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くすぐる女の子/くすぐられる男の子 その6
1くすぐり好きの名無しさん:2013/06/22(土) 21:32:09 ID:8rM1pCQM0
女性が責め手、男性が受け手のくすぐりシチュ専用スレ、その6です。

長文SS、短編ネタ、設定案、イラスト、情報交換、感想、雑談、妄想などなど、
F(FF...)/M(MM...)シチュであれば話題やキャラや投下ネタの種類は自由とします。
女の子から男の子へのこちょこちょ攻撃に興味のある方ならお気軽にどうぞ。

※男性がくすぐられるネタを好まない方・嫌う方の閲覧や書き込みは
 自分一人に限らず周囲の方々の気分まで害されてしまう恐れがあります。
 該当する方は無理に閲覧しようとせず、好みに合致したスレにて楽しむ事をお勧め致します。

2くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 00:22:07 ID:JvXF/VXk0
>>1

スレ立て乙です。
過疎にも負けズ、まったり楽しんだり楽しませたりしていきましょう!

3くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 03:35:20 ID:jDgI8MQk0
前スレで最初だけ投げた妄想SSですが、半端だったので、あらためて投げさせて下さい。スレの主旨とちがったらごめんね。

あなたは独身の男性で、一人暮らしの会社員です。今日は金曜日、明日から夏季休暇を取っており、仕事を終えて開放感に浸りつつ自宅に向かっています。
夏休みといってもロクに予定はないのですが、人に言えない地味な楽しみがあります。それは、くすぐり動画をゆっくり鑑賞するということです。あなた自身が敏感でとってもくすぐったがりなのですが、だからこそ、女性がくすぐられる映像にぐっとくるようです。ただ、逆の立場(つまり、くすぐられる)なら発狂するだろうな、と常々思っています。
注文したDVDのことなどを考えながら歩いていると、自宅まであと少しのところで、2人の女性が道端でしゃがみこんでいます。飲み会帰りの大学生でしょうか。片方はうつむき加減で苦しそうにしています。もう片方の女性が、通りがかりのあなたに助けを求めてきます。
「あの、すみません!! 理絵、あ、この子が理絵っていうんですが、慣れないお酒で気分悪くなっちゃって、マンションまで送りたいんです。手伝っていただけませんか?」
変わった趣味はあるものの、基本は善人であるあなたは、力を貸すことにしました。もっとも、頼んできた女性(絵美というらしい)は相当な美人だったので、さほど女性慣れしていないあなたが頼みを断るなどあり得なかったでしょう。
「うう、ごめんなさい・・・」
今にも吐きそうな表情の理絵を、背中におんぶしたあなたは、絵美の案内で歩きます。
「理絵と私は、大学のピアノ同好会の友達なんですよ。今日、仲間内で演奏会を開いたんですけど、理絵が打ち上げでお酒を飲みすぎてしまって。心配だったのでマンションまで送ろうと思ったんですけど、私一人だけだと無理だったと思います。本当に助かります。」
美女に感謝されて照れつつも、 あなたは背中の理絵の手が気になって仕方ありません。本人は無意識なのでしょうが、もぞもぞ動いて、あなたのお腹や脇をかるくつついてくるのです。人一倍敏感なあなたは、その程度でもビクッと反応してしまいます。表情に出ないよう必死で押さえたつもりですが、心なしか、絵美が怪訝な顔をしていた気がします。
ようやくマンションに着いたあなたは、ほっとして理絵を背中からおろします。先ほどよりは、だいぶ気分が良くなったようです。なんだか気恥ずかしいあなたは、挨拶して帰ろうとしますが、理絵が止めます。
「ありがとね。せめてお茶でも飲んでいってよ。あ、絵美ももちろん一緒にね。」
改めて見てみると、理絵もとても可愛い子でした。小柄で童顔、でも巨乳と言えるくらい胸が大きくて、スレンダー美人な絵美とは対照的です。この2人と少しだけ一緒に過ごしたい誘惑に駆られ、案内されるまま座ります。
3人でテーブルを囲み、照れながら世間話をするあなたですが、仕事の疲れからか、なんだか急に眠くなってきます。初対面の、しかも女性の家で、普通ならあり得ないことですが、あなたはテーブルに突っ伏して寝てしまいます。金曜日ここまで。

4くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 03:36:11 ID:jDgI8MQk0
土曜日ここから。
目を覚ましたあなたは、見慣れない部屋で、スーツのズボンと、ワイシャツを着たままベッドに寝ている自分に気が付きます。なぜか横にはピアノも見えます。寝ぼけて混乱した頭で起きあがろうとしますが、動けません。ベッドの四隅に手足を固定され、大の字に拘束されているのです。ちょうど、あなたの大好きな動画で、女性達が拘束されているような格好ですね。
パニックに陥るあなたは助けを求めて叫び声をあげますが、誰も応えてくれません。それどころか、この部屋は異様に静かで、まったく音が聞こえません。なんとか気を落ち着けようと深呼していたら、しばらくしてドアの開く音が聞こえました。
「あ、やっと目が覚めたんだ(笑)」
姿を現したのは理絵です。
「昨日はありがとね。ほんとに助かったよ。ん?ああ、それはほどいてあげられないよ。だって大変だったんだよ、寝てるあなたをそこまで運ぶの。男の人って重いよね。」
楽しげに近寄ってきた理絵は、突然あなたの両脇腹を指でつつきました。あなたはびっくりして体をよじり、悲鳴をあげます。
「わあ、本当に敏感だね。うれしいなー。そういえば、いくら大声出してもいいからね。ここ防音室だから。せっかく広いのに、私のピアノってアップライトだからさ、場所余っててさ。」
理絵はニコニコしながら、あなたの脇腹をツンツンと何回もつつきます。あなたは必死に体をよじりますが、逃げられません。
「え? やめないよお。なんのために手足縛ってると思ってるの(笑)。それでね、このベッド置いて、彼氏と遊んでたんだけどさあ。ちょっとやりすぎちゃったみたいでね。」
理絵は脇腹から少しずつ腋の下に手を動かしながら、あなたの肉をモミモミとくすぐってきます。あなたの絶叫を聞いて、理絵はとても満足そうな可愛い笑顔で、手を止めます。
「腋もすごく弱いんだね。それでね、彼氏逃げちゃったんだ。それ以来、ほんとに久しぶりなんだ。」
くすぐりが止まって油断していたあなたを、理絵の10本の指が襲います。腕、首、お腹、腋の下、脇腹など、ピアノを弾くように上半身を動き回る指に、あなたはただただ絶叫します。止めてくれるよう懇願し、もがき続けます。
「ほんとに良いリアクションね。元彼も敏感だったけど、あなたには負けると重うな。そう、くすぐり遊び、本当に久しぶりなの(笑)」
理絵は手を止めると、あなたの足下にゆっくりと移動します。

5くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 03:36:54 ID:jDgI8MQk0
つかの間の休息に息を整えるあなたですが、理絵は突然あなたの足の裏をサワサワと撫で始めます。靴下の上からですが、あなたを悶絶させるには十分です。
「ここも弱いの? ほんとにあなたって完璧ね。ふくらはぎはどう?太ももは?アハハハ、服の上からなのに、どこ触っても最高のリアクションね。」
いったん手を止めた理絵は、とっても魅力的な、しかし悪魔のような笑顔で、聞いてきます。
「どこが一番くすぐったかった? 弱点がしりたいなー。隠すなら、言うまでくすぐっちゃうよ(笑)」
あなたは、自分は悪くないのにごめんなさいを繰り返し、全部くすぐったかったこと、もう勘弁してほしいことを必死に伝えます。
「うわ、素直ね。それってつまり、全部弱点ってことだね。うんうん、わかったよ! じゃあ全身くすぐってあげるね!」
それから何分、何十分たつでしょうか。理絵のくすぐりは続いています。理絵は終始楽しそうで、あなたをからかうようにしゃべりながら、全身をツンツン、モミモミしています。時折手を止めて終わったと見せかけ、あなたが油断したところでくすぐり再開です。あなたは身をよじり、悲鳴をあげながら、やめるように懇願しつづけます。ようやく手をとめた理絵は言います。
「ああ楽しかったー。昨日といい今日といい、本当にありがと。こんなに楽しかったのは久しぶり。そうだ、手足をほどく前に、ひとつだけ説明しとくね。あのピアノの上に置いてあるカメラ見える?いまのくすぐり遊び、全部録画しておいたから(笑) 。でも変な心配しないでね。別にネットにアップしようとか思ってないから。はい、じゃあ外してあげるね。もうお昼をだいぶすぎてるね。朝から食べてないからおなか空いたでしょ。お昼用意するから食べてってね。」
あなたは一刻も早く立ち去りたい気分でしたが、逆らうのも得策でない気がして、また正直、あれだけ苦しい目にあったにもかかわらず、理絵のような可愛いくて巨乳な子に食事をごちそうになるというシチュエーションに惹かれ、テーブルで食事を待ちます。実際、かなり腹ペコでもあります。
「もうちょっとでパスタ茹であがるから待ってね。パスタ好き?なら良かった。はい、どうぞ。あはは、ずいぶん勢いよく食べるね。よっぽどペコペコなのね。でも、あなたがなかなか起きないのが悪いんだよ。昨日のお茶に薬いれすぎた私も悪かったけどさ(笑)。なんか 私の胸ばっか見てない? べつにいいけどね。ああそうだ、お願いがあるの。まず、携帯の番号とメール教えて。で、明日もここに来てね。助けてくれたお礼と、楽しませてくれたお礼がしたいから。絵美も呼ぶわ。朝10時でいいから。遅れないでね。あと、あの動画は本当に気にしないで。お願いを聞いてくれるなら私だけの秘密にしとくからさ(笑)。あ、もう帰る?じゃあまた明日ね。」
アパートに帰っても、気持ちは落ち着きませんが、いつものように気晴らしにくすぐり動画を見る気にもなりません。動画の女性のように裸でくすぐられたら発狂ものだと思ってましたが、間違いだと気づきます。服を着てても十分に発狂できそうです。
もやもやした午後をどうにか過ごし、眠りにつきます。あんなに苦しかったのに、あなたは明日の日曜も理絵のマンションに行くつもりです。脅されてるからというのもありますが、絵美と理絵にもう一度会いたいとか思ってる愚かなあなた。喉元過ぎればというか。でも、少なくとも絵美は理絵より真面目そうだし、彼女が来るならヒドい目にあうことはないかもしれませんね。夏休みの一日目、土曜日ここまで。

6くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 03:37:43 ID:jDgI8MQk0
夏休み2日目、日曜日ここから。
日曜の朝です。あなたもさすがに昨日は消耗したのか、朝が辛いです。8時半に目覚ましで起きます。10時に間に合わせる為にわざわざ目覚ましをかけるなんて、ずいぶん律儀ですね。出かける支度を整える最中に、携帯にメールが来ている事に気づきます。
『理絵です。悪いんだけど、今日はやっぱり9時に来てね。遅れないでね♪』
・・・困りました、もうほとんど9時です。それでも出来るだけ急ぐあなたですが、着いたのは9時20分くらいでした。
「おはよー。もー、遅いぞ!」
「ちょっと理絵、最初は10時って言ってたんでしょ。仕方ないじゃない。おはようございます。すいません、お呼びだてしちゃって。朝食はお済みですか?そうですか。じゃあコーヒーだけでもどうぞ。」
やっぱり絵美は真面目だと思って安心するあなた。3人でテーブルをかこみます。絵美と理絵はとりとめもなく、自分達のことを話してくれます。
いわく、2人は中学時代からの友達だとか、ピアノを通して知り合ったとか、絵美はピアノだけじゃなくバイオリンもやっているとか、ピアノだけなら理絵のがうまいとか、絵美は実は裕福な家庭のお嬢様で家が大きく、例えば防音室の大きさも、小編成バンドの練習に使えるくらい大きいとか。
あなたは相づちを打ちながら、心地よく聞いていました。また、ガン見しないように気をつけつつも、絵美の綺麗な顔、理絵の可愛い顔、とか胸とか、ついつい眺めてしまいます。昨日が嘘のように幸せな時間です。ですが、絵美の一言であなたは凍り付きます。
「そうそう、昨日の動画見ました、すごく楽しそうでしたね。見てるだけでワクワクしました!!」
「え、なんか文句ある? いいじゃん絵美に見せても。絵美と私は親友で一心同体だよ(笑)。だいたい、私を送ってくれた夜に、あなたがくすぐったがりだと気づいたのは絵美だし、あなたをベッドに運ぶのを手伝ってくれたのも絵美だよ。」
「あら、えーと。なんだかごめんなさい。ちょっと勘違いさせちゃってたみたいですね。でも、心配なさらないでください。私達の『お願い』さえ聞いて下さったら、動画は私たちだけの秘密にしておきますからね。それで、そろそろ始めたいと思うんですがいいでしょうか? 段取りは追い追い説明するとして、まずは準備させてください。こちらにどうぞ。」
案内されたのは昨日の防音室です。躊躇するあなたを、理絵が後ろからグイグイと押し込みます。
「はい。それでは『お願い』です。このベッドに横になって下さい。」
「ちょっと待ってよ絵美。ただ寝るだけじゃだめだよ。遅刻したんだからさ、ペナルティがないとね。そうだ、今日は服脱いで裸になってよ。それで勘弁してあげる(笑)」
「仕方ないわねえ。そういうわけなので、本当にすみませんが、脱いでいただけますか? そうじゃないとこの子納得しないんで・・・。これ『お願い』ですから。でも、私たちにも非はありますから、パンツはそのままでいいです。理絵もそれでいいわね?」
雰囲気に飲まれたあなたは、観念してパンツ一枚になってベッドに横たわります。

7くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 03:38:26 ID:jDgI8MQk0
絵美と理絵は、手分けしてあなたの手足をベッドの4隅に固定します。
「あわただしくてごめんなさいね。それじゃ、簡単に段取りを説明しますね。今日は私と理絵が、順番にあなたで、じゃなかった、あなたと遊びます。午前は私で、お昼すぎたら理絵の番です。終わったら、どちらが楽しかったか、あなたに判定してもらおうと思ってます。私たち2人とも、あなたに楽しんでもらえるようがんばりますね。」
「あーあ、絵美が先なのか。まあ仕方ないか。じゃあ私はお昼の準備でもしとくよ。楽しんでねお二人さん。でも、私の番の方がきっと楽しいよ(笑)」
理絵は防音室を出て、扉をしめました。絵美はとろけそうな笑顔であなたに話しかけます。
「理絵ってがさつな所もありますけど、あれでいい子なんですよ。それに音楽の才能もあるし料理も得意だし。昨日のくすぐり遊びも、全身が弱点ねー、とか、なんだか大ざっぱだったかもしれませんが、許してあげてくださいね(笑)。」
声のトーンを変えないまま、突然両手の人差し指の先で、あなたの左右の手首に触れます。そこから、スゥーッと、腕、腋のした、脇腹、太もも、ふくらはぎ、足先まで、指をスライドさせます。敏感なあなたは身をよじって悲鳴をあげます。絵美の指は、足先から手首、また足先と、繰り返し往復します。服を着ていない、肌を直接撫でられるくすぐったさは想像以上です。もがき苦しみ、止めるよう懇願しますが、絵美の手は止まりません。
「あははは。本当にとっても敏感なんですね(笑)。思った通り!!あなたみたいな人に出会えてうれしいです。そうそう、私の場合、よく理絵に生真面目すぎるって怒られるんですけど、何事もちゃんとやらないと気が済まないというか・・・」
絵美はいったん手をとめて、あなたの顔をまっすぐ見ながら、空中で手を動かしてみせます。
「どこをくすぐるかも大事ですけど、どうくすぐるかも大事だと思いませんか?こうやって5本の指でコショコショしたり、1本でツンツンしたり、こんなふうにモミモミしたり、いろいろありますよね。あなたが一番楽しめる場所とくすぐり方を探しだします(笑)。じゃ、まずは脇腹のツンツンから。」
絵美はあなたの脇腹を、あらゆる方法で刺激します。どのやり方でも、あなたの絶叫はとまらず、息がきれそうです。休ませてくれるようにお願いすると、意外にも絵美は手を止めます。
「とっても良い反応ですね。楽しんでいただけてなによりです。私も最高に楽しいです!!どの動きが一番くすぐったかったですか?え、全部? もー、真剣にやってくださいよ。じゃ、次はおなかのコショコショから試しますね。わぁ、こっちもとても弱いんですね(笑)。えー? いえいえ、休憩は無しですよ。私の時間午前中だけなんですから、休んでたら全身調べきれなくなってしまいますよ。」
胸、腋の下、首、耳、腕、足の裏、ふくらはぎ、膝、太もも、パンツの上からですが股間にいたるまで、絵美はあなたの体の隅々までを、あらゆる指使いで丁寧にくすぐります。その美しい手指を鑑賞する余裕はありません。あなたは全力で抵抗しますが、いくら身をよじっても逃げられません。止めるよう頼みますが、絵美は笑顔で拒否します。

8くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 03:39:08 ID:jDgI8MQk0
どのくらい時間がたったでしょうか。あなたは絶望しながらも懇願しつづけます。
「だめだめ。だめですよ、全身を確かめないと。あと少しですからね。わあ、ここも弱いんですね。はい、これで終わりです。おつかれさま(笑)。それでは質問ですよ。どこが一番くすぐったかったですか? 一番の弱点をくすぐってさしあげます(笑)」
あなたは、とっさに嘘をつくことにします。全身弱点ですが、その中でもまだマシな、我慢できそうな箇所を絵美に伝えます。しかし、絵美は蔑むような目であなたを見て、言います。
「はあ、そうですか。正直ちょっと幻滅しました。嘘をつく男性は最低だと思ってますので・・・」
絵美は、あなたの申告とは別の場所を突然コショコショとくすぐりはじめました。弱点の中でもとくに弱い場所です。あなたは不意を付かれて激しく悶絶します。
「本当はここですよね?そりゃわかりますよ。さっき全身をチェックしたんですから。それなのに、見え見えの嘘をつくなんてヒドいです。」
あなたは手足をバタバタさせながらも、嘘を認めて必死に謝罪します。
「素直に認めてくれて安心しました。ただ、嘘をついた罰は受けていただきます。この一番弱いところだけを午前中いっぱいくすぐります。え? だ、め、で、す。休憩は無しです。あと一時間くらいですから、その間たっぷり反省して後悔してくださいね(笑)。私も、集中するために、黙りますね。」
あなたは全身の力を振り絞って暴れますが逃げられず、いくら止めるように懇願しても返事さえしてもらえず、絵美の弱点くすぐりに耐え続けます。ようやく終わった時には、疲労のあまり気を失いそうでした。
「はい、終わりです。よくがんばりましたね(笑)。これに懲りたら、二度と女の子に嘘をついちゃいけませんよ? いいですね?さ、それでは外してさしあげます。起きあがれますか?」
「絵美ー、時間だよー。あれ、もう終わったんだ、午前の部。後で動画で見てみるね。午後は私、理絵の番たよ。絶対に午前より楽しいよ(笑)。その前に、カレー用意したから食べよう。カレーなんかでごめんね。え、服? しまっといたよ。まだ着なくていいよ、午後の部でも脱ぐんだから。」
2人の魅力的な女性と一緒にお手製の激旨カレーを食べるあなた。消耗してるので、余計に旨い。これでパンツ一枚のみじめな姿でなければ・・・
「さ、食後は午後の部だよ。こっちきてねー。え? すこし休みたい? 大丈夫、ベッドに寝るんだから休んでるようなもんだよー(笑)。」
朝と同じように、絵美と理絵に手足を拘束されるあなた。今度は、絵美が出て行きます。
「じゃ、いまから2時間、楽しんでくださいね。私はちょっと外出してきます。」
「さて、絵美も行ったことだし、2人で楽しもうね。まずはこんなのはどう?」
理絵は、両手の人差し指の先で、あなたのおなか、脇腹、腋の下、胸など、上半身の敏感なところをツーっと撫で回ります。動きのパターンが読めないので、構える事が出来ず、あなたは悲鳴をあげながら体をよじり続けます。
「うわー、昨日よりさらにリアクション良いね。そうか、服着てないもんね(笑)。」

9くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 03:40:05 ID:jDgI8MQk0
「え? やめるわけないじゃん。私は今、とても楽しいよ(笑)。そうそう、絵美はさ、弱点見つけたら集中してくすぐるのが好きだって言ってた。まあ私も好きだけとさ、ここが弱点なんだって?」
午前中に責め続けられた弱点をくすぐられて悪夢がよみがえるあなたは絶叫します。
「うわ、ほんとかわいそうなくらい弱いね。最高。でもね、いくら美味しい料理でも食べ続けるとあきるでしょ? だから私は、いろんなところをくすぐるのが好き。さて、次はどこにしようかな・・・よし、おなかにしようー、そーれ!!あははは、その情けない悲鳴大好き(笑)。次は太もも・・・と見せかけて腋の下!! うわー、よく動くね。逃げられないよ。でも遠慮なく動いてね。その方が楽しいからさ。次は足の裏、とみせかけて、本当に足の裏(笑)」
あなたは、先の読めない理絵のくすぐりに翻弄されます。身をよじり、手足をバタバタさせ、精いっぱい抵抗しますが、全く逃げられません。理絵はそんなあなたを見てとても楽しそうです。しばらくして、やっと手を止めます。あなたはほっとして息を整えます。
「あとね、絵美は手を止めずにくすぐるのが好きなんだって。私はちょっとちがっててね。」
何の前触れもなく、突然くすぐりを再開する理絵。油断していたあなたは自分でもおどろくほどの悲鳴をあげます。
「そうそう(笑)。手を止めた後のくすぐり初めの瞬間って最高なんだよ(笑)。いつくすぐりが始まるのかわからない緊張感って楽しいでしょ? 」
理絵は自分の言葉どおり、時折手をとめて、突然ちがう場所をくすぐって、を繰り返します。あなたは絶望しながらも止めてくれるように懇願します。
「え、うん止めるよ、はい。と見せかけて脇腹ー。うわー楽しい(笑)。」
気が狂いそうな2時間を過ごし、それでも「午後の部」を終わろうとしない理絵でしたが、防音室のドアが開き、絵美が入ってきます。
「はい、2時間で終了です。理絵、時間よ。ほら止めて!!」
理絵が手を止めます。午前中は悪魔だった絵美が、今だけ天使に見えます。
「ちぇ、楽しかったのになー。じゃ、手足ほどくね。絵美もてつだって。それじゃー、おやつにしようか。絵美、用意してくれた?」
「よく行く洋菓子屋で美味しいケーキ買ってきたわ。」
「ケーキ焼いてきた、くらい言えないのかなー。女子力たりないぞ(笑)」
人をヒドい目にあわせておいて、よくこんな他愛の無い会話を・・・と思ったのですが、やはりあなたもケーキを食べます。午後の部も終わったのに、なぜか服を返してもらえません。
「うーむ、流石に美味しいね。これは私は作れないや。え? 服がほしい? それは後で説明するよ(笑)」
「そんなことよりも、私と理絵、どちらと遊ぶのが楽しかったですか? あ、まだ言わないで下さいね。段取りがあるので。」
「私にきまってるよねぇ。でもまだ言わないで。お、食べ終わったね。じゃ、またベッドに寝てね。」
恐怖を感じつつも、もはや抵抗する気力すらないあなたは、防音室のベッドでまたもや拘束されます。

10くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 03:40:50 ID:jDgI8MQk0
「さーて、では答えてね。私と絵美、どちらのくすぐり遊びが楽しかったかな?え、どちらも苦しかった? もー、そうじゃないでしょ。楽しかったのはどっちか、って聞いてるの!!」
「私ですよね? 理絵に負けたらショックで何するかわからないです。」
「えー、流石に理絵だよね? 絵美って言おうとしてるなら覚悟してよー。」
あなたはどう答えるのが正解か分からずに恐怖します。
「うんうん。えー、どちらも楽しかった? 絵美、こういう場合はどうするの?」
「困ったわね。あの、実は、勝った方が『夕方の部』であなたとたっぷり遊ぶことにしてたんです。でも、これですと両方勝ちだから・・・そうですね。私たち2人で同時に遊んで差し上げます。」
「なるほどー。良かったね。きっと最高にくすぐったくて楽しいよ(笑)じゃ、さっそくはじめよっか。」
あなたは必死に抗議しますが、聞き入れられるはずもなく、20本の指が連携して全身を這い回る地獄を、数時間体験し、やっとのことで解放されるのでした。
晩ご飯です。消耗しきったあなたですが、やっと服を着る事ができました。
「カレーの残りでごめんね。なにしろ2人ともヒマ無かったからさ。でも最高に楽しかったでしょ? 」
「今日は本当にありがとうございます。そういえば、今日の遊びも全て録画しましたが、私と理絵だけの秘密ですので、心配しないでくださいね。これからもお願いさえ聞いていただければ、他人に見せたりしませんので。ところで、明日も来て頂けますよね?」
これだけヒドい目にあったあなたですが、美味しいカレーを食べながら美女2人を前にして、また来るのも悪くない、とか思っています。救いようのないバカです。実際、夏休みなので、明日来ることも可能です。でも、今日は理性が勝ちました。嘘で切り抜けましょう。
「ええー、明日は月曜だから仕事で無理? うーん、さすがに休ませるのはかわいそうかなあ。」
「当たり前じゃない!!無理を言ってすみませんでしたね。ではまた後日連絡いたしますので。今日は本当に楽しかったです。理絵ともども感謝いたします。」
あなたはフラフラになりつつもアパートに帰り、かろうじてシャワーを浴び、倒れるように寝ます。
夏休み2日目、日曜日ここまで。

11くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 12:17:12 ID:dHqIScFk0
とてもいいです!続きを楽しみにさせていただきます。

12くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 19:52:36 ID:N6XQa/bA0
乙ですw
笑い声がない描写もいい

13くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 21:55:28 ID:jDgI8MQk0
妄想につきあってくれてありがとうです。
>>12
「あなた」のセリフとか笑い声とか、妄想で補完してくれたらうれしいですw

14くすぐり好きの名無しさん:2013/06/23(日) 22:45:05 ID:CYf/Tggo0
激しくGJ!!タイプの違う二人のくすぐり、とても良かったです。
理絵の止めてはくすぐり、の繰り返しとか今までの小説に無いプレイで個人的に好きでした。

15くすぐり好きの名無しさん:2013/06/24(月) 00:52:00 ID:fHEcg0Pk0
妄想につきあってくれてるみなさまありがとう。続きいきます。

月曜日ここから。
昨日は疲れたでしょう。朝、目が覚めたらもう11時でした。真っ先に頭に浮かぶのは昨日の悪夢です。あまりの事に、本当に夢だったんじゃないかとも疑います。今日はとにかくゆっくり休んで回復しましょう。
理絵からメールが着ました。やっぱり夢じゃないですよね。
『昨日は楽しかったよ!!おつかれさま。もう会社に行ったのかな?お仕事がんばってね!!』
あなたは、しばらく間をおき、返事を書きます。仕事の合間に返事を書いてる、とかなんとか。
お昼前に、呼び鈴が鳴ります。通販の宅配だと思ってドアを開けたあなたは、目が飛び出るほどびっくりします。理絵がニコニコとあなたを見ているからです。絵美がぞっとするほど冷たい目であなたを見ているからです。なぜこのアパートを知ってるのか?あーあ、どうやって切り抜けるつもりですか?
「おっはよー(笑)。あれー、もう仕事から帰ったのかなぁー? まあ何でもいいよ。お弁当作ってきたから一緒に食べよ。上がるね!!」
「おじゃまします。あら、ちょっとお掃除してあげたくなるようなお部屋ですね。いえ、恥ずかしがらないでいいです。男性の部屋なんてこんなものですよ。特に嘘をつく男性の部屋なんて期待してませんから・・・」
「絵美、まあまあ落ち着いて。ほらー、あなたがヒドいから、絵美が怒っちゃったじゃない。食べながらでいいからゆっくり説明してよね。」
3人でちゃぶ台を囲み、理絵の豪華弁当を食べます。美味しいのですが、あなたは生きた心地がしません。
「ふーむ、なるほどー。今日は体調が悪くて休むことにしたのね。それで、格好悪いと思って、私へのメールでは仕方なく嘘をついたと。だってさ、絵美。あ、絵美。ちょっと冷静に!!」
絵美はその美しい顔を近づけてきます。あなたは顔を背けますが、両手のひらで顔を挟まれ、絵美の方を向かせられます。
「ちゃんと目を見てくださいね。自分から認めて欲しかったですが、もう我慢できませんので、これから全部お話しします。まず一つ目、昨日、夏休みなのに仕事だと嘘をつきましたね?」
「あ、そうだ。言ってなかったけど、最初の日にあなたが寝てる間、2人であなたの手帳をこっそり見てたんだ。だから夏休みの事も知ってたし、お家の場所もしってたんだ。」
「二つ目。理絵のメールに嘘で返しましたね。三つ目、今日この場に至っても、体調不良で休んだと嘘をつきましたね。昨日もお伝えしましたが、私は嘘をつく男性は許せません。あなたは今日、なにをされても文句が言えない立場だとご理解ください。さて、では裸になって床に寝てください。いますぐにです。」
あなたは必死に謝罪しながら、くすぐりだけは止めてくれと懇願します。このアパートでは、大声を出したらお隣近所に筒抜けです。
「大丈夫だよ(笑)。今日はいろいろ道具持ってきたからさ。」
理絵は、大きなカバンからなにやら出し始めました。どこで手に入れたのか、拘束具の数々です。あなたが大好きな、女性がくすぐられる動画で見慣れてますよね?まさか自分が付けられるとは思ってなかったですか?

16くすぐり好きの名無しさん:2013/06/24(月) 00:52:45 ID:fHEcg0Pk0
「これ、ボールギャグっていうんだけど、これ付けたらほとんど声出ないから心配いらないよ。わかったら早く裸になってね。あれ、だめだよちゃんとパンツも脱がなきゃ(笑)」
観念したあなたは裸になり、革製の拘束具で両手を後ろでまとめられ、両足も一本にまとめられ、床に転がされます。許しを請おうにも、口をふさがれてるので、ロクに声もだせません。恐怖と羞恥心で押しつぶされそうです。
「嘘三つ分の償いをしていただきます。たっぷり楽しませてくださいね(笑)。それじゃ、理絵、はじめましょ。」
「あはははー、その情けない格好最高だね。すっごく似合うよ!!よぉーし、まずは足の裏だー。コショコショコショコショ・・・そんな暴れないでよー、暴れたほうが楽しいからいいけどね(笑)」
「私は胸からいきますよ。あらあら、ジタバタしても逃げられませんよ。乳首とかそんなにダメなんですか?」
「次はアソコの周りだー。今日はパンツはいてないからやりやすーい!! クネクネしちゃってかわいー」
「脇腹はどうですか? こことかツボですよね。はははは、そんなに苦しそうな声ださなくてもいいですよ(笑)」
2人は思い思いにあなたの体をくすぐります。あなたはいくら辛くても、床を転がることしかできません。許しを請う声は、ボールギャグのせいでうめき声にしか聞こえません。
「たっぷり後悔して、しっかり反省してくださいね。罪は重いですよ?」
「そうだよぉー。ちゃんと謝るまで絶対許さないから(笑)。さっきからうめき声しか聞こえないしー。誠意があるなら、ボールギャグしてても謝れるはずだよ(笑)。そうそう、絵美、私ちょっと気づいたんだけど、ベッドでいじめる、じゃなくて遊ぶ時より、体の裏側をくすぐりやすいよね。太ももの裏側とかこうやってコショコショコショ。やっぱりここも弱いんだね(笑)」
「本当ね。じゃあ私はおしりを集中的に。どうですか?いい感じですか?その表情、相当効いてますね(笑)」
2人ともとっても楽しそうです。いつまで続けるつもりか知りませんが、止める気配はまったくありません。敏感なあなたには地獄ですね。諦めずに謝罪を続けますが、やっぱりまともな声はでません。
突然アパートの呼び鈴が鳴り、2人の手が止まります。
「なんだろう。出てみるね。ああ、怪しまれたら彼女のフリでもしとくよ(笑)。はーい。あ、お荷物ですか。サインでもいいですか。はい、ではこれで。お疲れさまです。絵美、なんか届いたよ。」
くすぐりからは一瞬解放されましたが、またもやピンチです。普通は人の荷物を勝手にあけたりはしないでしょうが、この2人は普通ではないので・・・
「あら、DVDが何枚か入ってますね。え、これって・・・女の子がくすぐられるAV?えっと・・・」
「うわあ、絵美。これとかすごそう。ひどーい、裸の女の子が縛られてくすぐられてる・・・こんなことされたら発狂しちゃうよぉー。」
あなたはいろんな意味で絶望します。

17くすぐり好きの名無しさん:2013/06/24(月) 00:54:00 ID:fHEcg0Pk0
「えーと。あなたに言いたいことが二つあります。まず、あなたは元からくすぐり遊びに興味があったのに、いままで黙ってましたね? これは嘘をついていたも同然です。これで合計、4つも嘘をついたことになりますね。あきれて物も言えません・・・」
「もうひとつはあれだよね。あなたって、女の子を縛ってくすぐって虐めても苛めてもいいって思ってる人なんだね。見損なったぞ!!くすぐられる子は辛いんだよ?やられる人のこと、考えたことあるの? これはお仕置きが必要ね(笑)」
理絵はあなたに近寄り、足の先と腕の先をつないで固定しました。ホグタイってやつですね。さらに自由が効かなくなります。
「私もお仕置きが必要だと思います。覚悟してくださいね? 理絵、他になにか使える道具は? アイマスク?なるほど。これをつけさせていただきますね(笑)」
身動きがとれず、目隠しで何も見えないあなたは、すべてを諦めて「お仕置き」を待ちます。なぜか2人のおしゃべりが止まります。あなたは緊張して待ち続けますが、何も起こりません。2人とも居なくなってしまったのでしょうか。いったん体の力を抜きます。その直後、脇腹と足の裏に激しいくすぐりを受けて、仰天します。不意をつかれてもがき苦しむあなた。
「言った通りでしょ?油断したところを突然くすぐるとリアクション最高なんだよぉ。」
「本当ね。楽しすぎてなんだか悪いことしてるみたい。大丈夫ですかー?すみませんが、うめき声しか聞こえないので、よくわからないんです。でも辛くても我慢して下さいね。これ、お仕置きですから(笑)」
2人は4本の手をバラバラに移動させながら、体の4箇所を同時に容赦なくくすぐってきます。目隠しされているあなたは、次にどこをくすぐられるかわからず、これまでよりさらに敏感に反応します。
「あら、この拘束だと、足の裏がとてもよく見えますね。ちょっと集中してくすぐってみましょう。」
「腋の下に指入れるのも結構楽しいよ。ビクンビクン反応してくれるよ。お仕置き楽しいね(笑)」
あなたは地獄のような責めに耐え続けました。たまに休憩?がありますが、油断したところでまた再開されます。そのたびに絶望感に襲われるあなたでした。何もみえないので時間の感覚も無くなっています。
「絵美、さすがにくすぐり疲れたよー。そろそろ許してあげない?」
「そうねー。それなりに楽しかったしね。理絵、ボールギャグはずしてあげて。もしもし、聞いてますか?これに懲りたら、二度と女の子に嘘はつかないこと。約束して頂けますか? はい、よろしい(笑)。では解放してさしあげます。」
「お疲れ。とっても楽しかったよ(笑)晩になにか作ってあげるよ。冷蔵庫みせてね。お米はどこ?」

18くすぐり好きの名無しさん:2013/06/24(月) 00:54:51 ID:fHEcg0Pk0
拘束を解いてもらっても、あなたはすぐには動けず、あまりの疲労に倒れたままです。
「そろそろ食事にしましょう。あら、服着てないんですか? 恥ずかしいです・・・乙女にそんな姿見せないでください・・じゃ、あちらで待ってます。」
「理絵の特製野菜炒め作ったよー。ていうか冷蔵庫ショボすぎだよ。いくら私でもこれで精一杯。」
小さいちゃぶ台で無理矢理夕食を食べる3人。何であんな材料でこんなに美味しい物が作れるんでしょう。過去最大級に苦しかったのに、自宅に可愛い子が2人も来ていて、手料理を振る舞ってくれている状況に、ささやかな幸せを感じているあなた。プライドが皆無ですね。
「目隠ししてた時の姿、あまりに情けなかったから、携帯で写真とっといたよ。あとで送っておくね。」
「嘘をつきたくなったら、この写真を見て堪えて下さいね。この写真は、私達だけの秘密です。あなたがこれ以上嘘をつかない限りは、他の誰にも渡しません(笑)それに、今日はがんばってお仕置きを受けて頂いたので、嘘一つ分は許してさしあげます。」
「残り3つ分の嘘は、明日償ってくれればいいからね(笑)夏休みだから会えるよね。朝9時に迎えに来てあげる。出れる準備しといてね。」
「そういえば、今日届いたDVD。あれは没収して持ち帰りますが、異存はないですよね?」
理不尽な2人をなんとか送り出し、敗北感たっぷりに床にへたり込むあなた。それでも15分後には、地獄の責苦ではなく、美しい絵美と可愛い理絵の姿だけを脳裏に描いている愚かなかなた。救いようがないです。明日は何をされるのか不明ですが、せいぜい早寝して備えましょう。
夏休み3日目、月曜日終了。

19<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
<くすぐり処刑済み>

20くすぐり好きの名無しさん:2013/06/24(月) 19:27:48 ID:GbtuifqQ0
>>13
GJ!
やっぱくすぐりは複数人でやられる方がきついんだろうなー
だがそれがいい

21くすぐり好きの名無しさん:2013/06/24(月) 23:58:45 ID:fHEcg0Pk0
>>20
ありがとうです。
一度でいいからやられてみたいものですw

22くすぐり好きの名無しさん:2013/06/26(水) 21:28:17 ID:7WassU1A0
f/mの動画、なにかおすすめない?
bitcashの類で買えるなら動画でも可。
↓のうち、一つでも満たしてるとうれしい。
(1)受けの男性になりきりやすい撮影視点。
(2)受けの男性がくすぐりに弱い(反応がいい)
(3)責めの女性が楽しそう
(4)言葉責め
既出でもなんでもいいから教えてくださいm(_ _)m

23くすぐり好きの名無しさん:2013/06/27(木) 02:20:09 ID:3IY1Kd920
このスレ、まだ強制sage適用されてないんだな

24くすぐり好きの名無しさん:2013/06/27(木) 15:41:39 ID:NEzSHe.w0
別に良いんじゃね
一部のうるさい人が騒いでただけだったし

25くすぐり好きの名無しさん:2013/06/27(木) 22:25:59 ID:3IY1Kd920
まあ、こんだけ過疎ってるしね

26くすぐり好きの名無しさん:2013/06/28(金) 06:16:41 ID:pWjfann.0
>>22

動画っていうかビデオだけど和モノならくすぐり痴女ヒロインシリーズ、洋動画サイトならtickle abuseが自分的には上位だけど。
ググれば多分ヒットすると思う。
そういえば受け男性視点の動画って意外と少ないよね。

27くすぐり好きの名無しさん:2013/06/28(金) 22:04:08 ID:yGbRm0jg0
>>26
ありがとう。痴女ヒロイン、パッケージ見るかぎり激しくツボなんだが、電子マネーで払えそうな所がいまのとこ見つからず悔しい・・・
TickleAbuseも後でみてみる。情報どうも!!

28くすぐり好きの名無しさん:2013/06/29(土) 11:10:59 ID:al0UTOZg0
>>27

Tickle abuseの方は、カテゴリ「tickling male」で探せばヒットするんだけど、最近ホモ動画も増えてきたので気を付けてくれ。
何故かF/Mとホモが同一ジャンルで括られているんだ。


でも過去まで遡れば、良質なF/Mモノがごろごろしてる。数百作はあった筈。

29くすぐり好きの名無しさん:2013/06/29(土) 22:13:09 ID:mkfCvkOE0
>>28
そうかありがとう。
俺はF/F,M/F,F/Mは好きだが、どうもM/Mだけはだめなんで、気をつけるよ。たのしみだ。

30くすぐり好きの名無しさん:2013/06/30(日) 01:40:05 ID:/M.MJVl20
>>29

忘れてた。
(3)(4)で個人的にツボなのが八神夏樹の出演してるくすぐりビデオ(3作出てる)
女の人が仮面で顔を隠してるのが好みの別れる所だけど、手つきと言葉責めがとにかくエロかった。
くすぐりビデオって台詞は少なめのものが多いんだけど、このシリーズはくすぐってる最中もほぼ喋り通し。
台詞は

「この程度のくすぐりでもうこんなに悶ちゃうの?そんなんじゃこの後大変よ?」
「ほらー見えるかしら?ローション。これを塗ってくすぐったら一体どうなっちゃうんだろうねー?」
「苦しいでしょう?でも逃げられないわよ?あなたは私のおもちゃなの。」

等々・・・
割りとハードな内容だと思う。

31くすぐり好きの名無しさん:2013/06/30(日) 14:08:44 ID:/M.MJVl20
ついでにお絵かきしました。
FFF/Mです。

//www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=36737966

32くすぐり好きの名無しさん:2013/06/30(日) 21:21:39 ID:mLvMFusg0
>>30
正直、顔は見えた方がいいけど、その内容はものすごく惹かれる(そのカキコだけで妄想できそうなくらいだ・・・)。しかも、サーチしたらbitcashで買えるサイトも見つけた。割と値が張るから全部は無理だけど、吟味して買ってみるよ。いろいろ情報ありがとう。

33<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
<くすぐり処刑済み>

34くすぐり好きの名無しさん:2013/07/05(金) 23:13:07 ID:2vl6Nlkk0
>>30
八神夏樹の動画見た。ナースのやつで、多分一作目。高いけど内容は良くて、顔見えないのは全く気にならなかった。
言葉責めが良すぎ。声がいいせいか、セリフや演技がうまいのか、とにかくいい。一回見た後は音声だけでも抜ける。最後のほうで「今日だけで終わるとおもわないでねー、また気づいたら縛られてるかもよー?」みたいな事言ってたのも妄想膨らみすぎ。
いいもの教えてくれてありがとう。痴女ヒロインもどれか買うと思う。

35くすぐり好きの名無しさん:2013/07/07(日) 00:44:58 ID:2rCnaYdQ0
>>34

お口に合ったようで何よりっす。
台詞聴いてるだけでも抜ける数少ない動画だと思う。
内容がいちいち我々のツボを心得てるというか、
こえ部のF/Mくすぐりボイスやこのスレッドの小説にも通じるものがあるというか・・・

顔が美人でもプレイ内容が良くても、声を聴いた途端に萎える事ってあるので、意外と音声も大事なんだと思った。


自分は1作目、2作目だけ持ってて3作目のみ持ってないんだよね。サンプル動画を見る限りかなり良さそうなんだけど、収録時間に比して値段が高すぎるのがネックで。


くすぐり痴女ヒロインは、あんまり台詞喋らないし、そこまでの濃さはないんだけどコスチュームがエロいのが個人的に◎なのです


DVDに収録されているものは基本的に値段が高いから、買って失敗するリスクが高いんだよね。
それに比べると、5分〜15分程度で終わってしまう動画DLの方がリスクが少ないと言えるんだけど。

wikiからも飛べるけれど、動画サイトに載ってるtickle abuseの転載だと以下のなんかは好き。

www.dailymotion.com/playlist/x247pe_algalo_FM_f-m-tickling/8#video=xqen7y

www.dailymotion.com/playlist/x247pe_algalo_FM_f-m-tickling/6#video=xg3ie1

www.dailymotion.com/playlist/x247pe_algalo_FM_f-m-tickling/6#video=xb2f8v

www.dailymotion.com/playlist/x247pe_algalo_FM_f-m-tickling/6#video=xb96j4

www.dailymotion.com/playlist/x247pe_algalo_FM_f-m-tickling/8#video=xbn0ov

www.dailymotion.com/playlist/x247pe_algalo_FM_f-m-tickling/8#video=xbesec


以下はtickle abuse以外の動画

www.dailymotion.com/playlist/x247pe_algalo_FM_f-m-tickling/7#video=xmvshz



ちなみに投稿者は私ではありません。
自分は上記の動画はどれも購入して本編持ってるけど、
上記リンクのはサンプル動画だったりして時間は短い。ただ内容は充分わかると思う。

36くすぐり好きの名無しさん:2013/07/09(火) 23:48:31 ID:QuJL2pdM0
>>35

情報をありがとう。tickle abuseのサンプルが楽しみすぎる。

> 内容がいちいち我々のツボを心得てるというか、

これに尽きると思う。やっぱりプロの女王様は違うということか。
ちなみに、3作目は同じく短くて不安だから未購入、2作目は責め手が2人で激しく惹かれるものの、女装が苦手なので未購入。

そういえば、ヒロインシリーズを選ぼうとしてたら、くすぐりメイドサロンというシリーズを見つけて、そちらに手を出してしまった。八神夏樹のと違う意味で、ツボにはまりまくり。35氏ならもう持ってるかもですが。

37くすぐり好きの名無しさん:2013/07/10(水) 11:17:25 ID:Ap/SgegU0
メイドサロンはカメラワークが残念なんだよな
手元がさっぱり写ってない
男優の声もうるさいし、4のダウンロード販売まだだけど、いい加減善されてればいいな。

38くすぐり好きの名無しさん:2013/07/10(水) 23:26:10 ID:Z/ong9zQ0
>>37
お、そうすか?
俺が買ったのは二作目だけど、2人目は最高だと思ったけど。男が笑うってより苦しがる感じでうるさくないし、女の子かわいい。ただ、いいセリフ言ってるのに声小さいのが・・・

39くすぐり好きの名無しさん:2013/07/11(木) 00:07:22 ID:tVcyCz2U0
メイドサロンはジャケに惹かれたけどまだ観てないなぁ。

40くすぐり好きの名無しさん:2013/07/15(月) 21:57:29 ID:XEqXCh/c0
一つ妄想を書きます。
少し長くなるかもしれません。
ロリが苦手な方には申し訳ありません。


水野の学園生活 小学校


ひまわりの花が咲いていた。


青空のなか、薄い雲をまとって、激しく燃える太陽。
それは刃物の輝きのように、凶悪で、じりじりと世界を焦がして。
校庭でサッカーをしている生徒も、それを眺めている僕も、灰色の校舎さえも溶けそうな暑さでぐったりとしているなかで、
ひまわりだけは凛々しく空を見上げていた。

「なんの意味もないのにね」

暑さに耐えて、平気な顔で我慢して、必死に生きても、結局レンガの花壇から出られない。
人に見られて、楽しませるだけの為の存在。
目的だの、自己実現だの。
立派な言葉からは無縁の一生。
そんなことを考えながら見つめていると、水をもらったばかりなのだろうか、
深緑色の葉のうえには、いくつか水滴が不安そうにふるえているのが分かった。
指先で触れる。心地よい冷たさがはじける。

「それにしても、ちょっと遅い気がする」
もう来るころだと思うけれど、どうしようか。花壇の向こう側にはちょうど良い感じの樹があって、
その下の影はなかなか涼しそうだけど、蚊も多そうだ。

「あっ、気をつけてー」

そんな言葉が鼓膜に飛び込み、ふと振り返る。鈍い音がして、僕から少し離れた地面にサッカーボールが勢い良く着弾した。
威力を失ったそれはコロコロと僕の前まで転がって止まる。

「当たんなかった?」

駆け寄って来た体操着の女の子が、少し息を弾ませながら尋ねる。

「うん。大丈夫だよ」

返事をして、ハイ、とボールを拾って手渡しする。けれど女の子は受け取ろうとはしなかった。
どこかけげんそうな表情を浮かべて、僕をじっと凝視している。

「男の子・・・だよね?」

「え」

「名前は?」

あ、そうか。考えたら変だよね。授業中のはずなのに、体操服も着ないで校庭の端でぼんやりしているんだから。

「今日この学校に転校してきたんだ。名前は水野 優。よろしくね」

「転校? ふーん」

説明しても、女の子は疑うような表情のままだ。用心深い性格なのか、それとも僕が高校生に見えないからなのか。
確かに他の男子よりも背は小さいし、どちらかと言えば童顔な方だから。

「本当だよ? これでも高校一年なんだって」

「いや、そこじゃなくてさ」

女の子は何かを言おうと口を開いたけれど、僕がそれを聞く機会は失われた。やかましいエンジン音をひきずって、白い軽自動車が女の子の後ろまでゆっくりと動き、止まった。

「ごめんね、待たせたかな?」

自動車ドアが開き、そんなことを言いながら先生が姿を見せる。

「じゃあ、僕行くから」

なんとなく気まずい空気から逃れるように、僕は先生の車に乗ろうとした。と、急に手を引かれ、僕は車のなかに引っ張り込まれる。
強引に助手席に座らされ、ドアを閉められ、車はそそくさと発進してその場を後にする。

「ど、どうしたんですか」

あわてる僕に、先生はやわらかい笑みを浮かべて「なんでもないよ?」と返事をした。
先生は、大学生である僕の姉とそんなに歳が変わらないように見える。きっと先生になりたてなのだろう。
眼鏡の奥の瞳は、優しそうな茶色を溶かしていた。ゆったりとした服装に身を包んではいるけれど、それでも大きな胸が布を押し上げて主張しているのが分かる。
少し離れた場所からでも、いい香りが届いてきて、それはラベンダーに少し似ていた。
優しそうな先生だなと思っていた。
けど、今の先生はちょっと何か危険なような、そんな気がした。
グラウンドを出た自動車は、駐車場を横切って、さらに速度を上げる。
もう降りることはできない。

41くすぐり好きの名無しさん:2013/07/15(月) 21:59:09 ID:XEqXCh/c0
思えばいくつかおかしな点はあったんだ。
さっきの女の子の反応もそうだし、そもそも今日の昼から来いって連絡も妙だなって思っていた。
だって転校生って、普通朝のホームルームで紹介されるものじゃないの?
そもそもグラウンドから高校の校舎まではそんなに離れていないのに、どうして先生がわざわざ車で送ってくれるのだろうか。
確かに迷う危険はある。何しろ僕が転校して来たこの学園は、ばかみたいに広い。中高一貫校どころか、この小学校から大学まで全て一貫。全生徒の八割は寮で生活し、日常の生活に必要な食料を供給する大型スーパーマーケットから、ゲーセンや本屋などの娯楽施設、果ては詳しくは知らないものの何かの研究施設まで学園内に存在する。グラウンドはさすがに四つはなく、小学校と高校、中学校と大学で共有であり、そのため校舎から少し歩く必要がある。しかしその広さは同時に運動会と体育祭をやっても十分その隣で野球ができるほどのものであり、共有だからってその点で不便することはなさそうだ。
山一つ占領して建てられたこの学園で、グラウンドから先の迷いやすい道を車で案内してくれるのはありがたいけれど、何か違和感があるような。

「あれ? あの校舎じゃないんですか」

事前に配られた地図からすると、あの建物が高校校舎のはず。行き過ぎてないだろうか。

「君が行くのはもっと先だよ」

けれどもまあ、先生が間違うってこともないだろう。僕はそれ以上なにも言わずに、やわらかい助手席のシートに身をあずける。


車を降りて、校舎に入って、廊下を二人で歩く。
その間ずっと、先生は僕の腕をつかんだままだった。
そして先生の言葉から、何か勘違されていることにもようやく気付いた。

「こんなかわいいバイトの子が来てくれるなんてねー」

先生がつぶやく。窓から教室をのぞくと、どう考えても高校生とは思えない少女たちが授業を受けていた。中学生、いや、小学校高学年くらいだろうか。
察するに、先生は僕のことを転校生でなく、新しく雇われたバイトだと思っているようだ。
伝達に行き違いがあったのか、この先生がそそっかしいだけなのか、いや、そもそも小学校でバイトを雇うことなんてあるのだろうか。

「それにしても、どうしてここで働こうなんて思ったの?お金かな、怖いもの見たさかな、それとも案外、そういうのが好きな変態君だったりして?」

「へ、変態!?」

一体どんな仕事なんだろう・・・・・・気になる。誤解を解くのはいつでもできる。なら、もうちょっと黙っていて、好奇心を満たすのも悪くないかもしれない。
それにしてもさっきから女の子の生徒しか見ていない気がする。共学だって聞いていたのに。そのことを先生に聞くと、こう返事をしてくれた。

「確かに男の子も入学できるけど、そんな勇気のある子はいないと思うよ」

ますます分からない。
そして、先生はふと足を止めた。

「さ、ここが君が担当するクラスだよ。そろそろ四間目が始まるはず」

『五年桃組』と書いてある。この小学校は果物の名前でクラスを分けるのか。いや、花か。それとも色で分けている可能性もある。「桃」だけじゃ分からないな。
チャイムの音が鳴り響く。
同時に先生は僕の背中を押して、教室に入った。

42くすぐり好きの名無しさん:2013/07/15(月) 22:03:37 ID:XEqXCh/c0
まず、机が全部後ろにさげられていることに驚いた。
かわいらしい少女たちは床にペタリと座り込んで、僕たちを見上げている。

「ちゃんと言った通りに準備してくれてますね、えらいですよー。朝伝えたように、このお兄さんが今日からこのクラスでがんばってくれる子です」

ちらり、と先生がこちらを見る。自己紹介すればいいのかな。

「水野 優です。えっと、一生懸命やるので、よろしくお願います」

なにをやるのか分からないままに、そう言って頭を下げる。

「よろしくね!」「お兄ちゃんって呼んでいい?」「お兄ちゃん何歳?」「彼女いる?」「好きな動物は?」「どこが弱い?」

弾けるように、小学生らしい元気な声でバラバラな返事が返ってくる。こういうのって何かほほえましいな。先生もクスクス笑っている。僕は一つ一つ丁寧に答える。

「よろしく、好きに呼んでいいよ。十六歳で、彼女はいないなぁ、好きなのは猫。弱いのは・・・・・・弱い? 弱いってどういう意味かな」

「そんなの決まってるじゃん。こちょこちょされて一番笑っちゃうのはどこってこと」

その質問をしたツインテールの少女は、当然のように答えた。そんなことを聞いてどうするのだろう。
僕が困惑して黙っていると。

「こらこら、そんなこと聞いたらだめでしょ」

先生が助け舟を「自分の指で確かめないと」あれ?

「それじゃあ第一回目の授業のテーマは、「みんなで優君の弱点を探そう」です!」

そう宣言すると、少女たちは嬉しそうな歓声をあげて僕に群がった。手を、服を、足を引っ張られ、僕はバランスを崩しそうになる。

「待って、待って、これどういうこと!?」

混乱して暴れる僕を、先生はやれやれというように見つめる。

「今更怖くなったの? もうだめだよ。それとももしかして説明忘れてる? まさかとは思うけど、一応もう一回説明してあげるね。まず、この学園のことちゃんと分かってる?」

「小学校から大学まである、巨大な学園・・・・・・ですよね」

「それだけじゃないでしょ。ほんとにそんなことも知らないで来たの? この学校はね、女の子の教育にくすぐりを取り入れた、初めての学校なんだよ」

「く、くすぐり?」

「そう。男の子をこちょこちょするのが大好きな女の子ばっかり集めて、小学校から大学まで、みっちりくすぐりのテクニックを鍛えてあげるための学校。くすぐりの技術って結構需要あるんだよ?昔は女の子しか入学できなかったけど、今は男の子も入学できるの。女の子のくすぐりの練習台にするためにね。でもまあ、全然男の子の希望者はいなかったから、君みたいにバイトの子を雇って練習台にするんだよ」

「練習してどうするんですか」

「あれ、知らないの? こちょこちょの技術って重宝されるんだよ。マッサージの分野では大人気だし、拷問とかできない警察でも、くすぐり尋問は必須だね。あとあと、まだ研究段階だけど、人の笑い声からエネルギーが取り出せる技術ができたしね。この研究に関してはうちの学園が日本でも最先端を走ってるんだよ。さ、あきらめてくすぐられて、バイト君」

「僕は違うんです! 本当は生徒なんです」

「嘘ついちゃダメ。うそつきさんにはおしおきが必要ね」

その言葉と同時に、少女たちはいっそう強く僕の体勢を崩そうする。抵抗しても、多勢に無勢。あっという間に床に押さえつけられてしまう。夏ということもあり、ラフな服装の少女たちは一人ずつ両手、両足に乗っかって僕を拘束する。幼く柔らかい肉の感触が薄い布越しに押し付けられ、顔が熱くなるのを感じる。

「えへへ、お兄ちゃん捕まえた♥」

「いっぱいくすぐっちゃうからね〜。覚悟して」

甘いロリロリな声が降り注ぎ、指をわきわきさせながら少女たちが迫る。僕は必死になって先生に助けを求めた。

「助けません。さ、まずは自己紹介しながら一人ずつこちょこちょしてあげましょう」

43くすぐり好きの名無しさん:2013/07/15(月) 22:43:49 ID:39YhSsgE0
www.imagecdn.clips4sale.com/accounts005/30427/clip_images/Shelby%20Fucks%20You%20Silly%20v.gif
これの元動画持ってましたら、うpして頂けませんか?
外人さんが好みで…

44くすぐり好きの名無しさん:2013/07/15(月) 22:45:44 ID:39YhSsgE0
↑リンク加工したつもりが飛べなくなってました(^^;
www.を消してアクセスしてみてくださいm(__)m

45くすぐり好きの名無しさん:2013/07/15(月) 23:27:29 ID:jV/zMbFU0
>>42
あ〜これはエロい、間違いない
期待です!

46くすぐり好きの名無しさん:2013/07/15(月) 23:33:41 ID:XEqXCh/c0
ありがとうございます。がんばります。期待外れになったらごめんなさい。


「じゃあ私からいくね!」

元気いっぱいに返事をして、僕の腹にまたがったのは、さっきのツインテールの、気が強そうなツリ目の少女だ。子供らしいぺったんこな体に、白黒の縞々ノースリーブTシャツを着ている。ちらちらと見える腋にはまだ毛が生えていない。

「私の名前はアリスだよ。手加減なしでいじめてあげるから、よろしく!」

いたずらっぽく言うのと同時に、アリスの両指が腋に襲いかかる。

「こちょこちょ〜♪」

歌うような楽しそうな声。あまりのくすぐったさに僕は思わず身をよじろうとするが、両手両足を押さえられているためそれもままならない。

「あはっ、あははははは! やめてぇ!」

「やめたげなーい」

アリスは無慈悲に僕の腋をこちょこちょと責め、電流が流されているみたいに僕は激しく身もだえする。小学生のちいさくて細い指先が、好き勝手に敏感な場所で踊る。指の腹で腋をコシコシといじめられるのも、かわいらしい爪でひっかくようにくすぐられるのも、指先をぐりぐりと押し込まれるのも、どれも耐え難い刺激だった。悲鳴をあげて、どれだけやめるように懇願しても、アリスには逆効果だった。

「くすぐったい? やめて欲しい? じゃあもっとやってあげる♥」

小悪魔のような表情が浮かぶ。さらに手の動きが加速し、ありったけの悲鳴が絞られる。むちゃくちゃに腋がほじられる。息をはずませながらひたすら僕をくすぐるアリスはとても楽しそうだ。間違いない。この娘、ドSだ。

「あははははははははは!」

「アリスちゃんずるいよ。私もくすぐるからどいて」

「やーだよ。このお兄ちゃんの反応、かわいいんだもん♥ 気に入っちゃった」

むう、とほっぺを膨れさせる少女。僕に見られていることに気がついたのか、少女はペコリとおじぎしてから自己紹介した。

「あ、私、鈴音といいます。えっと、アリスちゃんが意地悪するから、足の裏をこそばさせてもらいますね?」

鈴音と名乗った少女は、夜色の黒髪がきれいな少女だった。ひたいでパッツンと切りそろえられた前髪は、おませな感じのアリスとは違う子供らしく純粋そうなかわいらしさを漂わせていた。

「あはははは・・・・・・待って!これ以上くすぐられたらっあひゃひゃひゃ!」

スリッパを脱がされた次の瞬間、両足の裏を壮絶なくすぐったさが襲う。鈴音は足裏に指を這わせて、くしゃくしゃと責め立てる。両脚にはそれぞれ少女が乗っかって固定しているものの、僕はなんとか足首を動かして抵抗する。

「逃げないでください。もう、それならこうしちゃいます」

鈴音は片手で右足の先をつまんで捕まえると、ピクリとも動かせなくなった右足の裏に爪を立て、激しく、そして機械的に上下に動かした。くすぐったさは片方だけになったものの、それを補って余りある効果があった。一秒もじっとしていられないようなくすぐったさを、捕まえられて強制的に延々と送り込まれる。逃げたくても逃げられない! 僕は首を左右に振って、叫び声をばかみたいに垂れ流す。

「うわぁ、すっごい悲鳴? そんなにこそばいですか?」

「私のほうがくすぐったいよねー? ほらほらぁ」

鈴音に負けまいとアリスが指先をうごめかせる。足裏と両腋から送られるくすぐったさは、僕の身体を内側から無理やり動かして、自分の意思とは関係なしに悶えさせられる。
今すぐにでも止めて欲しいのに、アリスも鈴音も楽しそうに瞳を輝かせるばかりだ。

47くすぐり好きの名無しさん:2013/07/16(火) 00:33:38 ID:nn9L6tZA0
「あの、ミキ、もう片方の足やってもいいかな」

おずおずと一人の少女が手を上げると、笑い悶えている僕の顔をのぞき込んだ。

「ミキは、美姫っていいます。わ、わたしもがんばってこちょこちょするから、よろしくお願いします」

おどおどとしたその少女は、けれどその口調に不釣合いなくらいえっちな身体をしていた。お腹こそこどもらしくちょっとぽっこりしているけれど、胸は小学生とはおもえないくらいふくらんでいた。かわいらしいピンクの服には、小さな兎が描かれていてどこか幼い雰囲気がある。けれどサイズがちいさいからだろうか、ピンクの布地に包まれて、おっきな胸が窮屈そうに揺れているのが、なんだか逆にいやらしいような・・・・・・って、 小学五年生相手に僕は何を。

「こ、こうかな、こちょこちょ〜」

そんな邪な思考は、たどたどしい言葉と同時に刷り込まれたくすぐったさに中断される。

「!! あひひひひひひひひ! こちょこちょはもう無理! 無理だからぁ!」

美姫はぷにぷにの太ももで足首を挟み、固定してから足の裏をくすぐりはじめた。初めはおそるおそる遠慮がちに、指先で円を描くように。そしてしだいに大胆に、十本の指を使って敏感な足の裏を埋め尽くすように。僕は女の子みたいな悲鳴を上げて、やわらかい太ももから逃れようと足首を動かす。と、美姫は逃すまいとさらにふかく足をくわえこんで・・・・・・美姫はミニスカートにスパッツという格好をしているから。

「あんっ♥」 

美姫の大切なところの感触が、スパッツの薄い生地越しにぷにっと押し付けられる。美姫は恥ずかしい声を上げてしまったことになり、顔を赤くする。

「な、なんか・・・・・・やらしい。こちょこちょでおしおき」

どこか理不尽な理屈でくすぐりが激しくなる。もとから十本の指を片足に集中され、おかしくなりそうなくすぐったさを味わっているのに、さらに徹底的にいじめられる。土踏まずをカリカリと。足指の間をこしょこしょと。足の甲をつーと指を滑らせる。鈴音やアリスとは違う、敏感な場所をもっともくすぐったい方法で丁寧にこちょこちょするねちっこいくすぐりだ。

「あひゃひゃひゃひゃひゃ!! ごめんなさいいいいい!」

理不尽でもなんでも、とにかく謝って指の動きを優しくしてもらわないと。僕はただひたすらそれだけを考えて、謝罪の言葉を紡ぎつづける。両足と両腋をひたすらにくすぐられて、僕はだんだんと思考がほどけはじめていた。逃げないと、許してもらわないと。二つの思考だけが頭を占めていて、僕は全力で暴れて、必死に謝った。

「よだれたれてるね、だらしない顔ー♪ しょーがくせーに良いようにくすぐられてこんなになって、恥ずかしいと思わないの?」

アリスが楽しそうに言葉責めをする。

「お兄さんの足の裏、逃げられないのにピクピクして、かわいいです♪」

鈴音ちゃんもほっぺを上気させて足の裏をこそばす。

「んっ♥ え、えっちな足はおしおきです」

美姫も足首を挟んだぷにぷにの太ももをモジモジさせながら、足裏をいじめる。

48くすぐり好きの名無しさん:2013/07/16(火) 07:14:17 ID:EzpncAb20
これは期待せざるをえない

49くすぐり好きの名無しさん:2013/07/16(火) 21:42:29 ID:l7hH.erU0
期待に沿えるようがんばります。


「あははははは、ひゃははははっ! くすぐったいいいい!!」

僕は無様に叫んで悶えることしかできない。

「きゃ! ちょっと、あんまり暴れないでよ」

「きゃ! やだ、あんまり腕動かさないで」

左右から同時に甘い悲鳴が響いた。見ると、両腕を押さえている少女たちが怒ったような顔をして僕を見ていた。ほっぺと首筋にはほんのり朱が浮いている。

「あたしの名前は桜。楓のお姉さん」

「あたしはね、楓。桜の妹だけど・・・・・・双子なんだから妹扱いしないでよ」

右腕を押さえているのが桜で、左手を押さえているのが楓らしい。良く見ればふたりとも似た顔をしていた。背も小さく、小学三年生くらいにも見える。
服装は異なっていて、桜が白いワンピース、楓がチェックのスカートを着ている。二人は僕の両腕にまたがるようにして固定しているから、ぐいぐいと腕を締め付けるふわふわの布は・・・・・・。

「あのさ、お兄ちゃんが暴れると、お股に腕が当たっちゃうんだけど?」

「もしかしてわざとやってる? ぱんつさわんないでよ変態!」

そっちが押し付けているくせに、キッと眉をつり上げて罵倒する双子。なんとかして僕はくすぐったさを我慢して動きを抑えようとする。口を固結びにして、勝手に悶えようとする身体を理性で押さえつけて、両腕が動かないように戒める。

「あひゃっ! くっ! くひひひ」

けれど僕の反応が鈍ったことが面白くないからだろうか? いや、この会話も聞こえているはずだから、いじわるしてやろうと思ったのかもしれない。特にSっ気の強いアリスなんかはこっちの理由のほうが大きいかもしれない。
足裏と両脇をこちょこちょといじめる指先が、さらに加速する。激しいくすぐりの嵐が到来し、僕を圧倒する。思わず笑い声が口を突き破ると、もう僕は跳ね回ろうとする身体を制御できず、悲鳴を好きなように絞られてしまう。

「ああっ! あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」

「我慢しようなんて生意気ー♪」

アリスが嗜虐的な笑みを浮かべ、ちっちゃな指先で腋肉を思う存分に蹂躙する。腕が自由を求めてもがき、無意識のまま桜と楓の太ももに、ぱんつにグリグリと押し付け、いたずらをしてしまう。

「もー! 言っても分からない変態さんにはこうだよ」

「いっくよー」

双子は身を乗り出して、僕の耳元にさくらんぼみたいな唇を近づける。そっと目配せを交わしたあと、二人はクスクスといたずらっぽく笑って。

「いっせーの!」

幼い声で「ふ〜」っと擬音をささやかれながら、敏感な両耳に同時に甘い吐息を吹きかけられる。予想外の刺激に、僕は思わずビクッと身体を反らせてしまう。それは繊細なくすぐったさと、ピンク色の甘美さが入り混じった感覚で、鼓膜を焼き、直接脳を溶かすかのような快感だった。少女のようなか細い悲鳴がほとばしる。

「うっわー、すっごい反応」

「ひゃん、だってー。かわいい♪ もっとやってあげるね」

言葉と同時に、またもやねっとりと妖しい感覚が耳を襲う。くすぐったさと快感の絶妙なミックスに、僕は微弱な電気に撃たれたようにビクンと身体を震わせる。
その反応が気に入ったのか、双子は何度も耳に吐息を注ぐ。全身のくすぐったさと平行して、甘い甘い拷問が繰り替えされる。

50くすぐり好きの名無しさん:2013/07/16(火) 23:19:52 ID:l7hH.erU0
「真菜もくすぐる! 脇腹もーらいっと」

自分のことを真菜と呼んだ少女は、脇腹を突然に掴んだ。そのままグニグニと手が動かされ、脇腹を揉まれるくすぐったさにさらに僕は悶え狂う。
真菜ちゃんはくせっ毛がかわいらしくて、着ている服は・・・・・・だめだ! 涙で視界がかすんでいるし、強烈すぎるくすぐりで考えることができない!

「私は由香、よろしくねお兄ちゃん。それじゃ首筋をこちょこちょするよ!」

「腕のやわらかいとことかも、こちょこちょされたら効くかな? 愛花がやるね」

「すねとかもツーっと♪ あははっ、効いてる。あ、私は真理亜。覚えてね?」

「わ、私は千穂なんだけど、もうくすぐるとこないよ〜」

「効きそうな所はとられたけど、まだくすぐれるって。手のひらとか案外こちょばいかもよ」

「どこでもいいからいじめちゃえ!」

ロリロリな少女たちはどんどん押し寄せる。膨大な数の細い指は、まるでそれぞれが独立した生き物みたいに敏感な肌の上をうごめく。あまりにも強烈な刺激。
けれど我慢できず抵抗しようとしても、ムニュムニュとした女子小学生の身体に捕らえられ、両手も両脚もは微動だにしない。えっちな感触とくすぐったさに延々と弄ばれてしまう。
少女たちのほんのり赤くなった肌を、透明な水滴がころがっている。充満する女の子の匂いは、汗をかいているからかむせる程に濃密で、くすぐられて必死に息を吸うたびに変な気分になってしまう。
けれど全身を駆け巡るくすぐったさは、妖しい気分を圧倒してしまうほどに苛烈だ。延々と身体をまさぐられ、いじめられ、こちょこちょで埋め尽くされて、僕の意識は限界を迎えようとしていた。
コーヒーにミルクが溶けるように、思考が薄れて、だんだんかすれてきた笑い声すら他人のもののように思えてしまう。

「あはは・・・・・・、あ、あひゃ、ひゃ・・・・・・」

あと少しで気絶していただろう。
ひょっとしたら、そのほうが幸せだったかもしれない。
けれど今までにこにこと僕の醜態を見守ってきた先生は、突然大きな声で宣言をした。

「はーい、いったん中止しましょうね」

ぴたりと少女たちの手の動きがとまる。
僕は口の端からよだれを垂らして、表情筋がゆるみきった情けない顔を先生に向ける。
助けてくれるのかも、なんて甘いことを考えながら、懇願するように見つめていた。

「みんな気絶させちゃダメですよ? 起きるまでこちょこちょできなくなりますからね。男の子をくすぐってあげる時は、失神しちゃう寸前で休ませてあげることも大事です。そうすればいつまでもかわいがってあげることができますからね」

優しそうな先生には不釣合いな残酷なセリフが、その口から紡がれる。
絶望する僕を尻目に、ハーイと元気よく返事をする少女たち。

「さて、この子の弱点はどこでしたか?」

先生が尋ねると、アリスが手を上げ、指名されるのを待たずに得意そうに言う。

「腋だよ! 私にいっぱい虐められてすっごく悶えてたもん」

「えー、足の裏が一番こそばいよね?」

不満そうな声を上げる鈴音。

「う、うん。あのね、足の指がピクピクって、ずっと面白い動きしてたよ」

それに同調したのは美姫。聞き捨てならないとばかりに桜と楓、そして他の少女たちが反論する。

「「耳も効いてたよ!」」

「耳よりは首筋のほうがくすぐったそうだったけど」

「脇腹が一番だって」

「違うよー!」

とにかく皆、自分がくすぐっていた箇所が一番だと言いたいようだ。口論になりそうなくらい沸き立つ声を抑えて、先生が続ける。

「まぁまぁ、それじゃ、本人に聞いてみましょうか?」

少女たちは一斉に僕を見る。ど、どうしよう。答えたらくすぐるのをやめてくれるだろうか。でも正直に答えたらそこばっかりこちょこちょされる可能性がある。
全部くすぐったかったって言えば無難かな? 実際そうだし。けどその場合弱点がまだ分からないってことでもう一回やられるかもしれない・・・・・・。

51名無し:2013/07/17(水) 12:24:52 ID:hzE304Lw0
最高ですね!

キャラもくすぐり方もバラバラな女の子によってたかってくすぐられる。ロリとはいえ、5年生になるといろいろ計算しながらくすぐれる時期(笑)

個人的にはアリスと双子姉妹が好きですね!もっとドS全開で手加減なく攻撃してほしいー


続き、楽しみにしております

52くすぐり好きの名無しさん:2013/07/18(木) 01:14:02 ID:5hVmkZ7A0
こういうロリエロハーレム系のシチュ大好き!
幼女達の感触や匂いに包まれながらモミクチャにくすぐられるとか
描写とかセリフとかも可愛らしくもエッチな感じで完全ツボです
このまま女子小学生達の幼いカラダで徹底的にくすぐり犯されちゃって欲しい所w


それと乙コメのタイミングを逃して何となく言いそびれていたんですが、
前スレ終盤及び今スレ始まってからのSSやイラストや情報も美味しく頂きました!

