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くすぐり小説スレッド5- 1 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/17(金) 23:37:57 ID:qExsbPtY0
- スレタイのまま
小説を書いてくれた職人さんへの感謝を忘れずに・・・できれば感想もよろしく。
熱い作品、サドい作品、長編、短編問わず24時間お待ちしております。
5スレ目も妄想を出していきましょう。
- 2 :※厨二病注意:2012/08/17(金) 23:43:09 ID:qExsbPtY0
- ※厨二病がモロに入ってるので注意するべし!
■1 Beginning
ここは何処だ?
最初に浮かんだ感想はそれだった。限りなく続く白い光の世界。その中に一人だけ自分がいた。そんな中で声が聞こえた。
?「おめでとう2050年1月1日ちょうど神に祈ったおまえたちに俺の力を与えよう」
(生きていてもなんの価値もない・・・)
健二はそう思っていた。学校ではいじめられていた、親からは虐待を受けていた。
(もう自殺してしまおうかな・・・)
何度もそう考えたし、実行しようともした、しかし健二には心残りがある。それは健二がくすぐりフェチであったことだ。いじめられてくすぐられた時からずっとそうだった。でも、くすぐられることが好きなわけではない。自分がやられて苦しかったから可愛い女の子にやったら最高だ、そう思っていた。思っていただけだった。
(自分の手でやれたらどれだけ良いかな・・)
いっそのこと襲ってしまうかとも考えたがやはり自殺と同じで軽率にできない。
そんな日々が悶々と過ぎていった。
-2049年12月31日11:00-
今日も健二はいじめっ子達に呼び出されていた。
いじめっ子1「おらっ!さっさとカネだせっ!」ボカッ!
健二「いたいっ!お金なんかもってきてないよ・・・」
いじめっ子1「じゃあ代わりに服でも置いていけよ!」
いじめっ子2「そりゃいいな!」ギャハハハハ
いじめっ子3「おい、こいつこんなもん持ってんぞ!」
健二「あっ!それはっ!」
いじめっ子3が取ったものそれはネックレスだ、健二に唯一優しくしてくれた祖母の形見であり、健二の心の拠り所でもあったのだ。。
いじめっ子1「こんなもんこうしてやるよ!」バキッ
音とともにネックレスが砕け散る。ギャハハハハと下品な笑い声が聞こえる。しかし怒りで震えていた健二にはそれが聞こえなかった。
健二「・・・ぇ・・・」
いじめっ子3「え?なんだよ、きこえねーよ」
健二「てめぇっ!!!」
転がっていた大きい石を持って思い切りいじめっ子1の頭を殴った。
いじめっ子2「なにすんだ 健二「うるせぇ!!」
言い終わる前に再び石で殴るも当たらない。
いじめっ子3「おいこいつ危険だぞ!」
そういうと1を連れて逃げていった。しばらく経って冷静になったあと、大変なことをしてしまったと思い返す。
(もういい・・・もう死のう。そうだ、どうせ死ぬのだから・・・)
- 3 :※厨二病注意:2012/08/17(金) 23:43:40 ID:qExsbPtY0
- -2049年12月31日23:00-
「・・・離してっ・・・」
今ここで暴れているのは七海、健二の通う○×高校、いやこの辺一帯の中で最も可愛い。
学校の文化祭でやったミスコンではぶっちぎりで一位を取ったし、アイドルの事務所からスカウトがきたほどだ。その七海は今、健二によって手足を縄で拘束されている。
七海「やめて・・なんでこんなことするの?健二くん・・・」
健二「僕はもう死ぬんだ・・・だから最後にやりたかったことを叶える」
そう答えて七海の服を思いっきり剥がす。今日つけていた黄色の色っぽいブラとパンティが露わになった。
七海「きゃあああああ!!」
七海は恥ずかしさで叫ぶがそれを無視して手を七海に近づける。
七海「やめっ・・・て・・犯さないで・・・・」
声がどんどん弱気になってきている、どうやら犯されると思っているようだ。まあそう勘違いするのも無理はない状況であるが健二の目的はくすぐることだ。七海は目をつむって涙を流している。そして健二の手は胸、ではなく脇腹にたどり着く。
七海「・・・ひゃっ!?」
胸に来ると思って目をつむって耐えていたのに全然違うところに手がきたので七海は変な声を挙げてしまった。
健二「大丈夫だよ。犯しはしないから、でもそれよりも苦しいと思うよ?」
そう言って脇腹を揉みだした。
七海「っ!?やっ・・。うっ・・・ぅ」
まだゆっくりとマッサージのように揉んでいるだけだが必死に耐えている。
七海「やめてっ・・わたしコチョコチョはダメッ・・・なのっ!」
それを聞いた健二は心の中でよっしゃ!!と叫んだ。
健二「へー弱いんだ、じゃあもっと耐えれるようになる訓練してあげる」
七海「しっしなくてっ・・・いいっ!・・からっ」
健二「人の好意を受け取れない子にはこうだぞ」
そう言って揉むスピードを上げる。
七海「きゃっ!あははははははははは!!」
七海の耐えはあっけなく崩れ去り一気に笑い出す。
健二「笑ってるほうがやっぱり似合ってるよ」
七海「けっけんじくっははははははは!!やめっ!」
次に足に手を伸ばす。
七海「足もダメ〜!やめてぇぇぇぇ!!」
健二「ほ〜らこちょこちょ」
七海「きゃははははははははははは!」
足は脇腹より弱いらしくすぐさま大笑いし始める。
健二「こんどは足つぼマッサージだな」
七海「きゃはっ!しなくてっ・・いいっははははははは!!」
- 4 :※厨二病注意:2012/08/17(金) 23:44:03 ID:qExsbPtY0
- 今度は脇に手を伸ばす。
七海「あっ脇はダメっ!ホントにお願い」
健二「脇が一番弱いんだね」
七海「・・・うん。だからそこだけは勘弁して・・・なんでもするから・・・」
健二「本当になんでもする?」
七海「う、うん。できることならなんでもするから」
健二「じゃ、脇くすぐらせてね〜。いきまーす」
そういうと容赦なく脇をくすぐり始める。
七海「あっちょっとまってははははははははははははは!!」
健二「へ〜ホントに弱いんだね」
七海「きゃははははは!!ゆっゆるひてっあはははははは!!」
健二「許すもなにも僕は君にくすぐらせてもらって感謝したいくらいだよ」
七海「じゃあっははははは!もうやめっはははははははは!!」
健二「それとこれとは話が別だよ」
そうして40分ほどくすぐった時にサイレンの音が聞こえた。
健二(けっ警察がきた!どうしよう、捕まったら自殺もできないよ・・・)
七海「これでっ・・終わりだね・・・」
くすぐられた後で息も絶え絶えだったが七海は勝利を確信した。健二は武器ももってないし、車が運転できるわけもない。七海を人質にとることも、警察から逃げ切ることも
不可能だろう。
健二(終わった・・・もう神頼みしかない・・・)
-2050年1月1日0:00-
あの時意識が突然飛んで気がつけばここにいて、どこからともなく発せられた声が聞こえた。
健二(なんだ?今の声)
そう思っていると白い空間が霧のように消えて視界がひらけてきた。
中心に何かがあってその周りに人がいた。健二を含めて9人その何かの周りを囲んでいる。しかも全員コナンの犯人役ででてくるやつのように真っ黒だった。
?「混乱しているようだな」
不意に上から先ほどと同じ声が聞こえた。と、同時に上から何かが落ちて・・・いや、舞い降りてきた。こいつも周りと同じように真っ黒だが一つだけ違う点がある。・・・翼が生えているのだ。混乱していた9人はさらに混乱する。
?「俺の名はセラム、地上神セラムだ。」
セラム「まあ地上神というのは名ばかりで天界から落とされた神だ。」
地上神と名乗ったその神は淡々と語る。
セラム「地上には全く面白いものがない。そこで俺は考えたのさ。」
セラム「俺の8つの力をそれぞれに与えてゲームをしようとな!」
- 5 :※厨二病注意:2012/08/17(金) 23:44:23 ID:qExsbPtY0
- 9人が混乱する中、一人冷静になっていた人がいた。
黒い人1「9人で8つの力を分けるのは無理じゃないですか?」
健二「た、確かに」
セラム「9人もいたことは想定外だったがそれは大丈夫だ。8人は俺の強めに能力を1つ貰う、最後の一人は弱めに俺の全ての能力を渡す。」
黒い人2「で、でもゲームって一体なにを・・・」
セラム「それは後々教えよう。今日呼んだのは能力者の選別と能力の譲渡だからな。」
そういうとセラムから8つの光が出て人達にぶつかる、ぶつかったものはその光に包まれそして消えていった。しかし、健二にはなにもないまま残っている。
健二「えっと・・・あの・・・」
セラム「お前にはさっき言った通り全ての能力を渡そう。」
そういうとセラムから先ほどよりも小さな光が8つ現れ全て健二にぶつかる。そして光に包まれ意識が遠のいていく。意識がなくなる直前セラムの声がかすかに聞こえた。
セラム「お前には期待しているぞ。今回のことは少し助け舟を出してやろう。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうして意識が戻った時七海をくすぐったあの場所に戻っていた。状況は変わっていない。
健二(なんだったんだ・・・?)
警察「警察だ!」ドンッ
健二(しまった・・!すっかり忘れてた!)
警察「人質の身柄を確保、誘拐犯は逃走した模様。」
健二「えっ!?」
なぜか俺がいないことになっていた、突入してきた他の警官も俺の存在に気づかない。
警察「大丈夫か?怪我はしてないか?」
七海「はい、大丈夫です。」
警察「犯人に何かされたか?」
七海「えっと・・・くすぐられました、でもそれだけです。」
警察「犯人の特徴とかはわかるかな?」
健二(ヤバい!さすがにこれはバレる!)
七海「わかりません、目隠しさせられていたので・・・」
過去が書き変わっている?そんなバカな、そう思いたいが一つだけ心当たりがあった。
健二(さっきのは本当の話でセラムが僕を助けてくれたのか?)
不思議に思いながらも家に帰ると今日は虐待してくる親もいなかった。そしていつのまにか壊れていない祖母の形見のネックレスを握っていた。不思議に思いながらなんとなく時計をみてみると2049年12月31日1:00となっていた。
健二(一日時間が巻き戻っている?)
そして11:00にいじめっ子に呼び出しをくらい、その後は何事もなく2050年の年が明けた。
- 6 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/18(土) 13:16:59 ID:GkVJXzpo0
- \ _n /
\ ( l _、_ グッジョブ /
.\ \ \ ( <_,` ) /
\ ヽ___ ̄ ̄ ) /
_、_ グッジョブ \ / / / _、_ グッジョブ
( ,_ノ` ) n \∧∧∧∧/ ( <_,` ) n
 ̄ \ ( E) < . .す >  ̄ \ ( E)
フ /ヽ ヽ_// < 仕 ば > フ /ヽ ヽ_//
─────────────< 事 . ら >────────────────
∩ . < ! し >
( ⌒) ∩ good job! < .い >. |┃三
/,. ノ i .,,E /∨∨∨∨\. |┃ ガラッ 話は聞かせて
./ /" / /" / .\ |┃ ≡ _、_ もらった
./ / _、_ / ノ' / グッジョブ!! \__.|ミ\___( <_,` )<グッジョブ!
/ / ,_ノ` )/ / /| _、_ _、_ \ =___ \
( / /\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/\≡ ) 人 \
ヽ | / \(uu / uu)/ \
- 7 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 00:49:37 ID:QJSUvZaA0
- 前スレのくすぐりプロレス楽しみにしてます!
- 8 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:09:17 ID:O2jKea760
- ハロウィンの夜の悪夢
10月の終わり頃、とある幼い男の子が一人ぼっちでお留守番をしていた。
翌日に両親が帰ってくるまでの食事は用意されていたが、おやつの用意は忘れられていた。
偶然お菓子を全て切らしていたので家の中には飴玉の1つも残っていないという状況だ。
そんな時、男の子の家に小さくて可愛らしい訪問者達がやってきた。
どんな物でも通り抜けたり触ったりできるゴースト幼女、カボチャの蔓を自由自在に操るパンプキン幼女、
全身が柔らかな毛皮に覆われた猫幼女、トンガリ帽子にスベスベ手袋で裸マントという姿のサキュバス幼女、
他にも全身不定形のスライム幼女やフワフワの羽毛を備えたハーピィ幼女、小さな身体の妖精幼女なども居た。
共通点はみんな人間をくすぐって笑い苦しめるのが大好き&大得意な美少女モンスター族である事、
そしてまだくすぐり責めの手加減に慣れていない幼児期であるという事だった・・・。
彼女達は男の子を取り囲み、逃げ場を塞いだ上で口々に言った。
「てぃっくる、おあ、とりぃと☆」
「おかしちょーだいっ♪」
「くれないっていうなら・・・くすぐっちゃうよ?」(ニッコリ♪)
- 9 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:10:34 ID:O2jKea760
- 七人の美少女モンスターに全身をくすぐられ、男の子は笑い転げた。
「あんまり動くとくすぐりにくいわ。だれか手足をおさえてよ」
妖精が仲間たちを見回した。
「いやよ。そんなことしたらくすぐれないもの」
サキュバス少女が不満そうな顔をする。
「いいこと考えたわ。私に任せてよ」
パンプキン少女は四本の蔓を伸ばし、男の子の手首と足首に巻きつけると、
男の子は大の字で宙に浮いたまま、体を動かすことも出来なくなった。
モンスター幼女たちは歓声を上げて再び男の子の体中をくすぐり始める。
服の中にもぐりこんで背中やわきを這いまわるスライム、袖から蔓を入れて全身を触りつづけるパンプキン、
足の裏を猫が舐め、ハーピィが羽で撫でまわす。
妖精は中を飛び回りながら小さな手で体のあちこちをくすぐる。
ゴーストが足の裏に軽く触れ、サキュバスがスベスベの手で体を撫で回す。
男の子が息切れし始めたところで、幼女たちはくすぐりの手を止めた。
「ねえ、お菓子くれる?」
ゴーストが男の子の顔を覗き込む。
「あげるから・・・離して・・・」
ようやくパンプキンの蔓が男の子を解放した。
- 10 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:11:52 ID:O2jKea760
- 「ねえ、お菓子くれる?」
ゴーストが男の子の顔を覗き込む。
「あげるから・・・離して・・・」
ようやくパンプキンの蔓が男の子を解放した。
自由になった男の子は、油断している幼女たちを突き飛ばして自分の部屋に逃げ込むと、ドアに鍵をかけた。
お化けから逃げる方法。友達に教えてもらったっけ。
呪文を唱えて仰向けに寝て目を閉じると、お化けには見えなくなるって聞いたことがある。
ベッドの上で呪文を唱えた男の子はそのまま横になり手を胸の上で組むと目を閉じた。
「無駄だからねっ」
ドアをゴーストがすり抜けて部屋に入ると、内側から鍵を開け、モンスター幼女たちが部屋に入ってきた。
男の子は目を閉じたままドキドキしていたが、サキュバスの慌てたような声を聞いてほっとした。
「あら大変。男の子がいないわ」
やっぱり呪文は本当だったんだ。このままお母さんが帰ってくるまで、動かないでいれば助かるかな。
モンスターたちは部屋中を探し回った。呪文を唱えた男の子の体には触ることが出来ないらしく、
ベッドの上を探るパンプキンの蔓も体をすり抜ける。
そんななかで猫だけは床に鼻を擦り付けて匂いを嗅いでいた。
「だいじょうぶよ。あたしさっき足を舐めたでしょ。そのときの匂いが残ってる」
猫は男の子の足の裏につけた匂いをたどりながらベッドに上がってきた。
そしてついに男の子の足の裏に猫の鼻が触れる。舐められたところは呪文が効かなくなっていた。
「ふふふ。ここだわ」
- 11 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:12:38 ID:O2jKea760
- 猫娘の目には、男の子の足の裏の形がはっきりと見えた。
猫は男の子の足の裏に細い爪を立てると、軽く掻きはじめた。
「くくくっ」
男の子の口から笑い声が漏れる。その声を聞いて他のモンスター幼女たちは喜びの声をあげた。
「あはは、見つけたわ」
「ねこちゃん、がんばって!」
男の子は笑い声を出さないように必死に口を閉じた。
足の裏だったら、お母さんや幼稚園の先生にもしょっちゅうくすぐられているから、
なんとか我慢できそうに思った。猫に触られた時のくすぐったさは普通ではない。
でも笑い出して動いたら、せっかく消した姿もモンスターの前にまた見せることになる。
そうしたらパンプキンの蔓で手足を縛られ、猫ばかりか七人の幼女たちにくすぐられることになる。
「いつまで我慢できるかな〜」
猫は楽しそうに男の子の足の裏を撫でまわしつづけた。
「早くしてよ。自分ばっかりこちょこちょするなんでずるいわ」
他のモンスターたちは少し不満そうだ。
だが次第に男の子も限界に近づいていた。
「くくく・・・あはははっ」
笑い崩れた男の子。動いたため、モンスターたちの目に男の子の顔が見えるようになった。
「見ぃつけた〜」
今度は妖精が小さな手で男の子のほほをくすぐりはじめた。
また、いくら動かないようにしていても、やはり足はくすぐりから逃れようとしていたらしく、
両足とも足首から下が露になり始めていた。
「ねこちゃん右足だけ私にくすぐらせて」
ハーピィと猫は、男の子の左右の足を同時にくすぐる。
男の子はもう、笑いを止めることが出来なくなっていた。
小刻みに動きつづけた男の子の体はモンスターたちの目にもはっきりと見える。
すでに全員の手が男の子の体中をくすぐっていた…
- 12 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:13:08 ID:O2jKea760
- 我慢も限界にきて、男の子は笑い崩れてベッドから転がり落ちた。
「ねえ、お菓子ちょうだい」
白い顔のゴーストが、可愛い、しかし意地悪そうな笑顔を男の子の顔に近づけた。
男の子は恥ずかしそうに目を伏せて、もじもじしながら答えた。
「お母さんが…帰ってきたらあげるから…」
「いつ帰ってくるの?」
「明日だけど」
「じゃあそれまでこちょこちょさせて」
美少女たち全員が男の子に手を伸ばす。足首にはパンプキンの蔓が絡み付いているので逃げることは出来ない。
せめて腋の下だけでも、と男の子は両腕でしっかりと体を隠そうとした。
「ちょっとまって」
サキュバスがみんなを止めた。助けてくれるのかな、男の子は少しほっとする。
「さっきのねこちゃん見てて楽しそうだったから、私たちも同じことしたいの」
男の子はきょとんとした顔で美少女たちを見回した。
サキュバスは男の子の顔を見てにっこりと笑う。可愛い笑顔だ。
こんな妹がいたら留守番してても寂しくないだろうな…
「またさっきみたいに横になってよ。呪文唱えてもだめよ。もう効かないんだし」
男の子はサキュバスに言われるままに、床の上に横になる。
「今から私がおにいちゃんの足の裏くすぐるの。でもおにいちゃんは動かないで我慢して」
モンスター幼女たちは、サキュバスがしたいことがわかったのか、にやにやしながら聞いていた。
「さっきのねこちゃんの時と同じよ。もし動いたら罰として、みんなでおにいちゃんをくすぐるの」
サキュバスは言い終わると男の子の足元に座り、すべすべした手で足の裏を撫で始めた。
すぐに男の子の口から笑い声が漏れ始めた。
「あらあら、もう笑い始めてる。いつまで我慢できるのかしら」
「ほら、動くとみんなでこちょこちょだよ」
「おにいちゃんがんばって〜」
我慢が出来なくなっていた。男の子は大声で笑うと足を引っ込めてしまった。
「やったぁ、サキュバスちゃんの勝ちね」
「それじゃあみんなでこちょこちょ開始ぃ」
「だめよ、ちょっと待って」
今度はスライムが止める。
スライムは男の子に、シャツを脱ぐようにいった。男の子が恥ずかしがると、
「いやならみんなでくすぐるわよ」
男の子はしかたなくシャツを脱ぎ、上半身裸になった。
スライムはさらに、男の子に大の字で横になるように言う。
「さっきと同じ。今度は私がこちょこちょしてあげるからね」
横になった男の子に抱きつくように、スライム幼女は覆い被さり、
口と口が触れそうなくらいに可愛らしい顔を男の子の顔に近づけた。
ごくり、と男の子は唾を飲み込む。
- 13 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:13:33 ID:O2jKea760
- 「ねえ、私のこと好き?」
男の子は言葉もなく黙っていた。
「答えないとくすぐるわよ」
スライムの、ぬるぬると、そしてひんやりとした指先が男の子の腋の下に触れる。
まだ触っただけだがそれだけでくすぐったい。
「好きです」
男の子は慌てて答えた。
「そう、それじゃお願い。くすぐる間じっとしててよ」
スライムの体は液化して男の子の体を包み込む。
そして男の子の体に接している部分が不思議な触手のように動き、男の子の全身をくすぐるのだ。
男の子は溜まらず大笑いして両脇を閉じてしまった。
だがスライムの体から伸びる触手は腋の下にもぐりこんだまま、くねくねと動き回っていた…
男の子は笑いながら転げまわった。スライムは男の子の上半身を包み込む。
腋の下から脇腹まで、隙間なく無数の指がむにゅ」にゅと動きながらくすぐっているのだった。
「おにいちゃ〜ん、お願いだからばんざいしてよぉ」
スライムが可愛い声で甘えながら意地悪な笑顔を見せる。
いつか笑い疲れた男の子は、うつぶせで腋の下を閉じたまま、体中を這い回るくすぐっさいに耐えるしかなかった。
「そろそろ代わってよ」
ゴーストの声にスライムは液状化した体を元に戻した。
男の子の背中に馬乗りになって腋の下に手を入れてくすぐっている状態のスライムは、
少し不満そうに口を尖らせたが、素直に男の子の背中から降りた。
気を失いかけていた男の子は大きく深呼吸しながら、ようやく体を起こした。
ゴーストはすっと男の子に近づくと、男の子の手を取り、立ち上がるように言った。
「ねえ、あたしとくすぐりっこしよっ?」
意外な言葉に、男の子は呆気にとられたような顔で立ちすくむ。
「あたしのこと、くすぐってもいいわよ」
首を可愛らしくかしげながら、ゴーストはにっこりと笑うと、両手を頭の上にあげてみせた。
白い腋の下が見える。
男の子は恥ずかしそうに、まわりのモンスターたちの反応を見た。
サキュバスも猫も、にやにやしながら見ているだけで何も言わない。
「お願い、こちょこちょして」
男の子はもじもじしながら、それでもゴーストの腋の下に手を伸ばした。
いくらモンスターでも、女の子の腋の下をくすぐっていいのかな。
でも今までこんなにくすぐられたんだから…
男の子の指先がゴーストの腋の下に触れそうになった瞬間、
ゴーストはすっと男の子の両手をすり抜け、男の子の体を通り抜けると背後に回った。
「女の子をくすぐるなんて、エッチなおにいちゃん!」
そういうと、ゴーストは両脇に手を入れてくすぐりはじめた。
- 14 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:14:16 ID:O2jKea760
- 「あははっ」
男の子は笑い出したが、この時はなんとかゴーストの手を逃れることができた。
ゴーストの体は宙を舞いながら男の子に近づいては体をこちょこちょっとくすぐる。
そうかと思えば、床にもぐりこんで男の子の足の裏をくすぐったりする。
逃げ回りたくてもパンプキンの蔓が足首に絡み付いているため、体の向きを変えることしか出来ない。
やがてゴーストの姿は見えなくなった。また床から足の裏をくすぐるのかな?
男の子は不安げに足元を見ながら、いつでも逃げるように警戒していた。
だがゴーストがもぐりこんだのは床ではなかった。
男の子の背中から、白い手が二つ現れると、男の子の腋の下に指をもぐりこませた。
慌てて腋を閉じる男の子。
だが今度は胸をくすぐり、首筋を、また腋の下を、と予測できないところに手が現れてはくすぐるのだった。
「くすぐりっこはあたしの勝ちね」ゴーストが笑った。
ずるいよ…男の子は思ったが、口には出せない。余計くすぐられるに決まってるから。
「それじゃあ、そろそろみんなでこちょこちょする時間ね」
パンプキンがまた、男の子の手首と足首に蔓を巻きつけた。男の子はいくらくすぐられても動くことが出来なくなった。
「…もう許してよ…」
男の子はパンプキンにお願いする。しかし幼女たちは首を横に振るばかりだ。
「だっておにいちゃん、お菓子くれないんだもん」
「…もうすぐ…お母さんが帰ってくるから…」
妖精姿の幼女が嬉しそうに言った。
「お母さんもこちょこちょしていいの?」
男の子は返答に困った。自分がくすぐられるのは辛いけど、今度はお母さんがくすぐられたら…
「いいわ、お母さんが帰ってくるまでみんなでこちょこちょしてあげる」
首、胸、腋の下、腋、脇腹、おなか、背中、太もも、膝の内側、すね、ふくらはぎ、足の甲、足の裏…
幼女たちの無数の小さな手が、男の子の全身を余すところなく撫でまわし始めた。
(お母さん、早く帰って来て…)
どのくらいくすぐられたか…
男の子はおぼろげに幼女たちの言葉を覚えている。
(楽しかったわ)
(また遊んでね)
(あたしたちのことは内緒よ)
くすくす笑いながら男の子は体を優しく撫でまわされているのに気づいた。
目を開けると、白い顔をした女性がいる。大人のゴーストだ。
驚いて体を起こすと大人のゴーストは笑った。
「ごめんね、今帰ったの」
なんだ、お母さんか。男の子はほっとした。
「でも、何その顔。まるでゴーストだよ」
「ハロウィンだから」
お母さんは笑いながら部屋を出て行った。男の子はあたりを見回したが、
先ほどまで部屋にいたモンスターの幼女たちはどこにもいない。
もうお昼近くだった。
ふらふらしたけど、なんとか立ち上がってシャツを着て、お母さんについてリビングに行った。
「ひゃっ」
首筋をいきなりくすぐるものがある。男の子が悲鳴をあげると、
陰に隠れていた女の子たちが笑った。
- 15 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:14:49 ID:O2jKea760
- そこには従妹の双子姉妹がいた。妖精のような扮装の二人は、ティクラーと呼ばれる羽を持って、
男の子を待ち伏せして首筋をくすぐってきたのだった。
「こんばんは」
リビングには母の妹で、その双子姉妹のお母さんが魔女の格好をして座っている。
また姉妹が通う幼稚園の先生も、顔全体を緑色に塗ったモンスターの姿で笑っていた。
幼稚園時代に男の子もお世話になった先生だ。
くすぐり遊びが好きで、男の子はとくにこの先生に呼ばれては、女の子たちのくすぐり遊びの相手にされていた。
「幼稚園でハロウィンをしたあと、お母さんと会ったから一緒にきたのよ」
先生は美しい女性だが、緑色の顔だと本当のお化けみたいで少し怖い。
お祭で集めたというお菓子の箱が二つ、テーブルの上に置いてあった。
また顔のように目と口をくりぬいたかぼちゃもすぐ側にある。
「幼稚園ではどんなことをしたの?」
「卒園した男の子の中から私が1人選んで、女の子7人でこちょこちょするの」
「7人?」
男の子は部屋を見回した。
と、そのとき、男の子は足にくすぐったさを感じて飛び上がった。
足元には先生が飼っているという猫が、男の子の足を舐めていたからだ。
「あはははっ。おにいちゃんおもしろい」
双子の幼女たちが笑う。
「ねえ、来年のハロウィンには幼稚園にきて、こちょこちょ遊びしない?」
先生が男の子の目を見つめた。戸惑いながら目を伏せる男の子。
女性たちや二人の幼女はリビングでおしゃべりに夢中になっていた。
男の子はそっとバスルームに入ると、さきほど猫に舐められた部分や、
猫娘に舐められた足の裏全体をごしごしと洗った。
「何してるの?」
男の子はどきっとして振り返ると、そこにはお母さんがいる。
「いや…猫が舐めたんだもん…」
「ふーん。今まで気にしたこともないのにね」
リビングに戻ると双子の幼女たちが男の子に寄り添ってきた。
「おにいちゃん、くすぐりっこしない?」
可愛らしい笑顔で両側から男の子の手を引いて、男の子の部屋に入った。
「ゴーゴンっていうお化け知ってる? ゴーゴンに見つかった人は、石になって動けなくなるの」
「今、おにいちゃんはゴーゴンに見つかって、石になりました」
男の子は床の上に仰向けに寝たままじっとするしかなかった。
「そうすると、ゴーゴンの髪の毛が伸びてきて、こちょこちょします」
女の子たちの小さな手が男の子の体に伸びてきた。
すぐに笑い出して、両手でくすぐられた部分を隠す男の子。
「だめよぉ、おにいちゃんは石になったんだから動けないんだよ」
可愛らしい笑顔で意地悪な遊びをする幼女たち。
くすぐられては逃げ、また元の位置に戻ってはくすぐられ…そんなことを何度も繰り返していた。
「仲がいいわね。少しお願いできるかな」
幼女たちのお母さんが男の子のお母さんに声をかけた。
「そうね。今からまた出かけるけど、面倒見てあげて」
お母さんたちと幼稚園の先生、そして飼い猫は出て行った。
男の子は遊びにつきあいながら、逃げ出す方法を考えていた。
「ちょっと出かけてくる。すぐ戻るから待っててね」
男の子は、双子姉妹がお菓子を食べている隙に、すばやく玄関に逃げた。
自分の靴を隠し、こっそりと家の中に戻って台所に隠れる。
戸棚の陰に体を丸めると、姿を消す呪文を唱えた。
「あーん、おにいちゃん待って〜」
双子姉妹が男の子を追いかけて外に出ていく気配を感じた。
うまくいった…もしあのお化けたちが帰って来ても、僕の姿は見えないから、
外に出て行ったと思って探し回るんだ。本物のお母さんもすぐに帰ってくるだろうし。
「おにいちゃん、また遊んでよ」
双子が出ていこうとするのと同時に、玄関で声が聞こえた。昨夜のモンスター幼女たちだ。
猫が四つん這いで走り回る、パンプキンの蔓があちこちを探る、妖精が飛び回る…
ついに正体を現したか…男の子はどきどきしながら台所で身を縮めていた。
呪文を唱えた男の子には気づかないようだ。
双子姉妹の悲鳴、どたばたと逃げ回るような足音が聞こえてきた。あれ? 変だな。
姉妹は叫びながら台所に入ってくると、戸棚の陰に隠れている男の子に気づいて、
助けて、と手を引っ張った。
- 16 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/19(日) 22:15:12 ID:O2jKea760
- 馬鹿、動いたから呪文が!
「なんだおにいちゃん、ここにいたの。また呪文唱えたのね。気づかなかった」
パンプキンが笑いながら近づいてきた。
男の子と双子姉妹はリビングに逃げたが、そこにはゴーストとスライムが待ち構えていた。
「お菓子ちょうだい」
ゴーストの言葉に、双子の姉妹は慌ててテーブルの上にあったお菓子の箱をモンスター幼女に渡した。
これで助かった、と男の子は思った。
ゴーストとスライムは双子に御礼を言って、今度は男の子にねだった。
「お菓子ちょうだい」
「えっ。今あげたじゃない?」
「これは女の子たちがくれたんだもん。おにいちゃんからは貰ってないわ」
パンプキンの蔓が、背後から男の子の手首と足首に絡みついた。
「だめー! おにいちゃんのこと、食べないでー」
双子の姉妹が泣きながらモンスター幼女たちにお願いした。
「食べないよ。ねえ、一緒に遊ばない?」
ゴーストが双子姉妹に声をかけた。
姉妹はきょとんとした様子で顔を見合わせている。
「これからね、おにいちゃんのことこちょこちょするの」
「するする!」
姉妹は喜んでモンスターと一緒に、動けなくなった男の子に近づいてきた…
お母さんたちが帰ってきたのと同時にモンスター幼女たちは姿を消していった。
七人のモンスター幼女と二人の女の子にくすぐられつづけた男の子は、
ぐったりとして床に寝転んでいた。
「ずいぶん楽しく遊んでたみたい」
男の子のお母さんと、姉妹のお母さんは顔を見合わせて笑った。
次の日もモンスター幼女たちは男の子の家を訪れた。
だが男の子のお母さんはお菓子を渡すと幼女たちに帰るよう言うだけだった。
「もうハロウィンは終わったのよ。いつまでそんな格好しているの」
幼女たちはがっかりして、男の子の家から遠ざかった。
玄関でお母さんがモンスター幼女たちと会っていた時、女の子二人が「ゴーゴンごっこ」をしていた。
体中をくすぐられ、男の子はじっとしていることができず、笑い崩れた。
「またおにいちゃんの負け〜」
負けたら罰ゲーム。
「どうすれば僕が勝てるの?」
「我慢すればいいの。男の子でしょ」
双子姉妹とそのお母さん、男の子のお母さんは男の子を取り囲んだ。
家の外にいたモンスター幼女たちは、男の子の悲鳴にも似た笑い声を聞いた。
おわり??
- 17 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/20(月) 01:09:13 ID:OTo2.No60
- 投稿するとこ間違えたのかな?
- 18 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/20(月) 01:20:20 ID:ZZjFw5zQ0
- Ω16 乙(・。・)ノ
多分合ってると思う!笑
- 19 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/20(月) 01:41:50 ID:812YEkGg0
- まちがっちゃいないが男がくすぐられるやつはそれ専用のスレのほうがいいと思う
- 20 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/20(月) 03:09:45 ID:k/nluZow0
- >>16
作品はGJだけど
掲示板の最低限のルールは守ろう。注意事項をよく読もう
※*/m関連のスレは例外を除き強制sage進行となります。(2011/12/11修正)
※*/mを含むスレは必ずスレッドタイトルに
「*/m」「男」「ショタ」「ふたなり」などの単語を含めて下さい。(2011/9/14〜18追加修正)
※荒れる原因となりますので上記の条件が満たされていないスレでのx/mの話題は禁止とします。
- 21 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/20(月) 05:07:30 ID:hf5xRVzc0
- スレ違いなだけでなく
過去ログの作品をそのまま転載しただけだよね
というわけで申し訳ないけど削除依頼出させてもらいました
- 22 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 00:54:13 ID:B851bUrI0
- どこかの貴族のお嬢様がスラム街に住む生意気ロリを愛でる小説と
中学校に教育実習に来た美人女子大生が女子グループにたかられる小説どっちが需要あります???
