■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■
【日常スレβ】異能都市は時として静かに語り掛ける【Ⅴ】- 1 :名も無き異能都市住民:2009/10/23(金) 21:40:04 ID:3fzN0OMY0
- ≪ルールとか≫
・基本age進行で行きましょうぜ
・コテハン持ちもコテ無しもどんどん来ォい
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします
・眠くなったら素直に寝ましょう
【前スレ】
【日常スレβ】異能都市 in the earth【その4】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12841/1254234628/
- 2 :名も無き異能都市住民:2009/10/23(金) 21:43:39 ID:g4lxCBLQ0
- 一乙なのだー
- 3 :ウィッチ&ヴァイス/年齢2分の1:2009/10/25(日) 16:18:37 ID:QYyPcDfoO
- 「いちおつ! しつつ、ショタヴァイスちゃんを視姦じゃヴォオオオ!」
勢いよく天使の方に振り返る魔女。
そこに居るのは、
「……うん」
いつも通りの天使の青年。
「……あれ? 2分の1になった、はず、じゃ」
「……うん、なった。236歳から118歳に」
「……そうだね、私もだいたい2500歳くらいまで若返ったよ、ハハ……」
- 4 :観境鳴守/二分の一ですよ ◆uotUYGHVwM:2009/10/25(日) 16:20:48 ID:g4lxCBLQ0
- とりあえず何処か。
「……似たような人は沢山いそうですねえ……フフフ……」
容姿。変わる訳無かった。
- 5 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/25(日) 16:22:56 ID:BQMPfIb20
- 【てくてく歩いてくる幼女がいる】
「う〜」
【ディスの年齢は不明だが…見たところ5歳前後になっているようだ】
- 6 :シノン=アルベル:2009/10/25(日) 16:39:39 ID:SJhJK2lw0
- う、うわわ……あうっ
【突然体が小さくなったため、ブカブカの服に足を取られている】
- 7 :遊馬/長期無断欠勤:2009/10/25(日) 22:54:51 ID:tJGyi38Q0
- 夜の異能都市、千夜ビルの受付で自分の身の潔白を説明している白衣の男が一人。
「いえ、ですから今までの無断欠勤はこの報告書にもある通り、
ある組織に捕まっていて連絡が出来なかったからであって
決して故意に不連絡をしていた訳ではないのです。」
その顔はいたって無表情だが、声色は少し困っているかのようだ。
「は?既に私の机は違う人間が使っている?
社員表も紛失して名前が見当たらないため証明できない?
そのような事を仰られても私は確かにここの社員でして……」
男は弁解を続けるがあまり上手くいっていないようだ。
- 8 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/25(日) 23:03:56 ID:/k2gysHgO
- >>7
「既視感を持ってしまうな……」
ふと遊馬の近くに、一人の女性。
180センチ程の長身で、プラチナブロンドの長髪に色素が抜けて血液の色が透けて見える赤い瞳。
黒い軍服にコートを羽織り、背中には――背中には巨大な、縦250センチ、横100センチ程の鋼鉄の箱を背負っている。
「名前と、所属は?」
- 9 :遊馬/長期無断欠勤:2009/10/25(日) 23:14:42 ID:tJGyi38Q0
- >>8
後ろの女性に気づき、振り返る。
服装を見て、身分を確認すると姿勢を正し、答えた。
「これはどうも。私は第二情報処理課所属のあすm………失礼、明日 真です」
思わず本名を言いそうになるが、咄嗟に登録した時の偽名を思い出し、訂正した。
- 10 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/25(日) 23:20:22 ID:/k2gysHgO
- >>9
「治安維持部門、民間軍事部のセウァリス・グリュンヒルド上級指揮官だ」
す、と軽く敬礼。
軍人である事が見て取れる硬質、迅速な仕草。
「私も以前お前と同じ目に逢ってな。私の場合は書類の不手際だったから事無きを得たが」
ふむ、と軽く思案の仕草。
まるで電話ボックスのような、背中に背負った鋼鉄の長方形が揺れる。
「以前の所属が埋まってしまったのか。何とかしたいが、難しいかもしれん」
- 11 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/25(日) 23:23:36 ID:BQMPfIb20
- >>9-10
「…なんでさっきちいさくなったのかなの…」
【首をかしげながらビルの近くを歩く少女】
- 12 :遊馬/長期無断欠勤:2009/10/25(日) 23:27:39 ID:tJGyi38Q0
- >>10
「あ、ご丁寧に有難うございます」
敬礼されたのを見て、見よう見まねの拙い敬礼を返す。
「そう……ですか………」
説明を聞いて肩を落とすが、すぐに取りなし
「………しかし、私の場合はこの報告書にもある通り、
ある組織に捕まっていた訳であって……」
と続けたが、すぐに声は小さくなった。
自分がやっている事が大人げ無い事に気づいたのだ。
「再就職は……可能でしょうか……?」
- 13 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/25(日) 23:33:05 ID:/k2gysHgO
- >>12
「私は治安維持部門に関しては発言力がある」
上級指揮官、と言うのは謂わば民間軍事部における階級なのだろう。
セウァリスはゆっくりと頷いた。
「治安維持部門の系列なら大丈夫だ。他の部門でも交渉する事は出来る。だが、難しいだろうな」
- 14 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/25(日) 23:35:09 ID:BQMPfIb20
- >>12-13
「あう?…えっと…」
【二人の姿が目に付いた】
「なにしてるのかなの〜」
【そして二人のほうへと歩いていく】
- 15 :遊馬/長期無断欠勤:2009/10/25(日) 23:41:41 ID:tJGyi38Q0
- >>11
「ん?………あれは、ディスさん?」
自分の記憶とは少し食い違うが確かにあそこにいる少女……というか幼女はディスであった。
「なんで……なんで、あんな格好なんだ?」
思わず首をひねる。
>>13
「治安維持……私の第二情報処理課は一応そこですが…………そうですか…難しいですか」
半ば諦観の念に囚われた遊馬はそういうとうなだれた。
「取り合えず、この報告書だけは預かってもらえませんか?本来なら私が直接総裁に渡すべきなんですが……アポが無いですし、何より今はもう……ね」
そう言って力無く笑おうとした……が顔の筋肉が動かず目を細めるだけになってしまった。
- 16 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/25(日) 23:46:39 ID:/k2gysHgO
- >>14
「君はいつぞやの」
ディスの姿を見て、ふむと小さく呟く。
「もしかして、家が無いのか?」
>>15
「ああ、分かった。これらは私から閣下に提出しておく」
受け取り、明日を不憫に思ったのだろう、フラットな表情により濃い思案の色が浮かぶ。
「他の部署はどうだ、丁度空いているのが確実な所があるんだが」
- 17 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/25(日) 23:48:44 ID:BQMPfIb20
- >>15
「あう〜『あすま』なーのー」
【幼女状態のディスが走ってくる】
「どうしたの〜?」
>>16
「あう〜いえないわけじゃないの〜
でもなんとなくおそとにちょっといたくなるときがあるの〜」
【手をぶんぶん振る】
「あ、いえにいたくないんじゃないの!」
- 18 :遊馬/長期無断欠勤:2009/10/25(日) 23:57:29 ID:tJGyi38Q0
- >>16
「はい……よろしくお願いします。」
書類を渡すと片方だけ手袋を付けた右手で頭を掻く。
やや、伸びたように思われる髪が少し乱れた。
「空いている部署ですか?一体それはなんて言う………?」
不意の提案に少し驚きの声を出すがすぐにそれは興味の色に変わった。
>>17
「少し、ヘマをしてしまいましてね。お陰で今は……いえ、辞めておきましょう。」
久し振りに会った知り合いに話す事では無いと判断したのか、すぐに口黙った。
「ディスさんこそどうしたんです?こんな時間に」
男の表情はディスのしるそれでは無く、全くの無表情であった。しかし、声はそうでもないのが逆に不気味である。
- 19 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/26(月) 00:05:04 ID:/k2gysHgO
- >>17
「ならば良いが……しかし、あまり親に心配をかけてはいかんよ」
苦笑する。
>>18
「君と全く同じ境遇の男が、今、新しく交番を任せられた」
都市と契約し、空き交番に人員を配置して埋め、治安維持の効果を高める。
千夜グループ治安維持部門、警備保障部の主力サービスだ。
「甲という男だ。彼なら信頼がおけるし、同じ境遇なのだから確実に承諾してくれるだろう」
- 20 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/26(月) 00:10:27 ID:BQMPfIb20
- >>18
「う〜…『あすま』なんでもなかったらいいなの…」
【ちょっと心配した顔である】
「あう?『でぃす』は、ちょっときおつけながらおさんぽしてたの」
>>19
「…うん!」
【少しだけ考えた顔をした気がする】
「しんぱいさせちゃだめだよねなの。
だいじょぶ…なの!」
- 21 :遊馬/暫定無職:2009/10/26(月) 00:18:31 ID:tJGyi38Q0
- >>19
「つまり、私にも空き交番についてもらって治安を守ってもらう……という事でしょうか?それともその人と同じ職場にいくという事ですか?」
人差し指を眉間にあて、内容を確認するが、次に告げられた男の名前を聞いて微かにうろたえた。
「甲……先輩が?そうか……あの人が………でも……確かにあの人らしいな」
最初は目を泳がせたが、直ぐに納得したようだ。
>>20
「……まあ、ディスさんのことだから恐らく大丈夫だとは思いますが……」
そう言って一拍おき、
「正直に言います、危険です」
相変わらずの無表情だったが、その声は心配しているかのような声色だった。
- 22 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/26(月) 00:26:21 ID:/k2gysHgO
- >>20
「うむ。それで良い」
こっくりと頷く。
「あまりよい事では無いかもしれないが、君の様な子供が深夜に外を歩けるのも、私達の仕事の成果かもしれんな」
>>21
「甲は今、その交番の責任者をやっている」
首肯。
「だが始めたばかりでな。有事の際には人手が足りなくなる。彼の元なら確実に空いている」
- 23 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/26(月) 00:30:09 ID:BQMPfIb20
- >>21
「…あう、あぶないの…おそとはなの…」
【ヤッパリ不安な顔である】
「……だれかといっしょにいないとあぶないよねなの…」
【あたりを見回して焦る】
>>22
「あう〜…でもやっぱりおそとはきけんがいっぱいなの〜」
【外の風景を見て言う】
「ひとがいるとあんしんするなの…」
- 24 :遊馬/暫定無職:2009/10/26(月) 00:38:32 ID:tJGyi38Q0
- >>22
「わかりました。そういう事なら此方も断る理由が有りません。」
そう言うと身だしなみを整え、
「その提案、謹んでお受けします。」
と続けて頭を下げた。
「ありがとうございした。この御恩は忘れませんよ」
そう言うと右手を差し出す。
「……ところで背中の棺みたいなの物は一体?」
>>23
「誰か保護者になってくれる人はいないんですか?居るんでしたら、良ければ電話しますが?」
そういうと軽くあたりを見回し、公衆電話をさがす。
- 25 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/26(月) 00:45:44 ID:/k2gysHgO
- >>23
「ふむ、確かにそうだろうな」
頷き、外を見る。
「だが、このビル周辺は安全だ。何が起ころうとな」
>>24
「ああ。もっとも甲と一度話さなければならんだろう」
手を握りながら言葉を紡ぐ。
「繁華街の交番だ。中華料理屋の向かいにある。行ってみると良い。ああ、これは――――」
「――――何だ、やけに騒がしいな」
遊馬の問いに答えようとして、不意に外を見る。
「すまんが外を見てくる。ではな」
言って二人に背を向け、背負った鋼鉄の長方形を揺らさずに歩く独特な歩き方で外に出た。
- 26 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/26(月) 00:56:06 ID:BQMPfIb20
- >>24
「あう〜いまは『ろざりあ』といっしょにいるんだけど…
おでんわってどうやるのかなの…」
【首をかしげる】
「あ、でもすぐかえれるからだいじょぶなの!」
【ポケットの中の何かを掴んでいるようだ】
>>25
「そうなの…ありがとなの、あんしんなの。」
【少し嬉しそうにほほ笑んだ】
「あう、またねなの…
あう…でもおそとなにがあったのかなの…」
【じっと外を見る】
- 27 :遊馬/暫定無職:2009/10/26(月) 01:05:27 ID:tJGyi38Q0
- >>25
「なるほど、これが地図ですね。それじゃ近いうちに行く事にしますよ。」
そういって紙を受け取る。
「あ、わかりました。お気を付けて」
背中を見送り、
「確かにうるさいな、何があった?」
一人首をひねった。
>>26
「ろざりあ?……ああ、ロザリアさんか。へえ、あの人がディスさんの保護者ですか」
かなり意外だったらしく目が少し見開かれる。
「しかしやはりディスさんはロザリアさんの番号を知らないみたいですし、俺も知りません。
どうしたものか……」
そう言って思案する。
かと思うと急に思いついたかのように
「取り合えず、外にでてディスさんの家まで送りましょう。
ここからどれくらいですか?」
と、提案して来た。
- 28 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/26(月) 01:08:17 ID:BQMPfIb20
- >>27
「うん!いまはいっしょなの!」
【ニコニコ笑う】
「あう〜…こまったの〜?
『ろざりあ』のおうちなの?だいじょぶなの!すぐにつくの!」
【そう言ってポケットの中から鍵のようなものを取り出した】
- 29 :遊馬/暫定無職:2009/10/26(月) 01:13:33 ID:tJGyi38Q0
- >>28
「たしかに彼女なら大丈夫でしょう。」
安心した声で言う……が、あくまで顔は無表情。
「その鍵は……そういえばさっきも大丈夫とかいってましたね。いったいなんですかその鍵は?」
- 30 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/26(月) 01:18:48 ID:BQMPfIb20
- >>29
「えっと…これをあけるところにさしたら…
『ろざりあ』のおうちにすぐにいけるの!」
【そう言ってほほ笑みかける】
「だからすぐに『ろざりあ』のおうちにかえれるの!」
- 31 :遊馬/暫定無職:2009/10/26(月) 01:28:30 ID:tJGyi38Q0
- >>30
「トランスポーターみたいなものですか。なるほど、これなら直ぐに帰る事ができますね」
そう言って微笑み返そうとするがやはり顔は動かない。
(……やはり顔輪筋はまだ回復しないか……かろうじて動くのは口と……瞼のみ、か)
「そういう事なら安心しました。俺も帰っても大丈夫そうですね。……とはいえ、変質者とかには気を付けてくださいね?」
そういうと遊馬は手で白衣を払い
「それでは…失礼します」
そのまま跳んでいった。
- 32 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/26(月) 01:30:35 ID:BQMPfIb20
- >>31
「うん!すぐなの!
あう〜・・・きおつけるねなの」
【頷いて言って】
「またねなの〜!」
【微笑んで手を振った】
「あう〜…かえらないとなの〜」
【そう言ってディスは近くにあった扉に鍵を指して、ドアを開ける】
「ただいまなの〜!」
【そう言ってディスは扉の中に入って行った】
- 33 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 21:25:33 ID:uzFO48ZE0
- 【公園】
「……グビリ」
缶コーヒー(微糖)を飲む
「…はー…何か、今日の疲れ半端ねぇー…」
首をゴキゴキ鳴らして空を仰ぐ
- 34 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 21:32:36 ID:QFSoOGf60
- 【公園】
ベンチに座る身なりの良い老人が一人
撫で付けた白髪に、鼻の下の白髭
足元に置かれた黒い鞄と、その上に置かれた山高帽
小柄ではあるが絵に描いたような老紳士である
彼はのんびりと、ひと舟かかえたたこやきをつまんでいた
- 35 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 21:35:59 ID:uzFO48ZE0
- >>34
「……」
「(ありゃ…この前のジーさん……)」
顔を上げた先に
先日の廃墟での戦闘で見覚えのあった顔
「…たこ焼き…ありゃ、角の"魔風庵"のやつか……」
腹の音が鳴った
- 36 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 21:40:53 ID:QFSoOGf60
- >>35
ひとつ、ふたつと老紳士の口に消えてゆくたこやき
しかし、ふと気付いたように老人は爪楊枝を正面に向ける
―トスッ
何も無かった中空から、まるで取り出してきたかのように弾丸が楊枝の先端に現れた
相応のレベルの使い手なら見えただろうか
それが、正面から飛んで来た弾丸をただ受け止めただけだと言う事を
「やれやれ、今日のお客さんはせっかちな方ですな」
ゆったりとした動作でたこやきの容器と弾丸の刺さった爪楊枝をベンチに置くと
鞄から帽子を拾い上げてかぶる
―と同時に、足元から湧き上がる黒い何かを纏い姿を消した
―15秒後、また現れて一言
「また…ハズレですか」
誰ともなしに呟いた所で、腹の音に気付いたようだ
「おや?」
- 37 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 21:43:57 ID:uzFO48ZE0
- >>36
「………」
「(……うまそうだなぁ…)」
何か弾丸とか色々あったっぽいけど
今日の注目株、主役はたこ焼きでして
眼が合った
- 38 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 21:52:34 ID:QFSoOGf60
- >>37
「ほほ、いや失敬、見られてしまいましたかな」
眼があった瞬間、軽く笑って甲に向き直るり、
帽子を脱いでポンポンと膝についていた埃を払う
「ときに貴方…腹は減っておりませんかな?
これ以上食べ進む気にはならなくなってしまいまして」
4つほど残ったたこやきの容器を持ち直すと、老紳士は言う
- 39 :沢桐 創:2009/10/26(月) 21:54:16 ID:UhURkogM0
- ―ぎょんっ、ぎょんっ
黄色い目の男が奇妙な足音を立てている。
「重い…」
昨日のレースで脚を壊れた足の代わりに、やたら傷だらけで無骨な脚を取り付けていた。
左脚には油性ペンで「すぺあ」と書かれている。
「散歩行くのも一苦労だ…早く直んねぇかな」
- 40 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 21:55:16 ID:uzFO48ZE0
- >>38
「(…今のが茶目っ気のつもりなのか…)」
「…あ?」
突如の申し出に軽くテンションアップ
「……謹んでお受けします」
両手で恭しく受け取った
- 41 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 22:03:01 ID:QFSoOGf60
- >>39
「おや?」
沢桐に目を向ける老紳士がひとり
足音が気になったようだ
>>40
「いや、これはどうも…捨てるのも勿体無いですからな」
甲にたこやきを渡し、彼は再びベンチに座りなおし
「食事中に有無を言わさず、というのも困ったモノです」
取り出した黒いハンカチで、袖口を払っている
―ぴーぽーぴーぽー
公園の近くの道路を、救急車が通り過ぎた
- 42 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 22:08:48 ID:uzFO48ZE0
- >>39
「ん」
その音に目をやる
「……ああ、キックホッパー。」
ポンと手を叩き思い出す
かつてこの公園で一緒に機械人間をぶっ飛ばした相手
>>41
「いやはや…ご馳走様です…」
手をあわせて、頂きます
「……ジイさん、狙われてんの?」
たこ焼きを頬張りながら、聞いてみる
- 43 :沢桐 創:2009/10/26(月) 22:12:21 ID:UhURkogM0
- >>40
「…アレは…昨日スタート地点あたりに倒れてた人…」
一応見ていたようだ。
「あいや、その前にも会ったな。ここでだったかな…」
「その節はどうも…って誰が地獄兄弟兄貴だ」
>>41
―ぎょんっ、ぎょんっ
「あ、五月蝿くてすいませんほんと」
頭を下げる。
今日も長ズボンでなく半ズボンだ。
足がズボンに入らないからだろうが。
- 44 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 22:16:12 ID:QFSoOGf60
- >>42
「いえ、狙われているなどと大層なものではありませんよ」
鞄から細い水筒を取り出し、湯気を立てる液体をフタに注ぐ
「人を探しているのですが……
どうやらあちらは見つけて欲しくないようでして」
―ぴーぽーぴーぽーぴーぽー
ドップラー効果から来る音で尾を引かせながら
同じ道を戻ってきた救急車は救急病院のある方角へと消えていった
>>43
「いえ、大丈夫ですよ」
頭を下げる沢桐に、老紳士は柔和な笑みを浮かべる
- 45 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 22:19:04 ID:uzFO48ZE0
- >>43
「…え?確かにこの場所で…"お前は良いよなァ…"って呟いてた…あれ?」
記憶は曖昧
苦笑する
「いや、あの節はナイスキックだったな」
>>44
「複雑ですなぁ…」
ポーンと上に放り、パクッと食べる
行儀悪い
「探してるのは…どちらさんで?」
- 46 :沢桐 創:2009/10/26(月) 22:25:12 ID:UhURkogM0
- >>44
「いつもはもう少し静かなんですがね」
慣れない脚を曲げたり伸ばしたりする。
>>45
「いや無い無い、まだ地べた這いずってまで光探すみたいな悟り開いてないから」
ため息を付く。
「ナイスキック…ああ、早く脚直んねぇかなぁ!」
ぎちょんぎちょんと地団太を踏む。
ちなみに今つけている脚でも常人異常の脚力ではあるのだが。
- 47 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 22:31:53 ID:QFSoOGf60
- >>45
「ほほ、こちらとしては追いかけるだけにしたいのですがね」
軽く笑って、老人はこぼす
「簡単に言えば殺人犯…でしょうか
故に身分を偽っている可能性が非常に高いので、氏名年齢などの基本情報はあまり役に立ちませんがね…」
>>46
「ふむ、増強具の類ですかな……いいですなぁ」
沢桐の脚部を眺めふと漏らす老人
- 48 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 22:36:17 ID:uzFO48ZE0
- >>46
「そうか…」
「壊れたんか?それ」
ぎこちない音を立てる両足を指差した
>>47
「向こうさんはその気はねえみたいだけどねぇ」
銃は穏やかじゃねえよ、と釣られて笑う
「…そんで、その殺人犯に利害が合う連中が…まぁ、匿ってる感じ?」
「襲ってくるのはそいつら、か?」
- 49 :沢桐 創:2009/10/26(月) 22:43:05 ID:UhURkogM0
- >>47
「増強っていうか、まんま義足だす」
初期のC-3POみたいなスカスカの関節を見せてみる。
>>48
「昨日の騒ぎで脚潰れて…まぁ、修理に出してるとこなんだが」
「ところで、あんた警官だったんですか。
前鍋もって歩いてた気がするんだけど」
- 50 :なんでも屋台:2009/10/26(月) 22:43:17 ID:rdyJtM9I0
- 『なんでも屋台だよー』
木製の屋台を引きながら、ゆっくり近づいてくる屋台がひとつ
屋台を引くのは、黒髪の青年
- 51 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 22:46:26 ID:QFSoOGf60
- >>48
「ええ、そのようで」
呑気そのものの笑顔で
ベンチに転がしたままだった弾丸刺しの爪楊枝をゴミ箱へと捨てる
「そういう事になりますな
もっとも、今のところは金銭で雇われたような安い方々ばかりがおいでですが」
>>49
「おや、それは失敬」
老人は気の毒そうに眉根を寄せる
- 52 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 22:50:08 ID:uzFO48ZE0
- >>49
「ワンレースでオーバーホールか…F-1マシンみてーだな」
速さはそれ以上かも知れんが、と続けて
「それ、みたいなモンだ。この度バイト生活から脱却したよ」
「……たまに、無償で手伝わされたり…するけどな…」
後ろ指を差すのは赤い暖簾の中華飯店
>>50
「牛乳頂戴」
百円を取り出した
>>51
「……金銭か…バックは、でかそうだな」
「…ジイさんの目的は?ソイツに会って、どうするよ?」
- 53 :沢桐 創:2009/10/26(月) 22:57:00 ID:UhURkogM0
- >>50
「なんでも…?ってなんだ。ペプシツイストくれ、最近どこにも売ってないんだ」
>>51
「まぁ、余計便利になった…って言ったら不味いが。
別に、困っては居ないですじょ?」
>>52
「最近は予算の問題で上から怒られ…おっと失敬」
研究所については、"一応"知られたくないらしい。
最近はよく見透かされるが。
「まだ使えるんかな、これ」
取り出したのはいつかのサービス券。
- 54 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 23:02:11 ID:QFSoOGf60
- >>52
「そうですな、外部との繋がりはほとんど無いとの情報だったのですが……
人間、追い詰められると何をしでかすかわかりませんな」
空を見上げ、呟くように言う老人
「ほほ、仕事ですからな
捕獲が目的という事になっていますよ」
平然と答えるが
今は、ですがね と小さく付け足す
>>53
「ほう、それは素晴らしい
義足のコトは良くわかりませんが、良い造り手が手がけたのですかな」
- 55 :なんでも屋台:2009/10/26(月) 23:03:25 ID:rdyJtM9I0
- >>51
『これはなかなか、珍しいものですね』
ゴミ箱の弾丸爪楊枝のことのようだ。
>>52
『はいよ、50円のお釣りね』
屋台の中からあまり美味しくない牛乳を出し、50円とともに差し出す
>>53
『生きてないなら、割と何でもあるって意味だ。
ペプシツイストは・・・まだ在庫があるようだ。定価でOK』
青年は屋台の裏でごそごそしている
- 56 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 23:07:59 ID:uzFO48ZE0
- >>53
「何?それ、なんかのモニター?…まぁ、壊され続けりゃそうなるよな」
壊れるのが前提でなければ、と苦笑する
そういう会社なんだな、と思い"研究所"とやらまでこの情報からは辿り着けない。普通に
「使えるよ」
裏を見るように促して
「一応お礼だからな、期限無し」
>>54
「ならその情報はフェイクか…他のも怪しくなるなぁ」
「仕事か…復讐だー…とか言われたらここで話を切るつもりだったけど」
そりゃそっちの事情だし、と続けて
「ジイさん、傭兵かなんか?」
>>55
「……マジィ…その50円でミルメーク追加してよ」
50円を返す
- 57 :沢桐 創:2009/10/26(月) 23:17:07 ID:UhURkogM0
- >>54
「変た…変人だけど、まぁいい技術者だと思うよ、あの人は」
かかりつけの技術者が居るようである。
>>55
「ん、どうも。120円か?」
財布からちょうどの金額を取り出す。
>>56
「まぁ、そんなとこかな」
「そか、腹減ってるときにでも寄ろう」
この券を貰ったときにも同じ事を言っていたが。
- 58 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 23:19:13 ID:QFSoOGf60
- >>55
「これは丁度良い、こちらに紅茶をストレートでいただけますかな?」
細い銀色の水筒を出して言う老紳士
「ほほ、できてしまいましたからな
態々つくって珍しがるモノでもありますまい」
>>56
「その調査も含めて、私の領分ですからなぁ
本社から降りるよう言われるとしても、次に繋がる仕事をしたいものです」
しかしその眼つきは強く、仕事を降ろされるなどとは微塵も思っていなそうだ
「いえ、傭兵と言えるほど大層なものじゃありませんよ。ただのしがない調査員の爺です」
>>57
「言い直して変人呼ばわりですか
相当愉快な方なのでしょうな」
愉快そうに笑う爺
- 59 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 23:22:38 ID:QFSoOGf60
- //ぎゃー、抜けたー
**の間に追加分ッ!
>>56
「その調査も含めて、私の領分ですからなぁ
本社から降りるよう言われるとしても、次に繋がる仕事をしたいものです」
しかしその眼つきは強く、仕事を降ろされるなどとは微塵も思っていなそうだ
*「復讐…ですか、私も先方の意図までは詳しく聞かされておりませんでなぁ」*
「いえ、傭兵と言えるほど大層なものじゃありませんよ。ただのしがない調査員の爺です」
- 60 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 23:27:09 ID:uzFO48ZE0
- >>57
「あんまり経理泣かすなよ?」
費用切ってくれなくなるぜ、と笑う
「軽めの天心もやってっから、気が向いたら寄ってみてくんな」
>>58>>59
「ジイさんの後ろにも、でっかい何かが見え隠れするね」
苦笑する
「成る程、ジイさんに因縁があるわけじゃねえのな…依頼者ありきか…」
「良いじゃん、特命エージェント、カッコいい」
- 61 :なんでも屋台:2009/10/26(月) 23:27:11 ID:rdyJtM9I0
- >>56
『OK。50円のミルメークだよ』
50円を受け取り、割と美味しいミルメークを渡す
>>57
『120円だ。ほい』
お金を受け取り、ちょっと味の落ちたペプシツイストを渡す
>>58
『ストレートの紅茶か・・・あるよ。』
屋台から、あまり美味しくない紅茶を取り出す
- 62 :ウリュー/超過:2009/10/26(月) 23:30:10 ID:PBnIervYO
- 「あ、カブトさんだ。後、店長さんと……世間は狭いものだね」
ズシンズシンと音を立て、大地を踏み砕きながら少女が歩いてきた……
- 63 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 23:38:24 ID:QFSoOGf60
- >>60
「この歳で、未だ使われる身ですからな」
甲に合わせる様に、苦笑
「ええ、私自身はただの調査員ですよ
おっと、長話につき合わせてしまいましたな」
たこやきでは割に合いませんな、と
>>61
「はい、どうも」
水筒のフタを閉め、屋台の青年に代金を渡す
すぐには飲まないようだ
>>62
「おや、なんでしょうこの音は」
音に気付きその方向を見る
- 64 :沢桐 創:2009/10/26(月) 23:39:56 ID:UhURkogM0
- >>58
「ああ、頭の中が相当愉快な…」
言いかけたが、
「盗聴器とか付いてないよな…?」
自分の足を探る。
そんな人物らしい。
>>60
「いくらでも泣かしてやるあんな会社。下っ端からのわずかな抵抗じゃ」
上層部に文句があるらしい。
「行く日決めないと絶対に忘れるからなー…まぁ、思い出したら」
矛盾しているが、それで十分なのだろう。
>>61
「…ゲホッ…ちょっと古いんじゃねぇか、これ」
ちょっとむせた。
>>62
「え?何あれ?え?あれ何?」
自分の足音を棚に上げ、動揺している。
「っと、電話…」
ポケットから携帯を取り出す。
「はい沢桐…仕事!?この脚でかぁ!はいはい解りましたよ」
ピッと通話を切り、
「ちょっと仕事が出来た、悪いけどまたな!」
片手を軽く上げ、めぎゃんめぎゃんと走り去った。
- 65 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 23:44:17 ID:uzFO48ZE0
- >>61
「YES、ナイスミルメーク」
早速牛乳にゲットイン
牛乳がミルメーク入り牛乳にワープ進化
「……懐かしい甘さ…」
ほう、と和む
>>62
「おう、雨竜…確かに…って―――」
「Σ狭くねえ!それ錯覚!お前成長し過ぎだぁあああ!!?」
ガビーンという擬音が公園に響く
>>63
「なに、ジイさんみたいな味のあるベテランが支えてるから、その会社は成り立つんだよきっと」
笑いあう
「……いや、構やしねえよ、この近辺にそういう輩が居るっつーのは、キッチリ聞いとかないとね」
>>64
「いや、経理だけは…経理だけは敵に回すな、マジで」
「あぁ、良い良い、そんな感覚で…じゃな」
名前聞きそびれ、まぁ次で良いかと見送った
- 66 :なんでも屋台:2009/10/26(月) 23:48:34 ID:rdyJtM9I0
- >>63
『もしかして、その水筒に入れた方がよかったか?すまない。』
ぺこりと頭を下げる
>>64
『大丈夫、消費期限は切れてない。』
そんなことを言いつつ見送る
>>65
『ミルメークは給食の救世主にもなるからなぁ』
遠い目でなにやら呟く
『さてっと。今日はこの辺でしまいにするか。久々の仕事は疲れるな!』
青年は屋台を引いて去っていく
- 67 :ウリュー/超過:2009/10/26(月) 23:51:42 ID:PBnIervYO
- >>63
メキャリと石畳を踏み割る。
(この人ははじめて見ますねぇ)
見ると白いワンピースを着た黒髪の少女がこちらに歩いてきている。
首からさげた小さなポーチ以外に、これといった物も持っていないのだが、その足取りは牛歩のそれである。
>>64
「な、何なのでしょうかあの足音……」
こちらも棚上げしておりました。
>>65
「ん?……おおぅ」
ぷしゅるんといつも通りに戻る。
「これで元通りー。薬の効果時間が狂ってましたか」
調合ミスったかな…等と呟きながらバキバキと大地を踏みしめる。
- 68 :甲/気力減退中:2009/10/26(月) 23:53:31 ID:uzFO48ZE0
- >>66
「そうね…コイツが出て来た時のテンションの上がりっぷりときたら…」
ノスタルジー…
「客の前で疲れるはねーよ…バッハハーイ」
苦笑して見送った
>>67
「いや、質量変わってなくね!?」
バキバキと鳴る大地に恐怖を覚える
- 69 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/26(月) 23:59:41 ID:QFSoOGf60
- >>64
「おやおや、もしついていたら"愉快な事"になるのでしょうなぁ…
と、それでは」
眼を細めて笑うと、走り去る沢桐を見送った
>>65
「ほほ、そう仰られますと照れますな」
柔和な笑みを崩さない……ちょっと嬉しそうだ
「そうですな
今のところは、私だけで済んでおりますが、この先どうなるかはわかりません」
「……と、申し送れました
私、鐘森(カネモリ)と申します。何かあれば、可能な限りで良いので、こちらまでお願いできますかな」
そう言って、老紳士は名刺を差し出した
影月探偵社 調査員
鐘森 栄治郎
名前と社名が書かれたシンプルな名刺に、携帯と思しき電話番号が記入してあるものだ
>>66
「いえ、構いませんよ、お疲れ様です」
屋台を引いてゆく青年をニコニコと見送る
>>67
(見た目に対してあれは…)
頭上に?マークを出して固まっている
- 70 :ウリュー:2009/10/27(火) 00:08:22 ID:PBnIervYO
- >>68
「あー…これはですね。金欠です!」
金欠になると質量がおかしくなる。どこもおかしくはないな。
>>69
「私はこのポーチに色々物を入れてるんですが……」
甲に話している声が聞こえてくる。
少女は、ぐっと気合いを入れてポーチを地面に落とす。
ズ………ン。
震度1くらいは揺れたんじゃあるまいか
- 71 :甲/気力減退中:2009/10/27(火) 00:12:43 ID:uzFO48ZE0
- >>69
「おっと、こりゃ御丁寧に…」
名刺を両手で受け取りジャケットの内ポケットから名刺入れを出す
「あーっと…あった俺の」
同じように名刺を差し出して
「俺は甲(カブト)そこの交番に勤めてんだ」
「ここらで何かあるんだったら、力になんぜ」
>>70
「おかしい事だらけだよッ!?」
こうなったら地の文にツッコむよ
「いやいや、止めて…付近の安眠妨害してるから…」
ズンッ!!
間近で落ちたポーチに軽く身体が浮いた
「……今日は、寝よう…じゃあな」
手を挙げて、すごすごと歩き去った
//眠りまする ノシ
- 72 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/27(火) 00:17:01 ID:QFSoOGf60
- >>70
「おっと」
揺れに少し驚いたようだ
(何か凄まじいものに遭遇したようですね…)
落ちたポーチを遠めに眺める老人
>>71
「おや、警察の方でしたか
いつかお世話になるかもしれませんな……それでは、また」
歩き去る甲を、帽子を取って見送った
//お付き合いありがとうございましたー
- 73 :ウリュー/超過:2009/10/27(火) 00:23:32 ID:PBnIervYO
- >>71
「むう、あまり驚かなかった」
むん、と気合いを入れてポーチを首にかける。
「あ、はいそれじゃあまたいつかー」
やっぱり正義の味方は違うな、等と呟きながら。
//のしーん
>>72
「お爺さんは、はじめましてですね?私ウリュー言います」
一見しただけではぽやーっとした雰囲気の普通のゆるい少女なのだが
- 74 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/27(火) 00:30:32 ID:QFSoOGf60
- >>73
「はい、初めまして
私は鐘森と申します」
自己紹介に自己紹介で答える老人は、柔和な笑みをたたえて少女を見る
「そんな重たい荷物を持って、お嬢さんはどちらへいかれるのですかな?」
- 75 :ウリュー/超過:2009/10/27(火) 00:33:39 ID:PBnIervYO
- >>74
「探検です!あっちの方に廃墟がある、はずなのです」
ぴっと指さす遙か先には確かに廃墟群が見える。
「もうついても良いはず……だったんですが一向に到着しないのです」
- 76 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/27(火) 00:43:49 ID:QFSoOGf60
- >>75
「確かに、あちらには廃墟があるようですな」
指差した先の情景に素直に反応し、答え
「ふむ、スムーズな移動には、少し荷物の重さを考えた方が
宜しいと思いますが……全て必要なものなのですかな?」
至極当然のコメントがかえってきた
- 77 :ウリュー/超過:2009/10/27(火) 00:50:10 ID:PBnIervYO
- >>76
「当然です!快適な寝具から替えの衣類から何でも揃えてあります!」
少なくともベッドとタンスは持ち歩き確定らしい。
- 78 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/27(火) 00:55:40 ID:QFSoOGf60
- >>77
「なるほど、それは準備が宜しいですな」
それならあの動きも当然か、と一人納得する
どうやって入れた上で持ち歩いているかは考えないことにしたようだ
「そうですな、その重量に耐えうるモノが用意できるかは
わかりませんが……台車のようなモノがあれば楽になるのでは?」
- 79 :ウリュー:2009/10/27(火) 01:03:29 ID:PBnIervYO
- >>78
「うーん、そうですねぇ。困った時用にそういうのも会った方が良いかもです」
ずしんと再び歩き始める。
「でもやっぱり徒歩出ないと行けない場所もありますからねぇ、河原とか」
向かう先は、遙か彼方
- 80 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/10/27(火) 01:10:45 ID:QFSoOGf60
- >>79
「そうですなぁ……廃墟となると、整備されていないのが常でしょうし」
歩き出す少女を眺めて、呟き
「さて、私はそろそろ失礼します
目的地への速やかな到達を願っていますよ、お嬢さん」
そう言うと山高帽をかぶり、鞄を持っててくてくと歩き去った
- 81 :ウリュー:2009/10/27(火) 01:23:35 ID:PBnIervYO
- 「えぇ、それではー…遠いー。もう一日歩きどおしだよー…」
ズンズンと響く足音。
- 82 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 22:14:09 ID:SJhJK2lw0
- な、なんだったんでしょう、一体……
【体のサイズが戻った様子。ため息を付きながら公園のベンチへ】
はぁ……お腹すいた
【ベンチの上の砂を手で払い、そこに腰掛けると徐にとても長いパンを取り出し、齧る】
- 83 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 22:16:20 ID:g4lxCBLQ0
- 「……この都市の子供って……」
夜。ってかそろそろ深夜。
そんな時間に子供が出歩きまくってるこの都市の未来が心配でならなかったり。
- 84 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 22:20:44 ID:SJhJK2lw0
- >>83
ムッ……ん?
【ジーッと、見ている】
【そして、なにかに気づいたように】
こ、このパンはあげませんよ!?
【慌てて自分の方に抱きよせた】
- 85 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 22:24:07 ID:g4lxCBLQ0
- >>84
「アハハ……。子供から物盗る程腐っちゃいねえぜ?」
ガサガサと音を鳴らしているのは手にぶら下げたレジ袋。
「それに、自分の分はちゃんとあるし、な」
とすん、とシノンの横に座り、中に入ってる肉まんを取り出し、かじる。
- 86 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 22:27:17 ID:SJhJK2lw0
- >>85
もう子どもじゃ無いです。14歳です
【ただし、身長は小さい】
でも、それなら安心です……
【言い終えてから、再び一口】
- 87 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 22:29:56 ID:g4lxCBLQ0
- >>86
「……ばーか。14なんてまだ子供だっての」
こん、と軽くシノンの頭を叩いて。
「んー。お前、名前は?」
- 88 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 22:35:00 ID:SJhJK2lw0
- >>87
もう14なんです!
【子ども扱いされたくないお年頃。現在進行中】
僕ですか? シノンっていいます、貴方は?
【パンから口を離し、首をかしげて】
- 89 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 22:37:21 ID:g4lxCBLQ0
- >>88
「くく……。そう言われて怒ってるうちはガキなんだぜ?」
今度は軽く額にデコピン。完全に遊んでる。
「水無月煉だ。煉でいいぜ」
ニッと笑いかけて。
「にしてもシノン、か……。何処かで聞いたような……」
- 90 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 22:43:16 ID:SJhJK2lw0
- >>89
うあっ……何するんですか!
【額を押さえながら頬を膨らませる】
煉さんですか。宜しくお願いしますね……ん? 僕の名前を聞いたことがあるって?
【またも不思議そうに問う】
- 91 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 22:46:10 ID:g4lxCBLQ0
- >>90
「……」
膨らませた頬を指でツンツン。
「んー……。何となく、そんな気が」
まあ、気のせいだと付け加えて笑って。
「ところで、一人でこんな所で……何やってたんだ?」
食事ってのは見れば分かるけど。
- 92 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 22:48:35 ID:SJhJK2lw0
- >>91
止めてくださいよ、もう……
【手を叩いてすこし距離を取る】
そうですか? なら、いいのですが……
【そう言って、パンを一口。やがて口を開く】
食事です
- 93 : ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 22:52:53 ID:g4lxCBLQ0
- >>91
「ん。悪い」
少し残念そうな表情。もう少し遊びたかったらしい。
「いや、そりゃ見れば分かるぜ……。こんな所で一人でお前みたいなのがさ?」
ただ、食事って訳にも見えない。この男には。
- 94 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 22:59:17 ID:SJhJK2lw0
- >>93
……
【あえて反応しない事にしたようだ】
ええ、確かに早くお家に帰ってご飯を食べたいです
ですが、今日お昼ごろに街を歩いていたら突然体が小さくなって……
それから服を引き摺りながらアットの思いでたどり着いたのがこの公園ですよ……
どこですか、ここ……
【早い話。迷子】
- 95 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 23:04:01 ID:g4lxCBLQ0
- >>94
「ふーん……。変な魔法にでもかかったかね……?」
ズズッ、と缶コーヒーを啜って。
「……また、か」
何か最近多い。気がする。
「どれ……。シノンの家って何処だ?」
- 96 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 23:12:37 ID:SJhJK2lw0
- >>95
さあ……周りの人も小さくなってましたね……今、思うととても不思議です
【思い出して不思議がる】
何が、また……なんです?
【パンを食べ終え、ベンチから下りると木の棒を取り出し地面に絵を描き始める】
これがこうなって……ふぅ、大体ここら辺ですね
【普通の住宅街。ここからは遠い】
- 97 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 23:17:46 ID:g4lxCBLQ0
- >>96
「そりゃまた派手な事する馬鹿が居たもんだ……」
ふむ、と腕を組んで。
「いや、最近迷子が多いんだよなーと思って……って、結構遠いぞここ……」
どうしようか、と呟き、考え出す。
- 98 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 23:21:33 ID:SJhJK2lw0
- >>97
街の人々は1000の呪とか何とか言ってましたね……全く、理解できません
【腕を組み、考えている様子】
へぇ、危ないですねぇ……って、えぇー……遠いんですか?
【ため息をつき、絵を消してベンチに戻る】
- 99 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 23:28:03 ID:g4lxCBLQ0
- >>98
「1000の呪い……?意味わかんねえ……」
むむと唸って。
「んー……。歩けるなら連れてってやれなくも無いけど……」
どうだ?と言わんばかりに首を傾げる。
- 100 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 23:32:50 ID:SJhJK2lw0
- >>99
僕も、良く解らないです……
【首を倒し、項垂れる】
なんとか、歩けそうです……早く帰りたいです。早く帰りましょう
【嬉しそうにベンチから立ち上がる】
- 101 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 23:34:43 ID:g4lxCBLQ0
- >>100
「ん。まあ、無理はしなくていいからな?」
やばそうだったら背負うなりなんなり、くらいは出来るし。
と言うか自分から言った手前、それくらいはやんないと、ね。
「んじゃ行くかー」
立ち上がり、手に提げていたレジ袋はゴミ箱の中へ。ポイ捨てイクナイ。
- 102 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 23:40:05 ID:SJhJK2lw0
- >>101
解りました……ですが、お世話になってるので、これ以上迷惑はかけられません……
【煉のあとをついて歩く】
- 103 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 23:41:58 ID:g4lxCBLQ0
- >>102
「世話?何がだ?」
そんな自覚無いので気にしなくてOK。という事だろう。
「えーっと……確か……」
ちなみに。この男、過去に道案内して道に迷ってる。
- 104 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 23:50:25 ID:KZg1MerMC
- >>103
ん、まあ気にしないで下さいよ……
【テコテコと付いていく。背が低いので歩幅も小さい】
(あれ……? 何か、間違ったかな……)
【少しの不安を抱き】
- 105 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/27(火) 23:51:50 ID:g4lxCBLQ0
- >>104
「……ああ、こっちだこっち」
何とか。何とかなりそうだけどまだ分かんない。
「にしても……お前も苦労してんのなー……」
- 106 :シノン=アルベル:2009/10/27(火) 23:59:16 ID:DTK0wtesC
- >>105
…………
【不安感を出しながらも付いていく】
……? 僕が何かしましたか?
- 107 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/28(水) 00:02:57 ID:g4lxCBLQ0
- >>106
「いや。訳の分かんない魔法にかかって、一人でこんな時間まで外に居て」
振り向き。笑って。
「お疲れさん、って感じだな?」
ポスン、と頭に手を乗せて。ワッシワッシと頭を撫でる。
- 108 :シノン=アルベル:2009/10/28(水) 00:08:44 ID:KZg1MerMC
- >>107
そうですねぇ……ハァ、早く帰りたい……
【ため息と共に呟いて】
だ……だから止めてくださいよ……
- 109 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/28(水) 00:17:36 ID:g4lxCBLQ0
- >>108
「ん……。そろそろ、じゃないか?」
何時の間にか景色は変わって。
先ほどシノンが指していた場所の辺りに。
「……断る」
満面の笑みでワッシワッシワッシワッシ。
- 110 :シノン=アルベル:2009/10/28(水) 00:23:33 ID:DTK0wtesC
- >>109
あ、あれです! ありがとうございます!
【指を指したのは赤い屋根の家】
あわわ……止めてぇ……
【頭を押さえて逃げ出す】
- 111 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/28(水) 00:27:41 ID:g4lxCBLQ0
- >>110
「お、本当か?」
指を指された家の方を見て。
「くくく……待てー!」
追う。ニヤニヤ笑いながら。そういう趣味は無いよ!
- 112 :シノン=アルベル:2009/10/28(水) 06:10:37 ID:O1o1pwYcC
- >>111
はぁっ……はぁっ……、……少し、待ってて下さい
【煉と追いかけあい、息を切らせたとことで家に入り】
【数分後】
あ、はいこれ……どうぞです
つ【お菓子のたくさん入った袋】
き、今日は本当にありがとうございました
【最後に頭を下げ、家の中へ帰っていった】
- 113 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/28(水) 22:36:45 ID:.6prKP66O
- 【路地裏で土煙があがった……】
「はぁ……はぁ……まったく……次は君達か……まったく……病人は大切に扱わないか……」
【荒く息を吐く彼の足元には、鎧を着た集団が倒れていた】
「……つかれた……」
- 114 :名も無き異能都市住民:2009/10/28(水) 22:40:30 ID:SJhJK2lw0
- >>113
……ん、なんだ
【黒の革ジャンにサングラス。色の褪せたGパンの男】
物騒なことをやりやがるなぁ……この街は
【ため息をつき、倒れる集団とその中に立つ人物を眺める】
- 115 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/28(水) 22:45:16 ID:.6prKP66O
- >>114
「はぁ…はぁ……誰だ……新手か?」
【荒い息と共に殺気が放たれる……無理もない、彼はこの三日……敵に襲われてばかりなのだから……】
- 116 :名も無き異能都市住民:2009/10/28(水) 22:47:41 ID:SJhJK2lw0
- >>115
少なくともそれは違う
【ポケットにっ手を入れたまま、近づいて行く】
しかしお前、物騒だな……
- 117 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/28(水) 22:57:25 ID:.6prKP66O
- >>116
「なにぃ?」
【男に向き直り、腰にかかったままのベストやコートを羽織る】
「お前……誰だ?」
- 118 :なんでも屋台 ◆BYo0cHWOW.:2009/10/28(水) 23:00:23 ID:rdyJtM9I0
- 『スーパーなんでも屋台タイムはじまるよー!』
わけのわからないことを言う屋台を引いた青年が現れた!
- 119 :名も無き異能都市住民:2009/10/28(水) 23:04:32 ID:SJhJK2lw0
- >>117
いや、だって……これ、全部お前だろ?
【鎧の集団を見て、次に上弦へと顔を向ける】
俺? 名前……か?
- 120 :名も無き異能都市住民:2009/10/28(水) 23:05:53 ID:SJhJK2lw0
- >>118
な、何でも屋台タイム……?
【サングラスのおっさんは戸惑っているぞ!】
- 121 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/28(水) 23:07:35 ID:.6prKP66O
- >>118
「最近屋台が多いな……流行っているのか……?」
>>119
「確かにな……否定はしないさ……私だ……」
【寂しげな表情を浮かべて頷く】
「名前でもなんでもいい……何者か聞いている」
- 122 :なんでも屋台 ◆BYo0cHWOW.:2009/10/28(水) 23:10:35 ID:rdyJtM9I0
- >>120
『おうよ!割となんでも早く安く不味く提供する、飲食の屋台開店さぁ』
戸惑っている様子は気にもかけない。
>>121
『さあ?流行っているかはわからないなぁ』
噂を聞きつけた貧しい浮浪者から注文をとっている
- 123 :名も無き異能都市住民:2009/10/28(水) 23:15:05 ID:SJhJK2lw0
- >>121
白は目立つから、止めた方が良いぜ?
【と、ふと上弦を見て】
名前か……何だったかな
【夜空を見上げてつぶやく】
>>122
早く、安く、まずく……そうか、まずいのか……
まずいのか……
【何か落ち込んでるぞ!】
- 124 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/28(水) 23:19:10 ID:.6prKP66O
- >>122
「そうか……まぁ……なんだ……安いのは喜ばしいのだが……不味いってなんだい……?」
【苦笑いを浮かべて青年を見る】
>>123
「私は好きでこの鎧達を叩き伏せた訳じゃない……相手から来たんだ……まだ私は倒れる訳には行かないからね?」
【肩を回しながら伸びをする】
「私が白以外を着たら気付かれなくなっちゃうじゃないか……まったく……」
【殺気は薄れているようだ】
「名前がわからない?」
- 125 :なんでも屋台 ◆BYo0cHWOW.:2009/10/28(水) 23:23:41 ID:rdyJtM9I0
- >>123
『加工の関係でまずくなるんだ…保存食はあまり劣化しないんだがなぁ』
屋台の青年もしょんぼりする
>>124
『たとえばこのネギだく玉の牛丼、120円なんだが100円の宇宙食の方が美味い』
牛丼を出す時、手元が光ったような?
- 126 :名も無き異能都市住民:2009/10/28(水) 23:33:02 ID:SJhJK2lw0
- >>124
そうか……お前も、追われてるのか……御苦労だな
白にこだわりが強い男……なるほど、驚きの白さだ
【男は微かに笑い】
ああ、忘れちまったよ……
【今にも消えそうな弱く小さな炎を指先に出しそれを眺めながら】
>>125
加工の関係? まあ、聞いても企業秘密がオチだろうがな
【首をあげ、不思議そうに】
- 127 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/28(水) 23:39:10 ID:.6prKP66O
- >>125
「それは……酷くないか?普通は宇宙食より美味しいんじゃないか……?」
【確かに光ったように感じた……しかし、完璧に確認出来たわけでは無いので、下手に口にしなかった】
>>126
「別にこだわっている訳じゃないが……」
【何かを言おうとするが、火を灯す姿を見て……】
「君も炎を使うのか……」
【思い出すのは一人の少女の姿】
「名前は……いつでも思い出せばいい……絶対……呼ばれる日が来るからさ……」
【そう言って、男は歩き去って行った】
- 128 :なんでも屋台 ◆BYo0cHWOW.:2009/10/28(水) 23:43:43 ID:rdyJtM9I0
- >>126
『ああ、本部が魔法で食品を圧縮して石にしてるんだ。』
手には緑色の石が…
『で、これを俺が展開させて』
緑の石を机に置き、手をかざす
『食べられるようになる』
ボフッと現れたのはメロンだ。
>>127
『普通はなぁ・・・圧縮加工は持ち運びは便利なんだが・・・』
さっき光ったのは、展開の時に出る光のようだ
- 129 :名も無き異能都市住民:2009/10/28(水) 23:50:44 ID:SJhJK2lw0
- >>127
キミも……か、炎の使い手は多いんじゃないか?
俺の炎は特殊だがな
【スッ、と腕を振ると炎は消えてしまう】
そうか……まあ、無くても困らねぇよ。もとからなかったも同じだ
【去る上弦を目に、そう呟いた】
>>128
企業秘密でも何でもねぇ……
【ちょっと落胆】
珍しい方法だな……で、それがあまり美味しくないと?
