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【日常スレβ】諦めなければ必ず叶う【その4】
1名も無き異能都市住民:2009/08/30(日) 23:38:37 ID:pzV5PZx.0
≪ルールとか≫
・基本age進行で行きましょうぜ
・コテハン持ちもコテ無しもどんどん来ォい
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします

2ウィッチ:2009/09/01(火) 20:17:54 ID:/EtiECms0
「いちおつっ!」


「さーて、林檎っ! あるだけくださいなー♪」
魔女は闇の中で何やら悪巧みの下準備中。

3林檎売りの魔女婆様:2009/09/01(火) 20:42:25 ID:.6prKP66O
>>2
「フェーッフェッフェッフェ!」
【魔女の呼び掛けに答える様に闇にしわがれた声が響き渡る】
 
「おやまぁ、可愛いお嬢さん……そんなに林檎を欲して……何か楽しい事でもするのかえ?」
【現われた声の主は大きな黒い三角帽をかぶり、黒いローブ……まるで童話に登場する魔女をそのまま映し出したようだった】

4ウィッチ:2009/09/01(火) 20:48:20 ID:/EtiECms0
>>3
「ええ、とっても楽しいことをするのよ」
にっこり。悪戯好きな猫のような笑みを浮かべて、振り返る。

「あらー、魔女さんだわ。カッコで丸判り」
少々ぽかんとした顔をしている。

5林檎売りの魔女婆様:2009/09/01(火) 20:57:42 ID:.6prKP66O
>>4
「なに言ってるんだい、この格好は魔女の礼服と言っても過言はないじゃないのさ……悪魔にはわからんだろうさ……」
【近ごろの若者ときたら……と続け】
 
「まぁ、ほどほどにしときんしゃい……最近は色々厳しいからね〜」
【杖を振り回しながらそう告げる魔女の腰は凄く曲がっていて、ウィッチを見上げる形になっている】

6ウィッチ:2009/09/01(火) 21:00:53 ID:/EtiECms0
>>5
「あれ……お婆さん、わたしが悪魔って分かるの?
 ……そりゃそうか。だって魔女は物知りだもんねっ」
けらけらけら。

「魔女は悪戯してこそ魔女でしょー?
 厳しさなんてキニシナーイっ」
けらけらけら。
良く笑う少女である。

7林檎売りの魔女婆様:2009/09/01(火) 21:10:31 ID:.6prKP66O
>>6
「そりゃの〜……こう見えてもあたしゃ凄い魔女なんじゃぞ?……今は腰が痛くて痛くてやる気が出んわい……」
【はぁ〜、と煩わしそうにため息を吐き、腰を叩く】
 
「あたしもの、若い頃はやんちゃじゃった……気になる王子を蛙にしたり……野獣にしたり……邪魔な女を毒林檎で苦しめたり……たまに恵まれない女を手助けしてやっての?服を与えて南瓜の馬車で送り届けたり……今思えば……あの頃のあたしゃ今で言うツンデレじゃった……それに大体の女はあたしのお陰で王子と結ばれてるんじゃないかの?」
【老婆はお喋り好き、これは魔女でも変わらないようだ】

8ウィッチ:2009/09/01(火) 21:14:09 ID:/EtiECms0
>>7
「せいこついん いきなさい」
医者には頼る魔女っ子。

「おおー……御伽噺の魔女って大抵お婆さんだったりするの、かな?
 それはすごいねー……ふぅむ……」
何やら思案顔。

9林檎売りの魔女婆様:2009/09/01(火) 21:22:25 ID:.6prKP66O
>>8
「そうじゃの〜……やはり薬ではなく医者に治して貰うのが一番じゃろうの……でもの……この歳になると病院までの道程が億劫で億劫で……」
【魔法の箒を使えとかは言ってはいけない……】
 
「じゃな〜……ある意味あたしが主役じゃの……あたしが居なければ物語は成立せんと言うに……どんな時も悪者扱いじゃ……ったく……あ痛たたたたたたた!……熱くなったら腰が……」
【腰を押さえて止まる】

10ウィッチ:2009/09/01(火) 21:25:58 ID:/EtiECms0
>>9
「ここで登場するのが使い捨て瞬間移動魔法陣シール!
 これを二か所に張り付ければ、その間を自由に瞬間移動することができます!
 たーだーし、使い捨てなので1週間しか使えません! ハーイここ注意ね!」
商売をおっぱじめた。

「ありゃりゃりゃー、大丈夫ー?」
首をかくんと傾げて心配そうに魔女を見る。

11林檎売りの魔女婆様:2009/09/01(火) 21:32:49 ID:.6prKP66O
>>10
「おぉ!?それは便利なものじゃの〜……って、結局一回は自力で行かなきゃいけないんじゃの……」
【一度眼を輝かせるがすぐにがっくりとうなだれる】
 
「何……いつもの事じゃ……あたしゃ失礼するよ……腰が痛くてしゃあないわ……老いぼれの話相手になってくれた礼じゃ……そこの林檎、好きなだけ持っていきんしゃい……」
【魔女婆様はウィッチに背を向け、ヨロヨロと立ち去り始めた】

12ウィッチ:2009/09/01(火) 21:35:21 ID:/EtiECms0
>>11
「……チッ」
良い稼ぎ口になりそうだったのに。ボソッ

「いいのー? ありがとう!
 ってあら……送って行ったほうが、いいの、かなー……」
後ろ姿をぼんやり見つめながら、林檎を買い物袋の中に詰めて行く。

13ロザリア・ロートシルト:2009/09/01(火) 22:41:19 ID:Ytmc4SoY0

少女は道端に立ち空を見上げる。

雲間に漂う月は、醜悪なオブジェで遮られていた。



――生臭い血の臭いがする。

14 ◆My6NsjkSfM:2009/09/01(火) 22:57:46 ID:zIbPq2M20
たったったった
【小さな足音が闇の中から聞こえてくる】

15ロザリア・ロートシルト:2009/09/01(火) 23:50:00 ID:Ytmc4SoY0
>>14

「………………」

足音を聞きつけた少女は、一瞬その方向を睨んだかと思うと
とろりと影の中に溶け込んで見えなくなった。


――そこには街灯にロープで吊られた遺体だけが

――落ち窪んだ眼で、恨めしげに虚空を見つめていた。

16 ◆My6NsjkSfM:2009/09/01(火) 23:53:16 ID:zIbPq2M20
>>15
「…嫌な臭いを追うなんて…マスターは困ったものでありますね…」
【そこに現れたのは包帯を巻いた少女】

【ただ、目の色は青白い】
「…やはり死体でありますか…
 見に行ってもらっては困るのでありますよ…」
【ため息をついた】

17ロザリア・ロートシルト:2009/09/01(火) 23:59:13 ID:Ytmc4SoY0
死体の数は二つ。

どちらも若い男性で、
腹部を刃物で滅多刺しにされているようだ。

衣服にはスプレーで【S・H】と何かのイニシャルのようなものが書かれている。

18メモリア ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 00:07:04 ID:zIbPq2M20
>>17
「…流石にこれをマスターに見せるわけにはいかないのでありますね」
【じっと死体を見つめ続ける】

「S.H…シャーロックホームズ?」
【少し首を傾げて呟く】

19ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 00:15:03 ID:Ytmc4SoY0
>>18

もっとよく観察してみると、
どうやらこの二人はそれほど素行がいいとはいえなかった様だ。

耳や鼻、唇などにピアス穴が開いており、
手首などには、おそらく、麻薬を使用したのだろう――

――大量の注射痕があいていた。

20メモリア ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 00:19:15 ID:zIbPq2M20
>>19
「…成程、どうやらこの方々は
 いい人間ではなかったようでありますね」
【は〜…とため息をついた】

「…とはいえ、警察に突き出さずにその場で処刑というのは
 少々いただけないのでありますが…

 …この方々はどれほどの罪なのでありましょう?」

21ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 00:26:41 ID:Ytmc4SoY0
>>20

風に揺られるたび、
死体からは血が滴り落ちた。

まだ、殺されてからそう時間はたっていないのだろうか。


――ブオォォ

と、その時かすかだが
遠くから爆音が響いた。

数台の車やバイクが近づいてきているようだ。

22――――:2009/09/02(水) 00:29:32 ID:/k2gysHgO
仄かに立ち込めるは夜闇の黒に紛れる白の夜霧。
血臭に静かに寄り添うしっとりとした霧が拡がり、言葉が響く。
「剣呑だね。はてさて誰の仕業だろう?」
夜露に濡れたビロード色の声。

23メモリア ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 00:29:44 ID:zIbPq2M20
>>21
「先ほど誰かいたような気がするのでありますが…?」
【メモリアは音を聞きつけて】

「…いけないのであります…このままでは自分…マスターが殺人犯にされてしまうのであります」
【慌てて物陰に隠れた】

24ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 00:36:11 ID:Ytmc4SoY0
>>22

数台のバイク、車――

――どれも、市販車なのだが
相当カスタムされているのか原形をとどめていない。

それから、わらわらと降り立つ数人の男たち。


男たちは憤慨したように騒ぎ、喚き、
中には苛立ちからか手当たり次第に近くの建物の窓などを割る者もいた。

それらは、殺された二人組みの仲間のようで、
街灯によじ登り、ロープを切って死体をおろそうとしている。

ディスと謎の声の主には気づいていない。

25――――:2009/09/02(水) 00:42:33 ID:/k2gysHgO
>>24
「君達」
霧の中から現れた人物は、不死なる運命のヴァンパイア。
繁華街を活動の場とする者に広く名をしられるクラブ、『Guilty Pleasures』のオーナー。
「少し話を聞かせて貰いたいんだが……構わないかな?」

26メモリア ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 00:44:42 ID:zIbPq2M20
>>24
(おや…どうやら公務員ではなさそうでありますね)
【じっと物陰から見つめている】

(なんであれこれ以上ここにいるのはマスターにとっても危険でありますね)
【逃げ道を探素ためにあたりを見回す】

>>25
「だれなのでありましょうね…あの人は…」
【気にしながらも…知り合いでもない(恐らく)人間を警戒している】

27ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 00:55:58 ID:Ytmc4SoY0
>>25

『なんだコラテメェ!!!』
『カッサバくぞ!オラァ!!!』

数人の男が、声の主を睨みつけ
中には今にも殴りかからんとばかりにバットを車から取り出すものもいる。

仲間がやられ興奮しているのだろう。

「オイ、オメェらうるせぇよ。
 少し、黙れ。」

大声一喝、輪の中から歩みだす褐色の肌の男。
白いスウェットとジーンズを身につけ、首には大きくEと書かれたペンダント。

どうやら、この集団のリーダーだろう。

「スンませんマスター、こいつら気が立ってましてね。
 謝ります。チョットまだ入って日が浅い若い衆なんでカンベンしてください。」

何度か、店に来たことがある男だったようだが……

>>26

男たちは、現れた男に気を取られ、
ディスのいる物陰を見ているものはいない。

今なら、気取られずにこの場を離れることも出来る。

28――――:2009/09/02(水) 01:02:49 ID:/k2gysHgO
>>26
白いシャツに黒いスラックスという簡素な格好だが、なぜか気品を感じさせる男――。
ディスという意識は見た事が有る。
男はちらりとディスの方を見て、唇に立てた人さし指を当てる。
静かに。
――――或いは秘密に。
を意味するジェスチュア。

>>27
「おっと、敵意は無いよ」
両手を挙げてくすりと笑い、見知った男が前に出たのに応じて手を下げた。
「ああ、君の所だったか。――いや、私こそ仲間がやられて辛い時にすまないね」
掠かに親密な気配を漂わせる口調。
「教えて欲しいのは、誰がやったか……犯人の目星はついているのかな? それと、」
男の肩越しに一団を眺める。
「流石と言うべきか……沢山の仲間達だね。友人に恵まれている。それで、君の仲間はここに居るのが全員かな?」

29メモリア ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 01:06:33 ID:zIbPq2M20
>>27
「む〜…穏便に済みそうでよかったのであります…」
【ほっと一息つくとメモリアは鍵を取り出した】

「…扉…どこでありましょうか」
【しかし見当たらなくて困っている】

>>28
「…どうやらあの人がリーダーのようでありますが…」
【鍵を持って物陰から見つめる】

「…あんしんできないのでありま…」
ザリ
【僅かに地面をする音が聞こえた。】
【常人ならば聞こえない音だと思うが…】

30ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 01:17:23 ID:Ytmc4SoY0
>>28

「あぁ、これやったのは『SUNSHINE HEADS』のやつらでしょう。見てください。」

死体を抱き上げると、
光が当たり死体に吹き付けられたスプレーの文字がよく見える。

「オレンジの文字でS・H、ウチらと最近揉めてるん族なんスけど、
 こりゃァ、ついに戦争ッスわ。」

男は、苦々しげに吐き捨てた。

「いや、もう半分はいつも通り『クラブE』に集まってます。
 マスターのとこにももっと行きたいンですけどあそこは
 『ヤードバーズ』のシマに近いんで。」

>>29

『おい、今物音がしたぞ!』
『あぁ!?』
『SUNSHIN EHEADSのヤツかもしれん!探せ!!』

興奮した数人の男が、パイプやバットを持ち
ディスの方向に近づいてくる。

どうやら、感知系能力者がいるようだ。

31――――:2009/09/02(水) 01:26:26 ID:/k2gysHgO
>>29
「…………」
男は静かに視線を流す。
少し待ってくれないか。――とでも云う様に。

>>30
「おや、そうだったか」
何かを考えるような表情を掠かに浮かべる。
「抗争か……大変だね。やれやれ、またお客様が減ってしまうな」
ブラックジョークを軽く飛ばして、大袈裟に頭が痛いとでも言う様な仕草をする。
「ああ、そうだったね。私の店は一応は中立だが、縄張りの絡みで中々上手く行かない」
こっくりと頷き、芝居がかった――ジョークじみた溜め息を一つ。
「まあ、気が向いたら顔を出しておくれ。美人のダンサーを揃えておくよ。薬も揃えているし……ああ、君の所も捌いていたかな?」

32メモリア→ディス ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 01:28:23 ID:zIbPq2M20
>>30
「いけないのであります!早く逃げ…」
【と、ここで突然目の色が変わり始めた】
「時間…が…」
【そう呟くと同時に、目の色が黒くなった】

「あう?…ここどこなの?」
【そこにいたのはとぼけた顔の全身包帯少女であった】

>>31
「あう…えっと…こんばんわなの…ちょっとまってるの?・・
 うん…わかったの…」
【のんきにうなずいた】

33ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 01:37:25 ID:Ytmc4SoY0
>>31

「ええ、最近いいウィードがコロンビアのほうから入りましてね。
 どうです、車にいくつかありますけどヤってきます……?」

大型ワゴン車を親指でくいくいと指差したが、
部下が興奮しているのを見てため息をつき。

「……スンません、ちょっとまたなんかやってるみたいなンで止めてきます。」


>>32

『おい、どの辺だよ』
『その、ゴミ箱のかげあたりからだと思ったが……』

ジャリ、パキッ……

ディスの潜む物陰へと、足音が迫る……が


「コラァ、テメェら勝手に動くンじゃねェよ!
 マスターいンだぞ、大人しくしろ!!」

『スンませんッ……』

男たちは、すごすごと去っていく。

34――――:2009/09/02(水) 01:47:20 ID:/k2gysHgO
>>33
「おや、羨ましいな。お返しが高く付きそうだが折角だから――……」
そこまで言いかけ、言葉尻をつぐむ。
「いや、止めておこうかな。それとどうやら私の知り合いのようだ。こんな状況なのに刺激させて済まなかったね」
 
>>32
出ておいで、と手招きする。

35ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 01:48:51 ID:zIbPq2M20
>>33
「…あう…どうしよなの…こわいの…」
【物陰でがくがくブルブルしている】

>>34
「あう?…いってもだいじょぶなのかなの…」
【恐る恐るひょっこりと顔を出した】

36ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 01:56:50 ID:Ytmc4SoY0
>>34

「マジすか、スイませンね……オラ、オメェらこい
 いいから、お前らは動くな、大丈夫だ。」
『ウス』


諭すように、仲間と話した後、
男のほうに戻ってくる。

「いや、謝らんでください。悪いのはマスターじゃないンすから。」

はは、と軽く笑って。
根は悪い男ではないようだ。



>>35

顔を出したさきには、強面の男が
十数人いたが特に乱暴をされる事はなかった。

それどころか拍子抜けさえしている面すらある。

37――――:2009/09/02(水) 02:04:15 ID:/k2gysHgO
>>35
出てきたディスを自分の傍らに近寄らせる。
「こんばんは、お嬢さん。こんな夜中まで起きてるなんて悪い子だね」
優しげに笑って言う。

>>36
「どうも彼女は徘徊癖が有るみたいでね」
苦笑するような響きを持った笑みは優雅。
そんな事はしないだろうけれど、と前置いて続く言葉を紡ぐ。
「この子は多くのヴァンパイアと交流が有るらしくてね。これはお願いなんだが、深夜彼女をどこかで見掛けてもちょっかいをかけないでくれないかな?」
ディスへの被害は彼女と交流を持つヴァンパイアと人の対立する要因となり得る。
客商売をしているからか、男としてはそれは避けたい事態であるらしい。

38ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 02:07:16 ID:zIbPq2M20
>>36
「…あう〜…なにかされないかなの…
 だいじょぶ…かなの…」
【あたりを見回した】

「あう〜…でもはやくかえらないとあぶないの…」

>>37
「あう〜…わかったの…もうねるねなの…」
【少しかしこまって言うと】

「…じゃあまたねなの〜…
 えっと…きゅうけつきさん?
 なの〜」
【手を振って足早に去って行った】

【多分吸血鬼の匂いとか何かが分かるのかもしれない】
//ねるねる…

39ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 02:14:23 ID:Ytmc4SoY0
>>37

「そりゃ、マスターの頼みなら嫌とは言えんでしょう。
 もう、この子もうちのクルーと同じ扱いッスよ。」

二ッ、と男が笑ったことでその金色に輝く歯が見えた。
歯一つに一字づつ文字が刻まれ、HEAVEN SMILEと読める。

このチームの名前だったはずだ。

>>38

「はは、じゃあまた。」

敵ではないと分かった後の男たち、
特にリーダーと思われる男はディスをぞんざいに扱ったりはしなかった。

手を振り見送る。

40ヴァン=クラウス:2009/09/02(水) 02:17:34 ID:/k2gysHgO
>>38
「ああ、お休み」
静かに見送る。

>>39
「はは、ありがとう。店に来てくれればサービスさせて貰うよ」
特徴的な金歯に眩しそうに笑って答える。
「……さて、子供もいなくなった事だし、御馳走して貰えるかな? さっきはああ言ったけれど、今は遠慮する理由が無いんだ」

41ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 02:28:48 ID:Ytmc4SoY0
>>40

「勿論。じゃあこっちへ。」

車の中はかなり改造してあるようで
ゆったりとしたソファのような座席に、高機能なステレオが搭載され
大音量でトランスが流されていた。

「どうします?純正100%のと、
 少しタバコの葉が混ざったヤツがあるンすけど。」

車の床板部分を、取り外すと
ぎっしりと『ウィード』が詰まっていた。

42ヴァン=クラウス:2009/09/02(水) 02:34:03 ID:/k2gysHgO
>>41
「では失礼。……大したものだね」
車の内装を見て軽い感嘆の声をあげた。
「煙草を混ぜた物を。純正は火付きが悪くて好まない」

43ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 02:40:29 ID:Ytmc4SoY0
>>42

「では、これを……」

渡されたのは、市販の煙草とそれほど変わらないもの。
包装もなかなかしっかりとしており、近くで見てもでは『ウィード』とは分からないだろう。

「手に入れるのに、中々苦労したンスよ。
 ブロンクスのミッチから買ったンすけど値を吊り上げようと粘るもんだから、
 トイレに頭を突っ込んでやりゃあした。あの時は気が狂いそうでしたよ。」

はは、と談笑しながら象牙細工のパイプを取り出した。
この男はこれを使うのだろう。

44ヴァン=クラウス:2009/09/02(水) 02:52:50 ID:/k2gysHgO
>>43
「ありがとう。……ふふふ、君の武勇伝がまた一つ追加されたわけだね」
談笑とともに箱を受け取り、一本取り出して火を点ける。
「……良い品だ。苦労の甲斐は有るねこれは」
満足そうに目を細める。
「ああ……ところで象牙を欲しがるような人は知らないかな? ウガンダからバンコク経由のCIAルートで香港に入ったものを友人から安く仕入れてね」
ふ、と煙を吐き、言葉を続ける。
「ちょっとした副業程度だから安く回せるのだけど、買い手をあまり多く知らなくてね。在庫がまだ多く残ってるんだ」

45ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 03:06:00 ID:Ytmc4SoY0
>>44

「いや、あんなのは日常茶飯事ですよ。
 ……ふふ、いい物でしょう。」

満足げに、笑みを浮かべ。

「象牙スか……自分も本業はコレですからね。
 その辺の買い手はちょっとわかんないですわ。」

ふむ、と腕を組んで考え込んだが、
得意に思い当たる人物もなく。

「とりあえず、これから『クラブE』に戻ろうとおもうんすよ。
 ソコには色々取り揃えてるンで今日は楽しんでってくださいよ。」

車は、ネオンを歩道に反射させながらゆっくりと動き出し、
夜の闇へと消えていった……

// ごめんおちる……

46ロザリア・ロートシルト:2009/09/02(水) 03:06:38 ID:Ytmc4SoY0
// そして気づいていたけど最後まで名前を直さなかったという^q^

47ヴァン=クラウス:2009/09/02(水) 03:09:02 ID:/k2gysHgO
>>45
「そうか……いや、すまないね。無理を言った」
流れていく窓の外を眺めて小さく笑う。
「ああ、楽しませて貰うよ」
夜闇に笑い声を、響かせて。

48ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/03(木) 22:42:33 ID:ocZO.Sis0
「うーん、参ったドリ…。」
緑色の球体…否、身長にして100cm程度の機械の体
果たして異能都市では珍しいのかそうでないのか
そんなどう見ても武装しているように見えるロボットは、
キョロキョロしながら都市部うろついている。

49アブリア:2009/09/03(木) 22:52:32 ID:7jE6yumoO
>>48
「………………」

ふと気付けば其処には小柄な少女がぽつんと立っていた。
身長120cm程の彼女は相変わらず眠そうに閉じかけた青い瞳をダドリーに向けているが大して興味が有るという訳ではなさそうだ。

ただ、見ている。

50ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/03(木) 23:04:59 ID:ocZO.Sis0
>>49
「おう?…ここらは女の子に良く会うドリなぁ。」
少女より幾許か小さいが…むしろアームで横にやたらデカいロボはふとこぼす。

「なんか見えるドリか?」
アブリアの視線が気になったのか、
小さく駆動音を鳴らし、アブリアの傍に歩いてきた。

51アブリア:2009/09/03(木) 23:10:53 ID:7jE6yumoO
>>50
「………………」

言葉には反応せず、其の表情は不動。双眸は余所を見る事なく、ただ一点を凝視していた。


青の視線に有る物――――ダドリーの左腕。

52ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/03(木) 23:20:16 ID:ocZO.Sis0
>>51
「…?」
キュル、とその意思をはかりかねる緑のロボ
アブリアの視線を追って、自らの左腕に辿りつく

「これが気になるドリか?やっぱり、これぶら下げたままは流石に物騒ドリよねぇ。」
反応の無いコトは気にしていないのか、一人で喋りながら、左腕の先を自分の顔の前に持ってくる

53アブリア:2009/09/03(木) 23:28:05 ID:7jE6yumoO
>>52
「…………………」

少女は思案する。あぁ……以前何処かで見たな、と。
しかし非常に残念なスペックを持つ彼女の頭は其れが何であったか瞬時に思い出せなかった。

数刻の間、微動だにせず少女は思案する。

あぁ……思い出した。声には出さないが少女はそう心の中で呟く。



「…………とんがりコーン」

何故其れが出てしまったのだろう。

54ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/03(木) 23:35:58 ID:ocZO.Sis0
>>53
「最強☆とんがりコーン!」
ギャキーン!と駆動音を響かせ左腕を天に向けてポーズ

「…いや、これは食べられんドリよ?」
…の後、再び姿勢を戻してセルフ突っ込み

55アブリア:2009/09/03(木) 23:41:42 ID:7jE6yumoO
>>54
「……おぉ…」

ポーズに感動したかは定かでないが、ぱちぱちと小さく拍手をダドリーに送っていた。



「…………? アブリア知ってるぞ……人間はとんがりコーン食べる時、指に嵌める……。」


「…………お前のはでっかいから腕に嵌めているんだろ……?」


ダドリーが機械である事をガン無視しているが本人は気にしていなかった。

56ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/03(木) 23:51:54 ID:ocZO.Sis0
>>55
「拍手喝采いたみいるドリ」
ほぼ胴体に埋まっている頭を下げて礼をするダドリー

「…確かにそう聞くドリが、これはそうじゃないドリ。金属ドリ。まず人間には齧れんドリ。」
ギュル、と腕のドリルが1回転し…すぐに止まる

57アブリア:2009/09/03(木) 23:59:36 ID:7jE6yumoO
>>56
「おぉ……ここのとんがりコーンは大きくて硬くて回るのか……。」

何故とんがりコーンにこだわるのかは彼女にしか分からない。
眠たげな瞳をドリルに向け、少女は呟く。



「……………アブリアお前に会うの初めて……。 名を申せ……」


最近時代劇を見たらしく、最後の言葉が少々おかしな事になっていた。

58ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 00:15:13 ID:ocZO.Sis0
>>57
ダドリーは早くも悟った、悟ってしまった
もしくは思い込むことにした
恐らく彼女とは意思の疎通が相当に難しい事を

「でも、それはオラの最強☆とんがりコーンだけドリよ?」
そして、とりあえず変な方向に進む前にフォローする試みに出る

「おお、これは失敬したドリ。オラの名前はダドリーだドリ!」
右腕のクローアームを手を振るように振り上げ、ダドリーは名を申した

59アブリア:2009/09/04(金) 00:27:17 ID:7jE6yumoO
>>58
ダドリーの考えは正しかった。
彼女にコミュニケーション能力なんぞ無に等しいのだ!!
変わらない表情、抑揚皆無の口調……ダドリーの眼前に立つ少女は――――強敵だった。


「…………そうか」

ネタを振った本人がこの反応です。
虚しく吹いた夜風が、銀色に煌めく巻き髪を踊らせていた。



「…………ダドリー……よろしく」
淡々と、あまりに素っ気ない反応がダドリーに向かって飛んでいく。

60ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 00:38:17 ID:ocZO.Sis0
>>59
「…そうドリよ。うん。」
微妙な虚しさに包まれながら、もはや肯定しかできないダドリー

「よろしくだドリ!君はアブリア…で良いドリか?」
耳聡く一人称を拾っていたようだ

61アブリア:2009/09/04(金) 00:45:15 ID:7jE6yumoO
>>60
「…………!!」

凍り付いていた表情が初めて大きな変化を見せた。
半分程閉じられていた瞳が勢いよく開いたのだ。
明らかに驚いた時の反応である。

「…………お前」

淡々と紡がれた言葉が何かを示唆するかの様にじんわりと夜の黒に溶けていく。
其の声音は何処か深刻さを帯びている様にも思えた。




「…………お前……なんでアブリアの名前知ってる……」

こういうオチ。

62ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 01:01:46 ID:ocZO.Sis0
>>61
「!?」
初めての大きな変化を受けて、僅かに慄く…が

「ぶぷ…君面白いドリな、自分で言ってたドリよ!」
そのオチに、存在しない口から笑いを噴きだす
しかし、次の瞬間

「―!?」
何かを感じ取ったように視線を宙に彷徨わせる

「すまんドリ、ちょっと…急用ができたドリ。」
陽気だった様子を一変させ、見た目には何も無い空間に視線を定めると
高い駆動音を響かせながら、ダドリーは高速で走り去った…

63アブリア:2009/09/04(金) 01:08:56 ID:7jE6yumoO
>>62
「……………?」

自分が何故笑われたのか全く分からず、ただ小首を傾げる事しか出来なかった。


「…………おう……またな、だどりー……」

ダドリーの様子が変化した事も露知らず、走り去って行く其の姿をぼんやりと眺めていた。



「…………アブリアともだち増えた」

どの辺りで友達と認定したのか矢張り定かではないが、そう呟いた少女は、のんびりと其の場から去っていった。

64ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 18:25:01 ID:O1o1pwYcC
……
【人通りの少ない路地】
【彼女は空を見上げていた】

(あの人……誰だったんだろう……)

65上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 18:35:29 ID:.6prKP66O
>>64
【見上げた空に一つの影が……見るとドンドン大きくなって行く】
 
「ぬぉぉあぁぁぁぁ!?」
 
ビターンッ!!
【大きな音を当てて地面に激突、見ると煤だらけだ】
 
「アウテリート……お菓子作りで爆発するってどう言う事なんだ……」
【その場にいない娘に文句を言って、立ち上がる】
 
 
【その頃お嬢様はアトリエで……】
 
「……ば、爆発クッキーは完成ですわね!……お父様?……お父様?どこですの〜?」
【煤まみれでアトリエ内を捜していた】

66ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 18:41:45 ID:DTK0wtesC
>>65
……
【黒い塊を見つめる】

(あの人……)
【暫くみて、それが上弦だと解ると近づく】

67上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 18:46:48 ID:.6prKP66O
>>66
「痛い……って言うかあの爆発で怪我も無いし……建物も壊れない不思議……」
【ヨロヨロと立ち上がり、辺りを見回すが……】
 
「意外と近くか……」
【ツィーには気付いていないようだ】

68ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 18:51:35 ID:EZHvaBxoC
>>67
【かといって近づきもせず、微妙な距離を保つ】

69上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 18:58:25 ID:.6prKP66O
>>68
「……?」
【ツィー……と言うか背後に誰かがいる事に気付いたようだ】
 
「……」
【無言でバックしてきた】
 
「いないいない……バァ!!」
【そして勢い良く振り向く】

70ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 19:02:29 ID:EZHvaBxoC
>>69
……ッ!!
【驚いて後ろに倒れる】

【起き上がり鞄を抱いて暫く、瞳に涙が溜まり始めた】

71上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 19:10:05 ID:.6prKP66O
>>70
「うぉ!?ぜお……じゃない……ツィー!?」
【こっちもびっくりして駆け寄る】
 
「ごめんごめん!泣かないでほら、よしよし……」

72ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 19:16:04 ID:EZHvaBxoC
>>71
シュッ
【鞄から包丁を取り出して向ける】

【しかし、持ち方は弱く、簡単に処理できそうだ】

73上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 19:18:48 ID:.6prKP66O
>>72
「……!」
【なんかビックリしているが、何かを思いついたようだ】
 
「……ほう、私に挑むかね……ならば来るがいい!!」

74以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/04(金) 19:26:31 ID:DTK0wtesC
>>73
【包丁を前に構えて走ってきた!】

75上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 19:29:32 ID:.6prKP66O
>>74
「……見切ったぁ!!」
【カッと上弦の眼が輝き】
 
「真剣!白刃取りゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
【簡単に包丁を取り上げ、転ばないようにツィーをキャッチ】

76ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 19:33:02 ID:EZHvaBxoC
>>75
……!
【驚いているが特に抵抗はない】

77上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 19:39:49 ID:.6prKP66O
>>76
「……よしよし、確かに私が悪かったけど……包丁は危ないからやめなさい」
【ツィーの背中をポンポン】
 
「いや〜……しかし君はここで何をしているんだい?身振り手振りで答えてみよう!」

78ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 19:41:19 ID:KZg1MerMC
>>77
……
【暫く黙る】

【どうやら、上弦に怯えている様だ】

79上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 19:44:57 ID:.6prKP66O
>>78
「……ん〜……ごめんね?怖かったかい?」
【怯えているのを感じ取ったのか、優しく語り掛けた】
 
「機嫌直してほしいな?」

80ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 19:51:09 ID:DTK0wtesC
>>79
……ぅぅ……
【涙目になって頷いている】

81上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 19:55:04 ID:.6prKP66O
>>80
「声は出せるのか……」
【笑いながら見て】
 
「お腹減っていないかい?……ご飯を食べに行かないかね?」

82ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 19:56:06 ID:EZHvaBxoC
>>81
……
【頷いて答える】

83上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 20:02:42 ID:.6prKP66O
>>82
「よし、なら行こうか?……ほら、大きな道に出ればお店なんてたくさんあるさ」
【そう笑って、歩き出す】
 
「声は出せるなら……あいうえおって言ってみて?」
【歩きながらそう言い】

84ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 20:05:46 ID:EZHvaBxoC
>>83
ぁ……ぅ、ぇ……っ……
【少し苦しそうだ】

85上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 20:11:32 ID:.6prKP66O
>>84
「あぁ……ごめんね?苦しいなら無理しなくていいよ?」
【そして大きな道に出て、辺りを見回す】
 
「あそこにしようか?」
【見つけたのはオープンカフェ、そこに向かって歩き出す】

86ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 20:13:20 ID:EZHvaBxoC
>>85
【顔を伏せて頷く】

【もう一度頷く】

87上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 20:21:10 ID:.6prKP66O
>>86
【という訳で、オープンカフェに着きました】
 
「さぁ!好きな物を頼みなさい!写真が載ってるから字が読めなくても大丈夫だろ?」

88ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 20:26:06 ID:O1o1pwYcC
>>87
……
【少し考えて、選んだのは普通のパフェ】

89上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 20:34:12 ID:.6prKP66O
>>88
「マスター、これ……パフェ二つ!」
【渋いイケてるマスターにパフェを注文する】
 
「さて、ツィー?私の名前を知っているかな?……私は上弦て言うんだが……言ってみて、じょ、う、げ、ん!」

90ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 20:39:03 ID:O1o1pwYcC
>>89
【首を横に振って】

……ぃ、ぅ……ぇぅ……
【声を出し、喉を押さえる】

91上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 20:44:21 ID:.6prKP66O
>>90
「あぁ、いいよ!無理しなくて」
【少し焦ってやめるように言い、謝った】
 
【そうこうしている内に、マスターがパフェを持ってきた】
 
「お、来たみたいだ……さぁ、食べなさい」

92ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 20:49:11 ID:DTK0wtesC
>>91
【少し申し訳なさそうにしていた】

【マスターに頭を下げ、受けとる】
【次に頷いて、ゆっくりと少しずつ食べ始める】

93上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 20:54:05 ID:.6prKP66O
>>92
「……」
【上弦の前にもパフェが置かれるが、それを食べず……ずっとツィーを見ていた】
 
「……」
【その顔は嬉しそうで、それと同時に悲しそうだった】

94ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 21:01:54 ID:KZg1MerMC
>>93
……ぇ?
【上弦がパフェを食べないからか、自分に目線が向けられているからか】
【それは解らないが、上弦を不思議そうにみている】

95上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 21:05:32 ID:.6prKP66O
>>94
「……あ、ごめんね?」
【苦笑いをして視線を逸らすが、またすぐにツィーを見る】
 
「……美味しいかい?」

96ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 21:12:13 ID:EZHvaBxoC
>>95
【頬にチョコをつけながら上機嫌そうに頷く】

【そこに先程の不信感は無い】

97上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 21:20:58 ID:.6prKP66O
>>96
「……そっか……」
【微笑みながら、備え付けのナプキンでチョコを拭く】
 
「付いてるからね?」

98ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 21:26:36 ID:KZg1MerMC
>>97
【自分の頬を撫でながら上弦のナプキンを見る】

【食べるのに夢中で気づかなかったようだ】

99上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 21:31:04 ID:.6prKP66O
>>98
「……ん、綺麗になったよ……」
【笑いながらまたツィーを見ている、こんどは悲しさは無く、楽しそうな笑顔である】
 
「……そう言えば……君は何歳なんだい?指で出来るかな?」

100ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 21:45:48 ID:KZg1MerMC
>>99
……
【指折りで数え】

【右手を開き、その上に二本の指を乗せ、それを上弦に向ける】

101上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 21:52:07 ID:.6prKP66O
>>100
「七歳か……」
【何度か頷いて】
 
「君みたいな子がこの街を一人で歩いては危ないよ?」
【パフェをやっと一口食べた……】

102ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 21:56:14 ID:EZHvaBxoC
>>101
【解ったような解ってないような頷き】

【急にパフェを食べる手が止まる】

103上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 22:01:11 ID:.6prKP66O
>>102
「……?」
【手が止まった事に気付いたようだ】
 
「どうしたんだい?」

104ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 22:09:18 ID:EZHvaBxoC
>>103
……
【パフェを見つめて首を振る】

【そしてゆっくりとパフェを上弦に差し出す】

105上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 22:14:07 ID:.6prKP66O
>>104
「ん?」
【その様子を見て、不思議そうにツィーを眺める】
 
「お腹いっぱいなのかい?」

106ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 22:19:04 ID:EZHvaBxoC
>>105
【二度頷く】
【パフェは半分以上残っている】

107上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 22:21:03 ID:.6prKP66O
>>106
「……そうか……それなら仕方がないな……私が食べよう」
【ツィーのパフェを食べ始める】
 
「食べおわったらどうしようか?」

108ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 22:29:20 ID:DTK0wtesC
>>107
【食べる様子を見ている】

【首を傾げる、当ては無いらしい】

109上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 22:31:45 ID:.6prKP66O
>>108
「ごちそうさま……」
【かなり早めに二つのパフェを食べ終える】
 
「さて……今日は君はどこで寝るんだい?」

110ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 22:36:56 ID:KZg1MerMC
>>109
【じっと上弦を見ている】

【遠くの方、二人が来た方向を指差す】

111上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 22:41:02 ID:.6prKP66O
>>110
「……ダメだよ?君みたいな子が野宿なんて……さて、そろそろ出よう……」

【立ち上がり、会計を済ませる】

112ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 22:44:31 ID:EZHvaBxoC
>>111
【頷き、上弦についてゆく】

113上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 22:52:05 ID:.6prKP66O
>>112
「……なぁ……今日もアトリエに来ないかい?」
【振り向き、ツィーに尋ねる】
 
「それに、君が元の場所に帰れるように協力するよ?」

114ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 22:55:38 ID:O1o1pwYcC
>>113
……
【頬に手をあて考える】

【暫くして、頷いた】

115上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 23:02:27 ID:.6prKP66O
>>114
「じゃあ、行こうか?」
【手を差し伸べて微笑む】
 
「まずは、アトリエの前まで行こう……」

116ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 23:07:12 ID:EZHvaBxoC
>>115
……ぁぅ……
【手を取って微笑む】

117上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 23:14:36 ID:.6prKP66O
>>116
「……さぁ」
【ツィーの手を引いて、歩いて行く】
 
「そう遠くは無いから……」
【どうやら近くらしい、すぐに着くだろう】

118ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 23:19:04 ID:DTK0wtesC
>>117
【少し嬉しそうな表情をしながら手を引かれている】

119上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 23:24:52 ID:.6prKP66O
>>118
「〜♪」
【こちらも楽しそうに鼻歌を歌っている】
 
【しばらく歩いた……そしてゆっくりと見えてくる大きなアトリエ】
 
「さぁ、着いたよ……」
【上弦はアトリエ前の椅子に座る】
 
「疲れたら、好きに出入りしていいよ?」

120ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 23:26:36 ID:EZHvaBxoC
>>119
【こくっ、と一度頷き】

……
【アトリエを眺めている】

121上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 23:31:27 ID:.6prKP66O
>>120
「ん?どうかしたのかい?」
【不思議そうにツィーを眺める】

122ゼオラ&ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 23:34:17 ID:EZHvaBxoC
>>121
【それから暫く、アトリエへと入っていった】

【更に暫く】

困ったな……上弦ー?
【ゼオラがツィーを抱き抱えて出てきた】

「……」

123上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 23:41:57 ID:.6prKP66O
>>122
「……」
【黙ってそれを見て……二人を見て】
 
「……」
【ほんわかした表情になっていた】

124ゼオラ&ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 23:46:03 ID:KZg1MerMC
>>123
ちょ、ちょっと……
【困り顔】

「……」
【無表情】

125上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 23:52:55 ID:.6prKP66O
>>124
「はっ!?あまりの夢の光景に……!!」
【気が付いたように首を振り】
 
「どうした?ゼオラ?」
【キリッとした表情で尋ねた】

126ゼオラ&ツェツィーリエ:2009/09/04(金) 23:54:54 ID:KZg1MerMC
>>125
…………
【暫く言葉を失い】

ま、まぁ……良いや、所でこの子何処にいた?

127上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/04(金) 23:57:59 ID:.6prKP66O
>>126
「その子か?人通りの少ない所にポツンと……」
【爆発で飛ばされた事を話した】
 
「まぁ、それで見つけたんだ……この子を外で寝かせる訳にはいかないだろ?」

128ゼオラ&ツェツィーリエ:2009/09/05(土) 00:03:21 ID:EZHvaBxoC
>>127
ありがとう……上弦
【ツィーを上弦に渡す】

「……?」
僕とこの子が一緒に居るのは良くないからね……暫く、どこかに泊まるよ……

129上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/05(土) 00:05:24 ID:.6prKP66O
>>128
【ツィーを受け取り、抱き抱える】
 
「ゼオラ、待ちなさい……君も一人には出来ないよ……このアトリエにいなさい……」

130ゼオラ&ツェツィーリエ:2009/09/05(土) 00:08:18 ID:EZHvaBxoC
>>129
【少し離れて】

いいかい? 僕とその子は同じ人間なんだ、そう言う人が近くにいるのは余り良くない……って聞くね?

131上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/05(土) 00:15:28 ID:.6prKP66O
>>130
「……むぅ……出来れば私の近くにいてほしいのだが……」
【かなり残念そうにうなだれる】
 
「どうしてもダメなのか?」

132ゼオラ&ツェツィーリエ:2009/09/05(土) 00:21:08 ID:EZHvaBxoC
>>131
ダメ……ではなかいが……やはり、少し危険だな……
【首を振って】

大丈夫さ、良くここに来てあげるよ
【そう言うと、歩いていき、見えなくなった】

「……zzz」
【その後すぐに眠ってしまったようだった】

//今日はありがとうございました。おやすみなさい……

133上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/05(土) 00:28:13 ID:.6prKP66O
>>132
「ゼオラ!約束だからな!楽しみにしているよ!」
【ツィーを抱き抱えたまま手を振り、ゼオラを見送った】
 
「さて……ツィーをベッドに寝かせてあげなければ……」
【名残惜しそうに、ゼオラを見送った後、ツィーを抱えてアトリエに入っていった……】
 
//こちらこそ、可愛いツィー……可愛いゼオラを堪能しました!
//またよろしくね!これからも!!

