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【イベントB】異能都市の夜道には気をつけよう【その1】- 1 :名も無き異能都市住民:2009/06/29(月) 15:52:00
- <<ルールとか>>
・ここは、各スレでなんらかのイベント・クエスト・戦闘が発生した場合に使います。
・雑談も可能ですが、日常の範囲で済むかどうかは各自で判断してください。
・クエストスレはA・Bの2つがあります。開いている場所ならどこでも使って構いません。
・逆に、使用中の場合は混乱の元になりますので、同じクエストスレで2つのクエストを進行させることはやめてください。
・クエストで使われている場所を、クエスト以外のスレで使うことは『構いません』。
時間軸が異なる・平行世界である、など解釈は自由です。
・またクエストスレと他のなりきりスレに、同時に現れることは『構いません』。
ただしそれによって起こり得る弊害は自力でなんとかしてください。
・GM役をあらかじめ決めておくとスムースにことが運ぶかもしれません。
・識別をしやすくするために、トリップをつけると幸せになれるかも。
- 2 :レイス:2009/06/30(火) 20:15:14 ID:a5Wqkkts0
- 【イデアの箱庭】
チャ ヒュン!! チャキ ヒュン!!
【床に敷いた布の上に、所狭しと並ぶ短剣】
【それらを代わる代わる手に取り、虚空を裂くように鋭く振るう】
ふむ……これも問題なし…と……
【満足げに短剣の煌めきを眺めるは、黒い中折れ帽子に黒い法衣】
【どこか不吉を予感させる姿と雰囲気の青年】
ガサガサ……
【一通り短剣を試した後、何かを取り出そうと法衣の中を探っている】
- 3 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 20:20:00 ID:4aoLNmCs0
- 「…なんや? ココは…」
真っ赤な、派手なガラシャツを着て、肩を大きく揺らしながら入ってくる男
その手には木製のバットに釘を突き刺した物体。所謂「クギバット」が握られている
- 4 :レイス:2009/06/30(火) 20:25:36 ID:a5Wqkkts0
- >>3
……ん……?
どうかしましたか?
【派手な格好の男を一瞥した後、床に並べた短剣を回収し始めながら、目も合わせずに話しかける】
- 5 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 20:28:10 ID:4aoLNmCs0
- >>4
「いや、聞いてくれるか?
何か、酒飲んでフラフラ歩いてたら、ココに付いちまってな?
何処をどう歩いてきたかも覚えとらんし、参ったな…」
柄の悪そうな見た目と違い、気さくな苦笑を向けてきた
「…ところで兄ちゃん、アンタ中々面白そうな事しとったな。
どうや、俺とちょっと戦ってみんか?」
- 6 :レイス:2009/06/30(火) 20:34:02 ID:a5Wqkkts0
- >>5
それはまた随分と飲んだようですね。
夜のこの街は物騒ですよ?
気をつけたほうがいいのでは?
【相変わらず顔を背けたままだが、苦笑が漏れる音がする】
カチャ 私と…ですか?
【最後の短剣を仕舞おうとした手が止まり、初めてチンピラのほうを向く】
【至って普通な、寧ろ優しめな表情。だがその奥に、幽かに冷たいものが覗く】
- 7 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 21:13:46 ID:4aoLNmCs0
- >>6
「それも覚えとらんのや…。本当、どんだけ飲んだんやろ…。
まあ、自分の身は守れるつもりや。心配はいらん」
手に持っているバットを振り上げ、肩に担ぐ
「そうそう。
身体動かしたら、酔いが冷めて何か思い出すかもしれんやろ」
レイスの目をしっかりと見つめ、期待からだろうか。僅かに口元を緩ませた
- 8 :レイス:2009/06/30(火) 21:26:47 ID:a5Wqkkts0
- >>7
それならば大丈夫そうですね。
つい最近辻斬りに出会ったばかりでしてね。
いらない心配をしてしまってすみません。
【軽く頭を下げる】
ふむ…ならば、僭越ながら…
【右手に持っていた短剣を、左手に持ち替えて】
お相手いたしましょう
【その場で佇む。そうとしか表現出来ない構え】
【全身が脱力し、気配どころか存在感すらも希薄な、さながら幽鬼のような姿】
【その異様な在り様から、触れれば斬れそうなほど冷たく、鋭い威だけが溢れる】
- 9 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 21:34:00 ID:4aoLNmCs0
- >>8
「ああ、いやいや。心配してくれたんやな。
なら、謝る必要はねえだろ。むしろ、ありがとうな」
頭を下げるレイスに向かって言い放つと
「おう。すまねえな」
バットを持ち上げ、手を地面と水平になるように伸ばし、バットの先を空中へ向けると
「じゃあ、行かせてもらうわ!」
地を蹴り、緩慢な動きでレイスに向かってクギバットを振り下ろした
- 10 :レイス:2009/06/30(火) 21:40:45 ID:a5Wqkkts0
- >>9
そう言って貰えると助かります。
……
【感情を映さない瞳で、バッドを構えるチンピラを見据える】
(遅い…)
【右足を後ろに引き、身体を横に開いて、バッドを上体を逸らして避け】
――!!
【音もなく繰り出される短剣の一振り。上体を戻す勢いを利用しつつ】
【二の腕の内側、人体急所の一つである腕の動脈を狙って放たれる】
- 11 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 21:46:03 ID:4aoLNmCs0
- >>10
「のわっとぉっ…!」
避けられたバットは地を殴り、チンピラは前のめりになるように倒れかける
そんな隙だらけの動きの中、短剣の動きに反応できる訳も無く
レイスが狙った箇所にそのまま、突き刺さった
「…っつう。
やけど…、なんや、こんなもんか?」
しかし、この男は平然と立っていた
腕には確かに短剣が突き刺さり、血は止まる事無く、流れ出ている
だが、この男は平然と立っていた
- 12 :レイス:2009/06/30(火) 21:57:56 ID:a5Wqkkts0
- >>11
(確実に捕えた……治療をしなければ、人ならば確実に絶命する傷だ…)
ええ……一先ずは……
【男の自信、そして毅然と立っているという事実に警戒をしながらも、引かない。引くわけにはいかない】
【自分の攻撃は、確かに当たっているのだから】
―――!!
【跳ねる様に右腕が動く、まるで映像で見ているかのように大気を乱さない運身で】
【一瞬の内に懐から取り出した短剣で持って男の頚動脈目掛けて突く様に斬りかかる】
- 13 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 22:14:56 ID:4aoLNmCs0
- >>12
男は、動かない
短剣が刺さった姿勢から、微塵も、動かない
それは、何故か
「…普通の人間なら、とっくに死んどるで?」
頚動脈は見事に切断され、血は心臓の動きに合わせ、噴出する
しかし、それでも男は平然と立っていた
「…じゃ、そろそろ無抵抗も腹が立ってきたで…」
男が何故動かなかったのか
それは、この男の能力のせいだ
「怒天壊撃虚影鈍器(クギバット)―――発動」
身体から微かに見える、という程度にだが、赤い光のような物が放出される
その光は男の獲物を包むように動き、クギバットを変形させていく
「っしゃあ…。 これでどうや…」
男が地にめり込んでいたクビバットだった物を振り上げる
それは、異様なまでの殺気を放つ金棒へと変化していた
「さっきと同じと思ったら、死ぬで?」
そう言って、再びレイスへと獲物を振り下ろす
しかし、先程までとは速度が、攻撃の重さが、遥かに増していた
- 14 :レイス:2009/06/30(火) 22:26:29 ID:a5Wqkkts0
- >>13
やはり…人ではないよう…ですね!
【頚動脈を切断した後、瞬時に飛び離れようと後ろに跳躍する】
ギャギィ!! キキキキ!! ギャリィ!!
【が、飛躍的に速度を増した金棒からは逃れきれず。両手の短剣で受ける】
【しかし、圧倒的な威力に押し負け、金属が擦れる耳障りな音と共に大きく弾き飛ばされ、地に叩きつけられる】
コフッ!(重い…)
【肋を折られ、血を吐きながらも瞬時に立ち上がり構える。まるで染み付いた第二の本能の様に】
- 15 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 22:33:16 ID:4aoLNmCs0
- >>14
「いやぁ…?
一応人なんやけどなあ…。 ちょっとやそっとじゃ死なねえのさ」
「…兄ちゃん、強いな。
アンタもちょっとやそっとじゃ負けてくれなさそうだ…」
金棒を今度は両手で持ち、右足を前に出す
その足を軸にして金棒を回し、遠心力が加わった一撃を再び繰り出した
- 16 :レイス:2009/06/30(火) 22:44:36 ID:a5Wqkkts0
- >>15
……そうですか。理解しました。
職業柄、こういう事態には慣れているもので……
【低く、低く。崩れ落ちるように身を屈める】
ゴシュ!!
【地を這うほどの低姿勢で、横薙ぎの金棒を潜り抜ける】
ダン!!
【法衣を裂かれ、皮膚を抉られても尚、その動きは淀みなく】
【大地を強く踏みしめ、屈めた全身の伸び上がる力をも利用して】
【飛び掛る豹の如く、チンピラの懐深く、足元から】
【鳩尾付近から肋骨の裏を通って心臓に達する部位を狙い、渾身の力で短剣の突きを放つ】
- 17 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 23:07:56 ID:4aoLNmCs0
- >>16
「のわっとぉっ!!」
金棒は見事に空振り、その勢いのまま、チンピラは両手を広げた体制に
(…ヤバッ)
一瞬、そんな事を思う時間すら残されていなかった
ほぼ反射的に身体を後ろへ引き、短剣の回避を試みるもそれは叶わず、深々と男の身体に突き刺さる
「あー…、心臓は流石にヤベエな…」
グラリ、と身体が大きく揺れ、地に足を付いた
かに、思われた
男の足が地に付く一瞬先に、黒い何かが地に刺さり、男の身体を支えた
「…鉄鬼、『黒雛』」
男の獲物はその本体から幾重にも刃が突き出ている、巨大な黒い鉄の塊になっていた
「…これで、しまいや」
再び獲物を両手で持つと、それを頭の上から後方へ振り上げる
そして、その状態から更に身体を逸らし、限界まで伸ばし上げる
「………いくで」
その言葉と同時に
黒雛と呼ばれた鉄の塊はレイスの頭上へと、振り落ろされた
- 18 :レイス:2009/06/30(火) 23:34:12 ID:a5Wqkkts0
- >>17
【渾身の突きを放ち、伸びきった状態の身体】
【其処に渾身の一振りが落とされる】
(……逃げ場は……ないか…)
【とん、と驚くほど軽い跳躍。絶望的な一撃、其処に敢えて飛び込んでいく】
ザシュザシュザシュ!!
【長大で強力な武器ほど、至近ではその力が失われる】
【それでも尚、黒雛の刃が、身体中のあらゆる所に食い込み、肉を裂く】
【舞う血吹雪、滴り落ちる血潮。それは傷の大きさに比して余りに少ない】
【内に宿る異能、その力で持って出血を止める。それに頼る。縋る。それほどの傷】
仕手……三式……
【宙を舞う羽の如く軽やかに、身体を捻り男の頭上へと飛ぶ。凄惨な姿とは裏腹な鮮やかな動き】
『禍潰(マガツイ)』
【先の下からの一撃から続く、上下の急激な変化に弱い人の視覚を突く動き】
【背後の上空からという、対処のし難い場所。様々な要因を組み合わせた、「葬る」為の仕手の技】
【前方宙返りの格好で、男の頭上を飛び越え背後へと移行しながら、首を刈り取ろうと短剣を振るう】
- 19 :チンピラ ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 23:45:54 ID:4aoLNmCs0
- >>18
既に息も絶え絶え
最後の一撃、と気力を振り絞って繰り出した一撃
それ以外の行動など、とうに出来る筈も無く
ただ、レイスの斬撃を、その身で受けるのみ
一撃一撃に、ただ、身体を揺らすのみ
「ああ…。死ぬって、こんな感じなんやな」
短剣が、首に、肉に、入り込む瞬間。 ポツリと呟いた
―――トスン、と何かが落ちる音
―――辺りは赤い雫の海となる
【○○○(名称不明) 死亡】
//乙ー!
- 20 :レイス:2009/07/01(水) 00:00:02 ID:a5Wqkkts0
- >>19
――ベシャ!!
【紅い雫の海へ、倒れるように着地する】
ゴプ……ッ ベシャ…
【呼気は血溜りに遮られ、咳き込むように血反吐を吐き出す】
―――葬儀、終了――
【呼吸を整え、それだけを呟くと、半分千切れた足を引きずって去っていく】
【「葬る者」それは兎を狩る獅子の如き強者ではない】
【死を追いながら、死に追われる者】
【無理にでも死を与え、形振り構わず死から逃れる、血の泥に塗れる者】
【やがてその姿は見えなくなった。闇に落ちるように】
//お疲れ様でしたー!
- 21 :明火巫:2009/07/03(金) 22:34:25 ID:Ytmc4SoY0
- 【イデアの箱庭】
「暇じゃのう……最新鋭の電脳空間とやら、
最初は面白いと思うたが、やはり訓練プログラムのみでは……」
訓練プログラムによって、出現する的を、
次々に切り裂く、和風といえば和風、中華風といえば中華風の奇妙な服装の女。
長い袖が、的に触れると同時に、まるで抉り取ったかのように木片が飛び散る。
- 22 :名も無き異能都市住民:2009/07/03(金) 22:41:18 ID:Yi11lWEo0
- 「―――――ふむ」
一本の長剣を下げた男が、どこからか現れ、歩いてくる。
「どうやら……退屈のようだが。ひとつ、暇つぶしにでも付き合おうか?」
男は、その蒼眼で的を斬り裂く女を見据えながら――――下げている剣を叩き、言う。
- 23 :明火巫:2009/07/03(金) 22:56:03 ID:Ytmc4SoY0
- >>22
「ほほお……」
女は、ゆらりと男へと振り向くと
その口元を、にたりと歪ませ。
男の剣、腕、そして顔と
まるで舐めつけるような目線を向けた後、
再び、言葉を紡ぐ。
「面白い……!」
- 24 :バーストゥル=グランツ:2009/07/03(金) 23:09:33 ID:Yi11lWEo0
- >>23
「よし、ならば……」
男は、そのまま剣を抜く。 そして、明火巫へと向かい構えると――――
「……っと、まだ名乗っていなかったな。俺の名はバーストゥルだ。
この度は、暇潰し相手として――――よろしく頼もう!!」
そのまま、明火巫へと袈裟に斬りかかる。
それは、明確な『殺意』は籠っておらず、しかし決して手を抜いたものではない……
これから『戦闘』を行う相手への、挨拶としての一閃――――――――!
- 25 :明火巫:2009/07/03(金) 23:21:40 ID:Ytmc4SoY0
- >>24
女は、グランツの袈裟斬りを、防ごうと
その異様に長い衣服の袖をたなびかせた。
袖は剣に触れても切り裂かれる事なく、
逆に、鉄のような堅さを持ってその刃を受け止める。
――しかし
「ぐあ……っ……」
女は、そのまますとんとしりもちをつくように、
後ろへと倒れこんでしまった。
受け止められないような衝撃ではない筈だが……
- 26 :バーストゥル=グランツ:2009/07/03(金) 23:29:56 ID:Yi11lWEo0
- >>25
「…………?」
異様な手応えに警戒を抱きながらも、後ろへ倒れた明火巫を見……
「はッ―――!!」
……そのまま、躊躇いなく上方より斬りかかる 追撃の白刃。
――――それは、先程の『訓練プログラムの的を、容易に斬り裂く』
という姿を見たからこその、明火巫が只人でないと推しての一撃。
- 27 :明火巫:2009/07/03(金) 23:40:21 ID:Ytmc4SoY0
- >>26
「くっ……おのれっ……!」
女は、倒れたままの体勢で
先ほどと同じように、横からなぎ払うようにして、
袖を振るって剣に巻き付けようとする
- 28 :バーストゥル=グランツ:2009/07/04(土) 00:01:49 ID:Yi11lWEo0
- >>27
「袖……ッ不味い、か―――――!!」
一度振われた斬撃を止めるには、つけた加速に見合う力が必要。
……それに加え、この一撃は『上から振り下ろされる』斬撃―――――
重力による力も加わる為、一人の人間の力では、到底不可能であろう…………が。
「――――――――――"轟鳴眼"」
――――その言が紡がれると共に、剣速は……突如として激減し、遂には止まる。
それは、彼の持つ力の範囲からすれば物理的魔術的に―――絶対的に不可能な事態。
―――――即ち 其は能力の類。
バーストゥルの持つ邪気眼……『轟鳴眼』の力によるもの。
自身の発生させたあらゆる力を、『響かせ』『伝播する』能力。
斬撃は、"剣を振ったことでの力"は――――空間を伝わり、
そのまま『通常の斬撃として』進み、明火巫を斬り裂かんと迫る。
……しかし…………
「……流石に、完全には間に合わなかったか――――」
――――袖での防御に気がついたのは、既に剣を振った『後』。
例え能力の発動が刹那の刻に紡がれ、発動可能なものだとしても 完全な反応は不可能。
その剣は、完全に身動き不能という程ではないものの、袖に捕われてしまっていた。
- 29 :明火巫:2009/07/04(土) 00:23:24 ID:Ytmc4SoY0
- 「……『それ』なら……!」
なんと、轟鳴眼の力により、
空間を伝播する『飛ぶ斬撃』の力が、
途中で完全に『停止』してしまった。
「ククク……不思議だろう……
これが、この私の力……『これ』がある限り……
この私は、負けぬ!滅びぬ!朽ちぬ!」
そのまま、ぐいと袖を引っ張り、
剣ごと、グランツを引き寄せようとする。
- 30 :バーストゥル=グランツ:2009/07/04(土) 00:40:16 ID:Yi11lWEo0
- >>29
「………なるほど、不可思議な。――――だが」
手繰り寄せられたことに対し、不意にとった行動は――――
そのまま、『明火巫へ向け、剣を押し離す』というもの。
「――――そう、思惑に乗ることはできないな。
剣を絡め捕られている以上、どちらにせよ再びの斬撃を撃つのは難しい。
そこで、引き寄せられ体勢を崩せば無防備なまま先程の的への攻撃を受ける……が、
手を離せば―――――どちらにせよ至近距離に付く必要はあるが……状況は変わるッ!!」
剣を押した反動で後ろへ脚を付くと、強く地を蹴り勢いをつけ―――明火巫の首元へと、腕を伸ばした。
――――――万一、手繰り寄せようとした剣を押されたことで体勢を崩していたら――――――――――
- 31 :明火巫:2009/07/04(土) 00:54:57 ID:Ytmc4SoY0
- >>30
「むぅ……このような、
魅力的な女が自ら引き寄せようとしておるのじゃ……
そこまで嫌がらずともよかろうに……それとも……」
くくく、と倒れたまま挑発的な笑みを浮かべる
女の顔の横に、ざくりとグランツの剣が刺さる。
「ふん……逃げたり、
近づいたり……忙しない男よの……!!」
しゅるりと、反動をつけて起き上がりながら、
腕を伸ばしたことにより、隙間ができた腋に片腕を滑り込まそうとする。
投げるつもりだろうか……
- 32 :バーストゥル=グランツ:2009/07/04(土) 01:04:17 ID:Yi11lWEo0
- >>31
「なぁに、異性の色仕掛け程度で堕ちるようじゃ、
いかんせんやっていけないような職業なんで、な……ッ!!」
そのまま、腕を伸ばす。……これなら、『首へと手が到達する前に』
うまく行動を繋げれば、投げにも持ち込めるだろう。
――――否、彼の能力を考慮すれば 万一投げに持ち込めずとも行動を繋ぎ
『首元を直接掴まれる』ことを妨害することは必要だ、と推せられるであろう。
「そうだな、すまないが……動き回るのも、職業病、といったところか!!」
- 33 :明火巫:2009/07/04(土) 01:17:54 ID:Ytmc4SoY0
- >>32
「その、落ち着きのなさが仇じゃ……!
…………ぬぅぅっっ!」
そのまま、腕を伸ばしてくるグランツに対し
女は、腋の下に滑り込ませた腕を振り上げるようにしつつ、
自身もそのまま180度体を横に捻る。
そこに、勢いよく、突っ込んでくる
グランツの勢いを殺すことなく乗せれば、女の力でも比較的楽に投げる事ができる。
『アームホイップ』と呼ばれる投げ技だ。
- 34 :バーストゥル=グランツ:2009/07/04(土) 01:35:00 ID:Yi11lWEo0
- >>33
「仇、か……だが、行動に移らなければ、『前線』の役目は果たせ無……ッ!!?」
予想外の行動に、反応が遅れる。
――――それは、刹那の刻といえども 戦闘の際には、絶対的な『隙』。
先の行動から、直接的な『力』や『能力』を想定したからこそ生まれたものである。
その隙が生み出したのは、『回避行動』と『受身行動』を潰すという代償―――――
……バーストゥルはそのまま投げられ、地へと強く叩きつけられた。
- 35 :明火巫:2009/07/04(土) 01:49:47 ID:Ytmc4SoY0
- >>34
180度回転したうつ伏せの状態から、
ぴょんと跳ね起きるように、腕の力で体を起こす明火巫。
「油断したなぁ……だが、まだ終わらんぞ。
貴様が、泣いて謝っても、命乞いをしてもなぁ……」
間髪いれず、近くの無傷で立っている的に飛び乗り、
その体勢から体を横に半回転させつつ、縦に2・5回転してのボディプレス。
俗に、『フェニックス・スプラッシュ』と呼ばれる飛び技だ。
しかし、明火巫はさらに肘を、倒れたグランツの顔面に落とそうとする!
「まずは、その生意気な顔をぐしゃぐしゃにしてやろうぞ……!」
- 36 :バーストゥル=グランツ:2009/07/04(土) 02:16:18 ID:Yi11lWEo0
- >>35
「……そうだな、一つ……言って、おこうか」
上方より迫る明火巫に映るは、口の端から血を滴らせながらも……
笑みを浮かべ、確固とした視線で見据えるバーストゥルの姿。
「致命傷を突いていない場合、倒れた相手は再び動く可能性がある ということだ。
……相手の意識を刈り取る類いの技であっても確認は必要だし、
言ってしまえば、『この世界』じゃ致命傷を与えていても
動かないことを確認する必要があるのが厄介なところだがな。」
―――――言いながら、明火巫が近づくよりも早く、筋力のみで強引に体を横へと回転させ反らす。
……回転ざまに振うは、ごく小さな『小太刀』。
長剣などとは比にならない単なる護身用具のようなものだが、
それでも研がれたそれは『斬撃武器』としての役割は十分備わっている。
ただ、明火巫がバーストゥルの倒れている地点へ到達する前……
小太刀の射程外にいる中、無為に振うことなど無いだろう。
彼の、今まで用いてきた力から推測するに、小太刀が振われた場所には……
即ち、バーストゥルの倒れていた 明火巫が迫るその場所には―――――――――――
- 37 :明火巫:2009/07/04(土) 02:32:21 ID:Ytmc4SoY0
- >>36
「な……」
勝利を確信した笑みは、
一瞬で、絶望に彩られ。
(ま、まずい……どうにかせねば……!)
(し、しかしどうやって……!?)
(くるな、くるな、くるなぁっ……!!)
先程のような、向こうからこちらに向かってくるのであれば、
ほとんど、防御する事ができるが――
自分から落下しているのだ。
物を落とせば落下する――――猿ですら知っている重力の法則を、
捻じ曲げる術は彼女にはない。
『その場所』へと、なす術もなく落下する明火巫。
「ひっ…………」
次の瞬間、彼女の断末魔の絶叫と、
――べしゃ
何かが裂けて、液体が噴出する音だけが当たりに響いた。
勝者――バーストゥル・グランツ
- 38 :バーストゥル=グランツ:2009/07/04(土) 02:43:59 ID:Yi11lWEo0
- >>37
明火巫の叫びと、音を聞き……
「む……どうやら、終わった……ようだな。
俺との戦闘……暇つぶし、で 満足してもらえたなら幸いだが……ッ」
そう呟きながら、立ち上がろうと
回転し、小太刀を握っていない方の腕の力で身体を起こす……が。
……その身は、ぐらりと傾き 倒れた。
「―――――どうやら、打ち所が悪かった……か?」
そのまま、両腕を空へと伸ばし 拳を握りしめ
「……ふむ、不味いことにはなって無いらしいが…これでは、当分動け無さそうだな。
万一これが実戦ならば……後続に捕まり、か。 まだまだ、俺も―――――――」
……彼は、そのまま大地へと寝転び空を眺め―――――――――
【『キューブ』模擬戦、終了】
- 39 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 19:20:09 ID:Ytmc4SoY0
- 【箱庭 荒野フィールド】
何も無い荒地に立ち、
ただ無言で後続の対戦者【ディス】の姿を待つ。
- 40 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 19:24:50 ID:qEM5AwnE0
- >>39
「…あう〜…ほんとにくんれんみたいなの」
【辺りを見回して呟く】
「…あのときとちがうの…
あのときはまもらないといけないひとがいたけど」
【小百合の後方に立って言う】
「…いまは『でぃす』しかまもらないといけないひといないから…
おもいっきりいくの!」
【ディスの体に巻き付いた包帯が】
【シュルシュルと音を立てながら蠢き始めた】
- 41 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 19:33:34 ID:Ytmc4SoY0
- >>40
「貴女の本気を……
あなたの力を全部……見せてみなさい!」
ディスの言葉に答えるように、
自らの能力を解放する小百合。
ディスと、小百合の間を塞ぐように、
数百の鉄製の剣と、マスケット銃で武装した騎兵が具現化される。
コンキスタドール
「このスペインの『征服者』から、
貴女は自分を護り通す事ができるでしょうかね……?」
足並みをそろえた、征服者の進軍が開始される!
- 42 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 19:37:52 ID:qEM5AwnE0
- >>41
「…わかってるの…こんどは…」
【ディスの目がⅩの字に赤く光る】
「ほんきなんだからなの!」
【そう言ってディスは】
シュルシュルシュルシュル
「『でぃす』をまもれないとだめなの!」
ジャキイン!!
【包帯を無数の針の形状に変えて兵士たちに向けて伸ばす】
- 43 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 19:46:44 ID:Ytmc4SoY0
- >>42
不用意に突出し、ディスへと剣を振り下ろそうとした
数人の騎兵が、包帯で作られた針に貫かれ串刺しとなる。
しかし、数人を屠った程度では、
大軍による人海戦術で攻撃する
小百合のスタンド兵団をとめることはできない。
「私は、甘くありませんよ……
敵対するのならば、慈悲など無く消しさる……
血も、肉も、骨も全て消し去る……!」
味方の死体を踏みつけ、ディスに殺到する騎兵たち。
剣、マスケット銃、槍、手斧。
各個人の持つ、様々な武器を使いディスに迫る。
- 44 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 19:51:28 ID:qEM5AwnE0
- >>43
「…そうじゃないと…こまるの!!」
【そう言ってディスは、騎兵の攻撃が振り下ろされる前に】
ダアン!!
【勢いよく飛びあがった。流石に体にはいくつか傷が刻まれる】
「…たああ!!」
【そして騎兵の頭を踏み台にして進もうとしている。小百合の元へ】
- 45 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 20:03:42 ID:Ytmc4SoY0
- >>44
「ふっ……この軍勢に対抗しようとする相手は
皆、『突撃する軍勢』を飛び越える、もしくは、
一度にまとめて焼き払おうとする……」
高く飛び上がったディスには、
ニヤリと微笑む小百合の表情がはっきりと見えるだろう。
そして、小百合を護衛する、騎兵達の存在も。
「あなたは、前者を選んだ……
自ら、死地に飛び込んだのですよ。」
小百合は、最初に具現化した兵を
全て突っ込ませるのではなく、4分の1ほどを残して置いたのだ。
「さあ、もう貴女はただの空中に浮かぶ的です。
……大人しく、蜂の巣になってしまいなさい。」
地上から、数十丁のマスケット銃が、
ディスへと一斉に放たれた。
- 46 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 20:09:21 ID:qEM5AwnE0
- >>45
バスバスッ!!
「うう…まちがえた…の」
【文字通りディスの体は蜂の巣になった。赤い花を散らし、バランスを崩して敵の人海に堕ちていく体】
「…で…も」
【蠢く包帯は、撃たれた傷を塞ぐようにディスの体を締め付ける…そして】
「…まだほんきみせて…ないの!!」
ヒュン…
【騎兵の中心で、銀の刃の軌跡が飛んだ】
- 47 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 20:23:45 ID:Ytmc4SoY0
- >>46
「………………」
(ごめんね、ディス……でも――)
墜落し、騎兵隊のど真ん中に落ちるディスを
見て、無表情だった小百合の眉が、ぴくりと動いた。
「さあ、トドメを刺すのです……
肉を引き裂き、骨を踏み潰し、血を焼き焦がして……」
(――でも、満身創痍で戦う事ぐらい、以前のディスでもできる……)
(私は、ディスの『成長』の跡が見たい……!)
止めを刺そうとする、騎兵隊。
その中心で、光る銀。
まだ、ディスは終わらない。
- 48 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 20:28:49 ID:qEM5AwnE0
- >>47
「まだ…ここでおわら…ないの!!」
【殺到する騎兵隊に対して向けられる声。そして】
ヒュンヒュンヒュン!!
【次々と迫る敵に向けて振られる銀の刀】
「……ほんきを…みせないと…だめなの!!」
【だんだんとディスから発散させられる覚悟】
【騎兵隊に囲まれた、その外からでも感じられるだろうか】
【そして…アリアンフロッド…銀の刀に宿り始める力】
- 49 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 20:42:27 ID:Ytmc4SoY0
- >>48
ディスに殺到する騎兵。
最初に突撃した部隊も、既に戻ってきているため
一度に、ディスへと襲い掛かる騎兵の数は、先ほどとは段違いに増えている。
しかし、ディスは近づく物を手当たり次第に斬り伏せ、
屍の山を築くディスに、容易に襲い掛かる事ができなくなったのか、
攻撃の頻度は、だんだんと落ち始めたのが感じられるだろう。
「………………!」
(これは……何……?
強い……でも、今までのディスの力とは、違う……やばい……!)
小百合は、新たなる力を感じ取ったのか、
顔色を変えて、新たなスタンド兵団を具現化する。
「近づいて勝てないのなら、
遠巻きにして射殺せッ!」
(さあ、あなたの力……見せてください……!)
現れたイングランドのは長弓射手。
騎兵隊ごと、ディスを射殺そうと一斉に射掛けた大量の弓矢が、
ディスの眼からも、まるで全てを喰らい尽くす、イナゴの大群のように
山なりに飛んでくるのが見えるだろう。
- 50 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 20:52:12 ID:qEM5AwnE0
- >>49
【ディスはおのれに降りかからんと飛んでくる矢の雨をじっと見つめ】
「…く」
【しかし恐れずに見つめる】
(ありあ…いくよ…なの)
【一瞬周囲の空間が、ディスの心に答えるように脈動した】
【そして…】
…
【アリアンフロッドが変貌していく。銀から蒼黒へ。】
「これで…どうなの!」
【変化し続ける刀を、降り注ぐ矢に向けて振り下ろす。】
【無数の矢をはじいていくが】
ブシュ!ズバッ!
【弾ききれない矢がディスの腕に、足に、脇腹に、突き立てられていく。】
【命を削られながら、それでもディスは矢を吹き飛ばさんと変化し続ける刀を振るう】
- 51 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 21:03:56 ID:Ytmc4SoY0
- >>50
周囲の騎兵隊ごと、ディスを貫く多数の矢。
もう、何百の矢を弾いただろうか。
唐突に、飛んで来る矢が無くなり、
周囲の状況が確認できるようになる。
放たれた矢の第一陣が全て、降り注ぎ終えたのだ。
「それが……貴女の新しい力ですね……ディス。」
アリアンフロッドを見つめながら、
感心したように、喋る小百合。
「素晴しい……本当に、素晴しい……
その力、見事、私につきたててみなさい……!」
矢の弾幕、第二陣が放たれた。
- 52 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 21:12:47 ID:qEM5AwnE0
- >>51
「…そうなの…これは…『でぃす』のみんなへのおもい…」
【銀の刀はすでに…七つの支を持ったいびつな形の蒼黒(そうこく)の剣へと変貌していた】
「…やって…みせる…いくの…さゆり!!!」
【ディスは再び降り注ぐ矢を見て…】
ダンッ!
【小百合に向けて疾駆する。】
「やぁ!!」
【迫る矢に向けて振るわれる蒼黒の刃】
【――その刃は、次々と、矢の雨を切り裂いていく。何が起こっているのか】
【一振りでこれまでにない数の矢が時間差で次々と叩き落されていく――】
【――――少女は――穿たれる己の体を引きずってなお、小百合へ駆けていく。】
【――今にも倒れそうな、その体を引きずって――】
- 53 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 21:27:15 ID:Ytmc4SoY0
- >>52
「あはは……」
矢の雨をものともせず、
切り裂き、打ち落として迫るディスを嬉しそうに、見つめる小百合。
「さぁ、来いッ……この私の身にその刃をッ!
力をッ……勇気を刻んで見せろッ……!」
腕を広げ、天を仰いで高笑いする小百合。
そして、恐らく、これが最後の具現化になるだろうか。
ディスを向かい撃つべく、具現化されたそれは、
ローマ軍の重装歩兵隊。長槍を突き出し、刃の陣と化して、ディスを迎え撃つ!
- 54 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 21:36:43 ID:qEM5AwnE0
- >>53
「…もちろん…。」
【勢いよく蒼黒の刃を振り上げる】
【目の前の重層歩兵隊の先、主たる小百合の元へ】
「…ぬぁあああああああああ!」
【歩兵ごと、小百合に向けて振り下ろされる刃】
【目に見ればわかるだろう。その刃は一撃に非ず】
【一回振られると、刃が次々と同じように十撃の刃が襲いかかって行く】
【そして振り下ろされた瞬間】
ザグザグザグザグザグザグザグザグ
【―――ディスの体から、肉が裂ける音が次々と聞こえた】
- 55 :黒沢小百合:2009/07/04(土) 21:55:56 ID:Ytmc4SoY0
- >>54
小百合へと迫る、十の刃。
一つ目から六つ目の刃は、
小百合を守る多数の重装備歩兵の、
文字通り体を張った防御に阻まれ消えてしまう。
しかし七つ目。
それは、小百合の左足を確実に捉え、
一撃の下に斬り飛ばした。
八つ目、はじけ飛ぶ小百合の右腕。
それでも、小百合は声をあげなかった。
九つ目、それは確実に胸部を抉った。
素人目に見ても、確実に致命傷だと思われる位置。
勢いよく、鮮血が辺りを濡らす。
十つ目、最後の斬撃。
しかし、それは小百合を捕らえる事は無かった。
なぜなら――
――小百合は、既に地面を朱に染め、事切れていた。
――黒沢小百合 死亡
- 56 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 22:00:49 ID:qEM5AwnE0
- >>55
――――カラン
【銀の刃が地面に落ちた】
「…さいご…まで…みてくれたの…かなの…」
【ディスの体は腹部から胸部にかけて槍が穿たれた跡があった】
「……」
【少し遅れて、ディスの体も血の海に沈んだ】
【――箱庭より再生――します―――】
- 57 :ウィッチ&ヴァイス:2009/07/09(木) 01:44:30 ID:QYyPcDfoO
- キューブ内、荒野フィールド。
「――可哀想だね、ヴァイスちゃん」
左腕を切り落とされ、切り傷だらけの金眼の少女と、
「……は?」
右翼をへし折られ、脇腹に風穴の開いた銀眼の青年は、対峙する。
「いつもどんより曇ってて、わたしの血を浴びる時だけギラギラ輝く。
そんな瞳で世界を見たって、つまらないでしょ?」
「……ああ、ついさっき言われたな」
「言われたなら改善しようよ」
「……確かに世界を見てもつまらない、けどな」
青年は俯き、
「……お前を殺せれば楽しいから、いいんだ」
顔を上げ、笑う。笑う笑う。
狩人の、狂人の笑みだった。
「……本当に可哀想。わたしが、その瞳で世界を見て面白い、って思えるようにしてあげるよ」
「……やれるもんなら」
「――まずはその歪みまくった精神、叩き直さなくちゃね」
「……やってみろ!」
一瞬の静寂、二人の姿は掻き消えて。
そして、相反する存在どうしはぶつかり合い、殺し合う。
- 58 :自称フリーター甲:2009/07/17(金) 15:22:57 ID:KLQgFiP60
- 「……イデアの…箱庭?」
奇妙な箱の前に立つ
「いや、今の俺には関係無いな…」
立ち去ろうとする
が
「………仕事、探さなきゃなのになァ…」
興味には勝てず
アクセス・オン
- 59 :朝宮暁:2009/07/17(金) 15:29:03 ID:/k2gysHgO
- 箱庭に入った甲の視界に、一人の青年が映る。
赤混じりの黒髪の青年は、焔を纏った両拳を用いて演武らしきものをやっている。
- 60 :甲/無職浮浪:2009/07/17(金) 15:36:47 ID:KE2UskXwO
- 「(…仮想空間か…)」
両拳を握り
「……質感まである…スゲーな」
「?」
焔が踊るその様に気付き
サングラス越しに眺める
- 61 :朝宮暁:2009/07/17(金) 15:46:21 ID:/k2gysHgO
- >>60
ふと疑問に思うかもしれない。
演武程度で、なぜ箱庭を使っているのだろう、と。
「朝宮流六拾七式……」
青年は腕を体に巻き付けるようにしてぐっと屈み込み、体を沈める。
「焔昇天舞」
同時に体に巻き付けた腕を解放。曲げられた膝を伸ばし、回転しながら跳躍する。
裏拳の要領で振り回される二本の腕は無論、焔を纏ったまま。
なかなか強烈な熱波を放っており、近くに居ると危険かもしれない。
態々箱庭で演武を行っていたのは、この為か。
- 62 :甲/無職浮浪:2009/07/17(金) 15:56:17 ID:KE2UskXwO
- >>61
屈み込む姿勢を確認し
「――…」
ス、と
身体に染み付いた様な自然な動作で右腕を前に翳す
熱風が迫る
サングラスの奥の瞳が僅かな力を発して
駆け抜ける熱は男の前で掻き乱れた
「……熱いな…触覚もリアルか」
帽子は熱風で遥か後ろに飛び
肩まで伸びた髪もハラハラと流れた
- 63 :朝宮暁:2009/07/17(金) 16:02:39 ID:/k2gysHgO
- >>62
「ん?」
暁は呟き声で甲に気付くと、しまったと云う顔をして申し訳無さそうに近付いていく。
「っと……シフトニュートラル……」
途中で両拳の焔を消して。
「うわ、悪いなおっちゃん、大丈夫? 全然気付かなくてさー」
帽子を広い、開いた掌を立て謝罪のジェスチャー。
「これ、帽子。本当にすまん」
- 64 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 16:13:12 ID:KE2UskXwO
- //ちとレス遅れますースマソ
- 65 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 16:17:43 ID:/k2gysHgO
- >>64
//把握しました、ゆっくりどうぞー。
- 66 :甲/無職浮浪:2009/07/17(金) 16:28:06 ID:KE2UskXwO
- 「……まだ二十代だ」
精神に多大なダメージ!
挫けそうなハートを気合いで耐える
「焔使いの拳法屋か?…随分練られた動きだ」
帽子を再び深く被り
「良いもん観させて貰った」
- 67 :クロネギ:2009/07/17(金) 16:32:33 ID:nWKoaA8o0
- 「………ん」
のそのそと歩いてくる巨大な黒竜。
「おーい、名前聞いてなかったけどそこのニンゲーン…」
朝宮の姿を見つけ、声をかける。
恐らくゴッシャゴッシャの事についてだろう。
- 68 :朝宮暁:2009/07/17(金) 16:36:50 ID:/k2gysHgO
- >>66
「え、マジで? ……もうちょい小綺麗にしないとモテないぞー?」
たはは、と楽しそうに笑う。
「あー、焔使いじゃねえんだ。魂の熱っつって、生命が生命として存在する為のエネルギーを使う」
ぼ、と音を立てて拳から焔が上がる。
「この魂の熱ってのは文字通り熱を帯てて、収束する事で熱量が上がり、それが周りの大気を燃やすから……ま、パっと見には焔使いか」
拳の焔を消す。
「お、そっかー? 我流が多分に混じってんだが。……てか、あんたこそやるじゃねえか。さっき何をしたんだ?」
- 69 :朝宮暁:2009/07/17(金) 16:43:36 ID:/k2gysHgO
- >>67
「ん? おークロネギ。採れたかー?」
期待の目。
- 70 :クロネギ:2009/07/17(金) 16:45:00 ID:nWKoaA8o0
- >>69
「…い、いや」
なんとも分が悪そうに目を逸らす。
「……ごめん、やっぱあの森の奥は駄目だ」
「ゴッシャゴッシャが居た…っていうかオマケに目が合った」
- 71 :自称フリーター甲:2009/07/17(金) 16:48:10 ID:KLQgFiP60
- >>67
「…ん?」
目を向ける
「!?―――すえ…!…じゃねえか…アイツは今頃山奥…」
その容姿に少し驚いた
>>68
「ほっとけ…金ねーんだよ」
貧しさに負けた
「魂の、熱……ほぅ、」
サングラスの奥の目が興味の色に揺れる
「面白いな"アレ"を具現化するか……感情に呼応してスタイルが変わる能力…か」
「さっき?」
自分の右腕を見て
「…あぁ、少し"回した"だけさ」
- 72 :クロネギ:2009/07/17(金) 16:52:26 ID:nWKoaA8o0
- >>71
「すえ…?悪いけど、竜違いだなそりゃ」
その姿は成竜変化のすえぞおとよく似ているが
微妙に目つきや目元の模様などが違っていた。
「………オッサン、髪の毛整えたらどうだ?あと若干臭いが…」
しょっぱなから失礼なヤツである。
- 73 :朝宮暁:2009/07/17(金) 16:53:45 ID:/k2gysHgO
- >>70
「おいおいおいおい……ブルってんじゃあねえぞクロネギ…………」
呆れ顔である。
「いいか? お前なら――目が合った? ……よく無事だったなお前……」
呆れ顔から一転。
「しっかし金になる事は確かなんだぜ? 勿体ねえなあ……何とかならねえかな?」
>>71
「…………」
無言で甲に近付くとがしっと肩を掴む。
「あんたもか……俺も金がなくて……毎日バイト三昧……うぅ……」
ほろりほろり。
「あ、感情に呼応して、ってわけじゃあねえよ? 魂の熱は感情のエネルギーじゃなくて、命と魂のエネルギーだ」
訂正。
「命のガソリンみたいなもんだな。やれる事は一つ、エンジンを動かす。焔も出せるが、飽くまで二次的なもんだぜ」
すると目付きが変わる。
「回した? ……あんたの能力か? 解説頼めるか?」
興味を惹かれた瞳で尋ねる。
- 74 :クロネギ:2009/07/17(金) 16:56:39 ID:nWKoaA8o0
- >>73
「ブルってるとかそういうレベルじゃないっての」
こちらは困り顔である。
「…あれが目だったのかすらはっきり覚えてないんだけどさ
少なくとも体の正面がこっちにむいてたのは事実だ」
「………ぶっちゃけ、俺働き口(AGカフェ)見つけたし」
- 75 :自称フリーター甲:2009/07/17(金) 17:01:02 ID:KLQgFiP60
- >>72
「……」
「(仮想世界を出たら…心の傷って消えるのかなぁ…)」
挫ける寸前であった
>>73
「……まぁ、俺はバイト探し中な訳だが…」
ちょっとだけ立場が低かった
「そうか、じゃあ少し違うのな…成る程、文字通り命を燃やすか…太く短い人生を送りそうだなぁ…」
「解説?…感覚的なモンを解説か…むずい」
腕を組み考える
すると、思い立ったように砂を掴み
掌に載せる
「触れたら」
手の中の砂が小さな竜巻の様に"回る"
「"回転"させられる」
「まぁ、そんだけの能力だ」
掌を返して、砂を地面に戻した
- 76 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:03:07 ID:nWKoaA8o0
- >>75
「…………」
「とりあえず余分な毛は焼くか?」
ぼっ、と口から火の粉を飛ばす。
これで毛を短くしようなどと考えているようだ
- 77 :朝宮暁:2009/07/17(金) 17:06:34 ID:/k2gysHgO
- >>74
「体の正面……て事は見たのか、口を」
表情は今や同情に変わっていた。
「ってお前働き口決まったのか。良かったなあオイ。……でもやっぱ金欲しくね? ちょいとばかし取ってくりゃあ食い放題だぜ」
>>75
「あー、それが良く分かんなくてな。俺の血統は魂の熱をかなり多く保有してるから、基本的には長命なんだ」
けど、と言葉を続ける。
「魂の熱を使えば使うほど寿命が縮むのも確かでなあ……まあ、酷使しなきゃ良いだろ。太く短くって生き方もカッコイイけどよ」
ついで甲の動作を真剣に見て、むうと言葉を唸らせた。
「成程な、さっきはそれで大気を回して俺の焔を拡散させた……ってわけか。厄介な能力だな」
- 78 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:10:16 ID:nWKoaA8o0
- >>77
「………思い出しただけで寒気がする」
思わずぶるぶると身震いして。
「まーな、っても、最低限のメシ出してくれるだけだけど」
「…ウロコの一枚でも剥がせば高く売れそうな気がしてきた」
なんというか、駄目な竜である。
- 79 :自称フリーター甲:2009/07/17(金) 17:12:50 ID:KLQgFiP60
- >>76
甦る記憶
アフロの頃
「……お、おとこわりします…」
しどろもどろに答えた
>>77
「そりゃそうだろうな、そもそも短命な奴等が使える力じゃねえ」
「……許容量を見誤らない事だ、太く短くって聞こえは良いがな…早死にに変わりはねーよ」
少し眉間にシワを寄せ
「そうかな、厄介かどうかは俺が決められるモンじゃねーからワカンネ」
飄々と答える
仮想世界での姿がブレる
「………制限時間切れ、か?それとも次のお客かな?」
「悪いがログアウトみたいだ、またな――――」
そのまま仮想世界を後にした
//おちま、また夜に
- 80 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:15:51 ID:nWKoaA8o0
- >>79
「…そうか、まぁ 無理にとは言うまい」
ちょっと残念そうだ!
