■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■
【日常スレβ】異能都市『楽園』-Elusion-【その1】- 1 :名も無き異能都市住民:2009/06/29(月) 15:33:55
- ≪ルールとか≫
・基本age進行で
・コテもコテ無しもどんどん来い
・レスの最初に自分のいる場所を明記してくれるとやりやすいです
・イベントを起こしたい場合は空いているイベントスレをお使い下さい
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・戦闘が起きた場合、戦闘に参加したくない人を無理に巻き込むことはやめましょう
・次スレは>>950を踏んだ人にお願いします
- 2 :じんうけ&真宵坂一族:2009/06/29(月) 20:33:00 ID:TUvLNS.Q0
- 住宅街。
和やかに談笑しながら歩く、6人の女――いや、かろうじて男女。
「あー、引っ越しって意外と楽しいねー♪ えへへー」
「ナカナカイイトコロダナ」
「えへへ、なんだかんだ言っても神羽って鏡子ちゃんのこと心配してるよね、家一軒与えるなんてさ」
「真城と共同で、でしょ。ったく、甘い親たちだこと」
「……親の愛は、偉大だ。しかし、いいのか?私まで一緒に……」
「わぅ、いいんですよ! 姉さんだって家族ですから!」
6人が歩いていると、ふとある家に目がとまる。
それは和風の大きな一軒家。
「わうー? こんなお家、近所にありましたっけ」
「ないわよ」
「……なんか嫌な予感が……」
話していると、一軒家から二人の人間が外に出てきた。
一人は黒い学ランの少年、もう一人は目に包帯を巻いた着流しの男。
「……な、っな……」
その様子を見て固まる少女。名前を、小夜。
「……よう」
「やー小夜ちゃん、久しぶり! ここっていい所だよね、あんまりいい所だから真宵坂本家ごと引っ越してきちゃった!
この都市でなら少しだけだけど外出もできそうだよ! やったね!」
「な、な、な……」
「……小夜、ドンマイ」
「……元気出して下さい……」
「うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
小夜の痛々しい悲鳴が、住宅街に響き渡った。
今日も神羽家は平和である。
- 3 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 23:10:52 ID:4aoLNmCs0
- 【喫茶店AGカフェ 店前】
「あれ…。 今日って、定休日でしたっけ…?」
店の看板を見上げ、一人ポツンと佇む男が一人
- 4 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/29(月) 23:12:21 ID:Na4ra5qU0
- >>3
……ん?
………あ、やべ
【手元のPSPを素早くポケットに入れる】
い、いらっしゃいませー!
- 5 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 23:13:46 ID:4aoLNmCs0
- >>4
カラン、と心地よい鈴の音が鳴り響き、男が入ってくる
「ああ、店長。 よかった、定休日かと勘違いしちゃったよ?」
「…仕事、サボって遊んでたのかい?」
- 6 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/29(月) 23:16:00 ID:Na4ra5qU0
- >>5
うっせ
いっつも暇なんだよ
ま、この暇な空気が好きなんだが…
とりあえず座れよ
何か飲むかい?
- 7 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 23:19:23 ID:4aoLNmCs0
- >>6
「まあ、僕もこの雰囲気は好きだね…。
こんな雰囲気が続けばいいけど、まあ、お客さんが増えればそうも言ってられないのかな。
…ま、増えそうにも無いけどね、ここは」
軽く冗談を言って、クロスの前の椅子に腰掛ける
「そうだね…。
…珈琲、貰えるかな」
- 8 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/29(月) 23:26:05 ID:Na4ra5qU0
- >>7
不吉なことを言うなテメェ
処刑すっぞ
【不機嫌な顔を隠すこともなく言い放つ】
珈琲ね
おい、黒瑪瑙
「もう淹れてるー」
【湯気の立つ珈琲が鳴守の前に置かれた】
砂糖とかミルクとか要る?
- 9 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 23:30:21 ID:4aoLNmCs0
- >>8
「フフフ…。まあ、僕がいるから少しはマシじゃないかい…?」
不機嫌そうな顔に対し、にこやかに微笑を浮かべ続ける
「黒ちゃん、ありがとう…。
ああ、いや、何も無しで大丈夫だよ、ありがとう」
二人に向かって目を細めた後、少し珈琲を啜った
「ところで、今日はバイトのあの子とか、いないのかな?」
カップを置き、周囲を見回した
- 10 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/29(月) 23:33:46 ID:Na4ra5qU0
- >>9
知らねー
まぁ、いつか入ってくれるだろ
いれば仕事サボれるから楽でいいけど、
いなかったら自分で頑張れば済むし、
その辺りは自由かな
フリースタイルで働ける店ですぜ、ウチは
【またコロッと笑顔に戻る】
ま、別に収入ほしくてやってる店じゃねぇからなぁ
- 11 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 23:42:01 ID:4aoLNmCs0
- >>10
「まあ、それもそうだね…。
…貴方も変わらないね、そういう所」
カップに口を当て、一口
「まあ、僕はそういうの、結構好きだよ」
- 12 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/29(月) 23:57:10 ID:Na4ra5qU0
- >>10
ハン、そりゃ光栄だ
【右目の眼帯の表面を撫でながら、一見投げやりに…しかし信頼を込めて応えた】
ああ、そうだ
もうそろそろ七夕だろ?
近々ウチも七夕イベントを店でやろうと思ってな…
…なんかいい案ある?
- 13 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 00:02:15 ID:4aoLNmCs0
- >>12
「…そうやって投げやりっぽく答える所も、ね?」
楽しそうに口元を緩める
「七夕…ねえ…。
個人的には、皆が浴衣とかを着てくれると面白いんじゃないかな、と思うけどね。
ああ、もちろん。女の子の浴衣はとびっきり可愛い奴だよ?」
顎に手を当て、真面目な顔でそう言った
- 14 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/30(火) 00:09:27 ID:Na4ra5qU0
- >>13
浴衣いいな
うちのブランドの宣伝にもなる
とびっきり可愛いやつ? 当たり前だろうが!!
【こやつも男。真面目に語っている】
やっぱり丈が短いミニスカ風浴衣なんていう俗物的なのもいいが、
それでも純粋に丈の長い浴衣には貫禄を感じないわけにはいかないな
うむ、素晴らしい
【腕を組んでうんうんとうなずく】
- 15 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 00:11:59 ID:4aoLNmCs0
- >>14
「あ、店長もそう思うかい?」
「ミニスカも良いけどね…。
やっぱり、浴衣は長い方がいいよ。
チラチラと見えるあの生足には、とても良い色気を感じるよ」
顎に当てた手を組み、フフフ、と笑った
- 16 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/30(火) 00:17:31 ID:Na4ra5qU0
- >>15
く…不本意だが、やはり貴様と俺は共鳴しているみたいだな
【うぐぐ、と鳴守を悔しそうに睨む】
…っと、もうこんな時間か
わり、そろそろ寝る〜
ま、勝手に飲み食いしててくれ
厨房入れば冷蔵庫の中に何かしらあるから
ああ、食い逃げはすんなよ?
自動犯罪防止魔術が発動して呪いにかかる
んじゃ、お休み
【そう言うと、『STAFF ONLY』と書かれたドアの向こうに消えていった】
- 17 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 00:26:24 ID:4aoLNmCs0
- >>16
「へえ、店長にそう言って貰えるとは、嬉しいね」
睨まれつつも、相変わらずの微笑
「それじゃあ、僕もそろそろ失礼しようかな?
お代、ここに置いておくからねー?」
チャリン、と小銭の音が静かな店内に響く
「おやすみなさい…。
…傍観も、何時か飽きるかと思ったけど…」
ドアの向こうに消えていく店長を見送った後、クルリと振り返り、店の入り口のドアに手をかける
「どうやら、まだまだ暇は潰せそうだね」
開け放ち、夜闇に向かって、一人呟いた
- 18 :フェンリル:2009/06/30(火) 21:00:09 ID:TUvLNS.Q0
- 市街。
「〜♪」
夜道を一人、歩く狼少女。
尻尾は楽しげに左右に動き、耳は時折ぴくぴく動く。
- 19 :緑之壱瞑助 ◆CROSS/.AzE:2009/06/30(火) 21:22:35 ID:E4Ka56rgO
- をい、をいをい
をいをいをいをいをいをい
こりゃなんてサービスシーンだ?
夜道を少女が一人で歩いてやがる
【ゆらぁりと、夜道の奥で人影が揺れる】
- 20 :緑之壱瞑助 ◆CROSS/.AzE:2009/06/30(火) 21:56:07 ID:E4Ka56rgO
- ……ちぃ、見失ったか
ちぇ、つまんね
【ゆらぁりゆらりと揺れながら、路地裏の奥に消えていった】
- 21 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/30(火) 23:10:02 ID:E4Ka56rgO
- よーし、設置完了!
【壁にかけられたモニターを前に、ふぅと一息つく】
店長なのに、この店で役立つことはこれくらいだからなぁ
さーて
【ビッと人差し指を掲げ、】
スイッチィィイイイ……
【狙いはモニターの電源ボタン】
- 22 :老紳士と従者:2009/06/30(火) 23:22:42 ID:Ytmc4SoY0
- ――からん
来客を告げる心地よい音共に、扉が開く。
かつ、かつ、と響く靴音は、
その軽快さとは裏腹に、堅さを持ち合わせていた。
「ハンス、ここで間違いないのかね?」
『ええ、旦那様。間違いございません。
この喫茶、どういうわけか、実力者が集まるそうにございます。』
言葉を交わす、二人の男。
一人は、背筋のピンと伸びた、老紳士と呼ぶにふさわしい男。
精巧な細工の施されたステッキと、隅々まで整った身なりから、上流階級の人間であることが窺える。
もう一人は、まさに従者といったような、小太りの中年男。
忙しなく老紳士に世話を焼く様子は、そこはかとなく滑稽さを漂わせている。
- 23 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/30(火) 23:25:28 ID:E4Ka56rgO
- >>22
……うぉあ!?
【手を掲げた姿勢のまま二人に気付く】
【すぐさま姿勢を直し、】
いらっしゃいませー
客いないんで、好きな場所に座っていいぜ〜
【気さくにニシシと笑い、カウンターの中に入った】
- 24 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 23:29:28 ID:4aoLNmCs0
- 「あ、店長。
コレ、押しちゃっていいかな? 押すよー…」
何時の間に現れたのか
男は何時も通りの微笑を浮かべたまま、モニターの前に立ち、人差し指を突き出している
- 25 :老紳士と従者:2009/06/30(火) 23:36:27 ID:Ytmc4SoY0
- >>23
「ハンス、あれは?」
『恐らく、この店の店主でございましょう。
目をあわせてはいけません。旦那様とは、全く異なる人種です。』
「ふむ、このような俗物的な店の仕組みは、
何時まで経っても慣れんな……まぁ、よい。例のものを……」
二言、三言、小声で密談するように、言葉を紡ぐ男達。
やり取りが終わったのか、召し使いと思われる、中年の男が、
クロスのほうへと、歩み寄ってきた。
「この喫茶店のオーナーとお見受けしますが……
ご相談があるのです、といっても、それほど難しいお話ではありません。」
そういって、男が取り出したのは、一枚のポスター。
そこには、「特別警備人員募集」と書かれていた。
- 26 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/30(火) 23:39:30 ID:E4Ka56rgO
- >>24
あ、あ、あー
ちょっと待ってちょっと待って!
それ俺の役目だから
ホラ、「初めてはクロスがいい」ってソイツ(モニター)が言ってる脳内設定だしさ!
【慌ててカウンターから飛び出す】
>>25
っとっと
【カウンターから飛び出しつつもちゃんと止まり、中年男性の前に立つ】
(なんか……気に喰わねぇことを言うやつらだな……)
【思ったことを口の奥に押し込めつつ、書類に目を通す】
あのー……これは一体?
- 27 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/06/30(火) 23:40:54 ID:4aoLNmCs0
- >>26
「ああー…。
そう言われると、やってみたくなるのが『普通の人間』なんだよね」
ニコッ、と会長に笑顔を向けて
「フフフ…、ポチッとな」
スイッチON☆
- 28 :老紳士と従者:2009/06/30(火) 23:51:15 ID:Ytmc4SoY0
- >>24
このカフェの雰囲気とちょうど、
対照的な雰囲気を醸し出す老紳士と従者。
他に客の居ない、今の状況では一層異様さが目立っている。
>>26
『私ども……つい、昨日こちらへ引っ越してきたのですが……
転居の際のごたごたで、大変困った事になっておりまして。』
はは、と卑屈な笑みを浮かべ、話を続ける従者。
『転居と同時に雇うはずだった、警備関係の人員が、
少し足りなくなってしまったのです。そんな折、
この喫茶店には、なぜか歴戦の強者が集まると聞きましてね。
ここで、人員の勧誘をさせていただこうと思いまして……』
- 29 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/06/30(火) 23:55:41 ID:E4Ka56rgO
- >>27
ああ……ッ!!
【モニターのスイッチオンッ☆】
【そこにはちょうど、“キューブ”内の戦闘の様子が映し出されていた】
…………あーorz
>>28
あぅ?
ぅう……はいはい、なるほど
【落ち込みながらも話は聞く】
……ふむ、なるほど
つまりこのポスターを店内に貼ってほしいってことだな?
オーケー、目立つところに貼ってやんよ
【ポスターを右腕義手で受け取った】
- 30 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 00:02:10 ID:4aoLNmCs0
- >>28
「おや…。見ない方ですね…。
どうも、初めまして…」
柔らかい微笑を浮かべ、軽く頭を下げた
>>29
「フフフ…。店長は僕の期待通りの反応をしてくれるね…。
そんな貴方が、僕は結構気に入ってるよ…」
口を手で抑えながら、目を細めて笑っている
「それにしても…、中々人間にしては頑丈な人だねえ…」
モニターを覗き込み、感嘆の声を上げた
「…あ、ごめんね。そろそろ行かないと。
勝手に貰ってた珈琲の御代はここに置いておくからね…。
それじゃ、おやすみ…」
ふわり、と
まるでそこに存在していないかのように、鳴守が動いても風は揺れず
気配も、まるで感じさせず
相変わらずの微笑を浮かべたまま、店の外へと出て行った
- 31 :テディベア:2009/07/01(水) 00:05:08 ID:a5Wqkkts0
- ……今宵は憂鬱な天気だ、こういう日は珍しい客が来るものだ…
【俄かに賑やかになった店内の片隅】
【天を眺めるようにそこに佇む人形が、静かに喋りだした】
- 32 :老紳士と従者:2009/07/01(水) 00:05:18 ID:Ytmc4SoY0
- >>29
「よろしくお願いします。」
恭しく差し出されたそれには、
簡単な仕事の概要と、希望者の名前記入用だろうか、
幾つかの、空欄が設けられていた。
『話は終わったか?ハンス……私は忙しい。
そろそろ、次の予定に移らねばならんのだが……』
「はっ、旦那様。申し訳ございません……
ただいま、そちらへ参ります……」
用が済むんだ男は、そそくさと老紳士の元へと戻り、
そのまま、うやうやしく男の後について、店を出て行った。
- 33 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/01(水) 00:14:32 ID:E4Ka56rgO
- >>30
てんめぇ……覚えてやがれー!
【虚しい断末魔は店内に響くのみであった】
>>31
………………
……ぬ、ヌイグルミが喋ってる!?
>>32
ありがとうございましたー
……って、何も注文してねぇあいつら!
ま、いいか
【ポスターを広げ、戸棚から両面テープを取り出す】
ぺったぺた〜☆っと
これで良し
【店内からよく見える大きな柱に、ポスターを貼り付けた】
- 34 :テディベア:2009/07/01(水) 00:18:35 ID:a5Wqkkts0
- >>33
姿形は問題ではないさ。真に問われるべきは中身だ。
特にこの街ではね……
【クロスに背中を向けたまま、外を眺めながら煙草を一本吸う】
マスター、キリマンジャロを一つ
【ヌイグルミが注文を頼みだした】
- 35 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/01(水) 00:22:09 ID:E4Ka56rgO
- >>34
う、うぉえ?!
あ、はい
【とりあえずコーヒーを煎れる】
お待ちしました……つーかお前、飲み物とか飲めるの?
- 36 :テディベア:2009/07/01(水) 00:26:48 ID:a5Wqkkts0
- >>35
ふむ…うまい…
【落ち着いた挙尺で普通にコーヒーを飲んでいる。どうなっているのかは謎】
マスター、先刻の客、どう思う?
【クロスの質問を華麗にスルーして、問いを投げかける】
- 37 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/01(水) 00:31:27 ID:E4Ka56rgO
- >>36
え、あー……うん
【早々と理解することを諦めたのか、質問に答える】
なんか……変な客だったな
いや、注文取ってないから客かどうか微妙だけど
…………何か、この街で動き出した気がする
何の根拠も無い、勘みたいなものだけど
- 38 :テディベア:2009/07/01(水) 00:36:27 ID:a5Wqkkts0
- >>37
ふふ……確かに、冷やかしとはいただけないな。
【ふっと息を漏らすように小さく笑う】
そうか……
【クロスの返答に、思案深げに煙草を一息吸う】
……騒がしくなりそうだな……
【天を仰いで、一言そう漏らす】
- 39 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/01(水) 00:41:08 ID:E4Ka56rgO
- >>38
騒がしく、ね
まぁ、昔から騒動は慣れてるぜ
ククク……昔を思い出す
【コツコツと、右目の眼帯を軽く叩きながらニヤリと笑う】
……もう、二人しかいないよな
俺もふかしていいかい?
【コイツ、ちゃんと経営する気あるのだろうか】
- 40 :テディベア:2009/07/01(水) 00:44:56 ID:a5Wqkkts0
- >>39
ふっ、今にも邪気が溢れそうじゃないか
【横目でクロスを見、応じて笑う】
…ああ、私とマスターだけだ
【そう言って、コトッと灰皿をクロス側の脇に置きかえる】
- 41 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/01(水) 00:53:15 ID:E4Ka56rgO
- >>40
悪いな
【そう言って懐からタバコを取り出し、オイルライターで火をつけた】
……ふぅ
この店を持ってからは、厄介事から身を引いて暮らそうと思っていたんだがな
【紫煙を吐き出しながら、ポツリポツリと語る】
でも、やっぱり無理だ
ああいう火種を見ただけでもワクワクしちまう
なかなか直らないモンだな、性分ってのは
……ところで、お前はどうなんだ?
こういう厄介事は好きかい?
- 42 :テディベア:2009/07/01(水) 01:02:43 ID:a5Wqkkts0
- >>41
…そう変わるものではないさ、特に男はな…
心に炎を抱く者ならば、止まってはいられない。
【ゆっくりとコーヒーを飲む】
嫌いではない。がな……
渦中に入っていくには私は少々枯れてしまっている。
【僅かばかり、その表情に影がさして見える】
【そして、コーヒーを飲み干した後】
もう夜も遅い、私はこれで失礼する。馳走になったな。
【そう言って代金を置いていった後、店を後にした】
- 43 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/01(水) 01:06:54 ID:E4Ka56rgO
- >>42
ああ……ありがとうございました〜
【紫煙をかき混ぜるように、ゆったりと手を振った】
……枯れた、か
俺もいつか枯れ果てるのかな……
【立ち上る紫煙を見つめる】
【だが、やはりその煙の中に答えはありそうに無い】
…………うし、寝るか
【煙草を灰皿に押し付け、「STAFF ONLY」と書かれたドアの向こうに消えた】
- 44 :フェンリル:2009/07/01(水) 18:21:49 ID:QYyPcDfoO
- 市街。
「わうわうわうー♪ 出ました、新記録ー♪♪」
楽しそうに帰宅する、制服姿の狼少女が一人。
- 45 :名も無き異能都市住民:2009/07/01(水) 18:49:30 ID:Ytmc4SoY0
- ――かきーん
わーわー
いけいけー
空き地で、たくさんの子供達が野球をしている。
どの子の持っている道具も、ぼろぼろだったり修繕の後があったり。
皆、家の物置にあったものを引っ張り出してきたのだろう。
- 46 :フェンリル:2009/07/01(水) 18:51:33 ID:QYyPcDfoO
- >>45
「わふー……楽しそうです!」
にこにこしながら、その様子を見ることにした。
- 47 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/01(水) 18:58:29 ID:Ytmc4SoY0
- >>46
どうやら打ち損ねたのか、
ファールボールが、フェンリルのほうへ
ぽて、ぽてとバウンドしながら、転がってきた。
「すいませーん、とってくださいませんかー?」
そのボールを追いかけて走ってくる、
動きやすい服装と、野球帽をかぶった少女。
- 48 :フェンリル:2009/07/01(水) 19:01:40 ID:QYyPcDfoO
- >>47
「わぅ、はーい」
立ち上がり、ボールを拾い上げる。
「はい、どうぞです! ……わぅ、あれ……?」
ボールを差し出し、ついでに首を傾げた。
- 49 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/01(水) 19:07:55 ID:Ytmc4SoY0
- >>48
「ん……どうかしました?
やだ、顔に何かついているのかしら……?」
ボールを受け取るも、
フェンリルが首をかしげる動作をしているのをみて
自分の不健康なまでに青白い肌を軽く、袖で拭う。
どうやら、ロザリアは気づいていないみたいだ……
- 50 :フェンリル:2009/07/01(水) 19:12:45 ID:QYyPcDfoO
- >>49
「えぇっと、えぇっと……」
しばらくうんうん唸り、
「……あぁ、思い出しました! ロザリアさん、です!」
ぴこーんと答えを見つける。
朧気に覚えているようだ。
- 51 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/01(水) 19:17:55 ID:Ytmc4SoY0
- >>50
「……あら、貴女何処かであったかしら……?」
ふむ、と腕を組んで、
興味深そうに考え込む仕草をとった。
(この子が、社会人……には見えないし……
というか、どうみても学生ですしねぇ……)
思い出す気配が無い!
- 52 :フェンリル:2009/07/01(水) 19:20:26 ID:QYyPcDfoO
- >>51
「わぅ、大学にいたころに一回だけお会いしました!
フェンリルです、覚えてますか?」
にぱにぱ笑いながら話す。
- 53 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/01(水) 19:24:47 ID:Ytmc4SoY0
- >>52
「…………!」
びっくりした、と
いう風に歪むロザリアの顔。
昔を思い出したのだろうか……
「ああ、フェンリルさんね、フェンリルさん。
ええ、貴女のことはよく覚えていますわ……オホホホホ」
(やっべぇ、ぜんっぜん覚えてませんわ……
マジで誰だったっけこの人……なんか人狼的なあれだったような……)
全然覚えていなかった^q^
- 54 :フェンリル:2009/07/01(水) 19:28:53 ID:QYyPcDfoO
- >>53
「わぅー、お久しぶりです! えへへっ」
そんなロザリアの心の内など知るはずもなく、少女は純粋な笑顔を浮かべるのであった。
「……わぅあー、もうこんな時間です! ロザリアさんごめんなさい、もう帰らないと怒られちゃうので!
それではまたー!」
手を振って、小走りで帰っていった。
- 55 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/01(水) 19:35:11 ID:Ytmc4SoY0
- >>54
「最後までほとんど思い出せなかった……
あ、私も、練習に戻らなくては……」
そうぼやくとロザリアも、フェンリルと逆のグラウンドに、
ぱたぱたと音を立てて走り去っていった。
- 56 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 20:19:30 ID:IDnKkU3kO
- 鮮やかな光に照らされる街をビルの屋上から見下ろす
「…眩しい、な」
呟きは街の喧騒に掻き消された
- 57 :イメル:2009/07/01(水) 21:36:52 ID:TUvLNS.Q0
- 市街地。
「……ふむ、すっかり遅くなってしまった……」
部活帰りの高校生(狼)が一人歩いている。
手には一振りの刀が握られている。
- 58 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 21:40:37 ID:4aoLNmCs0
- 赤い影が遥か上空から、降りてくる
ヒュンッ………トンッ…
何事も無かったかのように、地に足を付いた
「…中々、面白い街だな」
顔を街の建物や明かりへと向け、一人呟いた
- 59 :イメル:2009/07/01(水) 21:42:34 ID:TUvLNS.Q0
- >>58
「……ぬ?」
振り返って煉の方を見、首を傾げる。
- 60 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 21:44:04 ID:4aoLNmCs0
- >>59
「ん…」
イメルに気づき、顔を見つめ
「………見た?」
突然、男が空から降りてきたら、驚かれても無理は無い、と考えたのだろう
少し心配そうに首を傾げ、イメルに問う
- 61 :イメル:2009/07/01(水) 21:45:28 ID:TUvLNS.Q0
- >>60
「あ、わぅ……見たが、何か問題が?」
こいつの神経はオンバシラ並に図太かった。
- 62 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 21:47:09 ID:4aoLNmCs0
- >>61
「いや…。突然男が空から落ちてきたら…さ?
親方ー!空から男の子ー!!とか叫ぶ人がいてもおかしくないじゃん?」
男の子、なんて見た目では無いが
「ま、騒がれないなら、いいや」
- 63 :イメル:2009/07/01(水) 21:48:19 ID:TUvLNS.Q0
- >>62
「じぶり映画の見すぎだと思うぞ」
いたって普通に返す。
「で、お前誰だ」
もう一度首を傾げた。
- 64 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 21:52:15 ID:4aoLNmCs0
- >>63
「まあ、さすがにさっきのは冗談だけどさ」
ふふ、と微笑して
「俺は水無月煉。魔け…。いや、今は違ったな。
ただ、新しくこの街に引っ越して来ただけの人間だよ」
小夜達から話を聞いた事があるなら、どんな人間かは大体分かるだろう
だが、その話の水無月煉と、今の水無月煉では、雰囲気が少し違うかもしれない
- 65 :イメル:2009/07/01(水) 21:55:35 ID:TUvLNS.Q0
- >>64
「ふむ……?」
また首を傾げて、
「……小夜から、バカ人間と聞いていたが……」
普通だ、と首を傾げた。
- 66 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 21:58:15 ID:4aoLNmCs0
- >>65
「んー…。
そういや、焼肉屋で別れ際に馬鹿、嫌い、って言われたっけなあ…」
思い出すように、懐かしむように、手を顎に当てながら、苦笑した
- 67 :イメル:2009/07/01(水) 22:00:19 ID:TUvLNS.Q0
- >>66
「そうか……あいつは口の悪い子供だからなぁ」
こちらも苦笑。
- 68 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 22:02:43 ID:4aoLNmCs0
- >>67
「ただ、『良い奴なんだな?』って言っただけなのにな…。
アイツ、元気か?」
優しい笑いをイメルに向けた
「って、待て。
小夜を知ってるって事は…。アンタは誰だ?」
- 69 :イメル:2009/07/01(水) 22:03:59 ID:TUvLNS.Q0
- >>68
「ん、元気だ……あぁ、小夜とは同居人の仲だ。
かなり親しいぞ」
耳を掻きながらサラッという。
- 70 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 22:06:28 ID:4aoLNmCs0
- >>68
「そっか。良かった」
ニッ、と明るく笑って
「同居人、か。
アンタの名前は?」
- 71 :イメル:2009/07/01(水) 22:08:16 ID:TUvLNS.Q0
- >>70
「私の名はイメル。
誇り高き狼【ホロケウ】のけちゅじょ……血族だ」
スキル・カッコいい台詞を噛む、発動。
- 72 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 22:11:25 ID:4aoLNmCs0
- >>71
「…プッ」
噛んだ事に軽く噴出し、楽しそうに笑った
「イメル、な? ヨロシク」
軽く涙目になりながら、右手を差し出した
- 73 :イメル:2009/07/01(水) 22:12:22 ID:TUvLNS.Q0
- >>72
「笑うな! 噛むぞ!!」
ぽこぽこ怒りながらも、差し出された手を握る。
- 74 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 22:15:38 ID:4aoLNmCs0
- >>73
「噛まれるのには、慣れてるぜ?」
アハハ、と笑いながら、もう一歩の手で自分の首筋を指差す
- 75 :イメル:2009/07/01(水) 22:16:40 ID:TUvLNS.Q0
- >>74
「噛み痕……吸血鬼、か?」
首筋に微かに残る痕を見て、静かに考える。
- 76 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 22:20:07 ID:4aoLNmCs0
- >>75
「ああ、吸血鬼に噛まれた痕だ。
甘えん坊の、な」
少し嬉しそうにしながら、噛み痕を摩った
- 77 :イメル:2009/07/01(水) 22:22:16 ID:TUvLNS.Q0
- >>76
「……ふむ、自分から吸血鬼に噛まれるなんて……
貴様、えむとか言う奴か?」
完全に勘違いしてます。
- 78 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 22:28:55 ID:4aoLNmCs0
- >>77
「いやあ、その吸血鬼、血が吸いたいって言ってたからさ。
心配になって、つい、あげちまったんだよ」
そこからだろう。この男の人生が大きく変わったのは。
- 79 :イメル:2009/07/01(水) 22:32:08 ID:TUvLNS.Q0
- >>78
「ふむ……やはりお前はえむ というやつなのだろうな」
うんうんと一人で勝手に解釈している。
「……む、もう帰らなければ、締め出される危険もあるな……
またな、煉」
踵を返し、帰り道を歩いて去って行った。
- 80 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/01(水) 22:34:50 ID:4aoLNmCs0
- >>79
「…まあ、そう思うなら、そう思っててもいいぜ」
頭を描きながら苦笑して
「…ん、お前の家も結構厳しいのな。
じゃあな、イメル」
「………喉、渇いたな」
去っていくイメルを見送った後、一人で呟いた
- 81 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 11:29:08 ID:E4Ka56rgO
- あー、暇だなー
【と言いつつ、店の隅のパソコンで何やら作業中】
げ、ジャケット売れちまった
あれ気に入ってたから、売れなかったら自分用にするつもりだったんだがなぁ
まぁいいや、そろそろ新作でも作るか
【どうやらネット販売の管理らしい】
- 82 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 12:07:41 ID:TUvLNS.Q0
- AGカフェ。
からんからーん、というベルの音と共に、三人の少女たちが入ってくる。
「わー、ここだよここ! うわー、クロスお兄ちゃんっぽいねー」
「ちょ、小夜ちゃん、やっぱりサボりは……」
「……もうここまで来たんだ、良いだろう」
「わうぅ、姉さんまでぇ……」
三人は、私立千夜学園の制服を着ている。
- 83 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 12:15:14 ID:E4Ka56rgO
- >>82
あ、いらっしゃいま……
……お、てめぇらか
良く来たな、座れ座れ
【カウンターに入り、冷蔵庫を開ける】
また自主休講ってやつか?
イメルとフェンリルは単位大丈夫かよwwww
【冷蔵庫からアップルジュースを取り出し、氷の入ったグラスに注いで三人に出す】
- 84 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 12:17:11 ID:TUvLNS.Q0
- >>83
「わーいっ!」
「ギクッ」
「ビクッ」
カウンターに座る小夜、毛を逆立てる姉妹。
- 85 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 12:23:49 ID:E4Ka56rgO
- >>84
早速ヤバいのか二人とも……
えーと、結構いい学校通ってんだろ?
あまり粗相起こすなよ〜
【と言いつつ次は菓子類をテーブルの上に広げ、クロスも席に座って食べ始める】
俺も留年したからなぁ
お前らは気をつけろよ
- 86 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 12:26:32 ID:TUvLNS.Q0
- >>85
「はーい……」
「……うむ」
しゅんと耳を伏せる。
「あ、クロスお兄ちゃんダブってたんだー? へー、知らなかったー」
どかりと居座り菓子をバリバリ食べる小夜。黒さ健在。
- 87 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 12:30:26 ID:E4Ka56rgO
- >>86
お前は少しその口を控えやがれテメェ
【小夜の頭ぐりぐり】
あー、そういえば……何学園だっけ?
その制服、アルスが来てるのに似てるんだよなぁ
もしかして同じとこか?
- 88 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 12:32:12 ID:TUvLNS.Q0
- >>87
「いだっ、いたいけなようじょになんて事を!」
上目遣いで怒る小夜。
「私立千夜学園ですよー……アルスさんもいるんですか?」
「ふむ、中等部か……?」
- 89 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 12:37:59 ID:E4Ka56rgO
- >>88
ああ、そうそうそこそこ
その千夜学園ってやつ
中等部だな
しかし驚きだなー
男子の制服もセーラーなのは意外だぜ
【衝撃発言】
- 90 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 12:40:38 ID:TUvLNS.Q0
- >>89
「「「……は?」」」
三人そろって、衝撃を受けている。
「え、男子って学ランじゃ……」
「まさかあの弟野郎、だまされて……」
「……そう言う趣味のやつに……」
ヒソヒソ……ヒソヒソ……
- 91 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 12:42:09 ID:IDnKkU3kO
- 「今日もここへ来る…。
何故なら、他に行く場所が無いから」
「つーわけで、ども。久しぶりっす」
カラン、と入口の鈴を鳴らして入って来る
- 92 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 12:43:50 ID:E4Ka56rgO
- >>90
……え?
だってあいつ、セーラーに短パンで毎日登校してて……うぇ!?
>>91
いらっしゃいませ〜
……お、煉か!
- 93 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 12:47:33 ID:TUvLNS.Q0
- >>91
「あ、煉だ!」
「わぅー?」
「昨日のやつか」
セーラー服三人娘が集合している。
>>92
「えぇー……」
「いい年して何やってんだあの弟野郎……」
「……ショタコンの餌食」
- 94 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 12:54:11 ID:IDnKkU3kO
- >>91
「お久しぶりです」
笑顔でもう一度言う
「昨日は新人っぽい人しかいなくて、麦茶しか貰えなかったんで、今日も来ちゃいました」
>>92
「おお、何か懐かしい顔が」
三人にも笑顔を向けると、その横に座る
「へえ…、この街にも立派な学校があるんだな…。
制服か?それ」
- 95 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 12:57:10 ID:E4Ka56rgO
- >>93
あー……まぁ、アイツが好きで着てるならいいんじゃね?
何があっても俺は知らん
知らんぞォ!!
しかしこの様子だと、制服改造してり奴は多そうだな
>>94
あー、二号か
あいつは何教えても、とりあえず麦茶だからなぁ……
まぁ、レジ打ちできるだけマシか
何か頼むかい?
- 96 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 13:00:46 ID:TUvLNS.Q0
- >>94
「うん、制服」
「私立千夜学園、ですよー」
「女子はセーラー、男子は学ランだ」
>>95
「いいんですか……わぅ」
「某タクシーに誘拐されるぞ……」
「あー、してる奴いるいる。
私の親族に二人千夜に行ってるのがいるんだけど、二人とも制服黒く染めてんの」
- 97 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 13:06:47 ID:IDnKkU3kO
- >>95
「まあ、昨日は少し成長したみたいっすけどね。
んー、じゃ。ココアありますか?」
>>96
「学園…。懐かしいな」
思い出すように、宙を見て
「ふーん…。
結構可愛いな、それ」
- 98 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 13:11:37 ID:E4Ka56rgO
- >>96
染めるとかwwwwやりすぎだろwwwwwwww
…………ハッ
制服改造を引き受ける仕事もいいな……
需要はありそうだ
まぁ、やりすぎるとそのうち教師から注意されるんじゃねぇか?
その辺りの厳しさどうなん?
>>97
ココアね把握〜
【ホーロー鍋に火をかけ、ココアと牛乳を煮詰め始める】
ホット?
コールド?
- 99 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 13:15:04 ID:TUvLNS.Q0
- >>97
「でしょうー? わぅう」
「結構人気だもんな」
「……そ、その手にはもう乗らないかんね!」
学習しました。
>>98
「えぇー……まあクロスさんらしいと言えば……」
「そうかもしれないが、な」
「うーん、あんまり厳しくないよ? 女子が普通に男子の制服着てたりするし」
- 100 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 13:24:41 ID:IDnKkU3kO
- >>98
「冷たいのでお願いします。
ってか、本当何でもありそうですね…」
店をちょっと見回す
>>99
「まあ、それも分かるかもな。何となく」
フフ、と微笑して
「その手…って、何がだ?」
- 101 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/02(木) 13:30:08 ID:E4Ka56rgO
- >>99
ふむふむ
ま、生徒の自主性を〜ってやつか?
なら、商売としては成り立ちそうだな
よっしゃ、早速ポスター作ろう
学生相手だから値段は安めに設定して〜
【この店主、やる気である】
>>100
了解
【グラスに氷を入れ、濃いめに作ったココアを一気に流し込んだ】
ほいお待ち
何でもある……まぁ、ある程度はあるかな
一応メニューもあるが、形だけだし
好きに飲み食いできる場所を目指しているぜ
おっと、ちょっと新しい商売の見積もりしてくる
お前らは好きに飲み食いしててくれ
【そう言い残して奥に引っ込んでしまった】
- 102 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 13:32:56 ID:TUvLNS.Q0
- >>100
「い、言わせようって魂胆ね!? そうはいかねえよ!?
馬鹿にすんなよっ!?」
「……?」
「さ、小夜ちゃん、落ち着いて……」
>>101
「うわー……」
「……」
「やる気か……」
白い目で見ている。
- 103 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 13:43:13 ID:IDnKkU3kO
- >>101
「良いっすねえ、それ…。
…ん、美味い…」
ココアを一口
「分かりました、また後でー」
>>102
「…悪い、俺、何か変な事言ったか?」
暫く小夜を見つめた後、三人に質問した
- 104 :小夜&フェンリル&イメル:2009/07/02(木) 13:51:28 ID:TUvLNS.Q0
- >>103
「言った! 自覚なしかよこのあdsjbぐぁtんじゃいxmか、お:x、を、うぃづあcbyftykんw!!!!!」
「小夜ちゃん、小夜ちゃん落ち着いてー!!」
「……よし、戻るか」
「えええこの状況で!? れ、煉さんさようならー! またー!!」
暴れる小夜を二人がかりで押さえつけ、金を置いて店内から出て行った。
- 105 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 13:54:33 ID:IDnKkU3kO
- >>104
「おおう、壊れた…」
呆然と小夜を見て
「お、おお。
またなー…」
苦笑を浮かべながら三人を見送った
- 106 :魁:2009/07/02(木) 20:47:12 ID:Jhlo6zSQO
- 「こんなところが……あっただなんて」
街を隅々まで徘徊していると、秘境の温泉を見つけた。
しかし脱衣所がなく、おまけにオサルさんという先客がいるようだ。
- 107 :ウィッチ:2009/07/02(木) 21:12:04 ID:TUvLNS.Q0
- 〜回想〜
「私さあ、この世界厭きた。だからちょっと引っ越すわ、一人暮らしとかしてみたい」
「はぁ? お母様が一人暮らし? 無理無理、ですよ」
「ええ、ちょっと、お母様には……」
「無理っていうか、まともな生活できるか心配っていうか……」
「何……だと……? あなた達、結構言うわね、さすがのわたしもグサッと来たわ……」
「ゼフェルー、お腹すいた―」
「はいはい、ちょっと待てな。うん無理だと思うぜお母様。
今のお母様は言わば『外出できるニート』だしな」
「ぐぅっ……言わせておけば……できるもん!! ひとりで生活できるもん!!
馬鹿にすんなよちくしょー!!」ガシャーン
「うわ、窓から逃げた!!」
「追え、飛行能力あるやつ追え―!!」
〜回想終了〜
「ふふふ……ここまで来れば誰も追ってこないはず……
……『異能都市』、なかなか素敵だな♪」
緋色に光る箒にまたがって、空を飛ぶ魔女が一人。
- 108 :魁:2009/07/02(木) 21:18:42 ID:Jhlo6zSQO
- >>107
「……ん?」
空を見上げれば、光の軌跡を描き、飛行するものが見えた。
「あれが噂の……飛行機?」
違います。
- 109 :ウィッチ:2009/07/02(木) 21:20:51 ID:TUvLNS.Q0
- >>108
「えへへへ、今日からこの町で私の新しい生活がはじまrグボァ!!?」
どんっ、という音と共に、電波塔に激突。前方確認はきっちりしましょう。
そのまま魁の元へひゅるるるるるるる、と落下していく。
- 110 :魁:2009/07/02(木) 21:23:34 ID:Jhlo6zSQO
- >>109
「あれ……墜らk」
慌てて回避する。
そこは秘境の湯、クッションにはなるだろうか。
- 111 :ウィッチ:2009/07/02(木) 21:25:29 ID:TUvLNS.Q0
- >>110
ざばーん!!!
「……あいたー……しかもべっしょべしょ……」
ギャグ補正でほら大丈夫!
「えーっとエリュトロン、エリュトロン……あった。
……ん、あなた、誰?」
箒を探し当てた所で魁に気付き、首を傾げる。
- 112 :魁:2009/07/02(木) 21:30:34 ID:Jhlo6zSQO
- >>111
「……わ、私は魁、こんなところでこんばんは」
湯に浸かっていたのは、黒髪の女性。
- 113 :ウィッチ:2009/07/02(木) 21:34:43 ID:TUvLNS.Q0
- >>112
「ふーん、魁ちゃん、ね。わたしはウィッチ、魔女だよっ☆ よろしくっ☆」
ややウザい。
- 114 :魁:2009/07/02(木) 21:38:20 ID:Jhlo6zSQO
- >>113
「……は、はあ、よろしくね」
ずぶ濡れになった魔女を、数多の視線が見つめている。
オサールさーんだよ♪
- 115 :ウィッチ:2009/07/02(木) 21:40:54 ID:TUvLNS.Q0
- >>114
「視線っ! やだ、わたし見られてる……///」
自身を抱きしめるように腕を動かす。
服は着てるが。
- 116 :魁:2009/07/02(木) 21:43:48 ID:Jhlo6zSQO
- >>115
(このノリ……付いていける気がしない)
彼女は苦笑いし、ウィッチを見ている。
- 117 :ウィッチ:2009/07/02(木) 21:47:10 ID:TUvLNS.Q0
- >>116
「そういえば、さ。魁ちゃんって、いい住処知らない?
わたしここに来たばっかりでさー、アパートとか探さないといけないのねー」
くるんと首を傾げる。長い黒髪から水滴が落ちた。
- 118 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 21:47:29 ID:IDnKkU3kO
- 「女湯だろうと、俺は来る…。
何故なら、例え何処だろうと人がいた方が楽しいからだ!」
タオル一枚腰に巻き、赤い髪を月明かりに照らしながら現れた
- 119 :魁:2009/07/02(木) 21:53:08 ID:Jhlo6zSQO
- >>117
「いいところ……ね、私も探してるんだけど、なかなか見つからなくて」
困ったような顔をして。
>>118
「秘湯に……女湯も男湯も関係ないような」
なぜこの場所が、とここで驚く仕草を見せる。
- 120 :ウィッチ:2009/07/02(木) 21:54:26 ID:TUvLNS.Q0
- >>118
「うわぁ……」
ずぶぬれ魔女が一人。
>>119
「ん、じゃあ魁ちゃんは今どこに住んでるの?」
もう一度首を傾げる。ぽちゃん、と水滴が落ちる。
- 121 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 21:59:51 ID:IDnKkU3kO
- >>119
「ん、おお。アリア。居たのか」
その姿と猿の姿を確認し、迷いなく猿の集団の中へ飛び込んだ
「何となく歩いてたら、ここに着いてさ…。暑かったし調度よかった…」
>>120
「おーい、そこー。引くなー」
湯の中から手を出して振っている
- 122 :魁:2009/07/02(木) 22:03:08 ID:Jhlo6zSQO
- >>120
「師匠のとこで、お世話になってるのよ」
彼女は夜空を見上げながら、言った。
>>121
「……なんという偶然、私も同じようなものよ」
彼女は湯から出て、熱くなった体をいったん冷やしている。
- 123 :ウィッチ:2009/07/02(木) 22:07:26 ID:TUvLNS.Q0
- >>121
「えー、だって……」
びしょ濡れなのも大分引かれるポイントだと思うが、そこはおいといて。
>>122
「師匠かー……元上司さん達、元気かな?」
同じく空を見て。
「っくしゅ……さむっ。そろそろ帰ろうかな。
魔女の勘があなた達を二人きりにしろ、って言ってるからね」
ニヤリと笑い、
「それじゃーまたねー! ばーいばい!」
箒にまたがって飛び、夜空に消えた。
- 124 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 22:14:09 ID:IDnKkU3kO
- >>121
キーキー!ウキー!
「ん、そうなのか…。
まあ、危ない事だけはしねえでくれよ?」
猿と戯れながら横目で魁を見る
>>122
「アンタも結構アレな感じになってるな…」
魔女を一瞥し、苦笑する
「ん…、あんま気にしないでいいのに。それじゃなー」
- 125 :魁:2009/07/02(木) 22:16:47 ID:Jhlo6zSQO
- >>123
「師匠は……私の憧れの人で、とても強く――て」
居なくなってる、と呟いて空を見れば、光の粒が見て取れるのだった。
>>124
「大丈夫だって……それに、こうやって煉も来てくれるんだしさ」
結局のところ、他力本願なのだろうか。
- 126 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 22:20:33 ID:IDnKkU3kO
- >>125
「今日はたまたま、だろ?
