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【日常スレα】上とか色々な所から来るぞ!?【その4】- 1 :名も無き異能都市住民:2009/08/26(水) 23:12:40 ID:BezSoLNM0
- ≪ルールとか≫
・基本age進行で
・コテもコテ無しもどんどん来い
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします
前スレ
【日常スレα】こんにちは、異能都市です【三号】
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/12841/#1
- 2 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 21:11:22 ID:.6prKP66O
- 前スレ>>999
「お嬢様!早く!変質者が現われましたよ!」
「ですわね……これは先を急がないと……」
前スレ>>1000
「そしてお嬢様、誰かついてきます……」
「放って置きなさい……私達には関係がありませんわ」
- 3 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/08/27(木) 21:16:36 ID:WVKe.rdI0
- //>>1乙だぁ!!
前>>1000
うむ、貴殿はいつかの……創、だったかな?
【腕を組んで考えながら】
>>2
私は変質者では無い!
【両腕を広げて】
私のどこが変質者だと言うんだ!?
【そのポーズが怪しい】
- 4 :沢桐 創:2009/08/27(木) 21:19:34 ID:fTjN.fvQ0
- >>2
「昨日とおとついはこっちだったから…今日はこっちかな…」
地図を見ながら歩いている。
「ちょっとそこのお二人さん、この辺で怪しい人物を見かけなかったか?」
話しかけてきた。
>>3
「…その通りだけど…」
トントンと頭を叩く。
「ああ、たしかキルスティ…ハイテッ…ハイティカイネン」
若干噛んだ。
- 5 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 21:21:50 ID:.6prKP66O
- >>3
「ひぃっ!?何かしてますよ〜!お嬢様ぁ〜!」
【二人の足取りは速くなる】
「いいですわね……眼を合わせてはいけませんわよ……」
>>4
「怪しい?…えぇ見ましたわよ?……貴方と……そこの女ですわ……」
【見下すように一瞥し、また歩き出す】
「お嬢様、みんな警戒中です……」
- 6 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/08/27(木) 21:27:03 ID:WVKe.rdI0
- >>4
む……、まあ良いだろう
【言いにくいので仕方ないとかも思っているのだろう】
怪しい人物……? あの白いやつじゃ無いのか?
【視線の先にはアウテリート】
>>5
ま、待て待て! 何処に行こうとしている!?
【追いかける】
だから私は怪しくないと言っているだろう
【背中から見える長い刀が明らかに怪しい】
- 7 :沢桐 創:2009/08/27(木) 21:30:48 ID:fTjN.fvQ0
- >>5
「あらら、ご機嫌斜め…」
地図を折りたたむ。
「まぁ、知らないならいいよ、悪いね」
>>6
「いや、違う、別人別人」
手を振った。
「確か…男だったしな」
- 8 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 21:32:47 ID:.6prKP66O
- >>6
「いやぁ〜!追い掛けてきたぁ〜!!」
【メイドの悲鳴】
「キャー!ガチレズ女ですわぁ〜!!」
【そしてふざけたお嬢様の悲鳴】
「って誰が怪しいですって!?」
>>7
「お嬢様、どうします?」
「放って置きなさいな……意味が分かりませんわ……」
- 9 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/08/27(木) 21:37:48 ID:WVKe.rdI0
- >>7
……ふむ、アイツでは無いと……
【腕を組んで考え始め】
確か、と言うのは?
>>8
何故逃げる!? 私が嫌いか!!?
【走って追いかける】
【メチャクチャに早いよ!】
いや、その真っ白いのは怪しいだろ!
【ビシッと指を指す】
- 10 :沢桐 創:2009/08/27(木) 21:42:00 ID:fTjN.fvQ0
- >>9
「えーっと…話を聞かされて、とっ捕まえて来いって言われたんだよ」
同じ速度で走り始める。
「まぁ、警察か賞金稼ぎみたいなものと思ってくれ」
「ところで、よっぽど嫌われてるのねぇ…」
- 11 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 21:43:32 ID:.6prKP66O
- >>9
「ひぃぃぃやぁぁぁぁぁ!」
「なんかメッチャ速いですわぁ〜!?」
【たちまち追い付かれる訳で】
「お父様もお母様も白いんですわ!怪しくありませんわ!!」
- 12 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/08/27(木) 21:47:11 ID:WVKe.rdI0
- >>10
警察か賞金稼ぎか、かなりの差があるな
……他に特徴は?
【創を横眼に見ながら】
うむ、やはり光速の男だな
私は何も悪いことはしていないんだがなぁ……
【ため息をついて】
>>11
つっかまえたあぁぁぁぁ!!
【飛び込んで捕まえようとする!】
それはお前の家族全部が怪しい!!
- 13 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 21:50:15 ID:.6prKP66O
- >>12
「ギャース!」
「お嬢様ぁ〜!?」
【意外と簡単に捕まった】
「コラ!撤回なさい!私の家族は怪しくありませんわ!!」
【暴れながら怒る】
- 14 :沢桐 創:2009/08/27(木) 21:51:03 ID:fTjN.fvQ0
- >>12
「特徴…知らないな」
やる気が無さそうに言った。
「こんな速度、欠伸が出るわ」
「…おお、すばらしきルパンダイブ」
飛び込み捕獲=ルパンダイブ
- 15 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/08/27(木) 21:53:57 ID:WVKe.rdI0
- >>13
ふっふっふ、暴れるな暴れるな
【しっかりとつかんでいる】
>>14
知らないのに人探しを……?
【バカげている、とでもいいたそうな瞳】
やはり光速は違うのだな……
- 16 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 21:56:11 ID:.6prKP66O
- >>15
「こらぁ〜!お嬢様から離れなさい!」
【メイドがキルスティをポカポカ叩く】
「いいから離れなさいな!」
- 17 :沢桐 創:2009/08/27(木) 21:58:59 ID:fTjN.fvQ0
- >>15
「これが仕事だからな…といっても上司の失敗の埋め合わせなんだが」
やれやれ、と手を振る。
「ところで、流石にそれは変質者に思われても仕方ないと思う」
- 18 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/08/27(木) 22:01:46 ID:WVKe.rdI0
- >>16
あまり人は叩くものでは無いぞ?
【片手でお譲様を持ち、メイドもつまみあげる】
私は怪しくないぞ!? 何処が怪しい!?
>>17
しかし、それでは仕事が一生終わらぬではないか
ど、どこがだ?
【両手にお譲様とメイドをもっている】
【どう見ても変質者です、本当にありがとうございました。】
- 19 :沢桐 創:2009/08/27(木) 22:05:38 ID:fTjN.fvQ0
- >>18
「まぁ、意外と時間をかければ何とかなるもんだよ」
「これでも楽な方だし、普段はサボってるし」
「…あー、警察ですか、誘拐です、はい、×××の×××地区」
携帯で電話するふりをする。
- 20 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 22:07:59 ID:.6prKP66O
- >>18
「全部ですわ!全部!!」
「お嬢様ぁ〜!さらわれてしまいます〜……」
【ちなみにマナ達が助太刀に来ないのは安全だと判断したからである】
「お父様ぁ!私が危険ですわぁ〜!!」
【未だバタバタ暴れ続ける】
- 21 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/08/27(木) 22:11:13 ID:WVKe.rdI0
- >>19
何とかなるのか……不思議だ!
【爽やかな笑顔で】
ぬおぉ!? ま、待ってくれ!!
【まんまと騙され二人を放り投げ、沢桐に近づいて行く】
>>20
何故だ!!
【二人を放り投げている】
さらいもしないし危険じゃ無いだろ!
- 22 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 22:14:52 ID:.6prKP66O
- >>21
「お嬢様ぁ〜!!」
「あぁ、よしよし……大丈夫ですわよ……敵は男に夢中ですわ!」
【メイドを立ち上がらせ慰める】
「逃げますわよ!!」
【お嬢様達は逃げ出した】
- 23 :沢桐 創:2009/08/27(木) 22:16:22 ID:fTjN.fvQ0
- >>21
「放り投げるのはどうかと…」
携帯を閉じる。
「あ、五分ぐらいで来るらしいから^^」
そしてこの笑顔である。
>>22
「男に夢中って…誤解を招くようなこと言うなァ!!」
町に怒号が響いた。
- 24 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/08/27(木) 22:21:11 ID:WVKe.rdI0
- >>22
なっ!? に、逃げるなぁ!!
【今度は追いかけなかった】
>>23
な、本当か!?
【後ろを向き、走りの準備】
安心しろ、私はレラ様にしか興味ないから。それでは!
【アウテリートとは反対方向に走っていった】
//お風呂イテキマスネー
- 25 :沢桐 創:2009/08/27(木) 22:23:34 ID:fTjN.fvQ0
- >>24
「嘘だけどな…」
ボソッと聞こえないように呟いた。
「…あいつは…」
道の先に、人影を見つける。
それを追いかけて、沢桐もどこかへ歩いていった。
- 26 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/27(木) 23:06:52 ID:.6prKP66O
- 「まったく……娘が騒いで帰ってくるから何かと思えば……誰もいないではないか……」
【周りを調べるように歩いてくる白服の男……どうやら先程お嬢様の為らしい】
- 27 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/27(木) 23:38:47 ID:zIbPq2M20
- ガチャッ
【突然、居酒屋の入り口のドアが古ぼけた模様のドアに代わる】
「あう〜…こんなつかいかたもあるんだなの〜」
【ドアの開いたところからディスが顔を出した】
「…ここはどのあたりなのかなの…」
【あたりを見回しながらドアを閉める】
【閉めたドアは、元の居酒屋の扉に戻った】
- 28 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/28(金) 20:06:51 ID:.6prKP66O
- 「そしてまた失敗ですわ……」
「お嬢様……だから材料は量ってから入れてくださいって言ったのに……」
【お嬢様とメイド、二人で煤だらけになりながら倒れていた】
- 29 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 00:54:14 ID:zIbPq2M20
- 「……あ」
【ふと起き上がった包帯少女、そこはいつもの公園のベンチの上】
「…またねちゃったの〜…」
【眠たげな瞳で頭をぽりぽり掻いた】
「あう…よるになっちゃったの〜」
【ベンチの上に座って一息ついた】
- 30 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 00:58:38 ID:Ytmc4SoY0
- >>29
「やはり此処にいたのね。」
ちょうど、ディスの右にある
街頭の影から、浮き上がるように現れる少女。
「心配したわ、いつもならとっくに帰ってきているのに
まだ帰ってきていないものだから……」
その手には、やはり日傘が握られていた。
- 31 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 01:01:24 ID:zIbPq2M20
- >>30
「あう?…ごめんなさいなの『ろざりあ』なの…」
【頭を下げた】
「ちょっとおひるねのつもりだったんだけど…
もうよるになってるの…」
【あたりを見回して】
- 32 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 01:12:54 ID:Ytmc4SoY0
- >>31
「もう、この都市は危ないのだからもう少し気をつけてもらわないと。
私のような夜種がどこに潜んでいるか分からないのだから……」
ゆっくりとディスに近づき、隣に座る。
「今日は、あまり月が出ていないわねぇ……」
- 33 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 01:16:27 ID:zIbPq2M20
- >>32
「うん…なんだかついあんしんしちゃってなの…
みんながいるからなの…」
【ごめんなさい、とつぶやいた】
「あう〜…よくみえないの…」
【空を見上げた】
- 34 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 01:22:46 ID:Ytmc4SoY0
- >>33
『いたぞ、抜かるな。』
『作戦通り動け、異能者を捕らえるのだ。』
少女たちからそう遠くない場所、
そこで二言、三言会話を交わす黒尽くめの男たち。
次の瞬間、それらは
草むらの中を音も無く駆け抜け――
――ディスとロザリアへ迫る。
- 35 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 01:25:06 ID:zIbPq2M20
- >>34
「…?・・・」
【ディスは、見上げた空から草むらのほうに目を向けた】
「あそこから…だれかのにおいがするの…
ちがうにおいがするから…ふたりかなの?」
【音を殺していても、匂いだけで誰かの気配を悟っている】
- 36 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 01:30:47 ID:Ytmc4SoY0
- >>35
現れた男は5人。
全員黒い戦闘服と覆面で顔は見えない。
「……なっ……!?」
ロザリアも、ディスよりは遅れたものの
その存在に気づいたようで声を上げる。
3人はディス、残りの二人はロザリアへと向かってくる。
武装は、特殊警棒のようなものだが……
- 37 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 01:35:08 ID:zIbPq2M20
- >>36
「あう!?…まさかくるつもりなの!?」
【その場から立ち上がって三人に目を合わせる】
「…こないでなの!」
しゅるしゅるしゅるしゅる
【三人に向かって勢いよく包帯を伸ばす。】
【とりあえず包帯での拘束を行おうとしているのだ】
- 38 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 01:40:54 ID:Ytmc4SoY0
- >>37
男たちはよく訓練された動きで、
包帯をたくみにかわし、かわせないと見るや
警棒で叩き落すように払いながらディスへと近づいてくる。
射程県内まで接近した一人が、包帯の頭に向けて警棒を振り下ろした。
『デ、ディス……っ!いまいくっ……うあっ!!?』
ロザリアは、もう2人との戦闘で手一杯のようだ……
- 39 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 01:45:21 ID:zIbPq2M20
- >>38
「『ろざりあ!』あぶないの〜!」
【ディスは少しだけ後ろに下がっていく】
「…ちょっとほんきで」
【拳を強く握って】
「しないとだめなの!」
【勢いよく警棒に向けてパンチ】
ヒュン!
【同時にわき腹に鋭い蹴りを見舞う】
- 40 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 01:55:47 ID:Ytmc4SoY0
- >>39
――ガコッ
鈍い音とともに跳ね上げられる腕。
振り下ろされる警棒ごと、弾き返したのだ。
体勢を崩された男は、横腹に強烈なけりを喰らい
近くのゴミ箱を巻き込み街頭に叩きつけられる。
『クソッ……時間がかかりすぎた。撤退だ。』
男の中の一人が聞き取りづらいくぐもった声でもらすと
強烈な蹴りを喰らったばかりのはずの男も含め再び闇の中に走り去っていく。
常人ならば悶絶して動けないほどの蹴りだった筈だが……
- 41 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 01:58:14 ID:zIbPq2M20
- >>40
「…しばらくうごけないはずなんだけどなの…」
【ディスもある程度考えての蹴りだった】
【少しだけ首をかしげるが】
「あう!『ろざりあ』だいじょぶなの!?」
【すぐさま振り返ってロザリアのほうへ向かう】
- 42 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 02:02:51 ID:Ytmc4SoY0
- >>41
「ええ、なんとかね……
こういうことがあるから、用心しなさいと……」
動いた清で着衣や髪が少し乱れている程度で
外傷の類はまったく無いように見える。
「まったく、なんだったのかしら……」
- 43 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 02:07:11 ID:zIbPq2M20
- >>42
「うん…きおつけないといけないの…
でも…」
【男たちが去って行ったほうを見て】
「…うん…とってもつよかったの…
……ちょっとこわいの…」
【ふ〜…とため息をついた】
- 44 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 02:14:54 ID:Ytmc4SoY0
- >>43
「ふう……まぁいい運動になったと思いましょう。
なんでも、前向きに考えないとね。」
髪を整えながらも、魔術で
ロザリアの部屋へのゲートを開く。
「この辺には、ドアもないし直接つなげましたわ。
かえってお風呂にでもしましょうか。」
- 45 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 02:18:27 ID:zIbPq2M20
- >>44
「うん、そうだねなの。
だいじょぶだったから、だいじょぶだよねなの」
【ようやく微笑んでロザリアの顔を見る】
「うん、かえるの…
おふろおふろなの〜♪」
【どうやらお風呂が気に入っているらしい】
【この都市に来る前は良く温泉に行っていたぐらいである。】
- 46 :ロザリア・ロートシルト:2009/08/29(土) 02:23:49 ID:Ytmc4SoY0
- >>45
「じゃあ、早く着なさいね。
まっているから……」
ゲート
先に、空間の裂け目に消えていくロザリア。
その日は二人でお風呂に入り楽しい時間を過ごした。
// そろそろねるお……おやすみ……
- 47 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/29(土) 02:25:21 ID:zIbPq2M20
- >>46
「うん、まってなの〜!」
【ディスも早足でゲートに入って行った】
【ディスにとっても楽しい時間だった】
//おやすみな
- 48 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/29(土) 21:21:06 ID:ZSQDegec0
- 都市の何処かのカフェ
「…………眠……」
大きな欠伸を付いて窓から外を見ていた
- 49 :黒沢小百合:2009/08/29(土) 23:42:09 ID:Ytmc4SoY0
- 【公園】
「ふう……」
仕事帰りの彼女は今日もコンビ二飯。
公園のベンチで、街頭にの光に羽虫が集まるのをぼんやりと見上げながら
ビールで自分を慰めるのであった。
- 50 :ニナ・シュガリア:2009/08/30(日) 00:03:23 ID:7jE6yumoO
- 秋の訪れを予感させる涼風が其の蜂蜜色から香る甘美な匂いを運んでいく。
「安売りされててラッキーね。仕事終わりの一杯が私を待つぅ〜♪」
発泡酒の缶が詰まったスーパーの袋片手に隻眼の女は、呑気に鼻歌を歌いながら夜道を歩いていた。
- 51 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/30(日) 00:05:38 ID:ZSQDegec0
- 「……」
閉店時間過ぎてるとか気にしないで未だにカフェから外を見ていたり
- 52 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 00:07:42 ID:HnkBBDEo0
- さて、今夜も小腹が空いたのでコンビニに向かうのだが
【テクテクと夜道を歩く人影】
……今夜の夜の空気の匂いは……なんでか知らんが、甘いものが食いたくなるな
- 53 :名も無き異能都市住民:2009/08/30(日) 00:13:27 ID:PBnIervYO
- 「あー…じゅうじもり……で良いのか?クロス…か?」
闇夜から響く声。姿は見えない
- 54 :ニナ・シュガリア:2009/08/30(日) 00:14:43 ID:7jE6yumoO
- >>51
「暇人っていうか……変人?」
閉店時間を過ぎても店内に残る客と思しき人物を一瞥し小首を傾げた。
>>52
迫る靴音、そして甘い香り。
道の向こうから歩いて来るは隻眼の女。
其の独眸は未だクロスを捉えてはいないようで相も変わらず上機嫌で歩みを進めていた。
- 55 : ◆uotUYGHVwM:2009/08/30(日) 00:17:40 ID:ZSQDegec0
- >>54
「…………ん」
どうやら、店が閉まっている事にすら気づいていなかったようで。
店員もあまりにも反応が無いので放って置いたらしい。
「…………」
ひらひらとニナに向って手を振って
- 56 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 00:25:58 ID:HnkBBDEo0
- >>53
?
【立ち止まり、辺りを見回す】
……誰だ?
悪いが、自分の名を名乗らない奴に名乗ってやるほど優しくはねぇな
>>54
……ああ、なるほど
こりゃ甘ったるい気分になるワケだ
【コツコツと靴音を鳴らして歩み寄る】
【暗闇から現れる紅い影】
【ジジッと点滅を繰り返す街灯が、その姿を照らし……】
よう、甘術使い
ここであったが百年目……ってか?
ま、別に仇を討ちにきたワケじゃねぇけどさw
【ポケットに手を突っ込み、街灯の下に紅は立つ」
- 57 :ニナ・シュガリア:2009/08/30(日) 00:32:47 ID:7jE6yumoO
- >>55
当然ふと思い浮かんだ疑問に時間を費やす様な頭の持ち主ではないので、隻眼の女は煉のアプローチに気付かず至高の一杯を求めて自宅に向けて歩みを進めていた。
>>56
「あ………」
突然眼前に現れた紅を前に、彼女は狐につままれた様な表情で立ち尽くしていた。
沈黙する事数秒、漸く彼女の桜色の唇が動く。
「……一杯、どう? 安物だけどね。」
ふふ、と微笑を浮かべ手に持った袋を掲げ、彼女は以前と何ら変わらぬ様子でクロスに言葉を投げた。
- 58 :上司O:2009/08/30(日) 00:33:04 ID:PBnIervYO
- >>56
「それもそうか。俺はOっつってな、ほれ例の化けもんの件よ。お前書類申請したろ」
依然響く男の声。やはり姿は見えず
「あれの結果を伝えにきたのよ、他にもそれに関連して色々あっけどよぅ」
- 59 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/30(日) 00:36:12 ID:ZSQDegec0
- 「……旧友、ね」
はあ、と小さく溜息を付いて立ち上がり、小銭をテーブルに置く
「……夏も終わりか」
抜き足差し足とまでは行かない程度に、静かにドアを開けて店から出てきて
「……羨ましいな。ああいうのは……」
一人呟き、何処かへと歩き去って行った
- 60 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 00:38:23 ID:HnkBBDEo0
- >>57
ん、ありがたく貰うー
【安心したようにニヤリと笑う】
いやー、久しぶりだなオイ
元気だったか……って、その様子を見れば聞くまでも無いな
ああ、そうそう
もしかして「甘味処シュガリア」って、お前の店?
>>58
!!
【途端に顔色が変わる】
どうだ?!
ホイは助かるのか!?
いや、助かるって言え!!
答えはYESかHAIの二択で!!
- 61 :上司O:2009/08/30(日) 00:47:18 ID:PBnIervYO
- >>60
「ま、喜べ。少なくとも積極的に処理する事は無くなった…つってもまだちょいと問題はあるが」
「解放したいとなると手間だぞ?何にせよ被害は出てる。無条件じゃあ無理だ…首輪がねぇとな」
声は響く。場所は掴めない
- 62 :ニナ・シュガリア:2009/08/30(日) 00:50:12 ID:7jE6yumoO
- >>59
後日此のカフェの店長は「小銭が足りねぇ」と怒りを露にしていたといふ。
>>60
袋から最近CMで宣伝されている発泡酒の缶を一本取り出し、クロスに向けて放り投げた。
「びっくりしたわ……まさかクロスまでこの街に居たなんてね。 元気も何もつい最近ちょっとした“運動”をしたぐらいよ。」
安堵と感動を表情に滲ませた後、先日の一戦を思い出し、おどけた様に肩を竦めてみせる。
「えぇ、そうよ。古今東西あらゆる甘味を扱ったお店『Sugaria』……今度来なさいよ? サービスしてあげるから。」
- 63 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 00:53:24 ID:HnkBBDEo0
- >>61
首輪だぁ?
そんなんアイツに似合わね……べ、別の意味で似合うだなんて思ってないんだからね!!
【コイツ、駄目かもしれない】
あー、手っ取り早くいこう
条件はなんだ?
>>62
店の名前から「まさか」とは思っていたんだがな
だが、今まで行っても店が開いてないことが多くてなぁ
なかなか都合つかなかった
【缶を開けて口にする】
おう、そのうち誰か誘って行くとすっぜ
そん時にはよろしく頼む
……運動、ねぇ……
- 64 :ニナ・シュガリア:2009/08/30(日) 01:00:14 ID:7jE6yumoO
- >>63
「結構あからさまなネーミングよね……。」
自嘲気味に笑うと自らも缶のプルタブに指を掛け、小気味よい音を響かせる。
「まぁ……気分で営業しているもの。 次来る時は一本連絡頂戴ね。」
言って駄目店主は缶を傾ける。
「そ、生死を賭けた運動って所かしらね……フフッ。 あんたはまだ現役?」
変態紳士としても、と付け加え。
- 65 :上司O:2009/08/30(日) 01:03:32 ID:PBnIervYO
- >>63
「何となくお前さんとはうまい酒が飲めそうだ…まぁ、紳士談義は次の機会だ」
「お前さんには何個か道がある。
一つ、あいつレベルの化けもんを使い魔に出来る誰かを探してあいつと主従関係を結ぶ。
一つ、俺様に糞めんどくせぇ能力を使わせて、一応アイツより強いということを証明する。
一つ、ころしてでもうばいとる
一つ、諦める。現実は非常である」
- 66 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 01:09:09 ID:HnkBBDEo0
- >>64
この気分屋がwwwww
オーケー、今度にでも電話番号調べて事前に連絡するわ
紳士的な意味じゃバリバリ現役
据え膳食わぬは男の恥だぜ
【唇の泡を舐めとりながら】
だが……こっちはどうなんだろうなぁ
ちょっと昔に暴れすぎてね
【右目の眼帯をさすりながら呟く】
俺はもう……
>>65
まぁ次の機会に……な^p^
……一つ目は、ホイを使い魔にできる程の奴の心当たりがいない
いや、いないわけじゃないが……いまごろどうしているのやら
三つ目と四つ目は手っ取り早くて素敵だが、後味悪いしスマートさに欠ける
お前には悪いが……二つ目の「糞めんどくせぇ能力を使わせて、一応アイツより強いということを証明する」を選ばせて貰おうか
- 67 :上司O:2009/08/30(日) 01:15:07 ID:PBnIervYO
- >>66
「え、マジ?めんどいから止めろよ…その行方知らずの誰かさんに頼れよ…」
やるきねぇ。あそこの職員は皆こんな感じなのだろうか?
「まぁ今からでも行けんことはないが……ほれ、cubeってあんべ?あれ使うのよ」
「一回アレとガチで殴り合いしたから取り敢えず『再現率』は上々のはずだ」
- 68 :ニナ・シュガリア:2009/08/30(日) 01:17:41 ID:7jE6yumoO
- >>66
「やりたい時にやる、やらない時はやらない……じゃなきゃ疲れちゃうじゃない?」
儲けるつもりはさらさら無いらしい。
「……でしょうね。何か相変わらず“そういうオーラ”見えるもの。」
苦笑しつつ缶に口を付け喉を鳴らす。
「そういえばあんたも私のファンになったみたいね……。 で、今はもう何も出来ない感じかしら?」
- 69 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 01:24:03 ID:HnkBBDEo0
- >>67
だって俺自身、しばらく行方不明になってた身だもーん
携帯のメアドとかみんな消えたしwwww
【呑気に笑う】
……で、
『アレ』って何?
『再現率』?
…………一体、何の話をしているんだ?
>>68
おいおい、この眼帯は店で働く時用でな
私服ん時はサングラスだ
ま、そうでもしないと「見え過ぎる」からなぁ
んー、どうなんだろ
能力は使えるが、戦闘は……
……できないことは無い
ああ、無いさ
この前も小百合と戦った
そりゃ楽しかった
だが……なんか……違うんだ
自分の中に燃えるものが無いというか……
……昔みたいに、無意味に戦えなくなっちまった
何か、戦うのにわざわざ理由が必要になっちまったよ
- 70 :ニナ・シュガリア:2009/08/30(日) 01:32:12 ID:7jE6yumoO
- >>69
「ふぅん……残念ね、サインぐらいはあげても良かったのに。」
無邪気に笑いながら軽口を叩き。
「ふむ………」
缶の中身を全て喉に流し込むと暫く黙り込む。
「無意味な戦いって無いと思うわ。 人が戦う時は必ず何かしらの意味が有る……私の場合は全ての戦いに意味が存在している。」
さて、と一言漏らすと唐突に歩きだし
「らしくないわよ、今のアンタ。………またね」
ひらりと小さく手を挙げると悠然と去っていった。
- 71 :上司O/ホイ:2009/08/30(日) 01:32:41 ID:PBnIervYO
- >>69
「なんて奴だこのフーテン野郎め。初対面の俺様を労えとは言わんが敬い崇め奉れ」
酷い言い種だ。
「あの化けもん俺様がマジで攻撃してんのに全く殺しきれんのだから始末に負えん…」
「俺様は普通に戦っても強いが、ちょいとコピー能力があってな」
闇の中に蠢く影、響くのは良く知る異形の声音。
「今はまあ、姿形だけだが、時間かければ実力や能力も再現可能なんだよ」
仮初めの異形がそこにいた。
- 72 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 01:43:30 ID:HnkBBDEo0
- >>70
らしくない、か
……そうかもしれないな
平穏な暮らしを夢見て、いざ平穏になれば……すっかり腑抜けちまった
【空を一人、仰ぎながら呟く】
…………そろそろ、ちゃんと決めないとな
どっちの世界で生きてゆくか
【穏やかな平和の中で夢を見るか、闘争の渦の中で走り回るか】
>>71
ホ……! ……イ、なわけ無ぇよな
【思わず動いた体を押し留める】
ああー、なるほど
話は分かった
要するに、だ
「飼い犬より弱い飼い主なんぞ認めん」って話だな?
オーケーオーケー
お前には悪いが、こっちは分かりやすくて助かるぜ
- 73 :上司O(本名:オッパイスキー):2009/08/30(日) 01:52:01 ID:PBnIervYO
- >>73
「イエース。まあ、再現率上げすぎると、戻れなくなる両刃の剣だ、実際あんまり使いたくないんだがな」
腕を組み、呟く。
「……うむ。佳きおっぱお」
これだけは譲れないのか完全再現してます。
- 74 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 01:55:43 ID:HnkBBDEo0
- >>73
胸さえなければ……胸さえなければッ!!
【そこはもう、ただの変態紳士】
オーケー
話は把握した
まぁ、戻れなくなるって言ってもキューブの中で能力を使えば大丈夫だろう
で、日時はいつにする?
- 75 :上司O:2009/08/30(日) 02:04:32 ID:PBnIervYO
- >>74
「くくく……再現率を変えれば絶壁にチッパイ、ベリーメロンにスイカップ、まさにお手軽桃源郷よ……しかしそこに真実のおっぱおは無い……」
こいつもこいつでダメダメである。
「俺様は明日の夜でも構わんが…ま、お前さんの都合次第だ。俺様職場で仕事やることねーのよ」
- 76 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 02:07:01 ID:HnkBBDEo0
- >>75
すまんな
ここ二日の夜はちと忙しい
【中の人がorz】
明後日とかどうだ?
九月一日の夜
その日、俺の腕を見て貰いたい
- 77 :上司O:2009/08/30(日) 02:14:59 ID:PBnIervYO
- 「ふむ、どうだったか…多分行けたはずだが。たまに急用も来よるでなぁ」
「ま、何とかなるじゃろ。その日取りで宜しい。その腕、錆び付いて無いことを期待する」
- 78 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/30(日) 02:17:10 ID:HnkBBDEo0
- >>77
錆付いて無いか、か
なかなか言いえて妙だな
【鋼鉄の義手を確かめるように動かしながら、シニカルに笑う】
ああ、それじゃあその日に
それまでは絶対、ホイを傷つけんじゃねぇぞ……?
【そう言い残し、彼は夜道の先に消えていった】
- 79 :上司O:2009/08/30(日) 02:24:21 ID:PBnIervYO
- >>78
「ちゃんと油ぁさしとけよ?……さぁて帰っておっぱおを吟味するか……」
そういうとズルリと闇夜に溶けるように姿を消した
- 80 :ユリウス&姉:2009/08/30(日) 20:11:12 ID:WVKe.rdI0
- ――何処かのカフェ
「……」
【黒いドレスの女性は行きかう人々を見ていた】
【当てられた布があるので見えてはいないのだろうが】
お姉ちゃん、何見てるの?
【桃色のゴスロリ服を着た少女はそんな女性を楽しそうに見ていた】
- 81 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 20:53:29 ID:.6prKP66O
- 【都市の中心、大きな噴水前】
「ん〜……なんだ……カップルだらけだ……私は場違いか?……いや……」
【辺りを見渡すとカップルだけではない、男友達だろう……複数で楽しそうに笑っている……他にも男女混合だったり……まぁ、そんな感じの人達も結構いる】
「ん〜……しかしここ……なんでも見えるな……千夜ビル……は当然として……」
【噴水広場からは色んな場所が見えた……と言う事は他の場所からもここが見えるのだろう……(ロールするのに)便利だ】
- 82 :藍方:2009/08/30(日) 20:57:33 ID:E0EoNV6E0
- >>81
「…この間の。」
真後ろからの声の主は白髪の男。眼帯は今日はせず、長い髪で右目を隠している。
一度共に戦った事があったので覚えていたのだろう。
公園で読んでいたらしく、片手に本を一冊持っていた。
「奇遇だの。また会うとは。」
友好的な笑みを浮かべる。
- 83 :シノン=アルベル:2009/08/30(日) 21:01:28 ID:WVKe.rdI0
- 僕は、どうすればいいんだ……
【みると、噴水をとぼとぼと歩く少年が見える】
- 84 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 21:12:27 ID:.6prKP66O
- >>82
「おや……この間の……えっと……名前が思い出せませんな……」
【覚えてはいる、しかし名前が思い出せない……お互い自己紹介をしていないのだから無理もないが……】
>>83
「ん?シノンか?何をしている、こんな夜に……」
【大切な人を消した少年と瓜二つの少年に優しく声をかけた】
>>
- 85 :藍方:2009/08/30(日) 21:18:50 ID:E0EoNV6E0
- >>84
「互い名乗らず別れた故な。我は藍方。」
笑って自らの名を明かす。
「やはりこの町に居たか、先に主の娘には会って居たのだが」
>>83
「…シノンかの、……何かあったかの?」
疑問は多々あるが、上弦の様子から聞かない事に決めたようだ。
- 86 :シノン=アルベル:2009/08/30(日) 21:20:19 ID:WVKe.rdI0
- >>84
こんばんは……これからどうしようか、と……
【ため息をついて】
>>85
あ、藍方さん……
【こちらにも頭を下げ】
いや……守ることができなくて……
【ひどく落ち込んでいる様子】
- 87 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 21:23:39 ID:.6prKP66O
- >>85
「これはご丁寧に……私は上弦……娘に会ったのか……」
【腕を組み少し考えた仕草をし……笑いながら言い放つ】
「可愛かっただろ?」
>>86
「これから?何をする気だったんだ?」
【不思議そうな表情を浮かべシノンを眺める】
「話を聞かせてもらおうか?」
- 88 :藍方:2009/08/30(日) 21:31:49 ID:E0EoNV6E0
- >>86
「出来なんだかの、…我と同じだの、そこからどう動くかが」
「問題ぞ」
>>87
「髪の色でそれと解った、確かにその色は目立つ」
自分も真っ白という目立つ髪なのだが。
「ああ、自慢の娘なのだろう。錬金に興味があると言ったら今度見せると言っていたの」
笑って告げる。
「主はその術を使うのだろう?我も未だ見たことが無かった故、いろいろと調べていたのだ」
- 89 :シノン=アルベル:2009/08/30(日) 21:35:03 ID:WVKe.rdI0
- >>87
いや、特にあては……
【首を振ってから答える】
どうしましょうか……
【またため息をつく】
>>88
そう、ですか……
【深いため息をついて】
僕はどうすれば……
【手に持った棒を見ながら】
- 90 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 21:41:13 ID:.6prKP66O
- >>88
「まぁね、この街でなら珍しくは無いが……確かに目立つな……」
【自分の髪を撫でながら答えた後、藍方の問いに答えた】
「私はこれでも有名なんだよ?……まぁ、有名だから凄いって訳じゃ無いんだけどね……あの子の錬金術は爆発するからね……あまり好んで見学する必要はないよ?」
>>89
「……君がなんでそんなテンションなのか……理由が分からなければどうしようもない……」
【顔は無表情、じっとシノンを見据えていた】
- 91 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/30(日) 21:45:39 ID:zIbPq2M20
- 「あう〜…」
【疲れの色を見せながら道を歩く】
「とっくんしすぎたのかなの…」
- 92 :藍方:2009/08/30(日) 21:46:43 ID:E0EoNV6E0
- >>89
「…何を守れなんだのかの?」
「主がそこまで守りたかった物は、一体。」
何が大切で、何が必要で。
人の心をのぞき見ようと。
>>90
「術者として有能というわけか、なるほどの。」
「我が此処まで生きてきて目にしたことの無い術だった故の」
「…あの娘、たいそう自信がありそうだったがの、…。」
何とも言えない顔をしている。
- 93 :シノン=アルベル:2009/08/30(日) 21:50:44 ID:WVKe.rdI0
- >>90
僕はあの子を……守る事が出来なかった……
あの子が狙われていることにも気づかなかった……
【瞳に涙を浮かべながら】
>>91
【酷く落ち込んでいて気が付いていないようだ】
>>92
僕が、好きになった人……です……かね……
【じっと涙を浮かべながら】
- 94 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 21:56:56 ID:.6prKP66O
- >>91
「ん?お嬢さんか……お疲れ、また会ったね?」
【にこやかに手を振る】
>>92
「ふむ……今まで見た事が……錬金術は意外と歴史が古いんだよ?まぁ……分かり易く言うと1ランク上の家事って所か……」
【笑いながら説明するが、やはりよくわからない】
「あの子はね、生まれつき自信家なんだよ……」
>>93
「そうか……何……君が悲観する事じゃない……私も……何も出来なかったからね……」
【そう言って浮かべた笑顔は、今にも壊れそうな程儚かった】
- 95 :藍方:2009/08/30(日) 22:06:33 ID:E0EoNV6E0
- >>91
「…どこぞで会ったの、小さな剣士よ」
やわらかな笑みを浮かべた。
「特訓の後かの、せいの出る事だ」
>>93
「どうすれば良いかなど。守れなければ取り戻せば良い」
「取り戻すことの出来ない喪失ならば」
「せめて前だけでも向かねばの」
>>94
「我の封印されておる間に出来たのかもしれぬな」
「生まれつき、かの…今度会ったら我は爆発を見せられるのか、それとも…」
少し困った顔で思案している。
- 96 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/30(日) 22:09:45 ID:zIbPq2M20
- >>93
「あう?どうしたの?」
【落ち込んでいるのが気になったらしく、駆け寄って声をかける】
>>94
「うん、こんばんわなの。
…きょうちょっととっくんしてたからおつかれなの〜…」
【若干汗をかきながら言う】
【今は普段の格好である】
>>95
「あう〜『らんぽう』こんばんわなの〜!」
【微笑んで手を振る】
「うん、でもおなかすいたからやめたの!」
【というよりも…疲れたからだろう】
- 97 :シノン=アルベル:2009/08/30(日) 22:16:23 ID:KZg1MerMC
- >>94
くそっ……僕は……気付きもしなかった……
【涙が流れ初める】
>>95
…………
【黙って聞く】
そう……ですね……!
【顔を上げ、藍方をみる】
>>96
あ、ああ……何かな?
【涙が浮かんだ瞳で見ている】
- 98 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 22:25:12 ID:.6prKP66O
- >>95
「まぁ、鍋でコトコトとスープを煮込んだだけで、錬金術と言い張れば錬金術なんだよ……」
【苦笑いを浮かべて頭を掻く】
「私の娘は父母両方の特性を受け継いでるから仕方ないさ……爆発は起きずに成功するかもしれない……多分」
【楽しむように笑っている】
>>96
「そうか、それはご苦労様……汗はちゃんと拭かないと風邪引くよ?」
【元素調合で作り出したタオルを渡す】
「まぁ、程々にしなさい……」
>>97
「……はぁ……」
【シノンの頭を掴む】
「君が……そんな事で泣いてどうするのかね?」
【いつもと違う怒気の込もった声】
「いいかね?私はゼオラと長年の付き合いだ……私はあの子を愛している」
【シノンに顔を近付け】
「君はあの子の何を知っている?……私か?……私も多分全ては知らない……ただ私の愛を押し付けているだけかもしれない……」
【瑠璃色の瞳はシノンを射抜き、語り掛ける】
「ゼオラが好きなのだろ?……え?……ならば泣き止め……君の様な泣き虫はあの子には相応しくない……強くなりなさい……肉体的にでは無く……精神的にだ……私もゼオラが好きだ……だからあの子を取り戻すまで……私は泣かない……多分……」
- 99 :藍方:2009/08/30(日) 22:30:38 ID:E0EoNV6E0
- >>96
「前に教えて貰った訓練場所だが、我も使わせてもらっているぞ。中々面白いの、人は雷まで手に入れたかの」
彼の中では電気=雷である。
「腹が減っては戦が出来ぬとは人の言葉だが…我は水で足りる故な」
「しかし毎日大変だの」
>>97
「我は取り戻す事は出来なかった故」
「主には取り戻して貰いたいものよ」
「燻るも良いが、もう一度火をつけねばの」
>>98
「受け継ぐ、か。生命の特性は面白いものよ」
「成功もあるかもかの、楽しみにしておくとしようぞ」
「我の体を元に戻す方法も、ひょっとすると錬金にあるやもしれぬ故な」
- 100 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/30(日) 22:40:08 ID:zIbPq2M20
- >>97
「…あう〜…なんだかとてもかなしそうなの…」
【頭をそっとなでる】
「…だいじょぶなの…」
>>98
「あう、ごめんなさいなの。きおつけるの」
【タオルを手にとって額をふく】
「わかったの…むりがいちばんだめだよねなの…」
>>99
「あう〜、そうなの。べんりなところなの」
【微笑んだ】
「そっかなの…あう?おりょうりたべたりしないの?」
- 101 :シノン=アルベル:2009/08/30(日) 22:43:26 ID:KZg1MerMC
- >>98
グスッ……はい……
【ハンカチを取り出して涙を拭く】
確かに、僕はあの子の何も知らない……貴方よりも、解りません
でも、僕は……あの子が、好きです……
【グッと力を込めた拳を上げて】
>>99
あの……貴方が取り戻せなかった物って……
【しかし直ぐに】
あ、い、いや……あの、すいません……嫌、ですよね…………
>>100
……? あ、ありがとう……
【笑顔になって】
- 102 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 22:49:30 ID:.6prKP66O
- >>99
「あの子には凄いポテンシャルが隠れているからね?」
【娘を溺愛しているようだ】
「……体?何か体に問題でも?」
【不思議そうに尋ねる】
「私でよければ話を聞くが?」
>>100
「その通り、無理をして体を壊したら元も子も無いからね……」
【笑ってその様子を見ている】
>>101
「よし……よく言った……その気持ちを大事にしなさい……」
(まったく……一目惚れがここまでとは……若いっていいなぁ……)
【少し寂しそうに、笑いながらシノンを見ていた】
「では、君に教えておく事がある……それは辛い事かもしれないが……聞けるかね?」
- 103 :藍方:2009/08/30(日) 22:59:12 ID:E0EoNV6E0
- >>100
「我は川の竜ぞ、水があれば何も食べずとも生きていけるのだ」
「人の体を取っているにも訳があっての。」
「戻る方法を探しに此処へ来た訳だの」
>>101
「何、もう御伽噺になるほど古い話よ」
「時が経ったからかの、思いだすのも苦では無い」
実際は、それに対する負の感情がまだ封印されているだけなのだが。
「我が失ったは我の妻だ。その娘と夫婦になる為に我は人の姿をとった」
「…が、許される事では無かったらしいの。竜殺しの矢で射られた我を、庇って死んでしまった」
「人とは脆いぞ、シノンよ。取り戻すなれば相応の覚悟が必要ぞ」
>>102
「我は…元々竜神ぞ。人が在った頃から在った、の」
「ある事件があっての、我は人の姿のまま、今まで封印されていた」
「封印は解けたが、元の姿に戻る術もなく、記憶もところどころ途切れておるのだ」
「この街なら手がかりが掴めると思っての」
「恐らく肉体への封がまだ解けておらぬからだろうが…」
突拍子もない話だが、大真面目で話していた。
- 104 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/30(日) 23:03:29 ID:zIbPq2M20
- >>101
「めいわくかもしれないけどねなの…」
【ディスも少し微笑んだ】
「『でぃす』は…いろんなひとにえがおでいてほしいの…
むずかしい…できないかもしれないけど…それでもなの…」
【事情が分からない彼女なりの慰めなんだろう】
>>102
「あう〜わかったの…
むりしないの、おなかすいたらやめるの…」
【大きくうなずいた】
>>103
「あう〜、そうなの…
もどるほうほう…
かえるところのことなの〜?」
【首をかしげた】
- 105 :シノン=アルベル:2009/08/30(日) 23:08:46 ID:KZg1MerMC
- >>102
は、はい……何でしょう?
【真剣な顔になって】
>>103
そ、そんな話……すいません、話させてしまって……
【頭を下げる】
はい、僕は……覚悟できています!
>>104
迷惑ではありませんよ、ありがとうございます
【頭を下げて】
そうですね、では笑顔になりましょう!
【ディスに向かって笑う】
- 106 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 23:23:04 ID:.6prKP66O
- >>103
「そうか、元神さまね……神様と名乗る者はいつも傲慢な態度を取っていたが……貴方は違うようだ……」
【感心している】
「いいでしょう……貴方の話を信じよう……でも、いくら錬金術とは言え……難しいな……」
【顎に手を添えて考える】
>>104
「あぁ……そうしなさい……お弁当を持ち歩くのも手だよ?」
【ディスの場合かなりの数が必要そうだ……】
>>105
「いいかい?よく聞きなさい……ゼオラを消したシルクハットの少年の名前は……シノン・アルベル」
【ゆっくりとハッキリと言葉を続ける】
「君と同じ顔……同じ名前だ……どう言う事かわかるかい?」
- 107 :しろさん:2009/08/30(日) 23:23:29 ID:PBnIervYO
- 「きゅーぅーうー」
もふんもふんと道を転がってくる、直径一メートル程の、白い毛玉。
- 108 :藍方:2009/08/30(日) 23:26:31 ID:E0EoNV6E0
- >>104
「元の体に戻る方法、ぞ」
にっこり笑う。
「人の体でも不便は無いがの、やはりまだ窮屈なのだの」
>>105
「いや…良い、我とシノンは似ている」
「なればより良い道を選んで貰いたいだけのこと。」
「覚悟あるなれば後は道よの。何ゆえに守れなかったのかの?」
「何が及ばず何が無かったのか、という事だの」
>>106
「神にも色々あるのだろうて…それに神と呼んだのは人間ぞ、我は元々は竜故な」
「我は人が好き故な、色々と学んだ」
「やはりの…我もいろいろ調べたが、似たような封印術はどこにも記されておらぬ」
「この街になら何かはありそうなのだがの…」
- 109 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/30(日) 23:29:35 ID:zIbPq2M20
- >>105
「うん、えがおが…いちばんなの〜!」
【相変わらずの微笑み】
>>106
「そっかなの〜…
うん!おべんともっていくの!
つくってくれるといいけどなの…」
【ディスは以前からサラダしか作れないのである】
>>107
「あう?…だれかなの〜」
【じ〜っと毛玉を見つめる】
>>108
「あう、そうだったの」
【頭をぽりぽり掻いた】
「そっかなの…あう〜…」
【すえぞおなどの竜の大きさを想像した】
「たしかにきゅうくつそうなの…」
- 110 :シノン=アルベル:2009/08/30(日) 23:40:00 ID:KZg1MerMC
- >>106
……!!
【驚いている】
僕と、同じ……名前?
さぁ……僕には、解りません……
【首を傾げて】
>>107
……ん? あれは……なんです?
【こちらにも首を傾げる】
>>108
そうですか……ありがとうございます
【深くお礼をして】
僕には何が足りなかったのか……?
むしろ、僕に何かがあったのか、それすら解りません……
>>109
そうですね、笑顔が一番です!
【腕を高く上げて】
……そういえば、あなたの名前は?