「ん…あ、名前聞きそびれた…」
- 81 :朝宮暁:2009/07/17(金) 17:16:52 ID:/k2gysHgO
- >>78
「馬鹿野郎ッ!」
クロネギの鼻先に向かって鋭いストレートを繰り出す。
「男なら上を目指すべきだぜッ! てめえ美味い飯食って良い部屋で好きな事してふかふかのベッドで寝たいと思わねえのか!」
このやろお〜……と体が震えている。
「せめて……せめてテレビ位は……ぅぅ」
>>79
「まあなあ……けどさ、楽しいじゃんか。先っつーか、果てが見えてるからこそ頑張れる、って言うか」
がりがりと頭を掻いて言う。
「ん……おう。まあまた今度な」
- 82 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:20:27 ID:nWKoaA8o0
- >>81
「オバマッ!?」
鼻先を打たれ、大きくのけぞる
「お、俺はそれでいいんだよ…何も殴らなくたっていーじゃないか…あだだ…」
「………とりあえず、俺が居座る事になったカフェでも紹介しようか?」
- 83 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/17(金) 17:21:58 ID:zjIj9fNk0
- 熱冷まシールL1つ
栄養ドリンコ3つ
鼻炎薬Z2つ
合わせて1800円です。
ありがとうございました〜
【お薬やさんは仕事中】
- 84 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/17(金) 17:25:03 ID:zjIj9fNk0
- //間違えたんだ…すまない
- 85 :朝宮暁:2009/07/17(金) 17:25:10 ID:/k2gysHgO
- >>82
「うるせェッ! バイトはもう一杯一杯やってんだよ……!」
ギリギリギリギリ。歯軋りの音。
「クロネギ……お前ちょっとそこに座れ。な?」
- 86 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:25:32 ID:nWKoaA8o0
- >>83
(…箱舟でやって意味あるんだろーか)
などと思いつつその様子を眺める。
- 87 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:26:35 ID:nWKoaA8o0
- >>85
「………ごめん」
思わず平謝り。巨体も小さく見える。
「………………」
言われたとおり、目の前に座り込む…が
タラーリ
鼻血。
- 88 :朝宮暁:2009/07/17(金) 17:35:44 ID:/k2gysHgO
- >>87
「良いか……な? お前もオスだろ? 美味い物食いたいとかさあ……可愛い女の子デートしたいとか……な?」
ヤンキー座りでクロネギの前に立つ。
鼻血はスルー。自分の世界に入っているようだ。
「“男”っつぅ生き物はよぉ……“欲求”を忘れちゃあ、駄目だと思うんだよ……」
妙な迫力。
「あれをしたい……これをしたい……そうやって前に進むのが…………“男”っつー生き物なんだよ……」
ゴゴゴゴゴ、とかそんな音が聞こえてきそうだ。
「それをなんだおめえはよォーッ! いいか、前に進まなきゃあおしまいなんだよ男はよ! 分かるかクロネギィ――ッ!」
- 89 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:39:30 ID:nWKoaA8o0
- >>88
「え、あ…まぁ、うん…」
なんともあやふやな回答をして。
とりあえず鼻血は収まってきた。
「…確かに欲求は大事だとは思う、けどさ」
「妥協することも大切じゃないか?」
駄目の極み。
- 90 :朝宮暁:2009/07/17(金) 17:47:47 ID:/k2gysHgO
- >>89
「くォのっバカチンがァァ――ッ!」
問答無用、鼻先へのストレート。
早い。
- 91 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:50:04 ID:AXRozTjwO
- >>90
「アルゴアッ!!?」
再び仰け反る。
そして鮮血(有毒)が飛び散る。
「へ…へぶっ…な、何すんだっ!」
- 92 :朝宮暁:2009/07/17(金) 17:55:03 ID:/k2gysHgO
- >>91
「っぎゃあああ何かぶっかけられたッ!? 何これ、何コレ!? なんかヒリヒ……煙が上がってるゥ――!?」
大騒ぎ。それどころじゃ無かったようだ。
- 93 :クロネギ:2009/07/17(金) 17:57:20 ID:AXRozTjwO
- >>92
「………あ」
やっちまった、と鼻を押さえる。
「言い忘れてた、俺の血猛毒なんだ」
「と、とにかくここを出れば…」
- 94 :朝宮暁:2009/07/17(金) 18:02:43 ID:/k2gysHgO
- >>93
「てめえの仕業か……この野郎……名付けてやった恩を忘れやがってー!」
またストレート。学習しない男である。
- 95 :クロネギ:2009/07/17(金) 18:04:46 ID:nWKoaA8o0
- >>94
「ま、待てまずはここ出て傷ぎゃっ!?」
殴られるたびに裂ける鼻の毛細血管!
そして拡散する鮮血(猛毒)!!
「っ…や、こ、これは不可抗力っ…」
- 96 :朝宮暁:2009/07/17(金) 18:09:29 ID:/k2gysHgO
- >>95
「うぎゃあああああ――――ッ!? て、てめえ……後で覚えて……ガクッ」
ダメージの大きさに意識を失い、箱庭から排出される。
最後にクロネギを見た視線は非常に剣呑なものであった。
- 97 :クロネギ:2009/07/17(金) 18:10:40 ID:nWKoaA8o0
- >>96
「…………」
「…不可抗力なのに」
はぁ、と溜息をついて 箱庭から出て行った。
- 98 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 18:58:16 ID:E4Ka56rgO
- えーと、ここかな……
【一人の少年が、「ウィレム邸」を訪れた】
- 99 :朝宮暁:2009/07/17(金) 19:00:49 ID:/k2gysHgO
- 「ウィレム邸は……ここか」
地図らしき紙を見ながら赤混じりの黒髪をした青年が到着する。
- 100 :フェンリル:2009/07/17(金) 19:02:09 ID:QYyPcDfoO
- 「うっく……えぐ……」
警官「大丈夫だよー、ほーら着いたからねーよしよし」
「ひぐっ……ありがどうございまじだ……うぇえ」
狼少女は、道に迷いながらもウィレム邸に到着。
- 101 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 19:06:27 ID:Ytmc4SoY0
- >>98-100
目の前に広がる邸宅は、この大きな邸宅の並ぶ高級住宅街の中でも屈指の大きさを誇っている。
植木や花は小奇麗に整備され、傍から見ると、公園か何かと勘違いしそうなほどだ。
大きな鉄製の門の脇には、往来を改めるための守衛が備える部屋がある。
そこに行き、用件を伝えれば中へ入る事ができるだろう。
- 102 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 19:09:01 ID:E4Ka56rgO
- >>99
あれ、あの人もバイトの人かなー
>>100
……何やってんだアイツ
>>101
――コンコン
ちぃーっす
警備員バイトの面積志望の者でーす
- 103 :フェンリル:2009/07/17(金) 19:14:56 ID:QYyPcDfoO
- 警官「じゃあ頑張ってねー」
「ありがとうございました……ぐしっ」
>>101
「わふあ……おっきいです……
え、えーっと、こんにちはー、警備員のバイトの面接に来たのですがー……」
とりあえず守衛の部屋のドアをノックしてみる。
>>102
「わわわぅあ、メイプルさん!
わ、わたし道に迷ってなんかないですよ!」
ザ☆墓穴
- 104 :朝宮暁:2009/07/17(金) 19:15:11 ID:/k2gysHgO
- >>102
(学生か。……年齢制限無かったもんなあ、確か)
>>101
「うわーでっけえ家……とりあえず……」
泣きながら到着した女の子を見て何と無く不安に思いながら、門側の守衛室に向かう。
「職務中失礼します。求人広告に記名した朝宮暁です。面接を受けに来ました」
- 105 :もふもふ神:2009/07/17(金) 19:22:22 ID:PBnIervYO
- 広いねーしろさん。
きゅー…
真っ白いもふもふに乗った少女がやってきた。
>>101
えーとね、バイトをしに着たんだよ。え?違うよ、ぜんぜん強くないよ。
……?警備?なにそれ
- 106 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 19:27:46 ID:/k2gysHgO
- //すいませんちょっと離脱します。朝宮暁は空気化でお願いします
- 107 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 19:28:09 ID:Ytmc4SoY0
- >>102
守衛は、近づいてくるメイプルを胡散臭そうに見つめていたが
メイプルが話しかけるまで特に何をするでもなく、守衛室備え付けのラジオを聴いていた。
「……少し、待ちなさい。」
「――ええ、今――はい――わかりました。」
男は、めんどくさそうに伸びをすると、
壁掛けの電話で、連絡を取っている。
おそらく、係りのものを呼んでいるのだろう。
>>103-104
窓の中から、守衛室の中の様子が見える。
守衛は電話中のようで、フェンリルと暁の様子を横目でちらりと見ると
少し待て、と言いたげな様子で手のひらをそちらへ向けた。
――それから、数分後
敷地内から、一人の男が歩いてきた。
「ようこそ皆様、お待ちしておりました……
私、この屋敷でウォレス様に仕えております、ハンスと申すものでございます。」
男は、40代ほどでやや小太り
頭頂部はやや髪が薄く、顔には深いしわが刻まれている。
「わが主に代わりまして、皆様に歓迎の意を述べさせていただきます。
それでは、早速面接会場へとご案内いたします。こちらへどうぞ。」
男は、ゆっくりと頭を下げると皆を先導して奥に見える建物
――おそらく、この邸宅の本館だろうか?それに向けて歩み始めた。
- 108 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 19:29:35 ID:Ytmc4SoY0
- >>106
// おっけい
- 109 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 19:32:27 ID:E4Ka56rgO
- >>103
ハイハイわかったわかった
【目も合わせずに手をヒラヒラと振る】
ったく、面倒な仕事になりそうだ
>>105
なんだあのモフモフ
……美味そうだな
>>107
ほっほーい
【ブラブラと歩きながらハンスの後をついてゆく】
- 110 :フェンリル:2009/07/17(金) 19:35:52 ID:QYyPcDfoO
- >>105
「もふ、もふ!?」
目を丸くする狼少女。
>>107
「あ、はーい……」
ひょこひょこと後を着いていく。
>>109
「が、学校とかで言いふらさないでくださいよ!?」
必死すぎワロタ
- 111 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 19:37:08 ID:Ytmc4SoY0
- >>105
「………………」
守衛は、少女を胡散臭そうな顔で見つめている。
その視線は「こいつに警備の仕事ができるのか?」という感情が混ざっているのが
ありありと見て取れる。
そのうち、敷地内から執事があらわれ、
この場にいる全員を敷地内へ招きいれどこかへと先導していく……
- 112 :もふもふ神:2009/07/17(金) 19:42:40 ID:PBnIervYO
- >>109
きゅ!?
もふもふ食べてももふもふするだけだよ!食べちゃ駄目だよ!
もふもふと少女はおびえている。
>>110
うん。もふもふー。
きゅー
むっくりとフェンリルに近づいてくる一メートルくらいの真っ白いもふもふした物体。
それに乗っている少女は夏にもかかわらずセーターを着込んだ白髪の少女
>>111
何故か少女の顔は根拠の無い自信に満ち溢れている。誇らしげですらある。
そのまま守衛や、ほかの人達についていった
- 113 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 19:46:04 ID:Ytmc4SoY0
- >>109-112
数分ほど歩いただろうか。
ようやく、本館へとたどり着くことができた。
内装は、外観ほど華美ではないが、
調度品はカーテンひとつにいたるまで、高級なものでシックに纏められている。
「では、ここでしばらくお待ちください。
すぐに、係りの者がやってまいります。」
執事は、広めの談話室に全員を通すと
係りの者を呼びに、どこかへと消えていった。
談話室の窓の外には、広大な庭が見える……
- 114 :朝宮暁:2009/07/17(金) 19:48:39 ID:/k2gysHgO
- >>113
「でかい庭だな……」
窓の外を眺めて一人呟く。
/復帰しました
- 115 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 19:51:49 ID:E4Ka56rgO
- >>110
テメーこそ言ったらどうなるかわかってんだろうな?
尻尾咬み千切る程度じゃ済まさねーぞ
【ガチガチと鳴らされる鋭い牙】
>>112
モフモフするのか
そりゃいいな……
最近また咬み癖出ててさー
なんかこう……何か咬みたくてたまんねーのよ
【目がキラキラ輝いている】
>>113
うわー、高そうなもんばっか
ブルジョワ……って言うんだっけ、こういうの
【フラフラと談話室の中を歩き回っている】
- 116 :フェンリル:2009/07/17(金) 19:53:51 ID:QYyPcDfoO
- >>112
「もふ……もふ……」
ぱーっと目を輝かせている。
(……もふりたい、です……)
>>113
「わぅ、はぁい」
「……おっきいお庭です……」
窓から外を眺めている。
>>115
「ひ、わひぃ……」
青ざめて尻尾を押さえる。
半泣きだ。
- 117 :フェンリル:2009/07/17(金) 19:56:37 ID:QYyPcDfoO
- //少々離席します……ごめんなさい、すぐ戻ってきます
- 118 :もふもふ神:2009/07/17(金) 19:58:30 ID:PBnIervYO
- >>112
窓の外の庭を眺めている。
しろさんしろさん、あそこならきっともふもふたくさん増えるよ。
きゅー…
>>115
あの人?は危ないから近づいちゃ駄目だね。しろさん安心してね、私が守ってみせるよ!
きゅー!きゅー!
>>116
む?この人?も危ない?
きゅー…?
警戒心が少し上がっているが、恐る恐る更に近づいていく
- 119 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 20:08:14 ID:Ytmc4SoY0
- >>114 >>116 >>118
窓からはよく手入れされた花の咲き乱れる庭園や別館、
物置などが散在する庭が見て取れる。
しかし、中でも眼につくのが要所要所を警備する警備員――
――いや、警備『兵』と言ったほうがいいだろうか。
軍用の突撃銃を携えた兵士や監視カメラが、
一辺の死角も許さぬとばかりに常に眼を光らせている。
ただの警備にしては、物々しすぎるが……
>>115
がちゃりと、古めかしい音を立てて開く談話室のドア。
先ほどの男と、まさに貴族といった風体の老人が部屋へと入ってきた。
「……皆様方、お喜びください。警備人員が大幅に足りないため、
今回は無条件にて、全員採用となりました……」
『………………』
柔和な笑みで言葉を紡ぐ執事とは裏腹に、老人の眼光は鋭く
まるでこの場にいる全員を値踏みするようにそれぞれの顔を見回している。
- 120 :朝宮暁:2009/07/17(金) 20:14:36 ID:/k2gysHgO
- >>119
「っと、ありがとうございます」
一礼。
「具体的な業務内容といつから来れば良いのか……シフトを教えて欲しいんですが、よろしいでしょうか」
確かに胡散臭い感じはするが、仕事は仕事。
暁は構わず続ける。
- 121 :フェンリル:2009/07/17(金) 20:15:26 ID:TUvLNS.Q0
- //復帰!
>>118
「もふ……もふ……」
ほわーっとしたヤバい笑顔を浮かべているぞ!
>>119
「……?」
ぞく、と何かが背筋を駆け抜ける。
「あ、ありがとうございます……」
(……このおじいさんの眼、苦手です……)
苦々しい笑みを浮かべ、ぺこりと頭を下げた。
- 122 :もふもふ神:2009/07/17(金) 20:16:03 ID:PBnIervYO
- >>119
やったねしろさん!みんな合格だって!
きゅー♪
無邪気に喜ぶ少女ともふもふ。窓の外の不穏な空気や老人の鋭い眼光すら気づかずにるんたったしている。
- 123 :もふもふ神:2009/07/17(金) 20:19:05 ID:PBnIervYO
- >>121
……しろさん。おちつけてー
きゅー!
白いもふもふが身体をふるると軽く振るい、周囲にナニカを放つ。ナニカには鎮静作用があるようだ。
- 124 :フェンリル:2009/07/17(金) 20:30:02 ID:TUvLNS.Q0
- >>123
「も、ふぁ!?」
何かが降りかかり、
「……わふぁ」
へにゃりとその場に座り込んだ。
- 125 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 20:30:23 ID:Ytmc4SoY0
- >>120
「少しお待ちください……
基本的には、本館の警備になると思いますが……」
執事の男は、数枚の契約書のようなものを取り出し暁へと手渡した。
条件の欄には、給料、勤務時間などの基本的な項目とは別に
『重要』
と大きく見出しが施された項目があり、そこには、
『本館の第1、第2談話室、食堂、図書室、第3寝室以外の立ち入りを禁ずる。
もし、それらの場所にどうしても立ち入らなければならない場合には、
本館に遣える侍従2人以上と同時に入ること。』
と書かれている。
>>121-122
フェンリルともふもふ少女にも、暁に手渡されたものと同じ
書類が、執事の手によって渡された。
「さて、では全員に行き渡りましたでしょうか?
もし、条件などに異論がなければ、あなた方に警備していただく『場所』にご案内します。
だんな様、よろしいですね?」
『……うむ。』
男は、老人に許可を取ってから
この部屋全員に軽く手招きすると、再びどこかへ歩きだした。
- 126 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 20:30:42 ID:4aoLNmCs0
- 「ハアッ、ハアッ…。
ったく…、面接とか聞いてねえよっ…!」
バタバタと慌しく走ってくる男が一人
「すいません、面接まだ間に合いますかっ!!」
バタン、と勢いよく扉を開けて、入ってくる
- 127 :朝宮暁:2009/07/17(金) 20:34:26 ID:/k2gysHgO
- >>125
「分かりました」
行ける所が少ないな……と思いながらも頷く。
まずは金だ。
暁は主従の後を追う。
- 128 :もふもふ神:2009/07/17(金) 20:35:53 ID:PBnIervYO
- >>124
これできっと安全だよー。
きゅきゅー
>>125
庭に出るときはここのお家の人と行かないとなんだね。しろさん気をつけてね?
きゅ!
ぽむぽむと乗っている白いもふもふを撫でながら雇い主達についていった。
- 129 :フェンリル:2009/07/17(金) 20:37:17 ID:TUvLNS.Q0
- >>125
「わ、わふあ、移動ですか……」
立ち上がって再びひょこひょこついて行く。
(入っちゃいけない場所、の方が多くないですかこれ……
ま、まあいい、んでしょうか?)
>>128
「……もふ……わふ……」
先程よりは沈静化されてる、はず。
- 130 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 20:40:44 ID:Ytmc4SoY0
- >>126
『まてーーっ!!』
『侵入者だ!射殺しろ!!』
『あの野郎、どこへ消えた!?』
ドアの向こうでは、ばたばたと走り回る警備の声が聞こえる……
「な、なんだ貴様!!曲者だ!だれかこいつを殺せ!」
『ふん、薄汚いドブネズミめが……たった一人で乗り込むとは愚かな。』
リョウに向けられる、殺意。
侵入者と勘違いされているようだ
>>127-129
『早速、諸君の力を見せてもらう時がきたようだ。
この、愚か者を始末してくれたまえ。』
先ほどまで、沈黙を貫いていた老人が口を開く。
初めて、紡がれた言葉は明確な殺意に彩られていた。
- 131 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 20:43:54 ID:4aoLNmCs0
- >>130
「まあ…、いきなり乗り込んできたのは流石にまずかったか…。
護衛のアルバイトやりたい、って者の一人だ…。
名前はリョウ。カフェのポスターにもしっかりと書いてあるよ…」
面倒臭い、と呟きながら説明を始めた
- 132 :朝宮暁:2009/07/17(金) 20:46:08 ID:/k2gysHgO
- >>130
「閣下、失礼ながら奏上仕つりたく」
いきなり剣呑な話だ。
「この方は私達と同じように面接を受けに来た者のようですが」
……まあ、それでもと云うならやるだけだが。
- 133 :フェンリル:2009/07/17(金) 20:47:12 ID:TUvLNS.Q0
- >>130
「わ? わ? わふあ??
え、ええー???」
いきなりのことに首を傾げ、目をぐるぐると回し混乱する。
- 134 :もふもふ神:2009/07/17(金) 20:47:54 ID:PBnIervYO
- >>130
?戦えなくすれば良いの?しろさーん
きゅきゅー!
先ほどフェンリルに放った鎮静作用のあるナニカを周囲に振り撒く。対象の指定は出来ないらしく範囲的には室内の三分の一程をリラックスにも程がある状態にたたき込まんとする
>>129
そして当然一番近くにいるフェンリルは最も効果を受けやすい位置に居ることは間違いない
- 135 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 20:56:24 ID:Ytmc4SoY0
- >>131-134
傍から見れば、異様ともこっけいとも思えるほどの
形相で、リョウを殺せとわめき立てていたが、
もふもふ神の『ナニカ』と、暁の言葉によって、平静を取り戻し。
「……ふむ?なるほど、この者は面接を受けに来たようですが……
だんな様、いかがなされますか?」
『ふん、何が護衛だ!このような下劣な輩などに
私の家の敷居を跨がせてなるものか!まったく馬鹿馬鹿しいにも程がある……』
老人は、いまだに興奮が冷めないのか、
執事に向かって口から泡を飛ばしながら、罵る様にまくし立てている。
- 136 :フェンリル:2009/07/17(金) 20:58:23 ID:TUvLNS.Q0
- >>134
「わふ、あふぁあー……」
へにゃへにゃへにゃへにゃ
再び座り込んだ。
>>135
「わふぁー……おちついて、くださぁ……」
ナニカの影響でへにゃへにゃしている。
- 137 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 21:01:34 ID:E4Ka56rgO
- おいおい、トイレから戻ってきたら騒がしいことになってんなぁ
//復帰!
- 138 :朝宮暁:2009/07/17(金) 21:04:38 ID:/k2gysHgO
- >>134>>135
「…………っ」
なんかふわふわするな、と思いつつ欠伸を噛み殺す。
余り意見するのも可笑しな話だ。暁はどう収まるのかを静かに見る。
- 139 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 21:06:56 ID:4aoLNmCs0
- >>134
「ん、何だこれ…」
ナニカの影響か、切れていた息は何時の間にか元に戻っていた
>>135
(また面倒臭い人のところに来ちまったなあ…)
そんな事を考えながら小さく溜息を付いて
「あー…、駄目なら別にいいよ…。
バイトなんて探せば他にもあるだろうし…。
ただ…」
此処で一度間を空け、老人の目を見据える
「ここまで捕まらずに来れた、っていう事は。
少なくともアンタんとこの兵士さんよりは役に立つんじゃねえの?」
ニヤリ、と笑って自信たっぷりに言い放つ
- 140 :もふもふ神:2009/07/17(金) 21:08:07 ID:PBnIervYO
- >>135
雇い主さん凄いや。まだ怒ってるよ
きゅー……!
戦慄する二人(?)
基本的に弱いもふもふ達は善意の中でしか生きる事が出来ない。その為に身に付いた種族の業が完璧に作用しえないのだ。
一体どれだけの怒りが有ったのだろう。沸点が低いとかでは片づけられない異常性を少女は感じ取った。
>>136
お姉さんには効き過ぎちゃったみたいだねー。暫くすれば元に戻るから安心してねー
時間経過以外に脱出する術が無いと言うことである
>>137
やーぅ!一番効かなきゃいけない人に効いてないー!
きゅー!?
へたれてるフェンリルの後ろに隠れた。もふもふする。凄いもふもふする
- 141 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 21:18:04 ID:Ytmc4SoY0
- >>139
『……ろくに人の言うことを聞かぬ牧羊犬は、価値があると思うかね?
まったくもって不愉快だ。私はもう、貴様などしらん。
ハンス、後は任せたぞ……!』
老人は、リョウに対してはき捨てるように言うと、
きびすを返して部屋から出て行った。
どうやら、老人の逆鱗に触れてしまったようだ。
>>136-138 >>140
リョウの挑発的な態度に怒った老人は、
顔を真っ赤にして乱暴に扉を閉めてどこかへ去っていった。
「…・・・お見苦しいところをお見せいたしました。
だんな様は、最近ご多忙で、少し疲れておいでなのです。
本来は、温和な人柄だったのですが……」
頭を下げながら、執事は困ったようにつぶやいている。
その顔には、なぜだか暗いものが見て取れた。
「それでは、気を取り直して……こちらへどうぞ。」
無理やり体裁を取り繕うかのように、廊下を歩み始める執事。
- 142 :フェンリル:2009/07/17(金) 21:20:05 ID:TUvLNS.Q0
- >>137
「わふぁーう……」
やたらへにゃへにゃした狼少女がそこに。
>>140
「わふ、わふぁー……」
へにゃへにゃ。耳も尻尾も、力が抜けている。
>>141
「わふぁ、ふぁーい……」
へにゃへにゃと後を着いて行く。
(……なんだか変な感じがしてきましたよ……)
- 143 :朝宮暁:2009/07/17(金) 21:23:31 ID:/k2gysHgO
- >>141
気難しい主人の執事を勤めるってのも大変だな、などと思いつつ頷く。
「分かりました」
そのまま顔色のよろしくない執事の後に続く。はてさて、何が出るやら。
- 144 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 21:24:47 ID:4aoLNmCs0
- >>141
「…ったく、糞ジジイめ…」
チッ、と舌打ちをしてから顔を上げて執事を見て
「で…、そっちの話が分かりそうなアンタ。俺はどうすればいいんだ?
付いてってもいいのか?」
- 145 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 21:24:56 ID:E4Ka56rgO
- >>140
なーに言ってんのか知らないが、行こうぜ
遅れんなよー
【執事の後についていく】
>>141
???
……まぁいいか
【気にせずついていった】
【どうやらバイト代さえ貰えればいいらしい】
>>142
なーにフニャフニャしてやがる
気付けの一咬み!
【牙がフェンリルに迫る!】
- 146 :もふもふ神:2009/07/17(金) 21:30:06 ID:PBnIervYO
- >>141
執事さん達に、増えたらもふもふをわけてあげようと考えながら、もっふもっふと後に続いた。
>>142
しゃきーん!
少女が大声を上げる。ちょっとしゃきっとした。
>>145
待ってよーぅ!
もっふもっふと進む足取りは遅い。しろさんと呼ばれているもふもふは少し疲れ気味である
- 147 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 21:34:56 ID:Ytmc4SoY0
- >>144
「ええ、もちろんでございます。
だんな様には、後でうまく言っておきますから。」
温和な笑みを浮かべる執事。
>>142 >>143 >>145 >>146
「こちらです。今、明かりをつけますから……」
案内されたのは、物置を改装したかのような
簡素という言葉そのままの、寒々しい部屋。
それなりに広いようだが、暗くて奥まで見通すことはできない。
窓から差し込む月光でのみ照らされた部屋は、
別世界への入り口のようにも感じられた。
――パチン
スイッチの軽い音とともに、部屋が明かりで照らされ全貌が明らかになる。
隙間風の入り込む部屋の奥には、大きなベッドが置かれており、
その上には、可愛らしい少女が横たわっていた。
もっとも、その口からは、涎が好き放題に垂れ流され
視線は虚空をさまよっていたが。
- 148 :フェンリル:2009/07/17(金) 21:37:41 ID:TUvLNS.Q0
- >>145
「わぎゃんっ!!」
びくんと体を強張らせる。
>>146
「わふ、わふ!」
シャキーン
>>147
「っ……」
一瞬の硬直。
「こ、この人、は……?」
毛を逆立てて、何かに警戒している。
- 149 :朝宮暁:2009/07/17(金) 21:40:42 ID:/k2gysHgO
- >>147
「……これは?」
不穏な気配を感じる。
内容によっては……と思いながら、怪訝な表情を隠さずに尋ねた。
「どういう事でしょうか」
- 150 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 21:41:00 ID:E4Ka56rgO
- >>146
やれやれ
少しはお前、自分で歩こうとは思わないのか?
>>147
……っ
(な……なんだあれ……生きてるよな?)
【表情には出さないものの、困惑している】
>>148
うーし
目ぇ覚めたか
まだバイト初日だろ?
シャッキリいこうぜ
- 151 :もふもふ神:2009/07/17(金) 21:44:06 ID:PBnIervYO
- >>147
うー暗くてみえな…、見えた。…あの子は、うー。何か、変だ。変だよしろさん
きゅー…
>>148
あ、なおったよー。お姉さん落ち着いた?
>>150
よくわかんないけどしろさんは神様は歩いちゃ駄目だって言うの
きゅきゅん!
- 152 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 21:50:57 ID:IDnKkU3kO
- >>147
「ん…ならよかった」
それだけを言って、執事に付いて行く
「これは…なんか嫌な事に巻き込まれちまったかな…」
少女の姿を認め、大きなため息と共にそんな言葉を漏らす
- 153 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 21:53:44 ID:Ytmc4SoY0
- >>148-151
明らかな警戒態勢をとるもの、
怪訝な表情を浮かべるもの、困惑するもの、訝しむもの
その何れも、執事の想像を越えはしない。
このような反応をとられることは、すでに分かっていたのだから。
「これが、皆様の『護衛対象』、
コーネリア・ウォレス様でございます。」
執事は、その顔の皺に影を落とし込みながら
なんともいえない表情で、一同へと向き直った。
- 154 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 21:55:49 ID:Ytmc4SoY0
- >>153は152宛でもあります
- 155 :フェンリル:2009/07/17(金) 21:57:35 ID:TUvLNS.Q0
- >>150
「ふ、ふぁい……」
ぱちぱちと自分の頬を平手で打っている。
>>151
「ふぁい、おかげさまで……」
大分治ってきていた。
>>153
「は、はあ……」
依然毛は逆立ったまま。
怪訝そうな顔で少女を見つめる。
- 156 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 22:02:37 ID:E4Ka56rgO
- >>151
しろさん……なんて健気な……っ!ブワッ
【思わず涙】
が、頑張れしろさん!
>>153
……なる程、ね
ま、僕達は仕事をこなすだけだ
【やれやれと溜め息をつきながら】
しかし……事情を聞いていいですかい?
なぜこの子が、こんな状態でここにいるのか
>>155
【コソコソと耳打ち】
なんか面倒くさいことになってきたぜ
これから大変そうだ
先にテスト期間終わってて良かったな
- 157 :もふもふ神:2009/07/17(金) 22:07:22 ID:PBnIervYO
- >>155
きっともう少しで直るよー。安心してねー
>>156
きゅ!きゅきゅー!
何言ってるかわかんないけどシャキーンってなってる。頑張ります
>>153
心が死んでる?壊れてる?いいや、涎は拭いてあげないと
もっふもっふとコーネリアに近づいていく。
- 158 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 22:08:57 ID:4aoLNmCs0
- >>153
「…金をもらえれば何でもいい、と思ってたが…。
正直、コイツを護衛するってのは怪しい匂いしかしない。
ここまで来てなんだが、詳しい説明が無いと俺は降りようかと思うんだが?」
返答を待つように小首を傾げて
- 159 :朝宮暁:2009/07/17(金) 22:09:07 ID:/k2gysHgO
- >>153
「了解しました。お嬢様……でよろしいでしょうか」
無表情で尋ねる。
「なぜ、こんな状態に?」
- 160 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 22:25:19 ID:Ytmc4SoY0
- >>155
ベッドの上の少女は、時折なにかうなされる様な声を上げつぶやいている。
その長い銀髪は、あまり手入れされていないのかぼさぼさで、
ベッドのシーツも、今までの高級感あふれる調度品とは違い、
ほとんどボロ切れ同然の代物だ。
>>156 >>158 >>159
「お嬢様は、幼少期よりご病気を患っておられ、ほとんど、ああいった状態なのです
まれに正気を取り戻すこともございますが……。」
肉体的なものか、精神的なものなのか、魔法的なものかは分からないが
かなりひどい症状ではあるらしい。
「しかし、我が主は、『一家の恥だ』と申されまして、
お嬢様を病院へと連れて行くこともなかったのです。
こちらに越してきてからは、さらにつらく当たるようになり、
物置を改装したこの部屋に、まるで子供がゴミを押し込めるかのように入れたのでございます。」
>>157
もふもふが、コーネリアに近づいても、ほとんど反応はない。
一瞬そちらに視線を向けたが、また視線をどこか虚空へと戻し。
何かをぶつぶつとつぶやいた。
- 161 :フェンリル:2009/07/17(金) 22:29:55 ID:TUvLNS.Q0
- >>156
「は、はい、そうですね……」
毛を逆立てたまま、耳打ち返し。
>>157
「わ、ふぁーい」
尻尾に力が入り、耳もピーンと立ってきた。
>>160
「……っ……」
(何、これ……生きてるのに、心が死んでいる……?)
- 162 :朝宮暁:2009/07/17(金) 22:30:50 ID:/k2gysHgO
- >>160
「分かりました。警備というよりは……彼女の護衛と言った所ですか」
得心がいったというように頷く。
- 163 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 22:31:03 ID:E4Ka56rgO
- >>157
しっかし、アレだな
神様でもバイトする必要があるんだな
金が要るのか?
>>160
……なるほど
いきなり暗い話だが……ま、初バイトだ
気合い入れて頑張るぜ
護衛って聞いたが、何すりゃいいんだ?
懐に銃でも持って、その子の周りにいりゃいいのかい?
>>161
【耳打ち続行】
そういえばお前、テストどうだった?
【関係ない話をし始めた】
- 164 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 22:35:27 ID:4aoLNmCs0
- >>160
「…やっぱり糞ジジイかよ。胸糞わりい…」
ガシガシと黒い髪をかき上げ
(…生きてはいる。意識も…ある、な。一応反応もしてるが…。
廃人…。心が…、か…)
ひょい、とコーネリアの顔を覗き込むように見てから手を口に当てる
「で…、この子を護衛すればいいのね…。
ハア…、大変そうだな、こりゃ…」
- 165 :もふもふ神:2009/07/17(金) 22:36:58 ID:PBnIervYO
- >>160
寂しいから?優しいから?悲しいから?ねぇ、貴方は何を誰とはなしてるの?
涎をもこもこしたセーターの裾で拭いながらコーネリアに話しかける
>>161
ふふふ、正気に戻ったらしろさんもふらせてあげる
きゅきゅー
>>163
お家が無いんだよー。お金よりどんぐりが欲しいなぁ。帽子がついた奴!
きゅ♪
- 166 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 22:46:18 ID:Ytmc4SoY0
- >>162
「ええ、そのとおりでございます。
なにぶん、我が家には敵対勢力が多く……」
執事は、密談するように声のトーンを落とし
ひそひそと言葉を紡いだ。
「その中には、未開地域の開発反対派に雇われた
過激なテロリストなども降りますから……」
>>163-164
「はい、とりあえずあなた方の担当は、お嬢様の護衛となっております。
先ほどの契約書に、条件、勤務時間などは記入してありますからご確認の程を……」
>>161 >>165
フェンリルの目の前で、もふもふ少女がなにやら話しかけているが
まったく反応を返さず、ぼんやりと虚空を見つめるだけであった。
その様子を見かねたのか、執事が話しかけてきた。
「こうなってしまわれると、まったく反応を返さないので……
調子のいい日には、普通に会話ができるほどにまで回復なされますが……」
もっとも、その調子の良い日も最近はまったくないと付け加えて。
- 167 :フェンリル:2009/07/17(金) 22:51:02 ID:TUvLNS.Q0
- >>163
「……訊かないでください……」
全教科赤点、惨敗のようです。
>>165
「もふ! もふー!」
俄然やる気出てきたァ!
>>166
「…………」
(これ、って……)
少女は凍りついたまま何も言うことが出来なかった。
- 168 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 22:54:06 ID:E4Ka56rgO
- >>165
家かよ!
つーか、神様なら宗教立ち上げてお布施とか貰えばいいんじゃね?
>>166
了解した
じゃあ今日はもう帰っていいかい?
僕達も、業務にあたってちゃんと準備がしたい
>>167
ざまぁwwww
補習&追試ガンバwwwwww
【赤点ギリギリだった奴が何を言うか】
- 169 :朝宮暁:2009/07/17(金) 22:57:26 ID:/k2gysHgO
- >>166
「……テロリスト。成程、了解しました」
親族ならば情が沸く。それならば人質に出来る。
……果たしてこの状態で家族としての愛情があるのかは分からない。
だが――あの様子を見るに、彼女を捉えて晒すと脅す事も出来るかもしれない。
「…………させるものか」
静かに呟く。静かに。
何もかもが腹立たしい。“ただ生かされるだけ”。
親の愛情も無い。
更には他者の道具として使われる。
――――静かに己の心が曇り始めるのを感じる。
ならば。
――――ならば晴らすだけだ。立ち込める一切の暗雲を、悉く。
- 170 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 22:57:43 ID:4aoLNmCs0
- >>166
「…分かったよ。
んじゃ、俺も今日はコレで帰らせてもらっていいかな?
色々と準備やら何やらがあって、な…」
- 171 :もふもふ神:2009/07/17(金) 22:57:57 ID:PBnIervYO
- >>166
残念。お話したかったのにー……
きゅー……
>>167
頑張れば頑張る程もふらせてあげるのです。
きゅー♪
これみよがしにもふりだす。
>>168
私はもふもふの神様であって、人間の神様じゃないよ?
- 172 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 23:10:48 ID:Ytmc4SoY0
- >>167
「……はは、『不気味』ですかな?」
寂しげな表情で、つぶやく執事。
「今日は、もう特に説明する事柄もありませんし
お帰りいただいて結構です。契約書のほうを熟読して置いてくださいね。」
>>169
「どうか、お嬢様を守ってさしあげてください。
…………お願いします。」
短いその言葉には、数え切れないほどのたくさんの言葉が
こめられている様に思えて。
「では、今日はもうこの辺で解散といたしましょう。
帰るときも、先ほど指定された場所以外には入らないでいただきたい。」
>>168 >>170
「ええ、今日はもうお帰りいただいて結構です。
長々と時間を割いていただき、ありがとうございました。」
深々と、お辞儀をする執事。
その顔には、確かな感謝の表情が浮かべられていた。
>>171
「きっと、そのうち調子の良い時もあるでしょうから。
そのときに目一杯お話をしてあげてください。同年代のご友人ができれば
お嬢様もお喜びになるでしょう。」
ふふ、と目を細めて笑う執事。
周囲には、解散ムードが流れ始めている。
- 173 :フェンリル:2009/07/17(金) 23:15:58 ID:TUvLNS.Q0
- >>168
「うぅ、ううぅ、う……」
瞳に一杯涙を溜めている。
>>171
「うぉおおおおおお漲ってきましたぁああ!!」
テンションだだ上がり。
>>172
「え、いや、そんなことは……」
必死に取り繕ってみる、が。
少女は目の前の少女に怯えていることは明らかだった。
「……帰りますかね」
てとてとと歩いて、ドアの前に立ち、
――もう一度、ベッドの方へ振り返った。
その顔に浮かぶ表情は、疲労と恐怖のかたちをしていた。
- 174 :メイプル・ビターキャラメル ◆CROSS/.AzE:2009/07/17(金) 23:21:35 ID:E4Ka56rgO
- >>171
なんつー微妙な立ち位置だ……
>>172
了解
それじゃ、今度は仕事で会いましょう
【手を振り去っていった】
>>173
アイツ……ちゃんと進級できるかね
【多少は心配なのてあった】
- 175 :もふもふ神:2009/07/17(金) 23:24:58 ID:PBnIervYO
- >>172
うん、わかったよー。解散?するんだね、お休みなさいー。
そういうと、コーネリアのベッドの傍らでもふもふと一緒に寝る構えである。
>>173
上がりすぎたらまた頼むね、しろさん
きゅきゅん!
>>174
微妙なんかじゃないやい!神様だぞー!
きゅー!きゅー♪
- 176 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 23:26:54 ID:4aoLNmCs0
- >>172
「ん、了解…。
じゃあ、また今度…」
軽く頭を下げた後、来た道を歩き去っていく
「さて…、ただで帰るには惜しい気がするな…。
ちょっと探索してみようか…?」
一人、誰にも聞こえないように呟いて
- 177 :朝宮暁:2009/07/17(金) 23:27:59 ID:/k2gysHgO
- >>172
「仕事は全身全霊でやる主義です」
ふ、と礼を一つ。
「それと、やるからには最高最善の結果を求めるのも。――失礼します」
一つ言うと、青年はその場を後にする。
- 178 :フェンリル:2009/07/17(金) 23:30:42 ID:TUvLNS.Q0
- 「――心が死ぬのって、こわいこと、ですね――」
誰にも聞こえないような小さな声で呟いた後、
少女はドアを開けて、その場を後にした。
- 179 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 23:35:48 ID:Ytmc4SoY0
- >>175
「ん、おや……?」
次々と帰っていくバイトたちの中、
寝る構えのもふもふ少女を見てやさしげな顔を浮かべ。
「これを使うといい。だんな様にばれるといけないから、
上等なのは使えないが勘弁してくれ。」
部屋の隅の、壊れかけたクローゼットから
毛布を取り出して、少女に手渡した。
>>176
広大な邸宅にしては、警備兵こそ多いが家人は少ない。
帰るフリをして、探索することは十分に可能だろう。
- 180 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 23:46:53 ID:4aoLNmCs0
- >>179
「さて…、とりあえず…。
やっぱりあの糞ジジイの部屋、かな…?
偉いのと馬鹿なのは高いところが好きって理論で…、上、行って見るか…?」
とりあえず階段を探し始めた
- 181 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 23:53:48 ID:Ytmc4SoY0
- >>180
階段を探すリョウ。
かなり大きな屋敷のため、見つけるのに時間がかかってしまったが
特にトラブルもなく、たどり着くことに成功した。
この建物は3階建てになっているが……どうする?
- 182 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 23:56:58 ID:4aoLNmCs0
- >>181
「おお、あったあった…。
…折角探したんだから、行くっきゃねえだろ」
周囲に警戒を払いつつ、3階まで上がろうとする
- 183 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 00:12:28 ID:Ytmc4SoY0
- >>182
無事に3階まであがることにに成功したが、
明かりがついていないため月光を頼りに探索することになりそうだ。
どうやら、この回は居住スペースではなく、物置や空き部屋が多いようだが……
- 184 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 00:19:07 ID:4aoLNmCs0
- >>183
「ん…、人は居なさそうだな…。
だけど…、面白そうな物はありそうだな…」
足音が鳴らないように静かにゆっくりと、室内へ入室する
ニア物置
- 185 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 00:35:36 ID:Ytmc4SoY0
- >>184
物置の内部は、壊れた生活用品や
普段は使わない大工用具などが主で特に重要なものは何もない。
この階には、6つ倉庫があったが
どれも同じような感じだった。
- 186 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 00:44:24 ID:4aoLNmCs0
- >>185
「ちぇっ…、無駄足か…。
んじゃあ、後、この階にある部屋は…」
ニア空き部屋
- 187 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 00:54:59 ID:Ytmc4SoY0
- >>186
空き部屋は、埃だらけだったが、もともと使用人が使っていたのか
飲みかけの酒、開いたままの小説など、僅かに生活用品が残っている。
しかし、特におかしい物はない……
- 188 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 01:03:30 ID:4aoLNmCs0
- >>187
「こっちも、か…。何だ、俺って探偵とかには向いてねえのな…」
クク、と一人自嘲気味の苦笑を浮かべて
「さて…、他にこの階には何かあったかな…」
空き部屋を後にして、廊下に出る
ニアまだ何かある場合はその部屋へ。何も無い場合は2階へ
- 189 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 01:07:55 ID:Ytmc4SoY0
- >>188
この場所から、行ける場所には何もない。
どうやら、階段にもいくつかあり、それによって通じている場所が違うようだ。
ここは、使われていないブロックだったらしい。
二階に下りるときに、窓から外を見ることができた。
庭には、本館より小ぶりな別館と、
なんだかよく分からない建物。物置だろうか?がある。
- 190 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 01:12:27 ID:4aoLNmCs0
- >>189
「…何だろう、あの建物。
…ジジイの部屋も気になるけど…、やっぱりああいう怪しい物は調べてみないとな…」
窓を調べ、開くかどうかを確かめようとしている
- 191 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 01:18:30 ID:Ytmc4SoY0
- >>190
鍵などの類はかけられていなかったため、
窓はあっけないほど簡単に開いた。
そして、窓の外には雨などを排出するための細いパイプが伸びている。
上に上れば、屋根の上に出られるし、下れば一回まで降りられるが
庭の見張りに発見されるリスクは高い。
- 192 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 01:31:41 ID:4aoLNmCs0
- >>191
「さて…、と…。
…流石にこのまま行くと誰がいるか分かる…よな…」
す、と手を外に向けると、目を瞑る
『白銀の世 白銀の界
その物 穏やかならば色を彩る白となり
その物 荒れ狂うならば視を埋め尽くす白となる
我欲するは、吹き荒れる白き粒』
詠唱を終えると、途端に庭には雪が降り、風が吹く
それは瞬く間に視界を埋め尽くす吹雪となる
「さて…コレで少しは見えにくくなるかな…」
突然の吹雪によって逆に誰かがいる事には気づかれるかもしれないが、視界は白で覆い尽くされるため、誰がそこに居るかの判別は困難になるだろう
「…行くか」
静かな呟きと共に、雪が降り積もった庭へと飛び降りた
- 193 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 01:41:10 ID:Ytmc4SoY0
- >>192
――ブオーッ――ブオーッ
突然の吹雪に、異常事態と判断したのか
けたたましいサイレンの音が鳴り響く。
すぐに、他の場所からも増援がやってくるだろう。
いくら視界をふさいだとはいえ、行動は迅速にしなければいけない。
- 194 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 01:45:15 ID:4aoLNmCs0
- >>193
「ぬおっ、サイレンッ!?
金持ちってのは…、ったく…!」
小さく舌打ちをして、雪に隠れながら先ほどの謎の建物の方へ走り抜けようとする
- 195 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 01:57:04 ID:Ytmc4SoY0
- >>194
――ぴしゅ、ぴしゅ
猛吹雪の中に混じる、異音。銃撃されているのだ。
しかも、当てずっぽうに撃っているのではなく、確実にこちらの位置を狙って撃ってきている!
どういう訳か、相手はこちらの位置が分かるようだ。
これでは建物にたどり着いても、逆に追い詰められてしまうだろう。
- 196 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 02:06:15 ID:4aoLNmCs0
- >>195
「くっ…!」
身体の表面に薄く張られた氷の壁によって銃弾が身体を貫く事は無い
しかし、狙われている、と言う事実は焦りと思考力の低下を呼ぶ
(向こうは俺が見えている…? なら、建物に入っても捕まる…か…。やっぱりこの屋敷、何かあるか…?)