守ってやりたいけど、四六時中お前を見ててやる訳にもいかねえし、流石にそれは嫌だろ?」
「…ほれほれ」
キー!ウッキー! ガリッ
「いってぇ!」
突き出した指を思いっ切り噛まれた
- 127 :魁:2009/07/02(木) 22:22:47 ID:Jhlo6zSQO
- >>126
「私はそれでも構わ――いや、さすがにそれはきついわよね」
大丈夫、と噛まれた煉に対して近づいて、指から滴る血を見て喉を慣らした。
- 128 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 22:26:05 ID:IDnKkU3kO
- >>127
「キツイと言うか、流石にマズイと言うか…」
苦笑を浮かべて
「…ほい」
血が滴る指を魁に突き出した
- 129 :魁:2009/07/02(木) 22:29:13 ID:Jhlo6zSQO
- >>128
「……いただきます」
彼女は差し出された指を口に含んで、血の味を堪能している。
- 130 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 22:32:16 ID:IDnKkU3kO
- >>127
「…これはかなり怪しい絵面だな、うん」
意地悪のつもりだろうか、口内で指を少し曲げたりしている
- 131 :魁:2009/07/02(木) 22:35:21 ID:Jhlo6zSQO
- >>130
「……んむ!?」
煉の指の動きに、魁は少し動揺していた。
口から零れた真っ赤な鮮血が、彼女の胸元に滑り込み、バスタオルが滲んだ。
- 132 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 22:38:59 ID:IDnKkU3kO
- >>131
「あ、悪い…」
少し心配そうに首を傾げ、血が零れた先を見る
「しかし…デカくなったよな…」
色々な所が
- 133 :魁:2009/07/02(木) 22:43:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>132
「……煉はやっぱり、いつも通りなのね」
視線の先に気付き、溜息を吐きながらも、誇らしげに胸を張った。
- 134 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 22:47:58 ID:IDnKkU3kO
- >>133
「なんか、この場面でそれを言われると微妙な感じだな」
視線を魁の顔に上げる
「ま、成長するのは悪い事じゃない、と、俺は思うぜ。
身体的成長を嫌がる奴もいるけどな」
//返レス少し遅れるー
- 135 :魁:2009/07/02(木) 22:55:23 ID:Jhlo6zSQO
- >>134
「これで『まないた』なんて言われなくて済むけど……騎士甲冑を身につけるときに、ちょっと苦しくてさ」
嬉しかったりもするし、そうでなかったりするのであった。
//おk
- 136 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 23:02:56 ID:IDnKkU3kO
- >>135
「まあ、どっちも一長一短だな。
ま…、俺には胸の大きさなんて関係ねえけどな」
クク、と軽く喉を鳴らして笑った
- 137 :魁:2009/07/02(木) 23:06:51 ID:Jhlo6zSQO
- >>136
「む……師匠に見惚れてたくせに、そんなこと言う」
いつの間にか、煉をそういう目で見ていたさっきーなのでした。
- 138 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 23:10:09 ID:IDnKkU3kO
- >>137
「なっ、アレはだなぁ…、綺麗な人だな、って思ってただけで…!」
魁に言われ、少し顔を赤くした
- 139 :魁:2009/07/02(木) 23:13:21 ID:Jhlo6zSQO
- >>138
「……なに顔を赤くしてるのよ!」
ふーんだ、と顔を背けてしまった。大人気ない。
- 140 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 23:21:27 ID:IDnKkU3kO
- >>139
「うっ…」
顔を背けられたのが少しショックだったようで、俯いてしまう
「…なんて言えば許してくれる?」
俯いたまま、顔を真っ赤にしている
- 141 :魁:2009/07/02(木) 23:22:59 ID:Jhlo6zSQO
- >>140
「……自分で考えなさい、私は甘くないわよ」
今日の魁は、どこかビターだそうだ。
- 142 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 23:32:48 ID:IDnKkU3kO
- >>141
「うう…」
頭を抱え、悩み出す
「…今の魁は、蔡生さんより綺麗、だよ…」
結局、そんな事しか言えないのだった
- 143 :魁:2009/07/02(木) 23:35:53 ID:Jhlo6zSQO
- >>142
「……く、煉はやっぱり煉なんだなあ」
顔を再び煉に向けて、近寄った。
- 144 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 23:40:12 ID:IDnKkU3kO
- >>143
「う…、悪い…。
本当、馬鹿で…」
遂に顔を背けてしまった
- 145 :魁:2009/07/02(木) 23:45:38 ID:Jhlo6zSQO
- >>144
「言葉なんて……要らないのよ」
彼女は静かに煉に抱きついた。
- 146 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/02(木) 23:50:20 ID:IDnKkU3kO
- >>145
「…そうか。アリア、ありがとう…」
その身体の温かさを感じながら、強く抱きしめ返した
- 147 :魁:2009/07/02(木) 23:57:33 ID:Jhlo6zSQO
- >>146
「……煉」
彼女はただ目を閉じて、煉の存在を感じていた。
- 148 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/03(金) 00:05:58 ID:IDnKkU3kO
- >>147
「…やっぱり、デカくなったわ。うん」
押し付けられるそれに、更に頬を染めた
- 149 :魁:2009/07/03(金) 00:08:30 ID:Jhlo6zSQO
- >>148
「言わないでよ……」
顔を赤らめながらも、煉に抱きつくこの女性は、やはり甘えん坊だった。
- 150 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/03(金) 00:15:09 ID:IDnKkU3kO
- >>149
「…んじゃ、この続きは家で、な」
魁の身体から手を離し、額を指で軽く押した
- 151 :魁:2009/07/03(金) 00:17:27 ID:Jhlo6zSQO
- >>150
「……うん」
彼女の顔は、今にも沸騰しそうだった。
湯から上がると、着替えを持って木陰に行く。
- 152 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/03(金) 00:21:11 ID:IDnKkU3kO
- >>151
「んじゃ…先に帰ってるぜ」いつの間にか服を着た煉は、上機嫌で街へと帰って行った
- 153 :魁:2009/07/03(金) 00:27:13 ID:Jhlo6zSQO
- >>152
「着替えるのは、早いのね……」
木陰から煉が帰るのを見送ってから、騎士甲冑を纏って出る。
「胸……苦し」
そんなことを言いながら、街に戻っていった。
- 154 : ◆My6NsjkSfM:2009/07/03(金) 18:12:15 ID:qEM5AwnE0
- 【時という概念が乱れたこの都市】
「〜♪」
【そこを歩く大きな黒いコートをまとった少女】
『…………』
【その隣にいるのは――何故か蒼いメイド服を身にまとった身長の高い女性】
「なにしてるんですかぁ〜♪今日は初めてお外に出られたんですよぉ〜♪
ちょっとぐらい喜びましょうよぉ〜♪」
【そう言ってメイド服の女性に纏わりつくにこやかな黒いコートの少女】
『………』
【対してメイド服の女性はずっと無表情で前だけを見て歩いている】
- 155 : ◆My6NsjkSfM:2009/07/04(土) 14:39:04 ID:qEM5AwnE0
- 「…結局昨日はだれにもあえませんでしたねぇ〜♪」
『…』
【相変わらず街角を歩いている二人】
- 156 :頼羽無為:2009/07/04(土) 20:13:42 ID:fP94A.NgO
- 楽園の市街地を走る、一台のタクシー
「やれやれ…今日も客はいねぇな」
溜め息と共に紫煙を吐き出しながら、運転手は道行く人々を眺める。
- 157 :名も無き異能都市住民:2009/07/04(土) 20:17:21 ID:/k2gysHgO
- >>156
タクシーが進む道の先、す、と手を上げる黒衣の女性が一人。
客、なのだろう。明らかにタクシーを待っている。
- 158 :頼羽無為:2009/07/04(土) 20:24:21 ID:fP94A.NgO
- >>157
「お…やっと今日のお客様1号か」
独りごちながら女性の前に車を止める
「あー…すまん、ドアは自分で開けてくれ」
どうやら自動ではないらしい。
- 159 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 20:27:04 ID:/k2gysHgO
- >>158
「……相変わらずだ」
女は苦笑すると言われた様にドアを開け、静かに乗車する。
「千夜ビルまで。……久し振りだね、頼羽」
- 160 :頼羽無為:2009/07/04(土) 20:42:47 ID:fP94A.NgO
- >>159
「………」
呆然。
ポカンと開いた口から、咥えた煙草がくたびれたスーツの上に落ちる。
「…熱"ッ!!」
煙草の熱さで正気に戻り、改めて客の顔を確認した。
「久しぶり…だな、社長。わかった、あのビルか」
なんとか気を取り直し、車を走らせ始める。
「……俺に用か?」
バックミラーに映る顔は、どこか苦々しい。
- 161 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 20:51:28 ID:/k2gysHgO
- >>160
「大丈夫か?」
怪訝な顔で尋ねるが、正気に戻ったのを確認し相好を崩す。
「用、か。……何故開発局を辞めた? 君が抜けた穴を埋めるのに技術屋連中は大騒ぎだ」
――紛う事無き天才。
抜けた穴は開発局の小さな穴ではなく、今や千夜グループ開発部門全体に影響与える大きな穴だ。
「戻って来ないか、頼羽。変形機動の連中からも言われているだろう?」
- 162 :頼羽無為:2009/07/04(土) 21:12:13 ID:fP94A.NgO
- 「…辞めた理由、か」
すっかり短くなってしまった煙草を灰皿に放り込み、ハンドルを両手で握る。
「駄目なんだよ、組織ってやつが。…俺の歯車は狂っている」
人に求められるのは気分の悪いことではない。
しかし、そこで本当に求められていたのは自分自身だったのだろうか。
「…俺の存在は周りを狂わせる。回るなら、独りのほうが気が楽だ」
どこか、遠い目。彼が暗い目で見ているのは、千夜グループに居た頃ではないさらに昔の事だろうか。
「再三のお誘い…悪いが、断らせて貰う。…それに、今の生活も中々気に入っているんでな」
そこでようやくしかめていた顔を緩め、フッ、と懐かしむように笑った。
- 163 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 21:24:32 ID:/k2gysHgO
- >>162
「そう、か。……惜しいな、全く」
人材を喪うのではなく、才能を埋没させるのが。
然し仕方有るまい。
「君の席は開けておく。万が一にでも気が変わったら戻ってくると良い。皆、歓迎するだろう」
- 164 :頼羽無為:2009/07/04(土) 21:44:36 ID:fP94A.NgO
- >>163
「ああ…気が変わったら、な」
前を見たまま答えた…がすぐに苦笑する
「ククク…やれやれ、こんな美人の誘いを断るとは我ながら畏れ多い。
俺としては、デートのお誘いのほうが嬉しいんだが」
街の中心地、巨大なビルの前に車は止まる
「到着だ。料金は千円ポッキリ。どこから乗っても、どこまで乗ってもな」
- 165 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 21:54:08 ID:/k2gysHgO
- >>164
「生憎枯れた男は嫌いでね?」
小さく笑って軽口を叩き乍ら札を渡し、思い出した様にああ、と呟く。
「忘れていた。頼羽、依頼だ。バイクを作ってくれないか? 単純に頑丈で大きく、スピードとパワーが有る物を」
- 166 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/04(土) 21:59:30 ID:IDnKkU3kO
- 「いいか、時速300マイル以下に速度を落としたら、そのバスを爆破する!いいか、絶対だぞ!」
何かに影響された男がやってきた
- 167 :頼羽無為:2009/07/04(土) 22:08:24 ID:fP94A.NgO
- 「ああ、違いない」
暗い話は終わっている。ならば、知人として軽口を叩き合うくらいが丁度いい
「む?…ほう、バイクを」
目の前の彼女がバイクに乗る姿を夢想する。
…中々様になるではないか。
「依頼か…依頼なら断る理由は何も無い。
だが、今の俺は車上生活を送る身でな
必要な材料と仕事道具を用意してくれると助かるんだが」
- 168 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 22:21:42 ID:/k2gysHgO
- >>167
「車上生活……そりゃまた何とも」
呆れ顔で呟く様に言う。
生活の色々は一体どうやっているのだろうか。
「いや、私が準備するより専門の君に任せた方が良いだろう。――ほら」
言い乍ら頼羽に渡したのは夜刀神グループのブラックカード。
「それに入ってる金額全部を使って作って欲しい。材料も道具も其れで揃えれば良いさ。……何に使ったかは全て記録されるからね?」
過分にも程がある金額。オーバースペックにも程がある――文字通りのモンスターマシンを要求しているのだ。
「完成品を受け取り次第、報酬を払う。……どうかな?」
- 169 :名も無き異能都市住民:2009/07/04(土) 22:25:19 ID:IDnKkU3kO
- //空気読まないでゴメン\(^O^)/
- 170 :頼羽無為:2009/07/04(土) 22:41:10 ID:fP94A.NgO
- >>166
「…少年、不用意にそんな発言をすると捕まる国もあるから気をつけたほうがいい」
どこかからかうような口調で話し掛ける
>>168
「これを全額…やれやれ、相変わらず無茶を言いやがる」
肩を竦め、呆れたように溜め息を吐く。しかし、その顔には笑みが浮かんでいる
何故なら、その無茶に自分が答えられる事を知っているから。
「…チッ、細かいとこはしっかりしてんな…ああ、了解した。報酬は…そうだな、渡す時に考えるとしよう」
思い出したように煙草を取り出し、火を点ける
「…それじゃ、またな、社長。今後も客として会うなら大歓迎だ」
男は軽く手を振り、車に乗り込んで去っていった。
- 171 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 22:45:18 ID:/k2gysHgO
- >>166
「何を言ってるんだい君は……」
呆れ顔である。
>>170
「ふふ、宜しく頼むよ」
言って去り行くタクシーを見送り、小さくやれやれと呟く。
「客としてなら、か。……遠回しに断られたな」
- 172 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/04(土) 22:52:39 ID:IDnKkU3kO
- >>170
「そのタクシーに爆弾を…!…いや、タクシーはタクシーで良いのがあったな…」
呑気な笑顔を向けた
「ん、運ちゃん…?」
呟き、タクシーを見送った
>>171
「ちょっと影響されまして…」
右手で頭を掻きながら、苦笑を浮かべた
「あの人、見た事あるような気がするんすけど、誰っすか?」
//ちょっと返信おっくれっるぜいっ
- 173 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 23:02:43 ID:/k2gysHgO
- >>172
「頼羽。私達の母校で校舎管理局を率いてた奴さ」
懐かしそうに言う。
「……ああ、そうそう。騎士団の話はどうなった?」
- 174 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/04(土) 23:15:56 ID:IDnKkU3kO
- >>173
「頼羽さん!?
はー…、イメージ変わりましたねぇ…」
思わずタクシーが走り去って行った方を見て
「ああ、それなんですけど。名前、決まりました」
- 175 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 23:24:33 ID:/k2gysHgO
- >>174
「ああ、そうなのか。……今は魁も居ないし、後で二人揃った時に聞かせてくれないか?」
恐らくあの子は報告するのを楽しみにしているだろう。
「何にせよ、決まって良かった。他の細々した事も決まりつつあるのだろう?」
- 176 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/04(土) 23:37:30 ID:4aoLNmCs0
- >>175
「ああ、はい。そのつもりです。
少しずつですけど、決まってきてますよ。どんな物にしたいか、とかね」
楽しそうに笑って語りだす
「まあ、詳しくはアイツに言って欲しいので、秘密っす」
- 177 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 23:42:20 ID:/k2gysHgO
- >>176
「其れで頼むよ」
ゆっくりと頷く。
「ああ、騎士団を立ち上げたら千夜グループで雇わせて貰うよ。治安維持部門に人手が足りてなくてね」
- 178 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/04(土) 23:46:51 ID:4aoLNmCs0
- >>177
「あ、本当ですか?良かった…。
実はアイツも心配してたんですよね。お金どうしよう、って」
今度は左手で首を軽く掻きながら、再び苦笑した
- 179 :夜刀神蔡生:2009/07/04(土) 23:54:05 ID:/k2gysHgO
- >>178
「千夜グループとしては君達二人を直接雇った方が良いんだが、ね」
笑い乍ら言う。
「……治安維持、と一口に言ってもやる事は多い。この間も地下下水道で魔導生物が大量繁殖してね。大変だった」
- 180 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/04(土) 23:57:07 ID:4aoLNmCs0
- >>179
「まあ、騎士団を作るって言う夢くらいは叶えてやりたかったんで…。
何か、スイマセン…」
軽く頭を下げて
「魔道生物…? 馬鹿デカい溝鼠の大量発生、とかですか?」
- 181 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 00:02:59 ID:/k2gysHgO
- >>180
「気にしなくて良いさ。私も彼女の夢は応援したい」
ひらひらと手を振り、小さく笑う。
「白いかまきりの様な生物と報告を受けた。矢鱈に大きい、ね。中々にグロテスクだった」
- 182 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/05(日) 00:09:55 ID:4aoLNmCs0
- >>181
「そうっすか…。良かった…」
安心したように微笑む
「白い…カマキリ…!?
それは又、気持ち悪い物を倒しましたね…。大丈夫でしたか?」
- 183 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 00:13:28 ID:/k2gysHgO
- >>182
「私は基本的に前に出る事は無いよ。これでも一応、千夜グループの総帥だからね」
笑い乍ら否定する。
「何でも結構な殺傷能力を持ってたらしくてね。数名の怪我人が出た。……矢張りマンパワーが足りないな。何処かに良い人材は居ないものか」
- 184 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/05(日) 00:25:01 ID:4aoLNmCs0
- >>183
「千夜グループ…。
あのでっかいビルの、ですか?」
夜の闇の中に照らし出される、巨大なビルの方を見て言う
「もう少し待ってくれれば、俺らが手伝いに行きますよ。
ですから、もう少し待っててくれますか?」
ニッと明るい笑いを見せた
- 185 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 00:30:07 ID:/k2gysHgO
- >>184
「そう。あれが千夜ビル。地下施設の方が大きいが、ね」
煉と同じく千夜ビルを見ながら言う。
「ああ、それとは別にだ。手伝って貰う事は確かに有り難いが、それとは別に治安維持部門の人員を増やしたい。中々に良い奴が見付からなくてね」
- 186 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/05(日) 00:39:44 ID:4aoLNmCs0
- >>185
「ほへー…。蔡生さんって、やっぱり凄い人だったんすね…。
あ、今度中の見学に行っていいですか?」
好奇心で輝く瞳を蔡生に向ける
「あー…、中々苦労してるみたいですね…。
使える奴…ですか…。 俺も探してみましょうか?」
- 187 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 00:47:36 ID:/k2gysHgO
- >>186
「さあ、どうだろう。生まれが良かったから、と言われない様に努力してきたつもりだが。見学は自由にすると良い」
可笑しそうに笑うと、また薄桜色の唇が柔に動く。
「ああ、そうしてくれると有り難いな。出来るだけ腕の立つ奴を頼む。此の間小百合を雇ったが、秘書にしてしまったからね……」
- 188 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/05(日) 00:57:55 ID:4aoLNmCs0
- >>187
「生まれなんて関係無いと思いますよ?
努力、実ってると思いますよ、俺は」
「蔡生さんには色々お世話になりましたからね。
これくらい、お安い御用ですよ」
ふふ、と優しく微笑みかけた
- 189 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 01:06:21 ID:/k2gysHgO
- >>188
「そう言って貰えると有り難いな」
瞑目して愉快そうに笑う。
「ああ、宜しく頼むよ」
- 190 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/05(日) 01:13:08 ID:4aoLNmCs0
- >>189
「はい、分かりました」
ふざけた様に、軽く敬礼の様なポーズ
「…綺麗な人ですよね、蔡生さんって」
愉快そうに笑う蔡生を見て、突然そんな事を漏らした
- 191 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 01:20:43 ID:/k2gysHgO
- >>190
「はは、そうかもね。君達人間で云う所“此の世の物とは思えない美しさ”」
苦笑。突然何を言い出すのだろうか。
「其の言葉は私達夜刀神や他の人外を指して言うには持って来いかもしれないね」
事実、人外故の美しさと云うのも有るのだろう。
それに夜刀神は発生の段階で、そうあるようにデザインされている。
「――然し迂濶だな、魁の前で他の女にそう云う事を言わないようにね」
- 192 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/05(日) 01:29:53 ID:IDnKkU3kO
- >>191
「いや…、人外を指すとかじゃ無く。アリアが憧れるのも、分からなく無いなって思っただけっすよ」
この男、中々に危うい
「…やっぱり怒られますかね?」
アハハ、と苦笑を浮かべた
- 193 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 01:37:54 ID:/k2gysHgO
- >>192
「恋愛感情としての綺麗、可愛い、ではなくても恋人からすると気にしてしまうものだよ」
ふふ、と小さく苦笑して白皙の美貌を僅かに綻ばせる。
「気を付けないと、ね。……ああ、魁に焼き餅を妬かせる手段としては良いかもしれないが。何れにせよ遣り過ぎには注意だ」
- 194 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/05(日) 01:45:22 ID:IDnKkU3kO
- >>193
「そんな物ですかね?
……いや、そうか。うん」
自分と置き換えて考えたのだろうか、頷き、納得した
「焼き餅…。
でも、それはそれで良いかもしれませんね」
冗談っぽく笑いながら蔡生の目を見て、言う
- 195 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 01:49:29 ID:/k2gysHgO
- >>194
「妬いてくれる恋人、と云うのは中々可愛らしいが、何事もやき過ぎると毒に変わる」
笑う煉を見てやれやれと苦笑する。
「余り心配させてやらない事だ。如何程成長したかは知らないが、昔の彼女は、彼女の本質は繊細だ」
- 196 :魁:2009/07/05(日) 01:58:00 ID:Jhlo6zSQO
- 彼女は其処に居た。
漆黒の長髪を、夜風に靡かせて、ガラティン(笑)を地面に刺し、星空を眺めているのだ。
- 197 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 02:04:46 ID:/k2gysHgO
- >>196
宵闇色の髪を見、其れが自らの弟子と知る。
「こんばんは、魁。良い夜で――良い風だ」
- 198 :魁:2009/07/05(日) 02:09:36 ID:Jhlo6zSQO
- >>197
「お久しぶりです、私にとっての唯一無二の師匠」
赤より紅い瞳は、師を捉えていた。
月明かりからか風貌が明らかになる。彼女はまさに騎士であった。
- 199 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 02:15:00 ID:/k2gysHgO
- >>198
「ああ、久し振りだね。私の弟子」
暁天を糸にしたかの様な真紅の髪を渡る風に掠かに揺らし、灼陽の如き煌眼でもって魁を捉える。
女は嬉しそうに、或いは楽しそうに魁の顔を見て静かに微笑む。
「ふふ、随分騎士らしい顔になったね。――此方においで」
- 200 :魁:2009/07/05(日) 02:19:26 ID:Jhlo6zSQO
- >>199
「……はい」
嬉しそうな顔を浮かべ、師に近づいた。
ガラティン(笑)もまた、再会を祝ってくれているかのようだ。
- 201 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 02:27:18 ID:/k2gysHgO
- >>200
「ああ……本当に騎士らしくなった。一端の騎士だね、もう」
魁の頬に白い指を添わせ、軽く撫で乍ら言う。
「嬉しい反面、少し寂しくも有るね」
- 202 :魁:2009/07/05(日) 02:31:04 ID:Jhlo6zSQO
- >>201
「寂しい……って、どういうこと? 私は師匠に再び会えて、嬉しいのに」
照れ臭いのか、彼女は赤面しながら師に問う。
- 203 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 02:37:05 ID:/k2gysHgO
- >>202
「子の独り立ちを見る親の気分、と云うと大袈裟だけど。似た様な気持だよ」
くすりと笑い乍ら言う。
――道の進み方を教え、自分の道を選択し。
ああ、何故だか酷く懐かしい。
「――――道を誤らず、進めているかい?」
- 204 :魁:2009/07/05(日) 02:40:55 ID:Jhlo6zSQO
- >>203
「もちろん……人を救いたいと思ったから、私は騎士になった。道を逸れることはあったけど、それは道草。行き着く先は、変わらない」
そして彼女は騎士団を作るという旨を伝えた。
- 205 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 02:50:49 ID:/k2gysHgO
- >>204
「誇らしく言えるようになったね。そして、強くなった」
嬉しそうに笑い、騎士団の話を聞く。
「ああ、煉から聞いているよ。いつぞやクロスの店で概要を聞いたが、詰めに入ってるみたいだね」
- 206 :魁:2009/07/05(日) 02:54:59 ID:Jhlo6zSQO
- >>205
「はい……煉と一緒に決めたことを話そうと思ったのだけど」
呼び掛けるが、煉の返事はない。気絶しているのか。
「はは……。そうだ、師匠に頼みがあって、師匠の技を伝授して欲しいの……」
- 207 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 03:04:53 ID:/k2gysHgO
- >>206
「ああ、成程……技? ……無双不倶か」
過去の戦いで肩を並べ、かの技で敵を仕留めた後、魁が言って来た事が有ったな……等と思い出す。
「……恐らくは私程の威力は出ないだろうし、修得はかなり難しく長い道程になると思うが……それでも、構わないかい?」
- 208 :魁:2009/07/05(日) 03:08:20 ID:Jhlo6zSQO
- >>207
「……」
彼女は決意を固める為に一拍置いた、そして。
「――やります」
胸に手を当てて、決意を述べた。
- 209 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 03:18:42 ID:/k2gysHgO
- >>208
「……分かった。暇な時にでも私の家に来ると良い」
真摯な表情を見て、ゆっくりと頷く。
「ああ、私の家まで後で案内しないといけないな。自然地帯の大深林に有るんだが、中々悪く無い所なんだ」
- 210 :魁:2009/07/05(日) 03:23:38 ID:Jhlo6zSQO
- >>209
「はい……是非、師匠の住まいを訪れてみたいです」
彼女は気になったようだ。
師匠がどこに住んでいるのか、どんな訓練が待っているのか。それを考えると心が震えた。
- 211 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 03:29:42 ID:/k2gysHgO
- >>210
「はは、ありがとう。其の内ね?」
たしなめる様に一言付け加える。
「まずは騎士団の設立。これに集中しないと」
- 212 :魁:2009/07/05(日) 03:42:32 ID:Jhlo6zSQO
- >>211
「はい、騎士団を創立することを第一に、それから師匠に教わって……」
やるべきことは山ほどあった。
- 213 :夜刀神蔡生:2009/07/05(日) 03:51:30 ID:/k2gysHgO
- >>212
「ふふ、忙しいね。――ま、焦らずゆっくりやると良い」
一言。魁の頭の上に軽く手を当てる。
「頑張りなさい。さて、私はそろそろ行くよ。またね?」
微笑みの侭にくるりと背を向け、颯爽とした足取りでその場を後にする。
- 214 :魁:2009/07/05(日) 03:54:48 ID:Jhlo6zSQO
- >>213
「師匠……私は地面に這ってでも、遣り遂げます」
彼女は努力家だ。
才能はなかったが、最終的には成し遂げる精神力は計り知れない。だからこそ、料理だって習得できたのだ。
立ち去る師の姿を、熱を帯びた眼差しが、いつまでも追っていた。
- 215 :名も無き異能都市住民:2009/07/06(月) 22:52:59 ID:iKce6KB60
- ………よし。
【転がって移動してきた子供は】
【再び道の片隅ででれんとし始めた】
- 216 :ウィッチ&ヴァイス:2009/07/07(火) 21:00:03 ID:TUvLNS.Q0
- 神羽荘、202号室。
天使と魔女の異色のコンビは、正座して向き合っている。
「……だからね、平和に行こう?
私は確かに悪魔だけどさ、ほらこんなに人間っぽいじゃん」
「……それでも悪魔は悪魔だ。殺さないといけない」
「あーもうきかんぼ! 平和に行こうっての!」
「……悪魔相手にそれは無理」
「もー……あ、いいこと思いついた。この街、キューブってあるじゃない?」
「……あるな」
「あれ使って、毎日気の済むまで殺し合おう?
そしたら、いつか殺し合うのに飽きて平和になるかもしれない」
「……でも」
「がたがた言わない! そんじゃー、決まったことだしキューブ行こ、ねっ」
「……決まってない……」
「決まった!
ちなみに負けた方は買った方に夕食作ってあげる、というルールが今追加されたよ!」
「……はぁ、まあいいや……お前、料理スキルあるんだろうな」
「あるよー! わたし何年生きてると思ってるのー!」
二人は立ち上がり、部屋から出て行った。
行く先は電脳仮想空間。
行き着いた先で繰り広げられる殺し合いは、果たしてどうなることやら……
- 217 :明日 真/逃亡者:2009/07/08(水) 03:43:55 ID:tJGyi38Q0
- 【都市の中の公園でベンチに座る白衣の男が一人】
はあ、はあ…
なんとか、ここまでは逃げられたか…
【男は息を切らし、肌には玉のような汗が浮いている】
【手には缶コーヒーが握られているがその中身はほとんど手付かずのまま冷え切っている】
これからどうするか…
【頭をぐしゃぐしゃと掻き毟る】
対抗しようにも武器がアルセニックとアーギュロスだけじゃなあ…
【その白衣の下には二丁の銃がホルスターに収まっている】
【しかし、その意匠は普通の銃のそれとは大きく異なり、明らかに一般向けではない】
挙句の果てに…持っている義眼は閨動義眼と珀壁義眼だけか…しょぼいね、こりゃどうも。
【そういって懐から義眼を二つ取り出し、ため息をついてまた元の場所に戻す】
とりあえず、ここにしばらく匿わせてもらうとするかね。
【再びため息をついて白衣の男は冷え切ったコーヒーをグイと飲み干し、そのまま夜の帳へと姿を消した】
- 218 :朝宮暁:2009/07/08(水) 21:51:32 ID:/k2gysHgO
- 異能都市の街角、自販機の前。
「…………どうすっかなあ……」
メッシュを入れたように所々赤の混じった黒髪の青年が、心底困ったように自分の財布と自販機に視線を行ったり来たりさせていた。
「……コーラが無い。ならコーヒー。120円。俺は確かにコーヒー飲みたい」
ぶつぶつと呟くと、がっくりと肩を落とす。
「でもコーヒーなら喫茶店で飲んだ方が……けど自販機のコーヒーは安いし……どうしたもんかね……」
- 219 :ヴァイス:2009/07/08(水) 21:56:28 ID:QYyPcDfoO
- >>218
「…………」
無言で真後ろに立つ天使の青年。ぶっちゃけ怖い。
ちなみにこいつは暁とバイト先が同じだったりする、が……?
- 220 :朝宮暁:2009/07/08(水) 22:04:52 ID:/k2gysHgO
- >>219
「……うーん……あー……でもなあ。あああああああ!」
しまいには唸り始めた暁。まるで何か誘惑を振り払う様に頭を振り始める。
「ああああああ、……あ? うお! びっくりした!」
すると視界の端にヴァイスが映り、驚いた表情を浮かべてヴァイスに向き直った。
「何だよお前……居たなら声かけろよ。そっちもバイト終わりか?」
掛け持ちしている沢山のバイトの内、一つのバイト先の同僚。
見知った顔だ、暁は親しげに話しかける。
- 221 :ヴァイス:2009/07/08(水) 22:07:01 ID:QYyPcDfoO
- >>220
「……おう」
無表情のまま頷く。口数が少ないにも程がある。
「……お前は、なにしてんの、唸ったりして」
こてんと首を傾げて問うた。
- 222 :朝宮暁:2009/07/08(水) 22:13:58 ID:/k2gysHgO
- >>221
「いやな? 俺バイト上がりに瓶のコーラ飲むんだけどさ、いつも瓶コーラ買ってるとこ行ったら無かったんだよ」
深刻そうな表情。
「で、仕方ないから自販機で買おうと思ったんだがここにコーラがない。じゃあ、って事でコーヒー飲もうと思ったんだが……」
掌に持った120円を見せる。
「……120円で自販機のコーヒー飲むのと、いくらか足して喫茶店でコーヒー飲むの、どっちが良いか迷っちまってさ」
たはは、と恥ずかしそうに情けなさそうに笑う。
- 223 :ヴァイス:2009/07/08(水) 22:16:49 ID:QYyPcDfoO
- >>222
反対方向にこてんと首を傾げ、
「……他のコーラ売ってる自販機を探すという選択肢、は?」
不思議そうにそう口にした。
- 224 :朝宮暁:2009/07/08(水) 22:26:26 ID:/k2gysHgO
- >>223
「バカ野郎……! 俺は今飲みたいんだよ! これ以上待ってられるか!」
無駄に語調に力が入る。
「いいか? よく聞け。俺はバイト上がりにコーラかコーヒーを飲みたいんだ。バイト上がりにな?」
ばばっ、と大袈裟なみぶりてぶりで説明する。
「バイト上がりにコーヒーかコーヒーを飲む。……これは時間との戦いだ」
そして無駄に深刻そうな表情。
「もたもたしてたら時間が過ぎて“バイト終わったー。一杯飲んで明日も頑張るぜー!”感がなくなっちまうだろ!?」
- 225 :ヴァイス:2009/07/08(水) 22:29:42 ID:QYyPcDfoO
- >>224
「……うん」
心底ダルそうな表情で暁を見、
――チャリーンピッ、ゴトン
横から暁と自販機の間に入り込み、素早く小銭を入れてコーヒーを買った。
- 226 :朝宮暁:2009/07/08(水) 22:32:42 ID:/k2gysHgO
- >>225
「お、お前ぇぇぇ――!」
涙目でがしっとヴァイスの襟首を掴むとゆさゆさと前後に揺する。
「人が、人が悩んでる間に割り込んでコーヒー買うとか、おま、お、まお、お前ぇぇええ――――!」
ゆさゆさゆさゆさ。涙目だ。
- 227 :ヴァイス:2009/07/08(水) 22:35:36 ID:QYyPcDfoO
- >>226
「……っあ゙ー、こ、これ、お前、に……」
珍しく眉間に皺を寄せながら揺さぶられ、手にとった缶コーヒーを暁の方へ差し出す。
どうやらおごってやるよ、とのことらしい。
- 228 :朝宮暁:2009/07/08(水) 22:40:36 ID:/k2gysHgO
- >>227
「あん?」
その言葉を聞くや否や暁は素早く後ろに飛び退き間合いをとった。
「くっ……俺は、施しを受ける程落ちぶれちゃいねえ……!」
顔を背ける。
……しかし手はコーヒーに向かって伸びる。
「ゆ、誘惑に誘惑に負けるな俺……っ! 春は曙……やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明かりて紫だちたる雲の細くたなびきたる……っ!」
なんだかもう変な人である。
- 229 :ヴァイス:2009/07/08(水) 22:43:25 ID:QYyPcDfoO
- >>228
「……ぅあー」
くるくると頭を振った後、暁を見、
「……要らねーなら俺が飲むけど」
ぷしっと缶の口を開けた。
- 230 :朝宮暁:2009/07/08(水) 22:49:37 ID:/k2gysHgO
- >>229
「い、いや飲まなんて一言も言ってねえだろ!? お、お前がどうしても飲めって言うならしょうがねえから飲んでやるけどよ……!」
支離滅裂とはこの事か。
- 231 :ヴァイス:2009/07/08(水) 22:52:45 ID:QYyPcDfoO
- >>230
「……これが所謂ツンデレってやつか」
ちがいます
「……うい、飲むがいい……」
何か変なテンションで缶を手渡す。
- 232 :朝宮暁:2009/07/08(水) 22:58:36 ID:/k2gysHgO
- >>231
「仕方ないな……飲んでやるよ」
コーヒーを受け取ると一口。
はあ、と安らいだ溜め息をついた。
「あー……すまんな。借りができた」
- 233 :ヴァイス:2009/07/08(水) 23:01:47 ID:QYyPcDfoO
- >>232
「……別にいい」
はさり、と翼をはためかせる。
「……ん、そろそろ時間か……行かないと」
んー、と伸びをした。
- 234 :朝宮暁:2009/07/08(水) 23:06:18 ID:/k2gysHgO
- >>233
「いや良くねえって。いつか返す……ん? バイトか? 俺はもう帰って寝るだけだけど」
また一口。
「お前も大変だなあ……」
- 235 :ヴァイス:2009/07/08(水) 23:09:59 ID:QYyPcDfoO
- >>234
「……いや……」
くあぁ、と欠伸をして。
「……キューブ。殺し合い、しに行く」
無表情で凄いことを言い出した。
- 236 :朝宮暁:2009/07/08(水) 23:14:52 ID:/k2gysHgO
- >>235
「は? なんで!?」
素でびっくり。コーヒー缶を落としかけて持ち直す。
「ていうか……誰と?」
- 237 :ヴァイス:2009/07/08(水) 23:18:32 ID:QYyPcDfoO
- >>236
「……隣に住んでる悪魔と。
本当は現実で殺したいけど、ダメっぽさそうだからキューブで我慢」
物凄いことを無表情で淡々と言ってのける。
- 238 :朝宮暁:2009/07/08(水) 23:22:11 ID:/k2gysHgO
- >>237
「そ、そうか……うん。天使と悪魔だもんな……そりゃ仲悪いよな……」
困ったような顔をしながらとりあえず同意してみせる。
「……あ、ていうかなんで天使と悪魔って殺しあうんだ?」
- 239 :ヴァイス:2009/07/08(水) 23:25:39 ID:QYyPcDfoO
- >>238
「……理由はまあ、人によって違うけど……
……俺の場合、復讐。家族を奪われた、復讐」
銀色の瞳はぎらぎらと異質の光を放っている。
- 240 :朝宮暁:2009/07/08(水) 23:29:22 ID:/k2gysHgO
- >>239
「復讐か……」
うつむいて下を見る。表情は見えない。
やがて暁は顔を上げた。真剣な眼差し。
「復讐しても、仕方無いんじゃねえのかな。気が晴れんのか? 俺、よく分かんないけどさ」
- 241 :ヴァイス:2009/07/08(水) 23:34:17 ID:QYyPcDfoO
- >>240
一瞬きょとんとして、
「……よく言われる」
珍しく、笑みを浮かべた。
「……本当はさ、分かってるんだよ。
復讐、なんて言ってるけどさ、本当はそんなのどうだっていい。
ただ、悪魔の血を浴びたいだけ。それを、復讐と呼んで正当化しようとしてる。
……神のオッサンには、お前は生粋の狩人だ、って言われたよ、本能なんだ、って」
ははっと自虐的に笑う。
- 242 :朝宮暁:2009/07/08(水) 23:38:03 ID:/k2gysHgO
- >>241
「お前、」
ヴァイスの襟首を掴む。
眼には真剣な光。
かん、かん、と飲み終えたコーヒーの空き缶が街路に転がった。
「――ふざけんなよ?」
明らかに怒気を孕んだ声。仄かに暁の周囲が僅かな熱を帯びる。
- 243 :ヴァイス:2009/07/08(水) 23:42:48 ID:QYyPcDfoO
- >>242
「……ふざけてねーよ」
自虐的な笑みは消えず。
「……殺したいんだ、悪魔を。一人でも多く。
この感情は、嘘じゃない」
銀色の瞳はぎらぎらと光って。
「……今ごろ天界にいたら、とっくに堕天してんだろうな、俺」
美しい白の翼は、ぱさりと動く。
銀眼の天使は、歪んでいた。
- 244 :朝宮暁:2009/07/08(水) 23:50:47 ID:/k2gysHgO
- >>243
「知らねえよんな事。好きにやりゃ良いだろ。悪魔殺してえ、とか好きに言えば良いだろうが」
ぎりりと襟首を掴む手に力が入る。
「俺が言いたいのはよ、それの理由付けに死んだ家族を使ってんじゃねえよっ事だ!」
明らかに怒りの表情を浮かべて言う。
「悪魔殺したきゃまんま殺してえって言えば良いだろが! よく知らねえが誉められた事じゃないかもしんねえな! けどよ!」
「へらへら笑って復讐だ? ――てめえ本位のやりたい事を正当化する為に死んだ家族使って被害者面すんじゃねえ!」
- 245 :ヴァイス:2009/07/08(水) 23:56:57 ID:QYyPcDfoO
- >>244
「……理由付けじゃ、なかったはず、なんだよなあ……」
ふっと笑みは消える。
「……今でも時々思い出すんだよ。
目の前で首落とされた親父、炎の中で叫んでるお袋、吹き飛んで粉々になった姉貴……」
瞳の光も消え失せる。
「……ただ赦せなくて、悪魔を殺した。ずっと、そうだった。
……それが、いつからこうなったのか、分からないんだ。俺にも、分からないんだよ……」
歪んだ天使の瞳は、どんどん曇っていく。
- 246 :朝宮暁:2009/07/09(木) 00:05:25 ID:/k2gysHgO
- >>245
「分かんねえ事ぐちぐち考えてんじゃねえっ! ンなモン放置しろ放置!」
襟首から手を離すが、未だに興奮しているようで、語調は荒い。
「自分の中で変わっちまったら仕方ねえじゃねえか! 開き直って前向いて胸を張れ! 悪魔殺してぇって笑って叫べば良いじゃねえかよ!」
やはり瞳は真剣で。
「自分の生き方を人のせいにすんな! 周りからどう言われようとそうなったなら胸を張れ! てめえが進んでる道の前を見て歩けなくてどうすんだよ!」
- 247 :ヴァイス:2009/07/09(木) 00:13:15 ID:QYyPcDfoO
- >>246
「……胸を張れ、ね」
浮かべる笑みは、やはり自虐的。
「……そうすりゃいいのかもしれねーけどな、」
ばさり、翼をはためかせ、宙に浮く。
「俺、もう取り憑かれた。復讐って名前をした、殺戮に」
銀色の瞳は、曇ったまま光が射さない。
「……取り憑かれたヤツが、胸を張る訳にゃいかねーよ」
笑う。
今にも泣き出しそうな子供のような表情で、笑う。
「……そんじゃ、俺もう行かないと。コーヒー代、今日の説教でチャラ、だな……
……ごめんな」
天使は軽く片手を上げて、黒く塗り潰された夜空に消えていった。
- 248 :朝宮暁:2009/07/09(木) 00:21:25 ID:/k2gysHgO
- >>247
「っ……んの、ヤロ……!」
飛んで行くヴァイスにはやり怒りの混じる視線を投げつける。
「曇った瞳で世界を見たって楽しくも何ともねえだろうがバカヤロォ――!」
叫ぶままに側に転がる空き缶を天使に向かって投げつけた。
- 249 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 00:32:58 ID:Ytmc4SoY0
- 【街】
「くすくすくすくすくす……」
路地裏の闇に、人々で賑わう繁華街の陰に、誰も訪れない廃墟に。
――魔は、潜む。
- 250 :朝宮暁:2009/07/11(土) 00:41:47 ID:/k2gysHgO
- >>249
「……暇人此処に極まれり、てか?」
とぼとぼ歩いてきたのは赤混じりの黒髪をした男。
「――なんだ? 笑い声?」
男は笑い声に気付くと、その方向へと歩みを進めた。
- 251 :朝宮暁:2009/07/11(土) 00:41:52 ID:/k2gysHgO
- >>249
「……暇人此処に極まれり、てか?」
とぼとぼ歩いてきたのは赤混じりの黒髪をした男。
「――なんだ? 笑い声?」
男は笑い声に気付くと、その方向へと歩みを進めた。
- 252 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 00:48:05 ID:Ytmc4SoY0
- >>251
薄暗い路地へと、足を踏み込んでいく男。
ふいに、背後から幼さを感じさせる声が響く。
「……あら、珍しいわ……いつもは、誰も気付かないのに。
いえ、ニンゲンは皆、魔に気づかないふりをしているのかもね。」
月に照らされ、長く伸びた暁の影から、
ゆっくりと、浮き出るように現れる魔性。
- 253 :朝宮暁:2009/07/11(土) 00:55:23 ID:/k2gysHgO
- >>252
「…………な、ななななんだ……?」
びっくりして動けない。
(ゆ、幽霊ってヤツか……? こ、こえぇ……い、今振り向いたら……)
暁は微動だにせず、がちがちに固まったままだ。
- 254 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 01:01:55 ID:Ytmc4SoY0
- >>253
とん、と暁の肩に置かれる青白い手。
「あらあら、そんなに震えて……可愛いわ。」
耳元で囁くロザリアの生命を感じられない吐息が、
暁の顔にもしっかりと感じられるはずだ。
- 255 :朝宮暁:2009/07/11(土) 01:06:23 ID:/k2gysHgO
- >>254
(…………落ち着け、落ち着け俺。怖くない怖くない怖くないぞ。うん怖くない。ほーら怖く……)
などと思ってる矢先にはきかけられる吐息。
(やっぱこえええええ! や、やるしかねえ……! やられるまえに、やるしかねえ……!)