【思い出したように】
- 111 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/30(日) 23:45:55 ID:.6prKP66O
- >>107
「ぬぉ!?巨大なケセランパセランが転がってきた!?」
【しろさんを発見、未だにケセランパセランと呼んでいる】
>>108
「へぇ……まぁ、竜は何処か神々しいからね……呼ぶのも分かるが……」
【竜にもピンからキリまでいるのだ】
「この街は様々な運命が交差する場所……多分……その内巡り合うと思いますよ?」
>>109
「お嬢さん……自分で料理を勉強してみるのも面白いんだよ?」
【指を立て、振る】
「お嬢さんも自分で作れるようになれば……いいお嫁さんになれるよ?」
>>110
「そうだな……難しいよな……つまりだ……ん〜……『断続平衡説』って知ってるかい?……これは生物の進化とかの話で聞く言葉なんだが……」
【ベンチに座り指を振りながら説明を始める】
「未来は決して一つではない……無数に……樹の枝の様に広がっているんだ……」
- 112 :藍方:2009/08/30(日) 23:49:25 ID:E0EoNV6E0
- >>107
「…これは、…何かの?」
眼を丸くしている。
>>109
「それに竜としての力も一部しか使えぬ事だ。」
「元なら雨風自在に出来たのだがの」
>>110
「最初に意思すらなくば嘆くのは筋違いぞ?」
笑う。
「力が無くば磨けば良い。飽くなき探求こそは人の真なる力よの」
>>111
「そうだと良いがの…ああ、それともう一つ。」
白髪をかきあげた。
「この眼――邪気眼について、知っている事があらば。教えて貰いたい」
そこにあるのは青い糸のようなもので縫われた瞼。
決して明かない右目がそこにある。
- 113 :しろさん:2009/08/30(日) 23:50:58 ID:PBnIervYO
- 会話している面子の近くで止まる。
>>108
キュー。
まんじゅうの様な体を震わせてきゅーきゅー鳴くもふもふとした謎の存在がいる。おそらく挨拶している。
>>109
きゅ?
体を傾げて鳴く。
>>110
『しろって言います。しろさんて呼ばれます』
きゅーきゅー鳴いているのを訳せばこんな感じだろうか?
>>111
「しろさんはもふもふなのー!」
もふっとしろさんの中から少女が顔を出して、抗議して、引っ込んだ。
- 114 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/30(日) 23:51:29 ID:zIbPq2M20
- >>110
「うん!あ、おなまえなの?」
【再び微笑んで】
「『でぃす』っていうの!よろしくなの〜!」
【大きくうなずいた】
>>111
「あう〜…おべんきょう…あう、そいえばおりょうりのほんまえにもらったことがあったの!」
【ごそごそと四次元鞄から取り出したるは】
【子供向けのお料理本であった】
「そいえばまえはこれでもじのおべんきょうもしてたの〜!」
>>112
「あう〜そうなの…
すごいなの〜みてみたいの〜」
【目がきらきらしてる】
「まえもいったけど…
ここにもいろんなりゅうのひとがいるから。そのひとたちといたらなにかわかるかもしれないの!」
- 115 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/30(日) 23:52:04 ID:zIbPq2M20
- >>113
「こんばんわなの〜。だれなの?」
【じ〜っとしろさんを見て言う】
- 116 :藍方:2009/08/31(月) 00:02:38 ID:E0EoNV6E0
- >>113
「…」
もふもふしてみる。備考だが彼の手はかなり冷たい。
「…生物のような…?ふむ、難しい物体だの」
>>114
「竜か、未だに会ってはおらぬがの、…巡り合わせというものもあるのだろうの」
「しかしこの姿でも我を竜と解ってくれるかどうかの」
右目を少し押さえて。それは彼の最も竜と異なる部分。
- 117 :シノン=アルベル:2009/08/31(月) 00:02:39 ID:EZHvaBxoC
- >>111
断続平衡説……ですか?
聞いた事はありますが……それだけですね
樹の枝の様に……未来が? それが、何なんです?
【首を傾げて】
>>112
そうですね! 僕は……絶対に、取り戻して見せます!!
【棒を掲げて】
>>113
うーん、何か言っているようですが……はっ! ひ、人!?
【出てきたもふ神を見て】
>>114
ディスさんですね、僕はシノン、シノン=アルベルです
【そして無謀にも握手を求める少年】
- 118 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 00:07:46 ID:.6prKP66O
- >>112
「邪気眼……か……」
【その瞼を見ながら小さくこぼした】
「邪気眼と言うのはその特殊な眼を媒体とし、様々な能力を発動する事が可能な眼の事……どうして生じたのか……それは分からない……私は持っていないからね?」
【首をすくめてため息】
「しかし……邪気眼を持つ者同士は引かれ合うもの……その眼が反応した相手に尋ねるのが一番だろう……」
>>113
「あ、はい……分かりました……」
【いきなり現われたので驚いているようだ……】
「あ、神様神様!お願いがあるんだけど!」
>>114
「よし!そうだな……まずは簡単な物からだ……卵系がいいと思うな……」
【ディスの取り出した本を見ながら】
「そう言えば……漢字とか読める様になったかい?」
>>117
「つまりだ……その断続平衡説を基にして考えてみよう……」
【何処からともなくホワイトボードを取出す、そこには一本の線が描かれている】
「まず、未来は無数にある……例えば君がここで“上弦さん大好き”と言ったとしよう……するとこのように」
【線の先を二つに分け、Yの字にする】
「君が“上弦さん大好き”と言った未来と、言わなかった未来が生まれる訳だ……ここまでで質問はあるかね?」
- 119 :もふもふ神としろさん:2009/08/31(月) 00:10:41 ID:PBnIervYO
- >>115
きゅー。きゅぅ、きぅー。
自己紹介中。但し理解不能。
>>116
きゅぅー……
目に相当する光点を細め、されるがままである。もふもふ
微量に周囲に癒しの力を振りまいている。種としての強者に対する共生策なのだろう。
>>117
『人でない。神様。今は、しろさんの中』
少々聞き取りにくいが、辛うじて意思の疎通がとれそうである。
もふ神様は既に中に引っ込んでしまっている。
>>118
きゅ?
「もふ?」
またひょこっと顔を出した。
- 120 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 00:12:06 ID:zIbPq2M20
- >>116
「あう〜…そうなの…
だいじょぶかなの…」
【くんくん、と鼻を鳴らす】
「…『でぃす』はにおいでわかるんだけどなの…」
>>117
「うん、よろしくねなの!『しのん』なの!」
【そう言って握手に応じる】
【しかし、握力がすさまじいので握ったりはしない】
>>118
「たまごなの〜…うん、できるかなの」
【そう言って本をペラペラめくる】
「あう〜、これかんじのうえによみかたかいてあるから
とってもたすかるの〜!」
【確かにその料理本には漢字の上にひらがなが振ってある】
- 121 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 00:13:03 ID:zIbPq2M20
- >>119
「ふんふんふん…
えっとよろしくなの…
『でぃす』なの!」
【まるで理解したかのごとく返答する】
- 122 :藍方:2009/08/31(月) 00:13:10 ID:E0EoNV6E0
- >>117
「その意気ぞ、シノンよ」
「人の好きなところはそういう性質ぞ」
>>118
「上弦でも詳しくは知らぬ、か。厄介な事になったものぞ」
「反応といってもの、この眼は開かぬのでな」
「未だそのような事が無いのだが…いや、ありがとう。」
邪気眼を持つ者か、と小さくつぶやいた。
- 123 :シノン=アルベル:2009/08/31(月) 00:18:48 ID:O1o1pwYcC
- >>118
質問です
【手を上げて】
なんで例が『上弦さん大好き』なんですか?
>>119
神様……?
【首を傾げて】
しろさん?
【もふもふを見て】
>>120
はい、よろしくお願いしますね?
【握らなかった事は気にしていないようだ】
>>122
僕は絶対に取り戻し……?
【数秒】
何処にいるんだろう……
【ため息をついた】
- 124 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 00:23:44 ID:.6prKP66O
- >>119
「頼みと言うのは他でもない……」
【物凄く笑顔になって】
「しろさんの体を調べさせてくれないかね?」
>>120
「よし……まずはオムレツを作ってみようか?」
【微妙な物をチョイスした】
「ん……ルビがふってあるのか……これならお嬢さんも読めるね!」
>>122
「そうか……すまないね、力になれなくて……」
【遺憾な表情をしていたが、何かを思いついたように】
「なら、同じく眼帯をしている人を探してみたらどうです?……ただの怪我人の可能性もありますが……」
>>123
「なんでって……簡単な事だ……」
【格好いいポーズを決めて一言】
「可愛い男の子に……言われたいじゃないか!!」
【自信満々に言い放った】
- 125 :藍方:2009/08/31(月) 00:32:02 ID:E0EoNV6E0
- >>119
「ふむ、そんなに怯えずとも良いのだがの」
もふもふ。
「時間があれば調べたいのだが…そろそろ帰らねばの」
>>120
「我の竜としての感覚もどこまで残っているか…解らぬのでな」
「会えれば、話したいものよ」
>>123
「まずはそこからかの、地道に探すしか無いだろうて」
「情報屋、というものもおるらしいからの、我は良く知らぬが」
>>124
「なるほどの、可能性としてはあるわけかの。」
感心したように。
「眼帯か、見かけたら話してみようぞ」
「では、我はそろそろ帰らねばならぬ故な」
「色々と助かった、ありがとう、上弦よ」
少し振り返ってから、
広場から去って行った。
- 126 :もふもふ神としろさん:2009/08/31(月) 00:32:08 ID:PBnIervYO
- >>121
「ディスちゃんはしろさんの言葉わかるの?」
しろさんからにゅっと顔だけ出してるもふ神様。
>>123
『そう、神様。もふもふの神様。しろさんの神様』
「うん?貴方もしろさんの言葉がわかるんだね。そう、実は私、もふもふの神様なんだよ」
>>124
きゅー?きゅん
「うー、しろさん嫌だって言ってるから、駄目」
よいしょっと、かけ声と共にしろさんから出てきて、何時もの様に乗っかる。
- 127 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 00:38:02 ID:zIbPq2M20
- >>123
「うん、もちろんなの!」
【そして握手した手をそっと離して】
「あくしゅはおともだちのしるしだってきいたことあるの!
これからなかよくしよなの!」
>>124
「あう〜!これならつくれるかもしれないの〜!」
【ニコニコして見る】
「うん!これがたまごってよむの!」
【そういって感じを指差す】
【ゆびさしてるのは「卵」じゃなくて「卯」】
>>125
「あう〜、わかったらいいねなの。
またねなの〜!さよならなの〜!」
【大きく手を振って見送った】
>>126
「あう!?…あう〜
べつになの」
【しろさんを撫でて】
「でもなんとなくそうしたいの〜…っていってるきがするの…」
【要するに勘みたいなものだろう】
- 128 :シノン=アルベル:2009/08/31(月) 00:43:55 ID:DTK0wtesC
- >>124
………………っ……
【驚いて】
…………
【恥ずかしがって】
……で、断続平衡説がどうしたんです?
【呆れたように】
>>125
探してみるんですね……今日はありがとうございました!
【手を振って見送った】
>>126
へぇ……
【出てきた神様を見て】
どうやら、そのようですね……あ、初めまして……神様?
【握手を求めて手を伸ばす】
>>127
あ、ああ……すいません
【こちらも手を離して】
ええ、仲良くしましょう
【そう言って微笑んだ】
- 129 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 00:49:42 ID:.6prKP66O
- >>125
「あぁ……縁があればまた会おう!」
【去り行く藍方に大きく手を振った】
>>126
「し、しろさん!頼みます!!体の構造だけでも!!」
【何故か気になるもふもふの構造】
「神様からも何か言ってくれよ!」
>>127
「よし!頑張るんだお嬢さん!頑張りまくって卵を無駄遣いしてはいけないよ?」
【応援中にディスが示した文字を見て】
「え……いや、うん……よ、よく出来たね!!」
>>128
「うむ……そうだな……このように、二つの未来が生まれる訳だ……それからドンドン岐れて行き……無限の未来が生まれる……」
【ホワイトボードをパシパシ叩いて、続ける】
「つまり、君があの子を消す未来も有り得るって事……質問はあるかい?」
- 130 :もふもふ神としろさん:2009/08/31(月) 00:56:03 ID:PBnIervYO
- >>125
きゅーぅ
「雨の匂いがしたね、しろさん」
そんな事をいいながら見送った。
>>127
「?」
きゅん。きゅ、きゅー
「友達の猫さんとかと同じ感じなのかな」よくわからなかったようだ。
>>128
『宜しくする』
「宜しくだね。しろさんも宜しくしてるよ」
しろさんごと近づいて握手
>>129
むきゅんっ
「ヤーだって言ってるから、めー。もふもふの神様がもふもふに嫌がらせなんてするわけないでしょ?」
「帰ろう、しろさん。お屋敷の二階の子の所」
きゅー
もふもふとしろさんの中に潜って行くもふ神様。
いつぞやの地面に消えた時のように徐々に消えていくしろさん
そして、すぽんと間の抜けた音と、数房のもふ毛を残してしろさん達は消えてしまった
- 131 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 01:00:23 ID:zIbPq2M20
- >>128
「あやまんなくていいの〜。
なかよくするからなの〜!」
【にこにこ】
>>129
「だいじょぶなの!ちゃんとつかうの!
むだにしたりしないの!」
【ぐっとガッツポーズ】
「あう〜!ありがとなの!」
>>130
「あう〜?たぶんそんなかんじなのかなの〜?」
【首かしげた】
「あう〜。またねなの〜」
- 132 :シノン=アルベル:2009/08/31(月) 01:04:17 ID:O1o1pwYcC
- >>129
僕が、あの子を……消す?
【凄く不思議そうに】
>>130
はい、覚えました
【しっかりと握手をして】
しろさん……意外とクールな人? だった……ってえぇ!? 消えた!?
【軽くパニックになりながらも見送った】
>>131
あ、そうですよね、すいませ……あ
……
【無言で項垂れる】
- 133 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 01:12:39 ID:.6prKP66O
- >>130
「くっそ〜……一体どんな仕組みであんな移動法を……」
【ますます気になる上弦だった】
>>131
「その時には私もご相伴に与らせてもらうからね?」
【笑いながらウィンク】
>>132
「そう……その可能性……“If”の世界……君がどんなにあの子を思っていても……その可能性はゼロではない……」
【真面目に話を続ける】
「つまり、シルクハットの少年は君の未来……はたまた別の道を歩いた存在なんだ……」
【描かれた枝はどんどん増えていく】
「そしてここは、様々な時間、空間が入り乱れる街……もう一人の君がいてもおかしくはないよ……」
- 134 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 01:14:32 ID:zIbPq2M20
- >>132
「あう?…どうしたの…?」
【不思議そうに顔を覗き込む】
>>133
「うん、おねがいねなの!
いろいろおりょうりおしえてくれたらうれしいなの!」
【にっこりほほ笑んだ】
- 135 :シノン=アルベル:2009/08/31(月) 01:19:21 ID:KZg1MerMC
- >>133
あの人が、僕の、別の……
【俯いて考える】
うーん……
【深く唸っている】
>>134
き、気にしないで下さい……
【顔を上げて】
すぐに謝る性格、直さないと……
【そう呟いた】
今日はありがとうございました、ではまた!
【2人に頭を下げると元気よく走って行った】
- 136 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 01:21:35 ID:.6prKP66O
- >>134
「ははは、私は料理は教えれないよ……私の調理法は錬金術の応用だからね?」
【笑いながら頭を掻き】
「やはりクロスさんに教えてもらうのがいいだろうね?」
>>135
「少し難しかったね?……気を付けて帰りなさい……」
【優しく、彼を見送った】
- 137 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 01:25:01 ID:zIbPq2M20
- >>135
「あう〜…だいじょぶならいいの!
またねなの〜!」
【大きく手を振った】
>>136
「あう〜…そっかなの、ごめんなさいなの〜」
【軽く謝る】
「うん、いろいろおしえてくれるかもしれないの〜!」
【と、ここで公園に置いてある時計を見て】
「あう〜はやくかえらないと『ろざりあ』しんぱいするの!」
【そう言ってポケットから鍵を取り出して】
「じゃあまたねなの〜!『じょうげん』なの〜!」
【ややせわしなく走り去って行った】
- 138 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 01:28:21 ID:.6prKP66O
- >>137
「お嬢さんも気を付けて帰るんだよ!!」
【大きく手を振り、ディスを見送る】
「私も帰るか……」
【みんなを見送り、上弦は帰路に着いた】
- 139 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 22:47:36 ID:.6prKP66O
- 「さて……どうしようかな……」
【歩きながら周りを見渡す、周りには人が行き交っている】
「……ん〜……」
- 140 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/31(月) 23:02:31 ID:E4Ka56rgO
- よし、決めた
あの名前にしよう
よしよし
【何やら独り言を呟きながら歩く紅い人影】
しかし台風の後の空気はいいものだな
- 141 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 23:06:28 ID:zIbPq2M20
- 「…あう〜…もうやんでるの…」
【ほっと一息ついてどこかのお店の中から出てきた】
- 142 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 23:07:23 ID:.6prKP66O
- >>140
「おや、クロスさん……こんばんは……何を決めたのですかな?」
【いつのまにか隣を歩く白い人影】
- 143 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/31(月) 23:15:52 ID:E4Ka56rgO
- >>141
あん?
ありゃディスか
相変わらずこんな時間をウロウロしやがって
>>142
ん?
ああ、上弦か
なぁに、大したことじゃないさ
【人に話すつもりは無いらしく、話をはぐらかす】
そういえば上弦
……ゼオラ、知らないか?
最近見ないんだ
- 144 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 23:26:08 ID:.6prKP66O
- >>143
「ゼオラ……か……私のアトリエに二人います……しかし……貴方が探しているゼオラではないでしょう……」
【笑顔から寂しそうな表情になり】
「あの子は私の目の前で消えました……」
- 145 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 23:29:09 ID:zIbPq2M20
- >>143
「あう〜こんばんわなの…
いちおう…みんなのいるところにはこようとしてるの…」
【頷きながら】
- 146 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/31(月) 23:31:42 ID:E4Ka56rgO
- >>144
?
二人って……?
でも違うって…………
…………ッ
【瞬時に悟った】
【二人のゼオラの存在と、それでもゼオラはいないと言う上弦の言葉の意味が】
……理由を、聞かせてくれ
何があった?
- 147 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/31(月) 23:33:18 ID:E4Ka56rgO
- >>145
ま、お前くらいの実力があるなら大丈夫だろうけどな
最近は何してる?
- 148 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 23:35:55 ID:zIbPq2M20
- >>147
「あう〜…さいきんもいつもとおんなじ…
『さつき』からいろんなのもらったほかにはかわらないの」
【それからしばらく考えて】
「あ、『ろざりあ』のおうちにすませてもらうことになったの!」
【思い出したように言った】
- 149 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 23:39:48 ID:.6prKP66O
- >>146
「……実はですね……」
【上弦は訳を話す、自分の目の前でゼオラがさらわれた事……さらわれた理由……自分の力が及ばずに目の前でゼオラが消え去った事……誰よりも自分が悲しいはずなのに、表情を変えずに】
- 150 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/31(月) 23:53:30 ID:E4Ka56rgO
- >>148
ほう
そりゃ良かったな
これでお前も安心して寝れるってワケだ
……そういえば、最近ロザリア見ないなぁ
>>149
…………
【サングラスを深くかける】
【表情は無表情】
【目の奥はどんな表情をしているのか】
……もちろん、助けるんだろ
具体案はあるのか?
- 151 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/31(月) 23:58:02 ID:zIbPq2M20
- >>150
「うん、『ろざりあ』やさしいの。
ねるときあんしんなの〜!」
【嬉しそうにほほ笑む】
「あう〜…たまにおそとにでたりするけど…
あう〜…たしかにおそとではあんまりみないのかなの…」
【あくまで見ていないだけだと思う】
- 152 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/31(月) 23:59:58 ID:.6prKP66O
- >>150
「……無論だ……」
【瑠璃色の瞳がクロスを見据える……眼が合えば、吸い込まれるような感覚、そして……辺り一帯、人の気配が無くなる感覚に襲われるだろう】
「アトリエにいるゼオラ……少し成長して……美しくなったあの子が何かを知っている……あの子に話を聞く事が得策なのだが……」
- 153 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/09/01(火) 00:04:07 ID:E4Ka56rgO
- >>151
ふーむ
まぁ、元気そうなら何よりだ
いろいろと安心したよ
>>152
(こいつ……なんて目ぇしやがる)
ああ、必ず……な
少なからずとも縁ができちまったし
何より俺が後味悪ぃ
そうだ
今度、そっちのゼオラに会いに行っていいかい
- 154 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/01(火) 00:08:03 ID:zIbPq2M20
- >>153
「そうなの、うん。
げんきげんきなの〜」
【にっこりほほ笑んだ】
「…あう〜…」
【上弦をちらっと見ながら】
「なんだかたいへんそうなおはなしなの…」
【クロスとの会話に夢中であんまり理解していなさそうだ…】
- 155 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/01(火) 00:08:47 ID:.6prKP66O
- >>153
「ふ、貴方が一緒なら心強いですな……頼りにしていますよ?」
【笑った時、既にいつもの目付きは悪いが優しい眼に戻っていた】
「えぇ……会いに来てください……大人と、少し幼いゼオラが見れますよ……どっちとも……可愛いですよ!!」
- 156 :銃寺森クロス 処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/09/01(火) 00:15:22 ID:HnkBBDEo0
- >>154
ああ、この話はちょっと複雑でな
友人の大切な人間が、俺にとってちょっと気になる奴が行方不明になっちまったんだ
……ときどき、不安になる
ここにいるみんなといるのは楽しい
だが、ここにいると……もう何かの為に戦うことを、表舞台で闘うことを捨てた自分が、壊れてしまいそうで……
>>155
おうおう
……幼い方にはちょっと興味あるかなぁジュルリ
【サングラスの奥の目が怪しく光る】
ま、お前ら二人……三人かな? ……がいるときにでも、適当に顔を出すさ
さて、と
ちょいと野暮用があるんでな
悪いが、ここらでお開きだ
ゼオラのこと聞かせてくれてありがとうよ
【後ろ手に手を振って、クロスはその場を後にした】
- 157 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/01(火) 00:22:03 ID:.6prKP66O
- >>156
「えぇ、よろしくお願いしますね……でも、手を出したら……」
【クロスにウィンク】
「はい、では楽しみにお待ちしておりますよ!お気を付けて!!」
【クロスを見送り、一息吐く】
「さて……私も帰るとしよう」
【そう言って、帰路に着いた】
- 158 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/01(火) 00:23:12 ID:zIbPq2M20
- >>156
「あう〜…そっかなの…それって…」
【理解した顔である】
「…だれかのために…たたかえたらいいねなの…
またねなの」
【手を小さく振って見送った】
「…『でぃす』もなにかできることがある…とおもうの…」
【上弦にも目を向けて、歩き去って行った】
- 159 :上司O:2009/09/01(火) 00:33:31 ID:PBnIervYO
- (………戦闘思考の再現めんどくせぇなぁ…まいいやカット)
思考する闇は夜に蠢く
- 160 :――――:2009/09/01(火) 20:24:43 ID:/k2gysHgO
- 「……墓地が騒がしいな」
都市の一角に白い人影が立つ。
痩身に白い肌をした男は静かに墓地の方向を見て、口角を吊り上げる。
「はてさて、人か魔かそれともそれら意外のものか。一体何が動くのやら」
- 161 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 21:34:13 ID:ZSQDegec0
- 「さて……」
男が立つのは、この都市を取り仕切る長がいる建物の前。
「……そろそろ。話付けないと、な……」
以前の約束を果たしに、此処へ来た。
しかし。
「……あんな事言っちまったし……どうやって入ろうかね……」
問題はそこだった。
- 162 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 21:51:15 ID:/k2gysHgO
- >>161
エントランスから出てくる女が一人。
長身に起伏に富んだめりはりの有る躰付きに、夜風に揺れる真紅の髪と漆黒の凱套、その長い裾。
「おや、待ち伏せか」
薄桜の唇が柔らかに動き、笑みを貌造る。
「女の一人歩きは危ないな」
おどける様な響きを持って。
- 163 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 21:57:43 ID:ZSQDegec0
- >>162
「……一体どの口がそんな事を言うのやら」
やれやれ、とでも言うかのように首を振って
「まあ……。待ってたわけじゃねえけど。ツイてたな」
- 164 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 22:06:14 ID:/k2gysHgO
- >>163
「一寸した冗句じゃないか」
心外で在ると大袈裟に示す様に肩を軽く竦め、くすりと笑い、それで、と言葉を続ける。
「何の用だ? 大方名前が決まったと云った処だろうけれど」
- 165 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 22:10:52 ID:ZSQDegec0
- >>163
「あー……。残念ながら、逆だ」
はあ、と溜息を付いて頭を掻いて
「それがよ?色々考えたんだが、どうも自分で自分に名付け、なんてこっ恥ずかしくて出来やしねえ……」
- 166 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 22:15:12 ID:/k2gysHgO
- >>165
「成程。偽名なら適当に決められるだろうが、本名となるとそうは行かないか」
納得したのゆっくりとした所作で小さく頷く。
「其れで、如何するつもりだ?」
- 167 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 22:22:34 ID:ZSQDegec0
- >>166
「……何か、いい感じの思いつかねえかな?」
要するに蔡生に意見を求めに来たようで
- 168 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 22:26:06 ID:/k2gysHgO
- >>167
「ふむ」
優美な曲線を描く顎のラインに白い手を当て、僅かに俯いた仕草と共に思案の表情を滲ませる。
軈て顔を上げ、言葉を紡ぐ。
「彼岸の煉獄に対するのは此岸の燎原だろう。燎と云うのは如何だ?」
- 169 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 22:33:08 ID:ZSQDegec0
- >>168
「……無理にアイツと対比でなくてもいいんだけどな」
どちらかと言えば嫌なのだろう。少しそんな風に思わせる苦笑を浮かべて
- 170 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 22:39:47 ID:/k2gysHgO
- >>169
「対比は嫌か、確かに今の君は独立した個だ。失礼したね」
言って煉の顔を見、継いで思案。
「……紅夜は如何だ? 安直だが」
髪の色と今の風景から考えたのだろう。
- 171 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 22:50:11 ID:ZSQDegec0
- >>170
「いや、まあな。謝る事でも無えよ」
一瞬、目が合って
「紅……夜……?」
きょとん、ともう一度目を合わせ
- 172 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 22:53:00 ID:/k2gysHgO
- >>171
「そう、紅夜。姓は如何するか考えなければならないが」
一つ頷いて。
「紅夜。悪くないと思うが」
- 173 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 23:00:53 ID:ZSQDegec0
- >>172
「……まあ、悪くは無えな」
ふふ、と頷きに向って笑い
「姓は……そうだな……」
- 174 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 23:12:25 ID:/k2gysHgO
- >>173
「さて、姓は」
空を見上げる。未明の、守るべき営みの天蓋を。
「……東雲は? 東雲紅夜」
- 175 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 23:14:08 ID:ZSQDegec0
- >>174
「……東雲?どういう意味だ?」
首を傾げて
- 176 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 23:20:56 ID:/k2gysHgO
- >>175
「髪と空の色だ」
す、と煉の髪を指して言う。
「私の髪は真紅――暁色だが、君の其れはは私のとは亦色が違う。暁、東雲、曙。明け三空で言えば東雲だ」
- 177 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 23:26:51 ID:ZSQDegec0
- >>176
「……成る程」
指された、その少し長めの髪を摘み、少し見つめて
「東雲紅夜、ね……。いいじゃねえか……」
- 178 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 23:31:25 ID:/k2gysHgO
- >>177
「為らば決定か?」
普段と変わらぬ自然な表情で尋ねる。
- 179 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 23:41:06 ID:ZSQDegec0
- >>178
「……まあ、これ以上考えても、いいのは思い付かなそうだし、な。
ありがとうよ。やっぱりアンタに聞いて正解だったわ」
その表情を見て、一瞬、不満そうな表情を見せて
- 180 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 23:45:13 ID:/k2gysHgO
- >>179
「分かった。では其れで諸々作って置こう」
ゆっくりと頷き、名前を得たばかりの男の表情の変化を捉えた。
「何か不満か?」
- 181 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 23:48:02 ID:ZSQDegec0
- >>180
「……いや。別に」
口ではそう言うが、明らかに何かに満足していなさそうだ。
「……で。俺の用はコレで終わりだが……」
- 182 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/01(火) 23:53:03 ID:/k2gysHgO
- >>181
「そう言うなら追求は為ないが。せめて其の表情を隠して言いなさい」
苦笑に似た表情を滲ませ、静かに笑う。
「ああ、此を渡して置く。私の名刺だ。近日中に連絡を寄越してくれ。諸々出来上がればもう一度会う事になるだろう。予定を組まなければならない」
- 183 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/01(火) 23:57:37 ID:ZSQDegec0
- >>182
「……おめでとうくらい、あってもいいと思うんだがな?」
不貞腐れたようにそう言って
「ん……了解。やっとか……」
- 184 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/02(水) 00:11:29 ID:/k2gysHgO
- >>183
「己への罰を成す為の生、其の始まりを祝福する程皮肉屋では無いよ」
困った様な表情を滲ませて言う。
- 185 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/09/02(水) 00:17:43 ID:ZSQDegec0
- >>184
「……それでも、誰かに祝って貰うってのは嬉しいもんだがな?」
方を竦めて苦笑して
「ま、それはいいや。んじゃ……まだ頼みたい事はあったが、まあ、又そのうち」
そう言って、くるりと振り返り
「……ああ。夜の女の一人歩きは危ねえからな。気をつけろよ?」
小さく馬鹿にするような笑いを向けて
「んじゃ、な」
何処か、都市の闇の中へと歩き去っていった
- 186 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/02(水) 00:25:27 ID:/k2gysHgO
- >>185
「全くだな。怖い街だよ此処は」
小馬鹿にした様な言葉に喉から笑い声を漏らし、呟きと共に其の姿を見送る。
軈て女は無数の屍を積み上げた得物の柄頭を己が帰るべき場所へと向け、数多の返り血を呑んだ漆黒の凱套を翻す。
女の姿は、仄明るい闇へと消えた。
- 187 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 20:07:10 ID:EZHvaBxoC
- 【都市の何処か】
「……」
【空を見ていた】
ねぇ、何を見てるの?
「……」
【やはり返事は無く、動きも無く】
そっか……
【そう呟くと、二人で空を眺めた】
- 188 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 20:12:40 ID:zIbPq2M20
- 「もぐもぐ…」
【ベンチの上でパンを食べている少女】
- 189 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 20:21:23 ID:EZHvaBxoC
- >>188
……ん?
【それを見つめる桃色ゴスロリの少女】
【見ると、首を傾げている】
「……」
【姉は変わらず、空を眺める】
- 190 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 20:30:30 ID:zIbPq2M20
- >>189
「?…もぐもぐ…」
【どうやら向こうの存在に気づいたらしく】
「もぐもぐもぐノシ」
【手を振ってあいさつを返した】
- 191 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 20:35:43 ID:EZHvaBxoC
- >>190
あ、初めまして!
【こっちも手を振った】
【姉から離れてトコトコと近づいてきた】
- 192 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 20:38:36 ID:zIbPq2M20
- >>191
「あう〜!はじめましてなの〜」
【食べ終わったので、声を出すようになりました】
- 193 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 20:42:49 ID:KZg1MerMC
- >>192
うん、初めて!
【ニコニコしながらディスの隣に座る】
- 194 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 20:59:56 ID:zIbPq2M20
- >>193
「あう〜…ここでなにしてたの?
『でぃす』はここでごはんたべるのだいすきなんだからなんだけど…」
【ふと、その目を女性のほうにむける】
「それと…あのひとおともだちなの?」
- 195 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 21:06:57 ID:KZg1MerMC
- >>194
えっと……お姉ちゃんに着いてきて……
【空を見る女性に目を向け】
あれは私のお姉ちゃん!
【姉の反応は無い】
- 196 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 21:12:45 ID:zIbPq2M20
- >>195
「あう〜…そっかなの〜!おねぇちゃんなの〜!」
【一応姉にも手を振った】
「なにしにここにきたのかなの…
なんだかずっと…」
【姉と同じく夜空を見上げて】
「おそらをみているみたいなの…」
- 197 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 21:18:14 ID:KZg1MerMC
- >>196
「……」
【首を動かし、今度はディスを見ているようだ】
うーん……解んないよ
【同じ様に空を見上げ】
- 198 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 21:22:12 ID:zIbPq2M20
- >>197
「あう〜」
【再び手を振る】
「わからないの?…はなしてくれなかったのかなの?」
- 199 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 21:25:18 ID:DTK0wtesC
- >>198
「……」
【小さく振り返した】
うん……何となく、なのかなぁ?
【姉を見て首を傾げる】
- 200 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 21:31:20 ID:zIbPq2M20
- >>199
「あう〜。あいさつできたの〜」
【微笑みながら姉を見る】
「なんとなく…そうなのかなの…」
【首をかしげる】
- 201 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 21:36:42 ID:DTK0wtesC
- >>200
「……?」
【表情の変化は無いが、不思議そうだ】
【姉の雰囲気は会った事のある人に似ている気がする】
うん、お散歩みたいな事かな?
- 202 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 21:40:30 ID:zIbPq2M20
- >>201
「おさんぽなの〜…
そういうことよくあるかなの〜」
【微笑んで姉に目を向けると】
「…?…どこかであったことあるきがするの…」
【何かを感じて首をかしげた】
- 203 :ユリウス&姉:2009/09/02(水) 21:53:51 ID:DTK0wtesC
- >>202
うー……私達はよくしてるよ?
【ディスを見て微笑んで】
【すると、二人の方へと歩いてきてユリウスを抱き上げる】
うわわっ、じゃあねー!
【ディスに頭を下げると闇に溶けるようにして消えていった】
- 204 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/02(水) 21:56:44 ID:zIbPq2M20
- >>203
「あう〜『でぃす』もよくおさんぽするの〜
…あ、またねなの〜!!」
【二人に向けて手を振り見送った】
【二人が見えなくなると】
「…う〜ん…」
【ベンチに座ったままディスは考え始めた】
(…だれかに…にてるの…)
- 205 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 21:08:46 ID:.6prKP66O
- 「……くっ……なんてこった……まさかこんな事態に陥るとは……」
【頬に一筋の汗を流し、周囲を見回す】
「……くっ……落ち着かなければ……」
【冷静に……自分が置かれている状況を理解する】
「……迷子だ……」
- 206 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 21:16:05 ID:KZg1MerMC
- おやさい……いかがですかー
【小さな声を出しながら道を歩く】
あわわ……誰でしょう?
- 207 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 21:24:23 ID:.6prKP66O
- >>206
「いや、お気になさらず……」
【丁寧に頭を下げ、屋台の隣を通る……そして】
「別に迷子だから助けてほしいなんて思ってませんよ?そりゃそうでしょう、この歳で?迷子?……私もね、好きでこんな場所には居ないんですよ?気付いたらいたんです、これはまさしく誰かの策略……やはり私を狙う何者かが私を迷子になるように仕向けた……これは由々しき事態です……誰か親切な人が道を教えてくれないかな……例えば屋台を引いている人とか……スイカ柄の髪の人とか……いないよな……あぁ……どうしよう……迷子だ……」
【これを一瞬で言った】
- 208 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 21:28:33 ID:DTK0wtesC
- >>207
ひぃっ……
【露骨に怯える】
ま、迷子なんですか? 始めに迷子じゃないって……
- 209 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 21:32:36 ID:.6prKP66O
- >>208
「細かいことを気にしてはいけないよ……」
【振り向き、屋台を凝視】
「とりあえず……ラーメン一丁……」
- 210 :以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/03(木) 21:37:29 ID:O1o1pwYcC
- >>209
ら、ラーメン……ですか?
【屋台から何かを探す音がする】
は、はい、どうぞ……
つ【インスタントラーメン】
- 211 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 21:40:11 ID:.6prKP66O
- >>210
「……君は商売をする気が無いのかい?……屋台だろ!?ラーメンの!!」
【やっぱりこの人も勘違いをします】
「と言うかせめて完成させてから出しなさい!」
- 212 :以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/03(木) 21:43:35 ID:O1o1pwYcC
- >>211
違います、お野菜です……すいません、違うんです
【必死に謝る】
はい、すいません……ごめんなさい
- 213 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 21:47:26 ID:.6prKP66O
- >>212
「いや、そこまで謝る必要はない……」
【申し訳なくなったのか、宥める】
「じゃあ……ロールキャベツを……」
- 214 :以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/03(木) 21:50:41 ID:O1o1pwYcC
- >>213
すいません、本当にすいません……
つ【生のキャベツ】
- 215 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 21:52:20 ID:.6prKP66O
- >>214
「……」
【生のキャベツを見て……】
「ここは……野菜を売る屋台?野菜を食べさせてくれる屋台?」
- 216 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 21:56:25 ID:DTK0wtesC
- >>215
お野菜……た、食べます?
つ【切った胡瓜】
き、基本的には売るだけですけど……
- 217 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 21:58:20 ID:.6prKP66O
- >>216
「……いただこう……」
【胡瓜を受け取りポリポリ食べる】
「それは……あまり売れないんじゃないか?」
【ポリポリポリポリ】
- 218 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 22:05:35 ID:KZg1MerMC
- >>217
グスッ……そうなんです……
【泣き出した】
やはり屋台はダメなんでしょうか…………
- 219 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 22:08:05 ID:.6prKP66O
- >>218
「泣くんじゃない……売れないのを売るのが君の仕事だろ……」
【胡瓜をポリポリ】
「まずはだな……可愛い服を着て客寄せをだな……」
【ポリポリポリポリポリポリ】
- 220 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 22:15:05 ID:DTK0wtesC
- >>219
売れないとか言わないで下さい……
嫌です……前に出たくありません……
【泣きながら言う】
- 221 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 22:18:28 ID:.6prKP66O
- >>220
「……厄介だ」
【ポリポリポリポリ】
「もういい、とりあえず泣き止みなさい……道を案内してくれ
- 222 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 22:21:03 ID:KZg1MerMC
- >>221
厄介だなんて……グスン
道……ですか? はい、解りました……
- 223 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 22:30:46 ID:.6prKP66O
- >>222
「君、レラの友達だろ?だったらそれぐらいで泣くんじゃないよ……」
【見えない相手にどうすることも出来ない】
「悪者は早く帰るから、道を教えてくれよ……」
- 224 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 22:34:03 ID:DTK0wtesC
- >>223
はい、レラちゃんは友達ですが……
【屋台が動き出す】
わ、悪者だなんて……あ、着いてきてください……
- 225 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 22:41:24 ID:.6prKP66O
- >>224
「だろ?だったらすぐに泣いたらいけない……って関係ないか……」
【屋台について歩く】
「……」
【ポリポリポリポリ】
- 226 :以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/09/03(木) 22:44:31 ID:O1o1pwYcC
- >>225
か、関係ないですよね……
【トコトコと進む】
あの……他にも食べます?
- 227 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 22:49:12 ID:.6prKP66O
- >>226
「だね、人はそれぞれ違ったり同じだったりするからね……」
【隣を歩く……以外とシュールな光景である】
「そうだな……生野菜か……何かあるかい?」
- 228 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 22:54:25 ID:KZg1MerMC
- >>227
人参と大根以外なら大体あります!
【渡される南瓜】
- 229 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 23:01:25 ID:.6prKP66O
- >>228
「なぜその二つだけ無いんだ?」
【南瓜を受け取りながら問う】
「……」
【南瓜をじっと見ている……】
「なぁ、せめて煮てくれないか?……さすがに南瓜を生では食べた事ないよ……」
- 230 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 23:07:09 ID:KZg1MerMC
- >>229
それは私が嫌いだからです!
【何故か胸を張って】
す、すいません……それでは、何か希望はありますか?
- 231 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 23:12:57 ID:.6prKP66O
- >>230
「いや、それはダメだろ……野菜を売るなら好き嫌いするんじゃない……してもいいけど嫌いだからって除外するな……」
【しかし、彗華の姿は見えないので、胸を張っているなんて知らないのだった】
「特にこれと言ってリクエストはないな……」
- 232 :瑞牝炉 彗華:2009/09/03(木) 23:17:36 ID:KZg1MerMC
- >>231
嫌いだから仕方がないんです
【屋台の中で困り顔】
そうですか……あ、そういえば何処に行けばいいんです?
- 233 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/03(木) 23:22:58 ID:.6prKP66O
- >>232
「さぁ……まずここがどこなのかがわからないからな……とりあえず、有名所に行きたいな……そうすれば帰れるかもしれない……」
【屋台の隣を歩きながら辺りを見渡す】
「人探しで自分が迷子になるなんて……」
- 234 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 22:48:28 ID:DgENz16E0
- 「ドッドリドリドリ〜♪」
果たして意味があるのかわからない鼻歌を歌いながら練り歩く緑のロボ
「反応消えちまったドリねぇ…。」
小さく呟き、空を見上げる
- 235 :沢桐 創:2009/09/04(金) 22:56:30 ID:fTjN.fvQ0
- カチャッカチャッ
いつも通り奇妙な足音を立てて歩く黄色い眼の男。
「涼しくなったと思ったらまだにじり暑いなぁ…」
- 236 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 23:05:29 ID:DgENz16E0
- >>235
「ぬ、ちょっと聞いてみるドリか…」
排気が汚くはないが、アツいロボが近くにいる
「そこの方、ちょっと良いドリか?」
丸っこい…100cmほどの鉄の塊が寄ってきた
- 237 :沢桐 創:2009/09/04(金) 23:08:55 ID:fTjN.fvQ0
- >>236
むわっ
「…なんだ?熱気が更に…」
振り返る。
「…なんだこのまるっと暑いのは」
- 238 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 23:16:00 ID:DgENz16E0
- >>237
「これは呼吸みたいなモンなんで許して欲しいドリ」
カキュン、と音がして排気孔が下を向く
「おらはダドリーってはぐれモンドリよ。」
右腕にツメ、左腕にドリルを装備した武装ロボだ
「すまんドリが、このあたりでトゲトゲした紫色の機体みなかったドリか?」
- 239 :沢桐 創:2009/09/04(金) 23:20:07 ID:fTjN.fvQ0
- >>238
「直にかけないでね、暑いから」
カチャッと足音がする。
「トゲトゲ紫?…知らんなあ」
「自己紹介されちまったからにはこっちも自己紹介するしかあるまい」
ポーズを決める。
「俺は光速の男、沢桐創」
- 240 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 23:27:50 ID:DgENz16E0
- >>239
「了解だドリ。」
そのまま排気孔は後ろへ回る
「うーん、そうドリか、また空振りドリねぇ…。」
左腕のツメが、残念そうに地面へと垂れる
「高速の男…か、かっこいいドリ!」
- 241 :沢桐 創:2009/09/04(金) 23:29:55 ID:fTjN.fvQ0
- >>240
「高速じゃねぇ、光速だ」
またカチャッと足を鳴らす。
「で、他に何か特徴はないのか?」
そのまま一回転してダドリーを振り返る。
- 242 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 23:37:14 ID:DgENz16E0
- >>241
「おおっと、失礼したドリ。光速ドリね…チラ。」
音が気になったのか、沢桐の足元を見る
「うーん…見た目の特徴はそれしか言い様が無いドリよ。
あ、変形機構があって"人が乗れないサイズの飛行機"に見えることもあるドリね。」
僅かに俯いて考えるような仕種の後、顔を上げて言う
- 243 :沢桐 創:2009/09/04(金) 23:42:38 ID:xQe.GqkQ0
- >>242
足は靴と長ズボンに覆われており、地肌はまったく見えない。
ただ、若干靴が大きい気がする。
「飛行機…紫…」
やっぱり知らないようだ。
- 244 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/04(金) 23:48:30 ID:DgENz16E0
- >>243
「…下に防具でも着けてるドリか?」
結局は無難な反応に落ち着いた
「うーん、見なかったならそれで良いドリよ。突然失礼したドリ。」
キュイ、と駆動音を鳴らしながら一礼
- 245 :沢桐 創:2009/09/04(金) 23:54:14 ID:xQe.GqkQ0
- >>244
「…まぁ似たようなものかな」
一呼吸おいて、
「どうせ暇だし、探すなら手伝うぞ?」
やっぱり足には自身があるのだろう。
と言うか人に自慢できるようなことは足だけ。
- 246 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/05(土) 00:03:21 ID:DgENz16E0
- >>245
「そうドリか…。」
とりあえず納得したようだ
「うーん、今からじゃ多分見つからんドリ。
だーいぶ前に反応消えちゃったドリよ。
また今度追えそうな機会があったらお願いするドリ。」
- 247 :沢桐 創:2009/09/05(土) 00:07:29 ID:xQe.GqkQ0
- >>246
「そうか…つまんね」
足を鳴らしながら歩き始める。
「そうだ、お前は何者なんだ。少なくとも生ものじゃあなさそうだが」
思い出した用に聞いてきた。
- 248 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/05(土) 00:15:57 ID:DgENz16E0
- >>247
「まぁ、見つけてもオラじゃ追いつけない速度だから、
何か対策が必要なんドリがね…。」
「ナマモノでは無いドリね。
自我のあるロボだと思って貰って良いドリ。」
- 249 :沢桐 創:2009/09/05(土) 00:19:38 ID:xQe.GqkQ0
- >>248
「おいおい、足には自身あるぞ?もちろんジャンプ力もな」
「ロボットか…ずいぶん個性的な話し方なのはそのせいか」
nknhtはそういうの好きです。
- 250 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/05(土) 00:25:33 ID:DgENz16E0
- >>249
「おお!そいつは素晴らしいドリ!」
反して、ダドリーは見るからに重そうだ
「そうらしいドリ。最初の頃は、コレが普通だと思ってたんドリがねー…。」
- 251 :沢桐 創:2009/09/05(土) 00:31:36 ID:xQe.GqkQ0
- >>250
「流石にそれが普通はないだろ…」
「何処製だ?この辺でこんなロボット作る技術持ってるとすれば…よく知らないけど千夜とか?」
他に有名どころの企業の名前を挙げていく。
- 252 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/05(土) 00:39:56 ID:DgENz16E0
- >>251
「生まれた時から、周りみんなそうだったドリよ…。」
それなりの言い訳かまして
「ああ、ココの世界の住人じゃあねーからその辺は通らんドリ。
その上でどこかと言えばエイダックスドリが…。異界のプラントなんて知らんドリよね。」
- 253 :沢桐 創:2009/09/05(土) 00:43:26 ID:xQe.GqkQ0
- >>252
「ふーん…異界人でロボットねぇ」
感心している様な口ぶり。
「その紫のトゲトゲ飛行機も同じ様な喋り方で同じ世界出身なのか」
- 254 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/05(土) 00:52:47 ID:DgENz16E0
- >>253
「そゆコトドリ。ウチの世界に知的有機生命体は、おらんかったドリよ。」
さらりと変なコトをのたまい
「喋りは違うけど、同郷ってのはそうドリ。どうにかしてコンタクト取りたいんドリ。」
- 255 :沢桐 創:2009/09/05(土) 00:58:26 ID:xQe.GqkQ0
- >>254
「ようは、トランスフォーマーな星ってことか」
妙なたとえだ。
「喋りが違うって…たとえば”なんたらトゲ〜”とかか」
「まぁ、覚えとくよ。見つけたらなるべく連絡はする」
再び歩き出す。
「そして俺は眠くなってきたから帰るよ、じゃあなぁ」
手をヒラヒラさせながら歩いていった。
//眠気ッ限界ッ
- 256 :ダドリー/はぐれロボ純情派:2009/09/05(土) 01:01:28 ID:DgENz16E0
- >>255
「そうなるドリね。ありがとう、お疲れドリ〜。」
ダドリーも右腕のクローアームを大きく振って挨拶を返す
「さて…捜索再開と行くドリ。」
ドリドリと夜の闇へと消えていった
//お疲れ様です レスがスットロくて申し訳ありませんッ!