「じゃあ…、後する事は一つ…!」
ザッ、と完全に雪が降り積もった地を踏みしめ、片手はポケットの中へ片手は銃弾が飛んできた方向へと手のひらを向け、巨大な氷柱を飛ばす
- 197 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 02:10:40 ID:Ytmc4SoY0
- >>196
氷柱は、吹雪の中へ吸い込まれるように消えた。
そのため、敵を倒せたかどうか分からないが……
後から後から敵が集まってきているのか
だんだん、銃撃が激しくなってきている。
このままではやられる……
- 198 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 02:14:29 ID:4aoLNmCs0
- >>197
(…マズったな。敵が増えてきた…か…)
ポケットの中から小さいカプセルを取り出し、それを放り投げる
するとそれは一瞬の光と共に蒼いスノーボードへと変化した
「そろそろトンズラさせてもらうとしますか…」
- 199 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 02:16:40 ID:4aoLNmCs0
- //途中送信…続きから書きます…
氷柱を放った手の指をパチンと鳴らすと空中に、屋敷の外。遥か遠くまで続く雪の道が出現
「じゃ、な…。糞ジジイさん達よ…!」
スノーボードに飛び乗り、その道の上を滑って逃走を試みる
- 200 :名も無き異能都市住民:2009/07/18(土) 02:20:00 ID:Ytmc4SoY0
- >>199
高速で雪面を滑りぬけていくリョウ。
後ろで、なにやら声が聞こえたが、その声もすぐに
びょうびょうと吹きすさぶ風にかき消され。
敷地を抜けると、もう誰も追ってくる様子はない。
このまま夜の街中へ消えれば、もう安全だろう。
- 201 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 02:27:08 ID:4aoLNmCs0
- >>200
「っと…、もう安全、かな」
空中に浮かぶ、一筋の白い道の上で振り返り、呟く
(今日分かったのは…。
雇い主はどう考えても糞野郎って事、そして…)
「あの屋敷、絶対に何かあるって事…。
…面白そうだけど、面倒な事になりそうだな…」
ハア、と溜息を付いて再び滑り出し、そのまま街の中へと消え去っていった
//乙ですー!ダラダラと続けてしまい申し訳ありませんでした…
- 202 :夜刀神蔡生:2009/07/20(月) 20:57:58 ID:/k2gysHgO
- ――――千夜ビル。
闇夜に浮かび上がる威容は権勢を現し、天を衝かんとする程の高さは隆盛を象徴する。
「…………」
女はその最上階、総帥室に居た。
夜なのに関わらず証明は少なく、仄明るいという程度。部屋の全容を知る事は出来ない。
豪灑な椅子に背を預け、大きな机に向かって資料を読む。
女の背後には異能都市の全てが一瞥できる大窓がある。
それは意識して作られたのか無意識の奇跡か。
机を挟んで対面側から見ると、女の背後の窓に映る月は、まるで総帥の椅子に座る女が月を背負うかの様に見える。
- 203 :???:2009/07/20(月) 21:08:20 ID:F0pOF9z60
- >>202
総帥室の扉を叩く音が、静寂を壊すかのように部屋に響く。
何者かの、訪れを告げる音。
「――――この間の返事。届けに来たわ」
- 204 :夜刀神蔡生:2009/07/20(月) 21:16:24 ID:/k2gysHgO
- >>203
両開きの扉が静かに開け放たれる。入れ、という事なのだろう。
応接用の椅子とテーブルがあるわけでもないその部屋は、開かれた扉から総帥デスクまで長く一直線に通じていた。
その直線、道の輪郭を示すように光源の知れぬ不思議な明かりが左右を挟み込むように次々と点灯し、総帥の机までの明確な道を作り出す。
その先の一面の壁をそのまま窓にしたような、異様に巨大な窓一杯に映るのは同じく異様に巨大な月。――今宵の月はこれ程大きかったか?
「どうぞ。良く来てくれた」
月からの逆光によって姿の分からぬ人影が、歓迎の言葉を述べる。
- 205 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/20(月) 21:30:34 ID:F0pOF9z60
- ……数日ぶりね。『Gt's』としての、結論は決まったわ
【歩み、月明かりに照らされ現れたのは 以前ビルの上で出会った、白いコートの女】
えーと……まずは、要点を一番最初に伝えようかしら。
――――私達『Gt's』は、この街にいる間は千夜グループに席を置きたいわ
……最も、私達の意志に加えて、総帥であるあなたとしてはどうなのか。が、あるのだけど。
- 206 :夜刀神蔡生:2009/07/20(月) 21:36:22 ID:/k2gysHgO
- >>205
「是非も無い。況んや歓迎だ」
涼しげな印象を与える切長の眼を細め、静かに歓迎の意が表れる。
「特殊契約と云う名目でGt'sに対して資金面での援助をさせて貰うよ。其れと――」
僅かに思い出す様な仕草。
「探し物、をしているのだったか。千夜の情報網を使える様に、名目上の所属を情報調査局に置きたいのだが。――ああ、他に何か要望は?」
- 207 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/20(月) 21:52:56 ID:F0pOF9z60
- >>206
それじゃ、契約は成立ね。細部については……
そこまでして貰えるのは、非常に助かるわ。 それだけあれば十分過ぎるくらい……ん
【そこまで述べると、何かを思い出したかのように】
――――ああ、もし良かったら、だけど。
このビルにでも、別の場所にでも……場所は問わないけれど、部屋を一つだけ、自由に使わせて貰えないかしら?
……正直、ホテルを借りてるとその分出費もそれ以外も、色々と大変で。
ある程度の安全が確保されてる場所でもないし、よく違う場所を探さなくちゃいけないから、ね……
【苦笑しながら、そう付け足した】
- 208 :夜刀神蔡生:2009/07/20(月) 22:02:13 ID:/k2gysHgO
- >>207
「社員寮があるが、其処では如何だ?」
提案する様にふと視線を上げる。
「無論、治安維持部門が常時警備をしているし、治安維持部門の腕利きにも其処で暮らしている者が居る」
寮とは言っても、その総合的な戦力は並の組織を凌駕する程。
加えて千夜の社員が暮らす場所。好環境を維持出来るように常に整備されている。
「内外共に安全面は万全だ」
- 209 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/20(月) 22:11:47 ID:F0pOF9z60
- >>208
ふむ……んー…………
【なにやら、吟味するようにしばらく考え】
……それじゃ、社員寮に一部屋、お願いできるかしら?
職業柄、敵対するものも多いけど……大規模で攻めてくるなんてことはないし、
あの千夜の治安維持部門がいれば小規模じゃ来られないだろうから、助かるわ
- 210 :夜刀神蔡生:2009/07/20(月) 22:19:56 ID:/k2gysHgO
- >>209
「分かった。話を通して――……」
電話。失礼、と女は一言断って通話を始め、一言二言話すと通話を切る。
「寮の方に話は通しておく。――そして仕事だ。地下廃水道からマンホールを通って無数の魔導生物が都市に現れた」
机の中から黒塗りの携帯電話と、それ専用の電波遠隔式イヤフォンマイクを二つ取り出す。
「地上に現れた分は今治安維持部門が処理に当たっている。君達には地下廃水道の調査の先遣をして貰いたい」
取り出したそれらをレミティオへと差し出す。
「概ねのマッピングを頼みたいんだが……今から行けるか? これは社員用の携帯電話だ。主要部署の番号が入っている。使ってくれ」
- 211 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/20(月) 22:30:19 ID:F0pOF9z60
- >>210
ありがとう……ん、早速仕事ね……
【言いながら、携帯電話・イヤフォンマイクを受け取り】
分かったわ。私一人でなら、今からも行けるし――――
【……コートを翻し、早速目的の場所へと向かわんと扉へ歩む】
――――それじゃ……地下廃水道への入り口は、どこかしら?
- 212 :夜刀神蔡生:2009/07/20(月) 22:37:18 ID:/k2gysHgO
- >>211
「それはすぐに分かるさ」
瞬間、着信。
レミティオが通話ボタンを押すと女性の声が聞こえる。
『治安維持部門統合作戦局の伊島です。今からこの街の地図と作戦地への進入ポイントを描いた画像データを送ります。それに従って下さい』
ね? とでも言う様に蔡生は笑う。
『イヤフォンマイクを着用し、通話を切らずに携帯電話側面のロックボタンを押して下さい。任務中は私がナビゲーターを勤めさせて頂きます』
蔡生は開け放たれた扉を手で示す。
行っておいで、という事だろう。
- 213 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/20(月) 22:48:40 ID:F0pOF9z60
- >>212
……確かに
【即座に送られてきた画像データを見、笑う】
それじゃ……また、任務後に。
【蔡生に軽い会釈をして、扉から出て行き……】
――――分かったわ。まずは、この場所に向かえば良いのね……ッ!
【そう、イヤフォンマイク越しに言うと同時。
爆音が発生すると、千夜ビルの最上階の外から進入ポイントへ向けて降下する人影が一つ現れる】
今、地図の進入ポイントに向かってるところよ。
……伊島さん?今回は、よろしくね
- 214 :地下廃水道調査任務:2009/07/20(月) 22:56:28 ID:/k2gysHgO
- >>213
『はい、宜しくお願いします。――進入ポイントへの到着を確認しました』
進入ポイント。それはマンホールだった。
空いたマンホールから数匹の異形が地上へと出ている。
それは奇妙な生き物だった。カマキリの様な顔と鋏、上半身を持っているのだが、腹の部分はクモそのもの。
濁った様な白い色をしたその奇妙な生物は、マンホールから続々と姿を表している。
『これは治安維持部門の部隊に任せましょう。出現の途切れ目を狙ってマンホール内に突入して下さい』
続々と現れるそのクリーチャー達だったが……軈てその列に途切れが生じた。
- 215 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/20(月) 23:04:33 ID:F0pOF9z60
- >>214
【地表近くの空中で止まり、異形が現れる様子を眺めながら】
ここで少し数を減らしても……いや、治安維持部門が地上に出たのを押さえているのならその必要もないわね
……分かったわ。切れ目を見つけ次第――――――ッ!
【列に途切れが生じた瞬間。術式は、紡ぎ――――】
(この距離では、爆発術の転移が一番速く到達できる……けど、
音も大きいし、ぎりぎりで丁度マンホール入り口辺りに出るから
爆音で奴らに見つかる危険性が高い……なら、無難に風術を――――)
【――――終わっていた。】
【風を掴み、流れるようにマンホール内へと向かい飛ぶ】
- 216 :地下廃水道調査任務:2009/07/20(月) 23:13:09 ID:/k2gysHgO
- 『突入を確認しました。……この携帯電話には並の懐中電灯よりも性能の高いライト機能がありますので、必要ならご利用下さい』
マンホールの中は胸が悪くなる様な淀んだ空気が広がっている。
微かに――奇妙な事に微かな潮の匂いもするが。
『マッピングはその携帯電話の位置情報を通して此方で自動的に行っています。深部へと向かって下さい』
――瞬間、レミティオの感覚が自分の前方数メートル先に何者かの存在を捉えた。
恐らくは先程の生物――カマキリとクモの合成生物のような、奇妙な生物だろう。
此方に気付いた様子は無い。
音を立てずに素通りして先を急ぐ事もできれば、先制攻撃を行う事も可能だろう。
- 217 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/20(月) 23:24:50 ID:F0pOF9z60
- >>216
ライトは……大丈夫、暗がりを照らす程度だったら、光術を併用してても平気だから。
それよりも……手がふさがると、急な自体への対処が遅れるから、ね
(この匂い……何かあるかもしれないけど、今はまだ情報が足りないわね……)
【前方を照らしながら先へと進むと、何物かの影に気がつく】
あれは……さっきのやつと同じなら、ここで処理を……
【懐からナイフを一本取り出し、構える……が。】
……んん、そういえば、今回は治安部隊が表にいるのよね
だったらここは……下手に刺激しないのが得策、かしら
【軽く笑みを浮かべ、そのまま簡単な脚力強化術式を以て、
その『影』を脇目で確認しながら素通りする。】
【……いつも、『二人』のみで戦ってきた中。後方での巨大な支援がある仕事は
如何ほど振りであろうか、と―――――頭の片隅で、思いを馳せながら。】
- 218 :地下廃水道調査任務:2009/07/20(月) 23:30:26 ID:/k2gysHgO
- レミティオは無事素通りし、そのまま暫く歩き続けると曲がり角に差し掛かった。
すると曲がり角の先からカツカツという音が聞こえてくる。恐らくは件の生物の足音だろう。
廃水道に反響して分かり難いが、其の数は確実に四体以上は居る筈だ。
遣り過ごすのはかなり難しいだろう。
- 219 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/20(月) 23:42:14 ID:F0pOF9z60
- >>218
この足音……からすると、さっきみたいに上に任せて素通りは、少々厳しいみたいね……
【角へと手を翳し、廃水道のものと同じ質をした『壁』を作りだして
一本の『行き止まり』にして、異形の出方を見る。】
さて……あの奴らは、どうするのかしら……
【……あらかじめ、生み出した壁に向けて魔力を紡ぎ
壁を突破された場合に備えているようだ。】
- 220 :地下廃水道調査任務:2009/07/20(月) 23:51:19 ID:/k2gysHgO
- >>219
魔導生物達は壁をみつけ、僅かに混乱したような動きを始めた。
知能はさほどでも無いらしく、数匹が元来た道を戻っていくのがそのカツカツという足音から感じられた。
しかし残った一匹が、おもむろにレミティオの作り出した壁に鎌を振り下ろした。
――――想像以上のチャンスだ。
あの魔導生物達は元来た道を戻っている。
つまり、その後に続けば魔導生物達が何処から来たのか――もしかしたらその本拠が分かるかもしれない。
然し、それには壁を叩く残った一匹が邪魔だ。
遣り過ごすか、攻撃を加えるか。
遣り過ごす事も可能かもしれない。
攻撃を加えた場合、一撃で致命傷を与えられなければ恐らくは戦闘になるだろう。
戦闘になったら元来た道を戻る魔導生物の集団が此方に戻ってくるかもしれないし、戻って来なくとも見失うかもしれない。
せめて生物の弱点が分かれば良いのだが。
- 221 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/21(火) 00:08:29 ID:F0pOF9z60
- >>220
――――今……ッ!
【魔力は、溜めた。しかし、無詠唱では
耐久能力の分からない相手を一撃で沈めることを狙うのは些か危険が過ぎる】
【――――しかし、異形を回避せずに突破する方法は、本当に『倒す』ことのみしか存在しない、か……?】
バインド
『流網』―――――
【高められた魔力を用い、放たれたのは『束縛』の術式。】
【壁と同じか、やや上回る強度の魔力網を以て異形を反対側の壁へと磔にせんと
鎌により壁が砕けると同時に異形目掛け魔力網が高速で飛来する】
【――――壁を崩すのに『鎌』を用いた、ということは
本体の筋力だけでは、壁を崩せないであろうと、
異形が鎌を振る『気配を感じてから』推察して
切断の難しい『幾重にも編まれた網』を用い術式を放った】
- 222 :地下廃水道調査任務:2009/07/21(火) 00:16:31 ID:/k2gysHgO
- >>221
異形の生物は狙い通り壁に磔にされた。
異形は必死にもがいているが幾重にも編まれた柔軟にしてそれ故に強靭な編みを破るには至らない。
レミティオは第三の手段で難関を突破する事に、見事成功した。
――今なら多少急げば来た道を戻っていった集団を追跡出来るだろう。
- 223 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/21(火) 00:19:33 ID:F0pOF9z60
- >>222
……っと、あれは――――
【はるか前方に、先ほどの集団が霞む。
うまく退けることができたとはいえ、無視をするのよりは確実に時間を使っている】
―――――いくらか、急がないと……曲がられたら、不味いわね――――――――
【風術により加速して、やや離れた位置から集団の後を追う】
- 224 :地下廃水道調査任務:2009/07/21(火) 00:29:51 ID:/k2gysHgO
- >>223
レミティオが追跡する一団は、軈て広間に出た。
水路とは思えない開けた場所だ。天井も高く奥行きも広い――――
筈なのだろう。本来ならば。
今の状況ではとてもそうは思えない。
天井近くから直径3メートルはあろうかという球体の果実のような形をした、あの異形の生物の卵が大量に集まって構築された卵塊が無数にぶら下がっている。
奥にはいわゆる女王だろうか、一際大きく派手な色彩をした、例の異形の姿が確認出来る。
――否、それよりもだ。
人間の死体らしきものが無数に散乱し、中には全身を糸で覆われて保存されていると思われるものがある。
――――そしてそれ以上に。
文字通り数え切れない数の異形達が、そこに居た。
- 225 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/21(火) 00:47:31 ID:F0pOF9z60
- >>224
これは―――――――――ッ
【物陰から中の様子を確認し、その惨景に息をのむ】
(この数……一人で倒すのは手間……いや、
耐久性能が先ほどの感じより高ければ、むしろ厳しい、かもしれない……
……これじゃ、倒すのは難しいし、この仕事は一時撤た……!!)
【敵の数と戦力を鑑みている内、『一時撤退』という段階で、一つのことを思い出す】
(この仕事は……地下廃水道の調査の先遣と、マッピング。
思い返してみれば……奴らの掃討は、今すぐに行う必要がある訳じゃないわね……)
【ならば、と。自身についてくる異形が存在しないかを確認しながら後退を開始する】
- 226 :地下廃水道調査任務:2009/07/21(火) 00:53:39 ID:/k2gysHgO
- 【任務達成】
>>225
レミティオは無事に後退を成功する。どうやら脱出経路には何も居ないようだ。
『地上部隊が出現した魔導生物の殲滅に成功しました。……後退……ですか?』
オペレーターを勤める伊島の声。
位置情報しか把握していない為、何があったのか分からないのだ。
- 227 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/21(火) 01:06:31 ID:F0pOF9z60
- >>226
ええ……奴らの、本拠地らしき大きな巣を見つけたから、ね。
あの規模となると一人じゃ厳しそうだし、今回の仕事は『殲滅』じゃない……でしょ?
【そう言いながら、異形の本拠地の方向へ
マンホール側にのみ目印のついた壁を等間隔で作りながら歩いていく】
マッピングは……位置情報からだいたいの地形は確認できたと思うけど、
いくらかポイントと、奴らの進行をほんの少しだけ遅らせるために作っておいた
簡単な防壁の箇所を別途メモしておくわ。
……どうやら、まれに気がつくのがいるみたいだけど
基本的には形を似せれば気がつかない程度の知能みたい。
【――――そのまま、後退を続ける。
道中、何にも出会わなければそのまま壁を作りながらマンホールまでたどり着き、脱出へ至るだろう】
- 228 :地下廃水道調査任務:2009/07/21(火) 01:20:12 ID:/k2gysHgO
- >>227
『――本当ですか!? 大手柄ですよ!』
弾んだ声。
『では任務終了ですね。離脱次第一時的な封印措置を取る事になります。恐らく近々殲滅戦が行われる事になると思います』
軈てマンホールの直下に到着し、レミティオは地下廃水道から離脱した。
レミティオの離脱を確認すると、数十名の治安維持部門の人員達がマンホールの蓋を閉め、厳重な封印措置を行う。
『お疲れ様でした。――ああ、レミティオさんの千夜グループ社員カードと社員講座が出来上がったようです。今回の任務報酬は千夜銀行のレミティオさんの社員講座に入金されるそうです』
たった今情報が入ったらしい。
『社員カードが銀行のカード代わりになりますので、後で千夜ビルの受付まで取りに来て下さい。では、お疲れ様でした』
- 229 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/21(火) 01:31:42 ID:F0pOF9z60
- >>228
……ふぅ、随分と汚れちゃったわね……匂いもついちゃってるし。
【マンホールからあがると、コートについた埃などは払うが、廃水道なだけあり水気による汚れは落ちない】
もう社員カードまでで来たのね……分かったわ、一度今使ってるホテルに戻ったら、
荷物を引き払って相方をつれてまた来ることにするから……えーと、できれば先に、社員寮の場所を教えて貰えないかしら?
- 230 :地下廃水道調査任務:2009/07/21(火) 01:38:40 ID:/k2gysHgO
- >>229
『了解しました。それでは社員寮までの道筋を描いた地図画像を送信しますので、確認して下さい』
便利な時代になったものである。
- 231 :レミティオ=グランツ/『Gt's』:2009/07/21(火) 01:42:03 ID:F0pOF9z60
- >>230
ありがとう。それじゃ……お疲れ様、ね
後で、本社ビルに伝えに行くわ
【そう告げると携帯電話の電源を切り、都市のビル街へと向かい、消えた】
///おつかれさまでしただよー!
- 232 :名も無き異能都市住民:2009/07/21(火) 01:43:59 ID:/k2gysHgO
- >>231
//お疲れ様でした。急なイベントお疲れ様でしたー。
- 233 :名も無き異能都市住民:2009/07/21(火) 01:45:06 ID:/k2gysHgO
- >>232
//急なイベントお疲れ様→急なイベントお付き合いありがとうございました……でしたw
- 234 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 20:51:13 ID:Tby8XLy.0
- 【CUBE内】
……む〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……
………決まらな〜〜〜い!!
【電子空間内で、一人頭を抱えて唸っている】
- 235 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 20:59:55 ID:ytB25r5A0
- 月の光を背景に天から男が降りてくる。
「決まらない、人はその生において数多の選択を行いながら生きるもの。
それが成功であれ失敗であれ善であれ悪であれ。」
「では人ではない何者はあなた?
いや人ではないあなたは何者?」
宙からフラリと男が降りてくる。
魔法使いとかそういうわけではなさそうだが……。
そう、それはいうなれば蓬莱の人の型
- 236 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 21:05:52 ID:Tby8XLy.0
- >>235
ううむ、だからこそ迷う…というか何をすべきか皆目検討もつかないんだよ〜…
【頭を捻って考え込んでいる】
……人ではない僕はノエル
人ではないノエルは混沌なるハイブリッド
【ラプラスの問いにそう応えて、横目で見やる】
- 237 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 21:10:46 ID:ytB25r5A0
- >>236
月の光は死んだ光
死んだ光は生者の命を延ばす力がある
月の光を浴びるからこそ竹達はあんなにも伸びる
生きているからこそ悩み、惑い、狂う
逆を言えば
死んでるのか生きているのか解らない存在には迷うことすらできない
それこそが真の無明
あなたはどうなの?
- 238 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 21:24:35 ID:Tby8XLy.0
- >>237
……
迷いとは可能性。先に続く数多の未来の扉。
生と死は対立するものではなく、一つのものの一側面。
僕は 密と疎 悠久と変化 虚と実 遍く全てであり
その間を常に移ろい「惑う」混沌
そして、それに繋がれしノエルという存在、その意志
- 239 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 21:30:57 ID:ytB25r5A0
- >>238
「解ったよ」
「あんた、最高だ。」
「こんなにも月が紅い夜だからな、少し本気で遊ばせてくれよ」
ガチャン
腰のホルスターから銃を引き抜く
純白の素材に緋色の十字架をあしらった美しい流線型のモデル
「月の都で作られた最新式マシンガン、かなり効くぜ?」
ルナティックバレット
狂騒「月色散弾」
白色の弾丸が周囲にめちゃくちゃにばらまかれる
しかしその数量が異常
刹那ほどの時間の間に数十の銃弾がラプラスを守るように展開される
それらが周囲にメチャクチャにばらまかれたその直後のことだった
パリーン
ガラスを割るような音が響くと同時に銃弾の全てが向きを変える
ノエルの心臓一点のみを狙うかのように銃弾が飛んでいく
- 240 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 21:45:03 ID:Tby8XLy.0
- >>239
「フェイク・バタフライ」
【背を向けた姿勢のまま、手を翻す】
【静謐な魔力の波動と共に、花吹雪のように舞う無数の蝶】
ギィン!!
【心臓目掛けて飛ぶ銃弾の一つが、一羽の蝶に当たり、ベクトルを変える】
ギャインギィンギィンガイィンギャインギィンギィンガイィン!!
【ベクトルを変えた弾丸が他の蝶に、他の弾に、その弾がまた他の弾に、次々と衝突し乱反射し】
【やがて、蜘蛛の子を散らすように、あらぬ方向へと飛び去っていく】
結構危なかったけど…少しばかし、弾数が多すぎたね…
【尚も周囲を舞う蝶、景色を塗り替えるが如く、狂い舞う】
現世と常世の狭間…現と朧の狭間……
決して定まらぬ微睡の中を悠久に彷徨え…
【音も匂いもせず、ただひたすらに舞う蝶、その数を瞬く間に増し、景色を、ノエルの姿を覆う】
- 241 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 21:53:42 ID:ytB25r5A0
- >>240
「ほうほう、意外とやるじゃないかぃ。
その奇怪な蝶ごと、
燃やしてやろう!!」
リューリッド・ヘッド
鳳凰「緋輝の叢雲」
バキン!バキン!バキン!
ラプラスの元へと帰ってくる弾丸はいともたやすく弾かれて宙に舞う
薄ぼんやりとその向こうに見えるのは鳳凰。
機械仕掛けの不死の鳥。
確率論の悪魔は、決定された運命は死ぬことをしらない。
鳥のような頭に人の身体。
しかし全体的に機械でできたような印象を受ける。
その両腕には強靱な拘束具、強力な力を制御するためにつけているのだろうか?
ガポン、とその口を巨大に開ける。
- 242 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 22:04:25 ID:Tby8XLy.0
- >>241
【鳳凰が薄く見えるようになった頃、周囲を舞う蝶が景色に解けて消える】
【蝶が消えて開けた視界、先と変わらぬ場所に、変わらず立っている】
では、開幕とこう
【天高く腕を掲げ、それに呼応するかの様に、虚空から様々な、大量の、巨大な黒い武具が出現し】
序幕(プロローグ)!!
【腕を一気に振り下ろし、大量の武具をラプラスへと放つ】
【実の所、漆黒の武具の大半は幻。しかし、殆ど同じ魔力の組成でありながらも】
【物理的威力を持つ「本物」と呼べるものが混じっている】
- 243 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 22:15:30 ID:ytB25r5A0
- >>242
「ふむ、これだけの量を一度に展開できる者などそうそう居ない。
居たとしてもそれは切り札。
切り札ではなかった場合、このようにそもそも勝負にならない。
よって幻が混じっている確率が高いと言えるであろう。
俺に魔力を探知する力はないがこれらの結果が推論できる。」
「解は……こうだ!」
緋輝の叢雲は拘束具を装着したまま前方に飛び出していき、
口から先端にやじりのついた二本の太いワイヤーをはき出す。
ワイヤーは目の前の実体の有る武器をはね飛ばしながらノエルに迫る。
ラプラス自身は最低限急所にのみ警戒を払いながらその場で待機している。
- 244 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 22:33:53 ID:Tby8XLy.0
- >>243
正解。ちぇっ、思わせぶりに言ったのに…
【腕を前に突き出し、手招きするように翻す】
【それに応じて、大地から大量の鎖が出現し、ワイヤーを絡め抑える】
――っ……!! っとに…面倒だなあ……
【しかし、完全に抑えられたワイヤーは一本、残る一本は威力を殺されながらも鎖を突破し】
【右肩へと突き刺さっている】
―!!
【もう一度、力強く腕を翻す。すると今度はラプラスの周りから大量の鎖が出現し、締め落とそうと迫る】
【ワイヤーを防いだ鎖と違い、この鎖は幻。しかし、触れれば実体と錯覚する幻術、更には実際に自由を奪う阻害術を内包する】
【「詐幻術」とでも言うべき複合術】
- 245 :海野獅子男/犬散歩中:2009/07/21(火) 22:40:50 ID:ytB25r5A0
- >>244
「今までの状況から鑑みるに敵は幻術を中心的に使うタイプと判断。
よってAプランで戦闘を進める。」
薬を一つ、自らの口の中に放り込んでおく。
リューリッド・ヘッドは口からワイヤーを出したままぴくりとも動いていない。
両の腕をダラリと垂らして立ち止まっている。
しかしその実、ノエルがその腕でワイヤーを抜こうとワイヤーに触れる瞬間を待っている。
なぜならワイヤーに炎を通して一気に熱を持たせられるからだ。
そしてラプラスはノエルの鎖を躱すことなく素直に捕獲される。
「幻術を使う相手にはなれている……。」
- 246 :海野獅子男/犬散歩中:2009/07/21(火) 22:54:12 ID:ytB25r5A0
- //名前が…ね
- 247 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 22:56:51 ID:Tby8XLy.0
- >>245
僕の術を、只の幻術としてしか理解していないようだね…それでは…
【締め付けている鎖から、突如無数の棘が飛び出し、ラプラスを襲う】
【幻でありながら実体と錯覚するほどの質感、触れれば実体と錯覚する幻術、そして、激痛を引き起こす感覚術の複合】
【実体と錯覚しうる像が幻術を、錯覚させる幻術が感覚術を、感覚術が幻術を・像を、と、相互に影響を及ぼす波状効果】
【虚実入り混じる術がラプラスを襲う】
――っ!!
【その間、ワイヤーを引き抜こうと手をかける】
- 248 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 23:04:09 ID:ytB25r5A0
- >>247
「イシキスイーパー8556、
効果は単純で飲んだ人間の意識を強制的に刈り取る。
意識が無くなるということはすなわち感覚を失うということ。
故に幻術など……。」
ガクン
彼の意識は一瞬で消えてしまった。
そして……
「GYAHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!」
物凄い叫び声と共に緋輝の叢雲がワイヤーに大量の熱を伝える。
メギドラ
「中級核熱呪文」
緋輝の叢雲の拘束具ごと口からはき出したワイヤーを溶かさんばかりの勢いで熱を発生させる。
彼の無意識の顕現こそが緋輝の叢雲とすれば意識こそがそれを抑える拘束具。
自らの意識を奪うことであえて能力を暴走させる。
それが彼の考えた最良の手だった。
- 249 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 23:21:19 ID:Tby8XLy.0
- >>248
んなアホな!?
【驚愕。よもや戦闘中、自ら意識を投げ捨てるものがいようとは】
【いくら術を入り混ぜても、それはやはり幻術の範疇。受け取り手がいなければ効果を発揮しない】
これは…まずい…
【ワイヤーから急いで手を離すと、自らの肩を掴んだ】
づう!!……ぬうううああああ!!
【直後に伝わる熱、それが全身に達する前に】
だぅぁらあああああああ!!!
【肩口から、ワイヤーを腕ごと引き千切る】
ぜえ…ぜえ…
【傷口から、鈍い鉛色の混沌としたものが止め処なく流れ、大気へと溶けて消えていく】
よもや、いきなりこれを使おうとは…使わされるとは…
【残った腕を、天に掲げる】
「"フェイク・バタフライ"」
【膨大な魔力と共に空を舞う、透明な蝶】
【まるで、世界にレイヤーを重ねたかのように、辺りを埋め尽くしていく】
【それは、現であって現でなく、幻であって幻でない】
【只、イメージに寄りて在る世界】
【想像と、現実が、今入れ替わる】
- 250 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 23:27:11 ID:cR39wx2o0
- >>249
「GOHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!
GAAAAAAAAA!!!!
■■―――z______■■!!」
拘束具を外されたリューリッドヘッドは暴れるに良いだけ暴れ始めている。
しかしそこはラプラスの無意識から生まれた存在だからこそなのかラプラスには基本的に攻撃しない。
フレアーティレリ
「小型核熱呪文乱射」
戒めを解かれた化け物は
その腕から膨大な熱の固まりを乱射しはじめる。
- 251 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 23:43:08 ID:Tby8XLy.0
- >>250
ここは我が世界 この戦場は我が物だ!!
【手を翻すと、大地が割れて巨大な岩盤が大量に中に浮かぶ】
【想像の力を現実へと変えて、巨大な岩盤は熱球と衝突し、燃え砕けてながらも】
【ラプラスへ、リューリッドヘッドへと一斉に飛ぶ】
- 252 ::ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 23:47:36 ID:cR39wx2o0
- >>251
「KOOOHHHHHHHH!!!」
暴走したリューリッドヘッドには知性など無い。
ゆえに想像力など皆無。
よってこの想像力の世界においては限界が来る。
尽きることのない巨大な岩盤にいつしか核熱の球体は限界を迎える。
そして……
【ラプラス・エイトビート沈黙】
【ノエル=フルーレス勝利】
【ちなみにラプラスは箱船の外に排出された】
//お疲れ様でしたー
- 253 :ノエル=フルーレス:2009/07/22(水) 00:02:32 ID:Tby8XLy.0
- >>252
……危うかったな……
【リューリヘッドが沈黙したとほぼ同時に】
【ざらりと体全体が崩れだす】
【傷口からの、身体を構成する混沌の流出は留まるを知らない】
攻撃せず、回復を優先すれば熱球にやられる…
攻撃すれば、先にこっちが自滅する……正直、賭けだったけど…
……成功…だった…な…
【最後にそう言って、虚空へと消えた】
//お疲れ様でしたー
- 254 :イメル:2009/07/23(木) 23:48:55 ID:/EtiECms0
- →日常αから移動
「……ふん、来るなら来い。狼〈ホロケウ〉のちから、舐めるなよ」
すらり、抜刀。
刀身にはばちばちと蒼い電流が走っている。
- 255 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/23(木) 23:54:32 ID:EZHvaBxoC
- 日常α749
「……来る……」
【それ以外は喋らず、右手を前へ】
――バチッ――!
【紫色の雷が小さな音を立て、後直ぐに拡散し飛びかかる】
- 256 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/23(木) 23:56:30 ID:qEM5AwnE0
- 【日常αより】
「騎士は人を護るためにある」
【ゆっくりと銀の刀を構える】
「なにかを奪い取るためにあるんじゃない!覚えとけ!!」
【向かってくる騎士団に刃を向けた】
- 257 :『カリオストロの剣』 ◆6xc12amlNk:2009/07/24(金) 00:00:37 ID:.6prKP66O
- >>254
【騎士団が複数で一気に切り掛かってくる、一気にだと言うのに計算された様に刄一つ一つが軌跡を描く】
>>255
【放たれた雷により、複数の騎士が倒されたが……それを踏み越える影が一つ】
「そんな雷が……効くかよ!!」
【空から勢い良くサーベルを振り下ろした】
>>256
「貴様の相手は……この私だ!!」
【叫んだのはリーダー格の男、他の騎士団とはまったく違う動きである】
「せいやぁ!!」
【素早い動きで斬撃を繰り出す】
- 258 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 00:04:18 ID:qEM5AwnE0
- >>257
「ふん!全員でもいいんだけどね!」
【ディスも同じく大きく踏み込んで】
「てやぁ!!」
【勢いよく斬撃に向けて銀の軌跡を振るう】
- 259 :イメル:2009/07/24(金) 00:07:23 ID:QYyPcDfoO
- >>257
迫る複数の軌道。
それに対して彼女は――
「――蒼龍神刃!!」
ぶん、と左から右へ勢いよく刀を振る。
蒼い軌跡を描き、電流が走る!
――一の軌道で、返す。
- 260 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/24(金) 00:08:40 ID:EZHvaBxoC
- >>257
【振り降ろしたサーベルは空を斬り】
「……」
【いつの間にか後ろに移動していた少女は影を操り捕らえようと操作する】
- 261 :『カリオストロの剣』 ◆6xc12amlNk:2009/07/24(金) 00:15:11 ID:.6prKP66O
- >>258
【武器同士がぶつかり合い、キィンッと甲高い金属音が響き渡った】
「チッ……女でありながらこの腕力……しかし……刀一本で勝てると思ったかぁ!?」
【腰からもう一本のサーベルを抜き出し、斬撃を繰り出す】
>>259
【走る電流、その人達は複数の騎士団を簡単に薙ぎ倒す……】
「それなりに出来るみたいだけど……もっと周りをみようねぇ〜……」
【卑怯にもイメルの背後から蹴りを放ち、倒れたイメルに向かいサーベルを振り下ろす】
>>260
「チッ!そんな小細工は……通用しねぇ!!」
【傍にいた他の騎士団を倒し、己の身代わりにした】
「殺し屋なんだろ?だったら上弦の奴を始末してくれねぇかな!?俺が依頼するからよ!!」
【身代わりにした騎士団の一人を踏み、ゼオラに殴り掛かった】
- 262 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 00:19:42 ID:qEM5AwnE0
- >>261
「不意打ちと来るか…でも」
【片方の腕から包帯が勢い良く伸びて】
ガキィン!!
【サーベルの斬激を受け止める】
「あいにく…こっちも刀一本じゃあないんでね」
【刀に力を込めながら言った】
- 263 :イメル:2009/07/24(金) 00:21:51 ID:QYyPcDfoO
- >>261
「――っ」
地面に打ち付けられ、顔をしかめる。
が、すぐに横に転がり、刀を持った右腕を上げてサーベルを受け止める。
「……騎士道精神もへったくれもない屑だな、貴様――!」
立ち上がろうと地に着けた左腕に力を込める。
刀を持つ右腕をぐぐっと伸ばす。
人狼の常人離れした怪力で、サーベルを持ったその人間ごと押し返そうと試みる!
- 264 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/24(金) 00:26:52 ID:KZg1MerMC
- >>261
「……小細工ね……」
「……断る」
【飛び上がり、蹴る。雷の力で強化された蹴りで相殺し】
【体を捻らせ頭へ蹴りを入れようと試みる】
- 265 :『カリオストロの剣』 ◆6xc12amlNk:2009/07/24(金) 00:34:51 ID:.6prKP66O
- >>262
【包帯に弾かれ、驚きの声を洩らした】
「なんだとぉ!?今の一撃を……貴様一体何をした!?」
【包帯には気付かなかった様子、しかし……それが彼の敗因だった】
「クッ!おのれぇ!!」
【二つのサーベルで切り掛かる、しかし、先程の出来事で斬撃のキレが鈍っていた……避けるのは容易だろう】
>>263
「騎士道?知らないねぇ〜……勝てばいいんだよ、勝てば!!」
【何度も刀にサーベルを打ち付けるが、少しずつ力負けを起こしてきたようだ】
「こいつ!なんて力だ……!!クソォ!!」
【何度も何度もサーベルを叩き付けるが、その力は次第に弱くなっていた】
>>264
「なにぃ!?」
【蹴りで拳を弾かれ隙だらけになる】
「このガキがぁ!!」
【勢い良くサーベルを振ろうとするが既に遅し】
「くらっ……ぬぐぎゃぁぁぁぁ!!??」
【ゼオラの蹴りは完璧に頭部に打ち据えられた……騎士の一人は何度も地面にぶつかり、転がりながら吹っ飛んだ】
- 266 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 00:39:50 ID:qEM5AwnE0
- >>265
「さぁねぇ?二度とその写真の子と…
上弦に関わらないなら…
教えてあげてもいいけどね!」
【対してディスは…真面目な顔をしながらもその騎士を威圧する】
「遅い!」
【ディスは素早く横に飛び、斬撃をかわした】
「お、りゃああ!!」
【そしてその騎士の脇腹に向けて力の入った回し蹴りを行う!!】
- 267 :イメル:2009/07/24(金) 00:41:40 ID:QYyPcDfoO
- >>265
「地這――」
鍔迫り合う刀越しに、蒼い電流が走る。
蒼はサーベルを侵食し、その持ち手に迫り――
「――蒼駆!!」
刀を弾き返さんと、更に力を込める!
- 268 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/24(金) 00:47:17 ID:EZHvaBxoC
- >>265
(……弱い)
【転がって行った騎士を追いかける】
【情の為では無い、情など無い】
【噂でも自分の事を知っていてそれが自分だと決めつける】
【確かに当たりではあるがそれでは困る】
【ならどうするか、簡単だ】
(……知る者全て、殺してしまえば……)
【騎士へと歩いていく】
【黒い笑みを浮かべ、異形の鎌を手にし】
【知らなければ殺らなかったのに】
【自分の事を知っていた、何処で知ったか知らないが、それは私に関係ない】
【情を捨て、感情を殺し人を殺す】
【騎士の頭へ向かって鎌を振り降ろす】
【情を捨て、感情を殺し人を殺す】
【それが暗殺者、私は情を捨て人を殺す】
- 269 :『カリオストロの剣』 ◆6xc12amlNk:2009/07/24(金) 01:04:06 ID:.6prKP66O
- >>266
「おぉぉのれぇぇぇ!!!」
【怒鳴りながらディスに向かい続けるが、回し蹴りを見事に食らう】
「うぼはぁっ!?」
【回し蹴りで豪華な鎧に亀裂が走る……それはディスの蹴りの強力さを物語っていた】
「我が主がお作りになられた鎧が……ガハッ!」
【荒く息を吐き、膝を着いた】
>>267
「う、うわぁぁぁ!?なんだこれは!?クソッ止まれ!止まれよ!!」
【必死に叫ぶが、彼のサーベルは完全に侵食され、見事に砕け散った】
「……なんだよ……こいつら……なんなんだよ!!」
【完全に戦意を喪失したようだった】
>>268
【ゼオラの鎌は、無情にも振り下ろされた……しかし、それは騎士には届かなかった……何故なら】
【指輪が、光っていた……何故かゼオラの腕は動かない……それは何故なのか?いつもの仕事には……何も起こらなかった筈なのに……】
「な、なんだよ……お、脅しかよ……」
【明らかに騎士は怯えていた、先程まで己が死の直前にいた事を理解して……】
>>266
>>267
>>268
「ひ、退けぇ!!全員撤退だ!!」
【鎧を砕かれ膝を着いていた騎士が怒鳴る……その瞬間騎士達が次々と逃げ出して行く】
「なんなんだよ……こいつら!」
「俺はまだ……死にたくない!!」
【二人の騎士も逃げていく、そこにはリーダー格の男だけが残っていたが】
「貴様等……覚えていろ……次は必ず……上弦の娘の事を喋ってもらうぞ!!」
【そう言い残し、走り去った】
//お疲れさまです!戦闘は終了です!!
//いい感じに小物臭を出せたと思います!!
//それと、上弦親子の為に有難うございました!!
- 270 :イメル:2009/07/24(金) 01:07:12 ID:QYyPcDfoO
- >>269
「……ふん」
納刀。光る紋様は消え失せた。
彼女は静かに撤退していく騎士団を見送った。
――二度と来るな、という殺意を込めて。
//おつかれさまでしたー
- 271 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 01:10:33 ID:qEM5AwnE0
- >>269
「どんなに硬い鎧なのかは…
残念ながらあたしにはわからなくってね!」
【回し蹴りをした足を軽く振った】
「ハン!二度と来るなっての!
今度は回し蹴りじゃあ済まさないわよ!!」
【大声で騎士団に向けて叫んだ】
「ふぅ…一先ずは退けたみたいだけど…
つぎはどう来るかな…にしても」
【二人を見て】
「…二人とも過去でも…強いんだな…」
【思い出したように呟いた】
//おっつか〜
- 272 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/24(金) 01:14:07 ID:KZg1MerMC
- >>269
「……」
【少女は何も喋らず、ただ指輪を見ていた】
//お疲れ様です!
//これからも親子と仲良くさせて下さい!
- 273 : ◆6xc12amlNk:2009/07/24(金) 01:16:43 ID:.6prKP66O
- >>272
【指輪の光は徐々に治まり、元の美しい指輪に戻っていた】
//勿論です!私からもお願いしますよ!
- 274 :イメル:2009/07/24(金) 01:21:58 ID:QYyPcDfoO
- 「さて、帰――」
そこで彼女ははっと気付く。
「……閉め出され確率、100%…………」
がっくりと肩を落とし、彼女は夜道を歩いて行った。
//お先に失礼しますー楽しかったです!
- 275 : ◆6xc12amlNk:2009/07/24(金) 01:24:53 ID:.6prKP66O
- >>274
//はい、夜遅くまでお疲れさまでした!
- 276 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 01:24:54 ID:qEM5AwnE0
- 「…どうするかな…
うん、しばらくここに住み込んでおいたほうがいいか」
【刀を鞘に納める】
「…護るのが騎士の役目…だからね」
【すたすたと歩き出した】
//おつです〜
//これからも親子と仲良くしていくぜ〜
- 277 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/24(金) 01:25:16 ID:DTK0wtesC
- >>273
「…………?」
【不思議に思っていたが、戻った事を確認し何処かへと歩いていった】
//お願いされましたよ!!
- 278 : ◆6xc12amlNk:2009/07/24(金) 01:26:42 ID:.6prKP66O
- >>275
//夜遅くまで感謝です!
//こちらからもお願いしますよ!
//仲良くしてくだせぇ!
- 279 : ◆6xc12amlNk:2009/07/24(金) 01:28:38 ID:.6prKP66O
- >>277
//お疲れさまでした!
//お願いしました!
//お休みなさい!!