「先手必勝! だりゃああああああッ!」
決意が固まるやいなや、暁は上体を後ろに捻り、その反動を利用し凄まじい勢いの蹴りを放つ。
- 256 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 01:12:02 ID:Ytmc4SoY0
- >>255
「くすくすくすくすくす……」
むなしく空を切る蹴り。
声の主の姿は、何処にも在らず。
「夜は、ヒトの時間ではなく、我ら夜種の時間。
ましてやここには、ヒトのつくりし禍々しい光も届かない……
あまり、闇という物を嘗めないほうが良いですわ。」
今度は、声が四方八方から聞こえてくる。
- 257 :朝宮暁:2009/07/11(土) 01:19:16 ID:/k2gysHgO
- >>256
「……い、いねえ……! まさかマジで……」
自分で言った言葉にふるふると首を振る。
「この……出てきやがれ! 卑怯だぞちくしょー!」
涙目である。
- 258 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 01:31:13 ID:Ytmc4SoY0
- >>257
「いいでしょう……」
ふいに、暁の目の前の影がかたちをなし
ぐにゅり、と浮き出るように黒と赤のドレスを着た少女が現れた。
「光栄に思いなさい……
トランシルヴァニアの誇り高き闇の眷属。
夜の支配者たる吸血鬼が、貴方の目の前にいるのですから。」
アーモンドのように切れ長の赤い瞳に、
視認を連想させる青白い肌。そして、何より巨大な魔力をひしひしと感じる。
――間違いない、目の前の少女は確実に人外の、それも強力な魔だ。
- 259 :朝宮暁:2009/07/11(土) 01:36:34 ID:/k2gysHgO
- >>258
「あ、なんだ。吸血鬼か。なら別に怖くねえや」
ほっ、と一息。
「幽霊かと思ったじゃんか。脅かすなよなー、ああもうカッコ悪いなあ、俺」
たははと笑うとひらひらと手を振る。
吸血鬼は別に苦手でもないらしい。
- 260 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 01:43:45 ID:Ytmc4SoY0
- >>259
暁の反応に、肩透かしを食らったのか
すっかり拍子ぬけたといった表情を浮かべるロザリア。
その顔には、同時に軽い嫌悪と憤怒が混じり。
「……やはり、貴方も魔を、闇を敬わぬニンゲンなのね。
本当に、貴方達ニンゲンは変わってしまった……」
やがて、物憂げな表情を浮かべ、
芝居がかった仕草で月を見上げる。
「ほんの数百年前までは、闇を恐れ、そして打ち払う術を模索していたのに。
今では、もう闇など!魔など!恐るるに足りぬとばかりに栄華を極めるニンゲン……!」
「本当に妬ましいわ……」
- 261 :朝宮暁:2009/07/11(土) 01:48:33 ID:/k2gysHgO
- >>260
「……あ? 知らねえよそんなの。なんで闇を敬わなきゃいけないんだ?」
がりがりと頭を掻く。
「この世界に立ってんならどの人種がどの種族が偉いとか無いだろ。人種差別する趣味はねえぞ」
- 262 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 01:55:08 ID:Ytmc4SoY0
- >>261
「古来は、互いに恐れつつも、尊敬の念がありましたわ……
魔は光から逃げ、ヒトは闇を恐れ互いの領分を侵そうとはしなかったのに。
ですが、今は……ニンゲンは……その念を忘れてしまった。」
ふふ、と軽く、
しかし、全てを呪うような笑み。
- 263 :朝宮暁:2009/07/11(土) 01:59:13 ID:/k2gysHgO
- >>262
「だから知らんっつーに。ま、俺としては尊敬なんかより親愛の情のが有った方が良いと思うけどな」
やはり頭をがりがりと掻いて――やがて、真剣な瞳に。
黒い瞳が僅かに赤みを帯びる。
「……で。あんたは人間が気に入らないみたいだけど。だったらどうすんだ?」
- 264 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 02:06:08 ID:Ytmc4SoY0
- >>263
「……噂というのは、人から人の間を経るごとに
尾ひれがついて、どんどん大きくなる……」
かつ、かつ、と暁へと近づくロザリア。
「例えば、『路地裏に吸血鬼がでる』という
噂を流せば、どうなると思います……?」
突如、その血のように赤い瞳がカッと見開かれる。
吸血鬼の魅了の魔眼で、暁を獲りこもうとしているのだ。
「殺しはしません、ただ少しばかり血を貰うだけ……
ただ、噂が流れ……人々が闇を恐れるだけでいい。」
眼と眼が合ってしまったなら
意識を保つ事すら難しいだろう。
- 265 :朝宮暁:2009/07/11(土) 02:14:26 ID:/k2gysHgO
- >>264
「……シフト、ロウ」
がこん、と己の心臓と魂が噛み合う感覚。
暁の両拳がごうと音を立て、何故か生命の躍動を感じさせる炎らしき物を纏った。
暁は今や赤くなった瞳でロザリアと目を合わせず、然しロザリアそのものを見る。
「血が欲しい、ね。代金は先払いでしかも高くつくが――それでも良いかい、お客さん……!」
- 266 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 22:50:39 ID:Ytmc4SoY0
- >>265
「つけ上がるなニンゲン風情が……
昼ならまだしも、この夜種の主たる吸血鬼に対して、
その思い上がり……許しがたい。」
ごぼ、という音と共に血のような赤が、
周囲を侵食し、塗りつぶしてゆく。
キメラ・ハウス
「ようこそ、私の世界へ。」
数秒のうちに、周りの景色は路地裏から、
赤い霧の立ち込める、薄暗い場所へと姿を変えた。
闇で向こうの壁が見えず、どれほどの大きさかも分らない暗い部屋に、
何本もの大きな柱が、等間隔で立ち並ぶ奇妙な部屋。
立っているだけで、窒息しそうなほどの重圧が辺りを支配する。
- 267 :朝宮暁:2009/07/11(土) 22:59:00 ID:/k2gysHgO
- >>266
「んだこりゃ……!」
赤霧立ち込める空間に驚き、その重圧を肌で感じる。
「っ……、シフトセカンド」
暁は重圧に抗する為に力を産み出す心臓と魂、それらが組み合わされて構築されたギアを一段上げた。
ごう、と――――暁の両拳から立ち上る揺らめく焔の様な暁の力の具現がその火勢を上げる。
「なんにせよお前をぶっ倒さなきゃ出られん、と。……上等だ」
- 268 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 23:09:32 ID:Ytmc4SoY0
- >>267
「……くすくすくすくすくす……」
密閉された空間に響く、先程の少女の笑い声。
本当に四方八方から聞こえるのか、反響しているのかは分らない。
「発火能力者……いえ、少し違う……
まぁ、同じ事。皆、この部屋に呑まれて消えるのだから……」
ごぼごぼ、という音と共に、
暁のちょうど真上、天井から異形の腕が現れ
脳天を叩き割らんという勢いで、暁の頭へと迫る。
- 269 :朝宮暁:2009/07/11(土) 23:18:36 ID:/k2gysHgO
- >>268
「火に見えるだろうな。これは俺の命そのものなんだが、」
迫る腕の突進軸から素早く体を僅かに逸らし
「なッ!」
逸らした体を捻らせると、その反動による振り戻る力に更に力を加え、腕目がけて強烈な蹴りを放つ。
- 270 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 23:27:55 ID:Ytmc4SoY0
- >>269
――バチィッ
蹴りは、その腕を確かに捉え、
肉を打つ高い音が響く。
「くすくす……『触れた』わね?」
暁が蹴りを加えたのは、ロザリアのスタンド「ブリンク182」の腕。
その能力は、『触れた物を増やす、増幅する能力』。
「弾けろ。」
増幅したのは、蹴り足の打撃面にかかる衝撃。
それを極限まで増幅し、暁の足の破壊を狙う。
- 271 :朝宮暁:2009/07/11(土) 23:40:47 ID:/k2gysHgO
- >>270
「っ――が!?」
蹴り足へと衝撃が走る。
蹴りと云う不安定な状態である為制動が利かず、足はただ衝撃で流されるだけだったが――威力は、確かなものだ。
蹴り足にかかる衝撃でまるでコマ宛らに半回転すると、一歩退いて間合いを取った。
「っ、厄介……!」
蹴りに使った足は地面にそっと触れさせるだけ。
もう片方の足でべた足に立ち、痛みが抜けるのを待つ。
- 272 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/11(土) 23:49:06 ID:Ytmc4SoY0
- >>271
「くすくす……痛いでしょう?怖いでしょう?
これが、貴方達ニンゲンが忘れてしまった、夜種の恐ろしさ……
少しずつ、少しずつ、貴方の体を壊してあげる。」
どうやら、敵は闇の中を自由に移動できるらしい。
動いている気配こそすれども、前方に気配がしたかと思えば
次の瞬間には後方へと。
そこで捉えたかと思えば見失い、再び気づいた時には右に気配が。
撹乱目的か、それとも、恐怖を与える事が目的だろうか。
- 273 :朝宮暁:2009/07/11(土) 23:54:28 ID:/k2gysHgO
- >>272
「――は、上等だ。それが夜闇の徒ってんなら」
痛みが抜けた。再び踵を僅かに立てた半身の姿勢に戻る。
「痛みや、恐怖や。……絶望を克服するのが――人間の強さだ」
この状況、警戒すれば無駄な動きをするだけだ。
ならば警戒はしない。ただ、機敏に動くのみ。
「来やがれ。人の強さを教えてやる」
- 274 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/12(日) 00:10:21 ID:Ytmc4SoY0
- >>273
「ふふ、それよ……それでこそニンゲン……
圧倒的なまでの恐怖にも、屈することなく立ち向かい……
……犠牲を払いながらも乗り越える……」
少女の声に、明らかな喜色が混じる。
「でもね、私は……そんなニンゲンの希望とやらを踏みにじるのが大好きなの。
ただ、無慈悲に、ただ、当然のように叩き潰す……堪りませんわ……」
闇の中から、ふいに10mほどの影が暁へと真一文字に突撃する。
「ブリンク182」がその巨大な体を使って、体当たりを仕掛けてきたのだ。
「あはははははははは」
その薄く透けて見える胴体の内部、
通常の生物ならちょうど、心臓のある位置に乗り込むように
ロザリアが鎮座し、耳障りな高笑いを周囲に撒き散らしている。
- 275 :朝宮暁:2009/07/12(日) 00:25:54 ID:/k2gysHgO
- >>274
「っ、この……!」
得体の知れない巨体が此方に向かって来るのと同じように暁も走り、スタンドの股下を抜ける。
抜けた先は背後。暁は敵手に向き直ると右手を後ろ手に振り被る。
「食らえ……」
ぎゅあ、と――――。
――――空気が凝縮されるような錯覚。
「焔魂破!」
突き出された拳は空を切る。
しかしその拳が纏うは焔。放たれるのは爆炎。
ブリンク182の足に向けて、爆炎が迫る。
- 276 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/12(日) 00:38:12 ID:Ytmc4SoY0
- >>275
爆炎はブリンク182に吸い込まれるように命中し、
数秒の間猛火で、その足を包み込む。
しかし、それでもその突進は止まらず、近くの太い柱を数本薙ぎ倒した。
「ひ、ぐ……あははははは……
そうよ、そう……足掻け足掻け足掻けぇぇぇっ……」
一瞬、ロザリアの楽しげな声が苦痛に歪むが、
すぐに高笑いと狂気の篭った叫びにかき消される。
「よくってよ……とっても……
ますます、その血を啜りたくなりましたわ……」
崩れた柱の破片を腕の一振りで暁へと吹き飛ばすロザリアのスタンド。
破片は暁へと迫るうちに一つ、二つ、三つと、増殖し、空間を埋め尽くす!
「無茶苦茶に愛してあげる……」
- 277 :朝宮暁:2009/07/12(日) 00:55:49 ID:/k2gysHgO
- >>276
「んの、ヤロウ……! シフトサードッ!」
ごう、と両拳の焔が更に火勢を上げるが、次の瞬間その焔は収束する。
彼の両拳に集中する魂の熱と呼ばれるエネルギーが焔を起こしているのだが、そのエネルギーが収束されたためだ。
収束し――圧縮されたエネルギーは半物質化する。
暁はその腕を体と頭にぴったりつけて上体を小さく亀のように丸めた。
「う、お、お、おォォォ――――!」
――次の瞬間、飛んでくる瓦礫の嵐に向かって暁は突っ込んだ。
生命の力そのものである魂の熱を大量に作ることによって、暁は生きる存在としての力を底上げし、更に先程産み出した半物質化した魂の熱を防護幕として利用している。
しかしその体を無数の瓦礫が傷付ける。――だが、暁は突進をやめない。
「オォォォ――!!」
暁は傷だらけの侭終には瓦礫の嵐を突破した。
そして高められた身体能力で跳躍し――本体、ロザリアへと迫る。
- 278 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/12(日) 01:08:21 ID:Ytmc4SoY0
- >>277
瓦礫を突破した暁の前には、
まるでスタンドの体内にもぐりこむようにして、
様子を窺うロザリア。
「くすくすくす……」
しかし、その顔は余裕と、暁への蔑みだろうか
酷薄な笑みに彩られていて。
「残念なのだけれど……このスタンドの体内に私がいる限り、
貴方の拳は、絶対に私へと届く事は無い……それが『ルール』」
まるで、殴ってみろとでもいうように無防備に待ち受ける、
ロザリアとそのスタンドに暁はどう出るのか。
- 279 :朝宮暁:2009/07/12(日) 01:22:07 ID:/k2gysHgO
- >>278
「だったら……」
――――シフト、
「ブチ破るまでだッ!」
――――トップ。
刹那暁の拳焔が元の様に解放され、それどころかその火勢が強烈に増した。
周囲の空間に肌がちりちりとするような熱が放射され初め、次第にそれは勢いを増す。
「百拾六式……」
ごう、と三度焔の唸り声。
それは跳躍した暁の背中から。
彼の背から次第に次第に焔が顕現され、やがてそれは――――
「鳳凰……」
――――翼となる。
「――――天衝ッ!!!」
焔造り、鳳凰の翼が起こすは爆炎。
翼の後ろから産み出されるそれは鳳凰の尾羽宛らとなって跳躍した暁に膨大な推力を与える。
更には暁の全身に魂の熱、即ち命の焔が広がり、暁は今や文字通り天をばばたく火の鳥に。
「……お前に触れられないだと? んな事、」
速度を増して、増して。増して増して増して増して増して増して増して増して増して増して増して増して――――。
「知るか! うおオオオオオオオオォォォォォォ――!!」
ロザリア居るであろう場所に、ロザリアのスタンドに。
突撃する――――!
- 280 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/12(日) 01:41:38 ID:Ytmc4SoY0
- >>279
「くすくす……だから、無駄だと――それが『ルール』なのだから。
勇気はとても大切な物だけれど貴方のそれは――――」
暁の渾身の一撃を前にしても、余裕ある態度を崩さないロザリア。
しかし、その幼子を嗜めるような、明らかな侮蔑の色を含んだ台詞は
最後まで紡がれることはなかった。
「――げ、ほっ……ぁ……?」
暁の鳳凰天衝は、スタンドの腹部にめり込み
さらに魂の熱でその身を焼いていく。
本来、スタンドはスタンドでしか傷つかない。
しかし、暁の魂の熱は、スタンド【生命エネルギーの作り出すパワーあるヴィジョン】
という性質に、非常に似ていたためダメージを与える事に成功したのだ。
ダメージはスタンドを媒介しロザリアにもフィードバックされる。
腹部を押さえ、胃液を吐き出しながら彼女はその場に崩れ落ちた。
闇が晴れ、景色は先程の路地裏へと戻る……
- 281 :朝宮暁:2009/07/12(日) 01:50:13 ID:/k2gysHgO
- >>280
「っ、ぎ、ぎ……――!?」
世界が反転するような錯覚。
消え去るスタンド。
「っ、な……ヤベっ! シフトニュートラル!」
即座に魂の熱による焔を消し去るが推力は消えず、暁は路地裏の壁に頭から突っ込んだ。
「っ、てて……クソ」
見れば傷だらけ。瓦礫の嵐に今つけた傷。体を動かすのも結構辛い。
とりあえずは魂の熱を僅かに出して、新陳代謝を高めておく。
「……おい、大丈夫かよ?」
立ち上がり、足を引きずりながらロザリアへと歩いて行く。
- 282 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/12(日) 01:58:52 ID:Ytmc4SoY0
- >>281
「…………ぅぁ……ぎっ……」
虚ろな視線が、宙を彷徨う。
既に、意識はほとんど残っていないだろう。
「……げほっ……ごほぉ…ッ……!」
呼吸をするたびに、吐しゃ物と血を吐き出しながら
彼女はゆっくり、ゆっくりとその眼を閉じ、完全に意識を手放した。
- 283 :朝宮暁:2009/07/12(日) 02:05:04 ID:/k2gysHgO
- >>282
「……腹殴った覚えはねえんだけどな……こっからなら歩いてった方が早いか」
がりがりと頭を掻いて不満たらたらな顔。
暁はそのままロザリアに近付く。
「よっ、と――いだだっ! ……あークソ、とんだ厄日だぜ」
ロザリアの小柄な体を背負うと、ひょこひょことおぼつかない足取りで千夜病院へと向かう。
「頼むから吐かないでくれよマジで……」
- 284 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/12(日) 02:18:16 ID:Ytmc4SoY0
- >>283
――――とくん―――とくん―――
数分ほど、歩いただろうか。
病院までの距離は、まだまだ遠い。
背負っているせいか、ロザリアの鼓動が伝わってくるが
今にも消えてしまいそうな弱々しさだ。急いだほうがいいだろう。
――どぐん――どぐん――
十数分ほど、歩いただろうか。
病院までの距離は、ようやく半分といったところだ。
鼓動は――既に、回復しつつある。
吸血鬼の再生能力は、この娘にも備わっていたらしい。
「くす……くす……にんげんって……ばかね。」
ロザリアは、暁の背中で回復を大人しく待っていた。
それは即ち、再び襲い掛かるための牙を研いでいたことに他ならない。
暁に気づかれないように、そっと顔を動かして首筋へと犬歯を突きたてようとする。
- 285 :朝宮暁:2009/07/12(日) 02:25:42 ID:/k2gysHgO
- >>284
(ヤベ……目がかすんできた……眠てえ……)
新陳代謝を活発にしても、疲労は疲労。ロザリアの声は耳に入っていなかった。
そして暁はふらりと倒れる。仰向けに。
ロザリアを担いでいるにも関わらず。
いや、担いでいるからこそ重い背中側に倒れるのか。
――とにかく。暁は。
ロザリアがその首に牙を突き立てようとした瞬間に、仰向けに倒れた。
……しつこいようだが、ロザリアを背負っているにも関わらず。
- 286 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/12(日) 02:35:09 ID:Ytmc4SoY0
- >>285
「…………うがっ!?」
地面と、暁に挟み込まれるように
叩きつけられるロザリア。
後頭部と、背を打ち付けてしまい、
悶えながらも、どうにか暁の下から這い出す。
「ぜぇ……ぜぇ……どうしてくれようかしら……この子……」
息を荒げ、涙目で暁を見下ろすロザリアには
既に夜種としての気品など微塵も見て取る事はできない。
- 287 :朝宮暁:2009/07/12(日) 02:38:52 ID:/k2gysHgO
- >>286
「んがっ」
頭が地面に当たりごちりと音を立て、暁は目を開ける。
「やっべえ軽く寝てた……なんだ、もう歩けるようになったのかお前」
頭を振り振り、傍らに立つロザリアを見ると服を払いながら立ち上がる。
- 288 :ロザリア・ロートシルト:2009/07/12(日) 02:50:20 ID:Ytmc4SoY0
- >>287
「〜〜〜〜〜ッッ」
何事もなかったかのように立ち上がる暁を見て
顔を怒りと恥辱で赤く染めるロザリア。
戦闘で敗北するのは、初めてではない。
しかし、目の前の男には、自分の力が全く及ばなかった。
自分を支えている、プライドが、誇りが音を立てて崩れ去っていく。
何か罵声を吐きかけてやろうかとも思ったが、
ただ、惨めになるだけだという事も彼女には分っていた。
「……………………」
ロザリアは、無言で闇の中へと消え、
そのまま何処へか姿を消した。
- 289 :朝宮暁:2009/07/12(日) 02:57:39 ID:/k2gysHgO
- >>288
「ん……行くのか。気いつけて帰れよー!」
去り行く背中に一言かけて、暁はふうと溜め息を吐く。
「体中いてえ……俺も帰るか」
重い足取り。暁はふらふらしながら家路を進む。
- 290 :ミレイ:2009/07/12(日) 03:24:31 ID:Jhlo6zSQO
- 「我が弟よ……何処に行ったのよ、もう」
紅い髪を夜風に靡かせ、ベンチに座する一人の少女。
頬を膨らませて、彼女は周囲を見渡している。
- 291 :朝宮暁:2009/07/12(日) 03:27:29 ID:/k2gysHgO
- >>290
「ん……おーいあんた、こんな時間になにやってんだ? 危ねえぞ?」
帰宅途中。ボロボロの男が声をかける。
- 292 :ミレイ:2009/07/12(日) 03:30:37 ID:Jhlo6zSQO
- >>291
「……いや、危ないのは、貴方の方だと思うんだけど」
病院行ったほうがいいわよ、と少女は言う。
- 293 :朝宮暁:2009/07/12(日) 03:34:23 ID:/k2gysHgO
- >>292
「ん? ああまあ、なんとかギリ大丈夫だ。肉食って寝ときゃ治っから」
ダメージも抜けてきた。
「しっかし女の子が夜遅く一人で、ってのは危ねえぞ? この街、深夜帯は得体の知れねえのがうようよしてっからさ」
- 294 :ミレイ:2009/07/12(日) 03:36:51 ID:Jhlo6zSQO
- >>293
「大丈夫だって、私はそれなりに武術には嗜んでいて、自信もあるのよ」
えへんと胸を張った。
- 295 :朝宮暁:2009/07/12(日) 03:42:23 ID:/k2gysHgO
- >>294
「ああ、そうなん? ならいいけどよ、一応気ぃつけた方が良いぜ。俺もさっきそこで吸血鬼に襲われてさ」
ついてないよなー、と快活に笑う
- 296 :ミレイ:2009/07/12(日) 03:45:52 ID:Jhlo6zSQO
- >>295
「吸血鬼に襲われた? にゃはは、それは災難だったわね」
白い牙を覗かせた彼女は、くすくすっと笑い……闇に溶けていった。
- 297 :朝宮暁:2009/07/12(日) 03:48:58 ID:/k2gysHgO
- >>296
「…………また吸血鬼かよ。今日は吸血鬼に良く会うよな、ホントに」
たはは……と情けない笑いを一つ。
暁は今度こそ家路についた。
- 298 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 12:27:13 ID:E4Ka56rgO
- …………
【昼下がりの喫茶店】
【涼しい店内で、彼はフレームに入った一枚の写真を眺める】
……今日だよな
【忘れもしない、7月13日】
ククク……さて、かき氷でも作るかね
【フレームをカウンターに置き、彼は氷を削り始めた】
- 299 :一号:2009/07/13(月) 12:59:36 ID:1E7YEIsQ0
- 涼しい店内でかき氷を作るとは素晴らしい感性ですね、と一号は呟いてみます
【いつの間にか】
【入口に立つ、白髪の女】
- 300 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 13:03:56 ID:E4Ka56rgO
- んにゃ
作ったあとに裏の縁側に出て食べる予定d……
……誰だお前?!
- 301 :もふもふ神:2009/07/13(月) 13:04:58 ID:PBnIervYO
- しろさん、此処はもふもふあんまりいないねー
きゅー
そうだね。私頑張るよー
きゅー
真っ白い……もふもふとした何かに乗って、夏だというのにセーターを着込んだ白髪の少女が喫茶店に通りかかった
- 302 :一号:2009/07/13(月) 13:07:48 ID:1E7YEIsQ0
- >>300
誰と聞かれれば一号ですと答えるしかありませんが、と一号は回答します
【冷めた目で…否、感情の感じられない眼差しでクロスを見る】
しかも店を放棄ですか、なんという店長、と一号は率直な感想を口にしますが、いかがですか?
【無表情に首をかしげた】
>>301
おや、お揃いですね、と一号は発言してみます
【自らの白い髪を引っ張って呟く】
- 303 :もふもふ神:2009/07/13(月) 13:14:24 ID:PBnIervYO
- >>302
うん?本当だ。お揃いだよしろさん。あの人も白いよ
きゅー
話しかけられたので、店に入ってきた。白いもふもふしたのが身体を振るわせてきゅーと鳴いた。挨拶だろうか
- 304 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 13:15:48 ID:E4Ka56rgO
- >>301
……んああ?
なんだあの不思議生物は……
【窓から外の様子を眺めながら】
というか、そもそもアレは生物として機能しているのか?
>>302
一……号……?
ある程度のセキュリティーはしっかりしてるから大丈夫
というか……
【一号の姿をまじまじと見て、】
これは……「いらっしゃいませ」って言うべき相手なのか?
- 305 :一号:2009/07/13(月) 13:20:45 ID:1E7YEIsQ0
- >>303
挨拶ですか?いい子ですね、と一号は判断を下してみます
【かがんでもふもふしたのを撫でてみた】
>>304
一号ですよ、と一号は肯定します
ほほう、……まぁ、貴方もただの人ではなさげですし大丈夫なのでしょうね、と一号は考えるのをやめます
【視線を追い、己を見る】
【着ている服―メイド服(ロングスカート)―を軽く触って】
…ああ、これは一号の私服ですので、お気になさらず、と一号は言います
- 306 :もふもふ神:2009/07/13(月) 13:27:13 ID:PBnIervYO
- >>304
やっぱりいないねー。いてもちっちゃいこ達ばかりだし
きゅー?
いつの間にか入店している。白いもふもふは店長に何処か不思議そうな声で鳴いた。
>>305
しろさんは長生きだから頭もいいんだよー
きゅー♪
嬉しそうに鳴いている。撫でる手に伝わる圧倒的なもふもふ感。もふもふとしか言い表せない触感である。
- 307 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 13:31:03 ID:E4Ka56rgO
- >>305
あ、ああ、よろしく一号
……ま、この都市にいる以上は「ただの人間」じゃやっていけんだろうしな
しかし……なんつー私服だ
暑くないか?
(…………いや……そもそもコイツ、人間じゃ無い……のか……?)
とりあえず、空いてるから好きな席に座っていいぜ
注文が決まったら声をかけてくれ
>>306
い、いらっしゃい……ませ
【やっぱり、もふもふの正体が分からずに困惑中】
お嬢さんもどっか好きな席に座るといいよ
何か注文するかい?
生憎、ここには人間用のメニューしか無いが
【もふもふをチラチラ見ながら】
- 308 :一号:2009/07/13(月) 13:35:52 ID:1E7YEIsQ0
- >>306
頭もいいのですか、完璧ですね、と一号は褒めてみます
【もふもふ、もふもふ】
……しかしなんですかこの感触は、もふもふとしか表現できません、と一号は呆然とします
>>307
時折「無駄に幸運なだけのただの人間」などがいらっしゃいますけどね、と一号は例外をあげてみます
機能性という点では完璧ですよ、と一号は語ってみます
さらに、暑い寒いなどはある程度感覚から除外できるので問題はありませんと一号は補足します
……が、やはり排熱の問題は発生しますね、と一号は愚痴ります
【好きな席と言われ、考えて】
【とりあえずカウンター席に座り】
注文ですか、……無意味なほどに冷えたお茶を頂けますか?と一号は注文してみます
- 309 :もふもふ神:2009/07/13(月) 13:40:23 ID:PBnIervYO
- >>307
……いらっしゃいました?ううんと、私は神様だから、人間のご飯は食べちゃ駄目なんだよ
きゅーきゅー
もこもことしたセーターを着込んだ少女は席に座る様子もなく、もふもふに乗ったまま店内を見回している。
もふもふも鳴いているが、何言ってるのかは不明。
>>308
そうなの。完璧なの。“もふもふ”が、もふもふしてなかったら困るよ。ねーしろさん
きゅ!
- 310 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 13:44:45 ID:E4Ka56rgO
- >>308
その幸運を持つ時点でただの人間じゃ……まぁいいか
排熱てww機械じゃあるまいしwwww
とにかく、冷えた麦茶だな?
麦茶くらいなら無料だぜ、ちょっと待ってろ
確かここに作り置きが……
【冷蔵庫から麦茶のポッドを取り出す】
【次にグラスに氷を入れ、そこに冷えた麦茶を注ぎ込んだ】
つ氷になる一歩手前くらいまで冷えた麦茶
>>309
か……神様ァ?!
【唖然として少女を見る】
……まーたアグレッシブな神様が来たもんだなァオイ
当店に何か用でも?
- 311 :一号:2009/07/13(月) 13:49:55 ID:1E7YEIsQ0
- >>309
……もふ…もふ?ですか?と一号は確認をとります
聞いたことありませんが、何かの新生物ですか?と一号はさらに質問してみます
>>310
いえ、排熱で間違いはありませんが、と一号は肯定します
【するり、と右手の手袋を取る】
【中から現れるのは当然のことながら人間の手の形状をしている】
【だが、どこか硬質さを帯びており、さらには】
俗に「球体関節」と呼ばれる類のものなのでしたっけか、と一号は疑問に思いつつも発言します
【そのまま右手で麦茶を受け取り、ちびちび飲む】
- 312 :もふもふ神:2009/07/13(月) 13:56:32 ID:PBnIervYO
- >>310
うん。神様なんだよ。人間よ、ヒレフスがいい。そういえばヒレフスって何なんだろうね。
特に用が有る訳じゃないよ。たまたま此処に来ただけ。此処はもふもふが少ないねー
>>311
うん。もふもふ。よくわからないけど、もふもふ達はみんな、自分はもふもふだって言ってるよ。
- 313 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 14:01:15 ID:E4Ka56rgO
- >>311
な…………ッッ
【AGカフェ内に衝撃が走るッ】
球体……関…節……ッッッ!!!!
【そう、クロスはロリコンである以上に、球体関節に性的興奮を覚えてしまう球体関節フェチだったのだ!】
【要するに、ただの変態】
……脱げ
今すぐ脱げ!
まさか球体関節部分は腕部分のみとかじゃ無いだろうな!?
確認する!!
>>312
ヒレフスはあれだよ
一世紀ぐらいに地球を征服していた国王の名前な
没期は不明だ
ヒレフスの有名なセリフで「いざサイゼリヤ」というものがある
【適当】
もふもふて……どんなもふもふ?
まさか……いまお前が乗ってるやつと同じもふもふ?
- 314 :一号:2009/07/13(月) 14:08:38 ID:1E7YEIsQ0
- >>312
そうですか、新たな知識ですね、と一号は思考します
……貴方にもよくわからないのですか?と一号は尋ねてみます
>>313
おやおや脱げとはアグレッシブな店長ですね、と一号は逃げ出す準備を始めます
【表情は変わらない】
【変わらないのに、何故か視線だけ絶対零度風味で、】
ええまあ一応腕以外の個所もそうなっているはずですが、と一号はお答えしますが、いかがでしょうか?
【冷静に手袋を装備、麦茶を飲むのを続行して】
…ふぅ、この時期の冷却には便利な代物ですね、と一号は感嘆します
- 315 :もふもふ神:2009/07/13(月) 14:12:56 ID:PBnIervYO
- >>313
ヒレフス凄い!やっぱり駄目、店長さんヒレフスしちゃ駄目。
きゅー!
二人(?)でおののいている。
ふぇ?そうだよ、しろさんはもふもふだよ。だからしろさんと同じもふもふだね。
>>314
よくわからないねー。もふもふの神様も万能じゃないんだよ。
- 316 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 14:20:59 ID:E4Ka56rgO
- >>314
ちぇ、ケチ!
【ケチだとかそういう問題ではない】
まぁ、ロリじゃないから別にいいか
これで一号が幼女なら最高なのになぁ
【本人の目の前でも構わず愚痴る】
つーか麦茶飲めるのかお前……
>>315
すげーだろヒレフス
みんなもヒレフスしちゃ駄目だぞっ☆
あー……この都市にはそんな白いもふもふが沢山いるのか……?
- 317 :一号:2009/07/13(月) 14:27:51 ID:1E7YEIsQ0
- >>315
ほほう、神様ですか、神道系ですかねと一号は感嘆してみます
……ひょっとして解っているのは「もふもふ」ということだけなのでしょうか、と一号は恐る恐る確認を取ります
>>316
ケチという問題ではない気がするのですがその辺いかがなんでしょうか、と一号は質問してみます
しかもロリですか、店長はあらゆる意味で始まりつつ終わっていませんか、と一号は純粋に尋ねてみます
【一号は少し、自分が成人女性の外見で良かったと思ったそうな】
飲めますね、と一号は回答します
恐らく食事が必要なタイプなのではないでしょうか、と一号は追加で自分の推論を述べてみます
…ところで氷が溶けてませんか大丈夫ですか、と一号は疑問しますが、いかがですか?
- 318 :もふもふ神:2009/07/13(月) 14:31:50 ID:PBnIervYO
- >>316
白いかどうかはわからないけどね。それに、何でかわかんないけどあんまり居ないんだよ。
やっぱり神様が近くに居ないと増えないのかなあ。それなら暫く此処で暮らさないと……お家が無いや。
>>317
……?うん、シントーシントー。
ええとね、後は皆どんぐりが大好きだよ。私もどんぐり大好きだよ。
神道が何かも、もふもふの事もよくわかっていない。
- 319 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 14:37:08 ID:Na4ra5qU0
- >>317
氷?
……ああッ!!
【先ほどカキ氷用に用意した氷は、見事に水滴を垂らしながら小さくなっていた】
やっべ!
これやっべ!!
【急いで氷を冷凍庫に放り込む】
くそー…やっちまった
二号も黒瑪瑙がいないときに一人で営業してると、どうしてもこういう時があるからなぁ……
従業員増やすべきか…ううむ
>>318
増やすて…この都市をもふもふまみれにする気かお前は
これから夏だから暑苦しくなるな……
ふむ、家が無いならどこか廃墟にでも勝手に住めばいいんじゃね?
でもお前みたいな小さい子が一人暮らしは……ううむ
- 320 :一号:2009/07/13(月) 14:42:34 ID:1E7YEIsQ0
- >>318
…ああ、神道というのは、沢山神様がいる宗教のことですよ、と一号は説明をかまします
どんぐり……食糧にしているのか奉納物にしているのか微妙ですね、と一号は素直な感想を抱きます
>>319
店長はもう少し周囲の物事に注意を払うべきではないでしょうか、と一号は忠告してみます
【言うと同時、クロスの頭の上に何か乗った】
【重みはないが固めの感触だけは伝わるだろう】
二号…様ですか、どことなく親近感を抱く名前ですね、と一号は思考します
……にしても一人で営業ですか、大変ではないのですか?と一号は質問してみます
- 321 :もふもふ神:2009/07/13(月) 14:47:05 ID:PBnIervYO
- >>319
私はもふもふの神様なんだから、もふもふがたくさん居た方が嬉しいんだよー
小さい子じゃなくて神様なの!しろさんもいるから一人じゃないもん!
きゅー!
但し、戦闘力は皆無。
>>320
そうなんだ。私は自分以外の神様見たこと無いから知らなかったよー
どんぐりは食べないよ?綺麗だから取っておくの。
いいものー。何処かでおっきな木見つけてすむものー。等といいながらもふもふと一緒にぽふんぽふんと店を後にした
- 322 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 14:49:25 ID:Na4ra5qU0
- >>320
時間によっては人もいるんだが…それでもやっぱり少ないんだぜ
まだ開店して間もないから営業自体に慣れてないしな
ううむ、本格的にバイト募集始めた方がいいかなぁ
何より、俺が楽できない!!
【この自営業者は楽をして金を稼ぎたいらしい】
…?
【頭に乗る固い感覚に目を向ける】
>>321
あ、うん、そかー
まぁ大丈夫ならいいけどさ…
……何かあったらここに逃げ込めよー?
お、じゃあな〜
- 323 :一号:2009/07/13(月) 14:55:39 ID:1E7YEIsQ0
- >>321
取っておくのですか、食料ではないのですね、と一号は知識を上書きします
……木に住むとはチャレンジャーですね、と一号は認識を改めます
【無表情で見送り、小さく手を振った】
>>322
成程、意外と楽なのですね、と一号は納得します
……にしても貴方は意外とダメ人間なのですか?と一号は率直に聞いてみます
【頭の上に乗っていたのは楕円のクラゲのような何か】
【細く長い「脚」が四本ついており、今にも頭をホールドしようとしている】
気を抜きすぎです店長、と一号は呟きます
- 324 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 14:58:12 ID:Na4ra5qU0
- >>323
ダメ人間?
はははこやつめ
本人の目の前で言ってくれるじゃねぇか…
こう見えても俺は昔…
……って、何コレ?!
クラゲ?! UMA?!
待って待って、なんか怖いよ!!!
え、コレお前のペットか何か?!
何しようとしてんのお前、ねぇ?!?!
- 325 :一号:2009/07/13(月) 15:04:36 ID:1E7YEIsQ0
- >>324
ほほう、昔語りですか、と一号は無感動に流してみます
【白銀のクラゲはクロスの頭に着地】
【そして脚で頭をがっちりホールドして、】
ペットというか、一号の力です、と一号は解説をしてみますが、いかがですか?
【鉄アレイ程度の重量がやってきた】
【少しぎこちなく微笑んで、】
ある程度の自律駆動もできる可愛い子ですよ、と一号は自慢します
- 326 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 15:07:34 ID:Na4ra5qU0
- >>325
ちょっと待って、ねぇ
コレ重いって重い重い重い
しかも外れねぇー!!
【頭のクラゲに苦戦しながら】
お前一号…何が目的?!
俺いじめて楽しい?!
というか、こういう状況でぎこちなく笑うなァーッ!!
余計怖いわ!!!
- 327 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/13(月) 15:10:04 ID:qEM5AwnE0
- カラン…
【カフェの扉が開く音がする】
「…こんにちわなの〜」
【一人の包帯を巻いた少女が入って、カウンターに一直線に座りに行った】
- 328 :一号:2009/07/13(月) 15:12:29 ID:1E7YEIsQ0
- >>326
そう簡単に外れませんよ、だってうちの子だもの、と一号はよくわからない理屈を繰り出してみます
……ただの人間ではないと言っていたので試したのですが、
店長、ぶっちゃけて無能ですか?と一号は聞いてみます
【笑みを消し、首をかしげる】
【と、あっさり拘束が解け、再びクラゲはクロスの頭上で滞空】
おやおや笑うなとは、人はこういうときに笑うのではないのですか、と一号は考えます
【気づけば周囲に同じクラゲがふよふよと、――4体、浮いている】
- 329 :一号:2009/07/13(月) 15:13:36 ID:1E7YEIsQ0
- >>327
お客様ですか、と一号は呟きます
【既にカウンター席に座っていた、白い長髪の女が無表情でディスを見た】
- 330 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 15:17:27 ID:Na4ra5qU0
- >>327
いらッ…しゃいッ……まぁぁあああああああああ!!!!
【クラゲに苦戦している店長がカウンターで暴れている】
>>328
【頭のクラゲが外れ、クロスはカウンターに突っ伏す】
いや、だって…それがお前のなら、壊すわけにはいかんだろ…
っつ……痛かったー もー
【頭をさすりながら、涙目で一号を睨む】
……ってヲイ
増えてんぞ!!wwwwww
- 331 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/13(月) 15:26:24 ID:qEM5AwnE0
- >>329
「うん、おきゃくさまなの!」
【少し隣で一号を見る】
「…はじめましてなの〜!」
>>330
「あ、『くろす』だいじょぶなの〜!?」
【慌ててクロスのほうに飛んでいく】
「…だいじょぶ…みたいなの」
【ほっとしている】
- 332 :一号:2009/07/13(月) 15:28:25 ID:1E7YEIsQ0
- >>330
おおよしよし店長、泣いてしまうとは予想外、と一号は店長を慰めにかかります
【おもむろに手を伸ばす】
【多分、撫でるつもり】
…紳士なのですね、と一号は店長を少しだけ再評価します
ついでに、本気を出したらこんなもんじゃないぜ、と一号は誰かの台詞を借りてみます
【計5体のクラゲはクロスの苦悩なぞ知らん、とでも言いたげに浮いていて】
【唐突に虚空に溶けて消えた】
>>331
はじめまして、と一号は挨拶を返します
【軽く頭を下げ】
ほほう、こんな年端もいかぬ子供がお客様とは、……店長実はやっぱり変態ですか?と一号は評価基準に悩みます
- 333 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 15:32:57 ID:Na4ra5qU0
- >>331
うん、なんとか生きてるよー
何か注文とかあるかい?
>>332
うう、怖かったよう
【素直に撫でられている】
基本的には紳士です
変態と言う名の紳士です!
ちょww本気とかマジでやめてwwwwww
おわ…消えた
どうなってんだよアレ……とりあえず、雑用には便利そうだな
……ふむ
【なにやら思案】
- 334 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/13(月) 15:34:56 ID:qEM5AwnE0
- >>332
「ふんふん…『いちごう』なの!
おなまえそれでおぼえたの〜」
【隣に座る】
「あう〜……『でぃす』は『くろす』にあいたいからきたの〜…
へんなことじゃないの〜」
>>333
「…けーきたべたいの…
あう、あ、でもおかね…」
【何だか少しボーっとしている】
「……う〜…ないの…」
- 335 :一号:2009/07/13(月) 15:41:20 ID:1E7YEIsQ0
- >>334
ええ、一号であっていますよ、と一号は意見を肯定します
そうですか、それならいいのですが、
…何かあったらすぐ逃げるのですよ、と一号はお客様の身を心配します
>>333
よしよし店長、…まだまだこんなものじゃ済まさないぜ、と一号は冗談を言ってみます
【最後にぽん、と軽く叩いてから手を離し】
変態という名の紳士ですか、と一号は復唱します
……そんな名詞がこの世にありましたかね、と一号は疑問します
【考えていたようだが、立ち上がり】
【麦茶の入っていたグラスを返して】
アレは一号の所持する異空間に収納しただけですよ、と一号は律義に答えます
では店長、ごちそうさまでした、と一号は感謝の言葉を述べます
【スカートをつまみ、完璧な一礼】
【そのままこつこつと靴音を鳴らして去って行った】
- 336 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 15:46:28 ID:Na4ra5qU0
- >>334
ちょっと待てぃディス
【「お金が無い」と聞いて、ビシッと手を前に突き出す】
お前、日々の生活はどうしているんだ?
>>335
冗談に聞こえないからやめて!!^p^
異空間まで…科学はそこまで進歩したか!!
いや、それとも魔道と組み合わせたハイブリッド科学?
…む、行くか
まぁ、また今度な〜
- 337 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/13(月) 15:49:09 ID:qEM5AwnE0
- >>335
「あう〜…だいじょぶだいじょぶ…だとおもうの〜」
【微笑んで言った】
「あ、またねなの〜」
>>336
「…あう〜…いまは…」
【ふと思い返す】
「…おさかなつかまえたりなの〜」
- 338 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 15:57:50 ID:Na4ra5qU0
- >>337
……おk、わかった
ちゃんと自給自足できるようになったんか
偉いな、うむ
このショートケーキは偉い子へのご褒美じゃ!
たんと喰うが良いぞ!!
つ苺の乗ったショートケーキ
- 339 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/13(月) 16:01:17 ID:qEM5AwnE0
- >>338
「あう〜…うれしいなの、ありがとなの〜」
【微笑んでショートケーキに手をかけた】
「…げんきな『くろす』もいてうれしいの〜」
【もぐもぐもぐ】
- 340 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 16:02:36 ID:Na4ra5qU0
- >>339
そりゃ良かった
……今日…なんだよな、うん
【窓の外に目を向ける】
あの日も、今日みたいに暑い日だった…
- 341 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/13(月) 16:05:48 ID:qEM5AwnE0
- >>340
「もぐ…」
【手を止める】
「きょう…?…きょうなにがあるの?」
【どうやらディスは掲示板に目を通さなくなったらしい】
【…いや、別人格が遠ざけているのだろうか】
- 342 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 16:07:40 ID:Na4ra5qU0
- >>341
ん、ちょっとメタなお話さ
気にすんな
【そう言いつつ紅茶をカップに注ぐ】
砂糖とミルクは?
- 343 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/13(月) 16:09:59 ID:qEM5AwnE0
- >>342
「…ふぅん」
【もぐもぐ…】
「あう〜…いれてなの〜」
【紅茶に目を向けて微笑む】
- 344 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/13(月) 16:15:24 ID:Na4ra5qU0
- >>343
うい、了解
…っと、冷たい方がいいか
【グラスに氷を入れ、そこにミルクティーを注ぎ込む】
どうぞ
これからは三時のおやつだけは、タダで食わしてやんよ
がんばってるディスちゃんにご褒美です
ケーキは大抵、冷蔵庫に入ってるから、その中から好きなのを一日一つだけ選んでくれ
……他の客には秘密だぜ?
【静かに、そっとウィンク】
さーて、
氷解けちまったし、買いなおすか
ディスー、ちょっと買い物行ってくるー
【財布を持ち、給仕服のまま外に出て行ってしまった】
【本当に大丈夫なんだろうか、この店^p^】
- 345 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/13(月) 16:17:21 ID:qEM5AwnE0
- >>344
【注がれたミルクティーに口を付ける】
「…ないしょないしょなの〜…
ありがとねなの」
【口の前で人差し指を立てた】
「あう、いってらっしゃいなの〜!」
【手を振り見送って行った】
「…げんきになる…よねなの…
こっちの『くろす』も…」
- 346 :夜刀神蔡生:2009/07/14(火) 21:06:40 ID:/k2gysHgO
- 建築物の屋根から屋根へ。屋上から屋上へ。明夜を跳梁する影が一つ。
漆黒の長衣の立てば足許まである長い裾を風にはためかせ、また特徴的な暁の空を絹糸にしたかの様な真紅の髪を空に躍らせ。
真紅の髪眼の女は夜を翔ぶ。
「こうして見ると面白い」
軽い足取りで稼ぐ距離は長大。
危なげなど微塵も有り得ず、女は街を見下ろし微かに笑う。
「明るいものだ。営みの灯りと云う物は」
- 347 :クロネギ(株):2009/07/14(火) 21:32:06 ID:nWKoaA8o0
- 「うわぁああああああ!」
何か大声で叫びながら走ってきた。
「わぁああぁあああぁあああ!!」
走ってきた。
- 348 :名も無き異能都市住民:2009/07/14(火) 21:32:54 ID:qElONvI.0
- ――――その灯も、ただ『そこにある』ことだけでは、在り続けることはできない。
【屋根を飛ぶ、その上から……歩む場所無き虚空から、声が聞こえる】
放っておかれれば忽ち荒廃し、その様相は斯くも脆く崩れ去る。
……あなたのところの、治安維持部門。他の組織の力が及んでいる場所。
それ以外でも、いくらかは自治の進んでいる場所もあるけど……
まだ、灯無き場所や 灯を『失った』場所は……この都市には多いわね。
- 349 :クロネギ(笑):2009/07/14(火) 21:35:57 ID:nWKoaA8o0
- >>348
「あばっばばばばば…」
パニックに陥っていてその声には気付くことなく
「ごごご、ごっしゃごっしゃごっしゃ…」
あわあわと慌てふためいて周囲を見回す
- 350 :夜刀神蔡生:2009/07/14(火) 21:39:45 ID:/k2gysHgO
- >>348
音も無くビルの上に止まる。
「だからこそ面白い。だからこそ興惹かれる。この都市の裏側に」
上を見る事も無く、女は瞑目した侭に答える。
「さて、どちら様かな。私の自己紹介は要らないらしいが、生憎私は君が誰だか分からない」
片眼を開けると静かに笑う。
「くく、身に覚えが有り過ぎるのも困りものだ」
- 351 :クロネギ:2009/07/14(火) 21:41:46 ID:nWKoaA8o0
- >>350
「ごっしゃごっしゃごっしゃ…うぁああああっ!?」
半ば錯乱状態に陥る黒竜一匹。
「ご、ごっしゃごっしゃがぁぁあああっ!!」
- 352 :レミティオ=グランツ:2009/07/14(火) 21:49:28 ID:qElONvI.0
- >>349
ゴッシャ……?
もしかしてあの家にでも入りかけたのかしら……?