- 257 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 20:32:50 ID:gphUd03g0
- 【人の少ない公園】
探すと言ったものの……
【ベンチに倒れ、視線を空に向ける】
見つからない、私は……どうすれば……
【ベンチから流れている金色の髪は風にあおられ静かに揺れていた】
- 258 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 20:36:02 ID:zIbPq2M20
- 「…ふぁ〜…ひとやすみなの〜」
【やや離れた位置のベンチに全身に包帯を巻いた少女がいる】
「…あう〜…こまったの…おそとはあぶないんだけどなの…」
- 259 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 20:39:11 ID:gphUd03g0
- >>258
ん……?
【体を起こしあたりを見て、ディスを見つける】
そう言えば、あの子はあの方と仲が良かった……かな?
【ディスに視線を向けながらそう呟いた】
- 260 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 20:42:10 ID:zIbPq2M20
- >>259
「ふぁ〜…あう?」
【あくびをして辺りを見回して、キルスティを見つける】
「あう〜!こんばんわなの〜!…えっ…となの…」
【必死で記憶を探っている】
- 261 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 20:44:47 ID:gphUd03g0
- >>260
気にしなくても良い、私の名前などどうでも良いからね……
【立ち上がり、後ろに立てかけてあった刀を手にすると足早に近寄る】
- 262 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 20:47:43 ID:zIbPq2M20
- >>261
「あう〜…でもなんてよんだらいいのかわからないの〜…」
【困ったように頭をかく】
「ところで〜…えっと…おやすみなの?」
【公園に来た理由を尋ねてると思う】
- 263 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 20:51:50 ID:gphUd03g0
- >>262
そうか……キルスティ=ハイティカイネン、それが私の名だ
【前に立ち、ほほ笑む】
違うさ……人探しの途中で疲れたからな、まあ寝てしまいそうであったが……
【苦笑して】
- 264 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 20:55:13 ID:zIbPq2M20
- >>263
「あうあう〜…えっと…じゃあ『きるす』ってよんでいいかなの〜」
【あんまり長い名前は途中までしか覚えられていないようだ】
「ひとさがし…あう〜…だれかさがしてるんだなの…」
【ほ〜…と、驚いた顔になる】
「そのひと…おなまえとかわかるかなの〜…」
- 265 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 20:58:01 ID:gphUd03g0
- >>264
別に構いはしない……
【ふと、ディスから視線を外しため息をつく】
探している人か? レラ様さ、私たちの軍団長の……
- 266 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 21:02:00 ID:zIbPq2M20
- >>265
「うん、ありがとなの」
【微笑んだ】
「…あう〜?『れら』ここにいるんじゃないの?」
【分からない、といったふうに首をかしげる】
【ディスはレラに関する話は全く聞いていなかった】
- 267 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 21:06:22 ID:gphUd03g0
- >>266
いや、数日前……国の事情で戦争にね……
それで、戦争が終わっても国に帰ってこないから此処まで探しに来たんだ……
【ディスの頭を優しく撫でながら】
- 268 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 21:10:19 ID:zIbPq2M20
- >>267
「せんそう?…いつのまにいってたの?」
【驚きを隠せない顔だ】
「…あう〜…じゃあここにかえってきたのかなの…」
- 269 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 21:12:10 ID:gphUd03g0
- >>268
少し前からだよ……
【優しく微笑んで】
探しに来たんだけど……見つからなくて……
- 270 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 21:24:50 ID:zIbPq2M20
- >>269
「あう〜…いってくれたらよかったのになの…」
【心配そうな顔で空を見上げる】
「う〜ん…どこにいるのかなの…
『でぃす』のおはなでもさがせないの…」
【困った顔をしていった】
- 271 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 21:29:09 ID:gphUd03g0
- >>270
……
【ディスから手を離し】
そうか……仕方ないかもな……
【泣きそうな顔になってる】
- 272 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 21:32:36 ID:zIbPq2M20
- >>271
「あう!なかないでなの!だいじょぶなの!」
【今度は慌ててキルスティの頭を撫で始めた】
「どこかにいるの!さがさないとわからないなの!」
- 273 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 21:34:05 ID:gphUd03g0
- >>272
……本当に、大丈夫なのだろうか……
解っている……見つからないかもしれないって……
【頭をなでられながらつぶやく】
- 274 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 21:38:02 ID:zIbPq2M20
- >>273
「ううん!みつかるの!『でぃす』もきょうりょくするの!」
【ぐっと拳を握る】
「みつけてみせるなの!だいじょぶなの!」
【ポジティブだ、とっても】
- 275 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 21:43:14 ID:O1o1pwYcC
- >>274
そうか……ありがとう
【涙を拭きながら立ち上がる】
キミが頑張ろうとしているのに私は……
【ため息をついて】
- 276 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 21:47:20 ID:zIbPq2M20
- >>275
「うん…だって『でぃす』のだいじなともだちだからなの」
【頷きながら言う】
「だから…『きるす』…いっしょにがんばろなの!」
【ガッツポーズ】
- 277 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 21:55:34 ID:KZg1MerMC
- >>276
友達……か
【ディスを見ながら】
ああ、頑張ろう……
【しかし、彼女の考えからは消えることは無かった……最悪の状況が……】
- 278 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 22:01:03 ID:zIbPq2M20
- >>277
「うん、がんばるなの!」
【そう言って銀の刀を大きく振った】
「そんなにしんぱいしなくてもだいじょぶなの!」
- 279 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 22:05:51 ID:EZHvaBxoC
- >>278
キミも刀か……
【ふと、思い出したように手を出す】
【腕から手を闇が伝わり、晴れた後には黒く厚い本が手の上に】
ふむ……
【本を開き、暫く眺めてから閉じる】
ありがとう、ディス……
【唐突に名前を読んだ】
- 280 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 22:09:21 ID:zIbPq2M20
- >>279
「うん、でもまだうまくつかえないけどねなの」
【いまだに剣の使い手ではないらしい】
「どいたしましてなの(一例)
あう〜…それはなんなのかなの〜」
【じっと黒い本を見る】
- 281 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 22:12:15 ID:KZg1MerMC
- >>290
ふふ、そうか……
【少し笑って銀の刀を見る】
これか? これは、私そのものみたいな物だ……
【黒い本をディスに向ける】
- 282 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 22:16:54 ID:zIbPq2M20
- >>281
「うん、とっくんちゅうなの」
【そう言って再び剣帯に収める】
「そのもの…あう〜そう…なの?」
【首をかしげている・・・あんまりよくわかってなさそうだ】
- 283 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 22:21:26 ID:O1o1pwYcC
- >>282
練習して、上手になれ?
【そう言う彼女の背中からは彼女の長身を大きく超える細身の刀が伸びている】
良く解らない、と言ったような顔をしているな? ほら、見てみろ
【本を開き、中をディスに向ける】
【中には様々な人の名前が書かれている】
- 284 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 22:26:03 ID:zIbPq2M20
- >>283
「うん!ちゃんとつかえるよになるようにがんばるなの!」
【にっこり笑った】
「…あう〜…これって」
【自分の名前も含めて様々な名前が刻まれてるのを見て】
「…いろんなひとのなまえなの…
これは…おぼえたってことなの?」
- 285 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 22:28:34 ID:EZHvaBxoC
- >>284
頑張れよ……
【ディスの頭を撫でる】
いや、違う……
ここには今、生きている人間の名前がある……
- 286 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 22:32:38 ID:zIbPq2M20
- >>285
「うん、」
「…あう〜…なまえがかいてあるなの…?…
だとしたら…なまえかいてあるかなの…」
【恐る恐る覗き込む】
- 287 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 22:34:43 ID:O1o1pwYcC
- >>286
……ダメだ、それはできない
【ディスが見ようとした途端、本を閉じる】
私自身、知るのが怖いんだ……すまない……
- 288 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 22:40:15 ID:zIbPq2M20
- >>287
「うん…そうだよねなの…
『れら』をみないとしんじられないの!」
【即座に本から顔を離し】
「…さがすのがいちばんいいよねなの!」
【大きくうなずいた】
- 289 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 22:46:24 ID:O1o1pwYcC
- >>288
そうだな……この本には真実しか書いてないが、それは少し簡単過ぎる……
【本は闇に包まれ、消えてしまう】
探してみせるさ……私は!
- 290 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/05(土) 22:50:21 ID:zIbPq2M20
- >>289
「うん、さがすの!」
【大きくガッツポーズした】
「…『でぃす』さがしはじめるの!
いってくるからなの!!」
【立ち上がって気合いを入れる言葉を言うと】
「じゃあ!またねなの〜!みつけたらおしえるからなの!」
【元気に歩いていった】
- 291 :キルスティ=ハイティカイネン:2009/09/05(土) 22:56:04 ID:DTK0wtesC
- >>290
ああ、よろしく頼む……
【ディスを見送り、振り替える】
そんな事……ある訳が無い……何でだ……また私は…………
【暫く立ち尽くし、急に地面に倒れ込んだ】
- 292 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/06(日) 21:49:46 ID:/k2gysHgO
- なんて事は無い。
其れは単なる暇潰しだった。
唐突に空いた仕事の間隙を埋める為に都市の乾いたアスファルトを踏みしめる。
かつ、かつ、と無味乾燥な音。土の上ならしない音。地に拒絶される音。
――――酷く強張っている。
そう思う。利便性の為に無秩序の上に秩序を飾り立て、嘗ての空に蓋をする。
秩序の善悪を測り知れる者は居ない。
漆黒の凱套の裾を翻し、真紅の髪眼の女は都市を進む。
- 293 :ウィッチ:2009/09/06(日) 21:55:49 ID:/EtiECms0
- 「……そこの綺麗なお姉様、赤くて美味しい林檎は如何かしら?」
くすくすくす。
笑いながら、魔女は楽園で林檎を売る。
- 294 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/06(日) 22:03:42 ID:/k2gysHgO
- >>293
「生憎私は寝ながら王子を待つ程怠惰な性格はしてなくてね」
興味を惹かれたらしく、冗句を口にして魔女を見る。
「他の物を貰おうかな」
- 295 :ウィッチ:2009/09/06(日) 22:06:55 ID:/EtiECms0
- >>294
「……ちぇっ」
少しだけ唇を尖らせて、林檎の入った籠を体の後ろに。
「……んー、じゃあなかなか面白い見世物、でも?」
するり。
ポケットから、3枚のカードを取り出した。
- 296 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/06(日) 22:16:29 ID:/k2gysHgO
- >>295
「見世物をする魔女とは面白いな。破滅の未来でも見せて呉れるのか?」
見ていく事に決めたのか、ゆったりと腕を組んで魔女の取り出した三枚のカードを見る。
表情は穏やかで、真紅の視線が札へと注がれる。
- 297 :ウィッチ:2009/09/06(日) 22:21:50 ID:/EtiECms0
- >>296
「破滅、ねえ。果たしてわたしにはまだそんな力が残されているのかしら」
苦笑しながら、カードを宙に浮かべ。
「近所の召喚師の子にちょっと習って齧ってみてるんだけど……
なかなか難しくって」
にこにこ笑いながら、カードに手を翳す。
『召喚・小さな夜の化身、王蟲の血を引きし者、北国の藍色の獣』
すうっとカードが光を放って。
そこに現れたのは、黒髪おかっぱの少年、茶髪の白衣を着た男、藍色の髪の狼の耳の生えた少年。
「……あれ、あれ?」
「あれ、家にいた、よね、あたしたち……」
「……小夜ちゃん、鏡子さん、声低くないですか?
風邪引きました?」
- 298 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/06(日) 22:27:30 ID:/k2gysHgO
- >>297
「おや」
感嘆か関心か。或いは別の何かか、真紅の髪眼の女は小さく声を挙げた。
目の前には何度か会った事のある面々。何れも暫し前の記憶の内に記録された者。
「其れで、」
視線を魔女へと向ける。
静かな微笑みを湛えて。
「彼女達が見世物か? それとも彼女達が何か見せて呉れるのかな? サーカスみたいに」
- 299 :ウィッチ:2009/09/06(日) 22:31:20 ID:/EtiECms0
- >>298
「あ、呼んで、その後のこと考えてなかった。てへ」
舌をぺろりと出して、魔女は後頭部を掻く……
と同時に、黒髪の少年が甲高い悲鳴を上げた。
「……ついてるぅうううううううううううううう!!?」
「え、なにが」
「そりゃアレだよ【自主規制】がだよ!! 自分の股間見てみ!!?」
「小夜ちゃんどうしたんですか、痴女への階段のぼちゃったんですか」
「うあああああああ状況把握しろおおおおおおおお!!!」
漫才開始ー。
- 300 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/06(日) 22:34:00 ID:/k2gysHgO
- >>299
「取り敢えず……」
よくよく見る。
全員男だ。
「私の記憶違いだろうか。彼等は彼女等だったと思うのだが」
軽く困った様な色合いを顔に滲ませて言う。
- 301 :ウィッチ:2009/09/06(日) 22:37:28 ID:/EtiECms0
- >>300
「あ、蔡生先輩じゃないっすかー。お久しぶりでーす」
「呑気だなぁオイ! おいゴラクソ魔女、どういうことだ!」
「え、お土産の林檎食べたでしょ? あれに性転換薬を仕込んでみました☆」
「みました☆ って……どうするんですかぁ、男子制服なんて持ってませんよぉ」
「そこじゃねぇよそこじゃ」
女が四人も寄れば姦しい姦しい。
- 302 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/06(日) 22:43:19 ID:/k2gysHgO
- >>301
「ああ、鏡子。久し振り。変わり無い様で――何て御決まりの言葉が言えないのは中々困った事だが」
明らかな苦笑を浮かべて言うと、文字通り姦しい面々を見て、そして魔女の言葉を聞く。
「……下手したら私も男になっていたのか」
- 303 :ウィッチ:2009/09/06(日) 22:46:01 ID:/EtiECms0
- >>302
「変わりあるっすねー、あッはははははは」
「笑ってる!場合じゃ!ねーだろ!」
「わふー、背がちょっとおっきくなってます! やったぁ!」
キャッキャキャッキャ
「うん。林檎全部に仕掛けてあるよ。
ただし一個だけアタリがあって、それは性転換薬の他に媚薬も混ぜてあります」
おっそろしいことサラリと言いやがったこいつ。
- 304 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/06(日) 22:53:08 ID:/k2gysHgO
- >>303
「もう、何が何だか……」
蔡生は一言呟いた。
――――――――上空6000メートル――――――――
空の彼方でその男――否、超雄は呟いた。
「久方振りに我が妹に会いに行くか」
――――――――厄災の時まで、後僅か。
- 305 :ウィッチ:2009/09/06(日) 22:55:47 ID:/EtiECms0
- >>304
「こっちのセリフだよお姉ちゃん! もーマジでどうすりゃいいんだ!!」
「あっはっはっは、ということは今頃クーは女になってんのかなー」
「あんまり変わらなさそうですねー」
談笑(?)している三人とは対照的に、魔女は体を抱き抱えて震え始めた。
「……なに、この悪寒……」
- 306 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/06(日) 23:02:54 ID:/k2gysHgO
- >>305
「はは――……と、すまない。時間だ」
時計を見て呟くと、一同に向き直る。
「また今度ゆっくり話そう。――では」
言って立ち去る。
蔡生がその場を後にした直後、空に輝く何かが見えた。
――――――――火の球だ。
其れはどんどん速度を増し、迫る。
- 307 :ウィッチ:2009/09/06(日) 23:05:55 ID:/EtiECms0
- >>306
「また会いましょー、お姉さんっ」
「……これから本当にどうしよう……」
「そですねぇ、まずは男子制服をどうにかして手に入れないと」
「そう言う意味じゃないような……あ、なにあれ、隕石?」
ぽかーん。
- 308 :夜刀神雄征:2009/09/06(日) 23:18:58 ID:/k2gysHgO
- >>307
斯くて災厄の主は来たれり。
其は禍なる王。
其は凶の長。
巨大な火球は地に激突する寸前で燃え尽きた。焔は消え去る。
然し――――焔を纏うて居た其は未だに健在。
着地の衝撃と共にアスファルトを大きく捲り上げ、礫を巻き散らして其の生物は立ち上がる。
――――鉄の鎧と云う形容を越え、最早城壁とすら呼べる鋼の塊が如き大胸筋。
――――其れは宛ら戦艦の装甲か、重厚無比。十二に割れた直腹筋。
――――腕は最早並の男の胴より太く。
――――足は尚更。大人一人を隠せる程の厚みを帯びる。
其れは最早筋肉では無かった。筋肉の域には無かった。
其は将に――――兵器。
絶性の美貌。精悍なる面影には覇気が満ちる。
鍛え上げられた肉体と併せ、其の神話に現るる男神が如き美丈夫。
――――言葉を紡ぐ。
「ふん、大気摩擦で燃え尽きたか。軟弱な衣服よ。余の身を包むに値せぬわ」
――――紅の褌、一丁で。
- 309 :じんうけ!:2009/09/06(日) 23:23:59 ID:/EtiECms0
- >>308
「――――」
「う、う、わーぁ……」
「わわあわわわわわわわわふあぁあああああああああ」
「……逃げろッ!!!」
鏡子の一喝。それと同時に、少女と少年たちは一目散に逃げ出した。
小夜は影に潜り。
鏡子は蟲に乗って。
フェンリルは出来る限りの速さで走り。
魔女は箒の出せるスピードの限界までスピードを出し。
目の前の災厄から、必死に逃げようとした。
- 310 :夜刀神雄征:2009/09/06(日) 23:30:30 ID:/k2gysHgO
- >>309
「フ……良く分からんが貴様ら、逃げられると思うのか? 貴様らは既に――余に捕えられていると云うのに」
朱褌の超雄が行ったのは唯一つ。
――――息を吸う。
それだけだ。
然れど其の口は最早ブラックホール。
ダイソンは元よりふわふわ浮いて復帰しやがるピンクの丸い奇怪生物を凌駕したバキュームパワー。
砕いた瓦礫が口に入る度に其れをばりぼりと砕いて飲み干し、更にバキューム。
最早其のバキュームを、超雄を中心に世界が縮んでいくかの様な錯覚。
正にブラックホールバキューム。カー○ィを越えたッッッ
- 311 :ウィッチ:2009/09/06(日) 23:34:21 ID:/EtiECms0
- >>310
「え、え、うわっ」
「ぎゃうっ!?」
「な、なにこれぇ!?」
「いっだぁ!!?」
皆が地に落とされ、無様に転がされる。
「あぅあ……」
「ひ、っ、」
「な、なんなんです……」
「ちょっとまってまってわたしも!?」
- 312 :名も無き異能都市住民:2009/09/06(日) 23:38:46 ID:2x5.8Dck0
- 「うわああああああああ!!!」
「何事ッ!!? 何事ォォォォォッ!!!!!????」
ついでに吸い寄せられる名も無き異能都市住民がたくさん。
- 313 :夜刀神雄征:2009/09/06(日) 23:42:47 ID:/k2gysHgO
- >>311
「きゃゎーッツィんムァイふゥハぁーッ……」
夜にも恐ろしい重低音ブォイス(否ボイス、否ヴォイス)で上機嫌に呪歌が如き韻律を謡い――――
「ヴぅぇエURyyyyyyムェルぉオヲン…………!」
――――その巨塔が如き腕でひょひょいと捕獲。
- 314 :じんうけ!:2009/09/06(日) 23:47:25 ID:/EtiECms0
- >>313
「ぎゃあああああああああああああああ死ぬっ死ぬ死ぬ!」
「わうあああああああああああああああああああ!!!」
「わーっわーっ、ここはサタナキア化すればいいのかっ!!?」
「ちぃ……こんな時には、卒業祝いに貰った、シタラヴァ爆弾っ!!」
白衣の男が、服の内側から小型の爆弾を取り出して、地面に投げつける。
爆弾は光を放って――
――次の瞬間、4人の姿は消え失せていた。
【シタラヴァ法に則り、被害者になりうる爆弾使用者とその周囲の人間をログアウトさせました】
機械的に響く、神の声。
- 315 :夜刀神雄征:2009/09/06(日) 23:51:00 ID:/k2gysHgO
- >>314
「ッチィ……シタラヴァめ、またしても余の覇道を阻むか……!」
盛大に舌打を一つ。超雄は夜空を睨む。
「まあ善い……いずれシタラヴァも我が足元に跪く事になろう」
言うと超雄はその場を歩き去る。
――――朱褌一丁で。
- 316 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/07(月) 22:24:43 ID:Ytmc4SoY0
- 「今日も収穫は無し……彼女は何処にいるのやら。」
遅々として進まぬ探し人。
彼女は、もう何回目か分からない報告にうんざりとした表情を浮かべた。
といっても、まだ捜索3日目なのだが……
- 317 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/09(水) 22:41:56 ID:E4Ka56rgO
- あー、今日は久々に忙しい日だったぜ
【夜道をトコトコ歩く給仕服の男】
やれやれ、もっと人員は必要になりそうだな
バイトは募集しているんだが、なかなか人が来なぇ
- 318 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/09(水) 22:45:58 ID:zIbPq2M20
- 「もぐもぐもぐもぐもぐ」
【相変わらず何か(きょうはかなりおっきいホットドッグ)を食べている少女】
「…ふ〜…みつからないなの…」
【ため息をついている】
- 319 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/09(水) 22:49:07 ID:E4Ka56rgO
- >>318
まーたコイツは……
コイツのカロリー消費量はどうなっているんだ?
っと
よぅ、ディス
何がいないって?
- 320 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/09(水) 22:53:01 ID:zIbPq2M20
- >>319
「んう?あうあう」
【クロスに気づくと口の中の食い物を一気に飲み込んだ】
「あう〜こんばんわなの〜『くろす』」
【クロスの問いに対してしばらく考えて】
「その〜…『れら』ずっとさがしてるんだけどみつからないの〜…」
- 321 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/09(水) 22:55:36 ID:E4Ka56rgO
- >>320
れ……レラ?
…………誰だそれ
【記憶はすっかり忘却の彼方】
- 322 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/09(水) 23:00:06 ID:zIbPq2M20
- >>321
「あう?…え〜と…」
【すっかり困った顔である】
「その…『でぃす』のおともだちなんだけどねなの…」
【一応自分が以前いた場所でのレラのお話をした】
【つまり天才少女である!】
「それで…ここにかえってきてるらしいから…さがしてるんだけどねなの…」
- 323 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/09(水) 23:05:08 ID:E4Ka56rgO
- >>322
ほう
要するにロリだな、把握した
【所詮はただのロリコンである】
ま、そういうのは無闇やたらに探している時より、フラッと歩いていたら偶然バッタリ会えるもんだぜ
- 324 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/09(水) 23:10:02 ID:zIbPq2M20
- >>323
「そっかなの…うん、そうだよねなの!
あいたくなったら『れら』のほうからくるもんねなの!」
【微笑んでうなずく】
「…う〜ん…『きるす』にもそういうこといっておいたほうがいいのかなの…」
【もぐもぐとホットドッグを食べながら呟く】
- 325 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/09(水) 23:16:51 ID:E4Ka56rgO
- >>324
あー、もう
さっきからどんどん新キャラ出てくるなぁ
ついていけんぜ
【面倒くさそうに頭をポリポリと掻く】
ま、機会があったら、そいつらをうちの店に連れてきてくれ
お前の友人ってのには興味があるね
- 326 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/09(水) 23:20:34 ID:zIbPq2M20
- >>325
「あう〜…そうかなの〜」
【申し訳ないのか否かの顔】
「うん、こんどあったときによんでみるねなの!
『きるす』もいいひとだとおもうの!」
【にっこりほほ笑んだ】
- 327 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/09(水) 23:42:50 ID:HnkBBDEo0
- >>325
ま、機会があったら……な
【タバコを咥えて火をつける】
っと、最近工事が多いな
【夜景を見つめながら呟く】
すごい勢いでビルが立ち並んでゆく……
知ってるかディス
あれ、全部一つの会社のビルなんだぜ?
それが今、三つのビルを同時にこの都市に立てている。
何をするつもりかねぇ
- 328 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/09(水) 23:45:36 ID:zIbPq2M20
- >>327
「うん、もちろんなの」
【微笑んで頷く】
「あう〜…そいえばまわりがちょっとうるさかったの」
【あたりを見回しながら呟く。ディスの聴覚は鋭敏なだけにかなり気になるらしい】
「…う〜ん…あんなにおっきいのいっぱいなの…
ひとがいっぱいくるのかなの……」
【林立するビルを見て】
- 329 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/09(水) 23:49:20 ID:HnkBBDEo0
- >>328
なんか、嫌な予感がするんだよなぁ
【夜遅くだというのにも関わらず、ビルの工事はまだ行われている】
処理局のホイも気になるし
やれやれ、どうなることやら
【タバコを大きく吸い、愚痴と共に吐き出した】
さて、と
俺はそろそろ行くぜ
こんな夜道だ
お前も気をつけろよな
【それだけ言うと、クロスは背を向けてその場を去っていってしまった】
- 330 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/09(水) 23:53:20 ID:zIbPq2M20
- >>329
「いやなよかん…う〜ん…なにもないといいけどなの」
【若干不安げな顔】
「ほい?…あう〜『ほい』もここにいるの〜?あいたいなの〜
…あう〜…わかったの、さよならなの〜」
【おおきく手を振った】
「…うん、かえろかなの」
【そうつぶやいてディスは歩き出した】
- 331 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/10(木) 00:38:25 ID:/k2gysHgO
- 朽ちた廃ビルの屋上から、女は静かに都市の光を見ていた。
腕を掛けた落下防止用の鉄柵には錆が浮き、ぎしぎしと軋んだ様な音が鳴る。
真紅の視線を眼下に煌めく夜景に落としていた女は、吹いた夜風に真紅の髪を掠かに揺らし、心地良さそうに目を細めた。
- 332 :頼羽無為:2009/09/10(木) 01:07:06 ID:fP94A.NgO
- 「散歩にしては、随分と風情のない場所じゃねえか、社長」
いつから居たのか
男は少し離れた場所で、夜景ではなく月を見上げていた。
「こういう所は浮浪者がうろつくもんだぜ?」
俺みたいな奴がな、と呟きながら、いつものように煙草を取り出し咥える。
- 333 :名も無き異能都市住民:2009/09/10(木) 01:07:29 ID:HnkBBDEo0
- ――ガガ……ガガガガガガ……
見えるだろうか。
夜景の中で輝く火花が。
蠢くように行われている工事が。
もう夜中だというのにも関わらず、その工事が終わることは無い。
むしろ、夜になってからが本番だというように、一層とその作業を早めている。
- 334 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/10(木) 01:23:51 ID:/k2gysHgO
- >>332>>333
「頼羽か。妙な所で会う……と言いたいが、そうでも無いか」
住所不定の男に向き直り、おどける様に静かに微笑む。
「中々悪くない風景だよ。不夜の営み。――ほら、まだ工事をしている」
蝉や河のせせらぎに対しそうする様に、工事の音に耳を傾けて、
- 335 :頼羽無為:2009/09/10(木) 01:38:31 ID:fP94A.NgO
- >>333>>334
「都市の喧騒にすら風情を感じる、か?
生憎、俺には共感できそうにないな」
紫煙を吐きだしながら、ケラケラと笑い返す
「できれば静かな場所でひっそりと暮らしたいもんだ」
柵に近寄り、溜め息を漏らしながら工事現場を見下ろす。
- 336 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/10(木) 01:44:16 ID:/k2gysHgO
- >>335
「静かな場所で、か。……隠居するには未だ早いだろうに」
何を思ってか、私じゃあるまいし、と言葉を続け、再び風景を見下ろす。
「隠居するのは少なくとも例のプロジェクトが終わってからにして貰いたいな。……順調かい?」
- 337 :頼羽無為:2009/09/10(木) 02:03:14 ID:fP94A.NgO
- >>336
「早いこたぁないさ。なんせ俺の人生、既に二度ほど終わっている」
年に似合わない、自嘲するような老けた笑みを浮かべながら煙草を咥え直す。
「俺としては、最愛の息子さえいれば隠居も悪くないと思っている」
もっとも、その息子とは十数年会ってないのだが。
「ああ、その話なんだが……
改めて思うが、この都市はデタラメだな。
調べても調べても未開地が現れやがる
今でも拡大を続けているんじゃないかと思うほどだ」
やれやれ、呆れたように両手を肩の高さで振る。
- 338 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/10(木) 02:09:35 ID:/k2gysHgO
- >>337
「ほう? 其の話は知らなかったな。然し枯れるのには未だ早いさ。埋もれるには何もかもが勿体無い」
そう返すと報告に耳を傾ける。
「矢張りか。……歪みが酷い所だと拡張収縮が激しい様だ。先ずは歪みの強いポイントを確定した方が良いかもしれないな」
- 339 :頼羽無為:2009/09/10(木) 02:26:11 ID:fP94A.NgO
- >>338
「勿体ない、か。ま、そう言ってくれんのも嬉しいことは否定できんな」
一息置いて、報告を続ける
「まずはこの都市の東西南北端を定めようとしたが、徒労に終わったよ。まるで宇宙の最果てでも探している気分だった」
調べる度に変わるのではどうしようもない。
「歪み、か。そうだな…まずは中心を定めたほうがいいかもしれないな。
そうすれば、位相の歪んだ地点もすぐに見つけられるはずだ」
- 340 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/10(木) 02:36:29 ID:/k2gysHgO
- >>339
「千夜ビルを中心とした一帯は完全に確定されている。建築時に歪みの限りなく薄い場所を選んだからね」
ゆるりとした所作で頷く。
「歪みの薄い千夜ビル付近一帯の確定地帯を中心と定めては如何だ? 其処から拡がる様に調査を続けて行けば善い」
提案する様に言う。東西南北が定まらないと云うのは調査するに当たって巨大な壁だ。
何時だったかの部下の言葉、この都市は四次元的な地図でなければ顕せない。あながち其れも間違いでは無い。
「何れにせよ人員を増やすべき、か。……やれやれ、マンパワーの不足も甚だしいな」
溜め息を吐く。
- 341 :頼羽無為:2009/09/10(木) 03:07:58 ID:fP94A.NgO
- 「千夜ビルを拠点にする、か…そうだな。それが一番妥当だろう」
ひとまず打開案は見つかった。
だが、まだまだ時間は掛かりそうである。
「まあまあ…社長は、というより千夜は事業を拡大し過ぎたんじゃないか?
開発を進めたい気持ちも分かるが、学校医療建築商業自治を一挙にとなると…
これでは人手が足りないのは当たり前だ」
すっかり小さくなった煙草を捨てて踏み消し、二本目を取り出す。
「さて、もう夜も遅い。そろそろ戻るとしよう
それじゃ…またな、社長。」
戻る家なんてないんだが、と笑いながら、軽く手を振りその場を後にした。
- 342 :名も無き異能都市住民:2009/09/10(木) 03:26:11 ID:PBnIervYO
- >>237
「――あぁいけない――ウツワが――また――揺らぎの中に」
- 343 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/10(木) 03:26:27 ID:/k2gysHgO
- >>341
「耳が痛いな。……千夜の最大の利点はプライベートブランドだ。千夜のスーパーマーケットは建物を千夜建築が作り、土地を千夜の不動産が提供、売る品の多くも千夜関係」
営みの灯を見乍ら苦笑。
「ありとあらゆる分野の事業で質を落とさずにコストを大幅に下げられる。ありとあらゆる分野が在る故に。人を多く雇い雇用の安定にも貢献する」
千夜グループの基本理念。社会と共に在る事。
キャッチフレーズである“貴方と共に永い時間を”とは即ち、常に人と共に在る――そういう意味。
「其れが裏目に出たな。然し止めるつもりは無いよ。人手不足も“人を雇える”という利点が有る。千夜の発展ではなく此の都市の発展を考えれば雇用の安定は重要だからね」
夜刀神蔡生は目先の利益、短期的な勝利を考えない。俯瞰的な視点で、長期的な大きな勝利を目指す。
「耳が痛いのは確かで、社の者には迷惑を掛ける。――だが私は方針を変えるつもりは無い。此の都市自体の発展の先にある物こそが千夜最大の利益となる」
苦しい時こそ前進し活路を切り開く、と言いたいのだろう。
「ああ。――またね頼羽」
去り行く姿を見送る。
もう、朝が近い。
- 345 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/10(木) 21:18:27 ID:414HQDlE0
- //ぬおおおおおおおおおお。コテミスったあああああああああっ!!!!!!!!
- 346 :沢桐 創:2009/09/10(木) 21:24:21 ID:5kxz76no0
- 「暫くはお仕事なし…っと」
スケジュール帳を長めながら歩いている。
―カチャッカチャッ
無論、いつもの足音を鳴らしながら。
「ここのところは真面目に仕事しすぎたからなぁ」
- 347 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 20:20:07 ID:Ytmc4SoY0
- 【下水道・深部】
「…………」
鼠でさえも好んで寄り付かぬ下水道の深部。
そのどろどろとした汚水の溜まりに浮かぶ物言わぬ少女。
「――――」
彼女の白濁した瞳に蠅が集る。
しかし、それに対してもなんら反応を返すことは無かった。
- 348 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/09/11(金) 21:36:33 ID:HnkBBDEo0
- >>347
「なぁんだぁ、こりゃ」
ふらり、と現れる人影。
「なんだなんだ、最近表通りの警備がキツくて下水道を歩いてる俺様だが、まさかこんなとこで人と会うたぁな。
……とは言っても、もう死んでるのかこりゃ。
あーあ、残念だ。久しぶりに人が斬れると思ったのによォ」
イラついたように貧乏ゆすり。
- 349 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 21:43:55 ID:Ytmc4SoY0
- >>348
四肢は既に畜生の類に喰われたか
それとも引きちぎられたのか、見当たらなかった。
とぷんと音を立てヘドロの泡が弾けた以外、動くものは無い。
しいて言えば、雑多な蠅くらいだろうか。
- 350 :――――:2009/09/11(金) 21:49:11 ID:/k2gysHgO
- かん、かん、と音を立てて、ドレスローブの人影が下水道を歩く。
進む先に居るのは外界に反応しない女の体。
――――厭な匂いを、漂わせて。
- 351 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/09/11(金) 21:51:40 ID:HnkBBDEo0
- >>349
「やれやれ、と」
刀を伸ばし、汚水の溜まりからロザリアをコンクリートの陸地へと引き寄せる。
「何か金目のモンとか残っていればいいんだがな。
……アイツなら『死者を冒涜するな』って怒るだろうけど」
独り言を呟きながら、ロザリアの体へと手を伸ばす。
- 352 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 21:59:44 ID:Ytmc4SoY0
- >>350 >>351
ごてごてと装飾されたドレスは水を吸ってかなり重くなっていた。
しかし、その服装に反し身に着けていたものは
おそらく、安物であろうトルコ石のネックレスと、
水に濡れ細切れになった紙幣がいくらか入った財布のみ。
- 353 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/11(金) 22:00:44 ID:414HQDlE0
- カツン、カツンと
下水道に響くのは、一人分の足音
それは、ゆっくりと此方へ近付いてきて
「あーらら……。コレはどうしたものかねえ……」
一人の紅が、暗い下水道に現れた
- 354 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/09/11(金) 22:03:39 ID:HnkBBDEo0
- >>350>>352
「やれやれ、金目のモンは無し、か。
しけてんなぁ……んん?」
足音に反応し、緑乃壱は目を細める。
「人が来たか……やべぇな。
こんなとこ見られたら、勘違いされそうでいかん」
自分は辻斬りではあるが、自分が濡れ衣を被せられるのは気に喰わない。
そう考えた緑乃壱は、ひとまず上にあるマンホールに続く穴に飛び上がった。
手すりに手をかけ、息を殺して下の様子を覗き見る。
- 355 :――――:2009/09/11(金) 22:09:01 ID:/k2gysHgO
- //レス順変更
>>353
厭な匂いを漂わせたドレスローブの人物が居た。
体のラインは隠されており、知れるのはやたらと高いその背丈のみ。
>>354
ドレスローブの人物は緑乃壱が飛び上がると同時に静かに動きを止めた。
足音が止む。
軈てその人物は再び歩き出す。ロザリアへ向けて。
>>352
意匠を凝らしたドレスローブのフードの下に顔は隠れ、その人物の表情を確認する事は出来ない。
その人物はロザリアの側に立ち、軈てドレスローブの袖口から白く長い腕を出した。
髪を掴むつもりなのだろう。飾りを廃した薄白い爪。白い手がロザリアの髪へと伸びる。
- 356 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 22:14:20 ID:Ytmc4SoY0
- >>353 >>354
少女はただ虚ろな視線を天井へと向けるのみ。
もっとも、傷と言う傷に蛆が沸いたそれを少女と言うかは、怪しいところだ。
>>355
髪を掴むと、ぐちゅという水音と共に
汚泥が流れ落ちた。
それなりに長い間、下水に浸かっていたせいか
皮膚は水を吸ってぶよぶよとした感触に変わっており
異臭を放っている。
- 357 :ジャック・ケッチ【カフェ】 ◆7gGuv5DNak:2009/09/11(金) 22:16:53 ID:HnkBBDEo0
- >>353>>355>>356
「やれやれ、また一人来たか。
ま、文字通り高見の見物といこうかね」
下を覗き込んだまま、誰にも聞こえないような声で呟く。
「しっかし、あのマント(緑乃壱はドレスローブという言葉を知らない)は死体をどうするつもりだ?
わざわざ埋葬でもしてやるつもりか」
- 358 :ジャック・ケッチ【カフェ】 ◆7gGuv5DNak:2009/09/11(金) 22:17:24 ID:HnkBBDEo0
- ///コテミスorz
- 359 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/11(金) 22:18:06 ID:414HQDlE0
- >>354
「……別に誰かに言うつもりなんて無えし、アンタがやったとも思ってねえよ」
穴の中の緑乃壱に向けた言葉は、必要以上に下水道の中で反響する
>>355
「はい、何やろうとしてんのか知らねえがストップ」
匂いやその風体には何一つ気にも留めないと言った風で、その白い腕を掴む
>>356
「……流石に死んでるか。コレ」
少女だった物。それをじっと見つめて
「面倒な物見つけちまったな……」
これから起こるであろう事の幾つかを想像し、盛大な溜息を付いた
- 360 :――――:2009/09/11(金) 22:24:08 ID:/k2gysHgO
- >>356>>357
ドレスローブの人物は髪を掴んでロザリアを抱え上げる。
異臭に躊躇う様子も無い。
何故なら、その人物の方がより厭な匂いを纏っていた。
その人物はロザリアを抱え上げたまま再びかつり、かつりと足音を立て、踵を返して静かに歩み始める。
>>359
ロザリアを抱えた腕を掴まれるが、その白い腕は紅夜の手からするりと抜ける。
かつり、かつりと足音を立て。
その人物は元来た道をゆっくりと進む。
- 361 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 22:29:55 ID:Ytmc4SoY0
- >>357 >>359
少女は謎の人物によって
ゆっくり、ゆっくりと何処かへ運ばれていく。
下水道を回り死体を回収する人物。
どう考えても、まともな人物ではないだろう。
>>360
抱え上げたところで、奇妙な感覚を覚えるだろう。
素人目にも、少女は完全に死んでいる。
しかし、下水の生温さとは違う
どこか人肌のような温度を感じるのだ。
――生きているのか?
- 362 : ◆uotUYGHVwM:2009/09/11(金) 22:31:45 ID:414HQDlE0
- //ゴメンなさい……。眠いので落ちます……。
- 363 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/09/11(金) 22:35:25 ID:HnkBBDEo0
- >>359>>360>>361
「おや、あのマント……聞こえてんのやら無視してるのやら……」
怪訝な顔。
「とりあえず、嫌な感じだ。
なにより、臭いが鼻につきやがる。
何者だあいつ?」
鼻をつまみながらも東雲を睨む。
「……ま、それより今はあいつだ。
いつの間にいやがった?
しかも、俺に気付いていやがる……」
- 364 :――――:2009/09/11(金) 22:39:40 ID:/k2gysHgO
- >>361
闇の奥に無数の点が静寂の内に光っていた。ドレスローブの人物はその点に向けて歩みを進めていた。
――ロザリアが持つ掠かな生の気配。ドレスローブの人物は歩みを止める。
無音。静寂。
軈てドレスローブの人物はロザリアを無造作に其の場に置いて、再び歩みを始めた。
かつり、かつりと足音を立てて。
ゆっくりと――――
>>363
ドレスローブの人物は光る無数の点へと歩みを進め、軈て悪臭立ち込める舞台から静かに立ち去った。
無数の点もそれと共に消え去り、後にはただ厭な匂いだけを痕跡として残す。
気付けば、そこはただの下水道。
ロザリアと、緑乃壱。
元と同じように。
>>362
//乙
- 365 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 22:48:21 ID:Ytmc4SoY0
- >>362
すーみー
>>363 >>364
無造作にコンクリートの地面に置かれた瞬間――
「げぼっ゛゛……おごぉお゛おぉ゛お゛……っ……」
今まで死体のように動かなかった少女が、
苦しそうに声を上げ、口から血と汚泥を吐き出した。
この状態で生きているということは、なんらかの異能者だろう。
- 366 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/09/11(金) 22:51:53 ID:HnkBBDEo0
- >>364
「どうしたんだマントの奴
仏さん、置いて行っちまった……」
ひょこりと穴から出て、またコンクリートの床の上に立つ。
「コイツを回収しに来たんじゃ無いのか?
……やれやれ、と。よくわからんね」
溜息を吐いてロザリアと見下ろす。
「…………うっげぇ、溜息しようと空気吸ったら予想以上に気持ち悪くなってきた。
くっさぁ」
涙目。
「さて、どうしようかね。
この死体も、ここにあると面倒だしなぁ……」
>>365
「って、おげぇえええええええええええええええ?!」
咄嗟に戦闘態勢に入る。
「な……?!?!
……ゾンビの類か何かかね。
やれやれ、大人しく死んでいればいいものを……」
ジリジリと距離を保ちながら様子を見る。
- 367 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 22:55:53 ID:Ytmc4SoY0
- >>366
「……が……っ……」
一際大きく咳き込むと、
力を使い果たしたのかぐったりと倒れこむ。
ヒューヒューと、まるで生き物が発する
音とは思えない、無機的な音を出しながら呼吸している辺り、死んではいないのだろう。
今なら、止めはさせるだろうが……
- 368 : ◆uotUYGHVwM:2009/09/11(金) 23:00:56 ID:IDnKkU3kO
- //寝れねぇ……。復活してもいいかな……。
- 369 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/09/11(金) 23:04:52 ID:HnkBBDEo0
- >>367
「……ち、白けた」
刀の柄から手を離す。
「金目のものも無いし、放っとけば死ぬ奴を斬る趣味は無ぇ。
ったく、つまんねー」
そう言いつつも、緑乃壱はロザリアへと手を伸ばした。
「だが、このまま帰るのも気が引けるし、何より気になって眠れないだろうからな。
俺の好奇心を満たす為だけになら、その命を助けてやらねぇこともねぇ。
あー、仕方ねぇなぁ、まったく」
- 370 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 23:12:27 ID:Ytmc4SoY0
- >>369
少女は何も答えなかった。
いや、声が出せなかったのかもしれないが――
その切れ長の真っ赤な瞳を、緑乃壱へと向ける。
吸血鬼の魅了の魔眼を。
――我が夜の僕となれ。
――我が夜の僕となれ。
――我が夜の僕となれ。
もし、直接眼を合わせたなら
脳に直接言葉を叩き込まれたような錯覚と共に、昏睡してしまうだろう。
- 371 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/09/11(金) 23:15:18 ID:HnkBBDEo0
- >>368
//いいんじゃね?^p^
>>370
「――――― ッ」
眼を、合わせてしまった。
体中から力が抜けるような感覚。
体中の筋肉が収縮するような感覚。
一瞬にして理解する。
ああ、術中に嵌ってしまったと。
「―――……――――……」
しかし対抗策を出す前に、彼は昏睡状態へと至った。
- 372 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/11(金) 23:27:47 ID:Ytmc4SoY0
- >>371
「――ia――meёrs.dl.seйlo.б――」
緑乃壱の脳内に直接命令が流れ込んでくる……
タベモノ
――お前の寝床へ運び、血液を用意せよ。――
単調な笛の音にも似たその声は、
焦燥にも似た感情を彼の心中にに起こしたはずだ。
- 373 :緑乃壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/09/11(金) 23:39:43 ID:HnkBBDEo0
- >>372
「―――……」
ガバリと立ち上がり、ロザリアを抱える。
まるで卵を抱えるかのように優しく、大切に。
そして、人間の力とは思えない速度でロザリアを抱えたままその場を走り去っていってしまった。
- 374 :リオン=コーリング:2009/09/12(土) 00:44:52 ID:7jE6yumoO
- 「あー……」
銃寺森クロスが経営するAGカフェの店内に気の抜けた声が響く。
声の主は上半身裸でソファに寝そべり退屈を訴えるかの様に大欠伸。半裸の為か男の右手首に装着されている先の千切れた黒い手錠が嫌な存在感を示していた。
「勝手に借りちまったけれど……問題ねェよなぁ」
呟いて湿った黒髪を掻く。どうやらシャワーを借りたようです。
そしてこの男、ちゃっかり宿泊二日目に突入していた。
- 375 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/13(日) 22:51:35 ID:E4Ka56rgO
- 「だーかーらー!!」
AGカフェにて。
銃寺森クロスは受話器に向かって叫んでいた。
「てめーんトコの会社がビル立てたせいで、うちの日当たりが悪くなってんの! 日照権って知ってるか!? ああん!?」
かれこれ数時間は叫び続けているらしい。
手元には麦茶の入ったポットとコップを常備している。
コップの中の麦茶で喉を潤し、またクロスは叫ぶ。
「どうすりゃいいかわからないってことか? んなもん自分で考えろアホ!!」
- 376 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/13(日) 23:24:36 ID:zIbPq2M20
- >>375
「…」
【ゆっくりとカフェの扉が開く】
「…いいのかなの…きてもなの…」
【取り込み中かもしれないと思ってる】
- 377 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/13(日) 23:30:48 ID:E4Ka56rgO
- >>376
「はぁ!? いいからさっさと取り壊すなりなんなりしろ!!
……糞が、もういい!!」
受話器を電話に叩きつけ、テーブルに足を乗せて座る。
「あんなところにデカいビルなんざ立てやがって……。
そろそろ市役所かどこかに苦情でも出すか」
ディスには気付いていない。
だが、店内の空気は最悪に悪かった。
- 378 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/13(日) 23:33:44 ID:zIbPq2M20
- >>377
「…あう…」
【足音が入り口から聞こえた】
「くろす…きょういいかなの?」
【どうも空気が悪いので、いてもいいかどうかを尋ねた】
- 379 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/13(日) 23:36:27 ID:E4Ka56rgO
- >>378
「ああ!?
