は空澄の隣へ着地するとフッ、と消えてしまった】
- 998 :沢桐 創:2009/12/21(月) 22:50:22 ID:KycjxHnw0
- >>997
「…」
手を振りかえしてきた。
そして、ビルから飛び降りた。(5階建て)
- 999 :空澄 一夢:2009/12/21(月) 22:55:38 ID:SJhJK2lw0
- >>998
ふむ、やはりあの方も……あ、落ちた
【ただ、遠くからその様子を眺めていて】
【心配になったのか落下地点まで歩いてきた】
- 1000 :沢桐 創:2009/12/21(月) 22:59:30 ID:KycjxHnw0
- >>999
―ガチャン!
何事も無く、男は着地した。
「…うまく着地できねーもんかな…」
コンクリートを砕いたのが気に入らないらしかった。
- 1001 :沢桐 創:2009/12/21(月) 23:04:15 ID:KycjxHnw0
- 「光速の男が光速で1001ゲットだ」
なにやらポーズを決めて立っていた。
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