- 280 :名も無き異能都市住民:2009/07/25(土) 02:17:39 ID:.6prKP66O
- 【異能者の集う都市、この街は深夜でも眠らない……
街には明かりが絶えず、外を歩く人も減る気配は無い
そんな街中を、白い服の男性と緑色の執事服に身を包んだ男性が歩いていた】
「……賑やかな街だな……あの子は元気だろうか?」
【白い服の男性が周りを見渡しながら口を開く】
「てやんでぃ!お前の娘だろ?元気じゃない訳がねぇぜ……」
【緑色の執事は見た目に似合わない微妙な江戸っ子口調で答える】
「はっはっは!そうだね……」
【風が吹き、彼のミントグリーンの髪を揺らす】
「見つけたぞ!」
【その背後から豪華な鎧を纏った三人組が怒鳴った】
「なんでぃ……またアイツ等か……」
「また来たのかい?言ったじゃないか……君達では私に適わない……いい加減諦めなさい……」
【余裕の彼らに立ち向かう三人の騎士】
「俺達三人に対して余裕だな……」
「我ら最強の三人組……」
「ダニエル、ジョニー、マイク!」
『さぁ!お命頂戴……ぎやぁぁぁぁ!!』
【白い男性と執事が三人とすれ違う……その瞬間、三人の騎士はダウンした……】
「まぁ、また遊びにおいで……次はお茶とお菓子を用意するから一緒に話でもしようじゃないか……」
「お、おのれまたしても……」
「こ、これが……」
「に、虹色の……」
『ガクッ』
【騎士三人を見て、二人は歩き去った……目指すは最近開店した『錬金ショップ』……】
- 281 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/25(土) 16:49:14 ID:.6prKP66O
- 【街の外れにある大きな屋敷・兼・錬金ショップ】
「あぁ〜……なんかかなり寝ましたわ〜……」
【その屋敷内ではネグリジェ姿のまま、瞼を擦りながら歩く少女の姿】
「ったく……いつもは鬱陶しいくらいに起こしてくる召使達は何をやってるんですの!!」
【普段は起こすと怒るくせに、起こさなかったら起こさなかったで怒るわがままなお嬢様】
タッタッタッタッタッ
【そこを緑色のメイド服に身を包んだ女性が現れる……どうやらかなり急いでるようだ】
「あぁ!?リリ!この私を放っておいて何をやってるんですの!?」
【今にも掴み掛かりそうな勢いで詰め寄るお嬢様、しかし緑色のメイドはいつもの事の様にお嬢様を宥める、そしてその理由を口にした】
「じょ、上弦……じゃなくて、旦那様が参られましたよ!お嬢様!!早く身嗜みを整えください!!」
【気付くと周りのマナ達も忙しなく屋敷内を走り回っている、ある者は屋敷中を磨き、ある者は花を飾り付け、ある者は鏡とにらめっこである……】
「な、な、な……なぁんですってぇ!?」
【騒がしい屋敷内に……さらに騒がしいお嬢様の声が響き渡った】
- 282 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/07/26(日) 00:16:20 ID:E4Ka56rgO
- ――――――疼く
【眠らない夜の都市】
【ビル群の中、一際高いビルの屋上に人影が立つ】
……やれやれ
俺は何をやってんだろうな
闘争の日々からは身を引いた筈なのに
【その紅い左目は星空を見上げる】
まだ……体の奥で何かが暴れるんだ
「もがけ、足掻け」と俺の奥で燃え盛り続けているんだ
【右手が眼帯を外す】
【その中から出てきた右目は、紅い輝きを放つ】
……やれやれ
世界は広いな
【その人影の正体は喫茶店「Apple Guillotine」の店長、銃寺森クロス】
【しかし、クロスの格好は普段のようなモノクロの給仕服などではなく、】
【真紅のコートに包まれた全身紅の姿であった】
- 283 :追跡者:2009/07/26(日) 01:12:18 ID:tJGyi38Q0
- …
……
………
【異能都市外れに誰からも忘れられたかのように立っている廃ビル、その三階の荒れた部屋に男の人影がモニターを前に座っている】
【とある研究所の監視カメラのフィルム-正確には資料映像第21号とラベリングされたフィルム-がモニターに再生されていた】
………
【画面には素人が触れば壊れてしまいそうなぐらい複雑そうな機械が置かれ、清潔げな白衣を着た男達が3人程いる光景が映っている】
「初めるぞ、遊馬。」
「ええ、いつでも初めてください。」
【白衣の一人の問い掛けに遊馬と呼ばれたもう一人の男が返事をすると、問いかけた側の男は装置を弄り出す。】
「実験開始、Y2細胞定着開始」
【遊馬に向けて虹色の光が当てらる】
【遊馬は眼を閉じて立ち、そのまま何もする事はない】
ヴヴヴヴヴ…
【モーターが静かに回る音が響く】
「定着率は85%をキープ。このままいけば実験は成功だな。」
「ああ、これで俺達のチームも無事にプロジェクトには間に合いそうだ。」
「とはいえ、被験体すら見つける金が無いっていうのは流石に不味いよな…」
「我慢しろよ、そんな物はこの実験が成功したらすぐにでも当てが見つかるだろ。…それに今だってこうして遊馬が自分で志願して被験体になってくれているんだぜ?」
「……そうだよな。今の状況を嘆いても仕方が無い。それより今はこの実験を成功させる事に集中しないと。」
【白衣を着た2人は椅子に座って眼前の同僚でもある被験体を見つめながら会話をしている。】
【後もう少しで実験が終わる、と白衣の一人がタイマーを確認したその瞬間。】
「グッ!?ガアアアァァァァ!!!」
【被験体の様子が急変した】
【頭を抑え、そのまま床を転げ回って暴れはじめた】
「なっ何だ!?何が起きた?!」
「ただ事じゃなさそうだ!おい、早くモニターチェックしろ、早く!!」
「脳波レベル正常、定着率以前変動なし、おかしい…何も変わってない……だったらこの状況はどうして…?!」
「おい!遊馬!しっかりしろ!遊馬!」
「アアアアアアアアア!!!!」
【白衣の男達が必死に遊馬に問いかけるが目の前の男はそれに反応する事なく叫んでいる。】
【しかし、暫く立つと不意に男は絶叫を止めた。】
「遊馬?大丈夫か?おい?」
【白衣の男の一人が心配そうに覗き込む。】
「っfkyxせyr未他ftっgrwbゃ」
【しかし、遊馬はは怯えた表情で何かを呟きつつ、男から後ずさる】
「何変なこと言ってんだよ?!俺だよ、秋月だって!」
【白衣の男は両手を広げて遊馬の方へと歩んで行く】
【しかし】
「tyげf次wylv居ljvd????????ktrg、ktrg、ktrgggggggg!!!!!」
【遊馬は男のが歩み寄るのを見て眼を見開いて絶叫し、懐から銃を抜き取りそのまま男の方に向ける】
「お、おい遊馬。冗談はよせって?おい遊馬。や、ヤメろ、ヤメろって!!!!」
【遊馬から発せられる唯ならぬオーラを感じとったのか白衣の男は背を向けて逃げ出す】
「g科s」
【だが、逃げる男の背に遊馬は銃を向けたまま、躊躇いなく引き金を引いた】
パンッ………ドサッ……
【乾いた音が響き、数瞬がすぎて白衣の男が倒れる音が聞こえた】
「秋月!!!遊馬お前なんてこt」
パンッ、パンッ、パンッ
【残ったもう一人の白衣の男が秋月と呼ばれた倒れている男の方へ駆け出すが、続けて放たれた三つの凶弾の前に力無く倒れ、やがて生命活動を停止した。】
「-@「「、。。?)、):)、@(\、@」
【既に一人しか居ないその部屋で、もはや聞き取ることすら不可能な発声で一人何かを呟き、その後に男の両目が白く光りだした。】
【やがてその光が眩い物になり、部屋全体を包みこむものになった瞬間、】
【テープが終わった】
…………
【テープが終わるとそれを見ていた人影はモニターを消し、懐から写真を取り出した。】
遊馬…か、まさか次の標的がお前とは…世界も狭いよな。
【人影は暗闇の中で一言だけ呟き、そのままビルを後にして異能都市の中枢へと向かった。】
- 284 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/28(火) 00:03:24 ID:qEM5AwnE0
- 【…どこかの廃屋】
「……」
【いまだにあの時…鉄塊に潰される一歩手前のことを考えていた】
「…うう…なにかなの…ふるえてるの…
さ…むいなのかなの…これがなの…」
【ベッドの上でぶるぶる震えていた】
- 285 :名も無き異能都市住民:2009/07/28(火) 00:22:35 ID:Ytmc4SoY0
- >>284
ディスの寝ていたベッドの脇の、
小さな丸テーブルの上にす、と陶磁器が現れる。
注ぎ口からは、白い湯気が揺らめくようにたっていることから
中には、なにか温かい飲み物が入っているのだろう。
- 286 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/28(火) 00:25:52 ID:qEM5AwnE0
- >>285
「…あ、おちゃなの」
【ディスはいまだに震える体で器に手をかける】
【飲み物に口を付ける】
「…あったかいなの…」
【少しだけ…この数日間の恐怖と緊張に凝り固まった心が和らいだ気がした】
「でもこれ…どこからきたのかなの…」
- 287 :名も無き異能都市住民:2009/07/28(火) 00:34:04 ID:Ytmc4SoY0
- >>286
ディスが飲み物――温かい紅茶に手をつけると
いきなり、いままで数本のろうそくで照らされただけで
薄暗かった部屋の暖炉に、火がともされる。
部屋の中は、ふかふかの一目見ただけで高級だと分かる絨毯が敷かれており、
壁には、本棚が埋め込まれるように設置されている。
どうやら、何処かの書斎のようだ。
- 288 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/28(火) 00:40:51 ID:qEM5AwnE0
- >>287
「…あう、」
【突然辺りが明るくなったのに驚いている】
「…そういえば…ここはどこなんだろなの…」
【紅茶をすすりながら辺りを見回す】
【……どうやら本棚のタイトルはよくわからないらしく、スルーしていた】
「…くんくん…」
- 289 :名も無き異能都市住民:2009/07/28(火) 00:48:23 ID:Ytmc4SoY0
- >>288
漂うのは、濃厚な血の匂い。
むせ返るほどに濃厚なそれは、
どこが匂いの源かも分からぬほどこの部屋に充満している。
「――あら、もう目が覚めたのね……久しぶり、ディス。」
唐突に、かけられる声。、
それは、ディスのすぐ側
ベッド脇に置かれていた、木製の椅子に座る人物から放たれた。
――いつからそこにいたのかは分からないが
――誇り高き吸血鬼、ロザリア、ロートシルトがそこにいた。
- 290 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/28(火) 00:52:08 ID:qEM5AwnE0
- >>289
「…わからないの…
においがいっぱいでなの…あう!?」
【心臓が跳ね上がりそうなほどに驚いた】
「あう…『ろざりあ』だったの…
ひさしぶりなの…えっと…」
【しばらく考える動作をすると】
「ここは『ろざりあ』のおうちなの?」
- 291 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/28(火) 01:00:45 ID:Ytmc4SoY0
- >>290
「ええ、そうよ。ここは私の部屋……
どう、中々いい部屋だと思いませんこと?」
ロザリアはそれ一つでも、それなりの価値がありそうな椅子を
楽しげにきしきしと揺らすと、口元を袖で隠し笑った。
「この前はびっくりしたわ……
少し『悪戯』をしようかと街をうろついていたら、
あなたが倒れていたのですから……」
どうやら、ディスは偶然ロザリアに拾われ『部屋』に招待されたらしい。
- 292 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/28(火) 01:05:37 ID:qEM5AwnE0
- >>291
「あう…うん、なんだか…
ちょっといいところかもしれないの…」
【少しにおいを気にしているが…】
「…いたずら…?
あう、そうだったの…
『でぃす』あのあと…」
【一瞬…あの時のことがフラッシュバックする】
「…!!…うう…」
【頭を抱えて震える】
- 293 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/28(火) 01:14:51 ID:Ytmc4SoY0
- >>292
「…………」
頭を抱えおびえるディスを、
やさしげな視線で見つめ、す、とその頬に手を伸ばす。
「ディス、もう怯えなくてもいいのですよ。
悲しい記憶は捨ててしまいなさい。ただ、楽しいことだけを考えていればいい。」
そのままディスの瞳を覗き込もうと、
顔の高さをあわせ目線を合わせようとするロザリア。
「今は眠って、何もかも忘れなさいな。
あなたが望むなら、その身が朽ち、世界が燃え尽きるまで
ただただ、楽しい夢を見続ければいい……」
獲物の思考を塗りつぶし、血を啜るための魅了の魔眼による催眠効果。
ただ、都合のいい夢を見続ける眠りをディスに与えようと。
- 294 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/28(火) 01:20:13 ID:qEM5AwnE0
- >>293
「…あう…?
でもいまは…ねむれ」
【ディスはおびえた眼差しでロザリーと目を合わせた】
「……うぅ〜…う…ねむいの…
…わか…たの…」
【再びベッドに腰掛ける】
「…おや…すみなの…」
【そのまま目を閉じた】
【次に起きるときにはさわやかな目覚めになっているだろうか】
- 295 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/28(火) 01:35:12 ID:Ytmc4SoY0
- >>294
「ごめんなさいね……こんな気休めしかしてあげられなくて。」
それだけ呟くと、今まで煌々と部屋を照らしていた
暖炉の火と、ほとんどのろうそくが消え、再び薄闇と静寂が訪れた。
火と共に消え去ったかのように、ロザリアの姿も消える。
街に、『犠牲者』を探しに出かけたのだろうか……
- 296 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/29(水) 21:11:23 ID:4aoLNmCs0
- 「静か……ですねえ……
嵐の前の静けさ……と言った所でしょうか……」
この世を見つめる男が居る
「この嵐……大きな物になる気がしますね……
フフフ……本当、この都市は面白い……」
ただ、見つめている男が居る
「運命に抗い……己と戦い……
人間とは、無様で醜くて……だけどその姿は美しく、面白い……」
この世の物とはズレた男が、一人、笑っていた
- 297 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 21:46:58 ID:E4Ka56rgO
- う……く……ッ
【なんとか足の怪我の治療は終わった】
【しかし完全に動くようになるには数日かかるだろう】
くそ……あのクソオヤジ、希少な薬だからってボリやがって
【闇ルートから購入した再生薬】
【正規品ではないため、しばらくは室内暮らしだ】
……ちっ
【痛みにうなされながら天井を見上げる】
辻斬りも楽じゃねぇや……
- 298 :イメル:2009/07/29(水) 21:50:55 ID:/EtiECms0
- 「わ、わう!!? ここどこだ!?」
床に寝転がっていた狼女が目を覚まし、ガバリと体を起こす。
「おい辻斬り、ここどこだ!? 知らない所だぞ!?」
きゃんきゃん うるさい です
- 299 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 21:56:33 ID:E4Ka56rgO
- >>298
ち……喧しいのが起きやがった
【冷や汗を拭きながら振り返る】
【畳張りの和室】
【障子の貼られた窓】
【質素で整理された、和風の空間】
【これが辻斬り、緑之壱瞑助の住処であった】
ここは俺ん家だよ
起きたならさっさと消えな
【相変わらず部屋の隅で冷や汗を流しながらイメルを睨む】
- 300 :イメル:2009/07/29(水) 22:00:39 ID:/EtiECms0
- >>299
「言われなくても出て行く、この阿呆!!」
ぽこぽこ頭から湯気を出して、外へと向かっていく。
〜数十分後〜
たすたすたすたす……すぱぁんっ!!
「……道、分からんじゃないか馬鹿ぁ!!」
なんか知らんがキレた。
目尻にはうっすら涙が溜まっている……戻ってくる時にすでに迷ってしまっていたようだ。
- 301 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 22:05:12 ID:E4Ka56rgO
- >>300
あー! もー!
【こっちもなんかキレた】
獲物のくせに獲物のくせに獲物のくせにぃぃいいい!!
ちょっと地図書いてやっから待ってやがれ!!
地図くらいは読めるな?
【びっこを引きながら戸棚に向かい、和紙と筆を取り出す】
くそ……なんで俺がこんなことを……
- 302 :イメル:2009/07/29(水) 22:06:54 ID:/EtiECms0
- >>301
「うん……」
ぐしっと鼻を啜りながら、手の甲で涙を拭う。
「……早く帰って風呂入りたい……」
ぽつり
- 303 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 22:09:46 ID:E4Ka56rgO
- >>302
はいはい泣くな泣くな
つ地図
だいたい大通りまでを書いておいたから、あとは自分でなんとかしやがれ
それでまた戻ってきたら、今度は容赦なく斬るからな
- 304 :イメル:2009/07/29(水) 22:12:54 ID:/EtiECms0
- >>303
「……うん」
ぐしぐしっと言いながら地図を受け取り、外へ向かって歩き出す。
〜数十分後〜
「……えぐっ、ひぐっ、ごめ、なさ……斬らないで……」
やっぱり戻ってきやがったこのアホ狼。
- 305 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 22:18:01 ID:E4Ka56rgO
- >>304
…………ビキッ
――シパァンッ
【一瞬の居合い術】
【イメルの持つ地図は次の瞬間、紙吹雪のようにバラバラになる】
【踏み込みができないとはいえ、それくらいはやってのけるらしい】
……てめぇ
帰る気あんのか!
【鞘に納めた刀をイメルに向けつつ、緑之壱は部屋の隅から怒鳴る】
くっそ……俺は辻斬りだってのに……
なんでこんな…………ブツブツ
- 306 :イメル:2009/07/29(水) 22:20:30 ID:/EtiECms0
- >>305
「ひ、ぅ……だって、だってわかんないんだもん……うぇえ……」
ついに泣きだしたダメ狼。狼のカリスマゼロである。
- 307 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 22:26:45 ID:E4Ka56rgO
- >>106
あああああああ!もぉおおおおおおう!!
【イライライライライライライライラ】
とにかく泣くな!ウゼぇ!!
ああもう仕方ねぇ
とりあえずお前、風呂入れ、な?
沸かしてやっから
着替えは浴衣貸してやる
んで、今日はもう止まれ
明日になったら俺の足も治ってるだろうから、そしたら送ってやる、な?
だからもう……泣くなぁぁああああ!!
- 308 :イメル:2009/07/29(水) 22:29:20 ID:/EtiECms0
- >>307
「うん……うん……ごめん……」
ごしごしと手の甲で目を擦る。
なんかもう散々である。
「……お風呂、どこ」
なんか多少年齢退行してる気がするけど気のせいです。
- 309 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 22:32:31 ID:E4Ka56rgO
- >>308
廊下出て左
いまもう沸かしてンよ
【台所でスイッチを弄っている】
【和風とはいえ、文明の利器には頼っているようです】
はい着替え用
つ浴衣
早く行ってこい、飯の準備してやっからよォ
はいさっさと行動!!
- 310 :イメル:2009/07/29(水) 22:36:59 ID:/EtiECms0
- >>309
「うん……分かった……」
浴衣を持って廊下に移動――
|廊下|<ビダァアアアアアアアアアン
――してずっこける音がした。
- 311 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 22:41:19 ID:E4Ka56rgO
- >>310
…………大丈夫だろうなアイツ
【溜め息をしながら、簡単な料理を作り始める】
ったく
俺はもう辻斬りになったってのに……
【ブツブツ言いながら野菜を洗う】
俺はもう辻斬りなんだ……
辻斬りになるって決めたんだよ……なのに……
【今、こうやって】
【昔のように人と接してしまっている】
……今夜だけだ
今夜で終わりだ
覚悟しろ、俺
- 312 :イメル:2009/07/29(水) 22:43:47 ID:/EtiECms0
- >>311
|廊下|<いだ、いだだだだだ……
〜数十分後〜
「……上がった」
湯上りほかほか。長い藍色の髪は、まだ少し湿っている。
- 313 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 22:48:48 ID:E4Ka56rgO
- >>312
【その頃には料理も出来上がっていた】
【ちゃぶ台の上にならぶ、一汁一菜に魚をつけた質素な料理】
【焼き鮭が香ばしい匂いを漂わせている】
ほれ食え
残したら斬るからな
【緑之壱もちゃぶ台の前にあぐらをかき、箸に手をつけた】
- 314 :イメル:2009/07/29(水) 22:52:55 ID:/EtiECms0
- >>313
「……頂きます……」
かちゃりと箸を取り、もぐもぐと食べ始めた。
「……もふわふもぐわぐ……」
一心不乱に食べている――が、途中からちらり、と緑之壱の顔を上目遣いに見る。
- 315 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 22:59:06 ID:E4Ka56rgO
- >>314
……なんだァ?
【味噌汁を啜りながらイメルを睨む】
おかわりなら無ぇぞ
もともと一人暮らしだから食材なんざ溜め込んでねぇんだ
- 316 :イメル:2009/07/29(水) 23:00:45 ID:/EtiECms0
- >>315
「……いや、なんでお前、辻斬りなんかしてるのかなぁって思って……」
首を傾げて、鮭をむしって頬張っている。
- 317 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 23:04:46 ID:E4Ka56rgO
- >>316
……別に
辻斬りだから人を斬る
人を斬るから辻斬り
それだけだ
【空になったお椀をちゃぶ台に置き、窓の外を眺める】
辻斬りならば、人を斬っても不思議は無い
世界じゃ人を殺すには様々な理由があるが、「辻斬りだから」と言えば、その一言で理由になる
そう…………理由になるんだ……
- 318 :イメル:2009/07/29(水) 23:08:25 ID:/EtiECms0
- >>317
「私には、その理由がよく分からんのだ……
なんでお前は辻斬りになるんだ?」
かくんと反対側に首を傾げた。
- 319 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 23:16:03 ID:E4Ka56rgO
- >>318
……ッ!!
――ダンッ
【箸をちゃぶ台に叩きつける】
俺は……辻斬りになる必要があったんだよ!!
じゃないと俺は……辻斬りでもなんでもない俺は……どうしてアイツを……殺さなきゃ…………ッッ
……って、ちょっと待て
【わざわざ新しくちゃぶ台を出し、】
なんで俺がこんな話しなきゃいけねーんだよ!!
【ちゃぶ台返し!】
【普段は押し入れにしまってあるツッコミ用ちゃぶ台である】
- 320 :イメル:2009/07/29(水) 23:19:49 ID:/EtiECms0
- >>319
「……」
さっと茶碗を持ってこぼれ回避。
「……あいつ? ってわぎゃー!!?」
ちゃぶ台返しにビビるビビる。
- 321 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 23:23:58 ID:E4Ka56rgO
- >>320
ちぇ……お前と話していると調子が狂う
もうこの話は終わりだ
もう寝るぞ
【食器を片付け、洗面台で洗い始める】
- 322 :イメル:2009/07/29(水) 23:26:03 ID:/EtiECms0
- >>321
「わ、う、ん……」
空になった食器を洗面台へ持っていく。
「……のに」
ぽつり、と小さく何かを呟いた。
- 323 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 23:30:09 ID:E4Ka56rgO
- >>322
あぁん?
聞こえねぇぜ
ハッキリと言いやがれ
なんつった?
【食器を洗いながら振り返る】
- 324 :イメル:2009/07/29(水) 23:31:23 ID:/EtiECms0
- >>323
「……苦しいなら、やめてしまえばいいのに」
ぽつり、と俯いたまま小さい声でそう言った。
- 325 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 23:36:30 ID:E4Ka56rgO
- >>324
…………
【カチャリと、最後の皿を水切り棚に置く】
……やめられねぇよ
それは、アイツの思いも俺の生きる理由も全て否定することになる
だから、斬る
俺は辻斬り、緑之壱源重朗瞑助
そう生きると決めた
下らない話は終わりだ
寝るぞー
お前の寝床は既に用意した
【緑之壱が部屋の隅を指差す】
【そこには、タオルの敷き詰められた大きめのダンボールが置いてあった】
- 326 :イメル:2009/07/29(水) 23:40:14 ID:/EtiECms0
- >>325
「……そうか」
女は悲しそうに目と耳を伏せた。
自分の入り込める領域ではない、そう悟ってしまったから。
「うむ、少し速いが寝……、……」
段ボールを見て硬直。わなわなと震えている。
- 327 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 23:44:20 ID:E4Ka56rgO
- >>326
マーキングはしてもいいぜ
どうせ使い捨ての予定だしな
気に入ったなら持って帰っても構わない
おっと、そんなに喜ぶなよ
苦労してダンボールをもってきたかいがあったぜ
- 328 :イメル:2009/07/29(水) 23:50:00 ID:/EtiECms0
- >>327
無言、で。
「…………」
すらり、抜刀。
- 329 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/29(水) 23:54:23 ID:E4Ka56rgO
- >>328
待て待て待て待て待て待て待て待て
俺怪我人!
怪我人はいたわる!
オーケー?
- 330 :イメル:2009/07/29(水) 23:56:08 ID:/EtiECms0
- >>329
「……大丈夫、峰打ちにしてやるから……」
すぅっと愛刀――クトネシリカを、持ちあげる。
- 331 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/30(木) 00:04:17 ID:E4Ka56rgO
- >>330
峰でも痛いもんは痛いんだよ!
なんだよ、ここまで尽くしてやったのに!!
- 332 :イメル:2009/07/30(木) 00:06:56 ID:/EtiECms0
- >>330
「……私はな、犬じゃ、なくて」
ずいっと顔を近づける。近い近い。息が当たりそうだ。
「誇り高き狼〈ホロケウ〉のけちゅじょ……血族、なんだ」
やっぱり噛んでしまったので多少ショボーンとしている。
- 333 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/30(木) 00:11:00 ID:E4Ka56rgO
- >>332
あ……ああ、わかった
悪かった……よ……
【相手の近すぎる顔から目を逸らしつつ、呟くように謝った】
ちょっと待て
いまちゃんと布団を出してやる
【押し入れに向かおうと足を踏み出すが、】
――ガッ
!?
【片足を怪我していたためか、思いっきりイメルの足に引っかかり転倒】
- 334 :イメル:2009/07/30(木) 00:13:32 ID:/EtiECms0
- >>333
「わぎゃうっ!?」
足をひっかけられて、こいつも仰向けに転倒。
「い、だ、いだあだだだだだだだだ……」
後頭部強打ッ!
- 335 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/30(木) 00:18:09 ID:E4Ka56rgO
- >>334
ぅ……う……
【よく見れば、緑之壱の顔は真っ赤であった】
【どうやら熱があるらしい】
【足の傷によるものだろう】
う…………ぬ……ぅ……
【動けずに、そのままうつぶせのままだ】
- 336 :イメル:2009/07/30(木) 00:21:14 ID:/EtiECms0
- >>335
「わうあ? おいお前、大丈夫かっ」
起き上がって軽く揺さぶってみるが。
「……大丈夫、じゃ、なさそうだな。ええと、布団、布団……」
緑之壱に代わって布団を敷き始めた。
- 337 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/30(木) 00:27:09 ID:E4Ka56rgO
- >>336
悪ぃ……すまねぇ……
…………蒼吉朗
- 338 :イメル:2009/07/30(木) 00:28:51 ID:QYyPcDfoO
- >>337
布団を敷きながら、かくんと首を傾げる。
「……そーきちろー?」
- 339 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/30(木) 00:30:14 ID:E4Ka56rgO
- >>338
…………すー
【しかし、既に緑之壱は寝てしまっているのであった】
- 340 :イメル:2009/07/30(木) 00:32:46 ID:QYyPcDfoO
- >>339
「あ、寝た……よっこい、しょ」
緑之壱をひょいと担ぎ上げ、布団に寝かせ、掛け布団を掛ける。
「ええと、ええと、濡れタオル……」
タオルを探しに立ち上がり、部屋を出る。
- 341 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/30(木) 00:35:51 ID:E4Ka56rgO
- >>340
タオルは風呂場のすぐ近くにある戸棚に入っていた
洗面器は台所に、氷は冷蔵庫に入っているだろう
- 342 :イメル:2009/07/30(木) 00:40:00 ID:QYyPcDfoO
- >>341
「あったあった……」
濡れタオルと袋に入れた氷を持って戻ってくる。
「……っと」
濡れタオルを額に乗せ、氷をその上に置く。
「……よくわからんが、これって看病したほうがいいんだよな……よし」
- 343 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/07/30(木) 00:45:30 ID:E4Ka56rgO
- >>342
【緑之壱の顔が、少し和らいだ】
【これで今晩は安心だろう】
…………ごめ……な……蒼き……朗
【一筋】
【緑之壱の目尻から涙が流れたのだった】
- 344 :イメル:2009/07/30(木) 00:48:58 ID:QYyPcDfoO
- >>343
「…………」
何も言わない。
何も言わずに、指で涙を拭き取ってやる。
「……さて」
緑之壱の横にごろん、と横になる。
「今夜は看病浸けか……まあいいか、風呂と飯の恩……」
横になったまま、金色の瞳で緑之壱を見つめていた。
- 345 :魁:2009/07/30(木) 21:10:27 ID:Jhlo6zSQO
- (´・ω・`)……
打ちっぱなしのコンクリートに囲まれた、病室のなかに彼女はいた。
- 346 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/07/30(木) 21:13:31 ID:.6prKP66O
- 【広く、暗い路地裏】
「……いい加減に……諦めなさい……」
【闇に浮かぶは白き衣を纏う『虹色の錬金術士』……そして……無数に転がる鎧騎士達の姿……どうやら、息はあるようだ】
「なんだこいつ……一体何をしたんだ!」
「おおおお落ち着けジョニー……きっとななななななな何かのトリックだ……実はタネがあるんだ……」
「おままままままえが落ち着けよよよよよよマイケル」
【残っているのは……騎士団で最弱と名高いダニエル、ジョニー、マイケルの三人だけである】
「君達では私には勝てない……諦めて帰りなさい……カリオストロとは……私が話をつける……」
【振り向く彼はいつもと変わらぬ優しさを湛えいた】
「ふ、ふざけるなよ!俺達三人を舐めるなよ!!」
「「「そぉい!!」」」
【三人で飛び掛かるが案の定触れられずに敗北】
「言っただろ……?
次に来るのならば……アトリエに来なさい……お菓子とお茶でお持て成ししよう……」
【彼は三人の脇を通り過ぎる……彼はこの三人に対しては手加減をしているようだった……】
- 347 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/01(土) 01:09:25 ID:E4Ka56rgO
- …………
【摩天楼の並ぶ異能都市】
【そのビル群の一つの屋上に、紅い人影が立つ】
【紅いコートを靡かせ、眠らない都市を見下ろしている】
……ち
嫌な臭いだ
- 348 :“maskde romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/08/01(土) 01:18:21 ID:duP54qoA0
- >>347
「あれは―――」
上空、彼女は飛んでいた。
一対の巨翼を羽搏かせ、宙を掴んで全力で。
そして、
「カフェのマス、」
見て、思考を巡らせている内にクロスさんの立っているビルに衝突して、落ちた。
- 349 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/01(土) 01:23:16 ID:E4Ka56rgO
- >>348
ん?
あれは……
【紅い左目が影を捉える】
……おいおい
なんだありゃ、鳥人間か?
【距離が若干遠く、だいたいの相手のシルエットしかわかっていない】
誰だかわからんが……
ま、放っとくわけにはいかないか
【次の瞬間】
【クロスは何の躊躇もなく、彼女を追うようにビルから飛び降りた】
- 350 :“maskde romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/08/01(土) 01:31:24 ID:duP54qoA0
- >>349
ビルを降りればすぐにわかる、ちょっとした柵みたいなスペース。
屋上の下によくあるあれだ。伝わらないかもしれないけど。
兎も角、道路に落ちる前に落ちた。
金髪、
顔の上半分を覆う仮面、
メイド服を来た女性がそこでのびている。
いや、そんなことよりも遥かに興味がそそられる。
背中から生える、純白の翼は人の形にいびつすぎて、不釣合い。
辺りの宙空に揺蕩う羽根は恐らく彼女のものだ。
天使と言うには無様で、わっか不足だけど。
- 351 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/01(土) 01:37:18 ID:E4Ka56rgO
- >>350
――ズンッ
【仮面の彼女と同じ床に着地】
【派手な音が響くが、クロスに怪我は無いようだ】
大丈夫か?
【ガッガッと金属が打ち鳴らされるような足音と共に彼女に近付く】
運が良かったな
下手したら一番下まで真っ逆様だったぞ
……って意識あるか?
- 352 :“maskde romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/08/01(土) 01:45:49 ID:duP54qoA0
- >>351
「…………大丈夫、です」
ふら、と立ちくらみにも似た立ち上がりを見せた。
翼を二、三度揺らしながら声を出す。
「だって私は……マスクドロマンス……」
暗示の類か、誰にともなく呟いた。
稼動音と共に翼が仕舞われて行く。
その背中、肩甲骨の辺りに向かっての集束、
暫く経つとそこにいるのはただの、
「服を汚してしまった…………。ところで」
仮面を被ったメイドさんだ。
「わざわざ、申し訳ありません」
ぺこ、と頭を下げる。
- 353 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/01(土) 01:51:58 ID:E4Ka56rgO
- >>352
いや、無事ならいいんだ
【そう言いつつも彼は思案を巡らせる】
【収納された巨大な羽】
【駆動音】
【仮面】
……なるほど
最近噂の「仮面のヒーロー」、かな?
【どこかで見たようなメイド服と、どこかで聞いたような声は思案の外に置いておいた】
- 354 :“maskde romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/08/01(土) 02:06:04 ID:duP54qoA0
- >>353
「……噂かどうかは……存じませんが、一応人を助けることの出来た時、ヒーローを名乗っています」
首を傾げながら身嗜みを整える。
どことなくその手つきは熟練されていた。
そして、壁に当たって落ちた、と言うのにこの落ち着きよう。
慣れている。
仮面の奥で少し、誇らしげに笑ったことはわかるだろうか。
ヒーロー、
自称と他称の威力の差、だ。
「そう言うあなたはこんなところ―――
━━━━━━━━━━
恐らく、時間帯とビルの上、と言う意味だ。
━━━━━━━━━━
―――で何をしていらっしゃるんですか?」
- 355 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/01(土) 02:11:31 ID:E4Ka56rgO
- >>354
……ハッ、“ヒーロー”か
そりゃ頼もしい
これからも頼むぜ、ヒーロー
【どうやら彼には“ヒーロー”という言葉に何かしらの想いと過去があるらしい】
ああ、俺か?
別に……何もしてないさ
強いて言えば、馬鹿と煙の気分になって下界を見下ろしたくなったのさ
それに、あんな明るいところにいたら星が見えないからな
【見下ろす都市には光が溢れている】
【光が少ない場所と言えば都市から離れた場所か、高いビルの上くらいだろう】
- 356 :“maskde romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/08/01(土) 02:20:37 ID:duP54qoA0
- >>355
「……では、任されました」
ある意程度、落ち着くくらいの間を空けてぽつり、零す。
自分には到底無理だ。他人の期待に応えるなんて。
そこに“romnce”、されど自分は、
いや、言うまい。
「霞みますからあなたの言う通りですが……中々光に紛れて見るのも乙ですよ。
そこまでしてみる必要は感じられませんが」
体の調子を確めるようにラジオ体操第一をなぞり始めた。
一通り終えると、再び音。
翼をまた、蔓延らせる。
- 357 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/01(土) 02:33:46 ID:E4Ka56rgO
- >>356
それでも、星ってのはこっちで都合を合わせて見るものさ
【星を眺め、溜め息】
お、大丈夫そうだな
【また羽を広げる彼女を見て安堵の声】
- 358 :“maskde romance” ◆X7kkkkkkkk:2009/08/01(土) 11:07:19 ID:duP54qoA0
- >>357
中:反映されてなかった……だと……
「…………なるほど」
何がなるほど、か自分ではよく分からない。
もしかしたら返事なんて要らなかったかもしれない。
けど、ま。なんとなく言わなくちゃダメな気がしたから、なるほど。
首を回す。
宛ら準備運動みたいに、ぐるぐる。
よし。
「この通り、健康そのものです」
一度、二度。翼をばさばさやって健康アピール。
不意に、彼女の足元に蒼く発光する魔方陣が浮かんだ。
「時間も時間ですし、私は帰ります。
迷惑をおかけしたみたいで……すいませんでした」
ぺこ、とクロスさんに頭を下げた後足踏み、
した瞬間彼女の姿は残像を見せる程度の速さで、空を翔けて行った。
- 359 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/01(土) 23:14:07 ID:.6prKP66O
- 「さぁてさて……お父様の魅力が分からぬお子様に……お仕置きをして差し上げますわよ!!」
【気合いを入れるお嬢様】
「お嬢様……レラ様も悪気があった訳ではありませんよ?」
【メイドである水のマナ『チィ』はため息を吐く】
「行きますわよ!かかって来なさいなぁ!!」
- 360 :レラ=バニッシュ:2009/08/01(土) 23:20:21 ID:EZHvaBxoC
- >>359
だから……僕はお子様じゃないと言っている!!
【飛んできた】
用意は良いか?
【ジェットブーツで浮かび、両手には銃が握られている】
- 361 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/01(土) 23:24:44 ID:.6prKP66O
- >>360
「いいですわよ!さぁ!かかって来なさいな!!……行きなさい!チィ!!」
【チィを掴み投げ付ける】
「なんで私が〜!?」
【きりもみをしながらレラに向かうチィ】
「貴方に恨みはありませんが……お嬢様の命令です!行きますよ!」
【そう言うと水を弾丸のように飛ばしてくる、きりもみしているので、さながらガトリングである】
- 362 :レラ=バニッシュ:2009/08/01(土) 23:35:24 ID:O1o1pwYcC
- >>361
僕だって恨まれるような事は言ってないさ
【上へ飛び上がり回避】
手始めに……これだ!
【上空から右手の銃を向ける】
【一見、小型の拳銃にしか見えないがやはり彼女の改造銃】
【銃口からはレーザーが発射される】
- 363 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/01(土) 23:41:45 ID:.6prKP66O
- >>362
「貴方がお父様の悪口をってレーザーですの!?ずるいですわ!チートですわよ!!」
【お嬢様は走り回りながら回避】
「え!?私は!?……緊急回避!!」
【チィは体を水のように変化させ回避する】
「レーザーは予想外でしてよ……だったら……食らいなさい!爆弾!!」
【レラに向かい二人で爆弾を遠投し始めた】
- 364 :レラ=バニッシュ:2009/08/01(土) 23:50:09 ID:EZHvaBxoC
- >>365
爆弾の方がセコいわ!
【腕を前にだし、手首の端末から伸びたシールドで爆風をガード】
あの爆弾娘が……
【シールドを解き、銃を腰に差す】
しかし、近距離で爆弾は使えまい!
【左腕の端末からレーザーブレードが発生】
【上空から高速で斬りかかる!】
- 365 :レラ=バニッシュ:2009/08/01(土) 23:51:26 ID:EZHvaBxoC
- //安価ミス>>363です……
- 366 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/01(土) 23:56:01 ID:.6prKP66O
- >>364
「オーホッホッホッホ!」
「お嬢様!接近してきます!」
【高笑いするお嬢様にチィが呼び掛ける】
「わかってますわよ……実は私……接近戦の方が……得意でしてよ!!」
【お嬢様がレラを迎え撃とうとするが……】
「でもお嬢様……レーザーブレイド持ってますよ?」
「……やっぱりずるいですわぁ!?」
【お嬢様、再び逃走】
「私が受け止めます!」
【チィは水の刄を作り出し、レラを迎え撃つ】
- 367 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 00:01:41 ID:O1o1pwYcC
- >>366
水の刃なんか効かない!
【雷の力を持ったレーザーブレードは水の刃を消滅させ】
逃しもしない!
【レーザーブレードがぐんぐんと延びていきアウテリートへと迫る……が】
あ、切れた
【エネルギー切れのようでレーザーブレードは消えてしまった】
- 368 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 00:07:35 ID:.6prKP66O
- >>367
「ちょっ!やばって……エネルギー切れ?」
【キョトンとした表情を浮かべるが、次の瞬間】
「チャンスですわ!!食らいなさい!お父様直伝!ジェノサイドカッター!!」
【ミニスカートなのにも関わらず、思い切り脚を広げて蹴り上げようとする】
「そして、ウォータースプラッシュ!!」
【チィも再度水の弾丸を飛ばす】
- 369 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 00:15:42 ID:KZg1MerMC
- >>368
お父様直伝っ!?
【バックステップで回避するがバランスを崩し水の刃を受けた】
【数回転し、止まる】
貴様……僕を怒らせたな!!
【レラの腰にあるベルトから数本の足が伸びる、なんか虫っぽい】
【再び銃を手にする】
- 370 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 00:19:24 ID:.6prKP66O
- >>369
「ギャー!虫みたいですわ!!チィガード!!」
「はい?」
【伸びてくる脚をチィで防ぐ、しかし、チィには被害は及ぶ訳で……】
- 371 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 00:30:34 ID:EZHvaBxoC
- >>370
くらえっ!! 突き刺され!!
【二本の鉄の足が突き刺さんと襲いかかる】
- 372 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 00:36:41 ID:.6prKP66O
- >>371
「さぁ!チィ!防ぎなさい!!」
「お、お嬢様!これは刺さったら絶対痛いですって!!」
【実際、マナはどんな攻撃でも死に至りはしないが、痛みはあるらしい】
「えぇい!超硬水の盾!」
【水を圧縮し、脚を防ごうとするが、力が及ばず、吹っ飛ばされた!】
【吹っ飛ばされ、地面に転がる二人】
「痛いですわぁ!」
「うぅ、申し訳ありません……」
【二人で痛がっている模様】
- 373 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 00:45:40 ID:O1o1pwYcC
- >>372
【テクテクと近づいてきた】
……大丈夫かー?
【しゃがみこんで顔を見る】
- 374 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 00:49:04 ID:.6prKP66O
- >>373
「「……かかったなアホが!」」
【二人でレラを掴み、お嬢様は四の字固め、チィは腕ひじき十字固めを繰り出す】
「オーホッホッホッホ!最後まで油断してはいけませんわよ!!」
【ルール無用の悪行超人である】
- 375 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 00:53:54 ID:O1o1pwYcC
- >>374
なん……いたたたたたた!! 離せ! 卑怯だぞ!
【ぎゃーぎゃー言っているが固めから抜け出せない】
- 376 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 00:56:21 ID:.6prKP66O
- >>375
「オーホッホッホッホ!ならばお父様への暴言を撤回なさい!そうしたら離してあげますわよ!?」
【依然固めを解こうとせずに】
「さぁ!お父様はどんな方ですの?言ってごらんなさいな!」
- 377 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 01:02:22 ID:O1o1pwYcC
- >>376
だからアイツは馬鹿だと言っているだろ! 頭の悪いやつめ!
【やはり撤回しない】
貴様……離さないと、どうなるか解るか?
【彼女の手には何かのスイッチが】
- 378 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 01:05:06 ID:.6prKP66O
- >>377
「また言いましたわね!?だったらもっと絞めるだけですわ!!」
【さらに力を強め】
「フンッ、負け惜しみを……離さなければ、どうなると言うんですの?」
【勝利の笑みを浮かべながら問う】
- 379 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 01:09:16 ID:KZg1MerMC
- >>378
離さないと、こうなるのさ!!
【いつの間にか回りには機械砲台の軍団】
【スイッチは関係無かったらしい】
- 380 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 01:12:26 ID:.6prKP66O
- >>379
「スイッチ関係ないじゃありませんの!?」
【すかさずツッコミ】
「でも、お嬢様!これはかなりピンチなのでは……」
「ですわね……ここはおとなしく……って……これ、レラさん、貴方も危ないんじゃないんですの?」
【普通に質問した】
- 381 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 01:17:15 ID:DTK0wtesC
- >>380
黙れ! その先が思い浮かばなかったんだ!
【スイッチを投げ捨てた】
…………
【すこし止まったが】
いいか、離さないと全部射つぞ! いいか?
【無理矢理である】
- 382 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 01:23:49 ID:.6prKP66O
- >>381
「ならば撃ちなさいな!貴方も道連れですわ!」
【対するお嬢様は余裕である】
「私……痛いのいやだなぁ……」
「レラさん、なぜ貴方はお父様にあんな事を?」
- 383 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 01:26:26 ID:DTK0wtesC
- >>382
なら後悔するなよ! 射て、全弾発射だ!!
【轟音と共に数多の鉄が降り注いだ!】
- 384 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 01:33:11 ID:.6prKP66O
- >>383
「マジで撃ちましたわね……」
「はい……」
【二人でレラを担ぎ上げる】
「撤退ですわぁ!!」
【二人でレラを抱えて攻撃から逃げ回っている】
- 385 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 01:36:40 ID:EZHvaBxoC
- >>384
【数分後、銃弾の雨は止んだが】
離せと言っているのが聞こえないのか!!
【まだ怒鳴ってた】
- 386 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 01:39:17 ID:.6prKP66O
- >>385
「あら失礼……」
【レラを下ろす】
「はぁ……なんだかグダグダになってしまいましたわね……」
【バトルをする気はもう無いようだ】
「ただ……やはりお父様に対する暴言は許せませんわ……」
- 387 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 01:42:58 ID:O1o1pwYcC
- >>386
はぁ……
【疲れたようでその場にへたりこんだ】
馬鹿は馬鹿なんだから仕方ないだろ?
- 388 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 01:46:18 ID:.6prKP66O
- >>387
「だから……お父様は世界一の錬金術士……はっ!?」
(ま、まさかこれはツンデレではございませんの?……そうか、そうでしたの……)
【間違った結論に辿り着きました】
「貴方、お父様に馬鹿だなんて……何か理由があるんですの?」
【しかし馬鹿と言う理由が知りたいようだ】
- 389 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 01:50:19 ID:O1o1pwYcC
- >>388
使い物にならないアイツがいけないんだ……
僕に従わないからダメなんだ……はぁ……
- 390 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 01:59:08 ID:.6prKP66O
- >>389
「……次にあったら頼んでみなさいな……お父様ならデートくらいはしてくれますわよ?」
【早い話が少しくらいなら従ってくれるらしい】
「ほら、立てますの?」
【手を差し伸べる】
- 391 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 02:04:28 ID:KZg1MerMC
- >>390
……断る、あんなのとは嫌だ
【しかし、少し間があった】
貴様の手なんか借りなくても立てる
【立ち上がり、ジェットブーツで浮かび上がった】
- 392 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 02:08:41 ID:.6prKP66O
- >>391
「あら、勿体ないですわね……ふふ……」
【少しの間に気付き、笑う】
「そのブーツ……便利そうですわね……私も欲しいですわ……」
【浮かぶレラを見ながら呟き、こう続けた】
「貴方、宿は取ってるんですの?よかったら、私のアトリエに泊まりませんこと?」
- 393 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 02:13:50 ID:EZHvaBxoC
- >>392
な、なんだよ……
【不快そうな顔をする】
宿か……毎日帰るのも面倒だから泊めさせて貰う事にしよう
その変わりにこのブーツを作ってやる
- 394 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 02:36:19 ID:KZg1MerMC
- //眠気が……すいませんが寝させて貰います……
- 395 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/02(日) 03:40:17 ID:.6prKP66O
- >>393
「ふふふ……なんでもありませんわよ……じゃあ、行きましょう……歓迎しますわ!」
【そう言って、三人はアトリエに戻った、レラが泊まって、上弦が喜んだのは言うまでもない】
>>394
//こんな遅くまでありがとうございます!
//あと返事が遅れて申し訳ありませんでした!
//またいつでも絡んでください
- 396 :レラ=バニッシュ:2009/08/02(日) 08:59:59 ID:O1o1pwYcC
- >>395
ああ、行くか……
【面倒そうに、しかし何処か嬉しそうにアトリエへと向かった】
//気にしないで下さい!
//こちらからもお願いします!
- 397 : ◆CROSS/.AzE:2009/08/02(日) 23:33:59 ID:E4Ka56rgO
- 【イデアの箱庭、通称“キューブ”】
【その電脳仮想空間のプログラムが目まぐるしく作動する】
《“銃寺森クロス”がログインしました》
【空間にノイズが走り、データが転送される】
……初めて入るな
ここが“キューブ”か
【現れたのは普段の給仕服ではなく、紅いロングコートにネクタイを締め、ボンテージパンツをはいた……いつものクロスとは違う姿であった】
【否、これこそが本来の彼の姿だ】
- 398 :ミレイ:2009/08/02(日) 23:44:03 ID:Jhlo6zSQO
- >>397
「……にゃい!!」
馬鹿がいた。
- 399 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/02(日) 23:47:01 ID:E4Ka56rgO
- >>398
……あん?
【声に驚き振り返る】
あらま、先客がいたか
よう
ああ、先に行っておくが戦闘は簡便な?
ここはキューブとはいえ、俺はちょっと様子を見に来ただけだ
- 400 :ミレイ:2009/08/02(日) 23:49:46 ID:Jhlo6zSQO
- >>399
「にゃあに、私は少し涼みに来たんだよ」
外は暑いというが、この少女なせが冬服である。
- 401 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/02(日) 23:54:30 ID:E4Ka56rgO
- >>400
いや、たしかにこの電脳仮想空間なら温度設定も自由自在だが……
つーか涼みに来たなら冬服脱げ冬服
ま、剣呑な雰囲気になりそうじゃなくて、何よりだ
- 402 :ミレイ:2009/08/02(日) 23:57:39 ID:Jhlo6zSQO
- >>401
「いやよ!! 寒くなっちゃうじゃにゃい!!」
言っていることが支離滅裂な子だ。
- 403 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 00:01:47 ID:E4Ka56rgO
- >>402
はいはい分かった分かった
【手を上げて降参ポーズ】
【いろいろと諦めたらしい】
んじゃ、ちょっと暴れていいかい?
なに、一人でいろいろ技を試すだけさ
なんせ久々の戦闘でね
しばらくリハビリが必要なのさ
- 404 :ミレイ:2009/08/03(月) 00:06:20 ID:Jhlo6zSQO
- >>403
「んー、にいちゃん、戦えるのかにゃ?」
やって見せてどんどんぱふぱふ。地の文を蝕むミレイの力。
- 405 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 00:14:44 ID:E4Ka56rgO
- >>404
地の文に介入するとは……恐ろしい子!!
というわけで、久しぶりにやっちゃうぞー!
みんなには内緒だぜ☆
【いい年した大人がウィンク】
さて、と
こうやって邪気を漲らせて
“鉄血眼”、開眼
バッドエンドトリガー
「紅獄罰骨」、発動
【途端、辺りに眩いばかりの紅い光が溢れた】
- 406 :ミレイ:2009/08/03(月) 00:21:01 ID:Jhlo6zSQO
- >>405
「お……おおー、やるじゃにゃい、兄ちゃん」
度胆抜かれたぜ! 少女は震え、感動すら覚える。
- 407 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 00:27:59 ID:E4Ka56rgO
- >>406
――バチッ
【右目の眼帯が内側から弾け飛び、中から十字眼球が露出する】
いくぜ
――ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
【いきなり現れた数々の刀剣が地面に突き刺さる】
…………ふむ
造形レベルと構築速度はまだイケるか
- 408 :ミレイ:2009/08/03(月) 00:32:15 ID:Jhlo6zSQO
- >>407
「も、燃えてきた……熱くなっちゃうよ、ふふ」
興奮したミレイの体温は、ふつふつと煮えたぎり、そして。
――シュボッ、と。その体から火が吹き出し、服が燃える。
「はにゃあああ!? めけーも……!」
- 409 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 00:36:00 ID:E4Ka56rgO
- >>408
ふっふっふー
これでも昔はブイブイ言わせていてな
世間じゃ“ブラッドイーター”や“紅い悪魔 -アイアンタイタン-”と言われ恐れられ……
……ってヲイ!