53くすぐり好きの名無しさん:2013/07/18(木) 20:56:43 ID:p5Jpbsj.0
拘束されて逃げようのないところでくすぐられるのもつらいが、
フリーの状態で4人くらいにくすぐられ、動いたら全員にくすぐられる罰ゲームという展開とかどうよ?
少年に目隠ししてばんざいさせる。二人の少女がわきを、二人が足をくすぐり、
少年はだれにくすぐられているのかを当てなければならない!
当てる前にわきをとじる、足を動かすなどしたら罰として拘束されて全員に延々くすぐられる。

いや、べつにむりにこんな話にしなくていいっす^^
続きがんばってね

54くすぐり好きの名無しさん:2013/07/19(金) 00:59:21 ID:eHu3DWsI0
キャラを気に入っていただけたようでうれしいです。
もちろん徹底的にくすぐり犯されますよw。
そして罰ゲームのアイデアいいですね。話に盛り込めたらやってみようと思います。

「えっと、その、一番は・・・・・・」

舌があいまいに動き、正解の言葉を探し当てようとする。期待と自信であふれたいくつもの瞳が、そんな僕を見下ろし、視線が絡みつくのを感じる。

「全部くすぐったかった、です」

悩んだ末にそう答えると、少女たちは口々に不満そうな声を上げた。

「うーん、これでは授業の目的が果たせませんねー」

難しい表情になってつぶやく。しばらく唇を結び、思考のなかに沈んでいた先生は、やがて一つ手を叩いて「こうしましょう!」と提案した。

「服の上からくすぐったから分かりにくかったのかもしれません。素肌を直接こちょこちょして上げれば、どこが一番か教えてくれるんじゃないかな」

「せんせっ! それとってもいいアイデア!」

「お兄ちゃん壊れちゃうかも♥ きゃははっ」

冷酷な提案が、はしゃいだ歓声が、既にたくさんの女の子に弄ばれボロボロの身体を打ち据える
。間違った。完全に選択を誤ってしまったようだ。素直に弱点を言っておけばよかったのだ。けれど後悔に浸る時間もろくに与えられず、くすぐったそうな指がワキワキと蠢きながら僕に迫る。止めるように懇願しようとしても、無理やりに笑い声を搾取されて疲れきった口は、輪郭のあいまいな意味不明な声を垂れ流すだけだった。

「あ、ちょっと待ってください」

突然の言葉。おあずけを食らった少女たちは、不満そうにな視線を向ける。先生はにっこり笑ってこう続けた。

「先生ね、くすぐる位置を交換するのがいいと思うな。そのほうが平等だし、好きな場所だけじゃなくて、色々なトコロをいじめる経験をしておくのも大事でしょう?」

「分かりました!」

僕を拘束していたえっちな布とぷにっとした肉が離れ、女の子たちは好き勝手に移動をはじめる。僕を囲み見下ろすのは、純真な小学生らしい透き通った水のような瞳。けれどそこには男の子をくすぐりいじめることが 楽しくてしかたないというような妖しい輝きが浮かんでいて、見下ろされると背筋がゾクゾクとする。幼い淫魔たちはお互いに視線を交わし、生き生きと会話をし、やがてそれぞれのポジションが決定する。

「こーやって乗っかって・・・・・・ほら、これで動かせないね♪」

アリスは僕の腕をばんざいさせると、シャツを勢い良く捲り上げた。それは手首の下でひっかかって動きを抑制する。アリスはさらにその上に腰を落とし、脚を折ってがっちりと腕を挟み込む。

「私たちはわき腹をいじめちゃうよー」

「うんとくすぐったいよー、覚悟して?」

桜と楓は僕の両側に座ると、小さな指を無防備になったわき腹に這わせる。

「じゃ、じゃあミキはお腹をくしゅくしゅってこそばすね」

腰の上に柔らかいお尻を押し付け、おへそを遠慮がちにチョンとつつく美姫。

「鈴音ちゃんずるいよー。足の裏くすぐるの代わってよ」

「いやです」

鈴音は他の女の子に肩を揺さぶられながらも、淡々と靴下を脱がし、ポジションを譲ろうとはしない。

「私こっちの足裏もらいっ」

「あ! ひどい!」

「じゃあ私はここを」

「こ〜んなところも、くすぐっちゃお♥」

55くすぐり好きの名無しさん:2013/07/19(金) 00:59:44 ID:eHu3DWsI0
ちっちゃな指が、可愛らしい爪が、身体のあちこちに添えられる。まだくすぐられてもいないのに、それだけで我慢できない感覚が肌に浸透する。

「く・・・・・・くふふ、くしゅぐった、くひっ!」

「じゃあ、くすぐり再開!」

その言葉が終わらないうちに全身を一斉に指先がこちょこちょと責め立てた!

「あははははははははは! やめてぇ!」 

幼い少女たちに押さえつけられ、動かすことのできない身体にくすぐったさが容赦なく焼き付けられていく。楽しそうに跳ね回る指はたったの一本でも僕を狂わせるのに十分なのに、それが大群となって群がる感覚はもはや神経に直接電流を流されるかのようだった。シャツを脱がされ、靴下を奪われた今もはや僕を守るものは何もない。隅々まで手加減なしで蹂躙され、一瞬でも耐えられないこちょぐったい刺激が延々と流される。

「足の指がいっしょうけんめい縮こまってます♥」

鈴音がうっとりと呟いて、右の土踏まずをカリカリと爪でひっかき、くすぐったさを掻きだす。足首は他の女の子にがっちり押さえられピクリとも動かない。足指が必死に空をまさぐって儚い抵抗をするものの、鈴音は面白がるばかりで逆効果だ。むしろ手の動きは加速し、激しくなるその動きをじっくりと観察している。

「面白い動き・・・・・・ここなんてどうですか? ここは? こっちは?」

足の裏にくまなく指を這わせて、一つ一つ反応を楽しむ鈴音。我慢するなんて絶対不可能だ。足の指がビクンビクンと悶え、好き放題にオモチャにされてしまう。

「わわっ、やめようよー、ばっちいよ」

そんな声が聞こえたかと思うと、「ぺちゃ」っと生暖かく濡れたものが左足の裏にふれる。

「ぺろぺろ・・・・・・ふふっ。ろーお♪ くふぐっひゃい?」

右足を担当していた女の子が、突然舌で土踏まずを舐めはじめた! 今までとは違う未知のくすぐったさが足の裏を這いずりまわり、僕はびっくりして悲鳴を上げる。

「くひゃ! そ、それ、むりっあっはっはははは!」

丹念に唾液をこすりつけるように、少女の舌は下から上へと何度も往復する。その度に甘いくすぐったさが僕をしびれさせた。それだけでなく、少女は刺激に慣れさせないために過敏な足指をくわえて舌先でこちょこちょと責めたりもする。ぺちゃ・・・・・・ちゅぱ、といやらしさで濡れた響きが、なんだか僕を変な気分にさせる。ただ足の裏をくすぐられてるだけなのに!

右足のいじわるで徹底的なくすぐりと、左足のきもちよさを交えた悶えてしまいそうなくすぐりが、それぞれお互いの刺激を引き立てあって僕の脳を混乱させる。種類の違う二つの感覚は、だけどどうしようもなくくすぐったいって点だけでは共通している。

56くすぐり好きの名無しさん:2013/07/19(金) 02:38:45 ID:8cbGFyIk0
鈴音ちゃんは足フェチ可愛い!

57くすぐり好きの名無しさん:2013/07/19(金) 21:42:37 ID:XCckKmsc0
シチュエーションが最高です!
俺もこの小学校入学したい…

58くすぐり好きの名無しさん:2013/07/19(金) 21:59:15 ID:eHu3DWsI0
鈴音は敬語キャラってだけしか決めてなかったのに、書いてるうちにいつの間にかフェチい子になってしまいました。
妄想全開のシチュを気に入ってもらえて光栄です。


「ほーら、こんなにこちょこちょされてるよ? くすぐったいね」

「私だったらおかしくなっちゃうかも? でもやめてあげないよ」

桜と楓が両側からわき腹をいじめる。指先が楽しそうに踊り、足音みたいにくすぐったさが紡がれる。
双子は全部の指を押し付け、むちゃくちゃに蠢かせて狂おしい刺激を浴びせる。そうかと思うと不意に優しくなでるような動きになり、我慢できるギリギリの甘ったるいこそばさで責めたりもする。
薄く浮かんだ骨をコリコリとつまんだり、ツンツンと突いたり、そのステップとても多様だ。

「こちょこちょこちょ〜」

「反応すごーい。次はツンツン攻撃だよ?」

「私はモミモミしてあげる。あははっ、かわいいっ」
「今度はこりこり〜」

「私もーって見せかけて、やっぱりこちょこちょ!」

桜と楓で指の動きが違うから、僕は決して慣れることのない新鮮なくすぐったさに身体を震わせた。指だけでなく言葉もつかって意地悪に責められる。刺激の種類が変わるたびに身体が跳ね上がってしまいそうになるのに、それが左右から、しかもフェイントを交えてくすぐられるのはこらえられない感覚だった。突き上がるような悲鳴といっしょに、「ふひゃ!」「くひゅ!」なんて間抜けな声を漏らしてしまう。桜も楓もそんな僕をクスクス笑って眺めながらも、手の動きを緩めようとはしないで、無慈悲になぶり続ける。

「あ、そーだ。ちょっといいこと思いついた」

桜の小悪魔のような声。

「なになにー? 教えて教えて!」

楓が目を輝かせて尋ねる。

「じゃあね、美姫ちゃん!」

「わ、私?」

情けなく悶え狂う僕を、美姫はおっかなびっくりおへその周りを指でなぞっていた。小鳥が遠慮がちにエサをついばむようなくすぐりは、なんだか可愛らしくて、それでいて愛撫されてるみたいでえっちな気分にさせられてしまう。けれど敏感な部分を責める指からは確かなくすぐったさもうまれていて、二つの感情の狭間で僕は悶える。

美姫は意図してそうしている訳じゃあないのだろう。さっきは足の裏をこそばしていたから遠慮なく指を動かしていたけれど、腰の上に乗っかって、ばかみたいに笑って歪む僕の顔を見下ろしながらくすぐるのは、どうやら気が引けているようだ。けれどそれがこの妖しい感触につながっている。
本人は幼く純粋なのに、ぷにぷにの身体を押し付けられながら優しくこちょこちょされると、なんだかくすぐられた場所が熱くうずいて・・・・・・。うう、相手は小学生なのに。

「美姫ちゃん、少し腰を上げてくれる? そう、ちょっとつらいかもだけどそのままね。それ!」

桜の指示に従って美姫がお尻を離した。と、突然桜が左のわき腹をグニグニと揉む! その指の動きは今までで一番激しくて、強烈なくすぐったさが突き刺さった。僕は短く叫んで弾けるように身体を右へと逃がす。すると今度は反対側に指先が強く押し付けられるのを感じた。いや、違う。僕が移動したからそうなっただけで、楓は指を動かしていない。

「あれ〜? 自分からわき腹に指をくっつけるなんて、お兄ちゃん私にこちょこちょされたいの? じゃあやってあげる♪」

楓はちょっと驚いた顔して、小さな手をワキワキと動かして敏感なわき腹の肉を蹂躙する。またもや我慢できないくすぐったさに僕は左に身体を反らす。すると待ち構えていた桜ちゃんがくすぐりの嵐を浴びせかける。

59くすぐり好きの名無しさん:2013/07/19(金) 22:01:47 ID:eHu3DWsI0
「わざわざお腹を押し付けるなんて、変態さんだねっ! 変態さんにはこちょこちょ攻撃!」

「またこっち来た。私にくすぐられるのが好きなの? こうされたいんだ?」

「はいお帰りー。くすぐられるのが大好きな変態さん。望み通りにしてあげる」

双子は交互にわき腹をくすぐる。指の動きはあまりにも苛烈で、我慢なんてできそうになくて、身体が勝手に逃れようと左右に跳ねてしまう。でもそれは桜と楓の指先に過敏なお腹を押し当てることになる。そうするとさらに鋭いくすぐったさに襲われて、よりいっそう強く指先に飛び込む。すると待ってましたとばかりにこちょこちょと責められて、悪循環が終わらない!

「動かなかったら私にも楓にもくすぐられないんだよ?」

「そうしないってことは、くすぐられたいってことだよね?」

動かないで耐えるなんてできるわけがない。それは双子にもよく分かっているはずなのに、桜も楓も好き勝手に言葉を浴びせてニヤニヤ笑っている。

「うえぇ・・・・・・お兄ちゃんってこそばされるの、好きなの? へ、ヘンタイさんだ・・・・・・」

美姫が僕を見下ろす瞳が、薄く凍りつく。お腹をくすぐる美姫の手の動きが少し速くなった気がして、僕はさらに無慈悲に笑い声を絞られる。彼女は双子とは違って、どうやら本当に僕がくすぐられたがっていると信じてしまったようだ。

「ちがっ、くすぐったいのがった、止まらなくてっ、だからっ、あひゃひゃひゃはははは!」

弁解しようとしても、笑いながらでは言葉をうまく結べない。美姫の冷たい視線がそんな僕を突き刺す。完璧に誤解されてしまっている。まるでゴミを見るかのように・・・・・・。

「美姫ちゃんは誰にでも優しいけど、変態は嫌いだもんねー」

「今まで痴漢にいっぱい触られたんだったっけ?」

「まぁ、そんなえっちな身体してたらね」「うん」、と小声で双子が付け加える。

「ちょっと本気出すね。桜ちゃん、楓ちゃん、腰下ろしていい?」

「そのままじゃくすぐりにくいもんね。いいよ」

柔らかいお尻が下ろされ、腰を押さえられる。美姫は氷みたいな瞳をしたまま、機械のように正確に、ゆっくりとお腹に指を近づける。桜と楓も止めるよう懇願する僕の声を無視し、指をわき腹に添えてセットする。

「じゃあ、いくね?」

「いっけー! 変態をやっつけちゃえ♪」

「「ごー、よん、さん、にー、いち・・・・・・」」

思えば、桜と楓が何度も変態と罵ったのはこれを狙っていたのかもしれない。予想通りに美姫のスイッチを入れることに成功し、カウントダウンの声を重ねる双子は、どこか誇らしそうだった。

「ぜろっ!」

幼く甘い声が、ひどく残酷に響く。

60くすぐり好きの名無しさん:2013/07/19(金) 22:03:44 ID:eHu3DWsI0
その瞬間、お腹に凄まじいくすぐったさが殺到した。
慣らさないように強弱を付けるなんてことはせず、三人は指をめちゃくちゃに暴れさせる。僕は絶叫し笑い声をひたすらに搾られる。くすぐられ続け、どんどん敏感になっていくお腹の肉を、小さな三十本の指は一切遠慮せずに揉み、ついばみ、引っかき、こすり、徹底的にいじめ尽くした。お腹をくすぐりで包囲され、冷酷に責めなぶられる。逃げ場なんてない。その感触はもはや焼かれるかのようだ。炎のように激しくゆらめき、徹底的に蹂躙する指は、圧倒的なくすぐったさを焼き付ける。

「ほらほら〜どう? たまんないよねっ!」

「こんなに笑って、やっぱりくすぐられるのが嬉しいんだ? そんな変態さんはもっとこちょこちょしてあげる。おかしくなっちゃえ!」

「苦しい? そんなことないでしょ、すごく笑顔なのに」

「そーそー、バカみたいに笑ってるよ? ちっちゃな女の子にくすぐられただけでこんなになっちゃうなんて、なっさけないなぁ」

「・・・・・・」

楽しそうに言葉を叩きつける双子とは対照的に、無言で僕を責める美姫。さっきまで僕を遠慮がちにこそばしていた小学五年生のぷにっとした指が、まるで僕をくすぐり殺そうとしているみたいに冷淡に、そして激しく身体をまさぐる。

「あはははははは、ゆるひて! くひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

笑い悶えながら、ツギハギの言葉を必死に口にした。どれだけ謝っても、くすぐられるのが好きじゃないって伝えても、苦しいから止めてくれるようにお願いしても、けれど美姫は手を止めようとはしなかった。僕をくすぐり処刑するための機械となって、返事もせずに指を動かし続ける。僕には涙を流しながら悶絶することしか許されない。

「っ・・・・・・、んんっ、あぅ!」

けれどきつく結んでいるはずの唇から、しだいに声が漏れはじめた。くすぐったさに暴れようとする身体と連動するように、腰に乗っかっている美姫が小さくかわいい悲鳴をつぶやく。

「んぁっ、何か・・・・・・硬いのがっ、えっちなところに・・・・・・」

その言葉を耳にした瞬間、僕は顔が燃えるように熱くなるのを感じた。そんなはずはないって頭のなかでは必死に否定しようとするのだけど、美姫のやわらかいお尻にグリグリと揉みしだかれたソコは、気持ちよさを流され続け、確かにそうなっていた。

違う。美姫のえっちな身体がこんなに密着しているからこうなったんだ。小学生によってたかってくすぐられて、みっともないトコロをかたくするなんて、あるはずがない。僕は自分自身に弁解する。そんな変態みたいなことがあるはずない。いや、でも、美姫だって一応小学生だから、いくら柔らかくて甘い匂いがしても変な気分になるのはそもそも・・・・・・。

幸い美姫が乗っかって黒いスパッツで押さえつけられているから、他の女の子にバレることはなさそうだった。けれど美姫には完全に気づかれている。ほっぺが刷毛で掃いたようにサッと朱に染まる。凍結した瞳に怒りを宿して、美姫はさらに激しく僕をくすぐる。

「んっ♥ 許さなっ、いっ。えっちな変態はっ、徹底的にこそばします!」

61くすぐり好きの名無しさん:2013/07/19(金) 23:12:15 ID:GmvgvuDc0
「おおー、美姫ちゃんノリノリだね」

「いいね、もっとやっちゃえ!」

事情をよく理解していないのに、双子は美姫をけしかける。三人の指は加速に加速を重ねてくすぐりの嵐を僕に浴びせる。特に美姫のくすぐりいじめはねっとりとお腹に絡み付くような、いやらしく徹底したもので、発狂しそうなくすぐったさがいつまでも終わらない。無意識に暴れようとする身体は、むっちりとした美姫のお尻の下敷きにされてピクピクと情けなくけいれんするだけだ。その結果、決してそんなつもりはなくてもソコを美姫の大切な秘所に押し付けてしまう。

「あんっ、反省っ! してないでしょ! まだこそばしが足りませんかっ?」

美姫はさらに顔を真っ赤にして憤然とした表情を浮かべ、怒りを指先に乗せてお腹をひたすらくすぐる。指先がおへその内側に引っかかった時、僕は今まで感じたことのない刺激にビクンと反応してしまった。けれど冷静さを欠いている美姫は気づかな「おへそだよ!」

突然楓が叫ぶ。

「私も見てた、お兄ちゃんおへそをくすぐられた時すっごい効いてたよ!」

桜も声を重ね、楓の意見に賛成する。うう、余計なことを。

「えっちな変態には、弱点をこそばしてあげます。ほら! ほら!」

美姫はおへそのなかに指をつっこむと、容赦なく責め立てた。もう片方の手ではお腹を激しくこちょこちょしながら、ほじるように、そして時々かりかりとへそのゴマをいじめるように刺激する。今までこそばしどころか触れられたことすらない過敏な部分を、怒りにまかせて乱暴にくすぐられる。それはおかしくなってしまいそうな感覚だった。お腹の表面だけでなく、内側さえもくすぐりの嵐にさらされているかのようで、僕はパニックになって悶絶する。

「きゃはは、すっごいくすぐったそう」

「あ、でも、お兄ちゃんはくすぐられるのが大好きな変態さんなんだっけ? 美姫ちゃんにいじめられて、嬉しいんだよね。よかったね♪」

「お仕置きなのに喜ぶなんて・・・・・・。もう許せません。反省するまでおへそをずっとこうしててあげます!」

双子に煽られくすぐりがより強くなる。必死になって暴れても、その動きは美姫のぷにぷにの下半身に押さえられ、えっちなところをいたずらしてしまい、美姫はさらに赤くなって怒る。

僕が終わらないくすぐり地獄を味わっている間。アリスはつまらなそうに悶える僕を眺めていた。腋は既にほかの女の子が両側から二人がかりで責め立てているし、そもそも腕を押さえるという仕事で手一杯だ。

「あーあ、私だってお兄ちゃんを思いっきりくすぐっていじめたいのに・・・・・・」

62くすぐり好きの名無しさん:2013/07/21(日) 00:41:57 ID:ufAasUPc0
最初、アリスは腋をいじめるつもりだったようだ
場所を変えることになっても、とりあえず腕の下の近くをキープさえしておけば、結局腋を独占できると考えたのだろう。しかしその当ては外れた。くすぐりの定番とも言えるその場所には、アリスの指が離れるとすぐに別の幼い指先が群がった。

「ちょっと! そこは私がくすぐるんだけど」

慌てたアリスの主張に、二人の女の子は反論する。

「いくらアリスさまでも、これだけは譲れないよ」

「私たちがいっぱいこちょこちょするからね。お兄ちゃん♥ 右の腋も、左の腋も、ふたりがかりでくすぐられちゃうんだよ。我慢できるかな?」

左側の女の子が甘ったるい声でささやく。手がゆっくりと伸びて来て、見せ付けるようにワキワキと肌のすぐぞばを蠢いた。そして先生が開始を告げる声が残酷な響きを残して消えた瞬間に、
くすぐったい指は一斉に両腋に襲い掛かる。

両手をばんざいしたままアリスに拘束され、むき出しにされてしまった柔肉を、少女たちは獣がむさぼるかのように乱暴にくすぐる。それだけで脳を溶かすかのような刺激なのに、足の裏や、おへそ、わき腹などの敏感な場所から、くるぶし、二の腕などに至るまで、くすぐったいと感じるところを全て同時に責められているのだ。

「こしょこしょ〜、お兄ちゃん笑い声すっごーい」

「なんか嬉しそうだね」

「えへへ、もっとやってあげるね」

「こちょこちょ地獄だよ♪」

いたずらな少女たちは無遠慮に指先を動かす。弾むような笑顔には、自分がどれだけ残酷な拷問をしているかなんてちっとも気付いていないようだ。

「ぎゃははははは、あひゃ! もうやめっ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」

どれだけ絶叫しても一向に手を休めようとはしない。笑顔は顔に貼り付けられたままで、苦しいのに、おかしくなりそうなのに、それはほとんどの少女たちには伝わらない。

しかしアリスは、僕のそんな状況をよく理解しているようだった。

お気に入りの場所を取られ、不満そうに僕の両腕を押さえていたはずだった。
なのにいつの間にか、その瞳の奥にちいさな火がゆらいでいた。

「お兄ちゃん・・・・・・すっごい表情してる」

うわごとみたいな呟きが、唇からこぼれ落ちた。
果実がだんだんと熟していくみたいに、ほっぺは妖しい緋色に染め上がっていく。
僕を捕らえて離さない視線は、しだいに熱を帯びてねちっこく絡み付く。幼い少女にくすぐられて悶え、笑い声をだらしなく垂れ流し、いいようにおもちゃにされている僕の醜態を凝視しているのだ。

目が合う。瞳と瞳がぶつかり、情けない姿をアリスにぜんぶ見られていることを意識してしまった僕は、気恥ずかしくなって顔をそらしてしまう。

63くすぐり好きの名無しさん:2013/07/22(月) 01:09:08 ID:NAQe2coM0
どうやらアリスちゃんにも何かのスイッチが入ってしまったようで・・・
一体どんな羨ま恐ろしい展開になってしまうのか楽しみですw

それにしても女の子達一人一人に個性があって凄く魅力的ですよね
ほんとバイトでも入学でも何でもいいからこのクラスに入りたい・・・w

64くすぐり好きの名無しさん:2013/07/22(月) 21:07:13 ID:U3GzEgfo0
続きが書けました。羨ま恐ろしい展開にできてるといいな。


「ねえ、こっち見なさいよ」

アリスが言う。けれど羞恥心とくすぐったさで、僕はそっぽを向いたまま笑い悶える。

「なっさけない表情を見られるのが、恥ずかしいんでしょ」

そのとおりだ。突きつけられた言葉に、反論することはできなかった。ただただ赤くなった顔をそむける僕を見下ろし、アリスはさらに言葉で責める。

「そうだよね、そんなみじめな顔して笑ってるんだもんね。ちっちゃな女の子の手に全身をこちょこちょされて、みっともなく悶える姿を私に見られて、バカにされてるんだもん。私だったら恥ずかしすぎて死んじゃうかもしれないなぁ」

小学生の女の子に好き勝手に言われ、くやしいのに全身をくすぐられて強制的に笑わせられてしまう。何も言えないでいる僕に、アリスはさらに嗜虐的な輝きを瞳に宿らせる。

「・・・・・・なに無視してんのさ。あんたたち、もっともっと腋をいじめてあげて」

「はーい。アリスさま♪」

「なんでアリスが命令するのよ。ま、私もお兄ちゃんがこれ以上に悶えて、かわいいお顔になっちゃうのを見たいなって思ってたからいいけど」

二人の女の子は、腋をくしゃくしゃと掻き乱すように指先でくすぐる。神経に直接くすぐったさを流されているみたいな感覚に、僕は絶叫と笑い声が入り混じった声をあげる。獲物をいたぶる猫のように、無邪気に残酷に少女たちは僕をこちょこちょと責め立てる。

「ごめんなさい! ごめんなさいいいい!」

無視したわけじゃない。ただ返事をする余裕がなかっただけだ。そしてそのことはアリスだってよく分かっているはずなんだ。だけど僕は何度も悲鳴混じりの「ごめんなさい」を繰り返した。くすぐったさを我慢して必死に上を向き、みっともなく笑い声とよだれを垂れ流しながら、視点の定まらない瞳で懇願するようにアリスを見上げる。

アリスの瞳のおくの炎が、ますます燃えあがった気がした。

「くすぐったくてたまらないでしょ。止めてほしい? でもダーメ! しっかり両手を押さえておいて上げるからね」

荒い呼吸が溶けた、いじわるな声でアリスが告げる。ミニスカートから伸びる可愛らしい脚は、しっかりと僕の腕を絡みとってピクリとも動かせなかった。

「押さえつけられたままこちょこちょされる気分はどう? ほら、よだれ垂らして悶えてないで返事しなさいよね、お・に・い・ちゃん!」

乱暴に耳を犯すアリスの言葉責め。どうやらアリスはくすぐりに参加できない分、僕を言葉ではずかしめることで楽しむつもりのようだ。返事なんてできそうにないけれど、これ以上腋を激しくいじめられてはたまらない。僕は懸命に声を絞り出した。

「『くひゅぐったくて、がまんでひない』なんだ。意味わかんないんだけど」

僕の真似をして、アリスは小悪魔みたいにクスクス笑う。

「まーいっか。どこをどうくすぐられるのが我慢できないのか、ちゃんと詳しく教えて?」

満足に話せないのを知っているくせにそんな事を言ってきた。けれどさっきみたいな短い文すら舌がうまくまわらないのに、説明なんてできるはずがない。無様に笑いながら、いつまでもその要求に応えられないでいると、アリスは焦れたように顔を接近させる。至近距離で覗き込まれて、僕はまた顔をそらしてしまう。

「教えてくれないなら、お仕置き」

そうささやくと、アリスはいきなり唇で左耳をかぷっと咥えた。柔らかく濡れた肉に敏感な耳をむにむにと挟まれるのが、舌先でいたずらするように舐められるのが、甘美なくすぐったをもたらす。

「なんかアリスさまえっちーい」

女の子がからかう。

「らまっへなさい」

ああ! しゃべらないで! 唇が密着した状態だと、幼い声が直接耳に響いて、それさえもなんだかこそばゆく感じてしまう。不思議な感覚は、いつまでも続いた。アリスは本当に僕が話すまで止めるつもりはないみたいだ。まるでアリスに耳を食べられているかのような錯覚を覚え、背筋が氷の塊を押し付けられたようにゾクリとする。

65くすぐり好きの名無しさん:2013/07/22(月) 21:12:48 ID:U3GzEgfo0
「話ひゅ! は、話すからぁ!」

くすぐったい捕食に耐えられず、僕はそう叫んだ。けれどアリスは口を離そうとはしない。こ、このまま説明しろってこと!?

「ま、まず、足の! 裏があぁ!」

なんども声を途切れさせながら必死に説明する。
鈴音にねちっこく足裏を悪戯されるのが、我慢できないくらいくすぐったいこと。
美姫に激しく機械的におへそとその周りをいじめられて、悶絶するくらいつらいこと。
桜と楓にわき腹を意地悪に揉まれて、耐えられない刺激を延々と流されていること。
女の子に二人がかりで左右から腋をこちょこちょされて、今にも発狂しそうなこと。
他にもたくさんの指が這い回って、肌がこそばゆさでうめつくされていること。
なのに少女たちのやわらかい身体に押さえつけられて、逃げたいのに逃げられないこと。

そして、むにむにと耳をついばむアリスの唇が、甘い電流を脳に流していること。

「はい、よくできました」

透明な糸を引いて、薄紅色の唇がようやく耳から離れる。幼さといやらしさが交錯したその光景に思わず視線が奪われる。

「じゃあ、ごほうびあげるね」

何がいいかな? とアリスはしばらく考え、やがてとんでもないことを提案する。

「じゃ、キスしてあげる」

動揺しながらも全力で拒絶すると、アリスはムッとした表情になる。僕は慌てて取り繕った。嫌だとかそんなのじゃなくて、初めてのキスはアリスに大切な人ができたときにするものだと、くすぐられながらかすれた声でそう伝えた。

「うるさいなぁ、黙ってなさい! いい、今からちょっと笑うの我慢できたらキスしたげる。でももし笑ちゃったらキスはなし。徹底的にくすぐるからね」

けれどアリスは聞く耳を持たず、一方的に宣言をした。ゆっくりと唇が近づけられる。それは雨に濡れた紅い花のようで、やわらかそうで、つい僕は魅入られてしまう。可愛らしい口からは甘い香りがして、思考を麻痺させる。

キスできたら、気持ちいいだろうな。

いつの間にか期待してしまっている自分がいた。小学生なのに、ダメなのに。くすぐったさに悶えそうになるのを我慢して笑いをこらえ、僕は目を閉じてその瞬間を待った。

「・・・・・・こちょこちょ〜!」

突然腋の下をくすぐっていた二人が乱暴に指を動かした。ほじるような容赦のないくすぐり責めに、僕は思わず悲鳴を上げ、暴れて首を動かしてしまう。

66くすぐり好きの名無しさん:2013/07/22(月) 21:13:53 ID:U3GzEgfo0
「ひ、ひどひっ! あはははははは!!」

「ざーんねん、笑っちゃった。これじゃあキスはむりだね。ホントはお兄ちゃんとキスしてあげる気なんてなかったのに、必死になっちゃうとかバカみたい」

クスクス笑いをしながらアリスが言う。

「アリスさまの初めてをもらえるって期待した? そんなわけないじゃん」

女の子も楽しそうに言葉でなぶる。

「アリスさまの初めては私のものだもん♪」

飛び出る爆弾発言。

「ばかじゃないの。ってか初めてじゃないし! き、キスくらい経験あるに決まってるでしょ」

「私と?」

「違う! しつこい! 私くらいになるとね、えっと、百人くらいキスしてるんだから」

「アリス、それはもう経験豊富とかじゃなくてビッチじゃない? アンタ本当はしたことないでしょ」

「うるさいうるさいうるさーい! とにかく、約束どおりやっちゃって!」

「「はーい」」

二人はさらに指先を動かす速度を上げる。腋だけでなく、胸と腋のさかいめの柔らかくてくすぐりに弱い部分まで徹底してくすぐられた。時折女の子の可愛らしい小指が敏感な胸の先っぽに絡まり、そのたびにビクッと悶えてしまう。あぶない刺激がアクセントとなり、僕はいつまでも慣れることのないくすぐったさに悶絶する。腋だけでなく、もちろん全身も壮絶なくすぐったさに包囲され、僕は延々と無邪気な少女たちのオモチャにされた。


全ての神経を焼き焦がすようなくすぐりは、いつまでも終わってくれなかった。


家のなかでうたた寝をし、止まない雨をやり過ごす。いつか泡がはじけるみたいにまぶたをパチンとひらくと、そこにはいつの間にか雨上がりの淡い青空が広がっている。

ちょうどそんな感じだった。

気づけば全身の神経を犯すくすぐったさは消えていた。酸素が欠乏した脳では、ようやく授業が終了したのだと理解するのにしばらく時間がかかった。

鼓膜に小さな声が触れる。はじめは意味を持たない響きだったそれは、だんだんと正常な働きを取り戻していく脳のなかでしだいに形を結ぶようになる。

「わ、私、ついやりすぎて・・・・・・お兄ちゃんが死んじゃったぁ・・・・・・」

しゃくりあげながら話すこの声は、美姫だろうか。

「いや、普通に息してるし、生きてるでしょ」

これはアリス、かな。

「もっと足の裏をくすぐりたかったです」

鈴音ちゃん。少しくらいは心配してくれると嬉しいのだけれど。

「でもさ、なんかとろーんって顔してるよね」

「そうそう、ちょっと幸せそうだよね」

勝手なことを、桜と楓に反論しようとしても、口からは短いうめき声が漏れるだけだった。と、突然柔らかい感触に抱きかかえられた。どこかでふれたようなラベンダーの香りが、笑い疲れた僕の肺をやさしく満たす。

「皆さん、男の子をこちょこちょするのは楽しかったですか?」

僕の耳元で声がした。「はーい」と弾けるように返事が返る。

「たっぷりくすぐられた後の男の子の顔って、こんなふうにとろけちゃって幸福そうでしょ? 美姫ちゃんは心配してるみたいだけどだいじょうぶ。男の子はみんな女の子にこちょこちょされるのが大好きなの」

「でも、返事してくれないし・・・・・・」

なおも心配そうに食い下がる美姫の声。

「うーん、ぎりぎり気絶はしてないと先生は思うよ。初めてだから疲れたんでしょうね。声は聞こえているんじゃないかな。先生はこれからこの子を保健室に連れていくから、次の国語の授業はちょっとだけ遅れるかも。ごめんね」

「しかたないよ。せっかくたくさんくすぐれるお兄ちゃんが来てくれたのに、壊れちゃったら大変だもんね」

「これからもいーぱっいこちょこちょされちゃうんだから、ゆっくり休ませてあげないと」

「きゃはは、お兄ちゃん大変だねっ」

「これからもずっとよろしくね」

たくさんの少女たちの声をぼんやりと聞きながら、僕は先生に導かれるままに教室を後にした。

これが、僕のくすぐったい学園生活の始まりだった。

67くすぐり好きの名無しさん:2013/07/22(月) 21:31:21 ID:U3GzEgfo0
とりあえず一区切りです。
でも別にこれで終わりではありません。やめろと言われない限りまだまだ書くつもりです。
もし、他に作品を温めていらしゃる素敵な方がいて、だけどなんか邪魔なのを延々と書いてるやつがいるから投下しにくいなって場合は、今のタイミングが良いかもしれません。自分としては話と話が重なってもまったく気になりませんが。

文が気取っていて不愉快だとか(官能小説っぽいエロさが出せないかなとこんな感じにしたけれど、うまくいきません)、もっとまとめて投下しろとか、至らない点があったらご指摘お願いします。
それでは失礼します。

68くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 01:40:50 ID:9s3xpN2.0
遠慮なく女子小学生の前で失禁するまでくすぐってくれ
個人的には生意気な男とかをくすぐり地獄にかけてほしいけど

69くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 08:00:11 ID:9ERv0L/20
続きがめっさ気になります。中・高・大学生・先生編もあるんだろうか。

70くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 17:59:45 ID:T12QEEQc0
 とても羨ま恐ろしい、素敵な作品。眼福です。

 さて、どうやら幕間のようですので、繋ぎとしてちょっとした作品を投下致します。
 あっさりめですが、楽しんで頂ければ幸いです。どうぞ。


 〜・〜・〜

 雲ひとつない空、照り付ける太陽。
 僕は今、もうじき取り壊される家の縁側に居る。

 歩けばギシギシとした音が鼓膜を揺らし、座ればヒノキの香りが鼻腔を突く。
 視界の向こうには、よく手入れされた庭。アジサイ、サルスベリ、フジ、ムクゲ。そうだ、『じじい』は夏が好きだったっけ。
 仲居さんが教えてくれた。じじいは、起き上がれなくなるその時まで、ずっと庭の手入れを欠かさなかったって。『残してくれとは言わない。ただ、せめて写真ぐらいは撮っておいてくれ』、それが、じじいの遺言だったって。

 僕の右目から、一筋の涙が零れ落ちた。

 僕は、ここ、じじいの家に遊びに来るのが大好きだった。
 いつも淹れてくれる渋いお茶が好きだった。いつもうとうとと眠ってしまう、この縁側が好きだった。
 そして、一番好きだったのは……。


 突然、蝉の大きな鳴き声が響き始める。どうやら、庭の木に止まったらしい。
 頭の底にまで響く声。それを聞いてると、あの時のことを思い出す。

 そうだ、あの時も、近くで蝉が鳴いていた。
 子供のころは大嫌いだった、このやかましい鳴き声が、僕たちの声を隠してくれたんだ。

 あれは5年程前、僕はまだ小学6年。この家にはまだ、『おねえちゃん』が居た。


   ―縁側―

71くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 18:01:03 ID:T12QEEQc0
 −・−・−


 おねえちゃんは、両親とじじい、4人でこの家に暮らしていた。
 両親はいつも仕事で家に居ない。度々遊びに来る僕を、おねえちゃんとじじいが面倒を見てくれた。

 おねえちゃんはじじいの孫娘で、僕の6つ上。
 あの時は、大学受験で忙しい時期だった。

 綺麗な人だった。
 白い肌、通った鼻筋、艶やかな長い黒髪。大人しい雰囲気と相まった姿は、お人形と間違えてしまうほど。
 子供だった僕よりは背が高い。だけど今思えば、おねえちゃんは少し小柄で細い人だったのかもしれない。
 そうだ、あとは、胸が小さかった。

 綺麗で、大人しく、胸が小さい。そんな女性が、僕の初恋だった。


 好意を伝える度胸もなく、性の知識もからっきし。
 そんな僕があの時出遭った『それ』は、僕の心に永遠のトラウマを刻むには、十分過ぎるほどに、甘美で過激なものだった。


 −・−・−


 暑い夏だった。
 縁側の陰に寝そべっていた僕は、風鈴の音を聞きながら、全身からダラダラと汗を流していた記憶がある。
 じじいの家には、冷房はおろか扇風機すらない。あるのは、チリンチリンと音を奏でるだけの風鈴と、生ぬるい風ばかりをよこす薄っぺらい団扇だけ。そんな家にわざわざ足を運んでいたのだから、僕も大概、おねえちゃんに会いたかったのだろう。

 両親は仕事。じじいは用事で外に出ているらしい。
 その時家に居たのは、僕とおねえちゃんだけだった。


「ぼくちゃん」
「……何」

 おねえちゃんは、僕のことを『ぼくちゃん』と呼ぶ。
 まるで子供を相手にするかのようなその呼び方を、僕は好きじゃなかった。だけど、事実僕はその時小学6年生。『止めて』と言っても、『はいはい、ぼくちゃん』とあしらわれるだけだった。

「スイカ、切ってきたよ。食べる?」
「……食べる」

 僕は、小さく返事をしながら、のっそりと起き上がる。
 ちょっとだけ、そっけなく振舞ってるつもりだった。子供として扱われるのが嫌で、好意を悟られるのが恥ずかしくて、僕はいつもおねえちゃんに対してクールを気取っていた。
 だけど、起き上がるや否や、スイカにまっすぐ手を伸ばしてかぶりついてしまっては、そんな態度に意味はなかったのかもしれない。
 すぐ隣で、おねえちゃんの忍び笑いが聞こえた。


「……何」
「んーん、何でもない」
「あっそ」
「零れちゃうと汚れちゃうから、縁に座ろうね」
「……ん」

 僕は、おねえちゃんに促されるまま、縁側の縁に腰掛けてスイカをかじり始める。縁側から飛び出た脚が、陽の光に晒されて、そこだけじりじりと余計に暑かった。
 暑くなった身体を冷ますように、僕は次々とスイカを口の中に頬張ってゆく。時折唇を突き出し、種を庭の向こうまで吐き飛ばした。


「ほーら。そんなに急いで食べたら、零しちゃうよ?」
「別に」
「もう……」

 おねえちゃんは隣でスイカを一つ手に取りながら、優しく叱ってくる。
 僕は要領を得ない言葉で返事を返した。子供は、時折変な日本語を使う。僕のそれは、要するに『気にするな』ということだ。
 僕は、特別行儀が良いわけではなかった。かじり付いた口から、スイカの果汁が零れる。果肉が落ちて、僕の右足の甲で砕けた。

「もう、そんなに零して」
「別に」
「拭かなくっちゃ、べとべとしちゃうよ」
「別に」

 僕は、短い返事でおねえちゃんの言葉を一蹴する。
 単に、億劫ではあった。でもそれ以上に、ワイルドだとかクールだとか、そんなよく知りもしない姿に憧れた。漠然とした男らしい人間像で、おねえちゃんの気を引こうとしていたんだ。
 僕は彼女の言葉を無視して、再びスイカにかぶりつこうとした。

 だけど、スイカを握った僕の手は、突然止まった。

72くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 18:01:26 ID:T12QEEQc0
 −・−・−


「んひゃっ!?」

 その時、僕は思わず間抜けな声を出してしまった。全身がびくりと跳ねて、スイカを取り零してしまいそうになる。
 突然感じたのは、人差し指と中指の間で何かが這い回る、こそばゆい感覚。
 僕が慌てて両足を引っ込めると、そこには一匹の蟻がいた。

 隣でおねえちゃんが笑う。

「くすくす。ほーら、ちゃんと拭かないから、蟻さんがぼくちゃんを食べに来たじゃない」
「……そんなわけ、ないだろ」

 おねえちゃんの随分と大げさな言葉に、僕は足を振りながら顔を背けて否定した。
 その時、僕は顔に物凄い熱さを感じていた記憶がある。陽の光に中てられたとか、そんなのじゃない。彼女の前でみっともない声を上げてしまった、悔しさと恥ずかしさで、だ。
 彼女は、傍に置いてあった布巾を持って笑う。

「ほら、足拭くよ」
「別に」
「拭くよ」
「……別に」
「拭くよ」
「……べつ、に」

 またクールを気取ろうとした僕を、おねえちゃんは笑顔で押し通す。『拭くよ』という言葉の度に彼女の綺麗な顔が近付いてきて、僕の顔が次第に赤くなると共に、言葉の歯切れが悪くなっていった。

「拭、く、よ」
「……ん」

 僕は、今更ながらに思う。
 本当に、僕は子供だったなぁ、と。


 −・−・−


「んっ……」

 差し出された右足の甲に、おねえちゃんが持った布巾が触れる。
 むず痒い感触に、僕は顔をしかめた。
 今思えば、僕は昔っからくすぐったがりだったのかもしれない。

「っ……ひっ……」

 僕の口から、小さく悲鳴が零れ続ける。
 おねえちゃんが僕の足を拭く手付きは優しかった。痛くないように気を遣っているのだろうか、ガラスの彫像を拭くかのような慎重さで、布巾を滑らせてゆく。
 だからこそ、堪らなくくすぐったかった。


「くふ……ひ……」
「ねぇ、ぼくちゃん。もしかして、くすぐったい?」

 おねえちゃんがきょとんとした表情で訊いてくる。
 彼女に悪気なんてない。むしろ、わざわざ僕に手を妬いてくれているのだから、善意しかないはずだ。
 だけど、今まで気取っていた僕にとって、『くすぐったい』と言う言葉はとても屈辱的で恥ずかしい答えに思えた。

「っひ……べ、別に……っ」

 僕は、精一杯強がって答えた。言葉を紡ぐ度に口の端が持ちあがって、笑い声を我慢するのが辛かった。

 その答えに、おねえちゃんは僕の足の甲を見つめる。僕は人より少し成長が遅かった。足は小さく細く、体毛もろくに生えていない。そんな足を、おねえちゃんはじっと見つめている。それは、何だか凄く恥ずかしかった。
 僕は、思わず足を引っこめようとする。すると、おねえちゃんは僕の右足首をがしりと掴むのだった。


「……へぇ」

 そして、おねえちゃんは笑った。
 その時、初めて僕は感じた。
 おねえちゃんが抱く、ささやかな悪意。僕が抱く、おねえちゃんに対する恐怖。

 庭の木に止まった蝉たちが、一斉に鳴き始めた。

73くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 18:02:24 ID:T12QEEQc0
 −・−・−


「っは……っ!? あは……っ! ……あぁっははははははははははははは!!?」

 僕は次の瞬間、大きな口を開けて笑い出していた。
 おねえちゃんが、布巾を足の裏に当てて、優しく擦りつけてくる。それは、決して足の汚れを取る為ではなかった。明らかに、おねえちゃんは僕をくすぐっていた。

「ねぇ、ぼくちゃん。拭いてるだけだよ? くすぐったく、ないよねぇ……?」
「やめっ!? おね、ひゃっ!!? そん、なぁっ!! ひゃははははははっ!! ぁあっひゃはははははははははははははははははははは!!!」

 おねえちゃんは、僕の足の裏をくすぐりながら、顔を覗き込んでくる。大きな口を開けて笑い悶えている表情を見られるのは、酷く屈辱だった。だけど、出てくる涙は、そのためなのか、くすぐったさのためなのか、見分けが付かなかった。

「ふふっ、ちゃんと綺麗にしなくちゃね……」
「やらっ! もぉ、きれいだかぁっ! ぁひっ!? くひひひひひひっぁあっははははははははははははははははは!! やめっ、やめえぇぇっへへへへへへへへへへへへへ!!?」

 僕は、下らない自尊心を捨てて、おねえちゃんに『止めて』と懇願した。それでも、おねえちゃんは止めてくれなかった。暴れる僕を抑え付けて、非力な僕の両足を胸に抱え込んで、僕の足の裏を苛め続けた。
 いつしか、おねえちゃんは布巾ではなく、細く柔らかい指で僕の足の裏をくすぐっていた。


「ぼくちゃんって、凄くくすぐったがり屋さんなんだね。こちょこちょこちょこちょぉ」
「ひゃぁぁっははははははははははは!!? よわ、よわいひゃらぁぁっははははははははははははは!! ひゃめへよぉっほほほほほほほほほ!!? ひひゃひゃひゃひゃひゃぁぁぁっはははははははははははは!!!」

 おねえちゃんが、僕の土踏まずを指先で優しく撫で回す。汗だらけになった僕の足は、ぬるぬるとよく滑る。短い人生で初めて体験した強烈なくすぐったさに、僕は足の裏が壊れてしまうような気がした。


「ふふっ、格好付けてるより、こうやって笑ってた方が可愛いと思うな。私は」
「ひょんなっ、ひょんなこひょおぉっほほほほ!! ひひゃ!? ひゃはっ!!? なひゃあぁぁぁっははははははははひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!! くしゅぐったぁぁっははははははははははははは!!!」

 おねえちゃんが、僕のかかとを爪先でかりかりと引っ掻き回す。僕は、この時初めて、今までの気取った態度を見透かされていたことに気付く。だけど、そんなことを悔しく思う余裕すらなかった。ただただくすぐったくて、おねえちゃんの指の動きと一緒に、僕の背筋がびくびくと震えていた。


「そう言えば、さっき凄く可愛い反応してたね。ここ、弱いの?」
「ひひゃあぁぁぁっ!!? やらやらひゃらあぁぁぁっははははははははははははははははは!!!? しょれひゃめぇぇっへへへへへへへへへへへへへへ!!! しぬっ、ひんひゃあぁぁぁっははははははははははははは!!!?」

 おねえちゃんの指が、足の甲から指の間まで入り込む。それと一緒に、足の裏から指の付け根をかりかりと引っ掻かれ、僕は身体を芯まで震わせた。自分ですら滅多に触れることのない場所は、自分でもびっくりするほどにくすぐったかった。

「そっかぁ、ここ、弱いんだねぇ……っ」

 おねえちゃんの声に、僕の背筋がぞくりと冷えた。
 足の裏を走るくすぐったさが強くなる。指の間を、指の付け根をひたすらくすぐられう続ける。

「くすくす。可愛い可愛い、足の裏。こちょこちょこちょこちょぉ……っ」
「あぁっひゃははははははははははは!!? ごめ、ごめんったりゃあぁぁぁっひゃひゃひゃひゃははははははははははははははっ!!! ひゃめっ、ひゃらっ!!? ひゃああっぁぁあっはははははははははははははははははは!!!?」
「ふふふふっ。何に謝ってるのか、良く分からないよ? こちょこちょ、かりかり、さわさわさわぁ」
「ひゃあぁぁぁぁっ!!? ぁあっははははははははははははは!!! ひはっ!? はひっ!!? ひひゃああぁぁぁっ!!! あぁぁっははははははははひゃひゃひゃひゃ!!? も、もうひゃらああぁぁぁぁぁっははははははははははははははははは!!!?」

 後に聞いた話だと、それはほんの十数分ほどだったらしい。それでも、僕はそれを永遠にも等しく感じた。
 それほどまでに、おねえちゃんの指が、くすぐったかったんだ。

74くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 18:02:59 ID:T12QEEQc0
 −・−・−


 くすぐったさと快感は紙一重だと言う。だから、おねえちゃんがその気ではなかったとしても、それを快感と感じてしまうのは致し方ない話であって。
 僕はまだ小学6年生、幼い僕が受けるにしては激し過ぎるものであって。いつも大人しいおねえちゃんが初めて見せる過激さ、それにドキドキしても仕方がないのであって。

 その、有り体に言えば、だ。 
 僕はその時、固く勃起してしまった。


「……ぁっ…………」

 おねえちゃんも、当然それに気付く。僕をくすぐる手がぴたりと止む。

「あは……っ!! ひっ、は……っ! けほ……、けほ……!」

 僕は、その手が離れても、口から笑い声を零し続けていた。余韻が残っていた。くすぐられていないはずなのに、まだ足の裏を激しくくすぐられているような気がした。笑い声と一緒に、時折咳が零れた。


「……えっと、その……」

 突然、挙動不審になるおねえちゃん。それもしかたないと思う。だって、幼い子供を勃起させてしまったのだから。
 おねえちゃんは、凄く真っ赤な顔をしていた。可愛らしく目を泳がせ、ズボン越しに盛り上がった僕のそれと、庭の木を交互に見やっていた。
 おねえちゃんは、物凄く困っていた。

 だけど、幼い僕は、そんなこと知りもしなかった。
 ただ、くすぐったいのが辛かった。息が苦しく、死んでしまうかと思った。
 それなのに、それが心地良いと思ってしまった。くすぐったさの止んでしまった足の裏が切なかった。もっと沢山、もっと色んな場所をくすぐられたいと思ってしまった。
 だから、僕はおねえちゃんに向かって、ポツリと呟いたんだ。

「……もっと、して……」

 その時の、おねえちゃんが僕を見つめる真っ赤で可愛らしい表情を、僕は一生忘れないだろう。


 その後、どうなったかは。もう、今でも思い出すのが恥ずかしい。

75くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 18:05:08 ID:T12QEEQc0
 −・−・−


 蝉の声が遠くなる。
 どうやら、庭からどこかへ飛び立って行ったようだ。

「……元気に、してるかな」

 おねえちゃんは、春に大学生として上京した。それっきり、会っていない。

 刻みつけられたトラウマは、高校生になったぐらいで拭えるものではない。今もまだ、この身体に甘い感覚と愛おしい想いが残り続けている。
 それにしがみ付いて、こうして独り縁側に寝転がる自分は、なんてみじめなのだろう。
 ここには誰も居ない。おねえちゃんも、じじいも居ない。僕、一人だ。

 だけど、それもすぐに終わる。
 じじいが死んで、この家はもう取り壊される。
 しがみ付くことなど許されない。僕も、もう一人で歩かなければいけない。


『ごめんくださーい』

 戸口を叩く音がする。
 もう誰も住んでいないこの家に、一体誰が何の用だろう。
 僕は仕方なく起き上がり、のそのそと玄関へと歩いて行く。


 程なくして、僕はずっと想いを抱き続けてきた、最愛の女性に出会う。
 綺麗で、大人しく、胸が小さい。そんな女性だ。
 そのことを、今の僕はまだ知らない。

 庭の木に、再び蝉が止まる。
 やかましく、懐かしく、愛おしい鳴き声が、再び縁側を響かせ始めた。


「――久しぶりだね、ぼくちゃん」


 ―縁側・終―



 〜・〜・〜

 以上、続きません。空白の期間は御想像にお任せ。

 文字数の調整が上手く行かず、少々多くレスを頂いてしまいました。

 それでは、皆さま良い夏をお過ごしください。

76くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 19:29:35 ID:GhqDcLZY0
「今でも思い出すのが恥ずかしい」のところを詳しく知りたかったw
素敵なくすぐりをありがとう。作者さんにもよい夏が訪れますように。

77くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 19:47:44 ID:HTjnOVqE0
乙、おねショタはいいものだな

78くすぐり好きの名無しさん:2013/07/23(火) 21:24:09 ID:9ERv0L/20
おねしょた良かった!俺は続きがどうなったのか非常に気になる。

79くすぐり好きの名無しさん:2013/07/26(金) 00:32:00 ID:fjNIr3L.0
そろそろ続きを投下させていただきます。
他の男の子を出す予定はないので、生意気な男をくすぐり地獄に、というのはお見せできないかもしれません。ごめんなさい。
あわよくば中学、高校、大学編もしようかなと思っていましたが、読まれるとはw
でも先生編は考えてませんでした。


身体がふかふかとした布の感触に沈んでいく。
僕はそれに抗おうとはしなかった。ただただ柔らかいベッドに抱かれたまま惰眠をむさぼる。考えてみれば今はチャンスなのかもしれない。近くには誰の気配もない。女の子たちは授業中だと言っていたし、だとすれば教師の大半も同じように教室に拘束されているのだろう。

逃げ出すならば、今だ。

それは理解している。だけど疲れきって弛緩した筋肉と精神がそれを許さない。ほんの少し残った理性は逃亡しろとささやくが、そんなものは休みたい、ねむりたい、という本能の主張に圧倒され、頭のすみっこで縮こまっている。

なに、授業が終わるまであと何十分もあるはずなんだ。だったらあと五分だけ休息してから逃げることを考えても遅くはない。そんなふうに自分をだまくらかして、肉体の命じるままに快楽に溺れ、結局そのことを僕は深く後悔することになる。

「お兄ちゃん! お見舞いに来てあげたよ」

「ごめんね、さっきはちょっとやりすぎちゃった」

ドアが仰け反り、勢い良く壁にぶつかる音がした。二つの足音が追いかけっこするみたいに響いて、やがて目の前のクリーム色をしたカーテンを開け放たれる。
そこにいたのは、二人の女の子。ちいさな双子の小悪魔。桜と楓だった。

「ど、どうしてここに? 授業があるんじゃなかったの」

予想外の出来事に、脳にたちこめていた霧が吹き飛ばされる。問いかけた声が恐怖でじっとりと湿っていた。桜と楓はにこにこしながら歩み寄ってくる。ベッドの上に身体を起こし、僕は追い詰められた小動物みたいに二人を見つめ、小刻みに震える。

「そんなに怖がらなくてもいいんだよ」

「ひどいことしないから、落ち着いて、ね?」

双子は左右の耳に唇を寄せて、優しい声でささやいた。「ヘンタイ」と僕を罵っていたときみたいな、獲物をいたぶるネコみたいな表情はそこにはなかった。桜の手が頭にぽんとおかれ、安心させようとするみたいになでてくれる。

「私たち保健委員なんだよ」

「だから特別に、授業の途中だけど抜けさせてもらったの」

「お兄ちゃんのことが心配だったんだよ」

「一人だとさびしいもんね?」

交互にささやかれるたびに、鼓膜を溶かされるみたいな熱い吐息がかかり、甘い香りが鼻先にいたずらする。さっきは酷いくすぐりいじめをされたから、優しくされてついつい意識が緩んでしまう。

80くすぐり好きの名無しさん:2013/07/26(金) 00:33:51 ID:fjNIr3L.0
「ふふっ、えい♪」

殺風景な保健室が視界から消えて、白い天井が飛び込んできた。油断したすきに双子に押し倒されてしまったのだと、少ししてから気がついた。桜と楓はベッドにもぐりこみ、小さな指で手を捕まえた。桜が左手を、楓が右手を、それぞれ恋人繋ぎにして僕を拘束する。こどもだから体温が高いのだろうか? 二人のあたたかさに包まれて、僕はなんだか気恥ずかしくなってしまう。

「こーしてると、恋人どうしみたいだよね。安心するでしょ」

「ほら、力ぬいてね」

言われるままに僕は脱力する。と、突然こそばゆい感触が肌を這う!

「リラックスできるように、こちょこちょしてあげる♥」

「くすぐったい? がまんがまん♪」

いたずらっぽくささやきながら、桜と楓はもう片方の手を服のなかに入れ、ちいさな指でこちょ
こちょと素肌をまさぐった。吹き出して笑い悶えそうになるのをギリギリこられられるくらいの、そよ風みたいなやさしいフェザータッチ。微弱で甘い電流を延々と流されているかのような感覚に弄ばれながら、僕は抗議の声を上げる。

「ひ、ひどいことしないって、くふっ! 言ったのに!」

けれど双子はクスクス笑うばかりで、少しも手をとめようとはしない。

「ひどいことなんてしてないもん」

「きもちいーいくすぐりをしてあげてるんだよ」

「優しくこちょこちょされるのってとっても気持ちいいでしょ」

「こしょこしょこしょ・・・・・・ほら、だんだん顔がとろけてきたよ」

もどかしいようなくすぐりが上半身にまとわりつく。逃げようと軽く悶えてみても、桜と楓に指を絡め取られ、手を繋いだまま離してもらえない。せまいベッドなので、二人とも幼い身体を密着させてくすぐってくる。ぺったんこだと思っていたけれど、薄い布ごしに押し付けられる感触は意外にもやわらかくて、僕はついあぶない気分になってしまいそうになる。可愛らしい指がもたらす甘ったるいようなくすぐったさも、なんだか変な気分に火をつけてしまいそうだ。

「やめてほしい? 嘘ついちゃだめだよ」

「ほんとはもっとこちょこちょして欲しいんでしょ」

双子の危険なささやきを、思わず受け入れてしまいそうになる自分がいた。幼い指にこしょこしょといたずらされるのは、くすぐったくて、もどかしくて、だけどどこか快感に近いような・・・・・・いや、だめだ。それを認めたらなにか一線を越えてしまうような、そんな気がする。僕は顔を紅潮させながらも必死に首を横に振って拒絶した。

「ごうじょうだねー」

「だったら少しいじわるしてあげる」

二人は思い通りにならずちょっと不機嫌そうな表情を見せる。

81くすぐり好きの名無しさん:2013/07/26(金) 23:52:21 ID:fjNIr3L.0
「「えいっ!」」

桜と楓は、それぞれ同時に繋いでいた手を伸ばした。僕はそれにつられるようにしてバンザイする格好になる。服のしたをモゾモゾと動く指が、無防備になった腋へにじり寄る。二人の意図するところを察し、慌てて腕を下ろそうとすると、双子は素早くささやいた。

「手を離したら、おしおきだよ」

「乱暴にくすぐっていじめちゃうよ?」

「でも我慢できるいい子には、やさしくこちょこちょしてあげるから」

「がんばってね♪」

それを聞いて僕は動きをぴたりと止める。もう一度あんな、さっきの授業でされたみたいくすぐりをされたら、きっとおかしくなってしまうだろう。指先がゆっくりと肌を滑る。これから襲いかかるであろう刺激に怯える僕を、楽しむように、からかうように、二人の手はときどき寄り道をしながらも目的の場所へと・・・・・・到達した!

「んっ! く、くひっ!」

無意識に手を振り払って防御しそうになるのを、必死になって押しとどめた。我慢できるギリギリのくすぐったさに僕は左右に身体をゆすって悶える。けれど桜と楓にサンドイッチにされているこの状況では逃げ場なんてなるはずがない。みじめなダンスを見せるだけだ。

「我慢できてるねー」

「もう少しつよくしても平気かな?」

「平気じゃない」と返事をする暇もなく、二人のくすぐりがより苛烈なものになる。腋を蠢く指はまるでたくさんの虫みたいだ。さっきまでの心地よさが入り混じったくすぐったさは消え、激しい刺激が肌を襲う。悶絶しそうになりながら、なおも一心に口を結んで悲鳴をこらえた。と、不意に小さな爪が腋のくぼみの、一番敏感に感じるところを同時にいたずらした。

唇から笑い声が逃げ出す。

それがきっかけだった。腕がピクリと震え、どうしようもないこそばゆさに抵抗しようとする。もう我慢なんてできない。後少しで二人の手を振り切ってしまう。

「ちょっといじめすぎちゃった」

その瞬間二人はくすぐる手の動きを緩めてくれる。甘ったるい、しっとりと張りつくみたいなくすぐったさ。それはなにか物足りなくて、身体の芯が熱くうずいてしまって、そんな自分に気がついて唖然となってしまう。

「あれあれ〜、どうかした?」

「なんか物欲しそうな顔してるよ? もしかしてもっとくすぐって欲しいの?」

追い討ちをかける桜と楓のささやき。可愛らしい唇のあいだから、女の子の匂いが熱っぽい吐息と一緒に届く。鼓膜が、その奥の脳が、ビリビリと振動してしびれている。
僕は二人の声を受け入れてしまいそうだった。

だけど理性は意外にも強固で、口を突いて出たのは否定の言葉だった。むっとした表情になって桜と楓がつぶやく。

「お兄ちゃんの意地っ張り」

「こちょこちょされるのが気持ちいいって、認めちゃいなよ」

両手を恋人繋ぎで拘束しながら、腋をソフトタッチでいつまでもくすぐられる。悶えてしまいそうなこそばゆさと、ほんのちょっと混ざったアブナイ快感に、すでに心はすっかり支配されてしまっていた。
だけどわずかに残った抵抗の意思は口を操って、拒絶の言葉を繰りかえす。

「分かった・・・・・・もうくすぐらない」

何十回目か分からない「やめて」の時、桜は突然つまらなそうにそう言った。二人の指の動きが止まる。絶え間なく腋をいじめていたくすぐったさが消えた。

「あっ・・・・・・」

つぶやいた声が、なんだか未練がましく響く。

「ごめんね、お兄ちゃん嫌だったよね? もうしないから、キライにならないで」

楓がちょっと瞳をうるませる。な、なんだか悪いことをしている気分になってきた。確かに二人は僕を心配して授業の途中で駆けつけてくれたのに、あんまりそっけない態度を取るのはひどかったかもしれない。

「き、キライになんてならないから、大丈夫」

慌ててフォローするけれど、双子の機嫌は直らない。桜はきゅっと唇をかんで泣くのを我慢しているし、楓はすでに瞳が涙で濡れ、今にもあふれてしまいそうだ。困り果てた僕は、とうとう言ってはいけないセリフを口にしてしまう。

「嫌じゃなかった・・・・・・よ」

ピクリ、と双子は反応を示す。

82くすぐり好きの名無しさん:2013/07/27(土) 05:39:59 ID:6hNaAdWM0
続き待ってました!
期待してます!

83くすぐり好きの名無しさん:2013/07/27(土) 20:12:20 ID:h2WcWjUw0
やったぜ!

84くすぐり好きの名無しさん:2013/07/29(月) 22:35:02 ID:UOxekrtI0
双子のその後が気になって眠れない

85くすぐり好きの名無しさん:2013/07/29(月) 23:10:49 ID:C63lgGyk0
続きを待ってくれている方がいてとてもうれしいです。
投下するたびに、これはさすがに引かれるかなと不安になったりもしますが。
最近ちょっと書くのをさぼってすみません。続きです。84さんが安眠できますように。


「激しくされるのは、その、ちょっと辛いけど。優しくこちょこちょされるくらいなら平気かな」

「平気ってなに? 嫌だけど我慢できるってことじゃないの?」

楓が深く追求してきた。

「そうじゃなくて、き、気持ちよ「ちょっとタンマ」

恥ずかしい言葉を言いかけると、桜がいきなり声を上げた。ベッドを降り、主が不在の保険医の机から何かを探し、そしてまた戻ってくる。その一連の不思議な行動の意味が分からず首をかしげていると、桜は「さあさあ」と続きをうながした。

「だから・・・・・・二人に腋をこちょこちょされるのが・・・・・・き、気持ちよかった」

真っ赤になりながら言い終えると、二人の顔に影を落としていた雲がようやく消えた。にっこりと笑顔になるのを見届け僕はやれやれと口のなかでつぶやく。いや、でも待てよ。ちょっといきなり表情が変わりすぎじゃないだろうか? さっきまで泣き出しそうだったくせに、今はなんだかにっこりと言うよりニヤニヤしているような。

「「ひっかかったね!」」

二人が勝ち誇った表情で宣言する。掲げられた桜の手には、いつの間にかボールペンが一本握られていた。

「な、なにが?」

嫌な予感が背筋をつたう。

「USB端末を繋いでー、音量を上げてー、スタートボタンを押すとね」

なにやら手早く作業を済ませ、ボールペン繋いだイヤホンが耳の近くに置かれる。するとどうしたことなのか、「二人にこちょこちょされるのが気持ちいい」というさっきの恥ずかしい言葉が鮮明に響いた。ちょっと雑音が混ざっているけれど、これは確かに僕の声だ。

「ボールペン型ICレコーダーって、知らない?」

得意そうに楓が言う。

「だ、だましたの!? それ以前になんでそんなものが保健室に?」

「保健の先生はねー、かわいい女の子をくすぐってその声を録音するのが趣味なんだよ?」

「美人の先生なのに、それだけが玉に傷だよね」

明かされる驚愕の真実。呆然としている僕に、双子の姉妹はそっと腕を伸ばした。気がついた時にはもう遅い。桜に右脚を、楓に左足を、それぞれ脇にがっちりと抱えられてしまっていた。

「さーて、お兄ちゃんはくすぐられるのが大好きなんだよね♪」

「気持ちいいんだよね? じゃあ足の裏をこちょこちょしてあげる」

二人は自由な方の手を足裏にゆっくり近づけると、指を器用に蠢かせてくすぐる真似をした。実際に肌に触れられているわけでもないのに、それだけで短く悲鳴を上げてしまう。やがて人差し指の先がちょん、と敏感な土踏まずに触れると、やけどしたかのように身体が跳ねる。けれど桜も楓もそれ以上のことをしようとはしない。止めてくれるのか? もう飽きてくれたのか? なんて淡い期待を抱いた瞬間、二人は狙いすましたかのように激しく指先で足の裏をかき回す。たちまち湧き上がったくすぐったさが身体にあふれた。

「どう? くすぐったいでしょ」

「でもそれが好きなんだよね? 私たちみたいな小さな女の子にくすぐられて気持ちよくなっちゃうなんて、それって変態さんだよ?」

「くすぐられるのが好き」という僕の声をその手に握った二人はもはや手加減などしてくれなかった
。一番過敏に感じる土踏まずだけを、延々とくすぐりいじめられる。どれだけ止めてと懇願しても、「くすぐられるのが好き、なんでしょ?」の一点張りだ。

「あはははははははは!」

絶叫に近い笑い声を響かせる。指の動きが止まる気配はない。終わらないくすぐったさに、足の裏が溶かされてしまうかのようだ。感電させられているみたいに、僕はまぬけな姿で悶絶し、二人の小悪魔は愉快そうに鑑賞する。

「いったん休憩させてあげる」

呼吸さえも難しいほど笑わせられて窒息してしまいそうになった頃、ようやく足をくすぐる指先が離れてくれた。荒く息をしながら、いつまたあの責めが再開されるかと身構えるのだけど、どれだけ経ってもその時は来なかった。

「ふふっ、もう一回やって欲しの?」

86くすぐり好きの名無しさん:2013/07/29(月) 23:11:47 ID:C63lgGyk0
不思議そうに二人を見つめていると、にやにや笑いながら楓が言った。

「くすぐって欲しいなら、おねだりしてね♪」

「言わないなら、さっき録音したやつをみんなに聞かせちゃうよ?」

それだけは駄目だ。けれどくすぐられるのが好きだと言わされた上に、自分からくすぐって欲しいとおねだりするなんて・・・・・・そんなことをすれば、何か大事なものを失ってしまうような気がする。でも、背に腹は変えられないし。そんなふうに逡巡する僕を、二人は見透かしたような瞳で見つめている。

「し、してください」

つぶやくような小さな声は、空中分解して消えてしまう。

「よく聞こえないよ? もう一回!」

勝ち誇った表情で言う双子。もう僕の顔は真っ赤になってしまっている。必死になって、折れてしまいそうに細い声で、僕は言ってはいけない言葉を紡ごうとする。
その瞬間だった。

「迎えに来ましたよ〜」

おっとりとした声が保健室に反響する。ひょいと僕のベッドを覗き込んだ顔が、ちょっと驚いたような
表情になった。

「あらあら、お楽しみ中でしたか?」

「もう! 今いいところだったんだよ」

「先生ひどいよぉ」

口々に抗議する双子を、先生はなだめるように言った。

「ごめんね。でも、そもそもこのお兄ちゃんは疲れているから、くすぐっちゃダメって言ったでしょう? 休ませてあげることも大事なの」

「はーい」、と不満そうに返事をして、二人はベッドから降りる。

「じゃあね、お兄ちゃん」

「また遊んでね」

そんな事を言いながら、桜と楓は走り去った。はっとなってベッドの上に視線を走らせるけれど、例のボールペンはない。ちゃっかり回収して行ったようだ。

「それじゃあ立てるかな? お仕事お疲れ様でした」

優しい笑顔を浮かべて先生は言った。その言葉をばかみたいに素直に受け取って、今日はもうくすぐられずに済むのだと喜んだ僕は、後になって思えばあまりに楽観的だった。

87くすぐり好きの名無しさん:2013/07/30(火) 00:06:21 ID:x4T1/Rsw0
「あの・・・・・・どこに行くんですか?」

隣の座席で運転をする先生に、おずおずと尋ねてみた。
保健室にやって来た先生は、僕の腕を引いて車まで連行し、あっという間に乗せてしまった。逃げる隙なんてありはしない。いや、万全ならばあるいは若い女性一人くらい振り切れたかもしれないが、少女たちにくすぐられ体力を搾られている今の状態ではとても無理だ。

フロントガラスのすみっこで、小さな猫のぬいぐるみがゆれていた。

山を切り開いて造った道なのだ。舗装された道路と言っても、小枝だの木の葉だのが落ちていることもある。それらをタイヤが踏みつける度に、悲鳴みたいな鋭い音がして、かすかな振動が骨に伝わってくる。

「だから言ったじゃないですか。君がこれからの生活に必要なものを買いに行くって」

先生が返事をする。

「いや、今日のバイトは終了なんでしょう? だったら家に帰りますから、別に買い物をする必要はどこにもないと思うんですが」

「え? 家には帰れないよ」

とんでもない発言を、さも当然と言うように口にする。あまりのことに言葉を失う僕を気にする様子もなく、先生は続ける。

「事前に説明を受けているはずなんだけどなぁ。ま、いっか。なんどでも説明してあげるよ」

そして教えられた内容に、僕は目の前が真っ暗になった。
バイトは少なくとも半年間、この学園に住み込みで働かされること。
仕事のある日はもちろん、休日でさえも学園から出ることは許されないこと。
生徒である女の子の部屋を貸してもらえ、家賃は不要であること。
あとついでに、職員やバイトが学園内の有料施設を利用する時は一割引らしい。

「ってことだから、生活に必要なものを買ったらアリスちゃんの部屋に住むことになるね」

さらりと告げられて僕は仰天する。いくら幼くても、女の子と同じ部屋で暮らすなんて問題があるんじゃないだろうか。いや、その前に、Sっ気の強いアリスと一緒に暮らせばどのような目に遭うかは分かりきっている。半年どころか一週間もしないうちにくすぐり殺されてしまうかもしれない。

「な、なんでアリスちゃんなんですか」

「そりゃあの子が学級委員だしね」

意外に思ったのが伝わったのだろう。先生はクスクス笑って言葉を重ねる。

「本人が立候補したわけじゃないの。ただ、熱烈に推薦する子がいてね」

ああ、そう言えばアリスさま、とか言ってる女の子がいたな。

突然軽い衝撃を感じ、シートベルトが肩に食い込む。車が減速したのだ。先生はあまり運転は得意ではないらしく、何度かやり直してようやく駐車に成功した。
先生がドアを開ける。
逃げるなら今だ。

「あっ! こら、待ちなさい!」

反対側のドアを勢い良く突破し、転がるように走る。コンクリートに靴を打ちつけ、加速に加速を重ねる。完全に不意をついた。これなら追いつかれるわけがない・・・・・・はずだった。

「ふふふ・・・・・・つかまえた♪」  

後ろから抱きすくめられ、大きなふくらみが背中に押し当てられる。くすぐり責めによる疲労は思っていた以上に重大だったようだ。弾む息にうなじを優しく撫で上げられ、ゾクリとした快感が脳へと駆け上がる。

「悪い子には、お仕置きが必要かな〜」

88くすぐり好きの名無しさん:2013/07/30(火) 03:21:56 ID:kTI7e3Ao0
> 「保健の先生はねー、かわいい女の子をくすぐってその声を録音するのが趣味なんだよ?」

「美人の先生なのに、それだけが玉に傷だよね」


わたし!きになります!
あと相変わらず柔らかくて素晴らしい文章です!

89くすぐり好きの名無しさん:2013/07/30(火) 03:50:17 ID:jQrqIuh20
くすぐる口実を話の中で自然と作り上げて言ってるのがいいですね
続き楽しみにしてます

90くすぐり好きの名無しさん:2013/07/30(火) 16:48:01 ID:LGEAuOZI0
徹底的なくすぐりも、甘々なくすぐりもいいですよね!
この子には色々なシチュでくすぐられて欲しい物です
個人的には、くすぐり対決スレのような、ゲームを女の子達とするのもアリかなと
そして、中学生や高校生編も期待!
ともかく、素晴らしかったです、応援してます!
続きに期待

91習字の時間に小学生の女子から足の裏をくすぐられる体験話1:2013/07/30(火) 20:19:05 ID:Ax7vnFJU0
小学生の時、実際に女子からくすぐられた体験談をSSっぽくしたものです。


うちの「書道」の授業は特別教室で行う。
そこは普通の教室みたいに椅子に座るのではなく、
カーペットの床に正座して習字などをするような部屋。

しかも先生が厳しい人なので基本的にその部屋では
あぐらをかくことを許されず、ずっと正座しなければならない。

授業は習字をするだけではなく、単に漢字のドリルをやらされるときもある。
当然、硬いカーペットに正座して延々と漢字の書き取りをさせられるわけだ。

たまたまその日、青木さんという女の子が僕の隣りに座った。
席だけはなぜか自由だった。
青木さんとは特に不仲でも親しいわけでもなく、たまに話す仲だ。

僕は青木さんを気にするわけでもなく、
授業時間が終わるまで漢字ドリルをこなそうとしていた。

その時だった。

こちょこちょこちょこちょこちょ……

正座中の足裏に複数の指が這いまわる感触があった。
僕はすぐさま隣の青木さんを見た。
僕は端に座っていたため、犯人は青木さんしかいない。

「ふふっ♪ ん……なに?」

青木さんはイタズラっぽい笑みを浮かべていた。
明らかに足の裏をくすぐっていたのに知らんぷり。
当然、青木さんはわかっててやっていたのだろう。

だが僕はおとなしい性格もあって追求はせず、
漢字ドリルに再び取り組もうとした。

その数秒後。

こちょこちょこちょこちょこちょ……

また足裏に指が這い回る感触があった。
青木さんが手を伸ばしてきて足の裏をくすぐってきたのだ。
しかも靴下越しに足裏をくすぐられているため、妙にくすぐったさが増した。

僕は青木さんを見た。
すると青木さんは僕の足裏からさっと手を引っ込め
まるで何事もなかったかのように振る舞う。

「ぷっ……、何? どうかしたの? クスクス……」

だが顔と声は笑っていた。
ちなみに青木さんは顔も可愛い方で胸も学年で2番目に大きい。
こんな可愛い女の子にいたずらされて、僕の興奮度はさらに増した。

92習字の時間に小学生の女子から足の裏をくすぐられる体験話2:2013/07/30(火) 20:20:48 ID:Ax7vnFJU0
僕は漢字ドリルに向かった。これで隣の青木さんは何をしているか見えない。
だけど、もう何をされるかわかっていた。
そして僕が漢字ドリルに目を向けた時……

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ……

足裏のくすぐったい感触。
青木さんは片手を伸ばして、僕の足の裏をくすぐっているのだ。
右手で鉛筆を持って、左手で足裏をコチョコチョ。

そして本能的にもう一つわかったことがあった。
僕が青木さんを見れば、青木さんはくすぐるのをやめてしまう。
だから、僕が青木さんの方を向かない限り……

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ……

青木さんは僕が振り向かないことをいいことに、
僕の足裏をくすぐり続けた。

そのときの僕は靴下越しの足裏を女の子にくすぐられる感触が気持ちよくなって、
何も抵抗せず正座のまま、青木さんに足の裏をくすぐられ続けていた。

こんなことそう長くは続かないと思ってた。
これをやめたら次はくすぐってくれなくなるかもしれない。
だからこそ、青木さんには今のまま足の裏をくすぐられ続けたかった。

その5分後。

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ……

青木さんは僕の足裏に指を這わせ続けていた。
横目で表情を覗うといたって普通の表情だ。
だがその左手は僕の足裏を飽きること無くくすぐり続けている。

机の下は正面からは見えないようになっていたので、
青木さんはそれをいいことにこんなことをしたのかもしれない。
見えるのは真横から見た時と上から覗きこまれたぐらいの時だ。

そんなことをする人は見回りに来る習字の先生ぐらいだ。
先生が僕と青木さんの机に近づいた時、
僕の足裏のくすぐったさはなくなった。

そして何事も無く先生が通り過ぎ去った数秒後。

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ……

片方の足の裏がくすぐったくなる。
その時の青木さんは素の表情をしていた。
青木さんは何を思ってこんなことをしてきたのかすごく気になった。

その数分後も青木さんからの足裏くすぐりは続いていた。
だが青木さんがボソッと一言つぶやいた。

「……ん? ……くすぐったくない?」

青木さんは僕の足の裏をくすぐったまま尋ねてきた。
どう答えたらいいのかもわからず、
また、このままくすぐられ続けたい僕は何も答えれなかった。

93習字の時間に小学生の女子から足の裏をくすぐられる体験話3:2013/07/30(火) 20:23:46 ID:Ax7vnFJU0
変な答え方をするとくすぐりをやめられるかと思ったからだ。
くすぐったくないと答えたら、面白くなくなってそこで終わりになるだろう。
だから僕はこうした。

少し身体を捻り、くすぐったさから逃れるために足を動かす。
青木さんの足裏くすぐり攻撃が効いているフリをした。

実際、青木さんの足裏くすぐりは大笑いを誘うものではなくて、
くすぐられて性的に興奮し、気持ちよくなるという感じだった。
だが、そんなフリを見た青木さんは……

「ふふっ、くすぐったいんじゃん。足の裏」

小さく笑っていた。
そして次の瞬間。

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ〜っ!