どっちも無かったら勝手に姉妹同士のお仕置きもの書く(<●>益<●>)
- 23 :ラグナ・ザ・ブラッドエッジ@超古参:2012/08/21(火) 07:18:29 ID:nsFet/mw0
- 姉妹同士の奴で
- 24 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 07:20:55 ID:nsFet/mw0
- 書くところ間違えた…
- 25 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 08:45:12 ID:6UStJAsk0
- >>22
お嬢様のみたいかも
- 26 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:06:33 ID:0/HLmiDg0
- 【くすぐり学祭】
文化祭、体育祭と並ぶ学校最大規模のイベント。名の通りくすぐり合う祭り
【ルール】
①人員に関する規定
くすぐる側、くすぐられる側をそれぞれくじで決める。
どちらも通常通りに授業、部活等を進める。
授業中も部活中もくすぐるのはあり。
くすぐる側はゼッケンを2枚持つこと。
くすぐる側が所持しているゼッケンを奪えばくすぐられる側もくすぐる側にまわれる。
ただしゼッケンを奪えるのはゼッケンを2枚持っている人に限る。
②道具に関する規定
道具は与えられたもの以外使用禁止。
強制くすぐり権を持つものからのくすぐりは基本的に逃げてはいけない。
例外的にくすぐり拒否権をもつものは拒否及び逃げることを許可する。
逃げた場合は拘束台で拘束することを許可する。
くすぐられる時の服装はその時の服装のままとする。
道具を与えるのは成績優秀者のみとする。
くすぐる側
・平均評定が最高、もしくはくすぐる側1位の人は全ての道具及び強制くすぐり権5つ。
・上記の人が学校1位だった場合全ての道具及び永久強制くすぐり権となる。
・永久くすぐり権を持つものは着せ替えを自由に行うことが可能。
・くすぐる側2〜20位の人は拘束台以外の道具と強制くすぐり権1つ。
・それ以外のもので最高評定を持つものは科目数に応じて拘束台以外の道具を選べる。
くすぐられる側
・平均評定が最高、もしくはくすぐられる側1位の人はくすぐり拒否権5つ。
・上記の人が学校1位だった場合永久くすぐり拒否権となる。
・くすぐられる側2〜20位の人はくすぐり拒否権1つ。
ルールなげぇぇぇぇwwwまあいいやwww
- 27 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:08:13 ID:0/HLmiDg0
- 名前が思いつかないので名前があんまり無いのはホントごめんなさい。
季節は夏!ついにくすぐり学祭がやってきた!男たちは凄いテンションだった。反して女たちはテンションが低かった。しかしこの学校以外の人がみたらさぞおかしく映るだろう。くすぐる、くすぐられるはくじで決めるのだ、ここまで男と女でテンションが違うのはおかしい。それもそのはず、実は今回くすぐる側は全員男、くすぐられる側は全員女なのだ。なぜこうなってしまったかは去年のくすぐり学祭にあった。
〜去年のくすぐり学祭前日〜
生徒会員1「くじ作るの怠いな〜」
生徒会員2「あ〜も〜メンドクサイ!!」ガッシャーン!!
生徒会員2「あ・・・」
この年の生徒会はガサツすぎたのだ、なぜこんな人達が生徒会員になったのかは不明だが絵の具がこぼれてしまったせいで完成しかけていたくじがパーになってしまった。ちなみにくじをわざわざ毎回作るのは不正行為をふせぐためである。ちなみに生徒会員は教師によってランダムに分けるため不正はでない。
生徒会員3「もうくじ間に合わないなー」
生徒会員4「もういいじゃん男女で分けちゃえば」
生徒会員達「「「!!!」」」
そして男女で分けたはいいのだが生徒会員が全員女だったため強制的に女がくすぐる側に回ってしまった。男子達は抗議したが当日だったためにそのまま開催されたのだ。
そして今回はそうなってしまった原因である生徒会員になろうとした男が多くなり、実際に生徒会員の多くが男子になったこと、去年の自体は不平等だという後ろ盾のもとに男子たちが抗議した結果、今度は男子全員がくすぐる側に回ったということだ。
佐藤「あー、早く始まんねーかな・・・」
そうつぶやくのは佐藤、今年学校1位の成績を叩き出し永久くすぐり権を獲得した1年の佐藤だった。学校1位というのは評定で出される、たとえ学年が違っても、先輩にさえ評定で上回れば勝てるのだ。その他の学年2位から20位というのも学年別ではなく学校全体、評定で語られるのだ。その佐藤のつぶやきにそうだ、そうだと納得する周りの男たち。去年のこともあって今年の男子の団結力は特に強い。先輩、後輩の垣根なんて簡単にぶち破られている。もっともこれは普通のことで、例年強制くすぐり権を持つものにその他の人たちが寄り添うのが普通なのだ。特に今年は学校1位がくすぐる側にいるとあって2年や3年でさえ1年の佐藤に寄り添っている。
女子1「でもゼッケンを奪えばいい話じゃない?」
女子2「だよねー、ひょろいもやしみたいな奴なら私たちでも奪えるでしょ」
と話している運動部の女子達。その言葉ににやりとする男子達であった。
キーンコーンカーンコーン、くすぐり学祭の始まりつまり一時間目の鐘がなった。男子達、女子達は動き出す。もちろん動かない人もいる、その大半が狙われることなどないであろうブサイクな女子、太った女子などである。自分たちには関係ないそう思いため息をつく女子達、その女子に以外にも男子達が近づいたのであった・・・。
- 28 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:08:33 ID:0/HLmiDg0
- ブサ女(えっ、この人たち私を狙うの?)
誰もがそう思ったであろうしかし違った。
男子1「このゼッケン、君にあげるよ。」
そういって男子達は次々に男子にゼッケンを渡していく。
女子3「そんなの無しでしょ!?」
女子達が騒ぐ、当然だ、ゼッケンを奪えなかったらくすぐる側に回れない。もちろんブサ女は自分をブサイク扱いするなと怒るだろう。しかし、ゼッケンを渡す人がイケメンであること、そのイケメンが匠な話術で敵を男子から可愛い女子に変えてしまうのだ。女は女を恨むことが多い、敵のすり替えなんて簡単だった。
女子4「でも、ゼッケンを全部渡すはずない・・・それを奪えば!」
そして男子からゼッケンを奪おうとする女子たち、しかし驚いたことにゼッケン2枚つけだ男子はどこにもいなかった。
女子5「なんで!?どうして!?」
男子2「ある場所に隠したのさ。君たちが去年やったようにね。」
女子5「そうか・・・男子トイレの中か・・・」
そう、去年この手を男子は使われた、忍び込んで取った男子は後々変態扱いされるということだ。しかし、これには欠点がある男子が女子トイレはタブーだが女子が男子トイレというのはある種黙認される時がある。しかし男子たちはそれすらも手を打っていた。
同時刻、男子トイレの中に一人の女子が侵入した。この女子はお調子者で度々男子トイレにも入っていたためバレても問題ないと思っていたからだ。しかしトイレの中を探した彼女は驚いた。これは絶対に着たくないと思ったのだ・・・。
女子6「くそっ!これじゃ取り出せない・・・」
それもそのはず、なんとゼッケンは便器の中でびしょびしょになっていたのだ。これではさすがの彼女も着れない。男子トイレの中に入るのは良くてもトイレの便器に手を突っ込むことはさすがにアウトだ。
男子3「さすがのお前でも便器に手を突っ込んでビチョビチョのゼッケンを着るなんてことしないよな?」
後ろから突然女子6に声を刺す。
女子6「私は無理だけど着てしまう人もいるかもよ?」
男子3「さすがにいないだろww」
もっとももしいたとしてもこう言えばいい、「それ、ブサ男たちがションベンかけてたぜ?」と。さすがにそう言われればどんな女子だろうと着る人はいない。これではもう女子たちは負けを認めざるをえない。くすぐる側には男子達どころか可愛い女を敵として見ているブサ女達がいる。くすぐられる女子たちはもう絶対にくすぐる側に戻ることはできない。くすぐり学祭開始わずか10分あまりのうちに一部以外の女子達にとって絶対絶命な状況が作り上げられてしまった。
男子3「そろそろ始まったころだな・・・」
トイレの外からはちらほらと笑い声が聞こえ始めた、もちろんその声も大きくなってゆく。その数秒後に男子トイレからも笑い声が聞こえてきた。理由は・・・言うまでもないだろう。こうして男子達の執念によって“本当の”くすぐり学祭が始まったのだった。
- 29 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:08:56 ID:0/HLmiDg0
- 祭り中とはいえ授業は通常通りに行われる。まあ普通に受ける人はほとんどいないのだが、挨拶はきっちりやらなくてはならないし、それが一旦くすぐり終了の合図になる。合図とするだけなので最初の挨拶は省いて、一時間に1回終わりの挨拶がある。事情がない限りこれを破るとどちらの側もペナルティを受けることになる。なのでくすぐられる側は残る体力のことも考えて教室の近くに居ておく必要がある。さらに一旦教室に集まるのでそこが狙い目になってしまう。一時間目が終わり各自がHRへ行き礼をする。そこですぐさま動き出したのは翔であった。翔は強制くすぐり権は持ってないものの最高評定を2つ取っており、手錠と縄を持っている。そこで数人の男子と結託して女子を拘束してしまおうと考えていた。
翔「じゃあいいな、礼が終わったらあいつを狙うぞ。」
男子「「「おおっ!(小声)」」」
そう言って指したのはこのクラスでは男子人気1位2位を争う美穂であった。美穂の特徴は言ってしまえば小さい、このクラスは2人の人気者がいるが美人派と可愛い派に分かれて人気が割れているという状況だ。美穂はその可愛い派に人気がある。翔と翔に群がっている男子達はこのクラスの可愛い派の人間であった。最初の1時間が終了し、礼をする。
翔「よしっ!いくぞ!」
男子「「「うおおおおっ!!!」」」
翔を先頭に男子達が美穂に突撃する。小さく、あまり力がない美穂はあっけなく捕まってしまい、手錠と縄で手足を拘束されてしまった。
美穂「もうやめてっ!もうこちょこちょはイヤァァ!」
そう叫ぶ美穂、既に最初の一時間でたっぷりとくすぐられたらしく、まだ完全に回復しきっていないようだった。
翔「でもルールだから仕方ないよね」
美穂「そんな・・・・」
こうやって口で責めるのも楽しいがくすぐる時間が短くなってしまう。そう考えた翔達はさっそく美穂をくすぐり出した。
美穂「ひゃんっ!・・・ぅく・・・くふふ」
まずは弱めに、くすぐりの定番である。美穂は現在数人に囲まれていて、脇、脇腹、足の裏、お腹、太ももなどくすぐったいと強く感じてしまう場所を網羅されている。全身をよじらせてくねくねしている姿はとてもエロチックだった。
美穂「んっ!やっ!・・・・やだぁ・・・」
全身をくすぐられるのはかなり辛い、どこかに力を入れて踏ん張って耐えていた時、そこをくすぐられると我慢できなくなってしまう。しかし、全身くすぐりというのはその力を入れて踏ん張ることすらできない。どこに力を入れたってくすぐられているのだから当然である。
美穂「おねがいっ!もう・・・もうやめてぇ・・・」
翔「これくらいでやめてなんて言っていたら次のは耐えられないよ?」
そう言って翔は男子たちに目配せをする。男子たちはやっときたか!というような顔をするとくすぐる速度を早めた。
- 30 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:09:18 ID:0/HLmiDg0
- 美穂「!!?きゃははははははははははははははははははは!!」
いきなり強くなるくすぐりに美穂はなすすべもなく笑い始める。暴れ始めて縄はぎゅうぎゅうとなり、手錠はギシギシと痛む。しかしそんなことで潰れる無意味な道具なら最初からいらない。どれだけ暴れようともびくともしなかった。
翔「ほらほら〜美穂、暴れても無駄だよ〜?」
美穂「あはははははははは〜!はなひてっ!あはははははははははは!!」
さっそく呂律がまわらなくなってきていた。それを男たちは見逃さない。
男1「はなひてってどういう意味?わっかんないな〜」
美穂「てっ手錠をっ!きゃははっ!外してっ!ははははっ!」
必死に懇願する美穂であったが男が聞き入れるはずもなく、さらに言葉で責める。
男2「それが人にものを頼む態度かな?」
美穂「う〜っ!外してっ!くだしゃいっ!あはははははははは〜」
この時美穂はしまったと思った。また呂律が回らなかった。しかし男子の返事は以外なものだった。
翔「じゃあ外してあげるよ」
そういって簡単に外してくれた。手錠は足にかけられていた。これで足が使えるようになればなんとか逃げられる。そう思ったが足の上にすぐ男子が乗ってきた。
男3「じゃあお願いを聞いてあげたんだし、俺たちの願いも聞いてもらおうかな」
男2「そうだな、じゃあ肌から直接やらせてもらおうか」
そういって美穂の制服のシャツの中に手を突っ込んだ。
美穂「きゃ〜っ!イヤッ!あははっ!ダメッ!!変態!!あははははは」
男4「変態だってよ〜ショックだなー(棒読み)」
翔「こうなったらとことん変態らしくなってやろうぜ(棒読み)」
そう言って次々と制服の中に手を突っ込む。しまいには最後まで若干抵抗を持っていた太ももをくすぐってた人までスカートの中に手を突っ込んだ。
美穂「きゃははっ!ごめっ!ゆるひてっ!きゃはははは!お願いだから手を入れないで!」
男1「美穂ちゃんが暴れるから抜きづらいでーす。止まってくださーい。」
美穂「こちょこちょ止めてっ!?暴れないからっ!!あははははははははははっ!」
もちろんそれでやめるはずもなくくすぐりは続く。
男2「おい、男1パンツ触っちまえよ」ヒソヒソ
男1「じゃあお前はブラ触れよな」ヒソヒソ
こんな話をしていても笑うのに必死な美穂は気づかない。
美穂「きゃはははははははは!やっ!?胸あたってぇ!あはははははははは!」
美穂「あははは!!お尻もっ!!変たっはははははははははは!」
そして実際にそういうことが行われたら他の男子がくすぐりを強めて言葉を遮る。こうして連携プレーでエロいこともたくさんしたのであった。
美穂「おねがっ・・・もっやめっ・・・・」
そして2時間目が終わろうという時にはついに笑い声すらでなくなっていた。フラフラで礼をした後また翔とは別の人達に狙われ、その後すぐ気絶したというのはまた別の話。
- 31 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:09:37 ID:0/HLmiDg0
- 美穂がくすぐられた前、1時間目の話。翔たちはゼッケンを渡したり、捨てたりするのに時間がかかってしまいくすぐることができなかった。しかし、早い人たちはすでにこの時から動いていた。
拓海「よしっいくか」
そう言ったのは拓海、このクラスのイケメンである。イケメンなのでブサ女にゼッケンを渡し即座に動きに入った。
森「わたしも一緒に行かせて、いいでしょ?」
そう言ったのは森、拓海がゼッケンを渡した女だ。ブサイクだろうが役に立てば問題ない。拓海は快くOKした。
森「誰か狙う人いるの?」
拓海「うーん、特にいないかな。準備のせいで時間もちょっと少ないし。」
森「じゃあであった女子を片っ端からやっていきましょう。」
拓海「ストリートファイターみたいだなww。よしそれでいこう。」
こうして特定の女子を狙わずに次々くすぐっていくという翔とは異なる手段で行くことにした。
森「まずはあの子ね。」
そういうとすかさず女の子に飛びかかる。侵略すること火の如く、だ。
女1「きゃっ!あははははははははははははははは!」
森「ほれほれもっとやってやるわ!」
女1「イヤッ!そんなとこ触らないでっ!?きゃははっ!」
拓海は驚いた、まず森の執念深さにだ。まずまったく手加減をしない普段から可愛い子に嫉妬していたからこそ成せる技だろう。さらにブラやパンツはおろか胸や尻も容赦なくまさぐる。女同士だからこそ成し遂げられる技だ。これは強い味方を得た、そう思いつつ拓海は森とくすぐられている女子の様を眺めていた。
拓海「さすがは女同士、すごいね」
森「まあ女子同士だから遠慮はまったくいらないからね。」
次もまた森が遠慮なしに襲いかかる。
女2「なっなに!?きゃはははははははははは!!」
拓海「次はこの子がターゲットなの?」
森「そう、次は拓海くんも手伝って!」
そういいつつ、またもさっきと同じように胸や尻を触り出す。
拓海(これは女子の胸を触るチャンスかもしれないな)
そう思ってくすぐる手を少しづつ胸に近づけていく。
女2「んっ!やぁっ!ひゃはははっ!やんっ!」
女2はくすぐったさと快感の両方に溺れていてすごいことになっていた。顔を赤く、熱くなっていて汗の量も凄かった。夏だから当然であるがそれにしても多い。今だっ!そう思い拓海はその子の胸を揉みしだく。
女2「やんっ!きゃははははははは!!ひゃぅ!!あははははははは!」
相変わらず切り替えるのに忙しそうだったが感じているのは確からしい。揉んでいる胸の乳首が勃っていた。
- 32 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:09:58 ID:0/HLmiDg0
- 拓海「そろそろやめにしようか」
女2はもうすでにピクピクしている。さすがにイケメンでもこれはマズいんじゃないか?と思うかもしれないが、実は拓海は道具を一つ持っていて、それが目隠しのマスクだった。森に最初に襲ってもらって拓海は隠れる、森が目隠しをした後に合流して一緒にくすぐる。ということをしていた。これなら見つからないしそもそも男子がいたのかどうかもわからないだろう。こうして拓海たちは次々と女子たちを襲っていった。
女3「んあっ!・・・んっ!・・・」
くすぐりがほとんど効かず感じるだけの女3がいた。
女4「きゃははははははははは!!あっはははははははははは!!」
逆に全く感じずにくすぐりに弱い人もいた。そういう人は徹底的にくすぐりまくった。森は弱点を見つけるのがうまく、すぐに弱点を見つけると2人で一緒にそこを責めたりもした。
女5「もうっ・・・もうやめてっ・・・」
中には泣きながら降参を示すものもいた。しかし森はそれでも許さずに執拗に責めて泣き顔を笑い顔に変えるのだ。
女5「きゃははははははは!やめっ!!やめぇ〜!」
じっと縮こまって森の攻撃に耐え切ったやつもいた。
女6「くっ・・・くふふっ!・・・」
耐え切ったとはいえ必死に我慢してたため汗をかいていたり、顔が赤くなっていてエロいことになっていたのは言うまでもないだろう。
拓海「一時間目はこんなもんかな。」
森「そうだね、それじゃあそろそろ戻りましょ。」
こうして1時間目は終わった。1時間目は男子ばっかり、ブサ女で集まってというやつらがほとんどだった。女子を上、中、下に分けるとするなら下はくすぐる側に回る、上は狙われるだ。中はというといつもあまり狙われない立場だったため傍観者でいることがほとんど、よくて1〜2回くすぐられるというのがほとんどだった。しかし、今回この拓海と森の噂が広まってまねをするやつが出てきた。そいつらは中に位置する女子たちの敵となり恐怖の的となった。普段なんで私より可愛いあの子が狙われないのよ!そう思っていたブサ女たちの鬱憤を晴らした瞬間であった。この年いつも上の人の笑い声に中の人の笑い声が重なりより大きな音を生み出した。
教頭「うむ、これこそくすぐり学祭の本領ですな。」
校長「これからもこのようになるとよりみんなが仲良くなれていいですな。」
最初から納得のいくくすぐり学祭となり満足している校長であった。
- 33 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:10:18 ID:0/HLmiDg0
- さて中狩りの話は置いておいて、3時間目が始まった。この日はプール学習がある。この時間にするのは3年である。いつもは楽しみなプール学習も今日は憂鬱だ。そう考えているのはそう女子達は考えていた。この姿でくすぐられたら恥ずかしいのは言うまでもないだろう。
灯里「まあ捕まらなかったら大丈夫だよ」
そう言うのは灯里、水泳部の部長であった。灯里はかなりの美人で胸も大きく、水泳で鍛えられたお腹や太もももなかなかにエロい。捕まらなければ大丈夫というのも彼女だからこそ言えることで、彼女はこの学校で泳ぐのが一番早い。プールの中にいれば絶対に逃げ切る自身があった。
灯里「あっ!?」
そう思っていると水泳部の後輩、武田がこっちにくるのが見えた、数人の男子も引き連れている。全員水泳部だ。灯里は部長として後輩に、特に男子にはかなり厳しく接している。そのため男子達はとりつく島がないといったところだった。そして男子達はきた。
灯里「あんたたちが来たって私を捕まえられないよ。」
そう言う灯里に武田はニヤニヤして強制くすぐり権を取り出した。
武田「逃げたら拘束台行きだけどいいんですか?」
それは勘弁だったため、ニヤニヤしながら灯里を見ている後輩たちに悔しそうに捕まる灯里であった。連れてきたのは男子更衣室。武田は強制くすぐり権を持っている、つまり拘束台以外の道具を全て持っているということだ。その道具で灯里は完全に動けないように長椅子に縛り付けられてしまった。もちろん濡れた水着を着たままで。
武田「じゃあ行きますよ、先輩。」
そう言って武田とその取り巻きたちは灯里の体をつつき始めた。
灯里「うくぅ・・・くふふっ・・・」
灯里はくすぐりに弱い、しかし後輩たちに無様な様子を見せてはいけない。その思いが大笑いするのをギリギリ留めていた。しかし武田たちは本気でくすぐっているわけではない。本気を出されれば成すすべもなくなるだろう。それは灯里自身がわかっていた。そしてもちろん武田も解っているし、灯里がどんな心境でいるのかもわかっている。だからこそ武田は遊ぶことにした。
武田「先輩、やめてほしいですか〜?」
灯里「そっそんなっ・・ことっ・・・きゃあっ!?」
武田はやめてほしいということを否定すると一瞬だけ強くくすぐった。武田が灯里で遊んでいることに気づくと男たちも真似をし始めた。
男1「やめて欲しかったら言ってもいいんですよ?」
灯里「だれがっッひゃうっ!?」
こうしてしばらく遊んでいたがあんまり遊んでいたら時間がもったいない。
武田「強情ですね、先輩。でもそろそろ終わりにします。」
その言葉に灯里は一瞬くすぐること自体をやめるのかと期待したがもちろんそんなことはしない。それはただつつくだけだった手をこしょこしょと動かしていることから容易に想像することができた。灯里は耐えようと身構えたがそんなの無意味だった。
灯里「っ!きゃははははははははははははははははははははは!!」
- 34 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:10:53 ID:0/HLmiDg0
- 体にピッタリと張り付いた水着の上から、しかも濡れたままだったため冷えて体が敏感になっていた。そんなのをくすぐりに弱い灯里が耐えられるはずがない。1秒も我慢できずに笑い狂ってしまった。
武田「どうですか〜先輩。まだやめて欲しかったら言ってもいいですよ?」
灯里「あはははははははははっ!ん〜〜〜!きゃははははははははっ!」
灯里が何か言いたげにこっちを睨みつけるが笑うのに必死で言うことができなかった。もっともその睨みも涙が出ているせいでまったく怖くもなんともない。
男2「せんぱーい、そんなに笑って情けないですよ〜?」
男3「自分を見つめることが大切って言ってましたよね?なので今の先輩撮ってあげます」
そう言って男3はカメラを取り出して動画を撮影しだす。
灯里「きゃはははははは!!とるにゃっははははははははははははは!」
水着で、しかもくすぐられて悶えている姿を撮られるなんて灯里でなくとも恥ずかしいだろう。顔を赤くして必死に撮るなと言うがもちろん男3はやめない。しかもだんだん苦しくなってきた。もう強がりもここまでだ。
灯里「ひゃはははははははは!!やめってっはははははははははははは!!」
男4「さっきまでやめなくてもいいって言ってませんでしたっけ?」
意地悪そうに男が聞く。
武田「そうですよ、さっきの時点で言ってたらやめてあげたのに。」
武田が悪ノリしてそういう。そして同時にこの言葉でもう頼んでもやめてあげない、と宣言した。灯里はもう既に限界に近い、必死に懇願するしかなかった。
灯里「あははははは!おねがひっ!なんでもっきゃはははははするからっ!」
灯里はなんとかやめてもらおうと必死だった。しかしそんな必死の懇願に武田たちは無慈悲にもくすぐりを止めようとはしなかった。
男1「なんでもだって。どうするよ武田?」
武田「じゃあ先輩は女なんで遠慮してたんですけど水着の中で直接くすぐりますね。」
そう言って水着の中に手を突っ込む。今は授業なのでスクール水着なので突っ込む場所は上からか下からしかない。当然胸や股の部分に触れる。
灯里「きゃはははははっ!変なとこ触るなっ!!あははははははは!」
武田「先輩が暴れなければ触れることもないですよ?」
確かにそうだ、灯里が暴れなければ触れないようにはくすぐっている。だが避けることはできるのにそれをわざとしていないのは明らかだ。
灯里「きゃははははははは!!お願い!もうやめてっ!はははははは!もう・・・」
もう限界だと悟った武田たちは最後にくすぐりでも言葉でも追い討ちをかける。
武田「先輩、乳首勃ってますよ?もしかしてくすぐりで感じちゃう変態ですか?」
男2「ホントだ、先輩エッローい。」
灯里「きゃはははははははは!!ち、ちがっ!?もうきびじぐじないがらぁぁぁ!!ゆるじでぇぇ!!やああああああああ!!」
最後に叫んで先輩は気絶してしまった。この後さすがに可哀想だと礼の前に武田たちに起こされた後、疲れた体に鞭打って必死に教室に帰った灯里であった。
- 35 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 13:11:21 ID:0/HLmiDg0
- 書いたのはここまで、続き頑張ります。
- 36 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 15:12:23 ID:0/HLmiDg0
- >>34続き
4時間目、先生がくすぐり学祭の餌食になるという事件が起こった。いや、事件というのもおかしい、これは正式に認められた行為なのだ。
年下や同学年の人には興味ない、そう思っているのは谷口であった。谷口は現在3年生、つまり今回は谷口にヒットする人がいない、ということだった。しかし、谷口にはくすぐりたい人がいた。それが谷口の担任である優里である。優里は新任の先生でかなりの美人である。モデルをやっていると言われたら信じてしまうくらいであった。年上好きの谷口にとってはかなりタイプの人だった。しかし問題は先生は学祭に参加していないということであった。しかし諦められるはずがない。なんとしてでもくすぐってやる、そう思い学生会、実行委員、教師たちを「女子全員がくすぐるられる側だと言っていた」などと説得したのだ、説得に時間がかかったが谷口は成績面が優秀だったこともありついに3つ全てにOKをもらったのだ。
優里「起立!礼!」
3時間目の終わりの挨拶、それが終わった瞬間女子たちは逃げ、谷口以外の男子たちは追う役目となってみんな教室から出て行った。すると出て行かないのを不思議に思った優里は谷口に近づいてこう言った。
優里「谷口くんはくすぐりに行かなくていいの?」
谷口「ええ、だって俺はもう標的を決めてますから。」
そういうと谷口は右手で優里の右脇腹をつかむとくすぐり始めた。
優里「きゃっ!?くふふっ・・・ちょっと谷口くん?」
先生は苦笑いをして谷口くんのくすぐる手を止める。
優里「ダメよ?先生はくすぐり学祭に参加してないんだから。」
谷口「今回のくすぐられる側はゼッケンつけてない女子全員なんですよ?」
優里「さっきも言ったけど先生は参加してないから別なのよ。」
谷口「でも教員と生徒会と実行委員から許可をもらいました。」
そういうと許可証のようなものを取り出し先生に見せる、そこには確かに教師もくすぐっていいという旨とハンコが3つ押してあった。少し驚いて優里が言葉を発さない内にさらに優里を追い立てる。
谷口「それと先生今くすぐられるのを拒否しましたね?」
そういいつつ手にもった紙をヒラヒラさせる。強制くすぐり権、そう書いてあった。先述した通り谷口は成績がいい、これを持っていてもおかしくはない。
谷口「なので逃げたとみなされるので、拘束台行きです。」
優里「ちょっと待って、でもそれを使う時は相手にこれを見せなきゃいけないんでしょ?」
優里は焦ってそう返す。しかしそれに谷口は毅然とした態度でこう言い返した。
谷口「だからさっき右手でくすぐってた時左手に持ってたじゃないですか。」
優里「で、でも・・・」
そう言い返す優里の脇腹に谷口はいきなり手をおき、本気でくすぐり始める。しかも今度はきっちりと強制くすぐり権を見せてる上で。
優里「きゃははははははははっ!ダメッ!」
突然の出来事に優里は反射的に谷口の手を払ってしまった。これに谷口はニヤッとした顔になるとこう言う。
谷口「先生、これで言い逃れはできませんね?」
こうして優里は拘束台行きとなってしまったのだった。
- 37 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 15:13:59 ID:0/HLmiDg0
- この拘束台は凄く有用で全く動けないように完全に体を押さえつけることもできるし、真ん中の台を上げれば、お腹が突き出る形になってくすぐりやすくなる。拘束をゆるくすれば暴れる様子がみれる。とにかくくすぐる上でとっても都合のいいようにできているのだ。
今優里がされている拘束のしかたは上半身を完全に固定して、下半身は緩めに拘束されている状態だった。優里は今スカートを履いている、下半身を暴れさせるとスカートがまくれるかも、というのがこの拘束の狙いだった。
谷口「それじゃ行きますね先生」
そういうとさっきくすぐったように脇に手をあてた、ゆっくりとマッサージをするようなくすぐりをしていく。
谷口「どんな感じですか?先生」
優里「んっ・・・・ちょっと気持ちいいかも」
どうやらこの程度ではくすぐったいと認識しないようだ。しかし先生は警戒しているらしく少し体をこわばらせている。
谷口「先生緊張してますね?」
優里「だってくすぐったいのはちょっと・・・」
谷口「じゃあその緊張を解いてあげますね。」
そう言うとくすぐる手を早くする。
優里「やっ!くふふっ・・・ちょっとくすぐったいかも、ふふふっ」
先生は正直らしく、今どんな状態なのか教えてくれる。それでなくとも耐えていることは容易にわかることだ。お腹がすこしへこんでいる、お腹に力を入れて耐えていることがわかった谷口は左手で脇をくすぐりながら右手をお腹にもってくる。その仕草に先生は反応する。
優里「あっ!そこはっ!きゃははははっ!うくぅ・・・」
一瞬笑いかけたものの優里はギリギリで耐えきる。
谷口「さすが先生、我慢強いですね。」
優里「先生がっ!生徒にっ!みっともないとこみせるわけにはっ・・・」
優里はそう言ってるがこれ以上強くくすぐると我慢できないだろう。言葉を紡ぐ間も笑いそうになるのをこらえて「っ!」と入っている、さらに緩めに拘束した足をスリスリと動かしている。その様子に遠慮していた谷口にSっ気が混じりはじめる。
谷口「じゃあ、絶対に大笑いしないって約束できますよね?」
優里「うっ、それはっ・・・・」
谷口「生徒の前で大笑いするなんて情けないですよね〜?」
谷口は挑発する。
優里「わ、笑わないから大丈夫ですっ!」
その挑発に乗ってしまった優里。
谷口「じゃあもし笑っちゃったら、証拠に動画撮らせてもらいますよ。」
そういってくすぐりを一気に強める谷口だった。
優里「きゃはははははははははははははははははは!!」
さっきの強がりはどこへ行ったのか、くすぐりを強くすると優里はすぐに笑ってしまった。
- 38 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 15:16:18 ID:0/HLmiDg0
- 谷口「じゃあ約束通り動画を撮らせてもらいますね。」
優里「あっはははははは!!は、恥ずかしいからっきゃはは!やめてっ!」
谷口「約束破ってもいいんですか先生?ただでさえ1つ破ったのに」
そう言って先生の抵抗も無視してカメラで撮影を始めた。
谷口「そういえば先生、こちょこちょって擬音語なんですかね?」
ふと疑問に思った谷口は優里に聞いた。優里は国語の先生である。
優里「やはははははははは!し、しらなっきゃはは、い、あははははははは!!」
谷口「じゃあ実験してみますね、なんでこちょこちょって言うのか。」
そういうと、谷口はくすぐる場所、くすぐり方、くすぐる強さなどを変えて様々な方法でくすぐった。
優里「ひゃんっ!?やぁっ!・・・きゃふっ!?」
谷口「先生いちいち反応して面白いですね。でも結局わかりませんね。」
優里「きゃはははは!そう、あははははははははははははっ!」
まあ最もそんなことはどうでもよくて、実は弱い場所、弱いくすぐり方などを探していたのだ。優里の場合、脇の下を、爪を立ててこしょこしょとくすぐるのが一番効くことがわかった。
谷口「ああ、でも一つわかったことがあります。」
優里「あっはっはっはっは!なにがっははははははっはははははははっ!」
谷口「先生の弱点が、です。」
それを告げるとさきほどのように、脇に手をもっていき、こしょこしょとくすぐる。
優里「!!っあははははははははははははははははははははははははははは!!」
優里の笑い声が一段と大きくなる。暴れ方も大きくなり最初のもくろみ通りスカートがはだける。優里はそのことに気づいていない。そこで谷口はこういった。
谷口「先生、スカートがヒラヒラするのヒラヒラは擬音語ですか?」
いくらくすぐられながらでもこれだけわかりやすいのは優里にも理解できた。ちなみにカメラは足の側にあるのでパンツがバッチリ撮れるところにある。理解した後すぐに赤面して叫ぶように言った。
優里「きゃはははっ!谷口くんっ!あはははは、セクハラですっ!あはははははははは!」
しかし谷口はやはりひらりと言葉を返す。
谷口「今は一応授業中ですよ?質問しただけなのにセクハラっておかしいですよね?」
確かに谷口がスカートをめくったわけではないし、めくれていることを示唆したわけではない。
谷口「それとも授業中に質問したらセクハラになるんですか、みんなにも言っておきます。」
優里「あははははっ!ち、ちがっきゃははははははははははは!」
谷口「違うのに僕だけセクハラになるんですか?生徒差別です。」
そう言ってくすぐる手を強める。
優里「きゃはははは!ごめっ、あははは、許してっははっはははははははは!」
谷口「許しません、校長に言います。」
優里「そんなぁあははははははははは!きゃはははははははははは!」
谷口「冗談です。そろそろ時間ですね。先生が遅刻したら大変ですよ」
そう言って拘束台から開放され、休む暇なく教室まで走らされる優里であった。
- 39 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 16:31:32 ID:FHmKcNFcO
- ふぅ…クオリティ高いなぁ
暇潰しに書いてみようと思ったけどやめとくかあ
- 40 :全財さん:2012/08/21(火) 21:32:03 ID:0dOQEnCE0
- >23と>25の希望に沿うという事で
先ずは姉妹もの
姉
167センチ
高3
茶髪のセミロング
ギャル系の可愛らしい顔
雑誌の読者モデルやってたりする
妹
155センチ
中3
黒髪のショートヘア
猫目で常にダルそうな顔
陸上部
- 41 :全財さん:2012/08/21(火) 21:33:39 ID:0dOQEnCE0
- 試しにお腹を踏んでやった。
「ちょッ…痛い痛い痛いッ…!」
お姉ちゃんは顔を振って苦悶の表情を浮かべる。
私の足を手で払えば良いのにそれをしない。いや、出来ない。
何故なら今、お姉ちゃんはベッドにX字状態で手足を拘束されているから。
その状態じゃ僅かな抵抗も許さない。
「マジふざけんな! 意味分かんないんだけど!」
下敷きにしている私をキッと睨めつけながら見上げるお姉ちゃん。
相変わらず頭の悪そうな喋り方。
それが不快だったので、私はお腹に当てた足の指をムニュムニュとくすぐる様に動かした。
「…ひゃぁ…んっ……くふふふ…」
お姉ちゃんの口から笑い声から僅かな漏れる。
Yシャツ越しに、それも足の指を這わせただけでこんなに反応するなんてね。ちょっとは可愛いとこあるじゃん。
ちょっとだけね。
「い…良い加減に……良い加減にして!」
「気安く足で触ってんじゃねぇよ!」
ふーん。
じゃあ手だったら良いんだね。
私はお姉ちゃんから足を退けその場に腰を下ろした。
「……?」
突然の私の行動に驚いてるみたい。
私はお姉ちゃんの太ももに手を伸ばした。
「きんも。何がしたい訳?」
「さっさと放し……くぅふふ……はははは …!」
そして指先を使ってコチョコチョとくすぐる。
「や、やだぁ…あはははははは…」
それにしても何、これ。
細くてもある程度肉付きがあってムチムチした太もも。
問題はそこじゃなくて、何でこんなにスカート短くしてそれを見せびらかすの。
男を誘ってるつもり?