……なんだ、ディスかよ。
どうした、こんな時間に」
テーブルに足を乗せたまま、椅子を傾けてディスを見る。
- 380 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/13(日) 23:43:26 ID:zIbPq2M20
- >>379
「その…ひとりだとあぶないからここにきたんだけど…
『ろざりあ』まだいないからごはんたべられないからなの…」
【申し訳なさそうに言う】
「ごはんたべていいのかなの?」
【簡単にいえばそれが目的であった】
- 381 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/13(日) 23:48:15 ID:E4Ka56rgO
- >>380
「あー、そういうことか。
ちょい待て、今から作ってやる」
立ち上がり厨房へと向かう。
「確かバラ肉が残ってたよな……ああ、モヤシあるから一緒に炒めて肉丼にすっか」
早速フライパンを出し、火をつける。
「あれ、ロザリーどうしたん?
いないって聞いたけど」
- 382 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/13(日) 23:57:21 ID:zIbPq2M20
- >>381
「あう〜!ありがとなの〜」
【微笑んですぐにカウンターに座る】
「あう〜…わかんないの…
まだおうちにかえってこないの…
どうしたのかなの…」
【心配そうな顔だ】
- 383 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 00:02:46 ID:E4Ka56rgO
- >>382
「ふーん。
ま、アイツの生命力はバカみたいに高いから死んでることは無いだろ」
丼に白米を入れ、上に味付けして焼いた肉と野菜を適当に乗せる。
「ほい」
- 384 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 00:05:19 ID:zIbPq2M20
- >>383
「うん、かえってくるの。
『ろざりあ』おそとはよるあぶないのってよくいってるからなの」
【にっこりほほ笑んだ】
「あう〜!いただきますなの!」
【即座に目の前の肉丼に視線を移した】
【近くにあるお箸を手に取る】
「…あぶないかなの…」
【しかし折れてしまうのを危惧してつかみとれない…】
- 385 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 00:10:00 ID:E4Ka56rgO
- >>384
「はいはいはいはい」
つスプーン
「まだ力のセーブができんのか」
- 386 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 00:14:54 ID:zIbPq2M20
- >>385
「あう〜…とびらあけるところまではだいじょぶになったんだけどなの…」
【以前だったらうっかりカフェの扉を壊していたかもしれない】
「まだちいさいのはむずかしいの…」
【ため息をついて食べ始めた】
「もぐもぐもぐ…あう!とってもおいしいなの〜!」
【すぐに心配そうな顔は笑顔になった】
- 387 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 00:18:54 ID:HnkBBDEo0
- >>386
「要練習だな」
やれやれと溜息をつく。
「おう、良かったよ。
昔は料理なんて壊滅的だったからなぁ」
- 388 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 00:22:33 ID:zIbPq2M20
- >>387
「うん、それもとっくんしないとなの」
【同意するようにうなずいた】
「そうなの〜…もぐもぐ…
こんなにおいしくつくれるようになったの〜」
【昔のことは知らないのだが…】
「『でぃす』もおいしいごはんつくりたいなの〜」
もぐもぐもぐもぐ
- 389 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 00:28:21 ID:HnkBBDEo0
- >>388
「ん、練習すりゃすぐに出来るようになるぜ。
まぁ、人によるが。
ロザリーが帰ってきたら、頼めばいいんじゃねぇかな。
俺、人に教えるのは苦手なんよ」
エプロンを外し、洗濯機に放り投げる。
「さて、と。
先に寝るぜ。
それ喰ったら、流しに置いといてくれ」
疲れたようにフラフラとソファーに座る。
「ったく、今日は疲れたぜ。
あんの変なビルのせいだ……くそ」
それだけ呟くと、すぐに眼を瞑って寝てしまった。
- 390 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/14(月) 00:30:43 ID:zIbPq2M20
- >>389
「うん…いろいろおしえてもらうの…
できたらいいなの」
【ニコニコ】
「あう〜!おやすみなさいなの!」
【モグモグしながら言った】
【しばらくして食べ終えた後】
「…そいえばあのおっきいの…
なんなのかなの…」
【首をかしげながら窓の外を見て】
【流しのほうへ歩いて行った】
- 391 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 21:28:35 ID:/EtiECms0
- 「…………」
一週間。七日。168時間。
効果期間は、とっくに過ぎ去ったはずだ。
なのに。
「……なんで戻んねえんだよ……」
orz
長い白髪の、銀眼の天使の女は項垂れる。
- 392 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 21:57:22 ID:HnkBBDEo0
- >>391
「ああもう、クロスったらまーた仕事サボってどっか行っちゃうんだかr……ん?」
長い白髪に目が止まる。
「どうしたんだろ、あの人。
何か困ってんのかな。
……。
…………綺麗な人だなー」
- 393 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 22:00:08 ID:/EtiECms0
- >>392
どよどよどよ。
彼女(正確には彼)の周りには負のオーラ。
「……もうやだ、肩凝った」
はあと溜息をついて、視線を下ろす。
この発言、ケンカ売ってるようにも聞こえるね!
- 394 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 22:09:12 ID:HnkBBDEo0
- >>393
「…………」
視線を下ろして確認。
「…………いいもん。女性の魅力は胸だけじゃないもん」
涙目なのは気にしない方向で。
「あのー、どうしました?」
- 395 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 22:12:53 ID:/EtiECms0
- >>394
「…………」
涙目で黒瑪瑙を見上げ、
「……元に戻らない。男に、戻れない」
再び俯いた。
なかなか乙女っぷりが板についてきている。
- 396 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 22:15:16 ID:HnkBBDEo0
- >>395
「……男?」
もうワケワカランようです。
「ええと、事情を話してくれません?
私の予想だと、あなたは元は男性で、あるきっかけで女性になった……と、
まぁ、変な予想なんですけど」
- 397 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 22:19:58 ID:/EtiECms0
- >>396
「……その予想であたり。クソ魔女に、やられた」
すんすん。鼻を鳴らす。
「効能は一週間って言ってたのに……戻らない。
……戻れなかったら……どうしよう……ぐすっ」
すんすん。ちいさく泣く。
十分女の子としてやっていけるレベルです。
- 398 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 22:25:44 ID:HnkBBDEo0
- >>397
「ええと……わかりました?」
よくわかんないけど、この都市では性別が逆転してしまうことなんてありがち……なんだろう、うん。
「元に戻る方法を考えたいところですが、まずうちに来ませんか?
元は男とはいえ、現女性のあなたが夜道を一人で歩くのは危険ですよ」
- 399 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 22:29:01 ID:/EtiECms0
- >>398
「うん……」
すんすん。
よく見ればこいつ、着ている服のサイズがめちゃくちゃでかなり危うい。
「うちって……どこ?」
- 400 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 22:32:07 ID:HnkBBDEo0
- >>399
「喫茶店です。
とりあえずそこに退避しましょう。
……服も変えなきゃ危ないですよね」
うーむ、と考える。
「く……あきらかにサイズが違いすぎる。
大きめのシャツを使うとしても、下着は買わなきゃいけないし……むぅ」
- 401 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 22:35:50 ID:/EtiECms0
- >>400
「喫茶店……たぶん行ったことある」
すこし俯いて考えた。
そして、
「……したぎ?」
首を傾げる。
こいつ――
――つけてないしはいてないッ!!!
- 402 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 22:48:05 ID:HnkBBDEo0
- >>401
「?!?!?!?!」
背景に電撃が走った。
「危ない……これは非常に危ないッ!!」
つけてない彼女でも、インナーくらいは着ている。
ゆえに、現ヴァイスぐらいの女性がつけていないということが非常に危険なのは分かりきっている。
「早く! 早く行きましょう!!
危ないから! とっても危ないから!!」
すぐさまヴァイスの手をとり、ぐいぐいと引っ張っていった。
- 403 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 22:51:34 ID:/EtiECms0
- >>402
「あー……」
ずるずるずるずる。引き摺られて行った。
「……ッチ、つけてないヴァイスちゃん視姦はここまでか……
しかし女性モノ下着をつけるヴァイスちゃん……ああ、これはこれでいっかぁ」
どこぞの茂みには変態魔女がおりました。
- 404 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 22:59:49 ID:HnkBBDEo0
- >>403
とりあえず喫茶店到着。
そのまま「STAFF ONLY」と書かれたドアを通って階段を上り、二階の居住スペースにヴァイスを入れる。
「えーっと……あるかなー」
黒瑪瑙は勝手に「作業部屋」と書かれたドアを開け、部屋の中で何かを探している。
「あ、あったあった」
グチャグチャの汚い作業部屋。
その一角から引っ張りだしたのは、女性用の下着だった。
「マネキンに着せる為に買ったやつだけど……まぁいいか」
つ下着セット
- 405 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 23:01:59 ID:/EtiECms0
- >>404
「…………」
さっと青褪めて。
「……え、これ、つけなきゃ駄目なの?」
恐る恐る、訊いてみた。
流石に抵抗はあるらしい。
- 406 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 23:04:58 ID:HnkBBDEo0
- >>405
「あなた、いま自分がどうなってるのか自覚ありますか?」
黒瑪瑙の目がキランッと光る。
「女性ですよ女性!
しかもそこらの子より遥かに可愛いんですよ?!
それがノーパンノーブラは危険が危ないというかある意味兵器というか……
と、とにかく、つけなきゃ駄目!!」
顔を真っ赤にしながら下着をヴァイスに押し付ける。
- 407 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 23:07:57 ID:/EtiECms0
- >>406
「……あのね、俺、元、男でね、
こういうのには流石に抵抗があるっつーかなんて言うか……」
うーん、と唸っている。
- 408 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 23:12:29 ID:HnkBBDEo0
- >>407
「ああああああもおおおおおおうううう」
手をワキワキと動かし、ヴァイスを睨む。
「…………強行手段です」
下着を手に、黒瑪瑙はヴァイスに襲い掛かった。
- 409 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 23:15:57 ID:/EtiECms0
- >>408
「……ッ!?」
びくりと体を縮こまらせて。
「きゃーっきゃーっやだあああああぁ!!!」
叫ぶ。
彼女(彼)が三点リーダ付けずにしゃべったのこれが初めてじゃね?
〜しばらくお待ちください〜
- 410 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 23:19:50 ID:HnkBBDEo0
- >>409
〜数分後〜
「ふー、ふー、ふー……
次は……服ですね……」
乱れた服をかきあげ、黒瑪瑙はヨロヨロと歩く。
「えーっと……あ、発見」
つフリルフリフリワンピース
- 411 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 23:23:00 ID:/EtiECms0
- >>410
彼(彼女)は確信した。
「ああもう俺完全に元には戻れねーわ」と。
「……ああもう、どうでもいーわ、なんでも来いや……」
もはややけくそであった。
- 412 :リオン=コーリング:2009/09/14(月) 23:24:48 ID:7jE6yumoO
- 「ふいー、さっぱり爽快ー」
突如現れたのは前髪の一房を金色に染めた黒髪の青年(許可なく居候四日目)。
上半身裸の彼は、バスタオルを首に掛け、満足げな表情を浮かべつつ歩いてきました。
ジャラ、と歩く度に右手首の黒い手錠を鳴らしながら。
- 413 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 23:25:59 ID:HnkBBDEo0
- >>411
「着せますよーw」
ニッコニコの笑顔でヴァイスに服を着せてゆく。
「……よし、ピッタリ!
似合う似合うー」
もはや文化祭で男子に女装させる女子のノリだ。
- 414 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 23:26:58 ID:HnkBBDEo0
- >>412
「……な……なぁ?!」
驚愕。
客人が来ているなんて聞いていない。
「え、は?
誰?!」
- 415 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 23:28:43 ID:/EtiECms0
- >>412
白髪銀眼の天使の女がドアの向こうに見える、かもしれない。
>>413
「……あっははー……」
虚ろな笑みを浮かべる。
もはや無我の境地であった。
- 416 :リオン=コーリング:2009/09/14(月) 23:33:37 ID:7jE6yumoO
- >>414
「んぁ?」
停止、黒瑪瑙と目が合った。
そして観察する様に顔、胸、下半身、胸と視線を動かし
「何だガキか……」
やれやれと両手を挙げ溜息。
そして大事な事に気付く。
「やべっ……バレた!!!」
こっそりカフェに潜んでいましたから。
>>415
先程と同じくヴァイスの身体を観察。(胸は重点的に)
パチンッと指を鳴らし
「Yeah!! 美女発見!!」
黒瑪瑙に見付かった事は何処へやら。
- 417 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 23:38:13 ID:HnkBBDEo0
- >>415
「よし、これでもう大丈夫ですね!
どこからどう見ても女の子です!」
サムアップ。
もはや「元の性別に戻る」という目的が消失している。
>>416
「ガキとはなんですかガキとは!!」
ダンッと床を踏み鳴らす。
「誰だか知りませんが、勝手に居候だなんていい度胸ですね。
覚悟はできてますか?!」
- 418 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 23:40:31 ID:/EtiECms0
- >>416
「…………」
視線に気づいて、
「……♪」
にっこり、笑って手を振ってみる。
この天使実にノリノリである。
>>417
「うふふ……ありがと」
なんか喋り方も女の子っぽくなってきている。
このままでは非常に危ないのだがまあどうでもいいや。
- 419 :リオン=コーリング:2009/09/14(月) 23:46:49 ID:7jE6yumoO
- >>417
「どお見たってガキじゃねぇか。
まぁ落ち着け……俺は今忙しい。 後にしてくれや」
黒瑪瑙には目も暮れず、好奇の視線をヴァイスに注ぐ半裸の青年。ハァハァという息遣いすら聞こえてきた。
>>419
(っっっしゃあ!!! 脈アリ!!)
雄叫びを上げ、ガッツポーズin心
さっ、とヴァイスに歩み寄り。
「まさかこんな夜に天使みたいな……いや天使に出会えるとはツイてるぜまったく」
「お嬢さん、俺が今夜天国に連れていってあげるが……どうかい?」
キラーンという効果音が聞こえてきそうな程眩しい笑顔!!
- 420 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/14(月) 23:51:00 ID:HnkBBDEo0
- >>418
「あとはあなたの頑張りようです
さぁ、レッツレディーライフ!」
もうヴァイスの目的は完全に忘却の彼方だ。
「さて、と。
じゃあ一階に下りましょうか。
その前に、あそこの不法侵入者を片付けてきますね」
>>419
「人ん家で何やっとんじゃァー!!」
渾身の飛び蹴り。
- 421 :ヴァイス/にょた:2009/09/14(月) 23:56:49 ID:/EtiECms0
- >>419
もじり。
少しだけ顔を赤くして、俯いて。
そしてにっこり笑って、
「お断りだこの豚野郎」
お断りしました。
>>420
「んあ、俺もう帰るわ……あのクソ魔女をぎゃっふん言わせたる!!」
はたりと翼をはためかせ、
がっしゃーん
窓ガラスを突き破って夜空に飛び立っていきました。
弁償は神羽荘までご連絡ください。
その後、神羽荘が混乱の渦に飲み込まれたとかなんとか
後にとある魔女はこう語った、
「顔を赤くして恥ずかしがる彼を想像していたら逆に自信満々な顔をされて非常に戸惑った。
彼はもう戻れないところに行ってしまったのかもしれない」
と。
- 422 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 00:00:34 ID:7jE6yumoO
- >>420
目の前に居る美しい白髪の天使……が突然横に向かって高速で流れていった。
そして其の理由を青年はすぐに理解した。
――――…あ、俺吹っ飛ばされてるじゃん
と。
悲しげな笑顔を遺し、彼は壁に激突。派手な衝突音を響かせた。
>>421
ズルリ、と力無く落下した青年。
ヴァイスが発した辛辣な言葉が漸く彼の耳に届くと
「悪くねぇ……マイエンジェル……」
サムズアップ。そして号泣。
- 424 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 00:07:19 ID:HnkBBDEo0
- >>421
「……えーと、神羽荘の電話番号は……と」
請求するつもり満々だ。
「うふふ、また一人目覚めさせてしまったみたいですね」
ちなみに、まだ一人目である。
>>422
「さて、あとは通報するだけです。
そこでじっとして……」
「ストーップ」
電話を握る黒瑪瑙の手を、男の腕が遮った。
「……あ、クロス。
どこいってたんですか!」
「ちょっとヤボ用。
それよりどうした?」
「うちに不審者が……」
「……なんでお前、まだいんの?」
- 425 :店員二号:2009/09/15(火) 00:09:05 ID:fP94A.NgO
- 「……店長って…女の子はともかく、男も連れ込んでるんスね…」
淹れた麦茶をボトルに補充しながら、ボソりと独りごちた。
- 426 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 00:11:21 ID:7jE6yumoO
- >>424
「クソッ……96敗目じゃねェか畜生……」
心底悔しがる青年はせっせとティッシュを流血中の鼻孔に詰めていた。
そして聞こえるクロスの声
「よ、ようクロス、久し振りじゃねェか……ははは」
乾いた笑いと共に片手を軽く挙げご挨拶。
- 427 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 00:14:03 ID:HnkBBDEo0
- >>425
「なんか非常に不名誉なことを言われた気がした」
>>426
「おう久しぶりー
……じゃなくて」
ツカツカとリオンに歩み寄る。
「お前、なに勝手に人様ん家の風呂使ってんだよ……
今までどこにいたっていうんだ?
まさか空き部屋とか勝手に使ってねぇだろうな」
- 428 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 00:18:26 ID:7jE6yumoO
- >>427
「ヘ、ヘイブラザー落ち着くんだ。 男はクールじゃねェとキマらねェぞ……」
クロスの進軍を遮る様に両手を突き出す。
目線は合わせず余所を見ていた。
「まぁ……ソファーの下とかクローゼットの中とか……よ……」
汗ダラダラ。
- 429 :店員二号:2009/09/15(火) 00:22:02 ID:fP94A.NgO
- >>426
「最近よく見ると思ったら、あんたお客さんじゃなかったんスね」
閉店しても居座ってるヤツをどうして客だと思ったのだろうか。
>>427
「事実をそのまま言っただけッスよ?」
心なしか、クロスから距離を取ろうとしているように見える。
- 430 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 00:24:39 ID:HnkBBDEo0
- >>428
「お前は都市伝説か!
クローゼット開けてお前がいたら怖いわアホ!!」
盛大にツッコミ。
「……で、どーすんだよ。
宿、無いのか?」
>>429
「いや、引くな。
そういう事実は無いから」
「…………」
「お前もか黒瑪瑙!!」
「いや、元からクロスって、そういう噂多いから……」
- 431 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 00:30:46 ID:7jE6yumoO
- >>429
ギギギと首が動き顔を二号に向けた。
「客ってのはあながち間違ってねェ……“グレイトな客”って所だ」
ビシッとサムズアップ……少し弱々しいが。
>>430
「ナイスツッコミだ。 M-1目指したくなっちまった」
相変わらずの軽口を叩き
「宿も無ければ金もねェ。 そんでもって……女運もねェ」
ちら、と黒瑪瑙の視線を遣ったのは気のせいだろうか。
- 432 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 00:36:50 ID:HnkBBDEo0
- >>431
「クロス、いますぐコイツ殺しましょう」
「気持ちはわかるが物騒なことを言うな」
「(´・ω・`)」
「ったく、仕方ねぇなー」
ツカツカとリオンに歩み寄り、そして一言。
「リオン、うちで住み込みで働いてみっか?」
「はぁ?!」
- 433 :店員二号:2009/09/15(火) 00:40:00 ID:fP94A.NgO
- >>430
「メノさんそれマジッスか…はっ!まさか俺を雇ったのも最初から体が目的で…!」
冷や汗をかきながらジリジリと後退りする。
>>431
「グゥレイトな客ッスか…とりあえずあんたの名前はチャーハンでいいッスね」
冷えた麦茶をコップに注ぎ、リオンの近くのテーブルに置く。
どんな相手だろうと、客にはサービスの麦茶。それが店員二号の流儀である
- 434 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 00:41:11 ID:HnkBBDEo0
- >>433
「「それはない」」
同時に言った。
- 435 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 00:46:38 ID:7jE6yumoO
- >>432
「俺を殺して良いのは美女だけだクソガキ。 ぱいおつデカくして出直してこい」
面倒臭そうに黒瑪瑙を一瞥すると軽く中指を立てた。
どうやら根っからの子供嫌いなようです。
「えっ……おま……」
目を丸くし口は半開き。
驚愕という言葉を体現したかの様な表情でクロスを見詰めた後
「ふっ……」
笑いが込み上げた。
「料理なら得意だぜ? 店長さんよ」
>>433
「あぁそうだな俺の名はチャーハン、ぱらっとライスにタマゴとおネギ……って待てコラ」
ビシッと右手がツッコミの動き。
「へ、気が効くじゃんか」
コップを手にとり麦茶を流し込む。
「だが次はコーラを頼むぜ? カロリーゼロは認めねェ」
- 436 :店員二号:2009/09/15(火) 00:55:27 ID:fP94A.NgO
- >>434
「でスよねー」
悪ノリを止めて普通に掃除を始めた。
ちょっとぐらい聞いてくれてもいいじゃないスか、などとブツブツ言いながら。
>>435
「だってなんかチャーハンっぽいスもん」
ノリツッコミを華麗にスルー。
「わかりました、麦茶の炭酸割りッスね」
わかってない。
- 437 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 00:58:34 ID:HnkBBDEo0
- >>435
「店長、この後輩と仲良くやっていける気がしません」
「絶えろ」
即答。
「ウチは常時バイト募集中でね。
まぁ、ある意味丁度良かったのかもしれんな」
つ履歴書
「とりあえず、書けるところは書いておいてくれ。
店の出入りは自由だ
いつでもいい、入れる時に働いててくれればOKだ。
あと、うちのウェイトレスをあまり虐めないでくれよw」
そして、前と同じように、しかし今度はクロスの方から右腕を差し出す。
「それじゃあ、よろしく頼む」
>>436
どうやら二人とも、そういう冗談は苦手らしい。
「ああ、新しいモップ買ったんだけど、使う?
なんか合金製でできている奴で、武器にもなるとかなんとか」
話題変更。
自分の趣味で買った掃除用具を二号に押し付け始めた。
- 438 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 01:06:45 ID:7jE6yumoO
- >>436
「上品さが足りねぇ。 俺はチャーハンよりもリゾットだ 」
ナルシストなようですが違います。
「おまっ……それやったらアレになるぞ、アレ」
ヴィレヴァンに売ってました。
>>437
履歴書を受け取りながら黒瑪瑙に顔を向け、クロスに見えない様に舌を出し挑発している。ガキだ。
「オーライ、俺“達”がこの店の売り上げを都市一番にしてやろおじゃねェか。
よろしく頼むぜクロス」
子猫の様に無邪気な笑顔と共にクロスの手を握り返す。
彼はまた不自然な発言をしていたが……。
- 439 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 01:18:06 ID:HnkBBDEo0
- >>438
(殺す……事故を装って計画的に殺してやる……)
黒瑪瑙はなかなか陰険であった。
「ああ、頼むぜ。
それと、」
ガシッと、クロスの両腕義手がリオンの方に手を乗せた。
「“達”って何だ……? ん?
この前我が家のガムが全て消失したのも関係あるだろ……
そろそろ白状して貰おうかぁぁああああ!!」
- 440 :店員二号:2009/09/15(火) 01:18:31 ID:fP94A.NgO
- >>437
「モップ…ッスか?」
店の入り口に目をやる。
そこに無造作に置かれているのは、所々赤い何かで汚れている古びた鉄パイプ。
彼の愛用の獲物である。
「アレも随分古くなったし…モップなら後片付けも楽そうッスね」
何を片付けるのかは、気にしないほうがいいだろう。
「喜んで使わせて貰うッスよ!」
>>438
「なるほど、お粥派ッスか。でも俺はお茶漬け派ッスから相容れないスね」
何の話だったか既に見失っているようだ。
「ふふん、ジンジャーエールみたいなもんだと思えばいいんスよ」
この男に麦茶以外の注文は無駄らしい。
「まあとりあえずあんたの名前はお粥かチャーハンの二択ッス」
人の名前を覚えるのが苦手なので、適当なあだ名を着けているらしい。
それにしても酷い選択肢である。
- 441 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 01:21:58 ID:HnkBBDEo0
- >>440
「……何かは聞かねぇけどよ」
当店は一切関与しておりません。
「ま、掃除管理は自分でやってくれなー」
渡すだけ渡して投げやりである。
「あとは一号にバルカンつき掃除機を渡してだな……うむ、だいぶ整ってきたぜ」
- 442 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 01:29:24 ID:7jE6yumoO
- >>439
悪寒が背中を走った気がしたが、彼は気にしない事にした。
ていうか気にしたくなかった。
「やっぱりバレてたか……。ガムは俺じゃねェ……コイツが悪い」
舌打ち一つ、左手をジーンズのポケットに遣ると一発の銃弾を取り出した。
其れは銃弾というよりもカプセルを思わせた。透明な銃弾の中一杯に光が詰まっている、そんな感じだ。
>>440
「米に茶ぁかけて食うなんてどうかしてるぜ……。」
呆れた様に肩を竦め
「待て、良いから待て。 リオンっつー名前ぐらい覚えられない程お前の頭は残念なのか? 医者の世話になる事を提案するぜ……な?」
どっちも嫌だ、と青年は心の中で叫ぶ。
- 443 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 01:44:19 ID:HnkBBDEo0
- >>442
「バレてない筈がねぇっての」
やれやれと後ろ髪を掻き、
「んん? なんだコレ?」
まじまじと弾丸を眺める。
- 444 :店員二号:2009/09/15(火) 01:47:23 ID:fP94A.NgO
- >>441
「やだなぁ、ただのゴミッスよ、ゴミ」
いくら掃除しても減らないんスけどね、と笑いながら続ける。
「バ、バルカン…いったい何処で買ってくるんスか…?」
>>442
「和の矜持ってヤツッスよ、これだけは譲れないッス」
「残念だったッスね!自慢じゃないけど俺、店長の名前覚えてないッスよ!」
ふふんと胸を張る。
威張って言えることではない。
「しかたないからリゾットで妥協するッス。リがついてた気がするし」
既に忘れ始めたので、リゾットに落ち着いたようだ。
「そんじゃ、掃除も終わったし先に上がらせてもらうッスね」
モップを肩に担ぎ、扉に向かう。
「店長、メノさん、おやすみッス
リゾットもこれからよろしくなー」
軽く手を振りながら、店を出ていった。
- 445 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 01:49:38 ID:HnkBBDEo0
- >>444
「店長、ある後輩に最近事件性を感じます」
「絶えろ」
即答であった。
「通販で買ったり、趣味で自分で作ったり、な。
おう、お疲れ〜」
手を振って見送った。
- 446 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 01:51:01 ID:7jE6yumoO
- >>443
「取り敢えずまぁ……今見せるからよ……。」
一瞬躊躇うかの様に手を止めたが、ゆっくりと左腰のホルスターに収まった銃のグリップを握り、そして抜いた。
姿を現した其れは、滑らかな純白のボディに金色の線で芸術的な紋様が描かれており美術館に展示されていてもおかしくない代物。
奇妙、と思わせるのは銃の形状で、縦に並んだ二つの銃口、自動式拳銃に回転式弾倉を組み込んだ様な構造をしていた。
「目をスクラップにしたくなきゃサングラスとかしとけよ? あと……耳栓も用意しとくと幸せになれるぜ」
先程の弾を装填しながら意味の解らない事を呟くと――――銃口をクロスに向けた
ショータイム
「召霊」
心底面倒臭そうなトーンで呟くとトリガーに力を込めた。
銃声。
だが弾丸は飛び出さず、代わりに凄まじい勢いで光が室内を満たしていった。
>>444
「リゾットってお前なぁ……」
呆れ顔の青年は光の中に飲まれていった。
- 447 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 01:58:01 ID:HnkBBDEo0
- >>446
「ちょ、待……ちぃ!!」
即座に後ろを向き、黒瑪瑙を光りから庇う。
「……ったく、なんなんだよオイ」
「だ、大丈夫ですかクロス?!」
「あ? いまなんて言った? ……すまん、いま耳がキンキンしてる」
頭をゆさぶり、倒れていた上体を起こす。
「……ん、直ってきた。
しかし、何が起きたんだ?」
- 448 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 02:06:00 ID:7jE6yumoO
- >>447
部屋を満たした光は徐々に収まっていく。
よく見るとリオンの目の前に何かが浮いていた。
――――其れは人影。
「紹介すんぜ……」
未だ光がちらつく空間の中に彼の気怠そうな声が響く。
直後、光は完全に消え去り事の全容が明らかになる。
「コイツが犯人だ」
其れは小さな女の子だった。
白と金を基調とした甲冑にドレスを組合せた戦乙女の様な姿をした5、6歳ぐらいの少女が瞳を閉じ、全身から燐光を発しながら浮いていた。
ウェーブがかった金髪が滑らかな波を打つ。
- 449 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 02:10:26 ID:HnkBBDEo0
- >>448
「いただきます」
「歯ァ食いしばれ」
「ひでぶっ」
黒瑪瑙に殴られ、床に転がりながらもクロスは質問を続ける。
「なにコイツ。マナ? 妖精か何かか?
銃弾から出ているのを見れば憑喪神の一種とも考えられるが」
ちゃっかりローアングル。
- 450 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 02:17:11 ID:7jE6yumoO
- >>449
アイツ
(黒瑪瑙、容赦ねぇな……)
クロスに一撃を加えた少女を目にし軽く戦慄。
「うんにゃ、一応“精霊”らしいが……」
精霊、と呼ばれた少女は未だ目を閉じ重力から解放された状態でいた。
其の様子を見た彼は、仰々しい溜息を吐き出すや否や銃を握った左手を振り上げ
「起きろっつのこのクソガキ!!」
ゴ、という鈍い音が木霊する。
グリップの底で少女の頭を殴った際に発せられた音に間違いないようです。
- 451 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 02:19:47 ID:HnkBBDEo0
- >>450
アイツ
(リオン、容赦ねぇな……)
少女に一撃を加えたリオンを目にし軽く戦慄。
「精霊? らしいって、自分でもよくわからないのかよww」
やれやれと言いながら立ち上がる。
「で、そいつが我が家の菓子を食い荒らしたってのか」
- 452 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 02:27:11 ID:7jE6yumoO
- >>451
「俺も詳しい事は知らね。 まぁこのクソガキがそう言っているから俺もそれに習っているだけさ」
肩を竦め少女、否精霊を一瞥。
ぶん殴られた彼女は上半身を前に倒して身体を曲げたまま不動。
「菓子っていうかガm」
突如彼の声が聞こえなくなる。
『いっっっっってぇなコノヤロォォォォ!!!!!!!』
店全体を軽く揺らす様な、咆哮に近い女の声がリオンの声を掻き消したからだ。
声の主は――――明らかに幼い戦乙女の物である。
- 453 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 02:31:46 ID:HnkBBDEo0
- >>452
――ビリビリビリビリ…………
戦乙女の咆哮が屋内を揺らす。
「あ……あ、あ、あー」
声の勢いに髪の毛を逆立てられながらも、クロスは恐る恐る言った。
「喧嘩なら他でやってくれ、な? だいたい分かったから。
そうだ、空き部屋に布団しこう、そうしよう!!」
これから起こるであろう喧騒を予想して、早々と話題を変えようと試みる。
- 454 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 02:41:26 ID:7jE6yumoO
- >>453
『殴る事はねぇだろゴラァ!!!
女に拳振るうなんて頭わいてんじゃねぇのかテメェ!!!!』
少女とは到底思えない様な剣幕でリオンに詰め寄っていく。
クロスの声なんぞ耳には届いていないようです。
「あー、うっせ……。 これだからガキは嫌いなんだよ。
取り敢えず黙れクソガキ。
そんでもって俺は拳使ってねぇよ。銃使ったんだよ銃 」
少女の怒りを軽くあしらいながら面倒臭そうに白い銃を掲げる。
『そこは問題じゃNEEEEEEEE!!!!!』
耳栓を用意しろ、というのはこれが理由であろう。
- 455 :クロス&黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/15(火) 02:48:19 ID:HnkBBDEo0
- >>454
「うおおおう」
「どうしよ、コレ」
二人はもう、耳に指を詰めながら困惑。
(止める?)
(それも面倒だ。最悪、更に収拾がつかなくなる可能性もある)
(了解。じゃあどうする?)
(今日はもう、地下の訓練所で寝よう。なに、二人も朝になる頃には納まっているさ)
(把握)
以上、アイコンタクト。
クロスと黒瑪瑙は二人を二階に残し、そっとその場から抜け出していった。
- 456 :リオン=コーリング:2009/09/15(火) 02:57:57 ID:7jE6yumoO
- >>455
「大体なぁ……毎回出て来る度に寝てるオメェが悪いんだっつの。 学習能力は猿以下か? ん?」
過去に何度もこういう事が有ったのだろう、彼の対応は非常に落ち着いていた。
『るせぇ!! テメェだって毎回殴る事しか出来ないじゃねェか!! 猿以下はテメェだリオォォォォン!!!!』
「あのなぁ……」
――――と、こんな感じのやり取りが明け方まで続いたといふ。
近隣の住民が目覚める事六回。
二、三回は警察沙汰になりかけたようです。
『うがぁぁぁぁぁ!!!!』
「黙れっつーの!!!」
『いっっっってぇ!!!!』
- 457 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/15(火) 22:04:22 ID:g4lxCBLQ0
- 都市で一番大きな川に架かる橋の上
「……まあ、今は戦いたくは無えしな」
小さいため息と共に、その歩を進める男が一人
- 458 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/16(水) 20:34:50 ID:Ytmc4SoY0
- 【ロザリアの部屋】
「ふう、ようやく帰って来れたわ。
まったく、酷い目にあった……」
唐突に、かつ至極自然に自分の部屋へと入ってくる少女。
『あれ』から数日経っただろうか、便利な『奴隷』のおかげで食べるものには困らず、
短期間でここまで回復することが出来た。
「ふう、少し空けるだけでも埃はたまるものねぇ……」
ぽふ、とベッドに身体を預けると軽く埃が舞った。
- 459 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/16(水) 20:40:13 ID:zIbPq2M20
- 【よくよくみると】
「…zzzz」
【部屋の隅のベッドでぐっすり寝ている少女がいた。】
- 460 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/16(水) 20:48:33 ID:Ytmc4SoY0
- >>459
「この子にも随分寂しい思いをさせてしまったかしら。」
まだ、ダメージの残る体を起こし、
腕でディスを撫でようとした。
しかし、少女の右手首から先がごっそりとなくなっている。
左手も、まるで子供が粘土か何かで手をまねて作ったような状況だ。
「歩けるようになった程度で帰ってくるのは早かったかしら……
いち早く、シャワーを浴びたかったのだけれどこれでは少しめんどくさいし……」
自分の手を見つめながら呟く
- 461 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/16(水) 20:53:06 ID:zIbPq2M20
- >>460
「…う〜ん…」
【少し唸って寝がえりを打つ】
「……あう…」
【あまりよい眠りを出来ていないのだろうか。眼の下にうっすらとクマが見えた】
//イベスレに行きますか?イベスレ場所はどっちでもいいですが
- 462 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/16(水) 21:02:55 ID:Ytmc4SoY0
- >>461
「……ごめんね。」
額にそっと口付け。
手で撫でるよりは、幾分ましだろう。
ディスが起きるまでに、
風呂に入って紅茶でも入れて……
// じゃあいこうか〜
- 463 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/16(水) 21:49:51 ID:g4lxCBLQ0
- 「……夜行性ってのも、いかがな物かねえ」
恐らく自分に対しての自嘲の言葉を呟き、都市を歩く男が一人
- 464 :名も無き異能都市住民:2009/09/16(水) 22:39:42 ID:EZHvaBxoC
- 夜行性……ふむ
【煉の背後から歩いてくる】
まあ、普通の人間よりかは……
- 465 : ◆uotUYGHVwM:2009/09/16(水) 23:33:39 ID:g4lxCBLQ0
- >>464
スマン。素で見落としてた。まだ居るかしら……
- 466 :コートの大男:2009/09/16(水) 23:48:48 ID:Ytmc4SoY0
- 「ふむ、なるほど情報どおり
かなりの数の異能者がいるようだな……」
影から2人の動向をうかがう男。
介入の気配は見えないが……
- 467 : ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 00:04:19 ID:g4lxCBLQ0
- >>466
//遅レスごめんよー
「……?」
ちらりと辺りを見回すも、コートの男には気付かず
- 468 :コートの大男:2009/09/17(木) 00:14:18 ID:Ytmc4SoY0
- >>467
「ふむ、少し息を潜めるだけで
この私の存在に気づかんか……」
男を見つけることなどほとんど無理な話と言ってもいい。
しかしそれでも煉を蔑むように鼻を鳴らし。
「……少し接触して見るのも悪くあるまい。」
男は、影の中から突如煉のほうへと駆け出した。
- 469 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 00:16:17 ID:g4lxCBLQ0
- >>468
「……誰だ。あんた」
先ほどまでは、気付きもしていなかった。
しかし、男が影から出た瞬間、その言葉は放たれた。
- 470 :コートの大男:2009/09/17(木) 00:21:00 ID:Ytmc4SoY0
- >>469
「この俺の存在にも気づかん
下等な生命体と交わす言葉は持たん!」
男は、野太い声で言い放ったと思えば
次の瞬間その長く、太い破城槌のような腕を煉へと振り下ろした。
- 471 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 00:24:56 ID:g4lxCBLQ0
- >>470
「……ああ、そうかよ!」
右足を軸に、足を地に滑らせくるりと回転するようにその腕を受け流して
「俺も、いきなり攻撃をしかけてくる奴に言ってやる言葉なんて無えがなっ!!」
そしてその腕を掴み、男の顔。耳の辺り目掛けて足を振るう。
- 472 :コートの大男:2009/09/17(木) 00:30:28 ID:Ytmc4SoY0
- >>471
――メシャア!
バケツや空き缶を蹴り飛ばしたような音、と言えばいいだろうか。
まるで金属を思わせる衝撃音が響く。
「そんな蚊の刺すような攻撃では私を倒すことは出来んぞ!」
横っ面に蹴りを喰らったにもかかわらず、ノータイムでの反撃。
常人の3倍はありそうな巨大な拳が、煉へと迫る
- 473 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 00:33:47 ID:g4lxCBLQ0
- >>472
「!?ッ、うわあっ!!」
予想外のその音に一瞬反応が遅れ、拳は煉の身体を吹っ飛ばす。
そして、そのまま後方にあった建物の壁に叩きつけられ、その場に倒れこんだ。
- 474 :コートの大男:2009/09/17(木) 00:39:40 ID:Ytmc4SoY0
- >>473
「ふむ、私に殴られて原型をとどめているとは、
下等な生命体と言えど見所はあると見える……」
男が、ぶつぶつと何かを呟くと
空間に『歪み』が出来た。
「今度の素体はどうかな……?」
煉をその歪みに放り込もうと、
頭を掴んで持ち上げようとする
- 475 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 00:44:50 ID:g4lxCBLQ0
- >>474
「……はっ」
持ち上げられた瞬間、熱さを通り越して痛みを感じる程の熱を帯びた炎を纏った手が男の腕に掴みかかる
「何か知んねえけど……、下等だの素体だの……。人を何だと思ってやがんだ、この野郎……!」
その言葉が放たれるのとほぼ同時。
煉の周りの大気がパチパチと音を立てて燃え始め、その火炎は男を取り巻くように広がる。
- 476 :コートの大男:2009/09/17(木) 00:51:36 ID:Ytmc4SoY0
- >>475
「ふむ、能力者には割りとオーソドックスな発火能力?
それとも狐など畜生どもの使うの念動力か?」
男は、炎をまったく気にする様子も無く
ぶつぶつと独り言を呟き続ける。
「それなりに強力な能力を持っているようだが、
ただ事態を悪化させるだけとなったようだぞ?」
この男は、その服こそ燃え上がっているが
皮膚が焼け焦げたりしている様子が無い……生物のカテゴリーから外れている!
煉を腕ごと、歪みに突っ込もうと
凄まじいスピードで振りぬいた。
- 477 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 00:56:14 ID:g4lxCBLQ0
- >>476
「……悪いな」
突如、その口元がこの状況下では奇妙とも取れる形。笑みの形に歪む。
「こうでもしねえと、燃えねえもんで」
頭を掴まれた体制のまま、すらりと剣を抜き去って。
歪みに突っ込まれる直前。男の腕に、斬撃で斬れないのなら、熱で焼き斬る。と言わんばかりの超高熱を持った剣が振るわれた。
- 478 :コートの大男:2009/09/17(木) 01:04:41 ID:Ytmc4SoY0
- >>477
「空間固有振動率変動、座標1й-4гB-から123-*tt45へ。
振動収束地点誤差範囲、24度までのラグを設定。」
男の発する謎の言葉、
それと同時に歪みが剣の軌道上へと展開された。
まるでバターにナイフを差し込むように
ずぶずぶとその空間に入り込んでいく煉の剣。
飲まれた剣の先は、
煉の背後に出現した歪みの出口から飛び出て自分自身に向かう。
「この私は一対一は滅法強いのだ。
分かったらこれ以上痛い目を見る前に投降するのだ。」
- 479 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 01:09:05 ID:g4lxCBLQ0
- >>478
「投降なんざしたら……、どうなるか分かったもんじゃねえっ!!」
グルリと空中で身体だけを器用にひねり、剣を回避して
「そろそろ……、離しやがれェッ!!」
今度は男の胸部目掛け、両足を曲げその反動を利用しての蹴りを繰り出す
- 480 :コートの大男:2009/09/17(木) 01:16:42 ID:Ytmc4SoY0
- >>479
「ぬう……」
男の巨体がバランスを崩し、
ぐらりとよろけた拍子に煉から手を離してしまう。
「物事の気勢の流れも読みとれんとは……
全くもって見苦しいぞ!」
間髪入れず突っ込んでくる巨漢、
ひたすら攻勢を維持し、圧殺を試みているのだろうか
- 481 :名も無き異能都市住民:2009/09/17(木) 01:19:01 ID:7jE6yumoO
- >>480
ふわり、と風に運ばれて来た甘美なる香り……そして殺気。
「一輪刺し……」
闇に染まる一帯に女の声が凜と木霊する。
刹那、男の背後で風切り音。
閃いたのは此の世に存在する全ての色彩を集めて固めた様な虹色を放つ刃。
其の先端が男の背を穿たんと神速を以って迫る。
- 482 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 01:23:05 ID:g4lxCBLQ0
- >>480
「ったあ……。ったく、馬鹿力で掴みやがって……」
くるんと一回転し、着地。
「もうてめえの攻撃なんざ食らってたまるかってんだ!」
小さい破裂音と共に、物凄い勢いでの跳躍。
男を飛び越し、着地。
>>481
「なっ……?」
味方?それとも又別の敵?
色々な考えは出てきたが、今はそれに反応して動く事は出来ず。
- 483 :コートの大男:2009/09/17(木) 01:30:27 ID:Ytmc4SoY0
- >>481
「空間固有振動率変更、座標位置、高さ固定DтYu.12231.t。
振動収束地点を同位置から43.19に固定。」
完全に背後からの奇襲は決まったはず。
どんな武術の達人も避けられぬ完璧なタイミングで放たれたそれは
先程の煉の斬撃と同じように歪みに飲まれ、そのまま切っ先がUターンするように戻ってくる!
「この私の邪魔をする下等生命体がまだいるとはな。」
>>482
男の攻撃は凄まじい轟音を発し、空を切った。
モーションは大きいが、身体能力の高さから来るスピードがそれをカバーしている。
「ちょろちょろと小うるさい……
スピードで撹乱することが小兵のセオリーと言うことか。」
先程から挑発的な言動を繰り返す。
実力はかなりのものを持っているようだが……
- 484 :名も無き異能都市住民:2009/09/17(木) 01:40:10 ID:7jE6yumoO
- >>482
夜の黒に踊る蜂蜜色の長髪。
タンクトップの上に羽織ったスカジャンが翻る。
眼帯に覆われた左の眼、露になっている右眼から放たれた視線が男の背を射抜いていた。
>>483
大気を裂き自身に迫る己が得物の切っ先が女の顔面を貫く寸前、女は――――微笑。
「甘術……『藍糖』……」
隻眼の女の美貌を穿たんとした刃は男がした様に空間に“飲まれた”。
気が付けば辺り一帯には藍色の粒子が漂い、夜を塗り替えていた。
「面白い術を使うのね……でも……」
消えた刃、其れは――――
「相手が少し悪かったわね……」
男の眼前の空間を突き破り、再び男に迫った。
- 485 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 01:45:23 ID:g4lxCBLQ0
- >>483
「小兵とでも、猿とでも……ッ!!」
今度の動きは少し違っていた。
剣が纏った炎の熱で空気が歪み、曲がり、捩れて。
ゆらりゆらりと、その空気が広がる。
>>484
「……あの時の。どうも」
軽く会釈をして
- 486 :コートの大男:2009/09/17(木) 01:49:38 ID:Ytmc4SoY0
- >>484
「下等生物めらが2対1となった途端
調子付きおって、許さんぞ!」
男は、突如現れた女に吼えたかと思うと
再び、例の空間を展開した。
「一度我が機能をかき消したところで、
もう一度発動すればよいだけのこと!」
テープを巻き戻したかのように、
再び剣が空間に消え、今度は女の右手側から出現する。
>>485
「多少妙な動きをしたからとて、貴様の能力は既に把握している。
熱、炎の操作能力の延長の能力など、私にはなんの脅威にもならんわ!」
ニナの剣を空間操作?で防御し、
本体は再び煉へと突進する!
こんどは腕を真横に払うように振りぬいた!
- 487 :ニナ・シュガリア:2009/09/17(木) 02:00:07 ID:7jE6yumoO
- >>485
「はぁい、良い夜ね。 取り敢えず私熱いの苦手だから、その能力の使用自重よろしくっ」
戦闘中とは思えない様な軽々しさで煉に向かってサムズアップをキメる。
>>486
「下等生物だなんて素敵なあだ名、ねっ!!」
刀を握らない左手を右腰に伸ばし、ホルスターに収まる短剣『連桜』の柄に指を絡めた。
間髪入れずに其れを抜き、刃の腹で右から迫る切っ先を受け止める。
「まさか自分で自分の武器を受け止めるなんてね……傑作だわ」
鳴り響く金属音、自嘲気味に笑む女は両の手に持った打刀と短剣をそれぞれの居場所に戻す。
「さて、あんたの名前と目的が知りたくなってきたわね。」
- 488 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 02:08:01 ID:g4lxCBLQ0
- >>486
ぶおん、とその腕は空を裂いた。
ただの空では無い。先ほどまで其処に居た筈の、水無月煉の姿が歪んで残っている空だ。
―――蜃気楼。この距離この条件で可能なのか?等と言う疑問はどうでもいい。
ただ、事実として。今この場でそれが起きていた。
「ははっ……、見事に引っかかってくれたな……」
その声は、ニナのすぐ近くから聞こえてきて
>>487
「さて……。それじゃ……」
ニナの言葉は全て無視で、突然ニナの腕を掴み、引っ張る
「逃げますよ。あんな奴相手にするなんてとんでもない……」
- 489 :コートの大男:2009/09/17(木) 02:13:38 ID:Ytmc4SoY0
- >>484
「何!?この私をたばかったと?」
豪腕はまたもや煉を
捉えることな空を切り裂く。
「ふむ、それなりに小技も使える……
なるほどこの街は下等生物の集落の中でもレベルが高いようだ。
……素体として合格と言えるか……」
おもむろに、立ち止まり思案して。
>>487
「フハハハ、先程この男に言ったように、
下等生物に名乗る名など持ち合わせておらんわ!」
そう言いつつ、先程の歪みを開く。
「今日はこの都市の下等生物の下見にやってきたまで。
つぎは我が軍団をつれて参る。楽しみに待つがいい!」
歪みの中に、半身を沈めた。
どうやら、攻撃を受け流す以外にも何処かへ通じる
門として使うことも出来るのだろう。
そのまま、歪みとともに男の姿は消え去った。
- 490 :ニナ・シュガリア:2009/09/17(木) 02:17:52 ID:7jE6yumoO
- >>488
「え?…………ってちょ、ちょっと!!」
意識が其方に向けられた時には腕を掴まれ、己の意思とは違う方向へと引っ張られていた。
「何してんのよばか!!