足の裏のくすぐりが激しくなった。
五本の青木さんの指が僕の足裏全体を移動し、
時々、爪で引っ掻いたり、足指からかかとまで指で強くなぞったりしてきた。

青木さんから受ける足の裏くすぐりが気持ちよかった。
くすぐったいというよりも女の子にくすぐられるシチュがどうしようもなく心地いい。
このままずっとこうされていたかった。

だから僕はまた「フリ」で、身体を軽く震わせ、足裏を少し避難させる。
だが、今の青木さんには当然無意味だった。

「……あっ! ぷっ……クスクス……」

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ……

移動させた僕の足裏に青木さんの指がついてくる。
そしてそのままくすぐられる。

すました顔でくすぐってきたとは違って、
クスクスと笑いを堪えながら僕の足の裏をくすぐってくる。

習字の授業は移動時間と先生の長くて有難いお話が入っているため、
実際に書き取りをする時間は約30分だ。
今の時点では残り15分だった。

今まで青木さんに足の裏をくすぐられていたのが15分なのに、
さらに15分もこのままでいられるとは思っていない。
ただ、1分1秒でも長く続いたらいいなと思っていた。

「……んっ……と」

硬いカーペットの上に強制正座のため、
時々、青木さんだけでなく他の生徒も正座を組み直し少しでも楽な状態にする。
ちなみに青木さんは僕の足裏を左手でくすぐりながら脚を組み直していた。

94習字の時間に小学生の女子から足の裏をくすぐられる体験話4:2013/07/30(火) 20:25:38 ID:Ax7vnFJU0
僕も同じ態勢の正座じゃきついので、さすがに脚を組み替えた。
組み替える瞬間は青木さんの左手が離れる。
だけど、新しく正座した足裏にはまた……

「ふふっ……ぷっ……クスクス……」

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ……

新しく青木さんの左手が置かれくすぐりが再開される。

僕が身を軽く悶えさせ。
それを見て青木さんはクスクスと笑い。
そしてまた青木さんは僕を悶えさせようと足裏をくすぐる。

どう考えても青木さんはSだろう。

そんなことを繰り返しているうちに授業終わりのチャイムが鳴った。
僕はこの50分間の習字の授業で、30分間も青木さんに足の裏をくすぐられ続けた。

チャイムが鳴って先生が終わりの合図をしたとき、青木さんは何くわぬ顔で立ち上がる。
それでやっと僕の足裏から青木さんの左手が離れていった。
本当に最後の立ち上がる瞬間まで、青木さんは僕の足をくすぐっていたのだ。

そして習字教室を出ようとした時、青木さんに声をかけられる。

「○○って、くすぐりに弱いね。ふふっ……」

サディステックな笑みを向けられる。
僕は「あっ……ああ……」と挙動不審な返事をするしか無かった。

小学校に入ったときから女子との会話もあまりしたことがない僕が
彼女からこんなことをされるなんて今でも謎だ。

そしておまけ。
数日後、廊下でのこと。

「ねえ○○、こちょこちょこちょこちょこちょ〜♪」

青木さんに声をかけられ、いきなり首筋を両手でくすぐられる。
くすぐったいけど、それ以上に気持ちいい……!
僕は軽く身を震わせる。

「ねっ、○○ってくすぐりに弱いでしょ?」

と一緒にいた女子に声をかける。

「ふふっ……、○○ってくすぐりに弱いんだね」

上品というか、きれいな表情で微笑む。
ちなみにその子は学年一の巨乳で男子の中でもかなりの人気があった。

その後、青木さんの手はすぐに僕の首もとから離れ、二人はどこかにいってしまった。


もうそれ以来、こんな事件は起こっていない。
ただ、あの習字の日は自分の性癖が新たに目覚めてしまった奇跡のような日だと思う。

END

95くすぐり好きの名無しさん:2013/07/30(火) 20:27:14 ID:2qGop2xg0
以上です。
ありがとうございました。
若干脚色していますが85%強ぐらいノンフィクションです。
できるならもう一度その日に時間移動したいですw

96くすぐり好きの名無しさん:2013/07/30(火) 20:31:06 ID:u5NJFcs60
とてもよかったです。
体験談とはうらやましいw

9784:2013/07/31(水) 08:56:16 ID:DGzr1W3s0
>85さん
安眠できました!ありがとうございます:)
「二人にこちょこちょされるのが気持ちいい」という展開、そうならないかな・・・と期待してました(笑)
お忙しいと思いますが続きを期待しています。

98くすぐり好きの名無しさん:2013/07/31(水) 20:06:19 ID:hlq0K11E0
治療と称して保健係の女の子たちにくすぐられる、とか、保健の先生に対して楓と桜が弱みを握っていればそんなシチュも自然にできるかも、などと考えて保険医はこんな設定にしてみました。
くすぐる口実もバイトだから、だけでなく色々と考えてみたいところです。話のなかで口実が自然とつくれていると言ってもらえてうれしいです。
対決スレももう一回見てきました。ひたすらくすぐられるだけでなくゲームみたいなのもアリですね。
そして84さんが安眠できたようでなによりです。


眼鏡の奥の瞳は妖しい光に満ちていた。悪戯っぽくささやいて、先生は手を服のなかに這わせる。それだけで痺れるようなこそばゆさを感じてしまう。思わず悶える身体を柔らかい腕で締め付けて、こちょこちょと指が細かく動く。長時間のくすぐりに煮込まれて、すっかり敏感になった柔肌を、十本の指に好き勝手に蹂躙される。

「こちょこちょこちょ♪」

耳に熱く吹きつけられる声は、優しく脳を犯して、神経の隅々にまでくすぐったさと一緒に行き渡る。必死になって悶えても、先生は密着して抱きついたまま離れてくれない。

「むぅ、あんまり暴れたら駄目ですよ?」

僕は執拗に抵抗を続ける。それが不満だったのか、先生はいったん手の動きを止め、少しだけ身体を離してくれた。もう許してくれるのかな、なんて、淡い期待はすぐに裏切られた。

「えいっ!」

可愛らしいかけ声と同時に、先生は僕と向かい合わせになって勢い良く抱きしめた。必然的に豊かな胸に顔を埋めてしまうことになる。僕は耳まで真っ赤になって、恥ずかしさでパニックに陥った。そんなわけだから、その瞬間までシャツの下にもぐりこんでいる先生の手が両腋を捉えていることに気がつかなかった。

「これなら安定して、いっぱいくすぐってあげられますね」

そんな言葉と同時に、両腋に添えられた細い指先が激しく蠢く。身体が電撃に撃たれたように跳ね、背筋を反らそうとするのだけど、後ろに回された両腕がそれを許さない。だからって前の方に逃れようとしても、ふたつの柔らかい感触に阻まれるだけだ。

「どうですか? 逃げたくても逃げられないでしょう? お仕置きですよー、ふふっ」

楽しそうな声に返事をする余裕なんてない。先生の細い指先は、敏感な腋肉に飢えた獣みたいに群がって、徹底してこちょこちょとむさぼる。くすぐったさに暴れようとしても、薄い布越しに大きな膨らみにふにふに押さえ付けられてしまう。姉がいたらこれくらいの年齢だろうと思われる女の人に、柔らかくてえっちな胸で窒息させられながら、延々とくすぐったい悪戯をされてしまう。

「あれ? なんだか脱力してるみたいですね」

そのまま存分に僕をくすぐりでお仕置きをした先生が、ふと気がついたようにつぶやく。その通りだった。くすぐったさと、恥ずかしさと、息苦しさに脳をいつまでもミックスされて、僕はだんだんと頭がぼんやりとしてきていた。敏感な腋に指先から送りこまれる妖しい刺激は、ピンク色の電気信号の濁流となって、いつの間にかそれを受け入れかけてしまっている僕がいた。

「もしかしてー、気持ちよくなっちゃいましたか?」

99くすぐり好きの名無しさん:2013/07/31(水) 20:09:44 ID:hlq0K11E0
妖しくとろけた笑みを浮かべて先生が言った。真っ赤になった顔をぶんぶんと横に振って否定するのだけど、先生は許してくれない。

「だめですよ。お仕置きでくすぐられているのに気持ちよくなってしまうなんて、変態さんになってしまいますよ」

くすぐられて悶えながらも、途切れ途切れの言葉を継ぎ足して、必死になって弁解する。

「嘘をつくなんて・・・・・・きつーいお仕置きが必要みたいですね」

でも無意味だった。それどころか先生はちょっと眉をしかめて、そんなことを宣言する。さらに激しくくすぐられてしまうのかと思い身体を固くするのだけど、そんな僕を襲ったのは予想もしなかったできごとだった。

腕に込められた力がさらに強くなり、豊かなふくらみを押し付けられる。柔らかな感触がむにっと顔を埋め尽くした。離れようとする頭を後ろから手で押さえ込まれ、自分の意思とは関係なく先生のえっちな胸に無遠慮な悪戯をしてしまう。

だけどそれを恥ずかしく思う暇なんて与えてはくれなかった。

右手が腋のくぼみをくしゃくしゃと掻き回した。突然再開したくすぐったさに、僕は良いように笑い悶えさせられてしまう。けど左手は頭の後ろに添えられたままだから・・・・・・息ができない!

「あんまり暴れられると、胸がくすぐったくなっちゃう」

少し照れたような先生の声。しかしそれとは対象的に手は容赦なく動きまわり、素肌をくすぐり犯した。わき腹から腋までのラインを、ピアノでも演奏するかのように指先は踊る。はずむようなその動きは我慢できないくすぐったさを生み出す。細い指は時折へそのあたりをこしょこしょといじめたり、背筋をつうっとなぞったりして、僕はひたすらに笑いながら悶絶させられた。

呼吸はすぐに苦しくなって、けど酸素を求めて開いた口を、布を押し上げるふくらみが邪魔をする。

「窒息させてあげるね」

濁点を撒き散らすような笑い声に混ざって、そんなつぶやきが聞えた。くすぐり殺されてしまう。首筋に氷の剣を突きつけられたかのようなゾクリとした悪寒を感じる。くすぐったくて、息が苦しくて、このまま本当に窒息させらてしまうのだと絶望した時、ようやく先生は腕を少しだけ緩めてくれた。

顔はまだ胸に押しつけられたままだけど、かろうじて呼吸ができるようになる。僕は必死になって口を開いて酸素を求めた。少し汗ばんだ先生からは、くらくらするほどの甘い香りがして、そんな空気を思いきり吸い込んでしまった僕は身体の内側からも先生に悪戯されている気分になる。

「はーい。それじゃあもう一回こちょこちょ地獄だよ♪」

残酷な声。待ってと言おうとする間もなく、ふたたびむにっとした感触が顔を包んだ。

「こしょこしょ〜、悶えちゃって可愛い♥」

細い指が腋を、わき腹を、背中を、おへそを、徹底したくすぐり責めにする。笑い悶えているのに、息を吸うことは許されなくて、窒息寸前になってようやくほんの少しだけ胸を離してくれる。蜜のように甘く濃厚な匂いが肺をとろりと満たして、再び抱きかかえられて、指がこちょこちょと動きはじめて・・・・・・。

くすぐったいお仕置きはいつまでも終わらなかった。

やがてグッタリと全身の筋肉が弛緩し、もはや支えてもらわないと立っていることすら難しくなって、ようやく先生は許してくれた。

「ふふっ、ちょっとやりすぎちゃったかな」

ちょっとじゃないなんて抗議する気力なんて残ってはいない。

「これに懲りたら逃げようなんて思っちゃだめですよ? もしまた逃げようとしたら、もっとすごいことをしちゃいますからね」

あれ以上のことなんてあるとは思えなかったけれど、その言葉からは嘘とかはったりとかそんなものは一切感じられなくて、抜き身の刃みたいになにか恐ろしいものがギラギラと輝いていた。何度も何度も僕は首を縦に振る。

「じゃあ、あらためてお買い物をしましょうか」

まるで何事もなかったかのような笑顔で、先生はそう言った。

100くすぐり好きの名無しさん:2013/08/01(木) 22:49:17 ID:Nw664NR.0
GJです!
中学生編が見たすぎてたまらない…。

101くすぐり好きの名無しさん:2013/08/01(木) 23:39:49 ID:sm2aYXus0
GJ!
これが終わったら次は中学生のやつに期待!

102アリサ:2013/08/03(土) 17:09:27 ID:VrIizySw0
美人の女の子達に石鹸のついた手で脇の下や足の指の間やわき腹をヌルヌルくすぐっているのをお願いしたい^ ^

103くすぐり好きの名無しさん:2013/08/03(土) 20:56:28 ID:yAdErZJE0
密着くすぐり&おっぱい窒息の相性って抜群ですよね!堪能させて頂きましたw
個人的には以前の幼女達によるくすぐり授業が本気で好みな神シチュだったので
もし女子中学生編とか女子高校生編とか女教師編とか挟む事になっても、
出来る事ならストーリーのメインはロリエロ全開な女子小学生編のままで
プールとか更衣室とかお風呂とか夜中の布団とか性教育の実習授業とか、
現実では即刻アウトなレベルでのくすぐり幼女地獄も突き進んで欲しいなと思いますw

>>75(縁側)
「僕」と「おねえちゃん」の、静かな平常シーンと激しいくすぐりシーン、
その大きく変化する雰囲気のギャップに萌えさせて頂きました!
他の方も言っておられますが実際その後どうなったのか・・・夢が広がりますねw

>>95(習字の時間)
体験談を元にされたSSとは希少ですね!
青木さんのイタズラっぽさが読んでいて物凄く可愛かった・・・
自分にもこんな女友達が居たら良かったのに、と羨ましい気持ちで一杯ですw

感想での長文レス、失礼致しました

104くすぐり好きの名無しさん:2013/08/04(日) 16:49:44 ID:X7Ctnp060
中学生編を期待していただいてうれしいです。
ですが小学生編をまだ書きたいので、もう少しお待ってください。ごめんなさい。
アリサさんはエスパーでしょうか? 投下しようとした内容を完全に言い当てられました。
103さんも感想ありがとうございます。夜中の布団とか、プールとかいいですね。
あと53さんのアイデアを使用させてもらいました。

買い物の間、逃げるチャンスがなかった訳ではない。
しかしあのお仕置きをもう一度されたらと考えるだけで、逆らう気力なんてとても起きない。腕を引かれるまま、僕は従順に先生の後を歩いた。
店内は向こう側が霞むほどに広く、従って一階建てではあるものの品揃えはとても豊富だった。食料品は生鮮食品からスナック菓子まで、衛生用品、家庭日用品、果ては電化製品まで、必要と思われるものは大体ここで調達できそうだ。
もっとも、永続的にここにお世話になるようならば僕の身体のほうがもたないだろう。くすぐり殺されてしまう前に、今でなくてもできるだけ早く脱走するのが望ましい。

「あとは水着が必要ですね」

衣料品売り場で代えの服を買い物カートに入れると、先生が言った。なぜそんなものが要るのか少し考えてから納得する。そう言えばこの学園では夏休みの間ずっとプールが開放されているのだった。バイトの仕事の一環として、きっと監視員でもやらされるのだろう。
そう考えて思考を打ち切った僕はなんと甘かったことか。


アリスは意外にも嫌がらなかった。

「いい、お兄ちゃん。もし下着盗んだりしたらくすぐり殺すからね。」

そう軽く釘を刺されただけで、部屋に一緒に住むことについては思ったよりあっさりと受け入れてくれた。我の強い子だと思ったのに、と不思議だったけど、やがてその謎はアリスの小さな独り言によって解明された。

「私を選ぶなんて、なかなか見る目があるじゃない」

ちょっとだけ相好を崩してそうつぶやいていた。なるほど、僕が先生にお願いしてアリスと一緒に暮らせるようにしてもらったと思っているのか。
本当のことは黙っていたほうがいいだろう。

「ちょうどお風呂の時間だけど、入るよね?」

アリスが尋ねる。お風呂か、今日はやたらと汗をかいたし、ちょうどいいや。僕がうなずくと、アリスは風呂場まで案内してくれた。風呂は寮一棟に一つ大きなものがあり、それぞれのクラスで時間をずらして利用しているらしい。そこまでは知っていたのだけど。

「男湯・・・・・・は?」

「そんなのあるわけ無いじゃん」

事もなげにアリスが言う。い、いくら小学生でもそれはまずくないだろうか。

「・・・・・・変なこと考えてないでしょうね? お兄ちゃんが一緒に入ることは皆知ってるんだから、水着にきまってるでしょ」

そう言って僕を見る瞳が、なんだか少し冷たいような気がした。


お湯の温度はぬるく、どちらかと言うと水に近い。
夏の夜にはこれくらいが気持ちよいのだろう。実際幼い少女たちも楽しそうに、プールで遊ぶみたいにお風呂を満喫していた。大体の子がスクール水着だったけれど、なかにはビキニを着ているませた女の子もいて、紺色と肌色と花が咲き乱れている光景は目のやり場に困った。
さっさと済ませて上がってしまおうと思った。
なのにどうしてこうなったのだろう。

105くすぐり好きの名無しさん:2013/08/04(日) 16:52:21 ID:X7Ctnp060
「お兄ちゃんつーかまーえたっ」

「ぜったい離してあげないから♥」

桜と楓が両腕にしがみつき、横に広げさせた状態にさせられてしまう。二人の水着はフリルの付いた可愛らしいワンピースで、桜は薄いピンク、楓は赤の生地だ。幼く柔らかい肉がなめらかな布ごしに腕を咥えこむ。気恥ずかしくなって逃れようとしても、二人はますます離すまいと身体を押し付けてくるばかりで逆効果だ。

「授業でやりすぎちゃって、あの、ごめんね。お詫びに丁寧に身体を洗ってあげるから」

美姫がそう言って上目づかいで僕を見た。パッチリとしたまつげが愛らしくて、無意識に鼓動が早くなってしまう。美姫はスクール水着で豊満な体を締め付けていた。ついつい子供らしくない谷間に目を奪われているスキに、無防備にさせられたわき腹に手を近づけられる。よくみると指は石鹸で泡立てられてあり、ぬらぬらとくすぐったそうに光っている。

「腋は特に汚れがたまりやすいですから、私が念入りに綺麗にして差し上げます」

後ろからささやかれ、肩越しに振り返る。白いスク水に身を包んだ鈴音がにっこりと微笑んでいた。まだ幼い身体ではあるものの、つつましやかな膨らみが白い優美な曲線を描いていて、濡れた黒髪によく映えていた。脇の下にすっと腕を通されると、それだけでなにやらこそばいように感じてしまう気がする。

「皆、準備はいい?」

そう確認をするアリスは黒のビキニを身に着けていた。小学生らしい柔らかそうなお腹で、小さなおへそが遠慮がちに主張している。その顔には子悪魔のような笑顔が浮かんでいた。おそらく今の状況はあらかじめアリスが計画していたのだろう。

「ちょっと待って! 大丈夫だよ、自分で洗えるから、ね?」

必死になって止めてくれるよう説得するけど、少女たちが聞き入れる様子はない。

「せっかく洗ってあげるって言ってるんだよ?」

「ぬるぬるのおててで、いっぱいきれいにしてあげるね♪」

「身体がとろけちゃうかもよ?」

好き勝手なことを言いながら僕を取り囲み、少女たちは腕を伸ばす。どの指もしっかり石鹸水をつけられていて、妖しい光を放っている。

「スタート!」

アリスのかけ声と同時にたくさんの指の群れが襲いかかる。たちまち敏感な素肌はくすぐったさに包まれてしまい僕はむちゃくちゃに笑い悶えさせられる。ぬるぬるした感触が肌を犯し、こそばゆさが倍増している。

「暴れちゃだめだよ」

「お兄ちゃんくすぐったがりだね」

桜と楓が楽しそうに言う。幼い肉の手枷に拘束されたまま、ぼくはなす術もなく全身を幼い指でこちょこちょとなぶられる。身体をゆらし抵抗することくらいはできたけど、何十人もの少女に包囲されくすぐられている状況では、逃げ場なんてありはしない。ぬらぬらした手を遠ざけようと情けないダンスを踊っても女の子を面白がらせるだけだ。

「しっかり汚れを落としてあげますね、こしょこしょこしょ♪」

鈴音は背後から耳元へささやき、腋を容赦ないくすぐり責めにする。僕は電流を流されているみたいに悶え、止めてくれるよう必死に叫んで懇請するのだけど、鈴音はにこにこ笑ったまま執拗に腋を悪戯し続ける。背筋を反らして意地悪な指先から逃れようとすれば、今度はぷにぷにとした美姫の胸の感触がお腹ではじける。

「え、えっちなことしないで!」

美姫は顔を真っ赤にしたままわき腹をくすぐる。柔らかい指はひどく器用に蠢いて、時に引っかくように、時につまむように、時にもみ込むようにと絶え間なく動きが変化した。波のように次々と種類の違う刺激が押し寄せる。あまりのくすぐったさに必死に暴れると、スク水ごしに密着している美姫のおっぱいがダイナミックにたわみ、思わず魅入ってしまう。そんな自分に気付いて慌てて身体を後ろに引くと、一人の女の子がつーっと背筋をなぞった。ゾクゾクするくすぐったさが脳へと駆け上がり思わずビクンと身体が跳ねてしまう。

「体をそんなふうに押し付けて、お兄ちゃおっぱいが好きなの?」

背中に悪戯をした女の子がクスクス笑いながら言った。

「えっちなんだー」

「美姫ちゃん。またこちょこちょで仕置きしちゃえ」

106くすぐり好きの名無しさん:2013/08/04(日) 16:53:22 ID:X7Ctnp060
他の女の子たちが無責任に煽る。美姫の指の動きが激しくなり、肌のしたにある骨まで響くようなくすぐったさに襲われる。悲鳴のような笑い声を上げ、後ろに身を引こうとするのだけど、腋を鈴音にくすぐられ、他の女の子にも時々背筋をなぞられて、その度に美姫の胸に飛び込んでしまう。

「ん・・・・・・ひゃん♥」

美姫が甘い悲鳴を漏らす。紺色の生地のなかで窮屈そうに暴れる胸のさきっぽがいつの間にかぷっくらとふくらんでいた。そのかすかな突起が僕の胸をくしゅくしゅと掻き回して、しびれるようなくすぐったさと恥ずかしさをもたらす。

「くすぐったいの? お兄ちゃんかわいいっ」

「きれいにしてあげてるんだから、暴れちゃだめだよ」

「がまんしてね。こちょこちょ〜♪」

嗜虐的な笑みを浮かべて女の子たちは僕をやりたい放題にくすぐった。石鹸水で濡れてぬるぬるの指で激しくこちょこちょと虐められ、泡が沸き立つようにくすぐったさが身体の奥深くからあふれてくる。壊れたチャックのように口はゆがみ、笑い声が垂れ流しになる。桜と楓に両腕を捕らえられながらも、上半身を懸命にゆすり、脚をばたばたさせて抵抗する。

だけど無駄だ。どっちの方向にも幼く柔らかい指が待ち構えていて、くすぐる指先から逃れたと思えば別のところにくすぐったい刺激が突き刺さる。唯一自由な脚でさえも時々女の子の手につかまれたり、乗っかられたりして、拘束されてから悪戯するみたいに軽くこちょこちょとくすぐられる。ぬるぬるした感触が足の裏を這いまわり、がまんできないこそばゆさに悶絶した。

「足指の間も、いっぱいこしょこしょって洗ってあげるね」

甘い声がしたかと思うと、石鹸水をたっぷりつけた指が足指の間にぬるりとすべりこんだ。めったに触れられることのない敏感な柔肉を、ぷにぷにぬるぬるとした指が容赦のない動きでこすり上げる。
もちろん足裏を責めることも忘れてはくれない。同時に別の女の子が土踏まずを優しくひっかく。電撃のようなくすぐったさが、足から頭までまっすぐ身体を貫いた。

「あははっ、指が変な動きしてるよー」

「お兄ちゃんってつちふまず敏感なんだね」

スクール水着からこぼれそうなお尻がこっちに向けられ、楽しそうにのの字を描いている。二人とも夢中になって足の裏にいたずらしていた。たっぷり足裏をくすぐられ、延々と悶絶させられた後、ようやく足首をつかんでいた手を離してくれた。

「にがしてあげるっ」

「ほら、逃げないとまた捕まえてこちょこちょ洗っちゃうよ?」

「くすぐったいのがいやなら捕まっちゃだめだね♪」

その言葉を聞いて、僕は必死に足を暴れさせる。女の子たちの腕が楽しそうにそれを追いまわす。まるで猫じゃらしで遊ぶ子猫みたいに、わざと逃がして抵抗を楽しんでいるのだ。うんと年下の女の子にいいように遊ばれ、なぶられていることが恥ずかしくて、だけど足の裏のくすぐりをもう一度味わうことだけは絶対嫌だから懸命になって逃げた。

「手伝ってあげますね」

鈴音の声がした瞬間、腋をくすぐる指の動きが激しくなった。腋肉を壮絶なくすぐったさで焼き尽くされ、いっそう大きな悲鳴を上げて僕は身もだえする。やめてほしいのに、桜と楓はいたずらっぽい笑顔のまま両腕を広げさせる。むきだしにされた無防備な弱点を、鈴音の白くちいさな指が無遠慮に動きまわる!

「そんなにくすぐったいのですか? じゃあもっとやってあげますね♪」

丁寧な、だけどいじわるな言葉を鈴音は耳に注ぐ。そして意識がそちらに逸れた時、突然重い感覚がどしりと足首にのしかかった。

「すきありだよっ! お兄ちゃんつかまえたぁ」

「愛花ちゃんお手柄だね」

「それじゃあいっぱい洗っちゃおうか」

たちまち動けなくなった足に少女たちが群がる。ぬるぬるとした指が素肌を這い、ひっかき、揉み、ありとあらゆる方法でくすぐり尽す。上半身も下半身も妖しく照る指にうめつくされてしまう。振り払いたいのは山々なのだけど、両腕は押さえられているし、足をあまり動かせばのっかっている女の子の水着ごしにえっちな肉を悪戯してしまう。

「こちょこちょこちょこちょ〜」

107くすぐり好きの名無しさん:2013/08/04(日) 16:54:49 ID:X7Ctnp060
幼い少女たちに、いつまでも身体をもてあそばれる。
身体はすっかりぬるぬるした石鹸水まみれになっていて、汚れなんて残っているはずがないのに、女の子たちはこちょこちょと動く手をとめてくれない。
ぬるりとした感触ごしにくすぐられるのが、刺激を増幅させる。ぬちゃぬちゃという音はどこかえっちな響きで、小さな女の子の手にすみずみまで、太ももや胸なのどきわどいところまでまさぐる。それはどうしようもなくくすぐったくて、だけどなにか変な気分になってしまいそうだ。

「はーい、いったん洗うの中止!」

突然響くアリスの声。潮がひくように、ぬるぬるした指がすっと離れる。

「ねえお兄ちゃん。もう止めて欲しい? それとももっと洗ってあげようか?」

アリスは僕を見下ろし、そんなことを尋ねる。何度も何度も首を横に振った。これ以上女の子たちにくすぐられたら、おかしくなってしまうかもしれない。

「えー、せっかく親切にしてあげてるのに、ひどいよ」

女の子の一人が抗議する。

「私たちに洗われるのがいやって言うの?」

「むー、なんかショック」

うう、怒らせてしまったようだ。このままでは「失礼なお兄ちゃんはおしおき」なんて展開になってしまうかもしれない。だからって洗って欲しいと言えばやっぱりくすぐられる訳で・・・・・・いったいどうすればいいのだろうか。

「じゃあかわりにゲームして遊んでくれたら、許してあげる」

けれどアリスが告げた言葉は、予想と微妙に異なるものであった。

「げ、ゲーム?」

「そう。簡単なゲーム。もしお兄ちゃんが勝ったら洗うのやめてあげる」

ルールを簡潔に説明された。
僕は両手両脚を大きく広げてあおむけになり、目隠しをされる。
そして四人の女の子にいっせいに腋と足の裏をくすぐられる。
四人のなかにアリスも参加するから、どこをくすぐっているか当てられれば勝ち。
もし間違えたり、動いたりしたら女の子みんなでくすぐりの刑。
制限時間は三分。三分たっても当てられなかったら負け。

ちょっと迷った。目隠しされて四人にくすぐられること自体きつそうだし、そもそも手の動きや感触だけでアリスを見分けられるはずがない。普通に考えれば四分の一の賭けである。あまり分がよいとは言えないだろう。しかし他に選択肢など用意されていないも同然だし、ちょっとしたアイデアが僕にはあった。

考えた末、結局ゲームを受け入れることにした。タオルを巻かれ、視界を奪われる。女の子たちの柔らかい手に引かれ、僕は冷たいタイルの上にあおむけになる。どたどたと足音がして、少女たちが配置につく気配がした。

「待って、こんなのがありました。使ってみませんか?」

鈴音の声が聞えた。嫌な予感がする。

「ろーしょんって書いてあります。ボトルの説明だとちょっとえっちなものみたいですが、くすぐりにも使えるかもしれません。肌を敏感にして・・・・・・催淫効果? ちょっとよく分かりませんが、とにかくくすぐったがりやになっちゃう液らしいですよ」

「鈴音ちゃんナイス」

「使っちゃえ。えい!」

脇の下にぽとりと冷たい感触が垂らされ、思わず飛び上がりそうになった。冷たさはぬるりと広がって、腋がねっとりとした液体まみれになる。女の子たちは楽しそうな声を出しながら、もう一方の腋に、両足の裏に、たっぷりとぬるぬるした液をかける。

「な、なんでそんなものが・・・・・・」

言いかけてから口をつぐむ。そもそもこの学園は、くすぐりを教育の一環として取り入れているのだ。このような道具があっても不自然ではない、のかな?

108くすぐり好きの名無しさん:2013/08/04(日) 16:55:42 ID:X7Ctnp060
「じゃあ、ゲームスタート!」

アリスが宣言する。次の瞬間、両脇と足の裏に指先がこちょこちょと触れるのを感じた。ぬるぬるの液体が女の子たちの指に絡み付いて、たまらないくすぐったさが肌を襲う。思わず漏れそうになる笑い声を必死にこらえて、僕は悶えそうになるのをかろうじて我慢する。動かないのをよいことに指の動きはだんだんと大胆になった。右の土踏まずを所狭しと五本の指が蠢く。左の足指のすき間にぬるぬるの指が侵入し、こするようにくすぐられる。

「うわあ、足の裏ぬるぬるしてすっごいくすぐったそう」

「お兄ちゃんがんばってね♪」

周りで声がしたが、責めている少女たちは無言のままである。視界を奪われ、真っ暗な世界で粘液の音だけを響かせて黙々とくすぐられる。触覚と聴覚だけの世界はより肌を敏感にさせた。がまんできるぎりぎりのくすぐったさを、作業のように延々と幼い指から送りこまれる感覚に、僕は圧倒されそうになってしまう。

「お兄ちゃんぴくぴくしてる〜」

「もっといっぱいくすぐっちゃえ!」

観客の少女たちの声を受け、腋をいじめる指がより速くなる。思わず動いてしまいそうになって、ピンと両手両脚を突っ張ってこらえる。こしょこしょとくすぐっていた指は、ときどき悪戯っぽく腋肉をツンツンとつついたりして、僕はその度に大げさに反応してしまう。目が見えず、刺激が予想できないことがくすぐったさを倍増させている。

まだか、まだなのだろうか。

アリスの長いツインテールは、今はお風呂であるためほどかれ、長いロングヘアーになっている。つまりくすぐられているうちに髪が触れる感触があれば、その近くにアリスがいるということだ。ならばこのゲーム、十分な勝ち目があるのではないか。

そう思った。だから無遠慮に腋と足裏をくすぐる指に耐えた。ぬちゃぬちゃした感触がこそばゆさに溶けて、刺激をより苛烈なものにする。それだけじゃない。なんだか肌が熱くなって、神経がむきだしにされたみたいに鋭敏になってきた。心臓が早鐘を打つ。これが催淫効果というやつなのだろうか。くすぐった過ぎて、肌がどろどろに溶かされてしまうようだ!

「ぬるぬるだー、なんかえっちいね」

「私があんなふうにされたらおかしくなっちゃうかも」

永遠にも思える時間が経ち、やがてその瞬間が訪れる。

濡れた髪がちょんと肌に触れる。右の二の腕と左足首、この二点だ。おそらくアリスの他にも髪の長い子が一人いたのだろう。誤算だったけれど、二分の一に絞り込めただけでも充分だ。なによりもうがまんなんてできそうにない。僕は「右腋!」と叫んだ・・・・・・はずだった。

「みぎゃっはっはっはははははは!」

飛び出したのはそんな声だった。今まで口をきつく結んで笑うのを我慢していたのに、声を出そうとしたことで堤防が決壊するかのように悲鳴があふれてしまったのだ。追い討ちをかけるように四人の手の動きが激しくなり、くすぐったさ電流のように身体のなかを駆け巡る。

「あと三十秒だよ」

鈴音が残酷に宣告する。かろうじて身体を動かすことは我慢できたが、苛烈すぎるくすぐりに笑い声を搾られ、アリスがどこにいるか言うことができない。も、もしかしてアリスはあらかじめこれを狙っていたのだろうか? だとしたら僕は最初から、アリスの手のひらの上で遊ばれていた!?

「ずるひよ、ずるひいいいいい! あひゃひゃひゃひゃ!」

「しゅーりょー! お兄ちゃんの負けっ」

「罰ゲームだよ♪」

「皆で思いっきりこちょこちょしてあげるね」

109くすぐり好きの名無しさん:2013/08/04(日) 18:35:59 ID:4qASJx7M0
投下乙です。
幼女たちにローション付きのヌルヌルな手でくすぐられまくるとか
うらやましすぎる!
ゲームが取り入れられてるのもGJ!

110くすぐり好きの名無しさん:2013/08/05(月) 18:24:46 ID:2gZKQRUw0
GJ!
×ゲーム楽しみです

111くすぐり好きの名無しさん:2013/08/05(月) 22:41:17 ID:uGiZoAGU0
幼女の集団ローションくすぐり(*´Д`)ハァハァ

112くすぐり好きの名無しさん:2013/08/06(火) 20:33:11 ID:0JCxkPbs0
GJ!
続きも中学生編も楽しみにしてます!!

113くすぐり好きの名無しさん:2013/08/07(水) 00:11:34 ID:LR2ctQgM0
ヌルヌル幼女GJ!!
続き気になります!

114くすぐり好きの名無しさん:2013/08/07(水) 14:38:25 ID:M5XAQwhk0
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115くすぐり好きの名無しさん:2013/08/07(水) 23:51:42 ID:oGtla73w0
続きを待ってくれる方がいてすごくありがたいです。
誰かがちょっとでも楽しみにしてくれていると思うと書くのがいっそう楽しくなります。


楽しそうにはずむ声が僕を包囲する。そして次の瞬間、一斉に少女たちが群がった。ぬるぬるした指の感触にもみくちゃにされ、全身を徹底的にくすぐられる。拘束されてはいないため、あまりのくすぐったさに僕は必死に暴れるものの、圧倒的な数の暴力の前には無力だ。まるで肌を溶かすかのようなくすぐり責めに、肌をつつむ粘液はいやらしい嬌声をあげる。

「にちゃにちゃしてるねー」

「すっごい笑い声。そんなにくすぐったいの?」

「罰だもん、いっぱい笑ってね?」

「やんっ! お兄ちゃん変なとこさわらないでよぉ」

「えっちなお兄ちゃんにはお仕置き。こちょこちょこちょ〜」

視覚を封じられ、真っ暗な世界で苛烈なくすぐったさとからかうような声が降りすさぶ。振り回す手足は幼い女の子のやわらかな身体にぶつかって、ぬるりとした液に衝撃を吸収される。手足は時々えっちなところに当たってしまい、時々少女たちが甘ったるい悲鳴が響く。そして仕返しだとばかりに肌を陵辱する指の動きが激しくなるのだ。

ねっとりとした液をまとう幼い指は、ぐにぐにとお腹を揉んだり、足の裏を執拗にひっかいたり、腋から何かを掻きだすように動いたりして、ひたすらに僕を悶絶させる。普段だったら痛みすら感じるような乱暴なくすぐりさえ、粘液によって強烈なくすぐったさに変換されてしまった。

「ねー、誰か押さえてよ」

「嫌だよ。そんなのことしたらお兄ちゃんくすぐれないじゃん」

「そうだ、えいっ!」

突然一人の女の子が僕に抱きついた。ぬるぬるした肢体が触手のように絡みつく。水着ごしに柔らかい身体を密着させられ、恥ずかしさでパニックになる。甘い息が首筋にかかるのを感じる。すっかり敏感になってしまった肌にはそれすらもこそばゆい。

「このままいじめてあげるね♪」

そんな声が聞えたかと思うと、女の子はぴっとりくっついたまま指先をわき腹で蠢かせた。笑い悶えても女の子は離れてくれない。スクール水着のなめらかな生地が、胸に、太ももに。お腹にこすれて、指とは異質なくすぐったさを与えられる。暴れれば暴れるほどその刺激は強くなって、女の子はますます楽しそうに指を動かす。

「全身くすぐり〜♪」

「あっ、私もやる!」

「私もー」

116くすぐり好きの名無しさん:2013/08/07(水) 23:53:04 ID:XB0RR2dA0
たちまち何人もの女の子が群がり、密着してこちょこちょと指を這わせる。粘液にまみれた少女の肌や水着の感触が、肌にもどかしいようなくすぐったさをすり込む。一方で幼い指は僕をもっと悶絶させようと身体のなかでも敏感なところを容赦なく責め立てた。異なる二つの刺激に脳をかき乱されて、僕は少女たちに抱きつかれたまま無様に悶える。

「女の子にいっぱい抱っこされて、嬉しい?」

「くすぐったくてそれどころじゃないと思うよ」

「動いたらもっとくすぐったくなっちゃうよ!」

濃厚な女の子の匂いは液体のように、喉を犯して、体内を熱くうずかせる。さっきまでとは違うギリギリこらえられるようなくすぐり責めは、微弱な電流のように脳を痺れさせる。ただ苦しいだけじゃない、下手したらクセになってしまいそうな妖しい感覚。それは幼い少女たちに抱きつかれている快感と混ざり合い、僕は力を抜いて受け入れてしまいそうになった。そしてそんな自分に気がつき唖然となる。

「いっぱいくすぐられて、お兄ちゃんトロンってなっちゃってるね」

誰かがささやくように言った。くすぐったさが、妖しい感覚が、思考を麻薬みたいにボロボロにしていた。もう何もまともに考えられない。女の子たちはそんな僕を見て満足そうに小さく笑い、より積極的に身体をこすりつけ、指を肌のうえで躍らせる。断片的な言葉のかけらが、笑い声と一緒に唇から飛び出す。口すらも壊されてしまったのか。

「ずるーい。けどいいもん、足をいっぱいくすぐるもん」

「足の裏をいっぱいいじめてあげる♪」

抱きついけている女の子は三人だけ。他の娘はその三人が邪魔になり上半身に指が届かないため、かなり不満そうだった。その苛立ちをぶつけるかのように、唯一存分に悪戯できる足に少女たちは群がり、徹底してくすぐってくる。敏感な足裏だけでも片方に五、六人が集まり、土踏まずを、足指の間を、足の甲を、かかとを、こちょこちょと蹂躙する。くすぐったさでできた靴を履かされているかのような感覚は、もうほとんど拷問にすら思える。

「太ももだってくすぐったいよね?」

「こっちもこしょこしょしてあげる」

足裏だけじゃない。太ももにもぬるぬるした幼い指が這い、ひざの裏表をこちょこちょされ、過敏な足の付け根すら遠慮ないくすぐりの嵐にさらされる。暴れようとしても何人もの女の子に足首を取り押さえられ、ピクリとも動かせない。下半身が猛烈なくすぐったさのなかに沈み、上半身を甘いくすぐり責めで溶かされる。しだいに笑い声すら満足に出なくなっても、手加減を知らない少女たちは残酷に指を動かし続ける。

くすぐり地獄はいつまでも終わらなかった。

本当におかしくなってしまうかと思った時、ようやく少女たちは僕を解放してくれた。もう何十分くすぐられたのだろうか。肌にはまだ余韻が残っていて、ちょっと触れられるだけでも感電したみたいに敏感に反応してしまう。

「残念だけど、そろそろ時間だからね」

「次のクラスの子が入ってきちゃう」

「お兄ちゃんも早く出たほうがいいと思うよ。じゃないと次のクラスの女の子にもこちょこちょされちゃうかもね」

そんな声が降ったかと思おうと、パタパタと足音が響いて、やがて風呂場はしんと静まりかえった。少女たちの言ったことが本当ならばのんびりしていられない。苦心して目隠しを解き、身体にねっとりと絡み付く粘液を洗い流して、僕は慌ててその場を去った。

117くすぐり好きの名無しさん:2013/08/07(水) 23:54:14 ID:FXDHdDKk0
更新キタ━(゚∀゚)━!

118くすぐり好きの名無しさん:2013/08/07(水) 23:54:30 ID:XB0RR2dA0
部屋に戻ると、アリスはケータイをいじっていた。
さっきのことはアリスが計画したのか尋ねた。ちらりと瞳が僕をかすめて、プイとそっぽを向く。何か不機嫌なようだ。もし風呂場での出来事がアリスの仕業ならば、怒りたいのはむしろ僕のほうなのだけれど。
時計の針が、十一時を指す。
アリスは黙って立ち上がり、押入れから布団を取り出す。それを広げる動作はかなり手馴れていた。なるほどこの年から一人暮らしをさせるというのも、教育的には悪くないものなのかもしれないな。そんなことを考えていると、アリスがちょいちょいとこちらに向けて手招きした。ここで寝ろ、ってことだろうか? じゃあ彼女はどこで眠るのだろう。
ただでさえちょっと釣り目がちな瞳が、刃物のように険しく細められる。まずい。これ以上機嫌を損ねたくはない。慌てて布団にもぐり込むと、アリスは電気のスイッチを切った。
ぱちり。ちょっと寂しい音が響く。部屋が夜の底に沈んだ。
かちり。続いてそんな音がして、手首に金属の感触が当たる。間髪入れず足首も同様に。腕を動かしてみる。動かない。足は・・・・・・駄目だ。

「寝てる間に、私を襲うかもしれないでしょ。逃げるかもしれないし」

アリスはそう言って、同じ布団に入る。風呂上りの少女の甘い香りがふわりと広がる。

「お、襲わないよ」 「逃げもしない?」

これには返事ができない。

「だから手錠と足枷を先生からもらったの。毎晩寝るときはこれ付けるから」

その言葉と同時に、細い指が服のなかに滑り込むのを感じた。軽くお腹を撫でまわされて、ゾクゾクするようなくすぐったさが肌を震わせる。可愛らしい爪で、すうと線を引かれるとそれだけで身体が勝手に跳ねる。手足を拘束している金属が冷たい声を上げた。

「あ、アリスちゃ・・・・・・くふっ、な、何を」

「だって最後のほうで、私あんまりお兄ちゃんをくすぐれなかったもん」

なるほど、それでちょっと不機嫌だったのか。納得した。納得したのはいいのだけど、さっき毎晩手枷足枷を付けると言わなかっただろうか? ドSなアリスのことだ。機嫌が悪い日は腹いせに、よい日はノリノリでくすぐってくるのではないだろうか。そこまで考えて、背中に冷や汗を感じた。これは早いところ逃げ出さないと本当にくすぐり殺されるかもしれない。

「私が寝るまでずっとこちょこちょするからね」

残酷な宣言をして指の動きを速める。軽く悶える僕を見て、アリスはようやく笑みを浮かべた。引っかくように肌を刺激されると、身体が逃げようとするのを抑えられない。楽器でも演奏するみたいにアリスは指先を躍らせ、反応を楽しんでいる。お腹から腋のラインを指がゆっくりと這い上がる。やがて両手が脇の下を捉え、こしょこしょと掻き乱されると、僕はあまりのくすぐったさに悶絶した。

「にげちゃだーめ♥ もっといじめてあげる」

不意にアリスの両脚がこちらに伸びたかと思うと、腰をガッチリと挟まれた。ピクリとも動かせなくなった身体に、アリスの十本の指が容赦なく襲いかかる。敏感な腋肉をくすぐり責めにされたかと思えば、首筋を羽のように優しく刺激したり、おへそをほじったりして、幼い手は悪戯するみたいに僕を延々と身悶えさせた。

119くすぐり好きの名無しさん:2013/08/07(水) 23:58:18 ID:XB0RR2dA0
「笑ってるお兄ちゃん可愛い♪ こちょこちょこちょこちょこちょ」

顔をぐいと接近させて、甘い声を吹きつけられる。「こちょこちょ」という言葉をささやかれて、それだけで微弱なくすぐったさを感じてしまう。嗜虐的な悦びに満ちた幼い顔立ちがすぐ近くにある。こんな可愛いらしい小さな女の子に、今僕は子悪魔のようなくすぐり責めにされているんだと再認識させられて、恥ずかしさとくすぐったさにひたすらに犯される。

「もっと笑ってね。ほらほらほらっ」

暴れようとしても、絡められた両脚がそれを許さない。時々僕のソレにアリスの大切なところが、パジャマの薄い布地越しにちょんと当たったりしてしまう。まるで軽くキスするみたいに、何度も、何度も、えっちな肉を押しつけられる。けれどくすぐるのに夢中のアリスはちっとも気付いていないみたいだ。何か熱いものが腰の奥で渦巻いてしまうのを感じる。だ、駄目だ。さすがに小学生の女の子にくすぐられただけでそんなことに・・・・・・。

「こっちもこしょばいよね」

ふと指の感触が消えた。アリスの顔が布団に潜り、もそもそと動いたかと思うとぴょんと白い足が飛び出した。危なかった。あと少し刺激されていたらどうなっていたかと安堵していると、突然足の裏を指が這い回る刺激に悶絶させられた。

「やっぱりここが一番キクの?」

小さな爪で敏感な土踏まずをほじられる。足枷のせいで身動きのできない両足を、好き勝手にいたずらされた。右の指先でつま先からかかとまでなぞられて、背筋を限界まで反らして反応してしまう。それが気に入ったのかアリスは何度もそれを繰り返した。一方で左手だけは執拗に土踏まずをこしょこしょと刺激している。

「指がピクピクして可愛い♪ 鈴音の気持ちも分かるかも」

懇願しても、声が擦り切れそうなくらい笑っても、アリスは指の動きを緩めてくれない。それどころか不意に足までも動いて、服をめくり、わき腹にピトッとそえられた。

「こんなふうにくすぐられるの、初めてでしょ」

アリスがそう言うのと同時に、足指が一斉に蠢いた。わき腹に我慢できないくすぐったさが湧き上がる。ちょっとぎこちないその動きが、手での責めに順応した肌に新鮮な刺激を送り込む。もちろん足裏を責めることも同時進行だ。薄い青色のパジャマに包まれたアリスのお尻が、太ももが、楽しそうにゆれている。足指は独立した生き物のようにわき腹をぐにぐにと揉んで、笑い声を容赦なく押し出される。

「女の子の足にくすぐられて、お兄ちゃん恥ずかしくないの?」

クスクスと笑いながらアリスが言葉責めをする。羞恥心を煽られ、僕は真っ赤になりながらもたまらないくすぐったさに身をよじった。そんな姿を見て嗜虐心に火がついてしまったのか、こちょこちょと蠢く指の、足指の動きがいっそう激しくなる。一日の最後にわずかに残った体力を搾り尽くすかのようなくすぐり責めは、アリスがようやく飽きて眠ってくれた三十分後まで続けられた。


まさか投下した瞬間反応があるとはw。ありがとうございます。

120くすぐり好きの名無しさん:2013/08/08(木) 18:24:52 ID:S25z6i8Y0
続きめっちゃ期待して待ってます!

121くすぐり好きの名無しさん:2013/08/08(木) 20:37:48 ID:nB5aPMYI0
責めのバリエーションが豊かで素晴らしいです!

122くすぐり好きの名無しさん:2013/08/08(木) 23:05:42 ID:HtAbHHi.0
ヒャッハーもうがまんできねぇ!俺は言うぜ!アリスちゃんの有用な足の裏くすぐりたい

123くすぐり好きの名無しさん:2013/08/11(日) 02:04:48 ID:T3kJ2ScA0
あ、それこのスレじゃやって無いんですよ…

124くすぐり好きの名無しさん:2013/08/11(日) 14:28:37 ID:WKaOMPMY0
スレに関係ない書き込みしないのは暗黙のルールってか常識でしょ。ここのスレよく見直したらどう?下手すれば荒らし扱いだから気をつけた方がいいと俺は思う

125くすぐり好きの名無しさん:2013/08/12(月) 17:10:21 ID:.CVMNX0s0
期待してもらえてありがたいです。責めの種類もがんばって増やしたいです。今晩更新します。

126くすぐり好きの名無しさん:2013/08/12(月) 21:12:13 ID:Zmjeg2Ac0
>>30 >>34
八神夏樹さんのくすぐりビデオって店経由で買うしか方法ないですかね?

127くすぐり好きの名無しさん:2013/08/13(火) 01:20:10 ID:m/sDlLHk0
>>126
普通にビデオ屋にも置いてあるし、ネットで注文も可能よ

128くすぐり好きの名無しさん:2013/08/13(火) 06:41:30 ID:uyPrIZrA0
凶悪に輝く太陽を背負い、大地を踏みしめた。
レンガ造りの花壇のなか。草や土が焼ける匂いが鼻腔を満たしている。肌がたらり溶けたかのような汗が首筋をつたい、首に巻いたタオルでそれをぬぐう。暑い。しかし泣き言をもらしたところで何も始まらない。僕は腰をかがめ、軍手をはめた指で細い草を引き抜いた。土をぱらぱらと降らせながら、貧弱な雑草には立派すぎるくらいの根が姿を見せる。

アルバイトの内容はくすぐられるだけではないようだ。このような雑用も仕事の内らしい。まあ、一日中休みなしで女の子たちに悪戯されては精神が崩壊する。そうなれば学校の方も困るはずだ。それに少女たちにも普通の授業だってあるだろう。

「賃金、あるのかな・・・・・・」

サルビアの花たちがそよ風にゆれ、ぱらぱらとページがめくれるように、次々と青紫色の模様が移り変わっていく。なに、お金なんてもらえなくても、こいつらが丈夫に育つのが一番の報酬さと空元気を出して作業を続ける。ようやくビニール袋は草と少しの土で満たされた。透明なビニールの向こう側で、頭部に黒い斑点のある黄色いイモ虫が蠢いている。冷たい電気が背筋を駆け上った。種類にもよるが虫類は基本好きではないのだ。視線を意図的に逸らしたまま袋を後ろに置く。仕事はまだ終わりじゃない。花壇がばかに広大なため、少なく見積もって十二、三袋分の草を抜く必要がある。だけどがんばっても代償があるとは限らないのだ。アルバイトだと勘違いされているだけで、僕は本来この学園の生徒なのだから。

129くすぐり好きの名無しさん:2013/08/13(火) 06:44:24 ID:uyPrIZrA0
ここから先がNGワードがあるとやらで投下できないので、ちょっと話がとびます。


説明を受けた。
鬼ごっこの相手をしろ。簡潔にその内容を言えばこうだった。
それが通常のルールならば何の問題もないのだが、そんな訳はない。普通のものと違う点を挙げていくと次のようになる。
鬼は女の子全員。逃げるのは僕一人。
女の子は協力してもいいし、単独で追ってもいい。僕は校庭から出さえしなければ隠れてもいい。タッチは何度されても負けにはならない。終了のチャイムが鳴った瞬間、女の子にタッチされている状況の場合のみ負けとなる。そうでなければ僕の勝ち、だ。
つまり女の子たちが勝利するには、僕をなんらかの方法で捕まえ、抵抗力を奪って拘束状態のまま終了の時間を迎える、というのが一番確実なわけだ。
抵抗力を削ぐ手段が何か、簡単に想像できてしまう。
これは絶対に捕まるわけにはいかない。

「お兄ちゃん!」

後ろから誰かが身体をぶつけてきた。振り返ると、桜が小さなピンクの水筒を差し出していた。

「のど渇いてるでしょ。だから勝負の前に水をプレゼントだよ!」

受け取ってから、しばらくためらう。これは単純な好意だろうか? もしかしたら何か水に仕込んであるかもしれない。前回も罠にかかって声を録音されてしまったのだし、むやみに疑うことは良くないと思いつつ、どうも飲む勇気が出ない。

「水・・・・・・だよね?」

一応確認しておくと、桜は不満でほおを膨らませて言った。

「傷つくなぁ、変なもの飲ませるわけないじゃん。いいよ、じゃあ証明するね」

130くすぐり好きの名無しさん:2013/08/13(火) 06:44:59 ID:uyPrIZrA0
はい、と水筒を鈴音に差し出す。飲めということなのだろうが、鈴音もやはりためらっていた。どうもこの悪戯な双子はあまり信用されていないようだ。と、不意に楓が鈴音をはがい絞めにし、暴れる鈴音の唇を割って桜が強引に水を注いだ。

「ちょっと、何するんで「次は美姫ちゃんね」

唐突に矛先を向けられ動揺する美姫に、双子はさっきと同じ手口で水筒の中身をぶち込む。

「ほら、なんともないでしょ」

桜がなぜか誇らしそうに言う。確かに二人とも多少むせてはいるが、調子が悪くなってはいないようだ。それにこれだけされては飲まない訳にもいかない。意を決し、僕は水筒を傾け、液体を喉のおくへと流し込む。うん。どうやら考え過ぎだったらしい。

「じゃあ、十数えたら鬼ごっこスタートね。いーち、にー・・・・・・」

楓がカウントダウンを始める。ふと少女たちを見ると、何十もの悪戯っぽい瞳が集中砲火していた。中には手をワキワキ動かしている女の子たちもいる。間違いない。一度でも捕まればくすぐり地獄だ。僕はカウントが終わるまでに少しでも遠くへ逃げようと駆け出した。

伸ばされる手足から、まるで樹木の間を駆け抜ける小動物みたいに逃れた。校庭は広く、中学生たちの部室と思われる小屋や木々、遊具まである。スタミナが切れれば隠れて時を稼ぐことは簡単だ。この調子なら授業の終わりまで粘ることもできると思った時、異変は起こった。

息が乱れ、やたらと身体が火照る。肌はひどく過敏になり、軽く服にこすれるだけで突き刺さるような刺激を感じてしまう。やはりあの水には何か入っていたのだと、ぼんやりとした頭で考える。この状態で見つかってはまずい。残り時間は隠れてやり過ごすかと考えていた矢先、うまい具合に大きめの建物が目に入った。体育倉庫だ。ふらふらと吸い込まれるように、僕は薄暗くてちょっと埃っぽい小屋へと入っていく。

「い、いらっしゃいお兄ちゃん」

誰かの声がした。待ち伏せていたのか! 転がるように小屋から出ようとする僕を、もう一人の声が呼び止める。

「いいんですか? 鍵が開いてる小屋はここだけなのに」

ピクリと身体を止めて、二人の方へ向き直る。そこに居たのはマットの上に座った美姫と鈴音だった。だけど何か様子が変だ。体操服から伸びる白い手足に、刷毛で掃いたようなほんのりとした紅色が浮いている。まるで発情した仔犬のように切なそうな呼吸をしきりに唇から漏らし、瞳はトロンとまどろんで、甘えるような色を薄く溶かしている。

「お兄ちゃんも一緒なんだよね? 身体がむずむずして、頭がぼんやりになっちゃって、なんだか、ちょっと、え、えっちな気分に・・・・・・」

「こっちに来てくれたらいーっぱい優しくこそばしてあげます。ほら、鍵を閉めて、私たちと一緒に気持ちよくなっちゃいましょう?」

幼い魔女のささやき。拒絶しなければと頭で思うのだけど、熱くうずく身体が二人の指を求めてしまっていた。月のように白く細い指先は、きっとひんやりとしていて、触れられればすごく心地よいのだろう。二人は腕を伸ばし、妖しい笑みを唇に乗せる。

「とろけちゃいそうな甘いくすぐりだよ」

「絶対乱暴にしたり、きつく拘束したりなんてしないから、安心してください。ぎゅって抱きついていていてくれればいいんです。ね?」

体操服の女の子二人に、優しいくすぐりで犯される。熱に浮かされた脳にはそれがひどく淫らなことのように思えた。誘うように蠢く指が視線を絡め取り、糸を引くように、糸に引かれるように、僕はと一歩を踏み出す。ぼたり、と大きな水滴が落ちるような音が響く。足音だ。二人の笑みがより大きくなる。雨が降り始めるように、足音は間隔がせまくなり、やがて重なり合い、そして。

「おいで、お兄ちゃん」

その言葉と同時に、僕は二人に身体を預けた。

柔らかく幼い肉の感触に沈んでいく。鈴音と美姫は腕を伸ばして、僕の身体を受け入れた。汗でぐっしょり濡れた体操服と女の子の匂いが、鼻腔を、肺を、ゆるやかに犯す。それはバターで焼いたクッキーの香りに少しだけ似ていた。二人の手が身体を這いまわる。二十本の指は独立した生き物のように、服の上からつついたり、撫でたり、ひっかくようにくすぐってみたりする。

「ほら、こちょこちょ〜って、してあげますね」

「えへへ、やみつきになっちゃうかもね♪」

131くすぐり好きの名無しさん:2013/08/13(火) 06:45:35 ID:uyPrIZrA0
いつの間にか両腕を上げさせられて、手は美姫の腋に挟まれてしまっていた。むにむにとした胸に腕を甘噛みされてしまい、僕は耳まで真っ赤になるのだけど、いつもより大胆になっている美姫は怒る様子もない。柔らかな太ももとお腹に頭を乗せて、小さなこどもでも甘やかしてるような体制のまま、襟首から手を差し込み腋や胸をこしょこしょとくすぐる。身も心も溶かす愛撫にすら近いような手の動きに、僕はすっかり骨抜きにされてしまう。

「おへそ、いじめてあげます」

膝の上には鈴音が乗り、服をめくってお腹を直接指でいじくる。小さな爪でへそをちょんと突かれると、僕は思わず軽く身もだえしてしまう。もう一方の手は細かく動き回り、絶えず素肌をこちょこちょとかき回す。

甘ったるいくすぐったさがいつまでも終わらない。鈴音も、美姫も、すっかり獲物をなぶる雌猫のような表情になって、可愛らしい指を蠢かす。抵抗する気力は起きなかった。くすぐったくてたまらないのに、今すぐにでも止めて欲しいはずなのに、火照った肌が女の子の指先を求めてしまう。くせになってしまいそうな刺激に、いつまでも浸っていたいと思ってしまう自分がいた。

「きもちいいですよね。もっと悶えちゃってくださいね」

「ふふっ、いっぱいおかしくなっちゃえ」

妖しい笑みを浮かべたまま二人が言う。羽箒で掃くかのように、美姫の指先が耳や首筋をソフトタッチで刺激する。快感のこそばゆさの入り乱れた感覚が脳を溶かす。鈴音の手はゆっくりとお腹を這い上がり、腋をくしゅくしゅとくすぐった。時折指は乳首をコリっとひっかいて、敏感な反応を楽しんでいる。

「胸のさきっぽ、そんなにくすぐったいですか?」

ちょっとばかにするように鈴音が言った。けれど性感とくすぐったさで同時に責められて、返事をする余裕なんてありはしない。二人はクスクスと笑って、ねっとりとなぶるような指の動きで腋を、胸を、耳を、首を、こしょこしょと悪戯する。

「ひゃあ! あ、あんまり指を動かさないでぇ」

小さな悲鳴が漏れた。腋肉に挟まれた指を動かしてしまい、くすぐったさに美姫がモジモジと身体をよじる。汗で湿った体操服の白い布地は、柔らかな感触に埋まったブラの手触りまでも余す所なく伝えてくる。

「えっちなこと考えてるでしょ。お、お仕置きしちゃうよ!」

ほおを染めた美姫はそう言うと、唇をそっと耳に寄せ、はむっと咥えた! 耳が全部お口のなかに入ってしまっている。熱い吐息を直接注がれ、食べられているみたいに舌が動くのが、ゾクゾクするようなくすぐったさで脳を犯す。

「私もやっちゃいます」

ぺちゃり、と湿ったものがお腹に落ちた。ふと見ると、鈴音がへその周りを丹念にペロペロしていた。くすぐったそうな赤い舌が、水を舐める子猫みたいに動いている。指とはまた違ったこそばゆさに僕は悶えさせられる。肌を溶かし、神経に直接くすぐったさを与えられているみたいな執拗な舐めくすぐり責めだ。

「舌でこちょこちょしてあげる」

「こしょばいですか?  ふふ、いっぱいしてあげますね♪」

可愛らしい舌先が肌を這い、延々とくすぐったさを染み込ませる。唾液が昨日のローションみたいに身体をつたう。絡みつくようないやらしい匂いが小さな小屋に充満した。

僕はもうすっかりなされるがままだ。官能的な快感と、我慢できるギリギリのくすぐったさと、小学生に二人がかりでえっちな悪戯をされている背徳感が、脳をスープみたいに混ぜてしまう。

「はい、おしまい」

突然の宣言とともに、延々とくすぐりいじめをしていた舌があっけなく離れた。ほとんど無意識のうちに、僕はもどかしさに震える肌を突き出して刺激をおねだりしてしまう。そんな姿を満足そうに眺めながら、二人は意地悪に言った。

「ふふっ、もっとしてもらいたかったんですか?」

「小学生の女の子にこちょこちょして欲しいなんて、へ、変態さんだよ?」

恥ずかしさで真っ赤になってうつむく僕に、美姫と鈴音が続ける。

「正直にお願いできれば、いっぱいくすぐってあげますよ」

「優しくしてあげるから、変態さんだって認めちゃったらどうかな」

132くすぐり好きの名無しさん:2013/08/13(火) 06:46:03 ID:uyPrIZrA0
そう言うと、鈴音は見せ付けるように指を細かく蠢かせた。美姫も赤く濡れた舌をチロリと動かして僕を誘惑する。肌にたっぷり染みこまされた甘いくすぐったさを思い出してしまう。そして認めたくないけれど、その刺激を欲しいと思ってしまう。

「くすぐって・・・・・・ください」

搾り出すように、とうとう僕はその言葉を口にしてしまった。

「いいの? 足の裏をいーっぱいこちょこちょしちゃいますよ?」

「舌で舐められながら、腋をたっぷりくすぐられるんだよ?」

意地悪に声を重ねて確認される。小さくうなずくと、二人は弾むようにそれぞれの担当する場所へと動いた。鈴音は両足首をお尻で押さえて、指をゆっくりと足裏に迫らせる。美姫は後ろから豊かな膨らみを押し付けながら、抱きしめるように腕を回して指先をお腹にそえる。

「正直でヘンタイなお兄ちゃんは、いっぱいくすぐりでいじめてあげる♥」

じらすように指先が足裏を這い、腋をツンツンと突く。二人は身もだえする僕をしばらく楽しむと、やがて激しく手を動かした。鈴音の手が足の裏を蹂躙し、可愛らしい指先がつちふまずを中心にくすぐりの嵐を浴びせた。電気でも流されているみたいに僕は無様に足指を暴れさせる。美姫の指はお腹で楽しそうに踊る。爪のさきで軽くひっかかれるだけで、僕はぴくぴくと痙攣するみたいに悶えてしまった。暴れようとしても美姫に首筋を舌で舐め上げられると快感とくすぐったさでつい脱力してしまう。

「きもちいいでしょ」

必死に首を横に振って、刺激が強すぎることを伝える。すると二人は素直に指の動きを緩めてくれた。しだいに撫でるようになる手の動きは、けれど完全に愛撫になる寸前で止まる。快感とくすぐったさの狭間で、僕は延々と煩悶させられる。

「おへそに指を入れてー、こしょこしょこしょ♪」

「つちふまずをカリカリされるの、たまらないですか?」

「れろっ・・・・・・うなじと耳、どっちを舐められるのが好き?」

「足指の付け根もくすぐってあげます。あはっ♪ すっごい動きですね」

「わき腹もくにくにって揉んじゃうよ」

「ぜーったい止めてあげませんからね」

なぶるように、遊ぶように、幼い指が僕をくすぐり尽す。かろうじて我慢できるくすぐったさに身をよじるけれど、薄い体操着に包まれた柔らかな肢体に絡め取られて逃げられない。汗に濡れた女の子の匂いが筋肉を弛緩させる。僕はすっかり脱力してしまって、とろけてしまいそうなくすぐったさをただただ受け入れる。

「これで足の裏をいじめてあげますねっ」

鈴音は楽しそうに言うと、髪の毛を一房つまんで、ねこじゃらしみたいに目の前で動かした。それは赤い舌にゆっくりと近づき、妖しく照る唾液でたっぷり濡らされる。くすぐったそうな黒髪から視線を離せない。鈴音はそのまま足裏に髪の束をもってゆき、そして。

「くしゅくしゅくしゅ♪」

髪が足の裏で暴れて、まるで筆のようにくすぐったさを綴っていく。一本一本からたまらないこそばゆさをもたらす、繊細なくすぐり責め。滑りをよくする唾液をすり込まれているため、同じところを執拗にいじめられると刺激がどんどん膨れ上がってしまう。

「髪の毛で足裏をこそばされてる気分はどうですか? ふふっ」

細い髪束は足裏を隅々までくすぐり尽す。たくさんの小さな舌に舐められているかのような感覚に、足指の間を、土踏まずのしわを、指では責めにくいような箇所まで徹底してなぶられる。

「すっかり大人しくなっちゃうなんて、そんなにくすぐられるのが好きなんだ?」

美姫は軽く刷毛で掃くかのように指先を動かし、微弱な電気を流されているかのようなくすぐったさを延々と流し続ける。首筋や耳をチロチロと舐めながら、時々甘ったるい声で僕の羞恥心を煽ったりする。しだいに僕は快感とくすぐったさの区別がつかなくなってしまう。二つの感覚は入り混ざり、ピンク色の奔流となって脳を満たす。

「男の子って、その、お、お股をくすぐられると気持ちよくなるんだよね」

133くすぐり好きの名無しさん:2013/08/13(火) 08:10:54 ID:uyPrIZrA0
ぼんやりと霧のかかった頭ではそのとんでもない言葉をすぐに処理することはできなかった。妖しい朱色をほおに浮かべながら、美姫はズボンの下へと指を滑らせる。いや、ひんやりとした指先は素肌に直接あたっている。と、と言うことは、美姫はズボンどころか下着のなかに直接・・・・・・!

「えっちな場所もくすぐり責めにしてあげるんだから」

下腹部のきわどいところを、指先が無遠慮にこちょこちょと這う。強烈な快感と甘いくすぐったさが絡み合い、一緒になって脳を貫いた。さんざん焦らされ抜いた身体は、たったそれだけのことで絶頂を迎えたかのように激しく悶絶してしまう。脳を覆っていたピンクの霧を白い閃光が何度も何度も鋭く切り裂いた。

「うわぁ、すっごいピクピクしてますね」

驚いたように鈴音が言う。しかし悪戯な指は、切なそうに身もだえする劣情の塊には決して触れてくれない。くすぐったさは完全な快感へと変質することはなく、その中間のような刺激を十本の指は延々と素肌に与える。

いますぐ止めさせなくちゃいけない。女子小学生にこんなことをさせるなんて、いくらなんでも駄目だ。そう理性は主張するのだけど、ぷっつりと思考と肉体が分断されたかのように身体は甘ったるいくすぐったさをただむさぼった。

「すごくえっちな気分なのに、こちょこちょされるのがくすぐったくて仕方ないんだよね。もどかしいんだよね。ねぇお兄ちゃん、あそこにも触って欲しいの?」

「小学生にくすぐられておっきしてしまうなんて、どうしようもない変態さんですね。でも、どうしてもっておねだりするなら、そのだらしなく膨らんだそれを二人がかりでいっぱいくすぐり責めにしてあげてもいいんですよ?」

幼く妖艶な笑顔が僕を見下ろす。まるで小さなサキュバスのようだ。もどかしさに腰を動かしてみても、美姫の指先はすっと逃げてしまい、望む刺激は絶対に与えられない。あぶない場所で十本の指はこちょこちょと蠢き続ける。快感が脳内でスパークしているのに、その頂点にたどり着くにはあと一歩足りない。肌が熱く火照り、全身が性感帯になったみたいだ。足裏を這う指や髪束のくすぐったさにさえも焦らされているかのような快感を感じてしまう。

溶接されたかのような唇を開く。絶対に言ってはいけない言葉を口にしようとしたその瞬間。

「す、ストップストップ!」

「もう! いくらなんでも効果ありすぎだよ」

慌しい足音と共に、桜と楓が姿を見せた。部屋の隅にある階段から、次々と女の子たちが二人に続く。入った時は正常な思考能力がなかったから気がつかなかったけど、この小屋は二階建てだったようだ。みんなずっと上の階に潜んでいたのか。

「鈴音ちゃんも美姫ちゃんもやりすぎ。なんだかすごくえっちな雰囲気で降りるに降りられなかったじゃんか」

「二人を罠にしてここに誘い込んで、皆でくすぐりまくる作戦だったのに」

「あのローション、飲んだらもっと効果があるって本当だったんだね」

「けどもっと水で薄めた方がよかったみたい」

「とにかく、二人とも交代して! 後は私たちでやっちゃうから」

134くすぐり好きの名無しさん:2013/08/13(火) 08:11:16 ID:uyPrIZrA0
突然女の子たちに取り囲まれ、二人は困惑したように周囲を見渡す。戸惑っているのは僕も同じなのだけど、しかし話している内容でだいたいの事情は飲み込めた。
もう二度と桜と楓は信用するものか!
美姫と鈴音は引き離され、女の子たちが僕を包囲する。狭い小屋のなかに体操服の少女が密集しているため、むせてしまいそうなほど濃密で甘酸っぱい匂いが肺に押し寄せる。両手両脚にはそれぞれ少女が乗っかりがっちりと拘束されている。何十人もの女の子が、何百本もの指が、しだいに迫ってくる。

「小さな女の子に、えっちなことをさせようとするなんて変態さんだよ」

「いけないお兄ちゃんは、いっぱいくすぐって反省させてあげる!」

その言葉と同時に、幼い指がひどく敏感な柔肌へと群がった。さっきまでの甘いくすぐり責めとは違う、身を焼かれるかのように苛烈なくすぐったさ。どれだけ悶絶しても女の子の体重で磔にされた手足はピクリとも動かない。強弱も快感もなく、視界を埋め尽くす少女たちに発狂しそうなほどのくすぐり責めでなぶられる。

「笑い声すっごーい」

「お兄ちゃんは変態だもんね。しょうがくせいの女の子にむちゃくちゃにくすぐられて、本当は喜んでるんでしょっ」

「変になっちゃうまでこちょこちょするんだからね!」

数え切れないほどの指を肌に押し付けられ、乱暴に蠢かせられる。僕は悲鳴を無慈悲に搾られて呼吸が難しくなる。必死に酸素を求める口を女の子の一人が腋でふさいだ。脇の下に頭を挟まれて、固定された首筋をくしゅくしゅと責められる。汗で蒸れた少女の腋肉から、むわりと濃厚な女の子の匂いが口内にあふれる。ますます息が苦しくなって、僕はしきりに可愛らしい腋の匂いを嗅いでしまう。

「あんっ♥ 腋をクンクンしないでよ。この変態!」

「あはは、犬みたいだねっ」

どれだけ言葉責めにされても、体内を駆け巡るくすぐったさに恥ずかしいと思う余裕なんてない。一秒だって我慢できそうにない苛烈なくすぐり責めに、両手両脚に頭まで押さえられて、一ミリも身体を動かせない状態でさらされているのだ!