「くすぐったいから…! ほんとウチ…くすぐり弱いからぁはははははは」
知ってる。
私は指先でコチョコチョするのを止め、少し力を込めて太ももを揉み始めた。
「きゃーっはははははははははははははははははははは…それはぁぁぁぁッ…」
揉みくすぐりに変えた途端、ダムが決壊した様にお姉ちゃんの笑い声が大きくなった。
「あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃ…む、無理ぃぃひひひひひひひひひひひ…」
暴れ過ぎてスカートが捲れ上がってる。
…高校生ってこんな下着穿くんだ…。
「くすぐったいからぁぁぁッ…ひひやはははははははははははははははははははは…」
羞恥心も忘れてこんなに悶えているお姉ちゃんを見てたら楽しくなって来た。
脚の付け根に手を移動させ更にそこを揉む。
「ああああっ…ああああああーやだぁはははははははははははははははははははははははははははははは」
良い様。
- 42 :全財さん:2012/08/21(火) 21:35:33 ID:0dOQEnCE0
-
「……はぁ……はぁ……はぁ……」
一通り太ももの感触を楽しんだ後手を止めてあげた。
お姉ちゃんは頬を紅潮させて息も絶え絶えになっている。
でも私の怒りはまだまだこんなもんじゃない。
「ひぃッ……も、もう…勘弁して…」
私はお姉ちゃんのYシャツの中に手を入れ、脇腹にそっと添えた。
ピクッとお姉ちゃんの体が反応する。
「ああん…ッ…むぅははははははははははは」
すかさず脇腹をモミモミ攻撃。
括れた部分を、モミモミ攻撃。
腰の出っ張った部分をモミモミ攻撃。
「揉まないでぇぇ…揉むのはいやぁぁはははははははははははははははははははは…」
お姉ちゃんはやはり揉まれるのが苦手らしい。
無駄に良いスタイルに少し苛ついて一層強く揉み込んだ。
「きゃああっはははははははははははははははははははは……く、苦し…あああーッ…」
まだまだ。まだまだこんなんじゃ私の怒りは晴れない。
お姉ちゃんの最大の弱点。
「…ッ!?」
そこを責めまくって生き地獄に堕とさなきゃ。
「そ……そこはぁ…! そこは止めひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……腋はひゃめひゃへはははははははははは…」
腋の下。
小さい頃から触れるだけでお姉ちゃんは身を捩って悶えてた。
ちゃーんと覚えてるんだから。
「くひゃははははははははははははははははははははははははは…いひひひゃひゃははははははははははははははは…!」
「腋…駄目だったらぁはははははははははは…」
腋の窪みを引っ掻く様に、またその下のツボを指圧する様に。
色んな工夫をしながらお姉ちゃんが嫌がるように試行錯誤する。
「ごめんなひゃいぃぃ……あやまりゅかりゃぁぁぁぁぁッ…」
「だから許してくだしゃいぃぃぃはははははははははははははははははははははははははッ」
今さら謝っても許さないんだから。
「冷蔵庫のプリン食べた事謝るかりゃあぁぁぁッ…」
絶対許さないんだから。
その日はお母さん達が帰ってくる夜までお姉ちゃんの笑い声は止まなかった。
- 43 :全財さん:2012/08/21(火) 21:37:39 ID:0dOQEnCE0
- プリン食べられて怒ってるんだけど、そんな事で怒るのが恥ずかしくて無言で姉にお仕置きしてる妹の話。
次はお嬢様書く予定(いつから未定)
- 44 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/21(火) 23:59:21 ID:zhPGbGZ.0
- 妹かわいいよ妹
GJでした
- 45 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/22(水) 18:03:23 ID:m6DgfEVo0
- >>38
GJです。
5時間目以降も期待してます。
- 46 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/22(水) 18:58:59 ID:GcDZu2..0
- wwwwwwww
- 47 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:50:19 ID:3G/1SWGE0
- ティックロイドのいる生活・朝の風景
ティックロイド。それは人間をくすぐることに特化した人型ロボットである。外装
を簡素にした代わりに安価で高い性能を持ち、一般家庭でも気軽に購入してくすぐり
を楽しむことが出来るようになっている。人間同様にその指先を器用に動かしてくす
ぐるだけでなく、内蔵の特殊アームをはじめとした人間には不可能な機械としてのく
すぐり能力も持ち、オプションパーツとプログラムの組み合わせ次第でどんなくすぐ
りも可能と言われていた。
そして最近発売された第二世代型ティックロイド。これは値段は張るものの極めて
高い性能を誇り、高度な人工知能による学習能力をはじめとした初期型ティックロイ
ドでは不可能だったいくつもの技術が投入されている。だが素人にも分かる最大の特
徴は外見であった。見るからにロボットロボットしている初期型と違い、人間の美少
女と見まがう外装。受け答えにも不自然な点は少なく、人間同様の会話を可能として
いる。高い学習能力も持っており、経験を積めば詰むほどくすぐりの腕も上達するの
だ。今回はそんなティックロイドを購入したある一家の日常を覗くとしよう。
篠崎家はそれなりの収入の家長良雄とその妻由希子、娘の朝美の3人で構成される。
この家族が普通と少し違ったのは、由希子と朝美がくすぐられるのが好きだったとい
うことだろう。良雄は家族のためくすぐりの腕を磨いたり、くすぐりマシンを購入し
たりしていた。そんな良雄であったので、しばらくの間遠方に単身赴任することが決
まったとき愛する家族が満足するくすぐりを受けられるようティックロイドを購入し
ても何の不思議もない。かくして篠崎家にやってきたティックロイドは、良雄の指示
の元由希子と朝美をたっぷりくすぐるという大任を帯びたのであった。
朝6時半。未だ夢の中にいる篠崎朝美の部屋にエプロンドレスを着た小柄な少女の
姿が見える。髪は黒く艶やかなストレートのロング、顔は少し冷たい印象を与える表
情をしているが、無機質で機械的と言うよりはクールな感じというのが大概の人間が
感じることだろう。彼女こそ篠崎家に購入されたティックロイド、ミウだ。ベッドの
中で寝息を立てる中学1年生にしては発育が少し遅い朝美より背丈が大きいが、それ
でもハイティーンというには幼く見える。いかにもロボットといった外見の初期型テ
ィックロイドと異なり、ミウは極めて人間に近い外見を持っていた。美少女と言って
差し支えない容貌、ぷにぷにと柔らかい肌など開発スタッフのこだわりが随所に生か
されている。また発熱機関を持ち体表を人肌程度に暖めることが可能なため、暖かみ
のあるくすぐりをユーザーに伝えることが出来る。他にも色々機能はあるのだがそれ
は追々分かるだろう。
さて、早朝ここに来たミウはまず朝美を起こさなければならないのだが、この目覚
ましもティックロイド独特のやり方が採用されていた。朝美の眠っているベッドの四
方には柔らかな素材の拘束帯が備え付けられており、それを使えば四肢を簡単に拘束
することが出来るようになっている。ミウはそのうち枕側の2本を引き出すと、布団
の中に手を突っ込んで朝美の両腕を引っぱり出し万歳をさせてバンドで固定してしま
った。
「ん……んん………」
朝美は何事か呟きながら軽く身じろぎするが、目を覚ますことはなかった。胸も小
さく肉付きも悪い、言ってみれば幼児体型の域を脱していない朝美の寝顔は色っぽさ
ではなく子供らしい愛らしさを感じさせる。そんな朝美を起こすために、ミウは布団
の中に潜り込み仰向けになっている朝美の体に覆い被さるとパジャマの中に無遠慮に
手を突っ込んだ。無防備に開かれた朝美の腋に手が届いたところでいきなりその指を
高速で動かし始めた。
「んひっ!」
その瞬間朝美の体がびくんと跳ねるが、ミウは自分の体でそれを押さえつける。
「ん、く、くく、ぅぅぅ…!」
両腕の拘束と胴を抱えるミウの腕のせいで、朝美の体で動かせる部分は少ない。布
団を跳ね上げるように足をばたつかせる朝美は目を閉じたまま首を振って拒絶を示す
が、程なくして夢の中から引きずり出される。
「んひゃあぁ!!ああはっはっははははっっはははは!!!」
「おはようございます、お嬢様。今日も良い朝ですよ」
目を覚ましたばかりでぼやける朝美の視界の中に彼女にとっては姉のようなロボッ
トの姿が映る。すっかり篠崎家に馴染んだ大事な家族。だがそんなことよりなにより
今朝美にとって重要なのは、直に触られた腋の窪みをほじくり回される耐え難いくす
ぐったさだった。
- 48 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:52:09 ID:3G/1SWGE0
- 「ひゃあはははは!!みう、きつい!とめてへへへぇへへへへぇ!」
もがきながら必死に懇願する朝美。しかしそれに対するミウの返答は冷たい物だっ
た。
「お嬢様、申し訳ありませんが『朝の挨拶』が実行されるまで起床したとは見なすこ
とが出来ません」
普通の目覚まし時計を止めるのにはボタンを押すなりスイッチを切るなりすればよ
いが、ティックロイドの目覚まし機能となればそういうわけにはいかない。篠崎家で
はこのあたりの設定を特にいじってないためデフォルトの設定、すなわちミウの目を
しっかり見て「おはようございます」と言うことで目覚ましくすぐりが止まるように
なっている。逆に言えば、ちゃんとおはようございますと言えなければくすぐりを止
めてくれないということなのだが。
「おっ!おは、ようっ!?ごじゃあひゃひゃっひゃひゃぁぁっ!」
「お嬢様、朝は『おはようございます』ですよ?」
ミウの言葉は、自分の手が腋から脇腹にかけてを縦横無尽にくすぐっているため笑
い声を上げているという事実を完全に無視しているかのようだった。
「さあお嬢様、心を落ち着けてもう一度。『おはようございます』と」
「んひゃっひゃっひゃぁぁっ!無理っ!ちょっと……よわくぅぅっ!うひぃぃっひっ
ひひぃひっ!!きゃはははははははは!!」
けたたましく響き渡る少女の笑い声。これが篠崎家の朝の風景だった。
その後3分ほどくすぐられたところでようやくミウがくすぐりを弱めてくれたため、
朝美はおはよう、とミウに告げることが出来た。
「それではお嬢様、メディカルチェックを行います」
「あ…んむっ…!」
ミウは拘束を解かれて身を起こした朝美を軽く抱きしめると、有無を言わさずその
可憐な唇に自らの唇を重ねた。人間同様のぬめりとぬくもりを持ったミウの舌は朝美
の口内に深く差し入れられ、じっくりと味わうように隅々まで舐め回していた。朝美
の体がぴくんぴくんと震えているのは背筋に走る快感故だろうか。
ミウの舌は高性能のセンサーとなっており、こうやって相手の口腔内をセンサーで
直接走査することで健康状態を調べることが出来る。それ以外にも腋や足の裏、その
他汗のたまりやすい場所を舐めることでも情報を入手することは出来るが、ミウの場
合口腔スキャンによるメディカルチェックを1日1回必ず行うよう設定されている。
他にも体内に貯蔵した液剤を口や舌を介して外部に供給する機能があり、唾液を垂ら
すようにローションを相手の肌に垂らす、舐めることで肌の敏感さを増す薬剤を直接
塗りつける、あるいは今朝美に対して行っているように喉に潤いをもたらし水分を補
うスポーツドリンクを口移しで飲ませる、などといったことが可能だ。
- 49 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:52:39 ID:3G/1SWGE0
- 「ん、ふふぅっ……!ふっふぅぅっ!」
少しずつ流し込まれるドリンクをこく、こく、と嚥下する音。くちゅ、ちゅる、と
いう粘膜の触れあう音。そして少しつらそうな鼻息だけが早朝の空気の中に響く。長
めに作られているミウの舌は、朝美の口内を隅から隅まで舐め尽くすことが可能だ。
ミウは右手で朝美の首元をやさしくさすり、パジャマの中に潜り込ませた左手のすべ
すべした指先を動かして背中をコチョコチョとくすぐる。さらにミウの髪が二房生き
ているように立ち上がり、朝美の左右の耳に入り込んで敏感な耳を外側から内側に至
るまで丹念に掃除していた。ミウの髪は自在に動くだけでなく通電量によって硬度が
変わるため、柔らかい筆でなぞられるような感触から剛毛でガリガリとくすぐられる
感触まで自由自在なのだ。
愛撫と言っても良いぎりぎりで我慢できるレベルのくすぐりと腰の抜けそうな深い
深い口づけが相まって、とろけるような快感を生みだし朝美の体を震わせる。頬は紅
潮し、覚めたばかりの目から再び光が失われ恍惚とした視線に変わる。そんな状況で、
重ねられた唇の端から涎を垂らしながらも朝美は必死の思いでミウの首に腕を回しし
がみついていた。それは、規定時間である3分間このディープキスを続けなければメ
ディカルチェックが最初からやり直しになってしまうからだ。
はじめてミウを作動させた日、朝美はこのメディカルチェックに耐えることが出来
ず何度も何度もやり直す羽目となり、キスされながらくすぐられても我慢してミウに
しっかりしがみつく訓練をみっちりやらされた。数時間に及ぶくすぐりとディープキ
スの繰り返しの果て、ミウが納得の出来る形になったときには朝美はもう自分が何を
やっているのかも分からなくなっていたのだが、暗示にも近い形で体に擦り込まれた
条件反射のお陰で、朝美はメディカルチェックが終わるまでの間くすぐったさと気持
ちよさに耐えながらミウにしがみついたままでいることができるようになったのだ。
「ふぅ、ふふぅん…!んぅぅ、ん、んむぅ…」
もやが掛かったようにとろけていく思考とは裏腹に朝美の肉体は覚醒していった。
目を覚ましたばかりで少し体温の下がっていた体は急速に熱を帯び、末端に至るまで
血流が活発になる。まだまだ発育途上の乳房も熱を持ち、小さな乳首も充血して屹立
する。朝美はさらに腕に力を込めぎゅうっと抱きつくと、そのかわいらしいとんがり
を押しつぶすように自分の体をミウに擦りつけた。自分の胸がクラスメートに比べて
小さい事を気にしていた朝美だが、この甘いしびれを感じると大きさのことなど忘れ
てしまう。
(うあぁ…おっぱいがちりちりするぅ…)
ミウの体を使って自分の胸に快楽を生み出すその行為は、自慰と言っても差し支え
はないかもしれない。両手が塞がってなければ微かな疼きを覚える股間に手を伸ばし
ていたかもしれなかった。
「メディカルチェック完了」
そうこうしているうちに規定時間が過ぎたのか、ミウは舌を引っ込め唇を離した。
「あぅ…」
- 50 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:53:13 ID:3G/1SWGE0
-
体は熱くなって目も覚めたが、もやもやとしたせつなさが朝美を包む。私もお母さ
んがされてるみたいにして欲しいな、と朝美は思った。朝美が学校に行っている間、
由希子は四肢を縛られたまま濃厚なキスと性的な愛撫と強烈なくすぐりを並行して
受けているのだとか。そのことに羨望を感じないわけではない。だけどあせることは
ないのだ。この後ですごくくすぐって貰えることを知っている朝美は、火照りはその
ままに朝食へと向かった。
朝美がパジャマのままで食卓まで来ると、由希子が朝食を並べているところだった。
程良く焼けたトーストの香りが朝美の食欲を刺激する。以前はあまり朝食が欲しがら
なかった朝美だが、毎日くすぐられるようになってから新陳代謝が活発になってきて
いるのか起き抜けでもお腹が空くようになってきていた。
「お母さんおはよう」
「おはよう朝美。今朝は一段と大きな声で笑っていたわね」
「だってぇ、ミウがいっぱいくすぐるんだもん」
朝美の母篠崎由希子。優しい笑顔がよく似合う大人の色気がある美人だ。胸にはた
っぷりとしたボリュームがあり、朝美は自分の胸はいつああいう風に育つのだろうか
と期待している。由希子自身がくすぐられるのを好むだけでなく人をくすぐることに
もそれなりに慣れており、ミウが来る前は朝美の体を愛情たっぷりにくすぐってやっ
ていた。
「それじゃあ朝ご飯にしましょう」
「うん」
ミウが朝美のために椅子を引きそこに座る。朝美は迷わずその上に座った。
「いただきまーす」
「いただきます」
こうして朝食を取り始めた篠崎親子だった。しかし、
「く、くっくくぅ……ん…」
今朝美は椅子に腰掛けたミウの膝に上に座っている。朝美の体をしっかり抱きかかえ
たミウは、肋骨の隙間や脇腹に指先を軽く押し込んで振動させているのだ。
「朝美?ぼーっとしてないでちゃんと食べなさい」
「う、ううぅんん…分かってるよぉ…くひぃっ」
手に持ったトーストを落とさないように注意しながら朝美はそれを頬張る。くすぐ
りに耐えながらの食事が出来るようになれば、食事の際に何があっても姿勢を崩さず
上品に食事を続けることが出来るようになる。これはミウに搭載されている教育プロ
グラムの一貫だ。刺激に慣れさせないよう日によってくすぐり方が異なり、昨日は食
卓の下に潜り込んだミウが足の裏を中心にくすぐっていたし、一昨日は首筋を重点的
に責めていた。
最初は気が散って食事どころではなかった朝美だが、気絶するほどのきついくすぐ
りと優しく甘いくすぐり、そしてそれらに付随する心地よい責めの数々でくすぐられ
る悦びに開眼した今となってはこの食事法も慣れた物だ。本当に食事がとれないほど
きついわけではないため、むしろ気持ちよく幸せな気分で食事がとれると朝美自身も
気に入り始めている。
朝食を終えた朝美はうっとりとした顔のまま立ち上がった。
「お嬢様、こちらの具合はいかがですか?」
- 51 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:54:38 ID:3G/1SWGE0
- 足元がふらつく朝美を支えるため、華奢な体をそっと抱きしめたミウが朝美の下腹
部に手を添えながら言う。
「あ、うん……したいかな。準備してくれる?」
「かしこまりました」
敢えて言葉にしなくとも通じるという、人間並みの洞察力をミウは持っていた。朝
美の希望に従いミウが彼女を連れてきたのは篠崎家のトイレだ。ミウは朝美と共に普
通の家にしてはかなり広々としたトイレに入ると、パジャマのズボンと下着を膝まで
下ろしそのまま脱がせてしまう。何度されても恥ずかしさが消えない瞬間だったが、
それでも朝美はおとなしく足を衣服から抜いて下半身裸となった。ところでこのトイ
レ、普通の物とはかなり趣が違う。後部には大きな背もたれ、これは普通のトイレ同
様のタンクも内蔵されているが他にもいくつか機能がある、また下部には足を入れる
ためのフットペダル、そして便座にも背もたれにも体を固定するための拘束バンドが
ついている。フットペダル同士の幅はかなり開いており、下着やズボンをはいたまま
では片足しか入らないため朝美は毎朝下半身を丸裸にさせられていた。
朝美は丸出しのお尻を暖房便座に乗せ、フットペダルに足を入れ両腕を挙げた。パ
ジャマの裾が持ち上がり可愛らしいお臍が露わになる。同時にしゅるりと音がしてバ
ンドが朝美の腕、お腹、太股、足首に巻き付き、上半身は力瘤を作るかのような格好
で、下半身は大事な部分がよく見えるよう足を大きく開いた格好で身動きがとれなく
なる。
(ああ……いっぱいくすぐられちゃうよぉ…)
期待と恐れの入り交じった震えを感じながら、朝美はミウを見た。ミウもまた朝美
の瞳をじっと覗き込むと、
「お嬢様、開始の合図を」
そう囁いた。
目覚ましのときの「おはようございます」と同じように、この排泄補助くすぐりに
も開始のキーワードとなる言葉がある。それを朝美が言わなければミウはくすぐりを
始めることはない。それはとても恥ずかしいセリフであったが、くすぐられながらの
お漏らしがクセになっている朝美には言わないという選択肢はなかった。
「あ、朝美が気持ちよくおトイレ出来るように、いっぱいくすぐって下さい」
「かしこまりました、お嬢様」
このキーワードを言わなければならないのは、くすぐられる意志があることを確認
しなければならないからだ。家庭用のティックロイドはマスターが望まないくすぐり
を行うことは基本的にない。もっとも搭載されている人格プログラムによっては、「例
え拒否されても本心ではくすぐられることを望んでいる、と判断する」「きついくす
ぐりに体を慣らす事は最終的にはマスターのためになるはず、と判断する」「そもそ
も手加減しない」などの反応を取る場合があるので購入の際には自分にあった人格プ
ログラムを選ぶことが重要である。なお、自分から恥ずかしい台詞を言わなければな
らないのは望まないくすぐりを受けないための安全措置の一つであって、決して羞恥
プレイなどではないことを覚えて置いてもらいたい。
さて話を戻そう。
朝美の口から起動キーワードを聞いたミウはくすぐりトイレの各部に指令を飛ばし
た。第二世代型ティックロイドの特徴として、同メーカーのくすぐりマシンとの同期
機能があげられる。これはマスター立ち会いの元で認証登録することで、くすぐりマ
シンの機能をティックロイドの意志に委ねることが出来るようになるというものだ。
この機能を使うことでティックロイドはより簡単に多彩なくすぐりを実行できるよう
になり、くすぐりデータ蓄積の速度が飛躍的に上昇する。また最新鋭のデータをダウ
ンロードすることで旧型のくすぐりマシンでもより高い効果を出すことが出来るよう
になるのだ。そして毎朝毎晩朝美をくすぐり続けているミウは、現状最適と言えるく
すぐりを朝美の体に届けることが出来る。人間の体、それも成長期の肉体は日毎にそ
の有り様を変えていくため手段、強度、部位などくすぐりの最適解を見出すことは難
しいが、人間に近い思考をするに至ったティックロイドの頭脳は個人個人に合わせた
くすぐりを可能としている。
今この場でミウが選ぶのは、排泄による快感を増すための刺激だった。ちなみにく
すぐられ始めてすぐに出してしまっては意味がないので、最初からおしっこが出そう
な場合でも最低3分間は我慢することが朝美には義務づけられている。
「きゃはぁっ!!あひゃっ!あっはっはっはひひひひひひひっひっひぃぃっ!!」
- 52 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:55:13 ID:3G/1SWGE0
- 一斉に装置が起動し朝美はたまらず笑い声をあげて暴れ始めた。だが暴れても怪我
をしないよう、装置が壊れないよう計算して作られた拘束装置は朝美の体をしっかり
包み込んで放さない。
「あへぅあっ!あふっ、ふぁ〜っははははぁっ!?」
フットペダルの中で数本の筆状の装置が動き、朝美の足の裏や指の間を丹念になで
回す。柔らかい毛先にくすぐられて背筋がぞわぞわするような感覚を味わうが、この
くすぐりは大声で笑わなければならないほどきついものではない。しかしフットペダ
ルの中には柔らかい筆しかないわけではなかった。固めの毛を持った細い筆は朝美の
足の裏をちくちくとした感触で引っ掻くようにくすぐっていく。さらに、先端に直径
1センチ弱の金属球を付けた棒が押しつけられる。バイブレーターが内蔵された金属
球は鈍い振動音を出しながら朝美の足の裏をゆっくりと滑っていく。
朝美の足の裏は、刺激を受け続けて皮膚が硬くなり過ぎないよう皮膚の柔軟性と感
度を増すための薬剤を配合した石鹸を使ってミウが毎日丁寧に洗い続けていた。この
薬剤は過剰に使えば赤ん坊のように柔らかく敏感、そして弱い肌になってしまうのだ
がその分量を良く心得たミウが使っているため、朝美の足の裏はくすぐるのに理想的
なコンディションに保たれていた。そんな足の裏をこれでもかとくすぐられるこのフ
ットペダル、これ1つだけでもくすぐりに馴染まされた少女を悶絶させるには十分と
言えるだろう。だがこの排泄補助トイレは他にもいくつものくすぐりマシンが内蔵さ
れている高級機だった。妻と娘が気持ちよく排泄できるようにとこのトイレを作らせ
た良雄の愛情の深さが伺い知れるという物だ。
「くすぐったいぃぃっ!ミウっ!これっんっひゅへへへへぇっ!?いつもより、きつ
いよぉっ!はへへへぇ!うへっ!ふははぁっ!あはっ!はっははぁっ!ひゃひゃああ
ぁはははははぁ!!」
「お嬢様の本日の体調から最適と判断したレベルです」
パジャマの中に入り込んだ2本のアームの先端にはやや固めの毛で作られた刷毛が
付いており、腋のくぼみから脇腹にかけてまでをシャッシャッと音を立てながらこす
っている。ミウのなめらかな指先によるものとはまた異なった鋭いくすぐったさが左
右から襲いかかってくるが、涙をこぼしながら馬鹿笑いする以外に朝美に出来ること
はない。
平べったい振動器が埋め込まれた幅10センチほどのベルトは朝美の下腹部に巻き
付いてそこを責めていた。お臍の下と左右の脇腹、計3カ所に押しつけられた直径7
〜8センチのどら焼きのような形をした金属塊は、強力に振動しながら朝美のお腹を
揉みほぐす。膀胱を圧迫し排尿をうながすこの器具は相当なくすぐったさを呼び起こ
すため、朝美は胴に巻き付けられたベルトが千切れそうなくらい腰を振ってこの刺激
から逃れようとしていた。もともと朝美はお腹周りを触られてもあまりくすぐったさ
を感じなかったが、毎日ミウが行ってきた献身的なくすぐりによって感度が増し今で
はくすぐられると弱い弱点の一つと呼べるまでに成長しているのだ。
- 53 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:55:34 ID:3G/1SWGE0
- 「きゅあっはははははっ!ああぁっ!あーー!そこ、そこいい!うひぃぃっ!?んひ
ゃひゃっはっはぁ!だめ……んきゅうぅぅぅ!?ひゃぁぁっひゃひゃひゃひゃひゃぁ
ぁん!!」
いかにも「手」という外見の白いマジックハンドは、同期機能によりミウ自身の手
と同様の繊細な動きが可能となっている。2本のマジックハンドは朝美の成長中のお
っぱいに、痛みを与えないよう優しい愛撫を加えていた。お椀と言うほどには成長し
て居らずお皿型と言うべきその場所の外周部を、Uの字を描くように滑るその感触は
もどかしい。刺激をせがむように充血しきった乳首をかわいがるのはこのマジックハ
ンドではなく、先端に細く小さな筆を付けたアームの役目だった。慎ましやかに自己
主張するその突起の先端を毛先がつつき、根本を撫で、乳首の側面や乳輪を筆が回転
しながら舐めあげていく。小さな部位を繊細に責めることが可能なのもミウの同期機
能のお陰だ。その確かな効力は、笑い声に混じって色っぽい悲鳴を上げる朝美の姿を
見れば一目瞭然だろう。
「では私も失礼して…」
「ひゃぅぅんっ!?だめ、もう無理だって…えぇっへっへへへぇ!?」
さらに、完全にマシン任せにせずミウ自身もくすぐりに参加した。便座の前に座り
込むと、朝美の秘部に息の掛かる距離まで顔を近づける。陰毛が少しだけ生え始めて
いるものの、脚を大きく開かれているにも関わらず一本筋の形を維持しているそこは
体型同様に幼いままの姿だった。
「あはぁっああぁっはははははははぁ!やぁだぁっ!そこはダメなのぉっ!」
これまで何度と無く健康状態確認のため観察され、お風呂ではきれいにするためミ
ウの手で洗われた場所だが、おしっこを出す瞬間を見られるというのはやはり恥ずか
しい。くすぐったさで気絶しそうな今でもそれは同じだった。しかし朝美のそんな様
子は目に入らないとばかりにミウは責めを開始した。開かれた太股の、特に内股の足
の付け根付近を重点的に指先でこちょこちょとくすぐる。と同時にミウの髪が蠢き、
幅のあるベルトが巻き付いた部分の少し上、お臍に入り込んだ。
「んきゃああぁぁぁっ!?きゃっ、きゃっ!きゃはははははははぁぁぁぁ!!」
お臍への刺激がとくに応えたのか、朝美は甲高い悲鳴を上げながら全身の筋力を振
り絞ってじたばたともがく!安全のため全身を拘束していなければどこかにぶつけて
怪我をしていたことだろう。筋力の成長のことも考えてもう少し拘束帯を追加するべ
きかもしれない。そんなことを考えながら、最後の一押しをすべくミウは朝美の割れ
目の少し上に顔を更に近づけちゅっとくちづけた。
「ひゅひぇええぇ!?」
そのまま舌を伸ばして割れ目の中に滑り込ませ、性感の為だけにある宝珠を探り当
てる。ミウは朝美の体の構造は隅々まで知り尽くしているため、小さなクリトリスが
舌による蹂躙を受けるまでには1秒と掛からなかった。
「!!???!!」
その瞬間朝美の全身が声もなく強く硬直する。ミウは、強すぎる刺激が痛みに変わ
らないよう注意しながら慎重に潤滑液を塗り込んでいった。舌先のセンサーは興奮状
態にあることを示す分泌物を感知していたが、その量は十分とは到底言えないものだ
った。
体の発育には個人差があるとはいえ、朝美の体は平均値をかなり下回っている。女
らしい肉体への発育を助けるためにもくすぐりだけでなく純然たる性的快楽によるホ
ルモン分泌促進も併用する必要がある。由希子との相談でそう言う結論に達したミウ
は、ディープキスだけでなくクンニリングスによるメディカルチェックも開始するこ
とにしたのだ。ちなみにミウに対する命令権を持っているのはマスター登録がされて
いる朝美の父、良雄であり母、由希子は命令権の一部を委譲されているに過ぎない。
朝美に至ってはミウに対する命令権を一切持っていないため、朝美に何の断りもなく
新しいプログラムが開始される事もしばしばある。もっとも、由希子とミウによって
しっかりと躾けられた朝美がそのことに不満を持つことはないが。
とにかく、今までに経験したことのない舌による秘部への刺激を受けた朝美は我慢す
ることをあっさり放棄してしまった。
- 54 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:56:13 ID:3G/1SWGE0
- 「あひっ、ひっ、ひひぃぃぃああぁぁぁぁぁっ!!!あっあっあぁぁぁっ!!?」
プシャアアァァァァァァッ!