- 130 :なんでも屋台 ◆BYo0cHWOW.:2009/10/28(水) 23:55:57 ID:rdyJtM9I0
- >>129
『流石に圧縮展開方法は企業秘密さ!』
HAHAHA!と笑う。
『圧縮されるという環境の変化が味を落とすらしい』
等としゃべりながら、牛丼とメロンを食べている。
- 131 :名も無き異能都市住民:2009/10/28(水) 23:58:23 ID:SJhJK2lw0
- >>130
まあ、そこは流石に……な?
だが、石を使うのまで教えてくれるとは……
【対し、こちらは苦笑】
言われて見ればそうかもな……って、牛丼とメロンは合わんだろう……
- 132 :なんでも屋台 ◆BYo0cHWOW.:2009/10/29(木) 00:05:02 ID:rdyJtM9I0
- >>131
『このくらいならすぐにバレそうだからな。隠しても仕方ないってコトよ』
もぐもぐむしゃむしゃ
『まあ、俺はよく知らないんだがな。
出しちゃったし…夕飯的な何かにしようかと』
男の胸元にネームプレートがある。
そこには【アーモス】と書かれている
- 133 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 00:08:33 ID:SJhJK2lw0
- >>132
ふーん、まあ別になんでもいいがな
【腹減った。そういや飯食ってねえや……。と考えていたり】
アーモス……ってなんだ?
【気になったら聞くしかねぇ!】
- 134 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/10/29(木) 00:13:32 ID:rdyJtM9I0
- >>133
『そうか・・・
流石にメロン1個は無理だな。喰うか?』
3/4ほど残ったメロンを勧める
『アーモスは、俺の名前だ。
ここら辺物騒らしいし、何かあったときの名札だな。』
- 135 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 00:17:10 ID:SJhJK2lw0
- >>134
ああ、貰うぜ……
【もぐもぐぱくぱく】
何かあったときって……それじゃ、ちょっと遅くないか?
【苦笑を漏らし】
名前、か……
【やはり気になるようで、そう呟く】
- 136 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/10/29(木) 00:22:25 ID:rdyJtM9I0
- >>135
『ありがとよ!あ、御代はいらないから安心してくれ』
このメロン、ちょっと苦い。
『生死がわかった方が本部が便利なんだとか
そういえば、キミは名前わからないんだっけか』
- 137 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 00:27:09 ID:SJhJK2lw0
- >>136
ん、そうか。ありがとよ……って、やっぱあまり美味しくないな……
【すごい速度でメロンは消えていく】
本部が、ねぇ……
忘れたよ……いっその事いま考えちまうか?
- 138 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/10/29(木) 00:32:26 ID:rdyJtM9I0
- >>138
『まあな。大量には食べられねーな』
ホッとしたように食べるさまを見ている。
『そうだな。名無しはたまに不便だ』
たまにだろうか?
- 139 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 00:37:25 ID:SJhJK2lw0
- >>138
なんだよその顔。もしかして……何かあるのか!?
【しかし、既にメロンは手から消えてしまっていた】
ああ……たまに不便だなそのために考えるのも……ふわぁ
【大きな欠伸をひとつ】
すまねえ、俺は眠りに帰るとするぜぇ……
【くるっと回転。去り際に手を振りながらスタスタと歩き去って行った】
- 140 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/10/29(木) 00:40:45 ID:rdyJtM9I0
- >>139
『いや、まずいだけさ。害などない。屋台として、そこはおさえておかないとな』
単にまずくてたべれないらしい。
『おっと、そういやぁもう夜遅いな。じゃあなー』
アーモスも手を振って、その場から去っていった。
- 141 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 21:33:06 ID:UNXRFbSc0
- 夜の静寂を壊す虫の鳴き声
人気も無くなった公園。
「……」
ベンチにもたれ掛かるように座って、その歌声に耳を傾けていた。
- 142 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 21:33:39 ID:UNXRFbSc0
- //ageわっすれ〜
- 143 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 21:59:54 ID:SJhJK2lw0
- 虫の鳴き声……秋か
【公園のベンチに向かって歩いてくる男】
ん……先客がいたか
【煉に目を向け一言】
- 144 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 22:08:31 ID:UNXRFbSc0
- >>143
「……」
虚空をボーッと見つめて、男には気付かない。
暫しの間の後。突然、虫の声以外の音が流れる。
グゥゥゥー……
「……腹、減った……」
本日夕飯抜きにつき。
- 145 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 22:13:42 ID:SJhJK2lw0
- >>144
気づいていない……か?
【煉の前に立ち】
どうした? 今にも死にそうな目、してるな?
- 146 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 22:15:25 ID:UNXRFbSc0
- >>145
「腹ァ……減ったァ……」
縋るような目で男を見上げる。
それと同時にまた腹の音が。
- 147 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 22:20:46 ID:SJhJK2lw0
- >>146
……こいつは重傷だぜ
だが、残念ながら俺に手持ちは無い……
【手をひらひらさせて】
- 148 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 22:23:11 ID:UNXRFbSc0
- >>147
「あー……畜生……」
ガクンと項垂れて。
「財布をね……。落としたんッス……」
- 149 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 22:26:24 ID:SJhJK2lw0
- >>148
財布を……落とした? それは困ったな……
【腕を組み、顎に指を当てて考えるポーズ】
- 150 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 22:28:38 ID:UNXRFbSc0
- >>149
「家の鍵とかも入ってたんすよ……」
あはははは、と身体の奥底から響いて来るような笑い。
諦めとも取れる笑い。
「交番にも行ったんすけど……、こんな都市ですし……ね……」
- 151 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 22:35:32 ID:SJhJK2lw0
- >>150
あははは……笑えねえぜ……
【深いため息をつき】
それで、お前……どうするんだよ?
【煉の前でしゃがみ込み、目線を合わせる】
- 152 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 22:37:50 ID:UNXRFbSc0
- >>151
「まあ、大して入って無かったのが救いなんすけど、ね……」
そう言って見せる笑顔。思いっきり引きつってるけど。
「……とりあえず、家に帰れれば何とか……」
だけどそれが最大の問題。
家の前には自分には全然懐かない番竜が。
当然通してくれない。と言うか下手したら食われる。
- 153 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 22:41:10 ID:SJhJK2lw0
- >>152
そう、か……
【もはや慰めることすらできず】
どうにかして入る手段はある。と……? じゃあ帰ればいいじゃねぇかよ!
【番竜の都合なんて知らない】
- 154 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 22:43:17 ID:UNXRFbSc0
- >>153
「……G級じゃ足りないレベルの討伐クエストを済まさないと家に入れないんすよ……」
番竜。敵う気がしない。
ていうか本当に討伐出来る訳も無い。彼女のペットだから。
- 155 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 22:49:38 ID:SJhJK2lw0
- >>154
なんて厳しい家なんだ……
【ため息が口からでるばかりで】
……じゃあ、家に帰れないとしてお前本当にこれからどうすんだよ……
- 156 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 22:51:42 ID:UNXRFbSc0
- >>155
「……とりあえず、ブラブラしてみます……」
家の中で寝てるであろう酔っ払いが起きるか。
それとも、知り合いを見つけるか。
そのどちらかが出来れば、多分大丈夫。
- 157 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 22:53:25 ID:SJhJK2lw0
- >>156
そうか……ま、頑張るこった
【一歩近づきポンポン、と肩を叩く】
- 158 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/29(木) 22:56:58 ID:UNXRFbSc0
- >>157
「はい……」
又顔を上げて笑う。依然として引きつってはいるけれど。
「それじゃ、此処に居ても仕方が無いですし……。俺は行きますね……」
ベンチから立ち上がり、男に会釈を一つ。
去り行くその歩みに元気は見えないけれど、多分大丈夫だろう。
- 159 :名も無き異能都市住民:2009/10/29(木) 23:00:02 ID:SJhJK2lw0
- >>158
あ、ああ……頑張れよー
【不安げな顔をしながらも、どうスrことも出来ないので手を振って見送り】
俺も帰るか……
【フラフラ何処かへ歩いて行った】
- 160 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 21:48:29 ID:t0mqMAk20
- 【波止場】
週末の賑わう繁華街の程近く
貿易船の行き交う港にて釣り糸を垂らす男在り
「…」
煌びやかな摩天楼を向こう岸に眺めて
「……釣れん」
下手の横好きは呟きを漏らすのだった
- 161 :さかな:2009/10/31(土) 21:57:15 ID:Jhlo6zSQO
- 「――釣られんよ、我ら一族はロブスターをご所望だ」
ぜいたくなさかなども。
- 162 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 21:59:53 ID:t0mqMAk20
- >>161
「うるせえ…コマセ撒くぞ…水質汚染すっぞコラ…」
針を引っ掛けようとポチャポチャする
けど掛からない
「(うまい棒ロブスター味でも…いけるか?)」
- 163 :さかなん:2009/10/31(土) 22:04:52 ID:Jhlo6zSQO
- >>162
「無駄無駄無駄ァ!!」
‐BLOCK‐
「食通たる我らは針など食わんよ」
- 164 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 22:08:26 ID:t0mqMAk20
- >>163
「ぬう…やりおる…!…ち、ポイントを替えるか…」
竿を持って遠ざかろうとする
しかし
「(―――ここだ!奴が気を緩めた瞬間…このタイミングで投じるのは…)」
ぽちゃん
さかなんの後方に何かを投げる
「…こんなこともあろうかと用意した…ザリガニルアー(大)…!」
背中を向けたままルアーをさかなんの鼻先に通す
- 165 :さかなん:2009/10/31(土) 22:13:04 ID:Jhlo6zSQO
- >>164
「これはァ!?」
抗えぬ本能。大好物たる甲殻類をがぶり。
「………うっ!」
‐WEAK‐
「貴様ああああああ計ったなああああああ」
‐1MORE‐
- 166 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 22:20:14 ID:t0mqMAk20
- >>165
【総攻撃チャンス!】
「―――行くぜ…!」
取り出したのは
――網!
「オラオラァ――!」
すくいに掛かった
- 167 :さかなん:2009/10/31(土) 22:24:22 ID:Jhlo6zSQO
- >>166
ガッシ! ボカッ!
「――釣られるときは釣られるさ、おさかななんだもの」
戦 闘 終 了
- 168 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 22:28:50 ID:t0mqMAk20
- >>167
「テレッテー♪甲は晩飯をゲットー」
陽気に網を覗き込む
「さてさて、コイツは何魚かなーっと…」
シャッフルタイム!
- 169 :さかなん:2009/10/31(土) 22:33:27 ID:Jhlo6zSQO
- >>168
EXP 0
さかなんの正体は真鯛だったようだ。
〜シャッフルタイム〜
1^3 杯 体力回復だお
4^6 金 10000円ゲットだお
7^9 杖 元の経験値が0だから0だお
0 剣 夢想正宗ゲットだお
- 170 :遊馬/日課は散歩:2009/10/31(土) 22:33:57 ID:tJGyi38Q0
- 港の灯台の根元、コンクリート製の防波堤の先端に腰掛ける白衣の男が一人
「……たまには潮風にふかれて見るのも良いな」
そう言いながら少し長めの髪の毛を風に遊ばせ、
足をブラつかせている。
- 171 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 22:37:29 ID:t0mqMAk20
- >>169
デロローン
EXP0
「…夢もへったくれもねえ…」
「けど…腹は膨れる、か」
バケツにキープ
>>170
誰も居ないと思わしき海辺
しかして遊馬の視界には釣竿を振るう赤いマフラーの男が見えて…
- 172 :遊馬/日課は散歩:2009/10/31(土) 22:51:21 ID:tJGyi38Q0
- >>131
(それにしてもここの港、規模の割には結構大型船の出入りが激しいな。やっぱり千夜グループの影響かな………ん?あの人影は……)
男が視線を動かすと、その先に久しく会っていなかった人物が見えた。
見るや否や男は立ち上がり、普段はめったに発することの無い大声をあげた
「今晩わー!甲センパーイ!!」
- 173 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 22:55:37 ID:t0mqMAk20
- >>172
「……ぬ?」
釣れない釣りに飽きたのか
釣竿を野球のバットに見立てて素振りの構えをした男は声に振り返る
「んー……んん、おお、アスマか」
目を凝らし、声の発信源を見詰め
手を振った
- 174 :遊馬/日課は散歩:2009/10/31(土) 23:04:52 ID:tJGyi38Q0
- >>173
手を振り返し、まず左手で自分を指差し続いて甲の方を指差した。
『今からそっちに行きます』
というジェスチャーの様だ。
そしてそのまま甲の方に向かって走り出す。
〜〜〜〜〜〜
暫くすると、甲のもとに白衣の男がその息を少し弾ませながら駆け寄ってきた。
「ハァ………お久しぶりです、甲先輩」
男の姿は前にあったときよりも髪が少し伸びていて、少し大人びた印象を受けるかもしれない。付け加えて不自然な所をあげるとすれば、男は右手にだけ手袋をつけていた。
- 175 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 23:10:34 ID:t0mqMAk20
- >>174
遊馬が到着する
甲はその場で二本の釣竿を持っていて
「よう、まぁ釣りでもしつつ話そうや」
さっぱり釣れねえけどな、と笑い片方を遊馬に預け暗い海に餌を投げ込む
どっかりと防波堤に座り
「久し振りだな」
- 176 :遊馬/日課は散歩:2009/10/31(土) 23:17:25 ID:tJGyi38Q0
- >>175
「どうも、お借りします」
釣竿を受け取り、甲の隣に座り込む。
餌をつけるのに悪戦苦闘しながら首だけ向きを変えた。
「そちらはあまりお変わり無いみたいですね。なによりです」
話している途中に餌が刺さっていることに気づき、取りあえずポチャンと落とした。
- 177 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 23:20:40 ID:t0mqMAk20
- >>176
「ホイ、ぬるーいけどコーヒー」
缶コーヒーを隣に置いて
「…まぁなぁ…色々あったっちゃあったが…本質は何も変わらんよ」
缶コーヒーのプルタブを起こし、口を付ける
「そっちは…どしたい、手袋かたっぽ失くしたかい?」
竿に添えられた手、それを見て
- 178 :遊馬/日課は散歩:2009/10/31(土) 23:33:52 ID:tJGyi38Q0
- >>177
ありがとうございます、と缶コーヒーを受け取り、フタを開けて飲み始める。
「そうですか……でも確かに、どうあろうと甲先輩は甲先輩ですからね」
缶コーヒーを一口啜り、舌の上で軽く転がしてから飲み込む。
甲の質問を聞き、視線を片っぽだけの手袋に向ける。
「ん?ああ、この手袋ですか?……まあ、俺もここにいない間に色々ありまして……」
そう言って白衣の右手側の裾をめくる。
剥き出しの金属の腕が月光をメタリックシルバーに反射した。
「……本来なら両方揃えるべきなんでしょうが……色々諸事情がありまして。今は片方だけです。」
- 179 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 23:37:00 ID:t0mqMAk20
- >>178
「……義手か?」
餌を付け替えながら尋ねた
「何があった」
再び暗い海に釣り針を投じる
餌だけを喰われている感じから、魚は居るらしいが
釣れない
- 180 :遊馬/日課は散歩:2009/10/31(土) 23:48:03 ID:tJGyi38Q0
- >>179
「ええ、その通りです」
その声は少しだけ寂しげだった。
甲の問いに男はゆっくりと語り出す。
「ちょっと二ヶ月程昔の知り合い達に捕まってましてね。
その時に少しだけ体を弄られたんです」
釣竿を見ながら話すその声からはどんな感情をも読み取ることはできない。
「ちなみにその時についでに頭もヤられましてね、
お陰で顔輪筋の神経がイかれて笑いも満足にできない状態ですよ、ハハッ」
声だけ、声だけは笑い声をあげるがその顔はピクリともしない
- 181 :甲/yozuri:2009/10/31(土) 23:51:12 ID:t0mqMAk20
- >>180
「………そうか」
また餌を獲られた
下手過ぎる
「治るのか?」
投じる
もう餌なんて付けねえ
- 182 :遊馬/日課は散歩:2009/10/31(土) 23:59:26 ID:tJGyi38Q0
- >>181
「試してはいませんが……難しいでしょうね」
釣り竿を揺らし、下にいるであろう魚にチラつかせる。
「あいつらは倫理観は無いけど技術力はあるよって言う、科学者の歪んだ奴らみたいなのが集まった集団ですからそんな簡単に治せないようにガッチリとやってると思いますよ。そのぶん義手の動きは完璧ですけどね」
手ごたえを感じ、竿を引き上げる。
空き缶だった。
- 183 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 00:01:15 ID:CxMlfFKs0
- 「・・・きょうはおさかなとれなかったなの〜」
【いつの間にか防波堤の上に座っている少女がいた】
「う〜ん…おさかなさんもとおくにいっちゃったのかなの〜?」
【右手を目の上にかざして、海の向こうを見つめている】
- 184 :甲/yozuri:2009/11/01(日) 00:05:59 ID:t0mqMAk20
- >>182
「……そいつ等、今は?」
メガネをくい、と指で上げて
視線は絶えず、海を見る
遠く見える摩天楼
そして頭上のほの明るい街頭の灯り
その光量だけでは甲の表情はいまいち読み取れない
しかし声は
先程よりも些か硬く、重く
口調は変わらないがそんな印象を与えた
- 185 :遊馬/日課は散歩:2009/11/01(日) 00:15:47 ID:tJGyi38Q0
- >>183
空き缶を針から取り外しながらふと周りを見ると、よく見知った少女の姿を見付けた。
「こんばんわ、ディスさん」
確実に聞こえるであろうが、決して驚かせない。そんな静かな声で話しかけた。
>>182
針を取ろうとガチャガチャさせる手を止め、甲の方に顔を向ける。
「……俺には分かりません。
俺が捕まっていた所は、只の支部以下の研究所だったらしいですから」
再び針を取ろうと力を加えると、ガキッと言う音と共に針が折れてしまった。
「あっ!すいません、甲先輩。針、壊しちゃいました」
頭を下げて謝罪の言葉を述べた。
- 186 :甲/yozuri:2009/11/01(日) 00:21:00 ID:t0mqMAk20
- >>185
「(研究所…か…いったいこの手の"研究所"ってな何なんだろうな…)
「……やれやれ、またでっけえ所に知り合いが居たモンだな」
ふぅ、と鼻で息を吐き出す
水面は波音だけ、静かなもので
「マジ?…あー…仕掛けそれっきゃねーんだよなぁ…」
ガリガリ頭をかいて
「気にせんで良いけど、釣りは終わりだなぁ…」
- 187 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 00:23:45 ID:CxMlfFKs0
- >>185
「あう?あ、こんばんわなの〜」
【振り返って手を振る】
「『あすま』もおさかなとってたの?」
>>186
「あう!『かぶと』もいるの〜」
【改めて近づいていく】
- 188 :遊馬/日課は散歩:2009/11/01(日) 00:32:15 ID:tJGyi38Q0
- >>186
「いえ、俺の知り合いなんて末端の中の末端も良い所ですよ」
空き缶を海に向かってに投げる。
ポチャンと良い音がした。
「その人……大学の先輩です。良い人だったんですけどね……」
顔を俯け、深く息をつく。
「ええ、そうですね。そういう雰囲気じゃ無いみたいですし」
そう言って立ち上がる。
「ああ、そうだ。甲先輩に一つ言っておくことがありました」
>>187
「ええ、さっきまでそうだったんですが……」
そういうと首を振り
「結果は空き缶一個でした。残念です」
と、終始おどけた声で返答した。
「ディスさんは何の用でここまで?」
- 189 :甲/yozuri:2009/11/01(日) 00:39:36 ID:t0mqMAk20
- >>187
「はい、いますよー…」
硬質な空気感
それは夜の海に溶けて消えて
「……不良だなぁ、オイ」
間の抜けた声に溜息と苦笑を返す
>>188
「……」
返す言葉は無い
声質から、その辛さを推測することは出来ても
哀しみの深さを知るには、甲は何も知らなくて
ただ、立ち上がった肩に
ポン、と手を置いた
今の遊馬の無事を喜ぶ事、それだけは出来るから
「何だ?やぶからぼうに
釣竿を仕舞いつつ、顔を向けた
- 190 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 00:42:23 ID:CxMlfFKs0
- >>188
「あう〜やっぱりなの?」
【首をかしげる】
「『でぃす』もおさかなとりにきたんだけどなの…
ぜんぜんいなかったの〜」
【ため息をつきながら言った】
>>189
「あう〜…おさかなとってたんだけどなの〜…」
【頭をかく】
「だいじょぶなの〜」
- 191 :遊馬/日課は散歩:2009/11/01(日) 00:55:21 ID:tJGyi38Q0
- >>189
「…………」
お互い余計な言葉は交わさなかった。
ただ、肩に乗せられた手。そこからは確かに甲の温かさを感じることができた。それが嬉しくて、かろうじて動くまぶたを使って目を細め、最大限の喜びを表した。
少し照れくさく感じたのか、先ほどまでの会話の空気に居た堪れなくなったのか、男は精一杯の明るい声で言った。
「千夜グループの転属で、今度から甲先輩の下で働くことになりました!これからは職場の先輩としてビシバシ指導してください!!」
そう言うと三日練習したそれなりに様になった敬礼を甲にはらった。
>>190
「そうでしたか……それは残念でしたね……」
そう言うとポケットをまさぐる。
「ええと、ええと……あった。
はい、これ。魚の代わりになるとは思えませんが……」
そう言って渡したのは行きがけのコンビニで買ったチョコボール(キャラメル味)
- 192 :甲/yozuri:2009/11/01(日) 01:00:40 ID:t0mqMAk20
- >>190
「あう〜…じゃ、無いの」
「(もう、コイツにゃ何言っても馬耳東風じゃのう…)」
最近溜息が増えて来た二十代後半
>>191
「……んん?…俺の、下…」
言葉の意味を反芻する
で、結論
「俺の交番でかぁ!……おぉ…おおう…!」
がしっと敬礼する遊馬の肩を掴んで
「助かる…!このままじゃ俺…本社から来る書類の群れに負けそうになってたんだ…!」
かつて見た事務処理の手腕
そこに光明を見つけた甲は手放しで喜んで
「なんのなんの、こっちこそ頼りにさせて貰うぜ!」
ヤホーイとバンザイした
- 193 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 01:06:14 ID:CxMlfFKs0
- >>191
「あう〜…」
【と、ここでチョコボールを見て】
「あう!いいの!?ありがとなの〜!」
【すごくうれしそうに受け取った】
>>192
「…う〜…ごめんなさいなの…」
【軽く頭を下げる】
「…みんなにあいたいから…おそとにでちゃうなの…」
- 194 :遊馬/日課は散歩:2009/11/01(日) 01:18:49 ID:tJGyi38Q0
- >>189
「…………」
お互い余計な言葉は交わさなかった。
ただ、肩に乗せられた手。そこからは確かに甲の温かさを感じることができた。それが嬉しくて、かろうじて動くまぶたを使って目を細め、最大限の喜びを表した。
少し照れくさく感じたのか、先ほどまでの会話の空気に居た堪れなくなったのか、男は精一杯の明るい声で言った。
「千夜グループの転属で、今度から甲先輩の下で働くことになりました!これからは職場の先輩としてビシバシ指導してください!!」
そう言うと三日練習したそれなりに様になった敬礼を甲にはらった。
>>190
「そうでしたか……それは残念でしたね……」
そう言うとポケットをまさぐる。
「ええと、ええと……あった。
はい、これ。魚の代わりになるとは思えませんが……」
そう言って渡したのは行きがけのコンビニで買ったチョコボール(キャラメル味)
- 195 :遊馬/日課は散歩:2009/11/01(日) 01:20:44 ID:tJGyi38Q0
- //うわわ、コピーミスりました
>>193
甲に肩をつかまれ、うわ、と少しだけバランスを崩す。
甲のテンションにすこしだけ気圧されながらもなんとか返答する。
「え、ええと所謂事務処理ですか?分かりました。そういうことなら得意分野です。早速明日から片付けましょう」
胸に左手を置き、任せてくださいのポーズ
>>194
「どういたしまして。すこし遅めのハロウィーンと思ってください」
すこし頭を掻いて、ちょっとばかり少ないかもしれませんが、と続けた。
「それにしても魚を獲るって言ってもどうやって獲るつもりだったんですか?見たところ釣りが得意なようには見えませんが……」
言ってからいえ失礼、と軽く謝った。
- 196 :甲/yozuri:2009/11/01(日) 01:29:06 ID:t0mqMAk20
- >>193
どうしたもんかと頭を悩ませる
「…ま、せめて人気がある明るい所に居る事」
「それだけは約束してくれよ?」
「…後は、携帯電話でも持たせてくれりゃ良いんだがなァ…」
>>194//連打か!ドンマイ
>>195
「そうそうそれ」
「行方不明者のリストとか事件の履歴とか迷子犬の捜索願いとか…もう一杯あってさ」
よよよ、と袖で目元を拭うフリ
「繁華街入り口の交番だからさ、分かりやすいと思う公園の前だし」
指で交番のある方向を示して
「結構見回りとかで…俺が居ない事も多いけどよ、好きにやっちゃってくださいな」
「そうと決まればこうしちゃらんねえ」
釣り道具を肩に担いで
ごみを纏めてゴミ箱へ
「とりあえずデスクだけは用意しとくから、明日顔出してくれよな」
さかなん
が入ったバケツを持って
「んじゃ」
手を挙げて歩き去った
//お先ーす
- 197 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 01:31:34 ID:CxMlfFKs0
- >>195
「はろ〜…?」
【ちょっと分からなかったっぽい】
「あう〜!つかまえるの!」
【そう言って包帯を動かし始める】
「これでなの!」
>>196
「あう〜!わかったの、きおつけるなの〜」
【そう言って手を振り見送った】
「…あう〜…けー…たい?」
- 198 :遊馬/日課は散歩:2009/11/01(日) 01:45:14 ID:tJGyi38Q0
- >>196
「なるほど、そこの所は普通の警察と変わりありませんね」
腕を組んでふむ、と頷く。
「ああ、場所はもうわかってるから大丈夫です。ありがとう御座います」
そういうと、去って行く甲の背中に向かって
「了解しました。明日からそちらの方に向かいます」
と伝え、そのまま見送った。
>>197
「ハロウィーンってのは外国の行事で、子供がお菓子を貰うイベントのことですよ」
だいぶ端折っている
「ああ、なるほど。その包帯を使うんですか。それならディスさんにはピッタリですね」
いつか見た、包帯の立体機動を思い出しながら感想をいう。
- 199 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 01:51:07 ID:CxMlfFKs0
- >>198
「あう〜!そういうおまつりもあるの!
はじめてなの〜!」
【嬉しそうに言う】
「うん、これがあったらかんたん…じゃないけど、
つかまえられるの!」
- 200 :遊馬/日課は散歩:2009/11/01(日) 02:02:12 ID:tJGyi38Q0
- >>199
「……ディスさんにしてみたら嬉しいイベントですかね」
そう言いながら頭の中で、目の前の少女の魔女姿を想像した。
(……らしいかも)
「やはり、簡単という訳では無いですか。まあ、俺も魚釣りは苦手です」
先ほど釣り上げた空き缶を思い出す。
「……っと、こんな時間ですか。そろそろ帰らないといけませんね」
腕時計を確認する。
「申し訳ありません。俺はそろそろ戻ります」
そういうと、いつも泊まっているカプセルホテルに戻っていった。
//せっかく絡んでくれたのにすみません…眠気がヤバイので落ちます。
- 201 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/11/01(日) 02:06:51 ID:CxMlfFKs0
- >>200
「あう〜、うれしいなの〜」
【微笑んだ】
「うん、おっきいのだとつかまえるのむずかしいなの」
【大きくうなずいた】
「そっかなの。あう〜!またねなの〜!」
【微笑んで手を振り見送った】
「それじゃ…『でぃす』もかえるなの〜!」
【笑いながらその場を立ち去って行った】
//いえいえ絡んでくれてありがとです。おやすみ〜!
- 202 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/02(月) 21:05:45 ID:.6prKP66O
- 【街明かりが照らす、大きな道……そこに白髪、摩訶不思議な虹色の瞳を持つ少女が、メイドを引きつれ歩いている】
「今日はパフェを食べに行きますよ!」
【ルンルンと楽しそうにステップを踏みながら少女は歩いているのだった】
- 203 :朝宮暁:2009/11/02(月) 21:24:03 ID:/k2gysHgO
- >>202
「……なんだありゃあ」
そこから程近く、街灯の柱に背を預けている者がいた。
何のためか行き交う人並を眺めていた赤混じりの黒髪をした青年。
人数の多い一行を見つけて感嘆した。
「……大名行列か何かか? ぞろぞろと」
- 204 :甲/北風小僧の脅威:2009/11/02(月) 21:25:34 ID:W8ez/iHE0
- 「…」
顎に手を当て俯き加減
考え事をしながら街を行く
「(…ふむ…さっき見てきた破壊されたビル…そんで昨日の路地裏…)」
道の中央をのこのこ
「(力の残滓が残っていたが……あれは…感じた事のある…)」
周りは見えていない
「……そう、"アイツ"の…」
そんな感じだからか
このままでは>>202ミアに正面衝突コースで…
- 205 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/02(月) 21:27:47 ID:.6prKP66O
- >>203
「〜♪」
【少女本人は気付いていない様子、自分では一人しか連れて歩いていないつもりなのだ……】
全員!バレずに行けよ〜……
【でも、物凄く目立っている事は確かなのだ】
- 206 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/02(月) 21:30:51 ID:.6prKP66O
- >>204
「〜♪」
【ステップ、ステップ……少女は楽しそうにステップを踏み続ける】
ゴチンッ!
「〜〜〜ッ!痛いです……」
【案の定衝突……背の低い彼女はズッコケ、メイドに支えられる】
- 207 :朝宮暁:2009/11/02(月) 21:34:50 ID:/k2gysHgO
- >>204
「お……兄貴ー!」
俯き加減で歩く甲を見つけ、手を上げながらアスファルトを蹴ってそちらへ進む。
人混みの中でも見失ったりはしない。
(目立ってんもんなあ……)
赤マフラー。
>>205>>206
甲の方へ歩いていた暁は、自然とミアの方へと向かい、甲とぶつかり転びかけたのを見て駆け出した。
「っと……」
しかし、メイドがその姿を支えるのを見て、足取りを緩める。
(要らん心配だったかね)
「あんた、大丈夫か?」
- 208 :甲/北風小僧の脅威:2009/11/02(月) 21:37:59 ID:W8ez/iHE0
- >>206
「……む?」
胴体に当たった僅かな衝撃に顔を上げるが
「……?」
居ない
横を向いても
「……居ない」
下を向いたら
「……あ」
メイドに支えられた少女を発見
「…悪いな、嬢ちゃん」
すまなそうに頭をかく
>>207
「む?」
聞こえた声に今度は頭を上げて
「おう、暁か」
手も上げる
- 209 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/02(月) 21:42:00 ID:.6prKP66O
- >>207
「い、痛いです……なんか鉄みたいな物が頭にぃ〜……」
【頭を押さえて涙ぐむ姿は正しく少女そのものだが……この子……齢2000を越える人妻なんだ……】
メイド:「だからちゃんと前を向けと……」
>>208
「いえ、お気遣い無く……私は平気です……うぅ〜」
【メイドに立ち上がらせて貰い、服をはたく】
メイド:「前を見て歩いてください……ミア様が怪我をしてしまいます……」
【礼儀正しいが冷たい一言、召使だから当然と言えば当然なのだが】
- 210 :朝宮暁:2009/11/02(月) 21:45:36 ID:/k2gysHgO
- >>208
「うぃーす。兄貴、考え事か? まあ何でも良いけど」
片手をあげ軽い足取りで甲に向かう。
「準備出来たぜ。例の件」
>>209
「マジ大丈夫か? いやまあ、そんな大事じゃねーだろうけど」
やたらと痛がる少女を見て言う。
(……まあ、子供は痛がるもんか)
等と納得しながら、ぶつかったらしい頭を見る。
「たんこぶとか出来てねえ?」
- 211 :甲/北風小僧の脅威:2009/11/02(月) 21:47:47 ID:W8ez/iHE0
- >>209
「むう…その通りだ、申し訳ねえ」
頭を下げて
屈む、目線をミアに合わせて
「痛いとこねえか?」
ぶつかった部分に掛かる髪の毛をどかして見る
>>210
「……ま、そうだな」
取り合えず先程の思考は頭の隅に
「…おう、じゃ…行くか」
行動派は即決上等
眼の色が僅かに変わる
- 212 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/02(月) 21:51:07 ID:.6prKP66O
- >>210
「大丈夫です……うぅ……たんこぶ……見てください」
【甲に前髪を上げられながらおでこを見せるが、白く綺麗な肌は全くの無傷であった】
【後ろではたくさんのメイド達がざわざわうるさかったりした……】
>>211
「ご心配有難うございます……どうですか?赤くなってたり、腫れたりしてませんか?」
【心配そうに甲を見上げているが特に腫れも無く、美しい肌であった】
- 213 :朝宮暁:2009/11/02(月) 21:56:18 ID:/k2gysHgO
- >>211
「あいよ。……って、今からか?」
おいおい、と驚きの表情。
「兄貴の方は準備とか無いんか?」
>>212
「あ、大丈夫だな。別に腫れたりなんかしてねーよ。傷一つねえ」
やっぱ大袈裟に痛がるもんだよなあ……等と思いつつ。
「嬉しい事が有ったのか何なのか知んねーけど、ぼーっと歩いてると危ねえぜ」
- 214 :甲/北風小僧の脅威:2009/11/02(月) 21:58:13 ID:W8ez/iHE0
- >>212
「うむ、問題無し」
さっと前髪を戻す
「あとは、これだ…飴ちゃん」
ポケットからチュッパチャプス(ダイナマイトパッション味)を取り出して
「これ舐めて痛いの忘れちゃいな」
>>213
「……準備…」
考えるしぐさ
「…ドレスコードとか…あんの?」
いつものジャケットスタイルをちょっと気にした
- 215 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/02(月) 22:02:50 ID:.6prKP66O
- >>213
「ふ、貴方は何も知らないようですね……私たちは今からパフェを食べに行くんです……つまり……パフェとは乙女の浪漫……それを喜ばずして!何が乙女ですかぁ!?」
【つまり、食物のせいでよそ見をしていた食いしん坊なのでした】
メイド:「すいません……お見苦しい所を……」
>>214
「あ、有難うございます!……わーい、うれしいなぁ!」
【しかし、その飴をメイドが取り上げる】
メイド:「パフェを食べに行くのでしょう?その後にしてください……」
「むぅ……」
【甲の前で飴の取り合いを始めるのだった】
- 216 :朝宮暁:2009/11/02(月) 22:07:21 ID:/k2gysHgO
- >>214
「一応あるみたいだぜ。ま、その辺のギャングのチンピラも入ってるから緩いみたいだが」
対する暁はメンパブで着ている物なのかスーツ姿。
夜の人、と言う雰囲気がある。甲の格好を見た後、ふと、声を潜めた。
「……兄貴の面は割れてる。恐らく接待を受けるだろうさ。
多分ドレスコードなんざ気にしなくても良いだろ」
>>215
「そのパフェ食う前に事故ったら洒落になんねーよ!」
苦笑しながら言う。
「……あー、気にしなくてもいいぜ。こん位の年の子なんざ、そんなもんだろ」
話しかけて来たメイドに軽く驚きながら返事を返す。
(やけにアットホームだな……いや、主がこの子ならそんなもんか)
- 217 :甲/北風小僧の脅威(寒い):2009/11/02(月) 22:09:05 ID:W8ez/iHE0
- >>215
「……」
微笑ましいなぁ、と生温かい眼で眺めて
「パフェに乗っければ良いんじゃね」
と、提案
>>216
「そか」
短く返答
「んなら問題ねーべな、行くか」
立ち上がる
- 218 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/02(月) 22:14:30 ID:.6prKP66O
- >>216
「パフェを食べる為なら例え火の中水の中!……あ、やっぱり火の中は熱いので花畑でお願いします!」
【胸を張る少女、しかし“この位の年”と聞いて表情を変える……】
「私、こう見えても人妻ですよ?」
【普通ならば冗談にしか聞こえない発言であった】
>>217
「……その発想はありませんでした!頂きです!そのアイディア頂きです!!」
【正に大発見とでも言うかの様に歓喜の声を上げる】
メイド:「え?なんかミスマッチじゃありません?」
- 219 :朝宮暁:2009/11/02(月) 22:20:13 ID:/k2gysHgO
- //レス順変えまーす
>>218
「……えぇー……」
呆然。
(確かに可愛いけど何か頭ん中がピンクのフリルで出来てるっぽいし……いやいや)
失礼だな、と頭を振る。
「あー、なんだ。そいつぁ悪かったな。うん……んじゃ俺行くけど、気ぃつけてな?」
>>217
「……うス」
ビビッたりしねーんだよなあ、この人。
――なんて考えながら。
「んじゃ、ついてきてくれ」
歩き出した。
//イベントAで良いですかね?
- 220 :甲/北風小僧の脅威(寒い):2009/11/02(月) 22:22:46 ID:W8ez/iHE0
- >>218
「ミスマッチでも本人が喜びゃベストマッチ…ってな」
眼を細める
「泣く子が笑ったんだ、それだけでそれには価値があるさね」
ぽん、とミアの頭を撫でて
>>219
「了解」
「レッツゴーぅ」
片手を挙げて暁に続いた
//おk、シクヨロです
- 221 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/02(月) 22:29:55 ID:.6prKP66O
- >>219
「はい、ご心配有難うございます!」
【暁の背に笑顔で手を振って見送る】
「いやぁ、いい人でしたね〜……あれ?今失礼な事考えてませんでした!?」
【今更気付くのでした】
>>220
【頭を撫でられて微妙な表情をする、嫌では無いのだが……自分は一応、一児の母……だからあまり納得いかないのであった】
「まぁ、貴方はいい人なのでいいです!飴有難うございますね!!」
【暁と共に去り行く甲にも笑顔で手を振るのだった】
「さて、私たちもパフェを食べに行きましょう!」
【そして、白髪の少女はメイドを引きつれ歩いて行った】
- 222 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 20:05:38 ID:UNXRFbSc0
- 「……」
夜闇の中に灯る光。
赤提灯の光。
「……」パクッ、モグモグ
本日の晩御飯は屋台でおでん。
ついでに一人酒。屋台の親父もいるけど。
- 223 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/03(火) 21:09:01 ID:.6prKP66O
- 「……疲れた……」
【息を切らし、男はベンチに腰掛ける】
「体が動かない……もう、時間切れかも知れないな……」
- 224 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 21:11:26 ID:UNXRFbSc0
- >>223
「……」
味の染みた大根を噛み締めて、白い息を吐く。
「……ん……」
ちらりと屋台の外を眺めると、ベンチに座る男に気付いた。
- 225 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/03(火) 21:19:32 ID:.6prKP66O
- >>224
「……」
【そんな存在に気付く筈もなく、男は片手で頭を抱えるように俯いていた】
- 226 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 21:22:40 ID:UNXRFbSc0
- >>225
「……失業、か……?」
焼酎片手に結構失礼な事を思ってて。
「不景気だからねえ……」
観察続行。
- 227 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/03(火) 21:28:51 ID:.6prKP66O
- >>226
【観察を続けていても男は動かない、当たり前だ……別に動く必要はない……彼は休んでいるのだから】
【観察だけでは話が進まないのも事実なのだ】
- 228 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 21:30:31 ID:UNXRFbSc0
- >>227
「まあ……色々あるわな……」
其処の男が休んでるなんて、この男が知る訳も無く。
「おーい、そこのオッサンー」
故に、声をかける事に抵抗も無い。
休憩の邪魔をしてしまう、と言う考えが無いのだから。
- 229 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/03(火) 21:36:13 ID:.6prKP66O
- >>228
「……」
【少しの間……】
「……私に何か……?」
【やっとのように尋ね返すが、紅夜の姿を確認すると眉をひそめる】
「お前か……何か用かな?……用が無いなら私の前から消えてくれ」
- 230 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 21:38:35 ID:UNXRFbSc0
- >>229
「……何だ、いきなり……」
折角一緒に飲もうか、と思ってたのに。
「断る。こっちは食事中だ」
ピシッと屋台の親父を指差して。
- 231 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/03(火) 21:47:06 ID:.6prKP66O
- >>230
「そうか……ならあっちに戻りたまえ……」
【相手をするのも億劫そうに】
「私はあまりお前に好意を抱けない……」
- 232 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 21:51:00 ID:UNXRFbSc0
- >>231
「ふーん……」
ていうか、そもそもそんなに話した事あったっけ?とか思ってた。
けど、其れを表情には出しはしない。至って無表情に。
「しゃーねえな……。奢ってやろうと思ったのに……」
溜息と共に屋台の中へ。
- 233 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/03(火) 21:59:51 ID:.6prKP66O
- >>232
「そりゃ覚えていないだろうな……お前は女にしか眼が行かないようだからな……」
【男は立ち上がり、歩いて行く】
「邪魔して悪かったな……邪魔者は退散する」
【そう言って男は立ち去った】
- 234 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/03(火) 22:02:26 ID:UNXRFbSc0
- >>233
「…………は……?」
眉間にシワを寄せるも、直ぐに何時も通りになって。
「……訳わかんねえ……」
溜息。見送りの言葉は無しに、男の背中を横目で見ていた。
- 235 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/11/04(水) 18:56:00 ID:HnkBBDEo0
- ――グシャッ
また一つ、殴り潰した。
胸の中にめり込んだ腕を引き抜き、胸に穴の開いた人間を地面に横たわらせる。
人間……確かに人型ではある。
しかし胸の穴から内部を見れば、見えるのは赤い内臓ではなく銀色のパーツ。
それは確かに、機械化された人間であった。
「ちぃ……今日で三体目だ。
着実に増えてきてやがる」
言いつつも死体……否、残骸に手を伸ばし、分解を始めた。
義手の両腕で金属のパーツを引きちぎり、何かを探している。
「……あったあった」
取り出したのは小さなチップ。
外見的にはパソコンのCPUに近い。
「人間がエキドナによって機械化される時、機械化される人間の人格を保存し、そのまま個体の行動パターンとしてインプットする場合が多い」
そう、このチップには機械化する前の人間の人格が保存されている。
言わば、『魂』に近いのだ。
「……タルタロス」
そのままチップを右手で握り締める。
硬く握られた拳の中から響くのは咀嚼音。
「しばし、俺の地獄の中で眠れ……」
- 236 :ロザリア・ロートシルト:2009/11/05(木) 00:18:05 ID:rSRBD9/U0
- 「……無粋ねぇ。」
物乞いの老婆が突き飛ばされ
どこの酔っ払いのはいた物かも知れぬ吐瀉物に突っ込む。
家を持たぬ浮浪者が、路上に座り込み
今にも泣き出しそうな空にうつろな視線を向け。
粗末な衣服の少年が、
店の亭主かと思われる男に散弾銃の銃床で殴りつけられている。
そばに転がっているパンを盗もうとしたのだろう。
表通りからほんの数歩それるだけで、
いくらでもそのような光景に出くわす。
ロザリアは、まるで自分の故郷のようだと感じた。
あの小さく、不潔な数本の路地が世界のすべてだったリトルハイチ。
あの頃は無神経に降り注ぐ太陽が恨めしかったのに。
- 237 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 21:15:50 ID:.6prKP66O
- 「……」
【男はベンチの上で目覚めた……服は真っ赤な血で染まっている……いや……赤黒いと言うのが適切だ……】
「……ここは……公園か……」
【誰かが運んでくれたのか……その答えに辿り着くのは簡単な事であった……自分を助けるとは物好きが居たものだ……男は自嘲気味に笑う】
「……」
【同時に沸き上がる焦燥感……自分はもう何も出来ない……この都市の数多の宝物……己の目の前で消えた少女、戦争から帰らぬ少女……友に戦った仲間、友に学んだ仲間……自分に大切な事を教えてくれた先輩……その全てを守る力を……すでに彼は失っていたのだ……】
- 238 :沢桐 創:2009/11/05(木) 21:21:30 ID:UhURkogM0
- 「…」
男が空を眺めて呆けていた。
だらしなく口が開いている。
- 239 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 21:31:49 ID:.6prKP66O
- >>238
【まったく興味を示さず……動く気配はない】
- 240 :沢桐 創:2009/11/05(木) 21:35:42 ID:UhURkogM0
- >>239
「…おっと、寝かけてた」
頬を叩き、立ち上がる。
「ん…?
なんだあれ」
ベンチの上の上弦を見つける。
まだ上弦とは気づいていないようだが。
- 241 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 21:40:13 ID:.6prKP66O
- >>240
【その姿は生気が無く……白い服は赤黒く染まっていた……血なのだろう……】
「……」
【そして何より異質なのは空間が捻れたように……男の体だけがぼやけていたからだ……】
- 242 :沢桐 創:2009/11/05(木) 21:45:30 ID:UhURkogM0
- >>241
「…なんか変な色の服着てる人が居るなぁ…」
目をパチパチする。
「ん…?んー?」
目を擦る。
「視力落ちたかな…」
そんなはずはない。
沢桐の目も脚と同じく機械化されているからだ。
「…」
目を擦りながら近づいてきた。
- 243 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 21:51:31 ID:.6prKP66O
- >>242
【男はまだ気付かず……依然動かない……】
【近づけば気付くのだろうか?……男の体が少しずつ……光粒子となって消えていっている】
- 244 :沢桐 創:2009/11/05(木) 21:55:47 ID:UhURkogM0
- >>234
ようやくその男の正体に気づく。
「上弦か…、おー…」
上弦を呼ぼうとしたが、その先が続かない。
「おい…どうした…?その体…」
- 245 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 22:03:44 ID:.6prKP66O
- >>244
「……!?」
【ガバッと顔を上げ創に向ける……その表情は大量の汗と酷い隈……口の周りには乾燥した血が付いている……】
【大体予想は出来るだろう……服の赤黒い汚れは……上弦自身が吐き出した血なのだ】
「……創!?……い、いや……なんでもない……」
【上弦が創の存在に気付いた瞬間……上弦の体は普通の状態……先程の光粒子の現象が嘘だったかの様だった……】
- 246 :沢桐 創:2009/11/05(木) 22:11:26 ID:UhURkogM0
- >>245
「…なんでもないって事はねぇだろ、それ血か!?てか血だろ!
それ以前にさっきのもやっとしてたのは…!」
心配しているのか、珍しく慌てている。
医者とかいろいろ呼びかねない様子だ。
- 247 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 22:14:12 ID:.6prKP66O
- >>246
「あぁ、待て待て!……別に……気にする必要はない……いつもの事だ……」
【“いつもなっているから安心しろ”彼はそう言うが、明らかに普通ではなかった……】
【もやもやについては何も言わなかった……】
- 248 :沢桐 創:2009/11/05(木) 22:22:48 ID:UhURkogM0
- >>247
「いつもって…」
そこで止まり、頭を落ち着かせる。
一呼吸おいて、
「大丈夫なのか…?本当に…。
持病か何かなのか?」
それを確認した。
- 249 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 22:27:37 ID:.6prKP66O
- >>248
「持病って言うか……ん〜……なんて言ったら良いか…とにかく、大丈夫さ……有難う……」
【礼を口にするその表情は明らかに辛そうである……相当無理をしているのが丸分かりだった】
- 250 :沢桐 創:2009/11/05(木) 22:34:02 ID:UhURkogM0
- >>249
「…そんな顔で言われても説得力無いぞ」
やはり心配の様だ。
「やっぱ輸血だけでも…」
どういう台詞だ。
- 251 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 22:37:40 ID:.6prKP66O
- >>250
「HAHAHAHAHAHA!あまり気にし過ぎるとハゲるぞぉ?……HAHAHAHAHAHA!……ゴホッゲホッ……!」
【彼自身は笑い飛ばして心配を掛けまいとしたようだが……それは逆効果だった……急に咳き込み、再び衣服を鮮血に濡らす】
「輸血は……ゴホッゲホッ……必要……ゲハッ……無いッ……はぁ……はぁ……」
- 252 :沢桐 創:2009/11/05(木) 22:45:17 ID:UhURkogM0
- >>251
「おい、無茶すんなって!」
放っておける状況ではない、そう思って携帯を取り出す。
「やっぱ救急車呼ぶ。
5分以内に来なきゃ俺が光速で担いで行ってやる」
119番を押そうとした。
- 253 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 22:49:38 ID:.6prKP66O
- >>252
「よせ!やめろ!!」
【血に塗れたその手で携帯に触れ、元素へと還した……】
「……はぁ……はぁ……すまない……」
【それほど迄に必死に拒否する理由とはなんなのか……】
- 254 :沢桐 創:2009/11/05(木) 22:57:14 ID:UhURkogM0
- >>253
「…!」
驚いたのはその行動ではなく、元素還元。
「お前…」
黒い人影に掴まれ、粒子になる機械の脚。
「"あれ"が原因か…?」
- 255 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 23:04:31 ID:.6prKP66O
- >>254
「……はぁ……はぁ……創……君は……」
【荒く息をつきながら創を見る】
「……そうか……あいつに……会ったか……」
【短く、それだけ言った】
- 256 :沢桐 創:2009/11/05(木) 23:07:59 ID:UhURkogM0
- >>255
「…会ったも何も、一本壊されたわ」
右足をさする。
「誰だあいつは…知り合いか?
あいつが原因なのか?」
- 257 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 23:15:53 ID:.6prKP66O
- >>256
「あいつか……別にあいつが原因じゃない……正しくは……私が原因みたいなものだ……」
【上弦はゆっくりと話し出した】
「多分、予想は出来ているだろうが……私とあいつは同じ人間であり……違う人間だ……」
- 258 :沢桐 創:2009/11/05(木) 23:23:43 ID:UhURkogM0
- >>257
「二重人格って事でいいのか」
そういう具体的な言葉にしないと理解できない男だった。
「さっぱ訳わかんねぇよ…」
頭を抱えた。
- 259 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 23:26:44 ID:.6prKP66O
- >>258
「はっはっは……まさか……そんなベタじゃないさ……いや……ベタなのは同じかな?」
【二重人格ではない……その証拠に昨夜、上弦とその男を同時に見た人物もいた】
「もし、また現われたなら……遠慮せずに倒してやってくれ」
- 260 :沢桐 創:2009/11/05(木) 23:31:10 ID:UhURkogM0
- >>259
「…そうか…双子?」
どうでもいいことに拘っていた。
「まさかピッコロと神様みたいな関係じゃないだろな?」
疑り深い。
- 261 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 23:33:52 ID:.6prKP66O
- >>260
「どっちも違うよ……そうだな……ヒントを出そう……ここはどんな都市だった?時系列は?空間は?……さぁ……もうわかったかな?」
【創と話を続けると、荒い息も次第に治まってきた】
- 262 :沢桐 創:2009/11/05(木) 23:39:07 ID:UhURkogM0
- >>261
「ここは…」
考える。
ここは何でもありな人間が集まる都市。
人が時間や空間を渡ってもおかしくは無い。
…流石に血を吐く人間を普通とは思えなかったが。
「平行世界や別の時間から来た…ってとこか?」
- 263 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/11/05(木) 23:49:09 ID:.6prKP66O
- >>262
「そうだ……大体当たっている……」
【指をパチンッと鳴らし、上弦は答える】
「別の時間軸……空間……亡霊……未来……過去……私のヒントはこれくらいかな……いや……過去って言っても私はあんな風になった記憶が無いから確率から除外してもいいぞ?」
【また訳のわからない事を口走る……そして、男は立ち上がり……創に背を向けた】
「ヒントはここまで……私は行くよ?……次回に会う時までの……宿題さ!」
【男は歩き去る……自分の娘のアトリエではなく、小さな少女が待つ、暗い屋敷に帰るのだ……】
- 264 :沢桐 創:2009/11/05(木) 23:57:52 ID:UhURkogM0
- >>263
「…だめだやっぱわかんねぇ…」
頭を抱えた。
「ちょっとまて!
…行っちまった。
…本当に大丈夫かよ…」
―ガチャン!