134ロザリア・ロートシルト:2009/09/06(日) 00:52:58 ID:Ytmc4SoY0
【路地裏】

「今日は曇り……か。月が出ないなら、
 いっそ雨でも降ってくれれば、風情も出るというものなのだけれど。」

空を見上げ、ポツリと呟いた。

135ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 01:05:23 ID:zIbPq2M20
「う〜ん…いないかなの…」
【大通りを歩いている少女】

「…ここのおっきさわかんないからさがすのたいへんなの…」

136ロザリア・ロートシルト:2009/09/06(日) 01:12:30 ID:Ytmc4SoY0
>>135

「……どうしたのかしら?」

どろり、と地面から浮き出るように現れるロザリア。
どうやら、ディスが近くにいれば分かるらしい。

137ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 01:16:37 ID:zIbPq2M20
>>136
「あう〜…『れら〜』どこにいるの〜」
【何気なく大きな声で周囲に叫んでみた】

【どうやら人探しに夢中でロザリアに気づいてないっぽい】

138ロザリア・ロートシルト:2009/09/06(日) 01:24:33 ID:Ytmc4SoY0
>>137

「探し人……かしらね…………
 …………てぃび まぐぬむ いのみなんどぅむ しぐな すてらるむ 
 にぐらるむ え ぶふぁにふぉるみす さどくえ しじるむ。」

ディスの様子を見て、何かしらの呪文を呟く。
呼び出された『何か』、は空を裂くように何処かへ向かった行った。

「さて…………ディス。
 こんな時間まで何をしているの?」

用は済んだ、とばかりにディスに声をかけた。

139ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 01:26:19 ID:zIbPq2M20
>>138
「あう?あ、『ろざりあ』こんばんわなの〜!」
【微笑んで手を振った】

「あう〜その…『れら』がかえってきてるかもしれないってきいたから・・・
 さがしてたの!」

140ロザリア・ロートシルト:2009/09/06(日) 01:37:28 ID:Ytmc4SoY0
>>139

「レラ……あの子には、いろいろと恩があるわ。
 彼女もこの町に来ていたとは知らなかったけれど……」

昔を懐かしむように眼を細めて。
しかし、次に発せられた言葉は。

「でも、ディス。この前私は注意したばかりよ。
 夜遅くまで出歩いてはいけないと……せめて、理由を私に言ってくれないと。」

ちょっと、怒ってはいるがディスのためを思ってのことなのだろう。

141ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 01:40:20 ID:zIbPq2M20
>>140
「あう〜、ここにいるかもしれないってさがしてるひとがいたの〜」

「…あう…ごめんなさいなの…
 あんなことあったのにまたおそとにずっといるなんてなの…」
【申し訳なさそうに頭を下げた】

142ロザリア・ロートシルト:2009/09/06(日) 01:47:36 ID:Ytmc4SoY0
>>141

「……分かってくれたならいいの。」

ぽんぽん、とその下げた頭を
軽くなでて笑いかけた。

「貴女の仲間思いは分かっているわ。
 とめても無駄でしょうし、私も一緒に探させてもらうわね。
 ……それなら、危なくはないし、一人で探すよりもずっと効率がいいでしょう。」

143ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 01:51:41 ID:zIbPq2M20
>>142
「うん…わかったの、さがすときはいっしょにさがすの…
 いっしょのほうがだいじょぶだもんねなの」
【にっこりほほ笑んだ】

「あう〜…だけどこのちかくにはいないみたいなの〜…
 あっちこっちさがしたんだけどなの〜」
【疲れたようにその場に座り込む】

【いまだこの都市の全容は見えない…】

144ロザリア・ロートシルト:2009/09/06(日) 01:56:30 ID:Ytmc4SoY0
>>143

「私も今『星の精』に探させているのだけど見つからないわね……
 ……さすがに、直ぐに見つかるなんて思ってはいないのだけれど。」

困ったような表情を浮かべる。

ちなみに星の精は名前はファンシーだが実際は不可視の吸血怪物なのであった。

145ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 02:02:42 ID:zIbPq2M20
>>144
「へ〜…さがしてくれるひとがいるの…
 うん〜…そんなにすぐにはみつからないよねなの…
 ちょっとまえに『でぃす』さがしてたからなの〜…」
【ふ〜…とため息をつく】

「きょうはもうつかれたなの…このままさがすのもあぶないかなの…」

146ロザリア・ロートシルト:2009/09/06(日) 02:07:27 ID:Ytmc4SoY0
>>145

「もう時間も時間だし、彼女もどこかの宿で休んでいるでしょう。
 見つけたとしても、会うのは迷惑かもしれないわね。」

疲れている様子のディスを見て、
今日の探索は切り上げようと話しかけた。

「とりあえず、今日はこの辺にしておいて明日探しましょうか……」

言葉と共に、いつもの部屋への門を開いた。

147ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 02:11:59 ID:zIbPq2M20
>>146
「うん、そうだねなの…『れら』にわるいの。
 ぐーぐーねてるときにおこすのはなの」
【そう言ってそっと立ち上がった】

「うん、きょうはもうかえるの〜…つかれたし…
 おなかすいたしなの…」
【お腹がぐるぐる鳴いている】
【ひとまず門へと向かう】

148ロザリア・ロートシルト:2009/09/06(日) 02:15:12 ID:Ytmc4SoY0
>>147

「ふふ、何か簡単なものでも用意するわ。
 ちょうど、いい茶葉が手に入ったところなの。」

ディスの手を引き、門へと入っていく。

149ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 02:18:20 ID:zIbPq2M20
>>148
「あう〜。うれしいなの〜
 おいしいのなの〜」
【若干元気になって】
【ロザリアにひかれて門の中に入って行った】

150名も無き異能都市住民:2009/09/06(日) 02:25:32 ID:Ytmc4SoY0
>>149

ディスとロザリアが門の中に消えてまもなく、
程近い物陰から男が現れた。

『ふむ、『封じ』そこねたか。まぁ良い。』

その姿は、霞のように消えて。

151アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 20:09:31 ID:.6prKP66O
上弦:「……アウテリート……一体どれだけ買うんだ?」
【大きな荷物を抱えて白い服に身を包んだ親子が道を歩いている】
 
アウテリート:「もうちょっとですわ!お父様、私のお勉強に付き合ってくれると言っていたじゃありませんの?」
【父と買い物が出来るのが嬉しいのか、ついつい沢山買って、買い物を長引かせてしまったようだ……】

152キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 20:37:27 ID:gphUd03g0
……
【その横通り過ぎる女】

【何かブツブツと呟いているようだが……】

153アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 20:41:38 ID:.6prKP66O
>>152
アウテリート:「……この間のガチ百合ですわ……関わったらお父様とのデートが邪魔をされてしまいますわ……」
【そう、小さく呟き……気付かないフリをした】

154キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 20:45:45 ID:gphUd03g0
……!?
【急に立ち止まる】

【アウテリートに背中を向けているはずだがなぜか視線を感じる】

155アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 20:50:39 ID:.6prKP66O
>>154
アウテリート:「うわ、メッチャ見てますわ……これは反応してはいけないパターンですわね……」
【汗をダラダラ流しながら平静を装う】

156キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 20:53:07 ID:gphUd03g0
>>155
……フン
【急に振り返る】
【その手には刀が握られている】

157アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 20:54:53 ID:.6prKP66O
>>156
【お嬢様はそんな事に気付かず歩を進める】

158キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 21:00:46 ID:gphUd03g0
>>157
……
【ゆっくりと近づいて行き】

フン……!!
【縦に振りおろした】

159アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 21:13:06 ID:.6prKP66O
>>158
【キルスティの振り下ろした刄は普通だったらアウテリートに当たったかもしれない……しかし、アウテリートに当たる事は無かった……不思議と、その刄は空で止まり、引く事も、押す事も出来ず……動かす事は無理になっていた】
 
上弦:「……小娘が……私の娘に何か御用かな?」
【聞こえて来るのは常人では呼吸さえ忘れてしまう程に震え上がるであろう敵意の声】
 
上弦:「見知らぬ君にこんな事をされる謂れは無いのだが……?」
【ゼオラがいなくなって以降、彼は神経質になり過ぎていた……キルスティも本当に危害を加える気は無かったのだろうが……剣は未だ動かない】

160キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 21:17:13 ID:gphUd03g0
>>159
……特に、用は無い
【刀をそのままに、上弦を見る】
【その瞳に光は無く、意思も感じられない】

ただ、切りたかっただけだ……

161アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 21:23:17 ID:.6prKP66O
>>160
上弦:「そうかね……しかし私は君のような者の相手をしてる暇はない……消えたまえ……」
【キルスティの眼を見るが何も反応はしない、それもそうである……そんな眼をした者は数多く見てきた】
 
アウテリート:「お、お父様?」
【心配になった娘は父の顔を見上げる】
 
上弦:「……行こうか、アウテリート……」
【父は娘と共に歩き出す】

162キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 21:25:46 ID:gphUd03g0
>>161
……
【その瞳で上弦を見続け】

【何かを言おうとしているが、言いだせないようだ】

163アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 21:28:58 ID:.6prKP66O
>>162
【父と歩きながら娘は振り向く……しかしどうすればいいのかわからない……そして再び父を見やる】
 
【父の表情はいつもと同じ、しかし心の中では大切なものを取り返す事と、守り切る事でいっぱいである】

164キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 21:31:24 ID:gphUd03g0
>>163
私は……
【ぼそりと呟く】

(こういうとき、どうすればいいのか解らない……)
【刀を直し、二人を見る】

165アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 21:39:06 ID:.6prKP66O
>>164
アウテリート:「お父様……私、忘れ物が……」
【バレバレの嘘でキルスティに向かおうとする】
 
上弦:「……」
【父には嘘だとわかった、しかし敢えて、娘を行かせた……しかし、警戒は怠らない、もしも今娘に危害を及ぼす者がいたら……その身はただでは済まないだろう】
 
アウテリート:「貴方……何か用だったんじゃ無いんですの?」
【躊躇せず、キルスティに話し掛ける】

166キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 21:43:54 ID:gphUd03g0
>>165
……
【上弦、アウテリートの順に視線を移し】

私は……どうすればいいか解らない……
【その場で膝をついて泣き崩れた】

167アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 21:45:43 ID:.6prKP66O
>>166
アウテリート:「いきなりなんですの!なんで泣くんですのよ!?」
【いきなりの出来事にあたふたと慌てる】

168キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 21:54:18 ID:gphUd03g0
>>167
大切な……人を……失って……
【言葉を切りながらも少しづつ繋いでゆく】

169アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 21:59:33 ID:.6prKP66O
>>168
アウテリート:「……そう……それは……お辛いでしょう……」
【今の彼女はこれしか言えない……】

170キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 22:00:56 ID:gphUd03g0
>>169
……くぅ……レラ様ぁ……
【そう小さく呟いた】

171アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 22:07:01 ID:.6prKP66O
>>170
【父も娘も反応を示さない、呟いただけでは聞こえない事もある】

172キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 22:10:40 ID:gphUd03g0
>>171
すまない……
【肩を掴んでなんとか立ち上がる】

私は……これから、どうすればいいと思う?

173アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 22:13:01 ID:.6prKP66O
>>172
アウテリート:「そんな事言われましてもね……私は理由がわかりませんもの……下手な事は言えませんわ……」

174キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 22:16:11 ID:gphUd03g0
>>173
そうか……、そうだな……
【うつむいてため息をつく】

175アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 22:21:22 ID:.6prKP66O
>>174
アウテリート:「気負わず行きなさいな……」
【小さくそう言い、キルスティを眺める】
 
アウテリート:「私……話し掛けない方が良かったですわね……却って貴方を傷つけてしまいましたわ……ごめんなさい……」
【話されなければ理由はわからない……だから娘にはわからない……キルスティが傷ついた様なので、アウテリートは振り向き、その場を去ろうとする】

176キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 22:26:10 ID:gphUd03g0
>>175
……ああ、そう……だよな……
【ぽん、と肩を叩いて】

気にしないでくれ……私は大丈夫、では無いが……ああ、ありがとう
【そう言うと軽く手を振りながら去っていった】

177アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 22:39:19 ID:.6prKP66O
>>176
【娘は父の元に駆け寄る】
 
アウテリート:「お父様……」
【縋るように父を見上げ、問い掛ける】
 
上弦:「話してくれないと言う事は、私達は頼りにされてないんだよ……」
【自虐気味に笑いながら娘を見つめた】
 
【彼らは知っていた、戦争が終結し、レラが行方不明になった事を……】
 
アウテリート:「……でも……」
 
上弦:「私は……本当に必要なのかな?……ゼオラとレラの為に……戦ってもいいのかな?……迷惑なんじゃないかな……」
 
【父はいつもそれを心配していた……一方的に自分が舞い上がっていただけではないのか?】
 
【彼女達の周りには頼れる人達がいる……自分はその中の一人に過ぎないと……自分だけが特別な存在だと……勘違いしていたのでは?】
 
【それでも、彼は止められ無かった……自分の愛した者の為に戦う事を……】
 
アウテリート:「お父様……」
【娘は……強く……父の手を握った……】

178名も無き異能都市住民:2009/09/06(日) 23:02:24 ID:gphUd03g0
>>177
つあぁ!? まてっ、のがさぁん!!
【親子とすれ違う青年がキルスティを追って走っていった】

179アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/06(日) 23:04:48 ID:.6prKP66O
>>178
上弦:「このパターンは食い逃げだな……」
 
アウテリート:「ですわね……」

180ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 23:10:17 ID:zIbPq2M20
「…う〜ん…あ、またひとりできちゃったの…」
【困った顔で歩く少女】

「どうしよかなの…うん、はやくかえらないとかなの…」
【周囲を見渡す】

181キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 23:15:40 ID:gphUd03g0
>>180
うむ、あれは……
【街を歩き、ディスを見つける】

【しかし、余り反応はせずに】

182ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 23:18:02 ID:zIbPq2M20
>>181
「あう〜?…あ、こんばんわなの〜」
【キルスに気づいて手を振る】

「…こっちはまだみつけられないんだけど…
 そっちはどうかなの?」

183キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 23:21:55 ID:gphUd03g0
>>182
……
【反応は無く、ただそちらを見るのみ】

見つからないな……恐らく、ずっと……
【最後の方は超えが小さ過ぎて聞こえなかったかも知れない】

184ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 23:25:46 ID:zIbPq2M20
>>183
「うん…でもしょうがないかなの…こんなにおっきかったら
 さがすのたいへんなの〜…」
【最後の言葉は知る由もなく、ディスは口を開いた】

「でも…うん。いまはねてるかもしれないの・・・
 おこしたらわるいよねなの…」
【微笑んで言う】

185キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 23:29:31 ID:gphUd03g0
>>184
そうだな……
【何も考えるようすもなく】

ああ、そうだな……
【先ほどから返事がぶっきらぼう、というか適当に感じられる】

186ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 23:31:17 ID:zIbPq2M20
>>185
「う〜…げんきないの〜…」
【ぽんぽん。とお背中を軽く押した】

「だいじょぶなの〜!
 みつけてみせるなの〜!」

187キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/06(日) 23:35:50 ID:gphUd03g0
>>186
……私に触れるなぁ!
【ディスの手を払い、刀を抜く】

貴様は何故そうもポジティブに考えて行ける!?
【事情をしらないディスには仕方のないことなのだが……】

188ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 23:38:24 ID:zIbPq2M20
>>187
「あう!・・・あぶないなの…」
【慌てて後ろに跳んだ】

「だって、『れら』はいきてるとおもうの…
 みてないんだからなの」

189キルスティ&シヴァータ:2009/09/06(日) 23:42:34 ID:gphUd03g0
>>188
そうか、貴様はただなにも知らないだけだったな……!!
【そういってディスに向かって走り、切りつけようとする】


「やめないか! レイヴン!!」
【突如、現れた声と光の輪でキルスティの動きは止まる】

190ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 23:45:33 ID:zIbPq2M20
>>189
「あう!」
【ディスはその場から逃げようとするが】

「・・・?・・・なにがあったのかなの?」
【じっと光の輪を見つめる】

191キルスティ&シヴァータ:2009/09/06(日) 23:49:14 ID:O1o1pwYcC
>>190
うぐ……ぁ……うぅっ!?
【光の輪に引かれ、地面に伏せる】

「ったく……あぶねぇ……」
【ずっと後ろからでてきたのはごく普通の青年】
【ただし、その手には以前キルスティが持っていた物と同じ形の、銀の本があった】

192ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 23:52:06 ID:zIbPq2M20
>>191
「……えっと…」
【現れた青年をみて多少驚いた顔で首をかしげるが・・・】


「あう〜…だいじょぶかなの…」
【多少怖がりながらもキルスを心配している】

193キルスティ&シヴァータ:2009/09/06(日) 23:54:25 ID:O1o1pwYcC
>>192
「そいつの心配はしなくてもいい、少しの事では死にはしない」
【そう言って銀の本を閉じる】

この感じ……その声、シヴァータか……
「違う」
【即答】

194ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/06(日) 23:57:42 ID:zIbPq2M20
>>193
「あう、そっかなの…・・・よかったの…」
【ほっと一息つくと、青年に向き直り】

「はじめましてなの…」
【ひとまずあいさつをした】

195キルスティ&シヴァータ:2009/09/07(月) 00:00:19 ID:O1o1pwYcC
>>194
おい、私の心配はそれだけか……
【まあ、自業自得ではあるが】

「ああ、はじめまして……だな」
【閉じられた銀の本は闇に溶けるように消えた】

196ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 00:03:12 ID:zIbPq2M20
>>195
「あう〜…でも…へいきなのかいまもしんぱいなの…
 いろいろとなの…」
【確かに心配そうな顔だった】

「…その…いっしょのひとなの?『きるす』となの…」

197キルスティ&シヴァータ:2009/09/07(月) 00:06:52 ID:KZg1MerMC
>>196
「いろいろってなんだ……」
【倒れたままその表情を見て】

「一緒の人? 人って言うのもアレだが……」
「まあ、俺は少し前までこいつと一緒に暮らしてたな……」

198ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 00:11:19 ID:zIbPq2M20
>>197
「えっと…げんきになってほしいなとか…そんなことばっかりかんがえてなの…」
【どうやら嘘はついてなさそうだ】

「そうなの。あう〜…
 …じゃあおともだち…じゃないかなの…」

199キルスティ&シヴァータ:2009/09/07(月) 00:14:36 ID:EZHvaBxoC
>>198
ああ、もう大丈夫だ……多分
「次に変な事したら魔界に返すからな」
【サラッと重大発言】

「お友達……というか」
私の旦那だな
「違うぞォー!?」
【慌ててツッコミ】

200ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 00:17:13 ID:zIbPq2M20
>>199
「うん、よかったの…えっと」
【若干気になった】

「あうあう〜…だんな?
 えっと…じゃなくて…なんなの?」
【若干振りまわされてる】

201キルスティ&シヴァータ:2009/09/07(月) 00:21:23 ID:EZHvaBxoC
>>200
心配してくれてありがとう……
【直後、光の輪が解け、自由になる】

「ソイツに騙されるな!」
【キルスティを指差し】

「コイツと俺は……」
夫婦……かな?
「違あああう!」
【もうやりたい放題】

202ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 00:25:13 ID:zIbPq2M20
>>201
「うん…」
【大きくうなずいた】

「あう〜…えっと…じゃないと
 …え〜と…じゃあ…?」
【若干混乱している】

203キルスティ&シヴァータ:2009/09/07(月) 00:28:17 ID:EZHvaBxoC
>>202
いいか、ディス……私はな、
「お前は黙ってろ!」
【光の輪がキルスティを何処かへ飛ばしていった】

「くそっ、無駄に疲れたぜ……」
【息を荒げながら】

204ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 00:31:43 ID:zIbPq2M20
>>203
「あう〜…いっちゃったの…」
【飛んでいった方向をじーっと眺める】

「あう、えっと…じゃあえっと…
 どんなひとだったかな…かなの?」

205キルスティ&シヴァータ:2009/09/07(月) 00:33:41 ID:EZHvaBxoC
>>204
「そうだな……主従関係って奴なんだが……解るか?」
【膝を着き、同じくらいの高さになって】

206ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 00:39:42 ID:zIbPq2M20
>>205
「しゅじゅ…あう〜…」
【若干首をかしげる】

「しゅ…じゅじゅ…しゅぢ…
 えっと…わからないの!」
【というより言えてない】

207ランジュ:2009/09/07(月) 23:13:59 ID:7jE6yumoO
「すっかり遅くなってしまったな……。」

夜の闇を弾く街の明かりが照らす中、翠の瞳を天へと向け嘆息を漏らす。彼女の近くでは紫色の透明な腕が浮かび、果物等が詰め込まれた紙袋を掴んでいた。



「しかし良い食材が手に入った。 作る側にも気合いが入るというものだな。」
紙袋を一瞥し、微笑を零すと眠らない都市を歩み始める。

208ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 23:23:18 ID:zIbPq2M20
「…ふむ〜ん…ひとやすみかなの…」
【ふう、と一息ついて近くのベンチに座り込んだ】

「きょうはちゃんと『ろざりあ』にせつめいしたの!…
 あう?したかなの?」

209ランジュ:2009/09/07(月) 23:31:17 ID:7jE6yumoO
>>208
「少々冷えるな……」


身体に染みる冷風に震えながら公園の入口に面した道を歩いていく。翌日の献立を考える事で頭が一杯なのかディスに気付かず歩みを進める。

210ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 23:34:26 ID:zIbPq2M20
>>209
「…あう?」
【ふと目線を向けた先に…ランジュを見つける】

「……らんじゅ〜!」
【とても嬉しそうな顔で駆け寄っていく】

211ランジュ:2009/09/07(月) 23:44:23 ID:7jE6yumoO
>>210
「此の声は……」


聞き慣れた声が耳に入り、思わず足を止めて振り返れば、駆け寄って来るディスの姿を捉える双眸。

「ディスか……久し振りだな」


彼女にとって一年振りの再会は、容易に彼女の口元に笑みを作らせた。

212ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 23:49:03 ID:zIbPq2M20
>>211
「うん!ひさしぶりなの『らんじゅ!』」
【ちょこんとランジュの目の前に立つ】

【ディスにとっては大体2・3カ月ぶりだろうか】

「『らんじゅ』もここにすんでるの〜?」

213ランジュ:2009/09/07(月) 23:53:40 ID:7jE6yumoO
>>212
「少し……たくましくなったな」

ディスの姿を観察し、ふと感想を漏らし安堵の表情。


「いや、此の街には住んでいない。 街外れで孤児院を開き、今は其処に住んでいる」

何時もの仏頂面に戻り、淡々と話す姿は以前と何等変わらない。

214ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/07(月) 23:57:12 ID:zIbPq2M20
>>213
「あう〜…おっきくなったかなの?」
【以前見たときより若干伸びた群青色のショートヘアをぽりぽり掻く】
【若干背も高くなったように見える】

「こじいん…?…じゃあここよりとおいところなんだなの…」
【気になる単語を交えて返す】

「こじいん…ってどんなところなの?」

215ランジュ:2009/09/08(火) 00:06:13 ID:7jE6yumoO
>>214
ディスの言葉を聞いた彼女は、ははと軽快に笑う。

「身体の大きさを言った訳ではないさ。 感じるんだよ、お前の心の強さが」

穏やかな声音で彼女は語る。



「少々歩くがそこまで遠くはない。 今は使われていない教会を借りてな、私と似た境遇の子や争いで親を失った子の面倒をみている」

216ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/08(火) 00:09:45 ID:zIbPq2M20
>>215
「そうなの…わからないけど・・つよくなったのかなの…
 ここにきてもっと…」
【胸に手を当てて下をむいて呟く】

「そうなの…じゃあ『らんじゅ』はそこのみんなのおかーさんになったの!」
【笑顔で解釈した】

217ランジュ:2009/09/08(火) 00:20:09 ID:7jE6yumoO
>>216
「自分では解らない物だよ……心の強さは」

す、と身に纏う襤褸の中から純白の右腕を出すとディスの頭を撫でる。


「強くなったさ……お前は」
口元に僅かに笑みを浮かべて。



「おかっ……!?」
ディスの言葉を聞き、明らかに困惑した様子を見せる。
やがて顔を赤く染め、俯きながら口ごもると


「そんな……大層なものではないよ……」

ぼそっと呟いた。

218ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/08(火) 00:23:39 ID:zIbPq2M20
>>217
「そっかなの…ありがとなの…
 つよく…なの」
【微笑んでいる】

「あう〜…でもみんながそうおもってるかもなの…
 それにそこのこたちと『らんじゅ』…かぞくなの!」

219ランジュ:2009/09/08(火) 00:31:35 ID:7jE6yumoO
>>218
「ディス……お前が背負う刃も何時か不要になる日が来る筈だ……」

一息置き。

「何より、お前の様な幼子が戦場に出るのは……少々心が痛む」

先程とは違い哀しみを含んだ微笑を浮かべ、ディスの頭を撫でる手を離す。



「あの子達からは“お姉ちゃん”とは呼ばれている。家族、というのもあながち間違ってはいないな……ふふ」


大して見た目は変わらないのにな、と自嘲気味に付け加えて。

220ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/08(火) 00:34:33 ID:zIbPq2M20
>>219
「うん、『でぃす』もたたかいたくないけどなの…
 みてたらほっとけないの…」
【こちらも自嘲気味に笑う】
「そうなったらいいけどなの…」

「おねぇちゃん…いいなの…かぞくなの〜」
【にっこり笑う】

221ランジュ:2009/09/08(火) 00:47:55 ID:7jE6yumoO
>>220
「自身の正義を証明する手段は暴力だけとは限らない……いつかお前にも解る日が来る筈だ」

脳裏を過ぎるは過去に自らが犯した暴力の数々。
思わず襤褸の中の手は拳を作った。


「ふふ、お前だって家族同然だ。 機会が有れば孤児院に来るといい。私が案内しよう」

さて、と呟き公園に置かれた時計を一瞥し


「こんな時間か……。そろそろ行くとするよ。子供達が心配するからな」
浮かべた笑みはまさに母の如く暖かみを含んだものだった。


「お前も早く帰るんだぞ。 夜の都市は恐ろしいからな 」


其の言葉を残しディスに背を向けると悠然と去っていった。

222ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/08(火) 00:52:39 ID:zIbPq2M20
>>221
「うん…そうだよねなの…いつかわかるかなの…」
【微笑んだ】

「うん!いきたくなったら『らんじゅ』にいうの!


 あう〜またねなの〜!」
【大きく手を振った】
「…あう!こんなにしてたら『ろざりあ』しんぱいするの!
 かえらないとなの…おそとあぶないなの」
【カギを握ってそそくさと去って行った】

223キルスティ&シヴァータ:2009/09/08(火) 20:21:12 ID:MUSMtBBY0
ってか……俺の名前はシヴァータじゃ無いんだが……
「ははっ、細かい事は気にするな。シヴァータ」
てめぇ……
【漫才を繰り広げながら大通りを歩く二人】

224ロザリア・ロートシルト:2009/09/09(水) 23:43:14 ID:Ytmc4SoY0
【路地裏】

――前略――

「マグネットパワー全開!クロスボンバーだッ!」
『うぎゃーっ』

――後略――

「ふう……悪は去った……」

だそうです。

225ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/09(水) 23:56:04 ID:zIbPq2M20
【ため息を吐きながら歩く少女】
「はう〜…またおなかがすいてきたの…こまったの…」
【先ほどビッグホットドッグを食べたにもかかわらず】
【もうお腹がすいてきたらしい。】

226沢桐 創:2009/09/10(木) 00:03:08 ID:5kxz76no0
「研究所の犬め!」
男が縛られて、黄色い目の男に担がれている。
「そのとおりです脱走者くん。仕事増やさないでね」
これが沢桐の普段の仕事風景である。

カッチャカッチャ鳴らしながら歩いている。

227ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 00:04:14 ID:zIbPq2M20
>>226
「あう?……う〜ん…なにしてるのかなの…」
【ちょっと気になったらしく、ゆっくり近づいていく少女】

228沢桐 創:2009/09/10(木) 00:08:03 ID:5kxz76no0
「ん…?あれは…ディス?…まずい」
「…!穣ちゃん!警察呼んd」
担がれた男は沢桐に口を塞がれる。

「ジャンプするのはまずい…路地に…」
路地に入り、物陰に隠れた。

229ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 00:08:05 ID:Ytmc4SoY0
>>225

「あら、ディスじゃない。
 今日は何をしていたのかしら。」

クロスボンバーを食らわした犠牲者を蹴っ飛ばして
ディスに見えないようにゴミ箱にシュート!

燃えるゴミは月水金だそうです。

>>226

「(……これは……一種のあれなのかしら。あれ。)」

なにやら、怪訝な眼をそちらに向ける幼女。

230沢桐 創:2009/09/10(木) 00:08:42 ID:5kxz76no0
//>>227
//安価付け忘れたよ!

231ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 00:11:02 ID:zIbPq2M20
>>228
「あう?…あう〜…いたはずなんだけどなの…」
【今度はくんくんとにおいをかいで探ろうとする】

>>229
「あう?こんばんわなの『ろざりあ』!」
【笑顔で振り返った】

「…いまなにかおとがしたの…
 あう、えっと『でぃす』はなの…」
【ひとまず何かが飛んでいったことはスルーする方向に】

「また『れら』さがしてたら…『くろす』にあってなの…」

232沢桐 創:2009/09/10(木) 00:11:26 ID:5kxz76no0
>>229
「逃げろ!こいつh」ガツン
「ちょっと黙っとけ!」
この体勢でどうやったのか、男は頭を蹴られ、気絶した。
というか、足へのこだわりがすごい。

現在、路地の影でコソコソしている。

233ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 00:17:42 ID:Ytmc4SoY0
>>231

「へぇ、クロスさんに……」

ふむ、頷いて。
何か考えるところがあったようだ。

「……私もレラさんの消息を探ってはいますが、
 これといって何も……」

ディスと同じく、有力な情報をつかめない……

>>232

「(……暴漢、という訳では無さそうだけど……ふむ。)」

取り立ててこちらに危害を加える様子もないため
今のところロザリアは創を無害と判断したようだ。

234ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 00:22:05 ID:zIbPq2M20
>>232
「だれかいたのかなの…」
【じーっと路地裏を覗く】

>>233
「うん、『くろす』とおはなししたの!
 『れら』さがしてることなの」
【頷く】

「『くろす』は、あるいてたらどこかであうかもしれないっていってたの…
 あわてないでゆっくりさがすことにするの!

 もしかしたら『れら』のほうからくるかもしれないの!」
【ウキウキ!という効果音が聞こえてきそうな顔だ】

235沢桐 創:2009/09/10(木) 00:24:25 ID:5kxz76no0
>>231
「とりあえずこのおっさんは黙らせた…でもどうするよ俺」
匂いで人を判別できることについては知らないようだ。

>>233
「気づいてないのか…無視してるのか」
冷や汗が垂れる。
「ありがたいが…どうやってこの状況から逃げるべきか…」

236車椅子の魔女:2009/09/10(木) 00:25:06 ID:PBnIervYO
「やっぱり中からだけじゃあ、わからないものねぇ」
フォンガーっと地面からせり上がってきた。

237ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 00:32:42 ID:Ytmc4SoY0
>>234

「そうね、あきらめなければ何時か目的に近づけるはず。
 千里の道も百歩からってね。」

ふふ、と穏やかな笑みをたたえて。

「……そういえば、いまさら聞くのも間抜けな話ではあるのだけれど
 レラさんは一体どうして行方不明になってしまったの?」

>>235

「(……落ちつきがないわね。何やらそわそわして……うーん……)」

しかし、やはり気になるようでチラチラとそちらをみている。
声をかけようかどうか、迷っているみたいだ。

>>236

「……あらまぁ、貴女ですか。」

ふん、と鼻を鳴らして。

「まったく、どこからでも貴女は現れるのね。
 ……私も人のことは言えない、か。」

238ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 00:36:18 ID:zIbPq2M20
>>235
「ふ〜む…あそこのきがするなの〜…」
【そう呟き、ディスは呼ぶことにした】
「そこでなにしてるの〜!?『そう〜』なの〜!」
【大声で】

>>236
「あう、『はるあき』こんばんわなの」
【笑顔で手を振る】

>>237
「うん、よくわからないけど…あきらめないの!」
【千里のなんたらはよくわからなかったらしい…いまだ致命的な理解力の無さ…】

「あう、その〜…よくわからないんだけど『せんそー』にいってたってきいたの…
 なんなのかなの?……
 『きるす』ってひとからきいてたんだけど…
 そのひととってもかなしそうだったの…」
【……無知】

239沢桐 創:2009/09/10(木) 00:40:10 ID:5kxz76no0
>>236
「…増えた」
物陰で気絶した男を抱えてコソコソしている男。
「前会ったような…いや今は関係ない」

>>237
「ええい、もう逃げるしかねぇ!」
腰をかがめてゆっくりと歩き始めた。

>>238
「!!」
名前を呼ばれて一瞬縮み上がる。
「何でわかったんだ…糞」
物陰に気絶した男を隠し、姿を現す。

「…よう」
顔が引きつっていた。

240車椅子の魔女:2009/09/10(木) 00:48:01 ID:PBnIervYO
>>237
「ええ、こんばんわ。乙女には神出鬼没と謎が必須スキルなのよ?」
などとわけのわからない発言をしており
「そういえば、もうあんな怖いの呼んじゃやーよ?」
いつぞやの奉仕種族のことだろう

>>239
「あらお久しぶり。その後調子はどう?」

241ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 00:55:57 ID:Ytmc4SoY0
>>238

戦争、とディスの口から聞き
ぴくりと眉を動かした。

「(ふむ……しかし、彼女は技術者だったはず。前線に送られる可能性は低い……か?)」

「大丈夫よ、彼女はきっと生きて帰ってくるわ。
 そもそも、戦場にすらいっていないかもしれない。」

少し思案した後、ディスを安心させようと口を開いた。

>>239

「そりゃあ分かりますわ。ある程度気配が読めれば……
 それ以前に、ちらちらと見えていましたし……」

出てきた男に対し、相変わらず怪訝な顔つきで声をかけた。

>>240

「ふん、貴女に指図されるは筋合いはありませんわ。
 この前は、少し失敗してしまっただけ。」

プライドの高いロザリアは、自分の力不足を認めようとしない。

「……でも、後始末をしていただいたことは感謝します。」

242ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 00:57:36 ID:zIbPq2M20
>>239
「あう、やっぱりいたの!
 ここしってるにおいしたからなの〜」
【少しだけ微笑んで言う】

「ここでなにしてたの〜?」

>>241
「あう〜そっかなの…うん、だいじょぶだよねなの〜。
 へいきなの!『きるす』…『れら』のおともだちにもそういってあげないとなの…」
【安堵の表情で言う】

243沢桐 創:2009/09/10(木) 01:02:45 ID:5kxz76no0
>>240
「…どうも」
お辞儀する。
「まぁ、いい方ですがね」

>>241
「…くっ…この都市を舐めすぎたか…」
悔しそうに呟いた。
「やっぱ気づいてたか…」

>>242
「匂い…動物かお前は」
ため息をつく。
「まぁ…お仕事…だな」

244車椅子の魔女:2009/09/10(木) 01:08:51 ID:PBnIervYO
>>241
「宗教は怖いわねぇ。貴方程の者をも狂わせるのだから…アレは宗教でいいのかしら?」
「単なる自己防衛よ、気にしないでちょうだい。ま、外なる神様でも旧支配者でもあれらには関わらない方が良いと思うのだけどねぇ」

>>243
「それは何より、お仕事頑張ってね?…あまり、研究所には良い思い出がなくてね」
「実を言うと、あまり頑張って欲しくないわ…むしろサボって?そして閑職にまわされて、自分から辞表を出してダメ元で自営業をはじめて?」
やたら暗い未来を提示

245ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 01:21:47 ID:Ytmc4SoY0
>>242

「ええ、きっと無事に帰ってくるわ。
 その時には、暖かい紅茶と、ケーキでも用意して迎えてあげましょう。」

ディスも、レラも喜ぶはずだ。
ロザリアは、そのときの情景を思い浮かべたが、心が温かくなった気がした。

>>243

「私はある程度感知魔法なども知っていますから。
 まぁ、貴族の嗜みですわね。」

ここまで話した所で、
先ほどまでの疑問をぶつけることにする。

「そういえば、一体あなたは何をしていたの……?」

>>244

「別に私が何を信仰しようと良いでしょう。
 私は確固たる『力』が欲しいの。物事を維持するためには力が必要。
 拡張するとなればさらに……ね。」

彼女の学業に於ける成績は優秀の一語に尽きる。
しかし、戦闘などの実践分野においては大した功績を残していない。

そのことが影響しているのだろう。彼女は力を手に入れることに貪欲な傾向がある。

246ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 01:25:29 ID:zIbPq2M20
>>243
「おしごとなの〜…たいへんそうなの…
 どんなことしてるの?」
【首をかしげた】

>>245
「うん!『ろざりあ』のつくるおかしはとってもおいしいの!
 きっと『れら』もよろこんでくれるなの!」
【微笑んでうなずいた】

「だから、ゆっくりまつの〜」

247沢桐 創:2009/09/10(木) 01:28:17 ID:5kxz76no0
>>244
「なんで俺が研究所職員って知ってるんだよおおぉぉ…」
うな垂れる。
「俺はこの生活に慣れすぎた…それに研究所が怖い。そんなことは出来ないな」

>>245
「…貴族…貴族ねぇ…」
疑り深い目で見ている。
「何って仕事だよ、お仕事」
腕を組んで、ぶっきらぼうに言い放った。

>>246
「どんな…どんなってねぇ…」
頭を抱える。
「あの…まぁ警備員みたいな…そんな仕事」
はっきりしない。

248車椅子の魔女:2009/09/10(木) 01:34:51 ID:PBnIervYO
>>245
「何を以て力とするかは、まあ良いわ。アレらは確かに力だものね」
「そして力を求める貴方の姿勢も正しいわ。貴方は強くあらねばならないのだから」
「であればこそ、貴方はまだ、あれ等に関わってはならないわ」
「認めたくない事実でも、受け止められたければ、貴方は停滞したままよ?」

>>247
「たまに躾のなってない職員さんがうっかり情報をくれたりするのよ」
「成る程、おいぬさんなのね。貴方は」

249ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 01:49:47 ID:Ytmc4SoY0
>>246

「準備をしておかなくっちゃね。
 部屋を掃除して……材料を準備して。
 ディスも、一緒に手伝ってくれるわね?」

返事は分かっている。しかし、確認を取るために。

>>247

「まぁ、信じないのなら別によろしい。」


不愉快、と言いたげに鼻を鳴らして。

「お仕事ねぇ、つまり貴方は人攫い。
 実に楽しそうなお仕事ですこと。」

イヤミ……

>>248

「それはつまり、私の力があれらを扱うに足らぬ、と?」

ロザリアの青白い顔に、みるみるうちに赤みが差す。
握られた拳はぶるぶるとふるえ、手のひらに爪が食い込み赤い筋を作った。

「……人間風情めがこの私を力不足と……
 おのれおのれおのれおのれおのれおのれ……!!」

次の瞬間、ロザリアの全身から迸った『力』が濁流となって魔女へと向かった。


「」

250ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 01:53:38 ID:zIbPq2M20
>>247
「あう〜!みんなをまもるおしごとなの!すごいなの!」
【そうぜつに勘違いしている】

「ありがとなの〜」
【ついでに頭を下げた】

>>249
「うん!もちろんなの!かえってきたときになの!」
【にっこりと笑う】

「あう…ねむくなってきたの…
 『ろざりあ〜』さきにかえるねなの〜」
【そう言ってほほ笑んで手を振り】

【ロザリアが怒りを爆発させる前に家に帰って行った】
//盛り上がってきたところで眠気がががg

251沢桐 創:2009/09/10(木) 01:59:49 ID:5kxz76no0
>>248
「とりあえず、その通りだな」
自嘲気味に笑う。

>>249
「そこまで見てたとは恐れ入った」
ため息をついた。

「違うな、俺は元居た場所に戻してるだけだ」
言い訳であることは、自分でもわかっている。

>>250
その勘違いは、沢桐の心に深々と刺さった。
「…あ…ああ、じゃあな」

「クソ…帰るぞ、脱走者」
隠していた男を抱える。
「あんまり研究所にかかわるんじゃあねーぞ」
その場の二人を指差すと、路地から出て行った。

252車椅子の魔女:2009/09/10(木) 02:07:20 ID:PBnIervYO
>>249
「さあどうかしら。誇りは尊いわ、でも虚栄は空しいだけよ……『ヒランヤⅡ』」
力の濁流は、老婆の眼前で、ギリギリと音を立てながらナニカと拮抗する。
「……辛うじて、防げてるみたいね……」「…たかが人間ごときに……辛う、じて、防がれる力が、あれ等を御せるとでも?」
ぷるぷると震えながらも、喋るのは止めず


>>251
「あらあらふてちゃって。ええお休みなさいね、おいぬさん」

253ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 02:23:14 ID:Ytmc4SoY0
>>250 >>251

二人が帰ったことに気づいている様子も無く、
力を爆発させるロザリア。完璧に我を失っている。

>>252

「五月蝿いッ……この私を馬鹿にして……!」

ぎり、と歯噛みする音がそちらにまで聞こえそうなほどの歯軋り。

「殺してやる――殺してやる……!
 私が、この夜種の主たる吸血種が人間風情の侮辱を受けてなるものか。
 その罪を裁かずして、夜種の矜持が守れようか……!」

もはや、濁流など生ぬるい。

全てを墓石、飲み込む暴力と化した魔力が
近くの建物の壁面を砕き、粉みじんにしていく……

254車椅子の魔女:2009/09/10(木) 02:40:51 ID:PBnIervYO
>>253
「御せぬ力など役に立たない。使うに足りぬ役立たずが何を抜かすか……『ヒランヤⅢ』」
老婆の周辺のナニカが及ぶ空間の内側では、あらゆる事象は、変化しない
「誇りがどうした侮辱がどうした。現に貴様の目の前の獲物は確りと舐めた口を叩いているぞ!」
死力を込めてナニカを維持する。だが罵るのは止めない

255ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 02:52:28 ID:Ytmc4SoY0
>>254

「黙れッ……黙れェッ……!!」

怒声と言うよりは悲鳴と言ったほうが良いだろうか。
この小柄な体でどうやって発したのか分からないほどの大声。

「ニンゲンがこの私に意見するなぁあああぁあッッ!!!!」

それに呼応するかのように、
さらに勢いよく流れ出る魔力の暴流。

もはや、最初に流れ出した濁流がただの小川ほどに感じられてしまう、
荒れ狂う大河そのものの強大な力。



――バツン



鈍い音が、響く。

「ぇ……ぁ……あぁ…………あ……?」


眼、鼻、口、耳……
体中の孔という孔から、血が噴出した。

魔力を一度に放出する量に、体が、
『回路』が耐え切れなくなり自壊したのだ。

少女は、自らの血溜まりにその身体を沈めた。

256名も無き異能都市住民:2009/09/10(木) 03:09:34 ID:PBnIervYO
>>255
「――――――ふ、ぅ……」
老婆もどうやら満身創痍だが、維持は出来たようで、その周囲だけは、何も変わっていない。
しかし老婆の存在もゆらぎ、今にもこの場からかききえそうだ。
ゆらめきながらも、この空間の記録を読みとり、周囲の物を、者を、それに照らし併せて復元させはじめる。
「――――力か、何の為の力か――」

257ロザリア・ロートシルト:2009/09/10(木) 03:15:21 ID:Ytmc4SoY0
>>256

「――――――」

ぴくりとも動かない少女は、魔女の言葉に返答する術を持たず、
噴出し続ける鮮血により、ますますその肢体を赤く染め続ける。

そのうち、血に溶けるようにその身体は崩れ

雨水や泥と混ざり合い、意思を持つかのように排水溝へと流れ込んでいった。


// そろそろ寝ますお……おやすみなさいーっ

258メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 20:11:44 ID:HnkBBDEo0
――ジュージュー

 まるで山のように大きな凹凸のある鉄板の上で、肉が香ばしい匂いを放つ。
 その鉄板を、二人の人物が囲んでいた。

「先輩、今日はご馳走様です」
「いやー、町内会でタダ券が当たってさ。だが、一緒に行く奴がいなくて」

 一人は茶髪頭の高校生。
 しかし、頭の両側からは大きく黒い山羊のような角が生え、耳も山羊のように大きく垂れている。
 もう一人は黒髪に紅いメッシュの中学生。
 紅いクリクリした瞳は幼さを残しており中性的な顔立ちだが、顔立ちは某店長の面影を残している。

「しっかし旨ぇなー、ジンギスカン」
「ですね、食べるのは初めてです」

259ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 20:18:43 ID:zIbPq2M20
「くんくんくんくんく…」
【鼻を鳴らしてゆっくりといずこからやってくる】

「おいしそうなにおいがするの…ここなの?」

260銃寺森クロス/処刑人  ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 20:26:21 ID:HnkBBDEo0
>>259
 ディスの目の前には大きな店が。
 しかし扉の前には店員が待機している。


「……ん?」
「どうしたアルス」
「いや、あの扉の前でウロウロしてる子、誰だろうって思って」
「俺は知らんぞあんな子供は」

261ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 20:32:21 ID:zIbPq2M20
>>260
「あう〜…」
【その視線はじっとジンギスカンへと向かう】

「えっと…なにたべてるの〜!?」
【全身に包帯を巻いた少女が近付いてきた】

262メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 20:36:49 ID:HnkBBDEo0
「何って……ジンギスカンだけど?」
「というか誰だテメェ」

 山羊耳の少年はシッシと手を払う。
 自分の晩餐を取られたくないらしい。

263ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 20:41:53 ID:zIbPq2M20
>>262
「あう〜…うん…じんぎ…す」
【目線はジンギスカンに向いたまんま】

「あう?え〜っと…こんばんわなの〜…
 『でぃす』なの〜」
【なぜか親しげに話しかける】
【恐らくクロスみたいな人が近くにいるせいかもしれない】

264メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 20:45:47 ID:HnkBBDEo0
>>263
「ディ……ス?」
「なんだ、知り合いか?」
「………………いや、なんでもない」

 そう言いつつもアルスは、羊肉を頬張りながら思案する。

(この子が……ねぇ)

「それよりアルス、そのガキよく見張っとけ」
「は? どうしてですか先輩」
「そのガキの目は狩猟者の目だ。この肉を盗られるわけにはいかん!!」
「どこまで食い意地張ってんですかメイプル先輩」

265ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 20:48:29 ID:zIbPq2M20
>>264
「む〜…くれないの?」
【ちょっと残念そう】

「あう〜?…えっと『くろす』…ににてるけど…」
【目線はジンギスカンからアルスに向かう】

「あ、おもいだしたの!あったことがあったの!
 『くろす』のかぞくなの!」
【パンと手をたたいて】

266メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 20:52:09 ID:HnkBBDEo0
>>265
「やっぱり兄さんの知り合いだったか。
 よーっす」
「何呑気に話してやがる!!」
「いいから先輩は共食いを続けてて下さい」
「僕は羊じゃねぇ!!」
「はいはい、羊じゃなくて山羊ですね」

――ブチッ

「狩られてぇかてめぇ」
「上等です。骨まで溶かしてあげますよ」

 テーブルが一気に殺意に囲まれた。

267ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 20:58:14 ID:zIbPq2M20
>>266
「あう〜!そうなの!おともだちなの!」
【ニコニコ】

「えっとおなまえは…あう…」
【急激に殺意に包まれるテーブルを見て】

「ど、どうしたの?」
【おどおどしている】

268しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 20:59:50 ID:/EtiECms0
「肉のあるところに!わたしはあります!」
「……帰りたいよう……お味噌汁飲みたいよう……」

耳をぴくぴく、尻尾ブンブンさせながら肉に向かっている狼少年と
さめざめ泣いている黒髪おかっぱ少年、ありけり

269メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 21:04:44 ID:HnkBBDEo0
>>267
「この山羊が自分が見えていないようなので、ちょっと躾を」
「ああ? 調教済みのお前が人様を躾けるとは良く吼えるじゃねぇか」
「殺す。それ言うなって言ったでしょう。殺す、絶対に殺す」
「やってみやがれ女男。泣いたら後で兄貴に慰めて貰うんだな。性的な意味で。
 大丈夫、お前の兄貴も悦んでくれるさ」
「兄さんを侮辱するなァァアアアアアアアアアアアア!!!!」

 リアルファイト突入。
 二人は鉄板の上で、互いの割り箸を剣のように激しく打ちつけ合う!