あんな奴を野放しにしてたらどうなるか解ったもんじゃないわよ!!」
ズルズルズルズル……。
>>489
「とんだ恥ずかしがり屋さんね、まったく……ッ…。
軍団だか何だか知らないけど、この街甘く見てると後悔するわよ……ってお帰りなさった、か」
ズルズルズルズル……。
- 491 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 02:20:47 ID:g4lxCBLQ0
- >>489
「……行った、か……。あぶねー……」
ふう、と溜息を付いて額の汗を軽く拭く
>>490
「ん……。ああ、スイマセン……。
ただ、今は多分戦っても勝てないですよ。アイツには」
手を離し、苦笑を浮かべて
- 492 :ニナ・シュガリア:2009/09/17(木) 02:28:08 ID:7jE6yumoO
- >>491
「あんたねぇ……」
心底呆れたと言わんばかりの表情を浮かべ、仰々しい溜息を漏らす。
「あんなヤバめな奴を見逃して何のメリットが有るっていうの?」
うー、と唸りながら頭を乱暴に掻くと
「……もういいや……面倒臭い」
あっさりと怒りを手放した。
- 493 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 02:40:10 ID:g4lxCBLQ0
- >>492
「……戦って。もし負けたら、メリットも糞も無いですよ」
苦笑は変わらずそう言って
「まあ、逃げたんですしいいじゃないですか」
呑気にへらへらと笑って
- 494 :ニナ・シュガリア:2009/09/17(木) 02:45:55 ID:7jE6yumoO
- >>493
駄目だこりゃ、と肩を竦め
「怪我するのが怖かったら、剣持つのやめた方が良いんじゃないかしら?」
ココアシガレットを一本取り出して咥えると、建物の壁に身を預ける。
「ま……いいわ。 あの判断は間違ってない。
一応お礼を言っておこうかしらね」
- 495 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 02:49:51 ID:g4lxCBLQ0
- >>494
「まあ、怪我がするのが嫌なら最初から逃げてますけどね?」
軽く首を傾けて
「あいつは又来ると言った。なら、万全の状態で迎え撃つのがいいんじゃないか?と思いましてね?」
アハハと頭に手を当て、笑う
- 496 :ニナ・シュガリア:2009/09/17(木) 03:04:37 ID:7jE6yumoO
- >>495
「何処まで呑気なんだか……。ま、長生きするのはあんたみたいな奴ね。 世の中難しいわ」
咥えていたココアシガレットを先端まで口に含み、噛み砕くと壁から背中を話す。
「対策は別に違う日でも良いわよね。
それじゃ、私はもう帰るから。 またね」
小さく欠伸一つ。煉に背を向けるとポケットに両手を遣り、悠然と去っていった。
- 497 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 03:11:37 ID:g4lxCBLQ0
- >496
「……はい、さようなら」
去るニナが見えなくなった頃
「……あの野郎。強かったな……。畜生……」
男の炎は、静かに燃えていた
- 498 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 17:04:18 ID:g4lxCBLQ0
- 異能都市の何処かの通り
『……何だこりゃ?』
『行き倒れ……かしら……?』
「…………」
黒髪の少年が道の真ん中でぶっ倒れていた
- 499 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 17:22:37 ID:.6prKP66O
- 上弦:「少年が倒れていると聞いて謎の移動方で来ました!」
【急に現われた虹色の光粒子が収束し、その場に人型を成す、現われたのは白い服に身を包んだ男性、その腕には娘らしき少女がしがみ付いていた】
アウテリート:「こ、こんな移動方……お父様が出来るなんて初めて知りましたわ……」
- 500 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 17:26:16 ID:g4lxCBLQ0
- >>499
「……」
無反応。それどころか、下手したら息もしてないのではないか?というくらい静かに、その場に倒れこんでいた。
- 501 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 17:30:04 ID:.6prKP66O
- >>500
アウテリート:「あ、この間の雪ん子ですわ……」
【移動は終わったのに一向に父から離れようとしない娘が呟く】
上弦:「雪ん子か……なら冷やせばいいのか?」
【手から青白い光を放ち、心地よい冷たさを少年に与える……元素を操る事で可能らしい】
- 502 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 17:36:10 ID:g4lxCBLQ0
- >>501
「…………つ、つめた……い……」
大分声が擦れているが、ようやく反応が見えた
- 503 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 17:41:06 ID:.6prKP66O
- >>502
上弦:「ほら、起きなさい…風邪引くよ?どうしたんだこんな場所で……」
【少年の頬をペチペチ叩きながら呼び掛ける、でも叩き方も優しかった】
上弦:「早くしないと私が人工呼吸するぞ?」
アウテリート:「……!?……あぁ、お父様!私何か目眩が……息も苦しいですわ!」
【お嬢様は気楽なもので、仮病を使い始めました】
- 504 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 17:44:46 ID:g4lxCBLQ0
- >>503
「ん……んー……」
叩かれ、ゴロリと仰向けになって
「……腹hh」
グギュー、と腹の音。言葉よりも身体の方が先に状態を知らせていたり。
- 505 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 17:49:58 ID:.6prKP66O
- >>504
上弦:「……お菓子を食べなさい……」
【少年の口を開け、お菓子を詰め込む、スコーンやらクッキーやらビスケットやら色々と……】
アウテリート:「お父様ぁ〜!ほらほら、私が状態異常ですわよ!人工呼吸!人工呼吸!」
【見た感じ超元気だった】
- 506 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 17:59:29 ID:g4lxCBLQ0
- >>505
「んっ、ふむぅっ!?ゴホッ、ゲホッ……」
突然そんな色々突っ込まれれば、当然詰まる訳で。
「ハアッ……、ゲホッ……」
少し涙目になりながら咳き込み、上弦を見ている
- 507 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 18:06:35 ID:.6prKP66O
- >>506
上弦:「……目覚めたかね?……よし、これで安心だね……」
【うんうんと頷きながら、腕を組みながら笑う】
アウテリート:「お父様次は私!私を見て!看て!」
【お嬢様はお父様の背中で何か言っております】
- 508 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 18:08:57 ID:KZg1MerMC
- 【黒ゴスロリの少女が歩いている】
- 509 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 18:11:14 ID:IDnKkU3kO
- >>467
「あ……。どうも……」
軽く頭を下げて
「ファザコン……」
- 510 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 18:15:50 ID:.6prKP66O
- >>508
【白い服の親子が少年と何かを話していた】
>>509
上弦:「はっはっは!どう致しまして……」
【笑って少年を見ていた】
上弦:「もっと食べるか?お菓子?」
アウテリート:「お父様!見てくださいな!私を!!」
【ファザコンは誉め言葉だ】
- 511 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 18:24:36 ID:g4lxCBLQ0
- >>508
「ん……?」
軽く其方を見て
>>509
「もう大丈夫……。本当、どうも……」
そう言って立ち上がり、フラフラと何処かへ歩き去っていった
//ゴメン少し落ちるー
- 512 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 18:27:17 ID:.6prKP66O
- >>511
上弦:「……ん〜……そうか……お大事にな!」
【少年に手を振り、見送った】
//了解!また後で?
- 513 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 18:28:02 ID:EZHvaBxoC
- >>510
……?
【そちらを見て軽く手を振る】
>>511
……
【いつかの少女と同じ服装である】
- 514 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 18:29:52 ID:.6prKP66O
- >>513
上弦:「ん?あぁ!」
【それに気付き、大きく手を振った】
アウテリート:「あ!小さいゼオラですわ!!」
【お嬢様も手を振る】
- 515 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 18:42:00 ID:DTK0wtesC
- >>514
【近づいて】
……ぃ、ぅ……
【声を出そうとしているようだ】
- 516 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 18:49:36 ID:.6prKP66O
- >>515
アウテリート:「ん?……何か言いたいんですの?……ほら、頑張って……」
【お嬢様はツィーの隣で励ますように声をかける】
上弦:「……」
【上弦は黙ってそれを眺め、最後に】
上弦:「どうしても苦しいのなら無理はしなくていいよ?」
- 517 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 18:53:22 ID:EZHvaBxoC
- >>516
ぅ……ぃ?
【喉を押さえながら】
【言いたい事があるようだがまず伝わらないだろう】
- 518 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 19:09:26 ID:.6prKP66O
- >>517
アウテリート:「ん〜……しっかり!頑張ってくださいな!!」
【一生懸命、お嬢様は労りながら応援している】
上弦:「ん……こんな事もあろうかと薬を作ったのだが……1分しか効果が無い……でも(ロールに)便利だよ?」
- 519 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 19:20:07 ID:O1o1pwYcC
- >>518
……?
【不思議そうにしながらも頷く】
つ……ぅぃ?
【未だに頑張っている】
- 520 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 19:23:33 ID:.6prKP66O
- >>519
上弦:「……飲むかい?」
アウテリート:「お父様!ナイスですわ!!」
【上弦から薬を受け取り、ツィーに近寄る】
アウテリート:「はい、あ〜ん」
【薬を口元へ】
- 521 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 19:31:50 ID:O1o1pwYcC
- >>520
ぁ……
【口を開けて薬を飲む】
ぁ……ぐぅ……
【初めて飲む薬に違和感を覚えている様だ】
- 522 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 19:34:34 ID:.6prKP66O
- >>521
上弦:「今回は『青春真っ只中味』にしておきました!」
【どんな味なのか、飲んだ本人しかわからない】
アウテリート:「どうですの?さぁ、さっそくアウテリート大好きと言ってごらんなさいな!」
- 523 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 19:46:33 ID:O1o1pwYcC
- >>522
……?
アウテリート、大好き?
【言ってみた】
……
【喉を当たって不思議そうに】
- 524 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 19:53:08 ID:.6prKP66O
- >>523
アウテリート:「へぶしっ!!」
【鼻血を吹き出した】
アウテリート:「お、お父様……破壊力が高過ぎますわ……」
【父に感動を伝え、鼻血を拭いている】
上弦:「はっはっは!確かにそうだな!……それで、ツィー?何が言いたかったんだい?」
- 525 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 19:55:44 ID:g4lxCBLQ0
- 「……ロリコン親子、ね」
3人の様子を近くのビルの上から見ていた
- 526 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 20:05:16 ID:KZg1MerMC
- >>524
……はゎっ!?
【鼻血を見て驚く】
つぃいー?
【首を傾げながら復唱】
【ゼオラよりも優しげで幼い顔つきをしている】
- 527 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 20:10:41 ID:.6prKP66O
- >>525
【存在に気付かず笑い合っている】
>>526
アウテリート:「安心なさいな……いつもの事ですわよ……あぁ、可愛い……」
【うっとりとツィーの顔を眺めている】
上弦:「……気にしないで、ツィーとは私が勝手に呼んでいるだけだから……」
【上弦も、ツィーの表情に癒されていた】
- 528 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 20:17:47 ID:EZHvaBxoC
- >>525
【そんな事に気づかず、上弦達と笑いあっている】
>>527
そう……?
【やはり表情に変化は無い】
あ、の……あのえと……
【言葉を詰まらせている】
- 529 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 20:20:51 ID:g4lxCBLQ0
- >>527
「……何だかな」
その様子を溜息と共に見つめ
>>528
「幸せそうだねえ……」
- 530 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 20:22:05 ID:.6prKP66O
- >>528
アウテリート:「ほら!早く言わないと薬の効果が切れてしまいますわよ?」
【お嬢様はツィーを急かすが】
上弦:「まぁまぁ、焦る必要は無いさ……」
【上弦は落ち着いたものだった】
>>529
【とっても楽しそうだ】
- 531 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 20:28:47 ID:EZHvaBxoC
- >>529
【親子を前に言葉を詰まらせる】
>>530
あ……ありがとう
【恥ずかしそうにしながら】
あの時、優しくしてくれて……
- 532 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/17(木) 20:34:52 ID:g4lxCBLQ0
- >>530>>531
「どうも……。ああいうのは駄目だな……」
ふ、と小さく笑う。その笑いは果たしてどういう意味なのか。
「……何かねえかな。面白え事……」
くるりと回り、カツンと靴を鳴らし、男は何時の間にか消えていた
- 533 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 20:38:22 ID:.6prKP66O
- >>531
上弦:「ははは、何を言っているんだい、当たり前じゃないか!」
【笑いながら、優しくそう言った】
上弦:「これからだって、いつでも私を頼ってくれていいんだよ?」
>>532
【最後まで、気付いていたような気付いていなかったような】
- 534 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 20:46:05 ID:EZHvaBxoC
- >>532
……?
【振り向いてそちらを見た、ような気がした】
>>533
……
【それを聞いて笑顔に】
【しかし、直ぐに戻し】
シノン君……
【そう呟いて辺りを見回す】
- 535 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 20:48:58 ID:.6prKP66O
- >>534
上弦:「……シノンがどうかしたのかい?」
【不思議そうに尋ねる】
- 536 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 21:00:39 ID:KZg1MerMC
- >>535
最近、会ってないの……
お屋敷、帰りたい……
【悲しげな表情だ】
- 537 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 21:05:38 ID:.6prKP66O
- >>536
上弦:「あぁ、そうだったね……どうすれば帰る事が出来るのだろうか……」
【ツィーの隣にしゃがみ込み、安心させながら考える】
- 538 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 21:09:48 ID:O1o1pwYcC
- >>537
【頷くと、上弦を見つめる】
【薬の時間が来たらしく、静かになった】
- 539 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 21:13:17 ID:.6prKP66O
- >>538
上弦:「ん〜……場所さえわかれば……この街からなら突破口が開けるのにな……」
【上弦は考える、小さな少女の為に、必死に考える】
アウテリート:「何か凄い乗り物があればいいですのに……」
- 540 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 21:17:03 ID:O1o1pwYcC
- >>539
【静かに首を振る、何も解らないようだ】
【なぜなら、少女は屋敷から出た事がないからだ】
- 541 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 21:25:46 ID:.6prKP66O
- >>540
上弦:「……大丈夫さ……必ずなんとかなるからさ?」
【根拠は無いのだが、ツィーを安心させる為にそう口にした】
- 542 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 21:31:07 ID:O1o1pwYcC
- >>541
【それを聞いて僅かに頷く】
【少女も辺りを見回したりと必死な様だが……】
- 543 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 21:36:07 ID:.6prKP66O
- >>542
上弦:「もっと高い所から見回してみないかね?」
【しゃがんでいた上弦がそう言い、さらに姿勢を低くする】
アウテリート:「お父様!私も肩車〜!」
【お嬢様はミニスカートなのでダメだと言われました】
- 544 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 21:41:59 ID:EZHvaBxoC
- >>543
……?
【何をすれば良いか解ってない様子】
- 545 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 21:49:51 ID:.6prKP66O
- >>544
アウテリート:「こうやるんですわよ……」
【お嬢様がツィーを持ち上げ、上弦に乗せる】
上弦:「いいかい?立つよ?」
【そしてゆっくりと立ち上がる】
- 546 :ツェツィーリエ:2009/09/17(木) 23:06:43 ID:KZg1MerMC
- >>545
……!
【驚きを口にできないようだ】
- 547 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/09/17(木) 23:11:17 ID:.6prKP66O
- >>546
上弦:「まぁまぁ、そう慌てないでさ……楽しいよ?」
【ツィーが落ちないように立ち上がり、歩き出す】
アウテリート:「ほら、ツィー?高いから遠くまで見えますわよ?」
- 548 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/19(土) 00:58:28 ID:HnkBBDEo0
- 「やれやれ、だな」
あくびをしながら夜道を歩く。
「ったく、あのビルったらこっちの意見を聞きゃしねぇ。
第一、付近の住民に何の断りもなくあんなドデカいビルなんざ立てやがって……。
お陰で洗濯物の乾きが悪いったらありゃしない」
愚痴を臆面もなく吐き出す給仕服の男。
「一応市役所に苦情は出したが……どこまでとりあってくれるやら」
- 549 : ◆My6NsjkSfM:2009/09/19(土) 01:04:50 ID:YXUnQfb.0
- 「困ったもんね…」
【黒いゴスロリドレスをまとったツインテール(しかし根元でさらに二つに分かれているのでフォーテール?)
の少女が歩いている】
「……どこかなここ…」
- 550 :虹色三騎士 ◆6xc12amlNk:2009/09/19(土) 17:49:20 ID:.6prKP66O
- 「おいっ!見つけたか!?」
「ダメだ!見つからねぇ……」
「クソッ……旦那の奴、どこ行っちまったんだ……」
【鎧を全身に纏った男たちがあちこちを走り回り、辺りを見渡している】
「まったくよ、小さなガキに気を取られやがって……」
「旦那は子供好きだから仕方がない!」
「早く見つけないと俺たちが嬢ちゃんにっていたぁぁぁぁぁぁ!?」
【町外れの丘に白い服の男性が倒れていた……鎧達はすぐに駆け寄り、介抱を始めるのだった……】
- 551 :キルスティ&特徴の無い青年:2009/09/19(土) 19:07:14 ID:EZHvaBxoC
- あ、あれは……!!
「どうした、レイヴン」
【特徴の無い青年とキルスティが並んで歩いている】
どうした虹の者!!
【キルスティが三人の元へと駆ける】
- 552 :虹色三騎士 ◆6xc12amlNk:2009/09/19(土) 19:13:01 ID:.6prKP66O
- >>551
「うぉぉぉぉぉぉ!?」
「先生!脈が!!」
「心臓マッサージだ!!」
【鎧達が必死に救助を行っていた……】
「いちにっさん!!」
「先生!呼吸してません!!」
「人工呼吸をするんだ!!」
「フルフェイスだから出来ません!!」
「嬢ちゃんに怒られそう!」
「えぇい!俺がやる!!」
【修羅場だった……】
- 553 :キルスティ&特徴の無い青年:2009/09/19(土) 19:19:27 ID:EZHvaBxoC
- >>552
何があった! 虹の者!
【三騎士の周りをグルグル回る】
うああああ! 何があったのだぁ!!
【この子は一人パニックになっていた】
- 554 :虹色三騎士 ◆6xc12amlNk:2009/09/19(土) 19:23:07 ID:.6prKP66O
- >>553
「うるさいわぁ!治療中だ!昨日帰らないと思って探したらここで倒れてたんだよ!!」
「ダニエル!早く!!」
「わかってるわぁ!」
【そして人工呼吸を始めるのだが……フルフェイスなので意味が無いのだった……】
- 555 :キルスティ&特徴の無い青年:2009/09/19(土) 19:25:11 ID:EZHvaBxoC
- >>554
うわああああ! 虹の者ぉぉ……
【泣き出した】
虹の者ぉぉ……何で死んでしまったのだ……
【勘違い中】
- 556 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/19(土) 19:29:07 ID:IDnKkU3kO
- 「いや……お前ら少し落ち着けよ……」
- 557 :虹色三騎士 ◆6xc12amlNk:2009/09/19(土) 19:31:43 ID:.6prKP66O
- >>555
「いやいや!勝手に旦那を死なせるんじゃない!」
「ぬぉぉぉ!心臓マッサージだぁぁぁ!!」
「いや、アトリエに連れて帰った方がいいな!!運ぶぞ!!」
【そう言って、三人は上弦を抱えて走り去っていった……】
- 558 :キルスティ&特徴の無い青年:2009/09/19(土) 19:37:15 ID:DTK0wtesC
- >>556
「そうだな……」
【いつの間にか隣にいた】
「レイヴンッ!!」
【そう叫び、キルスティに向かって手に持った黒い分厚い本を向ける】
>>557
なにっ!? まだ死んでないのか!
【立ち上がり】
待て、私もつれていってくれ!
【三人を追いかける……が】
くっ……私を行かせろぉ……
【見ると光の輪がキルスティを縛り、拘束していた】
- 559 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/19(土) 19:41:02 ID:IDnKkU3kO
- >>556
「病院の方がいいと思うぜ……」
>>557
「うおっ……。何だありゃ……」
- 560 :キルスティ&特徴の無い青年:2009/09/19(土) 19:54:08 ID:DTK0wtesC
- >>559
「アイツは少し煩いからな」
【青年の手元にあった黒い本はいつの間にか消えていた】
「ただの魔術だ」
【青年が手を引くと光の輪が引かれ、それにつられキルスティも此方へ】
な、何をするのだいきなり……
- 561 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/19(土) 19:59:45 ID:IDnKkU3kO
- >560
「おー。俺にはそんな器用な真似出来ないからな。何か面白くてな」
ニコニコと笑いかけ
「にしてもアイツ……大丈夫かな……」
- 562 :キルスティ&特徴の無い青年:2009/09/19(土) 20:05:13 ID:O1o1pwYcC
- >>561
「そうか? 慣れれば簡単だぞ?」
「アイツ……さっきの白い奴か……」
【去っていった方を見つめ】
- 563 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/09/20(日) 00:08:03 ID:OcZ4s9w60
- 【街】
「……」
考え事。
悩むのは楽しい。
ゴールのない迷路に混じった気分。
飽くなき解への欲求が延々とループした世界。
「…………はあ……」
彼女の電算能力をフルに活用してもπの値は求められなかった。
- 564 :黒沢小百合:2009/09/20(日) 20:35:49 ID:Ytmc4SoY0
- 【市街地】
「久しぶりの休みなのに一日中寝てしまった……」
と言う訳で、何か行動しようと街に繰り出した小百合であったが
特に何をするわけでもなくさまよっていた。
- 565 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/20(日) 20:53:38 ID:GoYFWHAU0
- 【街中を歩く少女がいる】
もぐもぐもぐ
【焼きそばパンをほおばっている】
- 566 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/20(日) 20:58:01 ID:IDnKkU3kO
- 人混みの中
「……いた」
小百合を見つけ、少し嬉しそうに笑う男がいた
- 567 :黒沢小百合:2009/09/20(日) 21:03:15 ID:Ytmc4SoY0
- >>565
「ディス、こんばんは!」
歩いていくディスを呼び止めて、
肩に手をぽんと置いた。
>>566
小百合は紅夜にまったく気付いた様子は無い。
武術の達人なら人ごみの中でも殺気や気配を読むことができるのだろうが……
- 568 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/20(日) 21:06:14 ID:GoYFWHAU0
- >>566
【ディスは気づいていない】
【と、言うよりも気にしていないというべきだろうか。】
>>567
「あう〜!『さゆり』こんばんわなの〜!」
【微笑んで小百合に振り替える】
【焼きそばパンを食べながら】
- 569 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/20(日) 21:10:47 ID:IDnKkU3kO
- >>567
「……よお」
小百合の目の前に歩いて来たのは金色の瞳を持つ赤髪の男
>>568
チラリとそちらに一瞬視線を向ける
しかし、用が無い、と言うかのようにすぐに視線を小百合に戻して
- 570 :黒沢小百合:2009/09/20(日) 21:20:40 ID:Ytmc4SoY0
- >>568
「ふふ、こんばんは。」
そのまま、頭をニ、三度撫でて。
>>569
「…………」
小百合の行動は早かった。
ハンドバッグから拳銃を引き抜き、構える。
「……近寄るな。」
- 571 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/20(日) 21:23:06 ID:GoYFWHAU0
- >>569
「あう?」
【ふと振り返って東雲を見る】
「…?」
【どっかで見たことがある…そんな感じの視線を向けた】
>>570
「あう〜こんば…」
【と、小百合の素早い行動を見て慌てふためく】
「あう…えっと…」
- 572 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/20(日) 21:25:40 ID:g4lxCBLQ0
- >>570
小悪党を演じ続ける
何故なら、それが面白そうだから
「おおっと……。街中でそんなもん振り回して物騒だねえ……」
ニヤニヤと不適に笑って
>>571
「悪いな、少しこの姉ちゃん借りるからな……」
- 573 :黒沢小百合:2009/09/20(日) 21:32:44 ID:Ytmc4SoY0
- >>571
「ディス、逃げて。」
ディスにだけ聞こえるような
小声で、逃げるように促し。
その横顔には、汗がにじんでいた。
>>572
――パンッ
乾いた音が響く。
小百合は、何のためらいも無く目の前の男に発砲した。
一瞬でも気を抜けばやられる。
そういう場所なのだから。
- 574 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/20(日) 21:37:14 ID:GoYFWHAU0
- >>572
「あう〜…かりるってなにするきなの?」
【不安げに紅夜を見つめる】
>>573
「……しんぱいなの…」
【小百合を不安げに見詰める】
「けがしたらたいへんなの!
そばにいるなの!」
【状況があんまり読めてないように見える】
- 575 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/20(日) 21:45:17 ID:g4lxCBLQ0
- >>573
小百合が放った弾丸は男の眉間を打ち抜き、その場に男は倒れた
だが
「ククク……、いってぇなぁ……。俺だって不死身じゃねえっつうのによぉ……」
弾丸が命中した場所にはまだその傷跡を残し、血を流しつつも、ゆらりゆらりと男は立ち上がる
「……此処じゃ場所が悪いな。やるなら場所を変えねえか?」
//と言うわけで戦闘入るならイベスレ行きたいのですが……
>>574
「……殺し合い」
実に楽しげに笑うその笑顔は、狂気歓喜その他諸々の感情を表していて
「邪魔すんなら、まずお嬢ちゃんから相手になるかい?」
- 576 :黒沢小百合:2009/09/20(日) 21:57:31 ID:Ytmc4SoY0
- >>574
「ディス。」
男のほうに顔を向けたまま。
しかし、口調は突き放すように冷たく。
「逃げなさい。」
小百合なりに、ディスのことを思っての発言なのだが……
>>575
「…………」
――ダンッ――ダンッ――
小百合は紅夜の言葉に返事をすることも無く、
ただ、作業的に弾丸を叩き込んでいく。
周りにいた人々は、雲の子を散らすように走り逃げていく。
// 移動するー?
- 577 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/20(日) 22:03:00 ID:GoYFWHAU0
- >>575
「あう…だめだよころしたらなの!!」
【ずれた言葉を返す】
>>576
「あう…だめだよしんだりしたらなの!」
【しゅるしゅると体の周囲に包帯やらを巻きつけようとしている】
「いちおうつよくしてあるから…もらってなの!」
【小百合は止まりそうにないと考えたのだろう…ひとまずのお守りを用意して】
「もう!しんぱいさせたらおこるからねなの!」
【少し怒った顔で言って。その場を勢い良く走り去っていく】
//自分の気分は日常…なりorz
- 578 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/20(日) 22:08:01 ID:g4lxCBLQ0
- >>576
「おおっとぉっ!!」
すうっと手を突き出し、パチンと指を鳴らす
それと同時に破裂音と目を眩ます閃光
以前にも見せた閃光の魔法で、弾丸を叩き落す
「こっちだ、付いて来いッ!!」
そう言って、街の外れの方へと走り去っていく
//Aイベに移動でお願いしますー!
>>577
「……悪いな。世話かけて……」
走り去っていく少女を横目に、少しバツが悪そうに言う
//ゴメンなさい……気分が乗って時間があるうちにやっとかないと、小百合さんとスレで会うたび同じことの繰り返しなのでorz
- 579 :二号:2009/09/21(月) 00:19:19 ID:fP94A.NgO
- 【AGカフェ】
「店長……また店開けたままどっか行っちまったッス……」
誰も居ない店内で、暇を持て余している男が一人。
- 580 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 00:24:38 ID:g4lxCBLQ0
- >>579
カラン、と店のドアが開く
「ん……。よっす、二号……つったっけか?」
暇を持て余した男が暇を潰しにやってきた
- 581 :どらいばなな:2009/09/21(月) 00:40:40 ID:fP94A.NgO
- >>580
「いらっしゃあせー」
ドアベルの音に反応して、テーブルに肘を突いたまま声を上げる。
およそ店員とは思えない態度だが、彼は立派な店員の一人である。
「この麦茶はサービスだから落ち着いて欲しいッス」
何処かで聞いたことがあるような台詞と共に、一杯の麦茶を差し出す。
そこで、ようやく客の顔を確認した。
「えーっと……煉、だったッスかね?」
少し前にどこで見た顔。
たしか、テレビで。
- 582 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 00:47:02 ID:g4lxCBLQ0
- >>581
「ん、サンキュー」
カウンター席に腰掛け、麦茶のグラスを傾けて
「ん、ああ、そう。煉。水無月煉だ。合ってるぜ」
ニコリと微笑みかけて
- 583 :二号:2009/09/21(月) 00:59:57 ID:fP94A.NgO
- 「おお、合ってたッスか!さすが俺の記憶力ッスね」
ふふん、と胸を張るどうみても頭が弱そうなチャラ男。
彼は、まだ肝心な事を思い出していない。
「あれ…水無月煉…って、……」
頭を傾げてゆっくりと記憶をさかのぼる。
なぜテレビで見たことがあるのか?
そう、ニュースで見たんだった
そこで流れた報道は、たしか……
『大量殺人犯、死亡』
……そう、目の前の男は死んでいる筈なのだ。
「……もしかして、幽霊ッスか?」
ようやくその顔を思い出した男から出たのは、拍子抜けするような質問だった。
- 584 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 01:04:21 ID:g4lxCBLQ0
- >>583
「いいや、生きてる。ほら、足も付いてるぜ?」
椅子の上に足を上げ、ポンポンと叩いて
「まあ、色々あってさ……。俺が生きてるのは秘密な?」
- 585 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/21(月) 01:07:15 ID:GoYFWHAU0
- 「…う〜…」
【カランと、カフェのベルが鳴る】
「あう〜…だいじょぶかなの…」
【包帯を全身に巻いた少女が入ってきた】
- 586 :どらいばなな:2009/09/21(月) 01:12:26 ID:fP94A.NgO
- >>584
「むむ…確かに実体はあるッスね」
煉の額を人差し指でゴスッと突いて確かめる。
地味に痛いかもしれない。
「秘密ッスね、任せて欲しいッス。俺の口はスルメより硬いッスよ」
なんとも不安な例えだ。
- 587 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 01:18:07 ID:g4lxCBLQ0
- >>585
「ん。よっす」
片手を挙げて
>>586
「あだっ!ってぇー……」
額を手で抑えて
「まあ……。お前を信じるぜ?」
- 588 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/21(月) 01:20:54 ID:GoYFWHAU0
- >>587
「あう?『れん』こんばんわなの〜」
【頭を下げる】
「…なんだかおそとでおっきなおとがするの…なにがあったのかなの…」
【外を見て呟く】
>>586
「ごはんたべにきたの〜」
【そういうと素早くカウンターに座る】
「…どこだったかなの…」
【メニューを探している…】
- 589 :二号:2009/09/21(月) 01:30:13 ID:fP94A.NgO
- >>585
「いらっしゃあせー」
見慣れた店員が声を掛ける。
「包帯の嬢ちゃんじゃないッスか。店長は今ちょっと出掛けてるッスよ」
>>587
「存分に信じるがいいッス!」
どうも、この男は自信家なところがあるようだ。
「それにしても不思議ッスねー…大量殺人犯と聞いたのに
……あんたからは、血の匂いがしない」
一瞬、ほんの一瞬だけ男の顔から人懐っこい笑顔が消える。
「ま、血なまぐさい客なんかいたら俺のモップが火を吹くことになるんスけどね?」
しかし、瞬きする間にすでに元の顔に戻っていた。
- 590 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 01:36:07 ID:g4lxCBLQ0
- >>588
「……さあ。知らねえ」
あの親子とあの少女の事にはもう関しないと決めたのだろうか。
それだけ、そっけなく答えた。
>>589
「……そうか。よかった」
一瞬、過去を思い出すような。それでいて寒気がするような冷たい視線を一瞬見せて
「まあ、そこも色々あってな。本当はアレやったの俺じゃねえんだわ」
しかし、次にはニコリと笑いかけて
- 591 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/21(月) 01:40:25 ID:GoYFWHAU0
- >>589
「あう〜そっかなの…
いまごはんつくれるかなの…」
【ようやくメニューを見つけて開く】
「これがたべたいなの…」
【オムライスを指差す】
【もちろん大盛りで】
>>590
「そうなの…あう〜…」
【少しだけ気にしながら外を見た】
- 592 :どらいばなな:2009/09/21(月) 01:53:11 ID:fP94A.NgO
- >>590
「あんたはやってない、か。もちろん信じてるッスよ?」
キラッと音がなりそうなウインクをする。
正直、男がやっても気持ち悪いだけだ。
「さて、なにか注文はあるッスか?どんとこいッスよ!…コーヒーと紅茶以外なら。」
本当に此処はカフェなのだろうか。
>>591
「オムライスッスねー了解!」
厨房に向かい、手際よく調理を始める。
辺りにケチャップの焼けるいい匂いが漂い始めた。
- 593 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 01:57:33 ID:g4lxCBLQ0
- >>591
「……そんなに気になるか?なら、少し見てきたらどうだ?
店長も多分、其処にいるだろうしな……」
カウンターに頬杖を付きながらディスを見て
>>592
「……そうか。サンキューな」
あはは、とウインクに苦笑で返して
「それじゃ……紅茶で」
ニカッとかキラッとか聞こえてきそうな笑顔で注文する。ちなみにわざとだ。
- 594 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/21(月) 02:00:32 ID:GoYFWHAU0
- >>592
「うん!おねがいなの〜!」
【にっこりほほ笑んで手を振る】
「くんくんくん…」
【ついでに幸せそうに匂いを嗅ぐ】
>>593
「あう〜…でもなんだか…」
【肌を若干ふるわせる】
「…あそこにいったら『でぃす』とまらなくなるかもしれないの…
それがこわくて…ここにいるの…」
【はあ、とため息をついた】
「こわがりなの…」
- 595 :二号:2009/09/21(月) 02:16:30 ID:fP94A.NgO
- //名前ミス?いいえ気のせいです
>>593
固まった笑顔から、ビキビキと音が鳴る。主に額とこめかみから。
「…少々お待ちくださいッス」
しばらく後、カップに注がれて出てきたのは
「どうぞ、"紅茶"ッス」
ゴポゴポと嫌な泡を立てる、真紅の液体。
捕獲レベルで言えば恐らく37くらいだろうか。
「さあ、注文したからには飲むッスよ?」
何処か黒い笑顔で言い放つ。
>>594
「秘技・とろふわ卵焼き真拳!ッス!」
皿に盛ったケチャップライスの上に卵焼きを乗せ、真ん中で開くと完成。
「おまちどうさまーッスよ」
ディスの前に、大盛りのオムライスとスプーンが差し出された。
- 596 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 02:19:07 ID:g4lxCBLQ0
- >>594
「……行きたかったら、我慢する必要なんて無いと思うけどな。
それで止まらなくなるなんて関係無く、さ」
>>595
「ん、ああ。ありがとう」
出てきた液体に怯む事無く口をつける。
この男、壊滅的味音痴だった。
- 597 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/21(月) 02:24:12 ID:GoYFWHAU0
- >>595
「あう〜!いただきますなの〜!」
【早速スプーンを手に取って】
もぐもぐもぐ【食べ始める】
「あう〜!おいしいなの〜!」
【とっても笑顔になった】
>>596
「…それがただしいのかなの…
あしがうごかないけど…なの…」
【やはりビビっている風だった】
- 598 :二号:2009/09/21(月) 02:39:59 ID:fP94A.NgO
- >>596
「なん……だと……」
膝を床に突き、崩れ落ちる。
要するにorz
「ふふ…負けたッスよ。俺の完全敗北ッス」
清々しい顔で伝票を渡す。
「5000円になります」
ぼったくり?いいえ、捕獲レベルにしては安いほうです。
>>597
「ふふん、料理なら店長にも負けないッスよ」
ディスの笑顔を見て、うんうんと満足そうに頷いた。
「くぁあ……眠い…ちょっと仮眠してくるッスね…ごゆっくり…ッス」
欠伸をしながら、「STAF ONLY」と書かれたドアの奥へと引っ込んだ。
//寝りる……二人ともおやすーノシ
- 599 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 02:43:34 ID:g4lxCBLQ0
- >>597
「正しいかどうかは分かんないさ。だけど、俺はそう思うぜ……。
……って、ディスがビビってたなら仕方無いわな……」
アハハ、と苦笑して
>>598
「ごせ……ッ!?」
ぼったくり、という言葉を飲み込んで
「……アイツに何言われるかな……」
溜息と共に、5000円をカウンターに置いて店から出て行った
- 600 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/21(月) 02:51:40 ID:GoYFWHAU0
- >>598
「うん!とってもなの!
ありがとねなの〜!」
【微笑みかけて手を振った】
//おやす〜み
>>599
「あう〜…そうだよねなの…
こわがってたらまちがいなんてただしいなんてないの」
【照れ笑いを浮かべて見送った】
「…ごちそさまなの〜」
【オムライスをあっという間に完食した】
- 601 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 17:16:16 ID:yLjqJICg0
- 困ったなぁ……
【飛行船を見上げる少女】
僕はこれからどうすればいいんだろうか……?
- 602 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 17:20:54 ID:g4lxCBLQ0
- 「……っつう……」
右肩を押さえながら、フラフラと人にぶつかりながら歩いている男が一人
- 603 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 17:24:07 ID:yLjqJICg0
- >>602
あや、何処かで見たような……? でも少し違うかな?
【気にしている居るようでそちらをチラチラと見ながら】
- 604 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 17:26:19 ID:g4lxCBLQ0
- >>603
「んあ……?」
チラチラと見られれば流石に気付くようで
「……」
ゼオラの方を見て、近寄ってきた
- 605 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 17:30:05 ID:yLjqJICg0
- >>604
うぅ、近づいてきてる……
【どうする事も出来ず、じっくりと待つことになってしまっている】
- 606 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 17:33:10 ID:g4lxCBLQ0
- >>605
「ん……何かマズかったかい?」
ゼオラのその言葉を聞き、ピタリと足を止めて
- 607 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 17:36:57 ID:yLjqJICg0
- >>606
うわあ、すいませんすいませんすいません!!
【何度も頭を下げる】
貴方の名前を覚えてなくて……
【顔を少しだけあげ、目線だけをそちらへ向けて】
- 608 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 17:40:51 ID:g4lxCBLQ0
- >>607
「ん……。いや、アンタ誰だ……?」
よく見るとゼオラが知っている男とは微妙に風体が違う。
瞳は金色で、煉より少しだけ吊りあがっている。
- 609 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 17:44:56 ID:yLjqJICg0
- >>608
僕? 僕はゼオラ=アドヴァルド……
【とは言っているが、大人びていたり片目を隠したショートカットであったりと違いは多い】
貴方の名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?
【何故か敬語】
- 610 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 17:47:50 ID:g4lxCBLQ0
- >>609
「ゼオラ……」
何度かはその名前を聞いた。だが、聞いていた姿とは大分違う。
その事に若干の疑問はあるものの、特に表情は変えず
「あー。東雲紅夜だ。後敬語はいらねえ」
- 611 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 17:51:08 ID:yLjqJICg0
- >>610
僕が何処か可笑しいですか?
【ちなみに、隠れているのは左目である】
では紅夜さん、どうかした?
【途中から敬語をやめたため、おかしな感じになってしまった】
- 612 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 17:53:29 ID:g4lxCBLQ0
- >>611
「……」
ゼオラの目の前にいきなり手を突き出す
「……何でも無え」
そうは言う物の、何処か辛そうに。具体的に言えば右肩に何かがあるようにしていた
- 613 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 17:56:03 ID:yLjqJICg0
- >>612
な、何でしょう……?
【不思議そうにそれを眺める】
何かあるでしょ?
【右肩を直視しながら】
- 614 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 17:57:41 ID:g4lxCBLQ0
- >>613
「……」
ちょい、と指を動かして左目に掛かっている髪の毛を退けようとする
「……何でも無えって」
ゼオラの顔の前に突き出してる手とは逆の手で右肩を押さえて
- 615 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 18:03:16 ID:yLjqJICg0
- >>614
……な、なんでしょ?
【特に目が見えないわけでもなく、鮮やかな黄色の瞳二つが紅夜を見つめるのみ】
で、その右肩には何が?
【紅夜の右肩に手を伸ばしながら】
- 616 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 18:04:56 ID:g4lxCBLQ0
- >>615
「……何だ。何も無えのか」
つまらない、と言いたげに溜息を付いて
「……ッ!!触るなッ!」
パシン、と伸ばした手を叩いて
- 617 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 18:08:35 ID:yLjqJICg0
- >>616
は、はぁ……? すいません……
【ため息をつき、首をかしげて】
いたっ……ダメなんですか?
【少し赤くなった手を引きながら】
- 618 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 18:12:56 ID:g4lxCBLQ0
- >>617
「駄目だ。今はな……」
何かを隠しているのは明白だが、教える気は無さそうだ。
どうにかして無理やり見る、という手も無くは無いが……。
- 619 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 18:17:48 ID:yLjqJICg0
- >>618
今は……ってことはやはり何かあるんですね
【一歩大きく近づいて】
そのままで大丈夫なんですか? 直した方が良いのでは?
【再び髪が降りたせいで今は一つの瞳だけが紅夜から見える】
【しかし、その瞳は真剣な表情で見ている】
- 620 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 18:25:29 ID:g4lxCBLQ0
- >>619
「……まあ、何も無かったら隠しなんかしねえよ」
案外あっさりと言って
「気にすんな。放っときゃ直る」
瞳から視線を逸らし、ハアと溜息を付いて
- 621 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 18:28:09 ID:yLjqJICg0
- >>620
何があったんですか? 放っておいても治らないものはあるんです
【もう一度紅夜の右肩に手を伸ばす】
- 622 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 18:34:41 ID:g4lxCBLQ0
- >>621
「……色々と。だから触んなって……」
今度はゼオラの手を掴んで
- 623 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 18:37:32 ID:yLjqJICg0
- >>622
む……
【掴まれた手を外そうとと力を込める】
- 624 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 18:44:42 ID:g4lxCBLQ0
- >>623
「……触んなよ?」
そう言って、直ぐに手を離して
「……そういやアンタは記憶があるんだな」
- 625 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 18:47:03 ID:yLjqJICg0
- >>624
……解りましたよ、仕方ないですね
【少し距離を取って】
記憶? 有りますが……?
- 626 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 18:50:02 ID:g4lxCBLQ0
- >>625
「……そうか」
何処か不思議そうにゼオラの顔を覗き込み
「……まあいいか。俺が気にする事でも無え……」
- 627 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 18:52:13 ID:yLjqJICg0
- >>626
な、何でしょう? 僕が気になります
【そう呟く】
- 628 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 18:54:45 ID:g4lxCBLQ0
- >>627
「……説明するのも面倒。と言うか、俺もよく分かってねえんだ。悪いな」
少し頭を下げて苦笑
- 629 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 19:01:08 ID:yLjqJICg0
- >>628
あら、そうですか?
【紅夜を見て軽く笑う】
「……?」
【ふと見ると、ゼオラの背後方向からとことことツィーが歩いてくるのが確認できる】
- 630 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 19:03:28 ID:g4lxCBLQ0
- >>629
「ん……。あのチビ……。おい、アンタ、あいつに見覚えは?」
ツィーを指差して
- 631 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 19:13:42 ID:yLjqJICg0
- >>630
ん? あの子は僕の昔の姿で……って何で!?
【振り向き、驚く】
上弦のところに置いてきたから大丈夫だと思ったのに……
「……?」
【指をさされ遠くから不思議そうに二人を見ている】
- 632 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 19:19:27 ID:g4lxCBLQ0
- >>631
「上弦のところに置いてきた……?」
「……お前、何か企んでんのか?」
ちょいちょい、とツィーに向って手招きをしながら
- 633 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/09/21(月) 19:23:28 ID:DTK0wtesC
- >>632
え、ええ……安全ですからね
何も企んでませんが?
「……?」
【てこてこと歩いて行く】
- 634 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 19:25:01 ID:g4lxCBLQ0
- >>633
「ふーん……?」
疑わしげな視線を送って
「どれ……。よっと」
とりあえず歩いてきたツィーを抱き上げた
- 635 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/09/21(月) 19:29:44 ID:DTK0wtesC
- >>634
あ……あう……
【ツィーが抱き上げられたのを見て恥ずかしそうに】
「……」
【本人は未だに不思議そうにしているが】
- 636 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 19:31:10 ID:g4lxCBLQ0
- >>635
「……何でアンタが恥ずかしがるんだ?」
不思議そうに首を傾げ
「…ツィー。いや、ゼオラ……か?」
じっとツィーの顔を見る
- 637 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 19:40:49 ID:yLjqJICg0
- >>636
それは……一応、僕な訳ですから
「……ぅ?」
【呼びかけに答えるように僅かに声を出す】
- 638 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 19:43:59 ID:g4lxCBLQ0
- >>637
「……時空が捻じ曲がってるつっても、違う時代のゼオラが何人も居る、なんて有り得るのか……?」
不思議そうにツィーを見つめ
「……」
とりあえず高い高いをしてみた
- 639 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 19:47:14 ID:yLjqJICg0
- >>638
それは普通あり得ません、ただし違う世界からならあり得ます
でも、今回問題なのはそのありえないことが起こっているという事です……
「……」
【表情、声共にこの子rから貧しかったようだ】
【普段見ていた姿よりも顔つきが幼く、優しげ】
- 640 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 19:48:12 ID:yLjqJICg0
- //この頃から貧しかった、ですね……
- 641 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 19:48:38 ID:.6prKP66O
- 「おい……その子に気やすく触らないで貰えるか?」
【無表情な白い服の男が歩いてきた】
- 642 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 19:50:49 ID:g4lxCBLQ0
- >>639
「……アンタは何処まで掴んでるんだ?」
横目でゼオラを見て
「……可愛くねえガキだな……」
何時だったか。あの男が言ったような台詞を言って、ツィーの頬を少し抓る
- 643 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 19:54:37 ID:g4lxCBLQ0
- >>641
「……何でアンタにそんな事言われなくちゃいけないのかねえ……」
視線も向けずそう言い放って
- 644 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 19:55:36 ID:yLjqJICg0
- >>641
あ、上弦さんこんばんは
【以前会った時は長かったはずの髪がショートヘアーになっている】
>>642
今、その子のほんの少し先で僕達の未来は分かれます
僕は未来から来たから解るんです
【真っすぐにツィーを見て】
つまり、今のその子に何かがあれば何かが変わってしまうかもしれませんね
「……」
【微かに不快感を露わにし、紅夜の頭に手を伸ばし叩こうとする】
- 645 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 20:00:13 ID:.6prKP66O
- >>643
「は?……なら何故君は気安くその子に触れている?……私の子だ……それ以外何か理由が?」
【明らかに不機嫌だ】
>>644
「いい雰囲気の所悪いね……なぁに……邪魔者はすぐに帰るから気にしなくていい……」
【変わりを見ても反応を示さず】
- 646 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 20:05:33 ID:g4lxCBLQ0
- >>644
「……成る程。だから安全な奴の所に預けた、か?」
ツィーの頬から手を離し、ゼオラの方に向き直り
「ん、悪い悪い。嫌だったか?」
頭を叩かれつつも、少し楽しげな笑みを浮かべる
>>645
「……コイツが嫌だってんなら離すけどな。どうだ、嫌か?」
ツィーの顔を覗き込み、少し首を傾げて
- 647 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 20:09:09 ID:yLjqJICg0
- >>645
いやいや、別に邪魔ものだなんて……
【上弦へ向かって微笑む】
>>646
ええ、あの人なら大切に扱ってくれるはずですからね
過去の自分を人に預ける、と言うのはアレですけど……
「ぃ……ぁ?」
【意味が解らなかったようで、こてん、と首を倒す】
- 648 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 20:14:57 ID:.6prKP66O
- >>646
「嫌では無いらしいな……私はそれはもう恐がられた物だ……今の状態なら安心だろ……」
【相変わらず無表情】
>>647
「隠さなくていいよ、それにアイツは私が邪魔みたいだからな……私はツィーがいなくなったから探しに来ただけだ……でも、安心だな……じゃあ、私は行く……ごゆっくり……」
【そのまま背を向けて歩き出した……度重なる自分の失態と頼りにされない歯痒さのせいか……その背中は酷く小さく見えた】
- 649 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 20:19:30 ID:g4lxCBLQ0
- >>647
「……本当に大事なら、自分の手で守ってやるのが一番だと思うがねえ……。
まあ、そこら辺はアンタの勝手だけどな……」
ふ、と小さく笑って
「……どっちなんだろうなコレ。分かるか?」
横目でゼオラに尋ねて
>>648
「……無表情や怒った顔ってのは、俺達の想像以上にガキには怖いものだからな」
歩き出したその背中に、言うのだった
「……つうか、邪魔だなんて一言も言ってねえんだがねえ……」
- 650 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 20:31:50 ID:yLjqJICg0
- >>648
……? ちょ、ちょっと何を……
【背中を見て少し悲しそうに】
あとであの子を持っていきますんで……
>>649
僕はこの街に来たばかりで何もなくて……
それに、この後どうなるか解っていてそれを見守るのは……
さ、さぁ……恐らく、言葉の意味が解って無いんだと
【ツィーを見てそう言う】
- 651 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 20:39:49 ID:.6prKP66O
- >>649>>650
「……」
なんだ……私惨め過ぎじゃないか……
なんか天界的な場所でとても情けない状況になっているぞ?