脳を焼き切るようなくすぐったさはいつまでも終わらなかった。小屋をゆるがせるほどの悲鳴をあげながら、僕は一クラスもの女の子たちのオモチャにされた。こんなのおかしくなってしまう。いや、もう既に狂っているのかも。時間の感覚が分からない。一秒が何かすら理解できず、ただただこの苛烈すぎるくすぐり責めが終わるのを渇望する。


「あ、チャイムが今鳴らなかった?」

「えー、気のせいじゃない」

「私も聞いたよ?」

「じゃあこれで許してあげるねお兄ちゃん」

「ほら、先生のとこに戻るよ。鈴音ちゃん美姫ちゃん」

「へ・・・・・・? は、はい」

「ひゃーい」

ぼんやりとしている二人も手を引かれ、やがて小屋には誰も居なくなる。僕はぐったりと冷たい床板に身を横たえ、しばらく動くことができなかった。

135くすぐり好きの名無しさん:2013/08/14(水) 01:21:39 ID:1oK./cm.0
前半の甘いくすぐりも後半の過酷なくすぐりも魅力的ですね!
個人的に、汗ばんだ幼女の腋で口を塞がれながら激しくくすぐられて
嫌でも匂いを嗅いでしまうという状況が滅茶苦茶ツボで興奮しまくりでした!
今は無理でも、いつかは幼女達のお股さえも口に押し当てられて
擦りつけられたり窒息させられたり嗅がされたり味わわされたりして欲しいですw

それとNGワードのあったパートはテキストデータとしてうpされてはどうでしょう?
皆で読んでみればNGに引っかかる部分も多分すぐに特定・修正できると思いますし、
何より自分がそのパートを読みたいというのが正直な所で() もし出来ればお願い致します。

136くすぐり好きの名無しさん:2013/08/16(金) 08:17:44 ID:26ASqYjQ0
いや〜いいですね!
個人的に楓と桜がツボですw
とにかくこれからがとにかく楽しみです!

137くすぐり好きの名無しさん:2013/08/16(金) 23:08:35 ID:x6zgJfPw0
主人公の台詞を増やしていただけると嬉しいです。

138くすぐり好きの名無しさん:2013/08/18(日) 18:27:08 ID:MNXZVGGQ0
GJすぎる
生きてて良かった

139くすぐり好きの名無しさん:2013/08/21(水) 23:12:14 ID:m38shDAU0
なぜ強制sageになってしまったのだ…。

140くすぐり好きの名無しさん:2013/08/22(木) 20:27:42 ID:LUPmvMNQ0
そういうルールじゃなかったっけ
適用までに間があっただけで

141くすぐり好きの名無しさん:2013/08/24(土) 15:25:02 ID:ZHfyQ1DI0
あせりけよう!おゆけれ?こそむそき!せるそゆりよめぬひよ?るりわけるけふくけゆ

142くすぐり好きの名無しさん:2013/08/24(土) 15:27:05 ID:kiEUbWek0
姉の成長が怖い

小6になるまでの姉は身長155、僕より頭ひとつ高いくらいだった。それでもスタイルの良い彼女の長い手足に囚われると逃れるのは困難だったが、今年にはいって急激に身長が伸びた彼女がその気になると、もう僕がどれ程に抵抗しても戒めをほどくのは不可能になった。そして恐ろしいことに、彼女の成長はその全盛を迎えたかのように未だ持続し、服をすぐに買い換えなければならないと母を嘆かせている。
服などどれだけでも買ってやればいい。それよりも、僕はどうなる?

姉には弟を事あるごとにくすぐり倒して、息も絶え絶えの僕を見て満足、時々抱擁するという、はた迷惑な趣味があった。

[たけし〜]
姉の甘ったるい声に僕はビクッと体を震わせた。夕食後、宿題を終えて読書を楽しんでいた時、それは来た。
両親は居間でテレビを見ている。部屋が離れているので、僕がこれから上げる悲鳴は二人に届かないし、届いても遊んでいると見なされるだけだ。何度姉のくすぐりをやめさせてと頼んでも男のくせにと一笑にふされた。
無駄と分かっていても僕は机の下に潜り込んだ。姉は勝手にドアを開けていないのーとわざとらしく部屋を見回し、机の下を見て、たけしも成長しないねーとほくそ笑んだ。
一か八か、僕は姉にタックルを仕掛けた。姉は黄色い声を上げ、簡単に僕を抱き止める。僕はまだ小2の自分を呪った。
ちょっと〜。姉の声は少し困惑ぎみだ。僕は変だなと思い、次に自分の鼻先にあるのが彼女の乳房であることに気がついた。
柔らかな膨らみを意識し、初めて味わうその感触に、僕の意識は一瞬飛び、直後に狼狽、そしてわずかな興奮を感ずるより先に、姉の手が背中に回され、ぎゅっとそこへ押し付けられ、僕は息をつまらせた。
エッチだな〜。たけしは。気持ちいいの?
姉の言葉に、僕は反発してキモいと叫んだが声は乳房に潰された。
しかし姉には意味が伝わってしまったらしく、僕は乱暴に床に突き飛ばされ、そんなこと言うんだ〜。せっかくサービスしたのに。お仕置きだね〜。
そういう姉の表情は嗜虐心に満ち、目はうるんで口からは涎を垂らさんばかりだった。僕はごめんなさいを連発して床に突き飛ばされた痛みも忘れ夢中で後ずさった。
姉は大きな足で僕の目の前に一息に移動し、しゃがみこんで嫌だーと悪魔の笑みを浮かべる。
逃げようと飛び出してしまったと思っても遅い。僕の足は2本とも姉の腕の関節に収まり、彼女の五本の指が足の裏を這いずり回る。
僕は弾かれたように笑いだし、床に爪を立てて逃れるべく体を前進させようとするが、姉はこちょこちょーと言いながら手を動かし続ける。
僕はもがきながらやめろブスとか馬鹿とか姉を罵った。姉は一切動じず、こちょこちょと唱え続ける。もちろん手も止めない。敏感な足裏を駆け巡る10本の指の生み出す笑いに僕の呼吸は押しやられ、息が苦しくなる。
あはははは・・・・・
姉のこちょこちょが聞こえなくなるのに時間はかからなかった。彼女への憤りも霧消した。
不意に手が止まる。姉はふうと息をつき、僕は酸素を必死に取り込んだ。
あたしって、ブス?
姉に問いかけられた。僕は腹の底が冷えるのを感じた。
ねえねえ。姉の体が僕の上に被さった。僕は必死に首をふったが、姉は次の標的を絞り、攻撃のために口元を近づけて来た。
ブスなの?
耳元での囁きは堪らないくすぐったさをもたらす。僕は首を縮めようとしたが姉は髪をつかんでそれを阻み、ひどいねーたけしはと呟いた。僕は必死にごめんなさいと許しをこうた。ダメ。お仕置きだよ。
ごめんなさいも笑い混じり、絶叫して中止を求めるべき死刑宣告の間も笑いは止まない。姉はふふっと笑い、それさえも笑いを巻き起こす。耳元での吐息はまさしく凶器だ。
姉が満たされるまで耳を左右ともたっぷりなぶられ、ぜーぜー荒い呼吸を繰り返す僕に姉は、反省した?僕は小刻みに何度も何度もうなずいた。

143くすぐり好きの名無しさん:2013/08/24(土) 16:04:02 ID:kiEUbWek0
じゃあ反省の証拠見せて。
姉の言葉は期待に踊っており、僕は強すぎる拒否感に悲鳴を上げていた。
何、嫌なの?
姉の声の温度が一気に低下する。僕は首を横に振りつつ嫌に決まってるだろと叫びたかった。
じゃあ早く。姉の口調は命令するそれになっていた。
反省の証拠。それは姉に体を託すことだ。あぐらをかいた彼女に抱き止められる格好に自らならなければいけない。その体勢になると姉は腕を僕の腹で交差させ、自分の足を僕のそれの上にのせる。
僕の手は自由になるが、それで彼女が蠢かせるその手を妨害しようものなら更なる地獄へと誘われる。しかしくすぐる手を止めずに耐える事など不可能だ。僕は再び賭けに出た。

早くしてよ。姉の声には苛立ちが滲んでいる。
僕は大きく息を吸って疲れた体に鞭を打ち、部屋のドアめがけて犬のように手と足を使って駆け出した。ノブまで後一歩のところ。部屋を出たらトイレへかけ込んで鍵をかけるつもりだった。
以前はそれで逃げることに何度も成功した。しかし姉の成長がそれをさせてくれなくなった。今の彼女は長くなった足を用いて僕よりも素早く移動できるのだ。
ノブに向けて出した手は宙をかいた。僕は姉に抱きつかれて引き戻され、腕を取られた。彼女はよっとかけ声をかけ、僕の体を床に倒す。背中をしたたかに打ち付けた痛みよりもこの先の展開への恐怖で僕は床でもがき、足をばたつかせた。
腕の上に柔らかな重みが加わる。僕の両手は彼女の太ももに拘束された。
反省してないならもっともーっとお仕置きしてあげる。姉は幸福そうにサディストの目で笑った。
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
自分の出す笑いの合間に姉の言葉が聞こえてくる。それがまたいっそうくすぐったさに拍車をかけるようだ。姉の指は僕の開かれた脇を思う存分にはい回る。笑うことしかできない。何も考えられず、肺の空気を笑いとともに吐き出し続けるしかない。何も悪いことはしていないのに頭の中はごめんなさいという言葉で一杯だ。姉の顔は溶け出しそうな笑みに満たされ、指の動きはいっそう早まる。僕の顔が苦しみに染まれば染まるほど彼女の笑みは深まり、攻撃は激しさを増す。

144くすぐり好きの名無しさん:2013/08/24(土) 16:18:19 ID:kiEUbWek0
助けて、許して、やめて

頭の中は理由なき謝罪と哀訴で膨らみ、口からは涎、視界は涙でぼやけてきた。
姉はふーと息をつき、手を止めてそれを振り、休めている。僕の突然自由になった呼吸はうまくいかず激しく咳き込んだ。
疲れた?
姉は額の汗をぬぐって聞いてきた。僕は何度もうなずいた。
じゃあマッサージね。
姉の邪悪な笑み。僕は嫌だーと悲鳴を上げ、身をよじる。姉は耳を貸さず、僕の腰が両方から揉みし抱かれた。
姉の手が動くたび、僕の足が飛び上がって床に落ちる。
圧倒的な笑いの連続。されているのはくすぐるというより揉みこむ、姉の言うところのマッサージだが、加えられる刺激は間違いなくくすぐったさだ。それも特別強烈な。
今度は謝罪も哀訴も頭に出てこない。ただひたすら笑い狂うばかりだ。

姉の成長が怖い。

体が大きくなるのも厄介だが、そのくすぐる技術も時を追うごとに進化している。僕はいったいいつまで彼女の玩具にされれば良いのだろうか?

145くすぐり好きの名無しさん:2013/08/24(土) 20:30:00 ID:ZZ/nDA/.0
新作GJ!です

146くすぐり好きの名無しさん:2013/08/26(月) 04:49:33 ID:ZiIme7wA0
乙です!姉×弟の密着くすぐり、美味しいですw

147くすぐり好きの名無しさん:2013/08/26(月) 10:35:27 ID:/dsR/Ph60
新作乙です!
ハイスクールD×Dのくすぐり小説書いて下さった方、2期記念にまた書いて下さらないかなあ(チラッ

148くすぐり好きの名無しさん:2013/08/27(火) 00:18:38 ID:J4htmH1Y0
GJです!
おねえちゃんの体格差を生かしたくすぐりは最高です!

149くすぐり好きの名無しさん:2013/08/28(水) 22:57:33 ID:LmPC6nZM0
姉弟の容赦を知らない感じが最高でした。

150くすぐり好きの名無しさん:2013/08/29(木) 05:17:51 ID:2TD6rYck0
GJです。姉弟いいですね。

151名無し:2013/08/30(金) 14:24:03 ID:jDDT8JLs0
お久しぶりです!
自分もハイスクールD×D好きなので少しずつ書いていきます

文章の拙さなどはご容赦をー

152名無し:2013/08/30(金) 14:25:09 ID:jDDT8JLs0
ハイスクールD×D






???「神よ、この悪魔たちは我々が…」


???「どうか私たちにご加護を…アーメン」


あらすじ




兵藤一誠は初恋の女子とデート最中に彼女に殺されてしまう。初恋の彼女はなんと堕天使と呼ばれる生き物だった。しかし一誠は同じ高校に通う先輩、リアス・グレモリーによって一命をとりもどす。彼女もまた悪魔と呼ばれる存在であり、一誠自身も悪魔としての道を歩むこととなった。ひょんなことから一誠はリアスの属するオカルト研究部に入ることになる。そこには他にも悪魔として生きる何人かの部員もいる。そんな彼と女の子たちのこちょこちょハーレムストーリー

153名無し:2013/08/30(金) 14:26:54 ID:jDDT8JLs0
一誠の家ー




リアス「んー、よく寝たわ。…イッセー、あなたもそろそろ起きなさい?」


イッセー「むにゃむにゃ…部長……」


リアス「またやらしい夢でも見ているのかしら?イッセー、早く起きないとあなたの嫌いなアレよ?」




リアスはイッセーを個人的に好いていた。そのためでもあってかイッセーのうちに居候としてすみついている。女好きのイッセーにとってはこの上ないシチュエーションなのだ




リアス「仕方ないわね、覚悟なさい?イッセー。…こちょこちょこちょこちょ!」


イッセー「はひ!ぎゃははははははははは〜」




リアスの10本の指がイッセーの無防備な身体をはい回る。イッセーは突然の刺激に飛び起き、すぐさま弁解する




リアス「起きたかしら?イッセー」


イッセー「お、起きました起きました!てかソレで起こすのはやめてくださいよー」


リアス「あなたが時間通りに起きないからよ」


イッセー「だからって…!?」




イッセーは飛び起きる。リアスが一糸まとわね姿だからだ。リアスはこの方が楽だとイッセーと寝るときは常に全裸なのだ。イッセーもそれは承知しているがどうしても身体が反応してしまう




リアス「ほら、イッセー?早く支度しなさい!朱乃が痺れを切らして待ってるわよ」


イッセー「げっ!それはまずい」


アーシア「イッセーさん、部長ー。朝御飯の支度が…」


イッセー「おっ、アーシア!サンキューな」




かわいらしい声で二人を呼びに来たのはアーシア・アルジェント。彼女もまた1度死に、リアスによって転生したものだ。彼女は生来シスターであったが、イッセーを殺した堕天使によって殺されてしまう。彼女は身寄りがなかったのでイッセーの家にこれまた居候としてすみつくことになった




リアス「それじゃ、二人とも!学校へいくわよ」

154くすぐり好きの名無しさん:2013/08/31(土) 01:08:34 ID:IG4HkQXk0
まさか書いてくれるとは…

激しく期待してます!

155くすぐり好きの名無しさん:2013/08/31(土) 07:43:56 ID:jcIIIWcs0
携帯に慣れると改行が増えるのかねぇ

156名無し:2013/08/31(土) 14:41:23 ID:QQb9uAE60
私立駈王学園ー


イッセー達の通う学校だ。近年、共学になったので女子の比率が圧倒的に多い








部室ー




リアス「おはよう、みんな」


朱乃「おはようございます?遅かったですわね」


リアス「ふふ、誰かさんが寝坊したせいでね」


朱乃「あらあら、それはいけませんわ?小猫ちゃん?」


小猫「はい!」


イッセー「おわっ!」




塔城小猫、この学園の1年生でイッセー達の後輩にあたる。小柄な体つきとは裏腹にとてつもない怪力を発揮する。性欲的なイッセーの言動に唯一、釘をさせる。そんな小猫は朱乃の指示でイッセーを羽交い締めにする




朱乃「いい格好ですわねー。レディを待たせてはいけませんわよ?お仕置きですわ」




朱乃はイッセーの無防備な両脇腹をくすぐった




イッセー「うひゃははははははははははははははははははははははははははは〜!」




姫島朱乃、3年生でオカルト研究部の副部長。その優雅な佇まいと容姿からリアスとともに二大お姉さまと崇められる。しかし、その本性は超がつくほどのドSであり、彼女に弱味を握られるとこうなるのだ

157名無し:2013/08/31(土) 14:42:10 ID:QQb9uAE60
イッセー「うわっははははははははははははははは!ひゃはははははははははははははははは〜」


朱乃「相変わらずおもしろい反応ですわね。あと5分ほど」


リアス「朱乃、ほどほどにね。それより裕人は?」


小猫「裕人先輩は用があるといって出ていきました」


リアス「まさかまた聖剣を?」




木場裕人、イッセーと同じ2年生で絵に書いたような美少年。過去の苦い事件をもとに聖剣を集めて回っている。本作には出番なし




リアス「仕方ないわ。今日は4人でいくわよ」


イッセー「い、いくってどこに!?」


リアス「教会よ。悪事を働いてる聖職者がいるからその退治…昨日も説明したはずよ」


イッセー「え、そ、そうだっけなー」


リアス「はぁ…朱乃」


朱乃「はい、部長」


イッセー「ぎゃはははははははははははははははははは!す、すみません〜!」

158名無し:2013/08/31(土) 14:43:29 ID:QQb9uAE60
聖職者「うわぁ!!」


リアス「これならわざわざみんなで出向かなくてもよかったかしら」


朱乃「悪魔の天敵である聖職者を相手取るからもっと苦戦を強いられるかとも思いましたが…」


アーシア「私たち聖職者は肉弾戦は全くですから」


リアス「アーシア、あなたはもう悪魔でしょ?」


アーシア「あ、そうでした…」


朱乃「うふふ、イッセー君、行きますわよ?」


イッセー「は、はい!あ、あとから行きますんで」


リアス「どうかしたの?」


イッセー「い、いえ…ちょっと」


リアス「早く戻りなさいね?」


イッセー「はい!部長」




イッセーはその場に残った




イッセー「これが木場の探してた聖剣…」


???「それに触れてもらっては困るな」


イッセー「だ、誰だ…」


???「おっと、動いちゃダメよん」


イッセー「ふ、二人!?」


???「貴様には少し尋ねたいことがある。来てもらうぞ」




イッセーは謎の二人に拉致されてしまった

159名無し:2013/08/31(土) 14:44:16 ID:QQb9uAE60
イッセー「こ、ここは!?」


???「ここは大聖堂だ。もっとも、今は古びて使われていないが」




イッセーを連れ去った二人のうちの一人が言う。イッセーは聖なる十字架に磔にされ、どういうわけか上半身は裸になっている




???「悪いけど、逃げられないようにさせてもらったよん?」




もう一人も出てくる




イッセー「な、なんだ!お前ら!俺を一体…」


???「自己紹介が遅れたな」




そういって二人はローブを脱ぎ払う




イッセー「お、女の子!?」


ゼノヴィア「私はゼノヴィア。神に仕える者だ」




ゼノヴィアと名乗る青髪の女の子はそう言った。ボディスーツに身を包み、体は異様に張りを感じる




ゼノヴィア「それともう一人」


イリナ「やっほー♪紫藤イリナだよん、イッセー君、覚えてるぅ〜?」


イッセー「紫藤イリナって、あの…」




紫藤イリナ。彼女はイッセーの幼馴染みだった。当時はボーイッシュであったが、現在は金髪のツインテール、張りのある胸や尻、華奢な身体…まぎれもなく女の子だ。彼女もまたボディスーツを着ている

160名無し:2013/08/31(土) 15:11:27 ID:zxNlzMd20
イッセー「俺に尋ねたいことがあるって言ったな!何を…」


ゼノヴィア「貴様は先ほど、聖剣を調べていただろう。それについてだ。ついでに貴様の仲間の悪魔のことも喋ってもらおうか」


イッセー「な、何言ってんだ!誰がんなこと」


ゼノヴィア「そうか、ならば不本意だが…身体に聞くしかあるまい」


ゼノヴィアは巨大な剣を取り出した。いかにも重そうな剣である


イッセー「ま、まてまてまて!なんだそりゃ」*


ゼノヴィア「聖剣デュランダルだ。これで君の身体を切り刻んで…」


イリナ「ストップストップ〜!ゼノヴィア、ダメだよ!そんなんじゃ」


ゼノヴィア「むっ?どういうことだ?」


イリナ「そんな方法じゃ喋る前に死んじゃうよ。それに痛い拷問は我慢できるし…」


ゼノヴィア「む、そ、そうか…」


イリナはゼノヴィアを制止する


イリナ「私たちは女の子なんだから、女の子らしい拷問をしなくちゃ」


ゼノヴィア「女の子らしい拷問?」


イリナ「まぁ私に任せて?イッセー君の弱点はわかってるから♪」


イッセー「っ!?」

161名無し:2013/08/31(土) 15:12:02 ID:zxNlzMd20
イリナ「じゃーん!」


イリナは羽をとりだした


ゼノヴィア「羽?」


イリナ「ゼノヴィアにはこれね♪」


イリナはゼノヴィアに筆をわたす


ゼノヴィア「これは…筆か?一体何を…」


イリナ「ゼノヴィアはほんとに世間知らずなんだからぁ!ごにょごにょ」


イリナは耳打ちする


ゼノヴィア「ほ、ほんとにそんなことで…」


イリナ「まぁ試してみなって!そんじゃ、拷問開始〜♪」


イリナは羽でイッセーの脇の下をくすぐる


イッセー「お、おい!やめ…あははははは」


イリナ「イッセー君、相変わらずのくすぐったがりさんみたいね♪」


イリナの羽は首や脇腹、お腹にも到達する


イッセー「ぎゃはははははははははははははははははは!やめて〜〜」


イリナ「こちょこちょこちょ♪ほら、ゼノヴィアも!」


ゼノヴィア「う、うん」

162名無し:2013/08/31(土) 15:12:32 ID:zxNlzMd20
ゼノヴィアもイッセーの身体に筆を這わせる




イッセー「ひゃはははははははははははは!やめろ〜」


イリナ「おー!ゼノヴィア上手ねぇ」


ゼノヴィア「くすぐるのは得意なんだ。それにしても拷問に使えるとは」


イリナ「そうだった。イッセー君、聖剣のこととか仲間のこととか喋る気になったら言ってね?」


イリナの羽とゼノヴィアの筆が縦横無尽にイッセーの身体を這い回る


イッセー「おわっはははははははははははははははは!ぎゃはははははははははははははははは!」


イリナ「うーん、これぐらいならまだまだ耐えられるかー。仕方ないねー」


イリナは羽をしまう。ゼノヴィアも筆をしまう


イリナ「それっ!こちょこちょこちょこちょこちょ〜〜」


ゼノヴィア「覚悟してもらうぞ」


イリナとゼノヴィアは自身の指でくすぐりを繰り出してきた。イリナもゼノヴィアも器用で一切の手加減はない。特にイリナはボディスーツの手袋を装着しているのでよく滑る


イッセー「うぎゃははははははははははははははははははははははははははははは〜!」

163くすぐり好きの名無しさん:2013/08/31(土) 17:54:10 ID:gJjcbws60
期待します。

164くすぐり好きの名無しさん:2013/09/01(日) 13:24:20 ID:lyvl73Ps0
GJです!!

165くすぐり好きの名無しさん:2013/09/06(金) 01:03:40 ID:UnGs.tXg0
11:00 東京発長野行き特急 しなの号 指定席は1号車H4
旅行シーズンでもなく、たまたま全席予約が入っていなかったので、彼は先頭車両のド真ん中の席を取り、れっしゃ

166くすぐり好きの名無しさん:2013/09/06(金) 01:04:20 ID:UnGs.tXg0
すいません、途中送信してしまいました

167くすぐり好きの名無しさん:2013/09/07(土) 01:10:37 ID:Wy4Kc1uQ0
??
新作か?

168名無し:2013/09/07(土) 16:07:03 ID:7lAxeIvY0
イリナ「どぉ、イッセー君?これでも我慢できる?」


イリナはイッセーの脇腹をひたすらくすぐってきた


イッセー「うひゃはははははははははははははははははははははは!や、やめろ〜〜!」




ゼノヴィア「観念しろ。笑い死にたいのか?」


ゼノヴィアも脇の下をくすぐりにかかる


イッセー「ぎゃはははははははははははははははははははははははははは!」


イリナ「それそれ!こちょこちょこちょこちょこちょ〜〜♪♪」


ゼノヴィア「さぁ、命が惜しければ喋るんだ」


イッセー「わ、わかった!ひゃはははははははははははははは!言う!言うから〜!」


イリナ「ゼノヴィア!一旦ゆるめて!」


ゼノヴィア「わかった」


イッセー「実は……」


イッセーは全てを話そうとした。そのとき!


リアス「どこにいったかと思えば…こんなとこで遊んでたの?」


朱乃「楽しそうですわねー?」


イッセー「げっ!部長、朱乃さん!?」

169名無し:2013/09/07(土) 16:07:39 ID:7lAxeIvY0
イリナ「来たわね!」


リアス「話はおおかた聞かせてもらったわ。あなたたちの目的は…堕天使ね?」


ゼノヴィア「な、なぜそれを」


朱乃「聖職者が聖剣を持ち歩いてすることなんて…他にありませんわ?」


イリナ「だったらどうだって言うの!?」


リアス「悪魔と聖職者…立場は違えど堕天使を倒したいのは私たちも同じよ?あなたたちの聖剣の力…貸してくれないかしら?」


ゼノヴィア「利害の一致…ということか」


イリナ「ま、まぁ…私たちの邪魔をしないって言うなら…」


リアス「決まりね。頼りにしてるわ」


こうしてリアス達の結託が成功した


イッセー「さ、さすが部長!じゃ、じゃあそろそろ助けて…」


リアス「その前に…一人でフラフラ迷って敵に捕まり、洗いざらい秘密を喋っちゃう間抜けな下僕にはお仕置きしなくちゃね」


イッセー「え?」


リアス「朱乃、小猫?手加減はいらないわ」


朱乃「うふふ、わかりましたわ」


小猫「部長の命令…」


朱乃はイッセーの背後に、小猫は前に立ち寄る


イッセー「ちょっ…朱乃さん!小猫ちゃん!」


朱乃「うふふ…」

170名無し:2013/09/07(土) 16:08:17 ID:7lAxeIvY0
朱乃はイッセーの脇の下を、小猫はイッセーの脇腹やお腹をくすぐる




イッセー「おわっははははははははははははははははははは!ぎゃはははははははははははははははははははははは!」


リアス「イッセー?ちゃんと反省するのよ」


イッセー「反省しました!ぎゃはははははははははははははははははははは〜」


朱乃「あらあら、ずいぶんと早い反省ですわね?」


イッセー「あぁ〜ははははははははははははははははははは!」


朱乃はいっそうくすぐりを激しくする


イリナ「うわわ…見てるだけでくすぐったいよぉ」


イリナは身震いする


ゼノヴィア「ときに君は…アーシア・アルジェントか?」


アーシア「ふぇ?」


ゼノヴィア「まさか聖職者だった君まで悪魔になっていたとは」


アーシア「そ、それは…」


ゼノヴィア「せいぜい足引っ張らないように頼むぞ」


アーシア「は、はいぃ」

171名無し:2013/09/07(土) 16:08:57 ID:7lAxeIvY0
リアス「そろそろいいかしら?朱乃、許してあげて」


朱乃「うふふ…」


イッセー「し、死ぬかと思った……」


リアス「イッセー?これからは勝手なことしちゃダメよ?もししたら次は私とアーシアも加わると思いなさい」


イッセー「は、はい…」(そ、それはそれで…)


小猫「いやらしいです…」


イッセー「ごふっ!」


イッセーの下心を感知した小猫はイッセーに蹴りをいれる


イリナ「あはは!おもしろぉ〜い」


こうしてイリナとゼノヴィアも行動をともにすることになった


ゼノヴィア「私たちは聖職者だ。堕天使を倒すという当面の目的が果たされればそのときは容赦なく君たちも裁かせてもらう」


朱乃「ふふふ、望むところですわ」


朱乃は挑発に答えるかのように微笑む


イッセー「こ、こえぇ…」

172名無し:2013/09/07(土) 16:09:31 ID:7lAxeIvY0
???「兵藤一誠…彼のもつセイクリッドギアがほしいわ」


???「それならば私が彼を…」


???「ふふ、いいわ。あなたに任せるわね」




イリナ「イッセーくん!遅刻するわよ!」


イッセー「んむ…」


イリナ「相変わらず1度寝ると全然起きないのね〜」


イッセー「むにゃむにゃ…」


イリナ「起きないとまたこちょこちょしちゃうよーん?」


イッセー「ぐー、ぐー」


イリナ「ほぉーら!起きろー!こちょこちょこちょこちょ〜」


イリナはイッセーに馬乗りになって全身をくすぐる


イッセー「ぷっ、うわはははははははははははははは!す、すみません部長〜」


イリナ「部長じゃないわよ。起きた?この寝坊助!」


イッセー「な、なんだ…イリナかよ。びっくりした…」


イリナ「なんだじゃない…って…寝るなぁー!」


イリナのくすぐりが再開される


イッセー「うひゃはははははははははははははははははははははははははははは!ギブギブ!!」


イッセーは目をさます

173くすぐり好きの名無しさん:2013/09/11(水) 12:11:49 ID:QCW1Igsk0
D×Dの小説ありがとうございます ^^) _旦~~

ここでは意外と東方の小説が無いんですね
題材は最高だと思うんだけど(笑)

174くすぐり好きの名無しさん:2013/09/11(水) 20:54:47 ID:.JMImN8g0
二次創作自体があまりないからね
意外も何も、あれだけ支持不支持の幅が強烈だと使いづらい

175くすぐり好きの名無しさん:2013/09/11(水) 21:14:15 ID:QBXHf3/A0
くすぐりアルバイトの女子中学生バージョンまだかなー

176くすぐり好きの名無しさん:2013/09/12(木) 23:30:22 ID:3nv337.o0
集団jsのやつは?

177くすぐり好きの名無しさん:2013/09/13(金) 00:58:05 ID:B0PRr71o0
なるほど… 確かにあれほど好みが分かれるジャンルも珍しいかもね。
ラノベとかだと書きやすいのかな?

178名無し:2013/09/23(月) 14:12:54 ID:wXStPcc20
イッセー「あれ、てかなんでお前が俺の部屋に…しかも制服で」


イリナは駒王の制服を着ていた。上下はリアス達と同じもので、下にはニーソをはいている


イリナ「今日から私も駒王の生徒だもん!」


イッセー「あぁ、なんだ。そういうことか…って…ええー!!??」


イリナ「そんな驚くことないじゃない?で、リアス先輩は用があるから代わりにあなたを起こしておいてって」


イッセー「な、なるほど…」


イリナ「だから早く起きてよね!私が怒られちゃう…ん?どしたの?」


イッセー「ピンク…」


イリナ「ピンク?…っ///」


イッセー「あ、いや…」


イリナ「もー!早く起きなさい!!」




先生「今日は転校生を紹介する」


イリナ「やっほー♪紫藤イリナだよん」


ゼノヴィア「ゼノヴィアだ。よろしく頼む」


2人が自己紹介するとクラス、特に男子が活気づく


桐生「アーシアのときもすごかったけど今回もやばいねー」


桐生藍華、イッセーやアーシアのクラスメイトで特に仲が良い。アーシアとはよく一緒にいてはいかがわしいことを教えたり、くすぐったりしている。眼鏡っこ、ニーソと萌えポイントを持ちながらなぜかチヤホヤされない


アーシア「確かにイリナさんとゼノヴィアさんは美人ですし…」


桐生「アーシア、あんたももったいないわねー」

179名無し:2013/09/23(月) 14:13:43 ID:wXStPcc20
イッセー「あれ、てかなんでお前が俺の部屋に…しかも制服で」


イリナは駒王の制服を着ていた。上下はリアス達と同じもので、下にはニーソをはいている


イリナ「今日から私も駒王の生徒だもん!」


イッセー「あぁ、なんだ。そういうことか…って…ええー!!??」


イリナ「そんな驚くことないじゃない?で、リアス先輩は用があるから代わりにあなたを起こしておいてって」


イッセー「な、なるほど…」


イリナ「だから早く起きてよね!私が怒られちゃう…ん?どしたの?」


イッセー「ピンク…」


イリナ「ピンク?…っ///」


イッセー「あ、いや…」


イリナ「もー!早く起きなさい!!」




先生「今日は転校生を紹介する」


イリナ「やっほー♪紫藤イリナだよん」


ゼノヴィア「ゼノヴィアだ。よろしく頼む」


2人が自己紹介するとクラス、特に男子が活気づく


桐生「アーシアのときもすごかったけど今回もやばいねー」


桐生藍華、イッセーやアーシアのクラスメイトで特に仲が良い。アーシアとはよく一緒にいてはいかがわしいことを教えたり、くすぐったりしている。眼鏡っこ、ニーソと萌えポイントを持ちながらなぜかチヤホヤされない


アーシア「確かにイリナさんとゼノヴィアさんは美人ですし…」


桐生「アーシア、あんたももったいないわねー」

180名無し:2013/09/23(月) 14:15:52 ID:wXStPcc20
昼休み−




イリナ「イッセーくん♪」


イッセー「な、なんだよ?きもちわりーな」


イリナ「えー、なによそれー!イリナ、泣いちゃう」


ゼノヴィア「兵藤一誠、君に頼みがある」


イッセー「な、なんだよ」


ゼノヴィア「私たちは今日からここで過ごすことになるわけだが、万が一のことがあったときに周囲の把握ができていなくてはならない」


イッセー「てことは…」


ゼノヴィア「私たちにこの学校を案内してほしい」


イッセー「やっぱりか。わりいけどパス…」


ゼノヴィア「ほう、拒否するつもりか。ならば私たちにも考えがある」


イリナとゼノヴィアは指をワキワキさせてイッセーに近づく


イッセー「わ、わかったわかった!あとでなんかおごれよー」


イリナ「やりぃ♪」




桐生「ははーん、なるほどねぇ〜」

181名無し:2013/09/23(月) 14:16:58 ID:wXStPcc20
放課後−




イッセー「ったく、学校案内するだけで大分時間食っちまった。疲れるなー」


桐生「マッサージしてやろっか?」


イッセー「あぁ、よろしく…って桐生!?…ぐおっ」


藍華はイッセーの腹の上にどんと座る


イッセー「桐生、何のつもりだよ!てかパンツ見えてんぞ?」


桐生「あんた、私のパンツは見ても何とも思わないんだ…ま、いいけど」


イッセー「てゆーかホントになに考えてんだ?いきなりこんな…」


桐生「ちょっとあんたのこといじめてみたいなーって」


イッセー「は?」


桐生「アーシアだけじゃ物足りなかったのよねぇ。私のこの沸き上がる加虐心は…」


イッセー「ちょっ、わけわかんねーこと言ってねぇで…」


桐生「あれ?そんな口きいていいの?あんたの弱味、握ってるわよ?」


イッセー「俺の弱味?まさか…ベッドの下のエロ本を!?」


桐生「ほんとに鈍感ねー、少しお仕置きしちゃうわ」


藍華はイッセーに両手を伸ばす


イッセー「お、おま…やめ…ぎゃはははははははははははははははははははは!」


桐生「どう、兵藤?私のくすぐり、結構巧いって評判よ?」


イッセー「や、やめろって…あっははははははははははははははははははははははははは!!」

182名無し:2013/09/23(月) 14:17:33 ID:wXStPcc20
10分後−




イッセー「ハァ……ハァ……」


桐生「どう、兵藤?気持ちよかった?」


イッセー「な、なにいってんだ!んなわけねーだろ!」


桐生「いつもアーシアは喜んでくれるんだけどなー」


イッセー「アーシアが?」


桐生「ま、最後は泣いてるけどね」


イッセー「てかお前、こんな時間になにやってたんだよ」


桐生「あんたをくすぐりたくて待ってたのよ」


イッセー「なにいってんだ」


桐生「ちょっと忘れ物しちゃったのよ。そのときにあんたを見かけたからイタズラしてやろうとおもって(笑)仮にも女の子とこんなことできて嬉しいでしょ?」


イッセー「部長とかならもっと幸せだったけどな」


桐生「ホントに変態ね、あんた。さ、帰るわよ?家まで送りなさい」


イッセー「え、えぇ……」


こうしてイッセーはおそおそ帰宅した


リアス「イッセー、遅かったわね。私に内緒でどこをほっつき歩いてたの?」


イッセー「ぶ、部長…そ、それは…」


リアス「…今日はどうやってお仕置きしてあげようかしら」




イッセー「ぶ、部長!お許しをー」


リアス「嬉しそうな顔しないの。今日は全身の刑よ」


イッセー「いつも全身の気が…」


リアス「何か言ったかしら?」


イッセー「い、いえ…」


その日の夜遅くまでイッセーの部屋から笑い声は絶えなかった

183名無し:2013/09/23(月) 14:18:12 ID:wXStPcc20
翌日の放課後ー




イッセー「部活のない日なんて久々だなぁおい。今日は帰って…ん?」


イッセーが下駄箱を開けると一通の手紙があった


『兵頭一誠くん、ずっと前からあなたのことが気になってました。話があるので放課後、体育倉庫まで来てください』


イッセー「な、なんだと…これはまさかラブレター…てことは話とはつまり…しかも、体育倉庫だと!?」


イッセーは混乱しながら興奮していた


イッセー「待て待て、俺にはリアス部長という心に決めた人が…いやしかし、こんな状況はもう生涯味わえない…いや待て…」


イッセーは何回、いや、何十回葛藤したことかしれない。せっかくこんなことをしてくれたのだ。顔だけでも見に行こう…そう決意した




体育倉庫ー




イッセー「誰もいないのか?それにしてもくれーなー」

イッセーは体育倉庫で待つことにした。しかしそのときー


ガチャンっ


イッセー「っ!?扉が…」


???「待ってたよ?イッセーくん」


イッセー「そ、その声…」


イッセーは忘れもしない声だった


夕麻「イッセーくん、おっひさ〜♪元気だった?」


イッセー「ゆ、夕麻…ちゃん」

184名無し:2013/09/23(月) 14:19:44 ID:wXStPcc20
天野夕麻−イッセーの初恋の人で初めての恋人だ。しかしその正体は人間に扮した堕天使・レイナーレだった。イッセーは他でもない彼女に殺され、そして彼女もまたイッセーとリアスによって死んだはずだった



イッセー「な、なんでお前が…」


夕麻「なんでだと思うー?」


夕麻は堕天使だが今回は天野夕麻でいる。胸の谷間や臍が見える薄い肌着にショートパンツといった少し過激な格好だ。しかし重度のスケベなイッセーでさえもそんなことはどうでもよかった。死んだはずの彼女が…自分の命をかつて奪った彼女がそこにいる。イッセーは震えていた


夕麻「あれ?どうしたの?イッセーくん、そんなに震えちゃって」


イッセー「く、来るんじゃねぇ!」


夕麻「そんな冷たいこと言わないでよ?また一緒に遊ぼ?」


夕麻は歩み寄ってくる


イッセー「く、来るんじゃねぇ!!」


夕麻「大丈夫。今日は前みたいにいきなり殺したりしないから。ちゃんと楽しいこともしてあげる」




イッセー「た、楽しいもクソもあるか!お前はもう一度ここで…」


イッセーの右腕が夕麻の顔面を攻撃する…が


夕麻「ふふ、せっかちね」


イッセー「は、はえぇ…」


イッセーは夕麻に攻撃をかわされ背後をとられる


夕麻「私は話し合いに来たのに…そっちがその気ならそれでもいいわよ?」


夕麻は服を脱ぎ捨て堕天使となった。その体を覆うボンテージはスタイルの良さを際立たせている

185名無し:2013/09/23(月) 14:22:23 ID:wXStPcc20
イッセー「レイナーレ…」

レイナーレ「ふふ、イッセーくんったら短気なんだから…」

イッセー「うっせぇ!なんでお前が生きてんだ!」

レイナーレ「さぁ?教えてあーげない笑」

イッセー「このやろー!」

レイナーレ「単調な動き…ふんっ!」

イッセー「ぐっ!」


レイナーレの蹴りがイッセーの腹にヒットする


イッセー「ぐあっ」

レイナーレ「ふふ、こうしてあげる」

イッセー「う、うおあー」

イッセーはレイナーレの呪術で空中にX字で拘束される


レイナーレ「どう?動けないでしょ?」

イッセー「く、くそっ」

レイナーレ「安心なさい?すぐには殺さないから…ふふ」

イッセー「くっ…」

レイナーレ「いいわ、教えてあげる。イッセーくん、私の胸を見てみなさい?」

イッセーはレイナーレの胸を見る

レイナーレ「どう?何か気づいた?」

イッセー「ひ、ひとまわり…大きくなってる」

レイナーレ「さっすがぁ♪私は堕天使長の力でよみがえったのよ」

イッセー「堕天使長?」

レイナーレ「そう。その名の通り、堕天使達を統べる絶対のお方よ?この成長した胸は私がよみがえった証…今ならあの悪魔の女よりも大きいわよ?」

イッセー「ぶ、部長より…」*

レイナーレ「私は蘇生と引き換えに忠誠を誓ったわ。今日はある任務を任されたの」

イッセー「任務だと!?」

レイナーレ「あなたの左腕…そのセイクリッドギアをいただきに来たのよ」

レイナーレはイッセーの近くでそう話す

イッセー「ブーステッドギアを?」

レイナーレ「あのお方がそれで何をするかはわからないわ。だけど私はあのお方の任を全うしなければならない…言うこと、聞いてくれるわよね?」

イッセー「ふざけんな!誰がお前らの…」

レイナーレ「あなたを串刺しにして腕を持っていくのは簡単だけど…生け捕りを命じられているからね。もっと残酷なことをしてあげる」

イッセー「なに!?」

レイナーレ「ドレス・ブレイク!」

イッセー「そ、それは…」

イッセーは服を引き裂かれる。ドレス・ブレイク…それはイッセーにのみ許された技のはずだが…

レイナーレ「堕天使長様からあなたの技は学んだわ。悪いけど使わせてもらったわよ?」

イッセーはパンツ1枚の格好にされる

186名無し:2013/09/23(月) 14:23:23 ID:wXStPcc20
イッセー「くっ、俺の技が…」




レイナーレ「これが今の実力差…どうかしら?おとなしくついてくるなら悪いようにはしないわ?」


イッセー「ふざけんな!誰がお前らに…」


レイナーレ「これでも同じことが言える〜?」


レイナーレはイッセーの背後に回り、胸を押しつける


レイナーレ「どう?柔らかいでしょ?私の胸…」


イッセー「い、一体何を…」


レイナーレ「もしあなたが堕天使長のもとへ来たら…私はあなたの部下になってあげる」


イッセー「な、何!?」


レイナーレ「上司であるあなたの命令ならこの身体…好きにしてくれていいわよー?」


イッセー「す、好きに…だと!?」


レイナーレ「えぇ…胸もお尻も…あそこも…揉み放題の舐め放題よ」


イッセー「な、なんだと!?」


レイナーレ「それだけじゃないわ?堕天使長のもとには私同様の堕天使がまだいるわ。集団プレイもありよ?」


イッセー「まじかよ…」


レイナーレ「しかもあなたは堕天使長に気に入られている。堕天使長のテクニックは究極よ?もちろん身体もね…」


イッセー「っ!?」


レイナーレ「男の子なら迷わずこっちにくるんだけどなぁ?」


レイナーレは甘い声でイッセーの身体をなぞる


イッセー「くっ……」


レイナーレ「どうかしら?この条件、のめる?」


イッセー「ふ、ふざけんな!俺は部長を…死んでも裏切らねぇ」


レイナーレ「ふふ、おバカさんね…じゃあ力ずくであなたを連れていくわ?」


レイナーレは指を蠢かす


イッセー「力ずく!?」


レイナーレ「お口で言ってわからないなら身体に語りかけてあげる。苦悶をもってしてね」


レイナーレはイッセーの身体をくすぐり始めた

187くすぐり好きの名無しさん:2013/09/24(火) 17:18:06 ID:C/T4TMUY0
バニーさんたちによるくすぐりギャンブルを待ち続ける

188くすぐり好きの名無しさん:2013/09/26(木) 03:59:00 ID:EmPb2SwA0
懐かしい・・・!
あの心理戦の行方どうなったんだろうか

189くすぐり好きの名無しさん:2013/09/26(木) 07:21:41 ID:qjtG1Z9I0
まぁのんびり待ちましょう。

俺はそよ風ストレージと三火の続きが読みたかった・・・!

190くすぐり好きの名無しさん:2013/09/29(日) 22:20:37 ID:PUkhuSnk0
昔ここに書いてたけどまた書こうかな・・・
随分離れてたから劣化してるかもだけど

191くすぐり好きの名無しさん:2013/09/30(月) 13:10:02 ID:CufR7BzU0
ぜひお願いします

192くすぐり好きの名無しさん:2013/10/02(水) 19:26:17 ID:rnXv/nhs0
どの作品の方だろう
気になる

193くすぐり好きの名無しさん:2013/10/04(金) 19:49:43 ID:gl4Num760
久々に書いてみました。誤字脱字あったらすいません。
あと他の作品と設定などが似ていたらもっとすいません・・・。


ここはティクル王国・・・。とある場所に存在する小さな国である。
この国は謎が多いが、「女性優位社会」であること、
そして、他の国にはない独特の風習が存在していることが分かっている。
だが同時に黒い噂も絶えない、記者が喜んで取材しそうな国なのだ。
そして本日、とある男がこの国にやって来た・・・。

男「ここがティクル王国か・・・。」

この男、実はとある出版社の記者であり、この国の実態を調べるためにやって来た。
この国は謎が多い。何故多いかと言うと、それは国外の者を歓迎していないためである。

男「ティクル王国・・・。美女が非常に多いことで有名で、少し前は人気ナンバー1の観光地だった・・・。
  しかし女性目当てのモラルの無い観光客が増え続け、いつしか国外の者の上陸を拒むようになった・・・か。」

そう、この国が謎だらけになってしまったのは、そういう背景があり、国の最近の情報が外に漏れないためである。
・・・では何故この男がティクル王国に来ているかと言うと・・・。

194くすぐり好きの名無しさん:2013/10/04(金) 19:52:09 ID:gl4Num760
〜〜〜回想〜〜〜

男「あれ?何だこの封筒は・・・?」

早朝の仕事に向かう前、男の家にとある封筒が届けられていた。

男「何々・・・?『ティクル王国への旅行券』だって・・・!?
  まさかそんなことが・・・!?」

旅行券に同封されていた手紙にはこう書かれていた。
『おめでとうございます。あなたは我がティクル王国へ訪れる権利を得ました。
 ティクル王国は諸事情により国外の方々の訪問を拒絶しておりましたが、
 我々が独自に調査・選定し、我が国に訪れるに足ると判断した方を
 ご招待する制度を導入いたしました。もしよろしければ、是非いらしてください。』

・・・仕事場・・・
編集長「でかしたぞ!この券は以前から都市伝説として囁かれていたんだ!
   本当にあったことだけでも特ダネなのに、その上謎だらけの国に潜り込めるとは!」
男「はぁ・・・。」
編集長「何しょぼい返事してんだ!今すぐ旅行の準備だ!お前はティクル王国に行って
    隅々まで、それこそ国の闇まで調査してこい!もちろんこっそりとバレないようにな!
    お前独身だから問題ないだろう!」

〜〜〜回想終わり〜〜〜

男「編集長も強引だなぁ・・・。まぁいっか。おかげで有休を消化できたし。
  さて、記者だってことを秘密にしつつ、観光を楽しもうかね・・・。」

男は小言を言いながら国の大きな門をくぐ・・・。

門番「あ、待ってください。ここでは身分証明を行います。」
男「あ、すいません・・・。」

門の前には小柄な少女が立っていた。とても流暢な日本語だ。そして何より・・・可愛かった。
年齢は分からないが、雰囲気的にまだ成人してはいないだろう。
服装は何とも言えない感じだった。メイド服をもっと地味にした感じだろうか?
男はじーっと見つめてくる少女の気を察し、パスポートと旅行券を見せた。

195くすぐり好きの名無しさん:2013/10/04(金) 19:54:06 ID:gl4Num760
門番「はい、ようこそティクル王国へ。歓迎いたします。では次に身体検査を行います。」

少女はただ淡々と業務をこなしているようだった。歓迎と言う割にはその表情に変化はない。
きっと真面目な子なんだなと思い、男は少女と共に前に進む。
ちなみに身体検査は予測済みだ。荷物は記者だとバレないように気を付けてある。

門番「では両手を上げてじっとしていてください。絶対に動かないでくださいね。
   もし大きく動いた場合、何かよからぬものを隠していると判断し帰ってもらいますので。」
男「あ、はい・・・。お願いします。」(やっぱ厳しいんだなぁ。まぁ怪しいものは持ってきてないし大丈夫だろう。)

男は言われた通りバンザイをし、少女は男の身体検査を淡々と行い始めた。

門番「なかなか立派な体を持ってますね。スポーツでもやっていましたか?」(ぺたぺた・・・)
男「あ、ええ・・・。学生の頃に少々・・・。」
門番「そうですか。思った通りです。」(さわさわ・・・)
男「んっく…。あ・・・あの・・・。」
門番「・・・何でしょうか?」(もみもみ・・・)
男「ちょっとあの・・・く・・・くすぐったいんですが・・・。」

気付けば少女は、男の服の中に手を入れ、わき腹を揉んだり背中を撫でたりしていた。
白くしなやかな指が男の体をなぞる度、思わず男は身をよじってしまう。

門番「我慢してください。身体検査中です。」(なでなで・・・)
男「そっそんな・・・うっくくっくぅ・・・!」
門番「全くひどくくすぐったがりですね。あ、それ以上動いちゃダメです。」(こしょこしょ・・・)
男「ちょっひひっ!?腋の下は・・・うぐひっ・・・!」
門番「それ以上腕を下げたら不適格と判断します。自国に帰りたいですか?」(こちょこちょこちょこちょ・・・)
男「うくひひっひぎひひひっ・・・!ちょっ完全にくすぐってっくひゅひっ!?」

少女は男の背中にぴったりと張り付き、がら空きの腋の下をくすぐってきた。
これが恐ろしくくすぐったい。あまりくすぐられたことのない男にとって耐えがたい感触であった。(残念なことに背中に柔らかい感触はほぼなかった)
だがこれはあくまで身体検査である。腕を下げたりその場から逃げたりしたらアウトになる。
男はただ、少女の指先が腋の下を蹂躙するのを我慢するしかなかった・・・。
・・・そんな状況が3分ほど続き・・・。

門番「体がぴくぴく震えていますが大丈夫ですか?もう少しで終わりなので頑張ってください。」(もみゅもみゅもみゅもみゅ・・・)
男「くくくひっひひひっ・・・!も・・・もうダメっ・・・!」
門番「全く大袈裟ですね。ちょっと身体検査をしているだけなのにそんなに顔を歪ませて・・・。
   ・・・はい、終了しました。お疲れ様です。」
男「ふひっはぁ・・・はぁ・・・。お・・・終わった・・・ふぅ・・・。」

ようやく魔の身体検査が終わった・・・。後半は明らかに検査とは言えなかったが・・・。

門番「あ、最後の確認を忘れてました。それっ。」(にぎっ)
男「!!!!!!?」

196くすぐり好きの名無しさん:2013/10/04(金) 19:55:25 ID:gl4Num760
不意打ちであった。何と少女は、何のためらいもなく、男の股間の棒を握ってきたのだ・・・。
くすぐりの刺激で無意識のうちに大きくなっていた棒は、少女の絶妙な握り具合でさらに膨張する。

男「ちょっえぇっ!?なっ何やって・・・!?」
門番「動かないでください。最終チェックです。」(ぎゅっ)
男「ひぎぃっ!?さ・・・最終チェックって・・・!」
門番「・・・はい。今度こそ終わりです。ご協力感謝します。」(ぱっ)

男は何が何だか分からず放心していた。一方少女は表情1つ変えずにいる。

男「な・・・何であんなことを・・・?」
門番「あなたが本当にこの国に入って大丈夫か確認するためです。」
男「それってどういう・・・?」
門番「ティクル王国には古来より『くすぐり』が文化として根付いています。
   学校でも『くすぐり学』という学科があるぐらいです。」
男「えっ何それ・・・?何でくすぐり・・・?」

少女はほんの少しだけムッとした顔をすると、不意に男の腹を撫でる。
男はビクッと体を震わし、恐る恐る少女を見た。

門番「いちいち口を挟まないでください。説明が終わりません。」
男「す・・・すいません・・・。」

仮にも観光客である自分に対して何という口の悪さだろうか。
だが、少女の子供とは思えない眼力に、男は大人しく黙る他なかった。

門番「さっきの検査はくすぐりに対する耐久力を測るためのものです。
   あの程度で参ってしまう方は、とてもこの国では過ごせないのでお帰りいただくのです。」
男「・・・・・・。」
門番「最後の確認は、くすぐったい感覚によってどれだけ興奮したかを調べるためのものです。
   最初から完全に勃起していた場合、性犯罪を犯す変態である可能性が高いのでお帰りいただいております。
   あなたは検査中大きな動きもありませんでしたし、勃起度も適正範囲内だったので合格という訳なのです。」
男「・・・・・・。」

不意にまた、少女の手が男のわき腹をくすぐる。男はまたもビクンと気持ち悪い反応をしてしまった。

門番「ちゃんと聞いていますか?返事ぐらいしたらどうでしょうか?」(もみもみ・・・)
男「ひひひっひっ・・・!だって口を挟むなって・・・。」
門番「まぁいいです。とにかくようこそ、ティクル王国へ。」(さわさわ・・・)
男「うぐひっ・・・!とっとりあえずっくひひっ手をどけて・・・ひひくっ・・・。」

・・・そんなこんなで、男はティクル王国への入国を許可された。
この国にどんな裏があるのか。男は嫌な予感を全身に感じながらも、ぐっと大地を踏みしめた・・・。

197くすぐり好きの名無しさん:2013/10/04(金) 19:59:49 ID:gl4Num760
男「・・・で、どうして君がいるんだ?」

男の横には、先ほどの門番少女が当たり前のように立っていた。
男が歩くと少女もその横をテクテク付いてくる。しかも服装はバスガイドみたいになっていた。
ミニスカで太股がちらちら目に入る・・・。こんなバスガイド実際にいないだろ・・・。
どうやら中途半端に他国の情報が入っているようである。

少女「私はあなたの門番であると同時にガイドさんなんです。」
男「ちょっと何言ってるか分からないんだが・・・。」
少女「あなたはこの国についてほとんど何も知らないでしょう。もし迷子になったり
   トラブルを起こしたりしたら大変です。なので、慈悲深い女王様が私を派遣し、
   選ばれた旅行客様をナビゲートするよう仕向けたのです。」
男「女王様が・・・?そんな大袈裟な・・・。」
少女「大袈裟ではありません。この国の国民は観光客に慣れておりませんので、
   1人でフラフラするのはとても危険なのです。確かに今回の行事に備えて
   観光客用の施設や催しは配備されていますが、それが国外のあなたのお気に召すかも
   分かりません。私を派遣した女王様の判断は極めて正しいと言えるでしょう。」

確かにその言い分は正しいかもしれないが、それはつまり、この子に見張られるということだ。
こっそりと色々調べる計画が一気に難しくなったと男は感じた。

男「・・・というか君、女王様の命令で派遣されたって・・・。実は結構偉かったり・・・?」
少女「当然です。私は城で働かせていただいている身ですから。優秀でなければ城でお勤めはできません。」
男「そ・・・そうなんだ・・・。」
少女「・・・信用していませんね?息ができなくなるまでくすぐってさしあげましょうか?」

少女は指をくねらせ男を見つめた。相変わらず無表情だが、よく見るとほのかに微笑を浮かべている気がした。
男はゾゾッと悪寒を感じたので、口だけでも信用していると言っておいた。

少女「・・・もういいです。それよりも前に進みましょう。真っ直ぐ行ってしばらくすれば
   あなたが宿泊する施設が見えてくるはずです。ご自分のペースでどうぞ。」
男「あ、ああ。分かったよ。適当に観光しながら向かうよ・・・。」

・・・かくして、男(と少女)のティクル王国探索が始まった。
果たして男は、記者としての目的を遂行できるだろうか・・・?

少女「あ、ちなみにこの国の観光はとてもくすぐったいので覚悟していてくださいね。
   身体検査ごときで悶えていたあなたに耐えられるか不安ですが。」

果たして男は無事に乗り切れるだろうか・・・?  完?続?


とりあえずここまでです。タイトルは「ティクル王国旅行記」ってとこでしょうか。
クールで何考えてるか分からない娘って素敵だなぁと思った結果がコレです。
暇な時に読んでくだされば幸いです。

198くすぐり好きの名無しさん:2013/10/04(金) 20:06:57 ID:wliHIrmg0
貧乳クールSは最高だぜ!
話が広がっていきそうで楽しみです。

199くすぐり好きの名無しさん:2013/10/04(金) 22:16:29 ID:.Zz1lyO.0
これからどんなトラブルに巻き込まれるのだろうか
期待してます!!

200くすぐり好きの名無しさん:2013/10/05(土) 00:52:11 ID:7IiB24SQ0
これは可愛いぞ
コスプレも楽しみだわww

201くすぐり好きの名無しさん:2013/10/06(日) 01:09:25 ID:N/LP.huw0
超GJ!
頼むからエターならないでくれ・・・
このまま常駐してくれると嬉しい。
昔の名無しさんみたいに常駐する人が少なくてf/m界隈に活気がなくなってさびC。

202くすぐり好きの名無しさん:2013/10/06(日) 13:13:26 ID:MKhN8JrA0
新作面白そうです*楽しみにしてます。
ハイスクールD×Dの作品も大好きです!レイナーレ再登場とか俺得なんで、頑張ってください*

203くすぐり好きの名無しさん:2013/10/07(月) 05:29:42 ID:usgKnQ3.0
「名無し」さんは自分で建てた専用スレ消費しようよ

204くすぐり好きの名無しさん:2013/10/07(月) 10:36:56 ID:p1FvM3J60
これ名無しさんか?
地の文ちゃんと書いてるし、語尾に♪とかついてないし、違う人だと思うけど……

205くすぐり好きの名無しさん:2013/10/11(金) 00:07:44 ID:7fECrS2M0
おお〜 ティクル王国編乙です

続き楽しみにしてます!

206くすぐり好きの名無しさん:2013/10/11(金) 17:25:48 ID:RCsUabUQ0
応援ありがとうございます(作者)。空いた時間に少しずつ書いているので期待せずにお待ちください。
ここで少し質問なのですが、SSは少し書く度に投稿するのと、前回のように
ある程度書き溜めてから一気に投稿するのとどっちがいいですかね?
個人的には後者の方が設定忘れなくて済むのでいいのですが・・・。

>>203
スレ立てたことないのでちょっとよく分からないですね・・・(無知)

207くすぐり好きの名無しさん:2013/10/11(金) 21:47:02 ID:pKCAWqqE0
あくまで個人的な好みで言えば、読むときはまとめて読みたい

だけど、別にやりやすいようにやるのがいいと思うよ

208くすぐり好きの名無しさん:2013/10/11(金) 23:17:52 ID:RCsUabUQ0
続きでございます。


現在午前10時頃。男は門を越え、ティクル王国の観光を開始していた。

男「まずはどこから回るか・・・。地図によるとこっちは居住区だし・・・。
  まだ飯には早いしなぁ・・・。」
少女「良ければ私がお勧めのスポットを案内いたしましょうか?
   観光のガイドも私の仕事ですので。」

・・・バスガイドのコスプレをした少女の提案に男が頷く。
男はこの国についてほとんど何も知らない。ここはお言葉に甘えておくべきだろう。
きっと効率よく名所を巡ることができるはずだ。

少女「まずは『マッサージ店』でたっぷりとオイルマッサージを受けてもらいます。
   その後は『笑顔足湯』で疲れを癒してですね・・・。」
男「やっぱりいいや。自分で決める。」
少女「ダメです。1度私に任せたのですから、大人しく案内されてください。」
男「いやいやだって・・・。今言ったどっちの場所も嫌な予感しかしない・・・し・・・!」
少女「私を信じてください。あなたなら私を信じてくれますよね?」(こちょ・・・さわ・・・)
男「ひひぃっ!!?そっそれはんそ・・・くひひっ・・・!」

少女はすかさず男のわき腹を指先で撫で回す。男はくすぐったさから逃れようとするが、
少女は動く男に合わせて巧みに立ち回るので全くの無駄であった。
腕をつかんで止めることもできたが、年下の少女に手を加えるのは何か気が引けたのでできなかった。
しかしそんなことはお構いなしに、少女は男の服の中に手を突っ込み肌を撫で回してきた・・・。

少女「ちょっと撫でてるだけなのにそんなにくすぐったいんですか?
   やっぱり男性という生き物はどの国でも情けないんですね・・・。」(すりすり・・・)
男「ぎゃははははっちょっまっ・・・!ひっひひひ・・・!
  てっ手袋がっふひっすべすべすぎ・・・くくっくひぃ・・・!」

そう、少女は今バスガイド的な服装な訳だが、その付属品なのか白い手袋を装備していた。
それが何ともすべすべとした摩擦の無い手袋であり、撫でられただけで身の毛がよだつほどくすぐったかった。

男「ひひひひっひひひひっ!ちょっもうっぎゃはははっ!」
少女「暴れないでください。まぁ暴れても無意味ですけど。」(ちょしょこしょ・・・)
男「あぎゃひひぃっ!?そこっそこだめっふひゃひひひひっ!
  もっもういい加減に・・・!」

男は遂に我慢できなくなり、少女のくすぐりを止めるべく腕につかみかかった。
しかし、少女は男の動きを読み、いともあっさりと回避し・・・。

少女「男性が女性に襲い掛かるなんて・・・。法律に違反していますよ。」(ドスッ)
男「うぐっ!?」

少女はあっという間に男の背後に回り、人差し指で男の背中を突いた。
すると男はたちまち力が抜け、その場にへたり込んでしまった。

男「・・・!?・・・え・・・?動けない・・・!?」(ぴくぴく・・・)
少女「私は城で特別な護身術と格闘術を学んでいます。
   今のは力が入らなくなるツボを突いたのです。」

どこの伝承者だとツッコミを入れたかったが、今はそれどころではない。
必死に起き上がろうとするが起きられない。全く力が入らないのである。

209くすぐり好きの名無しさん:2013/10/11(金) 23:19:35 ID:RCsUabUQ0
少女「一応言っておきますが、男が女を襲うことは重罪です。
   逮捕されて過酷な日々を過ごすことになりますよ?」
男「た・・・ただくすぐりを・・・止めようとした・・・だけなのに・・・。」
少女「それともう1つ。我が国では、くすぐりを2種類に分けています。
   1つは挨拶やスキンシップ、悪戯の時などに行う軽いくすぐり。
   もう1つは相手を笑わせることを目的とした本気の重いくすぐりです。
   そして、男性が前者の方のくすぐりを拒むことは法律違反になります。」
男「・・・・・・!?」
少女「我が国では女性が上位。男性にとって、女性に触ってもらえることは最大の名誉なのです(断定)。
   よって、男性は女性の軽いくすぐりは全て受けなくてはなりません。
   今回のあなたのように、静止のための反撃などもっての他。
   観光客でなければ1発で逮捕ですよ。」
男「り・・・理不尽過ぎる・・・。でも・・・本気のは受ける義理はないんだ・・・。」
少女「ええ。本気でくすぐる時に相手が無抵抗など興ざめですからね。
   思いっきり暴れているのを無理やりくすぐって悶絶させるのが楽しいんです。
   いやはや、さすが女王様は分かっておられる。」

ティクル王国・・・。何て恐ろしい国なんだ・・・。
話の続きを聞いたが、男が女をくすぐることはセクハラとして普通に罪になるらしい。
何という理不尽だろうか。女性優位としてもやり過ぎではないかと男は思った。

少女「さて、それで結局・・・。私に案内を任せてくれるんですか?」(お腹つつ〜・・・)
男「ひっひぃっ!?」
少女「動けるようになるまであと2〜3分。その間ずっとここで
   笑い続けるというのも案外楽しいかもしれませんね。」(太股なでなで・・・)
男「ひっ・・・!わ・・・分かった・・・。案内してくれ・・・。」
少女「・・・案内してください、お願いします。・・・ぐらい言えないのですか?」(腋の下こちょこちょ・・・)
男「あぎゃははははっちょっひひひぃぃぃ!!ふぐくくっわっわかっ!
  あんなっしてくだしゃははははっおねがいじまずふぐひひひひひっ!」
少女「・・・全く仕方のない方ですね。よく聞き取れませんでしたが、
   特別にちゃんと言えたということで許してあげましょう。」(しゅりしゅり・・・)
男「!!!!!?」

結局それから2〜3分近く体を撫でられ続け、
ようやく動けるようになった頃にはすでにヘロヘロであった・・・。

男「うっくぅ・・・。」(ぴくぴく)
少女「では参りましょうか。動けないあなたを引きずって行くこともできたのですが、
   仮にも女王が選んだ異国の観光客。傷を付ける訳にもいきませんので。」
男「ひぃ・・・あぁ、そう・・・。と言うか、女王が直々に選んだって・・・。どうしてオレ・・・?」
少女「それは女王に聞けばよいでしょう。城の見学ツアーの時に女王と謁見
   できますから、その時に質問をすればいいのです。」
男「城も見学できるのか・・・。ホント一部を除けばvip待遇だなぁ・・・。」
少女「まずは資料館でこの国の歴史を見てみましょう。その後は疲れた
   体をマッサージ店で癒し、我が国自慢の足湯で更にリフレッシュしてもらいます。
   という訳で急いでください。さっきので時間が無駄になりました。」

少女は男の背中をぐいぐい押し、男を急かす。
男は仕方ないので、少女の言う通り押される方角に歩き始めた。

少女「早くしないと日が暮れますよ。」(わき腹もみもみ・・・)
男「うぐひぃぃっ!!?」

少女は後ろからわき腹を揉みほぐし、男を更に急かす。
男は先ほどの話から振り払う訳にもいかず、少女の手から逃れるために
驚異的なスピードで早歩きをするのだった・・・。

続く・・・?

そのうち他のモブ国民も出てくるはず・・・(予定)。

210くすぐり好きの名無しさん:2013/10/12(土) 00:19:50 ID:C/emkXB20
続きキター
テクニシャン幼女はいつ見ても良いですね。
ペースについては個人的にはガンガン投稿してくれれば嬉しいです。
なので出来次第投稿してほしいですね。

211くすぐり好きの名無しさん:2013/10/12(土) 22:30:34 ID:XGzyMvA60
色々と(ある意味で)面白そうな施設がありますね!
他にも色々あったりするんでしょうかね?w
色々な施設などで、色々なシチュで女の子たちに思う存分くすぐらせてあげてください!w

個人的には少しづつ投稿していっていただけるのが希望ですが、そこら辺は作者さんの都合もあると思いますし、ご自由にどうぞ!
ともかく、良作乙です!

212くすぐり好きの名無しさん:2013/10/12(土) 23:52:14 ID:wCKxKtAE0
更新乙です!!
続き期待してます!

213くすぐり好きの名無しさん:2013/10/14(月) 11:10:31 ID:tqnflb1A0
くすぐりギャンブルの続きに期待しています!

214くすぐり好きの名無しさん:2013/10/14(月) 18:12:56 ID:NNAIlK6I0
むろみさんのくすぐり小説を書きたいと思ってるんだが、博多弁が…(泣)

215くすぐり好きの名無しさん:2013/10/14(月) 18:23:35 ID:aX4QLM.Q0
>>214
そんなあなたにちきゅうかんそくたい
クールロリの魅力たっぷり

216くすぐり好きの名無しさん:2013/10/14(月) 19:04:26 ID:NNAIlK6I0
>>215
しかしむろみさんにはリヴァイアさんという素晴らしい手袋キャラが…

217くすぐり好きの名無しさん:2013/10/18(金) 20:53:36 ID:Sic2a5bw0
ペトラァァァァァ!!!

218くすぐり好きの名無しさん:2013/10/19(土) 15:08:17 ID:g.K7waxw0
くすぐりアルバイトの女子中学生バージョンも期待してます

219くすぐり好きの名無しさん:2013/10/23(水) 22:24:34 ID:gY.hlqzw0
男勝りで活発な感じの娘にくすぐられたい
といいつつも、乙女な一面があったりするとなお良い
イメージは魔理沙とか

220くすぐり好きの名無しさん:2013/10/24(木) 00:17:06 ID:aTlvl.wU0
>>219
f/mじゃないけど「わきは効かないと自慢する霊夢」で
魔理沙のくすぐりを見れるぞよ
何故かコメは荒れてるけど消せば問題無し

221くすぐり好きの名無しさん:2013/10/24(木) 09:03:01 ID:feSMf4i20
>>220
あの動画が、くすぐられているのが男の子だったらと何度思ったことか……
ともかく、魔理沙なら結構楽しげにくすぐってきそう
「こちょこちょこちょ〜! あ、動いたら罰ゲームだぜ!」みたいな

222くすぐり好きの名無しさん:2013/10/24(木) 18:35:56 ID:aTlvl.wU0
>>221
そんな感じの画像がピクシブにあった気がする
男が魔理沙と咲夜にくすぐられてるの
探してみては?

223くすぐり好きの名無しさん:2013/10/24(木) 22:39:22 ID:znUgNgZ20
小説の更新滞ってるなー
打ち切り?

224くすぐり好きの名無しさん:2013/10/24(木) 23:13:37 ID:ZxY/ctUs0
禁書の続きを見たい

225くすぐり好きの名無しさん:2013/10/25(金) 16:49:07 ID:h4/aBIc60
>>223
ヒント:ポケモンXY・モンハン4発売

226くすぐり好きの名無しさん:2013/10/25(金) 18:14:06 ID:YssDCtgY0
>>224

スマンそれ書いたの自分です。
読みたいと言ってくれる人がいるとは

227くすぐり好きの名無しさん:2013/10/27(日) 17:09:00 ID:h/UV8SPE0
更新キボンヌ

228くすぐり好きの名無しさん:2013/10/29(火) 13:12:06 ID:O5uh60CA0
>>226
お時間があるときにぜひともお願いします(__)

229くすぐり好きの名無しさん:2013/10/30(水) 23:49:56 ID:700xgdSI0
 こんばんは。ハロウィンのダークでホットな雰囲気が大好きな人です。

 魔が差して書きました。息抜き程度の超短作品ですので、お気軽な感じで。どうぞ。



 〜・〜・〜
Title:かぼちゃ魔法使い《ポポタ》


 お邪魔しま〜っす! Trick or Treat!

 あっはは! 驚いた?
 そりゃ驚くよね〜? 突然、窓から可愛い、こ〜んな可愛い女の子が入って来たんだから!


 はい、初めましてっ。魔法使いのポポタです!
 今日は、お化けひしめくAll Hallow's Eve! 私も、この日を機会に人間たちとコミュニケーションを取りに来たわけっ。

 ふふっ、可愛いでしょ?
 かぼちゃ色のさらさらロングヘアに、星色お目目っ。この大っきなとんがり帽子とミニスカローブは、婆っちゃが縫ってくれた特製なんだからっ。ほらほら、裏地のオレンジ、かぁいいでしょっ!

 さぁさぁ、ぼさっとしてないでっ。
 Trick or Treat! お菓子をくれないと、悪戯しちゃうぞ!


 っとぉ思ったけど、やっぱりお菓子いらないや。


 そ、の、代、わ、りぃ……悪戯させろぉっ!!

    -(\(*゚∀゚))  <よっひゃぁあ〜〜っ!!
   -  >   /
  -  / /ヽ_/
   - `´

230くすぐり好きの名無しさん:2013/10/30(水) 23:51:13 ID:700xgdSI0
 っふふ〜。こぉ〜んな可愛くてちっちゃくて可愛いくて可愛い女の子に簡単に組み伏せられて馬乗りされちゃうなんて、貴方情けないねぇ〜?
 それじゃ早速、悪戯いくよぉ?

 それっ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょぉっ。

 あっはは、良い反応! 腋の下、そんなにくすぐったい?
 ほらほらぁ、どんどん行くよぉ?

 こしょこしょこしょこしょっ、さわさわさわ、こちょこちょこちょこちょっ!

 くっふふっ。私の指、細くて小さくて可愛いでしょ? その小さな指で、こそこそされちゃうの、凄く変な感じだよね〜?

 こちょこちょこちょこちょ、こちょこちょこちょぉっ。かりかりかりかり、かりかりかりかりかりっ!


 ねぇねぇ? くすぐったい? くすぐったい?
 くすぐったいよねぇ? 息苦しいよねぇ?

 ……でも、止めて欲しくないよねぇ?


 私、分かってるんだよぉ……? 貴方のおちんちん、さっきから私のお尻にごりごり当たってるんだけどぉ……っ。

 くすくすっ。可愛くてちっちゃくて可愛い女の子にこちょこちょされて、勃っちゃった? ねぇ、勃っちゃったぁ?


 ふふふふっ。変態さんには、悪戯なんかしてあげませぇ〜ん。

 その代わり、お仕置きだぁっ!
 服の中に手ぇ突っ込んで、腋の下を直接っ。
 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉっ! かりかりかりかりかりかりかりかりっ! こしょこしょこしょこしょっ、さわさわさわ、こちょこちょこちょこちょこちょっ!

 あっははは! おちんちんがびくびくしてる〜! そんなに気持ち良い? こちょこちょ気持ち良い〜?

 だったらほぉらっ、もっともっとっ!
 こちょこちょこちょこちょこちょっ! かりかりかりかりかりっ! くりくりくり、さわさわさわさわぁ……! こちょこちょこちょこちょっ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!

 ほらほらぁ、もっと笑って、もっと気持ち良くなってぇ!
 かぁいい女の子に馬乗りにされて、腋の下をこちょこちょされて、気持ち良くなっちゃってぇ!

 こちょこちょこちょっ、くりくりくりっ、かりかりかりかりかりかりっ! こしょこしょこしょ、さわさわさわさわぁ……っ。がりっ! がりがりがりがりっ! こちょこちょこちょこちょこちょっ、がりがりがりがりがりがりがりっ!!



 あっはは、あ〜楽しい……っ!

 ちょっと休憩っ! あ、戸棚のお菓子貰うねー。


 ……ふふっ、まだ足りない?

 もっともっと、腋の下。ううん、お腹も、足の裏も。太ももも腰も背中も胸も。……それと、そぉんなに固くしちゃってるおちんちんも。
 こちょこちょされたいよねぇ……?


 っふふっ! ご安心遊ばせ!

 実はぁ〜、友達沢山呼んじゃいましたっ!

 今すぐ、この部屋にみ〜んな来るよ? みんなみ〜んな、私程じゃあないけどっ、ちっちゃくて可愛い女の子っ。
 それで、み〜んなで、貴方の身体をこちょこちょしちゃうんだ。腋の下も、お腹も、足の裏も太ももも腰も背中も胸も。おちんちんもね……っ。

 そしたら、貴方とってもとぉってもくすぐったいよねぇ。気持ち良いよねぇ。
 もしかしたら、壊れちゃうぐらい……。

 ふふっ。それはそれで、幸せかもね……?


 あっはは! だぁめっ、逃さないよっ!

 さぁ、休憩終わりっ!
 友達が集まるまで、もうちょっとだけ、二人っきりで遊ぼうよぉ……っ。


 そぉれっ! こちょこちょこちょこちょっ、こちょこちょこちょこちょこちょっ! さわさわさわぁ、こしょこしょこしょこしょ……。かりかりっ! かりかりかりかり、がりがりがりがりがりっ!! こちょこちょこちょ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ! こちょこちょこちょ。こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!!