腹立たしそうに脚を鳴らし、自分も立ち上がる。
「まぁ、まさか死ぬようなことは…無いだろ。
ちょっとお節介すぎたか」
俺らしくない、と呟いて、夜の街に紛れて行った。
- 265 :――――:2009/11/07(土) 19:45:29 ID:/k2gysHgO
- がらがらがらがらと音を立てて、都市の中央公園におでんの屋台が入ってきた。
今は珍しい手引きの屋台車で、それを引くのは真っ赤な髪をした女。
背中にやたらと大きな何かを斜めにして背負った女は、ベンチの前に屋台をつけると、どこからか日本酒を取り出した。
同じくどこからか取り出した大盃に瓶の中身を全て吐き出させ、ベンチに座ってそれを傾ける。
「ぶへーっ」
女は人間とは思えない整った美貌をしていたが、それは今や親父臭く息を吐いた事で台無しに。
しかしそんな事にはまるで気にしていないらしく、女はおでんを肴に酒盛りを始めた。
- 266 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 20:27:07 ID:U1IskzNM0
- 「……何かいい匂い……」
おでんと酒の匂いに釣られてホイホイやってきた男が一人。
「屋台……?」
- 267 :――――:2009/11/07(土) 20:32:56 ID:/k2gysHgO
- >>266
真っ赤な髪の女が紅夜を見る。瞳も赤く――顔立ちは真紅の髪眼の女に似ていた。
「んお? どーぅした少年。儂のおでんが食いたいのか?」
- 268 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 20:37:30 ID:U1IskzNM0
- >>267
「……」
その顔に少々驚いて。
「……!?」
その言葉遣いに更に驚いて。
「あー……まあ、いい匂いだなと思って来たんだが……屋台、やってんのか?」
- 269 :――――:2009/11/07(土) 20:40:30 ID:/k2gysHgO
- >>268
「あん? ちゃうわい。こりゃ儂のツマミじゃ。ほれ」
手に持った巨大な盃を軽く上げる。
「こうして呑んどるじゃろうが」
- 270 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 20:42:07 ID:U1IskzNM0
- >>269
「へえ……そうかい……」
盃を軽く上げた女を横目に、その横に座り込んで。
「ふーん……」
膝に肘を付き、その姿を眺める。
- 271 :――――:2009/11/07(土) 20:45:20 ID:/k2gysHgO
- >>270
「あん? なんじゃ少年モッハ〜……」
紅夜に向けて話ながら、やたら酒臭い息を吐きかける。
「おでんでも食いたふはー……」
二回。
- 272 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 20:48:06 ID:U1IskzNM0
- >>271
「……」ピキッ
額に青筋が浮かび、女の口をふさぐ様に、頬にガッシリと指を食い込ませて。
「……確かに腹は減った。だが、酒臭え奴の隣ではあんまり食いたくねえな」
- 273 :――――:2009/11/07(土) 20:52:18 ID:/k2gysHgO
- >>272
「うひひ、つまらんヤツじゃっふ、ふば、ふなしゃあっ!」
手で抑えられたことで鼻を擽られたか、盛大なくしゃみを一つ。
言うまでも無く酒臭い。飛んだ唾液も含めて。
「うひーっく、誰ぞ噂でもしちょんかいの」
- 274 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 20:54:40 ID:U1IskzNM0
- >>273
飛んだ唾液は見事に男の顔にかかって。
「……てめえ……」
ギリギリと、女の顔にかけられた手に力が入る。
「……酒盛りに付き合ってやんねえ事も無えが、その息をこっちに向けるな」
- 275 :――――:2009/11/07(土) 20:58:11 ID:/k2gysHgO
- >>274
「言うとくが儂を力で抑えられると思わん方がええぞ?」
特段気にした様子も無く、無造作に紅夜の手を外し、大盃に酒を一瓶分丸々と注ぐ。
それを傾け、
「ぷひーっ! お前も飲むか少年?」
- 276 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 20:59:57 ID:U1IskzNM0
- >>275
「……」
大方予想通りと言った風で、軽々と己の手が外された事にも大して驚きはせず。
「……ああ、貰う」
女が持つその盃に手を差し出して。
- 277 :頼羽無為:2009/11/07(土) 21:00:55 ID:fP94A.NgO
- 「おや」
いつの間にか屋台の側に居たのは、いつも通り気怠げな雰囲気を放っている男
口の端には煙草がぶら下がっている。
「酔った女としっぽり行こうとは…なかなかやるじゃないか、少年」
いつもと違う所があるとすれば、スーツの上に黒いコートを羽織っているくらいだろうか。
- 278 :――――:2009/11/07(土) 21:03:30 ID:/k2gysHgO
- >>276
「うむ。美人の唾液が含まれた酒じゃ、有りがたく飲めようしゃしゃ」
派手に笑いながら盃を渡す。
言っている事は間違いない。一度口をつけたら唾液が混じる。
ペットボトルの飲み回しでもそれは同じ。
「ほぉれ飲め飲め、ぐぐぐぃーっと」
- 279 :――――:2009/11/07(土) 21:06:55 ID:/k2gysHgO
- >>277
「おん? なんぞ、話せそうなヤツがきおったの。こっちゃ来い。酒もツマミもあるでな」
と、手招きして。
- 280 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 21:09:47 ID:U1IskzNM0
- >>277
「んな訳あるか、オッサンよう……」
屋台にもたれかかるように其方を見上げて。
「……あんたも飲むか?」
自分の酒ではないけれど、勧めてみる。
>>278
「自分で言うか、ったく……」
そうは言うけど否定はしない。
「はいはい……」
苦笑しながら、受け取った盃の中のそれを一気に流し込む。
- 281 :頼羽無為:2009/11/07(土) 21:24:11 ID:fP94A.NgO
- >>279
「ああ、今夜は寒くて敵わない。そうさせて貰おう」
勝手に隣につき、遠慮なく酒瓶を呷る。直飲みで。
「んむ…いい酒だ」
>>280
「冗談だ。俺も少年にそんな気概があるとは思ってない」
くつくつと喉を慣らして笑いながら、新しく取り出した煙草に火を着ける。
「大方、絡まれたのはお前のほうだろう」
- 282 :――――:2009/11/07(土) 21:29:19 ID:/k2gysHgO
- >>280
「どっから見ても美人じゃろーが。ン?」
黙っていれば確実に絶世の美女。
しかし雰囲気と照らし合わせれば美女でも何でもない変人。
「ほれ、おでんもある。好きにくえ」
等と言いつつ盃を取り、また酒を入れ、飲み干して。
「ふひー……足りんの。樽で有れば楽なんじゃが」
>>281
「駆け付け三杯には足りんのう。ほれ、飲め飲め」
と言いつつ一升瓶を二つ渡す。どうやら一瓶=一杯らしい。
「おでんも有るぞ。博打でおでん屋の親父から奪ってきての」
- 283 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 21:32:41 ID:U1IskzNM0
- >>281
「……」
そう言われると少し不服。
「残念。俺から付き合ってやってんだよ」
言い返すその顔は何か……生意気。
>>282
「見てるだけなら、な」
横目でそんな事を言いながらおでんを一口。
「……随分と酒が好きなんだな、あんた」
又盃を取って、酒を注ぐ。
- 284 :頼羽無為:2009/11/07(土) 21:50:14 ID:fP94A.NgO
- >>282
「やれやれ、こんな酒の勧められ方は初めてだ。…ま、別嬪さんに勧められちゃあ断るわけにもいかん」
瓶を受け取ると、顔色ひとつ変えずにグイグイと流し込む。
「…ふう、こんなもんか」
ものの数十秒で空瓶がふたつ出来上がってしまった。
>>283
「ククク…それはすまない。どうやら少年は俺が思うより大人らしい」
口ではそう言うが、顔にはからかうような笑みが浮かんでいる。
- 285 :――――:2009/11/07(土) 21:57:36 ID:/k2gysHgO
- //すいません急用入りました落ちますorz
- 286 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 22:00:04 ID:U1IskzNM0
- >>284
「オッサン……ムカつく顔してんな……」
早々に頬を染めた男は頼羽の笑みを見ながら呟いて。
「……はえー……」
その酒の飲みっぷりにただ感心。
>>285
//了解了解ーノシノシ
- 287 :頼羽無為:2009/11/07(土) 22:15:49 ID:fP94A.NgO
- >>285
//ノシノシ
>>286
「そうか?菩薩の如き慈悲深い顔をしていると自負していたんだがなぁ」
とぼけたように肩を竦めてみせる。
「ん?俺に見惚れたか?今ならサインくらいはしてやろう」
- 288 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 22:19:24 ID:U1IskzNM0
- >>287
「……力士像のがお似合いだと思うがな」
本当にそう言う意味では無くて、慈悲深さからはかけ離れてるって意味で。
「へっ……オッサンのサインなんて貰ってもうれしくねえやあ……っぷはぁ……」
喋っては飲んで、喋ってのは飲んで。
- 289 :頼羽無為:2009/11/07(土) 22:33:01 ID:fP94A.NgO
- 「言うじゃねぇか少年…見直したぜ」
空いた酒瓶を台に並べていく。もはやボーリングができそうな数になっていた
「なんだぁ?もうギブアップか?…しらふを保てねぇと、いい思いはできねぇぜ」
- 290 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 22:34:31 ID:U1IskzNM0
- >>289
「まだまだぁ……」
負けじと一升瓶から直接飲み始めた。
が、既に呂律は回っていない。ぶっちゃけるとこの男、酒弱い。
- 291 :頼羽無為:2009/11/07(土) 22:48:03 ID:fP94A.NgO
- >>290
「おうおう…無理はするなよ少年…って遅いか」
既にベロンベロンの紅夜を尻目におでんを摘む。
「む、うまい。この店の親父はなかなかの腕と見た」
まあこの屋台の店主など知る由もないのだが。
- 292 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 22:52:36 ID:U1IskzNM0
- >>291
「大丈夫大丈夫ー……」
ふぅ、と紅い顔をした男は息を吐いて。
こんな季節なのに熱そうにパタパタと顔を仰いでいたり。
「んー……ああ、美味いよな確かに……」
- 293 :頼羽無為:2009/11/07(土) 23:02:30 ID:fP94A.NgO
- >>292
「やれやれ…これが別嬪相手だったらおいしい状況なんだがなぁ」
残念そうに溜め息を吐き、思い出したように煙草を取り出す
「ところで少年…惚れた相手はいるか?」
また空いた瓶を放り出し、唐突に尋ねる
- 294 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 23:05:52 ID:U1IskzNM0
- >>293
「……悪かったな、こんな野郎が酒の相手で……」
少し酔いが冷めたか、先程よりはハッキリとした口調で。
「あ?」
唐突過ぎるその疑問。
「……一応」
少し考えた後、答える。
- 295 :頼羽無為:2009/11/07(土) 23:26:28 ID:fP94A.NgO
- >>294
「なぁに、たまには悪くない。もっとも、俺みたいなオッサンと飲んでくれる相手はそうそういないんだがな」
ケラケラと笑いながら、おでんを酒で流し込む。
「ふむ、いたのか。奥手な少年のことだ、難儀しているだろうと思ってなぁ」
要するに
「んで?どんなヤツだ?」
タチの悪い絡み酒らしい。
- 296 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 23:31:37 ID:U1IskzNM0
- >>295
「まあ……そうだろうねえ……」
何処から取り出したか酒を注いだコップを傾けて。
「あー……。言うか。馬鹿」
その問いに答えたら更に絡まれるだろうと思って、そう返答。
- 297 :頼羽無為:2009/11/07(土) 23:48:43 ID:fP94A.NgO
- >>296
「くくく…連れねぇな。知ってるか?オッサンは寂しいと死ぬ生き物なんだぜ。嘘だが」
悲しそうに眼を閉じ目尻を下げるが、口の端は相変わらず上がっている。
「ようし、ならばオッサンが推理しよう」
咥えた煙草を揺らしながら、組んだ手の指を一本だけ立てる。
「その一。その相手には俺も会ったことがある」
- 298 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/07(土) 23:53:23 ID:U1IskzNM0
- >>297
「……」
物凄いジト目で頼羽を見て。
「……」
煙草の煙を目で追いながら、黙り込む。
思いっきり当たってた。
- 299 :頼羽無為:2009/11/08(日) 00:03:02 ID:fP94A.NgO
- >>298
「おや?当たってたかぁ?こりゃあ以外だ」
片目を閉じておどけてみせる。
「まあいい、続けよう…その二。少年には恋敵がいる」
- 300 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/08(日) 00:07:00 ID:U1IskzNM0
- >>299
「……分かっててやってやがるとしたら……嫌なオッサンだ……」
肩を竦めて溜息をついて。
「……」
更に図星。恋敵ってレベルなのかすら怪しいけど。
- 301 :頼羽無為:2009/11/08(日) 00:17:18 ID:fP94A.NgO
- >>300
「さてさて…どうだかな」
もはやその顔は悪人面と言って差し支えないだろう。
立った指は遂に三本。
「その三。少年と俺は、その相手のそっくりさんと出会った」
確定。この男、分かった上でやっている。
- 302 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/08(日) 00:18:58 ID:U1IskzNM0
- >>301
「……」
もう何を言っても多分無駄だろう。
黙って話を聞いてやろうと思った、が。
「違え」
其処だけ、思わず否定してしまった。
- 303 :頼羽無為:2009/11/08(日) 00:33:52 ID:fP94A.NgO
- >>302
「くくく…済まないな、少年。謝ろう。からかって悪かった」
弄り甲斐あったもんでつい、と続け
「俺も千夜に出入りする人間だ。まあ…元、だが。当然、ビルの玄関の前で乙女のように待ち続ける姿も拝ませて貰ったよ」
この男、根っからの性悪なんだろう。
「…ほう、そこで否定か。面白いな、何が違った?」
意地悪く笑っていた眼が、興味深そうに光る。
- 304 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/08(日) 00:36:51 ID:U1IskzNM0
- >>303
「……あ、そう……」
溜息。諦めと自嘲の。だってコレ、もうバレてるよね。
だけど。
「……あれはそんなんじゃねえよ……」
コレは本心。其処だけは否定しておきたかった。
「……何か、違え。さっきのアイツもまあ……綺麗だったけど。違え」
- 305 :頼羽無為:2009/11/08(日) 00:56:05 ID:fP94A.NgO
- 「なに、気を落とすことはない。むしろそれを誇れるくらいの気概が必要だな」
秘めた思いでは、始まるものも始まらんさ。
そう呟き、一瞬、何処か遠くを見るように目を細める。
「…ふむ。」
ハッキリとしない紅夜の言葉に、瞳を閉じて頷く
「なるほど、恐れ入った。少年には見る目があるようだ」
俺には同じような別嬪にしか写らなかったよ、と笑う
- 306 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/08(日) 01:02:08 ID:U1IskzNM0
- >>305
「……秘めた思い、ね……」
何だかな、と溜息を吐いて又酒を少し。
「……本当、嫌なオッサンだな……ったく……」
くく、とほんの少し苦笑して。
- 307 :頼羽無為:2009/11/08(日) 01:22:00 ID:fP94A.NgO
- >>306
「心外な。世話焼きな渋いナイスミドルだと褒め称えてくれ」
愉しそうに笑いながら立ち上がる。
「さて、いいタダ酒だった。もう夜も遅い、そろそろ帰途に着くとしよう」
最後に酒を一瓶呷り、屋台に放り込む。
「少年、話し相手になってくれて感謝する。縁があればまた会おう」
コートの襟を正し、後ろ手に手を振り歩き出す。
「…ああ、そうだ、少年」
ふと立ち止まり、首だけで振り返る
「女に会う時は…気の利いた口説き文句のひとつやふたつ、常に用意しておくといい」
オッサンからのアドバイスだ、受け取っておけ。
そう続け、今度こそ闇夜の都市に消えていった。
- 308 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/08(日) 01:25:27 ID:U1IskzNM0
- >>307
「……了解」
ヒラヒラと手を振って、闇に消えていく男を眺めて。
「……まあ、多分……無理、だけどな……」
自嘲。自虐。そんな意味合いを持った苦笑を一人浮かべて。
この男もまた、都市の何処かへと消えていった。
……その場に酒瓶とか屋台とか散らかしたまんまで。
- 309 :魁:2009/11/10(火) 21:24:04 ID:Jhlo6zSQO
- 「……」
原っぱに腰を降ろすとひんやりと冷たい。
暇つぶしと言わんばかりに草をぶちぶち引き抜いては適当に放る。
冬が近付き、背丈もすっかり短くなった草を抜くのはさすがに気の毒と思ったか辞める。
結局のところ、一日をどう潰すかに焦点を当てていたのだが、いつの間にか日が暮れてこの様だ。
ただ憂いな気分を抱いて一日がすぎるのを感じているのはどこか哀しいものだ。
騎士団に戻り、指揮を取るか――否、まだその器は備わっていない。
中途半端な気持ちで担えるほど、簡単な居場所ではない。
……そして今日もまたすぎていく。
進みも戻りもしない、不毛な日々を歩んで。
- 310 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/11/10(火) 21:35:01 ID:OcZ4s9w60
- >>309
「退屈ですか?お嬢さん」
低い、が、低過ぎるに至らない微妙な高さの声音が投げかけられる。
放られ、風に屠られ、そして落ちた草の上に立つ男性がいた。
- 311 :魁:2009/11/10(火) 21:46:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>310
「まあ、それなりに。自己を御する為に、異国に行ったりしたけど、なかなかに大変ね。自分の管理って」
ハッとなり、変なことを言ってごめんなさいと付け加えた。
- 312 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/11/10(火) 22:00:48 ID:OcZ4s9w60
- >>311
言葉に軽く微笑み、その男性は隣までゆっくりと歩いてきた。
座らず、立ったまま。
灰色のスーツと同色のシルクハットに隠れがちな目を魁さんに向け、口を開いた。
「確かに自分の管理というものは難しいものです。
この歳になってもまだ私は、私が見えていませんから」
- 313 :魁:2009/11/10(火) 22:08:21 ID:Jhlo6zSQO
- >>312
「そう。人は簡単には自分に気が付かない、私もそんなものだと思いたいのだけど」
特に吸血鬼である彼女は、時間には持て余しているのだ。ゆっくり探せばいい。
- 314 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/11/10(火) 22:24:39 ID:OcZ4s9w60
- >>313
「気がつかないのではなく、見えないのですよ」
にこ、と穏やかな笑みを魁さんに投げつけた。
スーツが汚れるのを嫌っているのか、未だに彼は腰を下ろさずに立ったまま、
水色のマフラーに埋めた口から言葉を吐く。
カオ
「通常、視覚に頼る我々は対面にいる相手の表情、仕種、或いは身形から相手の様子を察します。
小さい子供が熱心にミニカーを見ていたら、それが欲しいのかな、とわかるように。
ですが困ったことに我々は己を直接見ることが叶わない。
ともすれば当然、自分のことなどわかるはずがありません。
…………無論、そこで諦めるのは愚の骨頂ですがね」
- 315 :魁:2009/11/10(火) 22:32:34 ID:Jhlo6zSQO
- >>314
「理に適っているわね。確かに私たちは自身を見ることができる機会が全くと言っていいほど無い」
自分が何者か考えてみる、という命題が人生に何度かあがるだろう。
しかしその度に人は変わっているもので、答えは時によって変わるし、出ないこともある。
「――なら今は、ざっと見でいいかな」
適当だ。
- 316 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/11/10(火) 22:48:56 ID:OcZ4s9w60
- >>315
柔和な笑みを保ち、彼は答える。
「貴女がそう思うのなら、間違いなくその通りですよ」
ふ、となんの気なしに、視線の先から魁さんを外し、頭上の空へ合わした。
「正解にしろ、不正解にしろ、赤の他人が薦めようとするものよりは絶対にいいものです」
- 317 :魁:2009/11/10(火) 22:52:31 ID:Jhlo6zSQO
- >>316
「……まあ、気長に考えてみる」
そう言うと、草を踏み分けてどこかへ行ってしまった。
するべきことが見つかったのだろうか。
- 318 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/11/10(火) 22:57:24 ID:OcZ4s9w60
- >>317
「さようなら」
楽しそうに笑い、彼もまたどこかへ消えていく。
目的という目的を持たずふらついていれば、その内向こうから来るだろう、と楽観的に気構えて。
- 319 :黒沢小百合:2009/11/11(水) 23:49:21 ID:rSRBD9/U0
- 【喫茶店】
「…………」
異能都市の中心部からやや外れた
喫茶店の窓辺で、物憂げに思案にくれる黒髪の女性。
普段なら美しいであろうその顔には、
深いしわが刻まれていて。
- 320 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/11(水) 23:55:50 ID:OcZ4s9w60
- 偶にはお使いじゃなくてお散歩。
届いた広告を折って作ったようなブックカバーを装着した文庫本片手に街を行く。
「……お休み……貰っちゃった……」
ころころとしたにこにこ顔を貼り付けて歩き、向かう先は――――
【喫茶店】
メイドが一人、ドアを押し開けて入店する。
店員さんに対し、慇懃に頭を下げてから導かれ始めた。。
- 321 :黒沢小百合:2009/11/12(木) 00:06:47 ID:rSRBD9/U0
- >>320
元々、それほど流行っている
店ではないらしく、人影はまばら。
気難しそうな顔をした老店主は、ネイディハールに
好きな場所に勝手に座れと告げると店の奥へと消えていった。
「おや、これはリグヌの。
もう、動いても大丈夫なのですか?」
窓際の席に腰掛けていた女性が話しかけてきた。
ネイディハールの近くには誰も座っていないことから
彼女はネイディハールに声をかけているのだろう。
- 322 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/12(木) 00:24:14 ID:OcZ4s9w60
- >>321
「はい!」
ぺこ、と小百合さんに向かっても一礼。
去っていく老店主の背中にエスプレッソを一つお願いします、と注文した。
「社長は、私を引き取ったその日の内に直してくれました。
一日だけベッドに縛り付けられましたけど……今はもう、動いて大丈夫です」
口を閉じ文庫本をテーブルの上に置いて、メニューを手に取った。
暫くそれの表紙を眺めてから口を再び開く。
「…………ところで、どなたですか?」
小百合さんに拾われ、研究室で寝かされて、その後引き取られて、直された。
壊される直前までの記憶はあれどその間の記憶はなし。
- 323 :黒沢小百合:2009/11/12(木) 00:38:19 ID:rSRBD9/U0
- >>322
「あぁ、そうでした。
直接顔をあわせた訳ではありませんでしたね。」
軽く笑い、すぐに自分の名詞を差し出す。
そこには、『千夜カンパニー社長秘書兼治安維持部統括』と書かれていた。
「この前、偶然故障したあなたを発見しましてね。
何も知らぬ子供や浮浪者に持ち去られる前でよかったですよ。」
- 324 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/12(木) 00:53:23 ID:OcZ4s9w60
- >>323
「…………」
両手で受け取りじっと眺めてから、メイド服より取り出した名刺ケースに仕舞う。
名刺ケースを出したついでに取り出した、自身の名刺を小百合さんに差し出した。
「カーネス=ヒラキ=ネイディハールと申します。
その件は本当に……ありがとうございました」
立ち上がり、小百合さんのテーブルの傍までやってきて、
ぺこ、と額が膝に付きそうなほど深々と頭を下げた。
- 325 :黒沢小百合:2009/11/12(木) 01:01:40 ID:rSRBD9/U0
- >>324
「お礼なら、私ではなくクロスさんと、
あなたを修理したふーこさんに言うべきです。」
頭を下げるネイディハールに私は回収しただけだ、と
小百合は困ったような声をかける。
「これを機会に、御社との交流が深まるといいですね。」
- 326 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/12(木) 01:13:52 ID:OcZ4s9w60
- >>325
「いえ、」
きっぱりと彼女は言い切る。
「お礼はしっかりと言わないとダメです」
もう一度、ぺこ。
とりあえず気になった部分に向けて声を出す。
「クロスさんも助けてくださったんですか?」
私を見つけた大まかな経緯は社長から聞いた。
でも、詳細な情報は全く聞かされなかったから、疑問が尽きない。
「社長はややこしい話が苦手ですから、……私にはよくわからない変な理屈で決めます。
だからどうなるかはわかりませんけど……仲良するのはいいことだと思います」
- 327 :黒沢小百合:2009/11/12(木) 01:25:59 ID:rSRBD9/U0
- >>326
ロボらしく強情というより実直なのだろうか。
などと考えながら、苦笑する小百合。
「ええ、貴方を助けられたのは
彼のおかげですよ。今度、あったら私の分もお礼を言ってください。」
彼は、厄介ごとに首を突っ込みたがるから
すぐに会うことになるだろうと付け加えて。
「そのとおり、仲良くというのは理想ですね。
その為にはいろいろな問題を解決しなければなりません。
この街には、その問題が多すぎる。」
狙い済ましたように、電話が鳴る。
このタイミングでかかってきたと言うことはまた問題が発生したに違いない。
「すいません、問題発生のようです。
今日は、この辺で……」
店の外へと駆ける小百合。
それと入れ替わるように、店主が酷くさめたコーヒーを運んできた……
// そろそろねるん・・・おやすみんうー
- 328 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/11/12(木) 01:33:39 ID:OcZ4s9w60
- >>327
「…………?」
苦笑の意味を今一掴みきれない彼女は疑問符を浮かべ、首を傾げた。
どんな返事をするか、吟味している間に響く電話の音。
何事か、と思う頃には既に小百合さんは立ち上がり、走り出していた。
「はい、それではまた――――」
縁があれば。
中:絡んでくれてありがとうございました。
おやすみなさー
ノシ
- 329 :名も無き異能都市住民:2009/11/12(木) 21:30:12 ID:SJhJK2lw0
- ククク……
【ついに自由を手に入れた】
【縛られる生活も終わり、すべて自由……】
【これから何処に行こうか、何をしようか全て自由】
【それだけで笑いが止まらない……】
……?
【……と、ベンチの上】
【空を見上げる少女が居た】
- 330 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 15:09:39 ID:OzYIDtb2O
- [公園にて]
『早い安いマズい屋台がきたよー!
質より量の方は是非ご来店をー!』
今日も仕事をする黒髪碧眼の青年が一人
- 331 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 15:14:30 ID:.6prKP66O
- >>330
「〜♪」
【鼻歌を交えて公園を通る少女……ミントグリーンの巻き髪と白い服、白いミニスカートがかなり目立っていた】
「ん?屋台ですわ……たまには庶民の味って言うのもオツなものですわ!」
【一人のメイドを引きつれ、屋台に近寄っていく】
- 332 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 15:18:58 ID:OzYIDtb2O
- >>331
こちらへ来た少女達に声をかける
『おう!いらっしゃい!
うちは、割となんでもあるから、食べたいものを適当に言ってみてくれないか?』
メニューが無いのは、たまに困るかもしれない
- 333 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 15:21:31 ID:.6prKP66O
- >>332
「あら、そうなんですの?ん〜……それは迷いますわね……無難に……ラーメンにしてくださいな!」
【メイドも同じくラーメンを注文、ちなみに、アウテリートが味噌でメイドが塩である】
- 334 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 15:25:58 ID:OzYIDtb2O
- >>333
『あいよ!二つで200円だ』
食器を出し、その中に石を入れる
手をかざすと、ラーメンになった
『はい、味噌ラーメンと塩ラーメンどうぞ!』
しかし、このラーメン少しマズい
- 335 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 15:30:27 ID:.6prKP66O
- >>334
「あら安い……はい、200円……」
【財布から小銭を取出し手渡す】
「頂きますわぁ〜♪」
ズルズルズルッ……ブハッ
【勢い良くラーメンを啜ったのだが……不味かった……不味くて吐き出した……】
「な、なんですのこれ!?美味しくないですわ!!」
【そりゃ、安いから仕方がない】
- 336 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 15:37:07 ID:OzYIDtb2O
- >>335
『まいど!』
200円を受け取る
そして、吐き出した少女を見て
『ああ…うちの店の商品はだいたい不味い
しかし、いくら不味くても吐き出すことはないだろう』
だが、不味いものは不味い
『お口直しに、うちの試作品のお茶でも飲むか?
今ならタダでいい』
珍しく美味しいものだと付け加えて、提案する
- 337 :虹男:2009/11/14(土) 15:40:30 ID:.6prKP66O
- >>336
「不味いものは仕方ないですわよ!……まぁ、値段で文句は言えませんが……」
【ハンカチで口を拭きながら文句をたれる】
「紅茶……頂いてあげてもいいですわよ……」
【飲む、少し偉そうだが素直じゃないだけなのだ】
- 338 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 15:46:16 ID:OzYIDtb2O
- >>337
『そりゃあそうだが…』
吐き出すことが問題という顔をしながら、コップをだす
『ありがとよ!飲んだら出来れば感想が聞きたい』
青い石を入れ、手をかざす
綺麗な青い色の紅茶?を少女にさし出した
- 339 :虹男:2009/11/14(土) 15:50:07 ID:.6prKP66O
- >>338
「もう……吐き出したのは悪いと思っていますわよ……謝りますわよ!」
【コップを受け取り、青い紅茶を見る】
「これ……不味そうですわよ……?それに……紅茶なのに青いのは矛盾してませんこと?」
【色々文句は言うが、ひとまず口に運び一口飲む】
- 340 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 15:56:25 ID:OzYIDtb2O
- >>339
『まあ、不味いのも問題とはわかってはいるが…』
『お茶になるまでの作り方が紅茶と同じなんだ
着色料は使っていないから、害はない』
その茶は、飲むと魔力が回復する効果があり、
何より、不思議な甘味と美味しさがある
『魔法の紅茶』という言葉がピッタリの紅茶だ
- 341 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 16:01:26 ID:.6prKP66O
- >>340
「ふん、わかっているのに売るんじゃありませんわよ……でも、この紅茶は美味しいですわよ……ありがとう……」
【少し気に入ったらしい……少しだけ機嫌よく紅茶を飲んでいた】
「で……気になったのですけど……何で石からこんな物になるのんですの?」
- 342 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 16:12:19 ID:OzYIDtb2O
- >>341
『少しくらい不味くても、安く腹をふくらましたい人間が意外といるもんなんだ』
ヲタクとか、貧しい民とか
『その紅茶、名前は【エワヒタノカ】という
また飲みたくなったとき、頼んでくれ
その時はお代をもらうが…』
名前がわかれば、次に頼みやすいだろうと
『いろんな飲食物を石にまで圧縮加工しているんだ
重さは変わらないが…持ち運びが便利で保存もきくからな
で、俺もよく知らない手の平の刻印で元に戻せるというわけだ。
加工の段階で相性が良くないと不味くなってしまうがな』
軽く笑いながら説明する
- 343 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 16:21:21 ID:.6prKP66O
- >>342
「まぁ、その方達の為に売っているっていう点なら……立派ですわね……」
【紅茶を飲みながらアーモスを誉め讃えるが、エワヒタノカ……それを聞いて少し驚く】
「エワヒタノカ……?それ……私の実家にもありますわよ!お父様が大事に育てていた青い葉っぱの樹ですわ……」
【まさか身近に紅茶の原料があったなんてと……驚いていた】
「……そうなんですの……いや……自分でもよくわからないって……危ないですわね?」
- 344 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 16:30:26 ID:OzYIDtb2O
- >>343
『俺はただ、商売しているだけだ…』
しかし、どこか嬉しそうな顔をしている
『木の状態で実家にあるのか!?
あれは、育つのにたくさんのマナが必要なはず…しかし、近年では可能か…』
最初は驚き、最後はつぶやくように言う
『ああ…安全性はバッチリ確認されているからな…』
驚きで、どこか上の空で答える
- 345 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 16:39:30 ID:.6prKP66O
- >>344
「そ、そんなに凄いんですの?あの樹……たしか……お父様が大切な友人から頂いた種から育てたと……お父様の宝物の一つですわね!」
【顔も知らぬ父の友人……愛するお父様に宝物をくれた人……アウテリートはその人物に感謝している……父は人からの贈り物を大層喜び、大切にする……その幸せそうな顔が好きだから……】
「安全性……ん〜……でもなんか気持ち悪くないんですの?」
- 346 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 16:49:39 ID:OzYIDtb2O
- >>345
『ある種の遺跡に種の状態で落ちているらしいが…それ以外では、入手が難しいんだ
うちの会社以外ではな
それに、育てるのも膨大なマナが必要ということがわからないと難しい
どこかで研究されてはいるらしいから、親父さんの友人は研究の関係者の可能性が高いな』
エワヒタノカを木まで育てた少女の父をすごいと思っているようだ
『しかし、企業秘密を知りすぎると自由が無くなるからな
多少は仕方ないんだ』
残念そうに言う
- 347 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 16:55:34 ID:.6prKP66O
- >>346
「ふむぅ……そうなんですの……研究者……あれ?何げにその人も凄い人だったりしますの?……ん〜……」
【腕を組み考える……生まれた時から周りにマナの精霊がいた……自分の母親もそうなのだから……凄い事と知った少女は再び驚きをあらわにしたのだった】
「自由が無い……それは死活問題ですわね……私ならそんな仕事に就きませんわよ……」
- 348 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 17:04:41 ID:OzYIDtb2O
- >>347
『そこまではわからないな
お嬢ちゃんの親父さんはすごいが…
育てるのに根気がいるだろうからな』
にっこりと笑って言った
『そういう環境には慣れている…
俺はあまり苦痛ではないよ
それに、今は昔より自由になった方だからな』
と、そこで
『良かったら、名前を教えてくれないか?
ちなみに、俺はアーモスという』
少女達家族に興味を持ったようだ
- 349 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 17:13:53 ID:.6prKP66O
- >>348
「当たり前ですわよ!お父様は凄いんですのよ!!錬金術の第一人者なんですのよ!!」
【まるで自分の様に誇らしく振る舞うこの子……ファザコンである】
「昔より……か……貴方も大変な道を歩いてきたんですわね……良いでしょう……私の名前をお教えしてあげますわ!!」
【立ち上がり、胸に手を当て……ミニスカートなのに関わらず屋台の椅子に片足を乗せる……】
「私の名前は『アウテリート・F・クラーリオ』!偉大な錬金術士を父に持ち、偉大なマナを母に持つ……『白色の錬金術士』とは私の事ですわ!」
- 350 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 17:22:56 ID:OzYIDtb2O
- >>349
『錬金術師の第一人者か…
妻の友人が知っているかもしれないな』
コイツは結婚しているようだ
『考えるほどじゃないと思うがな』
目線はミニスカートが気になるようだ
『アウテリートか
キミも親父さんのように、立派な錬金術師になれるといいな
…しかし、ミニスカートでそのポーズは危険だ』
突っ込みはしっかり入れる
- 351 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 17:27:57 ID:.6prKP66O
- >>350
「あら……貴方結婚してらしたんですの?」
【意外!とでも言うように手を口に当てている】
「なれますわよ!私はお父様の愛娘なんですのよ!!オーッホッホッホッボ!!……ん?スカート?……あら……失礼」
【今気付いたように足を下ろすのだった】
- 352 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 17:35:39 ID:OzYIDtb2O
- >>351
『ああ…俺にはもったいない程の素敵な妻だ』
デレデレ
『そうだな
ちゃんと親父さんの背中を見ていれば、なれるだろう
気をつけないと、変態に目を付けられるぞ』
ははは!と笑いながら
『さて、そろそろ別の場所にも行かないとな
安くて不味い飯を待っている客がいる』
重い屋台を持ち上げる
- 353 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 17:42:26 ID:.6prKP66O
- >>352
「ノロケですわね……」
【苦笑いを浮かべてアーモスを見る】
「ですわね!その為にはお父様に色々教わらなくてはいけませんわね!あんな事やこんな事……キャッ、そんな事まで!?お父様……駄目ですわよ……私達は親子……あぁ……でも……」
【妄想の世界に浸ったこの少女も変態でした……】
「あら……もう行きますの?では……また会いましょう……ご飯は御免ですが、紅茶なら飲みに来てあげますわよ?」
【屋台を持ち上げたアーモスにウィンク】
- 354 :アーモス ◆BYo0cHWOW.:2009/11/14(土) 17:47:44 ID:OzYIDtb2O
- >>353
『いったいナニヲ考えているのヤラ…』
棒読みで言う
『ああ!またな!
また、いろいろ話もしたいし
よし、行くか!』
ウインクに笑顔で応え、屋台を引いて去っていった
- 355 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/11/14(土) 17:51:07 ID:.6prKP66O
- >>354
「……いいお友達が出来ましたわね!」
【アーモスを見送り、少女は呟いた】
「さて、帰りますわよ!」
【メイドを連れて、アウテリートは立ち去った】
- 356 :すえぞお/野良デュエリスト:2009/11/14(土) 21:06:50 ID:nWKoaA8o0
- 都市近郊、公園の外灯の明かりの下にて。
「………抜くか?…いや…でもなぁ…」
巨大な体躯の竜が、カードの束を前に座り込む。
なんとも異様な光景である。
「我が身じゃ対応できないカード増えたからなぁ、天罰2枚積むか」
…異様な光景である。
- 357 :名も無き異能都市住民:2009/11/14(土) 21:15:59 ID:ZejfrKlM0
- 「コレは……」
カツリ、カツリと靴の音を鳴らして。
「決闘者のッ……匂いッ!!」
腕にデュエルディスクを付けた怪しい野郎がやってきた。
- 358 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 21:18:12 ID:nWKoaA8o0
- >>357
「…………!」
ぴくり、と体を震わせる。
何かを感じ取ったのだろう。
「…珍しいな、こんな時間に…」
などと言いつつ、その太い前足にデュエルディスクを装着する。…特注らしい。
- 359 :名も無き異能都市住民:2009/11/14(土) 21:23:42 ID:ZejfrKlM0
- >>358
「ふ、ふ、ふ……」
男は胸の奥から湧き上がる笑いを抑えるかのように、顔に手を当て、静かに笑う。
「―――決闘者なら。多くの言葉はいらないね?」
顔に当ててた手を下げて、すえぞおのデュエルディスクを見て、言う。
//やっちまった感溢れる……^p^
//自分最近のデッキ分からんしロールでの決闘なんてやり方よく分からないけどOKですか?
- 360 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 21:26:19 ID:nWKoaA8o0
- >>359
「―――ああ、勿論だ」
デュエルディスクにカードをセット。
「…俺のターン!ドロー!!」
先にドローしたもん勝ち。
遠慮など何も無い。
//おk!フィーリングでいくぜ^p^
- 361 : ◆uotUYGHVwM:2009/11/14(土) 21:33:07 ID:ZejfrKlM0
- >>360
「ふふ……決闘!!」
此方もディスクにカードをセット。
「先行は譲ろう……。さあ、来たまえ……」
BGM:熱き決闘者たち
//ではお願いしまっすwwww
- 362 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 21:36:01 ID:nWKoaA8o0
- >>361
「俺のターンだ、ドロー!」
デッキから器用にカードを引く。
ただいまのLPは8000、手札は6枚。
「…モンスターカードを一枚伏せ、更にリバースカードをセット!ターンエンド!」
ニヤリ、と笑みを浮かべるが、その意味はいかに。
- 363 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 21:39:19 ID:ZejfrKlM0
- >>362
「私のターン……ドロー!」
無駄に大きな動作と共にカードを引いて。
「ふむ……。モンスターカードを一枚伏せて、リバースカードを二枚セット……。どうぞ、君のターンだ……」
ただいまのLPは8000、手札は3枚
- 364 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 21:43:24 ID:nWKoaA8o0
- >>363
「む…攻めてはこないか」
「俺のターン、ドロー」
相手の伏せを推測しながら、カードをドロー。
「俺は手札より魔法カード、「おろかな埋葬」を発動!デッキよりモンスターを墓地へ送る!」
「俺が墓地へ送るカードは、「コアキメイル・ヴァラファール」!」
デッキからカードを選び、墓地へ送る。そして―――
「罠カード発動、「コアの再練成」!このカードは、コアキメイルと名の付いたモンスターを墓地から特殊召喚する!」
- 365 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 21:47:01 ID:ZejfrKlM0
- >>364
「生憎。いいカードが無いものでして」
「ふむ……」
特殊召還に対する行動は無し。
伏せているカードはその類のカードでは無いようだ。
- 366 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 21:49:58 ID:nWKoaA8o0
- >>365
「更に、手札より「緊急鋼核処分」を発動。デッキから「コアキメイルの鋼核」一枚を墓地へ送る」
現時点で、手札は3枚。ずいぶんと手札消費が荒い。
「そして、セットしていた「コアキメイル・クルセイダー」を反転召喚!」
「コアキメイル・クルセイダー(ATK1900)で裏守備モンスターに攻撃だ!」
- 367 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 22:00:16 ID:ZejfrKlM0
- >>366
コアキメイル・クルセイダーの攻撃対象のモンスター。
それは。
「仮面竜の効果を発動!デッキから伝説の白石を攻撃表示で特殊召喚!」
効果があるとは言え、ATK300のモンスターをこの場面で召喚。
何かあると考えるのが普通だろう。
- 368 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 22:04:55 ID:AXRozTjwO
- >>337
「リクルーターか…」
「だが、クルセイダーの効果が発動する。墓地から、コアキメイルの鋼核を手札に!」
手札補給。コアキメイルは手札消費が激しいのだ。
「そして、白石にコアキメイル・ヴァラファール(ATK3000)の攻撃!」
これが通れば、かなりの痛手になるが…?
- 369 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 22:08:45 ID:ZejfrKlM0
- >>368
「……攻撃、と言ったね?」
男は不適な笑みを浮かべて、手をカードに翳す。
「罠カード、魔法の筒を発動!!」
決闘において、もっとも基本であろう手。「弱いモンスターで攻撃を誘う」
今の時代、罠対策をしてない方が珍しいから、上手く決まらない事が多いけど。
- 370 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 22:14:33 ID:nWKoaA8o0
- >>369
「ふははははは!罠カードなど…」
「…………ん?」
暫し、硬直。罠耐性効果に頼っていた。
ヴァラファールは確かに罠に耐性を持っているが、あくまで「破壊」のみだ。
「…くっそ、ヴァラファは後から出せばよかったかっ」
強烈な一撃が、一気に自身のLPを削る。
LP8000→LP5000。
「カードを一枚伏せ、エンドフェイズにコアキメイル2体の効果発動だ」
「手札のコアキメイル・クルセイダーを見せ、クルセイダーを維持」
「手札よりコアキメイルの鋼核を墓地へ送り、ヴァラファールを維持する」
手札2枚(1枚はクルセイダー)、LP5000。
- 371 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 22:21:05 ID:ZejfrKlM0
- >>370
「私のターン、ドロー!」
手札を眺め、長考。
「……私は手札から、手札断殺を発動!」
この時点でLP8000、手札は三枚。
- 372 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 22:23:22 ID:nWKoaA8o0
- >>371
(…っげ、クルセイダーの維持コストが)
「手札からコアキメイル・クルセイダーと、コアキメイルの鋼殻を墓地に捨て、2枚ドロー」
手札交換。現状況からすると、聊か状況は悪化したか。
- 373 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 22:30:49 ID:ZejfrKlM0
- >>372
「青眼の白龍。マテリアルドラゴンをそれぞれ墓地へ」
此方にとっては有利となる交換。
「ふむ……。モンスターを裏守備表示で召喚。伝説の白石を守備表示に」
まだ、動かない。
動くにはまだ手が足りない。
「ターンエンドだ!」
以前場に残る伏せカードは果たしてただの罠なのか、それとも。
- 374 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 22:34:49 ID:nWKoaA8o0
- >>373
「俺のターン、ドロー…ドローフェイズ、墓地に存在する「コアキメイルの鋼核」の効果を発動」
「手札の「コアキメイル・パワーハンド」を墓地へ送り、墓地から鋼核をサルベージする」
手札3枚 LP5000
「…む。まずは…ヴァラファールで伝説の白石を攻撃だ!」
「守備表示にしたが、コイツには貫通効果があるんだぜ?」
何か策があるのか、再び白石を攻撃対象に選ぶ。
- 375 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 22:40:29 ID:ZejfrKlM0
- >>374
「くっ……!」
あえて守備表示にしたのは、もしクルセイダーから攻撃されたら、LPが削られてしまうため。
まあ、どっちでも大差は無かった気もするけど。
「伝説の白石の効果を発動……デッキから手札に青眼白龍を加える!」
LP5250 手札は3枚
白石の採用。二枚目の青眼白龍。大体このデッキの狙いは掴めるだろう。
- 376 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 22:43:11 ID:nWKoaA8o0
- >>375
「更に、コアキメイル・クルセイダーで裏守備モンスターを攻撃!」
相手が壁モンスターであろうと、大した反射ダメージは無いだろうと踏む。
しかし、このターンに破壊できないとクルセイダーは維持できなくなるだろう。
「ブルーアイズか…光属性ってことは、だ」
- 377 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 22:48:03 ID:ZejfrKlM0
- >>376
「クルセイダーに破壊された、仮面竜の効果を発動!」
又してもリクルートカード。
墓地を肥やし、優秀なカードを場に召喚していく。
「デッキからデコイ・ドラゴンを特殊召喚!」
此方を先に召喚出来ていれば、先程のダメージも無かったろうにと苦笑。
「……ふふふ……。君の予想は果たしてあたってるかな……?」
- 378 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 22:53:37 ID:nWKoaA8o0
- >>377
「…クルセイダーの効果発動、墓地から再び鋼核を手札に加える。」
「そして更に―――」
ニヤリ、と嫌な笑みを見せる。
「メインフェイズ2、手札より、「コアキメイル・ドラゴ」を召喚!」
コアキメイル・ドラゴ ★4 風 ATK1900/DEF1600
このカードのコントローラーは自分のエンドフェイズ毎に
手札から「コアキメイルの鋼核」1枚を墓地へ送るか、
手札のドラゴン族モンスター1体を相手に見せる。
または、どちらも行わずにこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
光属性及び闇属性モンスターを特殊召喚する事はできない。
「ふはははは!ブルーアイズメタには最適のカードだ!どうだァ!」
現時点で手札は3枚、うち2枚が鋼核。
どうやら、数ターンのうちにトドメを刺すつもりのようだ。
- 379 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 22:57:18 ID:ZejfrKlM0
- >>378
「何ッ!?」
すえぞおが狙う通り。
このデッキの主軸は青眼白龍の特殊召喚。
それを防がれるモンスターとなれば、一刻も早くそれを破壊せねばならない。
- 380 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:00:21 ID:nWKoaA8o0
- >>379
「そしてEP時に維持コストを払う」
「コアキメイル・ヴァラファール、コアキメイル・ドラゴともに手札から鋼核を捨て維持する!」
「そして…コアキメイル・クルセイダーは破壊、墓地へ送られる」
コアキメイル・クルセイダー破壊。
戦線維持の生命線が消え、こちらはもう後が無い。
「ターンエンドだ」
- 381 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 23:05:30 ID:ZejfrKlM0
- >>380
「私のターン……ドロー!」
「……私は」
白龍の蘇生が不可能となれば、デコイ・ドラゴンはただの雑魚。
「デコイ・ドラゴンを生贄に、マテリアルドラゴンを召喚!」
目的はコアキメイル・ドラゴを戦闘により破壊する事。
あのモンスターだけは。生かしておいてはならない。
- 382 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:09:32 ID:nWKoaA8o0
- >>381
「ち…マテリアルか!」
様子を見るに、恐らく伏せカードは除去系のカード。
作戦が大きく崩された。
「攻撃は通す…っぐ!」
残りLP 2700
コアキメイル・ドラゴが墓地へ送られる。
- 383 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 23:15:48 ID:ZejfrKlM0
- >>382
「……」
手札を見て。
勝利への算段は付いた。
だが、このターンでは其れを決める事は出来ない。
「ターンエンド!」
すえぞおが知る由も無いが、伏せられたカードはミラーフォース。
ヴァラファールの効果により意味を成さなくなったそのカードが発動される事は無い。
故に。今のマテリアル・ドラゴンは無防備の状態。
- 384 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:21:00 ID:nWKoaA8o0
- >>383
「ぐ…まだまだだ、ドローッ!」
焦りを見せつつも、威勢よくデッキからカードを引く。
再び勝機を見出したのか、ニヤリと笑みを見せる
「……手札より、魔法カード「ハリケーン」を発動!」
ハリケーンの効果により、相手の伏せカードと自分の伏せカード、そして再練成は手札に戻る。
再練成は場から離れた場合、蘇生モンスターは破壊される。
しかし、ヴァラファールは破壊耐性のおかげで破壊されることなく残るのだ。
//ヴァラファは自分だけの耐性だから全体防御はできないよ!
- 385 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 23:26:55 ID:ZejfrKlM0
- >>384
「……」
手札へ戻されるミラーフォース。
敵がヴァラファール一枚となれば、どうせ意味の薄いカードではあったが。
「……上手い、ね」
場に残されたのはマテリアル・ドラゴンだけ。
すえぞおのその表情に少し嫌な予感はしつつも。己に残された手は少ない。
//なん……勘違いしてたorz
- 386 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:29:08 ID:nWKoaA8o0
- >>385
(…あの統一具合からするとオネストの採用は薄い、かな)
「ありがとさん、伊達にデュエリストやってるわけじゃないぜ」
「コアキメイル・ヴァラファールでマテリアル・ドラゴンを攻撃だ!」
- 387 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 23:32:03 ID:ZejfrKlM0
- >>386
「くっ……!」
LP4650 場にカードは無し。
此処ですえぞおに何か手があるのだとしたら、少し危ないかもしれない。
- 388 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:36:10 ID:nWKoaA8o0
- >>387
場はヴァラファールのみ、手札は今回収した再練成と、伏せカード。
後者は恐らく反応からするに、単体または複数対象の除去カードだろう。
「メインフェイズ2、カードを2枚セット」
「…手札に鋼核は無い、EP時にヴァラファールは自壊する」
ソリッドビジョンのヴァラファールがばらばらと崩れ落ちていく。
「ターンエンドだ」
- 389 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:37:13 ID:nWKoaA8o0
- //っと、手札あと1枚正体不明があるわ^p^
- 390 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 23:39:35 ID:ZejfrKlM0
- >>388
「私のターン……ドロー……!」
勝利への算段は付いている。
だが。こんな勝利であっていいのだろうか。
「サファイアドラゴンを召喚……!」
今、考えている手は、果たして本当の意味で、このデッキで勝利したと言えるのだろうか。
- 391 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:41:08 ID:nWKoaA8o0
- >>390
「…サファイアか」
ちっ、と分が悪そうな表情を浮かべる。
「……何を考えているかは知らんが
どんな手だろうと、勝ちは勝ち、負けは負けだぜ?」
- 392 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 23:43:50 ID:ZejfrKlM0
- >>391
「……ああ、そうだな」
ふ、と自嘲気味の笑い。そんな簡単な事も忘れていたとは。
「それでも……。少しは形に拘ってみるのも。面白いじゃないか……?」
もうこの決闘ではそれは出来ないけれど、ね。
「サファイアドラゴンを除外……レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚!!」
- 393 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:47:07 ID:nWKoaA8o0
- >>392
「…伏せカードを忘れたか?」
「召喚にチェーンし、罠を発動!「コアの再練成」!」
(除去カードさえ無ければ、このターンは凌げるッ!)
「墓地から蘇生するのは、コアキメイル・ドラゴ!」
- 394 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 23:51:04 ID:ZejfrKlM0
- >>393
「……クク……」
男は、笑う。
今のターン。引いたカードは。
「手札からスタンピング・クラッシュを発動!」
この状況にピッタリ過ぎるカードだった。
//チェーン発動だからレダメは召喚出来る……っけ……?