でも、ここからはずいぶん離れてるし……
【慌てふためく竜を見ながら考える】
>>350
都市の裏側。あなたの立場的に難しいかもしれないけど……
いくらか、表から見えない場所に身を置けば、すぐにいくつか『体験』できるはずよ。
んー……会ったことがあるかもしれないけど……
少なくとも、この都市では初めまして、になるわね。
私はレミティオ=グランツ……裏で、いくつか仕事をしてるわ。
【裏だって言うのに思いっきり堂々発言しているのは仕様だろうか。多分仕様だろう。】
- 353 :クロネギ:2009/07/14(火) 21:55:46 ID:nWKoaA8o0
- >>352
「っは、はぁっ、はぁっ…」
息を切らしながら、ようやく落ち着いて
レミティオの姿を見ると、聞いてもいないのに喋りだした。
「森、森の奥でっ…野草採取してたらっ…」
「物音、ごっしゃごっしゃて、そんで、黒い影がっ…ひぃぃい!」
郊外の森の奥でゴッシャゴッシャ(^0^)に出会ったそうです。
- 354 :夜刀神蔡生:2009/07/14(火) 21:58:38 ID:/k2gysHgO
- >>351
「……聞き覚えのある言葉が聞こえてきたな」
ゴッシャゴッシャ。――我が家の番獣の鳴き声だ。
>>352
「元は私も裏の深奥だったんだがね」
一門を率いて、或いは率いずとも殺戮に継ぐ殺戮。殺害の玉座に背を預けていた。
然し千夜グループの総帥と云う役職に集中するようになってからは其の数もめっきりと減っていた。
以前の様なフットワークの軽さは、最早無い。
「だからだろうか。他の都市の裏とも違う息吐く様な暗闇に惹かれる。異端に於いて猶異端たるこの都の裏側に」
ふ、と笑うと言葉を切る。
「初めまして。グランツの妹か。……丁度良い所に来てくれた」
- 355 :クロネギ:2009/07/14(火) 22:00:24 ID:nWKoaA8o0
- >>354
「え、お、お宅の子ですかっ!?」
びくびくしながら夜刀神に問いかける。
「こ、こう なんか ぐわっと開いた中に…あばっあばばばば…」
再び錯乱状態に陥る。
- 356 :レミティオ=グランツ:2009/07/14(火) 22:09:26 ID:qElONvI.0
- >>353
森の方……あの辺りにも出没するのね。
【懐からメモ帳のようなものを出し、なにやら書き込みながら】
でも……大丈夫よ。この辺りは街中。危険なことはないわ。
>>354
かの一門を率いてたあなたも、今は……もう、身を引いたのね。
……でも、この都市には、あなたが引いた『裏側』たる場所は多い。
他のところからは思いもよらないものもあるし……開発を進めるのなら、
一度自身の目でも見て、知ることを勧めるわ。
ん……何か話かしら?それとも――――Gt'sへの、依頼……?
- 357 :夜刀神蔡生:2009/07/14(火) 22:18:45 ID:/k2gysHgO
- >>355
「ああ、そうだが。森の深奥はあれの群生地になってる。……野草を取りに、か」
ふむ、と思案の色を白皙の美貌に滲ませる。
「夜刀神の領地だが……まあ、それぐらいなら良いか。とやかく言うつもりは無いが、彼処で野草を採るのは勧めないよ」
ふ、と笑って云う。
「時々食い散らかされた死体やら、触手を体中に突き刺されて体液をすすられた死体も落ちてるから、ね」
>>356
「今も当主だが一門は弟に任せていてね。――夜刀神の領域を兄が、千夜を私が、一門を弟が。落ち着いてしまった、てでも云うべきか」
苦笑と共に言うと其の表情がす、と研ぎ澄まされる。
「無論だ。情報の収集を怠る程鈍くなったわけではない。……だが、干渉すべきか悩んでいる。裏は裏で統べる者が居ても良いだろう」
軈て其の白皙の美貌には支配者然とした笑みが浮かんだ。
「混濁に秩序を齎らしこの都市の総てを掌握するのも吝かでは無いが。――ああ、依頼でも無いな。型に填めるならば、勧誘か」
- 358 :クロネギ:2009/07/14(火) 22:20:09 ID:nWKoaA8o0
- >>356
「だ、だよなっ!?」
確かめるように周囲を見回しつつ。
「…もうあの森には行きたくない 頼まれても。」
…朝宮との約束は守れそうにない。
>>357
「……………」
話を聞いているうちに顔が青ざめる。
そういえば逃げる最中にそんなのも見たような…
「…とりあえず、今日は安心して寝れる場所を探そう」
…そう言って、とぼとぼとその場を立ち去った。
- 359 :レミティオ=グランツ:2009/07/14(火) 22:34:04 ID:qElONvI.0
- >>357
なるほどね……領分を割り切ってしまえば広く知ることはできなくなるけど安定はするし、
あなたの手腕があったからこそ千夜グループはここまでこの都市に根付いたんだと思うわ。
裏も……場所によっては、だけれど。
……統べるものさえ居ない、その域を得ようとする者たちの力が拮抗しているところは、随分と酷い様子よ。
勧誘……?千夜グループに、かしら?
>>358
なにやら事情は分からないけど……森では随分なものを見てきたのね
【一度、どのような場所か情報を聞きたいところね、と 去りゆく竜を見送りながら、小さく呟いた】
- 360 :夜刀神蔡生:2009/07/14(火) 23:47:44 ID:/k2gysHgO
- >>358
「森の深くまではいらなければ取り敢えずは安全――行ってしまったか」
>>359
「其の力の拮抗もまた、一つの安寧の形だ。酷かろうがね」
数歩。女は歩いて屋上の端に立つ。
「其処に千夜が名乗りを挙げる。果たして如何なるかは興味が有るが――リスクも大きい」
振り返ると蔡生はレミティオに笑いかける。
「そう。人手――と云うよりは、強い個人が足りないんだ。千夜に自らの席を作る気は無いか?」
- 361 :レミティオ=グランツ:2009/07/15(水) 00:15:06 ID:qElONvI.0
- >>360
千夜に……また、随分と大きな勧誘ね。
【くるりと空中で一回転し、蔡生とは少し離れた場所へと着地する】
――――私たちは、この都市にはある『目的』で来てるんだけど、随分と難航してるわ。
だから……『目的が終わるまでの間』。
目的の達成はまだ見えないし、そろそろこの都市での『居場所』が欲しいと感じてたから、
私としては……もしその条件の下でも良いのなら、千夜につかせて貰えると嬉しいわね。
【そして、最後に付け足す】
……最も、私も一人で行動してるわけではないし、
バース……いえ、相方と相談をする必要はあるけど、ね。
- 362 :夜刀神蔡生:2009/07/15(水) 00:23:12 ID:/k2gysHgO
- >>361
「渡る鳥にも羽を休める枝が必要だ。千夜と云う大樹ならば折れる心配も無い。……正直、期限付と云うのは少し惜しいが」
小さく笑う。
「バーストゥルともよく相談してくれ。私は何時でも歓迎するよ」
- 363 :レミティオ=グランツ:2009/07/15(水) 00:37:32 ID:qElONvI.0
- >>362
期限、といっても……まだ、残念ながら先は見えていないんだけど。
【一応、少しは状況も動き出したけど…… と付け足し、苦笑する】
なら……交渉成立、ね。
私としてはここで千夜という居場所が出来るのは大きなメリットになると思うし、相方はうまく説得するつもりよ。
【蔡生に笑いかけながらそう告げると……】
それじゃ……一週間以内に、また『この場所』で結果を伝えに来るわ。
【再び空中へと飛翔し、白いコートを靡かせながら夜闇へと消えていった――――】
- 364 :夜刀神蔡生:2009/07/15(水) 00:42:06 ID:/k2gysHgO
- >>363
「是非頼む。……ではまた、何れ」
去り行く姿を静かに見送る。
顔には、薄らと笑みが。
「さて、何を探しているのだろうね。興味が湧くが――ふふ」
呟きは夜空に。
ただ響く事無く消えていった。
- 365 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 20:34:32 ID:4aoLNmCs0
- AGカフェ店内
「さて…」
一人、カウンターに座りグラスを傾ける
「…祭りの予感、かな」
コン、とカウンターに置いたグラスに視線を落とし、一人微笑みながら呟いた
- 366 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 20:36:40 ID:qEM5AwnE0
- 「…ふふ〜ん」
【いつの間にか煉の隣には包帯少女が】
- 367 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/15(水) 20:36:53 ID:E4Ka56rgO
- >>365
ん、どうした?
【煉の様子を左目で見ながら】
おかわりいる?
- 368 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 20:38:59 ID:4aoLNmCs0
- >>366
「うおっ!?」
ビクッと驚き
「…なんだ、ディスか。驚かせるなよ…」
ふう、と胸を撫で下ろす
>>367
「いえ、ちょっと…」
意味ありげにニヤニヤと笑う
しかし、何処か嬉しそうだ
「あ、貰います」
そう言ってグラスをクロスに渡す
- 369 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 20:49:35 ID:qEM5AwnE0
- >>368
「…びっくりさせちゃったかなの…
ごめんなさいなの」
【頭を下げる】
- 370 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/15(水) 20:51:20 ID:E4Ka56rgO
- >>366
つミルフィーユ
>>368
おうおう
【グラスに氷を足し、ドライ・ジン、レモンジュース、シャンパンを注ぐ】
つフレンチ75
スッキリした中口のカクテルだ
- 371 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 20:59:12 ID:qEM5AwnE0
- >>370
「あう〜!いただきますなの〜!!」
【ディスは嬉しそうにもぐもぐさせている】
「…こっちの『くろす』も…げんきになったの…
よかったの…うれしかったの…」
【……このディスは…一日前のディスである】
- 372 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 20:59:19 ID:4aoLNmCs0
- >>369
「ん…ああ、いや、怒ってはいないぜ…。
…そういや、何か久しぶりな気がするぜ…」
ポン、と下げられたディスの頭を撫でる
>>370
「あ、ども…」
グラスを受け取り、一口
「…今更ですけど、俺、酒あんまり…」
頬が少し赤みを帯びだした
- 373 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/15(水) 21:03:34 ID:E4Ka56rgO
- >>371
んー?
……あー、そんな日か
【クロスは天井を見上げる】
そういえば、今日だったな…
>>372
ああ、悪い悪い
【グラスにレモンジュースを足してゆく】
こうすればいくらか飲みやすいぜ
こういう夜は、少し酔いたくなるもんじゃないかい?
- 374 :クロネギ(窓):2009/07/15(水) 21:03:51 ID:nWKoaA8o0
- 「あー、びっくり人間が集まる場所があると聞いたんだけどー…」
…何か勘違いした黒竜が窓から顔を突っ込んできた。
首を左右に振ると、僅かにフレームがゆがんだ。
- 375 :じんうけ!:2009/07/15(水) 21:06:27 ID:TUvLNS.Q0
- 「ふっふふふ……」
「祭りと聞いてやってきますたー」
「ごはんありますか?」
じんうけコンビが あらわれた!
- 376 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 21:07:31 ID:qEM5AwnE0
- >>372
「あう、」
【ナデナデされて微笑む】
「ふしぎなの〜…『でぃす』は…きのうあったんだけどななの〜」
>>373
「…きょう…なにかあるのかなの…」
【フォークを止める】
「……おしえてほしいの〜…なにがあるのかなの」
- 377 :店員2号:2009/07/15(水) 21:08:36 ID:fP94A.NgO
- >>374
「パンの耳やるからさっさと帰るッスよ」
エプロンを着てタオルをバンダナのように頭に巻いたチャラ男が、
ネギに向かってパンの耳を投げ付けた
- 378 :クロネギ(窓):2009/07/15(水) 21:11:42 ID:nWKoaA8o0
- >>377
「え、いやそれは困る」
とか言いつつ、首を振り上げてパンの耳を咥える。
…同時に窓枠の上フレームがゆがむ。
- 379 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 21:13:12 ID:4aoLNmCs0
- >>373
「ええ、今日はちょっと酔った方が楽しいかも…」
そう言って再びグラスを傾ける
>>374
「んー…、龍だー…」
語尾がだんだん間延びしてきている
>>375
「おー…、よっす…」
グラスを片手に赤い顔をした男が片手を挙げた
>>376
「んー…、そうだった…か…?」
良く覚えていないらしく、軽く首を傾げて
- 380 :店員2号:2009/07/15(水) 21:15:33 ID:fP94A.NgO
- >>378
「てめぇ店破壊する気ッスか 客ならせめて玄関から入るッスよ」
グググ、と踏ん張って押し返そうと試みる
- 381 :クロネギ(窓):2009/07/15(水) 21:17:10 ID:nWKoaA8o0
- >>379
「竜ですけどー…」
反応に困る。
「………酒くせ。」
>>380
「ま、待て待て待て!」
ぐぐぐぐぐぐ、と負けじと押し返す。
「入り口が狭くて入れなかったから窓から覗いてるんだ、許してくれやしないか」
- 382 :小夜:2009/07/15(水) 21:19:44 ID:TUvLNS.Q0
- >>375
「あははははははあっけえ!!! 正真正銘の赤男だなお前!」
腹を抱えて笑う幼女。
鏡子さんはタッパーに料理を詰め、フェンリルさんはひたすらがっついてます。
- 383 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 21:26:44 ID:4aoLNmCs0
- >>381
「酒臭いかー…?
フフフ…、飲んでるからなあー…」
ふらり、と立ち上がり
「ていうか窓も壊れそうになってるじゃねえかー…、さあ、出てけー…」
二号と共に竜をグイグイと押してみる
>>382
「うっせえぞそこの幼女ー!!」
最後に一押し、力を込めて黒竜を押すと、フラフラとかなり危ない足つきで小夜の目の前にどすん、と座る
「それにー…、本物の赤い男はこれから来るんじゃねーかと俺は思うぜー…」
ポン、と小夜の肩に手を置きながら目を見据えて言う
- 384 :小夜:2009/07/15(水) 21:29:20 ID:TUvLNS.Q0
- >>383
「うわ怖ッ。こっちくんな汚らわしい、赤が伝染る」
袖口で口元を隠す。
「……本物ぉ?」
首を傾げた。
- 385 :店員2号:2009/07/15(水) 21:32:33 ID:fP94A.NgO
- >>381
「ぬおぉ…覗くのは構わねぇッスけど窓が!窓がミシミシ言ってるッス!」
更に踏ん張って押し返し、一人と一匹は拮抗する
「無茶して入るなって言いてぇんスよ!」
- 386 :クロネギ(窓):2009/07/15(水) 21:33:22 ID:nWKoaA8o0
- >>383
「…うわ、マジ酒臭っ!」
嗅覚が敏感な分、アルコールにも敏感です。
「こんの…うぎぎぎぎ…!」
押し出されまいとぐぎぎぎと踏ん張る。
>>385
「…把握した」
突然すっ、と首を引いて
窓の外から室内を眺める
- 387 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 21:38:08 ID:qEM5AwnE0
- >>379
「…あう〜、こっちのおはなしなの」
【慌てて手を振る】
「…『れん』にはひさしぶりなんだなっておもったの〜」
- 388 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 21:43:32 ID:4aoLNmCs0
- >>384
「…まあ、そんな気がするんだぜー」
ふらりと立ち上がり、カウンターに置いてあったグラスを傾け、残った酒を一気に飲み干した
「ふふ…、何か熱くなってきたぜ…」
>>386
「悪かったなー…、でもまだまだこれからだぜー…」
そうは言うものの既に完璧に出来上がっている!
>>387
「んー…、何か気になるなー…」
軽く首を傾げて
「俺には…、ってどういう意味だー…?」
- 389 :店員2号:2009/07/15(水) 21:45:11 ID:fP94A.NgO
- >>386
「あ、案外聞き分けはいいんスね…」
ぜぇぜぇと息を切らす。
「…」ヒョイ
クロネギの目の前にパンの耳を差し出す
…犬っぽく見えたらしい。いわゆる餌づけである
- 390 :小夜:2009/07/15(水) 21:47:11 ID:TUvLNS.Q0
- >>388
「ぎゃああああああマジで怖いっ!! ちょっと保護者助け……ってもう帰ってやがるー!!」
料理を取るだけ取って帰って行った二人でした。
「うわああああああああああ魁おねえちゃあああああああん!!!」
マジ泣き寸前。
- 391 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 21:47:24 ID:qEM5AwnE0
- >>388
「えっとねなの…『れん』が…
こっちだとあそこにいるの…じゃきだい…になの…」
【少し難しそうな顔で言う】
「…その…ながれがちがうって…きいたの…
こことあそこ…なの」
- 392 :クロネギ(窓):2009/07/15(水) 21:49:08 ID:nWKoaA8o0
- >>388
「…急性アルコール中毒」
ぼそりと一言呟く。
「……酩酊期、泥酔期、昏睡期…」
>>389
「まぁな」
否定もせずに。
「………バクンッ」
見事に餌付けされている。
容姿以外はイヌそのものだ。
- 393 :店員2号:2009/07/15(水) 21:56:40 ID:fP94A.NgO
- >>392
「野良犬ならぬ野良竜…なんか芸でも覚えたら稼げそうッスね」
何か芸でも仕込んでみようか、喋れるし と独りごちる
//ちょい落ち
- 394 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 21:59:02 ID:4aoLNmCs0
- >>390
「ん…、何だ、そんな泣く事ねえだろ…。
…そんなに怖かったか?ゴメンな…」
顔は赤いままだがテンションは元に戻ったようだ
>>391
「えーっと………。
うん、気にするな」
それだけを言って、ニコリと微笑んだ
>>392
「大丈夫だ。俺はこのくらいじゃ死なねえ」
黒竜にもニコッと微笑を向けて
- 395 :クロネギ(窓):2009/07/15(水) 21:59:51 ID:nWKoaA8o0
- >>393
「…芸ならやらんでもないが」
なんとも賎しい目つきになって
「………美味いモン食わせてくれたらな?」
>>394
「いや別にお前を心配してるわけじゃなくてだな
ただ単に酒臭いのが駄目なわけで」
- 396 :小夜:2009/07/15(水) 22:00:49 ID:TUvLNS.Q0
- >>394
「……ひっぐ、もうやだぁ、酔っぱらい嫌い……」
涙目。
- 397 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 22:01:30 ID:qEM5AwnE0
- >>394
「うん…きになるなの…
でも…」
【ミルフィーユをあっという間に完食して】
「いまは『れん』といっしょにいられるからいいの〜!」
【微笑みかけた】
- 398 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 22:13:49 ID:4aoLNmCs0
- >>395
「へえ、そうか…」
ニヤリと笑うと、適当にもう一本、酒缶を開けた
酒の匂いが段々と漂ってきた!
>>396
「ん…、だから悪かったって…。ごめんなー…」
ポス、と小夜の頭に手を当てて撫で撫で
>>397
「ん、そうなのか…。
何か嬉しいぜ、そう言われると…」
軽く微笑みを返して
「…ちょっとこっち来いー」
軽く手招き
- 399 :クロネギ(窓):2009/07/15(水) 22:15:04 ID:nWKoaA8o0
- >>398
「…嫌がらせか畜生」
そう言うと、とぼとぼと去っていった
- 400 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 22:16:42 ID:qEM5AwnE0
- >>398
「うん…『でぃす』もうれしいなの〜!」
【微笑みかけて】
「…あう?なんなの?」
【招かれるまま近づく】
- 401 :小夜:2009/07/15(水) 22:17:41 ID:TUvLNS.Q0
- >>398
「……うっせえよ赤男……ばーか」
ぐしっと目元を拭う。
「……もう頭撫でるのやめて、私は馬に蹴られる趣味はない」
ぐっと煉の手を取り、払いのけた。
- 402 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 22:30:59 ID:4aoLNmCs0
- >>399
「あ、マジで帰っちまった…」
少し残念そうに肩を落として、缶を傾ける
>>400
「ふふふ…えーいっ!」
赤い顔のままディスに抱き付きだした
一応、未だに酔ってるようで、テンションはかなり高い
>>401
「ん…、そうか…」
払いのけられた手をだらりと下げ、残念そうに視線を落とす
「…いきなりどうかしたか?」
- 403 :小夜:2009/07/15(水) 22:33:09 ID:TUvLNS.Q0
- >>402
「……知るかバーカ、アーホ……」
そのまま少女は影に包まれ、消えて行った。
久々の影使いっぽい行動である。
- 404 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 22:34:33 ID:qEM5AwnE0
- >>402
「あう!?な、なんなの!?きゅうにどうしたの〜!?」
【かなり慌てている…戸惑っているのであんまり力が出ない】
- 405 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 22:40:48 ID:4aoLNmCs0
- >>403
「おー…、影使い…。
…何か嫌われちまったかなー…」
ポスン、とその場に座り込み、再び酒を一口
>>404
「んー…、いや…。
何だか可愛いなー、と思ってさ…」
相当酔っているらしく、かなり危ない感じだ。
後、すげえ酒臭いぞ!
- 406 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 22:45:41 ID:qEM5AwnE0
- >>405
「あう〜…あうあうあう…
うれしいけど…はなしてくれないの?」
【しっかと抱きしめられているのが気になっている】
- 407 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 22:53:23 ID:4aoLNmCs0
- >>406
「ん…、ああ、悪い…。
………酔ってるな、俺」
今更冷静になったらしく、そのままカウンター席にポスンと座った
- 408 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 22:57:28 ID:qEM5AwnE0
- >>407
「…あう…えっと…その…」
【何だか気まずい空気】
「……おかわり…」
【空っぽのミルフィーユの皿をカウンターの向こうに差し出す】
- 409 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 23:00:05 ID:4aoLNmCs0
- >>408
「ん、おかわりか…。
んーっと…、勝手に作っていいのかな…。いいよな…」
カウンター内に入ると何か色々弄りだす
「えっと…、確か…」
男性調理中...
- 410 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 23:05:30 ID:qEM5AwnE0
- >>409
「あう?…あう〜つくってくれるの?」
【向こうを覗き込むように見つめる】
「あう〜!おかわりなの〜!」
- 411 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 23:10:42 ID:4aoLNmCs0
- >>410
「つっても、こんなの作った事ねえからな…」
男性奮闘中...
「…一応、出来たぞ」
見た目は結構アレだが、それっぽいのが出てきた
- 412 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 23:12:57 ID:qEM5AwnE0
- >>411
「あう〜…でもつくってくれたのはうれしいの〜!」
【ニッコリ笑う】
「それにいいにおいがするからだいじょぶなの〜!」
【早速フォークを付けて】
「もぐもぐ」
【食べ始める】
- 413 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 23:18:13 ID:4aoLNmCs0
- >>412
「………美味いか?」
カウンターに肘を付き、心配そうにディスの顔を覗き込む
- 414 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 23:24:19 ID:qEM5AwnE0
- >>413
「…あう〜!」
【微笑んで】
「おいしいの〜!とってもなの〜!」
【何度も頷いた】
- 415 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/15(水) 23:29:35 ID:4aoLNmCs0
- >>414
「ん、そっか。良かった…」
小さく微笑を向けると、カウンターから出てきて
「…それじゃ、俺はそろそろ行くとするぜ。
じゃあなー…」
チャリン、とカウンターに小銭を置くと、そのまま扉を開けて出て行った
- 416 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/15(水) 23:31:53 ID:qEM5AwnE0
- >>415
「あう〜!ありがとなの〜!
またねなの〜!」
【大きく手を振った】
「もぐもぐもぐ……」
- 417 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/15(水) 23:58:33 ID:E4Ka56rgO
- やれやれ、一体なんだったのやら
【AGカフェ】
【キュッキュッとグラスを拭くクロス】
夜食でも喰うかなー
ペペロンチーノ作ろっと
- 418 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 00:04:30 ID:qEM5AwnE0
- >>417
「……く〜…」
【…カウンター席で寝ている子がいる】
【お隣にミルフィーユのお皿が置いてある】
- 419 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 00:06:51 ID:E4Ka56rgO
- >>418
……はぁ
ったく、しゃーねーな
【ディスを抱えてソファー席まで運び、上からタオルケットをかけてやった】
- 420 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 00:09:51 ID:nWKoaA8o0
- 窓|゚w゚>
- 421 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 00:10:32 ID:E4Ka56rgO
- >>420
ビクゥッ
な……なんだアレ……
- 422 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 00:11:04 ID:qEM5AwnE0
- >>419
「…あう〜…ふぁ〜…」
【寝言か何かに聞こえなくもない】
【直後】
カランカラン…
「まだやってますか〜?」
【一人の女性が入ってくる。】
【群青色の長い髪を後ろにひとまとめにした女性】
【タンクトップにダメージジーンズというかなりの軽装】
- 423 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 00:12:06 ID:nWKoaA8o0
- >>421
「いや、割と変わり者が集まる場所って聞いたんだけど」
もごもごと口ごもる。
「…端的に言えば、ここに住まわせてもらえないかな、なんて…あはは…」
硬い甲殻に覆われた顔が、僅かに引き攣った笑いを浮かべる
- 424 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 00:14:39 ID:E4Ka56rgO
- >>422
あ、うちは24時間営業だよ〜
好きな席に座ってくれ
(……?)
(どこかで見たような……)
>>423
え、えー
【あからさまに嫌そうな顔をする】
タダ飯喰らいを養うような余裕はウチには無いッ!
つーかそもそも誰だてめぇ!
- 425 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 00:19:16 ID:qEM5AwnE0
- >>424
「あ〜そりゃ〜ど〜も!」
【そのままドンとカウンター席に着く女性】
【…よくよく見るとその女性は…】
「メニューは〜」
【隅っこで寝ているディスとおんなじ髪の色―宵空のような群青色】
「このショートケーキ!10個ね!」
【それよりも気になるのは…両腕に巻き付いた包帯…】
- 426 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 00:19:43 ID:nWKoaA8o0
- >>424
「えーと、俺はクロネギ(仮)。只今野良竜やってます」
「…竜が居るカフェなんて、そうそう無いぜ?
俺ががんばれば、それなりの集客効果も…」
- 427 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 00:23:05 ID:E4Ka56rgO
- >>425
………………
(えー、こんなのアリっすか?)
(ちくしょー、ここは何でもアリかよ!)
【なんか気付いちゃいけないことに気付いてしまった感覚】
【とりあえずケーキを用意し、サービスの紅茶を煎れる】
>>426
く、クロネギ?
またアグレッシヴな名前を……
ちょ、タンマ
何それ、俺んとこで働きたいってこと?
待って待って、それは助かる
- 428 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 00:24:22 ID:nWKoaA8o0
- >>427
「…いや、勝手に見ず知らずのニンゲンに付けられた名前だけど」
それで妥協して使っちゃうあたり駄目っぽい。
「ま…まぁ、そうなるかな
自分で言うのも何だけど、食費かさむからその分がどうなるか…」
- 429 :ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 00:26:05 ID:qEM5AwnE0
- >>427
「いっただっきま〜す♪」
【言うが速いかケーキをどんどん食べていく】
「…ん?」
【じっとクロスを見詰める女性】
「う〜ん…どこかで見たような…」
- 430 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 00:30:47 ID:E4Ka56rgO
- >>428
そういえばお前、竜族か?
竜は喰うんだよなぁ……
……あ、そうだ
お前に最適な役職を見つけた
それは……そう、
残 飯 処 理 だッ!!!
>>429
ビクゥッ
い、いやー、別に
どこでも会ったことないアルよー!
……って、誤魔化しても無駄だよなぁ
よ、ディス
- 431 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 00:33:20 ID:qEM5AwnE0
- >>430
「……やっぱりね」
【ふと振り返り、少女の方を見る】
「ここはおかしな場所だってことは分かってたけど…
ずいぶん不思議な巡り合わせもあったもんだね。クロス」
【その女性は、寝ている少女と同じ銀の刀を装備していた】
- 432 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 00:33:34 ID:nWKoaA8o0
- >>430
「ま、一般的に言えばそーなる」
ふふん、とどこか自慢げに
「んん、何だ何だ、看板竜でもやらせてくれんの…か…」
その言葉を聞いた瞬間、一気にテンションダウン。
しかめ面でクロスを見据える。
「…竜族ナメとんのかコラ」
竜族の端くれという自負は多少なりともあるようだ。
- 433 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 00:37:16 ID:E4Ka56rgO
- >>431
まぁな
ったく、この街はいろいろ歪んでいるからなぁ……
今のディスは何してんの?
>>432
えー
だって竜族って何でも食べるイメージなんだよ
昔いた俺のダチでも竜族がいてな、文字通り何でも喰う奴だった
悪食魔竜とか呼ばれてたが……ありゃ単にアイツの食い意地が異常だっただけか?
むー、看板竜ぅー?
料理運べたりすんなら考えっけど
- 434 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 00:39:44 ID:nWKoaA8o0
- >>433
「残飯なぁ。…せめてコンビニの売れ残り弁当レベルの物は欲しい」
飼育動物としてはそれなりに贅沢な生活を送っていたようです。
「ま、俺も食おうと思えば生物なら何でも食うけどな
できりゃウマいもん食いたい」
「料理…ちと厳しいか」
- 435 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 00:41:09 ID:qEM5AwnE0
- >>433
「ふっまあここには理屈はないのかもしれないからね」
【微笑む女性。いや、ディス】
「…今か…
邪気大でクロスがいた席に就こうとしてるって感じかな」
【再びショートケーキをパクパク食べ始めた】
- 436 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 00:46:47 ID:E4Ka56rgO
- >>434
うーむ
となると……
【ちょいちょいと計算中】
……ああもう、仕方ない
朝と昼は自分でどーにかしろ
そしたら、夜は賄い飯ぐらいつけてやる
その代わり……我が店で働いて貰おうか!
皿洗い、ゴミ出し、フロア掃除
いろいろあるぞ!!
>>435
お、マジか
俺の大学時代を知ってるとはね
あの席はなかなか大変だぜ〜
ま、頑張れよ
……で、だ
どのくらい強くなった?
- 437 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 00:51:19 ID:nWKoaA8o0
- >>436
「…ま、何かあっても水さえありゃ一ヶ月程度は絶食できるし」
すえぞおと違ってかなり燃費はいい様子。
ただし一度の補給量はすえぞおを上回るだろう。
「……皿洗いは無理だなー、見てのとおり細かい作業はできないし」
鱗に覆われ、鋭い爪の生えた前足を見せて
- 438 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 00:55:04 ID:qEM5AwnE0
- >>436
「心配ないよ。十の席はやっぱり…
同じ10の名前を持つ私がやるべきことだからね」
【微笑んで言った】
「どのくらいか…一応修練はしてたつもりなんだよ」
【と、突然腕に巻かれた包帯が複雑な動きをしている】
「…もちろん剣だけじゃなくてこっちもね」
- 439 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 00:59:32 ID:E4Ka56rgO
- >>437
とにかくやれることやればいーの!
人手不足なんだよう……orz
【喫茶店「Apple Guillotine」はまだ開店したばかり】
【従業員が圧倒的に少ないのだ】
猫の手も竜の手も欲しいわ!
>>438
ほほう
ちゃんと強くはなってるわけか
こりゃ見ものだぜ
……と、つい腕が疼いちまう
やれやれ、俺の悪い癖だ
- 440 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 01:01:01 ID:nWKoaA8o0
- >>439
「ゴミ出しくらいはできるかな、ただしゴミ袋はしっかり縛っといてくれ」
「…まぁ、自慢じゃないけど竜ってかなーり珍しい生き物だろ?それ目当てにさ、客寄せ効果とかあるだろうし」
それを差し引きして、ゴミ出しだけで居座らせろという意味のようだ
- 441 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 01:02:35 ID:qEM5AwnE0
- >>439
「ははは、やっぱり相変わらずなんだな。クロスは」
【頭を掻きながら笑う】
「…ここには修行の息抜きで来るぐらいしかできないかもしれないな…
戦いたいのは山々だけど…向こうでも結構忙しいから…
それに"十"に入ったらより一層忙しくなるんでしょ?」
- 442 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 01:08:54 ID:E4Ka56rgO
- >>440
ええー
(こいつ……なんというふてぶてしさ)
というか自分にそんなに自信あんのか?
あ?
このナルシストが!!
うりゃうりゃ
【両拳でぐりぐり】
…………もうそれでいいや
後から別のスキルを教えればいいし
【妥協した!】
>>441
ふぇ!?ビクビクビクーン
【こいつは仕事なんてサボりまくっていた人間である】
あ……あ、うん
大変だぞー!
お前も立派に頑張って、俺みたいになれよ!
HAHAHAHA!!
- 443 :クロネギ(窓):2009/07/16(木) 01:15:00 ID:AXRozTjwO
- >>442
「…珍しいものを見たがるのがニンゲンだと思ってたけど」
多少知識に偏りはあるようだが、間違いでは無いだろう
「て、あたたた!硬っ!手硬いっ!?」
「…ありがとう、恩に着る」
「じゃ、今日はとりあえずここで寝るから、わりぃな」
と言って、窓の外で眠りだした。
- 444 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/16(木) 01:15:24 ID:qEM5AwnE0
- >>442
「そうだろうね…ま、覚悟しておくよ」
【…いつの間にかすべてのショートケーキを食べ終えていた】
「ごちそうさま。お代はこれくらいでいいかな?」
【そう言ってお金をカウンターに置くと】
「じゃあね。暇ができたらまた来るよ」
【手を振りながら出口へ向かって行った】
「……zzzzzz」
【ガキのディスはず〜っと熟睡していた】
- 445 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 01:21:24 ID:E4Ka56rgO
- >>443
いや、まあそうだけど!!
ククク……義手ハンドの威力を……って、寝やがった!
>>444
おう、おやすみなさい
さてと、俺も寝るか……
【そう言って頭をボリボリ掻きつつ、「STAFF ONLY」と書かれた扉の向こうに消えていった】
- 446 :甲/無職浮浪:2009/07/16(木) 09:07:44 ID:KE2UskXwO
- ――…ふぁ……ぁふ
朝か…
【瓦礫とガラクタの上にて】
【上体を起こす人影】
いやー…良い廃虚が見付かって良かった…
水道も生きてるし
【蛇口を捻り、顔を洗う】
さてと、
バイト探すか…
【纏まりの無い髪を紐で後ろにくくり】
【着の身着のままの男は街に繰り出した】
- 447 :もふもふ神:2009/07/16(木) 09:32:35 ID:PBnIervYO
- ぐぅ……すぅ……
きゅ、きゅー
一メートルくらいの、真っ白いもふもふした物体の上でもこもこセーターの少女が寝息をたてている。
もふもふした物体は少女を起こさないようにゆっくりむきゅむきゅと廃墟を進む
- 448 :甲/無職浮浪:2009/07/16(木) 12:30:26 ID:KE2UskXwO
- ――…参った
【仕事が無い】
……
【お金も無い】
……
【食べる物も無い】
…ゴクゴク…
【とりあえず公園の水道水を飲む】
【最近の彼の主食だった】
……川だ…そうだ川に行こう
- 449 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/16(木) 12:36:05 ID:E4Ka56rgO
- あっついんじゃボケェー!!
【今日も今日とて買い出し中】
【給仕服に身を包んだクロスを、太陽とアスファルトがジリジリと焼く】
……そうだ
アイス買おう、アイス
- 450 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 18:36:56 ID:/k2gysHgO
- 「……多少は収まって来たが未だ暑いな」
ふ、と小さな溜め息を薄桜の唇から漏らすと、真紅の髪眼の女は傾いた太陽へと視線を投げ掛けた。
「少し頑張り過ぎだ、息切れするぞ。多少は加減を覚えてくれると有り難いのだが、ね」
やれやれと頭を振る。太陽に苦情を言う事の何と寂しいことか。
- 451 :ミレイ:2009/07/16(木) 18:43:02 ID:Jhlo6zSQO
- 「……溶ける〜」
吸血鬼の少女は、日陰でぐったりしている。
- 452 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 18:45:15 ID:/k2gysHgO
- >>451
「……おや、大丈夫か」
吸血鬼に近付き尋ねる。
「君達が表に出るには未だ早そうだが……重ね重ね、大丈夫か?」
- 453 :ミレイ:2009/07/16(木) 18:49:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>452
「なんとか大丈夫。やっぱり、太陽の下を歩くのは……たいへん」
彼女は体を起こした。
- 454 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 18:52:27 ID:/k2gysHgO
- >>453
「陽光を嫌うと云うのも大変だな。其処から動く訳にも行かないのか」
やや苦笑して云う。全く不便な体だ。
- 455 :ミレイ:2009/07/16(木) 18:55:11 ID:Jhlo6zSQO
- >>454
「少しぐらいなら動ける……ちょっと昨日動きすぎちゃってさ」
よいしょ、と言って立ち上がった。
- 456 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 19:39:23 ID:/k2gysHgO
- >>455
「ふむ……何か特別な事を?」
- 457 :ミレイ:2009/07/16(木) 19:53:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>456
「……ん、決闘をね」
にゃはは、と笑って月を仰ぎ見る。
- 458 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 19:55:14 ID:/k2gysHgO
- >>457
「其れは、亦……何とも」
浮かべたのは苦笑。
「結果は? 勝てたかい?」
- 459 :ミレイ:2009/07/16(木) 19:58:27 ID:Jhlo6zSQO
- >>458
「……力不足で、負けちゃった」
頭を掻いて。
- 460 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 20:02:22 ID:/k2gysHgO
- >>459
「不足、か」
思案のものか、僅かな間が有った。
女は軈て懐かしそうに小さく微笑み、言葉を紡ぐ。
「そう思えているる内は伸び代が有る。次は勝てるさ」
- 461 :ミレイ:2009/07/16(木) 20:06:43 ID:Jhlo6zSQO
- >>460
「……勝つよ、うん」
彼女は拳を握り締めて、気を引き締めた。
- 462 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 20:10:38 ID:/k2gysHgO
- >>461
「頑張りなさい。……さて、そろそろ聞いても良いだろう」
僅かに瞳が鋭さを帯びる。
「君は誰だ? 私の知人に似ている、似すぎている。君は一体、何処の誰なんだい?」
- 463 :名も無き異能都市住民:2009/07/16(木) 20:14:15 ID:Jhlo6zSQO
- >>462
「私が、似ている?」
もしかしたら、ここは過去か未来か。
「実は、私は時空を往く旅人なの」
- 464 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 20:16:51 ID:/k2gysHgO
- >>463
「……ほう。以前私も似た様な事をしていたが……君は何時の時代から来た?」
成程、興味が湧いた。
- 465 :ミレイ:2009/07/16(木) 20:21:49 ID:Jhlo6zSQO
- >>464
「そうね、この時間軸からそう遠くない未来から――いや、この都市は時空が歪んでいるから、なんともいえない」
紅い髪を靡かせ、彼女は笑みを浮かべる。
- 466 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 20:26:15 ID:/k2gysHgO
- >>465
「成程、未来から来た吸血鬼か。……こう考えると面白い物があるな」
中々他では見られない話だ。
「ああ、この都市は概念的に歪んでいるようだ。たまにそれらしい現象が見られるよ」
- 467 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 20:33:42 ID:4aoLNmCs0
- キンッ!と、大気が凍りつく異音
続いて、ザッ、ザッ、と氷を削るような音
「あ、姉ちゃんいた!」
蒼いスノボに乗って現れる、紺色のパーカーに蒼いゴーグルを付けた少年
「と、ととと…」
二人の姿を確認すると、氷の道から飛び降り、二人の近くに着地する
- 468 :ミレイ:2009/07/16(木) 20:33:48 ID:Jhlo6zSQO
- >>466
「でも来た途端に弟はどこか行っちゃうし……けっこう大変なのよね」
腰に手を当てて、居ない弟に対して腹を立てている。
- 469 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 20:41:00 ID:/k2gysHgO
- >>468
「その弟が来たみたいだが?」
くすりと可笑しそうに笑うとふと空を見る。
「さて、私は行くよ。縁が在ればまた何れ」
一言。女は颯爽とした足取りでその場を後にした。
- 470 :ミレイ:2009/07/16(木) 20:46:02 ID:Jhlo6zSQO
- >>467
「……ん?」
その姿を認めるのに、数秒掛かった。
>>469
「……噂をすれば影は、どこでも通じるのね」
颯爽と立ち去る紅い髪の女性を見送って。
- 471 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 20:47:48 ID:4aoLNmCs0
- >>470
「ったく…、今まで何処行ってやがったんだ。馬鹿姉ちゃん。
…で、今の人誰?」
スノボを掴み、持ち上げると一瞬の光と共にその姿は無くなる
- 472 :ミレイ:2009/07/16(木) 20:53:45 ID:Jhlo6zSQO
- >>471
「さあ? でも素敵な人だったわね……それにしても我が弟、迷子になるとはいい度胸じゃない」
迷子になったのは、実はミレイが先に歩いて置いていってしまったせいである。
- 473 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 20:57:18 ID:4aoLNmCs0
- >>472
「迷子って言い方やめろ。何かムカつく。
大体姉ちゃんが勝手に先に行ったから俺は姉ちゃんを見失ったわけで…、ああ、もういい。面倒だ」
ハア、と大きなため息を付いて
「で…、これからどうするんだ?」
- 474 :ミレイ:2009/07/16(木) 21:01:46 ID:Jhlo6zSQO
- >>473
「ごめんよ……寂しかったんだから、許してよう」
いきなり弟に抱きついて泣き始める姉。
「……宿とか、探さないとね」
- 475 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 21:04:13 ID:4aoLNmCs0
- >>474
「なっ……!!!
あっつい!抱きつくなああっっっ!!!」
顔を真っ赤にしてじたばた暴れる
「ま、まあ…、そうだな…」
- 476 :ミレイ:2009/07/16(木) 21:13:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>475
「にゃはは、夏は冷えた我が弟の体が一番ね」
氷嚢かなにかと勘違いしている。
「野宿はもう嫌よ……」
- 477 :リュウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 21:18:17 ID:4aoLNmCs0
- >>476
「…俺は冷え○タとかじゃねえぞ?
抱くならこれでも抱いとけ…、たく…」
とん、とミレイを押して身体を離すと、二人の間に氷の塊を生成
「うーん…、そろそろ金もねえしな…。
住み込みで働かせてもらえる場所でも探すか…?」
- 478 :ミレイ:2009/07/16(木) 21:21:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>477
「オッケー、早く探しに行きましょう!」
氷の塊を抱き抱えて、よろめきながら歩く。
- 479 :リュウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 21:24:04 ID:4aoLNmCs0
- >>478
「ん、ああ…。
って…、当てはあるのか?」
少し首を傾げ、よろめく姉の肩を抑える
- 480 :ミレイ:2009/07/16(木) 21:28:00 ID:Jhlo6zSQO
- >>479
「……ない!!」
ジュワッ、と氷塊は蒸発してしまった。
- 481 :リュウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 21:33:16 ID:4aoLNmCs0
- >>480
「うわっ、熱ッ!落ち着け馬鹿姉ちゃん!」
慌てて姉から手を離す
「ったく…、そんなこったろうと思ったよ…。
…はい、とりあえずコレ、どうだ?」
ポケットから取り出したチラシには、【特別警備人員募集】と書かれている
AGカフェに貼られていたチラシだ
- 482 :ミレイ:2009/07/16(木) 21:37:14 ID:Jhlo6zSQO
- >>481
「ああもう馬鹿っていうな天然っていうなあ!! ……いいじゃない、これ?」
紙を大雑把に見ると、カフェを探し始めた。
- 483 :リュウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 21:41:38 ID:4aoLNmCs0
- >>482
「ああ、カフェはあっちだよ…。
…行くか?」
確認を取るように再び首を傾げ
- 484 :ミレイ:2009/07/16(木) 21:46:31 ID:Jhlo6zSQO
- >>483
馬鹿は既にいない。
きっと走って先に行ったのだろう。……迷わなければよいのだが。
- 485 :リュウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/16(木) 21:55:23 ID:4aoLNmCs0
- >>484
「ったく…、もうあんな馬鹿姉ちゃんなんか知るか…っ!」
イライラしながら地を踏み、踵を返す
パチン、と指を鳴らすと空中に氷の道が現れる
「んじゃ、行くか…」
その道に飛び乗ろうとした瞬間、先ほどの蒼いスノーボードが光と共に出現
そして氷を削る音と共に何処かへ行ってしまった
- 486 :るろうに甲:2009/07/16(木) 22:02:53 ID:vd0Zu26k0
- 【廃墟】
薄暗いフロアの中、瓦礫の山に寝そべる男
ぐ〜きゅるるるるるるるるるぎょよぐわらごわ
「………」
ぐごぎゅるごぎゃぁあるるるる
「いや、どんな音だよ」
宙を虚しく横切る手
「……腹、減った…」
餌無しで釣りを敢行した男
本日も食いっぱぐれ
- 487 :名も無き異能都市住民:2009/07/16(木) 22:12:26 ID:gfXJrMAI0
- 「おい、其処に誰かイルのカイ?」
特殊な形状の銃を持った男が現れた
銃にはそこかしこに赤い十字が刻印されている。
「最近この辺りの治安が悪化しているので身元を教えて欲しい。
私はこの辺りの自警団の人間だ!」
- 488 :るろうに甲:2009/07/16(木) 22:18:24 ID:vd0Zu26k0
- >>487
「(………ち、もう目に付いたか…厄介だな…)」
瓦礫の山から上体を起こす気配
薄暗い為か
お互いの顔、その造型や表情までは読み取る事が出来ない
「……ただの宿無しだ、害はねえ」
少しの警戒の色を声に乗せて
男は返答する
- 489 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん:2009/07/16(木) 22:22:46 ID:gfXJrMAI0
- >>488
「それなら良いんだが……。」
(このまま放ってはおけない……か)
警戒の気配を敏感に読み取ったようだ
「宿がないなら少しくらい貸せるがどうだ?
これでもこの辺りじゃ有名な薬屋さんだ。」
「名乗り忘れたな、ラプラス・エイトビート。
それが俺の名前だ。」
- 490 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 22:26:04 ID:/k2gysHgO
- 「――懐かしい顔が一人」
凛然と響いた声は夜闇を静かに震わせる。
「そして知らない顔が一人、と。下見に来てみたら中々面白い事になってるね?」
- 491 :るろうに甲:2009/07/16(木) 22:32:59 ID:vd0Zu26k0
- >>489
「薬屋か…」
「(……薬品の匂い、成る程これは本当みてーだな…)」
立ち上がり、瓦礫の山を降りる
身の丈は170cmの後半、
ボロボロの衣服に、やけに際立った赤いマフラーを首に巻いた男がラプラスの前に立つ
距離は5m程
恐らく、何が起きても対処出来る距離感なのだろう
垂れ下がった長い前髪を掻き上げ相手を見据える
目付きは良い方では無かった
「(薬屋が自警団か…治安が悪ぃ、これも嘘じゃねーかもな)」
「甲(カブト)だ」
「……宿が貸せるか、今の状況では願ったり叶ったりなんだがな」
短く告げて相手の出方を伺う
- 492 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/16(木) 22:35:18 ID:gfXJrMAI0
- >>490
「そういう貴方はどちら様かな?