 〜・〜・〜

 以上、案の定続きません。
 それでは皆さま、愉快なハロウィンをお過ごしください。

231くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:03:36 ID:7081Z2hY0
ハロウィン短編楽しませていただきました。
水野の学園生活を書いた者です。放置はしてますが、放棄はしてません。ただ今修行中ですので更新は今しばらくお待ちください。
で、修行の成果としてハロウィンプレゼントを作ってきました。やはりくすぐり好きとしてこのイベントは欠かせませんよね。
ちょっと間に合わなかった分は、連休開けて次の土曜までには、必ず。

232くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:04:19 ID:7081Z2hY0
 このアパートに住む青年だって、不思議に思わなかった訳じゃない。
 左隣の奥さんには腕の代わりに翼が生えていて、パートの出勤時間である九時前になると、ベランダから清々しい羽ばたきの音が聞こえること。そしてふと窓ガラスを見上げれば、既に遠く小さくなったシルエットが青空へと吸い込まれていくこと。
 右隣のスチールドアを凝視すれば、ノブにはヌラヌラとした粘液が常に付着していること。
 高い所が好きなのだと話していた元気溌剌とした少女は、しょっちゅう屋上(立ち入り禁止)へと無断侵入していること。その黒髪からは可愛らしい猫耳が生えていること。
 他にもやたらとニンニク料理と銀色のモノを嫌う壮年男性(最近十字架を克服したと誇らしそうに報告してきた)。体が半透明で青白いOL。掌サイズの幼い少女。等々、個性豊かな住人が勢揃いしていることに。

「まあ、誰だって人とは違うことの一つや二つ持ってるさ」

 しかし青年は一言でこれらの怪異を片付けてしまう、元来能天気な性格であることもあり、深いことを考えるのが苦手だからでもある。思考を巡らすよりも、頭を空っぽにして楽しむ方が性に合う。そんな彼だから、本日のハロウィンの準備も勿論万全であった。

233くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:05:03 ID:7081Z2hY0
 夜。ノックの音が聞こえる。元気の良い跳ねるような響きは、きっと子供が叩いているからだろう。市販ではなく、わざわざ手作りしたお菓子を袋に詰めて、青年は扉を開ける。

「「トリック、オア、トリート!」」 「メリークリスマスー」

 綺麗に揃った二つの声と、季節外れのおっとりボイスが一つ。見れば三人の可愛らしい少女たちが眩い笑顔をこちらに向けていた。

「あれだけ練習したのになんで失敗するのよ!」

猫耳少女のミイナが拳を振り上げ、優美の蒼い髪をポカリと叩く。

「えっ、えっ? 今日って十二月だよねー? ねっ、お兄ちゃん」

「いや、十月三十一日だよ」

「あ、そうなんだ。えへへ、失敗しちゃったー」

 プ二プ二とした肢体に密着するスクール水着を揺らして、照れたようにもじもじする優美。仮装についてもどこか思い違いをしているようである。

「お菓子……」

 あくまでもマイペースで、囁くように貰うべき物を請求したのはセリカ。艶やかな緑色のロングヘアや、この年にして大人顔負けに実った巨乳も人目を惹くが、何よりも特徴的なのは袖口から溢れる翼である。

「そうだよ! お菓子をくれないと悪戯しちゃうんだから!」

「お兄ちゃんをいーっぱいいぢめちゃうよー。ふふっ」

セリカの言葉を契機にして三人娘は本来の目的を思い出し、口々にトリートを要求する。

「はいはい。ちゃんと用意してあるから」

 一番近くに寄ってきたハーピィ娘へと菓子袋を渡す。セリカは両翼を器用に使ってそれを受け取ると、大切そうに胸に抱いた。筆で刷いたように頬や首筋に朱が浮いて、「お兄ちゃんからのプレゼント……」と愛らしい笑みを描いた唇が呟く。

「ミイナにもちょーだいっ!」

「私も欲しいなー」

押し寄せ、手を伸ばしてくる残り二人の猫娘と蒼髪娘。

「さっきのが三人分だよ。仲良く分けてね」

 お菓子の量は三人で分け、さらにそれぞれの家族で分かち合っても十分過ぎる。それなのに少女達からは次々と不満の声が噴出した。

「ミイナの分は無いの!?」

「ひいきだよー。胸の大きさで差別しちゃダメなんだよー」

「え? だからその袋を三人で分ければ」

「違うの! セリナが一度受け取ったからには、それはもうセリナのものなのっ! 別々に受け取るのがハロウィンのルールなのに」

「決まりを破ったら、パパとママに怒られちゃう」

 やたらと厳格である。しかしそうは言っても無いものは無いのだ。戸棚からかき集めれば二人分になるか、新しく買ってくるべきか考えていると。

「ま、しょーがないか」

 ミイナが諦めたように言った。我がまま気ままな猫娘だと思っていたが、案外素直な一面もあるのだなと、青年は感心した。

234くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:06:37 ID:7081Z2hY0
「仕方ないよー」

「うん。ごめんね。次からは気をつけるよ」

「しかたないから、悪戯だねっ!」

「ふふふっ。本当はトリックの方もやってみたかったんだー」

「!?」

 妖しい表情を浮かべ、手をワキワキさせながらにじり寄る優美とミイナ。何やらただならぬ悪寒が脊髄を駆けて、青年は一歩、また一歩と見えない手に圧されたように後ずさった。
 優美のぷっくらリップが上下に裂け、舌肉が複雑に絡まった音を編む。危険な雰囲気にドロドロと溶けてゆくその響きの、最後だけをヒトである青年は聞き取れた。

「ハロウィンの魔法。カボチャ蔦の拘束」

 グイ、と襟首を引く力。
 同時に風のような感覚が全身を横切り、一瞬後に冷たい空気が肌に触れる。服を裂かれた! と気付いた時には姿勢を崩され、背中から廊下にビタンと叩きつけられていた。けれど加減はされていたらしく、痛みは小さく、切れ味も鈍い。おかげで青年はすぐに自分の置かれた状況を把握することができた。

「な、何だコレ」

 廊下から突如として生えた四本の蔓に、青年の四肢はX字拘束されていた。おまけにパンツ一丁の半裸姿という、美少女三人の前に晒すには忍びない、恥ずかし過ぎる格好である。

「お菓子をくれない意地悪お兄ちゃんには、悪戯をしちゃいまーす!」

 おどけた調子で宣言するミイナ。剥かれた腹部にむっちりとした尻肉を乗せて、小悪魔みたいなツリ目で見下ろしてくる。彼女は黒色で統一したミニスカートとキャミソールを着用していて、大胆に露出した太ももや腋の白肌につい視線を誘われてしまった。胸はセリナと比べれば劣るが、それでも林檎を二つ詰め込んだような乳肉は迫力満点。見る者を突き飛ばしそうに黒布を押し上げている。
 そんなエッチな視覚情報は密着しているショーツの肌触り、さらには布地から滲む温かみと柔らかさで存在を主張する媚肉の肉感触と相まって、心臓が逃げ出しそうなくらいに動悸してしまう。全身に滾る血を送ってしまう。

「今からするのはねー、すっごく擽ったい悪戯だよー」

 ドギマギしている青年に、フワフワとした優美の笑顔が上から迫る。いつもはおっとりとした美少女なのだが、完全拘束された状態ということもあり、また魔法の力を示された驚きもあり、なんだか小動物が捕食者に対して感じるような恐怖を覚えてしまう。垂れてくる蒼髪はまるで獲物を求めて揺れる触手の群れだ。そのロングヘアよりも深い蒼、紺色に近い色をしたスクール水着はサイズが小さいのだろうか。柔らかな牝肉のあちこちを食んで、布と雪肌の境目が健康的な薄ピンクに染まっていた。

「くすぐったい悪戯?」

 理解が追い付かず、おうむ返しに尋ねる青年。

「こうやって……ふふ、こうすればお兄ちゃんでも何するか分かるよねー」

 ムニィ、と股布越しの媚肉を躊躇なく右足首に乗せるスク水少女。守るべき靴下を布きれへと変えられ、素肌を晒してしまっている足裏へと指が接近する。床に両手足を広げて寝転がる姿勢を強要されているため、青年からはその情景は見えない。しかし薄紙一枚の距離で五指を蠢かせられると、敏感な神経は空気の動きや熱でそれを悟った。
 同時に黒猫少女の両手が脇の下へと差し込まれ、そしてようやく青年は察する。

「まさか……」

235くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:07:15 ID:7081Z2hY0
「くすぐりの刑、開始ぃー!」

「こちょこちょこちょー♪」

 高らかな宣告に、可愛らしく歌うような声が覆い被さった。
 そして両腋と右足裏に添えられた白魚のような指が、いきなり電池を入れたように蠢動し始める。まるで電撃のように苛烈なくすぐったさ。神経を炙られているような刺激。たちまち悲鳴にも似た笑い声を搾り出されてしまうが、そんな叫びにも少女たちが怯む様子はない。むしろひどく愉快そうに、アパートの外にある遊具を満喫するのと同じ顔をして、二人の悪戯少女は蔓拘束されたままもがき苦しむ青年の体躯を乗りこなしている。

「あははっ。腋毛ジョリジョリしてるっ! ねぇお兄ちゃん、擽ったい?  腋の窪みをこんな風に指で引っかかれると、苦しい?」

「苦しくなんてないと思うよー。こんなに素敵な笑顔をしてるんだもん。もーっとコチョコチョして欲しいってことだよねー。ほら、足の裏をさわさわー」

 まだ二人とも中学生くらいの年齢であり、女らしく発育しながらも幼さが仄かに匂い立つ容姿である。精神もまだ同じく成熟しておらず、従って青年がどれだけ狂うような擽ったさに悶絶しても、まずは自分の楽しさを優先するのだ。
 無邪気故の残酷極まる指くすぐり責め。「こちょこちょー!」と歌う声は飴玉を転がしたように甘ったるいが、プ二プ二としたおててから送り込まれる感覚は壮絶そのもの。まるで本当の拷問みたいだった。身動きできない状態で無数の蜘蛛に腋を、足裏を這われるようなこの感覚は、幼いころ経験した同級生の女の子からのこそばし攻撃なんかとは次元が違う。
 ちょっと長くて、でも綺麗に手入れされたミイナの爪は、今は恐るべき拷問器具となって脇下の柔肉を掘り返している。ボソボソとした毛ごと蹂躙され、一番敏感な窪みを徹底して苛められ、しかもその激感に左右両方から挟まれているのだからたまらない。

「ふひゃはははっ! やめてーっ!」

「やめてー、だって。女の子みたい。可愛いっ!」

情けない顔を、声を、全てミイナの嗜虐的な瞳で視姦される。それすらも何だかゾクゾクした感覚となって背筋を擽った。

「土踏まずとかー、足の甲とかー、すっごく効いちゃうんだねー。あ、親指の付け根はどうかな、拇指球って言うんだけど……わっ! こっちも敏感だー」

 股布から零れんばかりの鼠径部の肉と、ムチムチと肉感的な太ももで足首はサンドされている。そして少女の股座から無防備に生えた足裏を、少女の細い指が玩具にするのだ。鋭敏過ぎる土踏まずを指の腹でコショコショなぞってみたり、人差し指で爪先から踵までスウと線を引いてみたり、足指の付け根を爪でカリカリと弄ったり、責め方も責める場所も実に多様だ。

「指が踊ってるみたいー。そんなにくすぐったいんだ?」

 そうだ。もう我慢できない。止めてくれ!
 必至にそうやって哀訴した所で、嗜虐少女たちは取り合ってくれなかった。

「だってお兄ちゃん笑ってるよねー? 笑ってるってことは、楽しいんだよねー? だったらお望み通りたっぷりこちょこちょの刑にしてあげるー。ふふっ、嬉しいでしょ」

「これは悪戯なんだよ? お菓子をくれなかった罰なんだよ。なのに楽しいんだ。年下の女の子に苛められて喜ぶなんて変態さんなんだねっ!」

「変態さんと言えばー、さっきから私のエッチな所に足首がグイグイ押し付けられてるんだよね」

「中学生にこちょこちょされただけで発情しちゃってるんだ。ミイナ知ってるよ、こういうのって、ロリコンとか、マゾとか呼ぶんだよ」

236くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:07:46 ID:7081Z2hY0
 自分から押し倒し、蔓で拘束している癖に、好き勝手に言葉責めする猫耳娘と蒼髪娘。
 どう弁解すればこの発狂しそうな擽り責め苦が伝わり、喜んでなどいないことを分かってもらえるのだろうか。煩悶する青年は、しかしまた激しさを増した指の蠢きによって、すぐさま笑い肉人形へと成り果ててしまう。「お菓子をくれなかったから悪戯」というだけだったはずなのに、いつの間にか罪状に「ロリコン」「変態」「脚をお×んこに当ててる」「胸をチラチラ見てる」などが追加されていく。裁判官もお仕置きの執行官も美少女二人組が担当。青年はただただ、抗議することも許されず悶絶して笑い続けることしかできなかった。

「エッチなお兄ちゃんには罰としてくすぐりだよっ!」

「でもそしたらまた笑って喜んじゃってー、罰で喜ぶなんて『ヘンタイドエム』だからさらにこちょこちょの刑追加だからー、終わらないねー。うふふっ、いつまでも足の裏を苛めてあげられるなんて素敵だね」

 いったい何時までこの責めが続くのだろうか。
 苦悶する青年とは対照的に、ミイナも優美も飽きもせず囚われた雄をくすぐり嬲ることにご執心である。猫耳がピンと張っているのはミイナがご機嫌なサイン。可愛らしいクスクス笑いを呟くのは、優美の気分が乗っているサインだ。長い近所付き合いをしていた青年には分かる。こうなると二人とも滅多なことでは遊びを止めたりしない。
 長時間のこちょこちょ攻撃で煮込まれた肌は、蕩けてしまったように汗で濡れ、上気している。ほとんど剥き出しにされたような神経を、滑りの良くなった五指で弄ばれ、延々とくすぐられ続けるのだ。少女たちもまた程よい運動で玉の汗を纏い、若い牝特有の甘酸っぱく蒸れた匂いが青年へと降り注いでいた。
 ミイナの両脇に差し込まれた手がたまらなくくすぐったい。腋の窪みを指でホジホジされ、爪でカリカリされるだけで、発狂しそうになってしまう。優美から送り込まれる刺激も負けていない。足裏という、他人に触れられることの少ない敏感肌を、永遠とも思えるほどの時間こちょこちょで責められるのはもう拷問そのものだった。逃げたいのに、たったの一秒だって我慢できないのに、手足に巻き付いた蔓がそれを許してくれない。強制的に悶笑させられ続け、肺から酸素をありったけ搾られてしまう。酸欠で頭に霞がかかり始めてくる。

「お兄ちゃん顔凄いよ? やっぱり腋が効いてるんだ」

「えー、足の裏が一番だよー」

「じゃあどっちが笑わせられるか勝負だねっ! ほらっ、お兄ちゃん! ミイナのこちょこちょが一番くすぐったいって認めちゃいなさい!」

「こしょこしょこしょー♪ 私の指がたまらないよねー。最高にこちょばいんだよねー? ほらほらぁ、土踏まずを集中して苛めちゃうよぉ。カリカリー♪」

 比較なんてできるはずもない。
 あまりの強烈さに脳が麻痺している。麻薬でも打たれたみたいに、思考を放棄してただ圧倒的なくすぐったさの波に翻弄され、受け入れることしかできない。
 そんな状態に三十分は晒されていただろうか。体感的には丸一日でも責められていた気分だが、とにかくようやく二人が止めた時には青年は息も絶え絶え。幼子に散々玩具にされ、壊れて捨てられた人形のような有様であった。
 いや、飽きられたドールならまだマシだ。後は心安らかに朽ちてゆけるのだから。けれど二人の美少女はまだまだ拘束された雄肉体を嬲ることへの興味を失っておらず、「くすぐり」という遊びは玩具人形である青年を壊すことは決してないのだから。

「あー楽しいっ。セリナちゃんもこっち来てお兄ちゃんをこちょこちょの刑にしようよ」

「一緒にあそぼーっ」

 ひとまず一段落となった状況で、今まで空気だったハーピィ少女に白羽の矢が立つ。

「で、でも、私はお菓子貰えた……。くすぐる理由、ないよ?」

 心優しい巨乳少女は戸惑った。とは言え大好きな青年をくすぐり責めにすることへの興味は隠せないらしく、新雪と同じ白色をした頬には、苺シロップを垂らしたような薄紅色に染まっている。お菓子袋を抱えたまま肉付きの良い肢体はモジモジ。愛情と好奇心の板挟みだ。

「お礼ってことにすればいいよ。その羽で優しくこしょこしょーってしてあげたら、きっとお兄ちゃんも喜んでくれると思うな」

「そうだよー。お兄ちゃんはドエムでロリコンでヘンタイさんだから、胸のおっきなセリナちゃんにくすぐってもらえたら嬉しいと思うよー」

 黒猫娘と蒼髪娘がハーピィ娘を焚き付け、それは見事に功を奏した。

「……じゃあ、私も『悪戯』するね?」

237くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:08:28 ID:7081Z2hY0
 その言葉と同時にバサリ、と服を脱ぐ少女。空を翔ける時、つまり羽を使う時、彼女の家族は服を脱ぐ必要があるらしい。母親は遥か上空を飛び、人目のない場所に着地してから衣服を着なおすらしいが、父親はその辺りうっかりしていて警察のお世話になったこともあるとかないとか。
 D、いやEはあるだろうか。
 プルルンっ! と女子中学生にしては豊満すぎる脂肪球がまろびでて、空気を弾き飛ばす。まるで巨大なミルクの塊のようなそれは、近付いてくる歩みに合わせて波打ち、視覚に瑞々しい弾力と柔らかさを訴えてきた。おかげで上手く空が飛べないと愚痴るセリナの巨乳は、ブラがあると苦しいからという理由で休日は下着布から解放されている。したがって思わず胸元へ吸い寄せられた視線は、露わになった濃い桃色の媚突へとついつい絡んでしまい。

「あーっ! やっぱりセリナちゃんのおっぱい見てるよ!」

「これはまだこちょこちょお仕置きが足りないみたいだねー」

 二人の嗜虐娘に恰好の口実を与えてしまう。

「あ、いや、これは違って」

「お兄ちゃん。エッチ……お菓子をくれた『お礼』いっぱいあげる」

 赤面しながらも妖しい笑みを浮かべるハーピィ娘。
 彼女が服を脱いだということは、羽を使うということ。そして屋内で、この状況での翼の用途は飛ぶことではないだろう。導かれる結論はただ一つ。

「セリナちゃんの羽擽り責め、きっと最高にくすぐったくて気持ちいいよっ!」

「よかったねーお兄ちゃん」

 覚悟はしていたが、改めて言葉にし、現実として直面せざるを得なくされると恐怖にガタガタと震えてしまう。気分はまるで、オバケに囲まれた幼い子供。いや、ハロウィンでお菓子が足りない罰といてモンスター娘達にくすぐり責めにされているのだから、あながちこの比喩は間違いではないのかもしれない。

「安心して……」

 母性すら香る仕草で、怯える青年の頭の方へと横座りになるセリナ。そっとその可憐な両翼で青年の頭を抱えると、魅惑の太ももに優しく乗せ、膝枕の体勢にしてくれた。右に流した素足は程よく脂肪が付きながらも、足首の辺りは絞られたように引き締まっている。けれど青年はついその反対、後頭部に感じるプ二プ二太ももからさらに奥、淡い恥毛が張り付いた三角地帯を意識して動悸が早くなってしまう。地獄の責め苦のようであった擽りの刑に再びかけられようとしているのだ。それにも拘わらず色仕掛けで簡単にデレデレしてしまうのだから、男というものは単純なものである。

「お兄ちゃんのお菓子、あれ、手作りだよね……嬉しい」

 にっこり笑った唇には、妖艶さがちょこんと乗っかっていた。そして表情を伺うにはセリナを見上げる必要があり、必然的に肉峰が大迫力で視界を覆うことになる。今更ながらお腹と足首に乗ったエッチ肉の感触までも意識してしまって、自分の置かれた状況に惑乱する。いったいどうして可愛い女の子三人に囲まれ、くすぐり玩具にされるハメになったのか。ハロウィンのお菓子はちゃんと準備していたというのに、だ。この世の理不尽さに思いを馳せていると。
 ムニュリッ!
 
「わっ、うぷっ!」

 セリナが上半身を前傾させる。視界が暗くなったと思った瞬間にはもう、顔を乳肉の大質量に埋めさせられてしまっていた。頬や額など、あらゆる箇所がおっぱいに圧し掛かられる。つきたてお餅みたいな重みと熱。あまりの息苦しさに呼吸を荒くすれば、濃密なホットミルクにも似た牝の芳香が鼻腔を膨らませ、肺まで犯し尽くす。
 溺れてしまう! そんな生命の危機すら覚えたその刹那、まるで示し合わせたかのようにさらなる追撃が無防備な肉体へと加えられた。
 サワサワサワァッ……!
 こちょこちょこちょっ!
 カリカリ、カリカリカリッ!

 足裏、お腹、そして上半身全体に、多種多様なくすぐったさが襲い掛かる。
 ハーピィ娘の無数の羽が肌をソフトタッチで擦り、悶絶するとまではいかない、けれどじっと身動きせずに耐えることも絶妙な責めを展開する。普段ならば軽く身震いする程度の刺激だが、長きに渡るくすぐりは神経を逆剥けみたいに敏感にしてしまい、その一本一本に至るまでを翼でこしょこしょと苛められるのはおぞましいまでの拷問であった。

「むぷっ、あはははっ! わぷぷっ!」

「お兄ちゃん、私の羽、気持ちいい? こそばい? それとも……どっちも?」

238くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:09:47 ID:7081Z2hY0
 巨乳で口を塞がれて答えられないのを知った上で、セリナはそんな質問を投げかけてくる。いや、これは返事ができないどころの問題ではない。熱くて良い匂いのする軟体は、どれだけ暴れてもその抵抗を柔らかく肉の内へと吸収してしまう。これでは空気を吸う隙間すら確保することができない。かろうじて淫気に汚染された乳芳香を啜り、生き延びるのがやっとである。なのに。

「首筋も、腋も、胸も、全部羽でサワサワしてあげる……」

 文字通りのフェザータッチで、セリナは青年を容赦なく悶絶させ、酸素を消費させるのだ。鈴生りになった羽の群れは、宣言した通り肌の至る所をくすぐり尽くす。首筋を撫でられ、乳首の先を軽く摩擦され、腋の窪みを丹念に、いやらしくお掃除される。指とは違ってあくまでも優しく、性感混じりのこそばゆさ。それ故に心の底から拒絶し切ることができない。もしこの羽責めだけをされていたのであれば、青年はこの感覚に耽溺し、受け入れててしまっていただろう。
 しかしおっぱい窒息の苦しみが、ともすれば夢見心地になりそうな意識を現実へと引き戻す。悪戯は決してエッチで甘ったるいだけではなく、三人娘に束になって擽りの刑にかけられるのは精神が崩壊しそうになった。手足が自由になりさえすれば今すぐにでも暴れて逃げ出しているだろう。ほんの一瞬でさえも堪えることなんてできないだろう。人間には不可能なレベルの我慢を強いるカボチャの蔓が恨めしかった。

「っあん! これ、私の胸にも翼が当たって……んっ、変な気分になっちゃう」

 艶めかしいセリナの囁きが鼓膜にヌルリと侵入し、官能を高める。それすらも責めの一環なのだ。僅かな快悦は神経を研ぎ澄まさせ、羽で苛められるくすぐったさの良いスパイスとなる。

239くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:10:24 ID:7081Z2hY0
 実った肢体を利用して淫らに擽るハーピィ娘とは違い、黒猫娘はあくまでもじゃれるように、楽しそうにお腹をこちょこちょの刑にかけている。
 両脇腹に指を添わせて、まるでピアノでも演奏するかの如く責め立てる。ある指は爪で引っ掻くように、ある指は摩擦するようにと、器用にも刺激を使い分けられる感覚はまるで十種類の個性的な妖精達に駆け回られているかのようであった。

「ねぇねぇ、どんな風にこちょぐられるのが好き? ミイナの指は細かいこと得意だから、ヘンタイドエムなお兄さんをいっぱい苛めて満足させたげる」

 悪戯猫は囁き、薄く浮いたあばら骨まで沁みるようなくすぐったさで脇腹肉を蹂躙する。たった一本でも淑やかな乙女を笑い狂わせるのに十分な威力を誇るのに、その十倍がいっぺんに蠢くのだからたまったものではない。腹筋が痛くなるまで悲鳴を搾取され、それでもなお群がる指は柔肉を貪るのを止めてくれない。少女の紅葉みたいなおててに捕食されてしまう! 

「こんなのはどうかな?」

 ベチャリ、と温かい粘液の塊がぶつけられるような感触があった。
 それはヘソの過敏な神経の上で形造り、熱を持つ軟体生物となって蠢動を始める。舌でこちょこちょされているのだと気付いた時にはもう、舐め擽り責めは開始されていた。

「れろっ、ちゅるるっ、ぺろぺろ……」

「あっ! あひゃひゃひゃっ! むぷっ! うっ!」

 新鮮な刺激に笑い声が一段と激しくなり、顔を埋める乳肉に浸潤して消える。
 まるでミルクを与えられた子猫みたいに、ミイナ臍穴を念入りにベロ肉が味わった。皺の一本、ゴマの一つに至るまでヌルリとした凌辱者が見逃すことはなく、ある意味お行儀良くしゃぶり尽くすのだ。ザラザラを乗せた舌先で躰の中央をほじられるのは、まるで皮膚の内側から直接神経を侵されているかのような衝撃である。
 無論その間も指によるこそばし攻撃は続行される。軽快なステップによる激しいくすぐりと、ねっとりと粘つくいやらしいくすぐり。二種類の刺激に支配され、翻弄されて、青年の腹筋はただビクビクと震えることしかできない。

「ぷはっ! お兄ちゃんのお臍美味しいっ!」

 鼻呼吸だけでは苦しくなってくるのだろう。猫耳少女は時折息継ぎのために美顔を離すが、舌肉と腹部の間には名残惜しそうな糸が架かる。そしてまた銀の唾液を道しるべにして、少女の味覚器官はヘソに何度でも再来し、ペロペロこちょこちょと擽り犯すのだ。

「足の指がすっごい暴れてるー。でも私のおまたでミッチリ挟んでー、ぜーったいに逃がしてあげないからね♪ こちょこちょこちょー」

 優美はのんびり自分のペースで足の裏にくすぐり責め苦を与え続ける。蝋細工のように細く滑らかな白指でシャカシャカと土踏まずを掻き混ぜ、右足へと十本指を集中砲火させるのだ。単調で、だからこそ我慢できない足裏苛め。足首を包囲するムッチリとした両太もも、そして股布を膨らませる恥丘の感触がひどく劣情をそそり、発情のお仕置きみたいにこちょぐりは増々激しくなるという悪循環。
 後の二人と同様、あるいはそれ以上のテクニシャンである。おっとりとした性格とのギャップが凄まじい。セリナとミイナが不在でも、優美に足をくすぐられただけで青年は容易く降参するだろう。しかし顔から一番遠い箇所を責めているだけに反応は分かり辛く、そこが蒼髪少女にとって不満だったらしい。ハーピィのセリナは翼で、猫娘のミイナはザラつく獣舌でくすぐっている。そこで優美もまた、モンスター娘としての本領を発揮することに決める。

240くすぐり好きの名無しさん:2013/10/31(木) 21:12:56 ID:7081Z2hY0
とりあえずここまで。それでは皆様良いハロウィンを。願わくば擽りモンスター娘があなたの元へ、そして私の元へと訪れますように。

241くすぐり好きの名無しさん:2013/11/01(金) 02:33:39 ID:Oc2vHid60
素晴らしいです!
お待ちしてました!

242くすぐり好きの名無しさん:2013/11/01(金) 14:09:54 ID:URTeuGes0

最高でした

243くすぐり好きの名無しさん:2013/11/02(土) 08:34:40 ID:pwlyQmyk0
>>231
待ってました
修行中とは何事ww

244くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:20:40 ID:Xx3WOYnw0
 とても素敵なハロウィンプレゼント。ありがたく頂きました。
 

 さて、こんばんは。冬は冷え性が辛い人です。

 ポポタは余りにもアレだったので、もう一つ書いてみました。
 アダルトシーンはとてもあっさり。脳内補完.exeと寛大な心.zipをダウンロードの上、お楽しみください。どうぞ。


 〜・〜・〜


 ギシリと鳴る裏口の戸を開き、その先に続く細道をずっと行く。

 裏山を登る人なんて、山菜を採る祖父か、僕くらいしかいなかった。手入れのされていない荒れた坂道は、幼い僕のささやかな冒険心を掻き立て続けていた。

 僕を取り囲む木々草花は、季節によってその様相をがらりと変える。
 あの時は、確か11月。紅葉した葉々が大地を覆って、少し歩き難かった覚えがある。

 それでも、子供の足でも15分程で、開けた場所に辿り着く。
 小さな草花が大地を包み込むそこは、校庭のグラウンドのように平らで広い。その中心には、大きな大きな一本の椛の木が立っているんだ。

 その景色は、どこか神聖さすら感じさせる。
 大人が両腕を回してもまだ届かない程に太い幹からは、紅葉の傘を差したかのように葉々が空を埋め尽くす。
 けれど、枝のどこもが少し疲れたように枝垂れていて。それなのに、彩る葉々と差し込む日光のコントラストは、うっとりする程綺麗で。

 僕は、ここに遊びに来るのが大好きだった。
 いつもは、祖父と一緒にここに来ていた。だけど今日は、初めて独り。


 あの時、どうして僕は山に登ったんだっけ。
 単に暇だったから? それとも、乱暴で意地悪な叔父さんが家に来ていたから?

 やっぱり、彼女という存在が気になっていたから?


 僕が彼女という存在を知ったのは、それよりもずっと前のことだった。

 気付いたら、彼女はそこに居た。太い太い幹の根本に座り込んで、祖父と一緒に遊ぶ僕を見ていたんだ。
 彼女の存在は、不思議と虚ろで儚い。確かに彼女はそこにいるのに、僕はそれに気付くことが出来ないんだ。家に帰った後になってようやく、『そう言えば、あそこに誰か居たような』と思い出すぐらい。

 だけど、度重なる『そう言えば』は、ついに確かな疑問へと変わる。
 そして、僕はその時、彼女と初めて言葉を交わした。


 僕は、震えた息を吐き出した。

「君は、誰なの?」

 木の根元に座り込んでいた彼女は、少し目を見開いて僕を見つめた。
 短い髪は風雨に晒したように茶色くくすんでいて、瞳は灰色に濁っている。ぽかんと開けられた唇は、少しざらざらとしているようだった。
 まるで、紅葉を直接貼り付けたかのような着物は色鮮やかで、それなのに、触れば崩れてしまいそうな程に脆く見えた。そしてその身体も、折れた枝木のように細かった。

 今の僕から見れば、彼女は、高校生ぐらいのとても可愛らしい少女。それなのに、その姿は野ざらしにされていたかのように朽ち果てていて。それなのに、綺麗で可愛らしい。
 とても、不思議な少女だった。


 彼女は、しばらく僕をじっと見つめ続ける。まるで、どうしてと言っている風に、信じられないと言っている風に。

 そして、一枚の葉が彼女の目の前に落ちた。
 彼女は、無意識の内にそれに目を移す。大地を埋め尽くす鮮やかな紅葉を見つめると、初めて口を開いた。

「私は……」

 その声は彼女の見た目以上に低く、それでいて、不思議と心地良い。
 すると、彼女はどうしてだろう、少し意地悪っぽい笑みを浮かべた。
 そして、くすくすと小さく笑い声を上げながら、言うのだった。

「カレハだ」


 それは、僕がまだ5歳の頃。僕とカレハの、初めての会話だった。


 ――カレハ――

245くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:21:01 ID:Xx3WOYnw0
 〜・〜・〜


 カレハは、存外意地悪な女性だった。

「坊や、こんな所に独りで来たら危ないぞ。今度は、いつものようにじぃじと一緒に来るんだな」
「僕、もうそんな子供じゃないっ。独りで大丈夫だもん」
「はぁ? 坊や、今いくつだ」
「5歳っ。それと、坊やは止めて」
「……あと10年、いや、平成の世ではあと15年だな。坊や」
「坊やは止めて!」

 あぁ、とても意地悪な女性だったさ。


 〜・〜・〜


 僕は、暇があれば裏山を登り、カレハと会った。

「毎日毎日、坊やは飽きないな。そんなに楽しいか?」
「ん〜……? あんまり、楽しくない」
「なら、どうして毎日ここに来る。大人しく家に篭って、テレビゲームでもしてると良い」
「だって、ここにはカレハが居るもんっ」
「……それだけか?」
「それだけ」
「……あぁ、そう」

 カレハは、そのまま僕から顔を背ける。彼女の頬が秋の紅葉のように真っ赤に染まっていたことなど、幼い僕には察することも出来なかった。


 〜・〜・〜


 カレハは意地悪だ。だけど、何だかんだ言って優しい。

「坊や、確か小学校に入る時期だろ?」
「うん、そうだよ。少し前から一年生」
「どうだ? 学友はちゃんと出来たか?」
「うん! 学校で遊んだり、給食食べたりしてるよ!」
「ん、そうか。いつもいつも独りでここに来るもんだから、どうしたもんかと……」

「……カレハ? どうしたの?」
「い、いやっ、何でもない。それより、学業はちゃんと出来てるか? 課題はやってるか? 教師の言うことはちゃんと聞いてるか? 朝は起きられてるか? 通学に疲れて体調を……」
「もぉ! カレハ、うるさいっ!!」
「す、すまない……」

 だけど、少し過保護なところがあるかもしれない。
 その後、彼女は数日の間元気がなかった。


 〜・〜・〜


 カレハは、いつも紅葉色の着物を着ている。

「カレハって、いつも着物着てるよね。変なの」
「なっ……!?」
「だって、おかしいじゃない、着物しかないって。普通の服、ないの?」
「お、おかしいか……?」
「おかしい」
「そ、そうか……。外界の情報なんて、植物同士の会話からしか入って来ないし、うぅむ……」

 ぶつぶつと呟くカレハの言葉は、僕には聞こえなかった。
 その次の日、彼女は紅葉色のワンピースを着てきた。いつもと違って肌を露出させた彼女の姿は、思わず見惚れてしまうぐらい可愛かった。
 だけど、頬までも真っ赤に染めた彼女は『恥ずかしい』と言って、それ以降またいつもの着物に戻ってしまっていた。


 〜・〜・〜


 カレハは、どうしてだろう、僕以外の人とは頑なに会いたがらなかった。

「ねぇねぇ、カレハ」
「ん? どうした」
「友達にね、カレハの話をしたんだ」
「……そうか」
「そしたら、カレハと友達になりたいって! だから、今度……」

「……悪い、その学友には会えない」
「えっ……?」
「それと、今後、私の話は他の人間にはしないでくれ。……済まない、頼む」
「う、うん……」

 その時から、何となく気付いていたんだ。
 カレハは、何か特別な存在であるということを。

 そう言えば彼女は、出会った時から見た目が全く変わっていなかった。
 成長することもなく、老いることもなく。ずっとずっと、可愛らしい少女のままだった。

 もっとも、当時の僕よりはずっと年上に見えるのだけれど。
 それでも、いつか彼女の背を超えるときが来るのだろうか。そんなことを考えていたんだ。

246くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:21:26 ID:Xx3WOYnw0
 〜・〜・〜


 あれは、小学校5年生の夏だったか。

 激しい雷雨の夜。あの木に、雷が落ちた。


 家の窓から食い入るように裏山を見つめていた僕は、あの木がある辺りから、灰色の煙が宵闇に紛れて小さく上がっているのを見つけた。

 家族に抑え付けられ、説かれ、ようやく明けた朝。僕は家から抜け出し、山を駆けた。


「カレハぁっ!!」
「坊やか……」

 カレハは、いつものように幹の根元に座り込んでいた。だけど、その表情はどこか疲れていて、辛そうで。

「カレハ、大丈夫!? ねぇ、大丈夫!?」
「お、おい、落ち着け! お前は何を言っているっ。私の身体を見ろ。何ら欠損もない、五体満足の身体だろうがっ」
「でも……ッ」


 そこで、僕は無意識の内に頭上を見上げた。
 木の幹を見れば、その一部が、まるで炎で出来た大きな蛇が這い回ったかのように、曲線を描きながら燃えてえぐれている。空を埋め尽くしていた葉々が一部焼け落ち、ぽっかりとした空色の穴を作っていた。
 僕は、黒く炭化した木の肌を見つめ、とうとう嗚咽を上げて泣き出してしまう。

「っ。坊や、お前……」

 どうして、僕は両手を広げるカレハではなく、木の幹を見て泣いたのだろう。

 彼女が、いつもこの木の根元に座っていること。彼女の存在が、とても虚ろで不思議だったこと。彼女が、僕以外の人に会いたがらなかったこと。
 どれも、確たる証拠にはならない。それでも、何となく感じていたんだ。

 カレハとこの木は、何かがとても深く結び付いていることに。


「気付いていたのか……」
「んぐっ……! ぐす……っ、カレ、ハぁ……っ!」

 僕は、彼女の言葉には応えない。ただ、カレハの身体に抱き付いて、声を上げて泣き続けていた。

「大丈夫だ、これぐらい、何ともない」
「でも、でもぉ……っ!」
「この木は、お前の何十倍も生きているんだぞ? 幹が傷付いても、そこに種を落とし、芽吹き、そして、また成長するんだ。雷が高々一度落ちたぐらいで何になる」

 カレハは、僕の頭を撫でながら優しく諭す。それでも、僕の涙は乾くことがなかった。

 何というか、その時の僕はもうぐちゃぐちゃだったんだ。
 彼女が無事だったことへの安堵、それなのに、どこか辛そうな表情をしていたことへの不安。椛の木が焼けてしまったことへの喪失感。昨日の夜、彼女の元に行けなかったことへの悔しさ、罪のない罪悪感。
 色々な感情が混じり合った涙は氾濫し、頬を伝う熱がまた新たな感情の呼び水となる。どうすれば止むのか、自分自身ですら、それが分からなくなっていた。


「仕方ないなぁ」

 けれど、身体の水分を全て流し尽くしてしまうかのように泣き続ける僕に、カレハは笑ったんだ。
 それは、僕たちが出逢った時と同じ、少し悪戯っぽい表情。


 そして、その日を境に、僕とカレハの関係は、ほんの少しだけ変化する。

247くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:22:20 ID:Xx3WOYnw0
 〜・〜・〜


 家に帰った後、僕は家族に散々叱られた。

「カ、カレハ……」
「ん、久し振りだな。二週間ぐらいか」
「お父さんが、しばらくここに来ちゃ駄目って……」
「ははっ、それはそうだろ。嵐の後だ、土砂崩れの危険もある。懸命な判断だよ」
「そ、そう……」

「カレハは、もう、元気……?」
「あぁ、この通りだ。ぴんぴんしているぞ」
「ほ、本当……?」
「本当だ。だから、もうそんな不安そうな顔をするのは止せ。私が困る、良いな」
「……う、うんっ!」

 カレハはその後、また何事もなく木の根本に座り続けていた。
 太い幹には、まだ痛々しい焼け痕が残っている。だけど、カレハが言う通り、それもいつかきっと塞がるのだろう。

「ね、ねぇ。カレハ……」
「ん? 何だ?」
「や、やっぱりっ! 何でもない!」
「……そうか?」

 僕は、顔に凄い熱を感じながらカレハから目を逸らした。
 あの時起こったことを思い出すと、いつもそうなってしまう。身体がかっと熱くなって、胸がどきどきして、何も考えられなくなる。

 結局、僕はカレハに何も言えなかった。


 〜・〜・〜


 結局、カレハは何者なんだろう。

「ねぇ、カレハ」
「何だ、坊や」
「……カレハって、結局、何なの?」
「知らん」
「えっ、ちょ、それ……」
「あぁ、済まない。別に、お前との会話を放棄した訳じゃない」
「少し落ち込んだよ、僕」
「はは、済まないって」

「本当に、分からないんだ。気付いたら、既にここに居た」
「この木の根本に?」
「あぁ、そうだ。そうして、そのまま数年数十年数百年、数千数万数億年」
「そ、そんなに……っ?」
「途中からは冗談だ。とにかく、ずっとずっと座っていた。何をすることもなく、ただ座っていた。自分自身の存在も虚ろなまま、長い長い時を過ごしていたんだ」
「…………」
「それで、最初に話し掛けて来たのが、お前だよ。坊や」
「ふぅん……」
「顔、赤いぞ」
「き、気のせいだよ……っ」

「結局、何なんだろうね」
「さぁな。神様、精霊、幽霊、お化け、妖怪などなど。坊やはどれが良い?」
「どれって……。ところで、結局何歳なの?」
「くすくす。女性に年齢を訊くのか?」
「ご、ごめん」

 結局、カレハはカレハ。それ以外の何でもなかった。

248くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:22:44 ID:Xx3WOYnw0
 〜・〜・〜


 それをカレハに訊くのは、幼い僕にとって酷く勇気の要ることだった。

「カレハって、人を好きになったりするの?」
「……それは、家族愛か? それとも、友人愛か?」
「ち、ちが……。そうじゃなくて……」
「男女間の愛」
「っ。そ、それ……」
「ふぅん。随分とませた質問だ」
「に、にやにやしないでよ」
「まぁ? 確かに坊やももう中学生か。初恋の一つや二つもあるだろうなぁ?」
「や、やめてっ!」
「くすくす。ふざけ過ぎたかな、悪いな」

「私は、ここから離れたことがない。分かるか?」
「わ、分かる。それじゃ、やっぱりそう言うのは……」
「いや、ある」
「あるの!?」
「何をそんなに驚く。私に恋情があったらおかしいか?」
「そ、そんな訳じゃ……」

「…………どんな人なんだろう……」
「……くすくす」

 カレハは、僕に見えないところで静かに笑った。
 その時にはもうとっくの昔、僕は彼女に深い恋心を抱いていたのかもしれない。


 〜・〜・〜


 ずっとずっと、僕はカレハと一緒に居た。
 一緒に遊ぶわけでもない、食事や勉強を共にするわけでもない。
 ただ、一緒に話し続けた。

 時に退屈なこともあれば、嫌な気分になることもあった。
 カレハは意地悪だ。度々、僕を困らせ、怒らせ、そして最後は喜ばせる。

 それは、僕にとって何にも代え難い時間だった。
 彼女の、儚くも美しい、凛とした姿が好きだった。
 彼女の、低く落ち着いた声が好きだった。
 彼女の、鮮やかな紅葉色の着物が好きだった。
 彼女の、楽しそうな意地悪が好きだった。
 彼女の、稀に浮かべる照れ顔が好きだった。

 好奇は親しみへ、親しみは恋情へ。そして、恋情は愛情へと変わって行った。

 ずっとずっと、僕はカレハと一緒に居た。
 そして、ずっとずっと、僕はカレハと一緒に居たかった。


 それでも、ついに終わりがやって来る。

249くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:23:43 ID:Xx3WOYnw0
 〜・〜・〜


 高校三年の晩秋、鈍色の雲が空を覆う日のことだった。
 僕は、学生服を身に纏ったまま、足早に裏山を登ってゆく。そして、カレハがいる椛の木の根本まで、一直線に駆けて行った。

「カレハっ!」
「お、おぉ、来たか!」
「はっ……はぁ……」
「ど、どうだった……!?」

 カレハは、ぜいぜいと息を切らせている僕の傍で、ゴクリと喉を鳴らす。
 僕は、大きく呼吸を繰り返して息を整えると、右手に握り締めた一枚の紙を彼女に開いて見せた。


「受かった……っ!!」

 それは、大学推薦入試の結果、のコピー。
 合格と大きく印字された書類を見るなり、彼女はその場にへなへなと力なく座り込んでしまった。

「は、はは。よ、良かった……」

 彼女の安堵の吐息と共に、僕の身体からも力が抜ける。山道を走り抜けた疲労も相まって、僕もその場にぺたりと座り込んでしまうのだった。

「本っ当に、良かったよ……」
「あぁ、良かった。一時期の坊やは、正直見ていられなかったからな」
「そ、そんな話しないでよっ」
「おぉ恐かったぞ? 何か殺気立ってると言うか、悲壮感漂ってるというか。とにかく、負の感情の塊だったさ」
「や、止めてっ」

 僕と一緒にそわそわしていた彼女も、結果が分かればこの通りだ。意地悪な表情を浮かべて、散々僕を困らせて。

「だが、祝福するよ。おめでとう」
「……うん、ありがとう」

 そして、僕を喜ばせるんだ。


「春から、東京か」

 だけど、カレハの言葉が、僕の心に影を作る。
 大学は東京にある。新幹線で行くような遠い距離を、自宅から毎日通えるわけがない。
 つまり、僕はしばらく上京しなければいけない。しばらくは、カレハに会えないんだ。

「だ、大丈夫だよ!」

 僕は声を張り上げた。

「就職は、こっちでする! たった4年間ぐらい、頑張って来るよ! ……だ、だからさ、僕が卒業したら、4年経ったらさ――」


「――駄目だ」
「えっ……?」

 だけど、彼女は僕の言葉を遮ってしまう。
 彼女は、不意の言葉に口をつぐんでしまった僕を見つめて、小さく、どこか申し訳なさそうに微笑んだ。

「もう、お別れだ」
「え……?」

 僕は、彼女の言葉が理解出来なかった。

 カレハは、何を言っているのだろう? どうして、僕たちが別れなければいけない?
 4年経てば、僕はまたここに戻って来るんだ。
 その間だって、椛の木はまたいつものように咲き――

 ――僕の目に、雷で焼けた傷痕が写り込んだ。

「焼け痕から、幹の中が腐食してしまっている。今までは耐えて来たが、もう、今年の冬は越せそうにない」
「そん、な……」
「何、耐えたほうさ。老いぼれで、生命力だってろくになかった癖に。今日だって散々葉々を開かせて、お前の門出を見届けることが出来たんだから」
「嫌、だよ……っ」
「お願いがある。私に会うのは、今日までにしてくれ。……朽ちる姿は、見せたくないんだ」

 僕は、叫んだ。

「嫌だよ!! そんなの! どうして!!? どうして!!!」

 感情に身を任せた叫びは、最早言葉としての意味を喪失する。
 『嫌だ』、『どうして』。僕はただ、断続的な悲鳴を上げ続けていた。

 彼女は意地悪だ。
 度々僕を困らせ、怒らせ、けれど最後は喜ばせてくれた。
 それでも、今回だけは、最後の最後だけは、僕を喜ばせてはくれないんだ。

250くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:24:07 ID:Xx3WOYnw0
「……済まない」
「嫌、だよ……っ!」

 そして、ついに僕の目からは止め処なく涙が溢れ始める。
 溢れ出す感情に身を任せた僕からは、普段口にしない言葉すら零れようとする。

「だって……っ! 僕は、僕は……。君のこと……! カレハのこと――」
「――止めてくれ」

 だけど、カレハは僕の口を手で塞いでしまう。
 彼女の手はかさかさと乾燥していて、氷水に浸したくらいに冷たかった。

「それ以上先は、言わないでくれ」

 僕の涙が、彼女の手を濡らしていった。

「私は『枯れ葉』。ただ、命尽きると共に地に落ちゆくだけの存在。……私は、その言葉に報いることが出来ない」

 あぁ、本当に、彼女は意地悪だ。
 自分の想いすら、伝えることを許してくれないなんて。


 僕は泣き続ける。声を上げて泣き続ける。
 いつしか、合格通知の写しなど風に吹かれてどこかへ飛んで行ってしまった。

 カレハは、泣き続ける僕をじっと見つめていた。
 ずっとずっと、眉をひそめて、困った表情を浮かべていた。
 あぁ、僕は、彼女を困らせるつもりはなかったのに。彼女だって、自分を失うことは辛いはずなのに。
 だけど、僕は涙を止めることが出来なかった。ただただ、我侭に、子供のように泣きじゃくり続けていた。


 そして、カレハが笑う。

「仕方ないなぁ」

 それは、初めて会った時。そして、『あの時』のよう。
 彼女は、意地悪そうな笑みを浮かべて、泣き続ける僕の身体を押し倒して覆い被さった。

「泣き止ませてやる」

 彼女は、僕の耳元で優しくささやいた。


 空を埋める紅葉が、はらりはらりと落ちて来る。

 それは、まるで僕たちを抱き包み込むかのように。
 そして、その生命を以って、僕たちを温めてくれるかのように。

251くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:24:27 ID:Xx3WOYnw0
 〜・〜・〜


「んぅっ!?」

 不意に襲い掛かる異質な刺激に、僕は涙を止めて悲鳴を上げた。
 覆い被さるカレハの手は、僕の身体に一直線に伸びている。その二本の腕の先は、僕の腋の下。

「ほらほら、良い子だから泣き止むんだ。こちょこちょこちょこちょっ」
「ひっ!? カレハっ、駄目っ、あはっ! くぅっはははははは……っ!?」

 カレハが、僕の腋の下をこちょこちょとくすぐり回す。分厚い学生服の上から感じる彼女の指の感触に、僕は笑い声を上げてしまった。

「カレハっ、駄目……っ!? ふふっ、くすぐった……っ! あはっ! はははは……っ!」
「くすくす、懐かしいな。あの時も、私はこうやってお前を泣き止ませていた」
「ふふっ……、くははははは……! ぁはっ、はっ、ぁっはははははは……っ!」
「あの時から、お前はくすぐったがり屋だった。あの時は少しやり過ぎてしまって後が大変だったが……」

 過去を思い返しながらも、カレハのくすぐる手は止まらない。
 分厚い学生服は、彼女の指の感触を大いに遮る。それでも、未だ残る微かな感覚は、僕の口を歪ませるには十分なものだった。僕は、先程とはまた違う要因から涙を浮かばせ、引きつった頬を熱くさせて笑い続けていた。


「そう言えばなんだが」
「はっ、はぁ……っ」

 そこで、カレハはふとくすぐる手を止めて声を上げた。

「お前、あの後私に何か言い掛けていただろ? 何を言おうとしていた?」


 彼女の言葉に、僕は『あの時』のことを思い出す。
 雷が落ちた翌朝、泣きじゃくる僕を、彼女はくすぐって止ませたんだ。

 彼女が少々やり過ぎた後、僕は笑いすぎてふらふらになるわ、体中が妙にむずむずするわで大変だった。
 しかし、それがようやく落ち着くと、僕は彼女の指の感触を思い出してしまっていた。

 あの時の彼女の指はまだ温かく、だけどかさかさと乾燥していた。細く小さな指先が僕の服の中にまで入り込み、無防備な身体のあちこちをくすぐり犯していったんだ。


 僕の身体が、急にかっと熱くなる。

「……馬鹿にしない?」
「今更だろう。何だ、そんなに言い難いことだったのか?」

 彼女のきょとんとした表情を尻目に、僕の顔は見る見る内に熱くなってゆく。
 そして、僕はようやく意を決すると、彼女に聞こえるか怪しい程か細い声で、ぽつりと呟いた。

「また、くすぐって欲しかった」


 彼女のきょとんとした表情が、徐々に変わってゆく。
 とても恥ずかしそうな、どこか嬉しそうな。凄く困っているような、少し寂しそうな。そんな複雑な表情を浮かべながら、彼女は、僕の学生服に手を伸ばした。

「それは、もっと早くに聞いておきたかったな。もっと、互いに触れ合えたわけか」
「ごめん……」
「なに、謝るな」
「うん……」

「くすぐったかったか?」
「うん」
「気持ち良かったか?」
「分からない……」
「だけど、して欲しいんだろ?」
「……うん」
「くすくす、厄介な趣味を持ったものだ」
「カレハのせいだよ」
「済まない」
「良いよ。謝らないで」

 短く言葉を交わす傍ら、学生服のボタンが、一つ一つ外されてゆく。
 彼女がボタンを外す手付きは優しい。決して服を傷付けないように、僕の身体を引っ張り込まないように、優しく、丁寧に僕の服を広げてゆく。

 そして、学生服の、それとYシャツのボタンが全て外される。僕はそれを腕に通したまま横に広げられ、中に着ていた真っ白のTシャツをさらけ出された。
 今は晩秋、気温も低い。それなのに、不思議と寒さは感じなかった。覆い被さるカレハが、紅葉が、僕の身体を冷たい風から守ってくれているような気がした。


 服がはだけた僕の姿を見て、カレハが喉をゴクリと鳴らす音が聞こえた。

「それじゃあ、触るぞ」
「……うん」

 そして、カレハは、Tシャツの上から僕の腋の下に触れた。

252くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:25:14 ID:Xx3WOYnw0
「ひ……っ!!」

 僕の身体がびくりと震える。頬が引きつり、肺がぎゅっと絞られる。
 学生服の上からされるのとは、くすぐったさがまるで違う。敏感で分かり易い反応をした僕に、彼女は気を良くして笑った。

「本当に、くすぐったがり屋だな。指、動かして大丈夫なのか?」
「っ……」
「ほら、動かすぞ? 動かすぞ?」

 彼女がそう繰り返す傍ら、けれど十本の指はじっと固まったまま。
 指を添えただけであっても、じわじわとしたくすぐったさは伝わって来て。それが、何だか酷くもどかしくて。
 僕の心が焦れてゆく。そわそわとする僕の様子を、彼女はにやにやと笑って見ていた。

「っ……ぅ……」
「動かそうか? 動かしたら、くすぐったいだろうな?」
「……く……」
「苦しいだろうなぁ? 笑い過ぎて、呼吸困難になるかもなぁ?」
「……ぅ〜……」
「やっぱり止めようか。くすぐったいの、辛いよなぁ?」

 あぁ、本当に意地悪だ。


「カレハぁ……。もぉ、お願――いひゃぁあぁぁっ!!?」

 そして、僕が涙目で懇願しようとした矢先、カレハは十本の指を思いっ切り蠢かし始めるんだ。
 僕は驚き悲鳴を上げてしまう。素っ頓狂な声が辺り一面に響き渡り、空を埋める紅葉の隙間を通って震わせてゆく。

「あぁっははははははははははっ!!? カレ、ハぁっ!! かぇ、はぁっははははははははははははははははははははははっ!!」

 彼女の指が、僕の腋の下を駆け姦る。腋のくぼみをほじくり、縁を撫で、胸の横を引っ掻き、時にはお腹にまで手が伸びる。
 彼女の冷たい指先は、僕の身体を更に敏感にさせ、彼女の乾燥した肌は、僕の神経を引っ掻いて犯した。

 涙でにじむ視界一杯には、カレハの可愛らしい顔がある。その意地悪な表情が何だか小憎たらしくて、その楽しそうな表情が何だか嬉しい。
 そして、彼女も僕の表情をじっと見つめていた。笑い悶える顔を見られるのは、酷く恥ずかしい。それでも、僕は笑いながら精一杯目を開けて、彼女と見つめ合っていた。

 彼女の愛おしい表情を、その姿を、最後まで目に焼き付けておきたかったんだ。

「坊や、気持ち良いか? 気持ち良いんだよなぁ? 腋のくぼみをかりかりされるのが、気持ち良くって仕方ないんだろ?」
「あぁっはははははははひゃひひひひひひひっ!!? きもちよくなんかぁっ!! きもちよぅぁんひゃあぁぁあぁぁぁっひゃはははははははっははははははははっ!!? なっ、なひぃぃぁあっはははははははははははははははははっ!!!」
「ふぅん? でも、これを頼んだのは坊やなんだぞ? 嬉しいよなぁ、良かったな、こんなに身体をこちょこちょして貰えて」
「ぁあぁぁっはははははははっははははははははははははっ!! くしゅぐっひゃぁっ!!? くしゅぐっひゃあぁぁぁあぁぁっははははははははははは、ぁあっはははははははははっ!!?」

253くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:25:36 ID:Xx3WOYnw0
 やがて、あまりのくすぐったさに、僕はとうとう耐え切れなくなる。僕は地に落ちた紅葉を握りしめ、そのままカレハの背中にぎゅっと抱き付いてしまった。

「おっと」

 くすぐる手をはたと止めて声を上げる彼女の身体は、小さく細かった。
 それが、僕には不思議だった。昔は、僕よりもずっと大きかったはずなのに。いつの間にか、僕は彼女の身長を追い越してしまっていたんだ。

 彼女は、少し恥ずかしそうな表情を浮かべながら、嬉しそうに笑う。

「よし、そのまま離すなよ」
「ぁっ! あはっ、ぁあっはははははははっ!!?」

 そして、彼女は僕に抱き付かせたまま、再び腋の下をくすぐり姦し始める。
 僕は、耳元に顔をうずめたまま、笑い声を上げ続けた。

「ぁっはははははははははははぁあっはははははっ!!! ひゃっ!? いひゃっ!! ぁあぁぁぁっはははははははははっははははははははははっ!!? かぇはぁっ!! かぇはぁあぁぁっひゃはははははははっ、はははははははははははははっ!!!」
「……このまま、ずっと笑っていると良い。もう、泣くんじゃないぞ、坊や」

 今もなお、椛の木からは紅葉した葉々がはらりはらりと振り続ける。
 背中には既に落ちた葉々の絨毯が敷かれ、上からはカレハが覆い被さり、その隙間を新たに降り注ぐ葉々が埋め尽くす。
 笑いながら激しく呼吸する度に、枯れ草の香りが、彼女の香りが、胸の中を満たしていった。
 このまま、彼女と一緒に紅葉に埋もれてしまいたい。


「ひゃあぁあぁぁぁっははははははははははははははははっ!!? かれひゃぁっ!! かれぁあぁっはははははははははははっ!!? ひゃはっ、はひっ!!? きひぃっひひひひひひゃひゃひゃひゃひゃはははははははははははははははははっ!!!」
「……ずっとずっと、笑っていろ。私は、お前の笑い顔が一番、他の何よりも愛おしいんだ…………」

 僕は、カレハにくすぐられ続けた。
 生命と共に降り注ぐ紅葉に包まれて。

254くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:26:01 ID:Xx3WOYnw0
 〜・〜・〜


 僕は、いつしか気を失っていた。
 それは、あまりにくすぐられ続けて気絶してしまったのか。それとも、あまりに心地良くて眠り込んでしまったのか。それは、分からなかった。

 僕が目を覚ますと、もう日が暮れていた。
 服がはだけていても、不思議と寒くはなかった。僕の身体を包み込む紅葉は、毛布を掛けたように温かかった。

 だけど、辺りを見回してもカレハは居なかった。
 上を見上げれば、すっかり生気を失ってしまった椛の木が、僕を見下ろしているだけ。

 僕は、何度も何度も辺りを見回す。
 きっと、出会ったときと同じ。僕は彼女に気付いていないのかもしれない。
 きっと、また彼女は僕に気付かれないように、どこからか僕をじっと見つめているんだ。

 だけど、どれだけ辺りを見回しても、彼女の名前を呼んでも。
 彼女は現れてはくれなかった。


 茶色く枯れてしまった葉々に埋もれて、僕は、泣いた。
 ずっとずっと、声を上げて、泣いた。
 自分もまた、この椛の木と朽ち果ててしまいたいと思って、泣いた。

 やがて、彼女の運命すらを呪って、泣いた。
 どうして、彼女は『枯れ葉』として生まれたのだろうと、泣いた。
 どうして、ただ地に落ちてゆくだけの存在として生まれたのだろうと、泣いた。

 僕は、泣いた。
 泣いた。
 泣いた。


 それなのに、カレハはいつまでも、僕を泣き止ませてはくれなかった。


 だけど、僕はふと、はだけた服のポケットに何かが入っていることに気付く。
 僕は、腕で乱暴に目を拭うと、その何かを傷つけてしまわないように、慎重に学生服の中を覗き見た。

 すると、そこには――

255くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 17:26:24 ID:Xx3WOYnw0
 〜・〜・〜


 故郷へと向かう私鉄の中、僕はあくびをしながら携帯電話のメールを開く。
 浮足立って始発から電車に乗り込んでしまい、眠気が覚めなくて仕方がなかった。

「春ももうすぐだし、眠くても仕方ないよね」

 僕は浮かんだ涙を人差し指で拭い、誰へともなく言い訳をしながら、母から送られてきたメールを読み直す。これを読むのは、もう何度目になるだろうか。

『卒業おめでとう。向こうの生活はどうでしたか?』

 母のメールは、そんな始まり。そこに書かれているのは、お祝いの言葉やら、また実家で暮らす上での荷物のことやら部屋のことやら。
 僕は、スクロールを押してその部分を一気に飛ばしてしまう。僕が読みたかったのは、最後に書かれた追伸のところだった。


『そう言えば、あなたが東京に行く前に埋めた、椛の種。すくすくと育っているようです。お祖父ちゃんが熱心に手入れをしていますが、『こんなに早く成長するなんて』とびっくりしていました。もう、腰ぐらいの高さまで成長しているんですよ』

 その文章を読んでいると、僕はついつい頬がほころんでしまう。
 大学に入ってからは、寂しさを振り払うように勉強に打ち込んでいた。結局、帰省は一度もしていなかったんだ。
 早く、その姿を見てみたかった。

『ご乗車、ありがとうございます。次は……』

 あぁ、ようやく着いた。
 僕は、大荷物を担いで電車から降りる。


 そう言えば、メールの文面に、一つだけ腑に落ちないことがあった。

『色々、お話したいことがあります。ちゃんと、お洒落してから来るように』

 それが最後の一言。
 一度も帰省していなかったし、まともに連絡も取り合っていない。話が沢山あるのも仕方がないだろう。
 だけど、お洒落してからとはどう言うことだ?

「まぁ、良いか」

 結局、家に帰れば分かることだ。

 帰ったら、一度また、あの山に登ろう。
 変わり果てたあの木を見るのは、正直な所まだ恐い。
 それでも、それが彼女の現身であるならば、僕はそれを見届けたい。

 僕は、だらしがなく跳ねた寝癖を片手で抑え付けて、改札を抜けて行った。




「――お前は、本当に親の話を聞かないな」



 僕の足が、ぴたりと止まる。

 忘れることが出来なかった、低く心地良い声音。


 僕は、ゆっくりと声の方を振り返った。

 凛とした姿。少し意地悪な表情。紅葉を貼り付けたような美しい着物。



「変わらないな、坊や」



 僕が、その場で嗚咽を上げて泣き出してしまうのは、すぐ後のことだった。




 地元の駅からでも、あの裏山を、建物の隙間から覗くことが出来る。

 枯れ葉は地に落ちゆくだけの存在ではない。
 それは土に溶け込み、生命の源に。
 そしてその源は、また芽吹く生命と共に、若葉となる。

 春の山は青々しい。絶えず循環し続ける生命が、今もあの山を包み込んでいた。


 〜・〜・〜

 以上。続編は、皆さまの心の中で。
 それでは、これから寒い季節、くれぐれも体調を崩されませんようご自愛ください。

256くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 21:45:58 ID:DTDw0y/E0

いい話だった
っていうかカレハさん、ショタ時代に手をつけてたのだろうかw

257くすぐり好きの名無しさん:2013/11/03(日) 21:54:36 ID:.zp8.dtc0
>>255
すばらしい!
終わりに近づくのが勿体無くて、ゆっくりと言の葉を堪能させていただきました。

258くすぐり好きの名無しさん:2013/11/04(月) 02:07:43 ID:pAbbAi4U0
くすぐり関係無い描写多いとぶっちゃけ読みづらいんだよなぁ

259くすぐり好きの名無しさん:2013/11/06(水) 14:49:15 ID:CN5lxUhM0
・・・少女に案内されながら、男は辺りを見回していた。

男「この国って意外と都会なんだなぁ。もっとこう、田舎かと思ってた。」
少女「田舎も都会もどっちもありますよ。日本だってそうでしょう?」
男「そりゃそうだけど・・・。あれ?日本のこと知ってるの?」
少女「当然です。ここだけの話ですが、この国は日本と結構交流があったりするのです。」

そんな話聞いたことないと男は不思議に思った。
第一結構長い間他国との交流を絶っていたのではなかったのか。
これは何かいいネタに繋がると思い、記憶の片隅に留めておいた・・・。
するとふと、少女が足を止めた。

少女「到着しました。資料館です。と言っても観光客用に即興で作られたので小さいですが。」
男「へ〜・・・。確かに誰もいないね・・・。」
少女「私が説明するから不要です。まずはここで軽く、この国の歴史について触れておきましょう。」

資料館にはティクル王国の歴史について色々記されていたが、
正直どれも事実とは思えない、滑稽なものばかりであった。

男「大昔、ティクル王国の周辺は女性の姿をした恐ろしい魔物がいて人間を襲っていた・・・。
  ・・・って何これ、神話?」
少女「神話か実話か、今では知る由もありません。ただ、魔物について記された文献が
   沢山発見されていることから、割と事実だったりするのかもしれません。」
男「まさかぁ。しかも女性型の魔物って・・・。当時人外ブームだったんじゃない?」
少女「・・・どうでしょうね。私には判断しかねます。」

どうやら文献によると、古代のティクル王国の周辺は魔物娘たちが闊歩しており、
よく人間が襲われていたらしい。しかも何故かくすぐりをもってして・・・だ。
何でも、体を傷付けず苦しませ、負のエネルギーを何度でも吸収する為らしい。

少女「くすぐりは人を無理やり笑わせる行為。当時の人々は、くすぐりを人の感情を操る魔術だと思い
   恐れ崇めていました。そういう考えは今でも根強く残っていますけどね。」
男「相変わらず変な国だな・・・うぐっ!?」

変な国と言った瞬間、少女の人差し指が男の腹にめり込む。
そして次の瞬間、男の体が石のように硬くなり、動けなくなってしまった。

少女「おっと失礼。変な国と言われてつい手が出てしまいました。」
男「うっく・・・。ひょっとして怒ってる・・・?」
少女「まさか。観光客の方に怒りをぶつけるはずがありません。
   さぁ、資料館も飽きたでしょう?次の場所に行きましょう。」

少女は男をズルズルと引きずり資料館を後にする。
そして着いた場所は・・・。

260くすぐり好きの名無しさん:2013/11/06(水) 14:51:22 ID:CN5lxUhM0
マッサージ師A「イラッシャイマセー。観光客サマデスネー。」
マッサージ師B「早速マッサージヲ開始シマスネー。」
マッサージ師C「オイルタップリヌリヌリシマショウネー。」

(ニュルニュル・・・ヌチュヌチュ・・・)

男「ふぐっくぅ〜・・・!ひぎっうっくくく・・・!」

そう、オイルマッサージのお店である。暴れないように手足をX字に拘束され、
体中をオイルでヌルヌルになった手で撫で回されていた・・・。
褐色肌の巨乳美女たちに体を弄られた男は全身をビクビク震わせている。
男はマッサージ用の正装(ピチピチの海パンだけ)を着せられていた為、
素肌にニュルニュルと指が這いめちゃくちゃくすぐったかった。だが・・・。

少女「マッサージ中失礼します。先ほども言いましたが、マッサージ中は絶対笑ってはいけませんよ。
   これはあくまでマッサージであってくすぐりではないんです。笑うってことは、
   彼女たちマッサージ師の誇りを嘲笑うのも同じってことですからね。」
男「そ・・・そんな・・・くひっくぅっく・・・!」
マッサージ師A「ア、オイル追加シマスネー。」(トロォ〜・・・)
男「!!!!!」

オイルが入った壺にマッサージ師たちが手を突っ込み、そっと引き上げる。
するとその手はテカテカヌルヌルになっており、オイルがダラダラと滴っていた・・・。
そしてその手が男の体にヌチャッという音と共に触れ、ゆっくりと前後左右に動き出す・・・。
あまりのくすぐったさに思わず笑いそうになるが、男は全身を硬直させてブルブルと震えつつ耐えていた。

男「うっふぐぅぅ・・・!は・・・はやくっひ・・・おわって・・・くひっ・・・!」
マッサージ師B「次ハ腋の下ト、足ノ裏ヲマッサージシマスネー。」
マッサージ師C「チョットダケクスグッタイデスケドガマンシテクダサイネー。」
男「ひっひぃぃっ!!?そこ無理っ無理っ!!」
マッサージ師A「ソレッ。ニュ〜ルニュ〜ル・・・。」(ヌチャヌチャニュル〜リ・・・)
男「ひっくひゃっあぐふっ!!?」

ちょっとというレベルではない。もう死ぬほどくすぐったい。
何せ腋の下と足の裏をオイルでヌルヌルトロトロになった手で撫でられているのだ。
もしこれが撫でるのではなく本当にくすぐっていたとしたら確実に笑い狂って死ぬだろう。
男は全身の筋肉を強張らせ、必死にプルプルと震えて笑うのを堪えていた・・・。
が・・・。それを見学していた少女が・・・。

少女「マッサージ師さん。彼はどうも全身がカチカチに凝り固まっているみたいです。
   追加料金はこちらが払うので、『さわさわマッサージ』から『もみもみマッサージ』に
   変更してもらえますか?」
男「えっちょ・・・!!?何言って・・・!?」
マッサージ師A「イイデスヨー。タシカニ彼カチコチデシタモンネー。」
マッサージ師B「タップリモミモミシテホグシテアゲマショウネー。」
マッサージ師C「デハ開始シマス。モミモミモミモミ・・・。」
男「ぶふっ!!?」

261くすぐり好きの名無しさん:2013/11/06(水) 14:52:07 ID:CN5lxUhM0
3人の美女マッサージ師たちが一斉に男の硬直した体を揉みほぐし始めた。
ただでさえ撫で回されて敏感になった肌に、彼女たちの指が優しく食い込むのだ。
モミモミされてわずか10秒、男のダムは決壊した。

男「いぎっひ・・・!ぎゃはははははっ!ちょっやめ・・・ひひひひっっひひぃ!!」
マッサージ師A「ムゥ・・・。マッサージ中ニ笑ウナンテマナーガ悪イデスネー・・・。」
少女「一応説明はしたのですが・・・。失礼ですよ。」
男「はひ・・・はひ・・・。元はと言えば・・・君が勝手にもみもみなんてさせるから・・・!」
少女「私はただ、あなたに気持ちよくなって欲しかっただけですよ。
   それよりもマナー違反はいけません。その体に教えてあげますね。」
男「えっ!?何を・・・!?」

すると少女はバスガイドコスの手袋を取り、その両手をオイル入りの壺に突っ込んだ。
そしてそっと手を引き、指をクネクネさせてオイルを手に馴染ませて・・・。

少女「そんなに笑いたいなら、思いっきり笑えばいいのです。」(こちょこちょこちょこちょ・・・)
男「やっやめっ!?・・・ぶふぅっぎゃははははははっひぎひひひひぃぃぃ!!!」
少女「皆さんもどうぞ。マッサージで笑うような方には、本当のくすぐりを教えてあげましょう。」(こちょこちょ・・・)
マッサージ師A「ソウデスネー。コノ際ヤッチャイマショー。」(もみもみふにふに・・・)
マッサージ師B「悪イ子ニハオシオキデース。」(にゅりにゅりにゅるる〜・・・)
マッサージ師C「コレハコレデ気持チイイデショー?」(くりくりくにゅくにゅ・・・)
男「いぎひゃはははははははっやべっひぎひひっひゃははははははぁぁぁぁっ!!!
  じっじぬっふぐふひひひひひっごべんなざっぎょははははへへへへへっひぎぃぃぃぃ!!!」

・・・その後、マッサージ師の誇りを汚した男はオイルくすぐり地獄30分コースの前に崩れ落ちた。
笑い狂っていて気付かなかったが、その時の少女はとても楽しそうな暗黒微笑を浮かべていたそうな・・・。
男は笑ってしまったことを謝りつつ、納得できない頭を無理やり納得させ店を出た。

・・・あれだけ笑い狂ったというのに、何故か体は前より軽く健康になっていた。
オイルの効果か、マッサージ(?)の影響か・・・。それは男には知る由もなかった・・・。

少女「最高のマッサージだったでしょう?この国の良さが分かっていただけたでしょうか?」(つつ〜・・・)
男「ひっ!?あ・・・ああ。変な国なんて言って悪かった・・・よ・・・。」
少女「さて、次の場所へ行きましょうか。はぐれないように気を付けてくださいね。(さわっ)
男「くひっ!?・・・ちょっあの・・・。あまり触らないで・・・。」

尤も、しばらくの間肌が敏感になってしまっていたが・・・。

262くすぐり好きの名無しさん:2013/11/06(水) 19:07:16 ID:ddRficEA0
待ってました!
最高です!
次も期待してます!

263くすぐり好きの名無しさん:2013/11/06(水) 22:18:13 ID:5pSxRGNU0
クールロリかわええ・・・
名前ないんすかね(興味津々)

264くすぐり好きの名無しさん:2013/11/07(木) 10:00:05 ID:7TIwgSUU0
笑ってはいけない状況でくすぐられるってのがgood!

265くすぐり好きの名無しさん:2013/11/10(日) 02:06:24 ID:AWvDSkr.0
さてさて正座してお待ちしましょうか

266くすぐり好きの名無しさん:2013/11/10(日) 13:59:21 ID:75ZeErvo0

更新乙です

続きに激しく期待!!

267くすぐり好きの名無しさん:2013/11/10(日) 19:11:40 ID:AWvDSkr.0
あれ、水野の学園の方来てないのう…

268くすぐり好きの名無しさん:2013/11/10(日) 23:03:33 ID:4qpMXxyQ0
完成させる予定でしたが、思ったよりサボってしまいました。
中途半端で申し訳ないのですが、できた分だけ投下します。


「ねーみんなー。私、アレ、するね」

 静かに沸騰するような、ちょっと怖い笑みを浮かべて優美が宣言する。もちろん乳肉を顔面に垂らされている青年には見えるはずもないが。

「分かった! 全身にやっちゃってっ」

「……フォローは任せて」

 それぞれにうなずき合い、少女達は責めを次なる段階へと進ませることに同意する。何が始まるのかと笑い悶えつつも憂慮する青年。すると。
 シュルルルルっ。

「え、あれ?」

 何と手足首の蔓拘束が解かれ、躰の自由を返してもらえたのだ。さらにはセリナの豊満肢体も離れ、おっぱい窒息から解放される。ようやく肺に取り込めた新鮮な空気を貪り、これなら逃げられる、いや、逃げるなら今しかないと全身の筋肉に力を込めた。

「ざーんねんっ。そうはさせないよ!」

 わしゃわしゃと泡立てるような動きで、ミイナの五指がさらに激しく脇腹をくすぐる。ちっちゃいおててなのに、その威力は二十に近い大人を悶絶させるのに十分なものだった。青年はたちまち体躯をくねらせ、情けない悲鳴を漏らして脱力させられてしまう。
 舐めしゃぶっていた顔を上げ、ミイナがクスクス嘲笑する。

「あははっ。結局カボチャの蔦に捕まえられてなくても、私みたいな中学生の女の子に簡単に組み敷かれちゃうんだっ」

「ふふっ。情けないお兄ちゃんも可愛い……それとも、もっとこちょこちょされたいからわざと逃げないの?」

「えーっ! それってすっごいヘンタイさんだよ!」

 侮蔑の言葉で鞭打たれ、反論しようとしても残像を纏うほどの指責めに笑わせられてしまう。
 妹でもおかしくない年齢の少女に好き勝手にされている恥辱。もう笑いたくなんてないのに、神経を直接こちょぐるような指には逆らえない。最後の一滴まで酸素を搾り出そうとするみたいに、ミイナは腹筋の上を指で遊びまくった。

「ほーら、またベロを使っちゃうよぉ!」

 見せつけるように「レェー」ベロを垂らし、臍より少し上でくすぐったそうに蠢動させる。まるで火のようにチラチラと動く舌肉は、見てるだけでもたまらなくムズ痒くなってしまう。たっぷりと塗されている涎はケモノ舌をしとど濡らし、なんだか淫靡にコーティングしている。
 ペチョリ、と。
 唾液が一滴、おへその窪みに水溜まりをつくった。こそばし攻撃で敏感にされた柔肌には、それがひどく温かい。
 けれど虜にした獲物にトドメを刺さず、舌で蹂躙する寸前で恐怖の反応を楽しむ猫娘には、うまい具合に隙が生じていた。指の動きも甘く、くすぐり責める。というよりはバラバラにじゃれついているようである。それでも十分身悶えさせられるが、かろうじて笑い声は我慢できる。
 今、思いっきり状態を起こせば脱出できるかもしれない。
 しかしその為にはいやらしく蠢く舌へ、自ら突っ込む必要がある。
 そんなジレンマに青年は煩悶する。だけどモンスター娘三人は何か企んでいるみたいだし、時間が経てば経つほど体力は奪われる。チャンスは逃すべきではない!

