■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■
【日常スレβ】異能都市 in the earth【その4】- 1 :名も無き異能都市住民:2009/09/29(火) 23:30:28 ID:nWKoaA8o0
- ≪ルールとか≫
・基本age進行で行きましょうぜ
・コテハン持ちもコテ無しもどんどん来ォい
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします
- 2 :名も無き異能都市住民:2009/10/01(木) 00:19:28 ID:Ytmc4SoY0
- 地上げアッパーいちおつ!
- 3 :朝宮暁:2009/10/01(木) 00:20:13 ID:/k2gysHgO
- 前スレ>>998
「っ、はは……参ったな。格好いい。助かったよ、恩に切る」
弱々しく笑って答える。
「俺は……大丈夫だ。歩ける」
言って仮面の女から離れると、振り向いてにやりと笑う。
「戻りなよ。ピンチのヤツを救出したら、次は敵を倒すのがヒーローってもんだろ、頑張ってくれよ?」
ふらふらと歩き出し、この場を離脱した。
- 4 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/10/01(木) 00:27:31 ID:OcZ4s9w60
- >>1乙ー
>>前999>>前1000>>3
「…………はい」
去って行く背中に向けられたものも、また背中。
視界の中央に据えた敵は果たしてどうなるか。
どうなるのか、その後に何をするか。
警戒し、彼女はレイピアを向け続ける。
「……」
- 5 :甲/一乙:2009/10/01(木) 00:28:39 ID:nrHSa4ag0
- 前>>1000
―――ガゴォッ!!!!
肉薄する拳は轟天雷の発射口
機械人の男の顎に嵌る
「不完全だから!人は、自分を認められる!人で在れる!」
左眼の描く螺旋模様の輝きは
甲の咆哮に呼応しその回転を上げる
「…人類を―――舐めるなぁああああああああああ!!!!」
ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
甲の装甲を纏う右拳が、男の口腔内で火花を散らし高速回転
発射寸での轟天雷のエネルギーを拡散し
「――――らァッ!!!!」
回転により装甲の破片を撒き散らしながら
男の顔面を打ち抜く―――!
- 6 :名も無き異能都市住民:2009/10/01(木) 00:36:09 ID:Ytmc4SoY0
- >>5
ゴシャアァアッッ!!
甲の拳が男の顔面にめり込んだかと思えば、
勢い余って反対側に突き抜けた。
――パチッ
あれほどの威力を誇っていた轟天雷も、
威力を散らされ静電気のような音を立てるのみ。
まるで腕にかぶりつくように残された
男の頭の残骸は、もう言葉を発することは無かった。
>>4
振り向くと既に、甲の一撃によって敵は粉砕されてしまっていた。
少し、来るのが遅かった。そういうことだろう。
しかし、maskedromanceが来なければ、
暁がどうなったかは分からない。
- 7 :甲/―――:2009/10/01(木) 00:44:42 ID:nrHSa4ag0
- >>6
「―――はぁ…はッ…!」
突き抜けた右拳
そこからは摩擦熱により上がる白煙と
装甲の下の赤い紋様の浮かぶ腕部
そしてダラリと鮮血が落ちた
「……」
その手で垂れた前髪をかきあげて
「―――…エキドナの補完計画…」
目的は明らかになった
今夜の成果はそれだけ
そして
「(……ち、日増しに…力を上げてやがる、な…)」
連日の戦闘、その殆どを体験して思う所
ポケットから煙草を取り出し火を付けようとするが
噴水に落ちた際に水浸しになってしまていて
溜息混じりに壁際に腰を下ろした
- 8 :“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/10/01(木) 00:48:42 ID:OcZ4s9w60
- >>5>>6
「…………」
甲さんの言葉に何かしら彼女も思うことがあったのかもしれない。
「人で在れる、ですか……」
既に自分に出来ることは何も無い。
なれば去るだけ。
彼女もまた、闇に消えるように歩いていく。
「……」
さようなら、と呟いて流す塩水は少し辛く。
あの“人<ロボ>”は自分と同じ項に括られるのだから仕方ない、と言い訳。
バサリ、とまた翼の音が木霊し、遠退いていった。
- 9 :甲/―――:2009/10/01(木) 00:55:07 ID:nrHSa4ag0
- >>8
疲れた顔を横に向けると、歩き去る背中
「…」
一言も言葉を交わさなかった
だが、その優雅な動きは確かな存在感を甲に残して
「……マスク…メロン…だったか…」
だけど名前は微妙に残らずに
- 10 :頼羽無為:2009/10/01(木) 01:06:28 ID:fP94A.NgO
- 「…今回も、大したもんは無さそうだな」
戦闘跡地にふと現れた男
状況を見て、僅かに眉を顰める
- 11 :甲/―――:2009/10/01(木) 01:11:25 ID:nrHSa4ag0
- >>10
「―――…頭部以外は、一応原型有る…」
よろめき、頼羽に近付く影
その肩をポンと叩き
「あと、任せた」
ふらりとひとつ、手を振って
血濡れの男は壊れたギターを持ってその場を後にした
- 12 :頼羽無為:2009/10/01(木) 01:21:33 ID:fP94A.NgO
- >>11
「ああ、任された。無理はするな…ってのは無理だろうな」
去り行く男の背中を見送った
「さて…死体回収タクシーなんて噂が広まらないといいが」
首から上のない残骸を引きずりながら、男は都市の闇の中に消えて行った
- 13 :朝宮暁:2009/10/01(木) 19:24:43 ID:/k2gysHgO
- 「……」
赤毛混じりの黒髪をした青年が街を歩く。
カーゴパンツにスニーカー、レッド×パープルのネルシャツをインナーにクリーム色のミリタリーブルゾンを着て、何かを探すように街を歩く。
「居ねえなあ……」
特に気負った様子は無いが、それでも瞳には確たる意志が見受けられた。
人混みの中を歩きながら、青年は擬態者を探し回る。
- 14 :甲/ロスト・マイ・ミュージック:2009/10/01(木) 19:46:11 ID:KE2UskXwO
- 【街の片隅の楽器店――そのショーウインドウ前】
「……」
飾られたギターを眺める不審者あり
- 15 :朝宮暁:2009/10/01(木) 19:48:28 ID:/k2gysHgO
- >>14
「おー、赤マフラーの兄さん。何して――……」
ギター。
ああ、と理解した。
「……俺も昨日のでスーツ駄目にしてな……くく、くくくくく……」
暗い笑いを漏らした
- 16 :甲/ロスト・マイ・ミュージック:2009/10/01(木) 19:53:19 ID:KE2UskXwO
- >>15
「……一晩、開けるとさ」
ぐすん
「……結構、クる…な」
ズーンといった重苦しい効果音が聞こえたかもしれない…
- 17 :朝宮暁:2009/10/01(木) 19:58:36 ID:/k2gysHgO
- >>16
「ああ……戦ってる時は、全然気にならなかったんだけどなあ……」
ずずーん……
「こうなったら、あれだ……あの機械ヤロウたちを片っ端から狩り出してジャンク屋に売って……」
ぶつぶつ、ぶつぶつ。
- 18 :甲/ロスト・マイ・ミュージック:2009/10/01(木) 20:03:21 ID:KE2UskXwO
- >>17
「…現実は非常だ…」
心なしか赤いマフラーもくすんで見えて
「…敵倒してもゴールド落とさねぇ…それどころか逆に結構な治療費掛かりやがる…」
財布の中に住み着くは
貧乏神か閑古鳥か
ひと足お先に
懐に冬が来る――
- 19 :朝宮暁:2009/10/01(木) 20:08:01 ID:/k2gysHgO
- >>18
「せめてなんか落としてくとか……剣とか楯とか鎧とか……」
がっくりと肩を落として言う。
「敵を倒して金貰えるったら千夜の警備員とか地区の自警団とか騎士団とか……くく、くくくくくく……」
- 20 :甲/ロスト・マイ・ミュージック:2009/10/01(木) 20:12:54 ID:KE2UskXwO
- >>19
「……そろそろ懸賞金がついてもおかしくない規模なんだがな」
「賞金稼ぎの連中にゃ動きが無い……」
自分の発言にふむ、と考える仕草
「…」
「…既にそういう機関が掌握されてたりしてな」
- 21 :?:2009/10/01(木) 20:17:26 ID:PBnIervYO
- 『…………』
実にKKKな衣装を身につけた不審者丸だしの人物がざっこざっこと地面を掘っている……今回はちゃんと街の迷惑にならない場所でやっております
- 22 :朝宮暁:2009/10/01(木) 20:18:52 ID:/k2gysHgO
- >>20
「こええなにそれ超こええ!」
想像するだけで恐ろしい。
「有り得ないと言い切れ無いのが……なんとも。でもまあ、千夜とかなんちゃら騎士団は大丈夫なんじゃないか?」
ぴ、と指を立てて言う。
「騎士団はこの間狼を追ってたし。しっかり働いてるぜ。……多分」
- 23 :甲:2009/10/01(木) 20:19:37 ID:KE2UskXwO
- >>21
「(ブリブリ博士……いや違うな…何だ?)」
首を傾げて見るが特に声は掛けずに
- 24 :甲/ロスト・マイ・ミュージック:2009/10/01(木) 20:23:02 ID:KE2UskXwO
- >>22
「…うぅぬ…」
自分で言ってて冗談に聞こえず
「にしてもだ」
「入り込んで居ないとは言い切れんな…なまじ組織規模がでかいだけに?」
- 25 :?:2009/10/01(木) 20:24:40 ID:PBnIervYO
- >>23
じゃーん!と取り出したのは翠色に輝く宝玉。掘った穴には苗木。この二つの符号が意味することは一つ……!
めきめきと珍しく都市機能を阻害せず成長する苗木……日照権辺りは微妙だが
- 26 :朝宮暁:2009/10/01(木) 20:27:39 ID:/k2gysHgO
- >>21>>25
「……なんだあれ……」
呆然と呟く。
>>22
「確かになあ……末端だと数が多いから目が行かないかもしんねえし」
こっくりと頷く。
「上だと逆に調べられるやつが居ない……あ、でもよ」
思い出したように表情を変える。
「音で気付くんじゃないか? キリキリうるさいし」
- 27 :甲/ロスト・マイ・ミュージック:2009/10/01(木) 20:32:56 ID:KE2UskXwO
- >>25
「Σもふもふ教か――ッ!?」
声に出して驚く
>>26
「あ、あぁ…」
にょきにょき生える樹をちらちら見てる
めっちゃ気になる
「……ふむ」
「じゃあ、行ってみるか?千夜ビル」
指を上に向ける
その場所は
そびえる巨大ビルディングの膝下だったり
- 28 :?:2009/10/01(木) 20:36:00 ID:PBnIervYO
- >>26
成長した樹を見て満足げに頷いている。
>>27
(何故ばれたし!)
驚きあわてふためく拍子にキリキリと音を立ててボトンと足下に落ちる機械
(また変声機が!…自作はもう諦めるか…何かキリキリ五月蠅いし…)
- 29 :朝宮暁:2009/10/01(木) 20:38:10 ID:/k2gysHgO
- >>27
「……え、マジで……」
つられて見ると、そこには月を分割する不夜の摩天楼。
千夜ビル。千夜警備保障のガードマンやら機動隊がわんさか居る場所。
ぶっちゃけ、入れるとは思えない。
「あ、そっか、赤マフラーの兄貴知り合い居るんだもんな確か。うん、じゃあ安全だな、大丈夫だな」
……半ば自分に言い聞かせるように言う。
>>28
「もふもふ……教……?」
- 30 :甲/:2009/10/01(木) 20:46:29 ID:KE2UskXwO
- >>28
「……は?」
その音
その落下物に
「――…ち」
警戒する
>>29
ぶっちゃけ
この男、出社率は極めて低い
某釣りバカや某究極のメニューの新聞屋よりもぶっちぎりで悪い
「…」
多分、速攻囲まれる
- 31 :?:2009/10/01(木) 20:51:57 ID:PBnIervYO
- >>29
(…変声機も壊れたから…説明しようにも説明できない…)
故に不審者はスコップ片手に黙っている。
>>30
『…………』
警戒されているのに気づく。
(確かにこの格好は余りにも不審すぎるが……千夜の外回りか?)
この人物、家屋を倒壊させてまで植樹してるので、色々と後ろめたい所ありありである。
『…………』
じり、と背中を見せず後退る。
(加速は……少し溜めがいる。このところ使いすぎた……)
- 32 :朝宮暁:2009/10/01(木) 20:57:10 ID:/k2gysHgO
- >>30>>31
「……何で無言なんだよ……」
甲に向かいがっくりと項垂れる。
「……でもまあ、今の状況は詳しく知りたいよな。敵が何なのか、目的すら分からねえしよ」
項垂れた顔を上げて言葉を紡ぎ、
「――で、ありゃあなんなんだ?」
じり、とスコップを持って後ずさる不審者を親指で差しながら聞く。
- 33 :甲/ロスト・マイ・ミュージック:2009/10/01(木) 21:02:55 ID:KE2UskXwO
- >>31
「………」
かぶと は ようす を
うかがっている
敵意、めっちゃビンビンに
>>32
「…少なくとも…あの中にゃ知り合い居ない」
門番っぽい警備員の群れを指差して
KKKに向き直る
「――…キリキリ音、それに機械を落とした」
「注意しとけよ」
- 34 :?:2009/10/01(木) 21:07:38 ID:PBnIervYO
- >>32>>33
(……くそ、筆談用にペンとメモ帳を持ってくるべきだった!)
その手間を惜しんで制作した変声機は見事破損しました。
(一言怪しい者では無いと説明できれば……!)
残念ながら不審者全開です。
ヴン、と不審者は不可視の障壁を展開する。
(後は……速度………)
ガチリ、体の中に歯車のイメージ
ガチリ、噛み合い生まれる加速のイメージ
ガチリ、ガチリ、ガチリ、ガチリ
(――家で巻いておけば良かった――)
自業自得である。
- 35 :朝宮暁:2009/10/01(木) 21:13:14 ID:/k2gysHgO
- >>33
「駄目じゃんか……」
がっくりと肩を落とすが、表情を変えて不審者を見る。
「……違うんじゃないか? だってあれ、生き物っぽいぞ?」
んー、と小さく言いながら目を細め、
「いやほら、俺って魂の熱……あー、生命力使うじゃん?」
よく炎使いと勘違いされるが。
「だからなんとなく分かるんだわ。いやまあ、なんとなくだけどよ」
>>34
「……お前、喋れねーの?」
カチカチという音に泥沼だよなあ、と思いつつ。
- 36 :甲:2009/10/01(木) 21:15:43 ID:KE2UskXwO
- >>34>>35
「――…マジ?」
暁の言葉に反応するが
「(なにか――…来る…?)」
その挙動には注意を払う
- 37 :?:2009/10/01(木) 21:21:28 ID:PBnIervYO
- >>35>>36
首肯。
(正確には喋りたく無い、だけれども)
ガチリ、ガチリ、ガチリ、ガチ、チチチチチチチチチ――
(後少し……本当に使いにくい魔術…これしか無いから文句は言えないが)
見えないからわからないだろうが、障壁は鋭い紡錘系に変化している、但し甲とは真逆の方向に。
障壁は生命力由来なので、うっすらと暁には見えるかもしれない。
- 38 :朝宮暁:2009/10/01(木) 21:26:37 ID:/k2gysHgO
- >>36
「んむ。マジマジ。つうかあんなにもたもた隙だらけの機械ヤロウ、居ないだろ」
うんうんとしきりに頷く。
「いや、機械ならさ、もうちょいしゃきしゃきしてんじゃね?」
>>37
「あー、うんまあ、なんと無く見えるけど。……何するつもりだ?」
見える事は見えるが、何をするための術式の構築なのかはいまいち理解出来ない。
- 39 :甲:2009/10/01(木) 21:35:04 ID:KE2UskXwO
- >>37
>>38
「――…いやいや…まてまて…」
「マジで何する気だ…?」
甲の勘が
ガンガンと警鐘を鳴らす
//電池切れそう
- 40 :?:2009/10/01(木) 21:40:22 ID:PBnIervYO
- >>38>>39
ガチン!
(やっと一回……さて、逃げよう)
もとより正体は明かす気など無い。逃げれるうちに逃げておく事にする。
不審者はその体勢のまま、一瞬で急加速大気を切り裂き、全てを抉り削りながら突き進む!真後ろに!
【全力で転進】
- 41 :朝宮暁:2009/10/01(木) 21:42:09 ID:/k2gysHgO
- >>39
「……何だか俺も不安になってきた……何かもやもやしてるが……」
//把握ですー
>>40
「…………」
ぽかーん。
暁は訳も分からず見送った。
- 42 :甲/―――:2009/10/01(木) 21:47:17 ID:NNJGIzv.0
- >>40
「Σに、逃げたァ―――ッ!!」
叫びツッコミ、本日二度目
「お、オイ!マジで意味ワカンネーぞ!」
暁の肩を揺さぶる
>>41
「………」
あとに残される男ふたり
余韻はもやもやと胸を締め付けた
- 43 :朝宮暁:2009/10/01(木) 21:49:57 ID:/k2gysHgO
- >>42
「はうあっ!」
ぽけーとしていたが揺さぶられて気を取り戻す。
「……ま、まあ。うん。この街じゃ珍しく無いって。うん。多分。うん」
- 44 :?:2009/10/01(木) 21:50:12 ID:PBnIervYO
- (……そういえば、変声機に自爆装置つけてたの忘れてた)
*チョドーン*
- 45 :甲/―――:2009/10/01(木) 21:53:54 ID:NNJGIzv.0
- >>43>>44
「……ぁ、ああ…ふぅ、落ち着いて―――」
*チョドーン*
「――ぬでほれはひほぉおおおお!?」
ドンガラドンガラと路地裏に転がって行った…
千夜ビル前が賑やかになってまいりました
//オチが付いた所で一旦落ちまーす
- 46 :朝宮暁:2009/10/01(木) 21:58:08 ID:/k2gysHgO
- >>44>>45
「………………」
爆風が暁の頬を撫でた。
「もう、何がなんだか」
//誰うま! おつです
- 47 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/10/01(木) 22:01:38 ID:S5D7VgXo0
- 【街灯を足場に】
【銀色は街を見おろす】
……え、何この状況?
- 48 :朝宮暁:2009/10/01(木) 22:08:54 ID:/k2gysHgO
- >>47
「俺の台詞だあああああうちゅ、うちゅ、」
テンパりながら――
「うつうじんッ!」
――噛んだ。
- 49 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/10/01(木) 22:12:40 ID:S5D7VgXo0
- >>48
まあ、何か爆発したのは分かったが、……何で爆発したんだか
【首を傾げて】
………………
【カノン の なまあたたかい まなざし!】
……いや、だから、宇宙人じゃねェよ?
- 50 :朝宮暁:2009/10/01(木) 22:14:08 ID:/k2gysHgO
- >>49
生暖かい目で見られて暁の心は冷えた。
こほん、と咳払いを一つ。
「じゃあ、なんなんだ?」
- 51 :頼羽無為:2009/10/01(木) 22:20:33 ID:fP94A.NgO
- 夜の街を、くたびれたスーツ姿の男が行く
煙草を銜えたまま歩くその男を、周りの人々はそこに見えない壁でもあるかのように避けて通っていく
理由は至って単純
何故なら、彼のスーツは赤い何かでべっとりと汚れ、異臭を放っていたからだ。
- 52 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/10/01(木) 22:21:02 ID:S5D7VgXo0
- >>50
さーなァ、わかんね
【答えて、空を見る】
……ホント、俺は何なんだろうなァ?
有機の生き物じゃあまず間違いなくないんだがなー
いっそ実験体だったら分かりやすくて楽だったのによォ
【まるで独り言のように】
【つらつらと口にした】
- 53 :朝宮暁:2009/10/01(木) 22:25:56 ID:/k2gysHgO
- >>51
「お、おいあんた……大丈夫か? 怪我?」
そんな無関心な街の中でも心配するお人好しは、一人くらいは居るらしく。
>>52
「よォーしオメーちょっと耳貸せバカ野郎」
何か感じるものがあったらしく、笑顔のでちょいちょい、と指先を動かす。
- 54 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/10/01(木) 22:30:03 ID:S5D7VgXo0
- >>51
…………。
……LCLでも浴びたか
【まず 間違いなく 違う!】
>>53
わあいわあいバカ野郎とか言われちまったぜェ!
おう、何だよ熱血野郎。聞いてやんよ
今日も俺は寛大だぜ?
【薄く、偉そうに笑って】
- 55 :頼羽無為:2009/10/01(木) 22:42:54 ID:fP94A.NgO
- >>53
「ん?…ああ、気にするな少年。ただの返りオイルだ」
一瞬怪訝な顔をした男は、己の姿を見て声を掛けられた理由に気付く。
どうやら避けられている事に全く気付いてなかったらしい。
この男が放っている異臭も、鉄臭さというより油臭さだ
>>54
「LCLか。一度は飲んでみたいもんだ」
火の着いていない煙草を銜えながら、ケラケラと笑う
「あれって要はコンソメスープだろ?」
- 56 :朝宮暁:2009/10/01(木) 22:45:45 ID:/k2gysHgO
- >>52
「実験体を羨んでんじゃねーよ。同じ台詞そう言う機関で死に目見てるヤツに言ってみやがれ」
怒った様子は特に無いが、何と無く不満そうな表情で嘯いた。
「自分ってナニー、なんて中学生かオメーは」
(……あ、しまった話振ったの俺だった)
>>55
「オイル? 返り血ならぬ返りオイルか。……機械ヤロウとやりあってたとか?」
頼羽を上から下まで一通り眺め、
「……煙草吸ってたら引火しねえ?」
- 57 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/10/01(木) 22:52:44 ID:S5D7VgXo0
- >>55
まあ、間違っちゃいねぇ筈だなァ
……LCLのCってコンソメのCだったとかないよな?
【ありません】
>>56
それでも彼らには「自分は何なのか」という情報があるじゃねェか
【笑みは変わらず】
羨ましいのはそんだけだ、それ以外はノーサンキューな
そうだな……って話題振ったのオマエじゃねぇか!?
何この扱い、理不尽……!!
- 58 :頼羽無為:2009/10/01(木) 23:09:07 ID:fP94A.NgO
- >>56
「機械ヤロウ…ってのはあのキリキリと煩い連中か。
あんなのと好き好んで殺り合うほどオッサンは元気じゃねーよ」
そういうのは若い奴等の仕事だ、と続け
「ま、アレがなんなのかは興味が有ってな。活きのいい残骸を探してバラしてた、ってわけだ」
工学者のサガってヤツかもしれねーな、と笑う
「さすがに俺も火達磨になりたくはねぇよ。ただ、口が寂しくてな」
よく見れば、煙草には火が着いていない。
>>57
「DCSと同じようなもんだと俺は睨んでる」
真面目な顔でボケ続けるからたちが悪い
ツッコミ不在とは怖いものだ。
- 59 :朝宮暁:2009/10/01(木) 23:12:33 ID:/k2gysHgO
- >>57
「まあ、あれだ。細けーこたあイイ」
さらーっと流す。都合悪いのは放置である。
「んー、お前、自分が何なのかって学者さんに定義して貰わねえと不安なのか? よく分かんねえなー」
>>58
「へー、あんたエンジニアか何かか。すげえな」
見た目とのギャップで余計に凄く見える。
「で、何か成果はあったのか? 若い俺はちょっとばかしあいつらと因縁があってなあ……」
- 60 :カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/10/01(木) 23:23:16 ID:ZG/J5VUg0
- >>58
乾汁ですら公開されたのに公開されなかったレシピを持つあの料理と……?!
【戦慄】
よくそんな恐ろしい物を使えるよな……
>>59
こ、細かいことにされた!何かショック!!
不安?……さて、どうなんだかな
【街灯の上で起用に立ち上がり】
まだ「俺と同じ種類のイキモノ」を見たことないから見てみたい、とかそういうノリなのかもねェ
ようし、そんじゃ哨戒ってみっかねェ
【光翼を展開、ふよりと浮遊して】
んじゃーなァオマエ等
機械の奴等には気をつけろよォ?
【やる気なさげに手を振って、どこかへ飛んでいった】
- 61 :頼羽無為:2009/10/01(木) 23:40:24 ID:fP94A.NgO
- >>59
「元だ、元。今はただのしがないタクシードライバーさ」
もっとも、タクシードライバーとしてまともに働いているかは怪しいが
「いや、正直言って全くねぇな。これっぽっちも」
「俺が拾った奴等はどちらも大破しててな、記録媒体も何も残ってねぇ。一体何と戦ったんだよって話だ」
その二体とは勿論あの爆弾魔と電撃男のことだ。
「やっぱ生け捕りじゃねぇと詳しく調べられねぇんだよなぁ」
>>60
「んなものレシピ公開したらそこら中の人間が戸愚呂(弟)とか戸愚呂(妹)みたいになる地獄絵図だろうが」
苦笑しながら見送った。
「さて、パンダに偽装した車やおっかない黒服達が来る前にクリーニングに行くとしよう」
次は戦果を期待してるぜ、と暁に呟き何処かへ去って行った。
- 62 :朝宮暁:2009/10/01(木) 23:49:49 ID:/k2gysHgO
- >>60
「そりゃ確かに寂しいかもなあ……っと、行くのか」
空に駆け上がったカノンを眩しそうに目を細めて眺める。
ビルの谷間を縫って進む姿は、何と無く目を惹かれる。
>>61
(タクシードライバー? 胡散臭え……)
「生け捕り、か――って、行っちまった」
去り行く姿を瞳に映し、軈てわしゃわしゃと頭を掻いて自分もその場を後にする。
- 63 :甲/:2009/10/02(金) 17:39:38 ID:KE2UskXwO
- 【倉庫街】
「…あー…肩こる…」
ツナギ服に軍手の甲が歩いていた
今日は積み降ろしのバイトだったらしい
発展途上の異能都市、
まだまだバイトの口は多くて
「缶、かんかん缶コーヒー…♪」
変な歌を口ずさみ、自販機に向かう
- 64 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 17:49:56 ID:Ytmc4SoY0
- 「なんじゃこりゃあ……」
「変な自販機じゃのう。」
「いててて頭に当ったわい……」
自販機が数台置いてあるに人だかりが出来ている。
いつもは、行列など出来るほど人通りは多くないはずなのだが・・・
- 65 :甲:2009/10/02(金) 17:53:00 ID:KE2UskXwO
- >>64
「……うぇ…並んでる」
小銭を手の中でくるくる回しながら
順番を待つ
- 66 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 17:56:37 ID:Ytmc4SoY0
- >>65
並んでいる、というより
自販機を見ている、というのが正しい。
中には、頭を痛そうにさすってるものもいる。
――キリ――キリ――
自販機からは耳障りな例の音が漏れていた。
- 67 :甲:2009/10/02(金) 17:57:08 ID:KE2UskXwO
- 「(…しかしここの作業員…何で全員男弁だったのか…?)」
- 68 :甲/:2009/10/02(金) 18:00:13 ID:KE2UskXwO
- >>66
「――…」ヒクヒク
何かもう浸透し過ぎて逆にすげーなと思う
人垣をくぐり抜け、自販機の前に立ってみた
- 69 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 18:04:35 ID:Ytmc4SoY0
- >>68
「いらっしゃいませ!硬貨を入れてからボタンを押してください!」
自販機は、合成音による聞きなれたアナウンスを発する。
襲ってくる様子もなければ、逃げるでもなく。
キリキリという音以外はごく普通の自販機である。
- 70 :甲:2009/10/02(金) 18:08:11 ID:KE2UskXwO
- >>69
「だが断る」
アタタタタタタタタと全てのボタンを連打する
「この甲…エキドナの思う様に動きはせん――!!!」
ドダダダダダダダダダ
- 71 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 18:14:22 ID:Ytmc4SoY0
- >>70
「こ、これはッ!?」
『知っているのか利根さん!!!』
「これこそ○○神拳の××奥義がどうたらこうたら以下略」
『な、なんだってー!!』
後ろのおっさん達はどうでもいいことを
当てずっぽうに話しあっているようだが甲にはまったく関係なかった。
「お金を入れてからボタンをおしてください!」
ボタンを連打したくらいではなんでもないみたいだ。
- 72 :甲:2009/10/02(金) 18:18:23 ID:KE2UskXwO
- >>71
「――ふしゅうぅうう…」
一通り叩くと指を離す
指先から煙が立ち上っていた
「喉乾いた」
チャリン
普通に硬貨を入れて缶コーヒー(微糖)をプッシュ
- 73 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 18:27:32 ID:Ytmc4SoY0
- >>72
――キリ――キリ
……がこん
ごく普通に取り出し口に
缶コーヒーが出てきたのだが……
――バシュッ!
取り出し口から物凄い勢いで
缶が飛び出してきた!!
缶が甲の頭に迫る!
- 74 :甲:2009/10/02(金) 18:33:40 ID:KE2UskXwO
- >>73
――メゴシ!!!
缶を取り出そうと屈んだ所
前傾姿勢な顔面に突き刺さる缶コーヒー(微糖)
「く――ぬぉあ…!?」
鼻を押さえて転がった
- 75 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 18:35:34 ID:Ytmc4SoY0
- >>74
「あーあ……」
「こりゃあさっきより強烈じゃないんか」
「スプリングとかが挟まっているのかな・・・?」
どうやら、男達も被害にあったようで。
そのせいでここに集まっていたのだ。
- 76 :甲:2009/10/02(金) 18:40:21 ID:KE2UskXwO
- >>76
「ぐ、ぬ…!」
自販機は自販機
これに切れてる様では男が廃る…
「…」
カシュ
取り敢えず缶コーヒーを飲むことに
- 77 :ミラージュ/外套の少女:2009/10/02(金) 18:43:45 ID:DTK0wtesC
- 自動販売機……と……あ、ぶつかった
【少し遠くから様子を見ていた】
痛そうだなぁ……
- 78 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 18:44:48 ID:Ytmc4SoY0
- >>76
甲がコーヒーを飲んで一息ついている間も、
近くの工事現場の作業員が何人かやってきては飛び出す缶にびっくりしていた。
しかしそれ以外に害はなし。
あからさまに改造を失敗している……
- 79 :甲:2009/10/02(金) 18:50:49 ID:KE2UskXwO
- >>77
缶をクリティカルヒットされた赤いマフラーの男は
缶コーヒーを飲み終えて、ゴミ箱へ捨てていた
>>78
「…ほら見ろ」
「不完全のが、面白ぇじゃねーか」
誰にともなく呟き笑う
鼻を押さえて、歩き去った
//電池切れ落ち
//また夜に
- 80 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 18:54:43 ID:Ytmc4SoY0
- >>77
キリ―キリ―
自販機からは例の音。
>>79
// おつー
- 81 :ミラージュ/外套の少女:2009/10/02(金) 19:00:51 ID:EZHvaBxoC
- >>80
機械、ですか……
【暫く、動きもせず歯車の音を聴いていた】
//ご飯落ちです……また後で……
- 82 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 19:06:00 ID:Ytmc4SoY0
- // じゃあ自分もおちるお・・・また後でー
- 83 :甲:2009/10/02(金) 21:10:25 ID:KE2UskXwO
- 【港】
「…」
バイト終わりにたそがれる
遠くに灯台、近くにベイブリッジの灯り
何処からか汽笛も聞こえた
- 84 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 21:17:56 ID:UhURkogM0
- ―ザバババババ…
波の音に混じり、やたらうるさい音が聞こえる。
―ザバババババババババ…!
黄色い目の男が海面を走って港に向かっていた。
- 85 :沢桐 創:2009/10/02(金) 21:19:38 ID:UhURkogM0
- //名前忘れぇぁ…
- 86 :甲:2009/10/02(金) 21:21:57 ID:KE2UskXwO
- >>84
「(…何海王だろうアレ…)」
釣り人の邪魔だなぁと見送って
- 87 :沢桐 創:2009/10/02(金) 21:28:20 ID:UhURkogM0
- >>86
―ザッパアアアァァァン…!
―ガチャン!
飛沫を上げて飛び上がり、船着場の淵に着地する。
「…逃げた巨大クラゲの捜索って…俺の仕事じゃねぇだろ…」
ぶつぶつと文句をいいつつ、海から巨大なゼリー状の物体を引き上げる。
今日も研究所のお仕事を励んでいる模様。
- 88 :名も無き異能都市住民:2009/10/02(金) 21:30:32 ID:KE2UskXwO
- //ゴメス!所用がががが
- 89 :沢桐 創:2009/10/02(金) 21:32:10 ID:UhURkogM0
- //了解んぬ
- 90 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/10/02(金) 22:16:16 ID:OcZ4s9w60
- 【公園】
ブランコを独占するメイドさん。
傍には自前のエコバック。
錆びた鎖の悲鳴にもにたキィと言う音が木霊する。
「…………」
こぎ、扱ぎ、漕ぎ、彼女は揺れていた。
- 91 : ◆uotUYGHVwM:2009/10/02(金) 23:01:58 ID:g4lxCBLQ0
- //まだいらっしゃいますかー?
- 92 :甲/―――:2009/10/02(金) 23:31:07 ID:NNJGIzv.0
- 「フンフンフンフンフーンフフン…♪」
「歌は良いねえ…リリンの生んだ文化の極みだよ」
「だけど、僕にはギターが無い」
「君に聞かせる腕もぉお無い」
【場末のカラオケ】
適当な叫びが響いていまして
- 93 :甲/―――:2009/10/02(金) 23:45:39 ID:NNJGIzv.0
- 「ズズズ…」
「ひとカラも、慣れちまったな…」
二つ在るマイクが、ちょっと寂しい
「路上出てー」
リモコンで選曲
鳴り始めるイントロ
hide/DOUBT
- 94 :甲/―――:2009/10/03(土) 00:33:37 ID:NNJGIzv.0
- 「…ラスト、これ歌ったら帰ぇるか」
選曲
イントロ
村下孝蔵/初恋
そして帰路へついた
- 95 :甲:2009/10/03(土) 09:36:58 ID:KE2UskXwO
- 【駅前・立ち食いそばや】
「ゾゾゾ…」
わかめソバを食べる男
- 96 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 12:04:19 ID:EZHvaBxoC
- 「…………」
【公園、ブランコで遊ぶユリウスを見ていた】
- 97 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 12:07:03 ID:g4lxCBLQ0
- 昼下がり。普通に考えたら仕事やら何やらがある筈の時間。
「……」
何故かしかめっ面でその辺を歩いていたり。
- 98 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 12:11:25 ID:EZHvaBxoC
- >>97
あ、こんにちは!
【ブランコで遊ぶ少女が声をかける】
【それに合わせて姉が振り向く】
- 99 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 12:14:59 ID:g4lxCBLQ0
- >>98
「ん……」
道を見ていた顔を声がした方へ向けて
「……よお」
軽く手を上げ、挨拶
- 100 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 12:18:45 ID:KZg1MerMC
- >>99
【ブランコから跳んで降り、姉がそれを抱き上げる】
お兄ちゃん、何してたの?
【姉の腕の中で楽しそうに】
- 101 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 12:20:58 ID:g4lxCBLQ0
- >>100
「あー?散歩だ。散歩」
二人の方に近付きながら面倒くさそうに答えて
- 102 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 12:23:35 ID:KZg1MerMC
- >>101
お散歩? 私たちも!
【いつも通りに元気よく】
- 103 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 12:32:03 ID:g4lxCBLQ0
- >>102
「……元気だねえ」
ポツリと呟いて。
- 104 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 12:37:09 ID:DTK0wtesC
- >>103
うん、元気!
【より一層笑顔に】
お兄ちゃんは元気じゃないの?
【心配そうな顔つきをして】
- 105 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 12:45:11 ID:g4lxCBLQ0
- >>104
「あんまり、な……」
苦笑を漏らして、近くのベンチに寄りかかる様に座った
- 106 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 12:49:32 ID:O1o1pwYcC
- >>105
何かあるの?
【姉がしゃがみ、ユリウスと紅夜の目線を合わせる】
- 107 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 13:02:12 ID:g4lxCBLQ0
- >>106
「ちょっと、仕事でな」
あはは、と溜息交じりの苦笑
「……アンタらは気にする必要の無え事さ」
- 108 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 13:06:46 ID:KZg1MerMC
- >>107
そう、気にしちゃダメ?
じゃあお仕事、何してるの?
【腕の中から体を伸ばし、顔を近づける】
- 109 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 13:11:06 ID:g4lxCBLQ0
- >>108
「駄目って事も無えけどさ……」
思わず視線を逸らして
「……正義の味方?」
そんな大層な物でも無いけどあながち間違っても居ないはず。
- 110 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 13:16:31 ID:KZg1MerMC
- >>109
正義の見方? カッコいいな〜
【こちらは悪の塊だが……】
- 111 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 13:22:40 ID:g4lxCBLQ0
- >>110
「まあ、別に平和を守るとかそんなんでは無えけどな……」
二人が悪の塊なんて事はこの男が知る筈も無い。
- 112 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 13:27:30 ID:KZg1MerMC
- >>111
へ? そうなの?
【よく解らない、と言った顔をして】
- 113 :甲:2009/10/03(土) 13:29:21 ID:KE2UskXwO
- 公園
ベンチ
どん兵衛
「ズゾゾ…」
お昼ごはん
- 114 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 13:33:44 ID:g4lxCBLQ0
- >>112
「ああ。仕事でいろんな奴。まあ、一般的に悪とか言われてる奴らと戦ってるだけさ」
肩を竦めて
>>113
「お……。寂しい男が……」
- 115 :甲:2009/10/03(土) 13:39:59 ID:KE2UskXwO
- 汁は棄てる
身体に悪そうだから
そんな些細で無駄な抵抗だってするさ
「…ふー…ぅ」
欠伸を噛み殺して
イヤホンを耳に挿す
横長のベンチをゴロンと支配した
- 116 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 13:41:36 ID:g4lxCBLQ0
- >>115
「……暇人。それとも休憩中、か?」
別のベンチからその様子を退屈そうに見ていたり
- 117 :甲:2009/10/03(土) 13:46:28 ID:KE2UskXwO
- >>16
「(……見られてる…)」
「(何かブツブツ言いながら見られてる……!)」
ゴロリ寝返り、向かい側のベンチに背中を向けて
- 118 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 13:48:43 ID:g4lxCBLQ0
- >>117
「……」
膝の辺りに肘を付いて、暫くその様子を眺めて
「……ふぁ、ああ……」
デカい欠伸を一つ。
- 119 :甲:2009/10/03(土) 13:50:56 ID:KE2UskXwO
- ――そんな平和な――
―――公園だった―――
//さて落ちる
- 120 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 13:53:32 ID:g4lxCBLQ0
- >>119
//了解ー。ノシ
- 121 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 14:13:11 ID:KZg1MerMC
- >>114
ふーん……もしかしたら、私達と戦う事もあるかもね
【2人の上には飛行船】
//ただいま! 迷惑かけてごめんね!
- 122 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 14:16:00 ID:g4lxCBLQ0
- >>121
「……アンタらに戦う気があるなら、な」
視線は飛行船に向けて、少し口元が笑む
//おかえり!大丈夫だよ!!
- 123 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 14:26:33 ID:EZHvaBxoC
- >>122
フフフ……いつか、ね……
【妖しく笑って】
- 124 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 14:28:04 ID:g4lxCBLQ0
- >>123
「そうかい。それじゃ……」
ベンチから立ち上がり、ユリウスを指指して
「覚悟しとけよ。喧嘩売った事、死ぬほど後悔させてやるからな」
- 125 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 14:30:10 ID:O1o1pwYcC
- >>124
そう……かな?
【姉が紅夜と距離を取るように移動して】
もしかして、後悔するのはアナタだったり?
- 126 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 14:40:58 ID:g4lxCBLQ0
- >>125
「はっ……。言うじゃねえか……」
小さく笑って、楽しげな笑みを浮かべて。
「だが、残念だったな。
後悔ってのは覚悟が決まって無かった奴がするもんだ……」
ビシイ、と己の胸に指を立てて
- 127 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 14:48:22 ID:O1o1pwYcC
- >>126
クスッ、カッコいいね?
【此方は笑顔のまま】
- 128 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 14:51:01 ID:g4lxCBLQ0
- >>127
「アンタらは、どうなんだ?」
少し嬉しそうに笑って
「俺を……いや、俺だけじゃ無えな。そいつらを敵に回すのに、覚悟は出来てるのか?」
- 129 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 14:54:38 ID:DTK0wtesC
- >>128
できてるかなぁ?
【首を傾げる】
私は出来てるよ? お姉ちゃんがいるからね
【そう言って姉を見る】
- 130 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 15:04:08 ID:g4lxCBLQ0
- >>129
「……お姉ちゃん、ね……」
少し。ほんの一瞬。哀しそうな表情を見せて。
「クク……。楽しみだねえ……」
- 131 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 15:08:17 ID:DTK0wtesC
- >>130
……どうかした?
【その表情を見て】
それより……少し、やってみる?
【姉から降りて】
- 132 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 15:13:15 ID:g4lxCBLQ0
- >>131
「……いや。別に?」
先程見せた表情は影も形も無くなっていて。
「……アンタらがやる気なら、な」
そう言うのと同時。実に楽しげに笑い出して。
- 133 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 15:19:08 ID:EZHvaBxoC
- >>132
別に……アナタが嫌なら止めるよ?
【軽く笑いだして】
- 134 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 15:20:27 ID:g4lxCBLQ0
- >>133
「俺はどっちでもいいさ。まあ、少し面倒と言えば面倒だがな?」
笑うユリウスに応えるようにこの男も少し苦笑。
- 135 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 15:25:24 ID:EZHvaBxoC
- >>134
うーん、私がどっちでも良いから聞いてるんだけどなぁ……
【首をかしげて考えている】
- 136 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 15:27:55 ID:g4lxCBLQ0
- >>135
「……んじゃ、アンタは?」
視線をユリウスからゼオラに向けて
「どっちがいい?」
- 137 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 15:33:38 ID:EZHvaBxoC
- >>136
「……」
【目を会わせ、暫く】
【目に当てられた布がゆっくりと焼けていく】
【突如、目から光線が発射された!】
- 138 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 15:38:28 ID:g4lxCBLQ0
- >>137
「うおわぁっ!?」
咄嗟に右に跳躍。光線を回避してゼオラを睨んで。
「やる気って事ね……。ったく……!」
溜息と共に空中に光の弾丸を生成。
「とりあえず、食らいやがれ……!」
手を下ろす合図と共に、それらが二人目掛けて勢いよく放たれた!
- 139 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 15:46:14 ID:DTK0wtesC
- >>138
みたいだね……
【ユリウスが後ろに跳ぶと、空いた二人の間にゼオラが入り込む】
「……」
【闇の弾丸を生み出し、光の弾丸とぶつけ消滅させる】
- 140 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 15:52:35 ID:g4lxCBLQ0
- >>139
ヒュウ、と口笛を鳴らして。肩を回し、コキコキと小気味良い音を立てて。
「クールだねえ……。顔色一つ変えやしねえ……」
ハア、と小さく溜息を付いて。
「これならあの秘書女の方が可愛げがあるな……」
小さく笑い、ゼオラの上方へと跳躍。
- 141 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 15:56:58 ID:O1o1pwYcC
- >>140
「……!」
【紅夜に顔を向けもせず、軽く手を下ろす】
【瞬間、紫色の雷が上空から降り注ぐ】
【その位置からなら、ゼオラの背後で魔力を溜めるユリウスが見えるだろう】
- 142 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 16:03:52 ID:g4lxCBLQ0
- >>141
「二体一……。結構キツいねえ……」
今更気付く事実。
「とりあえず……ッ!」
ユリウスが見えたが、優先すべきは雷。
空中でくるりと身体を回転させて、雷へ光の弾丸を放つ。
- 143 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/03(土) 16:14:51 ID:EZHvaBxoC
- >>142
【雷と光の弾丸は相殺、お互いに消えた……が】
【既に下では次の攻撃準備が出来ており】
【今度は紅夜の真下、地面から黒い炎の柱が立ち上がる!】
- 144 : ◆uotUYGHVwM:2009/10/03(土) 16:16:05 ID:g4lxCBLQ0
- >>143
//うげ、申し訳ない急用落ちorz
- 145 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/03(土) 22:29:17 ID:l4/RxhuI0
- 「ふぁ〜…」
【いつも通りの公園のベンチの上で】
「なんだかきょうはきれーなおそらなの〜」
【雲でわずかに霞む満月を眺めていた】
- 146 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 00:06:55 ID:OcZ4s9w60
- 【街】
「…………どこいったんだあいつ」
黒いスーツを纏う女性が大股で歩いていた。
若干の苛立ちが見える碧色の瞳と、握る黒い刄が目立つ要因か、誰も彼もが遠巻きに彼女を眺める。
「……“ ”!!」
凜、としている大声で叫ばれた名前に聞き覚えはあるだろうか。
「…………こんなんで出てこねーわな」
女性はまた、歩き始めた。
- 147 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/04(日) 00:09:40 ID:HnkBBDEo0
- >>146
そのとき、ちょうど道路を走ってきた人影がいた。
曲がり角からいきなり飛び出した為か、スーツの女性に気付くもブレーキが間に合わず……
「……ッ やばっ」
- 148 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 00:17:32 ID:OcZ4s9w60
- >>147
「でっ、!」
吹っ飛んでこけた。
スカートじゃないのがひどく残念だ。
「つつ……いってーな!!何すんだボケ!!!」
口汚く彼女が叫ぶ。
尻と足の裏、左の掌が地面に触れている状態。
右手は自身の後頭部を擦っていた。
- 149 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/04(日) 00:21:13 ID:HnkBBDEo0
- >>148
「す、すまん!
ちょっと探し人してて、慌てていて……」
対して倒れつつも必死に謝るモノクロ給仕服の男。
紅いメッシュ混じりの黒髪と紅い革眼帯をした男は立ち上がり、埃を払う。
「謝るついでに質問させて貰うが、銀髪の小さい女の子見なかったか?
ちょっと怒らせちまったみたいで、昼からずっと帰ってきていないんだ」
- 150 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/04(日) 00:28:06 ID:l4/RxhuI0
- 「…みえなくなっちゃたなの〜」
【雲に隠れた月を眺めて】
【てくてくと歩く少女がいる】
- 151 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 00:33:28 ID:OcZ4s9w60
- >>149
怒鳴りはしたけど対して気にしていないのか、唇に人差し指を当てて眼を瞑る。
暫くの沈黙の後、口を開いた。
「見てない。銀髪の小さい子ってそんなにいねーし、見てたら多分覚えてる……と思う」
真黒の日本刀を拾い、立ち上がる。
「ってか、私の質問にも答えてくれ。
銀色と金色が交互に生えてるような髪の毛で、メイド服着てる奴見てない?」
>>150
「…………んあ?」
こんな時間に外歩いてる、って……どういうこと。とか考えない。
じー、っと見てる女性が一人。
視線に籠もった力はつをい。
- 152 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/04(日) 00:39:31 ID:HnkBBDEo0
- >>151
「そうか、見てないか……」
(´・ω・`)な顔。
そして相手の質問を(´・ω・`)な顔のまま耳にする。
「いや、知らな……あ」
きゅぴーん。
「常にメイド服というなら、俺の知り合いで該当者が二人いる。
更に金銀の二色髪なら一人に絞れるが……今日は見てないな」
頭を掻き、やれやれと息をついた。
「ネイディハールが……どうしたんだ?」
- 153 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/04(日) 00:41:10 ID:l4/RxhuI0
- >>151
「あう〜こんばんわなの〜」
【手をゆっくり振る】
「…あう〜」
【つおい視線にたじろいでる】
>>152
【女性に目を向けたまま歩いている】
【クロスにぶつかりそうだ】
- 154 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 00:58:21 ID:OcZ4s9w60
- >>152
「あいつがいつもよりでっけえポカやらかしたから……きつめに怒鳴ったんだよ」
むっちゃ不機嫌。
「そしたらどっか消えた。昨日から帰ってこねえ」
相当不機嫌なのか傍の壁を殴った。
しかもそれが痛くて不機嫌が助長していく。
>>153
「こ……こばんワ」
ミスってるべさ。
ディスさんのペースに負け、彼女の視線が緩い糸みたくへにゃる。
「ごめんな。怖がらせた?」
かるーく。微笑んだ彼女が言う。
- 155 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/04(日) 01:02:12 ID:HnkBBDEo0
- >>153
―― ドンッ
「ん?」
腰の辺りにくる衝撃。
「なんだ、ディスか。
どうした、またこんな時間にウロウロしやがって。
この非行少女がwwww」
>>154
「ふーん。
GPSでもつけておけば良かったのに」
他人事とはいえ酷いいい様である。
「で、お前はネイディ以下略の何?
主人とか?」
- 156 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/04(日) 01:06:36 ID:l4/RxhuI0
- >>154
「あう〜…なの…」
【若干怖がりながら】
「うん…ちょっと…なの」
【頷く】
>>155
ドンッ
「あう?」
【突然頭のあたりに何か感じた感触。すぐさまクロスの顔を見上げる】
「あう〜…ごめんなさいなの、ぶつかってなの」
【慌てて頭を下げた】
「その…おつきさまがきれいだからずっとみてたの…」
- 157 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 01:16:16 ID:OcZ4s9w60
- >>155
「…………帰ってきたらつけるかな……冗談だけど」
唇に人差し指の第二間接を当てながら呟いた。
検討の余地はあり、とでも脳内メモに書き込んでいるのかな。
「んあ?…………。
主人であいつの製作者で、あいつの勤め先の社長」
ほれ名刺。とスーパーいい加減に差し出された黄金比を持つ紙切れ。
眼に止まるのは“リグヌ社”の文字。
「雨崎ふーこ。お前の名前は?」
- 158 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 01:18:24 ID:OcZ4s9w60
- 途中送信ッ!!!