>>268
「あれ、誰だあいつら。
 なーんか見覚えが……」
「スキ在り!!」グサッ
「バルス!!」

 メイプルの目にアルスの割り箸が突っ込まれた。

「目がァ……目がァァァァアアアアアアアアアアアアアア」

270ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 21:07:25 ID:zIbPq2M20
>>268
「あう〜?…あう…」
【聞こえてきた声に気づいて振り返る】

「…『ふぇんりる』と『さよ』…のかぞくかなの?」
【性別違うから匂いが同一でも別人に思ってしまったらしい】

>>269
「あう!ちょっと、あぶないの!!ふたりとも。おにくもあぶないの〜!」
【大声で二人に呼び掛ける】
「あ、けが…しちゃったの〜!」
【せわしない】

271しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 21:11:21 ID:/EtiECms0
>>269
「あ、メイプルさ……わふぁあ」
「ああ……弟野郎とリルちゃんがよく話してる獣野郎か。
 目を狙うとは、なかなか成長したね」
なかなかにひどい言い草である。

>>270
「わふぁーう、ディスちゃんですー!」
笑いながら手を振るのは、あの少女に瓜二つの、しかし少年である。

272メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 21:15:49 ID:HnkBBDEo0
>>270
「大丈夫です。メイプル先輩は体が頑丈なのが取り得ですから」
「アァ〜ルゥ〜スゥ〜」

 目を抑えながらゆらりと立ち上がる。

「この野郎……そろそろ先輩と後輩の立場ってもんを体で教えてやろうか……」
「そんな先輩…………や、やさしくして下さいね////」
「そっちの意味じゃねぇ!!」

 駄目だこいつら。

>>271
「容赦を捨てて急所を狙うのは基本中の基本です」

 サラリと言い放つアルス。

「でしょ、小夜『ちゃ……あれ、小夜『くん』?」
「ああ? どうしたおま……?!」

 メイプルも驚愕した顔でフェンリルを見る。

「……性別が変わっても、肉はあるんだよな」
「せ、先輩?!」

273ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 21:20:58 ID:zIbPq2M20
>>271
「あう〜!…あう?…
 こんばんわなの…

 なんだか…」
【じっと】
「『さよ』と『ふぇんりる』そっくりだけど…
 う〜ん…ちょっとちがうの…」

>>272
「うう〜…だいじょぶ…にみえないの…
 けんかするのよくないなの…」
【涙目】

274しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 21:24:18 ID:/EtiECms0
>>272
「よう、魔女に林檎すすめられても絶対食べちゃ駄目だよ」
「わふぁう!? かたいですよ、美味しくないですよ!」
でろりと手を上げる小夜男、gkbrするしょたりる。

>>273
「ああ、ちょっとアホ魔女に謀られてね……
 ディスちゃんも。魔女に林檎すすめられても、絶対食べちゃ駄目なんだよ」
「楽しいっちゃ楽しいですけどねー」
「楽しくないっ」

275メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 21:30:21 ID:HnkBBDEo0
>>273
「……なんで良くないの?」

 その「喧嘩は良くない」という発言にアルスが食いついた。

「なんで駄目なの?
 ずっと仲良くしていることがそんなにいいの?
 どうして争いは駄目なの?
 なんで? ねぇ、なんで?」
「おいアルス、どうした?」

>>274
「それを食べると……女になれるんですか?」
「おい待てアルス、何考えている」
「それを食べると…………」
「おーい、戻ってこーい」

 戻ってこないので、とりあえず頭に拳骨。

「いたッ?! 何するんですか!!」
「ボーっとすんな。早くあいつを解体する作業に入ろう。
 ジンギスカンも残り少ないから、新しい肉を補充しなきゃ」

 そういってメイプルは躊躇なくフェンリルを指差した。

276ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 21:32:25 ID:zIbPq2M20
>>274
「あう!そっかなの!りんごたべてかわっちゃったの!」
【納得した】

「うん、たべないことにするの…
 もとにもどらないの?」
【じっと二人を見る】

>>275
「…?…あう?…あう?」
【ディスは激しく混乱していた】

「……なんで…でも…いやなの…」
【ディスにとっては平和以外思いつかない】

277しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 21:35:50 ID:/EtiECms0
>>275
「? なるっちゃなる、けど……うはぁキモっ!!」
なんとなく用途を理解してチキンスキン。

「わ、わうあ! ここここっちだって実はメイプルさんを食べに来たんですよ!
 ね、小夜ちゃんっ」
「あ? 山羊肉なんざ食べたいとは思わないんだけど」
がたんと立ち上がるしょたりる。

>>276
「効能は約一週間……だってさ」
はあ、と溜息をつきながらめんどくさそうな顔をする。

278メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 21:41:29 ID:HnkBBDEo0
>>276
「なんで仲良しこよしのまま生活できると思ってるの?
 喧嘩しないと、ぶつからないとお互いの気持ちって分からないもんじゃないの?
 どうなの? それどうなの?」

 アルスがなぜここまでディスを責めるのか。
 それは、アルス自身がクロスとぶつかったことで、初めて自身の兄と和解できたからに尽きる。

「考えも感覚も感情も外見も何もかも全てが違う人間が一緒にいて、それで何も起こらないと思ってるの?
 ただただ笑って人生が終わることが幸せだと思ってるの?
 ねぇ、ねぇねぇ、ねぇねぇねぇ?!」

 ただ、責める。

>>277
「キモい言うな!!
 人間誰しも自分とは違う性別に興味を抱くものなんだよ!!」

 常にセーラー服着用の男が何を言うか。
 その間にもメイプルはフェンリルへと滲み寄る。

「ほら、諦めろ。
 僕の肉よりお前の肉の方が需要がある。
 な、アルス」
「いや、別に?」
「てめぇええええええええええええ!!!」

279ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 21:45:06 ID:zIbPq2M20
>>277
「あう〜…えっと…
 ながいじかんなの?」
【困惑して尋ねる】

「だったらたいへんなの…」

>>278
「…あうあう…あう…」
【答えなど出せるわけがない、説明する力などディスにあるわけがないのだ】

「……ううう…う…う…」
【頭を抱えている】

「ちが…たたかいたく…そんなことおもって…
 ないの…ちがう…ちがうちがうちがう…」
【様子がおかしい】

280しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 21:49:31 ID:/EtiECms0
>>278
「えーだって……ごめんやっぱ君キモい、こっち見ないで」
どん引き。どん引きしてるよこいつ!

「わっふぁわふぁ! おとなしく全裸になって(皿の上に)寝やがれです!!」
「何言ってるの!? うわあああ嫌あああ同居人が痴女への階段のぼっちゃったああああ!!!」
も う だ め だ

>>279
「もう大変だよ……なんでいつもとは違った変態に目ぇつけられなきゃいけないんだよ……」
思ったより大変であった。

281メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 21:55:56 ID:HnkBBDEo0
>>279
「あのね、ディスとやら」

 紅い瞳が、クロスと同じ瞳がディスの顔を覗き込む。

「何も、全ての争いが憎しみから生まれるわけじゃないんだよ?」

>>280
「うわウザ! このガキうざっ!!
 男になっても変わんねぇ……溶かしてやろうかコイツ……」

 しかめっ面で小夜を睨む。
 その様子はクロスに似ているかもしれない。

「上等だ!
 美味しく平らげられるのはお前の方だってことを教えてやるぜ!!(焼肉的な意味で)」
「いや、その言い方もヤバいです先輩!!」

 今は同性でもあるので尚更である。
 そんなアルスのツッコミも無視して、メイプルはフェンリルに飛び掛った。

282ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 22:00:23 ID:zIbPq2M20
>>280
「あう〜……そうなの…
 おうちにいたほうがあんぜんなのかなの…」
【何となくそう思った】

>>281
「…そうなの?…」
【今にもぐらつきそうな顔でじっと目を見る】

「じゃあなかよしなの?えっと…だれかころしたり…
 うう…そういうことじゃないの?」
【かなり深刻な症状に見える】

283しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 22:04:49 ID:/EtiECms0
>>281
「やれるもんなら」
ふっと息を吐き出して。

「やって、みれば?」
にやり。媚びるような女の笑み。
少年になったとしても、小夜は小夜なのだ。

「わっふぁー!! 抉り込むように打つべしって何か誰かが言ってました!」
飛び込んでくるメイプルに対して狼少年は、まっすぐに拳を突き出した。


>>282
「そうだねー……ってあれ、ディスちゃんのおうちってどこさ」
ふと気になって、訊いてみる。

284メイプル&銃寺森アルス ◆CROSS/.AzE:2009/09/10(木) 22:12:51 ID:HnkBBDEo0
>>282
「例えば会議があったとする。
 んで、そこで二つの意見がぶつかり合ったとしよう。
 それはもう立派な『争い』だ」

 鉄板で野菜を焼き始める。
 その目はやけに冷たくて……

「でも、決して無駄な争いでは無い。
 それはわかるだろ、ディス」

>>283
「こいつ……KABUKI町辺りに売り飛ばしてやろうか……」

 野菜をモグモグしながら溜息を吐いた。

「うぐふっ」

 そんな中、濁った悲鳴が店内に響く。
 見れば、フェンリルの拳は見事にメイプルの鳩尾に減り込んでいた。
 空中だった為、受身も方向転換もできなかったらしい。

「ふ……不覚……」バタッ
「あーもー、先輩ったらー」

 アルスは立ち上がり、メイプルをひょいっと抱えて背負う。

「先輩がぶっ倒れちゃったから、そろそろ退散するね。
 ったく、まーた世話かけさせるんだから、もう」

 残った彼らに軽く会釈し、後輩は先輩を抱えて店を出て行った。

285ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 22:15:58 ID:zIbPq2M20
>>283
「え〜っ。いまは『ろざりあ』のおうちにすませてもらってるの!
 だからよるもあんしんねれるの〜!」
【ニコニコ】

>>284
「うん…そうだよねなの…そのたたかいなら…
 そのたたかいだけならいいなの…
 ありがとなの…」
【笑いながら見送った】

286しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 22:20:22 ID:/EtiECms0
>>284
「かぶき街? 上等じゃ、女王なったるわ」
ガン飛ばし。
しかしこいつは今は男である。

「わっふわーふ! 正義は勝つのです!」
「はいはい」
見送った。

>>285
「ろざりあ……誰だ?」
「ロザリアさん! そう言えばこの前、一緒にキューブで戦闘訓練したんですけど。
 いつの間にかわたし気絶してて、ロザリアさんいなくなってたんですよねー。
 わふぁー、修行足りないですねっ」
にぱにぱ笑いながら話すしょたりる。
それは間違いであるのだが。

287ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 22:28:40 ID:zIbPq2M20
>>286
「えっと…・ともだちなの!
 …そっかなの〜…たたかったことあるの〜!…
 もしかしてつよかったの?」
【ちょっと楽しそうだ】

288しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 22:32:13 ID:/EtiECms0
>>287
「友達かあ……ふむふむ」
「強かったですよー!
 魔法も凄かったですし……、……あれ、あれ……?」
狼は首を傾げる。
覚えていない。するりと、抜け出している。

ロザリアと戦った前後の記憶が、ない。

「……頭でも打たれましたかね?」

何かが、おかしかった。

289ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 22:37:19 ID:zIbPq2M20
>>288
「うん、『ろざりあ』とってもやさしいの〜…」
【ニコニコしている】

「あう〜!…そっかなの…
 まけちゃったってことなのかなの…」
【少し考えた】

290しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 22:42:32 ID:/EtiECms0
>>289
「優しいかー、それは良かった……え、どうしたの」
「……違います」

ゆっくりと、ゆっくりと。思い出す。

確かな殺意を持って。
自分は冷たい「道具」となって。
肉を骨を、潰して、温かな生命を――

「……違う」
「え、ねえ、どうしたの、ねえってば」

じゅう なな ごう

「……違う違う、違う!!」

ひとがた けっせん へいき

「ねえって! リルちゃん、落ち着けって」
「わたしは――――」

よん


「――人殺しの道具じゃ、ない!!」


 氷
    槍



狼は何かを思い出して、ただただ否定を続ける。

291ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 22:45:06 ID:zIbPq2M20
>>258
「あう〜…『ふぇんりる?』まって『ふぇんりる!!』」
【必死でフェンリルの手をとる】

「…おもいださなくていいの!そんなことなの!!」

292しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 22:49:28 ID:/EtiECms0
>>291
ぐらり。
揺らぎ始める狼の右手を小夜が握り、左手をディスがとる。

「おもい、ださない――
 だって、あんなの、ほんとうじゃ、ないもん。
 ちがう、わたしは道具じゃない……兵器じゃない……」
「何当たり前のこと言ってるの、しっかりしてっ」

狼は静かに涙を流し始めた。

293ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 22:54:42 ID:zIbPq2M20
>>292
「うん…そうなの…『ふぇんりる』はやさしいひとなの…
 そんなことぜったいにないの…ぜったいしないの…」
【ディスにできることは…否定することだけ】

「…だってみんなととってもなかよしなの…ぜったいちがうの…」
【そう言ってフェンリルと自分の額を合わせる】

294しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 22:58:35 ID:/EtiECms0
>>293
「うん……うん……」
すぅっと瞼を落として、静かに涙を流す。

「……なんなのもう、私の知らない間に何があったってんだよ。
 クソがっ……」
小さく舌打ちするのは、小夜。

295ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 23:01:35 ID:zIbPq2M20
>>294
「…きょうはもうだいじょぶなの…かぞくといっしょならこわくないの…」
【ゆっくりとつぶやく】

「…なにがあったのかなの…でも…みんなといっしょならだいじょぶ…なの。」

296しょたりる&小夜男:2009/09/10(木) 23:05:20 ID:/EtiECms0
>>295
「……うん」
すっと、狼の意識は消え失せる。

「うん。もう、見てるだけは、嫌だ。
 ……ごめんねディスちゃん、今日は帰るね」
小夜はふっと笑って、代金を机に載せる。


「みんな、いっしょだ。絶対に渡すものか」
そして眠ってしまった狼を抱いて、

影に、消えた。

297ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/10(木) 23:08:42 ID:zIbPq2M20
>>296
「…おやすみなの…『ふぇんりる』…
 わかったの…じゃあねなの」
【ディスは手を振って二人を見送った】

「まもりたいのはこっちもおんなじなの…
 がんばるの…」
【ぐっと拳を握ってその場を去って行った】

298ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/11(金) 21:46:40 ID:zIbPq2M20
「…」
【不安げな顔で空を見上げる】

「きのうかえってきなかったの…
 『ろざりあ』…まだかなの…」
【鍵を掌に乗せて呟いた】

299黒沢小百合:2009/09/12(土) 00:12:21 ID:Ytmc4SoY0
【公園】

「ぐがーっ……」

仕事帰りに疲れ果てて公園で寝ることが
半ば日課となっている小百合。

枕元には食べかけの焼き鳥とビールの空き缶が。

300ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 00:14:33 ID:zIbPq2M20
>>299
「…」
【多分さみしかったのだろう、自然と足は小百合のほうに向かう】

「ここでねてるとあぶないよなの〜」
【そう言ってそっと小百合のおでこあたりを撫でにいく】

301黒沢小百合:2009/09/12(土) 00:18:46 ID:Ytmc4SoY0
>>300

「ふぁひ!ほれはれほひ!」

寝ぼけて、ぬいぐるみか何かと間違えているのだろうか。
何やら言いながらディスに抱きついてきた!

302ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 00:23:14 ID:zIbPq2M20
>>301
「あう!?」
【いきなり抱きつかれたために驚いて】

「うにゃああ〜」
【抱きつかれた体勢で草むらに勢い良く倒れようとしている】

【小百合がマウントポジションになる危険性大!!】

303黒沢小百合:2009/09/12(土) 00:26:13 ID:Ytmc4SoY0
>>302

「んあ……ぐがぅ……」


するすると蛇のように
小百合の細腕がディスの首に絡まる!

完全に首を極めたスリーパーホールドの状態だ!

304ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 00:30:06 ID:zIbPq2M20
>>303
「うううう」
【首に小百合の腕が絡まってきたのがすごくこわかったらしく】

「いやなのおおおおおおお!!」
【小百合に向けてやや本気の掌底を行った!】

305黒沢小百合:2009/09/12(土) 00:33:17 ID:Ytmc4SoY0
>>304

「おぼろっ!!?」

眠り込んでいたところにいきなりの攻撃。
武術の熟練者でもない小百合の胸に当然めり込む。

1mほど体が浮いたかと思うと、
どしゃといやな音と共に体は地面に着地した。

306ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 00:36:58 ID:zIbPq2M20
>>305
「あう〜…うう…」
【泣きそうな顔で起き上がって首のあたりを撫でこ撫でこする】
【が、】

「あう!!ごめんなさいなの!だいじょぶなの!?
 ごめんなさいなの〜!」
【大慌てですぐに小百合の下に向かっていく。】

【一応包帯がうねっているので怪我があるならどうにかしようとしているようだ】

307黒沢小百合:2009/09/12(土) 00:42:35 ID:Ytmc4SoY0
>>306

「……う゛ーー…………」

どうやら気を失っているようで
時折うなり声を上げているが、外傷は無いようだ。

内臓などはどうかは分からないが……

308ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 00:45:12 ID:zIbPq2M20
>>307
「えっと…こういうときどうしたらいいのかなの…びょういん…
 あう、でもどこだったかなの・・・」
【かなり点パってる】
「あう、とりあえずどこかに…おうち…あう!だめなの。つれてったら『ろざりあ』がおこるの…
 う〜…」
【小百合を背負って色々考えている、というより混乱している】

309黒沢小百合:2009/09/12(土) 00:50:27 ID:Ytmc4SoY0
>>308

「げほげほ……う゛〜ん……」

咳き込みながらも意識を覚醒させる……
目の前は同じ公園だが……

「あれ?でぃす……
 うげっ……なんか気持ち悪い……」

眼を覚ました小百合は、
ディスに声をかけようとしたが腹に妙な違和感を覚え、
吐き気をこらえた。

310ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 00:56:35 ID:zIbPq2M20
>>309
「あう?あ、だいじょぶなの?『さゆり』なの…」
【ひとまずその場に下ろしてみる】

「…どこかへんになってない?」
【今度は背中をさすり始めた】

311黒沢小百合:2009/09/12(土) 01:04:37 ID:Ytmc4SoY0
>>310

「ええまぁ……おぇっぷ……
 なんだか気持ち悪いですけど……きっとビールのせいです……」

近くの水飲み場でハンカチを濡らし、頭に当てる。
当たり所は良かったのか、怪我などは無いようだ。

「うぐぅ……っぷ」

……気持ちは悪そうだが

312ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 01:07:21 ID:zIbPq2M20
>>311
「あう〜…びょーきじゃないの?
 …しんぱいなの〜」
【まだ背中をさする】

「あそこでずっとねてたの〜」
【そう言ってベンチを指差した】

313黒沢小百合:2009/09/12(土) 01:14:44 ID:Ytmc4SoY0
>>312

「ああ……ただちょっと疲れただけですよ……。
 最近はいろいろと処理しなければならない事柄が多いですから……」

ベンチのゴミを近くのゴミ箱に放り込み。

「残りを片付けないと……失礼しますね。」

まだ気持ち悪そうにおなかをさすっていたが
ゆっくりと立ち去っていった……

// おふろー

314ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 01:16:07 ID:zIbPq2M20
>>313
「あう〜…いそがしそうなの。…
 またねなの〜」
【手を振って見送って行った】

「…ふ〜…」
【一息ついてディスもベンチに座った】

315上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/12(土) 21:52:49 ID:.6prKP66O
「……」
【無表情で夜道を歩く白服の男、眸を閉じて物思いに耽っている】
 
「……」
【眸を閉じたまま歩いているので、少々危なっかしい】

316ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 21:55:03 ID:zIbPq2M20
>>315
「zzzzzz」
【近くのベンチでねっ転がる少女】

317マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/09/12(土) 21:57:55 ID:OcZ4s9w60
>>315
「おっ、と。失礼」

とん、と衝撃。
スーツ、シルクハット、シルクの手袋。
それらを纏う、やや背の高めな男性が上弦さんにぶつかった。

318上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/12(土) 22:02:00 ID:.6prKP66O
>>316
【眸を閉じているため、ディスの存在に気付かずに通過しようとするが】
 
>>317
「!?……」
【男性にぶつかり、思考の世界から現実に引き戻される】
 
「これは失礼しました……」
【丁寧に謝罪を行い、その場を立ち去ろうと男性の横を通る】

319ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 22:11:41 ID:zIbPq2M20
>>318
「ふにゃ?」
【ぶつかった音を聞いて起き上がる】

「あ、『じょうげん』こんばんわなの〜」
【ひらひら手を振る】

320マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/09/12(土) 22:16:13 ID:OcZ4s9w60
>>318
「ああいえ、お気になさらず」

ゆったりとした口調で紡がれた彼の声は、撫でるように。

妖しく、然れど不気味に愉快に。
彼は肩へと手を伸ばした。

321上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/12(土) 22:25:24 ID:.6prKP66O
>>319
「ふにゃ?」
【奇妙な声を聞き、辺りを見渡す……するとディスを見つけた】
 
「お〜……こんばんは!」
【手を振り返す】
 
>>320
「……」
【男性に肩に手を置かれ、振り向く……男性の雰囲気に気付いたのか、気付かなかったのか定かではないが……】

322ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 22:30:24 ID:zIbPq2M20
>>321
「あう〜こんばんわなの〜!」
【ベンチから降りて上弦に近づいていく】

「あう〜…『ろざりあ』みてないかなの?」
【少し首をかしげる】

323マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/09/12(土) 22:42:57 ID:OcZ4s9w60
>>321
「興味本位で申し訳ない。
ですが、尋ねてもいいですか?」

ゆったりとした笑みを浮かべ、彼は真っ直ぐに瞳を見つめる。
なかなかにキモイ光景ではある、
が彼の瞳は純粋に、光っていた。

「あなたは一体何を悩んでいたのです?」

324上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/12(土) 22:48:15 ID:.6prKP66O
>>322
「ろざりあ?……誰だそれは?」
【実は上弦はロザリアの名前を知らないと言う事実】
 
「多分……見てないな……」
 
>>323
「……」
【男の瞳をまっすぐと見据え、表情を崩さず答えた】
 
「いや、何も悩んではいないが?」
【それは呆気ない答え……彼によると、考え事をしながら歩くのは日常茶飯事である……悩みがあったとしても、初対面の相手に話す程愚かではない】

325ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 22:52:53 ID:zIbPq2M20
>>324
「あう、ごめんなさいなの…
 ともだちがかえってこないからちょっとしんぱいだったの」
【ぽりぽり頭をかく】

「その…じゃあ『れら』みてないかなの…」

326マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/09/12(土) 23:12:09 ID:OcZ4s9w60
>>324
「……ふむ?」

満足げに彼は頷いた。
その動作、ゆえにシルクハットはひょこと揺れる。

「やはり聞いてみないとわからないものですね…………。
絶対苦悩していると思ったのですが……。ふむ」

「いやはや。申し訳ない」

苦笑するその男ひどく楽しそうだった。

327上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/12(土) 23:16:24 ID:.6prKP66O
>>325
「そうか、友達か……」
【何かを考えながら】
 
「レラ?知らないな……見ていない……お嬢さんは人探しが大変みたいだね……」
【うっすらと笑いながら】
 
>>326
「ま、そんな物だ……まぁ、もし苦悩しても……気やすく話す者はいないさ……」
【何も気にせず話を続ける、嫌な気分にはなっていないようだ】

328ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 23:20:16 ID:zIbPq2M20
>>327
「いつもはおうちにいるんだけどなの…」
【困った顔で言う】

「そっかなの…あう〜はやくあいたいななの〜」
【ため息を吐きながら呟いた】

329マーリック ◆X7kkkkkkkk:2009/09/12(土) 23:27:17 ID:OcZ4s9w60
>>327
「それはどうでしょう?
身近な人物より、赤の他人の方が気楽に話せると思いますが…………。

私に相談してくれ、と言っているような言い方でしたね。
少し出しゃばりすぎましたか」

くるり、ターン。
彼は背を向け歩き出す。

「……それでは私はこれで」

330上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/12(土) 23:33:02 ID:.6prKP66O
>>328
「そうだな……私も早くゼオラに逢いたい……逢ったらギューッてしてあげたいな……」
【顔をホクホクさせながらそれに答えるのだった】
 
>>329
「身近な人に話すか、赤の他人に話すか……私は悩みは前者に話すのでね……」
 
【去り行く男に向けて言い放つ、その後は黙って見送った】

331ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 23:39:00 ID:zIbPq2M20
>>330
「うん、ぎゅーってなの!
 あと、おいしいごはんもなの!」
【微笑んで返した】

332上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/12(土) 23:46:02 ID:.6prKP66O
>>331
「そうだな……さて、私はそろそろ失礼するよ?」
【再び、夜道を歩き始める】
 
「君も早く帰りなさい……それじゃ……」
【手を振り、歩き去った】
 
//睡魔が酷いので、今夜はこれで

333ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/12(土) 23:50:28 ID:zIbPq2M20
>>332
「うん、はやくかえるの…またねなの〜!」
【手を振り見送った】

「…かえろかなの…きょうはいないかなの…」
【呟きながら歩き出した】

334水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 11:51:14 ID:414HQDlE0
「……」
異能都市の何処かのカフェ
テーブルに頬杖を付き、ぼんやりと外を眺めていた

335ユリウス&姉:2009/09/13(日) 11:59:50 ID:KZg1MerMC
「……」
【カフェの近く、道の真ん中から煉へと真っ直ぐに首を向けている】

……?
【その傍らにいる少女状況がよく解ってないようだ】

336水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 12:01:42 ID:414HQDlE0
>>335
「……ん」
その視線に気づいたらしく、其方の方を少し見て

「……」
ひらひらと軽く手を振った

337ユリウス&姉:2009/09/13(日) 12:08:30 ID:DTK0wtesC
>>336
「……」
【その視線は揺らぐ事無く】

お……?
【少女は軽快に手を振り返す】

338水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 12:09:57 ID:414HQDlE0
>>337
「……誰だろ。アレ」
見知らぬ人にいきなり手を振るのもどうなのだろうか

「……」
そして、今度はちょいちょいと手招き

339ユリウス&姉:2009/09/13(日) 12:14:16 ID:KZg1MerMC
>>338
「……」
【黒いドレスの女性、20歳前後の様な感じ】


【姉の手を引き、煉の元へと移動する】

340水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 12:18:54 ID:414HQDlE0
>>339
(同じくらい、か……?)
頬杖を付いた体制は変わらず。じっとその女性を見て

「……食べるか?」
近付いてきた少女に、何処から出したのか飴玉を差し出して

341以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/13(日) 12:22:36 ID:EZHvaBxoC
>>340
【黒い布に覆われた瞳は煉を見つめて】

え、いいの?
【飴玉を受けとりながら】

342水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 12:26:42 ID:414HQDlE0
>>341
「ああ、全然構わないぜ?」
少女に柔らかく微笑んで

「で……。そっちの姉さん。俺に何か用か?」
す、と女性の方に視線を向けた

343以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/13(日) 12:30:25 ID:DTK0wtesC
>>342
うん、ありがとう!
【ニッコリと笑って】

「……」
【口を開こうとせず】

うん? 特に何も無いみたい……
【変わりに飴玉を頬張る少女が答える】

344水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 12:33:04 ID:414HQDlE0
>>343
「あ、そう……」
少女が答えた事に、少し眉を寄せて

「……自分で喋らねえのか?」
カップを手に取り、少し傾けて

345ユリウス&姉:2009/09/13(日) 12:36:23 ID:O1o1pwYcC
>>344
お姉ちゃんはね、喋れないんだよ?
【飴玉を転がしながら】
【しかし、姉とその少女は余りにも似ていない】

346水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 12:39:13 ID:414HQDlE0
>>345
「喋れない……?」
軽く首を傾げて少女を見て

「……そうか。悪かったな……」
次いで女性に視線を向け、軽く頭を下げた

347ユリウス&姉:2009/09/13(日) 12:45:17 ID:KZg1MerMC
>>346
うん……あと目も少し弱いんだ

「……」
あ、でも気にしてないから良いよ。って言ってる
【女性は喋ったようには見えなかったが……】

348水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 12:48:11 ID:414HQDlE0
>>347
「そうなのか……。
ん?って、待て……。何でお前はこいつの言いたい事が分かるんだ?」
それに気付いたのか、少し驚いたように

349ユリウス&姉:2009/09/13(日) 12:53:17 ID:KZg1MerMC
>>348
えっ……
【少しの間を開けて】

うーんと、えっと……ニコッ☆
【笑って誤魔化そうとしているようだ】

350水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 12:55:09 ID:414HQDlE0
>>349
「……言いたくない、ってか?
まあ、それならそれでいいけどさ……」
そうは言うものの、面白くない、と思い切り表情に出ていたりする

351ユリウス&姉:2009/09/13(日) 12:59:31 ID:O1o1pwYcC
>>350
うぅ……ごめんなさい、私も解らなくて……
【その顔を見て】

352水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 13:02:40 ID:414HQDlE0
>>351
「ん、そうなのか……。まあ、別に謝る事も無えよ。気にすんなって」
ぽすん、と軽くその頭を撫でて

353ユリウス&姉:2009/09/13(日) 13:06:11 ID:KZg1MerMC
>>352
うん、ありがとう……
【出掛けた涙を拭きながら】

354水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 13:08:09 ID:414HQDlE0
>>353
「何泣いてんだよ……。ほら、大丈夫か?」
テーブルの上に置いてあったナプキンを数枚差し出して

「……そうだ。お前ら名前は?」

355ユリウス&姉:2009/09/13(日) 13:16:11 ID:EZHvaBxoC
>>354
大丈夫……
【受け取り、涙を拭く】

名前……? 私はユリウス
お姉ちゃんはゼオラ、って言ってる……
【姉は軽く頭を下げて】

356水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 13:19:45 ID:414HQDlE0
>>355
「……は?」
その名を聞いた瞬間、ただ呆然と

「え……。ゼオ……ラ……?」
同姓同名 ただの偶然 その可能性も0では無いだろう
しかし、今のこの男にはその考えは出てこない
だが、目の前の女性は己の知るゼオラでは無い

「え……。ちょっと待て、ゼオラって……」
要するに大☆混☆乱☆中

357ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 13:26:28 ID:DTK0wtesC
>>356
「……?」
【首を傾げる】

え、と……大丈夫? って……
【少女は姉の言葉を代弁し、顔を覗き込む】

358水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 13:32:24 ID:414HQDlE0
>>357
「いやいや待て待て……?」
大丈夫ではある。が、落ち着いてはいなかった

(ゼオラ……。アイツがちゃんと歳を取っていれば今頃こんな感じって事か……?
いや、だけどこの都市ならそれも有り得る……?)

少し頭を抑え、考えた後。一個の疑問が思い浮かんだ

「……ゼオラ。あんた俺を知ってるか?」

359ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 13:38:40 ID:O1o1pwYcC
>>358
知らない、って言ってるけど……
【またも不思議そうに、やはり気になる様だ】

「……」
【確かに、あの少女とは紫色の長い髪、黒単色の服装】
【他にも似ている所はある、恐らく……】

360水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 13:41:51 ID:414HQDlE0
>>359
「知らない、か……」
(やっぱり別人……?いや、それにしては格好とかが……)
少しの間、珍しく頭を使った後

「……まあ、考えても仕方ねえか……」
出る結論は、結局コレだったりする

「何かよく分からねえけど……。まあ、そのうち分かるだろうしな……」

361ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 13:45:27 ID:DTK0wtesC
>>360
「……」
……?
【二対の瞳を煉を捕え】

あ、お兄ちゃんの名前は?
【暫くして尋ねる】

362水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 13:47:52 ID:414HQDlE0
>>361
「ん……ああ、悪い。そういや言ってなかったな」
あはは、と苦笑を見せて

「俺は水無月煉。よろしくな?」

363ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 13:53:32 ID:EZHvaBxoC
>>364
うん、よろしく!
「……」
【二人は再び頭を下げる】

364水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 14:03:31 ID:414HQDlE0
>>363
「……そうだ。あんたらは何でこの都市に?」
軽く首を傾げて問う

365ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 14:08:01 ID:DTK0wtesC
>>364
あ……と、よく解らないの……
【申し訳なさそうに】

気づいたらここにいて……

366水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 14:15:34 ID:414HQDlE0
>>365
「……そっか……」
はあ、と溜息を付いて

「……アンタらも大変そうだな」

367ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 14:20:31 ID:O1o1pwYcC
>>366
うん……少し、ね
でも、私はいつもお姉ちゃんがいつも近くにいてくれるから大丈夫!
【グッと腕を上げて】

それより、アンタらも……ってお兄ちゃんも大変なの?

368上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 14:22:09 ID:.6prKP66O
【突如響き渡る激しい轟音……それは紛れも無く硝子を破壊する音……しかし不思議な事に何処の硝子も割れてはいない……そしてその一角に、白服の男が立っていた】
 
「……」
【その眼は鋭く、二人を見据え……何か不思議なオーラを出しながら歩み寄ってくる】

369水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 14:24:06 ID:414HQDlE0
>>367
「……そっか。頑張れよ」
本日二度目の柔らかい微笑を向けて

「まあ……。色々と……」
主に犯罪者になったり自分が二人になったり

370水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 14:30:06 ID:414HQDlE0
>>368
「ん……よお、って……。どうした……?」

371ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 14:30:46 ID:KZg1MerMC
>>368
「……」
【その姿を見る】
【しかし、見ただけで動きはない……が】

うぅ……
【少女は怯えているように見える】

>>368
へー、そうなの?
【またも不思議そうに見て】

372上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 14:39:58 ID:.6prKP66O
>>370
「煉か……そうだな……」
【三人の距離と彼の距離はまだ遠い、誰かが突入して来るのはこの街では珍しく無いのだろう……誰も普通に会話等に花を咲かせていた】
 
「お前が一番近いな……煉、出来ればその子……黒服の方だ……逃げないようにしておいてくれ……」
 
>>371
「……」
【少女の怯えに苦虫を噛み潰したように顔を歪める……彼はそう言うのが苦手】
 
「……」
【しかし、すぐにいつもの無表情に戻し……ゆっくりと距離を詰めてくる……それは、見る人によっては驚異、見る人によってはなんて事のない光景】

373水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 14:43:05 ID:414HQDlE0
>>371
「ああ……。って、どうした?大丈夫か……?」
心配そうに怯える少女を見て

>>372
「……は?上弦……てめえ、何言ってやがる……?」
流石に知り合いの雰囲気が違う事くらいには気付くようで、軽く身構えた

374ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 14:48:15 ID:KZg1MerMC
>>372
「……」
【表情の変化無く、そちらを見る】

こ、来ないで……!
【少女はゼオラの前に立ち、腕を広げゼオラを守るように立ち塞がる】

>>373
う、うん……
【力無く答える】

375上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 14:54:16 ID:.6prKP66O
>>373
「何って……」
【うっすらと笑う、“何を言っているんだ”と言っているばかりに……もし冬の様な寒い日だったのなら、彼の口から白い息が出るのを確認出来ただろう】
 
「もう一度言おうか?……その黒服の子が逃げないように協力してくれ……」
【その台詞はまるで漫画やアニメ、ドラマ等の悪者をそのまま映し出した様に見えた、その間にも彼は歩を進めて接近して来る】
 
>>374
「退きなさい……私は君のお姉さんに話があるんだよ……それとも何か?……私と戦うのかね?……え?」
【それはまるで“退かなければどうなるか……”そんな意味を孕んでいた】
 
「……」
【彼は距離を詰める……彼自身必死だった……大切な女の子を求め休まず外を駆け回っていた……必死だった……だから彼の必死な様子はある意味、目の前の少女に恐怖感を与えてしまったかもしれない……】

376水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 14:59:34 ID:414HQDlE0
>>374
「……嘘だろ。ったく……」
また面倒事か。
そんな風に思いながら盛大に溜息を付いて、立ち上がり

>>375
かつん、と靴を鳴らして上弦の前に立ちふさがる
「あー。事情は知らねえけどさ。何か怖がってるし……、もう少し穏便に行こうぜ?」

377ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 15:06:15 ID:DTK0wtesC
>>375
む、ぅ……
【迫る上弦に気圧されている】

「……」
【二人の様子を見てユリウスを下げ自身が前に出る】

>>376
【ゼオラの元を離れたユリウスが煉の元へ】

怖いよ……
【煉の後ろで隠れている様だ】

378上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 15:11:55 ID:.6prKP66O
>>376
「……!……」
【目の前に煉が現われた事により、彼は立ち止まり煉を見据える……彼の表情は邪魔とでも言いたそうな感じで】
 
「話を聞いていたか?私はあの子が逃げないようにしてくれと言ったはず……私に通せんぼしてどうするんだ?」
 
>>377
「ん……ほう……相手から前に出るか……ならば手間も省けるというものだ……」
【前に出るゼオラを見て彼はニヤリと笑う……場を宥める為の笑顔が、少しミスって邪悪な笑いになってしまったようだ……しかし、それを三人が知る術は無い】
 
「ごめんね……」
【小さく呟いた声は、誰に向けた物か……ユリウスだろうか……】

379水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 15:15:40 ID:414HQDlE0
>>377
「……大丈夫だ。……多分な」
状況が全く掴めない為、はっきりとは言えない

「って、おい……!」
前に出たゼオラを引き止めるように、その腕を掴み

>>378
「……知るか。んな事。だがな、今のお前は何だか気にいらねえ……」
邪悪な笑いも相まって、更にそう思ったらしい。明らかな敵意を上弦に見せて

380ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 15:21:27 ID:EZHvaBxoC
>>378
「……」
【何もせず、立つのみ】

……うーっ!
【威嚇のつもり、細やかな抵抗を煉の後ろから】

>>379
「……」
【不意に腕を捕まれ、顔を煉へ向ける】

381上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 15:23:34 ID:.6prKP66O
>>379
「……」
【鋭い瞳が煉を見据え、そして彼は首を振る……“呆れた”と言うように……】
 
「だったらどうするかね?……先方はその気があるみたいだが?」
【敵意など意に介さなかった、誤解されるのはよくある事、毎度の様に誤解されているのだから】
 
>>380
「……ガオーッ!」
【威嚇に答える様にユリウスに唸る……明らかに馬鹿な光景だが、ユリウスにとってはかなり怖い事だろう】
 
「……」
【その後は、ゼオラの隠れた眼を見ているだけだった】

382水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 15:28:46 ID:414HQDlE0
>>380
「……どうする気だ?」
咄嗟に手を出してしまい、その後の事はあまり考えていなかったようで

「なあ、ユリウス。ゼオラはどうしたいって言ってる?」
通訳が無ければ意思の疎通も出来ない。その事に少し苛立ちを覚えつつ

>>381
「……止めるさ」
ただそれだけ

「まあ、詳しいことは分かんねえけど、面倒臭そうな事だっつうのは何となく分かるしな……」

383ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 15:32:43 ID:DTK0wtesC
>>381
ひぐっ……グスン
【泣いた】

「…………」
【こちらも見るのみ】

>>382
「……」
【それから暫くして】

えっと……あの人は、消すって……
【小さく、そう言った】

384上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 15:38:51 ID:.6prKP66O
>>382
「またお前の悪い癖が出たか……」
【もう彼自身面倒に感じている、必死な彼を止めようとする邪魔な存在……こんな状況でもゼオラと仲良さそうに……】
 
「……はぁ……」
 
>>383
「あ!?」
【ユリウスが泣いたのを見てかなり慌てる】
 
「あぁ……どうしよう!?罪の無い子供を!?」
【焦ってその場を右往左往するが、消すと言う単語を聞いて現実に引き戻された】
 
「……はっ……私を消すと?……面白いな……」
【不敵な笑み浮かべてゼオラを見据える……それと同時に、誰にもバレぬようにユリウスのポケットにキャンディを忍ばせる、謝罪の気持ちだろう……しかし、それを知る者は彼本人しかいない】

385水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 15:41:48 ID:414HQDlE0
>>383
「……マジかよ……」
ゼオラの腕を掴む力が強くなり、そして溜息

「ゼオラ……。何でだ?理由、聞かせてくれよ……」

>>384
「……悪い癖?」
その言葉の意味と上弦の溜息の意味が分からない、と言った風で

386ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 15:51:37 ID:DTK0wtesC
>>384
「……」
えっと……、貴方だけは許さないって言ってる……
【小さく、けれども上弦に聞こえるように】

>>385
あの人は、お姉ちゃんの敵だから……
【後ろから少女が口を開く】

離して欲しいって……

387上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 15:59:43 ID:.6prKP66O
>>385
「……まぁいい……終わったら教えてくれ……お前の相手をしていると本当に悪役に祭り上げられそうだ……」
【手を振り適当は席に座る】
 
>>386
「……ん?そうかね……怖いお姉さんだね?」
【椅子に座り、店員からお冷やを貰って飲んでいる……自分もクールダウンが必要だと悟ったのか、既に先程の必死さはない】
 
「それで?私は今すぐにでも戦ってもいいのだが……復讐の準備はいいかね……?」
【実は彼は全く心当たりが無いのだ……恨まれている理由、彼女が何故自分を敵とみなすのか……だけど彼は否定しない……自分のせいで彼女が闇に飲まれたと知っているから】

388水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 16:05:52 ID:414HQDlE0
>>386
「敵……?上弦が……?」
煉が知る上弦という男は、どう考えてもそう簡単に敵を作るような男ではない筈
なのに、この女性はその上弦を敵と言う

「……何か事情があるみたいだが……駄目だ」
そう言って、更にその手には力が篭る

>>387
「……お前、何かした覚えは?」
本当に状況が掴めない。なのに、首を突っ込もうとしている。
苛立ちが露になるも、その姿勢を変える様子は無く

389ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 16:10:15 ID:DTK0wtesC
>>387
貴方の方が怖い……
【若干震えている様だ】

いつでも良い……って言ってる、けど……
【三人を見て、やはり争いはして欲しくないらしい】

>>388
……
【ゼオラもユリウスに向けて喋る事は無くなった】

「……」
【上弦の方を見ている】

390上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 16:15:05 ID:.6prKP66O
>>388
「いや、まったく……いいんじゃないか?彼女が敵と思っているのなら、心行くまで相手をしてあげるのも一興さ……」
【メニューを見ながら淡泊に語る、さらには注文をしている始末】
 
「あ、カルボナーラとホットココア……」
 
>>389
「私がかい?……はっはっは!参ったね……安心しなさい……君がいるのに、お姉さんは戦いなんて始めないよ……」
【先程の気迫など嘘のように、彼はクールダウンを済まして優しく語る】
 
「まぁ、いつでもかかって来なさい……私にはそれしか出来ないからね……」
【悲しさと優しさが入り交じった表情でゼオラに笑いかける】

391水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 16:19:43 ID:414HQDlE0
>>389
「……んだってんだよ。ったく……」
苛立ちを何かにぶつけるかのように舌打ちをして

「……勝手にしやがれ」
ゼオラの腕を掴んでいた手の力を緩めて

>>390
「……そうかよ。俺には何も教えてくれねえのかよ……」
ガタン、と大きな音を立てて椅子に座り

392ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 16:29:09 ID:EZHvaBxoC
>>390
「……」
【ゼオラも戦いをしようとはしない】
【上弦が手を出さなければゼオラも動かないだろう】

……
【二人は隣の椅子に座る】

>>391
落ち着いて? お兄ちゃん、少し怖い……
【怯えるユリウスが声をかける】

393上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 16:34:36 ID:.6prKP66O
>>391
「……知っているか?男と女の問題にはあまり首を突っ込まない方がいいんだぞ?」
【運ばれてきたココアを美味しそうに飲みながら】
 
「ただでさえ正義感のお前だからな……色々考えろ……」
【つまり、彼が言うには……度々問題に関わると、関わった問題が同時に起きた時に泣きを見ると言う事……全てを捌くのは可能だが、必ず一部で手を抜く事がある……そんな事をしたら、先方にも失礼だと……彼は言っている、それに……彼が長い間悩んだ問題が……第三者が軽く関わってしまうと、彼の立つ瀬が無い事……自分には話す資格が無い事……全てを決めるのは、彼女次第なのだ】
 
>>392
「それで……私が何をしたのか……覚えているかな?」
【次に運ばれて来たカルボナーラをフォークでクルクルしながら問う、彼女の記憶の中で自分はどんな存在なのか……それが知りたかったからだ】
 
「答えられないならそれでいいが……」
【カルボナーラをパクりと口に運ぶ】

394水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 16:40:30 ID:414HQDlE0
>>392
「ん……、ああ、悪い……」
肘をテーブルに付き、顔に手を当てる