あれか?私が悪いのか?
……どうしよう……
【男の背中はますます小さくなって行くのだった】
- 652 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 20:45:58 ID:g4lxCBLQ0
- >>650
「未来が解っていて、その未来が嫌なら、変える努力くらいしたらどうだ?
過去は変えられねえが、未来なんて不確かな物、幾らでも変えれるんだしな」
自嘲気味の苦笑を見せて
「あー、成る程……。なんつえばいいんだ……?」
少し考え
「……ツィー。今、楽しいか?」
再度ツィーに問う
>>651
「……情けねえな。お父さんよ。娘が泣くぞ?」
- 653 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 20:54:43 ID:yLjqJICg0
- >>651
「……!」
【上弦に気づいたようで軽く手を振っている】
【……見えるかどうかは別だが】
>>652
それは難しいです。僕が予定外の行動をしてしまうと未来が変わるかも知れないんです……
つまり、僕や誰か、もしかしたら本来この空間に居ないといけない子が消えてしまう可能性だってあるんです
貴方達の未来の一部は、僕にとっての過去でもあるんです……
【静かに答える】
「……」
【じっと紅夜を見て、わずかに頷く】
- 654 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 20:59:27 ID:.6prKP66O
- >>652>>653
【残念、意外と離れてしまっている上に天界の騒ぎについて考えてしまっていて、声は聞こえないし、気付きもしない……】
……どうしよう、どうしよう……私格好悪い……
いや……でも私が格好悪いのは中の人のせいだからな……
私は悪くないのか?……中の人が悪いのかな?
もう……この街を立ち去った方がいいのでは?
…………私以外に頼りになる人もいるし……いいかな……
- 655 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 21:08:37 ID:g4lxCBLQ0
- >>653
「……それでも、何もしないよりはマシだと思うがねえ。
まあ、アンタの好きにすればいいさ……。つっても、俺っつう存在が居る時点でアンタが知ってる過去とは既に違う可能性があるがな?」
「……そうか。良かった」
そう言ってまた小さく笑って
>>654
「……親父がんなフラフラしてたら娘なんてどうなっちまうか分かんねえぞ?
例えば……怪しい奴に連れて行かれたり、とか」
上弦には見えないかもしれないが、ニヤリと怪しく笑って
「まあ、去るも去らないもアンタが決める事だな。俺は口出ししねえさ。
だが、悲しむ奴はいるんじゃねえ?コイツらとか」
そう言ってツィーやゼオラを見て
- 656 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 21:15:00 ID:yLjqJICg0
- >>654
はいはい、何変なこと考えてるんですかー?
【ペチペチと上弦の型を叩きながら手を引いて元の場所に戻る】
あなたはあの子の未来を助けるんじゃないんですか?
>>655
何か起きてしまうと困るんです
安心してください、あなたがいても僕に変化はありません。これからもあなたが何もしなければこのままです
「……」
【じっと紅夜を見るだけで表情の変化は無い】
- 657 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 21:16:02 ID:.6prKP66O
- >>655>>656
どうすればいい……
そりゃ大切な女の子が女たらしと一緒に楽しそうに話してたり……過去の姿とは言え抱き上げられていたらショックだろ?
……ちっ……アイツ……あの女たらしが……
……いや、あんな奴に私があの子達を渡すとでも?
否、断じて否!
あぁ、駄目だな……全然駄目だ!
【カバッと振り向き】
「ゼオラ!ツィー!私だよ〜!!」
【両腕を広げ何かしている……】
- 658 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/21(月) 21:21:25 ID:g4lxCBLQ0
- >>656
「……俺が何もしねえなんて保障は無えがな?」
怪しいような意地の悪いような。そんな笑みをゼオラにも向けて
抱き上げていたゼオラを下ろし
「……ったく、本当可愛げの無えガキだな」
口ではそう言う物の、どこか楽しげにゼオラの頭を撫でて
>>657
「……女たらしで悪かったな?」
ビシッと言い放ち
「ったく……。何なんだか……」
肩を竦め、溜息を吐くと何処かへ歩き去っていった
- 659 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 21:30:28 ID:yLjqJICg0
- >>657
そ、そうですね……あなたは上弦ですが……
「……?」
【二人して疑念のまなざし】
>>658
やってみなさい、私が止めます。むしろ、止めないと何かがありそうですからね
【ツィーを抱き上げ】
か、可愛げの無いガキだなんて……
【ショックを受けるのはこっちだった】
- 660 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 21:35:16 ID:.6prKP66O
- >>658>>659
「……」
【間抜けな格好のまま沈黙……】
「あぁはいはい……そりゃ私みたいなオッサンよりアイツみたいな若い男の方が良いですよね〜……ゼオラちゃんもツィーちゃんも楽しそうだったもんね〜……」
【なんか地面をゴロゴロし始めた……どうやら抱きついてくれるのを期待したらしい】
- 661 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 21:41:36 ID:yLjqJICg0
- >>660
【それを見て数秒後、納得したような表情】
ほら……行ってあげなさい
【小声でツィーに耳打ち、ツィーが上弦の元へと動き出す】
- 662 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 21:44:48 ID:.6prKP66O
- >>661
【ゴロゴロ転がってる上弦から何か聞こえてくる……ギャグパートだから出来るテレパシーだ】
『二人♪二人♪二人♪』
- 663 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 21:46:41 ID:yLjqJICg0
- >>662
(雑念だ……今聞こえているのは雑念だ!!」
【途中から声に出てた】
- 664 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 22:08:18 ID:.6prKP66O
- >>663
「……」
「しゅん……」
【一瞬の内に隅っこに蹲ってしまった】
- 665 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 22:09:43 ID:yLjqJICg0
- >>664
あ、すいません……
【ツィーを抱えてすぐさま近寄った】
- 666 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 22:19:37 ID:.6prKP66O
- >>665
「私に敬語は使わないでくれ……君がいいのなら……いつもの様に呼んでくれ……頼むよ……」
【少し震えた声で男は答える……どうして自分はこうなのか……何故こうもだらしがないのか……そんな事ばかり考えていた】
- 667 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 22:27:05 ID:yLjqJICg0
- >>666
はいはい解ったよー、じょーげんっ♪
【笑顔でツィーを差し出す】
……違うな
- 668 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 22:30:37 ID:.6prKP66O
- >>667
「……じーっ……」
【メッチャ見てる】
「……じーっ!……」
【凄い見てる】
「……じーっ!!……」
【超見てる】
『二人♪二人♪二人♪』
【また気持ち悪い念が飛んできた】
- 669 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 22:33:46 ID:yLjqJICg0
- >>688
(雑念に負けるな、雑念に負けるな僕ううううう!!」
【案の定途中から声に】
うあああああ!!
【ツィーを上弦にむかって投げつけた】
- 670 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 22:38:58 ID:.6prKP66O
- >>669
「危ないっ!?」
【ゴールキーパーみたいにツィーをキャッチしたのだが……顔は優れず】
「……そんなに……嫌なのか……」
【じゃあツィーも同じだと思ってすぐに下ろした】
- 671 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 22:42:54 ID:yLjqJICg0
- >>670
え、いや……途中、へんな雑念が聞こえてきたから……
【雑念の出所は解って無い様子】
それに、僕は上弦のことは嫌いじゃ無いですよ?
【告白にとれなくもない】
- 672 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 22:50:39 ID:.6prKP66O
- >>671
「ん、そうかい……有難う……」
【“嫌いじゃない”それは誰にでも使える便利な言葉、でも、嫌われてないのが嬉しくて、上弦は小さく笑って礼を言った……テレパシーは……恐らく本人も気付かない気持ちの悪い念なのであった……】
- 673 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 22:53:43 ID:yLjqJICg0
- >>672
ふふ、どういたしまして
【微笑んで】
「……?」
【上弦の背中を登り始めた】
- 674 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/21(月) 22:57:30 ID:Ytmc4SoY0
- 壁|v・) ニヨニヨ
- 675 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 23:01:09 ID:.6prKP66O
- >>673
「……私は……君の事を好きだからね?……それだけは忘れないでくれ……」
【聞こえるかわからない程、いや、多分聞こえないだろう……それ程小さく……上弦は呟いた……それは、背中を登っているツィーにも、目の前のゼオラにも言っているようだった……】
- 676 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 23:03:03 ID:.6prKP66O
- >>674
「あ、あれは!?……黄金の角を持つクワガタ!?」
【娘も娘なら父も父だった……】
- 677 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 23:06:26 ID:yLjqJICg0
- >>674
「……?」
【見れば、以前にロザリアの髪を切った少女と同じ顔の少女が上弦の背後にいるではないか】
>>675
……
「……」
【一人は正面から、もう一人は背後から解ったような、そうでないような笑みを送った】
- 678 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/21(月) 23:10:34 ID:Ytmc4SoY0
- >>676 >>677
壁|v・)-[○] パシャパシャ
写真をとってにニヨニヨ
- 679 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 23:14:33 ID:.6prKP66O
- >>677
「あぁ……ごめんね……少し待っててね?」
【背中のツィーを下ろして】
>>678
「やめてぇぇぇぇ!!私の恥ずかしい写真撮っちゃらめぇぇぇぇ!!」
【メッチャ走って突っ込み、ジャンピング土下座】
「すいません……マジで頼みます……勘弁してください……ゴールデンクワガタ様……」
【メッチャ謝っている】
- 680 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 23:16:35 ID:yLjqJICg0
- >>678
あー! そこ何写真とってるんですかぁー!?
【やっと気づいた】
>>679
【着地、そのまま座り込む】
ご、ゴールデンクワガタ様……? そんな珍しい名前してるんだ……
【一人つぶやく】
- 681 :ロザリア・ロートシルト:2009/09/21(月) 23:20:29 ID:Ytmc4SoY0
- >>679 >>680
壁|v・) ニヨニヨ
壁|・) ニヨニヨ
壁|) ニヨニヨ
壁|=3
逃げた!!!
- 682 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 23:23:53 ID:.6prKP66O
- >>680>>681
「ご、ゴールデンクワガタ様ぁぁぁぁぁぁ!!カムバァァァァァァァック!!」
【逃げた方へ手を伸ばしながら……一生懸命叫ぶオッサンでした……】
- 683 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 23:25:12 ID:yLjqJICg0
- >>681
ま、待って! ゴールデンクワガタ様!!
【そう叫ぶがツィーを置いて行くわけにはいかず、追いかけることはできなかった】
>>682
一体、あれは誰なんですか?
【ツィーを抱えたゼオラが隣に立ち】
- 684 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 23:28:02 ID:.6prKP66O
- >>683
「き、きっとこの周辺の主なんだ……展開で馬鹿をやった私の中の人を裁く為に降り立った天からの使いなんだ……」
【何か訳のわからない事を口走っていた】
「すいませんすいません!もうしませんから!天よ〜!」
【もう大混乱である】
- 685 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 23:33:11 ID:yLjqJICg0
- >>684
な、なんだってー!
て、天よー
【とりあえずお祈り】
「……」
【理由は解らないが楽しそうである】
- 686 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 23:37:04 ID:.6prKP66O
- >>685
「いや、待つんだ!こう言う時はお供え物と相場が決まっているじゃないか!!」
【何かを思いついたように叫ぶのだった……】
「ゴールデンクワガタ様ぁぁぁぁぁぁ!必ずや!中の人が小百合さんを描き切ります!明日までには!だから祟らないで〜!」
【なんか祟りだと勘違いしちゃった】
- 687 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 23:46:19 ID:yLjqJICg0
- >>686
お供え物……僕今何も持ってないよ!?
【突然あわて始める】
- 688 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/21(月) 23:53:04 ID:.6prKP66O
- >>687
「何!少し遅れても待ってくれる筈だ!とりあえず君は“上弦大好き!”と言っておきなさい!」
【どさくさに紛れてまた何か言い出した、でもバレバレなのだった】
- 689 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/21(月) 23:57:08 ID:yLjqJICg0
- >>688
それがお供え物になる理由がまったく解らないよ!
とりあえず……
【ツィーをゴールデンクワガタ様が立っていた所に置いた。お供え物にするつもりである】
- 690 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/22(火) 00:02:02 ID:.6prKP66O
- >>689
「こら、やめなさい……これは私のだ!…………いや、違う!人柱にするんじゃない!」
【すぐにツィーを退かすのだった】
「いや、待て……少し落ち着こう……クールダウンだ……」
- 691 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/22(火) 00:05:15 ID:yLjqJICg0
- >>690
そ、そうか……クールダウン……よし
【大きく息を吸い】
上弦、そこに座りなさい
【ゴールデンクワガタ様が立っていた所を指さす。お供え物にするつもりである】
- 692 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/22(火) 00:09:13 ID:.6prKP66O
- >>691
「はい!」
【普通に座った、しかも正座で】
「……あれぇ〜?……ゼオラ〜?君の大好きな上弦さんが人柱にされちゃうよ?」
- 693 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/22(火) 00:12:57 ID:yLjqJICg0
- >>692
別に良い……! この僕が残りさえすれば……!!
【目が凄く必死】
- 694 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/22(火) 00:15:18 ID:.6prKP66O
- >>693
「……ちょっとおいで……」
【優しく、近寄るように促した……】
- 695 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/22(火) 00:16:36 ID:yLjqJICg0
- >>694
はい?
【ツィーを抱えたまま近寄る】
- 696 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/22(火) 00:21:18 ID:.6prKP66O
- >>695
「……」
【ツィーもろとも、ゼオラを思い切り抱き締めた……】
「もう、まどろっこしいのはなしだ……君は……私の事をどう思っているのかな?……聞かせてくれ……お願いだ……」
- 697 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/22(火) 00:24:14 ID:g4lxCBLQ0
- 「……それは流石に犯罪だと思うぞー」
何時の間にか3人の横に立っていた
- 698 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/22(火) 00:27:18 ID:yLjqJICg0
- >>696
何っ? いきなり……離して下さい
僕は、あなたに感謝していますよ?
>>697
ですよねー、上弦にはアウテリートが居るのに……
【それはそれでアウト】
「……っ……」
【一番の被害者は挟まれているこの子である】
- 699 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/22(火) 00:32:43 ID:.6prKP66O
- >>697>>698
「結局か……結局また邪魔が来たのか……私は本当に……クソッ……なんでだ……なんでっ!!」
【二人を離し、三人を睨む】
「あぁ、いいさ!……結局私は利用されて……あぁ……いいさ……君達の気持ちはわかった!……なんだったんだ……私のしてきた事は!!」
【そう言って男は去って行った】
- 700 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/22(火) 00:36:54 ID:g4lxCBLQ0
- >>698
「……近○相○も結構ヤバいんじゃねえか?」
アハハと苦笑して
「おーう……。大丈夫か?」
>>699
「……何だあいつ。感じ悪いな……」
睨まれた理由が分からず、少し首を傾げて立ち去る上弦を見ていた
- 701 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/22(火) 00:42:00 ID:yLjqJICg0
- >>699
……? ……?
【意味が解らず混乱】
上弦、感謝してるのは本当だからね……
【すこし、申し訳なさそうに見送った】
>>700
さらにはお嫁さんもいるんでしょ……?
【ため息をついて】
「……ぇぅっ……っ……」
【泣いている】
ああ、ゴメンゴメン痛かったね?
【頭をなでている】
- 702 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/22(火) 00:45:01 ID:g4lxCBLQ0
- >>701
「確かいるな。一度しか会った事無いけど……綺麗な人だったぜ?」
相当昔の事だ。だが、上弦の外見が昔とあまり変わっていないのだから、奥さんの外見もあまり変わっていないだろう、とこの男は考えていた
「んー、っと……。ああ、あった。使うか?」
探ったポケットの中からハンカチを取り出して
- 703 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/22(火) 00:54:54 ID:yLjqJICg0
- >>702
へぇ……? 僕は見た事無いな……ありがと
【ハンカチを受け取り、ツィーの涙をふく】
- 704 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/22(火) 00:59:08 ID:g4lxCBLQ0
- >>703
「ん。気にすんなって」
ヒラヒラと手を振って笑い
「大丈夫か?チビ助ー」
目線をツィーに合わせるようにしゃがみ込んで
- 705 :ゼオラ=アドヴァルド(未来):2009/09/22(火) 01:03:05 ID:yLjqJICg0
- >>704
またこの借りは返させて頂きますね
【深く頭をさげ】
チビ助だなんて……グスッ
【なぜか涙目】
……そろそろ時間です。少し過ぎてますがそれもよいでしょう……それでは
【もう一度頭を下げると飛行船の方向へと走っていった】
- 706 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/22(火) 01:06:27 ID:g4lxCBLQ0
- >>705
「だから、気にすんなって……って、何でお前が泣くんだよ……」
突然涙目になられ、少し戸惑う
「ん、じゃあな……。って、あの飛行船……」
視線は走り行く彼女では無く飛行船に向けられて
「……何が起きるのかね。まあ、そのうち分かるか……」
溜息と共にそう吐き出し、頭をかきながら何処かへ歩き去っていった
- 707 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 00:06:12 ID:Jhlo6zSQO
- 異能都市、薄暗き路地。
外灯に照らされた道を、息を切らして走る女性がいる。
――何者かに、追われている。
女性はバランスを崩し転倒する。しかし何者かは容赦をしない。
喉元に食らい付き、鋭利な爪で引き裂き、ほふり、食らう。
一連の動作の後、死体だけがそこに残る。
外灯に照らされ、その姿を顕にする。
――それは、その姿は、一匹の狼であった。
- 708 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 00:19:37 ID:HnkBBDEo0
- >>707
「……」
その光景を、見てしまった者がいた。
「おいおい、やけに物騒な街になったもんだな」
目の前の肉食獣に怖気もせず、堂々と死体に近づいてゆく。
「死に際を見てしまった以上、弔うくらいはやらんといかんな」
- 709 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/23(水) 00:23:44 ID:g4lxCBLQ0
- 「……狼男?」
ヒタリヒタリと路地裏を歩く
この男もその光景を見てしまっていた
- 710 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 00:26:43 ID:Jhlo6zSQO
- >>708
狼は動く。四本の足で迫り来る速度はなかなか。
更に、足の速さだけでなく跳躍力も優れている。
クロスの視界から瞬時に離脱すると、外灯を足場にして死角からの攻撃を仕掛けてくる。
>>709
戦闘が行われている? かもしれない。
- 711 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/23(水) 00:28:36 ID:g4lxCBLQ0
- >>710
「……暗っ」
パチンと指を鳴らすと、煉の周囲に炎が現れる
「……何やってんだか」
その炎を狼が居るであろう方向に飛ばす。攻撃では無く、辺りを明るくする為に。
- 712 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 00:31:33 ID:HnkBBDEo0
- >>710
「あ……」
猛獣の行動は唐突過ぎた。
クロスは当初、「最初は唸るか吼えるかはするだろう」と考えていた。
瞬間的に自分へと攻撃が行われると想定していなかったのだ。
「……あ?」
戦闘状態思考への切り替え。
それが済んでないクロスの反射神経は常人といい勝負なのだ。
故に、
「…………ああ」
反応が、遅れた。
牙が、爪が、クロスへと襲い掛かる。
- 713 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 00:35:56 ID:Jhlo6zSQO
- >>711-712
そう、不可避の攻撃。
不意を突く、必中に等しい攻撃。
当たった、否。
煉の炎が、目眩ましとなった。
狙いがそれた一撃は、クロスの横の空間を凪ぎ払っただけだった。
- 714 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/23(水) 00:41:18 ID:g4lxCBLQ0
- >>712
「……何やってんすか」
呆れたと言わんばかりの表情で歩み寄ってくるその男は、既に戦闘態勢が整っていた
「……こんな街中に狼……」
>>713
音も無く抜かれたその刃の刀身は煉が放った炎の光が煌く。
その光は獣はあまり好まないであろう炎を、刀の様に形取ったようにも見える。
「……とりあえず。斬る……」
一歩、たった一歩だけだが。凄まじい速さで狼との間合いを詰め、その刀が振るわれた。
- 715 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 00:46:04 ID:HnkBBDEo0
- >>713
「…………ッ!!」
途端に思考が切り替わる。
日常生活のものから、戦闘状態の思考へ。
「っんだよもう!」
牙によって切り裂かれた服の裾を確認しながら猛獣へと振り返る。
「あー、こりゃ黒瑪瑙に怒られるな。
……と、鬱ってる場合じゃ無い、か」
辺りを見回し状況を確認。
>>714
「おっす、煉じゃねぇか。
そういう顔しなさんな、俺だって油断くらいはするさ」
やれやれと頭を掻いて、煉の横に立つ。
「さて、と。
ちょっと害獣狩りに手を貸してくれねぇか?」
- 716 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 00:49:36 ID:Jhlo6zSQO
- >>714
着地で体勢が崩れていたとはいえ、狼は感のいい生きものだ。
後方に跳躍し、振るわれた刃を回避しようと努めるが、前足を斬り付けられ鮮血が舞う。
>>715
傷を負った獣は、身を翻して路地裏に逃げ込もうとする。
暗くてよく分からないが、人の形に変わったように見えた……かもしれない。
- 717 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/23(水) 00:54:27 ID:g4lxCBLQ0
- >>715
「……長引いたら嫌なんでパスです」
手をプラプラとさせて
「……狼なんかにやられたらカッコ悪いっすよ?」
ククとからかうように笑って
>>716
「……」
剣をクルリと回して血を飛ばし、剣を納める
「……それじゃ。クロスさん。頑張ってくださいね」
大きな欠伸と共にそう言って、何処かへ歩き去っていった
//ゴメン急激に眠くなった……おやすみっ!
- 718 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 00:57:56 ID:HnkBBDEo0
- >>716
「ち、逃げたか……。
やれやれ、追わなきゃいけないのか、よ!!」
地面を蹴って一気に走る。
目指すは路地裏。
>>717
「『なんか』って馬鹿にしちゃ駄目だろ、おいおい」
「これだから……」と言葉を続けようとしたが、途中で口を紡ぐ。
「いや、これを言っちゃ俺も高が知れてるってもんさ」
友人を馬鹿にするのは好きではない。
そう思いを馳せながら、彼は地面を蹴る。
//おやす〜
- 719 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 01:00:40 ID:Jhlo6zSQO
- >>717
// おやすみ〜
>>718
路地裏に点々と残る血痕。それを追っていけば、追跡は楽だろう。
そして前方に見える、謎の人影。
- 720 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 01:03:43 ID:HnkBBDEo0
- >>719
「…………」
血痕の先の人影を、まるで風景を眺めるように見る紅い人影。
しばし無言であったが、男は息を整えて言葉を吐く。
「……よぉ、誰だか知らないが、ちょいと尋ねたい。
この路地に狼が来なかったか?」
まるでおちょくるように、飄々とした態度で声をかけた。
- 721 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 01:04:57 ID:GoYFWHAU0
- 「…(ごしごし)」
【何気なく。本当に何気なく一人の少女が路地裏に目を向けた】
「…?」
- 722 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 01:09:43 ID:Jhlo6zSQO
- >>720
「狼なんて……見てない」
"腕を負傷した女性"は、そう言った。
>>721
見たことのあるような女性が、路地裏にいるかもしれない。
- 723 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 01:11:40 ID:HnkBBDEo0
- >>722
「ん、そっかー。
おかしいなー」
しれっとした態度で女性へと歩む。
「……っと、どうした、怪我してるじゃねぇか。
どれ、見せてみ」
- 724 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 01:13:38 ID:GoYFWHAU0
- >>722-723
「あう〜?みたことがあるの・・・」
【じっとじょせいをみて、路地裏に入っていく】
「あう〜『くろす』どうしたの〜?」
【クロスにも声をかけに言った】
- 725 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 01:20:08 ID:Jhlo6zSQO
- >>723-724
「ちょっと失礼しますよ。ああ、こんなところに――無事、確保しました。今から戻ります」
数人の――風貌は騎士たちが現れ、女性を囲むと、どこかに連れていってしまう。
「ふう、危なかった」
残った見た目が騎士の一人は、ばつの悪そうな顔をし二人の前に立つ。
- 726 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 01:25:16 ID:HnkBBDEo0
- >>724
「……ん?
ああ、ディスか。
…………なんでもねぇよ」
路地裏を抜けたところには死体がある。
しかしそれを、クロスは隠した。
>>725
「……誰だよお前ら」
あからさまに不機嫌そうな声が響く。
「何が『危なかった』だ。
人が死んでんだぞ?」
- 727 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 01:28:09 ID:GoYFWHAU0
- >>725
「あう?…だれなの?」
【気にする顔で連れて行かれる女性を見つめた】
>>726
「…あう〜…そうなの…ん、」
【鼻を押さえる】
「……なんかいやなにおいするの…」
【思わず顔をしかめた。若干顔が青い】
【ディスの鋭敏な嗅覚が血の臭いを感じ取ったのだろうか】
- 728 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 01:30:25 ID:Jhlo6zSQO
- >>726
「何」
それを聞いて、また深刻そうな顔をする。
「……ついに、一般の方からも被害が」
非常に意味深だ。
>>727
「我々は街の守護をする騎士である。今回の事件は騎士団内部で起こった出来事だ」
- 729 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 01:35:27 ID:HnkBBDEo0
- >>727
「ああ、無理か。
……ち、どうしたもんかね」
困ったように頭を掻く。
>>728
「何があったか知らんが、お前らが管理してんなら責任取るなり後片付けなり、そこもしっかり頼むぜ。
今回は赤の他人だったからいいが……いや、良くないけど。
でも俺のお気に入りの連中に手ぇ出させてみろ?
その『騎士団』とやら、ぶち壊すからな?」
単純な脅し。
しかし、彼の目は本気であった。
「ったく、
あの女は一体何なんだ?」
- 730 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 01:38:02 ID:GoYFWHAU0
- >>728
「あう〜…きし…」
【ちらりと剣帯につながれた銀の刀が見える】
「なにがあったの?…それにあのひと…」
【ほぼ確信に近い目だ。あの女性が誰なのか】
>>729
「あう、だいじょぶなの…
その・・・へいきへいきなの」
【だけどどうにも無理しているように見える】
- 731 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 01:43:47 ID:Jhlo6zSQO
- >>729-730
「あの方は私たち騎士団の長なのですよ。しかし最近になり、彼女は夜な夜な狼になって騎士達を襲うようになった……
いや、それに気付いたのはほんの少し前なのですが、彼女は無意識のうちに狼になり襲っているようで。
このことを知った私たち幹部数人は箝口令をしき、本人には夢遊病と説明し隔離した」
ところが、今日は運が悪く外に逃がしてしまったらしい。
- 732 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 01:47:23 ID:HnkBBDEo0
- >>730
「……ま、お前が言うならそれでいいけど。
無理だと思ったらすぐに帰れよ」
>>731
「なーにやってんだか……
とりあえず、一般人に被害出てんだ。
そろそろ何とかしないと、こっちはおちおち夜道も歩けないぜ」
責めるように騎士団の一人に指を突きつける。
「今夜のことも、ちゃんと責任取れよ。
揉み消すなら弔うくらいはそっちでやってくれ」
- 733 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 01:50:33 ID:GoYFWHAU0
- >>731
「…あう…」
【激しく動揺している】
「そんななの…まさか…」
【不安に押されそうな顔だ】
>>732
「…う、うん…」
【だがどうにも動揺を隠せない顔だ】
【彼らからの話を聞いたせいだろうか】
- 734 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 01:53:09 ID:Jhlo6zSQO
- >>732-733
「分かっている……今回は我々のミスだ」
無線で連絡を取り合い、数人よこすようにと要請している。
それから彼は去っていった。
- 735 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 01:55:46 ID:HnkBBDEo0
- >>733
「……やれやれ。
ディス、そろそろこういうことは一人でなんとか処理できるようになりな。
強くなる為の一歩の一つだ」
クロスはただ、そう言った。
そう言うことしか出来なかった。
>>734
「オッケ、わかっているならいいんだ」
簡単に手を振り、背を向ける。
「やれやれ、面倒なことになってきたね、どうも」
困ったように呟き、彼もまたその場を後にした。
- 736 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 01:57:39 ID:GoYFWHAU0
- >>734
「…そうなの・・・」
【ゆっくりと手を振った】
>>735
「……ひとりで…できるかなの…」
【不安そうな顔をしながらクロスを見送った】
「……どうしよなの…」
【不安そうな顔のまま立ち去った】
- 737 :ノエル=フルーレス:2009/09/23(水) 02:21:58 ID:ymqOUFM.0
- 【AGカフェ】
ズズ…
「うん、旨い」
【カフェでまったり中】
- 738 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 02:24:40 ID:HnkBBDEo0
- >>737
「ありがとうございます。
それ、輸入ものでなかなか手に入らないんですよ」
皿を洗いながら少女が微笑む。
- 739 :ノエル=フルーレス:2009/09/23(水) 02:27:43 ID:ymqOUFM.0
- >>738
「へぇー…」
【空になったカップをまじまじと見た後】
「うん、気に入った。 もう一杯いいかな?」
【そういって、空になったカップをテーブルに戻す】
- 740 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 02:30:04 ID:HnkBBDEo0
- >>739
「あ、はい只今」
ポットの中の黒い液体をカップに注いでゆく。
「それにしても最近は物騒ですねー。
あちこちで人が死んでますし。
ニュース番組は毎日充実していて放送局は困らないんでしょうけど」
- 741 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 02:31:10 ID:GoYFWHAU0
- 【カフェの前】
「うにゃあ!」
ビダアアアアン!!
【何かの鳴き声と勢いよく倒れる音が聞こえた】
- 742 :ノエル=フルーレス:2009/09/23(水) 02:34:33 ID:ymqOUFM.0
- >>740
「どうもそうみたいだねぇ〜。
僕はここの所、山に篭ってたからよくは知らないんだけど」
>>741
「ん?」
【騒々しい音を耳にし、そちらへと目を向ける】
- 743 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 02:38:13 ID:HnkBBDEo0
- >>741
「…………」
微妙な顔で外に目をやり、
「で、ノエルさん」
スルーした!
>>742
「山篭り……ですか。
いいなー、秋の山とか行ってみたいなぁー」
紅葉豊かな景色に思いを馳せ、
「ということは、あれも知らないんですか?
最近ここらに大きなビルが建ちましてね。
ほら、あれ」
窓の外を指差す。
そこには巨大な高層ビル。
「あのビルのせいで、最近日当たりが悪くて仕方が無いんです」
- 744 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 02:42:09 ID:GoYFWHAU0
- >>742
「まえみてなかったの…」
【かなり凹んだ電柱の前で焦っている少女がいる】
【額に衝突した跡があるがその少女は全く意に介していない】
しゅるしゅる
【とりあえず電柱に包帯を巻きつけた】
>>743
「…あう〜…これでいいかなの…(グー」
【お腹が勢い良く鳴く】
「ごはんたべようかなの…」
【はあ、とため息をついてAGカフェの扉を開いた】
カランカラン
- 745 :ノエル=フルーレス:2009/09/23(水) 02:45:45 ID:ymqOUFM.0
- >>743
「ちょっと山に住居を構えてね〜。
丁度楓が色づいている頃だね。
ここからそんなに遠くない場所だよ。」
「ビル?」
【促されるままに外を見て】
「へえ〜初めて知ったよ〜。
これじゃあちょっと滅入るねぇ〜」
【思わず苦笑する】
「それじゃあ、あれは何のビルなの?」
>>744
「……犬も歩けば、か…な?」
【再度苦笑。こちらは大分呆れ気味で】
- 746 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 02:50:21 ID:HnkBBDEo0
- >>744
「いらっしゃいませー」
少女が出迎える。
「……えーと、うん。
補強してあるならしばらくは大丈夫かな」
店前の電柱を見ながら。
>>745
「どっかの会社のビルみたいなんですよね。
確かメタルチェアとかなんとか」
少し怒ったように息を吐く。
「まったく、どこの大企業かは知りませんが、
こっちは日当たりが悪くなっていい迷惑なのですよ」
メタルチェア。
都市開発事業などを主にこなす会社である。
- 747 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 02:53:17 ID:GoYFWHAU0
- >>745
「あう〜?『のえる』こんばんわなの|」
【丁寧に頭を下げる】
「…?」
【若干の苦笑を見て少し首をかしげた】
>>746
「あう?『くろめのう』なの〜!
こんばんわなの〜!」
【微笑んでいつものカウンター席に座る(足が宙に浮く)】
「う〜〜…ひさしぶりにぶつかっちゃったの」
【メニューを手にとって恥ずかしそうに電柱をみる】
- 748 :ノエル=フルーレス:2009/09/23(水) 02:58:39 ID:ymqOUFM.0
- >>746
「こればかりはねぇ…
土地が限られてるからどうしてもね。
しかし、メタルチェアねぇ〜
この都市の事は全然知らないから分からないけど…
なんか核搭載二足歩行戦車作ってそうな名前だね」
【くくっとおどけた風に笑いながら、軽い調子で言う】
>>747
「ん。こんばんわー」
【挨拶を返し】
「…」
【笑顔で誤魔化し通す】
- 749 :黒瑪瑙 ◆CROSS/.AzE:2009/09/23(水) 03:05:10 ID:HnkBBDEo0
- >>747
「まったく、あまり頭をぶつけると成長できなくなっちゃいますよー」
苦笑いしながら、今日の夕飯をカウンターに置く。
「今夜は鉄火丼です。
マグロが余ったので、醤油に漬けておきました」
>>748
「ありえないわけじゃ無いのが怖いですね。
あの会社、事業の規模と収入が釣り合わなかったり財源がどこから出ているのか分からなかったり、不透明な部分が多いって噂です。
黒い噂で持ちきりですよ」
やれやれと言いながらエプロンを外し洗濯機に放り込む。
「それでは、私はお先に失礼します。
従業員のサービス時間は終わりましたが、夜はセルフサービスとなってますのでご自由にどうぞ。
お代はカウンターに置いておけば結構です。
ではごゆっくり〜」
そう言って「STAFF ONLY」と書かれたドアの向こうに消えていった。
- 750 :白服でミントグリーンの何か:2009/09/23(水) 03:05:32 ID:.6prKP66O
- ドタドタドタドタッ
≡ー ∧_∧
≡ー(´・ω・)
≡ー|つと|
≡ーu―u
【何かが走り回っていたのは……誰も知らない……】
- 751 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 03:09:36 ID:GoYFWHAU0
- >>748
【しばらくじ〜っと見ていた】
【が、】
「…うん!えがおがいちばんなの!」
【ディスも微笑んで返した】
>>749
「あう!それはいやなの…」
【頭を押さえて言う】
「あう〜!いただきますなの〜!」
【そう言って喜んで鋼鉄のお箸で食べ始めた】
「もぐもぐ…おいしいなの〜!」
>>750
「…?」
【一瞬だけ目線が行った】
- 752 :ノエル=フルーレス:2009/09/23(水) 03:14:45 ID:ymqOUFM.0
- >>749
「ほ〜…それは物騒だね〜」
「は〜い、またね〜」
>>750
……
【見なかったことにした】
>>751
「うん、そうだね」
【安堵しつつ(顔には出さないが)頷いて】
「それじゃあ、夜も遅いし。家に戻ろうかな」
【そう言いつつ、すたすたと窓際へと行き】
「またね〜」
【さながら亡霊の如く、窓をすり抜けて、フワフワ空へと飛んでいった】
- 753 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/09/23(水) 03:17:12 ID:GoYFWHAU0
- >>752
「あう〜!またねなの〜!」
【微笑んで手を振り見送った】
「あう〜!ごちそさまなの〜!」
【あっという間に鉄火丼を完食した】
「こっちだったかなの…」
【そう呟いて流しのほうに向かっていった】
- 754 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 23:04:58 ID:kBcrkPvY0
- 駅から徒歩20分の微妙な立地条件の場所
華やかな繁華街の中心から少しだけ外れたそこに
ぽつんと建った中華飯店があった
【中華飯店・海王亭】
まばらな混み具合
客層もバラバラのその店は、本日も少し味の濃い中華料理を振舞っていた
- 755 :黒沢小百合:2009/09/23(水) 23:11:34 ID:Ytmc4SoY0
- 【海王亭】
「なんだかどこぞの武術家みたいな名前のお店ですね……
まぁ、いいか……」
店の前に立つ仕事帰りであろう様子の女性。
彼女は空腹に耐えかね、店の暖簾をくぐった。
「すいませーん、味噌チャーシュー麺一つ!トッピングはゆで卵で。」
- 756 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/23(水) 23:16:08 ID:g4lxCBLQ0
- 客の中に一人。小百合は見覚えがあるであろう男が居た。
「……〜♪」
見覚えがあり、恐らく一番会いたくないであろうその男は、美味そうにラーメンを啜っていた。
- 757 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 23:17:04 ID:kBcrkPvY0
- >>755
「エイヤサー!(掛け声)」
奥から少女の威勢の良い声が聞こえた
「らっしゃーせぃ」
店員らしいメガネの男は黒沢の前にコップ水を置いていく
チラリ見える厨房には
およそ不釣合いな小学生程度の少女がナベを見詰めていた
- 758 :黒沢小百合:2009/09/23(水) 23:23:29 ID:Ytmc4SoY0
- >>756
びくり、と身体を震わせて。
「何で……ここに……」
>>757
小百合は、目の前にいる
紅夜を見つめて動かない。
それどころか少し震えているようだ……
- 759 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/23(水) 23:26:13 ID:g4lxCBLQ0
- >>758
「……俺が飯食ってちゃ悪いかよ」
小百合の存在に気付き、ジト目で其方を見ながら
「まあ、何だ。何もしねえさ。そっちの対応にもよるがな?」
- 760 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 23:29:15 ID:kBcrkPvY0
- >>758
「オラ、上がったぞー…坊主!」
カウンター奥からトレイに乗ったドンブリが"飛ぶ"
「エイヤサー…っと」
身体全体を使った円運動で空中で綺麗にそれを受け取る男
【海王亭名物・飛ぶラーメン】
「へぃ、味噌チャーお待ちィ」
一滴もこぼす事の無かった器を心ここに在らずの小百合の前に置く
- 761 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 23:33:49 ID:kBcrkPvY0
- >>759
「水のお代わりいかがっすかー?」
ピッチャーを持った男が前に立ち
- 762 :黒沢小百合:2009/09/23(水) 23:35:21 ID:Ytmc4SoY0
- >>759
「あ……あ……」
よろよろ、と後ずさり
その場にへたり込んでしまう。
「夜刀神さん……ごめんなさい……
……夜刀神さん……ごめんなさい……」
地面を見つめてぶつぶつと呟いている。
>>760
後ずさり、へたり込む小百合。
その時、丁度肘が当ってしまい、
味噌チャーシューのどんぶりを盛大にひっくり返してしまった。
――ガシャァッ
店内に、音が響く。
- 763 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/23(水) 23:38:33 ID:g4lxCBLQ0
- >>761
「あ。貰う貰う」
グラスを差し出して
>>762
「……又かよ」
ハア、とため息を付いて
「うおっ……。何やってんだ。大丈夫か?」
丼がひっくり返った音に少し驚き、小百合に少し近づきながら
- 764 :名も無き異能都市住民:2009/09/23(水) 23:45:13 ID:kBcrkPvY0
- >>762
「…っちゃー…」
カウンターからその様子を眺めていた男
ガイン!
「――あだっ!?」
その後頭部にお玉が炸裂する
「…馬鹿っタレ、お客に怪我無いか確認、それから割れた丼片付けて来い」
少女のあどけない声が静まる店内に聞こえて
「……訳アリだな、注意しといて」
最後に、店員にだけ聞こえる声で呟いた
「……エイヤサー、任せろ子供店長」
もう一度金属音が響いた
「お客さん、大丈夫っすか?」
頭をさすり近付きしゃがむ
ドンブリを片付けつつ何気なく尋ねて
>>763
「(こっちと…)」
水を汲んで
「(…こっちか)」
ドンブリを片付けている
- 765 :黒沢小百合:2009/09/23(水) 23:51:03 ID:Ytmc4SoY0
- >>763
「う、うわあああああああっ!!」
近づいてくる紅夜を振り払うように
手をぶんぶんと振り回して
「げほっ……けほっ……」
興奮しすぎたのか、
過呼吸気味になってしまっている。
>>764
「げっほ…え゛ぼっ……」
小百合は蹲って苦しそうに咳をくり返している。
目の前の男に、異様に怯えているようだ。
- 766 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/23(水) 23:55:29 ID:g4lxCBLQ0
- >>764
「……何か悪いねえ。仕事増やして」
素振りは無いものの、声はとても申し訳無さそうに
>>765
「……たっ……」
振り回した小百合の手は紅夜の頭を叩いて
「……」
叩かれた場所を手で軽く押さえ、小百合を見ている
- 767 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 00:00:38 ID:kBcrkPvY0
- >>765
ここは異能都市
この店を訪れる客にも"訳アリ"の者は少なくはない
「…」
そういう時の対処
店側は必要以上に干渉しない
店員はドンブリを下げにカウンターに戻る
【必要】の度合いは店長の判断に委ねられて
少女の険しい視線が店内に注がれるが
取り敢えずは――"見"
>>766
「こっち気遣う余裕があんなら、とっとと何とかしろぃ」
ドンブリを下げる店員、背中越しに紅夜に告げる
- 768 :黒沢小百合:2009/09/24(木) 00:05:47 ID:Ytmc4SoY0
- >>766
「げほ……ぉ……ぐ……」
地面に蹲り、咳き込み続ける。
トドメを刺そうと思えば何時でもさせる状態だ。
>>767
「がほっ……」
悶えながらも、
ずりずりと地面を這い
近いほうの店員へとすがり付こうとする。
「だず……っ……け……で……」
声にならない声を出したと思えば、
再び咳き込み始めた。
- 769 : ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 00:09:05 ID:g4lxCBLQ0
- >>767
「……俺には無理かもな。アンタなら出来るんじゃねえ?」
表情、視線共に変えず。ポツリ呟いて。
>>768
「あのさ……。まず話聞いてくんねえ?こっちにも我慢の限界はあるからさ?」
盛大な溜息と共に、その言葉を吐き出しつつジト目で小百合を見て
- 770 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 00:17:23 ID:kBcrkPvY0
- >>768
「ぼーず」
「あいよ」
店員は紙袋を掴み、小百合の前にしゃがむ
「取り敢えず落ち着きねぃ」
紙袋を手渡し、過呼吸の対処を促し背中をさする
メガネの中心をくいと上げて
「……この店じゃ、何もさせねえ」
何処かで聞いたその声は、穏やかな雰囲気に太い芯を持つ
「ゆっくり、呼吸整えてよ…アチラさんの話、聞いてやんな」
状況は解した
最善手を取る
>>769
「それでも、お前がやれ」
「ケツをきっちり持つのは、起こした者の…男の、務めさね」
いつしか周囲の客は引き
店内は渦中の二人だけの空間になっていた
「(流石は常連さん…ナイス対応だな…食い逃げだけど)」
- 771 :黒沢小百合:2009/09/24(木) 00:22:37 ID:Ytmc4SoY0
- >>769
「ひぃっ……」
小百合は紅夜の声を聞いた途端
目前の店員にしがみついた。
目からは涙がぼろぼろと流れ落ちている
>>770
「はーっ……ごぼっ……はーっ゛……」
処置によって、ある程度呼吸が安定してきたのか
落ち着いてきているようだ。
しかし、体の震えはまったく止まらない。
- 772 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 00:28:40 ID:g4lxCBLQ0
- >>770
「……出来ない、って否定はしねえんだな」
少し不機嫌そうに言い放って
「……いいのか。食い逃げ」
>>771
「……そうかい。そんなにその男がいいかい……」
再度溜息。違うところと言えば、少し悲しそうにしていた所。
「……勿体ねえな。美人なのにさ。ほら、拭けよ。……つっても、俺なんかには言われたくないかい?」
自嘲気味の苦笑を小百合に向けながら、店のナプキンを数枚差し出して
- 773 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 00:40:00 ID:kBcrkPvY0
- >>771
小百合を席に座らせる
「店長」
「ん」
店員の呼び掛けに、少女店長はカウンターに二つの器を並べる
>>772
「出来ないとか、無理とか…そういうのは男がそうそう口にしていい台詞じゃねえからな」
「ホラ、お客さんはコッチ」
紅夜は小百合の向かいの席を薦めて
カウンターから、ふたつの器をそれぞれの前に移す
器からは暖かな湯気が立ち昇り、鼻腔をくすぐる芳醇な香りを漂わせる
「ラーメン、サービスだよ」
奥から少女の声
「取り敢えず、食べな」
「ウマイモン食べて、ささくれ立った心キレイにしてから話しな」
「お互いそんなトゲトゲじゃ、近付くだけで互いを傷つけちまうよ」
「食べて、一息ついて、それからもう一回ゆっくりと考える」
年相応な笑顔を見せて、子供店長は厨房に引っ込んだ
- 774 :黒沢小百合:2009/09/24(木) 00:47:01 ID:Ytmc4SoY0
- >>772
「あ、あなたはっ……
犯罪者……っ゛……で……」
涙を流しながら、搾り出すように声を出し
紅夜に対する批難の言葉を並べた。
「それにっ……゛……ぐぅっ……
わだしの……誇りをっ゛……奪っ……た…!」
小百合の『この街の犯罪者を取り締まっている』
という強烈なプライドが2度の敗戦で粉ごなに砕かれたのだ。
>>773
抵抗する様子もなく、席に座る。
さしだされたラーメンに、涙がぽたぽたと落ちた。
- 775 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 00:51:38 ID:g4lxCBLQ0
- >>773
「まあ、そりゃそうだがな……」
薦められたまま、その席に座り
>>774
「はあ、そうかい……」
再びジトっとした目で小百合を一瞥。割り箸をパキッと音を立てて割り
「……悔しいか?それとも、命まで奪って欲しいか?」
- 776 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 00:59:45 ID:kBcrkPvY0
- カウンターと厨房
二人の席から店員は少し離れた
「…坊主」
「あん?」
「知り合いだろ」
「……今日はコレで良いの、野暮は駄目」
「違いない」
部外者の二人、小さく笑って
「洗い物するかぁー…」
店長は厨房の奥へ
店員はそっと店外へ出てのれんを下ろす
中の二人に気付かれないように
【中華飯店・海王亭、閉店】
これより
店内は二人の為の空間になる
//お先落ち
- 777 :黒沢小百合:2009/09/24(木) 01:02:53 ID:Ytmc4SoY0
- >>775
「…………」
命を奪うという言葉を聞き、黙り込んでしまう。
強烈なプライドと自分の命惜しさを天秤にかけるその姿は
紛れもなく、苦悩する人間そのものであった。
>>776
// おやすみー
- 778 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 01:07:45 ID:g4lxCBLQ0
- >>776
//おやすみっ
>>777
「……まあ、殺して欲しいなんて言われても、絶対殺さないけどな」
クク、とからかう様に笑って
「で……。どっちだ?」
- 779 :黒沢小百合:2009/09/24(木) 01:12:37 ID:Ytmc4SoY0
- >>778
「ぐやじいっ……!!」
どん、と握った両手で
テーブルを叩きつけ、感情を露にする。
「ぞんな゛のっ!悔しいにぎまってるじゃない゛ですかっ!!!