>>156
かっかっかっ!!
と大股で歩き近寄ってきた。何にせよ、少し怖い、かもしれない。
一々挙動が大雑把過ぎる人。
「……ごめんな」
屈んでじっと見る。
少し目つきが悪いのは御愛嬌。
- 159 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/04(日) 01:22:24 ID:HnkBBDEo0
- >>158
「へぇ…ホントだ。
確かに綺麗だな」
>>157
「へぇ、お前社長なんだ。
凄い奴なんだな」
名刺を受け取り、ポケットの中の財布に入れておく。
帰ったら名刺ファイルに入れるつもりだろう。
「ああ、俺はこういうモンだ」
対して、彼も取り出す名刺カード。
「Apple Guillotine経営管理者 銃寺森クロス」
「ま、しがない喫茶店の店長だ」
- 160 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/04(日) 01:26:37 ID:l4/RxhuI0
- >>158
「あうあう〜いいの…おもったよりこわくないひとかもしれないの」
【微笑んで見上げる】
>>159
「うん…でもときどきみえなくなってなの…あう〜」
【満月が見えなくなる。多分雲に隠れたんだろう】
「ちょっとざんねんなの〜」
- 161 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 01:37:59 ID:OcZ4s9w60
- >>159
「すげーだろ」
気さくな笑いが似合う人です。
さっき拾った黒い刄を思い出したようにベルトに挟む。
「喫茶店の店長か……お前も結構すごいじゃん。
今度遊びに行くわ」
受け取ってスーツの裏ポケットに仕舞った。
>>160
「(…………何、この無茶苦茶撫でたくなる生き物)」
「私はあんまり怖くないかんな」
腕がぴくぴく。
ぬふう。
「雲の隙間から時々見える光も見ごたえあんぜ?」
彼女もまた空を見上げながら。
- 162 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/04(日) 01:40:31 ID:HnkBBDEo0
- >>160
「それくらいがいいんだろ。
その方が、全部見えた時の感動がより一層大きくなる」
空を見上げて目を細める。
「いっつも満天なんて、つまんねーよ」
>>161
「お、さんくす。
まぁ機会があったら、な」
と、そこで思い出したように
「そうだ、ネイデ以下略はいいのか?
探してるんだろ?
くそ……今夜も夜のヒーローやってくれてるんなら、そこら辺を飛んでてくれそうなもんなんだが。
落ち込んでるとなると話は別だな。
ここは都市だ。地上にいると逆に探しにくい」
- 163 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/04(日) 01:43:57 ID:l4/RxhuI0
- >>161
「うん、そうだよねなの〜」
【そう言って頷く。続いて空を見て】
「うん、きれいなの…」
【時折差し込む月光を見つめる】
>>162
「あう〜…みえなくなると、またみたくなるの…
『くろす』のいうとおりなの」
【にっこり】
「たまにみえるとうれしいの…」
- 164 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 01:57:43 ID:OcZ4s9w60
- >>162
「…………まあ今日はやってねーだろな……」
僅か数瞬。
空を見上げた碧色の瞳は必死に、視界の中に彼女の姿がないか探していた。
こんなとこで油売っときながら、ね。
「……どこ行ったか皆目検討つかねーよ。もっとあいつと一緒に買い物行けばよかった」
忙しいけど。
「……どうっすっかなー……本当」
天頂を見上げていた。
>>163
「薄く隠れて見えるから綺麗なもんがあるって覚えとけよ」
撫でたい欲求と格闘ちゅう。
既に理性の足は覚束ない。
「ちょっと怖いかもしんねーけど、基本的にふーこお姉さんは優しいからな?」
しつこい。
- 165 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/04(日) 02:02:57 ID:HnkBBDEo0
- >>163
「ま、常に全てを求めるってのは、この世じゃ上手くいかないんだとよ。
どうやら世界はそういうふうに出来ているらしい。
まったく、難儀なこった」
何のことを言っているのやら。
>>164
「ま、俺にできることは……あとはもう、見かけたら連絡するぐらいだな。
連絡先ぐらいは名刺にあるだろ?
それぐらいは心得ておくさ」
そう言いつつ彼女に背を向ける。
「俺も探し人は見つからなさそうだし、今夜はもう撤退するよ。
じゃあな、社長さん」
背を向けたまま手を振って、彼はその場を後にした。
- 166 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/04(日) 02:04:41 ID:l4/RxhuI0
- >>164
「そうだよねなの〜」
【微笑んだ】
「やさしいんだなの〜」
>>165
「あう〜…むずかしいけど…
むずかしいなの…」
【首をかしげながら見送った】
- 167 :銀髪の女性:2009/10/04(日) 02:14:52 ID:OcZ4s9w60
- >>165
「おう、んじゃな」
片手でさよならの意を表しつつ、さようならする。
>>166
「私も行くかね……」
立ち上がり、伸び。
「お前も早く家に帰れよ?」
歩いてどこかへ行っていく……。
- 168 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/04(日) 02:17:26 ID:l4/RxhuI0
- >>167
「あう〜!またねなの〜!」
【微笑んで手を振り見おくった】
「あう〜…かえらないとなの…」
【鍵を取り出して街を去って行った】
- 169 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/10/04(日) 06:29:51 ID:PBnIervYO
- 「うおぁーー!今日朝勤だったー!」
少し活発そう、という以外、これといって特徴のない女性が街を疾駆する。
残念ながら遅刻確定、上司の説教と同僚からの冷たい目線が肌寒くも輝かしい早朝の空気の向こうに待っている――
【職場】
『むきゅん!』
『……もふもふちゃんがタイムカード出してますけど……』
『まああいつに説教するのは変わらん。もふ公は可愛いから許す』
遅刻だけは、逃れられた様だ。信仰の賜物である。
- 170 :彗華/お仕事中では無い:2009/10/04(日) 10:24:42 ID:EZHvaBxoC
- 【空き地】
ふわぁ……むにゃ
【都市の何処かにある空き地】
眠くなります……
【口に手をあて、小さなあくびをした】
- 171 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 10:28:02 ID:IDnKkU3kO
- 都市の上空に出来る氷の道その上を滑る少年が一人
ツルッ
「――げ」
- 172 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 10:35:23 ID:O1o1pwYcC
- >>171
……ねむぃ……
【うとうとし、目を閉じかけたその時】
あ……誰かおちて……Zzz……
【眠った】
- 173 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 10:38:45 ID:IDnKkU3kO
- >>172
落下地点――あ、ヤバい。人。
「ちょっ、退け――!」
って、寝てるっ!?
そのまま。何かする事も出来ず。
「うおわぁっ!!!」
そのまま、そこにいた人の上に落下
- 174 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 10:39:44 ID:IDnKkU3kO
- //そこにいた人→彗華
- 175 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 10:42:03 ID:EZHvaBxoC
- >>173
ふわ……あぅっ!?
【激☆突】
痛い……親方ぁ……空から男の子がぁ……
【頭を擦りながら涙目でリョウを見る】
- 176 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 10:44:13 ID:IDnKkU3kO
- >>175
「――きゅう」
何か小動物チックな声と共に気絶。
あ、体制は何か彗華に抱きついて変な所触ってる。事故です。
- 177 :以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/10/04(日) 10:51:03 ID:EZHvaBxoC
- >>176
……へ?
【現在の状況に気づく】
は、離れてくれませんかー……?
【顔を真っ赤にさせペチペチとリョウの頬を叩く】
- 178 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 10:54:35 ID:IDnKkU3kO
- >>177
「――みゅう」
それくらいじゃ起きる気配無し。
ムニュリ。
彗華の何かを掴んだ。何かはご想像に任せた!
- 179 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 10:58:20 ID:EZHvaBxoC
- >>178
……ひぃっ!?
【リョウの手は彗華の豊かな胸をつかみ】
離れて下さい〜……
【半ば泣きながらリョウの顔をつかみ、引き離す】
- 180 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:02:06 ID:IDnKkU3kO
- >>178
ムニュムニュ。
ん……何だ?コレ。柔らかいし暖かい……。
ん……もしかして、ここ……てんごk……
頭を掴まれれば流石に起きる訳で
「…………」ボンッ!
何か頭から湯気出して顔が真っ赤に
- 181 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:09:52 ID:KZg1MerMC
- >>180
……ぐすっ
【同じく顔を赤くし、涙目】
- 182 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:12:17 ID:IDnKkU3kO
- >>181
「ご、ゴメン……」
顔真っ赤で何故か正座。
「あ、あの……大丈夫……?」
- 183 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:16:04 ID:yLjqJICg0
- >>182
大丈夫じゃありません……
【こちらも同じく正座】
- 184 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:18:34 ID:IDnKkU3kO
- >>183
「……だよね」
ですよねー
「あ、あの……。責任、取りますから……」
多分そんな重い意味じゃないけど、聞き方によっつは結構アレな発言。
- 185 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:19:51 ID:yLjqJICg0
- >>184
責任……? ど、どうやって?
【涙を拭いてリョウを見る】
- 186 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:22:05 ID:IDnKkU3kO
- >>185
「え、えっと……」
そこまで考えて無かった。
「……ど、どうやってがいい、かな……?」
必死。
- 187 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:23:44 ID:yLjqJICg0
- >>186
そ、そうですね……
【涙を拭いたものの、直ぐにまた流れて】
- 188 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:25:40 ID:IDnKkU3kO
- >>187
「え、あ、えと……」
泣かれちゃどうにもならない。
声を付けるなら「あわわ……」が一番合いそうな動きを繰り返してた。
- 189 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:27:14 ID:yLjqJICg0
- >>188
やっぱり、いいです……私の事は気にしないでください……
【涙目で上目遣い、反則】
- 190 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:31:04 ID:IDnKkU3kO
- >>189
「うっ……」
何これ何か滅茶苦茶ドキドキしてる。
「そ、それじゃ……。俺の気がすまない、です……」顔真っ赤。若干視線を反らして。
- 191 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:34:55 ID:yLjqJICg0
- >>190
……? ジー
【めっちゃ見てる、普段人の目を見ない彗華が見てる!】
- 192 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:37:54 ID:IDnKkU3kO
- >>191
「な、何……?」
目、合わせられない。恥ずかし過ぎて。
- 193 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:39:40 ID:yLjqJICg0
- >>192
いえ、なんでも……
【リョウから目を離す】
- 194 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:43:42 ID:IDnKkU3kO
- >>193
「……そ、それで」
やっと彗華を見て
「……どうしましょう」
- 195 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:45:50 ID:yLjqJICg0
- >>194
……どうもしません
【俯いてハァ、とため息をつく】
- 196 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:49:01 ID:IDnKkU3kO
- >>195
「……何か困ってる事とか、ありませんか?」
何かすがるような視線。
- 197 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:51:05 ID:yLjqJICg0
- >>196
無いです……多分
【うつむいたまま】
- 198 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 11:55:36 ID:IDnKkU3kO
- >>197
「そ、それじゃ……何かして欲しい事とか……」
必死、そして半泣き。
- 199 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 11:56:47 ID:yLjqJICg0
- >>198
それも……ないです
【こちらも半泣き】
- 200 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:01:29 ID:IDnKkU3kO
- >>199
「え、えっと……」
涙を堪える。だって男の子だもん。
「……何か。させてくれませんか……?お願いします……」
うつ向き、鼻声で。
- 201 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 12:02:55 ID:yLjqJICg0
- >>200
ごめんなさい……何も、思いつきません……
【より一層暗く】
- 202 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:06:30 ID:IDnKkU3kO
- >>201
「……ゴメンなさい」
もうそれしか言えない
- 203 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 12:07:54 ID:yLjqJICg0
- >>202
ごめんなさい……ふぇ……
【また涙が出てきた】
- 204 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:12:23 ID:g4lxCBLQ0
- >>203
「……グスッ」
こっちも泣きそう。何だこの状況。
- 205 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 12:20:32 ID:yLjqJICg0
- >>204
あ……泣かないで、下さい……
【駆け寄って】
- 206 :リュウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:22:54 ID:g4lxCBLQ0
- >>205
「グスッ……。あなたも……」
涙目+上目遣いのお返し。
- 207 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:23:28 ID:g4lxCBLQ0
- リュウちげえ!
- 208 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 12:26:16 ID:yLjqJICg0
- >>206
……あぅ……
【顔を赤くし目線をそらす】
- 209 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:30:37 ID:g4lxCBLQ0
- >>208
「……?」
今度はこっちが顔を覗き込む。さっきの反対。
- 210 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 12:32:49 ID:yLjqJICg0
- >>209
な、なんですかぁ……?
【一瞬、目を合わせるもすぐにそらす】
- 211 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:37:55 ID:g4lxCBLQ0
- >>210
「……いえ」
少し残念そうな表情をしてから涙を拭いて
「……本当、すいませんでした……」
ペコリと頭を下げた。
- 212 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 12:38:57 ID:yLjqJICg0
- >>211
いえいえ、私がそこでねむらなければ良かったんです……
【こちらも頭を下げ】
- 213 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:41:05 ID:g4lxCBLQ0
- >>212
「そんな事は無いです……俺がもう少し気をつけていれば……」
ハア、と溜息。
「……あの。名前は……?」
- 214 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 12:45:29 ID:yLjqJICg0
- >>213
あの……ごめんなさい
【もう一度謝る】
私、彗華……です。あなたは?
- 215 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:48:33 ID:g4lxCBLQ0
- >>214
「いえ、気にしないで……」
少し俯いて。
「……彗華さん。俺はリョウです……」
- 216 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 12:52:03 ID:yLjqJICg0
- >>215
リョウさん……ですか
【ペコッと頭を下げて】
- 217 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 12:55:56 ID:g4lxCBLQ0
- >>216
「ええ……。何かあったら言って下さい……。お詫びにもなりませんけど、力になります……」
彗華に一歩近づき、笑顔を向けて。
- 218 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 13:01:20 ID:yLjqJICg0
- >>217
そう……ですか……
【笑顔をむけられ顔を赤くし目をそらす】
- 219 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 13:03:45 ID:g4lxCBLQ0
- >>218
「……?」
何故此処で顔を赤くするのか。疑問に思いながら笑顔で首を傾げて。
- 220 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 13:08:48 ID:yLjqJICg0
- >>219
ガッシ
【目をそらしたままリョウの頭を掴み、横へ向ける】
これで大丈夫です……
【大丈夫じゃない】
- 221 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 13:12:44 ID:g4lxCBLQ0
- >>220
「え、え、え?」
何かゴリゴリ言ってる。痛い。
「ま、まあ……。ならいいですけど……」
- 222 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 13:14:33 ID:yLjqJICg0
- >>221
ガリガリ
【どんどん回転させていく、そろそろ危ない】
- 223 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 13:19:08 ID:g4lxCBLQ0
- >>222
「いっ!?」
ゴキン。鈍い音と共にカクンと頭を垂らす。
- 224 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 13:20:02 ID:yLjqJICg0
- >>223
あああああ! ご、ごめんなさい!
【顔を掴んだまま超至近距離によせる】
- 225 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 13:28:12 ID:g4lxCBLQ0
- >>224
「……」
無言。何の抵抗も無しにされるがまま彗華に寄せられる。
多分、死んではいないはず。
- 226 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 13:31:33 ID:yLjqJICg0
- >>225
大丈夫でしょうか……?
【じーっと顔を覗き込む】
- 227 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 13:33:25 ID:g4lxCBLQ0
- >>226
「ん……」
意識回復。だけど何か焦点が定まってない目で彗華の目を見つめる。
- 228 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 13:34:47 ID:yLjqJICg0
- >>227
い、生きてますかー?
【肩を持って揺らす】
- 229 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 13:41:45 ID:g4lxCBLQ0
- >>228
ガクンガクンと身体を揺らして。
「……馬鹿、姉……?」
そんな言葉を呟いて、突然彗華に抱きついた。
- 230 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 13:46:04 ID:yLjqJICg0
- >>229
ひゃあっ!?
【倒れないように体を支えるので精一杯】
- 231 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 13:49:59 ID:g4lxCBLQ0
- >>230
何でかは分からないけど、少年は泣いていた。
泣いたまま、彗華が倒れないようにしながら、抱きついていた。
- 232 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 13:51:22 ID:yLjqJICg0
- >>231
あ、あれ……?
【不思議に思いながらも、泣いているようだったので優しく頭をなでる】
- 233 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 13:58:44 ID:g4lxCBLQ0
- >>232
「ん……。…………あれ……」
ハッと現実に帰ってきたかのような顔をして。
「え……。あ……」
頭を撫でられ、また、顔真っ赤。
- 234 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:00:38 ID:yLjqJICg0
- >>233
どうしたんですか……?
【リョウを離し、座るように促す。土の上だけど】
泣いてましたが……
【まじめな顔になっている、が目は合わせない】
- 235 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 14:06:10 ID:g4lxCBLQ0
- >>234
「いえ……。ちょっと、ね……」
彗華から離れ、土の上に体育座り。
「……二度も……。ゴメンなさい……」
俯き、土と睨めっこ。何か物凄く寂しそうな声で呟いた。
- 236 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:08:52 ID:yLjqJICg0
- >>235
何か、心配ごとでも?
【合わせるように体育座り、ちなみにスカート】
いえ……まあ、少し恥ずかしいですが、アナタが心配で
- 237 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 14:11:09 ID:g4lxCBLQ0
- >>236
「心配事……とは違うんですけどね……」
スカートなんて気にしない。
「……ありがとう、ございます……」
- 238 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:12:52 ID:yLjqJICg0
- >>237
そうなんですか? でも、泣いていたし……
【心配そうな顔で】
あ、いや……お礼なんて、いいです……
- 239 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 14:17:16 ID:g4lxCBLQ0
- >>238
「……姉さんと。離れ離れになっちゃって……」
涙は流さない。けれど、物凄く悲しそうな顔。
「それで……。ちょっとだけ、寂しくて……」
- 240 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:19:49 ID:yLjqJICg0
- >>239
そうですか……あ、そんな事聞いちゃって、すいません……
【頭を下げて】
でも、もし、私が力になれるなら……手伝いますよ?
- 241 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 14:24:28 ID:g4lxCBLQ0
- >>240
「いえ。全然……」
ぱたぱたと手を振って。
「……いえ、大丈夫です、から……」
また何かやってしまうかもしれないし。何より迷惑がかかる。
- 242 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:27:11 ID:yLjqJICg0
- >>241
そ、そうですか? 凄く、心配です……
私の力が必要になったらいつでも言って下さいね? お役に立てるかは解りませんが……
【ここで笑顔を見せて】
- 243 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 14:28:27 ID:g4lxCBLQ0
- >>242
「本当、大丈夫ですから……」
苦笑。とてもぎこちない苦笑。
「……」
笑顔を見せられ、何故か視線を反らした。少し顔を赤くして。
ていうか何コレ無限ループって怖い。
- 244 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:31:22 ID:yLjqJICg0
- >>243
……どうか、したんですか?
【笑顔から不思議そうな顔に】
しかし、まったく眠たくなくなりました……
【目を擦りながら】
- 245 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 14:38:26 ID:g4lxCBLQ0
- >>244
「いえ、何でも無い……です……」
視線は絶対合わせない。
「あ……。ゴメンなさい……」
視線を反らしたまま軽く頭を下げて。
- 246 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:43:08 ID:yLjqJICg0
- >>245
そうですか……
【不思議そうにしたものの、特に気にせず】
いえいえ、気にしないで
太陽が出てる時は気持ちいいんですよ?
【ポケーッと太陽を眺めて】
- 247 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 14:45:18 ID:g4lxCBLQ0
- >>246
「……あの……」
釣られて太陽を見上げながら
「今更ですけど……。その座り方……やめたほうが……」
気にしないようにしてたけど無理でした。年頃の少年だもん。
- 248 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:49:13 ID:yLjqJICg0
- >>247
え? ……あう、眩しい……
【目を両手で覆って。アホすぎる】
……? 座り方?
【少年とどこか違うのか、と思ったらしく、リョウを見続ける】
- 249 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 14:55:24 ID:g4lxCBLQ0
- >>248
「その……。スカートでその座り方は……中が……」
完全にそっぽを向いて、ボソリと呟いた。
- 250 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 14:57:06 ID:yLjqJICg0
- >>249
え? ……あははは……
【笑顔のまま顔を赤くし、正座に戻す】
うぅ……
【うつむいて固まってしまった】
- 251 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:02:49 ID:g4lxCBLQ0
- >>250
「あ、えっと……。だ、大丈夫です!見てませんから!」
慌てて励まそうとする。顔赤いけど。
- 252 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:04:07 ID:yLjqJICg0
- >>251
………
【動かない、まったく動かない】
【ちなみに、普通の白だった】
- 253 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:07:56 ID:g4lxCBLQ0
- >>252
「あ、あの……」
軽く肩を揺すってみる。白?み、見てないよ!本当だよ!!
- 254 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:09:39 ID:yLjqJICg0
- >>253
……な、なんですかぁ……
【うつむいたまま、肩に触れるとひんやりと冷たい感覚】
- 255 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:12:16 ID:g4lxCBLQ0
- >>254
「いや、だって動かなくなるんですもん……」
反応があったので一安心
「その……本当。ゴメンなさい……」
冷たい。自分と同じ感じの能力?
そんな疑問が浮かんでは消えて浮かんでは消えて
- 256 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:14:04 ID:yLjqJICg0
- >>255
いや、いいんです……気付かない私が悪いんです……
【ハァ、と大きなため息をついて】
- 257 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:16:47 ID:g4lxCBLQ0
- >>256
「いや、その……」
何か。もう何も言えない。
「……」
無言。そして二人の溜息だけが響いた。
- 258 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:19:08 ID:yLjqJICg0
- >>257
【それから暫く】
あ、あの……ごめんなさい、貴方に迷惑ばかりかけて……
【うつむいたまま呟く】
- 259 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:20:19 ID:g4lxCBLQ0
- >>258
「い、いえ……。元はと言えば俺が悪いんですし……」
此方も少しうつむいて。
- 260 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:24:24 ID:yLjqJICg0
- >>259
それは良いんです、さっきも言ったとおり、私が眠ってたから……
【頭を下げて】
- 261 :甲/通りすがり:2009/10/04(日) 15:24:46 ID:KE2UskXwO
- 「…」
通りすがりに見えた空地
「(中学生かな…初々しいのぅ…)」
甘酸っぱい気持ちになって歩いて行った
- 262 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:30:07 ID:g4lxCBLQ0
- >>260
「いえ、だからそれは俺が不注意で……」
無限ループって怖くね?
>>261
空き地に居た少年と少女。どちらも俯いて何か話していた。
まあ、結構アレな光景に見えるよね。
- 263 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:31:54 ID:yLjqJICg0
- >>261
【しかし、空き地の中央で正座の人間が二人と言うかなりシュールな光景であった】
>>262
いえ、だからあなたは気にしなくても……
【これは一生終わらない……多分】
- 264 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:36:09 ID:g4lxCBLQ0
- >>263
「……もう止めましょう。どっちにも責任があったって事で……」
流石に気付いて、話を終わらせようと提案。
- 265 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:37:27 ID:yLjqJICg0
- >>264
え、ええ……そうしましょうか……
【こちらも終わらないと思っていたようで】
- 266 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:40:18 ID:g4lxCBLQ0
- >>265
「……」
そして何となく太陽を見上げる。この話を止めると何を話していいのか分からなかったり。
- 267 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:42:16 ID:yLjqJICg0
- >>266
暑い……ですね……
【同じように太陽を見上げる彼女はそう呟いた】
- 268 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:44:39 ID:g4lxCBLQ0
- >>267
「そうですね……」
一瞬、そちらを見て
「これで少しは……、どうですか……?」
空中に手を翳して作り上げられるのは1mくらいの氷の塊。
それを彗華の近くに移動させて。
- 269 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:46:42 ID:yLjqJICg0
- >>268
……ええ
【両目を手で覆っている。二度目、アホすぎる】
あ……ありがとうございます
【氷に近づき、べったりとくっついて】
- 270 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:49:14 ID:g4lxCBLQ0
- >>269
「……大丈夫ですか?」
両目を覆う彗華を心配そうに見て
「いえいえ……。コレくらいしか出来ませんし……」
- 271 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:51:16 ID:yLjqJICg0
- >>270
いえ、少し眩しかっただけで……
【覆っていた手を外し】
私にはありがたいですねぇ
【氷にくっつく姿はとても気持ちよさそう】
- 272 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 15:55:52 ID:g4lxCBLQ0
- >>271
「なら良かった……」
「コレくらいなら、何時でもしてあげれますよ?」
あまりにも気持ちよさそうなので、彗華の隣に座って自分もくっついてみる
- 273 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 15:59:34 ID:yLjqJICg0
- >>272
やっぱり、大きい氷は気持ちいいですね〜
【ニコニコしながらリョウに問いかける】
- 274 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:01:44 ID:g4lxCBLQ0
- >>273
「そう、ですね……」
顔が引きつってるのは気にしてはいけない。
「……あ、あの……。一つ、さっきから考えてて頼みたい事が……」
- 275 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:04:13 ID:yLjqJICg0
- >>274
そうですよー!
【流石氷、凄い冷たいがそんな事は気にして無さそうだ】
あ、はい……なんでしょうか?
【まじめな顔になり】
- 276 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:06:07 ID:g4lxCBLQ0
- >>275
「……」
元々白い顔が結構青ざめてきてるが、多分彗華は気付かないだろう。
「あの……いきなりなんですけど、暫く泊めて貰えませんか……?」
突然過ぎるね。多分。
- 277 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:09:55 ID:yLjqJICg0
- >>276
……♪
【気分があがりすぎて気づく訳ない】
え? えっと……どうかしたんですか?
【首をかしげ】
- 278 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:12:50 ID:g4lxCBLQ0
- >>277
「……」
青白い顔で、少しだけ嬉しそうに微笑んでいたり。
「いえ……その、俺、家……無くて……」
- 279 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:15:18 ID:yLjqJICg0
- >>278
良いですけど、遠いですよ
- 280 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:16:21 ID:yLjqJICg0
- //途中送信……
>>278
良いですけど、遠いですよ?
【彼女の家は都市の外れ、ここからは遠い】
- 281 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:18:20 ID:g4lxCBLQ0
- >>280
「本当!?」
物凄く嬉しそうに笑う。軽く輝いて見えるくらい。
「遠いのなんて全然大丈夫ですよ。良かった……」
相当緊張しながら言ったのだろう。ホッと胸を撫で下ろしていた。
- 282 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:21:24 ID:yLjqJICg0
- >>281
ええ、本当です
【彼女もリョウに向かって微笑んでみせる。目は合わせずに】
もう少し、近ければ良かったんですけどねぇ……
- 283 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:23:36 ID:g4lxCBLQ0
- >>282
「……えいっ」
彗華の頬を両手でそっと抑えて、目を合わせて。
「ありがとう……!」
満面の笑みで、その言葉を。
「大丈夫です。ちょっと遠いくらなら全然」
だってこの少年、空を滑れるし。
- 284 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:26:07 ID:yLjqJICg0
- >>283
へ? ……あぁぅ……
【目を阿波られ、頬を紅潮させ】
では……行きますか?
【立ち上がり、土を払って】
- 285 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:27:51 ID:g4lxCBLQ0
- >>284
紅潮させたその顔にも、ずっと満面の笑みを送っていて。
「あ、はい。どっちの方ですか?」
同じく立ち上がり、何時の間にか手元に現れていたスノーボードをクルリと回す。
- 286 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:32:09 ID:yLjqJICg0
- >>285
あの……、離してもらえると嬉しい……です
【やっとの思いで声を出す】
あ、こっちです……スノーボード?
【空き地から出て左の方を指さし、スノーボードに目を向ける】
- 287 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:36:33 ID:g4lxCBLQ0
- >>286
「あ、ゴメンなさい……」
手を離して、それでもまた笑顔を向けて。
「あっちですね……。分かりました……」
彗華が指差した方の空へ手を向けて。
スノーボードから手を離し、それが地に付くか否かまで落ちた時。
―――キィン!
大気が凝結。日が落ちかけている都市の上空に、真っ白の氷の道を作り出して。
- 288 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:41:40 ID:yLjqJICg0
- >>287
えへへ
【少し嬉しそうな笑顔】
おお、やはりあなたは氷の扱いが得意なんですね
【氷の道に目をやって】
でも、私も負けませんよ?
【フッ、と道に向かって息を吐く】
【すると、パキパキと音をたて、道が凍り付いた。とんだ迷惑である】
- 289 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:44:45 ID:g4lxCBLQ0
- >>288
「だから言ったじゃないですか。これくらいしか出来ない、って」
苦笑。だけど少しだけ楽しそう。
「おお。彗華さんも?」
嬉しそうに彗華を見て。
「……でもそれ、結構迷惑ですよね……」
- 290 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:48:35 ID:yLjqJICg0
- >>289
まあ、私は氷くらいしか使えないんですけどね……
【こちらも苦笑】
あはは……そうですね、では邪魔にならないように急ぎましょうか
【すると、彼女はスケートの様に凍った地面を滑っていく】
- 291 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:52:21 ID:g4lxCBLQ0
- >>290
「あ、乗ります?」
滑り出した彗華の上。氷が削れる音と共に、氷の道を滑る少年は首を傾げて。
「多分、その方が速いと思いますよ?」
- 292 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:54:37 ID:yLjqJICg0
- >>291
そうですか……? では、お願いします
【リョウを見上げて、そう声をかける】
- 293 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 16:56:46 ID:g4lxCBLQ0
- >>292
「よ……っと!」
ほんの少しだけ、道を変更。彗華の横を滑る高さまで道が降りてきて。
「はい、捕まって?」
滑りながら、笑顔で手を差し出した。
- 294 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 16:59:31 ID:yLjqJICg0
- >>293
あ、はい!
【手を伸ばし、掴み】
何か、すいません、本当は私が案内をしないといけないのに……
- 295 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 17:04:19 ID:g4lxCBLQ0
- >>294
「よいしょっ……!」
彗華を引き上げ、抱っこする感じに。この体制じゃないと多分落とす。
「気にしないで下さい。ところで、こっちで大丈夫ですか?」
苦笑しながら道の先を指差す。
見える限りでは、雪の道は山の方へと向っているようだ。
- 296 :甲/通りすがり:2009/10/04(日) 17:09:12 ID:KE2UskXwO
- 何か用事の帰り道
「…おー…」
見上げた空に先程の中学生カポー
「…上手くいったか…」
何か感慨深い
そんな帰り道だった
- 297 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 17:09:27 ID:yLjqJICg0
- >>295
あふっ……
【抱っこされ、多少の安心感を得たが状況に気づいて赤くなる】
あ、えっと……その山の下……辺りで
【言った場所と同じところを指さす】
- 298 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/10/04(日) 17:12:27 ID:g4lxCBLQ0
- >>296
そんな事を思われてるなんて、気付く訳も無く。
少年と少女は夕暮れに染まる都市の空を渡っていた。
>>267
「ん、どうしました?」
赤くなったのには流石に気付いた。
「はい、分かりました……!」
確認。そして少年はその道を滑り続ける。目的地に着くまで。
//どーましょコレw
- 299 :瑞牝炉 彗華:2009/10/04(日) 17:17:11 ID:yLjqJICg0
- >>296
【氷の上を渡る青年と、青年に抱えられる少女】
【少女は甲に気づくことは無かった】
- 300 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:00:51 ID:/EtiECms0
- 鉄屑。
廃棄された大型家電。
乗り捨てられた自動車。
曲がった鉄骨。
くすんだ灰色が支配する、大型ゴミの不法投棄場。
通称「スクラップ広場」。
「……うぅ」
鋼鉄の翼と手足。
纏うのは、深緑の軍服。
瞳と髪は紫。
額に貼り付けられたのは、「欠陥品 廃棄処分」と書かれた紙。
「……俺様、捨てられちまった、のかぁ」
体が半分機械の青年は、灰色の中に打ち捨てられていた。
//誤爆なんか気にしないもんね!
- 301 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:05:19 ID:yLjqJICg0
- そこに居るのは……誰だ?
【現れるのは、青年】
誰か……居るのか?
【彼も、また灰色の空間の中に】
- 302 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:09:12 ID:/EtiECms0
- >>301
「……おお、人がいたかぁ」
安心したのか、へらりと笑う青年。
「いるぞー。俺様が。
俺様が誰かって? ふっへヘーん、そんなのも知らねーのかよ時代遅れだなーこのやろー。
俺様はなぁ、……、……あれ」
一瞬だけ思考して、
「……俺様、誰だ?」
気の抜けた声を発した。
- 303 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:16:36 ID:yLjqJICg0
- >>302
…………おい!
【思わず突っ込み】
くっ……この私に突っ込ませるなど、素晴らしいやつだ……
- 304 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:21:24 ID:/EtiECms0
- >>303
「いやだって、マジでわかんねぇんだもん。
なああんた、俺様が誰だか分かるか?」
そこまで言ってすっくと立ち上がるが――
「――ぬぉお!? 前見えん前見えん!!
くそ、お前の攻撃か!!?」
ひらひら。
額に張り付けられた紙が見事に目隠し。
来ている軍服は、某機関の制服のようだ。
- 305 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:22:51 ID:yLjqJICg0
- >>304
解る訳ないだろ……
【大きくため息をついて】
はっはっは。そうだわたしだ
【早くも後悔を始めた青年であった】
- 306 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:25:12 ID:/EtiECms0
- >>305
「うおぉー!! はなせぇー能力解除しろー!!!
まえみえんがなー!!!」
どうやらこの青年、かなりのアホのようだ。
- 307 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:27:44 ID:yLjqJICg0
- >>306
コレ、ほっといても良いかな……
【数秒の思案】
しかたねぇ……ほらよっ
【ベリッ、と勢いよく紙をはがす】
- 308 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:29:41 ID:/EtiECms0
- >>307
「うはっデコいてぇっ!」
目をぱちぱちと瞬いた後。
「……てめえこの野郎! よくもやりやがったなー!」
拳を青年の頭に振り下ろす。
ちなみにこの青年の手足は鋼鉄製……
- 309 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:33:47 ID:yLjqJICg0
- >>308
危ないぞ、青年よ
【バックステップで回避】
止めておけ、考えの無い攻撃が当たるはず無い
- 310 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:35:51 ID:/EtiECms0
- >>309
「考えのない攻撃じゃねーぞ!
お前をぶん殴ろうと考えて出した攻撃だ!」
ぷんすかぷんぷん
大分頭の残念な欠陥品青年である。
- 311 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:40:41 ID:yLjqJICg0
- >>310
うん、お前が此処に居る理由が良く解るは
【腕を組んでうんうんと頷いて】
- 312 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:43:21 ID:/EtiECms0
- >>311
「どういう意味だコラ! 俺様は強いんだぞ!
強い……最強と言ってもカゴンではない俺様を欠陥品扱いして捨てるとはな、
どこの誰だか覚えてねーが、バッカな奴だぜファーッハッハッハ!!」
バカは おまえだ
- 313 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:45:24 ID:yLjqJICg0
- >>312
はっきりと言うぞ……
【ゆっくりと息を吸い】
お 前 は バ カ ! !
- 314 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:48:16 ID:/EtiECms0
- >>313
「な……」
ズガァアーzン
「ど、どこがバカだってんだよ!
俺様どっからどう見ても天才じゃねーか!
バカって言う奴がバカなんですー!! やーいバーカバーカ!!」
- 315 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:50:01 ID:yLjqJICg0
- >>314
うん、今の間にお前俺よりもバカって言ったは
【苦笑している】
- 316 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 22:53:33 ID:/EtiECms0
- >>314
「ハッ……」
慌てて口をつぐむ。
「……へ、なかなかやるじゃねえか、お前。
俺様も本気を出してやろうじゃねえか……」
背中の鋼鉄の翼、戦闘機のそれのようなくすんだ銀色が持ち上がる。
青年の体を紫色の電流がぱちぱちと走る……
- 317 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:02:19 ID:yLjqJICg0
- >>316
やるのはお前だよ、色んな意味で
【呆れながらも若干楽しそうに】
ん? やるのか?
- 318 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:05:40 ID:/EtiECms0
- >>317
「へ、やってやらァっ……」
ぱちぱちばちばちばt……ぷすんぷすんぷすん
「ありゃ……?」
……きゅるるるぅー
「……駄目だ、腹減って、力でねぇ……」
バカは ちからつきた!
- 319 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:12:34 ID:yLjqJICg0
- >>318
ハッ、バーカ
【近づいて見下ろす】
力の制御が出来ないってなんなの? バカなの? 馬鹿なの?
バーカ、バーカ
【はい、これで彼の方がバカになりました】
- 320 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:16:33 ID:/EtiECms0
- >>319
「うるせぇよ……腹減ったんだって……
これ死ぬ、やばい死ぬ……」
ぐきゅるぐきゅる。
腹減りすぎてそれどころじゃないらしい。
- 321 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:20:59 ID:yLjqJICg0
- >>320
食える物食える物っと……
つ【天然オイル】
- 322 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:22:57 ID:/EtiECms0
- >>321
「……いやいやいや。俺様、機械なのは手足と翼だけだから。
他のパーツ、内臓とかは人間だからオイル飲めないの。
わかる? どーゆーあんだすたん?」
難しかった。
- 323 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:27:12 ID:yLjqJICg0
- >>322
そうか、おいしくいただけよ
【聞いていなかった】
- 324 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:29:08 ID:/EtiECms0
- >>323
「いやいやいやいや!
飲めねえっつってんだろ!
話きけよこのバカ! バカ!」
必死の抵抗
- 325 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:43:39 ID:yLjqJICg0
- >>324
そうかそうか、タップリ飲めよ〜
【天然オイル、投下】
- 326 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:46:20 ID:/EtiECms0
- >>325
「やめろやめやめやめてくださいお願いしまウッギャッギャァー!!!」
ごぼごぼごぼごぼごぼごぼごぼごぼg
- 327 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:49:49 ID:yLjqJICg0
- >>326
ハッハッハ、遠慮すn……あ、無くなった
【缶を投げ捨て。灰色にまた灰色が重ねられる】
美味かったかー?
【ニヤニヤしながらしゃがみ込み】
- 328 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:52:19 ID:/EtiECms0
- >>327
「…………」
へんじはない ただの おばかのようだ
- 329 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:56:31 ID:yLjqJICg0
- >>328
なんだ、ただの産業廃棄物か
【じっと見て】
いやいあ、一応起こさねば……
【そういって頬を叩いてみる】
- 330 :名も無き異能都市住民:2009/10/04(日) 23:59:35 ID:/EtiECms0
- >>329
「……うぅう」
ぐったり。今夜は当分起きそうにもないぞ!
- 331 :名も無き異能都市住民:2009/10/05(月) 00:01:59 ID:yLjqJICg0
- >>330
ハハッ、バーカバーカ
【彼の方がずいぶんおばかになりました】
何やってるんだろ……とっとと姉さんさがそ……
【男はその場を後にした】
- 332 :名も無き異能都市住民:2009/10/05(月) 00:03:58 ID:/EtiECms0
- >>331
「げふぅ……」
ぐったり。
青年はそのままピクピクしておりましたとさ。
- 333 :名も無き異能都市住民:2009/10/05(月) 00:29:05 ID:fP94A.NgO
- 「……」
夜の街を、大きなバッグを背負った少年が歩いている。
「…ここが、楽園」
いわゆる"都市"と呼ばれる景観を眺めながら、少年はポツリと呟く
「……」
確かに栄えているように見えるが、こんな場所はいくらでも見たことがある。
結局、人間の楽園というのはこういう形になるのだろうか。
「…どうでもいいこと」
ある男を真似て身に着いてしまったくだらない思考癖を振り払い、少年は目的のために再び前を向いて歩き始める。
もっとも、その目的の場所が何処にあるかもわからないのだが。
ようするに少年は――
「この街…どこにも地図がない」
――道に迷っていた。
- 334 :甲:2009/10/05(月) 19:10:40 ID:KE2UskXwO
- 【電気屋】
――ポロン
「…」
電子ピアノの鍵盤に指を置いて
沈黙
数瞬後
「だっけーどぉ気にっなるー…♪」
拳の効いた歌い回し
ゲリラライブスタート
「―…やば」
店員がすごい形相で走って来るので撤収ー
- 335 :名も無き異能都市住民:2009/10/05(月) 20:52:50 ID:.6prKP66O
- 「……」
【暗闇で男が笑っている】
「……実に……実に愉快な結末になりそうだな……この都市は今や私の手の平の上だ……」
【赤く光る錬成陣を見てそう呟いている】
- 336 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/05(月) 22:34:10 ID:g4lxCBLQ0
- アスファルトを踏みしめ、息も荒く。
男は一人、夜の都市を駆ける。
「はあっ……、はあっ……!……何処だよ、ったく……!」
暗い道を。一人の少女を探して、ただ走る。
- 337 : ◆uotUYGHVwM:2009/10/05(月) 22:34:41 ID:g4lxCBLQ0
- //age忘れ
- 338 :沢桐 創:2009/10/05(月) 22:48:39 ID:UhURkogM0
- >>336
「ほほほーんほほーん」
能天気な声で鼻歌を歌いながら、男が歩いている。
「…おや、あそこにおわすは…忙しそうだな、何かあったのか…?」
カッチャカッチャと足音を鳴らしながら、その背中を追いかけてみる。
- 339 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/05(月) 22:54:13 ID:IDnKkU3kO
- >>338
「あ……。どうも……」
男に気付き、軽く頭を下げて。
「ちょっと……、友達を探してまして……」
- 340 :沢桐 創:2009/10/05(月) 22:59:25 ID:UhURkogM0
- >>339
「あ、見つかった」
そりゃ、そんな特徴的な足音じゃモロだ。
「友達…邪魔じゃなけりゃ、手伝ってもいいが」
不謹慎にも、厄介事!面白そう!などと思っていたりする。
顔には出ないが。
- 341 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/05(月) 23:09:35 ID:IDnKkU3kO
- >>340
「本当かッ!?」
男に掴みかかり、軽く押し倒しそうになるくらいの力で肩を揺する。
その表情本気(と書いてマジと読む)その物。
- 342 :沢桐 創:2009/10/05(月) 23:14:16 ID:UhURkogM0
- >>341
「あっ!やめっ!そんな趣味無…じゃなくて本当に手伝うから!」
手を振りながら揺さぶられる。
「この光速の男、嘘は付かないから!」
不謹慎な事を思ったことにちょっと後悔していた。
- 343 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/10/05(月) 23:18:41 ID:IDnKkU3kO
- >>342
「外套を被ったちっこい女だ!多分、目立つと思う!」
がっくんがっくんがっくんがっくん
「じゃあ、あんたはあっちを!見つけたら教えてくれ!じゃあな!」
通りの奥を指指して男にそう言うと、また何処かへ走り去って行った。
- 344 :沢桐 創:2009/10/05(月) 23:24:44 ID:UhURkogM0
- >>343
「…わかった、外套の、ちっこい、女だな」
揺れにあわせて言った。
「…なんだったんだ…やっぱただ事じゃあ無いよな…」
男の走る先を見つめて呟いた。
「いや、心配しすぎだ」
そして、奇妙な足音を残して、煉が指差した通りの奥に消えて行った。
- 345 :甲/:2009/10/06(火) 18:59:18 ID:KE2UskXwO
- 【市街地】
「……」
「(ここ最近……街は静かだな…)」
「ズルズズー」
いつもの立ち食いそば屋で晩ごはん
- 346 :名も無き異能都市住民:2009/10/06(火) 19:14:11 ID:fP94A.NgO
- 「……」
そば屋にフラリと現れたのは、ボロボロのツナギを着た少年
大きなバッグを背負い、長めの黒髪を後ろで適当に纏めている
「肉そばと……肉そば」
頼んだのは肉そばふたつ。
- 347 :甲/:2009/10/06(火) 19:18:10 ID:KE2UskXwO
- >>346
「…ズルル」
汁をすすりながら隣をチラ見
「(…家出…にしちゃ本格派だな…旅人か)」
少し前
この都市に辿り着いたばかりの自分の恰好が思い出された
「(…しかし…肉そばダブルとは…ブルジョアめ…)」
- 348 :名も無き異能都市住民:2009/10/06(火) 19:42:53 ID:fP94A.NgO
- >>347
「…?」
視線に気付いたのか、甲の顔を見上げる少年。
ひどく無機質な瞳でじっと甲を眺めた後
「ああ」
なにかに納得したようにどんぶりを甲側に寄せる
「おじさん、お肉欲しいの?」
ちょっとならあげるよ、と一欠けの肉を箸で掬い上げる
本当にちょっとだ。
- 349 :甲/:2009/10/06(火) 19:48:28 ID:KE2UskXwO
- >>348
「Σ(―――また!?…また俺…物乞いに見られた…!?)」
お兄さん結構ショック
「…い…いらない…」
砕けそうな心で
何とか返事した
- 350 :名も無き異能都市住民:2009/10/06(火) 20:02:57 ID:fP94A.NgO
- >>349
「そう?…ならいいんだけど」
大して気にしたふうでもなく、ズルズルとそばを食べ始める
隣りの男の心を粉々にしかけたとは露ほども思っていないようだ。
「…一応言っておくけど」
ズルズルとそばを啜りながら、甲のほうも向かずに話続ける
「さすがのボクでも知らない人に食べ物を上げたりしないよ、おじさん」
この少年の言う"おじさん"とは、他人に対して使うものとは意味が違うのかもしれない
- 351 :甲/:2009/10/06(火) 20:09:55 ID:KE2UskXwO
- 「ぷすーぷりぷりぷり…」
「るっせぇぞババァ!また揚げ小さくしやがったな!?」
そば屋のオカミに笑われた
>>350
「――…ズズ…」
「……随分、喋るようになったな」
言わずとも解った
その"おじさん"には聞き覚えがあって…
- 352 :√/放浪の少年:2009/10/06(火) 20:36:46 ID:fP94A.NgO
- >>351
「へへへ…久しぶりだね」
女将と甲のやり取りを見て少年が浮かべたのは、昔は知りもしなかった"表情"――笑顔。
「うん……分かったんだ。自分の感情も、思いも…伝えたいことは、言わなきゃ伝わらないって」
――俺には教えられないことがある、だからお前自身で学んでこい。大丈夫、お前は"人"になれる。――
そう言って彼の父親は、彼を放って消えてしまった
途方に暮れる彼を残して。
どうしようもないけど、どうにかするしかなかった。だから
「――旅に出たんだよ」
自分が知らなかった、この世界を知るために。
自分の身の上に起きたことを、甲に懸命に説明する
楽しそうに喋るその姿は、昔からは考えられない成長だ。
- 353 :甲/:2009/10/06(火) 20:42:08 ID:KE2UskXwO
- >>352
「―――…」
言葉に詰まる
そんでもって
「……グズン…」
涙が出ちゃう
だって【ピー】歳だもん
「ほうか…ほうかぁ…ぐろうじだなぁ…」
何かもうあれだ
親心がメキメキ芽生えてきた
- 354 :√/放浪の少年:2009/10/06(火) 20:57:19 ID:fP94A.NgO
- >>353
「それでね、その時――ってわぁ!?ど、どうしたのおじさん!?」
泣いてる人には沢山出会ったけれど、話の途中で泣き始められたのは初めてだ
どうしたらいいかわからずにあわあわする。
「どうしたらいいの、おじさん…グスッ」
なんかもうこっちも涙目。
遅れて成長を始めた精神は、まだ幼い部分もあるようだ。
- 355 :甲/:2009/10/06(火) 21:01:14 ID:KE2UskXwO
- >>354
「あぁ…ずばなび…」
シャッコシャッコと店のティッシュを取って
「ズビズバー!」
「…あー…ダメね…年取ると涙腺緩くて…あー…」
ズズ…
「チーン!」
- 356 :√/放浪の少年:2009/10/06(火) 21:21:44 ID:fP94A.NgO
- 「グスッ…良かった…ボクがおじさんに何かしたのかと思った…」
涙を拭いて、心配そうながらも笑顔になる
「…とにかく、旅ではいろいろあったけど。今では全部、大切な思い出だよ」
いつの間にかそばを完食していた。二杯とも。
つゆしか残っていないどんぶりの中に視線を落としたまま、ポツリと呟く。
「ねぇ、おじさん…ボクは、人になれるかな…?」
自分が人間ではないことは分かっている。けれど、彼の父親は"お前は人になれる"と言った
この言葉の意味だけは、自分自身では答えを見つけようが無かったのだ。
- 357 :甲/:2009/10/06(火) 21:34:35 ID:KE2UskXwO
- >>356
「なれるぞ、楽勝だろ」
あっけらかんと言ってのけて
高笑い
バカだねぇとおばちゃんも苦笑しているが
男の言葉に嘘は無かった
「そば、うまかったか?」
- 358 :√/放浪の少年:2009/10/06(火) 21:53:53 ID:fP94A.NgO
- >>357
「…へへ…おじさんが言ったら、疑えないよね。本当のことだもん」
甲の身体の変化には感覚的に気付いているらしい。
「うん、おいしかった。ありがとう、おばちゃん」
どんぶりを返して、代金を払う
「そういえば、おじさんはここで何してるの?