俺はしがない薬屋なんだが……。
後強いて言えば善良な市民だ。」
銃を下げて敵意がないことを示しておく。
>>491
「ああ、ならついてきてくれ。
俺の家は意外と広くてな。
最近は人間以外の種族が夜は暴れて大変なんだ……。
人間の犯罪者も多いがね。」
そのまま銃をしまって立ち止まる。
「家はこの近く、薬局といっても周りには一つしかないからすぐ解ると思うよ」
- 493 :るろうに甲:2009/07/16(木) 22:35:20 ID:vd0Zu26k0
- >>490
突如として感じた大きな気配に
「――――誰だ」
闇を突き刺す
否
突き破るかの如き視線を飛ばす
- 494 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 22:40:36 ID:/k2gysHgO
- >>492
「千夜グループの夜刀神蔡生と云う者だ。此処には視察に」
ひらひらと手を振る
>>493
「……忘れられるとは心外だな。うん、地味に落ち込んでしまった」
乾いた笑い声。
「夜刀神蔡生。覚えてないかな、――甲?」
軈てその声は僅かに艶めき。
くすり、という甘く掠かな笑いを零す。
- 495 :名も無き異能都市住民:2009/07/16(木) 22:41:15 ID:fP94A.NgO
-
遠い場所から、低い地鳴りのような音が響いている
- 496 :るろうに甲:2009/07/16(木) 22:46:06 ID:vd0Zu26k0
- >>492
「……いやにあっさりと通すな」
警戒する気配は未だ消えず
「俺は"宿無し"と言っただけだ、それ以外の身分は明かして無いぜ?」
>>494
硬直
およそ10数秒
「……………いや、え?…ぇええ〜…?」
緊張感は何処吹く風
目をぱちくりさせてその姿を見ている間抜けな男が居た
「……」
「ええ〜!?」
そしてとんでもなく驚いた
>>495
「――――…っとォ…?」
「…ラプラスさん、これかい?」
治安の悪さの原因ではないかと、ラプラスに尋ねを入れる
- 497 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/16(木) 22:49:10 ID:cR39wx2o0
- >>494
「千夜グループ……
大企業か、何の視察で来たんですか?」
「状況によっては私達にはあまり歓迎できない状況になりますけど……。」
【面倒そうに訪ねてみる】
>>495
「……気になるな。」
自警団の人間としては何かあるのは嫌なのだろう。
「龍でも暴れているのか?」
>>496
「いやなに、困った人間は助けろってのが師匠の教えでね。
目の前に困ってる人間が居たからさ。」
振り返る
甲の居る方向に良く透き通った目を向ける
「あんた悪い奴じゃねえだろよ。」
警戒感の無い男だ。
- 498 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 22:56:22 ID:/k2gysHgO
- >>495
「……やれやれ。嫌な予感がするのは何故だろうね?」
ふ、と溜め息を一つ。
僅かに可笑しさを滲ませた笑み。
>>496
「うん、とりあえず私は感動の再会を期待したんだけどね」
柔らかな唇を僅かに尖らせ、不満そうな顔。
目は、笑っていたが。
「それと寧ろ私が君に誰かと聞きたいが。なんだい其の格好は……何だか悲しくなってくるよ」
>>497
「千夜グループの治安維持部門……千夜警備保障と言った方が良いか?」
僅かに思案する様な響きを持って言う。
「兎に角、大概は治安維持部門でカバーしきれているが、カバー出来ていない所も多い。治安維持を旨とする組織と連携を密に取りたくてね」
- 499 :るろうに甲:2009/07/16(木) 23:01:14 ID:vd0Zu26k0
- >>497
「………いや、あーっと…どうだろうなぁ?」
腕を組み考える
"国際指名手配中の逃亡者"
この肩書きを持つ自分は果たして"悪い奴"ではないのだろうか?
「んーむ…」
「(…駄目だな、只でさえ治安の悪い場所に俺っつー厄介事が舞い込むのは…イカンだろ)」
ふぅ、と小さく溜息を零し
「ラプラスさん、やっぱ俺ぁアンタの家にゃ厄介になれねーわ」
短く
少しだけ寂しさの気配を漏らして笑う
この"良い奴"に迷惑は掛けられない、それが甲の結論だった
>>498
「………何処とも知らん廃墟で、感動の再会っつーのもアレだろうよ」
苦笑
頭をかいて
しかし目の端に僅かに光る物
見せないようにと下を向き
「……まぁ、この格好もその要因のひとつではあるか」
自分の格好を見下ろす形になる
廃墟とか路地裏とかが良く似合いそうな格好だった
- 500 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/16(木) 23:04:38 ID:cR39wx2o0
- >>498
「ああ、なんだ。
それが本当ならば大歓迎なんです。
私はラプラス・エイトビート。
しがない薬屋改めこの地域の自警団の一員。」
しかし距離は詰めない。
彼の目には彼女の周りに円のような物が見えているらしい。
>>499
「ふむ、そっかい。
じゃあ名前だけ、名乗って貰えるかい?
この夜に会えた記念に。」
「あ〜、あと医者が要り用なら言ってくれよ。
俺、医師免許も持ってるからさ。」
- 501 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 23:11:20 ID:/k2gysHgO
- >>499
「場所なんて関係無いさ。久しく会っていなかった。けれどまた会えた」
す、と近付く。
「――久し振り、甲」
弾んだ響き。喜びの言霊。鮮やかな真紅の微笑みで。
「何なら感動の再会をやりなおすかい? 今ならハグもおまけしよう」
おどける様に言った後、甲の格好をゆっくりと見る。
「うん……まあ……何があったのか後で教えてくれないか? うん……」
なんかいろいろふくざつそうでした。
>>500
「おや、間合いを測られているのかな?」
制域だろうか。女は軽やかに笑う。
「まあ、宜しく頼む。早く現状を打開したい。この間は騎士団と契約したが、連携は大きければ大きい程良い」
手を出そうとして――
「困った、握手が出来ないな」
おどけるように笑った。
- 502 :るろうに甲:2009/07/16(木) 23:18:02 ID:vd0Zu26k0
- >>500
「甲(カブト)」
「後にも先にもそれが俺の名前だ」
「…悪いな、それとありがとう、嬉しかった」
>>501
「運命…ってか?クサい台詞も使いたくなるな、この再会はさ」
喜びを隔す事無く表情にして
「…ハグは魅力的だけど、遠慮しとけな」
叩けば埃が出てくるってレベルじゃねえ!
「―――…」
ス、と表情が落ちる
「……追々、な」
「多分調べりゃすぐに分かるぜ?」
- 503 :頼羽無為:2009/07/16(木) 23:20:11 ID:fP94A.NgO
- 音は段々と大きくなっていく。どうやら音源は三人が居る場所へ近付いているらしい
その重く低い音はもはや地鳴りなどではなく、まるで巨大な獣の唸り声のようで
唸り声は更に迫り
『!!!!』
次の瞬間、爆音。三人のすぐ側の壁をぶち抜いて現れたのは―――
――漆黒のバイク。だが、その姿はバイクと呼ぶにはあまりにも歪で
…何よりも巨大だった
「…よう、社長。注文の品、届けに来たぜ」
乗っているのは、冴えない顔をした三十代半ばに見える男。
古びたスーツを着崩して着ている
- 504 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/16(木) 23:22:15 ID:cR39wx2o0
- >>501
「この距離が切られても本気になれば死なずに逃げ切れる距離」
彼の作り出した円
それは彼の戦闘経験が生み出した推測を元にしたもの
「この距離が切られても運が良ければ逃げ切れる距離」
近づく
「この距離が確実に死ぬ距離」
近づく
「俺は責任者の一人に過ぎないが……
出来るだけ歓迎したいとは思っている。」
手を出す。
>>502
「了解、刻んで記憶した。
この一瞬は永遠に忘れないよ。」
(はて、甲……どっかで聞いたことが……、まいっか)
「でもまあ俺もまだここには用事があるし居座るがね」
- 505 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 23:28:51 ID:/k2gysHgO
- >>502
「ふむ……成程。服も経歴も叩けば埃が出ると。ならハグは小綺麗になるまでお預けかな?」
小鳥の様に小さく首を傾げ、悪戯っぽく笑って見せる。
「うん? 何故私が君の事を調べなければならないんだ?」
今度こそ本当に首を傾げる。
心底から不思議に思っている。
「敵ならまあ、分かるが。仲間の事を調べるってのは変な気がするが。――あ、すまない。話したくなければ良いんだ」
そこに思い至り、慌てて言葉を変える。
「君の話したくない事を聞きたくはないからね。すまない」
>>504
「……凄いな」
感心と驚きの視線を向ける。
「けれど少し間違いだな。私は切らない。そして今の私は斬る時の私ではないよ」
意識、意思、緊張――自身の体を完全に掌握している女。
常時と戦時に於いては、間合いが異なる。
「では、宜しく。詳しい話は後日にでも」
やんわりと手を握る。包み込むような優しい握り方。
- 506 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 23:32:16 ID:/k2gysHgO
- >>503
「――流石だね、仕事が早い。端目にも良い出来だ」
驚いたような表情。
「逃がしたのがとことん惜しいな。――スペックを聞こうか、頼羽」
- 507 :るろうに甲:2009/07/16(木) 23:33:51 ID:vd0Zu26k0
- >>503
「――――」
何かが近付く気配に
「――――」
即座に身構える
飛び来る瓦礫片はねじ回る大気に沿って甲の後方へと逸れる
「………千客万来」
「もしかしてこの廃墟……人気スポット?」
>>504
「勿体無い」
苦笑して
「他の大切な記憶の為に、俺の事なんざこの廃墟に捨ててきな」
>>505
「(変わらないな、本当に――――)」
込み上げる想い
年月が過ぎても繋がり通した絆に、静かな感謝を
「……じゃ」
ぐきゅーるるるるる
「…………」
ドサ
【甲:満腹度0%】
【活動限界です!】
- 508 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/16(木) 23:35:46 ID:cR39wx2o0
- >>503
「………ッ!」
腹を立てているらしい。
「ご近所の皆様にめいわくだろうが!!」
>>505
「スイッチがあるタイプか……。
似ているが俺とは実力が全く異なるようだ。
今は味方らしくて安心したよ。」
フワリ、ととても柔らかい掌だ。
まるで生まれたての赤ん坊のような……。
日夜薬品実験を行っている男の手ではない。
>>507
「どうせこれから長いんでね……、
もう大分忘れ始めているんだ。」
「ってぉいい!!」
携帯栄養食を食べさせようとする。
- 509 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 23:40:31 ID:/k2gysHgO
- >>507
「甲! 甲ォ――! ……仕方無いな。甲、これだけは答えろ」
ぺしぺしと倒れた甲の頬を叩く。
「――――君は蕎麦派か、うどん派か」
>>508
「実力なんてさしたる意味も無いだろう」
握手を終える。
「戦えば勝つか負ける。或いは生きるか死ぬ。どちらも五割。計算にもならない単純さだ」
- 510 :るろうに甲:2009/07/16(木) 23:42:43 ID:vd0Zu26k0
- >>508
「…す…いどうの……水に…カロリーは…無い…」
「気を付けろ……!」
携帯食料はもさもさ食べる
3日ぶりの食事であった
>>509
「……忘れたか…?…俺は昔っから…」
「そば派、だ」
- 511 :夜刀神蔡生:2009/07/16(木) 23:54:14 ID:/k2gysHgO
- >>510
「――――ふ」
が、と甲の手を掴む。
「なら丁度良い。立つんだ甲」
「――――真の石臼十割を食わせてやる」
- 512 :頼羽無為:2009/07/16(木) 23:55:04 ID:fP94A.NgO
- >>506
「スペック?そうだな…その一、とりあえず陸路を走るならコイツより早い乗り物は見た事がねぇ」
「その二、重心制御システムにより傾斜90゚までなら気合いで走行可能」
「その三、耐久力は今試したとおりコンクリの壁くらいなら無傷で突破」
「…とりあえずこんなもんでどうだ。後は自分で調べてみてくれると助ける」
「名前をつけるなら…そうだな、ヴァナルガンドなんてどうだ?」
>>507
「ん?…どっかで見た顔な気がするが…知り合いに浮浪者はいねぇしなぁ…」
>>508
「この程度で近所迷惑なら、クソガキ共に大事な車を落書きされる俺は裁判起こすぜ?」
全く気にしてないようだ。
- 513 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/16(木) 23:56:25 ID:gfXJrMAI0
- >>509
「自分より強い相手に向かえば死ぬ……ことが多いんで。
まあまだ死なないらしいですけどね。
腕の良い占い師に言われたんです。」
すこし、どきどきしているらしい。
>>510
「元気になったら……
戦ってくださいよ。
いい人さん。」
それだけ言うと腰を上げてどこかに行こうとする。
>>512
「ったく……!
まあ騒音以外に悪いことはしてないようだからここは引いておくか。
この辺りで妙な真似すんなよ!!」
銃をホルスターに納めて帰ってしまった。
- 514 :るろうに甲:2009/07/17(金) 00:00:39 ID:vd0Zu26k0
- >>511
身体中に
細胞中に
爆発寸前の活力が宿るのが分かる
「…………」
立ち上がる男
強い"存在感"が男の内側を縦横無尽に駆け巡る
その存在感を人はこう呼ぶ
――――"食欲"と
「望む、ところだぁあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
咆哮、夜を裂く
ご近所の皆さんすいません
>>512
浮浪者はいきりたっている
>>513
しかしその良い人は食欲に目が眩んでいた
「―――…おぉっと…ごちそさんだ」
「じゃあな、薬屋さん」
見送った
- 515 :夜刀神蔡生:2009/07/17(金) 00:06:58 ID:/k2gysHgO
- >>513
「ほう……其れは頼り甲斐が有るね。宜しく頼むよ」
ひらりと手を振り、見送った。
>>514
「落ち着けえええええええええええええええええええええええええ!!!!」
二度目の咆吼。なんというか迷惑な集団だ。
「……まあ、しかし期待して良い。君は今宵、」
「――――真の蕎麦を知る」
>>512
「……完璧だ。完璧だよ頼羽」
なんというオーバースペック。
確かに自分が依頼したものだが予想以上どころではない。
この男、実は果学者か。
「ヴァナルガンド。――――素晴らしいな。気に入った。よし、報酬は口座に振り込んでおく。ああ、とりあえず降りてくれ。今から蕎麦を食べに行くから」
- 516 :ラプラス・エイトビート ◆y5QbMFiZsU:2009/07/17(金) 00:12:06 ID:gfXJrMAI0
- あと、蕎麦は俺も食いに行くんだから!!
【言うだけ言って帰った】
絶対に行くんだから!!
- 517 :るろうに甲:2009/07/17(金) 00:15:44 ID:vd0Zu26k0
- >>515
「そばとか…どん位食ってねーか忘れた…!」
「………この餓え…只では、済まんぞ…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
「…まぁ、本当にタダでは悪いな」
ふ、と表情を戻す
「借りは、必ず返す…よっと」
ザンバラになった髪を紐で後ろに括って
準備完了
開いた前髪の中、年月を重ねた男の顔があった
>>516
「(そば派か…)」
- 518 :夜刀神蔡生:2009/07/17(金) 00:21:08 ID:/k2gysHgO
- >>516
(蕎麦派か……)
>>517
「ふ、侮るなよ赤螺の突破者。只では済まないのは貴様だ。あの蕎麦を食えばうどん派はギャフンと叫び蕎麦派は十割万歳としか言えなくなる」
ゴゴゴゴゴゴ――――まあ、元に戻って。
「なに、気にしなくていいさ。食べながらの方が話が回る」
- 519 :頼羽無為:2009/07/17(金) 00:29:01 ID:fP94A.NgO
- >>513
「…いやいや、俺としては銃を持ち歩いてるあんたのほうが危険人物だと思うんだが」
>>514
「あの暑苦しさもなんか見覚えが…」
>>515
「当たり前だろう。頼まれた仕事くらいはこなさねぇとな」
バイクから降り、本当に口座を空にしたカードを渡しながらこともなげに言う。自覚のない才能とは恐ろしいものである
「蕎麦か…社長、ハッキリ言って俺は大金に興味はない。だが、ウマいもんには興味がある」
「今回の報酬、その蕎麦にしてくれないか。つーかしてくれ」
- 520 :るろうに甲:2009/07/17(金) 00:29:48 ID:vd0Zu26k0
- >>518
「それもそうだな…」
「さっちん、この街長そうだな…迷惑ついでにさ道すがら案内もしてくんねーかな?」
今日一日、迷いに迷ったそうな
- 521 :るろうに甲:2009/07/17(金) 00:30:50 ID:vd0Zu26k0
- >>519
「………」
「(あの機械のセンス……どっかで…?)」
首を傾げる赤マフラー
- 522 :夜刀神蔡生:2009/07/17(金) 00:34:06 ID:/k2gysHgO
- >>519
「……クク、良いだろう。そして君は蕎麦派となる」
>>520
「うん? ……案内か。まずは蕎麦を食べないか?」
ふむ、と思案を浮かべる。
「案内なら後日にでも。泊まる所も無いみたいだし。私の家に泊まって、明日案内するのはどうだろう?」
- 523 :るろうに甲:2009/07/17(金) 00:38:18 ID:vd0Zu26k0
- >>522
「…何だかここ数年間で一番幸運な日かも知れん…今日…」
逆に冷や汗が出て来て
「………」
「いや、マズイ!女子の家に泊まるのはイカンぞ!ホテルを紹介してくれれば…ああ!?金無かった!いやでもしかし」
何年経っても純情全開だった
- 524 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 00:40:49 ID:4aoLNmCs0
- 「女……『子』……?」
夜の空から響く声
- 525 :夜刀神蔡生:2009/07/17(金) 00:56:13 ID:/k2gysHgO
- >>523
「ん〜?」
面白いもの見つけた! と言う表情。
「間違いを犯しそう、ってこと? 私としては――――」
妖艶に微笑み、甲の耳に、僅かに濡れて艶めく唇を近付ける。
「歓迎なんだけどな……?」
と言いつつ。
「まあ、先ずは蕎麦屋。話はそれからだね」
>>524
「……まあぶっちゃけそんな年ではないよね、確かに」
一人うん、と頷く。
――――そして三人は蕎麦屋へ向かう。
真実の、蕎麦を求めて。
/今日はここで〆、とゆーことで。
/お疲れ様でしたー!
- 526 :るろうに甲:2009/07/17(金) 01:01:39 ID:vd0Zu26k0
- >>524
「アホ抜かせ!男子は男子、女子は女子、幾つになっても変わらん!」
>>525
「〜〜〜〜〜〜!」
「(前言撤回!…レベルアップしてやがる…ッ!)」
何だか負けた気分になって
ほんの少し赤い顔を引きずり蕎麦屋へ向かう
その後
閑静な蕎麦屋にて
居酒屋の如き騒ぎ方をしたのは言うまでも無く
//お疲れ様ー
//久し振りの絡み、すっげー楽しかった
//またヨロシクね
- 527 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 01:02:19 ID:4aoLNmCs0
- >>525
「いや、そんな事はどうでもいいんだ…。
俺が何を言いたいかと言うと、だな…!
ババア結婚してk…おや、こんな時間に誰かお客さんだ…」
その言葉を最後に夜の空から響く声は二度と聞こえなくなったそうな
- 528 :八剣絵名:2009/07/17(金) 22:33:17 ID:NvO7mn.w0
- 【異能都市・中央通り】
【今だ多く行き交う人の中を、跳ねるような足取りで少女が行く】
- 529 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 22:35:40 ID:F0pOF9z60
- ……………
【通りを歩む少女の後をつける影が一人】
- 530 :K.F.C(カイナ・ファン・クラブ):2009/07/17(金) 22:35:57 ID:vd0Zu26k0
- >>528
壁|=)ニヤリ
壁|
- 531 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 22:37:17 ID:4aoLNmCs0
- 人々が行き交う喧騒
その中に一人、雑踏の中で一際目立つ赤色の髪を夜風に靡かせる男が一人
- 532 :八剣絵名:2009/07/17(金) 22:42:30 ID:NvO7mn.w0
- >>529
【何か感じ取ったか、蜜柑色の瞳で辺りを見回し】
>>530
【引っ込んだ影に気づいてうなだれた】
【数秒後、気を取り直して歩を進める ただし片手にケータイを隠し持って】
【>>531には気づいていないようだ】
- 533 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 22:47:07 ID:4aoLNmCs0
- >>532
「…何か見たことある気がする。
おーい、そこの人ー…」
とりあえず片手を挙げながら声をかけて、気づかせようとする
- 534 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 22:47:24 ID:F0pOF9z60
- >>532
【周囲には、不審な存在は何もいない。……覗きをしている者はいたりするかもしれないが、恐らく何もいない】
【……が、再び歩み出すとともに、気配は現れる ――――と、少し遅れて】
あ……っ
【文字通り『影』のような黒い靄が、少女の横を一瞬通り過ぎ……霧散した】
【気配はまだ残っているが、その姿は霧散すると同時に無くなっている】
- 535 :八剣絵名:2009/07/17(金) 22:59:01 ID:OWPMWMuY0
- >>533
【声をかけられ、立ち止まり】
【目と同じ色の髪を揺らして振り返る】
…はい?ボクを呼びましたか?
【きょとりと首を傾げる少女の頭には二本の角】
【まあ、いわゆる鬼っ子であった】
>>534
……はぁ……
【一人かくれんぼはしてないんだけどなあ、】
【とどこかずれた感想を呟いて】
- 536 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 23:04:04 ID:4aoLNmCs0
- >>535
「ん、やっぱり。
絵名さん…だっけか。久しぶり!」
ニコッ、と優しい笑いを向けて
「…溜息なんてついてどうした。何かあったか?」
- 537 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 23:05:02 ID:F0pOF9z60
- >>535
……………道行く人に気配を感じさせてみる計画が……ミスをするとは想定外だ……っ
【先ほど影が霧散した辺りから、ぼそりと呟く声が聞こえる】
>>536
【なにやら、声をかけた少女の近くから謎の気配が感じられる】
- 538 :??? ◆/2.KByfO3g:2009/07/17(金) 23:06:32 ID:cR39wx2o0
- ガサガサガサ……
空気がゆがむ
位相がずれる
風が踊り
地が弾む
拭えど取れぬは戦場のかほり
摘めども飾らぬ血涙の華
「薬屋……、どこだっけ?」
暗がりから一人の男が出てくる。
- 539 :2号:2009/07/17(金) 23:10:25 ID:fP94A.NgO
- >>535
「へい!そこの彼女!いま一人ッスかー?」
超古典的なナンパで話かけてきた頭にバンダナを巻いた金黒斑髪のチャラ男。
「夜は女の子ひとりじゃ危ないッスy……」
突然目を見開きフリーズする。
「…そ、総長……」
>>536
「あ、前店に来てた、えーっと…赤いのッスね」
よ、と手を上げる
- 540 :八剣絵名:2009/07/17(金) 23:15:03 ID:OWPMWMuY0
- >>536
ひさ……え?え?
【少女は混乱している!】
ええと、人違いでは…?初対面、ですよね?
【警戒しながら、告げて】
>>537
失敗って…何をしてるんですか、何を
【気配の方に向かって適当に声をかけてみた】
>>538
【直感とわずかな経験が、戦場の匂いを感じ取る】
【思わず身構え、】
薬屋って……
【聞こえた言葉に力が抜けた】
- 541 :八剣絵名:2009/07/17(金) 23:19:23 ID:OWPMWMuY0
- >>539
……今時そんな台詞でナンパするのなんて、貴方くらいしかいませんよ…
【知り合いだったか、チャラ男の姿を見て、ため息をつく】
で、誰が総長ですか?ん?
【にっこりと】
【満面の笑みで尋ねた】
- 542 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 23:22:52 ID:4aoLNmCs0
- >>537
「ああ…、なるほど…。
何となく理解したぜ…」
気配を感じ取り、苦笑を浮かべる
>>538
「…また危なそうなのが。
薬屋は向こうじゃないっすかー…?」
男に視線を向け、街の明かりの方を指差す
>>539
「ああ、麦茶の兄ちゃん。
どうだ、麦茶以外は出せるようになったか?」
手を挙げ返しながらハハハ、と笑って
>>540
「…え?」
ポカン、と口を開けて間の抜けた声を発する
(あれ、初対面?いや、一度話した事あったよな…。名前も教えてもらったし…。
ふざけてる?いやいや、そんな事する人にも見えなかったし…。
えーっと、この都市では時空が捻じ曲がったりだの何だの、ってのがあったな…、えーっと…だから…)
この間0,3秒
そして出た結論は
「えっと…。まあ…、初対面でもいいや」
気にしない、深く考えないという事だった
「俺は水無月煉。貴女は八剣絵名さん、だったよな?」
- 543 :??? ◆/2.KByfO3g:2009/07/17(金) 23:26:37 ID:cR39wx2o0
- >>540
「あ……、みつかっちった。」
恥ずかしそうにしている
「ちょっと発作が酷くなってきてね。
あまり力は出せないんだ。
療養してこいって上司に言われちゃったよ。」
>>54
「おや、れんきゅんおっひさ〜。
チョリ〜ッス、みたいな〜。」
暗がりの奥からは霜が走る
見詰めるのは青い瞳
……彼だ。
- 544 :名も無き異能都市住民:2009/07/17(金) 23:29:55 ID:F0pOF9z60
- >>540
何、って……道行く人に気配を感じさせてみてるだけ、さ。
後をつけてたのについ速く進みすぎたけどな……
【何がしたいんだろうこの影は。】
>>542
【何もなかったはずの場所に影が揺らめいている】
【……………】
【……揺らめいている】
【……何がしたいんだろうこの影は。】
- 545 :2号:2009/07/17(金) 23:34:23 ID:fP94A.NgO
- >>541
「あ、あははは…お勤めごくろーさまッス」
冷や汗ダラダラで後退する。
「やだなぁ、総長は総長じゃないッスか…」
「…総長なら一人でも十分安全…つーか狙ったヤツが可哀相ッスね」
何事か小声で呟いた。
>>542
「ふふん、俺を舐めてもらっちゃ困るッスよ」
偉そうに胸を張る。
「遂に――――
――――ハト麦茶が淹れれるようになったッス!!」
つまり成長してないらしい。
- 546 :八剣絵名:2009/07/17(金) 23:38:16 ID:OWPMWMuY0
- >>542
ええ、まあ、そうですが……水無月さんですか、よろしくお願いしますね
【思わず一礼して、】
…………いやいやいやいや!!何で知ってるんですか?!
さらっと流しちゃダメでしょうこれ!!
>>543
発作で療養……?
【少女は首を傾げた】
…何だかよく分かりませんが、大丈夫ですか?
>>544
そ、そうですか…まあ、次は失敗しないように頑張ってください…?
【とりあえず応援してみた】
>>545
……いや、だから、ボクはもう総長じゃないですってば
【がくりと肩を落として】
お勤めでも何でもないです、ただの外出ですよー……
- 547 :リョウ ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 23:43:02 ID:4aoLNmCs0
- >>543
「…なんか背筋に悪寒が…。
てかれんきゅんて何すか。れんきゅんて」
青い瞳から思わず目を逸らして
>>544
「影…?…照らしてみたらどうなるのかね、これ」
ぽうっ、と炎で明かりを作り照らしてみる
>>545
「…後一歩、後一歩何かが欲しい気がするぜ。
まあ、ゆっくり頑張れや…」
若干呆れたように苦笑して
>>546
「まあ、それは説明すると結構面倒臭い上に長ったらしい事情がある(と思う)から気にしないでくれ…。
そっちも自己紹介する手間が省けただろ?」
呑気に笑って言う
- 548 :??? ◆/2.KByfO3g:2009/07/17(金) 23:44:29 ID:cR39wx2o0
- >>546
「この町には月の都で修行した腕の良い薬師が居るんだ。
そいつの薬にしばらくは厄介になろうかと思ってね。
俺も月まで行くのは骨が折れる。
まあ正直大丈夫じゃねえな、身体を長い間雑に使いすぎた。
俺は何を野郎としていたのかさえも、今は思い出せなくなっている。
すり切れてしまったよ……。」
>>547
「なんだよー
さみしいじゃんれんきゅんったらー
まじ俺涙目ッスwww」
【昔と変わらない容姿でこのノリ、ある意味恐怖だ】
- 549 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/17(金) 23:45:15 ID:4aoLNmCs0
- //名前ー^p^
- 550 :『影』→黒い馬:2009/07/17(金) 23:50:02 ID:F0pOF9z60
- >>546
ありがとう。失敗は成功の母というからな……次回は失敗しないようにしよう。
……やっぱり、集中が出来てないと駄目なのか……
ヒト達のように体調とやらに左右されないのは良いが、こっちの影響はもろにでるからな……
それならば、このようなことでも集中を(ry
【なにやらまじめに反省点を考え、次回へ生かそうとしている】
【暇人……否、暇影らしい】
>>547
ま、光は……ッ
【灯りに照らされると、影が激しくぶれ……】
痛っ、痛っ!
【一頭の、黒い馬の形を作り出した。
……しかし、輪郭がおぼつかない感じだ】
- 551 :2号:2009/07/18(土) 00:00:13 ID:fP94A.NgO
- >>546
「またまたー。謙遜する必要ないッスよー」
「今はそう呼ばれてなくても、総長は俺にとって永遠に総長ッスから。この舎弟2号、呼ばれたら全力で駆け付ける所存ッス!」
笑顔で言ってのけるが、なんというか頼りない。
「壁役は任せてくださいッスよ!!」
やっぱり頼りない。
>>547
「むむ…まだ一歩足りないッスか…」
「麦茶の道は厳しいッスね」
本業をすっかり忘れてしまっているようだ。
- 552 :八剣絵名:2009/07/18(土) 00:00:24 ID:OWPMWMuY0
- >>547
うーん…
【納得いかないのか暫く考えていたが】
…まあ、そうですね、うん
【かいな は しこう を ほうき した!】
>>548
擦り切れたって…
【「彼女は」目の前の男が誰か知らない】
【だが、何か言わなければと思って、】
……よく、頑張ったんですね
【それだけ言った】
>>550
(こ、この人……否、今は馬ですが…暇なんでしょうか)
【ふと真面目に考えてみたり】
- 553 :八剣絵名:2009/07/18(土) 00:03:17 ID:OWPMWMuY0
- >>551
そうじゃなくてですねー、ああもう……っ
【頭に手を当て】
【ふと思いついたことを言ってみた】
…え、じゃあ二号シールド!とかやっていいんですか?
- 554 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 00:07:50 ID:4aoLNmCs0
- >>548
「うわあ…、怖いよお…。
ていうかそのテンション、付いていける気がしないんすけど…」
軽くgkbrしている
>>550
「ん…、人じゃなくて馬が出てきたか…。
とりあえずお前は何がしたかったんだ…?ただの暇つぶしか…?」
炎を消しつつ、軽く首を傾げて
>>551
「いや、お前の仕事は麦茶を入れることじゃ無い…。
ああ、いや。もう何でも無いわ…」
流石にこれ程までだと付き合い切れなくなるようで
>>552
「ああ、気にしない気にしない。
深く考えすぎて悪い方向に行っちまう事も少なくないしなー…」
ヘラヘラと笑いながら言う
- 555 :??? ◆/2.KByfO3g:2009/07/18(土) 00:10:45 ID:cR39wx2o0
- >>552
ああ、別時代か……。
ならば良いんだ。
君はこれから面倒に巻き込まれるが頑張ってくれよ。
【鶴のように両手をひろげる】
>>554
やですねー
れんさったら〜
まじさみしいっすよー!
【腕を素早く閉じて手を打つ】
【パン、という音の後には謎の男の姿は消えていた】
- 556 :黒い馬:2009/07/18(土) 00:12:31 ID:F0pOF9z60
- >>552
痛……ん!
【灯りを痛がっていたが、ふと絵名の方を見】
ああ、確かに暇だな。偶にしか出張ることもないから、
さっきのようにして時間を潰したりしているんだ。
あと、馬なのはあくまで本質であって、別に馬以外だったりもするぞ。
……最も、影と多少の『想い』が必要だけど、な
>>554
ああ。暇潰しだな。暇潰し以外の何物でもない
【炎が消されても、取り敢えず馬の姿を保ちながら】
大抵、常に暇をしているからな……あのようなことでよく暇潰しをしている
- 557 :2号:2009/07/18(土) 00:21:24 ID:fP94A.NgO
- >>553
「もちろんッス!自分、体だけは丈夫ッスから!」
誇らしげに胸を張る。
よく見ると、2号の後方から黄色いタクシーが猛スピードで迫っている。
このままでは直撃コースだろう
【シールドを使いますか?】
にア YES
OK
>>554
「次来た時は、最高の麦茶を淹れるッスから期待するがいいッスよ」
帰ったら店長に指導されるだろう。それで良くなる保証はないが…
- 558 :八剣絵名:2009/07/18(土) 00:28:32 ID:OWPMWMuY0
- >>554
そーですねー…
……今度じっくりお話聞かせてくださいね
【にっこり】
>>555
面倒ですか…?よく分かりませんが、把握しましたよー
……って消えたし。何者ですかね、一体
【男のいた位置を軽く睨んで】
>>556
ほほう、つまり変身もできる、と…
【何かくいついた!】
……裏路地で人を驚かすのに使えそうな……
>>557
へ、へぇー…いいんだー…
【ここでタクシーと選択肢に気づく】
【迷わずYESを選択、おもむろに二号の背後に回り、】
二号シールドー!!
【ギャグ補正を信じ、突き飛ばして盾に】
【そのままタクシーから逃げる為に走っていった】
//おつきあいサンクスですーっ
- 559 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 00:40:37 ID:4aoLNmCs0
- >>555
「何でしょう、だんだん殴りたくなってくるのは…」
危ない苦笑を浮かべて
「って、消えた…。本当、何なんだあの人…」
姿が見えなくなった後も、なにやらブツブツ言っていた
>>556
「あんまり良い趣味とは言えない気がするぜ…。
まあ、とっ捕まらないように…っても、影ならその心配もねえか」
ハハハ、と笑って
>>557
「ん…まあ、一応期待しておくぜ」
ニッ、と笑って見せて
>>558
「いや…、俺は全然怪しくないぜ?
まあ、話すのは別にいいけど…さ…」
軽く苦笑を浮かべて頬をかいている
- 560 :黒い馬:2009/07/18(土) 00:49:51 ID:F0pOF9z60
- >>558
ああ。セルフじゃ無理だが……な。
【走り去る少女を見送りながら】
驚かせるのにはかなり向いてるさ。よく試してr……いや、なんでもない
>>559
なぁに、あくまで暇潰しの一環さ。
それに、言うとおり実体がないから捕まりようがない……おっと
【何かに気づいたらしく、再び影へと戻ると】
どうやら、珍しく出る必要が出来たみたいだ。
縁があったら、また会おうか――――久しぶりのヒトとの会話、楽しかったぞ
【そう告げると同時、影の気配はその場から消え去った】
- 561 :2号:2009/07/18(土) 00:55:19 ID:fP94A.NgO
- >>558
「あ、総長、前から言おうと思ってたんスけど俺の名前は二号じゃなくてt」
ゴシャア
宙を錐揉み回転するチャラ男
「…ん?今何か轢いたか?…まあいい」
タクシーが全く減速せずに走り去った後に、ドサッと落ちてくる。
「ごふぅ…総長…俺、役に立ったスよね…ガクリ」
>>559
「………」死ーん…
目の前で大惨事中だった
「…ハッ!形見の壺が!…なんだ夢ッスか…」
普通に立ち上がり、歩き去っていった。
…頭から血を噴き出しながら。
- 562 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 00:58:00 ID:4aoLNmCs0
- >>560
「ん、行くのか。
俺も珍しいもん見れて面白かったぜ。じゃな」
影が消え去った空間にポツリと呟いた
>>561
「うおおおおおおうっ!!? オイ、大丈夫かっ!?」
派手に驚いた後、2号の元へ駆け寄る
- 563 :2号:2009/07/18(土) 01:12:44 ID:fP94A.NgO
- >>562
「ノープロブレム…全く持って問題ないッスよ…」
だが止まらない流血
「こんくらいツバつけときゃ治るッス」
「そんじゃ、俺はこの辺で。またなーッスよ」
普通に歩いていった。彼が通った後に血の道が続いている…
- 564 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 01:20:07 ID:4aoLNmCs0
- >>563
「うおーう…。気い付けて帰れよー…。
………どう見ても問題あるけどな。あれ…」
血の道を目で追いつつ、一人そんな事を呟く
「…帰るか」
少しその場でボーッと立っていた後、何処かへ歩き去っていった
- 565 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 20:27:38 ID:.6prKP66O
- ドパパパパパンッ!!
【相も変わらず派手な破裂音と共に地面に激突する白い少女】
「なぜ!ですのぉぉぉぉ!?」
「そりゃそうでございますよ……」
【走ってきたのは白い鎧のマナ……金のマナ、『ヴァスティオン』】
- 566 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 20:38:36 ID:4aoLNmCs0
- >>565
「ったく…、ブラブラ歩いてたら面白そうな音が聞こえてきやがったぜ…。
さーて…、一体何の音だー…?」
路地裏から音がする方へ歩いてくる男が一人
- 567 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 20:50:16 ID:.6prKP66O
- >>566
「なんでですの!?爆発薬が出来る素材なんて入っておりましたの!?」
【ガシガシと白い鎧のマナを蹴る白い少女】
「だから、初心者用の薬にしてくれと申し上げたではありませんか?」
- 568 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 20:58:33 ID:4aoLNmCs0
- >>567
「おーいそこのアンタ。大丈夫だったか?」
白鎧と少女の下へと駆け寄ってきた
- 569 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 21:02:03 ID:.6prKP66O
- >>568
「なんですの?今取り込み……あら、どこかで見た顔ね?」
【虹色の瞳を細める】
「うむ、拙者も見た事ある気がございます」
【二人して腕を組む】
- 570 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 21:08:34 ID:4aoLNmCs0
- >>569
「…?
俺はアンタらに見覚えは…、いや、そっちの鎧のオッサンは…何処かで…?」
腕を組んだ二人を不思議そうに見ている
- 571 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 21:13:27 ID:.6prKP66O
- >>570
「あぁ……思い出しましたわ……お父様のアルバムに乗っていた……煉とか言いましたわね……」
「おぉ!?そうでございます!!私もお館様の学生時代に一度お会いした記憶が……」
【説明しよう……あっちの話で申し訳ないが、アウテリートの父は、大学で出会った仲間の事は今でも大切な仲間だと思っているのだ……
だから大学の知り合いの写真は全てアルバムに入れて大切にしている……ちなみに、思い出を娘やマナ達によく話してくれるぞ!!】
- 572 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 21:22:53 ID:4aoLNmCs0
- >>571
「お父様……アルバム……?
そしてその鎧のオッサン……」
この3つの用語から導き出される答えは
「……上弦の……娘……?」
- 573 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 21:29:03 ID:.6prKP66O
- >>572
「お父様を呼び捨てに?……大錬金術士……上弦様とお呼びなさい!!」
【ビシィッと指を差し】
「いやはっはっは!申し訳ございませんなぁ、煉殿……見ての通り姫様はファザコンでして……」
【白い鎧は礼儀正しいようだ】
「ふん、お父様は今や高名な錬金術士でございますわ……そして私はその娘……『アウテリート・F・クラーリオ』!!」
【再び説明しよう……アウテリートの父は今や高名な錬金術士となっていて、実はかなりの有名人なのだ!!】
- 574 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 21:35:21 ID:4aoLNmCs0
- >>573
「一度定着した呼び名ってのは変えにくい物だぜ?
だから、様付けは断る」
指された指を払いのけて
「あー……、アイツも面倒臭そうな娘をつくったもんだな…」
白鎧に苦笑を向ける
「アウテリート……ね……。まあ、とりあえずヨロシクな」
少女に笑顔を向けて手を差し出す
- 575 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 21:39:15 ID:.6prKP66O
- >>574
「ふん……一応貴方もお父様の大切な友人……許してあげますわ」
【短く握手をして、すぐに離す】
「いやぁ……これでもお館様の前ではいい子なんですよ?」
- 576 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 21:45:09 ID:4aoLNmCs0
- >>575
「はいはい、ありがとうな」
子供を宥めるような口調で言う
「まあ……、生意気な子の相手をするのは慣れてるし、大丈夫だぜ」
- 577 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 21:48:19 ID:.6prKP66O
- >>576
「ふん……想像と違いますわね……」
【そっぽを向く】
「いやはっはっは!それは助かります、どうもお転婆で」
- 578 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 21:52:10 ID:4aoLNmCs0
- >>577
「……一体どんな想像をされていたのかが凄く気になるぜ」
そっぽを向いた顔に苦笑を向けて
「まあ、コレくらいの方が可愛げがあっていいんじゃないか?
それにアイツも元気でやってるみたいだし、良かったぜ」
- 579 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 22:02:04 ID:.6prKP66O
- >>578
「いやはっはっは!お館様の話は面白いですよ?確か煉殿の事は……」
“いやぁ、彼はね……いい男だぞ?
赤い髪に操る炎……
熱い魂の持ち主だ”
「だと仰っておりましたなぁ……」
【他にも聞いた話を話し続けた】
「ふん、お父様が元気なのは当たり前の事ですわ!私がいるんですもの!」
- 580 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 22:07:23 ID:4aoLNmCs0
- >>579
「良かった……、どうやら変な事は言われてないみたいだな……?」
ふう、と息を付いて苦笑を浮かべて
「あー……、そっか。
んじゃ、これからもあいつの事、頼んだぜ?」
優しい笑みを浮かべてアウテリートの頭を撫でながら言う
- 581 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 22:10:23 ID:.6prKP66O
- >>580
「そうでございますな……プレイボーイとか言っておりましたな?」
【笑いながら】
「ふん、当然でございますわ……お父様は私の全てですもの!」
【煉の手を払い除けながら】
- 582 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 22:17:24 ID:4aoLNmCs0
- >>581
「プレイボ……やっぱり変な事言ってやがったか……」
やれやれ、と肩を竦めて
「はいはい、ファザコンファザコン……」
払いのけられた手をプラプラとさせながら言う
- 583 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 22:22:27 ID:.6prKP66O
- >>582
「ファザコンで結構!私、将来はお父様と結婚しますの!!」
【キラキラと虹色の眼を輝かせる少女、この娘……17歳である】
「ですから、結婚は出来ないと何度言ったら……」
「ドラゴン○ールを使えばなんとか!!」
- 584 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 22:30:09 ID:4aoLNmCs0
- >>583
「アハハ……、まあ、頑張れよ。
上弦がそれで良い、って言うならそういうのもありなんじゃないか?」
アウテリートは本気なんだろう、という事は分かりつつも冗談っぽく言う
- 585 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 22:37:21 ID:.6prKP66O
- >>584
「お父様は私の事を愛してると言ってくれましたわよ!!可能ですわ!!
しかし、寝込みを襲ったらガッチリとマナ達にガードされてるし……お父様の、恥ずかしがり屋さん……」
「いや、ですから……」
【変な妄想に浸る少女とそれを宥める白い鎧】
- 586 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 22:39:04 ID:4aoLNmCs0
- >>585
「そりゃあ……娘だからな。愛してるだろうさ。
きっとあいつなら特に、な……」
懐かしむような瞳で少女を見つめ、呟く
- 587 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 22:47:51 ID:.6prKP66O
- >>585
「お館様は昔から子供好きでしたからね……その話を聞くと姫さまとかか様は大変羨ましがります……」
【かか様とは昔の人が呼ぶ、奥様と同じ意味の言葉だ】
「そうですわねぇ……私が生まれる前に出会ったディスさんとか、ツィー……今はゼオラでしたわね……私より先にお父様の愛を受けて……羨ましいですわ……」
【ほう、と頬に手を当て、ため息を吐く】
- 588 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 22:50:46 ID:4aoLNmCs0
- >>587
「結構……危ない愛しかただった気はするけどな……」
過去のあの男の姿を思い浮かべ、再度苦笑を浮かべる
- 589 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 22:57:50 ID:.6prKP66O
- >>588
「お父様は寂しがり屋ですもの……マナやあの方達が心を許せる相手でございましたの……」
「ですから、姫さまが生まれた時には、大層喜ばれました……自身が愛した少女達や友人と仲良くなってほしい……異なる時空や空間の人物が集まるこの都市に姫さまを修業に出したのはそれが理由でございます」
「大人のディスさんには毎日のように会ってますけど」
- 590 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 23:03:40 ID:4aoLNmCs0
- >>589
「ああ……、だから、こんな子を……ね
じゃあ……さっきも言ったけど、ヨロシクな。アウテリート」
再び柔らかな笑みを向ける
「大人の……ディス……?」
- 591 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 23:10:18 ID:.6prKP66O
- >>590
「えぇ、よろしくですわ……」
「そりゃ、ディス殿は騎士でございますからね……お館様の作るアイテムがご入り用なのです」
- 592 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 23:13:51 ID:4aoLNmCs0
- >>591
「ああ……。なるほど。そういう事ね……」
時空やら何やらが捻じ曲がって入り乱れてるこの都市で生きる為に必要な事
それは深く考えすぎない事
- 593 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 23:17:28 ID:.6prKP66O
- >>592
「そう言う事ですわ……」
「ここなら未だ見ぬ素材が手に入りそうですぞ!」
【空間、時空……そんな細かい事を、この少女は考えていない】
「未だ見ぬ素材?……そうですわ!それをお父様に届ければ……じゅるり……」
- 594 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/18(土) 23:26:17 ID:4aoLNmCs0
- >>593
「……本当、親父の事が好きなんだな
まあ……頑張れ。うん」
何度目かの苦笑を浮かべる
「あ……、と
今日はコレで帰るぜ。じゃあな」
二人に軽く手を振るとそのまま夜の街へ消えていった
- 595 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/18(土) 23:30:54 ID:.6prKP66O
- >>594
「オーホッホッホ!そりゃそうですわよ!私達は相思相愛ですわ!!」
「姫様、近所迷惑です……」
【最後まで高笑いをする少女とそれを宥めながら手を振る白い鎧】
「さぁ!私達も帰りますわよ!」
「御意に……」
【白い鎧の肩に乗り、少女は去っていった】
- 596 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 00:54:01 ID:E4Ka56rgO
- 【AGカフェ店内にて】
……楽して金が稼ぎたいなー
【今宵も駄目店長はカウンター席で漫画を読んでいた】
- 597 :店員二号:2009/07/19(日) 01:02:28 ID:fP94A.NgO
- ……ハッ!!