服燃えてやがんぞ!!
- 410 :ミレイ:2009/08/03(月) 00:40:11 ID:Jhlo6zSQO
- >>409
「いにゃああ!!」
水辺にダイブ。鎮火したようです。
……いや、
「熱いい……」
水辺が沸騰している! 水ではなく、自分の能力に溺れている。
- 411 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 00:44:19 ID:E4Ka56rgO
- >>410
え……えええええええええ!?
ごめーん
どーすればいいかわからん
つーか、自分の能力が暴走しかけているのか?
とりあえず……どーしよ
気絶させるべきか…………?
- 412 :ミレイ:2009/08/03(月) 00:47:40 ID:Jhlo6zSQO
- >>411
「せ、設定温度を……」
ピッピ、と何かを認識した音のあと、吹雪く。
……クロスにとって、いい迷惑だ。
しかも、
「熱いい……」
まだ燃えている。服が服として機能してないくらい服が燃える。……燃え尽きたら、社会的にミレイは、「死んじゃう☆」
- 413 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 00:50:46 ID:E4Ka56rgO
- >>412
寒いわアホー!!
【金属で鈍器を構築し、ミレイの頭に向かって思いっきりブン回した】
- 414 :ミレイ:2009/08/03(月) 00:53:50 ID:Jhlo6zSQO
- >>413
ガッシ!ボカ!
鎮火。吹雪は止んだ。
ミレイはというと、おいはぎにあったかのような格好をして、倒れている。
- 415 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 00:56:39 ID:E4Ka56rgO
- >>414
ぜはー、ぜはー
ったく、誰だか知らんが、手間かけさせやがって
……ちょっと待て
【男の足元に、半裸の少女が一人】
この状況、客観的に見てヤバくね?
おい、早く起きろ! おい!
シタラヴァが!
シタラヴァ様が!!
- 416 :シタァ・ラヴァ:2009/08/03(月) 00:58:34 ID:Jhlo6zSQO
- >>415
君たちを見ている。
私はシタァ・ラヴァ。神と知れ。
ごごごごごご!
- 417 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 01:03:57 ID:E4Ka56rgO
- >>416
な……ついに姿を表したか!!
ちょうどいい、ならばいっそこの場で打ち倒すまでよ
【剣を構築】
エロに自由を!!
【そして声の元へと走り出した】
- 418 :シタァ・ラヴァ:2009/08/03(月) 01:06:57 ID:Jhlo6zSQO
- >>417
※警告
私の定めたルールに従いましょう。
「……一に、エロを禁ずる。二に、刀剣を禁ずる」
- 419 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 01:12:43 ID:E4Ka56rgO
- >>418
あごぱぁ!?
【クロスの つるぎ は つかえない!】
貴様ァ……ならばッ
金属収束、銃を形成
ゲヘナ
極刑銃「業架」!!
【次に紅い巨大な銃を構築し、シタラヴァ様に向ける】
ブチ抜けェエエ!!
――BLAME!!
【極刑銃が、火を噴いた】
- 420 :シタァ・ラヴァ:2009/08/03(月) 01:16:59 ID:Jhlo6zSQO
- >>419
銃弾は神の眉間を貫いた。
しかし神は狼狽えない。
全てを砕く神の雷。ここに襲来せん。
【――ナルカミ】
ががが、ががが、がががガガガ。
がががが、ガガガ、ガガガの……が!
- 421 :銃寺森クロス/処刑人 ◆CROSS/.AzE:2009/08/03(月) 01:20:23 ID:E4Ka56rgO
- >>420
うっぎゃぁぁああああああああ!!!!
【断末魔がキューブ内に響き渡る】
みんな……すまねぇ……
やっぱりここは……エロ無理みたいだ…………
…………ガクッ
【こうしてクロスはキューブから追い出される】
【エロに散った男の最後であった】
- 422 :シタァ・ラヴァ:2009/08/03(月) 01:25:22 ID:Jhlo6zSQO
- がが――
がががガガガがががガガガ――!
ERROR!!
投稿数 422 :スレッドストップです。
- 423 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/03(月) 13:18:54 ID:4aoLNmCs0
- 「スレッドストップ……そんなつまらない事で、物語を終わらせちゃあ面白くないよなあ?」
ふらりと現れて、それだけを呟き再びふらりと何処かへ去って行く男
- 424 :八剣絵名:2009/08/03(月) 23:18:09 ID:ppOgpJf20
- 【キューブ内、修練所エリア】
【一人の少女が鍛錬を行っている】
…………
【方法はいたってシンプルで、襲いかかってくる人形を壊すというもの】
【先ず正面に右ストレート、】
【そのまま右を引きつつ左で裏拳を放ち】
【さらに砕いた群の一部に飛び込み、蹴り上げから変則的バックキックなど】
………………ッ!
【無言で、しかし正確に、そして一撃で】
【迫る人形達を破壊していく】
- 425 :ラプラス・エイトビート/銃撃者 ◆y5QbMFiZsU:2009/08/03(月) 23:20:15 ID:cR39wx2o0
- ガチャコン!
張り詰めた空気
汗の滲む指先
ギリギリまで抑えられた殺気
引き絞られた意識
放たれた銃撃
それは空を裂いて八剣絵名の元に迫る。
- 426 :八剣絵名:2009/08/03(月) 23:28:20 ID:ppOgpJf20
- >>425
【直前、突撃の前動作として深く身を沈めたのが幸いしたか】
【弾丸は頭上を通り過ぎていった】
【おもむろに宙にパネルを表示させ、叩き、人形達を止め】
試合の約束はしていませんが、
……どちら様ですか?
【素早く周囲に目を光らせて】
- 427 :ラプラス・エイトビート/銃撃者 ◆y5QbMFiZsU:2009/08/03(月) 23:31:22 ID:cR39wx2o0
- >>426
「八剣絵名。
情報は特になし。
八剣家の中でも上位の鬼って所以外は。
もっというと継承権有りって所以外は…。
家のお姫様もたいして情報くれなかったしな。」
どこからか声が響いてくる。
「ちょっと13家の人間の力を試してみたくてな。
軽く相手してくれると嬉しいが…どうかな。」
- 428 :八剣絵名:2009/08/03(月) 23:41:13 ID:ppOgpJf20
- >>427
【言葉を聞き、やれやれとでも言いたげに肩をすくめて】
……ボクにその権利はありません、よ。
継ぐとか継がないとかも、正直どうでもいいですしね
そういうのは、全部兄さんにおしつ……引き受けていただきますから
【さらっと外道である】
と、言うわけで手合わせはご遠慮しますね?
返答は聞きませんよ、半分くらい
- 429 :ラプラス・エイトビート/お薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/08/03(月) 23:55:46 ID:cR39wx2o0
- >>433
「それは残念。」
銃をくるくると回しながら立ち上がる。
「しつこい男は嫌われるからね。
今回はあきらめるぜ。
しかしまあ…みんながみんな人外決めているのかきになったんだがね。」
「俺はラプラス。らぷらっちゃんと呼んでくれ。」
なれなれしい。
- 430 :八剣絵名:2009/08/04(火) 00:03:38 ID:ppOgpJf20
- >>429
申し訳ないです、
……ですがほら、流石に対銃はキツイですし、夜ですし、ね?
【同意を求めてみる】
人外キメるよりそっと紛れて暮らす方が絶対いいです
【真顔だー!!】
ラプラスさんですか、ボクは……って、ご存知ですよね、うん
- 431 :ラプラス・エイトビート/お薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/08/04(火) 00:09:29 ID:cR39wx2o0
- >>430
「いや、こちらこそ失礼な真似を……。
13家の人間というのは遠距離から銃を向けられても余裕で回避した後、
高速で接近して俺を一回さらっと殺してくれるような奴ばっかりなのか気になって……。」
「俺もそれなりに鍛えてはいるが生まれもっての物っつーの?
やっぱり違うのかな?って。」
「はい、俺は物知りだから名前とか位は知ってます。
知るとやばい事は知りません。」
- 432 :八剣絵名:2009/08/04(火) 00:21:30 ID:ppOgpJf20
- >>431
いや、それかなり特殊な部類の人々では……
流石にボクと兄さんはそこまでではないですよ……
えー、まだまだそんな、全然ですってば
【笑いながら手を左右に振って、否定の意を示す、が】
【足元に転がる人形達はどう見てもかなりの硬度を持っていて】
さて、じゃあボクはこの辺で。
もしご縁があったらよろしくお願いしますね
【ぺこりと頭を下げ、去っていった】
- 433 :ラプラス・エイトビート/お薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/08/04(火) 00:23:13 ID:cR39wx2o0
- >>432
(どうみてもパワータイプってレベルじゃなかろうよ……)
「そ、そうか…ならいいんだ」
「ああ、其の内縁があったらな、うん。」
銃を片付けて自分も帰ってしまった。
- 434 :甲:2009/08/04(火) 09:10:51 ID:KE2UskXwO
- 【異能都市、波止場】
ザザァ――…
――…ザザァ…
「………」
打ち上げられた男
「…流されて…たどり着くのは…」
「…また…この街か…」
満身創痍の身体を仰向けに転がし
天を仰ぐ
夏の照り付ける陽射しが目に染みて
「…因果なものだ…」
ずぶ濡れの赤いマフラーに顔を埋め
眠る様に意識を手離した
- 435 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/04(火) 10:22:19 ID:EZHvaBxoC
- 「道ってのは、一つじゃないんだよ」
……あなたは、誰?
【声が聞こえる】
【どこかで聞いた声、思い出せない】
「いくつもの可能性があって、沢山の道がある」
…………
【声が、近く、後ろ】
「でもね、それはいい道だけじゃない」
……だ、れ?
【声が触れる、後ろ】
……あなたは?
「暗く、何もない道に進む事もある」
【顔が見える、見覚えのある顔】
……あなたは、嘘……?
「喋らないで……」
【そっと抱き寄せる】
「楽になれる、君がいれば……君が……」
……嘘、あなたは……あのときに……
「君の今……それと一緒さ」
【笑顔を崩さず】
……怖い……来ないで
「何も怖がる必要なんて無いよ」
【笑顔を絶やさず】
嫌……来ないで
「でもね、そんなときは僕が助けてあげるよ」
【もっと強く抱きしめられる】
いや……だ……はなれて……
「だから、僕が助けてあげる」
「君も闇に飲まれれば、闇と同化すれば……」
【黒く染まり、消える友の体】
………………恐い
【ただその感情だけが、後に残った】
- 436 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/08/04(火) 22:22:56 ID:E4Ka56rgO
- ったく、
結局三日も介護されちまった
【ゆらり、と】
【暗い路地を歩く人影】
- 437 :イメル:2009/08/04(火) 22:26:55 ID:QYyPcDfoO
- 「わ、わう、道、あってるのか?」
緑乃壱の後ろを歩きながら、きょろきょろ辺りを見回している。
- 438 :アドバース・レインロード/追跡者:2009/08/04(火) 22:28:36 ID:tJGyi38Q0
- 【とぼとぼと道を歩く男】
見つからねぇなあ…懐がだいぶ寒くなってきちまった…
【どうやら当てもなく放浪しているようだ】
めんどくさいがこの際どっかに一時的に就職しちまうか
【ため息をついて携帯端末をいじり出す】
- 439 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/08/04(火) 22:31:45 ID:E4Ka56rgO
- >>437
大丈夫だ
ここらはまだ危険だが、あと少しで治安のいい大通りに出る
ま、せいぜい死なないようになァ
>>438
……お
獲物発見?
- 440 :イメル:2009/08/04(火) 22:33:58 ID:QYyPcDfoO
- >>438
「わう、誰だ?」
首を傾げる。
>>439
「死なないように……って、何が居るんだよ……」
顔を青くした。
- 441 :アドバース・レインロード/追跡者:2009/08/04(火) 22:41:31 ID:tJGyi38Q0
- >>439
……ち、駄目か。
やはりどこも不景気だな……
【結果は芳しくなかったようで、溜息をつく】
(おっと?この生々しい視線は何だ?)
【あたりを見回す】
>>440
……獣人?
【あたりを見回してたまたま眼に入った第一印象を口にした】
- 442 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/08/04(火) 22:44:14 ID:E4Ka56rgO
- >>440
殺人鬼とか内臓が欲しい人とか強姦魔とか変態とかいろいろ
【サラッと答える】
それがココ、九十九獄通りだ
>>441
よう兄ちゃん
ちょいと辻斬っていいかい?
- 443 :イメル:2009/08/04(火) 22:46:00 ID:QYyPcDfoO
- >>441
「わう、そうだ。狼だ」
胸を張っている。
>>442
「…………」
ぞわわわわ。
尻尾の毛を逆立てた。
- 444 :アドバース・レインロード/追跡者:2009/08/04(火) 22:50:04 ID:tJGyi38Q0
- >>442
あん?ツジギッテいいかって言われても…すまん、ツジギリって何だ?
【あまりそういう言葉には詳しく無いらしい】
>>443
ふーん、そうか。
【男にとっては別段珍しい者では無いらしく曖昧に相槌を打った】
こんな暗い通りにいちゃ危ねぇぞ
【身なりをみてそう言った】
- 445 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/08/04(火) 23:04:41 ID:E4Ka56rgO
- >>443
ま、そういうこった
せいぜい気をつけるんだな
あ、そこでちょいと待っててくれ
野暮用を終わらせてくる
>>444
なぁに
お前を斬り殺すという簡単なことさァ
【目から殺気がギラギラと放たれる】
- 446 :イメル:2009/08/04(火) 23:06:02 ID:QYyPcDfoO
- //すみません体調が悪くなってきたので落ちます……ごめんなさい
- 447 :アドバース・レインロード/追跡者:2009/08/04(火) 23:11:14 ID:tJGyi38Q0
- >>445
おぉ〜簡潔な説明恐れ入るぜ。
【両手を広げてやや大袈裟に言う】
でも出来るか?そんな簡単に。
【眼をキュッと細めて広げている手から黒い物質が滲み出てくる】
寧ろ返り討ちにされるとかそういう結末もあり得るぜ?
>>446
//いえいえ、お気になさらずに
- 448 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/08/04(火) 23:32:42 ID:E4Ka56rgO
- >>446
//お大事に〜
>>447
やれやれ、お前も「異能者」とやらかよ
【両手を広げて呆れたように笑う】
まったく、みんな余計な牙を持ちやがって
最近は安心して辻斬りもできねェ
- 449 :アドバース・レインロード/追跡者:2009/08/04(火) 23:40:49 ID:tJGyi38Q0
- >>448
おいおい、ここが何処か分かって言ってんのかよ?
ここは異能都市だぜ?最低限の対抗手段を持たねぇ奴なんざとっくに死んじまってるよ。
お前みたいな奴の手にかかってな。
【最後の一言だけニヤリと笑って言う】
で、どうすんだ?このまま弾き下がんだったら俺もお前の事は忘れてやるが?
【挑発するかの様な口調で問いかける】
- 450 :緑之壱瞑助/辻斬り ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 00:02:13 ID:E4Ka56rgO
- >>449
うんにゃ、やめとくさ
【さっさと背を向ける】
生憎、俺はただの肉食獣でね
ライオンも、シマウマは狙うが豹は狙わねえ
【そのままゆらりと歩きながら立ち去ってしまった】
- 451 :アドバース・レインロード/追跡者:2009/08/05(水) 00:15:30 ID:tJGyi38Q0
- >>450
そいつは賢明なことで
また会う時には仲良くやろうぜ
【薄気味悪い笑みを浮かべて見送る】
………さて、これからどうするかね。取り敢えず金の当てを見つけん事には始まらんか。
【先ほどとは打って変わったかの様な明るい声に変わる】
バイト探すか…
【そのまま繁華街の方へ歩いて行った】
- 452 :職員A:2009/08/05(水) 21:12:46 ID:PBnIervYO
- 【魔生物処理場】
今日も今日とてこの場所では都市の平和と給料の為に連行された魔物共をぶっころです。ょっぴり残酷かもですが、給料と都市の平和の為です。仕方ありません。
「……駄目だわー指定変更して貰うしか無いんじゃね?あの百足女」
「そういや今日部外能力者の見学だかなんだかの予定あったよな……頼んでみるかな…ついでに」
それにしても何しに来るんでしょう?こんな場所に
- 453 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 21:21:40 ID:E4Ka56rgO
- >>452
ちーっす
うーっす
見学希望者でーっす
おっすおっす
【門を叩く男が一人】
- 454 :職員A:2009/08/05(水) 21:31:57 ID:PBnIervYO
- >>453
「あん?もうそんな時間なんか……はいはい少々お待ち下さい…な、と」
ポチっとボタンを押すと、ガコン、と扉が音を立てる。
『あーハイ。ロックは開きましたんで、ご自由にお入り下さいです』
扉は開ければ、そこには地下へ繋がる階段しかない。それなりにデカいビルという外見はガン無視である。
壁に等間隔で埋め込まれたスピーカーからは若いあんちゃんの声。どうやら此処の職員のようだ。
- 455 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 21:34:49 ID:4aoLNmCs0
- 「すいませーん、私もいいですかー?」
門を叩いていた男の後ろからやってくるのは長身で,長い赤髪を一本に纏めているチャイナ服姿の女性
- 456 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 21:36:12 ID:E4Ka56rgO
- >>454
あ、ハイハイ
お邪魔しまーす
【カツカツと足音を立てて階段を降りてゆく】
新聞で見た記事が気になって来てみたが……
……俺の思い違いならいいんだけどな
まさか、ホイがる筈が…………
- 457 :職員A:2009/08/05(水) 21:44:11 ID:PBnIervYO
- >>455
『ありゃ?見学者は独りじゃ……まあ良いか。どぞー』
職員A、かなり緩い男である。
>>456
『あーそういやどんな用件でこちらへ?今色々あってまともな応対出来る人間が俺しかおらんですけど』
まともかは、正直微妙である。時折ある扉は、今の所全て『関係者以外立入禁止』
数分下り続けるも、未だに終わらない階段といい、むちゃくちゃな構造の建物だ
- 458 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 21:57:45 ID:E4Ka56rgO
- >>457
えーっと……強いて言えば「面会」、かな?
【階段を降りながらも彼は答える】
ここに百足型の亜人っていませんか?
というか、階段長ッ!?
>>455
…………?
なんだろ、このデジャヴ
- 459 : ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 21:59:10 ID:4aoLNmCs0
- >>457
「はい、じゃあ……失礼しますねー」
カメラに向かってニコリと微笑み,前を歩く男に付いて行く
「……この口調疲れるな」
そんな呟きが小さく聞こえたかもしれない
>>458
「あら,貴方も百足女を見に?」
柔らかい笑みを浮かべながら後ろから近づいてきた
- 460 :職員A:2009/08/05(水) 22:07:37 ID:PBnIervYO
- >>458
『あー…建物自体がどこぞの能力者が造って放置したのを借りてるだけなんで…』
明日にはきっと違う形。
『面会?百足型と?…あーと、今いる百足っぽいのは十一体、面会出来そうなのは三体、でしたがちょうどニ体ぶっころ終えたんで一体になりましたー』
ようやっと見えた階段の終焉は『職員Aのぶっころ部屋』と書かれた扉であった。自己主張激しすぎである。
>>459
『……百足人気だなぁ……ベトナムあたりじゃペットにしてるらしいし、良いのかなぁ…』
『ちょうど今ぶっころ中なんで面会したいなら早くしてくださいねー』
- 461 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 22:16:24 ID:E4Ka56rgO
- >>459
ん、ああ
まぁそんなとこだ
……初対面かもしれんところ悪いが、どこかで会った?
>>460
!!
(おいおい、こりゃやべーんじゃねーの?)
【焦りつつも階段を降りて扉の前に立つ】
【そしておもむろにノック】
んじゃ、殺す前に面会頼むわ
もしかしたら、かもだが……彼女は俺の友人の可能性があるんだ
- 462 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 22:21:29 ID:4aoLNmCs0
- >>460
「ただの百足は嫌ですけどね?百足女、と言うと……もしかしたら知り合いの可能性がありまして……」
あはは、と軽く苦笑して
「はい、分かりましたー……」
>>461
「会った、かもしれないですねー」
ふふ、と微笑み
「ところで……ちょっとお話が
私も百足女さんとは知り合いの可能性がありまして、殺されるのはちょっと困るのです……」
コソコソとクロスに耳打ちをして
「そこで、百足女さんを助けてあげようかと思うのですが……力、貸してくれませんか?」
人差し指を立てて、怪しく笑う
- 463 :職員A:2009/08/05(水) 22:30:36 ID:PBnIervYO
- >>461
『ん、どーぞー。しっかし何でこんな方法が一番効いてんだよ……』
やめる気無し。職員A、あまり話を聞かない男であった。
>>462
『友人ねぇ……謎の交友関係ってやつだな』
扉を開いた瞬間、まず酷い刺激臭がした。右腕がヤスデの男が全身をぐちゃりとスリ潰されて清潔な床を汚している。
壁にはミイラの様に干からびた百足が串刺しで放置されている。
そんな異常な状況でポテチを食いながら男は何やら機械のつまみをイジっている
「うぅー……あたまいたい……いたい…」
ホイは拘束具に身を包みヘッドホンを付けて苦しんでいる
- 464 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 22:38:00 ID:E4Ka56rgO
- >>462
……そうかい
【相手が秘密にするなら、無理に詮索する必要は無いと判断した】
助けたいのは山々だが、ここは穏便に行こう
>>463
………………
【その光景を見た途端、バチリと、クロスの体から紅い何かが迸った】
……ちょ……ちょっとやめてくれませんか……
【右目の眼帯を抑えながら、ヨロヨロと歩み寄る】
【あくまでも、穏便に】
相手がこんなんじゃ……面会できないでしょう……
――ああ、そうだ
――ここは同じ臭いがするんだ
- 465 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 22:42:35 ID:4aoLNmCs0
- >>463
「……ひっでえ」
ポツリと呟いたその言葉は、明らかに先ほどとは様子が違って
「そうですね、このままじゃ話すことも出来ませんし……少し止めていただけませんか?」
にこやかに、丁寧に
>>464
「……指名手配、とかの心配なら無用ですよ?
私は本来、存在しない筈の人間ですしね……」
ふふ、と怪しく笑い
- 466 :職員A:2009/08/05(水) 22:45:29 ID:PBnIervYO
- >>464>>465
「……あぁそうか。話せないか」
今気づいたらしい職員Aはつまみを弄る。「これでだいじ……あんたら平気か?流石に部外者にこれはきつかったか」
手元でなにやら操作するとニ体の屍とポテチのゴミ袋が一緒に清掃されていった
「いたい……ぅ?おわった……?」
「面会終わったらまた続きな」
「……いやだぞー……」
- 467 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 22:49:29 ID:E4Ka56rgO
- >>465
……?
そりゃどういう意味だ?
身分証が無い人間なんて、この都市になら沢山いると思うが
>>466
よ、ホイ
【それは、再会と言うにはあまりにも血なまぐさかった】
俺のこと、覚えているか?
- 468 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 22:53:20 ID:4aoLNmCs0
- >>466
「平気ですよ。中々ムカつく光景ではありますけどね?」
言葉の節々に軽く殺気が篭められていた
「ホイ……さん。大丈夫ですか?
私の事……見た目じゃ分からないと思います、けど……
匂い……も変わっちゃったかしら……?」
ふ、と一歩ホイに近づき、す、と手を伸ばす
>>467
「ふふふ……、まあ、それは又後でお教えしますよ」
ニコリと笑って
「私、と言う『女性』は居ないのですもの……」
- 469 :職員A:2009/08/05(水) 22:57:42 ID:PBnIervYO
- >>467
「……?うー、クロス?…クロスだ!」
拘束具がビチビチ跳ねる。喜んでるみたいだ。
「……拘束レベルMAXなのに……どうにかしてくれよ……」
職員Aは別のことで嘆いていた。
>>468
「こえー姉ちゃんだな……。俺は仕事しとるだけだってのに、そりゃ気分がいいもんじゃなかろうが」
ぶつくさと呟く職員A
「………すん……?なんでオンナ?レン」
ホイはホイで力尽くで首を傾げる。
- 470 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 23:03:00 ID:E4Ka56rgO
- >>468
さっきから謎かけみたいなことばかり言いやがって
まぁいい
有事の際には……頼む
>>469
良かった、覚えていてくれたか
【右目を抑え、額から汗を流しつつも柔らかく微笑む】
おい、そこの奴
【そして、職員Aに振り向く】
【手っ取り早く話を終わらせる為、クロスはこう言った】
コイツを俺に売ってくれ
- 471 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 23:09:02 ID:4aoLNmCs0
- >>469
レン、と聞いてホイの口に自分の人差し指を当てて
「……ちょっと、それは言わないでおいてください。色々と事情がありまして」
軽くウィンク
「さ……て……。この人、そんなに危険な人では無いと思うのですが……逃がしてあげて貰えないでしょうか?」
振り向き、男に笑顔を向けた
>>470
「……了解、です
お金なんて払わなくても……大丈夫だと思いますけどね?」
クロスにも軽くウィンクをして
- 472 :職員A:2009/08/05(水) 23:13:39 ID:PBnIervYO
- >>470
「うん、おぼえてるー…」
くすくすと笑う。
「俺にゃそんな権限無いぜ?確かに服従式か誓約とかで人に危害を加えない様にすりゃ上も納得するだろうが」
「一応俺にゃ職員Aって名前があるんだがね?」
職員Aは本名だった。
>>471
「?……わかったぞ?…?」
「俺も何となくわかってるけどなぁ、仕事だもの。被害も出てるしな」
「基礎能力が高すぎると存在自体が危険なんだよ…非力な人間にしてみりゃあ」
- 473 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 23:21:23 ID:E4Ka56rgO
- >>471
じゃあどうしろって言うんだよ……
俺にゃあもうワケわからん
なんでホイがこんな目に……クソッ
>>472
それは?
それはどうすればいい?
その服従式やら誓約やらをすればホイは解放されるんだろ!?
早くやろう!!
【必死の形相で職員Aにつかみかかる】
- 474 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 23:24:37 ID:4aoLNmCs0
- >>472
「……意外と理解ある人みたいですね」
驚いた、と言わんばかりの表情
「ですが……お仕事と言うのは分かりますが、友人を殺されると言うのはやっぱりちょっと……」
>>473
「……そこの人には悪いですが
ホイさんを連れて、逃げ出します。私が」
再度耳打ちをして、ニヤリと笑う
「まあ、その服従式とやらをやる気でしたら……無理に、とは言いませんけどね」
- 475 :職員A:2009/08/05(水) 23:31:55 ID:PBnIervYO
- >>473
「ちょ……苦しいって!ギブギブ!」
「んなもん腕っこきの魔術師辺りに頼め!それに言ったろ!俺にはそんな権限はねーの!」
「そういう意見の上奏がせいぜいだよ俺には!」
>>474
「失礼な人だな…いや素行は良くないし当然か」
「というか何なのこいつ?何やっても死なんぞ。上が指示変えるまでずっとこんな事ばっかやっとれん」
「まぁ、心中察するにあまりある、と言うべきなのかね?」
- 476 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 23:38:23 ID:E4Ka56rgO
- >>474>>475
……くそっ
【ダンッと壁を殴る】
【職員達は仕事をしただけ】
【悪いことはしていない】
【それは分かっている】
【だからこそ、暴力では解決したくない】
【分かっている……なのに……】
頼む……
【チャイナ服の彼女だけに聞こえるように、そっと呟く】
ホイを……助けてくれ…………
- 477 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 23:42:27 ID:4aoLNmCs0
- //レス番変更
>>476
「……了解ッ」
ニッ、と笑う
どうやら暴れたくてウズウズしていたようだ
>>475
「……お兄さーん。ちょっとちょっと……何だか暑くて……」
着ていたチャイナ服から身体を少し曝け出してみる
ちなみに、スタイルはそこそこ良い
「ちょっと御願いしたい事があるから……こっちに来てくれない?」
ちょいちょい、と手招き
- 478 :職員A:2009/08/05(水) 23:46:11 ID:PBnIervYO
- >>476
「……正式な手続き書類をやっからそれ書いてよこしな」
ぺいと一枚の紙を投げつける。
「気持ちはわかるが、公私は別だ、少し時間はかかるかも知れんけど、道はある」
>>477
(……あからさまに怪しいでしょう)
ひっかからない……?
(嫌ここはあえて罠に嵌るべきだって有名な三世も言ってたな)
結局緩いあんちゃんである職員Aはホイホイと近付いて行きましたとさ。
- 479 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/05(水) 23:53:14 ID:E4Ka56rgO
- >>477
「なんか、道あるっぽいから、とりあえず気絶させるだけで」
【ジェスチャー】
>>478
――パァァアアアアアッ
【クロスの目が輝いた】
マジで!?
ヤッホォォオオウ!!
【早速書類にペンを滑らせる】
で、解放までどのくらいかかる?
- 480 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/05(水) 23:54:54 ID:4aoLNmCs0
- >>478
「えいっ☆」
近寄ってきたあんちゃんの股座を思いっきり蹴り上げた
このままだと、男だったら当然付いてるアレに当たる訳で……
>>479
「了解っ☆」
むっちゃいい笑顔
- 481 :職員A:2009/08/06(木) 00:02:13 ID:PBnIervYO
- >>479>>480
「今回は少なくとも三日はいるかな。会議に参加できる奴がいねぇ」
「それに保護観察処分にするだけで、誓約やらはお前が用意しなきゃいけないからそれ入れればもっとだけオウフ
職員A を たおした!
- 482 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/06(木) 00:13:47 ID:E4Ka56rgO
- >>480>>481
「Bもよろしく!」
【やはりジェスチャーでチャイナ服の彼女に指示】
【その間にクロスは辺りにある機器を弄り始めた】
とりあえず、「故障」させておこう
少しだけだが、ホイが苦痛を受ける時間を減らせるだろ
ホイ、待たせてごめん
もう少しだけ、待っててくれないか?
- 483 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/06(木) 00:16:48 ID:4aoLNmCs0
- >>481
「あら、あっさり……。使い物にならなくなってたらゴメンなさいね?」
物凄い楽しそうな笑顔でサラリと言い放つ
>>482
「……そのまま連れ出しちゃえばいいのに。意外とまともな男なんですね」
ふふ、と笑って
- 484 :ホイ:2009/08/06(木) 00:26:38 ID:PBnIervYO
- >>482
「うぅー…わかった、まってる」
>>483
職員Aは、危険な痙攣をしながら横たわっている
指は床に最後の力を振り絞ってダイイングメッセージを残している
『犯人はチャイナドレスが似合う可愛い姉ちゃんで名前はレン。
外見と筋力の違いから恐らく人型の人外であると推測する
また骨格に若干の違和感を感じるので本来は男性である可能性が高い』
振り絞り過ぎだと思う
- 485 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/06(木) 00:31:04 ID:E4Ka56rgO
- >>482
なぁに
清く正しく過ごしたいだけさ
>>483
おう
んで、晴れて釈放されたら、一緒にまた楽しくやろうぜ
ただ、今だけは……じゃあな!!
【書類をその場に残し、駆け足で階段を上がって魔生物処理場を後にした】
- 486 :??? ◆uotUYGHVwM:2009/08/06(木) 00:35:04 ID:4aoLNmCs0
- >>484
「おー……、お疲れさん。んでも……」
ザリザリと最後の一文を足で消して
「……割とバレるもんなのな。ヤバいヤバい……」
頬をかいて苦笑
>>485
「そう、ですか……。んじゃ、私も逃げるとしますか……」
一言、言葉を漏らし、クロスに続いて処理場から逃げ出した
- 487 :名も無き異能都市住民:2009/08/06(木) 00:39:51 ID:PBnIervYO
- >>485>>486
その後Aがどうなったのかは誰も知らない……
股間潰されるくらい蹴られた男が素直に書類を提出するだろうか?
また、ぶっころの手を緩めるようなことは?会議で否定的な意見を出さないとも限らない。
全ては終わらなければわからない話ではあるが……ホイは果たして助かるのだろうか……
多分平気だと思うが
- 488 :魁:2009/08/06(木) 01:41:29 ID:Jhlo6zSQO
- 「……美味しい?」
しゃりしゃり、と赤い竜は林檎を食べては満足気に鼻を鳴らした。
餌やりを終えた魁は、草の上に寝転んで、ただ空を見上げていた。
- 489 :名も無き異能都市住民:2009/08/06(木) 01:58:32 ID:Ytmc4SoY0
- ――ざざざ
――ざざざざ
草の上を何かが這うような、引きずるような奇怪な音。
蛇を思わせるフォルムのそれは、魁へと徐々に近づいて。
- 490 :魁:2009/08/06(木) 02:02:44 ID:Jhlo6zSQO
- >>489
「冷奴!?」
何か違う気がするが、気配に気付く。
- 491 :名も無き異能都市住民:2009/08/06(木) 02:06:45 ID:Ytmc4SoY0
- >>490
「ぎゅる、ぎゅる。」
生き物とは思えないような、奇怪な鳴き声を発しながら
闇の中を滑るように近づいてくる謎の生物。
体長は、およそ3m程。
蛇の胴体に、鳥の頭。
人を思わせる両腕の先は、
まるで歪な鋏のようだ。
- 492 :魁:2009/08/06(木) 02:09:31 ID:Jhlo6zSQO
- >>491
「け、ケッツァコアトル!?」
赤い竜、立ち上がる。
主人の前に塞がり、叫び声で威嚇した。
- 493 :名も無き異能都市住民:2009/08/06(木) 02:11:48 ID:Ytmc4SoY0
- >>492
「それ、あすてかのかみさま。
ぼく、ちがうちがう。」
妙に聞き取りづらい、大人とも子供とも、
女性とも男性とも取れる声で語りかけてくる怪生物。
どうやら、人語を解するようだ……
「ぎゅる、ぎゅる……ぼく、あみきり。よーかい。」
- 494 :魁:2009/08/06(木) 02:17:27 ID:Jhlo6zSQO
- // 申し訳ない、眠気が……
- 495 :名も無き異能都市住民:2009/08/06(木) 02:19:40 ID:Ytmc4SoY0
- // 眠いならゆっくり眠ってね!
- 496 :魁:2009/08/07(金) 01:12:30 ID:Jhlo6zSQO
- 礼拝堂。
都市郊外にこれは存在した。神聖なる建物。
祈りを捧げるは女性。
赤い目を持った、人ならざる存在。
「……」
神聖なる礼拝堂に、吸血鬼は足を踏み入れる。
この時点で、すでに苦痛を感じているはずだった。しかし躊躇うことなく最奥へ行き、そして手を組んで祈りを捧げる。
- 497 :朝宮暁:2009/08/07(金) 21:40:52 ID:/k2gysHgO
- 深夜の公園。街頭が照らす闇は仄暗く闇は僅か。
残された闇は暗さをより集め陰鬱を濃くする。
無機質な硬いだけのアスファルトに、ただ。
――影を落として。
「……」
赤混じりの黒髪の青年がベンチに座っていた。見えもしない星を眺めているのか、青年はただ空を眺める。
- 498 :ミレイ:2009/08/07(金) 21:44:37 ID:Jhlo6zSQO
- >>497
「……ん、どこかで見たことがあるような」
しかし思い出せない。それがミレイなのであった。
- 499 :朝宮暁:2009/08/07(金) 21:46:34 ID:/k2gysHgO
- >>498
「おー。いつぞやの天然吸血鬼か。どした?」
美麗を見て目を数度しばたいて尋ねる。
- 500 :ミレイ:2009/08/07(金) 22:01:43 ID:Jhlo6zSQO
- >>499
「いやー、やることがにゃいからぶらぶらしてたん」
にゃはは、と笑い。
- 501 :朝宮暁:2009/08/07(金) 22:05:39 ID:/k2gysHgO
- >>500
「おう、そうか。……空でも見るか?」
余程空を見るのが好きなのだろう。
静かに視線を上へと向ける。
- 502 :ミレイ:2009/08/07(金) 22:11:25 ID:Jhlo6zSQO
- >>501
「うん。どうせやることなんてにゃい」
空を仰ぎ見る。
- 503 :朝宮暁:2009/08/07(金) 22:14:25 ID:/k2gysHgO
- >>502
「そうかー……」
聞いているのかいないのか、暁は静かに空を見る。
- 504 :ミレイ:2009/08/07(金) 22:17:28 ID:Jhlo6zSQO
- >>503
「……」
宇宙は広い。浪漫に溢れている。しかし彼女にはどうでもよかった。
「……ふわ」
欠伸をひとつ。
- 505 :朝宮暁:2009/08/07(金) 22:18:58 ID:/k2gysHgO
- >>504
「なんだ、暇そうだなあお前」
飽きずに見ていた空から、ちらりと視線を美麗に移す。
- 506 :ミレイ:2009/08/07(金) 22:23:26 ID:Jhlo6zSQO
- >>505
「時間が有り余ってると……ロクな使い方思いつかにゃいのよ」
彼女は視線を空に向けたまま。
- 507 :朝宮暁:2009/08/07(金) 22:26:45 ID:/k2gysHgO
- >>506
「はあん? 羨ましいもんだぜ。貧乏人の俺にゃあ暇らしい暇がねえ」
視線を空に戻す。
「時間が空いたら体鍛えるか空見るかのどっちかだからな。お前も体鍛えてみたら?」
- 508 :ミレイ:2009/08/07(金) 22:30:31 ID:Jhlo6zSQO
- >>507
「ふにゃあ、体を鍛えるっていっても……どうすればいいのか」
首を傾げた。
- 509 :朝宮暁:2009/08/07(金) 22:32:11 ID:/k2gysHgO
- >>508
「筋トレでもなんでもあるだろうが。あと実戦をこなすとかよー」
気にした様子も無く空を見ながら言い放つ。
- 510 :ミレイ:2009/08/07(金) 22:36:53 ID:Jhlo6zSQO
- >>509
「そっか。……体、鍛えなきゃにゃあ」
この吸血鬼は何不自由もなく育ったらしい。
- 511 :朝宮暁:2009/08/07(金) 22:43:48 ID:/k2gysHgO
- >>510
「おう頑張れ。俺もそれなりに頑張る」
空を見ながら。よく飽きないものだ。
- 512 :ミレイ:2009/08/07(金) 22:45:40 ID:Jhlo6zSQO
- >>511
「……zzz」
眠り状態になった。ミレイにはよくあること、らしい。
- 513 :朝宮暁:2009/08/07(金) 22:50:24 ID:/k2gysHgO
- >>512
眠り始めた美麗に着ていたミリタリーシャツをかける。
起こそうとはせず、暁は静かに空を見続ける。
- 514 :ミレイ:2009/08/07(金) 22:56:39 ID:Jhlo6zSQO
- >>513
「……んにゃ」
暁になぜか寝呆けパンチ。
- 515 :朝宮暁:2009/08/07(金) 22:59:29 ID:/k2gysHgO
- >>514
「……寝相悪いなコイツ」
ちらりと視線を移し、はあと溜め息を吐く。
「もう静かに寝てろよ……」
- 516 :ミレイ:2009/08/07(金) 23:03:01 ID:Jhlo6zSQO
- >>515
「……」
ごろんごろん、と寝返りを打っている。
- 517 :朝宮暁:2009/08/07(金) 23:06:08 ID:/k2gysHgO
- >>516
「…………」
鬱陶しい。静かに寝れないのかこの吸血鬼は。
「…………まあ次会った時にでも返して貰えば良いか……?」
などと思いつつ呟きつつ。
- 518 :ミレイ:2009/08/07(金) 23:15:46 ID:Jhlo6zSQO
- >>517
「……んぐ、寝てた」
きょろきょろ、と周りを見渡した。
- 519 :朝宮暁:2009/08/07(金) 23:19:06 ID:/k2gysHgO
- >>518
「寝たり起きたり忙しいヤツだなお前も……」
苦笑しながらミリタリーシャツを回収。
- 520 :ミレイ:2009/08/07(金) 23:23:59 ID:XMIYthZk0
- >>519
「私の服……」
暁のミリタリーシャツを見て、勘違いしている。
物覚えがよくない。
- 521 :朝宮暁:2009/08/07(金) 23:27:12 ID:/k2gysHgO
- >>520
「お前心底馬鹿だな!? 女モノの服を自分のだと思うならまだしも明らかにこれ男モンだろ!」
驚愕の表情も露に叫ぶ。
- 522 :ミレイ:2009/08/07(金) 23:31:50 ID:XMIYthZk0
- >>521
「ん、そうにゃん?」
彼女の着る服はたいてい盗んだもので、しかも冬服の場合もある。
現によくみると靴が革で上がアロハシャツだったりする。カオス。
- 523 :朝宮暁:2009/08/07(金) 23:35:30 ID:/k2gysHgO
- >>522
「ああそれ以上にお前馬鹿だもんな。うん。ごめんな難しいこと言って」
憐れみの視線である。
- 524 :ミレイ:2009/08/07(金) 23:38:13 ID:XMIYthZk0
- >>523
「……馬鹿じゃにゃい!!」
沸騰してきたようです。
- 525 :朝宮暁:2009/08/07(金) 23:40:59 ID:/k2gysHgO
- >>524
「うんそうだなごめんな。馬鹿じゃないよな、うん。ごめんな」
よしよしとなだめる。
- 526 :ミレイ:2009/08/07(金) 23:43:20 ID:XMIYthZk0
- >>525
「うむ。分かればよろしい」
なぜこれで納得してしまうのか。
しかも胸を張って答えるのだから、相当な自信家でもあるようだ。
- 527 :朝宮暁:2009/08/07(金) 23:53:01 ID:/k2gysHgO
- >>526
「おう。そうか。んじゃこれで」
そそくさと立ち去ろうとする。身が持たん。
- 528 :ミレイ:2009/08/07(金) 23:58:18 ID:XMIYthZk0
- >>527
「…あ、あれ」
気がつくと一人になっていた。
- 529 :甲:2009/08/09(日) 22:21:29 ID:04sSosQ60
- 【仮想空間・イデアの箱庭】
「成る程」
缶コーヒーを飲みながら佇む
「缶コーヒーを持ったままアクセスすれば、缶コーヒーも投影されるわけか」
といった下らない実験をしている
まぁ、ただの暇人の図には違いない
- 530 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 22:28:19 ID:lMyTyZ/.0
- 【箱庭内にて】
【一人の男が鍛錬を行っていた】
……ふむ、
【頷き、手にした機械弓に矢をつがえる】
【そのまま流れるような動きで弦を引き、】
【ターゲットに命中したという内容のコメントウィンドウが開いて】
【すぐに閉じて】
……いい感じやな、流石俺
【自画自賛ですねわかります】
- 531 :甲:2009/08/09(日) 22:32:39 ID:04sSosQ60
- 「次は、あれだ」
「仮想空間でドラクエのレベル上げしたら、現実世界のデータに影響するかどうか」
「……」
「…ま、携帯ゲーム機なんて持ってないけど」
缶コーヒーの缶をくしゃりと潰して虚空に放る
缶は空間中にてログアウトし、消えた
- 532 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 22:40:34 ID:lMyTyZ/.0
- 【ふと空を見て】
【ウィンドウを呼び出し、何か操作】
『システムメッセージ:フィールド移動します』
>>531
【左腕に機械弓を装着した男が一人、転送されてくる】
よーし、次はここで鍛錬……
……ん?
【甲に気づき、不審そうに見つめて】
……あー、あんさん、もしかしてここ使っとったかな
【奇妙な訛りのある口調で尋ねる】
- 533 :甲:2009/08/09(日) 22:45:18 ID:04sSosQ60
- >>532
『attention:一名、フィールド内に転移してきます』
アナウンスの声に、転移されて来た誰かを見て
「いんや、」
問いかけに応える
「特に用事はねーから、出てけってんなら立ち退くぜ?」
- 534 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 22:50:52 ID:lMyTyZ/.0
- >>533
ああいやいや、いても全然構わへんよ
【ぱたぱた右手を振り】
【がしゃ、と音をたてて機械弓を起動する】
使っとるっつーならまた移動しようと思っただけやし、気にせんといてーな
【オレンジ色の目を細めて、笑った】
- 535 :甲:2009/08/09(日) 22:55:31 ID:04sSosQ60
- >>534
「ふむ…?」
「(マシンアーチェリー…連続装填と射出速度向上…それと反動の軽減も出来るのかなー…)」
サングラスに覆われた眼で、その一連の動作を珍しそうに眺めて
「秘密特訓か?」
- 536 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 23:04:22 ID:lMyTyZ/.0
- >>535
【甲の見る前で、弦が自動でチューニングされる】
【男が張りを確かめるように数度引くと、機械弓についたコンソールが点滅して】
【表示された文字列に満足そうに頷くと】
秘密特訓っちゃあそうやし、日課でも間違っちゃあおらんなあ
【次はウィンドウを呼び出し、再び操作】
【腰のホルダーから矢を手にして】
あ、にーさん、イナバウアーできるかイナバウアー
- 537 :甲:2009/08/09(日) 23:07:14 ID:04sSosQ60
- >>536
「(…なんか、アレに似てるな…デュエルディスク…)」
目まぐるしく動く機械的な弓矢をぼーっと眺めている
「ん?へそで茶を沸かす事なら出来るぞ」
- 538 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 23:10:33 ID:lMyTyZ/.0
- >>537
へ、へそで茶……?言い間違いや比喩表現やなくて?
【ぽかーんとした顔をして】
【すぐ頭を振り】
言い方悪かったな、スマンスマン
えーと、こう、体を後ろに軽く反らしてもらえんかな?
- 539 :甲:2009/08/09(日) 23:14:32 ID:04sSosQ60
- >>538
「あぁ、かつて意地で特訓してな…」
ふ、と遠い眼をしていた
「よ……っと、こうか?」
ふんぞり返ってみる
腰はスムーズに反り返り、身体がきれいな半円を描く
- 540 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 23:22:16 ID:lMyTyZ/.0
- >>539
…一体にーさんの過去に何があったんや……?
【少しおびえたように呟いた】
おーナイスナイス、いい感じやでー
【ぱちぱち、と器用に拍手して】
んじゃ、
【両足を肩幅に開き、弓を掲げ】
【矢をつがえて、放ち、残身を終える】
【そしてまたターゲットに命中したとコメントウィンドウが出て、喜ぶ】
よっしあったりー!
あ、もう立ってもええよ、ありがとうなー
【ここまでで五秒かかっていない】
- 541 :甲:2009/08/09(日) 23:26:08 ID:04sSosQ60
- >>540
「……」
ぐいーんと起き上がる
見えるのは的に命中しましたよ的なウインドウ
「…あれ?俺を何で反り返らさせたの?」
- 542 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 23:30:53 ID:lMyTyZ/.0
- >>541
え、だって丁度にーさんの後ろの方にターゲット出たんやもの
ゼロ距離でズドンされとうないやろ?
【軽く首を傾げた】
【「ちょっと移動して撃つ」という選択肢はなかったらしい、バカだこいつ!】
- 543 :甲:2009/08/09(日) 23:36:48 ID:04sSosQ60
- >>542 //別方向に撃ったかと思ってた…
「なるほどな」
「ハイ、ズドン!」
容赦ゼロのチョップを振り下ろす
「アホか!普通にどかせ!ウィリアムテルでもそこまで無茶しねーぞ!!」
- 544 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 23:42:09 ID:lMyTyZ/.0
- >>543 //表記に入れるべきだったねごめーん!