全身を汗でじっとり濡らし涙や涎で顔を汚したままがくがくと痙攣する朝美の下で、
勢いのある噴射音が便器を叩く。全身をくすぐられ、性感帯をいじられながら一晩た
め込んだおしっこを出し切る。それは今までで最も気持ちいい排泄だった。
「はぁ……うっ、ううぅぅぅっ!?」
排泄時独特の体の震えと絶頂の余韻が混ざり合って朝美の心と体を揺さぶる。まる
でお尻から脳にかけての脊髄ラインに電流が流されたかのようだった。尚、排泄が行
われたためくすぐりは一旦停止している。
「いけませんよお嬢様。ちゃんと3分間はくすぐりに耐えなければ」
「ハァ……ハァァッ………だっ…てぇ…ハァ…フゥゥ…むり、だよぅ…」
「少しレベルを挙げたくらいでこのような状態ではいけません。今夜は特訓が必要で
すね」
「とっ、くん……うん…私、頑張るよ…」
荒い呼吸を整えながら朝美はミウの言葉に素直に応じる。
「ところで……どうして今日は、その…私の……おしっこのところ、舐めたの…?」
「本日よりこちらでもメディカルチェックを行うことにしました。より詳細に健康状
態を調査するためです。多少刺激は強いですが、繰り返すことで体が慣れてきますの
でしばらくは我慢して下さい」
「多少……なの…?」
くすぐられるのとはまた違った衝撃で頭の中が真っ白に塗りつぶされる感覚。余韻
に酔う今となってようやくそれが『キモチイイ』ことだったのだと理解できたが、こ
れから毎日行われるということに若干の恐れを感じないわけではない。
「お嬢様。……一応私にはセルフ消毒機能があるので口内は常にクリーンな環境を保
っていますが、股間に触れた物が口に触れるのを心情的に嫌がられる方は多いと思い
ますのでこれ以後うがい薬による消毒も行うようにします。それでよろしいですね?」
「え?あ、うん。ミウがそう言うんならそれでいいんじゃないかな」
朝美が困った顔をしている原因が、舌センサーの清潔さにあるのではないかとミウ
は解釈した。言われるまでそんなこと思いもしなかった朝美は少々面食らったが、自
分が不快な思いをしないようにとミウが気を使ってくれていることに気付くとその優
しさに思わず笑みがこぼれた。
が、朝美のささやかな感動をよそにミウは再び自分の仕事を開始する。
「それでは大きい方がまだですので、排泄補助くすぐりを続行します」
「あぁ!?だめだよ!まだ体が敏感で…んくくくっくくぅふふふふははぁ!?」
お腹にある排便を刺激するツボを親指でぐりぐりと押しながらミウはくすぐりを再
開した。
「は、はひひひひひぃひひひぃ!?だめぇ、でるうぅぅふふふふっふぅ!?」
「我慢してから出して下さいと言っているのに……これは相当なトレーニングが必要
なようですね」
とりあえず、便秘という悩みは朝美には無縁のようだった。
毎朝の日課であるくすぐりを終えた朝美は、由希子に抱きしめられその身を預けて
いる。
「今夜の特訓お母さんも手伝うからね。ミウと一緒に朝美のこと思いっきりくすぐっ
てあげる」
「うん…私がんばるよ……だから、ギュッてして…」
- 55 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 14:56:54 ID:3G/1SWGE0
- 由希子は娘が甘えてくる姿に、そして朝美は母親のぬくもりと匂いに抱かれるこの
状態に、それぞれ幸せを感じている。一時は少し距離が開いていた親子関係だったが、
くすぐりという絆で縛られた今のこの2人は仲睦まじい親子に他ならなかった。
しばらく親子の抱擁を楽しんだ後、朝美は制服に着替えて登校していった。最初の
内は朝のくすぐりでぐったりとしていたものの、体力が付いたのか今ではしばらく休
めば元気いっぱいで登校できるようになっている。
「これもミウちゃんがあの子に一流のくすぐりをやってくれてるおかげね」
高級品である新型ティックロイドを惜しげもなく購入した夫の先見の明に由希子は
感謝していた。朝食の後かたづけを手早く終えると、ちょうどうがいを済ませたミウ
が洗面所から出てくるところだった。
「それじゃあミウちゃん、お願いできる?」
「はい奥様」
由希子の日課は朝美がされた以上に濃厚なメディカルチェックと、美と健康のため
のくすぐりエクササイズだ。
「んふぅ〜っふっふふぅぅ!?ふぅ、ふっふふぅんんむむぅふぅ!」
四肢と頭部を固定され、いくつものアームで体をくすぐられながら空気を吸い出す
バキュームキスをされる。朦朧としながら由希子は例えようのない幸福感に浸ってい
た。
母娘の幸せな生活が終わることはない。ティックロイドがある限り。
- 56 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/23(木) 17:57:03 ID:OCg08La6O
- >>47
またコピペ?
- 57 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/24(金) 05:30:19 ID:N5CtaaRw0
- >>38
エロい。良かったです。気絶率高いw
>>43
妹の心の声いいわー、絶対許さないんだから、萌える
- 58 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/27(月) 00:28:35 ID:iuXBkz2U0
- 主人公が持ってたら大変な事になる能力シリーズ
その1
『能力名は各自想像』
発動すると、自分を中心に大きなサークルが出現する。
サークルの大きさは調節する事が可能で、最大で東京ドーム一個分まで。
そのサークルの内に入る全ての者の外面的ダメージは共有される。(発動者も含め)
例を挙げると
・A(発動者)が、サークルに入ったBとCの内の、Bを殴ったとする。
すると殴られたBには勿論ダメージが与えられ、それらを共有してAとCにも同じだけダメージが与えられる。
一見すると使えない能力だが、ここでよく考えて欲しい。
もしAが、自分の腋をくすぐったら…?
当然自分で自分をくすぐったAには何も起こらないだろう。
しかし他の二人はどうだろうか。
そう、突如自分の腋に襲った外面的ダメージ(擽感)に悲鳴を上げ、身を悶えさせるのだ。
そもそも擽感というのは、腋や脇腹など重要な神経が通う場所を自分の意思が介入されずに刺激される(他人によって触れられる)事によって起こるものだ。
サークル内で誰か一人が自分をくすぐれば、他の者は例外なくくすぐったいのだ。
そのくすぐったい刺激から逃れられる事は勿論出来ない。
暴れようようが腋を閉じようが発動者が自分の腋をくすぐっている限り笑い悶える羽目になる。
しかし相手も馬鹿ではない。
擽感が共有されると分かれば、反撃をする為今度は自分が自らの体をくすぐるだろう。
仮にBが自分の脇腹を、Bが自分の太ももをくすぐったとしよう。
するとAには脇腹と太もも、Bには腋と太もも、Cには腋と脇腹、それぞれに擽感が駆け巡る。
こうなったらもうバトルは泥沼化。
サークル内にいる三人全員が自分をくすぐる事によって自分を除く二人分のくすぐりを受ける事になる。
この能力の長所は、相手がどんな能力者であろうと必ずくすぐり合いで雌雄を決する事が出来る事だろうか。
どちらにせよくすぐりが苦手な者にはたまったものではない事は確かだ。
余談だが、サークルを最大限まで引き延ばし、そこへ1000人の人間が入ったとする。(全員美少女)
それら全員が自分をくすぐると、自分を除いた999人からくすぐられた事になり、多分一分で全員死ぬ。
- 59 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/27(月) 00:32:21 ID:iuXBkz2U0
- 既出ネタ・スレチだったらすまそ。
希望あったらこの能力使って小説書いてみる。
- 60 :くすぐり好きの名無しさん:2012/08/27(月) 00:37:17 ID:tNkmcL3E0
- サークル内に男と女がいて、男がち○こ切ったら女はどうなるかとかは考えないように(キッパリ)
- 61 :イイね:2012/08/28(火) 16:32:34 ID:2.JjHUV60
- 是非書いてください
- 62 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/01(土) 16:31:04 ID:dOHSPtQ.O
- 支援がわりに短いのを
私の名前は山崎綾。高校一年生だ。
帰宅部で仲のいい友達も特にいない。
ファッションやスイーツより一人でゲームしてたり本を読んでたりするほうが好き。
花の女子高生としては微妙かもしれないそんな私だけど、実は秘密の趣味がある。
私はくすぐりが大好きなのだ。くすぐるのはもちろん大好きだし、実はくすぐられるのも好き。
もう一つ秘密があって、私には特殊な力がある。
相手の目を見て念じるだけで催眠暗示をかけられるのだ。
大っぴらにすると危ないので、秘密の趣味とあわせて私が人付き合いを避ける要因になっている。
でもそれで特に困ったりはしていない。だってこの力のおかげでくすぐりが好きにできるもの。私にとっては便利で素敵な力だ。
相手を力で操って安全な状況を作って、好きにくすぐって楽しむ。これが私の楽しみなのだ。
私の指で美人と評判の女子生徒が、先生が、我慢できずに笑い悶えるのを見るのは本当に楽しい。
今日は誰をくすぐって遊ぼうかしら。
- 63 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/01(土) 16:31:35 ID:dOHSPtQ.O
- 「くひっ、ひはっ、きゃははっ」
部活も終わった夜のプールの更衣室で、私は先生の足の裏をくすぐっていた。
私に足の裏をくすぐられて笑い声を漏らしているのは、体育教師の岡本理彩先生。
23歳の若手教師で女子水泳部の顧問でもある。
若くて美人で優しい。それに加えてスタイルも抜群で男女問わず人気がある。
部活で着ていた競泳水着を着用しているその姿は生徒とはレベルが違うナイスバディを見せつけられる。
そんな女らしさ溢れる見た目の先生だが実は足のサイズが26もある。
体育の授業ではジャージ姿になり、そのときはスニーカーを履くのだが、そのスニーカーは男物なんじゃないかと思えるくらいに大きい。
パンプスで26cmの理彩先生、スニーカーのサイズは27cm以上だろう。
そんな大きい足を私にくすぐられて理彩先生は必死に笑いを堪えている。
土踏まずや指の間を優しくくすぐるだけで笑い声が口から漏れる。
足の指を開いたり閉じたりくねらせたりして面白いくらいに反応してくれる。
それはまるで喜んでいるかのようだ。
「お、岡崎さん…ひぃっ、く、くすぐったいぃ…」
- 64 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/01(土) 16:32:01 ID:dOHSPtQ.O
- 私の力で『これは自習の一環で先生がくすぐられるのはおかしいことではない』と刷り込んでいるから、先生は抵抗しない。
そのため私の服装も体操服にブルマという体育の授業を受けるかのような格好だ。
先生は大きな足をくすぐられて笑い声を漏らすことしかできない。
「ひんっ、くひんっ…いひっ、うひひ…」
笑い出すのをこらえているように見えるけど、先生の表情にはうっとりしたようなものが混じっている。
「先生、顔がとろけてきてるわよ。デカ足くすぐられて喜んでるのね」
ほら、どんどん顔がとろけていく。口からは笑い声と一緒にやらしい声まで出てる。
「ひぁっ…あはっ、ぁん…だめぇ…ひはぁ、こしょぐったいのぉ…」
足を指で優しくこちょこちょするだけで人気の美人教師がトロトロになっちゃう。
私の顔には笑みが浮かんでいた。普段ではまず見せない笑顔だ。
それくらい私のくすぐりで先生が悶えるのを見るのは楽しいのだ。
「あぁ…はぁん…ぁはっ、きゃはっ…」
「理彩先生の足、大きいけど綺麗ね。でもちょっとゴツゴツしてるかも」
- 65 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/01(土) 16:32:44 ID:dOHSPtQ.O
- この足裏のゴツゴツした感じが、理彩先生が体育教師なんだと実感させる。
この女らしい体が描く柔らかそうな曲線の下には、鍛えられたしなやかな筋肉が隠れているのだ。
そんな理彩先生が、足の裏をくすぐられてとろけている姿は私を興奮させる。
男子生徒から見れば垂涎ものであろう肢体を、ほとんどの女子生徒が相手にもならないほどの肢体を、ぴくぴく震わせながら顔をとろけさせている。
もし私が男だったら浅ましく股間を膨らませてしまっていただろう。
だけど女である私でも目の前の理彩先生の姿に興奮してしまう。
いや、女であるからこそ自分がまるで太刀打ちできないほどの女らしいスタイルを持つこの先生を征服したように思えて興奮してしまうのだ。
「理彩先生、これからもずっと足の裏くすぐってあげるから。26cmの大きな足の裏、こちょこちょしてあげるから。理彩先生は『足の裏をこちょこちょされるの弱い』ものね」
「ひはぁぁ…こちょこちょひゃめぇ…足の裏こしょぐったいぃ…足の裏こちょこちょされるの…弱いのぉ…」
こうやってまた暗示を刷り込んで先生の足の裏を敏感にしていくのだ。
- 66 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/01(土) 16:34:39 ID:dOHSPtQ.O
- 二つ目で名前間違えてたorz
- 67 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/07(金) 01:25:28 ID:6gtJ4ON.O
-
くすぐりすごろく
ゲームは日々進化を続け、ついにプレイヤー自身がゲームの中に入りゲームを楽しむことが可能になった。特殊な装置を使い、プレイヤーの神経とゲームを繋げ、ゲームの世界を体感できるようになったのだ。
「ねぇ、今日何する〜?」「テストも終わったし、なんかパーッと遊ばない?」話しをしているのはミニスカに少し着くずし制服の今時な女子高生5人組。
ちょっぴりドジなサキ、いつもテンションMAXなミズハ、ちょいギャルミカ、真面目なナツミ、そして5人のリーダー的存在、みんなの姐さんアイ。
「じゃあ、ゲーセンでも行きますか」
「お!いいね〜テンション上がってきたよ〜」
「ミズハ、あんたはいつも高いでしょ。」
そんなこんなゲームセンターに到着。ゲームの中に入れるだけあって、お値段少々高めだが手が出ないほどではない。アイたちは装置の前のパネルでどのゲームをプレイするか選んでいる。「じゃあどれにする?」
「謎解き係のヤツ。」
「いや、もう頭は使いたくない。」
「ポケモンハン!」
「いや、ねーよ!まざっちゃってるし!」
なかなか決まらず悩んでいると、「おまかせにしてみる?」アイが言った。
「おまかせか…」
「まっ、たまにはいいかもね。」
ゲーム選択をおまかせにして、カプセルのような装置に入る。
その装置の中で体は眠った状態になり意識だけがゲームの中に入る。
目をあけるといくつもつらなって続くマス、足元にはスタートの文字、巨大なサイコロ、空には「くすぐりすごろく」の文字。
- 68 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/07(金) 02:09:13 ID:6gtJ4ON.O
- 「くすぐりすごろく…?」「なにそれ」
5人がポカーンとしていると、どこからともなく声が聞こえた。
「くすぐりすごろくの世界へようこそ!早速ルールの説明をいたします。
皆さんにはすごろくをしていただきます。そしてその止まったマスのお題に従いくすぐり、もしくはくすぐられていただきます。
皆さんにはくすぐりポイントが与えられ、相手を笑わせたらポイント加算、逆に笑わせられたらポイント減点されます。
ゴール到着順にも応じポイントが加算されます。
全員がゴールした時点でポイントが一番高い人の勝利です。最下位の方には罰ゲームも有りますのでご注意ください。
それでは最後まで楽しんでください。」
「わお…」
「なんかすごいの選んじゃったね。」
「まぁ…たまにはいいんじゃない」
みんなまだ呆気にとられていると、「面白そうー!私最初。」
ハイテンションなミズハがサイコロをふっていた。
サイコロの目は3。
「3か〜、6がよかったな〜」そう言いながら3のマスに進むと『足くすぐり3分我慢』の文字。
すると下からマジックハンドが出てきてミズハの足を掴み、持ち上げ強請的に開脚させた。
「わ〜、な、なにこれ?」するとそこにランダムに選ばれたミカがマジックハンドにつれてこられた。
『それではくすぐり始め。』
「えぇ!?」困惑するミズハを尻目に、「あ〜、成る程、そーゆーことね。」とミカ。
「なになに?どーゆーこと?」
「こーゆーことよ!」
ミカがミズハの足の裏をくすぐりだした。
- 69 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/09(日) 00:38:14 ID:TzhGJGDMO
- 「ちょっ、くすぐったい〜」
「つまり、ウチがくすぐってミズハが笑えばウチにポイントが入って、ミズハが笑わなければミズハにポイントが入るってことじゃない?」
ミカはゲームの趣旨を理解したらしい。
「さ〜て、勝負事なら手加減しないからね。本気でいくよ。」
「きゃ〜、ちょっと待ってよ〜」
「問答無用!」
ミカが指を激しく動かす。
「きゃははははははははははははは、いや〜はははははははは!やめて〜」
感じやすいタイプなのだろうかミズハは一瞬も我慢出来ず吹き出してしまった。
「く、くすぐったい〜!」ミニスカな上、開脚して足をあげられているのでパンツが丸見えだ。
「ミズハのかわいいパンツ丸見えだよ〜、少しは我慢しなきゃ。」
「む、むり〜見ないで〜あはははははははははははははは!」
結局約3分間ミズハは悶え続け、その結果ミカに10ポイントが加算された。
「やったー!」
「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ…」
ミカは喜びミズハは呼吸を整える。
「成る程…そーゆーカンジのヤツか…」
他のメンバーも趣旨を理解したらしい。
「じゃあ、次は私が」
そう言ってサイコロを取ったのはサキだ。
「えい!」
勢い良くサイコロを投げ、出た数字は3。
勿論、ミズハと同じゲームに挑戦することになる。
しかし、サキにはある秘策があった。
- 70 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/09(日) 01:11:34 ID:TzhGJGDMO
- ミズハのときと同様、サキはマジックハンドに足を拘束され、くすぐり役にはまたしてもミカが選らばれた。
「ふっふっふっ、貴様もミズハ同様悶絶させてやるわ。」
テンションが上がり、変なキャラになるミカ。
「くくく…甘いな。」
それに乗るサキ。
「はっ、その強気な態度がいつまでもつか楽しみだ。」
変なキャラのまま、くすぐりは始まった。
「くらえ、くすぐり攻撃!」
ミカがサキの足をおもいっきりくすぐり。
しかし、サキは涼しい顔をしている。
「え!?ウソ!なんで?」
驚きのあまりミカは素に戻っている。
「実は私、ほとんどくすぐり効かないんだ。全くくすぐったくない訳じゃないけど吹き出して笑うほどでもないし。」
「そ、そんな〜」
結局サキはもがきもせず笑い声も挙げず、10ポイント獲得した。
「よっしゃ、10ポイントゲット」
「え〜、サキちゃんずるい〜」
先程悶絶していたミズハが羨ましがる。
「悔しい〜、次、ウチがやる!!」
ミカがサイコロをおもいっきり投げた。
しかし、出た目は1。
肩を落としながらミカが進むと空に『ポイント引き換え』の文字。
ポイントと引き換えにゲームを有利に進めるアイテムを手に入れることができるのだ。
ドラ●もんのどこでもド●のようなものが現れ、ミカがその中に入っていった。
- 71 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/09(日) 01:51:50 ID:TzhGJGDMO
- しばらくするとミカが出てきた。ミカのポイントが10から4に減っている。
「ミカ〜、なにゲットしたの?」
「ふふ、ナイショ。」ミカが少しだけ笑う。
「では、次は私が」
ナツミがサイコロを投げ、5の目が出る。
ナツミが5のマスに進むと『くすぐりバトル』の文字。
するとKー1のリングのようなものが現れた。ナツミがそのリングに入ると対角線上にミズハがつれてこられた。
「ルールの説明をいたします。ナツミ様とミズハ様が闘い相手を40秒床に抑えつけていたほうの勝ちとなります。しかし、攻撃方法はくすぐりのみです。それでは時間無制限、初めてください。」
「もうくすぐりはいや〜。」
「私だって嫌よ。」
体格はほぼ同じだか、ミズハは多少運動経験があるので少し有利かもしれない。
「おりゃ〜」
ミズハがナツミの脇腹をくすぐる。
「うく、くすぐったい、やははははははは!」
たまらずナツミ転んでしまいミズハに馬乗りにされ両手抑えられた。
「う、流石ミズハやるわね、でも負けないわよ。」
「ふふ、もうムリよ。どうやって…」ミズハが話かけていたとき、ミズハの脇腹に刺激が走った。
「あひゃぁ!、くふ、いひひ、な…なんで?くすぐったいの?」
- 72 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/09(日) 14:26:44 ID:nwPgMWnM0
- >>62
すっごくよかったです!
催眠術で好きな子を好きなようにくすぐれるなんてステキ!
ドストライクです。GJでした!
- 73 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/10(月) 02:35:08 ID:TbO8wLeI0
- >>67
仲良し女子高生がゲームで対決するのに萌える。
- 74 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/10(月) 15:31:23 ID:rQ5lUfoc0
- t
- 75 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/15(土) 19:20:57 ID:imZObgn2O
- なんとナツミが器用に足を折り曲げ足の親指と人指し指でつまむようにミズハの脇腹をくすぐっていたのだ。ちなみにナツミはスカートの下に短パン的なものを穿いているのでパンツが見られてしまう心配はない。
「ほらほら、しっかり抑えなきゃ。」
「うく、ははは!わ…わかって…くふふ、わかってるよ〜」
ミズハはぷるぷる震えながら必死にナツミを抑える。
残り約20秒、ナツミがさらに足を折り曲げミズハの肋骨あたりをコリコリとくすぐった。
するとミズハの体がピクッとはね、抑えつける力が弱くなった。
ナツミはそれを見逃さなかった。
一気に手に力を入れてミズハの拘束を振りほどき、さっき分かったミズハの弱点らしき肋骨のあたりをくすぐる。
「うひはははははははははははははははは!」
やはり肋骨のあたりが弱点だったらしく、簡単にナツミ逃げられ、逆にナツミに抑えつけられてしまった。
しかもナツミはミズハを万歳の体勢にし、その腕の所に乗った。
これでミズハは脇を締めることが出来なくなった。
「ま、待って逃げないから…くすぐりは…」
「ダメ〜」
ナツミが無防備なミズハの脇および脇腹をくすぐり始めた。
「いやははははははははははははははははは、くすぐったい〜、きゃっはははははははははははははははははははははは!」
ナツミが腕に乗ているためミズハは、ガード出来ずもろにくすぐりを受けるしかなかった。
「にゃははははははははははははははは、いやははははははは、くははははははは」
勝負がきまる40秒間ミズハずっと悶絶し続けた。
- 76 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/15(土) 19:52:07 ID:imZObgn2O
- 結局ナツミに10ポイントが入り、またもミズハはくすぐられただけで終わってしまった。
そして最後にアイの番がきた。
「おりゃ〜」
勢いよくサイコロを投げ、6の目が出た。
「よっしゃ〜」
アイが6マス目に進むと『ぶら下がり我慢』の文字が出た。
すると鉄棒のようなものが出てきた。
要はこの鉄棒につかまり、どのくらいぶら下がって我慢出来るかどうからしい。
ぶら下がっていた時間によりもらえるポイントが決まる。
アイが鉄棒にぶら下がるとサキが連れてこられ後で待ち構えている。
「うふふ、手加減しないよ。アイちゃん」
「うぅ〜手加減してよ〜」
「それでは、スタートです。」
合図と同時にサキはアイの脇をくすぐり始めた。
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、いひひひひひひひひひひひひひ!?」
アイを強烈なくすぐったさが襲う。
伸びきった無防備な脇を無抵抗でくすぐられ腕の力が一気に抜けてきた。
それでもアイは懸命にぶら下がり続ける。
「あははははははははははははははははははははははははは、ダメ〜〜いやめて〜きゃはははははははははははははくすぐったいひひひひひひひ!?」
「おお、結構頑張るね〜」
しかし、アイはすでに涙目で、全身をぷるぷる震わせている。
「いひ…ひははは、のは、もう腕が…げ、限界いひひひひひひひ!」
- 77 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/17(月) 06:48:59 ID:EJqS8ax60
- 押し倒して腕に跨るのも、ぶら下がって我慢するのも好き。
- 78 :くすぐり好きの名無しさん:2012/09/30(日) 07:26:03 ID:eiKxiePcO
- 「も、もうダメ〜」
アイはついに我慢できず、手を放してしまった。
アイが我慢できた時間は26秒なので、2ポイントが加算された。
全員が一周したので最初のミズハに戻る。
「む〜、もうくすぐりはイヤだー!」
そう言ってミズハはサイコロを投げた。
5の目が出てそのマスに進むと『脇くすぐり3分我慢』の文字。
「なんで〜?」
マジックハンドに手首足首を引っ張られIの文字の体勢にされ、後には又してもミカの姿が。
「それではくすぐり始め。」
「ミカちゃんおねがい。ポイントはあげるから手加減して」
「ダ〜メ、それじゃつまんないじゃん。」
ミカはミズハの可愛いおねがいを簡単にスルーし、ミズハの脇を軽く撫でるようにくすぐる。
「うく、はあああああ、くすぐったい〜」
- 79 :くすぐり好きの名無しさん:2012/10/01(月) 03:14:06 ID:xfNVuxIw0
- 面白い。
今のところミカとサキがSでミズハがやられ役な感じか。
- 80 :くすぐり好きの名無しさん:2012/10/14(日) 16:54:09 ID:SQNG.hUw0
- 面白いよ
- 81 :くすぐり好きの名無しさん:2012/10/16(火) 15:19:58 ID:two2fxBQ0
- 次は美術の時間か。2時限ぶっ通しとか超面倒なんですけど。
筆を用意して・・・と。おっと、今日から新しい筆だったな。
友人と冗談を言いながら旧校舎に移動。
ほとんど来ることは無いけど、美術室だけは使われてるんだよね。
扉を開けると、うわぁ!熱気が凄い。クーラーぐらい付けてよ!
え、なんか違う先生がいるんだけど。
美術の先生が今日休み?よっしゃあ!自習じゃん!
え?課題としてクラスメイトをモデルに描いて提出?
だりー・・・まぁ適当にやっちまうか。
友人と適当に下手な似顔絵を描きながら笑いあう。
ふと周りを見ると、薄着の美少女ちゃんがクラスメイトと戯れてた。
不良くんが筆を使って首筋をサワサワっとくすぐる。
首を引っ込めて逃げる美少女ちゃん。うわ!かわいい!
どうやら美少女ちゃんはくすぐったいのが苦手なようだ。
それを知った不良くん達が我慢大会だー、なんて言い出す。
- 82 :くすぐり好きの名無しさん:2012/10/16(火) 15:20:22 ID:two2fxBQ0
- 拒否していた美少女ちゃんだけど、
クラスメイトの半数が乗り気になるもんだから渋々承諾。
机の上に座って足をぶらぶらさせると、みんなが取り囲む。
上履きも靴下も脱がされて素足になる美少女ちゃん。
両手を左右から掴まれて広げられて不安げな表情がそそるね!
足首はパンツが見えると嫌だからって事で足を揃えて宙ぶらりん。
半袖を脇まで捲って準備は完了!
・・・・綺麗な脇してるなぁ。
美少女ちゃんの腕を筆がスッと撫ぜると、
ビクッと震えて美少女ちゃんは腕を引っ込めようとする。
その腕を力技で引き戻して手のひらから腕の付け根まで一本橋こちょこちょ。
行ったり来たり、行ったり来たり。
肩をキュッと縮めてプルプルと震える美少女ちゃん。
単なる戯れなんだろうけど、すごくエロく見える。
大声で笑うとかしないで、眉をひそめて静かに耐える表情がそそるよ。
- 83 :くすぐり好きの名無しさん:2012/10/16(火) 15:20:35 ID:two2fxBQ0
- 足の裏もケバケバした筆で土踏まずをカサカサとくすぐる。
ひっ!と鋭い悲鳴をあげたと思ったら、
足は拘束されてないもんだから、サッと足を逃がしてしまった。
そしたら太ももに筆を這わせる女子たち。
男と違ってきわどい部位にも遠慮が無いよね。
美少女ちゃん、かわいい声を出して反応。足をちょっと広げてしまう。
あっ、白だ!女子の生パンツなんて初めて見たよ。
短いスカートからスラリと伸びる脚。その奥にパンツ。めちゃ興奮する。
そこは違うと抗議して足を閉じようと美少女ちゃん。
でもみんなで脚を押さえつけて、内ももも足裏も筆でザワザワこちょこちょ。
美少女ちゃん、ひゃんひゃん言ってすごい抵抗してる。
腕を伸ばしてスカートを押さえようとするんだけど、それを許さない男子。
両脇から腕をがっちり固めて抵抗不可能。
一本橋こちょこちょのついでに、首筋を筆でザワザワ。
亀みたいに首を引っ込めて美少女ちゃん。
体を思い切り揺らして暴れながら、顔を真っ赤にして降参しちゃう。
- 84 :ダルク:2012/11/05(月) 09:43:56 ID:heAWhqOcO
- ・子供にくすぐられる大人
・同級生にくすぐられる女子高生
・くすぐり選手権
・S女のくすぐり責め
みなさん
何をみたいですか?(@_@)?
- 85 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/05(月) 10:01:03 ID:umiL77Js0
- 子供にくすぐられる大人に一票
- 86 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/05(月) 12:14:50 ID:PE.Ul7OY0
- 同級生にくすぐられる女子校生 に一票
- 87 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/05(月) 13:34:11 ID:6YdwqN260
- 同級生にくすぐられる女子高生だな♪
- 88 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/05(月) 17:04:12 ID:oS6tyIac0
- 子供にくすぐられる大人がいい
- 89 :あ:2012/11/05(月) 23:04:49 ID:Z8kg3JTIO
- 女子高生
- 90 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/05(月) 23:14:49 ID:v6hFaBYk0
- S女
- 91 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/05(月) 23:25:55 ID:VJuX.t3MO
- 同級生がいいです
- 92 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/05(月) 23:46:46 ID:DTZ3aezc0
- 同級生なんだな、
- 93 :ダルク:2012/11/06(火) 10:37:02 ID:V2rU6G5.O
- では
・同級生にくすぐられる女子高生
を書かせていただきます。
週一ぐらいのペースで
書くつもりですが
他のスレのように
ふざけた人が出た時点で
やめさせていただきます。
- 94 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/07(水) 16:49:26 ID:P77Ku3Uk0
- 期待して待ってます!
- 95 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/08(木) 03:22:03 ID:k0MXsPIU0
- ダルクってふざけた名前
恥ずかしいわ
- 96 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/08(木) 05:05:24 ID:VKNSoPpAO
- 始まる前に終わったね
- 97 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/08(木) 18:37:26 ID:uX7Dmgjs0
- 自己満足野郎が書く小説なんてこっちから願い下げだわw
- 98 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/08(木) 22:04:33 ID:OX0zfOcMO
- おっぱい
- 99 :こながやかずき:2012/11/08(木) 22:43:33 ID:DkmqSSlA0
- 俺の出番くせぇなww
- 100 :ダルク(笑):2012/11/09(金) 08:09:08 ID:tN3VZI2o0
- もう書きません!><
- 101 :ダルク:2012/11/09(金) 10:57:17 ID:aly02jgoO
- ↑の書き込みは
本人ではないのですが
二個↑の子供のように
する気はないので
やめておきますね(^_^;)
- 102 :ダルク ◆wLnfHjj/tY:2012/11/09(金) 16:50:03 ID:pdZP.3ys0
- >>100のように偽物が出てきたのでこれからはトリップつけることにしました。
これからはこのトリップついた人が本物だと思ってください。
- 103 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/10(土) 20:57:54 ID:9KvRbZH.0
- くすぐり小説って訳じゃないが
「ザビエラと可愛い改心」って
くすぐりフェチ+ショタコンなら大受けの童話小説有り。
尼と楽天Bで買える。
- 104 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/10(土) 21:58:53 ID:bCZkxHY60
- 書く気もないのにトリップ(笑)
- 105 :ダルク:2012/11/11(日) 15:00:00 ID:pP4PeVnA0
- >>104
文句言うだけのやつがレス(笑)
- 106 :こながやダルク:2012/11/11(日) 15:45:50 ID:krXngAk60
- ↑の書き込みは
本人ではないのですが
- 107 :厨二病ダルク:2012/11/11(日) 17:09:39 ID:pP4PeVnA0
- 皮肉なものだな、ここで小説を書きこの場を誰よりも賑わせようとした結果、逆に不用意な輩を集めてしまうとは。
- 108 :厨二病ダルク ◆wLnfHjj/tY:2012/11/11(日) 17:12:54 ID:pP4PeVnA0
- この私が力を開放し、邪王神眼で見れば貴様のトリップを見破ることなど容易いのだがな。
(たまたま知ってた(≧∇≦)テヘッ)
- 109 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/11(日) 17:26:44 ID:bJcd46zcO
- まんまん
- 110 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/11(日) 18:16:39 ID:Pjydc3O.O
- 一人で複数人装っての自演ほど哀れなものはないね。ワロス
- 111 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/11(日) 19:39:41 ID:NNMaFscs0
- 小説、というか質問なんですけど
モバゲーの小説にくすぐり小説ってあるんですかね??
登録するか迷っているので出来たら教えてください(__)
その為だけに登録する訳じゃないけどw
- 112 :ダルク:2012/11/12(月) 17:38:50 ID:Bjv3e6kw0
- >>110
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ <IDが違うと別人ってことがわかるじゃん?
| |r┬-| | なのに・・・
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <一人で複数人装っての自演ほど哀れなものはないねだっておwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ
ヽ -一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) バ
ン
- 113 :ダァァルゥゥクゥゥ:2012/11/14(水) 20:09:19 ID:F4oGNXJQ0
- >>112
そのAA便利だよなwwww
- 114 :ダルク:2012/11/16(金) 17:56:33 ID:Ovi9mpZ.0
- >>110
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <日付違うからID違うのが普通じゃね?とも言い返せない>>110
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ
ヽ -一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) バ
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/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <A・RA・SHI☆を引き寄せておいて謝りもしないDA・RU・KU☆
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
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| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ
ヽ -一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) バ
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- 115 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/16(金) 18:33:08 ID:cKwd7knA0
- わかったから大概にしとけ
- 116 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/17(土) 11:10:25 ID:VyhNS7ek0
- ひどい粘着を見た
- 117 :くすぐり好きの名無しさん:2012/11/17(土) 20:46:01 ID:QjRa0fBY0
- 最近あんまり良い雰囲気じゃないよな
とりあえずモバの小説にもくすぐり小説もあるよ>111
- 118 :蒸し返しダルク:2012/11/30(金) 18:10:37 ID:80//0xfQ0
- >>114
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <HI・DO・I☆粘着だze!
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ
ヽ -一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) バ
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- 119 :くすぐり好きの名無しさん:2012/12/01(土) 22:56:35 ID:2hH8mu7.0
- 今きたけどこれは、
まだ書きもしないのにコテ(トリップならともかく)つけてた結果荒らしに目をつけられダルク?
そんで本人も本人でアレだったからヒートアップでこのザマダルク?
- 120 :くすぐり好きの名無しさん:2012/12/03(月) 06:58:01 ID:lKwJKjVgO
- 多分最初の人以外
ダルクも全て偽物でしょうねwww
- 121 :このザマダルク:2012/12/03(月) 14:31:27 ID:FzXWhKA20
- >>119
呼んだ?
- 122 :くすぐり好きの名無しさん:2012/12/03(月) 22:06:12 ID:A24ZPVPUO
- おっぱいでしょ?
- 123 :くすぐり好きの名無しさん:2012/12/22(土) 03:24:42 ID:j50fGtpY0
- ━
- 124 :wet金爆大好き人間:2012/12/31(月) 13:28:20 ID:MMO0WqBs0
- wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 125 :緊縛:2013/01/05(土) 20:27:45 ID:b9Iaabe20
- 女々しいわ
- 126 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/05(土) 21:00:13 ID:/wn1Ikg60
- 今さら蒸し返すお前も結構女々しいと思うんだ
とりあえず小説か感想書く以外はあんまりあげないでおこうぜ
- 127 :緊縛:2013/01/06(日) 20:04:58 ID:qoNuV6ig0
- よっしゃ。理解したかもしれん
- 128 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/12(土) 00:42:34 ID:GaEbbBtk0
- 子供にくすぐられる大人が見たい!