- 395 :すえぞお/野良竜:2009/11/14(土) 23:54:04 ID:nWKoaA8o0
- >>394
「………ッ」
(伏せカードは…ミラフォ…ヤツは間違いなくマテリアルを蘇生してくる…)
「くっそ、俺の…負けか…ッ」
再練成が破壊され、ドラゴは再び墓地へ舞い戻る。
自身を守る壁となるモンスターは、もう、居ない。
//うむ、レダメ自体は問題なく。
- 396 :名も無き決闘者:2009/11/14(土) 23:59:43 ID:ZejfrKlM0
- >>395
「そしてレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンの効果を発動!」
男が選ぶカード。それは。
「マテリアル・ドラゴンを墓地から特殊召喚する!!」
本当は。本当なら。白龍を蘇生したかったというのが本音。
だが、この場面で伏せカードへの警戒を怠るような事はしてはならない。
「レッドアイズ・ダークネスドラゴンでプレイヤーへダイレクトアタック!」
竜の咆哮が、響いた。
- 397 :すえぞお/野良竜:2009/11/15(日) 00:02:07 ID:nWKoaA8o0
- >>396
「…伏せカードはミラフォだ、参った」
悔しさを隠すように、へらへらと笑う。
黒竜が放った火炎が、容赦なくライフを削る。
「………ぐ…っ…!」
LP 2700 → LP 0
善戦はしたものの、すえぞお 敗北。
- 398 :名も無き決闘者:2009/11/15(日) 00:05:19 ID:ZejfrKlM0
- >>397
「……私の勝ち、だな」
辛くも掴んだ勝利。その味は苦い。
「いや……久しぶりにいい決闘が出来た」
ソリッドビジョンが完全に消えるのも待たず、男はすえぞおの元へ歩み寄って。
「楽しかったよ。竜の君」
男は笑顔で、手を差し出した。
- 399 :すえぞお/野良竜:2009/11/15(日) 00:08:21 ID:nWKoaA8o0
- >>398
「…あそこでヴァラファ出したら出したで、
ブルーアイズと相打ちされてたからなァ…ま、負けは負けだ」
最善は尽くしただろう、と自分に言い聞かせて。
「おう、ありがとーよ」
差し出される手に、大きな竜の前脚が重ねられる。
「もしまた合ったら、そん時も手合わせ頼むぜ?」
- 400 :名も無き決闘者:2009/11/15(日) 00:11:51 ID:ZejfrKlM0
- >>399
「ああ、それも考えてた。……まさか墓地に眠らせたままになるとは思わなかったけれどね」
白石などを入れている時点で分かると思うが。
本来ならば、白龍。そして究極龍の召喚までも考えているこのデッキ。
なのに一度も場に出せず仕舞い、と言う点では少々悔しかったり。
「ああ、此方こそお願いするよ。そして」
重ねられた前足、そして又すえぞおの顔へと視線を動かして。
「今度も。負けないよ?」
- 401 :すえぞお/野良竜:2009/11/15(日) 00:16:37 ID:nWKoaA8o0
- >>400
「…確かに、一度は拝みたかったな」
どうせなら、ふつくしいブルーアイズは拝んでおきたい。
というのは、白石を見た時から思ってたとかなんとか。
「…おう。…馬鹿言え、引きが良ければ今回も勝ってた
次回は負けないからな?」
「んじゃあ、俺はそろそろ帰るぜ」
そう言って、夜の闇へと消えていった。
- 402 :名も無き決闘者:2009/11/15(日) 00:20:42 ID:ZejfrKlM0
- >>401
「そうだね。実際、相当危なかった」
ふふ、と笑う男の笑みは楽しげで。
「ああ……。又会おう。決闘者よ」
演技がかった口調。素なのかおふざけなのか。
闇へ消えるすえぞおの背を見送り、男も又。闇の中へと。
- 403 :遊馬/少し遅めの夕飯支度:2009/11/16(月) 21:28:46 ID:tJGyi38Q0
- 夜の駅前広場、一部の若者達にとっては夜はこれからだという時間帯。
そんな中、場に似合わない白衣をきた男が一人。
「寒くなってきたので鍋が美味しい。
でも一人鍋は寂しい……」
なにやらスーパーの前で足を止めて迷っている。
- 404 :天才ネムレス:2009/11/16(月) 21:48:49 ID:DTK0wtesC
- 【そんな時間帯。街に合わないのは彼女も同じ】
【大人達に混じる、一際小さな影。130cmくらいだろう】
【よく見ると、大人達はその少女を避けている様に移動している様だった】
――カサカサ
【なぜなら、その少女は腰から四本の機械の脚を伸ばしていたからだった……】
- 405 :レラ=バニッシュ:2009/11/16(月) 21:49:58 ID:O1o1pwYcC
- //名前間違えた……
- 406 :甲/赤色巡査:2009/11/16(月) 21:51:17 ID:KE2UskXwO
- >>403
「マロニーちゃん入れようぜマロニーちゃん」
ドサドサ
「あ、あと肉…それじゃ足りねーよ」
ドサリ
後ろから遊馬のかごに入る入る
「よ、」
振り向くと同僚がご相伴に預かろうとしていて
- 407 :遊馬/少し遅めの夕飯支度:2009/11/16(月) 22:02:03 ID:tJGyi38Q0
- >>404
「うーん、肉は牛にすべきか豚にすべきか。
キムチ鍋もすてがたいしカレー鍋も良い」
腕を組みながらウンウン言っていると目の前を機械の足て動く少女が通りかかるのを見つけた。
「あれ……あの人って……レラ……さん、か?」
男の中では2年振りに見るその姿を見て、思わず声に出す
>>406
「ああ、そうですね。もう少し多く買った方がよかったかもしれません」
肉を入れられたのを見て思わず返事をする。
「ん?」
やがて気がつく違和感。
とっさに振り向き、誰か確認
「か、甲先輩!?」
その声には驚きと安堵が入り混じっている。
「全く……いるのなら先に声をかけて下さいよ」
愚痴をこぼすがその口調はどこか安心した様子だった。
- 408 :甲/世界のナベスキ:2009/11/16(月) 22:08:13 ID:XITRg8Pk0
- >>404
「…あ、ザムザザーだ…ゲルズゲー…だったっけ?」
うろ覚えの四脚機械を連想して
「……便利な時代だ」
>>407
「おう、俺だ」
その様にニッと笑顔を向けて
「水くせーぞアスマ、鍋すんなら呼べって」
からから笑いながらポン酢の入った袋を掲げる
「店も良いけど、やっぱ自宅鍋はまた格別にウマイよなぁ…」
- 409 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/16(月) 22:10:25 ID:MoCIRbzk0
- 「ふぁ〜」
【あくびが商店街の外から聞こえてきた】
「…かえろかなの…でもひといっぱいいるところがいいなの…」
【何となく歩いてきているようだ】
【良く見るとその少女はやや大きい外套を着ている…】
- 410 :甲/世界のナベスキ:2009/11/16(月) 22:15:10 ID:XITRg8Pk0
- //ぐ、急用!落ちるわゴメン
- 411 :レラ=バニッシュ:2009/11/16(月) 22:17:35 ID:KZg1MerMC
- >>407
……あん?
【自分の名前を呼ばれた気がして振り替える】
遊馬……か
【その顔にはすぐに気づいたようで】
>>408
ザムザザーじゃ……無かったか?
【振り返り、そう言って】
しかしな、この機械……若干、使いにくい
【確かに、見れば機械の脚が動く度に彼女の体も揺れていた】
- 412 :遊馬/少し遅めの夕飯支度:2009/11/16(月) 22:24:52 ID:tJGyi38Q0
- >>409
「えーと、肉は買った。白菜、ネギ、春菊、豆腐もOK……ん?」
レジ袋の中身を確認しているとやや不自然な格好をした人影を見つける。
「んー……あれってディスさんだよな?」
外套を着込んでいるのをみて寒くなったもんだ、と一人しみじみとする。
>>410
//了解です。また、今度お願いします。
>>411
「お久しぶりですね……大学以来でしょうか?」
そう言いつつ軽く頭を下げる。
「随分科学者心を揺さぶるものに乗られてますね。何ですかそれは?」
心なしか眼をキラキラさせつつ尋ねる。
- 413 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/16(月) 22:34:37 ID:MoCIRbzk0
- >>411
「ん?…」
【じーっと4足歩行機械を見つめる少女】
「『れら』…かなの?」
>>412
「あう〜?『あすま』がいるの〜!」
【ひとまず近づいて行ってみる】
「こんばんわなの〜…」
【じーっとレジ袋を見る】
- 414 :レラ=バニッシュ:2009/11/16(月) 22:37:34 ID:KZg1MerMC
- >>409
やあ、ディス
【手を振って名前を呼ぶ】
久し振りだな、元気か?
>>410
あらら……また、今度にお願いしますね!
>>412
そうだな……三年振りだ
【※彼女基準で】
試作型四脚……はっきり言って失敗だ
【腰を抑え、痛そうにする】
- 415 :レラ=バニッシュ:2009/11/16(月) 22:43:02 ID:KZg1MerMC
- //あれ……>>414の上は無しで!
>>413
ああ、そうだ。この僕だ
【振り替えって、何時もと変わらずに返す】
元気か? ディス
- 416 :遊馬/少し遅めの夕飯支度:2009/11/16(月) 22:43:50 ID:tJGyi38Q0
- >>413
「ええ、こんばんは。ディスさん」
眼を細め、ゆっくりと頷く。
やがてディスの視線がレジ袋に行っている事に気がつく。
「ああ、これはですね。今から鍋にしようかと思いまして。
それで材料をさっきそこのスーパーで買ってきたんです」
>>414
「なるほど……三年」
顎に手を当てながら一人納得している。
「腰周りの安定性がよろしくないんですか?」
腰をさするのをみて首を傾げる。
「しかし、そんな機械に乗っているという事は……失礼かもしれませんが足に障害でも?」
腕を組みつつ遠慮がちに尋ねた。
- 417 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/16(月) 22:48:18 ID:MoCIRbzk0
- >>415
「あう〜!ひさしぶりなの〜!」
【手をピロピロと振る】
「うん、とってもげんきなの〜!しんぱいないの〜!」
【大きく腕を振る】
>>416
「あう〜こんばんわなの〜」
【大きくうなずく】
「…なべ…」
【昔のことをひも解く】
「あう〜!そっかなの〜!
じゃあおともだちといっしょになの〜?」
【鍋はそういうものだと思ってるみたいだ】
- 418 :レラ=バニッシュ:2009/11/16(月) 22:54:09 ID:SJhJK2lw0
- >>416
……何か、あったのか?
【納得する姿を不思議そうに】
ああ、かなりな……痛い。細いのが原因だろうか
【自分の腰に巻かれた機械を撫でながら】
いや、そんな事は無い。歩くのが面倒だったんだ
【機械を二つに分け、着地。スタスタと遊馬との距離を詰めた】
>>417
ああ、長い間ここには居なかったからな
そうか、それは良かったよ
【笑顔でこちらも手を振り返した】
- 419 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/16(月) 23:05:42 ID:tJGyi38Q0
- >>417
「うっ!」
一緒に食べる人がいないという現実の男の心にディスの言葉はよく突き刺さった。
「そ……それが、今の所は一人、なんですね……」
心なしかその声はションボリとしている。
>>418
「いえ、やはりこの都市にはある程度の相対時間のズレが見られるようですね」
そう言って一拍おく。
「俺にとっては、二年ぶりなんですよ」
「ああ、なんだ。別に足に障害があるとかそういうのじゃないんですね」
ホッと息をつくとレラが距離をつめているのがわかった。
「…………」
ちなみにこの時、遊馬の身長は182cm
暫くその姿をみていると、不意にレラの脇の下から腕をくぐらせ、持ち上げようとする。
- 420 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/16(月) 23:11:43 ID:MoCIRbzk0
- >>418
「あう〜…いままでどこにいたのかなの〜?
ちょっとさみしかったなの〜」
【もしかしたらなんでいなくなったのか覚えていないかもしれない】
>>419
「あう〜…」
【少し哀れむ眼差し】
「いっしょにたべよかなの?」
【なーんとなく言ってみた】
- 421 :レラ=バニッシュ:2009/11/16(月) 23:18:20 ID:SJhJK2lw0
- >>419
二年ぶり……
奴とかは奴は老けていたりするからな……相当な時間が立っている奴もいる……
まあ、考えて解るような事じゃない……か
【二人の距離は近い。見上げて言った結論はそれだった】
ああ、別に危ない事はしてないしな
【その割には戦争で行方不明になっていたりしたが】
な、何をする貴様……
【抵抗はしようとしていた物の、彼女の力では敵う訳なく】
【諦めて、ムスッとした表情で見ていた】
>>420
少しな……この都市から離れて、仕事に行っていた
【帰ってきた彼女の背中には、背丈と同じくらいの長さの剣が増えていた】
- 422 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/16(月) 23:26:08 ID:tJGyi38Q0
- >>420
「う……そんな眼で見ないでください……」
顔を背ける背ける。
「本当ですか?……ちょっと待っててくださいね……」
そう言ってレジの袋をガサガサしだす。
「うん、大丈夫でしょう。OKです。少し量は少なくなりますが二人分ありますよ」
>>421
「そうでしたか。でも、そちらはお変わりないようで良かったです」
眼を閉じつつ頷く。
「いえ、俺自身も何やってんだ……って思ってます、はい」
自分でやっておきながら恥ずかしいのか眼をキョロキョロさせる。
「なんていうんですかね……貴女と同じ目線で話したかったんですよ」
無表情のまま告げる
- 423 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/16(月) 23:31:00 ID:MoCIRbzk0
- >>421
「そうなんだなの〜」
【じっとその剣を見る】
「あう〜。あたらしいぶきなの?」
>>422
「あう、なにかわるいことしたかなの…」
【見ないで〜と言われたため、少し心配になる】
「あう〜じゃあいっしょにたべられるの〜!」
【とても喜んでいる】
- 424 :レラ=バニッシュ:2009/11/16(月) 23:38:38 ID:SJhJK2lw0
- >>422
貴様は……どうだ?
【遊馬を全身眺めてみるが、特に思い浮かばなかったようで】
おい、何処を見ている
【ジト目になり、真っ直ぐに瞳に視線を向けていて】
はぁ……?そんな物、幾らでも方法はあるだろうが……
>>423
ディスはどうだ? 変わり無いか、困ったことは無いな?
【心配そうに聞く。若干、過保護になる性質があるようだ】
ん、ああ……これか、変なのに貰った
【彼女にしては珍しく、普通の細身ではあるが重そうな剣であった】
- 425 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/16(月) 23:49:10 ID:tJGyi38Q0
- >>423
「ディスさんには難しいかもしれませんが……純粋な視線は時にナイフよりも鋭くなる時があるんですよ」
ディスを傷つけないよう出来るだけぼかして言った
「そうですね……食べるんだとしたら俺のアパートじゃマズイですし……交番が一番手頃ですかね」
>>424
「俺は……そうですね……」
何かを言いかけようとするがそれを押しとどめる
「ええ、色々ありましたよ」
極力ぼかした無難な答えをいうだけに留めた。
「い、いえ。俺は別にな、何も見ていませんよ?」
言いつつ明らかに目を背けている。
「ええ、全くその通りです。
俺もこんなことするつもりじゃ無かったんですがね。」
途中で言い分けがましく言っているように思ったか
「……ああ、すみません。これじゃ言い訳でしたね。
降りたければ言ってください。直ぐにそうしますので」
持ち上げつつ頭を下げる。
- 426 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/17(火) 00:01:43 ID:MoCIRbzk0
- >>424
「あう〜…たいしたことないの…
あう?だれかにおそわれたかなの…」
【少し不安そうである】
「へんなの?…あう〜…なんだろなの…」
>>425
「あう〜……なんだかあぶなそうなの…」
【理解は…完全にはできてないかも】
「あう。どこのあたりなのかななの?
こーばんなの?」
【すこしだけあたりを見回した】
- 427 :レラ=バニッシュ:2009/11/17(火) 00:11:01 ID:SJhJK2lw0
- >>425
そうか……まあ、深くは聞かんがな
【少し、嫌そうな反応をして】
何処を見ていると言っている。目をそらされると不愉快だ
バカめ……何故そうして欲しいと解っていながらそうしない?
【呆れたようにため息をつき】
>>426
そうか良かった……ん? それは……僕がか?
【急に話を振られて少し困ったように】
見せられん事もないが……デカいしなぁ
【少し、悩んでいるようだった】
- 428 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/17(火) 00:21:12 ID:tJGyi38Q0
- >>426
「やっぱり少し難しいですかね?」
男は自分の語彙の少なさを実感する。
「ここからじゃ見えませんね。この通りをしばらく行ってそこからいくつか角を曲がった先にあるんです」
駅前の通りの北側を指した。
>>427
「すいません。いつか、いつか必ず話す時は来ると思います」
目を伏せ、失礼を詫びた。
「今はスーパーを……と、そうじゃなかった……そうですね、失礼しました」
頷くと視線を元に戻す。
「おっと、そうでしたね。
直ぐにおろします」
そう言うとゆっくりとレラを下におろした。
「重ね重ねすみません。
どうも今日の俺はどこかおかしいみたいですね」
額に手をつけ、やれやれと首を振る。
- 429 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/17(火) 00:26:30 ID:MoCIRbzk0
- >>427
「あう〜…『でぃす』がなの…ちょっとまえになの〜」
【話を振ったわけではなく話はつながっていたらしい】
「あう〜…どんなひとだったの?
それくれたひとなの〜」
>>428
「う〜ん…『でぃす』そんなことしたことないからわからないなの…」
【能力?っぽく考えてるみたい】
「そっかなの〜…
あんまりとおくないなの〜」
【割と近くであることに気づく】
- 430 :レラ=バニッシュ:2009/11/17(火) 00:31:39 ID:SJhJK2lw0
- >>428
いい、気にするな。何時になろうと聞ければ問題は無い
【手をヒラヒラとふり、顔を上げるように言う】
全く。目を合わせるのが嫌なら始めから持ちあげなければ良かったものを
【やはり、目を合わせてくれないのは嫌だったようだ】
ああ、今の貴様は若干可笑しい
【そう言うと、着ているコートを整える】
>>429
…… ピコーン
ああ、そう言う事か。済まないな、変な間違いをしてしまって
【コートを整え終わると顔を上げて】
そうかそうか……襲われた。とは大変じゃないか……怪我は無かったか?
【やはり心配そうに尋ねる】
んー……。人じゃない、大きな竜だったぞー
【……未完成だが】
- 431 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/17(火) 00:47:21 ID:tJGyi38Q0
- >>429
「ああ、そういう意味では無いんですよ。
あまり正直に言ってしまうのも困りものだ……っていう意味なんです」
ようやく勘違いに気づいたらしい。
「そうですね、ここからなら歩いて十分ぐらいの距離です。
でも今日の鍋は野菜も多いんですけど大丈夫ですか?」
>>430
「わかりました。機会があれば、必ず」
そう言って顔を上げる。
「ああ、そういう意味じゃ無いです」
それは違うとばかりに首を振る。
「俺は別にレラさんと目を合わせるのが嫌だ、というわけでは無いんです
……ただ」
ただ、と続けて
「今の俺、変に無表情でしょう?顔がうまく動かせないんですよ。神経いじられて」
自らの頬に手を当てる。
「それで……やはり今の自分が少し恥ずかしかった、という感情が正しいんですかね。
自分でやっておいてなんですが」
目を閉じ、顔を伏せる。
- 432 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/17(火) 00:52:56 ID:MoCIRbzk0
- >>430
「あう〜!
だいじょぶだったの〜!
けがもしてないの、みんながたすけてくれたからなの!」
【微笑んで手を大きく振る】
「おっきな…『すえぞお』かなの?」
【ちがう竜を想像したようだ】
>>431
「あうあう〜…
そっかなの…なんだかわるかったなの〜」
【謝りながら言う】
「あう〜!『でぃす』はきらいなものないの!
なんでもたべるなの〜」
【たべられるものなら、と付け加える】
- 433 :レラ=バニッシュ:2009/11/17(火) 00:59:30 ID:SJhJK2lw0
- >>431
ああ、貴様の気が向いた時で良い
【ニッ、と笑って】
ふむ、それはずいぶんと興味深い話だ
そして、それと「何時か話すこと」、は違うのか?
【と、続け】
ああ、嫌なら答えなくていい
……ただ、僕はそんな事を気にしない。顔を上げろ
【と言っても、持ち上げられても困るがな。と続けた】
>>432
そうか、良かった良かった……
【まるで自分の事の様に胸をなでおろし】
いや、もっと大きかった……かな?
ただ、そんな竜じゃなくて。もっとこう……作られた、機械の竜だ
【両手をいっぱいに広げて大きさをアピール】
- 434 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/17(火) 01:10:19 ID:tJGyi38Q0
- >>432
「いえ、ディスさんが気に病む必要は無いですよ」
手を上げて大丈夫、のジェスチャーをする。
「それは良かった。好き嫌いがあったらどうしようかと思いました」
安心した様にいう。
>>433
「……はい、ありがとうございます」
笑う事ができないので目を細めるだけに留める。
そうですね、としばらく考えていたが。
「……レラさんなら良いでしょう。
説明します。まずはこの右手を見てください」
そういうと右手の裾をめくる。
そこにはメタリックシルバーに光る義手が
「詳しい説明は省きますが、この義手には斥力を操る装置がついています」
そこまでいうと一旦説明を止める。
- 435 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/17(火) 01:14:04 ID:MoCIRbzk0
- >>433
「あう〜…しんぱいなの?…ありがとなの・・・・」
【大きく頭を下げた】
「きかい?…う〜ん…どこかでみたことあるかなの〜…」
【機械の竜…ディスは一応知ってはいるが…】
>>434
「あう〜…うんなの…」
【軽くうなずく】
「だいじょぶ!からだにわるくなかったらたべるなの!」
【若干ずれてる気が…】
「えっと…さきにいってよかなの!あとでねなの!」
【そう言って待ちきれなくなったのか、先に交番に向かった】
【匂いを追っていけば交番の位置ぐらいわかるので大丈夫だろう】
//すいません。寝落ちます…
- 436 :レラ=バニッシュ:2009/11/17(火) 01:21:32 ID:SJhJK2lw0
- >>434
フン……
【目の変化を見て、満足気な反応をとった】
そんな簡単に話していいものなのか? ……まあ良い、聞いてやろう
【どこまでも高圧的な幼女だった】
フン、貴様の腕も自分の物では無い、と……
【自分の完全に機械と化した右腕を見て、次に遊馬のそれを見る】
>>435
いやいや、気にするな。僕が勝手にディスを心配しているだけだからな
【頭に手を伸ばし、数回撫でた】
さあ、どうだろうか? あの爺さんはずいぶんな引きこもりらしいからな……
【その機会の龍とは全くの別モノ……である】
ああ、もう行くのか……そうだな、そんな時間だしな
【左腕の小型端末を見て、そう呟いた】
- 437 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/17(火) 01:37:14 ID:tJGyi38Q0
- >>435
「安心してください。味は大丈夫です」
あくまで食べられる範囲でだが……
「あ、わかりました。
先に行っていてください。後から追いつきます」
そのままディスを見送った
//了解です。おやすみなさーい
>>436
「話す相手がレラさんですからね。貴女を信用しますよ」
そういってレラを真っ直ぐ見つめる
「ええ、俺のはごく最近ですが」
一瞬、レラの義手に視線を向けるが再び説明を続ける。
「それで……この装置は使用する者の感情によって制御されます。
その反面、簡単な事で暴走してしまう危険性を併せ持っていまるんです。
だから使用の際は数多くのリミッターが必要です」
そこで一旦説明を止める。
「さて、ここでレラさんに質問です。
人間の感情が最も現れる筋肉はどこだと思います?」
- 438 :レラ=バニッシュ:2009/11/17(火) 01:44:16 ID:SJhJK2lw0
- >>437
そうか。まあ、それは当然だろうな
【何が嬉しかったのか笑顔に】
感情か……で、そのリミッターの一つが表情。と?
【右腕を軽く見て、それから顔に視線を向ける】
知らん。そんな事専門外だ。
だが、この話の流れから考えると……目の辺り、か?
【無論、根拠も何もない。ただの推測であるが】
- 439 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/17(火) 01:55:46 ID:tJGyi38Q0
- >>438
「…………どうも」
笑顔を見ても相変わらずの無表情だがその顔は少し赤い。
「そうです。そうしなければ自分のほうが危険になりますからね」
「顔の筋肉、で正解です。
最終的には使用者にリミッターをかけるしかないわけです」
そう言うと自分の義手をしみじみと見る。
「正直、望んで手に入れた物では無いんですがね」
- 440 :レラ=バニッシュ:2009/11/17(火) 02:08:19 ID:DTK0wtesC
- >>439
……別に、貴様が礼を言うようなところじゃないぞ?
【伸ばした一本の指をビシッと顔の中心へ向け】
まあ、それが本当なら顔の筋肉を封じるのが一番効率が良いな
腕や足と違って確実に必要な訳でもないからな……
【納得したように頷く】
そうだろうな、そんな犠牲を払ってやっとデメリットが消えるような物は僕も要らない
【じっと、こちらも義手を見て】
誰に付けられたんだ?
……あ、いや……ダメなら言わなくてもいいぞ
- 441 :遊馬/今夜はEat It:2009/11/17(火) 02:21:36 ID:tJGyi38Q0
- >>441
「いえ、俺もそう思ったんですが……
ついそう言ってしまって……」
突きつけられた指を見ながらたじたじになりながらも返事をする。
「他にもあります。例えば精神感応攻撃をされたりしたらそれだけで終わりですからね。
そのために俺の大脳にはレジスト用のチップが埋め込まれてたりします」
頭を指でコンコンと叩く。
「……大学を卒業して就職していた所です。
もともとOBも多かったところなんで安心していたんですが……蓋を開けて見たら、
倫理観の喪失した科学者が集まったとんでもないところでしたよ」
昔を思い出しながらポツポツと語る。
正直少し辛そうである。
- 442 :天才ネムレス:2009/11/17(火) 02:31:30 ID:O1o1pwYcC
- >>441
……そうか、お前、ゆっくり休めよ? 顔が赤いし動きも可笑しいぞ?
【今日1日……と言っても今夜だけだが心配そうだ】
貴様も大変だな……自分の意思で無いというのに……
そ、か……な、何かすまんな? な?
【遊馬の顔を見て、申し訳なくなった様子】
寒い……凝れ以上冷やす訳には行かないからな……僕は帰るよ、それじゃあな
【小さく手を振り、四脚のパーツを持って帰っていった】
- 443 :遊馬:2009/11/17(火) 02:46:44 ID:tJGyi38Q0
- >>432
「ええ、そうします。
なんだか酒も飲んで無いのに酔った気分ですよ」
頭を抱え、首をひねる。
「まあ、これに関しては俺自身が元々サイボーグですからね。
別にどうってことないです」
両手を広げ、流す。
「あ、どうかお気になさらずに。おれが話したくて話したことなんですから」
慌てて、制する。
「あ、お帰りですか
お休みなさい、お気をつけて」
そのまま見送った。
「覚えてたのかな……
いや、覚えてたからなんだって話だよな」
そう言うと手にもったレジ袋を見る
「行こう。ディスさんが待ってる」
そう言って交番のほうに向かった。
- 444 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 20:07:49 ID:ZejfrKlM0
- 「……」
日が昇ってる間は寒い。
其れならば、日が落ちた後はなお更。
「……秋、か……」
吐く息は白く染まり、一人夜の都市を歩む。
- 445 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 21:51:50 ID:SJhJK2lw0
- はぁ……寒くなってきました……
【屋台……では無く、野菜が乗った荷台を押してくる少女】
【勿論。人が入る部分は隠れている】
- 446 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 22:01:18 ID:ZejfrKlM0
- >>445
「……」
少女の横を通り過ぎる男。
チラリと、荷台に乗るその野菜を見つけて。
「……鍋、いいな」
ポツリとそんな事を呟いた。
- 447 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 22:07:57 ID:SJhJK2lw0
- >>446
……?
【不意に視線を感じて立ち止まり】
こんばんはー
【荷台の先の方は隠されている為に見えないが、恐らく煉に向けて言われている】
- 448 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 22:11:09 ID:ZejfrKlM0
- >>447
「ん、お、おお?」
俺か?と自分を指差して。
「こんな寒い日にも歩いて野菜なんて売ってんのか?」
- 449 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 22:16:57 ID:SJhJK2lw0
- >>448
そうですそうです
【どうやら、中から外は見えるらしい】
え、ええ……この時期がおいしいものもありますしね
- 450 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 22:18:53 ID:ZejfrKlM0
- >>449
「ふーん……」
一歩近付き、野菜を今度はじっと見下ろして。
「……例えば?」
ひょい、と屋台の方へと視線を移して。
- 451 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 22:28:15 ID:SJhJK2lw0
- >>450
えーっと、白菜とかですかね
【荷台の未知の部分から白く、か細い指が出てきて荷台の端の方の白菜を指さしている】
貴方がさっき言っていた、お鍋にも入りますよ
- 452 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 22:30:17 ID:ZejfrKlM0
- >>451
「……しっろ……」
出てきた指に対しての感想はそれだった。
何の遠慮も無くズバリと言い放つ。
「白菜か。ふーん……。他には?」
- 453 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 22:37:40 ID:SJhJK2lw0
- >>452
ほ、他ですか……?
ネギとかどうでしょう? お鍋にも入りますし風邪の対策にもなりますよ
【白い指はさらに出てきて、手前の方にあるネギを掴んだ】
因みに、栄養成分が多いのは緑の部分で、白い部分には薬効の効果があるらしいです
- 454 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 22:40:33 ID:ZejfrKlM0
- >>453
「あー……成る程……」
野菜の方を見ながら、興味は徐々に出てくる白い指へ。
隠されたら、見たくなるのが人間。
「……他、は?」
もう一度聞けば、更に出てくるのではないかと考えて。
- 455 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 22:47:17 ID:SJhJK2lw0
- >>454
……他、ですかぁ……
【もうすでにかなり困り気味】
【さらに付け加えると、風邪をひき始めたらお味噌汁にネギの白い部分をたくさん入れて飲むと良いよ!】
後は、ほうれんとか……お鍋に入りませんが
【白い手はぐんぐん伸びて、肘ぐらいまで見える。かなり薄着っぽい】
(と、届かない……)
【が、若干ほうれん草まで手が届かず】
- 456 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 22:51:04 ID:ZejfrKlM0
- >>455
「ほうほう……。ま、纏めて煮れば食えない事も無いだろ?」
指を指された方を見て。
それからまた視線を屋台を見て。
「……お前……寒くないの……?」
- 457 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 22:58:02 ID:SJhJK2lw0
- >>456
まあ、それはそうですが……
【ほうれん草にとどかない。声も若干力が入っている】
え、寒くないですよ? まだ寒い方が丁度良いです
【ただ、元気っ子と言うには無理がある腕である】
- 458 : ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 23:03:09 ID:ZejfrKlM0
- >>457
「何と言う……」
じっとその見えている腕を見て。
「……雪みたいに真っ白だな……」
よく言えば白魚のような手、とかなるんだろうけど。
男の目にはそれ以上。言っちゃえば生気の篭っていないくらいの白に見えていたり。
- 459 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 23:07:03 ID:SJhJK2lw0
- >>458
つい先日までは鬼のように暑かったですからね……
【だからなんだというのだ】
……ん?
【ほうれん草に伸びていた手が止まり、次には引っ込んでいく】
【荷台の未知の部分から視線を感じる……】
- 460 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 23:09:43 ID:ZejfrKlM0
- >>459
「ああ、まあな……」
それには一応同意。
「……ん?」
どうした?と言わんばかりに、その視線を感じる方を見つめて。
- 461 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 23:16:41 ID:SJhJK2lw0
- >>460
会ったこと……ありますよね? あ、違ったらごめんなさい……
【荷台の手が出ていた場所から頭が出てきた】
【ゆっくりと緑と黒の縞々の紙が見えてきた】
- 462 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 23:20:07 ID:ZejfrKlM0
- >>461
「……あ、何だ。お前だったか」
多分一度見たら忘れないであろうその特徴的な髪は、しっかりと記憶に残っていた。
「……本当。人見知り……ってレベルじゃねえな……」
完全に防御されている荷台を見て、苦笑を浮かべながら頬をかく。
- 463 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 23:21:53 ID:SJhJK2lw0
- >>462
やっぱり、そうでしたか……
【スイカヘアーは目を会わせる事なく荷台に撤退していった】
だ、だって……いいじゃないですかぁ
- 464 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 23:25:15 ID:ZejfrKlM0
- >>463
「誰も駄目だなんて言ってねえぜ?」
手を腰に当て、また苦笑。
「ただ、な……。こっちとしては相手の顔、見えた方が良い……かな?」
- 465 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 23:29:32 ID:SJhJK2lw0
- >>464
顔、ですかぁ……恥ずかしいから、嫌です……
【荷台の中で俯き、そう呟く】
- 466 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 23:33:30 ID:ZejfrKlM0
- >>465
「ま、強要したりはしないぜ?」
荷台の縁に座り、肩を竦めて。
「……ところで。コレって売れてんのか……?」
又、野菜に視線を落とす。
- 467 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 23:41:03 ID:SJhJK2lw0
- >>466
ふぅ、ありがとうございます……ってぇ、どこに座ってるんですかぁ!
【荷台の未知の部分から双眼が見つめている……】
ええ、売ってますよ? ど、どうかしましたか?
- 468 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 23:43:00 ID:ZejfrKlM0
- >>467
「え……駄目、か?」
首を傾げて未知の部分を見る。
当然だが野菜は避けてる。
「いや……儲かるのかな、と思ってさ……?」
- 469 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 23:48:17 ID:SJhJK2lw0
- >>468
ダメです! お野菜が乗る部分に座っていい訳ないでしょう!
【何か怒ってるっぽい】
え、儲かってるんじゃ無いんですか?
元々、お家で食べるように作ったもののあまりらしいですし……
とれた物から、形のいいものをお店にだしてるみたいですよ?
- 470 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/17(火) 23:50:52 ID:ZejfrKlM0
- >>469
「ん、そうか。悪い……」
怒ってるのが分かったからか、割と素直に引いた。
立ち上がり、はあ、と白い息。
「お家……?家庭菜園か何かか?」
- 471 :瑞牝炉 彗華:2009/11/17(火) 23:59:36 ID:SJhJK2lw0
- >>470
き、気を付けてくださいね? 急に怒ったりしてすいませんでした……
【急に弱気になる少女】
お家の畑fです! お父さんとおかあさんが作ってるんですよ?
- 472 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/18(水) 00:04:45 ID:ZejfrKlM0
- >>471
「ん、いやいや。今のは俺が悪かったぜ。ごめんな」
くるりと振り返り、姿の見えない女性がいるであろう方に頭を下げて。
「へー……。農家か何かなのか?」
- 473 :瑞牝炉 彗華:2009/11/18(水) 00:11:58 ID:SJhJK2lw0
- >>472
あ、はぁ……はい
【荷台の中から頭を下げる】
ええ、そうなりますねー。お父さんもお母さんも優しいです
- 474 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/18(水) 00:18:43 ID:ZejfrKlM0
- >>473
「ふーん……」
それまで、明るい光を灯した男の瞳から。
「……お父さん、お母さん、ね……」
その単語を呟いた数瞬だけ、水の底のような、暗く冷たい色を写して。
「……っと、やべ。もうこんな時間か……」
時計を見て呟き、ゴソゴソと財布を取り出して。
「さっき言ってたの。白菜と長ネギとほうれん草?幾ら?」
- 475 :瑞牝炉 彗華:2009/11/18(水) 00:26:33 ID:SJhJK2lw0
- >>474
……?
【一瞬、ふと写ったその瞳に不思議な感覚を覚え】
白菜と長ネギとほうれん草ですね?
それだと……合わせて350円でいいです
【ア バ ウ ト】
はい、どうぞ
【渡された野菜は一人鍋をするとか言った量では無く。とても多い】
- 476 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/18(水) 00:29:57 ID:ZejfrKlM0
- >>475
「……い、いいのか。そんなんで……」
とりあえずお金を渡しつつ、野菜を受け取って。
少女の商売の仕方に少々の不安を抱きつつ、苦笑。
「んじゃ、ありがとうな」
先程写った冷たい色の影は何処にも無く。
又、太陽のように明るい光を灯した瞳を閉じ、笑って。
「それじゃ、な。お前も気をつけて帰れなー」
軽く手を振り、男は歩き出し、やがて姿が見えなくなった。
- 477 :瑞牝炉 彗華:2009/11/18(水) 00:44:41 ID:SJhJK2lw0
- >>476
ええ、これでも儲かるからいいんです
【と、大量の野菜を渡しながら】
いやいや、また買って下さるとありがたいねsdす―
- 478 :瑞牝炉 彗華:2009/11/18(水) 00:46:39 ID:SJhJK2lw0
- //はいミスった……押し間違えた瞬間送信とか何事……
//とりあえず、二行目から……
いやいや、また買ってくれるとありがたいです!
【笑顔で男を見送っていった……荷台の中から】
さて、私も帰りましょう
【そう言うと、くるっと180度回転し、歩いて帰って行った】
- 479 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/18(水) 23:11:13 ID:IDnKkU3kO
- 一本の黒い線が、夜の都市で、風に吹かれてたなびいた。
それは、よくよく見れば少し長めの黒マフラーで。
「……」
男一人。どっちかと言えば、難しい顔をしながら、都市を歩む。
- 480 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/19(木) 21:32:25 ID:ZejfrKlM0
- 市街地。
昨夜と変わらず、冷たい夜風に流される黒いマフラー。
悩みや考えその他諸々は尽きず。
「……さみぃ……」
ポツリと。意識も篭らない呟きを。
- 481 :魁:2009/11/20(金) 19:51:51 ID:Jhlo6zSQO
- 訓練場。
自動修復機能を備える木偶人形が設置されている、冬は夜風が寒いこの場所は、彼女の騎士団の敷地である。
「……威力は申し分ないけど、切れ味があればいいのだけれど」
炎を纏わせた刀剣は、ゆらゆらと景色を熱で歪ませている。
彼女は独自の構えを取り、木の人形を見据える。
炎が大きく揺らめいた、と同時に的は横に一閃され、燃えながら地に伏せた……まあすぐに復活するので代えを用意しなくてもよいのだが。
「いまいちね。騎士の中には、重さと洗練された鋭さを兼ね備えた者もいるのに。今の私にはその者たちの足元にも及ばない」
燃え尽きそうな的が一瞬ブレ、五体満足のそれと化すと、ふたたび彼女は鍛練を再開する。
- 482 :甲/お巡りさん:2009/11/20(金) 20:09:57 ID:KE2UskXwO
- 「……これは…」
騎士団の訓練所
"ぶらり都市探訪"の途中の甲はそこに辿り着く
「……」
「うずうず」
「良い場所みーっけ」
上着をその辺に掛けてバンバン練習を始めた
- 483 :魁:2009/11/20(金) 20:16:31 ID:Jhlo6zSQO
- >>482
「あら、こんな時間に訓練をするなんて……熱心な騎士も居るものね」
この地で訓練を予定に組み込む騎士は、使用時間に忠実であり――というのも一週間の内の少ない休みを得るためにすぐ引き上げてしまうのだが――こんな時間に誰もいないだろうと考えていたが。
「あれ……?」
- 484 :甲/ぶらり都市探訪:2009/11/20(金) 20:22:57 ID:KE2UskXwO
- >>483
――バンッ―バンッ
木偶を叩く叩く
「(――…ノって来た)」
――ギュルッ
赤色のマフラーが横一線に弧を描き
バババンッ――バババンッ―!!!
回転する身体
炸裂音は一定のリズムで
しかし徐々にテンポアップして行く
- 485 :魁:2009/11/20(金) 20:33:20 ID:Jhlo6zSQO
- >>484
「久しぶりに見たと思ったら、なかなか楽しそうじゃない」
木の人形はもう許してくださいと――そう言っているように彼女は見えた。
- 486 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/20(金) 20:39:58 ID:2mhDxqdE0
- >>485
「――――♪」
耳にイヤホン、お気に入りのアップテンポトラックをボリューム三割り増しで流して
――ババンッ――バンッ――ガガガッ――!!!
拳の嵐に蹴りが混ざり始める
嵐はいまや、超局地的トルネードへと進化していて
「―――ふッ!」
――パァンッ!!!!
一際大振りの蹴り、それが木偶の頭部を撃ち抜いた
「………ふーー…ぅ?」
そんな所で、こちらに向けられていた視線に気付く
メガネの眼が魁の姿を捉えて
ゆっくりとイヤホンを外した
- 487 :魁:2009/11/20(金) 20:48:50 ID:Jhlo6zSQO
- >>486
「はあ。よくもまあ派手にやってくれたわね」
いつの間にか寮の窓から騎士たちが甲の活躍? を見ていた。
「この根性なしたちに魂を吹き込んでもらいたいくらいよ」
だって休みすくねーんだもん!! と嘆く騎士たち。
- 488 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 20:51:18 ID:/k2gysHgO
- 訓練所から響く戟打の音に誘われてか、軍靴の音が訓練所へと近付いていた。
プラチナブロンドの髪に色素が抜けて血の色が透けた瞳をした、非常に背の高い女性。
僅かに思案する仕草を見せたその女性は、黒い軍服らしき服装をしており、その背中には高さ250cm、横幅100cm程をした鋼鉄の長方形を背負っていた。
軍靴はやがて訓練所の入口に立つ。
「失礼、団長殿はいらっしゃるか」
戟打の音が止んだのを見計らい、よく通る声を訓練所に響かせた。
- 489 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/20(金) 20:56:45 ID:2mhDxqdE0
- >>487
「魁…?…って」
「――うお…ギャラリー多ッ!?」
ぐるり見回す
「……で」
こほん、と咳払い
木偶に掛けたジャケットを羽織って
「ここ、何処?」
>>488
「……団長…?」
団長、という役職で思いつく物は
「……魁!サーカス団……」
「…」
慌てて妄想を打ち消した
- 490 :魁:2009/11/20(金) 21:01:26 ID:Jhlo6zSQO
- >>488
「今、ここに」
自らの甲冑に手を当て、騎士長在中の意を示した。
>>489
「ここは私のサーカス……いや、騎士団の敷地なんだけど」
柵などないし、迷い入ってこられても仕方ないと考えている。
- 491 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 21:09:45 ID:/k2gysHgO
- >>489
「む、甲か」
甲を見、そしてその様子を見て、甲は自分が知らぬ場所に居ると察する。
「黎明騎士団の本拠だ。それで、お前はここで何をしているのだ」
まさか不法侵入か? ン? とでも言いたげに。
>>490
「お初にお目にかかります。
千夜グループ治安維持部門、民間軍事部上級指揮官、セウァリス・グリュンヒルド」
す、と手を差し出す。
「治安を預かる各組織に挨拶周りをしておりまして」
- 492 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/20(金) 21:13:23 ID:2mhDxqdE0
- >>490
「……ほーう…騎士団」
改めて周囲を眺める
なるほど、窓から見えるお歴々の面構え、それを見れば理解できた
"戦う者の顔"
和やかなムードの支配する今この場においても、感じ取る事が出来る
「話だけは、多分どっかで聞いた事あるが……ここが、そうか」
次いで、見慣れぬ甲冑姿の知人に視線を移して
「大したモンだな、団長さん」
>>491
「ん、セウさん…?」
掛けられた声に、存在を確認
「何って……うーんむ」
腕を組んで頭を捻って
「いや、確か…駅前のそば屋に向かってたはず…だったんだけどな」
たまに発動する方向音痴
これも歪みの仕業ってことにしたいなぁ
- 493 :魁:2009/11/20(金) 21:21:49 ID:Jhlo6zSQO
- >>491
「初めまして。同じ志を持つ者として、光栄です」
差し出された手を取り、相手の目を真剣に見据え、そして柔和な笑みを浮かべた。
>>492
「はは、いい部下たちばかりで――いや、癖もある者もいるけど」
頭をかいて。
- 494 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 21:28:57 ID:/k2gysHgO
- >>492
「ふむ、迷ったのか。……蕎麦屋」
成る程、確かに有る話だなと納得し、首肯を一つ。
同時に蕎麦屋と聞いて食事に誘おうかとも思ったが、果たして蕎麦屋に甘い物はあるのかと考える。
「――む、団長殿と知り合いか」
親しげに話す様子を見て、尋ねる。
>>493
「こちらこそ」
不思議な握手。
握る、と言うよりは魁の手に指を添わせるような、意図的に力を抜いている事が見受けられる。
真剣な瞳で視線を合わせるが、それはやがて柔和なものに変わる。
「総帥閣下から手土産を。何でも団長殿と関わりが深い物だとか」
懐から綺麗にラッピングされた包みを取り出す。
ゴシックな装丁のそれは、いかにも真紅の髪眼の女の趣味らしい。
中はどうやら、菓子のようである。
- 495 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/20(金) 21:33:44 ID:2mhDxqdE0
- >>493
「何、古今東西…そういう部隊のが成果を上げてるさ」
癖は個性
なれば有った方が面白い気がして
「……ふむ」
何となく、部下についてそういう事を言える魁が少し前より大きく見えて
「(成長したな…)」
ちょっと感慨深くなる
>>494
「それで、ここに行き着いて…良い感じの運動場を見付けて…」
順を追って記憶を辿り
「丁度いいから身体を動かして…今に至る、と」
回想終了
「あーぁ…今日、金曜だからフルーツ寒天サービスだったのに…まぁ後で行けば良いか」
「後輩」
「久し振りにあったら立派になっててビックリしてる所さ」
- 496 :魁:2009/11/20(金) 21:41:01 ID:Jhlo6zSQO
- >>494
「関わり深い手土産? はて、どのような物なのか気になるところ」
ラッピングされたそれを丁寧に受け取る。
>>495
「まあ、もし都市の移動手段に不足を感じたらいつでも言ってちょうだい。優秀な竜たちを回すわよ」
馬車ならぬ、竜車のようなものだろう。
- 497 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 21:47:08 ID:/k2gysHgO
- >>492
「ふむ、迷ったのか。……蕎麦屋」
成る程、確かに有る話だなと納得し、首肯を一つ。
同時に蕎麦屋と聞いて食事に誘おうかとも思ったが、果たして蕎麦屋に甘い物はあるのかと考える。
「――む、団長殿と知り合いか」
親しげに話す様子を見て、尋ねる。
>>493
「こちらこそ」
不思議な握手。
握る、と言うよりは魁の手に指を添わせるような、意図的に力を抜いている事が見受けられる。
真剣な瞳で視線を合わせるが、それはやがて柔和なものに変わる。
「総帥閣下から手土産を。何でも団長殿と関わりが深い物だとか」
懐から綺麗にラッピングされた包みを取り出す。
ゴシックな装丁のそれは、いかにも真紅の髪眼の女の趣味らしい。
中はどうやら、菓子のようである。
>>497
「どうぞ。閣下曰く“昔二人で作った物だ”だそうです」
中身は――マディアン。
今は懐かしいいつかのバレンタイン。その前日に作ったチョコレート。
ざっくりとしたナッツの食感が楽しめるチョコレート。
- 498 :魁:2009/11/20(金) 21:55:08 ID:Jhlo6zSQO
- >>497
「まったく、どうして師匠はそんな懐かしいものをこしらえて」
吸血鬼たる自分は食べられないのになあ。と、心の底から嘆いた。
- 499 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/20(金) 21:55:21 ID:2mhDxqdE0
- >>496
「竜騎兵か、頼もしいな」
そういえばあの頃、魁…竜騎士免許を取ろうとしてたなぁ
とかちょっと思い出して小さく笑い
「そうだな、今度お願いしようか」
乗ったこと無いけど、とまた笑う
「ちょっと見学させてくれな」
そう告げてトコトコ寮の方へと歩き出した
//風呂落ちー続いてたらまた復帰します
- 500 :魁:2009/11/20(金) 22:03:56 ID:Jhlo6zSQO
- >>499
「あ、女子寮に迷いこまないようにね」
入れば最後、用心竜たるアジダハーカにやられてしまうとかそうでないとか。
// はいてらノシ
- 501 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 22:03:57 ID:/k2gysHgO
- >>495
「フルーツ寒天」
ふむ、と思案。フルーツ寒天、フルーツ寒天。
食べた事は……多分ない。――甘そうな響きだ。
「……」
しかし、と頭を振る。仕事中だ。
「フルーツ寒天か。それは、閣下と同じあの?」
余程食べたいらしい。フルーツ寒天=後輩。自分でも気付いていない、言い間違い。
//これだから携帯はorz
>>498
「閣下からの言伝を。“暫く留守にする。帰ってくるまで頼む”――とのことです」
魁の横顔を見ながら真摯な口調で言う。
- 502 :魁:2009/11/20(金) 22:08:48 ID:Jhlo6zSQO
- >>501
「ふむ。なにかあったのかしら……」
首を傾げるも、この言伝を確かに承ったと言う。
- 503 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 22:12:38 ID:/k2gysHgO
- >>502
「閣下は――夜刀神の性質として、暫く眠りに入るとの事です。
一週間から二週間、と聞いていますが」
少しだけ声を潜めて言う。
- 504 :魁:2009/11/20(金) 22:20:33 ID:Jhlo6zSQO
- >>503
「……性質」
彼女は吸血鬼と化しても、きわめて普通に生活を行っている。
しかし師匠は彼女の考える普通とは少し違うようで、彼女は稚拙ながらそれに惹かれているのでもある。
- 505 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 22:27:28 ID:/k2gysHgO
- >>504
「……」
少し思案の表情を浮かべる。
甲の言った、後輩という言葉。そして総帥の贈り物。
「他言無用に願えますか? それなら、多少詳しく話せますが」
- 506 :魁:2009/11/20(金) 22:36:30 ID:Jhlo6zSQO
- >>505
「性質で眠っている、このことが他言できない事項となれば、だいたいの想像もついてしまうのだけれど……詳しく聞きたいわ、その話とやら」
彼女の考える事項は、早計すぎるというものだから、思い込みなど甚だしい。
- 507 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/20(金) 22:48:02 ID:2mhDxqdE0
- 「…うーむ…興味深い散策だった」
さくさくと戻って来る
「…」
無数の噛み跡を色んな所に残しつつ
「じゃれつかれた」
- 508 :青年:2009/11/20(金) 22:50:48 ID:PBnIervYO
- 「さて、協力してくれるかなぁ…くれるといいなぁー」
ふらふらと白衣を来たひょろ長い人影が訓練場に向かってくる。
微かにキリキリと歯車を軋ませて
- 509 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 22:52:50 ID:/k2gysHgO
- >>506
「……夜刀神はその血の内に、多くの因子を宿します」
他の種族から多くの力を夜刀神という血の澱の中に組み込んで来たために。
「その因子が濃くなり――夜刀神の血と反発する時があるのです。
それを抑え込む為には仮死状態にまで代謝を抑え、平時、意識下で抑えている神性を解放し――
それによって活性化した因子を抑え込むのですが、仮死状態である故に、大きな隙が生まれます」
暗殺を狙うのならば――今。
夜刀神蔡生の自宅近辺に巣食う異形の獣、それが飼われている理由。
「……閣下の場合、厳密にはこれと異なるようですが――概ねこのようなものです」
>>507
「――……」
静かにその音を感知する。
- 510 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 22:54:59 ID:/k2gysHgO
- //うふふミス多いようふふ
>>507>>508
静かにその音を感知する。
「――……」
聞きなれた、音。
「甲、どうやら来客らしい」
- 511 :魁:2009/11/20(金) 23:00:41 ID:Jhlo6zSQO
- >>507
「……さすが甲さん、かみかみされても平然としてるのね」
それと同時に、竜のしつけも少し強化しなければいけない。
>>508
「……」
>>509
「やはりそう」
箝口令をしく理由にしてはもっともだろうと思っている。
士気の問題もある。備えておくことを考えに入れ、今後数週間は警戒を強めなくてはと感じていた。
- 512 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/20(金) 23:02:41 ID:2mhDxqdE0
- >>508
「……」
はて、とその方向を疑問視する
最早聞きなれたこの手のパターン
噂に名高い騎士団の根城に現れたそれは
果たして
>>510
「ん、こんな所によくもまぁ……」
余程の自信家か
只の馬鹿か
それとも
相応の猛者か
>>511
「男秘奥義"やせがまん"…さ」
ふ、と笑う
でも痛いものは痛いらしい
「さて、珍客の様だな、団長殿」
白衣の男に指を向けて
- 513 :久遠天鈴:2009/11/20(金) 23:12:25 ID:PBnIervYO
- >>509
「出来れば強い人達に協力して貰えれば…まだ足りない…」
ぶつぶつと呟きながらそちらに向かってくる青年は、健康的とは言い難い痩身で、平均よりもかなり高い身長も相まって一層に貧弱に見える。
>>511
「っといけない、ええとそこな騎士のお嬢さん」
魁に青年は話しかけてきた。
「私は久遠天鈴という物です。故有って騎士団長殿と謁見願いたく……」
魁が団長であることは知らないらしい。
>>512
「……ん?この子がそうなのかい?」
あちゃあと頭をかく。
多分馬鹿の類だ
- 514 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 23:17:04 ID:/k2gysHgO
- >>511
「警備は万全です。――影武者も居ります。さて、」
潜めていた声を平時と変わらぬ物に変えて。
「件の人形が出たようですな」
がたり、と音を立てて背中から巨大な長方形を下ろす。
>>512
「ふむ」
丁度良い。報告は受け取っているが、実際に戦う姿を見てはいない。
極然体の甲を見ながら、フラットな顔に小さく表情の色を浮かべる。
――――いずれにせよ。
「仕事だな」
セウァリスは地に下ろした箱を蹴りつける。
>>513
セウァリスは静かに、凪いだ瞳で男を見る。静かに。
- 515 :魁:2009/11/20(金) 23:23:30 ID:Jhlo6zSQO
- >>512
「私はね、すぐにでも医療機関に行くべきだと思うんだけど……ん?」
何者かしら、と考えて。
>>513
「ああそんなかしこまらなくてもいいわどうせこの騎士団フリーダムだしアポなんて取る必要ないし」
すごく無責任な発言ができるのも、優秀な部下のおかげである。
>>514
「素晴らしい、やはり師匠の下には秀でた部下が集まるようね」
- 516 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/20(金) 23:32:06 ID:2mhDxqdE0
- >>513
「…(ガク)」
メガネがずれる
「……」
腕を組んで
魁に成り行きを任せた
>>514
「……うーん」
雰囲気の違いは肌で感じていた
此度の遭遇は些か毛色が違う
「…」
そう考えた甲は現状の体勢を維持していた
>>515
「…知らんのか?んーとな」
説明を入れる
都市の脅威"機械化人間"
人間を喰らいそれに成りすます輩
規模は既に都市全域に拡散されており
危険レベルは非常に高い
見分ける方法は
先程から白衣の男が発している
「キリキリ、って音がしてたら……まぁ、そいつ等だ」
- 517 :久遠天鈴:2009/11/20(金) 23:48:18 ID:PBnIervYO
- >>514
「あぁ、ちなみに私は戦闘能力はないよ。壊して解析するなら、出来れば話を聞いてからにしてくれると嬉しいがね」
セウァリスの動作を気だるげに眺めながらそう呟いた。
「私はこの都市を、いや、この歪んだ土地に住む人々を救いたいんだよ」
>>515
「では遠慮なく…何というかアレだね、奔放な騎士団というのも妙な話だ」
軽い調子に戻る。キリキリと躯から音が鳴る
「聞いたろう?聴こえるだろう?私の今の躯は少し質の悪い機械人形でね」
増殖を本能に、進化を求め人を襲う機械人形
「まぁ私は進化と増殖のプロセスに目を付けたわけだがね」
>>516
「進化とはつまり、襲われた個体の意志による自己改造だ。私は自分の能力と使命の複製に全力を費やした」
お陰で人間の時と全く身体能力は変わらなかったがね、と続ける。
男は魁にというよりも、その場の全員に向かって朗々と語り続ける
「私の力は『歪みの矯正』微力ながらこの土地の崩壊を止められる可能性を持った力だ」
- 518 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/20(金) 23:52:42 ID:/k2gysHgO
- セウァリスは鋼鉄の長方形の中に右手を伸ばす。
中から出たのは巨大な――125mm重迫撃砲の砲身。本来なら車輛で運搬する“兵器”。
部隊規模で運用し、そして敵部隊規模戦力を壊滅、無力化させる為の“兵器”。
その巨大な砲身を無造作に右手で持ち、継いで左手が鋼鉄の長方形の中に。
中から取り出したのは様々な機械が取り付けられた長大な円柱。セウァリスはそれを砲身の後部に取り付ける。
――それによって、その円柱が柄だと知れる。
ついで鋼鉄の長方形から取り出されたのは出鱈目に巨大な刃。片刃巨大剣、その刀身。
セウァリスはそれを砲身の根元から取り付け――斯くしてそこに、砲剣が出来上がる。
5秒と経たずに組み上げられた、“兵器”。
銃剣付き小銃の化け物のような出鱈目に巨大な兵器が、そこにある。
>>515
「は」
と小さく発声し、一礼。
砲剣を無造作に右手で持ったまま、天鈴と名乗った男を静かに見て。
――出方を見る
>>516
考え無く突っ込む性質では無い――と評価しつつ、砲剣を組み上げたセウァリスは男を見ていた。
無造作に右手の握った全長3メートル強、重量1トン強の125mm迫撃砲剣『ゼルエット』の刀身を、僅かに傾げる。
いつでも振るえるように、と。
>>517
「――」
示威、牽制として砲剣を組み上げたセウァリスは答えず、静かに男を見る。
話があるのは魁。ならばそれまでは待とう、とでも言うように。
- 519 :魁:2009/11/21(土) 00:02:22 ID:Jhlo6zSQO
- >>516
「ふーん、そうなの。まだ私は行動を見てないからどうも言えないけど」
一概にすべてが悪いと決め付けるのは早い、と考えているのだが。
>>517
「私は単独で動くし、優秀な部下が統制を一任している……ということ」
「……まともそうだと思ったけれど、ダメね。なんたって人を襲うということに罪悪もなにも感じていないのなら」
>>518
「大袈裟ね。私はこの機械について何一つとして知識がないけれど、それゆえに私を訪ねたのかしらね」
見たこともない兵器に、たじろぐ。
- 520 :甲/ぶらり訓練所荒らし:2009/11/21(土) 00:06:59 ID:F1QKBxMo0
- >>517
「……」
こりゃまたトンでもないのが来たぞ
と、内心思って
「(壮大な…)」
心配はただひとつ
「(多分…話に着いて行けないクサイ…かも)」
>>518
「…」
腕を組んだ男は早速話の突飛さに虚を突かれたっぽい
正直なところ
「(……歪み…って何だ…?)」
こんなレベルの知識
>>519
「…ま、その通りだな」
「(けど、ま…その段階は、そろそろ過ぎてるかも知れんがな)」
「……悪い、セウさん少し調べたい事が出来た」
セウァリスに顔を向けて
「魁、今日は見学させてくれてありがとう」
次いで魁に
「…」
最期に少々、自らを機械人間と称した男に視線を向けて
来た時と同じ、茂みの方へと帰って行った
//お先ー
- 521 :久遠天鈴:2009/11/21(土) 00:18:04 ID:PBnIervYO
- >>518
「可能ならば、君みたいな強い個体に『久遠天鈴』になって欲しいんだ」
「歪みの基点は多い。その中には私みたいな貧弱にはどだい行けないな場所も有る」
むしろそちらの方が多いのだろう。男の顔には絶望が見える
「そう、私一人の能力だけではこの歪みは、崩壊は止められない」
「では、私の力が十有れば?百有れば?」
>>519
「言ったろう?私には戦闘能力なんて無い。戦う意志もね」
使命とはつまり意志、この都市を救いたいという想いが彼の現人格の根幹にある。
「いずれ訪れる歪みによる崩壊、それによってこの都市の人々は死に絶える」
「貴女に会いに来たのはこの話を聞いて『久遠天鈴』になってくれる意志があるかを」
遠巻きに見ている団員達の方に目を向け、言葉を区切る。
「真に都市を救う為に滅私の覚悟を持った強き人を募るためだよ」
>>520
「無理強いはしない。君には君の生き方がある」
その言葉は去る甲に向けてだろうか?