あいたぁー!!
【頭を抱えてうずくまる】
【何やら機械弓のコンソールが激しく点滅しだしたぞ!】
ば、にーさん、あの鬼畜親と俺を比べんといてくれるー?!
俺はちゃーんと人は(理由がない限り)狙わないように配慮しとるっちゅーねん!!
【涙目でにらみつける】
- 545 :甲:2009/08/09(日) 23:44:44 ID:04sSosQ60
- >>544
「足りないわ!今の段階での配慮、かなり足りてねー!」
「あ?……親?」
- 546 :名も無き異能都市住民:2009/08/09(日) 23:52:01 ID:lMyTyZ/.0
- >>545
せやけどにーさん怪我してへんやろー!?問題ないやん!!
【何か間違っている気がしないでもない】
ああ、さっきの、ウィリアムテルが林檎ズドンした逸話やろ?
あれ林檎乗せたんテルの息子の頭の上やから、鬼畜親と俺は呼んどるんや
【豆知識入りましたー】
- 547 :甲:2009/08/09(日) 23:57:20 ID:04sSosQ60
- >>546
「それもそうだな……って納得出来る話でもねーっつーの!」
頭をがっしり掴んで縦横シェイク
「(ああ…ビビった、実の息子とかだと思った…)」
手を離す
「…腕に自信を持つことは、大事だ」
「けど、事前の説明はもっと大事って事を覚えなさい」
お願いである
なんかこのせっかちさが切実に心配になってきて
- 548 :名も無き異能都市住民:2009/08/10(月) 00:05:35 ID:lMyTyZ/.0
- >>547
あわわわわわわわわわわわわわわわわ!!!
【がくがく揺らされる】
【甲の手に、男の頭に何か小さめで堅い突起物があるのが伝わるかもしれない】
妹にも……言われるなぁ、それ……
わ……わかっ……た……
【ふーらふらしている】
- 549 :甲:2009/08/10(月) 00:09:04 ID:04sSosQ60
- >>548
「(あれ…?コブになったか…)」
「妹さん居るなら、もっとキチンとしなさい」
「示しがつかんと、離れて行っちまうぞ…あっという間に」
「それはもう、あっという間に」
大事な事なので二回言いました
- 550 :名も無き異能都市住民:2009/08/10(月) 00:13:44 ID:lMyTyZ/.0
- >>549
離れ…………
【さーっ、と男の顔が青ざめる】
【いやもう、マジで青い】
【ちょっと考えて、】
……そ、それは嫌やぁー!!
うああ絵名ちゃーんお兄ちゃんを見捨てんといてえなー!!!
【頭抱えて絶叫】
【想像力は非常に逞しいようです】
- 551 :甲:2009/08/10(月) 00:19:30 ID:04sSosQ60
- >>550
「嫌だろう…その妹、"カイナチャーン"が……」
そこから先は、敢えて言わない
言わない事は想像を掻き立てる行為で…
「だから、な」
ぽんと手を肩に乗せて
「落ち着こう、もう少し」
染み渡るような声を掛けた
- 552 :名も無き異能都市住民:2009/08/10(月) 00:24:06 ID:lMyTyZ/.0
- >>551
【なんか頭抱えてうずくまってガクガクふるえだした】
【想像力はとんでもなく逞しいようですね】
う、うん、わかった、俺がんばる……!!
俺がんばるよにーさん……!!
【ものっそい涙声で返答した】
【シスコンにも程がある】
- 553 :甲:2009/08/10(月) 00:28:51 ID:04sSosQ60
- >>552
「分かれば良いのさ」
ニコリと笑う
「(…しかし、この手のタイプは…あれだな、一晩寝ればころっと忘れるんだろうな…)」
「…さて、帰るか」
ログアウトの準備を始める
「あぁ、そうだ」
「ここで会ったのも何かの縁だ、お互い名前くらいは交換しとくか」
「俺は甲、甲殻類の甲の字ひとつでカブトだ」
「アンタは?」
- 554 :八剣宵治:2009/08/10(月) 00:35:54 ID:lMyTyZ/.0
- >>553
【ぐしぐし顔を拭いながら立ち上がる】
【最後はどこかから取り出したタオルでしっかり拭くと】
名前か、いいで
【頷き、オレンジの髪が揺れて】
俺は八剣宵治や。
八つの剣で宵を治める、で、やつるぎよいち。
よろしゅうなー、甲にーさん
【にかっと笑った】
- 555 :甲:2009/08/10(月) 00:42:24 ID:04sSosQ60
- >>554
「ヤツルギ……」
頭に思い浮かぶ"ヤァツルギィ"と呼ばれていた女子高生
「…あぁ、あの娘の兄か」
「んじゃあなヨイチ、また何処かで」
短く別れを告げて
その身体はログアウトしていった
//お休みなしー
- 556 :八剣宵治:2009/08/10(月) 00:50:02 ID:lMyTyZ/.0
- >>555
何や甲にーさん、絵名ちゃん知っとるん?
……全く、やっぱり可愛さが犯罪級なんやな!
【違うと思います】
おう、また会ったらよろしゅうなー!
【見送って】
……さあて、もうちょい頑張るかぁ!
【鍛錬を再開した】
//おやすみなさいー、絡んでくれてありがとうでしたー!
- 557 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 01:11:58 ID:/k2gysHgO
- 永久に在り為む満月を、窓に水面を見立て見る。
千夜ビル最上階。総帥執務室。
常に満月を映す一面張りの窓から、女は静かに月と営みの灯を見ていた。
「……」
夜想の表情。白皙の美貌に思案の面影が差して。
月明かりだけが女を照らす。
- 558 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 01:17:27 ID:4aoLNmCs0
- >>557
「……よっ」
何時かのように、何時の間にか彼女の背後に立っていた男
挨拶の意味合いなのだろうか、軽く上げた手を横にする
- 559 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 01:24:30 ID:/k2gysHgO
- >>558
「君も大概暇だね。……然しこうも易々と侵入されると千夜警備保障の名に不安を感じるな」
困った様に笑うが、女は矢張りさして気にした様子も無い。
ただ静かに笑って、月を見る。
- 560 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 01:28:13 ID:4aoLNmCs0
- >>559
「まあ、アンタに用事があったからな……。
総帥様に会おうってんだ。警備くらい乗り越えなくてどうするよ?」
クク、と笑いながら近寄ってきた。チャイナ服の女性が。
「……まあ、その、何だ。まず一つ頼みがある。
服……貸してくんねえ?従業員用のでもいいから。とりあえず男物の」
この喋り方……今、表に出てるのは普段の方の煉では無い事は直ぐに分かるだろう
- 561 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 01:33:46 ID:/k2gysHgO
- >>560
「……はあ。頭が痛い。殺人の次は女装とは。異常性癖を網羅する心算なのか?」
態とらしい溜め息。おどける様に眉間を抑えるジェスチュア。
「……と云うかだ。総帥が社員用の制服を執務室に置いてると思うか? 社員用の服は此処には無いよ」
- 562 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 01:37:38 ID:4aoLNmCs0
- >>561
「何か……これは、変装のつもりらしいぜ?
あの錬金術師から貰った薬を飲んだらしくてさあ?全く、何考えてんだろうな?」
クク、と楽しげに笑って
「じゃあ……誰かに頼んで持ってきてくれねえか?
頼むよ。この格好じゃ何言っても格好付きそうにねえからさ」
ピラリと服の裾を捲るように持ち上げて
- 563 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 01:51:14 ID:/k2gysHgO
- >>562
「悪いけど其れは無理だな。制服は着る事によって組織に所属しているという自覚を強めるもの。千夜の制服は千夜の社員だけの物だ」
真摯に言う。貸すのを渋っている訳ではなく、彼女自身がそう考えているのだろう。
- 564 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 01:52:59 ID:4aoLNmCs0
- >>562
「……それもそうか。悪かったな。
んじゃあ……仕方無い。このまま話し進めるか……」
ふう、と溜息を付いて
「まず、アンタに聞きたい事がある。俺の罪への罰について、だ」
- 565 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 01:58:27 ID:/k2gysHgO
- >>564
「私は構わない。気にせず言ってくれ。外見は飽くまで客観要素。重要な物は宝箱の内側に有るものだ」
静かに笑い、煉の言葉に耳を傾ける。
「……私に君自身の罪を聞いた所で如何にかなるとは思えないが……続けてくれ」
- 566 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 02:04:35 ID:4aoLNmCs0
- >>565
「ま……最後まで聞けや。
人殺しの罪……まあ、償いか。って言っても色々あるだろ。懲役……まあ、俺の場合は死刑、か?
それで……アンタは人を救う事が……その償いになると思うかい?」
腕を組み、蔡生の出方を伺うように、返答を待つ
- 567 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 02:08:18 ID:/k2gysHgO
- >>566
「成程。君の言いたい事は解った」
ゆっくりと頷く。
「幾つか質問しよう。君の云う罪は何に対する罪だ?」
- 568 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 02:10:31 ID:4aoLNmCs0
- >>567
「沢山の人を殺した罪……。
俺の都合で、歩みを止めさせてしまった人達に対する罪……」
少しだけ俯き、話し出す
- 569 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 02:14:19 ID:/k2gysHgO
- >>568
「殺害に対する罪。殺した者に対する罪」
女は瞑目する。動くのは柔らかな唇のみ。
「消えた者に対して何が出来る? 私は何も出来ないと考えるが。殺した者に対し殺害した事を罪と感じるならば、其れは決して贖われない」
- 570 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 02:18:22 ID:4aoLNmCs0
- >>569
「消えた者にするのは、謝る事だけ。無意味だろうと、な。
んで……それを罪と感じるならば、その分……いや、それ以上の人を救え……。
俺は……そう思うけどな?」
僅かに腕が動き、ポリポリと頭をかく
- 571 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 02:23:55 ID:/k2gysHgO
- >>570
「其れは殺害された者達への贖いにはならないだろう」
女は静かに断ずる。
「私達は殺されました。私達を殺した人物は今、殺した私達よりも多くの人を救っています――」
瞑目した眼を開ける。
紅よりも尚紅い、真紅の瞳が煉を見る。
「――殺された者の立場に立つと、其が如何した、と思わないか? 君の云う其は、殺害への贖いには成り得ないよ」
- 572 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 02:26:40 ID:4aoLNmCs0
- >>571
「……だろうな」
ポツリと呟く。それは意外にもサラリとした言葉で
「あー……。ったく、馬鹿はこれだからいけないな……。
……悪い。もうグダグダ言うのも辞めるわ。
…………俺、どうすればいい?アンタに……聞きたいんだ……」
悔しそうに拳を握り、視線を床に落とす
- 573 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 02:37:01 ID:/k2gysHgO
- >>572
「……そうだな。初めに一つ。贖いたいと思う位ならば始めから殺すな」
椅子に背を預ける。寛いだ姿勢。
然し女の瞳はますます真剣な色を帯びて行く。
「そして私の答えはこれだ。“贖えない罪を背負って死ぬ迄生きる”。贖いが存在する程命の価値は安くない」
彼女の生き方其の物なのだからだろう。断ずる口調は玲厳な響きをもって。
女は言葉を続ける。
「だが、自分本位で犯した殺害を罪とするなら、其と対極の事を行い続けるのは己への罰と成り得る。贖いには成らないが、ね」
- 574 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 02:42:47 ID:4aoLNmCs0
- >>573
「……ま、俺もこんな風に思うなんて、思いもしなかったからな。
何だか……見てるだけじゃ、つまらなくなって来てさ……」
ふう、と溜息を付いて。自分でもまだよく分からないのだろう。この思いが
「……そういや、アイツもそんな事言ってたな……。
己の罰として……か。……悪く、ないかもな…………」
漸く視線を上げてその真紅の瞳を、金色の瞳が見つめる
「じゃあ……1個、アンタに頼んでもいいか?」
- 575 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 02:48:02 ID:/k2gysHgO
- >>574
「覚悟が無かったんだろうね。恐らく。殺す、と云う事の覚悟が」
心情を窺い知れぬ平坦な表情。
「先ずは内容を言ってくれなければ良いと悪いとも言えないよ」
次に浮かべたのは、ふふ、という優しげな笑み。
- 576 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 02:51:10 ID:4aoLNmCs0
- >>575
「ま……、本当は臆病者さ……。
だから、態々あの時にあんな事を頼みに来たわけだしな?」
クク、と自嘲気味に笑って
「……己の罰への手伝い。
俺が歩む目的の手伝い。アンタに……お願いしてもいいか?」
- 577 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 02:55:30 ID:/k2gysHgO
- >>576
「勿論」
くすりと笑う。
「君が自身に罰を望む意思が続く限り、私は其を助けよう」
- 578 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 02:57:15 ID:4aoLNmCs0
- >>577
「……ありがとう」
ただ、その言葉だけを力強く。
「あ、後……。指名手配、取り消しとかって……出来る、か?」
- 579 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 03:01:35 ID:/k2gysHgO
- >>578
ひらりと手を振り、言外に気にするなと伝える。
「可能だよ。だが公式にはと云うべきか……書類上では君は死んだ事になる。他の方法も無い訳ではないが……握り潰すのは嫌いでね」
- 580 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 03:07:18 ID:4aoLNmCs0
- >>579
「構わないさ。
どうせこのままじゃ……この都市には居られない訳だしな?
……まあ、『俺』にこの話をしたら随分と騒がれたけどな。
俺がやった事で『俺』に何かあるのも……な」
ふ、と何処か寂しげに苦笑して
「まあ……どうせもう、水無月煉では無くなる訳だし、な」
- 581 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 03:10:01 ID:/k2gysHgO
- >>580
「解った。直ぐにでも手を打とう。明日には大量殺人犯が死亡したとニュースで報じられるだろう」
ゆっくりと頷く。
「……水無月煉では無くなる、ね」
- 582 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 03:13:56 ID:4aoLNmCs0
- >>581
「クク……。中々面白い物だな……。
自分が死んだと報道されるニュースを見る、なんて……」
何処か楽しげに笑う。ただ、笑う
「まあ……、意味はそのうち分かるさ。
……ただ見てるのは終わりだ。これからは自分で歩いてみるさ。その方が面白そうだからな……」
- 583 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 03:18:08 ID:/k2gysHgO
- >>582
「思わせ振りだね」
やれやれと小さく呟き、くすりと笑う。
「ま、其の時を楽しみにしておく事にするよ」
- 584 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/08/10(月) 03:25:45 ID:4aoLNmCs0
- >>583
「……まあ、アンタを楽しませれる程では無いかもしれないけどな?」
その姿に、少し微笑み
「んじゃ、コレ。連絡用。一応渡しておく」
差し出した手の指に挟まれているのは一枚の紙
それを押し付けるように蔡生に握らせて
「次、会う時は…………。何として、だろうな?
まあ、まだ分かんねえけど……あんまり期待しないで待っててくれや」
蔡生に背を向け、部屋の闇が色濃い方へ歩いて行く
「んじゃ、な。総帥様……いや、さっちゃん。かな?」
そう言って微かな笑い声を残し、闇に溶けるように消えていった
- 585 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/08/10(月) 03:31:18 ID:/k2gysHgO
- >>584
「やれやれ。毎度毎度騒がしいな」
煉の去った部屋で一人、女は静かに呟いた。
「それにしてもさっちゃん、ねえ……」
心底気持ち悪そうな顔をして、ぞわりと鳥肌の立ちそうな腕を撫でた。
- 586 :八剣宵治:2009/08/11(火) 22:57:21 ID:Z6T0sQBk0
- 【イデアの箱庭】
【黙々と訓練する男が、一人】
【左手には機械弓】
【腰にホルダーを下げて】
【弓構えから離れまで、まさに一瞬と呼べる速度をもって】
【現れるターゲットを次々にブチ抜いていく】
- 587 :二号:2009/08/11(火) 23:38:54 ID:fP94A.NgO
- >>586
訓練中の場所をたまたま通り掛かった男が一人。
「ほへぇ…職人技ってやつッスね」
的外れなことを言いながらも、その絶技に感嘆している。
- 588 :八剣宵治:2009/08/11(火) 23:42:59 ID:Z6T0sQBk0
- >>587
【ふいに男がそちらを向いた】
【といっても二号を見ているわけではないようで、】
【直後、二号の頬を掠めて矢が飛んでいった】
- 589 :二号:2009/08/11(火) 23:49:03 ID:fP94A.NgO
- >>588
「む…よく見たら総長のアニキじゃないッスか」
声を掛けようとした瞬間、頬を矢が掠める。
流れる鮮血。口をパクパクさせたまま硬直する。
- 590 :八剣宵治:2009/08/11(火) 23:56:12 ID:Z6T0sQBk0
- >>589
【数発撃ち、急に男の周りに幾つものウィンドウが開く】
【高速で文字列を流したかと思うと、つがえられた矢に光が点り、】
【天に向けて放てば、広範囲に猛烈な勢いで降り注ぐ光の雨となって】
【多重出現したターゲット群を打ち抜いていた】
- 591 :二号:2009/08/12(水) 00:05:10 ID:fP94A.NgO
- >>590
「す、スゲェ…ッス」
その光景にしばし見とれる。
「…っていやいや、九死に一生した俺は放置ッスか!!」
背中にズビシッとツッコミを入れた。
鬼の全力で。
- 592 :八剣宵治:2009/08/12(水) 00:09:38 ID:Z6T0sQBk0
- >>591
わーいハイスコア更新やでぇっ!?
【記録更新したらしくのほほんと喜んでいたが】
【つっこまれて地面に激突し動かなくなった】
【手から離れた機械弓のコンソールが点滅しだした】
- 593 :二号:2009/08/12(水) 00:15:56 ID:fP94A.NgO
- >>592
「だ、大丈夫ッスかー!?」
肩を掴んで揺さぶる。
もちろん全力で。
すぐ側に落ちている機械弓の様子にはまだ気付いていないようだ。
- 594 :八剣宵治:2009/08/12(水) 00:20:26 ID:Z6T0sQBk0
- >>593
【がくがく揺さぶられていたが、のろのろ手を挙げて】
だ、だいじょ、うぶやから、やめ……
【ここまで言って力つきたか】
【ぐてっと手が力なく下がった】
【反応がないからか、ぴーぴー甲高い音を鳴らし始めたぞ!】
- 595 :二号:2009/08/12(水) 00:29:40 ID:fP94A.NgO
- 「あわわわわ…い、いっそ何処かに埋めるしか…」
キューブ内だということも忘れてテンパっている。
「ん?…この音立ててんのは…コレッスかね?」
やっと音を立てる機械弓に気付き、拾い上げる
- 596 :八剣宵治:2009/08/12(水) 00:36:20 ID:Z6T0sQBk0
- >>595
【へんじがない、ただのry】
【機械弓は予想以上に軽く、しかし確かな重みで】
【点滅するコンソールには『ダイジョウブ?』と文字が】
- 597 :二号:2009/08/12(水) 00:41:54 ID:fP94A.NgO
- >>596
「えーっと…これは俺にッスかね、それともニーサンにッスかね?」
現れた文字列に首を傾げる。
「だ、大丈夫だけど大丈夫じゃないッス!」
音声認識かどうかはわからないが、とりあえず話掛けてみた。
- 598 :八剣宵治:2009/08/12(水) 00:46:26 ID:Z6T0sQBk0
- >>597
【話しかけられた機械弓は暫し沈黙】
【数度コンソールを瞬かせて、】
『ダイジョバナイ?』
【持ち主に似たようです】
- 599 :二号:2009/08/12(水) 00:56:33 ID:fP94A.NgO
- >>598
「…ワケわかんねーッス!!」
弓にツッコミを入れるのも変なので、倒れている宵治に追撃のツッコミを入れた。
「とにかく!ニーサンをどうしたらいいッスかね?」
武器に相談する前に、できることがあるのではないだろうか。
しかし、彼がそこまで頭が回るわけもない。
- 600 :Az-r:2009/08/12(水) 01:05:58 ID:Z6T0sQBk0
- >>599
【いい具合に決まったらしく、宵治の体がびくんびくん跳ねる】
【あれ?ヤバめ?】
【機械弓「Az-r」は考えた】
【主人を救う方法と、己に出来ることを】
【やがて、ウィンドウが一斉に開く】
【いくつかはすぐに閉じたが、いくつかは残り】
【最後に二号の前に、一つだけ表示されて】
「システムメッセージ:八剣 宵治様をログアウトさせますか? はい/いいえ」
【触れて選択するタイプらしい】
- 601 :二号:2009/08/12(水) 01:12:23 ID:fP94A.NgO
- >>600
「あ…」
表示されるウィンドウを見て、ようやく此所が箱庭内だったことを思い出す。
「いいえを押す理由はどこにもないッスね…いや別にそっちがおもしろそうとか考えてないッスよ?」
誰かに言い訳をしながら、ウィンドウの「はい」を選択した。
- 602 :Az-r:2009/08/12(水) 01:19:38 ID:Z6T0sQBk0
- >>601
【即座に処理が行われて、閉じゆくウィンドウの群】
【同時に宵治はログアウトさせられていった】
【二号の手に残ったAz-rは、満足そうにコンソールを点滅させ】
『モウ ダイジョウブ』
『ゴキョウリョク カンシャ』
【最後に、】
『マタネ』
【挨拶を表示して、自らもログアウトしていった】
//おつるですーノシ
- 603 :二号:2009/08/12(水) 09:52:27 ID:fP94A.NgO
- >>602
「ほへぇ…頭いい弓ッスね」
ログアウトした一人と一個を見送る。
「…次会った時は殺されかねないッス…」
青褪めながら何処かに去っていった。
//返信する前に寝落ち…申し訳ないorz
- 604 :朝宮暁:2009/08/12(水) 16:39:55 ID:/k2gysHgO
- 「ぬおああああああああ!!」
ぎこぎこぎこぎこぎこぎこぎこぎこぎこぎこぎこぎこ。
「でえりゃああああああ!!!」
かすかすかすかすかすかすかすかすかすかすかすかす。
「ぬわちゃああああああ!!!!」
とんてんかんてんとんてんかんてんとんてんかんてん。
「ちょいなああああああ…………よし、出来た。流石俺。大工のバイトで培った匠の技は鈍ってねえな」
ぐい、と額の汗を拭い作り上げたそれは――――
――――屋台。
「ククク……今年の例大祭は俺の屋台が制覇するぜ……後でクロネギ見付けて頼まなきゃな、食材を持って来て貰わねえと」
暁は満足げに呟くと、出来立ての屋台を牽いて何処かへと歩き去った。
- 605 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 20:20:24 ID:EZHvaBxoC
- 【電脳仮想空間『イデアの箱庭』】
……ふっ、はぁ!
【現れる標的を次々と切り裂いていく】
【裂かれた標的は倒れ、消えてゆく】
フン、こんなものがあったとはな……
【辺りを見渡しそう呟く】
身体を動かすのは一年ぶりか……もう少し、続けるか……
【彼女はまた、現れる標的を切り裂いてゆくのだった】
- 606 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 20:59:15 ID:.6prKP66O
- 【箱庭にて……】
「ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!……あべしっ!?」
【何故なのか、理由は分からないが空から落下してくる白い服の少女】
「あ痛たたたた……ここって普通望み通りの場所に出現するんじゃありませんの?」
「私に聞くな……分からない、お嬢様が空から落ちるのを空想したんじゃないのか?」
【後からふわりと、凛とした表情のメイドが降りてくる】
- 607 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 21:04:22 ID:WVKe.rdI0
- >>606
……あ?
【落下したを見て】
こ、これが空から女の子がって奴か……
【続いて】
そ、空からメイドが……
【不思議そうな表情で二人を見ていた】
- 608 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 21:12:16 ID:.6prKP66O
- >>607
「まったく……私をなんだと思っているのかしら……ってゼオラ……ん、訓練中ですの?」
【ゼオラの存在に気付き近寄る】
「そうみたいだな……どうだお嬢様、相手をしてあげないか?……まぁ、主に戦うのは私だが……」
- 609 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 21:17:25 ID:WVKe.rdI0
- >>608
……ああ
【適当な返事】
模擬選ってやつか? やろうぜ、そこの軟そうな白いのは放っておいてな
- 610 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 21:31:14 ID:.6prKP66O
- >>609
「な!?誰が軟そうですってぇ!?ゼオラ!どこでそんな口の聞き方を!!」
【むむむむと怒りながらゼオラに指を差し】
「お仕置きですわ!行きなさい!!」
「かしこまりました……」
- 611 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 21:34:50 ID:WVKe.rdI0
- >>610
お前だお前、白いの
【凄く適当】
じゃ、やるか……
【低姿勢の構えを取る】
- 612 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 21:40:19 ID:.6prKP66O
- >>611
「くぅっ!やってやりなさい!マナの力を見せてやるのですわ!!」
【指を前方へ】
「了解しました!行くぞゼオラ!!魔のマナの力!思い知るがいい!!」
【メイドは何処からか大きな槍を取出し、投げてきた】
- 613 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 21:45:52 ID:WVKe.rdI0
- >>612
フン、槍……か
【槍を見据え】
アメぇぜ、姉ちゃん
【体を闇に溶かし、回避とともに接近】
裂かれな!!
【目の前で元の姿に戻り、爪を振るう】
- 614 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 21:51:22 ID:.6prKP66O
- >>613
「ん!避けたか……だか……私にそんな攻撃は効かないぞ!」
【メイド服は切り裂かれる……しかしメイド自身は無傷……なぜなら、メイド服の中にはスマートな鎧を来ていたからだ】
「そして……甘いのは貴方ですわよ!?」
【ジェットブーツで加速し、ゼオラの横腹に掌底を打ち付けるべく、接近】
- 615 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 21:59:55 ID:WVKe.rdI0
- >>614
ふん……鎧ねぇ……熱くないのか? それ
【手を振ると黒色の炎が一直線に飛んで行く】
ヤワいのはヤワいの同士で、遊んでな!
【アウテリートの掌底を何者かがガード】
「……」
【黒一色……恐らく影だけで作られたそれは大鎌を手にして襲いかかる】
- 616 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 22:14:48 ID:.6prKP66O
- >>615
「マナに熱いも何も無いのだよ……」
【バックステップで距離を取る】
「お嬢様!大丈夫か!?」
「任せなさい……貴方は本人の相手をなさいな!」
【アウテリートの指示により、メイドはゼオラに向き直る】
「って黒い炎か……魔のマナに魔界の炎か?……面白い……手合せ願おうか!?」
【メイドも同じように手を振ると、黒い光を放つ……それは炎ではなく、魔力の塊である】
「いきなり物理は危ないですわ!!」
【逃げ回る】
「影って……光に弱いんじゃありませんの?」
【そう言って、閃光弾を投げる】
- 617 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 22:23:55 ID:WVKe.rdI0
- >>616
そうか……
【彼女は目のまえの敵から視線をそらす】
【視線の先には大木】
痛ぇな……
【視線を逸らしていたため魔力の塊が命中した】
「……ごめんね、でも……仕方ないから」
【逃げ回る姿に紫の雷――異色の雷の矢を数本放つ】
「……!?」
【消えはしなかったが怯ませるには十分だった】
- 618 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 22:32:15 ID:.6prKP66O
- >>617
「敵を目の前にして……よそ見をするとは……本当に甘いな……駄目押しって奴だ!食らえっ!!」
【魔力の塊を再び出現させ、放つ……その塊は次々と分散し、やがて無数の槍となる】
「あら、影はよい子なんですのねって危ないですわ!?」
【矢は全てアウテリートに命中する……】
「痛い……ですわ……」
【矢は命中するが傷は一つもない、マナと人間のハーフの彼女に、魔法攻撃の効果はいまひとつらしい……しかし、痛みは感じる様で……その場に蹲ってしまい、怯んだ隙を狙えなかった】
- 619 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 22:45:15 ID:WVKe.rdI0
- >>618
ぐあああっ!?
【全段命中!!】
ッハハ、これだ……この傷!!
【よろよろと立ち上がり、手を振り上げる】
【腕から血が流れている】
焼キ尽くせ……全テオォ!!
【手には闇は集まり、やがて炎となり辺りに広がってゆく】
「……倒レテ……アウテリート……!!」
【怯みから回復し、急接近して紫の雷で強化された跳び蹴りをはなつ】
- 620 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 22:50:42 ID:.6prKP66O
- >>619
「ふ、勝負あり……だと思ったのだがな……」
【集まる闇を見上げながら……呟く】
「あうっ……」
【飛び蹴りが直撃し、一回転して倒れ込む】
「お嬢様!ここはアレを!!」
「す、少し待ちなさいな!!」
【二人は火の中へ飲み込まれる】
- 621 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 23:00:23 ID:WVKe.rdI0
- >>620
しかし……ホンの少シ、身体ガキつイなぁ……?
「……少シ……ね……」
【談話中】
敵モ何ヲするか解らネぇかラな……
「アと……すコし……ダネ?」
【裏ゼオラは再び低姿勢、影は大鎚を構え、敵を見る】
- 622 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 23:11:38 ID:.6prKP66O
- >>621
「フフフ……まさかあんな小さな少女にこんな力があるとはな……」
【炎の中から聞こえるメイドの声】
「えぇ……それに、影からいつものゼオラらしき声も聞こえましたわね……」
【そして、アウテリートの声……】
「しかし……奥の手は……後に出した方が勝ちですのよ?……ファズ!」
「了解!」
【炎から光が漏れ出す】
『私の最大にして最強の秘術……刮目なさい!マナブレイズ!!』
【突如炎を突き破り現われる紫色の影……紫の服を着た……アウテリートの姿……少し丈の長いスカートや紫のコート、その姿は少し可愛らしい死神のようだった】
「さぁてと……二重人格とは初耳ですわ……さぁ、本番と行きますわよ!!」
【そう言い、空を駆け……ゼオラに接近】
- 623 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 23:20:31 ID:WVKe.rdI0
- >>622
ククク……死にタくネェナ? オイ!
【そう言って自分の腕を掴む】
「……」
【無言で首を縦にふる】
しっカし……敵ノかズが減ッタのは好都合だ……ナァ!!
【次の瞬間、自分の腕を引きちぎった!】
死神にハ、血が……オ似合いダァ!!
【腕から噴き出した鮮血がアウテリートへと向かう!】
- 624 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 23:29:35 ID:.6prKP66O
- >>623
「うぅ……ショッキングな光景ですわ……それに」
【アウテリートが指を鳴らすと鮮血は宙に留まり蒸発する】
「私の大切なゼオラの腕を……いくらここが仮想空間だとしても……許しがたい愚行ですわね……お仕置きですわ……」
【次の瞬間、アウテリートの体が蜃気楼の様に歪み消え去る】
「知っていまして?魔とは純粋な魔力の力……魔法攻撃に置いて右に出る属性は……虹以外皆無……その身に受けなさい……魔の力……『トラブルペイント』」
【突如目の前に現われゼオラに触れようと手を伸ばす、触れられれば……全身に純粋な痛みだけが襲い来る】
- 625 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 23:45:43 ID:WVKe.rdI0
- >>624
ッぐ!? あアアあアあああアあ!!
【魔の力を受け、叫びをあげて倒れる】
「……」
【その光景を見ていた影は、消えた】
【まだログアウトして無い為、息はある様子】
- 626 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/12(水) 23:47:53 ID:.6prKP66O
- >>625
「あら、まだとっておきは残してありますのに……」
【ゼオラに駆け寄る】
「大丈夫ですの?」
【そして揺さ振る】
- 627 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/12(水) 23:55:22 ID:WVKe.rdI0
- >>626
ッ……アハハハ……マダダ、マだオワってナい!!
【飛び起き、距離を取って着地】
『地獄の扉』……ひラケ!! オラァ!!
【ヘルズゲート、開門――邪神の地獄人形】
【驚異の再生能力で腕が回復してゆく……】
爆熱焦土ノ大地……
【両腕を広げる……黒い炎が這いまわり、ゼオラを中心に辺りは炎に焼かれ始めた】
- 628 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 00:10:34 ID:.6prKP66O
- >>627
「し、死んだフリですの!?なんて卑怯な!!」
【こちらも距離を取るが】
「これは……とっておきって奴ですわね?……ならば私も!その可愛気の無い人形を!ぶっ壊してあげますわ!!」
【自分に火が迫る前に跳躍】
「受けなさい!我が奥義!」
『銀河滅刹!!カラミティブレイク!!』
【アウテリートが高速に縦回転して突っ込む、魔の力を纏った回転蹴りを打ち据える為に!】
- 629 :ゼオラ=アドヴァルド/邪神の地獄人形:2009/08/13(木) 00:21:35 ID:KZg1MerMC
- >>628
ナニガシたイ?
【アウテリートの突進を右腕で払い】
アァ……キブんガイイ……
【右腕が吹っ飛ぶが、数秒後復活】
ノビろ……シばレ……!!
【焼け焦げた大地の中、唯一の緑】
【先程見ていた木】
【蔓が捕らえようと伸びてゆく】
- 630 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 00:25:44 ID:.6prKP66O
- >>629
「な、なぁんですってぇ!?」
【払い除けられバランスを崩す、その状態で蔓を避ける事は不可能であった】
「あぁっ……くぅっ……う……わ、私の必殺技が……効かないですわ」
【蔓に巻き付かれ身動き出来ない】
- 631 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 00:34:39 ID:KZg1MerMC
- >>630
ハハ……ッハハ!!
【アウテリートの元へと歩いていく】
血ヲ……タリぬゥ……!!
【吹き飛んだ腕に付着していた血が動き出す】
【血は槍を作り出し、無抵抗のアウテリートへと飛んでいった】
- 632 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 00:42:29 ID:.6prKP66O
- >>631
「ちょちょちょ!ちょっと待ちなさいな!痛いのは嫌ですわよ!!」
【抵抗も防御も出来ず、槍はアウテリートに命中……するはずだった……】
「フフフ……私を……忘れては……困るな……」
【魔のマナ……メイドのファズがマナブレイズを解き、身代わりとなる】
「お嬢様を……痛い目に合わせる訳には……いかんのでな……」
【そして、ファズは箱庭から脱落した……後に残るのはひ弱なアウテリートのみ……】
「わ……私の……負けですわ……」
【そのまま……うなだれる】
- 633 :ゼオラ=アドヴァルド/邪神の地獄人形:2009/08/13(木) 00:50:24 ID:EZHvaBxoC
- >>632
ガアァ……ァァアア!!
【項垂れたアウテリートを見ている】
オワり……か……ァ?
【辺りの景色は一つの緑を残した焦土の大地からデフォルトの箱庭へ】
……ッグハァッ!!
【直後、膝をつき血を吐いた】
- 634 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 00:52:19 ID:.6prKP66O
- >>633
「ちょ、ちょっと!なんで貴方の方が重傷なんですの!?」
【慌てて駆け寄る】
「ほら、苦しいのなら早くここを出ましょう?」
【背中をさすりながら】
- 635 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 00:55:10 ID:EZHvaBxoC
- >>634
…………グゥ……
【数秒後】
……大丈夫……だよ?
【口から血を流したまま】
【大丈夫に見えない】
- 636 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 00:59:00 ID:.6prKP66O
- >>635
「あら?……戻りましたの?……あ、ほら!血が……大丈夫じゃないじゃないですわよ!ほら!ログアウト!箱庭から出ますわよ」
【ゼオラの口を拭きながらログアウトの準備に入る】
「ここを出たら話を聞かせて貰いますわよ?」
- 637 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 01:00:41 ID:EZHvaBxoC
- >>636
……はーい……
【一足先に箱庭から出ていった】
- 638 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 01:03:22 ID:.6prKP66O
- >>637
「早いですわね……」
【こちらも出ていった……】
【ちなみに、ファズが間抜けな格好で倒れていたのは言うまでもない】
- 639 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 01:06:27 ID:DTK0wtesC
- >>638
で、何が聞きたい?
【足を組んで椅子に座っている】
…………
【ファズに視線を向け、無言で逸らした】
- 640 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 01:10:40 ID:.6prKP66O
- >>639
「そうですわね……まずは……貴方が今何者かですわね……いつものゼオラですの?」
【首を傾げながらマジマジと観察】
【ファズは放置である】
「どうなんですの?」
- 641 :以下、名無しにかわりましてスイカがお送りします:2009/08/13(木) 01:14:27 ID:O1o1pwYcC
- >>640
んなわけねぇだろ
【即答】
いつもの……と言うとお前がよく見ているのが本体
俺は……まぁ、裏……とでも言ってくれ
つーか、こっちみんな
【睨む】
- 642 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 01:17:59 ID:.6prKP66O
- >>641
「このぉ〜……よし、貴方はゼウラでいいですわ!」
【これはひどい】
「見るなとはなんですの!!見るなとは!!いいんですの?そんな事言って?ファズをけしかけますわよ?ファズは変態ですわよ?」
- 643 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 01:22:58 ID:EZHvaBxoC
- >>642
これはひどい
だって……恥ずかしいだろ?
【然り気無く組んだ脚を戻しながら】
- 644 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 01:26:41 ID:.6prKP66O
- >>643
「名前欄がゼウラになりましたわ!決まりですわね!」
【してやったりと笑いながら】
「恥ずかしい?あら、貴方も可愛い事言うんですのね?」
【ゼウラが足を戻したのを見てファズが一言】
「見えたっ!」
「お黙りなさい……」
- 645 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 01:31:33 ID:EZHvaBxoC
- >>644
えぇい! 一応の区別がつくまでだ!
【睨みがキツくなる】
しかたないだろ……
【視線をそらしながら】
【睨んだり逸らしたり忙しい人である】
【因みにファズはスルー】
- 646 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 01:35:28 ID:.6prKP66O
- >>645
「もうゼウラに決めなさいな、折角私が考えてあげましたのに……」
【ニヤニヤしながら覗き込み】
「可愛いですわ〜」
【頬を指でグリグリ】
「で?なんで貴方が出てきたんですの?……って言うかいつから?」
【お嬢様は昨夜の事を知りません】
「ふぁず〜ん……」
【しょんぼりしてまた倒れた】
- 647 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 01:39:30 ID:O1o1pwYcC
- >>646
断る
【即答】
止めろっ……!!
【指を払う】
理由? ……面倒くせぇ……
【ため息をつき】
【当たり前の如くスルー】
- 648 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 01:42:22 ID:.6prKP66O
- >>647
「……悪い子は」
【ゼウラの両頬を掴み】
「お仕置きですわぁ!」
【超頭突きを食らわせる】
「お、おぉう……痛いですわぁ……」
【でも自分でダメージを受けていた】
- 649 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 01:45:44 ID:O1o1pwYcC
- >>648
………………
【必死に痛みに耐えてる】
ッテメェ! 何しやがる!!
【涙目で殴りかかる】
- 650 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 01:49:19 ID:.6prKP66O
- >>649
「オホホホホ!当たりませんわよ〜」
【身長はアウテリートの方が高いので腕も長いのは当然、ゼウラの頭を押さえる】
「ほら、話しなさいな!そしたら離してあげますわ……」
- 651 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 01:50:58 ID:O1o1pwYcC
- >>650
……
【腕を掴んで引き倒した】
- 652 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 01:55:12 ID:.6prKP66O
- >>651
「あうっ……」
【見事に倒れる】
「こ、こら!何をしますの!?危ないじゃありませんの!私はただ何故出てきたのか聞いただけじゃありませんの!」
- 653 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 01:58:08 ID:KZg1MerMC
- >>652
ハッ、馬鹿が
【ニヤリと笑って】
うるせぇ……面倒だっつってんだろ……
- 654 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 02:02:22 ID:.6prKP66O
- >>653
「くうっ!この子は……なんて口の悪い!」
【プルプル震えて怒っている】
「だったら!こうしてやるですわ!!」
【ゼウラを掴みくすぐる……父親と同じ行動である】
「貴方は口が悪すぎですわっ!!」
- 655 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 02:07:37 ID:O1o1pwYcC
- >>654
あぅ……お前ら……変な所で似るなぁっ……
【くすぐりにたえている】
- 656 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 02:10:22 ID:.6prKP66O
- >>655
「オホホホホ!小さい頃はよくコチョコチョされてましたわ!」
【高笑いしながら依然くすぐりを続ける】
「ほら、参ったとおっしゃいなさいな!ほらほら!」
【アウテリートは女性なのでどこでもくすぐるぞ!】
- 657 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 02:13:42 ID:DTK0wtesC
- >>656
やめろっ、馬鹿がぁ!
【アウテリートの頬を容赦なく引っ張る】
- 658 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 02:15:51 ID:.6prKP66O
- >>657
「だったら謝りなひゃいなぁ!」
【コチョコチョは激しさを増し】
「ほらほら……ちゅらいでしょう?だから早く謝りなひゃいな!」
【引っ張られて話し方が笑える】
- 659 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 02:19:07 ID:O1o1pwYcC
- >>658
誰がお前なんかに!!
せいっ!
【身体を捻らせ、アウテリートの腕を掴んだ!】
【端から見れば押し倒しているように見えなくもない】
- 660 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 02:22:17 ID:.6prKP66O
- >>659
「ふにゃあ!?」
【見事に押し倒され……それをファズが見ていた】
「おぉ!?眼復眼復!!」
【一人で興奮していた】
- 661 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 02:25:35 ID:O1o1pwYcC
- >>660
フン……馬鹿が……
【少し息が荒い】
黙れ!
【影が近くにあったガラスのコップをファズに向かって投げた】
- 662 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 02:27:38 ID:.6prKP66O
- >>661
「あ、あら……なんて大胆な……だ、ダメですわよ?そんなに息を荒げて……いけませんわよ?」
【何か勘違い】
「アウチッ!?」
【コップ命中、ファズは再び倒れた】
- 663 :ゼウラ=アドヴァルド:2009/08/13(木) 02:32:16 ID:O1o1pwYcC
- >>662
なんか……疲れ……zzz
【アウテリートの胸に飛び込むように寝てしまった】
- 664 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/13(木) 02:36:04 ID:.6prKP66O
- >>663
「あ、あらあら?……もう、仕方ないですわね……全員、帰りますわよ!」
【ゼウラを抱えて立ち上がる、その後、マナ達と家に帰り、ゼウラと一緒に寝ました!】
- 665 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 21:31:38 ID:7jE6yumoO
- へぇ…こんな場所も有るのねぇ…
時代は変わったわ……
【電脳仮想空間・イデアの箱庭】
【月下の草月に立つ隻眼の女は辺りを見渡し感慨深そうに呟いた】
- 666 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 21:47:30 ID:BbwJfKu.0
- 「ん……。誰か……いる……?」
何処か遠くの場所。人がいるのは分かるが、誰か、までは見えないくらいの距離。
そこに、一人の少年が立っていた。
- 667 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 21:52:36 ID:7jE6yumoO
- >>666
【青々とした草揺れる草原には見知った顔があった】
【芸術的ともいえる美しさを持つ蜂蜜色の長髪を月光が儚げに濡らす】
【安物のジーンズのポケットに手をやり右の眼で夜空を眺める彼女は】
ぼーっ………
【凄いぼーっとしていた】
- 668 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 22:00:03 ID:BbwJfKu.0
- >>667
「んー……。あの髪……」
目を細め、その姿を見て
「ニナさん……?」
その正体に気付いたらしく、少し遠くから此方に走ってきた
- 669 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 22:04:20 ID:7jE6yumoO
- >>668
ぼーっ……
【口を半開きにし、まるで見とれる様に星煌めく空を眺めていたが】
………はぁっ…!!
【何の前触れも無く、其のすらりと伸びた長い足を鞭の如くしならせながらリョウに向けて上段蹴りを放った】
- 670 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 22:09:59 ID:BbwJfKu.0
- >>669
「なっ!?」
ゴンッ、と言う鈍い音と共に3mくらい後方に吹っ飛ばされた
「い……た……ガクン」
そしてそのままぶっ倒れてしまった
- 671 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 22:14:09 ID:7jE6yumoO
- >>670
>>669
よし、私の腕も…いや足もまだまだ錆びてないわねー……って…
あら…リョウちゃんじゃない…
【彼女のトレーニングの哀れな犠牲者になってしまったリョウに漸く気付いたらしい】
も…もしかして当たった……かしら?
【ダラダラと冷や汗を流しながら怖ず怖ずと問う】
- 672 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 22:21:24 ID:BbwJfKu.0
- >>671
「……」
思いっきり顔面に当たったようで、へんじがない ただのしかばねのようだ状態になっている
- 673 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 22:26:02 ID:7jE6yumoO
- >>672
………事故よ事故、うん
【私は悪くない、と自身に言い聞かせていた】
あー…もしもーし…生きてるー?
【リョウの傍でしゃがみ込み、ペチペチと頬を叩いている】
- 674 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 22:28:29 ID:BbwJfKu.0
- >>673
「ん……ふぁ……」
頬を叩かれたお陰か、やっと気付いたようで。
ゆっくりと身体を起こしてニナをじっと見ている。
- 675 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 22:34:28 ID:7jE6yumoO
- >>674
や、やっほーリョウちゃん
そ…草原でのお昼寝は気持ち良かったかしら?
【ぎこちない笑顔を貼付け片手を軽く挙げた】
【「大丈夫、この子は自分に蹴られた気付いていない」と心の内で叫びながら】
- 676 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 22:39:13 ID:BbwJfKu.0
- >>675
「……」
ピンッ、とニナにデコピンをぶつけて。
「気付いてるよ。馬鹿にすんな……」
プイッ、と横を向く。完全に拗ねた。
- 677 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 22:43:47 ID:7jE6yumoO
- >>676
ったぁっ!!?
いきなりデコピンなんてヒドイ……
【被弾箇所を摩りながらいきなり少年を蹴り飛ばした女は不満そうに頬を膨らました】
こ、此処はそういう所でしょっ!!
反応出来ないアンタが悪いのよ……
【大変大人げない】
- 678 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 22:47:19 ID:BbwJfKu.0
- >>677
「そりゃそうだけど……。
あんな不意打ちに反応できる訳無いじゃん……」
ムスッ、と此方も少し頬を膨らませて
「……」
ニナの膨らんだ頬を軽く突く
- 679 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 22:52:41 ID:7jE6yumoO
- >>678
いい!? 私はトレーニングをしてたのよ
アンタも能力者ならそれぐらい察しなさいよ
【あの状態(ぼーっとしている)からそれを察するのは無理難題である】
うみゅう……何すんのよ?
【柔らかい頬にリョウの指を埋めたままジト目で訴える】
- 680 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 22:55:58 ID:BbwJfKu.0
- >>679
「……ただ、ぼーっとしてたように見えましたけど」
ニナをジト目で見返して
「……えい、えい」
予想外に柔らかかったのか、少しぷにぷにしだした
- 681 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 23:00:07 ID:7jE6yumoO
- >>680
ばっ…ばか、精神統一よ精神統一
【顔を紅潮さてあたふたと】
うにゅう…にゅう…にゅう…………調子に乗らないの!!