ボクは、楽園の噂を聞いてきたんだけれど」
この世の何処か、次元の果てとまで言われた場所。外の世界の知人が、なぜ此処にいるのか
素朴な疑問だった。
- 359 :甲/:2009/10/06(火) 22:07:16 ID:KE2UskXwO
- >>358
「そのうまいって感じる事も、人らしさ…ってな」
片目を閉じる
「さぁな」
「所詮根なし草よ、何処だろうと居るときゃ居るさ」
おどける様に肩を竦めた
- 360 :√/放浪の少年:2009/10/06(火) 22:34:19 ID:fP94A.NgO
- 「おいしいも、人…」
わかったような、わからないような。
とりあえず少年は頷くことにした。
「居るときに居る、かぁ…おじさんらしい」
ボクのおとーさんが言ってもカッコつかないよ、と笑う
「んしょ、っと…おじさん、話を聞いてくれてありがとう。久し振りに会えて嬉しかった」
大きなバッグを背負い直して、甲に向き直る
「ボクはしばらくこの街にいるから。それじゃあまたね」
バイバイと手を振りながら、小さなその背中は人込みに紛れて消えていった。
「…まずは住む場所を探さないと」
- 361 :甲/―――:2009/10/06(火) 23:06:41 ID:NNJGIzv.0
- >>360
「おう、まぁ何かあったら来いよ」
手を振って見送った
変にお節介は焼かない
何故なら彼もまた、ここまで自分の力で生きて来たのだから
「……もう少しだ、ルート」
「成長したお前を、見せてやれぃ」
ふ、と笑った
『なんだい、にやけて…気持ち悪い』
「っっせぇ!?客居ないからってつっかかんな!」
- 362 :甲/時を廻す:2009/10/07(水) 18:46:24 ID:KE2UskXwO
- 「――…そしてこのスレの止まった時を」
「再び動かすのは俺だ――!!!」
「……」
「…はっ…俺は今何を…?」
- 363 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 19:04:13 ID:OcZ4s9w60
- >>362
どさ、と布袋が落ちる音。
音の発信源を見たのなら、口に手を当てるメイドを視界に納められる筈。
「あ、あの…………」
編上げブーツに包まれた、更に言うなら黒いニーソックスにも包まれた左足を一歩下げる。
「私は……えと」
彼女の瞳は甲さんに向けられていた。
「見てません、何も見ていませんからっ!!」
- 364 :甲/まさか拾われるとは―!?:2009/10/07(水) 19:12:47 ID:KE2UskXwO
- >>363
開いた口が塞がらない
背中に冷たい物が伝う感触
――あぁ、やっちまった
「……」
男は羞恥とも悲哀とも取れる様な表情を浮かべた
別に後悔する気は無かった
誰かに見つけられさえ、しなければ―――
- 365 :ネイディハール/偶々見つけたのさ!!ふはははは!!! ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 19:23:54 ID:OcZ4s9w60
- >>364
対し、彼女は「道を歩いていたらダチョウを見つけた」というような表情だった。
眼を両手で覆っているのもそれに一役買っている。
「お邪魔してごめんなさい!」
宛ら、泣いているようにも見えるかもしれない。
「気にせず、続けてくれて構いませんから……」
乃至、実録家政婦は見たッ!!的な。
- 366 :甲/ひどい!あんまりだわっ!:2009/10/07(水) 19:38:14 ID:KE2UskXwO
- >>365
しかし男はダチョウではない
見られた事に心は揺れて
言い訳?
いやいや、何に対してさ!
謝罪?
それは間違いなく違うな
甲の頭は、かつて無い程の高速回転が起こっていた
針の糸を通すかの如く
場を切り抜ける神の一手を探し―――
「…は、ハロー…」
―――見付けられなかった!
- 367 :ネイディハール/ふははは!その悲鳴を我が糧になる! ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 19:57:27 ID:OcZ4s9w60
- >>366
「え、あ、…………はい。こんばんは」
指の隙間から甲さんを見る彼女は、連られて挨拶。
混じりに、ぺこ、とお辞儀した。
腰を伸ばし、再び直立の姿勢。
「…………」
指の隙間からじーっと甲さん観察。
- 368 :甲/でもわたし、負けたくない!:2009/10/07(水) 20:05:59 ID:KE2UskXwO
- >>367
まだ見られてる…
これはアレか…値踏みか…!
未だ立ち尽くす男に、走る戦慄
「さ…」
さ?
「…最近、寒くなりましたなぁ…」
ダメだコイツ、頭がさっぱり回ってねぇ
そしてこれが
恐らくネディハールと
初めて交わした会話で……
- 369 :ネイディハール/どうしようもねえ…うしようもねえよ… ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 20:23:46 ID:OcZ4s9w60
- >>368
「そうですね……」
俯きがちになり、彼女の視線はとうとう地面で落ち着いた。
両手を顔から離し、ぶらりと自由に辿らせる。
「……それに、湿気も多くなってきて、雨も増えてきた気がします」
右へ、左へ、地面の上を移動する視線。
最初に落とした布袋を見たところで、何故に拾わないのだろうか。
- 370 :甲/ニア 諦める 諦めない:2009/10/07(水) 20:30:57 ID:KE2UskXwO
- >>369
「(気まずい…!ここまでの気まずさは久し振りだぞこれ…!)」
立っているだけで変な汗が出ますわよ奥様!
「の……」
の?
「…飲みに…行く…?」
脈絡ゼロ!
ストレスに負けそうだ
- 371 :ネイディハール/第三の選択肢 ニア頑張る ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 20:42:08 ID:OcZ4s9w60
- >>370
「…………え?と?」
あああーかわのなーがれのよーにーみたく、場に流されて、流されて。
こくん、と彼女は頷いた。
いかん。
視線のふらつきが尋常じゃない。
え?何さっきの一風変わったナンパだったんですか?とか考えてそうだ。
「飲みに、行くんですか……?」
- 372 :甲/ニア ガンバレル:2009/10/07(水) 20:52:08 ID:KE2UskXwO
- >>371
「…」
この場に笑顔は愛想笑いすら存在しなくて
波乱に混乱、オーバーヒートした脳みそはたった一つの問答を繰り返す
――どうして、こうなった――
答えは、沈黙の間に消えた
ともあれ
そんなこんなで
『らっしゃーせー!!!』
赤提灯の暖簾を潜った訳で
- 373 :ネイディハール/ルーレット! ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 21:10:27 ID:OcZ4s9w60
- >>372
癖なのか、席を一つ引いて、その隣の席の前で立つ。
いかにもメイドです、みたいな姿勢で甲さん着席を待ち始めた。
「…………」
無言。
- 374 :甲/ルーレット?…ルーレット☆ルーレット?…ましまろ知らんけど:2009/10/07(水) 21:21:34 ID:Ky66gMW.0
- >>373
「……」
沈黙
数秒間、彼女の取った行動の意図が分からない
やがて
「……あ、ども…」
おずおずと座る
もう行動の殆どがぎこちねぇ
その内に息の仕方も忘れそうな勢いで
座ったのは隅っこのテーブル席
重々しい雰囲気を意に介さず、ウエイターは注文を伺う
ここは空気読まないでくれてありがとう!
「……生中…あと、串盛りと…海藻サラダ…」
注文の仕方は覚えていたようで
何となくでチョイスしたメニューを頼む
「…」
メニュー表を脇に片付け
視線は定まる事無く店内を駆け巡る
ウエイターは、ネイディハールの出方を伺っていて
- 375 :ネイディハール/唐突なシリトリのつもりだったんだぜ…… ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 21:30:37 ID:OcZ4s9w60
- >>374
甲さんに倣い、メニュー表を抜き取った。
暫くの間、メニューとにらめっこ。
長い、長い、沈黙。何を食べたいのか決まらなくて。
それなりに整った顔立ちに造られた彼女の顔が、困ったように顰められた。
ぱたん、とテーブルの上にメニュー表を置く。
ウェイター、甲さん、兎も角その場にいる人たちへ向けて。
「…………何かお勧めのものありますか?」
- 376 :甲/ぜ…ゼオライマー!:2009/10/07(水) 21:38:45 ID:KE2UskXwO
- >>375
店内を流れる歌謡曲がやけに大きく感じる
まぁ、言わずもがな
自分が静かなだけだが…
『それでしたら…』
ネイディの問い掛けに店員が口を開きかける
刹那
遮る様に、甲の声
「…意外と、グラタンとか旨い…ぞ?」
見えた
何が?
突破口が――!!!
食べ物は偉大です
会話の糸口にゃこれしかねえ!
心の中で息を飲む
――…反応待ち
- 377 :ネイディハール/丸刈りっ ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 21:59:19 ID:OcZ4s9w60
- >>376
甲さんの行動に、虚を疲れたようにキョトン。
数拍、
呼吸四つ分、
瞬き二回と言ったところ、
テーブルの上を彼女の、銀が多数を獲得している前髪が軽く撫でた。
ぺこりと頭を下げたみたい。
「ありがとうございます」
見えているのは旋毛を隠すホワイトブリムと、
彼女独特の、銀と金が入り混じる髪。
不意に顔を上げ、店員を見た。
「…………では、グラタンを一つ下さい」
ゆっくりと微笑んで注文。
ウェイターが過ぎ去るまではきっと彼女はなおも無言を貫く筈。
だから、去った後。
「他にも何かお勧めのものとかあれば……教えてもらえますか?」
- 378 :樒:2009/10/07(水) 22:06:27 ID:/EtiECms0
- 「酢ダコ。美味イゾー」
てーぶるのしたから にゅるにゅるしょくしゅが あらわれた!
- 379 :甲/リニアモーターガール:2009/10/07(水) 22:11:53 ID:Ky66gMW.0
- >>377
来た
遂に光明来た
苦節数時間とちょっと
ようやくスタートラインであります
「エビがな、うめーんだ」
甲の表情も次第に砕けてきた
張り詰めていた雰囲気は、向かいの少女の微笑みで絆されていき
「あぁ、飲み物とか…どんなの飲むんだ?一杯目だけどさ、甘いのでも良いぜ?」
ドリンクメニューのカクテルの項を向けてみて
緊張が解けてきて
甲にも、相手を見る余裕が生まれてきた
―――リアルメイド
「(ま、マジかよ…)」
何か雑誌とかでしか見たことの無い格好をする向かいの女の子に
若干、畏敬の念を抱いて
- 380 :甲/リニアモーターガール:2009/10/07(水) 22:14:56 ID:Ky66gMW.0
- >>378
「Σ変なサービス来た!?」
驚き隠さず
だけど間髪入れずにツッコミを
「テーブルの下うぞうぞやんけ…なんぞこれぇ…?」
椅子を引いて見てみる
- 381 :樒/お食事中の方には芳しくない表現が含まれています:2009/10/07(水) 22:38:26 ID:/EtiECms0
- >>380
「ヨウ兄チャン、久シブリ……
ツッテモ俺様面ト向カッテ喋ッタナ、ハジメマシテ?」
テーブルの下は、不思議な触手世界でした。うぞうぞにゅるにゅる
よく見ると空になった皿と、「3年B組 神羽」のおなまえシールの貼られた財布が転がっている……
- 382 :ネイディハール/ルンバボー吉田 ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 22:46:40 ID:OcZ4s9w60
- >>378
「っ!!」
びく、と椅子の上で飛び跳ねた。
それと同時、テーブルの下で足が思いっきり振られる。
テーブルの上での処置はメニュー表をばんばん叩きつける、といったところ。
>>379
「…………海老……ですか。
海老を使った料理はエビフライとエビチリしか知らないのであまりよくわかりません……」
両手はスカートの上に鎮座。
視線はテーブルの上、厨房の方、時折テーブルの横を過ぎるウェイター、と自在に店内を駆け巡っていた。
こう言う店が物珍しいのか、様々なものに興味津々みたい。
「あ、後お刺身とお鮨は知っています。
お酒は…………まだ飲んだことがありません。私が酔っていては社長に迷惑が掛かりますから……」
答える彼女は甲さんの視線に気付かず、差し出されたカクテルの項を凝視していた。
何がいいのやら、何が悪いのやら。
さっぱりと言った様子で見続ける。
- 383 :甲/だめにんげん:2009/10/07(水) 22:59:20 ID:Ky66gMW.0
- >>381
「ひさ…久し振りぃ?」
いぶかしむ表情はその言葉にか
はたまたテーブル下の光景に向けてか
この時甲の脳裏には
釣具屋で買った"餌用ミミズ"の箱の中が見えていた
「なに?…なんか食ってる…え?店のペット…?」
名札にまで目はいかない
だって想像を絶する画面ですもの
>>382
「あ、あぁ…」
これから食事に赴くふたり
それを阻害するかのごとき光景からそっと目を離す
テーブルの上はメイドさん―――めっさ癒される
テーブルの下はミミズさん―――でかい石の裏側を開いた気分
気を取り直して
「(まぁ、メイドに居酒屋…ミスマッチっちゃあ…そうだよなあ)」
「んじゃ適当に」
手元のボタンで店員を呼び、"ウーロンハイ"を頼む
ついでに自分の二杯目も予約、二杯目はハイボール
そうこうしているうちに
生ビールとお通しが運ばれてきて
続いてやってきた料理にテーブルの上が華やぐ
最後にやってきたエビグラタン
立ち昇る湯気は豊かな香りを乗せて
- 384 :樒/お食事中の方には大変申し訳ないことをしたと思っている:2009/10/07(水) 23:03:27 ID:/EtiECms0
- >>382
「イデッ」
振られたおみ足が、触手少女の首あたりにクリーンヒット。
そして、
――べちゃっ
「……アーアー、取レチマッタ」
くびもげたー
>>383
べちゃっ
食事中には絶望的なその音、光景。
「アレ、知ラネー? 俺様、神羽鏡子ノ従僕ダゼ」
生首がしゃべっている。
どこかの席から悲鳴があがる。
――地獄絵図。
- 385 :ネイディハール/私の負けだ ◆X7kkkkkkkk:2009/10/07(水) 23:34:37 ID:OcZ4s9w60
- >>383
「……」
店内を飛び回る視線は届いた料理たちへ向けられた。
「こう言う店ではこんな料理が出るのか」
そんな呟きが織り交ぜられていそうな視線は特に、グラタンヘ向けられる。
「…………」
無言、
未だ手はテーブルの下。
無表情に近からず遠からず、程度の曖昧な微笑みでその状態を崩さない。
「…………」
メイドゆえ。
先に手をつけるわけにはいかないのですよ。
>>384
下を見ずに振り回した所為か、気づいていない。
「……へ、」
言い換えよう。
気付いていないことにしたい。
「へっ!?な、なんですかコレ!!!」
コレ扱い。
椅子の上で逃げようと逆方向にがたがたッ
- 386 :甲/甘んじて勝利を受け取ろう:2009/10/07(水) 23:41:03 ID:Ky66gMW.0
- >>384
開いた口が塞がらぬ(本日二度目)
居酒屋に突如現れた食事妨害獣(虫?)
嗚呼、めまいが彼を襲う
「きょ、鏡……あー…キョン子か…懐かしい名前……」
思い出すように目を細める
インパクトしかねえ光景から目を逸らそうと無駄に必死な抵抗
しかし、無駄な抵抗は所詮無駄
「(目、目に焼き付いちまった…!)」
今日口に運ぶ料理、しばらくはおいしくいただけません!
ゴメンね店の人
>>385
すげぇ気になるテーブルの下
…メイドさんに顔向けする時は極力気にしない風で
ネイディハールの前に飲み物が置かれた事を確認すると
「…まぁ、乾杯」
何に対してかは、あってないような物
……いや、むしろ何も無いけど、とにかく乾杯
下の異種族の方へも
ジョッキを掲げてそれを煽る
「―――…っぱぁー!…久方ぶりの生は…ウメー…」
テーブルの下の存在にその旨みの4割は持っていかれているが
ともあれ食事は始まった
- 387 :樒/後悔はしていないが反省はしている:2009/10/07(水) 23:47:02 ID:/EtiECms0
- >>385
「何ッテオメー、首取レチマッタンダヨ。ポロント」
どっちかというと「べちゃっ」である。
「アー、クッツケナキャナア」
テーブルからうぞうぞと這いだし、て。
>>386
『うっぎゃあああぁー!!?』
モブ客さんが現れた!
彼は絶叫と共に、触手少女の首を蹴り飛ばす!
「アー、チョットチョットー!! 俺様ノ首ー!!!」
吹っ飛んで行った首を追って、少女は走って行った――
こうして、嵐は去った。
- 388 :甲/:2009/10/07(水) 23:58:47 ID:Ky66gMW.0
- >>387
嵐は去った
しかし嵐の後には
「…」
相応の爪痕が在るもので
この日のここの居酒屋
注文が激減し、売り上げが3割減だったそうで
- 389 :ネイディハール/時に敗北とは勝利より美味なのさ ◆X7kkkkkkkk:2009/10/08(木) 00:11:44 ID:OcZ4s9w60
- >>386
食欲減退は否めない、
けれど最大限気にすることなく、しずしずとコップを掴んでこつんと。
乾杯の声にあわせてぶつけようと掲げた。
「あれ、……………………あ」
彼女の家では夕食前、そうするのが風習みたいだ。
彼女の家と言うか、彼女と彼女の主人との間では、というレベルだけど。
拍子抜けしたみたいに甲さんのグラスの行く末を見ていた。
「…………」
おk、把握した。
みたいな様子でぐび、と一口。
「…………」
「……………………喉が少し痛いですね……コレ」
割り箸を咥えて上下に割る派。
まず手をつけるのは…………案の定グラタン。
- 390 :ネイディハール/時に敗北とは勝利より美味なのさ ◆X7kkkkkkkk:2009/10/08(木) 00:13:41 ID:OcZ4s9w60
- 途中投下ッ!!!
>>387
「…………」
絶句、
絶対触れたくないッ!!
と言わんばかりに両脚を上げ、椅子の上に避難。
疑似体育座りことの成り行きを見守っていると。
「…………グロ過ぎますよ…………」
- 391 :甲/深ぇ…今宵、勝利の美酒は少し苦い:2009/10/08(木) 00:21:41 ID:Ky66gMW.0
- >>389
「…ほえ?」
向かいの相手、その行動は自分の目論見と若干ずれて
なるほど、この人の酒宴の習慣はそっちかぁ、とひとり納得
ジョッキを傾けて
…ん?酒は飲んだこと無いって言ってたけど…
なるほど、こういう席を共にする相手は普段いるのか
メイドだけに、ご主人様…とかだったりして
などと想像の翼はアルコールの成分に後押しされて拡がっていく
「痛いか?初めて飲んだ時ゃ俺も…あれ?どうだったかな…?」
取り留めの無い会話をはさみながら食事は進む
「(む、)」
自分の薦めたエビグラタン
口に運ぼうとするその様子に
矢張り期待は高まって
同時に押し寄せる少しの不安とに
知らず目線は固定
ジョッキを煽る手も休め、行く末を注視する…
- 392 :甲/深ぇ…今宵、勝利の美酒は少し苦い:2009/10/08(木) 00:48:07 ID:Ky66gMW.0
- //予告
//睡魔襲来…次レスで落ちさせていただきます…申し訳ねぇ
- 393 :ネイディハール/部活の引退試合での言い訳なんて言えない ◆X7kkkkkkkk:2009/10/08(木) 00:52:08 ID:OcZ4s9w60
- >>391
「…………美味しい」
ゆっくりと咀嚼した後、あら、と口許に左手を寄せながら呟いた。
素直に口から言葉が漏れてしまった、と言うような顔。
視線に気付き、見られてしまった…………。なんて言う風に俯く。
自然と誤魔化すようにウーロンハイに手を向けた。
そして口につけ、けほと咳。
「……」
もう一口。
「…………慣れませんね……」
中:遅レス過ぎて申し訳ねえので気にせずー
- 394 :甲/浅ぇ…今宵、勝利の美酒ウマ状態:2009/10/08(木) 01:02:12 ID:Ky66gMW.0
- >>393
「慣れれば、楽しめるさ」
内心、ホッとして
どこか浮世離れした風貌の向かいの御仁に
自分のお勧めが通用した事が、少し誇らしかった
二杯目のハイボールに口を付け
「今日は奢るさ、気になるもん、片っ端から頼みねぇ」
楽しそうに、笑う
串焼きの皿を空にして
「お兄ちゃん、次、漬け盛りーあと、向かいの子に緑茶ね」
追加注文
テーブルは絶えず賑やかに
奇妙な酒宴は
不思議な和を持って
もう少しだけ続くのだった…
//スマン、先落ちー
//収集と甲は任せた、このまま消してもおkよ
//では ノシ
- 395 :ネイディハール/部活の引退試合での言い訳なんて言えない ◆X7kkkkkkkk:2009/10/08(木) 01:12:04 ID:OcZ4s9w60
- >>394
「…………え?……あ、いや。
私の分はちゃんと私が…………」
流されつつも。
運ばれるもの一つ一つに箸を向けて。
それなりに笑顔が耐えない場であったそうな。
中:このまま消すさー
おやすみなさい。ノシ
- 396 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 20:33:23 ID:Ky66gMW.0
- 【どこかの路地、もしくは郊外…かもしれない】
つまり
「……道に迷った……マジ…で?」
自分で信じられないが
ここにきてマジ迷い
- 397 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 21:38:00 ID:/k2gysHgO
- >>396
「おやあ?」
黒絹の長髪を夜風に揺らし、黒曜の瞳で甲を見詰める幼い少年が居た。
黒い着物に薄灰紫の羽織を着た少年はゆらゆらとゆらめく陽炎の様な足取りで甲に近付く。
「どうしました?」
- 398 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 21:43:23 ID:Ky66gMW.0
- >>397
何かを、直感的に感じた
「…あぁ、率直に言うとだ…ここ、何処だろうって考えててな」
しかしそれは
今は掴む事が出来ずに
「…知ってる?」
とりあえず、頭をかいて少年に向き直る
- 399 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 21:48:01 ID:/k2gysHgO
- >>398
少女とも少女ともつかぬ容姿の黒着物の子供はゆっくりと首を傾げ、可笑しそうに笑った。
「あらまあ、迷子さんですか。ここはちょっと危ない路地裏ですよ」
その声は少年にしては少し高く、少女にして少し低い。
からん、ころん、と足音。
「歪みの酷い場所なので……正確な位置情報はちょっと分かりませんねぇ」
- 400 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 21:53:50 ID:Ky66gMW.0
- >>399
「そうかい…道理で」
すん、と鼻を鳴らして
「(……鼻に付きやがる)」
やれやれ、と呟き
頭に廻していた手をポケットに納めた
「お前さんは、その歪みだらけの場所とやらでだ」
月の位置で方角を定めようと顔を上げるが
路地裏の空は狭すぎて
「……何をしてんだい?」
視線を、少年の顔に落とす
- 401 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 21:58:34 ID:/k2gysHgO
- >>400
くるりと振り向く。
薄く濡れた唇が三日月に歪んでいた。
黒絹の髪が揺れると同時、鉄錆びた甘く濃密な香りが――鼻腔をくすぐるような。
そんな、錯覚。
「さあ、なんでしょうねぇ?」
くすくす、どこか甘える様に媚を含んだ笑い声。
とろりと。毒に似て。
「何だと、思います?」
- 402 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 22:08:25 ID:Ky66gMW.0
- >>401
「……」
数瞬から数秒の、間
「…ふーむ、謎かけか」
ガラじゃねえぞ、と苦笑い
近くの壁に寄りかかる
ポケットから手を出し、
人差し指で地面を指す
「自縛霊、とかだったら怖いな」
口調は飄々と
それは、その場において酷く浮いていて
- 403 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 22:14:33 ID:/k2gysHgO
- >>402
「残念」
やわりと甲の手に自身の手を重ねると、甲の手を取り静寂を想起させる白い頬に添わせる。
「温かいでしょう?」
柔らかな肌。絹のような触り。甘い毒に似たとける様な温もり。
「ヒント出しましょうか」
気紛れな猫のように、跳ねるようにして甲からついと離れる。
人の温もりは幻のように消えた。
「お仕事、してるんですよ」
- 404 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 22:23:17 ID:Ky66gMW.0
- >>403
「だーら、苦手だって言ったろうが…」
頬に触れた手を、そのまま乱暴にポケットに戻す
考えているのかいないのか
ヒントを聞きつつも視線は少年の立ち姿に注がれて
「仕事、か」
何かを、直感的に感じた
「降参だ」
しかしそれは
今は掴む事が出来ずに
「教えてくんねえ?」
けれど
答えは――近い
- 405 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 22:31:57 ID:/k2gysHgO
- >>404
「純真なんですねぇ」
くすくす。媚をたっぷりと含んだ甘い甘い――笑い声。
響いた刹那、とん、とアスファルトを打つ軽やかな音。
猫のしなやかさで甲に体を近づけ、薄く濡れた唇が言葉を紡ぐ。
「体を売っているんですよ」
閨に誘う、遊女の声で。
- 406 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 22:38:28 ID:Ky66gMW.0
- >>405
「…」
視線は少年と共に自身のすぐ下へ落ちる
「…あちゃー…」
声は空へと向けて
「薮蛇だったか…」
壁と少年に挟まれて
眉間にしわを寄せて声と同じく視線は空へ
「何と言って良いやら、分からんな」
- 407 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 22:48:32 ID:/k2gysHgO
- >>406
とん、と。猫の歩みで体を離す。
「迷子のお兄さんに詳しく説明するとですねぇ」
黒曜の瞳は煌めかない。真っ黒な真っ黒な瞳で甲を見る。
「“表”でやれない商売は“裏”でやりますけど、“裏”でもやれない様な汚い汚い――誰もが隠す様な暗部は」
歌う様な声音。
「“歪み”で隔絶された所でやるんですよ」
男娼、と言えど都市の裏側には娼館などさして珍しくも無い。
つまり、黒絹の髪を夜風に揺らす少年は裏でもやれない事を専門にする男娼。
誰もが隠し、日の下で唾棄する癖に一人きりだと惹かれて止まない――きたないきたない、おこないを。
「だから、路地裏に入るなら注意した方がいいですよ? “裏”だと思ったら“深淵”に繋がってたり、しますから」
- 408 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/08(木) 22:53:53 ID:IDnKkU3kO
- 「……寒い」
夜の風に吹かれて。
身体は冷えていた。
- 409 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 23:00:11 ID:Ky66gMW.0
- >>407
ポケットから手を出す
一緒に出て来た煙草を咥え、火を点けた
「……忠告どうも」
かくん、と頭を垂れてしゃがみ込む
視線は下、この地に向けて
「やっぱり俺にゃあ分からんなぁ」
煙草の煙は逆に昇る
歪みの中で生きる少年
黒い黒い、深い瞳は俺を見ているのだろうか
いや…見ているのは、俺じゃねーだろうな
俺の後ろの、ここから離れた…世界
「…深淵、か」
何かを、直感的に感じた
自分とは生きる世界がほんの少し違う世界の住人
裏と表の、そのどちらとも反対の世界の住人
とんでもねえ所に来たもんだ、と
逆に笑えてきて
- 410 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 23:10:59 ID:/k2gysHgO
- >>408
気付いているのか、いないのか。
少年は紅夜を見る様子も無い。
>>409
都市の表に有ってはいけない暗部が独立して裏になり。
そして裏は汚物をより深い所に放逐する。
そして出来たのが、深淵と言う名の汚物溜まりで。
イカ臭い界隈で。
死体の転がる路地裏で。
命の価値が石ころ程のこの区域で。
「ある意味で特殊な人しか居ませんからねぇ」
光など見当たらない黒い瞳の少年は笑う。
初めから光など無かったのか。それとも汚物の吹き溜まりで生きる内に暗闇を呑んでこうなったのか。
知るのは都市のみだ。
「ああ、でも。こういう所でしか暮らせない人も居ますからねぇ」
薄く濡れた唇を微かに歪め、艶めく笑みを妖しい顔貌に浮かべて。
「そういう人にとっては、ここは楽園ですよ」
そう、宣った。
- 411 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/08(木) 23:14:27 ID:IDnKkU3kO
- >>409>>410
「……」
何か。凄いもの。見てしまった。
「……」ダッ!
こうや は おともたてず に にげだした !
- 412 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 23:27:24 ID:Ky66gMW.0
- >>410
「…」
短くなった煙草を揉み消しながら
光に生きる男の瞳は少年を見続ける
胸中に流れるノイズを
肺に入れた煙で塞ぐ
"楽園"
誰が言ったか知らないが
ここは、そう―――"楽園"
それは俺には、時に檻の様に見えて
けれどもそこに根付く人々には
何のことも無い日常で
十人に十色の生
そして
「俺にゃあ少しばかり、眩しすぎるな」
百通りの、リアル
深淵という楽園
今夜、最果てで出会った少年は、そこで輝く
それが分かった時
俺には、
ソイツが眼が眩みそうな程光って見えた
- 413 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 23:35:31 ID:/k2gysHgO
- >>412
「おやまあ、そうですか?」
くすり、くすくす。
本当に楽しそうに笑う。
「僕からするとお兄さんの方が眩しいですよ。羨ましい。表の世界で生きられるなんて」
くすくす、くすくすと止めどなく。
「自分が何者なのかも分かるし孤独じゃないし変態どもの相手をしなくて済むし痛い思いをしなくて良いし」
くすくす、くすくすと心底愉しげに。
艶めく笑みを帯びながら。
「苦痛に身を捩る事も泣く事も脂ぎった豚の下で喘ぐ事も化粧臭い金だけの女に媚を売って奉仕する事も」
いつしかそれは狂いの色を帯びて。
楽しげな笑い声は狂笑へと変わる。
「――羨ましいなぁ」
- 414 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/08(木) 23:50:05 ID:Ky66gMW.0
- >>413
「(…イカンな、長居し過ぎたか…)」
豹変
それとはまた違うだろう
恐らくこれが、この少年
深淵が表や裏に毒で在るように
表裏の世界で生きる自分も、また此処での毒でしかない
毒が回れば身を滅ぼす
自分の存在が、この少年の在り方を崩してしまうと
胸中のノイズが大きくなる事と同時に気付く、痛み
知らず
強く噛み締めていた唇から
知らず
強く握り締めていた拳から
濁りの無い血が滲む
哀しいかなそれも
ここでは只の毒でしかなくて
深淵を理解出来ない
理解してはいけない
胸中のノイズは
少年の言葉を甲への痛みに変えた
- 415 :名も無き異能都市住民:2009/10/08(木) 23:55:38 ID:/k2gysHgO
- >>414
知らない内に唇を噛んだ少年は、ふと気付いたように目をしばたいた。
「おや」
白い指を薄濡れの唇に添わせる。紅差し指に朱が乗る。
「……まあ、ここは危ない所ですから。余り来ない方が良いですよ?」
くすり。先刻と同じ媚を多分に含んだ甘い甘い笑い声。
「僕を買ってくれるなら、歓迎しますけど」
- 416 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/09(金) 00:09:32 ID:Ky66gMW.0
- >>415
「ゴメンだな、俺にゃ勿体ねえ」
鏡合わせとも又違う
違う世界で違う生を持つ者
あってはいけない、邂逅
互い、存在を交わすだけで傷は増えて行く
俺が相手を理解出来ない様に
ソイツも俺を理解出来ないだろう
平行線を歩く様で、その実一歩も近付いていない
見えない壁は紙一重
それは硬く、厚く
そしてどこまでも深くて
見下ろす俺と
見上げるお前
互い染まった唇の
その意味だけは同じくて
それがまた、哀しい
「…」
そろそろ、背を向けようか
胸のノイズが消えない内に
- 417 :名も無き異能都市住民:2009/10/09(金) 00:14:36 ID:/k2gysHgO
- >>416
「残念ですねぇ」
言葉程の感慨は無く、少年は赤い舌を出しておどけて見せた。
では、とも言わず。
また、とも言わず。
最早何も言う事は無いと、交わらないなら全ては無意味だと言う様に。
少年は背を向け歩き出す。
日常と異常の境界線で交わされた話しはここでおしまい。
互いが互いの領域に帰って行くのだろう。
元の、ように。
- 418 :甲/そして今夜もβスレ:2009/10/09(金) 00:34:36 ID:Ky66gMW.0
- >>417
もし
もしも、俺が堕ちたならさ…
…何てな
IFの話は好きじゃ無い
今はまだ、此処に引かれる時じゃねえ
見える光に進めるならば
俺は一羽の蛾でも良い
見えている内は…それで良い
背中の気配は遠くなる
歩調は変わらず一定に
胸の痛みは持って行こう
ここでアイツが生きている
俺は向こうで生きていく
二人は出会い、離れた
それは始まりに成り得ない"おしまい"
空が開けて、月が見える様になった
今夜の月は…何故かな
いつもより雲って見える
あぁ、そうか
泣いてんだ、俺
- 419 :甲/:2009/10/09(金) 08:17:32 ID:KE2UskXwO
- 「……チクショウ…」
朝
肩を震わせる
「消失…やっぱり劇場版じゃねえか…!!!」
図ったな――長門め!!!
- 420 :神羽鏡子/さがしものはなんですか:2009/10/09(金) 17:43:55 ID:QYyPcDfoO
- 交番。
白衣の女が、そこにいた。
「……ないッスかー……そーですか、すんませんー」
頭をがしがしと掻いて。
「ちっくしょー、あたしの臍繰り財布何処行ったかなあ……」
溜め息を吐くのだった。
- 421 :小学生/はなたれ:2009/10/09(金) 17:49:30 ID:KE2UskXwO
- >>420
「へそくりを持ち歩いてるからそーいう事になるんだよー」
ワーワーキャッキャと通り過ぎる下校中のガキ共であった
- 422 :神羽鏡子/みつけにくいものですか:2009/10/09(金) 17:55:08 ID:QYyPcDfoO
- >>421
「うっせガキ! 蟲の餌にしてやろうか!」
おとなげない
「持ち歩いてはねーっつの……高校のときに名前シール貼られた財布に札入れて、
んで誰かに見つかるといけないから樒のコートのポケットに入れさせ……ん、樒?」
( ゚д゚)
(゚д゚)
- 423 :小学生/かばんのなかもしょくしゅのなかも…:2009/10/09(金) 17:59:46 ID:KE2UskXwO
- >>422
(^Å^)9m wwwwwwwwwww
- 424 :交番の警察官:2009/10/09(金) 18:01:50 ID:g4lxCBLQ0
- (この人……馬鹿なの……?死ぬの……?)
「……何だか思い出したみたいですね……」
- 425 :神羽鏡子/さがしたけれどみつからないので:2009/10/09(金) 18:06:15 ID:QYyPcDfoO
- >>423-424
「……ふ、」
こいつぁやられた、と。
頭を抱える。
「主の金でメシウマする従僕は」
きらーん。
眼鏡の下の焦茶の瞳が光る。
「お仕置き……したいけどあいつ半ば不死じゃん……どうしよ、あああ……」
orz
精巧に創りすぎたようです
- 426 :交番の警察官:2009/10/09(金) 18:11:31 ID:g4lxCBLQ0
- >>425
「不死ならば死よりも辛い屈辱を……あ、いや何でもないです」
- 427 :神羽鏡子/そんなことより野球しようぜ!:2009/10/09(金) 18:18:09 ID:QYyPcDfoO
- 「……あれはマグロだ」
衝撃の新事実。
「とりあえず、うん。段ボール買ってこよう……」
ふらふらと交番前を後にした。
- 428 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/09(金) 19:05:37 ID:g4lxCBLQ0
- 何処かの屋台
「……ふぁあぁ……」
酒が注がれたカップ片手に、大きな欠伸を一つして。
「……どうするかねえ……」
色々な悩み事を抱えて,そんな言葉をポツリと呟く。
- 429 :ミラージュ/レラ?:2009/10/09(金) 22:26:10 ID:EZHvaBxoC
- はぁ……この都市は本当に広い……
【ため息を一つ、街を歩く】
早いところ、探さなくては……
【外套で身を包んだ少女は歩く】
- 430 :クロネギ:2009/10/09(金) 22:27:35 ID:AXRozTjwO
- 「………。」
「…あ、流れ星」
…意味もなく空を眺めていた。
- 431 :白馬:2009/10/09(金) 22:27:51 ID:.6prKP66O
- 「捜し物と聞いてパカパカしてきましたwwww捜し物ってマジっすか!?うはwwww」
【パカパカと何かがやってきた】
- 432 :クロネギ:2009/10/09(金) 22:28:51 ID:AXRozTjwO
- >>431
「…………」
「…馬肉」
そしてぼそりと呟く。
逃げて馬逃げて
- 433 :以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/10/09(金) 22:31:36 ID:EZHvaBxoC
- >>430
……竜?
【黄色く煌めく瞳で見つめる】
>>431
馬……の割には口が動くのですね……
【若干引き気味】
- 434 :白馬:2009/10/09(金) 22:33:43 ID:.6prKP66O
- >>432
「うはwww俺テラヤバスwwwwwマジっすか?マジで馬刺にされるんすかwwwwwwこんな所にいられるかwwwww俺は部屋に戻るwwwwwww」
>>433
「マジっすか?俺引かれてるっすかwwwwwwマジパネェッスwwwwwwwww」
【そう言って白馬は逃げ帰りましたとさ……】
//白馬ネタが切れたので別キャラが現われるぜ!
- 435 :クロネギ:2009/10/09(金) 22:35:04 ID:AXRozTjwO
- >>433
「まぁ、一般的にはそうだと思う」
自分の分類に自信が無いらしい。
>>434
「あ、馬肉逃げやがった!」
すでに肉扱いされていたようだ…
「ちっ、夕飯が…」
- 436 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/09(金) 22:35:49 ID:IDnKkU3kO
- >>730
「ん……あいつは確か……」
屋台の中から少しだけ外を覗いて
>>731
「……竜だ」
少しだけ外を……
>>732
「……馬だ」
何このカオス
- 437 :クロネギ:2009/10/09(金) 22:37:15 ID:AXRozTjwO
- >>436
「多分。」
…自信が無いらしい。
「…なんかいい匂いすんなぁ」
- 438 :ミラージュ/レラ?:2009/10/09(金) 22:39:31 ID:EZHvaBxoC
- >>434
これは……馬、だったのでしょうか?
【去る馬を見ながら】
>>435
そうですか……しかし、喋るのですね
【少女の視線は不思議そう】
>>436
【少女はクロネギを興味深そうに見ている】
- 439 :クロネギ:2009/10/09(金) 22:42:37 ID:AXRozTjwO
- >>438
「門前の小僧経を読む…ここに住んでるうちに覚えたんだ」
独学らしい。昔はウー、とか、ガルル、とかしか言えなかったようだ。
- 440 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/09(金) 22:44:30 ID:.6prKP66O
- 「馬さぁ〜ん……どこですかぁ〜?」
【テクテクと現われたのは白い髪を持ち、全身から不可視な神々しい威光を放っている少女が歩いてきた】
- 441 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/09(金) 22:46:04 ID:IDnKkU3kO
- >>437
「……やらねえぞ」
皿とカップをかばうように腕を伸ばして
>>438
「おーい、あんた……ミラージュだったか。ちょっと聞きてえ事があるんだが」手招きしつつ
- 442 :クロネギ:2009/10/09(金) 22:47:55 ID:AXRozTjwO
- >>440
「…ん、さっきの馬の飼い主か?
馬なら笑いながらどっかに消えてったぞ」
不可思議な後光だろうがそんなの関係ねぇ!
>>441
「…ちょっとだけ!」
ずい、とにじりよる。
間違いなく全部喰われるフラグ。
- 443 :ミラージュ/レラ?:2009/10/09(金) 22:51:50 ID:DTK0wtesC
- >>439
へぇ……言葉を覚えて……
【何度か頷き】
まあ、竜は知能が高いとききますし、そうなのでしょう
【自分で納得】
>>440
白い馬なら、先程あちらへ……
【白馬が去った方向を指差し】
>>441
断ります
【紅夜に背を向けたまま】
- 444 :クロネギ:2009/10/09(金) 22:54:02 ID:AXRozTjwO
- >>443
「知能が高いだなんて…それほどでも…」
わざとらしくくねくねと体を揺らす。ウザい。
「…まぁそれはさておき」
- 445 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/09(金) 22:55:16 ID:.6prKP66O
- >>442
「あら?そうなんですか?……困り……はしませんが……それより、変わったお顔ですね?……あれですか?こすぷれってやつですか?」
【首を傾げながらクロネギの周りをうろうろ】
>>443
「あぁ、白馬はもう大丈夫です……私のじゃありませんし……話すのが面白いから追い掛けてしまいました……」
【笑いながら舌を出す少女の表情は、周りの全てが霞むほどであった】
- 446 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/09(金) 22:56:51 ID:IDnKkU3kO
- >>440
「……変な馬ならどっか行ったぞ」
そう言ってカップを傾けて
>>442
「……駄目だ。そのでけぇ口での一口は絶対全部持ってかれる」
ムニィっと片手で頬を引っ張って
>>443
「……そうかい。ならいいや」
案外あっさりと諦めた。
- 447 :クロネギ:2009/10/09(金) 22:58:04 ID:AXRozTjwO
- >>445
「…失礼な」
がぁ、と口を開いて威嚇する。
「コスプレでも着ぐるみでも無い、正真正銘本物だ!」
>>446
「…ちっ、バレ…あいたたた…」
思ったよりも頬の皮膚はよく伸びる。
意外と触り心地はいい。
- 448 :ミラージュ/レラ?:2009/10/09(金) 23:01:12 ID:O1o1pwYcC
- >>444
は、はは……
【奇妙な動きを眺め】
なんでしょうか?
>>445
そうですか……確かに、面白そうなものでしたが……
【少女の笑顔を無表情でとらえ】
>>446
む……
【やっと振り向いた】
- 449 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/09(金) 23:03:53 ID:.6prKP66O
- >>446
「はい、皆さんに教えて貰いました……ご丁寧にどうも」
【礼儀正しく頭を下げ】
>>447
「えぇ?そうなんですか?……ん〜……喋る竜なんて存在………しますけど………なんで町中にいるのでしょう?」
【ペタペタペタと触りまくっていた】
>>448
「あらあら?冷たいですね〜?……ダメですよ?女の子の笑顔には魔法がかかってるんですからね?」
【相手が無表情でも馴々しい少女でした】
- 450 :クロネギ:2009/10/09(金) 23:07:10 ID:nWKoaA8o0
- >>448
「なんでもないです」
…特にネタは無かったようだ
「強いて言えば何か食いモン無い?腹減った」
>>449
「…街中に居るんじゃない、人間が俺らの近くまで住処を広げてきただけだ」
一応、結構昔から居るようです。種族としては。
「…………」
なんだか不機嫌になってきた。
ぺたぺた触られるのはあまり好きじゃないらしい。
- 451 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/09(金) 23:09:22 ID:IDnKkU3kO
- >>447
「ほほう……」
カップに残ってる酒を一気に流しこんで
「こりゃ中々いいねぇ……」
モミモミモミモミモミモミモミモミ
>>448
「……何だよ。その意外って言いたげな顔は」
少し頬を赤くして。だけどまだ酔っ払ってはいない。
>>449
「ああ、そうかい……」
それにしてもさっきのアレはなんだったのだろうと一人思案。
- 452 :ミラージュ/レラ?:2009/10/09(金) 23:14:03 ID:O1o1pwYcC
- >>449
私には、魔法をかける相手は居ませんので
【早口でキッパリと】
>>450
食べ物ですか……? 無いですね……
【ポケットから出てきた飴を口に運びながら】
>>451
いえ、何も……
【紅夜の顔をじっと見ながら】
- 453 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/09(金) 23:17:26 ID:.6prKP66O
- >>450
「あら……それは悪い事を聞いてしまいましたね……でも結構楽しんでません?」
【不機嫌を察知したのか触るのをやめた】
>>451
【他の人と会話を楽しんでいた】
>>452
「あらあら……悲しいですね……きっと見つかりますよ、意外と近くにいるかもしれませんよ……?」
【それでも少女は暖かい笑みを向けるのだった】
- 454 :クロネギ:2009/10/09(金) 23:18:43 ID:nWKoaA8o0
- >>451
「やめい、噛み付くぞコラ」
頬をつまむ手の横でガチガチと歯を鳴らす。
結構鋭い。結構痛そう。
>>451
「そうか、無いか」
…そして僅かな沈黙の後
「ってじゃあ今食ってるのは何だ今食ってるのは!」
ノリツッコミ。
>>4
「まぁ今まで言ったのだいたい嘘だけどな」
…だいたい嘘らしいです。
「つい最近まではとある研究所で飼われててなぁ…
あっちの経費がヤバい事になって、大飯食らいの俺は泣く泣く野良竜に…」
…こっちはたぶん本当のようです。
「ま、実際こっちの生活も楽しいし、不満は無いな」
- 455 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/09(金) 23:25:08 ID:IDnKkU3kO
- >>452
「……何だよ」
その視線に気付き、軽く不思議そうに。
>>453
「……あんたもどうだ?」
くい、と顎で屋台の中の親父をさして
>>454
「……うっさい」
頬から手を離して耳を塞いで。
「しゃーねえな……少しだけだぞ」
- 456 :クロネギ:2009/10/09(金) 23:27:53 ID:nWKoaA8o0
- >>455
「お、さっすがー♪」
急に上機嫌になる。
「…んじゃ、ちょっとだけ」
とか言いながら器に口を付けようとしているぞ!
- 457 :ミラージュ/レラ?:2009/10/09(金) 23:28:54 ID:EZHvaBxoC
- >>453
そうですねぇ……私自身、そう言う気がないのですがね……
【ため息をつきながら】
>>454
おやつです。私の
【飴の包装紙をポケットに直して】
>>454
な、何でも……ありません……
【視線を紅夜から離し】
(名前が……思い出せないが……ま、良いでしょう)
- 458 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/09(金) 23:32:13 ID:.6prKP66O
- >>454
「あら、嘘はいけませんよ?昔の子供達は嘘をついたらそれは怒られたものです」
【少し注意をしているようだ】
「しかし経費ですか……大変なんですね、竜も……」
【次は哀れみの眼で見ている……途中慰めの言葉をかけていた】
>>455
「私は遠慮しておきます、お酒、飲めませんので……」
【丁寧に、礼儀正しいその姿は正しく大和撫子】
>>457
「ドライですね〜……まぁ、それは人それぞれ、十人十色です……でも、笑顔は大切に!」
【指を立て、教えを与える】
「笑顔は他人だけじゃない、自分も幸せにします……要するに幸せの魔法なんです……もし、貴方が悩んでいるのなら……少しでも、嘘でもいいから笑う……それが一番ですね!」
- 459 :クロネギ:2009/10/09(金) 23:33:59 ID:nWKoaA8o0
- >>457
「おやつなら仕方ないな」
仕方ないらしい。
「…そろそろ食料溜め込まないとなぁ、山で捕れるモンが減ってきた」
>>458
「別に嘘ついたから死ぬ、ってわけでもあるまいに…
細かい事は気にすんなーって」
- 460 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/09(金) 23:38:53 ID:IDnKkU3kO
- >>456
「おいおいおい待て待て待て」
ぐいっとクロネギの顎辺りを抑えて。
「てめぇ……遠慮って知ってるか……?」
>>457
「……そうかい」
そんな事を思われてるとも知らず。
依然、何?って言いたげな表情を向けて。
>>458
「そうかい。残念」
そう言ってくつくつと喉を鳴らして笑う。
- 461 :クロネギ:2009/10/09(金) 23:50:23 ID:nWKoaA8o0
- >>460
「遠慮なんてしてたら野生界じゃ生き残れないぜ!」
…コイツは野生ではなく野良である。
ぐいぐいと紅夜の手を押し返しつつ。
- 462 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/09(金) 23:52:34 ID:.6prKP66O
- >>459
「ダメです……嘘はいけませんよ!人を心配させるのなら尚更です!反省しないと叩きますよ!」
>>460
「そうですか?……ま、仕方ないですよ」
【そう言ってまた他の人達と会話を始めるのだった】
- 463 :クロネギ:2009/10/10(土) 00:03:15 ID:nWKoaA8o0
- >>462
「はいはい…」
右から入って左に抜ける。
「…そろそろ俺は巣に帰るぜー」
手を振るように翼を動かし、のしのしと山に帰っていった
//ねむい^p^
- 464 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/10(土) 00:05:08 ID:IDnKkU3kO
- >>461
「ああ、そうだろうなぁ……」
グイグイ押し返す
「だが、その理屈はここじゃ通じねえよ……!」
グイグイグイグイ。負けずとも劣らないくらいの力で。
>>462
「ああ、酒が飲めねえなら仕方ねえな」
少しだけ楽しそうに笑って。
- 465 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/10(土) 00:06:44 ID:.6prKP66O
- >>463
「むぅ……仕方がない人(?)です……」
【そういいながらクロネギを見送った】
「さて、私も帰りましょう……」
【そう言って少女は立ち去った】
- 466 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/10(土) 00:15:15 ID:IDnKkU3kO
- >>463>>465
「……」
また一人。
冷たい風が吹く夜空の下で。一人というのも中々寂しい。
「……はぁ」
溜め息一つ。代金を支払うのと共に。先程から気になっていた空飛ぶメイドらしきコンビの方へ歩き出す。
- 467 :名も無き異能都市住民:2009/10/10(土) 22:42:46 ID:/EtiECms0
- スクラップ広場。
青年は思考していた。
「うん、まあ、なんだ。誰かが一日10個ツナのおにぎりくれるから、動けるようにはなったんだ」
実はツナではなくて猫缶なのだが。
彼がそれを知ることは恐らくない。
「俺様、おにぎり飽きたぜー……ってことで今日こそどっか行く!