「それでも、それを越えてこの土地を救いたい人こそ『久遠天鈴』にふさわしいのだから」
それとも、己に向けて?
- 522 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/21(土) 00:23:44 ID:/k2gysHgO
- >>519
「私にははかりかねます。然し話を聞くのは宜しいかと」
そう言って全長3メート強の自らの得物を見る。
――いつでも吹っ飛ばせるのだから、とでも言うように。
>>520
「ああ、気をつけてな」
そう言って送り出す。特段気にする様子も無く。
十分抑えきれる、そう判断して。
>>521
「話が見えない。まずは久遠天鈴とは何かを説明するべきだ」
冷ややかに断ずる。
「お前の力とやらを詳細にな」
それだけを付け加えて。
- 523 :魁:2009/11/21(土) 00:28:40 ID:Jhlo6zSQO
- >>520
「まあ、非公式だけど見学ならいつでも歓迎だし、またどうぞ」
あっちの茂みから駅に行けるのね、と確認していた。
// ノシ
>>521
「私はね、団体として、ときに一個人としてこの都市の人たちを守るべくして動いているの。それは間違いない
ただね、前提として提示された情報が何一つとして明確に述べていないところをみると、協力しろと言われたところでそれはできない
歪みってなに、そんなに怖いもの? そしてあなたはどのように救うと言っているの?」
>>522
「いずれにせよ、彼にとっていい返答を私ができないのは事実」
それは直感。
いや、怪しいから仕方ないことだ。
- 524 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/21(土) 00:47:43 ID:/k2gysHgO
- >>523
「疑問点も多い――非常に。話を聞いた後に千夜に戻る必要があります」
フラットな表情のままに言って。
「とんだ挨拶になってしまった」
軽く肩を竦めた。
- 525 :久遠天鈴:2009/11/21(土) 00:48:52 ID:PBnIervYO
- >>522
「久しく遠き未来まで、天より鳴る鈴の音。私の力だ」
鈴と男から軽やかな音が鳴る。
「使用中はそこから一歩も動けない。使用した場所を基点に、三メートル以内の歪みを矯正し、有るべき形に世界を戻す」
「発動後はその土地の力を借りて、永続的に発現し続ける…死ぬ前に能力を解除しなければ、死後ですら」
能力というよりも、呪いである。
>>523
「そうだな。諺で言えば、砂上の楼閣というやつだよ。いつ崩れるかわからない足場に貴女は安心できるかい?」
「私の力は歪みを直す……この都市の土台を突き固めることで、安定した生活を送れるようにする、簡単な話だろう?」
「とはいえ無理強いは出来んがね。それが私の最期の意志だった」
くるりと二人に背を向け、ふらっとその場を後にする。
「壊すなら繊細にな、貴重な個体なんだ。解析される程度には原型を保たせておくれ」
- 526 :魁:2009/11/21(土) 00:55:06 ID:Jhlo6zSQO
- >>524
「今のご時世、めずらしくもないあいさつよ。きっとだけどね」
>>525
「それなら私の管轄外よ。環境に関して携わる者ならとにかく、武力を扱い護る者にあなたの言う歪みをとる資格はなし」
彼女は離れの小屋にひとっ飛びすると、様子を眺めていた騎士長代理に引き継いで貰い、あとにした。
// 眠気が……ノシ
- 527 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/11/21(土) 01:03:08 ID:/k2gysHgO
- >>525
「要領を得ない。解説に詩情は要らない――」
そう言って詳しい話を促そうとしたが、その時、男は既に歩き出していた。
>>526
「そうかもしれませんな」
ふらりと立ち去る男を見て、魁に一礼。
「私もこれで」
そう言って、場に入ってきた副長と入れ違うようにその場を後にする。
警戒のためか、鋼鉄の長方形と砲剣を装したままで。
- 528 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/21(土) 01:43:08 ID:ZejfrKlM0
- 「……」
一部始終。聞いてしまっていた。
「……」
出歯亀とかじゃない。ただ、通りかかっただけ。本当に偶然。
通りかかって、面白そうな話だけど入るのもアレだったんで、隠れて聞いていただけ。
断じて盗み聞きとかじゃない。断じて。断じて違う。
「……死眠、ね……」
アイツに連絡してやろうか、とか思いながら。
男は一人、騎士団の建物の中へと戻っていった。
仕事?何其れ美味しいの。
- 529 :甲/赤色螺旋:2009/11/21(土) 09:59:33 ID:KE2UskXwO
- 交番
通常勤務中
「……」
落ち着かない
「……今日か」
"果たし状"は既に出した
後は時を待つだけ
…思えば、何年ぶりだろう
あの日、アイツが消えて以来…燻り続けた胸の奥底の火種
再び燃え盛る事は叶うだろうか
「…愚問だな」
燃え盛らない、筈が無い
- 530 :甲/お巡りさん:2009/11/21(土) 14:16:34 ID:KE2UskXwO
- 「…参った」
ギィ
と椅子が鳴って
「仕事が手につかねー…」
俺もバカだね、と苦笑して
一息つく為に給湯場所にお茶を淹れに行く
- 531 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/21(土) 21:13:57 ID:ZejfrKlM0
- 「……静か、だな……」
都市の一角の通り。パタパタと、夜の宙にマフラーが靡く。
其処は奇妙なまでに静まり帰っていて。
物音一つ。衣擦れの音一つ聞こえぬ静寂。
そんな場所に一人の男が居た。
- 532 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/11/21(土) 21:57:35 ID:ZejfrKlM0
- 靴の音以外、何の音もしない。
その静寂を壊したのは、一つの音。
携帯が設定された通り、等間隔で震え、音を鳴らす。
「……何だ、いきなり……」
心底嫌そうにその呼び出しに応え、男の表情は一変する。
「……」
そのまま、黙って携帯を耳から離し、コートのポケットに突っ込み。
男は一人、夜の都市を駆け出す。
- 533 :甲/お巡りさん:2009/11/25(水) 16:53:44 ID:KE2UskXwO
- マコトシシオ…もとい
包帯男が宛てどなく街を行く
「はぐ」
ついでに購入したメンチカツにかじりついて
キョロキョロと周囲を観察していた
- 534 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/25(水) 16:58:40 ID:tThuLyUU0
- 「もぐもぐもぐもぐ」
【公園のベンチの上でパンを食べている少女。】
【近くの気に飾られている電飾をじっと見ている】
- 535 :象:2009/11/25(水) 17:06:46 ID:KE2UskXwO
- ドスンドスン
ドスンドスン
「パオーン」
野良ゾウが来た
- 536 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/25(水) 17:10:09 ID:tThuLyUU0
- >>535
「…?」
【思わずその足音に振り替える】
- 537 :象:2009/11/25(水) 17:19:55 ID:KE2UskXwO
- ドシーン
ドシーン
…メキメキ…
「パオパオーン」
電飾付きの街路樹に体当たり
街路樹はグラグラメキメキ揺れる
- 538 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/25(水) 17:25:15 ID:tThuLyUU0
- >>537
「あう〜とまってなの〜!たおれちゃうの〜!」
【慌てて象に向かって歩いていく】
【ポンポンと象の側面をたたいた】
- 539 :象:2009/11/25(水) 17:39:12 ID:KE2UskXwO
- >>568
止まる
「パパパオーン」
ビシビシビシ
ゾウの頭が∞を描く
出たぁあああああ!!!
デンプシーロール(鼻)だぁあああ!!!
- 540 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/25(水) 17:43:19 ID:tThuLyUU0
- >>539
「あわわ、あぶないなの」
【素早い身のこなしで鼻の攻撃をかわしていくディス】
「でもなんでぞうさんがここにいるのかなの・・」
【ちょっと低い姿勢で象を見つめる】
- 541 :象:2009/11/25(水) 17:54:18 ID:KE2UskXwO
- >>540
ドガガガガ
ディスが避けた為、電飾にダメージ
「パオーム」
得意気な顔……に見える
「モシャモシャ」
リンゴを食べ始めた
- 542 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/25(水) 17:58:22 ID:tThuLyUU0
- >>541
「…あう〜…ちょっとこわれちゃったの…」
【残念そうな顔である…】
「…あう〜…どこにあったのかなの…」
【リンゴを見つめ始めた】
- 543 :象:2009/11/25(水) 18:03:41 ID:KE2UskXwO
- >>541
「もぐもぐ…ぺっ」
芯だけ捨てた
流石野良、自由奔放
――ペチャ
鼻水を散らす
ヤバい
もう中の人にも制御不能
- 544 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/25(水) 18:06:27 ID:tThuLyUU0
- >>543
「あう…こういうときはどうするんだったかなの…」
【少し困った顔だ】
「…どこからきたなの〜?」
【鼻水をあんまり気にせず尋ねる…】
【答えは返ってくるの?】
- 545 :象:2009/11/25(水) 18:12:00 ID:KE2UskXwO
- >>544
当然、人語なんざ分からねぇ
返る答えは生臭い鼻息のみだぜ
「パフューム」
――…と、次の瞬間…
「パ?」
何かに掴まれた様に
ゾウの身体は浮き上がる…
- 546 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/25(水) 18:15:40 ID:tThuLyUU0
- >>545
「う〜ん…やっぱりわからないなの…」
【ずっとは無い気を聞いていたが】
「あう?」
【突然うきあがった象を見て驚いた】
- 547 :象:2009/11/25(水) 18:27:22 ID:KE2UskXwO
- >>546
天上から響く
声がする
「いやぁ〜…こんな所にぃ…おったかあぁあ」
浮き上がるゾウを
持ち上げるのは巨大な手
それはみるみる空へと帰る
「ガハヒャヒャヒャヒャ」
一際大きな笑い声がした後
公園に静けさが戻ってきた
何事も…無かった様に…
- 548 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/25(水) 18:30:18 ID:tThuLyUU0
- >>547
「…あう?…あう…」
【目の前で象が空へと昇っていく】
【信じられない光景を見てディスはボーっと空を見つめていた】
「…だれ…なのかなの…」
【しばらくたってディスはベンチの上にへたり込んだ】
「あう〜…」
【微妙に疲れた顔であった】
- 549 :魁:2009/11/28(土) 21:51:24 ID:Jhlo6zSQO
- 騎士団内部敷地内、修験場。
一般開放されたその地は、公私関係なく腕を磨き競い合う。
なかには木偶を相手にストレス発散などという輩もいるようだが……
「しまっ――」
ほぼ反射的に相手を打ち据えてしまう。
今彼女がやっていることは木刀での対一稽古だ。
ここで騎士見習いたちは、騎士長の手厳しい洗礼を受け、晴れて黎明騎士団の一員となるのだ。
「訓練稽古はうまく行かないわね。どうしても急所に入っちゃう」
彼女は実戦で剣技を会得しているが、急所を外す努力を怠るのはひどいものだ。
しかしこれでこそ黎明騎士団だ。と語る騎士は少なくはない。
- 550 :ニナ・シュガリア:2009/11/28(土) 22:18:55 ID:7jE6yumoO
- >>549
「うん、良い一撃だけど踏み込みがちょっとだけ甘いわね」
夜闇の中、凜とした声が通り抜けた。
声の主である隻眼の女は何時から其処にいたのだろうか修験場の壁に凭れ掛かり、口に加えたココアシガレットをゆらゆらと上下に揺らしていた。
口許に柔らかい微笑を浮かべる彼女は、澄み切った瞳で魁を眺めている。
- 551 :魁:2009/11/28(土) 22:26:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>550
「……つまり」
打ち据えたはずの騎士見習いは立ち上がった。そして続け様聞こえる声。
『初めて騎士長の“洗礼”を受けて立ち上がった奴がいるぞ』『あいつは将来有望だな』
「ちょっと気が弛んでいたわね、少し恥ずかしいかも」
苦笑い。
- 552 :ニナ・シュガリア:2009/11/28(土) 22:37:07 ID:7jE6yumoO
- >>551
「フフッ、実戦だったら命取りよ騎士長さん」
よっ、と壁から背を離し悠然と歩いてくる。ふわりと揺れる蜂蜜色の長髪が月明かりに濡れて表現し難い美しさを振り撒いていた。
「今の一撃は騎士長様の優しさよー
勘違いしてたらこの先危ないからねー」
途中、騎士見習いの方々にそんな事を言いながら。
「久し振りねサキちゃん、随分立派になったのね」
愉しげに笑う隻眼の女は、魁の全身を舐める様に見ていた。
- 553 :魁:2009/11/28(土) 22:43:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>552
「私なんかまだまだ。騎士長には適してないかもしれないけど」
木刀を壁に立て掛け、見習いたちに乱取りを指示して言葉を紡ぐ。
「いつか自分自身で立派な騎士長と認められるようになったとき、他者にも認められるような騎士長になっているといいな」
- 554 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/28(土) 22:50:57 ID:tThuLyUU0
- 「?…なにかなの…ここはなの…」
【常に剣帯を装備している少女は騎士団の敷地内の建物が少し。気になったようだ】
「…?」
【そんな流れから修験場に入ってみた】
- 555 :ニナ・シュガリア:2009/11/28(土) 22:52:31 ID:7jE6yumoO
- >>553
「ふふ、相変わらず謙虚で可愛いわね
でも、自信持っていいわ。前戦った時よりも成長してる……私の想像を遥かに越えるくらいにね」
魁の隣に立ち、見習い達の乱取りを眺める。
「立派な騎士長ね……
サキちゃんにとって“立派な騎士”って何かしら?」
視線は其の侭に、声の調子だけが少々真剣さを孕んでいた。
- 556 :ニナ・シュガリア:2009/11/28(土) 22:54:44 ID:7jE6yumoO
- >>554
修験場の一角、騎士長である魁の隣に立って見習い達の乱取りを眺める隻眼の女の姿があった。
- 557 :魁:2009/11/28(土) 23:00:06 ID:Jhlo6zSQO
- >>554
ぱしんぱしん、と響きあう木刀の打音。
なかには騎士たちが切磋琢磨すべく腕を研いている様子がうかがえた。
>>555
「立派な騎士? そうね……決して仲間を見捨てる事無く、絶対に護れるような騎士かしら。
現時点ではこんな答えしか出せないけどほら、誰にも悲しみを抱かせないためだったら、こういう答え方もいいかなってね」
胸を張って答えられることも、今の彼女の強さの証か。
- 558 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/28(土) 23:05:29 ID:tThuLyUU0
- >>556
「あう?『にな』がいるなの…」
【乱捕りしているところのわきからニナのほうへと向かう】
「こんばんわなのー…」
>>557
「あう〜…ここはとっくんするところなんだなのー」
【感心しながらその脚はニナのほうへ】
「…あ、『さき』もいるのー!」
【ちょっと嬉しそうに歩く】
- 559 :ニナ・シュガリア:2009/11/28(土) 23:11:44 ID:7jE6yumoO
- >>557
「ふぅん……」
魁に視線を遣る。彼女に独眸に映る騎士長の姿は気高く、そして美しかった。そして其の姿に“真紅”が淡く重なって見えた。
意図せず、笑みが零れる。
だが其の微笑もすぐに消えた。
「じゃあ、もし仲間が信頼する仲間が、部下がサキちゃんを裏切ったら……どうする?」
ちょっと意地悪だったかな、と心の内で反省。だが彼女はもっと見てみたかったのだ、魁という人物を。
>>558
「ん?」
現れた包帯少女に気付き、視線を向けた。
「あらディスちゃんこんばんは
こんな時間に剣の訓練かしら?」
- 560 :魁:2009/11/28(土) 23:18:18 ID:Jhlo6zSQO
- >>558
「あらあら、迷い子がいるみたいね」
ディスの姿を認める。
「こんばんは、ディス」
>>559
「うーん、困る」
髪を手で触りながら、簡潔に述べた。
「黎明騎士団の騎士たちはひとりひとりが絆で繋がっていると信じたい。だからそういう考えは持たないでおきたいと思っているの」
騎士を束ねる身としては、感情で動くということがどれだけ愚かか彼女も分かっている。
しかし彼女はそういう人物であった。
- 561 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/28(土) 23:32:47 ID:tThuLyUU0
- >>559
「あう〜…ここがとっくんするところなのしらなかったの〜」
【どうやら知らないでやってきたようだ】
「あう〜、ちょっときになっただけなんだけどなの〜」
>>560
「こんばんわーなの『さき〜』」
【手を振った】
「あう〜…みちにまよってないけどなのー…
ここにいろんなひとがいるからきになったの〜」
- 562 :ニナ・シュガリア:2009/11/28(土) 23:37:14 ID:7jE6yumoO
- >>560
「仲間を信頼するという事は素晴らしいというか当たり前よね
だけどねサキちゃん……厳しい事を言うようだけど、絆という物は脆い。一個人が歪んだ考えを抱いただけでも、崩れるのはあっという間なの」
数秒の間。
「私にはそういう経験が有ってね」
浮かべる表情は相変わらずの微笑。
だが、握られた拳が微かに震えていた。
>>561
「フフッ、見切り発車で色んな所突っ込むと痛い目みちゃうわよ?」
柔和な笑顔をディスに向けて。
「食べる?」
ココアシガレットを一本差し出した。
- 563 :魁:2009/11/28(土) 23:49:50 ID:Jhlo6zSQO
- >>561
「ここは一般開放することにしたから、いつでも利用するといいわ」
修験場は年中無休なんだとか。
ただ圧倒的熱量を放たれたら困るので監視役が居るには居る。
>>562
「私のスタンスは」
彼女は一息置いて、
「裏切られてもいいの。そのときは私の力量不足だったって呪うだけ」
そう彼女は答えた。
裏切られても、決して他者のせいではなく原因は自分にあると考えて抱え込む……彼女はいつもそうだった。
// おふろいてきます
- 564 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/28(土) 23:52:52 ID:tThuLyUU0
- >>562
「あう〜…けがするのはいやだなの〜…きおつけるなの」
【反省顔…】
「あう〜!たべるたべるなの〜!」
【しかしすぐに笑顔になってココアシガレットを受け取った】
>>563
「あう〜!わかったの!たまにきてみるねなの!」
【微笑んで言った】
- 565 :ニナ・シュガリア:2009/11/29(日) 00:16:48 ID:7jE6yumoO
- >>563
(ここら辺は変わらないわね……)
物事の原因が全て自分にあると考えてしまう魁の性格。其れがいつか身を滅ぼすに違いないと彼女は考えていた。
暫く黙り込んだ後、彼女は突然、ポンと魁の頭に手を置いた。
「まっ、ネガティブに考えてちゃ人生面白くないわよね
ごめんね、突然変な事聞いて」
見ればいつもの屈託の無い笑顔が其処にあった。
「はい、お詫びのお菓子」
言ってココアシガレットを一本差し出す。
//ゆっくり入っていってね!!
>>564
「こうして嬉しそうに受け取って貰えると、何本でもあげたくなっちゃうわね」
無邪気なディスを見て微笑を浮かべながら、ポリポリとココアシガレットを食べていく。
- 566 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/29(日) 00:23:16 ID:tThuLyUU0
- >>565
「あう〜もっともらえたらうれしいかなの〜」
【微笑みながら言う…が】
「ふぁ〜…」
【あくびを発して眠そうな顔になった】
- 567 :魁:2009/11/29(日) 00:25:54 ID:Jhlo6zSQO
- >>564
「来場者には、騎士団特製木刀をプレゼント」
どう かんがえても いらない!
「三本集めると、1/64りんごあめぬいぐるみもプレゼント」
いらねえ!
>>565
「大丈夫、堅い絆こそ最大の力だもの」
難しく考えてはいないようで、もちろん顔には改心の笑みが浮かんでいた。
「ええと、体が血液しか受け付けてくれないから……」
血しか飲めない、呪われたカラダ。
彼女を蝕む吸血鬼のコトワリは、変えることができないようだ。
- 568 :ニナ・シュガリア:2009/11/29(日) 00:34:36 ID:7jE6yumoO
- >>566
「あら、もうこんな時間なのね」
取り出した白い携帯電話のディスプレイに表示された時刻と窓の外の夜空を交互に見て呟く。
「フフッ、無理しないで今日はおやすみなさいな」
言ってディスの頭をぽんぽん。
>>567
「ホント、良い騎士長さんね
こんな上司を持った部下は幸せ者だわ」
心底愉快なのか魁の髪をくしゃくしゃにして無邪気に笑う隻眼の女。
「相変わらず大変な身体よね、吸血鬼って
よーし、今度ヨロヅ屋に頼んで特製ブラッドシガレットを作ってもらうわっ」
ヨロヅ屋とは彼女が利用している不思議な不思議なお店です。
「あ、私ぬいぐるみ欲しい」
- 569 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/29(日) 00:40:52 ID:tThuLyUU0
- >>567
「あう〜。ちゃんとつかえるのかなの〜」
【木刀=武器】
「あう〜。ぬいぐるみなの〜!」
【欲しがってる!?】
>>568
「あう〜…ちょっときょうあるきすぎたかなの…ねむねむ…なの」
【眼をごしごしこする】
「あう〜…」
【うとうとしてる…今にも眠りに落ちそうだ】
- 570 :魁:2009/11/29(日) 00:46:48 ID:Jhlo6zSQO
- >>568
「でも私のような吸血鬼はめずらしいみたい。私がみている吸血鬼は、みんな普通に食事をしてるみたいだから」
吸血鬼は血を啜ることで養分を得る者だ。ある意味本質に近い彼女のカラダは、生活する分には不利であるといえる。
「ふふん、ぬいぐるみを手に入れるには少なくとも三日はここに来なくちゃいけないわ」
自分でルールを作ると、それを遵守させたくなるのはさがだ。
>>569
「間違ってもディスは力強く見習いたちを木刀で叩かないでよ? 貴方ならボコボコにできるはずだから」
……うまく使えると考えているようだ。
- 571 :ニナ・シュガリア:2009/11/29(日) 00:58:24 ID:7jE6yumoO
- >>569
「こらこら、此処で寝たら迷惑よー?」
睡魔の魔の手からディスを救う為身体を揺さ振る。
此処で寝て良いのはせいぜいのび太くんだろう。
>>570
「偏食は身体に良くないわねぇ……お肌とか……」
何の心配をしているのだろうか。
「一度病院とかに行ってみたらどうかしら?
他の物食べられるようになるかもしれないわよ?」
病気か何かと勘違いしているのだろうか。
「ほら……私とサキちゃんの関係じゃない……
ここは特別にさ……」
魁の肩に腕を回す隻眼の女。
悪い顔をしていた。
- 572 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/11/29(日) 01:03:11 ID:tThuLyUU0
- >>570
「あう〜…うん、そういうことはしないようにするなの…」
【うとうとしながら言う】
>>571
「あうあう…う〜…おうちにかえるねなの〜」
【とりあえず無理やり頭を覚醒させて頷いた】
「…さき〜!にな〜!ときどきここにくることにするねなの〜!」
【そう言ってほほ笑んで外へと勢いよく走って行った】
「あう。」
【途中でよろけていたが…おそらく大丈夫】
- 573 :魁:2009/11/29(日) 01:04:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>571
(・ω・;)
もしかしてニナ姐さんの血液お菓子作りの実験台にされるのではなかろうか――そんな予感がしていた。
>>572
「おうちって……どこに住んでるんだろう」
考えるような仕草をしているうちに、ディスは行ってしまっていた。
- 574 :ニナ・シュガリア:2009/11/29(日) 01:14:11 ID:7jE6yumoO
- >>572
「ん、またね」
手を振り振りお見送り。
「……道端で寝ないかしら、あの子……」
そんな不安が脳裏を過ぎって。
>>573
「フフッ、どうしたの?
私がサキちゃんを捕まえて新しいお菓子の材料にすると思ったかしら?」
教訓:女の勘は恐ろしい
「さて、と……」
回していた腕を離し
「そろそろおいとまするわ
ぬいぐるみ貰えるようにあと二回来るから覚悟してなさいよー?
それじゃ、またね」
片手を軽く挙げながら悠然とその場を後にした。
- 575 :魁:2009/11/29(日) 01:20:03 ID:Jhlo6zSQO
- >>574
「今度また来たとき、いやそのまた次に来たとき、用意しておくわね」
女騎士は軽く手を振って見送った。そして、
「――あ! りんごあめほったらかし」
修験場の外に置いてきたきりそれまでだった竜を、彼女は迎えにいった。
- 576 :ヴァイス:2009/11/29(日) 11:33:47 ID:QYyPcDfoO
- もうすぐ師走。十二月。
十二月といえば、
「……クリスマス、なんだよねぇ」
一応天使である彼が忙しくなる時期。
めんどくせぇ、と溢しながら中空で白い溜め息を吐いた。
- 577 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 11:47:36 ID:ZejfrKlM0
- 街中の雑踏の中。
静かにクリスマスに向けての商戦が始まるこの時期。
「……クリスマス、ねえ……」
天使と同じような事を呟いていた男が一人居た。
- 578 :ヴァイス:2009/11/29(日) 11:51:23 ID:QYyPcDfoO
- 「……イエス様、何が欲しいんだろ。神の思考なんざわかんねーっつの……
あ、サイハイブーツ、女の身体になったとき用に欲しかったんd……たっけえよ!」
商店街をぶらりぶらりと歩く。
煉には気付いてないようです。
- 579 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 11:53:37 ID:ZejfrKlM0
- >>578
「……アイツに何か買ってやんないとな」
ぼそりと呟くも、上手いプレゼントなんて思いつかず。
店頭に並ぶ商品やガラス窓の向こう何かを覗きながら歩いていて。
「……」
天使の前方から歩いてきた。
但し、天使には気付いておらず、視線は店の中なのでこのまま行くとぶつかる。
- 580 :ヴァイス:2009/11/29(日) 11:57:39 ID:QYyPcDfoO
- >>579
「……新しいブーツ欲しいマジ欲しい……しかし金が……あああ……」
幻想生物の分際でこんな発言をぶつぶつぶつ。
当然気付かずに、
「……いってぇ」
ぶつかった。
- 581 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 11:59:04 ID:ZejfrKlM0
- >>580
「ったっ……」
ぶつかった反動で跳ね飛ばしてしまって。
「あ、悪い。大丈夫か?」
少し心配そうに首を傾げて手を差し出した。
- 582 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:04:53 ID:QYyPcDfoO
- >>581
「……あー、大丈」
その時。
彼の脳内に電流走る!
「……夫じゃない。慰謝料と治療費合わせて8460円。さあ払えさあさあ払え」
ずずいと掌を出した。
彼の脳内:ここで大丈夫じゃないって言って金もらう
→財布あったか
→ブーツ買える!
※天使です
- 583 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 12:06:27 ID:ZejfrKlM0
- >>582
「あっほ」
ペシン、と天使の頭を軽く叩いて。
「今時そんなセコい手が通じるなんて思わない方がいいぜ?」
軽く笑って手をヒラヒラとさせて。
- 584 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:09:06 ID:QYyPcDfoO
- >>583
「ぐ、ぐぬう」
某ましまろの例の顔。
「……それでは単刀直入に簡潔に言おう。ブーツ買ってください」
しなやかな動作で、見ず知らずの煉に土下座を決め込んだ。
※天使です
- 585 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 12:12:18 ID:ZejfrKlM0
- >>584
「や、無理。金無えし」
だから顔上げろ、と天使のどたまに言って。
「ていうか、何も無しに見ず知らずの人にブーツを買ってって……結構無茶な頼みだぜ……?」
物凄く当たり前の事を言いやがった。
- 586 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:16:40 ID:QYyPcDfoO
- >>585
「いや、さあ。万が一にお前がクリスチャンだったなら、」
立ち上がって、ばさりと。
「貢いでもらえたかなー、って思ってさ」
白い翼をはたはたと動かしてみせた。
※貢ぐとか言ってますが天使です
- 587 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 12:18:22 ID:ZejfrKlM0
- >>586
「!?」
はためく翼に相当驚いて。
「鳥人……いや、天使、か……?」
翼を見た瞬間、目の色が変わった。
- 588 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:21:52 ID:QYyPcDfoO
- >>587
「いえす、あいむあえんじぇる。どぅーゆーあんだすたん?」
無表情のままでふざけたことを淡々と言ってのけるもんだから、
なんとなく気味悪いかもしれない。
- 589 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 12:25:18 ID:ZejfrKlM0
- >>588
「お、おーけーおーけー」
何となく乗ってみた。
「お、落ち着け。煉。落ち着くんだそうKOOLになるんだ……!」
何かブツブツ言ってるこっちも気持ち悪いかもしれない
- 590 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:28:34 ID:QYyPcDfoO
- >>589
「…………」
その光景を無表情のまま見つめ、
「……きっもち悪ぃなお前」
眉間に皺をよせて言いよったコイツ!
- 591 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 12:31:59 ID:ZejfrKlM0
- >>590
「ッ」
ピシィッと。そんな事を言われた瞬間凍りついた。
まあ、確かに気持ち悪いので仕方ないかもしれないけれど。
「んー……どうしようかな……」
何やら悩んでる。
- 592 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:34:14 ID:QYyPcDfoO
- >>591
嫌な予感が背中を走る。
こういう時は、
「……ぼくおしごとおもいだしちゃったー。かえらないとなー」
踵を返して、逃げるに限る。
- 593 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 12:37:45 ID:ZejfrKlM0
- >>592
「待て待て待て待て」
ガシィツと、振り向いたその肩を掴んで。
「その……ブーツ、買ってやんない事も無い」
ただ、頼みが、と付け加えて。
- 594 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:43:24 ID:QYyPcDfoO
- >>593
「な、なんだと」
ぐらぐらと、彼の天秤の上で「ブーツ」と「なんかヤバそうな気配」が揺れる。
ぐらぐら、ぐら――
「……話を聞かせて貰おうか」
――ブーツが勝った!
- 595 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 12:48:30 ID:ZejfrKlM0
- >>594
「一つ。うちの修練場で新人達の稽古の相手になってくれ」
天使ならそう簡単に死なないだろ?と付け加えて。
「そしてもう一つ。……翼、触らせてくれ」
どっちかって言うとこっちのが本命なのは気にしてはいけない。
- 596 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:50:56 ID:QYyPcDfoO
- >>595
「けーこ? ……うんまあ、いーけど」
ぱたぱたと翼を小刻みに揺らし、
「……触ってもいーけど抜くなよ、絶対抜くなよ」
駝鳥倶楽部的な発言。
- 597 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 12:52:57 ID:ZejfrKlM0
- >>596
「……」
グッ、と静かにガッツポーズ。
「じゃ、じゃあ、行くぜ……?」
揺れる翼にそろりそろりと腕を伸ばして。
- 598 :ヴァイス:2009/11/29(日) 12:56:27 ID:QYyPcDfoO
- >>597
「あふん」
触られた瞬間、無表情のまま棒読みで。
「……けーこって何? 剣道の道場でもやってんの?」
はたはたと白いそれを揺らしながら訊ねる。
- 599 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 13:01:32 ID:ZejfrKlM0
- >>598
「……あったけぇ……」
モミモミモミモミモミモミモミモミモミ
結構。いや、相当怪しい光景かもしれない。
「んーと、騎士団だな。ほら、山の方に見えるやつ」
そう言って、自身の背後。都市を見下ろす位置にある山。
その中腹辺りにあるでかい建物を指差して。
- 600 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 13:03:02 ID:SJhJK2lw0
- >>598>>599
――バサッ
【紫色のショートボブ位の髪をした少女が果物の入った紙袋を落とした】
(へ……変態だ――!!)
【その視線は二人に釘付けで】
- 601 :ヴァイス:2009/11/29(日) 13:04:08 ID:QYyPcDfoO
- >>599
「…………」
マジきっもっちわっりぃ。
その言葉は喉の奥で留めておいた。
「……気志團……だと」
わんなーいかーにばーるむっねっのおっくー♪
- 602 :ヴァイス:2009/11/29(日) 13:05:50 ID:QYyPcDfoO
- >>600
(ちょうど良かった。ちょっとこいつの頭棒状のモンでブッ叩いてくれ)
目線で訴えかける。
- 603 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 13:07:22 ID:ZejfrKlM0
- >>600
「ん……」
紙袋が落ちた音に気付き、其方を見て。
「……」
少女と視線が合った。手は以前モミモミし続けてるけど。
>>601
「♪」
そんな事を思われてるとは露知らず。
滅茶苦茶上機嫌でモミモミしてた。
「いや違う違う。てか懐かしいなオイ」
あの人たちって今何してんだろう
- 604 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 13:10:57 ID:SJhJK2lw0
- >>602
(り、了解です――)
【彼女の右手に次元の断裂】
【そこから伸びてきたのはひのきの棒(攻撃力+1)】
>>603
(バレた――!? なかなかの手先か!?)
【勢いよく煉に向かって走り出す】
こうなったら問答無用!! てぇい!!
【飛びあがり、空中から勢いよくひのきの棒を振り下ろした!!】
……あ、折れた
- 605 :ヴァイス:2009/11/29(日) 13:13:49 ID:QYyPcDfoO
- >>603
「……紅白で怒られてから見てないな」
アゲアゲ(笑)
「騎士……ねー、女騎士ってなんかエロいよね」
果てしなくどうでもいい
>>604
「ひのき……ひのきの湯ってなんであんなに気持ちいいんだろう……」
意味のわからないトリップに入った。
- 606 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 13:19:27 ID:ZejfrKlM0
- >>604
「え、何d」
スコンッ!と良い音が響いて。
「あっだ……!何しやがる!」
頭を抑える。少し涙目。
>>605
「アレ何年前だっけか……」
あそこで丁度風呂に入ってて見てなかったのよね。nknht。
「……姫騎士?」
何か言い出しやがったぞコイツ
- 607 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 13:23:59 ID:SJhJK2lw0
- >>605
し、知らんがな……それより、大丈夫ですか!?
【ひのきの湯ってどんなのだろ?】
>>606
折れた!
【棒を次元の断裂に戻しながら】
あ、貴方こそ何やってるんですか!?
【煉の手の先を指さして】
- 608 :ヴァイス:2009/11/29(日) 13:29:24 ID:QYyPcDfoO
- >>606
「あなたって本当に最低の屑だわ……だめだ俺が言っても何もそそられん」
せめて女体化するべきか。
「で、早くブーツ買ってくれよブーツ。かーえ!かーえ!」
※天使です
>>607
「ひのきの浴槽のお風呂……ハッ!
……だ、大丈夫だ」
トリップから帰還。
天使のはずの彼は、煉にブーツ買えを連呼していた。
- 609 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 13:35:08 ID:ZejfrKlM0
- >>607
「何って……そりゃ……。翼揉み……?」
見たまんまでした。
「つうか何だよいきなり……あー、いってえ……」
殴られた箇所を摩りながら。
>>608
「そそるとか何言ってんだか……」
肩を竦め軽く苦笑して。
「ああ、後は今日一日稽古場で稽古相手になってくれたらな」
日給約9000円。
- 610 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 13:39:57 ID:SJhJK2lw0
- >>608
大丈夫ならいいです
……と言うか、なんでこんな事に?
【特異すぎるその状況に首をかしげながら】
>>609
け、警察! 警察よばなきゃ!
【慌てて何かを探している】
あ、あなたがそんな事してるからいけないんでしょうが!
- 611 :ヴァイス:2009/11/29(日) 13:43:19 ID:QYyPcDfoO
- >>609
「……おっけ、久々の多数対一戦闘できんな」
銀色の瞳をきらりと輝かせ、薄く笑った。
>>610
「……ブーツ買ってって言ったら、触らせてくれたら買ってやるって言われた」
非常に誤解を招きそうな言い方!
- 612 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 13:47:21 ID:ZejfrKlM0
- >>610
「ああ待て待て待て待て」
手で制止するようなポーズを取って。
「こいつがブーツ買ってって言うからその代わりの交換条件を出しただけだっての」
それでも結構危ない気はするけど。
>>611
「おおう……。殺すなよ?うちの新人なんだから」
くく、と少しだけ喉を鳴らして笑って。
「って、待て待て待てその言い方は待て!」
その言い方滅茶苦茶危ない。
- 613 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 13:52:19 ID:SJhJK2lw0
- >>611>>612
…………ふむ
【理解したような顔で二人から離れ】
はやくなんとかしないと……!!
【救急車と警察を呼ぼうとして携帯電話をとり出した】
- 614 :ヴァイス:2009/11/29(日) 13:56:07 ID:QYyPcDfoO
- >>612
「真剣使わない予定だから殺しゃしねーよ」
肩を竦める。
「なにかまちがいがありましたかな?」
>>613
「ブタ箱放り込み作業、後は任せた!」
ちゃっと手を上げて、
「……腹減ったぁ」
混乱を残したまま飛び去っていってしまった。
- 615 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 14:00:04 ID:ZejfrKlM0
- >>613
「いや、ストップストップ……!」
取り出した携帯を取り上げるように腕を伸ばして。
「あー、まあ誤解されても仕方ないけど、そう言うんじゃないからさ。だから本当、勘弁な」
>>614
「間違いだらけじゃねえかよ!」
思わず吼えてしまって。
「あ……。……夜くらいにちゃんと来いよー!」
飛び去っていく天使に、先程の約束を。
- 616 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 14:02:14 ID:SJhJK2lw0
- >>614
おk、了解です!
それfではさようなら!
【手を振って見送った】
>>615
な、なんですか……?
【煉から距離を取るように】
じ、じゃあなんで街中でそんな……
- 617 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 14:06:18 ID:ZejfrKlM0
- >>616
「なんで、って言われても……」
取り上げた携帯をパタンと閉じて。
「此処でさっき会って、此処で頼んだから、かな?」
ん、と閉じた携帯を渡しながら。
- 618 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 14:13:10 ID:SJhJK2lw0
- >>617
そんな事を頼むなんて……
【信じられないと言ったような顔をしている】
む……
【携帯を受けとって、鞄に直す】
- 619 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 14:15:17 ID:ZejfrKlM0
- >>618
「……まあ、流石にちょっと反省はしてるけど」
ハア、と溜息を付いて。
「でも、ただ翼触ってただけだぜ?」
ただ、の定義が少しあれなのは気にしない
- 620 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 14:18:43 ID:SJhJK2lw0
- >>619
そのただ翼をって……
いや、二人の利害が一致すれば別に……
【何か考え事を始めたぞ!】
- 621 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 14:20:32 ID:ZejfrKlM0
- >>620
「……ま、アレだ。もう気にすんな」
過ぎた事だ、と続けて。
「ふぁ……。ねむ……さて、アイツが来た時の為の準備しないとな……」
肩をコキコキと鳴らして、そう呟いて。
- 622 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 14:27:05 ID:SJhJK2lw0
- >>621
も、もう気にしませんよ……
【ため息をついてそう言った】
準備……? 何をするんですか?
- 623 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 14:36:53 ID:ZejfrKlM0
- >>622
「ん?ウチの新人ちょっと集めるだけだぜ」
ニッと笑って。
「俺から頼んだんだし、折角だから沢山の奴の相手して貰いたいからな」
- 624 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 14:39:36 ID:SJhJK2lw0
- >>623
へー? 何か忙しそうですね?
【距離を置いているのは相変わらず】
- 625 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 14:40:30 ID:ZejfrKlM0
- >>624
「ちょっと忙しいくらいの方が、楽しいと思うぜ?」
手をヒラヒラと振って。
「……その距離。何か傷つくな……」
軽く苦笑。
- 626 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 14:44:20 ID:SJhJK2lw0
- >>625
まあ、それはそうですね
【うん。と頷き】
え、いや……だって……ねぇ?
【先ほどの行動を見ていた彼女にとっての最適な距離だと判断したのだろう】
- 627 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 14:47:24 ID:ZejfrKlM0
- >>626
「暇なのよりは遥かに、な」
くすり、と笑って。
「何もしないけどな……」
さっきのアレはヴァイスが翼持ちだったせいであって。
別に何も無い人には触ったりしない。筈。
- 628 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 14:49:59 ID:SJhJK2lw0
- >>627
確かに、ね……
でも、人探しは疲れますよ……
だと良いですがね
【そう言って近づく】
【じつは彼女も普通の人間で無かったりする】
- 629 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 14:51:36 ID:ZejfrKlM0
- >>628
「ん。人探ししてんのか。どんな奴だ?」
もしかしたら力になれるぜ?と笑いながら言って。
パッと見、ゼオラには何か生えてる事も無いっぽいので多分大丈夫だろう。
- 630 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 15:02:55 ID:SJhJK2lw0
- >>629
言っても解りませんよ。この世界にはいませんしね……
【ずっと、寂しそうな顔をして】
- 631 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 15:10:28 ID:ZejfrKlM0
- >>630
「ん、そうなのか……」
まずい、聞いちゃいけない事だったかと思って。
「悪い。嫌な事聞いちまったか?」
少し気まずそうにそう言って。
- 632 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 15:13:26 ID:SJhJK2lw0
- >>631
いや、別に。どうせいいんですよあんな奴……
【深いため息をついて】
- 633 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 15:15:18 ID:ZejfrKlM0
- >>632
「ふーん……?」
興味深げに頷いて。
「……彼氏、とかか?」
恐らく物凄い見当はずれな事言いやがった。
- 634 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 15:21:42 ID:SJhJK2lw0
- >>633
ち、違いますよそんな! 違いますよ……
【半分位当たっているらしい】
- 635 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/11/29(日) 15:26:42 ID:ZejfrKlM0
- >>634
「へえ……?」
ニヤニヤ。
「ま、頑張れよ。本当に大事な人なら、多分見つけられるさ」
明るく笑ってそう言って。
「んじゃなー」
後ろ手に手を振りながら、山へと続く道の方へ歩いていった。
- 636 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/11/29(日) 15:35:10 ID:SJhJK2lw0
- >>635
え……あ、はい……って、違うって言ってますでしょうがっ!!
【少々怒鳴りながら見送って】
あ、果物……もう一回買って帰ろ
【彼女は反対側へ、もと来た道へ歩いて行った】
- 637 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/11/29(日) 20:31:40 ID:OcZ4s9w60
- 【ビル】
の屋上。
男性が一人、桟に腰掛け息を吐く。
灰色のスーツとシルクハット。
長過ぎて地面に触れるほどの丈を持った白いマフラー。
礼装用帽子の鍔に隠れた視線はゆるりと階下の雑踏を見下ろしていた。
「…………儘ならないものですね」
白い手袋に納められた手をぐっぱっしながら彼は言う。
- 638 :名も無き異能都市住民:2009/11/29(日) 21:32:41 ID:jExh.4fM0
- 裏路地。
微かな光が照らす道を行く影があった。
時折何かを探すように立ち止まっては、
「――――――」
また進む。
歩みはあてどなく、しかし確かな目的を感じさせて。
- 639 :橘想夜:2009/11/29(日) 21:42:19 ID:/k2gysHgO
- >>638
からんころんと路地裏のアスファルトに木履下の駄響く音。
黒塗りに赤い鼻緒が厭に朱く、音鳴る度に揺れるは喪服の色した着物の裾。
少年か少女か分からない幼い人物は何かを探していると言った風情で木履の音を響かせていたが、
「……あ、」
自分と同じく何かを探している様子の人物を見つけ、自分の探し物を見なかったかと尋ねるつもりで足音の間隔を早めた。
- 640 :名も無き異能都市住民:2009/11/29(日) 21:47:46 ID:jExh.4fM0
- >>639
頭から足元まで、フード付きのローブで覆った人影が振り返る。
「――――おや」
その声は奇妙に乾いていた。
「少年かな、少女かな」
その声は不思議と響いた。
「どちらでも構わないかな。さて――――」
顔は見えない。
が、
「何か、俺に御用かな」
刺すような視線が想夜に向けられていた。
- 641 :頼羽無為:2009/11/29(日) 21:48:37 ID:fP94A.NgO
- >>638
薄暗い路地裏に、ぼんやりと浮かぶ小さな紅点
仄かに明滅を繰り返すそれは、どうやら煙草の火のようで。
「……こんな場所で、探し物か?」
忙しなく動き回る影に声を掛けたのは、くたびれたスーツの上に黒いコートを纏う気怠げな男
口の端にぶら下げられた煙草が、ゆらゆらと揺れる。
- 642 :橘想夜:2009/11/29(日) 21:55:51 ID:/k2gysHgO
- >>640
自分より背の高い人物に対し、自然と上目遣いになりながら想夜は微笑む。
薄濡れに艶めく唇に、媚びたような質感を持った笑み。
「実は探し物をしてるんです」
刺すような視線を袖を振る遊女の笑みでかわす。
ついでそれを儚げなかんばせを微かに曇らせた、困ったような笑みに変える。
「刀なんですけど」
小鳥のようにちょん、と小首を傾げる。困ったな、という風情。
黒絹の髪が揺れ、何か甘い香りもふわりと微かに、擽るような些細させで揺れた。
「見ませんでしたか?」
- 643 :名も無き異能都市住民:2009/11/29(日) 21:59:32 ID:jExh.4fM0
- >>641
「探し物といえば探し物だね、と、」
間。
視線が頼羽を捕らえる。
――――奇妙に乾いた声に感情が宿った。
「ああ、」
それは、
「ヘル・頼羽で間違いはないかな、貴方は」
歓喜。
>>642
「カタナ、ね」
悩むように視線が空へ、
そして想夜へ戻る。
「俺は見ていないよ少年(仮)。「武器」ならいくつも見たけれど」
人が探すような業物ならば、
「こんなところにはもうないんじゃないかな」
- 644 :頼羽無為:2009/11/29(日) 22:11:32 ID:fP94A.NgO
- >>642
「おや、君は…」
いつか見た顔だな、と思い記憶を辿る
「狭間、だったか」
>>643
「……ああ、確かに俺の名前は頼羽で相違ない」
知らない人物に名前を当てられ、僅かばかり眉を顰める。
しかし、その声に浮かぶ歓喜の色に勘づき、合点したようにニヤリと口の端を歪めて笑う。
「…成程、成程。俺の名前を知っているなら…恐らく君はまともな人間ではないだろう」
- 645 :橘想夜:2009/11/29(日) 22:15:48 ID:/k2gysHgO
- >>643
「あや……そうでしたか」
もういくの、と惜しんでみせる遊女の声に似た響き。
残念そうにはふ、と吐いた溜め息は物憂げに、微かな疲労を見せていた。
どこにあるのかな、――なんてこっくりと首を傾げて呟く様は無邪気でこそあるものの。
「あぁ、あなたも何か探してたみたいですけれど」
瞑目して、また溜め息。はぁと吐息は微かな音を立て、白いかんばせは探し疲れたような表情。
ちょっとやすもう。その間に雑談でもと言った様子で、薄濡れの色好い唇が柔に言葉を紡ぎ立てた。
「なにを探してるいるんです?」
>>644
「あ、そうですね」
ううん、と考える様子。まっくろな瞳を空に向け、頼羽にもどし。
「ちら、って顔を見た程度ですけれど。――ああ」
ついでだから聞いておこうと、うんうんと小さく一人で頷き、言葉を紡ぐ。
「刀、見ませんでした?」
- 646 :名も無き異能都市住民:2009/11/29(日) 22:18:37 ID:jExh.4fM0
- >>644
「まともかまともでないか、決めるのは「一般人」だろう」
嬉しい。
嬉しくてたまらない。
「ああ、ただ――ヒトサマから見れば正気ではない願いを持ってはいる」
見つけた。
ようやっと。
「ヘル・頼羽。創って頂きたいものがある」
>>645
想夜は無邪気に見える。
だが、
……ここは異能都市。
この子供も、どんな歪みを抱えているかはわからない。
影はそう考えて、
「俺は人をね。少し欲しいものがあって」
”欲しいもの”という言葉のところだけ不思議と機械的に聞こえて、
「幸いなことに見つけられた」
- 647 :頼羽無為:2009/11/29(日) 23:00:09 ID:fP94A.NgO
- >>645
「刀、刀か」
刀を持った人物なら、この街ではさほど珍しくない。
しかし、恐らく目の前の少年が聞いているのはそういった物ではないだろう
「残念だが、俺は君の刀を見掛けてはいないな」
>>646
「この街で"一般人"の定義など下らんものさ」
異常こそが常識。そういう場所だ。
「この俺に直に依頼か…面白い」
男は煙草を咥えたまま、くつくつと喉を鳴らして器用に笑う。
「聞くだけ聞こうじゃないか」
- 648 :橘想夜:2009/11/29(日) 23:05:22 ID:/k2gysHgO
- >>646
「ほしいもの、」
言葉を玩ぶように口中で転がし、黒目がちの視線は眼前の人物と頼羽の間を往来する。
作ってもらうのだろう、と思考。ついで果たしてそれは何なのかが気になったが、
「良かったですねぇ。僕も早く見つけないと」
聞かないでおく。
「じゃ、僕はこれで」
>>647
「そうですか……」
残念そうに華奢な肩を落とし、うう、と呻く。
二時間くらいは探している。お腹も空いたし、寒い。
「もし見かけたら、取っておいてください。僕もしばらくはここを探してるので」
じゃあ、と手を挙げる。
二人に背を向け、華奢な背中はからんころんと木履の音を立てて離れる。
心無し肩を落とした想夜は、そのまま路地裏に消えていった。
- 649 :名も無き異能都市住民:2009/11/29(日) 23:16:01 ID:nR5jRedk0
- //順番いじりっ
>>648
「刀なら何でもいい、というわけではないのかね」
頷き、
「ああ、捜索頑張れ」
>>647
「だろうね。貴方を探して暫く歩いたが」
歪みが酷い。
さらりと言って本題に戻る。
「普通は直にするものだろう?