【右の手刀が虚空を割らんばかりの勢いでリョウの眉間目掛けて振り下ろされる】
【通称ニナチョップ】
- 682 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 23:02:18 ID:BbwJfKu.0
- >>681
「……へえ?」
ニヤニヤ
「っと、おっ!」
パシッ、と手刀を頬から離した手で止める
「……見えてれば、止めれるんですけどね」
- 683 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 23:11:39 ID:7jE6yumoO
- >>682
【防がれた必殺のツッコミの武器】
【だが彼女は其れを意に介さずニヤリと不敵な笑みを浮かべた】
甘い……グラニュー糖より甘いわ…
【よく見れば彼女背から白い粒子が放出されている】
【其れはリョウの背後で収束し、何かを形作っていた】
【手刀、いや手糖である】
【真っ白な手がふわりと虚空に浮いていたのだ】
【そして気付いた頃には……それは振り下ろされていた】
- 684 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 23:14:28 ID:BbwJfKu.0
- >>683
微かに香る甘い香り
しかし、それに気付いた時には既に遅く
「いったっ……!」
ゴン、と言う音と共にリョウの頭にはギャグかと思うくらいのたんこぶが出来た
- 685 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 23:21:19 ID:7jE6yumoO
- >>684
フフッ…私の勝ちぃ
【リョウの悲鳴と出来上がった見事なコブを目にし、幼子の様な無邪気な笑顔を見せた】
甘術師は裏をかくのが好きなの
【昔、戦場を駆け巡っていた時よく口にしていた言葉が思わず零れる】
- 686 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 23:22:54 ID:BbwJfKu.0
- >>685
「もう……知りません……」
グスッ、と鼻を啜る音と共に地面に突っ伏して
「ヘー……。そーなんですかー……」
もうニナの話等大して聞いていなかった
- 687 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 23:33:10 ID:7jE6yumoO
- >>686
あらあら、お昼寝再開かしら?
【茶化す様に言うと地に伏せるリョウの頭をがしがしと撫でる】
ふぅ……せっかくトレーニングしようとしてたのに台無しねぇ……
【天を仰ぎ困り果てた様に呟いて】
- 688 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 23:37:43 ID:BbwJfKu.0
- >>687
「……もうお昼寝でもいいですよ……」
はあ、とため息を付きながら顔を上げて
「……邪魔、しましたね。出て行きますか?」
- 689 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 23:43:53 ID:7jE6yumoO
- >>688
もう、邪魔だなんて一言も言ってないのに
【ちょん、と細長い指の先でリョウの鼻先を突いて】
時間も時間だし今日はおしまいっ
私も一緒に出るわ
ほら、立って立って
【立ち上がって伸びを一つするとリョウに手を差し延べる】
- 690 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 23:48:57 ID:BbwJfKu.0
- >>689
「……」
無言で、ほんの少しだけ顔を赤くしてニナの手を取って
「……次は、付き合いますよ」
ゆっくりと立ち上がった
- 691 :ニナ・シュガリア:2009/08/13(木) 23:55:41 ID:7jE6yumoO
- >>690
フフッ…それは楽しみ
【リョウの手をとった侭微笑を浮かべると電脳空間から脱出する為の機械に向かって歩き始める】
さて、出ましょっか?
- 692 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/08/13(木) 23:58:24 ID:BbwJfKu.0
- >>691
「……じゃ、お先に」
手を離し、機械に何度か触れ
「……それじゃ。このお返しは……何時か……」
一瞬の光と共に、その姿は消えた
- 693 :ニナ・シュガリア:2009/08/14(金) 00:03:28 ID:7jE6yumoO
- >>692
お返しか……
【愉しげに笑みと機械を操作】
一応期待しておいてあげる…フフッ…
【次の瞬間其処に彼女の姿は無かった】
- 694 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/14(金) 17:29:19 ID:WVKe.rdI0
- 【路地裏】
……チッ、何がどうなってやがる
【自分の千切れた腕を拾い上げて】
オイ……出てこいよコラァ!
「何を言ってるのです、ずっとアナタの後ろにいますよ?」
お前……な、何っ!? うわあああああああああああああっっっっ!!
【目に映るのは輝く闇、それは棘となり少女の体に突き刺さる】
「僕の実力、見ていただけましたか?
とにかく、次にお会いした時はアナタを完全な闇にしてあげますので……では」
【笑顔でそう言い】
「ま、聞こえてませんでしょうがね……」
【シルクハットを取って一礼、かぶり直すとゆっくりと闇へ消えて行った……】
【数時間後――白い鳩が少女をつつき、反応が無かったのが面白くなかったのか飛んで行く】
……――、……―、――――……っ……
【後には、血に染まった路地とゆっくりと、深く呼吸をする少女だけが残されていた】
- 695 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 17:43:43 ID:E4Ka56rgO
- >>694
………………やれやれ
この都市じゃ見慣れた光景とはいえ、見知った顔を見るのはやはり辛いな
【買い物袋を手にした給仕服が、血まみれの彼女を見下ろす】
おい、意識あるか?
まだ死にたくないか?
それとも、もう死んどくか?
- 696 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 17:44:03 ID:.6prKP66O
- >>694
「今日は……夕食はなんだろうな……ん?鳩だ……なんか汚れて……!?」
【鳩を見上げた彼の鼻を刺激した匂い、それは鉄の様な香り、血の匂いだ】
「おいおい!物騒じゃないか!!」
【彼は匂いのする場所へ向かう、そこで彼が見つけたものは……】
「……ぜ、ゼオラ!?ゼオラ!!」
【急いで少女に駆け寄る】
「あぁ、なんて事だ……」
- 697 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 17:45:14 ID:E4Ka56rgO
- >>696
なんだ、知り合いがいるじゃ……
…………んん?
じょ、上弦!?
- 698 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 17:48:22 ID:.6prKP66O
- >>697
「貴様か……こんな事をして……許さん……」
【怒りに満ちた表情でクロスを見るが】
「……ってクロスさん!?」
【目が点】
- 699 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/14(金) 17:52:00 ID:WVKe.rdI0
- >>695
―――……
【クロスを見上げる】
>>696
……
【目を細めて上弦を見る】
- 700 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 17:55:57 ID:E4Ka56rgO
- >>698
いや、人違い!
ザ・人違い!
俺もいま来たところだから!
【首をx軸に高速振り子運動】
……久しぶりだな上弦
まさかここで会うとは
…………じゃなくて!
その子、どーすんだ?
>>699
まだ意識はある、か
血が乾いてるってのに大した生命力だ
……よく、頑張ったな
今からお前を救う
いいな?
- 701 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 17:57:44 ID:.6prKP66O
- >>699
「あぁ……ゼオラ……生きているか?私が解るか!?」
【身を屈めて顔を覗き込む】
「どうしてこんな事に……」
【今にも泣きそうな勢いである】
>>700
「そうだ!そんな事より……ゼオラを助けなければ……あぁ、薬で治るのか!?……あぁクロスさん!私に指示を!!」
【軽くパニくっていた】
- 702 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/14(金) 17:59:47 ID:WVKe.rdI0
- >>700
……
【何かをやべろうとしているが声が出ない】
【ゆっくりと、一度だけ首を縦に振って応答】
>>701
【喋れないので首を振って解ると返事】
- 703 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 18:09:46 ID:E4Ka56rgO
- >>701
(一発くらい殴った方が落ち着くかなぁ)
【物騒なこと考えてた】
ああ、じゃあ俺の店が近くだから、まずそこで応急処置だ
救急車は呼ぶべきだろうか
とりあえず、上弦はコイツを運んでやってくれ
あいにく俺は、手持ちがいっぱいでね
【両手の買い物袋を示しながら】
>>702
やれやれ、お前も大変だね
【千切れた腕の傷口をベルトで縛って止血】
すぐに輸血が必要だ
まず俺の店に行って応急処置
次に病院に運びたいが、大丈夫か?
【この都市には、時々公共施設である病院を嫌う者がいる】
【指名手配者や、過去に事件のある者、単に病院が嫌いな人などだ】
【その意味も含めて、クロスは彼女に「病院は大丈夫か」と尋ねる】
- 704 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 18:13:00 ID:.6prKP66O
- >>702
「よかった……本当に……生きてて……待ってなさい!今から助けてあげるからな!?」
【血で汚れた顔や腕を拭き、傷口を押さえながら】
「もう少しだけ辛抱してくれ……絶対に……助けてあげるからな……」
【頬を優しく撫でて元気付ける】
>>703
「わかりました!」
【ゼオラの体に負担がかからぬように抱き上げる】
「もう少し、もう少しの辛抱だからね?」
【尚も元気付けるように声をかけ】
「急ぎましょう!場所はどこです!?」
- 705 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/14(金) 18:16:04 ID:O1o1pwYcC
- >>703
…………
【病院はダメらしい】
>>704
……
【じっとその様子を見ている】
「あ、あの……」
【影からその様子を見る少年】
- 706 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 18:20:32 ID:E4Ka56rgO
- >>704
わかった、今から案内する
走るぞ
準備はいいか?
>>705
…………了解した
うちでなるべく、手を打ってみる
【溜め息を吐きつつ、彼は彼女の意志を尊重した】
//場所移動おk?
- 707 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 18:23:46 ID:.6prKP66O
- >>705
「……心配しなくていいよ……私が付いてる……まずはクロスさんの店に……ん?」
【振り向いて少年を見やる】
「誰だい?出てきなさい!」
【ゼオラを抱く力を強めながら少年に言い放つ】
>>706
「あ、はい!任せてください!準備は万全……私が命に換えましても……しかし……あの少年……」
【少年を指差すが……】
- 708 :ゼオラ&???:2009/08/14(金) 18:28:34 ID:EZHvaBxoC
- >>706
…………
【ゆっくりと頷いて、それからじっと見ている】
//おkおk
>>707
「その子……大丈夫なんですか?」
【茶色のふわりとした髪の少年がでてきた】
【大声の為か、少し怯えている】
- 709 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 18:33:27 ID:E4Ka56rgO
- >>707
……ああ、いるな
【ゆっくりと立ち上がり、吸っていたタバコを地面に落として踏み潰す】
とりあえず、移動が先だ
今はその子の命を優先するべきだろう
……なに、あの少年も用があるならついてくるだろ
【そう言いながらクロスは走り出した】
こっちこっちー
【クロスはゼオラを抱える上弦を導く】
【見えてきたのは、アンティークな雰囲気漂う喫茶店】
ただいまー!
黒瑪瑙、救急箱と氷とかお湯とか水とか……とにかく人を救うのに必要なの一式くれ!
あと「八拍子」の薬全部!!
「帰宅したかと思えば何を……ほぇ!?」
【奥から出てきた少女が、ゼオラと上弦の二人を見て目を丸くする】
早く!
「う、うん!!」
>>708
よし、まずは傷口消毒するぞー
あとコレ飲め!
行き着けの店の薬だ
体の自己治癒能力が上がる
【渡される、なんだか不味そうな薬】
- 710 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 18:37:15 ID:.6prKP66O
- >>708
「……任せなさい……この子は私達が必ず救ってみせる……だから君はお家に帰りなさい……ここは危ない……」
【少年に優しく笑いかける】
「ゼオラ!痛かったら言いなさい、今から走るからな!?」
【そう言って走りだした】
>>709
【クロスの店へ】
「早く!この子を助けないと!!……えぇっと……誰だか解らないけど!急いで!!」
【ゼオラを寝かせる】
「クロスさん!急ぎましょう……エイトビートの薬ですね!?……いい薬師がいたものです……」
- 711 :ゼオラ&???:2009/08/14(金) 18:42:55 ID:EZHvaBxoC
- >>709
【飲んだ】
【渋い顔】
>>710
【痛そうな顔をするが声が出ない】
「あの……すいません」
【ついてきてしまった】
- 712 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 18:52:02 ID:E4Ka56rgO
- >>710
【ソファーに寝させられたゼオラの横に様々な器具が置かれてゆく】
ああ、エイトビートっていうのかアイツ
効き目だけはピカイチだからなぁ
あとは体のあちこちにある傷口の消毒や、ガーゼ貼ったり塗ったりしなきゃいけないんだが……
【それには…………そう】
【服を脱がさなければならないッッ】
……幼女……いや……落ち着け俺…………幼女……
「………………」
…………すまん、上弦やってくれ
【なんとか誘惑を振り切り、上弦にバトンタッチ】
>>711
よし、よく飲んだ
あとは上弦がやってくれる
……ああ、輸血が必要だと思うんだが、血液型どれ?
【喋れないゼオラの為に、全種類の輸血パックを出し、選ばせようと並べてゆく】
- 713 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 19:04:00 ID:.6prKP66O
- >>711
「大丈夫……その薬を飲んだら安心だ……痛かっただろ?……すまない……君を守るって約束したのに……」
【ゼオラの頬を優しく撫で、少年に向き直る】
「あぁ、心配して来てくれたんだろ?謝る必要はないよ……ありがとう……」
>>712
「あぁ、らしいな、あった事はないが……服か……私で平気なのか?」
【少し考えた後、ゼオラの胸元に手を添える】
「恥ずかしいかもしれないが……君の為だ……失礼するよ?」
【そして能力を発動、血塗れの衣服を元素に還元】
「よし、クロスさん……脱がしました……男の私達は部屋を出て、そこの……第何ドールかは知りませんが……彼女に任せましょう、それくらいなら出来るでしょう?それが終われば私が再び衣服を再生させます……」
【いつもはゼオラにデレデレでも、こう言う時は真面目だった】
- 714 :ゼオラ&???:2009/08/14(金) 19:11:11 ID:DTK0wtesC
- >>712
【何処からか紙とペンを取りだし、ペンをくわえて字を書き】
【クロスに向ける】
【「なんでもいい」】
>>713
【恥ずかしがりながらも仕方ないと言ったようす】
「そうですか……あ、僕も……」
【二人についていった】
- 715 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 19:16:06 ID:E4Ka56rgO
- >>713
黒瑪瑙にやらせる……その手があったかッッ!!
「いま気付いたんかい!!」ボコォ
おぐはぁ
【強烈なツッコミ(ボディブロー)に身を沈めつつ、クロスは厨房に向かっていった】
【以下、男性陣は厨房にて】
で、どうする上弦
彼女をいつまでもここに置いておくわけにはいかないだろう
……つーか、名前ゼオラっていうの?
>>714
何でもいい、か
……俺と同じだな
わかった
黒瑪瑙、後を頼む
「了解しました。じゃあ失礼します」
【黒瑪瑙と呼ばれた少女は、ゼオラの傷口を消毒し、酷く裂けた傷は縫ってガーゼを貼り付けてゆく】
「あ、すみません。あれ……どうしましょう」
【黒瑪瑙の指差した先には、ゼオラの千切れた腕があった】
【傷口は洗われ、冷蔵庫に入れてある】
- 716 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 19:25:36 ID:.6prKP66O
- >>714
「では、ゼオラ……少し部屋を出るよ?何かあったら呼びなさい?」
【頭を撫で、部屋を出ていった】
「それで、少年……君の名前は?」
【少年に問う】
>>715
「あぁ……ゼオラ……現在は私の……と言うか娘のアトリエに住んでいる……」
【確かその筈】
「だから、アトリエに移動させよう幸い……アトリエには娘や召使のマナ達が大勢いる……治療にも、護衛にも役立つだろう……」
- 717 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 19:31:30 ID:EZHvaBxoC
- >>715
【クロスに向かって頭を下げた】
【またペンをくわえ、字を書く】
【「気にするな、すぐに生える」】
【と書いたつもりらしいが字が汚くて分かりにくい】
>>716
【上弦にも頭を下げた】
「あ、僕はシノン……です」
「シノン=アルベル……」
【頭を下げながら】
- 718 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 19:34:42 ID:E4Ka56rgO
- >>716
よかった
受け入れ先はあるんだな
【ホッと息を吐き出す】
じゃあゼオラの容態が落ち着いてきたら、すぐにそっちに移そう
多分、そっちの方が安全だ
……あれ
もしかして「娘」って、アウテリート?
>>717
「すぐに……生……?」
【やはり黒瑪瑙には読めなかったらしい】
「とにかく、時間が経っていたせいか、腐敗が酷くて……
……こちらで、処分しましょうか?」
- 719 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 19:41:47 ID:.6prKP66O
- >>717
「……」
【ゼオラに手を振った】
「シノンか……それで……君は……なんであんな所にいたんだい?」
【シノンに近寄り尋ねた】
>>718
「そうですね……でも、クロスさん……手を出してはいけませんからね?……その時は……わかりますね?」
【なんか謎のオーラが出ている】
「えぇ、アウテリートは私の娘です……可愛いでしょう?」
- 720 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 19:45:00 ID:EZHvaBxoC
- >>718
【「ああ、頼む」】
【そう書かれた紙を向ける、案の定読みにくい】
>>719
「えっと……昔からずっと何処かで見たことがあるなー……と思ったんです」
「それで……追ってみたら……」
【誰を?】
- 721 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 19:49:01 ID:E4Ka56rgO
- >>719
オーケーオーケー、わかってるよ
(さて、どうやって襲うかな……)
【やっぱり不純なこと考えてた】
ああ、うん
不思議なオーラの持ち主だったよ
可愛い娘持ちやがってwwwwこのっwwwwこのっwwwwww
嫁は誰だ?
>>720
「わかりましたー」
【それはなんとかわかったらしい】
「じゃあ輸血と点滴刺しますよー。大丈夫ですか?」
- 722 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 19:53:38 ID:.6prKP66O
- >>720
「……ゼオラを?……見たことある?」
【ズイッと詰め寄り】
「それで?詳しく話してくれるかな?君の事……あそこで見たこと……」
>>721
「……今、私と貴方では……生きている時間に差があり過ぎる……本当に……あの子に何もするなよ?……私は本気だ……あの子は大切な存在なのでな?」
【超詰め寄る……顔は怒りに染まり……凄い近い】
「……失礼……妻は人間では無く、マナです……」
【ある意味凄い告白】
- 723 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 19:59:00 ID:DTK0wtesC
- >>721
【頷くが点滴用の針を見て顔をしかめる】
>>722
「ち、違いますよ……可愛いな、とは思いましたけど……」
【顔を赤くして】
【しかし、すぐに真面目な顔に戻って】
「あの人です……よく公園でお話してたりショーをしたりしている」
「シルクハットを被った人です」
- 724 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 20:05:09 ID:E4Ka56rgO
- >>722
はは…じょ、上弦くん、人を疑うのも大概にしたまえ……はは……ははははは
(子供を産んだ猫かコイツはぁああああああッ)
【上弦のオーラに怯えていた】
ああ、マナね
マナ…………マナぁぁああああ!?
……あー、なるほどー
いろいろ合点がいった
あの不思議なオーラはマナのものか
>>723
「はい、いきますよー、ブスッとな」
【容赦なくぶっ刺した】
「あと、これ着せてーっと」
【ズタボロのゼオラに簡易的な服を着せる】
「よし完了
皆さん、大丈夫ですよー」
【作業が終わったところで男性陣を呼んだ】
- 725 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 20:11:51 ID:.6prKP66O
- >>723
「お?シノン……見る目があるね?……おませさんめ……」
【ニヤニヤしながら突く】
「ちなみに、君は何歳かな?」
【そして歳を尋ねた】
【こちらもふざけるのを止め】
「あの子か……意外と早く行動に移したな……しかし……」
(あの子は何が目的だ……闇に引き摺り込むなら……何故、あの状態でゼオラを放っておいたんだ?)
【難しい顔で考え始めた】
>>724
「なぁに……私はこう見えても39歳……男としてあの子を守らなければね?」
【そう言ってウィンク】
「マナです……察しの通り、あの子は人間とマナのハーフですからね……あの子には不思議な力がある……それなのに……錬金術の腕がからっきしで……」
【苦笑いを浮かべるが……】
【作業が終わり、呼ばれた瞬間】
「ゼオラ!大丈夫かぁ!!」
【ゼオラにすがり付いた】
- 726 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 20:17:57 ID:KZg1MerMC
- >>724
…………!!
【涙目で睨んでいる】
>>725
「や、やめて下さいよ……」
【上弦の手を払う】
「え、と……14歳ですが……どうかしました?」
【考え込む上弦を見て】
- 727 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 20:20:41 ID:DTK0wtesC
- //あ、途中送信……
>>725
【嫌そうな顔をしてすがり付く上弦に噛みついた】
【名前は表だがいまの彼女は裏である】
- 728 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 20:24:19 ID:E4Ka56rgO
- >>725
39歳……思いっきり年上だった……
【だからと言って敬語を使う気は無いらしい】
ああ、やっと終わったか
【頭を掻きながら店内に戻る】
さて上弦
これからどうする?
上弦ん家に連れていくか?
ま、その辺りゼオラと話しておいてくれ
>>726
「痛いのは仕方ないです」
【あっさりと言い放つ】
お、なんとか生きてるみたいだな
上々だ
【クロスも店内へ】
これからどうするか、上弦と話しておいてくれ
俺は……事情とか知らない…………からさ
- 729 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 20:32:56 ID:.6prKP66O
- >>726
「ゼオラはやらんぞ?」
【少し笑いながら……】
「14か……ショッキングな場面には遭遇してないな?」
【あれだけの出血である、その瞬間はかなりショッキングなものだろう……】
「ゼオラ!大丈夫か?痛くないか?私が来たからもう安心だからな?」
【全身を心配そうに確認しながら】
【そして噛まれる】
「痛たたたたたた!ゼオラ!痛い!」
【痛がりながらも笑っている、噛み付く元気があるのが嬉しい様子、ちなみに裏だって事は上弦も気付いている】
「今、服を再生してあげるからな?……どんなのがいい?」
>>728
「はい、出来ればこれからも私の家で保護したいのですが……」
【ゼオラに噛み付かれながら】
「貴方には感謝していますよ、クロスさん……事情は……私も難しくて……彼女が話してくれないのを、彼女の相棒に問い正したんです……ですが、犯人は知っています……」
【上弦自身も、あまり話して貰っていないようだ】
- 730 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 20:38:13 ID:EZHvaBxoC
- >>728
【まだ睨んでいる】
【クロスに向かって千切れた腕を振る】
【「ベルトを外せ」とかかれている】
>>729
「え……? お父さんですか?」
【上弦を見ている】
「あの……それは、見ました……少しだけ……」
「で、でも、大丈夫……です……」
【「何でもいい」と書かれている】
- 731 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 20:44:33 ID:E4Ka56rgO
- >>729
ま、時が来るのを待つさ
時がきたら……縁があったら……俺が関わることになるだろうなぁ
【タバコに火をつけてゆっくり煙を吐き出す】
>>730
ああ、悪い悪い
【止血していたベルトを外し、腕を解放する】
ここはさすがに酷いな……俺んトコじゃなくて、ちゃんとした治療を受けた方がいい
ま、そこはアウテリートのマナ達がやってくれるだろ
- 732 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 20:52:19 ID:.6prKP66O
- >>730
「私は父親ではない……しかし】】『父親』の様な……『恋人』の様な……そんな『大切な存在』になりたいと考えている……まぁ、彼女がどう思ってるかはわからないがね?」
【笑いながらシノンを見た】
「そうか……怖かっただろ?でも安心しなさい……君に危険は及ばない……私が保証しよう……」
【そう言って微笑む】
「なんでもいい……か……まぁ、好きな服を着せるチャンスだが……今はそんな場合では無いな……よし……」
【ゼオラの胸元に手を添えた】
「まぁ、普通に行こう……」
【能力を発動する、所持する元素と元素を繋ぎ合わせ、新たな衣服を生成する……それは黒い女の子用のパジャマ……ちなみにフードが付いていて、フードを被るとヤギの顔になる……子供に大人気……黒ヤギさんパジャマである……】
>>731
「“貴方が”……では無く……“貴方達が”ですよ?……その時は私も貴方もいる……いや、他にも沢山彼女を守る存在がいるでしょうね……」
【そう言って笑う、そして……】
「タバコは体に悪いですよ?」
【そう言った】
- 733 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 20:58:14 ID:KZg1MerMC
- >>731
【「ありがとう」と書いて向けた】
【千切れた腕に手を当て力を込める】
【次の瞬間、腕が生えた】
【そしてアウテリートと聞いて顔をしかめる】
>>732
「そうですか……それだけ思われているなんて、ゼオラさんは幸せな人ですね」
【心配そうな顔から微笑んで、すこし羨ましそうに】
「大丈夫ですよ……もう、二回みてます……から……」
…………
【黒ヤギさんパジャマを見て少し嫌そう】
- 734 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/08/14(金) 21:06:57 ID:E4Ka56rgO
- >>732
知るかよ
どうせ短い命だ
【見せつけるように、紫煙を深く吸い込み吐き出した】
>>733
…………ワォ
自己再生、か
なるほど……いろいろ合点がいった
そりゃ大した生命力を持ってるわけだ
この様子だと、もう大丈夫そうだな
……どう致しまして、だ
みんな、あとは自由にしてていいぜ
俺は買い出しに行った時の荷物を片付けなきゃいかん
【そう言うが早いが、買い物袋を持って厨房に引っ込んでしまった】
- 735 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 21:09:57 ID:.6prKP66O
- >>733
「……ふ、何を言っている……私は無類の子供好きでね……君が望むならいつでも愛をあげちゃうぞ?」
【笑いながら近寄り】
「だから……君も……いつでも私を頼っていいのだよ?」
【頭を撫でた】
「何故娘の名前で嫌な顔をする?仲が良いじゃないか?」
【ゼオラに向かって】
「黒ヤギさんパジャマも嫌かい?似合ってるじゃないか……なんでもいいと言ったのは君なんだから……我慢しなさい……帰ったら変えてあげるから……」
>>734
「まったく、死を目の前にしている者が目の前にいるのに……贅沢な人だな……」
【そう呟き】
「わかりました!この子と話してから帰ります……今日は本当にありがとうございました!!」
【厨房に引っ込むクロスに、深々と頭を下げた】
- 736 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 21:19:02 ID:DTK0wtesC
- >>734
あり……ガフッ!
【お礼を言おうと思ったがまだ少し早かったようで】
「あ、ありがとうございます!」
【代わりにシノンがお礼を言った】
>>735
「そうですか……ありがとうございます」
【そう微笑む】
【その笑顔はシルクハットの少年と似ている……そんな気がしたかもしれない】
…………
【そっぽを向いた】
【やはり裏はアウテリートが嫌いらしい】
//すいません、返答が遅れます……
- 737 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 21:26:43 ID:.6prKP66O
- >>736
「……あぁ……どういたしまして……」
【少年の顔を見る……上弦もそう感じていた……偶然出会った少年だと思っていたのだが】
「あぁ、ほらほら……口を拭きなさい」
【ハンカチで口を拭く】
「まぁ、そう嫌わないでくれよ……私も娘も君が好きなんだからさぁ……」
【笑って頭をポンポン】
//返事が遅れるのは仕方ないですよ!気にしないでください!
- 738 :ゼオラ&シノン:2009/08/14(金) 21:46:42 ID:DTK0wtesC
- >>737
…………
【ペンを持ち、少しの間】
【「ありがとう、俺は少し眠る」そう書かれた紙を向けると、眼を閉じた】
「…………」
【その様子を微笑んで見ていたが】
「あの……少し、お願いしたい事が……」
【上弦を見る】
- 739 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 21:51:36 ID:.6prKP66O
- >>738
「……あぁ……お休み……」
(寝てる間に……家に連れて帰るべきだな……)
【眼を閉じるゼオラを微笑みながら眺め】
「お願い?私に……?」
【何事かと首を傾げ】
「何かな……言ってみなさい……」
- 740 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 22:16:49 ID:KZg1MerMC
- >>739
【同じくゼオラを見て微笑む】
「あの……戦闘……お願いしていいですか?」
【少しの間】
「ゼオラを助けたいな……なんて」
【また顔を赤くして】
「そ、それも……あるんですけど……その、シルクハットの人が気になって……」
- 741 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 22:23:13 ID:.6prKP66O
- >>740
「誰とだ?私と……君か?」
【少し戸惑いながら】
「君……まさかゼオラに惚れてしまったのか!?」
【かなり驚いた様子で】
「い、いかんぞ!ゼオラは渡せない!」
【こっちも何か必死だが……子供相手に何を言っているんだこのオッサン、でも、愛している気持ちは伝わるはずだ】
「むぅ……確かに私もあの少年は気になるが……」
- 742 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 22:27:45 ID:WVKe.rdI0
- >>741
い、言わないで下さいよ……
【顔を赤くして、どうやら……】
僕も……少しでも、役に立ちたいと思って……ダメですか?
【すでに泣きかけである】
- 743 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 22:33:40 ID:.6prKP66O
- >>742
「……なん……だと……!?」
(この子は14歳……私は39歳……見た目は19歳で若くてもオッサン……確かに付き合いは私の方が長い……しかし……ゼオラが……オッサンに……見向きをする筈も……いつか……私のもとを離れ……うぅ)
【なんか一気に落ち込む始末】
「た、確かに……君の気持ちは正しい物だ……誰が駄目という?……しかしだ……問題は……私と戦うと言う事だ……さすがに私は君の様な少年と戦うのは気が引ける……」
【少年と戦うのを渋っている】
- 744 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 22:37:30 ID:WVKe.rdI0
- >>743
だ、だだだだだ大丈夫ですか?
【首を傾げて】
そ、それなりに魔法も使えますし……お、お願いします!
【必死に頭を下げる】
【彼からは誰でも感じられるほどの非常に高い潜在魔力であふれているだろう……】
【ただし、本人はそのことに気づいていないのだが……】
- 745 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 22:43:37 ID:.6prKP66O
- >>744
「あぁ……あぁ……大丈夫だよ……ぐすんっ」
(ゼオラが決める事だ……私が何を言おうが……)
【泣いていた、硝子のHeartのオッサンである】
「わかった……そこまで言うならだ……箱庭に行こう……ここから近いし……ゼオラの護衛は私の執事がする……ポポ!」
【そう言った瞬間、緑色の執事服に身を包んだマナが現われる……】
「ポポ、少しの時間、この子の護衛を任せる……」
「てやんでぃ……じゃなかった……畏まりました……」
【丁寧に頭を下げた】
「では、行こう……」
- 746 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 22:47:26 ID:WVKe.rdI0
- >>745
だ、大丈夫に見えませんよ……
ありがとうございます!
【また頭を下げる】
あの、先に行っててください……その、武器を持ってきます……
【そう言うといそいでカフェを出て行った】
- 747 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 22:53:15 ID:.6prKP66O
- >>746
「だ、大丈夫だよ……うぅ……」
【まだ泣いている】
「わかった……先に行ってるよ……」
【トボトボ歩いていった】
【箱庭『月夜の草原』】
「……あの子は本気か……ならば……私も半端な戦い方は出来ないな……」
【やはりまだ先程の事を気にしているようで、ため息を吐く】
- 748 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 22:55:03 ID:WVKe.rdI0
- >>747
【それから暫く】
す、すいまうあっ!!
【長い棒を手にしてきた彼は転んだ】
【そして立ち上がり】
す、すいません……遅れました……
【言い直した】
- 749 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 22:58:05 ID:.6prKP66O
- >>748
「いや、体感時間は数分だ……それより……大丈夫かい?」
【転んだシノンを心配しながら】
「ま、まぁ……ここの中なら……少し痛いと思うが……仮想空間だから心配しなくていいよ?」
- 750 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 23:00:30 ID:WVKe.rdI0
- >>749
こ、転んでしまいました……
【自分の膝を見ている】
さ、早速おねがいします……
- 751 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 23:04:15 ID:.6prKP66O
- >>750
「わかった……では、行くよ?」
【上弦が手を振る、すると虹色の弾丸が無数にシノンに向かって行く】
- 752 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 23:13:21 ID:WVKe.rdI0
- >>751
当たりません!
【そう言いながら走って逃げる】
あたっ、あたっ!
【でも当たってる】
- 753 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 23:18:16 ID:.6prKP66O
- >>752
「当たってるじゃないか……」
(しかし……私の攻撃が当たっているのに……あれだけで済むとは……中々……凄いのかもしれないな)
【それを追い掛ける様に走り出す】
「君も攻撃をしなさい!」
【前方に回り、掌底を繰り出す】
- 754 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 23:24:13 ID:WVKe.rdI0
- >>753
す、すいませんっ!
【小さな石を目の前に召喚、それで掌底を防ごうとする】
当たれっ!
【次は小さな水の塊を召喚、それを上弦に向かわせる】
【突撃の途中で水は氷に変わってゆく】
- 755 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 23:30:10 ID:.6prKP66O
- >>754
「典型的な魔法使いのようだね?」
【石を元素に還元し、消滅させる】
「……」
【黙って後ろに下がり、氷も元素に還元】
「シノン……戦うからには、私は手加減はしない……君も、ゼオラの力になりたいと言うのなら……もっと本気で来なさい……ほら、これは返す」
【回収した石と氷の元素を放つ、それは矢となりシノンに向かう】
- 756 :シノン=アルベル:2009/08/14(金) 23:37:01 ID:WVKe.rdI0
- >>755
僕はまだ未熟だから……これくらいしかできないんです!
【地面を盛り上げ、岩盤で矢を防ぐ】
ならば……これです!
【上弦の横と背後の三方向を岩盤で囲む】
うおおおおおお!!
【そして棒の先端についた三日月状の刃を上弦に向けて迫る!】
- 757 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/14(金) 23:51:07 ID:.6prKP66O
- >>756
「ぬ!?退路を封じたか!?」
【シノンを見据え】
「しかし、詰めが甘い……」
【刄を両手で挟み、そして言い放った】
「今の攻撃には間違いが三つある……一つは岩盤で退路を封じる作戦……あれは天井も作りなさい……二つ目は君の戦術……君の様なか弱い体で大人に勝つ事は無理だ……ここは魔法を放つか……あるいは肉体強化の術を用いるべきだった……」
【上弦は動かない】
「そして最後は……君は一度、一瞬とは言え私の能力を見た……あの岩盤を元素に還す事も可能だった……そして……そんな私に近づくべきでは無かったね?」
【突如背後の岩盤が槍の様に尖り、シノンに向かう……さらには地面の土も槍となり、シノンに向かう】
- 758 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 00:02:07 ID:WVKe.rdI0
- >>757
おおおおおお!!
【岩盤の槍が飛ぶ、消える】
【土の槍が飛ぶ、消える】
【見えた少年の瞳は金に、もう一つの瞳は黒く】
――――!!
【一瞬、ほんの一瞬だけ圧倒するような魔力を放出し、上弦から棒を抜き離れる】
【跳んだ】
あぁたれええぇぇ!!!
【空中で棒を回す、それは地面の草や土を巻き込み巨大な塊を作る】
【これが彼の最後の攻撃、それを飛ばす】
【彼はそれを放つ、それは上弦へ向かう、しかし軸がずれている様だ】
- 759 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 00:06:50 ID:.6prKP66O
- >>758
「!?」
【魔力を感じシノンを見た……目の前にその姿はない】
「上か!?」
【空を見上げシノンを見る】
「……そうだな……それだ……」
【塊は上弦に直撃、その身を捕らえその強烈な一撃を見舞った】
- 760 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 00:09:05 ID:WVKe.rdI0
- >>759
……あうっ
【そして落下】
【棒を杖にして立ちあがり、ため息をつく】
【体力的に限界のようだ】
- 761 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 00:13:07 ID:.6prKP66O
- >>760
「……うん……君は強い……本当に……」
【聞こえる声は楽しそうな声、しかし……今でも砂ぼこりを巻き上げるその場所では無く、背後から……】
「ほら……大丈夫かい?」
【シノンに肩を貸す】
【何故ここに、何故何事も無かったように後ろから現われるのだろうか?……攻撃は確実に命中していた……それなのに……】
- 762 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 00:17:12 ID:WVKe.rdI0
- >>761
うわっ!
【驚いて前に倒れた】
な、何で後ろから出てくるんです……?
【不思議そうに尋ねた】
- 763 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 00:20:42 ID:.6prKP66O
- >>762
「内緒だよ内緒……能力をバラしてしまったら面白くないだろ?ほら、立てるかい?」
【手を差し伸べ】
「さっきも言ったが……君は強いよ?……これからもっと強くなるはずさ……でも……ゼオラは渡さないよ?」
【まだ言ってるオッサンであった】
- 764 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 00:22:12 ID:WVKe.rdI0
- >>763
- 765 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 00:23:48 ID:WVKe.rdI0
- //途中送信……二回目……
>>763
あ、立てます……
【手を掴んで立ち上がる】
もう……あなたにはお嫁さんと娘さんが居るじゃありませんか……
【微笑んでそう言う】
- 766 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 00:30:33 ID:.6prKP66O
- >>765
「確かに……私には妻も娘も居る……しかしだ……あの子もまた……私にとって大切な存在なんだよ……」
【大学時代からとても大切にしてきました】
「確かに……あの子にとっては私は迷惑かもしれん……しかし……それでも私はあの子を愛する……まぁ、老い先短いオッサンの戯言だ……まぁ、あの子が決める事……私なんかが何を言っても無駄なんだがね……」
【同じく笑い】
「さて、ここを出ようか?」
【そしてログアウトの準備を始めた】
- 767 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 00:38:49 ID:WVKe.rdI0
- >>766
……
【じっと上弦を見て】
ふむぅ……
【それだけ】
あ、出ましょうか
- 768 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 00:41:40 ID:.6prKP66O
- >>767
「なんか反応しなさい……」
【拳骨】
「じゃあ、出ようか……」
【箱庭から出て行った、向かうはゼオラのもとへ】
- 769 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 00:50:28 ID:WVKe.rdI0
- >>768
ふぬあぁ……
【また倒れた】
あ……はい
【それを追うように出て行った】
―――
「……」
【起きている】
- 770 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 00:53:45 ID:.6prKP66O
- >>769
「ん?ゼオラ、気分はどうだい?パジャマには慣れたかな?」
【笑いながら駆け寄る】
「てやんでぃ!この娘っ子こんな雰囲気だったか?」
【執事のポポも口を開く】
- 771 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 00:56:44 ID:WVKe.rdI0
- >>770
「……るせ……ぇ」
【少しだけ喋れるまで回復したらしい】
「……」
【ムスッとした表情で窓の外を見ている】
- 772 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 00:59:20 ID:.6prKP66O
- >>771
「お?喋れるようになったね?大丈夫!黒ヤギさんパジャマは可愛いぞ!!」
【フードをかぶせた】
「ほら、シノン!見てみなよ、かなり可愛い!!」
【騒がしいオッサンである】
- 773 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 01:05:01 ID:WVKe.rdI0
- >>772
す、すいませーん! またおくれぬわぁっ!
【また転ぶ】
「……」
【上弦を睨んでからヤギさんフードを外した】
- 774 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 01:08:29 ID:.6prKP66O
- >>773
「あぁ!?可愛いのに!?」
【笑いながらリアクション】
「あぁ、シノン……早く来ないから可愛いヤギさんゼオラを見逃してしまったぞ?」
【シノンにそう言って】
「ん〜……少しは元気になったみたいだ!嬉しいよ!」
【物凄い笑顔】
- 775 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 01:13:54 ID:WVKe.rdI0
- >>774
ヤギさん……ですか?
【ゼオラのヤギさんフードを見て】
そういう……
【少し残念そうだ】
「フン……」
【相変わらず睨んだまま】
- 776 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 01:16:10 ID:.6prKP66O
- >>775
「ん?シノン……ヤギさんは嫌いかね?」
【笑いながら肩を叩いた】
「ゼオラどうしたんだい?睨めっこかい?ん?」
【彼も場を和ませようと必死である】
- 777 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 01:23:57 ID:WVKe.rdI0
- >>777
いや、嫌いでは無いです
【こちらも微笑んで】
「……」
【視線を窓へ移した】
- 778 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 01:27:26 ID:.6prKP66O
- >>777
「ん……そうか……シノンも可愛いと思うよな?黒ヤギさんパジャマ……」
【同意を求める表情】
「ゼオラ、何ムスッてしているんだい?」
【近寄って声をかけた……】
- 779 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 01:33:13 ID:WVKe.rdI0
- >>778
え、あ、はい……
「……」
……
【同意したが睨まれて硬直】
んだって……っ……
【まだ少しいたいらしい】
- 780 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 01:36:46 ID:.6prKP66O
- >>779
「まだ痛いか……?」
【心配そうに声をかけ】
「よしよし……痛いの痛いの飛んで行け〜……」
【痛まないように優しく抱き締め、頭を撫でた】
「無事で本当に良かった……本当に……」
【少しだけ涙を浮かべて】
- 781 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 01:40:39 ID:WVKe.rdI0
- >>780
「……」
【「そんなの貴様には関係無い」と書かれた紙を見せる】
「……っ」
【顔面パンチ】
フフフ……
【その様子を微笑んでみている】
- 782 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 01:42:46 ID:.6prKP66O
- >>781
【顔を殴られても離さなかった】
「痛いな〜……かなり元気じゃないか……」
【抱き締めたまま話し】
「シノン……」
【シノンに手招き】
- 783 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 01:49:14 ID:WVKe.rdI0
- >>782
「……」
【すごく嫌そう】
はい、なんですか?
【寄ってきた】
- 784 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 01:51:19 ID:.6prKP66O
- >>783
「……そう嫌な顔をされると悲しいのだが……」
【少し寂しそうな表情を浮かべる】
「……ん、来たね……そぉい!!」
【ゼオラとシノンをまとめて抱き締めた】
- 785 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 01:54:06 ID:O1o1pwYcC
- >>784
うわあっ!!
「……!!」
【二人共驚いている】
- 786 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 01:59:54 ID:.6prKP66O
- >>785
「はっはっは!楽しいな!」
【なんかとても嬉しそうである】
「シノン、これはな……私がしたいからしただけだ……別に、君が望むならいつだってしてあげるぞ?」
【優しい声で囁く】
「ゼオラ、私はね……今の君ももう一人の君も愛している……だからたまには私に甘えなさい……」
【同じく、裏のゼオラはどう思うかはわからないが、優しい声で囁いた】
- 787 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 02:04:32 ID:O1o1pwYcC
- >>786
では、そのときはお願いしますね?
【笑顔で答える】
……
【ムスッとした表情は消えた】
【「そろそろ場所移動を」】
【窓からホワイトボードを掲げる機械兵器】
- 788 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 02:10:06 ID:.6prKP66O
- >>787
「ん?スタッフ(機械兵器)からの要望だ……移動しようじゃないか!」
【二人にそう言って、シノンを下ろした、そしてゼオラの点滴を外し】
「すまないな、シノン……ついて来るなら歩いてくれたまえ……ゼオラは重傷だからね……」
【ゼオラを姫抱きして持ち上げる】
//アトリエでよろしいかな?
- 789 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 02:14:35 ID:O1o1pwYcC
- >>788
な、なんですか? あれ……
【レラに疑問を持った】
「……チッ」
【凄く嫌そう】
……
【凄く羨ましそう】
//良いよ!
- 790 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 02:22:27 ID:.6prKP66O
- >>789
「嫌がるな嫌がるな……甘えなさいと言っただろ?」
【そう言って進んで行く】
「ん?シノンもしてほしいのか?……じゃあ、後でシノンにもしてあげよう」
【何か違った……】
【そしてアトリエへ】
- 791 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 02:27:08 ID:O1o1pwYcC
- >>790
「……」
【黙った】
あ、はい……おねがいします……ん?
(あ、あれ?)
【何か違う】
うわー、大きいですねー……
【アトリエを見て】
- 792 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 02:31:23 ID:.6prKP66O
- >>791
「さて、部屋に運ぼう……チィ!来なさい……」
【ゼオラをベッドに寝かせて、上弦はメイドを呼ぶ】
「はいはいはい!お任せください!私が身の回りの世話をさせて頂きますよ!」
【メイドは張り切っていた】
- 793 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 02:34:03 ID:EZHvaBxoC
- >>792
うわー、凄いですね
【人生初のメイドに驚く】
メイドさんも凄いですね
【気圧され気味】
- 794 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 02:37:17 ID:.6prKP66O
- >>793
「まぁな、しかもマナだから戦闘力もそこそこあるんだ……だからこのアトリエも安全なんだよ……さて、シノン……来なさい……」
【再び手招き】
「ゼオラ、今日はチィが君と同じ部屋だ……なんでも言いなさい」
「よーし!任せなさい!ゼオラちゃん!!」
- 795 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 02:39:46 ID:DTK0wtesC
- >>794
はい……なんですか?
【上弦に寄っていく】
「……!?」
【驚いている】
- 796 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 02:43:43 ID:.6prKP66O
- >>795
「そぉい!」
【シノンも姫抱きで持ち上げる】
「……これがしてほしかったんじゃないのかい?」
【全く違う】
「いいかい、ゼオラ……チィはリリ同様頼れるメイドだからね?」
【笑いながらそう言った】
「と言う訳です!なんでも仰ってください!」
- 797 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 02:47:51 ID:EZHvaBxoC
- >>796
なんか少し恥ずかしいです
【しかし嬉しそうだ】
「……」
【リリと一緒と言われ、少し顔をしかめる】
【が、眠そうに頷いた】
- 798 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 02:54:18 ID:.6prKP66O
- >>797
「ゼオラ……眠いかい?……ならゆっくりお休み……」
【シノンを担ぎながら頭を撫でた】
「チィ!任せた……」
「お任せください!」
【チィは頼もしい返事を返した】
「さて、シノン……君は私と同じ部屋だ……行こう」
【シノンを抱えながら部屋に向かう】
- 799 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 02:56:38 ID:DTK0wtesC
- >>798
「……」
【凄く眠そう……というか八割眠っている】
はい、解りました
【言えば従っちゃう子なのです】
- 800 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 03:00:22 ID:.6prKP66O
- >>799
【眠そうなゼオラの隣に、チィが仕えている……とても楽しそうだ】
「じゃあ、お休み……」
【そう言って部屋を出て行った】
【上弦の部屋……そこにはベッドが一つしかないのでした!】
- 801 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 03:03:47 ID:EZHvaBxoC
- >>800
「……zzz」
【眠ってた】
それでは、僕もお休みなさい……
【ナチュラルに床に寝た】
- 802 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 03:06:19 ID:.6prKP66O
- >>801
「はいはい……私は客人を床に寝せる程薄情じゃないよ……なぁに、男同士だ……今夜だけは我慢しなさい……明るくなったら部屋を用意してあげるからさ……」
【そう言ってシノンをベッドに寝かせたのだった】
- 803 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 03:10:27 ID:DTK0wtesC
- >>802
……むにゃ……zzz
【いい笑顔で寝ている】
- 804 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 03:12:23 ID:.6prKP66O
- >>803
「……」
【その様子を黙って眺めた後】
「……私も寝るか……」
【ソファーで眠りに就いた】
- 805 :名も無き異能都市住民:2009/08/15(土) 04:52:26 ID:ilsT.wxw0
- 【一人の男が街を往く】
That is not ........ which can eternal ......
And with strange .......... even .......... may ......