「やあっ!」

 奮起して心地よい膝枕から頭を起こし、自由へと立ち上がろうとする。しかしその刹那にヘソへと潜りこんだ舌ベロに臍をくじられ、憐れにも筋肉から力が抜けてしまった。

「くふっ、ひひゃははははははっ!」

「レロレロっ、チュムっ……お兄ちゃんっ、今、私の舌にわざわざ当たってきたよね!」

「ふーん……そんなにペロペロこそばされるのが待ちきれなかったんだ?」

269くすぐり好きの名無しさん:2013/11/10(日) 23:04:13 ID:4qpMXxyQ0
 心底軽蔑した、というような口調であざける美少女二人。
 だけどミイナはいやらしいニヤニヤ笑いをしていることから、もしかしたらここまで織り込み済み。全ては少女の掌の上で踊らされていただけなのかもしれなかった。
 とにかく、「だったらお望み通りに」とでも言うように猫娘のざらつく肉ヤスリが腹部に襲い掛かった。今度は臍だけではない、敏感な腹の肉全てを、唾液を塗り込めるように丁寧にこちょぬりゅと蹂躙されてしまう。その苛烈な擽ったさたるや、まるで無数のナメクジに這われているみたいだ。

「わぁ、ミイナちゃんの舌、見てるだけでこちょぐったそう……」

 さらにローションみたいな涎で覆われ、より敏感になった皮膚を、ミイナの細く可憐な指がまたも責め立てられるのだ。何か見えない球を揉むような動きでくねくね蠢く五指の餌食になる青年の腹肉。まるで胴回りが燃えているかのようなくすぐり刺激。

「お腹にキスしてあげるねお兄ちゃんっ! それから涎でヌルヌルのお腹をねぇー、ほぉら! こちょこちょこちょこちょぉ!」

「効いてるみたい……、そんなに笑って、嬉しいんだ?」

「もーっと笑わせてあげるから、感謝してね! ジュルっ」

 ザラザラの粒を乗せたベロによる烙印は、少女たちの擽り玩具であることの証明みたいだった。現に唾液は指の滑りを良くてくすぐったさをたまらなく増幅させている。せっかく乳房で塞がれていた呼吸が自由になったにも拘わらず、青年はまた窒息寸前だ。

「でもちょっとお兄ちゃん苦しそう……癒してあげるね」

 そう呟いたセリナは、白い翼を生やした天使に見えた。

「羽で優しくこちょぐって、気持ちよくしてあげる」

 けれど青年を見下ろす美少女は天使なんかじゃない。あくまで魔物娘のハーピィなのだ。
 フサフサとした羽が耳から頬、首筋までを甘ったるく包む。そのままこしょこしょと撫で擦られると、甘美でもどかしいこそばゆさが敏感な肌のラインで生まれる。

「とろーんってなったお顔、好き……」

「えーっ! ギャハギャハ嬉しそうに笑ってるのが一番だよ」

「いいのっ。私は、優しく虐めてあげるんだから」

 ほんの一瞬ではあるけれど、小悪魔みたいなミイナの指拷問を忘れてしまうような甘ったるい羽責めに、思わず笑い苦しんでいた表情が緩む。
 それを母性的な微笑みで見つめる美顔。年下の少女に見られながら、くすぐられて心地よさそうに笑わせられるのはひどく恥ずかしかった。けれど喘ぐみたいな笑い声が止まらない。そもそも女の子の唾液ごとこちょこちょされるなんて淫靡だし、生の巨乳を仰ぎながら羽愛撫されるのはもっとエッチなことだ。
 何が何やら分からなくなってくる。ミイナに無邪気に、激しく擽られ、一方でセリナに劣情を煽られるようにねちっこくサワサワされる。いわば二人がかりでの飴と鞭に、すっかり翻弄されていた。
 太ももから後頭部を降ろされて、しどけなく潤んだハーピィ娘の瞳が大きくなる。顔が迫っているのだと気づいた時には手遅れだった。
 熱い吐息で蒸れたリップに、上から唇を塞がれる。

「お兄ちゃん……んっ」

「わーっ! だ、大胆」

 温かく柔らかな感触に少し遅れ、キスされているのだと理解する。
 まるで口腔が溶け合い、一つになるかのような熱烈なキス。頬に垂れる少女の、発情した鼻息がいやらしい。おとがいが緩み、降りてきた舌に唇をなぞられた。その意図を理解して必死に口を閉ざして堪える。美しい少女とディープキスをするのが嫌な訳ではないが、幼い三人娘にこちょぐられながらというのはロマンがない。あまりに惨めだ。

「……んむぅ」

 ハーピィ娘の眉根が少し寄る。なんとか陥落させようと羽がさざ波立ち、耳朶が、頬が、首が、身悶えするこそばゆさに犯される。甘やかすようなくすぐりについ力が緩んでしまいそうになるが、しかし鉄の意志でそれを我慢していると。

「助太刀するよ! お腹にこちょこちょ攻撃っ!」

「むぐっ!?」

「ほらほらぁ、諦めてお口の力を抜いちゃおうよ。お腹ピクピクしてるよっ? あんまり意地張ってると、もっとつらいこちょこちょ拷問しちゃうからね!」

 しゃにむに五指が腹を駆け、肌の浅いところを過激なくすぐったさが駆け抜けた。まるでピアノでも演奏するかのような指遊びに、成す術もなく腹筋はただ震える。振り落そうと悶えても、腰に尻房をドンと据えられてはどうしようもない。
 上下から二人に責められ、とうとう青年は唇を開いてしまった。

270くすぐり好きの名無しさん:2013/11/10(日) 23:05:38 ID:4qpMXxyQ0
わぉ! たったの二レス分しか無い。面目ない。

271くすぐり好きの名無しさん:2013/11/11(月) 19:34:31 ID:esJ3743E0
待ってましたぁぁぁ!!

ニレス分とか全然問題ナイッス!

272くすぐり好きの名無しさん:2013/11/13(水) 01:35:10 ID:JybUWMWc0
ポケモンの擬人化ものかこうかな

273くすぐり好きの名無しさん:2013/11/14(木) 23:03:47 ID:sBiAzBJM0
YOU書いちゃいなYO

274くすぐり好きの名無しさん:2013/11/17(日) 20:43:13 ID:nzofSmhA0
とても見てみたい

275くすぐり好きの名無しさん:2013/11/20(水) 20:24:00 ID:solwBkus0
QMAのメディアが手袋をいじる動作にドキッとする
他にもQMAにはルキアとかユリとか可愛い娘が多いし、男の子をくすぐっているところを見てみたいですよね!
男の子が拘束されて、クイズに間違える度に罰としてくすぐられるとか

276くすぐり好きの名無しさん:2013/11/21(木) 01:13:45 ID:ej0kPGno0
水野の学園の続きが楽しみで仕方ない

277くすぐり好きの名無しさん:2013/11/27(水) 03:46:11 ID:Upv0nhpw0
続きはよ

278くすぐり好きの名無しさん:2013/12/01(日) 15:42:32 ID:lkt.vvGY0
少女「次はここにしましょう。」
男「ここは・・・?」
少女「見て分からないのですか?足湯ですよ。我が国では良質な温泉も出るのです。
   昔はここで、歩き疲れた旅人が足の疲れを癒していたそうです。」

なるほど、こじんまりとはしてるがちゃんと湯が流れている。
せっかくだし体験してみるかなと思い、男は承諾した。

少女「では靴と靴下を脱いで、そこの台に座ってください。
   そして、そこの穴に足を入れてください。」
男「何か変わってるな・・・。日本の足湯とは全然違う。
  日本の場合、ただ座って足をチャプチャプさせるだけなんだけど・・・。」
少女「ちゃんとこうなっている理由ならありますよ。以前まだ観光客を
   拒絶せず受け入れていた頃、マナーが悪い方がいて大変だったのです。」
男「あー・・・。ゴミを捨てたり、湯をお持ち帰りしたりとか?」
少女「他にもその場で湯を飲みだしたり、足をバシャバシャして湯をまき散らしたり、
   足湯にも関わらずその場で体を洗い始めたり・・・。とにかく最悪だったそうです。」

酷過ぎるだろ・・・。と男は思わずしかめっ面になった。
海外に行くと気分がハイになるとは言うが、そこまでモラルのない観光客は聞いたことがない。
その観光客の中に日本人がいないことを祈るばかりである・・・。

男「えっと、ここに座って、この穴に足を通せばいいんだっけ?」
少女「ええ、そうすれば足が湯に浸かりますから。」

そこには座る用の小さな台座と、足がすっぽり通るほどの穴が2つ空いていた。
どうやらこの下に湯が溜まっており、足湯を楽しめるようになっているらしい。
なるほど、これなら体を洗うことも湯をまき散らすこともないな、と男は感心した。
・・・だが、男はすぐに足を突っ込むことはせず、少女にこう言った。

男「そうだ。せっかくだし君も入ったらどう?俺が入ってる間暇でしょ?」
少女「混浴を希望ですか?見上げた変態ですね。」
男「いやいや、これ足湯だし・・・。ほら、君も説明ばかりで疲れてるかなって。」
少女「・・・別に疲れてませんが、分かりました。心遣い感謝いたします。」

もちろんこの誘いには狙いがある。くすぐりを回避する為だ。
足湯用の穴は少し距離があるので、少女も足湯に入った場合、決して少女の手は男に届かない。
そして万が一足湯自体に何か罠があっても、少女自身も足湯に入っているので作動できない。

男(完璧だ・・・。これでのんびり足湯を楽しめる。)
少女「何をしているんですか?私も準備が終わりましたので入りましょう。」
男「ああ、そうだね・・・って・・・!?」

気付くと少女は、まるで風呂に入る時のようにタオル1枚になっていた。
とは言っても、少女の体型的にどこも膨らんではいなかったが。
・・・前から思ったが、いくらなんでも着替えるの早すぎではないだろうか。

男「・・・足湯なのにその格好になる意味は・・・?」
少女「気分の問題です。」
男「ああ、そう・・・。」(ちゃぷっ・・・)

相変わらずの少女に戸惑いつつ、男はそっと穴に足を通す。それを見て少女もそのキレイな足を穴に通した。
・・・温かい。熱過ぎず、ぬる過ぎず、ちょうどいい温かさだ。

男「はぁ〜。これはいいな・・・。足だけでなく全身がポカポカな気持ちにな(ガシャンッ)

279くすぐり好きの名無しさん:2013/12/03(火) 01:03:31 ID:lDS3QxJs0
ですよねーw

280くすぐり好きの名無しさん:2013/12/03(火) 04:33:26 ID:gE/YeEMc0
今回はもしかしてクールロリもくすぐられるのかな?

281くすぐり好きの名無しさん:2013/12/04(水) 13:58:03 ID:pUhl/uFA0
続き楽しみです!

282くすぐり好きの名無しさん:2013/12/04(水) 17:20:37 ID:jkiTQTqQ0
次の瞬間、ガシャンッという音・・・。そして足に違和感を感じた・・・。
男は驚いて足を引き抜こうとしたが・・・。

男「あれ・・・?え・・・?抜けない・・・!?」
少女「ただロックされただけですよ。5分もすれば解除されます。」
男「ロックって何だよ・・・!?聞いてないぞ!?」
少女「言い忘れてました。この足湯には足をキレイにしてくれる機能が
   ありまして、その間は怪我防止のために足がロックされるのです。」
男「何その仕様!?とにかく早く外し・・・!?」

突然男の動きが止まる。

少女「・・・?どうかいたしましたか?随分と変な顔をなされていますが。」
男「う・・・くっくく・・・!ぎゃはははははははっひひひひひひっ!?」

いきなり男は笑い出し、ロックされた足を激しく揺らし始めた。
そう、男の足に何かがまとわり付き、その瞬間、足に猛烈なくすぐったさが襲い掛かってきたのだ・・・!
男は必死にくすぐったい元である足湯から足を引き抜こうとするが、いくら引っ張っても
ロックされた足はピクリとも動かなかった・・・。

男「ひぎゃはははははっひひひひっふぐぅぅっくっひっひ・・・!
  何こっぎゃはははははっくっくるしひひひぃぃぃっ!!」
少女「洗浄機能がスタートしましたね。足の汚れがキレイさっぱり取れますよ。」
男「どめでっどめでぐでへへへひゃぎゃはははははっひぎひぃぃぃっ!!」
少女「ドクターフィッシュという生き物を知っていますか?汚れを取ってくれる魚なんですが、
   それと似た性質を持つ生物がこの下に生息しているのです。
   その名も「ドクターイソギンチャク」。しつこい汚れも落とせる特殊な粘液を吐き出しながら、
   丁寧に足を洗浄してくれるありがたい存在です。」

しかし男にその説明を聞く余裕はなかった。あまりのくすぐったさに身悶えていたからだ。
湯に浸かった部分、すなわち膝から少し下の辺りから足のつま先まで、ヌルヌルとした触手のような
ものがしつこくまとわりついてくる・・・。
お風呂でボディーソープを足に優しく塗ると、自分で触っているにも関わらず非常にくすぐったい。
今の男は、その数倍のくすぐったさを体感している状態であった。

283くすぐり好きの名無しさん:2013/12/04(水) 17:21:30 ID:jkiTQTqQ0
男「ぎゃはははははっじぬぅっ!じんじゃっひぎゃははははははっ!!」
少女「全く相変わらず大袈裟ですね。どれだけ敏感肌なんですか?
   うるさいのでもう少し静かにしてくれますか?」
男「ぎひひひひっむりっむりぎゃはははははははぁぁぁ!!
  はずじでっこれはずじっひぃぃぃぃぃ!!?」

足の指の隙間にまで触手は入り込み、粘液で滑りが良くなった触手がニュルニュルとまとわりつく。
男は更なるくすぐったさに笑い狂い、ロックされた足をガチャガチャと鳴らし、全身を激しく揺らし、
床を両手でバンバン叩いて悶えまくった。だがいくら男が暴れようと全くの無駄であった。

少女「はぁ・・・。こんなに気持ちいいのに暴れ狂うなんて理解しかねます。
   あとほんの4分ですからこれ以上騒がないでください。」
男「あどよんぶっ・・・!?ぎひゃはははっひひひひっじぬっじぬぅぅぅぅ!!
  ぐるじっいぎできなぐあははははははぁぁぁっひぎっひぃぃぃ!!」

・・・それから2分後。
触手はまるで冬に履くブーツのように『2人の』足を包み込んでいた。
男はこれまで以上に笑い狂い、親が見たら泣きそうなほどに情けない顔になっていた。
・・・だが、男が少女の笑い声を聞くことはなかった。
何故なら、少女も男と全く同じ状態なのにも関わらず、全く笑っていなかったからである。
そう、少女も初めから男と同じだった。足に触手がまとわり付いていたのだ。
しかし少女は笑わない。それどころか、とてもリラックスしている感じであった。

少女「ふぅ・・・。気持ちいい・・・。やっぱり足湯は癒しですね。」
男「くぁwせdrftgyふじこlp」
少女「おかしいですね。こんなに青ざめて全身痙攣させて・・・。
   そのまま死なないでくださいね。国際問題なんて嫌ですよ?」

・・・そして5分が経過。ロックが外れ、満足したイソギンチャクの触手が引いていく。
少女が足を引き抜くと、元々キレイだった足が更にキレイになっていた。
爪の隙間の小さな汚れすらない。足フェチが見たら発狂するかもしれない美しさだ。
・・・一方男はひどいものだった。もはや自力で足を引き抜く余力も残っておらず、
舌をだらんと出し、白目を剥き、その場に倒れこみぴくぴくと小刻みに痙攣するのみであった。
足はキレイになったが、何とも情けない姿である。

男「ヒューッ・・・ヒューッ・・・」(呼吸音)
少女「全く本当に情けないですね。でもまぁ、あなたの苦しみもがく姿は
   中々見ていて飽きませんでしたよ。さて、次は・・・。」

少女の声を聞き取れぬまま、男の意識は闇へ溶けていった・・・。

284くすぐり好きの名無しさん:2013/12/04(水) 20:08:04 ID:Du6O4aAY0

ワォ!

過疎ってると思ったら更新が!

285くすぐり好きの名無しさん:2013/12/04(水) 20:12:39 ID:uhpDMwgs0
足フェチの俺は感動した
しかしクールロリは不感症なのか・・・すくなくとも足裏は

286くすぐり好きの名無しさん:2013/12/04(水) 23:55:24 ID:Y.i7ZxQU0
更新キター、楽しみにしておりました。ぶれないクールロリさんも素敵。
ところで、クールロリさんのキャラクターをお借りしてもよろしいですか?

287くすぐり好きの名無しさん:2013/12/05(木) 15:59:55 ID:PvngiOik0
>>286
何に使われるか分かりませんが良ければどうぞ

ついでに設定的なものを書いておきます
割と初期から決めていたのですが載せる機を逃してました
身長体重は案外適当なのでおおよそでイメージしてください・・・

男(名前はまだない)
一人称:俺
仕事:雑誌の記者(入社2年目)
年齢:24
身長:177cm
体重:64kg
趣味:写真撮影
特技:水中で2分ぐらい息を止めていられる(自己申告)
弱点:腋・わき腹・太股・足の裏・背中・首筋
こちょ力:4(下手っぴ)
こちょ耐:3(結構弱い)
スタミナ:8(かなり高い)
外見:青年・黒髪


少女(名前はまだ秘密)
一人称:私
仕事:王女の世話役兼観光案内人
年齢:15
身長:154cm
体重:41kg
趣味:くすぐられて笑い悶える人を見ること
特技:くすぐり・早着替え・秘孔突き
弱点:皆無
こちょ力:8(達人レベル)
こちょ耐:10(どんなくすぐりも気持ち良く感じる)
スタミナ:6(そこそこ高い)
外見:控えめボディの少女・青髪のロング・色白

クールロリってあだ名が定着しましたが、実は15歳でした
男が24歳なので、男から見たら十分ロリですかね・・・

288くすぐり好きの名無しさん:2013/12/06(金) 00:25:16 ID:Xrko6Op60
少女のくすぐり耐性ぱねぇw
さて、次は・・・どうなるのか楽しみです。

289くすぐり好きの名無しさん:2013/12/06(金) 03:05:14 ID:QmtXJd6w0
最初からくすぐりにムテキング状態だったのか、それとも女王陛下に調教された結果だったのか、それが重要だ

290くすぐり好きの名無しさん:2013/12/09(月) 18:42:55 ID:Nyk1uPA60
F/Mくすぐりもっと流行らんかね・・・

291くすぐり好きの名無しさん:2013/12/10(火) 14:41:46 ID:rqfNLAa.0
「口を開けてピーピー鳴いてさえいれば、きっと誰かが餌を運んできてくれるだろう」
「親切な人が美味しい餌を運んできてくれたぞ、次の餌にも期待して待っていよう」
「せっかく運ばれてきたと思ったのに違う餌だ、この前の美味しい餌はもう無いの?」
「まだまだ餌が足りない、もっと餌を運んできてくれる人が増えてくれないかなー」

何か一昔前に比べてそういう風潮強くなってない?気のせいであれば良いんだけど・・・


舞園「苗木君王様ゲーム」 ハーレムくすぐり展開あり
tp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384874833/

292くすぐり好きの名無しさん:2013/12/10(火) 19:18:29 ID:18QNifbU0
「うるさい俺様に逆らうやつは荒らしのレッテル貼って袋叩きにしてやるw」

ずっと昔からそうだよ

293くすぐり好きの名無しさん:2013/12/10(火) 22:16:14 ID:rqfNLAa.0
うーん、悪いけど>>292の話とは全然関係ないわ

まぁ実際気のせいかも知れないし、自分は自分に出来る事をするだけか
いきなり妙な話を持ち出して済まなかった

294くすぐり好きの名無しさん:2013/12/10(火) 22:16:24 ID:ZEiTZziA0
アイマスの亜美真美がPをくすぐりまくるっていうシチュ、かなり興奮する
いたずらっ子だから特に

295くすぐり好きの名無しさん:2013/12/10(火) 23:47:44 ID:yvTPmWd20
>>291
苗木くんの小説良かった。完全にここの需要にマッチしてるじゃねーか!

296くすぐり好きの名無しさん:2013/12/11(水) 00:52:40 ID:BdkO2nSw0
ダンガンロンパって魅力的な女の子が多いし、世界観も色々妄想しやすくて良いよね

クスグリアイ学園生活を強要された女子生徒複数人と男子生徒1人!
他生徒とのくすぐり合いをさせられ、最も消極的な生徒は皆の目の前でオシオキ!
ただし女子生徒へのセクハラだと見なされる行動を取った男子は問答無用でオシオキ!
問題のオシオキ内容は絶望堕ちした美女美少女達の手による絶望的くすぐりリンチ!
そんな設定考えてみた