……さて、創っていただきたい物の話だが、」
告げる。
機竜を。
竜を模した兵器を。
「数は三機。形態を分けて創っていただきたい」
- 650 :頼羽無為:2009/11/29(日) 23:35:45 ID:fP94A.NgO
- >>648
「もし見掛けたら伝えよう」
去っていく背中を見つめながら、そう言えば名前を聞いていなかった事を思い出していた。
>>649
「俺が此処にいる事を、外の人間が知っているとは思わなかったんでな。少々驚いた」
告げられた依頼物の名前を聞いて、ふむ、と顎に手を当てる
「ほう、機竜か。…俺が知っている世界では、戦闘機のことを指す場合もあるが」
しかし今回は、どうやら読んで字の如くと言った所か。
「ふん、まあ"武神"なんぞというけったいなモノを頼んできた輩よりは幾分かマシか」
詳しく聞こうじゃないか、と男は手を広げ続きを促す
- 651 :名も無き異能都市住民:2009/11/29(日) 23:51:52 ID:nR5jRedk0
- >>650
からからと笑い、
「俺も知ったのはつい最近だよ」
それらしき人物を“楽園”で見た。
ただそれだけの情報で訪れたが、
「まさか本当にいるとはね」
必要な物資は全て揃えようと告げ、
「何故、は教えられない。それは俺の望みにも関わってしまうからね。
……こちらが必要とする物は機体と基礎OS。
乗り手が居らずとも、最低限の自律駆動は欲しい」
ここからは細かい注文になるが、と前置きして、
「騎乗方法は感覚合一で頼みたい。
人を意志の単位にまで分解し、取り込むというアレだ」
- 652 :頼羽無為:2009/11/30(月) 00:15:26 ID:fP94A.NgO
- >>651
「そうか…俺の居場所が漏れたか。…碌なことにはならんだろうな…いや、こちらの話だ。気にしないでくれ」
思考を振り切り、告げられる内容にふむと頷く
「物資は既に揃えているのか…成程、話のわかる人間だ。気に入った」
生来の怠け者であるこの男には、何ともありがたい条件だ。
「必要とする理由なぞ、俺も聞こうとは思わんよ。商売道具に情を掛けるなど、下らんことはせん。
…機体の組成、ORの作製、か。造作もないことだ」
余裕の笑みを見せていたが、最後に告げられた注文にその瞳が僅かに見開かれる。
「…ほう、酔狂なことをする。わざわざそんなことをせずとも、遠隔でいいんじゃないのか?」
- 653 :名も無き異能都市住民:2009/11/30(月) 00:30:41 ID:nR5jRedk0
- >>652
「何、問題はないだろうさ」
広まる前に、言った相手を潰したからね。
話を切り替え、
「設計図を嫌うと聞いているから、一通り必要かと思える物は集めてある。
入り用になったものがあるなら連絡してくれ」
一拍。
「……遠隔では意味がない。力の担い手の意志、思考のままに動く事が大切なのだから」
乗り手ではなく担い手。
そうはっきりと分けて言った。
「三機と言ったのにも理由がある。
高速航行、通常巡航、格闘の三種でもって、必要に応じて己の姿を組み替え、
常に最適であらんとする竜を乗り手は欲していてね」
頼めるか。
突き刺すような視線が向けられる。
- 654 :頼羽無為:2009/11/30(月) 00:54:59 ID:fP94A.NgO
- >>653
「設計図嫌いまで知られていたか…クク、恐れ入る。昔の俺も少しばかりやんちゃが過ぎたようだ」
まあ、そんなことはどうでもいいと思い直す
「…成程、合一者か。それならば合点が行く」
"乗り手""担い手"と分けて言われた事に、ある世界の技術を思い出した。
「三機と言っても、稼働するのは一機だけか。そしてフレームも可変ではなく、その場で組成ごと入れ替える、と」
瞳を閉じたまま小さく頷き、独りごちる
「なかなかどうして――面白い」
瞳を開いた男が浮かべるのは、絶対の自信からくる不敵な笑み。
「いいだろう。その仕事…頼羽無為が引き受けた」
だが、と男は話を続ける
「依頼主の顔も名前もわからんとは…味気ないとは思わないか?」
- 655 :名も無き異能都市住民:2009/11/30(月) 01:11:18 ID:nR5jRedk0
- >>654
承諾の一言。
視線が和らいだ。
「有難い」
声は相変わらず乾いていたが、纏う空気すら柔らかく変わっていて。
「期間は半年。礼は受け取りの際に望むものを渡そう。
…………と、失礼を赦してくれ」
フードに手をかける。
「名は……ヴェーダ、と。今はそれを使うことが多いから」
外されたフードの下、風に揺れる銀の髪、
「完成を楽しみにしている。天災とまで呼ばれた人よ」
笑みを浮かべる銀の瞳、
顔の造形すらもどこぞの竜の取る姿と酷似して、
「いい夜を」
気づけば男の姿はなく、ただ立っていた位置に積もった灰のみがあった。
//お付き合い多謝!
- 656 :頼羽無為/「果学者」:2009/11/30(月) 01:34:35 ID:fP94A.NgO
- >>655
「半年か、了解した。俺には充分過ぎる」
露にされたその素顔に、ほう、と感嘆の声が漏れる
「ヴェーダ、か。ああ、楽しみにしておくといい」
既に彼が居なくなった場所に背を向け、フィルターまで灰になった煙草を放り捨てて歩き出す
「もっとも――今の俺には、自由に扱える作業場などありはしないのだが」
ケラケラとひとしきり笑い、男はニヤリと人の悪い笑みを浮かべる
「丁度いい。鬼のいぬ間になんとやら、だ。悪く思うなよ、社長」
男は怪しく瞳を光らせながら、ある場所へと向って行った。
- 658 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/11/30(月) 21:40:52 ID:HnkBBDEo0
- ――ジュージュー
鉄板の上で油が跳ねる。
外に流れるのは肉の焼ける香ばしい臭い
「月に一回の焼肉。これが唯一の贅沢だぜ……」
箸で鉄板の上に肉を並べてゆきつつ、小皿の中のタレに辛味噌を少し投入。
「さってと。
いっただっきまー」
- 659 :じんうけ!:2009/11/30(月) 21:48:42 ID:QYyPcDfoO
- 「おにくが……おにくがわたしを呼んでいるんです……!」
「ハイハイ、肺炎のアンタの飯はおじやですから」
「おに……く……」
「冬がキターとか言って夏服ではしゃいだアンタが悪い」
「冬服斬られたんですもん……ううぅ……おにくぅー!」
――アオーン
冬の空に狼の哀しい雄叫びがこだました。
- 660 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/11/30(月) 21:55:28 ID:HnkBBDEo0
- >>659
ビクーンッ
「?!」
何故か毛が逆立つような雄叫びを聞いて、思わず夜空に振り向く。
「……まさかな」
例の獲物を思い浮かべつつ、山羊耳の少年は肉にかぶりついたのであった。
- 661 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/01(火) 22:00:18 ID:rSRBD9/U0
- 【商店街】
「もーぐもーぐ」
買い物しに街に出る
↓
茹でたてのジャガバター見つけ衝動買い
↓
それに偶然買ったイカの塩辛を乗せる。
↓
(゜д゜)ウマー
「たまにはワインじゃなくビールもいいかもねぇ。」
- 662 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/01(火) 23:01:08 ID:tThuLyUU0
- 「〜♪」
【一人の少女が商店街を歩く】
「もぐもぐ」
【焼き芋を買ったらしく、もぐもぐと食べている】
- 663 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/01(火) 23:10:27 ID:rSRBD9/U0
- >>662
「はふはふ……」
しばらく、器用に箸を使いホイルに入った
じゃがいもに舌鼓を打っていたロザリアであったが
ディスの気配を感じ、周囲を見渡して。
「ディスにこれは食べるのが好きだから、
これも喜んでくれるかしら。」
ふふ、と笑いながらディスのほうへ。
- 664 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/01(火) 23:13:43 ID:tThuLyUU0
- >>663
「もふもふ…?」
【ほとんど食べ終えたところでロザリアに気づく】
「あう?『ろざりあ』もここにいたんだなの〜」
【ニコニコしながら言う】
- 665 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/01(火) 23:22:20 ID:rSRBD9/U0
- >>664
「ええ、少し買い物に出たら
おいしそうな茹でじゃがを見つけてねぇ。」
ロザリアの手にはホイルに包まった
大きな茹でじゃがが一つ。(イカの塩辛、バターつき)
まだ暖かいらしく、
ほかほかと湯気をあげている。
「大きいから、ディスにも少しあげるわね。
すこしはしたないけれども、こういうものは齧り付いて
食べる物だからそうするといいわ。」
- 666 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/01(火) 23:26:10 ID:tThuLyUU0
- >>665
「あう〜!おいしそなの〜」
【ゆでじゃがとイカの塩辛を見て微笑む】
「あう、たべるなの!
いただきますなの〜!」
【そう言って言われた通りジャガイモにかぶりついた】
「もぐもぐもぐ…おいしなの〜!」
- 667 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/01(火) 23:32:31 ID:rSRBD9/U0
- >>666
「ふふ……」
いつもどおり、
ディスがものを食べる姿をにこにこと見守り。
「そろそろ、寒くなってきたし
ディスにセーターの1つでも編んであげないとねぇ。」
- 668 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/01(火) 23:38:37 ID:tThuLyUU0
- >>667
「はふ〜ごちそさまなの〜」
【全部食べつくして言った】
「あう〜。あったかいのつくってくれるなの?
『ろざりあ』がつくってくれるならうれしいなの!」
【微笑んでくるくると回る】
【今日も少女は黒瑪瑙から頂いた外套を着込んでいる】
- 669 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/01(火) 23:44:50 ID:rSRBD9/U0
- >>668
「ふむ……マフラーや手袋のほうがいいかしら。」
外套を持っているならば、
そのほかの物をプレゼントしたほうが良いだろうかと思案して。
- 670 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/01(火) 23:49:30 ID:tThuLyUU0
- >>669
「あう〜。さむいときてがあんまりうごかなかったりすることあるの…
うれしいなの!」
【手をグーパーさせて言う】
「まふらー…あう〜…まようなの…」
【そしてやや困り顔になる】
- 671 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/01(火) 23:53:45 ID:rSRBD9/U0
- >>670
「じゃあ、マフラーと手袋両方を作ってあげましょう。
これで、解決ねぇ……毛糸を買っておかないと。」
どこかに余っていたような、
などとも漏らしながら。
「クリスマスまでには編みあがるかしら。」
- 672 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/01(火) 23:58:04 ID:tThuLyUU0
- >>671
「あう〜、ありがとなの…」
【とても嬉しそうな顔である】
「くりすます…あう〜。
くりすますはみんなといっしょがいいなの〜」
【去年のことを思い出しながら微笑んだ】
- 673 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/02(水) 00:04:00 ID:rSRBD9/U0
- >>672
「ふふふ、可愛いわねぇ。
そうだ、クリスマスにはどこかで、
パーティでもしましょうか。」
ふと、街を見ればもう
年末商戦が始まり、だんだんと
クリスマスムードが高まっている。
「吸血鬼の私がクリスマスを祝うというのも、おかしな話だけれど。」
- 674 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/02(水) 00:08:13 ID:tThuLyUU0
- >>673
「うん!いっしょにぱーてぃなの!
どこかでなの〜」
【復唱するようにうなずいた】
「あう〜。でもたのしいのがいちばんなの〜!」
【おかしな話と言われても気にしない少女】
「もうよるなのになの〜…なんだかちょっとあかるいなの〜…」
【商店街にはクリスマスの雰囲気漂うイルミネーションがそこかしこで光り輝いている】
- 675 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/02(水) 00:14:50 ID:rSRBD9/U0
- >>674
ロザリアは普段なら、夜は夜種の領分だとか
人間は領分をおかしすぎたやらうるさいのだが、
今日はそんなことを言う気分ではないようで。
「綺麗ね、賑やかな夜というのも
たまにはいいかな……」
ロザリアのため息が、
夜闇を少しだけ白く染めた。
- 676 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/02(水) 00:20:56 ID:tThuLyUU0
- >>675
「うん、『でぃす』はしずかよりも
いろんなひとがいるほうがいいかなの…」
【ニコニコして言うディスが吐く息も白くなっていた】
【ふと空を見上げて少しだけ鼻を鳴らす】
「あう〜…なんだかちょっとだけゆきのにおいがするなの…」
- 677 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/02(水) 00:25:36 ID:rSRBD9/U0
- >>676
「……確かに、雲が多いわね。
月も完全に隠れてしまっている。」
そろそろ、潮時だろうか。
「……帰りましょうか。」
- 678 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/02(水) 00:28:56 ID:tThuLyUU0
- >>677
「うん、なんだかもっとさむくなるかもしれないなの。
いっしょにかえろなの!」
【そう言ってロザリアの手を軽ーく握った。】
【ディスの手は割と冷たい。】
- 679 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/02(水) 00:37:21 ID:rSRBD9/U0
- >>678
冷たいのは、吸血鬼であるロザリアも同じ。
むしろロザリアのほうが冷たいくらいだ。
「帰ったら熱いシャワーを浴びて、
少し温まったほうがいいみたいね。」
近くの、適当なドアの鍵穴に
『鍵』を差し込んで、ディスと共にロザリアは自室へと帰っていった。
- 680 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/02(水) 00:42:05 ID:tThuLyUU0
- >>679
「うん!あったかいのがいちばんなの〜!」
【ロザリアにひかれてディスも扉の中へ入って行った】
//おやすみ〜落ちるます
- 681 : ◆uotUYGHVwM:2009/12/02(水) 21:14:01 ID:IDnKkU3kO
- 仕事帰り。
つっても上司が居ないから大して大きな仕事は無くて。
早く起きて、帰ってこい
そんな事を思いながら、ぶらぶらと都市を歩いていた。
- 682 :沢桐 創:2009/12/02(水) 21:29:55 ID:KycjxHnw0
- 「ああ、ようやく終わった。了解、切るぞ」
―プツッ
携帯の電源スイッチを押し、ポケットに仕舞う。
「先月までに終わらせなきゃいけない仕事が、これほど長引くとはなぁ…。
まぁいい、これでしばらくは休みだ」
何の仕事かは知らないが、文句を言いながら男は街を散歩していた。
- 683 : ◆uotUYGHVwM:2009/12/02(水) 21:47:25 ID:IDnKkU3kO
- >>682
「ん……」
思考の世界に浸っていた男を現実に連れ戻したのは一人の男の姿。
「……よう」
軽く片手を挙げるのと同時、軽くマフラーをかき上げて。
- 684 :沢桐 創:2009/12/02(水) 21:50:53 ID:KycjxHnw0
- >>683
その声に、ロングコートを翻して振り返る。
「お、久しぶり」
カチャカチャと足音を立てて近寄ってくる。
//今出てるのは東雲だよね?
- 685 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/02(水) 22:07:25 ID:ZejfrKlM0
- //俺アホス……w
>>684
「何だ。仕事の話か?」
先ほどの独り言を聞いてたようで、軽く首を捻って。
「休みか。いいねえ……」
羨むようにポツリと。
- 686 :沢桐 創:2009/12/02(水) 22:11:16 ID:KycjxHnw0
- >>685
「ここんとこ忙しくてな」
後頭部をポリポリとかく。
「でもこれで3日ぐらいは休みだ。
緊急で呼び出されることもあるけどな」
といっても、無断欠勤一週間なんてこの男にはザラなのだが。
- 687 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/02(水) 22:18:27 ID:ZejfrKlM0
- >>686
「へえ……そうだったのか。俺のほうは上司が休んでてなあ……」
ただ上司が休んだだけならいいのかもしれない。
けれど、この男は一般の社員では無い。なので、上司が居ない=本当、仕事が回ってこない。
だけど、休むわけにも行かず一応毎日出社はしていて。
「……って、もうこんな時間か……。悪い、ちょっと待ってる奴がいるんでな」
パン、と手を合わせて。
「じゃあな」
軽く手を振り、道の向こうへと歩いていった。
//すいませんお風呂っ
- 688 :沢桐 創:2009/12/02(水) 22:24:19 ID:KycjxHnw0
- >>687
「上司がね…風邪か何かか。
気をつけなきゃあな」
ため息を付く。
「それなら仕方ない、じゃあなぁ」
遠ざかる紅夜に手を振る。
「さてと、コーヒーでも飲むか…」
―カチャン、カチャン
男はコートを翻し、そう大した目的も無く街を歩き続けていた。
- 689 :ロザリア・ロートシルト:2009/12/04(金) 00:29:26 ID:rSRBD9/U0
- 【公園】
「今日は寒いわねぇ……」
今日はいつものごてごてしたドレスではなく
デニムのスカートとTシャツというラフなスタイル。
そのせいか、いつものように自前の紅茶を取り出すのではなく
近くの自販機から缶コーヒーを買っておいしそうに飲んでいた。
- 690 :魁:2009/12/04(金) 23:10:04 ID:Jhlo6zSQO
- 異能都市の犯罪者と、騎士たちの追い駆けっこが演じられている。
犯罪者は能力持ち。『触れたものの反対側に移動できる』という大雑把な能力だが、絶大である。
というのも対異能力が何重にも施された金庫を容易く破ったのだ。
それには複数の共犯者がいたが、こちらは能力の関係上逃げることには特化してなかったので基本的な異能力者の戦い上で敗北し、捕らえられている。
首謀犯はビルや壁を次々と経由し、直線的距離で時速三十キロメートルで逃亡を続けていた。
建物の密集地帯なのでこの程度のスピードでも侮れない。
犯人は完全に逃げ切れると確信していた。ところが、
「……遅い!!」
壁を突き破ってきた女性に頭を掴まれ、そのまま地面に叩きつけられた。
直線的に逃げていた犯人に対し、彼女はビルを壊しつつも追ってきたのだ。
損害額は計り知れないが、盗まれた金額に比べたら対したことはないだろう。
……もっとも、黎明騎士団に限らずとも異能都市に滞在している限りは三日で捕らえられてしまうだろうが。
けれども解決を優先に置いたのは、この都市の事件発生率は極端に傾くので、時間を無駄にしていられないのだ。
さて、犯人をねじ伏せた彼女はアタッシュケースを奪い、犯人を縄で縛り付けておいた。
ケースを返還し、事件解決まで十五分程度。迅速な作業であろう。
彼女は次の事件に備え、喫茶店で休憩を取ることにした。
- 691 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 20:41:32 ID:SJhJK2lw0
- 【街の何処か】
……
【何時もと同じく、ただ空を見上げていた】
(私は一人では無かった。いつも誰かが居てくれた気がした)
(もしかしたら、それはただの間違いで。私は何時も一人だったのかもしれない)
【ふと、自分が抱き上げている少女に目をやって】
(私には何か大切な物がたくさんあったような気がした)
(ただ、それも私の思いすごしで私は一人だったのだろう)
【次に、瞳を合わせて抱き締める】
(ただ、私の……この、心の……隙間は…何なんだろう……)
【肩を振るわせ、涙を流しながらユリウスを見つめていた】
- 692 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 20:43:35 ID:.6prKP66O
- 【女性の後ろに白い影……それはいつかの敵の姿】
「おや?どうしたんだい?こんな場所で?」
【そこに立っていたのは虹色の錬金術士】
- 693 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 20:49:20 ID:SJhJK2lw0
- >>692
【男の声に気づき、振り向く】
「久し振りー!」
【ゼオラはユリウスを自分の顔を隠すように顔の前まで持って行き】
【高くあげられたユリウスは笑顔で手を振っている】
- 694 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 20:51:50 ID:.6prKP66O
- >>693
「お?ユリウス今日も元気だね?いい子いい子!」
【笑顔で男は手を振り返して、ゼオラを見る】
「やぁ、ゼオラも元気かい?」
【ユリウスの横から覗くようにして】
- 695 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 20:54:51 ID:SJhJK2lw0
- >>694
「私はいつも元気だよっ!」
【相変わらずの笑顔で答え】
普通……
【サッと距離を取り、顔を見せない】
- 696 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 20:59:03 ID:.6prKP66O
- >>695
「そりゃそうさ……ユリウスが居ないとゼオラの元気が無くなっちゃうからね?……君はとても大事な役割を担ってるんだよ?」
【笑顔でそう言って、キャンディを渡す】
「ゼオラ?こっちを向いてくれるかな?……君がそんな態度を取る時は……何かを隠しているときだよ?」
【急に心配になったのか、優しく、肩に手をかけ……こちらに向かせようとする】
- 697 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 21:04:57 ID:SJhJK2lw0
- >>696
「そうなの? ありがとう!」
【不思議そうな顔をしながらキャンディを口に入れ】
「ふふっ、美味しい」
【先ほどの事も忘れたように笑顔になって】
……
【首を横に振り、顔を隠し続ける】
- 698 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 21:08:08 ID:.6prKP66O
- >>697
「おぉ?美味しいかい?……うんうん、それでこそ作ったかいがあったよ……それを食べて元気になって、ゼオラを守ってあげてくれよ?」
【ウィンクをしながらユリウスにサムズアップ】
「……ゼオラ……すまない……」
【こんな無理矢理は嫌われるかもしれない……だけど心配だったから……】
「……」
【少し無理矢理にこっちを向かせる】
- 699 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 21:11:38 ID:SJhJK2lw0
- >>698
「うん、守る!」
【こっちもウィンクで返して】
……!?
【無理やりむけられ驚いて】
【表情は何時も通りだが頬のあたりに涙のあとが】
- 700 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 21:14:24 ID:.6prKP66O
- >>699
【ユリウスに笑いかけたかったが……ゼオラの異変に驚いていた】
「ゼオラ、どうしたんだ……涙……泣いていたのかい?」
【心配そうに、上弦はゼオラを見つめる】
- 701 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 21:18:18 ID:SJhJK2lw0
- >>700
……
【これ以上隠し通すのも無理かと思ったのか、頷く】
【ユリウスも元の高さにおろされる】
- 702 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 21:21:02 ID:.6prKP66O
- >>701
「ゼオラ……話してくれるかい?……私は……君の悲しい顔は見たくないから……」
【少し強く引っ張り過ぎた……申し訳なさそうに上弦はゼオラから手を離す】
「いつでも、私を頼っていいんだよ?」
- 703 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 21:28:36 ID:SJhJK2lw0
- >>702
…………
【小さく、いつもより力無く頷く】
「お姉ちゃん……」
【ユリウスはそれを心配そうに見つめていて】
- 704 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 21:31:11 ID:.6prKP66O
- >>703
「ゼオラ……教えてほしい……なんで泣いていたんだい?」
【ユリウスと共に、ゼオラを見つめる……その姿はとても真剣な表情で】
- 705 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 21:35:02 ID:SJhJK2lw0
- >>704
何処……行った、の……
私に、は…何…も……無い、の?
【少しだけ苦しそうに答える】
- 706 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 21:38:27 ID:.6prKP66O
- >>705
「ゼオラ……?」
【上弦は真剣な表情を崩さない、苦しそうなゼオラを同じく苦しそうに……】
「そんな事はないよ?君に何も無いなんて訳ない!」
【大きく、ゼオラに近寄り……肩に手を置く】
- 707 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 21:43:20 ID:SJhJK2lw0
- >>706
だっ、て……昔、は……何時、も、誰か…が……
【凄く、これまでに見せた事の無いような悲しい顔をして】
居て……くれ…た
【ユリウスをもう一度抱き締め、静かに泣き始める】
- 708 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 21:48:27 ID:.6prKP66O
- >>707
「……今だって……」
【辛そうな表情……ユリウスを抱き締めるゼオラが……泣いているゼオラが……心配で……心配で……】
「……私が……私が居るじゃないか……あの時約束しただろ?……私は君の味方で……君から離れたりなんかしない……」
【上弦は二人にそう言った……そして、ユリウスを抱き締めるゼオラを後ろから抱き締めた……】
「私は……私が居てあげるから……だから泣かないでくれ……」
【闇ゼオラは異空間に飛ばされた後のゼオラ……上弦はゼオラを……ゼオラと言う存在を……心から大切に想っていた】
- 709 : ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 21:48:50 ID:IDnKkU3kO
- 「ふぁ……あ……」
欠伸一つ。
張りつめた空気に似合わないそれ。
「ん……お、ゼオラー!」
遠目に見つけて、声をかけながら駆け寄ってきた。
見つけたのは黒い女と少女と。
「……げ」
虹色の錬金術師。
- 710 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 21:52:10 ID:SJhJK2lw0
- >>708
違…う、の……
貴方、も…そう、でも……違う……
【うつむき、小さく声を出して】
もっ、と……一番、近い……誰、か……
>>709
「ん? こんばんはー!」
【それに気づいたのはユリウスで】
【最も、ゼオラも気づいたのだろうが反応出来る様子では無さそうだった】
- 711 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 21:55:53 ID:.6prKP66O
- >>709
【こちらはまったく気付いていない】
>>710
「一番近い……?」
【自分は違う、そう言われて悲しかった……しかし、でも同じと言われて……不思議な気持ち……しかし……上弦はゼオラの為に考えていた】
「シノン……か……レラかい?……それとも……ユリウスかい?」
【三人の名前を挙げた後、上弦はゼオラに尋ねた】
- 712 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 22:01:35 ID:SJhJK2lw0
- >>711
……違う
【首を振り、その三人も否定し】
思い、出せ…ない……けど、もっ、と……近、い……
【いつも一緒に居るユリウス、一番長い付き合いのレラよりも近くにいた人物とは……】
- 713 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 22:03:15 ID:ZejfrKlM0
- >>710
「おお、よう!」
ユリウスの返事に釣られて、柄にも無く大きな声で挨拶。
「って、えっと……」
が。己のテンションが少しズレているのに気付いたか気まずそうに咳払いなんかをして。
「……ゼオラ。大丈夫か?」
>>711
「……」
気付かれていないのなら好都合かもしれない。
正直、上弦は苦手だからだ。
「……ども」
だけど、二人に近寄ったからには挨拶をしなければならない。
- 714 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 22:05:36 ID:.6prKP66O
- >>712
「……私は……」
【自分が近くにいたと言う自信はある……しかし違うと言われた……そして上弦が思いつく人物達……いや……人物なのか?】
「ブルクハルト……ヘルガ……他にも……」
【この中ではブルクハルトだろうか?】
- 715 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 22:12:26 ID:SJhJK2lw0
- >>713
「ふふ、元気だね?」
【その様子を笑顔で眺め】
「元気じゃない見たい……」
【姉が心配なのか悲しそうな顔をして】
>>714
二人、も……違、う……
何、より……も……近…かった……誰、か……
【立っているのもつらくなったのか果てにはその場に崩れ落ちるように座って】
- 716 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 22:15:44 ID:.6prKP66O
- >>713
「……お前か……どうしたんだ?私に挨拶とは……人がいいな?」
>>715
「何よりも……そうか……何よりも……」
【何よりも……そして消えた存在……多分】
「君自身か……?」
【裏ゼオラ……次に浮かんだのはこの子だ……当たっているかどうかはわからないが……】
「大丈夫かい?」
【ゼオラを支える様に近づく……表情は未だ心配そうな】
- 717 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 22:17:43 ID:ZejfrKlM0
- >>715
「あ、ああ……」
少し恥ずかしかったのか、苦笑を浮かべるしかなくて。
「……みたいだな」
「おい。大丈夫か?」
座り込んだゼオラの前に膝を付いて座り込んで。
顔を覗き込むように聞いて。
- 718 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 22:19:14 ID:ZejfrKlM0
- >>716
「いい人っていうか……当然っていうか……」
見上げるように其方を見て。
「で。コイツはどうしたんだ?」
ゼオラやユリウスに話を聞くのは難しいと判断したか。
そんな問いを投げかけて。
- 719 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 22:24:33 ID:SJhJK2lw0
- >>716
私……?
【君自身といわれ、イメージがあまりよく浮かんでいない様子】
そう…かも……私、に…一番……近、かった……大切、な…ひと……
【顔を上げ、上弦を見つめる】
ありがとう……
【微かに、その表情は笑っていて】
>>717
うん、もう……いい
【紅夜にも目を向け、そう言って】
- 720 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 22:30:14 ID:.6prKP66O
- >>718
「やっぱり、お前の方がいいのかもな……はぁ……実はかくかくしかじかだ……」
【ため息を吐きながら事情を説明】
>>719
「あぁ……君自身……私も……知っている……まぁ、嫌われていたけどね?」
【まぁ、裏の性格ならそう思っても仕方がない、でも、真意はわからないが……】
【見上げられながら見つめ返し……】
「感謝されるなんて……君に言われると嬉しいね?……君の笑顔が見れたんだ……こちらこそ有難うね?」
【同じく、上弦は優しく微笑んだ】
- 721 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 22:34:29 ID:ZejfrKlM0
- >>719
「ん、そうか」
表情は変わらず。ただ少し安心したような風で。
立ち上がり、ふうん、と頷いて。
「あ、そだ。あの一ヶ月の約束なんだけどさ」
これ以上この話題を引きずっても仕方ないと思ったか、別の話題を出してみて。
>>720
「ふうん……?」
頷き、唸って。
「まあ、そこらの事情は俺には分からんねえ……」
ただ、と続けて。
「俺にとってのゼオラってのはコイツの事だから、増えるとなるとちょっと混乱するかもな」
軽く苦笑して。
- 722 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 22:38:32 ID:SJhJK2lw0
- >>720
私の…一番、大切……な、人…に……私、は…会える、の?
【ただ……ただ大切だった人に会いたいだけという悲しすぎる質問】
そ、う……かな?
【恥ずかしかったのか頬を掻いて】
>>721
……うん、どう…か、した?
【首をかしげ、聞く】
- 723 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 22:42:52 ID:.6prKP66O
- >>721
「残念だがそうはいかないんだ……お前は他のゼオラに会ってしまった……言葉も交わした……この子だけ……そんな事を言えば他の……いや、ゼオラと言う存在を否定する事になる……そんなお前を私が許すとでも?……軽口を叩くのは止めてくれないか?……ゼオラは私の大切な存在なんだ」
>>722
「会えるよ……ゼオラ……会えるから……安心してくれ……私が合わせてあげる……約束だ……」
【闇ゼオラの裏が出てくるのはわからない……しかし、オリジナルゼオラを助けだせば……会わせてあげられるかもしれない……上弦はまた……決意をした】
- 724 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 22:44:42 ID:.6prKP66O
- >>723
//追記です
>>722
「そうさ……ゼオラが笑えば……私も嬉しい……」
- 725 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 22:48:29 ID:ZejfrKlM0
- >>722
「……や。コレは後にするか?」
上弦との会話を聞いてか、少し気まずそうに苦笑して。
「何だかしんねえけど……俺でよかったら手助けくらいは出来るからな?」
世話になったんだし、と続けて。
>>723
「ん、何でだ?」
驚いたように、と言うよりは疑問に思ったように。
「別に混乱するってだけで、誰も否定なんざしねえさ」
「まあ、アンタに許されなくても俺には関係無えけどな」
ふふ、と笑って。
「ん。大切って……そういやアンタそんな事言ってたな。どういう関係なんだ?」
- 726 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 22:54:37 ID:SJhJK2lw0
- >>723
約束……ほん、とう…? 嬉しい……
【立ち上がり、本当にうれしそうに】
そう……じゃあ笑う…
>>725
私、何も……出来、なかっ…た……でも、ありが…と……
【立ち上がってことで、もう一度ユリウスを抱き上げて】
- 727 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 22:57:10 ID:.6prKP66O
- >>725
「いや、許さない……お前が関係なくてもな……私はゼオラを守る……それだけだ……」
【上弦は笑わない……相手は軽い気持ち……】
「私とゼオラだ……私にとってゼオラは愛する存在だからな」
>>726
「あぁ……約束……ゆびきり……」
【ゼオラの手を取り、ゆびきりをする……上弦もとても嬉しそうだった】
「あぁ、笑え笑え……私も笑おう……」
【そして上弦もさらに微笑む】
- 728 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 23:01:38 ID:ZejfrKlM0
- >>726
「んー……アンタが何か出来たか、出来なかったか、なんてのは俺には分かんねえな」
この男はその時、居なかったのだから。
「だけど、その時出来なかったなら次から出来るようにすりゃいい、ってのは甘いかねえ……」
軽く頬をかきながら苦笑を交えて。
「……ふーん……?」
上弦との会話を聞きつつ、面白そうにニヤニヤと笑って。
>>727
「守る、ってどういう事だ?俺は何もしねえっての」
一切の笑みが無い上弦に少し疑問を抱いたか。
軽く首を傾げて言いながら。
「愛する、ねえ……」
ふうん、と腕を組んで。
「愛、ねえ……」
確認するように反復。
- 729 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 23:13:43 ID:SJhJK2lw0
- >>727
ゆび…きり……
【こちらも嬉しそうに、ゆびきりをして】
フフッ……
【珍しく優しそうな笑みを見せた】
>>728
なら、次…は……頑…張る
【納得したように二、三度頷いて】
……?
【若干不安そうにその顔を見ている】
- 730 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 23:18:21 ID:.6prKP66O
- >>728
「そうかな?……まぁ、なんだろうが私はゼオラを守るんだ……」
【上弦は無表情で懐を漁る】
「愛だ……この薬を飲むか?……そうすれば私が教えてやるぞ?」
>>729
「ほら、君の手はこんなに暖かい……だから心配はいらないからね……」
【ゆびきりをしながらゼオラを安心させるように言葉を発する】
「フッ……」
【お互いで優しい笑みを浮かべ合う二人なのでした】
- 731 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 23:25:04 ID:ZejfrKlM0
- >>729
「ああ、そうすりゃいいさ」
ニッと歯を見せる笑いを向けて、頷く頭をポンポンと撫でる。
「やー。仲良いのな、と思ってさ」
>>730
「ふうん。それで、そのゼオラってのが身動き取れなくなっても知らねえぞ?」
「……断る理由が三つある」
そう言って指を一本立てて。
「一つ。アンタは俺が嫌いだ。俺もアンタが苦手だ」
もう一つ、と続けて二本目の指を立てて。
「愛なんて俺は知る気が無え」
最後。三本目の指を立てて。
「怪しい。限りなく怪しい」
故に答えは、NO
- 732 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 23:33:15 ID:SJhJK2lw0
- >>730
じゃ…あ……上弦、お願…い……私の、大切…な、人……会い…たい
【どれだけもう一人の存在が、心を苦しめていた事か、悩ませていた事か……】
「ねーえー。わーたーしーはー?」
【頬を膨らませて上弦を見る。長い間一人でヒマだったようです】
>>731
……!?
【頭を撫でられることにまだ違和感がある様子】
だって、優し…い……から……
- 733 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 23:40:55 ID:.6prKP66O
- >>731
「縛りはしない……でも、愛する気持ちは誰にも負けんさ……」
「……薬を飲まないか……残念だな……」
【懐に薬をしまう】
>>732
「あぁ……任せておきなさい……私が会わせてあげる……絶対にだ」
【それはわかっていた……でも、ゼオラの心はゼオラのもの……だから上弦は少しでもその心が軽くなるように……約束する……約束を果たす!】
「おっと……ユリウス……すまないね?……よし、私が抱っこしてあげようか?……な、ゼオラ?」
【ユリウスに気付き、ゼオラと一緒に構ってあげる事にした】
- 734 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/05(土) 23:45:52 ID:ZejfrKlM0
- >>732
「……くくっ」
その反応を期待していたか、声を押し殺して笑って。
「……そうかい」
少しだけつまらなそうに呟いて。
「ああ、そうだ。今日は来るのか?」
家に、と言う意味だろう。軽く首を傾げて。
>>733
「へえ……まあ、そんな事俺に言われても仕方ねえけどなあ……」
興味無さげに肩をすくめて。
「嫌な予感しかしねえからな」
- 735 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/05(土) 23:52:45 ID:SJhJK2lw0
- >>733
ありがとう……よろ、しく……
【もう一度微笑み、頭を下げた】
「わーいっ!」
【ユリウスを上弦に向けて】
>>734
……む…ぅ……
【若干厳しい表情をして】
今日……?
【唇に指を乗せるようにして。考えているようだ】
- 736 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/05(土) 23:56:27 ID:.6prKP66O
- >>734
「ふん、そうか……まぁ、念の為だ」
【腕を組んで】
>>735
「あぁ……何度でも言うさ……任せておきなさい……よいしょっと」
【ユリウスを持ち上げながら】
「……ユリウス……軽いな?」
【チラチラとゼオラを見ながら……どうやらゼオラが家に行くのか気になるようだ】
- 737 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 00:04:10 ID:ZejfrKlM0
- >>735
「悪いんだけど、今日はちょいとヤボ用があってな。帰るのが遅くなるんだ」
だから、と続けて。
「それでも良いって言ってくれんなら来てくれ。多分、待たせる事になると思うけどな」
>>736
「疑り深いねえ……」
肩をすくめてハア、と溜息を付いて。
「……もし俺が、コイツのことが好き、なんて言ったら。どうする?」
ニヤリと笑って上弦の顔を覗き込んで。
- 738 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/06(日) 00:11:10 ID:SJhJK2lw0
- >>736
……
【理解した様で、頷く】
「そうかなぁ?」
【頭にピンクの花飾りをつけている少女は実際かなり軽かった】
……な、何…?
【少し、その視線を不思議に思ったようで】
>>737
そう……じゃあ…明日、で……いい?
私…探し…物、が……ある……から……
- 739 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/06(日) 00:14:17 ID:.6prKP66O
- >>737
「決まっているだろ?……なぁ?」
【つまり、そう言う事だった】
>>738
「あぁ、軽い軽い!……これは……風で飛んで行っちゃうんじゃないかな?」
【ユリウスを上に上げたり下げたりしながら笑う……】
「い、いや……なんでも……」
【焦ったように視線を逸らした】
- 740 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 00:20:55 ID:ZejfrKlM0
- >>738
「ああ、いや。明日で確か一ヶ月だろ?」
軽く首を捻るようにして笑って。
「だからさ。何か食いに行こうと思ってんだよ。最後くらい、な」
「探し物……。ついでって言ったらあれだけど、俺も探すか?」
ゼオラが来ない=家に帰らなくてもあまり問題は無い。
恐らく今日はこの男、ずっと外に居るつもりだ。
>>739
「……」
上弦のその問いに対する答えは。
「……さあ。馬鹿な俺には全っ然分かりませんねえ……」
演技がかった口調に動き。
肩をすくめてニヤリと口元を歪ませて。
- 741 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/06(日) 00:30:43 ID:SJhJK2lw0
- >>739
「かもね〜?」
【少女の反応は意外、笑いながらそう言って】
……?
【不思議そうな顔をしていた……】
>>740
あ、いや…別に、明日…でも……
帰り、遅く…なる、なら……明日、で……
- 742 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/06(日) 00:34:14 ID:.6prKP66O
- >>740
「まぁ、そう言うことだ……わかったならいいさ……」
【まったくの無表情】
>>741
「おぉ?中々のノリだね?いいぞ!ユリウスも明るくなったぞ!」
【高く上げてグルグル回る、上弦も楽しそうだ】
「いや、……ははは!」
【場を逃れる為に笑う】
- 743 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/06(日) 00:39:37 ID:ZejfrKlM0
- >>741
「ん。そうか?なら明日な」
ニッと笑って。
「明日はちょいと付き合って貰うからな。覚悟しとけよ?」
>>742
「だから、分かんねえっての」
先ほどの演技かかった口調から一転。
ムッとした表情で上弦を見ていて。
「ま、いいや」
「……って、もうこんな時間か」
時計を見てポツリとつぶやいて。
「んじゃな」
二人に向ってそう言って、男は立ち去っていった。
- 744 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/06(日) 00:43:51 ID:SJhJK2lw0
- >>743
「ふふっ、楽しいよー?」
【本当にご機嫌そうに】
……?
【じっと見つめている】
>>743
はーい……
おや…すみ、また…明日……
【小さく手を振って見送った】
- 745 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/06(日) 00:47:36 ID:.6prKP66O
- >>743
「じゃあな、気を付けて帰るんだぞ?」
【手を振って見送った】
>>744
「お?楽しいか?そうかそうか……君はなんでも楽しめるな!ほら、グルグル!と見せ掛けてただのぎゅ〜」
【ユリウスが楽しそうなので上弦もテンションが上がったようだ】
「……あ、と……ユリウス……助けてくれ……理由を言うのは恥ずかしいよ……」
【自分が気になる事を言うのは少し恥ずかしかった】
- 746 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/06(日) 00:52:11 ID:SJhJK2lw0
- >>745
「楽しいよ〜? ほわっ!?」
【抱きしめられて一瞬驚く】
「ん〜? どうしたのかな?」
【ニヤニヤした表情で】
- 747 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/06(日) 00:55:50 ID:.6prKP66O
- >>746
「ん?すまない、いつもの癖で……子供は抱き締めてしまうんだ……懐かしいな……錬金学の小等部で生徒を追い掛け回した頃を……」
【そう言いながら、また抱っこに戻した】
「ニヤニヤするなよ……くぅ……」
【ニヤニヤされて、余計恥ずかくなったのだった】
- 748 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/06(日) 01:04:02 ID:SJhJK2lw0
- >>747
「むぅ、ちょっと驚いたよぉ?」
【言葉とは逆に、その表情は笑顔で】
……?
【ちょっと心配そうな顔をしている】
- 749 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/06(日) 01:06:36 ID:.6prKP66O
- >>748
「ハッハッハ!やってほしかったらしてあげるぞ?」
【上弦は笑う、ユリウスが笑顔だから上弦も笑顔だ】
「心配はいらないよ、ゼオラ……捜し物って?」
- 750 :ゼオラ&ユリウス:2009/12/06(日) 01:14:00 ID:SJhJK2lw0
- >>749
「ん〜。もういいよ、ありがとう!」
【上弦の腕を離れゼオラの元へ】
探し、人……かな?
【そういいながらユリウスを抱き上げ】
それじゃ……行ってくる……
【いい終わるとほぼ同時、いつの間にかそこから姿は消えていた】
- 751 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/06(日) 01:49:36 ID:.6prKP66O
- >>750
「あぁ……またいつでもしてあげるからね?」
【離れたユリウスに笑いかけて……】
「あぁ、いってらっしゃい?」
【二人の大切な少女が去っていくのを見て、上弦は笑いながら見送った】
「さて、私も帰るか……」
【そう言って、上弦は歩き去った……】
- 752 :沢桐 創:2009/12/06(日) 21:21:49 ID:KycjxHnw0
- ―カポーン…
異能都市のとある銭湯。
機械の足を丸出しで湯船につかる男。
「あー極楽極楽…」
足は錆びないらしいので安心。
- 753 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/07(月) 22:07:25 ID:.6prKP66O
- 【Cafe……そこで白服に身を包んだ男と、鎧に身を包んだ三騎士が座っている】
【三騎士は美味しそうにパフェやらパスタやらハヤシライスやらをモグモグしており、上弦はそんな三人を笑いながら見ていた】
ダニエル:「いいのかい?旦那!モグモグ……奢って……モグモグ……もらっちゃってさ?」
ジョニー:「モグモグ……馬鹿だなぁダニエル……モグモグ……旦那は……モグモグよい子……モグモグ……の味方だぞ?……モグモグ……俺達がよい子だって事さ!……モグモグ」
マイケル:「モグモグ……お前等……モグモグ……モグモグモグモグうるさい……モグモグ……ぞ?……モグモグ……少しはモグモグ……俺を……モグモグ……見モグモグ習えモグモグ……モグモグ」
【モグモグしているモグモグ三騎士に上弦はいつもの微笑みを向けて言い放つ】
上弦:「君たち……手柄がほしくないかな?……今なら素晴らしい案があるぞ?」
三騎士:「ま、まままままままままマジで!?本気と書いてマジで!?……モグモグ」
- 754 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/12/07(月) 22:21:29 ID:HnkBBDEo0
- >>753
「黒瑪瑙ー」
「何ー?」
「そろそろあそこのテーブルの三人が喉をつまらせる頃だ。
飲み物でもサービスしてやれ」
「了解」
お茶の入った四つのコップがテーブルに置かれた。
- 755 :レラ=バニッシュ:2009/12/07(月) 22:26:35 ID:SJhJK2lw0
- あー……背中痛い
【などと呟きながらCafeへ】
はぁ、休憩だ休憩……何か飲むか
【若干乱暴にイスに座り、まずは大きなため息】
- 756 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/07(月) 22:36:28 ID:.6prKP66O
- >>754
【そう、この場所はクロスが経営するCafeだった……要するに、三騎士がフルフェイスだったから他のCafeの入店を断られ、ここに辿り着いたのだ】
ダニエル:「手柄を立てれば俺達は我が主に認められ……昇進できるちゃんsごはっ!?……の、喉が……」
ジョニー:「ダニエル!?しっかりするんだ!寝たら死ぬぞ!?……故郷のおっかさんを楽にさせてあげるんだろ!?こんな場所で……ぬぐぉ!?……俺も喉が!?」
マイケル:「ダニエェェェル!ジョニィィィィ!?……気を確かに持つんだ!傷口は浅いぞ!……え、衛生兵!えーせーへー!!……ぐはっ!?……喉が……」
【嗚呼……なんという事……三人の騎士達は……このまま力尽きてしまうのか?……待て、次回!!】
上弦:「お茶を飲みなさい……」
【丁度よく、黒瑪瑙がお茶を置いてくれたので、三騎士は命からがら、助かった!】
三騎士:「「「ぷはぁ〜!感謝するぜ姉ちゃん!!」」」
>>755
三騎士:「「「よ、幼女!?少し不良でホットパンツから見える太股がけしからん幼女がいるぞ!?」」」
【今日も異能年は平和です】
上弦:「……私話の途中なんだけど!?」
- 757 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/12/07(月) 22:42:06 ID:HnkBBDEo0
- >>756
『それはどう致しまして』
少女が軽く頭を下げる。
そしてトレンチを持ったままカウンターに戻った。
『クロスー。あそこにいるのは上弦さんっぽいよー』
「だな。でもあまり話を聞かないようにしなきゃな。
どうやらちょっとした会議らしい。
客のプライベートにこっちから首をつっこむのは御法度だぜ」
『いつもは自分から首突っ込むくせに……』
「あくまでも、今は店長ですから」
ただ、店の平穏を保つ為に淡々と仕事を続けた。
- 758 :レラ=バニッシュ:2009/12/07(月) 22:45:21 ID:SJhJK2lw0
- >>756
……
(幼女だのけしからんだの……まるでアイツ見たいだな)
【そちらに目を向けず、ただそう思って】
- 759 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/07(月) 23:03:41 ID:.6prKP66O
- >>757
ダニエル:「おい!ここの姉ちゃん可愛いな!!こいつは素晴らしい街だぞ!?」
ジョニー:「お前、この間までメイドのあの子にゾッコンだったじゃねぇか!」
マイケル:「言ってやるな……口ではあんなでも……ダニエルは奥手なんだよ……」
【黒瑪瑙が去った後、危険から脱した安心感からか、三人は楽しそうに盛り上がる……そんな中、上弦だけは眼を閉じて静かに微笑み……】
上弦:「感謝しますよ、クロスさん……」
【そう呟いていた】
>>758
ダニエル:「で、旦那?手柄を立てる方法ってのはなんなんだ?」
ジョニー:「まさか……遂に俺が主役の映画が!?」
マイケル:「いや、もしかしたら……一世一代の人生逆転ゲームが!?」
【三人思い思いの言葉を言うが、まったく違う、上弦の表情がそれを物語っている】
>>757>>758
上弦:「少しは自分達の任務を思い出しなさい……」
ダニエル:「俺達の任務?……」
ジョニー:「それは……旦那を我が主に献上……はっ!?」
マイケル:「旦那!あんたまさか!?」
【三人にはすぐにわかった……普段から馬鹿をしている三人だが、人の感情を察知するのだけは長けていた……】
上弦:「そう、あいつの……『カリオストロ』の狙いは、魔導書『エルスクラーリオ』……それの保管場所を知っているのも私だけ……そして、アイツのしようとしている事にも……私の力が必要になる……」
【上弦は表情を崩さずに言い放つ】
上弦:「私をカリオストロの場所に連れていけ!あいつと決着を着けてやる……」
- 760 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/12/07(月) 23:14:37 ID:HnkBBDEo0
- >>759
「………」
『………』
聞こえたかもしれない。
聞こえてないかもしれない。
だが、これは上弦の下した決断だ。
自分で決着をつけると決めた、上弦の決断だ。
邪魔は、できない。
『……クロス』
「わかってる。大丈夫、わかっているさ」
ただ二人は、動かずにいた。
- 761 :レラ=バニッシュ:2009/12/07(月) 23:18:05 ID:SJhJK2lw0
- >>759
…………
(ん、いや……この声、やはりアイツだったか)
【上弦の声を聞き、振り向かずとも気づいて】
(何をする気かは知らんが……面倒事は……)
(いや、アイツのことだ。面倒事に違いあるまい……)
【その表情は不安げな表情で】
- 762 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/07(月) 23:37:59 ID:.6prKP66O
- >>760>>761
ダニエル:「旦那?聞かせてくれるか?なんで我が主は旦那を狙うんだ?……エルスクラーリオが目的なら、旦那を脅迫してもいいはずだ……一度、他の部隊が娘さんを人質にしようとした……でも、その後は、主からの命令は『上弦のみを狙え』だ……失敗したとは言え、あっけなさ過ぎる」
ジョニー:「それもある、でも俺はあれも気になる……あの壁画はなんなんだ?……我が主の玉座にも描かれていて……旦那の研究書類にも描かれていた……あの絵は?」
マイケル:「それだけじゃない……壁画には『エルスクラーリオ』も描かれていた……そして『賢者の石』……『賢者の赤水晶』……その二つ……あれはお伽話だろ?なんだって二人はあんな物を……」
【パラケルススの作りし『賢者の石』、エラスムスの作りし『賢者の赤水晶』、そして、『エルスクラーリオ』……三つの関係性、そして、謎の壁画……その答えは上弦の口から告げられた】
上弦:「壁画……あれは私も気にしていた……そして『ウロボロスの地』で見つけたんだ……あの壁画は……『原初のマナ』が描かれている……そして、『エルスクラーリオ』……それが原初のマナの封印を解除し……操る鍵……『賢者の石』『賢者の赤水晶』は……エルスクラーリオと共に原初のマナの力を具現化するのに必要な媒体……つまりは器だ……」
【そして、見えた答え……三騎士の答えを待たずに上弦は言い放つ……】
上弦:「それは私の体内に在る……血液として、魔力として……私に流れている……カリオストロの目的は『原初のマナ』の解放、使役……それは止めなければいけないんだ」
- 763 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/12/07(月) 23:49:44 ID:HnkBBDEo0
- >>762
「わかる? 黒瑪瑙」
『ああ、だからつまり、錬金術を使用するにはマナを使う人がいるわけ。
例えるならばガソリンかな。んで原初のマナっていうのh……』
「あ、ごめん。もう既によく分かってない」
『……の石はエンジンにあたると考えれば、だいたい分かりやすいかも。
正確なたとえとは言えないけどね。んで、それが上弦のn……』
「あ、無視っすか?」
絶賛盗み聞き中。
「やれやれ、娘はどうするつもりかねぇ」
- 764 :レラ=バニッシュ:2009/12/07(月) 23:51:42 ID:SJhJK2lw0
- >>762
……
【ただ、全てを聞き】
出る、べき……か?
【ただ、心配だから】
>>763
【しかし】
(出るべきでは、無いか……)
【二人の様子を見て、そう考える】
- 765 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/08(火) 00:07:14 ID:.6prKP66O
- >>763>>764
ダニエル:「旦那?それで、俺達はどうすれば?」
ジョニー:「決まってるだろうよ!我が主がファンタジーな夢から覚めるように手を貸すんだよ……」
マイケル:「なら、すぐにでも……我が主を止めないと……」
上弦:「あぁ……さて、あの子が素直に説得に応じるかどうか……グッ……」
【そこで、上弦は血を吐く……三騎士は慌てて紙ナプキンを上弦に渡す】
ダニエル:「旦那!最近の優れない体調は……この件と関係が!?」
ジョニー:「そうだ、聞かせてくれよ!」
マイケル:「いいから!その前に早く薬だ!!」
【青い、ドロッとした液体が入った瓶を傾け、上弦は薬を飲み……語る】
上弦:「ははは!最近、石が言う事を聞かなくて……度々マナの枯渇がね?……さぁ、これでわかっただろ?時間が無い……私がこのまま死ねば、あの子は簡単に目的の二つを入手出来る……『エルスクラーリオ』も近い内に捜し当てるはずだ……だから……君達の協力を願いたい……私を捕獲した事にして、カリオストロの前に……そこで話を着ける」
【上弦の気迫に三騎士は頷くだけ……協力を申し受けた】
- 766 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/12/08(火) 00:12:48 ID:HnkBBDEo0
- >>764
コトリと、
レラの前にコーヒーが置かれる。
「行かなくて、いいのか……?」
コーヒーを出したのは、眼帯をかけたクロスであった。
「俺達は『何もしない』という覚悟ができている。
だから、何が起ころうとどんな結果になろうと、後悔はしないだろう。
でも、お前はどうだ?