こんだけでけえゴミ捨て場が出来るんだ、人がいっぱいいるはずだ!
さっすが俺様、あったまいー!!」
がちり。鋼鉄の翼を広げて、
彼は白黒の世界から飛び立った。
- 468 :ミラージュ:2009/10/11(日) 14:52:00 ID:yLjqJICg0
- ……寒い
【公園、歩き疲れたのかベンチに腰掛ける】
【はおっている外套をうずくまって寄せ、寒さに耐えていた】
- 469 :すえぞお:2009/10/11(日) 15:13:12 ID:nWKoaA8o0
- 壁|゚w゚>
- 470 :ミラージュ:2009/10/11(日) 15:18:28 ID:yLjqJICg0
- >>469
………?
【すえぞおあいる辺りの壁を眺める】
- 471 :すえぞお:2009/10/11(日) 15:20:46 ID:nWKoaA8o0
- 壁|w゚><パンが無ければケーキを食べればいいじゃない!
【なんか 言ってる。】
【近づいてみると結構デカい事に気づくだろう】
- 472 :ミラージュ:2009/10/11(日) 15:22:14 ID:yLjqJICg0
- >>471
別に私はお腹が空いているわけでは無いのですが……
【ベンチから降り、近づいてみる】
- 473 :すえぞお:2009/10/11(日) 15:23:41 ID:nWKoaA8o0
- >>472
…寒いってのはエネルギーが足りないってことだ。
モノ食えば体も暖まるぞ?
【珍しく普通の事を喋る。】
【…頭まで4mほどの高さはあるだろうか。下手をしたら食われそうだ。】
- 474 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 15:25:44 ID:g4lxCBLQ0
- 「……」
竜、だ。竜がいる。そういやこの間もいたな。
何だこの都市。竜もいるのか。
- 475 :すえぞお:2009/10/11(日) 15:26:47 ID:nWKoaA8o0
- >>474
「よう林田!」
さっ、と右前足を挙げる。
特に林田に意味は無い。
- 476 :ミラージュ:2009/10/11(日) 15:28:57 ID:yLjqJICg0
- >>473
秋の風に晒されれば寒くなります
【外套をよせて寒さをこらえる】
し、しかし大きいですね……
【そのばから動こうとはぜず、すえぞおを正面から見る】
>>474
……あなたですか
【振り返りもせず、ため息をついて】
- 477 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 15:31:23 ID:g4lxCBLQ0
- >>475
「……喋った」
この間の竜も喋ってたな。そういえば。
「何なんだ。竜ってそんな当然に喋るもんなのか……?」
首をかしげて近寄ってきて。
>>476
「何だ。お前か」
ため息無視。ただそれだけ。
- 478 :すえぞお:2009/10/11(日) 15:33:35 ID:nWKoaA8o0
- >>476
「だらしねぇなぁ。俺を見ろ、Tシャツひとつ着てないぞ!」
だが毛皮と分厚い甲殻がある。
というかお前が着られる服は無い。
「ふはははは↑」
なぜか上機嫌。
>>476
「さぁ?まぁ、俺は正確には竜じゃないし
アイツ(※クロネギ)は人に育てられたから覚えたって言ってたなァ」
「つか、質問する前に自己紹介くらいしたらどうだ?」
- 479 :ミラージュ:2009/10/11(日) 15:36:51 ID:yLjqJICg0
- >>477
フン……貴方には私の名前を教えた筈ですが?
【いつも自分優先なのはあの子と変わらないようだ】
>>478
竜が服を着ること自体が可笑しいでしょう……
【冷静にツッコミ】
竜と言う物は解りませんね、この間の物と言い今回といい……
- 480 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 15:40:50 ID:g4lxCBLQ0
- >>478
「何だ。知り合いか」
ふむ、と口に手を当てて。
「……面倒だ」
>>479
「俺も教えた筈だがな。ミラージュ?」
- 481 :すえぞお:2009/10/11(日) 15:41:55 ID:nWKoaA8o0
- >>479
「えー…だって俺正確には竜じゃないしー…
つか、そのツッコミ面白くない」
なんだか酷い言い様である。
「俺もわからん、そもそも竜って何?」
>>480
「ん…アイツと会ったのか。 …まぁいいや」
まぁいいらしい。
「とりあえず名前だけ教えてくれ、呼び名に困る」
- 482 :ミラージュ:2009/10/11(日) 15:47:23 ID:yLjqJICg0
- >>480
ククク……貴方の名前なんか忘れましたよ、覚えていても良い事はなさそうでしたからね
【相変わらず背を向けたまま】
>>481
ほぅ……では、どんな物で?
【興味深そうに】
……私に面白さを求めないでください
帰って辞書で調べなさい、そもそも、自分の構造くらいは解るようでなければ……
- 483 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 15:50:25 ID:g4lxCBLQ0
- >>481
「……紅夜。東雲紅夜だ」
意外とあっさりと
>>482
「そうかい。じゃあもう一度そのポンコツのメモリに刻んどけ」
はあ、とため息一つ。
なーんでこんな嫌われたかなーと何となく考えて。
- 484 :甲/作業員@休憩中:2009/10/11(日) 15:52:01 ID:KE2UskXwO
- 「…なんだここは…不遜な奴等の溜まり場か…?」
付近に座っておにぎりを食ってた作業員が顔を上げた
- 485 :すえぞお:2009/10/11(日) 15:53:08 ID:nWKoaA8o0
- >>482
「ま、いわゆる一つのキメラってやつだ
…竜と人間。まぁ、人の面影は無いけど」
まるで他人事のように。
「いや、そりゃあ… …竜っつー分類がよくわかんないっつうか」
>>482
「東雲コウヤ?荒れたほうの荒野か?」
漢字がわかってないらしい。
- 486 :すえぞお:2009/10/11(日) 15:55:00 ID:nWKoaA8o0
- >>484
「よう林田!」
林田二回目。
「…なんだ、仕事見つけたのかー?」
- 487 :ミラージュ:2009/10/11(日) 15:56:27 ID:yLjqJICg0
- >>483
断ります、それに私はポンコツでは無い、と言っておきます
>>484
誰かと思えば、この間の焼き鳥屋の……
【甲を蒼い瞳が捉える】
>>485
ええ、あなたに人間の要素は見当たりませんね
【背中をバシバシと叩きながら】
解らなければ、調べなさい
- 488 :甲/作業員:2009/10/11(日) 15:58:15 ID:KE2UskXwO
- >>486
「よう、田吾作」
手を挙げて
「バイトじゃ、短期のな」
>>487
「や、その節はどーも」
「今日もおんなじ恰好だな」
- 489 :すえぞお:2009/10/11(日) 16:02:58 ID:nWKoaA8o0
- >>487
「まぁ、面影中途半端に残っててもあんま得しないだろうしなぁ…」
叩かれても気にしない。
その場に座り込み、体を丸める。
「…いや、研究者の間でも色々議論あるみたいで…」
言い訳がましく。
>>448
「へぇ、なんとか食いつないでるみたいだな
…いざとなったら山来い山、異能”都市”じゃなくなるけど」
悪魔の誘いを仕掛ける。
- 490 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 16:03:12 ID:g4lxCBLQ0
- >>484
「……」
うげ、みたいなあからさまに嫌な顔
>>486
「んな訳あるか」
「紅い夜、で、紅夜だとさ」
小さく笑って
>>487
「……あっそ」
何かしたっけ。……してないな。うん。
一人頷き納得して。
- 491 :ミラージュ:2009/10/11(日) 16:07:23 ID:yLjqJICg0
- >>488
今日は作業服……焼き鳥屋の人間では無いのですか?
ええ……このような物しか家になくて……
【色や生地は変わっているがTシャツ+ホットパンツ+ボロボロの外套は変わらず】
>>489
随所で変身できる方が奇襲性能が増すと思いますが……
内部はどうかわかりませんが、外見上竜の様であれば竜で良いんじゃないですか?
>>490
それに、覚えていてほしいなら名前を告げるべきでは?
【本当に忘れたらしい】
- 492 :すえぞお:2009/10/11(日) 16:10:45 ID:AXRozTjwO
- >>490
「…へぇ。忘れなければ覚えておく
俺はすえぞおだ、…忘れてもかまわないけど」
へらへらと笑いつつ。
>>491
「人間の姿になれるとかそんな便利な機能はないんだ、生憎
…なら竜って事にしとくかなぁ」
「あ」
- 493 :すえぞお:2009/10/11(日) 16:13:47 ID:AXRozTjwO
- //アッー かぶたん宛の安価間違えた!
- 494 :甲/作業員:2009/10/11(日) 16:16:25 ID:KE2UskXwO
- >>489
「まぁな」
指についた飯粒を食べながら
「…まぁ、その内ちゃんとした職に就くさ、やりたいこともあるしな」
「それがダメだったら世話になる事にしよう」
からからと笑った
>>490
「(表情豊かになったなー…)」
という感想
>>491
「都市に住むってのはそれだけてーへんなのさ」
立ち上がる
「勿体無ぇな、中身は悪くねーんだ…誰かに買って貰いな」
「…そうだな」
顎に当てた指を
「アイツ」
紅夜に向けて
「アイツ、あー見えて結構稼いでっからよ…ねだってみな」
総帥直下なんつーたら半端ねー給金だろうに
しかも命を張ってるなら尚更
「休憩終了、じゃーな」
腕時計を確認して、工事現場へと歩いて行った
- 495 :ミラージュ:2009/10/11(日) 16:22:29 ID:yLjqJICg0
- >>492
ええ、それで良いと思います。誰も疑いはしません
あ……?
【復唱】
>>494
そうですか……苦労しているのですね
アイツ……?
【紅夜を見て】
まあ、いいでしょう……私も帰りますね
【現れた光のレールに飛び乗り、空をかけて行った】
- 496 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 16:24:45 ID:g4lxCBLQ0
- >>491
「別に。どうせ覚える気ねえんだろ」
はあ、とため息を一つ付いて。
「……つうか聞いて無かったのか」
さっきすえぞおに言ってたけれど。
>>492
「別に、コイツみたいに忘れちまっても構わねえけどね」
ミラージュを指差して
「すえぞおね。覚えた」
>>493
「……いや、そんな貰ってねえけど。まだ」
あれ。ていうか甲と同じ扱いじゃねえの?
まあ、どっちでもいいけれど。
「……」
ため息一つと共に甲を見送って。
- 497 :すえぞお:2009/10/11(日) 16:27:32 ID:AXRozTjwO
- >>494
「おう、場所は確保しとくぜ」
「んじゃあ、またな!」
甲の後ろ姿を見送った。
>>495
「そういやお前の名前きき…わす…
……行っちまった」
なんとも歯がゆい。
>>496
「うい。…して、俺もそろそろ巣に帰るぜ
いい加減冬支度しないと…」
などと言いながら翼を広げ、砂埃を巻き上げながら飛び去った。
- 498 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 16:33:56 ID:g4lxCBLQ0
- >>497
「巣……?まあいいや。じゃあな」
巻き上がる砂埃を手で防いで。
「……」
また一人。何か最近多い気がする。
- 499 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 21:33:06 ID:1zYWYsTo0
- 『お引き取りください』
【千夜ビル・受付】
「は?いやいや、社員証出したべ?」
『申し訳ありません、一ヶ月以上未出社の方の社員証は更新手続き無効とみなし』
『破棄させて頂いております(ニッコリ)』
「あ、あの」
『お出口はあちらです』
「…」
既にお決まりのパターン
相変わらず出社できない男であった
- 500 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 21:33:49 ID:1zYWYsTo0
- 『上げ忘れでございます』
- 501 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 21:36:23 ID:g4lxCBLQ0
- >>499
(^д^)9m
- 502 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 21:41:47 ID:1zYWYsTo0
- >>501
「久々に来たらコレさ」
「…おぬしも気をつけよ…」
まだロビーに居る
- 503 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 21:44:52 ID:g4lxCBLQ0
- >>502
「いや普通に考えて一ヶ月も出ないなんてあり得ねえだろ」
呆れたように言って
「で?どうする気だ?」
- 504 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 21:49:13 ID:1zYWYsTo0
- >>503
「……何とかするさぁ、」
「…なんくるないさー…」
「飯でも食うか?」
- 505 :――――:2009/10/11(日) 21:50:07 ID:/k2gysHgO
- >>499
「申し訳ございません。この社員証は使えません」
「……何だと? SMI社の大西洋マネージャーから連絡は来ていないのか?」
受付に詰め寄る人物が一人。
特徴的な長いプラチナブロンドの女性だ。
軍服に似たデザインの服装に、背中には縦250cm、横100cm程の巨大な長方形の黒い鋼鉄の箱を背負っている。
「社内情報です」
「私はSMI社の社員だ」
「本社社員では有りません」
「だからSMI社の大西洋支部から――いや、もう良い。済まなかったな」
恐らくまだ書類が来ていないのだろう、と判断し、特例を認めない仕事振りに一言。
「職務御苦労。時間を取らせて済まなかった」
「恐縮です」
受付職員が頭を深々と下げる。
- 506 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 21:53:40 ID:1zYWYsTo0
- >>505
「(…棺桶が…歩いてる?)」
第一印象はそれ
「…本来、社員ってのはあーいうのを言うんだろうねぇ、紅夜くん?」
となりの不良社員にひとこと
もっと不良社員が言う、メクソハナクソ
「…SMI、か」
膝に肘、その上に顎を乗せてボーっと眺めてる
- 507 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 21:54:11 ID:g4lxCBLQ0
- >>504
「ふーん」
何とかする、ね。
「……ふーん……」
面白くないとでも言いたげに。
「ん。何だ奢ってくれんのか?」
手にはレジ袋。買い物はしてしまっていたけど。
- 508 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 21:55:38 ID:g4lxCBLQ0
- >>505
「……SMI」
その名だけ、少し記憶に留めておく。
>>506
「あ?……あー。そうだな」
だから?みたいな雰囲気。言っても無駄だね!
- 509 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 21:58:20 ID:1zYWYsTo0
- >>507
「(無気力な若者だなあ…まったく…)」
ふぅ、と鼻を鳴らす
「んなトコだけちゃっかりしようとしてんじゃねーよ」
「なぁ、SMI社って何だ?」
受付の方向のやりとりを見ている
>>508
「……って、知らんのかい」
- 510 :――――:2009/10/11(日) 22:01:17 ID:/k2gysHgO
- >>506
「貴方もカードを失効したのか」
視線に気付き話し掛ける。
「私は出直せば良いが……貴方はどうするつもりなんだ?」
>>506
「千夜ミリタリーインダストリー。治安維持部門民間軍事部、と言った方が通りが良いか」
ふと紅夜を見て言う。
- 511 : ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 22:03:18 ID:g4lxCBLQ0
- >>509
「……はあ」
意味ありげな溜息一つ。
「ちっ……。駄目か」
「ああ、知らん。あんたは?」
>>510
「ああ。何となく分かった」
ふうん、と頷いて。
「そんなんでも通してくれねえのか。結構面倒だな……」
- 512 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 22:07:12 ID:1zYWYsTo0
- >>510
唐突に話しかけられハッとする
「…いや、俺パートなんで」
見るからに企業戦士のお方の前に
見るからに派遣社員なヤロウが居る状況
「……多分、コレ…かな」
首をピッとかき切るポーズ
「…ちょいと真面目に仕事しようと思った所なんだけどね」
「(…なるほーど、だからSMIね)」
>>511
「ため息、多いね」
「今言った通り、だろ」
- 513 :――――:2009/10/11(日) 22:11:03 ID:/k2gysHgO
- >>511
「大西洋支部から出向して来たんだが……どうやら書類より先行してしまったらしい」
プラチナブロンドの長髪を揺らしながら肩を竦める。
背負った鋼鉄の長方形が重厚感たっぷりに揺れる。
>>512
「いや、それは違うだろう」
思案する素振りを見せたが即座に否定する。
「私はこの都市での人手不足が深刻になったから大西洋支部から出向して来たんだ」
自分がここに来た理由を言って。
「貴方がクビになる、というのは考え難い。余程勤務態度が悪いなら別だろうが」
- 514 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 22:13:06 ID:g4lxCBLQ0
- >>512
「……ま、色々とあるんだ」
本当に色々とね。
「……あんたは首にならねえだろ。多分」
>>513
「大西洋……また遠い(?)ところから……」
少々驚いたように。
「……あ、でも。魔法とかがあるならそうでもねえのか……?」
- 515 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 22:19:02 ID:1zYWYsTo0
- >>513
「そう、スかね」
ふーむ、と唸る
「なぁ、えーと…治安維持部門、とか言ってたよな」
唐突に、話し始める
「あぁ、俺、甲(カブト)って言います」
と、思ったのだが思い出した顔で
先ずは名乗り、礼
「以前に、空き交番に勤務する…って職務を聞いたんだが」
「それの担当部署は何処っすかね?」
>>514
「うじうじしてんじゃねーぞ、それでなくとも目付きわりーんだから」
「むすっとすんな、な」
背中を叩く
「アホ、今時パートの保障なんざ誰もしてくんねーよ」
- 516 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/11(日) 22:27:20 ID:/k2gysHgO
- >>514
「いや、私は軍用機で来た。以前仕事を受注した国と懇意にさせて貰っていてな」
否定する。
「魔法は個人の素質が物を言う。第一に数を必要とする大規模な戦闘組織には向かない。私も魔法は使えなくてね」
>>515
「ああ、失礼した。私は治安維持部門民間軍事部、上級指揮官のセウァリス・グリュンヒルドだ」
軽く敬礼。背中に背負った巨大な箱が重たげに揺れる。
「空き交番か……治安維持部門に間違いは無さそうだ。恐らく警備保障部か、機動部隊か……」
- 517 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 22:33:42 ID:g4lxCBLQ0
- >>515
「……うっせえな」
少し口を尖らせて。
「あ、っそう……。ま、何とかなんじゃねえの?」
>>516
「ああ、成る程……。まあ、俺もその手の魔法は使えねえな……」
「ん、ああ。悪い。俺は東雲紅夜だ」
- 518 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 22:36:25 ID:1zYWYsTo0
- >>516
「軍事部…はー…」
広い広いとは思っていたが…こりゃ無い部署を探す方が大変だ
などと思いつつ、見よう見まねで敬礼を返す
この頃には椅子から立ち上がっていて
「なるほど、ね…ありがとう、せうぁ…リス、さんだっけ?」
発音し辛いなぁ、と内心
あだ名の模索が始まりました
「さて、こーいう話は誰にすべきかね…」
さっちんに出来りゃ手っ取り早ぇんだがとか
でもあそこまでいけねーしなぁとか
ブツブツ
>>517
「じゃあもう何もいわねー」
「ピリピリピリピリ…テメーはハバネロかっつの、このハバネロ少年」
- 519 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/11(日) 22:44:16 ID:/k2gysHgO
- >>517
「失礼。千夜プライベートミリタリーカンパニー上級指揮官、セウァリス・グリュンヒルドだ。宜しく頼む」
再び敬礼。
「私は専ら自分の武器を使うが、君はどう戦うんだ?」
>>518
「発音し難いかもしれないな」
軽く笑って黒い色素の抜けた瞳で甲を見る。
「治安維持部門なら統合戦略局、全体の事に関してなら統括部が妥当か」
上を見て、再び顎を引く。
「余り良い事では無いが、民間軍事部では要職に着いている。復職後で良ければ多少の便宜は図れるが」
- 520 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 22:52:54 ID:g4lxCBLQ0
- >>518
「……何だそりゃ」
苦笑して甲を見て。
「呼ぶか?アイツ。来てくれるかは知らねえけど」
>>519
「ああ、よろしく」
敬礼だなんてかたいなとか思いながら。
「俺の武器は俺自身、さ」
- 521 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 22:55:31 ID:1zYWYsTo0
- >>519
「(…ファリス…あぁこりゃ駄目だ…リス…動物やん)」
あだ名模索中
「(やれやれ…あぁ、もうこれだから大企業は向かん…)」
頭がこんがらがって来て
「えぇと、要するに」
とりあえず、便宜を図ってくれるといったセウァリスに正対
「この街、かなり警察が舐められてるんスよ」
まだ、自分が幼かった時
交番のおまわりさんは強く、優しく
小さな街の頼りになる存在だった
「……なんか俺、そーいうの許せなくて」
この街に
そういう存在が居ないのなら
「だから、力…貸したいんすよ」
俺が、なる
セウァリスを見続けた瞳は、一度も揺るがなかった
>>520
「お、笑った」
その表情にニッとして
「良いよ、これは俺の問題」
再びセウァリスを見る
- 522 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/11(日) 23:04:38 ID:/k2gysHgO
- >>520
「成程。それが一番かもしれないな。武器を失う危険が無いのは立派な強みだ」
何か思う事があったのだろう、頷いて。
>>521
「成程。素晴らしい熱意だ」
目を細めて甲を見る。
「警察と言うのは犯罪者を捕まえるだけの組織じゃない。犯罪を抑止する為の組織でもある」
言って言葉を切る。
「可能な限りの便宜は約束させて貰う。具体的にはどんな事をしたいのか教えて貰いたい」
- 523 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 23:08:22 ID:g4lxCBLQ0
- >>521
「そりゃ俺だって笑うさ」
心外だと言うかのように口を尖らせて
「ん、そうか」
>>522
「経験あり、か?」
首を傾げてくつくつと笑って
- 524 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 23:14:28 ID:1zYWYsTo0
- >>522
「どうも」
ぶっきらぼうに返す、だけど褒められてちょっとうれしい
下を向いて鼻を擦る
「具体的には、まぁ最初の話に戻るんスけど」
顔を上げて
「駐在所、もしくは交番をひとつ、俺に預けて欲しい」
「あぁ、手不足で空いてる交番で良いんスけどね」
出来れば宿直できるような感じの奴希望
>>523
「そうかぁ?俺の前じゃ皮肉めいた"ククク…"みてぇなキモいのしか見た事ねーぞ」
「求めりゃ与えられるさ、でもそれじゃ意味がねえ」
- 525 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/11(日) 23:22:38 ID:/k2gysHgO
- >>523
「昔所属していた軍で敵に奪われてな。あの時は肝を冷やしたよ」
思い出してかすかな笑みを浮かべる。
「今は……奪えるような武器は使っていないから問題無いがね」
>>524
「丸々一つか……閣下と直談判する必要が有るかもしれないが、任せてくれ」
思案しながら一つ頷いて。
「ここに来るまでに地理把握も兼ねて見てきたが、空き交番や駐在所はよく見かけた。恐らく大丈夫だろう」
- 526 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/11(日) 23:29:46 ID:g4lxCBLQ0
- >>524
「そういやそんな時もあったねえ……」
ま、あの時はあの時。
>>525
「奪えねえような武器……。興味あるな」
「だけど。悪いが時間なんでな。そろそろ行くわ。じゃあな」
二人に向かって軽く頭を下げる。
そしてそのまま。受付を通ってビルの中へと消えていった。
- 527 :甲/俺、無音、窓辺にて:2009/10/11(日) 23:34:29 ID:1zYWYsTo0
- >>525
「閣下、つーのは……さっt…や、夜刀神総帥か?」
ヤトノカミソウスイ
自分で言い直しておいて背中がかゆくなってきた
あぁ、こんなんだから大企業向かねーんだコイツ
「それだったら俺も行く、俺のわがままだからな」
>>526
「……」
"そんな時"、か
「…あぁ」
引きずるのは好きじゃねぇ、だから怒りを持つのはコレきりにしろ、甲
人は変わる
その足を引っ張るのは、俺のする事じゃない
「今度からはもっとまともに面白い事に笑えよな?」
しては、いけない
湧いた感情は鎮める
- 528 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/11(日) 23:41:12 ID:AZ1C/eEc0
- ヒャッハー! 汚物はしょうd……じゃなかった。
ふひー危ない危ない、あとちょっと気付くのが遅れてたら絶対捕まってたな〜。
【およそ似合わないピンク色に塗装された自転車を漕いでやってきた女】
【全身の黒い衣服と真っ白な肌のコントラストが…と言いたいが、頬は赤くだらしなく緩んでる】
第一お酒くらい一個二個持ってったって売上変わんないって。
いやーでもマジ警察ちょれーッスわ。マジ。ふへへ。
お、何の話してーんのっ?
【とかほざきつつキコキコ自転車をこいで3人に接近】
- 529 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/11(日) 23:44:52 ID:/k2gysHgO
- >>526
「いつか見せる機会が有るだろうな。無いに越した事は無いが」
軽く笑って紅夜を見送る。
>>527
「む、いかんな。癖が抜けていない。元々軍籍に居てな。今と大して変わらないが」
どうも高い立場の者を閣下と呼んでしまうらしい。
「ふむ。総帥と旧知なのか。だが……その前に一つ確認したい事が有る」
言って鉄製の箱を床に置く。
どずん、と重たい音。
「――少し前、ある国が壊滅的な被害を受けた。それで国際指名手配を受けている者がいる。それは、貴方だろう」
佇まいを正す。
「貴方の人となりは概ね把握した、何かしらの理由があったのだろう。疑っているわけじゃない。繰り返すがこれは確認だ」
一部の隙も見当たらない、軍人らしい表情を覗かせて。
「自分は間違っていなかった、と胸を張って言えるか?」
- 530 :甲/俺、無音?いや、無理っす:2009/10/11(日) 23:52:46 ID:1zYWYsTo0
- >>528
「タイーホ」
女子だけど
アイアンクローしようと手を伸ばす
「あとビルん中にチャリで乗り込んでくんなぁああああ!!!!!」
>>529
アイアンクローの腕を一度止めて
「―――…へぇ」
遂に来たか、と心で思う
眼に焼きついて離れない光景を網膜に描く
ザラザラと、心にこびり付いた出来事を思い出す男の顔は
「あれは、やらなきゃいけなかった」
「あれで何かが変わったか、それは知らん」
だけど、と続けて
「あの事だけは、誰にも間違ってたなんて言わせねぇ」
罪人である自分
それを知る"千夜治安維持部門"の人間
衝突も止む無しという状況で
自分の今を捨ててでも、男は自分の過去を肯定した
- 531 :甲/俺、無音?いや、無理っす:2009/10/11(日) 23:54:23 ID:1zYWYsTo0
- >>530
//追記
//ザラザラと、心にこびり付いた出来事を思い出す男の顔は
↓
//ザラザラと、心にこびり付いた出来事を思い出す男の顔はセウァリスを見据える
- 532 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/11(日) 23:58:21 ID:/k2gysHgO
- >>529
「失礼した。済まなかったな」
甲の目を見て相好を崩す。
「千夜に所属していたんだ、閣下の判断に間違いは無いだろうが確認したくてな。試す様な真似をして済まなかった」
深く頭を下げる。そして頭を上げると虎姫の方を見て、
「さて」
と呟く。
>>528
「唐突に済まないが」
先程甲の言っていた警察を嘗めている人間が目の前に。
「警察に追われるとは、何をしたんだ?」
- 533 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 00:02:22 ID:AZ1C/eEc0
- >>530
うほーあ! いきなりなんスかぁー!
【ガッチリホールドで停止】
てめー! チャリンコは人類の足でっせ! 足!
人間は考える葦とも申しますぜ!
つまり足で踏みこんで何が悪いって僕は言いたい! ドゥーユーアンダスターン!?
【酒臭い息を吐いて反論】
>>532
オッス、オラしゅてn……あ、ハイ、唐突ですねなんですか。
あー、えっと。そのなんですか。
ポクポクポクポク チーン
そう! お酒を飲んで歩いていたところ職務質問されて不審者と勘違いされただけの
私はいち善良な市民で決してお酒を盗み取って終われたりなどはしておりません。
【アイアンクローで目を覆われたままの女が大人しく答える】
- 534 :甲/俺、無音?いや、無理っす:2009/10/12(月) 00:05:43 ID:1zYWYsTo0
- >>532
「……ち、良いよ」
どうせ逃げられん問題だ、とぼやく
逃げられない
いずれ、追いつかれて―――…しかし今は、まだその時では無い
「あぁ、ソイツは警察っつーか…全てを舐めとるな」
アイアンクローしようとした手はがっちりと
>>533
「わっかんねーよ馬鹿!人類だろうがネアンデルタールだろうがTPOはわきまえろ!」
「なに普通に自動ドアチャリで突破してんだ!いやがらせ以外に想像がつかんわ!」
ギャーギャー口論
- 535 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 00:09:34 ID:/k2gysHgO
- >>533>>534
「成程、そうか」
にっこりと笑う。軍籍の似合う美人の笑顔はやはり怖い。
「では警察に引き渡そう。甲、お手柄だな。離すなよ?」
言いながら携帯電話を取り出す。
- 536 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 00:13:39 ID:AZ1C/eEc0
- >>534
なんだお前ネアンデルタール人ディスってんのか!?
そもそも古来の人間の文化に『芸術』という文化がハッキリと誕生したのは
ネアンデルタール人の壁画が最初だと言われその後一つの価値観として定着した
美意識というジャンルを発足させたネアンデルタール人の偉業はあなどりがt
自動ドアなぞ眼中にねーぜ!!!!!!!!!
【バッ!バッ! と風切り音が聞こえそうなくらい大げさに腕を上、それから】
【下に振って最後に肘を曲げグッとガッツポーズ】
>>535
イエア! 人を疑う心の愚かさを両親から学ばなかったのかい!?
まってその携帯電話怖い! なんか怖い!
えーとえーと……なんとか止める方法は……
…あ
驚かせる
泣かせる
にア怒らせる
(……これで怒らせられるかは難し…いやまぁ、話反らすって意味でいいかー)
……お前んとこの社長、仕事してんの?
【ボソッと、でも一応聞こえる程度の声量で呟く】
- 537 :甲/俺、無音?いや、無理っす:2009/10/12(月) 00:17:54 ID:1zYWYsTo0
- >>535
「あー…?あいよー…」
迅速な対応に舌を巻く
「……うーむ…」
思考
「(まぁ…コイツだし、いっか)」
酒臭い女の様子に頷き
お任せモードに入りました
>>536
「ハイハイスゴイデスネー…って知るか!ネアンデルタール人なんぞ!!そもそも第何形態人類かも知らんわ!」
「嘘付けやぁああああ!普通に"ウィーン"って開けて入って来たじゃねえかぁあ!!!眼中入ってるよそれ!」
そして、ぼそっと
「……おい、そろそろゴメンナサイしとけ、あのお人は冗談通じるタイプじゃねーぞ…」
- 538 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 00:22:53 ID:/k2gysHgO
- >>536
「少なくともお前を逃がす様な温い人員配置はして居られないな」
携帯電話から口許を話し、ぞろぞろとやって来る警備員を背に虎姫に言う。
「反省の様子は無し。執行猶予はつかないな。情状酌量の余地も無い」
状況、悪化。
>>537
「手柄は手土産になる。便宜を図るには良い滑り出しだな」
等と上機嫌で言う。
- 539 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 00:26:31 ID:AZ1C/eEc0
- >>537
凄いでしょー。ってなわけで見逃せやボケ。
【アイアンクローの手を両手で引き剥がしにかかる】
イヤー最近の自動ドアは偉いねー人間より偉いぜ。
自転車と徒歩の区別もせず開けてくれる。まるで聖人だぜ!?
>>538
あー待った待った! ストォオオーーッ!
【ばたばたと手足をばたつかせる】
そっちがその気ならこっちにもそれなりの用意があるぜ!
ていうか離してアイアンクローマジ痛い!!
- 540 :甲/俺、無音?いや、無理っす:2009/10/12(月) 00:31:01 ID:1zYWYsTo0
- >>538
「(うわぁー…来た来た…オラオラ系屈強集団…酒女、終わったな…)」
「ま、まぁ…酔っ払いだし、穏便にお願いしますね…?」
>>539
「そりゃ昔っからだっつのアホ」
何で自動ドア論議?考えちゃ駄目クサイ
「見逃された方が、後でコエーぞっと」
周囲を包囲されたのを見て、拘束開放
「警察24時でモザイクと音声変えられて出演するパターンだのぅ」
「(今日は無理か、まぁ良いや)」
「じゃ、後任せまーっす」
取り囲んだ屈強な男とか軍属の女の人とかに後を任せて
とっとこドアから帰った
//げんかいきたおれねるごめん
- 541 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 00:36:16 ID:/k2gysHgO
- >>539
「ふむ」
携帯電話を離す。
「見逃して欲しいのなら脅すのではなく、見逃す事で我々に発生する利益を話すべきだぞ」
にこりと笑ってプラチナブロンドの髪をかきあげる。
「交渉と行こう。何を提供できる?」
>>540
「ああ、明日にでも話しをつけよう。またな」
軽く手を挙げて見送る。
//お疲れ様でしたー!
- 542 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 00:41:27 ID:AZ1C/eEc0
- >>540
ふはははそんなことは知らん!
さーさー早く逃げた方がいいぜ! ここは戦場になる…フヘヘヘ。
【舌をぺろりと出してウィンクし見送る】
>>541
私に交渉で勝負を挑むか……それもいいだろう!
提供できるモノね……ふんふん。
【ポケットに手を突っ込む。盗んだお酒が出てくる】
……
【帽子の中に手を突っ込む。盗んだ柿ピーが出てくる】
……
【袖の中に手を突っ込む。石ころで作ったチェスの駒が出てくる】
……
カ・ラ・ダ♪ ……なーんちて…
【くねっと体をくねらせてから、かなり間をあけて苦笑い】
- 543 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 00:44:44 ID:/k2gysHgO
- >>542
「分かった。素晴らしいな。是非体で払って貰おう」
にこりと笑い、頷く。
「労働力を提供してくれるとは。なに、大丈夫だ。福利厚生はしっかりしている」
- 544 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 00:51:28 ID:AZ1C/eEc0
- >>543
そぉぉおおっちすかぁーーーーっ!?
僕は流れる名無し草、荒野の平原をローリングするタイプなんですけど!?
【口を大きく開けて驚く】
あと基本的にお酒常用だしテンションウザいし働き先でなんか盗んだりしちゃうよ!?
やーめといたほうがいいって!
それに僕、あんまり人づきあいも好きじゃないしさ〜。
【首をぶんぶんと何度も横に振る】
- 545 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 00:58:57 ID:/k2gysHgO
- >>544
「む、駄目だぞ。労働は大切な事だ」
そこで何やら話を呑んだらしい受付係の女性が書類とペンを持って来る。
「有り難う」
プラチナブロンドの女はそれを受け取ると虎姫の前に出す。
「これに署名をすれば、君は晴れて釈放だ。酒を盗んだ所には私が代金を払っておこう」
ある意味釈放。ある意味逮捕。である。
- 546 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 01:06:34 ID:AZ1C/eEc0
- >>545
あーあー分かった、分かったけど待った!
色々説明はおいおいして貰うとして、アンタ、僕っていちお犯罪者よ?
まぁ、自分自身あんまり気にするほどの自覚はないんだけどさ。
【顎を引き上目づかいに見上げる】
そんなヤツを雇う? 大企業が? ハッ、アンタら面接でもすれば
いっくらでも必死こいてゴマ擦るタイプの『優良社員サマ』が手に入るでしょうが。
そんな所が僕を雇って、一体なんのオシゴトさせる気よ?
【腰に手を当てて、胡散臭いモノを見る目で今度は見下ろすように顎を上げる】
- 547 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 01:17:13 ID:/k2gysHgO
- >>546
「私は傭兵だ。金のために、国益や国の掲げる正義という大義名分の元に犯罪者でも無い者を散々殺して来た」
唐突に自分の身上を言うと、じっと虎姫の眼を見る。
真剣みを帯びた瞳は色素が薄く、血管を通る血液の色が透けて見える。
「大義名分があったから、仕事だから。そんな物は誤魔化しだ。私は大量殺人者だ。酒を盗んだ者とどちらがマシだ?」
犯罪者だろうが受け入れると言って相好を崩し、話を続ける。
「何をさせる、か。恐らくは警察の真似事になるだろうが……甲次第だな」
虎姫が署名したら、その書類を虎姫を捕まえた甲に託すつもりらしい。
「まあ、無理強いはしないがな」
- 548 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 01:27:12 ID:AZ1C/eEc0
- >>547
……で、つまり言いたい事は、『素質あれば誰でも良し』ってワケね。
成程……――じゃあさ。
【言いつつも気付かれないようベルトに刺した刀をささっと地面に垂直に立てて】
【コートの前を寄せ、見えないように隠して】
僕にその警察だかの肉体労働を御所望なのはどういうワケ?
これでもワタクシ、線の細い色白病弱なセクシーレディーですのよー♪
【台詞の上ではそう言いつつも、試すような挑戦的な視線をまっすぐ女の目に向ける】
- 549 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 01:36:48 ID:/k2gysHgO
- >>548
「妙な真似はするなよ」
厳しい口調で言う。
だが、コートの中で動きがあったのは朧気ながら分かったが、一体何をしたのかは分からない。
「武術の専門家では無いが私も軍籍に入って長い。体の動き方が一般人と違う程度の事は判る」
す、と冷たい印象の眼が細められる。
「体の捌きではお前の方に利が有る事もな。大方武術を学んだ人間だろう。警察活動に従事する事も出来ない訳ではあるまい」
嘆息するように息を吐くと、呆れ顔になる。
「というか、お前に事務仕事が出来るように見えん。それが一番の理由だな」
- 550 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 01:45:50 ID:AZ1C/eEc0
- >>549
……いやー、流石ねぇ。参った参った。
そんじゃ、ほれ。
【眉尻を下げて乱暴に書類とペンを奪い取ると署名に『酒呑屋 虎姫(仮)』と殴り書き】
【さらに片隅の空白に何か小さい文字をちょいちょいと書き込み中】
まぁ頭の方は自信無いよワルカッタネ。
テキトーに働かせてもらいますわな。
【書いてる最中にふと手を止めて顔を上げる】
そーそ、あのさ。これ一ッ番重要なんだけど、『勤務中にお酒』飲んでいい?
お酒飲んでないとテンションガタ落ちでさー。
【へらへらと緊張感なく笑う】
- 551 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 01:54:16 ID:/k2gysHgO
- >>550
「ふむ、仮名なのか。事情が有るのだろう、深く詮索はしないが」
片眉をぴくりと動かすが、納得した素振りを見せる。
「酒を呑んでないと仕事出来ない程気力が失せるというなら、仕方無いだろうな」
警備員達にもう良いと指示し、元の持ち場に戻らせる。
「それで、何を書いている?」
- 552 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 02:05:31 ID:AZ1C/eEc0
- >>551
話が分かるね。気になるんだったら5万ね。
【指で輪を作ってイの口で笑う。若干下卑た笑い方だ】
それほどじゃないんだけど……私もよく分かんないけど、
気付いたら全裸で血まみれだったり、周りにでっかい彫刻があったり、
周りの人から話聞いてみたら「さっきまでヘンな押し殺した笑い方してた女とは思えない」とさ。
よほど酷いらしいね、僕その話聞いた瞬間「なんだそれー」って大笑いしちゃってさ!
【可笑しさに身をよじり、からからと快活に笑い声を上げる】
あ、これ? ほい。
【書類を返す。署名の他に空白には『11万2500円+300円×2 支払いヨロシク♪』】
イェー。
【傍らに置いたピンクの電動自転車にもたれかかりVサイン】
- 553 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 02:12:00 ID:/k2gysHgO
- >>552
「結構だ。――ふむ」
精神疾患か、と一瞬思い、今考えても仕方無いかと一度軽く首を振る。
「出来たか。どれ」
受け取り、書類を眺めて――
「……何だこの金額は」
口をへの字に曲げて尋ねる。まあ、分かるが。分かっているが。
- 554 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/12(月) 02:16:05 ID:AZ1C/eEc0
- >>553
支払は頼むぜとっつぁん! いい上司を持って僕は幸せだぁ〜…
【感涙、と袖で目元を拭い実にいい笑顔】
ってか上司アイツかー……短気そうだなぁ、面白いけど。
そんじゃ、勤務場所とかはおいおい連絡しといてクダサーイ。
んじゃね!!
【くるりと背を向け自転車に跨る】
(まー暫く逃げ回ってりゃ働かずに済むでしょ。ニヒヒ)
【考えてる事はロクでもない】
- 555 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/12(月) 02:26:26 ID:/k2gysHgO
- >>554
「……貸しにしとくぞ」
自転車で走り去る背中に一言。
受付係に書類を預けると、黒鉄の長方形を背負って自身もその場を後にする。
- 556 :ウリュー/無自覚の破壊者:2009/10/12(月) 22:47:41 ID:PBnIervYO
- 「……全く。どうしてこんな場所に都市が成立しているのか理解しかねますよ」
てこてこと、腰まである黒髪を揺らしながら少女が歩いている。
「しかし、何故でしょう」
ぴたりと止まり、辺りを見渡す。
「ただ歩いているだけなのに酷い罪悪感というか……申し訳なさを感じるのは……」
【ぞろ目ブレイク!】
- 557 :白馬:2009/10/12(月) 22:53:07 ID:.6prKP66O
- >>556
「マジっすかwwwwwwwゾロ目破壊しちまいましたぜwwwwwwマジパネェッスwwwwww」
【何か白い物体が通り過ぎて行きました】
- 558 :ウリュー:2009/10/12(月) 22:56:01 ID:PBnIervYO
- 「あぁ……ん?うん、…んん?」
通り過ぎた物体に何やら百面相。
- 559 :白くまダンディ:2009/10/12(月) 23:01:22 ID:.6prKP66O
- >>558
「つまりだ……小生は思うわけなんだ……貴方の勇気ある行動を讃えようとね?」
【次に現われたのは白い熊……優雅にティーカップを持っていた】
- 560 :ウリュー:2009/10/12(月) 23:08:08 ID:PBnIervYO
- >>559
「――成程。此処はむしろ都市という形を取ったダンジョン、そういうことですか」
友好的っぽいがモンスターもいるし、と呟く。
「くまさんくまさん。くまさんは此処に棲んでるんですか?」
- 561 :白くまダンディ:2009/10/12(月) 23:11:35 ID:.6prKP66O
- >>560
「うむ、よくぞ聞いてくれた……小生はね、住んでいるわけじゃないんだ……たまに、発生するんだよ」
【小生はモンスターじゃないぞ?……そう言って話を続ける】
「発生……つまり小生はある条件下により生まれ出でる……いわば時空の歪みだね……」
- 562 :ウリュー:2009/10/12(月) 23:18:57 ID:PBnIervYO
- >>561
「にゃるほど、わかりました。いえわかりませんでしたがわかった事にしておきます」
また後でゆっくり考えよう。
「友好的関係を保てるなら別に何でも構いませんしね」
私もお茶ーなどと言いながら首から下げた小さなポーチから水筒を取り出して飲み始めました
- 563 :白くまダンディ:2009/10/12(月) 23:23:02 ID:.6prKP66O
- >>562
「昔の偉人が残した言葉に……こんな言葉があります……」
『こまけぇこたぁいいんだよ!』
「なんと素晴らしい言葉でしょう……小生、心底感服いたしました……」
【お茶を飲んでいる少女と白くま……結構シュールである……】
- 564 :ウリュー:2009/10/12(月) 23:30:53 ID:PBnIervYO
- ひとまず飲み終え水筒をポーチにしまう少女。
「さて、当面はこの街の構造を調べ回らなければ。それよりも適当な野宿先を決めた方が良いでしょうか?」
- 565 :白くまダンディ:2009/10/12(月) 23:36:19 ID:.6prKP66O
- >>564
「ですな……小生の記憶が正しければ……この都市には様々な宿泊施設があるはずです……そこをあたるのが得策かと……」
【ネクタイを締め直し……え?……うん、そうなんだ……この白くま……ネクタイを着けているんだ……】
「では……小生はそろそろおいとましますぞ?……頑張ってくだされよ!名も知らぬ御方!!」
【そう言い残し、ノシノシと去っていった】
- 566 :ウリュー:2009/10/12(月) 23:40:27 ID:PBnIervYO
- >>565
「あぁ、ありがとうございますー。ふむぅ、普通に生活してそうなくまさんです」
どんな熊だそれは
「時空のゆがみ……うふふ、俄然燃えてきました!制覇目指しますよー!」
てこてこと再び歩きだした。
- 567 :甲/新章突入!:2009/10/13(火) 13:19:42 ID:KE2UskXwO
- 「……と、いうわけでだ」
【中華飯店・海王亭】
向き合う男と、子供店長
「俺、ここ辞めるから」
『…』
「……(ゴクリ)」
『…今日の』
「……今日の…?」
『今日の晩ごはん、何が良い?』
「……ごはん?」
きょとんとする男
対する少女はニヤリと笑う
『門出でしょ?めでてえ事は祝わせろ』
「て、テンチョー…」
『…ふん、ほんのすこーーしだけ寂しくなるけどね』
目には、僅かに光る物が見えて
「テンチョー…!」
お互い様と言わんばかりに、男の目も潤む
『……勤め先はどこだい?たまには顔くらい見せに…ん?』
男は店の外を指差す
「………」
程近くの、小さな建物
『…あそこが…どうしたんだい?』
「…勤め先、アレ…」
店から歩いて30秒
目と鼻の先
静寂、沈黙…時は止まる
『……メシ抜き』
顔を赤くし、震える声を発して
少女店長は厨房に消える
後に残されたのは
顔面に蹴りをクリティカルヒットされて伸びた男だけでしたとさ
- 568 :√/居候少年:2009/10/13(火) 17:31:32 ID:fP94A.NgO
- ザッ ザッ
「ふぁぁ……くぅ…」
海王亭の前を、箒で掃除している少年
「……zzZ」
立ったままウトウトと船を漕ぐ
- 569 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/13(火) 21:56:24 ID:.6prKP66O
- 「……」
【夜の街を白い服の男が歩いている……】
「ミアとアウテリートには伝えたし……たまには私の手料理をツィーに食べさせてあげようじゃないか……」
【どうやら買い物に来ているらしい……しかし、どこか足元がおぼつかない……】
「ミアに薬を貰ったとは言え……辛いなぁ……」
【テクテクと道を歩いていく】
- 570 :三浦 メイ/メイド服と短機関銃:2009/10/13(火) 22:43:47 ID:Qq9HY0cU0
- 「さーのすーけすけざんばとー♪」
一人で歌いながら道を歩くメイド服姿の少女
肩のあたりで切り揃えられた黒髪を揺らしてフラフラと
- 571 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 21:34:25 ID:.6prKP66O
- 【人の通らぬ路地裏】
【そこでは白い服に身を包んだ男性が一人壁にもたれかかっていた……顔色は酷く悪い……額からは珠のような汗が流れ落ちている……呼吸も荒かった……】
「なんてこった……頑張り過ぎたな……」
【そう呟いた男性の体は、大量の水に中和される墨のように歪んでいた】
- 572 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 21:39:21 ID:EZHvaBxoC
- >>571
【スッ、と初めからそこに居たかの様に音もなく、唐突に現れる女】
……やはり、余り大丈夫ではない見たいだね
【少し、距離を置いた場所から話しかける】
- 573 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 21:42:18 ID:.6prKP66O
- >>572
「!」
【それに気付いた瞬間、体の歪みは唐突に消え、いつもの状態に】
「おや……こんばんは……夜の散歩かい?女の子が夜に歩き回るのは危ないよ?」
【何事も無かったかのように、男性は笑いかける】
- 574 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 21:45:17 ID:EZHvaBxoC
- >>573
ああ、こんばんわ……
【軽く、頭を下げ】
ククク……心配してくれるのは嬉しいが、僕は上弦の方が心配だね
【大きく一方近づいて】
- 575 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 21:49:31 ID:.6prKP66O
- >>574
「……フフン……私は心配されるほど年寄りではないよ?」
【いつもと同じ笑顔、いつも違う顔色……大量の汗……明らかに様子がおかしいのはわかった……】
「ほぉら!こんなに元気!」
【そして、反復横跳び】
- 576 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 21:57:49 ID:KZg1MerMC
- >>575
【反復横飛びを始めた上弦の肩を押さえ、目を合わせる】
僕は真面目に聞いているんだ……
【上弦と瞳を合わせる。恐らく、紫色の髪に隠れた片目も同じように見つめているだろう】
- 577 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 22:02:40 ID:.6prKP66O
- >>576
「……」
【その瞳を見つめ返し、上弦はため息を吐く】
「まったく……君は何歳になっても優しいね……」
【笑顔はいつもと同じ、触ったなら分かるだろう……体温もかなり高かった】
「なに……少し体調を崩しただけだ……なんでも無いよ……安心してくれ……」
【どこまでも、隠そうとするのが見え見えだった……】
- 578 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 22:11:27 ID:KZg1MerMC
- >>577
フフ、ありがとう……
【目線を逸らし、照れる】
……本当に? 上弦……嘘じゃない?
【瞳に涙をうっすらと浮かべ】
- 579 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 22:18:29 ID:.6prKP66O
- >>578
「うっ……」
【涙を見て、明らかに動揺している】
「あ、あぁ……嘘じゃないぞ?……私が君に嘘をついた事あったかな?」
【視線を逸らし、どもりながら言葉を口にする】
- 580 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 22:21:42 ID:EZHvaBxoC
- >>579
な、何度か……
【手を離し、涙を拭き取る】
まあ……僕の、心配し過ぎだったみたいだね……ごめん
【笑顔を向けて頭を下げ】
- 581 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 22:26:14 ID:.6prKP66O
- >>580
「あれ?そうだったかな?」
【頬を掻きながらしどろもどろ】
「君が謝らなくていいさ、有難う……私なんかの心配をしてくれて……」
【頭を下げているゼオラではわからないだろう……しかし、一向に上弦の顔色は悪く、汗も多い……何か隠している……それが妥当であろう】
「どうだいゼオラ……最近の調子は?」
【話題を逸らそうと無理矢理話を変えた】
- 582 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 22:30:45 ID:EZHvaBxoC
- >>581
…………
【ジト目になり、見つめて】
でも、何か困り事が会ったら、言ってね?