麦茶で作った氷で麦茶を冷やせば…薄くならずに冷たい麦茶が飲めるッス!!
これは大発見ッスよ!
【その横には相変わらずな店員】
- 598 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 01:04:57 ID:E4Ka56rgO
- >>597
いい加減麦茶から離れろよ……(#゚⊿゚)
仕方ない、今日はお前に新しいスキルを与える!
その名も……
…………「おしぼり」だッ!!
- 599 :店員二号:2009/07/19(日) 01:12:40 ID:fP94A.NgO
- >>598
麦茶は夏場のソウルドリンクッスよぅ…
遂に俺にも新たな技が!…「おしぼり」…ッスね…!
……「おしぼり」……ッスか……
【見るからにテンションが下がっていく】
- 600 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 01:16:12 ID:E4Ka56rgO
- >>599
「麦茶」以外なにも出来ないお前にゃピッタリだ(゚⊿゚)9m
早速やってみようか
客がきたらこうやって、ケースから温まったおしぼりを出し、トレイに乗せて客に出す
ホレ、簡単だろ
やってみろ
- 601 :店員二号:2009/07/19(日) 01:24:25 ID:fP94A.NgO
- >>600
まったく…俺も舐められたもんスね そんぐらいできるに決まってるッスよ
【ケースを開き、おしぼりを取り出す】
【おしぼりをトレイに乗せ、店長の前に置く】
【置かれたトレイに乗っていたのは、ホカホカの…………麦茶】
- 602 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 01:28:55 ID:E4Ka56rgO
- >>601
(*゚⊿゚)!
わーすごーい!
おしぼりがいつの間にか、ホカホカの麦茶になってるぅー!
ねぇ、種は?
仕掛けはどうなってるの!?
…………
……さて、二号
グー、チョキ、パー、
どれがいい?
- 603 :店員二号:2009/07/19(日) 01:34:41 ID:fP94A.NgO
- >>602
ふふん、俺にかかれば見えない速度で麦茶を淹れるなんて造作もないことッスよ!
【おしぼりがどこに行ったのか それを知る者はいない】
……チョキでお願いするッス
- 604 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 11:36:11 ID:E4Ka56rgO
- 【AGカフェ店内】
うー
昨夜は二号に「チョキ」をしていたせいで少し寝不足だ
【目をこすりながらも、ダスターで机を拭いている】
- 605 :ゼオラ=アドヴァルド/妖怪ぶら下がり:2009/07/19(日) 12:21:58 ID:O1o1pwYcC
- 「……」
【いつの間にか天井に逆さまに立っている】
- 606 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 12:47:34 ID:E4Ka56rgO
- >>605
……えーと…………
【驚くタイミングを逃したらしい】
…………い、いらっしゃいませ……なのか?
- 607 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 12:55:19 ID:DTK0wtesC
- >>606
「……」
「……いらっしゃいませ」
【相変わらずの無表情である】
- 608 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 12:58:46 ID:E4Ka56rgO
- >>607
いや、それこっちのセリフだから
席は……まぁ、天井の適当な凹凸に座ってくれ
何か注文するかい?
- 609 :もふもふ:2009/07/19(日) 13:04:18 ID:PBnIervYO
- きゅー……
窓辺で日光浴している手のひらサイズの緑色のもふもふがいる
- 610 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 13:06:31 ID:O1o1pwYcC
- >>608
「解った」
【店の端の方にある凹凸に座る】
「……何があるの?」
- 611 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 13:09:41 ID:EZHvaBxoC
- >>609
「……?」
【興味の眼差しを向けている】
- 612 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 13:11:14 ID:E4Ka56rgO
- >>609
……なんだコイツ
【つまみ上げようと手を伸ばす】
>>610
一般的な喫茶店にあるものなら何でもあるぜ
……ところで、そんなところにいると頭に血が昇らないか?
- 613 :もふもふ:2009/07/19(日) 13:18:23 ID:PBnIervYO
- >>611
窓の外を見ている為天井には気付いていない様子。今は店長にちょいと摘まれている。
>>612
むきゅん
きゅーきゅーと身体をふるわせて鳴いている。手触りは、もう、何というか、もふもふの一言である
- 614 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 13:23:05 ID:DTK0wtesC
- >>612
「じゃあ……リンゴジュース」
【しかし、どうやって受けとるつもりなのだろうか?】
「少しだけ……ね」
>>613
【未だに気になっている様だが動く様子は無い】
- 615 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 13:25:53 ID:E4Ka56rgO
- >>613
…………マリモか何かか?
【もふもふと揉む】
【もふもふ】
>>614
おk
【グラスに氷を入れ、リンゴジュースを注ぐ】
ほい
受け取れるかー?
【リンゴジュースの入ったグラスを天井に向けて持ち上げる】
- 616 :もふもふ:2009/07/19(日) 13:29:51 ID:PBnIervYO
- >>614
天井裏でも何やらきゅーきゅーと音が聞こえる
>>615
きゅー?きゅー…
そりゃあもう、もふもふである。でも少し嫌がってる気もする
- 617 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 13:33:45 ID:KZg1MerMC
- >>615
【腕を伸ばし、受け取った】
【が、物理的問題で飲むことができない】
>>616
「……?」
【天井の方、つまり自分の足元を見る】
- 618 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 13:35:37 ID:.6prKP66O
- 【カフェの入り口から勢い良く入ってくる白い影……短いスカートを振り乱しながら、走ってくる、顔は歓喜に染まっていた】
クロスさぁぁぁん!!
一大事ですわよぉ!!
- 619 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 13:41:55 ID:E4Ka56rgO
- >>616
【ポン、ともふもふをカウンターに置く】
>>617
……ストロー、つけようか?
>>618
なんだなんだどうした?
とりあえず内容を話してくれ内容を
- 620 :もふもふ:2009/07/19(日) 13:44:35 ID:PBnIervYO
- >>617
耳を澄ませば確かにきゅーきゅーと鳴く音や、もっふもっふと動く音が聞こえる。
どうも天井裏にも二匹程棲んでいるらしい
>>619
むきゅん
カウンターに置かれてから少しして、ぴょんこぴょんこと元居た窓辺に戻って行った。
きゅー……
ひなたぼっこ、再開
- 621 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 13:50:09 ID:DTK0wtesC
- >>618
「?」
【天井に座り、コップの底を上にして持っている少女がいる】
>>619
「……お願い」
>>620
「……」
【視線が窓際へと移る】
(しゃべった……?)
【彼女のもふもふへの興味は尽きない】
- 622 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 13:51:29 ID:.6prKP66O
- >>619
来たんですのよ!早速!
やはり私(ワタクシ)愛されているのですわ!!
どうですの?羨ましいでございましょう!?
……アイスココア一つ、濃いめで……
【内容を何一つ説明せず、注文する】
>>620
……笹団子?
いや、グリーンチーズかしら?
【そう見えたらしい】
>>621
【お嬢様は天井には気付いていない様子、クロスに向かって何かを話している】
- 623 :もふもふ:2009/07/19(日) 13:54:47 ID:PBnIervYO
- ぽひん、とリラックスせざるを得ないなにがしかを放って消滅した。
//用事落ちorz
- 624 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 13:57:06 ID:E4Ka56rgO
- >>620
ここにはこんな生物が巣くっているのか!?
うーむ……飲食店的にはどうなんだろう
Gほど害があるわけでもないし……
いや……やはり駆除…………
>>621
ほいよ
【ストローを渡す】
というか、「降りてくる」って選択肢は無いのかよ
>>622
そうか、来たのか
何が?
月のもの?
大変だねっ☆
【いきなりセクハラである】
- 625 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 14:03:25 ID:EZHvaBxoC
- >>622
【天井からその様子を眺めていた】
>>623
「……」
【最後まで興味を持ち続けた少女であった】
>>624
【ストローを受け取り、降りた】
【普通の椅子に座り、リンゴジュースを飲んでいる黒いロングコート】
- 626 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 14:06:28 ID:.6prKP66O
- >>623
あら不思議……
//残念です、よろしければまた今度絡んでください!!
>>624
なんて下品な……お父様は何故こんな殿方と……
いや、そうではありませんわ!!
【頬に手を当て軽蔑の眼差しを向けた】
手紙ですわよ!
お父様からの!
きっと私に対する応援メッセージですわよ!!
【その手には立派な封筒が握られていた】
それと、ココアはまだですの?濃くないといけませんわよ?
>>625
キャッ!
……びっくりしましたわ……
これはパズーもびっくりですわね……
【さり気なくジ○リ】
- 627 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 14:11:52 ID:E4Ka56rgO
- >>625
あ、できるのかよ……
空に向かって落ちる人かと思ってた
>>626
よし、まずまずの反応だな
【ちょっと満足】
ああ、ココアはちょい待て
いま出来る
【ホーロー鍋でココアを煮ている】
【煮たココアをボールに移し、そのボールを氷の入ったトレーの上に浮かべる】
【泡立て器でココアをかき混ぜながら冷やし、氷の入ったグラスに注いだ】
生クリームは乗せるかい?
あ、その手紙まだ開いてないのか
- 628 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 14:16:57 ID:EZHvaBxoC
- >>626
「それ、どうかしたの?」
【アウテリートの持っている封筒を見ながら】
>>627
「……おいしい」
【クロスをジッと見ながら一言】
- 629 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 14:21:05 ID:.6prKP66O
- >>627
生クリーム!当然ですわ!
たっぷりと乗せてほしいですわ!!
【手紙を振り回しながら】
まだ開けてませんのよ!
聞かせて差し上げようかと思って!!
【ただ単に自慢をしたいだけらしい】
>>628
あら、ゼオラ……ごきげんよう……
これですの?
ラヴレターですわ、ラヴレター!
【ラ“ブ”と言わずにラ“ヴ”と言うのがポイント!】
朴念仁の貴方にわかりやすく言うとお父様からの手紙ですわ!!
- 630 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 14:27:18 ID:E4Ka56rgO
- >>628
そりゃどーも
農場から直輸入しただけのものだけどな
【手をゆったりと広げて笑う】
しかしそんな黒コート、暑くないか?
>>629
はいはい
【ホイップクリームを容赦なくココアに乗せる】
ほい、できましたよー
つクリームココア
どれ、聞かせて貰おうか
俺も上弦の手紙とやらには興味がある
- 631 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 14:31:11 ID:EZHvaBxoC
- >>629
「そう……ラヴレター、上弦からの手紙……」
【封筒から目を離し】
「よかったね?」
【アウテリートの方を見て言った】
>>630
「へぇ……」
【空になったコップを見ながら】
「少し、暑いね……」
【そう言ってコートを脱いで椅子にかけた】
- 632 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 14:49:13 ID:.6prKP66O
- >>630
あら太っ腹!
【虹色の眼を輝かせながらココアを見ている】
よし、読みますわよ〜!
【封筒から手紙を取り出す】
>>631
ありがとうございますわ……
折角ですわ……貴方にも読んで聞かせてあげましょう!!
【そして、二人に聞こえるように音読し始めた】
『我が最愛の娘、アウテリートへ
私は今、調査の為にある遺跡に来ている、ここは凄いぞ?何が凄いかは内緒だ!
まぁ、私の事はこれくらいにして、修業の程はどうだい?
と言っても、まだ数日しか経ってない訳だけど……
友達は出来たかな?出来たのならいつか紹介してくれよ?
遺跡の調査が終わったら、私もそちらに顔を見せる。
それまで、修業を怠るなよ?
父より
P.S.修業の助けになるように、レシピを同封します』
【至って普通の内容だった】
- 633 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 14:54:58 ID:E4Ka56rgO
- >>631
もう夏だもんなー
最近は暑くてたまらんよ
>>632
……うん、いい父親じゃん
【反応も普通であった】
しかし、遺跡の調査、か……
気になるな
- 634 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 14:57:19 ID:KZg1MerMC
- >>632
「……上弦も頑張ってるね」
【手紙の感想を添えた】
>>632
「だね……」
【暑さのせいか幾分か元気が無さそう】
【ちなみに、コートの下は相変わらずのゴスロリであった】
- 635 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 14:59:35 ID:.6prKP66O
- >>633
ですわねぇ〜……やはり私愛されていますわ……
【生クリームを食しながら】
遺跡なんて錬金術士なら大体行きますわよ?
お父様だって錬金術士ですもの……
【こちらは大して気にしていない様子】
>>634
……そう言えばゼオラ?
貴方、最後にお父様にお会いしたのはいつですの?
【手紙に書かれていたレシピを見ながら】
- 636 :銃寺森クロス AGカフェ店長 ◆CROSS/.AzE:2009/07/19(日) 15:07:17 ID:E4Ka56rgO
- >>634
…………ふむ
ゴスロリ……だと……!?
>>635
へぇ錬金術師ってそんなもんなのか?
……っと、やべぇ
今日の分の発注を忘れた!
すまん二人とも、好きに飲み食いしててくれ!
【いきなり慌てて厨房へと駆け込んでいってしまった】
- 637 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 15:11:50 ID:O1o1pwYcC
- >>635
「……えーっと……ずっと前、かな?」
【思い出す様に】
「上弦が言ってた修行はしてる?」
>>636
「……行ってらっしゃい」
【ジュースのコップを見ながら】
- 638 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 15:15:42 ID:.6prKP66O
- >>636
そうですわよ、遺跡にはまだ未知のレシピが……あら?
ココア美味しいですわよ〜!
【口の周りに生クリームを付けたまま、クロスを見送る】
>>637
ずっと前ね……
貴方寂しくなかったんですの?
【生クリームを付けながらレシピを見る】
修業はちゃんとやってますわよ?
爆発薬しか出来ませんけど……
【同封されていたレシピの内容】
『爆破烈伝第一章、爆弾と俺』
- 639 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 15:23:37 ID:O1o1pwYcC
- >>638
「……寂しい時もあったけど仕方ないかな……って思って……」
【窓の外を見ながら】
「爆発物……」
【レシピを見て不思議そうな眼差しを見つめた】
- 640 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 15:28:30 ID:O1o1pwYcC
- >>639
//一番下を変更で……
//【レシピを不思議そうな眼差しで見つめた】
- 641 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 15:31:16 ID:.6prKP66O
- >>639
そう……貴方いつも無表情だから平気なのかと思いましたわ……
(あれ?でもお父様は笑顔が素敵な子って言ってましたわよね?)
このレシピのネーミング、なんとかなりませんの?
暑苦しいですわよ……
【ペラペラとレシピを見ている、予想どおり爆弾について書かれているようだ】
- 642 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 15:39:24 ID:KZg1MerMC
- >>641
「……大丈夫だった、今まで一人だったから辛く無かった……」
【しかし、その表情は更にもの悲しげに】
「……」
【レシピとそれを見るアウテリートを見ている】
- 643 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 15:44:29 ID:.6prKP66O
- >>642
あぁ!
ほ、ほら!今度こっちに来るって言っていましたわ!
だ、だからその時に会いに来なさいな!
それに、ほら!
私が居るじゃありませんの!?
【少し慌てて腕をバタバタ】
ほ、ほら!
このレシピ面白いですわよ?
貴方も読みなさい!
【レシピにはこう書かれていた】
『一つ、爆弾とは魂なり
二つ、製作には情熱を込めよ
三つ、(以下略』
- 644 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 15:51:31 ID:KZg1MerMC
- >>643
「……そうだよね、アウテリートが居るよね……一人じゃ、無いよね……」
【アウテリートの手を握って】
「……ありがとう」
【笑った……ように見えたかもしれない】
- 645 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 15:59:15 ID:.6prKP66O
- >>644
あら可愛い……
ま、まぁ……貴方さえ良ければ?
わ、私もやぶさかでは無いんですのよ?
【手を握られて照れている様子】
か、勘違いしないでくださいませ?
私はただお父様が貴方を……ゴニョゴニョ……
【ツンデレ入りました】
//そう言えばゼオラって外見変わってたりします?
- 646 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 16:04:46 ID:O1o1pwYcC
- >>645
「ありがとう……」
【手を握ったまま】
//変化は無いはずです……
- 647 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 16:10:18 ID:.6prKP66O
- >>646
お、おほほほほ……
当然ですわよ!
こ、ココアがぬるくなってしまいますわ!
【照れ隠しなのか、勢いよくココアを飲み始める、】
//と言う事は、お嬢様が幼女に手を握られて照れていると……これなんてえ(ry
- 648 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 16:14:03 ID:KZg1MerMC
- >>647
「……熱くない?」
【心配そうに声をかける】
//大丈夫、お友達だからあぁぁ!
- 649 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 16:17:43 ID:.6prKP66O
- >>648
アイスココアだから大丈夫ですわよ!
【口に生クリームを付けながら】
や、やっぱりココアは濃いのが一番ですわよね!!
おほほほほ……
//お友達なら仕方ない、安心だね!
- 650 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 16:24:39 ID:DTK0wtesC
- >>649
「そう、なら良いや……」
【安堵のため息をついた後、口の生クリームに視線が移った】
- 651 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 16:30:21 ID:.6prKP66O
- >>650
ふぅ、やっと……って
【見られて戸惑う】
な、なんですの?
私の顔に何か付いて?
【かなり付いております】
- 652 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 16:34:37 ID:DTK0wtesC
- >>651
「……かなり」
【生クリームを見ながら頷く】
- 653 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 16:37:23 ID:.6prKP66O
- >>652
あら失礼……
【ハンカチでフキフキ】
……別に知っておりましたのよ?
【負け惜しみである】
- 654 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 16:43:11 ID:EZHvaBxoC
- >>653
「本当?」
【少し意地悪な表情をして】
- 655 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 16:46:54 ID:.6prKP66O
- >>654
ほ、本当ですわよ!
口に何か付けている女の子は可愛いんですわ!
だからわざと……
【誰が見ても嘘だとわかる】
と、とにかく!
わざとですわよ!
- 656 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 16:51:42 ID:O1o1pwYcC
- >>655
「……」
【無言の眼差しを向けている】
- 657 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 16:58:36 ID:.6prKP66O
- >>656
な、なんですのその眼はぁ〜!?
わ、私が嘘を言ってるとでも?
そ、そんな馬鹿な〜……
【少しずつ後退り】
- 658 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 17:02:46 ID:DTK0wtesC
- >>657
「いや、そんな風には思ってないよ?」
【無表情の為、どう思っているかは読み取れない】
- 659 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 17:13:07 ID:.6prKP66O
- >>658
……むう……
(やはりよくわからない子ですわ……まぁ、これからわかればよろしいですわね)
そ、そう……ならいいんですのよ?
- 660 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 17:22:20 ID:O1o1pwYcC
- >>659
「……あ……今日は一人?」
【辺りを見ながら】
- 661 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 17:34:58 ID:.6prKP66O
- >>660
えぇ、そうですわよ?
たまには一人でのんびりしたいのですわよ……
【実は隠れながらマナ達が見ている事を、二人は知らない】
- 662 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 17:43:06 ID:DTK0wtesC
- >>661
「……そうなんだ……」
【直後、走る電撃】
(……どこかに、居る?)
【椅子から立ち上がり武器を構える】
- 663 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 17:46:27 ID:.6prKP66O
- >>662
ななななんですのいきなり!?
【びっくりして椅子から落ちた】
ゼオラ、どうしましたの!?
【お嬢様だけ理解していない様子】
- 664 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 17:50:06 ID:EZHvaBxoC
- >>663
「……どこかに……敵が……!」
【大鎌を構えて辺りを見渡す】
- 665 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 18:02:29 ID:.6prKP66O
- >>664
「て、敵でございますの!?」
【辺りを見渡す】
「隠れてるなんて卑怯ですわ!!早く出てきなさいな!!」
「はい……」
【普通に出てきた羽の生えた小柄なメイド、風のマナ『シルク』である】
- 666 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 18:09:19 ID:O1o1pwYcC
- >>665
「貴様……!」
【シルクに飛びかかり大鎌の柄で突こうとする】
- 667 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 18:12:01 ID:.6prKP66O
- >>666
「キャーッ!!」
【シルクの叫びに周りで見ていたマナ達が助けに入ろうと走ってくる、しかし間に合う訳もなく】
「おおお、お待ちなさいな!!」
【アウテリートがゼオラに飛び掛かる】
- 668 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 18:17:01 ID:EZHvaBxoC
- >>667
「……何?」
【アウテリートに押さえられ動けない様子】
- 669 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 18:19:32 ID:.6prKP66O
- >>668
「そ、それは私のマナですわ!敵じゃありませんわよ!!」
【顔を近付け、言い聞かせる】
「うぇ〜ん……」
【一方シルクは他のマナ達に慰められていた】
- 670 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 18:24:17 ID:O1o1pwYcC
- >>700
「……そうなの?」
【立ち上がり、シルクを見ている】
- 671 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 18:27:07 ID:.6prKP66O
- >>670
「そうですわよ!ほら、シルクも泣くんじゃありませんわよ……ゼオラ、仲直りなさいな」
「お嬢様ぁ……」
【現在のクロスのカフェにはメイドと執事が集結している訳で】
- 672 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 18:33:48 ID:O1o1pwYcC
- >>671
「あの……ごめんね?」
【言葉をかけるが無表情のままである】
「……いっぱい、居るね?」
【マナ達を数えようとしている様子】
- 673 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 18:40:01 ID:.6prKP66O
- >>672
「はい……私も紛らわしい事をして申し訳ございません」
【シルクがペコリと頭を下げる】
「なんでこんなにいるんですの?」
【アウテリートが尋ねるとメイド、執事が揃って】
『はい、我々はお嬢様を守るように旦那様から仰せ使っておりますので!』
【10人くらい居る】
- 674 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 18:45:17 ID:DTK0wtesC
- >>673
「……痛くない?」
【大鎌を背中に戻しながら手を差し出す】
「……」
【その様子を見ていた】
- 675 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 18:49:32 ID:.6prKP66O
- >>674
「あ、はい……痛く……ないです」
【手を取り立ち上がる】
「いいですの?私はゆっくりしたいんですの!解散!!」
『かしこまりました!』
【慌てて散開するメイドと執事、でもやっぱり隠れながら見守るのだった】
- 676 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 18:54:47 ID:KZg1MerMC
- >>675
「……良かった、じゃね」
【手を振りながらマナの軍団を見送った】
【……その後のマナ達には気づいていたが、触れない事にしたようだ】
- 677 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 18:58:25 ID:.6prKP66O
- >>676
「……」
「……」
【お嬢様の隣にちょこんとシルクの姿】
「お嬢様、散開し遅れました!!」
「……ここに居なさいな」
【アウテリート、シルク、ゼオラの三人で並ぶと携帯の電波みたいだぞ、背の大きさ的な意味で】
- 678 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 19:05:34 ID:DTK0wtesC
- >>677
「……」
【並んでみた】
「……フッ」
【変なところに感動を覚える少女】
- 679 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 19:10:25 ID:.6prKP66O
- >>678
【おめでとう!携帯の電波が完成したぞ!】
「お嬢様、これは……」
「浪漫だから動いちゃダメですわ……」
【二人も微妙な感動をするのだった】
- 680 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 19:14:12 ID:KZg1MerMC
- >>679
「……はぁ」
【疲れたと言わんばかりのため息をつき、椅子に座った】
- 681 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 19:26:51 ID:.6prKP66O
- >>680
「あぁ!すいません、私のせいで疲れさせてしまいましたか!?」
【慌てるシルク、それを尻目にお嬢様も座る】
「ゼオラの勘違いですわ、貴方もオドオドするんじゃありませんわよ」
【シルクを宥める】
- 682 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/19(日) 19:32:04 ID:EZHvaBxoC
- >>681
「……仲が、良いんだね」
【そう声をかけるとコートを持ち】
「今日は楽しかった……ありがとう……」
【言い終わると同時に消えていった】
- 683 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/19(日) 19:37:08 ID:.6prKP66O
- >>682
「私も楽しかったですわよ、ごきげんよう……またお会い出来れば嬉しいですわ……」
「ご、ごきげんようです!」
【消えたゼオラに向かって、二人は言った】
- 684 :ブリッツ・アーレント:2009/07/19(日) 20:22:32 ID:nWKoaA8o0
- 「…………」
「起きたらこの有様かよ!」
いつのまにかベンチで寝ていたらしい。
いつのまにか20時間も経っていたらしい。
この有様である。
- 685 : ◆My6NsjkSfM:2009/07/20(月) 00:31:12 ID:qEM5AwnE0
- 「…あ、」
【この季節にスカーフを巻いた少女が…交差点付近を歩いていた】
【服装は忍者のコスプレに見えなくもない改造服である】
「……あれかな…北極星」
【空のただ一点だけを見ている…】
「…めんどくさいや」
【再び歩き出す】
- 686 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 11:18:00 ID:.6prKP66O
- 「お買物、お買物♪」
「お嬢様、私たち……何か見られてません?」
【機嫌良く歩いている虹色の瞳を持つ白服の少女と周りの視線が気になる緑色のメイド服の女性】
- 687 :ゼオラ=アドヴァルド&ブルクハルト=バルツァー:2009/07/20(月) 11:22:13 ID:DTK0wtesC
- >>686
【小さな銀竜を連れたゼオラが歩いていた】
- 688 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 11:27:24 ID:.6prKP66O
- >>687
「あら?あの姿は……」
「お嬢様、お知り合いでもいらしましたか?……う!」
【ゼオラを見るなり顔を引きつらせる緑色のメイド】
「ゼオラ〜!」
【一方嬉しそうな顔で手を振るお嬢様】
- 689 :ゼオラ=バルツァー&変態銀竜:2009/07/20(月) 11:30:18 ID:EZHvaBxoC
- >>688
「……?」
【声のした方を振り向き、二人を見つけ】
「……」
【歩いてきた】
- 690 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 11:43:09 ID:.6prKP66O
- >>689
「今日は何をしていらしたの?私達は買い物ですわ!」
【ロールのかかったミントグリーン髪を掻き上げながら】
「お、お嬢様!危ないですよ!……針投げられますよ!!」
【幼き頃のトラウマである】
- 691 :ゼオラ=アドヴァルド&変態銀竜:2009/07/20(月) 11:49:33 ID:EZHvaBxoC
- >>690
「お買い物……」
【持っている袋を見せる。中にはお菓子がいっぱい】
「……うるさい、また投げて欲しい?」
【メイドに向き直り、三本ほどちらつかせながら】
- 692 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 12:03:29 ID:.6prKP66O
- >>691
「あら、たくさん買いましたのね?……全部お菓子じゃありませんの……それだから大きくなれないんですのよ?」
【お嬢様はゼオラが成長しない理由を知っている、しかし、あえてそんな事を無視して話していた】
「や、やれるものならやってみてください!私は旦那様の生まれた頃から仕えている!今や旦那様にとって居なくてはならない存在となった私、木のマナ『リリ』!貴方に遅れを取るような……しかし……何故……何故お兄ちゃんだけ共に遺跡探索に!!」
【兄のポポは上弦のお供、妹のリリはお嬢様のお供を任されたらしい】
- 693 :ゼオラ=アドヴァルド&変態銀竜:2009/07/20(月) 12:09:42 ID:KZg1MerMC
- >>692
「いいの、美味しいから」
【それを敢えて普通の言葉で返した】
――シュッ
【四本位投げた】
- 694 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 12:32:01 ID:.6prKP66O
- >>693
「まぁ……確かにお菓子は美味しいですわね……お父様も良く作って下さいましたわ……
でも食べ過ぎると体重が……」
【これは乙女の人生の壁である】
「ひ、必殺!メイドガード!!」
【どこからか銀のトレーを取り出すが】
プスッ
【遅かったようだ】
- 695 :ゼオラ=アドヴァルド&変態銀竜:2009/07/20(月) 12:39:09 ID:KZg1MerMC
- >>694
「体重……それは困るね……」
【実は、彼女の体は成長する事が無い為、体重が増えることもない】
「……フッ、ばーか」
【今回も麻痺針である】
- 696 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 12:54:41 ID:.6prKP66O
- >>695
「そうなんですのよ!私もこの美しいスタイルを保つ為に努力をしていますのよ?」
【そう言って胸を強調】
「あばばばばばば!」
【一方リリは絶賛麻痺中】
- 697 :ゼオラ=アドヴァルド&変態銀竜:2009/07/20(月) 12:58:39 ID:KZg1MerMC
- >>696
「…………」
【無い。全くの絶壁である】
「……いいな」
【そう言ってお菓子を一口】
「仕方ない……」
【リリに解毒薬(すっごい苦い)を飲ませた】
- 698 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 13:15:28 ID:.6prKP66O
- >>697
「そうでしょうそうでしょう!触ってもいいんですのよ?」
【もちろん、お約束の冗談である】
「ゴクッ」
【解毒薬を躊躇いもなく飲んだリリ】
「あ、ありえん(笑)」
【どこかの神様モドキ見たいな声でダウンした】
- 699 :ゼオラ=アドヴァルド&変態銀竜:2009/07/20(月) 13:20:04 ID:KZg1MerMC
- >>698
「…………」ギュッ
【抱きついた】
「……大丈夫……だよね……」
【抱きついたままリリを見る】
- 700 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 13:26:04 ID:.6prKP66O
- >>699
「……」
【一瞬固まり……赤面】
「お、おほほほほ!だ、大丈夫ですわよ!?もももも問題ないですわ……」
(なんという上目遣い!お父様が溺愛した理由がわかった気が……)
「……」
【その二人の横で、緑色のメイドは倒れていた】
- 701 :ゼオラ=アドヴァルド&変態銀竜:2009/07/20(月) 13:33:48 ID:KZg1MerMC
- >>700
「……大丈夫?」
【彼女は赤面など無く、至って普通である】
(……薬を入れたから大丈夫……)
【放っておく事にした様だ】
- 702 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 13:38:30 ID:.6prKP66O
- >>701
「だだだだだ大丈夫ですわよ?……えぇ、それは勿論!わ、私この程度では狼狽えはしませんわ!!」
【大変、狼狽えていらっしゃいます】
「お、お父様とも……こんな事をしていらしたの?」
- 703 :ゼオラ=アドヴァルド&変態銀竜:2009/07/20(月) 13:46:45 ID:KZg1MerMC
- >>702
「……なら、良いね」
【さらに顔を近づけて行く】
「たまに……かな?」
- 704 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 13:53:58 ID:.6prKP66O
- >>703
「お、お父様とも……やはり仲がよろしかったの……」
【顔を近付けられ再度固まる】
(お、落ち着きなさいアウテリート……お父様が言っておりましたわ、“百合百合だぜ!”と……先人にの言葉にも“激流に身を任せ同化する”とありますわ……)
「えぇい!私が遅れを取るはずありませんわよ!」
【そう言って、お嬢様も抱き締めながら顔を近付け、額と額を付ける】
- 705 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/20(月) 13:57:33 ID:KZg1MerMC
- >>704
「……て」
【額と額を会わせられ、思わず硬直】
- 706 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 14:06:24 ID:.6prKP66O
- >>705
「ふ、フッフッフ……ど、どうしましたの?」
【顔を真っ赤にしながら挑発】
「わ、私の勝ちでよろしいですわね?」
- 707 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/20(月) 14:12:37 ID:DTK0wtesC
- >>706
「……むー、ていっ」
【胸に顔を埋めると言う偉業に出た!】
- 708 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 14:20:34 ID:.6prKP66O
- >>707
「ひゃあ!?だ、ダメですわよそれは!規制に引っ掛かりますわっ……ん〜!」
【町中で、何をしているんだこの二人は……気付くと周りには執事とメイドの集団、二人を周りの町人に見せないようにしていた】
- 709 :ゼオラ=アドヴァルド&変態銀竜:2009/07/20(月) 14:28:10 ID:EZHvaBxoC
- >>708
「……」
【離れた】
【流石に顔が赤くなっている】
- 710 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 14:28:52 ID:4aoLNmCs0
- 「おやおや……、随分とお盛んな子達ですね……フフフ……」
何時の間にやら執事とメイド集団の中に入り、二人の様子を見守る男が一人
- 711 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 14:31:39 ID:.6prKP66O
- >>709
「ゼオラ貴方……肝が座っていますわね……私の負けですわ……」
【顔を真っ赤にしながら荒い息を整える】
「……もしや、お父様にもこんな事を!?」
【今度は肩を掴み揺らす】
- 712 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/20(月) 14:44:16 ID:KZg1MerMC
- >>710
「だ……っ」
【喋ろうとしているが上手く喋れていない】
>>711
「あー、わー」
【ガクガクと揺らされている】
- 713 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 14:46:19 ID:.6prKP66O
- >>710
「あら?乙女の情事を覗き見とはマナーがなっていませんわね?」
>>712
「こ、答えなさい!一体どこまで行きましたの!?」
【そんなに揺らしては話せませんよお嬢様】
- 714 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 14:49:56 ID:4aoLNmCs0
- >>712
「おやおや……」
揺らされているゼオラを見て,フフフと怪しく笑って
>>713
「あんなに可愛らしい声が聞こえてきましたからね……
男として,少し興味が……フフフ……」
手を口元に当て、微笑んでいる
- 715 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/20(月) 14:55:43 ID:KZg1MerMC
- >>713
「えーっと……チュー位?」
【頬にだが】
>>714
「……」
【うつ向いてしまった】
- 716 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 15:00:04 ID:.6prKP66O
- >>714
「あらそうですの?まぁ、当然ですわね……私ですもの……可愛くて当然ですわ!!」
【そして高笑い】
>>715
「なななななななななな!?なぁんですってぇ!?」
【ゼオラを離し】
「なななななんて羨ま……じゃなくって……羨ましい……」
【結局言ってしまった】
- 717 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 15:03:31 ID:4aoLNmCs0
- >>715
「おや……。どうしました?
ほら、顔を上げてください……可愛い顔が見えませんよ?」
口元に当ててた手をそっとゼオラの頭に伸ばす
>>716
「フフフ……そうですね……。
どうです、お茶でも……」
- 718 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/20(月) 15:11:40 ID:KZg1MerMC
- >>716
「ふふ……そう?」
【勝ったような笑みを浮かべる】
>>717
「はぅ……?」
【伸ばされた顔を見ている】
- 719 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 15:13:28 ID:.6prKP66O
- >>717
「あら失礼、私ナンパには乗らない主義ですの……別の方をお誘いなさいな」
【興味の無いようにあしらう】
>>718
「わ、私だってお父様の寝込みを襲った事がありますわ!……全部失敗しましたけど……」
【負け惜しみを一生懸命】
- 720 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 15:20:16 ID:4aoLNmCs0
- >>718
「ふふ……、可愛いお嬢さんですね……」
伸ばして手をそのままゼオラの頭に乗せ、優しく撫でだした
>>719
「そうですか……、じゃあ、こちらのお嬢さんを……」
ゼオラから視線を動かさず、微笑みも崩さず
- 721 :ゼオラ=アドヴァルド:2009/07/20(月) 15:25:58 ID:O1o1pwYcC
- >>719
「……寝込み……」
【また少し顔が赤くなる】
>>720
「……え……と……今から、お仕事……」
【乗っている腕を外し、直ぐに闇に消えていった】
- 722 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 15:29:51 ID:.6prKP66O
- >>720
「ゼオラ、断りなさいな……貴方完全に狙われてますわよ?」
【父親同様、ゼオラを守りたい様子】
>>721
「オーッホッホッホッホ!子供のゼオラにはまだ早かったようですわね?……あら、行ってしまいましたわ……」
【ゼオラが消えた場所を見て呟いた】
- 723 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 15:34:48 ID:4aoLNmCs0
- >>721
「おや……それは残念ですね……。
それでは、頑張って来てくださいね……ゼオラさん……」
闇を見つめ、呟く
>>722
「貴方方のような小さなお子さんを狙う趣味はありませんよ?」
フフフ、と今度は挑発するように笑う
- 724 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 15:37:59 ID:.6prKP66O
- >>723
「あら安心……それにしてはいきなりタッチなんて……あまり褒められた行動ではありませんわね?あまりレディを軽く見ない事ですわね?」
- 725 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 15:42:47 ID:4aoLNmCs0
- >>724
「ええ、肝に命じておきます……
ですが……」
ふ、と一瞬、アウテリートの視界から消えて
次の瞬間、アウテリートの直ぐ前に立ち、顔を近づける
その表情は微笑みのままだが、何処か黒さを感じさせる
「貴女も……あまり男性を軽く見ない方がよろしいですよ?
誰に対してもそのような口の聞き方では……何時か痛い目をみてしまいますよ?」
- 726 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 15:53:27 ID:.6prKP66O
- >>725
「あら、ご忠告どうも……ですけど、そんな事を恐れていたらお父様の娘はやっていけませんわよ?それに……私はいつもお父様に守られていますわ……」
【気付くと周りのメイドや執事達が二人の間に立ちはだかる】
「そんな事にならない為に……私達がいるんです!」
【メイド代表、木のマナ、『リリ』の力強い言葉】
- 727 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 15:59:41 ID:4aoLNmCs0
- >>726
「おやおや……随分と忠義の厚い僕達ですね……
そのお父様という人……随分と信頼されてますが果たして……」
手を口の辺りまで持っていき、くつくつと笑う
「後……軽々しく「私達がいるんです」などと言わない方が懸命かと……
長生きしたければ、ね?
何故なら……私でも貴女達は簡単に倒せそうですからね……?」
怪しい笑いのまますっ、と手を広げる
- 728 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 16:08:27 ID:.6prKP66O
- >>727
「ふん、世界一の錬金術士であるお父様を甘く見ない事ですわ……」
【対するお嬢様は余裕な様子】
「そうですか、倒せますか……それは大した自信です、いきなり現われてお嬢様に無礼な態度……そして今の恐喝擬いの言動……自身の力を誇示したいのなら……私達と関係ない所でして欲しいですね?」
【彼らも一歩も引かない】
- 729 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 16:13:31 ID:4aoLNmCs0
- >>728
「フフフ……」
広げた手を元に戻すと、ふ、と顔を上げて
「冗談……、ですよ
僕みたいな普通の人間には、貴女方を倒すなんて無理でしょうね……?」
嘘か本当か掴めない微笑みを向ける
「ですが……自信たっぷりなのは良い事ですが、己の力を過信しないよう……
それで消え去っていった戦士は沢山いますからね……」
- 730 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 16:20:07 ID:.6prKP66O
- >>729
「度々ご忠告どうも……私が信じているのはお父様とマナの力……お父様が消える事は絶対にありえませんわ……だって、私のお父様ですもの!!」
【シリアスが一気にコメディに、お嬢様は頬を赤らめ、遠くを身ながら“お父様”と連呼していた】
「お嬢様……緊張感を持って下さい……」
【苦笑いするリリに周りのマナ達、しかし、依然警戒は解かない】
- 731 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 16:27:21 ID:4aoLNmCs0
- >>730
「フフフ……、大丈夫ですよ、そんなに警戒しなくても……
ほら、僕はただの人間ですし……武器も何も持っていませんから……」
手の平をリリに見せながら一歩近づく
- 732 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 16:31:09 ID:.6prKP66O
- >>731
「気にする必要は無いですわよリリ?それで攻撃を仕掛けてきたら小物ですわ……
貴方を倒す事は不可能ですわよ……」
「かしこまりました……」
- 733 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 16:34:55 ID:4aoLNmCs0
- >>732
「リリさん、ですか……貴女も美しい女性ですね……
どうです、この後お茶でも……」
この男、駄目だ
- 734 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 16:38:28 ID:.6prKP66O
- >>733
「結構です!」
【即答である……】
「だからナンパはやめなさいと……」
【呆れ顔である】
- 735 :名も無き異能都市住民:2009/07/20(月) 16:44:10 ID:5MNIusxA0
- 一瞬の剣呑な雰囲気を捉えたのか、スーツ姿の小柄な老紳士がやってきた
「いやはやこれは…一体何の騒ぎですかな?」
そして呑気にアウテリートの付き人に声をかけている
- 736 :観境鳴守 ◆uotUYGHVwM:2009/07/20(月) 16:46:04 ID:4aoLNmCs0
- >>734
「フフフ……残念です」
相変わらずの微笑を浮かべて言う
「それじゃ……僕はそろそろ失礼しますよ
少しの時間でしたが、良い暇つぶしになりました……それでは……」
軽く一礼をすると、人を掻き分けて消えていった
- 737 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 16:52:04 ID:.6prKP66O
- >>735
「これはですね、えぇと……なんと言いましょうか……私達はそこに居られるお嬢様に仕えておりまして、お嬢様の身を守る為に集まったのです」
【見ると大勢の執事とメイドの姿、正直……集まり過ぎである】
>>736
「こんどはもっと紳士的に現われる事ですわね……」
【一応挨拶だけをして見送った】
- 738 :名も無き異能都市住民:2009/07/20(月) 17:03:10 ID:5MNIusxA0
- >>737
「おや、大変なお仕事ですなァ。地域差もあれど、なかなかこちらも物騒なようで…。」
そうい言いながら、呑気に笑う老紳士。
「お相手は…どうやら行ってしまわれたようですな。」
パタパタと扇子で顔を扇ぎながら、周囲を見渡している。
- 739 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 17:06:09 ID:.6prKP66O
- >>738
「いや、仕方ないですよ……旦那様のお願いなので私達は逆らえません」
【この召使の主人は命令じゃなくてお願いをするらしいぞ!!】
「ん?何かありましたの?」
【テクテクと老紳士に向かって歩いてきた】
- 740 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/07/20(月) 17:15:59 ID:5MNIusxA0
- >>739
「ふむ…なかなか心得ていらっしゃる方のようですな。」
柔和な笑みを浮かべながら、真っ白なあごひげを弄る老紳士。
「いえ、お気になさらず。ただの野次馬じじいでございますよ。」
アウテリートの方を向くと、スーツと同じくベージュ色の帽子を取って微笑み、会釈をする。
- 741 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 17:20:46 ID:.6prKP66O
- >>740
「これはご丁寧に……私の名前はアウテリート・F・クラーリオと申しますわ……」
【こちらも応える様に丁寧に会釈】
「この街にもこういう紳士なおじ様はいらっしゃいますのね」
- 742 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/07/20(月) 17:31:29 ID:5MNIusxA0
- >>741
「おや、これは失敬。私、鐘森 栄治郎と申します。」
答えて名乗りながら、帽子を被りなおす。
「ほほ、紳士ですか…。いや、私には過ぎたお言葉ですな。」
再びカラカラと笑う。
- 743 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 17:49:43 ID:.6prKP66O
- >>742
「謙虚なおじさまですわね……好感が持てますわよ!」
【紳士には礼儀正しいお嬢様でした】
「栄治朗様はどのような用事でこの街に?」
【隣のメイドが尋ねる】
- 744 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/07/20(月) 18:04:37 ID:5MNIusxA0
- >>743
「貴女のようなお嬢さんに、そう評されるのも照れるものですな。」
柔和な笑みをたたえて、嬉しそうにった
「少々人捜しを頼まれまして…。探偵業といった所でしょうか。」
その足元には、黒い鞄が置かれている。
- 745 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 18:11:22 ID:.6prKP66O
- >>744
「探偵ですの!?あれかしら!犯人はお前だっ!!みたいな事も言ったりするんですの?」
【キラキラと虹色の瞳が輝く】
「お嬢様、人探しと仰ってるじゃないですか……」
「そうでしたわ、おじさま!私達も手伝ってあげてもよろしくてよ?」
- 746 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/07/20(月) 18:23:44 ID:5MNIusxA0
- >>745
「いやぁ、そういった小説のような事は、なかなかあるものでは無いようでして。」
苦笑しながら、瞳を輝かせるアウテリートに答える。
「お気持ちは有難いのですが……少々危険を伴う案件でして。」
申し訳無さそうに、柔和な表情が少し曇る。
- 747 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 18:29:42 ID:.6prKP66O
- >>746
「あら……そうですの?残念ですわね……まぁ、困ったら私を頼ってくださいませ!私こう見えても錬金術士なんですのよ!!」
【大して気にしていないようだ】
「でも、お嬢様は爆発薬しか作れないんですよ?」
- 748 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/07/20(月) 18:38:23 ID:5MNIusxA0
- >>747
「ほう、錬金の…ならば、必要な時は、お伺いさせていただくやもしれませんなぁ。」
自慢げ(?)なアウテリートを楽しげに眺めて
「ほほ、誰しも道程においては、そのようなモノだと聞き及んでおりますよ?」
- 749 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 18:46:40 ID:.6prKP66O
- >>748
「えぇ、えぇ!任せなさいな!その時はさらに完璧になっている事ですわ!!」
【とても上機嫌に答え】
「確かにその通りなんですが……まぁ、それを助けるのも私達の役目ですからね、頑張りますよ!」
【一方、召使達は気合いを入れていた】
- 750 :鐘森 栄治郎/さまようじじい:2009/07/20(月) 18:59:17 ID:5MNIusxA0
- >>749
「ふふ、貴女を見ていると、若い頃の妻を思い出しますよ。」
上機嫌なアウテリートを眺めるその目はとても優しげで
「ほほ、偉大な人物にはそれを支えたモノの影ありです…そうなると良いですな。」
気合を入れる召使たちにも、励ましの言葉をかける
「おっと、そろそろ宿に戻らねば…では、私は今日はこれにて、またお会いしましょう。」
時計を気にしたかと思うと、
再び会釈をして、老紳士はトコトコと歩き去って行った…。
- 751 :アウテリート/風雲爆烈娘 ◆6xc12amlNk:2009/07/20(月) 19:03:47 ID:.6prKP66O
- >>750
「あら、それはとても素敵な奥様なのでしょうね……もう行ってしまいますの?……ごきげんよう、またお会い出来るといいですわね?」
「励ましの言葉、感謝します……ごきげんよう!」
【アウテリートとリリは手を振り、召使達は揃って頭を下げた】
- 752 :ひぐらし甲:2009/07/20(月) 22:35:58 ID:vd0Zu26k0
- 【駅のターミナル、立ち食いそば屋にて】
「おばちゃん、月見ね」
作業着の男はそばを待っていた
- 753 :名も無き異能都市住民:2009/07/20(月) 22:39:47 ID:9ECBfjW20
- >>752
【電柱の上に立ち】
【甲を見つめる人影一つ】
- 754 :ひぐらし甲:2009/07/20(月) 22:44:48 ID:vd0Zu26k0
- >>753
「―――…ズルル」
七味を追加
箸を咥えつつ
「(………見られてんな)」
意識を拡げる
- 755 :頼羽無為:2009/07/20(月) 22:49:41 ID:fP94A.NgO
- >>752
「肉そばをひとつ」
その隣りに立つ、黒いスーツを着崩した男。
「ん?…よう、甲か?」
久しぶりの再会にしては、あまりにあっさりしている。
こういう男なのでしかたないだろう。
前回廃墟で会った時には気付かなかったが、甲の身なりが綺麗になっていたので気付いたようだ。
- 756 :名も無き異能都市住民:2009/07/20(月) 22:50:11 ID:9ECBfjW20
- >>754
【視線に敵意や殺意は乗っていない】
【ただ、じっと見ているだけ】
【何がしたいのかさえ読みとれない、そんな視線を向け続けている】
- 757 :ブルクハルト=バルツァー/変態銀竜:2009/07/20(月) 22:52:14 ID:EZHvaBxoC
- 「だー……」
【気だるそうな声をあげながら蕎麦屋へと入ってくる男】
「何が良いかなーっと」
【メニューを眺めて】
「んじゃ、唐揚げ」
【蕎 麦 を 頼 め !】
- 758 :ひぐらし甲:2009/07/20(月) 22:57:30 ID:vd0Zu26k0
- >>755
「おう、お前も晩飯か?」
挨拶を交わし、再びそばを啜る
「つーか肉そばかよ……ブルジョアめ…」
隣に置かれた丼を箸で指差して
「……………あれ?」
ふと違和感
「ブーーーーーーッ!?」
そば噴いた
「な、なななな?……頼、羽…?」
鼻からそばが一本出てる
>>756
「―――…っと…」
ポケットから取り出す、鉄球
「良い気分は、せんのでな…!」
振り被る
手の中の球体は音を立てて回転し―――投げられた
鉄球は多角的な回転運動を行いつつ、電柱に到達
ガッ――シャリリリィイイイイイイ!!!!