貴方が憎いっ……私の誇りを奪った貴方がっ……!」
吐き出すようにまくし立て、
再び涙を流す。
- 780 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 01:17:56 ID:g4lxCBLQ0
- >>779
「……よし。よく言いやがった」
乱暴な口調。だがそれはとても楽しげで。
「悔しいなら。憎いなら。俺を何時でも殺しに来やがれ。相手になってやるよ」
満面の笑顔でその台詞を言う。しかし、不自然な感じはさせない。
「……あ、でも。街中で銃振り回すとかはもう勘弁な。やる時は人の居ねえ所でだ」
最後にそう付け加え、涙を拭くよう目で促す。
「……そう言えば。冷めるぞ。ラーメン」
- 781 :黒沢小百合:2009/09/24(木) 01:24:32 ID:Ytmc4SoY0
- >>780
「ひぐっ……ぐずっ……」
涙を拭いて、紅夜を睨みつける。
目は充血しているが、眼光は相変わらず鋭い。
「…………」
そのままの状態で、
もぐもぐ、とラーメンを啜り始めた。
次こそは必ず倒してやると決意を込めて。
- 782 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 01:26:31 ID:g4lxCBLQ0
- >>781
「おお、怖い怖い……」
どう見ても遊んでる。
「……美味いな」
ラーメンを啜り、ポツリと漏らして
- 783 :黒沢小百合:2009/09/24(木) 01:31:24 ID:Ytmc4SoY0
- >>782
「…………」
特に会話を交わす事はなかったが
そのピリピリとした空気は寧ろすがすがしかった。
「……ありがとう。」
ラーメンを食べ終わり、
立ち去って行く小百合がそう呟いた気がした。
- 784 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 01:35:51 ID:g4lxCBLQ0
- >>783
「…………は?」
何て言った?と言おうとしたが、その時には既に小百合は立ち去った後で
「……何か礼言われるような事したか……?」
うーん、と唸りながら店を後にした。
ちなみに、サービスと言ってはいた物の、彼の中の何かが許さなかったのか、自分が食べたラーメン二杯分のお金はキッチリ払っていた。
- 785 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/24(木) 02:54:24 ID:/k2gysHgO
- 廃ビルが建ち並ぶ都市の一角。
春の再誕、夏の饒舌の次に世を染める死の秋。冬の沈黙の前の季節は、繁栄の残骸と相俟り寂寥を強くする。
月明かり映える真紅の髪が秋の夜風に燃える。
数多の死を見届けた暁陽の瞳は夜を見据え、幾多の血を呑んだ漆黒の凱套は風に翻る。
「――――」
無言の内に女は夜を直視する。
ただ、静かに。
- 786 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 21:53:26 ID:QYyPcDfoO
- 「……ふむ」
ちりん。
鈴の音を振り撒きながら歩く小さな影、子供だろうか?
「弱ったな」
ちりん。
街灯に照らされたその姿は、5、6歳の幼女のそれ。
「――道に、迷ってしまった」
ちりん。
――ただし、幼女のCVは中田譲〇、ステキダンディボイスであった。
- 787 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 21:57:30 ID:g4lxCBLQ0
- 「……この音。確か……」
聞き覚えのあるような音がする。
「……こっちか?」
ひょこり、とその通りに顔を出し、それから其方へ歩いていった。
- 788 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:02:52 ID:QYyPcDfoO
- >>787
「……ふむ、人か」
ちりん。
幼女の姿に似合わぬステキダンディボイスを振り撒きながら、じーっと煉を見る。
「ちょうど良かった、君、ちょっと尋ねたいことがあるのだが」
ちりん。
金と銀の鈴を頭の左右、両方に着けた幼女はゆっくり煉に歩み寄る。
- 789 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 22:11:58 ID:g4lxCBLQ0
- >>788
「……へ?」
きょとん、と目の前の幼女を見つめる。声が、合わな過ぎる。
「あー、えっと。何?」
チラリと一瞬。鈴を視線に向けて
- 790 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:15:51 ID:QYyPcDfoO
- >>789
「どうか、したかね」
ちりん。
若草色の着物、草履、頭に傘。
長い髪は左右に分けられ、輪をつくるようにして結われている。
――煉の知る少女では、ない。
「恥ずかしながら、道に迷ってしまってな。
君は、真宵坂の屋敷を見たことがあるかね?」
ちりん。
ダンディボイスで尋ねる。
- 791 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 22:21:47 ID:g4lxCBLQ0
- >>790
「あ……」
ハッキリとその少女が見える位置。そこで気付く。あいつでは無い。
「あ、ああ。見たことある……っていうか、知ってるぜ?」
- 792 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:24:02 ID:QYyPcDfoO
- >>791
「そうか。では案内を頼みたい」
ちりん。
幼女はさっと右手を伸ばす。
相変わらずのダンディボイスで。
- 793 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 22:29:28 ID:g4lxCBLQ0
- >>792
(女……だよな?)
心中でポツリと呟いて
「ああ、いいぜ?」
にこりと微笑み、伸ばされた右手を握る。
「ところで。其処には何の用事だ?」
- 794 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:31:50 ID:QYyPcDfoO
- >>793
「ああ、真宵坂に旧友がいるんだ。
引っ越しをしてから会ってなかったので、顔を見に行こうと思ったのさ」
ちりん。
笑う姿は、姿相応のかわいい幼女。
……声を除いて。
「さ、連れていってくれ」
- 795 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 22:39:35 ID:g4lxCBLQ0
- >>794
「成る程……。んじゃ、行くか」
そう言って、少女の数歩先。繋いだ手が少し後ろに下がる程度の距離を先に歩く。
「……そういや、言いたくなかったらいいけどさ。その声、何?」
道中。出会った当初からの疑問を遂に口にして。
- 796 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:44:04 ID:QYyPcDfoO
- >>795
「ああ、この声は趣味だ」
ちりん。
しれっと言う。
「しかし、君が望むのなら――」
ちりん。
「こんなのとか」
ちりん。金朋先生の電波ロリボイス。
「こんなのとか」
ちりん。石〇彰のセクシーボイス。
「こんなのとか」
ちりん。WAKAMOTOボイス。
「こんなのまで、できるぞ」
ちりん。くぎゅのツンデレボイス。
幼女の声は、変幻自在だった。
- 797 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 22:47:40 ID:g4lxCBLQ0
- >>796
「うおおぅっ!?」
ビクッと。思わず少女の手を離してしまうくらいの衝撃。
「何だそれ……。スゲーな、おい!何でも出来るのか!?」
キラキラと。いい歳した兄ちゃんの瞳は少年の如き輝きを有していた。
- 798 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:52:12 ID:QYyPcDfoO
- >>797
「ふふ、声色を変化させることなど朝飯前さ」
ちりん。グリーンリバーライトのイケメンボイス。
「私の声を聞かせてあげるのは勿論いいが、ちゃんと案内してくれたまえよ?」
ちりん。ちいさく苦笑。
- 799 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 22:54:10 ID:g4lxCBLQ0
- >>798
「ん?ああ、大丈夫大丈……夫……」
ひょい、と顔を上げ。男の動きが突然止まる。
「…………」
タラリと冷や汗。
- 800 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 22:56:50 ID:QYyPcDfoO
- >>799
「なんだ、どうしたのだ」
ちりん。
煉の顔の前で手をふりふり。
- 801 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 22:59:39 ID:g4lxCBLQ0
- >>800
「え、ああ、いや。何でも無いぜ?」
平静を取り繕う。だがしかし、声がフラット。
迷った。かもしれない。
- 802 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:03:35 ID:QYyPcDfoO
- >>801
「…………」
ちりん。じー。
「……まあいい、早く案内してもらえると助かる。
こんな時間に私のような幼女と歩いていると、その筋の変態と間違われるぞ?」
- 803 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 23:08:21 ID:g4lxCBLQ0
- >>802
「……それは困るな」
頭の後ろに手を回して苦笑。
「えーっと……こっち……だったかな……」
そして再び歩き出す。だが、ちゃんと辿り着けるかどうかは相当怪しい。
- 804 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:11:57 ID:QYyPcDfoO
- >>803
「…………」
ちりん。
黙ってついていく、が。
「……おい……?」
幼女と煉が出会った場所に戻ってましたー。
- 805 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 23:21:31 ID:g4lxCBLQ0
- >>804
「……あっれー」
間の抜けた声を発して、少女の方を振り向く。
「ま、まあ……。全然知らない所に行くよりはマシって事で…………ゴメン」
苦笑。そして頭を下げた。
- 806 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:23:46 ID:QYyPcDfoO
- >>805
「……仕様がないな」
ちりん。
はあ、と溜め息を吐いて。
「仕方ない、最後の手段。近所迷惑になるから、やりたくはないのだが……野宿はごめんだしな。
君、鼓膜を破りたくなかったら耳を塞いでいたまえ」
ちりん。
そして幼女は、息を吸った。
- 807 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 23:26:12 ID:g4lxCBLQ0
- >>806
「……え?あ、ああ、分かった」
促されるまま、耳を塞ぎ
「……まさか」
じっと少女を見つめ
- 808 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:30:34 ID:QYyPcDfoO
- >>807
すうううぅ。
大きく大きく、息を吸って、
「――――――――!!!」
びりびりびり。
大地が、建物が、空気が。
世界が、振動する。
幼女は、吸った息を世界を振動させるような爆音に変換して、
叩き付けた。
- 809 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 23:33:16 ID:g4lxCBLQ0
- >>808
「―――ッ!!?」
耳を塞いでいても、手を。肉体を。伝わってくる振動だけで、十分過ぎる程のそれを少女のすぐ横でただ聞いていた。
「……あー、いった……。終わりか……?」
少し間を空け、耳を撫で付けながら少女に問いかける。
- 810 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:38:29 ID:QYyPcDfoO
- >>809
「うむ。すまなかった」
ちりん。
しばらくして、
「――びっくりしたぁ、夜中に何やってるのさ」
ぞるり。
蠢く魔の影が、現れる。
真宵坂影之。
影の魔物。
- 811 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 23:41:12 ID:g4lxCBLQ0
- >>810
「いや、元はと言えば俺のせいだしな」
気にすんな、て苦笑と共に手を軽く振って
「……あ、こないだの」
一礼までは行かない程度に。ほんの少し頭を下げた。
- 812 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:43:33 ID:QYyPcDfoO
- >>811
「やーやー。捕まらなかったみたいね」
片手を上げる、目に包帯を巻いた青年。
「影之、久しぶりだな」
「白鈴ちゃんも。相変わらず幼女なのにダンディだねー」
「そのギャップがいいのだ」
- 813 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 23:45:29 ID:g4lxCBLQ0
- >>812
「ええ、何とかね」
笑顔を向け。
「白鈴?……そういや名前聞いてなかったな」
- 814 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:50:20 ID:QYyPcDfoO
- >>813
「白鈴。シラスズ、だ。
覚えておく必要はそんなにないと思うが……」
「はいはーい僕は真宵坂影之! カゲユキ、ね!」
「うるさい」
- 815 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/24(木) 23:53:29 ID:g4lxCBLQ0
- >>814
「白鈴と影之……。よし、分かった。
っと、俺は水無月煉。ヨロシクな」
二人に再度、笑顔を向ける。
「……ん?旧友って事は……白鈴って何歳だ?」
- 816 :名も無き異能都市住民:2009/09/24(木) 23:58:56 ID:QYyPcDfoO
- >>815
「ふ、」
ちりん。
「君、女性に年を訊くのはマナー違反だ」
ちりん。
幼女は煉の額……は届かなかったから足を小突いた。
「久しぶりに大声を出したから疲れた。影之、君のところに泊めてくれ」
「はいはい……またねー、小夜によろしくー」
「また、な」
青年と幼女は煉に手を振って、夜の道を歩いて去っていった。
- 817 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 00:01:41 ID:g4lxCBLQ0
- >>816
「……その反応。見た目よりは大分行ってる、か……?」
足を小突かれ、手を口元に当てふむ、と考えた。
「ん、ああ。さよならー」
二人に手を振り替えし、少し後。この男も何処か夜の街へ歩き去っていった。
- 818 :フェンリル:2009/09/25(金) 21:36:30 ID:/EtiECms0
- 「……ねこさん」
『にゃー』
「……、……」
『?』
「……ろっく、さーん」
『にゃー』
「!! ろ、ろっくさんっ!」
『にゃあ?』
「わぁーい! ロックさん、ロックさん!」
『にゃあ……』
白い猫と戯れる狼少女であった。
- 819 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 21:59:26 ID:HnkBBDEo0
- >>818
「…………」
その光景を、見てしまった人物がいた。
「彼女は真面目な性格だ。
その分、日常の疲れが溜まりやすいのだろう。
……そっとしておこう」
- 820 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/25(金) 22:00:04 ID:.6prKP66O
- 【白い服の男が歩いている……夜はもう遅いので娘はアトリエで留守番中だ……】
「まさかテストの出来があんなに悪いとは……エリクシールは無理すぎたか……ん〜……どうしたものか……」
【何かをブツブツ言いながら歩いているのだった】
- 821 :じんうけ!:2009/09/25(金) 22:01:59 ID:/EtiECms0
- >>818-819
「ロックさん、もうわたしはポチ公じゃなくてふぇんりる、って名前もらったんですからね?
もうポチ公なんて呼ばないで下さいよ!」
『に、にぃ……』
白猫に真剣に話しかける少女。
猫にすら引かれていた……
- 822 :フェンリル:2009/09/25(金) 22:02:29 ID:/EtiECms0
- //ぎゃいい名前っ
- 823 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 22:04:52 ID:HnkBBDEo0
- >>820
「見つけたぞ貴様ぁぁぁあああああああ!!!」
いきなりドロップキック。
「その緑髪、忘れりゃしねぇ!
俺を馬鹿にしたツケは一億不可思議倍にして返してやるぅああ!!!」
怒っている。
とても怒っている。
>>821
「……」
無言で携帯を取り出す。
「小夜とかメリルとか、あの辺りに需要ありそうだな」
録画開始☆
- 824 :フェンリル:2009/09/25(金) 22:08:28 ID:/EtiECms0
- >>823
「ロックさん、聞いてます?
もぉう都合が悪くなると聞こえないふりするんだから……」
『に、にぃ! にぃい!』
猫がクロスに助けを求め始める始末。
- 825 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 22:11:52 ID:HnkBBDEo0
- >>824
「すまん、後で刺身やるから……」
既にフォローに回っていた。
救出は無い模様。
「しかし、ロックって……誰だ?」
- 826 :フェンリル:2009/09/25(金) 22:14:09 ID:/EtiECms0
- >>825
「ロックさん、もふーの刑です! もふー!」
『にぃいぃ……』
もふもふしている。
「ロック」という名前は、クロスは風呂で聞いたことあるようなないような……
- 827 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 22:17:03 ID:HnkBBDEo0
- >>826
「でさー、結局その『ロック』って誰なん?」
ネコを救出することはせずに、隣にしゃがみ込んでナチュラルに聞く。
「……あ、録画終わっちゃった。
まぁいいや、送っておこう」
- 828 :フェンリル:2009/09/25(金) 22:20:05 ID:/EtiECms0
- >>827
「ぎゃあっ!?」
『にゃんっ!』
一瞬の隙を付いて猫脱出。ぴゅーっと駆けて行った。
「ああ……ロックさーんっ……
クロスさん何するんですか、ロックさんがびっくりして逃げちゃいました!」
ガ ン 無 視
- 829 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 22:25:36 ID:HnkBBDEo0
- >>828
「質問を抗議で返すなァーッ!!」
頭グリグリ。
「お前は犬なのに何ネコと仲良くしてんだよ!
大人しく縄張り争いでもしてろっての」
やはり犬扱いである。
「で、ロックって誰よ」
- 830 :甲:2009/09/25(金) 22:25:40 ID:KE2UskXwO
- 【異能都市のどっか】
――ピロリロン
「……メール?…動画つき…」
「…??」
なんか変な所で受信してたり
差出人はわからない
- 831 :フェンリル:2009/09/25(金) 22:29:23 ID:/EtiECms0
- >>829
「犬じゃ!なくて!狼!です!!」
久々に入りました。
「ロックさんはロックさんです。白い、猫人さんです」
それがなにか? とでもいいたそうなどや顔。
〜そのころのじんうけ〜
「大変、リルちゃんが狂犬病に……」
「ワクチン……」
「アメが頭に刺さってる緑のリス……」
「それはナッティ……」
てんやわんやであった。
- 832 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 22:32:18 ID:HnkBBDEo0
- >>830
「あれ? なんかエラーになってる。
変なこと送ってないかな……まぁいっか」
曖昧電波も異能都市の醍醐味ですよきっとおそらく。
>>831
「???
つまり、先ほど逃げていったあのネコが『ロック』でいいんだな?」
犬だとか狼だとかの下りはガン無視……というかスルー。
- 833 :フェンリル:2009/09/25(金) 22:34:06 ID:/EtiECms0
- >>832
「あの方はロックさん二号です。
ロックさんはもういませんから……いま、せんか、ら……うぅう、うぅああぁーん……」
いきなり泣き出した。
- 834 :銃寺森クロス&... ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 22:39:05 ID:HnkBBDEo0
- >>833
「あれ? ちょ、待て待て。
何で泣くの? いきなり泣いちゃうん?!」
おろおろと慌てる。
その時、ちょうどその悪いタイミングでこの場に来てしまった人影があった。
「…………何してんの?」
「初めに言っておく。誤解だ」
茶髪に長く垂れた耳。黒い巻き角。
メイプル・ビターキャラメルであった。
- 835 :フェンリル:2009/09/25(金) 22:42:05 ID:/EtiECms0
- >>834
「ううぅ、ううぁ、あああぁー……」
ほとんど悲鳴のような、喉が潰れてしまいそうな泣き声を上げている。
メイプルには気付いていない。
- 836 :クロネギ:2009/09/25(金) 22:45:15 ID:nWKoaA8o0
- 「……………」
「…全く、人外が多い町だ」
などとお前が言うな的なセリフを吐きながら、
てんやわんやな三人の様子をちょっと遠くから眺めている。
「………ぁ…ぁふ…」
眠いらしい。
- 837 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 22:50:30 ID:HnkBBDEo0
- >>835
銃「あわわ……どうしようこの娘……」
メ「無理やり口塞いじゃえば?」
銃「いや、それこそ逮捕されかねないだろ」
メ「仕方ねぇな。……喰うか」
銃「なん……だと……」
空気が凍りついた。
銃「てめぇ、そりゃどういう意味だ?」
メ「そりゃもう、美味しくいただくのさ」
銃「……いい度胸だ」
なんか激しく誤解してたりするけど、とにかく険悪になってる。
>>836
銃「あ、てめぇクロネギ!! やっと見つけたぞてめぇ!!
たまにはウチの仕事にも入りやがれ!!
店員が常に足りないんですお願いしますorz」
- 838 :フェンリル:2009/09/25(金) 22:52:23 ID:/EtiECms0
- >>836-837
「ううぁ、うあぁーあ゛ー!! あー!!!」
頭を抱え込んで、ぶんぶんと横に振る。
なんらかのトラウマに触れてしまったらしい……
- 839 :クロネギ:2009/09/25(金) 22:52:57 ID:nWKoaA8o0
- >>837
「えー?…あー、そういえば仕事とかあったなぁ、懐かしい」
…最悪だコイツ。
「…まぁ、退屈してるし たまには悪くないか」
「でも、どうせ残飯処理係だし…大して居る意味なくね?」
- 840 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 22:53:23 ID:g4lxCBLQ0
- 「……また、か。今度は何が騒いでんだか……」
ふらり、ふらりと。音も立てずに現れる。
- 841 :クロネギ:2009/09/25(金) 22:54:36 ID:nWKoaA8o0
- >>838
「…………」
ふとクロスの方を見る
「………はっ」
女子供を泣かせたか、仕方ないな
…というような表情をしている気がする
- 842 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 23:00:25 ID:HnkBBDEo0
- >>838
銃「丁度いい。そろそろお前の生意気な口を直そうと思っていた」
「ううぁ、うあぁーあ゛ー!! あー!!!」
メ「ハッ、その高慢な態度がいつもムカつくんだよ。人を見下しやがって」
「ううぁ、うあぁーあ゛ー!! あー!!!」
銃「力の差って奴を教えてやr「ううぁ、うあぁーあ゛ー!! あー!!!」
メ「後で泣いても知らn「ううぁ、うあぁーあ゛ー!! あー!!!」
「「うるせぇ!!」」
二人同時に、容赦なくフェンリルの頭に向かって拳骨を叩き込んだ、。
>>839
銃「なにこの非常識竜。馬鹿なの? 死ぬの?」
目を点にしながら呟く呪いの言葉。
「従業員が足りないの! ネギの手でもほしいわけですよええ!!」
>>840
銃「……?
どこかで見たことある奴だな」
- 843 :フェンリル:2009/09/25(金) 23:03:08 ID:/EtiECms0
- >>840
「う、ううぅ、ひぐっ……」
泣いていた、が
>>842
「あ゛」
ごきんっ
>>841
拳骨が綺麗に入って、ふらり、と倒れて行く。
「…………おぉい、そこの赤いのと山羊……ちょっとツラぁ貸せや……」
うぞうぞうぞ……
何かの蠢く音がする……
- 844 :クロネギ:2009/09/25(金) 23:05:29 ID:nWKoaA8o0
- >>840
(………誰だろう)
>>842
「常識なんて無くても生きていけるもん、竜だから」
いざとなれば山奥で自給自足だ!
場所によっては先客がいるぞ!
「…従業員なぁ、俺、手先も器用じゃないし場所とるし、それでもいいのか?」
>>843
「………なんか不味い雰囲気」
じりじりと後ずさり。
「………戦略的撤退!」
そしてそのまま逃げ去った!
- 845 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 23:06:33 ID:g4lxCBLQ0
- >>842
「……気にする程の奴でも無えから。気にすんな」
ピシャリと言って。
>>843
「……何だ、ガキか……。……犬耳?」
- 846 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 23:07:37 ID:g4lxCBLQ0
- >>844
「誰か、って説明も面倒だ。気にすんな」
クロスに言った事と似たような事を言って。
あの赤髪の男に似ている男は、小さく笑う。
- 847 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 23:10:24 ID:HnkBBDEo0
- >>843
銃「……げ?」
メ「どうした?」
銃「やべ、厄介なのに見つかった」
メ「だからなんだよ教えろよ。つか、周りのこれ何?」
銃「フェンリルの飼い主は蟲使いらしいぜ」
メ「……マジ?」
銃「えーっと、その……すまん、鏡子……だよね?」
>>844
「そりゃもう、出切ることを出切る限りやってくれれば……って、逃げられたァーッ!!」
>>846
「ん、そうかい。
まぁ、縁が合えば嫌でも知ることになるだろ」
案外あっさり諦めた。
- 848 :神羽鏡子&樒/お怒り:2009/09/25(金) 23:15:17 ID:/EtiECms0
- >>844
「命拾いしたわねぇ。ゆっくりお休み」
>>845
「……あんたはさぁ、泣いてる女の子に、拳骨入れたりするほどダメな男ではないわよね?」
紅夜を襲う、底冷えするような感覚。
ぎらり、と眼鏡のレンズが不気味な光を放った。
>>847
「肛門から、口までずるりと」
ずるずるじゅるっ。
粘液でてらてら光る触手。
「食道貫通プレイを、」
街頭に照らされる白衣、緩くウエーブのかかった栗色の髪。
「――御所望か?」
神羽家の主、神羽鏡子
此処に在り
- 849 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 23:22:18 ID:g4lxCBLQ0
- >>847
「だろうねえ。ま、そのうち」
>>848
「泣いてるガキ云々の前に。知り合いでも無え奴をいきなり殴ったりなんざしねえよ」
肩を竦め、やれやれと呟く。
「で……。これから面白え物が見れそうな流れだな?」
嬉々として。
- 850 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 23:24:41 ID:HnkBBDEo0
- >>848
銃&メ((ディープなの来ましたァァァアアアアアアアアア!!))
同時に心の中で絶叫。
銃「ち、違うんだ鏡子! これは事故みたいなモンで……」
メ「我脱出ス先戦場」
銃「ちょ待てクソ山羊!!」
二人とも背を向けて走りだす。
>>849
銃&メ「「……ッ!!」」
二人は何かに気付いたように急停止。
そして、同時に東雲を指差してこう言った。
「「こいつがやりました」」
- 851 :神羽鏡子&樒/お怒り:2009/09/25(金) 23:28:27 ID:/EtiECms0
- >>849
「ふふ、そこいらの凌辱ゲーよりずっとディープなもん見せてあげるわ」
にっこり
>>850
「ごめんねー、現場押さえてるんだわ」
じゅるる。
触手が二人の足に巻きついた。
「さて。ここでアホ二人に問題。
あたしもリルに拳骨くらいなら落とします。
しかしあたしはここまで怒っている……なぜでしょうか?」
こつ、こつ……
ヒールの音をやけに響かせながら歩いてくる。
- 852 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 23:34:46 ID:g4lxCBLQ0
- >>850
「……は?」
呆然と。後に、呆れと蔑みの視線を二人に送りつつ。
>>851
「おお、怖い怖い……」
嬉々とした笑み、と言うより物凄い悪そうなニヤニヤ笑い。
- 853 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 23:36:57 ID:HnkBBDEo0
- >>851
メ「なんでだろうな。わかる?」
銃「わかんね。拳骨落としたってのも、ほとんど勢いだったしなぁ」
メ「うるさかったもんなーw」
銃「まぁ、ノリで殴ったようなもんだけどなww」
「「あっはっはっはっはっはwwwwwwwwwwwwwwwww」」
馬鹿二人が分かっている様子は無い。
>>852
銃「少しはあわせろよ!」
メ「そうだそうだ! ノリが悪いぞ!!」
言ってることが滅茶苦茶である。
- 854 :神羽鏡子&樒/お怒り:2009/09/25(金) 23:40:56 ID:/EtiECms0
- >>852
「ああ、よかったらカメラの準備しといてよ」
>>853
「ブッブー」
ずる、という音と共に、何本かの触手が蠢き始める。
「答えはねぇ、リルのトラウマ引きずり出したから。
それだけよ」
ぐにぐに、触手の形が変わり……
「じゃあ、そろそろ処女喪失イってみようか。
あ、もしかしてもう非処女だったりする?」
【ピーーー】の形になった直径15センチほどの触手が、ゆっくりと二人に近付いて……
- 855 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 23:47:17 ID:g4lxCBLQ0
- >>853
「……」
ゆっくりと二人に近づき
「だが断る」
満面の笑みで、二人の肩を叩いてそう言うのだった
>>854
「それは無理だねえ……、って、おお……。中々エグい趣味持ってんねえ……」
【放送禁止】の形になったそれを見て、ヒュウと口笛を吹く
- 856 :銃寺森クロス&メイプル ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 23:50:25 ID:HnkBBDEo0
- >>854
メ「……おい」
銃「なんだ」
メ「1,2の3で一斉に別々の方向に走り出すぞ」
銃「把握した。1、2のs」
メ「そぉい!!」ゴスッ
銃「グフッ?!」
メ「ひっかかった! やーいばーかばーか!!」
銃「てめ……このやろ……ぐふぉう」
すばやく山羊に変身して走り去るメイプル。
後には目潰しの痛みに悶えるクロスが残った。
>>855
「てめ……くそ……見えねぇえええええええ!!!」
クロスはただ、目の痛みに悶えている。
- 857 :神羽鏡子&樒/お怒り:2009/09/25(金) 23:54:05 ID:/EtiECms0
- >>855
「男が陵辱されてる男見てて楽しいもんなの?
ま、いいか」
二人に向き直る。
>>856
「……もしもし、メル?
あんたの知り合いの山羊がリル泣かせて逃亡した」
こっそり電話。
「さて、あんたはどうする?
リルに謝る? 掘られる? 謝って掘られる?」
傍らで倒れていた狼少女は、
涙を流しながら小さく「ごめんなさい」と呟いていた。
- 858 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/25(金) 23:56:25 ID:g4lxCBLQ0
- >>856
「ククク……。ほれ、どうしたぁ……?」
ニヤニヤニヤニヤ
>>857
「そっちの趣味は無えが、中々出会えそうも無えもんだしな。面白そうじゃねえ?」
クロスをニヤニヤ笑いで見ながら
- 859 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/09/25(金) 23:58:02 ID:HnkBBDEo0
- >>857
「んにゃ、素直に謝る。
あのワードがそんなに危ういものとは思わなかった」
『ロック』
おそらく、フェンリルにとって大切なのだろうと判断する。
「すまん、リル。俺が馬鹿だった。
……これでいいか?」
- 860 :神羽鏡子&樒/お怒り:2009/09/26(土) 00:03:34 ID:/EtiECms0
- >>858
(うわあ……目覚めそうで怖いわぁー)
ジト目
>>859
「…………」
しゅるしゅる……
絡まっていた触手は解けて、どこかへ去って行く。
「……ろっくさん」
そして少女は、大切なものと触れ合う夢を見て、幸せそうに笑うのだった。
「次はないわよ、山羊にも伝えときなさい。
次はあたしだけじゃなく、小夜にメルに空に二階の住民まで呼んで血祭りにあげるからね」
白衣の女は少女を背負って、夜の闇に消えて行った。
- 861 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 00:07:08 ID:g4lxCBLQ0
- >>860
「……んだよ。その目は……」
ジト目にジト目を返し。
「何だかなあ……。今日はうるせえ夜だ……」
ボソリと呟き、この男も又闇へと消えていく。
- 862 :銃寺森クロス ◆CROSS/.AzE:2009/09/26(土) 00:13:59 ID:HnkBBDEo0
- 「やれやれ、酷い目に合ったぜ」
自業自得である。
「しかしフェンリル、今日は不安定だったな。
時々発作的に不安定になるが……
……大丈夫だといいんだがな」
こうして彼も帰路についた。
山羊? 知らね
- 863 :名も無き異能都市住民:2009/09/26(土) 13:48:20 ID:.6prKP66O
- 【異能都市】
「……いっぱい建物がありますね?」
【一人の少女とメイドが歩いていた】
「そりゃ、都市ですからね?」
【メイドは怖い顔で周囲を見渡す……それもそのはず……周りの人々がこちらを見ている……原因は少女にあった】
「でも、こんなにあるとお買物とかに困りますね?」
【メイドの隣で笑う少女を一言で表すならば“女神”である】
【長い真っ白な髪は太陽の光を浴び虹色の光を反射する】
【幼い顔にも何年も生きたかの様な威厳と優しさが備わっている】
【真っ白な服も相成ってか、少女自体が光を放っている幻惑にとらわれる】
【その少女の美しさ故に、人々は彼女を見ずにはいられない】
- 864 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/09/26(土) 14:13:22 ID:OcZ4s9w60
- >>863
「…………む、」
その前面。
彼女もまた、威光に当てられた一人である。
「どこかのお嬢様でしょうか…………」
見惚れて立ち止まり、視線は釘付け。
けれどそんな呑気にしてる場合じゃない。
今はお使いの途中なのだから、いつまでもこうしてはいられない。
独自に改良し、丈夫さと見た目のレベルを上げたトレッキングブーツを叱咤するごとく、歩き出す。
「と、と、は、わっ!!」
しかし、歩みは数秒も保たずに変化し、奇妙なステップへと成り下がる。
エプロンドレスの裾を踏んでしまったんだ。
両手をばたつかせ、その場へ踏みとどまろうとするけれど。
彼女はその少女へと突っ込んでいく――――――――
- 865 :名も無き異能都市住民:2009/09/26(土) 14:18:34 ID:.6prKP66O
- >>864
「……あらあら?」
【呑気な声を上げながら少女はネイディハールをその胸で受け止めた】
【同時にネイディハールに襲い掛かるのは……何か懐かしい……心が暖かくなる感覚】
「大丈夫ですか?気を付けなければいけませんよ?」
【そして少女の暖かな微笑みも向けられるのだった】
- 866 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/09/26(土) 14:47:11 ID:OcZ4s9w60
- >>865
「あ、え、と。その、」
ぷしゅー。顔が紅く染まる。
「…………す……すいません」
頭上に蒸気。
彼女の思考回路がショートした。
俯き、小さく詫びた彼女は自分の足で立とうと力を込めた。
- 867 :名も無き異能都市住民:2009/09/26(土) 14:52:02 ID:.6prKP66O
- >>866
「……?」
【まじまじとその姿を見つめ……何かに気付きハッとし焦り出す】
「たたたたた大変です!顔が真っ赤で頭から煙が!?これは風邪です!!急いで病院に連れていかないと!!」
【バタバタ手を振り回しながらあたふたとあっちへこっちへ行ったり来たりするのだった……】
【それを見ながらメイドはため息を吐いていた】
- 868 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/09/26(土) 15:19:34 ID:OcZ4s9w60
- >>867
「い、いえっ!違います!病気じゃないです!」
慌てて彼女は両手を羽のようにぱたぱたと上下させる。
あわせて、ホワイトブリムのレースがひらひら。
伴い、彼女の銀色が混じる金髪がゆらゆら。
いまだに頬は朱に染まったまま。
「ただ、近くで見たら……遠くで見るより綺麗な方だな、と思っただけです……」
同姓だけれど。
- 869 :名も無き異能都市住民:2009/09/26(土) 15:28:39 ID:.6prKP66O
- >>868
「あら……そうなんですか?」
【健康と綺麗だと言う言葉を聞き、頬に手を当てて喜びの声を洩らす】
「うふふ、有難うございます……貴方だってお綺麗じゃないですか?綺麗な髪です……私なんて真っ白でしょ?お婆さんみたいですよね〜」
【場の空気はスッカリ和みムード……周りの人達は二人を見ながらホッコリ顔をしているのだった】
- 870 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/09/26(土) 15:54:26 ID:OcZ4s9w60
- >>869
「い、いえ!あなたの方がずっと、綺麗です」
若干、どころか盛大に彼女は挙動不審。
目を白黒させたり、手を手持ち無沙汰そうにそわそわさせたり。
兎に角落ち着かない。
されどやはり、彼女は俯いたまま言う。
「……真白は優しい色ですよ?」
僅かばかりに顔を上げ、彼女は微笑んだ。
- 871 :名も無き異能都市住民:2009/09/26(土) 16:06:01 ID:.6prKP66O
- >>870
【ネイディハールの行動を終始見た後、相手が微笑んだので少女は思わず吹き出してしまう】
「あはっ……有難うございます……あの、貴方……お名前はなんと言うのですか?」
【“良ければ聞かせて欲しい”そう言っている】
- 872 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/09/26(土) 16:16:32 ID:OcZ4s9w60
- >>871
「えと、名前ですね」
エプロンドレスのポケットに左手を突っ込み、取り出したるは平べったい、直方体の箱。
かぽ、と音を立てて開き、その箱を薄くしたような紙を二枚手に取る。
「ネイディハールです。カーネス=ヒラキ=ネイディハール。
ネイディハール以外は便宜上のものなので覚えていただかなくても結構ですよ」
どうやらそれは名刺みたい。
一枚は眼前の少女の分。
もう一枚はお付のメイドと思しき女性の分。
「あ、と。長くて呼びにくいのなら、ネイディと呼んで下さい」
差し出し、彼女はぺこ、と頭を下げた。
- 873 :名も無き異能都市住民:2009/09/26(土) 16:30:13 ID:.6prKP66O
- >>872
「まぁ……ご丁寧な挨拶を有難うございます!ネイディさんですね?よろしくお願いします!」
【ペコリと頭を深く下げ、名刺を受け取る……メイドも同じく受け取り、名刺をじっと見つめるのだった】
「私も名乗ります、私の名は……」
『ミア・F・クラーリオ』
【少女はそう名乗り、スカートの裾をつまみ上げ、再び頭を下げた】
「ミアと呼んでください!」
- 874 :朝宮暁:2009/09/26(土) 16:42:22 ID:/k2gysHgO
- 「おっとっこーおっとっこぉー♪ おっとっこーが燃えるー♪」
パチンコ屋の紙袋抱え、ほくほく顔で赤混じりの黒髪の青年が歩く。
「いやあやっぱ慶次はいいな。百万石の酒も見れたし。……お? あれは駄目イドと――」
ネイディハールと、威光を放つ少女の姿を見つけ――――
「まぶしぎゃああああ!? 目が、目がああああッ!?」
- 875 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 16:45:09 ID:g4lxCBLQ0
- 「♪」
上機嫌で町を歩く男が一人
- 876 :ネイディハール ◆X7kkkkkkkk:2009/09/26(土) 16:46:41 ID:OcZ4s9w60
- >>873
名刺には“リグヌ社”の文字。
その横に書かれた彼女の肩書きは〝社長秘書〟。
「ミア・F・クラーリオさんですね。覚えました」
連られてぺこ。
ふ、と唐突に、自身の脳内で時を刻む原子時計が示す時間をはっきりと認識し、驚く。
「(こんなにお喋りしていたなんて……)」
その感情は表情としてくっきりはっきりしゃっきりと、現世にコンニチハしていた。
「あ、あの、すいません!」
「お使いの途中でした…………ので、私はこれで失礼します」
ぺこぺこと頭を何度も下げる、
「縁があった時は、よろしくお願いします」
最後まで頭を下げながら彼女は走り出す。
どたどたべしゃっ←こける音。
起き上がり、彼女はまた走り出し、街の雑踏へ消えていった。
- 877 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/26(土) 16:53:45 ID:.6prKP66O
- >>874
「……あの人眼をどうにかされたのでしょうか?」
【心配そうにな表情で眺めている】
>>875
【街では人が一点を集中して見ていた】
>>876
「それはいけません!……こちらもお引き止めしてしまい申し訳ありませんでした!」
【去りゆくネイディハールに頭を下げるのだった】
「社長秘書……でもあれはどう見てもメイド……」
【お付きのメイドは首を傾げていたとさ……】
- 878 :朝宮暁:2009/09/26(土) 16:59:48 ID:/k2gysHgO
- >>877
「なっなんなんだこの眩しさはッ! ま、まるで教会から見るクリスマスの翌日の日の出の様な……うオぅッ!」
ミアの方に視線を投げ、そして顔ごと目を逸らす。
「ま、まるで神聖な何かの後光の様な……く、昼間からパチ屋に行くような汚れたヤロウには眩し過ぎて……うおあああッ!!」
端から見ると変質者である。
- 879 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 17:02:03 ID:g4lxCBLQ0
- >>877
「……何か見た事ある人だな……」
人ごみを掻き分け、人々の視線の中心に居る人物に近づく
>>878
「うわぁ……。変質者だぁ……」
- 880 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/26(土) 17:08:41 ID:.6prKP66O
- >>878
「私……怖いです……何か……危険が危ないです……」
【そう言ってメイドの後ろに隠れた】
>>879
「それ以上近付くな……」
【メイドは少女を背中に庇いながら静かに告げる】
- 881 :朝宮暁:2009/09/26(土) 17:14:38 ID:/k2gysHgO
- >>879>>880
「うぐあああ俺は汚い大人(年齢19歳)だッ! 俺の下はスタンドだァ――ッ! うおあああああああ!!」
ダバダバと涙を流しながら錯乱した青年は二人に背を向け走り出す。
「兄貴ッ! 兄貴の言ってる事が分かんないよッ! 兄貴ィィイ! うぐおわああおっぱい! ぬああああああ!」
あかつき は にげだした 。
- 882 : ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 17:16:31 ID:g4lxCBLQ0
- >>880
「……何だ?」
>>881
「……やっぱり変質者か……」
- 883 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/26(土) 17:20:54 ID:.6prKP66O
- >>881
「……なんだったんでしょう……」
【逃げた方を見つめ、安堵のため息を吐いた】
>>882
「近寄るな」
【メイドは少女を連れ歩き出す】
- 884 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 17:30:17 ID:g4lxCBLQ0
- >>883
「ああ、分かった分かった」
歩みを止め、二人を見て
「あー、えーっと……」
- 885 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/26(土) 17:33:40 ID:.6prKP66O
- >>884
「……なんだ、まだ何か用か?」
【この態度は主人を守るのが召使の役目なので仕方がない】
- 886 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 17:34:53 ID:g4lxCBLQ0
- >>885
「……あ」
何かを思い出したようにポン、と掌を打ち
「ミアさん。だっけ?」
- 887 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/26(土) 17:43:31 ID:.6prKP66O
- >>886
「……はい、そうですけど?」
【メイドはまだ何か言いたそうだったが、ミアが振り向きいたので何も言わなかった】
- 888 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 17:44:54 ID:g4lxCBLQ0
- >>887
「ああ、やっぱり」
嬉しそうに笑って
「上弦の知り合いで、一度だけ会った事があるんですけど……。覚えてます?」
- 889 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/26(土) 17:53:09 ID:.6prKP66O
- >>888
「まぁ……上弦のお友達?……でもごめんなさい、思い出せません……」
【申し訳なさそうに頭を下げるのだった】
- 890 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 17:56:06 ID:g4lxCBLQ0
- >>889
「そうですか……。あ、気にしないで下さい……」
残念、と顔に出ていた
「あ……。ゴメンなさい。用事があったんでもう行きます。それじゃ……」
最後まで残念そうに。その男は立ち去っていった。
- 891 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/26(土) 18:01:27 ID:.6prKP66O
- >>890
「本当にすいません……」
【去り行く姿に謝罪の言葉を投げ掛け】
「ミア様……行きましょう」
【メイドに連れられ、少女は立ち去っていった】
- 892 :甲:2009/09/26(土) 21:35:20 ID:KE2UskXwO
- 「…晩飯」
繁華街、
土曜の夜に賑わうそこで
立ち止まり呟く
「…どこで食おう」
基本的にぼっちであった
- 893 :甲:2009/09/26(土) 22:18:51 ID:KE2UskXwO
- 「…」
変わらず繁華街
「……ふー…」
焼きそば、おいしかったです
- 894 :黒沢小百合:2009/09/26(土) 22:21:37 ID:Ytmc4SoY0
- >>893
壁|・) こそこそ
- 895 :甲:2009/09/26(土) 22:27:02 ID:KE2UskXwO
- >>894
キャップを被り直して歩き出す
「秋だ〜…冷えるなー…だがコタツは早いー♪」
即興の歌を口ずさみ
休日の男、隙だらけ
- 896 :黒沢小百合:2009/09/26(土) 22:34:58 ID:Ytmc4SoY0
- >>895
「……どうやって渡そう……」
小百合の手には、以前預かった甲の『赤マフラー』。
綺麗にクリーニングされ、包装されたそれを手に持ち壁際から様子を伺う。
「(なんでこんなに恥ずかしいんだろう……まるでラブレターを渡そうとする女学生みたい……)」
- 897 :甲:2009/09/26(土) 22:40:36 ID:KE2UskXwO
- >>896
「――…くあ…ふ」
あくびして
トコトコ先を行く男の目的地は知れず
「…」
駅前広場に辿り着く
- 898 :黒沢小百合:2009/09/26(土) 22:45:52 ID:Ytmc4SoY0
- >>897
壁|
ミ
(・|木|
木や壁に隠れ時にはダンボールに入って
甲を追跡する小百合。
「(ど、どうしよう……電車に乗られたら追いつけない……)」
- 899 :甲:2009/09/26(土) 22:50:32 ID:KE2UskXwO
- 「……」
ベンチに座って落ち着いた
//ゴメン少し落ちる
- 900 :黒沢小百合:2009/09/26(土) 22:53:47 ID:Ytmc4SoY0
- >>899
「(もうここでいくしかない……)」
物陰でダンボールを脱ぎ捨てて。
埃と土を軽く払い
「……こんばんは。甲さん、少しいいですか?」
勇気を出して声をかけた。
// いってらっしゃいー
- 901 :甲:2009/09/26(土) 23:18:51 ID:R1uCyAoQ0
- //復帰しまつ
>>900
「はい?」
顔を上げる
が
「!?」
黒沢と目が合った瞬間飛び上がり逃げ出した!
背中丸出しで逃げてる為、どうにかすれば捕まえられそうだ
- 902 :黒沢小百合:2009/09/26(土) 23:22:12 ID:Ytmc4SoY0
- >>901
「あ、ま、まってっ……」
小百合の運動能力は一般的な成人女性と比べても低い部類に入る。
全力疾走しても甲ほどの人物に追いつけるわけはないのだが……
――こつん
「わああっ!?」
走ろうとした拍子に石畳に躓き。
フライングクロスチョップのような体勢でカッとんで行く!
- 903 :甲:2009/09/26(土) 23:26:01 ID:R1uCyAoQ0
- >>902
「(しまった…!また千夜ビルに行くの忘れてたァ…!黒沢、秘書だからな…さっちんの使いに違いな)ごがはぁ!?」
後方から直撃した人間魚雷に身体を反り返させられる
―――ズガァン!