いま何もしないで、後悔しないでいられるか?」
そっと砂糖とミルクポットを置き、
「……ただの店員の独り言だ。まぁ、考えてくれるとありがたい」
>>765
「おいおい、大丈夫か」
流石に上弦の前に出て、新しいおしぼりを渡す。
「あまり無理すんなよ。お前の背中にゃ何人もの人間が乗ってんだからよ」
- 767 :レラ=バニッシュ:2009/12/08(火) 00:26:20 ID:7hcwnxwgO
- >>765
【出るべきかも知れない】
【自分でも多少の助けにはなるかも知れない】
【ただ、心に何かが掛かって止める】
>>766
そうだな……
【クロスを見上げて小さく、小さく呟く】
貴様等は何もしないのか……少し、困るな……
確かに、後悔はするかも知れない。
だが力になれなかった時が……怖くて、な……
【椅子から立ち上がり、若干危なげに飛び降りて】
それに、少ないにしろまだ時間はある筈だ
【ドアまで移動し、急に振り返り】
あと一つ。
僕はコーヒーが飲めない
【小さく笑ってCafeを後にする】
- 768 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/08(火) 00:30:57 ID:.6prKP66O
- >>766
上弦:「ん?……あぁ……有難うございます、見苦しい所を……持病のようなものなんですよ……」
【おしぼりで口周りを拭いて笑う……盗み聞きされていたとは知らずに、上弦は持病と言う】
三騎士:「「「……」」」
【三騎士も、知らないふりをしていた……】
上弦:「そう……でしたね……私にはまだ守るものがたくさんあるんです……無理はしません……安心してください……」
>>767
上弦:「さて……もう帰ろうか……みんな?」
ダニエル:「おう!旦那!」
ジョニー:「今は英気を養わないとな」
マイケル:「そうだな……行きますか……」
【四人はぞくぞくと椅子から立ち上がる】
上弦:「ん?」
【そして上弦は、会計中に出入口に視線を送り、気付いた……去り行くレラに】
上弦:「レラかな?」
- 769 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/12/08(火) 00:39:42 ID:HnkBBDEo0
- >>767
「どうやら上弦は『一人で動く』と決めたらしいからな。
その決意に横槍なんざ入れられないさ。
馬鹿が一人つっこんで行くなら話は別だが、ありゃ決意した男の目だ」
溜息を吐きながら応える。
「おや、お帰りかい。
気をつけてな」
>>768
「……そうか、持病なら仕方ねぇな」
軽く後片付けを済ませ、またカウンターに戻る。
- 770 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/08(火) 00:43:40 ID:.6prKP66O
- >>769
上弦:「えぇ……クロスさん……有難うございました……話し場所を提供してくれて……」
【上弦は深々と頭を下げる】
三騎士:「「「旦那ぁ〜!早くいきましょうぜ!!」」」
【三騎士が出入口で手を振る】
上弦:「では……クロスさん、また……」
【そして、上弦は背を向けて歩き出した】
- 771 :銃寺森クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/12/08(火) 00:51:15 ID:HnkBBDEo0
- >>770
「そりゃどうも。
じゃあな」
外に出て手を振り、上弦達を見送った。
「さーて」
ぐっと伸びをし、首をコキコキと鳴らす。
「面倒なことになってきやがった」
- 772 :甲/元・地底人:2009/12/09(水) 11:01:51 ID:KE2UskXwO
- 太陽が黄色い
サングラスを掛ける
地下室を離れて、森を抜け
原チャリに跨がり流れる景色を横目に走る
概ね一週間ぶりの帰宅
連絡も入れずに急遽あの屋敷に篭った為
「職務怠慢!!!」「ありがとうございますっ!?」
と
どう見ても幼女な中華料理屋の主人に気合いを入れられた
そんなこんなで
「……よし」
俺はまた、交番に戻って来たのである
- 773 :甲/シティボーイ(笑):2009/12/09(水) 13:00:23 ID:KE2UskXwO
- 「浦島太郎かっつーの」
溜まりに溜まった書類整理を机の端に追いやって
昼飯時の繁華街でハンバーガーを買う
「…」
頬張ると何とも味気無い
この一週間、上流階級なグルメで舌が肥えてしまったらしく
「(参ったな…)」
と思ってみても如何ともし難い問題である
多分もう二三食で元に戻るけれど
一緒に買ったコーラはひどく美味しく感じた
- 774 :名も無き異能都市住民:2009/12/09(水) 15:43:56 ID:7jE6yumoO
- 異能都市、この街の活気は衰える事を知らない。今日も様々な人、人外が大通りを行き交う。
「おっつかーいおっつかーいー♪」
そんな雑踏の中でスキップする一人の少女がいた。水色のツインテール、碧い瞳は爛々と輝く。左頬の辺りに髪と同色の三本の線が引かれている活発そうな少女は、暫く楽しそうに高々とスキップを続けていたが
「ほっ」
着地するかの様にその動作を止めてしまった。
少女の履いたスニーカーの底がコンクリートを叩き、軽快な音が響き渡る。
(゚ω゚≡)
( ゚ω゚)
( ゚ω゜≡)?
迷ったようです。
- 775 :甲/赤色お巡りさん:2009/12/09(水) 16:07:35 ID:j5qe.f3Q0
- >>774
「(見るからに迷子…)」
あからさまなその動き(ルンルン→ズーンのコンボ)
を発見
「もしもーし」
ひとまず声を掛ける
- 776 :名も無き異能都市住民:2009/12/09(水) 16:11:55 ID:7jE6yumoO
- >>775
「ほぇ?」
呼ばれて其方を見る迷子らしき少女。年齢は10〜11歳といったところか。
道に迷った、という危機感や焦りは微塵も感じられない表情で甲を見詰めている。
- 777 :甲/赤色お巡りさん:2009/12/09(水) 16:24:32 ID:j5qe.f3Q0
- >>776
「(…あれ?勘違いか…地元の子かな)」
危機感・焦りetc…
それらを一切感じられず
およそ道に迷った様には見えなくて
そんな少女に声を掛ける良いオトナ
実に怪しい雰囲気
「…いや、何でもない…ごめんな」
俺のセンサーも鈍ったなぁと
とっとこ離れて行った
//おおっとごめん落ちる
- 778 :名も無き異能都市住民:2009/12/09(水) 16:28:50 ID:7jE6yumoO
- >>776
「そっかぁ何でもないのかーあはははは」
何が面白いのだろうか。
「またねー変なおにーちゃーん」
初めて会ったにも関わらず、少女は無邪気に笑いながら手を振って甲を見送る。
「んふぅ…………で、ここドコ?」
やっぱり迷子でした。
//大丈夫よんノシ
- 779 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 17:51:37 ID:KE2UskXwO
- カレーが食べたくなった
「だから今日は」
だからテイクアウトしてきた
「カレー記念日」
祝して、食べる
- 780 :名も無き異能都市住民:2009/12/09(水) 17:58:03 ID:7jE6yumoO
- >>779
「あー!さっきの“何でもない”お兄ちゃんだ!」
ビシィッと甲を指差すのは先程の水色ツインテール迷子。
- 781 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 18:04:38 ID:KE2UskXwO
- >>780
「――うげっほ!!?」
無心でカレーを食べていたので
急に元気に声を掛けられてはむせるしか無く
「ゲホ!…な…なん…だ?さっきの子供…?」
水を飲みのみそっちを向いた
- 782 :迷子ちゃん:2009/12/09(水) 18:12:33 ID:7jE6yumoO
- >>779
「あはははははお兄ちゃんむせてるーあははははは」
何処に面白い要素が有ったのかは知らないが、腹を抱えて無邪気に笑っている。
ちび○子ちゃんの山田くんに近いものを感じるのは気のせいだろうか。
「あっ、お兄ちゃん聞いて聞いて!
あたしね、おつかい頼まれてたんだけどね、気が付いたらね、よくわかんない所にね、来てたのだー!」
すごいでしょーと笑っている。
色んな意味で可哀相だ。
- 783 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 18:17:27 ID:KE2UskXwO
- >>782
「――ぐっ!…う、うるせー!」
道行く人達もクスクス笑って
恥ずかしそうにカレーをかきこんだ
「あん?…ふむ…ふむ?」
「…」
「Σやっぱ迷子じゃねーかぁあああああ!!?」
- 784 :名も無き異能都市住民:2009/12/09(水) 18:22:00 ID:7jE6yumoO
- >>783
「あたし迷子じゃないもんっ
あたしにはね、デルフィニウムって名前があるんだからねっ」
えっへん、と無い胸を張る迷子。
- 785 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 18:28:36 ID:KE2UskXwO
- >>784
「いやいやいやいや!迷子は名前じゃ無いから!」
手をぶんぶん
頭をふるふる
「デルフィニウム…花の名か…おてんばな花だね、どーも…」
「さて…それじゃ先ず」
頭をかきつつ立ち上がり
「何処から来たのかな?」
迷子ならば
放って置いては行けないな
- 786 :デルフィニウム/迷子ちゃん:2009/12/09(水) 18:34:43 ID:7jE6yumoO
- >>785
「ありゃ、違うんだ、へー」
反応を見ると本気で迷子というのが名前だと思っていた模様。
「お姉ちゃんがね、つけてくれたんだよーいいでしょー
あっ、長いからデルフィでいいからね」
何処から来た、と問われ
( ゚ω゚≡)……
( ゚ω゚≡)……
( ゚ω゚≡)σ あっち
適当。
- 787 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 18:42:11 ID:KE2UskXwO
- >>786
「…なるほど」
大体の事態は飲み込めた
キーワードは
おつかい
お姉ちゃん
あっち
「(家は…お使いに来る位だからそう遠く無い)」
ピヨピヨ喋るデルフィを見ながら
「(そろそろ暗いし"お姉ちゃん"が捜してる可能性も高い)」
「…よし」
「歩くぜ、デル。取り敢えずお前の言うあっちに行ってみんべ」
手を差し出して
「ん」
繋いで行こうと促してみる
- 788 :デルフィニウム/迷子ちゃん:2009/12/09(水) 18:47:23 ID:7jE6yumoO
- >>787
( ゚ω゚≡)?
差し出された手を真ん丸な瞳で暫く見詰め
「うんっ、歩くっお散歩っ」
たはー、と笑ってその手をがっちり握った。
- 789 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 18:51:33 ID:KE2UskXwO
- >>788
「(…繋いでおかんと飛んで行きそーだしな)」
無邪気な様子に苦笑して
人通りの多い歩道を歩く
「ひとりでお使いに来たんか?」
- 790 :魁:2009/12/09(水) 18:52:16 ID:Jhlo6zSQO
- あっち。
「時間がない急ぐ」
何やら謎の人々――いや、魁率いる騎士たちだが――が怪しい動きを見せている。
とあるビルを囲むように陣を組み、なにやら騒々しく無線連絡を取り合っている。
「いったいなにが起こるんです?」
「詳細は誰にも言うなと騎士長自らが仰せだ」
と、ここで魁がビルから現れる。そして騎士達にサムズアップ。
「限定のくまさんぬいぐるみを確保完了。
これで任務は終了だから各自解散して次の任務に備えて休みを取るよーに」
「……」
「……」
「……」
やるせない空気のなか、騎士たちは各々寮に戻っていった。
- 791 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 18:56:03 ID:KE2UskXwO
- >>790
「(職権乱用…)」
見てしまった
「……」
「(何食わぬ顔何食わぬ顔…)」
他人のフリして通り過ぎる事にした
- 792 :デルフィニウム/迷子ちゃん:2009/12/09(水) 18:59:00 ID:7jE6yumoO
- >>789
「うんっ、ひとりだよー
あたし達のお家ではね、代わりばんこでね、街におつかいしに来るんだよーっ」
夜の暗さも気にならないくらいの眩しい笑顔を向けながら、歩くリズムに合わせて甲の手を握った手をぶんぶんと振るう。
「昨日はね、アマリリスが当番だったんだよー」
- 793 :デルフィニウム/迷子ちゃん:2009/12/09(水) 19:02:42 ID:7jE6yumoO
- >>790
「あの人達元気ないねー
ご飯ちゃんと食べてないのかなー」
子供に大人の気持ちなど分かる筈もない。
- 794 :魁:2009/12/09(水) 19:04:59 ID:Jhlo6zSQO
- >>791ー792
「あ」
ぬいぐるみに頬摺りしてたさきがけさん。
「みぃたぁなぁ」
- 795 :甲/迷子案内:2009/12/09(水) 19:07:08 ID:dmbGFqiM0
- >>792
「(明らかに人選ミスですよ"お姉ちゃん"…適材とは言えねー…)」
苦笑を浮かべる顔が楽しそうなのは
何となく温かそうな家族なんだな、と想像出来るからで
「アマリリス、か」
「他には誰が居るんだ?」
>>794
「みぃてぇねぇ…」
そそくさと横を過ぎる
//メシ故レス遅可能性大スマソ
- 796 :デルフィニウム/迷子ちゃん:2009/12/09(水) 19:16:51 ID:7jE6yumoO
- >>794
「みぃーたぁーぞぉー!
あははははははは」
挨拶とかそこら辺の類だと勘違いしているのだろうか。とにかく楽しそうに笑っている。
>>795
「あとはねっ、お姉ちゃんと、ジニアと、ローダンセと、プリムラと、カシスと……」
んーとねー、と呟きながら指折り数えて花、いや人物の名前を読み上げていたが
「……!!」
何かに気付いたのか勢いよく顔を上げ、ぱぁっと表情を輝かせ
「あとねっ、あとねっ」
はしゃぎながら前方を指差した。
其の指の先には
「ダン!」
一人の青年が此方を見ながら立っていた。
//大丈夫よん。ごゆっくりー。
- 797 :魁:2009/12/09(水) 19:22:22 ID:Jhlo6zSQO
- >>795
「ふふん、そんな嘘が通じるわけないでしょう」
沈黙の優しさを彼女は知らないのだ。
>>796
「私は別に悪いことはしていないよ
ただ悪漢の魔の手からくまちゃんを救っただけ」
- 798 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 19:24:21 ID:KE2UskXwO
- >>796
「大家族だな」
釣られたのか楽しそうに
「ん?…だん…ダンデライオン?」
花繋がりで推理して
「ほら見っけた」
「どーもー」
青年に近付く
- 799 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 19:26:48 ID:KE2UskXwO
- >>797
「…」
あーめんどくさいなー
…って顔
「限定品だって?」
ぬいぐるみを指差す
- 800 :デルフィニウム:2009/12/09(水) 19:37:06 ID:7jE6yumoO
- >>797
「くまちゃん守ったんだっ?
あははお姉ちゃんすごいすごーいっ」
「それがお姉ちゃんのお仕事なの?」
こてん、と首を傾げる。
目の前の女性の仕事=くまちゃんガーディアンだと思っている模様。
>>798
無造作にアレンジされた茶髪。真っ直ぐ甲とデルフィニウムを見詰める金色の瞳。服装、雰囲気、全体的に大人びた印象を受ける青年は表情一つ変えず此方に向かって歩いてくる。
「うんっ、ダンデ・ライオン!
すっごく長いから皆ダンって呼んでるんだよー」
おーい、とダンに向かって手を振るデルフィニウム。
ダンと呼ばれる青年は彼女を一瞥すると視線を甲に向け軽く一礼。
「デルフィがご迷惑お掛けしました。ありがとうございます」
淡泊、あまりに淡々とした口調で謝罪と感謝の言葉を紡いだ。
- 801 :甲/お巡りさん:2009/12/09(水) 19:42:26 ID:KE2UskXwO
- >>800
「おう、チョロ助何だから今度は目ー離してやるなよ?」
ダンの様子に
任務完了、と頷いて
「ほれ、ダン兄ちゃんとこに帰りな」
繋いだデルフィの手を離した
- 802 :魁:2009/12/09(水) 19:43:22 ID:Jhlo6zSQO
- >>799
「よく聞いてくれました。
なにを隠そう、これが限定中の限定くまさん」
限定のぬいぐるみ。
限定と人は聞くとついつい買ってしまう。
>>800
「気が付いたようね……
そう、私は万単位のぬいぐるみを守護するぬいぐるみマスターよ」
違います。
- 803 :デルフィ&ダン:2009/12/09(水) 19:55:13 ID:7jE6yumoO
- >>801
「うんっ、お散歩楽しかったよ!
また一緒に歩こうね“何でもない”お兄ちゃん!」
えへーと笑う元迷子は甲のもとを離れ、ダンの左手を握った。
『…………』
少女の水色の髪をさらりと撫でると再び甲を見
『後日“ランジュ”がお礼しに行くと思うので、良ければあなたの住所を教えて下さい』
無表情の侭、彼は花ではない名を紡いだ。
>>802
青い瞳を爛々と輝かせ
「すっごぉーい!
ね、あたしも頑張ったらくまちゃん守れるお仕事できるかなぁ?」
少女の将来の夢が今此処で決定した。
- 804 :魁:2009/12/09(水) 20:08:59 ID:Jhlo6zSQO
- >>803
「もちろん。
ぬいぐるみがそこにある限り誰だってなれる。ヒーローにもヒロインにも」
いい大人がまだ幼い子に何を教えているのか。
- 805 :デルフィ&ダン:2009/12/09(水) 20:20:45 ID:7jE6yumoO
- >>804
「そっか! じゃああたし頑張るっ
ダンー、あたしね、頑張ってくまちゃん守る人になるー」
ダンを見上げて無邪気に笑い掛ける夢見る少女。
『そうか、頑張れよ』
表情を綻ばせる事もなく、淡々と応える青年。
不意にちらりと魁に視線を投げた。
その瞳は“適当な事を言うな”と言いたそうだった。
- 806 :魁:2009/12/09(水) 20:30:56 ID:Jhlo6zSQO
- >>805
(なぜ……この人はこんなにも静かなのだろう)
青年を一瞥し、最初に抱いた印象は感情がない人、だったようだ。
- 807 :デルフィ&ダン:2009/12/09(水) 20:51:20 ID:7jE6yumoO
- >>806
『…………』
静かだ。はしゃぐデルフィニウムとは対照的に、彼は此の場に来てから眉一つ動かさず口調淡々としたまま変わらない。
『俺はダンデ・ライオン……あんたは?』
突然青年はデルフィニウムを見た侭口を開き、魁に言葉を投げた。
- 808 :魁:2009/12/09(水) 20:56:18 ID:Jhlo6zSQO
- >>807
「私は魁(さきがけ)
黎明騎士団騎士長として都市の守衛をしているわ」
おどおどしながら律儀に名乗っていた。
- 809 :甲/寝落ちてた:2009/12/09(水) 21:06:11 ID:KE2UskXwO
- >>802
「その気持ちだけは解るぞ、うん」
限定とか残り僅かとか新商品とか
「その気持ちだけはな」
頷く
>>803
「はは、まあ違う機会にな」
そう何度も迷子があってたまるかい
「ん?別に礼なんざ気にすんな?」
ぱたぱたと、手を振って
「この甲、見返りの有無で動かん」
とん、と胸を叩いた
「ん?」
「(…らん…じゅ?…はて…何処かで…?)」
//寝落ちマジスンマセン
- 810 :デルフィ&ダン:2009/12/09(水) 21:15:08 ID:7jE6yumoO
- >>808
おどおどした様子で応える魁を見た彼は小さく鼻で笑った。此処に来て一番大きな感情の変化である。
『あんたみたいな騎士にこの街が守られているだなんて……やはり街は危険な場所だな』
やれやれ、と言わんばかりの口調で言葉を紡ぐ。
>>809
『そうですか。まぁランジュは意地でもあなたを探し出してお礼をするでしょうね。そんな奴ですから』
ランジュについての説明は無く、彼は淡々と言い続ける。
『では俺達はこの辺で
行くぞ、デルフィ』
軽く一礼したかと思うとくるりと背を向け、デルフィニウムの手を取りながら歩き出した。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、まったねー!」
歩き去る途中で少女は振り返り、ぶんぶんと手を振りながら最後も無邪気な笑顔を振り撒いていた。
//もーまんたいですよ。おっはー
- 811 :甲/迷子案内:2009/12/09(水) 21:20:59 ID:dmbGFqiM0
- >>810
「(ふ、復讐の鬼みてーだな…!?)」
どういう奴だ!と心の中でツッコンで
「おう、今度は迷うんじゃねーぞ」
手を振って見送った
//おっはー
- 812 :魁:2009/12/09(水) 21:25:42 ID:Jhlo6zSQO
- >>809
「ふふん、やはり分かってくれると思ってた」
だけれども、職権を濫用したのはよくなかった。
彼女はそれを分かっているのだろうか。
>>810
「きつい言葉ね」
彼女は気分を害したが、何も言わず二人を見送った。
- 813 :甲/迷子案内:2009/12/09(水) 21:31:15 ID:dmbGFqiM0
- >>812
「で、そういうのはさ」
「自分自身の力で手に入れるのが…面白いんでないの?」
他人に迷惑掛けちゃダメ
と
少しだけ注意して
「(浮かれてる所を注意するのは気が引けるなぁ…)」
と、ちょっと後悔
「さて」
「コインランドリーの乾燥が上がってる頃かな」
路上の時計に眼をやって
「またな」
彼もまた、雑踏の中を歩き去って行った
- 814 :魁:2009/12/09(水) 21:37:45 ID:Jhlo6zSQO
- >>813
「……うん」
彼女は少し、目先の利に釘づけだったようだ。
これからは改善しようと、努力する姿勢を見せたので万事解決だろう。
去る甲を見送り、彼女はふたたびめざす。
- 815 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 20:58:01 ID:7hcwnxwgO
- 【屑鉄置き場】
さって……暇だな
【前回と同じく、鉄屑を漁っているようだ】
- 816 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 21:31:40 ID:ZejfrKlM0
- 「あーあ……」
吐くのは小さい溜息で。
何時もと変わらぬその姿には、見るからに「暇」と言うものを体言していて。
- 817 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 21:42:00 ID:SJhJK2lw0
- >>816
ひっ……!!
【その姿を見つけ、制作途中の何かの後ろに隠れやりすごそうとする】
- 818 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 21:44:58 ID:ZejfrKlM0
- >>817
「……この声」
レラの悲鳴をしっかりと聞いていて。
「……レラか」
溜息と共に、声がした方。
製作途中の何かが置かれている方を向いて。
- 819 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 21:47:28 ID:SJhJK2lw0
- >>818
(見つかった……!?)
【同じく声を聞く】
(どうするべきか……?)
【何かの後ろで待機している】
- 820 :沢桐 創:2009/12/10(木) 21:51:25 ID:KycjxHnw0
- ―カチャン、カチャン
一歩ごとに音が響き渡る。
「どこ行ったかな…」
何かを探し歩いている。
研究所のお仕事の模様。
- 821 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 21:53:06 ID:ZejfrKlM0
- >>819
「……怖いか?」
何となく、其処に居るのがレラだと確信して。
姿の見えない少女への問いかけ。答えが帰ってくる必要は無い。
「怖いなら、そのまま聞いてくれ」
溜息一つ。ドカリと其の地べたに座り込んで。
- 822 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 21:54:03 ID:ZejfrKlM0
- >>820
「ん」
特徴的な其の足音。
其れを聞いて其方を向いて。
「よっす」
地べたに座り込んだ男は、軽く片手を挙げていた。
- 823 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 21:56:33 ID:SJhJK2lw0
- >>820
(この感じ……奴か!)
【某ロボットアニメ的な力で存在を感じ取る】
>>821
……
【やはり、返事は無い】
【光沢感のある漆黒の何かの後ろに隠れた少女に動きは無い】
- 824 :沢桐 創:2009/12/10(木) 22:01:34 ID:KycjxHnw0
- >>822
「…ああ、よう」
手も上げず、顔も向けない。
探し物に集中しているのだろう。
>>828
―ガラン!ガチャンガチャン…!
くず鉄の山を蹴飛ばしている。
「…どこいったー、えーっと…名前忘れた」
眼からサーチライトのような光が発射され、くず鉄の隙間を照らしている。
人間には見えないのはご愛嬌。
- 825 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 22:06:05 ID:ZejfrKlM0
- >>823
「あー。なんつうだ」
少し、考えるための間。
「俺もさ。誰か一人はこう言う事になるんじゃねえかなあ、とは思ってたぜ」
怖がりが多いしな、と言う付け足しと、軽く苦笑する声が聞こえて。
「それもさ、覚悟はしてたんだぜ?」
>>824
レラの存在に気付いていない沢桐からは姿の見えない少女へと話しかける煉は少々変に写るかもしれない。
「……何してんだー?」
そんなのはお構い無しに、沢桐の行動に少し興味を持ったようで。
- 826 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 22:10:27 ID:SJhJK2lw0
- >>824
……!?
【驚きの表情でそちらを見て】
何をやっているんだアイツは……
【唖然としたような表情も向ける】
>>825
?
【本気で幽霊と思っているレラにはよく解らない様子】
- 827 :沢桐 創:2009/12/10(木) 22:15:23 ID:KycjxHnw0
- >>825
眼から光を発したまま煉の方を向く。
眩しい、ってか気持ち悪い。
「探し物だよ。この辺ででっかい虫みたいなロボット見なかったか?」
そういうと、再びくず鉄を採掘し始めた。主に足で。
>>826
―ガランガランガラン…!
くず鉄の中の山のひとつを駆け上がる。
「…いねぇなぁ…」
眼のサーチライトは以前光りっぱなしだ。
- 828 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 22:18:55 ID:ZejfrKlM0
- >>826
「ただ、さ。覚悟はしててもさ」
ふ、と息を吐く笑い。
「やっぱり、結構辛いんだわ」
その笑いは、困ったような、後悔しているような。
少なくとも明るいそれでは無い笑い。
「……ま、幽霊って思われてるんだから、こんな言葉も信じちゃ貰えないかもしれないけどな」
>>827
「……おおー!」
気持ち悪い、なんて思わない。
むしろ、向けられた瞳は少年のようにキラキラと輝いていた。
「ん?んー……見てないなあ……」
- 829 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 22:25:48 ID:SJhJK2lw0
- >>827
奴は何を探しているんだ、一体……
【依然、不思議そうな表情を向けて】
>>828
……そうか
【物体の向こう側から返事が】
だがな、
【物体から飛びあがり、煉に姿を見せ】
所詮、貴様はもう死んだ……!
いい加減、消えたらどうだぁ!!
【肩パーツと右腕からのミサイルが一斉に発射される】
【その弾道は直店的な移動で煉にせまる!】
- 830 :沢桐 創:2009/12/10(木) 22:31:30 ID:KycjxHnw0
- >>828
「そうか…どこに行ったかなぁ…。
武州さんもこのぐらいの管理はきちんとしてくれないかねぇ…」
ぶつぶつと呟きながら、鉄の山の向こうに行ってしまった。
―キチキチキチ…
その直後、煉の背後で機械が動く音がした。
>>829
「こっちか!」
ミサイルの発射音を聞いて山の向こうから走ってきた。
「…あれ?レラ?」
今頃その存在に気づいたのであった。
- 831 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 22:34:46 ID:ZejfrKlM0
- //レス番変えるよー
>>830
「武州さん……?」
山の向こうへと消えた沢桐に問いを投げかけて。
その音に気付く事は出来なかった。なぜなら。
>>829
「……どうやったら。信じてくれんだろ」
ハア、と一つ、溜息。
放たれたミサイルへの行動は一切無し。むしろ、腕を広げて。
ミサイルを受け止めるような体制で接触。爆発。
あんな体制からじゃ受身も何も取れやしない。
爆風による後方へ吹き飛ばされ、その場に倒れこんで。
- 832 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 22:42:41 ID:SJhJK2lw0
- >>830
貴様にはコイツが見えるか!
【コイツと言うのは煉の事であり】
見えるなら頼む、コイツを潰すぞ!
【ミサイルが切れると同時に急速後退、上空に飛び上がって】
>>831
やったか……?
【上空から爆風が去った後の様子を見る】
- 833 :沢桐 創:2009/12/10(木) 22:49:15 ID:KycjxHnw0
- >>831
「!?」
爆風に驚き、その場に立ち尽くす。
何が起きているのかさっぱり解っていなかった。
>>832
「へ?」
アホ面で返事をする。
「え?いやいやいや、どういうことだよ?」
―バシュウウウゥゥゥ…!
足の裏からのジェット噴射で、レラを追いかける。
- 834 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 22:53:10 ID:ZejfrKlM0
- >>832>>833
「……ハア……」
溜息と共にゆっくりと倒れた身体を起こして、其処に座り込む。
額と口からは血が流れ、服は爆風により所々焼け焦げて。
「……もう、分かんねえや」
上空の二人を見上げ、呟いて。
諦めたような笑いを一人浮かべて。
「それで吹き飛ばせば満足か?なら、そうすりゃいいさ」
ペタリ、と其処に手も付いて。
それだけ。それ以外、何もしない。
- 835 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 22:59:40 ID:SJhJK2lw0
- >>833
何をしている、見えているのだろ?
【転送術で大型ライフルを持ってきて、銃口を合わせ……】
>>834
……
【動きが止まる】
【大型ライフルを横に避け】
何をしに来た、ただ撃たれに来ただけじゃないだろ!
【苛立っている様で】
- 836 :沢桐 創:2009/12/10(木) 23:06:36 ID:KycjxHnw0
- >>835
「話が読めねぇって。
何で俺がいきなり殺人の片棒を担がなきゃならないんだ」
そう言って、煉に走り寄る…いや、飛び寄る。
行ったり来たり忙しい男だ。
>>834
「大丈夫か、何があった。
あいつマジにキレてないか?
会話が通じないんだが」
煉に近寄ると、すぐにその質問を投げかけた。
- 837 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 23:11:15 ID:ZejfrKlM0
- >>835
「だから、何度も言ってるだろ。俺は幽霊じゃない、って」
つまり。
「お前の勝手な誤解を解きに来てんだよ」
んな事も分かんないのか?と軽く小馬鹿にした笑いを向けて。
>>836
「んー……」
横目で沢桐をチラリと見て。
「何か……幽霊(しかも悪霊)と思われてるみたいだぜ?」
軽く苦笑。
- 838 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 23:15:24 ID:SJhJK2lw0
- >>836
チッ……
【睨みつけるのみで特に行動は無い】
>>837
何故、貴様は生きていると言い切れる?
貴様はあの時に死んだのだろう?
【沢桐に向けていた表情をそのまま煉にも向けて】
- 839 :沢桐 創:2009/12/10(木) 23:19:19 ID:KycjxHnw0
- >>837
「…科学者の癖して幽霊を?
そんな馬鹿な」
偏見な気もする。
>>838
「目ェ覚ませレラ!
幽霊をミサイルとか、物理的に排除しようとする方が間違ってる!」
こいつはこの場を引っ掻き回したいのか。
- 840 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 23:22:51 ID:ZejfrKlM0
- >>838
「……」
その問いへの答えは。
「……何であの時、俺が死んだ事になったのかは言えない」
けれど、と続け。己の指をビシッと己の胸に突き立てて。
「俺は間違いなく生きてる。それは嘘でも何でも無いぜ」
「……まあ、もう一個、俺が生きてる証ってのがあるけどな」
そう言うとちょいちょい、と手招きして。
>>839
「……まあ、言わない方がいいと思うぜ」
此方もそうは思っていたけど。
「何か事情があんのかもしれないし、さ」
- 841 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 23:30:49 ID:SJhJK2lw0
- >>839
……それもそうだな、沢桐
【そう言うと、手に持っていた大型ライフルと肩のミサイルポッドを捨てて】
【抜刀】
【自分の背丈程もある長剣を抜き、右手に持つ】
なら、この剣で遠く運ぶほかあるまい!
もう絶対に、会う事の無いような遠い場所へな!!
>>840
貴様の言う証が何だか知らないが、確かにあの時僕を貴様が捕まえた
【剣を持ってない左手を向け】
もう一度証明して見たければ
もう一度……捕まえてみろ!!
【瞬間、左手首の端末からビームブレードを伸ばし】
- 842 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 23:41:33 ID:ZejfrKlM0
- >>841
「お前……」
ふ、と目を瞑り笑って。
「……目の前で爆発物食らった奴に今から戦え、って、ちょっと酷くね?」
そう言うと、よっこらせ、とか言いながら立ち上がって。
「まあ、其の提案には賛成だぜ。分かりやすいしな」
けれど、と続けて。
「今日はパス」
- 843 :沢桐 創:2009/12/10(木) 23:41:45 ID:KycjxHnw0
- >>840
「…さっぱり話が読めない」
両手を肩まで挙げる。
「変な意地張って死ぬなよ?」
傍観を決め込んだようだ。
>>841
「え、…なんだそれ、マスターソード?」
某RPGの退魔の剣と勘違いしている。
「無茶するなよ、危ない」
その剣の長さを見て。
- 844 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/10(木) 23:43:45 ID:ZejfrKlM0
- >>843
「ああ、大丈夫大丈夫。多分な」
軽く手を振りながらそう言って。
「でも、今日はパスだ。ちょっと帰らないと行けないんでね」
「んじゃな。そこの馬鹿頼んだぜ」
ポン、と沢桐の肩を叩いて、男はその場を後にした。
- 845 :レラ=バニッシュ:2009/12/10(木) 23:51:17 ID:7hcwnxwgO
- >>842
……フン
【見下したような顔】
【剣を納め、ビームブレードも消える】
>>843
貴様に説明の必要は無い
【先程とは逆。煉から沢桐へ顔を向ける】
僕は必要以上の力を出すのが嫌いでね…無茶なんかしないさ、その前に叩き潰す
- 846 :沢桐 創:2009/12/10(木) 23:55:24 ID:KycjxHnw0
- >>844
「任されても…俺一応仕事中…」
だが、その声が届く前に煉は去ってしまった。
「ハァ…靴無駄にした…」
先ほどのジェット噴射のせいだ。
>>845
「ライオンはウサギを狩るときも全力を出すとか何とか…まぁいいけど」
ため息を付く。
「説明の必要は無いとか言ってると、俺ずっとその剣マスターソードって呼んじゃうぞ」
- 847 :レラ=バニッシュ:2009/12/11(金) 00:01:57 ID:7hcwnxwgO
- >>846
構いはしない
【煉の味方に付いたからだろうか、明らかに態度が冷たい】
…… ブツブツ……
【何かを呟きながら何処かへと飛んでいく】
【暫くして、その場にあった武器や巨大な箱、黒い光沢のある機械は転移術で飛ばされた】
- 848 :沢桐 創:2009/12/11(金) 00:07:11 ID:KycjxHnw0
- >>847
「…ったく、仕事再開だ」
―ガシャアァァン!
横にあった屑鉄の山を粉砕し、また物探しをしながらどこかへ歩いて行く。
―キチキチキチ…
その後ろを小さな影が付いて行った。
- 849 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 20:07:08 ID:v9k3j.oo0
- 【小奇麗な服装に身を包んだ少年】
【それはこの間警察病院を脱走した少年、ヒホロ=ゼルトマンであったが】
【囚人そのものの衣服は既に脱ぎ捨てて、没収された筈の】
【紺色のスーツ、光り輝く革靴など、以前の格好の一切を再度入手してベンチに座っていた】
……これで、追われる身か……以前のように、子供の振りをして情報を入手するのは難しくなった…
【咥えたタバコの煙を目で追いかけ、両手を伸ばす】
【煙を捕まえるように両の手を合わせて覆い、胸元に寄せる】
…でも、大丈夫だよ、お父さん……僕はちゃんと、成し遂げて見せる……。
【瞼を下ろし、穏やかな笑みを浮かべる少年の顔は、本当に父に語りかけているようだ】
- 850 :真城 空:2009/12/12(土) 21:31:40 ID:QYyPcDfoO
- 銀髪をゆらゆら揺らしながら、彼は歩いていた。
「もうこんな時間だよ……うーん、結局プレゼント決まらなかったし……」
うーんうーんと唸りながら、マフラーを握って思案顔。
- 851 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 21:46:14 ID:v9k3j.oo0
- >>850
……そうか、もうこんな時間か。
【暗い辺りを見回して息を吐く】
【クリスマスも近く、風は冷たい。まだ幼い肌には堪える】
うう…寒い…
【タバコをくわえながら空の方を見て、ぶるぶると震える】
- 852 :真城 空:2009/12/12(土) 21:51:24 ID:QYyPcDfoO
- >>851
「あ」
目が合った。
子供、小夜ちゃんくらいかな? いや、リルちゃんくらいかも。
とにかく、早く家に帰してあげたほうがいいよね。
とりあえず近付く。
「きみ、もう家に帰ったほうが……って、タバコ!?
だめだよー、未成年者は吸っちゃだめ!」
ほんの軽い気持ちで。
取り上げようと、ヒホロのタバコに手を伸ばした。
- 853 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 21:57:14 ID:v9k3j.oo0
- >>852
あ、え?
【半ばぼうっとした状態で空を見ていたからか、反応が遅れた】
【タバコは指をすり抜けて空の手に渡って】
――ッ……!!
【がたん!と大きな音を立て、ベンチを後ろに突き飛ばす勢いで立ち上がる】
【そしてタバコに手を伸ばすが、子どもなりのスピード、結構遅い】
- 854 :真城 空:2009/12/12(土) 22:01:07 ID:QYyPcDfoO
- >>853
「わ、っ」
ヒホロの勢いに少しだけたじろいで、
タバコを持った手も自然に後ろに引かれた。
「だ、だめだよ。残りのも出して」
ヒホロの必死な表情を見、怪訝そうな顔をしながら
空いた掌を前に出した。
- 855 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 22:06:34 ID:v9k3j.oo0
- >>854
【奥歯をギリ、と噛んで睨みつける】
【眼に映るのは明らかな敵意と、それ以上に鮮明な『怯え』】
ぼ……僕のは……
【力んだ喉から震えた声を振り絞り】
僕の『ソレ』はそういうのじゃないッ!!
【叫ぶと同時に、ヒホロを中心に煙が渦巻きだした】
【空の上に煙が伸びると、その煙が硬化。灰色のギロチンとなり空に襲いかかる】
- 856 :真城 空:2009/12/12(土) 22:12:40 ID:QYyPcDfoO
- >>855
「えっ?」
目の前の少年の、言葉の意味がわからない。
投げ掛けられた少年の必死な目線に、少しだけ鳥肌が立った。
次に見たのは渦巻く煙。
彼はそこで漸く
「……っわあぁ!」
敵意を感じ取った。
タバコを投げ出して、前方に転がって回避。
「な、なに……」
コートのポケットからカードの束を取り出して、胸元に握りしめた。
- 857 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 22:22:53 ID:v9k3j.oo0
- >>856
嫌だ、嫌だ、お前も、お前もォォオオオオオ!!!
【タバコを拾い上げ、眼を見開きヒステリックに叫ぶ】
【落ちたギロチンはずごん!と地面を叩き割り、煙となって霧散した】
お前も、僕のお父さんを盗るのか……!?
【服の胸の辺りを握り締める。スーツに皺が寄る】
【小百合に酷く痛めつけられたからか、。荒く息を吐く姿はその年に不相応な怒りを孕んでいて…】
なら、お前も、殺す、殺すよ、僕は、ああ、お父さんを守るんだ……
【自分に言い聞かせるようにそう言うと、煙を吸い込み】
フッ!
【煙を噴き出すと共に硬化。煙が瞬間的に高速となった時に硬化し、煙を銃弾に変える技だ】
【灰色の弾丸が空へと迫る!】
- 858 :真城 空:2009/12/12(土) 22:31:17 ID:QYyPcDfoO
- >>857
「お、おとう、さ……?」
何が何だかわからない。
わからないが、もたもたしていたら殺されることは確かだ。
「――セット!」
カードの束から一枚。
取り出したのは、青のカード。
「召喚『大地の護り手』!」
カードを宙に置き、喚び起こすのは地の精霊。
精霊は地面を盛り上げ、小さな壁を作り出し、弾を受け止めようと試みる。
- 859 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 22:40:44 ID:v9k3j.oo0
- >>858
っ!
【煙の弾丸は地面から作り上げられた壁にめり込む】
【その後も連続して射出するが、壁は煙の弾丸を呑みこむように受け止めて】
ふん……ならこれでどうだ!
【両腕を突き出す。その腕に煙が渦巻き、数回回転したところで光を放ち】
たぁっ!!
【壁の両サイドに腕を振るう。放たれたのは『燃え盛る煙』】
【相手の横の回避ルートを塞ぎ、その間に上空から灰色の矢じりを雨のように降らせる】
【威力は自由落下に任せているため低いが、とにかく量が多い、確実性を重視した一撃】
- 860 :真城 空:2009/12/12(土) 22:52:07 ID:QYyPcDfoO
- >>859
「……っ、ノーム! おねがい!」
精霊に懇願。
すると精霊は、空を抱き締めて代わりに背で矢を受けた。
少しだけ顔を歪め、空は考える。
――多分、タバコをどうにかしないと攻撃は止まない。
手足を拘束したって無意味だろう。
完全に動かなくさせるには――
「――セットマジック・『魔弾の射手』!」
土の壁を崩して顔を出す。
空の前に精霊が出て手を掲げ、ソフトボール程度の大きさの石の弾丸を発射する。
弾数は3、狙いはそれぞれ頭・胸・左膝。
「ごめんけど、気絶! してもらうよ!」
- 861 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 23:07:56 ID:v9k3j.oo0
- >>860
【石の弾丸を見定め、とっさに手を前に突き出す】
【その指の先に煙が集まり、瞬間的に壁を作りだす】
硬化ァ!
【煙を硬化。土の壁と対象に、今度はヒホロが灰色の壁を作りだした】
ガン! ガン! ガッ、パリン!
【土くれから伝わる衝撃。3発目で壁にヒビが入り、ガラスが割れるように崩れ去った】
くっ……!!
【追いつめられた表情。再度煙を纏い後ろに下がる】
- 862 :真城 空:2009/12/12(土) 23:14:00 ID:QYyPcDfoO
- >>861
「いい? 一回しか言わないよ、よく聞いて」
傍らに精霊を寄せ、ヒホロを見据える。
「攻撃を止めて大人しくして。大人しくしてくれないなら、」
精霊がすっと手を上げ、ヒホロを睨み付けた。
「やっぱり気絶してもらうよ。ちょっと痛いけど」
最初で最後の警告。
次は無い、とでも言うように、視線を向けた。
- 863 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 23:25:37 ID:v9k3j.oo0
- >>862
嫌だ、嫌だ、僕の、僕のお父さんを盗らないで……
奪らないで……!!
【薄い煙の中でも分かるほどに、狼狽した所作】
【煙が渦を巻き、ヒホロの背に恐ろしい巨人を象る】
【頭の大きい子供を思わせる――気にいらないものを叩き潰す、我儘な巨人の形を】
ッッ奪らないでェェエエエ゛エ゛ッ!!!
【頭を押さえて泣き叫んだ直後】
【硬化した巨人の握り拳が、空の脳天を砕かんと振り下ろされた!】
- 864 :真城 空:2009/12/12(土) 23:32:43 ID:QYyPcDfoO
- >>863
「おとうさん……?」
さっきも言っていたその単語。なんなんだろう?
……と考えている間に、煙が渦巻き巨人が空を見下ろす。
「……ッ、セットマジック――」
降り下ろされる暴力、慌ててカードを宙に置き、
「――『万里の壁』っ!」
精霊が先程のものより硬度の高い壁を造り出す、が、
「――っああ゛ぁっ!」
ピキピキピキッ、パキン
慌てて出したため錬度が低い。
精霊と共に吹っ飛んで、地面に叩き付けられた。
- 865 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 23:40:52 ID:v9k3j.oo0
- >>864
はは、あは、はは、はは、!!
やった、やったよ! お父さん! 僕、お父さんを守れた!
うん、分かってる……トドメを刺さなきゃね……
【けたけたと虚空に笑いかけながら、トドメを刺す為に】
【ヒホロは煙で小さなメスを作り出すと、それを握って無防備に空に近づいていった】
- 866 :真城 空:2009/12/12(土) 23:44:58 ID:QYyPcDfoO
- >>865
「……ぅ」
倒れ伏し、血を流す空。
空の傍らに精霊が寄り添い、抱き締めて起こそうと必死になっていた。
『――、――!!』
近付いてくるヒホロに気付き、精霊が何かを叫ぶ。
恐らく「寄るな」と連呼しているのだろう。
- 867 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/12(土) 23:50:30 ID:v9k3j.oo0
- >>866
? うるさいよ、僕は始末しなきゃならない。
お父さんの敵だ、僕の敵だ……。
邪魔するなら君も、容赦しない……!
【無差別的に向けられる敵意の視線】
【重く鋭い煙のメスを、精霊に振りまわす】
- 868 :真城 空:2009/12/12(土) 23:58:26 ID:QYyPcDfoO
- >>867
『――――』
空を抱き締め、かばう精霊。
徐々に傷がついて行く。
「――セッ、ト」
そんな精霊の背に添えられる、一枚の赤いカード。
空はいつの間にかカードを取り出していたのだ。
赤いカードは、絶技のカード。
「……絶技、」
精霊の身体が光を放つ。
それと共に、ごごご、と低い地鳴りが響く。
「『純潔の鎖』」
ばがぁあああああん、と大きな音を立てて地面が割れる。
そこから這い出たのは、一本の太い緑の蔓。
蔓は真っ直ぐにヒホロの腕を打ち据えんと迫る。
- 869 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/13(日) 00:06:34 ID:v9k3j.oo0
- >>868
これでッ…
【メスを振り上げ】
最後――
ッ!!!?
【腕を打ち付ける、巨大な鞭】
【メスは遠くに弾かれ、ヒホロは強烈に腕を打たれた勢いでバランスを崩し】
がっ!
【地面に頭を打つ】
- 870 :真城 空:2009/12/13(日) 00:11:50 ID:QYyPcDfoO
- >>869
「ふーっ、ふーっ……」
額から流れ出る血を拭い、なんとか立ち上がる。
蔓はぞぞぞ、と地を這って、ヒホロの胸元に接近。
触れるか触れないか、紙一重の位置で止まった。
「……まだ、やる? それとも、落ち着く?」
朦朧とする意識を繋ぎ留め、そう訊ねた。
- 871 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/13(日) 00:17:08 ID:v9k3j.oo0
- >>870
……やだ、こっちに来るな、お父さんは渡さない…
僕のお父さんは、僕と一緒にいるんだ……渡さない……!
【タバコを胸元に抱きしめてふるふると震えている】
【ツタの威力を知っているからか、動こうとはしない】
- 872 :真城 空:2009/12/13(日) 00:22:48 ID:QYyPcDfoO
- >>871
「……うーん」
難しいなあ、と頬を掻く。
「タバコ、取り上げたのは悪かったよ。ごめんね。
けど、お父さんって何なの?」
蔓は動かさないまま。
なるべく優しい声色で、更に訊ねる。
- 873 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/13(日) 00:33:35 ID:v9k3j.oo0
- >>872
……お父さん、知らないの?
【怯えた顔が一転、地面から頭を上げて目をぱちくり。】
【それから、安堵の息を吐き】
はぁ〜〜〜〜……っ、それを早く言ってよぉ…
怖かった、本当に怖かった…
【額の汗をぬぐい、脱力したように頭を再度地面につける】
- 874 :真城 空:2009/12/13(日) 00:36:39 ID:QYyPcDfoO
- >>873
「……知らないもなにも、僕と君、初対面だよね?」
苦笑気味の表情を浮かべ、蔓を少し遠ざける。
「タバコ、大切なものだったんだね……ごめんね」
- 875 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/13(日) 00:54:47 ID:v9k3j.oo0
- >>874
……ええ、申し訳ございません。
最近酷い目にあって、疑心暗鬼で……。
【と言い口をへの字にし、落ち込んだ顔】
【蔦が離れたのを見て、しずしずと立ち上がり膝の土埃を払う】
ええ、これは生前、まだ優しい父が健在だった時吸っていたモノです。
……今となってはこれが、僕の愛する父と僕の唯一の繋がりなんです。
【もう短くなったタバコを手に取り、腰のタバコケースから新しいタバコを取り出して先端と先端を押し当てる】
ああ! それより先ほどはとんでもなく取り乱してしまいました!
何でも言ってください。僕が出来るお礼は少ないですが、どんなに時間をかけてでも償わせて頂きます…!
【先ほどの狂犬をイメージさせる獰猛さはカケラもなく、子犬のように目を潤ませ近づく】
- 876 :真城 空:2009/12/13(日) 01:00:43 ID:QYyPcDfoO
- >>875
ヒホロの目から敵意が失せたのを見、精霊をカードに戻してしまう。
「あ、う、あ、えーっと」
ナイス豹変。
小夜ちゃん並か? いや、上を行っている気がしないでもない。
「お礼……えーっと」
少しだけ考えて、
「……君の年くらいの子って、何を欲しがるのか教えてくれないかな。
もうすぐクリスマスだけど、プレゼントが全然決まらなくって」
えへへ、と笑ってそう訊ねた。
- 877 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/13(日) 01:07:45 ID:v9k3j.oo0
- >>876
……やはり、言い淀むほど酷い事をしましたか。
お金なら一生をかけて払います、もし死ねと言うならば
僕の役目を果たした後なら、どんなに苦しめられて死のうとも文句は言いませn……
【申し訳なさそうに目を伏せて逸らし、胸の前で指を組む】
…はへぃ? プレゼント……ですか?
【あまりに予想外な質問に、頭の上を?マークが飛び交う】
【3秒かけてようやく咀嚼し、意味を理解したところで】
……そうですね……やはり導入には出来るだけライトなフレーバー重視タバコが一番かと……。
【結局役には立たない意見である】
- 878 :真城 空:2009/12/13(日) 01:12:39 ID:QYyPcDfoO
- >>877
「残念、うちの子たちタバコ吸えないよ……」
あはは、と苦笑。
「ん、でもいっか。難しいこと考えずにいいもの買えばいいよね。きっと、愛だよ愛」
後の死亡フラグである
「ああ、すっかりこんな時間……君も早く帰りなよ、えっと、名前……」
きいてなかった。と本日何回目かもわからない苦笑を浮かべた。
- 879 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/13(日) 01:18:34 ID:v9k3j.oo0
- >>878
はは、それもそうですねぇ。でもプレゼントなんて、結局は相手の好み次第ですし……
その子の笑顔の前に置いて、一番しっくりくるモノを買うといいですよ。
【人差し指をたてて、右目でウィンク】
ええ。大したお礼も出来ずに……あ、名前、ですか。
えーと……ヒホロ=ゼルトマンと申します。では失礼ながら、貴方のお名前は?
【若干言いだすのは気が引けた。だって現状は犯罪者なんだから】
【でも……一回煙と言う実に特徴的な武器まで使って襲いかかってるし、もう隠そうとも無駄な気がした】
- 880 :真城 空:2009/12/13(日) 01:22:19 ID:QYyPcDfoO
- >>879
「はは、そうだよねぇ」
笑顔の前に置いてしっくりくるもの。考えてみる。
小夜:現金
フェンリル:肉
イメル:肉
鏡子:【お見せできません】
「……うん」
ちょっと切なくなった。
「僕は真城 空。クーって呼んで」
えへ、と笑うその顔はへにゃりとした女の子のようなつくりをしている。
- 881 :ヒホロ=ゼルトマン ◆JBbLACK.JY:2009/12/13(日) 01:27:19 ID:v9k3j.oo0
- >>880
では、クーさんと呼ばせて頂きます。
今後はこのようなことの無いよう、気を付けます。
【煙を纏わせた少年は、丁寧にお辞儀をすると】
もし会う事があったら、次は可愛い服を着た貴方に会いたい。
それでは、また……。
【壮大に勘違いしたまんま、踵を返して去っていった】
- 882 :真城 空:2009/12/13(日) 01:31:59 ID:QYyPcDfoO
- >>881
「うん、またねヒホロく……
……かわいい?」
( ゚д゚)
「……えっ」
(゚д゚)
↑の表情のまま帰路に着く空であった
- 883 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 22:12:37 ID:SJhJK2lw0
- お腹空いた……
【裏路地。壁を背に座る影】
まだ、死にたくない……う、ぅ……
【大剣を杖に立ち上がろうとし、バランスを崩し倒れる】
- 884 :沢桐 創:2009/12/14(月) 22:28:36 ID:KycjxHnw0
- 先日の仕事からずっと奇妙な視線を感じていた。
結局仕事には失敗したが、上司にはそこまで咎められなかったので安心した。
「…この辺にはコンビニが全然無いなぁ…」
そう呟くと、人通りの多い道を外れ、路地に入り込んでいった。
- 885 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 22:30:23 ID:SJhJK2lw0
- >>884
【見ると、一心にそちらを見続ける何かが居た】
【その人物が居る場所は陰になっており、よく見えないが……】
- 886 :沢桐 創:2009/12/14(月) 22:33:40 ID:KycjxHnw0
- >>885
「ん…浮浪者か?」
―カチャン
立ち止まり、暗闇に眼を凝らす。
「外道照身 霊波光線!」
眼が光り、物陰を照らす。
- 887 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 22:39:04 ID:SJhJK2lw0
- >>886
【その者は一心に見ている】
【光に照らされ目を細めるも、すぐにまた視線を向ける】
【黒い特徴的なコート。その腰のあたりには尾を引くほど長い鎖が巻かれていて】
【大剣は不思議なまでに大きく、2mはあるだろう】
【ただの浮浪者に見えなくもない。だが、その姿は不自然に赤黒く、瞳は助けを求めるモノのそれでは無かった】
- 888 :沢桐 創:2009/12/14(月) 22:45:22 ID:KycjxHnw0
- >>887
「正体見たり」
正体を確認すると、眼からの光線はすぐに消えた。
「…そんなの持ってこっち睨まれると怖いんですがね。
前、通ってもいいですか」
剣を指差した。
- 889 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 22:50:39 ID:SJhJK2lw0
- >>888
うっ……ぐうぅ……!!