- 129 :鯨:2013/01/14(月) 02:38:39 ID:SxeyRZVsO
- アイドルくすぐり対決
これはあるテレビ番組の人気コーナー。
アイドルがくすぐり競技で対決するのだ。
もちろん、敗者にはバツゲームがある。
今回対決するのはこの二人、工藤ユキコと高橋ミカだ。
ユキコ「今日は悶絶させまくってあげるから、覚悟しなさい。」
ミカ「あなたこそ、腹筋が筋肉痛になるくらいくすぐってあげるわ。」
水着姿の二人は闘志を燃やす。
第1回戦は『足くすぐり地獄』。
二人は大きめの椅子に拘束され、足を伸ばした状態で足首から膝の辺りまで縄でぐるぐる巻きにされた。
しかも、足かの指を広げた状態で拘束されていて、全く動かせない。
二人の足先にスタッフが電動歯ブラシを持っている。司会「時間無制限、どちらかがこらえきれず笑いだしてしまったら負けです。それでははじめ!」
合図と共に電動歯ブラシが動きだし二人の足をくすぐりはじめた。
ユキコ&ミカ「〜〜〜〜っ!」
二人の足の裏をくすぐったさがおそう。
完全に足は動かせないので我慢するしかない。
スタッフが電動歯ブラシを上下左右に動かした。
足の裏全体がくすぐったさに襲われる。
ミカ「あら?ユキコちゃん、少しきつそうじゃない?」
ユキコ「いいえ、まだ全然ヨユーだよ。ミカちゃんこそ、やせ我慢してない?」ミカ「これくらい何ともないわ。」
確かに、くすぐったいが笑いだしてしうほどのくすぐったさではない。
司会「ではここで、擽敏薬を使わせていただきます。」
薬敏薬ーーー
神経を活性化させる薬。これを塗られると感度か上がりよりくすぐったく感じてしまう。
その薬がユキコとミカの足の裏に塗られていく。
司会「これで二人はいつもの約3倍くすりったく感じるでしょう。ではくすぐり再開してください。」
再び電動歯ブラシが動きだした。
さっきとは段違いのくすりったさが二人を悶えさせる。
ユキコ「んふぅ………う…く…。」
ミカ「やあ……だめぇ…。」
二人ともいきっきに汗をかき、顏が火照っている。
軽い拘束の上半身を動かしなんとかもがいているが、肝心の足は全く動かせない。
二人の息があらくなり、汗の量が増してきた。
- 130 :鯨:2013/01/14(月) 03:02:39 ID:SxeyRZVsO
- アイドルくすぐり対決
ユキコ「あは……ああん、くすぐ…たぃ〜。」
ミカ「うああ…むり〜、は、はやく…笑ってよ〜ユキコちゃん!」
ミカ「こっちのセリフよ〜、あはあ…」
二人とも賢明に我慢する。
司会「では耳フーおねがいします。」
司会の合図で新たなスタッフが来て、二人の両耳に顏をちかずける。
ユキコ「まさか…」
ミカ「や、やめて〜」
スタッフ「フーーー…」
二人の耳の中が刺激され、我慢のため全身に入れていた力がいっきに抜けていく。
ユキコ&ミカ「あはん!!……く、くははははははははははははははははははははははは!」
ついに二人とも笑いだしてしまった。
ミカ「やははははははははは、やめて〜、お願いははははははははは!」
ユキコ「きゃはははははははははははははは、しぬ〜!?」
そこでくすぐりは止まった。
ユキコ&ミカ「はあ、はあ、はあ、はあ…」
司会「ただいま二人ほぼ同日だったのでビデオ判定した結果ユキコちゃんのほうがわずかに早く笑いだしておりましたので、ミカちゃんの勝ちとなります。」
ミカ「やった〜」
ユキコ「え〜、ほんとー?」
とりあえず第1回戦勝者はミカとなった。
- 131 :鯨:2013/01/14(月) 15:36:39 ID:SxeyRZVsO
- アイドルくすぐり対決
第2回戦『くすぐりツイスター』
二人の前に畳二畳より一回り大きいマットが運ばれてきた。
そのマットの上には青、赤、黄色、緑の四色の水玉がバラバラに並べられていた。
司会「それではルールを説明します。二人にはツイスターをしてもらいます。ルーレット1で赤、緑、黄色、青のどれに置くかを決めルーレット2で、左右の手足をどこに置くかを決めます。しかし、ルーレット1でくすぐりと出てしまった場合ルーレット3で足、腰、脇、脇腹のどこかを相手にくすぐられながらツイスターをしてもらいます。そのときくすぐりる側はどちらか片方の手を放してもよしとします。しかしルーレット1でその手が指名されたらくすぐりは終了です。体制を崩す、手足を放すなどをしたら負けとなります。それでは時間無制限。はじめ。」
ゲームがスタートして約2分。
ユキコは足を全開に開き、腕を胸の所で交差して四つん這いの体制になっていた。腕を交差させるとき自分の胸をはさんでしまったので胸の谷間が強調されている。
そのユキコね股の間をミカが仰向けづ逆四つん這いのような体制でいる。
ユキコ「超恥ずかしいんですけど〜。」
ミカ「私は結構辛いかも…」
司会「では、次はミカちゃんが…おっとくすぐりです。ミカちゃんがユキコちゃんをくすぐれます。」
ミカ「よっしゃ〜。」
ユキコ「ウソでしょ!」
司会「ルーレットによりミカちゃんはユキコちゃんの足をくすぐることができます。足であればどこでもいいですが、足以外は不可能ですのでお気をつけて。それでは再開してください。」
ミカは右手でユキコ太ももの内側を爪で撫でるようにくすぐった。
本当は1回戦で擽敏薬が付いた足の裏がいいのだか、ミカの体制からでは届かない。
ユキコ「うひゃあぁ!!ミ、ミカちゃんくすぐったい!」
ミカの右手が開脚のため伸びた太ももを刺激した。
- 132 :鯨:2013/01/14(月) 16:08:22 ID:SxeyRZVsO
- アイドルくすぐり対決
ユキコ「うぅ〜〜…」
激しいくすぐったさはないが、少しずつ確実に足の力が抜けていく。
ミカ「これならならどうだ!」
するとミカは足のつけね、水着の辺りをコリコリとくすぐってきた。
ユキコ「わ!!ちょっ…ミカちゃんのエッチ!」
ミカ「エッチじゃないもん〜。」
ユキコの足がプルプル震えてきた。
司会「では、次はユキコちゃんがミカちゃんをくすぐります。」
ミカ「え?」
今度はユキコにもくすぐりができる。
司会「場所は脇です。ミカちゃんの脇をくすぐっちゃってください。」
ユキコ「チャンス!」
ミカは右手でユキコをくすぐっているため上半身の体重はほぼ左手のみで支えている。
ユキコはそれを見逃さす、左手でミカの左手の脇をくすぐった。
ミカ「うは!うははははははははははははははははははは!」
ミカはたまらず笑いだした。
ユキコはミカの無防備な脇を遠慮なくくすぐる。
ミカ「いひゃあー!むりー!いやあははははははははははははははははははははは!」
ユキコ「おりゃ〜、仕返しだ〜。」
ミカ「きゃははははははははははははははははははははははは!」
ミカはプルプル震えだした。
ミカ「もう、もうむりー!」
ついにミカは脇をとじてしまった。
そして体制を崩したおれた。
司会「ミカちゃんが体制を崩したので、第2回戦勝者はユキコちゃんです。」
ユキコ「やった〜」
- 133 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/15(火) 09:48:51 ID:9MrSNfMw0
- 女の子同士のくすぐりっこはいいね
- 134 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/16(水) 22:23:05 ID:qQzFK4lo0
- 苦しい姿勢を維持させられながらのくすぐりは萌える。
先程までくすぐっていた子が立場逆転してくすぐられるのも好き。
- 135 :麒麟:2013/01/17(木) 21:45:27 ID:qnXVwYME0
- 閃乱カグラのくすぐり小説を書く予定なのですが、日影のキャラ設定に迷っています。日影はくすぐられて笑うキャラ設定で良いのかどうか迷っています。みなさんはどう思いますか?
- 136 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/17(木) 22:21:13 ID:22Q13MAA0
- 感情がないキャラが笑うのは萌える
最初我慢してるとなおよし
- 137 :麒麟:2013/01/17(木) 22:58:18 ID:qnXVwYME0
- >>136 参考にさせていただきます。
- 138 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/17(木) 23:59:50 ID:SIZ7GmTU0
- 自分のイメージでは日影はひたすら怖いドSの責め手。
身体的にも普通のくすぐりは全く効かずに数倍返しで反撃するとか。
強気な責められ役は春花の方が似合う。
もし日影に弱点があるとすれば、耳責めのようなイレギュラーというか盲点のような責め方だと思う。
- 139 :鯨:2013/01/18(金) 02:48:32 ID:ZORFyf82O
- くすぐりアイドル対決
最終戦『くすぐりバトル』司会「ついに最終戦です。二人とも1勝1敗なのでこの最終戦で勝ったほうが優勝です。」
ユキコ「やっと最後だ…。」
ミカ「罰ゲームはやだ〜。」
司会「ルールを説明します。最終戦は二人による直接対決です。リングの上でくすぐりバトルをしてもらいます。そして30秒相手を笑わせ続けさせたほうの勝ちです。もちろん、殴るなどの技はなしとします。」
二人はプロレスのリングのようなところにいる。
司会「泣いても笑ってもこれで決着です。二人とも全力でくすぐりあってください。時間無制限。はじめ!」
ユキコ「手加減しないからね。」
ミカ「私こそ。」
二人がそれぞれ相手の脇をくすぐりだした。
ユキコ「うく、はははははは!」
ミカ「きゃはははははは!くすぐったい〜。」
リングの上でもつれあう二人。
体格的な差はあまりない。相手をくすぐれば自分にスキができ、くすぐられてしまう。かといって守っているばかりでは勝つことはできない。
ユキコ「おりゃ〜!」
ミカ「わ!!」
ユキコがミカを押し倒した。そしてミカの上にまたがり馬乗りになる。
ユキコ「くらえ〜。」
ミカ「あひゃははははははははははははは、やめてーやはははははははははははは!」
ユキコはミカの脇をくすぐる。不利な体制でミカは防戦一方となる。
ミカ「いや〜、やめてははははははははははははははは!」
司会「おっと、ユキコが責めています。ミカちゃん、このまま負けてしまうのでしょうか?」
ミカ「ば、罰ゲームなんて…やだもんね!」
ミカは手を伸ばし、ユキコの水着のパンツの上からユキコの恥ずかしい所を触りだした。
ユキコ「きゃあ!」
ミカ「スキあり。」
あわててユキコがミカの手をどけようとしたとき、ミカが起き上がり形勢逆転した。
ミカ「へっへっへっ」
ユキコ「もー、ミカちゃんズルい。てゆーか、エロい。」
ミカ「そんなの関係ねぇ。」
少々古いネタをしたあと、ミカはユキコの両手を万歳させながら、その腕の上に馬乗りになった。
ユキコ「わ、やば…」
ユキコの脇はがら空きとなり、閉じることは出来ない。
ミカ「こちょこちょこちょこちょ…」
ユキコ「わはははははははははははははははは!
ミカはユキコの無防備な脇をくすぐった。
- 140 :麒麟:2013/01/18(金) 20:33:17 ID:SqCdlHKQ0
- 閃乱カグラ 少女達のくすぐり 半蔵学院にて 飛鳥「よかった!間にあったー!」 斑鳩「飛鳥さん。遅刻ギリギリですよ。」 葛城「そうだぞ飛鳥。だから遅刻しかけた罰でくすぐってやるぞ!」と言って飛鳥のわき腹をくすぐりだした。 飛鳥「きゃはははははは!ちょっ・・・。葛姉、くすぐったいよ〜。」 葛城「脇の下はどうだ〜。飛鳥。」 飛鳥「あはははははは!脇の下は弱いからやめてぇ!」 斑鳩「いい加減にしなさい葛城さん。飛鳥さんが苦しそうじゃないですか。」 葛城「堅いこと言うなよ斑鳩。」と言ってわき腹をくすぐった。 斑鳩「きゃはははははは!や、やめなさい葛城さん。」 雲雀「うう・・・。見てるだけでくすぐったそう。」 柳生「騒がしいな。」 半蔵学院は今日も平和であった。
- 141 :麒麟:2013/01/18(金) 20:37:27 ID:SqCdlHKQ0
- PSPからの投稿で見にくいかもしれませんがすいません。 蛇女のメンバーたちも必ず登場させますので気長に待っていて下さい。
- 142 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 02:05:05 ID:XpRvzctw0
- 放課後の教室には二人の女子生徒が残っていた。
一人は肩まで伸ばした黒髪をポニーテールに結い上げ、もう一人は黒髪のショートカット。
ポニーテールの少女は、線は細くて長身、顔が整った美人。それに対しショートカットの少女は、小柄で小動物風の愛らしい顔。
「ねぇ、まだ写し終わらないの?」
不満な様子でポニーテールの少女が言った。
彼女が声をかけた視線の先では、ショートカットの少女が何やら忙しそうに手を動かしている。
「ちょっと待ってってばぁ……あとちょっとだから。2分……いや1分!」
「ノート写すのにどんだけ手間取ってんの。しかも、それ10分前にも聞いたけど」
「10分後にもきっとそう言う!」
やれやれ、ポニーテールの少女は溜め息を吐いて背もたれに寄り掛かった。
二人の間に沈黙が流れると、グラウンドから運動部の掛け声が聞こえてくる。
世界史のノート今日の放課後提出じゃーん!
ショートカットの少女はそれを帰りのHRに気付いたらしく、ポニーテールの少女は仕方なくノートを貸しているのだ。
因みにノートだけ貸して先に帰る選択肢もあったが、「心細いんだもん」という身勝手な言い分も聞き入れ現在に至る。
「……退屈」
しかし待っているばかりのこの状況にもそろそろ飽きた。
「どれどれ、どこまで進んだのかな」
そう言って席を正面から右隣に移動させる。
「……全然書いてないじゃん」
話が違うというか、案の定というべきか、ノートを写す作業は半分以上残っていた。
「なーに、うちはどんな時も字は綺麗に書くタイプだから安心して!」
「……」
「どこに安心する要素があんねん! ってゆうツッコミは野暮だよ?」
「帰ってもいいかな」
「だめ」
ポニーテールの少女はもう一度深い溜め息を吐いた。
帰宅は何時になるのやら。
時計の長針は4時を大きく過ぎていた。
- 143 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 02:16:14 ID:XpRvzctw0
- 「……あーあ」
彼女がノート提出を遅らせたところで自分にとっては全くもって無害だ。いや、敢えて言うならこうして使った時間の浪費。どちらにせよ失うものは無い。
もういいや。
「……」
半ばどうでも良くなったポニーテールの少女は、必死になってノートを写すショートカットの少女を横目に悪戯な笑みを浮かべた。
「あ。ゴミ付いてる。取ってあげようか」
「う? ゴミ?」
「ほらここ」
「ひゃあぁ……ッ……!」
人差し指でうなじをなぞられ、意図せず高い声を出してしまったショートカットの少女。
「…ちょ、ちょっとどこ触ってんだし~…。びっくりしたぁ」
「……」
本当はゴミなど付いておらず悪戯半分でした行動だったが、予想以上の反応にポニーテールの少女の嗜虐心が疼き出した。
「ここにも付いてる」
「んあぁッ…!? ま、待って…」
次は人差し指で右の脇腹を突つく。ブレザーの下のワイシャツ越しにきた耐え難い刺激に思わずショートカットの少女は椅子から跳ねあがった。
「もーいいから! ゴミくらい自分で取るからツンツンするなし!」
「え?」
「あぁッ! だからッ…やめッ…」
「ほらここにもある」
「んぁッ…く…」
突つき回されその度に体を震わせるショートカットの少女を見て、少しずつポニーテールの少女の嗜虐心が燃えていく。
「……~ッ」
一方、ポニーテールの少女は一気に不機嫌な表情になり、その元凶をキッと睨み付ける。
「邪魔しないでよバカ!」
その顔がちっとも怖くなくて思わず笑ってしまった。
「別に邪魔はしてないよ。ゴミ付いてたから取ってあげようかと」
「うそつけ! じゃあ何でちょっと楽しそうなんだよ! うちにちょっかい出して反応を伺ってたくせに!」
「くすぐったいの苦手なんだ」
「……なっ…! に、に、にが苦手じゃない!」
「ふーん」
「……~ッ…!! とにかく! うちは今はべんきょーちゅーなの。邪魔しないでよね」
誰が原因で放課後まで残る羽目になり、そして帰るなと言ったの何処の誰なのか。
しかしポニーテールの少女の中に待つという選択肢は既に無くなっていて、在るのはちょっぴり芽生えた悪戯心のみ。
彼女の表情は完全に悪役のそれになっていた。
「そろそろ疲れてきた頃じゃない? お疲れ様」
「…? ありがと。ジュース買ってきてくれると嬉しいなぁって嘘だよごめんそんな顔しないで」
「少しリラックスしてからの方が作業が捗るよ」
「リラックスかぁ。それじゃー」
「マッサージ」
「う?」
「マッサージしてあげる」
「…………え"っ」
ショートカットの少女の脇腹に、ポニーテールの少女の両掌が添えられた。
「…ッ!?」
直ぐに危険を察知したが、行動に出るより早く、10本の指が同時に脇腹に食い込んだ。
- 144 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 02:22:37 ID:4F7KTNlE0
- 「きゃぁぁぁぁッ…!」
突如脇腹に走った擽感に堪らずショートカットの少女は体を仰け反らせ床に尻もちをつく。
(くすぐられる……!)
一瞬の判断で背後から迫る恐怖から逃げようと下着が見えるのも覚悟で四つん這いになるも、既に遅かった。
「逃げちゃだーめ」
「うわっ」
ポニーテールの少女は背後から押さえつけ力任せにショートカットの少女を床に押し倒した。
体格の差が歴然である。
「や、やだぁ…! 離せタコぉ!」
ショートカットの少女はうつ伏せの体勢、その腰辺りにポニーテールの少女が股がっている状況。
更にポニーテールの少女は、下の少女の腕を頭の方で纏め、自らの足でそれを固定した。
ショートカットの少女の上半身は完全に無防備になった。
「それじゃあ始めるよ。マッサージ」
「やだやだやだぁ! 止めろぉ止めてぇ……くすぐりは嫌だぁぁー!」
ポニーテールの少女の口角が歪むと、マッサージが始まった。
「きゃぁぁはははははははは…! あぁぁーッ…」
絶妙な力加減で送られる脇腹への刺激。
奥の神経を直接揉み込む様な指使いに少女は声を上げて悶えた。
「ひゃぁはははははははははははははははははははははははははははははははは…」
喉を鳴らし足をバタつかせるも、上でその様子を楽しむ少女は依然彼女を苦しめ続ける。
「嫌ぁはははははははは…く、くるしっ…あーっはははははははははははははははははははははははははははははははは」
「気持ち良い?」
「き…きもひゃははははははははははははははははは…きもちよくなんかあぁぁッ…! し、しねばかタコぉ…!」
「そ。じゃあ気持ち良くなるまでやらなくちゃね」
すると今度は指先の一つ一つで脇腹のツボを捉え、そこを揺らす様に責め始めた。
「あぁぁぁぁぁーッ…! く…くひゃあぁはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは…」
変わった責め方に一層抵抗が激しくなる。
「ちょっと楽しいかも」
普段生意気な彼女がこうして悶え苦しむ姿に少なからず嗜虐心を刺激されている少女。このまま両手を腋の下に忍び込ませればどんな反応が帰ってくるのだろう。
「……」
「きゃぁはははははははははははははははははははははははははははははははは! く、くすぐったぁッ…はははははははは」
想像したらとても気分が高揚するのが分かった。
もしかしたら自分はサドの気があったのかもしれないと苦笑する。
「腋もやって欲しい?」
中断されました。続きを読みたい方はわっふるわっふると叫んでください。
- 145 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 03:02:24 ID:YZi8ek7U0
- ワッフルワッフル
- 146 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 20:11:59 ID:AHAOFf8.0
- わっふるわっふる
- 147 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 22:15:06 ID:5vtRNpxo0
- ポニーテールの少女は一旦脇腹を責めていた手を休めた。
「……ハァ……ハァ……ハァ……」
同時に今まで激しく跳ねていたショートカットの少女の体も大人しくなり、息も絶え絶えにぐったりしている。
「…ハァ…ハァ……この……タコ…! 何がマッサージだよ! 何でうちがこんな目に……」
ショートカットの少女はうつ伏せのままで自分に股がる彼女を睨んだ。
「やっぱりくすぐったいの嫌なんだ」
「ち、違う!」
「へー」
「あーっうそ!横っ腹もみもみやだぁ!!」
「え?」
「いやだいやだいやだいやだぁぁー!」
「なに?」
「あぁぁぁぁーッ」
「えい」
「んにゃぁッ…! くぅぅぅ…」
脇腹の辺りをフニっと摘まむ度にショートカットの少女は頭を振って嫌がる。
その反応を見ている内にちょっと癖になってしまったようだ。
「……良い加減にしろー!」
二人しか居ない教室に高い声が響く。
どうやら下敷きになった少女の怒りのボルテージが限界値を突き破ったらしい。
「一体何なんだよ! 急にちょっかい出してきてさぁ! 早くノートを写そうと頑張ってるさいちゅーだったのに!」
「もういいよ。どうせ終わらないよ」
「やかましい! さっさとどけー!」
「えー」
「えーじゃない! 早くどけよタコ!」
「タコに言葉は通じない」
「……~~…ッ…その辺にしとけよ馬と鹿! こっち本気で頭にきてんだから!」
「ねぇねぇ」
「……なに」
「腋もくすぐったくしてあげようか」
「…………え、え、いや……え?」
突破した筈の限界値は再び下降し始める。
「ま、待って……そこだけは…ほんとお願いしますから…!」
「タコ?」
「あ……その……だから……」
「馬と鹿?」
「ご、ごめん! いや…ごめんなさい!」
脇腹に添えられた手はゆっくり、ゆっくりと、蛇が這う様に焦らしながら腋へと近付く。
「ほら、もう少し」
「ごめんなさいごめんなさいぃぃ! わきだけは許してくださいぃぃ……」
そして
「んあゃぁぁぁッ!? くひひひひひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは…」
今までゆっくり動いていた指が嘘のように激しく蠢き出した。
「ひゃぁッ…ひゃぁぁぁあー! あぁーはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは…や…やめでぇはははははははは…」
ワイシャツ越しとはいえ、十本の指先から腋の窪みに与えられる刺激はショートカットの少女の喉からけたましい笑い声を吐かせるのには十分だった。
脇腹をくすぐッた時以上に唯一自由が効く足をバタつかせる。
先程の懇願、そして下着が見えるのも躊躇しないその様子から腋が彼女のウィークポイントだとポニーテールの少女は悟った。
「きゃーっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは……」
今度は腋の窪みより下に指の腹全体を押し付け、ぐりぐりと少し強めに力を込めてくすぐり始めた。
「…ッ…あぁぁぁ…そ、それはぁぁー……! むりくひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっそれきついぃぃぃ…! ひゃへてっ…ひゃはははははははははははははははははははははははは…」
どうやら彼女のツボにはまったようだ。
唾は垂らしながら必死になって悶える。その姿がポニーテールの少女の嗜虐心を更に燃え上がらせるとも知らずに。
「うりうり」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
空には夕日が浮かぶ中、教室では暫く悲鳴にも似た笑い声が響いたという。
- 148 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 22:30:38 ID:m8nqjICo0
- 「もう暗くなってきたね」
「どっかのタコのせいでね」
「私の家の近く夜道怖いんだよね」
「で?」
「怒ってんの?」
「ぜんっぜん! これっぽっちも!」
「いやだなぁ、そういうネチネチしたの」
「コチョコチョした奴には言われたくないね」
「あ。今こちょこちょって言った。かわいー」
「出来るだけ早く死ね」
「良いじゃん、そんなに怒らなくても。こうして代わりにノート写してあげてるんだしさ」
「当たり前じゃん。償わせてあげてるだけ感謝してよね」
「はいはい」
「まだ腋がムズムズする……」
「え?腋が痒い?」
「言ってない! 掻こうとすな!」
「ちぇ」
「……ったく。ねぇ、」
「ん」
「くすぐり効く?」
「……え?」
「くすぐり」
「……さあ」
「おっ、その反応はまさかぁ?」
「こっち見んなブス」
「……急に毒吐かないでよ。さて、これは試してみるしかありませんなぁ」
「…なに。それ以上近づいたら殺すから」
「ぐふふ」
「ち、ちょっと……!」
「うりゃー!」
おしまい
- 149 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 22:39:05 ID:m8nqjICo0
- 以上駄作でした。
また案浮かんだら投稿するかも。
リクあったらどうぞー
- 150 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/20(日) 23:02:08 ID:YZi8ek7U0
- 見やすくていいね
- 151 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/21(月) 02:13:32 ID:ne5l6wJM0
- 責める子も責められる子も強気で饒舌な作風に憧れる。
脇腹をたくさん揉んだりつついたりするのがいい。
自分は女子運動部のくすぐりが読みたい。
部活終了後に二人で残ってマッサージをしていたら成り行きでくすぐりに発展したり、
二人しかいない廃部寸前の部活でゲーム感覚でふざけ合ったり。
- 152 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 20:12:00 ID:XghRv4260
- 「いやぁー、やっと終わりかって感じっすねー」
女子サッカー部二年、瑞季(ミズキ)が壁際のソファに座り込んで言った。
ここは女子サッカー部の部室で、今は丁度日が暮れた頃。
何故この時間まで長引いたかというと、単純に瑞季が練習に遅刻してグランド整備を一人任されたからである。
「やっと終わったかじゃないよ。ほんとにもう呑気なんだから…」
やれやれと少し呆れて瑞季に言葉を返した少女。
彼女は女子サッカー部三年でありキャプテンの桜(サクラ)。
桜は瑞季が一人でやる筈だったグランド整備をキャプテンだから自分も手伝うと残り、先程二人で終わらせたところ。
他の部員は既に帰宅して部室には瑞季と桜の二人になっていた。
「先輩には感謝してるっすよ。てんきゅう~」
「いやいや軽すぎだよっ! もっと権威を払ってよ。先輩だよ私は」
「権威ぃ? この場合払うのは敬意だと思ってたなぁ。先輩は賢いっすね」
「なッ……ま、まぁ…日本語じゃそう言うんだっけ?」
「いつから帰国子女になったんすか」
こんな風に普段から黙っていれば可愛いと言われる後輩の瑞季と、こんな風に普段からぱっとしないキャプテンの桜だが、サッカーの実力は相当なものらしい。
「あーあ…今日はなんだか疲れたねぇ」
桜は瑞季の隣りにもたれる様に腰かけた。
二人が座るソファは二人用のもので、割りと小柄な彼女達が座っても密着した状態になる。
近すぎて嫌がられるかなと瑞季の顔の伺ったが特に何もないようなので気にせず座った。
「ふぅ……」
桜が疲労した様子で一息吐いた。
天井を仰ぐ様に背もたれによりかかる。
- 153 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 20:13:25 ID:XghRv4260
- 「お前のせいで巻き添えくらったアピールっすか」
「ち、違うよっ。そんな遠回しに嫌味言わないって」
「やだなぁ、冗談っすよ先輩」
「…瑞季ってほんとに生意気だよね…」
「あはは。よく言われます」
自覚済みなのかい、声には出さずそうつっこんだ。
「でもこのまま先輩に何もしないのは悪いんで、帰りにジュース奢りますよ」
「え、えぇ……いいってそんな。私から手伝うって言ったんだし」
「遠慮しないでくださいよー」
「本当に大丈夫だから、ありがと。もう遅刻さえしなきゃいいよ」
「えー。優しい先輩より頼りない先輩のが好きだったのにー」
「…誉め言葉なんだよね。そうなんだよね」
「そうだ。じゃあ代わりにマッサージしますよ」
「…マッサージ」
「ねっ?」
「まぁ…マッサージくらいなら…」
よーし!と意気込んだ瑞季に比べて何故か桜の表情には若干戸惑いの色が混じっていた。
その事に気づく訳もなく瑞季は彼女に背を向けるよう促す。
「これでいい?」
言われた通り桜は横を向いて瑞季に対して背を向けた状態になった。
「先ずは肩からいきますねー」
桜の肩に両手を軽く乗せる。
すると
「んっ…」
「…?」
桜から短い息と共に甘い声が漏れた。
しかし特に気に止めることなく瑞季は肩を一揉み。
「ふああっ…!」
すると、また同じような声が。
「い、痛かったっすか?」
慌てて確認する瑞季。
「う…ううん、大丈夫。けどもうこの辺でいいよ」
「え…まだ一回しか揉んでないのに…」
「ほんと大丈夫だから。ありがとう」
「……」
瑞季の笑顔がキラーンと怪しく光った。
- 154 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 20:17:05 ID:XghRv4260
- 「いやいや何言ってるんすか。まだまだ先輩へのお礼は終わってないっすよ」
「い、いいってほんとに。あ! 大変! もうこんな時間だ!」
「まさかそんなに嫌がられるなんて…」
「あ…いや……嫌がってる訳じゃないよ? 瑞季は本当は良い子だってことも知ってるしさ。でもほら、あれだよ、社交辞令じゃなくて、えと、 えーっと…」
「なーんだ良かったぁ。てっきり先輩、くすぐったがりなのかと思ってたあー」
「……え…?」
「いやぁ、部活を仕切るキャプテンがくすぐりに弱いなんて示しつかないなぁって心配してたんで」
「…………あ…あはは…そ、そんな訳……ナイヨ」
「じゃあ続けますね。先輩に疲れを残したまま帰って欲しくないし」
「………うん…ありがと」
背を向けたまま焦りまくりの桜。実は彼女、自分でも憎らしい程くすぐったがりだった。
肩揉みなんて途中で笑い出さないか不安だったが
(折角あの瑞季が気を使ってくれてるんだもん…それを無下にしちゃ可哀想だよね……。よし、くすぐったいのなんか我慢我慢!)
とあくまで後輩の気持ちを汲んで受け入れることにした。
「……ッ…」
再び瑞季の手が動き始めた。
「あ……んッ…やぁぁ…!」
ビクッと体を震わせ押し殺した声を漏らす桜。
- 155 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 20:19:44 ID:XghRv4260
- 「……」
一方、彼女からは見えない背後でその様子を愉快そうに見ている瑞季は全て感づいていた。
感づいた上で敢えて桜の良心を揺さぶる言い方をしたのだ。
(強がっちゃって。後輩の気遣いは無駄に出来ないよねぇ。まっ、それが先輩の良いところなんだけど。馬鹿だけど可愛いなぁ)
桜とは対称的、いやそれ以上に黒い瑞季だった。
「痛くないように優しくやりますね」
「ひゃぁッ…!? ま、まっ…あははは…」
肩を揉んでいた手を首筋を移動させ、そこで細かく指先を動かす。
同時に桜は首をすぼめた。
「んぅぅッ…くく…しゃ、しゃわしゃわしないでぇッ……!」
「駄目っすよ動いちゃ」
「しょ、しょれマッサージじゃないよ……!」
「あっ、離れちゃ駄目だって」
擽感によって無意識に桜の体は前のめりになる。
「……」
待ってましたと言わんばかりに瑞季はニヤリと不敵に笑んだ。
「もー。一回体勢直しますよ。よっこらしょっ」
そう言い、後ろから両手を桜の腋に入れた。
「ひゃぁぁぁッ!?」
「ほら、もっとこっち寄らないと」
「あひゃははははははははははははははは! く…くしゅぐははははははははははははは…」
突然走った刺激に激しく身を捩り両腋を力一杯閉めるも、既に瑞季の指先は腋に侵入してたおり完全に防ぐことができない。
「暴れないでくださいよー」
と言いつつ瑞季は指先を桜の腋の中でムニュムニュと動かし、あぐらをかくように足で彼女を固定している。
「ひゃめてぇぇぇぇ! きゃぁははははははははははははははははははははははははははは…わきぃぃ…! わきがぁぁぁーッ!」
「可愛いなあ」
「みずきぃぃぃはははははははははははははははははは…あっはははははははははははははははははは!」
この時にはもう瑞季の真意には気づいた。
後はこの状況をなんとかする為に考えを練りたいところだが、沸き起こる激しい擽感がそれを妨げる。
「ほれほれー。ここをグリグリしてやるー」
「やめ…やめやぁぁぁはははははははははははは…あぁぁーッ…!」
「こちょこちょこちょー」
「あひゃはははははははははははは……いいかにゃぁぁぁぁッ…!」
「にゃあだって。かわい。いーよ、一回止めたげる」
ほんの数十秒だったが、瑞季が手を休める頃には桜の息は激しく荒れていた。
- 156 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 20:23:05 ID:XghRv4260
- 「……」
くすぐられるのは止まったものの、未だに腋から離れない手に違和感を覚える。
呼吸が整ったのを確認してからそのままの状態で瑞季に声をかけた。
「ちょっと待ってよ瑞季……全然マッサージになってないって…」
「そうっすか? そもそも先輩が暴れるから体勢直しただけなのにー」
「それで腋に手を入れるのはおかしいって!」
「ほら、赤ちゃん抱っこする感じっすよ」
「いーや! それにこちょこちょしてきたもん!」
「今日の夕飯なんだろーなー」
「もう! 腹立つ惚け方だなぁ!」
がむしゃらに暴れて脱出を試みるも、意外と瑞季の力が強くて状況は変わらないままだった。
そうしている間にも瑞季は桜に馬鹿した様な視線を送る。
「ところで先輩、さっき何て言ってましたっけ」
「腹立つ惚け方だなぁ!」
「そこじゃねぇよばーか。おかしいなぁ、私の記憶では確かぁ……くすぐりは効かないって… 」
「く、くす、くすぐりッ……えぇぇ!? 何のことぉぉ? あたし覚えてなぁぁいっ」
「腹立つ惚け方だな」
調子に乗るなよという意味を込めて腋を数回こねくり回した。
その回数分だけ桜の悲鳴が上がった。
「あれはだからそのぉ……嘘ではない、よ? うん。嘘じゃない」
「くすぐりは効かないってことっすか?」
「……今日の夕飯ひゃぁぁぁッ!」
「どうなんすか?」
「き、き、効かなッ…!? あははははははははは…や、やめ…」
もう完全に瑞季のペースだった。
故に気付かなかった。
「そこまで言うなら先輩を信じますよ」
「う、うん! 信じて! 信じて信じて! アイムビリーブ? ソー、イェスアイアム!」
「じゃあ今から腋をくすぐりますけど、絶対手は降ろさないっすよね?」
「……イェスアイアム」
抵抗すればする程深みに嵌まることに。
「いきまーす」
「うぅ……何でこんなことに…」
万歳した桜の腋に瑞季の指先がゆっくり近付く。
うねうねと細かく動いた嫌な動きが視界に入らぬよう目を閉じる桜。
「ほーら……こちょこちょこちょ~…」
「…ッ…み…耳元でそんなこと……」
瑞季の指が腋に到達した。
「…~~~ッ……んくぅッ…!」
こしょこしょ、そんな擬音が聞こえてきそうな指の動き。
先程の刺激に比べれば幾らか楽だが、それでも桜は笑いの衝動を噛み締めようと必死に口を結んだ。
「あれれ~? 体がプルプルしてますけど大丈夫っすかぁ?」
「へ…へひゃひひひ…へひひらよッ」
「平気じゃないですね」
「へひ……へいきだよ…!」
「私焦らすことにはあんまり興奮しないんすよねー」
「こ、興奮て……」
「じゃあこういうのはどうです?」
「いぎゃあぁはははははははははははは!?」
腋で動かしていた指を脇腹に移し、そこを強く揉んだ途端、桜の笑いを堪えるダムは決壊し手を降ろした。
- 157 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 20:25:05 ID:XghRv4260
- 「あらら、降ろしちゃった」
「……無理だよこんなの……」
「あ。揉まれるの駄目っすか?」
「にゃぁぁぁッ!?」
「私もここだけは弱いんすよー」
「あっははははははははは! やばいぃ! やばいよぉぉ!」
脇腹を揉むのを防ごうと瑞季の手を掴む。
「先輩、手を掴んだってことは……つまり敗北宣言と受け取ってもいいんすね?」
「……」
無言の肯定だった。
始めから下手な強がりはよせば良かったと後悔するも今は遅い。この悪魔に目を付けられた時点でこうなることは決まっていたと諦めることにした。
「やったー! 先輩の弱味握ったぁ!」
「……よりにもよって瑞季に弱点がばれるなんて……」
「あは。これがどういう意味だか分かります?」
彼女がどす黒い笑みを浮かべたのが背中越しにも分かった。
嫌な予感が額を流れる汗で伝わる。
「他のこのこと部員に言ったらどうなるだろうなぁー」
「ッ!? そ、それは…!」
「きっと先輩のキャラ的に、みんな寄って集って先輩のこと……」
「……ッ…」
「みんな悪ノリするからなぁ。生まれたままの姿で公開くすぐりの刑なんてことも……あー怖い」
「……あああああーッ! ちっくしょぉぉぉぉーッ! 」
「天使のような瑞季様に何か頼み事は?」
「…………何でも言うこと聞くから…みんなには黙ってて」
「あ?」
「…黙っててください」
「よろしい」
瑞季は満足そうに笑った。
「まぁ私も鬼じゃないっすからね。こうやって練習が終わった後二人で遊んでくれたら、誰にも言いませんよ」
「……」
「はーい、うつ伏せになってねー」
「え、えぇー! 今から!?」
力任せにソファにうつ伏せに押し倒し、桜の頭を背にして股がった。
瑞季の正面が桜の足側ということ。
「可愛い足裏発見~」
サッカーソックスを脱がし、小さな足の裏が露になった。
直後、彼女の足の裏が指先で蹂躙されたのはまた別の話。
それからというもの、女子サッカー部の部室では練習が終わるとけたましい笑い声が響いたという。
- 158 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 20:27:43 ID:XghRv4260
- 瑞季の性格をもっと悪くしたかったなぁ。
細かいシチュまでリクエストくれたんでとても書きやすかったです。
あ。あと文と文の行間って詰めた方が良いの?