そのまま地面とキッス
- 904 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 23:30:32 ID:g4lxCBLQ0
- 「……コントだ。コントやってる……」
テクテクと遠くから二人の方へやって来る男が一人。
- 905 :黒沢小百合:2009/09/26(土) 23:36:20 ID:Ytmc4SoY0
- >>903
「あだだ……」
マスカラスもかくや、という勢いで突っ込んだものの
甲がクッションになったため怪我をすることはなく。
「あ!す、すいません……
だいじょうぶですか甲さーん!」
下敷きになった甲を気遣って起こそうとする。
>>904
気が動転しているのか
煉にはまだ気付いていない。
- 906 :頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/26(土) 23:36:45 ID:fP94A.NgO
- 「……」
駅前広場、夕方から全く変わらない位置にタクシーが止まっている
「……」
ボンネットに座って煙草を吸っている男は
「……」ニヤニヤ
目の前で倒れた二人を見ながらものすごくにやけていた
- 907 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 23:40:11 ID:g4lxCBLQ0
- >>906
「……ああ、そうか」
ドライバーのニヤニヤ笑いに何かを思い、にゆっくりと近付き
「……恋っすねえ」
何かを勘違いして、男の横に立った
- 908 :甲:2009/09/26(土) 23:41:40 ID:R1uCyAoQ0
- >>904
地面に見事なしゃちほこが現れていた
>>905
「ふ、ごぉおお…見ぬ間に…肉体派になったな黒沢よ…!」
ボタボタ鼻血を流しながら起き上がる
メガネのフレームが歪んでいた
「……観念した、さあ!何処へなりとも連れてゆけい!」
ドーンという擬音と共に
腕を組んであぐらをかいて
>>906
―――ぺちゃ
夜なのにボンネットにカラスのフンが落ちてきた
- 909 :黒沢小百合:2009/09/26(土) 23:49:00 ID:Ytmc4SoY0
- >>908
「(・ω・)?」
きょとん、とした表情で甲を見つめる小百合。
「な、何の話なんです……?
とりあえず、これ……」
小百合は盛大に鼻血をたらす甲に
ハンカチを差し出した……
「今日は個人的な話できました。
仕事とか、依頼の話なんかではないです。」
- 910 :頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/26(土) 23:52:34 ID:fP94A.NgO
- >>907
「オトナのカンケイってヤツはそう単純じゃねぇのさ、少年」
相変わらずのニヤけ顔で答え、再び煙草を銜える。視線は目の前のコントに向いたままだ
>>908
懐からおもむろにゴツい拳銃を取り出し、鳥除けの一発を空に放つ。
ズドォン!!という重い炸裂音が、駅前広場に響き渡った。
- 911 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 23:56:31 ID:g4lxCBLQ0
- >>908>>909
隣のドライバーと共にニヤけ顔で二人を見ていた
「……あんな小百合さん久しぶりに見たな……」
だって、ずっと命狙われてたし
>>910
「……もう少年って歳でも無いんですけどね」
多分。多分20歳前後。
「……」
パチンと指を鳴らす。すると男が銜えた煙草に突然火が付いた。
- 912 : ◆uotUYGHVwM:2009/09/26(土) 23:58:31 ID:g4lxCBLQ0
- //わーい。紅夜じゃなーい。煉だよー。
- 913 :甲:2009/09/27(日) 00:00:36 ID:R1uCyAoQ0
- >>909
「(・ω・)?」
「……」
状況は理解した
早とちり
「――ゴホン」
キュッ
ハンカチを鼻に突っ込んだ
動揺しまくっている
「…ほえれ?ほれひよう?(それで?俺に用?)」
鼻声に気付いて慌ててハンカチを外して
>>910>>911
「アホーハタラケー」
カラスは夜空に散って行った
- 914 :黒沢小百合:2009/09/27(日) 00:09:02 ID:Ytmc4SoY0
- >>913
「え、えっとですね……」
ごそごそとハンドバックから
綺麗に包装された包みを取り出し。
「以前、私に赤いマフラーを預けていただきましたよね。
……遅くなりましたが、お返しします。貴方の元にあるのが、一番ふさわしいですし。」
>>910-911
小百合が甲に綺麗に包装された何かを渡した!
見ようによっては……むふふ。
――ズドン
「あ・・・」
頼羽の拳銃の音に驚いたように振り向き、
ようやく二人に気付いたが、気まずそうに顔を赤くしている。
- 915 :頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/27(日) 00:11:23 ID:fP94A.NgO
- >>911
「そうか?…ならしかたない、青年に格上げしてやろう」
突然着いた火に、おお、と感心した声を漏らす。
「気が利くじゃないか、青年」
煉に向けて煙草の箱を差し出す
「どうだ?お前も一本」
>>913
「ほっとけ」
飛んでいくカラスを苦笑しながら見送った。
- 916 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/27(日) 00:14:34 ID:g4lxCBLQ0
- >>913
「……」
ニートでは無い。筈。多分。恐らく。
>>914
「……?」
素で意味が分からないらしいので勘違いもしなければ何も無い。
ただ、首を傾げて小百合を見ていた。見ようによっては馬鹿にしてるとも取れるが、そんな意図は全く無い。
>>915
「日常生活で使える場面って言ったらこれくらいですしね……」
後は暖房役とか。お湯沸かしたりとか。
「貰います。ども」
一本取り出し、銜えて同様に火を付けて。
- 917 :甲:2009/09/27(日) 00:15:26 ID:R1uCyAoQ0
- >>914
「お?」
一瞬の、間
「おぉおおおおおおおおおお!?」
包みを手にする
テンション急上昇
「……戻ってきたぁ…!」
喜び
踊りだしそうな気持ちを、夜なのでセーブ
噛み締めて
>>915>>916
喜びオーラ発散中
届け、スカしたおっさんに!
- 918 :頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/27(日) 00:15:29 ID:fP94A.NgO
- >>914
「秘書の嬢ちゃんもなかなかやり手だな」
ニヤニヤ。ニヤニヤ。
ほれ、もう一押しだなんだのと小さく野次を飛ばしている。
- 919 :黒沢小百合:2009/09/27(日) 00:21:54 ID:Ytmc4SoY0
- >>917
「あ、あの……こ、これも……」
もう一つの、包みを甲に押し付け
顔を赤くしながら逃げるように去っていく!
>>916 >>918
「ひーっ……」
かつ、かつと石畳にヒールを響かせて
逃げさって――ドタッ
あ、こけた。
- 920 :頼羽無為:2009/09/27(日) 00:21:58 ID:fP94A.NgO
- >>916
「ガス代が浮くなんて夢のようじゃねぇか、羨ましいぜ」
なんだかとても貧乏臭い話である
>>917
「恋人はマフラーってか?」
喜ぶ甲を呆れ顔で眺める。
どうやらオーラは届かなかったようだ。
- 921 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/27(日) 00:25:29 ID:g4lxCBLQ0
- >>917
「???」
頭に浮かぶ?。状況が掴めていないらしい。
>>919
小百合がこけた音で?だらけの脳内から現実へ帰還。
「大丈夫ですかー?」
そんな言葉をかけながら歩み寄ってきた。
>>920
「そうでも無いですよ。加減しようとしたら疲れますし……」
ちなみに、通常時の煉の炎は割りと使い勝手が悪い。何処でもどんな時でも一定温度なので。
- 922 :頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/27(日) 00:26:55 ID:fP94A.NgO
- >>919
「落ち着け嬢ちゃん、走ると怪我すんぞー…って遅かったか」
呆れ顔を小百合の方にも向ける。
こりゃあいい、社長と話のタネに使おう――などと言う呟きが、聞こえたかもしれない。
- 923 :甲:2009/09/27(日) 00:27:17 ID:R1uCyAoQ0
- >>919
「…ほ?」
手には包みが二つ
中身を見ながら去り行く気配を感じて
「届けてくれてあーりがーと…あ、こけた」
手を振り見送る所で目撃した
>>920
「……げ…ミスター暇人だ…」
見飽きた顔に
テンションが微妙に下がる
>>921
「(…包囲されていたのか…)」
ぞろぞろ見える見知った顔に
先程までの流れをちょっと恥ずかしがった
- 924 :頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/27(日) 00:37:25 ID:fP94A.NgO
- >>921
「端材や新聞紙を集めて薪にすりゃあ、火種としては申し分ないだろう」
いったいこのオッサンはどんな生活を送っているのだろうか…
>>923
「うるせぇぞミスタードリラー」
気付くの遅ぇよ、と軽くツッコミを入れて
「いや…今はミスター色男か」
ケケケ、と人の悪い笑顔を浮かべた
- 925 :黒沢小百合:2009/09/27(日) 00:37:52 ID:Ytmc4SoY0
- >>921 >>922
だいじょうぶだ、とか
だいじょうぶじゃないはずかしいとかぶつぶつと呟き、
下を向いて逃げていく!
そのままどこかへ去っていった……
>>923
もう一つの箱の中には、
高価なチョコレートがぎっしり入っていた!
一緒に入っていたカードによると、おわびという事らしい。
- 926 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/27(日) 00:39:03 ID:g4lxCBLQ0
- >>923
「……?」
何を恥ずかしがるのか、と言った様子で首を傾げる。さっきまでニヤニヤしてたけど。
>>924
「あ、ああ……。そうっすか……」
軽く哀れみの視線を送る
- 927 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/27(日) 00:41:39 ID:g4lxCBLQ0
- >>925
「……大丈夫かな」
前を向かないで歩くと高確率で転ぶか何かにぶつかるよ!ソースはいい歳してずっこけたnknht!
- 928 :甲:2009/09/27(日) 00:45:49 ID:R1uCyAoQ0
- >>924
「色男…ハン、まぁな」
包みを開放する
バサリと
夜闇を切り裂く閃き
「―――…これで俺にも、色が戻った」
彩り
首に輝く紅蓮の赤
>>925
「……oh、ちょこれいと」
目を丸くして
「おわび、される覚えはねーが…貰っとくか」
大事そうにカバンに仕舞いこむ
>>926
恥ずかしそうにしていた男は一転
首に鮮やかな色のマフラーを巻いた途端に変化する
その表情は閑静な公園にギラギラと生気の火を滾らせて
「んん、ジャストフィット…完璧だ」
意気揚々と公園を後にした
//ねるぽ
- 929 :頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/27(日) 01:04:28 ID:fP94A.NgO
- >>925
「社長によろしくなー」
慌ただしく去っていく背中を見送った。
>>926
「なんだその道端に転がるホームレスを見るような目は」
実際のところこの男はホームレスである
「ま、こういう暮らしも案外悪くないもんだ。お勧めはできんがな」
>>928
「はん、認めやがった」
やれやれと肩を竦める
「おう、おめでとさん。今夜は赤飯だな」
適当なことを言って見送った。
「……色、か…む?…色…男?…まさか。くだらねぇ」
- 930 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/09/27(日) 01:07:07 ID:g4lxCBLQ0
- >>928
「……?」
結局最後まで何が何だか分からずに、男を見送った
>>929
「ああ、いや……何でも……。まあ、その人が気に入ってるのが一番ですよ……」
苦笑を浮かべて
「あ、そろそろ行きますね。それじゃ……」
軽く会釈。そのまま何処かへ歩き去っていった。
- 931 :頼羽無為/タクシードライバー:2009/09/27(日) 01:39:56 ID:fP94A.NgO
- >>929
「ああ、気に入ってるさ」
生きているのか、生きていないのか
そこに居るのか、そこにいないのか
ここに在るのか、在るはずないのか
自分以外の誰もが関わらない生活
「俺の側にいれるのは、ただ一人と決まっている」
じゃあな、と去り行く煉を見送った
止めていたタクシーに乗り込み、ガラス越しに夜空を見上げて独りごちる
「…ああ、今日も月が蒼い」
幾十幾百の分岐を終えた
幾千幾万の次元を超えた
ならば、今こそ迎えに行こうじゃないか
「どうせ俺とお前にしか見えないのなら、二人並んで見上げよう」
俺だけの、蒼い月。
何処かへと走り出したタクシーは、夜の闇に消えていった。
- 932 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 21:00:11 ID:.6prKP66O
- 【どこか洒落たカフェ】
「もう……いないってどう言う事ですか!」
【周りを引き付ける威光を放つ白髪の少女は不機嫌だ……】
「落ち着いてください……あと水では酔えませんから……」
【水を自棄飲みする少女と向かえ合うようにメイドも座っていた】
- 933 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/09/27(日) 21:38:33 ID:PBnIervYO
- きゅー!
「手乗りもふちゃん可愛いなぁウフフ」
指でもふもふを撫でながら、仕事帰りの優雅な一時を満喫中。
- 934 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 21:41:32 ID:.6prKP66O
- >>933
「……なんでしょうか、アレ……」
【不思議そうに見つめる少女と】
「最近流行りのペットじゃないですか?」
【冷めたメイドが小さく話していた】
- 935 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/09/27(日) 21:49:43 ID:PBnIervYO
- >>934
「ん?この子はもふもふって言ってね?私に言わせれば神の御使いって奴なのかな」黒いチョーカー以外は特に特徴らしい特徴が見受けられない女性はそちらに気づいた様で、話しかけてきた。
「ほら、行っておいで」
きゅー!きゅー……きゅー…
ぴょんこぴょんこと手のひらサイズの黒いもふもふがそちらに向かっていく。
- 936 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 21:52:59 ID:.6prKP66O
- >>985
「もふもふ?……わわ!こっちに来ましたよ!?」
【少女は少し逃げ腰になりながらも黒いもふもふを見つめている】
「ケセランパセランの一種でしょう……」
【対するメイドは落ち着いたものである】
- 937 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/09/27(日) 22:01:55 ID:PBnIervYO
- >>936
「もう、メイドさん。例え一種だとしてもその子はもふもふなんだよ?」
蛇もカメレオンもは虫類としか呼ばない訳じゃないんだし、と軽く頬を膨らませて抗議する。
きゅん!
もふっと一回り大きくなってぷかぷかと宙を漂い少女の顔の前辺りで停止した。
- 938 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 22:07:53 ID:.6prKP66O
- >>937
「はいはい、悪かったよ……もふもふな……了解了解!」
【なぜか態度の悪いメイドなのでした】
「ふわぁ……この子……空を飛べるんですね!」
【飛ぶと言うか浮いている……なのだが、少女は眼をキラキラ輝かせてモフモフを見ていた】
- 939 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/09/27(日) 22:10:52 ID:PBnIervYO
- >>938
(メイドさんって大人しいイメージがあるけどやっぱり色々いるんだなぁ)
「触ってみる?もふもふだよー?」
確かにふよふよ浮いているそれは実にもふもふだ。
- 940 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 22:14:03 ID:.6prKP66O
- >>939
【メイドさんはつまようじでシーシー言っていた】
「あ、はい……触りたいです……」
【そして恐る恐るもふもふに触れようとするのだった】
- 941 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/09/27(日) 22:20:33 ID:PBnIervYO
- >>940
「そのシーシーってわざわざ発音するものじゃないよね?」
こんな所に爪楊枝なんてあったのか、と変なとこに気が行った。
きゅ?
もふん、と触れ合う指ともふもふ。正に触覚のレボリューションとでもいうべきもふもふっぷりである。
- 942 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 22:28:02 ID:.6prKP66O
- >>941
「いいんだよ……これは古来からのマナーだろ?」
【確かにカフェにつまようじは無い……それに何か間違っていた】
「……ふわぁ……もふもふです!もふもふです!」
【顔を紅潮させ、まるで某初音みたいなデフォルメになりながらはしゃいでいた】
- 943 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/09/27(日) 22:38:47 ID:PBnIervYO
- >>942
「マナーてしては如何とは思いますけどね?」
「でしょう!正に神の御技としか思えない存在よ……あのちびちゃん…いえ、神様には感謝しないとね」
きゅー…?
ふよん、と突ついた力で女性の方へ流されて行くもふもふ。
- 944 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 22:47:35 ID:.6prKP66O
- >>943
【少女は流れるもふもふを見てさらにはしゃぎ出す】
「軽いです!……おちびちゃん?」
【しかし、お姉さんの言葉を聞いて、聞き返すのだった】
- 945 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/09/27(日) 22:54:15 ID:PBnIervYO
- 「ええとね、よくわからないけれど、そのおちびちゃんがもふもふの神様らしいのよ」
入信したらこの子をくれたし、と流れてきたもふもふを胸に抱いて。
「もし見つけたら入信して見たら?一匹貰えるわよ?」
- 946 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 23:12:01 ID:.6prKP66O
- >>945
「本当ですか!……なら是非……」
「いけません!」
【少女をメイドが引き寄せ、威嚇をするのだった】
- 947 :お姉さん/もふもふ教徒:2009/09/27(日) 23:18:23 ID:PBnIervYO
- >>946
「信仰は当人の心の問題だよ?まあ無理には進めないけれどねー……っと、もう時間だ」
「それじゃあね、お二人さん。またいつか会ったとき、もふりあえたら嬉しいな」
腕時計を確認して、会計をすませると、そう言って颯爽と去っていった。もふもふを頭に乗せて。
- 948 :ミア・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/09/27(日) 23:23:51 ID:.6prKP66O
- >>947
「もがーっもがー!」
【口を塞がれてわからないが、別れの挨拶をしているようだ】
「あぁ……私もミア様が喜ぶから歓迎だが……変な勧誘をしないでくれよ……」
【去り行くお姉さんにそう言ったのだった】
- 949 :甲/街を歩く:2009/09/28(月) 19:11:26 ID:KE2UskXwO
- 【中心街】
iPod"jaki"のイヤホンを嵌め、歩く
――キリキリ――
「…耳障りな音は…良く聞こえやがる」
雑踏
この中の生命の、幾つが弄ばれているのだろうか…
闇雲に歩いても
未だ足掛かりは掴めず
- 950 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 19:54:16 ID:/k2gysHgO
- 「扠、如何するか」
人通りの中、女は小さく首を傾いだ。
主語が抜けた言葉。問い掛けと云う撚りは呟言。
- 951 :甲:2009/09/28(月) 19:57:46 ID:R1uCyAoQ0
- 「……ふーぅ」
空を見上げる
半日歩いて成果無し
時刻は夜の八時近くになっていて
家路を急ぐ人
自由な夜を謳歌する人
今尚労働に勤しむ人etc…
十人の人に
十色の生活
少しだけそれを眺めて
「おっちゃん、キツネ大盛りな」
取り敢えず腹ごしらえ
いつもの駅のいつもの立ち食いそば屋へ入っていくのだった
>>950
//すれ違い悪い、メシ落ちするぜー
- 952 : ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 20:00:40 ID:/k2gysHgO
- //>>951
//あや、居らっしゃいましたか。
//新スレ立てる為に書き込んだのでおきになさらず。いってらー、です。
- 953 :甲:2009/09/28(月) 20:40:59 ID:KE2UskXwO
- 「………げぷ…」
立ち食いそば屋を後にする
「大盛りったって盛り過ぎだ…あのオヤジめ…」
駅前広場の噴水の縁に腰掛けて休む
「腹おもてー…」
- 954 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 20:47:17 ID:/k2gysHgO
- >>953
「おや」
良く見知った顔を見つけ、思わず声を挙げる。
「今晩は、甲。食後かい? 随分重たそうにしているが」
おどける様に笑い乍ら。
- 955 :甲:2009/09/28(月) 20:55:42 ID:R1uCyAoQ0
- >>954
「いよぉー…うぷ」
よろりと手が挙げられて
「あれだ…サービスも、時には牙を剥く事を知った…」
傍らにはソルマック
食べ過ぎ飲み過ぎ胃のもたれに効果覿面
「休暇か?…珍しいな…っと」
何とか体勢を起こす
- 956 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 21:04:03 ID:/k2gysHgO
- >>955
「何事も度が過ぎれば毒になるね。況して其れが好意の元に供されれば断るのも悪い気がして――」
可笑しそうに微笑み、肩を竦める。
「と云う処かな。……いや、単なる仕事終わりさ。此れから忙しく成るだろう、嵐の前の一休み、かな?」
口振りは何かが起こる事を予期したものらしい。
恐らくは、機械仕掛けの擬態者達の一件だろう。
- 957 :甲:2009/09/28(月) 21:11:18 ID:R1uCyAoQ0
- >>956
「食べ物を粗末にすんなって三つ子の時から叩き込まれててな」
「出された物を残すなんざ、出来ませんでね」
その微笑にまったくだ、と頷く
「かか、年中忙しい立場だ…嵐の前だろうがゆっくり休めてるなら越したこたぁねえさ」
「あんまり働き詰めると黒沢に怒られそうだしな」
クク、と彼女の秘書を思い出し笑う
手にしたソルマックを一気に煽った
- 958 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 21:19:43 ID:/k2gysHgO
- >>957
「普段もゆっくりしているよ。年中時間に追われると云うのは忙しいのでは無く時間管理が甘いだけ」
小百合の顔を思い出し、苦笑を浮かべる。
「其れは寧ろ私が小百合に言わなければいけないな。常日頃から彼女は力み過ぎる」
真面目な仕事振りに助けられてはいるのだけど、と締めくくり苦笑の色を深める。
「君から見て小百合は如何かな。上司と云う立場からでは見られない物があってね」
- 959 :甲:2009/09/28(月) 21:30:02 ID:R1uCyAoQ0
- >>958
「ほうか?」
咥えたビンを離して
「いやはや、そりゃ要らぬ世話だったな」
かっかと笑い飛ばす
「ふーむ…ん?俺から見て?」
突然振られたその話題に二、三度目をはためかせて
「人の批評なんざ、ガラじゃねぇんだがな」
少し、声のトーンが落ちる
「…一本気な所は、長所だと思う」
「ただ、それが大きな短所になる時もあるんじゃないか?」
腕を組んで
「すげぇ砥がれた剣…かな」
「切れ味は鋭いが、その分……折れ易い」
- 960 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 21:38:36 ID:/k2gysHgO
- >>959
「ふむ……」
思う事が有るらしく、ゆっくりと頷く。
「確かに。此の間も塞ぎ込んでいた。目的に対する冷徹な判断力と残心の様な油断の無さは素晴らしいが」
表情には思案の色が浮かぶ。
「君が言う様に、焼きを入れた刃金は鋭く硬いが其の分脆い。……刀の様に衝撃を呑む柔らかな芯鉄が入れば良いが」
案じる姿は部下に対する物が多分に混じるが、私人としての心配も見受けられる。
「……有り難う。参考に成った」
軽く微笑み、頭を下げる。
- 961 :甲:2009/09/28(月) 21:49:11 ID:R1uCyAoQ0
- >>960
「良いさ、思ったままを口に出しただけ、まぁ軽く聞き流してくれ」
後頭部をぽりぽりとかく
「俺よかさっちんのが付き合いなげーんだ」
「部下として……つーか友人として、か」
「今のあいつの芯はお前への忠誠だ……いや、これもちょっと違うかもしれんが」
むん、と頭を捻る
「信頼、かな?…ともあれあいつに一番近いのはさっちん、お前だ」
「導いてやれ、とまでは言わんが」
「頼むな」
後押しする様に、肩をトンと叩く
ふ、と軽く笑って
「……ちょいと、話が重くねーかい?」
話題の転換を試みて
- 962 :名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 21:53:31 ID:Ytmc4SoY0
-
――キリ――キリ――
「第一級危険因子を発見。
『処理』を開始します。」
――キリ――キリ――
甲に気配を殺し近づく、青年。
雑踏に紛れ、背後に回り……
着実に、ゆっくりゆっくりと。
その背中を目指し歩みを進める。
- 963 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 21:55:04 ID:/k2gysHgO
- >>963
「ああ。任せられた」
瞠目して心地良さげに笑う。
「……そうだね。如何もいけないな。仕事後なのに仕事に近い話ばかりしてる。――ああ、そうだ」
継いで苦笑を浮かべるが、ふと何かを思い出した様な表情になり、甲に向き直る。
「甲、少し耳を貸してくれ」
内密な話でもあるのだろうか、然し其の表情は自然体。
何時もの涼しげな顔のままだ。
- 964 :八剣絵名:2009/09/28(月) 21:58:20 ID:quLBzHz20
- 【ブレザーの制服を着た鬼っ子がきょろきょろ辺りを見回している】
……あれぇ、おかしいですね
この辺から妙な音がしたと思ったんですが……
【何やら探しているようで】
- 965 :甲:2009/09/28(月) 22:00:05 ID:R1uCyAoQ0
- >>963
「おぅ」
短く頷き話を切って
「ん?あぁ、良いぜ」
耳を意識を蔡生に傾ける
>>962
背後に息を殺し迫る――気配
対して甲は意識を蔡生に向けているが
- 966 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 22:08:56 ID:/k2gysHgO
- >>965>>962
「悪いね」
軽く開いた手を口許を隠す様に顔に持っていき、甲の耳へと口を近付ける。
はむっ。
――甘噛み。
何を思ったのか、女は唇で耳の端を啄み、歯を軽く当て、赤い舌の先を小さく突き出して耳朶に当てた。
「――扠、御客様の様だ。人気者は辛いね、甲」
顔を離し、先程の事などおくびにも出さず、常と変わらぬ表情で言う。
後ろの気配をさして。
>>964
「――おや。一般人、と云う訳でも無さそうだが」
角を見て小さく呟く
- 967 :名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 22:19:23 ID:Ytmc4SoY0
- >>964
――キリ――キリ
最近、街中で耳を澄ませば聞こえる機械音。
絵名が何を探しているのかは知らないが、この音を聞いたことくらいはあるはずだ。
>>965 >>966
「目標に到達。『爆破』します。」
――ドガァッ!!
男の体が膨れ上がったと思いきや
次の瞬間強烈な爆炎と熱風が周囲の人々を襲う。
「目標の観測を開始……」
その光景を、近くの歩道橋から眺める者の姿があった。
- 968 :甲:2009/09/28(月) 22:25:32 ID:R1uCyAoQ0
- >>966
「いや?なに…―――ひぎゃああああぁ!?」
素っ頓狂な声が周囲に響いて
「ばっっっっかヤロウ!イキナリ―――〜〜〜〜…!!!!」
抗議に動き掛ける、が
「……あぁ、あぁ、分かってるよ…チクショウめ」
上気した頬をパンと張り、気を引き締め
「さて、とだ…!」
帽子を被り直して、立ち上がる
>>967
直後起こる爆発
迫る爆炎は――――
「……半日掛りの手掛かりだ……」
―――螺旋を描く風に空高く散って
「―――逃がしゃしねぇぞ…覚悟しろ」
天に拳を突き上げた男
渦巻く風の渦中に立ちて
赤色のマフラーが炎より尚赤く翻る
- 969 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 22:29:58 ID:g4lxCBLQ0
- 「さ、て……」
カツリ、靴の音を立てて現れる赤髪の男
「仕事の予感、かな?」
- 970 :八剣絵名:2009/09/28(月) 22:31:28 ID:quLBzHz20
- >>966
(ぬ、視線ですかこれは)
【元を探し、】
(……うわあ、美人!でもなんかこう、赤いですね?!
【※思考が漏れていますが悪気はありません】
>>967
ああ、この辺りからですか…
……っ!?
【機械音をたてる男に近づくが、すぐにバックステップ】
【距離をとり、取り出すのは携帯電話】
……一応証拠写真、と、連絡……!
【かちかちと高速で操作し始める】
>>968
(な、こ、こっちの人も赤っ……!
【※重ねて言うようですが悪気はありません】
- 971 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 22:35:43 ID:/k2gysHgO
- >>968>>967
「いや、ついやってみたくなってね?」
悪戯っぽく笑うが悪びれる様子も無く。
何かを思い出した様に見えた表情は、何かを思い付いた表情で有ったらしい。
「然し、派手に来るな」
世界が歪む様な錯覚。
其は雷瞬の間に。
気付けば爆発した男と真紅の髪眼の女の間には幅1メートルは在ろうかと云う巨大な刀身を持つ剣が有った。
女は其れを壁代わり、或いは盾代わりにして爆風を防いだのだろう。
「桑原桑原。雷でも無いが唐突だ」
やれやれ、と呟く。
「甲、気付いているだろうが歩道橋の上に居る。私は周囲の被害を確認する――頼んだよ」
言いつつ、周囲の被害を確認する。
>>970
何かな、と首を傾げる。
派手だと云う自覚は無い。
何せ実家では重量合計30キロにも及ぶ様な正装もする。
「…………ふむ」
――年若い鬼の娘。
女は改めて思案の色を浮かべた。
- 972 :名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 22:43:45 ID:Ytmc4SoY0
- >>968 >>971
「攻撃失敗。目標に損傷は認められず。
これより第二フェーズへ移行する。」
歩道橋上の人物は、丁度下を通りかかった
大型トレーラーの荷台に飛び降りた。
このまま逃走するつもりらしい。
>>969
突然の爆発で逃げ惑う人々。
幸い、甲たちは人ごみから少し離れていたため死者はいないようだ。
操っているものがいるようだが、
情報を集めなければ。
>>970
絵名の携帯電話のカメラは、
運良く爆発する前に男の写真を撮ることに成功した!
新聞社にリークすれば、
翌日には各誌がこぞって報道することだろう。
- 973 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 22:48:06 ID:g4lxCBLQ0
- >>972
「……」
トレーラーの荷台に飛び降りる、なんて行動をすれば嫌でも目に入るだろう。
この男の目にも、その光景はしっかりと焼き付けられていた。
パチン、と指を鳴らすのと同時。空中に紅い塊が現れ、それに触れる。
紅い塊は溶けるように消えて無くなり、その中から現れるのは―――千夜の制服だった。
バサリ、とそれを風に一度靡かせ、派手に巻くように羽織る。
「……行きますか」
ダンッ!と、地を蹴る音が響いた。
- 974 :甲:2009/09/28(月) 22:48:50 ID:R1uCyAoQ0
- >>970
赤い
めっちゃ赤い
もう何か赤ばっかりだ
>>971
「Σお茶目だなオイ―――!?」
ビシリとバックチョップが空を叩く
「合点、そっちゃ任せたぜ―――行くぞ」
アイコンタクト一つ
散るようにそれぞれがそれぞれの最善手に動く
目に入る逃走を図る歩道橋の男
目指す先は
>>972
―――ガチャン
スタンドを起こす
「借りるぜ…!」
自転車置き場から、学生の物と思しき自転車を―――拝借ッ
―――…シャカシャカシャカシャカ…!!!!!
「ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおらぁああああああ!!!!!」
ギャリリリリリリリリ!!!!!!
白煙をタイヤから起こしながら
赤いマフラーの男の駆る普通の自転車がトレーラーを追う!
- 975 :八剣絵名:2009/09/28(月) 22:52:56 ID:quLBzHz20
- >>969
また赤い人が……
【もはや思考だだ漏れである】
>>971
(うう、何かやたら見つめられてる気がします……)
【こちらからの視線は外す】
【オレンジの髪が揺れた】
>>972
よしっ写真ゲット!
【思わず小さくガッツポーズ】
【コピーを作ったり保護をかけたりして、最後に電話】
……兄さん、適当な位置にいますよね?
ちょっとトレーラーが逃げちゃいそうなんですが、止められませんか?
【言い終えると同時、閃光と風切り音】
【一本の矢が正確なトレーラー狙いで飛来した】
- 976 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 22:55:33 ID:/k2gysHgO
- >>973
「其れ程でも無い」
くすりと笑い、
「ああ。直ぐに合流するさ。頼むよ」
>>972
「逃走か」
即座に千夜グループ統合戦略局に連絡し、治安維持部門他、必要な部署を動かす。
「……衛星が効かないのが痛いな」
歪みの影響で監視衛星が効果を発揮しないのに一言漏らし――
「扠、」
何か考えがあるらしく、女はこの場から歩き去る。
- 977 :名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 23:05:10 ID:Ytmc4SoY0
- >>973 974
トレーラーを追う2つの赤。
それを見下ろすは冷たい機械の兵。
黒ずくめの服装で、表情はよく見えないが
きっと機械的な無表情に違いない。
男は、衣服のポケットを探ると
中の物を全て追ってくる二人にばら撒いた。
といっても武器などではなく、くしゃくしゃのレシートや小銭などだが……
>>975
――ガィンッ
雷光のように飛来した矢は、
トレーラーの右後輪を打ち抜いた。
バランスを崩し、スピードを落とすトレーラー上で、
男は何をするでもなく平然と立っている。
>>976
「準危険因子をロスト。
――了解した。」
男は特に蔡生の行動に対してアクションを起こすこともなく。
- 978 :夜刀神蔡生/ヴァナルガンド搭乗 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 23:09:51 ID:/k2gysHgO
- >>977
大気を揺らす大音響。都市の街並みすら震わせて。
――――鋼の魔獸が駆け抜ける。
神に愛されし工匠、天才エンジニア頼羽無為の手掛けた超弩級自動二輪、ヴァナルガンドが駆け抜ける。
最高時速842kgを誇る鋼の獸が、トレーラーへと肉薄する。
「耐久力の再確認と行こう」
止まるつもりも無いらしい。
フルアクセル。ノーブレーキ。
今や巨大な弾丸、時速842kmで突き進む砲弾と貸した鋼の獸が、トレーラーへと突進を仕掛ける。
- 979 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 23:10:43 ID:g4lxCBLQ0
- >>975
走り出す直前。一瞬だけ、其方へと視線を向けていた。
その時。絵名に見えていたかは分からないが、口を少しだけ開いていた。
「逃げろ」、と。
>>977
「……?」
走りながら。手でレシートや小銭は払い落とし。
「……チャンスっ」
トレーラー追いつくくらいの無茶苦茶な速度で走っている男は、トレーラーがバランスを崩した瞬間。跳躍。
トレーラーの上の男にそのまま飛び蹴りを放つ。
- 980 :甲:2009/09/28(月) 23:14:32 ID:R1uCyAoQ0
- >>977
―――ギャァアアアアアアア!!!!
「オラオラオラオラオラオラララララァアアア!!!!!」
スポーツカーもかくやといった勢いで疾走するただのチャリ
ふわり迫るレシート
「――――うぷッ!?」
奇跡的に顔面に張り付いて
ぐらり傾く車体
「――ドッラッグゥウウウウンッ!!!!!」
―――ズギャッ!
騎手の足に覆われた黒いブーツが火花を散らし地面を蹴る
「ッぶね…待てやぁああああああああ!!!!!」
再び高速機動
スピードを落とすトレーラーに併走する
「止ォまれコラァ!!!!」
ガツンと運転席側のドアを殴る
>>978
「( ゚д゚)」
チャリの横を何か速いのが通り過ぎていったらしい
- 981 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 23:18:49 ID:g4lxCBLQ0
- >>978
今の状況(多分)
○ ○←犯人
○ 三○ ↑紅夜 |トレーラー|
↑甲 ↑蔡生onヴァナルガンド
チラリ。空中で一瞬だけ振り返る。
「……」
あれ、何かコレ世界が突然スローになったよ。
あれ、何か短い生涯の思い出が頭にドンドン浮かんできたよ。
あれ、コレって走馬灯って奴じゃね?
- 982 :八剣絵名&八剣宵治:2009/09/28(月) 23:20:16 ID:quLBzHz20
- >>977
【そう離れていないビル、の屋上】
【機械の大弓を構えた青年が立っていた】
【ひゅう、と口笛を吹いて】
さあて、どや?お望みの通りやないかな?
『いい感じです兄さん、流石ですね』
【インカムから聞こえる愛しい妹の声に目を細め】
『どうも右後輪が逝ったみたいですねー
何か皆さん突撃してますがお願いできます?』
余裕やな、まかしとき
後一応逃げといたほうがええよ?
『三人目の赤い人が忠告してくださいましたし、兄さんもそういうなら逃げておきますね』
【機械弓が『マダマダイケルヨッ』と表示するのを確認】
【矢をつがえ、引き、】
【術式によって正確な狙いのつけられた二発目が行った】
- 983 :名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 23:25:41 ID:Ytmc4SoY0
- >>978
見えるだろうか、運転席にいる男の恐怖の顔が。
トレーラーの運転手は、恐らく関係ない一般人。
機械の演技にしては、その表情は真にせまりすぎている。
このまま突っ込めば彼は確実に犠牲になる。
>>979
「ぐふふふ……お前はもう終わりだ!」
今まで、機械のような口調であった男のそれが
急に卑下たものに変わる。
『爆発解体ッ!!!』
先程ばら撒いたゴミが『爆発』し、
数台の乗用車を吹き飛ばした……
>>980
「ひ、ひぃーっ!!!
なんなんだぁーっ!!!?」
男は、怯えた様子で
なんとかトレーラーを停車させようと奮闘している。
この男は偶然乗られただけで無関係だ。
>>982
こんどの弓は正確に男の眉間に吸い込まれていく……
しかし、男は済んでのところでそれを回避した。
「んっんーー……この前から調子がいいなぁ……
まるで『危険』が前もって予知できるかのようだ……
なんだか、分かるんだなぁ……攻撃が。」
機械化されたときに、レーダーでも搭載されたのだろうか……
- 984 : ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 23:31:26 ID:g4lxCBLQ0
- >>983
「……ハッ」
走馬灯解除。アホな事やってる場合じゃねえ。
「ったく、あのアホ総統……!」
小さく舌打ち。優先順位変更。トレーラーの運転手を何が何でも救い出す。
跳び蹴りの姿勢はそのまま。爆風の中に突っ込む。
「……あっちぃな、畜生ッ!」
だが、この男はほぼ無傷。服に紅い欠片が多数付着している以外は何ら変化無し。
「なろっ……」
そのまま機械人間?を飛び越し、運転席の上に登り、その天井を破壊。
「おら、オッサン。手伸ばせ!」
- 985 :甲:2009/09/28(月) 23:36:13 ID:R1uCyAoQ0
- >>983
「―――最ッ悪…!!!」
見えた構図に舌打ちひとつ
―――ガション!!
同時に、ペダルが抜ける
「!?ち、こっちも――ぬがぁ!?」
限界を超える行使に空中分解する自転車
転がるように後方に消える男―――に、見えたが
――ギシッ…!
トレーラーのタラップに握られた右手
伸びたワイヤーが軋む
「まぁだまだぁあああああああああああああ!!!!!」
水上スキーよろしくトレーラーに引きずられながらもバランスを保つ
脚部から巻き起こる火花が夜の街を彩って
「ッだらぁ!!!!」
ワイヤーを引き寄せて
トレーラーに取り付いた!
- 986 :八剣絵名&八剣宵治:2009/09/28(月) 23:38:25 ID:quLBzHz20
- >>983
『っ、駄目です兄さん!何かオラオラなあれ風に回避されました!』
ツッコミたいのを押さえて言うがマジか?!
『マジです!
あの野郎の台詞的に体狙いは多分回避されますよこれ』
えっそれなんてチートやねん……泣いていい?
『とりあえずトレーラー狙いで行きましょう、多分大丈夫なはずです』
把握、と
【再び矢をつがえ、】
……ってかそっちは逃げたんか?
『一応』
……怪我せんようにな
【はあ、とため息をついて射撃】
【今回は右の前輪狙いで矢が行く】
- 987 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/28(月) 23:40:00 ID:/k2gysHgO
- >>983
「しまったな……用意が良いと思ったがそうでも無いらしい」
追突を中止した刹那世界が歪む様な錯覚。
現れたのは幅だけで1メートルはあろうかと云う巨大な剣。先程爆風を防ぐ為に使った物と同じもの。
其れはヴァナルガンドの進行方向、道路に対し斜めに現れ固定される。
即ち、傾斜台の様に。
「東雲、命令だ。――巧く避けろ」
傾斜台となった剣を利用し、ヴァナルガンドが宙を駆ける。
宙を駆け、下手人の男を飛び越え、トレーラーの上に着地しターンをかけ乍ら急停止。
「扠、次は何処に逃げる?」
笑みすら浮かべて女が降りる。
- 988 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 23:43:41 ID:g4lxCBLQ0
- >>987
舌打ちの後。爆風に突っ込む少し前。蔡生の命令を聞いた男は。
「……了解ッ!」
楽しげに。そして実に嬉しそうに口元を笑みの形にしていた。
//ゴメンなさい勝手に先に行動しててorz
- 989 :名も無き異能都市住民:2009/09/28(月) 23:49:40 ID:Ytmc4SoY0
- >>984
「う、うわあああーっ!?」
男はいきなり天井が破壊され
手を伸ばすどころか驚いてハンドルを放し丸くなってしまった。
無理もない、異能都市でも戦闘慣れしていない者はたくさんいるのだから。
>>985
「ぐへへ、手、貸してやろうか。」
甲を見下ろし、笑いを浮かべる男の顔がよく見える。
この男は、たしか連続爆弾魔として指名手配中の男だ。
「ほーらよ。」
ひらりひらりと、
もう一度レシートが降ってくる
「『起爆』」
ふたたび、爆発。
甲ははたして……
>>986
ガコンッ!!
見事にタイヤを射抜き、
完全にトレーラーは停止する。
包囲網は着々と完成しつつあるが……
>>987
「すごいなぁ、まるでコミックヒーローのようだ。」
口笛を吹き、臆面なく感情を露にする男。
しかしそれはもう、本人の意思なのか、機械の命令なのかは分からない。
「しかたない、君達は『危険因子』だ。
ここで削除、修正させてもらうとするよ。」
刹那、投げつけられる硬貨……
「『ブっ飛びなッ』!!」
- 990 :甲:2009/09/28(月) 23:57:17 ID:R1uCyAoQ0
- >>989
トレーラー側面で起こる連続起爆
「――――!!!!」
逃げ場の無いそれが甲を包む
焦げた帽子が道路に落ちる
が
「い―――ったく、ねぇえええええええええええッ!!!!!!」
掴んだ右手は離さない
男秘奥義『やせがまん』炸裂
口の端から黒煙を吐きながら叫ぶ
煙を突き抜け
「―――ッだらぁ!!!!」
男の顔面をわし掴もうと甲の掌が伸びる!
- 991 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/28(月) 23:58:53 ID:g4lxCBLQ0
- >>989
「ああ、何だってんだよ!」
苛立ち。運転手の服の襟を引っつかんで運転席から引きずり出す。
その瞬間車は止まった。だが、爆弾魔は健在。となれば。
「……おらあっ!!」
運転手を道の横。とりあえず安全であろう方向、場所にぶん投げた。
流石にそのまま投げるのはアレと判断したか、運転手の着地地点には紅い塊のクッション。
「んで……」
即座。振り向き、爆弾魔の背後に立ち、構える。
「ドッカンドッカンうっせえな。馬鹿が」
右の拳を握り締め。男の後頭部に殴りかかる。
- 992 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/29(火) 00:01:13 ID:/k2gysHgO
- >>988
//気にしないで下さいな
>>989
研鑽の果てに得た心眼の極み、剣の神眼によって投げると云う動作を知り、そして逸速く行動に移る。
「賛辞の言葉は有り難く。――然し金銭迄は受け取れないな」
刀は抜かない。無造作に掌打を放つだけ。
然れど其は初速を最高速と成す雷瞬の術理に依って大気を面として捉えた。
起きるは遠当て。急加速の極みが大気を水として個として捉え、打撃は大気を伝播する。
遠当ては硬貨を打ち、計算の元に男の側面――甲が手を伸ばした方向とは逆の方向へと打ち返される。
- 993 :八剣絵名&八剣宵治:2009/09/29(火) 00:04:43 ID:quLBzHz20
- >>989
『止まりましたよ、と。お見事っ』
よーし俺GJ!
【ガッツポーズ】
……で、どないするん?
『運よく写真が撮れましたんで、通報ですね』
となると俺はもう用済みやね、帰宅するけどええか?
『はい、大丈夫です
その……急なことなのに、聞いてくれてありがとうございました』
妹の頼みやもの、聞かん理由があらへんよ
んじゃ、気をつけてな
『そちらも、ですよー』
【通信を切り、機械弓を閉じ、帰路へつく】
【妹の方からはすぐに、千夜へ写真付きの通報が行くだろう】
//落ちます、皆様乙っすノシ
- 994 :名も無き異能都市住民:2009/09/29(火) 00:13:35 ID:Ytmc4SoY0
- >>990
「触ってみろ。」
男の顔は笑いにゆがむ。
絶対的な自信には何か裏づけがあるものだ。
「その瞬間、貴様を爆弾に変えてやる。」
触れまい、と。男の表情は雄弁に語っていた。
>>991
ぐしゃ、という鈍い音。
男の首から上が吹き飛びころころと転がる。
「やっちゃったね☆」
しかし、どこまでも人を舐めたような台詞。
>>992
「なんだ?超能力か?」
紅夜に頭を吹き飛ばされたというのに
平然と男は立っている。
「しかたないな。」
男はしゃがみこんで手を突き、足場……
トレーラーを爆破する!!!
「ヒャッハッァアァアッッ!!!イッっちまいそうだぜぇええぇぇえああぁあっはははははああぁあ!!!!」
――ドガァアァアァッッ!!!!
男も当然、只ではすまないだろう。
>>993
// おつー
- 995 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/29(火) 00:19:36 ID:/k2gysHgO
- >>994
「ちぃ――」
舌打ち。ヴァナルガンドを急発進させ再び宙に。
爆炎の中から飛び抜け音を立てて道路に着地し、ターンを掛けて体勢を立て直す。
「遣ってくれたな……」
凱套は所々焼け焦げていたが、修復が始まる。
「全員、無事か……?」
- 996 :甲:2009/09/29(火) 00:20:36 ID:R1uCyAoQ0
- >>994
「その前にテメェを飛ばす―――ッ!」
雁と決めたら突き進む
男の顔に喜色が浮かぼうが
突き出したのなら
信ずるは常に己の拳
しかし
紅夜が吹き飛ばした事により甲の掌は空を切り
「――――…ッ!」
次いで起こる、大爆発
投げ出された身体は路肩を転がり、鈍い音と共に街灯に激突する
街灯は中程からゆるやかに折れた
- 997 :東雲紅夜 ◆uotUYGHVwM:2009/09/29(火) 00:27:36 ID:g4lxCBLQ0
- >>994
「なっ……!?」
その言葉に、振り抜いた拳を無意識に戻す。
機械だとしても。頭が吹っ飛びながらも喋り続けるその光景は数瞬は信じられなかった。
だが、それを驚いている暇も無く。
防御。回避。間に合わず。爆発に男は巻き込まれた。
パン、と言うまるで風船が破裂するような音と共に。
血が。血飛沫が。都市の一角を紅く染め上げた。
- 998 :名も無き異能都市住民:2009/09/29(火) 00:30:41 ID:Ytmc4SoY0
- >>995 >>996 >>997
「ンーふふふふ……本当ニ調子がいい……
イまの私なら何にでも勝てル……」
一番爆心に近く、もっとも
遠くまで吹き飛ばされた男の姿は酷いものだった。
全身の皮膚は焼けただれ皮下の金属パーツが剥き出しになっている。
ターミネーターよりも原始的で無骨なフォルムのそれは、
ノイズ交じりの声を発しながら再び歩みだす。
「ツギは、男二人ヲぐちゃぐちャに溶かしテ混ぜてやロウか。
それとも、そコの女を無残ナ肉塊に変えてヤろうカ……」
- 999 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/09/29(火) 00:35:52 ID:/k2gysHgO
- >>996>>997
「甲! 東雲!」
然程接近して居なかったため、回避に出る事は出来たが、
「前に出てた二人は……本当に、」
>>998
「遣ってくれるな……!」
無造作に手元に顕現した長剣を金属パーツを晒した男へと投擲する。
弾丸宛らの速度で男へと向かう剣。女はヴァナルガンドから降りて己の得物へと手を伸ばす。
- 1000 :甲:2009/09/29(火) 00:40:39 ID:R1uCyAoQ0
- >>998>>999
ガンと
床板を拳が叩く音
炎と煙の向こうに見える影は、ゆらりと立ち上がり
火が燻るシャツを引き裂き、脱ぎ捨てる
轟と、立ち上がった男に向けて一陣の風が吹く
白煙に包まれた世界で
赤色の染みが異彩を放っていて
「―――螺旋・噴射跳躍拳」
突如、煙と炎が割れる
赤色から放たれた一陣の閃光、これもまた赤
それは一直線に
空気の壁を撃ち抜きながら機械に迫る
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