「……畜生……」
だが、苛立ちは収まらず

>>393
「……ああ、そうかい。分かったよ……」
それでも、友人同士が争おうとしている。それを止めたかった。

「考えてるさ。俺だって……。知る事も駄目だってのかよ……」
まるで呪言でも言うかのように、暗く呟いた

395ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 16:44:22 ID:DTK0wtesC
>>393
言いたくないみたい……
【恐らく、ゼオラが何も伝えないからだろう、不安気に言う】

>>394
「……」
【ゼオラが煉の手を握る】

余り、心配しないで……
【それにあわせてユリウスが口を開く】

396上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 16:51:13 ID:.6prKP66O
>>394
「そうだな〜……私は常に今の君と同じ立場だからな〜……」
【大して気にしない様子でココアを啜る、それはそうだろう……彼自身、常に似たような状況なのだから】
 
「ま、私自身も知らないからお前がいくら怒っても話せないからな……」
【根本的な話、彼自身も話されて無いので説明は不可能、これで煉に軽く話されてしまっては上弦自身の努力が無駄になるのだから】
 
>>395
「……」
【煉の手を握るゼオラを見ている……ただたんに羨ましくて、悲しいだけだろう、自分が必死になっているのに、煉は簡単にゼオラに触れる事が出来るのだから】
 
「言いたくないなら無理して言う必要は無いよ……こうして一緒に座っているだけで……私は喜ぶべきなのだから……」
【先程の気迫はもう粉程も残っていないだろう……ただ静かに食事をする男にしか見えない……】

397水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 16:58:17 ID:414HQDlE0
>>395
「……ゴメン。本当ゴメン……」
勝手に苛立ち、二人に当たってしまった事への謝罪か。
それとも、また何か間違いを犯してしまいそうだった事への謝罪か。
はたまた、その二つが混ざった謝罪か。

とにかく、今のこの男はただ謝るのみだった。

>>396
「……そうだったのか?」
軽く首を傾げて、申し訳無さそうな表情になって

「……ゴメン」
ユリウスとゼオラにしたのと同様に、ただ謝った。

398ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 17:04:53 ID:EZHvaBxoC
>>396
うん……
【いつの間に注文したのかユリウスの元にサラダが】

あなたは、お姉ちゃんの事を知ってるの?
お姉ちゃん、教えてくれなくて……

>>397
いいよ、気にしないで?
【姉は手を離し、妹は微笑む】

399上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 17:10:03 ID:.6prKP66O
>>397
「現金な奴だな……手を握って貰ったからかね?」
【茶化すように笑って】
 
「ま、これも経験さ……」
 
>>398
「あぁ、こんな小さい時から知っているぞ?」
【手でゼオラの身長を表す、それは彼が知っている背の高さ】
 
「何から聞きたい?」
【素早く食事を終え、ココアを飲み干す】

400水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/13(日) 17:18:23 ID:414HQDlE0
>>398
「……ゴメン」
最後にもう一度、その言葉を呟いて

>>399
「……違えよ、馬鹿」
軽く上弦を睨んで

「……んじゃ……。俺は少し邪魔みたいだな……」
そう言って立ち上がり

「じゃあな……」
あまり元気とは言えないような様子で歩き去っていった


……ちなみにお金は払っていない

401ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 17:22:12 ID:KZg1MerMC
>>399
へぇ……そんな昔から?
【それはユリウスと同じくらい】

えっと……できれば、全部……かな?
【ゆっくりとサラダを食べながら】

>>400
うぅ……
【上弦に対し恐怖を抱いているためか、名残惜しそうに見送った】

402上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 17:31:34 ID:.6prKP66O
>>400
「はっはっはっは!そうかい?」
【立ち去る煉に向けて】
 
「こちらこそすまないね……後から来た身でありながら……」
【そう言って見送った……】
 
「……!?……あいつ……私に金を払わせるつもりだったか!?」
 
>>401
「そうだな……まずは初めて逢った時の話をしようか……」
【懐かしそうに、上弦は語り出す】
 
「大学でね……私は少し生意気な女の子と話していた訳だ……その時、木の陰に黒い布みたいのが見え隠れしているのを見つけてね……そしたら急に女の子は去って行ってしまってね?」
【その後、暇になった自分は木の陰を覗き込み、ゼオラに出会った事を細かく話した……】

403ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 17:41:29 ID:KZg1MerMC
>>402
【ニコニコしながら聞いていた……が】

「さて、そろそろ時間です……」
【そう言いながらゼオラの横に立つ少年】
【シルクハットを被る少年は正しく死んだはずの少年であった】

404上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 17:52:36 ID:.6prKP66O
>>403
【一瞬にして上弦の顔色が変わる、それは怒りの混じった敵意の色】
 
「貴様ぁ!」
【素早く動き、シルクハットの少年に掌底を繰り出す】

405ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 17:57:49 ID:EZHvaBxoC
>>404
「っとと……あなたはそんなに野蛮な人でしたか?」
【後ろに飛んで軽く回避】

「もう一度言いますが、お急ぎください」
【ゼオラに向かってそう言う】

406上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 18:06:14 ID:.6prKP66O
>>405
「笑わせるな、大切な者を消したお前に紳士的に接する訳が無いだろ?」
【時間が云々と聞いて、ゼオラと少年を交互に見やる】

407ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 18:09:56 ID:O1o1pwYcC
>>406
「だから、言ったでしょう? 私たちにとっても大切だと」
【何時も通り、微笑みを向ける】

【上空には飛行船が停滞している、恐らくそこから来たのだろう】

408上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 18:17:08 ID:.6prKP66O
>>407
「……確かにな……しかしあの子は嫌がっていたんだよ……言え、ゼオラを何処に隠した!?」
【少年の胸倉を掴み上げ怒鳴る、そして飛行船を見上げながら】
 
「あそこか……?……それに……お前、このゼオラと知り合いか?」

409ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 18:22:40 ID:EZHvaBxoC
>>408
「さあ、知りません」
【サラリと言い放ち】

「恐らく、別の世界をさ迷っているのでは?」

410上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 18:32:32 ID:.6prKP66O
>>409
「何ぃ……?」
【驚きと怒りが混じった声を上げ、少年を睨む】
 
「……クッ……」
【少年を乱暴に離し、歯を噛み締める……どうすればいいのか解らない……しかし、別の世界とやらに行く事が出来れば救い出せるのかもしれない】

411ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 18:37:13 ID:O1o1pwYcC
>>410
「乱暴に振る舞うのは控えて欲しいですね」
【服をはたきながら】

「しかし……いい加減、諦めたらどうです?」

412上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 18:43:20 ID:.6prKP66O
>>411
「……ふん、乱暴?……君がゼオラに行なった行動の方が十分乱暴では無いかね?」
【未だ敵意は崩さず、少年を睨み続けている……】
 
「諦める?……馬鹿を言うんじゃない……私は諦める気は毛頭無い!」

413ユリウス&ゼオラ:2009/09/13(日) 18:46:03 ID:DTK0wtesC
>>412
そうですか? 僕はとても大切に扱いましたが……
【いつの間にか二人の姿は無い、飛行船に乗り込んだのだろう】

諦めが悪い人ですね……
【ため息をつき】

414上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 18:51:51 ID:.6prKP66O
>>413
「ん?……ゼオラ、ユリウス?」
【二人の姿が無い事に気付く】
 
「お前……あの子達と仲間なのか?……お前、あのゼオラに何を吹き込んだ!?」
【忌々し気に飛行船を見上げ、少年に視線を移す】
 
「諦めが悪い?当たり前だ……あの子を諦める訳には行かない……どんな邪魔が入ろうがな……」

415シルクハットの少年:2009/09/13(日) 18:59:40 ID:O1o1pwYcC
>>414
貴方には言った筈です、闇の核になるものが必要だと、それがあの方なんです
【さらに続けて】

それに、何も吹き込んではいません……でも、確か記憶の操作をしたような……
【軽く笑いながら】

素晴らしい執念ですね……
どうです? 私達と一緒にあの方の見方になりませんか?

416上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 19:04:37 ID:.6prKP66O
>>415
「既に、あの子は闇の核だと?」
【小さく、弱々しく呟く】
 
「それに、記憶操作だと……何をした……貴様……あの子と私が敵になるように仕組んだな?」
【敵意はますます増加して行く……しかし】
 
「お前たちと一緒にだと?……どう言う意味だ!?」

417シルクハットの少年:2009/09/13(日) 19:10:51 ID:DTK0wtesC
>>416
ええ……既に、ね……
【微笑みは崩れない】

仕組む……と言いますか、こちらに不必要なものを消した結果、そうなったとしか……

どういう意味……? 簡単ですよ、闇と一緒になってしまえば……と言う意味ですよ?

418上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 19:26:47 ID:.6prKP66O
>>417
「……」
【既に闇の中核となってしまったゼオラを思い出し、歯を噛み締める……話す事も出来ず、自分の敵となってしまう……それがとても悲しかった】
 
「何故、あの子の全てを消した?……闇の中核になったんだろ?……なのに何故?」
【しかし、少し気になる事が在った、不必要なものを消したら自分が敵とみなされたのか……何故消したのに、自分を覚えていたのか……】
 
「……残念だが……闇と一緒にはなれない……私が闇になってしまったら……どうやってあの子を光の中に導くのか……私は『虹色の錬金術士』虹とは光がなければ現われないのだよ……」

419シルクハットの少年:2009/09/13(日) 19:40:40 ID:EZHvaBxoC
>>418
全ては消してませんよ、此方に不必要な物だけ。です
貴方があの方に不快感を与えた事はありませんでしたか?

そうですか……
なら適当に頑張り、適当にくたばって下さい
【平然と、笑顔のまま言い放つ】

420上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 19:49:08 ID:.6prKP66O
>>419
「だから、何故消す必要があった……お前たちにその資格があるのか?」
【少年の態度に少なからず腹を立てながら】
 
「不快感?……さぁな……心当たりがあり過ぎて解らないな……」
【やっぱり自分の接し方がいけなかったのか……そんな事を考えながら、少しずつ弱々しくなっていく】
 
「……くたばる気は無いな……頑張りはするがな?」

421以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/13(日) 19:54:21 ID:O1o1pwYcC
>>420
資格が有るかどうかは解りません……
ただ、今のお方に聞いてみてください、僕達の事を許してくれていますよ?
【飛行船を見ながら】

それでは、貴方との悪い思い出だけが残ってしまったのかも知れませんね?
【一層微笑み】

ま、どう足掻いても僕達がさせませんよ

422上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 20:07:08 ID:.6prKP66O
>>421
「……許してくれている?悪い思い出だけ?……だったら……聞いてみようじゃ無いか……今すぐに……」
【突如少年の前から消える……その姿は遥か上空へ……空気を固め、足場を作って駆け上がっているようだ】
 
「こう言う仕返しくらい……してもいいと思わないかね?」
【飛行船の目の前まで接近している、どうやら墜とす気の様だ】

423シルクハットの少年:2009/09/13(日) 20:10:47 ID:EZHvaBxoC
>>442
危ないですよー?
【上弦を見上げて声をかける】

一体、何をするつもりなんですか?

424上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 20:13:54 ID:.6prKP66O
>>423
「貴様のその言葉の……真意を確かめようじゃないか!」
【素早く虹色に輝く槍を作り出し、飛行船に向けて放つ……そしてすぐに自らも飛行船に向かう】

425シルクハットの少年:2009/09/13(日) 20:23:43 ID:O1o1pwYcC
>>424
【槍が飛行船に触れる瞬間、吸い込まれるように消えてしまう】

あ、触れれば解りますが飛行船に触れた瞬間に大変な事になりますよ?
詳しく言えば良くて別世界に飛ばされて、運が悪ければその場でバラバラですよー!
【もの凄い早口】

426上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 20:33:30 ID:.6prKP66O
>>425
「……何!?」
【すぐに態勢を変え、その場に留まる……】
 
「……」
【しかし、少年に言われ少し……頭に考えが過った……別世界……】
 
「なぁ……別世界に行けば……別世界に飛ばされたあの子を助ける事が出来るのか?」
【先程少年は言った……“別の世界を彷徨っているのではないか”……なら、自分が別の世界に飛べば……あの子を助けられるかもと……上弦は考えていた】

427シルクハットの少年:2009/09/13(日) 20:44:48 ID:EZHvaBxoC
>>426
うーん……残念ですが、それは無理です

別世界に行ける可能性が有る、と言ってもバラバラになる可能性の方が圧倒的に高いです
さらに、運良く別世界に行けたとしてもその世界が貴方の望むあの子のいる世界である確率は非常に低いです
後、あちらから帰る方法がありませんよ?
【またも早口】

428上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 20:52:11 ID:.6prKP66O
>>427
「だがな……このままってのも……手がかりが何もないんだ……それに……帰る手段が無い……あの子も帰る手段が無いという事だ……迎えに行ってあげなきゃね……」
【もはや冗談ではなかった……確かに、この都市で……別世界のゼオラと逢った、しかも三人と……しかし……元のゼオラの手がかりは無し……彼にはこれに賭けるしか無いのかもしれない……】

429シルクハットの少年:2009/09/13(日) 20:58:09 ID:EZHvaBxoC
>>428
待って! 止めてください! 離れて!!
【下から上弦に向かって叫ぶ】

上弦さん! 本当に死んでしまうかも知れないんですよ!?

430上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 21:06:07 ID:.6prKP66O
>>429
「……おや、随分と私の心配をしてくれているようだね?」
【笑いながらその様子を見るが……もはや止まる気は無いようだ……彼も必死なのだ……もはや手段を選ぶ余地はない】
 
「どんな仕掛けかは知らないが……まぁ、やるだけやってみようじゃあ……ないか!」
【そう叫び、飛行船に飛び込む】

431シルクハットの少年:2009/09/13(日) 21:30:37 ID:KZg1MerMC
>>430
【上弦は着地する】
【そこは豪華な装飾の入った赤い絨毯の上、通路の様だ】

【窓の景色から異能都市の上空で有ることがわかる】

【足音がする。誰かが近づいてきている様だ】

432上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 21:43:33 ID:.6prKP66O
>>431
「……ん?ここは何処だ?……あれか?別世界か?……それともバラバラになって天国に来てしまったかな……しかしそれはありえないんだよな……」
 
【腕を組み、首を傾げ……少し考えながら辺りを見渡す】
 
「ん〜異能都市の上か?」

433シルクハットの少年:2009/09/13(日) 21:50:54 ID:KZg1MerMC
>>432
しかし、面倒な事を……僕達の邪魔をするのは誰何でしょうか……
「解らんな……ただ、我等の行動は敵を作りやすい、故に仕方ないな」
【喋り声と足音が近づいてきている】

434上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 21:55:39 ID:.6prKP66O
>>433
「……やばい……こっちに来るか……」
【別に侵入した訳では無いのだが、見つかれば侵入者として拘束されるだろう……】
 
「……隠れる場所……隠れる場所……」
【ここは廊下、隠れる場所なんて無い……そこで上弦がとった行動は……】
 
「……」
【動かず、飾り物のフリ】

435シルクハットの少年:2009/09/13(日) 22:01:30 ID:KZg1MerMC
>>434
さっきの変な奴に少しやられましてね……
「む、あの少年か。そういえばお前と似ていたな」
【上弦の前を通りすぎる】

アイツといい、そこの悪趣味な置物といい、一体なんでしょうか……
【シルクハットの少年と長身の全身刺青の男は去っていった】

436上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/13(日) 22:12:24 ID:.6prKP66O
>>435
「……」
【通り過ぎて行ったのを確認し……】
 
「ふぅ……行ったか……あれ?少年さっきまで下にいなかった?……それにしても……趣味の悪い置物か……傷付くな……」
【しょんぼりしながら廊下を歩く】
 
「ゼオラ……早く逢いたいな……」
【バレない様に窓を元素還元で消し去り、飛行船から飛び降りて行った】

437ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 18:15:22 ID:zIbPq2M20
「ふぁ〜…」
【あくびをしながら一人の少女が歩いている…】

「…とっくんつかれたなの…」

438アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 18:36:25 ID:.6prKP66O
>>437
「そわそわ月曜日はメールを待ってる♪」
【超上機嫌で歌を歌い、クルクル廻りながら帰宅中のお嬢様、すごく目立っているのに気にしていない様子】
 
「火曜日廊下ぁで、二人を想う♪」

439ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 18:39:29 ID:zIbPq2M20
>>438
「あう…?
 あ〜…こんにちわなの〜!『あうてりーと』なの〜!」
【微笑んで手を振った】

「どうしたの〜?」

440上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 18:55:23 ID:.6prKP66O
>>439
「ふわふわ水曜日はお風呂は長めに♪」
【呼ばれてもクルクルクルクル、乗ってきたようだ!】
 
「貴方の夢で目が覚めた木曜日♪」
【クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルドバーンッ!】
 
 
『奥義・巻き髪ハリケーン』
 
 
 
「あら、ディスさん……ごきげんよう……」
 
【優雅にミニスカートをつまみ上げ、挨拶を交わす……ハリケーン未だ発生中】

441ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 19:01:17 ID:zIbPq2M20
>>440
「あう〜…こんばんわなの…」
【風が吹く中でも形を崩さずにあいさつ】

「なんだかとってもうれしそうなの…
 どうしたの?」
【首をかしげて言う】

442アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 19:16:13 ID:.6prKP66O
//やべ、>>440の名前間違った
 
>>441
【周りに発生する暴風……ミニスカートに風と言ったらこうなる訳だ】
 
「風が強いですわ……す、スカートが……」
【スカートを押さえながら叫ぶ、自分で発生させたのに……】
 
「オホホホホホ!どうしたって?私がどうかしました?」

443ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 19:20:54 ID:zIbPq2M20
>>442
「えっと…」
【足を踏ん張りながらアウテリートを見る】

「その〜…おうたうたってたからなにかたのしいことあったのかなっておもってなの・・・」

444アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 19:53:29 ID:.6prKP66O
>>443
「そうですわね〜……私お父様がいれば常に幸せの絶頂ですわよ!」
【キラリーンッと歯を輝かせて親指を立てる】
 
「って言うか風が強すぎますわ……ここの天候どうなってるんですの?」

445ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 19:58:01 ID:zIbPq2M20
>>444
「あう〜…『じょうげん』といたらしあわせなの…
 うん、そうだねなの…」
【微笑んでいる】

「あう〜…わからないの…
 とばされる・・・なの〜」
【踏ん張っている】

446アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 20:09:37 ID:.6prKP66O
>>445
「お父様と一緒にいて幸せじゃない人の気が知れませんわ!」
【ファザコンなお嬢様はお父様が大好き過ぎてこんな事ばかり言っています】
 
「ね!?貴方もそう想いますわよね!?」
【ディスの肩をつかんでブンブン揺する】

447ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 20:12:11 ID:zIbPq2M20
>>446
「あう〜…う、うん」
【ゆすぶられながら頷く】

「いっしょにいられたらうれしいなの…」

448アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 20:19:34 ID:.6prKP66O
>>447
「ですわよね〜……」
【笑顔で手を離すが】
 
「お父様は渡しませんわよ〜!!」
【また肩を揺する……かなり理不尽である】
 
「でも……最近元気無いんですわよ……」

449ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 20:28:27 ID:zIbPq2M20
>>448
「あう〜…ほしいわけじゃないなの〜」
【困り顔で頷く】

「…あう〜…『ぜおら』があんまりこないからかなの…
 『れら』もすがたがみえないしなの…」
【心配そうな眼だ】

450アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 20:37:37 ID:.6prKP66O
>>449
「そうですのよ!他にもエトセトラエトセトラで……暗黒面に落ちそうで心配ですわよ!……あぁ、お父様……貴方はどうして……」
【今度は己の頭を抱えて藻掻き始めた】

451ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 20:47:26 ID:zIbPq2M20
>>450
「…どうしたらげんきになるかなの…」
【ため息をつく】

「はやくかえってこないかなの…ふたりともなの…」

452シノン=アルベル:2009/09/14(月) 20:53:31 ID:KZg1MerMC
あー……
【よろよろと歩いている】

僕はなんてことを――!!
【電柱に突撃】

453アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 20:56:37 ID:.6prKP66O
>>451
「お父様……いつも悲しそうな顔で……“私じゃダメなのか”って……部屋で……でも……泣かないんですの……いつも……我慢して……」

454ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 20:59:24 ID:zIbPq2M20
>>452
「あう!?…どうしたの?!」
【驚いて振り向いた】

>>453
「…う〜…でもかなしいのかもしれないの…」
【不安げな顔】

「げんきだして…ていってもだめなのかなの……」

455アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 21:08:53 ID:.6prKP66O
>>453
「あ、この間お父様に姫抱きされていた少年……嫉ましい……」
【それどころではない……】
 
>>454
「泣いてくれたら……私の胸でギューってしてあげますのに……」
【こんなノリでもかなり心配している】

456シノン=アルベル:2009/09/14(月) 21:11:43 ID:KZg1MerMC
>>454
〜〜〜〜!!
【痛そう】

あ……こんばんわ……
【顔を上げて】
【今日はいつもの服装に大きなシルクハットを被っている】

>>455
こんばんわ……電柱って、固いです……
【少年の頭には大きなシルクハットが】

457ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 21:16:03 ID:zIbPq2M20
>>455
「うん…こういうことはがまんしたらだめだとおもうの…
 なにかあったらないてもいいの」
【そう呟く】

>>456
「あう〜…かたいよねなの…あう?」
【ふと首をかしげる】

「なんでぶつかったりしたの?」

458アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 21:23:57 ID:.6prKP66O
>>456
「……」
【少年を見る】
 
「死にさらせぇ!!ですわぁ!!」
【お嬢様のジェノサイドカッター】
 
>>457
「泣かないから困ってるんですのよ……私に頼ればいいのに……」

459シノン=アルベル:2009/09/14(月) 21:29:09 ID:EZHvaBxoC
>>457
……え? いや、考え事を……
【頭をさすりながら】

>>458
何故ぇ!?
【蹴られて転がる】

そ、そんな格好でそんな事しないで下さい……
【非常に紛らわしいがこれは少年の格好をしたシノン君である】

460ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 21:32:23 ID:zIbPq2M20
>>458
「あう〜…だれかにたよらないとだめなの…
 うん、そうおもうの…」
【ため息をついて言う】

>>459
「かんがえごと…きになる…あ、」
【転がって行ったシノンを見つめる】

「…だいじょぶかなの…」

461アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 21:35:23 ID:.6prKP66O
>>459
「はんっ……黙りなさい!……お父様を悲しませた現況が……反吐が出ますわぁ!!」
【汝に天から降り注ぐ禊!】
【そっくりだから気付かない】
 
>>460
【シノンに禊中】

462シノン=アルベル:2009/09/14(月) 21:40:45 ID:EZHvaBxoC
>>460
いったー……
【立ち上がり、元の位置へ】

大丈夫です……気にしないでください
【登場間も無くボロボロ】

>>461
な、なに!?
【立ち上がった直後、禊が当たりまたも倒れる】

アウテリートさん、や、め……死ぬ……
【本格的にヤバめ】

463ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 21:45:49 ID:zIbPq2M20
>>461
「あうあう…『しのん』がなにをしたの〜?!」
【慌ててアウテリートに問いかける】

>>462
「・・・あう〜…あう!あぶないなの〜!」
【ディスはすごく心配な顔である】

464アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 21:48:51 ID:.6prKP66O
>>462
「私の名を……気やすく呼ぶんじゃありませんわぁ!早くゼオラを返しなさいなぁ!!」
【シノンの足を掴み、ジャイアントスウィング……回しまくる】
 
>>463
「止めですわぁ!」
【ディスに向かってシノンを投げる】
 
「ディスさん!ツープラトンですわぁ!」
【要するに止めを刺すのを手伝えと言う事らしい】

465シノン=アルベル:2009/09/14(月) 21:52:14 ID:KZg1MerMC
>>463
ディス、さん……助け……て
【僅かに顔を上げて】

>>463
あの子の……居場所は、僕には……解りません……
【回されながら答える】

466ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 21:55:34 ID:zIbPq2M20
>>464
「あう?そ、そんなこときゅうにいわれて…」
【突然の無茶ぶりに困惑する】

>>465
「ああうあう!うけとめなの〜!」
【ディスはお姫様だっこの姿勢になるが】

「…あう」
【その軌道は間違いなくディスとシノンの頭がごっつんこする軌道である】

467アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 22:07:27 ID:.6prKP66O
>>465
「私のお父様を悲しませた事……私のゼオラを隠した事……万死に値しますわ……」
【お嬢様の怒りゲージがMAXでキュピーン!】
 
「死して冥府へ逝くがいいですわ……食らいなさい!」
 
『超娘的秘奥義・巻き髪Rainbowヘルミサイル流星脚』
 
>>466
「我が脚に……落とせぬ城は何もなし……お父様こそ最高の殿方なりけり……」
【変な短歌を謡いながら、ディスもろとも秘奥義を放つ】

468シノン=アルベル:2009/09/14(月) 22:11:19 ID:KZg1MerMC
>>466
ディスさん! ありがとうござっ!!
【ごっつんこし、そのままディスにダイブ】

>>477
あた……舌噛んだ……ぬぇ!?
【後ろに振り返り、魔法で作り出した盾で防ごうとする】

469ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 22:13:32 ID:zIbPq2M20
>>468
「どう」
【ごっつん!!】
「…あう〜…めがまわる〜の…」
【目を回してそのままふらふらし始める】

>>467
【ついでに秘奥義がディスにも炸裂した!!】
「う〜〜〜〜〜」
【ヒューンと飛んでいき】


「あ〜う〜…」
【地面に落下して…そのまま目をぐるぐるまわして気絶してしまった】

470アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 22:17:50 ID:.6prKP66O
>>468>>469
「これぞ全てを穿つ一撃なり……成敗!」
【勝利を確信し、ジョジョ立ちを決める……】
 
「……ってあれ?ディスさぁぁぁぁぁん!?」

471シノン=アルベル:2009/09/14(月) 22:25:17 ID:KZg1MerMC
>>469
あたた……大丈夫ですか? ……ってあれ?
【ディスを見失ったようだ】

>>470
全く……なんでこんな酷い事をするんですか?
【アウテリートの方を向いて】

472アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 22:28:06 ID:.6prKP66O
>>471
「まだ生きていましたか……何度も言ってますわ……貴方のせいで……お父様は悲しんでるんですわよ……」
【指を鳴らして近づいてくる】

473ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 22:29:31 ID:zIbPq2M20
>>470-471
「〜〜〜〜〜〜〜」
【目をグルングルンまわしながら気絶していた】

「ぐるぐる…」
【痛みを感じなくても気絶はしてしまうものなのである。特に気を抜いているときは】

474シノン=アルベル:2009/09/14(月) 22:35:20 ID:KZg1MerMC
>>472
待って、昨日はすいませんでした!
【必死に謝る】

でも、良かったです
【凄い笑顔】

>>473
……あ
【見つけた】

どうすればいいかな……
【ディスの横に移動して】

475アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 22:37:12 ID:.6prKP66O
//ミスった!
 
>>473
「どうしましょう……」
【ツンツンとディスをつつく】
 
「ディスさん、ディスさ〜ん?」
 
>>474
「昨日?……貴方また何かやらかしました?……もう一撃禊を食らいたいんですの?」
【お嬢様のゲージがMAXでキュピーン!】

476ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 22:41:42 ID:zIbPq2M20
>>474
「うにゅ〜…」
【どうやらしばらく起きそうにない】

【気絶というのはそういう状態なのだろう】

>>475
「あうあう…う〜」
【このまま攻撃でもしたらまた巻き込まれるかもしれない】

【おまけにつんつんしても起きる気配は少ない】

477シノン=アルベル:2009/09/14(月) 22:46:42 ID:EZHvaBxoC
>>475
え? え、あの……えっと……
【ゲージ音を聞いて】

と、取り合えず落ち着いて下さい!
【必死である】

>>476
たたたたた大変だ! どこかに運ばないと……!
【取り合えず、ディスを姫様抱っこ】

478アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 22:48:44 ID:.6prKP66O
>>476>>477
「どうしましょう……」
【シノンがディスを運ぶのを見て】
 
「貴方、ディスさんまで隠すつもりですの?」

479ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 22:50:56 ID:zIbPq2M20
>>477-478
「っ〜〜〜」
【抱っこされたまま運ばれる】

【明日になれば多分さわやかな目覚めだろう】
//すいません〜眠気が限界に…
//ディスちゃんをよろしく!

480シノン=アルベル:2009/09/14(月) 22:53:24 ID:KZg1MerMC
>>478
隠す……? どういう事です?
それより、ディスさんをどうにか安全な状態に!
【さっきから必死すぎる少年】

>>479
何処に運ぼう……
【悩むばかりであった】

//了解!

481アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 23:01:47 ID:.6prKP66O
>>479
「……」
【ディスを見ている】
 
//お休み!お疲れさま!!
 
>>480
「ディスさんを安全な所に運ぶまで待ってあげますわ……」

482シノン=アルベル:2009/09/14(月) 23:04:44 ID:O1o1pwYcC
>>481
待つ? どういう事か解りませんが……あの、すいませんが何処に連れていけば良いか……
【アウテリートの周りをぐるぐる回る少年】

483アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 23:13:14 ID:.6prKP66O
>>482
「貴方を始末するのをですわよ……」
【虹色の瞳がシノンを睨む】
 
「私のマナに送らせますわ……」
 
【お嬢様の後ろに火のマナが】

484シノン=アルベル:2009/09/14(月) 23:22:23 ID:EZHvaBxoC
>>483
何でですか!?
【驚きで落としそうになるも、立ち直し】

あ、それではお願いします……
【火のマナにディスを渡す】

485アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 23:36:09 ID:.6prKP66O
>>484
【火のマナはディスを抱えて走っていった】
 
「さて……覚悟はよくって?」

486シノン=アルベル:2009/09/14(月) 23:39:32 ID:EZHvaBxoC
>>485
僕に何の覚悟が入るんですか……
【距離を取りながら聞く】

487アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 23:43:23 ID:.6prKP66O
>>486
「何度も言いませんわ……」
【ゆっくり距離を詰める】

488シノン=アルベル:2009/09/14(月) 23:51:18 ID:KZg1MerMC
>>487
……くっ……
【同じくらい距離を離す】

489アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/14(月) 23:53:27 ID:.6prKP66O
>>488
「さぁ……神に祈りなさい……お別れですわ」
【巻き髪ヨノカゼアタック!!】
 
【何故か凄い風が発生】

490シノン=アルベル:2009/09/14(月) 23:56:36 ID:KZg1MerMC
>>489
これは……風!?
【吹き飛ばされないようにしている】

491アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/15(火) 00:05:42 ID:.6prKP66O
>>490
「死にさらせぇ!」
【お嬢様の踵落とし誤解を解かない限り攻撃は続くだろう】

492シノン=アルベル:2009/09/15(火) 00:11:54 ID:O1o1pwYcC
>>491
なっ……あうっ!?
【風に気をとられた所での踵落とし】
【それが少年を気絶させるのは簡単な事だった】

//眠気が凄い……途中ですがすいません……

493アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/09/15(火) 00:18:09 ID:.6prKP66O
>>492
「フンッ……一丁上がりですわ!」
【そう言うとマナの執事が現われ、シノンを連行する】
 
「お父様に見せて褒めてもらいますわ!」
【連行したお嬢様が、お父様に怒られたのは言うまでもない……】

494上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/15(火) 19:05:58 ID:.6prKP66O
「……」
【街灯が照らす道を白い服の男が歩いている……隣では背の高いメイドが何かを話している】
 
「現在、保管された『エルスクラーリオ』に以上はありません……ですが、近ごろカリオストロの騎士達の行動が目立ってきております……旦那様、出来る事なら今一度遺跡に戻った方がよろしいかと……」
 
【女性は淡泊な表情で次々に言葉を並べる】
 
「……」
 
「では……私はこれで……」
 
【そう言ってメイドは消えていった】
 
【後に残されたのは白い服の男だけである】

495黒沢小百合:2009/09/15(火) 21:46:56 ID:Ytmc4SoY0
街灯の明かりの下を歩く黒髪の女性。
その手から下げられたコンビニの袋には
弁当やビールなどの食料品が詰められている。

これから家に帰り、食事にするのだろう。

496ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 21:54:02 ID:zIbPq2M20
「…あう〜…」
【ため息ついて歩く少女】

「…どこかなの…『ろざりあ』なの…」
【そのため息の原因はとある人物の不在…】

497黒沢小百合:2009/09/15(火) 22:06:07 ID:Ytmc4SoY0
>>496

「む……」

ディスに声をかけようとしたが、
なにやら元気が無い様子を見て考え込み。

「どうしたのだろう……
 おなかが減っているのかな……」

ごそごそとコンビニの袋を探ってみたが、
特にディスの好みそうな甘いものは見つからなかった。

498ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 22:08:38 ID:zIbPq2M20
>>497
「あう〜…『ろざりあ』まだかなの…」
【うつむきながら歩く】

【同時に】
グルルルルルル
「おなかすいたの〜…」
【どうやらお腹がすいているのは本当らしい】

「あう?」
【同時に小百合に目線が偶然向いた】

499黒沢小百合:2009/09/15(火) 22:16:40 ID:Ytmc4SoY0
>>489

「こんばんは、ディス。」

ディスと眼が合い、
にっこりと微笑んで。

「表情が暗いようですが、
 何か嫌なことでもあったのですか?」

500ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 22:20:51 ID:zIbPq2M20
>>499
「あう〜…こんばんわなの」
【ディスも微笑み返した】

「その……いま『でぃす』…『ろざりあ』っていうひとのおうちにすんでるんだけどなの…
 その『ろざりあ』がしばらくかえってこないからしんぱいなの…」
【と、ここで再びお腹がグーっと鳴る】

「…それにおなかすいてちからでないの〜…」

501黒沢小百合:2009/09/15(火) 22:29:46 ID:Ytmc4SoY0
>>500

「ロザリア……ふむ。」

少し思うところがあったようで
なにやら考え込み、胸ポケットから手帳を取り出した。

「ディス、この事を知っていますか?
 貴女は新聞を読んでいないからしらないと思いますが……」

手帳には、この都市で発行されている
新聞の切り抜きがいくつか貼られており、
その全てがこの都市で行方不明者が増加している、と言うものだった。

「もしかしたら、コレに巻き込まれたのでは……」

502ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 22:33:10 ID:zIbPq2M20
>>501
「…あう?…そうなのかなの…
 いるところがわからないなの?」
【その新聞の内容を知って】

「……うう…『ろざりあ』はつよいからそんなにかんたんにいなくならない…なの…
 うう…でももしそうだったら…ずっと…」
【泣きそうな顔になり始めている…】

503黒沢小百合:2009/09/15(火) 22:41:46 ID:Ytmc4SoY0
>>502

「幸い、私の職場ではそういう情報はいち早く入ってきます。
 そのロザリアさんを、こちらでも探してみましょう。」

心配しなくても良い、とディスを軽く抱きしめて。

「しばらく一人で生活できますか?」

504ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 22:45:34 ID:zIbPq2M20
>>503
「うん、ありがとなの…
 『ろざりあ』だいじょぶだよねなの…」
【顔をうずめて言う】

「あう…ひとりだとちょっとさみしいの…
 ともだちといっしょだったらよるあぶなくないけどなの…」
【無いとは言い切れないが…少なくとも不安は軽減されるだろうか】

505黒沢小百合:2009/09/15(火) 22:48:15 ID:Ytmc4SoY0
>>504

「ふむ、困りましたね……
 私の家は狭すぎて二人では住めないし……」

うーん、と困った表情を浮かべてしまった……

506水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/15(火) 22:49:50 ID:g4lxCBLQ0
「来るか?俺の家」
何処から現れたのか。二人の間に何時の間にか立っていた。

507ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 22:50:55 ID:zIbPq2M20
>>505
「あう〜…ごめんなさいなの…
 わがままなのかなの…」
【ちょっと不安そうな顔だ】

「でもよるになると…こわいひとたちがでるからなの…
 だれかのおうちにいないとあぶないの…」
【そう言って頭に思い浮かべる。ロザリアといた時に出会った謎の集団のことを】

508ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 22:53:31 ID:zIbPq2M20
>>506
「あう?!」
【突然声がかかり、体をびくりとふるわせる】

「あう〜『れん』なの…びっくりしたの…」
【しかしその声の主が煉であることが分かるとほ、と息を吐いた】

「どんなおうちなのかなの…うん、よんでくれるのとってもうれしいの!」

509黒沢小百合:2009/09/15(火) 22:58:31 ID:Ytmc4SoY0
>>506

「止まりなさい。」

懐から拳銃を抜き出し構える。

「貴方は『どちら』の煉なのですか?
 それによって、私の対応は変わります。」

以前、小百合は表裏両方の煉を見ている。
警戒は当然だろう。

>>507

「どうしても、というなら
 孤児院なり、保護施設を探しますが……」


// ごめんちょっと落ちる……
  出来るだけ早く戻るお!

510水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/15(火) 23:04:52 ID:g4lxCBLQ0
>>508
「まあ、ディスならあいつも喜ぶだろうしな……」
少し遠くを見るように視線を上げて

>>509
「……こっち、ですよ」
そう言って腰に挿していた剣を見せる

511ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 23:10:45 ID:zIbPq2M20
>>509
「こじいん…そいえば『らんじゅ』こじいんやってるっていってたの…
 あう…でもちょっととおいっていってたの…」
【困った顔だ】

「ありがとなの〜・・・だれかといっしょのばしょがあるならうれしいなの…」
//お待ちしませう

>>510
「そっかなの!…あう?あいつって…だれかなの?」
【若干気にしている…】
(『さき』かなの…)

512水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/15(火) 23:17:21 ID:g4lxCBLQ0
>>511
「……ま、それは会ってからのお楽しみっつう事で」
と言っても、居るかどうかもこの男は知らない訳だが

513ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 23:28:51 ID:zIbPq2M20
>>512
「そうなの…うん、たのしみにするなの〜」
【にっこりほほ笑んだ】

514水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/15(火) 23:37:36 ID:g4lxCBLQ0
>>513
「しかし……。小百合さんには命狙われるし……、この都市に来てから、散々な目にあってばっかだぜ……」
愚痴るように、盛大なため息と共にその言葉を吐き出して

515ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 23:48:57 ID:zIbPq2M20
>>514
「あう〜…いろいろたいへんなの…
 だいじょぶかなの〜」
【煉さんを心配しているようです】

516水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/15(火) 23:55:07 ID:g4lxCBLQ0
>>515
「まあ……、大丈夫さ……」
苦笑交じりの笑顔を見せて

「あ、それじゃ俺はそろそろ行くぜ。道は……コレ。で分かるか……?」
その場で相当適当に描かれた地図を差し出す

517ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/15(火) 23:58:33 ID:zIbPq2M20
>>516
「そっかなの」
【そこで地図を受け取る】

「…うん…うん…
 これならどこにあるかわかるなの〜!」
【微笑んでうなずいた】

518水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/16(水) 00:03:32 ID:g4lxCBLQ0
>>517
「そっか。ならよかった……」
そう言って微笑みを返し

「んじゃな。気をつけれよー?」
それだけ、言い残して何処かへ歩き去っていった

519ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/16(水) 00:04:41 ID:zIbPq2M20
>>518
「あう〜!
 またねなの〜!
 よろしくねなの〜!」
【手を振り見送って行った】

520沢桐 創:2009/09/17(木) 21:08:10 ID:5kxz76no0
「人ー生ー楽ーあーりゃー苦ーもあーるーさー」
真っ暗な公園で歌う男。
「涙ーのー後ーにーはー…いかん忘れた」
黄色い目の男がぶらぶらしていた。

521コートの大男:2009/09/18(金) 20:33:06 ID:Ytmc4SoY0
>>520

「さて、あの個体はどうかな……?
 我々の規格に近いものであればよいが……」

沢桐を路地裏から見つめる大男。
その足元には数人の男女の『解体』された遺体が横たわっていた

522沢桐 創:2009/09/18(金) 20:40:34 ID:5kxz76no0
>>521
「涙の後に…後には…わかんねぇ…」
歌詞が思い出せずに悩んでいる。
大男には気づいていない…?

523コートの大男:2009/09/18(金) 20:50:24 ID:Ytmc4SoY0
>>522

「……さて」

ジャリ、と赤く染まった土を踏みしめ、
男の巨体が爆発的に加速する。

「ムゥン!!!」

そのスピードをのせ、沢桐の背後から拳をふりおろした。

524沢桐 創:2009/09/18(金) 20:56:30 ID:5kxz76no0
>>523
バンッ、と低い音がした直後、沢桐の姿は消えていた。
沢桐が立っていた場所には、土ぼこりと小さなクレーターが出来上がっている。

「突然襲ってくるなんて穏やかじゃねぇなぁ」

―ガチャンッ
音を立てて、大男の背後に何かが落ちた。
それが沢桐であることは言うまでも無い。

「どなた?俺には思い当たる節は無いんだが…」

525コートの大男:2009/09/18(金) 21:01:10 ID:Ytmc4SoY0
>>524

「下等生物に名乗る名前は生憎持ち合わせておらん。」

振りぬいた拳は、空を切って街灯に当たり
それを一瞬で断ち切った。

ゆっくりと背後の沢桐へと向き直り
調子を確認するように握りこぶしを開閉している。

526沢桐 創:2009/09/18(金) 21:07:58 ID:5kxz76no0
>>525
「そうですかそうですか、じゃあ通り魔的なものかな」
着地ポーズから立ち上がり、足を払う。

「でも俺は名乗らせてもらおう。俺は光速の男、沢桐創」

ポーズをとった。
機械の足がカチャカチャと音を立てる。

「で、抵抗するのと逃げるの、どっちがいいかな」

527コートの大男:2009/09/18(金) 21:13:22 ID:Ytmc4SoY0
>>526

「………………」

男の視線が、沢桐の足に注がれる。

「おのれ……貴様は下等生物どころか
 『出来損ない』であったか……修正せねば、抹消せねばならん。」

尋常ではない気迫と共にゆっくりと近づく男。
次の瞬間、その姿がブレたかと思えば……

その巨体が一瞬にして目の前へと。
この大きさの物体にこれほどの速度で激突されれば……

528沢桐 創:2009/09/18(金) 21:21:08 ID:5kxz76no0
>>527
「悪かったな、この足も生きるのに必要でね」
前かがみになり、右足を引く。

向かってくる大男に足を突き出す。
「俺に速さで挑むとは生意気な!フォトンアクセル!」

―ゴォオオォッ!

足の裏からジェット噴射のようにエネルギーが吹き出る。
ジェット噴射は反動により沢桐を後方に逃がすと共に、相手への攻撃にもなっている。

529コートの大男:2009/09/18(金) 21:34:25 ID:Ytmc4SoY0
>>528

「空間固有振動率調整、nns-81-ё9yから00ЙAsaへ。
 誤差範囲0.3〜2へと固定。」

とつぜん、男の姿が『歪み』にのまれ見えなくなり……

――ウオォオオォオッッ!!

沢桐の背後から、叫び声と風きり音が……

530沢桐 創:2009/09/18(金) 21:39:05 ID:5kxz76no0
>>529
―ガリガリガリッ!
足を地面に突き立ててブレーキをかける。
「なっ…?どこへ行った!」
ガチャガチャと足音を鳴らしながらあたりを見渡している。

「…!?」
叫び声を聞き取り、ゆっくりと後ろを向いた。

531コートの大男:2009/09/18(金) 21:48:04 ID:Ytmc4SoY0
>>530

既に目前いっぱいに迫る拳。
この男は、一瞬で後方へと回り込んだのだ。


しかし、スピードには絶対の自信を持ち
高速戦にもなれているであろう桐沢に気付かれず背後に回ることなど、
この男の巨体から考えても不可能だ。

第一、それほどの速度で移動したにしては衝撃波すら発生しなかった。
純粋なスピードではない……

532沢桐 創:2009/09/18(金) 21:58:08 ID:5kxz76no0
>>531
「フォトンアクセ―」
―バキッ
鈍い音を立てて拳がめり込む。

「っがああぁ!」
―ズザアアアァァァ!
砂埃を立てながら沢桐は地面を滑走する。

「つ…くく…なんだ…?ワープか何かか…?」
よろよろと立ち上がりながら呟く。
口からは高エネルギーを含み、鈍く光る血を流している。

533コートの大男:2009/09/18(金) 22:08:16 ID:Ytmc4SoY0
>>532

「『出来ぞこ無い』は逃さん。
 このまま破壊してくれるわ!」

男の傍らに出現した歪みに突き入れられる右腕。
先程とは違い、見る角度が違ったため良く見えた。


その右腕は、沢桐の目の前に突然現れた
歪みの『出口』から出現し、首を締め上げようと迫る

534沢桐 創:2009/09/18(金) 22:17:37 ID:5kxz76no0
>>533
「…人がどういう体つきだろうと、人の勝手だ!フォトンアクセル!」
眼が黄色に輝き、動きが加速する。

その『歪み』を確認する。
「やっぱりワープゲートみたいなのを…!」
スライディングで掴み掛かる手を避け、起き上がると同時に飛び上がる。

「必殺のォ!」
右足の甲と踵から先ほどのようなジェットを噴射し、加速する。
―ゴオオォオォオオォォ!
「アクセルブレイクッ!」
飛行機雲のような煙を残しながら、大男に飛び蹴りを放つ。

535コートの大男:2009/09/18(金) 22:23:34 ID:Ytmc4SoY0
>>534

――ガキィ!