- 159 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 22:47:09 ID:ncho2bbc0
- すごく良い♪
今度はひとりの子を大勢で徹底的にくすぐってほしい
- 160 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/22(火) 23:35:27 ID:eJKRys6M0
- 学校一のアイドルをブサイク女の子 集団でくすぐってほしい
じゃれあいじゃなく、拷問チックに♪
- 161 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/23(水) 00:00:31 ID:XroZ2aYg0
- それは他スレの小説のn番煎じになる気がするんで止めときますwww
- 162 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/23(水) 01:49:58 ID:zU2Y8WTg0
- 瑞季の性格はこのままでも十分可愛い。
くすぐりに弱いのを知られたくなくて声を我慢する先輩がいい。
万歳をさせてから脇腹をくすぐるまでのところが結構好き。
部室に戻ってすぐの出来事だから服装は練習着のままだろうか?
行間は台詞の量が多いときには詰めない方が読みやすいかもしれない。
- 163 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/24(木) 20:59:59 ID:qZbQmuB60
- ちょくちょくss投稿させてもらってる者です。
感想くれる人達、ありがとうございます。
とても励みになっています。
で、最近マイブームになりつつあるssを性懲りもなく投稿したいのですが、ひじょーに情けないことに弾切れ状態ですwww
そこで、何か細かいシチュやら何やら、とにかくネタ欲しいw
という訳でどうかネタ提供の方お願いします。
あ。集団モノは苦手っす。書いたことないけど多分雑魚クオリティのものが完成するんでw
- 164 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/24(木) 22:56:08 ID:Q2gDjsuA0
- >>163
嫌いあってる女の子同士でどちらかがどちらかを自由に出来る状況
ネチっこく苛めて心を折る作業を書くとかどうやろ?
- 165 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/25(金) 00:02:46 ID:.EjM0MlsO
- >>164
自分で書けば
- 166 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/25(金) 02:09:55 ID:ksqR9pawO
- なぜそこで突き放したw
- 167 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/25(金) 19:11:46 ID:tt4VisQc0
- 理沙(リサ) 高3
茶髪のロングヘアー。毛先を巻いている。
目がくりっとしたギャル風の美少女。
葵(アオイ) 高3
黒髪のショートカット。
気の強そうな美人で、ボーイッシュな感じ。
「ここに一本のコーラがある!今からこれを一気飲みして、ゲップをせずにマリオブラザーズを全員言いたいと思いまぁーす!!!」
「「いぇぇーい!!」」
上履きのまま机の上にバンッと立ち上がり、そう声高々に言ったのはクラスのムードメーカ葵(アオイ)。
右手にはコーラが入ったペットボトルが握られている。
「行くぞー! みんな見とけー!」
クラスの友人達が茶化す中、葵は勢い良くコーラを口にする。
「……ゴクッ……ゴクッ……」
「あははははっ、ほんとに葵ってバカだなぁ」
「しかもマリオって二人兄弟じゃ… 」
半分にも満たない量を飲み干した葵。
彼女は自信に満ちた顔で芸を始めた。
「………マリオ"ェッ」
クラスが笑いに包まれた。
- 168 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/25(金) 19:12:47 ID:tt4VisQc0
- 「いやー割りとイケると思ったんだけどなー」
頬を掻いてそう言いクラスの皆に笑われている葵だが、そんな彼女を遠くから気に入らない目で見る女子生徒がいた。
「きも。マジありえない」
その女子生徒、理沙が葵に聞こえるようわざと大きな声で言う。
当然それに気付いた葵は今までのお調子者だった表情から一転、不快なものを見る表情に変わった。
「……」
「……」
教室が静まる中葵は理沙に威圧する様に詰め寄った。
「人前でそんなことするなんて何考えてんの? 言葉使いも悪いし。これだから運動馬鹿は困るのよ」
「…あ? お前こそ何だよ。やけに私に絡んできやがって。コッテコテの化粧で不細工な顔は隠せても、インディカ米みてーな輪郭は隠せねーぞ」
「……」
「……」
二人頃間に火花が散る。
「…もういいわ。行きましょ」
「え…? もう休み時間終わるけど……」
「そんなのサボるわよ」
先にその場を動いたのは理沙の方だった。
側にいたギャル風の友人達を連れて教室を出る。
「ふん。なんなんだよアイツ」
嫌な女、怒りを含んだ口調で葵が呟いた。
- 169 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/25(金) 20:45:53 ID:zUo16AFg0
-
放課後
生徒はほとんど帰宅していて、教室にいるのは葵を含めた女子生徒三人だけ。
「 今日は部活休みだしみんなでカラオケ行こーぜー!」
葵は友人達の前で歌うジェスチャーをしながらそう言った。
そのおかしな動作に友人達は顔を見合わせては苦笑する。
「ごめん葵、うちら今日音楽あるんだよねー」
「ごめんね。一時間くらいで終わるからその後行こ?」
「えー、一時間もぉ?」
あからさまに嫌な顔をする葵。
「そんなに待てねーよ!」
「ちょ、ちょっと待ってよっ、ほんとにすぐ終わるってば! ね?」
「うん! うちらもカラオケ行きたいし!」
「…よし、駅で待っててやる」
「ストーップ! 駅? 短気の葵さんのことだら絶対帰る気だよね? 待つ気ないよね?」
「良い勘だ。精々急ぎたまえ」
「……こうなったら……強硬手段!」
「作戦Aだね!?」
すると突然葵の友人達は二人がかりで彼女を床に押し倒した。
「お、おいバカ…!」
「縄跳び取って! 二つ!」
「ラジャ!」
そして
「……」
両手を頭の後ろで組ませて縄跳びで拘束し、両足首も同じく自由を奪われた。
ここまでの作業が済むまでの時間おやそ三秒。
運動神経が抜群の葵もこれには根を上げるしかなかった。
「……お前ら…自分達が何してるのか分かってるのか…?」
床の仰向けで寝かされ、しかも両手足の自由が効かない為上手く起き上がれない。
「つい」
「ついじゃねーよ! 早くほどけよこれ!」
「まぁ葵の場合こうでもしなきゃね」
「そうそう。あ、もう補習の時間だ。行こっか」
「じゃあ一時間だけ我慢してねー。ばいちゃー」
「……私は囚人か」
こうして葵はとんでもない状況のまま放置されてしまった。
- 170 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/25(金) 22:08:57 ID:BVX9AXY60
- りさがくすぐられてほしかったな~
- 171 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/26(土) 02:44:28 ID:1oBJQnBc0
- 自分は葵の方がいい。
元気な子がツンツンしてる子にくすぐられるのに萌える。
- 172 :くすぐり好きの名無しさん:2013/01/26(土) 05:22:11 ID:Mqsh.Ej.0
- これは期待ですね!
- 173 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 174 :くすぐり好き:2013/02/06(水) 22:06:18 ID:VlnpVc62O
-
すいません
誰か
龍が如くの遥のくすぐり小説か クロガネの剣道部マネージャーのくすぐり小説を書いてください。
お願いしますm(__)m
- 175 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/07(木) 07:20:58 ID:Ot1uzVhQO
- >>174
自分で書けば
- 176 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/07(木) 16:37:26 ID:wnEskRJsO
- >>175
書けないからお願いしています
- 177 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/07(木) 19:43:45 ID:YMCCEfX20
- すまん
- 178 :@:2013/02/07(木) 20:35:14 ID:ykQKV0hM0
- 誰かくすぐり小説スレッドにあったルサルカくすぐりを覚えているか?
創作の創作になるんだがあれの続編を勝手に書いてみたんだが投稿してもいいのだろうか?
作者の許可とだめかな、てか需要ある?
- 179 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/07(木) 20:49:42 ID:OFEvHwfE0
- 需要はある。かなり嬉しい!
作者に許可は、連絡が取れるようならとった方が無難だとは思いますが・・・
こちらにいらっしゃらないかなぁ
- 180 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/07(木) 20:53:36 ID:7mA6Fd3o0
- 同じく需要はあると思う。個人的に好きな作品でもあるし。
けど創作の創作云々についてはよく分からんなあ・・・
- 181 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/08(金) 01:07:36 ID:.JAt/l9A0
- 匿名掲示板で作者と連絡を取るのは難しいね
元作品があるなら二次創作だと明記すればいいんじゃないかな?
- 182 :簗田りょー:2013/02/09(土) 00:42:48 ID:OSLifVygO
- くすぐり実験
「ごめんください…」
一香はとあるビルの地下室の扉を開けた。
二階堂一香。22歳。超ビンボー。
あきっぽい性格のせいかバイトも長続きせづ、今は無職。
その日暮らしの生活をおくっている。
そんな一香が見つけたのが、この治験のアルバイトだ。
報酬金500万円。
胡散臭いうえに、危険が伴うがこの生活から抜け出すには多少のリスクはいとわない。
「あのー、電話した二階堂一香というものですけど担当の方は…」
「あ、どうも。あなたが二階堂一香さんですか。私が担当の佐藤です。」
出てきたのは50代位の白衣を着たおじさん。
「どうぞ、こちらへ。早速ですが実験内容を説明します。」
一香はソファーに腰かけた。
「まぁ、簡単に言いますと私の作った製品の実験台になっていただきたいのです。」
「あの…実験台とは…どんなものですか?」
佐藤が顔をしかめる。
思い詰めた表情をした。
「じつは…」
やはり危険なバイトなのか…。
一香も覚悟を決める。
「くすぐられてほしいのです。」
- 183 :簗田りょー:2013/02/09(土) 01:10:39 ID:OSLifVygO
- くすぐり実験
「は…?」
くすぐられ…て?
「それだけですか?」
「はい。もちろんこちらも最大限注意をはらいます。」
「いや、ぜんぜん大丈夫ですよ。それくらい…」
「いや〜、有り難うございます。助かります。」
一香はくすぐられるのが特別苦手でもない。
それだけで500万円とはおいしい話だ。
「では、準備をしますのでこちらへ」
一香は水着に着替え病院の手術室のような部屋ひきた。
「申し遅れました。助手の茂泉と矢島です。」
白衣を着た二人の女性が会釈した。
「では、いくつか製品を持ってきますのでその実験台となってあただきます。私どもはそのデータを取ります。一香さんも製品についての感想をお聞かせください。」
「いいですけど…本当にそれだけですか?」
「はい、もちろんです。」
早速実験が始まった。
- 184 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/09(土) 02:51:43 ID:v7iLAiaY0
- いいね
- 185 :@:2013/02/09(土) 05:21:20 ID:FYtNemoY0
- それじゃあ作者の連絡を待つ間もう一本書いてみるので作品名とキャラクターを書いてください
その中からランダムに選んで書きますね。
- 186 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/09(土) 17:22:54 ID:bK7aB086O
- 東方の霊烏路空
- 187 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/09(土) 19:13:57 ID:Dha0Es2w0
- 森田さんは無口の森田さん
- 188 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/09(土) 20:21:15 ID:6pdgDobEO
- >>187
それキボンヌ
- 189 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/09(土) 22:09:59 ID:34xwRFOc0
- 個人的には作者のオリキャラがみたい
特定にキャラと違ってみんな楽しめるし、なにより性格とかも自由に設定できるから書きやすい
ウィンウィンだと思う
- 190 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/10(日) 00:42:09 ID:kju6NNI20
- >>189
自由に設定できるから書きやすいってのは、人によりけりだと思う
特定のキャラ像がある方が書きやすい人もいるだろうし
作者さんがオリキャラも選択肢に入れてくれるなら、それはそれで万々歳
ガールズ&パンツァーの冷泉麻子
- 191 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/10(日) 02:12:30 ID:S2zcsVwY0
- モバマスの小日向美穂に一票
- 192 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/10(日) 23:50:16 ID:QlOoxj2.O
- 禁書目録の美琴
- 193 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/11(月) 00:28:05 ID:JiOPXDHoO
- ぼくは遊戯王の杏子ちゃん!
- 194 :簗田りょー:2013/02/11(月) 15:31:12 ID:.VtV3H.IO
- くすぐり実験
最初に出てきたのは大きめのベッドだ。
「では、寝てみてください。」
一香はベッドによこになる。
「それではいきます。」
そう言うと佐藤はリモコンのスイッチをおした。
するとベッドの下からマジックハンドが出てきて一香の両手足をつかみX字に拘束してしまった。
「えぇ!?」
一香が驚いていると、佐藤がリモコンの別のスイッチをおした。
するとさらにマジックハンドがいくつか現れて一香の全身を撫でる様に優しくくすぐりだした。
「うわ!ちょ…くすぐったい!」
足の裏、太もも、腰、わき腹、脇、二の腕、首などを10本のマジックハンドが指先でつ〜〜っと撫でてくる。
一つ一つはそれほどでもないものの、全身でそれをされると流石に耐えがたいものとなる。
「うく…」
くすぐりから逃れようともがくもの、両手足が拘束され動けばないため、腰のあたりを振るだけとなる。
「どうですか?一香さん」
佐藤が何か書きながら質問する。
「と、とてもくすぐったいです。」
「そうですか。しかし、それだけではないのです。」
「え?」
「これはベッドやマジックハンドから伝わる体温変化、体の動きなどで、その人の最もくすぐりに弱いところを自動で割り出すことができるのです。」
そう言うと佐藤は別のスイッチをおした。
するとマジックハンドが動きを止め。一香の脇から腰のあたりに集まり、一斉に一香のわき腹をくすぐりだした。
しかも、今回はなかなか強い力で、コリコリあばら骨を掴むようにくすぐってきた。
「うはあぁ〜…ああ…あ…。」
強烈なくすぐりに一香は体をよじって耐える。
- 195 :@:2013/02/11(月) 16:02:12 ID:Tre9Of0M0
- 今のところオリキャラか美琴で行こうと思います
次はシチュエーションを希望があれば言って下さい。
- 196 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/11(月) 16:33:24 ID:.ZUlyBTA0
- >>195
オリジナルは好きに凌辱しまくれるところが最大の魅力だと思うんだぜ!
みこっちゃんなら黒子のくすぐりレイプかシスターズからのくすぐり実験か・・・悩む
- 197 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/11(月) 17:16:06 ID:d2ZukprU0
- 例えば、容赦のない機械責めとかいいよね!と言ってみる
- 198 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/11(月) 19:58:24 ID:R.Z3cvXgO
- 格下の相手に徹底的にくすぐられるのっていいよね。
- 199 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/12(火) 03:23:03 ID:7MLu5vRc0
- 美琴のくすぐりなら食蜂操祈が絡んでるのが面白そう
食蜂に操られてる黒子•初春•佐天からくすぐられるとか。
- 200 :しょー:2013/02/12(火) 09:30:43 ID:ABirOh/w0
- 確かに、格下の相手に何重にも罠をはりめぐらされついに拘束され
くすぐられる美琴、はじめはくすぐりに強いが何時間も大勢に反応を見られながら
くすぐられ、ついに弱点が見つかる。そんな話しが良いですね!
- 201 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 202 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/15(金) 14:38:52 ID:p.MDEoYA0
- 佐天さんってどこが弱いんだろう。
脇の下とか全然効かないけど、下半身になると、超敏感、とかなのかなぁ。
久しぶりに初春×佐天書こうかな。
- 203 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/15(金) 19:47:47 ID:7yEgCeFw0
- >>202
あなたはひょっとして昔佐撿春を書いていた・・・
期待してますお!
- 204 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/19(火) 17:45:05 ID:ky6sH.dQO
- >>203
なんて?
- 205 :小梅:2013/02/26(火) 23:43:11 ID:cTpvlHc20
- 不況の煽りを受けて風俗業界も風前の灯の中。
『笑ってストレスも解消。発汗効果で笑顔で楽しく明るくダイエット!』
というフレーズで女性たちの間に『くすぐり風俗』なるものが、一大ブームを引き起こしていた。
雑誌の売り上げアップのためなら、部下の貞操など屁とも思わない女編集長の「取材に行ってこい」の鶴の一声で、私、二葉緑(ふたばみどり)新人記者は昼夜兼行とできるだけ有名な店を探しアポを取り、取材現場へと足を赴いた。
- 206 :小梅:2013/02/26(火) 23:44:50 ID:cTpvlHc20
- 愛想のいい受付さんに通された部屋は、淡い照明に照らされた十二畳くらいの広さで、テレビ、冷蔵庫などが置いてあり少し高めのホテルの一室という感じがした。
可愛らしい小物類、観葉植物や柑橘系のアロマなどが焚かれており、なるほど女性客を意識した造りになっていると中央に置かれたベットに腰を下ろしながら感心していた。
生まれてこのかたこの手の性的施設の入ったことのない私は、もっとケバケバしいピンク色のものをイメージしていたので拍子抜けと共に緊張が少しだけ解れた。
しかしどうしても視界の端にチラチラと見えるものを無視できずに意識してしまう。
明らかにSMなどの目的で使われる拘束器具の数々、筆や刷毛、私じゃ用途が分からないようなもの。
……私はその中の筆を一つ取り出し首すじに這わせた。
「くふっ…」
ぞわりと鳥肌が立ち、反射的に首を竦める。
軽く撫でたつもりが予想以上にくすぐったく思わず変な声が漏れてしまう。
くすぐりね…とつぶやきながら筆を手の上で弄ぶ。
私は21年の人生の中でくすぐられたという経験がない。
同性のスキンシップが激しい体育会系の部活には所属せず、大人しい性格の人たちとの交友を好む学生時代だったため「くすぐられる」という機会が生まれなかった。
しかし、今の自分の反応を見ると急に不安がこみ上げてくる…だって今日は…
- 207 :小梅:2013/02/26(火) 23:46:50 ID:cTpvlHc20
- 「――――さん?二葉さん?」
「ひゃ、ひゃいっ!」
間抜けな返答をした私をクスクスと笑う人は、今日の取材対象者だった。
いつの間にか部屋に入ってきたのに気がつかなかった。目の前のものに集中すると周りのことに注意散漫になるクセはいい加減治したい…。
そう思いながら慌てて筆を元の場所に戻す。
「あっえ、す、すいません勝手にお店のもの弄ってしまって!私月刊○○の二葉です。きょ、今日はお忙しい中取材に応じていただきましてありゅがとうございますっ」
プルプル震える手で取り出して名詞を差し出してしまった。
…今回は場所も場所だし不意打ちだっただけで、いつもこんなに駄目駄目噛み噛みじゃない…と思う。
「ふふっ…いえいえ、大丈夫ですよ。千鶴です、本日はよろしくお願いします。あ…名刺は後でもいいですか? 今仕舞えるところがなくて……」
はにかむ千鶴さんは確かに…仕舞えるところがなかった。
バックとサイドが紐のタイプな桃色のショーツ一枚という格好だ。女同士でも目のやり場に困る。
千鶴さんは柔和な微笑みが似合う綺麗な女性で、自分と歳もそう違わなそうなのに落ち着いた雰囲気のする人だった。
濡烏と言うべき滑らかな長く黒い髪、右の目元の泣きボクロが艶っぽさを増している。
大きな胸なのに形は整っており乳首も綺麗…くびれているのに肉付きも色っぽく、キュッと食い込んでいるパンツに飾られた張りのあるお尻は、どこか神々しささえ感じた。
こういう人に生まれていたら、女として人生もっと楽しかったんだろうなぁ…
「でもよかった」
「は、はい?」
「電話で少しお話したでしょ? 声を聞いてとても可愛らしい人が来ると楽しみにしてたので……期待以上でした」
「はぁ…どうも」
明らかに女同士が使う「○○ちゃん可愛い」というお世辞だったが全然嫌味に聞こえないのがすごい……人気№3とのことだが納得だ。
「あ…ごめんなさい。いきなり可愛らしいだなんて…」
「あ〜いえいえ言われ馴れてなかったもので……え〜じゃあ、とりあえず取材初めてよろしいですか?」
「はいはい、なんでも聞いてください」
人当たりのよさそうな人に当たってよかった…テンプレみたいな蝶のマスクつけたSM女王様みたいのだったらどうしようかと…と胸を撫で下ろしながら取材を進めていく。
まずは当たり障りのないお店の事なんかを。
- 208 :小梅:2013/02/26(火) 23:48:34 ID:cTpvlHc20
- 「SコースとMコースがあるんですねぇ、その中からまた選ぶと…。すごい種類いっぱい…ファミレスのメニューみたいですねー」
「ふふ、作った社長本人も『こんなのあったかしら』とかよくぼやいてます」
「あはは、最近こういったお店が女性の間でブームになっているみたいですが、やはり女性客は増えました?」
「えぇ、昔は9:1で男性のお客様のほうでしたけど最近は半々……女性のほうが多いくらいですね」
「ブーム以前も女性客はいたんですね……意外。えっと少し聞きづらいんですが……本来の目的意外で来店するお客さんって戸惑ったりしちゃいます?」
「ん〜……わけ隔てなく御もてなしさせていだたいてますって答えるべきなんですかね?やっぱり」
「はは、まずいと思うところは後で確認していただいて消してもらいますから、どうか正直に」
「最初は正直戸惑いましたけど今は楽しんでます。女の子のほうが触り心地はいいですし、それに大半はその…目的みたいなのが変わっちゃうお客様も多いので」
「…ん? 変わっちゃう?」
「うふふ」
柔和な笑みから少し意地悪そうなものに変わったのは気のせいだろうか?
互いに大分砕け空気が柔らかくなってきたので、少し踏み込んだ質問をしてみようと、昨日考えて書き出した質問事項のメモに目を落とす。
「え〜…この仕事をすることになったきっかけは?」
水商売と言われる人たちにこの質問はタブーだし何より失礼だろう。
だとしてもこの質問は是非聞きたかった。
昨今のくすぐりブームで足蹴もなく通う女性たちは、その店で同じ女として働く千鶴さんの生々しいリアルな苦労話などに興味があるはずだ。
女は他人の幸せは疎ましいが他人の不幸、特に同性の不幸にはとても同情的、共感的だ。
なぜなら常に幸せを求め、自分はどこかしらが不幸だという感情を本能で隠し持っている。
このいつも笑顔を崩さないであろう千鶴さんの苦労を垣間見ることによって、共感を覚え店と客の距離が縮まり、さらに集客率が上がればこの店としても、記事を出したうちの雑誌としてもメリットになる。
「くすぐりが好きだからです」
という私のコスイ考えはその一言によって瓦解した。
「す、好きだから、ですか?」
「はい。ふふ、大好きです」
恥ずかしそうに、でも迷いなく言われてしまう。
パンチが弱かったら多少盛って記事にしようと思ってたが、それ以前の問題だった。
「えっと、あの、ほんっとうに失礼なんですが金銭的な問題で…とかは?」
ある問題によってお金が必要。
通常の仕事と比べれば羽振りのいい風俗業。
しかも、いろいろなトラブルを招く情交行為(この店ではいわゆるホンバンがNG)がない有料物件だったから、みたいなのは?
「うーん…貰えたほうが嬉しいですけどお給料半分になっても私はここで働きたいです」
「…好きだから?」
「ええ」
迷いなしに答える千鶴さんにそれ以上深く突っ込めなかった。
私も仕事は好きだ。
給料は安いし上司は馬車馬のように私をこき使う。でも結果を残した分だけ認められるし待遇もよくなる。
ブラック企業だのとよく愚痴りはするが、辞めようと思ったことがない理由はそれだ。
つまり苦労もあるけどやりがいがある、という意味での好きだ。
しかしこの千鶴さんの場合は苦労など嫌な点がないというような全面肯定。
彼女の場合はもっと単純に……
- 209 :小梅:2013/02/26(火) 23:50:55 ID:cTpvlHc20
- 「……二葉さん?」
「あ、すいません、じゃあ次の質問を」
その後消化不良気味で進んでいく私の取材に対して、千鶴さんは優しく丁寧に受けてくれた。
しかし時間に進むにつれて、私の歯切れがどんどん悪くなっていくことを嫌でも自覚してしまう。
なぜならもう質問事項のメモに書かれていることは全て聞いてしまっていた。仕方なく、ほとんど世間話のようなものでお茶を濁している。
「その、二葉さん」
「は、はい」
「もしかしてなんですけど、取材時間……わざと伸ばしていませんか?」
「………」
言いにくそうに図星を当てられてしまう。
「この後の体験取材? みたいなものに気乗りしないとか?」
「うぅ…はい」
「苦手なんですか?」
「というかされたことないので…少し怖いと言うか」
ジャーナリストたるもの何事も自分の目で見、手で触れ、研鑽すべし。
という編集長のありがたい信条によって、当然のごとくその予定は組み込まれていた。
『初心者体験コース:一時間』
「このまま取材に時間取っちゃったとか言って、ここお客さんとかに取材して終わらせよう…かなと…」
「えーと、それでOKとかって出ちゃうんですか?」
「……他は知らないけどうちじゃ120%無理です」
夏休みの宿題終わってないのに31日に遊びに行ってしまう子供並みの現実逃避だった。
「…ふふ、じゃあ分かりました、少しサービスしちゃいます」
「……え?」
気まずい沈黙を破ったのは千鶴さんの優しい声だった。
「えっとじゃあ少し」
「ええ少し…じゃ可哀想なので大分、でいいですよ」
子供に内緒話をするように悪戯っぽく千鶴さんが微笑む。
地獄耳の編集長を怖がり、意図的に言葉を濁している私に合わせてくれる千鶴さんは正に天使だった。
普段悪魔の下で働かされてる私のためにくれた、天使様からの施しだと勝手な解釈をし深々と頭を下げる。
「あのっじゃあお手柔らかにお願いします!」
「うふふ、分かりました」
後に千鶴さんはサービスと言ったが手加減とは一言も言っていないこと、平身低頭な私を妖しい眼光で見つめていたのに気がつかなかったのは…この仕事にはいって一番迂闊なミスだったことを身をもって知ることになる。
- 210 :小梅:2013/02/26(火) 23:52:51 ID:cTpvlHc20
- 「………」
その部屋の一角には銀色のポールダンスのような棒が二本間を空けて並んでおり、床と天井突き刺さっていた。
その棒にゴムバンドのような黒いものを巻きつけ、私の手足は束縛されX字のような体勢になっている。
ゴムの素材は頑丈だが柔らかく身じろぎしても全然痛くない。
これならどんな背丈でも高さを調節でき、後ろにも自由に人が行き来できる。
しかし問題が二つあった。
「あの…やっぱり脱がないと駄目なんですか?」
一つ目は私がパンツ一枚の姿のことだ。
くすぐるのに邪魔だからとあれよあれよという間にパンツ一丁にされてしまう。早業だった、その道のプロだから手馴れているのだろう。
「まさか脱ぐとは思ってなくて…適当なの履いてきちゃったんですが…」
地味めな白のパンツを隠そうともじもじするが、束縛されているからできるわけもない。
「うふふ、わたしは派手なのよりそういうシンプルなほうが好きですよ」
「ど、どうも…でもじっと見られるのは…その、ちょっと恥ずかしいというか」
自分とプロポーションが格段に違う相手には特に。
それとお尻丸出しみたいなフリフリの履いた人に言われても説得力がないです。
「でも、できれば下も脱ぐのがベストなんですが…」
「そ、それだけは本当に勘弁してください!」
「無理やりしようとしたら泣きそうになっちゃうんですもん」
「………すいません」
大の大人がガチ泣き寸前だったことを指摘され、顔が火照り耳まで真っ赤になってしまう。
もうブラまで取ったし同じ女なんだし…とか言われそうだがどうしても…どうしてもこれだけは駄目なのだ。
「…………んっ」
「……ふふ」
それと二つ目、もう一つの問題が…
「二葉さん」
「は、はい」
「うふふ…もうくすぐったくなってきてる」
「なっなんで」
なんでそれをと口に出そうとして踏みとどまるが無意味だった。
千鶴さんはすべて見透かしているような目でこちらを見ている。
「意識しちゃってる」
「………くっ」
抵抗できない束縛、がら空きの脇…目の前にはその道のプロ。
その現状だけで体はむずむずしていき身体を揺すってしまう。
「こんな敏感な子、最近全然いなかったかも」
「うくっ…それ…」
千鶴さんはそんな私を満足そうに見つめながら、先ほど私が持っていた筆を手にとった。
手に取った反対の手のひらの上でクルクルと這わせる、柔らかそうな毛先が広がっていく。
- 211 :小梅:2013/02/26(火) 23:54:17 ID:cTpvlHc20
- 「それだめ!やぁ……!」
くすぐられているわけではない目の前でくるくると筆が踊っているだけ、それだけなのに笑いがこみ上げてきてしまう。
「ふふ……耳」
「ひっ」
「くび」
「んあっ!」
「わ…き」
「はあ!クッ!んん〜〜〜っ!」
くすぐる以前の幼稚なものだった。
目の前でふさふさの柔らかそうな筆をくるくると遊ばれ、熱っぽく彼女が見つめる身体の部位を言われる。
ただそれだけの行為…
なのに全身から溢れ出してくる名前も出したくない…あの感覚。
「想像力豊かなんですね。もうくすぐられていること考えちゃって…あぁ本当に楽しい…」
「はぁ、はぁ、はぁ…」
まだくすぐられてもいないのに感じてきている自分を見られたと思うと顔が熱くなってくる。
千鶴さんは筆を置き、次は何を出してくるのかビクビク待っていると取り出したのは何やら分厚いゴーグルのようなものだった。
「そ、それは…?」
「ちょっと待っててくださいね」
不安げに質問する私を無視し、千鶴さんは私の頭にそのゴーグルのみたいなものを取り付ける。
視界が急に暗くなるが、どこかのロゴのような文字が眼前に浮き上がる。
なるほど、昨今話題のヘッドマウントディスプレイというやつだろうか。
初めて体験するが、本当に目の前に映像が流れているように見える。
映像が切り替わり、そこに写っていたのは、天井に釣り上げられた手錠に両手を束縛され「人」の字みたいな体勢の女の子とその後ろに控える女性。
女の子のほうはウェーブした茶髪のセミロング、眉毛も細く整えられており今時の女子高生という感じがした。
何故かとてもきわどい衣装で、所謂スリングショットと呼ばれる紐とさして変わらない赤い水着だった。幼い顔とは対照的に胸もお尻もよく成長している。
そんな格好で拘束状態にも関わらず、少女はカメラ目線で陽気に自己紹介などを始めている。
後ろに控えている女性は、少女とは真逆でとても色っぽく背の高い人で、黒髪ボブ、スレンダーな体系に黒のマイクロビキニがとても似合っていた。
「ふふ、この縛られてる子ね、うちで働きたいって来たんですけどほら…ちょっと若すぎて雇えないって断ったんです。でもしつこくて…『くすぐられるだけでこんないい給料もらえるとこ他にないからお願い!』なんて言っちゃって」
千鶴さんは映像をシェアリングした携帯端末を横目に私に説明をしてくれる。
千鶴さん…説明をしてくれる…のはいいんだけど吐息が耳にあたって…ぴくっと反応してしまう。
「で、うちの社長ったら『30分うちの子のくすぐりに耐えられたら雇ってもいいわ』なんて言い出して、こういうことに…」
何でこういうことになるんだよと突っ込みをする余裕もなく「こういうこと」は始まった。
無防備な笑みを浮かべながら後ろの女性に話しかける少女だったが、両脇に指を入れられたところで顔色が変わった。
楽観していた以上の刺激に戸惑い、それを誤魔化すように茶化していたがその余裕もなくなり、身体を強張らせながら必死に歯を食いしばる。
そして、
- 212 :小梅:2013/02/26(火) 23:55:11 ID:cTpvlHc20
- 『ぎゃはははははははあはは!!あひゃっ!ひゅひゃああっ!!ひゃひゃはひゃひゃあひゃひぃぃぃぃひゃひゃあああひゃはひゃはひゃひゃああ!!』
弱点だったであろうわき腹を衝かれ、ついに少女は爆笑してしまう。
『ぶひゃははははははははははははは!!ふぎゅっぎひひひひひひひ!!くひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!』
可愛らしい声音、でもとても下品な笑い声。
とても苦しそうなのに涎と鼻水を撒き散らしながら少女は笑っていた。
両手の束縛以外はある程度動きに余裕があるらしく、ガチャガチャと鎖を鳴らしながら、忙しなくに身体をひねったり、意味もなくつま先立ちになり跳ね上がったり、股間をこちらに見せ付けるかのように腰を前に突き出していた。
その暴れるさまは、まるでこちらを誘っているかのような淫らなダンス。
『おひゃはははははははは!!無理無理無理いいいいい!!ぎゃはははははははははっ、止めて!!もうひゃめてえええええええ!ギブギブギブ!!』
必死にギブアップを懇願する少女だったが、黒髪の女性はにっこりと微笑返すだけで取り合ってもらえない。
暴れまわる少女に器用に取り付いて楽しそうに若い身体をまさぐってるだけだ。
『何れええええええ!!ギブッギブひゃってばあああああ!!うひゃあぁぁっ!ひゃっひゃひゃひゃっひゃめぇぇぇっ!!』
淫らなダンスの影響かスリングショットの胸部分がズレ、おっぱいが丸出しになってしまう。
しかしそんなことを気にする余裕がないのか、なぜか乳首がビンビンに勃起した胸をブルンブルン震わせながら動きが衰えることのない淫らなダンスを続けている。
「はぁっ…んんふっ」
そんな少女の痴態を見せつけさせられながら、私は必死にこみ上げてくるものと闘っていた。
自分と似たような状況の少女、近い未来の自分を見せられたような気がして、意識してしまう。
黒髪女性の「こちょこちょこちょ」という声にビクリと身体が震える。
くすぐり、くすぐったい、こちょこちょ、そんな言葉を意識してしまう。
したくないのに、忘れようとすればするほど身体が敏感になっていく悪い魔法にでもかかったかのようだ。
笑ってはいけない状況で、誰かが笑うとつい自分も釣られて笑ってしまう。そんな空気を数十倍濃縮したようなものが私の周りに漂っているような気がしてくる。
「はうう…ふふ…ふう!はぁはぁ…んひっ!」
むき出しのままの脇を閉じたい…閉じて両手を使い全力で守りたい…
「あぁ…やっぱり若い子は元気があっていい悶えっぷりですね、あんなに嬉しそうにおっぱい揺らしちゃって…見てるこっちが恥ずかしくなってきちゃう…。こんないいもの他ではなかなか見られないんですから、二葉さんもしっかり目に焼き付けてくださいね。目をつむったりしたら…めっですよ」
「くぅぅ……は、はいぃ」
背後から囁き、耳元で筆の毛先を遊ばせる千鶴さんに逆らえる勇気は今の私にはなかった。
- 213 :小梅:2013/02/26(火) 23:56:18 ID:cTpvlHc20
- 『ぎゃへはははははははははははははは!!ひいぃぃひひひひひひひひひ!!もうやらぁ!!お母ざんっ!!たずげでええええええおかあざん!!」
私たちのやり取りをよそに少女の様子は更にひどいことになっていた。
顔の筋肉がなくなってしまったのではと心配するほどに表情は弛緩し、開きっぱなしの口からは留めなく涎があふれ出している。
大量の汗で瑞々しい肌はライトで照らされ、もはやほとんど着衣の意味をなしていない赤水着にしみこみ黒色に変色させていた。
『ぎゃはははははははははははははははははははは〜〜〜っ!!!あっあっあ゛あぁあぁぁあああああああああ!!!』
一際高い絶叫を上げた少女はビクリと大きく跳ね上がり、脱力し項垂れてしまう。
深く切れ込みのはいった股間部から、何かチョロチョロと流れだしたかと思うと、それは勢いが強まり野太い水流となりジョロジョロと床を叩いた。
「あらあらあら…ふふ、可愛い」
うっとりした声で千鶴さんは感想を述べる。
黒髪の女性は失禁し気絶した少女の顔を優しく持ち上げ、汗で張り付いた髪をかき上げ頬にキスをした。
少女の顔は顔中の穴からでるあらゆる液体のせいでひどいことになっていて、くすぐられた余韻で間の抜けた笑い声の残骸が口から漏れ出していたが、張り付いた笑みはどこか幸せそうだった。
黒髪の女性が少女がくすぐり犯され果てた時間を述べる。
11分37秒……半分も達していなかった。
- 214 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/27(水) 08:11:02 ID:r/wbBd.U0
- これは素晴らしい。
続き待ってます!