【頭をあげても笑顔のまま】
最近の調子? 普通だよ……いつもと変わらない
- 583 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 22:32:59 ID:.6prKP66O
- >>582
「あぁ……頼らせてもらうさ……」
【顔色は悪いが、いつものテンションに戻ってきたようだ】
「ん〜……変わらないか……彼氏は?出来たかい?」
【いつもの上弦である】
- 584 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 22:38:57 ID:EZHvaBxoC
- >>583
ああ……お願いするよ
【嬉しそうにして】
やだなぁ……僕は一応忙しいんだよ? 彼氏とか作ってる場合じゃないの
【ハハ、と自嘲気味に笑い】
- 585 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 22:42:28 ID:.6prKP66O
- >>584
「出来たならすぐに私に会わせなさい……そいつを地獄に送ってあげよう……」
【要するに許さないと言う事らしい】
「君はただでさえ可愛い……しかもそんな格好で……けしからん……」
【ゼオラの全身を見て呟く……完全にいつもの上弦が戻ってきました】
- 586 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 22:48:43 ID:O1o1pwYcC
- >>585
え? ……え? 普通、祝うんじゃないの?
【少し動揺しながら】
ありがとう……でも、けしからんって……
- 587 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 22:52:31 ID:.6prKP66O
- >>586
「君を他の男に渡すなんて考えられんな……」
【眼は本気の光を宿していた……しかし、彼の愛したゼオラと目の前ゼオラは別人な訳で……】
「だって……ホットパンツって!!小さいレラだけでもけしからんのに……君までも!?」
【もう完全にただの変態である】
- 588 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 23:00:11 ID:EZHvaBxoC
- >>587
は、はぁ……ありがとうね?
【少々困り顔ながらも嬉しそうである】
だって、動きやすいし……いいじゃん
【太股とか色々けしからん服装ではある】
- 589 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 23:04:04 ID:.6prKP66O
- >>588
(嬉しがっているのか、困っているのか……)
【よく分からない表情だったので、それ以上は何も言わない】
「だって……太股が……こんなに出て……男が黙っているとでも!?けしからん、実にけしからんぞ!悪い男が近づかないように注意しなさい!!」
【悪い男……強いて言うなら、この太股太股とけしからんけしからんと連呼する変態である】
- 590 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 23:08:06 ID:O1o1pwYcC
- >>589
いいじゃん、僕の服装なんて……
上弦、まるでお父さんみたいだね?
【笑いながらそう言う】
- 591 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 23:11:36 ID:.6prKP66O
- >>590
「よくない!よくないぞぉ!!……いや、私は見てるのは楽しいが……」
【やっぱりどうしようもない】
【お父さんみたい、そう言われて微妙な笑顔を浮かべた】
「そうかい?……嬉しいね……」
【笑顔は優しいのに、どこか曖昧な笑顔だった】
- 592 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 23:16:21 ID:EZHvaBxoC
- >>591
【そんな上弦の様子を見て楽しそうに】
ん? 僕、何か変な事言った?
【不思議そうに見て】
- 593 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 23:18:50 ID:.6prKP66O
- >>592
「……いや……最初に君がこの時代に来た時に、私の事を好きだと言ってくれただろ?……私勘違いしてしまってね……まぁ、父親として好き……嬉しい事に変わりはないんだけどね!」
【そう言って大きく笑った】
- 594 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 23:22:34 ID:EZHvaBxoC
- >>593
いや、上弦の事は好きだよ?
【笑いながらサラッと】
ただ僕の事を心配してくれていて嬉しいな……ってね?
- 595 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 23:28:24 ID:.6prKP66O
- >>594
「ん?そうかい?……まぁ、いいだろう……私も好きだからよしとしようじゃないか!」
【次は満面の笑み、扱いやすい男である】
「私はいつだって心配するぞ?君達の為なら多少体調を崩しても頑張るからさ!」
- 596 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 23:36:15 ID:O1o1pwYcC
- >>595
上弦……
【ギュッと抱きついて】
それは嬉しい、でもゆっくりと休んで欲しいな……
- 597 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 23:42:54 ID:.6prKP66O
- >>596
「ん……君から来るなんて珍しいね?」
【抱き締め返し、頭を撫でている】
「安心しなさい……私は不死身だからね……それでも休む時は休むし、頑張る時は頑張る……それぐらいの区別はできるさ……」
【いつものように甘くて優しい声でゼオラに言い聞かせる】
「ほら、離れなさい……汗が付いてしまうよ?」
【実際大量の汗をかいている為、ありえる事である……もっとも……それを消滅させる事が出来る上弦がそれをしないのは……やはり……】
- 598 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/14(水) 23:49:21 ID:EZHvaBxoC
- >>597
……だって、上弦が好きだから……
【しっかりと抱きついていて】
なら、良いけど……無理はダメだよ?
あ、うん……
【少し寂しそうに上弦から離れ】
- 599 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/14(水) 23:56:54 ID:.6prKP66O
- >>598
「よしよし、いい子だ……大丈夫……約束は守るさ……無理はしない……」
【そう言って笑った上弦の顔は一瞬だけ、いつもの元気な表情だった……】
- 600 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/15(木) 00:01:25 ID:O1o1pwYcC
- >>599
ホント、お願いね?
【ニッ、と笑顔を見せて】
さ、て……そろそろ帰ろうかな……
【腕を伸ばして羽伸ばし】
- 601 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/15(木) 00:07:38 ID:.6prKP66O
- >>600
「ん?そうかい?……なら私も……ツィーの所に戻ろうかな……」
【笑って答える】
「今日は有難う……お陰で楽になったよ……」
- 602 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/15(木) 00:11:34 ID:EZHvaBxoC
- >>601
帰ったらお風呂入って早めに寝よう……
【あくびをしながら独り言】
そういえば、あの子の家は見つかったみたいだね……よかったよ
【因みに、地図を渡したのはこの子である】
- 603 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/15(木) 00:14:39 ID:.6prKP66O
- >>602
「お風呂……だと……?」
【また変な事を考える変態でした……】
「あぁ……よかったけど……あの屋敷は何かがおかしくてな……あの子を一人には出来ないから……今は私が屋敷に常駐している……娘も妻も了承済みだ……」
- 604 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/15(木) 00:19:30 ID:EZHvaBxoC
- >>603
ん? ……どうかした?
【首をかしげ】
ごめんね……本当は僕が居た方が上弦に迷惑がかからなくていいと思うんだけど……
【大きなため息をつき】
- 605 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/15(木) 00:23:23 ID:.6prKP66O
- >>604
「い、いや……なんでも無いぞ?」
【変な事を考えていたのは言うまでもない】
「まぁ、仕方ないさ……でも私は楽しんでいるぞ?……ツィーと二人きり……じゃないけど……ゼオラと一緒に居た時みたいで……」
【気にするなと、上弦は言った】
- 606 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/15(木) 00:31:17 ID:DTK0wtesC
- >>605
ククク……そうかい?
【ニヤニヤ笑いを向けて】
それなら良かった……あ、そうだ
屋敷を探してみると色んな物が見つかったりするよ、幽霊とか……
【ニヤニヤ笑いを続けたまま】
【上弦が恐いものが嫌いな事を知ってのわざと】
まあ、いいや……帰ろ。今日は楽しかったよ
【来たときと同じように一瞬で消えていった】
- 607 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/15(木) 00:37:02 ID:.6prKP66O
- >>606
(……ば、ばれたか!?)
【眼を逸らして誤魔化し】
【幽霊と聞いて表情を引きつらせた……】
(ゼオラ……ドSになったな……)
【涙を流しながらそんな事を考えていた】
「あぁ、私も楽しかった……」
【そう言ってゼオラを見送った……ゼオラが居なくなったのを確認すると……その場でガックリと膝を着いた……脂汗を浮かべ……荒い息を吐く】
「早く……あの子の所に帰ろう……」
【そう呟き、ヨロヨロと立ち上がり、フラフラになりながら帰路に着いた……】
- 609 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/15(木) 19:01:31 ID:nePakxzo0
- 「…隠しきれないぃい…移り香がぁ…(ジャラン)」
「(ジャラン)いつしかぁ貴方にぃい、染み付いた…」
「誰かにぃ獲られるぅう…位なら…貴方、殺してぇ良いですかぁあ…(ジャジャン)」
「…」
「…いや、良くねえだろ」
【公園前交番】
警官ルックの男は夕暮れを急ぐ町並みにギターの音を届ける
選曲はアレだが
- 610 :ヴァイス:2009/10/16(金) 20:49:12 ID:/EtiECms0
- はたはた、はたはた。
市街地の上空をのんびり滑るのは、白い青年。
手には某店の青いビニール袋。
「……♪」
どことなく幸せそうな顔をして、はたはた。翼を動かす。
- 611 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 21:17:13 ID:yLjqJICg0
- お姉ちゃん、何してるの?
「……」
【無反応。ユリウスは退屈そうに】
ねぇ、お空を見ても面白くないよ……
- 612 :ヴァイス:2009/10/16(金) 21:21:00 ID:/EtiECms0
- >>611
「あ」
するっ。
青いビニール袋が手から滑り落ちる。
「――ッ!!!」
次の瞬間、
青年は、袋を追って急降下。
相当大切なものらしい。
- 613 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 21:21:15 ID:WDdmhg6o0
- ……お
【街を歩く黒ずくめの女性。コントラストで白い肌がより際立って見える】
【のんびりとした歩調で歩いては、手頃な壁を見つけて】
…… ペタペタ
【右手に束にして持ったシールのような物を左手で壁に貼り付ける】
よし、カンペキ。さーて次はーと…
【「これで無料」とか「さくら子」とか書かれたピンクビラを貼って回っているようだ】
- 614 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 21:30:29 ID:yLjqJICg0
- >>612
「……」
【青年を見ず】
あらっ、危なくないのかなぁ……
【心配そうに呟く】
>>613
「……」
【気づいていないようだ】
- 615 :ヴァイス:2009/10/16(金) 21:32:58 ID:/EtiECms0
- >>613
ひゅ――――――ん、と落下してくるのは某アニメ専門店の青いビニール袋。
>>614
「――――ッ!!!」
(あと少し……速く……速く!
……くそ、俺には速さが足りないッ!!)
かなり必死。
- 616 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 21:42:50 ID:yLjqJICg0
- >>615
ふっ……
【少女が息を吹くと、巨大な花が落下地点に出現。クッションになりそうだ】
- 617 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 21:47:27 ID:WDdmhg6o0
- >>614
あーあと……あっ、おーいそこの。
【手を振る】
悪いんだけどさ、この――ん?
>>615
……何落ちてきてんだ?
【上空を見上げ目を凝らす】
んー?
- 618 :ヴァイス:2009/10/16(金) 21:51:15 ID:/EtiECms0
- >>616
ぼふっ、と着地。つうか墜落。
「……あ、あず、にゃ……」
がしがしと頭を掻きながら、ビニール袋を手繰り寄せる。
>>617
落ちてきたのは青年でした。なんだかデジャヴ。
「……無事だぁ……」
ほっと息をつきながら、ビニール袋を抱きしめた。
- 619 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 21:54:06 ID:yLjqJICg0
- >>617
「……」
【振り向いて、顔を向ける】
>>618
大丈夫ですかー?
【近寄って、声をかける】
- 620 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 21:59:17 ID:WDdmhg6o0
- >>618
……――よっと。
【不意にビニールを掴もうと手を伸ばす】
>>619
そーそー、アンタでいーや。悪いけど、これ代わりに配ってくんない?
面倒なこと頼んでるのは分かるけど、ねっ!
手伝うだけ! 10枚でいいから!
【両手を合わせて頼みこむ】
- 621 :ヴァイス:2009/10/16(金) 22:04:16 ID:/EtiECms0
- >>619
「だい、じょうぶ」
ぶいさいん。
無表情で。
>>620
しゃっ、と手を払って。
「……シャァアアアアアアアアアアア」
威嚇。とにかく威嚇。
- 622 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 22:07:10 ID:yLjqJICg0
- >>620
「…………」
【チラシを凝視。眼隠し布のせいで見えていないと思うが】
>>621
そう。よかったぁー……
【安堵のため息をついて微笑む】
- 623 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 22:08:35 ID:WDdmhg6o0
- >>621
何よ釣れないわねー。
ちょっとくらい見せてくれたっていいじゃないのさ!
【口を尖らせてブーブー言いだす】
何? 青い春特有のそういう本かねフヘヘヘヘヘ…!
>>622
……えーっと、見える?
【布を取ろうと手をかける】
- 624 :ヴァイス:2009/10/16(金) 22:10:42 ID:/EtiECms0
- >>622
「……俺、丈夫だし。腕とか取れても生えてくるん」
びっくりボディ。
>>623
「シャアアアアアアアアァ……」
依然威嚇中。
白い翼をはたつかせて威嚇。とりあえず威嚇。
- 625 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 22:13:52 ID:yLjqJICg0
- >>623
「……」
【絶対見えていない】
【ッていうか、意思の疎通が出来ない】
>>634
すごーい! でも、やっぱり目のまえで人型の物がグチャッってなったらね……
【なかなか酷い言い回しをする幼女である】
- 626 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 22:14:29 ID:yLjqJICg0
- //ぐはっ……下は>>624ですな……
- 627 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 22:17:10 ID:WDdmhg6o0
- >>624
……
【暫く考え込んだあと、手のひらを拳でぽんと打ち】
赤き彗星の!
>>625
クッ! 厄介だぜ……こいつァ私の生涯始まって以来の難敵だッ…!
…そうだ。
【後ろに回って】
はーいちょっとごめーんねー。
【シールのようになってるビラを少女の背中に貼りつけようとする】
- 628 :ヴァイス:2009/10/16(金) 22:23:08 ID:/EtiECms0
- >>625
「……ショッキング」
何処となく長門系な男子であった。
>>627
「――!! 、」
びくんと反応したが、
「……ふしゅううううううぅ」
再び威嚇態勢に入る。
- 629 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 22:24:41 ID:yLjqJICg0
- >>627
【触ろうとした瞬間、姿が消えて少し後方から現れる】
「……」
【因みに、ユリウスは幼女、ゼオラは20歳前後】
>>628
でしょでしょー?
【笑い事では無いよ!】
- 630 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 22:27:28 ID:WDdmhg6o0
- >>628
くっそぉおおおおおおおおおおお
そこはさっき通りシャアァァァァでいいじゃないかぁぁぁ!!
ああ、負けた……私は何かに負けたぜ……
【がっくり肩を落として慟哭のうめき声を上げる】
>>629
ほぉうわっ! 何この子速い!
【振りかえってあらビックリ、さっきまで目の前にいた少女が背後に!】
その速さなら絶対素早く配れると思うんだけどなぁ〜……
ほれ。
【目隠しの上からチラシを貼りつけようとチラシを持った手を伸ばす】
- 631 :ヴァイス:2009/10/16(金) 22:31:24 ID:/EtiECms0
- >>629
「……ドイツではジャガイモをぐちゃぐちゃに潰してから食べるらしい」
だ か ら ど う し た
「ジャガイモ……マックポテト食べたい」
ひたすらマイペースさんであった。
>>630
(……あぶねえところだった)
袖で流れ落ちた汗を拭いつつ。
「……俺の勝ちー」
ぽけーっとした声で高らかに(?)勝利宣言。
- 632 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 22:33:39 ID:yLjqJICg0
- >>630
「……」
【手を伸ばすとまたもや反応】
【今度は少し後方に引き】
「――!!」
【目からビーム!!】
>>631
へぇ……
【少しの嫌悪感を示す】
マックポテト……甘い物食べたいなぁ
【こちらは能天気である】
- 633 :ヴァイス:2009/10/16(金) 22:45:50 ID:/EtiECms0
- >>632
「甘いもの……そろそろハロウィンだし、飽きるほど食えるだろ」
何の仮装しようかなあ、などと考える。
天使のくせに。
- 634 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 22:48:06 ID:yLjqJICg0
- >>633
ハロウィン? 楽しそうだね!
【仮装も何も、頭には花飾りで服も花をモチーフにしている】
「……」
【一方、姉は真っ黒ドレス】
- 635 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 22:50:34 ID:WDdmhg6o0
- >>631
勝ちですよ勝ちですよあーあー負けましたよコンチキショウ。
【はぁ〜、っと長い溜息をついて頷く】
で、なんで落ちてきたの? てかホントにそれ何。
【ビニール袋に視線を向ける】
>>632
デジキャ●ットなんてなつかしゲブフォァ
【上半身にビーム直撃!】
い、いきなり何しやがりますかこの子は…
【チラシの束ごと黒こげになって煙を吐きだす】
- 636 :ヴァイス:2009/10/16(金) 22:53:54 ID:/EtiECms0
- >>634
「……ああ、うん。
その格好でトリックオアトリート言っとけばいいと思うよ」
こいつはこいつで安っぽいゴスパンなのだが。
>>635
「CD。あずにゃんの」
傷をつけたくなかった、とのことである。
「あずにゃんの抱き枕カバーが売り切れてたのが今日最大のショック」
きいてないよ!
- 637 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 22:57:07 ID:yLjqJICg0
- >>635
「……」
【だけど眼隠し布は焼けない、不思議!】
【しかし、喋らない。というか喋れない】
>>636
そうかなぁ……? まだ少し早いけどね
【ちなみにこれ、私服】
- 638 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 22:59:59 ID:WDdmhg6o0
- >>636
あ、あずにゃ……?
【頭上に?マークが双剣乱舞】
ハロウィンかー…ここでのハロウィンてどんなもんかね。
私も何か考え――あ。
【焦げたコートの上ボタンを限界まで閉じて、頭をコートの中に引っ込める】
【被っている、ぐるりとつばのついた黒い帽子を脇に抱えて】
デュラハン。
>>637
【暫く間を置いてから】
デュラハン。
【こっちに向かってもやった!】
- 639 :ヴァイス:2009/10/16(金) 23:03:49 ID:/EtiECms0
- >>637
「まあ、30日になってからのお楽しみ」
無表情のままこくこくと頷く。
>>638
「……首無し騎士か」
すこし考えてから、ああ。と反応
「戸を開けた人にタライいっぱいの血を浴びせかけるのはどうかと思う」
- 640 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 23:05:39 ID:yLjqJICg0
- >>638
「…………」
【終始無反応】
>>639
だね……
【はたして、それまで残っているかどうか?(イベント的な意味で)】
- 641 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 23:06:49 ID:WDdmhg6o0
- >>639
《マジ? そんなことやんのー?》
【服の中に籠っているせいで声も幾ばくかくぐもって聞こえる】
>>640
《泣いてもいいですか。》
【帽子を胸の前でくしゃくしゃにして震えている】
- 642 :ヴァイス:2009/10/16(金) 23:09:07 ID:/EtiECms0
- >>640
「……というわけで、少し早いがこれをやる」
飴玉をポケットから取り出して、ぽいっと放った。
>>641
「ウィキペディア先生が言ってた」
携帯片手にシャキーンとポーズ。
- 643 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 23:18:05 ID:yLjqJICg0
- >>641
「……」
【さらに無反応】
>>642
わーい、ありがとっ!
【早速口に頬張る】
うん、おいしいよ!
- 644 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/16(金) 23:20:34 ID:WDdmhg6o0
- >>642
お前先生に頼ってんじゃネーヨ!
【ズボァと首を出して怒鳴る】
ふぅー、はぁ〜……こういう空間から出た後の空気は旨いぜ…
あー、そっかー……とりあえずタライ一杯分の血ね。なるほど…
>>643
くぅぅ……のれんに釘押し? だっけか…?
うわぁああああああん!!
【涙を服の袖で押さえて逃げ去っていった!】
- 645 :ヴァイス:2009/10/16(金) 23:23:42 ID:/EtiECms0
- >>643
「はちみつレモン。喉にいい」
シャキーン
>>644
「……実行はやめとこうね?」
不安になってきた。
「……せて、ハイパーあずにゃんタイム突入してくる」
兄目意図の袋を抱え、青年は飛び去って行った。
- 646 :ユリウス&ゼオラ:2009/10/16(金) 23:26:41 ID:yLjqJICg0
- >>644
「…………」
【去る姿を見ている。もちろん、反省の意思は無い】
>>645
ばいば〜い!
【大きく手を振って見送る】
さって、私たちも帰ろ。お姉ちゃん
【そう言ってまた空を見上げ、歩きだす。二人の頭上に飛行船】
- 647 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/17(土) 00:33:51 ID:9icqn5nE0
- もぐもぐもぐ…
【とんかつを食べながらベンチの上に座る少女がいる】
- 648 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/10/17(土) 00:40:14 ID:OcZ4s9w60
- >>647
「…………ふむ。美味しそうですね」
唐突に後ろから声が響く。
枯れ葉を思わせる、少し嗄れた声だった。
いつからそこに居たのかはわからないけれど。
「ああ、挨拶が遅れましたね。
こんばんは、お嬢さん」
- 649 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/17(土) 00:42:51 ID:9icqn5nE0
- >>648
「もぐもぐ…う?」
【振り向いた】
「あふあふ、こんはふははほ…」
【口の中をもごもごさせながらあいさつした】
- 650 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/10/17(土) 00:59:07 ID:OcZ4s9w60
- >>649
「まずは口の中のものを飲み込みましょう。
じゃないと、何を言っているかわかりません」
くす。
勝手に彼は和んでしまう。
季節の変化に合わせてか、首に巻いた白いマフラーに顎を埋めながら微笑みを洩らした。
- 651 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/17(土) 01:02:15 ID:9icqn5nE0
- >>650
「う〜あう…ごくん」
【頷いた後、中身を飲み込んだ】
「あう〜…こんばんわなの…
えっと…『まー』…」
【名前を必死で思い出そうとしている】
【ちなみにディスのかっこは普段通り。
薄着である。】
- 652 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/10/17(土) 01:07:58 ID:OcZ4s9w60
- >>651
「…………」
彼は楽しげにその様子を眺めていた。
今、助け舟を出す気はないのか沈黙を守ってじーっと。
ふ、と唐突に何か気になることを見つけたのか表情を微妙に変えた。
「……寒くはないですか?」
- 653 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/17(土) 01:12:19 ID:9icqn5nE0
- >>652
「あう?」
【ふとした質問を聞いて顔を上げる】
「…う〜ん…さむくない…のかなの…
へいきなの」
【体を震わせたりしてないので間違いなさそうだ】
- 654 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/10/17(土) 01:22:51 ID:OcZ4s9w60
- >>653
「……………………ふむ。
ならばいいですが……最近は冷えます。風邪には気をつけてください」
些か長い沈黙を置いて彼は息を吐いた。
おっさん臭い言葉もその息に混ぜて出す。
「あのとんかつはどこで売っていましたか?」
- 655 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/17(土) 01:27:35 ID:9icqn5nE0
- >>654
「うん、かぜひいたらたいへんってきいたことあるの!
きおつけるなの」
【頷きながら言う】
「えっと…あそこでなの」
【指差した先には「24時間営業」と書かれたお肉屋さんが】
- 656 :マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/10/17(土) 01:30:22 ID:OcZ4s9w60
- >>655
「24時間営業とは……。
いえ、この街ではざらですか」
ありがとうございます、と会釈をし彼はその店に向けて歩き出す。
中:ごめん、親がまだ呼んでくるし今日は落ちます
絡んでくれてありがとうございましたー
ノシ
- 657 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/17(土) 01:32:40 ID:9icqn5nE0
- >>656
「う〜ん…めずらしくないんだなの…
あ、またねなの〜」
【手を振り見送った】
「…ま〜…なんだったかなの…」
【首をかしげながらその場を去って行った】
//またね〜
- 658 :甲/赤色ジュンサー:2009/10/17(土) 15:48:36 ID:KE2UskXwO
- 【公園前交番】
の、裏庭
「しゃららーんら、しゃららららーら…しゃららーんららららーら♪」
交番の責任者は家庭菜園に汗を流す
陽気な鼻歌が聞こえた
- 659 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 16:09:22 ID:/k2gysHgO
- 軍靴がアスファルトを叩く。
頭を上下に揺らさずに軸を固定した特徴的な歩き方。
背中には巨大な鋼鉄の箱を背負い、軍服を纏って長身の女は歩みを進める。
時折、
「……」
目を細めて周囲を見渡し、メモをとってまた進む。
- 660 :甲/赤色ジュンサー:2009/10/17(土) 16:14:24 ID:KE2UskXwO
- >>659
「おーい」
歩くセウァリスの頭上から声がする
その発信源はちょうど通り掛かった交番
その屋上
「なにしてんだー?」
泥だらけの軍手をふりふり
上から赤色マフラーの男が見下ろしている
- 661 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 16:20:38 ID:/k2gysHgO
- >>660
「む、甲か」
色素が落ちて血色の透けた瞳で交番の屋上、甲を見た。
メモにペンを走らせていた手を休め、軽く手を挙げる。
「地形把握をな。地図を眺めて机上で知るよりも、歩いて自身の目で知った方がいざと言う時に役に立つ」
そうして甲の姿を改めて見ると、ペンとメモ帳を軍服のポケットにしまう。
「そういうお前は塹壕でも掘っていたのか。泥だらけだが」
- 662 :甲/赤色ジュンサー:2009/10/17(土) 16:30:41 ID:KE2UskXwO
- >>661
「ちゃうちゃう、ちょいと庭のリフォームをな――っと」
ザンッ
屋上からセウァリスの前に飛び降りる
「なるほど、地図だけじゃ掴めないモンも沢山あるしな」
例えば道路の起伏、後発的に置かれた看板、路上駐車が盛んな箇所…
その他諸々
「急ぎじゃなければ寄ってくか?粗茶くらい出すぜ?」
軍手を外し
自らの勤務地、交番をクイと指差して
- 663 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 16:39:05 ID:/k2gysHgO
- >>662
「意外と家庭的なんだな」
言葉通り意外だったらしく、いつものフラットな表情に動きがあった。
「ああ。それに自分の戦場だ、戦う前に自分の目で見ておかなければ。どこで戦うか、それ以上に」
街並みを見る。彼女の仕事はこの街並みを犯す者の撃滅。
「自分の守る物を見ておきたかった」
そう言葉を締め括る。
次いで甲の言葉を聞きながら交番の中を覗き込み、背負った鋼鉄の長方形を入り口の傍に置いた。
「ああ、丁度喉が乾いていた。甘い物があると尚良いな」
鋼鉄の電話ボックスIN交番前。
- 664 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/17(土) 16:46:00 ID:g4lxCBLQ0
- 「……やっぱどう見ても電話ボックスだよなあ……」
交番の前を通りかかり、ポツリと呟く
- 665 :甲/赤色ジュンサー:2009/10/17(土) 16:51:08 ID:KE2UskXwO
- >>663
「そうか?」
僅かに苦笑
軒先の水道で手を洗い
ついでに、と汗の滲んだ顔も流した
タオルで拭いて眼鏡を掛け直す
「街全体が、職場だからなー…うん、知ることはいっぱいありそうだな」
大変だ、と笑いながら茶の用意をする
セウァリスには応接様の長椅子を進めて
「甘いモン…甘いモン…っと、あった」
冷蔵庫から大きめの器を取り出して
「てってーん、杏仁豆腐〜」
小皿に移した
セウァリスと自分の前にそれを置いて、お茶を入れ始める
「甘いモン好きなの?」
- 666 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 16:57:53 ID:/k2gysHgO
- >>664
セウァリスはそちらに気付かず、交番の中に入って行く。
>>665
顔を洗った甲を眩しそうに細めた目で見て、その後を追って交番の中に入る。
勧められた長椅子に座り、小皿に移された杏仁豆腐を見てまた目を細めた。
「ああ。昔はそうでも無かったが。体質だな、甘い物が堪らなく欲しくなる」
口を動かしながらも視線は甲の淹れるお茶と杏仁豆腐の皿を往き来する。
早く食べたいのだろうが、お茶が来るのを待っているらしい。
「前にいた戦場では物資の不足よりも甘い物が無くなった時の事が何よりも辛かった」
- 667 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/17(土) 17:00:39 ID:g4lxCBLQ0
- 「……ふぅん……」
交番の中を一瞬覗き込む。勘が良さそうな二人なら気づくかもしれないが。
「……はあ」
溜息一つ漏らして。何処かへ歩き去っていく。
- 668 :甲/赤色ジュンサー:2009/10/17(土) 17:08:15 ID:KE2UskXwO
- >>666
「どうぞ」
コトリ、と
湯気立つ湯飲みが前に置かれた
「体質…まぁ、好きなモンには違いないな」
笑いながらお茶を啜る
「熱っ」
猫舌だった
「戦場か…傭兵って言ったっけ、セウさん」
「何で千夜に入ったん?」
湯飲みをフーフーしながら尋ねた
>>667
でかい箱が死角になって見えなかった
- 669 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 17:23:56 ID:/k2gysHgO
- >>667
セウァリスの視線は杏仁豆腐の乗った小皿に注がれていた。
穴が空くのでは無いか、そう思う位に。
当然、紅夜に気付く事は無かった。
>>668
待ちきれないと言わんばかりに匙を動かす。
フラットな表情も、この時ばかりは微かに緩んでいた。
「今も傭兵だがな。民間軍事会社と言葉を飾っても仕事は傭兵だ」
やや緩んだ表情で語る。丁寧に食べているものの、一口一口がやたらと大きい。
「昔は小国の軍人だった。退役してから別の民間軍事会社に入り、パイプラインの利権争奪戦に従事した」
昔を懐かしむ口調。匙を動かす手を休める。
「その時の私の部隊が閣下の同時率いていた夜刀神一門の部隊と戦闘になってな」
お茶に手を伸ばす。
「今でも私の撃ったRPGの弾頭を蹴り飛ばした閣下の姿が忘れられん」
茶をすすり、ふと息を吐く。
「部隊は壊滅。ただ一人生き残った私に閣下はこう言った。“私を殺す機会をくれてやる。私の下に来い”と」
フラットな表情に明確な笑みが浮かぶ。
「憎悪していた。殺す機会を得るために従ったが、気が付けば憎悪が信奉に変わっていた。そして、今に至る」
- 670 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 17:35:18 ID:4k0ZUaKI0
- >>669
「沢山あるから、たーんとお食べ」
生暖かい微笑を向けて
「…あぁ、やっぱり元々軍人さんの出かぁ」
立ち姿の隙の無さ、これは戦場で生きた人間ならではで頷けた
ただし物腰や口調、
それらの格式の高さにきっと以前から規律がしっかりしてた所に居たんだろうなと推察していて
今、かちっと合点がいった
「さっちんと喧嘩したんか、それはそれは…」
笑えねーなぁ、と適温になったお茶を飲む
「(完璧敵対してて生かすっつーのは、よっぽど気に入られたんだろうな、セウさん…分からんでも無いが)」
「今では、もうヤる気はねーの?」
杏仁豆腐のお代わりをセウァリスの器に盛って
- 671 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 17:52:08 ID:/k2gysHgO
- >>670
「ジェノサイド条約なんて物は戦場では何の抑止力にもならない。それを知っているという点では希少な軍人だろうな」
歴戦、と言うべきなのかは分からない。
だが、修羅場を潜ってきたのは明確だった。
「む、すまんな」
杏仁豆腐をおかわりする姿には今一迫力が無いが。
「私は千夜の強化手術を受けた。元々破棄が決定された計画だったが、閣下は私を呼び出してこう言った」
お茶を一口。間を置いて。
「“殺す機会の次は殺す力をくれてやる。望むのなら”と。私は強化手術の被験者に志願した」
閣下はそれを見越して言ったのかもしれないが、と呟く。
「そして私は力を与えられた。命と力を与えられた。恩を仇で返すわけには行かんよ」
それを問の答えとし、また匙を動かす。
「或いは復讐が不可能だと悟ったのかもしれん。私はただ、強者に従うだけの犬に過ぎんのかもしれん」
しかし、瞠目。匙を置いて言葉を紡ぐ。
「だが、私はそれで良い。軍に入る時、兵士として生きると決めたのだ。兵士の私が閣下に従いたいと言ったのだ」
そして微かに唇が動く。目を瞑り、口だけで笑ういつもの笑み。
「ならば私はそれで良い。負け犬でも私は兵士だ。強い統率者に従う事が兵士の幸福だからな」
- 672 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 18:06:43 ID:4L.jj1a20
- >>671
「じぇのさいど…何?…」
うーむ、と頭を捻るが聞いた事の無い単語はやっぱり分からず
「強化手術」
これは分かった、ぴくりと眉が動く
目の前の人間は、望んで力を手に入れた
望んで命を差し出した
「…まぁ、当事者じゃねーし?悪いが半分も理解出来てない…けど、ま」
ぎしり、と座った椅子の背もたれが鳴った
「良いんじゃねえかな……あぁ、いや、俺が言ってどうだって話かも知れんが」
「それはさ、目的がすりかわったんじゃなくて」
視線を、セウァリスに向けて
「目的が…昇華したって事じゃねーか?」
「気高い事だと、俺は思うぞ」
うん、と頷き話を切って
- 673 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 18:16:46 ID:/k2gysHgO
- >>672
「言っておくが同情はするなよ。嫌悪するなら好きにすれば良いが」
何となく気配を察し、苦笑する。
「私は自ら望んで人の域から離れたんだ。私の意思の元で。そこに他者を入れて私の意思を否定される謂われは無い」
平坦な表情と声とで言う。
まあ、匙を口に運んだ瞬間緩んだが。
「肯定されるまでも無い。私は兵士だ、哲学者の様に自分の在り方で一々悩んだりはしない」
また苦笑。
「手っ取り早く私は幸せだからな。気高かろうが愚鈍だろうが、そんな事はどうでも良い。幸せだからな」
その苦笑はいつの間にか、瞠目して貌造るいつもの笑みに変わっていた。
- 674 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 18:29:38 ID:4L.jj1a20
- >>673
「んな面倒なことするかい」
ふん、と鼻を鳴らす
お茶のお代わりも互いの湯飲みに注いで
「同情だろうが嫌悪だろうが、そんなもん良くも知らん相手にするほど、人間に余裕ねーよ」
俺はな、と告げて再び椅子に戻る
腕を組んで
「別の話だと思って聞いてくれ」
「自分が良ければそれで良い、まぁそれもアリだけどな」
「ただ、まぁ…」
「あんま他人を突っ撥ねすぎっと、心から笑う機会、いくらか損するぞ?」
その様子に、浮かぶものは特に無く
杏仁豆腐を口にする
- 675 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 18:37:49 ID:/k2gysHgO
- >>674
「ふむ。尤もだな」
成程、と言うように頷く。
「突き放したつもりは無かったが、どこかに有ったかもしれんな」
ふ、と小さく笑い、また匙を口に運ぶ。
何か満足げに一つ頷いて。
「兎に角、私は今幸せだよ。強化手術を受けたという言葉を聞いた者が持つだろう、ネガティブなイメージに負けない位に」
杏仁豆腐を完食。名残惜しげに皿を見て、唐突にああ、と呟いた。
「ところで話は来ているか? 仕事になるかもしれない情報なんだが」
- 676 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 18:47:32 ID:4L.jj1a20
- >>675
「あぁ、アンタの揺るがない言葉なら間違いねえ」
小さく笑った
「何だか妙な流れになっちまったなぁ」
ヘンな事言って悪かったと
がりがり頭をかいて
切り替える
「…いんや?何だ?」
表情を引き締めて、改めて向き直る
- 677 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 18:54:10 ID:/k2gysHgO
- >>676
「まず一つ目。今朝、巨大な“歪み”が情報局によって観測された」
少し声を潜め、口許を隠しながら話を続ける。
「民間軍事部の一部の人員は戦闘準備に入っている。――つまり、近日中に戦闘が行われる可能性がある」
冷めた茶を一口。目を瞑る。
「心構えだけはしておいた方が良いだろう」
- 678 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 18:58:26 ID:4L.jj1a20
- >>677
「歪み、これはいつもの事だよな……そうか、看破出来ねえ規模か」
声を潜める様子に、椅子を少しセウァリスに近づけて
「戦闘か」
サラサラと、鉛筆を走らせていたノートの手を止めて
「歪みに…それよる戦闘」
「何かが、現れるのか?」
- 679 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 18:59:33 ID:4L.jj1a20
- >>678
//訂正!訂正ー!
//「歪みに…それよる戦闘」×
//「歪み…それによる戦闘」○
- 680 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 19:05:31 ID:/k2gysHgO
- >>678
「過去の記録を探った。それによると――」
口の前で手を組むようにして、再び口許を隠す。
真剣な瞳。
「“歪み”が視認可能な程に巨大化する場合がある。そして過去の事例では、そこから様々な物がこの都市に“堕ちた”らしい」
静かに胸のポケットから手帳を取り出し、頁を捲る。
「雷。異世界人。――色々だ。物に限らずな。そして明確に“敵”と判断される“モノ”が現れた時も有ったようだ」
- 681 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 19:11:42 ID:4L.jj1a20
- >>680
「成る程」
ノートに追記する、以下内容
"歪みから、何か来る!"
以上
「了解」
椅子から立ち上がる
セウァリスに正対して
「第X班班長、甲―――市民の安全を確保する為、これより警戒態勢に入ります」
手の位置は慣れないのかイマイチ所在不確かだが
ぎこちない"敬礼"をセウァリスに向けた
「って事で」
最後に、ニッと笑った
- 682 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 19:17:27 ID:/k2gysHgO
- >>681
「くく」
その姿に軽い笑みを漏らし、セウァリスも立ち上がる。
「民間軍事部、セウァリス・グリュンヒルド上級指揮官。貴君の働きに期待する」
服のはためく程のきびきびとした動作で敬礼。
そして相好を崩し、また笑う。
「必要が有れば連絡が行くだろう。だが、何かが有ったらその時点で君に連絡をする」
- 683 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 19:24:16 ID:4L.jj1a20
- >>682
「わ、笑うんじゃねえ!これからサマになってくるんでい!」
プンスカ怒って乱暴に椅子に戻る
年季の違いは明確に動きの差として出ていた
「…頼む、ここが現場だからな」
「一番に駆け付けて見せるよ」
フットワークの軽さ
それが現地交番勤務の強みだと、それを自負して力強く頷いた
- 684 :セウァリス・グリュンヒルド:2009/10/17(土) 19:31:14 ID:/k2gysHgO
- >>683
「ああ。重要性は私も理解している」
椅子にどっかりと腰掛けた甲を見て小さく笑う。
「では、私は本部に戻る事にする。何か動けば即座に連絡しよう。杏仁豆腐、ご馳走になった」
言って、表へ出、そして歩き出す。
鋼鉄の長方形を背負って。
- 685 :甲/流しのジュンサチョー:2009/10/17(土) 19:34:01 ID:4L.jj1a20
- >>684
「こっちは任せろ…そっちも、頑張れよ!」
グッとサムズアップ
「また来いよー」
去り往く背中
…というか、でかい箱を見送って
交番に戻り空いた器等々の後片付けを始めた
- 686 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 00:11:42 ID:tJGyi38Q0
- 夜の街の裏寂れた大衆街−−−異能都市のなかでも住宅や商店、町工場などがちゃんこ鍋のようにごちゃ混ぜになっている区画−−−に駆け足で走る男が一人。
いや、よく見てみると男は走ってはいない。その様相はむしろ早歩きのそれに近いものがある。しかし、スピードの方はというと、男はさながら風を切るF1カーだといっても過言ではなかった。
凄まじい勢いで走る男の後ろから蚊のなくような大きさの声が途切れ途切れだがかろうじて聞こえる。
「食い逃げ!!…野郎!……ま……ろうー!!」
この声の主は若い頃は陸上部のスプリンターとして活躍していたがいまでは実家をついで定食屋の亭主として働いている男である。若い頃からの習慣としてのジョギングは欠かさずやっていたので足には自信があったのだが、憎き食い逃げ犯である男との距離は離れていくばかりであった。
「あの店ももう行けないな……えーとこの近くにある定食屋はっと。」
逃亡者のはずの男は呑気にも次のターゲットの店を考えている。
「だ………誰か……そいつを………そいつを捕まえてくれ〜〜〜!!!」
途中においてあった自転者を拝借した店主はギアが壊れん限りの全速力でこぎながら息を切らせてあらん限りに叫ぶ。
深夜の逃避行は続く
- 687 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 00:17:14 ID:HnkBBDEo0
- >>686
「うん?」
喫茶店の中から窓を覗く。
遠くで何やら凄い勢いで走る何かが見えた。
「……???
まぁ、よくあることか」
『よく分からないこと』がよく起こる。
それがこの異能都市だ。
- 688 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 00:24:13 ID:tJGyi38Q0
- >>687
「に、にい……ぜえ………兄ちゃん!!あんたも手伝ってくれ!!食い逃げ………食い逃げなんだ!!あの男!!!」
後ろからよたよたという擬音が似合う早さでやってくる自転者にまたがった中年男性。
その様子はギリギリ一杯といった感じだ
- 689 :ウリュー:2009/10/18(日) 00:25:46 ID:PBnIervYO
- 「ここは全く騒がしい。それにしても、このパンおいしいな」
ロシアパンをもぎゅもぎゅしている幼女がぽてぽて歩いている。
- 690 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 00:28:00 ID:HnkBBDEo0
- >>688
「えー、自分で頑張って下さいよー。
うちの店は被害に遭ってませんし。
それより警察読んだらどうっすか?」
まるで無関心といった様子。
どうやら自分の店に損害が無い以上、動くつもりは毛頭も無いらしい。
まさに現代人!
「それにホラ、話てる間にもどんどん遠くに行っちゃいますよ」
- 691 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 00:37:24 ID:tJGyi38Q0
- >>689
「き、君!!すまないがさっき若い男を見なかったか?!!食い逃げなんだ!!」
誰彼構わず話しかける親父。
>>690
「は、薄情者ーー!!!」
そう叫ぶとえっちらおっちら自転車をこいで追跡を再開した。
しばらくするとまたさっきの食い逃げ犯がもどってきた
「へっへー。ざまあないぜあのジジイ。大盛り頼んだのに少なくしやがってよ、まったく」
悪態を尽きながらAGカフェに入る。
「走ったらまた腹が減ったな。おい、マスター。ここはなんか食い物はあるのかい?」
席につこうとしながら問いかける。
- 692 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 00:40:06 ID:HnkBBDEo0
- >>689
「ウホッ、いい幼女」
給仕服の男が幼女を凝視している。
>>691
「ああ、いらっしゃい。
食べ物?
メニュー表は一応あるけど……言ってくれたもので材料あるなら作るぜ。
何がいい?」
結構アバウトな店のようだ。
- 693 :ウリュー:2009/10/18(日) 00:46:38 ID:PBnIervYO
- >>691
「ふも?」
ごっくん
「早い人は、ほらあの喫茶店に行ったみたいですよ?…私もお茶いただこうかな」
のったりと喫茶店に向かう。
「………ちと細工」
入り口の地面に何やら宝石を埋め込んでから
>>692
「…この街は変態さんのすくつなのかしら…まあいいや。てんちょーさん、麦茶を下さい」
腰まで延ばした黒髪に、白いワンピースを着た少女はあまり気にせずオーダー。
小さい指にはすべて飾り気のない真鍮の指輪が填められている
- 694 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 00:52:46 ID:tJGyi38Q0
- >>692
「なんだよ、ずいぶんアバウトな店じゃねえか。」
頬杖をつきながらメニューをみている。
「んーと………じゃあ、サンマの塩焼き定食なんてのはできんのかい?」
ふと、思いついたかのように顔をあげて尋ねた。
>>693
残念ながら少女の解決へとつながる助言は店主の耳に入る事なく、そのまま店主は夜の帳に消えてしまった。
「ぜえ………ぜえ……あ、あいつは……あいつはどこだ………!!」
すでに店主は食い逃げ犯を完全に見失ったようだ。
- 695 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 00:57:23 ID:HnkBBDEo0
- >>693
「おう了解。
たしかここに二号の作り置きが……ああ、あったあった」
冷蔵庫から麦茶を取り出しコップに注いでゆく。
「見かけない子だね、君。
一人かい?」
>>694
「あー、ちょっと待て。
秋刀魚くらいなら……ああ、あったあった」
冷蔵庫から生秋刀魚を取り出し厨房に向かう。
「黒瑪瑙ー。コレ七輪で焼いてー」
「また夜食ですか?」
「いや、客に『秋刀魚定食くれ』って言われちゃってさー」
「はいはい」
厨房から声が聞こえた後、良い匂いが漂ってきた。
そこで厨房からまたクロスが顔を出し、男に左目を向ける。
「お客さん、大根おろしは要る?」
- 696 :ウリュー:2009/10/18(日) 01:01:39 ID:PBnIervYO
- >>694
「……」
とてとて、とすん。と男の隣に座りなおす少女
「…………」
ぢーっ。
>>695
「あ、はい。最近此処に引きずられたというか、迷い込んだというか……今はホテル暮らしです」
麦茶を飲みながら答える
- 697 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 01:08:18 ID:tJGyi38Q0
- >>695
「あ?大根おろし?んなもんどっちでも良いよ。」
ぶっきらぼうに答える男。
身なりは貧相で浮浪者のようにも見える。
「それよりさ、飯は大盛りで頼むぜ?なにせさっき違う飯屋にいったんだけどあそこのオヤジが明らかに他の客より俺の飯の量を減らすんだよ。まったく、ムカついちまったぜ」
苦々しい顔で悪態をつく。
>>696
「………んだよ?」
視線に気づいたのか睨み返す。
「なにこっち見てんだ?浮浪者見るのがそんな珍しいかよ?」
明らかに荒んだ口で突き放す。
正直大人げ無い。
- 698 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 01:13:00 ID:HnkBBDEo0
- >>696
「ホテル暮らしか……ジュルリ
しかし君みたいな可愛い子が……
…………んん?」
そこでクロスは目の前の少女に違和感を抱く。
そう、似ているのだ。
誰かに。
「……んー?」
>>697
「はいはいはいはい」
炊飯器からペタペタと茶碗に白米を盛り付ける。
その量、山の如し。
そこに運ばれてきたのは七輪で焼かれた塩焼き秋刀魚。
味噌汁と漬物、サラダと冷奴をつけて完成だ。
「ほい、秋刀魚の塩焼き定食になりまーす」
800円ナリ。
- 699 :ウリュー:2009/10/18(日) 01:17:08 ID:PBnIervYO
- >>697
「……これ。落とし物……違いましたか?」
小さいが見るからに高価な宝石を差し出す。
>>698
「ずっとこの暮らしだとお金が幾ら有ってもたりな……どうかしましたか?」
きょとんとした顔でクロスを見ている。
「顔、汚れてましたか?」
ごしごしとおしぼりで顔を拭う。
- 700 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 01:25:07 ID:tJGyi38Q0
- >>698
「おお、すげえなこりゃ」
よく分からない感想を呟きつつ割り箸をパチリとわって箸をつけ始める。
「んほっ、んめえ。こりゃ中々じゃねえか。気にいったぜ」
好き勝手な感想を並べつつあっという間にたいらげている。
そして2分30秒後。
「ふー、食った食った」
すでに器には米一つ残っておらず、当の男は爪楊枝で歯をしーしーしている。
>>699
「ん……こりゃ……宝石か?モノホンの?」
少女から宝石をとりあげ、じろじろと眺める。
(どうして俺みたいな浮浪者がこんな宝石を持っていると思ったのかは分かんねえが……まあ、見た感じ世間知らずのお嬢さんみたいなガキだ。こりゃ幸いだな)
「おお、こりゃ俺のだ。サンキューな。お嬢ちゃん」
そういって乱暴に宝石をポケットに入れる。
- 701 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 01:26:31 ID:HnkBBDEo0
- >>699
「……いや、なんでもない。
おそらく、な」
おそらく該当する記憶が見つかったのだろう。
ふむ、と考えこんでいる。
「お前、どこから来た?」
>>700
「おそまつさま。
お代はカウンターにでも置いといてくれ」
食後の緑茶を出しながら気楽に言っている。
「つーか食うの早ッ!」
- 702 :ウリュー:2009/10/18(日) 01:34:05 ID:PBnIervYO
- >>700
「…よかった。急いで走ってましたから、きっとそうじゃないかと」
麦茶を飲みながらにこにこしている。
>>701
「何処から……うーん…確かナナギリ……固有名詞じゃわかりませんよね」
「ダンジョンです、わかりやすく言えば。帰る途中に何故か此処に」
おうどん下さい、と追加注文しながら。
- 703 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 01:38:25 ID:tJGyi38Q0
- >>701
「なにせ、腹が減ってたからな。」
はらをさすりながら答える。
「ん、金?そうか……金か」
髪をかきながら思案するような顔を浮かべる。
「代金の事なんだが、金は………」
クロスの方を向き、ニヤリと笑って一言。
「無い」
>>702
「いや〜危なかった。どこかに落としたのを忘れてたぜ。本当に助かったよ」
白々しい演技をしながら小悪党の笑みを浮かべる。
- 704 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 01:43:19 ID:HnkBBDEo0
- >>702
「……おおう、ビンゴ」
静かに呟く。
その顔は、若干笑っていたかもしれない。
「ああ、うどんだな。
トッピングはどうする?」
>>703
その言葉を聞くと同時に、クロスの形相は一変していた。
無表情。まったくの無表情だ。
「……臓器の一部を提供するのと、大人しく警察に連衡されるの。
どっちがいい?」
- 705 :ウリュー:2009/10/18(日) 01:45:30 ID:PBnIervYO
- >>703
「もう。全然反省してなさそうです。本当に、もう落としたら駄目ですよ?自分の物なんだから…」
むぅ、と唸りながら氷だけになったグラスを揺らす。
>>704
「ビンゴ?……ふむ」
何やら考え込んでいる様子。
「あ、トッピングはネギと生卵で。」
- 706 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 01:54:06 ID:tJGyi38Q0
- >>704
「おおう、怖えな。デッドorアライブかよ。」
そう言いながらもニタニタとした笑みは崩さない。
「まあ、待ってくれって。」
手で制するようなジェスチュアをする。
そして右手をポケットに突っ込むと>>700の時に手に入れた宝石を取り出し、テーブルに置く。
「ここに俺の宝石がある。売りゃあそれなりの金になるだろ。今回はこれで手を売ってくれねえか?」
ヘラヘラとした笑みを浮かべながら手を合わせて頼む。
>>705
「へへ、わかってるさ。なくす前に使っちまうことにするぜ」
テーブルにおいた宝石を流し目でみる。
(正直ここで使っちまうにはもったいねえぐらいの宝石だが、
盗品をあのガキが拾ったとかいうことになっちまったら面倒だからな。
宵越しの銭は持たない。くぅ〜!江戸っ子だねぇ、俺も)
- 707 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 01:58:57 ID:HnkBBDEo0
- >>705
「ああ、こっちの話だ。
ちょっと心当たりがね」
と言いつつもうどんを茹で始める。
「ネギと生卵とは、なかなかシブいね。
俺はやっぱり天麩羅派だ」
>>706
「よし分かった、動くな。
これは忠告でも警告でも命令でも無い。
……どちらかと言えば推奨だ。
動かない方がいい」
―― チキ……チキチキ……
何か、金属音が聞こえる。
「この宝石、調べさせて貰う。
いいな?」
そう言って宝石を受け取り、電灯の光に翳してマジマジと見る。
「何か変な魔術要素とか無いだろうな……」
- 708 :ウリュー:2009/10/18(日) 02:03:34 ID:PBnIervYO
- >>706
「宝石は持ってるのに財布は持ってないんですか?……?」
変わった人だなぁ、と呟く。
>>707
「むぅ、気になります……天ぷら苦手です。衣が上手く食べれないのです」
「あ、私そういう魔術とか使えます。調べてあげましょうか?」
- 709 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 02:08:20 ID:tJGyi38Q0
- >>707
「おいおい、人の事は信用するもんだぜ?」
軽口を叩きながら背もたれに手を預け、そのまま様子を見る
(おいおい、まさかマジモンの盗品か?あれ。だとしたらピンチだぞこりゃ)
軽く冷や汗を流すが顔はいたって冷静。
>>708
「こまけぇこたぁいいんだよ!」
笑いながらごまかす。しかしよく見るとその笑いには引きつりが。
(ち、なんか旗色が悪くなってきたな。こりゃ今のうちに逃走時の準備も必要か?)