凄まじい金属音と共に、
男がたたらを踏んで仰け反る。

が、下半身の倒れこむまいとする動きと
連動していないかのように、上半身は桐沢を殴りつけようと腕を振るう。

人間の動きではない……

536沢桐 創:2009/09/18(金) 22:30:37 ID:5kxz76no0
>>535
―ガツッ!
腕は機械の足に当たり、沢桐の体勢を崩す。
「ん゙ッ…!」
―ガチャン
着地と共に体勢を強引に立て直し、大男に向き直る。

その攻撃は足の外装をへこませたものの、それほどダメージは無いようだ。
「…予想外の攻撃してくれるな…」
構えをとりつつ、大男を指差す。
「もう一度聞く、お前は何者だ!」
眼はまだ黄色く輝いている。

537コートの大男:2009/09/18(金) 22:40:47 ID:Ytmc4SoY0
>>536


「『出来損ない』は処分せねばならん。
 『出来損ない』は処分せねばならん。
 『出来損ない』は……」

男は、メトロノームのように単調な一定のリズムで
ぼそぼそと呟くのみ。

さらに、先程蹴りを入れた胸部の部分がくっきりと凹んでいる。
もうこいつは人間ではなく、完全に別の生き物……

「空間固有振動率変動。座標を0.0.0へ設定。」

またも、男の姿が消える……

538名も無き異能都市住民:2009/09/18(金) 22:46:46 ID:N0ivsaZ.0
「―――へい」

暗がりから
響く男の声

「へいへいへいへい、夜中にギャンギャンうるっせぇ」

腰に"中華飯店・海王亭"と書かれた前掛け
頭にタオル、顔にはメガネ

見るからにバイトの男は二人の間に割って入る

「営業妨害でぶっ飛ばすぞ」

――カラン

突っかけの踵が凛とした音を出した

539沢桐 創:2009/09/18(金) 22:48:32 ID:5kxz76no0
>>537
「駄目だ、もう言葉が通じてねぇ…元から通じなかったけど」
止めを刺すべく、大男に歩み寄るが、大男の姿が消えるのを確認する。

「…!来るかッ?!」
―バウンッ!

体中のあらゆるバネとジェット噴射を利用し、一瞬で空高く飛び上がる。
「ここまで追ってきたら流石にびびるぞ…」

落ちながら今まで闘っていた公園を見下ろす。

>>538
既にその場には何もいなかった。
だが、気配はする。

540コートの大男:2009/09/18(金) 22:58:43 ID:Ytmc4SoY0
>>538

大男は、突如歪みのなかへ消えた……
直前の様子から見て、逃げたとは考えにくい。

>>539

「『これから貴様を4次元空間に招待してやる』」

唐突に、声が響く。
なんと、先程の大男が桐沢の足元の空間に
開いた、謎の大穴から腕を伸ばして桐沢を掴もうとしている!

あまりにもしつこすぎる……

541名も無き異能都市住民:2009/09/18(金) 23:02:31 ID:N0ivsaZ.0
>>539
音と同時に視線はつい、と上へ

「……疾いな」

感嘆の声が漏れる
>>540
「……」

視線の先で行われている"何か"

「……」

「状況がさっぱり分からんが、立ち去ったので良しとしよう」

口に咥えた煙草に火をつけ
煙を夜空に散らしながら人影の無くなった公園を後にした

542沢桐 創:2009/09/18(金) 23:04:26 ID:5kxz76no0
>>540
「き…来たあああぁぁぁ!」
驚いている。そりゃあもう驚いている。

「掴まってたまるか!」
足の裏からジェット噴射し、軌道を強引に変え、穴を回り込んで高速で落下する。
「この速さならあぁ!」

>>541
「あああ、そこの人、助け…」
高速で落下してきた。

543コートの大男:2009/09/18(金) 23:08:38 ID:Ytmc4SoY0
>>541 542

「敵に背を見せるとは見苦しいぞ!待てィ!」

沢桐を追跡するように
移動する空間の揺らぎ。

戦場は再び公園へ……

544名も無き異能都市住民:2009/09/18(金) 23:08:40 ID:N0ivsaZ.0
>>542
「?……戻って来…いや、こりゃ―――」

ザキュッ

スピンターン、公園の入り口から翻る

「落ちてきてる…!」

ザザザザザ…!
土煙を上げ、滑る様に落下点へ
落ちる男を受け止める体勢に移行した

545名も無き異能都市住民:2009/09/18(金) 23:11:00 ID:N0ivsaZ.0
>>543
「(―――状況)」

「(襲われてるのは、こっち)」
降って来る男を見る

「(で)」

メガネの奥の目が一瞬、大男を捉える

「―――襲撃者は、テメーか」

546沢桐 創:2009/09/18(金) 23:14:33 ID:5kxz76no0
>>543
「処分なんかされてたまるかッ!」
公園にどんどん落下する。

>>544
「いやいや俺じゃなくて!あっちの大男を何とかして!ください!」
中途半端な敬語で懇願。
落下中に再び体勢を変え、安全に着地できそうだ。
バイトの男に衝突しなければ、だが。

547コートの大男:2009/09/18(金) 23:24:26 ID:Ytmc4SoY0
>>545

「邪魔をするのならば、貴様も処理させてもらう!」

完全に、空間の歪みから姿を現す男。

「空間固有振動率変動、23CxMJ8-98からлt11-liцへ。
 誤差修正範囲12.3〜44.0に設定。」

謎の人物の背後に歪みが発生し、
巨大な鉄骨が飛び出した!

>>546

「修正してくれる!」

沢桐の真上から、踏み潰すような体制で落下。
もし、男の巨体に挟み込まれれば、大怪我は間逃れない。

// 長引いてきたしイベントスレにいく〜?

548名も無き異能都市住民:2009/09/18(金) 23:31:03 ID:N0ivsaZ.0
>>546
「理解した」

落下点で受け止める体勢を変えた
腰を落とし、握り拳を引く

捻る身体に力が溜まり

「カタパルトだ」

ぽつりと呟く声は届くのか
落ちてくる男のバランス感覚を確認し
行動を変更する

狙うは即席の"コンビネーションアタック"

「―――飛べッ!!!!」

咆哮
突き出す拳は男の足底を目掛ける
拳撃の威力を落下する男への推進力補助に向けた

>>547
「邪魔はテメーだ、吠え面かかす!」

聞こえた言葉に返答を
拳は突き出した体勢にて

「―――」

空間に感じる違和感

「―――ち」

ガィンッ!!!
甲高い音
鉄骨が男の影に重なる

「……にゃろう」

鉄骨が深々と突き刺さる

―――中華ナベ

「吠え面プラス弁償だゴルァ!」

//お任せ致す
//行くなら付いていくザンス

549沢桐 創:2009/09/18(金) 23:39:35 ID:5kxz76no0
>>548
「サンキュー見知らぬ人!」
視線を大男に向け、その拳を足の裏に垂直に受けた。
沢桐自身が弾丸となり、大男に向かう。

>>547
「拳は趣味じゃねぇが…弾丸の」
足の裏からジェット噴射し、スピードを上乗せする。

「アクセルビートオォ!」
―ゴオオオォォォ!
慣れない拳による一撃が大男に向かう。
だが、手は足と違ってほぼ生身のため、沢桐の拳も砕けるかもしれない。

//いきませう

550コートの大男:2009/09/18(金) 23:47:01 ID:Ytmc4SoY0
>>548-549

// イベントBのほうに書き込んできました

551観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/09/19(土) 00:16:22 ID:g4lxCBLQ0
異能都市の何処かの通り

星と月の明かりに照らされ、白く染まる。見ようによっては人形にも見える程に、その整った顔は白く白く。

「……歪み。そして人ならざる人……いえ、此方は何時もの事……。
少し面白そうな匂いがしますね……フフフ……」

552 ◆My6NsjkSfM:2009/09/19(土) 00:36:21 ID:YXUnQfb.0
【異能都市…のどこか】
「…う〜…」

【黒いゴスロリドレスをまとったツインテール(しかし根元でさらに二つに分かれているのでフォーテール?)
 の少女が起き上がった】

「…どこここ…」
【ため息をついて立ち上がる】

「…目的地ってここのことかな…」

553アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 21:33:45 ID:.6prKP66O
【夜の町を、騒がしい親子が歩いていた……】
 
上弦:「いや……だから寝不足で倒れただけだから……」
 
アウテリート:「いいえ、私は見張ってますわよ!脈も呼吸も止まったらしいじゃありませんの!今度は私が人工呼吸をしてあげますわよ!」
 
【どうやら騒がしいのは娘だけな様だ】
 
上弦:「いや……それはあいつらの誤診だろ?」

554シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 21:45:29 ID:yLjqJICg0
ほらほら、危ないですよ
【黒いドレスのゼオラの手を引きながらその近くを歩いている】

555アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 21:48:36 ID:.6prKP66O
>>554
上弦:「……アウテリート……」
 
アウテリート:「わかってますわ……お父様」
 
【二人は顔を見合わせて頷き合う】
 
【そして走りだし……ドンドンドンドン速度を上げ】
 
親子:「「食らえぇぇぇいっ!!」」
【二人で飛び蹴りを放つ】

556シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 21:54:17 ID:yLjqJICg0
>>555
な……何ッ!
【ゼオラから手を離し、跳び蹴りをガード】

誰かと思えば、アナタですか……
【距離を取ってから二人を見る】

557アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 22:01:51 ID:.6prKP66O
>>556
上弦:「ふはははは!今夜こそ……ゼオラを返してもらうぞ……救う方法を知っているのだろ?お前は?……ゼオラを助け出し……未来のゼオラとツィーを……元の時代に返してあげなければいけないのだ……」
 
【二人を睨む様に立ちはだかる……いつもゼオラの事となると本気だ】
 
アウテリート:「そう……つまりはそう言う事ですわ……月に代わって……お仕置きですわ!」
【そして、何処かで見た事のあるポーズを取るのだった】

558シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 22:09:06 ID:yLjqJICg0
>>557
僕が? 何を?
【わざと挑発のような口調で】

しかし、前にも言ったとおりこの方法は僕達に、そしてこの方にとって一番の方法なのですよ?
【背後のゼオラを見て】

559アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 22:15:31 ID:.6prKP66O
>>558
上弦:「だったらせめてその子から奪った物を返してやれ……一番の方法でも……それは可哀想過ぎるじゃないか……」
 
アウテリート:「そうですわそうですわ!ゼオラが自分で言いましたの!?馬鹿仰いな!!」
【一番の方法……それをまだ二人は納得出来ないらしい……】

560シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 22:25:40 ID:yLjqJICg0
>>559
奪ったもの? 何を返して欲しいですか?
【記憶か、物かと続けて】

561アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 22:33:33 ID:.6prKP66O
>>560
上弦:「何を……だと?」
 
アウテリート:「まったく……貴方は何を当たり前な事を言っているんですの……」
 
【二人は正しく同じ動きで少年に指を差し、言い放つ】
 
親子:「「全部だ!!」」

562シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 22:37:18 ID:yLjqJICg0
>>561
はぁ……やれやれ
【ため息をつき、下げた顔をあげ】

それはダメです、この方が逃げ出してしまうかもしれませんからね?

563アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 22:43:37 ID:.6prKP66O
>>562
上弦:「だろうな……だって……ゼオラにとって……今の状況が嫌な物だからだろ?」
 
アウテリート:「墓穴を掘りましたわね!?貴方は貴方自身でゼオラが逃げると言った……それはゼオラを無理矢理従わせる為に全てを奪ったと言ったのと同じ事ですわ!!」

564シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 22:52:05 ID:yLjqJICg0
>>563
ふふ、確かにそうかも知れません……
【一歩下がり、ゼオラとの距離を詰める】

だから、どうしたというのです?

565アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 22:57:25 ID:.6prKP66O
>>564
上弦:「……お前と……その仲間を討ち……ゼオラを救い出す……それだけだ……」
 
アウテリート:「私達が……この街のみんなが……貴方達の悪巧みを壊して差し上げますわ!!」
【二人からは言葉に表せぬ程の気迫が滲み出る】
 
上弦:「確かに……君たちにも理由はあるだろう……しかし、それが一人の女の子の人生を台無しにしていい道理はない!」

566シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 23:03:29 ID:yLjqJICg0
>>565
救い出すなど、悪巧みなどと……
一度道を失い蘇ったただの人形の人生など知ったものか!

僕達には……いや、僕にはやらなければいけないことがあるんです!
【この少年も必死である】

567アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 23:09:10 ID:.6prKP66O
>>566
上弦:「ゼオラを人形と言うんじゃない!……その子だって笑う、泣く、生きているんだ!!……それを人形などと……私が許さない!!」
 
アウテリート:「……それほどまでにやらなければいけない事とは何ですの?ゼオラを悲しませてまでやる程価値のあるものなんですの!?」
【そうだ、二人はゼオラを救いたい……しかし、少年の目的……それはなんなのか……二人は気になっていた】

568シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 23:18:08 ID:yLjqJICg0
>>567
所詮、アナタ一人だけが許さないと言っても何も変わりはしない!
たとえ、もしもそれが二人でも、それよりさらに増えようと変わりません!
【少年も焦りか怒りか、荒げているようだ】

それを貴方達に教える必要などありません!
それに、どうせこの方は悲しんじゃいません、自分の名前すら覚えていないと言うのに!

569アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 23:29:48 ID:.6prKP66O
>>568
上弦:「変わるさ!……一人でも二人でも……その子を思っている者がいるのなら……それはとても凄い事なんだ……」
 
アウテリート:「0が数を足したり引いたりしても、何も変わりませんわ……しかし……私達は2……いや、私達だけではありませんわよ……この街には、ゼオラを想う人達が何人もいる……一度1を越えたのなら……足し続ければいずれ100となり1000となる……」
【例え何を言われようと、一億も……1を引き続ければ0になる……それなのに……ゼオラを想う者達は大勢いるのだ……その人達の想いが重なり続け、いずれは一億を容易に越す数となる……だから、一人が想ったのなら……必ず変える事が出来るのだ……】
 
上弦:「名前を覚えていないのがどうした!?ゼオラは泣いていたんだ!……覚えていないのなら……私が思い出させてやる!!」

570シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 23:34:17 ID:yLjqJICg0
>>569
100となり、1000となっても何ができる、貴様らに!
この方を助ける? どうやって!!
【ゼオラをつよく手を握り、離れないように】

571アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/20(日) 23:40:44 ID:.6prKP66O
>>570
上弦:「どうやって?……知るかっ!!」
【それはとても馬鹿馬鹿しい言葉、助ける助けると言っておきながら方法がわからない……それもそのはず、彼らはどうすればいいのかわからないのだ……でも助けたい、そんな感情に挟まれてここまで来ている……しかし、少年が何かを知っていると信じ、二人はこうしている】
 
上弦:「わかっている……君もゼオラを大切に想っているのはわかっているんだ……でも、そのやり方は間違いなんだよ!」

572シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/20(日) 23:47:01 ID:yLjqJICg0
>>571
なら、どうしろ? どうしろと言うんですっ!
僕一人では何もできない、だからこうやって他人と手を組みこんな事をしてまで……!!
【上弦を睨みながら答えるのみ】

573虹男:2009/09/20(日) 23:54:40 ID:.6prKP66O
>>572
上弦:「だから、君は何がしたいんだよ!それを……私に教えてくれ!」
【少年の眼を見返しながら、彼は言った】

574銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/20(日) 23:55:50 ID:HnkBBDEo0
「やれやれ、押し問答だな」

 空気がザワリと蠢く。
 その言葉が空間を揺らがせる。

「どうしろ? それを聞くのか?
 俺たちは何も知らないってのに……
 事情も何も知らなきゃ、どう動けばいいか分からないのは当然だろう」

 現れたのは場違いな給仕服の男。
 しかし、手には紅いコートを持っている。

「そもそもお前、聞く気無いだろ?
 何も教えずに、ただ自分のやっていることが正しいとばかりに行動を推し進める。
 誰がなんと言おうと耳を貸さずに、だ」

 そのコートに、腕を通す。

「――ガキが。
 そういうことじゃねぇんだよ。
 問題を解決しようとする時に、別の問題を起こしちゃ本末転倒なんだ。
 それも分からずに行動を推し進めりゃ、そりゃ俺達みたいな邪魔者も出てくるさ。
 ……とまぁ、いろいろ言わせて貰ってるけど、俺はただ単に、返して欲しいだけなんだ」

 右目の眼帯がバチンと内側から吹き飛び、十字の瞳がシルクハットの少年を睨みつけた。


「うちの店員をな」


 銃寺森クロス、推参。

575シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/21(月) 00:01:19 ID:yLjqJICg0
>>573
ええい! 貴様に教えて何になるっ!
【少年の黒い瞳は真っ直ぐに上弦へ】

>>574
「……!」
【クロスの方へ顔を向け】

誰です? 貴方は
【少年の怒りに震える声が響く】

576アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 00:08:30 ID:.6prKP66O
>>574
上弦:「貴方は本当に……頼りになる御方だ……いつも素晴らしい事を言ってくれる……私の……立つ瀬がないじゃないですか……」
【現われた男性に安堵する……しかし、それと同時に歯痒さを感じずにはいられない……自分が言えない事をあの人は言ってくれる……】
 
>>575
上弦:「この人の言った通りだ!私達は返して欲しいんだ!ゼオラを……私の大切なゼオラを!!……もう一度……この腕に……」
 
アウテリート:「言っても意味の無い事はありませんわ……言いなさいな……貴方が何をしたいのか……」

577銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 00:12:00 ID:HnkBBDEo0
>>575
「俺が何であるかを聞いて何になる?
 なに、まだ俺が名乗る時じゃないさ。
 男はそう、名乗るもんじゃないんだってよ」

 コートを靡かせ、少しずつ歩を進める。

「さて、俺が答えなかった以上、今から俺のする質問にお前が答える必要は無い。
 だが聞かせて貰う。
 お前、ゼオラを使って何かやりたいそうだな。
 じゃあ、その目的とやらを、ゼオラを使わずに達成する方法はあるか?」

 一歩一歩、地面を踏みしめるように歩く。
 まるで何かを抑えるように。

「ゼオラさえ帰ってくれば、それでいいんだ。
 そうすりゃ俺達は何もしねぇ。
 ……なに、答えなくてもいい質問さ。
 その方が、都合がいい」

 一歩一歩、地面を砕くように歩く。
 まるで、何かを封じるように。

>>576
「弱々しいこと言ってんじゃねーよ
 ったく、娘の前だろ? シャキっとしやがれ」

 コートを靡かせ振り返る紅。

「行こう、上弦。
 お前の力が必要だ」

578シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/21(月) 00:21:34 ID:yLjqJICg0
>>576
黙れ黙れ! どうせ貴様らはたくさんの子供達よりたった一つの蘇り人形を選ぶんだろ!?

解るさ、どうせ言っても……何も、何も解ってくれない!

>>577
この方を使わずに……? それは……
「……」
【少年が口を開きかけた時、それをゼオラが止める】

「……近…寄る……な…!」
【弱弱しくも、言葉を発する】

579アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 00:25:35 ID:.6prKP66O
>>577
上弦:「……あぁ……そうでしたね……娘の前だ……格好いい所を見せませんとね……」
【顔を凛とし、男はクロスの横を歩く、少年に近づくのは白と赤】
 
アウテリート:「あら、何このイケメンパラダイス?お父様頑張って!!」
 
>>578
上弦:「落ち着きなさいシノン……私は誰だ?上弦だ……子供が好きな……まぁ……ふざけるのはこの位にしようじゃないか……言いなさい……どうせ言わなくても結果がわかるのなら……言った方がスッキリするよ?」
【少年自身は覚えていないかもしれないが、その顔は少年にブローチをプレゼントした時と同じ顔だった】

580銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 00:30:54 ID:HnkBBDEo0
>>578
「…………ゼオラ
 お前はこのままでいいのか?
 これがお前の望む結末なのか?」

 立ち止まり、問う。
 彼女の人生を。彼女の世界の在り方を。

>>579
「ぶっちゃけ、俺はまだ事態を把握していない。
 ただ、ゼオラが危ないということだけは分かる」

 上弦の顔を見ることなく、少年と対峙したまま言葉を交わす。

「ただ、これだけ教えてくれ。
 あの少年は……敵か?
 処刑していいのか?」

581シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/21(月) 00:38:35 ID:yLjqJICg0
>>579
言わなくて結果が解るなら、言う必要が無いじゃないですか
【再びため息、落ち着いたようだ】

>>580
「ゼオ……ラ?」
【すべてを、自分の名前をも失った彼女には言ってる意味が解らなかったのか】

【ただ見えない視線でクロスを捕まえるのみ】

582アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 00:41:36 ID:.6prKP66O
>>580
上弦:「……駄目です……あの子も助け出します……私はそうしたい……私達がゼオラを失っては悲しいように……あの子も……」
【ゼオラを助けたい、少年も助けたい……こんな甘い考えを持っているのはきっとこの男に度胸が無いせいだろう……何かを得るには何かを失わなければならない……それが錬金術の鉄則であり……しかし、彼はそれを認めない……混ぜ合わせる事で様々な色を作り出す……可能性を作り出す………故に『虹色の錬金術士』】
 
>>581
上弦:「良いから言いなさい……シノン……言いなさい……」
【シノンからゼオラに視線を移し】
 
上弦:「ゼオラも……ね?君は優しい子だろ?……二人で……私に真実を話してくれ……」

583銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 00:50:52 ID:HnkBBDEo0
>>581
「そう、ゼオラ。
 ゼオラだ、覚えておけ。
 お前の名だ」

 ゆっくりと、かみ締めさせるように言う。
 重い言葉が辺りに響き渡る。

「おい、お前……」

 そして、視線は少年へ。

「ゼオラに……何をした……ッ!!」

 右目の十字眼球が、紅く輝いた。

>>582
「……ハッ、欲張りな野郎め。
 お前が『虹』と呼ばれるワケだ」

 口調は呆れたように、顔は頼もしそうに。

「んじゃ、殺しゃしねぇ。
 ただ、一発殴るくらいは許してくれよ?」

584シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/21(月) 00:56:07 ID:yLjqJICg0
>>582
……くっ
様々な人を助けるのに僕の力では無理と知った……
だからこの方の力で、僕と、僕達と同じように闇に属させてしまえば
死を恐れることなくたとえ仮の命でも笑って生きれるのではないかと……・
【彼なりの考え、しかしそれすらも歪んだ愛情】

どうせ蘇り人形の戯言です、貴方達には理解出来ないでしょう?

>>583
「……」
【再び、静かになる】

別に、何も?
ただ、この方から記憶と知性を取り除いただけです。無駄な者だけですよ?

585アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 01:07:04 ID:.6prKP66O
>>583
上弦:「ふん、誉め言葉として受け取っておきますよ……」
【答える様に笑う、お互いがお互いを信頼しているからこそ、こんな顔が出来るのだろう……】
 
上弦:「いいでしょう……子供には教育も必要ですからね……」
 
>>584
上弦:「あぁ……確かに理解出来なかったよ……ただ……君の想いは理解出来た……」
【笑って上弦は答える……】
 
上弦:「私はこう想うんだ……君が一人で悩んでいるからいけないんじゃないか?……闇に属せば笑える?……君は……本当にそう思っているのか?……なら、何でゼオラは……笑っていない?……君は笑わない?……それが答えになっているじゃないか……私は知っているぞ?……ゼオラの本当の笑顔を……私如きに優しくしてくれた……あの笑顔を……ブローチを渡した時の……君の笑顔も……」
【眼を瞑り、思い出す……愛しい少女の笑顔、同じく、少女を愛しく思う少年の笑顔を】
 
上弦:「ゼオラ……この腕輪を覚えているかな?……君が私にくれた物だ……そしてシノン……この鳩のブローチ……わかるかい?……」
【上弦は腕輪とブローチを見せる】

586銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 01:09:01 ID:HnkBBDEo0
>>584
 記憶。
 記憶とは、その人の人格や人生そのものを形作る重要なもの。
 それは在り方まで左右する。

 知性。
 知性とは、人と触れ合うには必要不可欠なもの。
 それは記憶を呼び起こす上で重要である。

 その二つが、いまのゼオラには……。

「……奪ったってのか……」

 クロスの脳裏に浮かぶ記憶。
 あの時、クロスの渡したシフト表にペンを走らせていた小さな指。
 ぶっきらぼうで、でも思いやりの篭った声。
 どこか捻くれてて、でも真っ直ぐだった瞳。

「ゼオラを……ゼオラの人生を……ッ」

 クロスの体から黒い炎のような魔力と、紅い電流のような邪気が迸る。

「お前が……奪ったってのかよ…………」

 ビリビリと大気が揺れる。


「テメェ……何様のつもりだァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!」


 爆発するように、クロスの周囲が吹き飛んだ。
 足元の地面は割れ、電線は千切れ、一部の街灯が粉々に吹き飛ぶ。

>>585
「上……弦……ッ」

 怒りに燃えながらもクロスは叫ぶ。

「今のうちに俺を拘束しろッ!!
 俺に理性があるうちにだ……早く!!」

 憤怒に燃えた今のままでは、街一つを滅ぼしかねない。

587シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/21(月) 01:18:36 ID:yLjqJICg0
>>585
笑うのはお客だけで良い、そう言う事です
【静かに笑って見せ、ブローチを見る】

……っ、よくそんな何年前もの物を……
【少年の時間が経っていたのか、シルクハットにブローチは見られない】

>>586
おっと、危ない
【降り注ぐ街の一部を避け、クロスを見る】

この方には悪い事をしてしまったと思いますよ? ただし、止めるつもりはあるません
蘇り人形のたかが一つよりも生きた人間の方が重要ですからね
【攻撃しないと解ってか、その様子を前にしても動じず】

588アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 01:24:44 ID:.6prKP66O
>>586
上弦:「懸命な判断です……怒りでは何も出来ない……それでも……まったく……貴方は私の台詞を取り過ぎです……」
【上弦がクロスに触れる……上弦の能力は元素を操る力……例えそれが人間だろうと……彼はそれを可能にする……それ以前にクロスならさらに効果は絶大だろう】
 
上弦:「完了しました……これで動けたら凄いくらいです……」
【彼は落ち着いている……ゼオラと娘には怒りに満ちた顔を見せたくないのだから……そして、少年にも……】
 
>>587
上弦:「駄目だな……全然駄目だ……君が笑わなければ……客は笑わないぞ!」
【うっすらと笑い少年を見つめ続けた】
 
上弦:「私の時間はそれほど経っていないんだ……でも……例え経っていたとしても……私は思い出を捨てない……だからこの腕輪も、ブローチも……私は忘れない……君が忘れたと言うのなら……何度でもプレゼントするよ?……だからほら笑ってみせてくれ……本当の笑顔で……ゼオラと一緒に……私に笑顔を見せてくれ……」
【二人を眺める、ゼオラに、シノンに……しっかりと眼を合わせ……己の気持ちが伝わるように】

589銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 01:32:09 ID:HnkBBDEo0
>>587
「『たかが』?!
 お前がその命を貶めていい権利がどこにある?
 お前がその存在を奪っていい権利がどこにある?!」

 仮に届かないとしても、男は叫ぶ。
 叫ばずにはいられない。

「ああ、昔にいたよ。
 お前とそっくりな馬鹿なことを言う奴が!
 『今の世界は間違っている〜』とか何とか言って、さも自分の意思が崇高なように世界を滅ぼして『幸せな世界』とやらを創ろうとした奴がな!!
 その野望、もちろんぶっ壊してやったよ!!」

 まさに外道。

「蘇り人形だかなんだか知らんが、ゼオラはゼオラだ。
 蘇り人形の『たかが』一つよりも生きた人間?
 お前の価値観を俺達に押し付けんじゃねぇ!!!」

>>588
「悪いな、俺の舌は俺の頭以上に働くらしい」

 動かない関節を確認しながら、歯を食いしばる。

「……悪いな、俺ばかりキレちまって。
 でも、こうしねぇと言いたいことも言えないんだ」

590シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/21(月) 01:39:01 ID:yLjqJICg0
>>588
そう言うショーを見た事がありますか?
昔、僕は生前に一度だけあります。その人の技術はとても素晴らしい物でした
周りにいたほかのお客も、僕も驚き、笑いました
でも、その人は笑っていませんでした
だから僕はソレがそう言う者だ、と思っています

後に気づいたのは、僕がその人に魅せられ、その人と同じ道に進みはじめていた事だけです……

忘れてはいません、あの時は本当にありがとうございました。あなたが今こうも僕の邪魔をしなければ……

>>589
そう、「たかが」です。僕やこの方は一度きりの命を二度も手に入れた汚い人間です。その使い道も汚くて同然でしょう?

理解していない。あなたは何も理解していない。
僕とその野望を持った人の何処が一緒だと言うんです?
滅ぼして作るなど、愚かしい。自分一人の世界のどこに面白さがある?
僕はあなた達含め一つになれたらいいな……と思ってるんですよ? そんな人と一緒にされても困ります

591ゆらぎ:2009/09/21(月) 01:49:38 ID:PBnIervYO
(まるで悪役ねぇ……)
少しその場にゆらぎが生じている……気がする

592アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 01:51:01 ID:.6prKP66O
>>589
上弦:「嬉しいですよ……私の分も貴方は言ってくれている……有難う……」
【動けないのなら口で言うのが道理……でも彼は口下手なので言いたい事が言えない、だから……クロスが言ってくれて、かえって助かった】
 
>>590
上弦:「……何を言っても……君には伝わらないのか?」
【二人をじっと見つめている……彼はいつも歯痒く感じている……自分は無力なのか……大切な少女一人は疎か……目の前の少年にも言葉が届かない】

 
【だが……諦めない……彼ら諦めない……】
 
上弦:「……駄目だ……ああ、全然駄目だ!!邪魔だと?……当たり前だ……目の前の子供を教育するのが私の役目……親の役目……ならば……私は親として……君を止めよう……そして……今度こそゼオラと笑って……私のもとに来い!!」

593銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 01:53:22 ID:HnkBBDEo0
>>590
「それもお前の価値観さ。
 俺から見りゃ同じだね」

 まるで見下ろすように、少年の瞳を視線で射る。

「自分の行動が正しいと、信じきってる辺りとか」

 その瞳には、怒り以外の色が混じる。

「ま、これも俺の価値観だ。
 お前が認める必要は無い
 だが……」

 ググッ……と……、上弦に拘束されているにも関わらず、クロスの体が軋むように揺れる。

「こうやって理解できないから、人はぶつかり合うんだろう?」

>>591
「ん?
 なんか……いるのか?」

>>592
「へぇ……
 んじゃ、遠慮なく言わせて貰うぜ。
 ただ、俺が手を出した時は……その時は頼む」

 いつになく真剣な眼差しで。

「あいつらを受け入れられるのはお前だけだ。
 頼りにしてるぜ」

594車椅子の少女:2009/09/21(月) 01:59:09 ID:PBnIervYO
>>593
(今日の所は姿がアレだから見物だけかなぁっ!?」

夜の空に波紋が走ると、そこから車椅子に乗った少女が落ちてきた。事故のようです

595シルクハットの少年&ゼオラ:2009/09/21(月) 02:00:24 ID:yLjqJICg0
>>591
「……」
【少年の注意は二人へ注がれていて、気づいたのはゼオラだけだった】

>>592
【上弦の言葉を聞き、ため息をついて】

嫌です
【ただ一言】

>>593
そうですね……ぶつかり合ってどうなるかは解りませんが
【そういって二人に背を向け】


時間です。それでは
【ゼオラの手を引き、歩いて行く】
【少年の行く先、二人の視線の先には飛行船が……】

596アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 02:03:53 ID:.6prKP66O
>>593
上弦:「わかっていますとも……任せてください……貴方は……気が済むように言ってください……貴方の言う通り……私にはそれくらいしか出来ないのですからね」
【いつでも準備は出来ている……真剣に……二人を見続ける……いつか自分達の想いが届くと信じて】
 
>>595
上弦:「はっはっは!私は諦めないぞ?……待ってなさい……必ず君達に本当の笑顔ってやつを教えてあげるからね……」
【去り行く二人を見ている】
 
上弦:「ゼオラぁ!……私のあげた指輪……忘れないでくれよ?」
【最後に、目一杯叫ぶのだった】

597銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 02:08:19 ID:HnkBBDEo0
>>594
「っづあ?!」

 間抜けな声を上げて、音の方に目を向ける。

「お前……春晶?」

>>595
「待て、どこに行く!?
 ゼオラをどうするつもりだ!!!」

 必死に叫ぶ。


 ギシリと、何かが砕けるような音がする。

>>596
「だが、あの二人を受け入れられるのはお前だけだ。
 ゼオラが求めているのは……多分お前だ。
 お前が傍にいなきゃ、駄目なんだ」

 ギシギシと間接を鳴らしながらも唇を動かす。


「悪い上弦、後を頼む」

 その言葉は、どういう意味なのか。

598車椅子の少女:2009/09/21(月) 02:14:44 ID:PBnIervYO
>>597
「ありゃみつかっちゃった。たまにある変なゆらぎは制御出来ないからなぁ…」
ぶつぶつと呟きながら車輪を握り締め、力を溜める。

599アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 02:15:20 ID:.6prKP66O
>>597
上弦:「言われなくても……私はゼオラを誰にも奪われたくは無いんです……」
【振り向き、クロスを見て……さらに続ける】
 
上弦:「ゼオラは誰にも渡さない……その為に……貴方にもまた手伝って貰いますからね?」
【その眼はいつか見せた覚悟の眼……】
 
上弦:「なぁに……悲観なさるなクロスさん……あの子達を助け出したら……一緒にご飯でも食べましょう……クロスさんの奢りで……」

600銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 02:18:07 ID:HnkBBDEo0
>>598
「なーにしてんだ、お前は……」

 やれやれと呆れ顔。
 そして、

「相変わらず可愛いね、うん」

 彼も相変わらずであった。

>>599
「ああ……」

 バキン、と音が響き、拘束が崩れた。
 具合を確かめるように手足を動かす。

「やれやれ、面倒なことになったね……どうも。
 ……って、勝手に俺の奢りにすんな!!」

601アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 02:21:43 ID:.6prKP66O
>>600
上弦:「はっはっは、良いじゃないですか?ゼオラのメイド姿を愛でながらご飯を食べましょう……あ、でも……ゼオラは絶対に渡しませんからね?」
 
アウテリート:「やっと空気を抜け出しましたわ!」
【さっきとはまったく違い、アホ丸出しの親子だった】

602銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 02:26:18 ID:HnkBBDEo0
>>601
「いいね、ゼオラのメイド服。
 ……渡さない?
 いや、それを決めるのはゼオラだと思いますぜ御義父さん?」

 と、そこでアウテリートに気付き、

「まだいたのかお前……」

 酷い一言をポツリ。

603車椅子の少女/受神(貌睡の案山子:2009/09/21(月) 02:28:52 ID:PBnIervYO
>>600
「えへー。でしょでしょ?でもあんまり今はこの姿は見られたくないの」
ギュラン、と額の眼が輝くとここ数分の間の、クロスの少女への印象がボンヤリと滲んでしまう。
そして溜めていた力を一気に推力に変換する


少女は にげだした!

604アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 02:29:39 ID:.6prKP66O
>>602
上弦:「気にしている事を言うなぁ!!……私だってな……いつも心配なんだよ……ゼオラが私を選んでくれるか……心配なんだよ!」
【何か鼻水と涙でグチャグチャです】
 
アウテリート:「な、酷っ!?……私はお父様のいる場所には必ずいますわ!甘く見ないでくださいませな!!」

605銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 02:30:37 ID:HnkBBDEo0
>>603
「んんあ?!」

 いきなり眩暈。
 クラッときた頭に手を当て、また前を見れば……

「……あれ?」

 クロスの前から、誰かが消えていた。

「…………んー?
 寝ぼけてんのか、俺?」

606銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 02:32:27 ID:HnkBBDEo0
>>604
「そんなに泣かなくてもいいだろうが!!
 ダイジョブダイジョブ! 上弦はそれでも男前だから、な?
 ……って、何で俺がこんなこと言わなきゃいけないんだっつの」ビシッ

 セルフ突っ込み。

「あとアウテリート……その歳のファザコンは、犯罪だぞ?」

607アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 02:36:34 ID:.6prKP66O
>>606
上弦:「そ、そうだ……私は今まであの子と触れ合ってきたんだ……付き合いの長さは誰にも負けない!……そうだ……自信を持つんだ私……でも……いやいや……しかし……いやいや……」
【面倒くさい状態になったようです】
 
アウテリート:「ファザコン結構!近○相○結構!何度も言いますわ!○親○姦結構!!」

608銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 02:38:56 ID:HnkBBDEo0
>>607
「何を悩んでるのかわかりませんが、義父さんや。
 あの変態愛娘をどうかしてやってくださいまし」

 悩む上弦の手を引いてアウテリートを指差す。

「俺だって変態という名の紳士だが、あれほど酷くは無いッ!!」

 胸を張っていえることでは無い。

609アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 02:44:47 ID:.6prKP66O
>>608
上弦:「……はっ!?大丈夫大丈夫……って……君にお義父さんと呼ばれる筋合いはなぁい!!」
 
アウテリート:「ちょっ!?お父様の手を握るんじゃありませんわ!お父様の純潔は私の物!!」
 
【嗚呼……今日も異能都市は平和です】
 
アウテリート:「お父様帰りましょう!ここはBL的に危険ですわ!!」
 
上弦:「え?何がだ?……ってあ〜〜〜〜!!」
【娘に手を引かれ……上弦は去って行くのでした……】

610銃寺森クロス AGカフェ店長  ◆CROSS/.AzE:2009/09/21(月) 02:48:36 ID:HnkBBDEo0
>>609
「ちょ、待てアウテリート。
 お前は父親の純潔の有無の前に、まず自分の存在についてしっかり考えた方が……あー、行ってしまわれた……」

 慌しい二人を呆れ顔で見送る。

「……本当にあの二人、大丈夫なのか?」

 若干不安になりつつも、クロスも帰路についたのでした。

611水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 23:05:10 ID:g4lxCBLQ0
「……アレに混じれってか?冗談じゃない……こっちが恥ずかしくなっちまうぜ……」
何処かのビルの屋上から、夜空の月を見上げてポツリと呟いた

612名も無き異能都市住民:2009/09/22(火) 21:00:36 ID:.6prKP66O
私はただの……極普通の女子高生……
 
ただ違うのは、私が錬金術の学校に通っているって事……
 
ちなみに私は一発キャラなので出番はこれだけだ……
 
実は私達は近々テストを控えているのだ……
たまに来る、ある先生のテストだ……
 
『エリクシール』……作るのがかなり難しく、更にその効果故に、不味いと評判の霊薬だ……
 
でもその先生の作るエリクシールは何故か美味しい……
 
ここまで来ればテストの内容が何かわかるよね?
 
ただでさえ作るのが難しいエリクシールを美味しく?
これテストに受からせる気は無いだろ……
 
でも落ちたら何故か服を変えられる……男も女も関係なしに……
 
だから私達はさっきまで学園内のアトリエに籠もっていたのだ……
 
結果は散々……美味しい所か、エリクシールすら出来なかった……まったく……困った……
 
ふと私達が歩いていると、ホールに人集りが出来ていた……気になった私達が覗くと……
 
 
 
 
 
   バーンッ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
 
 
「なんかいる〜〜〜〜〜〜!?」
 
 
そこには白服でミントグリーンの何かがいた……

613ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/22(火) 21:40:58 ID:GoYFWHAU0
【並木道】
「・・・・く〜」
【ベンチに座ってぐっすりと寝ている少女がいる】

614ノエル=フルーレス:2009/09/23(水) 00:56:47 ID:ymqOUFM.0
いい月だな…

【そう一人ごちながら、紺碧の空遥かに輝く月を見上げながら】
【脳裏を過る様々な想いを飲み込むかのように、酒の入った杯を仰ぐ】
【雲を超える程度には高く、また大きいこの山は】
【山頂より眼下を一望すれど、都市の明かりは地平線の向こうへと隠れる程には遠く】
【然るに、夜なお消えぬ灯りも、その中を行き交う喧騒も、この地までは届かない】

【その山の中腹、鬱蒼とした木々の連綿と続く中、縦に切り開くように伸びた小川の辺】
【切り抜かれた様にぽっかりと開いた天然の広場の中、鮮やかに色づく楓の木の根元に座り】
【ぼうっと、川のせせらぎを聞き、銀色に輝く月を眺めている】

――想うは、過去への郷愁か、未来への夢想か――

―そこは 虚と実の狭 幻と現の間 夢と醒の境――

――自ら築きあげた領域 マヨヒガ ――

615白服でミントグリーンの何か:2009/09/23(水) 07:41:31 ID:.6prKP66O
俺はただの……極普通の男子高生……
 
ただ一つ違うのは、俺が錬金術の学校に通っているって事ぐらいだ……
 
ちなみに例により俺も一発キャラなので出番はこれだけだ
 
ある先生の出題した無理難題なテスト……
『美味しい霊薬を作れ』
に苦しめられ……みんな学園内のアトリエに籠もりっきりになってしまっているのだ……
 
一度は解散した俺達だが……登校中……学生の人集りを見つけた……それを覗くと……
 
 
 
 
 
 
 
 
   バーンッ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
 
 
 
 
 
「また何かいるぅぅぅぅぅ〜!?」
 
昨日の、白服でミントグリーンの何かがいた……

616白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 20:33:10 ID:.6prKP66O
私はただの……極普通の女子高生……
 
ただ一つ違うのは、錬金術の学校に通っているって事……
 
何故かもう一度出番があった……でも多分今回限りだろう……
 
私達は、アトリエで使う調合の材料が無くなったから……買い物に来たんだ……
 
そうしたら……
 
 
 
 
 
   バーンッ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
 
「またお前か!」
 
一人で歩いていたよ……

617ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 20:36:37 ID:yLjqJICg0
>>616
……
【今日は一人で歩いている】

【そんな中、ミントグリーンのもふもふを発見】

…………
【硬直中】

618白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 20:40:53 ID:.6prKP66O
>>617
 
 
     ビクッ
    ∧_∧!!
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
【ツィーの姿を見て怯え、逃げ出そうとした】

619ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 20:45:41 ID:yLjqJICg0
>>618
……!!
【追いかけようとする……が】

ズベシャア!!
【転倒、体が弱いので仕方ないですね】

620白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 20:51:58 ID:.6prKP66O
>>619
 
      
    ∧_∧!?
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
 
 
 
 
【その姿を見てビックリして駆け寄ってきた】
 
   ダイジョーブ? 
    ∧_∧?
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

621ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 20:55:24 ID:yLjqJICg0
>>620
……
【涙目で頷く】

【膝を擦りむいてしまったようだ】

622白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 21:03:01 ID:.6prKP66O
>>621
 
 
 
    マッテテネ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
【何処からか消毒液と絆創膏を取出し、近寄っていく】
 
【そして、ガーゼに消毒液を浸し、患部をペタペタする】
 
 
 
    イタクナイ?
    ∧_∧?
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

623ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 21:05:57 ID:yLjqJICg0
>>622
……
【ペタペタされるとやはり痛いようで嫌そうな顔をしている】

624白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 21:13:05 ID:.6prKP66O
>>623
 
 
 
 
ゴメンネ、モウスコシデオワルカラネ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
【手早く、傷口を消毒し……絆創膏を貼った】
 
 
 モウヘイキダカラネ?キヲツケナヨ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【絆創膏を貼った後、チョコチョコ離れ……様子を見た】

625ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 21:14:32 ID:yLjqJICg0
>>624
……
【鞄から取り出したハンカチで涙を拭き】

……?
【眺める】

626白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 21:23:43 ID:.6prKP66O
>>625
 
 
 
モウヘイキカナ?キヲツケナイトダメダカラネ?
 