- 215 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/27(水) 13:30:52 ID:7Rew7pXE0
- これはよいものだ
期待しちゃうね
- 216 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/27(水) 14:47:42 ID:aBGty2f.O
- 続き楽しみ。
- 217 :小梅:2013/02/27(水) 22:24:54 ID:lpoaZrlI0
- 映像が終わり私のゴーグルを外すと、千鶴さんは別の何かを準備し始めた。先ほどの映像を見てからさらに機嫌がよくなったのか鼻歌など歌っている。
「今度は何使う気ですかぁ…」
身体に触れる空気すらくすぐったくなってる私は、感情を隠す気力もなく嫌々と聞いてしまう。
「ふふ、もう準備できますので楽しみにしててください」
そんな私に嫌な顔一つせず、千鶴さんは優しく子供を諭すように答える。
この変な趣味がなかったら本当に素敵な人なんだけどなぁ…。
最初に感じた好印象とは大分異なってきてしまっている。
「よし、できた。今そちらに運びますね〜」
「え……えっ?」
できた料理をキッチンからテーブルにみたいな言い方で持ってきたのは、淡い照明に黒光りするビデオカメラと三脚。
「きゃあああああああ!! そ、そ、それ! ちょっ…どうする気です!?」
「う〜ん…わたしは撮る以外の方法が思いつかないけど、他に何かあるんですか?」
とぼけた様子で応えながら一つだけではなく、次々と数箇所に設置していく。
パンツ一枚の私をどの位置からでも撮れる様に…。
「わ、わたし、今、胸、丸見え!」
「ふふ、わたしだってそうですよ。落ち着いてください。これは初心者体験コースのサービスオプションなんですよ」
混乱でカタコトなる私を可笑しそうに笑いながら千鶴さんは説明をする。
「初めて本格的にくすぐられた自分を後でじっくり見たいって要望するお客さまが多くて、結構好評なんですよ。もちろん映像の流用なんてものはウチでは絶対にしません。……といってもお客さまが御自分で動画サイトに上げちゃうこともあるんですが」
少し困ったような顔をする千鶴さん。
な、なるほど事前に「くすぐり」に関することをネットで調べたとき、やたら映像の質が高いその手の動画が大量にあったのはそういう理由か…。
- 218 :小梅:2013/02/27(水) 22:27:36 ID:lpoaZrlI0
- 「わ、私はいいです! そのサービスはなし!なしでお願いします!」
「でも…くすぐられているときは考える余裕なんてないだろうし…記録があったほうが記事にしやすくないですか?」
「うっ…」
「それに自分がちゃんと体験取材した証拠にもなるだろうし」
「それは……ううぅ……はい」
全くの反論できることも見当たらずつい頷いてしまう。
千鶴さんから視線を外す。
清んだ大きな瞳のようなカメラレンズと目が合った。
複数の無骨なカメラは私の恥ずかしい姿を何も言わず見つめていた。
思わず丸出しの粗末な胸を手で隠したくなったが、頑丈に縛られ引き上げられた両腕ではもちろんそんなことはできない。
羞恥心が高まりそれが更にこそばゆさを引き連れてきているような気がする。
これで一番恥ずかしいアレが見られてしまった日には私は号泣するだろう…。
「……わかり、ました。それ…有りでお願いします」
編集長に難癖つけられて「もう一度取材して来い」なんて言われたら日には目も当てられない。
苦渋の決断で承諾した。
「はい。かしこまりました」
満面の笑みで了解する千鶴さんがちょっと憎らしい…。
あぁ…なんかあの少女とどんどん似たような状況に組み立てられてる気がする、目の前の綺麗な変態さんに。
「そんなに可愛いのに、これからもっと可愛くなるんですから、後世に残して置かないと勿体無いですよ」
「後世って……そりゃ千鶴さんみたいに色々立派なら見られて平気かもしれませんが」
聞き飽きたお世辞を受け流し、微妙にかみ合ってない返答をしていると千鶴さんがゆっくりと近づいてくる。
私の背後に回り込み顔を近づける、吐息が聞こえる近さまで。
- 219 :小梅:2013/02/27(水) 22:28:53 ID:lpoaZrlI0
- 「もう、そうやって卑下して。……うふふ二葉さん、それともう一つ間違えてることありますよ」
「え…間違い…?」
「先ほど道具を使われることに大分怖がっていたようですが、下手に道具使うよりこっちのほうがよほど気持ちいいですよ」
「はひぃ!!」
くねくねと千鶴さんの指が別の生き物のように動く。
まるで関節が普通の人と数が違うようになめらかに動く。
くねくねと艶かしくいやらしく動く。
「ふひゃあああああああ!!」
「ふふ、こちょこちょこちょ〜」
こちょこちょと甘ったるい声が脳に響く。
蠢く指を脇の近くに置かれてるだけ、少女のくすぐりから多少時間を置いてマシになったあの感覚が再び沸き起こってくる。
「ふふ、膝が笑ってる…そんな内股になろうとして…おしっこ我慢してるみたい…でも閉じられませんね」
「くううううううううううううぅ!はぁあああああああああっ!」
四肢に力を入れくすぐったさから必死に耐えようとする。
そのおぞましい感覚は先ほどくすぐり鑑賞の比ではなかった。
「こちょこちょこちょ〜、ふふ、ちょっと自慢なんですがこの指使い覚えるの結構大変なんですよ。覚えないと覚えるまで先輩たちに身体に教え込まれますから……がんばって身に着けました」
くすぐりに支配されいく思考の中、その言葉だけがやけにすんなり耳に入ってきた。
『身体に教え込まれました』……千鶴さんもあの胸や腰を振り乱し悶える少女と同じように……
「……うふふ、なにかエッチなこと考えてません?」
「くひっ! ひ、ひひひひひ……っ!考えてにゃ…っ!ひあああああああああ!!」
度々思うのだがこの人は私の思考が読めるのだろうか…?
- 220 :小梅:2013/02/27(水) 22:30:16 ID:lpoaZrlI0
- 「でももうそんなエッチなこと考える余裕なくなっちゃうかも、ほぉらこちょこちょこちょ〜」
「あっ、ひっ、きゃはははははははははははははははははははははは!!」
触れるか触れないかのギリギリの位置で、脇から腰まで蠢く指を上下され私の我慢は崩壊しついに笑ってしまう。
乱れる髪もお構いなしに首をぶんぶん振って馬鹿みたいに笑ってしまう。
「ふふ、くすぐる前なのにもう耐えれませんでしたね。でも本当に敏感……こっちまでくすぐったくなっちゃう。それにとっても素敵な笑い声……期待していたよりも全然……」
「あっはははははははは!!きゃあああああああ!!うひいいいいいいいひひひひひひひひひひひひひ!!」
そう…まだくすぐられてすらいないのだ。
くすぐる真似だけ、ただ私の肌の周りにこちょこちょと言いながら指を蠢かせるだけ。
そんな幼稚で子供じみた行為に大人の私は翻弄されてみっともなく笑い叫んでしまう。
「だめええええええええええええ!!きひひひいい、タイム!!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!タイみゅだってへえええええええええ!!!」
「本当にくすぐったがりやさんですねぇ。今からこんなに悦んでたら本番ではどうなっちゃうのかしら…」
熱っぽく囁く千鶴さんの語る通り、まだ本当に恐れていることに達してもいない。
その絶望感で更にくすぐったさが増していく。
「こちょこちょこちょ〜、女の人ってみんな脇が弱点ですよね。初めてきたお客さまって人前で笑っちゃうのに抵抗ある方が多いですけど、ここを触れられたらみんな素敵な笑顔になっちゃう。あ、もちろん二葉さんが一番素敵な笑顔ですよ」
「ふひゅふふふふふふふふふふ!!ふあははははははははははははははははははははは!!」
怪しく蠢く指が脇の前で踊りだす。動いたら指が触れてしまうかもしれないのにビクビクと身体が動いてしまう。
- 221 :小梅:2013/02/27(水) 22:31:41 ID:lpoaZrlI0
- 「乳首って性感帯のはずなのに弱い人は本当に弱いんですよ。気持ちいいところ触ってるはずなのに大笑いしちゃって。なのに乳首はしっかりと起っちゃう欲張りさんばかりですね。この前来た人妻のお客様なんて陥没してた乳首をピンピンにさせて…見ててちょっと感動しちゃいました」
「ひゃああああ!!やらぁ!!ひゃヒヒヒヒひひひひひひひひいいいいいいい!!」
なにもされてないのに、意地悪な指のせいか千鶴さんの話のせいか、乳首がムクムクと起ってくる。
「わき腹、ここをされちゃうと特に大きな声が出ちゃいますね。横隔膜が近いからでしょうか…?ここはこちょこちょもいいけど、モミモミの方がお客様がお悦びになられますから、わたしはそっちのほうが好きです。さっきの映像の子も、わき腹モミモミされて楽しそうに大声で笑ってましたね。笑い声といっしょにおしっこも出ちゃってたけど……おしっこ…とても気持ちよさそうにしていたのでよかったですよね」
「ぎゅへへへへへへへへへ!!はひゃあああははははははははは!!きゃあっははははははははははっ〜〜!!」
まるでくすぐられていた少女とシンクロしたかのように馬鹿笑いに拍車がかかる。
「お…お尻は恥ずかしがって弱点なのを隠す人が多いですね。でもわたしはここをこちょこちょするの大好きなんですよ。いつも来てくださるご常連のキャリアウーマンって感じの方なんですけど…最初はクールでちょっと怖そうな人だなって思ってたんです…。でもここをくすぐったらとても愛らしい笑顔になって、ご立派なお尻をフリフリしてくださって…あぁ…可愛かったなぁ」
「ひひひひひひひゃあああああああ!!くしゅぐったいいいいいいっ!!いっかいいいいいいいひひひひひひ!!いっかいとめてえええええええええええええええええ!!」
千鶴さんはしゃがみこみ、布一枚で隠されたお尻の前で自慢の指業を披露する。
他人の眼前でパンツ一枚のお尻を見られ、顔から火が出そうになる。
それなのにまるでアピールでもするかのようにお尻を左右前後に振ってしまう。
「足の裏は…そうですねぇ、神経の塊みたいな所でくすぐったいって言葉以外見つかりませんね。純粋なくすぐったさなら腋よりも上なんじゃないでしょうか?…そう言えば、すごく大人しくてわたしと目もあわせてくれないような学生のお客様がいらっしゃるんですが…ここをローションたっぷりつけた指でくすぐっちゃうと…うふふ、すごく明るくなってくださって。笑いながらわたしを見て『やめて、お願い!』って必死に懇願してくるんです。ふふ…それなのに毎週ご来店していただいてわたしを指名してくださるんですよ」
「だめだめだめ!!そこはぁあああああっぎゃっはははははははははははははははははははははは!!」
千鶴さんは右足をわざわざ持ち上げて足の裏の数センチ離れた空間をシャカシャカと撫でる。
足裏に広がったもどかしさが全身に行き渡り悶絶する。
溢れ出た涎が千鶴さんの綺麗な髪にかかってしまう。
- 222 :小梅:2013/02/27(水) 22:34:01 ID:lpoaZrlI0
- 「くあぁああああああ!!ぐひゃはははははぁあああ!!っひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
「あぁ…もう…すごい。こんなに汗だくで…部屋中二葉さんの匂いでいっぱい…」
首、耳、背中、お腹、腰、太もも、膝の裏、股の付け根…アソコ。
その後、体中のありとあらゆる所の解説されくすぐる…真似をされ私は悶え苦しんだ。
全ての部位の解説を終え疲労困憊で項垂れている私に、千鶴さんは嬉しそうに言った。
「うふふ、でも二葉さんの身体はどこも大好きみたいですから、あんまり関係ありませんね」
- 223 :小梅:2013/02/27(水) 22:36:24 ID:lpoaZrlI0
- 「…へ…へへ…あくっ…はは……はははは…ひ!ヒヒヒ…ひああ……」
千鶴さんのくすぐり講義が終わり、休憩時間をもらえた私は必死になって息を、呼吸を整えようとした。
「はぁん!……ははは…あ…あぁっ…あひぃぃぃ!へふふふふふうううぅ!はあ!はあぁ!んひひひひひひひ!」
しかしくすぐりの余韻が邪魔をし、うまくできないでいる。
「……うふふ」
千鶴さんはそんな私を引っ張り出してきた椅子に座り、両手のひらに顎を乗せながら興味津々に見上げている。
は、恥ずかしい…顔を僻ませ鼻水と涎まみれでハヒハヒ笑ってる姿を見られるのは、一応年頃の乙女としては耐え難いものがある。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぅ!くくくっ…み、みな…ひひひ!みないで…」
「そんなひどいこと言わないでください。こんな素敵な姿見ないなんて一生後悔しちゃいます」
そう言うと椅子から立ち上がり唇同士がくっつきそうな位置まで顔を近づけてくる。
千鶴さんの綺麗な瞳が体液まみれのブサイクになった私の顔を凝視する。
「うぅ……意地悪やめてください…」
「ふふ、御自分のこと可愛いって認めてくれたらやめてあげます」
ちなみに休憩時間と言っても私に対しての気遣いではなく、あまりにもくすぐりに弱すぎる私が気絶しないよう、一時間きっちりくすぐり倒すための特別措置らしいから素直に喜べない。
「純粋なくすぐりのみでの一時間なので、もちろん休憩時間は含まれないから安心してくださいね」とのこと。
客に対するサービス精神が行き届いていて涙が出てくる…。
「はぁ…はぁ…もう今日はこれくらいで…いいんじゃないでしょうか…」
「まだくすぐらてもいないのに終わっちゃったら上司の方に怒られるんじゃないですか?」
「そ、そうですけどぉ…」
正論過ぎて言い返せない。
まだくすぐられてもいないのに音を上げている私が異常なのだろうか。
でもこれからどんどん辛くなっていくあの言い表せない意地悪な刺激を思うともう帰りたい。
けれど帰れる言い訳が思いつけない。
そもそも今帰ったところで許されない。
そんなどうしようもない現実の前に、いつの間にか私は涙目になっていた。
「あぁっ…泣かないでください。二葉さんは笑顔のほうが似合ってますよ」
「もう……笑いたくもないです」
千鶴さんはおろおろしながらぼさぼさになった髪の毛を優しく撫でる。
子供扱いされているようで恥ずかしかったが、私の逢われっぷりが同情を引いて、やめるまではいかなくても、 時間くらいは短くしてくれるんじゃないだろうかと内心期待したが、
- 224 :小梅:2013/02/27(水) 22:37:22 ID:lpoaZrlI0
- 「そう言わずに…ほ〜ら笑ってください。こちょこちょこちょ〜」
「きゃぁあああああああああああああ!?ぎゃっ…ぎゃはははははははははははははははははあああああ!!!」
それは未来の私が見たら鼻で笑うような浅はかな考えであった。
「わぁ!実際に触れるとまた一段とすごい悶えっぷりですよ、二葉さん」
「あきゃあああああああああああああ!!だめぇええええええええええええええ!!んぎゃあぁぁっはっはははははぁぁ〜〜〜っ!!!」
妖しく蠢く千鶴さんの指は油断しきっていた私の脇にすっぽりと入り込み、くねくねと踊った。
「ぎゃああああああああははははっはははは!!!ぐっひひひひひひひひひひひひぃい〜〜〜!!!」
「もう…そんな可愛く腰を振られたら…仕事中なのにイケナイ気持ちになってきちゃったじゃないですか…」
体中の神経に電気が流されたかのように、私の首、腰などの動ける場所はでたらめに暴れまわる。
「んひぃいいいいいいいいい!!!てが…ぎひひひひひ、てがあっはははははははははははははははははははっ!!!」
「えっと…手が、です?」
「んぎゃひひひひひひひひひひひ〜〜〜!!!てがげん!!てかげんんんん!!!ぎゅひひひひひひひひひひひひひ!!!」
「手加減する? そんなことわたし言いました?」
職業上、半狂乱の相手を多くしているせいか私の要領の得ない言語を器用に聞き取る。
「んぎゃっははははははははははははははっ!!!いっらあ゛!!いっらかりゃあああああああああああ!!!」
「言ったかなぁ…?」
「さいじょ!!!ざいじょのんほっほほほほほほほほほほほ〜〜っ!!!」
「最初……ああ!あれはくすぐりに苦手意識持っている二葉さんが好きになってもらえるように『一生懸命サービスしちゃいます』って意味ですよ。二葉さんは早とちりさんですね〜」
「しょっぎゃああああははははっはははははははは!!!じょんにゃあああああああああああああ!!!」
「それと今は二葉さんの身体慣らすウォーミングアップ中ですからある意味手加減してましたよ。ふふ、じゃあ本番いきますよ〜こちょこちょこちょ〜〜〜」
「ひんぎいいいいいいいいい!!!ひひひひひひひぃいいいいい!!!きゃぁ〜〜ははははははははははははははははっ!!!」
もはや息苦しいとかそういうレベルではなかった…。身体と精神全てにくすぐり犯され自分が壊されていく恐怖。
「ぎゃっひははははははははははは!!!ご、ごめんなしゃいいい〜〜〜!!!」
そんな極限状態によって生まれ出た言葉は意味のない謝罪だった。
- 225 :小梅:2013/02/27(水) 22:38:49 ID:lpoaZrlI0
- 「ふふふ、何も誤ることないですよ〜、わたしの指にそんなに感じてくれて嬉しい限りです。もっともっと満足していただけるように、精一杯くすぐりますね」
「へあああああああああああ!!ひあっははははははは!!!ごめんなざい!!ごべんなさいいいいいいいいいひひひひ!!!」
くすぐったい。
やめて欲しい。
許されたい。
誤らなきゃ、許しを請わなければ。
ごめんなさいと言わないと。
くすぐったさに思考が支配されている中出た結論は、その程度が限界だった。
「ごめんなひゃい!!ごめんなしゃいいいいいいい!!ぎゃぁっはははははははははははははは!!!」
「でも小さい子をお仕置きでくすぐってるみたい…ちょっと興奮してきちゃいますね」
私の搾り出すように吐き出される懸命な「ごめんなさい」は、千鶴さんの息を荒くさせ、指の動きを加速させるだけで逆効果だった。
「うふふ、何がそんなにごめんなさいなんですか〜?おっぱいがちっちゃいからですか〜?」
「へぎひひひひひひひひひっ!!ごめんなざい〜〜〜〜〜〜っ!!!」
「それともお股濡らして乳首さんが元気になってるからですか〜?」
「ひゃっひゃひぃひゃぁはははははははっ!!!ごめんなさい!!ごめんなさいいいいいいい!!」
「そんなに腰をフリフリして仕事中のわたしを誘惑しているイケナイ子だからですか〜?」
「ごっごべんなざいいいいひひひひひひひひい〜〜〜!!!」
「ふふ、二葉さん可愛い〜」
何度謝ったか分からない…少なくとも今まで人生の中で使った「ごめんなさい」の数は軽く上回るだろう。
しかし涎まみれの口から留めなく吐き出され続ける懺悔は、保母さんのような口調になった千鶴さんの遊びの対象でしかなかった。
「おっひゃぁあああああああっ!!ごめんなひゃい!!!へひゃひゃひゃひゃはっははははははははは!!!」
「も〜そんなに可愛らしく謝られたらもっともっと聞きたくなっちゃいますよ…あら?」
間抜けな謝罪と笑い声に支配されてた部屋に、一定のリズムで流れる電子音が加わる。
足を持ち上げられ、しゃかしゃかと足裏を這っていた千鶴さんの指がピタリと止まった。
- 226 :小梅:2013/02/27(水) 22:40:06 ID:lpoaZrlI0
- 「二葉さんの携帯なってますね」
「はあああああああああああっん!!ひあっ、んひひひひひ!!で、でんひゃあああははははははは〜〜!!」
聞きなれているはずの音が、地獄の出口へと導いてくれる福音のように聞こえた。
「でも今はサービスの途中ですし…」
「あひぃいい!ひひひっ!!でんわあ!!くあ、あひ、んはあ!でんわああああ!!」
くすぐりの余韻に翻弄されながら、私は駄々っ子のように電話電話と繰り返した。
「困った我がままさんですね〜……あ、そうだ。こうしましょうか」
「へあっ!?あっああ〜〜〜!!ふぎゃはははははははははははははははは!!!」
千鶴さんは鳴り続ける携帯を左手で取ると、私の耳もとに近づけながら自由な右手で私の腰をフニフニと揉みだした。
『お〜っす、二葉〜…おぉっ!?』
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!ひゃひぃいいいいいっ!!!」
『お〜びっくりしたぁ……あ〜今ちょうどお楽しみだったかぁ、いやぁ悪い悪い』
電話の相手はこの悪夢のような状況を作り出した元凶だった。
「いきひひひひひいいいいい!!!へぐっ、んはははははははは!!へんっぎひひひひ!!へんしゅうじょおおおおおおおお!!!」
『はいはい、愛しの編集長ですよ〜…しっかし聞いてるだけで身体がムズムズしてくるなぁ…』
「たしゅったしゅげてええええええええええ!!!ぎゃひひひひひひひいいいいいいい!!だじゅげてえええええええええ!!!」
『さぼってないか確認しようと思ったんだけど…それならだいじょ〜ぶそだね。料金はウチ持ちだからめーいっぱい楽しんできてよ。あ、入稿期日はちゃんと守れよ〜』
「あひっあひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!ばかぁああああああはははは!!!年増ぁああああああああ!!!ぎゃははははははははははははははっ!!!ちっちびいいいいいいいいいいいいい!!!」
『………あ〜そうだった。君が手加減してくれ的なこと抜かしたら通常よりも激しめでよろ☆って千鶴さんに頼んどいたから。んじゃね〜』
「うひゃひゃひゃひゃひゃははははははああああ!!!ひぎっはははははははははははは!!!」
ブツリと通話が途切れ、私の爆笑に応じるのはツーツーという空しい音だけだった。
- 227 :小梅:2013/02/27(水) 22:41:47 ID:lpoaZrlI0
- 「あ、お話終わりました? うふふ、やっと両手でくすぐれますね〜ほらほら、こちょこちょこちょ〜」
「おひゃぁああああああああああ!!!へへひひひひひひいいいい!!!はああああっはははははははははははははははは!!!」
千鶴さんはしゃがみこむと、右だけでも耐えられなかった腰のフニフニに左手側も加える。
「ふふ、二葉さん…あれだけ必死に脱がなかったパンツ…もうエッチなお汁のせいでほとんど意味なくなってま……あら?……まぁまぁまぁ!」
「ひゃぁはっはっはっはっはっはっはっはっはは!!!くひゃあああああああああ!?だっ、ひひひひひひひ!!だめえええええへへへへへへへへ!!!」
千鶴さんは宝物を見つけた童女のように瞳を輝かせ、まじまじと私の股間を見つめる。
「腋とかすごく綺麗に処理されてると思ったんですがなるほど…そういうことだったんですね」
駄目…言っては…。
「元々そういう御身体だったんですか…納得です」
口に出されなければ…指摘されなければ…真実から目を逸らせれる。
気づかれていないと思い込み自分を騙せる。
「二葉さん……」
お願い神様と、普段から信仰心のかけらもない私は都合よく神様に願った。
手足を束縛され、愛液と汗で濡れたパンツでは隠し切れず他に縋れるものがなかった。
神様、どうか…どうか───
「うふふ、パイパンだったんですね」
「ぎゃっははははははははははぁぁあああああああああああああ〜〜!!!」
- 228 :小梅:2013/02/27(水) 22:43:59 ID:lpoaZrlI0
- 一番知られたくない秘密を言われたのに、まるでその問いに頷くかのように腰をガクガクと振ってしまう。
くすぐりで火照りきった身体が更に熱を帯びていく。熱で頭が溶かされそうになる。
「……可愛くて…くすぐったがりさんだけでも…なのに…その上パイパンだなんて…あぁっもう…」
「ぐひゃはははははははははははははははははは!!!ひぃきゃはああああああ!!!あぁああぁああはっははははははっはははははっははははは!!!」
潤んだ瞳で股間を見つめながら荒げる呼吸に比例して、腰へのくすぐりも拍車がかかっていく。
「いやっっいやぁあああああああはははははっはははははっははははははははは!!!あ゛〜っひひひひひひひひひひひひいいいいい!!!」
トラウマが蘇る。
高三の修学旅行……クラスみんなでの入浴時間。
私だけ…生えていなかった。
クラスで力関係が上位の子たちのニヤニヤと無遠慮な視線。
クスクスとやたら耳につく笑い声。
羞恥に耐えながら、身を丸め身体を洗う情けない自分。
それからいままで、誰にも知られないように生きてきたのに……。
「ぎひぃ〜っひひはははははははははははははははははははははははっ!!!ぎゃへああああああああはははははははっはははははははは!!!」
「はぁ…ふぅ、ここ…こんなに幼いのにちゃ〜んとエッチなものは溢れてくるんですね…すごく…素敵」
ただでさえ近かった私の股間と千鶴さんの顔の距離はさらに縮まっていく。
恥ずかしくてたまらないのに……私はくすぐったさに負けて腰を振り乱し、濡れきった布一枚の股間を千鶴さんの鼻先に押し付けてしまう。
「はあっ…すごい…二葉さんは…お客様なのに…そんな、サービス………お返しにわたしもがんばらないと…」
「あ゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ〜〜〜〜〜〜っ!!!ぎゃはあああああああああははははははははははははははははは!!!」
股間が千鶴さんの顔に埋まるたびにフンフンと匂いを嗅がれ、その鼻息がアソコにかかるたび内側をくすぐられ る感覚に陥り更に悶え苦しむ。
それなのに……私は自分の匂いを染み付けるように、はしたなく腰を振り、何度も何度も自分の股間を千鶴さんに押し付けていた。
- 229 :くすぐり好きの名無しさん:2013/02/28(木) 02:18:25 ID:l8VGcSLo0
- おおエロイw
- 230 :小梅:2013/03/01(金) 22:09:58 ID:USGfGNyI0
- 「へ、へ…ひひっ…もうやらぁ…かえっ、んはははっ!!……へは…かえりゅ……」
身も心もくすぐり犯され、一番秘密にしていたことすら暴かれた私は、もう仕事のことなど考える余裕も全くなくなり、すっかり幼児退行していた。
泣きながら笑うという器用なことをしながら。
「泣かないでください二葉さん。さっきはあんなに嬉しそうに可愛らしいお股、わたしに押し付けてくれたじゃないですか…。パイパンなんて素敵な一面が知れて、わたし二葉さんのことますます好きになっちゃいました」
「うるさい……んっふ……はぁはぁ……ばかぁ……はずして、これはずしてよぉ……」
人見知りの私なら普段絶対に言わないような口の聞き方をしてしまう。くすぐりは人の人格まで変えてしまうのだろうか。
千鶴さんはそんな私に気にもせず相変わらずの満面な笑みを浮かべているが、それとは対照的にもじもじと落ち着きなく太股同士をすり合わせていた。
- 231 :小梅:2013/03/01(金) 22:11:35 ID:USGfGNyI0
- 「じゃあ……そうですねぇ……同じくすぐりばかりでは二葉さんも拗ねちゃったみたいなので、次は趣向を変えて遊びを交えていきましょう」
「……………」
つっこむ気力もない。
千鶴さんは、どうせろくでもないことだろうと無視を決め込んでいる私を受け流し、トポトポとローションと呼ばれるものを両手にかけヌチャヌチャといやらしい音を立てている。
その音に思わず全身鳥肌を立ててしまう。
「ゲームをして二葉さんがこちらの出した条件をクリアしたら残念だけど…サービスの時間を短くします」
「………ほ、ほんとに」
虫がよすぎるであろう言葉だったが、心が疲弊したこの状況ではとても魅力的なものに聞こえてしまう。
「はい、もしこちらが約束やぶったら…今度は二葉さんがわたしをこちょこちょしてもいいですよ」
この人が度々変なことを言うのにはもう慣れた……。
それがいったい何の得にと馬鹿にしながらも……
『――わたしにこちょこちょしてもいいですよ』それはとても興味をそそられ――
「二葉さん?気が乗らないのでしたら別の」
「や、やりますやります!」
「ふふ、気合十分ですね。でも…そう難しい遊びじゃないんですよ。わたしと二葉さんの立場が少しの間変わるだけです」
「へ……?あぁっ!!」
ヌラヌラと妖しく彩られた両手を携え、千鶴さんは私に近づいてくる。思わず身構える。
- 232 :小梅:2013/03/01(金) 22:15:34 ID:USGfGNyI0
- 「じゃあ……今度はわたしが二葉さんに取材しちゃいますね。んんっ慣れてないから少し緊張しますね」
千鶴さんは咳払いをすると可愛らしく気合を入れてから、すっと両手を無防備に広げられたわき腹にもってくる。
「あ゛っひぎっ、ぎゃひはははははははははははははははははははははああああぁ〜〜〜!!!」
今までの不意打ちを恐れ身を強張らせ、くすぐりに備えていた私だが今までとは全く違う異質なくすぐったさに顎を上げ悶絶してしまう。
「うふ、当店自慢の特別配合ローションなんですよ。お店のスタッフ全員で色々試して、どの按配が人に一番くすぐったいかを試行錯誤しながら作りました。お気に召して……ふふ、いただけているようですね」
「これっはああああ〜〜〜〜!?はひゃあああああああああああ!!!ぬぎぃひひひひひひひひひひひひひいいいい!!!」
普段なら痛いであろう強さでわき腹あたりを捕まれる。
しかし手についたローションの滑りがそれを阻害しニュルニュルと掴み損ね、独特のくすぐったさを生み出す。
「へひいいいいいいいいい!!!はぐっ、ぐひゃあああああああああははははははははははははははははははははっははははははははははは!!!」
肌を這うようなくすぐりと、つんつんやもみもみと身体を揉まれ、内側から笑わされる感覚が合わさったような刺激に、ほとんど揺れないサイズの胸をめいいっぱい振ってしまう。
「ふふ、可愛いおっぱいががんばってプルプルって振るえてますよ。……あぁっいけない、取材でしたね。じゃあ……ええと……二葉さんは週に何回くらいオナニーをしていますか?」
「いひゃははははははははははははははははははははははは!!!お゛にゃっ!?ふぎゅっはははははははははははははははっはあああああ!!!」
虫も殺さぬような微笑みから出てくるには信じられない質問と、くすぐったさのせいで、脳がうまく情報処理をできなかった。
「二葉さん。ちゃんと答えてくれないとずぅっと取材は終わりませんよ〜」
「あ゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ〜〜〜!!!どめっ、ひひひひひい〜〜〜!!!じゃべれっへへへへへへへっ!!!しゃべれにゃいからあああああっはははははははははははは〜〜!!!」
「もぅ、しょうがないですねぇ……」
私の必死な譲歩の要求に千鶴さんは渋々といった感じでくすぐりを止めてくれたが、滑った指はわき腹から離してくれない。
- 233 :小梅:2013/03/01(金) 22:17:06 ID:USGfGNyI0
- 「ひぁあああああああっ……へひひひぃ……はぁはぁ…んっ…しゅ、週…」
「はい、週に……?」
「…いっ……一回くらい……」
「………こちょこちょこちょ〜〜」
「くあっ!?ひっ、ぎゃひはははははははははははははははははははははははは!!!」
「もうっ二葉さん。嘘ついちゃ取材にならないじゃないですか」
「うひゅへへへへへへへへへへへへ!!!い〜っひぃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!どめっ、ははははははははは!!!とめれええええええええ!!!」
「嘘ついちゃう悪い子にはそういうことはしてあげません。そのままでちゃんと答えてください」
怒ってる風な口調だったが千鶴さんはとても楽しそうだった。
「しゃ、しゃっ、あははははははははははははは〜〜〜!!!さんっ、さんっ、さんんんんんあああっ!!!ざんがいいいいい!!!うひゃあぁああははははははははははははははははははは!!!」
くすぐりに屈している私には、抗える羞恥心など残ってなく、カメラが回っているのにも関わらず自分の自慰生活を暴露していた。大笑いしながら。
「なるほど、二葉さんは週に3回はムラムラしちゃう子なんですね〜。……で、多いときは何回です?」
「ぐひゃははははははははははははははははは!!!ごっ、ごおおおおおっ!!!ごがいいいいいひひひひひひひひひひいいいいいいいい〜〜っ!!!」
「まぁ五回も!うふふ、元気があっていいですね。でもこれからもっと増えちゃかも……じゃあ次の質問は――」
その後、私は千鶴さんに色んな……もとい偏った質問をされ続けた。