- 710 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 02:12:46 ID:HnkBBDEo0
- >>708
「サクサクのうちに麺も天麩羅も食いきる。
玄人の技だ……慣れないうちにするもんじゃねぇ」
いや、大したことじゃない気がするけど。
「ああ、鑑定を頼む。
昔に変な宝石貰って酷い目に遭ったことがあるんでね」
>>709
「おいおい、この都市でそのセリフを言うか?
まず始めに疑っていかなきゃ何もできねぇモンだぜ。
正直者は馬鹿を見るってことぐらい、ここじゃ常識以前に法則だ。
ニュートンが騒ぎ出す前から確率しているだろうぜ」
後ろの棚に背を預け、眼帯に包まれた筈の右目で男を射るように見る。
- 711 :ウリュー:2009/10/18(日) 02:20:06 ID:PBnIervYO
- >>709
「……それもそうですね」
そんなこともあるかと、少し考えた上で続ける。中々の暢気っぷりである。
>>710
「サクサクが痛いんです。ハイカラは食べれるのですが…」
「酷い知り合いも居たもんですねぇ……んしょ」
首からかけたポーチから片眼鏡を取り出して装着する。
「品質は……良好です。二等魔石を加工した物ですね」
「価格的には確実に800円以上ですが……」
「……んー、譲渡が出来ない状態です。簡単に言えば、呪われてます」
- 712 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 02:25:19 ID:tJGyi38Q0
- >>710
「は、違いないな。」
肩をすくめながらの一言に続ける。
「だがあいにく俺は一週間前にここにきたばかりだ。あまりこの土地のマナーってのに疎くてね」
そういうと、顔をそらし、クロスからの視線を避けた。
>>711
「ははっ。そうそう、よくあるよくあ………は?」
笑いながら受け流そうとしたが宝石が呪われているという言葉に二の句が継げなくなる。
(あの宝石……呪われてるだと?盗品はともかく、呪われているってどういう意味だ?)
不意に飛び出たアンバランスゾーンの言葉に戸惑いを隠せない。
- 713 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 02:30:20 ID:HnkBBDEo0
- >>711
「ああ、まったくだ。
邪気に負荷がかかるっつー代物でな。
訓練には使えたが、加減を間違えると死ぬとこだった」
あっけらかんと話を進める。
「呪われて……んん?!
い、いーらね!! 俺いーらね!!」
途端に拒否ポーズ。
>>712
「んじゃ、徐々に慣れていくことだ。
それと」
ポン、と男の肩に手を置く。
「いきなり呪われるとは……まぁ、そんなこともあるさ!
でも元気を出していこう! 人生これからいいことあるかも! うん!
だからさっさとこの店から出て行こう! お代は要らないから!!」
またチキチキという金属音。
どうやらクロスが『何か』を回収したらしい。
「さぁ早く出ていこうか、うん!
つーか呪われた宝石なんか持ってる人間と一緒にいるとロクなことがねぇんだマジでどっかいけ早く!!
ハリー! ハリーハリーハリーハリー!!!」
なんか必死だ。
- 714 :ウリュー:2009/10/18(日) 02:38:33 ID:PBnIervYO
- >>712
「呪われてたんならしょうがないですね。でもそれだと私が届けなくても……」
「所持者はお兄さんになってますし、勝手に戻ってきてたでしょうから、意味なかったかな」
>>713
「………赤の腐食光?またレアなものを、というかそれ訓練用じゃなくて範囲型の殺戮魔道具……」
「何か対価があれば、職業柄解呪も承ってますが……」
ちらりと若いお兄さんを見る。
- 715 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 02:42:36 ID:tJGyi38Q0
- >>713
「おい、待て!呪いってどういう事だ!?意味が全然分かんねえって!!」
先ほどまでのにやけ顏はどこへやら、混乱を隠しきれない顔で詳細を尋ねる。
「ていうかよ、おい!代金は本当にいらないのかよ!?」
しかし金にはきっちり反応するのであった。
>>714
「なんなんだよさっきからすかしやがって……」
とめどなく浮かんでくる文句の言葉を押しとどめ、頭を抱える。
「……呪いとかいったよな?具体的にどんな呪いがかかってんだ?その宝石」
幾分疲れたかのような声で尋ねる。
- 716 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 02:44:12 ID:HnkBBDEo0
- >>714
「……いやー、知らぬ間にサンズリバーを渡りそうになってたのね俺。
デッドオアアライブっつーか九死に一生というか……
なんつーものをくれやがったんだ、あの生首は」
orz
「範囲型の殺戮魔道具か。
邪気を抑えられちゃうから自分は下手したら死んじゃうんだよなぁ。
俺の体は能力で均衡を保ってるようなモンだから」
>>715
「あ、うん。
いらないから、絶対にその宝石をこの店に放置するんじゃねぇぞ。
絶対だぞ!!!!」
決してネタを振っているわけではありません。
「意味はわからなくていい。
徐々に分かってゆくさ!(キリッ)」
- 717 :ウリュー:2009/10/18(日) 02:55:49 ID:PBnIervYO
- >>715
「んー。……鈍足×8と、金運×2ですね」
「速度がせいぜい全力の八分の一しか出なくなります」
「代わりに少しだけ金運が上がりますね」「あんまり強くないですから解呪は結構楽だと思います」
つけときましょか?と聞いてみたり
>>716
「……な、なまくび?この街はほんと何というか……カオスですね」
- 718 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 03:02:00 ID:tJGyi38Q0
- >>716
「徐々にわかるって……ああ、もう何何だよこの街は!!」
ますます混乱していく頭が男に早くここから立ち去れと告げている。
「言われなくとも出ていくっつーの。こんな場所」
悪態をつきながらカウンターを立とうとした……が
(呪い付きと言われた宝石をわざわざ持ちかえる間抜けがいるだろうか?いや、いない)
宝石はちゃっかりカウンターの下に置いておいた。
>>717
腕を組んで考え始めた。
(全力の八分の一か……なかなかシビアだな。金運上昇はありがたいが、あの早さが無くなっちまったら俺はただの凡人だ。ここは素直に……)
「悪い、その解呪っての頼めるか?」
初めて頭を下げて頼んだ。
- 719 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 03:06:26 ID:HnkBBDEo0
- >>717
「ああ、生首ってのは別場所で……いや、この街にもいそうだな」
ブツブツと独り言。
「まぁ、カオスなのは変わらん。
俺もまだこの街の法則が全くわからんからな」
>>718
「いいか、絶対に持ち帰れ!
はい、さっさと帰った帰った。
まったく、次はちゃんと代金もってこいよ」
置かれた宝石には気付かず、シッシッと手を振っている。
- 720 :ウリュー:2009/10/18(日) 03:13:33 ID:PBnIervYO
- >>718
「それじゃあ、はいこれ。この街で見つけた魔石商の住所です」
片眼鏡をポーチに閉まって、代わりに魔石の欠片を取り出す。
「呪いといたら云十万円にはなりますから、もし換金されるならそちらでして頂ければ」
さらりと
>>719
「此処以外にもそんなカオスが……何ですか?歪み的な何かですか?」
ちょいな、と魔石の欠片から魔力を取り出してちょちょいと解呪完了。まじお手軽
- 721 :名も無き異能都市住民:2009/10/18(日) 03:23:22 ID:tJGyi38Q0
- >>719
「はいはい、わかったわかった」
片腕をあげて応える。
「ああ、そうだこんどまたここにくる時のために名前言っとくわ」
そういって振り返り
「神陸、神陸悠李(かみおか ゆうり)だ。それじゃ」
>>720
「なんかあっという間に終わったが……本当にこれで大丈夫なのか?」
半信半疑な様子だ。
「ん、ああ。あの宝石か……あれはまあいいや。もともとは俺のものじゃ…っといけねえ」
慌てて口をつぐむ。
「まあ、その……とりあえずありがとな。お嬢ちゃん」
ぶっきらぼうに礼をいう。
扉に手をかけ、開きかける。
去り際にクロスの方を向き
「ああそうそう、カウンター下ちゃんと掃除しとけよ?」
とだけいい、次の瞬間には男の姿は音もなく消えていた。
- 722 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 03:28:56 ID:HnkBBDEo0
- >>720
「いろんな世界があるってことだ。
む? 何やってんだ?」
>>721
「カミオカユーリ……神陸悠李、な。
覚えとくよ」
軽く手を上げながら。
「カウンター?
毎朝掃除してるっつの。
ったく、何言ってんだアイツは」
そういいつつ、エプロンを洗濯機に放り込む。
「さて、と。
そろそろ俺も寝るわ。
お代はカウンターに置いといてくれ
そんじゃ」
大あくび。
そして、「STAFF ONLY」と書かれたドアの向こうに消えていった。
- 723 :ウリュー:2009/10/18(日) 03:35:27 ID:PBnIervYO
- >>721
「む、大丈夫です。ちゃんと呪いは消えてるはずなのです」
「……?あ、はい。どういたしまして、えーと、ユーリさん」
よくわからない顔をしていたが、笑顔で返事をして、見送る。
>>722
「解呪を少々……にぇむい。」
そういうとクロスがドアの向こうに消えた後、カウンターに突っ伏して寝息をたてはじめてしまった。
翌朝都市の歪みが少女をクロスの寝床の足下辺りに誘うのだが、それはまた別のお話
- 724 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 03:37:31 ID:HnkBBDEo0
- >>904
翌日。
幼女が寝床にいて修羅場ったりカウンター裏からあの宝石が出てきたりしてパニック状態な朝を迎えることになるのだが、
それもまた別のお話。
- 725 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/10/18(日) 03:38:12 ID:HnkBBDEo0
- >>724
//どうやったらこんなレス番号間違いをするんだろう
//正しくは>>723です、はい
- 726 :甲/突撃し過ぎたラブハート:2009/10/18(日) 14:09:30 ID:KE2UskXwO
- 【公園前交番――の奥の座敷】
「痛――あがっ!?」
上空数千mから何とか帰還した男は
「はぎっ!――ふぐ」
全身の筋肉痛と第2ラウンドを繰り広げて居た…
- 727 :沢桐 創:2009/10/18(日) 14:19:23 ID:UhURkogM0
- プスー… パンッ
プスー…ッ
男が公園で、かれこれ30分ぐらいガムを膨らませたり破裂させたりを繰り返していた。
- 728 :甲/星を世界の真ん中で回し過ぎた:2009/10/18(日) 14:25:20 ID:KE2UskXwO
- ギィ――ガシャン
ギィ――ガシャン
ギィ――ガシャン
ロボコップみたいな動きで交番から出てきた
- 729 :沢桐 創:2009/10/18(日) 14:28:42 ID:UhURkogM0
- プスー……
プゥー……
ガム風船の中にガム風船という大技に挑戦していた。
- 730 :甲/くしゃみすれば何処かの関節が乱舞:2009/10/18(日) 14:32:29 ID:KE2UskXwO
- ギィ――ガシャン
ギィ――ガシャン
ギィ――ガシャン
ロボコップみたいな動きで交番に戻って行った
- 731 :沢桐 創:2009/10/18(日) 14:35:06 ID:UhURkogM0
- パンッ
「味がしねぇ…」
30分も噛んでたら当然です。
- 732 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 15:22:23 ID:/k2gysHgO
- 昼下がりの繁華街。
颯爽とした足取りが固いだけのアスファルトに軽快な音を響かせる。
漆黒に緋金の装飾を持つ壮麗豪な凱套の裾が翻り、後頭の高い位置で一つに結った暁天真紅の長髪がさらりと揺れた。
白磁に一滴の紅酒を落とした様な、温かい白皙の肌に、涼しげな切れ長の目許をしたその人物は緩やかな、然し堂々とした歩みで街を進む。
「あの交番は此の辺りだったな」
街並みを往く人々をふと眺め、真紅の髪眼の女は一人御馳る。
- 733 :沢桐 創:2009/10/18(日) 15:34:05 ID:UhURkogM0
- 未だに公園でガムをパンパンしていた。
ただし、手には新品のガム束が握られている。
- 734 :甲/流星に跨がって急降下し過ぎた:2009/10/18(日) 15:40:56 ID:KE2UskXwO
- 【多分あの交番】
「……」
デスクに突っ伏して動かない男
バンテリン臭い
- 735 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 15:44:09 ID:/k2gysHgO
- >>734
「おや、職務怠慢かな」
交番を覗いた真紅の髪眼の女は、薄桜色の柔らかな唇に笑みを貌造り目尻を緩める。
温かに微笑し乍ら、楽しげな雰囲気の侭に白い手を甲の肩に優しく当てる。
「起きてるかい?」
- 736 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 15:46:21 ID:dWPjcS2I0
- 【んでその交番の近く】
「ぐ〜…」
【涎たらして近くの並木の下でお昼寝している少女がいる】
- 737 :甲/筋肉痛:2009/10/18(日) 15:48:20 ID:KE2UskXwO
- >>735
「――はぐぉう!」
ソフトタッチでも悲鳴を上げる全身
「お…起きて…る…」
ゴロン、と首だけがそちらを向いた
- 738 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 15:52:12 ID:/k2gysHgO
- >>737
「おっと……軽く触れるだけで痛むか。昨日はお疲れ様」
少し驚いた様に手を離すと、呆念を内混ぜた苦笑を浮かべた。
「無理し過ぎたんじゃないかい? 働き過ぎるのも毒だよ。止めはしないけれど」
- 739 :甲/筋肉痛:2009/10/18(日) 15:56:40 ID:HVJaErII0
- >>738
「指先まで…筋肉痛たぁ…初めての経験さ…」
慣れない長時間の空中戦
上へ下へとせめぎあった全身は普段使う筋力とはまた、別の疲労を甲に与えていた
「なに、これくらい…よっと…」
緩慢な動きで立ち上がる
「どーってこと、ねえ…アレを止められたんだ、安いモンさ」
よろよろと、お茶の道具がある方へと歩いて行く
- 740 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 15:56:50 ID:dWPjcS2I0
- >>737-738
【と、ここで二人の気配に気づいたらしく】
「う?」
【目をゆっくりとあける】
「……」
【そしてじっと見る】
- 741 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 16:02:48 ID:/k2gysHgO
- >>739
「良いよ。休んでなさい。私が淹れるから」
くすりと笑い、甲の後ろに続く様にして茶道具を置いた場所へ向かう。
「茶道具は其処かな? ――取り敢えずは、お疲れ様。でも無理してはいけないよ。普段の仕事だって重要なんだから」
>>740
「おや、御早う、ディス」
ディスの方を見て軽く手を挙げて挨拶。
御茶は三つかな、と呟いて。
- 742 :甲/筋肉痛:2009/10/18(日) 16:06:24 ID:HVJaErII0
- >>740
「…」
迷子届けを用意した
>>741
「そうはいかねえお客人……スマン頼む」
強がりに身体が付いていかない、そんな日もあるさ
素直に頭を下げた
「そこの棚、茶菓子は…あー…三軒隣のバーさんがくれたドーナツがあるわ」
ギシリと音がする椅子に腰掛けて
すまなそうに様子を眺めていた
- 743 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 16:09:25 ID:dWPjcS2I0
- >>741
「あう〜…『さつき』おはよなの〜」
【目をこすりながら手を振る】
「…う〜…きのうなにがあったのかなの…」
【都市のごく一部が壊れてるのでちょっと気になったらしい】
>>742
「あう〜?『かぶと』だいじょぶなの?」
【じっと甲を見て言う】
【迷子届…には気づいてない】
- 744 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 16:12:56 ID:/k2gysHgO
- >>742
「そんなに辛いのか。残念だね、無理に遣ろうとしたら肩でも叩いて止めようかと思ったのに。年かな?」
戯ける様に笑い乍ら手早く茶を三つ淹れて盆に載せ、茶菓子を伴って持ってくる。
>>743
「ほら、ディスも御出で」
盆を持ち乍ら軽く手招き。
「御茶を淹れたから。――其れは甲に聞くのが一番じゃないかな」
- 745 :甲/筋肉痛:2009/10/18(日) 16:20:53 ID:HVJaErII0
- >>743
「あー…?昨日?…」
「空がなぁ、降って来た」
指を空に指差して、誇張表現気味に告げる
>>744
「年ちゃうわ、まだまだバリバリだっつーの…うぉう、手馴れとる…」
感心したようにその挙動を見る
「ち、見てろ…こんな筋肉痛位でまいるほどの鍛え方は」
ギシギシと音が聞こえそうな動き
ぱたん、と腕を下ろし
「……鍛え方が、足りなかったみたい」
- 746 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 16:23:44 ID:dWPjcS2I0
- >>744
「あう〜…
いただきますなの〜」
【ゆったりと署のほうに入る】
「あう〜…うん、なの」
>>745
「…」
【空を見上げる】
「あう〜…たいへんなの…あんなにたかいところにあるのがおちたらなの…」
【信じたようです】
「そっかなの!それをとめたのが『かぶと』なの!」
【そして勝手に納得したようです】
- 747 :黒沢小百合:2009/10/18(日) 16:25:42 ID:rSRBD9/U0
- 「……夜刀神さん、昨日の所属不明機について、
詳細が判明しました。」
かつかつとヒールの音を響かせながら現れたのは、
スーツに身を包んだ小百合。
日曜日だというのに、昨日の事後処理に
追われているためか機嫌は悪そうだ。
- 748 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 16:31:20 ID:/k2gysHgO
- >>745
「夜刀神の領域では給侍も軽く学んだからね。緑茶に珈琲、紅茶や中国茶。何でも御座れ、さ」
軽く笑って盆から其々の前に置き、自分も座る。
「……本当に大丈夫かい? 古くなったブリキの玩具みたいだけれど」
>>746
「はい、御茶」
ディスの前に差し出す。
>>747
「――御苦労。丁度良い。甲も居る事だ、此の場で口頭で報告して呉れ」
一瞬でグループ総帥の表情に戻り、椅子に深く腰掛けて報告を命じる。
- 749 :甲/筋肉痛:2009/10/18(日) 16:38:26 ID:HVJaErII0
- >>746
「その通り、まぁ…大事に至らなくて良かった良かった」
うんうんと頷いて
ボールペンを取る
「で…今日はひとりかな?」
サラサラと、書類にペンを走らせる
>>747
「(……うっわ…ありゃぜってー寝て無い顔だ…余計な事はせんでおこうっと…)」
「…いらっさい」
ぴょこ、と片手を挙げた
>>748
「深いなぁ、学のねー俺には耳が痛い痛い」
苦笑する
「あぁ、大分…動くようには、なって来た」
言葉の通り、先程よりも滑らかに動く身体
体内の循環機能を"螺旋眼"の回転能力で補助
自然治癒力を常人よりも遥かに早い速度に向上していた
「ん」
総帥の表情に戻った事を視認して
小百合に向き直りノートを開いた
- 750 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 16:40:31 ID:dWPjcS2I0
- >>747
「あう?『さゆり』こんにちわなの〜」
【ゆっくり手を振る】
>>748
「ありがとなの〜…」
【湯のみが自分の力で割れるのを心配しているらしく】
しゅるしゅる
【包帯を巻きつけて持ち上げる】
>>749
「うん、」
【頷いた。安心した風に】
「…あう〜?いまはひとりじゃないけどなの…
ねてるときなの?」
【と、聞き返す】
- 751 :黒沢小百合:2009/10/18(日) 16:47:42 ID:rSRBD9/U0
- >>748 >>749
デバステイター
「昨日、都市上空へと侵入した所属不明機は、GF-21XB、通称『蹂躙する者』。
ここから北方60kmの山中に位置する軍の秘密工廠で製作されていたはずの新型戦略爆撃機です。」
テーブルの上に広げられる資料。
そこには、製作途中と思われる巨大爆撃機の写真と報告書がいくつか。
「最初は、軍部異能者排除派の軍事蜂起かと考えましたが、
どうにも様子がおかしいのです。」
小百合は、広げた資料の中から、
『昨日の戦闘における敵味方、両軍損害の報告』とかかれたものを差し出す。
「人的損害の項目を見てください。都市側の被害は、
空軍戦闘機搭乗員24名、空軍飛行能力者14名、自主的に戦闘に参加した一般能力者17名。
しかし、敵の搭乗員の死体は回収できませんでした。あの巨大な機体は無人機ではないにもかかわらずね。」
>>750
「こんにちは、ディス。」
仕事中であったため、ディスに返されるのは
いつもの穏やかな表情ではなく、硬く機械的な返事。
働き詰めで機嫌が悪いせいもあるだろうが……
「今は仕事中ですから……
私的な話題は後にしていただけると嬉しいです。」
冷たい……
- 752 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 16:56:32 ID:/k2gysHgO
- >>749
「相変わらず素晴らしい応用性だね。家事から戦闘まで」
感心を顕にし乍ら小さく言って、自身の秘書に向き直る。
>>750
「気にしなくて良いさ」
言って、茶を一口。
>>751
「調査チームは既に派遣しているのだろう、其れに関して考えられる可能性は?」
有能な自身の秘書の事だ、調査チームは既に編成、派遣をして居るだろうと察して話を進める。
- 753 :甲/筋肉痛:2009/10/18(日) 16:59:05 ID:HVJaErII0
- >>750
「いやいや、今現在…この場所でってこと」
「誰かと一緒に、公園にいたんかい?」
ああ、何か身にならなそうな事してんなぁ、と思いつつ
苦手な事務仕事をこなす
>>751
「(………奮起しても、遅過ぎた…っつー事か)」
ガリガリと、ノートに書き殴る
あれだけの猛攻、被害が出ない方がおかしいに決まってる
でも
もっと上手くやれたのでは、という考えを起こさせるには現実の被害者の数は十分で
「…」
軽く頭を振って考えを飛ばす
それからは
静かに、総帥秘書の報告を聞く
>>752
「付き合い、長いからな」
「何が出来て、何が出来ないか…掴んで置くのも能力者の努め、ってね」
小百合の話を真剣な表情で聞いていた
- 754 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 17:05:55 ID:dWPjcS2I0
- >>751
「あう、うん…なの…」
【小百合の表情を見て少し縮こまった】
>>752
「うん…」
【ちょっとさみしそうな顔でお茶をすする】
「あう〜…なんだか『さゆり』たいへんそなの…」
【当人には言えないらしい】
>>753
「あう〜…ううん、あそこではひとりでねてたかなの…
あ!」
【と、その瞬間不安そうな顔をする】
「う〜…あぶなかったの…ねてるあいだにさらわれたらなの…」
- 755 :黒沢小百合:2009/10/18(日) 17:12:48 ID:rSRBD9/U0
- >>752 >>753
「私個人の物ではありませんが、既に軍部の部隊が秘密工廠に到着、
基地司令官のメリルリンチ中将を拿捕し、尋問を行っているそうです。」
写真の一枚に写っている疲れた顔をした
初老の男がメリルリンチ中将だろうか。
「同時に工廠作業員、衛兵も全員拘束。あの怪物を動かすには最低、300名が必要だそうですが
一人の欠員もないとの事です。秘密裏に乗員を乗せたとも考えにくいですし、
胴体の残骸からは転移魔術発動の痕跡も認められません。
つまり、『デバステイター』は無人で動いていた、ということになります。」
小百合は、次に小さな袋を取り出す。
その中には、いくつかの金属パーツが入っている。
「その謎をとく鍵が、これですよ。」
>>754
「ごめんね。」
ディスの頭を軽くなでる。
小百合の表情が、少しだけほぐれたような気がする。
「あとで、一緒に遊んであげますから。」
- 756 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 17:18:00 ID:/k2gysHgO
- >>753
成程、と小さく呟いて薄く微笑み、軈て職務に臨む者の表情に変わる。
「……今の小百合の報告を聞いて、何か違和感は無いか? 実際に戦った君の考えを聞きたい」
>>754
「要職に在るからね」
軽く笑ってディスの髪を撫でる。
>>755
「成程」
真相を概ね把握し、苦笑を漏らす。
「中将麾下、余程無能――と嘲られないのが相手の怖さだな」
- 757 :甲/筋肉痛:2009/10/18(日) 17:24:41 ID:HVJaErII0
- >>754
「そうだな」
やれやれ、と肩落とす
「攫われる、だけで済めば良いけど、もっと怖い事だって世の中ある」
「いい加減、分かろうな?」
見た目よりも内面が幼いのは知っている
けれども、この成長の遅さには不安を抱かずにはいられない
>>755
「―――…機械、人間」
見えた金属パーツに、漏れる呟き
バキリ、と握り締めた鉛筆が折れた
>>756
「あぁ、間違いねえ…こりゃ十中八九、機械ヤロウどもの仕業だ」
限界ギリギリの戦闘機の機動
人間業と思えなかった統率の取れ方
全ての動きに無駄が無さ過ぎた
何より昨日の敵に感じなかった物があった
それは、恐れ
「……規模、でかくなり過ぎだろ…チクショウ…!」
震える拳を
もう片方の手で押さえつけた
- 758 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 17:28:45 ID:dWPjcS2I0
- >>755
「うん…『さゆり』もがんばなの…」
【撫でられて一安心したのか微笑んだ】
>>756
「あう〜…そうなの…
たいへんなの…」
【色々実感している】
「…がんばってるの」
>>757
「あう…」
【頭を下げる】
「うん…あぶないからなの…わかったの…」
【しょんぼりしてはいるが落ち込んではいなさそうだ】
「おそとはこわいこといっぱいなの…」
- 759 :黒沢小百合:2009/10/18(日) 17:33:10 ID:rSRBD9/U0
- >>756 >>757
「この部品は、デバステイターのいかなる箇所にも使われていない、
軍の共通規格にすら合致しない出所不明のパーツです。
同じような謎の部品が、残骸から大量に発見されました。」
ここで言葉を切り、たしかに甲を見つめて。
「甲さんの言うとおり、これは機械人間の改造に使われている、
特殊なパーツと同じものです。おそらく、尋問が進めば基地関係者の中から、
何人か機械人間が見つかるでしょう。」
機械人間の怖さは、恐怖を感じず、ただひとつの目的に統制された思考である。
しかし、真に恐ろしいのはいつの間にか、人と摩り替わり何事もなく生活に溶け込み
周囲を作り変えていくという事であろう……
>>758
ディスの足元に何か動くものが……
「ひょこひょこ」
- 760 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 17:40:43 ID:/k2gysHgO
- >>757
「調査結果、実戦者証言。――確定だな」
頷き、呟く。
この証言で“調査結果を基にそれを念頭に置いて動く”のではなく、“確定された情報に対応”する事が可能になる。
様々な調査を行い乍ら動くのでは無く、一本に絞って。
>>759
「中将を無能と言えれば楽なのだがな。他人事では無い、対策を寝る必要が在る」
ふ、と小さく嘆息。
「社へ出入りする者の身元確認を徹底、金属探知機の数を増やし、調査を急がせる。こんな物か」
言い乍ら立ち上がり、茶を淹れて小百合の前に置く。
「御苦労。良くやってくれた」
- 761 :甲/交番勤務員:2009/10/18(日) 17:46:19 ID:HVJaErII0
- >>758
「ん…」
小百合に向けた集中を思い出したようにディスに一度戻して
「ああ、それと…誰が保護者かわかんねーけど、学校には通わせて貰えよ」
この年になって分かる
学ぶ事の大切さ
>>759
ガシガシと折れた鉛筆をノートに走らせる
でかでかと書かれたその文字
"打倒!!機械人間!!!"
すごい単純だった
「―――…隣国まで規模が広がってるとはな…いや、そもそもの発祥がソコだったら…」
顎に指を当てて、呟くように自問する
「…ともかく、根っこを早く見つけねえと」
悩む時間はもう過ぎた
自分に出来る事を、行動するだけ
>>760
「――」
静かに、頷きをもって返答とする
「じゃあ俺は」
総帥の提案を聞きながら外に向かう
筋肉痛に軋んだ身体は、いつの間にか治っていて
「足で、稼ぐぜ?」
小百合が情報を分析してくれる
ならば現場の自分は、少しでも多く街を廻り
それに活かせる物をかき集めてくるだけ
「じゃ!」
自転車に跨り、夕暮れの街にパトロールに向かった
//ごめ!急落ちだー
- 762 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 17:51:13 ID:dWPjcS2I0
- >>759
「あう?」
【何か足元から音がしたので】
【下を覗いてみた】
>>761
「あう〜…がっこうなの」
【ああ、とうなずく】
「このあたりにがっこうあるのかなの?」
【首をかしげる】
【千夜学園のことをご存じないようです】
「あ、またねなの〜」
>>760
【…なんか学園のことを知らないっぽい】
- 763 :黒沢小百合:2009/10/18(日) 17:53:34 ID:rSRBD9/U0
- >>760
「早急に系列各社へセキュリティ強化を通達しておきます。
……恐れ多い、私は自分の仕事をしただけです。」
そう言いながらも、
澄ました顔をほころばせて。
「では、私もこれで……まだ事後処理が終わっていませんので……」
軽く会釈して、その場を立ち去る小百合。
ヒールの音が遠ざかっていく……
>>761
「根っこ……たしかに元を断たないと。
守るだけではなく、攻めなければ…・…」
パーツを見つめて、これから何か情報が得られれば良いのですが。と漏らした。
>>762
ディスの足元には、2個のぬいぐるみが!
おそらく、小百合を模した物とディスを模したものだろう。
- 764 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 17:57:59 ID:/k2gysHgO
- >>761
其の背中を見送り、くすりと嬉しそうに微笑んだ。
>>762
「学校、か」
ふむ、と思案する様に呟きディスを見る。
「通ってみたいかい?」
>>763
「ああ、余り無理はし過ぎ無い様に」
小百合の後姿を微笑みと共に見送った。
- 765 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 18:00:34 ID:dWPjcS2I0
- >>763
「あう?…あう〜」
【ひょいっと二つのぬいぐるみを持ち上げる】
「あう〜…『さゆり』と『でぃす』にそっくりなの〜」
【微笑んで二つを見た】
>>764
「がっこう…」
【頷いた】
「いろいろおそわらないと・・わからないこといっぱいあるからなの…
いってみたいなの…」
- 766 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/10/18(日) 18:03:39 ID:IDnKkU3kO
- 「……」
手には申請書と報告書。
申請書の内容は千夜社員の為の宿舎の加入申請。
報告書の内容は以前から異能都市の上空に滞在する飛行船への警戒等。
運良く蔡生と小百合を見付けたが。
「……取り込み中、か……」
タイミングはあまりよくなかった。
「……」
別に急ぎの用件でも無いし。
また今度でいいか、と何処かへ歩きさった。
- 767 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 18:08:03 ID:/k2gysHgO
- >>765
「ふむ。なら通ってみるかい? 千夜学園、と言う学校が有る」
グループの経営する学園の事を思い出しながら言う。
「一度見学して見ると良い」
- 768 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 18:11:07 ID:dWPjcS2I0
- >>767
「あう、やっぱりここにがっこうがあるの!」
【納得するように微笑む】
「うん、いってみるの!…でもおはなしきくにはどしたらいいかなの…」
【入学する方法など全く知らないのであった】
- 769 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/18(日) 18:16:47 ID:/k2gysHgO
- >>768
「話は通して置く。気が向いたら行くと良い。――さて、」
立ち上がって茶器を片付ける。
「私も戻らないといけないな。またね、ディス」
軽く手を挙げ、先の二人と同じ様に交番を後にする。
颯爽とした足取り。凱套の裾を翻し。
- 770 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/18(日) 18:19:04 ID:dWPjcS2I0
- >>769
「うん、ありがとなの…
またねなの〜」
【にっこりほほ笑んで見送った】
「…ひとりはたいへんなの…」
【ディスはひとまず家に帰ることにした】
【ちなみに両手には小百合とディスのぬいぐるみがあった】
- 772 :甲/:2009/10/19(月) 10:23:12 ID:KE2UskXwO
- 【市内・何処かの病院】
白い部屋
「…」
白い顔の男
多量の出血による貧血症状
担ぎ込まれてから数時間
死んだように静かに眠る
寝息すら殆ど聞こえないその状態は"もう二度と目覚めないのでは?"という思いを抱かせ……
「――ぶぇっくしょぉおい!」
……る、までも無かった
- 773 :甲/はじめてのご入院:2009/10/19(月) 19:24:27 ID:KE2UskXwO
- 【時刻は流れ――再び何処かの病院】
「……」
ボーッとして
寝起きの目をぐしぐし擦る
左腕肋骨、骨折
打撲打ち身捻挫、多数
その他内蔵裂傷少々
ギプスとガーゼと包帯
消毒液の匂い
「…やれやれ」
完膚無きまでに患者だった
- 774 :名も無き異能都市住民:2009/10/19(月) 19:50:57 ID:/k2gysHgO
- >>773
こん、こん、と控え目なノックの音。
- 775 :甲/患者:2009/10/19(月) 19:54:44 ID:HVJaErII0
- >>774
「―――…んむ?」
全身余すところ無く負傷した男は
病室の窓に足を掛けつつノックの音を聞く
「やべ…」
サッとベッドに戻り
「…はーい」
ノックに応えた
- 776 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/19(月) 19:58:56 ID:/k2gysHgO
- ドアが開く。
白い病室に真紅が彩られた。
「今晩は。調子は如何だい?」
然程心配はして居ないのだろう。普段と変わらない表情で真紅の髪眼の女は調子を尋ねる。
- 777 :甲/患者:2009/10/19(月) 20:05:39 ID:HVJaErII0
- >>776
「げ」
心で思った言葉がそのまま口から出た
「げふんげふん!」
それを誤魔化して
「…まぁ…死んでない以上、調子はいつも通り…かな?」
寝癖でボサボサの頭をかいて
少し強がる
なんとなーく
この状態で会いたくなかったなぁとか考えながら
でも、ちょっとお見舞いってのは嬉しいモンだなぁと初めて知ったりして
悲喜交々
複雑な表情で部屋に向かえる
- 778 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/19(月) 20:11:01 ID:/k2gysHgO
- >>777
「君の事だからもしかしたら抜け出して居るかな、なんて思っていたけれど」
傍らには束と云う程では無いにせよ、幾つかの花を納めた包みを抱えていた。
薄く笑いながら花瓶に水を入れ、花を生ける。
「そんな事は無かったみたいだね。昔は散々脱走していたのに」
鮮やかな真紅の花を花瓶に納めながら、楽しげに笑う。
- 779 :甲/患者:2009/10/19(月) 20:17:02 ID:KE2UskXwO
- >>778
ギクリ、と口の端がピクピク動く
「ははは…まぁ俺も落ち着きのある男だからなぁ…脱走なんて野蛮な事はとてもとても」
落ち着き無く早口で捲し立てて
「…あ、サンキュー」
花を見る
「なんか真っ赤で…秋っぽい花だな」
- 780 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/19(月) 20:25:22 ID:/k2gysHgO
- >>779
「アルバート・ブリッジの実験だと人は嘘を吐く時早口になるそうだ」
横目に甲を見る。薄桜色の唇は楽しげに笑みを作った侭だ。
「実験では本当の部分は一分間に130語のペースだが、嘘の部分は一分間に145語のペースになったらしい」
花を生け、紙袋を抱えた侭甲の傍に寄り、椅子を出して座る。
くすくすと笑って。
「ああ、そう言えばそうだね。夜刀神の花で、私の実家では年中咲いて居るんだが」
- 781 :甲/患者:2009/10/19(月) 20:33:01 ID:HVJaErII0
- >>780
「…そんな奴知り合いにいねーよ」
ふん、と鼻を鳴らし、悔しそうに口を尖らせる
蔡生には分からないだろうが
個室病室に独り呆けていた甲の表情は、蔡生との接触で先程とは比べ物にならない程の
活気と色を取り戻していた
「年中真っ赤っか…想像するだに眼に悪そうだ」
「―――…って、人の事言えねーけどな」
壁に掛けられた、その花瓶の花に負けないほど赤い自身のトレードマークを眺めて
楽しげに、笑った
- 782 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/19(月) 20:40:03 ID:/k2gysHgO
- >>781
皿とフォークを用意。
紙袋から林檎を取り出して剥きながらくすくすと笑う。
「其れを言ったら私もだよ。髪も眼も真っ赤だ。あの花は私の髪眼の色を基に造られたんだけどね」
家門の花と同じ様な物なのだろう、個人の花。
夜刀神の上流階級の風習の一つ。
奇麗に向いた林檎を一切れフォークに刺し、甲に向ける。
「どうぞ。腐らない林檎だよ」
- 783 :甲/患者:2009/10/19(月) 20:47:22 ID:91mOCYdk0
- >>782
「んー…赤は、攻撃的な色だけどさ…不思議と惹かれるもの、あるよな」
マフラーに向けていた視線を蔡生の髪と眼に移し
しばし、眺める
「なるほど、その花が綺麗に見える訳だ」
蔡生の色を模したその花、強く惹かれるその色について
率直な意見を述べて
ジッと見詰める視線は
『ぐーーー』
次第にリンゴに移り変わる
「…かたじけない」
丸一日ぶりの食事に、染み渡る旨さを噛み締める
「ふまい(シャリシャリ)」
- 784 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/19(月) 20:56:45 ID:/k2gysHgO
- >>783
「余り御世辞を言わないでくれ。照れてしまうよ」
何時もの余裕有る笑みとは少しばかり趣を異にする、はにかんだ笑みを浮かべて。
自分も林檎を一欠片食べて、またフォークに刺して甲に差し出す。
「うん、美味しい。……何も食べて無かったのか、普通の林檎の方が良かったかな」
- 785 :甲/患者:2009/10/19(月) 21:02:55 ID:91mOCYdk0
- >>784
「世辞は苦手だよ」
むぐむぐとリンゴを咀嚼
かりかりと、無事な右手で頬をかく
「あーん」
差し出されたフォーク、そのリンゴを再びぱくりと食べて
シャリシャリ
ゴクン
「ん、うまいぞ?…そういえば、腐らないとか…これも夜刀神謹製ってやつ?」
普通のリンゴに見えたそれを見る
- 786 :名も無き異能都市住民:2009/10/19(月) 21:05:40 ID:g4lxCBLQ0
- 突如コンコン、と鳴る扉。
誰かが外からノックしているようだ。
- 787 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/19(月) 21:15:23 ID:/k2gysHgO
- >>785
「ふふ」
気恥ずかしいのか、何と無く笑ってみて。
「夜刀神では此が主流だが、此方の世界でも作られているよ」
しゃくりと一口。
「何も食べて無いまっさらな舌だからそうは感じ無いだろうけれど、普通の林檎よりも甘味が薄いんだ」
その代わり自然で爽やかな風味は普通の林檎では味わえ無いけれど。
と言葉を続ける。
「動物性蛋白を配合した肥料を使えばねっとりとした甘さの野菜や果物になる」
ぽん、と手元の未だ剥いていない林檎を軽く放る。
「対して植物性肥料のみを使えばやや味気ないが爽やかで自然な風味の作物になるんだ」
放り投げた林檎をキャッチ。
「ほら、植物は枯れるけど果物は普通、腐ってしまうだろう? だが植物性肥料のみで育てれば果物は純粋な植物の侭だ」
だからこの林檎は腐らない。風通しの良い所に置いておけば奇麗に枯れるよ、と言葉を結ぶ。
「農業が専門の君には釈迦説だったかな」
- 788 :甲/患者:2009/10/19(月) 21:24:29 ID:91mOCYdk0
- >>786
「ふぁい?」
リンゴを口にしたままで、ノックに応える
>>787
「…もぐもぐ」
何となく、話し掛けるのが惜しいような感じがして
笑う様子をただ、もぐもぐしながら見ていた
「なるほどね」
宙を舞うリンゴを眼で追って
「肥料の差かぁ…でもま、口の中がからっからだったから」
「俺には、こっちの方がありがたかったな」
甘さよりも爽やかさが欲しい状態で、酸味の多いリンゴはベストチョイスだったようで
「釈迦説なんてとんでもない」
ぱたぱたと手を振って
「さっちんの学の深さにゃ、いつも脱帽しっぱなしさね」
からからと笑う
- 789 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/10/19(月) 21:31:33 ID:/k2gysHgO
- >>788
「そう言って呉れると助かる」
ふふ、と軽く笑って、また林檎を剥き始める。
「夜刀神の領域では腐ら無いのが普通だったから。此方に来て少し驚いたよ」
其れで違いを調べたんだ。
そう言いながら一つだけ兔にした林檎を口に入れ、皿にフォークを添えて甲に渡す。
「扠、別の見舞い人も来た様だし私は退散するよ。くれぐれも脱走なんてしない様に」
鮮やかに笑い、またねと再会の言葉を告げ。
新たな見舞い人と入れ違う様に退室した。
- 790 :千夜社員:2009/10/19(月) 21:32:34 ID:g4lxCBLQ0
- /うおお!さつきさんちょっと待ってー!って間に合うかー!?
- 791 :甲/患者:2009/10/19(月) 21:36:31 ID:91mOCYdk0
- >>789
「あぁ、しねーよ…ありがとな」
見舞いのありがたさ、それを今学んだから
右手を挙げて、見送った
「でも」
笑顔が、曇る
「ウサギ……残しといて欲しかった…」
聞こえない様に呟いた
- 792 :甲/患者:2009/10/19(月) 21:40:14 ID:91mOCYdk0
- >>790
//こっちに用事無いみたいなんで
//風呂落ちさせて貰いまー
- 793 :名も無き異能都市住民:2009/10/19(月) 21:41:28 ID:g4lxCBLQ0
- >>792
/了解!申し訳ねえですだー……
- 794 :甲/患者:2009/10/19(月) 23:45:33 ID:3fzN0OMY0
- 「消灯早ぇよ……」
ゴロンと寝返り
そういえば、ベッドで寝るの久し振りだな
…明日は検査
結果が良好なら即退院
MRIは嫌い、昔を思い出すから
でも文句は言えないか……
「……」
白い部屋は静かで
たったの一日居ただけだけど、賑やかなあそこが懐かしくなる
しばらく後、規則的な寝息が聞こえ始めた
- 795 :甲/検査結果待ち:2009/10/20(火) 11:12:59 ID:KE2UskXwO
- 「(…腹減ったな…)」
検査結果を待つ
昨日最後のリンゴを食べてから水すら口にしていない
病室の窓から外をぼーっと眺める
「あ…」
「……最後の葉っぱ…落ちた」
縁起でもねぇ景色だった…
- 796 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 11:29:51 ID:Z3eEKS3k0
- >>795
「…zzz」
【その木の上に少女が寝ていた】
- 797 :甲/検査結果待ち:2009/10/20(火) 11:49:36 ID:KE2UskXwO
- >>796
…ずるっ
こけた
- 798 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 11:53:21 ID:Z3eEKS3k0
- >>797
【微妙に木の枝が揺れてるのでとっても葉っぱが落ちやすかったらしい】
「…く〜」
【幹にもたれかかって爆睡している…】
- 799 :甲/検査結果待ち:2009/10/20(火) 12:06:43 ID:KE2UskXwO
- >>798
部屋に入った看護師がぎょっとする
「…」
『…おサルさん…ですか…?』
「…いや、人の子でしょう…多分」
『…じゃあ、診察室までどうぞ』
「…はい」
看護師に連れられて
病室を出ていった
- 800 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 12:12:08 ID:Z3eEKS3k0
- >>799
「……zzz」
【相変わらず寝続けていた】
【多分追い出されるだろう】
- 801 :甲/元患者:2009/10/20(火) 17:28:35 ID:KE2UskXwO
- 【中央通り】
「…んー…シャバの空気はうめー…」
三角巾でギプスに被われた左腕を吊って
羽織るだけのジャケットを肩に掛けた男は悠々と街を行く
目に見えない部分にも幾らか包帯で押さえられているが
取り敢えず退院
さんざ引っ張ったけど
取り立てて何のサプライズも無く街に戻ってきた
「(…早速一杯!…は、ダメなのね…)」
制限は多々あれど
退院の喜びを噛み締めて
「…とりあえずメシ食おう」
時刻は夕暮れ繁華街
鼻を擽る匂いに釣られ
空腹を引きずりながら、いつものそば屋に足を向けた
- 802 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 18:48:08 ID:Z3eEKS3k0
- 【お蕎麦屋さん…の外】
「…もぐもぐもぐ」
【パンを食べている少女がベンチに座っていた】
- 803 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 21:50:50 ID:3fzN0OMY0
- 「…ふぁあああ…ふ」
大あくびを引きながら街を歩く
「(病院で寝過ぎたっつーのに…まだ眠ぃ…やれやれ)」
自販機の前に立ち止まり
ブラックコーヒーの温かい方のボタンを押した
ガコン
- 804 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 21:55:45 ID:Z3eEKS3k0
- ガチャ
「あう〜…おなかいっぱいなの〜」
【一つのお店から少女が出てきた】
- 805 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 22:04:10 ID:3fzN0OMY0
- 「……?」
ふと、間延びした声にそちらを向く
「…」
コーヒーを飲む
それ以外特に何のモーションも起こさず
- 806 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 22:09:17 ID:Z3eEKS3k0
- >>805
「あう?」
【甲と目を合わせる】
――っざわざわ――
【何か出てきたお店は大騒ぎになっているようだ】
- 807 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 22:11:20 ID:3fzN0OMY0
- >>806
「……」
ぬるり、と視線を外す
店の方の騒ぎが大体予想がついて
「(関わらないように、と…)」
他人ですよオーラをかもし出す
- 808 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 22:17:08 ID:Z3eEKS3k0
- >>807
「あう?どうしたの?『かぶと』なの」
【てくてくと歩いていく】
――まさかバイキングのメニュー…
―――ほとんど食べられるなん…
【店の中から】
- 809 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 22:19:14 ID:3fzN0OMY0
- >>808
「…」
すすす、と離れる
メガネのずれを直して
すすすすすすすすすすす…
離れて行く
- 810 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 22:30:10 ID:Z3eEKS3k0
- >>809
「あう?」
【なんで離れるんだろうと思いながら】
てててて
【追っていく】
- 811 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 22:32:15 ID:3fzN0OMY0
- >>810
「(なん…だと…?)」
すすすすすすすす
すすっすすっす
すっすすすす
すーすすすすっす
小刻みに挟むフェイント
刻む、摺り足のビート
砂埃一つ立てず、甲の逃走が始まった
- 812 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 22:34:28 ID:Z3eEKS3k0
- >>811
「あう〜まってなの〜なんでにげるの〜?」
【すすすすすすすすす】
【やっぱり動きが気になってるみたいだ】
【ちなみにあそこのお店はまだ騒いでました】
- 813 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 22:39:49 ID:3fzN0OMY0
- >>812
「(―――なんで追い掛けて来るねん!)」
再びずれたメガネを直し
すすすすすすす!