そのまま電柱の頂点まで駆け上っていく
>>757
「………結構人気店だな、ここ…」
最近肉食ってねーなとしみじみ思った
- 759 :頼羽無為:2009/07/20(月) 23:07:56 ID:fP94A.NgO
- >>757
(この男…できる…!!)
蕎麦をズルズルすすりながら、男を一瞥する
>>758
「ああ、俺もここにはよく来るんだ」
「ククク…今日は上客を捕まえてな。懐が暖かい」
財布を叩きながら鼻を高くする
「うお!?…おいおい、汚ぇな…って鼻から出てんぞ」
苦笑いしながらおしぼりを渡す
「そんな驚くことか?ま、最近妙に昔馴染みに会うが」
「改めて…久しぶりだな、甲。十年ぶりくらいか?」
目の前の男は、どうみても三十代半ばほどに見える。
- 760 :名も無き異能都市住民:2009/07/20(月) 23:10:19 ID:9ECBfjW20
- >>755>>757
【一瞬だけ視線をやり、外し】
【電柱の上で器用に屈む】
>>758
【左手でちょい、と駆け上ってきた鉄球をつついて止めて】
【音もなく電柱から降りて、甲に近づく】
【フード付きのローブを身につけているため、顔は分からないがかなり背が高く、多分、男】
【そして、】
…………変わってねーなァ、諸々
【微かに笑いを含んだ声で、言った】
- 761 :ブルクハルト=バルツァー/変態銀竜:2009/07/20(月) 23:11:54 ID:KZg1MerMC
- >>758
「な、なんやアンさん、ワイの唐揚げが気になるんか!?」
【Gパンに派手なシャツ一枚と言うラフスタイルな銀髪】
>>759
「くっ、アンタも何なんや……これはワイのモンや!」
【微妙な関西弁を喋りながら唐揚げを一口】
- 762 :ひぐらし甲:2009/07/20(月) 23:15:51 ID:vd0Zu26k0
- >>759
「じゅう…ねん…?…アホか、そこまで経ってねーだろ…せいぜい6,7年…」
そしてその姿を眺めて
「……お互い老けたな…立ち食いそば屋が良く似合ってるぜ…」
>>760
「(―――…止められた…?推進力はミニ四駆程度だけど…)」
「この暗がりの不意打ちを…か」
空になった丼をカウンターに返し
爪楊枝を口に向き直る
「誰だテメー…刺客か?」
>>761
「(お…なかなか良いノリ…ここは)」
「ひとつくれ」
単刀直入に切り出した!
- 763 :クロネギ&すえぞお:2009/07/20(月) 23:25:29 ID:nWKoaA8o0
- 「で、そいつが?へぇ、ニンゲンってのは面白いもんだなー」
『甲っつーんだけど、そいつがまた… …あれ?』
2匹の竜が意気投合した様子で歩いてきた。
…駅前に竜が、しかも2匹。異様である。(ブルクハルトをカウントしたら3匹である。)
『あ、あいつあいつ、あいつが甲…ってえええええ!?』
「へぇ、あいつが…って声でかい!黙れ!」
- 764 :頼羽無為:2009/07/20(月) 23:25:53 ID:fP94A.NgO
- >>760
「…でけぇ」
口からでたのはその一言のみ。
とにかく驚いている。
>>761
「なんでもねえよ」
「…いや、やっぱ言わせて貰うが」
「そば屋に来たんならそばを頼んだらどうだ」
呆れたように言う。
>>762
「あん?おかしいな、俺があそこを出てから確かに十年は経ってるはずだが…」
そばを食いながら首を捻る
「まあ此所は時空が歪んでるとか聞くし、そんなこともあんだろ」
考えるのがめんどくさいので放棄したようだ。
「ああ…お互い、おっさんと呼ばれてもしかたねぇ年だな」
「…そういやお前、仕事はなにしてんだ?作業着なんて着てるが」
「ちなみに俺はタクシードライバーだ。個人経営のな」
後ろを指で示す。そこには、人目でタクシーとわかる、黄塗りのセダンが停めてある。
- 765 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/20(月) 23:26:54 ID:kXznEJtk0
- 仕事の後の一杯〜♪
ビールひとつくださ〜い
【どっからかやってきた】
- 766 :クロネギ&すえぞお:2009/07/20(月) 23:30:42 ID:nWKoaA8o0
- >>765
「…なぁ、ニンゲンが飲んでるビールって美味いのか?」
『アルコールで酔えないから美味いと思えないっていう』
「………そうか」
『ま、不味くはないんじゃね?』
2匹で他愛もない雑談中。
「…誰か何かおごってくれねぇかなぁ」
『…誰か何かおごってくれねぇかなぁ』
息もぴったりである。
- 767 :ひぐらし甲:2009/07/20(月) 23:31:02 ID:vd0Zu26k0
- >>763
「ブッ!?」
爪楊枝噴いた
「おま、おままままぁああああ!?」
「…今日は…何だ…昔馴染みのバーゲンセールか…?」
>>764
「…アレだろ?年数数えるの面倒で四捨五入してるとかそんなんだろ…ありがちありがち…」
過去の姿を知っているが故の納得の仕方で
「……バイトだ、建築現場の…」
バツの悪そうな顔で
「タクシー?…で、ビックリ機能は何個搭載してんだ?」
- 768 :名も無き異能都市住民:2009/07/20(月) 23:32:33 ID:9ECBfjW20
- >>762
はは、
【甲の言葉に、笑う】
刺客か、いいねェそういうの大好きよ俺。
ただまァ流石にお前と殴りあう度胸はねーなァ、砕かれちまうわ
【けらけら笑いながら、フードを外す】
【現れるのは銀……否、鋼色の髪と目】
【にまりと唇の両端をつり上げて】
顔なじみのバーゲンセールに追加な。久しぶりィ?
【カノン・カペルマイスターは言った】
>>764
そういうお前は随分老けてねェか
【呆れたように言い返す】
>>763
よォ、すえぞ……
【挨拶しかけて口を閉じ】
【少し悩んでから】
……いつの間に分身を……?
- 769 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/20(月) 23:32:53 ID:kXznEJtk0
- >>766
「……しかたない」
ビールを差し出した。
自分はたぬきそばをすすっている。
- 770 :ブルクハルト=バルツァー/変態銀竜:2009/07/20(月) 23:33:02 ID:O1o1pwYcC
- >>760
(まさか……この男もワイの唐揚げを!?)
>>762
「バカかアンタは! これはワイの……」
(なんだ? この異常なまでに純粋な瞳……)
「しゃあない、一つだけやで?」
【小さい皿に一つのせて甲へ渡した】
>>763
(か、感じる……同種の感覚……)
(って言うかそこに居る……うるさい)
【ただし、現在のこいつは人間スタイルである】
>>764
「蕎麦か……ワイ、肉食っ☆」
【バカである】
- 771 :クロネギ&すえぞお:2009/07/20(月) 23:38:26 ID:nWKoaA8o0
- >>767
『おまってそりゃこっちの台詞だ!』
流石にすえぞおも驚いた様子で。
『いやー、山の主目指して篭ったはいいけど誰も来なくて暇で暇で…』
…この威厳の欠片も無い様子では主にはなれそうにない。
>>768
『…ん、え、あ…あー!!お前バナナか!久しぶりだなぁ!!』
どたどたと頼羽へと駆け寄る。
『ん、いやいや こいつはクロネギ。
偶然って凄いもんだなぁ、同種の竜とこんな場所で会うなんて』
>>769
「おう、名前も知らないけどわりぃな」
『よかったな、一応礼は言っとけよ?』
「言われずとも…ありがとうなー ……ンゴッ」
器用に爪でコップを持ち、一気に飲み干す。
カタン、とコップをテーブルに置き
「……………なんぞこれ」
『いや、なんぞって言われても』
>>770
『………ドラゴンレーダーに反応あり』
「なんのこっちゃ」
『近くに俺ら以外の竜が居る、間違いないぞ』
「いや、だからなんのこっちゃ」
- 772 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/20(月) 23:41:50 ID:kXznEJtk0
- >>771
さて…行かなきゃ……
まあ最初はだいたいそんなもんだわな
それじゃ
【そのままフラフラとどこかにいってしまった】
- 773 :ひぐらし甲:2009/07/20(月) 23:42:51 ID:vd0Zu26k0
- >>768
「あ?俺の事知って……ってえ!?」
眼を見開いて
「……何だ何だ今日はオイ…同窓会かよ…?」
「引かれ合うにも程が在るっつーの、久し振りだな!」
キシシと愉快気に笑い肩を叩く
いつしかその表情はあの頃の顔に戻っていて
>>769
「(あ、薬屋の兄ちゃんか…夜回りの帰りか…)」
「よ、また会ったな…」
>>770
「ブラボゥ!およそ数週間ぶりの肉だよッ!やったね!」
年甲斐も無く肉にはしゃぐ
素に戻り
「……ゴホン、恩に着る…」
照れ隠し
>>771
「それで下山か…俗世に染まりすぎだっつの」
やれやれと肩を竦める
「あれから…あー…何年か忘れたが…姿は変わらんな、お前は」
懐かしげに眺めて
>>772
「あれ?」
見送った
- 774 :頼羽無為:2009/07/20(月) 23:43:25 ID:fP94A.NgO
- >>763
「……」
露骨に目線を会わせようとしない。
そばを急いで平らげようとしている。
>>765
「げ、銃野郎…」
あんまりな名前だ。
>>767
「あれ、やっぱり俺そんな風に見られてる?まあうん、しかたないか」
「建築か…意外だな、お前なら戦闘職とか、そうでないなら農家なり漬物屋なりしてると思ってたが」
肉そばをほぼ完食する。
「ビックリ機能?さあな、数えるのも億劫だ」
振り替えれば、ロボットに変型したタクシーが車上荒らしをしようとしたらしい男を張り倒している。
- 775 :頼羽無為:2009/07/20(月) 23:47:19 ID:fP94A.NgO
- >>768
「なんだ、ただのカノンか」
失礼な反応だが、こういう男である。
「そりゃあ十年もたてば人間誰でも老けるさ」
>>770
「じゃあなんで蕎麦屋に来たんだよお前は…」
やれやれ、と頭を押さえる
- 776 :すえぞお:2009/07/20(月) 23:50:27 ID:nWKoaA8o0
- >>773
「正直山暮らしは退屈だ、別にキツくは無いんだが
ゲームとかやりたいしテレビとかも見たい」
ドラゴン、というかドラゴン(笑)と表現したほうがいいだろうか、こいつは。
「まーな、若干甲殻の割合が増えた感じ」
>>774
「ばななん!ばななんじゃないか!!」
わざとらしく頼羽の名(?)を呼ぶ。
…昔よりひとまわり大きくなっているような気がする。
//ありえないミスしてたあああ^p^
- 777 :ひぐらし甲:2009/07/20(月) 23:54:08 ID:vd0Zu26k0
- >>774
「…真っ当な職につけねー理由ってやつがあんのよ」
目線を落とし
まぁ、それは良いやと話を飛ばす
「百姓やるにも先立つものが無くてな、まぁ取り敢えずのバイト生活よ」
「千夜は自給良いしな…今ん所ふたつ、掛け持ってるかな」
「おおう…トランスフォーマー実写版…」
>>776
「やはりな…お前はもう電気がないと暮らせない体質になってしまったんだよ!」
ビシッと指差す
その指で差した所を見て
「あー…マジだ…明るいところで見ればもっと違いが分かるかも知れんね…」
時の流れを垣間見る
- 778 :ブルクハルト=バルツァー/変態銀竜:2009/07/20(月) 23:54:33 ID:EZHvaBxoC
- >>771
(ドラゴンレーダー……奴らはなんて恐ろしいものを……)
【すえぞお達に背中を向けたまま唐揚げを頬張っていた】
「……」チラッ
【一瞬だけ見た】
>>773
「ワイ、アンタの食生活が心配になってきたで……」
【残りの唐揚げ(3つ)を甲へ渡す】
「……食っとけ、そんままやったらアンタが飢え死にしてそうで怖いわ」
>>775
「特に用はない」
「たまたま入った店が蕎麦屋だったのだ!」
【もう帰れよ】
- 779 :カノン=カペルマイスター:2009/07/20(月) 23:56:21 ID:9ECBfjW20
- >>770
【違う違うと言うかのように手を振り】
>>771
//ミス把握w
クロネギっておま、どういう名前のセンスだよ……
しかし同種なあ、よかったなーでいいのかィ?
>>773
懐かしい声がしたもんだから駆けつけちまったぜェ
【にやにや笑う】
お前も色々元気でやらかしてるみたいで何よりだァな
【若干含みを持たせて言って、肩を叩き返す】
>>775
おうさ、ただのカノンだよ
【平然と返し】
……そんなもんかァ?もっと若い感じかと……
- 780 :すえぞお:2009/07/20(月) 23:59:12 ID:nWKoaA8o0
- >>777
「うぐぐぐぎ…だが俺はこんなところではめげぬ!
電線引っ張ってきてでも山の主になってやるぜ!!」
「俺もそのうちこいつみたいに全身鱗と甲殻に…って、ありゃ?」
いつのまにか消えるクロネギ。
>>778
「………匂うぞ、竜の香りが」
ニヤニヤとしながらブルクハルトを見つめ
「さぁ、悪いようにはしないから姿を見せるんDA!」
>>779
「なんでも、たまたまあった貧乏人に付けられた名前だとか…もう帰ったみたいだけど」
「ま、居ないよりは居たほうが安心感があるしな
お前はお前で、何やってたんだ?」
- 781 :ひぐらし甲:2009/07/21(火) 00:05:38 ID:vd0Zu26k0
- >>778
「……アンタ…」
感動の波が、押し寄せる…
「この恩は…いずれ…いずれ返す…!」
啼きながらから揚げを食ういいオトナ
>>779
「声ってお前…そば啜ってただけなのに…」
驚きつつ
「………おう、まーな…」
苦虫を噛み締めた表情で呟く
>>780
「発電施設作れよ…そんでふもとの住人と対立しやがれ」
奇しくも成立する人と竜の対立の図式
近代化を進める竜と、それに反発し山を守ろうとする人々
……あれ?逆じゃね?
「あっちのが年上か?」
- 782 :すえぞお:2009/07/21(火) 00:08:53 ID:nWKoaA8o0
- >>781
「駄目だ、俺が住んでるとこは地下水はあるけどダム作れるような川は無い」
ふるふると首を左右に振る。
何より発電所を作る資金などあるはずもなく。
「…いや、まだ20代だとか…栄養状態良かったんだろーか」
- 783 :頼羽無為:2009/07/21(火) 00:10:40 ID:fP94A.NgO
- >>776
「それは俺の名前じゃねぇ!」
割り箸がすえぞおに向かって飛んでいく。
「よう、久しぶりだな…ってなんかデカくなってやがる…」
>>777
「ふぅん…お前もワケありってヤツか」
それ以上は追及しない。
「千夜か…奇遇だな、一昔前に俺が辞めた場所だ」
爪楊枝でシーハーしながら話す姿はどうみてもオッサン。
>>778
「…もう何も言わねぇよ…うん、好きなもん食べるといい」
色々と諦めたようだ。
>>779
「ま、おっさんにも色々あったんだよ…」
煙草に火を点け、紫煙を吐きだす。
哀愁漂うその姿は、更に老けて見える。
- 784 :ブルクハルト=バルツァー/変態銀竜:2009/07/21(火) 00:12:54 ID:O1o1pwYcC
- >>779
「なんだ、そうか」
【軽く流した……が】
(心読まれたぁ!?)
>>780
「何故バレたんやあぁぁ!」
【勢い良く立ち上がる】
「しゃあない! 見ときや!!」
【蕎麦屋フラッシュ!】
【そこには小型の銀の塊が!】
>>781
「ああ、別に返さんでもエエで、一応仕事柄金はあるんやから」
【それはもう沢山】
(しかし、唐揚げで感謝されたのは初めてやで……)
- 785 :すえぞお:2009/07/21(火) 00:15:40 ID:nWKoaA8o0
- >>783
――――サクッ
直線を描いて額にHIT!
「…刺さったんだけど」
「で、バナナがバナナじゃないってどういうこった?」
>>784
「いや、口からでまかせ」
もし間違えていたらごめんなさいで済ませる。
「まさか本当に…ってうおまぶしっ!?」
「………お、おー」
つんつんと銀の塊をつつく。
- 786 :カノン=カペルマイスター:2009/07/21(火) 00:16:06 ID:9ECBfjW20
- >>780
俺ー?
大したことしてねェぜ、世界中旅して回ってたくらいだなァ
【普通だった】
>>781
耳はいいんだよ、俺が何を媒体にして術を使うか忘れたかァ
【軽く甲の頭を小突いて】
はん、いいじゃあねーの?後悔してなきゃ全部オッケーだぜェ?
【悪っぽい笑みである】
>>783
……マジでおっさんだなァー
あの頃のショタ一筋なお前はどこ行ったよ?
さって、んじゃあなァ貴様等ー。俺は都市探索に戻るぜェ
【話して満足したか、再びフードを被り】
【ひらひら手を振って去っていった】
- 787 :ひぐらし甲:2009/07/21(火) 00:19:40 ID:vd0Zu26k0
- >>782
「…じゃあ延長ケーブル買ってきて地道に伸ばすしかねーな…」
地味な作業を提案した
「栄養状態っておま…アイツお前以上に食うのかよ…ヤバス」
>>783
「ま、色々あるさ、色々な…能力者だもの」
「一昔とかどんな単位だよそれ…」
「あー俺は下っ端の下っ端さ、末端のバイト」
>>784
「心配すんな金はねえ」
きっぱりと言い放つ
「金以外でいつか、アンタの役に立とう…」
「…って竜族かよ…!しまった、ここは竜の溜まり場のそば屋だったか…!」
勘違い
>>786
「うぬ…?…あぁ、そうだったな…そうだった」
思い出すように上を向き
「後ろは振り向かんよ」
「今は前を向くので精一杯だからな」
ふ、と小さく笑い
「おぉっと…寝る時間だ…あばよ」
何処と無しに帰っていく
ちなみに住所はまだ無い
//お先ー
- 788 :ブルクハルト=バルツァー:2009/07/21(火) 00:25:59 ID:EZHvaBxoC
- >>783
「ありがとうオッサン! ワイ、蕎麦食べるよ!」
【もうこいつぶん殴って良いよ】
>>785
「なん……やと?」
「アンタは普通の竜なんか?」
【本当に銀の塊である】
- 789 :すえぞお:2009/07/21(火) 00:28:46 ID:nWKoaA8o0
- >>786
「お前は相変わらずだなぁ…」
「んじゃ、またなーっ!」
片翼を振って見送った。
>>787
「…まぁ、街に下りるのが現実的だな」
「さぁなぁ、俺って混ざり物だし
もしかしたら成長遅いのかもわかんねぇ」
「おう、おやすみなー」
>>788
「いや、キメラ。人の血が混ざってる」
「……しかしまぁ、銀だな
お前はお前で妙な奴だ」
- 790 :ブルクハルト=バルツァー:2009/07/21(火) 00:34:49 ID:EZHvaBxoC
- >>787
「いや、返さんでもエエから……」
「竜族? 違うな、金属や!」
【声を張り上げながら見送った】
>>789
「人の血? また物騒な話やな」
「ああ、ワイは80%銀や!」
「お前で……ちゅー事はやっぱキメラって面倒なんかいな?」
- 791 :頼羽無為:2009/07/21(火) 00:37:41 ID:fP94A.NgO
- >>785
「元々バナナは名前じゃねえっての」
「今の俺は名無しのタクシードライバー。だが本当に名無しじゃ生活に困る」
「だから頼羽(ライバ)無為(ナナシ)。簡単だろ?」
どうやらすえぞおの知る頼羽とは、同じだが少し違うようだ
>>786
「ショタて…なんでんな物に執着せねばならんのだ」
「おう、じゃあな」
>>787
「どうやら俺には会社働きってのは合わなかったらしい。そんだけだ」
「…その年でフリーターってのはキツいぞ、社会的に」
「またな」
去りゆく背中を見送った
「…あいつ、どこで寝てんだ?」
>>788
「おう、オッサンはお前の健全な食生活を応援してるぞ」
サムズアップ。なんかもう吹っ切れたらしい。
「さぁて…仕事に戻るとすっか。じゃあな、お前ら」
煙草を踏み消して、タクシーに乗り込み去っていった
- 792 :すえぞお:2009/07/21(火) 00:38:06 ID:AXRozTjwO
- >>790
「…残りの20%は何なんだか」
「ま、キメラっちゃあキメラだな」
「ほとんど竜の要素だけど」
「じゃ、俺はそろそろ帰るよ、またなー」
- 793 :ブルクハルト=バルツァー:2009/07/21(火) 00:44:52 ID:O1o1pwYcC
- >>791
「ありがとう、オッサン。これからもワイの事を応援したってくれ!」
【全力で断る】
>>792
「えーと、脳とか心臓とか?」
【無駄にリアルであった】
「キメラって何なんやろ……じゃあなー」
【その後、うどんを食べてから帰ったらしい】
- 794 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 20:49:34 ID:Tby8XLy.0
- 【CUBE内】
……む〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……
………決まらな〜〜〜い!!
【電子空間内で、一人頭を抱えて唸っている】
- 795 :ノエル=フルーレス:2009/07/21(火) 20:50:12 ID:Tby8XLy.0
- //間違えた^q^
- 796 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 20:57:27 ID:ytB25r5A0
- //かまわぬ^p^
「決まらない、人はその生において数多の選択を行いながら生きるもの。
それが成功であれ失敗であれ善であれ悪であれ。」
「では人ではない何者はあなた?
いや人ではないあなたは何者?」
宙からフラリと男が降りてくる。
魔法使いとかそういうわけではなさそうだが……。
- 797 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/21(火) 20:58:47 ID:ytB25r5A0
- //間違えた^p^
- 798 :さまよう甲:2009/07/21(火) 22:02:03 ID:vd0Zu26k0
- 巨大なビル群を歩く
顔の半分を隠すサングラスと深く被った帽子を装着した
赤いマフラーの男
先日のボロボロの格好からは雲泥の差
といっても標準的なレベルでの小奇麗な服を着ていた
「……でっけー……」
巨大ビルに圧倒されてるおのぼりさん
- 799 :海野獅子男/犬散歩中:2009/07/21(火) 22:19:12 ID:ytB25r5A0
- あー、真夜中の散歩は気分が良いなあ!
【巨大なビル群の真ん中でも犬の散歩をする】
【余程暇しているのだろう】
- 800 :ミレイ:2009/07/21(火) 22:51:25 ID:Jhlo6zSQO
- 「……ん?」
もうこんな時間か、と眠りから目覚めた天然娘は、周りを見渡したあと、再びベンチに横になる。
- 801 :さまよう甲:2009/07/21(火) 22:57:10 ID:vd0Zu26k0
- 「……聞き覚えのある声がした気がするが…」
帽子を深く被り直し辺りを見回す
首を捻り
「…気のせいか」
そのままコンビニに入っていく
- 802 :ミレイ:2009/07/21(火) 23:05:25 ID:Jhlo6zSQO
- >>801
「……あれは?」
首を傾げて、様子を見ていた者。
「怪しい」
- 803 :さまよう甲:2009/07/21(火) 23:07:49 ID:vd0Zu26k0
- 「……よし、おにぎり100円フェア中だったぜ…」
小さくガッツポーズ
- 804 :海野獅子男/犬散歩中:2009/07/21(火) 23:09:29 ID:ytB25r5A0
- 散歩は楽しいなあ……
【魅霊と甲を発見】
【背景にまぎれつつコンビニの前まで行く】
- 805 :ミレイ:2009/07/21(火) 23:12:34 ID:Jhlo6zSQO
- >>803
「……びんぼう?」
ひどい事を口走ったりする訳で。
>>804
「……ただの通行人、か」
- 806 :さまよう甲:2009/07/21(火) 23:14:47 ID:vd0Zu26k0
- >>804
「―――…」
ぴくり
「(…これは…秘術"モブ紛れ"の気配……居るのか…この人込みに…)」
「……誰かが」
>>805
「………」
「………あぁ、そうさ…」
漂うのは悲壮感
ボロは着てても心は錦
しかしその安いプライドは少女の無垢な一言で銀河の果てに飛び去った
- 807 :海野獅子男/犬散歩中:2009/07/21(火) 23:18:44 ID:cR39wx2o0
- セッセコセッセコ……
【モブ紛れの間に下準備】
【どこからともなくカウンタック(車)を持ってくる】
「はーっはっは!偶にはコンビニで買い物でもしていくか!!」
【ちょっと金持ちキャラっぽく登場しようとしてみた】
- 808 :ミレイ:2009/07/21(火) 23:24:34 ID:Jhlo6zSQO
- >>806
「にゃはは。びんぼうだったの……それは悪いことをしたわ」
>>807
「こっちは対照的に……おかねもちかしら?」
- 809 :さまよう甲:2009/07/21(火) 23:27:48 ID:vd0Zu26k0
- >>807
「( ゚д゚)ポカーン」
片や徒歩、片やカウンタック
これぞ貧富の差
格差社会のど真ん中に叩き落された
「………んん…?」
>>808
「…………」
「悪くない!生きている限り、俺は貧しさになど負けてはいないのだから…!」
おにぎり(100円)を掲げ
少女に強がる
- 810 :海野獅子男/犬散歩:2009/07/21(火) 23:31:46 ID:cR39wx2o0
- >>808
ハッハッハー!
おじょうちゃん!
どうしたんだい?
この車に見とれてしまったかい?
【お金持ちキャラっぽく】
>>809
「はっはっは!どきたまえ!」
プップーとかならして歩行者をせかしてみたり
それっぽいスーツで決めてみたりしながら車を降りてきた。
「…、というわけで久しぶり。」
飽きたらしい
- 811 :ミレイ:2009/07/21(火) 23:34:55 ID:Jhlo6zSQO
- >>809
「にゃは……お兄さん、面白いわね」
ベンチに座りなおし。
「私はミレイよ」
>>810
「別に……私は血さえ啜れれば満足よ」
舌に指を這わせる。
鋭い牙が見え隠れする。
- 812 :さまよう甲:2009/07/21(火) 23:39:14 ID:vd0Zu26k0
- >>810
「おおぅ…!ち、」
歩行者は悔しさを噛み締め
退く
「……あぁ、相変わらずヤンチャだな」
なし崩し的に再会した
>>811
「甲(カブト)だ」
少し悩んで本名を告げる
「……んまい」
最近のコンビニおにぎりはレベルが高かった
- 813 :海野獅子男/犬散歩:2009/07/21(火) 23:42:03 ID:cR39wx2o0
- >>811
「そうかそうか……
私は■■■、英雄さ。」
【なんか風が吹いてきて名前が聞こえなかったりする】
>>812
「おおう、なんか困ってるらしいじゃないのぅ。」
【カウンタックを急いでしまう】
「調子ぶっちぎりで最悪なんじゃないの?
俺も人のこと言えないケド」
「やんちゃも昔ほどは出来なくなったしね」
- 814 :ミレイ:2009/07/21(火) 23:43:47 ID:Jhlo6zSQO
- >>812
「コンビニのご飯も進歩を遂げたのね……どちらにしても私には食べられないけどさ」
>>813
「……聞こえなかった。まあいいわ、私はミレイ。よろしくね」
- 815 :さまよう甲:2009/07/21(火) 23:49:20 ID:vd0Zu26k0
- >>813
「まっあな」
ベンチに座り、サングラスと帽子を取る
「調子は、悪くない」
短く告げると拳を握る
「この街の複雑な力の巡りにも慣れて来たしな」
「……成る程、お前は開店休業中…ってか」
螺旋を描く左眼が海野を見据える
その眼は海野に廻る力を視ていて
>>814
「ほう…」
お茶で一息
「コンビニ飯が食えん…アレルギー…って訳じゃねーな」
「吸血種か」
- 816 :海野獅子男/犬散歩:2009/07/21(火) 23:54:51 ID:cR39wx2o0
- >>814
「名前に意味など無いからいいの。」
ライダーのポーズ
「名前に意味があるのは世間一般の皆様で充分。」
>>815
「俺は最悪。
身体に負担をかけすぎたな。
薬を使っても三分間が限度だ。
三分間だけなら昔よりずっとすげえ俺を見せてやれるんだけどね。」
【体内の力の流れが無茶苦茶に暴走している】
【特に呼吸器官への流れの悪さが顕著だ】
- 817 :ミレイ:2009/07/21(火) 23:57:11 ID:Jhlo6zSQO
- >>815
「私は吸血鬼よ……でもそれを知って何の挙動も見せないとなると、やっぱりこの都市の人たちは強いのね」
赤いツインテールは風に靡いていた。
>>816
「じゃあなんて呼べばいいのか……リッチマン?」
ひどいセンスだ。
- 818 :さまよう甲:2009/07/22(水) 00:01:40 ID:vd0Zu26k0
- >>816
「酷使しすぎだ…つーのも聞き飽きたクチかね」
やれやれと息を吐き
「……雲みてーな性格は、昔のままみたいだな」
小さく笑った
「……空気の綺麗な場所に行け…ってのも耳タコかな」
>>817
「強いかどーかは知らん…」
煙草に火を点ける
巻き煙草も卒業したぞ
「……ただ昔、そういう知り合いが居たってだけだ」
肺に煙を廻して
一気に吐き出した
- 819 :海野獅子男/犬散歩:2009/07/22(水) 00:05:24 ID:cR39wx2o0
- >>817
「Mr.リッチと呼ぶが良い!」
【適当にそういうことにした】
「名前なんて意味が無いからな。」
>>818
「酷使しているのは十数年前から解ってた。
本当に無理し始めたのは5年前。
性格はまあ生まれたときから。
ここも郊外は驚くほど空気が綺麗なんだぜ?」
「あとはまあ、良い医者が居るしな。」
「おっと、薬の時間だ。
病院に戻るよ。」
【そのままどこかに行ってしまった】
【しかし、彼の顔には間違いなく……「死相」が出ていた】
- 820 :ミレイ:2009/07/22(水) 00:10:15 ID:Jhlo6zSQO
- >>818
「そういう知り合い? ……今どき吸血鬼なんてどこにでも居るのね」
それが彼女にとって大切な人だということは、この時点では気付かなかったようだ。
>>819
「うん。じゃあ私、あなたをミス・リッチと呼ぶことにするわね!」
天然? いや、ただの馬鹿であった。
「私も行かなくちゃ……また弟とはぐれちゃった」
彼女は足早に去っていった。
- 821 :さまよう甲:2009/07/22(水) 00:13:02 ID:vd0Zu26k0
- >>819
去り往く背中を見送って
「――――…やれやれ」
先程と同じ言
されど沈み込む様な重い響きを持ったそれを口にして
点けたばかりの煙草を揉み消した
その表情は暗がりで読み取る事は出来なかった
>>820
「…何処にでも居たら教会が大変だろうが」
こちらの背中も見送って
「今時の吸血種…っつーのかね、"鬼"って気がしねーや」
ネオンの夜空を見上げた
- 822 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/22(水) 00:44:42 ID:/k2gysHgO
- 「夜、か」
漆黒の長衣の裾を夜風に靡かせ、真紅の髪眼の女が夜の道を進む。
何か感慨深いものを感じたのか女の顔は静かに思案の色を讚え、また足取りも流れるように緩やかだった。
- 823 :甲with摩天楼:2009/07/22(水) 22:46:13 ID:vd0Zu26k0
- 「…街の灯りがとても綺麗ねヨコハマぁ……」
ネオンきらめく繁華街を歩く
耳にはイヤホン
学生時代より使っている"i-pod-jaki"
- 824 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 22:50:44 ID:nWKoaA8o0
- 「ん…よーう」
甲を見つけ、声をかける。
- 825 :甲with摩天楼:2009/07/22(水) 22:52:18 ID:vd0Zu26k0
- >>824
耳栓程度ではすえぞおの声は届いた
「……ぬ」
イヤホンを外し振り返る
「よう、奇遇だな」
- 826 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 22:54:28 ID:nWKoaA8o0
- >>825
「やっぱ山篭りは向いてないかもな、俺」
へらへらと笑いながら歩み寄って
「ま、下りてきてから新聞なりテレビなりは見たんだが
…やらかしたみたいだな」
ま、俺にゃあ関係ねーけどな といった様子で。
- 827 :甲with摩天楼:2009/07/22(水) 22:57:27 ID:vd0Zu26k0
- >>826
「まぁなあ…人外の社会進出も、最近じゃさほど珍しくも無くなったしな」
目を向けた店先には焼き鳥を焼く竜人の姿が
「……」
「…ま、店入るか」
ふと行き着いた赤のれんの居酒屋を指差して
- 828 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 22:59:54 ID:nWKoaA8o0
- >>827
「…流石に俺みたいなのだと働き口はなかなか無いけど」
と、ふとすえぞおに視線を戻すといつの間にか焼き鳥をほおばっている。
一瞬で掠め取ったのだろうか。
「……理由はあったんだろ?」
「だな、ゆっくり話そうぜ」
- 829 :甲with摩天楼:2009/07/22(水) 23:01:49 ID:vd0Zu26k0
- >>828
案の定すえぞおが大き過ぎて奥の座敷を占拠した
「取り合えず、生…すえは?」
メニュー表を開いて
- 830 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 23:03:21 ID:nWKoaA8o0
- >>829
「…………」
体を屈めてもまだ狭い。
「あ、んじゃ俺も生(肉)…て
俺金無いんだけど」
- 831 :甲with摩天楼:2009/07/22(水) 23:07:54 ID:vd0Zu26k0
- >>830
「"ちいさくなる"…は、遂に習得出来なかったか…」
ふぅ、と息を吐いて煙草を口に咥える
「んあ?…あー…まぁ、良いさ」
手を振って
「再会の記念だ、ここは出そう」
【この時の甲は…忘れていた
このすえぞおと云う竜、その食欲の巨大さを…】
取り合えずの一品が運ばれて来た
給仕はかわいらしいコボルト達だ
「ホイ、カンパイ」
生(肉)にグラスを合わせる
- 832 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 23:10:43 ID:nWKoaA8o0
- >>831
「…習得する気にならなかったってのもある」
わざとらしく煙たがる仕草をしつつ
「お、いいのか?
…じゃ、遠慮なく」
【遠慮なく―――この一言が、甲に地獄を見せることになる】
「かんぱーい!」
ヌチャッ
- 833 :甲with摩天楼:2009/07/22(水) 23:14:04 ID:vd0Zu26k0
- >>832
フキフキ…とグラスを拭く
「…ぷはぁ…!仕事上がりは…沁みるねぇ」
フリーターの癖にいっちょまえの事を言う
「………さて、何から話したモンか」
おしんこをポリポリしながら考える
- 834 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 23:16:38 ID:nWKoaA8o0
- >>833
「仕事なぁ…俺は山で狩って食って寝て…」
もしゃもしゃと生肉にかぶりつく
「じゃ、やらかした原因について…はいいか
流石に場所も場所だし」
- 835 :甲with居酒屋:2009/07/22(水) 23:21:55 ID:vd0Zu26k0
- >>834
「…大学出てからずっとそんなか…?サバイバルライフじゃん…」
勉強役に立ってねえ、と笑う
「いや、良いだろ…幸い角地だし」
ジョッキを煽り
ビールを飲み干す
「……話は、俺が大学を卒業して二年目にさかのぼる…丁度、各地に研修に出てた頃だな」
電話で焼酎(ロック)を注文して
- 836 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 23:24:11 ID:nWKoaA8o0
- >>835
「サバイバルっても、死ぬ要因は無いけどな」
木の皮でも栄養にはなる、とか。
「ん、じゃあ聞かせてくれ」
きょろきょろと周囲を見回し
残った骨をバリバリと砕いて飲み込む。
「へぇ…結構真面目にやってたんだなー…あ、生肉2つ注文な」
- 837 :甲with居酒屋:2009/07/22(水) 23:34:07 ID:vd0Zu26k0
- >>836
「…焼いたのも注文しろよ、俺食えねえ」
やがて運ばれてくる諸々
「…当時の俺の科の准教授、ソイツの斡旋だった」
焼酎のグラスを転がして
「最初から、キナ臭い匂いはしてたんだ」
口に運ぶ
「……ちなみにその准教授、今は大学側に追われている」
「能力者を研究対称とみなし、自分の息の掛かった箇所に送る」
「送り付けた先で、大学内で行えない様な法外な研究を行う…と」
「それが、ソイツの裏の顔だった」
「俺はまんまと嵌められた…って訳だ」
焼き鳥を頬張る
- 838 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 23:36:29 ID:nWKoaA8o0
- >>837
「それは自分で注文してくれ、何が食いたいかわかんね」
運ばれてくる生二つ。
「…………」
その話を聞いて、苦々しい表情を浮かべ
「そんなやつが紛れてたのか…
あそこも安全な場所じゃあないんだな、やっぱ」
「して、どうなったんだ?」
生肉1つ目完食
- 839 :甲with居酒屋:2009/07/22(水) 23:45:21 ID:vd0Zu26k0
- >>838
「"研究所"っつー何だかあやふやな組織の関係者みたいだったな」
エビマヨを注文して
「……消える時も鮮やかだったそうだ、未だにソイツの足取りは掴めてねえ」
「バックが巨大…だったのかもな」
「で、だ」
枝豆を剥いて皿に移す
何だか几帳面な食べ方
「俺が送り込まれたのは小さな国で、園芸品目が盛んに栽培されて、それの輸出で利益を上げてるっつー場所だった」
「……まぁ、受け入れ先や研修はごく普通のモノ」
「そんな中で"裏側"に気付ける訳も無く…役一年、そこでモルモットとして過ごした」
「国中グルだぜ?気付ける方がスゲーよって話さ」
焼酎おかわり
- 840 :すえぞおin文明圏:2009/07/22(水) 23:49:26 ID:nWKoaA8o0
- >>839
「…ま、そこらがあやふやなのは昔からだ」
生肉、さらに5つ。
「そればっかりはしゃあない、もう追うのは無理だろ」
「園芸品目…確かに表面上は一般的すぎるくらい一般的だ」
生肉二つを一気に頬張り、骨ごと噛み砕いて食う。
「…そいつはひどいな」
「で、どうなったんだ?」
生肉追加注文。
- 841 :甲with居酒屋:2009/07/23(木) 00:03:12 ID:vd0Zu26k0
- >>840
「研修期間は三年、俺の他にも園芸科の奴が二人…そこで研修をしてたんだ」
エビマヨに箸を刺す
「在学中にお前も、何度か顔合わせた奴等だよ」
「知ってるだろ?元々園芸科にはそこまで高い戦闘系の能力者は居ない」
「そいつらもそうさ、能力者だけど……戦いを知らない、良い奴等だった」
カラン、とグラスの氷が解けて沈む
「一年を過ぎた頃、一人が体調不良を訴えた」
「続くように半年後、もう一人も」
「故郷に連絡を頼んだが…今思えば操作されてたんだろうな」
「連絡は届かなかった」
「対応に怪しさを感じてな、そこから俺は、全てを疑うようにその国を視た」
「………遅かった、ケドな」
- 842 :すえぞお:2009/07/23(木) 00:06:55 ID:AXRozTjwO
- >>841
「…………」
生肉を食べる手が止まる。
「そんなヤツらまで…」
普段の飄々とした雰囲気は消え、深刻な様子で話を聞く。
「…もう、その頃には…か」
はぁ、とため息を吐いて
- 843 :甲with居酒屋:2009/07/23(木) 00:17:56 ID:vd0Zu26k0
- >>842
「幾重にも隠蔽され、張り巡らされた結界」
「日常的に能力の行使をさせられるような生活」
「試験的に食事に混入されていた薬品」
「…どうかしてるだろ?そんな中に居て、何一つ疑問に思わなかったんだぜ?」
自嘲するように苦笑するとグラスを煽る
「入国時に一回、それから定期的に暗示を掛けられてたんだ」
「"この研修は何もおかしい所は無い"…ってな」
「……まぁ、そんな中で俺だけ無事だった…訳も無くな」
シャツを捲り上げる
「邪気眼をひとつ、潰しちまった」
胸に刻まれた傷跡
甲のふたつの"螺旋眼"、そのひとつの在った箇所だった
「完全に汚染されまくっててな…もう少しでアウトだったよ」
強引な摘出の痕であった
「左眼のは、未だ生きていた…だからこうして、生き長らえた」
- 844 :すえぞお:2009/07/23(木) 00:22:54 ID:AXRozTjwO
- >>843
「…狂ってやがる」
ギリギリと歯を噛み締め
「今更悔やんでもどうにもなりはしないが
…あんまりだ、非道すぎる。」
「…………!」
甲の胸の無残な傷跡に思わず言葉を失い
「…お前が生きててくれてよかった
よく、生き残ってくれた」
- 845 :甲with居酒屋:2009/07/23(木) 00:28:47 ID:vd0Zu26k0
- >>844
シャツを降ろす
「……そこからは、新聞やらテレビ放送の通りさ」
「――――俺は、その国を潰した」
ざわりと、その個室の空気が僅かに揺れた気がした
「輸出で栄えてた国だからな、輸入元が俺を手配するのも早かったぜ」
「なんやかんやで逃げ果せて、今はココで生活してるがね」
氷の溶けきったグラスを飲み干した
- 846 :すえぞお:2009/07/23(木) 00:33:38 ID:AXRozTjwO
- >>845
「理不尽だな、全く」
「…ぶっ飛ばさずにただ逃げ出せばよかったんだろうが
お前が納得するとは思わないしな」
「ま…確かに、ここに逃げ込んだのは正解か」
…そしてまた生肉を注文する。
- 847 :甲with居酒屋:2009/07/23(木) 00:40:43 ID:vd0Zu26k0
- >>846
「立つ鳥跡を濁さず…つーか」
ポリポリと頬をかき
「俺が出来るのは今も昔も、後に続く者の為に道を造る…それだけだからな」
「その為には、あそこは残しておいたら駄目だったんだ」
はぁー…と一気に喋った疲れを身体で表して
「そこまで悲観的な結果でもねーしな…」
「一緒に居たふたり、無事に連れ出して能力者病院に担ぎ込んでな」
「能力は失ったが…ここに来る前、日常生活レベルには回復したって聞いたよ」
柔らかく笑って
「つー訳で、辛気くせー話はここまで!」
ばっと手を広げた
- 848 :すえぞお:2009/07/23(木) 00:44:02 ID:AXRozTjwO
- >>847
「お前はよくやった、本当に」
甲の手に前脚を乗せて
「…いつの間にかこんな時間か」
「もうちょい話したかったが、いい加減眠いから…ふぁ」
すっと立ち上がり
「勘定、頼んだ」
とぼとぼと去っていった
//ねる!
- 849 :甲with居酒屋:2009/07/23(木) 00:46:39 ID:vd0Zu26k0
- >>848
「いや、本当、今じゃ犯罪者っつーオマケさえ無ければな」
からからと笑う
少し肩の荷が降りた、そんな風な笑顔だった
「勘定、勘定…なっと」
伝票をめくり
「―――――」
固まった
//お休み!
- 850 :甲with皿洗い:2009/07/23(木) 09:32:30 ID:KLQgFiP60
- 「……ふぅ……」
「…朝日が眩しい…!」
昨夜から一晩中
莫大な飲食代を払う為にタダ働きをしてきた
ふらりとした足取りで朝の人込みを歩く
- 851 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/23(木) 18:22:01 ID:cR39wx2o0
- あー♪
あー♪
【喉の調子を確認】
Yo, I'll tell you what I want,what I really really want,
So tell me what you want, what you really really want,
I'll tell you what I want, what I really really want,
So tell mewhat you want, what you really really want,
I wanna, I wanna, I wanna, I wanna, I wanna really
really really wanna zigazig ah♪
【洋楽を歌い始めている】
- 852 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/23(木) 18:23:34 ID:qEM5AwnE0
- 「ふぁ〜…あう…?」
【都市を歩く少女】
【辺りを見回す】
- 853 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/23(木) 18:30:33 ID:cR39wx2o0
- >>851
そこの少女オオオオオオオオオオ!!
【声をかけてみた】
一人で町を出歩くのは危ないぞお!!
【大声で声をかけた】
- 854 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/23(木) 18:35:29 ID:qEM5AwnE0
- >>853
「あう〜!?」
【びっくりした顔で】
「びっくりしたの…うう…」
【辺りを見回した】
- 855 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/23(木) 18:37:34 ID:cR39wx2o0
- >>854
私はただの薬屋だー!
趣味は音楽と絵画!
ちなみに絵画は見る方専門、
好きな者は少女とか!
乙女座の〜〜歳だ!!