【何かを小さく呟き】
【ふと空を見上げると、次第に白んでいく闇空】
【長い夜も終わりを告げ】
………ねむ…
【欠伸をかみ殺し、男は歩み去る】
- 806 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 21:23:28 ID:.6prKP66O
- 日常スレβ>>237
「……」
【上弦は黙ってその様子を見ていた】
「旦那様、如何なさいます?」
【メイドが上弦に尋ねる】
「……私達は邪魔だな」
- 807 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 21:36:09 ID:EZHvaBxoC
- >>806
……よしよし
【ずっと撫でている】
- 808 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 21:38:18 ID:.6prKP66O
- >>807
「……」
【ずっと黙る】
「……」
【メイドも黙る】
「……」
「……」
【二人で黙る】
「……」
「……」
「……」
「……」
【ずっと黙る】
- 809 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 21:47:32 ID:EZHvaBxoC
- >>808
…………
「……」
【暫くして】
「ばぁ……」
【喋った】
- 810 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 21:49:54 ID:.6prKP66O
- >>809
「……」
「だ、旦那様?……旦那様!!」
【メイドが上弦をペチペチ叩く】
「……ん、あぁそうか……ブルクハルト、何か反応してあげなさい」
- 811 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 21:54:57 ID:DTK0wtesC
- >>810
「ごめん……」
【誰もしゃべらないのに耐えられなかったらしい】
……せ、せやなぁ……
- 812 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 21:56:38 ID:.6prKP66O
- >>811
「私達に構わないで……さぁ……」
「旦那様……」
【黙って扉付近に立っている二人】
- 813 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 22:02:56 ID:O1o1pwYcC
- >>812
よしよし……
【再び撫でた】
……
【再び嬉しそう】
- 814 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 22:06:54 ID:.6prKP66O
- >>813
「……」
「……」
【再び黙る】
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
【再び沈黙が支配する】
「はっ!?これは無限ループですか?」
「静かにしなさい……」
- 815 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 22:12:49 ID:O1o1pwYcC
- >>814
しゃあないな……
他にする事もあらへん……ワイは帰るで
【そう言うと、急に消えてしまった】
「……」
【かなり残念そう】
- 816 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 22:15:48 ID:.6prKP66O
- >>815
「ブルクハルト戻ってきなさい!!ゼオラが残念そうだろうが!!今すぐ戻ってこないと貴様を元素に還す!!」
【消え去るブルクハルトに怒鳴る……かなりご立腹】
「だ、旦那様!落ち着いてくださいな!!」
- 817 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 22:18:57 ID:KZg1MerMC
- >>816
なんやねん……
【窓から顔を出して】
- 818 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 22:22:07 ID:.6prKP66O
- >>817
「なんやねんではなかろうが……ゼオラが残念そうだろ?」
【窓に近寄りながら話す】
「ゼオラと一緒にいてあげなさいと言っている……私の言っている意味がわかるかな?」
【ブルクハルトを掴み、部屋に引きずり込む、何百キロを引っ張るとは化け物過ぎる】
「はい、ゼオラ……ブルクハルトだ……」
【そしてゼオラに引き渡した】
- 819 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 22:26:03 ID:KZg1MerMC
- >>818
「……」
【嬉しそうに抱きついた】
いや、ワイ仕事が……まあ良いや
- 820 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 22:29:05 ID:.6prKP66O
- >>819
「よかったな、ゼオラ……」
「旦那様……少し怖いです……」
【メイドが上弦に注意をし】
「まぁ、私如きがでしゃばる必要はないんだ……チィ、そろそろゼオラの包帯を換えてあげなさい……」
「は、はい……畏まりました……」
【テトテトとゼオラに駆け寄る】
- 821 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 22:34:34 ID:EZHvaBxoC
- >>820
「……」
【上弦に向かって少し微笑む】
【チィに頭を下げ、身体を向ける】
- 822 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 22:40:59 ID:.6prKP66O
- >>821
「……」
【黙って頷いた】
【チィがゼオラの包帯を解く】
「はぁい……じゃあ拭きますね……」
【瞬間全身を液体にしゼオラの服の中に入り、素早く行き交う、汗などで汚れた体を洗う……水のマナだから出来る芸当である】
「ぷはぁ……はい、綺麗になりましたよ?」
【勢い良く出てきて笑顔を向ける】
「じゃ、巻き巻きしますよ〜……そぉれ!」
【再び服の中に入り、医者よりも早いんじゃないか?ってなぐらいの早さで新しい包帯を巻き直した】
「はい、完成!」
- 823 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 22:46:42 ID:DTK0wtesC
- >>822
「……ありがとう」
【チィに向かって頭を下げ】
しかし……疲れたな……
【ゼオラのベッドに倒れ込んだ】
- 824 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 22:48:50 ID:.6prKP66O
- >>823
【メイドがペチっとブルクハルトを叩いた】
「駄目ですよ、ブルクさん!怪我人が寝てるんですから……隣のベッドに寝てください!」
【チィはプンプン怒る】
- 825 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 22:52:52 ID:KZg1MerMC
- >>824
ああ……スマンな……
【隣のベッドに移った】
- 826 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 22:55:12 ID:.6prKP66O
- >>825
チィ:「まったく……だらしないですね……」
【腰に手を当てブツブツ】
チィ:「ゼオラちゃん、食欲はありますか?」
- 827 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 22:58:37 ID:DTK0wtesC
- >>826
ブルク……さん?
【今さら気づく】
「……少し、だけ……」
- 828 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 23:03:48 ID:.6prKP66O
- >>827
チィ:「貴方の名前は長くて言えたものではありません!」
【ブルクハルトに怒鳴る】
チィ:「そうですか……少しお待ちを……」
【チィがパンパンと手を叩く、すると扉が開き、水のメイド長であるチィの部下メイドだろう……水のマナ達が料理を運んで、素早く並べた】
- 829 :ブルクハルト=バルツァー:2009/08/15(土) 23:06:04 ID:O1o1pwYcC
- >>828
さいですか……
【黙った】
「わぁ……」
【その様子を見ている】
- 830 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 23:10:02 ID:.6prKP66O
- >>829
チィ:「さぁ……たんとお食べください……食べきれなかったら残しても大丈夫ですよ?……ここにはたくさん食べる火のマナや金のマナがたくさんいますから……」
【用意された食事は少女一人が平らげるには無理のある量だった】
チィ:「〜♪」
【鼻歌混じりにゼオラの首にナプキンをかける、そしてナイフとフォークを用意した】
- 831 :以下、名無しにかわりまして天才がお送りします:2009/08/15(土) 23:16:59 ID:O1o1pwYcC
- >>830
「……」
【おもむろに一口】
「おいしい……」
【自然と笑顔になるもの】
【そう言えば一階が騒がしい】
- 832 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 23:21:01 ID:.6prKP66O
- >>831
チィ:「そうですか?有難うございます……でもそれは木のマナの皆さんに言ってあげてくださいね?」
【ぺこりと一礼】
チィ:「……一階が騒がしいですね……私が……」
上弦:「私が行こう……邪魔者の私はいなくなった方が良さそうだ……」
【そう言って一階に降りていった】
- 833 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 23:25:29 ID:DTK0wtesC
- >>832
「はーい……」
【チィにそう言うと、上弦を見送った】
【一階】
「……解るか?」
「はぁ……そうなんですか……」
【二人が話している】
「僕は天才だ! 解ったらとってこい!」
「は、はい!」
【機械に乗ったままのレラがシノンを使ってた】
- 834 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 23:27:33 ID:.6prKP66O
- >>833
チィ:「……旦那様何かおかしいです……」
【チィがそう呟いた】
上弦:「……」
- 835 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 23:32:50 ID:EZHvaBxoC
- >>834
「違う、それじゃない」
あ、すいません……
「全く……グズめ」
【すんごい偉そう】
- 836 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 23:34:53 ID:.6prKP66O
- >>835
「何をしている?」
【無表情で言い放つ】
「用があるなら執事がメイドに言うべきだと思うのだが?」
- 837 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 23:37:45 ID:EZHvaBxoC
- >>836
「フッ、僕がコイツが使えるか試してやったのさ」
「ま、全く使えるものデはなかったがな」
す、すいません……
「貴様はさっさと動け!」
す、すいません!!
【ちょとしたコントである】
- 838 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 23:39:38 ID:.6prKP66O
- >>837
「……それだけか?」
【腕を組んで二人を見やり】
「それならいい、私は戻るぞ?」
【自分の部屋に向かって歩き出す】
- 839 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 23:43:49 ID:KZg1MerMC
- >>838
え、あ、はい……どうぞ
「いいからさっさと働け!!」
【音の原因はこの子であった】
- 840 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/15(土) 23:45:10 ID:.6prKP66O
- >>340
「……ほどほどにしておきなさい」
【そう言って部屋に入った】
- 841 :シノン=アルベル:2009/08/15(土) 23:49:57 ID:EZHvaBxoC
- >>840
【その後、レラの罵声とシノンの謝る声だけが聞こえた】
- 842 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 00:38:25 ID:.6prKP66O
- 「……」
【部屋の窓を開け、外に出る……暗闇に支配される時間……誰にも気付かれずに】
「……待っていてくれて有難う……」
【彼は暗闇に向けて話し掛けた、そこで闇が蠢く……そこには何度も見たであろう鎧達の姿……しかし、いつもと違うのは、その中心に一際輝く鎧を着た人物が立っていた事だ】
「虹色の錬金術士よ……今日こそ……貴様を我が物とする……」
「積極的だね、でも……あまり積極的過ぎると私みたいになるぞ?」
【冗談混じりにその鎧に言い放つ】
「……ならば力付くで……貴様と『エルスクラーリオ』を我が手に……」
「面白い……若造が……来たまえよ……」
【そう笑い、上弦は夜の街を舞う……それに付いて行く人物……】
「全員……この街を襲撃する準備をしておけ!」
【他の鎧達も夜の異能都市に散って行くのだった……】
- 843 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 13:41:52 ID:.6prKP66O
- 「とぉっ!……ぃよしっ!逃げ切ったぞ……落し穴に引っ掛かるとは未熟未熟!」
【なんとか言いながら体は傷だらけ……】
「さて……ゼオラの様子でも……」
- 844 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 13:45:16 ID:WVKe.rdI0
- >>843
……
【真っ直ぐにそっちを見てお出迎えしてた】
- 845 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 13:47:49 ID:.6prKP66O
- >>844
「はい、おはよう……調子はどうかな?」
【昨日と変わらず、何事も無かったように現われる】
- 846 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 13:49:53 ID:WVKe.rdI0
- >>845
……
【わずかに頷く】
【昨日は喋ってた? あれは私のうっかりだよ!!】
- 847 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 13:53:23 ID:.6prKP66O
- >>846
「ん?部屋には一人しかいないのか?他は?」
【部屋を見渡して呟く】
「チィは……アトリエか……」
- 848 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 13:54:55 ID:WVKe.rdI0
- >>847
【頷いたあと、首を横にふる】
【つまり、誰もいないと言う事らしい】
- 849 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 13:57:17 ID:.6prKP66O
- >>848
「そうか……」
【一言言って椅子に座り】
「……」
【ゼオラを眺めるが】
(しまった!話のネタが無い!?)
【話のネタが無いのだった!】
- 850 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 13:58:53 ID:WVKe.rdI0
- >>849
【しかし彼女は話せない!】
【どうすればいいんだ上弦!!】
- 851 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 14:04:20 ID:.6prKP66O
- >>850
「……」
【窓を開け、日の光を入れる】
「……今日はいい天気だね……」
【普通の世間話をはじめる気だ!】
【選択肢は二つある、このまま真面目なお父様か……スイッチの入ったお父様か!】
- 852 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 14:09:09 ID:WVKe.rdI0
- >>851
【日の光に目を眩ますが問いかけに頷く】
【アナタが決めろぉい!!】
- 853 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 14:14:37 ID:.6prKP66O
- >>852
「日の光を浴びないと体に悪いってよく聞くからね、それより……」
【再びベッド横の椅子へ】
「どうだ、黒ヤギさんパジャマ……気に入ったかね?」
【ニコニコ】
- 854 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 14:16:33 ID:WVKe.rdI0
- >>853
【一度窓の方を見て、屋内へ向けた】
【少し恥ずかしそうに頷いた】
- 855 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 14:22:24 ID:.6prKP66O
- >>854
「ん、そうかそうか……まぁ、その内流行るから!ゼオラは時代を先取りしているぞ!最近は恐竜さんや牛さん、犬さんまで出来てるからな!」
【なぜ最初が犬では無く黒ヤギさんなのだろうか】
「まぁ、回復力のある君だろう……もう少ししたら治るんじゃないか?」
【黒ヤギさんパジャマを気に入ってくれたと聞いて嬉しそうに笑う】
- 856 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 14:24:28 ID:WVKe.rdI0
- >>855
【良く解らないといった表情】
【ここで素晴らしい解説……喋れないから出来ない!!】
- 857 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 14:29:37 ID:.6prKP66O
- >>856
「えっと……」
【話せない事を思い出し】
「あぁ……私……出て行った方がいいかい?」
- 858 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 14:31:39 ID:WVKe.rdI0
- >>857
【上弦の手を掴んでイスを見る】
- 859 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 14:34:30 ID:.6prKP66O
- >>858
「……」
【手を掴まれて立ち止まり】
「あぁ……すまないね……」
【椅子に座った】
「……これを使えば良いんじゃないか?」
【スケッチブックとペンを用意】
- 860 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 14:36:09 ID:WVKe.rdI0
- >>859
……
【スケッチブックとペンを目にし】
【外の景色に逃げた】
- 861 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 14:40:07 ID:.6prKP66O
- >>860
「……えっ!?なんで!?」
【頭には?マークが浮いている】
「私は君と話がしたいのだが……ん〜……まぁいいか……」
【スケッチブックをしまい】
「ゼオラ……そろそろ包帯を替える時間なのだが……フッフッフ……私が替えてやろうか?」
- 862 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 14:41:21 ID:WVKe.rdI0
- >>861
【ここでも素晴らしい解説が出来ない】
【笑みの意味など解らずに体を向けた】
- 863 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 14:46:07 ID:.6prKP66O
- >>862
「もう少し嫌がりなさい……」
【黒ヤギさんパジャマを脱がし、ホットなタオルを手に取る】
「じゃあ、まずは汗のかいた体を拭くからな?」
- 864 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 14:48:55 ID:WVKe.rdI0
- >>863
【二度頷いた】
【無表情ながらもやはり顔は赤い】
- 865 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 14:54:50 ID:.6prKP66O
- >>864
「はい、では……遠慮無く拭かせてもらう……」
【そして、全身を優しくゴシゴシ】
「……お客さん……痒い所は無いですか?あったら指で教えてください」
【それはシャンプーです】
- 866 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 14:58:17 ID:WVKe.rdI0
- >>865
【じっとしている】
【痒いところが無いのだろうか、反応が無い】
- 867 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 15:02:42 ID:.6prKP66O
- >>866
「……」
【わきとか胸も遠慮なしに拭きます】
「……よし……これで終わり……あれ?もう包帯無くてもいいんじゃないかな?」
【全身を眺めながら】
「必要な時に言いなさい……という訳で……よし、着替えようか……」
【能力を発動させて衣服を作り出す、今度は牛さんパジャマだ!牛模様が可愛いぞ!ちゃんとフードには角も付いている!】
- 868 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 15:06:29 ID:WVKe.rdI0
- >>867
【まだそれを気にするような年齢では無かった】
【それを聞いて少し嬉しそうに】
【じっと牛さんパジャマを見ている】
- 869 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 15:12:46 ID:.6prKP66O
- >>868
「ん、そろそろ自由に歩き回れるだろう……でも、今回の様に無理をしてはいけない……危なくなったら、すぐに私を呼びなさい……何よりも早く駆け付けようじゃないか……」
【優しく微笑みながら牛さんフードをかぶせ、頭を撫でる】
「お?似合っているぞ!」
- 870 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 15:16:22 ID:WVKe.rdI0
- >>869
……
【大きく頷くと、少しだけ微笑んだ】
- 871 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 15:20:08 ID:.6prKP66O
- >>870
「ん、いい笑顔だ!……さて……ゼオラは元気になったし……包帯は取れた……着替えも済ませたし……いつになれば話せるんだ?」
【まずはそれが心配である】
- 872 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 15:24:30 ID:WVKe.rdI0
- >>871
【素晴らしい解説の代わりのチート解説!!】
【裏っ子は心配をさせない為に外見の修復を重視したよ!】
【だから見ただけなら完璧だけど中身はまだ完成してないよ!】
- 873 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 15:32:12 ID:.6prKP66O
- 【裏っ子いい子過ぎる!】
>>872
「ん……まぁ……焦る必要は無いな……まぁ、ゆっくりと休みなさい……はい、じゃあ薬の時間だ……」
【どこからか薬を取り出す】
「はい、あーん……」
- 874 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 15:40:32 ID:WVKe.rdI0
- >>873
【口を開けて上弦を見る】
【実は裏っ子は表よりも頭が良いし乙女してるよ!】
- 875 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 15:45:26 ID:.6prKP66O
- >>874
「はぁい……」
ジャボジャボジャボ
【薬を注ぎこんだ】
「よし!これで今日も元気いっぱいだ!」
【ゼオラの口周りを拭き】
「他に何か必要な事はあるかな?」
【ゼオラを見つめて呟く】
【なにぃ!?裏っ子はそうだったのか……知らなかったぜ……】
- 876 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 15:49:59 ID:WVKe.rdI0
- >>875
……
【上弦に頭を下げると考えるが特に何もなかったようす】
- 877 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 15:53:39 ID:.6prKP66O
- >>876
「……そうか……なら……私がここにいる必要はないな……ゼオラ、ゆっくり休んで、早く元気になりなよ?」
【椅子から立ち上がり部屋を出て行こうとする】
- 878 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 16:00:17 ID:WVKe.rdI0
- >>877
【さびしそうな表情をするが止めはしない】
- 879 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 16:03:22 ID:.6prKP66O
- >>878
「じゃあ、私はこれ……で……」
【振り向いて別れの挨拶をするが……】
「……」
【ゼオラの寂しそうな表情を見て】
「……」
【固まった】
どうする?アイ○ル〜♪
【何か懐かしい歌みたいのが流れた】
- 880 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 16:10:30 ID:WVKe.rdI0
- >>879
……
【そっと牛さんフードをかぶった。反則!!】
- 881 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 16:13:12 ID:.6prKP66O
- >>880
「……」
【じっとその様子を見て】
「わ、私が悪かったぁ〜!!」
【飛び込んで行った】
- 882 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 16:21:42 ID:WVKe.rdI0
- >>881
【嬉しそうな表情で受け止める】
- 883 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 16:24:58 ID:.6prKP66O
- >>882
「すまなかったぁ!もういなくなるとか言わないから!」
【ギャグ漫画みたいな涙を流しながらゼオラを抱き締める】
「よしよしよし」
- 884 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 16:26:45 ID:WVKe.rdI0
- >>883
……
【とりあえず嬉しそう】
- 885 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 16:38:13 ID:.6prKP66O
- >>884
「あ、あまり抱き締め過ぎると怪我に触れちゃうからね……」
【名残惜しそうにそっと離れ……】
「……」
【じっとゼオラを見ていた】
- 886 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 16:42:07 ID:WVKe.rdI0
- >>885
……
【同じく見つめる】
- 887 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 16:49:13 ID:.6prKP66O
- >>886
「……」
【しばらく見つめあっていると……】
「お父様がいると聞いてお店をさぼってきましたわ!!」
【勢い良くアウテリートが現われた】
- 888 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 16:56:59 ID:WVKe.rdI0
- >>887
……
【アウテリートに驚いている】
- 889 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 17:03:14 ID:.6prKP66O
- >>888
アウテリート:「オーッホッホッホッホ!お父様、私でしてよ!」
【いつもの高笑いと共に現われて部屋を見回し】
アウテリート:「何を見つめ合ってるんですの!?」
【見つめ合っている二人を発見したのでした】
- 890 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 17:04:30 ID:WVKe.rdI0
- >>889
……
【アウテリートに向かって手を振っている】
- 891 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 17:09:03 ID:.6prKP66O
- >>890
アウテリート:「あらゼオラ……ごきげんよう……調子は……」
【牛さんパジャマを見て】
アウテリート:「か、可愛いですわ!!」
【父と同じ反応である】
- 892 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 17:10:32 ID:WVKe.rdI0
- >>891
……
【顔を赤くして嬉しそう】
【やはり同じような反応をみせる】
- 893 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 17:17:59 ID:.6prKP66O
- >>892
アウテリート:「話せないのが残念ですわ……早く良くなってくださいませ?」
【よしよしと頭を撫で】
アウテリート:「いいですこと?もし、何か必要な事があればメイド達に言い付けなさい!」
- 894 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 17:21:46 ID:WVKe.rdI0
- >>893
……
【半分解ったような返事】
- 895 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 17:26:40 ID:.6prKP66O
- >>894
アウテリート:「……お腹空いてませんこと?今なら私特製スープが……」
【甘辛しょっぱすっぱ苦いスープを勧めてきた】
- 896 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 17:30:05 ID:WVKe.rdI0
- >>895
……
【匂いはおいしそうなので興味深げにみている】
- 897 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 17:32:52 ID:.6prKP66O
- >>896
アウテリート:「よし、飲みなさいな!」
【スープを勧めるが】
上弦:「あぶなぁぁぁぁい!」
ドンガラガッシャーン!
【上弦が突っ込んでスープを引っ繰り返した!】
- 898 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 17:37:17 ID:WVKe.rdI0
- >>897
……!!
【一連の流れに驚く】
- 899 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 17:40:26 ID:.6prKP66O
- >>898
ドガッシャーン
【次に窓から鎧の姿が!】
鎧:「見つけたぞ上弦!落し穴なんて姑息な手を!!」
上弦:「あれ?もう見つかった!?」
【上弦は逃げ出した】
鎧:「ま、待てぇ!!」
- 900 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 17:44:38 ID:WVKe.rdI0
- >>899
……
【その様子を見て苦しそうにため息を吐いた】
//乱入OKですかね?
- 901 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 17:49:32 ID:.6prKP66O
- >>900
アウテリート:「お父様ぁ!?」
【窓を見ながら叫んだ】
【外から聞こえる声】
上弦:「君もしつこいな……私は持っていないと言っただろ?」
鎧:「ふん、たとえそうだとしても、貴様が私の物になる事は決まっているのだ!」
//乱入OKです
- 902 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 17:56:24 ID:WVKe.rdI0
- >>901
……
【声を聞いている】
――同時刻:上弦の真上
「ハッハッハ、また変なことをやっているな」
【笑ってた】
- 903 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/16(日) 17:58:41 ID:zIbPq2M20
- 「あう〜!こんにちわなの〜」
【ディスもレラと一緒にいた】
- 904 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 18:07:03 ID:WVKe.rdI0
- >>903
「ディス、あそこで変な鎧とバカやってるのが上弦だからなー」
【見下ろしながら】
- 905 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 18:09:47 ID:.6prKP66O
- >>902>>903
上弦:「ぬぉぉぉぉ!!」
鎧:「貴様!いい加減に諦めろ……」
【上弦は未だに鎧と追い掛けっこ】
鎧:「……ちっ……邪魔がいるな……消しておくか……」
【室内】
アウテリート:「は!?ゼオラ!怪我は無いですの!?……お父様は強い御方ですので心配いらないんですが……」
//二人に質問、戦闘します?それとも日常やります?
- 906 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/16(日) 18:11:59 ID:zIbPq2M20
- >>904
「あう〜…そっかなの…『じょうげん』なんであんなことになってるのかなの…」
【不思議そうな顔で上弦と鎧を見下ろす】
>>905
「…あう〜…なにしてるの〜!?」
【大声で上弦に呼び掛ける少女】
//自分はどちらかというと日常に一票を…
- 907 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 18:16:00 ID:WVKe.rdI0
- >>905
//うむ、どちらでも良いですが……
「……」
【まじめな顔をになり、鎧を見たが】
さあ、もう着くからなー
【ディスにそう言ってその場を去った】
>>906
「よし、着いたぞ」
【ゼオラの部屋の窓から乗り込んだ】
……
【ベッドの上で驚いたような表情をしている】
- 908 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 18:21:23 ID:.6prKP66O
- >>906>>907
鎧:「ふふ、どうやらお前……見捨てられたようだな……小物の相手は後だ……まずは貴様を……」
上弦:「……後で全員お仕置きだな……」
【そう言って、上弦と鎧は街中に消えて行った】
【室内】
アウテリート:「……玄関から入ってきなさいな……」
- 909 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/16(日) 18:23:17 ID:zIbPq2M20
- >>907
「だいじょぶかなの・・・」
【上弦を心配そうに見つめていた】
「あう〜…こんにちわなの〜!
『ぜおら』なの〜!」
【ニコニコ笑ってゼオラに話しかけた】
>>908
「あう〜!『じょうげん〜!』」
【その姿を見て走り出そうとするが・・・】
「・・・『あうてりーと』…だいじょぶだよねなの!
『じょうげん』なの!」
【不安げな顔で言う】
- 910 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 18:27:51 ID:WVKe.rdI0
- >>908
「……」
【考え事をしながら見送った】
「ん? ……別に入ってくるならどこでもいいだろ?」
>>909
「アイツなら大丈夫なんじゃ無いか?」
【機械から顔を出して微笑む】
……
【手を振ってこたえる】
- 911 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 18:35:09 ID:.6prKP66O
- >>909
「オーッホッホッホッホ!お父様があんな鉄の塊に負ける訳ありませんわよ!」
【高らかに笑うが、すぐに真面目な顔で】
「でも……貴方達がお仕置きをされる事は確定的に明らかですわよ?」
>>910
「レラさん……マナーってわかります?」
【呆れた様にそう尋ね】
「せめて機械をおりて入ってきなさいな!」
- 912 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/16(日) 18:37:30 ID:zIbPq2M20
- >>910
「…しんぱいなの…あう…」
【いまだに窓の外に目を向けたままである】
「あう〜…なんだかげんきないみたいなの…」
>>911
「あう、そうだよねなの!」
【ガッツポーズをとる】
「あう…やっぱりなの…
たすけてあげたかったんだけど…
でも…よくみてなかったせいなの…」
- 913 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 18:40:31 ID:WVKe.rdI0
- >>911
「それがどうした? 僕が解ってないとでも?」
【はい、そうです】
「やだ、めんどい」
>>912
「大丈夫だ、アイツは強いからな」
【ディスの頭をぽんぽんと撫でる】
……
【首を横に振っている】
- 914 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 18:47:26 ID:.6prKP66O
- >>912
「お父様のお仕置きは楽しいですわよ?」
【ニヤリと邪悪な笑いを浮かべ】
「服を無理矢理変えられて愛でられると言う……じゅるり……」
>>913
「わかってないですわ!貴方……もう少しレディとしての自覚を持ちなさいな!私みたいに!!」
【バーン!と背景に文字が見える】
「めんどくさがるんじゃありませんわぁ!」
- 915 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/16(日) 18:50:10 ID:zIbPq2M20
- >>913
「うん、だいじょぶだよねなの、しんぱい…
は、したほうがいいかなの」
【少しだけ首をかしげた】
「…そっか、げんきなの……
あう〜…でもしゃべってくれないの…」
【心配そうな目でじっと見つめる】
>>914
「あう〜…このふく…『でぃす』のだから
あんまりかえてほしくないなの…」
【そう言って自分の付けているシャツと半ズボンを眺める】
- 916 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 18:53:56 ID:WVKe.rdI0
- >>914
「お前みたいに……と言うのは違うだろ」
【自ら相槌を打ちながら】
「面倒なんだから仕方が無いだろ!!」
>>915
まあ、少しな
【微笑んで】
……
【しゃべるという単語に若干気分を鈴ませる】
- 917 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 18:58:20 ID:.6prKP66O
- >>915
「あぁ……お父様!早く!早く私にお仕置きを!!」
【まったく聞いていない変態でした】
>>916
「なぁにを言ってるんですの!私はどう見てもレディですわよ!ほら見なさい!この美しい私を!」
【ポージング】
- 918 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 18:59:31 ID:KZg1MerMC
- //うん、一番下は
//【しゃべる、と言う単語に若干気分を沈ませる】
//だね!
- 919 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/16(日) 19:01:48 ID:zIbPq2M20
- >>916
「でも…おしおきなの…
どうしよなの…」
【本気で困った顔だ】
「…あう、そっかなの…
どこかわるいんだよねなの…
あう〜…ごめんなさいなの…」
【気を使う発言】
>>917
「あう、えっと…たのしいなのかなの…」
【その顔を見て困った顔をした】
- 920 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 19:06:23 ID:DTK0wtesC
- >>917
「はいはい、ナルシストナルシスト」
【お前もである】
>>919
「お仕置き……?」
【思い出される懐かしき思い出】
【それはピンクのフリフリだったりメイド服だったり……】
……
【少し表情が暗かったが無理をして笑顔になった】
- 921 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 19:14:52 ID:.6prKP66O
- >>919
「そりゃ貴方!楽しいに決まってますわよ!お父様にあんな事やこんな事をしてもらえるんですのよ!?」
【ディスには分からない楽しさである……って言うかお嬢様しか分からないだろう……】
>>920
「貴方が言うんじゃありませんわ!……私にジェットブーツを渡した事を後悔なさい……限界まで……飛ばしますわ!……シャインナックル!」
【お嬢様が光輝くパンチを放った!】
- 922 :ディス/騎士見習い少女 ◆My6NsjkSfM:2009/08/16(日) 19:19:55 ID:zIbPq2M20
- >>920
「…そんなにたいへんなことじゃないのかなの…
でも…このふくたいせつなんだけどなの…」
【じっと見つめる】
「あう、わらってくれたの…
ありがとなの…」
【こちらも少しぎこちなく笑顔になった】
>>921
「…あう〜…たのしいことなんだなの…」
【しばらく考え込んだ】
「…あう…そいえば…
そろそろいこうかなの…」
【夜空を見上げて呟くと】
「じゃあまたねなの、れら、あうてりーと、ぜおら!」
【そう言って夜の闇に消えて行った】
- 923 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 19:29:59 ID:DTK0wtesC
- >>921
「僕をなめるなぁ!」
【機械を操作する】
【その直後、ダッシュブーツは動かなくなった】
【因みに、機械のサポートがないダッシュブーツは非常に重いぞ!】
フフフ……ハハハ!!
【機械が近づいて行く】
>>922
「だ、大丈夫なんじゃないか?」
……
【頷くと、手を振って見送った】
- 924 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 19:32:53 ID:.6prKP66O
- >>922
「あら、行ってしまうんですの?これから楽しくなるはずですのに……」
【手を振って見送った】
>>923
「ふにゃあ!?」
【いきなり重くなったので驚く】
「ちょっと!ずるいですわよ!?ち、近寄るんじゃありませんわ!!」
- 925 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 19:45:20 ID:WVKe.rdI0
- >>924
「フフフ……」
【投げ間合いに入った!】
「何様のつもりだッ!!」
「スーパー!」
「ダイナマイト!」
「パーフェクト!」
【この間に回転の叩きつけ+空中へ】
「バスター!!」
【空中で掴んでアルマゲドンバスター!】
- 926 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 19:49:17 ID:.6prKP66O
- >>925
「いやぁぁぁぁぁ!!」
【某スク水幼女を彷彿とさせる超投げ技に大ダメージ!そしてKOされた】
「にゃふ……」
【超必でKOされた事により脱衣KO……見た目はペトラみたいなお嬢様だけど……脱衣KO後はあられもない姿で】
- 927 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 19:54:25 ID:WVKe.rdI0
- >>926
「はーっはっはっはッ!
この僕は無敵だ!
天才と一般人その他大勢の差を思い知れ!」
「……」
……
【アウテリートを見て】
「さて、どうするかな……」
【とりあえず毛布をかけた】
- 928 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 20:05:27 ID:.6prKP66O
- >>927
「……よくもやりましたわね……」
【起き上がってレラを見る】
「チィ!」
【お嬢様の呼び掛けと共に水マナのメイドが素早く服を着せる】
「ふふふ……よぉくもやってくれましたわね……」
【ジェットブーツを脱ぎ去り】
「くらいなさい!『エル・イードヴァル』!」
【物凄い飛び蹴りを繰り出してきた】
- 929 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 20:09:38 ID:WVKe.rdI0
- >>928
効かんわァ!
【ガード! 機械強い!!】
- 930 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 20:15:17 ID:.6prKP66O
- >>929
「……オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!ですわ!!」
【パンチ連打】
「削ってやりますわぁ!」
- 931 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 20:19:09 ID:WVKe.rdI0
- >>930
「フン、バカめ! 貴様の拳が砕ける方が早いわァ!!」
【事実、相当な強度である】
- 932 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 20:28:16 ID:.6prKP66O
- >>931
「私を誰だと思って?……お父様の……愛娘ですわよ!元素還元」
【能力発動!触れた物質を元素へと還す!上弦には及ばないが……能力は本物だ!】
- 933 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 20:31:13 ID:WVKe.rdI0
- >>932
「読めている……」
【機械に穴が開いた、その中では巨大レーザーを構えるレラの姿が】
「ブッ飛べえええエェェェ!!」
【人の家で何をやってるんだオマエは】
- 934 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 20:36:17 ID:.6prKP66O
- >>933
「キャー!?」
【本日二度目の脱衣KO!】
「ゼオラぁ!レラさんがいじめますわ!」
【恐怖が迫っている】
- 935 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 20:39:50 ID:WVKe.rdI0
- >>934
「勝負を仕掛けたのは貴様だろうが……」
【もう一度アウテリートに毛布をかけた】
……?
- 936 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 20:41:43 ID:.6prKP66O
- >>935
「チィ!」
【そしてまた例の如くメイドが服を着せる】
「ふんっだ!レラさんのバーカバーカ!!」
【恐怖が近くまで】
- 937 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 20:43:03 ID:WVKe.rdI0
- >>936
「全く、貴様は筋金入りのバカだな……」
「僕は天才だと言っているだろ!!」
- 938 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 20:50:07 ID:.6prKP66O
- >>937
「ふん……自分で天才と言っている人に限って大したことないんですわ!」
【二人で子供みたいな言い争いをしていると……】
コツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッ
【階段を登る様な足音が】
- 939 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 20:52:30 ID:WVKe.rdI0
- >>938
「貴様に対な何もできない奴に言われても……ん?」
【足音に気づいた】
「誰だ……?」
【何かを感じ取った様子】
……
【気づいていたようで、扉を見ている】
- 940 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 21:06:04 ID:.6prKP66O
- >>939
「私はなんだって出来ますわ!なんてったってお父様の娘ですわよ!!」
【胸を張って高らかに答える】
「ちょっと!よそ見を……って……誰か来ますわね……」
【お嬢様も扉を見る】
コツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッコツッ……………
【足音が止んだ……どうやら扉の前にいるらしい……】
ガチャッ……
【扉がゆっくりと開かれた……そこにいたものは……】
「ヤット……マイテキタ〜♪……サァ……オシオキノ……ジカンダ……」
【そこにいたのは白い服を身に纏った男……上弦の姿があった……】
- 941 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 21:09:25 ID:WVKe.rdI0
- >>940
「……」
……
【上弦を見ている】
- 942 :アウテリート&上弦/虹色親子 ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 21:21:34 ID:.6prKP66O
- >>941
アウテリート:「あら、お父様!無事だったん……」
上弦:「そぉい!」
【お嬢様が駆け寄った瞬間、上弦が一瞬にしてお嬢様の服を変化させる】
アウテリート:「な、なんですってぇ!?」
【お嬢様の服は犬耳で体操服に変えられた!】
上弦:「……」
【上弦は扉の影にお嬢様を引きずり込んだ】
アウテリート:「お、お父様!?……らめぇぇぇ!!」
【そしてお嬢様の嬉しい悲鳴が聞こえるのだった】
上弦:「さぁ……次は……どっちかな?」
- 943 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 21:27:41 ID:WVKe.rdI0
- >>942
「…………」
…………
【沈黙】
「ま、大丈夫だったんだな」
【機械に空いた穴から上弦を見る】
- 944 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 21:32:49 ID:.6prKP66O
- >>943
「さぁて……見捨ててくれたお礼をしなければならないね?」
【めっちゃ近づいてくる】
「君は……またスク水でいいな……」
【超速接近】
- 945 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 21:35:43 ID:WVKe.rdI0
- >>944
【めっちゃ離れてる】
「フッフッフ、これで近づくことはできまい……」
【果てには窓から飛び出した】
……
【ちなみにアームにはゼオラがぶら下がってる】
- 946 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 21:43:36 ID:.6prKP66O
- >>945
「空を飛ぶなんて……卑怯じゃないか……え?」
【普通に機械に乗っていた】
「ふはははは!我が能力を受けたまえよ!」
【レラに向けて能力発動、服をスク水へ】
- 947 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 21:46:47 ID:WVKe.rdI0
- >>946
「なっ……」
【恥ずかしさで頬を染める】
- 948 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 21:48:57 ID:.6prKP66O
- >>947
「はぁーはっはっはっは!」
【レラとゼオラを抱え、機械と共に部屋に戻る】
「まったく……ゼオラ……怪我をしているのだから寝ていなければいけないよ……」
【ゼオラをベッドに戻し……】
「さてと、レラには何をしようか……」
- 949 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 21:53:31 ID:WVKe.rdI0
- >>948
「……」
【かなり睨んでる】
- 950 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 21:55:05 ID:.6prKP66O
- >>949
「……何かね?私に可愛がってほしいのかね?」
【手をワキワキして近寄っていく】
「いいだろう……可愛いレラの頼みだ……可愛がってやろう」
- 951 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 21:57:26 ID:WVKe.rdI0
- >>950
「や、やめ……」
【下がろうとして尻餅をつく】
【上弦の方から見れば立派なM字開脚である】
- 952 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:02:59 ID:.6prKP66O
- >>951
「……そうかそうか……そんなに可愛がってほしいかね……」
【ゆっくりと近付き……】
「とうっ!」
【飛び込んだ、俗に言うルパンダイブである】
- 953 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:05:11 ID:WVKe.rdI0
- >>952
「く、来るな……うわあっ!!」
【普通に潰された】
- 954 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:09:01 ID:.6prKP66O
- >>953
「フハハハハハハハ!さぁ!どうしてくれようか?」
【レラに馬乗りである】
「……まずは……全身を……くまなく……ふっふっふ!」
【変態スイッチ入りました】
- 955 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:12:03 ID:WVKe.rdI0
- >>954
「やめろぉ……!!」
【馬乗りになっているせいで声が出ない】
……
【見るのをやめて寝ることにした】
- 956 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:15:07 ID:.6prKP66O
- >>955
「……仕方がない……これで許してあげよう」
【レラのおでこにキスをしようと試みた】
「ゼオラ、寝てはいけない……次は……君だからね?」
- 957 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:18:55 ID:WVKe.rdI0
- >>956
「くっ……!!」
【身動きが取れないせいでそれは簡単だった】
……
【反応は無いが確実に起きている】
- 958 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:22:58 ID:.6prKP66O
- >>957
「本来ならば……もっといじり回したいのだが……まぁ……でこチューが出来たから満足さ……」
【レラの服を戻して解放した】
「さぁ……ゼオラ……君はどんな服が良いかな?」
【ゼオラの顔を覗き込んだ】
- 959 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:25:27 ID:WVKe.rdI0
- >>958
「……」
【かなり睨んでる】
……
【寝がえりをうって反対側に逃げた】
- 960 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:32:16 ID:.6prKP66O
- >>959
「まぁ、そう睨むな……次は……わかっているね?」
【ニヤリと邪悪な笑いを浮かべ】
「……しかし回り込まれてしまった!」
【上弦が反対側にいた】
「そうだなぁ……これは……制服だろ……少女向けの可愛いやつ……そぉい!」
【能力発動!……本当に能力の無駄使いである】
- 961 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:33:53 ID:WVKe.rdI0
- >>960
「……チッ」
……ッ!!
【驚いて布団にもぐりこんでしまった】
- 962 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:38:49 ID:.6prKP66O
- >>961
「ん?レラ……嬉しくなかったのかい?」
【普通に尋ねた】
「ゼオラ!隠れても無駄だぁ!私のお仕置きは終わらない!!」
【布団をはぎ取ろうとする】
- 963 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:40:05 ID:WVKe.rdI0
- >>962
「消えろ……つぶれろ……どっかいけ……」
【ブツブツと呟いている】
……!
【中で丸まってた】
- 964 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:42:20 ID:.6prKP66O
- >>963
「ん〜……随分と嫌われてしまったようだ……」
【当然である】
「さぁ、ゼオラ!丸まりを解除しなさい……」
【耳元で優しく囁く】
- 965 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:45:53 ID:WVKe.rdI0
- >>964
「ブツブツ……消えれば良いんだ……」
【まだ言ってる】
……
【首を振っている】
- 966 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:50:20 ID:.6prKP66O
- >>965
「……わ、私が罪悪感を感じる必要はないはずだ!……こ、これは見捨てられたから仕返しをしているだけだ……」
【ちょっと罪悪感】
「わ、私は仕返しを……そぉい!」
【ゼオラの丸まりを無理矢理解除させようと】
- 967 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:51:30 ID:WVKe.rdI0
- >>966
「ブツブツ……」
【だんだんと声は小さくなっていく】
……
【抵抗するがやはりかなわず】
- 968 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 22:53:30 ID:.6prKP66O
- >>967
「……」
(後で……謝ろう……かな……)
【レラを見てそう思うのだった……】
「ゼオラ……似合ってるじゃないか!」
【ゼオラの頭を撫でる】
- 969 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 22:55:41 ID:WVKe.rdI0
- >>968
「……」
【聞き取れないけどまだ何か言ってる】
……
【少し嬉しそうだがやはり布団に潜ろうとする】
- 970 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:00:32 ID:.6prKP66O
- >>969
「……」
(な、何を言っているんだろう……)
【気になる様子】
「……ゼオラ……これは……お仕置きだ……観念しなさい……」
【顔を近付け囁く】
- 971 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:02:21 ID:WVKe.rdI0
- >>970
「……」
【小さ過ぎて聞き取れないがメッチャ喋ってる】
……
【ビクッと反応して頭だけ布団に入れた】
- 972 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:06:28 ID:.6prKP66O
- >>971
「……」
(気になる……気になるぞ……)
【耳を澄ませてみた】
「あ!?ゼオラ……はぁ……仕方ないな……」
【ゼオラの服を牛さんパジャマに戻した】
- 973 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:10:07 ID:WVKe.rdI0
- >>972
「串刺しにしてその次は焼いてその後に潰して刻んで最後に埋めてやる……」
【かなり怖い】
……
【出てきた、制服はダメで牛さんパジャマは良いらしい】
- 974 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:12:06 ID:.6prKP66O
- >>973
(こ、怖ぇ……なんてこった……)
【まだ耳を澄ませた】
【しかし、ゼオラを見て】
「チャンス!」
【ゼオラを引き寄せる】
- 975 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:14:05 ID:WVKe.rdI0
- >>974
「……」
【顔をあげて上弦を睨んだ】
……!!?
【油断していた様子】
- 976 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:15:26 ID:.6prKP66O
- >>975
「お仕置きだからね……」
【ゼオラのおでこにキスをしようとする】
「……」
【でもレラが睨んでいる訳で】
- 977 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:18:19 ID:WVKe.rdI0
- >>976
「……」
【睨んでるだけで動かない】
……
【こちらも動かない】
- 978 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:21:17 ID:.6prKP66O
- >>977
「……」
【ゼオラのおでこにキスをした】
「いや……うん……してしまってからなんだけど……二人とも……ごめんな?」
- 979 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:22:19 ID:WVKe.rdI0
- >>978
「……」
【無言で睨み続ける】
……
【頷いた】
- 980 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:24:52 ID:.6prKP66O
- >>979
「ゼオラ……ごめんな……嫌だっただろ?」
【頭を撫でて謝った】
「レラも……ごめんな?」
- 981 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:26:23 ID:WVKe.rdI0
- >>980
……
【反応は無く、ベッドに戻った】
「……」
【無言】
- 982 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:27:46 ID:.6prKP66O
- >>981
「……うん……さすがに……悪いのは私だからね……しょうがないか……」
【二人の反応を見て罪悪感が最高潮に】
- 983 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:30:23 ID:WVKe.rdI0
- >>982
……
【ベッドに潜った】
「……」
【外の景色を見始めた】
- 984 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:31:48 ID:.6prKP66O
- >>983
「ゼオラ!ごめん!許してくれよ?」
「レラも、すまなかった私が悪かった……見捨てられたからって大人気なかったよ!」
【二人に謝り始めた】
- 985 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:32:27 ID:WVKe.rdI0
- >>984
「……」
……
【反応が無い】
- 986 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:34:42 ID:.6prKP66O
- >>985
「そ……そんな……いや……うん……私が悪いからな……」
【ちょっと泣きそう】
「ゼオラ?なんか言ってくれ!」
「レラも何か言ってくれよ?」
- 987 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:37:21 ID:WVKe.rdI0
- >>986
……zzz
「……」
- 988 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:39:01 ID:.6prKP66O
- 「……ゼオラ……寝てる……うん……お休み……ゼオラ……」
【もの悲しそうに頭を撫でた】
「……れ、レラ?」
【肩をたたいた】
- 989 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:41:38 ID:WVKe.rdI0
- >>988
「……」
「…………」
「……はい、なんでしょうか?」
【おかしい】
- 990 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:43:00 ID:.6prKP66O
- >>989
「……え?」
【目が点になるほど驚いた】
「……れ、レラ?」
- 991 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:43:58 ID:WVKe.rdI0
- >>990
「私は……」
【不思議そうな顔で上弦を見る】
- 992 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:45:55 ID:.6prKP66O
- >>991
「ど、どうしたんだ!?レラ!?……ま、まさか……他人のフリ……!?」
【かなりショックを受けて】
「なぁんてこったぁ!数少ない大切な人が……」
- 993 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:46:48 ID:WVKe.rdI0
- >>992
「大切な人……?」
「貴方は何を言っているのですか?」
【さらに不思議そう】
- 994 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:48:21 ID:.6prKP66O
- >>993
「な、聞きたいのはこっちだ!君は……何を言っているんだ!」
- 995 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:50:02 ID:WVKe.rdI0
- >>994
「私は貴方に何を言っているのかと聞いてるのです、解りますか?」
【先ほどから一切の表情が無い】
- 996 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:52:36 ID:.6prKP66O
- >>995
「いや、私は君が大切な人の一人だと……しかし私の馬鹿な行動で君の様子がおかしく……」
- 997 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:54:44 ID:WVKe.rdI0
- >>996
「はぁ……私は貴方のような馬鹿と表現するのが相応しい人間と仲は良くありません」
【ため息をつく】
- 998 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/16(日) 23:56:31 ID:.6prKP66O
- >>997
「……」
【その言葉を聞いて絶句】
「……そうか……そうだよな……うん、すまなかったな……馴々しくして……」
- 999 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/08/16(日) 23:59:23 ID:WVKe.rdI0
- >>998
「解ったら離れてください」
【窓の方へ移動して行き】
「どこですか? ここは……早く、『研究所』に戻らなければ仕事が……」
【そう言うとレラの手前から伸びた光のレールに乗って窓からどこかへ行ってしまった】
- 1000 :上弦・F・クラーリオ ◆6xc12amlNk:2009/08/17(月) 00:03:08 ID:.6prKP66O
- >>999
「……」
【再び黙ってレラを見つめ】
「……あぁ……すまない……」
【そう言って部屋を出ようとするが】
「……?レラ……研究所って?……」
【振り向いた時……もうレラの姿は無かった……】
「アイツは……ただ私に他人行儀だっただけだよな?」
【そう呟き……】
「娘とゼオラ、レラ……私は……三人とも……守りたい……」
【そう言って、メイドと入れ代わりに、部屋を後にした】
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