【剣を杖にし、次には立ち上がる】
ごはん……喰わせろ……!
【喉を鳴らし、動物的威嚇をしながら近づいてくる】
- 890 :沢桐 創:2009/12/14(月) 22:57:46 ID:KycjxHnw0
- >>889
「…はい?」
通り過ぎようとして、立ち止まる。
「いきなり言われても…持ち合わせが無いですよ」
やっぱ浮浪者なのか、と思っている。
- 891 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 23:01:05 ID:SJhJK2lw0
- >>890
喰わせろ……お前で良い、喰わせろ……
【ゆっくりと、ただ確実に近づいてくる】
【近づけば解るその素顔。少年か少女かは解らないが傷や汚れの無い肌を持つ者だった】
- 892 :沢桐 創:2009/12/14(月) 23:05:00 ID:KycjxHnw0
- >>891
「…俺は食えないと思うぞ」
なんせ改造人間だ。
「まぁ、食いたいなら食ってみろ、自力で」
その場から動こうとする様子は無い。
- 893 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 23:12:06 ID:SJhJK2lw0
- >>892
お前が、美味しくないのは……解ってる……!!
でも、今は…我慢する……
【そう言うと、大剣をその場に刺し】
ふっ……死ねぇっ!
【小さく前に飛び、回し蹴りを放つ】
- 894 :沢桐 創:2009/12/14(月) 23:15:21 ID:KycjxHnw0
- >>893
「解ってる…って?」
―バッ…ガシャン!
バック宙で回避する。
着地と同時に鉄がぶつかり合う音がした。
「一応聞いてみるけど、お前、研究所の関係者か何かか」
- 895 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 23:19:11 ID:SJhJK2lw0
- >>894
ふっ……はぁ!
【着地と同時。もう一度跳びあがりハンマーパンチ】
研究…所……?
【特にそう言う関係では無いらしい】
- 896 :沢桐 創:2009/12/14(月) 23:22:51 ID:KycjxHnw0
- >>895
「あ、知らないならいい。うん」
手を振った。
そしてその手でパンチを受け止める。
「あがっ!」
やっぱり腕は生身だった。
- 897 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 23:29:05 ID:SJhJK2lw0
- >>896
【体は成長しきっていない程度、しかしその力は恐ろしく】
……!
【今度は蹴り。そのまま後ろへ転身するような流れで腕を蹴ろうとする】
【しかし、その蹴りは普通の物で無く、触れれば切れる】
- 898 :沢桐 創:2009/12/14(月) 23:34:30 ID:KycjxHnw0
- >>897
―パァン!
踵から何かが破裂したかのような音が鳴り響く、それと同時に沢桐が飛び上がった。
「腹が減ってるならやめとけ、「ふつうの」飯ぐらいなら奢ってやるよ?」
沢桐は路地の壁に立っていた。
- 899 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 23:37:58 ID:SJhJK2lw0
- >>898
……!?
【その音に驚き、見失い】
【眼を見開いて沢桐を探す】
嘘、嘘……誰も、優しい…ふりを、する……!!
【声の方に首を向け、思いっきり睨んで】
- 900 :沢桐 創:2009/12/14(月) 23:45:46 ID:KycjxHnw0
- >>899
「俺は食われたくないだけだ」
どこか偽悪的だが、きっぱりと言い放った。
「いらないならいい、でも俺を襲われても困る」
壁面を歩いて降りてきた。
- 901 :名も無き異能都市住民:2009/12/14(月) 23:52:27 ID:SJhJK2lw0
- >>900
そんな事言って……そんな事言って……!!
どうせ、僕を…知れば……みんな、逃げる癖に……
【突如、飛びあがる】
【赤黒い血のような物がその場に残り、一直線に沢桐の首を掴まんと迫る】
- 902 :沢桐 創:2009/12/14(月) 23:58:44 ID:KycjxHnw0
- >>901
「…逃げるも何も、今既に俺は逃げたい」
―ダッ!
壁を走る。
「腹減ってんだろ、意地張るなよ!」
後ろを向いて、手を口に当てて叫ぶ。
- 903 :名も無き異能都市住民:2009/12/15(火) 00:04:54 ID:SJhJK2lw0
- >>902
怯えろ、竦め!! 黙ってお前が喰われていれば良いんだろうがぁ!!!!
【手は壁を抉り、深く入り込む】
【壁に足を付き、一気に引く抜くとその反動でまた襲いかかる】
大人しく、喰われてれば良いんだぉ!!!
【右腕が漆黒に変わり、その先端は鋭利に尖っていて。その先端を向けて突進】
- 904 :沢桐 創:2009/12/15(火) 00:11:15 ID:KycjxHnw0
- >>903
「断るッ!」
足の裏をその先端に向け、受け止める。
靴が完全に壊れて機械の足が露出した。
「これを食おうってのか、お前は!」
- 905 :名も無き異能都市住民:2009/12/15(火) 00:17:57 ID:SJhJK2lw0
- >>904
ッ……!?
【機械を脚を見て明らかな同様を見せる】
そんな、物を…僕に、見せるな……!!
【その機械がさらに心を崩したようで、右腕全てが漆黒へと変化して】
【その機械の脚へ集中攻撃を掛けんと何百、何千本にも解れ、襲う】
- 906 :沢桐 創:2009/12/15(火) 00:26:37 ID:KycjxHnw0
- >>905
「フォトン、アクセルッ!」
その瞬間、沢桐の動きは加速した。
その場で一回転し、右足を一歩引く。
「連撃の…アクセルブレイク!」
―ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
漆黒の槍の一本一本に、何発もの蹴りを正確に叩きつける。
―ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
- 907 :名も無き異能都市住民:2009/12/15(火) 00:38:12 ID:SJhJK2lw0
- >>906
ふざけ…るな……あっ……!!
【いつの間にか眼は見開かれ、苦しそうな表情に】
【全ての漆黒は返され、闇は晴れる】
【そこには、ただ倒れている姿があった。既に意識を失っている様だ】
- 908 :沢桐 創:2009/12/15(火) 00:41:52 ID:KycjxHnw0
- >>907
―ガンッ!
着地と同時に、フォトンアクセルの眼の光が消える。
「…どうしようかね…置いとく訳にもいかねぇし…」
倒れた人物の顔を覗き込みながら考える。
- 909 :名も無き異能都市住民:2009/12/15(火) 00:45:45 ID:SJhJK2lw0
- >>908
【息はある。だが完全に意識は無い】
【運んでも良いが、特に運ぶ場所はなさそうである……】
- 910 :沢桐 創:2009/12/15(火) 00:52:10 ID:KycjxHnw0
- >>909
「人襲わないかどうかは心配だが…アパートに連れ込んで朝になったら胃の中でしたってのも困るし…置いてくか」
結局自分一番である。
パッパッとコートの砂を払うと、ポケットに手を突っ込む。
「…ん?これは…昨日の夜食か」
呟くと、その場に何かを置いてそそくさと去って行った。
去った後には、カロリーメイトが置いてあったそうな。
- 911 :名も無き異能都市住民:2009/12/15(火) 00:57:09 ID:SJhJK2lw0
- >>910
【沢桐が去って数時間、ゆっくりと眼を覚ます】
……なに……これ?
【男女どちらともとれる声を発しがらカロリーメイトを手に取り】
くふっ、もぐおぐ……
【箱ごと食べたそうな】
【無論それだけじゃ足りなかったようで、通行人も食べました】
- 912 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 20:29:12 ID:/k2gysHgO
- 都市中央公園。時計柱下のベンチにて。
夜目に鮮やかな真紅の髪が微かな風に遊び、ふむと女は思案した。
「果て然て、如何したものか」
膝の上に眠る猫。傍らには中身の綺麗に無くなったキャットフードの缶。
動くに動けないと云った有様だが、何処か楽しんでいる風も有り。
- 913 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 20:37:43 ID:ZejfrKlM0
- 「ん……」
コンビニで適当に購入した肉まんを口に咥えて。
小脇には紙袋を抱えて。
「……あ……」
ぽかん、と口を開けて。
トサリ、と肉まんが積もり始めた雪の上に落ちた。
- 914 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 20:41:46 ID:/k2gysHgO
- >>913
「ん、東雲か。……少し失礼じゃないか? 人を見て呆然とするなんて」
軽く戯ける様に笑って紅夜を見る。
「中華饅も勿体無い」
- 915 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 20:43:59 ID:ZejfrKlM0
- >>914
「や、その……起きてたんだな、って」
そう言いながら落ちたそれを拾い上げて。
「……」パクッ
「……隣、いいか」
また、口に入れたそれを飲み込んで、ベンチの横を指差して。
- 916 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 20:48:18 ID:/k2gysHgO
- >>915
「ああ。好きにしなさい」
と肯定。軽くベンチの端に寄る。
「言って無かったが、君も御苦労様だったね」
煙使いの少年の一件。
「侵入者の件。聞いてるよ。有難う」
- 917 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 20:51:45 ID:ZejfrKlM0
- >>916
「……結局、アイツは未だ探してるんだけどな」
ハア、と溜息。
それの後、礼なんて要らねえよ、と軽く気恥ずかしそうに笑って。
「ああ、そういや言って無かったか」
今更言うのも変だけどな、と付け加えて。
「おはよう」
コレだけは言いたかったようで。
- 918 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 20:56:17 ID:/k2gysHgO
- >>917
「何、構わないさ。其の件より別件を優先して呉れ」
何か考えが在るのか、其れとも重要視して居ないだけなのか、女はそう言って眠る猫を撫でる。
そして、其の手をふと止めて。
「ああ。――御早う」
顔は向けずに其の侭で、心地良さそうに瞑目して微笑んだ。
- 919 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 20:58:52 ID:ZejfrKlM0
- >>918
「や。そう言うわけにもいかねえのさ」
軽く肩を竦め、苦笑を漏らす。
「あの秘書女に……任せるって言われちまったからな……」
「……あ、そだ」
その微笑を見た後、話を変えるように少々慌てて紙袋を漁って。
「ん。食うか?」
つ肉まん
- 920 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 21:08:08 ID:/k2gysHgO
- >>919
「そうか。……然し小百合が任せる、か。関係は多少改善されたのかな」
少し感慨深そうに言うと、再び白い手が猫の丸い背を撫でる。
感触を楽しむ様に、優しく。
猫を撫でる手は其の侭に、真紅の瞳が紅夜を見る。
「社員から総帥が物を貰う訳には――と普通なら言う所だが、」
冗句を言う様に可笑しげに片眉を微かに上げて微笑。
「友人から貰う分には何も問題無いな。有り難く」
肉まんを受け取る。
- 921 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 21:12:07 ID:ZejfrKlM0
- >>920
物は言い様だ。
あれは任された、と言っても問題は無いだろう。
だが。
「や、全然」
関係はこれっぽちも改善されていない。
むしろヒホロを逃がした事で悪化する可能性大。
「ん。アンタが美味いって言うかは分かんねえけどな」
肉まんを手渡し、自分も一つ取り出して。
「……猫、好きなのか?それとも、懐かれるのか?」
そう言えば家でも猫に囲まれてたな、と思い出して。
- 922 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/15(火) 21:12:19 ID:GIib.1dY0
- 「あう〜…おなかすいたなの〜」
【外套を着込んだ少女が何気なく公園にふらふらしながらやってきた】
- 923 :頼羽無為:2009/12/15(火) 21:15:45 ID:fP94A.NgO
- 「お、これは珍し……くは無い組み合わせなのか?」
夜風に黒いコートをはためかせながらふらりと現われたのは、相も変わらず気怠げな雰囲気を漂わせるこの男。
「ま…なんにせよ久し振りだな、社長。ついでに少年も」
喋るのに合わせて、口の端にぶら下がる煙草がゆらゆらと揺れる。
- 924 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 21:20:04 ID:/k2gysHgO
- >>921
「やれやれ、頭痛の種は中々消えて呉れ無いな」
ふ、と苦笑して肉まんを一口。
「何も高い物だけが美味い訳じゃないさ。
立ち食い蕎麦にも立ち食い蕎麦なりの旨さが有る」
言ってまた一口。ゆっくりと噛んで、白い喉がこくりと小さく動く。
「其れと同じ。特に冬の中華饅はね。冬の公園、ベンチに座って膝には猫。中々風情が有る」
また一口。ゆっくりと食べて。
「動物は基本的に好きだよ。昔嫌われてたからか、懐かれる様になってからは特にね」
>>922
「おや、ディス」
ふらふらしているディスを見て苦笑を一つ。
軽く手を挙げ、挨拶の代替に。
- 925 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 21:25:11 ID:ZejfrKlM0
- >>922
「お……」
いい匂いが漂う紙袋を持った男(訳:集り相手)が蔡生と共に座っていた。
>>923
「お……オッサン。よう」
紙袋を抱えている手とは逆の手を軽く挙げて。
「珍しく……は無えかもな」
>>924
「はは……もう暫く勘弁な」
片手を立てて苦笑しながら頭を下げて。
「へえ……まあ、確かにそうだよな」
つっても、高い物なんて食う機会無えけどな、と言って笑う。
「嫌われて……?ふうん……」
過去の詮索は今はしたくなかった。だから、そんな相槌を打って。
- 926 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 21:27:19 ID:/k2gysHgO
- >>923
「おや。千客万来だ。このベンチの周りは余程人気が有るらしい」
頼羽の声に戯ける様に笑って返す。
「久し振りだね、頼羽。車……車は直ったかい?」
車と言って良いものかと一瞬考えたが、良いと云う事にして。
- 927 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/15(火) 21:33:52 ID:GIib.1dY0
- >>923
【その二人の他にも別の少女がいる】
【外套を着込んだ少女だ。】
>>924
「あうー。『さつき』ひさしぶりなの〜」
【手を振って微笑む】
「やぱりいそがしかったのかなのー…」
【少しさつきの顔をうかがうが、相変わらずお腹の音が鳴り続ける】
>>925
「…いいにおいがするの」
【若干紅夜のほうに歩き始めた】
「…あう〜…『れん』かなの〜」
- 928 : ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 21:42:33 ID:ZejfrKlM0
- //今更気付いたが何故煉って入ってるし……
- 929 :頼羽無為:2009/12/15(火) 21:43:34 ID:fP94A.NgO
- >>925
「珍しくはない、か。なるほど、少年は思ったよりやるようだ」
評価を改めたほうがいいかもな、と意地悪く微笑む
「む、いいモノを持ってるじゃねぇか。ほれ、オッサンにも恵みなさい」
紅夜に向けて、催促するように手を差し出した。
>>926
「確かに、この公園も何かしらの曰くがあるかもしれんな」
夜の公園はイベントがよく発生するものだ。
「ああ、社長も息災なようで。死眠とやらは終わったみたいだな。
…車。まあ車だな、うん。」
あれは本人にも判別は難しいらしい。
「いや、実は運タクよりも稼げそうな仕事が舞い込んでなあ。少しばかりアレの修理は後回しになりそうだ」
- 930 :頼羽無為:2009/12/15(火) 21:46:47 ID:fP94A.NgO
- >>927
「おう、もしかしてディスか?お前も久し振りだな」
挨拶がてらに軽く手を上げる。
「それは外套か?…まあ、あの格好じゃあさすがに寒い季節か」
- 931 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 21:55:06 ID:/k2gysHgO
- >>925
「何、仕事を確りとして呉れるなら別に仲が悪くても構わないよ。我が社の方針だ」
肉まんを食べ終え、ふ、と一息吐いて。
「そうだろう? 食事は単なる栄養摂取じゃない。
単に生存を維持する為の物なら、料理と云う文化は此処迄発展しない。
食事は楽しむ物でも有る。味わうに越した事は無いが、味わうだけでは勿体無い」
と言って、軽く笑う。
「高い物か。今度寿司屋にでも連れて行こうか?」
>>927
「ああ、久し振り。相変わらずお腹を空かせてるね」
いつも腹ペコな少女に苦笑して、隣の紅夜をみる。
「彼は優しいから、きっと君にも肉まんを呉れるよ」
>>929
「君がそう云うなら本当にそうかもしれないな。
果て然て何が居る事やら。私には猫ぐらいしか思い付かないが」
軽口を叩いて猫を撫で、頼羽の言葉にああ、終わったと首肯を一つ。
「制作者が造った物の分類を言い淀んで如何する。車……」
クルマ、と言った瞬間、矢張り感じる激しい違和の感。
夜刀神の領域から初めて此方に来た時の方が未だ幾分……と言える程。
「……車じゃないなら君はタクシードライバーでは無くなるな。そうなると君は誰だろう?」
言いしなふむと呟き、楽しげに笑う。
「冗談に成らなくなったね。タクシーを放ったタクシードライバーか。
其れで何を造ってるんだい?」
- 932 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 22:04:23 ID:ZejfrKlM0
- >>927
「……違うっての」
そう言えばアイツ見かけないな、とか思ったりして。
「……食うか?」
つ肉まん
>>929
「そう言う事じゃねえって……」
意地の悪い笑みに苦笑で返して。
「ん。仕方ねえな……」
顔は渋々、と言った風だが割りと素直に手渡して。
>>931
「ん、そうかい」
それで殺し合いになってるのも彼女は多分知っているだろう。
だから、軽く頷いて。
「楽しむ物、ねえ……」
思い返せば、うちに帰れば一人寂しく飯を食って寝る、なんて毎日ばっかり。
だから、そう言う考えはあんまり無かった。
「……ま、そうだな」
だけど、アイツが来てくれた時はまあまあ楽しかったかな、なんて思って。
「ん、寿司ねえ……。気持ちはありがてえが……」
ふむ、と顎に手を当て考え、数秒後。
「アンタと食いに行くならもっと別のもんがいいかな」
- 933 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/15(火) 22:09:17 ID:GIib.1dY0
- >>930
「あう〜ひさしぶりなの〜!」
【大きく手を振る】
「あう〜。これもらったのなの〜。あったかいの〜」
>>931
「うん…なにかたべたいなの〜…」
【と、ここで振り返って紅夜に目が行く】
「…そうなのかなの〜」
>>932
「あう〜…じゃなくて…『こう』だったかなの?」
【首をかしげて言う…が】
「あう〜!ありがとなの!」
【いいの?とか確認しないで速攻で肉まんを手にとって】
【もぐもぐと食べ始めた】
- 934 :頼羽無為:2009/12/15(火) 22:39:49 ID:fP94A.NgO
- >>931
「猫、猫か。存外、人を化しているのは猫かもしれないな」
蔡生の膝の上にいるのとは別の猫が、男の足元に擦り寄る。
しかし、何かが気に入らなかったのかすぐに離れて行ってしまった。
「なに、タクシーはその在り方を示すモノだ。例え自転車だろうが、戦闘機だろうが、はたまたこの世界では未だ分類不可能な未知の乗り物だろうが――
それが客を客の目的地へ運ぶ限り、それはタクシーに相違ない」
だから俺は、あくまでタクシードライバーさ。一時休業中、だがな
苦笑を浮かべながら、男はそう返した。
「ああ、何でも"機竜"とやらを作ってくれと依頼があってな。いやはや、この世界でアレの名前を聞くとは思わなかったもんだ」
>>932
「違うことがあるもんか。現に今がチャンスじゃねぇか」
ほれほれ、もう一押しだと小さく囁く。
「よろしい、殊勝な心掛けだ。ちなみに俺はカレーまんのほうが好みだ。覚えておくといい」
肉まんを頬張りながら偉そうにしている。
どうやら次会う時もたかられるようだ。
>>933
「ディスは今日も元気だな…。オッサンに分けて欲しいくらいだ」
やれやれ、と肩を竦めて微笑む。
「へえ、プレゼントか…そりゃあいい。誰に貰ったんだ?」
- 935 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 22:45:16 ID:/k2gysHgO
- >>932
「別の物か。此の時期鮪や鯖、鮃が旨いんだが」
ふ、と笑って猫を撫で。
「随分面白い言い方をするね。私と食べたい物か。まるで想像がつかないな」
>>933
「ほら、呉れた」
其の様子を微笑ましく見て、一言。
「最近は随分と寒くなって来たが、大丈夫かい?」
>>934
「成程。然し君から形而的な回答が得られるとは思わなかった。珍しい物を見れた。
果て然て、此れも猫の仕業かな」
ふふと艶然に、また楽しげに笑う。
「機竜、か。ふむ……興味深い。然し君は万能だな。神才の渾名は伊達じゃない」
- 936 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 22:53:07 ID:ZejfrKlM0
- >>933
「……こう『や』な」
強調して。
「ん。ああ、いいって」
そう言って手をヒラヒラとさせて、肉まんを食べるディスを眺めて。
>>934
「オッサン……」
ガシィッと頼羽の頭を掴んで、耳を引っ張り寄せて。
「コレは俺の問題だ……ちょっかい出すのは……な?」
そう耳打ちして。
「へいへい、覚えておきますよ……」
頭を離し、軽く方を竦めて。
>>935
「俺も今すぐには思いつかねえんだけどさ」
言って、笑って。
「ま、何か思いついたら言うからさ。頼むわ」
そう言うと立ち上がり、軽く雪を払って。
「……あ、そだ。アレって、来年もあるんだよな?」
アレ。勿論、死眠の事。
- 937 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/12/15(火) 22:53:37 ID:/k2gysHgO
- //ぐああすいません急用落ち!
- 938 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/15(火) 22:56:25 ID:GIib.1dY0
- >>934
「もぐもぐ…さむくないからげんきなのかなの〜」
【肉まん食べながら微笑んだ】
「『くろめのー』からもらったなの。ちょいうどいいおっきさっていってなの〜」
>>935
「うん、やさしいなの〜!」
【ニコヤカ】
「うん、だいじょぶなの〜。あったかいところがあるからなの〜」
【ニコニコ】
>>936
「あうー…『こうや』よろしくなの〜…もぐもぐ」
【頭を再び下げた】
「『こうや』やさしいなの〜。 ごちそさまなの〜」
【丁度肉まんを飲み込んだようだ】
- 939 :ディス/騎士見習い少女(外套) ◆My6NsjkSfM:2009/12/15(火) 23:20:05 ID:GIib.1dY0
- //う〜…ごめん。限界突破しました…寝落ちます。
//ディスはこの↑の会話の後手を振って帰ったってことにして…
- 940 :頼羽無為:2009/12/15(火) 23:22:35 ID:fP94A.NgO
- >>935
「なぁに、ただの戯言だ。実際、仕事について一々こんなこと考えてても仕方がない。…そうだな、猫の仕業。そういうことにしておいてくれ」
くく、と愉しそうに喉を鳴らして笑う。
「神才、か。誰が言ったか知らないが、俺には似合わん言葉だな」
//ノシノシ
>>936
「わかったわかった、別に口出しゃしないさ。おっかねえたらありゃしねぇからな」
からかうのをやめる、とは言わない。
「やれやれ、妙に聞き分けがよかったり突然意地を張ったり…だから少年なのさ、少年」
>>937
「子どもは風の子元気の子、ってか」
年には敵わないな、と呟く
「ほう、黒瑪瑙が…アイツのお下がりってところか」
- 941 :頼羽無為:2009/12/15(火) 23:23:51 ID:fP94A.NgO
- >>939
//ノシノシ
- 942 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 23:24:57 ID:ZejfrKlM0
- >>937
//ノシノシ
>>938>>939
「や。そんなんじゃねえって」
軽く手を振って。
//乙乙ー
>>940
「ん。なら良い」
からかうのを止めるとは言わない事には気付かなかった。
「へいへい……どうせ俺は少年ですよ……」
こうやって直ぐ拗ねる所も多分少年。
- 943 :頼羽無為:2009/12/15(火) 23:49:45 ID:fP94A.NgO
- >>942
「クク…簡単には変わりそうにないな」
すっかり短くなった煙草を放り捨て、足で火を踏み消す。
「…しかし、それは裏を返せばお前には伸び白が充分にあるということだ」
この枯れ果てたオッサンと違ってな、と続け
「若い今しかできないことは多い。存分に突っ走れ、少年。
……やれやれ、また説教臭くなっちまったな。俺も年かね…」
自嘲するように笑いながら、新たな煙草を銜えて火を着ける
「さて、そろそろ仕事の続きを始めるとするか。そんじゃ、また会おう、少年」
男は軽く手を振り、長い黒のコートを翻して歩き去っていった。
- 944 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/12/15(火) 23:53:08 ID:ZejfrKlM0
- >>943
「……説教が出来るってのは、そんだけの物を積み上げて来たっつう事だろ」
年なのかもしれないのは変わらないけど。
「それは別に悪くない事じゃねえのか?」
自嘲気味の笑いに、軽く笑いを返して。
「ん。じゃあな」
歩き去る男の背中を見送り。
「……雪、か」
ちらりちらりと、静かに降り注ぐ雪を掌で受け止めて、歩き出す。
- 945 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/12/16(水) 21:32:42 ID:HnkBBDEo0
- 「あー……ンギモッヂィ……」
湯気の中でクロスは呟く。
そう、彼は温泉に入っていた。
「しかし、誰もいないな。
客は俺だけか。
…………」
辺りを見回し、湯船から上がる。
「なんかさー
こういう場所で一人だと、逆にテンション上がってくるよね。
全裸でジョジョ立ちッ!!」
なんかやり始めた。
- 946 :ヴァイス/おふろ:2009/12/16(水) 21:38:08 ID:/EtiECms0
- 「…………」
「……俺、何も見てない。見てないから」
見てしまった青年が一人。
生温かい笑顔をたたえ、クロスに背を向けた。
- 947 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/12/16(水) 21:41:24 ID:HnkBBDEo0
- >>946
「…………」
岩の上で硬直。
額には冷や汗。
「…………
…………
…………
……………………」
しばらくの沈黙。
その後やっと動きだし、湯船の中に戻ってゆく。
「……ああ、うん。
どうも、お先に入ってます〜」
何もなかったことにした!!
「で、言っておくが。
ここは一応男湯の筈だが……」
- 948 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 21:45:12 ID:.6prKP66O
- 「HAHAHAHAHAHA!」
【二人の様子を見ながらミントグリーンの髪の男が笑っていた】
「実にいい湯ですな〜……」
- 949 :沢桐 創:2009/12/16(水) 21:47:00 ID:KycjxHnw0
- ―ガチャン、ガチャン、ガラガラッ
ドアが開き、冷たい風が入る。
「あ」
先客がいるのを見て、機械の足を隠すようにドアに隠れた。
バタバタやっているのを見ると、バスタオルを巻きなおしているようだ。
- 950 :ヴァイス/おふろ:2009/12/16(水) 21:47:39 ID:/EtiECms0
- >>947
「え」
立ち上がって、パタパタ走って脱衣所へ。
のれんを確認。
「…………。
……………………」
ぺたぺた歩いて戻ってきて、
「……そいやっ」
ぱあっと発光。次の瞬間にはしれっと男の身体になっていた。
こちらもなかったことにしたいらしい。
- 951 :ヴァイス/おふろ:2009/12/16(水) 21:50:01 ID:/EtiECms0
- >>948>>949
一瞬、二人には白髪の女の姿が見えたはず。
女は発行し、次の瞬間には男の姿になっていた。
「……間違えた……」
- 952 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/12/16(水) 21:53:06 ID:HnkBBDEo0
- >>948
「HAHAHAじゃねぇよアメリカンみたいな笑い方しやがって!」
両手を合わせて上弦に向かって水鉄砲を放つ。
>>949
「……んん?」
ドアの向こうに隠れた相手を見る。
「ああ、光速じゃねぇか。
やふー」
>>950
「……すまん。
『あまり変わらないなー』とか思うの俺だけか?」
ボリボリと後ろ頭を掻きつつ。
「まぁいっか。
お前、この前喫茶店に来た天使みたいな奴だろ?」
- 953 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 21:57:45 ID:.6prKP66O
- >>949
「お?創じゃないか!元気だったか!?いやぁ、やっぱり温泉はいいな!!」
【そこには楽しそうに笑うミントグリーンの髪の男がいた】
>>951
「HAHAHAHAHAHA!こんな男湯に女性の姿?そんな馬鹿な……私はどれだけ変態なのでしょうな?……HAHAHAHAHAHA!」
【男に向かって話し掛けるのだった】
>>952
「おうふっ!?」
【顔に水鉄砲を直撃され、少し怯むが】
「まぁまぁ、いいじゃないですか、温泉ですよ〜?」
【顔を濡らしながら再び笑うのだった】
- 954 :沢桐 創:2009/12/16(水) 21:58:36 ID:KycjxHnw0
- >>951
しかし、「先客がいる」としか認識していない沢桐には見えていなかったようだ。
「あせったあせった…」
バスタオルを巻きなおして出てきた。
結局足は見えているが。
>>952
「…誰かと思ったら……… 喫茶店のマスター」
名前が出なかったらしい。
>>948
―ガチャン、ガチャン
音を響かせて湯船に歩いてきた。
「お隣失礼しま…ありゃ、上弦。身体は大丈夫なのか」
- 955 :ヴァイス/おふろ:2009/12/16(水) 22:01:47 ID:/EtiECms0
- >>952
「変わる。超変わるし」
ちょっと不服なようです。
「みたいなっつーかなんつーか、あいむあえんじぇる。天使そのもの」
>>953
「ねー男湯に入る女とかそれなんて痴女だよ
あっははははははははー」
おまえだ
>>954
「……錆びないの?」
ちょっと気になる。
- 956 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/12/16(水) 22:08:40 ID:HnkBBDEo0
- >>953
「あ、うん。
温泉ならもういいか」
考えるのも面倒だったようで、すぐに湯船に沈んだ。
「しかし冬だなー。
クリスマスとか予定あんの? そっちは」
>>954
「ん、ああ。
ここじゃただの客さ。
俺のことはクロスと呼べ。
銃寺森クロスだ」
タオルに頭を乗せて。
>>955
「天使、ねぇ。
何回か見たことあるが、とても文献通りとは思えんな。
というか、天界とかって本当にあんの?
向こうじゃイエスさんってどんな扱いなの?」
ザ・質問攻めタイム。
- 957 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 22:12:40 ID:.6prKP66O
- >>954
「体の調子かい?……実は良い物を貰ってね?」
【HAHAHAと笑って力こぶを作ってみせる】
「まぁ、今の所はいいよ?」
>>955
「だよね〜……私は積極的で好きだけど……流石にねぇ〜……」
【またHAHAHAと笑って湯を楽しむ】
「あ、でも……貴方に似ていたような……」
>>956
「クリスマス……えぇ、一応ありますよ?……」
【笑いながらクロスを見て、話を続ける】
「今年は良いクリスマスになりそうですよ?」
- 958 :沢桐 創:2009/12/16(水) 22:16:18 ID:KycjxHnw0
- >>955
「錆びない錆びない。原理は知らないけど」
それが武州(沢桐の専属技師)クオリティ
>>959
「ああ、クロス…前聞いたじゃん、俺」
うなだれる。
>>957
「ああそうか、ならいい」
バスタオルをつけたまま湯船に入る。
マナー違反だ。
- 959 :ヴァイス/おふろ:2009/12/16(水) 22:21:20 ID:/EtiECms0
- >>956
「天界って言うほど仰々しーもんじゃねーと思うけどなー、この街の歪みってやつみてーな感じの異世界? 的な?
イエス様になんか会ったことねーよ、俺下っ端中の下っ端だし」
めんどくせぇ。とでも言いたげな顔でぐだぐだ返答。
>>957
「きのせいだとおもうなーあっはっはっはは」
なんか顔色が悪い。
>>958
「すっげー……前にゴミ捨て場で見た機械人間思い出したわ」
そろっと沢桐の脚に手を伸ばしてみる。
- 960 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/12/16(水) 22:22:49 ID:HnkBBDEo0
- >>957
「ほほう。そりゃ良かった」
そこで顔を正面に戻しつつも、切れ長の目を横に流し上弦を見て、
「……女かい?」
>>958
「気にすんな。
俺だって相手の名前を忘れることなんてしょっちゅうだ。
忘れたらいつでも聞きな。
何回だって応えてやんよ」
ケケケと喉の奥で笑う。
>>959
「ごめん、まともに返答してくれるとは思わなかった。
ありがとう」
彼の言葉を脳内で反芻しながらしばし思考。
「ああ、そういえばお前、クリスマスはどーすんの?」
- 961 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 22:29:19 ID:.6prKP66O
- >>958
「こら、創!マナー違反だ!タオルを取るんだ!」
【細かいことにうるさい上弦であった】
「私のように頭に乗せてだな?」
>>959
「HAHAHA!そりゃそうですな!」
【確かにそんな訳が無いと笑い飛ばすが、顔色には気付いていた】
「ん?具合悪いのかな?」
>>960
「ははは!家族と……そして……ゼオラとです……」
【遠くを見つめながら優しい表情を浮かべ】
「その後はさらに幸せの魔法をね?」
- 962 :ホイ:2009/12/16(水) 22:33:31 ID:PBnIervYO
- (´・ω・)ぷかぁ
?(・ω・`三´・ω・)?
とぷん。
- 963 :沢桐 創:2009/12/16(水) 22:36:14 ID:KycjxHnw0
- >>959
「嫌なもの連想するんじゃない」
触ろうとしているを見て、
「別に動物じゃねぇんだからバシバシ触ってもいいんだぞ。
痛覚も触覚も通ってないし」
>>960
「ああ、すまん」
ズブズブと湯船に沈みながら、
「最近はやっぱ店にクリスマスの飾りつけしたりしてんの」
月並みなことを聞き始めた。
>>961
「接合部が手術で傷だらけだから見せたくないんだけどなぁ…」
一旦深く湯船に浸かり、下半身がよく見えなくなってからタオルを取り、
「…」
言われたとおりにタオルを絞って頭に乗せた。
>>962
「なんだあれ… なんだあれ」
大事な事(ry
- 964 :ディス/お風呂 ◆My6NsjkSfM:2009/12/16(水) 22:36:35 ID:GIib.1dY0
- ガラガラガラ
【突然温泉の扉が開く】
「…あう〜。おふろおふろなの〜」
【外套を着てないいつもの格好でディスはお風呂に入ってきた】
「あう〜ひとがいっぱいいるなの〜」
- 965 :ヴァイス/おふろ:2009/12/16(水) 22:42:17 ID:/EtiECms0
- >>960
「クリスマス?」
さ、と顔色が悪くなり、
「ニンゲン様方に祝福を与えるお仕事に駆り出されますよー。
もちろん無償で。慈善事業ですから。
一円一セントも出やしませんよーあっはっはー」
くらーい笑顔を浮かべるのだった。
>>961
「キノセイダヨー。キノセーイ」
はっはっはと笑いながら徐々に沈んでいく。
>>962
「……湯に蟲が浮かんでた……大家さんの仕業か……」
ざ・かんちがい
>>963
「マジで? んじゃ、そぉいっ」
がぁん。
なかなか勢いをつけて殴りやがったコイツ。
>>964
「…………」
「……うん」
キャパオーバー。
- 966 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/12/16(水) 22:48:51 ID:HnkBBDEo0
- >>961
「ゼオラ……ねぇ」
湯船から夜空を眺めて白い息を吐く。
「なんかゼオラ関係の事件はまだ色々あるみたいだが、
すっかり俺の手の届かない場所に話がいっちまったな。
もうよくわからんけど、早くゴタゴタが消えてくれればいいもんだ。
……って、おい待て。
幸せの魔法ってなんだコラ」
>>962
「おい今なにか見えなかったか?!」
ザバァと湯船から立ち上がり、辺りをキョロキョロと見回す
>>963
「ああ、もちろん。
今じゃすっかり緑と赤のツートンカラーだ」
ニシシと笑う紅い男。
「やっぱ、どんなイベントも楽しみたいからね。
手は抜かないぜ」
>>964
「誰か!! 誰か保護者を!!
早くディスを回収するんだ!!!」
慌てて騒ぎ出す。
「いまこの風呂場に幼女はヤバい!! 主に俺がヤバい!!」
>>965
「ええと……うん、がんばって!」
むしろクロスは笑うのにがんばった。
「生きてりゃいいことあるさ!
天使なんだし、長い時間生きてれば、いいことぐらいあるって! きっと!!」
- 967 :ホイ/おやすみ:2009/12/16(水) 22:51:32 ID:PBnIervYO
- 沈んだ所で時折小さく気泡が現れるだけで、浮いてくる気配はない。恐らく寝ついたのだろう。
※ホイは肺呼吸ですが寝床は水中を好みます。
- 968 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 22:52:27 ID:.6prKP66O
- >>962
「ははははは!今日は色んな幻を見るなぁ!」
>>963
「ん……それはすまないな……」
【申し訳なさそうに謝る……そして】
「傷跡か……やはりみんな悩むんだね……私はそんな物が無いからよくわからないが……」
>>964
「お嬢さん……男の花園にようこそ……ここは男湯だよ?」
【冷静なツッコミの裸の男】
>>965
「ははは!気のせい気のせい!温泉にも不思議な魔法がかかっているな!」
【沈む姿を笑いながら見ているのだった】
>>966
「そうですね……その為に……早く助けてあげないと……私の時間が残っている内にね……そうしたら……クロスさんの店で改めてお手伝いをしてくれますよ……」
【依然として笑顔を絶やさず……上弦はクロスを見た】
「幸せの魔法ですよ……大した事は出来ませんがね……?」
- 969 :ディス/お風呂 ◆My6NsjkSfM:2009/12/16(水) 22:56:31 ID:GIib.1dY0
- >>965
「あう〜ここはやっぱりあったかいなの〜」
【ヴァイスなどを見ながら見回す】
>>966
「あう?!」
【急に大声が聞こえたのでめっちゃビビっている】
「あうー…『くろす』びっくりしたなのー…」
【なぜかホッとしている】
>>967
「…ここでねたらびょーきになっちゃうなの〜」
【やさしくホイに向けて言う】
>>968
「あう〜…ばしょがおかしいのかなの…
でも『ほい』もいるけどなの〜…」
【いまだ羞恥心が希薄であるらしい】
- 970 :沢桐 創:2009/12/16(水) 23:04:32 ID:KycjxHnw0
- >>964
「ちょっとまて、番台は何をやっている」
>>965
「…痛くないのか」
どのぐらいのパワーで殴ったのかは知らないが、傷ひとつ付きません。
>>966
「なるほど…」
クロスの頭を見て少し考える。
「緑のメッシュとか入れてみたらどうだ。
髪の毛もクリスマスカラーに」
一応真面目に言っている。
>>968
「一本線が入ってるだけとかならまだしも、
大体傷だらけの股の間なんて見たく無いだろ」
再びタオルをつけて湯船から上がる。
で、足を磨き始めた。車用の洗剤か何かで。
- 971 :ヴァイス:2009/12/16(水) 23:16:12 ID:QYyPcDfoO
- //ちょっとパソコンに問題発生……すみません落ちます
- 972 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/12/16(水) 23:16:57 ID:HnkBBDEo0
- >>967
「相変わらず謎生態だなコイツ……。
まぁ、無害ならいいけどさー」
書類上は飼い主とはいえ、クロスはホイの何も知らないに等しいのだ。
>>968
「んー。
そうなってくれれば万々歳の大団円なんだがな」
また口元まで湯船に沈み、ブクブクと気泡を吹く。
「ああ、幸せの魔法とやらは敢えて聞かないでおこう。
何か素敵なコトってことで把握しとくさ」
>>969
「ああああもう!
わかったわかった、とりあえず湯船に浸かれ」
仕方なさそうに頭を掻く。
「でも、混浴でもなく男女で分かれてる風呂場なら、
これからはちゃんと女湯を選びなさい。
一応お前、幼女なんだから」
『女の子』とは言わない。
>>970
「ねーよwwwwwwwwwwwww」
全力で否定したッッ!!
「というか、この髪の毛って染まらないんだよなぁ
なんか俺、金属に侵食されてるからか、普通の染料じゃ染まらないんだ」
ちなみに、紅いメッシュの髪の毛は地毛である。
>>971
//あわわ 乙!
「っと、そろそろ上がるか」
湯船から上がり、屋内の中に入ってゆく。
「コーヒー牛乳でも飲むとしよ。
じゃあなお前らー」
- 973 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 23:20:28 ID:.6prKP66O
- >>969
「ははは!やっぱりお嬢さんだね……まぁ、少し変かもしれないけど……眼の保養眼の保養!」
【ずっと笑いっぱなしの上弦なのだった】
>>970
「確かにな……見てるだけで痛そうだ……しかし……」
【足を磨く創を見て】
「なんかその光景……シュールだな……」
>>971
//おつかれさまでした!
>>972
「なぁに、任せてください……私の命に変えても……助け出しますよ!」
【やはり決意は変わらないらしい……それが上弦なのだ】
「はい、では……また会いましょう!幸せの魔法をお楽しみに!」
【手を振ってクロスを見送った】
- 974 :ディス/お風呂 ◆My6NsjkSfM:2009/12/16(水) 23:33:55 ID:GIib.1dY0
- >>970
「あう?うーん…ねてたかなの〜」
【首をぽりぽり掻いて行った】
>>971
//おk〜
>>972
「あうーありがとなの!」
【早速着替え始めた】
「うん、わかったなの〜…
またねなのー!」
>>973
「あう〜。なんだかうれしそうで『でぃす』もうれしいなの〜」
【体全体はタオルで覆って早速温泉に入る】
【打がディスの全身には無数の傷がある為目の保養…とはいきそうにないが】
- 975 :沢桐 創:2009/12/16(水) 23:34:06 ID:KycjxHnw0
- >>971
//お疲れ様ですー
>>972
「無しかー…つまらんなー」
ぶつぶつ文句を言いながら手を振って見送る。
>>973
「そうか?…言われてみればそうだな。
いっつもここでやってるけど気にしたこと無いわ」
構わずゴシゴシ。
- 976 :沢桐 創:2009/12/16(水) 23:35:50 ID:KycjxHnw0
- >>974
「寝て…何も言うまい」
俺知らね、見たいな顔で足磨き続行。
- 977 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 23:39:49 ID:.6prKP66O
- >>974
「はっはっは!お嬢さんが嬉しいなら私も嬉しいぞ〜?」
【笑う上弦はディスの体の傷なんて気にしていなかった……そんな事は気にしない、ディスはディスなのだから】
>>975
「もうね、錆びないんだよな?どんな金属なのか知りたくてたまらないな……少し元素にしていいかい?」
【足を磨く創に向けて、とんでもない事を言い出した】
- 978 :ディス/お風呂 ◆My6NsjkSfM:2009/12/16(水) 23:50:47 ID:GIib.1dY0
- >>976
「つかれてるみたいだったからなの、おこすのかわいそかなっておもっておこさなかったなの〜!」
【やさしいけどちょっと間違っているディスのやさしさ】
「あう〜、あったかいなの〜」
【傷だらけの体に温泉の湯がしみ込んでいる】
>>977
「そっかなの、ありがとなの〜!」
【にっこりほほ笑んで返した】
【またちょっと前髪が伸びてきている…】
- 979 :沢桐 創:2009/12/16(水) 23:55:20 ID:KycjxHnw0
- >>977
「いやいや歩けないから。家に帰れなくなるから」
手を振って拒否。
「しかし、成分を技師の武州さんに聞いたら「お前には理解できん」って言われたんだよな」
>>978
「そういえば、無賃入浴じゃないのか…」
「痛そー…人のことは言えんが」
傷だらけの身体には驚きもせず、単純な感想を述べた。
- 980 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/12/16(水) 23:59:44 ID:.6prKP66O
- >>978
「ん?髪が伸びてきてるね?……ははは、長いと大人っぽいぞ?」
【カラカラと笑いながらディスの頭を撫で】
「将来は目指せ美人騎士!」
【ディスをどんな風にしたがっているのかわからない上弦であった】
>>979
「そこは気合いで逆立ちしながらだな?」
【無理難題を言う男、眼を輝かせてはいるが、本当に元素にする気は無いようだ】
「さぁて……私もそろそろ帰るよ……じゃあね、二人とも……また会おう!」
【終始笑いながら上弦は更衣室に歩いていった】
- 981 :ディス/お風呂 ◆My6NsjkSfM:2009/12/17(木) 00:01:31 ID:GIib.1dY0
- >>979
「あう?あう〜おかねはおいといたなの〜」
【慌てて返した】
「あう〜。いたくないの〜。へいきだからきにしないでなの〜」
【どうやら強がりを言っている顔ではない。傷はふさがっているようには見えないが。】
>>980
「あう〜。おとななの〜」
【少し嬉しそうな顔だ】
「うん!がんばってみるなの!またねなの〜!」
【大きく腕をふるって見送った】
- 982 :沢桐 創:2009/12/17(木) 00:06:45 ID:KycjxHnw0
- >>980
「流石に無理だ」
腐っても腕は生身。
改造人間は悲しいのだ。
どこか理屈はおかしいが。
「おう、じゃあな」
洗剤が付いた手を振って見送った。
>>981
「あ、えらい」
「まぁ、慣れだよな。慣れ」
うなずきながら洗剤諸々を片付けて湯船に入る。
本当の所は知らないが。
- 983 :ディス/お風呂 ◆My6NsjkSfM:2009/12/17(木) 00:14:45 ID:GIib.1dY0
- >>982
「なれ?…あうーなるほどなの…
だからいたくないんだなの」
【少し納得している…】
「あう〜…あったまったなの〜…
もっとあったかくなるとたいへんなの…」
【少し顔を赤くしてディスは湯船から出る】
「あう〜。さきにかえるなの〜!またねなの〜!」
【ディスは少しだけ微笑んで。浴場から出た】
- 984 :沢桐 創:2009/12/17(木) 00:19:07 ID:KycjxHnw0
- >>983
「じゃあな、お休み」
軽く手を上げる。
「…」
数分後、後ろを向いて何かを確認する。
「またあの視線か…出るか」
―ガチャン、ガチャン
こうして、銭湯には再び誰もいなくなった。
- 985 :レラ=バニッシュ:2009/12/17(木) 22:32:52 ID:SJhJK2lw0
- 出来た……!!
【公園。ずいぶんと巨大な箱から声がする】
これが、僕の…・・!!!
【何かができたようであった】
- 986 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/12/17(木) 22:38:28 ID:ZejfrKlM0
- 足跡が付いてない雪って、足跡付けたくなるよね。
「……」
さくさく、と雪を踏みしめる音。
「……♪」
それが気に入ったか、何度も何度も無駄に足踏みをしてみたり。
「……あ。レラちゃんだ」
そんなこんなで、普通に歩くのより結構遅い速度で歩いていた中、レラを発見。
- 987 :レラ=バニッシュ:2009/12/17(木) 22:46:12 ID:SJhJK2lw0
- >>986
フハハハハハ!!
【巨大な箱から大きな声が】
【なかなあの近所迷惑である】
ワーッハッハ……はうっ!?
【箱の中から大量の物が崩れる音がした】
- 988 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/12/17(木) 22:48:15 ID:ZejfrKlM0
- >>987
「……ええー……?」
レラを発見じゃなかった。
レラの声がする箱を発見、だった。
とりあえず近寄ってみたが。
「…………ええー……!?」
何かが崩れる音に、そんな声を漏らして。
「だ、大丈夫ー……?」
ドンドン、と巨大な箱を叩いてみる。
- 989 :レラ=バニッシュ:2009/12/17(木) 22:57:44 ID:SJhJK2lw0
- >>988
【正方形の箱で、一辺は5mくらいの箱】
【と言っても、入口が見えないのでただの四角だが】
【箱に衝撃を加えると、叩いた部分が光り入口が現れた】
ぐ……う、ん……
【中には大量の機械の部品の雪崩にあったようで、目を回しているレラが居た】
- 990 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/12/17(木) 23:00:20 ID:ZejfrKlM0
- >>989
「お、お邪魔しまー……」
現れた入り口から箱の中へと一歩踏み入れて。
「……」
数秒の硬直。機械の部品の中で倒れているレラを見つけ、近寄って。
「……大丈夫ー……?」
ペチペチと頬を叩いてみる。
- 991 :レラ=バニッシュ:2009/12/17(木) 23:04:29 ID:SJhJK2lw0
- >>990
うっ……誰、だ…?
【うっすらと目を開けて】
【中は意外と広く……と言うかどうみても5m以上。普通の一軒家レベルのサイズ】
- 992 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/12/17(木) 23:06:30 ID:ZejfrKlM0
- >>991
「翠だよー?」
顔を覗き込んた少年はニコリと笑って。
「此処凄いねー……レラちゃんが作ったの?」
視線をレラから箱の中へと移し、見回して。
- 993 :レラ=バニッシュ:2009/12/17(木) 23:14:21 ID:SJhJK2lw0
- >>992
なんだ、貴様か……
【第一声がコレ。酷過ぎる】
いや、僕が作ったわけでは無い
そもそも、どういうわけでいつからあったのかは解らないが便利だから使わせて貰っている
【天井も高く、それもギリギリのところまで棚があり、部品が置かれている】
- 994 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/12/17(木) 23:17:55 ID:ZejfrKlM0
- >>993
「む……酷い……。誰か来て欲しい人でもいたの?」
軽く頬を膨らませてから横を向いて。
「へえー……そうなのかー……」
ぽかんと口を開け、天井を見て。
「……ん?……それって結構危ないって言うか……何と言うかあれなんじゃ……」
- 995 :レラ=バニッシュ:2009/12/17(木) 23:27:00 ID:SJhJK2lw0
- >>994
いや、別に誰も
【特にどうする事もなく、無表情である】
別に、危ない事は無いだろ?
今までもう10年は使っているからな
……それよりだ
貴様はまさかこの僕をこのままにするつもりでは無いだろうな?
【相変わらず上半身のみが出たまま。機械に積もられている】
- 996 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/12/17(木) 23:31:46 ID:ZejfrKlM0
- >>995
「そうなのかー……」
無表情に少しだけつまらなそうに答えて。
「そ、そんなに……?」
そこで、ん?と疑問が浮かんだ。
「……あれ?レラちゃんって何歳だっけ……?」
「……助けて欲しい?」
- 997 :レラ=バニッシュ:2009/12/17(木) 23:36:01 ID:SJhJK2lw0
- >>996
……どうかしたか?
【その表情を見て、少し疑問に思ったのか】
僕、か?
もう今年で19だが……何か?
辺り前だろ! さっさと助けろバカ!!
【床を両手で「バン!」と鳴らし】
- 998 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/12/17(木) 23:39:46 ID:ZejfrKlM0
- >>997
「いやー何でもないよー」
「……そうなのかー」
嘘だ、と思ってる顔。
多分どう言ってもレラの見た目じゃ信じない。
「わっ……怒らないでよ、もう……」
軽く俯いて、床を叩いた手を掴み、引きずり出してみる
- 999 :レラ=バニッシュ:2009/12/17(木) 23:49:57 ID:SJhJK2lw0
- >>998
フン、そうか……
……なんだ、その顔は
まさか僕を信じて無いんじゃないだろうな?
【確かに、身長は小学生のそれにも劣る。もうすぐ成人だと信じきれる訳が無い】
【一応、頭脳と胸のサイズは成人のそっれよりも凄いのだが……】
貴様がさっさと引っ張らないからだ
【ムスッとした顔でそう言って】
- 1000 :射森翠 ◆uotUYGHVwM:2009/12/17(木) 23:53:37 ID:ZejfrKlM0
- >>999
「そんなことないよー(棒読み)」
どれだけ胸がデカかろうと、どれだけ頭が良かろうと。
目の前に居る少女がそんなに年上だなんて信じない信じれない。
「そうなのかー……」
明らかにションボリしてる。
- 1001 : ◆uotUYGHVwM:2009/12/18(金) 23:08:43 ID:L7zeZY7A0
- 1001ゲットに走ってみる
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■