っすすすっすっすっす!
路地の角を曲がる
- 814 :ウリュー:2009/10/20(火) 22:43:10 ID:PBnIervYO
- 騒ぎの店から少女が出てきた。
「ううー。おうどんコーナーも全滅ー…」
しょんぼりしながらてくてく歩いてくる。
「……む、にっくき腹ぺこ少女と……誰?鬼ごっこ?」
二人の追いかけっこを眺めながら
- 815 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 22:43:39 ID:Z3eEKS3k0
- >>813
「あう〜まってな…あう!?」
【ドンっとぶつかった音がした】
女性の声「お?」
「ごめんなさいなの!ぶつかっちゃったの!」
【どうやら誰かとぶつかったらしい】
女性の声「いやいや気にせんで、けがない?」
「うん…だいじょぶなの」
【路地にいるためおそらく甲には声だけ聞こえるだろう】
- 816 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 22:48:32 ID:3fzN0OMY0
- >>814
大食いちびっこと逃げる男
傍から見ると…
あー…
肉食獣に追いかけられる…インパラ?
よくワカンネ
けど、何か捕まったら食われる、そんな感じ
>>815
「(ククク…甘いな…バック走ですら空間把握能力を駆使し人波をかわした俺の勝ちだ…)」
勝ち誇った
曲がった角の…ビルの窓の桟の上で
- 817 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 22:52:50 ID:Z3eEKS3k0
- >>814
「…あう?」
【なんか声が聞こえたので振り返った】
「こんばんわなの〜…」
【なんか状況わかってないっぽい】
>>816
「あう〜…『かぶと』みえなくなったの〜」
【あたりを見回している】
少女?「じゃあまたね」
「あう、またねなの〜」
【手を振りながら少女を見送る】
【その少女は甲の方向に歩いていく】
キ…
【一瞬変な音がした気がする】
- 818 :ウリュー:2009/10/20(火) 22:54:28 ID:PBnIervYO
- >>815>>816
(追いかけっこの顛末はよくわかりませんが)
「……なぜあんな所にまで……」
ぢーっと甲を観察中。
>>817
「ん?こんばんわー。あんまり食べると他のお客さんの分が無くなっちゃいますよ?」
- 819 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 22:59:00 ID:3fzN0OMY0
- >>817
「……ぁん?」
声には聞き覚えは無い、けど
聞こえた音には忘れ難い物がある
「…」
上から、角を曲がる少女を見る
>>818
その男、あんな所で誰かを観察している
左腕に見える白い布、怪我をしている事は見て取れるかもしれない
- 820 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 23:02:13 ID:Z3eEKS3k0
- >>818
「あう…ごめんなさいなの…
その…いっぱいあったからなの…」
【しゅんと頭を下げた】
>>819
【その少女は千夜学園の高等部の制服を着ている】
【だが顔はまだよく見えない】
「〜〜〜♪」
【何やら鼻歌を歌いながら歩く少女】
キリキリ キリキリ
【その鼻歌の隙間から聞き覚えのある音がする…】
- 821 :ウリュー:2009/10/20(火) 23:06:19 ID:PBnIervYO
- >>819
「……あれは、今時のOSRですね……ん、なにを見ている?」
ファッション的な何かと勘違いした。甲が観察している方に意識をやる。
キリキリ……
「む、変態機械音」
ぴくりと眉が跳ねる。
>>820
「いっぱいあっても、無くならない訳じゃ無いんですからね?みんなで分けあって食べるのです」
- 822 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 23:07:42 ID:3fzN0OMY0
- >>820
左腕のギプスを見る
「……四の五の言って…られねえか」
溜息
直後、飛び降りる
「…おうおうおう、すこーし…止まれ」
少女の目の前、まったをする様に手を前に出す
>>821
それ基準で行くと大分オサレな甲は
キリキリ少女の前で待ったのポーズ
展開は移り変わる
- 823 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 23:14:58 ID:Z3eEKS3k0
- >>821
「うん…いっぱいたべちゃだめだよねなの…
もうちょっとがまんしないといけないなの…」
【ごめんなさいなの、と頭を下げた】
キリキリ…
【その音の主は甲の近くにいる】
>>822
少女?「ん?何?」
【とん、と立ち止まる少女】
少女?「その〜…こんな夜遅くに歩いてたことはすいませんけど…
何も私」
【街灯にあたってその顔が露わになる】
少女?「してない…って記憶してるんですけど」
【その顔は】
【3日前ほどから行方不明とあちこちに顔写真とともにかかれていた少女】
【火神 美紅(ほのがみ みく)の顔であった】
- 824 :ウリュー:2009/10/20(火) 23:17:04 ID:PBnIervYO
- >>822
「オサレなお兄さん。あの機械人形は何なんですか?最近ここに来たばかりで」
少女は甲に駆けより訪ねる。真鍮の指輪が鈍くその輝きを増した…気がする
>>823
「……まあいいや。それより、あのお姉さんのこと知ってます?」
ちょいと指さす先には美紅がいる。
- 825 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 23:21:59 ID:3fzN0OMY0
- >>823
「(どっかで見たような…気がしないでもない様な…)」
二日前に交番に届いた書類に載ってたような気がしたけど
「まぁ、良いや面倒くせえ」
この展開も、流石に慣れっこになってまいりました
「これからする、もしくはした後だから…同行して貰おうか?」
>>824
「え?オサレって俺?…マジで?いやぁ…今日はそんな気合い入れてねーのになぁ」
何か照れるけど
「人食い機械さ、特技は成り代わり」
目の前の少女からは視線を外さない
- 826 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 23:26:11 ID:Z3eEKS3k0
- >>824
「あう?…あのひとなの?」
【ふと、美紅へと顔を向ける】
「しらないけどなの…あのおとってなの…」
【ディスの鋭敏な聴覚が音をとらえたようだ】
>>825
「…それはちょっと困る…」
【そう言って美紅は少し後ろに下がる】
「もっと知らなきゃいけないことがあるからさっ!」
【そう言ってじっと甲を見る】
- 827 :ウリュー:2009/10/20(火) 23:28:01 ID:PBnIervYO
- >>825
「え?ピンチになったらギブスをバンってしてドンってなるんじゃ無いんですか?」
抽象的すぎて理解し難い。
「人食いかぁ……いや、この前一回襲われまして」
あんな油ギッシュなハゲ親父に成り代わりたい機械もいるのかと考えながら
「よもまつですね」
何故か変換できなかった。
>>826
「うーん、こっちのお兄さんの話を聞くに、あまり良い人じゃないみたいです」
そもそも人では無いのだが
- 828 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 23:31:51 ID:3fzN0OMY0
- >>826
「ねえよ」
突き放す言葉、冷やかに
「お前らはやり過ぎだ、これ以上野放しにする事は出来ん」
見詰める視線に色は無い
>>827
「バンってしてドンってしたらボキってなってグォオってなるわ」
「まつだな」
やれやれ、と息を吐く
- 829 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 23:35:55 ID:Z3eEKS3k0
- >>827
「あう〜…いいひとじゃないの…
ねこさんからもおんなじおとがしてたの…」
【不安げな顔をして見つめる】
>>828
「…しょうがない…」
【そう小さくつぶやいて右手を甲に向ける】
――――ドゴォッ!!
【拳が轟音を発すると、猛烈なジェット噴射をしながら甲に向けて拳が飛んでいく】
- 830 :ウリュー:2009/10/20(火) 23:42:23 ID:PBnIervYO
- >>828
「そうすると……人食い機械相手に手負いのお兄さんと、少女二人で挑むと?」
ディスの方をちらりと見て、武器はもっているから戦えると判断
この少女といえば目立った武装は何一つ無いわけだが
>>829
「…とまああの様に!」
フォン、と少女が拳を振るう。大気は衝撃波となって甲に迫る機械の拳にぶつかり威力を削ぐ。
「ふう。人間の敵らしいですよ?」
- 831 :甲/本日非番:2009/10/20(火) 23:44:37 ID:3fzN0OMY0
- >>829
す、と挙げる右腕
「噴射跳躍拳」
――ガァンッ!!!
二人の中間地点で弾ける拳と拳
「ふん、ロケットパンチたぁイカス機能だな…けどま、年季がちげーよバカヤロウ」
ガキン、と戻る拳
感触を確かめるように手首を捻る
しかし
「(―――…つ…馬鹿はこっちか、やべ…肋骨軋む…!)」
退院初日でコレとか
今年の運勢最悪だな、と心で悪態を吐く
>>830
「最悪、逃げろ…まぁ、俺一人ならなんとかなる」
額に浮かぶ汗の量は尋常では無いが
口にするのは余裕の言葉
「お前、名前は?」
- 832 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/20(火) 23:49:43 ID:Z3eEKS3k0
- >>830
「そうなの…じゃあつかまえないとなの」
【とりあえずディスはウリューの後ろから様子を見ている】
【ウリューの発した衝撃波によってロケットパンチの威力が下がるが】
「む、こっちにも敵がいるのか…」
【ウリューへと目を向けた】
>>831
【弾かれてあさっての方向へと飛ぶ拳】
「成程そっちもロケットパンチか〜…確かにそれじゃあ無理だろうけど」
【にやりと笑う少女。その顔は不気味さは無く、まるで楽しそうな顔だ】
「こういうのは」
【突然空中で静止する拳。そして】
「初めてじゃ」
【くるりと拳は再び甲に向く】
「ないかな?」
ゴォォォォォ
【再び炎を吹いて拳が甲に向けて飛ぶ】
- 833 :ウリュー:2009/10/20(火) 23:57:39 ID:PBnIervYO
- >>831
「……そんな顔して、逃げれるわけ無いでしょう」
やれやれ、と呆れ顔で首からかけたポーチの中身を手探り
「私はウリュー。雨の竜と書きます…ま、これは適当にあてただけですけど」
名乗る。ともあれ逃げる気はなさそうだ。
「……治癒と守護のお守りです。無いよりましでしょう」
ぽいと甲に黒曜石が填められたネックレスを投げ渡す。
>>832
「……こんなもの」
ヒュッと甲とロケットパンチの軌道に割って入ると
「……こうだ!」
真っ向から拳で迎えうつ。手元から離れている分幾らか威力は落ちているだろうとの予測だが…
(………重い!痛い!腕が痺れる!)
- 834 :甲/本日非番…だったはず:2009/10/21(水) 00:01:58 ID:3fzN0OMY0
- >>832
「残念、そこも俺が5年前に通った道だ」
―――ガァンッ!!
雨竜が迎え撃ち、更に威力が死んだ拳を
裏拳一閃、目前で跳ね上げる
「ディース!包帯!それ絡め獲れ!!」
後ろで声が聞こえたディスに声を飛ばす
弾き挙げた拳を包帯で押さえろ、という指示
「(――…くっそが…意識飛びそうだ…!)」
唇を血が出るほど噛み締め、痛みを押し堪える
>>833
「……そうかよ」
ネックレスを受け取り
「なら雨竜、死ぬなよ…お互い」
- 835 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/21(水) 00:07:09 ID:Z3eEKS3k0
- >>833
「…あう〜、なんとかしなきゃなの…」
【ディスも包帯を延ばして行く】
ガキィン
【ウリューの拳を受けて威力が殺される】
「流石に二人はちょっとやばいか…」
【困った表情で見る】
>>834
「くっ…受け止めたところd「わかったの!かぶと!」…え?」
シュルシュルシュル
【勢いよく包帯が跳ね上げられた拳を絡め取って行った】
「ちょ、そんな能力だなんて!」
【包帯に絡め取られた拳はその場に停止して身動きとれなくなった】
「…やっぱり一筋縄とはいかないみたいだね」
【目の色が若干変化している…ように見える】
- 836 :ウリュー/薬は用法用量を(ry:2009/10/21(水) 00:15:26 ID:PBnIervYO
- >>834
「こんなことで死んでちゃあ、ダンジョンなんぞ潜れません!ともあれドーピング、と…」
ポーチから数本小瓶を取り出し、色鮮やかな中身を飲み干す。
瞬間少女から感じられる生命力や気と言った類の物が膨れ上がった。
「――――よし、いこ」
少し目が充血している。ご利用は計画的に
>>835
「――喋る余裕は有るの?」
先ほどからかなりの速度が有った少女だが、更に早く、更に速く美紅の懐に入り込み
――ヒュゴゥ!
一切の躊躇いが無い貫き手を美紅の喉笛に向けて放つ。
(先手必勝!致命傷までなら許容範囲!)
つまりは捨て身である。
- 837 :甲/本日非番…だったはず…いや、しかし:2009/10/21(水) 00:17:47 ID:3fzN0OMY0
- >>835
「はぁ…!は……上出来」
絡め獲ったそれをニヤリと笑って見上げる
「……ま、観念しろい」
ジワリと、腹部に滲む血
開く傷口
「(生け捕り…コイツを黒沢に突き出す…!)」
「(まだだ…まだ倒れらんねーぞ…甲ッ)」
>>836
「……うわぁ…」
小瓶の中身
見るだけで食欲が無くなった
「即効性のドーピング…ヤバイもん使うなァ…」
場所が場所なら即逮捕だなぁと思った
- 838 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/21(水) 00:26:51 ID:Z3eEKS3k0
- >>836
「う〜…けっこうすごいの…」
【いまだに拳がジェット噴射してるらしく、ディスは苦戦している】
「はや!」
【一瞬仰天した美紅…だが】
バキィン!!
【貫き手が飛んだ瞬間。金属音を響かせて、首が外れとんだ】
「…一瞬びっくりしたけど」
【しかしそれはウリューの抜き手が決まったわけではなく】
「首を狙ってくれたのは幸いだったね」
【自主的に外したのだった…その証拠に首が宙に浮かんでいる】
「おりゃ〜くらえぃ!!」
【そう言って美紅の口から火が吐き出される!!】
【…しかし口の中に火炎放射機らしきものは見えない】
>>837
「う、うんなの!もうすこしはなしたほうがいいかなの…」
【そう言ってロケットパンチを引っ張っていく】
「まだまだ!私の能はこんだけじゃあない!」
【浮いている顔が甲に向けて言う】
「そっちも食らえい!」
ゴバァ!!
【甲に向けても火を勢いよく吐きだした】
- 839 :ウリュー:2009/10/21(水) 00:37:55 ID:PBnIervYO
- >>837
(あの様子じゃあ…立ってるだけでも……回復薬も渡しときましょか)
ポーチに眠る水銀色の液体を思い浮かべている。
きっと副作用は無いに違いないと思いたい。
>>838
「致命傷までナら、問題はなイ!」
薬で痛覚を消しているのか、指輪に付加された炎耐性のお陰か、燃え盛る火炎に包まれながら、美紅の胴体部を万力の如き力で抱き締める!
- 840 :甲/本日非番…だったはず…いや、しかし:2009/10/21(水) 00:39:11 ID:3fzN0OMY0
- >>838
「……ビックリ機械人間め」
メガネを外す
右手を突き出し、風を掴み―――廻す
甲を包むように風が回転、盾となる
「想像通りの面倒くささ……この調子じゃ、全身バラバラ…ジオング確定だな」
「……」
「(……やべ…今一瞬意識飛んだ)」
能力行使には未だ付いて行かない身体だった
>>839
「…」
気配を察して
カンベンしてください、と即席ブロックサインを送った
- 841 :ディス/は悪戦苦闘中です ◆My6NsjkSfM:2009/10/21(水) 00:49:50 ID:Z3eEKS3k0
- >>839
「なにぃ?!攻撃をものともしないなんて!」
【猛烈な勢いで胴体部にしがみついたウリューに仰天する】
「だけど…こっちの獲物は把握しておかないとね!!」
【胴体…につながる左腕の五指から銃口に変形する】
【ウリューに銃口を向けて】
「発射ぁ!」
【弾丸を放つ】
>>840
「…ぬぅ…ここはやっぱりぶつかりあいで!!」
【炎は風の回転によって吹き飛ばされた】
【んが】
「必殺…!」
バシュ!!
【首からもジェット噴射が発生した!!】
「ロケットずつきぃ!!」
ゴオオオオオオオオオ!!
【猛烈な勢いで頭が甲に向けて飛んでいく!!】
【名前はともかく威力は高そうだ。重さ的に先ほどの拳以上だろう】
- 842 :ウリュー:2009/10/21(水) 00:57:49 ID:PBnIervYO
- >>840
(……何々?バッチコイ!助かりますウリューさんぱねーっす?)
しかし伝わらない。人は、わかり合えない……
>>841
(言ったでしょう?致命傷までなら、と)
銃弾に貫かれながらもミシリ、と音が聞こえる程に抱き締める。
ジュウジュウと体中の傷口から血煙を上げて、再生していく。
(私用に調合した強烈な薬です、まだ持つ、まだ保つ)
締め上げる力を更に上げる。折れよ砕けよと言わんばかりに
(……切れる前に鎮痛薬か回復薬飲まないと痛みで死んじゃいますね)
- 843 :甲/本日非番…だったはず…いや、しかし:2009/10/21(水) 01:00:28 ID:3fzN0OMY0
- >>841
「……いや…うん」
ふらりと、立つだけで精一杯の身体で
足を肩幅に開く
「―――…ありがたい」
ゾワリと
その立ち姿に一瞬、鬼気迫る気配が宿る
「テメーから来てくれるなんて……なぁああああああッ!!!!!!!」
踏ん張った姿勢、振り被る
――ゴスンッ!!!
「――づ、ぁ…ッ!!!!」
ほぼ動けぬ姿勢から繰り出したのは、同じく頭突き
「――ッだらあ!!!」
額から血を噴出しながら押し返した
「ガチンコで引けっか…クソジオングヤロー…」
口の中を切ったのか
ペッと血を吐き捨てる
>>842
更になぞの回復薬が必要っぽい状況になってきてる
知らぬ間に窮地に立たされている事を、甲はまだ知らない…
- 844 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/10/21(水) 01:08:43 ID:Z3eEKS3k0
- >>842
「…何てパワーなんだか…もうボディは限界みたいね…」
【締め上げられるごとにボディが悲鳴を上げていく。】
バキバキバキ
【どうやら限界が来たらしく、悲鳴を上げながらボディが絞られていく。】
>>843
バキャン
「んっがぁ!?」
【甲の頭突きの威力は想定外であったらしく、頭が一部壊れてしまった】
「くぅ…これは意外…意外すぎる威力…」
【なんか痛そうな顔をしている】
「…流石にこっちもやばいな…にげ…ないといけないかな…」
【そう言ってやや高い位置に頭が飛んだ】
【が、その後ろから】
しゅるしゅる…
【こっそりこっそりと包帯が伸びてきている】
- 845 :ウリュー:2009/10/21(水) 01:13:04 ID:PBnIervYO
- >>843
(なに、安心しなさい。一口飲めばあっと言う間に意識が飛んで、気づいたら直ってますから)
ベホマ的な薬ではなく、ザキ→ザオリク的な薬らしい
>>844
(今だ!)
万感の思いを込めて叫ぶ!
『ジークブリーカー!死ねえっ!』
……吐血しながら叫ぶ台詞では無かった。
- 846 :甲/本日非番…だったはず…いや、しかし:2009/10/21(水) 01:15:05 ID:3fzN0OMY0
- >>844
「……」
がくがくと膝が笑う
「……あー…」
「(……普通に…死ぬかも…)」
途切れ途切れの意識を、意地という細い線で繋ぎとめている
緊張が切れれば、あっという間に倒れ伏す
そんな状態
>>845
「!」
その叫びに身体が反応する
「どこ!?ジーグどこ!?」
きょろきょろ見回すが…いない
古谷先生ボイスだったら確実に復活していたが
「……あー…うー…」
再び瀕死
- 847 :ディス ◆My6NsjkSfM:2009/10/21(水) 01:23:40 ID:Z3eEKS3k0
- >>845
【死ねぇ!!と言われたら当然…】
バギィン!!
【胴体が真っ二つになった。】
【ボディからは無数の金属部品が散乱してあたりに飛び散った】
「…やっぱりまだ大変だったか…逃げるしかない…!」
【そういうと美紅の頭は改めてロケット噴射をし始めた】
>>846
「こんな体じゃあまともに戦えない…
今日は逃げの一手!!」
【そう言って空へと向かおうとした】
【その瞬間】
「んシュルシュルシュルシュル
【言葉を発する暇もなく頭が包帯でぐるぐる巻きにされて言った】
「やったの!つかまえたの!!」
【ちょっと離れた位置から嬉しそうな声がした気がする】
- 848 :ウリュー/薬(ry:2009/10/21(水) 01:28:48 ID:PBnIervYO
- >>846
ポーイ、と空高く水銀色の液体を投げる。丁度この争いが終わる頃に落ちてきて、甲の口に例の地獄級回復薬が偶然入ってしまうかもしれない。という呪いをかけてみた。
>>847
「え゛ー…じゃあ、ちょっと、後処理は任せグッフ」
血を吐く。そして例の回復薬(効果アップバージョン)を飲みほす。
すると全身が虹色に光輝き世界に祝福されたようなエネルギーに包まれて、ぶっ倒れた。
- 849 :甲/本日非番…だったはず…いや、しかし:2009/10/21(水) 01:33:58 ID:3fzN0OMY0
- >>847
「…ラスト…シューティング……」
空に居る頭に拳を向けるが
「ひつよー…なかた…ディイイイイス!そいつ黒沢んとこ持ってけぇ!」
上を向いた為
頭に反動がついて
「――――」
そのまま
仰向けに倒れた
>>848
甲が最後に眼にした光景
―――がぽ
"親方、空から水銀が降って来た"
仰向けの姿勢、空からのビン
口の中にストライーク!
バッター(と倒れた)甲!アウトォ!!
次に目覚めるのは、きっとまたあの白い部屋ね
甲、退院初日で出戻り確定
//寝るす
//こいつ病院に投げといてー
- 850 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/10/21(水) 01:38:53 ID:Z3eEKS3k0
- >>848
「……だいじょぶかなの…」
【ディスが歩いてきて、座り込んでウリューを見た】
>>849
「えっと…『さゆり』はどこかなの…
あう!『かぶと』しっかりなの!」
【慌ててディスは甲にも包帯を巻きつける】
「…しょうがないの…においで『さゆり』をさがすの…」
【そう言って美紅の腕と頭をきつく縛った状態で】
【甲も包帯で持ち上げた状態で歩いて行った】
(……やれやれ…ボディが壊れたせいでパワー切れだ…)
【心の中で美紅は考えた】
【ちなみに甲は病院に突っ込んでおいたらしい】
- 851 :甲/患者:2009/10/21(水) 08:04:24 ID:KE2UskXwO
- チュンチュン…チチチ…
「…」
再入院
ただし内蔵器官はプリップリの健康体になっていた
- 852 :甲/出戻り患者:2009/10/21(水) 12:23:04 ID:KE2UskXwO
- 良い歳こいて医者にマジ説教された
看護師の視線が痛い
「…ズズ…」
番茶が…沁みる…
退院予定は本日夜半
今度は、気を付けよう…
- 853 :名も無き異能都市住民:2009/10/21(水) 12:29:52 ID:KZg1MerMC
- ……
【甲の病室の前を通りかかる病人】
【点滴を付け、ゆっくりとあるいている】
- 854 :甲/出戻り患者:2009/10/21(水) 12:37:14 ID:KE2UskXwO
- >>853
天気が良いので開け放たれたドア
そこから通行人も見えて
「(…そういえば、周りにどんな人が居るか…気に掛けたことなかったな…)」
歩く姿を目で追って
- 855 :名も無き異能都市住民:2009/10/21(水) 12:41:18 ID:DTK0wtesC
- >>854
【それから暫く】
……あ……
【帰ってきた】
- 856 :甲/出戻り患者:2009/10/21(水) 12:43:56 ID:KE2UskXwO
- >>855
「…」
少しだけ気になった
「…散歩スか?」
だから、少しだけ声を掛けた
- 857 :名も無き異能都市住民:2009/10/21(水) 12:47:02 ID:EZHvaBxoC
- >>856
……?
【甲を見て】
…………迷った
- 858 :甲/出戻り患者:2009/10/21(水) 12:50:39 ID:KE2UskXwO
- >>857
「…えー…?」
案内板もあるしその辺に看護師も居るし
…その便利さ満点施設で
「迷った…?」
怪訝な顔をした
- 859 :名も無き異能都市住民:2009/10/21(水) 12:52:33 ID:EZHvaBxoC
- >>858
【頭を数回かいて】
……? ……?
【本気で迷っている様子】
- 860 :甲/出戻り患者:2009/10/21(水) 12:56:14 ID:KE2UskXwO
- >>859
「……えーと」
釣られて頭をかく
「何号室?……いや、まずは…何階?」
- 861 :名も無き異能都市住民:2009/10/21(水) 12:59:09 ID:KZg1MerMC
- >>860
何号室? 階……?
「アドヴァルドさーん、こっちですよー!」
【看護婦に連れられ、帰っていった】
……
【さりぎわに一礼】
- 862 :甲/出戻り患者:2009/10/21(水) 13:06:12 ID:KE2UskXwO
- >>861
「…どれ」
立ち上がり案内しようとしたところで…
「…」
まぁ、そうなるわな
去り行く姿に会釈を返して
ベッドに戻った
- 863 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 21:53:34 ID:3fzN0OMY0
- なんのかんので病院を追い出されて
「…ふぁあああ…ふ」
大あくびを引きながら街を歩く
「(病院で寝過ぎたっつーのに…まだ眠ぃ…やれやれ)」
自販機の前に立ち止まり
ブラックコーヒーの温かい方のボタンを押した
ガコン
…昨日と同じ行動だって?…気のせいだろ
- 864 :ウリュー:2009/10/21(水) 22:36:24 ID:PBnIervYO
- 何処かの路地裏
――リザレクション――
どこぞの赤青センターマンの様に神々しく少女は復活した。
「う゛ー……頭痛いです……」
- 865 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 22:43:33 ID:3fzN0OMY0
- 「(こっちでもエライもん見た…)」
神々し過ぎて手に持った今川焼きがぽとりと地面に落ちた
「三秒ルール!(ぱく)」
- 866 :ウリュー:2009/10/21(水) 22:47:31 ID:PBnIervYO
- >>865
「……あ、昨日のお兄さん。いやしんぼですね」
少し怪しい足取りで近づいてくる。
「怪我はどうですか?私はついさっきまで彼岸にいましたが」
- 867 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 22:50:16 ID:3fzN0OMY0
- >>866
「うるへーい(ごくん)…医者代で食費も切り詰めてんだよ」
指先をぺろりとしながら
「…奇遇だな」
思いだされる記憶
「俺も明け方まで……そこに居たような気がする…何かめっちゃ手招きされてた…気がする」
- 868 :ウリュー:2009/10/21(水) 22:57:46 ID:PBnIervYO
- >>867
「……いやしんぼなんですね!」
つまり結論はそうなる。
「まず殺してから直すお薬ですから多分逝ってたんじゃないですかね」
リアルでザキ→ザオリクでした。
「いやあ、お口にあって良かったです」
- 869 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 23:00:28 ID:3fzN0OMY0
- >>868
「合ってたまるかぁああああああ!!」
――ズベシ、とチョップ
良い音
「久し振りの臨死体験…いや、実際死んでたの?」
「…ともかく、軽い気持ちで三途の川スキップで飛び越えそうになったわぁああ!!」
AHOOOOOOOO!!!
咆哮、路地裏に響くの巻
- 870 :ウリュー:2009/10/21(水) 23:04:11 ID:PBnIervYO
- >>869
「ひきゃん!?うぅー…頭痛いのにー…」涙目で頭を押さえる。
「結果的に生き返れてるんだから良いじゃないですかぁ。高いんですよ?アレ」
稀にザオラルになる場合もあるのだが黙っておこう。
- 871 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 23:07:26 ID:3fzN0OMY0
- >>870
「やかましい!彼岸まで行く必要無かったわ!!」
「……因みに、幾ら?」
小市民的感覚から、値段が気になって
- 872 :ウリュー:2009/10/21(水) 23:13:03 ID:PBnIervYO
- >>870
「えー…でも結構危なかったと思いましたけど」
ぶうぶう抗議。
「材料費が大体8000Gですから…うーんと、コッペパンが800個買えます!」
お手製らしい。
- 873 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 23:18:35 ID:3fzN0OMY0
- >>872
「……マジ?」
倒れた記憶しか無くて、ちょっとビビる
「あー…?コッペパンがぁ………800個だとぉおおお!?」
俺の食費の何ヶ月分だぁあああああ、と
よく叫ぶ
病院暮らしのストレスは大分発散されてきてます
- 874 :ウリュー:2009/10/21(水) 23:22:01 ID:PBnIervYO
- >>873
「病み上がりで無茶すれば当然でしょう?満足に能力も使えてなかったじゃないですか」
「…………ぢーっ」
つぶらな瞳で見つめながら、小さなおててを甲にさしだし、ゆっくり迫ってくる。
- 875 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 23:24:25 ID:3fzN0OMY0
- >>874
「…仕事熱心と言えぃ」
ふん、と鼻を鳴らす意地っ張り
「……」
「…はい」
ぽん、とその手に今川焼(うぐいすあん)を乗せた
- 876 :ウリュー:2009/10/21(水) 23:29:29 ID:PBnIervYO
- >>875
「勇気と蛮勇は違います。無理と無茶も。行き過ぎは良くないと思います」
「薬もやる気も、何事もご利用は計画的に、なのです」
「めふ、むふ、あむっ…むぐむぐ」
何やら抗議の視線を送っている。食べてるけど。
- 877 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 23:32:15 ID:3fzN0OMY0
- >>876
「(…まさか、昨日のアレが適量だったと言うのか…こやつは…)」
「説得力ねぇ〜…ほい」
缶梅コブ茶を渡す
- 878 :ウリュー:2009/10/21(水) 23:39:31 ID:PBnIervYO
- >>877
「んぐ……ぷはぁー」
満足げに息を吐く
「また今度奢って下さいね」
以降も集る気満々である。一体何千回分割払いになるというのだろう
「あんまり自力が強くないから無茶せざるを得ないんですよ」
本来のスタイルで戦おうとすると凄い勢いでお金が無くなりますから、とぐちりつつお茶を飲む
- 879 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 23:41:39 ID:3fzN0OMY0
- >>878
「身体鍛えろ、身体」
ふん、と力こぶを作る
「(コイツにはもう会わない様に気をつけよう)」
そして決意を固めた
おごり!断固拒否!
- 880 :ウリュー:2009/10/21(水) 23:45:48 ID:PBnIervYO
- >>879
「じゃあまずは体力の基本値を鍛える薬草を探さないと…」
薬に頼らないという選択肢は無いらしい。
「……そういえば、お兄さんは何のお仕事の人なんですか?」
- 881 :甲/退院TAKE2:2009/10/21(水) 23:49:11 ID:3fzN0OMY0
- >>880
「……」
だめだこりゃ!
心の師、長さんがぼやいた
「ん、俺か?」
メガネをくい、と上げて
「…正義の味方だ」
ニヤリ、と笑う正義の味方(自称)
現在相当負傷中
- 882 :ウリュー:2009/10/21(水) 23:56:13 ID:PBnIervYO
- >>881
「……正義の味方!」
ぺちぺちと力こぶをたたいたりしていた少女の目が輝く。
「私正義の味方大好きです!サイン下さい!」
彼女自身およそ正義の味方らしい体の鍛え方はしていないが
「ディモカラダワボドボドディスネ」
そしていきなり片言になる。
- 883 :甲/退院TAKE2:2009/10/22(木) 00:00:21 ID:3fzN0OMY0
- >>882
「(――オンドゥル!?…失われた古代語を…何故…?)」
「おぉっと嬢ちゃん…正義の味方はみだりにサインなんざしねーのさ(サラサラ)」
「はい」
メモ用紙にサイン一丁上がり!
- 884 :ウリュー:2009/10/22(木) 00:07:58 ID:PBnIervYO
- >>883
( 0w0)ウェ?
一瞬……しかし確実にその時少女はヒーローだった……
「わーい!……カブトさんって言うんだー…」
うれしそうにクルクル回っている。ロリババアにあるまじき言動である。
- 885 :甲/退院TAKE2:2009/10/22(木) 00:14:22 ID:3fzN0OMY0
- >>884
雨竜さんヱって最後に書いて
「ふふ、電話番号も載ってるから…困ったらいつでも呼びねえ」
バサリ、と赤いマフラーを翻す
ロリババア?なにそれババロアの仲間?…知る由も無い
「(…ちょっと…調子に乗り過ぎ、か…?)」
昔よりもほんの少し思考がオトナなので、後から僅かに気恥ずかしさを感じて
「アディオス少女よ、薬はメシの後に沢山の水かお湯と飲むんだぞ」
そそくさと去って行った
- 886 :ウリュー/ロリババアは自重しない。:2009/10/22(木) 00:18:10 ID:PBnIervYO
- 「ハイ!」
力一杯に返事をして、甲を見送って。
「良いなぁ…凄いなぁ、ホントにいたんだぁ……」
熱にうかれたようにふらふらとその場を後にした。
- 887 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 20:46:46 ID:HnkBBDEo0
- それは唐突であった。
都市に聳え立つ高層ビル群。
その間を轟音が通り過ぎてゆく。
飛び散る破片。
巻き上がる砂埃。
それは間違いなく破壊の証。
やがて天地が引っくり返ったかのような地響きが辺りを揺らし、一つの巨木が崩れ落ちる。
巨木……そう、巨木だ。
天という葉を支えるように生える巨大な高層ビル。
そのうちの一つが、無残にも崩れ去っていった。
「……ち、逃がしたか」
崩れ落ちるビルを見ながら、その隣のビルの屋上に立つ紅い影。
「面倒な奴だった。できれば逃がしたくなかったんだがな……クソ」
右腕に握るのは巨大な金属パーツ。
まるでムカデのように蠢いてはいるものの、抵抗するような素振りはない。
火花が散っているところを見れば、どうやら故障しているようだ。
「あんな奴がこの都市にのさばってるってのか。
しかも人に寄生して数を増やして……バイオハザードかっつの」
やがて金属パーツは動きを止め、完全に停止した。
そのパーツを肩に担ぎ、紅い人影は夜の風にコートの裾を遊ばせる。
「さて、そろそろ聞いてみるかな。
何が起こっているのか……あの食えない女達によ」
- 888 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 20:55:03 ID:yLjqJICg0
- 【ふと、同じビルの端。誰も居なかった場所に黒い女】
……
【片手を腰に当て、真っ直ぐにそっちを見ている】
【その目線の先はクロスの右腕。金属パーツ】
- 889 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 20:58:22 ID:HnkBBDEo0
- >>888
「あん? 誰だお前」
夜景の花園を背景に、クロスはサングラスに包まれた目を黒い女に向ける。
- 890 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 21:01:17 ID:yLjqJICg0
- >>889
始めまして、クロスさん
【ニコッと笑顔、頭を下げ】
【背の高めな少女、左目は風になびく紫の髪に隠されている】
- 891 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 21:03:17 ID:HnkBBDEo0
- >>890
「おう、初めまして……じゃなくて。
なんでお前、俺の名前を知っている?
お前は誰だ?」
金属パーツを肩に担いだまま、一歩ずつ彼女に近づいてゆく。
「……んー?
どっかで会ったことあるっけお前?
いや、人違いかもしれないけど」
- 892 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 21:08:04 ID:yLjqJICg0
- >>891
僕は未来から来たからです、こことはまた違う未来から
僕自身はあなたと会ったことはありません
ですが、僕はあなたに謝罪をしに来たんです
此処最近、あなたのお店に手伝いに行けずすいませんでした
【もう一度頭を下げ、上げた後に手を叩き】
そんな事より、今はそれの方が大事ですね
【金属パーツに目を移し】
- 893 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 21:12:14 ID:HnkBBDEo0
- >>892
「…………ああ、ゼオラか。
……って、ゼオラァァァアアアアアアアアアアアアアアア?!?!?!」
画風が変わるんじゃないかってくらい顔を歪めて驚愕。
「ちょ……えええええ?!
お前なにしてんの?!
いやしかし、『会ったことはない』っていうからパラレルワールドか何かか?
それにしても……ええええええええええぇぇぇ…………」
かなり困惑。
「いや、もう質問事項とかいっぱいあるんだけどさ。
これだけ聞かせて、うん。
元のゼオラどうした?」
と、そこで担いでいた金属パーツに目をやり、
「そういえば、これがどうした?
何やらお前には重要そうだが」
- 894 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 21:18:11 ID:yLjqJICg0
- >>893
ど、どどどうしたんですっ!?
【驚き過ぎに驚いてあたふた】
何って……僕だってお仕事があるんです
だ、だから別の未来から飛んできて……えええぇぇってなんですか……
【ちょっとテンションダウン】
僕が、その子を戻しに来たんですっ!
【ズバッとポーズを決めて】
いや、別にそれほど……僕の話よりもそれの方が重要かと思いましてね?
- 895 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 21:23:12 ID:HnkBBDEo0
- >>894
「しばらく見なかったモンだからさー。
いやー、雰囲気変わった?
人間って雰囲気変わると見た目も変わるよねー」
危なっかしいことに、屋上の縁に座って足をブラブラと揺らす。
「まぁ、元に戻るってなら何も言わんさ。
何か助けが必要ならいつでも言えよ、力になってやんぜ。
……ウチの大切な店員だからな。
それより、だ。
今はとりあえずコイツだな」
ガシャリと金属パーツを屋上の床に放り投げる。
「これがどうかしたか?
あのド派手なビル倒壊ショーをしてくれたご本人様の一部だが」
- 896 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 21:28:26 ID:yLjqJICg0
- >>895
いや、別人ですし
【キッパリと言い放った!】
では何かあった時にお願いします……
どうもしませんが、貴方には何か重要な物で?
【先ほどまで、ビルが立っていた場所を見ながら】
- 897 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 21:33:55 ID:HnkBBDEo0
- >>896
「……ああ、やっぱりパラレルか何かかよ……。
よくわかんねぇえええええええええええええええええ。
もうややこしいっすよゼオラさーん」
こやつ、頭を使うのは苦手というか嫌いなのである。
「んじゃお前はゼオラツヴァイでいいか。
その方が区別つく」
なんか変な番号つけやがった!
「ああ、渡したい奴らがいたんがだな。
どうせならデカい方がいいと思ったんだが……まぁ、もっと小さくてもいいか」
言うが早いが、金属パーツのごく小さい一部を素手で引きちぎる。
「あとは好きにしていいぜ。
とは言っても、何をするつもりなんだ?」
- 898 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 21:43:27 ID:yLjqJICg0
- >>897
僕、別世界の未来から、OK?
【ややこしいのは仕様です。ゴメンね!】
何と言うツヴァイ……間違いなく言いにくい……
【問題はそこでは無い……筈】
いや、何もしません。
逃がしたとか、何だとか聞こえたのでちょっとね……
- 899 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 21:47:59 ID:HnkBBDEo0
- >>898
「ああ……うん、そこは分かった。
ゼオラであって、でも俺の知ってるゼオラじゃなくて……んん?!」
クロスが馬鹿なのは仕様です^p^
「なんだ、このパーツに用があるのかと思っちまった。
……ああ、そうさ。逃がしちまった。
デカブツだったんだがな……」
ケッと呟き、未だ眠らぬ夜景を見下ろす。
「しかしヤバかったんだぜ、マジで!
ビル一つを人間ごと『巣』にしてやがった。
まぁ、そこに乗り込んで暴れたら、あんなことになっちまったんだがな」
まるで「テストでケアレスミスをしてしまった」とでも言うように彼は話す。
「まさかビルが崩れるとは思わなかったぜ」
- 900 :ゼオラ=アドヴァルド(ゼオラツヴァイ):2009/10/22(木) 21:53:09 ID:yLjqJICg0
- >>899
(ああ……この人はそう言う人なんだ……)
【渋い顔をしながら見て】
巣……人間ごと?
【しかし、次の瞬間には真面目な顔に】
暴れて、崩した……一応、聞きますが大きさは……?
- 901 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 22:00:48 ID:HnkBBDEo0
- >>900
「大きさ?
えーっとね、とにかくビル全体の電気系統やネットワークと融合していて、
なんかよくわかんないけどヤバい状態になってた。
ビル一個全てが敵だと思っていい。
でも逃げる時は金属パーツをバラバラにして、それぞれに命令信号を出して逃げてたなぁ。
俗に言う『蜘蛛の子を散らすように』ってやつだね」
必死に脳髄から記憶を引き出す。
「ああ、そのパーツはバラバラになって逃げた奴のうちの一匹。
信号受信機を壊してCPUを砕いてやった。
でも、この様子だと全体に信号を出してる母体がいるな」
何やら思案顔。
しかし顔色はサングラスによって明快には見えない。
「しかも恐ろしいことに、だ。
今回の母体を作り出した、更に上の母体がいる可能性があるってことだ」
- 902 :ゼオラ=アドヴァルド(ゼオラツヴァイ):2009/10/22(木) 22:04:11 ID:yLjqJICg0
- >>901
それ、ダルいですね
【金属パーツの一部、小さいやつを拾い上げ】
では、小さな敵が合体すると本当の力を発揮するキングスライムみたいなやつだと?
で、さらにそのキングスライムが集まって……キングキングスライムだと言う事ですかね?
- 903 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 22:06:29 ID:HnkBBDEo0
- >>902
「そうそう、そんな感じ。
もうキングキングだったね!」
なんともまぁ、頭の悪そうなセリフである。
「でさー、思うんだけどさー」
倒壊したビルを見下ろし、
「……コレ、俺のせいじゃないよね?」
- 904 :ゼオラ=アドヴァルド(ゼオラツヴァイ):2009/10/22(木) 22:08:25 ID:yLjqJICg0
- >>903
大体、理解できました
【これで理解する言う事はおそらく頭の中はお花畑】
そ、それは……僕には解りませんねぇ……
- 905 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 22:13:01 ID:HnkBBDEo0
- >>904
「すっげー不安なんだけど!
超不安なんだけど!!!!!」
頭を抱えて屋上の床をゴロゴロと転がりまわる。
しかしピタリと止まり、
「あ、誰にも見られてないから大丈夫か。
ツヴァイも、誰にも言うんじゃねぇぞ!!」
しっかり口止め。
- 906 :ゼオラ=アドヴァルド(ゼオラツヴァイ):2009/10/22(木) 22:15:19 ID:yLjqJICg0
- >>905
んー……僕に何か利益があれば言うかもしれません
あと、サラッとツヴァイって言わないでください
【やはり、余り良くはなかったようだった】
- 907 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 22:25:14 ID:HnkBBDEo0
- >>906
「まさに外道!!
言ったら七代末まで呪ってやる……
あ、やっぱりツヴァイは駄目だったかー。
なーんか、ややこしいんだよなー。
やっぱり区別つけたいんだよ、うん」
また屋上の縁に座って思案顔。
「単純に『二号』でもいいけど、二号はうちのバイトでいるからソイツと被るんだよなぁ。
パラレルゼオラで略してパオラ?」
ネーミングセンスは皆無のようだ。
- 908 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 22:28:15 ID:.6prKP66O
- 「簡単な事……アフターゼオラ、略してアフロでしょう?」
【ヨジヨジとその場に上ってくる白い影】
- 909 :ゼオラ=アドヴァルド(ゼオラツヴァイ):2009/10/22(木) 22:31:20 ID:yLjqJICg0
- >>907
七代末……? 居ないとおもいます、そんなの……
【なぜか悲しげな顔】
ダメです
【ニコッと笑顔で】
>>908
よーし上弦……どうしてそうなったのかよく考えてみようか?
【手を踏みつけ、見降ろしながら】
- 910 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 22:35:53 ID:HnkBBDEo0
- >>908
「?!?!?!?!
こいつ……どこから沸いてきやがったッ?!」
ガビ〜ン
「しかしアフロってなんだよアフロって。
『ロ』がどこから来たのか意味不明だっつの!」
一応ツッコミ。
「アフターゼオラならむしろゼオターだろ!!」
>>909
「ちぃ、駄目か。
意外と五月蝿い奴だぜ。
つーかぁー
そんなに文句言うんだったら自分で考えればいいと思いますぅ〜」
小学生かコイツは。
「というか真面目な話、なんか見分けとか区別つく方法ないかな?」
- 911 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 22:38:59 ID:.6prKP66O
- >>909
「痛い痛い!ゼオラ!痛い!……」
【踏まれながらゼオラを見上げ………下から見ると眺めが最高です!】
「……絶景だな……あ痛い痛い痛い痛い!ゼオラ様!相変わらずけしからん服装ですね!?痛い痛い!そしてドSですね!!痛い痛い!でも……もっと踏んでください!!」
>>910
「痛い痛い痛い!いや、ロはゴスロリのロ!痛い痛い痛い!じゃあアフラーがぴったり痛い!痛い!!いや、気持ちいい?」
【踏まれながらクロスに答えるが、超うるさい】
「痛い痛い痛い痛い!!気持ちいい!これはすばらしい!!」
- 912 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 22:41:36 ID:yLjqJICg0
- >>910
ゼオター……
貴方達が勝手につけてるんでしょうがぁ……
見分けも何も、ほらこのとおり
【身長は169cm、服装は黒ワイシャツにホットパンツ、まな板】
>>911
……うん、上弦……僕はキミを見縊っていたようだ……
【スッとその場から退いた】
- 913 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 22:51:16 ID:HnkBBDEo0
- >>911
「お前……うらやましい限りだコンチクショウ」
血涙。
>>912
「ううむ、やっぱり名前も変えようぜー。
ゼオラゼオラってややこしいもん。
……それとも、そのゼオラって名前に拘る理由でもあるのか?
あ、あと」
クロスは地面に跪き、頭を下げて尻を上げる。
「俺も踏んで下さい」
- 914 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 22:53:35 ID:.6prKP66O
- >>912
「ふ、そいつはどうも……少し名残惜しいが……」
【踏まれた手をさすりながら立ち上がる】
>>913
「ふ、長い付き合いなんだ……これくらい……これくらい……ぐすんっ……」
【小さなゼオラが恋しくなったようです……】
- 915 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 22:56:28 ID:yLjqJICg0
- >>913
名前? そうですね……僕には無いです
ただ、僕とあの子が同じであることを解りやすくするために……ですかね?
>>913>>914
クッ、この変態共め……
【後ろに下がりながら】
- 916 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 22:59:56 ID:HnkBBDEo0
- >>914
「おお、よしよし。
やっぱり小さいのは正義だよな」
思いを馳せて感慨深く息を吐く。
「元のゼオラも、早く戻ってくればいいんだがな……。
今はどうしていることやら」
>>915
「ふーん。
ま、お前がそうしたいなら別にいいけどさ」
跪きながら溜息。
そして、
「どうした。早く踏め!
じゃないとお前の服の内側に、床屋に落ちてる細かい髪の毛を入れるぞ!!」
跪きながら脅してきた。
- 917 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 23:02:44 ID:.6prKP66O
- >>915
「HAHAHAHAHA!随分と嫌われたものだな……自分からやった癖にこんな適当な扱いとはね……じゃあ、言葉通り……変態になってあげようか?」
>>916
「さぁ?私はまったくわかりません……他の者なら知っているでしょう……そちらを尋ねるのがベストだと……」
【何やら寂しそうに笑い、聞こえるかわからぬ様に呟く】
「私じゃもう無理だ……時間が無い……」
- 918 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 23:04:10 ID:yLjqJICg0
- >>916
そうですね……あの子はどうしてるんでしょう……
【ため息をついて】
嫌ぁ! 細かい上に汚いから止めてください!
【更に退いて】
>>917
すいません、上弦さんそれだけはやめてください
【一瞬で立場逆転】
- 919 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 23:07:39 ID:HnkBBDEo0
- >>918
「じゃあ踏むんだ!
早く!!」
何様だろうか。
「……何か知る手がかりとか無いのか?
もう俺とかは情報も何も無いからなぁ」
>>919
「……ん?
時間が……
上弦、いま何か言ったか?」
- 920 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 23:09:48 ID:.6prKP66O
- >>918
「HAHAHAHAHA!まずはヌルヌルの液体を服に入れ……全身をくまなく……した後、そのおみ脚を心往くままにピー……」
【手をワキワキさせています……変態です……でも……】
「ん?そこまで言うなら許してあげよう……」
>>919
「……」
【少しの間】
「いえ?何も……」
【なんの感情も表さずに口にした言葉……甘い声は変わらない……でも、何かが足りない……それは……】
- 921 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 23:12:14 ID:yLjqJICg0
- >>919
良いでしょう……そこまで言うのなら、この僕が直々に!
【変なスイッチが入った】
別世界にいる以上、無いト思いますね……
>>920
ああ、ありがとう上弦……
【ただいまスイッチ入りました】
- 922 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 23:17:52 ID:HnkBBDEo0
- >>920
「……ん、そうか」
『何か』を隠しているのは分かる。
だが、人が隠していることを暴こうとするほど、野暮なことはしたくない。
クロスはそう考えている。
「それに、縁が合ったら嫌でもわかるさ」
そう言って済ませるのがクロスであった。
>>921
「よっしゃあああああああああ!!!