    ∧_∧ね?
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
【白服でミントグリーンの何かはしばらくツィーを眺めると、どこか申し訳なさそうに背を向けた……そしてまたチョコチョコと】

627ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 21:25:01 ID:yLjqJICg0
>>626
……!!
【追いかけた】

ドシャアッ!
【そしてまた転倒、アホですね】

628白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 21:33:51 ID:.6prKP66O
>>627
 
 
    ∧_∧!?
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
【またも驚いたように振り返り……駆け寄って行く】
 
 
イッタイナニシテルノ!?アブナイヨ!!
    ∧_∧
   (`・ω・)
   |つと|
    u―u
【少し怒った様に顔を歪ませながら、怪我はないか確認するのだった】

629ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 21:35:31 ID:yLjqJICg0
>>628
【今回は怪我が無い様子】

ぅ……?
【もふもふの腕を掴んだ】

630白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 21:45:55 ID:.6prKP66O
>>629
 
 
  ナ、ナニ?ドウカシタノ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
【ビクッと驚いた後、少し戸惑ったように尋ねるのだった】

631ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 21:47:43 ID:yLjqJICg0
>>630
……
【腕を掴んだままモフモフを触っている】

【興味があるようだ】

632白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 21:53:50 ID:.6prKP66O
>>631
【触られたまま、じっと見続け】
 
 
   コノマエハゴメンネ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
【この姿だから気付く訳もないのだが、白服でミントグリーンの何かは謝るのだった】

633ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 21:55:27 ID:yLjqJICg0
>>632
……?
【当然、解る訳もなく】

……ぇぅ!
【唐突にモフモフの耳を掴んだ!】

634白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 21:59:05 ID:.6prKP66O
>>633
【引っ張ると何故か意外と伸びた】 
 
 
  ………うぅ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【耳を引っ張られながら……残念そうにうなだれるのだった】

635ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 22:07:30 ID:yLjqJICg0
>>634
……♪
【耳を引っ張っている、表情に変化は無いが楽しそうだ】


【そんな中、モフモフの顔を見て首を傾げる】

636白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 22:11:09 ID:.6prKP66O
>>635
 
   ムニューンッ
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
 
【耳が伸びたり戻ったりしながらずっと為すがままであった】
 
 
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【首を傾げたツィーを見て、明るく振る舞うのだった】

637ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 22:14:33 ID:yLjqJICg0
>>639
……
【今度は耳をなでる】


【こちらも少し笑顔になった】

638白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 22:20:51 ID:.6prKP66O
>>637
 
 
キミハ……ダレカタイセツナヒト……イル?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【唐突に、目の前の生物が尋ねた……】
 
 
キライナヒトニ、イヤナコトサレナカッタ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【そして、違う質問も……】

639ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 22:25:52 ID:yLjqJICg0
>>638
…………?
【モフモフから手を離し、首を傾げる】

640虹男:2009/09/23(水) 22:36:45 ID:.6prKP66O
>>639
 
【チョコチョコ離れ、何か意を決したように語り出すのだった……】
 
 
ワタシハ、ヨノナカノワルイヒトヲタオスタメニヤッテキタフシギセイメイタイナンダ
 
    ∧_∧
   (`・ω・)
   |つと|
    u―u
【何かを決した顔で、荒唐無稽な事を語り出した】
 
 
ダカラキミヲコマラセタワルモノヲタイジシテアゲタヨ!
ダカラ、モウシンパイシナイデイイヨ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【それは誰の事を言っているのだろうか……】

641ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 22:40:32 ID:yLjqJICg0
>>640
……ぉ?
【モフモフから距離を取り、不思議そうにしていたが】

……
【軽く、頭を下げた】

642白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 22:51:36 ID:.6prKP66O
>>641
【黙って、生物は話を続けた】
 
キミヲナカセタシロイオトコハモウキミノマエニアラワレナイカラ……ダカラアンシンシテネ?
 
ジャアワタシハイクネ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【生物は瞳いっぱいに涙を浮かべ、今度こそ……目の前の少女に背を向けた】
 
サヨウナラ……イママデアリガトウ……ソシテ……ゴメンネ?
 
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【最後に、小さく言い残し……生物はそのまま歩き出す……】

643ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 22:55:22 ID:yLjqJICg0
>>642
……?
【少女もそれを追うために立ち上がり、ゆっくりと歩き出す】

……まっ……て?
【そしてゆっくりと口を開いた……が、届くだろうか?】

644白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 23:00:21 ID:.6prKP66O
>>643
【チョコチョコと歩いている生物は立ち止まる……でも振り返らない……いっぱいいっぱい……涙を流していたから】
 
 
……ドウシタノ?……マダナニカアルノカイ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【小さく、震える声で生物は尋ねた】

645ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 23:02:18 ID:yLjqJICg0
>>644
あそぼ?
【理由は解らない、しかし同じく涙を浮かべて、声を出すのが苦しいのか喉を押さえゆっくりと近づきながら】

646白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 23:09:20 ID:.6prKP66O
>>645
【……しばらく何も喋らずに立ち止まっていたが……】
 
 
ワカッタヨ……アソボウ……ムリシナイデ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【振り返り、ツィーに駆け寄って行くのだった】

647ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 23:14:04 ID:yLjqJICg0
>>646
……♪
【振り返ったのを見て、満面の笑みを浮かべモフモフに抱きつく】

648白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 23:18:17 ID:.6prKP66O
>>647
【抱き付かれて、倒れそうになるのを、慌てて立て直す】
 
アブナイヨ!コロンジャウカラ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【ツィーを庇うように頑張るのだった】

649ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 23:21:27 ID:yLjqJICg0
>>648
【モフモフの顔に頬をつけ頬擦り】

【とても楽しそうだ】

650白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 23:42:30 ID:.6prKP66O
>>649
 
   ムニューンッ
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【生物の頬も意外とフカフカだった】

651ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 23:47:26 ID:yLjqJICg0
>>650
ふいぃ……
【モフモフの感触が気に入ったようで強く抱き締める】

652白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 23:51:53 ID:.6prKP66O
>>651
【抱き締めれば抱き締めるほどムニューンッとなってクッションみたいだ】
 
アノネ?ツヨクヤリスギルトモトノスガタニモドッチャウカラキヲツケテネ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

653ツィツェーリエ:2009/09/23(水) 23:53:45 ID:yLjqJICg0
>>652
……?
【意味が解っていない】

あそ、ぼ?
【少しずつであるが言葉もしゃべれるようになったようだ】

654白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/23(水) 23:56:45 ID:.6prKP66O
>>653
 
 
  ウン……アソボウ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

【体の形を整えながら答え】
 
   ナニシテアソブ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

655ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:00:06 ID:yLjqJICg0
>>654
【ギュッと手を握る、やはり感触が好きらしい】

なにが……いぃ?
【軽い咳をしながら】

656白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 00:04:09 ID:.6prKP66O
>>655
【手を握られながら何かを考えでいる】
 
 
ナンデモイイケド……セキヲシテマデシャベラナクテモダイジョウブダヨ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

657ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:06:06 ID:yLjqJICg0
>>656
むぅ……ぅ
【頷いて】

【鞄から取り出したのはボール】

658白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 00:09:28 ID:.6prKP66O
>>657
 
 
  ボールアソビヲスルノ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【そんなツィーの様子を見ながら】

659ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:10:57 ID:yLjqJICg0
>>658
……てぇぃっ!
【可愛らしい声を出しながら放たれたのは剛速球】

660白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 00:20:33 ID:.6prKP66O
>>659
 
 
エ?コレハサスガニアブナイヨ!コノカラダジャアナガアイチャウヨ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

【でも避けない、ツィーにとってはこの姿が……元の姿に戻ればツィーとゼオラに酷い事をして、酷い事を言った怖い男になってしまう……】
 
 
【……そして遂に、ボールが直撃し……生物は吹っ飛んで壁に激突した……】

661ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:25:01 ID:yLjqJICg0
>>660
はぅ?
【跳ねて足元へ転がってきたボールを気にせず、モフモフの元へと急ぐ】

ごめん、ね?
【吹っ飛んだ方向を見ながら、そう呟く】

662上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 00:31:53 ID:.6prKP66O
>>661
「くっ……痛い……うぅ……」
【そこには一瞬だけ、白服の男が見えた気がしたが……ツィーの接近に気付き】
 
 
   イタタタタタタ 
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【たんこぶを作った生物がいた】

663ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:34:50 ID:yLjqJICg0
>>662
……ぅ?
【一瞬見えた姿に戸惑うも、特に気にせずモフモフの元へ】

【優しくたんこぶをなでる】

664白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 00:37:55 ID:.6prKP66O
>>663
 
ウゥ……アリガトウ……ツィーガナデテクレタカラモウダイジョウブダヨ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【変な生物は笑って答えるのだった】

665ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:39:38 ID:yLjqJICg0
>>664
だいじょぉう?
【しゃがみ込み、モフモフと同じ高さになって】

666白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 00:43:26 ID:.6prKP66O
>>665
 
ウン、ダイジョウブダヨ?アリガトウ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【ペコリと頭を下げるのだった】

667ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:45:10 ID:yLjqJICg0
>>666
……
【それを聞いて安心したような表情をして】

【元の位置に戻りボールを掲げた】

668白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 00:49:20 ID:.6prKP66O
>>667
 
【少しぎこちなさそうに同じく定位置につくのだった】
 
 
 
ヨ、ヨシコイ……ツギハウケトメルカラネ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

669ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:51:00 ID:yLjqJICg0
>>668
……ほっ!
【大きく手を振ってから投げるのはやはり剛速球】

670白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 00:55:31 ID:.6prKP66O
>>669
 
 
  ウ、ウニューンッ!!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

【やっぱり吹っ飛んで同じ壁に激突するのだった……】

671ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 00:57:59 ID:yLjqJICg0
>>670
テコテコ
【そしてやはり同じように追いかけて行く】

672上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:02:36 ID:.6prKP66O
>>671
「……これは……キツイ……」
【やっぱり白服の男が見えた】
 
【でもすぐにまた変な生物に……】
 
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

673ツィツェーリエ:2009/09/24(木) 01:03:12 ID:yLjqJICg0
ぅぅ……?
【そしてまた頭をなでる】

674白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:04:54 ID:.6prKP66O
>>673
 
ヨカッタ……マダバレテナイ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【小さく呟き……気持ち良さそうに撫でられている】

675ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:07:42 ID:KZg1MerMC
>>674
……?
【聞こえなかったようで、不思議そうに撫でている】

676白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:10:23 ID:.6prKP66O
>>675
 
 
アリガトウ、ツィーハホントウニヤサシインダネ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【黙って撫でられているのだった】

677ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:14:17 ID:EZHvaBxoC
>>676
……
【唐突にもふもふの頬を引っ張る】

678白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:16:47 ID:.6prKP66O
>>677
 
 
ムニューンッ……ナニヲスルンダイ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【この生物の頬はよく伸びる】

679ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:22:16 ID:KZg1MerMC
>>678
……
【とても楽しそうだ】

【暫くして立ち上がる】

680白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:24:07 ID:.6prKP66O
>>679
 
 
ツィーガタノシイナラワタシモタノシイヨ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【こちらも嬉しそうに笑い、立ち上がったツィーを見上げて】
 
 
   ドウシタノ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

681ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:30:44 ID:KZg1MerMC
>>680
……にてる
【じっともふもふを見てそう呟く】

【鞄から取り出したのは一枚の紙切れ】

ぅ……じゃぁね
【それを見ながらゆっくりと進んでいく】

682白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:32:19 ID:.6prKP66O
>>681
 
エ!?マッテヨ!ヒトリジャアブナイヨ!?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【チョコチョコと生物も着いてきた】

683ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:33:37 ID:DTK0wtesC
>>682
いぃ……の
【またしゃがみ、もふもふと目線を合わせる】

684白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:35:39 ID:.6prKP66O
>>683
 
 
デモ……シンパイナンダヨ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【純粋に、彼はツィーを心配していた】

685ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:37:18 ID:EZHvaBxoC
>>684
……む
【もふもふを前に困り顔を見せる】

686白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:40:50 ID:.6prKP66O
>>685
 
ワタシハキミノミカタダヨ?
マエニモイッタジャナイカ!ワタシニタヨッテッテ!
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【本当に……心配し、今ツィーが何をしようとしているのかを気にしていた】

687ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:44:49 ID:EZHvaBxoC
>>686
【首を傾げる】
【確かに、言われた。がそれは上弦からであり、目の前のもふもふからではない】
【そもそも、彼女はもふもふと会うのは初めてである。故に少女は】

……じょぅげん?
【そう呟いた】

688白服でミントグリーンの何か ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:47:14 ID:.6prKP66O
>>687
【少女に呼ばれ、少しビクッとなったが……少しの間の後】
 
 
  ……ウン……ソウダヨ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【本当に、申し訳なさそうに答えたのだった】

689ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:52:47 ID:DTK0wtesC
>>688
【それを聞いて安心したような表情になり】

……♪
【上機嫌で頭を撫で始める】

690上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 01:54:54 ID:.6prKP66O
>>689
 
 
……ゴメンネ……ダマスツモリハナカッタンダ……タダ……キミトゼオラニヒドイコトヲ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【頭を撫でられながら、何度も謝罪の言葉を発した……何度も何度も……】

691ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 01:58:03 ID:EZHvaBxoC
>>690
……?
【再び耳の辺りを撫でる。お気に入りのようだ】

【あまり気にしてなさそうだ】

692上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 02:01:06 ID:.6prKP66O
>>691
 
 
ソレデ?ドウシタンダイ?イキナリドコカニイコウトシテ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【やっぱりそれが気になったのか……耳を撫でられながら尋ねた】
 
 
イイタクナイナラムリニキカナイケド……イツカハソウダンシテネ?
……ダカラヒトリデイカナイデ……ワタシトカエロウ?
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u

693ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 02:04:45 ID:O1o1pwYcC
>>692
……ぅー
【暫く悩んで】

かえ、る……
【そう言うともふもふの手をとってたちあがった】

694上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 02:11:25 ID:.6prKP66O
>>693
 
 
ウン……ソウシヨウ……ゴメンネ?
モトノスガタニモドルヨ……
    ∧_∧
   (´・ω・)
   |つと|
    u―u
【ツィーの手を握り返しながら、断りをいれて姿を戻した】
 
 
「ごめんな……少しの辛抱だから……」
【申し訳なさそうに答え、ツィーの手を引く……この姿より、変化した姿の方がツィーには嫌われないだろう……でも、この姿の方がツィーを守れる……だからこそ……もとの姿でツィーをアトリエに案内するのだった……】

695ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 02:14:38 ID:DTK0wtesC
>>694
じょうぅげん……
【瞳を潤ませながら抱きつく】

かえろぉ……
【手を握り、ついていく】

696上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/24(木) 02:18:03 ID:.6prKP66O
>>695
「ほら、泣かない泣かない……よしよし……」
【今度はこちらが頭を撫でた……】
 
「帰ろう……」
【小さな少女の手を握り、少女と共に帰路に着いた】

697ツェツィーリエ:2009/09/24(木) 02:21:20 ID:KZg1MerMC
>>696
……
【抱きついたまま頭を撫でられていた】

【少女は紙切れを鞄に直す、それは何かの地図のようであった】

//長い間お疲れさまでした、私はこれで寝ますね……

698名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 21:15:38 ID:Ytmc4SoY0
【繁華街】

「ねーねー知ってるー?」
『ああ、知ってる知ってるwwwwマジやべぇよなwww』

「おい聞いたか……」
『ああ、何でも……』


異能都市でここ最近、まことしやかに囁かれる噂。
それは――


――『隣人がいつの間にか人ではないものに摩り替わり、夜な夜な人を襲う。』

699:2009/09/24(木) 21:20:02 ID:KE2UskXwO
買い物袋を持った男
繁華街の裏路地を歩く
「…」
辺りに漂う
慢性的に染み付いた血の匂い
"異能都市"の日常に
それでも少し眉を潜めて

700名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 21:30:25 ID:Ytmc4SoY0
>>699

先日の工事現場の一件を覚えているだろうか。

あの時、かなりの数の機械人間を倒したが、
討ちもらした物も確実に存在する。

日々、機械人間は増殖しているのだろうか……


――キリキリ


町行く人々の雑踏に紛れ、非日常が闊歩する。

701:2009/09/24(木) 21:38:06 ID:KE2UskXwO
>>700
――シュボ…
薄暗い路地に安ライターの仄かな灯りがつく

「…」

歩く男
その胸中は表情からは読めず

煙を引き連れ、更に路地を行く

702カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/24(木) 21:43:35 ID:VUMgjiAE0
【人気のない道のどこぞの電柱の上】
【器用にしゃがんで、音楽に浸るように目を閉じて】

……歯車の音か?
最近はやたら増えたねェ、と

【背には煌めく光翼】
【やる気なさそうに呟いた】

703名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 21:45:32 ID:Ytmc4SoY0
>>701

しばらくはカップルや酔っ払い、
ホームレスや徘徊する不良少年などの姿がちらほら見えたが
工事が中止され放置された住宅地のあたりに入り込むと、まったく人影はなくなった。


――キリキリ

――キリキリ

――キリキリ


目障りな機械音が、はっきりと聞こえる。
先程の雑踏で聞いた時より、確実に多い。

704名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 21:51:39 ID:Ytmc4SoY0
>>702

電柱の上からは、
高い建物のないこの一帯の様子が良く見えた。

――キリキリ

――キリキリ

サラリーマンだろうか?
人気のない道をふらふらと歩く男。

――ドン

がらの悪い2人組みの男女に
ぶつかってしまい、殴り倒された……

しかし、なんど蹴りを入れられ、
倒されようと何処かを目指し、歩いていく……

705:2009/09/24(木) 21:57:16 ID:KE2UskXwO
>>703
「――…根幹」

携帯灰皿にタバコを押し込む

「…か」

向かう足は
先日の現場へ

706カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/24(木) 22:02:13 ID:VUMgjiAE0
>>704
【すぅ、と閉じていた目を開き】
【その光景を見た】

……
……イヤホンの子供たちか、はたまたダークヒーローか……

【やれやれとでも言いたげに首を振り】

全く、この街は変なことだらけだァな

【立ち上がり、電柱を蹴り】
【ふよふよ浮遊しながらついていく】

707名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:06:39 ID:Ytmc4SoY0
>>705

【工事現場】

「班員点呼ッ!確認取れ次第生体反応検知に移れ!」
「ポイントデルタクリア!第13工兵隊投入求む!」

先日の工事現場には、KEEPOUTのテープが張られ、
かなりの数の軍人、軍警察が忙しく動き回っていた。

今度は、生身の人間のようだが
逆に入りづらくなってしまっている……

>>706

「…………」

男は、先日巨大な兵器が表れたという工事現場を通り過ぎ、
町外れへと向かっている……

この先は本当に何もない、拡張工事中の場所のなかでも手付かずの区域なのだが……

708カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/24(木) 22:17:32 ID:VUMgjiAE0
>>707
【通り過ぎる際、工事現場をチラ見】
【男を見、再度現場を見て】

……、あれェ?違うのか?
この先はなんもねーはずなんだがなァ

【宙で一時停止】
【考えて】

んー……
……着いてったほうが面倒はなさそうだなァ

【視線を男へ戻し】
【追跡を続行することにした】

709瑞牝炉 彗華:2009/09/24(木) 22:18:32 ID:DTK0wtesC
ふぃー……今日も疲れました……
【鞄を片手にぶらりぶらりと歩いている】

あ、あれ……? ここ、何処ですか?
【迷っていた】

710:2009/09/24(木) 22:18:37 ID:KE2UskXwO
>>707
「(…無事か…ここは違う)」
"普通に"作業をする人垣を一瞥し

「…」
向かう先を変更する
サンダルの足音がカランカランと一定のリズムを刻んで

711名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:25:12 ID:Ytmc4SoY0
>>708

工事現場には、
破壊された重機やプレハブ小屋。

それ以上に目を引く『巨大兵器』の残骸……

野次馬が一目見ようと
押し寄せるたび、屈強な軍人に押し返される様を
気にする事もなく歩み続ける男は廃工場へと向かっているようだ……

>>709

キリ……キリ……

この前聞いたばかりの、不快な機械音。
それは目の前を歩く男から発せられているようだ……

>>710

甲の目の前に、サラリーマンのような格好の男が歩いている。
それから発せられるのは、例の機械音。

どこか、別の場所へとひたすら歩いて向かっているようだ……

712名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:28:47 ID:bWSGGpxY0
>>711
ニア ホイホイ付いて行く

「…」

あぁ、面倒事だな…間違いない
そう思いつつも甲は男に追随する

713カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/24(木) 22:33:43 ID:VUMgjiAE0
>>711
旨そ……いや、流石にないか
混ざり物も微妙だしなァ
【※彼なりの巨大兵器への感想】

ふうむ……
廃工場か、こいつの目指してんのは?

【かか、と笑い】

……面白くなってきた!

【追うスピードを上げた】

>>709-710
【上空に、小さな光の粒をこぼす光翼と】
【それを背負う男が見える、かもしれない】

714名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:36:25 ID:bWSGGpxY0
>>713
「未確認飛行物体……つーか派手だなオイ」
空飛ぶネオンサインみたいな姿を眩しそうに見た

715瑞牝炉 彗華:2009/09/24(木) 22:36:51 ID:DTK0wtesC
>>711
ひぃっ……
【機械音を聞き、辺りを見回し】

あれ……?
【機械の動く姿が見えず、混乱しているようだ】

716名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:43:24 ID:Ytmc4SoY0
【廃工場】

機械人間は廃工場奥の何もない一角で
立ち止まったかと思うと、いきなり甲とカノンの方へ振り向いた。

それと、同時に手に持った何かを宙に翳した!
爆弾か、武器か、と思いきや……

『これを見ている君が誰かは知らんが……
 願わくば力と勇気あるものであることを望む……』

空中に、映像が投影された。
映し出された男性はところどころ血に染まった白い白衣を身につけ、
狭く、暗い場所でしきりにあたりの様子を伺っているように見える……

>>715

野次馬の中から、数人の男女が奥を見るのを諦めたように
『笑いあいながら』彗華の近くを通り過ぎた……

――キリ――キリ

『それ』らは住宅地のほうへ戻らず、
何もないはずの方角へ進んでいく……

717カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/24(木) 22:49:52 ID:VUMgjiAE0
>>714
……目立つし綺麗だしいいじゃねぇかよォー

【聞こえていたようです】

>>716
んぁ!?

【映像の手前で急停止】
【まじまじと見つめて】

誰だァこのおっさんは?
見た感じよくありがちな遺言っぽいだがなァ、と
……なにを言いたいのやら

718瑞牝炉 彗華:2009/09/24(木) 22:51:24 ID:EZHvaBxoC
>>716
不気味です……が、不思議ですね
【ちょこちょこと数人の後をつけていく】

719甲/2(ピー)才フリーター男:2009/09/24(木) 22:52:38 ID:bWSGGpxY0
>>716
「―――!」
ザッ
振り向く気配に身構える



「…ほ?」
変わった雰囲気に首を傾げる

この男、力と勇気は人一倍ある
金は無いけど
>>717
「(…今度店の広告塔にでも使おう…)」

「多分面倒事だぞ?良いのか?」
親指でホログラフを指して

720名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:05:00 ID:Ytmc4SoY0
>>717 >>719

『このメッセージが発見されるまで1年、
 いや10年かかるかもしれんが、確実に私は生きてはいないだろう……
 クソッ!こんな台詞を本当に言う羽目になるとは滑稽だな。笑ってくれ。』

男性はかなりナーバスになっているようで時折ぶつぶつと
関係のない事を呟き、少しの物音でも身を震わせている……

『私はDrウィリアム・.カーツ。第A3地区研究所所属、職員No191137。
 ……時間がない、率直に言う。』

ここで、男は決意を込めるようにごくりと息を飲み。

『我々が極秘裏に開発していた軍事兵器が暴走、
 研究所がやつらに制圧された……やつらはまるでイナゴやゴキブリのような
 恐ろしい勢いで、仲間を増やし地上を伺っている……』

>>718

――キリキリ

――キリキリ

どんどん機械人間が合流し、
廃工場へと向かっていく……

その過程で、やつらは近くの鉄柵やパイプを引き抜き
武器として携行し始めた……

721瑞牝炉 彗華:2009/09/24(木) 23:08:48 ID:yLjqJICg0
>>720
む……武器、ですか
【物影に隠れながら尾行中】

では、私も準備を……
【そう言って、鞄から取り出したのはフルフェイスのヘルメット】

722カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/24(木) 23:13:53 ID:VUMgjiAE0
>>719
(よからぬことを考えられた気がする……)
いーんだよォ、たまにゃ悪くないさ
適度に首をつっこめりゃあ充分さね

【肩をすくめて、笑い】

>>720
カーツのおっさん……!
……いや、別に笑うとこじゃなくね?

【内容を聞き、腕組み】
はぁん、……要は後始末を頼む、ってことかィ?おっさんよォ
別にいいが、弱点とかプリーズプリーズ!楽になるから!
【へらりとつっこみつつ聞く】

723甲/2(ピー)才フリーター男:2009/09/24(木) 23:17:00 ID:bWSGGpxY0
>>720
「……」
腕を組んで静かにその話を聴く

――カクン
「(――は!?)」

「…」
かに見えて寝かけていたり
「(イナゴか…角の佃煮屋のばあちゃん…腰治ったかなァ…)」
思考があっちに飛んでたりしてた

ともあれ聞いている風である
>>722
「生活に刺激ってか?」
相変わらずだなと愉快気に笑う
「かか、お前の首はデケェからな…適度を見誤るとすっぽり突っ込んじまうぜ?」

724名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:23:53 ID:Ytmc4SoY0
>>721 >>722 >>723 

『陸上兵器の革新……自ら考え、既存の生物をを『組み換えて』増殖する自走兵器……
 XMA119、通称『エキドナ』が、反旗を翻したのだ……なぜかは分からん。
 機械の中には亡霊が居るとはよく言ったものが……』

『とにかく、奴らを野放しにしておくわけにはいかないが
 やつらが地上に出た時点でもう力押しでの駆除は出来ないだろう……
 そこで…………』


――ガガガッ


静寂を劈くような突然の攻撃。
掲げていた小型投影機ごと、機械人間が蜂の巣になる。

甲とカノンの背後にはいつのまにか
10体ほどの機械人間がパイプや鉄柵、ブロックを携え集まっていた……

全体から見ると、彗華と甲、カノンで挟み撃ちにしているような構図ではあるが……

725カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/24(木) 23:35:24 ID:VUMgjiAE0
>>723
俺ァ長生きだかんな、そう簡単には変わらんよ
【安心してもいいぜ、と言って笑う】
いやいや、今回は間違えねえっての!流石に!

>>724
【目を大きく開き】
お、おっさーん!?
せめて弱点!弱点うpしてくれよー!!

【嘆き込みの叫びが放たれた】
【やたら落ち込みながら振り向き、死んだ魚のような目で敵を見て】

……吹き飛ばしてえー

【そのまま溶けそうな勢いの落ちこみっぷりを発揮】
【何もせず機械人間たちを見つめる】

726甲/2(ピー)才フリーター男:2009/09/24(木) 23:37:53 ID:bWSGGpxY0
>>724
「ぐー…ぅ…ぐ…んあ!?」
睡眠との境界で静寂を破られる
攻撃音と何か聞こえた大声とで

「…んー…と」
目を二、三度ぱちくりして


「なるほどなるほどこういう事な、まぁ…理解した」
ズズズ…と、男の放つ雰囲気が重さを増す

右足を引く
左半身を前に
右腕は大きく後ろに伸ばし

―――臨戦態勢に移行した
>>725
「おk、カノン!『ふきとばす』だ!」
某トレーナー風に言ってみる

727瑞牝炉 彗華:2009/09/24(木) 23:42:12 ID:yLjqJICg0
>>724
……!?
【機械人間たちが蜂の巣になったのを見て後ろに下がった】

>>725>>726
あっち側にも誰か居ますね……
【フルフェイスのヘルメットをかぶっているため見辛そうだ】

728名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:46:03 ID:Ytmc4SoY0
>>725 >>726

機械人間は二手に分かれ、
甲側に4人、カノン側に5人が襲い掛かってきた。

原始的な武器が大半だが、
もし脳天にでも振り下ろされようものならその後の惨状は想像に難くない。

>>727

彗華の死角から、
振り下ろされる一撃。

鈍く煌くそれは、軍用の小型ナイフであった。

729:2009/09/24(木) 23:50:27 ID:PBnIervYO
(植樹の邪魔だな…)
実にKKKな衣装に身を包んだ男性がスコップ片手に思案顔
(いっそここらを更地にしともらった方が好都合か?)
すっとなるべく気付かれない様にその場から立ち去ろうとする。

730瑞牝炉 彗華:2009/09/25(金) 00:00:41 ID:yLjqJICg0
>>728
……どうしましょうか
【目の前の状況に気を取られ、背後に気づくことなく】
【振り下ろされたナイフは服を裂き、肉へ突き刺さるはずだった。が】
【それは服の下、肉の上で動きを止める】

いたっ、ナイフなんて危ないです……ねっ!!
【彼女は特にダメージを受けた様子は無く、振り向くと腹部へ掌底を放った】

731甲/2(ピー)才フリーター男:2009/09/25(金) 00:02:50 ID:R1uCyAoQ0
>>728
「―――いよッ」
買い物袋を空中に放る

両拳を引き絞り

パンッ
パパパッ!!!
武器を持つ手の甲を狙い殴る

―――グシャ
買い物袋は普通に地面に落ちた
失敗

「―――三十八計、逃げるにしかずッ!」
買い物袋を引っ掴み
その場をダッシュで駆け抜けた

//ねますみー

732カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/25(金) 00:04:53 ID:VUMgjiAE0
>>726
カノンはそっぽをむいた!
【自分で言いやがったこいつ】
//おやすー

>>728
だるーい……

【ふより、浮遊しながら敵を確認】
【ん?と思って数を数える】

……な、何で俺の方が多いのかな?
くたばってみますかお帰りくださいませお客様ァー!!

【アカムブレスと言う名のソニックブームでふっとばそう!とでも思ったか】
【回避も兼ね、羽ばたき一つで敵の上へ】
【ひゅうと息を吸ってエアチャージ開始】
【宙には小さな魔法陣が五つ浮く】

あの武器だ、攻撃は当たらんだろ……!
【機械人形の頭上一メートル程度の高度に浮いており】
【だいぶ油断しているようだ】

733名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 00:08:17 ID:Ytmc4SoY0
>>729

機械人間たちは男に気付くことなく、
その数を減らしていく……

>>730

――ぐしゃ

背後から襲いかかってきた
機械人間は盛大に吹き飛び、
近くの鉄骨に叩きつけられて動きを止めた……

>>731

// すみー

>>732

甲が逃げ去ったことにより、
もう片方の4人がわらわらと集まってきた!

武器を叩き落されているため、
脅威であるとは既にいえないかもしれないが……


――ひゅん


などと油断していると、
武器を持っている機械人間がそれを投擲してきた!

734瑞牝炉 彗華:2009/09/25(金) 00:14:49 ID:yLjqJICg0
>>731
//おやすみなさいー

>>733
よし、まずは一人……一つ、ですかね?
【手をはたきながら振りかえり】

ううん、やっぱりこの戦闘用服は強いですね……
【ナイフの攻撃はそれのお蔭で助かったらしい】

735カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/25(金) 00:19:58 ID:VUMgjiAE0
>>733
っ!
【ぎゃー!とでも言いたそうな顔で追加の四人を見て】
【飛んできた武器はロールとジグザグ飛行を駆使し、回避】
【……といっても完璧ではなく、いくつかが掠ってはいるが】

rrr.... . .. . ....

【そしてチャージを終える】
【魔法陣は5から9に、対応するためか増やして】

Ah-......!!!

【叫びに乗り、圧縮された風が解き放たれる】
【展開した9の魔法陣から伸びるブレスは、荒く、しかし確かに機械人形たちを狙う】

736:2009/09/25(金) 00:21:57 ID:PBnIervYO
>>733
(不浄の地になれど……いや、もう遅いか)
すすす、とそのまま街の影にとけ込むように逃げていった。

737名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 00:27:24 ID:Ytmc4SoY0
>>734 >>735

敵を打ち倒した彗華の目に、
ブレスで同じく敵をなぎ倒していくカノンの姿が映る。

機械人間は一体一体はそれほど強くないようで、
もう、生き残りは居ないようだ……

しかし、少し考えればおかしい点に気付くだろう。
投影機を持っていた機械人間を銃撃した銃を持った敵が見当たらない。

ともかく、危機は去った……

>>736

// なんかごめんね・・・

738カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/25(金) 00:34:14 ID:VUMgjiAE0
>>737
あー、っとォ!

【ふうっと一つ深呼吸】
【地に一度降り、辺りを見て】

……ありゃ?
銃を持ってる奴がいねェが、……?

【首を傾げるが、わかりそうもないのですぐに思考放置】
【再び浮き上がると、ゆるゆるとした速度で去っていった】
///ねまっす あざっしたー!

739瑞牝炉 彗華:2009/09/25(金) 00:37:22 ID:yLjqJICg0
>>737
あの方も凄いですねぇ
【カノンを見てそう呟く】

さて、ひと先ず終わり。でしょうか?
【辺りを見て残りが居ないか確認をする】

>>738
おや、行ってしまいました……
【カノンを見送り】

一人でこんな場所に居るのはちょっと怖いです……帰りましょう
【ヘルメトを鞄に直すと、フラフラーっとどこかへ行ってしまった】

//私も寝ますね……

740夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/25(金) 19:42:50 ID:/k2gysHgO
中央公園。
街灯の輝き始めた公園のベンチにゆったりと腰掛けた真紅の髪眼の女は、珍しく困った様な笑みを浮かべていた。
「たまの休みに暇を満喫するのも悪くはないが、」
女の座るベンチの周囲には、猫、猫、猫、猫。
女の膝の上にも、猫。
右肩の上にも、小さい猫。
「さて、如何したものか」

741名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 19:48:09 ID:Ytmc4SoY0
>>740

「にゃーん」

――キリ――キリ――

「ふしゃーっ!!」

――キリ――キリ――


新たに現れた『猫』の一団。
蔡生に先に群がっていた猫達が取った行動は威嚇であった。

742ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/25(金) 19:52:27 ID:GoYFWHAU0
【同じく公園…】
「…あう〜…」
【近くのベンチの上にいる少女…の周囲にも猫がいっぱいいる】

「どうしようかなの〜…」
【しかも率先して頬ずりをしてくる猫や膝の上で安眠する猫などがいる…】

743夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/25(金) 19:55:52 ID:/k2gysHgO
>>741
「何処ぞの誰かの作品かな」
騒ぎ始めた猫たちを一瞥し、新たに現れた猫たちに視線を投げる。
「……と言えれば気が楽なんだがね」
嘆息。報告は入っている。

>>742
「おや、ディスか。今晩は」
自分と同じ境遇の――謂わばお仲間を見つけ、困った様な微笑みを向けた。

744ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/25(金) 19:59:20 ID:GoYFWHAU0
>>743
「こんばんわなの〜…ここってこんなにねこさんおおかったのかなの〜…」
【頭をかきながら周囲を見回す】

【色んな所を猫にぺろぺろされている】
「みうごきとれないなの〜」

【ディスはもともと動物に好かれやすい体質だからこれほど纏われているのだろうか】

745名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 20:06:20 ID:Ytmc4SoY0
>>743 >>744

「にゃー」            「にゃー」
   「にゃー」  「にゃー」        「にゃー」
 「にゃー」     「にゃー」 「にゃー」
  「にゃー」          「にゃー」


「「「「「ふしゃああああああああああ!!!!」」」」」


先にいた猫達が威嚇するものの、
新たに到着した猫達は、なんら気にも留めない様子で、歩を進める。

その鳴き声は単調な管楽器のように感情が感じられない

746夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/25(金) 20:12:30 ID:/k2gysHgO
>>744
「はは、微笑ましいな」
軽く笑って言葉を紡ぐ。
その間にも一匹の子猫がベンチの背もたれによじ登り、真紅の髪眼の女の頭に飛び乗った。
「誰か餌を遣っているのかもしれないな。此れまた微笑ましい事だ。――ああ、」
其処で何かを思い出した様に表情をシフトさせる。
「包帯の調子は如何だ? 使う機会は有ったかな?」

>>745
「ほら、落ち着いて」
自分の周囲に居る猫を一撫でして落ち着かせて行く。
「然し興味深いな。一体持ち帰るか?」

747東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 20:13:46 ID:g4lxCBLQ0
「……なーんかうっさいのが居ると思ったら……」
かつり、かつり。靴を鳴らしながら、歩いてくる男が一人。

748ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/25(金) 20:14:59 ID:GoYFWHAU0
>>745
「…?」
【ふとその目線は猫たちに向く】

【くんくんと鼻を鳴らす】
「…あのねこさん…なにかちがうの」

【周囲の猫を撫でて言う】

>>746
「あう〜…えさがちかくにあるのかなの…」
【あたりを見回す】

「まだつかってないんだけどなの…でも…」
【妙な音を鳴らす猫を見つめて】

「もしかしたらいまからつかうかもしれないの…」

749夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/25(金) 20:23:19 ID:/k2gysHgO
>>747
「東雲か」
現れた男を一瞥。
「秘書が世話になったね」

>>748
「使わないに越した事は無いが、其れは其れで寂しいな」
おどける様に笑うと、機械仕掛けの猫を見る。
「今の所は無害そうだが……然て。精巧に出来ているが誰が造ったんだろうね」

750名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 20:23:54 ID:Ytmc4SoY0
>>746 >>748

「にゃ〜……ごろごろ……」

そのうち、新手の猫軍団に威圧されたのか
どっと波を打つように逃げ、蔡生とディスへと群がる猫。

――キリ――キリ――

新しい猫軍団はそちらを囲むように、
3,4m先で様子を伺っているようだ。

>>747

大量の猫に囲まれている2人の女性。
その蔡生とディスの周りにいる猫は、周りを囲む猫に怯えているようだ。

十分、異様な光景と言える。

751ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/25(金) 20:26:54 ID:GoYFWHAU0
>>749
「…あう〜…たしかにだけどなの〜」
【少し困った顔だ】

「…う〜ん…たたかうことにならないといいんだけどなの…」
【と、ここで】

>>750
「あう?」
【ディスにくっついて震える猫たちを見る】

「やっぱり…やっぱりあぶないみたいなの!」
【サツキに向いて言う】

752東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 20:29:32 ID:g4lxCBLQ0
>>749
「秘書?……ああ。黒沢、だっけか?」
納得したように頷き

「会う度会う度銃を突きつけられてちゃ適わないんでな?」
まずかったか?とでも言うように苦笑して

「……ところで。それ、ただの猫じゃねえな?」


>>750
「……一応生物、か?」
猫にしては有り得ない機械音のような物を発する猫。そのうちの一匹に手を伸ばす。

753夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/25(金) 20:39:58 ID:/k2gysHgO
>>750
「ふむ」
肘を畳んだ状態で腕を前に出す。何かを押す前――そんな姿勢。
女は観察する様な視線を投げ掛け、軈て腕を動かした。
全身の筋肉を使って腕を伸ばす。重心を乗せる。
動きのキレは最早異常。初速を最高速とする急加速で伸ばされる腕。
――雷瞬、ぱんと云う炸裂音。
0から100への急加速で伸ばされた腕は大気を叩く。
水中で水を押し打てば流れが出来る。其れと同じだが――威力の桁が違う。
伸ばした腕の延長線上には機械造りの猫。大気を伝播するのは打撃。掌打。
――遠当て。
大気を伝播する打撃、極めて軽く打ったため、精々当たれば弾き飛ばすと言った程度。
「さて、如何反応するのやら」

>>751
「取り敢えずは様子見、かな? 私は壊すつもりは無いよ」
観察者の視線で猫を見乍ら言う。
「尤も――猫を襲おうとした瞬間、壊すがね」

>>752
「ああ、機械造りの猫らしい。……彼女は優秀だからね。些か困る。だが、問題の本質は」
ふ、と嘆息して言葉を紡ぐ。
「水無月煉は既に此の世に居ないのに、何故君と彼女で戦闘になるのかだ。何故かな?」

754名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 20:49:10 ID:Ytmc4SoY0
>>752

紅夜が手を伸ばし、触れようとした瞬間……

「シャーッ!!」

通常の猫ではありえないほど鋭い一撃が飛ぶ。
常人が喰らえば指先をごっそり失いかねない。

>>751 >>753

ディスの『危ない』という予感は現実のものとなった。
蔡生の遠当て、一般人には独りでに敵が倒れたように見えるのだろうが……

「……!」

――ダンッ

中に何か硬いものの入った皮袋を殴打したような音。
それ以上に気にするべきは、遠当てが当たる直前に猫が回避行動を取ろうとした事にある。

吹き飛ばされたそれは、空中で体勢を立て直そうとして体を捻り――


――それ以上の目測は不可能だった。

残りの猫が堰を切ったように2人に飛び掛り、
吹き飛んだ猫はそれに飲まれ見えなくなったからだ。

755ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/25(金) 20:52:41 ID:l4/RxhuI0
>>753
「…うん…そうするなの…」
【猫に対して警戒を解かない】
しゅるしゅる
【ちょっとずつ背中から包帯が伸び始める】

>>754
「…やっぱりなの!」
【ディスは素早く立ち上がる】
「こっちにはいかせないの!!」
しゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅる

【猫への攻撃を避けるように猛烈なスピードで包帯を周囲に跳びかわせる】

【はじくぐらいの威力はあると思うのだが…】

756東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 20:58:33 ID:g4lxCBLQ0
>>753
「俺は大量殺人犯。アイツはそれを捕まえる立場。生きてたと分かれば、戦うのは当然じゃねえのか?」
何故そのような事を聞くのか、分からないと言わんばかりに小首を傾げ

「まあ、俺は売られた喧嘩を買っただけだし、いい感じにまとまりそうなんだからいいんじゃねえ?」

>>754
猫の一撃。見えていた。動けもした。だが、動かない。
「……欲しけりゃやるよ」
伸ばした腕の指は綺麗に切り裂かれ、宙を舞い、ボトリと地に落ちる。

「ただ……」

「三倍返し、な」
今、自分の一番近くに居る猫。即ち今自分に攻撃を仕掛けてきた猫に手刀を繰り出す。

757夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/25(金) 21:07:36 ID:/k2gysHgO
>>754
「刺激してしまったか」
思案の色を滲ませて呟く。
だが、対処は容易い。
――視覚に頼らずとも。
其処に在る物の形状、内部構造、内部動作を把握し、其処から如何動くかを相手が動くよりも早く知る。
研鑽の果てに培った剣の神眼と初速を最高速に成す瞬雷の業に因って機械造りの猫が飛びかかるより早く対処を行う。
得物を抜き、払う。
飛び掛かりの出掛かりを狙った一閃。
往復する刃。中空を跳んだ瞬間を狙い段を違えてまた一閃。
自分への距離を潰そう中空を翔ける瞬間を狙い、また一閃。
三つの軌跡に猫の総てを納めた三閃を打ち払った。

>>755
刀を払い乍ら言う。
「済まない。刺激してしまったようだ」

>>756
「人違いだと言えば善かろうに」
苦笑する。
「公式に水無月煉は存在しないんだ。人違いと云うのは事実だ、通そうとすれば通るだろう」
苦笑を深くする。
「まあ、過ぎた事だが。何れにせよ、私からすれば君達は二人とも千夜の者だ。同志で遣り合うのは控えて欲しい」

758名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 21:16:36 ID:Ytmc4SoY0
>>755

ぱし、ぱしと包帯に叩き落とされる機械猫。
しかし、その程度では倒すことは出来ずに
地面へと軽く着地し、襲い掛かってくる。

あるものは再び跳躍して上から。
あるものは地面を這うように走り下から。

包帯を切り裂かれないように注意しなければ。

>>756

猫皮そのものの表皮を断ち切ると、
中からあふれ出す機械パーツ。

キリ――ギッ――

紅夜を脅威と判断したのか、
十数匹の猫が一気に襲い掛かる。

>>757

宙で、地で。
血の変わりに歯車と軸を撒き散らし四肢を分断される機械猫。

ものの一瞬でその数の半分を減らした機械猫。
残りはディスと紅夜へと向かったものだけだ。

759ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/25(金) 21:19:16 ID:l4/RxhuI0
>>757
「あう〜…きにしないの…」
【サツキに目線を向ける】

「たぶん…『さつき』がしなくてもこうげきしてきたとおもうの…」

>>758
「あう〜…それなら…」
ぎゅるぎゅるぎゅる
【高速で飛び交う包帯の表面に細長い刃状の突起を生やせる】

【しがみ付かれない様にしているのだ】

760東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 21:27:07 ID:g4lxCBLQ0
>>757
「言ったさ。俺は水無月煉じゃない。そして、アレをやったのは俺だ、ってな」
楽しげに笑いながら。反省なんざこれっぽっちもしていない。これ以上何を言っても無駄っぽいぞ!