297くすぐり好きの名無しさん:2013/12/11(水) 06:27:05 ID:W0Z3tAI20
男の娘がくすぐられる話っていうのはここでいいのかな

298くすぐり好きの名無しさん:2013/12/11(水) 08:06:00 ID:ZRgX/z5o0
>>293
関係なくないよ
都合の悪い批判的な意見を出すと場が荒れるとか言って
>>291あなたが>>292のようにいわれる。
~~~~~~~~~~~~~
クレクレなんて可愛いレベルじゃないから作品投下する人はみんな逃げ出しつつある。
自力で作品を書けないのは100歩譲って許すとしても
せめて読んだ作品には必ず感想つけるとかすればいいんだけどね・・・

299くすぐり好きの名無しさん:2013/12/11(水) 11:57:28 ID:7NB4cpMU0
>読んだ作品には必ず感想つける
これが何故解決策として挙がるのかが理解できない。
批判的な感想つけたら発狂する人が居るから、ブラウザをそっと閉じるのに。

300くすぐり好きの名無しさん:2013/12/11(水) 15:49:51 ID:sFitU1G60
いつだったか流行ったけいおん着せ替えツールいつのまにふたなり機能なんてついたのか
f/m画像も作れそうだしぽちぽちいじってみようかな

301くすぐり好きの名無しさん:2013/12/12(木) 00:29:53 ID:BCMk33A60
>>297
本物の女の子にくすぐられるシチュであれば此処で大丈夫だと思います
現状ふたなり娘メインですが、オチンチンスレでも守備範囲内のようですね

「秘密」を打ち明けられないまま女子会に参加させられてしまった不二咲さん
「どうせ女の子同士だし」的な流れで段々開放的になっていく女子生徒達
そして甘い香りの漂う王様ゲームで宣告された集団こちょこちょの刑
ニヤニヤと意味深な笑みを浮かべる妹様の柔らかな胸に抱きすくめられ、
脚も開かされて身動きを封じられたまま美少女達にぐるりと取り囲まれてしまう
果たして不二咲さんの運命は・・・!?とかそんなの考えてみた

302くすぐり好きの名無しさん:2013/12/12(木) 09:33:31 ID:I2SvHQx60
>>294のSS書いてみようと思うんだけど
アイマス好きな人いるかな

303くすぐり好きの名無しさん:2013/12/12(木) 13:40:15 ID:DVyWzEW.0
>>302
あいよ

304くすぐり好きの名無しさん:2013/12/12(木) 17:18:26 ID:RL86ldL60
男「・・・・・・ここは・・・?」

目覚めると、そこは白い天井であった。
そうだ、確かあの足湯と言う名のくすぐり地獄にやられて・・・。
思い出した男は立ち上がろうとするが、何故か体が動かない。
・・・拘束されている。ベッドに寝かされ、手足をX字に縛られていたのだ。

少女「目が覚めたようですね。」
男「・・・!?これは一体何だ!?何でこんなこと・・・!?」
少女「とぼけないでください。もうとっくに気付いているのですよ?
   あなたがスパイであるということに。」
男「!!?」

そこには、男をスパイ呼ばわりする少女が立っていた。
何でミニスカナース服で白いロング手袋を装備したかは分からなかったが、
問題はそんなことではない。
男は青ざめた。バカな、何でバレたんだ・・・?
厳密にはスパイではない。記者としてこの国の闇を探りに来ただけだ。
だがこの国の人にとってはスパイと何も変わらないだろう。

少女「可哀想ですが、あなたを生かして帰す訳にはいきません。
   ・・・死んでもらいます。」
男「・・・!?まっ待ってくれ!誤解だ!何かの間違いだ!俺は無実だっ!」

男は必死に訴えるが、少女の表情は固いままだ。
すると少女は、ポケットから怪しい液体の入った小瓶を取り出した。

少女「じわじわと細胞を破壊する猛毒です。飲んでください。」
男「いっいやだっ死にたく・・・おぼぼぼぼぼっ」

男の口を無理やり開き、口に液体を注ぎ込む少女。
男は必死に吐き出そうとしたがすでに手遅れ。飲み込んでしまった。

男「あ・・・ああ・・・!ひ・・・ひどい・・・!こんな・・・!」
少女「どうです?手足が痺れてきたでしょう?もうすぐ終わりですよ。」
男「あがっあが・・・あがひゅっ」

・・・男は2、3度痙攣したかと思うと、ガクリとうなだれ動かなくなった・・・。

305くすぐり好きの名無しさん:2013/12/12(木) 17:20:42 ID:RL86ldL60



男「・・・あれ?」
少女「迫真の演技ありがとうございました。芸達者ですね。」

男は生きていた。何が何だか分からず混乱している男に、少女は淡々と説明した。

少女「ただのジョークです。1度こういうのやってみたかったんですよ。
   そもそもあなたは観光客であってスパイではないでしょう?
   あそこまで青ざめて怯えるなんて、実は俳優か何かですか?」
男「は・・・はぁ〜!?全然笑えないぞ!?それにちゃんと無罪を主張しただろ!
  いくら何でもひどい!訴えてや・・・る・・・!」(プルプル・・・)

次の瞬間、ガチギレしている男の腹に少女の手がそっと添えられ、ゆっくりと男の腹を撫で始めた・・・。

男「ふぐっくく・・・!いい加減に・・・ひひひっく・・・!」
少女「安心してください。さっき飲ませたのはただの栄養剤ですから。
   それと言っておきますが、ここは病院の一室です。」(さわさわ・・・)
男「びょ・・・びょうい・・・くひひっくくぅ・・・!」

話によると、男が無様に失神した後、少女が男を担いで病院まで運んだらしい。
なるほど、だからナース服なのか。今更納得すると同時に、気が抜けて怒りも失せてしまった。
と言うよりもくすぐったい。手袋が思いの他滑らかで、少女の手が男の腹をすいすい駆け巡るからだ。

男「くひひひっちょっやめ・・・!」(ガチャガチャッ)
少女「ちゃんと拘束されてますね。これで安心です。
   安静にしてくださいと主治医に言われているので、
   動けないように拘束しておきました。」(なでなで・・・)
男「ひゃひひひっちょっあひゃははは・・・!」

男は足湯の件といい、拘束にトラウマができそうだった。
その後5分ほど少女に腹部を弄ばれ、そして・・・。

少女「そろそろ診療のお時間ですね。私は控え室にいますので、
   きちんと主治医の方の話を聞いてください。」
男「うくっ・・・。わ・・・分かったよ・・・。」

少女はやるだけやっておいてしれっと部屋を立ち去ってしまった。
全く掴みどころのない女の子である。

男「・・・でも診療って大袈裟だなぁ・・・。確かに笑い過ぎで腹筋が痛いけど・・・。」

コンコンッ ノックの音が聞こえた。ああ、医者の人が来たのか。 ・・・ガチャッ

ナース長「はぁい♪お待たせしましたぁ〜。診療に来ましたよぉ。」
男「・・・!!」(でっでか・・・)

でかい、男はまずそう思った。身長の話ではない。胸がはちきれんばかりにでかい。
少女の着ていたナース服を更に超越するほどのミニスカ、お約束の白いロング手袋。
輝く金髪。赤いフチがおしゃれな眼鏡。
そして服のボタンが弾けるのではと思うほどのバスト・・・。何だこの典型的なエロナースは。
まるで、中学生が妄想する理想の保健室の先生といった女性の姿に、男は声が出なかった。

ナース長「男の人の診療は専門外なんですけどぉ・・・。頑張りますねぇ♪」
男「あ・・・はは・・・。日本語・・・上手です・・・ね・・・。」
ナース長「はいぃ。職業柄、色々な言葉を勉強してるんですよぉ。
     それじゃ、早速診療を開始しますねぇ。」
男「こ・・・拘束されたままで・・・ですか?やりにくいんじゃ・・・?」
ナース長「大丈夫ですよぉ♪私に全部任せてくださいねぇ。」

ナース長が動く度に胸が揺れる。すごい揺れる。
男は拘束されたまま、食い入るように見つめてしまっていた。
所詮は男、何とも愚かな話である。これから何をされるかも知らずに・・・。

306くすぐり好きの名無しさん:2013/12/12(木) 23:57:33 ID:nJ0FLNKQ0
白長手袋装着の巨乳ミニスカエロナース良いなぁw
この女性に一体どんな診療をされてしまうのか・・・

307くすぐり好きの名無しさん:2013/12/13(金) 00:50:58 ID:Lzbdb7Ro0
GJ!
期待大です!

308くすぐり好きの名無しさん:2013/12/17(火) 10:03:20 ID:VIDKPsUo0
これは「治療」に期待せざるを得ない!
男がどんな治療をされてしまうのか……
とにかく、GJです!

今後のシチュですが、遊園地なんてどうでしょうか?
アトラクションがすべてくすぐり仕様になっていて、少女や様々な女スタッフ達にたくさんくすぐられる、とか。
例えば、色々な特殊なシチュエーション(館の主人となって、メイドさんに集団でくすぐられる、カジノのバニーさん達にくすぐりギャンブルとしてくすぐられる、学校でクラスの女子のくすぐりの標的となる、など)の下でくすぐられることのできるアトラクションや、
指示に従わないと先に進めない扉、罠など色々な仕掛けのある、くすぐり迷宮とかどうでしょう?
前者に関しては、遊園地に限らず、町の中でもできるかもしれませんが……。

309くすぐり好きの名無しさん:2013/12/17(火) 20:37:25 ID:NLEi1hPs0
続きが楽しみすぎます!

310くすぐり好きの名無しさん:2013/12/18(水) 16:41:02 ID:9TWUe.2.0
手袋成分が多くて幸せ…!
続き楽しみにしてます!

311くすぐり好きの名無しさん:2013/12/18(水) 19:41:23 ID:Z4Ti8OyU0
応援のコメントありがとうございます。
現在作成中ですが、ナース長のせいで
途中からガチエロになってしまっています。
(もちろん男はやられっぱなし)
ここはそういうのもいいんでしたっけ・・・?

312くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 00:07:02 ID:3GxIcVkA0
いいですとも!

313くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 01:27:06 ID:6XDbtX..0
いいですとも!

314くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 01:33:47 ID:hhTNykMI0
元々18禁の掲示板ですし、全然問題無いと思います
むしろ個人的には是非是非そういうのをお願いしたいw

315くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 14:44:24 ID:aR2N8wXc0
ナース長は、早速X字に拘束されている男の診察を開始した。

ナース長「体に異常が無いか触って確認しますので、ちょっと我慢してくださいねぇ。」
男「あ・・・はい・・・。」
ナース長「では失礼しまぁす♪」(さわさわ・・・)
男「ふぎっひ・・・!?」

ナース長はそう言うと、男の服をめくり、両手で腹部を優しく撫で始めた。
少女のくすぐりより格段に弱い、触れるか触れないかの絶妙なタッチで触られる・・・。
白手袋をまとったしなやかな指が体を巡る度、男の体はビクッと震えた。

ナース長「ちょっと力が入り過ぎですよぉ?もっとリラックスしてくださぁい。」(さわっ)
男「ひぃっ!?そ・・・そんなこと言ったって・・・うぐくっ・・・!」
ナース長「結構お肌が敏感なんですねぇ♪そんなにくすぐったいんですかぁ?」(つつ〜・・・)
男「ふぐっ!?あ・・・はい・・ひっ・・・。」
ナース長「へぇ〜そうなんですかぁ〜・・・。」(こしょっ)
男「ひひっひ・・・!」

くすぐったいと言えば止めてもらえるかと思ったがそんなことはなく、
ナース長は気にせず体中を撫で続けた・・・。

ナース長「腋の下はぁ・・・。うん、異常無しですねぇ。」(さすさす・・・)
男「くっひひひ・・・!うっぐ・・・!」
ナース長「太股も健康そのものですよぉ。」(す〜りす〜り・・・)
男「くひゃっひ・・・!」
ナース長「ああ、じたばたしちゃダメですよぉ。じっとしてなきゃぁ。」(つつつつ・・・)
男「ひひっそこは・・・くぅっ!」

ナース長の手が、まるで柔らかい羽のように男の体を刺激する。
く・・・くすぐったい・・・。今までとはまた別のくすぐったさ・・・。
ただ触られているだけなのに、触られた箇所が硬直しビクッと反応してしまう。
それでも男は、笑うと失礼だという少女の言葉を思い出し必死に耐えていたが・・・。

ナース長「腰の辺りも異常は・・・あらぁ?」(なでなで・・・ぴたっ)

突如ナース長の手が止まる。ナース長の視線を追ってみると、そこには・・・。

ナース長「どうして診察中にこんなになってるんですかねぇ・・・?」
男「あ・・・その・・・。」

そこにはもっこりと膨らんだ股間があった。そう、勃起してしまったのだ。
無理もない、エロナースが豊満な胸を揺らしながら体中を撫でてくるのだ。
正常な男性なら誰でもこうなってしまうだろう。当然の結果であった。

ナース長「男性の体については詳しく知らないんですがぁ・・・。
     確か勃起って言うんですよねぇ?エッチな気持ちになるとなるんでしたっけぇ?」
男「いや・・・あの・・・。」
ナース長「ただ診察していただけなのにエッチな気持ちになるなんておかしいですぅ。
     これはもっと詳しく調べてみる必要がありますねぇ・・・♪」(ごそごそ・・・)
男「えっちょ・・・!?」

316くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 14:50:50 ID:aR2N8wXc0
ナース長は微笑みながら男のズボンをズルンとおろしてしまった。
そこにあるのは立派なテント、もとい、ガチガチになった肉棒を覆うパンツであった。

男「み・・・見ないでください・・・!放っておけば元に戻りますから・・・!」
ナース長「そういう訳にはいきませんよぉ。職務怠慢になっちゃいますからぁ・・・。」
男「そ・・・そんな・・・。」
ナース長「それにしてもどうして勃起しちゃったんですかねぇ・・・?
     まさか私をエッチな目で見ていたんですかぁ?」
男「ち・・・違います・・・!これは生理的な理由で・・・!」
ナース長「違うのならぁ、今から行う診察を受けても平気ですよねぇ?ではでは・・・♪」
     
そう言うとナース長は右手を伸ばし、そっとテントの上に手を置いた。
思わず男の腰が浮き、パンツの中の肉棒がビクンビクンと跳ねた。
だがこれで終わりではない。ナース長はにっこり笑うと、テントの上の手をゆっくりと前後に動かし始めた・・・。

ナース長「あれあれぇ?体を撫でた時は笑いそうな顔だったのにぃ・・・。
     ここを撫でている今は辛そうな顔ですねぇ?」(しゅ・・・しゅ・・・)
男「あ・・・ぐ・・・!止め・・・!」
ナース長「ほらほらぁ♪リラックスリラックスぅ・・・♪」(さす・・・さす・・・)
男「く・・・くくぅ・・・!」

パンツ越しでもすべすべ手袋の威力は健在であり、肉棒を優しく優しく撫で続ける・・・。
ナース長が手を前後させる度に男は情けない声を出し、腰を動かし無駄な抵抗をした。
しかしどれだけ腰をひねったところでナース長のすべすべ手袋ハンドからは逃れられない・・・。
指が絡みつく感覚に男の腰が何度も浮いてしまう・・・。そんな中ナース長は・・・。

ナース長「あらぁ?何だか玉袋の下辺りがぷっくりしてきましたよぉ・・・?」(くいくい・・・)
男「ひっひぃ!?」
ナース長「あれぇ、ごめんなさぁい♪私男性の体について疎くってぇ♪」(ぐっぐっ)

何とナース長は、空いている左手で男の睾丸と尻の穴の間の部分を押し始めた。
すると男の肉棒が陸に上がった魚のようにビクンビクンと跳ね、パンツにじわぁ・・・とシミができた。
もちろんその間もナース長の右手は男の肉棒を優しく撫でている。
もう限界であった。我慢汁があふれ、パンツのシミがみるみる拡大していく・・・。
しかしナース長はそれを知ってか知らずか、手を動かすペースを緩めることはなかった・・・。

317くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 20:18:05 ID:/K2xN4PU0
まってました!

318くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 21:27:49 ID:X6yQP1os0
続き気になりますわ

319くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 21:40:18 ID:aR2N8wXc0
男「ま・・・待ってくだ・・・もう・・・やばっ・・・。」
ナース長「確か男の人はぁ、ここを撫でられ続けると射精しちゃうんですよねぇ♪
     でもこれはあくまで診察なんですからぁ、そんなことしちゃダメ・・・ですよぉ?」(しゅりしゅり・・・)
男「うひっ止め・・・せめて・・・パンツ脱がして・・・!汚れちゃ・・・!」
ナース長「女性にパンツを脱がせておちんちんを見せようだなんてぇ・・・。
     はっきり言って犯罪ですよぉ?そんなこと言っちゃダメですぅ♪」(すりすり・・・ぐいぐい・・・)
男「あっまっホントもう出っ・・・!」(じたばたガチャガチャッ)
ナース長「おっと危ないですぅ♪」(パッ)

もう出る・・・!と思った瞬間、不意にナース長の手が男から離れる・・・。
肉棒はしばらくピクピク震えていたが、程なくして落ち着いた。

ナース長「うふふ・・・♪どうしてそんな顔してるんですかぁ?
     パンツがドロドロにならなくて良かったでしょぉ?」
男「う・・・そうです・・・けど・・・。」(ぷるぷる・・・)
ナース長「・・・もしかしてぇ・・・?射精・・・したかったんですかぁ?」(つんっつつー)
男「ひぐっ!?」
ナース長「せっかく萎んだのにまた膨らんできましたよぉ。面白いですねぇ♪」(くりくり)
男「あっそこっひっ!?」
ナース長「そうそう、実は男性の体に疎いっていうのは嘘なんですぅ♪
     無知なフリしてここを弄り回すのが趣味なんですよぉ♪」(こすこす・・・)
男「なっちょっえぇっ!?」

ナース長の人差し指が男の肉棒の裏スジ部分をすーっと撫で、その後円を描くようにクリクリと指先で裏スジを刺激した。
落ち着いていた肉棒は再び膨張し、またもパンツのシミを広げることとなったが、
またもナース長は適当な頃合いに手を離し、パンツの中で震える肉棒を笑顔で見つめるに留まった・・・。
・・・するとナース長は、狼狽する男にとんでもないことを言い出した。

ナース長「診察の結果はぁ・・・。男性特有の病気『射精したい症候群』ですぅ♪」
男「え・・・?」
ナース長「おちんちんをいじいじされると射精のことしか考えられなくなる危険な病気ですよぉ。
     これは治療のために入院が必要ですねぇ・・・。」(にやにや)
男「ちょっ何言って・・・!」
ナース長「大丈夫ですよぉ。今日1日入院してぇ、明日の昼には退院できますからぁ。
     こんな危険なおちんちんを野放しにしたら大変ですからぁ♪」
男「おい、ふざけたこと言ってんじゃ・・・!」
少女「話は聞かせてもらいました。」(がらっ)

唐突に少女が現れた・・・。もう嫌な予感しかしなかった・・・。

320くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 23:25:52 ID:2nciOnPQ0
自分もその病気なので入院させて下さいw
治療が楽しみです

321くすぐり好きの名無しさん:2013/12/19(木) 23:49:08 ID:ZftYTrLI0
少女待機してただろこれw

322くすぐり好きの名無しさん:2013/12/20(金) 01:20:34 ID:iSsVtMQk0
ライトウイングwww

323くすぐり好きの名無しさん:2013/12/20(金) 16:46:36 ID:8xyJo01M0
毎回引きがうまいなあ

324くすぐり好きの名無しさん:2013/12/21(土) 07:25:51 ID:mjPTkww.0
続きが待ち遠しい!

325くすぐり好きの名無しさん:2013/12/24(火) 16:41:15 ID:yPsnOivk0
名前わからないけど男の人が桐谷美玲さんにくすぐられてたよー

326くすぐり好きの名無しさん:2013/12/24(火) 16:42:05 ID:yPsnOivk0
あっ、ここ小説の方だ!
すれ違申し訳ない

327くすぐり好きの名無しさん:2013/12/25(水) 01:35:17 ID:M8L0ro3c0
メリークスグリマス

328くすぐり好きの名無しさん:2013/12/25(水) 21:24:50 ID:NzzYY7B.0
別にここは小説専用スレって訳じゃないんだぜ。小説投稿以外の情報交換として使っても良いんでない?

329くすぐり好きの名無しさん:2013/12/26(木) 03:09:04 ID:yKqyR/5k0
住み分けは大事よ

330くすぐり好きの名無しさん:2013/12/26(木) 12:09:31 ID:tnPSpwq60
ちなみにやられたの綾野剛さんでした

331くすぐり好きの名無しさん:2013/12/26(木) 13:06:05 ID:C7kD4WvA0
325,330
詳しい詳細教えてください!^_^

332くすぐり好きの名無しさん:2013/12/27(金) 11:57:41 ID:OSheR4QU0
友達の家で見せてもらったdvdなので今は詳しくはわからないですm(_ _)m

333くすぐり好きの名無しさん:2013/12/31(火) 01:49:47 ID:fv3AFz/E0
来年は大勢の女の子達が秘部やお尻をグニグニと密着させてきて
馬乗りで抑え込みながらくすぐり責めにしてくるという午年ですね

334くすぐり好きの名無しさん:2013/12/31(火) 20:46:37 ID:TJp3Nm2Q0
結局二つとも年内に書きあがらなかった……。
来年になって生活が安定したら、もっと頻繁に書き込みたいな。
くすぐり文化が来年はもっと発展しますように。

335くすぐり好きの名無しさん:2014/01/01(水) 19:45:46 ID:ra07IiNg0
あけおめ

336くすぐり好きの名無しさん:2014/01/02(木) 11:15:07 ID:mJ7rkPoY0
こちょよろ!

337くすぐり好きの名無しさん:2014/01/07(火) 14:10:03 ID:FhA2ABCQ0
少女「病気となれば放置は厳禁。今日1日はゆっくり入院して、
   明日ホテルに向かいましょう。手続きはしておきますので。」
男「おいっ!俺は病気なんかじゃ・・・!」
少女「病人は皆そう言うんです。その結果、万が一倒れたりしたら私の責任に
   なってしまうのです。入院費ならこちらで出しますので安心してください。」
男「だから本当に・・・!」
少女「それではまた明日。ああ忙しい忙しい(棒)。」(ダダダッ)

唐突に現れた少女は、男の言うことも聞かず勝手に手続きを終えてしまった。
残されたのは唖然とした男とニコニコしてるナース長だけであった。

ナース長「たった半日ですよぉ。ちょっと処置を施すだけですから大丈夫ですぅ。」
男「・・・処置って一体・・・?」
ナース長「・・・こうするんですよぉ♪」(ガチャンッ)

何かを施錠した音と共に、男は肉棒に違和感を覚える。
男が恐る恐る見てみると・・・。

男「・・・何ですか・・・これ・・・?」
ナース長「何って貞操帯ってやつですよぉ。適度に萎えていたのでばっちり装着できましたぁ♪」

そう、男の肉棒は貞操帯に包まれてしまったのだ。
貞操帯はプラスチック製であり、勃起していない通常時の肉棒がすっぽり収まるサイズだ。
隙間はほんの少しであり、サイズ的に勃起をすることはできない。
先端には穴が開いており小便をすることはできるが、穴は小さく指など到底入らないだろう。

男「は・・・外してください!何でこんな・・・!」
ナース長「『射精したい症候群』を治すには荒療治が不可欠なんですぅ。
     こうやって無理やりにでも押さえつけないとダメなんですよねぇ。
     そしてぇ〜・・・♪」(つつ〜なでなで)
男「ひひっやめっ・・・!」

不意に太股を撫でられビクンと反応してしまう男。
いつもならそれで終わりだが・・・。

男「・・・!?あぐっあぎぃっ!?」

男は突然苦痛に顔を歪め、ブルブルと震え始めた。
拘束されていることが分かっているにも関わらず、体を無駄にじばたばたさせて悶えているようだった。
ナース長は何が起こっているのか分かっていない男に丁寧に説明をする。

338くすぐり好きの名無しさん:2014/01/07(火) 14:10:52 ID:FhA2ABCQ0
ナース長「実はこの貞操帯、中にトゲトゲが付いてるんですよねぇ。
     鋭い訳ではないので刺さって血が出たりはしないんですがぁ、
     勃起して貞操帯の中がおちんちんで満たされるとぉ、すごい食い込みますよねぇ♪」(こしょこしょ・・・)
男「ひひぎぃ!?やめっいだいぃぃぃぃ・・・!」

男とは、触られたりくすぐられたりすると自分の意志に反して勃起してしまう生き物である。
例え肉棒に触れずとも、優しく体を撫でられるだけでギンギンになってしまう愚かな存在である。
この貞操帯は、そんな男性を苦しませるために作られた特別製であった。
本来はティクル王国の男専用刑務所で、囚人の男に装着されるものである。
刑務所の看守は常に露出度の高いセクシーな格好をしており、囚人は常に股間の痛みに苦しみながら
1日を過ごさなくてはならないという・・・。詳細はここでは置いておこう・・・。

ナース長「あなたには明日の昼、退院するまでそれを装着してもらいますぅ。
     おちんちんをしっかり躾けてぇ・・・。病気を治しましょうねぇ♪」
男「うう・・・。」
ナース長「それじゃあ私は別の患者の方の診察があるのでぇ・・・。
     しばらくしたら他の方が来ますので安心してくださいねぇ。
     あ、拘束は外してあげますねぇ。」(ガチャガチャ・・・)

拘束を外すと、ナース長はすたすたと部屋を出ていった。当然その後は部屋の鍵のガチャンという音。
どうやら内側から開けることはできないようだ。窓も鉄格子のようになっており、露骨に脱走を防いでいた。

男「・・・俺が何をしたって言うんだ・・・。くそぅ・・・!」(がちゃがちゃ)

男は必死に貞操帯を外そうとしたが、がっちりと鍵がかけられており不可能であった。
男は知らないが、この貞操帯を構成するプラスチックは特別製であり、非常に頑丈である。
屈強な肉体を持つ囚人の握力でも、トンカチの殴打でもびくともしない。壊せるはずがなかった。

男「やっぱ取れないか・・・。あの淫乱ナースめ・・・うぐぅっ!?」

ナース長のエロい格好を思い出し、男は股間を押さえて苦しみ始めた。
勃起する度に肉棒は貞操帯に締めつけられ、トゲが食い込むのだ。
しばらくすると勃起が収まり痛みも消えたが、男はすでに情けない表情だった。
・・・これからどうなるんだと男が途方に暮れていると・・・。

ガチャッ

ナースA「はーい♪ナース長さんに代わってお世話しに来ましたー♪」
ナースB「じっとしてくださいね〜。」

これからが本当に地獄だ・・・男はそう思った。

339くすぐり好きの名無しさん:2014/01/07(火) 21:33:03 ID:/o9tsd6M0
待ってました〜
好みの展開っす

340くすぐり好きの名無しさん:2014/01/07(火) 21:39:38 ID:FaLOSezE0
ひぃ痛いのこわいい

341くすぐり好きの名無しさん:2014/01/07(火) 23:32:48 ID:TCIKzyqM0
続き待ってました!そして治療方法が想像以上にエグいw
こんな状態でわざとエッチな状況に追い込まれるとか・・・恐ろしや恐ろしやw

342くすぐり好きの名無しさん:2014/01/09(木) 20:08:35 ID:VaNAXkv60
おぉ〜!楽しみです!

343くすぐり好きの名無しさん:2014/01/09(木) 21:13:40 ID:jWPar6p20
なんと素晴らしい展開・・・
ナースたちの誘惑に期待

344名無し:2014/01/15(水) 06:03:20 ID:R073EwbY0
私の名前は白沢 真理可。24歳。職業は…拷問師だ。今日もある刑場にやってきた人を捌くことになった

少年A「はなせ!俺はなんもしてねぇって!」

警備隊に連行され、私のもとに現れたのは年端もいかない少年。万引きか無免許運転…暴行。せいぜいそんな罪状だろう。罪状は?と、私は尋ねた

警備隊「はっ!窃盗未遂及び暴行であります!」

やっぱり…おおかたコンビニかどこかで万引きしようとして見つかったところを無理やり逃げてきたのね。もうなれてる

警備隊「それではよろしくお願いします」

警備隊は少年をX字架にはりつけて部屋を出てった。部屋には二人きり

少年A「くそ!俺は無実だ!信じてくれよ」

犯人は決まってそう言う。当然でしょう。自白して刑を求める人が珍しい、だから私たちがいる

少年A「な、なぁ…許してくれよ」

男のくせに嘘泣きを始めた。罪を正直に認めるなら手荒な真似はしないわ、私はそういって諭す

少年A「だ、だからなんもしてねぇって!」

そんなわけはない。何度も調べられて確実に罪が発覚してからここに来るのだから。私は拷問師…というよりは執行人に近い。喋らないなら拷問することになるわよ?…私は再度警告する

少年A「し、知らないもんは知らねぇよ!」

少年は一瞬、安堵の顔をした。女が拷問するならなんとか…そう思ったのでしょう。でもそれは甘いわ。私にはどの拷問師よりも確実に秘密を割らせてきた、そのための武器がある。軽視された私は少しむきになった気持ちで彼の背後に立った

345名無し:2014/01/15(水) 06:22:57 ID:dAgCbNfs0
そして彼にアイマスクをかけ、服は全て切って剥ぎ取った。彼は半裸の格好だ。私は制服…というべきか、胸元がざっくり開いたシャツ、膝上あまりある長さのタイトスカート、薄手の黒タイツ、そして私の代名詞とも言える黒のグローブを身に付けている。この状況はまるでいかがわしい店に入った客と嬢ってところだ

少年A「な、なんも見えねぇよー」

棒読み感丸出しのセリフを吐く。完全になめられている。けれどもうなれた。どうせ、数十分後には態度が豹変してるのも安易に想像できる。最後の警告を私は訴えかける

少年A「知らねぇよ!しつけーなババァ」

…決まりね。私は自分でいうのもなんだが美貌には自信を持っている方。だからそれに反する言葉を言われると…キレる。私は先程の長い武器を彼に近づけていく

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ

少年A「あ〜っははははは!ひゃひゃひゃははははは、ぎひはははははは〜あ〜〜」

そう、私の武器…それはこの細長く器用な指。私の得意技は「くすぐり」。私にかかればどんな大男や生意気な女子高生、まだないがスパイや忍者にだって通用する自信がある。ごつごつした手をもつ男にはできない、スマートかつ幼少時にたくさんの習い事で培った緻密なこの指があるからこそできる拷問

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ

本当にそんな擬音が出るくらい素早くかつ効果的に私は彼の剥き出しの脇の下やピンっとした脇腹、お腹をくすぐる

少年A「うぎゃひゃひゃはははははははははは〜!だ〜っはっははははははははははは!あひぃひひひはははははははははは!」

さっきの態度は吹き飛んだ。拷問ときいて、どうせ水や鞭を使ったものと考えていたのね。こんな拷問もあるのよとばかりに私は彼を責め立てる

少年A「ひぃ〜〜ひははははははははははは!おほほはははははははははは!ぎゃははははははははははあははははははは〜〜」

彼は大笑いする。無理もないわね。この年で身体を磔にされた上、半裸でプロにくすぐられるなどまずない。せいぜい同級生や彼女とじゃれあう程度だろう。おまけに私の指は他人とは少し違う

346くすぐり好きの名無しさん:2014/01/15(水) 06:35:44 ID:pQBR0qHQ0
何故自分のスレに書かないのか

347名無し:2014/01/15(水) 07:19:58 ID:29ra7WCg0
さっき少し話したこのグローブ…これが私の秘密兵器だ。これはサテン地に、ほんのわずかにゴムが混入されている。つまり伸縮自在…これを着けることで私の指は強化される。くすぐったさをさらに高めるための滑らかさを賄っているから。そして拷問を始めて2分ほど…

少年A「わ、わかった!あひゃはははははははははは!言う!言うから!ぎゃはははははははははは」

生意気な態度…私は少し意地悪して、くすぐりを止めずなぞったり、つついたりとさらに彼を責め立てる

少年A「ぎゃははははははははははははははは!言います!全て話しますから〜っははははははははははは」

彼が敬語調になったところでようやく手を止めた。もちろん、付け焼き刃のセリフかもしれない。私はいつでも再開できるとばかりに、指を添える

少年A「と、友達と地元のコンビニで…万引きして……」

全く予想通りね。お友達はどこにいったの?私はそう聞いた

少年A「一緒に捕まって別の部屋へ連れてかれたよ…確かBの4号室とか…」

なるほど。お友達もここにいるのね。私は部屋のモニターをつけ、Bの4号室に設定する。そこには金髪のスラッとした美女と彼と全く同じ様子の少年がいた。なるほど…拷問官は彼女なのね。運が悪い子

私と同じ胸元が開いたシャツ、白のタイトスカート、透き通る生足、全く同じ素材でできた白のグローブ…私のイメージが黒なら彼女は白、対照的で瓜二つの彼女がいた

浜名・ブラックリン・レビア、24歳。名前からわかる通り、ハーフでモデルのような容姿をしている。同業者として私が唯一、尊敬そして敵視している女だ

348くすぐり好きの名無しさん:2014/01/16(木) 20:43:15 ID:rUaFM8Ac0
万引きしたらくすぐってもらえるのか…

349くすぐり好きの名無しさん:2014/01/16(木) 22:18:07 ID:bsHLvwNU0
超GJ!おねショタとくすぐり拷問って相性良いですよね
上で言われてる事に近いけど、逆に少年犯罪増えるんじゃないかってぐらい羨ましいw

350くすぐり好きの名無しさん:2014/01/17(金) 21:01:07 ID:Ujiysd/g0
男はすぐに脱がされたパンツとズボンをはき直し、2人のナースに注目した。
2人は最早ナース服とは呼べないような格好であった。
ヘソ出し、ノースリーブ、パンツを見せる気満々の超ミニスカ・・・。
ナースっぽい要素はナース帽と服が白いところぐらいだろうか。
男は膨らむ股間を必死に抑えつつ、すぐに目をそらした。

ナースA「あれー?何で目をそらすんですかー?」
男「だって・・・。」
ナースB「ダメですよ〜。ちゃんと目ぐらい合わせないと〜。」(グイッ)
男「・・・・・・!!?」

青い髪のナースB(以後青ナース)が男の顔を両手でぐっと抑え、無理やり目を合わせる。
男は青ナースのキレイな瞳に吸い込まれそうな気持ちになったが、すぐに我に返り振り払った。

ナースA「いけませんねー。これも立派な診療なんですからじっとしててくれないとー。」(ガシッ)
男「あぐっ!?」

赤い髪のナースA(以後赤ナース)はいつの間にか男の背後に移動しており、後ろから羽交い絞めにしてきた。
背中に伝わる柔らかい感触に、男の股間がすぐさま勃起の準備を始める。
何しろ散々ナース長に寸止めされていたため、ほんのわずかな刺激ですぐに大きくなってしまうのだ。

男「ちょっ・・・!放して・・・!」(じたばた)
赤ナース「はいはい、暴れないでくださいねー。万が一私たちを傷付けたら大変ですよー?」
青ナース「そうそう〜。暴行罪で刑務所行きですよ〜?女性への暴力は重罪なんですから〜。」
男「うっ・・・!そんな・・・。」

全力で振り払えば背中に張り付いた赤ナースを引き剥がすことは容易だったが・・・。
刑務所・・・。この国なら十分あり得ると思った男は抵抗を止める。

青ナース「じっとしていい子でちゅね〜♪いいこいいこ〜♪」(なでなで・・・)
男「うぐっ・・・ちょっ・・・そこは・・・!」

青ナースが撫でたのは頭・・・ではなく腹であった。
青ナースのしなやかな指が男の服に侵入し、敏感な素肌を優しく撫でてくる・・・。
そして・・・。

男「やめっ・・・あぐふぅっ!?」(ボッキン!)
青ナース「あれれ〜?あれれれ〜?どうしちゃったんですか〜?」(さわさわ・・・)
男「あっぎひっ!?やめっ止めてくださっひいいぃ!?」(ミチミチ・・・)

勃起した。貞操帯の中が膨張した肉棒で満たされ、貞操帯内のトゲが容赦なく食い込む。
貞操帯のサイズから完全に勃起すらできず、まだまだ大きくなろうとする肉棒はぎゅうぎゅうと貞操帯に締めつけられる。
本来ならこれだけでも辛いのだが、今回はさらにトゲ付きである。
決して鋭くはないが、敏感な肉棒に痛みを与えるには十分であった。

赤ナース「あー、これは勃起しちゃったみたいですねー。トゲが食い込んで痛いんでしょう?」
男「うぐぐぅ・・・!外して・・・!これ外してぇ・・・!」(ビキビキッ)
赤ナース「クスクス♪情けないですねー。ほらぁ、しっかり背筋伸ばしてー。猫背になっちゃいますよー?」(グイイッ)
男「がはっ・・・!?」

351くすぐり好きの名無しさん:2014/01/17(金) 21:01:49 ID:Ujiysd/g0
男は羽交い絞めにされたまま、少しでも痛みを和らげようと前かがみになり哀願するが無駄であった。
赤ナースは無情にも、前かがみになって突き出していた男のへっぴり腰を前に押し出したのだ。
ぐいっと男の腰が前に飛び出し、その拍子にまた肉棒が膨らみ始めてしまった・・・。

男「あぐうぅっ!?」(ミチ・・・ミチ・・・)
青ナース「そのままの態勢を維持してくださいね〜。今から体をふきふきしますから〜。」
男「ま・・・待って・・・!マジでやば・・・!」
青ナース「は〜い♪ふきふきふきふき・・・。」
男「ぎひっ・・・・・・!!?」

タオルを手に持った青ナースが、男の服をめくり体をふき始めた・・・。
このタオルが大変すべすべした素材でできており、それはもうくすぐったい。
男は腰をガクガク震わせながら、ただ耐えることしかできなかった・・・。

青ナース「あらら〜。汗すごいですね〜。これはしっかりふかないと〜♪」(ふきふき・・・)
男「ひひっひ・・・!くっうぐぅ・・・!」(ビキビキ・・・)
赤ナース「うふふふ・・・♪暴れないでくださいねー♪」(れろぉ〜)
男「がっ・・・!!?」(ミチミチビキビキッ)

背中に張り付いている赤ナースが、不意に男の首筋を舐めた。
その刺激が引き金となり、男の肉棒がトゲに構わず思いっきり巨大化。
貞操帯が破裂するのではと思うほど勃起してしまったのだ。
もちろん貞操帯は破裂せず、肉棒は狭苦しい貞操帯の中で勃起しきれず、トゲの洗礼を受けていた。
そして、男は情けなく腰をプルプル震わせたかと思ったら、その場に座り込んで悶絶してしまった。
赤ナースは思わず羽交い絞めを解いてしまったが、最早そんな拘束など不要であった。

男「うぅ・・・!ぐううぅぅぅぅ・・・!」(ばたばたっ)
赤ナース「あちゃー。そんなに痛いんですかー?」(にやにや)
青ナース「そんなに痛いのが嫌なら勃起しなければいいんですよ〜。
     勃起さえしなければこの苦しみから解放されるんですよ〜?」(にこにこ)

そう言いながらも、2人のナースは倒れこんだ男の体をタオルで撫でるようにふく。
男は必死に両手で防ごうとするが、男の手は2本、ナース2人の手は4本。
2本の手を掴んでも、残り2本の手が男を愛撫する・・・。
抑えられぬ勃起に激痛・・・。この2人に暴力を振るうこともできない・・・。
男はただ、股間を押さえてダンゴムシのように丸くなることしかできなかった・・・。


男「もう・・・もう止めて・・・くださ・・・うっ。」(ズキズキ・・・)
赤ナース「触られたりくすぐられたりしただけで勃起しちゃうあなたが悪いんですよー?」(なでなで)
青ナース「私たちは体をふいてるだけなんですよ〜?痛いの嫌なら勃起を止めてくださ〜い・。」(もみもみ)
男「ひぎっあがっうぐぅっ・・・!」(ムクムク・・・グサァ・・・)

・・・結局男が解放されたのは、それから1時間経ってからだった。
2人の悪魔のようなナースは悶え苦しむ男の姿を見て満足したのか、夕食を置いて出ていった。
体はキレイになったが、男はしばらく立ち上がれず、食事も冷めた頃にようやく食べることができた。
その頃にはさすがに勃起も収まっていたが、ナースのエロい格好が頭をよぎる度に膨らみ、おちおち小便もできなかった。
そして夜・・・。就寝の時間・・・。

352くすぐり好きの名無しさん:2014/01/19(日) 02:22:04 ID:gO8vsBIQ0
〜絶対に勃ってはいけないくすぐり病院24時〜
(くすぐり&性的な意味で)笑いの刺客達が男に襲い掛かる!
次の大晦日にでもやってくれないかなw

天国と地獄を同時に味わわされてる状況にそそりますね、GJ!

353名無し:2014/01/21(火) 07:16:55 ID:KWwhKGfU0
彼女もまた超一流の拷問師。自分が任されたターゲットの秘密は必ず割り出す。そんな彼女も武器もまた…

レビア「さ、ボウヤ?ホントのことだけを話してもらうわよ?」
少年B「…………」

X字の磔台に寝かされた少年…何をされても身動き1つとれないでしょう

レビア「これが最後よ?もしも後ろめたいことがあるならホントのことだけを話しなさい」

レビアも拷問師の義務である重度警告を今終えた。彼が応じないのを見るなり、すぐさま彼にまたがる

少年B「な、なにすんだ!ど、どき…」

彼は絶句した。無理もないわね。そんな丈のスカートで馬乗りになったら見えるに決まっている

レビア「あら、エッチなボウヤ?でもそんなゆとりがあるかしらね?」

レビアの拷問が始まった

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ…

少年B「うわぁっははははははははははははははは!ひひゃははは、だぁ〜ひゃひひゃははは」

レビアの10本の指が彼の身体を這い回った。私と同じ拷問用の特製グローブ、耐えられるはずがない

レビア「うふふ、まだまだ止めないわよ?」
少年B「ぎゃははははははは!た、助けてくれえ〜!どわ〜はははははははははははは!」

レビアのくすぐり責めは激しくなってゆく。しかし、私と彼女の違いが出るのはこれから。

354くすぐり好きの名無しさん:2014/01/21(火) 15:12:52 ID:TAski9hI0
拷問師、ゾクゾクしますね!期待。

355ノリスケ:2014/01/23(木) 20:34:45 ID:eAAa98JE0
先生!締め切りは、とっくに過ぎてるんですよ!

356くすぐり好きの名無しさん:2014/01/29(水) 17:58:49 ID:auKQ.ie.0
男「今日はもう寝よう・・・。明日までの辛抱だ・・・くっ・・・。」

夜の9時、簡易シャワーを浴びた男はすることもないのでベッドに入っていた。
このふざけた病院にいるのも明日の昼まで。それまでの辛抱だ。
股間の痛みのせいで眠くなかったが、男はそう思い無理にでも寝ようとしていた。
だが・・・。

ガチャッ

ナース長「はーい。失礼しまぁす。『洗浄』の時間ですよぉ♪」
男「!!!?」
赤ナース「はいはい、暴れないでくださいねー。」(ガシッ)
青ナース「洗浄は男性の義務なんですよ〜。」(ガチャガチャッガシャンッ)
男「ちょっなっ・・・!!?」

突然入ってきたナース長たちに驚く暇もなく、男はベッドに大の字に拘束されてしまった。
元々ベッドに寝そべっていたこともあり、本当に一瞬の出来事だった。

男「な・・・何するんですか・・・!?今寝るところ・・・!」
ナース長「それはすいませんねぇ。でもしょうがないんですぅ。
     洗浄は貞操帯を付けた全ての男性の義務なのでぇ。」
男「せ・・・洗浄って・・・?」
赤ナース「洗うんですよー。貞操帯とその中身を。」
青ナース「付けっぱなしだと不衛生なので定期的にキレイにするんです〜。」

そう、この国では貞操帯を付けた男性は『洗浄』が義務づけられている。
理由は簡単だ。付けっぱなしだと不潔だからだ。
どうしても小便が付着するし、外さないと中身に触れることすらできない。
それはすなわち、男自身でも股間を洗えないことに他ならない。
特に貞操帯装着がデフォルトである刑務所では、それは大きな問題であった。
そこで考え出されたのがこの『洗浄』である。
今回は男から少し離れ、刑務所の様子を見てみよう・・・。(番外編)

357くすぐり好きの名無しさん:2014/01/29(水) 18:02:21 ID:auKQ.ie.0
という訳で唐突に番外編です。この国の男子目線も書きたかったので・・・。
ちょっとしたらまた本編に戻ると思います。

358くすぐり好きの名無しさん:2014/01/29(水) 18:03:42 ID:auKQ.ie.0
・・・刑務所の朝は早い。現在朝5時。
ある1人の男が目を覚ました・・・。

E−45番「・・・また『今日』が来てしまった・・・。」

少年の刑務所での呼び名は『E−45番』。犯した罪は『自慰罪』。
この国は男性のオナニーすら立派な犯罪なのである。バレれば即実刑なのだ。
ちなみに部屋は個室である。元々男性が少ないというのもあるが、
以前禁欲に耐えきれずに発狂し、男同士で貞操帯ごと肉棒をケツにぶち込み合うという悲劇が
発生したため、このような処置を施すに至ったのであった。

看守「点呼だ!E−45番!」
45「はいっ!」
看守「よし!起きているな!ただちに『洗浄』を行う!洗浄部屋に行くぞ!」
45「はいっ!」

重々しい扉が開くと、そこには軍服っぽい、けれど露出度満点の格好をした美しい女性看守が立っていた。
E−45番は目をそらしつつ、看守の後を付いていった・・・。

45(はぁ・・・。何でこんなことに・・・。)

彼は肉棒を覆う貞操帯を見つめながら思った。その足取りは重い。
・・・彼は普通の学生だった。だが、生まれた場所が普通ではなかった。
この国は女尊男卑が常識であり、当然学校でもそういう教育がされている。
ちなみに学校は基本共学である(と言っても女子の数の方が圧倒的に多いが)。
これは集団生活を通して男女の差というものを教え込むためである。
・・・そして、E−45番も例外ではなかった。

359くすぐり好きの名無しさん:2014/01/29(水) 18:06:51 ID:auKQ.ie.0
〜2週間前、学校〜

教師「今日は皆さんお待ちかねの『くすぐり学』の実習です。」
女子A「ひゃっほ〜!」
女子B「ああ、楽しみ・・・。」
女子C「今のうちに指を慣らしておこっと♪」(くねくね)
男子A(女子に生まれたかった・・・)
男子B(帰りたい・・・)
45(やだなぁ・・・。)

今日は週に2回あるくすぐり学の実習の日。
当然くすぐるのは女子、男子はただ受けるのみだ。
E-45番(本名あるけど省略)は憂鬱だった。何故なら・・・。

お嬢様「わたくしたちの班に入ってくださる?」
45「えっでもこの前も・・・。」
手下A「いいの〜?拒否しちゃって〜?」
手下B「前にくすぐられてマジ泣きしちゃったことバラそっかな〜?
    泣き顔隠して震えてたよね〜?」
45「うっ・・・。」

基本的に女子が班を作り、そこに男子が入る。
本来ならば男子はローテーションで色々な班に責められる訳だが、
彼は学校一のお嬢様である彼女に目を付けられ、毎回指名されているのである。
何故目を付けられたかと言うと、彼がお嬢様の好みの童顔低身長だったからだ。
そう、はっきり言ってお嬢様はショタコンであった。


教師「はい!皆決まりましたね。それじゃあ今日の実習は、
  『拷問シチュでのくすぐり』です。男子の皆にはあらかじめ
   別々のワードを教えてあります。女子たちは制限時間内に
   男子からそのワードを聞き出してください。
   ワードを聞き出せば女子の勝ち、時間までにワードを
   吐かなければ男子の勝ちとなります。
   ただし女子が行うのはくすぐりのみ。他は反則です。」
お嬢様「あら、楽しそうですわね。」
45「・・・う・・・うん・・・。」
教師「でも楽になりたいからってすぐに白状するのは厳禁ですよ。
   負けた男子は罰として、先生と放課後に個人授業ですからね?」
男子C「!!!?」
男子D「絶対に白状しないぞ・・・!」

個人授業と言っても、もちろん甘々なシチュなどない。
くすぐりのプロでもあるこの教師に失神するほどくすぐられる・・・要は体罰である。
以前この教師の個人授業を受けた男子は全身が筋肉痛になり、数日の間苦しんだという。
絶対に負けられない・・・男子はそう強く思った。

お嬢様「うふふ・・・。覚悟はよろしくて?」
45「は・・・はい・・・。」(プルプル・・・)
手下C「震えちゃってる〜。可愛い〜。」
手下D「がっちり押さえておかないとね。」(ガシンッ)

寝そべった男子を、女子たちが体重をかけ押さえつけていく。
女子は基本5人1班だが、5人全員がくすぐれる訳ではない。
この拘束を解かれると無条件で女子の負けになってしまうため、
(下手に男子が暴れて女子が傷付いたら大変なため)
大体2〜3人が暴れる男子を拘束する役をするのだ。
無論、拘束しながらくすぐれる名人もいるのだが。

教師「それじゃ始めます。時間は10分。よーい・・・どん!」

360くすぐり好きの名無しさん:2014/01/30(木) 01:29:12 ID:zdo6vLUw0
この国のセックスってどうなってるんだろうね?

361名無し:2014/01/31(金) 11:38:10 ID:XkOds96E0
レビア「さぁ?早くしないとお姉さん、本気だしちゃうわよ?」
少年B「うわぁ〜っははははははは!ぐひひゃはははははははははははは!ぎゃはははははははははははははははは!わ、わかった!本当のこと話すから!」

レビアが少しくすぐりを早めると、彼はすぐさま罪を認めた。ここまでは私と同じだったのだけれど…

レビア「ふふ、正直でいいわね。でも…万引きっていいこと?」
少年B「わ、悪いこと…です」
レビア「そうよね?悪いことしたらどうなるか…知ってる?」
少年B「え、そ、それは…」
レビア「ふふ、そうよね?…人間は悪いことをすると罰を受けちゃうの」
少年B「ひ、ひぃっ…」
レビア「あなたにもおしえてあげる。悪事をはたらくことがどういうことか」
少年B「や、やめて…お、お願い…ひ…」

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ…

少年B「ぎゃああぁ〜っははははははははははははははははははははははははは!うひゃはははははははははははははははははははは!あひひひぃひひはははははははははははは!」

レビアは再びくすぐり責めをおこなう。そう、彼女は天性のサディスト…それもあの年頃の男女に対しては特に。私にとってくすぐりは単なる拷問手段の一つ。しかし、彼女にとっては拷問手段の一つでありながら己の欲求を満たす術でもある。言い換えれば…趣味

少年B「あぁ〜っははははははははははははははははははははは!た、助けてくれよぉ〜!ぎゃははははははははははははは!」
レビア「ふふ、かわいい…あなたはもうここからは出られない…こちょこちょこちょ…」

レビアは一切、手をゆるめない。あなたのお友達はもう駄目よ…と私はもう一人の少年に話す。彼も納得したのか言葉を発せない

362名無し:2014/01/31(金) 11:58:57 ID:kxnR5oZg0
少年B「ぎゃははははははははは…も、もう……許して……」
レビア「坊やのこと、調べたわ。一人で暮らしてるんでしょ?どう?よかったら私が面倒みてあげるわよ」

でた。レビアはああやって気に入ったターゲットを持ち帰ろうとする。過去に何人かは彼女の美貌やテクニックに虜にされている

少年B「で、でも…」

彼もそのようね。無理もないわ。レビアは整った顔、モデルのようなスタイル、おまけに今のくすぐり責め…好きな人からするとドストライクだもの

レビア「いいのよ、また悪さしないように…たっぷり教育してあげる」

落ちたわね。彼女にあそこまでされたらイチコロ。…私だってできるけれどあえてしないだけ…

レビア「あら、マリカ。お疲れ様」

部屋を出てきたレビアに声をかけられる

レビア「どうやら今日も引き分けみたいね」

レビアは余裕の笑みで話しかける。私はそうねと返す

それからというもの…私は毎日いろんな犯罪者をくすぐっては秘密を洗いざらい吐かせる。それはレビアも同様。いつになったら犯罪者はなくなるのかしら…






363くすぐり好きの名無しさん:2014/02/05(水) 02:52:53 ID:y3d38Q420
ゲームスレに、ちょこっと(作者さん談)だけどF/M含んだ作品が来てる。
ただ難易度高く、しかも裏面までクリアしないとそのシチュ出ないから人によっては厳しいかも。
男主人公版欲しいなあ・・・

364くすぐり好きの名無しさん:2014/02/07(金) 00:16:43 ID:hnVnTTZQ0
全然更新されねえな
稚拙なストーリーで文

365くすぐり好きの名無しさん:2014/02/07(金) 17:01:44 ID:8mwGWsIw0
‐359は‐
2度と投稿者へは戻れなかった・・・。
稚拙と更新の中間の生命体となり、永遠にネット空間をさまようのだ。


そして投稿しようと思っても反応がないので


―そのうち359は投稿するのをやめた。

366くすぐり好きの名無しさん:2014/02/09(日) 23:42:39 ID:CzoFYYNw0
359はせめていつ更新するのか言ってほしい。
そうすればもっと反応がでてくるようになるさ。

367くすぐり好きの名無しさん:2014/02/10(月) 01:40:10 ID:NUWP1eZ20
>>359
番外編、何だか水野の学園生活を髣髴とさせるシチュですね。
実際この国に生まれた男子にとっては地獄なんだろうけど、やっぱりこの実習受けてみたいw
個人的には男子生徒や女子生徒達が各々どういう服装で実習に取り組んでいるかとか、
どこをどうやって抑えられているのか、とかの詳細も付けて頂ければ、より妄想しやすくて嬉しいかもです。
エロナースからも「洗浄」という心惹かれるワードが出ましたね。貞操帯を外しての陰部洗浄・・・気になる。
生活の不安定な時期でお互い色々大変ですが、本編も番外も水野編もゆっくり心待ちにさせて頂きますねw

>>362
おねショタ拷問、完結編まで乙でした!お持ち帰りされるとか羨ましいw
出来る事なら黒のマリカと白のレビアに2人掛かりで拷問されて混沌に陥ってみたいですねw
2人のセクシーなくすぐり拷問師シチュ、とても美味しかったです!

>>363
情報乙です!今更ながらDLして挑戦してきます

368くすぐり好きの名無しさん:2014/02/10(月) 07:27:33 ID:0X3FBJ9A0
ナイスフォロー
アルファベットが別作品と混ざっちゃったのも運が悪かった

369くすぐり好きの名無しさん:2014/02/10(月) 18:01:11 ID:YWpn/Tg60
>>366
>>367
359です、アドバイスありがとうございます
色々あって考えるのを止めた状態になっていてすいません・・・
思いつくままにズルズル書いてしまった結果ですね
今後はもう少しコンパクトに続いていこうかと思います(予定)
今週は無理そうなので来週投稿・・・でしょうか(未定)

370くすぐり好きの名無しさん:2014/02/11(火) 14:53:49 ID:LvSI6NlE0
勿論読み手側としては続きの展開が気になるし、更新が待ち遠しいって気持ちには違いないんですが、
こういう趣味の創作活動には「書きたい時に書きたいだけ」ぐらいの気楽さこそ大切だと、個人的には思ってたりします

そして>>363情報のF/Mシーンに到達!いや〜、責め方がエロかったw
F/Mメインのくすぐりゲームも増えてくれると嬉しいですよね

371くすぐり好きの名無しさん:2014/02/12(水) 02:12:19 ID:ZIGcVNl60
この流れに便乗(?)して自分も新しく書いてみようかとか思ってみたりするんですが、よろしいですかな?

372くすぐり好きの名無しさん:2014/02/12(水) 07:35:04 ID:HQV2ujXI0
無論よろしいですとも
ぜひともお願いいたします

373くすぐり好きの名無しさん:2014/02/12(水) 15:55:28 ID:gnQtdeMo0
メモ帳かなんかに全部書いて完結させてから
一気に書き込んだほうがよいですよ

374くすぐり好きの名無しさん:2014/02/12(水) 20:59:02 ID:9QYglqUw0
>>371
いいですとも!

375くすぐり好きの名無しさん:2014/02/12(水) 22:21:01 ID:wRy8Ts1k0
少しずつ書き込むか完結させてから書き込むかみたいな事は
作者さん自身に好きな方を選んで頂ければ何よりだと思う
何にしても書きたいと思ってくれたのなら大歓迎!

376くすぐり好きの名無しさん:2014/02/13(木) 14:32:31 ID:M.lPeGR20
ありがとうございます。では構成が決まり次第投下していきたいと思いますのでしばしお待ちを…

377くすぐり好きの名無しさん:2014/02/14(金) 01:06:26 ID:oar6J.Cs0
英国のリヴァプールに位置する魔術の最高学府、ヴァルプルギス王立機巧学院の男子トータス寮の一室にその二人は居た。

夜々「雷真〜〜〜!またシャルロットさんの所に行って二人で乳繰り合ってたんですか〜〜〜!」
雷真「そんなことはしてない!今日の講義のことについて話を聞いていただけだ!」

日本の傀儡師である赤羽雷真とその相棒、もとい自動人形(オートマトン)の夜々である。

夜々「夜々という善き妻がありながら…あの女狐とイチャコラするなんて…」ごごご。
雷真「だから違…って、夜々?とりあえず落ち着け!落ち着…やめろおおお!!」

瞬間、夜々が雷真に飛び掛ってきた。また首を絞められる…と思ったが、夜々は雷真の首には手を伸ばしてこず、勢いに任せて雷真を押し倒した。

雷真「…?夜々…?」
夜々「……。」こちょこちょこちょ。
雷真「へっ!?ははははっ!!やっ、夜々っ!やめっ…なははははっ!」

夜々は雷真の胸に顔をうずめたまま脇に手を伸ばし、こちょこちょとくすぐってきた。強制支配(フォース)で引き離そうとしたが、くすぐられているせいで集中して魔力が練れない!

雷真「はははははっ!夜々っ、頼むやめてくれっ…くくくっ…!」
夜々「…うふふ…雷真が悪いんです…雷真がシャルロットさんとあんなことやこんなことを繰り広げているから…」こちょこちょこちょこちょ…
雷真「だかっ…そんなことはしてなっ…!」

時間にしておよそ数十秒であろうか。夜々はようやく手を止めた。たった数十秒の出来事であったが、雷真にとっては数分、或いは数十分もくすぐられていた感覚に陥っていたので息も絶え絶えだった。
酸素を求める肺をよそに夜々の顔を見るとその顔は涙でぐしょぐしょに濡れていた。

雷真「夜々…」
夜々「雷真は…バカですーっ!!」

そう言って夜々は窓から飛び出していった。

雷真「あ、おいっ!夜々!」

また面倒なことになってしまった。今すぐにでも探しに行かなくては。雷真は乱れた呼吸を整えながら、夜々を探すため、寮を後にした。

378くすぐり好きの名無しさん:2014/02/14(金) 01:18:21 ID:oar6J.Cs0
そんなこんなで「機巧少女は傷つかない」のくすぐり小説です。ヤンデレの女の子に責められるシチュを書きたいなーと思って、ここ最近のアニメで言えば機巧少女の夜々ちゃんが適役だろうと勝手に判断して書き込ませていただいた所存にございます。なのでほぼ自己満足な小説になる予定ですが、生暖かい目で見守っていただくと幸いです

379くすぐり好きの名無しさん:2014/02/14(金) 20:29:23 ID:R4GlN73c0
新作GJ!元ネタ知らなかったからググったけど夜々ちゃん可愛いなぁw
人形とはいえこんな可愛い子に嫉妬されてくすぐられるとか、それ自体に嫉妬してしまうw
続きもお待ちしております〜!

380くすぐり好きの名無しさん:2014/02/14(金) 23:35:28 ID:ZjK7Pg9g0
ここは絵描きさんは少ないかも知れないけど、身体のポーズを3Dで簡単に作れるフリーソフト見つけました。
くすぐりネタにかなり使えると思う。
デザインドール
//terawell.net/
なかなかエロいポーズや指の動きが作れるのでお絵描き補助にオススメ。

ためしにF/Mっぽい絡みのポーズを描いてみた。
//res.nikuniku33.chatx.whocares.jp/attach/515317.jpg

381くすぐり好きの名無しさん:2014/02/14(金) 23:49:17 ID:E3XFTX.M0
便利なものがあるのですね。
しかし……絵は……無念……。

382くすぐり好きの名無しさん:2014/02/15(土) 03:20:29 ID:FhI2h1EU0
うーん、下のアドレス先が404で見れませぬ・・・
でも腕を動かしたら肩とかも連動して自然なポーズを取ってくれるとか
確かに操作に慣れさえすれば色々使えそうな気がしますね
情報乙です

383380:2014/02/15(土) 14:41:57 ID:8pkoGRZ20
リンク切れすみません。
渋の方に上げてみます。

//www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=41643711

384くすぐり好きの名無しさん:2014/02/16(日) 11:44:16 ID:AOfcELjk0
トータス寮を抜け出した夜々は、学院を南北に貫くメインストリートの側のにあるベンチに座っていた。

夜々「雷真はバカです…夜々の気持ちを知ってるくせに…」

夜々は自分の気持ちに応えてくれない雷真に対して不満を抱いていた。やはり人間と自動人形では不釣り合いなのだろうか。そう思うと悲しくて仕方がない。

夜々「それにしても雷真、軽くこちょばしただけなのにあんなに笑うだなんて…さてはかなりのくすぐったがり屋さんですね」

夜々は先ほどの雷真の様子を思い返してみた。今まで彼をくすぐったことなど無かったが、今回の件ではっきりわかった。彼はくすぐりに弱いと。

夜々「雷真には首を絞めるよりもくすぐりの方が効果がありそうですね…うふふ…」

夜々が不敵な笑みを浮かべていると、向こうから雷真がやってくるのが目の端に見えた。

夜々「あ、雷真」
雷真「夜々!よかった、近くに居て。さ、戻ろうぜ。もうすぐ夜会が始まる」
夜々「はい♪」
雷真「やけに機嫌が良いな…どうしたんだ?」
夜々「そんなことないですよ?夜々はいつも通り正常稼働です♪」
雷真「…??」

二人は寮に戻り、夜会の準備をした。

385くすぐり好きの名無しさん:2014/02/16(日) 13:14:38 ID:AOfcELjk0
夜会が終わり、二人は寮に戻った。雷真は風呂に入り、ベッドの上に身を投げ出した。

夜々「雷真、もう寝るんですか?」
雷真「いや、少し休むだけだ」

夜々は少し躊躇ったが、意を決して言い放った。

夜々「雷真」
雷真「ん?どうした?」
夜々「雷真ってくすぐりに弱いですよね?」
雷真「な…!」
夜々「やっぱり弱いんですね♪今日夜々がくすぐった時の反応を見て確信しました!」
雷真「そ、そりゃあ、誰だってくすぐられたら笑うだろ!」
夜々「雷真のあの反応は尋常じゃありませんでした。相棒の夜々が言うんだから間違いありません!」

そう言うや否や、夜々が雷真の上に跨ってきた。

雷真「ちょ、おい!何する気だ!降りろ!」
夜々「観念してください雷真!そんなに頑なに否定するなら夜々がもう一度くすぐって証明してみせます!」
雷真「ひっ…やめっ!頼む!夜々、落ち着け!」
夜々「こちょこちょこちょこちょ〜♪」
雷真「だぁーっはっはっはっはっ!!やめぇっへっへっ!!」

夜々は雷真の脇腹をわしゃわしゃと掻き回すようにくすぐった。

夜々「うふふ…雷真ったら、こんなに笑っちゃうなんて…可愛い*」
雷真「ははははは!!たのっ、やめてぇっへぁははははっ!」

386くすぐり好きの名無しさん:2014/02/18(火) 01:04:42 ID:23.H1pzU0
>>383
乙です!想像してた以上にエロかったw
>>385
さぁ盛り上がって参りましたw GJ!

387くすぐり好きの名無しさん:2014/02/19(水) 20:04:23 ID:68myjmLo0
夜々「うふふ…雷真…*こちょこちょこちょ…」
雷真「だぁーっはっはっはっはっ!!やめへくれぇぇっへっへっ!」

雷真がそう叫ぶと、夜々は手を止めた。雷真は夜々の意外な素直さに驚きつつも、乱れた息を整えにかかる。

雷真「はぁっ…はぁっ…えほっえほっ…」
夜々「雷真、こんなに顔赤くして…よっぽど夜々の手がよかったんですか?*」
雷真「夜々っ…はぁっ…もう、いい加減に…!」

夜々から逃れようと体を起こした瞬間、ガシッと夜々に腕を掴まれ、雷真は再びベッドに押し倒された。

夜々「うふふ…夜々から逃れられると思ったら大間違いですよ、雷真?」
雷真「なっ…夜々!もういいだろ!」
夜々「ダメです。最近の雷真はおいたが過ぎます!少しは反省してください!」

そう言うやいなや、夜々はどこから取り出したのか、手にロープを握っていた。そして目にも留まらぬ早さで雷真を腕を縛った。

雷真「な!?おい夜々!これはいくらなんでもやり過ぎ…」
夜々「うふふ…雷真…夜々の手でめちゃくちゃにしてあげます…*」

雷真は夜々の目を見て戦慄した。焦点が定まっていない。いや、夜々の目からハイライトが消えることはしばしばあるが、今回のは本気でやばい。まさに「病んで」いる。

雷真「ひっ…!夜々…頼むっ、やめてくれ!俺が悪かった!」
夜々「ふふ…雷真…もう夜々のことしか考えられないようにしてあげます*」
雷真「やめろ…やめろおおお!!」
夜々「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ〜*」

雷真の懇願も虚しく、夜々の容赦ないくすぐり責めが始まる。

雷真「ひゃぁ〜っはっはっはっはっ!!ひゃめっ、なはははは!!」
夜々「雷真雷真雷真雷真雷真雷真雷真雷真雷真〜*」

夜々は幸福に満ち足りた顔で雷真の体に手を這わせた。首、脇の下、脇腹、へそ…あらゆる部位を夜々の手が縦横無尽に這いまわった。

雷真「ひゃひゃひゃひゃひゃ!!!もっ、やめっ…!あーっはっはっはっはっ!!ひゃめろおおほほほほほ!!!」
夜々「こちょこちょこちょ…*雷真は夜々のことだけ考えてればいいんです*」

夜々の執拗なくすぐりは、1時間ほど続いた。

388くすぐり好きの名無しさん:2014/02/19(水) 20:14:34 ID:68myjmLo0
おや…「*」と打った所が「*」となってますね…スマホから投稿したらこうなるのかしら

389くすぐり好きの名無しさん:2014/02/19(水) 21:46:10 ID:68myjmLo0
ああ、見苦しいミスを…。「*」の所は「ハートマーク」のつもりで読んでください…。どうもスマホからだと記号が上手く反映されないようです

390くすぐり好きの名無しさん:2014/02/19(水) 23:11:05 ID:OtXN9KX60
ああ^〜妄想が捗るんじゃ〜
SS書けちゃう人憧れちゃうな〜

391くすぐり好きの名無しさん:2014/02/20(木) 01:21:09 ID:BwJfU/z.0
ヤンデレっ娘のくすぐり良いなぁw

392くすぐり好きの名無しさん:2014/02/20(木) 18:43:44 ID:U3qxjm8o0
359はいつ投稿するんだ?
応援コメが無いからといって連載を打ち切ってみたり、来週書く予定と言っておきながら全く投稿しなかったり、構ってちゃんにも程があるだろ

393くすぐり好きの名無しさん:2014/02/20(木) 19:05:59 ID:kFLfe7FE0
何で偉そうなの?

394くすぐり好きの名無しさん:2014/02/20(木) 23:56:51 ID:.YpDUYS.0
のうりんのバイオ鈴木に人体実験とか言われてくすぐりの実験台にされたい

395くすぐり好きの名無しさん:2014/02/23(日) 10:08:26 ID:QVlv/zeE0
まぁ359は稚拙だってことが364で明らかになったからな
仕方ないね

396くすぐり好きの名無しさん:2014/02/23(日) 10:44:00 ID:nRg0VeEo0
よくもまぁ読ませてもらってる立場の人間がそこまで言えたもんだよ
逆に清々しいよ

397くすぐり好きの名無しさん:2014/02/23(日) 12:04:54 ID:v3tKvuio0
あまり詳しくないから版権キャラに関しては言及できないけど
人体実験シチュなら美少女型くすぐり宇宙人のUFOにさらわれて、的な妄想が好きだな

くすぐりを愛する余り「男心をくすぐる」という言葉の意味を色々勘違いしている地球外美少女達に囲まれて
ありとあらゆる萌えシチュを想定&再現したくすぐり実験の中で男心共々くすぐり倒されてみたい

398くすぐり好きの名無しさん:2014/02/23(日) 23:14:58 ID:usvWEHCI0
少年「ううん……あれ…ここは……?」

目を覚ました少年が最初に見たものは、見慣れない天井であった。

おかしい。確かに自分の部屋のベッドで寝ていた筈なのに。

???「?tqdj/xf/」

少年「うわっ!?」

いつの間にか、少年の枕元に一人の少女が立っていた。

少女は、少年が今まで見たこともないぐらい美しく、輝いて見えた。

こんな状況でなければ見惚れていたかもしれない。

少年「え、ちょ、お前誰だ!?」

???「…fdq0」

少年「ちょちょちょっと待ってくれ!」

???「?」

少年「えーっと…キャ、キャン、ユー、スピーク、ジャパニーズ?」

???「qdjw;r0,33…」

少女は意味不明なことを呟くと、どこからか携帯端末のようなものを取り出し、操作する。

それから、再び口を開いた。

399くすぐり好きの名無しさん:2014/02/23(日) 23:16:39 ID:usvWEHCI0
???「これで通じますか?」

少年「わっ…日本語が話せるなら、最初からそうしてくれよ」

???「えへへ、翻訳機のスイッチを入れるのを忘れてました♪」

???「あっ、私はクグスリ人のティコと申します♪」

少年「へえ、クグスリ人ね…そんな国あったかな…?」

ティコ「いえ、地球人ではなく、あなたがたが言うところの『宇宙人』です」

少年「なるほど、宇宙人か…ってはああああああああああ!!??」

ティコ「うふふ、驚いた顔も可愛いですね〜♪」

少年「う、嘘だ!! 宇宙人なんているわけが…!!」

ティコ「あー! 信じてませんね!?」

少年「当たり前だ! そんな『宇宙人です』って言われて『はい、そうですか』って信じられる方がおかしい!」

ティコ「じゃあ、証拠を見せてあげます! えいっ!」

少年「うわっ!?」

可愛らしい掛け声と同時に、ティコのしなやかで美しい髪が伸び始め、あっという間に少年を絡め捕り、十字に拘束してしまった。

400くすぐり好きの名無しさん:2014/02/23(日) 23:17:12 ID:usvWEHCI0
ティコ「ふふん、地球人にはこんなことできないでしょう?」

ドヤ顔で無い胸を張るティコ。

少年「わ、わかった!! 信じるから早く放してくれ!」

ティコ「嫌です♪」

そう言うと、ティコは妖艶な笑みを浮かべながら身動き一つとれない少年に近付き、

ティコ「私はですね…あなたに一目惚れしてしまったんです♪」

少年の耳元でこう囁いた。

ティコ「ですから、こうしてあなたを誘拐してきたんですよ♪ 私のお婿さん♪」

少年「ふ…ふざけるなあああああ!!」

ティコ「ふざけてなんていません! まあ、予想した反応ではありますが、仕方ないですね……」

ティコは不満気な顔で、両手を前に構える。

少年「な、何をする気だ!?」

ティコ「地球では『男心をくすぐる』とよいと聞いたことがあります。ですから、それを実践するんですよ♪」

そして、ティコは少年のガラ空きの脇に手を差し込み、

ティコ「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ♪」

少年「っ!? あははははははははは!!」

指を素早く動かし、少年の体をくすぐり始めた!

401くすぐり好きの名無しさん:2014/02/23(日) 23:21:08 ID:usvWEHCI0
397を見て、勢いで書いてみた
完全に自己満足な内容になると思うが、続けていきたいと思います

402くすぐり好きの名無しさん:2014/02/24(月) 00:24:47 ID:QpMtO1V.0
うおぉ、有難う御座います!ネタを使って貰えて凄く嬉しいw
早速ティコのズレっぷりが可愛いし、続きも楽しみにさせて頂きます

403くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 00:22:09 ID:MGJh3AEU0
ティコ「ほらほら、くすぐったいですか? くすぐったいですよねえ? こちょこちょ……」

少年「あははははは、やめ、やめてえええっへへへへへははあははははは!!」

これでは『男心をくすぐる』のではなく、ただ単にくすぐっているだけだ…そう思っても、少年はまともに喋ることすらできなかった。

ティコ「こんなのはどうでしょうか?」

ティコの髪による少年の足への拘束が少し弱まる。
しかし、終わりにして解放してくれるのかという少年の期待は即座に裏切られることとなる。

少年「ちょっ、待っぎゃははははははは!!!」

ティコ「うふふ、効いているみたいですねっ♪」

なんとティコの髪先が少年の足の裏に襲いかかったのだ。
身動き一つとれない状態で脇と足の裏とを同時にくすぐられ続ける…それは、少年にとって想像を絶する苦しみであった。

ティコ「どうです? 私のこと少しは好きになってくれました?」

少年「あははははなるかあああああははははは!!」

ティコ「むぅ、おかしいですねえ……」

ティコは髪を使って、どこからか本を手繰り寄せパラパラとめくる。
どうも日本の女性向け雑誌のようだった。

ティコ「この本には確かに『男心をくすぐって気になるあのヒトを落とせ!』と書いてあるのですが……」

少年「その本が元凶かあああああ!!」

ティコ「まだまだくすぐり足りないのでしょうか? もうちょっと続けてみましょうか♪」

少年「いひひひひひ、も、もうやめえてええええへへへへ!!!」

404くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 00:22:47 ID:MGJh3AEU0
それから、30分程が経過して……

少年「あ゛は゛は゛は゛は゛は゛は゛は゛は゛!!!」

少年はまだくすぐられていた。
しかも、ティコのくすぐり攻撃はより激しさを増しており、今や脇や足の裏に止まらず、首、わき腹、へそ、太ももなど様々な部位に及んでいた。

ティコ「う〜ん、まだ落ちないのですかあ?」

何より恐ろしいのは彼女の髪の毛である。
クグスリ人にとって髪の毛は手足同然の存在なのだ。触手と言っても差し支えない。
そんなものが少年の体にまとわりつき、こしょこしょと繊細な動きでくすぐっているのだ。
くすぐりが苦手な少年にはたまったものではない。

ティコ「『男心』って言うぐらいですし、『心』を重点的にくすぐればよいのでしょうか? でも心ってどこにあるんでしょう?」

少年「だ、だからそれははははああはっははははははは!!」

突っ込もうにも、笑ってしまってまともに喋ることもできなかった。

ティコ「ねえ、○○さん。心ってどこにあるんですか?」

少年「あはははは、し、知るかああはははははは!!」

ティコ「地球人である○○さんでも知らないのですか……どうしましょう……」

ティコは少し悩んだ素振りを見せ、そして、

ティコ「…全身をくすぐってれば、いつか心も見つかるでしょう! 『下手の横好き』です!」

それを言うなら『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』だろう…少年は心の中で突っ込んだ。
もっとも、今の少年に言葉にして突っ込むことなどできないのだが。

ティコ「さあ、どこからくすぐりましょうか♪」

ティコの魔の手が少年に襲いかかろうとした、その時。

405くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 00:23:19 ID:MGJh3AEU0
???「…お姉様、何をしているのですか……?」

部屋の扉が開き、一人の少女が入ってきた。

ティコ「あっ、ティア! ちょうどいいところに来ました!」

ティアと呼ばれた少女は不思議そうに首を傾げる。

ティア「その方は……?」

ティコ「えへへ、紹介します! 私の夫になる(予定の)○○さんですっ!」

ティア「夫…? その人、地球人ですよね?」

ティコ「愛があれば星の差なんて関係ありませんっ!」

ティア「ええ、愛があればいいんですが…」

ティコ「わかってくれましたか!」

ティア「ええ、『双方に』愛があれば反対はしませんよ?」

ティコ「そう、そこなんです!」

ティコはビシッと音がたちそうなぐらいにティアに右手の人差し指を向ける。
但し、話しているにもかかわらず、左手と髪の毛は少年の体をくすぐり続けていた。

ティコ「私は今、○○さんに愛してもらうために『男心をくすぐって』いるんです!」

ティア「………………」

ティコ「ですが、『男心』がどこにあるのかわかりません。なので、地球の文化に詳しいティアに『男心』の位置を教えてほしいのです!」

ティア「……はあ、お姉様。とりあえずくすぐるのをやめてよく聞いてくださいね?」

ティコ「え? ですが……」

ティア「よ・く・聞・い・て・く・だ・さ・い・ね?」

ティコ「はっ、はい!!」

406くすぐり好きの名無しさん:2014/02/25(火) 02:43:42 ID:O.HhbzLU0
美少女に一目惚れされて30分もくすぐられるとか・・・この少年になりたいw
地球の文化に詳しいというティアの登場でどんな流れになっていくのかも楽しみですね!
それともし差し障り無ければ、皆それぞれの体型とか服装とかの外面的なイメージも知りたいです

407くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 23:05:32 ID:MGJh3AEU0
・少年(台詞内では○○と表記)
 一応主人公。ティコに一目惚れされたためにクグスリ星まで連れさらわれてしまった。
 高校生ぐらいということ以外はあまり決めていませんので、お好きなイメージでどうぞ。
 詳細なプロフィールを決めた方がよいという意見がありましたら考えます。

・ティコ
 少年に一目惚れし、クグスリ星へと連れ去った全ての元凶。
 見た目年齢も(地球人に換算した)実年齢も16〜18の高校生ぐらい。
 体型はよくも悪くもスレンダー。貧乳で、そのことはコンプレックスでもある。背丈は少年とさほど変わらず、女子としては背が高い。
 髪型はセミショート。但し、クグスリ人は髪を自在に操れる(長さも思いのまま)ため、気分によって変わるらしい。
 基本的に優しい性格だが、思い込みが激しく、問題を引き起こしてはティアに注意されているアホの子。
 地球の文化には興味津々で、特に日本のことわざを多用するが、大抵何か間違っている。
 服装はピンク色のフリフリしたものを着ている。

・ティア
 ティコの妹。年齢は15歳前後の中学生ぐらい。たびたび暴走するティコの世話役。
 姉と違ってスタイルがよく、巨乳だが、本人は「肩がこるし、邪魔になるだけ」だと考えている。背は少年より頭一つ分小さい。
 髪型はロング。但し、クグスリ人は(ry
 表情豊かで元気一杯な姉とは対照的に、物静かで感情をあまり表に出さない。でも実は……?
 頭の回転が早く、地球の文化にも詳しい。
 服装もティアとは対照的に水色のフリフリしたものを着ている。フリフリした服はクグスリ人の好みなのかもしれない。

一応こんなイメージで書いています。
それでは、続きを投下していきます。

408くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 23:07:17 ID:MGJh3AEU0
 〜ティアちゃんによる『男心をくすぐる』の解説中〜

ティア「…『男心をくすぐる』というのはこういう意味なのです。わかりましたか?」

ティコ「はい……では、私が今までやっていたのは……」

ティア「…ただの拷問?」

ティコ「はぅ!」

ティコはショックを受けたらしく、ガックリとうなだれる。
一方、ティアは落ち着いた様子で

ティア「○○様、この度は姉がご迷惑をおかけしたようで、大変申し訳ございません」

少年に向かって深々と頭を下げた。
くすぐりから解放され、ようやく落ち着いたらしい少年は

少年「いや…もういいから早く帰してくれないかな…?」

ティア「…○○様、申し訳ないのですがあなた様を帰すわけにはまいりません」

409くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 23:08:25 ID:MGJh3AEU0
少年「は…? いやいや困るって!」

ティア「クグスリ星のルールなんです」

 〜クグスリ星法第十二条〜
   他星の知的生命体に我々の存在を知られた場合、その知的生命体は消去あるいは保護されなければならない。

ティア「私としても野蛮なことはしたくありませんし…どうか私達のもとで暮らしてはいただけませんか?」

ティコ「そうですよ!」

『私達のもとで暮らす』というワードに反応したのか、突然元気になったティコが割って入ってくる。

ティコ「ねえ、○○さん。私達と一緒に暮らしましょう? そうすれば」

ティア「お姉様」ジロッ

ティコ「うっ……」

ティアの目線に射抜かれ、ティコは再びシュンとうなだれた。

ティア「とにかくです。○○様、私達と暮らしましょう。不自由な思いはさせませんから…」

ティアは懇願するように少年を見つめる。しかし、少年は

少年「ふ、ふざけるな! 俺には俺の人生があるんだ! こんな所で一生を過ごすなんてご免だ!」

ティア「…そうですか。では、仕方ありませんね」

そう言ったティアの瞳には鋭い光が宿っているように見えた。
まるで獲物に狙いを定めた野獣のような……そんな光が。
そして、その刹那、少年の体はティアの髪に捕えられていた。

410くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 23:09:26 ID:MGJh3AEU0
ティア「こちらとしても手段は選んでられません。さあ、○○様、行きますよ」

少年「なっ…おい、離せ! 離せよ!」

ティア「…少し黙っていてもらいましょうか」

ティアの髪がしゅるりと少年の顔に近付き、猿轡のように少年の口を封じる。

ティコ「ちょ、ちょっとティア! ○○さんに乱暴なことは…」

ティア「お姉様はしばらくそこで反省していてください。これはあなたが招いたことなのですよ?」

ティコ「う…でも……」

ティア「決まりは決まりです。それでは」

ティアは髪で少年を軽々と持ち上げ、そのまま部屋を出ていく。
少年は助けを求める目でティコを見つめるが、ティコは何も言い返すことができず、ただうつむいていた。

411ティアのターン!:2014/02/25(火) 23:12:45 ID:MGJh3AEU0
少年が連れてこられたのは、一見中学生か高校生ぐらいの少女が使っているような部屋だった。
しかし、『保護』を拒否した少年の未来に待つのは『消去』のみ。
何をされるのか、自分はどうなってしまうのかは……考えたくもなかった。

ティア「失礼します」

少年はベッドの上に優しく降ろされ、そのままティアの髪で十字に固定される。
そうして、ようやく髪の猿轡を外されたのだった。

ティア「乱暴な真似をして申し訳ありません。苦しくはありませんでしたか?」

少年「ひっ…た、頼む。もう帰してくれ! このことは誰にも言わないから……」

ティア「駄目です。信用できません」

少年の必死の懇願をティアは冷たくあしらう。

ティア「あなた様の選択肢は『私達のもとで暮らす』か『今ここで死ぬ』こと……二つに一つですよ」

少年「い、嫌だ! 死にたくない!」

ティア「それでは私達とともに暮らしていただけますか?」

少年「それは……」

ティア「無理でしょうね。見ず知らずの相手と……それも種族の異なる相手と一つ屋根の下だなんて、嫌で嫌で仕方がないんでしょう?」

ティアは見透かしたようにクスリと笑う。
その笑みはどこか妖艶で、ともすれば見惚れてしまいそうになる。

ティア「○○様、最後にもう一度だけお聞きします。私達のもとで暮らしませんか? 10数え終わるうちにお答えくださいね」

少年「………………」

412ティアのターン!:2014/02/25(火) 23:13:39 ID:MGJh3AEU0
ティア「10……」

少年はふと自分をさらってきた少女のことを思い出す。
自分のことを好きだと言ってくれた少女。決して許したわけではないが、彼女だって悪気があったわけではないのだ。
そう、悪い奴じゃないのだ。

ティア「9……」

それに、目の前のこの少女だって悪い奴ではないのだろう。
すぐに『消去』するのではなく、自分を生かすために何度も選択肢を与えてくれた。
今だって、こうして待ってくれている。これはきっと少女の自分に対する最後の優しさなのだろう。

ティア「8……」

彼女達のもとで暮らすことにしたら、きっと二度と地球には戻れない。
家族や友人にだって二度と会えない。それでも……今ここで死ぬよりはましなんじゃないか?

ティア「7……」

そうだ、何も二度と会えないと決まったわけじゃない。
もしかしたら自分が生きている間に何かが起こって地球に帰してもらえるかもしれない。
可能性は0ではないんだ。

ティア「6……」

だったら、俺は……

少年「……決めた。俺はお前達t」

ティア「5、4、3、2、1、0!」

少年「!?」

413ティアのターン!:2014/02/25(火) 23:14:20 ID:MGJh3AEU0
少年が彼女達と暮らす決断をし、それを口にしようとした瞬間、ティアのカウントダウンが急に加速した。

ティア「○○様、時間切れです」

少年「待て待て待て、俺はお前達と一緒にk」

ティア「アーアーアー、何も聞こえません!」

少年「おい、お前そんなキャラだったかあ!?」

ティア「○○様、うるせーですよ。お姉様が来たらどうするんです?」

少年「口調が微妙に乱暴になってるぞ!」

ティア「知りません。関係ありません。とにかく、○○様は10数えるうちにお答えになりませんでした。これは私達とともに

暮らす気がないものだと受け取ってよろしいですね?」

少年「いや、だから俺は……」

ティア「本当ならあなた様を『消去』しなければならないのですが、私は優しいのでもう一度だけチャンスを差し上げます」

少年の言葉を遮るようにして、ティアはそこまで話すとどこからか携帯端末のようなものを取り出し、何か操作する。
そして、

ティア「これでよし、と……」

彼女がその操作を終えた瞬間、ティアの着ていた衣類が消えてなくなり、彼女は下着姿となった。

414ティアのターン!:2014/02/25(火) 23:15:02 ID:MGJh3AEU0
少年「ブッ!!」

思わず噴き出す少年。種族は異なるとはいえ、見た目は普通の人間の少女、それもとびきりの美少女だ。
少年には刺激の強すぎる光景であった。

少年「な、な、な……」

ティア「口がパクパクと動いていますよ。あなた様は餌を求める魚か何かですか?」

少年「な、何を……」

ティア「簡単なことです」

ここまであまり表情を変えなかったティアがニヤリと笑う。
その笑みはやはりどこか妖艶で……そして、サディスティックであった。

ティア「私達のもとで暮らしたくなるようにしてあげます」

そう言うと、ティアは小さな体には不釣り合いな大きな胸を少年の顔に近付ける。

ティア「地球の男性は女性の胸に強いこだわりがあると聞いています。○○様は大きい方が好きですか? それとも、お姉様の

ように小さな方が好きですか?」

少年「ち、近い近い!! もっと離れて!!」

ティア「○○様、見るのが恥ずかしいのであれば目を閉じればよいのですよ」

少年「う……」

惜しい気もするが、このまま見つめるのも恥ずかしいし悪い気がする。何より理性が壊れてしまいそうだ。
少年は言われるがままに目を閉じる。
ティアは少年が目を閉じるのを見届けると、

ティア「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ……」

少年「ッ!? あはははははははは!!!」

415ティアのターン!:2014/02/25(火) 23:15:37 ID:MGJh3AEU0
ティア「うふふ、視界が不自由な状態でくすぐられると、よりくすぐったさが増すのですよ」コチョコチョ

少年「ひゃあ!! や、やめ、あはははははははは!!!」

ティア「可愛い声でお鳴きになるのですね。その声、もっと聞いていたい気もしますが……」

ティアはちらりと部屋の扉を見遣る。

ティア「お姉様が来てしまうと面倒ですからね……残念ですが、その口、塞いでしまいましょうか」ムニュ

少年「んむっ!?」

ティア「うふふ、私の胸、気持ちいいですか?」ムニュムニュ

少年「むーっ!!」ジタバタ

ティアは少年の脇を両手でくすぐりながら、自分の胸を少年の顔に押しつける。
温かくて柔らかい……しかし、少年にそんなことを考えている余裕はなかった。

ティア「ほらほら、女性の胸が優しいだけだと思ったら大間違いですよー」コチョコチョ

少年「む―――――っ!!!!」バタバタ

顔を豊満な胸で覆われたままくすぐられ続けるのだ。
声を上げることはおろか、まともに息をすることすら許されない。

ティア「私達のもとで暮らすと言ってくださるまで、このまま続けますから。覚悟してくださいね?」

少年「むっ…んっ……」ジタバタ

既に窒息しかけている少年に向かって、ティアは残酷にもそう告げる。
このままじゃ本当に死んでしまう……せっかく彼女達のもとで暮らす決意をしたのに……こんなおっぱいで……

416ティアのターン!:2014/02/25(火) 23:17:56 ID:MGJh3AEU0
???「そこまでですよ!!」

部屋の扉が勢いよく開き、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
間違いない、ティコだ。

ティコ「やっぱり○○さんを『消去』するなんて、いくらティアでも許しません! 『親しき仲にも礼儀あり』で……で……?」

ティコの声が唐突に勢いを失う。
それもそのはず、彼女からしてみれば自分の愛する人が妹に押し倒さているという寝取られに等しい状況なのだ。

ティコ「な……な……な……何をしているのですか―――っ!!! ティア!! 直ちに○○さんから離れなさい!!」

ティア「……仕方ありませんね。もっと楽しみたかったのですが……」

ティアはようやく少年の顔から胸を離し、再び携帯端末をどこからか取り出して操作する。
すると、次の瞬間には彼女は再びフリフリした服に身を包んでいた。

少年「し、死ぬかと思った……」

ティコ「ああ、○○さん! 私の愚妹が大変失礼なことを!! なんとお詫びしたらよいか!!」

ティア「お姉様も似たようなことをしていたじゃありませんか。それも私よりもずっと長く」

ティコ「私はいいんです! 未来の妻なんですから! それに、私はそんな脂肪の塊を押し付けてなんかいません!」

ティア「できませんもんね」

ティコ「くっ、どうして同じ血が流れているはずなのにこうも……ああ、神はなんと不平等なのでしょう!」

ティコは天を仰ぎ見るようにして、妹との最大の相違点を嘆く。
一方、ティアは落ち着いて、しかし心なしか不機嫌そうに少年に目を向ける。

ティア「それで、私達のもとで暮らす気にはなっていただけましたか?」

少年「…ああ、こうなったらもう覚悟を決めるしかなさそうだ……」

ティア「そうですか。それではよろしくお願いします。お姉様も異論はありませんね?」

ティコ「まだ私は発展途上国なだけで……え? 何ですか?」

ティア「ですから、○○様が私達とともに暮らす決断をしてくださったので、一応お姉様の意思も確認しておこうかと」

417くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 23:18:56 ID:MGJh3AEU0
ティコ「………………」

ティコは妹の言葉を咀嚼して、反芻して、そして、

ティコ「えええええ!? え、えーっと、ふ、不束者ですがよろしくお願いします……」

珍しく顔を赤らめて照れる様子を見せながら、ペコリと頭を下げたのだった。

少年(ああ、これから先どうなってしまうんだろうなあ……)

二人の美少女宇宙人との共同生活。似たような妄想をしたことはあったが、まさかこんな形で実現してしまうなんて……。
少年は頭が痛くなりそうだった。

ティア「ああ、それからもう一つ」

少年・ティコ「?」

まだ何かあるのかと身構える少年であったが、ティアの口から飛び出したのは思いもよらない言葉だった。

ティア「私も○○様の妻になりますから」

少年・ティコ「……はああああああああああ!!??」

二人の叫び声が共鳴した。

ティコ「な、何を寝ぼけたことを言っているのですか!? ○○さんの妻は私だけですよ!?」

ティア「お姉様こそ何勝手に決めてるんですか? そもそもこの星では一夫多妻制が認められていますよ?」

ティコ「そんなの関係ありません!! ○○さんは私のものなんです!! ティアには髪の毛一本たりとも渡しません!!」

ティア「お姉様のその絶壁では○○様を満足させられないでしょう? ここは大人しく私に譲った方が○○様のためにもよいのでは?」

少年「おい待て、俺の意思は無視か!!」

ティコとティアはその言葉を聞き、同時に少年の方へと振り返る。

ティコ・ティア「それでは○○さん(様)はどちらを選ぶのですか!?」



少年の苦悩はまだ始まったばかりだ!!

続く!

418くすぐりアブダクション:2014/02/25(火) 23:22:59 ID:MGJh3AEU0
きりがいいので一旦完結ということで。
また後日続きを書いていけたらいいなと思います。

個人的にはティコよりティアの方が気に入っていたりww

419くすぐり好きの名無しさん:2014/02/26(水) 02:33:43 ID:Nkbk8Nb.0
ティコもアホの子可愛いけど、ティアもティアでまた良いキャラしてますねw
そしておっぱい窒息とくすぐり責めの黄金コンボ、滅茶苦茶羨ましい!
少年はこの美少女姉妹に迫られながらどんなエロくすぐったい共同生活を送らされるのか、
そしてクグスリ星に行ったらどんな事になるのか、いつか是非続きも読ませて欲しいです

ひとまず超乙でした!妄想を素晴らしいSSに仕上げて頂き本当に感謝です!

420くすぐり好きの名無しさん:2014/02/26(水) 18:33:19 ID:0zUZPn5g0
ティア、エロすぎGJ!

一夫多妻制というのはさらなる女子登場のフラグと考えます笑

続きが大変楽しみです

421くすぐりアブダクション:2014/02/26(水) 23:10:52 ID:L57J7r7s0
少年がクグスリ星に連れ去られてから一週間が経過したある朝……
少年は顔に湿っていてざらざらした温かいものが触れる感触で目を覚ました。

???「くぅ〜ん」ペロペロ

少年「…うわっ! ……なんだ、リドルか。まったく驚かすなよ」

リドル「?」

リドルはティコとティア、二人の姉妹のペットであった。
外見や行動は犬そのものだが、犬ではない(とティアに教えられた)。

少年「また、ティコかティアがベッドに潜り込んできたかと思ったじゃないか、まったく……」

???「いますよ〜♪」

少年「うわっ!?」

???「えへへ、おはようございます。○○さん♪」

布団の中からピンク色のロングヘアーにピンク色のパジャマを着ているという全身ピンクな美少女がひょこっと顔を出した。
彼女こそがティコである。少年をこの地球から遠く離れた星へ連れてきた張本人だ。

ティコ「○○さ〜ん♪」

少年(まずい……)

普段耳を隠すぐらいの長さに髪を揃えているティコが、こうして長く伸ばして甘えた声を上げている時は決まって……

ティコ「そーれっ!」

少年「やめろぉ!」

ティコ「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ♪」

少年「ひ、や、やめ、やめひゃはははははははは!」

ティコは既に長くなっている髪をさらに長く変化させ、少年を絡め取り、さらに一部をパジャマの中へと侵入させて少年の脇の下や腹をくすぐった。

ティコ「うふふ、やっぱり笑顔の○○さんが一番素敵ですね♪」コチョコチョ

少年「うひゃひゃひゃ、やめてっ、リ、リドル助けてあーはっはっはっはっは!!」

リドル「???」

少年はリドルがもう一人の飼い主…ティアを呼んでくれないかと期待したが、リドルは意味がわからないらしく、ただ可愛らしく首を傾げるだけだった。

422くすぐり好きの名無しさん:2014/02/27(木) 04:03:58 ID:QxYJMJFg0
しばらく見ないうちによさげなSSが始まってた期待w

423くすぐり好きの名無しさん:2014/02/27(木) 21:28:21 ID:pMP076Ew0
おお、名無しさんがパワーアップしてる!

424くすぐり好きの名無しさん:2014/02/27(木) 21:45:41 ID:X8Lpxu2kO
一週間で「また」とか「決まって」とかの言い方するって事は、
それだけ何度もこういう事されてるんだろうなぁ・・・・裏山w
目覚めた少年がどういう一日を送っていくのか気になる所ですね

425くすぐり好きの名無しさん:2014/02/27(木) 22:25:36 ID:jSeF730.0
おお、何だか新たなSSが投稿されてますね。GJです。

機巧少女のくすぐり小説の件ですが、続きはもうしばらくお待ちください。来週あたりには投稿されていると思いますので…

426くすぐり好きの名無しさん:2014/02/27(木) 23:00:22 ID:X8Lpxu2kO
機功少女くすぐりの続編も楽しみです!
来週でも再来週でも心待ちにしておりますね

427くすぐりアブダクション:2014/02/27(木) 23:40:45 ID:vZUzemx60
>>425
続編心待ちにしております。



しかし、助けを求める必要はあまりなかったようだ。

???「……なかなか起きていらっしゃらないので様子を見に来たら…………」

部屋の扉が開き、青髪の美少女が入ってきた。彼女はティア。
エプロンをつけているところを見ると朝食を作っていたのだろうか。
ちなみに、この家での食事はティコとティアが交互に分担して作っている。

ティア「朝からとてもお元気なようで、お姉様」

ティコ「むっ、出ましたね、おっぱい妖怪!」

ティコは少年をくすぐる髪の動きを止めて、ティアの方へ向き直す。

ティア「ええ、本当にこんなに大きくなってしまって……ですが、知っていますか、お姉様? 地球のことわざに『大は小を兼ねる』とあるんですよ」

ティコ「う、うるさいです! それに、○○さんは私のように控えめで慎ましい胸の方が好みに決まっています!」

この姉妹は揃って少年に好意を寄せているので、このようにいがみ合うことが多々ある。
しかし、決して互いのことが嫌いなわけではない。むしろ少年のことが絡まなければ普通に仲の良い姉妹である。

ティア「それよりも早く起きてきてください。せっかくの朝食が冷めてしまいます」

ティコ「え〜、もうちょっと○○さんのことをくすぐっていたいのですが……」

ティア「そうですか、では私もまざらせていただきます」

ティコ「そ、それは駄目です! ○○さんをくすぐっていいのは私だけなんです!」

少年(……腹減ったなあ)

結局、姉妹の口喧嘩はこの後も十分程続いた。

428くすぐりアブダクション:2014/02/27(木) 23:43:39 ID:vZUzemx60
それから三人は朝食を終えて……

少年「そういえば」

この日、少年はある疑問を姉妹に投げかけた。

少年「お前達の持ってる、アレ、何なんだ?」

ティコ「えっと……どれでしょうか?」

少年「だから、あの……携帯電話みたいなやつ」

ティコ・ティア「……?」

二人は少し考える素振りを見せる。
それから、先に口を開いたのはティアだった。

ティア「もしかして、これのことでしょうか?」

ティアはいつものようにどこからともなく携帯端末のようなものを取り出した。

少年「そうそう、それそれ」

ティア「これは『πPod』というんですよ」

少年「………………」

激しくパチモン臭のするネーミングだった。

ティコ「地球にはないんですか?」

少年「いや、似たようなものはあるけどさ……」

この一週間見ていてわかったことだが、πPodは地球の文明では考えられないことも平気でできるようなのだ。
例えば、姉妹の着ている衣服。あれはどうやらπPodの中にデータとして収納されているようだった。
しかもちゃんと毎日違う服を着ている辺り、複数のデータが入っているのだろう。
ちなみに何故かどの服もやたらとフリフリしたデザインだった。
案外クグスリ星ではこれが一般的な格好なのかもしれない。

少年「お前達の持ってるそれと比べたら、そんなすごいものじゃないからさ」

ティコ「そうなんですか? ティア、何か知ってます?」

429くすぐりアブダクション:2014/02/27(木) 23:44:24 ID:vZUzemx60
ティア「そうですね……」

ティコが地球の文化に詳しいティアに話を振る。
彼女達曰く、ティアは「地球文化学」なるものを専攻している。
もしかしたら、日本はともかく海外のことには疎い少年よりも詳しいかもしれない。

ティア「地球の文明レベルは宇宙全体で見ると決して高いものではありませんからね……たしか『スマートフォン』とか『iPod』と言うんでしたっけ?」

ティコ「へぇ〜……やっぱり詳しいですね」

ティア「お姉様はもう少し勉強した方がいいと思いますよ。それはさておき、地球の携帯端末、あるいはそれに類するものですが……πPodの2分の1程度の機能しか持たないはずです」

少年「マジで!?」

文明レベルの差はずっと感じていたことだが……まさかそこまで違うとは。
改めてクグスリ人の文明に感心し、また同時に恐ろしくも感じた。

ティア「もっとも、πPodにはいまいち使い道のわからない機能も多いのですが……例えば……」

ティアはちらりと視線を床の方へ向ける。
視線の先ではペットであるリドルが食事をしている真っ最中であった。
視線に気がついたのか、リドルは餌皿から口を離し、顔を上げる。

ティア「こんな機能、地球の携帯端末にはないでしょうね」

ティアが何やら自分のπPodを操作すると、なんとそこから謎の怪光線が発射された!
そして、放たれた光線は……

リドル「きゃうんっ!?」

430くすぐりアブダクション:2014/02/27(木) 23:45:07 ID:vZUzemx60
少年「ちょ、ちょっとティア!?」

怪光線はリドルの鼻先に直撃し、そのままリドルの体を光が包み込んでいく。
その光景に慌てる少年であったが、実行犯であるティアはもちろん、その様子を眺めていたティコも特に驚いた様子はない。

ティコ「大丈夫ですよ、○○さん。あれは危険なものではありませんから♪」

ティア「そうですよ。私が自分達の可愛い家族に酷いことをする女だと思いますか?」

少年「ごめん、正直お前ならやりかねないと思ってる!」

ティア「」

基本的に口が達者なティアであったが、今の少年の一言は思いの外ダメージが大きかったようだ。