できれば『この変態。クズ』とか言いながら踏んでくれると嬉しい。
棒読みだよ逆に興奮する」
駄目だこの紳士。
「ああ、なんだ。別世界か」
跪いたまま何の気なしに喋る紳士。
「どこの世界かさえ分かれば、行けないことも無いんだけどなぁ」
- 923 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 23:21:16 ID:.6prKP66O
- >>921
「……ん、ごゆっくり」
【あまりに淡泊な反応だったので面白くない】
>>922
「行けない事もない?クロスさん……その話、詳しく聞かせてください……」
【反応を示したように食って掛かる上弦、それ程……必死なのだ……】
- 924 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 23:25:00 ID:yLjqJICg0
- >>922
変態め……このクズが!
【じゃっかん違う気がするが踏み踏み開始】
- 925 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 23:25:42 ID:yLjqJICg0
- >>923
クックック……上弦も踏まれて見るかい?
【スイッチが入ってなんか可笑しい】
- 926 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 23:31:37 ID:HnkBBDEo0
- >>923
「あっ、あふん。
俺の中に潜む、あはん。
『タルタロス』の“喰う”力を使えば……んあっ。
次元の境界線を『喰って』……オウフ。
別世界に行けることも……ハラショー!!
可能……なハズ……オウ! イエス!! イエスイエス!!!!」
>>924
「素晴らしい……素晴らしいよゼオラ……。
そう、そこそこ……あー、極楽ー」
- 927 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 23:33:18 ID:.6prKP66O
- >>925
「いや、私に気を遣うな……続けて」
>>926
「……よ、よーし……そうですか……」
- 928 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 23:35:51 ID:yLjqJICg0
- >>926
ククク……下等な生物に言葉はいらないんだよ?
【ジリジリと踏みつける】
>>927
そう……残念だな……
【もう何かおかしい】
- 929 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 23:39:34 ID:HnkBBDEo0
- >>927
「んー、まずこの右目で『観測』ができなきゃ意味ないんだけどなー。
というか、そもそもこの右目は『見えすぎる』せいで、どれが次元の狭間なのかよくわからん」
踏まれながらもしれっと答える。
「ま、それは試行錯誤だね。
でも、出来ないことは無いぜ」
>>928
「……もー、辛抱たまらん」
跪いていた体を上げ、紅い男が立ち上がる。
「よし、M分は補充できた。
次はS分だ……」
- 930 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 23:41:33 ID:.6prKP66O
- >>928
「そうだな……」
【一人……何を考えているのか】
>>929
「つまり……現状では役立たずって訳ですか……やっぱり無理か……」
【何かを考え込みながら】
- 931 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 23:43:30 ID:yLjqJICg0
- >>929
……ん、どうしたんですか? 立ちあがって
【ニヤニヤした笑みを送る】
>>930
どうかしましたか?
【じっと上弦を見て】
- 932 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 23:47:39 ID:HnkBBDEo0
- >>930
「悪いね。
ぶっちゃけて言えば、そういうことになる」
>>931
「……いただきます」
彼のロリコンスピリットに火が点いたのか。
クロスはゼオラにむかって飛び掛かった!!
- 933 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/22(木) 23:49:57 ID:.6prKP66O
- >>931
「別に……ゼオラがどんどん私から離れていくな……って」
【静かに答え】
>>932
「……私が許すと思ったか?」
【瞬間的にクロスを掴み、叩き伏せる】
「なぁ……クロスさん……ゼオラにそんな事をしていいと誰が許しましたか?」
【耳元で上弦が囁く、クロスを完封する】
- 934 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/22(木) 23:51:40 ID:yLjqJICg0
- >>932
な、何をするやめっ!!
って僕ロリっ子じゃうわああ!
【咄嗟にガードポーズ】
>>933
……何か、すいません
ですが、僕はあの子とは全くの別人です
あ、ありがとうございます……
【安堵のため息をついて】
- 935 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/22(木) 23:59:36 ID:HnkBBDEo0
- >>933>>934
「まぁ、こうなりますよねー」
大人しく上弦に確保された。
「いやー、ほら。
ここまでやられて逆に襲わないのって、男じゃないじゃん?」
耳元で呟かれつつも、しれっとした態度は変わらない。
- 936 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/23(金) 00:02:56 ID:.6prKP66O
- >>934
「君はいつもそれを言うね?……別人だから近寄るなってかい?……別人だからって……他の奴とベタベタしてたら嫌だよ……別人だからって……君が私を嫌いとか……悲しいな……それに……あの子も……私から離れてしまうさ……」
【クロスを抑えながら言い放つ……】
>>935
「ん〜?そうですな……確かに……でも、私が許しません……黒瑪瑙さんに言い付けますよ?」
【同意しつつも許可はしない……】
「大体ね、私だって我慢してるんですから……」
- 937 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/23(金) 00:07:20 ID:yLjqJICg0
- >>935
それ、自分から頼んでおいて言うセリフじゃないです……
あと、僕はロリっ子じゃないですから!
【そこは重要らしい】
>>936
いや、そういう……意味では……
名前、一緒ですけど……別の人として、扱ってほしいな……ってね?
【ニコッと笑って】
- 938 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/23(金) 00:12:29 ID:HnkBBDEo0
- >>936
「ちぇー、ケチケチー」
地面を転がりながらブーブーと文句を垂れる。
「んー、変な我慢は体に毒だぜ?
俺は我慢とか普段しないタイプだからなぁ。
あと黒瑪瑙に通報はやめてマジやめて。
最近ちょっとランジュとの一件とかもあってピリピリしてるからマジやめて」
>>937
「んー、まな板なのは素晴らしいんだがね。
しかし身長が俺の好みから大きくオーバーしてるのは認める」
残念そうにゼオラを眺めるクロス。
「あと20cmは短かったらなぁ……もうドストライクなのになぁ……」
- 939 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/23(金) 00:15:47 ID:.6prKP66O
- >>937
「……そうか……すまないな……」
【小さく、謝った】
>>938
「黙らっしゃい!元のゼオラに逢うまで……我慢しているんだ!!」
【カッと凄まじいオーラ(笑)が溢れ出す】
「ほうほう……ではその方にも連絡をば……そして、再び貴方を叱ってもらいましょうか?」
- 940 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/10/23(金) 00:17:29 ID:yLjqJICg0
- >>938
はぁ……って、何でため息ついたんだろう……
ッ!? まな板って言うなぁ!
【かなり、気にしていたようです】
>>939
うん……僕を、別の人として扱ってほしいな……なんて思ってね?
【言い終わって恥ずかしそうにし】
か、帰るよ!
【来たときと同じく、一瞬で消えてしまった】
- 941 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/23(金) 00:21:32 ID:HnkBBDEo0
- >>939
「わかった!
元のゼオラが帰って来たら襲うとするよ!!」
わかってない。
「あ、ちょ、マジやめてマジで。
あいつらの戦闘力及び殺傷力はヤバいから。パネェから。
俺と骨も残らねぇよ?!」
>>940
「いいじゃんまな板!
素晴らしいじゃn……あ、消えちまった。
じゃあなー」
- 942 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/23(金) 00:26:35 ID:.6prKP66O
- >>940
「……あぁ……お休み……」
【優しい笑顔を浮かべ、ゼオラを見送った】
>>941
【それを聞き、上弦が険しく顔を歪めた】
「いい加減に……しろぉ!!」
【再びクロスを地面に叩きつけた】
「ゼオラに手を出してみたまえよ?絶対に……絶対に許さんぞ?」
【もう(笑)じゃない……明らかに威圧感タップリなオーラを放つ……この威圧感……感じた事のある物だった】
「これは本当に言い付けるしかない……最初はどっちに言い付けてほしい?……」
- 943 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/23(金) 00:32:18 ID:HnkBBDEo0
- >>942
「……あのさ、上弦」
地面に頬を擦り付けながらも淡々と言う。
「本当に襲うつもりなら、こんなことは言わねぇよ。
俺、無理やりやんのは趣味じゃねぇんだよ」
そう、先ほどの行動も、「上弦がいたから」こそ取った行動だ。
ただの冗談。ただのじゃれ合い。
それが銃寺森クロスの人付き合いである。
「でさ、上弦」
地面に組みふされながらも目を上弦に向ける。
「どちらがいいか」という質問に答えるつもりは無いらしい。
「お前はゼオラの……何なの?」
それは、クロスにしてはやけに重い声であった。
- 944 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/23(金) 00:36:10 ID:.6prKP66O
- >>943
「……!」
【上弦はその質問には答えない……いや……答えることが出来ない】
「……私は……」
【じゃれあい……そんなのはわかっている……もしかしたら……わかっていなかったかも知れない……】
「……私も……知りたいさ……」
【ただ……彼は必死だった……必死だったから……冗談も真に受けてしまう……こうしている間にも……時間が無くなっているのだから……】
- 945 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/23(金) 00:46:32 ID:HnkBBDEo0
- >>944
「……ん、そか」
上弦から目を背け、また地面に向ける。
「でも、大切なんだろ?
今よくわからないなら、とりあえず『とにかく大事に大切にする』でいいんじゃね?
いや、俺もよくわからないんだけどさ」
そもそもクロスは言葉にするのが嫌いな人間だ。
人の感じる感覚をこそ、重視する。
だから、ハッキリは言わない。
「その……アレだよ。
あまり必死にならなくてもいいと思うぜ。
どんな時でも余裕を持って、どーんと構えてバシッと決めるのが男だと思う」
- 946 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/23(金) 00:50:42 ID:.6prKP66O
- >>945
「……適わないな……まったく……私が女の子なら惚れていましたよ……」
【冗談混じりに笑い、クロスから離れた】
「申し訳ありませんでした……それと……有難うございます……」
【そして、深々と頭を下げた】
- 947 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/23(金) 00:59:24 ID:HnkBBDEo0
- >>946
「ほぇ?
……いや、礼を言われるようなことは言ったつもりはないんだがな」
少し怪訝そうな顔をしながらも、やはり照れくさいのか少しニヤケながら後ろ頭を掻く。
「俺みたいなチャラい男に言い寄られたぐらいで、お前の大事な子は揺らぐのか?
揺らいだとしても、自分自身がいい男なら絶対にちゃんと帰ってくるって。
大丈夫、お前は女を大切にするいい男さ。女がそれを分かっているなら、必ずお前のもとに帰ってくるさ。
……ま、これは俺自身にも言い聞かせてることなんだがな
さて、そろそろ寝るか」
立ち上がり、ぐーっと体を伸ばす。
「死ぬ間際までいい男であれよーって俺の親父が言ってた。
実際、俺の親父はいい死に様じゃないにしろ、男だったぜ。
……なんでこんな話、お前にしてるんだろうな。
でも、話したくなったんだ」
それはたぶん、上弦の纏う空気によるもの。
クロス自身は知らないが、上弦には時間が……
「じゃあな」
そう言うと、クロスはビルの屋上から身を投げ、夜景の中に消えてしまった。
- 948 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/10/23(金) 01:08:20 ID:.6prKP66O
- >>947
「……」
【去り行くクロスを何も言わずに見送る……心で何度も礼を言いながら……】
「……私も帰るか……」
【優しい笑みが浮かぶ……上弦の中で何かが変わっていた……】
「……」
【クロスの言葉を思い出す“お前は女を大切にする”】
「……」
【妻もいて娘もいて……大切な女の子がいる……これは……アレじゃね?】
「……参ったな……」
【少し、困り顔で……申し訳なさそうに……上弦は去って行った……】
【古の言葉にこんな物がある……“こまけぇことはいいんだよ”】
- 949 :名も無き異能都市住民:2009/10/23(金) 01:38:38 ID:ilsT.wxw0
- 路地裏にて、一匹の仔猫が目を覚ます
闇夜に紛れる為の黒い体毛は、そこでの生活に薄汚く変わり果て
それでも瞳は爛爛と
盈月の如く光を放っていて
今宵も今宵とて、細々とした命を紡いでゆく
- 950 :甲/秋ですね:2009/10/23(金) 21:35:02 ID:3fzN0OMY0
- 「…せっつーなーい片思い…あなたは気付かなーい…っと」
寒くなってきたなぁ、と街を歩く
- 951 :甲/秋ですね:2009/10/23(金) 22:50:33 ID:3fzN0OMY0
- 焼き芋を買った
「……おっふ…」
熱かった
「…もぐもぐ」
また歩く
- 952 :甲/秋ですねそして秋だった:2009/10/24(土) 00:15:55 ID:3fzN0OMY0
- 「……ふー…」
歩いた
「帰るべ」
今日は人に縁の無い一日であった
さくさくと秋の夜道を帰って行った
三レスも独占してごめんね
- 953 :甲/まさかの4レス独占:2009/10/24(土) 14:06:10 ID:KE2UskXwO
- 「…」
【交番】
「……あ、白鳥」
ただ漫然と
「…」
空を見上げている
- 954 :名も無き異能都市住民:2009/10/24(土) 19:49:12 ID:g4lxCBLQ0
- どれぐらい其処に立ち尽くしていただろうか。
もう其れすらも思い出せない。
誰かを探している。
其れだけは分かる。
何でそいつを探してるのかは分からない。
けど、何でだか、そいつを探している。
そして、それが正しい事だというのも分かる。
理由は分からない。
都市とは少しズレた世界。
男は一人。立ち尽くす。
- 955 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/24(土) 22:33:33 ID:E4Ka56rgO
- 気分が悪い。
気分が悪い気分が悪い気分が悪い。
「確か『眼』を開けたまま出歩いて……ああ、そうか。変な『狭間』に入っちまったか」
『狭間』
世界と世界の間にある異世界。
次元と次元の間にある別次元。
「あーあ、厄介な場所に迷い込んじまった。右目を開けっ放しにすると、ついこういう『異世界への扉』を見つけちまうから困る」
それこそが、アカシックレコード『タルタロス』の観測する世界なのだ。
クロスの右目は、タルタロスと融合している。
「さーて、どっかに出口は無いか?
無いならまた極刑剣で斬り開くしかないんだが」
- 956 :――――:2009/10/24(土) 22:44:09 ID:/k2gysHgO
- 狭間。或は深淵の近く。又は暗い路地裏に。
からん、ころん、と下駄の音。
女物の黒塗りのぽっくり下駄。朱色の鼻緒が厭に赤い。
黒い着物を赤い帯で締め、薄灰紫の羽織を着た、背の低く華奢な体つきのその人物は、黒絹の長髪をさらりと揺らし、路地裏を歩く。
ゆらゆらと揺らめくような、頼りない足取りで。
からん。ころん、と――――。
- 957 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/24(土) 22:55:05 ID:E4Ka56rgO
- >>956
「……ん?」
耳に響く軽い音。
振り返ってみれば視界に入るは赤と黒。
「珍しいな、人がいる」
自身もあやふやな大地を踏み締め、相手の前へと姿を見せる。
「よう、どうしたこんな場所で。異世界で人の形をした奴に会えるとは珍しい」
- 958 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/24(土) 22:58:06 ID:aUe/jA/I0
- >>956
ひーあっ
【闇に満ちた空間、それを覆う虚空を、頓狂な声が伝う】
ほうっ。
【それから、音もなく空から黒い影が降ってくる】
【姿勢は特筆すべき事もない、腕組みして棒立ち――だが、彼女は刀の上に立っていた】
【刃を下に落ちてきて、黒髪の人影の前、地面を抵抗なく貫いて、根元まで深く刺さって止まった】
ハーローウ、お名前は? ……いや、何となく想像はつくけどさ。
【鮮血の如く。というか鮮血そのものの色をした瞳で、しゃがみ込んで相手を見上げる】
- 959 :――――:2009/10/24(土) 23:07:26 ID:/k2gysHgO
- >>957
その人物が振り返り、ふわりと鼻腔に残り擽る甘ったるい匂いが広がった。
――毒に似て。
「おやまぁ、珍しいですねぇ……と言うか」
黒絹の長髪は見るからにすべやかな、真っ黒で黒曜の瞳は大きくて真っ暗。
例うべくもなく月に霞む様な白い肌は病的を通り越して虚無的な程。
男とも女とも知れない声がやわりと広がり、薄く濡れた唇が柔に動く。
「歪みに飲まれてしまいまして」
たっぷりと媚を含んだ薄濡れの笑み。
「深淵から、狭間に来てしまったみたいです」
>>958
クロスに言った瞬間言葉を掛けられ、ふり向く。
何時ものように媚を含んだ笑みと声を出そうとして。
「ぁ――……」
掠れた吐息が漏れた。
ちぐはぐな表情。笑み。泣き。憤怒し、そして懇願。苦痛に柳眉をしかめて俯き、
「…………貴女、は――?」
また、掠れる様な声。
- 960 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/24(土) 23:12:50 ID:HnkBBDEo0
- >>958
「なんだ?
流星か? 宇宙人か?!
はたまた異世界人か?!?!」
アメコミなテンションで叫ぶ。
>>959
「……ハン、流石というか案の定というか。
こんな場所で出会う輩はやっぱりマトモじゃねぇよなぁ」
やれやれと、しかし笑みを顔に携えながら後ろ頭を掻く。
「さて、急で悪いが道を尋ねたい。
現世へはどうやって行けば?」
- 961 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/24(土) 23:13:31 ID:aUe/jA/I0
- >>957
うぃす。
珍しいって、ここどこ? 路地裏飛びまわってたんだけど路地裏じゃないの?
【刀の柄に乗ったままきょろきょろ辺りを見回す】
>>959
顔しかめたいのはコッチなんだけど……頭痛が痛いってね。
【柄の上でジャンプ、空中で柄を握って引き抜き納刀、着地】
『僕』は酒呑屋 虎姫。……ンなことどうでもいいの。
アンタ、『俺』についてなんか知らない?
【自分の顔を指さし、普段と違う一人称でそう聞く】
- 962 :橘想夜:2009/10/24(土) 23:26:36 ID:/k2gysHgO
- >>960
「手厳し、ぃ――」
虎姫と話してか、苦し気に喘いだ顔を無理矢理媚びた笑みに変えて。
慣れている。痛くても苦しくても喘いで甘えて媚を売るのは慣れている。
――そうして何とか、閨に誘う遊女の貌。
「手厳しいですねぇ」
頼り無げな女とも男ともつかない声。苦笑の響きに甘えを載せて。
「歪みの強い所に歩いて行けば良いですよ。自分の在処を想いながら」
>>961
「想夜、です」
びくりと震えて小さな小さな怯えの声。
「橘、想夜」
言い直す。乱れた心を再構築。混乱。何もかもが解らないと
(気持ち悪いと)
――――いう自分の褥を必死に隠して。
「橘想夜です。……さぁ、」
『俺』と聞いた瞬間。自分の知らない脳裏でざわりと何かが騒いだ。
けど、それには気付かず、或は知らんぷりをして。
「……解らないですねぇ。僕自身、解らないのに人の事なんて解りませんよ」
笑う。とりあえず笑う。痛かろうが辛かろうが笑えば大丈夫。
そうして“刀を差していない”その少年は甘えるような掠れるような響きで答えた。
- 963 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/24(土) 23:32:59 ID:HnkBBDEo0
- >>961
「残念ながら路地裏じゃありません。
っつーか、俺でもわからんッ!!」
これが異能都市の三桁ぐらいある七不思議の一つ、『神隠し』の一部だったり。
よーするに、異能都市のあちこちには次元の狭間とか異世界への入り口とかが点在したりしてなかったり曖昧だったりするのだ。物騒なことに。
「まー、俺の場合は適当に歩いても更に迷うだけなのは目に見えてるしなぁ。
つーか、その芸当をやめなさい。
刃に負担かけるぞー。
つーかお前誰だ!」
警戒心を隠すことなく相手に問う。
>>962
「手厳しい、だ?
んー、思ったことをすぐに口に出す性格だからかもしれんな。
自分自身、あまり意識してないことが多い。
なんか気に障ったならすまんな」
しれっとした表情ながらも、口で平謝り。
「歪みの強い所、ね。
気持ち悪いったらありゃしねぇが……まぁ、行ってみっか」
そう言って右目で辺りを見回したところ、で、
「んで、」
また想夜に振り返る。
「どうした、具合悪いんか?
なんか調子悪いが……ああ、そこの変な女にビビってんのか?
安心しろ、現在進行形で俺もビビっている」
- 964 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/24(土) 23:37:51 ID:aUe/jA/I0
- >>962
……あーぁぁぁぁ
見込み違いデスカぁ〜……
【額を押さえて溜息をつく】
おっかしーなー? 確かにアタマ痛いのに……。
ってか名前合ってて見込み違いっておかしくない? えーホントかよー?
あれ? 刀は? 聞いた話じゃ剣士だって…
【腰をチラと見て刀を差していないことに気付く】
>>963
甘いぜ! 刀の刃に負担をかけないことに関しては天下一品!
力の流れを知るのに2・3本ほど折っちゃったけど。
【異常に色白な肌の弱々しさを感じさせないほど、歯をむき出しにして明るく笑う】
なんかよーわからん街っスな……
地面掘ったら出れますかー。
【つま先で地面を薄く掘り返す】
- 965 :頼羽無為/放浪中年:2009/10/24(土) 23:45:32 ID:fP94A.NgO
- ビキリ、と嫌な音を立てて「狭間」の世界にヒビが入る
急速に広がっていくそれは、ガラスの割れるような音と共に崩れ落ち
人ひとりが通れる程度の穴をぽっかりと開けた。
「っしょ、と…」
そこから現れたのは、くたびれたスーツを着た男
いつにも増して汚い身形をしている。
「やれやれ、車がないってのはこうも面倒な事だとは思わなかった…」
ボリボリと頭を掻きながら、溜め息をひとつ。
そこで人影に気付き、訝しげな視線を送る
「おや…珍しいな、こんな場所が賑わっているとは。悪魔共と神代の女のケツを追い回した時以来か?」
- 966 :橘想夜:2009/10/24(土) 23:47:14 ID:/k2gysHgO
- >>963
出来上がった。綻びは直し終わった。
「ご心配お掛けして、すいませんねぇ」
薄濡れに艶めく唇で柔らかに言葉を紡ぎ、ゆらりと頭を下げた。
普段と変わらないたっぷりと媚を含んだ、幼い容姿とあわせて奇妙な色香のある笑みを浮かべる。
「いえ、もう大丈夫ですよ。病弱でして。たまに頭痛がする体質なんです」
>>964
「……ああ、真っ赤な髪の綺麗な女の人のお知り合いですか」
得心の言ったように頷く。
表情に綻びは無い。毒に似た媚を含んで甘えた表情。
「何故か刀が好きでしてねぇ……持ってると安心できるんです」
虎姫の刀に何とは無しに視線を遣る。
「不躾でしたが、あの人にはお願いして刀を持たせて貰ったんです。その後、倒れたみたいで記憶が無いんですが」
照れたようにはにかんだ笑みを作る。魅力的に完璧な、誘うために作られた笑み。
「あの人には迷惑をかけてしまいました。あはは、僕が剣士だなんて、冗談でしょう」
――嘘を言っている様子は、無い。
- 967 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/24(土) 23:50:43 ID:HnkBBDEo0
- >>964
「折ったのかよ!
いや、確かにその2・3本の刀も今のお前を見れば成仏できるってもんだろうけどよ!
なんでそんなこと習得してんだよ暇人!!」
普段はボケのクロスだが流石につっこんだ。
「出れるかって? 知らねーよ。
気合で出ようと思えば出れるんじゃねーの?
出れる奴は、な。
その辺り不条理だから、俺はなんとも言えん」
やれやれと手をあげて溜息をついたところで、
「だからお前は誰だっつーの!!」
再度ツッコミ。
>>965
「ああ?
今度はだr……?!」
見知った顔にクロスの表情が強張る。
「お前……ついに異次元侵入装置を作ったか……。
いつかお前なら実現すると思っていたが、案外早かったな」
>>966
「ほう、病弱……か。
どうりでこう、柳みたいな印象が……んー」
トントンと頭を指先で叩き、決心したように口を開く。
「すまん、ハッキリ言う。
男? 女?
……どっち?」
- 968 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/24(土) 23:59:00 ID:aUe/jA/I0
- >>965
お。
もしかしてコレ出れるんじゃね?
やるじゃーんオッサーン!
【片手を上げて笑顔を向ける】
>>966
僕と似た笑顔だ。うさんくせー。
【にっこり。変わらぬ笑顔でそう呟く】
じゃあ刀持ってみなよ。倒れるまで持ってみなよ。
刀なんて使い道は一つ。
『倒れるまで持ってた』って事は、つまり『倒れるまで―― 』ってことじゃないの?
【首をかしげて、目線を斜め上に。】
まさか触れた瞬間気絶、なんてあるまいしねぇ?
はて、刀……誰かから借りないとなぁ。私は一本しか持ってないし…
【勝手にずいずい話を進めていっている女は、眉間にシワを寄せて考え中】
>>967
ヒマジンで悪かったね、僕はこれでも色々忙しいんだよ。
例えばえーと
それはさておき……
気合いか! 気合いなら負けないゼ!
僕は酒呑屋 虎姫。趣味は飲酒。よろしく。
【親指を上げてウィンク】
- 969 :頼羽無為/放浪中年:2009/10/25(日) 00:08:55 ID:fP94A.NgO
- >>967
「おう、クロスか。久し振りだな、二世紀ぶりくらいか?」
見知った顔にニヤリと口端を上げて笑う
「なぁに、幾千の世界幾万の次元、幾億の屍を越えた俺に歩けねぇ場所はないのさ」
>>968
「なんだぁ、嬢ちゃん。まさか出口も知らずにこんな場所に入ったのか?」
呆れたように頭を横に振る
「ま、出たい時ゃオッサンに任せなさいってな」
- 970 :橘想夜:2009/10/25(日) 00:09:15 ID:/k2gysHgO
- >>967
立てた細い人差し指を薄い唇に当てる。
「ないしょです」
子供らしく無邪気におどける様に、或いは確かめてみたいでしょうと誘う様に微笑む。
>>968
「手厳しいですねぇ」
くすくすと笑う。でも、何と無く刀を持てそうだと言う事を察する。
頭痛から逃れられる。あの安心感を得られる。
自分に無い物を
(俺から欠落した物を)
一時的にでも得られるのは有り難い。
「貴女の刀じゃ駄目ですか? ちょっと持たせて貰うだけで良いですから」
甘え声をさっきより強くして。
- 971 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/25(日) 00:16:26 ID:HnkBBDEo0
- >>968
「例えば……なんだよ!
そこまで言ったなら最後まで言い切れ……って、スルーして話を続けんなァ!!!」
これでツッコミMAX。
もともとボケキャラなのだ、仕方ない。
「酒呑屋 虎姫?
ん、まぁ覚えた。
趣味は飲酒て……ただのアル中じゃねぇかよ。
なんだ、そのテンションは酒か? 酒の力によるものなのか?」
>>969
「日本語を使え日本語を。
どうした、ついに脳髄のIQが無量大数を超えて馬鹿になったか?
俺以上の馬鹿を見るのは久々だ」
しれっとした顔で答える。
恐らく彼の言うことを根本から信じられないでいるのだろう。
>>970
「……ぬー、釣れん奴だ」
口をへの字に曲げてしかめっ面。
「くそ、こうなったら無理矢理にでも脱がして……
……いや、しかしそれだと相手が女性だった場合がアレだぞ。
社会的にも生命的にも死ぬぞ俺!」
悶々々々々々々々々々々々々々々々。
- 972 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 00:18:32 ID:aUe/jA/I0
- >>970
え……僕の刀は駄目。
【不意に真剣な顔で鞘を押さえて後ずさり】
刀……言っちゃえば腕だよ、腕。身の一部。
そりゃ訓練時代は何本折っても大丈夫とか思ってたけど、今は違くて…
『この刀が折れた時は自分の腕も一緒に折る!』って決めてるんだから。
【首をぶんぶん振って拒否を示した後、喉の奥で唸って】
それに、重いよコレ。厳密には『刀の形した何か』らしいし。
なにか手は……別の刀じゃダメ?
【困ったように眉尻を下げる】
>>969
うぃーっす! たのんまーす!
よしよし、これで脱出経路は確保だぜ…!
【何度か頷く】
あ、ちょっと出てっていい? また戻ってくるけど。
>>971
細かいこと気にするやっちゃねー、そげんこつ言わんとスルーでええんどすえー。
【言葉づかいから何から適当にして流す】
テンションはお酒でーす。
いや、これでもお酒抜いてるほうよ? 今起きてるのがギリギリ。
お酒完全に抜け切ったら気ぃ失っちゃうもん。
【首をすくめる】
- 973 :橘想夜:2009/10/25(日) 00:27:01 ID:/k2gysHgO
- >>971
「表だとそうらしいですねぇ」
口許を手で隠し、くすくすと可笑しそうに笑う。
「僕を買ってくれるなら、いくらでも見せますけど?」
上目遣い。挑発的な視線を送って。
>>972
「そう、ですか……残念ですが、仕方有りませんねぇ」
悲しそうな顔になるがそれは一瞬。
直ぐ様遊女の笑みを貌作る。
――刀が傍に有ると安心できる、と言う自分の性質と似たような物なのだろう。
そう考えながら。
「刀なら何でも良いんですけどねぇ。良し悪しなんて元々解らないですし」
- 974 :頼羽無為/放浪中年:2009/10/25(日) 00:33:38 ID:fP94A.NgO
- >>971
「そう褒めるな、照れるじゃねーか」
ケラケラと相手をからかうように笑う姿は、昔と相変わらず
「凡人は歯車、天才は重要な歯車。そんで馬鹿はモーターだ
知ってるか?世界は馬鹿で動いてるんだぜ」
>>972
「オッサンは褒めると伸びる子だからな。存分に褒めたたえろ」
いろんな場所が
「ん?特に場所の指定が無いなら、そこから出るといい」
指差す場所には先ほど開かれた穴
「"裏"の通りに出る筈だ」
- 975 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/25(日) 00:36:54 ID:HnkBBDEo0
- >>972
「なるほど、常にほろ酔いか〜。
って、逆にタチ悪くねソレ?!」
ビシィンッと異空間内で大気を揺らすツッコミ。
「ウチの店が居酒屋じゃなくて良かったぜ……。
こんな奴が来たらたまらん」
>>973
「なるほど、それなら合法だ!
……て、ソレも待てぇぇええええええ!!」
ビシィンッ
「その場合、逆にお前が男性だったら俺が社会的に死ぬぞ! いや、女性でも殺されるかもしれねーけど!!
でも俺はノンケなんだよォォオオオオオオアアアアアアアアアアア!!!」
頭を抱えて悶絶。
「くっそー、気になるなぁ。
お前が幼女なら即購入して体の隅から隅まで中身もズッポリと確認しているところなんだが。
つーかセクシーな流し目でこっちを見るな!」
>>974
「そりゃ初耳だ。
つまり世界は俺を中心に回っているってことだな!」
馬鹿だコイツ。
「ああ、出口作ってくれたのか。
すまんなぁ、さすがタクシードライバー。
行き場所を求める人間を探すのには長けてやがる」
- 976 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 00:38:19 ID:aUe/jA/I0
- >>974
まーダイジョーブでしょ。いよーしそんじゃー行ってくるかねー!
【首をゴキゴキ鳴らして肩をぐるんぐるん】
……言っとくけど、閉めないでよ。
>>973
まぁまぁ、ちょっと待っててよ。
刀くらいすぐ調達できるし。
【ぽっかり空いた空間の穴に向かって歩いて行く】
それにアンタを逃がすわけにゃいかないのよ、こっちはッ!
【そして言うが早いかその穴に向かって駆けだし】
【一分後】
ハイキター。
【穴の中へと入ってくる。片手にはちゃんと刀を持っている】
ほい、持ちな。
【軽く汗をぬぐいながら納刀された刀をぽいっと想夜に投げつける】
>>975
え。
何々!? 居酒屋やってんの! どこッスか!
【目がキラキラ輝いている。来る気だ】
- 977 :橘想夜:2009/10/25(日) 00:51:09 ID:/k2gysHgO
- >>975
「お兄さん面白いですねぇ」
虎姫を待つ間、軽く笑って。
>>976
「わ、有り難うございます」
嬉しそうに放られたそれを抱える。
重たそうに、でも慎重に柄に手を触れて――
――――ゆらりと。
よろめいた。
- 978 :頼羽無為/放浪中年:2009/10/25(日) 00:53:09 ID:fP94A.NgO
- >>975
「まあ周りに歯車を侍らせてないと、ただ空回るだけに過ぎないが」
例えば俺とかな、と小さく呟く
「本来なら金を取りたい所だが、生憎タクシーがおじゃんでな。
今回はツケといてやろう。今度店に行くから覚悟しとけ」
「そして…その子の性別は"男の娘"だ。それでいいじゃねぇか」
諭すようにクロスの肩に手を乗せる
>>976
「閉めやしねぇよ。ま、勝手に閉まることはあるが」
飛び出すのを見送る
「って帰るの速ッ」
- 979 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/10/25(日) 01:00:21 ID:HnkBBDEo0
- >>976
「いや、違ぇし!
喫茶店だし!!」
必死に否定。
>>977
「コッチは面白くねぇよチクショオオオオオ!!!」
ZEKKYO。
>>978
「はっはー、残念。
俺の周りには、俺が空回っていても勝手に回ってくれる歯車共がいっぱいいるもんね!
……あれ、俺いらない子?」
しばし(´・ω・`)。
「……そして、その事実は聞きたくなかったぜコノヤロウ。
自分で解き明かしたかった……ッ!!
あれか! お前は推理小説読んでる奴に犯人の名前教えちゃうタイプか!
鬼畜!!」
言うが早いが『出口』に手をかける。
「こんなところにいられるか!
俺は自分の家に帰る!!」
微妙なフラグを立て、クロスはその場を後にして夜の街へと走り去っていった。
- 980 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 01:01:58 ID:aUe/jA/I0
- >>977
あらら、大丈夫?
【よろめいた相手の華奢な風貌もあってか、右腕を想夜の肩に伸ばす】
【左腕は――漆黒の鞘。】
>>978
競争で勝負する?
アンタ車で僕は脚。にひひっ。
【右足をくいっと上げて、男に向けてぷらぷら振るう】
>>979
チッ、喫茶店かよコンチクショウ。
僕ぁあのこれ見よがしな御洒落っぽさがどうも気にくわん。
じゃねー。
【軽く一回だけ手を振る】
- 981 :橘想夜:2009/10/25(日) 01:09:58 ID:/k2gysHgO
- >>980
黒絹の髪が想夜の眼を隠していた。
「――……」
よろめき。そして体勢を建て直す。
――――薄濡れの唇が笑みを歪な三日月を作っていた。
刹那抜刀。鞘ごと動かしながら刀身を鞘の中で走らせ加速。抜くと言うより打ち出すと形容するが正確な抜き打ち。
予想し得るその抜きの軌跡には、無論の事に虎姫を納める。
――そして重い重い、常軌を逸した重さの斬戟が。
瞬きの内に。
――――放たれる。
- 982 :頼羽無為/放浪中年:2009/10/25(日) 01:13:55 ID:fP94A.NgO
- >>979
「この世の歯車の大半がエネルギーを浪費するだけのいらない子だ。モーターのほうが使い道はある」
やはり単体では意味がないが。
「俺が言いたかったのは、迷った時はその中間で納得するということで…って行っちまったか」
せわしねぇやつだ、と呆れながら見送った
>>980
「魅力的な誘いだが、生憎今は俺の愛車がお釈迦でな」
先日の戦艦との戦闘により只今タクシー休業中
「オッサンの体を労って、夜の散歩にでも誘ってくれ」
- 983 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 01:24:16 ID:aUe/jA/I0
- >>981
【 ぞわっ】
当たった…ッ
【右腕を引きバックステップ――それでも追い付くだろう】
【獰猛な牙だらけのソレに向かって、鞘を、柄を、ぐっと押さえて――抜刀】
シィィィィィィィィイイッ…!
【ひたすら速く、それ故に音は甲高く可聴域を超える】
【腕の軋みも腰の捻りも全て刀に伝える、分散する事はない剣。一つ定めた物を切り裂く剣】
【闇のような刀身を相手の刀身に当てて、力を――】
【『抜いた』。】
【相手の放つ衝撃に逆らう事無く、刃を欠けさせ、まして折らせることなど無いよう精密に】
【そして正しく相手の斬戟『通りに』、吹き飛ばされる】
ガッ ザザザザザッ…
【右腕を斜め後ろに、つま先を地面に擦って着地】
【この間僅か1秒足らず。その恐ろしい破壊の剣を見て、ある種温厚そうなその人物の豹変を見てなお】
……ィッ。
【笑った】
>>982
あー、いいよ。
死ななきゃ別に散歩でも……なんか修羅場って奴だ。
【刀を構えて溜息をつく】
そんかわし、僕の散歩は時速200kmだゼ。
- 984 :橘想夜:2009/10/25(日) 01:34:53 ID:/k2gysHgO
- >>983
その瞳の黒を絶望と悲哀の黒と形容するならば。
「…………」
今の黒は絶望と憎悪の黒。
凶眼。不吉の瞳。誰もが自分に向けられる事を嫌悪する真っ直ぐな殺害の瞳。
――――否。
殺害と言う程人らしくは無い。
今の黒瞳に見える絶望と憤怒は自分自身に対する絶望と憤怒であり、その一切は外に向いていなかった。
八つ当たり。その程度の感慨。謂わば蟻を潰して、折り鶴を燃やしてニヤつくような、そんな感情。
とん、とん、と刀の棟で自分の肩を二度叩くと、鋒をやや右に開き、平晴眼に構える。
- 985 :頼羽無為/放浪中年:2009/10/25(日) 01:38:01 ID:fP94A.NgO
- >>981>>983
「おおっと…こんな場所で殺し愛たぁお盛んなこって」
ヒョイヒョイと二、三歩下がる。男の後ろにはいつの間にか別の穴が開いていた。
「巻き込まれる前に退散するか」
>>983
「嬢ちゃん、それは常識的に考えて歩く速度じゃない。もう少し抑えてくれ」
くるりと穴の方を向く
「そんじゃな、嬢ちゃん達。此所は空けとくから怪我しない程度にしろよ」
肩越しに別れを告げ、穴の中へと消えていった。
- 986 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 01:48:13 ID:aUe/jA/I0
- >>985
御配慮傷み入るぜ。
ありがとな! また!
【快活笑顔で手を振って】
>>984
……ふー……
水も持ってきて良かった。
【ヒョウタンから栓を抜き、冷たい水を喉に流し込む】
【そして目をパチパチ瞬いて】
ククッ……さぁ、教えてもらおうか……『俺』の事を。
【途端に、空気は冷たく】
こっちは……何をしても手掛かりが見つからないのでなぁ……クックッ…
【女の声だが、低く響くソレは力だけでは無い威圧感があり】
【ゆらり、ゆらり、じれったくなるほど時間をかけて抜き身であった刀を納刀する】
さぁ、来い、来い……! 貴様の目は、『言葉を語る』目では無い……ッ…
【左足を下げ、右足を前に、右手は柄、左手は腰の鞘へ】
【前傾姿勢から顎を引き、目は――自分に向かう、その黒い双眸へ】
- 987 :橘想夜:2009/10/25(日) 02:08:20 ID:/k2gysHgO
- >>986
対する凶眼は虎姫の目など見はしない。
物を壊す時その一部をみたりしないのと、同じように。
想夜は構えを変えた。
「…………」
ゆっくりと一歩。隙無く一歩踏み出しながら腕を真っ直ぐに伸ばし、両手で握った刀の鋒を虎姫の胴に向けた。
そして膝を微かに曲げて腰を落とし、踏み込む為の溜めを作る。
――虎姫が納めた刀を抜いた瞬間、体ごと踏み出して刺突を行う。
それが容易に想像出来る構え。速さにもよるが、相討ちになる公算の高い構え。
――それを実行に移すのか、或いは牽制か。
隙は無い。剣の駆け引きが始まった。
- 988 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 02:23:40 ID:aUe/jA/I0
- >>987
(これは……)
【柄を握ったまま動かない。相手は、恐らく刺突でくるだろう、という構え】
【得意の後ろに回り込む技も恐らくは危険。そう、恐らくは――予期してくるだろう】
【内心参った。ハッタリだろうとなんだろうと、こちらの選択肢は『』『正面から切る』の二択】
【それ以外の手を使うのはいささかリスキー……それに、そもそも迷っていられない】
【気が急くのだ。久々に――『俺』の方が高ぶる】
ふッ
【呼吸を一気に吐き突進、服をバタバタとはためかせ、一気に駆け寄る】
【柄と鞘を引き剥がすのではなく、自然に、滑らかに抜刀した刃を】
斬るッ……!
【横薙ぎ、相手の刀身に向かって振るうが、その剣は妙に――緩い。】
- 989 :橘想夜:2009/10/25(日) 02:34:59 ID:/k2gysHgO
- >>988
「――――は」
笑い声か掛け声かは分からない。ただ、口許は歪んでいた。
緩いその斬戟を見る。
恐らく此方に追従する様に動く為に、力をあまり入れずに打ったのだろうと判断。
――――そして動く。
刀身に向けて振るわれた刃を、刀を軽く振り下ろすように下げて下段に下ろし、一歩引いて横薙をやり過ごす。
追従して対応するように剣を動かすつもりだろう、と判断した。
――――ならば元を断ずれば良い。
一歩引いた後の一歩の踏み込みは刹那の間に。下段に下げた刀の鋒を跳ね上げる。
――切り上げ。刃の鋭く跳ねた先には
――――柄握る虎姫の右手首。
- 990 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 02:54:21 ID:aUe/jA/I0
- >>989
クックック…!
【退いた…これだ。お互い近接武器での接近戦においてもっとも厄介な『待つ』戦法】
【こちらが唯一『前』に進むことしか選べないのに対し、相手は『後ろ』『右』『左』】
【まさに後の先――圧倒的なアドバンテージを得られる】
クククッ……極めて遺憾だが、アレだけ『速い』と言っておきながら
私は
【緩く、緩く伸ばした腕を跳ね飛ばすか……もしくは消し飛ばす勢いで迫る豪剣】
【その手首を一瞬にして】
そこまで
【高速に振り切る】
速く
【振り切る勢いで足を広げて回転、空を切るだろう剣閃の左横へ、浮かせた足を着けて】
無いのだよ…
【その間に同時進行で刃を納刀。そして回転が終わるころ、その勢いも利用して】
ウックク……!!
【再度右腕を横薙ぎに、左肩を狙った容赦ない早さの剣を放つ】
【緩く放つ剣から、一気に速度の上がった剣へ】
【この緩急が想夜に見せる剣は、否応なしに比較として『速い』剣となる!】
- 991 :橘想夜:2009/10/25(日) 03:17:56 ID:/k2gysHgO
- >>990
想像以上の柔軟な対応。
方向性しては中りだが、それでも尚凌駕された事に驚く。
「、はは」
軌跡は読める。だが速い。この刃には対応出来ない。
ならば。と。
ならば――読みで負けたなら傷で利を取る。
刀の必殺は何も胴首頭だけではないのだから。
「は、は――!」
ず、と肉が裂ける感覚が走ると同時に肩を竦めるように上げた。
体の筋肉の量は少ないが、自分の技量ならそれをカバー出来る。
刹那の間に切り込まれた肩の筋肉を締め上げながら同時に横へと振られるその力をずらす為に肩を上げる。
肩が血飛沫を上げた。骨に刃が食い込んだ。
ああ、痛い。痛みだけはあの時と変わらない。
――――それと同時、想夜の刃が翻る。
虎姫の沿わせた足から刀の鎬が離れ、旋ずるような軌跡を描いて斬戟を放つ。
その先は、虎姫の足。
――太股。
――――太い血管の多い、太股。
重さよりも早さを重視し、腕のしなりを利用して打った斬戟はそれでも重いが、それ以上に迅速。
ある程度深く切れれば出血の多さで殺せる。機能を停止できる。
肩の痛みと出血は辛いが死には至らない。
だが、虎姫によって肩に刻まれたのと同じ位に切り込めれば大量の出血が狙える。
――――殺しの刃が、機能を停止させる壊しの刃が虎姫の太股に迫る。
- 992 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 03:32:40 ID:aUe/jA/I0
- >>991
【刀が差し込まれる。それだけで後は構わない】
【残るはパワーゲームだけだし、そもそももう止まろうとは思っていない】
【『俺』がほぼ体の全てを支配して、剣を握る手に染みわたっていく】
ククッ……ククハハハハハァッ…!!
【肩をずらし微妙に軌道を逸らされたがそんなものは気にしない。ぐい、と力をこm】
ぶじゅっ
【肉の潰れ飛び散る音、走る激痛は一瞬で掻き消える】
【脳の自衛本能だろうか――なんにしろ分かった事は、】
【『今自分は、片足が骨だけで繋がっているということ』。】
【体が傾いた。もう足で十分に踏ん張れない。2分の1と言いたいところだがバランスも取れない】
【出来ておよそ3、いや4分の1の力が限界だ】
(まぁいい、か……)
【力を込める! 肩を深く切り、首まで、跳ね飛ばすまで、体中の力を込める!】
【片足だけで踏ん張る。最初から――剣を貸した時から――覚悟していた】
【恐らくはこうなるだろう、どちらかが死ぬか、どちらも死ぬか。その二つだろうと。】
今選べるのは――心中のみだがな……! ククッ…!
【『死力』と呼ばれるその力を、立つこと、そして斬ることに全てを捧げて、力を込める】
- 993 :橘想夜:2009/10/25(日) 03:50:42 ID:/k2gysHgO
- >>992
「――――は、」
肩に切り込んだ刃が動いたのを感じた。
骨が分けられる感触。
「良いよお前」
肩が軋みを上げる。ぎちぎちと食い込んだ刃は鎖骨にすら達して行く。
「最高だ。はは、ああ、変わってない」
ああ、しまった。どうしよう困ったやっと死ねる。
基より死んだような生。
ならば死に際こそが真の生だ。
「――――はは、あはははは――ッ!」
ああ、最高だ最悪だ壊してやるお前を壊してやる。
そう、思って腕に力を込めた。
――――例えるならばそれは、重いものを持ち上げようとしたら、異様に軽かったような。そんな奇妙な感覚。
肩を切り込まれた方の腕が動かなかった。
ふわ、という浮遊感。
あれ、という疑問。
――――片腕が動かない。
片腕が動かなかった。だが、もう片方の腕だけが動いた。
手は、両方とも柄を握っている。
動かない右腕に対し、左腕は刀を引くように動く。しかし右手は柄を握っている。
――――左手が刀を引こうとして右手がつっかかり。
結果、刀から手が離れた。
――――喪失。
自分が奥へと呑まれる感覚。自分が自分では無い者の一部になる感覚がして――――
唐突な幕切れ。
想夜は意識を失いゆらりと倒れ込んだ。
- 994 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 04:01:35 ID:aUe/jA/I0
- >>993
【刀を握る手に力を込める】
【力を込めて――いるのだ。なのに――入らない】
【震えも無く、他に不快な感覚も無い。むしろ心地いい感覚の中、力だけ――入らない】
なるほど……ククッ、これが……
【遂に、終に】
【こちらも終幕――それは】
バギ ン ...
【漆黒の刃の、喪失を以て。】
【柄を握ったまま、刃をずるずると引き抜き、しかし最後に、足から地面に崩れ落ち】
【刃はテコの力で折れて、想夜の体から跳ねて飛びあがり、落ちた】
【地面に倒れる。どさっでもばたっでも無く、『びしゃっ』】
【黒い衣服は色こそ変えないが、じわりと血液を吸い、重量を増して地面に吸いつく】
【脚は右足がほぼ骨だけ残り、血はどんどん地面を覆う。今まで戦っていたのが奇跡だ】
【こちらも――意識を失う】
- 995 : ◆My6NsjkSfM:2009/10/25(日) 04:19:44 ID:BQMPfIb20
- >>993-994
「…血なまぐさい…死体かな…」
【一人の女性が通りかかる】
≪ちょっと待って!あの二人から生命反応がある!まだ生きてるわよ!≫
【どこからか別の女性の声がする】
「そうなんですか?じゃあ早く救急車を」
≪大丈夫、もう呼んである≫
【その声が言うとおりすさまじい速さで救急車がやってきた】
「流石。あとはレスキューに任せて大丈夫だろうね」
【そういうとその女性は立ち去っていく】
- 996 :酒呑屋 虎姫 ◆JBbLACK.JY:2009/10/25(日) 04:27:19 ID:aUe/jA/I0
- >>995
【一見、死体である】
【だがしかし本体はまだ生きている……出血多量だが、外傷は太もも一か所】
【まぁ、一か所が恐ろしく大きく抉られているのだが……】
【意識は勿論無い――有る訳がない】
- 997 :甲/寝起き:2009/10/25(日) 07:37:21 ID:KE2UskXwO
- シャコシャコシャコ…
「……カウントダウンスタート」
シャコシャコシャコ…
歯磨きする踏み台
- 998 :甲/仕事中:2009/10/25(日) 15:46:11 ID:d26lZkA.0
- ペラ…ペラ…ペララララ…
「飽きた」
ペシン
書類に目を通す踏み台
「…2」
- 999 :甲/仕事中:2009/10/25(日) 16:06:23 ID:d26lZkA.0
- 『―――あ、あの!』
「…はい?」
交番を訪れる二人の若者
事情を聞いた甲は怪訝な顔で席を立ち若者について行った
その後、とんでもない目に合うのだが
今の甲は知る由も無かった…
- 1000 :ウィッチ/イタズラ魔女っ子☆ミ:2009/10/25(日) 16:09:18 ID:QYyPcDfoO
- 「1000なら次スレではみんな年齢2分の1!
20歳の人は10歳に、10歳の子は5歳に!
奇数の人は切り捨て!」
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■