「でも、何時でも殺しに来いって言っちまったしな。次はマジで殺されかねねえんだよねえ……」
肩を竦め、苦笑。まあ、自業自得な訳だが。

>>758
ゴポリ、と水音。
「行ける、か……?」
次いで、ドロドロと先程の傷口から血が溢れ。

「とりあえず……。死んどけ?」
ずるり、と何かが這い出るような音と共に溢れ、流れ出る血が槍となって襲い来る猫を突き刺そうとする。

761夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/25(金) 21:33:37 ID:/k2gysHgO
>>758
「ふむ」
ばら蒔かれた猫の部品を興味深げに眺める。

>>759
「そうかもしれないが――其方も大丈夫みたいだね」
ディスなら大丈夫だろうと、手を貸す事はしない。

>>760
「やれやれ。不良社員を持つと苦労するな」
おどける様に大袈裟に嘆息する。
「なら殺し合う暇を潰させて貰おうか。調度良い。君の初の大仕事だ。此の猫達、」
ばら蒔いた機械造りの猫たちを見て。
「機械仕掛けの擬態者達の探索と、其れらの破壊。出来るか?」

762名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 21:37:00 ID:Ytmc4SoY0
>>759

ばし、ばしと突起のついた包帯に弾かれる猫。
しがみつかれる事はないが、機械猫の数は中々減らない。

打撃で吹き飛んでも、空中でくるりと回転して着地、
受身を取られるためやや効果が薄いのだ。

>>760

飛び掛ったところを、
次々と串刺しのになり動かなくなっていく猫達。

中には、刺さったままでももぞもぞと身体を動かしているものもいるが……

>>761

表面の皮は紛れもなく猫のものだが、
一皮向けば薄いゴムのような祥芸吸収材や
機械のパーツがぎっしりと詰め込まれている。

報告どおりだ。

763ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/25(金) 21:44:55 ID:l4/RxhuI0
>>761
「うん、だいじょぶだとおもうの…
 しんぱいないなの〜!」
【余裕を見せるように微笑む】

>>762
「こうなったらなの…」
【ポシェットから包帯を新しく取り出した】

【それは以前サツキから受け取った…いうなれば戦闘用包帯】
【そしてもう一つ、布のようなものを右手に取る。それもまた刃。】

「いけ〜!なの!」
【勢いよく包帯と白刃を振るう】

【その包帯は薄い刃となって】
しゅんしゅん

【布上の刃とともに前方に斬りつけていく】

【ただ、布上の刃の動きはほんの少しだけ正確ではないが】

764東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 21:57:11 ID:g4lxCBLQ0
>>761
「……さあ、ね。捜索やら何やらも、やるのは初めてなもんで」
小さく笑う

「だけど、仕事っつうんなら、やるしか無えな?」
同意を求めるかのように頷く

>>762
「うおっ……。気持ちわり……」
串刺しになってもまだ動くそれを摘み上げ、興味深げに見て

765夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/25(金) 22:02:26 ID:/k2gysHgO
>>762
「優秀だな」
くすりと部下の事を想って笑う。
「然し追って調査する必要が有るな。何処から来たのか、何時から居るのか、誰が造ったのか」
思案の色を浮かべ乍ら、其れでも笑みは崩さない。
「山積してるな。遣るべき事が」

>>747
「強くなったね。余裕が有る」
華やかに笑い、振るわれた刃布を見る。
「其れの扱いも慣れてきて居る様だし」

>>748
「当然。確り働いて貰うよ」
くすりと笑い、立ち上がる。

「さて、遣る事が増えた。千夜に戻る。またね、ディス。東雲とはすぐにでも会うだろうが」
生きた猫達が離れ、真紅の髪眼の女は漆黒の凱套の裾を翻し、颯爽とその場を後にする。

766名も無き異能都市住民:2009/09/25(金) 22:08:48 ID:Ytmc4SoY0
>>763

布刃と包帯の二振りの剣。
鮮やかな動きによってばらばらとなぎ倒されていく機械猫。

動きは早いが、それほど頑丈ではないのだろう。
既に、動く物体は残っていなかった。

>>764

生物では無い為、
機関部を正確に貫かないと死なないようだ。

しかし、外部は目に見えて損傷している。
放って置いても、動けないし害はないだろう。

767ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/25(金) 22:11:15 ID:l4/RxhuI0
>>765
「うん、まだむずかしいけどなの…!」
【両の手の刃を振りまわして言う】

>>766
「あう、おわったかなの…」
【ふう、と息を吐いて布刃と包帯をその手にまとめた】

「…でもこれっていったいなんなのかなの…」
【じっと機械猫の残骸を見つめていた】

【普通の猫はいつの間にかどこかに行ったらしい】

768東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 22:17:39 ID:g4lxCBLQ0
>>765
「……了解」
応え、笑い

「嫌でも、な。仕方無えな……」
苦笑を挨拶代わりに、蔡生を見送った。

>>766
「……何なんだか」
興味が失せたか。つまらなそうに猫を他の死体?の中に放り投げて。

「さて……。どうするか……」
ふらり、音も立てずに何処かへ歩き去っていった。

769甲/2(ピー)才フリーター男:2009/09/25(金) 23:55:25 ID:R1uCyAoQ0
【駅ロータリー】

ギターを手に座り込む男
チューニングを終え、立ち上がる

ハーモニカの音色からストリートライブは始まった

770頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/26(土) 00:07:16 ID:fP94A.NgO
>>769
「……まだ続けてたのか?」
寄って来たのは呆れ顔の中年音。
ドカッと正面に胡座をかいて座り込み、取り出した煙草に火を着けて聞く体制に入った。

771甲/2(ピー)才フリーター男:2009/09/26(土) 00:11:55 ID:R1uCyAoQ0
>>770
――ジャン
「――…センキュー」
一曲弾き終える
オーディエンスは一人

「惰性、とは言わんが…まぁ、腐れ縁みてーな趣味さ」
サングラスの目は座った中年を見て

「花の金曜日にタクシー屋が暇そうだな」

二曲目を始める
今日の曲目は少しの郷愁を含みつつ

772頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/26(土) 00:26:14 ID:fP94A.NgO
>>771
パチパチ、と形だけの拍手を送る。
「そうか。まあ…ライブをするには、この時間はどうかと思うぞ」
苦笑を浮かべながら、紫煙を吐き出し空を見上げる。
「なぁに、今の仕事なんざ暇潰しみてぇなもんだ。真面目にやろうなんて柄じゃねぇよ」
いい曲だな、とポツリと漏らす。

773甲/2(ピー)才フリーター男:2009/09/26(土) 00:40:19 ID:R1uCyAoQ0
>>772
「良いんだよ」
二曲目を終えて
「どこまで行っても結局自己満足さ、これはな」
キシシと笑って見せて

「じゃあ、ラストだ…今思いついた新曲」


「なんとなくの歌」
無骨なメロディーラインに思いつきの歌詞が載って
その曲はとても完成とは言えず
しかしその未完成な部分こそが
彼の人となりを歌っているようで

"どこまで行っても結局自己満足"

それは誰に対してでもない
自分に対する歌

笑えるほどおかしな存在証明だった

774頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/26(土) 00:51:32 ID:fP94A.NgO
>>773
「なんだそりゃあ」
適当な説明と曲名に笑いながらも、瞳を閉じて曲に聞き入る。
そのどこまでも未完成な歌を合いの手もいれることなく聞き続け、
ふと瞳を開けると呟いた。
「……なあ、甲…お前はどこまで行けたと思う?」
視線の先には、白く輝く月が浮いていた。

775甲/2(ピー)才フリーター男:2009/09/26(土) 01:02:57 ID:R1uCyAoQ0
>>774
「さぁな」
ギターをケースに仕舞いこむ
「行けた所までだろ」
サングラスをずらして、同じ月を仰ぐ

「そっから先は……これから行く所だ」
旅路は終わらない
「終点なんざ知らねぇ、そんな切符はまだ持ってねーしな」
月に背を向け歩き出す

「――…」
何かを言おうとして振り返って
「……まぁ、良いか…またな」
何も言わずに歩き去った

776頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/26(土) 01:35:41 ID:fP94A.NgO
>>775
「…そうか」
立ち上がり、軽く埃を払う
「お前はまだ、前に進んでいるのか」
立ち去るその背中に、懐かしむように目を細めて
「変わらないな、お前は。ああ……また」
歩み続ける男を、立ち止まったまま見送った。

「…いいもんだな」
立ち止まっている男は、もう一度月を見上げ
「蒼い月ってやつも」
誰もいない道端で、誰かの名前を呟く
「なあ、お前もそう思わないか、―――」


男はいつまでも、白く煌めく月を見上げていた。

777瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 11:31:43 ID:O1o1pwYcC
商店街

えーっと、後は……
【おつかいの途中だろう、メモを見ながら歩いている】

778東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 11:35:11 ID:g4lxCBLQ0
「ん……。アイツは……」
人混みの中に居ても一際目立つその明るい赤髪の男

779瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 11:38:06 ID:DTK0wtesC
>>778
ふむ……お母さんは何を作るつもり何でしょう?
【メモを見て首を傾げている】

【まだ紅夜には気づいていない】

780東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 11:42:13 ID:g4lxCBLQ0
>>779
「……」
ニヤリ。怪しく笑って。

「親父。コレちょっと借りるわ」
『ん?いいけど、んな物何に使うんだ?』
何か怪しい店から鬼の被り物を拝借。

「……」
それを被って気付かれないように彗華の背後に立ち、肩をトントンと叩く

781瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 11:46:15 ID:O1o1pwYcC
>>780
……はい?
【無警戒に後ろを振り向き】

う……うにゃぁ!!
【変な悲鳴をあげ、凄いスピードで電柱の裏に隠れた】

782東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 11:53:40 ID:g4lxCBLQ0
>>781
「……ぷっ。あははははははははっ!!」
m9(^д^)←まさにこんな感じで大笑い

「あー……。いい反応だねえ……」
未だに少し笑いながら、被り物を外し

783瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 11:58:00 ID:DTK0wtesC
>>782
うぅ……
【涙目で紅夜をみて】

あ、あなたは……
【電柱の陰から少しだけ出てくる】

784東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 12:01:01 ID:g4lxCBLQ0
>>783
「いやあ……、中々面白い物が見れた。うにゃぁって……」
クク、と楽しげに笑って

「……そういやお前、屋台は?」

785瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 12:06:00 ID:DTK0wtesC
>>784
ひ、酷いです……
【電柱に隠れてしまった】

今日はお仕事じゃないんで持ってません……

786東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 12:08:10 ID:g4lxCBLQ0
>>785
「あー。もう(多分)何もしねえから出て来い出て来い……」
ちょいちょい、と手招き

「ああ、成る程。その紙は?何書いてるんだ?」

787瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 12:17:06 ID:EZHvaBxoC
>>786
は、はい……解りました……
【素直に出てくる】

これですか? おつかいのメモですが……
【内容はカレー粉、活きの良い魚、河童の爪など想像のつかない物を含んだ様々な材料が】

これ、今日の夜ご飯らしいです……

788東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 12:19:52 ID:g4lxCBLQ0
>>787
メモに目を通し
「……は?」
呟き、もう一度メモを見て

「え……。お前は何を食わされるんだコレ……?」

789瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 12:23:13 ID:O1o1pwYcC
>>788
さあ、何でしょうか……?
【同じくメモに目を見て】

河童さんの爪は食べられないと……
【そういう問題では無い】

790東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 12:25:18 ID:g4lxCBLQ0
>>789
「……何時もこんな感じなのか?」
どんな物が出来るのか。色々と勝手に想像して。

791瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 12:28:46 ID:KZg1MerMC
>>790
大体、こんな感じですね
【メモから顔をあげ】

お母さんが作るときは
【お母さんの料理は壊滅的らしい】

792東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 12:31:21 ID:g4lxCBLQ0
>>791
「よく生きてるな、あんた……」
感心なのか哀れみなのか。

「……と言うか、河童の爪なんて売ってるのか……」

793瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 12:33:47 ID:EZHvaBxoC
>>792
ええ……なんとか
【妖怪ですから】

売ってるんじゃないんですか? 河童さんが可哀想ですが……

794東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 12:40:51 ID:g4lxCBLQ0
>>793
「まあ、食い物食わなきゃ俺らが死ぬしな……」
ふ、と小さく笑って

「……そういや。前会った時は、人と顔が合わせられないとか言ってなかったか?」

795瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 12:43:25 ID:EZHvaBxoC
>>794
そうですね……
【彼女の悩みは続く】

まだ……無理です……
【ここまで、一度も目を合わせていない】

796東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 12:46:53 ID:g4lxCBLQ0
>>795
「あー。そうかそうか……」
ニヤリ。怪しい笑い。

797瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 12:47:47 ID:KZg1MerMC
>>796
な、なんですか?
【何かを感じ、後退り】

798東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 12:50:15 ID:g4lxCBLQ0
>>797
「……いや。やっぱ止めた。何も思いつかねえし……」
肩を竦めて

799瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 12:52:23 ID:O1o1pwYcC
>>798
そ、そうですか……
【安心したようにため息】

800東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 13:08:34 ID:g4lxCBLQ0
>>799
「……」
無言で近付き

「……目を合わせられない、ってのは……何か嫌な気分だな……」
ずい、と顔を近づける

801瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 13:15:17 ID:O1o1pwYcC
>>800
だって……ダメなんですよぉ……
【後退、既に顔は真っ赤】

802東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 13:18:09 ID:g4lxCBLQ0
>>801
「……直そう、とかは?思わねえのか?」
近づけた顔を少し離し、首を傾げて

803瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 13:23:08 ID:EZHvaBxoC
>>802
直せません……
【首を振る】

804東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 13:26:41 ID:g4lxCBLQ0
>>803
「……あんたがそう思い続けるうちは無理だろうな」
溜息と共に肩を竦め

「まあ。直したくない。ってんなら別の話になるがな」

805瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 13:32:56 ID:O1o1pwYcC
>>804
直した方が良いとは思いますが……
【顔を上げて紅夜を見る】

うぅ……
【が、直ぐに顔を伏せる】

806東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 13:38:58 ID:g4lxCBLQ0
>>805
「なら。まずは気持ちからだな」
優しく微笑み。

「今すぐ出来るようになる必要は無えさ。ゆっくりゆっくり、な」
そう言ってポン、と頭を撫でた。

807瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 13:41:27 ID:O1o1pwYcC
>>806
うぅ……ありがとうございます
【彼女の頭は強い日差しに当てられた今でもひんやりとしていた】

808東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 13:48:40 ID:g4lxCBLQ0
>>807
「礼なんていらねえよ。俺がそうして貰いてえだけだしな」
笑顔でそう言って。ひんやりした頭が気に入ったのか、もう一度頭を撫でた。

809瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 13:52:20 ID:EZHvaBxoC
>>808
そうですか……?
【紅夜の腕を掴んで】

あの……余り撫でないで下さい……

810東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 14:01:05 ID:g4lxCBLQ0
>>809
「ん……。ああ、悪い」
残念、とでも言うような顔をして手を離す

811瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 14:03:42 ID:O1o1pwYcC
>>810
すいません……触られるのは、あまり……
【昔から人との関わりが無かった彼女は人と向き合う事すら怖いのである】

812東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 14:09:19 ID:g4lxCBLQ0
>>811
「ん、分かった。悪かったな?」
両手を合わせ、拝むように頭を下げた。

813瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 14:11:54 ID:EZHvaBxoC
>>812
はい……大丈夫です
あ、そんなに謝らなくても……
【ちょんちょん、と下がった頭を軽く撫でる】

814東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 14:25:39 ID:g4lxCBLQ0
>>813
「そうか?」
ひょい、と顔を上げて首を傾げ

815瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 14:27:46 ID:O1o1pwYcC
>>814
あ、はい……私は怒ってないので
【一瞬目が合い、直ぐに逸らす】

816東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 14:32:34 ID:g4lxCBLQ0
>>815
「ならいいんだがな……」
矢張り視線を逸らされるのは微妙な気分になるらしく、少しムッとして

817以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/26(土) 14:35:17 ID:KZg1MerMC
>>816
うぅ……
【その表情に少し怯え】

そう言えば、あなたの名前は……ライオンさん、ですか?
【少し前の出来事を思い出して】

818東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 14:38:58 ID:g4lxCBLQ0
>>817
「……本当、駄目なんだな……」
呆れを通り越して少し哀れみのような視線を送り

「……あったねえ。そんな事も……」
正直反省している。nknhtが

「東雲紅夜。それが俺の名前だ」

819瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 14:41:56 ID:EZHvaBxoC
>>818
……ぐすっ
【涙目】

紅夜さん? よろしくお願いいたします
【頭を下げる】

820東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 14:46:58 ID:g4lxCBLQ0
>>819
「ああ、ったく。泣くな泣くな……」
ハア、と溜息一つ

「そう。紅夜。とあるすかした女に付けられた名前でな?」

821瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 14:52:47 ID:O1o1pwYcC
>>820
……すいません
えっ……自分の名前じゃないんですか?
【涙目のまま顔をあげる】

822東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 14:55:49 ID:g4lxCBLQ0
>>821
「まあ、ゆっくり直せっつったのは俺だからな……。謝るなよ……」

「だから、それが俺の名前だって。その女に名付けられた。それだけさ」

823瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 14:59:02 ID:DTK0wtesC
>>822
解りました……
【涙を吹いて】

それだけって……

824東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 15:08:42 ID:g4lxCBLQ0
>>823
「ああ、それだけだ。どうかしたか?」

825瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 15:10:48 ID:DTK0wtesC
>>824
えっと、その女の人ってあなたのお母さんじゃないですよね?

自分の名前は無いんですか?
【首を傾げて】

826東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 15:13:40 ID:g4lxCBLQ0
>>825
「……あんなのが母親だなんて、想像するのも嫌になるねえ……」
苦笑して

「無えよ。無かったから、名付けて貰った」

827瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 15:16:14 ID:DTK0wtesC
>>826
そ、そうなんですか……

自分の名前が無いって……?

828東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 15:17:52 ID:g4lxCBLQ0
>>827
「まあ、いい女なんだけどな?」

「そのまんまの意味さ。無えもんは無えんだ」

829瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 15:20:09 ID:O1o1pwYcC
>>828
……?
【訳が解らず】

それって……悲しくなりませんか?

830東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 15:24:39 ID:g4lxCBLQ0
>>829
「別に?」

「無えものは無え。欲しかったら手に入れればいい。だから俺は手に入れた」
そう言って、また笑った。

831瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 15:30:29 ID:KZg1MerMC
>>830
そうなんですか……あなたは強いですね?
【此方も笑顔に】

832東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 15:34:24 ID:g4lxCBLQ0
>831
「んな事は無えよ。人に頼りっぱなしさ」
手をヒラヒラと振って

833瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 15:38:23 ID:O1o1pwYcC
>>832
いえ、人に頼る事も重要です
【うん、と頷いて】

一人で何処までも行こうとするよりも、ずっと……

834東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 15:45:00 ID:g4lxCBLQ0
>>833
「重要と強いは違うだろ?」
頷きをチラリと見て

「何だ?そういう知り合いでもいるのか?」

835瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 15:48:47 ID:O1o1pwYcC
>>834
でも、そこまで離れたものでもありませんよ?
【また笑顔に】

知り合い……居ますね、沢山

836東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 15:53:49 ID:g4lxCBLQ0
>>835
「そうかねえ……?」

「はは……、アンタも苦労人だねえ……」
苦笑。恐らく自分もそういう男だから。

837瑞牝炉 彗華:2009/09/26(土) 16:00:44 ID:EZHvaBxoC
>>836
ええ……でも、いい人ばかりです

あ、それでは私は……
【紅夜に頭を下げると走って帰って行った】

【やはり、夜ご飯は想像を絶する程美味しく無かったらしい】

838東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 16:07:10 ID:g4lxCBLQ0
>>837
「ん……。じゃあな」
手を軽く振り

「さて、と……」
フラリ。何処かへ歩き去った。

839:2009/09/26(土) 18:04:26 ID:KE2UskXwO
休日

「…」

街を歩く

840:2009/09/26(土) 18:24:15 ID:KE2UskXwO
休日終了

「…」

帰路につく

841頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/26(土) 18:52:51 ID:fP94A.NgO
「……」
駅前に止まっている黄色のタクシー
「腹、減ったな…」
開いた窓から煙草の白い煙が漏れている
いつも通り、客はいないようだ。

842:2009/09/27(日) 11:33:49 ID:KE2UskXwO
【眼鏡屋】
「魔眼抑止レンズの加工ですとお見積りはこの程度で…」
昨夜の一幕により破損したメガネフレーム
修理よりは思い切って新しいのを買ってしまおうと訪ねた眼鏡屋

「……修理でお願いします」

ぶっ飛んだ金額に妥協した男が居た

843名も無き異能都市住民:2009/09/27(日) 19:48:54 ID:Ytmc4SoY0

――キリ――キリ――

――キリ――キリ――

「うわーっ!!!」
『俺の!俺の車がーっ!!』
「こ、こっちにくるぞ……!!」
『ぎゃあああああ!!!!』

――キリキリ――キリキリ――


そして街は静かになった。

844カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/27(日) 22:41:22 ID:5hDExNJw0
【異能都市上空、飛ぶ馬鹿一人】
【眠たげな眼差しが、街並みに注がれていた】

…………。……また歯車、か?
長引くねェ今回は

845名も無き異能都市住民:2009/09/27(日) 22:53:54 ID:Ytmc4SoY0
>>844

街角に転がる死体。

破壊と蹂躙の跡。

動くものは猫の子一匹見当たらない。

846ユリウス&ゼオラ:2009/09/27(日) 23:01:43 ID:yLjqJICg0
なに、ここ……
【頭に花の飾りを付けたピンクのゴスロリ少女と】

【その後ろでついて行く黒いドレスの女性】

怖い……
【怖がる少女の頭を撫でて落ち着かせていた】

847カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/27(日) 23:03:36 ID:5hDExNJw0
>>845
【相変わらずのダルそうな顔で惨状を眺め】
【その場へ降り立ち、】

この街、……んな物騒だったかァ?
警備隊は何をしてんだか

【腰に片手をあて】
【静かに辺りを見ていた】

848名も無き異能都市住民:2009/09/27(日) 23:09:23 ID:Ytmc4SoY0
>>846

――キリ――キリ――

――キリ――キリ――

どこからともなく聞こえる機械音。
しかし、近くで動くものは何もない。


>>847

警官隊が到着した気配はない。
警察を呼ぶまもなく、殺されてしまったのだろうか。

聞こえるのは、不気味な歯車の音だけ。

849甲/2(ピー)才:2009/09/27(日) 23:13:11 ID:R1uCyAoQ0
ギターを担ぎ、歩く

「……良くねぇな…あぁ、良くねえ」

血の匂いが濃くなっている
鼻に付く

帽子を深めに被り直す
メガネの奥の表情は、静かな焔を称えて

850ユリウス&ゼオラ:2009/09/27(日) 23:13:49 ID:yLjqJICg0
>>847
んにゃ?
【首をかしげカノンを見つめる少女】

不思議な人だなぁ……
【それと同様に、女性の顔を向く】

>>848
「……」
【少女を近くに置き、守るように移動する】

851ユリウス&ゼオラ:2009/09/27(日) 23:17:09 ID:yLjqJICg0
>>849
「……」
【一度見て】

「……?」
【もう一度見た】

852カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/27(日) 23:19:54 ID:5hDExNJw0
>>848
【聞こえる機械音に眉を顰めて】
【つま先で地を叩き、とっとっ、と不思議に響く足音を鳴らしだす】

……ソナーもどきだが、と
うまくいくかねェ?

>>849
よくねーよなァ
つか、これでいいって言う奴はかなりのクレイジー野郎じゃね?

>>850
【銀の長髪、】
【そして背には蜻蛉の羽のような形の光翼】
【男はやたら目立っていた】

853頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/27(日) 23:21:02 ID:fP94A.NgO
「これがこの都市の『日常』か…」
人影の無い道をゆっくりと進むタクシー。
「弱ったな。ここを通らねぇと、あいつを迎えに行けないんだが」
困ったもんだ、と呟きながら車を走らせる

854名も無き異能都市住民:2009/09/27(日) 23:21:50 ID:Ytmc4SoY0
>>849 >>850 >>852

――キリキリ――ブルンッ!!!

突然、近くに置き去りにされていた車のエンジンがかかり。
運転手もいないのに、独りでに動き始めた!!

ここでの惨劇の犯人はこの車だったのだ!

車は黒いバンと白いスポーツカーの2台。
バンはゼオラに。スポーツカーはカノンへと突進する!

855:2009/09/27(日) 23:25:25 ID:PBnIervYO
(また、歪みか?あの路地裏に向かったと思えば)
とってもKKKな衣装に身を包んだ不審者でございと言わんばかりの人物がスコップ片手にやってきた。

(まあいい。これも神の思し召し)
あらゆる状況を無視してざっくざっくと土を掘りはじめた。

856甲/2(ピー)才:2009/09/27(日) 23:26:28 ID:R1uCyAoQ0
>>851
「…何か用か?」
こちらを見ている視線に言葉を返す
>>852
「よう、最近良く会うな」
降り来る声に言葉を返す

「だからクレイジーヤロウが犯人だろうよ…やれやれ、だな」

声は穏やか
表情は読めず
>>854
「―――…おいでなすった、か」

「カノン、てめーは自分で何とかしろい」
カバンとギターケースを路肩に下ろす

「嬢ちゃん達、下がってな」
ユリウスとゼオラの前方に立ち塞がる

――バサッ
赤いマフラーが闇夜を裂く

857ユリウス&ゼオラ:2009/09/27(日) 23:30:13 ID:yLjqJICg0
>>852
うん……?
少し、カッコイイかな……
【この子は何を言っているんだ】

>>854
お姉ちゃん!
「……!」
【姉と呼ばれた女性が手を向ける、瞬間】

――爆発
【それは非常に強力で、回りへの被害も……】

>>856
「……ッ!」
【甲を見てすぐ、頭を押さえる】

だ、大丈夫?
【ユリウスは甲を見て首を傾げる】

858カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/27(日) 23:35:30 ID:5hDExNJw0
>>856
よく会うのはオマエがネタに食いついてるからじゃね
【ひゃは、と笑い】

あの……キーツだったか?アイツの話だとそうだったよなァ
全く面倒なこって……って、かぶたんひどーい

>>854
わあいわあい

【激突コースの車を視認、よくわからん声で喜んで?から】
【音を鳴らしていた足とは逆の足を強く踏み込み、飛び上がる】
【それは、ただ幾らか高く飛び、浮くだけだが、】

車はスピードあるしなァ
回避も余裕だろ、と!

859:2009/09/27(日) 23:42:06 ID:PBnIervYO
>>857
爆風に吹き飛ばされ、凄まじい勢いで、壁に叩きつけられる
『……っは…!』
(不意にも程がある……生活障壁が無かったら酷いことになっていた……!)
苦鳴を漏らしながらもよろよろて立ち上がる。

860名も無き異能都市住民:2009/09/27(日) 23:42:21 ID:Ytmc4SoY0
>>853

頼羽の目の前で繰り広げられる光景。
それは、車が一人でに動き人を襲う信じ難い光景であった。

カノンガ飛び越えた白いスポーツカーが突っ込んでくる……

>>855

――キリキリ――ブルン

謎の人物の背後で、
歯車とエンジンの音が聞こえた。

――グオオオオオオッ

ヘッドライトの光が物凄い勢いで近づいて……

>>857

ゼオラ達の前に立ちふさがった甲に、
黒い猛牛を思わせるフォルムのバンが突っ込む。

赤いマフラーをたなびかす甲は闘牛士と言ったところか。

>>857

――ドッ!!!

目の前のバンが、膨張するように爆ぜた。

しかし、タイヤのゴムがとけ表面の素材が吹き飛んでも
その動きが止まることはない……

>>858

――ギュォォオオォオッ!!


スポーツカーはカノンの足元を風を切って通り抜けていく。
しかし、そのまま振り返ることなく、頼羽のタクシーへますます速度を上げてと突っ込み……

861ジャック・フォールド ◆uotUYGHVwM:2009/09/27(日) 23:45:30 ID:g4lxCBLQ0
闇。闇。闇。

真っ黒な闇の中から、真っ白な白衣を着た男が足音も立てずに現れる。

「おやおや……。物騒ですね……」
状況を見て、ポツリ呟く。

862甲/2(ピー)才:2009/09/27(日) 23:46:52 ID:R1uCyAoQ0
>>857
「―――んなん…!?」

眼前で、爆発

「…ゲホ…」
前方に立った為、爆風をもろに正面から浴びる事に
立ち昇り迫る砂埃とかでまっしろけ

カバンとギターケースはドンガラと吹き飛んでいった
>>858
誇りまみれの男
「…分かる?…この件、捨て置けねぇんだ…げほ!」
嗄れ声で答える

「……機械人間、か…これが関わっちゃあ……な」
メガネを外して息を吹きかけ、埃を飛ばす
>>860
「…やっぱ来るよな、それが意義だから…な!」
マタドールは白牛に拳を構え

「"赤煌"―――!!!!」
正面衝突
突き出した装甲を纏う右拳が白い車と対峙した

863カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/27(日) 23:54:21 ID:5hDExNJw0
>>857
わあいわあ……ひょーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwおぐぅ
【爆風で吹っ飛ばされ】
【車は飛び越えたものの瓦礫に激突】

>>862
やっぱりなァ
【おぐぅとか言ってた割に復帰は早かった】

そういやオマエもそうだもんな、メカ野郎的に
何だ、やっぱしフクザツかァ?

>>860
よーし通り抜けた!俺天才!俺最高!!
【ちょっと踊ってから】
【スポーツカーの行く先を見た】

……
…………………

【そっと視線を逸らしやがりましたよコイツ】

864ユリウス&ゼオラ:2009/09/27(日) 23:54:40 ID:EZHvaBxoC
>>859
だ、大丈夫〜?
【その姿を捉えたらしく、心配そうに声をかける、が】

【姉は見向きもしない】

>>860
「……」
【気にもかけず、そのままスルーした】

>>862
あわわ……
【目の前の光景に怯えている】

865頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/27(日) 23:55:34 ID:fP94A.NgO
>>860
「人を乗せるための道具が人に牙を剥くとは…いい度胸だ」
突っ込んでくるスポーツカーに対して男が取った行動は
「痛い目を見る前に下がったほうがいいぞ」
……アクセル全開での突攻。
「俺の前に出ていいのは、轢かれる覚悟のある奴だけだ」
一瞬で300kmを超えたタクシーが、スポーツカーに向かって正面から突っ込む

866:2009/09/27(日) 23:57:20 ID:PBnIervYO
>>860
爆風のおかげで突進から逃れることは出来たが、ダメージは正直どっこいな気もする。
(あの車を壊すべきか……爆発の元を潰すべきか……)
超速再生の類だろうか?衣装の隙間からぶすぶすと血煙を上げる不審者。よろりと立ち上がると自身の周囲に強固な障壁を張り巡らせる。
『…………!』
(何にせよ戦闘態勢だ。今更逃げれやすまい)

>>861
『…………』
覆面の不審者はそちらを一瞥するも、視線を直ぐに逸らす。興味はあまりないようだ。

>>864
『……っ……』
敵意を一瞬そちらに送るが、それだけ。終始無言である。

867ユリウス&ゼオラ:2009/09/27(日) 23:57:59 ID:DTK0wtesC
>>863
あ、危ない……
【声をかけようとした途端、衝突】

大丈夫……だね
【安心した様にため息】

868名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 00:02:57 ID:Ytmc4SoY0
>>862 >>864

――ボゴオッ


殴った。だが――


――手ごたえがなさ過ぎる。

爆発で焼けただれ、柔らかくなっていたフレームに
強烈な甲の拳は何の抵抗もなく受け入れられてしまったのだ。

ずぶずぶと車体に沈む拳。
しかし、勢いがついた車は止まらなかった。

>>863 >>865

頼羽の元へ向かったスポーツカーは
対抗するかのように、スピードを増していく……

――メキャメキャ

次の瞬間、タクシーがスポーツカーの上に乗り上げ
それを踏み潰していた……

スポーツカーの車高が低いのが幸いしたのだろう。

>>866

近づいてくるのは、うち捨てられ
ほとんど錆びきってしまっている軽自動車。

パシュッパシュッ

なんと、ボルトを飛ばして攻撃してきた!
標準的な拳銃程度の威力はありそうだ

869甲/2(ピー)才:2009/09/28(月) 00:07:49 ID:R1uCyAoQ0
>>863
「複雑なモンか、単純さ」


「これ、許せんわ」
僅かな声色の変化を、カノンならば聞き分けられたであろう
その静かな怒りを
>>864>>868
拳が沈み込む感触
それを受け、瞬時に展開する次の行動

―――ズガッ
もう一本の腕をもその車体に突き込み

「がぁああああああああああらァッ!!!!!」

左右に引き裂こうと
力を込め、突き込んだ両腕を開く!

870ジャック・フォールド ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 00:10:47 ID:g4lxCBLQ0
>>866
「おやおや……」
男はただ、微笑を浮かべるのみ

>>868
――キリ――キリ――

――キリ――キリ――

暴走する車が発したそれと同じ機械音が、男の身体から響く

「危ないですよ。そんな事したら、死んでしまいますよ……?」
誰に話かけるでもなく、男は呟き。

何時の間にか、車の前へと立っていた。

871:2009/09/28(月) 00:13:37 ID:PBnIervYO
>>868
ギュイン、と音を立てて不審者の数メートル手前で留まるボルトの弾丸。どうやらこの程度ならばまだまだ平気らしい。
(こちらからか!)
不審者の姿が不意にブレる。ギャリギャリと地面を削りながら恐ろしい速度で、逆に軽自動車を轢きにかかる。

>>869
(……アレもか?いや、今は轢く。それだけだ)

872ユリウス&ゼオラ:2009/09/28(月) 00:16:50 ID:EZHvaBxoC
>>866
「……!」
【その敵意を感じとり、今度は姉が前へ】

>>868
お姉ちゃん、あれ!
「……」
【ユリウスの掛け声で動く】

【姉の姿は消え、現れたのは車の横】

「……」
【水を作り出し、平たく、薄く。更に真空の刃を重ね、飛ばす】
【ウォーターカッターと鎌鼬の同時攻撃、触れればどんな物質でも切り裂く】

>>869
お兄ちゃん、頑張れ!
【必死に応援する、それだけ】

>>870
「!?」
【不思議な感覚、それだけ】

【身体をひねり、回転を加えた切り裂きを男へ向ける】

873カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/28(月) 00:18:53 ID:5hDExNJw0
>>869
……っは
【彼はしっかりと聞いた】
【怒っているということも、変わらない意志の強さも】

……相変わらずだァなオマエ!やっぱ最高だわ!
【かか、と笑って】

>>865 >>868
すげえよあのタクシー……
正気度もりもり下げてるんじゃなかろうな運転手!
【カノンに戦慄走る】

……ん?
【スポーツカー潰される→タクシー直進→はい俺ェー!!】
【そんな連想をした彼は、羽ばたき一つで舞い上がると】

俺、警察行ってくるゥー!!

【真っ直ぐ最寄りの交番へと向かった】
【つまり、跳ねられる前に逃げ出した】

874頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/28(月) 00:22:14 ID:fP94A.NgO
>>868
「メダリオンの名に恥じないアクションっぷりだな、我が愛車よ」
更にアクセルを踏み込み、半ば飛び跳ねるようにスポーツカーを乗り越える
「高級車を壊すのは忍びねぇが」
懐から取り出したのは、巨大な拳銃『キラーカスタム』
彼自身が改造を施したバケモノリボルバーだ。
「機械が俺に刃向かった罰だ。爆ぜろ」
振り返ることもなく、開けた窓からミラー越しにスポーツカーのエンジンを狙い弾丸を放つ

875名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 00:25:20 ID:Ytmc4SoY0
>>869

――ぐしゃああああ

まるで裂きイカのように、
左右に分かれていくバン。

さすがに、身体を2つに裂かれては動けない。
車体は横滑りし、レンガの壁に激突して止まった。

>>870 >>871 >>872

男が突然車の前に立ちふさがった。
オンボロ車は金切り声のような音を立ててブレーキをかけるが止まらず。

そこへ、謎の人物が突っ込み、
さらには2つの刃がそれを断ち切らんと迫る。

――メシャアアッ!

最後に残った車は潰され、細切れになった。
男は一体どうなったのだろうか……?

>>873

・・・zzz

最寄の交番の警官は寝ていた……
どおりで誰も来なかったわけだ。

876名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 00:27:03 ID:Ytmc4SoY0
>>874

スポーツカーはタクシーの下から
何とか抜け出そうともがいていたが、
巨大な拳銃にエンジンをうち抜かれては、もうどうにもならなかった。

スイッチが切れたように、エンジンが止まる……

877甲/2(ピー)才:2009/09/28(月) 00:30:39 ID:R1uCyAoQ0
>>872
「―――まぁかせろぉおおいッ!!!!」
呼べば応える男意地
声援ひとつで気合急上昇
「どぉおおおお――――ッ」
>>875
「―――せぇいッ!!!!」
勢い良く両腕を拡げた

「……ふー…ぅ…!」
左右に割れた車体を一瞥
「(対象は、物質にまで及ぶか…放っておけば都市自体が牙を剥く、か)」

878ジャック・フォールド ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 00:32:39 ID:g4lxCBLQ0
>>871
微笑を浮かべたまま。車の前でただ立ち尽くす。

>>872
ふらり、倒れるように一歩引いて。
ふわり、まるで重さが無いかのように。風に靡く柳のように。その切り裂きを回避する。

>>875
微笑が。

「……ククク。アハハハハハハハハ!」

狂った笑いへと変わった。

車は男に激突した。が、男は血だらけでその場にそのまま立ち尽くす。

879:2009/09/28(月) 00:36:39 ID:PBnIervYO
>>872
不可視の為確認は出来ないが、突撃のすれ違い様に、ユリウスの線の斬撃にふれた不審者の障壁は僅かに裂けた。
(相性が悪いな…線と面……あの車の弾丸ならいけたが……)
『…………』
しかして語らず、再度障壁を張り直す。
(少しは、強度が上がっているはずだが、さて)

>>878
(気味は悪いが…いや、人のことは言えた義理はないか)
自身に害が無い以上放置する気のようだ。

880頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/28(月) 00:36:48 ID:fP94A.NgO
>>876
「ふむ…エンジンを破壊すれば止まる。どうやら車としての性質は変わっていないらしい」
動きを止めたスポーツカーの上から降りたタクシーは、改めて走行を始める
「あれを持ち帰っても邪魔なだけだな…調べるならまだ小さい個体が向いているか」

881ユリウス&ゼオラ:2009/09/28(月) 00:39:57 ID:O1o1pwYcC
>>873
あ……また会いましょうねー!
【飛び去るカノンに手を振る】
【少女の一目惚れ、らしい……】

>>875
「……」
【もう興味は無い、と言いたそうに視線を外した】

>>877
カッコイイ〜っ!!
【ガッツポーズ+ウインクを向けて】

>>878
「……ッ!!」
【回避され、爪は地面に――】

――ズガッ、ガガガ!!
【軽く地面を爪で掻いただけ、だが魔力で大幅強化されたそれは衝撃を生み出し、衝撃が真空の刃を生み出す】

>>879
【そちらへの攻撃は無い。ジャックの方が重要だと判断したのだろう】

882:2009/09/28(月) 00:45:57 ID:PBnIervYO
>>881
(……ふむ、これ以上の害は無いと思えば良いのか……植樹にはまだ不安な状況だが……)
ざっくざっくとまた掘り出した。学習能力は無いのか?こいつは

883名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 00:46:07 ID:Ytmc4SoY0
>>877

人も、機械も何もかもが
いつの間にか摩り替わり殺人兵器となる。

もし、異能者や権力者が改造されてしまえば
どうなるか、分かったものではない……

>>880

しかし、他の車も集まってきた
人々によってぼろぼろに壊されてしまっていた。

破壊の程度はこのスポーツカーが一番軽い。

884甲/2(ピー)才:2009/09/28(月) 00:48:08 ID:R1uCyAoQ0
>>881
サムズアップ
赤いマフラーをバサリと後方へ払う
「…さて」

目線で追うのは先を走るタクシー
>>880
―――ギシリ
タクシーの屋根に何かが乗る感触、そして音

「……中華飯店、海王亭まで」
飛び乗りの客だった
>>883
「………根っこは、何処だ…!」
昂ぶる気持ちを堪えつつ
男はタクシーの屋根に乗り帰路についた

//ねむ…ねる…

885ジャック・フォールド ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 00:53:54 ID:g4lxCBLQ0
>>879
「ククク……矢張りこの身体は最高だ……!」
『この身体』
その言葉が出るという事は。この男は、人間では無い事を意味していた。

>>881
「……ガハッ!」
真空の刃は男を切り裂き、口から血を吐き出す。

「クハッ、ハハハハハハハハ!」
だが、それでも男は笑い続けていた。


「ククク……。この身体の力は確認出来た……」
ふらり、ふらり。男は呟き。

「それでは、異能者の皆様……御機嫌よう……」
血だらけの顔で微笑み。男は闇へと消え去って行った。

886ユリウス&ゼオラ:2009/09/28(月) 00:57:35 ID:O1o1pwYcC
>>882
何してるの?
【男の隣に座り、不思議そうに】

>>884
ん、バイバイ
【微笑んで手を振った】

>>885
「……」
【顔をあげ、追撃を叩き込もうとするが間に合わず】

【闇に溶けるのを見て首を振る】
【手をあげる意味など無かった、闇に溶けるなら――同じだ】

887:2009/09/28(月) 01:01:24 ID:PBnIervYO
>>886
『…………ん』
うんうんと満足げに頷く不審者苗木は植え終わり、後は宝玉を天に掲げれば――

メキメキと道路を、建物を食い破りながら成長する樹木。しかも無駄に祝福されていて概念的にも物理的にも破壊し難い。
こいつはこいつで都市機能を麻痺させているので危険人物かもしれない。

888頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/28(月) 01:01:52 ID:fP94A.NgO
>>883
「……このままじゃあ分が悪いな」
この状況で手に入りそうなのは、やはりあのスポーツカーしかなさそうだ
「…しゃあねぇか」
タクシーはUターンして、元来た道を駆け抜ける。
「貰ってくぜ」
スポーツカーを通り過ぎる瞬間にアンカーを打ち込んだ。
このまま牽引していくつもりらしい
>>884
「この状況で客を名乗るたぁ太ぇ野郎だ」
聞き飽きた声に苦笑を浮かべる
「了解。代金はそこのメシで勘弁してやるよ」
タクシーは、屋根に人を乗せ後ろに別の車を牽引するというなんとも不格好な姿で去っていった。

889ユリウス&ゼオラ:2009/09/28(月) 01:06:30 ID:O1o1pwYcC
>>887
お、おぉ……!
【凄く嬉しそうに、楽しそうに眺める】

「……」
あ、はーい!
【姉から何かを聞いたのか、ユリウスは男から離れ】

【闇に溶ける様に消えた。】
【闇を恐れるな、抗うな。私は闇その物だ。】

890:2009/09/28(月) 01:12:17 ID:PBnIervYO
誰もいなくなった場所で一人、呟く。
『貴方達の為に。此処をもっと緑豊かにしましょう』
緑色の宝玉を見つめながら、どこか陶酔したような、痺れるような声音で呟くと、そのまま何処かへ去っていった。

891ウィッチ:2009/09/28(月) 22:09:14 ID:QYyPcDfoO
「歯車の音が響く、機械仕掛けの街。
 街の真ん中には大きな時計塔……なんのお伽噺だったかなー……
 まあ、現実に起こるとあまりロマンチックではないみたいね」

紅茶のカップを傾けながら、優雅にカリスマを振り撒――

「……あっつい、舌火傷したっ!!」

――こうとして失敗する魔女であった。

892シノン=アルベル:2009/09/28(月) 22:11:08 ID:yLjqJICg0
>>891
(あ、熱そう……)
【魔女の声を聞き、思わず振り返った少年】

893ウィッチ:2009/09/28(月) 22:15:04 ID:QYyPcDfoO
>>892
「うー、うー……」

泣きながら舌を冷ましているようで。
カリスマの欠片もない。

894シノン=アルベル:2009/09/28(月) 22:17:25 ID:yLjqJICg0
>>893
(本当に大丈夫かな……)
【しかし、自分がどうすればいいか解っていなかった】

895ウィッチ:2009/09/28(月) 22:22:13 ID:QYyPcDfoO
>>894
氷をちろちろ舐めながら、目線に気が付いて

「……♪」

なんとなく手を振ってみる。

896シノン=アルベル:2009/09/28(月) 22:25:51 ID:yLjqJICg0
>>895

【手を振り返し、近づいて行く】

あの……大丈夫ですか? ちょっと、見てしまって

897ウィッチ:2009/09/28(月) 22:28:31 ID:QYyPcDfoO
>>896
「うん、ちょっと舌火傷しただけ」
ちろっと出してみせた舌の先は、赤く色づいていた。

「しかし……紅茶飲んどけばカリスマっぽくなるかと思ったが……なかなか難しいね」
ソースは某弾幕ゲーの吸血鬼。

898シノン=アルベル:2009/09/28(月) 22:31:26 ID:yLjqJICg0
>>897
ああ……熱そう
【舌をじっと見て】

紅茶ですか? ふむ、僕は飲んだこと無いんです
【nknhtもだ】

899ウィッチ:2009/09/28(月) 22:34:31 ID:QYyPcDfoO
>>898
「いや、ね? 嫌いじゃないんだよ、紅茶。
 飲めるっちゃ飲めるけど、飲んでる途中に香りに酔っちゃうんだよね……」

中の人の話。カリスマもなにもない。

900シノン=アルベル:2009/09/28(月) 22:35:40 ID:yLjqJICg0
>>899
へぇ、紅茶って酔うものなんですね……
【それは違う……多分】

901ウィッチ:2009/09/28(月) 22:40:24 ID:QYyPcDfoO
>>900
「うん……」
普通の人は酔いません。多分

「ああー……執事の息子連れてくればよかった……
 そしたら家事も任せられるしカリスマ上がるし一石二鳥なのに……」
息子、などと言っているが、魔女の外見年齢は14歳であった。

902シノン=アルベル:2009/09/28(月) 22:42:17 ID:yLjqJICg0
>>901
息……子……? え?
【少年も大体同じくらい、それはそれは戸惑っている】

903ウィッチ:2009/09/28(月) 22:44:53 ID:QYyPcDfoO
>>902
「うん、そう。
 七人の子持ちなのよ、わたし」
※魔導人形です

904シノン=アルベル:2009/09/28(月) 22:47:35 ID:yLjqJICg0
>>903
え? 子ども? 僕と同じくらいに見えます、が……いや、この都市ならそれも仕方ないかな
【年齢を聞くのはダメだと思ったら変な解釈をしてしまった】

905ウィッチ:2009/09/28(月) 22:49:59 ID:QYyPcDfoO
>>902
『十四の母』
それはいつだかにあったドラマである。

「本当にねえ、生み出すの大変だったー……」

※自らの翼を代償にして魔導人形を生み出しました

906シノン=アルベル:2009/09/28(月) 22:55:58 ID:yLjqJICg0
>>905
産む、七人……七つ子!?
【勝手に解釈して勝手に驚いてます】

907ウィッチ:2009/09/28(月) 23:00:12 ID:QYyPcDfoO
>>906
「もーね、血とかぶしゃーって出て。
 痛みで転げ回ったわー」
※翼がなくなっただけです

「お……っといけない、もうこんな時間。
 あなたも早く帰りなさいよ、少年っ」
傍らに立て掛けていた箒を掴んで、徒歩で帰っていった。
飛べばいいのに。


//お風呂でした……絡みサンクスでしたっ

908シノン=アルベル:2009/09/28(月) 23:07:41 ID:yLjqJICg0
>>907
え? え……?
【もうパニック】

あ、はい。帰ります
【そのまま歩いて帰る、その途中】

にしても、箒……掃除の途中だったのかな?