そのまま固まって、黙り込んでしまった。

ティコ「○○さん、本当に大丈夫ですよ♪ ほら、見てください」

少年「そんな大丈夫って言われたって……!」

リドルは相変わらず光に包まれたまま、ぷるぷると震えている。
大丈夫だと言われても心配なものは心配だ。思わず駆け寄る少年であったが、その瞬間。

 ボンッ

少年「うわっ!?」

何かが爆発したような音とともにより一層激しい光に包まれるリドル。
少年は眩しさに思わず目を閉じる。そして、再び目を開いた少年が見たものは……

リドル?「……?」

少年「……え?」

少年の目の前に現れたのは愛らしい一人の少女。いや、幼女と言った方が適切だろうか。
しかし、少年にとっての問題はそこではなく……

少年「ちょちょちょっと!? どうなってるの!? てか、服、服!!」

431くすぐりアブダクション:2014/02/27(木) 23:46:32 ID:vZUzemx60
そう、その幼女は一糸纏わぬ姿であった。
思いがけなく幼女の裸体を目にすることになった少年は顔を真っ赤にしながら慌てて目を逸らす。

ティコ「先程ティアが使ったのは『擬人化光線』といって、人間型でない動物を一時的に人間型の姿にするものなんです」

少年「それならそうと先に言えよ!!」

ティコ「だから大丈夫って言ったじゃないですか!」

幼女リドル「わんっ♪」

少年「うわわっ!」

リドルは構ってほしいのか、愛らしい声で犬の鳴き真似(もともと犬に似た生物なので、真似をしているわけではないのだろうが)をしながら少年に飛びつく。
普段の犬のような姿なら問題ないが、今彼女は人間の幼女なのだ。何も知らない人が見たら通報されて当然の光景である。

幼女リドル「くぅ〜ん♪」

少年「ちょ、リドル離れtうひゃあっ!」

幼女リドル「〜〜〜♪」ペロペロ

少年「あははっ、ちょっと本当にやめて…うひゃっ! く、くすぐったいからっ!」

幼女リドル「くぅん♪」ペロペロ

リドルは少年の言葉を無視し(そもそもわかっているかどうかも怪しい)少年の首筋を優しく舐め続ける。
リドルとしてはじゃれついているだけなのだろうが、何度も言うように今の彼女は全裸の幼女である。
年齢の割にうぶな少年には刺激が強すぎた。

少年「ひゃあっ! そ、そこは駄目だって! うひゃあっ!」

幼女リドル「???」ペロペロ

少年「ひゃひゃひゃひゃ!」

432くすぐり好きの名無しさん:2014/02/28(金) 00:10:46 ID:hYyJnjYkO
大好物のロリエロ系来たぁ!無垢な全裸幼女にprprされてみたい
このパイポッド欲しいなw

433くすぐりアブダクション:2014/03/02(日) 00:33:52 ID:.KGoUsWY0
ティコ「むぅ……何だか腹立たしい光景ですねぇ……どうしてくれましょうか」

ティア「ふ……うふふふふ……♪」

ティコ「おや、ようやく立ち直りましたか。ティ……ア?」

振り向いて、ティコは戦慄した。これほどまでに怒りを露わにするティアは見たことがない。
少年の心無い一言が彼女の逆鱗に触れてしまったようだ。

ティア「うふふふふ、いいですよ、教えてあげます♪ 愛しの○○様には、私の『優しさ』、その体にたぁっぷりと教えてさしあげますから……♪」

ティコ「ティ、ティア? 怖いですよ? 髪の毛逆立ってますよ?」

ティア「うふふふふ♪」

最早ティコの言葉は彼女の耳に届いてもいないようだ。
さらにタイミングの悪いことに、ようやくリドルを引き離したらしい少年が近くへやってくる。

少年「朝から散々な目に遭った……って、ティア? あれ? ティアだよね?」

ティア「うふふ、○○様、愛しています♪」シュルルル

少年「え、何で髪の毛を絡みつけて……うわっ、やめろ、服の中に髪を入れぎゃははははははははは!!」

ティア「○○様、○○様、○○様ぁ♪」コチョコチョコチョコチョ

ティアの激しいくすぐり攻撃が少年を襲う。少年は訳もわからず笑い転げることしかできなかった。
そして、一人残されたティコは……

ティコ「うう、ティアが怖いです……でも……」

ティコは、手足を縛られた状態で全身をくすぐられている少年をじっと見つめる。

ティコ「……もう我慢できません! 私も混ざります! 『三人寄れば文殊の知恵』です!」コチョコチョ

明らかに意味のわかっていないことわざを口にしながら、自身も少年をくすぐりにかかった。

少年「ひゃはははは、てぃ、ティコまで、だ、誰か止めてえええええ!!」

無論、この場に少年を助ける者など誰もいない。
唯一、可能性があるとすれば未だ幼女姿のリドルだが……

ティコ・ティア「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ♪」

少年「ぎゃはははははは!!!」

幼女リドル「ふわあぁぁ……」

笑い悶える少年を尻目に、大きな欠伸をすると、そのまま丸まってのんびりと眠りについてしまった……。

434くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 14:51:18 ID:wptSg8y.0
妄想小説を投下させていただきます。
F/Mは初めて書くので甘い部分があるかもしれません。

桃「○○さん、大好きですよ〜」
楓「○○はあたしが好きなの!だから邪魔しないでよ!」
菫「いいや、○○は私のお婿さんになるのよ!!」
雪「○○のお嫁さんは雪だよ?」
絵馬「いくら雪ちゃんでも○○さんは渡せないよ!」
綾「それは違います!!○○は私の彼氏です!!」
早苗「綾、少し冷静になってみて……○○は綾のじゃなくて私の彼氏だよ」
クレア「○○は私のダーリンです、それは覆らない事実ですよ」
麻衣「○○は私達と付き合ってるの!」
麻奈「そうです!優しい○○さんを私達が幸せにします」
彩香「残念だけどこの国じゃ一夫多妻は認められないのよ、だから私が○○の嫁なのよ!!」
春香「勝手に私の○○を持ってかないで……」
俺「……」

……なんでこんな事になっているのだろうか。
俺は今、長期間の休みをこの別荘で過ごす為に訪れていたのだが……
とてもじゃないが今の状況はゆっくりできそうにない。
彼女達は話の内容から分かるとおり俺を取りあってるのだ。
……決して浮気とかを繰り返した訳ではない。
彼女達全員が……馬鹿親父が決めた俺の許嫁なのだ。
彼女達が承諾しているからOKっという俺の意思をガン無視した許嫁だが……
今は喧嘩しているが彼女達同士は普段仲が良いものだから困る。
もっとも俺から彼女達に好意を持たれるきっかけを作ってしまったから自業自得なのだが……過去に行けるなら当時の自分をぶん殴りたいくらいだ。

桃「○○さん、今夜は大丈夫ですか?」

ソファーに座ってる俺の横に座って擦り寄ってきた彼女は桃。
歳は16歳、髪型は短髪のショート。
服装はピンクのワンピースだった。
……普段からプライベートでは猫耳カチューシャを付けている変わった少女なのだ。
今の状態なんてまさしく猫である。
彼女達の中で一番俺に甘えているのは彼女だと思う。

俺「大丈夫って何が?」
桃「それは……きゃっ♪」

急に頬を両手で押さえてモジモジしていた。
……一瞬邪な想像をしたがすぐ忘れよう。

楓「桃!?何してるのさ」
モモ「えへへ♪」

桃の様子を見てこっちに来た彼女は楓。
歳は15歳、髪をツインテールにしている。
服装は彼女の学校の制服のブレザーだった。

楓「桃の胸じゃ○○を満足させられないんじゃないかな」
菫「……それを言うならアンタもでしょ」

楓を押さえた彼女は菫。
歳は18歳、彼女達の中で年長に当たる。
ポニーテールで彼女も学校の制服のセーラー服だった。

435くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 14:52:26 ID:wptSg8y.0
雪「桃ばかりずるい!雪も○○にスリスリする!!」
綾「桃も雪も私の彼氏である○○から離れてくださいよ」

桃に嫉妬して反対側から擦り付いてきたのは雪。
擦り付いている二人に声をかけたのは綾。
歳はどちらも15歳、彼女達の中では最年少に当たる。
雪はロングヘアーで白のロリータ服。
綾はツーサイドアップで黒のノースリーブワンピース。

絵馬「皆が相手でも○○さんを横取りするなら私だって怒るよ!」
早苗「だから皆さん落ち着いてくださいよ」

皆に対して怒っているのが絵馬。
歳は18歳、姫カットと呼ばれる髪型にしている。
サイズがピッタリの可愛らしいピンクのTシャツと赤のミニスカートを着ているのだが……巨乳だからそれが余計に強調されて色っぽい。
騒いでいる皆を落ち着かせようとしているのが早苗。
歳は16歳、お嬢様結びと呼ばれる髪型にしていて彼女達の中では比較的おとなしい。
綾と同じ黒のワンピースだがこちらは袖がある。

クレア「○○は皆にkindです、でも○○は私のダーリンなのです」

そう言って後ろから抱き着いてきた彼女はクレア。
歳は17歳で彼女達の中では唯一の外国人。
なんでも俺と沢山話したいから日本語を猛勉強したとか。
たまに英語が混ざる事もあるけど……
髪は金髪のツインテール。
服装は黒と白のボーダーキャミソールに灰色のパーカー、下はデニム生地のホットパンツだった。

麻衣「皆、私達を差し置いて何してるの!?」
麻奈「○○さんは私達の彼氏さんだよ」

そう言ったのは麻衣と麻奈の姉妹だった。
いつも二人一緒に行動している。
麻衣は17歳、右向きのサイドテール。
服装は黒のノースリーブTシャツに同色のスカートだった。
麻奈は16歳、左向きのサイドテール。
服装は麻衣と反対の白のノースリーブTシャツに同色のスカートだった。
初めて会った時に双子と勘違いした位に容姿はそっくりだった。

彩香「まだ分かってないの?○○の嫁は私以外ありえないから」

そう言って腕を組みながら皆をにらんでいるのは彩香。
歳は17歳、髪型はツインテールとポニーテールを一緒にしたトリプルテール。
服装は彼女の学校のセーラーブレザーだった。

春香「……いい加減にして……私から○○を奪わないで!!」

そう怒鳴ったのは春香。
歳は18歳、長い三つ編みで眼鏡をかけている。
服装はオフショルダーの紺色の服に青色のミニスカート、その下にスパッツを穿いている。
普段は物静かだけど怒ったりすると今のように感情を露にする。

俺「……」

このように周りが非常に騒がしくまともに休めないのだ。
この別荘に来たのは長期間の休みをゆっくり休もうと思って来たのである。
でも、彼女達が一斉に来た為にそれどころではなくなった。
……ここに来るまでにいろいろあって疲れているのに……彼女達はお構い無しに喧嘩している。
…………いくら温厚な俺でも……怒りが込み上げてきた。

436くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 14:53:27 ID:wptSg8y.0
俺「いい加減にしろ!!!」
彼女達『!?』
俺「俺は疲れてるんだ!ゆっくり休みたくてここに来たんだ!!…なのにお前達がそれを邪魔しているって事に気付かないのか?」
彼女達「……」
俺「……悪い……今日はもう寝るわ」

そう言って俺はソファーから立ち上がって寝室に向かう。
去り際に俺は彼女達の様子を見た。
……まぁ、落ち込んでるよな。
夕食は……今日はいいや。
寝室に着いた俺はそのままベッドに倒れこんだ。
すぐに睡魔はやってきた。
俺はそのまま眠った。

437くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 14:54:31 ID:wptSg8y.0
私達『…………』

○○さんが部屋を出てから三十分程経っていた。
私達はメイドさんに連れられて別の部屋で夕食を食べていました。
……その三十分間私達は誰一人喋っていませんでした。
それもそうだ、大好きな○○さんに怒られたからだ。
ここにいる私達は全員が○○さんの事を愛しているから……だから喧嘩した。
普段は仲良しなのに、○○さんの事になると譲れないんです。
その結果が……これでした。

楓「皆、どうするの?」
雪「雪は……謝りに行く」
菫「今日は行くだけ無駄よ……もう眠ってた」
絵馬「○○さんに何もしてないよね」
菫「できる訳ないでしょ」
綾「……私達がいけないんです」
早苗「……うん」
クレア「ダーリン……angerでした」
麻衣「私達の事嫌いになったかな……」
麻奈「そんな事……言わないでよ……」
彩香「皆……ゴメン…意地張りすぎた」
春香「今更……言わないで……」

皆、限界でした。
だって、今まであんなに怒った○○さんを見た事がなかったから……
私達はこうする為に来たんじゃない。
○○さんに喜んでもらいたくて来たのに……

私「……皆、仲直りしよ……○○さんの為に……私達の為にも……」
菫「仮に仲直りしたからって○○の機嫌が良くなる訳じゃないわ」
彩香「それに、仲直りしたからって○○の嫁が自分になるなんて分からない……それがどうにかならない限りまた喧嘩は起きるんじゃない」
私達『……』

彩香さんの言う通りでした。
根本的な問題が残していました。
……許嫁だから恋をしたって訳じゃないんです。
それは皆も同じでしょう。
○○さんだから私達は恋をした。

私「だったら今は停戦しよ、今はそれより○○さんをどうにかしないと……」
春香「……どうするつもり?」
絵馬「○○さんに添い寝してあげるとか?」
早苗「私達全員一緒じゃできないわよ」
楓「じゃあ○○に料理を作ってあげるとか?」
麻衣「楓料理できないでしょ」
麻奈「あの時の楓の料理……思い出したくない」

う〜ん、何か無いかな……
もっとこう……私達全員で同時にやれる事……

綾「だったら○○が私達にしてくれる事をしましょう」
雪「……それって……こちょこちょ?」
クレア「tickleですか!?私もtickleされるのVery fondですよ」

くすぐり……私達にとって○○さんとの特別な行為。
私も何度か皆とくすぐったりくすぐられたりしたけど……○○さんだけは違った。
皆でやりあった時は純粋にくすぐったいだけだったのに、○○さんにやってもらった時は気持ちよかったんです。
……うん、いいかも。

私「私は良いと思うけど皆は?」
他の皆『良い(です)よ〜』
菫「でも、今日は止めた方が良いですね」
春香「……じゃあ、明日の朝にしましょう……」

この後、私達は明日の朝の事を考えながらゆっくり過ごしました。

438くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 14:55:26 ID:wptSg8y.0
朝、目を覚ました。
シャワーを浴びる為にベッドから起き上がろうとした。
……でもできなかった。

俺「……皆、何してるんだ」
彼女達『○○(さん)おはよう(ございます)!』

彼女達が俺の身体に跨って身動きが取れなかった。
彼女達は全員寝巻き姿だった。
普通のパジャマを着ていたりワンピースを着ていたり少し透けている生地のネグリジェを着ていたりした。

俺「……動けないんだけど」
桃「私達、あの後話し合ってもう喧嘩はしない事にしました」
楓「それでね、○○にね恩返ししたいの」
雪「○○が私にしてくれるアレを皆でやってあげる♪」

……俺が雪にしてる事って…ま、まさか……

クレア「tickleですよ、○○♪」

……やっぱりそれか。
……正直やりすぎたんだよな。
……それを彼女達が俺にやるのか……正直耐えられないだろう。
だから俺は身体を動かして逃げようとした。
まぁ、男だからといって彼女達十二人に跨られたらどうしようもないけど……

菫「○○ったら、まだ始めてないわよ」
絵馬「もう○○さん、お尻触っちゃ駄目ですよぉ〜」
俺「ち、違う!?」

意図的に触ったのではない。
彼女が手首に跨っているから動かすと触ってしまうだけだ。

麻衣「もしかして早く始めてほしい?」
麻奈「私も早くやってもらいたい時は凄いウズウズするよ」

二人は二の腕を太腿で挟んでいた。
違う、そうじゃない。
逃げたいから身体を動かしていた。
それに、皆の健康的な身体の感触が伝わってきて恥ずかしかった。
……堪えよう。
笑うのを我慢していれば彼女達も諦めるだろう。

桃「じゃあ私からやりますね」

そう言って腹に跨っている桃が指をワキワキ動かしていた。
俺の事を目を輝かせて見ていた。
……あ、あれ?いつもの桃じゃない?
まぁ、強気に出れば桃なら引いてくれるはず。

俺「……くすぐっても意味ないぞ」
桃「じゃあ笑ったら私達が一斉にくすぐりますね」

……ひょっとして逆効果だったか。
……我慢……できるよな?

439くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 14:56:50 ID:wptSg8y.0
桃「こちょこちょこちょ」
俺「っ!!?」

桃が俺の腋の下をくすぐってきた。
小さな爪先でカリカリされたり、親指と人差し指で揉んだり、十本の指で滅茶苦茶くすぐられた。
……やばい……もう限界が迫ってる。
一人でこれだったら後十一人いるんだぞ!?
お、おかしくなりそう…………

麻衣「○○の表情が歪み始めてるよ」
麻奈「モモ、がんばって」
桃「こちょこちょこちょこちょ♪」
俺「〜〜〜〜っ!!?」

やばい、声が漏れる……
指の動きが早くなっただけでやばくなった。
いつも俺はこんな刺激を彼女達にやっているのか……何だろ、凄い罪悪感を感じるんだが。

楓「そろそろあたしもくすぐるね♪」
俺「〜〜〜っ!?」
楓「こちょこちょ〜」

楓が俺の右足を両手でくすぐってきた。
土踏まずを人差し指でカリカリ引っ掻いたり、足裏全体に指を轟かせたり、とにかくくすぐったかった。
……もう恥を捨てて滅茶苦茶暴れた。

雪「○○、まるでロデオみたい」
楓「あんっ!?○○!あまり足を動かさないでっ」

カエデが高い喘ぎ声を上げていた。
……それはカエデがあの部分を俺の右足に押し付けてるからだろ!!?
俺だって動かしたくて動かしてるんじゃない。

楓「いやらしい足にはお仕置きしないとね」

滅茶苦茶な理由だった。
………苦しいけど我慢し続けるか。
それとも我慢しないで一気にくすぐられて楽になるか。
どっちが自分にとって幸せなんだろ?

桃・楓「こちょこちょ♪ふふふ」
俺「〜〜〜っ!!!?」

腋の下も足裏も強烈なくすぐったさに蹂躙される。
笑い声を堪えるのはもう限界だった。
まさか自分がこんなにくすぐりに弱かったとは……

麻衣「○○♪我慢しないで楽になった方が良いよ」
麻奈「私達が○○さんを我慢から解き放ってあげる♪」
麻衣・麻奈『せ〜の、ふ〜』
俺「んひゃっ!?あひゃひゃひゃひゃひゃ!?も、もうだめだぁはははははははははははは!」

麻衣と麻奈の二人が両耳に息を吹きかけた事で我慢という名のダムが決壊した。
一度笑い出したら二度と我慢するなんてできなかった。

440くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 14:58:17 ID:wptSg8y.0
彼女達『こちょこちょこちょこちょ♪』
俺「くひぃひぃひぃひぃひぃひぃひ!い、一気にやるなひゃはあはっはははっはっは!くすぐったぁいひぃひぃひぃひぃひぃっひひひひひひひひひひ」

ただ跨っていた他の彼女達も一斉にくすぐり始めた。

麻衣「○○の顔、赤くなってる♪こちょこちょ〜」
麻奈「○○さん、可愛いですよ♪ふ〜」

耳元に顔を近づけていた麻衣と麻奈は囁きながら首筋と喉をくすぐっていた。
二人の甘い声が思考を薄れさせる。

桃「○○さんってくすぐり弱かったんですね」

桃は指の動かし方を細かく変えながら腋を蹂躙していた。
丁寧に隙無く腋を嬲る小悪魔だった。

楓「あんっ!?もぅ……許さない!はむっ」

楓が足の裏を十本の指でくすぐりながら足指を咥えてしまった。
そしてそのままペロペロ舐め始めた。
足指だけじゃなく指の間も舐められてくすぐったい。
なんか右足の刺激だけで妖しい気分になりそうだった。

菫「ふふふ、○○の足の暴れ具合ったら可愛い♪」

菫は左足をくすぐっていた。
片手で足裏を弄って片手で足の甲をなぞったり指の間を擦ったりして責めていた。
楓とはまた違った責め方でくすぐったい。

雪「○○、暴れると雪や楓が気持ちよくなっちゃうよ」

雪は楓と背中合わせで太腿をくすぐっていた。
小さな手でワシャワシャと轟かせていた。
気持ちよくなるって……楓は爪先が、雪は膝頭がちょうどあの部分に触れるように跨ってるからだよ。
だから足を動かそうとすると二人のあの部分を刺激しちゃうんだ。
不可抗力だ、やりたくてやっている訳じゃない。

絵馬「うぅ、私がくすぐる度にお尻を撫でて……二人っきりの時にしてよ」

絵馬は右腕をくすぐっていた。
絵馬も大概だが、跨らなければ起こらないのに……
彼女達は誘っているのか?

クレア「あれ?硬い物が当たってますね」

っ!?ま、まさか……
クレアがまたがっているのは桃の後方……つまり硬いのは……アレだ。

クレア「○○、私達にtickleされて興奮してますよ」
俺「ち、ちがっうひぃひひひひひ」
彩香「くすぐられて感じてるって…………変態さんね」

くすぐられて感じてる?
違うと思いたい……それじゃあただの変態だ。
きっと彼女達の柔らかい身体が触れているからだ、そうに違いない。

441くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 14:59:01 ID:wptSg8y.0
彩香「でも、そんな○○も……私は好きよ♪」

お願いだ……もうやめてくれ……
これ以上は駄目だ……
頭がおかしくなりそうだ……
それに、くすぐったすぎて涙が出てきた。

早苗「○○、笑いながら涙が出てる……でも、その涙はくすぐったいから出てますよね」

そう言って早苗は俺の涙を拭った。
その表情は母親が子供を見ている時のような表情だった。
そんな中、春香だけは違った。

春香「……私は…○○の全てが好き……○○は誰にでも優しい……許嫁だからじゃない…私達は○○を愛してる…皆そう思ってる……だから……だから私達の事……嫌いにならないで……」

春香は……今にも泣きそうな表情だった。
春香の言葉を聞いて、皆がくすぐるのを止めていた。
……昨日の事引き摺っているのか。

俺「……嫌いになんかなるかよ」
春香「……うぅ///」

……許嫁だからじゃない……か。
なんだかんだで俺が一番子供じゃねぇか。
……改めて見ると、彼女達は誰もが魅力的なんだよな。

俺「皆、ありがとな」
彼女達『//////』

……皆照れてるのか、一斉に顔を背けていた。
そして、俺から降りてくれた……綾以外は……

綾「…………」
菫「…って綾、ひょっとして寝てる?」

俺の左足に抱きついたまま静かに眠っていた。
そんな綾の頭を優しく撫でてやると足への抱擁を解いて寝返りをうった。
……俺が寝てたベッドは一人用のサイズだ。

綾「いたっ!?」

……当然、内側に転がらないと下に落ちる。

綾「……あれ?皆どうしました?」
早苗「綾、あんなに騒がしかったのに寝てたよ」
綾「……私、まだくすぐってませんよ!?」
春香「……自業自得」

……彼女達と一緒にいてもいいかな。
彼女達にくすぐられるのが嫌じゃない自分がいる。

俺「別に良いよ……その……くすぐっても」
綾「良いんですか!?」

最初はくすぐったくて辛いだけだった。
でも、終わってみれば……また味わってみたいと思っている。

メイド「皆さん、お食事ができましたよ」
俺「分かった、すぐに行く」

……一ヶ月……それがここにいる期間。
彼女達と過ごすのも……悪くないか。

442くすぐり好きの名無しさん:2014/03/02(日) 15:08:06 ID:wptSg8y.0
とりあえずここまで。
続きは……気が向いたら書くかもしれません。

443くすぐり好きの名無しさん:2014/03/03(月) 01:17:26 ID:FHh3GZk60
これは期待

444くすぐり好きの名無しさん:2014/03/03(月) 11:45:46 ID:mMPQyR2s0
女の子十二人に跨られてからの徹底的な責め……
素敵です!
この後の展開に期待できそうですね!
集団責めというのもいいものだ

445くすぐり好きの名無しさん:2014/03/03(月) 21:37:33 ID:373Ug0iE0
姉妹にかわるがわるくすぐられるのもイイけど、許嫁達からの集団くすぐり責めもエロぉい。  続きが気になりますな。

ところで以前このスレで投下されたボカロF/M小説(レン君がリン達にくすぐられるやつ)を元にイラスト描いてます。
描き上がったらUPさせて頂きます。

446くすぐりアブダクション:2014/03/04(火) 00:15:18 ID:1gYytjSc0
ティコ「そういえば、二人掛かりでくすぐるというのは初めてですねぇ♪ こちょこちょこちょ……」

ティア「うふふ、○○様の苦しそうなお顔、とぉっても素敵ですよ♪ こちょこちょこちょ……」

少年「も、もうやめてええええっへっへっへへへへへ!!!」

少年の右側にはティコが、左側にはティアがそれぞれ抱きつき、足を絡めながら髪を使って全身を激しくくすぐる。
加えて、少年の両手は頭上で姉妹二人の髪できつく縛られており、最早抵抗する術はなかった。

ティコ「ほらほら、くすぐるのは髪だけではありませんよ♪」コチョコチョコチョ

少年「うひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!!」

ティコは空いてる両手を使って、少年のわき腹を揉むようにしてくすぐる。
勿論その間も髪を絶え間なく動かし、手の平から足の裏に至るまで隙間なくくすぐり回す。

ティア「○○様は脇の下が特に弱いみたいですね……重点的にいじめてさしあげますね?」コチョコチョコチョ

少年「あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

一方、全身をまんべんなくくすぐるティコとは対照的に、ティアは一か所に狙いを定めているようだ。
その狙いがまた的確で、少年の弱点を見抜き、最も効果的な方法でくすぐってくる。

ティコ「……ねえ、ティア。『コレ』、邪魔じゃありませんか?」コチョコチョ

ティア「……奇遇ですね。私も同じことを考えていました」コチョコチョ

姉妹は意味深に目配せをする。そして二人は頷くと、少年をくすぐる手と髪を止め、少年から少し離れた位置に座りこむ。
しかし、手足を拘束する髪は相変わらずきつく縛られたままだった。

少年「はあ…はあ…」

一体どれほどの時間が経ったのだろうか。いや、もしかしたら数分の出来事だったかもしれない。
しかし、少年には何十分にも、何時間にも感じられた。

少年(もうやめてくれるのかな……?)

少年の淡い期待はすぐに裏切られることになる。

447くすぐりアブダクション:2014/03/04(火) 00:16:21 ID:1gYytjSc0
ティコ・ティア「せーのっ」ヒュンッ

少年「うわあ!?」

二人の髪がまるで風のように素早く動き、なんと少年の着ていた服をバラバラに切り刻んでしまった。
最早、これは髪じゃない……そう思ったが、自在に動かしている時点で人間業ではなかった。
というか、そもそも人間ですらなかった。

少年「な、なんじゃそりゃああああ!!」

ティコ「うふふ、これでくすぐりやすくなりましたね♪」

ティア「○○様、先程のお言葉、まだ忘れていませんからね? 撤回していただけるまでたっぷりとくすぐってさしあげます」

ティコ「……やっぱり根に持ってたんですね」ボソッ

ティア「何か言いましたか?」

ティコ「い、いえ! 何も言ってませんよ!?」

一緒にくすぐってはいるが、怒ったティアはティコでも怖いらしい。
そういえば、初めて会った時もティコはティアに諌められていたな……。
この姉妹の力関係はよくわからない。

ティコ「それより、○○さん。服のことならご心配は無用です♪ ちゃんと新しいものを買ってさしあげますから♪」

ティア「そうですね。ですが、もし先程の服が気に入っていらっしゃったなら、一言お申し付けください。πPodの『復元光線』で直してさしあげます」

無駄にすごいクグスリ星の科学力だった……いや待て、感心している場合じゃない。
そう、物事は一貫してよくなってはいないのだ。

ティコ「さあ、○○さん♪ 再開しましょうか♪ 休憩はここまでですよー♪」

ティア「うふふ、気絶なんてさせませんからね? 意識のあるまま、延々とくすぐってさしあげます。さぞ苦しいでしょうね?」

二人の美少女は、天使のような笑みを浮かべて、悪魔のようなことを言う。
そうして、今やかなりの長さとなった髪をしゅるしゅると蠢かせ、両手を前に突き出し、指をわきわきと動かしながらゆっくりと少年に近寄る。

少年「ひっ、も、もう嫌だ! やめろ、やめてくれえええええ!!」

ティコ・ティア「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ♪」

少年「うわーっはっはっはっはっはっはっは!!! ぎゃはははっははっはははっははっはははは!!!」

少年の叫びが、笑い声が家中に木霊した。
しかし、その声が誰かの心に届くことはなかったようだ。

448くすぐりアブダクション:2014/03/04(火) 00:16:59 ID:1gYytjSc0
少年「あはははははははははは!!!」

服がなくなった分、刺激がよりダイレクトに伝わってくる。
先の時点で、十分すぎるほどくすぐったかったのに、あれ以上苦しいくすぐりなんてないと思っていたのに!

ティコ「ほらほらぁ、いっぱいいっぱい笑っちゃってください♪」コチョコチョコチョコチョ

少年「くぅうううううう……!!」

ティア「○○様、存分に身悶えてくださいね?」コチョコチョコチョコチョ

少年「あははっはははっはっ……!!」

二人の指が、髪が、少年の体を執拗に責め続ける。
もう狂ってしまいそうだった。しかし、この姉妹はそれはそれで許さないだろう。
例え狂ったとしても、何らかの方法で治し、またくすぐる……そんな未来が容易に想像できた。

ティア「○○様……んっ」ペロッ

少年「!? うひゃああああっ!!??」

突然、ティアが少年の耳に舌を入れてきた。
未知の感覚が少年を襲う。くすぐったい……確かにくすぐったいのだが……

ティコ「あー! ティアずるいです!!」コチョコチョ

ティア「ふふ……うらやはひはっはら、おへえははほやれはいいほへふよ(羨ましかったら、お姉様もやればいいのですよ)」ペロペロコチョコチョ

ティコ「むー……何だか悔しいので絶対に真似なんてしませんから!!」コチョコチョコチョコチョ

ティア「ふふふふふ……♪」ペロコチョペロコチョ

ティコ「………………」イライラ

449くすぐりアブダクション:2014/03/04(火) 00:17:24 ID:1gYytjSc0
それからは二人とも無言でくすぐり続け、部屋には少年の笑い声だけが響いていた。
しかし、五分ほど経過して、

ティコ「……あー、もう! ティア、いつまで舐めているつもりなんですか!」

ティア「らっへはほひいんへふほほ(だって楽しいんですもの)」ペロペロ

ティコ「……でしたら、私にも考えがありますからね!」

そう言うと、ティコはくすぐりの手を止め、床に寝かされた少年の上に馬乗りになる。

少年「あはは、ちょっ、ティコ、な、何する気だあああ!!」

ティコ「………………」

ティア「……おへえはは?(お姉様?)」ペロ…

ティコ「………………」

少年やティアが何を言ってもティコが答えることはなく、ただ黙って目を閉じていた。
まるで何かの覚悟を決めるように。
やがて、ティコは目を開くと、おもむろに少年に顔を近づけ、そして

ティコ「○○さん……大好きです……んっ」チュッ

少年「んっ!?」チュッ

ティア「!?」

少年の唇に、優しくキスをした。
柔らかくて温かな少女の唇の感触……少年にとってそれは初めての体験であった。

450くすぐりアブダクション:2014/03/04(火) 00:18:21 ID:1gYytjSc0
ティコ「……○○さん、どうでしたか?」

そう尋ねるティコの顔はほんのりと赤く染まっていて、その瞳は少し潤んでいて……とても艶やかだった。
普段「愛している」だの「未来の妻」だのと平気で言ってのける割に、意外と純情な性格らしい。

ティコ「……○○さん?」

一方の少年は放心状態に陥っていた。
ファーストキスをこんな美少女に……年齢の割にうぶな少年なのだから、こうなってしまうのも無理はない。
しかし、この状況で一人不満を漏らす者もいた。

ティア「……何なんですか、この空気は」

ティアはいらいらを隠そうともせずに言葉を続ける。いつの間にか、くすぐりの手は止まっていた。

ティア「……お姉様、ご自分が何をなさったか、わかってます?」

ティコ「わかってやってるに決まってるじゃないですか。それに、先に始めたのはティアの方です。私、悪くありません!」

ティア「うっ……○○様もボケーっとしてないで何か言ってやってください!」

少年「」

ティア「ええい、たかだかキス程度でデレデレしないでください! 早く目を覚ましてください!」コチョコチョ

少年「うひゃあっ!?」

ティアに首筋をくすぐられて、少年はようやく正気を取り戻したようだ。

ティア「○○様、キスしましょう!」

少年「え、は、何で!?」

ティコ「だ、駄目です! ○○さんとキスするなんて許しません!」

少年にキスを要求するティア。そして、それを妨害しようとするティコ。
少年はそんなティコの姿を見て、先程のことを思い出し、顔が熱くなるのを感じた。

ティア「○○様、何顔を赤くしているのですか! こんなことなら初めから唇を奪っておけばよかったです!」

ティコ「えっ、『唇を奪う』なんてそんな猟奇的な……」

ティア「『キスする』の意ですよ、何考えてるんですか!?」

激昂していても、姉への突っ込みを忘れないティアだった。

ティア「はっ、こんな暢気に話している場合ではありません!」

どうやらあの突っ込みは無意識のものらしい。案外お笑い芸人とか向いてるんじゃないだろうか、この子。

ティア「○○様、キスしましょう! あんなの忘れてしまうぐらい甘ったるいのをしてあげますよ!」

少年「いや、でも……」

ティア「『でも』も『だって』もありません! お姉様とはするのに私とはしてくれないのですか! そんなにあのまな板がいいんですか!」

ティコ「あれ? さりげなく私侮辱されてません?」

少年「あはは……」

ティア「何を笑っているのですか―――っ!!」

力なく笑う少年を見て、珍しく声を荒げるティア。
先程のことを思い出しているのか、どことなく恍惚的な表情を浮かべているティコ。

やたらと密度の濃い一日になりそうだ……少年はなんとなくそう感じていた。

続く!

451くすぐりアブダクション:2014/03/04(火) 00:19:34 ID:1gYytjSc0
というわけで、宇宙人姉妹との共同生活・朝編でした。
昼編に続きます。

それでは、また後日

452くすぐり好きの名無しさん:2014/03/04(火) 19:55:43 ID:JDPHnq3M0
乙!
朝編でこの甘々さなら、昼編、夜編はどうなってしまうんだ。

453くすぐり好きの名無しさん:2014/03/05(水) 01:00:50 ID:yJaDxQ.Y0
>>442
F/M初挑戦に乙です!これはまた羨ましい境遇の主人公ですなw
個性ある美少女達12人の集団くすぐりが物凄く魅力的ですね!
この許婚達とどんな生活を送るのか続きの展開も楽しみです
>>445
マンデリン氏作品の「歌・悲鳴」でしょうか。猟奇色は強いけどエロかったですよね
イラスト完成を心待ちにしております!
>>451
美少女姉妹にダブルでくすぐられ、舐められて馬乗りにされてキスされるとか本当に朝から濃密ですねw
これで活動時間の昼とか、夜のエッチな営みなんかになったら・・・
ウブな少年の反応を期待せずに居られませんw

454くすぐり好きの名無しさん:2014/03/05(水) 16:28:36 ID:DeZlXRus0
まさか期待してもらえるとは……ありがとうございます!
皆さんの期待に応えられるように頑張っていきます。
では、続きをどうぞ。


俺は今、許嫁の一人である綾の部屋の前に来ていた。
朝、俺は彼女達に全身をくすぐられていた。
……綾を除いて。
……自分からくすぐられに行くなんて変だよな。
でも、綾だけを除け者にするのは駄目だ。
だから、起きてすぐにかいた汗を流した後、綾の部屋に向かったのだ。

俺「綾、入るぞ」
綾「良いですよ♪」

俺はすぐに部屋のドアを開けた。
そして、足元に違和感を感じた。
……それに非常にゴム臭い。

俺「……風船?」
綾「そうですよ、素敵ですよね」

綾の部屋は大量の風船で埋め尽くされていた。
その中で綾が佇んでいた。
……なぜか綾は薄っすら汗をかいていて下着姿だった。
……初めて綾の下着を見たが意外に大胆だった。
上下共にフリルの付いた黒、黒のニーソにガーターベルトだった。
いくら部屋が暖かいとはいえ大胆すぎて直視できなかった。
顔が熱くなるのが感じられた。

綾「ふふふ、○○ったら照れてますね♪」
俺「べ、別にいいだろ……」

大体なんで下着姿なんだ?
俺を誘惑するためか?

綾「○○の事をもっと身近に感じたいです」

綾が俺の手を引いて部屋の中央に引き寄せられた。
そんでもって綾の後方に押し倒された。
視界がすぐに様々な色の風船に埋め尽くされた。
腰辺りに人特有の感触を感じたから綾は腰に跨っているのだろう。

綾「○○、本当にくすぐって良いの?」
俺「あぁ、綾だけ除け者にするのはよくないだろ」
綾「……嬉しいです」

そう言った声が聞こえた。
そして、次に感じたのは服を捲られる感触だった。
……というより上着を脱がされた。

俺「……綾?まさかこれでやるのか?」
綾「ふふふ、○○の身体を徹底的にくすぐっちゃいますよ♪」

……今更ながら選択を誤ったか?
いや、言ったことは本心だから訂正はしない。

455くすぐり好きの名無しさん:2014/03/05(水) 16:29:33 ID:DeZlXRus0
……風船が邪魔で綾が今どんな状態なのか分からない。
今の状態は目隠しをされてるのと殆ど変わらなかった。

綾「こちょこちょ♪」
俺「ひぃ!?」

最初にやられたのは脇腹だった。
最初だからなのか軽かったが、十分な刺激だった。

綾「○○、くすぐりに弱いのね」
俺「別に弱くていいだろ」
綾「ふふふ、○○って意外に可愛いです……次はここです♪」
俺「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」

次の場所は定番の腋だった。
彼女の小さな指が俺の腋で踊っているのが感じられた。
意外に綾はくすぐるのが上手だった。

綾「弟の武をくすぐった時もそうでしたけど皆腋って弱いですよね」
俺「あひぃひぃひぃひぃひぃ!ヤバイからぁははははっはははっはは」
綾「暴れないでくださいよ……私にも考えがありますからね」

そう言ったのが聞こえると綾は俺の身体に抱きついてきた。
そして……

綾「○○はこうされるのが弱いって麻衣と麻奈から聞きました」
俺「……まさか」
綾「ふぅぅぅ〜」
俺「ひゃぁ!?」

俺の耳に息を吹きかけ始めた。
思わず上ずった悲鳴を上げてしまった。
あの二人何教えてるんだ……

綾「……」
俺「あ、綾?」
綾「○○の笑い声、もっと聞いてみたいです♪」
俺「や、やめっ」
綾「こちょこちょこちょこちょ〜」
俺「いやひゃぁあはっははははっはっはは!」

綾が密着したまま囁いて腋を蹂躙してきた。
俺が慣れない様に数秒毎にくすぐり方を変えていた。
人差し指で円を書いたり、カリカリ引っ掻いたり、普通にくすぐったりと滅茶苦茶だった。

綾「……○○、硬くなってます」
俺「そ、それはひぃひぃひぃひゃはははあっひゃひゃはは!」

綾の言う通り、あの部分がとても熱かった。
俺はくすぐられて興奮しているのか?
それとも下着姿の綾に興奮しているのか?
駄目だ…くすぐったさに支配されてる思考ではまともに考えられなかった。

綾「もぅ、○○ったら……エッチですよ」
俺「うひゃひゃひゃひゃひゃ!そ、それは綾だってぇへへへへっへへへ」
綾「ふふ、それもそうですね」

やっぱり綾、自分の格好の事自覚してやってるのか!
やはり誘っていたのか……

456くすぐり好きの名無しさん:2014/03/05(水) 16:31:18 ID:DeZlXRus0
綾「ついでに1つ教えてあげますね……実はこの部屋にいるのは○○と私だけじゃないですよ」
俺「そ、それっあひゃひゃひゃひゃははひゃひゃは!?」

突然腋以外からくすぐったさが生まれた。
両方の足の裏からだった。
他の誰かがこの部屋に潜んでいたのだ。
……この風船の量は視界を狭めるだけじゃなくて他の子達を潜ませるためだったのか。
確かにこの量は一人で膨らませるには無理があった。

綾「ふふふ、でも○○の温もりだけは私が独占しますけどね」
俺「いひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃ!」
綾「○○、気持ち良くなってくださいね♪」

そう言って綾はくすぐっている指の動きを緩やかにした。
他の子達も動きを緩やかにしていた。
……くすぐりよりも愛撫に近かった。
くすぐったさを伴う愛撫はとても気持ち良かった。

綾「○○、もう目がトロっとしてますよ」
俺「あぁ………」
綾「……○○、私もう限界です……自分を抑えられませんよ……あむっ♪」
俺「な、やははっはははっはやははっははやひゃはははっは!?」

突然綾が俺の耳を甘噛みしたのだ。
そして足の方の子達が普通のくすぐりに戻っていた。
愛撫に近かったのにくすぐったさが戻ってきた。

綾「はむはむ♪」
俺「や、やめっ!?」

……綾は耳を甘噛みする事に専念していた。
駄目だ、力が抜けてく。

綾「♪♪」
俺「ぅあ!?いやひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」

綾が首筋をペロペロ舐め始めた。
それと同時に足の方の子達もくすぐりを強めていた。

俺「うっ!?」
綾「○○……当たってますよ///」

……俺のあの部分が綾のあの部分にモロ当たっていた。
布越しでも、恥ずかしかった。
綾もそれを意識してかぎゅっと抱きついていた。
……綾の身体の感触がモロ伝わってきた。
その時、足のくすぐったさが無くなっていた。
そして風船が跳ねる音が聞こえてきた。

楓「綾!何やってるのさ!?」
雪「綾だけずるい、雪も抱きつく♪」

潜んでいたのはこの二人だった。
二人は横から俺に抱きついてきた。

楓「○○、ふぅ〜」
雪「雪はここをこちょこちょ♪」
綾「ふふふ、優しいくすぐりでとても気持ち良さそう」

俺は完全に力が抜けていた。
多分表情は緩みきっているだろう。
耳に吹きかけられる息だって、喉をくすぐる指だって気持ち良かった。
そんな中、綾が目の前まで迫っていた。

綾「……愛してますよ、○○」
俺「!?」
楓・雪『っ!?』

……目を瞑った綾が自分の唇を俺の唇に押し付けてきた。
俺、今綾にキスをされているのか……

綾「……あれ?○○?」

……俺の意識はそこで途切れた。


今回はここまでです。

457くすぐり好きの名無しさん:2014/03/05(水) 23:33:00 ID:yJaDxQ.Y0
うはぁ、女の子の温もりを感じながらパンツ越しにアソコを擦り合わされたりとか
こういう甘々でエッチなくすぐりシチュ大好きですw されてみたい・・・

458くすぐり好きの名無しさん:2014/03/07(金) 01:02:28 ID:xlFvfZ1E0
GJ

459くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:42:52 ID:XmdhS.o60

キス事件から数時間が経過し、昼食を終え、時刻は正午を疾うに回っていた。

ティア「○○様、一緒にお出掛けしませんか?」

少年「お出かけ?」

ティア「ええ、少々用事があるのです。それに……」

ティアは妙に艶めかしい動きで少年との距離を詰め、耳元で囁く。

ティア「……まだ今朝の『お仕置き』が済んでいませんから」コチョコチョ

少年「うひゃあっ!?」

ティア「うふふ、いつまでも聞いていたくなるようなその声、とっても可愛いです……♪」コチョコチョ

少年「や、やめ……」

ティコ「○○さーん? どうかなさいましたかー?」

少年の上げた声が聞こえたのか、台所で皿洗いをしているティコが尋ねてくる(今日の昼食とその皿洗いはティコの当番だった)。

ティア「さあ、○○様。いかがなさいますか?」コチョコチョ

今のティアのくすぐりは決して激しいものではない。むしろSっ気のある彼女にしてはとても優しい方である。
しかし、今回の彼女の目的は『笑わせる』ことではないのだ。

ティア「あんまり声を出すと、お姉様が来ちゃいますよ? そうしたら……どうなると思いますか?」コチョコチョ

少年「うっ……くっ……」

ティア「またお姉様も加わって、二人掛かりでくすぐられるかもしれませんよ?」コチョコチョ

少年「んっ……っ……」

ティア「そうそう、いい子ですね。声を出さぬよう、頑張って耐えてくださいね♪」コチョコチョ

そう、ティアは笑いを必死に堪える少年の姿を見て楽しんでいる。だからこそ、あえて耐えられる程度の弱いくすぐりにしているのだ。
一見優しそうに見えて、その実やっぱり彼女はサディストなのだった。

ティア「はい、少し強くしますよー♪」コチョコチョコチョ

少年「あっ……ひうっ……!」

このままではまずい。耐えられなくなるのも時間の問題だ。何か状況を打開する手は……

少年「てぃ、ティアっ……! 出掛け、ぷくっ…出掛けるのはどうしたの…ひっ…!」

ティア「え? ……ああ、そうでした。○○様があまりのも魅力的ですので忘れてしまうところでした」

少年(助かった……)

ティア「仕方ありません。続きはまた今度にしましょう」

少年(いや、助かってないのかもしれないな……)

460くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:43:46 ID:XmdhS.o60
そうして、準備をすること数分。
ティアは少年を誘う前に予め準備を済ましておいたのだろう。あっという間に整ったようだ。
少年の方はと言うと、元より準備するようなものがない。

ティコ「あれ? 二人してどうしたのですか?」

ティア「ああ、お姉様。ちょっと二人で出掛けてきますね」

ティコ「なるほど、二人でお出掛けですか……ってえええええ!? ○○さん! そんなこと許可した覚えはありませんよ!?」

少年「いつから出かけるのにお前の許可がいるようになったんだ?」

ティコ「この星では私達が保護者ですから!」

ティア「『私達』ということは、私が許可をしても何も問題はないということです。さっ、行きましょう、○○様」

ティコ「くぅっ、失言でした……待って下さい、私も行きます!!」

ティア「……お姉様」ジトッ

ティアは、空気を読めと言わんばかりにジト目で姉のことを見つめる。
その視線にティコは僅かに怯むが、すぐに立て直し

ティコ「な、何ですか。私だって保護者です! ついていっても何の問題もないでしょう!?」

ティア「……ええ、そうでしょうね。そうでしょうとも。もうお好きにどうぞ」

ハァ、と深いため息をするティア。彼女にしては珍しくティコを言いくるめるだけの言葉が出てこなかったようだ。

461くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:44:05 ID:XmdhS.o60
ティア「但し、ついてくると言うのであれば、まずは急いで準備を済ませてくださいね? こちらは既に準備万端なのですから」

ティコ「はい! わかりました!」

連れていってもらえるのが余程嬉しかったのか、ティコは元気の良い返事をした後、自分の部屋へと向かう。
そして、ティアは姉が部屋へ入るのを見届けると、

ティア「……さあ、今のうちに行きましょうか、○○様」グイグイ

少年「え、ティコは?」

ティア「元より私と○○様の二人で出掛ける予定だったのです。邪魔が入ってはたまったものではありません」グイグイ

ティアは姉が来る前に家を出てしまおうと、少年の手を握り引っ張っていく。
しかし、悪事(?)とはなかなかうまくはいかないもので、

ティコ「さあ、『じゅんびまんたん』です! 行きましょう! ……って」

ティア「………………」ジトー

ティコ「てぃ、ティア〜!? どうして目が笑っていないのですか!? 怖いですよ!?」

ティア「いえ、先程から邪魔な虫がウロチョロと目障りなもので……それから、『まんたん』ではなく『ばんたん』ですよ」

ティコ「え? 虫ですか? どこにいるのです?」

思い切り毒を吐くティアであったが、ティコは自分のことを言われているのだとは露ほども思っていないらしい。
キョロキョロと周囲を見回して、虫を探していた。

ティア「……何でもありませんっ! さあ、○○様、行きましょう!」グイッ

少年「わっ! 急に引っ張るな!」

ティコ「ちょっと置いてかないでくださいよ! ていうか、ティア! 何で○○さんと手を繋いでいるのですか!!」

ティア「反対の手が空いていますから、お姉様も繋ぎたければ繋げばいいじゃないですか」

ティコ「むぅ……それはそうなんですけど……」

言葉にどことなく棘のあるティアと、あからさまに不満気なティコ。
ただ出掛けるだけのはずなのに、またしても大変なことになりそうだ……
そして、少年の予想は見事的中することになる。

462くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:45:16 ID:XmdhS.o60
ティア「さあ、○○様。着きましたよ」

歩くこと十数分。姉妹に引っ張られるようにして連れてこられたのは、何やら巨大な建造物だった。
入口前に置かれた大理石のようなものに何やら文字らしきものが刻まれているが、地球人の少年に理解できるはずもなかった。
おそらくこの建造物の名前が記されているのだろうが……

ティコ「○○さん、これは『クグスリ星北島中央区第三星外図書保管庫』と書いてあるのですよ♪」

少年「クグスリ星北……何だって?」

ティア「『クグスリ星北島中央区第三星外図書保管庫』……有体に言えば、図書館です」

ティコ「それも、他所の星の本のみを取り扱っているのですよ〜♪」

ティア「特にここは地球の文献が多く揃っているのです。先日、新しく興味深い資料が入ったそうなので、どうしても読んでおきたくて」

なるほど、『地球文化学』とやらを専攻していた彼女らしい行動だ。
ちなみに、クグスリ星でティコやティアの年齢だと、日本の大学レベルのことは既に履修済みらしい。
『らしい』というのは、そのことについて尋ねようとすると、やたら機嫌が悪くなるあげく、自分がくすぐられる羽目になるので、ちゃんと聞いたことがないからだ。
女性の年齢に関する話は宇宙共通でタブーのようだ。

ティア「ああ、○○様。これを渡しておきます」

少年「これは……?」

ティア「『自動翻訳眼鏡』です。あらゆる言語を和訳するよう設定しましたから、それをかけていれば、○○様でもここの本を読めると思いますよ」

ティコ「基本的にここの本は全てクグスリ語に訳されていますからね〜」

少年「それはどうも」

言われるがままに少年は眼鏡をかける。そうして、先程の大理石を見てみると、なるほど、今度は読みとることができた。

ティア「さあ、入りましょうか。○○様、中はとてつもなく広いですからはぐれないようにしてくださいね」

ティコ「迷子になったら、職員さんに声をかけて、迷子センターに連れていってもらうんですよ♪」

少年「お前らは俺を何歳だと思ってるんだ!」

463くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:45:45 ID:XmdhS.o60
それから十分程して……

少年「……はぐれた」

まさに姉妹が危惧していたことが起きていた。
図書館の内部は想像以上に広く、複雑な構造をしていた。
困ったことに、どこから来たのかも最早わからない。近くには人影すら見当たらない。

少年「どうしようか……」

少年は当てもなくブラブラと歩みを進める。一体自分はどこにいるのだろう。
いっそ大きな声で叫んでみようか。そうしたら、誰か一人ぐらい自分を見つけてくれはしないだろうか?
そんなことを考え始めた、その時。

???「そこの君、ちょっといいかしら?」

少年「はいっ!?」

背後から女性の声が聞こえてきた。しかし、それはティコでもティアでもない。知らないものだった。
振り返ると、そこに立っていたのは金色の髪をポニーテールにまとめた美しい顔立ちの女性。
自分よりも少し年上だろうか。背も高く、大人っぽい魅力に溢れていた。
しかし、着ているものはティコやティア同様フリフリしたドレスのようなもの……やはりこれがクグスリ人の普段着なのだろうか。

???「君、名前は?」

少年「えーっと……」

一見悪い人ではなさそうだが、人は見た目によらない。迂闊に名前を教えていいものだろうか。
少年が迷いを見せると、それをどう解釈したのか金髪の女性は、

???「ああ、自分から名乗るのが筋ってもんよね。私はルクス。こう見えても、『星外生物学』の教授よ」

少年「『星外生物学』?」

ルクス「あら、ご存じない? その名の通り、他所の星の生物について研究しているのよ。すごいでしょ」

少年「はぁ……」

何故か誇らしげに胸を張るルクス。それほどすごい研究をしているのだろうか。
そんなことをぼんやりと考えていると、ルクスはスッと音もなく少年に近付き、

ルクス「ねえ、君……地球人だよね?」

少年「!?」

464くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:46:13 ID:XmdhS.o60
ルクス「あはっ、その反応。どうやら正解みたいね」

星外生物学教授の名は伊達ではないらしい。地球人とクグスリ人には身体的違いはほとんどないのにも関わらず、彼女は言い当てて見せた。

ルクス「別に怖がることないわよ。取って食おうってわけじゃないんだから。ただね……」

そこまで言うと、ルクスは少年の頬を右手で優しく撫でる。
その動作はどこか色っぽく、ティコやティアとは違った魅力がある。

ルクス「私にあなたのこと、ちょーっぴり調べさせてくれないかな? もちろんただでとは言わないわ。協力してくれたらいいことしてあげる」

少年「なぁっ!?」

ルクスは、思わず声を上げる少年の口を空いてる方の手で塞ぐ。

ルクス「あんまり大きな声出さないの。ここ、図書館なんだから静かにしないと駄目でしょ?」

少年「………………」コクコク

少年が頷くのを見届けると、彼女は満足気に微笑みながら、手を離す。

ルクス「それで、協力してもらえるかしら?」

少年「きょ、協力って一体何を」

ルクス「大丈夫。あなたは何にもしなくていいわ。とても簡単な調査だから、少しの間だけ、じっとしていてくれればいいの」

少年「………………」

ルクス「さあ、協力してもらえるわよね?」

少年「俺は……」

465くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:50:23 ID:XmdhS.o60
少年「ぎゃははははははははは!!!」

ルクス「ふふ、感度良好……っと」コチョコチョ

結局、ルクスの依頼を断り切れなかった少年は、図書館の近所にある彼女の研究室に連れていかれ、無茶苦茶にくすぐられていた。

ルクス「我慢する必要はないのよ? これはそういう調査なんだから」ツンツン

少年「ちょ、調査って、あははは、何の、いひひひひ、調査ですかああははははっはははははは!!」

ルクス「今私達はね、地球人がどこをどうくすぐられると一番弱いのか……それを研究テーマにしているの」モミモミ

ルクスは少年のわき腹を突っついたり、揉むようにしてくすぐりながら、彼の問いに答える。

ルクス「それで資料を探していたんだけど、そうしたら丁度良く君を見つけたのよ。ラッキーだったわ」コショコショ

もっとも、あなたにとってはアンラッキーかもね。ルクスはそう付け加えながら今度は髪を使って少年のわき腹を責め立てる。
体の一か所一か所を順番に、様々な方法でくすぐられ続ける……少年にとってはたまらない拷問でしかなかった。

???「せーんせい♪ こっちの準備もできましたぁ♪」

ルクス「ああ、ありがとう。シャロン。それじゃ、頼もうかしら」

シャロン「はい♪ お任せください、ルクス先生♪」

シャロンと呼ばれた制服姿の少女が、台に固定されて身動きのとれない少年に近付く。
彼女の目的はもちろん……

シャロン「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ♪」

少年「うぎゃーっはっはっはっは!! あはははははははは!!!」

466くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:51:00 ID:XmdhS.o60
シャロン「やっぱり人の笑顔を見るのって幸せですぅ♪ こちょこちょこちょ……」

シャロンはクリーム色のツインテールを揺らしながら、少年の右足の裏を優しく撫でるようにくすぐる。
背が低く、小動物のような彼女らしく、決して激しいものではなかったが、日々のくすぐりですっかり敏感になってしまった少年を笑わせるには十分なようだ。

少年「や、やめてえええええへへへへへへっへへへへへへへ!!!」

シャロン「やめろって言われてやめるわけがないですよぉ♪」コチョコチョコチョ

少年「いやーっはははははははは!!」

ルクス「ふむふむ……はい、一旦ストップ!」

ルクスが合図を出すと、シャロンの手はピタッと止まる。
笑いすぎで酸欠となりかけた少年は、いまのうちに深呼吸をして落ち着こうとする。

ルクス「さてと、○○君。私とシャロン、どちらのくすぐりがより効いたのかな?」

ルクスはにっこりと微笑みながら、少年に尋ねる。しかし、息も絶え絶えの少年は答えることができなかった。
そもそもどちらのくすぐりも甲乙付け難い程に強烈なものだったのだ。例え息を切らしていなくとも、答えることはできなかっただろう。
しかし、このことが少年にとっての不幸を呼び寄せることになる。

ルクス「う〜ん、まだまだ平気なのかな? シャロン、あれを使ってあげて!」

シャロン「はぁい♪ ○○さん、たっくさん笑って、たっくさん幸せになってくださいねぇ♪」

そして、彼女はあるものを手に装着する。それは少年にも見覚えのあるものだった。

467くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:51:32 ID:XmdhS.o60
少年「……ゴム手袋?」

ルクス「これはね、『擽力増幅手』といって、履いた状態でくすぐるとくすぐっただが倍増するの」

シャロン「元はくすぐりに強い種族を笑わせるために用意してあったものなんですけど、折角なので使っちゃいますねぇ♪」

そして、シャロンは再び指を細かく蠢かせながら少年に接近する。
どんなに暴れても拘束台の鎖がガシャガシャと音を立てるだけで、何の意味もない。
そして、彼女の指が今度はガラ空きの少年の脇を捉える。

少年「!? うわはははははははははは!!!」

シャロン「すべすべしてて、摩擦が少ない分よく効くんですよぉ♪ ○○さんにも効果覿面みたいですねぇ♪ こちょこちょこちょ……」

先程とは比にならない強烈なくすぐったさが、電撃のように少年の体を駆け抜ける。
ただでさえ弱い脇の下をより強力にくすぐられているのだ。少年に耐えられる道理はない。

シャロン「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ♪」

少年「も、もう嫌だあああっはははははは!!!」

どんなに叫ぼうとも、どんなに笑い悶えようとも、シャロンのくすぐり攻撃は容赦なく少年を責め立て続ける。
指先で撫でるように軽くこしょこしょとくすぐったり、かと思えば突っついてきたり、指を少し食い込ませてグニグニと激しくくすぐったりと変則的なくすぐりは少年に絶えず苦しませた。
ああ、このまま笑い死んでしまうのではないだろうか……
少年が希望を捨てかけた、その時、

???「そこまでですよっ!」

468くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:52:03 ID:XmdhS.o60
研究室の扉が勢いよく開き、桃色のドレスのような服に身を包んだ少女が入ってくる。
間違いようもない。少年の保護者の一人、ティコである。

ティコ「あなた達、一体何なんですか!? あれですか、○○さんを狙う泥棒猫ですか!?」

ルクス「……え〜っと、あなたはどちら様かな?」

ティコ「○○さんの妻です!」

ルクス「あら、君、結婚してたの?」

少年「……あいつが勝手に言ってるだけです」

ティコ「な、○○さ〜ん!?」

???「くすくす、お姉様はまだ○○様の嫁として認可されていないということですよ」

少年の言葉が予想に反するものだったのか、驚きの声を上げるティコ。
そして、その後ろからはニヤニヤと笑いながらティアが入ってくる。

ティア「そういえば、○○様の済んでいた地域では一夫多妻制は認められていないそうですし……○○様も妻は一人でいいとお考えではありませんか?」

少年「あ、別にお前のことを妻だと思っているわけではないからな」

ティア「……○○様、『口は災いの元』だということを後ほどたっぷりと教えてさしあげますね」

軽い気持ちで言った言葉だったが、どうやら地雷を踏み抜いてしまったらしい。どうして自分はこうも余計な事ばかり口走ってしまうんだ……
いい加減、何かしら学んだ方がいいかもしれない。例えば、クグスリ人の乙女心とか。

469くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:52:35 ID:XmdhS.o60
シャロン「あれぇ、ティア先輩?」

ティア「む? おや、シャロンじゃありませんか」

ティコ「ティア、知り合いなのですか?」

ティア「ええ、私が生徒会に属していたときの後輩ですよ」

ティコ「そういえば、あなたはこの学校の卒業生でしたねぇ……と、そんなことより○○さんを返していただきますよ!」

ルクス「う〜ん、こうなっちゃった以上、しょうがないか。シャロン、○○君を解放してあげなさい」

ルクスは意外にも少年をあっさりと解放するように命じる。シャロンの方は何やら渋っていたようだが、最後にはきっちり離してくれた。

ティア「そういえば、あなたは初めて見る顔ですね。それに、見たところまだお若い……」

ルクス「そりゃねぇ、今年教授に就任したばかりだから。でも、私の方は噂を聞いてるよ、才色兼備の生徒会長さん」

ティア「……はぁ、そうですか」

ティコ「え? ティアって生徒会長だったのですか?」

ティア「どうしてあなたは身内のことも知らないのですか?」

ルクス「ところで、お願いなんだけどさぁ、また今度、○○君のことを調査させてもらえないかな?」

ティコ・ティア「それは駄目です」

姉妹は口を揃えて断る。こういうときは本当に息がぴったりだ。

ティコ「さあ、○○さん。とっとと帰りますよ」

ティア「そうですね。○○様を探していたお蔭で予定よりもだいぶ遅くなってしまいました。さあ、帰りましょう」

少年「わわっ、だから引っ張るなって!」

家を出たときと同じように、少年は姉妹に両手を引っ張られてひきずられるようにして、研究室を後にする。
それを物足りなさそうな目線で見送るルクスとシャロン。
後日、再び彼女達と会うことになるのだが……それはまた別のお話。

続く……

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

少年「……そういえば、よく俺のこと見つけられたよな」

ティア「ああ、発信器のお蔭ですよ」

少年「発信器なんて付けられてんの!?」

ティア「……失言でした。本当に『口は災いの元』ですねぇ」

少年「おい待て、誤魔化すな!」

今度こそ続く!

470くすぐりアブダクション:2014/03/09(日) 00:54:23 ID:XmdhS.o60
やっと新キャラ出せました……これにて、昼編終了となります。
次は夜編です。

471くすぐり好きの名無しさん:2014/03/09(日) 04:17:58 ID:WPhtz65U0
めちゃくちゃ面白いです!
自分も色っぽいルクスや無邪気なシャロンちゃんにいじめられたい。ルクスがゴム手袋?のようなもので責めるとこ期待

472くすぐり好きの名無しさん:2014/03/09(日) 23:51:54 ID:.3UkRJyE0
長らくお待たせしました。機巧少女の続きでございます

雷真「はぁっ…はぁ…夜々ぁ…」

夜々「ふふっ、雷真ったら夜々のテクニックにもうメロメロですね♪」

雷真の目は焦点が定まっておらず、笑い過ぎたせいで顔が涙やら涎やらでぐしょぐしょになっていた。

夜々「はぁ…雷真…嬉しいです、夜々の手で雷真がこんなにも気持ちよくなってくれるなんて…」

雷真「…っと…もっ…と…はぁっ…してくれ…」

夜々「うふふ…もっとこちょこちょしてほしいんですか?」

雷真は身体のありとあらゆる所を夜々の手によって蹂躙されたおかげで、くすぐられて苦しいと思っていたのが快感へと変わっていたのだ

夜々「いくらでもしてあげます…雷真の気が済むまで…いえ、夜々の気が済むまでこちょこちょしてあげます♪」こちょこちょ

雷真「あぁあっ…はぁっ、夜々ぁっ…」

夜々は雷真の脇腹を指の腹で優しく撫でるようにくすぐった。雷真は恍惚に満ちた顔で夜々の手に身体を委ねた

夜々「雷真のこんなに可愛い顔見たの、初めてです…♪雷真をここまで満足させられるのは夜々しかいないんですよ…♪こちょこちょこちょ…」

雷真「ぁはあっ…夜々ぁ…はっ、あはぁっ…」

夜々「あぁ、雷真…雷真…可愛いです…雷真は夜々だけのもの…誰にも渡しません…」

夜々はそう言うとくすぐる手を速め、雷真を更なるくすぐりの快楽へと誘った。

雷真「あひっ、ひゃひゃはははあああっ!!」

夜々「こちょこちょこちょこちょこちょ…♪」

473くすぐり好きの名無しさん:2014/03/10(月) 00:41:28 ID:7L7ImrWQ0
夜々「夜々は雷真のお人形です…でも、ベッドの上では雷真が夜々のお人形ですね♪」

雷真「っ…はぁ…やめないでくれよぉ…もっと…」

雷真は夜々にすがるような目で懇願した。もっと夜々にくすぐられたい。もっと夜々の手で快楽に溺れていたい。今の雷真に人形使いとしての威厳は無い。ただただ快楽を求めて自分の自動人形に身を委ねる…そんな情けない姿をさらけ出している。

夜々「雷真、今までとは別人みたいになりましたね…でも、ようやく夜々の魅力に気付いてくれて嬉しいです…」

夜々は雷真を強く抱き締め、耳元で囁いた。

夜々「マゾな雷真も大好きです…これからはずぅぅぅっと、夜々がこちょこちょしてあげます…シャルロットさんやフレイさんなんかに、雷真は渡しません…♪」

夜々は再び雷真の身体に手を這わせ、雷真を笑い死にさせる勢いでくすぐりを再開した。
その夜、男子トータス寮の一室から聞こえる笑い声は絶えなかった…

END

474くすぐり好きの名無しさん:2014/03/10(月) 00:48:07 ID:7L7ImrWQ0
なんだか雑な終わり方になってしまいましたが…とりあえず機巧少女のくすぐり小説はこれにて完結させていただきます。また気が向けば別の小説も書こうかと思います

475くすぐり好きの名無しさん:2014/03/12(水) 03:17:04 ID:8fNWWIK20
>>470
この実験受けたいなぁ・・・手袋嵌めてのくすぐり責めシチュ大好きw
実験の後にしてもらってたはずの"いい事"も何だったのか、妄想が膨らみますね
大人っぽいルクスと子供っぽいシャロン、新キャラ達の今後の活躍にも期待です
>>474
完結まで乙でした!雷真を愛してくすぐる夜々ちゃんが凄く可愛かったです!
くすぐったさ=快感になった状態でこれからもずっととかもう天国ですねw
また気が向いてくれる日も心待ちにしております

476くすぐり好きの名無しさん:2014/03/14(金) 23:40:11 ID:n1YODcxs0
前に予告しましたが、マンデリンさんの鏡音レンF/M小説「歌・悲鳴」を元にイラストを3コマほど描かせて頂きました。

//www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=42237118

全年齢版にしたのでMEIKO姐さんのシーンはカットしております・・・

>>469
乙です。ルクスとシャロン、また出てきて欲しいですね。大人の女研究者キャラとか俺得過ぎます。

477くすぐりアブダクション:2014/03/15(土) 23:14:49 ID:7MN5iWRU0
>>474
乙! 面白かったです! 次回作も期待してますねww



その日の夜……

ティコ「すみません、○○さん。もう少しそちらへ寄っていただけませんか?」

ティア「○○様。さあ、どうぞこちらへ……私の胸の中へ飛び込んでください。優しく受け止めてさしあげますから……」

ティコ「あーっ! どさくさに紛れて何をしようとしているのですか! ○○さん、前言撤回します! こちらへどうぞです!」

少年(……どうしてこうなった…………)

478くすぐりアブダクション:2014/03/15(土) 23:15:43 ID:7MN5iWRU0
話は少し前へと遡る。

『ピンポーン お風呂が沸きました』

風呂場からそのような機械音声が聞こえてきた。

ティア「……お風呂の準備ができたようですよ。お姉様、お先にどうぞ」ニコニコ

ティコ「……いえ、いつもいろいろと頑張ってくれているティアが先に入るべきですよ」ニコニコ

ティコ・ティア「………………」ニコニコニコニコ

笑顔で見つめ合う両者。しかし、その視線の間にはバチバチと火花が飛び散っているように見えた。
それもその筈である。彼女達は一番風呂を譲り合うように見せかけて、実は己が欲望のために行動しているにすぎない。
何せどちらかが入浴している間は、愛する少年を独り占めできる貴重な時間なのだ。
両者共に、手篭めにするなら今が最大のチャンスだとわかっているのである。

ティコ「ティア、姉の言うことが聞けないのですか?」

ティア「いいえ、姉だからこそ先に入るべきなのです。ところで○○様、どちらへ行かれるのですか?」

少年「」ギクッ

嫌な予感のした少年は、二人が口論と続けている隙に逃げようとしたが、あっけなく見つかってしまった。

ティア「このままでは埒が明きませんし、○○様に決めていただきましょうか」

少年「え゛」

ティコ「それはいい考えですね。そうしましょう。○○さん、誰が最初にお風呂に入るべきだと思いますか?」

少年「え゛え゛」

さあ、困ったことになった。
一方を選べば、必ずやもう一方の反感を買うことになる。
そして、その際に自分が何をされるかは……想像に難くない。
まさに八方塞がり、前門の虎、後門の狼と言うに相応しい状況であった。

479くすぐりアブダクション:2014/03/15(土) 23:16:28 ID:7MN5iWRU0
ティコ「○○さん」ギュッ

悩む少年を見兼ねたのか、ティコが少年の左腕に抱きつき、耳元で囁く。

ティコ「あまり深く悩まないでください……ただ一言、『自分はティコと甘いひと時を過ごしたい』と言っていただければそれで済むのですよ?」

しかし、そのアドバイスはまるで役立つものではなかった。

ティア「○○様」ギュッ

今度はティアが少年の右腕に抱きついて、やはり同じように耳元で囁いた。

ティア「悩む必要はありませんよ……お姉様が入浴している間に、二人でたっぷりと気持ちいいことしましょう……?」

こちらはその豊かな胸をふにふにと押しつけての色仕掛けをしてきた。
示し合わせたかのように、似たようなことを言ってくる辺りはさすが姉妹と言ったところか。

ティコ「○○さん」
ティア「○○様」

二人同時にグイとさらに距離を詰めてくる。

ティコ・ティア「さあ、どちらにしますか?」

少年「ううううう」

思わず唸り声を上げる少年。それをじっと期待の眼差しで見つめる姉妹。
そして、少年の出した答えは……

480くすぐりアブダクション:2014/03/15(土) 23:16:55 ID:7MN5iWRU0
少年「……ふ、二人で入ってきたら? ほら、たまには姉妹仲良く、さ」

ティコ・ティア「………………」

二人の眼差しが冷たいものへと変化する。

ティア「……はあ、そんなことして一体誰が得するというのですか?」

ティコ「……ええ、まったくです。○○さんには少し幻滅しましたよ」

ティア「……こうなっては仕方ありません。お湯も冷めてしまいますし、お姉様、ここは一時休戦といきませんか?」

ティコ「……そうですね、今日のところはひとまずそうしましょうか。『喧嘩両成敗』です」

そして、二人は目配せをすると、同時に深く頷く。
何だかデジャブを感じずにはいられなかった。

ティコ・ティア「せーのっ」シュルッ

少年「うわっ!?」

瞬間、二人の髪に絡め取られる少年。今となってはもうお馴染の光景である。

ティコ「うふふ、○○さん。二人で入るのならばいっそのこと『三人で』入った方がいいとは思いませんか?」

ティア「さあ、○○様。お風呂場へ向かいましょうか。ゆっくり温まりましょうね」

少年「や、やめろお! 離せえ! 俺は一人で入るんだ!」

ティア「おやおや、○○様。今体力を消費しては、後ほどもたなくなるかもしれませんよ?」

ティコ「……? ティア、何がもたないのですか?」

ティア「……お姉様にはまだ早いことですよ」

ティコ「???」

少年「頼む、離してくれえええ!!」

少年の懇願も空しく、そのまま脱衣所へと連れ去られたのだった……

481くすぐりアブダクション:2014/03/15(土) 23:18:03 ID:7MN5iWRU0
すみません、今回はここまでです。
続きはまた一週間後ぐらいになると思います。

482くすぐり好きの名無しさん:2014/03/17(月) 02:52:26 ID:wuVnVWw20
>>475
GJ!女性ボカロ達のこのサディスティックな雰囲気が凄く好みです
最後のアレとか激痛シーンは怖いけど、このシーンまでならレン君羨ましいなぁ
>>481
この姉妹と一緒に3人でお風呂・・・フラグがビンビンですねw
ティアも随分と意味深な事を言ってるし、裸同士での洗いっことか色々楽しみです

483くすぐり好きの名無しさん:2014/03/19(水) 17:56:54 ID:dnLt.nfs0
お待たせしました。
続きを投稿したいと思います。
……今更ですが、○○には好きな名前を入れてください。

綾が俺にキスしてから九時間位経っていた。
夕食を満喫して風呂に入っていた。
湯加減が良くて少し長湯気味になっていた。
なのだが……

早苗「綾、しっかり○○の両手を押さえててね」
楓「後であたしが代わるからがんばってね」
綾「ええ、私だけリードしてるのは不公平ですから」
春香「……一回キスした位で誇らないで」
クレア「でも綾がダーリンにkissして一番felt downしたのは春香ですよ」
春香「っ!?」
俺「……洗うなら早く……その、この状態でジロジロ見られるのは……」

そう、許嫁である彼女達が俺を洗う為に風呂場に乱入してきたのだ。
一人二人じゃなくて、十二人全員来た。
……ちなみに全員水着を着用している。
それでも目のやり場に困っていた。
……俺は彼女達が来る等思っていなかったから現在タオルを腰に巻いているだけだった。

桃「ふぁ……○○さんとキスかぁ……」
絵馬「できたら幸せだよねぇ……」

桃はピンクと白の水玉模様のセパレート水着。
とても桃らしい水着だった。
さすがに猫耳カチューシャは外してる。
絵馬は紺のパイピングスクール水着。
……上目遣いで俺を見上げている為必然的に絵馬の胸の谷間が見えていた。
スクール水着は幼いイメージがあるが巨乳の子が着るともの凄く色っぽく感じる。

楓「○○、あまり暴れないでね?」
菫「私達の指、石鹸でヌルヌルですよ♪」

楓は黄色とオレンジの縞々ビキニ。
楓の幼い体格が強調されて少し目の保養になった。
菫は水色のワンピース水着。
あまり飾らない菫らしい水着だった。
……彼女達の指は石鹸によって妙な光沢に包まれていた。

綾「どんなにくすぐったくて暴れても離しませんよ♪」
早苗「ふふふ、狂っちゃうかも♪」

綾は黒のビキニ。
大胆で大人の雰囲気を感じられた。
……俺の両手を腋で挟んでいるけどくすぐったくないのか?
早苗は白の旧型スクール水着。
早苗って結構マニアックな水着を持っているんだな。

雪「普通の洗い方?それともくすぐったい洗い方?」
クレア「どっちでもダーリンは喜んでくれるですよ」

雪は青と白の水玉模様のセパレート水着。
桃と色違いの水着だった。
クレアは白と黒の縞々ビキニ。
マイクロではないが楓より布面積は少なかった。
……できれば普通の洗い方でして欲しい。

麻衣「○○の逞しい身体……早く洗いたい♪」
麻奈「○○さん、隅々まで洗うから大丈夫だよ♪」

麻衣は黒のフリルワンピース水着。
麻奈は白のフリルワンピース水着。
風呂だからか髪は解かれていて、双子の様にそっくりな二人は見分け辛かった。
……水着の色を好きな色にしてくれたおかげで識別はできているが。

彩香「ふふふ、好きなだけ○○に触れられる♪」
春香「……昔洗ってもらった時の様に……○○を洗ってあげる」

彩香は競泳タイプのスクール水着。
水泳部の彼女だから納得できる水着だった。
春香は青のタンキニタイプのセパレート水着。
風呂だというのに眼鏡をかけていた。
昔って……十年以上前だろ、よく憶えてたな。

484くすぐり好きの名無しさん:2014/03/19(水) 17:57:42 ID:dnLt.nfs0
楓「じゃあ○○、一斉に洗うからね」

目の前で手をワキワキさせながらそう言った。
綾以外の皆も同様にワキワキさせていた。
そして、一斉に触れてきた。

俺「んひぃひぃひぃひぃひひひひひひひ」
桃「○○さん、どうですか?」

桃は後ろから首筋やうなじをくすぐっていた。
絶対洗ってない、くすぐる動きだった。

楓「腋だって綺麗にしないとね」
菫「じゃあ反対側をやってあげるわ」
俺「いひゃははははははっははは」

楓と菫が両腋を洗っていた。
綾に万歳の状態で拘束されているから閉じる事ができない。
そんな状態で弄られるのは辛かった。
楓にいたっては完全にくすぐっていた。
十本の指で腋を弄る。
石鹸で滑りがよくなってよりくすぐったい。

絵馬「ん……おっぱいが当たってる///でも、○○さんなら良いかな……」

……正面から膝立ちの状態で脇腹を洗っている為、絵馬の大きな胸が当たっていた。
柔らかい感触が俺の胸付近で主張していた。
……役得……なのか?

雪「背中撫でて気持ちいい?」
早苗「○○の背中大きいから二人で洗った方がきっと気持ちいいですよ」
俺「っ!?」

雪と早苗が背中で指を轟かせていた。
背中を刺激されて思わず背筋を反らす。

絵馬「//////」

……絵馬の身体に飛び込んでいた。
スクール水着特有の感触と押し当てられる胸の感触が合わさって妖しい刺激を感じた。
……二点程硬い感触なのは多分気のせいだろう。

綾「○○ったらくすぐったいですよ♪」

俺の手を腋に挟んでいるからだろうか綾がくすぐったがっていた。
それでも手を挟み続けていた。
綾の身体の感触が直で感じる為少し恥ずかしかった。

麻衣「○○、顔赤いよ」
麻奈「○○さん照れてるの?」

麻衣と麻奈が喉と二の腕をくすぐりながら俺の顔を覗いていた。
そりゃ、女の子に囲まれて……身体を洗われたら恥ずかしさを感じないわけがない。

彩香「○○、ヌルヌルの指で足裏を滅茶苦茶にされるのどう?」
春香「……気持ちいいよね……私もそうだったよ」
俺「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあ!?」

彩香と春香が足を抱え込んで足裏をくすぐっていた。
彩香は足裏を両手で轟かして、春香は片手で足裏をくすぐり片手で指と指の間を揉んでいた。
左右で違う刺激に耐えられずに足をバタつかせようとした。
だが……

春香「……彩香、両足お願い」
彩香「分かったわ♪」

春香が両足を跨る様に押さえてしまった。
もちろん春香と彩香の責めも両足になった。
さっきよりも耐えられない刺激になっていた。

クレア「……」

そんな中、クレアだけは大人しかった。
……正確には一点を凝視していた。

クレア「……○○の……大きいです」
俺「っ!?」

クレアの視線は……俺に巻かれたタオルに向けられていた。

クレア「ここをtickleされるとどうなっちゃうんでしょう」
俺「や、やめぇへへっへへへひゃはあっはははっははははっは!!」

クレアの小さな手がタオルの下に潜り込んであの部分付近をくすぐり始めた。
直接ではないけど際どい部分をくすぐられて俺はパニックになっていた。
甘いくすぐったさと強烈な快感が混ざり合っておかしくなりそう。

485くすぐり好きの名無しさん:2014/03/19(水) 17:59:29 ID:dnLt.nfs0
楓「……皆洗うの終わり……綾、○○を流してあげて」
綾「わ、分かった」
俺「うぁ……」

あれからどの位時間が経っただろう。
今の俺は完全に力が抜けていた。
楓の一言で身体中を支配していた刺激はピタリと止んだ。
シャワーから出るお湯が表面の泡や汗を流していった。
……結局クレアはタオルを剥ぎ取って直接くすぐるという暴挙にでた。
……俺はクレアにイかされた。
それを見た他の皆が様々な手段で俺をイかせ始めたのだ。
もちろんくすぐる事は止めずに……だ。
強烈なくすぐったさと強烈な快感に俺の身体は蹂躙され尽くした。

彼女達『……』

彼女達に支えられないと上体を起こしていられない位まで脱力していた。
洗い終わったのに彼女達の温もりに包まれていた。
少し撫でられるだけで身体が少し痙攣した。

クレア「……やりすぎました」
絵馬「○○さん、涎垂れてる」
菫「……とりあえず湯舟に運ぶわよ」

そう言って彼女達は俺の身体を持ち上げて湯舟に運んだ。
暖かいお湯が気持ちよかった。

桃「○○さん……大丈夫ですか」
俺「あ、あぁ」

桃が肩に手を置いて俺を見つめてきた。
……顔が近くて互いの息がかかりそうな距離。

桃「……○○さん」
俺「な、なんだ?」

桃は両手を俺の頬に添えて顔を赤らめていた。
そして……

桃「ん……んちゅ……」
俺「んむ!?」
彼女達『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?』

………桃が俺にキスをしたのだ。
不意打ちだったからどんな反応をしていいのか分からなかった。
周りの彼女達も悲鳴じみた大声を上げていた。

菫「桃!?自分が何やってるのかわかっているの!?」
桃「??キスしたんだよ?」
楓「……綾だけじゃなく桃まで……あ、あたしもやる!」
雪「雪もやる」
絵馬「わ、私も……」
菫「楓に雪、絵馬までも!?」
クレア「じゃあ皆でやりませんか?」
俺「ま、待っ……」

……彼女達からのキスの嵐は俺や彼女達がのぼせかけるまで続いた。
……一人がキスしている間他の皆がくすぐったりしていた。
中には抱きついてきたり俺のあの部分と自分のあの部分を水着越しに擦り付けたりするのもいた。
押し付けられる身体の感触が俺の思考をぐちゃぐちゃにした。
……クレアと春香だけはディープキスだった。
もっともくすぐられながらディープキスなんて雰囲気なんて無かったけど。

別荘生活二日目……こんなハードな日々が約一ヶ月続く。
……無事に過ごせるのか?
いや、彼女達との生活は楽しみにしているけど……
……どこか彼女達からの行為に期待している自分がいた。

今回はここまでです。

486くすぐり好きの名無しさん:2014/03/20(木) 01:00:06 ID:0ON5LtRA0
更新キター!!!
続き待ってます

487くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:05:57 ID:qPaBLHbk0
ティコ「ティア、○○さんの服、どうやって脱がせましょう?」

ティコは未だ縛られたままの少年を見つめながら尋ねる。
このままでは服を脱がせられそうにない。

ティア「そうですね……解いて逃げられても嫌ですし……○○さんが暴れるから迂闊に切り刻むわけにもいきませんし……」

ティコ「どうしましょう……」

ティア「……そうだ、これを使いましょう」

ティアがおもむろに取り出したのはπPodだった。

ティア「ついさっき、いいアプリを見つけたのですよ」

そう言って何かしらの操作をすると、πPodのカメラ部分を少年に向けて

ティア「○○様、はいチーズ」パシャッ

少年「……? ……!?」

ティア「うふふ、○○様、動けないでしょう? お姉様、もう解いても大丈夫ですよ」シュルシュル

少年「…………(な、何だこれは)」

髪の拘束から解放されたにも関わらず、少年はピクリとも動けなくなっていた。
辛うじて視線を動かすことはできるが、この場から逃げ出すことはおろか、喋ることすらもできない。

ティコ「ティア、一体何をしたのですか?」

ティア「『一時停止カメラ』です。写真に写った生き物を、意識を残したまま動けなくするアプリなんです」

随分と恐ろしいアプリが出回っているようだ。誰が何の目的で作ったのだろう。

ティア「本当なら深夜になってから、○○様に使ってたっぷりと愛を確かめようと思ったのですが……」

ティコ「今、さらっととんでもないこと言いましたね。そんなこと許しませんからね」

ティア「とにかく、○○様は動けないのですから、今のうちに脱がせちゃいましょう。時間は5分程に設定しましたから」

ティコ「そうですね、このままお風呂場まで運んでしまいましょう」

ティア「さあ、○○様。脱がせてさしあげますね♪」

少年「…………(ち、近寄るなあああ!!)」

488くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:07:14 ID:qPaBLHbk0
それから少しして……

ティコ「○○さん、顔を赤くして……可愛いです♪」

ティア「細い体していますね……もう少し食べた方がよろしいのでは?」

少年「…………(全裸にされてしまった……)」

少年はすっかり姉妹に引ん剥かれていた。今、彼女達は未だ動けない少年の体をまじまじと見つめている。
せめて手で隠したいと思う少年であったが、勿論そんな願いが叶えられるはずもない。

ティア「おっと、あまり見ている暇はないのでした。私達も脱いでお風呂に入りませんと」

ティコ「え〜、もう少しだけ……後5分……」

ティア「そんなに経ったら『一時停止カメラ』の効果が切れてしまいます。それに、○○様と違って私達は一瞬で済むんですから、先に脱いでしまってください」

ティコ「む〜……わかりましたよ〜……」

そして、二人はそれぞれのπPodを操作すると、二人の服は一瞬にしてどこかに消え失せた。少年は顔が火照るのを感じる。
最初にこの星に連れてこられた時も服が消えるのは見たことがあったが、その時とは違い、下着まで消えている。
風呂に入るのだから、当然のこととは言え、刺激が強すぎる。せめてもう少し恥じらいを持ってくれないものか……

ティコ「○○さん? さっきよりもお顔が赤く……」

赤面する少年を見て不思議そうに首を傾げるティコ。
白い肌にほっそりとした手足、胸はないもののその体は芸術品のように綺麗だった。
雑誌に載るようなモデルにも劣らぬスタイルの良さである。

ティア「うふふ、興奮なさっているのですか?」

クスクスと笑い、からかうようにそう言ってくるティア。
服の上からでもわかる大きな胸は、下着から解放されたこともあり瑞々しく揺れる。
しかし、腰の方はくびれており、女性らしい色気に溢れていた。

ティア「さてと、そろそろ入りましょうか。このままでは風邪をひいてしまいます」シュルシュル

ティコ「はい! ○○さん、行きますよ〜♪」シュルシュル

姉妹は再度少年の体を髪で絡め取り、そのまま風呂場へと連行する。

少年「……や、やめろ! 離せえええ!!」

ようやくカメラの効果が切れた少年は叫び声を上げる。
しかし、今更動けるようになったところで、後の祭り。既に全裸にされている上、再び拘束されているのだ。

ティア「まだまだ元気一杯ですね。ですが、暴れられても面倒ですし……」

そう言うと、ティアは姉にちらっと目配せをする。
ティコはその視線からティアの言わんとしていることを感じ取ったようだ。

ティコ「そうですね♪ ほんの少し体力を使いましょうか♪」コチョコチョ

少年「!? ひゃはははははははは!!!」

空中で身動きの取れない少年を、ティコとティアは髪を使って全身を細かくくすぐり回す。

ティア「もう暴れませんか?」コチョコチョ

少年「いひひひひひ、わ、わかった! わかったからやめてへっへへへえへへへへ!!!」

ティコ「でも、まだまだお元気なようですよ? もう少し体力を使った方がよろしいのでは?」コチョコチョ

ティア「ふむ、それも一理ありますねぇ」コチョコチョ

少年「い、嫌だあはははははははは!!!」

ティア「ですが、○○様も暴れないと言ってますし……ここは許してさしあげましょう」

ようやくくすぐりが止まる。短い時間ではあったが、かなりの体力を消費してしまった気がする。
しかし、これは少年にとって地獄の始まりに過ぎなかった。

489くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:07:58 ID:qPaBLHbk0
ティア「さあ、○○様。お背中お流ししますから、どうぞこちらへお座りください」

ティコ「あー! ティア、ずるいです! ○○さんのお背中は私が綺麗にします!」

ティア「うふふ、早いもの勝ちですよ。お姉様は前をお願いしますね?」

ティコ「むぅ……まあ、そういうことなら……○○さん、こちらへどうぞです」

少年「あ、あのさ……せめて隠してくれないかな?」

それ以前にできるならば出ていってほしい。もしくは出させてほしいのだが……言うだけ無駄だろう。

ティコ「? ○○さん、何を隠せとおっしゃるのですか?」

ティア「○○様、隠す所を教えてくれませんと、できることもできませんよ?」

ティコの方は本気でわかっていないようだ。彼女は妙なところで幼い面が見られる。
性質が悪いのはティアだ。わかっている上で少年の口から言わせようとしてくる。

少年「だから、その……胸とか……アソコとか……」

ティコ「○○さん、『アソコ』とはどこでしょうか?」

ティア「それから、もう少し大きな声で言ってくださいませんと聞こえませんよ?」

少年「……もういいです」

少年は諦めて、言われるままにティアに背を向け、ティコの方を向いて椅子に座る。
せめてもの抵抗として、自身の大事なところにタオルを巻いて隠すのだが、

ティコ「○○さん、タオルを巻いたままでは洗えませんよ。えいっ!」バサッ

少年「ちょっ!!」

あっけなく取り上げられてしまった。

ティア「さあ、○○様、お背中お流ししますね♪」シュルシュル

少年「あのー、何で俺の手を頭の上で縛るのかな?」

ティア「洗いやすくするためですよ♪ それでは始めさせていただきますね♪」ムニュ

少年「ちょ、ちょっと!?」

490くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:08:50 ID:qPaBLHbk0
ティア「うふふ、気持ちいいですかー?」ムニュムニュ

ティアはその大きな胸にボディソープを付け、そのまま少年の背中に擦りつける。
柔らかな双丘はその形を変えながら、少年にとって未知の快感を与え続ける。

ティコ「○○さ〜ん、こちらも始めますね〜♪」ゴシゴシ

少年「待って……ひゃひゃひゃひゃ!!」

一方のティコは少年の素肌を、ボディソープでぬるぬるになった両手で直接洗い始める。
くすぐろうというつもりなどないのだろうが、とんでもなくくすぐったい!

ティア「○○様、たっぷりと気持ちよくなってくださいね♪」ムニュムニュ

ティコ「脇は汚れがたまりやすいですからね、念入りにやらせていただきます」サワサワ

少年「あはははは! や、やめてへへへっへへへへへ!!!」

全裸の美少女に前から直接洗われながら、後ろから別の美少女に胸を押し付けられる。
少年も健全な男子高校生だ。こんな状況に耐えられるはずもなく、

ティコ「あれ? ○○さん、こちらの方が何だか大きく……?」

すっかり勃起してしまっていた。それを不思議そうに見つめるティコ。

少年「み、見るな!!」

ティア「うふふ、○○様。何を恥ずかしがっているのですか?」

少年「むしろ何でお前らはそんな平然としていられるんだ!!」

ティア「○○様のことを愛しているから、ですかねぇ……ああ、お姉様。そこはとてもデリケートな部分ですので、優しくこするといいそうですよ」

ティコ「そうなのですか? では、○○さん、そのようにいたしますね♪」ギュッ

少年「くぅっ……」

491くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:09:20 ID:qPaBLHbk0
ティコ「何だかピクピクますね? それにさっきよりも硬いような……?」ギュッギュッ

少年「ティコっ! やめてくれ!」

ティコ「えっ!? もしかして痛かったですか!? すみません、今度はもう少し優しくしますから!」ニギニギ

少年「そうじゃなくてっ……!」

ティア「うふふ、○○様。嫌ならもっと激しく抵抗なさればいいじゃないですか♪」ムニュムニュ

少年「手を縛ってるくせに何を言う!」

ティア「ですが、体や足は動かせるでしょう? 何故そうしないのですか?」ムニュムニュ

少年「うっ……」

確かにティアの言う通りだ。どうして自分は暴れて、逃れようとしないのだろう?
後から怒られて、くすぐられるのが嫌だから? いや、違う。
心のどこかでこの快楽を受け入れてしまっている自分がいるのだ。
いけないことだとわかっていても、気持ちがよくて、もっとしてもらいたい……そう思っている自分がいるのだ。

ティコ「……? 先っぽの方から何か出てきました。何だかネバネバしていますけど、これは?」ギュッギュッ

ティア「お姉様、それは男性が気持ちいい時に出すものなんですよ♪」ムニュムニュ

ティコ「そうなのですか! よかった、○○さん、気持ちいいんですね♪」ニギニギ

ティア「うふふ、さて、折角ですのでお姉様がそちらを洗っている間に私も別の所を洗うとしましょう」スリスリ

少年「ひゃっ!?」

ティアは胸を押し付けたまま、手にもボディソープをつけ少年のわき腹を撫でるように洗い始める。

ティア「はい、ちょっとだけくすぐったいですよー」サワサワ

少年「うっ……くぅっ……」

確かにくすぐったいことに変わりはない。しかし、今の少年の中ではくすぐったさよりも快感の方が勝っていた。
ああ、自分は何をしているのだろう……こんな二人の少女と……やめさせないと……
でも、気持ちがよくて、もう……ああああああああああ…………………!!
抗いがたい快楽を前に、少年は身も心もすっかり溶けきっていた。

492くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:09:49 ID:qPaBLHbk0
少年「も、もう駄目っ……!」

ティコ「きゃっ!? 何か出ましたっ!!」

堪え切れるはずもなく、少年は射精してしまった。そうして放たれたものは、目の前にいるティコの顔へとかかる。

ティコ「うう、何ですかこれ……変な匂い……」クンクン

少年「か、かぐな!」

ティア「うふふ、○○様。イッてしまわれたのですね。そんなに気持ちよかったのですか?」クスクス

少年「うう、うるさいっ!」

ティア「それにしても、折角洗ったのに、また汚してしまって……しょうがないですねえ」

そう言うと、ティアは少年から離れ、彼の前方へと移動する。

ティア「いつまでも洗ってばかりはいられませんし……そろそろ真面目に終わらせますよ、お姉様」

ティコ「……ふえっ!? 何ですか!?」

ティアからいきなり話を振られたティコは素っ頓狂な声を上げる。
こころなしかボーっとしているように見えるが、気のせいだろうか?

ティア「ですから、そろそろ洗い終えましょう。体が冷えてしまいます」

ティコ「あっ、はい! そうですね!」

そして、二人は今まであまり洗っていなかった足の方へと手を伸ばし……

少年「待っ、うわあはははっははははっははは!!!」

ティコは左足を、ティアは右足を同時に洗い始めた。
もちろん洗っているだけのはずなのだが、くすぐったがりの少年に耐えられるはずもない。

……少年にとっての地獄はまだまだ始まったばかりなのである。

493くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:10:33 ID:qPaBLHbk0
それからしばらくして全員の体が洗い終わったので、ようやく湯へ浸かることになった。
この家の浴槽はそれなりに大きい(少なくとも少年の家の風呂よりは大きかった)が、さすがに三人で入ると結構狭い。

ティコ「すみません、○○さん。もう少しそちらへ寄っていただけませんか?」

ティア「○○様。さあ、どうぞこちらへ……私の胸の中へ飛び込んでください。優しく受け止めてさしあげますから……」

ティコ「あーっ! どさくさに紛れて何をしようとしているのですか! ○○さん、前言撤回します! こちらへどうぞです!」

少年(……どうしてこうなった…………)

ティコ「さあ、○○さん! こちらへっ!」グイッ

少年「うわっ! 急に引っ張るな!」

腕を引っ張られて、体勢を崩した少年は当然ティコの方へと近付くことになる。
予期せず彼女の顔を間近で見ることになった少年は朝のことを思い出し、顔が熱くなるのを感じた。

ティコ「……? ○○さん、お顔が赤く……?」

少年「な、何でもないっ!」

変に意識していると思われたくない。そう考え、ティコに背を向けるのだが……

ティア「おや、本当ですね。のぼせてしまいましたか? それとも、何か別の理由が?」

反対側からはゆっくりと、しかし確実にティアが近寄ってきていた。
そして、妙に色っぽい仕草で少年の胸の辺りに右手を掛ける。その刹那、

ティコ「ちょっとティア! ○○さんに手を出したら、いくら妹と言えど許しませんからね!」ギュッ

少年「ティコ!?」

ティコは愛しの少年を妹に盗られまいと、少年を抱き抱えるようにして腕を回す。
一見凹凸のないティコの体でも、密着すれば確かに女性特有の柔らかさを持っていた。

ティア「お姉様こそ、○○様のことを自分の所有物のように言わないでください。○○様は私のものなのですから」ギュッ

ティアも負けじと少年にゆっくりと抱きつく。
彼女の誇る大きく柔らかい胸がぎゅっと押し付けられ、それだけで少年はどうにかなってしまいそうになる。

494くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:11:09 ID:qPaBLHbk0
ティコ「むむむむむ……こうなったら最後の手段です!」

そう言うと、ティコは少年のわき腹付近に手を添える。
今となっては何をしようとしているか一目瞭然だが、色んな意味で熱くなってしまっている少年はその手の動きに気がつかなかった。

ティコ「ほら、○○さん。こちょこちょこちょぉ……」

少年「ひゃっ!? ちょ、何をあははははは!!!」

ティコ「くすぐったいですよね? ティアから離れていただければすぐにでもやめてさしあげますよ♪」コチョコチョ

少年「ひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

慌ててティコの手から逃れようとするが、今の少年に逃げ場などない。
あるとすれば、言われた通りにティアを突き離すことだけだが……そうは問屋が卸さないようだ。

ティア「なるほど、そっちがその気なら私にだって考えがありますよ」コチョコチョ

少年「あひゃあっ!!」

ティア「○○様、手を止めてほしければお姉様から離れて、私の方へいらしてください。さあ……」コチョコチョ

ティアまでが体をグイグイと押しつけながら、少年の体をくすぐりにかかる。
全裸の美少女二人にサンドイッチにされながら、こちょこちょとくすぐられる。
そんな状況に、少年は再びある一か所に急激に血が集まっていくのを感じた。

495くすぐりアブダクション:2014/03/23(日) 00:12:09 ID:qPaBLHbk0
ティア「……○○様、何か硬いものが当たっているのですが?」コチョコチョ

少年「だ、だったら離れればいいだろおおおお!!」

ティア「そんなもったいないことしませんよ。どうしてほしいですか? むしろどうしたいですか?」コチョコチョ

ティアは決してくすぐる手を止めることなく、少年のモノに自身の太ももを優しく擦りつけてくる。
突然の刺激に思わず体を震わせる少年を見て、ティアはクスリと妖艶に笑う。

ティア「○○様、我慢は体に毒ですよ? どうぞ、お好きになさってください」コチョコチョ

これが二人きりで、かつくすぐられてさえいなければ今すぐにでも手を出していたかもしれない。
しかし、絶えず襲い来るくすぐったさと、何より『二人きりでない』状況が少年の理性を押し止めていた。
そう、どんなに甘い状況であっても、今は決して『二人きりでない』のだ。
目の前の少女に夢中になろうものなら、必ずそれを不満に思うもう一人の少女がいるわけで……

ティコ「……さっきから何を二人で話しているのですか!? ○○さん、ご自分の許嫁は誰か、よく思い出してください!」コチョコチョコチョコチョ

少年「あひゃはははははははは!!!」

少しの間黙ってくすぐり続けていたティコであったが、やがて堪忍袋の緒が切れたのか、より一層手の動きを激しくする。
体を襲う急な刺激に、ピンク色の霧に覆われかけていた少年の頭は一気に現実へと呼び戻される。

ティア「……あと少しでしたのに。仕方ありません、こうなったら実力行使です。○○様、早くこちらへ来ていただかないと笑い死んでしまいますよ?」コチョコチョ

少年「や、やめっ、あはははははは!! ひゃーひゃひゃひゃひゃっひゃひゃひゃ!!!」

今ここでこれ以上誘惑しても無意味だと悟ったのか、ティアも足の動きを止め、くすぐることに集中する。
も、もう駄目だあああああああああああ…………

少年(あ……)

熱い湯の中で抱き締められてのぼせたのか、はたまた笑いすぎによる酸欠か、もしくはその両方か……
少年の意識はそこで途絶えたのだった。



終わりが見えません。

496くすぐり好きの名無しさん:2014/03/23(日) 11:22:33 ID:RssCYs0o0

美少女とお風呂ええなぁ

少年て高校生だったのか!
まぁ自分的にはそっちの方が嬉しいですけどね

497くすぐり好きの名無しさん:2014/03/24(月) 02:36:48 ID:K351ejKM0
>>485
お風呂場で12人もの水着美少女に囲まれて密着されて
体中くすぐられたりキスされたりイカされたりとか天国ですね
これから約一か月のハーレム生活にも大いに期待w
>>495
全裸姉妹の板挟みにされるくすぐり風呂もまた魅力的ですなぁ
天然なティコとの対比でティアの狙いすました言動が凄くエロいw
この姉妹の○○争奪戦もこれからどうなっていくのか楽しみです

498くすぐり好きの名無しさん:2014/03/24(月) 03:09:58 ID:K351ejKM0
くすぐる女の子/くすぐられる男の子 その7
//jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11739/1395597483/

新スレ建てておきました。次スレでも宜しくお願い致します。

499くすぐり好きの名無しさん:2014/03/24(月) 07:52:06 ID:8aTy.AzE0
>>498

乙!まったりペースなこのスレもついに7ですか。
これからもかじりつきます。

500くすぐり好きの名無しさん:2014/03/24(月) 08:41:49 ID:01uzH1ig0
500!!

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