- 856 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/23(木) 18:44:22 ID:qEM5AwnE0
- >>855
「あう…そうなの…
うん、よろしくなの」
【大きく頷く包帯少女】
「…でも…ちょっとこえおっきいの…」
- 857 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/23(木) 18:47:24 ID:cR39wx2o0
- >>856
ハッハッハ!
今日は競馬に勝って気分が最高なんだよ!!
【趣味の項に追加、ギャンブル】
仕事はバイトに任せているんだ。
ところでなんでコンなところに女の子が一人で居るんだい?
危なくはないかい?
- 858 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/23(木) 18:53:38 ID:qEM5AwnE0
- >>857
「あう〜…そうなんだなの」
【頷いた】
「あう〜…『でぃす』はここにともだちがいるから
だいじょぶなの〜!」
- 859 :ラプラス・エイトビート/薬屋さん ◆y5QbMFiZsU:2009/07/23(木) 18:56:28 ID:cR39wx2o0
- >>858
なら良いんだが……
私はこの町で医者やら薬屋やらやっている男だ。
【名刺を渡す】
なんかあったら病人も怪我人も連れてきてくれ。
【地下鉄の駅に向かって去ってしまった】
- 860 :ディス/包帯少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/07/23(木) 18:59:45 ID:qEM5AwnE0
- >>859
「あう、よろしくなの…
なにかあったらおせわになるかなの〜!」
【大きく手を振って見送った】
「…らぷらす…えい…う〜ん…ながいの…」
【名刺を見ながら言った。姓名をいっぺんに読んでいるらしい】
- 861 :魁:2009/07/23(木) 22:05:29 ID:Jhlo6zSQO
- 「……次は、あっちの方に行ってみましょう」
赤い竜に乗り、都市を徘徊する女性。
- 862 :名も無き異能都市住民:2009/07/23(木) 22:10:27 ID:.6prKP66O
- >>861
「そこの女、止まれ!」
【急に魁を呼び止める声、見ると豪華な鎧を纏い、魁のドラゴンの二倍の体格はありそうなキメラに乗った、男達がいた】
- 863 :魁:2009/07/23(木) 22:12:58 ID:Jhlo6zSQO
- >>862
「まさか……速度オーバー? いや、制限速度は守ってるはず」
止まって、と竜に指示を出した。
- 864 :名も無き異能都市住民:2009/07/23(木) 22:20:34 ID:.6prKP66O
- >>863
「こんな夜に何をしているかは知らないが……我々はお前には興味は無い……お前が出来るのは我々の質問に正確に答える事だ……いいな!?」
【男達はキメラを駆り魁を囲む】
- 865 :魁:2009/07/23(木) 22:22:38 ID:Jhlo6zSQO
- >>864
「はあ……」
(新手の商売か何かかしら……)
竜は赤いため息を吐き、少女は困惑する。
- 866 :名も無き異能都市住民:2009/07/23(木) 22:27:54 ID:.6prKP66O
- >>865
「我々は名君『カリオストロ様』が僕、『カリオストロの剣』である……我等が主はある人物を探している……あの小娘は主にとって最大の武器となり盾となる……その小娘はこいつの事だ……」
【リーダー格の男が一枚の写真を突き付ける、そこにはミントグリーンの髪に虹色の瞳を持った少女が写っていた、少女には、誰かに似た面影があった】
- 867 :魁:2009/07/23(木) 22:32:30 ID:Jhlo6zSQO
- >>866
「何処かで見たような顔……?」
誰だっただろう、と首を傾げている。
- 868 :名も無き異能都市住民:2009/07/23(木) 22:34:49 ID:.6prKP66O
- >>867
「ほう、何か知っているようだな?言ってみろ……但し……正確な情報を……だ」
【声に若干期待が込もっていた】
- 869 :魁:2009/07/23(木) 22:39:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>868
「確か偉大な錬金術師の娘……とか風の噂で聞いたような」
でも場所は知らない、と彼女は言う。
- 870 :名も無き異能都市住民:2009/07/23(木) 22:44:28 ID:.6prKP66O
- >>869
「そんな事は誰だって知っている……我々が知りたいのはこの小娘の居場所だ……」
【知らないと言う言葉を聞き、落胆する】
「また外れか……チッ……骨が折れるぜ……行くぞ!」
【リーダーの一言でキメラ達は一斉に飛び去った】
- 871 :魁:2009/07/23(木) 22:49:25 ID:Jhlo6zSQO
- 「忙しい人たち……ね」
そんなことを思いながら、都市の徘徊を開始する。
- 872 :甲@雑踏:2009/07/23(木) 22:52:12 ID:vd0Zu26k0
- がやがやと賑わう繁華街
流れる雑踏の中で取り残された様に佇む男
ベンチに座り、静かに思う
「(………腹、減った…)」
反対の路地の屋台をギラギラした眼差しで見詰めていた
- 873 :魁:2009/07/23(木) 22:55:59 ID:Jhlo6zSQO
- >>372
チャリーン、と甲の前に投げられた小銭。
- 874 :甲@雑踏:2009/07/23(木) 23:00:01 ID:vd0Zu26k0
- >>873
投げられた小銭
そう、"投げられた小銭"だ
「………」
ちらりと一瞥すると、投げられた方角
投げた人物にサングラスに覆われた目を向ける
- 875 :魁:2009/07/23(木) 23:03:19 ID:Jhlo6zSQO
- >>874
「……」
無言のまま、甲を見つめている女性。
- 876 :甲@雑踏:2009/07/23(木) 23:07:54 ID:vd0Zu26k0
- >>875
「…どこの金持ちか知らねーが…」
ゆっくりと腰掛けていた植え込みを立ち上がり、小銭を摘み上げる
そのまま女性の前に立ち
その小銭を突き出す
「ゼニを粗末にすんな、いつかしっぺ返しを喰らうぞ」
- 877 :魁:2009/07/23(木) 23:13:06 ID:Jhlo6zSQO
- >>876
「……あげるわよ。困ってるんじゃない、甲さん?」
にこり、と笑った。
- 878 :甲@雑踏:2009/07/23(木) 23:18:41 ID:vd0Zu26k0
- >>877
「………魁か」
自分の名前を知っている女性
この距離での特定にはさほどの難は無かった
それだけに
「要らん、いくら困ろうが譲れないモンもある」
その行為を魁がやったというのが残念で
それだけ告げると踵を返す
「………久し振りだな、元気そうで良かった」
再び、元の植え込みの淵に腰を掛けた
- 879 :魁:2009/07/23(木) 23:24:21 ID:Jhlo6zSQO
- >>878
「……そういう甲さんも、元気そうでよかった」
意地を張れるならば、まだそれは元気なのだ。彼女は少なくとも、そう思った。
- 880 :甲@雑踏:2009/07/23(木) 23:27:40 ID:vd0Zu26k0
- >>879
「……変わったな」
少し、距離のある声
「金に困ってる奴の足元にゼニを投げる」
「…優越感でも買ってるつもりか?」
隠しきれない苛立ちは、棘の有る言葉に乗って
- 881 :魁:2009/07/23(木) 23:33:56 ID:Jhlo6zSQO
- >>880
「……愉悦、か。確かにそうかもしれないわね」
申し訳なさそうに顔を伏せていた。
- 882 :甲@雑踏:2009/07/23(木) 23:40:07 ID:vd0Zu26k0
- >>881
「…気紛れだったら、もう二度として欲しくない」
顔を伏せる様子に
少し胸を撫で下ろす
「金とか目先の利益にさ、尻尾振って飛びつく奴に思われてたら…少し心外だった」
そこで話を切り
立ち上がり頭をかく
「久し振りに会った相手に、いきなり説教垂れるたぁ…俺もオヤジになったな」
はぁ、と溜息を吐いてサングラスを外した
- 883 :魁:2009/07/23(木) 23:44:22 ID:Jhlo6zSQO
- >>892
「私が吸血鬼になって……幾年も経つけれど」
小さく小石を蹴って、続けた。
「人間らしさ、人間が行うべき正しい道、それらを見誤ることが多くなったわ……
まあ、なんにしても、こうして忠告してくれる甲さんは、まったく変わってなくて嬉しいわ」
- 884 :甲@雑踏:2009/07/23(木) 23:51:33 ID:vd0Zu26k0
- >>883
「欲に駆られる人間も、多々居るさ…だけどな」
トンと、自分の胸を叩く
「どんなに腐ろうが、自分は捨てない…そういう心意気を持った人間も居るってのは、覚えとけ」
サングラスの取れた顔
その表情は"あの時"から僅かのブレも無く
「自分の事を鬼なんて言いなさんな」
ふ、と笑い
「お前は、少し変わったな」
その様子を改めて見る
「なんつーか…レディーになった」
- 885 :夜刀神蔡生:2009/07/23(木) 23:54:13 ID:/k2gysHgO
- 「おや」
小さな呟きが繁華街の雑踏に消える。
颯爽とした足取りを止めて、真紅の髪眼の女が其処に立つ。
「甲に、魁。珍しいな」
- 886 :魁:2009/07/23(木) 23:57:02 ID:Jhlo6zSQO
- >>884
「……ええ、試すような真似をしてごめんなさい」
頭を下げて。
「そうかしら? ……私はそんなに変わってないと思うのだけど」
いろいろと変わっているのは気のせいではない。著しく発育した箇所まである。
- 887 :魁:2009/07/23(木) 23:58:32 ID:Jhlo6zSQO
- >>885
「師匠……先日はお世話になりました」
ぶっ倒れたときのことであろう、深々とお辞儀をする。
- 888 :甲@雑踏:2009/07/24(金) 00:05:10 ID:vd0Zu26k0
- >>885
「いよっ」
手を挙げる
「相変わらずの存在感だな、このアーケードに入った段階で気付いたぜ?」
>>886
「ふん、俺を試そうたぁ…その度胸だけは買っておいてやらぁ」
下げた頭に軽口で返す
彼なりの気を使わせない配慮、なのかもしれない
「さあな、これだけの逢瀬でお前の何年間かを判断する程軽率じゃねーけど」
「…まぁ、纏う空気が変わった…って感じか」
ふむ、と納得して
『ピピピ』
腕時計がアラーム音を鳴らす
「時間か…入れ替わりになってスマンな、さっちん」
ゴメン、と手を挙げて
「じゃあな魁、また今度話そう」
短く告げて駆け出して
するすると人込みの中に消えて行った
//スマン、寝るーノシ
- 889 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 00:09:48 ID:/k2gysHgO
- >>887
「なに、気にしなくても良い。中々の頑張りだった」
小さく笑うとひらりと手を振り、動作でも気にするなと示す。
>>888
「ん、そうか?」
少し驚いたようにぱしぱしと目をしばたいた。
「確かに特には意識をしてなかったから気配も何も自然体だし、存在の規模から考えると――……ふむ」
白皙の美貌に思案の色を滲ませる。
「君の感覚が鋭い、と云うのも有るんじゃないか? ――おや、またね」
小さく手を挙げ、甲を見送る。
- 890 :魁:2009/07/24(金) 00:14:35 ID:Jhlo6zSQO
- >>888
「あ、……また会いましょう」
またね、といい彼女は甲の姿を見送った。
>>889
「次も頑張ります……」
しかし、彼女は気に掛かることがあった。だからこそ、次の鍛練を集中できるか分からなかった。
- 891 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 00:18:38 ID:/k2gysHgO
- >>890
「――声が沈んでいるな」
一瞬、ほんの僅か一刹那、女の視線と声とが鋭くなる。
「如何した? 気力も無く漫然とやるだけでは修得など雲を掴むより難しい」
- 892 :魁:2009/07/24(金) 00:21:21 ID:Jhlo6zSQO
- >>890
「……煉が何処にも居なくて」
見れば彼女は、数日間血を啜っていないのか、疲労が伺える。
- 893 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 00:24:51 ID:/k2gysHgO
- >>892
「成程」
――精神的な支柱を見失ったか。
言外にそう呟く。
「……暫く稽古は中止としよう。――千夜系列の病院に行くと良い。血を買えるから」
- 894 :魁:2009/07/24(金) 00:30:36 ID:Jhlo6zSQO
- >>893
「はい……」
彼女は堪えていた涙が、頬を伝って落ちていることに気が付いた。
- 895 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 00:34:00 ID:/k2gysHgO
- >>894
「……おいで、魁」
近寄るようにと手招き。
「水無月の代わりにはなれないが」
- 896 :魁:2009/07/24(金) 00:38:53 ID:Jhlo6zSQO
- >>895
「……」
師に近寄ると、何かの支えを求めるように抱き締めた。
- 897 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 00:44:45 ID:/k2gysHgO
- >>896
抱き締める――と云うより、優しく柔らかく包むように蔡生は弟子を抱擁する。
「泣くなとは言わない。泣きたいなら泣けば良い」
背中を、後頭を優しく撫で、さすりながら言う。
- 898 :魁:2009/07/24(金) 00:50:38 ID:Jhlo6zSQO
- >>897
「どこにぃ……、ひく……行っちゃったの。どこにも行かないって……約束したのにぃ」
魁のすべてが壊れた。
- 899 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 00:56:56 ID:/k2gysHgO
- >>898
「――……」
こんな所まで似てきたかと、女は己の過去を振り返る。
「戻って来るよ。いつか。――今日の所は気の済むまで無くと良い」
魁を抱き締めたまま、女は僅かに顔を歪めた。
「だが、あまり泣き過ぎるな。……彼が帰って来た時に泣き付けないのは、寂しいだろう」
- 900 :魁:2009/07/24(金) 01:01:47 ID:Jhlo6zSQO
- >>899
「……」
無言のまま、彼女は地面に涙を滴らせ、師の言葉に対して小さく頷いた。
しかし次々に流れる涙のせいで、彼女はどうすればよいのか分からなくなった。
- 901 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 01:04:46 ID:/k2gysHgO
- >>900
女は無言で弟子を撫で続ける。
涙が終わるまで。終わらぬなら永久に。
- 902 :魁:2009/07/24(金) 01:09:03 ID:Jhlo6zSQO
- >>901
しばらく泣いたのち、彼女は涙が枯れていることに気がついた。
しかし元気になったか、と問いを投げてもそれは首が横にふるわれるだけだ。
- 903 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 01:13:49 ID:/k2gysHgO
- >>902
「……待つのも女の甲斐性だよ、魁」
体は離さず静かに背中を撫で続ける。
「帰ってくる場所を保持するのもね」
- 904 :魁:2009/07/24(金) 01:17:06 ID:Jhlo6zSQO
- >>903
「……」
待て、と言われてもこれ以上待てそうになかった。
これまでに何度も煉に救われ、血を分けてくれた存在……それがいきなり消えてしまうとなれば、おかしくなってしまうのは明白だった。
- 905 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 01:23:29 ID:/k2gysHgO
- >>904
「寂しい、という自分の感情。……だが、向こうにも感情がある。人形じゃない」
言葉は静かに語られる。
「求めるだけでは単なる依存だ。必要とする事と、ただ求める事は違うよ」
- 906 :魁:2009/07/24(金) 01:28:53 ID:Jhlo6zSQO
- >>905
「もしかしたら、私は求めてただけなのかもしれない――だから、愛想が尽きて……」
彼女は目を閉じて、現実から目を逸らした。
- 907 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 01:33:56 ID:/k2gysHgO
- >>906
「……憶測は何の役にも立たない。心を無意味に揺らすだけだ」
ふ、と小さく息を吐く。
「――少し、頭を冷やしなさい。今の君はとてもじゃないが見ていられない」
己の過去をふと思い、また小さく息を吐く。
- 908 :魁:2009/07/24(金) 01:40:01 ID:Jhlo6zSQO
- >>907
「ごめんなさい。でも、こんな風に冷静になれないのは……私だけなの」
しばらく間を置いて、やっと落ち着きを持ったらしい。
- 909 :夜刀神蔡生 ◆SENYA1eKPk:2009/07/24(金) 01:48:46 ID:/k2gysHgO
- >>908
「……そろそろ時間だ。私は行くよ」
す、と背中を向ける。
「今の君は、騎士ですらない。……力を持つべき者ではない」
立ち止まったまま紡がれる言葉は、どこか残念そうな響きを持っていた。
「暫く稽古は止めだ。私の流派に心法は無いが……だからこそ心が強くなければ、扱えない」
それだけ言うと、歩き出す。
「――またね、魁。次に会う時は騎士たる君に戻って事を切に願うよ」
- 910 :魁:2009/07/24(金) 01:53:36 ID:Jhlo6zSQO
- >>909
「そ、っか……」
彼女は膝から崩れ落ちて、考えを繰り返した。
「……私はもう、誰かなしでは生きていけない、弱き者だったんだ」
彼女は自嘲し、夜の街に不気味な笑い声を響かせた。
- 911 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 01:59:24 ID:qEM5AwnE0
- 「…あの声…何だろう」
【ふと振り返って呟いた】
- 912 :魁:2009/07/24(金) 02:06:56 ID:Jhlo6zSQO
- >>911
「……もう、どうすればいいのかわからないよ」
路上で蹲っている。
- 913 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 02:09:36 ID:qEM5AwnE0
- >>912
「…サキ!」
【慌てて近づいていく…ディスと同じく群青の髪の女性】
「…なにかあったの?サキ…」
【近くまで寄っていく】
- 914 :魁:2009/07/24(金) 02:14:24 ID:Jhlo6zSQO
- >>913
「……君は?」
その表情は、過去に幾度も見せた、諦めの顔。
- 915 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 02:18:58 ID:qEM5AwnE0
- >>914
「…ああ、大人のあたしと会うのは初めてだろうね」
【そう言って、見覚えのある銀の刀を自分の前に差し出した】
【とある少女のものとは違い、鞘に傷跡が無数にある。年季がうかがえる】
「……あたしは…わかるよね?これで…
なにがあったの…?」
- 916 :魁:2009/07/24(金) 02:22:15 ID:Jhlo6zSQO
- >>915
「これはまだ……大切にしていたんだね、ありがとうディス」
それから、再び表情は哀しみに満ちた。
「煉が……居なくなっちゃったのよ」
- 917 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 02:25:35 ID:qEM5AwnE0
- >>916
「もちろん…あの時からずっと…」
【煉がいなくなった…その言葉を聞き】
【鼻を空に向ける】
「…そう…
いつから?」
【顔を下して魁を見詰める】
- 918 :魁:2009/07/24(金) 02:29:25 ID:Jhlo6zSQO
- >>917
「何日か前、最近になってから……何も言わずに飛び出していって」
気分は陰欝だった。
- 919 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 02:32:45 ID:qEM5AwnE0
- >>918
「……やれやれ…
何も言わずなんて…
帰ってきたら謝らせないといけないね」
【腕を組んで少し明るく言う】
「…待つ人もいないといけないけどね…」
- 920 :魁:2009/07/24(金) 02:38:12 ID:Jhlo6zSQO
- >>919
「……待つしか、無いんだよね。待つしか」
いつの間にか、彼女は座ったままの体勢で眠りについていた。
- 921 :ディス/オトナ ◆My6NsjkSfM:2009/07/24(金) 02:41:25 ID:qEM5AwnE0
- >>920
「…人間は…いや…
生きる者は…一人じゃあ生きられない…だから」
【ここで眠りについているのを見て】
「やれやれ…困ったな…
どこに連れて行こう」
【魁の体を持ち上げた】
「…あそこが無難かな」
【ディスの足はAGカフェに向いていた】
- 922 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/24(金) 23:05:59 ID:vd0Zu26k0
- 「…冗談だろ……定食売り切れって何だよ…」
モサモサと路地でハンバーガーを齧る
「(食いたかったな…鯖と鰤の喧嘩煮込み定食…)」
はぁ、と肩を落とす
- 923 :小夜:2009/07/24(金) 23:09:36 ID:/EtiECms0
- ちりーん
鈴の音と共に、黒の少女は現れる。
「イイモノ食べてるねぇ、おニイさーん……一口頂戴?」
- 924 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/24(金) 23:14:57 ID:vd0Zu26k0
- >>923
「オイオイ…」
その幼い声に立ち止まり
「…可愛いカツアゲも居たもんだな」
振り返る
「……あ?」
そして、この街に来て何度目かの間抜けな声を上げた
- 925 :小夜:2009/07/24(金) 23:18:07 ID:/EtiECms0
- >>924
「カツアゲだなんて心外だなぁ。
ねぇ、『甲お兄ちゃん』?」
くすくすくす。笑う少女は、彼の記憶の中の少女と変わりない姿をしていた。
……セーラー服を着ている、ということ以外は。
- 926 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/24(金) 23:22:04 ID:vd0Zu26k0
- >>925
ごしごし
「…」
ごしごし
「……?」(AA略)
「……いや、小夜…か…?」
腕を組んで首を捻る
頭には大量の?マークが浮かんで
- 927 :小夜:2009/07/24(金) 23:24:27 ID:/EtiECms0
- >>926
「小夜だよ。小夜以外の誰だっつーんだよ」
口が悪いので本物ですね。
- 928 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/24(金) 23:27:06 ID:vd0Zu26k0
- >>927
「………ふー…COOLになれ、俺…」
COOLにダウンして
聞くことは、ひとつ
「今、いくつだ?」
- 929 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/24(金) 23:28:21 ID:IDnKkU3kO
- ふらり、ふらりと
その足取りはおぼつかず
表情には薄ら笑いを浮かべ
赤髪の男が、歩いている
- 930 :小夜:2009/07/24(金) 23:28:46 ID:/EtiECms0
- >>928
「ぴっちぴちの十歳ですけど? なになに、範囲に入るかってこと?」
時間の流れがおかしいらしいけど気にしちゃ駄目だよ!だって楽園だもん!
- 931 :小夜:2009/07/24(金) 23:29:43 ID:/EtiECms0
- >>929
「んあ……煉野郎? なにしてんのー、キモいよー?」
何気なく声をかけてみる。
- 932 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/24(金) 23:33:29 ID:vd0Zu26k0
- >>929
「(――――…血の、匂い)」
夕方に嗅いだ
匂いの元は―――
「………コイツか」
向き直る
>>930
「……理解するよう、善処しよう」
頭を振って
表情を締める
「悪い、小夜…ちょっと持ってて」
ハンバーガーの包みを手渡す
「少しだけ下がってろ、一個やるから」
煉と小夜の間に立つ
- 933 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/24(金) 23:38:32 ID:IDnKkU3kO
- >>931>>932
「ああ、楽しかったな……
血の臭い……泣き叫ぶ声……
ククク……ハハハハハハッ!」
二人には全く気付かず、狂った笑い声を上げる
そこにいるのは水無月煉であり、水無月煉では無かった
- 934 :小夜:2009/07/24(金) 23:40:40 ID:/EtiECms0
- >>932
「うん……え、あ、え?」
理解できない、といったように包みを受け取り、首を傾げる。
>>933
「……何寝惚けてんの、キモいよ」
ここでやっと異質を読み取り、顔を顰めた。
- 935 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/24(金) 23:46:18 ID:vd0Zu26k0
- >>933
「……暴走か」
握る両拳に赤い紋様が奔る
「その顔、水無月だな…魁に会ったから居るとは思ったが」
「まったく…お前は変わり過ぎだ」
足を肩幅に開き、構える
>>934
「…危なくなったら振り返らないで逃げろよ?」
煉に向いたまま、話す
「あ…ひとつは明日の朝食用だから残しておいてね」
- 936 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/24(金) 23:52:58 ID:IDnKkU3kO
- >>934
「ククク……
ん……おや、失礼……
少し……お恥ずかしい姿を見せてしまったようで……」
コホン、と咳ばらいをしてから小夜を見る
煉なのだが、煉ではない
漆黒の筈の彼の瞳は、金色に変わっていた
>>934
甲の言葉を聞いて、ニヤァッと口元を歪める
「そう……そうだ!
俺が……水無月煉、だよ
そうだ、そうなんだよ……!ハハ、アハハハハハハ!!」
甲が構えたのを視界に捉えつつも、再び、狂ったよえに笑いだす
- 937 :小夜:2009/07/24(金) 23:55:50 ID:/EtiECms0
- >>935
「おk把握」
既に一個目をもさもさと食べ始めていた。
緊張感があるのかないのか。
>>936
「……キモッ」
彼女なりの感想にして、精一杯の悪態。
- 938 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/24(金) 23:58:00 ID:vd0Zu26k0
- >>936
「どうでも良い」
――ザヒュッ
「――――取り合えず寝てろ」
軸足となる左足の回転から
煉の頭部を、狙い済ました回し蹴りが襲う!
>>937
「Σ(把握コールの割りにペース早ぇ!?)」
ちらりと視界に入ったその光景に戦慄した
- 939 :水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/07/25(土) 00:08:59 ID:IDnKkU3kO
- >>937
「……チッ。糞餓鬼が
丁寧に言ってやってんのに、ったく……」
表情が一変し、苛立ち以外の感情が見えなくなる
>>938
メゴリ、と鈍い音が響く
甲の足が当たった場所からは赤い血が流れ出す
しかし、微動だにせず、そのまま足を掴む
「お前も……、死にてえのか?
……と、言いたいが今日の俺は気分がいい。見逃してやろう……」
掴んだ足を小夜の方に投げ付けるように手を振るう
「じゃあな、人間共」
二人に吐き捨てるようにそう言うと、その場から飛び上がり、そのまま姿を消してしまった
- 940 :小夜:2009/07/25(土) 00:13:08 ID:QYyPcDfoO
- >>938
「もひゅもひゅ……なんひゃろふ、ひふほほへんふぁふぉうふぁはひへ……」
訳:なんだろう、いつもの煉野郎じゃないね……
空気ぶち壊し。
>>939
「……最初から最後までキモかったな、あー鳥肌立ったわ」
軽口を叩いてはいるものの、その表情には確かな動揺が浮かんでいる。
- 941 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 00:15:53 ID:vd0Zu26k0
- >>939
「(―――…侵食…過度に増徴した精神が肉体を汚染してる…)」
「ち、」
ザッと砂埃を巻き上げ、投げられた足を地に付ける
「……厄介な」
飛び去った空を睨み、溜息を吐いた
>>940
「……やれやれ、逃げられた」
両手の紋様が薄れて消える
「Σ―――ってうぉおおおおおおい!?ストップだぁああああ!!!」
慌てて紙袋の状態を確認、驚愕の声が響く
- 942 :小夜:2009/07/25(土) 00:18:50 ID:QYyPcDfoO
- >>941
「…………」
呆然としている。手にした包みを今にも落としそうだ。
- 943 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 00:20:30 ID:vd0Zu26k0
- >>942
『ぽす』
落ちた紙袋が異常に軽い音を立てる
「………」
「……オワタ…」
晩飯と明日の朝食が
- 944 :小夜:2009/07/25(土) 00:23:17 ID:QYyPcDfoO
- >>943
「……え、あぁ、……ごめんね><」
その音でやっと現実に引き戻されたようだ。
- 945 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 00:26:41 ID:vd0Zu26k0
- >>944
「……いや、大丈夫…もう腹ぁいっぱいだぁ」
中身の無い紙袋を丸めて(無駄に能力使用)ゴミ箱に捨てた
「……あぁ、そういや…ガッコ、入ったんか?」
セーラー服を着ていた事に、今更ながらツッコんでみる
- 946 :小夜:2009/07/25(土) 00:29:27 ID:QYyPcDfoO
- >>945
「べ、弁償くらいするよ……お小遣い余ってるし」
さすがに気が引けるらしい。
「ん、ああうん。千夜学園ってとこ。知ってる?」
この都市に住む者なら知っていて当たり前の校名を出した。
- 947 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 00:33:00 ID:vd0Zu26k0
- >>946
「構わん、ガキの小遣いせびったとあっちゃあ、男・甲の名が廃る」
鼻頭を親指で弾いて、ヘンッと笑って見せる
こういう男だった
「………?」
るろうに甲は首を傾げた
- 948 :小夜:2009/07/25(土) 00:35:14 ID:QYyPcDfoO
- >>947
「……うん、ああ、そういう人だったね、お兄ちゃんは」
はぁ、と溜め息を吐く
「千夜グループっていう、蔡生お姉ちゃんがやってる会社の私立校なんだけど……知らない?」
首を傾げた。
- 949 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 00:40:16 ID:vd0Zu26k0
- >>948
「 ま た 千 夜 か 」
「…手広過ぎだろ…人員不足もそのせいじゃあねーよな」
ブツブツと呟き
「どんな所だ?楽しいか?」
手近なガードレールに腰掛けて、尋ねる
- 950 :小夜:2009/07/25(土) 00:43:32 ID:QYyPcDfoO
- >>949
「楽しいよー!
リルちゃんとメルちゃんと一緒に通えるし!
……あ、でも中等部に弟野郎がいるのはちょっといただけないかな……」
にぱにぱ笑いながら話す。
その笑みには、普段の芝居臭さは感じられない。
- 951 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 00:48:46 ID:vd0Zu26k0
- >>950
「そうか…良かったな」
微笑みながら、小夜の言葉に相槌を打つ
「楽しめる時は、めいっぱい楽しめ」
「それが、今のお前たちの仕事だ」
笑って、コロコロ変わる表情を楽しそうに見ていた
- 952 :小夜:2009/07/25(土) 00:52:35 ID:QYyPcDfoO
- >>951
「うん!」
笑顔で頷いた。
「……あ、もうそろそろ帰らないとさすがに閉め出し喰らうな……
じゃあ甲お兄ちゃん、またねー!」
少女は手を振って、人混みの中に消えていった。
- 953 :頼羽無為:2009/07/25(土) 00:56:02 ID:fP94A.NgO
- 「む……おっさんが少女に絡んでらぁ」
二人がいる路地を通り掛かった、くたびれたスーツの男
「あれか、いま流行りの不審者ってヤツか」
甲の顔を確認した上で、澄ました顔で言い放つ。
右手に提げたスーパーの袋からは、焼き鳥の匂いが漂っている。
- 954 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 01:00:23 ID:vd0Zu26k0
- >>952
「家族に心配、あんまり掛けんなよー」
"あんまり"の部分をやや強調して、手を振って見送った
「………さて」
「(さっきの水無月、この人込みに紛れたとなると……やれやれ、想像もしたくねーな)」
事実、既に被害者は出ている
ガードレールを立ち上がり、歩く
先程の遭遇で掴んだ事、奴は激情型であり、精神は非常に不安定である事
侵食した精神が既に肉体を凌駕しており、通常の攻撃手段では拘束は不可能である事
「………どう、動く」
都市に潜んだ濃い異質に、溜息が漏れた
- 955 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 01:01:28 ID:vd0Zu26k0
- >>953
「不審者なら…一足遅かったな、逃げた」
「分けろ」
手を出す
オッサンには容赦ねえ
- 956 :頼羽無為:2009/07/25(土) 01:10:14 ID:fP94A.NgO
- >>955
「あん?……ああ、なるほど。どうりで微かに血の匂いがするわけだ」
事件のことは噂には聞いていた。
「テメェ…人に頼む態度ってもんを教わらなかったのか」
顔をしかめながらも、ねぎま串を一本渡す。
「貧乏人が貧乏人にたかってんなよな…」
- 957 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 01:16:08 ID:vd0Zu26k0
- >>956
「へぇ…良い鼻してんな、年の功か?」
クックと笑い
「頼羽に頼む時は、昔からコレって決まってんの、それに」
自販機に向かい歩き
『ガコン』
「これで文句ねーだろ」
缶ビールを買って渡す
串をひと齧り
「……んまいな、近くのか?」
- 958 :頼羽無為:2009/07/25(土) 01:27:50 ID:fP94A.NgO
- >>957
「なぁに、俺もそれなりに戦場の匂いを知っただけさ…本職ほどとは言わねぇがな」
学校を出てから色々とあったらしい。
「全く…昔からお前はだな…」
ビールを受け取り
「…こういう気の利くヤツだったな」
ケケッ、と笑い返す
「ああ、この近くに昔からある店でな。…流石にそこはお前の知り合いの店じゃねぇが」
オマケだ、と豚バラ串を一本渡し
「なんだったら、今度この街を案内するぜ?」
「仕事柄、この街には詳しくてな。ウマい店でも紹介しよう」
- 959 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 01:31:07 ID:vd0Zu26k0
- >>958
「…そうかい、それをまぁ…年の功って言うんだろうな」
自分用の缶ビールを開けて、傾ける
「助かるわ、この街来たばっかでさ」
豚バラをもぐもぐして
「タクシー…だったか?」
- 960 :車椅子の魔女:2009/07/25(土) 01:44:13 ID:PBnIervYO
- ビルの隙間からゆらり、と車椅子に乗った老婆が姿を現す。
「昼ご飯……のつもりだったのだけど、店は閉まってるでしょうね、この時間では」
はあ、とため息を一つ。魔女でも老いてもお腹は空くのだ
- 961 :頼羽無為:2009/07/25(土) 01:44:22 ID:fP94A.NgO
- >>959
「ああ、タクシードライバーだ」
無免許だが、という物騒な呟きが聞こえた気がする。
「客が多い日はそれなりに贅沢できるが、いない時はとんといねぇ」
ビールをグイッと呷る
「まあ慣れたけどな。そういやお前、どこに住んでんだ?宿の当てなんかなさそうに見えるが」
「ちなみに俺は車上生活」
- 962 :甲/貧しさにむしろ勝つ:2009/07/25(土) 01:49:31 ID:vd0Zu26k0
- >>960
「……昼ごはんはねーよ…」
時空の狂ったこの都市でも、昼間は明るく、夜は暗いのだ
………だよね?
>>961
「KBTハウスだ」
簡潔に答える
ビールを飲み干し
「……さて、寝るか…エコノミークラス症候群には気を付けよ」
そのまま去って行く
…果たしてKBTハウスとは何なのか
本当に実在するのか
…謎は静かに…夜の闇へと溶けて消えた…
//寝る!
- 963 :車椅子の魔女:2009/07/25(土) 01:57:14 ID:PBnIervYO
- >>962
「家では正午くらいだったはずなんだけれど……またずれ込んだのね」
言葉に応えて困ったように笑いながらビルの壁に消えていった。
- 964 :頼羽無為:2009/07/25(土) 02:00:32 ID:fP94A.NgO
- >>960
「婆さん、昼にはまだ早ぇと思うぞ」
ツッコミ所がなんだかズレている。
>>962
「KBTハウス…」
思い浮かぶのは、「KBT」とマジックで書かれたダンボールにくるまって寝る甲の姿。
「頑張れ甲…ドア付きの廃車くらいなら手配してやらんこともないぞ」
涙ながらに見送った。
//やすー
「さぁて…俺もそろそろ帰るとしますかね」
缶を投げ捨て、ゆっくりと歩き去っていった。
- 965 :るろうに甲:2009/07/25(土) 11:39:09 ID:vd0Zu26k0
- 「…良い天気だ…」
公園にて
木陰のベンチに座り遠くのビル群を眺める
「はむ」
タイヤキを食べて
- 966 :朝宮暁:2009/07/25(土) 12:25:05 ID:/k2gysHgO
- 「昼休みってのは良いもんだぜ……」
自分でつくったらしい握り飯をパクつきながら、空を見上げるのは赤混じりの黒髪の男。
「あー……良いな。後は金が有れば尚良いんだが」
- 967 :るろうに甲:2009/07/25(土) 12:54:29 ID:vd0Zu26k0
- 街を歩く
「………」
…街を歩く
- 968 :朝宮暁:2009/07/25(土) 12:56:21 ID:/k2gysHgO
- >>967
「あれ、あの時のおっさん――?」
握り飯を食べ終えふらふらと歩いていた暁は、甲を見付けると思わず声をあげた。
- 969 :るろうに甲:2009/07/25(土) 12:59:13 ID:vd0Zu26k0
- >>968
「……?」
きょろきょろと周囲を見回し
「…俺?」
自分を指差して首を傾げた
- 970 :朝宮暁:2009/07/25(土) 13:04:04 ID:/k2gysHgO
- >>969
「ん……? あれ、すまん。人違いだったわオニーサン」
たはは、と申し訳な誘うに笑う。
「いや、どことなく似てたんだけど、あのおっさんはこんなに小綺麗じゃなかったしなー……いや、すまんすまん」
- 971 :るろうに甲:2009/07/25(土) 13:07:03 ID:vd0Zu26k0
- >>970
「…うーん…と」
少し頭を捻る
思考する事数秒
「あぁ、仮想空間で演舞してた奴か」
ぽん、と手を叩く
- 972 :朝宮暁:2009/07/25(土) 13:12:26 ID:/k2gysHgO
- >>971
「うぇ、おっさんかよ!?」
驚きの声を上げると、甲の頭から足先をじろじろと不躾に眺める。
「うおお……見違えたなおっさん。今はもうおっさんに見えねえぜ」
- 973 :るろうに甲:2009/07/25(土) 13:16:09 ID:vd0Zu26k0
- >>972
「はっはっはっは……オッサン連呼やめい!」
脳天チョップ
「ふん、身なり位整えんと街になぞ繰り出せるかっての」
鼻を鳴らす
「まぁ、バイトが見付かってな…懐事情は未だ芳しく無いが」
- 974 :朝宮暁:2009/07/25(土) 13:19:37 ID:/k2gysHgO
- >>973
「はぐあっ! ……くっ良いキック持ってるじゃねえか……」
キックではない。頭をさすりながら呟く。
「お、バイト見付かったのか。良かったじゃん。どこで働いてんの?」
- 975 :るろうに甲:2009/07/25(土) 13:22:59 ID:vd0Zu26k0
- >>974
「千夜って会社の建築部門…その下請けだな」
ガードレールに腰をすえる
「なかなか自給が良いからな、助かるわ」
懐事情が厳しいのは貯蓄をしているからだそうで
その辺はオッサン臭かった
- 976 :朝宮暁:2009/07/25(土) 13:27:50 ID:/k2gysHgO
- >>975
「千夜建築? へえー、俺もあっこで鳶やってるぜ。給金良いし、おまけ程度だがバランス感覚も鍛えられる……様な気がする」
暁も甲と同じようにガードレールに腰を落とすと、ぐ、と伸びを一つ。
「貯金? 良いなあ……俺全然蓄えないから。でも貯金か、何か金貯めてやりたい事でもあんの?」
- 977 :るろうに甲:2009/07/25(土) 13:32:34 ID:vd0Zu26k0
- >>976
「(ホームレスから脱却したいから…とは口が裂けても言えん…!)」
冷や汗が出る
「鳶か、俺は舗装の方だな…会わん訳だ」
「所でさ…」
「千夜ビルってどっちだっけ?…さっきまで見ながら進んでたんだけど見失った」
- 978 :朝宮暁:2009/07/25(土) 13:39:13 ID:/k2gysHgO
- >>977
「ん? 千夜ビル? どっちも何も……ほれ」
ぴ、と指差した先には天を衝く様な巨大な超高層建築。
「この都市なら何処からでも見えるぜ、あれ。何せデカイからな。あー……っと、道は大通りに出てまっすぐ行けば……案内するか?」
- 979 :るろうに甲:2009/07/25(土) 13:42:16 ID:vd0Zu26k0
- >>978
「んあ?……おぅ、シット…」
でかすぎて気付かない、そんなことが有るのを思い知った夏の日
「コーラ一本」
「案内賃として出すから、連れてっておくれ」
自販機でコーラを買って、渡した
- 980 :朝宮暁:2009/07/25(土) 13:45:37 ID:/k2gysHgO
- >>979
「へい毎度ー。……普段は瓶コーラだがたまには缶も悪くない」
こっくりと頷く。
「んじゃこちらになりまーす」
言いつつ、道案内を始める。
「で、なんだって千夜ビルに?」
- 981 :るろうに甲:2009/07/25(土) 13:48:27 ID:vd0Zu26k0
- >>980
「いやな、社長だか総長だかってあそこに居るんだろ?」
追随しながら
頭上に見えるビルを指差す
「ちょっと用事」
事も無げに言い放つ
- 982 :朝宮暁:2009/07/25(土) 13:55:10 ID:/k2gysHgO
- >>981
「………………」
暁は高校を中退した頭で必死に考えた。
「はい、じゃあすぐにご案内しますねーお兄さん、総帥とはどんなご関係なんですか?」
こびておこう、と。
「あ、そこ段差があるのでお気をつけて」
- 983 :るろうに甲:2009/07/25(土) 13:58:48 ID:vd0Zu26k0
- >>982
「大学のセンパイ…に当たるのかね」
ひょいと段差を越えて
「古い友人さ、この間久し振りに再会してな」
- 984 :朝宮暁:2009/07/25(土) 14:03:15 ID:/k2gysHgO
- >>983
「ほほう……」
同じ大学の先輩後輩……
「成程なあ……でも仲良いんだろ? だったら普通に雇って貰えば良いんじゃねえのか?」
異能都市の真央に吃立する巨大建築物は、徐々に近くなってきていた。
後暁の口調がぞんざいだ。敬語がめんどうになったらしい。
- 985 :るろうに甲:2009/07/25(土) 14:07:59 ID:vd0Zu26k0
- >>984
「でっけえ力を持った奴に頼れば、そりゃあ楽だろうよ」
パースおかしいだろ…と、ビルに近付く度に思う
「ただ、そういう楽は安易にしちゃ駄目だ」
「全員が全員、同じ考えを持てなんてアホな事は言わんが」
「少なくとも俺は、今はまだ楽をして良いレベルでは無い」
「そう思ってる」
- 986 :朝宮暁:2009/07/25(土) 14:14:16 ID:/k2gysHgO
- >>985
「成程。すげえなあんた、かっけえぜ」
素直な感心の響き。
「余裕を失わない、ってかさ。羨ましい――……っと、こっから先はまあ分かるよな、一本道だし」
- 987 :るろうに甲:2009/07/25(土) 14:23:08 ID:vd0Zu26k0
- >>986
「馬鹿が付く程頑固なだけさ……あぁ、オッサン臭いな今の台詞…」
「一本道だけど…近付くほどに大きくなってる気がする…」
首が痛くなるくらい上を見上げて
「ありがとな、少年」
- 988 :朝宮暁:2009/07/25(土) 14:29:50 ID:/k2gysHgO
- >>987
「おーう。しかしあれだ、この街で千夜ビルを見上げてると、おのぼりさんだって周りに一発で分かるぜ」
偽悪的に笑ってみせる。
「んじゃな、また会おうぜ」
言って、ひらひらと手をふりながらその場を後にする。
//蔡生出しますー?
- 989 :るろうに甲:2009/07/25(土) 14:33:02 ID:vd0Zu26k0
- >>988//お頼み申す
「…仕方ねーだろ…おのぼりさんだもの…」
手を振って別れる
「さて」
「……アポ無し、アターック…」
大企業に無謀な突撃を仕掛ける!
//しかし辿り着けるのか…!
- 990 :名も無き異能都市住民:2009/07/25(土) 14:41:46 ID:/k2gysHgO
- >>989
広々とした受付。華やかな容姿の受付の係が穏やかな笑みと共に甲に挨拶。
その一方で……
けいびいん が つかまえたそうに かぶとを みている!
千夜グループ治安維持部門――千夜警備保障の警備員が甲をガン見していた。
- 991 :るろうに甲:2009/07/25(土) 14:45:21 ID:vd0Zu26k0
- >>990
ちらちら
ふしんしゃ は そちらをきにしている !
「あー…」
受付に声を掛ける
「夜刀神蔡生サン、居ます?」
直球だった
- 992 :名も無き異能都市住民:2009/07/25(土) 14:51:32 ID:/k2gysHgO
- >>991
「はい。総帥は出社しております」
受付嬢は華やかな笑みを浮かべて言葉を紡ぐ。
次に紡がるる其は無慈悲なる一撃。
――――果敢なる勇者の心をくじく、重圧の言葉――――!
「アポイントメントは取り付けていらっしゃいますか?」
けいびいん が じょじょ に ちかづいて きて いる !
- 993 :るろうに甲:2009/07/25(土) 14:55:31 ID:vd0Zu26k0
- >>992
「ありません(ニコッ)」
さわやかスマイルでの突破を試みた!
ちらちら
その最中にも背後の様子を伺う
この真夏に長く真っ赤な赤いマフラーを装備する男
ふしんしゃ は まさしく ふしんしゃ だった !
- 994 :名も無き異能都市住民:2009/07/25(土) 14:59:25 ID:/k2gysHgO
- >>993
「総帥は多忙な方でいらっしゃいます(ニコッ)」
イエスともノーとも言わない。
“察せ”と言わんばかりの良い笑顔。
けいびいんA は なかま を よんだ!
けいびいんB が あらわれた!
けいびいんC が あらわれた!
- 995 :るろうに甲:2009/07/25(土) 15:02:43 ID:vd0Zu26k0
- >>994
「……良し、分かった」
良い笑顔には敵わない
「………何階だ?」
エレベーターを見る
次に狙うは―――強行突破!
サングラスの眼が、ギラリと光る
ふしんしゃは するどい がんこう で
エレベーター を みている !
- 996 :もふもふ:2009/07/25(土) 15:03:03 ID:PBnIervYO
- きゅー!きゅー!
空気をからけと読むもふもふは、最近この都市で急増殖中。
- 997 :名も無き異能都市住民:2009/07/25(土) 15:11:03 ID:/k2gysHgO
- >>995
「151階になります」
受付嬢が応えると同時――
けいびいん は かぶと と えれべーたー の あいだ に わりこんだ!
- 998 :るろうに甲:2009/07/25(土) 15:14:04 ID:vd0Zu26k0
- >>997
「ありがと」
受付嬢に短く礼を告げると
とある一点を指差す
>>996
「あ!綿ボコリの怪物だ!放って置くとフロア中ゴミだらけになるぞ!」
在ること無い事を叫び
ふしんしゃ は エレベーター に ダッシュ !
- 999 :もふもふもふもふもふもふ:2009/07/25(土) 15:17:32 ID:PBnIervYO
- >>997>>998
綿埃の化け物かは不明だが、正体不明の物体であることは確かである。
この騒動のただ中で既に二匹増殖している……
- 1000 :名も無き異能都市住民:2009/07/25(土) 15:20:18 ID:/k2gysHgO
- >>998
甲は見事警備員達を突破する。
天も味方したのか、丁度良くエレベーターが開き――――
「「「「「「「「ここは満員だ……逃げることは…………できねーぜ…………」」」」」」」」
身長190cm程をしたオラオラ叫びそうな屈強な警備員数人が、エレベーターにぎゅうぎゅう詰めになっていた。
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■