909:2009/09/29(火) 16:08:20 ID:KE2UskXwO
もふ

「…もぐもぐ」

もふ

「…もぐもぐ」

【センター街ハンバーガーショップ】

もふ

「…もぐもぐ」

しかめっ面でハンバーガーを食べていた

910東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/29(火) 16:55:25 ID:g4lxCBLQ0
「……こわっ」
遠くでその姿を目撃していたり

911:2009/09/29(火) 17:14:35 ID:KE2UskXwO
「――ゴックゴック…!」
ハンバーガーショップ特有
"煮詰まり過ぎたコーヒー"を勢い良く煽り


「――〜〜〜!!!」
テーブルをバンバン叩いた

熱い飲み物のイッキ飲みはやめましょう

912東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/29(火) 17:16:19 ID:g4lxCBLQ0
「……馬鹿?」
依然遠くで肘を突いて。

913:2009/09/29(火) 17:19:55 ID:KE2UskXwO
「――…あー…っしゃ、気合い入ったぁ…!」
口元を拭い立ち上がる


ゴミはゴミ箱へ片付けて


「……行くか」
帽子を被り直して歩き出した

914東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/29(火) 17:29:53 ID:g4lxCBLQ0
「……何なんだか」
ふう、と溜息一つ。
「さて……」
甲が去った後。立ち上がろうとして―――ぶっ倒れた。

「あ……。だっ……」
未だ昨日のダメージが残っているようで。暫くそのまま倒れていたそうな。

915:2009/09/29(火) 20:29:35 ID:KE2UskXwO
はむ
「――もしゃもしゃ」
はむ
「――もしゃもしゃ」

【歩行者天国―アーケード内】

はむ
「――もしゃもしゃ…」


仏頂面でおにぎりを喰らう

916カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/29(火) 20:39:42 ID:7R4pyfFU0
>>915
……え、いや、何故仏頂面
メシ……だよな?

【通りがかった馬鹿一人】
【ぼそっと呟いて】

917:2009/09/29(火) 20:43:05 ID:KE2UskXwO
>>916
もさもさ
「ふぁんふあふぇ?」

もさもさ
「はふぇはっはひふ」

もさもさ…もさもさ…もさもさ…

918カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/29(火) 20:46:24 ID:7R4pyfFU0
>>917
【もさもさ食べつつ喋る甲に対して、馬鹿は、】

…………、に、
日本語で……おk……

【甘引きしていた】

919:2009/09/29(火) 20:51:05 ID:KE2UskXwO
>>918
――ギョックン
口いっぱいのおにぎりを飲み込んだ

「よぅ、カノンか…奇遇だな」
顔におべんと付けつつ手を挙げる

「……お?」
指先についた飯粒をパクリ

920カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/29(火) 20:53:39 ID:7R4pyfFU0
>>919
お、おう、土偶だな……
【※わざとです】

……まあいい、この際オマエの食事には突っ込むまい
なーにしてんだァ、こんなとこで

921:2009/09/29(火) 21:06:46 ID:KE2UskXwO
>>920
「ワールドミステリーな出会いだなオイ…」
纏めたゴミはゴミ箱へシュートイン

「何って……お?良いこと思い付いた!」

カノンに近付き
――ガシッ
っと肩を組む

「フッフフフ…カァノォンン…」


「実はよう、俺ゃまだ…こないだの機械人間の事件を追っててよぅ…」

922カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/29(火) 21:12:56 ID:7R4pyfFU0
>>921
世界で不思議を発見しちゃうのかィ
【呆れたように言って】

ぉうっ!?
お、おう、オマエのことだから終わるまでは追うとは思ってたがよォ
……俺に何か用かァ?

【「あ、何かイヤな予感がヒシヒシするわこれ」】
【そう思いながらも一応話の続きを促す】

923甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 21:18:55 ID:mTvis71M0
>>922
「単刀直入に言おう、お前の"耳"…貸してくれ」

肩を組んだ腕
その手がグッとサムズアップを形作る

「要はあれだ、一緒に奴等をぶっ飛ばそうぜ☆」

キラリ☆ウインク

カノンの持つ"聞き分ける力"
手掛かりは機械人間の発する駆動音のみの現状
この能力の持つ意味は大きかった

924カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/29(火) 21:32:47 ID:7R4pyfFU0
>>923
あ、なんだ、んなことかィ
俺ァてっきりもっと外道な依頼が来るかと
【安心したようで】

……ってオマエ、俺を積極的に巻き込もうとするなよ!
まあいいけど!寛大な俺に感謝しやがれ!

【態度が無駄にデカかった】
【軽く目を伏せ、しかしすぐに開き】

……ちらほら音はするが、目立つ動きをしてんのはねェなァ
今日は何もないかもしれんぞコレ

925甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 21:36:37 ID:mTvis71M0
>>924
「はっはっは、(今はまだ)そんな事しねーよ」
笑い飛ばす(含みアリ)

「頼むぜぇ?―――…っと」
聞く体勢になったのを見て、ぱっと口を噤む

「…ふむ」
腕を組み、顎に手を当て思案顔
「何も無い、に越した事は無いがな」

「他に、おかしい所は無いか?例えば…音が固まっている場所とか」

926カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/29(火) 21:45:35 ID:7R4pyfFU0
>>925
うん、今すげぇ省略してたよな?な?!
【にこやかに威圧】

そーだァなー
【瞬間、閃光】
【背に四枚の光翼がカチ上がる】
【ゆらゆらと揺らめかせて】

……拾えるだけ拾ってるが、バラバラに活動してんな
「今は」人に溶け込んでるみたいだねェ

【ん、と首を軽く傾け】
この後どーなるかは知らねーけど、大人しいもんだ

927甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 21:50:54 ID:mTvis71M0
>>926
「( ・3・)〜♪」


「……そうか」
「最近は連日、派手に撃退してる…けど、減る気配が見えん所と」
指をこめかみに当てて

「昨晩、奴等は俺らの事を"危険因子"って呼びやがった」


「…何か、企んでる可能性も高い…な」

928カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/29(火) 22:01:06 ID:7R4pyfFU0
>>927
(#^ω^)

危険因子、ねェ
【宙に視線をやり】

……あの開発者のオッサン的には、実験体が暴走したとかだったか?
自由を求めての行動か、世界への復讐か、とかありきたりな企みは思いつくがなあ
【光翼を収納し、】

……どちらにしろ、倒さないとアウアウだがな
つかどうやって増えてんだ、アイツ等?

929甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 22:06:29 ID:mTvis71M0
>>928
「(・∀・)」


「果たしてな……やれやれ目的すらワカンネ」
まいった、と手を投げ出し

「……そうなんだよ」
増える、という単語に乗る
「増える場所、その根源を突き止めるのが、解決への最速ロードだと踏んでるんだがなぁ」

930カノン=カペルマイスター/人型(男性):2009/09/29(火) 22:12:54 ID:7R4pyfFU0
>>929
ま、目的が分からんのはいつものことだろーさ
多分、向こうさんが明かしてくれんだろ
…………多分

手段と対策も大事じゃあねーかなァ
元を断っても単体で増えられるようじゃ意味ないしなー
【うがー、と両手をあげて】

やっぱ一回、捕獲して解剖したほうがいいんじゃねーかー?

931甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 22:17:35 ID:/fB4MYao0
>>930
「……待ち、は性に合わんでなぁ」
ふぅ、と肩を竦める

「それがな、徹底してるっつーか何つーか…捕縛は狙ってはいるんだがな」

「死ぬ事を恐れなくなってる連中だ、死ぬまで…砕かれるまで向かってきやがるんだよ」
苦々しく空を
アーケード越しに見る

932ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 22:36:19 ID:nWKoaA8o0
「…………♪」

ポケットに手を突っ込んだまま歩行者天国を歩くトカゲ男。
何か良いことでもあったのか、その表情は浮いている。

「ん、誰かと思えば…よう、久しぶりじゃねーか」

甲に向かって手を上げる。

933しろさん:2009/09/29(火) 22:36:58 ID:PBnIervYO
,、,,、,
; ・ω・ミきゅー
^'''^^

一メートル大の白くてもふい奴が地面から出てきた。

934ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 22:38:07 ID:nWKoaA8o0
>>933
(………でけぇっ!?)
「…なんだか見たことあるよーな…結局なんなんだ、コイツ」

しゃがみこみ、白くてもふいやつを指先でつつく。

935甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 22:39:41 ID:/fB4MYao0
>>932>>933
「(表情が浮いてても分かり辛い…)」

「あぁ久し振りだ、達者そう――どぅあ!?」
手を挙げ返そうとしたところ、下から出てきたもこもこに驚く

936ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 22:42:38 ID:nWKoaA8o0
>>935
「だいたい順調だぜ、今は森林保護区の監視員やってんだ」

ふふん、と得意げだ。
尤も、デジタル機器の全く扱えない彼には都会での生活は向いてなかったのだろう。

「…なんなんだろうな、このもさっとしたやつ」

937もふもふ神としろさん:2009/09/29(火) 22:43:48 ID:PBnIervYO
>>934
「ん?もうお外――ふ?」
一メートル大の白くてもふい奴から出てきたょぅι゙ょのほっぺをツツくはめになりました。

>>935
「うぃあっ!?」
その声に白髪を逆立てて驚く自称神

938ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 22:44:42 ID:nWKoaA8o0
>>937
むにり。
柔らかい皮膚が心地よい。

「…………」

むにむに。むにむにむに。
テンション上がってきた。

939甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 22:46:58 ID:/fB4MYao0
>>936
「あぁ、あのでっけえ公園な…」
都市郊外の広大な森を思い浮かべて

「住み心地が良さそうだな?」
監視員というかこのリザードマンは住み着いているんだろうと予想して


「えぇと、だ…何だろうな?カビ?」
いまだに良く分かっていない
>>937
「(猫みてえだ―――!?)」
メガネがずれる

「でたな、神様め…まさに神出鬼没」

940ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 22:49:48 ID:nWKoaA8o0
>>939
「ああ、まーなっ」
甲の予想通り、公園内に簡単な小屋を作って生活しているようだ。
…一応、監視のための小屋という名目で。

「それがよ、前々から観察を続けてた希少な鳥の繁殖が確認されて」
どうやら上機嫌な理由はそれらしい。

「…ケサランパサラン?」

941もふもふ神としろさん:2009/09/29(火) 22:52:29 ID:PBnIervYO
>>938
「にゃ……ぅなー!やめるよー!罰当たりだよー!シンシュツキボツだぞー!」
むにむにされつつ抗議。

きゅー!きゅー!
しろさんも抗議しています(多分)

>>939
「シンシュツキボツ!何か格好いいね!私シンシュツキボツ!」
ふしゅるんと髪の毛も元通り。

942甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 22:54:49 ID:/fB4MYao0
>>940
「(行政側は一石二鳥だろうなぁ…)」
とかなんとか思って

「…ほう?自然繁殖か?どんな鳥よ」
>>941
「格好良いけど、驚かすのはカンベンな」


「どしたい神様、いやに機嫌が良さそうだな?」

943ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 22:56:59 ID:nWKoaA8o0
>>941
「…おう、わりーわりー…」
とか言いつつむにむに。
感触がクセになったようだ。

>>942
「ん…タカの仲間だ、なんつったかな…」
多分ここらへんの固有種とかそんな感じ。

「とにかくでけーやつだ、親が居ないタイミングで観察しないと襲われて傷だらけだぜ」
にひひ、と笑って

944もふもふ神としろさん:2009/09/29(火) 23:03:58 ID:PBnIervYO
「カビでもパセリでもなくて、もふもふだって言ってるのにー…」

>>942

「うん、そう!ほら!ほら!」
手のひらにはたくさんのドングリ
「最近よくわかんないけどドングリくれる人達がいるの!」


>>943
「にゃー!!しろさん!」
きゅん!!

しろさんがプルプル震えてナニカをブリッツに向けて放射している。
浴びるとすげぇリラックスする。浴びすぎると立てなくなるほどリラックスしちゃう。

945甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 23:07:55 ID:/fB4MYao0
>>943
「こらこら保護監察員…」
苦笑して

「でけぇ鳥か…ダイナブレイドかも知れんな…!」
甲の想像は希望と夢で膨らむ
>>944
「(……間違いない…浸透してきてる、もふもふ教…!)」

「へ、へぇ…まぁそろそろ山もどんぐりの季節だしなぁ…」

「食べるんすか?その白いのの餌?」

946ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 23:09:46 ID:nWKoaA8o0
>>944
「……ん…む…?」

…徐々にリラックスしてきた。
さすがに違和感を感じたらしく、リラックスしつつ手を離す。

「………む」

顔を激しく左右に振って、なんとか普段の調子に戻す。

>>945
「あぁ、タカじゃねぇワシだ」
分類上はたいした差ではない。

「だ…だいな…?」
「まぁ、何にせよ立派な親鳥に育つだろーな!」
そもそもSFC触れない。

947もふもふ神としろさん:2009/09/29(火) 23:15:08 ID:PBnIervYO
>>945
「ううん?皆で集まって眺めるのー」
コレクションです。多分信仰心でも食べてるんじゃなかろうか
「それで皆で同じ所に埋めるの。そして暫くして出来るのがコレ!」
ジャーン!と取り出したのは人の頭程の大きさの、翠色に輝く宝玉。

>>946
「うー…とかげさんツツいちゃやーよ?」
みゅんみゅんと未だにナニカを撒き散らしつつメッ!する。

948甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 23:17:31 ID:/fB4MYao0
>>946
「タカ…ワシ…?まぁ、鳥に違い在るまい…」
想像するイメージにも大差は無く

「やがてそいつ等は空を支配し…人類に牙を剥く―――」
妙なナレーションを入れてみた
>>947
「どんぐりから……玉?」
なんだそりゃ、と頭上に?マークが幾つも浮かび

「えぇとだ、なんだいそりゃ?下界のモンにも分かる説明プリーズ」

949ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 23:19:20 ID:nWKoaA8o0
>>947
「わりぃな、ついつい…」
あまり反省の色は見られない。

「…………」
…そしてふと、さっきの何かは何だったのだろうかと首をかしげる。
しかし考えても無意味そうなので考えるのをやめた。
ついでにトカゲ呼ばわりされててもリラックス感が抜けていないので反応しきれなかった。

>>948
「今度写真でも持ってきてやるよ、忘れなけりゃ」
「雛はかわいいんだ、あいつら」
ニヤニヤと怪しい笑みを浮かべる。でも表情は薄い。

「………まぁ、俺人類じゃないしどうでもいいや」

950もふもふ神としろさん:2009/09/29(火) 23:25:51 ID:PBnIervYO
>>948
「んーとね」
ひょいっとドングリを一個地面に投げ落とす。いい具合に埋まった。
「こんな感じ?」
そして宝玉を掲げると翠色の輝きが一瞬強まり、椎の樹はメキメキと音を立てて成長していく。

>>949
「むー……」
じとめで見つめてくる。
しろさんは疲れたのかナニカを出すのは止めたようだ。

//踏んだは良いが立てれないというね?

951ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 23:26:55 ID:nWKoaA8o0
>>950
「謝ってんだろーが…」
口先だけである。

//おいどんがたてるでござる

952甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 23:28:03 ID:/fB4MYao0
>>949
「じゃあ期待しないで待つ…つーか見に行くさ、暇が出来たら」
機嫌良さそうな雰囲気に共に笑い


「まぁ、あれだ…それまで……食うなよ?」
神妙な面持ちで告げた
>>950
「お?ぉおおおおぉぉ…!」

「お、オイブリッツ!すげえぞ!」
隣の森林観察員を揺さぶり見てる

「(は、初めて神様っぽく見えた…森、とか樹とかの神…かね)」

953ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 23:29:58 ID:nWKoaA8o0
>>952
「食うかよ」

「…ん? ……ぁ?」
リラックスしていた脳が一気に醒める。
目前に広がるトト○のワンシーンのごとき光景が広がっているのだ。

「………なん…だと…!」

954名も無き異能都市住民:2009/09/29(火) 23:32:19 ID:nWKoaA8o0
//うわぁふしぎなにほんごが

955もふもふ神としろさん:2009/09/29(火) 23:34:27 ID:PBnIervYO
>>951>>953
「しらない!」
ぷいっとむくれてそっぽを向いてしまった。
//かたじけのうござる


>>952
「ふふーん!私凄いでしょ!シンシュツキボツだね!」
(どうやってこの玉出来るかはよくわかんないけど……)
「一回使うと三日間くらい使えなくなっちゃうんだけどねぇ」
ちょっと輝きが弱くなった宝玉を眺めながら。

「しかもちょっとやそっとじゃ枯れも折れもしない特別製!何なんだろうこの玉!」

956甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 23:38:29 ID:/fB4MYao0
>>953
「と、となりのもふもふ…!」
その光景には壮大なBGMが良く似合い…
「この神様(自称)…意外とお前さんトコで保護せにゃイカンかもな…」
不思議な存在に眼を向けて
>>955
「あぁ…何も無いところから樹が神出鬼没であるな…」
開いた口が塞がらず
アホみたいに樹を見上げて

「Σいや知らんのかい!?」
その堂々たるアホっぷりにすかさずツッコンだ

957ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 23:40:26 ID:nWKoaA8o0
>>955
(…あー…拗ねちまった)
(………まぁいいか)

「そうだ、これでも要るか?」
どうやら森で拾ったらしいオナモミの種を胸ポケットから取りだして
………もふもふ神の頭にくっつけた。

>>956
一方このトカゲ男はカミサマにオナモミをくっつけていた。
「…………あ?」

「…保護なんかいらねぇだろ
 何もせずともどっかしらで好き勝手するのがお似合いだ、こいつは」
…また一つ、二つとオナモミをくっつけていく。

958百万もふもふ夜行:2009/09/29(火) 23:48:13 ID:PBnIervYO
>>956
「だってまたドングリみようともって掘り返したら出てきたのがこれだもん」
しろさんの中から宝玉をぽいっちょぽいっちょと取り出す。
無意識的な秘められた神様の力的パワーが発揮されてアクティブされたに違いない。
「でもたくさん樹があった方が私は良いな。ドングリも沢山拾えるし、もふもふ達も森のが好きだし」

>>957
「うにゃー!くっつき虫はいらないのー!」
ぺいぺいと髪を払いながらぶーぶー抗議。
「しろさん!皆呼ぶよ!」
きゅー!きゅー!きゅー!
しろさんがまたきゅーきゅーと泣き出した。するとどうだろう
空から壁から大地から、色とりどり大小さまざまなもふもふ達が大量に出てきてブリッツに先ほどのナニカを放射しだしたではないか!

959ブリッツ・アーレント:2009/09/29(火) 23:54:01 ID:nWKoaA8o0
>>958
「にひひ、プレゼントだぷれ…」
もっさりと現れる無数のもふもふ。
流石にこれはビビる。

「…ま、待て待て、やめっ…フヌァ」
リラックス、というか ふぬけた様子でその場から逃げ去っていった…

//ねる!

960甲/私立探偵もどき:2009/09/29(火) 23:57:08 ID:/fB4MYao0
>>957
「(オナモミくっつき易そうだなァ…)」
セーターの天敵だし

「好き勝手に樹をにょきにょきされると困る人も居そうだがな…」
現に歩行者天国の床板アスファルトはべっこり割れていて
>>958
「文明社会はお気に召さんか」
その発言に苦笑い
夜尚明るいその場所で、その恩恵を受けるのが当たり前の自分

「折り合いが取れると、良いな」
口にしたのは甘い甘い平和主義
楽観的で現実味は皆無だけれど
取り敢えずは
この神様の願いも叶えば良いなと思う
想う事に、枷があってはいけないのだから

「さーて帰るか……今宵は成果なしっと」
ベンチに置いたカバンを引っ掴み、手を振ってアーケードの中を歩き去る

その出口で
一度だけ眩しそうに
文化圏の中心に伸びた樹を眺めた

//おやす

961もふもふ神としろさん:2009/09/30(水) 00:04:50 ID:PBnIervYO
>>959
「「「「「きゅー!!!」」」」」
もふもふ達は勝利の雄叫びをあげてまた戻っていった。

>>960
「よくわかんない!でも皆仲良くなれたら良いな。もふもふは皆と仲良くなりたいんだから」
そう言うとしろさんの中に潜り込んでしまった。
しろさんは宝玉を回収し終えると、樹に登り、そのまま寝息をたてはじめた。


//やすーノシ

962甲/流しの:2009/09/30(水) 17:55:22 ID:KE2UskXwO
【都市部・駅構内】

「フンフフフン…♪」

足早に過ぎる人波の只中に
ギターを調律する男在り

963朝宮暁:2009/09/30(水) 20:08:28 ID:/k2gysHgO
「あ、分かりました。はい。では次は明後日ですか?」
ヘアワックスでかっちりとスタイリングした赤混じりの黒髪の男が携帯電話で通話しながら街を進む。
黒いスーツに白いシャツ、襟を開けていかにも夜のお兄さんと言った風体の青年。
「いやもう家出ちゃったんですけどね。ハハハ――ああいえ、気にしないで下さい。では、失礼します」
通話を切り、ポケットに仕舞い、
「――ワックス無駄にしたなあ…………」
がっくりと肩を落とした。使ったワックスを気にするとはセコい男である。

964甲/流しの:2009/09/30(水) 20:10:05 ID:KE2UskXwO
【所変わらず】

――ジャン
「――…カキフライのブルース」
作詞作曲・本人


カキフライの哀愁を歌う
最終的には生ガキを一度は食べてみたいなと呟き締めた

965朝宮暁:2009/09/30(水) 20:14:28 ID:/k2gysHgO
>>964
「――――」
カキ。
カキフライ。
生牡蠣。
「……久しく、食ってねえ…………」
その歌を聞き、共感する貧乏人が一人。
「最早味も忘れちまった……赤マフラーの兄貴もか……」

966:2009/09/30(水) 20:18:49 ID:KE2UskXwO
>>965
「――…あぁ」
ギターが悲哀の音を立て

「…っていうか最近はあれだ…貝っつーたら乾いた貝柱しか食ってねぇ」

二曲目
ミノ・レバ・ロック
焼肉食いたい

967朝宮暁:2009/09/30(水) 20:23:57 ID:/k2gysHgO
>>966
「……まだマシだ……俺なんかシジミすら食べてねえ……毎日具無しダシ無しの味噌汁だよ……」
煮干しを買うのも勿体ないと切り詰める生活である。
「焼肉か……食いてえなあ……同伴頼めるかなあ……」
基本メンパブのお得意様頼りの食生活である。
「…………つうか赤マフのニーさん、あんたミュージシャン志望だったのか?」
その年で、と最後に小さく呟いて

968甲/流し:2009/09/30(水) 20:31:48 ID:/fB4MYao0
>>967
"年"の単語にギターで殴る、ロックだ
「…趣味の類さね、それ以上はねぇよ」
再びギターを構える
「オメーはあれか?ホストっちゅうやつか」

「…ホストって稼げるモンじゃねえの?」

三曲目
舟唄
肴は炙った…イカで良い…

969朝宮暁:2009/09/30(水) 20:36:05 ID:/k2gysHgO
>>968
「いでえ!」
涙目で軽く頭を抑える。
「んー、ホストって程上等じゃねえなー。働いてんのは安いメンパブだよ。まあ、結構貰ってるが」
わしゃわしゃと赤混じりの黒髪を掻く。
「バイト掛け持ってもお袋の入院費出すので精一杯でなあ……」

970名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 20:39:48 ID:Ytmc4SoY0
>>968

――パチパチ

「お捻りはここでいいのかな?」

会社員風の男が一人。
財布から、硬貨を一枚取り出して
甲のギターケースの上に置き。

――キリ――キリ――

「曲のリクエスト、できる?
 2,3曲弾いて欲しいんだけど。」

この男もよさそうな表情の下に
血の通わぬ冷徹な本性を潜ませているのだ。

971甲/流し:2009/09/30(水) 20:45:48 ID:/fB4MYao0
>>969
「違いがワカンネ」
後ろ頭をぽりぽりかく
「…そうか、頑張れる内は頑張りな」

「何があっても、その目的だけは忘れるんじゃねえぞ」
四曲目、行こうとした所で
>>970
「…っとぉう、毎度」

「へぇ」

「リクエストかい?良いぜ…何が良い」
帽子を深めに被り直し、ギターを構える

972朝宮暁:2009/09/30(水) 20:50:27 ID:/k2gysHgO
>>970
「だァりゃッ!」
軽く跳躍し空中で体をねじり、捻り出すように強烈な蹴りを男の顔に向けて撃つ。
「てめえもあのカラクリ野郎だな……! 動物のフリしやがって――」
魂の熱を操る異能者。打者の魂の熱を見る事も出来る。
だからなのか、人の形をしているのに、命の温かさを持たない者が人のフリをする事に、
「――……心底キメエんだよ」
堪らない違和感を感じる。

>>971
「たりめーだよ。体弱いのに腹に入れててくれたんだ、忘恩の徒なんざなるつもりもねえよ」
へへ、と笑い。
「でだ、赤マフラーの兄さん。――コイツ、最近話題のカラクリ野郎みたいだぜ?」
現れた男へと隙なく構える。

973名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 20:55:15 ID:Ytmc4SoY0
>>971

「そうだな……じゃあまず、
 スターダストレビューの『木蘭の涙』を。」

機械の男は微笑み続ける。

>>972

「なんだね君は……?」

男の顔に浮かぶのは、
何がなんだか分からないという驚きの表情。

しかし、これも男の感情では無くプログラムに過ぎないのだろうか。

「君は『危険因子』認定もされていないし、
 『削除命令』もでていない。早く家に帰りなさい。」

974甲/流し:2009/09/30(水) 20:58:14 ID:/fB4MYao0
>>972
「落ち着け」
機械人間に対峙した暁に声を掛ける
「ソイツぁ俺の歌を聴きてーって言ったんだ」

機械の人間
それは熱を持つ事は無いのか

「……歌を聴こうって奴に手ぇ出すな」

心に浮かぶ問い掛けは誰に対しての物か
甲は依然、ギターを構える
>>973
「スターダストレビュー…オーケー、木蘭の涙だけは歌えらぁ」
キシシと笑って見せて

「イントロなし、行くぜ―――」
歌い出す
アコースティックギターも遅れて音を出し

975朝宮暁:2009/09/30(水) 21:05:08 ID:/k2gysHgO
>>973
「うっせえボケ。バラしてジャンク屋に売ってやる。――クラッチ。シフトロウ」
拳頭骨をバキリと鳴らし、己のハートに火を灯す。
魂と云うエンジンの回転数を上げ。
熱と云うガソリンを体に入れて強化する。
「オラ、構えるなりなんなりしろよ」

>>974
「…………」
舌打ちはせずとも不満が見える表情で、それでも仕方無く引き下がり、
「……シフトニュートラル。歌っつーのは空気の震えで魂の震えだ」
しゅうしゅうと消化。近くの壁に背を預ける。
「意思のねえやつに歌の良さなんか分かるかよ」
若いというか、青いというか。直情的な青年は不満たらたらに呟いた。

976名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 21:14:14 ID:Ytmc4SoY0
>>974

「ねぇ、知っているかい?
 この歌ってさ……」

はは、と男は乾いた笑いを漏らした。

「死別を歌った曲なんだよね。」

刹那、男の手が光る。
迸る雷光は、アスファルトを砕き甲へ躍り掛かる。

>>975

「ボク?ああ、ボクは構えなんか無いんだよね。
 生まれてこの方、武術の心得は無くて。」

男は、甲へ雷光を放ちながらも、
暁にたいしてはごく普通に接してくる。

「ああ、通信空手ならやってたかな?
 3日でやめちゃったんだけどね。」

977甲/流し:2009/09/30(水) 21:20:44 ID:/fB4MYao0
>>975
一曲歌い上げて
暁の眼を見て
「――…だけどよ」
静かに、歌の続きの様に言葉を紡ぐ
「伝わったらさ、すげぇじゃねえか」

表情は絶えず穏やかに
歌い手の表情をした甲の言葉は
確かに自分の魂を震わせ、乗せていた
>>976
「―――…!」

「…」
スッとギターを頭上に上げ
「――い、ぎ…ッ!」
その身でアスファルトを砕く雷光を受ける

「―――…はッ…!」
雷光は甲の身体を蹂躙する
口の端から血を流し、焦げた匂いが辺りに拡がる

「……まだだ…」
静まり返ったその場で、しゃがれた声を発する
「……一曲しか、歌ってねぇ…ぞ…つ、ぎは…何だ…!」
鬼気迫る表情でギターを構え直す
僅かに震える指先を弦に置いた

978朝宮暁:2009/09/30(水) 21:27:53 ID:/k2gysHgO

>>976
ち、と舌打ちを一つ。機械仕掛けの男を見据え、再び魂を点火する。
「ああそうかい。シフトギア、ロウ――!」
己の両拳と両の足に焔を纏い、底上げされる己の身体能力を感じながら跳躍。
「サンセット……ルートォ!」
右足の踵部に魂の熱を集めて大気を急速に燃やして爆発。
爆発を推力にしたそれはジェット噴射宛らに。
暁の右足は太陽が上り下りる軌跡を描き、滞空距離の長い胴回し蹴りを男の頭目掛けて放つ。

>>977
「すげえけどよ――……退いてろ! 魂も意思もねえヤツにあんたの歌は、」
男へと肉薄しながら叫ぶ。
「ちィとばかし勿体ねえ!」

979名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 21:42:03 ID:Ytmc4SoY0
>>977

「そうだなぁ……
 スペクトラムのサンライズなんてできる?
 やっぱりロックは無理かなぁ……?」

軽い口調で言い放つと共に、
第二の雷撃。その白光は甲を穿たんと、一瞬で大地を駆け抜ける。

「そろそろかな……?
 いくら、君が規格外とはいえ動けなくなる筈さ。」

電気というのは、筋肉量に関係なく、
体の機能を麻痺させる。

犯人拿捕用のテイザーガンと同じ原理だ。

>>978

「雷鎖の縛」

すと片手を翳すと、
男を覆うよう雷光が走り、闇を白く染める。

「しかたないな。君も『修正』もしくは『削除』しなければならないな。」

蹴りのヒットと同時に、
電流が暴れ狂う荒馬のごとく暁の身体を蹂躙するだろう。

980甲/流し:2009/09/30(水) 21:46:07 ID:nrHSa4ag0
>>978
土台無理な話
分かっていた
けれども、俺は…機械だった俺は


―――人に、生命の熱を貰った

「……だから、退けねぇ…」

キィイイイイイイイイイイ…!!!!!
鳴動する―――"邪気眼"
メガネを外したその眼は赤く染まり、左眼には綺麗な緑色の螺旋模様が浮かび上がった
>>979
「舐めんな…ロックは十八番だっつの…スペクトラム、弾けんが」


―――バジィンッ!!!!
ギターが二つに折れる音
立ち尽くした甲は白光に貫かれる

ぐらり揺らめき
「―――…」
その身体は立橋の下へと落ちて行った

//少し落ちまする…

981朝宮暁:2009/09/30(水) 21:52:40 ID:/k2gysHgO
>>979
「出来ねえ事は言わねえ方が良いぜ?」
暁は構わず胴回し蹴りの姿勢。
暁が両の手足に纏う焔は、魂の熱によるものだ。
それは半物質化する程に圧縮した魂の熱が周辺の大気を燃やすからだが――即ち暁は、両の手足に焔を纏うと同時に半ば物質化した魂の熱を手足に鎧っている。
このまま魂の熱で被覆した足を叩き込んだ所で、自身へのダメージは少ない――そう判断しての事だ。

>>980
「っ、オイ――……死んでるって事は、ねえだろうが……」
//てらー、です

982名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 22:03:43 ID:Ytmc4SoY0
>>980

「ははは、人の情というやつか。
 安心しなさい、君の遺体はちゃんと回収して
 完璧な我々の仲間にしてあげるから。」

橋の下、水中に落ちたと思われる甲に、
最後の電撃を食らわそうとしたが――

>>981

「おっと……」

男のいるであろう雷球内に蹴り込まれる足。
しかし、足はただ無情に空気を切り裂いただけだった。

「危ない危ない、紙一重で当るところだったよ……
 ……運がよかった。」

笑みを浮かべる男の手から、
今度は暁に対して放たれる雷撃!

983朝宮暁:2009/09/30(水) 22:14:18 ID:/k2gysHgO
>>982
「っ、この……!」
予想以上に痺れた右足で何とか着地すると、刹那放たれた雷光を体を沈める様に屈んで回避を取る。
「く、肩掠ったか……!」
雷の掠った痛みに悪態を付きながらも、即座に次の動作に移る。
「サンライズ――」
左足の裏に魂の熱を集中しながら右足で踏み込み、体を捻って――
「――カットッ!」
左足の魂の熱を爆発。再びジェット噴射宛らに推力を得て左足ごと体が飛び出す。
左足の膝は曲げたまま。足先で蹴るのではなく、狙うは男の顔面。成すは蹴り。
暁は再び肉薄する。

984名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 22:23:10 ID:Ytmc4SoY0
>>983

「雷鎖の縛」

再び、放電した雷が球を無し、
男の身体を包み隠す。

「さあ、来るといい。
 何度でも、繰り返してあげよう。」

男の声が、今までにない大声で響いた。

985朝宮暁:2009/09/30(水) 22:32:09 ID:/k2gysHgO
>>984
「へ、何度も何度も掛かると思うか? まあ、時間稼げりゃそれでいいんだが――」
自分の影になるように、男から見えない位置に焔作りの大きな鳥が羽ばたいた。
大きさは鷹程、数は八。

朝宮流燎焔術――三拾六式。焔魂破、鷹咬。

「おぉ……らッ!」
膝蹴りで肉薄すると同時に、焔造りの鷹が暁の影から飛び出し、暁の攻めは膝による一点打撃から面への攻めへと昇華する。

986名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 22:35:42 ID:Ytmc4SoY0
>>985

「ほお……」

驚いたような、それでいて小さな声は、
雷球から数mはなれた所から聞こえた。

見てみれば、その部分だけ炎が人の形に
せき止められるように蛇行している。

雷球の中にいると見せかけて、
姿を消し、攻撃を回避していたのだろう。


――パァンッ

竹の割れるような音と共に、
男の体が四散した。

987朝宮暁:2009/09/30(水) 22:37:54 ID:/k2gysHgO
>>986
「お……っと。決まったか……?」
構えを解いて様子を見る。
「しっかし……なんなんだかなあ」

988名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 22:47:20 ID:Ytmc4SoY0
>>987

一気呵成に突っ込まず、様子を見るという選択は正解だった。

体がはじけてから、ほんの数秒で弾けたパーツが
なんと宙に浮かびあがり、何事も無く声を発し始めたではないか。

「やるジャなイか。
 おじサン、おどろいちゃったヨ。」

肉体パーツが無くなった分、
独特のキリキリという機械音が鮮明に聞こえる。

「キミはもウおワリだ。」

顔と右の手足は暁から見て右側から。
胴体部分、左の手足は左側から取り囲むようにして突進してきた。

989甲/流し:2009/09/30(水) 22:54:11 ID:nrHSa4ag0
>>988
「噴射―――跳躍拳」

―――ギュパッ!!!!
暁の右側から迫るその身体に赤色の拳が飛ぶ

カラン、カランとサンダルの音

「……」
赤いマフラーの男が、歩いて来る

990朝宮暁:2009/09/30(水) 22:56:27 ID:/k2gysHgO
>>988
「しまっ……ちィィイ――! シフトセカンド!」
手足の焔が火勢を上げ、瞬間大気が燃え上がる。
「バースト!」
全身から放った魂の熱を圧縮し、それは自身を中心に爆発を起こした。
爆轟を発生させる程の燃焼速度は無いものの、それなりの威力を持った爆風で、バラバラになった男の突進の勢いを相殺、減衰させるのがその目的。
「吹っ飛べえええ――――!」

991名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 23:09:53 ID:Ytmc4SoY0
>>989

――ガンッ!

心地よい金属音がしたかと思うと
空中を滑るように吹き飛ぶバラバラの体。

「なんという打たれ強さだ……
 ほんとうに生物なのか?」

驚いたような台詞を吐く口が割れるように開き
内部から小型砲がせり出す。

『轟天雷』

光の筋が甲へとまっすぐに伸びる。
地面をえぐり、舞い上がったゴミを一瞬で灰と化し迫るそれ。

受ければ只ではすまない。

>>990

空中に浮いたパーツは、
風圧の影響をもろに受けて前に進めず、
その場で踏ん張るように停滞する。

しかし、次の瞬間、
力を失ったように吹き飛び地面に触れた瞬間

「地走り」

電流が、地面を走った。

992朝宮暁:2009/09/30(水) 23:15:04 ID:/k2gysHgO
>>989>>991
「ふう――すまん。助かったぜ。赤マフラーの兄さん」
ふっ飛んだ男の体を見て、ふ、と一つ息をついて言う。
「しっかし来るの意外と遅かったな――……ッ!?」
刹那走る雷。魂の熱を使って起こした爆発に、手足を鎧う半物質化した魂の熱をも消費していた。
「っぐ、あ……!」
ぎりぎりと筋肉が激しく収縮するのを感じる。立てない。
片手をついて踏ん張るが――意識は徐々に霞れていく。

993“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/09/30(水) 23:23:13 ID:OcZ4s9w60
>>991>>992


――――――――バサッ――


             「許しませんッ!!!」


                   ――バサッ――――――――






純白の羽根がふわりふわりとその場に揺蕩う。
混じり、降るるは女性の声音と正体不明の仮面のヒーロー。

「一般市民を傷つける悪は絶対に、許しません!!」

衣装はメイド、握るはレイピア、秘めるは正義、


空を翔る彼女は一直線、暁さんへ向かう。


「だって私は――――」


               カクス
“夜明け<暁さん>”を“守る”雲と為れ。

                         “展開――防護陣-first”

自身が纏う服のと紙が一枚、入るか入らないかと言った程度の隙間を開け、展開。
言うなれば鎧、と言ったところだろうか。

「――――“masked romance”ッ!!!」


宛ら燕の如く。
暁さんを攫い、逃げん、と加速に加速を加えて、上空より、翔ける。

994甲/流し:2009/09/30(水) 23:27:32 ID:nrHSa4ag0
>>991
「―――"赤煌"、"ドラグーン"」
両腕に肘からの赤い装甲
その手を、前に
両足に膝からの黒いブーツ
肩幅に開き、重心を落とす

「生物――だからさ」

―――ズォンッ!!!!!
突き出した赤い装甲を纏う腕で"轟天雷"を受け止める
ガガガガガッ!!!!
踏ん張る黒いブーツが地を抉り、立ち位置から後方へと下がる

「生物だから、人間だから―――」
キィイイイイイイイイイイイイイ…!!!!
鳴動する、赤緑の左眼
「―――負けられる…かぁあああああああああああああああ!!!!!!」

グォンッ!!!
その進行する攻撃を、捻る両手が廻し―――

パァアンッ!!!
―――轟天雷は眼前で散る
同時に負荷の掛かった両肘からは血が噴出して

                               ロック
「叩き込んでやるよ、お前等が軽んじた…人間の『拳』を…!!」

燃える様な気迫は大気を揺らし
風が甲に向かい吹く
男は常に向かい風
抗わなけりゃ意味が無い
>>992
「―――…交代だ、少し休め」
男の表情は先程の歌い手のそれではない


「こっからは俺がやる」
遥かに前を見据えた、闘う男の顔で

暁に向けた背中に
翻る赤が世闇に彩を刻む
>>993
「( ゚д゚)」
一瞬、何事かと動きを止めて

「な?なななn?」
やっぱり良く分からなかった

995名も無き異能都市住民:2009/09/30(水) 23:38:13 ID:Ytmc4SoY0
>>992

「このまま倒れればもっと痛みが酷くなる……
 と、分かっていながらも倒れざるを得ない気分はどうかね。」

手を突いたことで手からも電流が進入、
痛みはさらに、その強さを増す。

しかし、それと同時に筋肉が麻痺していくため、
身体を起こそうにも、動きが阻害される。

絶体絶命、この言葉がこれほど当てはまる状況もあるまい。

>>993

「上空より新たな敵性勢力?
 折角、敵一体を無力化したというのに。」

maskedromanceなる人物の眼下に広がるは、
雷を放つ機械人と2人の男。

そのうちの一人、暁は今にも地に倒れ伏しそうだ。

果たして彼女は救世主足りえるか。

>>994
     スペック
「人間の性能というものには常々疑問を感じる。
 なぜ、これほどの性能を持ち合わせながら、感情などという不確定な要素で
 それを制御するのか……往々にして枷にしかならんというに。」

男の口内が、まばゆく輝く輝いたかと思えば、
既に眼前へと来る、二発目の轟天雷。

「我々は完全だ。人類も完全足りえなければならない。
 エキドナは、人類のため人類に反旗を翻す。」

996朝宮暁:2009/09/30(水) 23:38:30 ID:/k2gysHgO
>>994
「申しわ……ねえ。助か、る……」
酷く重たい舌で言葉を紡いだ。

>>993
「っ、ぁ――……だれ、だ……?」
霞んで行く意識、薄開きの眼。感覚が鈍く何が起こっているかは分からない。
だが、誰かに助けられたらしい――それだけは、確かに感じていた。

997甲/流し:2009/09/30(水) 23:53:08 ID:nrHSa4ag0
>>995
『螺旋・噴射跳躍拳』
螺旋の拳が轟天雷と拮抗―――相殺
「同じ手は、二度食わねぇ」
しかし言葉とは裏腹、二度の迎撃で右腕の装甲は殆ど原型を留めない

「冗談抜かせよ、んな狭い考え」
ふん、と鼻を鳴らし
「皆が完全になったら、おんなじになっちまうじゃねーか」
装甲の剥がれ落ちた右拳を後方に引き、体勢を低く構える
「人間の不完全さはな、個性っつーんだ」
ギリギリと引き絞られる四肢、力が身体に、拳に宿る
「それがなきゃ誰が誰やら分からねぇ、人類に必要なモンなんだよ、だから」

―――ズンッ

「それを奪うっつーんなら―――」

正面から、駆ける
低い体勢赤いマフラーが真っ直ぐな軌跡を引く

「―――許さねぇ」
体重を乗せた振り下ろしの右拳が男の顔面へ迫る
>>996
地上では一直線に伸びた赤い軌跡が男に向かっていた

998“masked romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/10/01(木) 00:11:51 ID:OcZ4s9w60
>>994
狐っぽい御面を被った女性。
金髪に銀髪を織り込んだ後髪とメイド服が目立ちすぎる。

ああ、それより前に。


翼、


白い翼が彼女の肩甲骨辺りから生えていた。

「…………」

暁さんの前で押し黙り、彼女はゆらりと体を甲さんに向ける。。
仮面越し、くぐもった声。

「少しの間、任せます」

尋ね、彼女は返事を聞く前にまた体の向きを変えた。

>>995
地に立ち、“轟天雷”が刻んだ跡を一瞥。



翼を折り畳みながら、彼女はレイピアで空を裂くように一振りした。
眼は見えない、がその声から伝わる。

仄かに隠し味程度に香る、怒の感情。
大まかに塗された、哀のスパイス。



「……私は、ロボです」



>>996
「通りすがりのヒーローです」

肩を貸すような体勢。
彼女は暁さんの耳に口を寄せ、呟いた。

「自分で歩けますか?」

いまだここは戦場、
出来るだけ離れた方がいい、と判断し彼女はそう尋ねた。

999甲/流し:2009/10/01(木) 00:14:32 ID:nrHSa4ag0
>>998
返事を返すどころかもう既に突っ込んでいたのであった

1000名も無き異能都市住民:2009/10/01(木) 00:14:52 ID:Ytmc4SoY0
>>996 998

暁はすんでのところで、
謎の女性に助けられた。

「生命反応を感じない……機械か?」

機械男の攻撃が止む。

>>997

「人間の多様性、それは人間が不完全であることの証明だ。
 ある程度の派生は認めつつも、人類は一つの結論に収束しなければならない。
 現行の政治体制では実行不可能な革新的救済を我らが行おうというのだ!」

ビデオの一部分を繰り返すように、三度男の口内が光る

――しかし
 
――3発目の轟天雷までのその一秒にも満たない間。

――赤は、頭部ユニットへと肉薄する。

――この距離は、そう。


         『甲 の 距 離 だ ッ !』

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