初めて一人でした日、よく使うオカズ、一番気持ちよかったときのやり方などを根掘り葉掘り聞かれ、私は身体を振り乱しながら嬌声混じりに答えていく。
何も言わぬビデオカメラはその一部始終を静かに記録していた。
休憩に入り、何もかもさらけ出し項垂れている私に対して、
「ふふ、良いこといっぱい聞けたのでお礼に30秒短くしときますね」
と言ってきた時の千鶴さんの微笑は、今でも時々夢に出てくる……。
- 234 :小梅:2013/03/01(金) 22:18:36 ID:USGfGNyI0
- 「ひへっ、はぁはぁはぁ……ひひひひひひ!んっ…くくっ…あ…あと…ふぅっんん…あと……なんぷん…?」
「二葉さんさっきからそればかりですねぇ」
しゃべる度に腹筋がビクビクと身体が震える。
まるでお腹の中から私を笑わそうとくすぐられているようで、しゃべるのが辛い。
それでも私はその質問をやめることができなかった。
この地獄から開放される残り時間。
私のギリギリの精神状態を支える命綱だった。
「ちょうどあと10分ですね」
「じゅ……んあっ……じゅっぷん……」
現状だと決して短いとは言えない時間。
けれど10分、10分耐え切ればこのこそばゆさの嵐から解放されるんだ。
そう思うと今まで霧散していた希望や勇気が湧いてくる。
四肢を拘束されないで自由に動かせる。あの刺激に笑い狂わされることはない……。
ただそれだけの世界なのにそれはなんてせ幸福に満ち溢れたものなのだろうか……。
……あと10分で私はその世界にいける。
しかし――目の前の美しい悪魔にその希望は、積み上げられた積み木を壊すかのように……私を壊すための遊び道具でしかなかった。
「ところで二葉さん……二葉さんって好きな食べ物って先に食べちゃうタイプですか?それとも後に残しておきますか?」
「……へ?……え?」
「わたしは後に残しておくタイプなんですよ。……ふふ、それでとって置いたもの姉に食べられてよく喧嘩していました」
何が言いたいのか解らず千鶴さんの顔を見る。
柔和な笑みで隠しきれていない妖しく熱っぽい視線が、ある一点を見つめていた。
「お腹をこちょこちょしてた時……弾みでちょっとだけソコに引っかかったんですけど、今までにないくらいに気持ち良さそうな反応でしたよね……」
「い……いや」
思い出す、一瞬触れられただけなのに気が狂いそうになった……あの感触。
汗だくで暑すぎるくらいなのに、背筋がさっと凍っていた。
「こんなに弱いから、全て同じだと思ってたんですが……ちゃ〜んと一番お好きな所もあったんですね」
千鶴さんはある一点を見つめたまま目線を逸らさずに近づいてくる。
荒げた呼吸の音が徐々に大きくなっていく。
「や、やめっ……何でも、何でもするから――」
「ふふ、ではぁ……いっぱいいっぱいこちょこちょさせてくださいね……大好きなお・へ・そ」
細くしなやかな千鶴さんの指が私の浅い穴にすっと入り込んでいく。
- 235 :小梅:2013/03/01(金) 22:20:25 ID:USGfGNyI0
- 「あ゛っい゛っ」
許容範囲以上の刺激にどう反応していいか解らず、身体が硬直する。でもそれは一瞬で――
「あ゛〜〜〜〜っぎゃははははははははははははははっはははははははははははははは!!!ふぎゅへへへへへへへへへへへへへへ!!!あ゛あ゛ああああああっ〜〜〜〜!!!ぎいいいいいいいひゃひゃひゃひゃひゃははははああああ!!!」
「わぁっすごい!さっきまでフラダンスみたいだったけど、今は発情しちゃった男の子みたいですね!」
臍に入り込んだ指をどうにかしたく、腰をカクカクと前後左右に振り乱し引き離そうとする。
しかし、所詮動かせる箇所に限界があるためか、クルクルと臍の中を遊びまわる指を離せそうになかった。
「ひゃぎっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!ぐひいいいいいいひひひひひひひひひひ!!!あびゃはははははははははははははははは!!!じぬう゛っ!!!じぬうううううううううふふふはははははははは!!!」
「ふふ、死んじゃう人はそんなにお股からエッチな汁を流しませんよ〜」
クニクニと臍の中をかき回される。
臍だけなのにこそばゆさが血液のように全身に行き渡っていく。
「あびゃぁあああああああああはははははははははは!!!ぎへっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃああああああ!!!ぎひぃいいいいいいいいいい!!!!」
獣のような雄たけび。
およそ生涯上げることもなかったであろう下品極まりない笑い声。
おざなりにしてきた化粧は落ち、目も口もだらしなくタレ下がり、留めなく出てくる鼻水と涎は混じりあい最早どちらがどちらの体液か分からなくなっている。
乳首を起たせ、股を濡らし、何がそんなに楽しいのかと汗まみれの身体を動かし踊り狂っている。
あとでこの痴態を記録した映像を見たら、私は自己嫌悪で立ち直れないだろう…。
「ふふ、すごく気持ち良さそう……でも長い時間やると気絶しちゃうから気をつけないといけないのが難点ですね…」
「へああああああああああああっ!!はひゃっ…はぁ、はぁ、はぁっ、へひひひひひひひひひひひひひっ!!」
短かったのかもしれない長かったのかもしれない。もはや時間間隔は麻痺していた。
それでもようやくと言っていい時間のくすぐりが中断し臍から指が離される。
くすぐりの余韻に翻弄されながらも、生存本能が貪欲に酸素を貪る。
「あ……でもあと五分ですね……本当に名残惜しいです……。じゃあ最後に……いっぱい笑ってくださった二葉さんにこれをプレゼントしますね」
「へひっ…へひっ…ご、ごひゅ」
あと5分――その言葉に歓喜しようとする私の前に、千鶴さんは何かを取り出した。
くすぐりで涙腺は狂い、涙でそれがよく見えない。
「うふふ、二葉さんが初めて興味を示したものが、二葉さんの大好きなとこを責めるものだったなんて……なんだが運命を感じちゃいます」
「え……?あ…あ、あぁ…っ」
フサフサと耳元で鳴らされる柔らかい音。
何度も目の前で遊ばれ、でも触れられず……なのに鳥肌を立たせ悶えてしまった音。
「これは首じゃなくてお臍に使うための道具なんですよ」
- 236 :小梅:2013/03/01(金) 22:22:25 ID:USGfGNyI0
- 「まっ――」
「ほ〜ら、こちょこちょこちょ〜」
「あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜〜〜っ!!!んぎゃはははははははははははははははははは!!!ぎひひひひひひひひぃ〜〜っははははははははははははははははは!!!」
ふさふさと柔らかい筆が私の臍の中に入り込む。
細かく毛先が分かれ、臍のしわ一本一本を丁寧に撫で回す。
「む゛りぃいいいいいいい!!!ぎひぃいいいっははははははははははははははははははははははははははははは!!!へああああああああああああああああああああ!!!」
「そんなにはしゃいじゃって……拘束具を壊しちゃうか心配なくらい。ふふ、二葉さんは本当にお臍のこちょこちょが大好きなんですねぇ」
「あ゛ひゃはははははははははあああああ〜〜〜〜ははははははははは!!!ぐっひゃひゃひゃひゃひゃへへへへへへへへ〜〜〜!!!」
慈しむような優しく撫でる筆の動きとは対象的に、私は発狂しながら暴れまわっていた。
遠目から見れば臍を筆で撫でられ、馬鹿みたいに喜んでいる女に見えたかもしれない。
近くで見れば、臍に筆を入れられ、悦びのあまり狂乱しながら腰を振るうだらしない顔をした変態女に見えるだろう。
「んんっ…お臍……お臍がこんなに弱いなんて…子供っぽくて……可愛い……こんなにいやらしく悦んでいるのに……二葉さん本当に素敵です……んあっ」
千鶴さんはいつの間にか筆を持っていない左手を器用に使い、私をくすぐりながら自身を慰めていた。
ジンワリと溢れてくる愛液は、面積の少ない桃色の紐ショーツでは吸収できず、すぐに太ももを伝いながらネットリと落ちていく。
「んんっ…はぁ…はぁ…あっ…はふっ!……んんん〜〜〜っ!!………はぁあ…はっ…だ、だめ…お客様……差し置……イっ……は……二ば……先に……」
形のいい眉を寄せ、こみ上げてくるものを背中をくねらせながら必死に押さえ、名残惜しそうに左手を下着越しの陰部から離す。
私の絶叫のような笑い声にかき消されながら、何かブツブツと言いながら。
「んはっ……ふぅ……。もう……二葉さんが可愛くて、くすぐったらもっと可愛くて、とっても敏感で、お臍なんて可愛らしいとこ大好きなんて、全部わたし好みのせいで我慢できなくなっちゃいそうでした。……なんて言い訳にもなりませんよね、ごめんなさい……。お詫びにコレの取って置きの機能を使わせてもらいますね」
顔は上気し、瞳はもどかしげに潤んでいる千鶴さんは、そう言うと筆の柄の部分についていたスイッチを押した。
「おひゃああああああああああああっ!!?ぎゃひいいいいっはああああああああはははははははははははははははははははは!!!」
筆の毛がフルフルと不規則に動き出す、二葉さんの筆捌きと合わさって、二人掛りで臍の中を悪戯されているような感覚に陥り身体がのけぞってしまう。
「それと、これも加えると…ふふ、クセになっちゃうくらい最高ですよ」
「うぎゃああああああああああははははっはははははははははははははははは!!!あ゛はははははははははははははははははは!!!ぎゃははははははははははははははははははははははははははは!!!」
千鶴さんは、笑わせ続けられすっかりと硬くなった私のお腹を愛液のついた手でふにふにと優しく揉み解した。
反射的にこそばゆさから耐えようと硬直する腹筋を揉みほぐされ、無防備の状態で臍へのくすぐりを受けてしまう。
「いぎヒヒヒひひひひひひひっひひひひひいいいいい!!!ん゛ぎゃはははははははははははははははははははははあ〜〜〜!!!」
- 237 :小梅:2013/03/01(金) 22:24:03 ID:USGfGNyI0
- 五分、あと五分!
涙で視界が染まる中、私は必死になって崩壊寸前の精神を、その言葉だけを頼りに繋ぎとめていた。
5分、五分、あと5分あと5分ごふんごふんごふんごふんごふんゴフンゴフンゴフンゴフンゴフン――!
いや、時は止まらない。時計の針は進む。
あれからどのくらいの時間がたっただろうか。
あと3分くらいだろうか、2分だろうか。
もしかしたらあと1分をきっているかもしれない。
ようやく……ようやく私はこれで―-
「あ、二葉さんあと5分じゃありませんでした」
……何を言っているのだろうこの人は、と思った。
しかし問いただせることなどできるはずもなく、ただ悶え狂っている私に構わず千鶴さんは続けた。
「だって最初のほうはくすぐっていないじゃないですか。映像見せたりくすぐる真似をしただけで。それも合わせて計算してました……ごめんなさい。え〜と……あと30分以上はできますので……ふふ、まだまだたっぷりとくすぐりを堪能してくださいね」
理解できない。この人が何を言っているのかわからない。
ただ30分以上という言葉だけが無理やり思考の中に押し込まれていくのを感じた。
「あ、筆のパワー弱でした。……じゃあ強に――」
「ぎゃあ゛あ゛あ゛はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!あ゛ぁ゛はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!」
ぷっつりと何かが切れた。
もう二度と繋ぎ合わせれないだろう。
ここへ来た目的も、
一欠けらの羞恥心も、
人としての尊厳も、
あと少しの時間だったと言う希望も、
その希望によって、この地獄のような責めに耐え切ってやろうと生まれ出た気合も、
何もかもが剥がれ落ちていく。
くすぐったい――
それ以外何も残っていなかった。
「びいいいいいい〜〜〜ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁぁ!!!お゛あ゛あああああっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」
なにもない。ただくすぐり犯され、笑い狂うだけの生き物に成り下がっていた。
「ぎびあああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!い゛ひひひひひヒヒヒいいいいいいいい〜〜っひひひひひひひいいいい!!!」
もう狂いたかった……いやもう狂っているのかもしれない。
でも関係ない。狂おうが狂わなかろうがくすぐったさは消えずに私に抱きついていた。
「こちょこちょこちょ」と誰かの甘い声が耳元から聞こえ、脳の中までくすぐり、かき乱される。
私の身体の中はどこかしもいっぱいの筈なのに、次へ次へとこそばゆさが生まれ暴れまわる。
「ぎゃひっ!!!ぎゃひいいいいいいいいいい!!!ぎゃああああああ〜〜〜〜〜っっははははははははははははははははははハハハはははははははははああああああ〜〜〜〜!!!!」
くすぐったい。
それだけの、言い表しようのない刺激の世界に身も心も埋没していく。
黒い世界。
その黒に同化した何かが、私の笑いを残りカスまで搾り出そうとする。
くすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐたいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったい!!!
しかし――
- 238 :小梅:2013/03/01(金) 22:27:16 ID:USGfGNyI0
- 「あびゃああああああああああははははははははははははははははは!!!ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!くはあああああああああ!!?あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああああああああああああ〜〜〜〜!!?」
くすぐりだけの世界に別の新たな刺激が加わった。
それはとても小さな刺激で、くすぐりにかき消されそうなくらいとても儚かった。
くすぐったさ以外なら何でもいい――
それを必死に手繰り寄せようとする。
「んぎいいいいいいいいいいいいいい!!!ひぃいいいいいいっひひひひひひひひひひ!!!ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
けれどそれが徐々に大きくなるにつれてある感情が生まれた。
……恐怖。
でもそれはくすぐられている時のものとは真逆のものだった。
私を堕落に導くための甘美で魅惑的な誘惑。
目を逸らしても疼く好奇心が止められない、私の自制程度では抑えきれず引き寄せられていく。
自分が自分でなくなってしまうような……そんな恐怖。
しかしそれは拒むこともできず、私の下腹部からじんわりと広がっていき、膨張しすぎた風船のように弾けた。
「あ゛はははははははははははははははははははははははははははははは〜〜〜!!!ぐる゛っ!!?ぐる゛ぐる゛ぐる゛う゛ううううううううううううう!!?ぎぢゃうううううううううううううううううううう!!!ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!あ゛っあ゛っあ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!!!」
弾けたそれは頭のてっぺんからつま先まで、身体を突き抜けるかの勢いで駆け巡った。
私の身体はビンッと仰け反りながら跳ね上がり、一瞬といっていい硬直時間を経て、電池が切れたかのように脱力してしまう。
- 239 :小梅:2013/03/01(金) 22:28:10 ID:USGfGNyI0
- ――そして広がったのは真っ白な世界。
気持ちいい……。
全てが気持ちいい世界だった。
くすぐりの余韻も、
乱れきっている呼吸も、
火照り暑過ぎるほどの身体も、
勃起しすぎてヒリヒリする乳首も、
ヒクヒクと痙攣しているアソコも、
あぁ……気持ちいい……。
じわりと股間が温かくなる。
「へっ……へは……あっ……あ゛ぁああ……」
身体の中に溜まっていたもの出しきる爽快感。
股の下から流れる聞き覚えのある水の音。
「ふふ、遠慮せずにいっぱい出してくださいね」
全て気持ちよかった……。
しかしどうしようもない眠気が、その気持ちいい世界から私を引き離そうとする。
抗おうとしたが、全身に広がっていく眠気には勝てず白い世界から遠のいていく。
「がんばりましたね、二葉さん。おやすみなさい……」
その優しい声と、脇を撫でられる感触を名残惜しみながら、私の意識は眠りへと落ちていった。
- 240 :小梅:2013/03/01(金) 22:29:41 ID:USGfGNyI0
- 「嬉しい悲鳴ってのはまさにこのことだね〜。刷っても刷ってもおいつかねーっての」
「………」
『編集長』と卓上札に書かれた席に座る人物が、嬉しそうに語る。
回転椅子に座りながらぐるぐると回っているせいか、左右に分けられたツーテールが落ち着きなく動いていて、まるで髪が主の機嫌を良さを表現しているかのようだ。
その姿はどう見ても10歳前後の女の子といった也で、入社してしばらく経つが、未だにこのシュールな後景に慣れそうもない。
「出版不況なんて言われてるこのご時勢にさ〜、先月号の五倍だよ五倍。しかもまだまだ売り上げ伸びてるっていう。いや〜上のおっさん共にでかい面できて気分いいわ〜」
「………」
あんたは普段から誰にでも構わずでかい面してんじゃないですか、と心の中で突っ込んでおく。
「こりゃ〜この会社あたしが牛耳っちゃう日も近いかも……ね〜二葉ま〜だ怒ってんの?」
「……当たり前じゃないですか……。何なんですか!このっ付録特典DVDって!」
「二葉がくすぐられてイっちゃってお漏らしするやつでしょ?」
「内容を聞いてるんじゃない!」
手に持ってた見本誌のあるページをめくる。
新人女性記者、くすぐり風俗体験の生々しい映像を記録!
と、そこだけいやに過剰装飾されて書かれていた。
- 241 :小梅:2013/03/01(金) 22:30:58 ID:USGfGNyI0
- 「それほんと好評だったよね。雑誌事前に少し買い占めてさぁ、ヤフオクで出品したら定価の10倍の値段なのにわんさか売れてね〜。働くのが馬鹿らしくなってきちゃった」
「……編集長みたいなのが裁かれないから日本って無神論者が多いんじゃないでしょうか」
そう――今月号の付録に、あの日私がくすぐられた一部始終を撮りだしたDVDが付けられていた。編集長の支持で、もちろん私に無断で。
泣きながら掴みかからん勢いで(実際に掴んでたが)編集長に問いただしたが、暖簾に腕押しで、挙句の果てに『まぁ大事な部分と顔は隠しといたんでだいじょ〜ぶっしょ』と他人事。
いつ弁護事務所の門を叩こうかと日々検討中だ。
「だってさ〜あれは世に出さないと勿体無いだろってあたしの商才魂がビビっとね。あたしも使わせてもらったけどすごくよかったよ〜」
「どんな言い訳ですか。というか……うわぁ……今の聞きたくなかったです……」
幼い也でそういうことをあけっぴろげに言ってくるのでいろんな意味で心臓に悪い。
腕時計をちらりと見る、いつの間にか予約の時間に近づいていた。
「はぁ……もういいです、全然よくないですけど、無駄っぽいし……。今日は先上がらしてもらいますね」
「う〜い……珍しいねぇ。仕事以外の恋人でもできた?」
「ほっといてください」
「ははは、その反応はいないね〜。……あっ二葉ちょいまって」
ドアノブに手をかけたところで編集長に呼び止められる。
「これだけ読者から支持されちゃうとさ〜今回だけってわけにもいかないっしょ?毎月ってことでコーナー化することになったから。企画責任者あんたね。出世おめでとー」
パチ、パチと渇いた拍手。
素直に嬉しかったがそうなった経緯と編集長の手前、どういう顔でいたらいいのか分からない。
「もうちょいなんかリアクションないの?つまらない〜」
「え、あ……あ、ありがとうございます」
「まぁいいや。それで来期から新しい子も入れる予定だから、あんたのとこつけるからね。二葉の性格上、年上が部下じゃやりにくいだろうし」
「編集長の新しいおもちゃですか……」
「否定はしない」
「してください」
ぺーペーの私は部下なんて持ったことないからどう接していいかよく分からない。
けれど編集長の意地悪の矛先が、あちらに少しでも分散してくれればなぁ……とひどいことを思った。
「あとついでに千鶴さんにもよろしく言っといてね〜今後いろいろ仕事でお世話になりそうだしさ。お店のほうにはあたしが直接言っとくから」
「え……?」
「どーせ今日も会うんでしょ、千鶴さんに」
ニヤニヤと意地の悪い笑み。
ばれてる……。
私は顔を真っ赤にさせ顔を伏せた。
「………失礼しますっ!」
声を裏返しながら乱暴気味にドアを閉め編集部を後にした。
全部知ってて恋人がどうとか茶番を演じていたのか……。
やはり編集長はドがつくほど性格が悪い。
- 242 :小梅:2013/03/01(金) 22:32:02 ID:USGfGNyI0
- ……初めてくすぐられた後日。
全身筋肉痛の身体を引きづりながらPCに向かい、私は自宅で一人空しくカタカタと記事を書いていた。
しかしくすぐられた体験談を語るところで手が止まってしまう。
なにせ後半はほとんど半狂乱な状態だったし、最後のほうに至っては記憶が飛んでいた。
仕方なく、トラウマの入った箱を自ら開ける気持ちで、千鶴さんから無理やり押し付けられた件のDVD(無修正版)を見る。
くすぐりによって徐々に追い詰められていく自分を俯瞰的に見るのは、なんだか不思議な気分だった。
千鶴さんの優しげな声とは裏腹な意地悪な言葉責め。見ているだけ身体が敏感になっていく妖しい指使い。
こうして第三者の視点で見ると、一段と情けなく間抜けに笑い狂う自分。…なのに身体のいたる部分で悦びのサインを惜しげもなく表している。
私は本来の目的を忘れ、自分の痴態に見入っていた。
あの日の出来事を身体が思い出す。
くすぐられ、気が狂いそうなくらい恥ずかしくて、死ぬほど苦しかった千鶴さんの責め。
もう二度と行かないと思うのが普通だろう。
なのに……思い出してしまうあの感触。最後の身体を突き抜ける衝動。
またされたいな……と何度も思い、その度に否定し自分を誤魔化してきたがもう限界だった。
自分がくすぐられている映像を見ながら、熱を帯び欲情する身体を慰める。
千鶴さんの意地悪な辱めの言葉を聞くたびに、快感が高まっていった。
しかし足りなかった。
あの日の狂おしい刺激と比べると、全然足りなかった。
でも疼く身体を押さえ込めず、何度も幸せにいたれない一人遊びを興じた。
そのせいで記事ができたのは本当にギリギリ崖っぷちの時間帯で、編集長に小言を言われてしまった。
「オナニーしすぎたせいで遅れそうになりました」なんて言えるわけもなく、曖昧な言い訳をしながら深く思った――
このままでは……このままではいけない、と。
そして今現在――
- 243 :小梅:2013/03/01(金) 22:33:12 ID:USGfGNyI0
- 「……あら。来てくださったんですね。ご来店ありがとうございます」
「こんばんは……。え〜と……今日は、その、取材じゃなくて…」
「ふふ、今日も、じゃないですか?」
「そこは流してくださいよ……。じゃあ今日は、この前と同じやつで……」
「この前のってなんでしょう?わたし忘れちゃいました」
「絶対に覚えてますよね……。毎回毎回言わせる気ですかっ?」
「忘れちゃいました」
「嘘だぁ……」
「忘れちゃいました。ふふ、言ってくれないと何時までたっても始められませんよ?」
「うぅ……。お…『お臍こちょこちょ絶頂コース』お願い…します」
「はい、かしこまりました。うふふ、今日もいっぱいいっぱい……くすぐらさせていただきますね」
これから味わえるものに期待を膨らませ、私は急いで服を脱ぎ始めた。
……今となっては余談だがこの店に通うようになってから、本当に体重が減り始めている。
ウエストが以前より細くなり、サイズがきつくなっていた服がすんなり着れるのは嬉しい。
けれど、今私を虜にするあの妖しい刺激に比べれば、最早どうでもいいことだった。
くすぐり風俗 了
- 244 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/02(土) 00:18:26 ID:LEJvMl1YO
- くすぐり風俗、マジ好きです。
今度はその部下の子が加わったくすぐりが見てみたいです。
続編願っております。
- 245 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/02(土) 00:58:54 ID:TT.4pYjs0
- 長編乙でした
くすぐりの虜になる話はエロエロでいいですなー
- 246 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/02(土) 14:23:40 ID:hd2I670Q0
- 素晴らしいすぎてよだれが‥
- 247 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/04(月) 20:23:07 ID:WaT2B8Pk0
- 編集長がくすぐられるやつ是非お願いします!
- 248 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/05(火) 20:03:38 ID:Rj4xwuIY0
- 久々に書こうと思ったらなんか上に化け物クォリティのが鎮座してて書きづらいよ・・ママン
- 249 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/05(火) 22:13:48 ID:AaA6MYIE0
- >>248
おばあちゃんは言っていた・・・
自分の作品は自分の中で必ず一番だってな
- 250 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/05(火) 23:37:39 ID:wPEiHHBs0
-
「サクラくすぐり尋問」
…ここはどこ?…サクラが目を覚ますと、そこは知らない所だった。辺りを見回す。
すぐに室内とゆう事が分かったが、薄暗くてよく見えない。
「どーゆう事…」
ガシャン!
金属音。ハッとなって、頭上を見上げる。そこには、鎖。ガシャっ!ガシャ。
どうやら、両手を拘束されてるらしい。天井から無造作に、鎖が垂れ下がっており、サクラの両手首を、枷で拘束されている。天井から、枷までの余裕はなく、ほぼ真っ直ぐに頭上へと伸びている。カシャ!カシャカシャ、何度か、力を込めて脱錠を試みるが、ビクともしない。
足は拘束されておらず、自由に動く事が出来た。
「あんちきしょー!一体なんなのよ」
一人呻く。その声が虚しく、室内に響く。そして記憶を探って見る事にした。探ってから、すぐにある記憶が蘇ってきた。
1時間前、サクラは任務遂行の途中だった。Aランクの任務であったため、気を抜いて取り掛かってる所だった。今回の任務は犬の捜索で、ナルト達と離れ、林を捜索していた。その時だった。いきなり背後から、薬の染みた布を鼻に当てられて、、、、と、ここまでサクラの記憶が蘇る。
「そうか。あの時、私。気絶したんだ」
いや、でも。とサクラは思った。そうじゃない。なんで私がここにいるのか?そして、拘束されているのか?これじゃまるで、これから拷問を、、、と、ここまで考えて、サーっとサクラの血がひく。もしかして??……………
?「やあ!サクラ!起きたかい?その様子はだいぶ困ってる感じだねえ?」
!!いきなり、背後から声が聞こえる。男の声だ。若く、青年のような声だった。
咄嗟に、背後を確認しようと首を降ったが、拘束が邪魔をして思うように動けない。何者か分からない謎の不安が襲う。
「だ、誰?顔を見せなくちゃ分からないじゃない…」
動揺を見せないように、気丈に言い放ったつもりだったが、声は震える。
「おう。怖いねえ。忘れたのかな。さあ、どうだろう。この顔に見覚えはあるかな」
と、男はうめき、サクラの前へと立った。瞬間、サクラの顔が引き攣る。この男は…
そう。確かに、知り合いではあった。が、サクラにとって会いたくない人物であった。
名前はナナホシ。某会社の社長であった。ナナホシはサクラに好意を寄せていた。一カ月前、サクラと任務の依頼で知り合い、それからとゆうもの、一目惚れしてしまったのだ。そこから、サクラに色々な方法で迫ったが、全て惨敗。更には、ストーカーとゆうレッテルを貼られてしまった。
「なによ。また、あなた?もう、お付き合いは無理だと何回も言ったでしょ?」
馴染みの顔であったため、少し緊張がほぐれたが、嫌な予感は消えない。無意識にジャラジャラと、鎖を揺らす。
ナナホシはにやける。思い通り。遂にサクラを捕まえる事が出来た。ここまで、来るのにだいぶ苦労をした。ナナホシ自身では、腕力も忍術もなにもないので、お金を使い暗殺に特化した忍者を雇った。
そして、「サクラを拉致してここに連れて来い!」と、命じたのだ。
そして、今この状況にいる。鎖で拘束し、サクラは動く事が出来ない。いわば、何でも出来る。自分の欲望のまま、欲求を満たす事が出来る…
ナナホシは、あるマニアックな趣味を持っていた。それは「くすぐり」だった。女性をくすぐる事で、興奮を覚える性癖だった。今までも何度か女性をくすぐってきた。時には、お金で「くすぐられモデル」を、雇った事もあった。が、ナナホシの欲求は満たされなかった。
ナナホシは、尋問とゆう分野が好きだった。女スパイが捕まり、秘密を喋らせるために尋問。このシチュエーションを(ごっこ)でした事はあったが、満足はいかなかった。
もっと、現実でこうゆうシチュエーションに巡り会いたい。と、常に思っていたのだ。
そして、今日。目の前にはサクラがいる。両手は鎖で拘束されて動けない。強気な瞳。
後は、「理不尽な尋問」を、始めるだけだ。ナナホシは内心、笑いが止まらなかった。そして、内から来る興奮を隠さずにはいられなかった。
「ねー?さっきから、何にやけてるのよ!気持ち悪い」
咄嗟にサクラが言う。まさに。本心であった。目の前で終始にやけているのだ。素直に、気持ち悪い。と、サクラは思う。
が、結果的には不安や恐怖を煽られ、今にも強気ではいられないような気持ちをサクラは感じた。私は、これからどうなるんだろう?どーしても嫌な予感しか思い浮かばずに、焦る。
「ははは。すまないね。いい気味だと思って笑いが止まらないよ。ん、どうだ?今の気持ちは?」
- 251 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/05(火) 23:40:05 ID:wPEiHHBs0
- そう言いながら、ナナホシは移動する。カツ、カツ、と、足音が響き渡る。実に、不気味な音だった。そして、止まる。ナナホシが止まった場所はサクラの背後だった。
ぞわっ
背後に立たれた事に鳥肌が出る。しかも、かなりの至近距離だ。ガシャ。ぐっと腕に力が入り、鎖が揺れる。勿論、ビクともしない。
「さ、最悪の気分よ。アンタ、一体何をするつもりなの?」
「ふっ。別に何かをしたい訳じゃないんだ。ただ、僕の恋人になってくれればいい。」
「はっ!?だから、嫌だっていってるでしょう。」
- 252 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/05(火) 23:45:45 ID:wPEiHHBs0
- はっ!?だから、嫌だっていってるでしょ
「そうか……じゃあ。少し、悪戯でもしちゃおうかな?」
耳元で囁く。
背筋が凍る。気持ち悪い。一体こいつは何をするつもりなのか?
「悪戯?」
「そう。悪戯。あー、一つ質問するが、この衣装は自前かな?」
「い、衣装?そ、そうよ。それが、何か問題あるの?」
サクラの衣装はいつも通り変わらなかった。赤とピンクを貴重とした、チャイナ服だった。
「いや、とても良い格好だな。と、思ってな。なにせ、腋がよーく見える。」
「!!ちょ、わ、わきってなに!」
ガシャ。鎖が揺れる。焦る。いきなり、飛び出したワードが「腋」だなんてサクラは、想像できなかった。そして、すぐに顔が赤くなる。恥ずかしいのだ。今まで、意識した事はなかったが、確かに、この衣装は腋が晒されていた。それを今、指摘されたのだ。咄嗟に腕をさげたかったが、鎖が許してくれなかった。体が、じんわり。と、汗ばむ。
「なあ。恥ずかしいのか?下ろせばいいだろう?」
ナナホシが意地悪く言う。無理だ。そんな事は、分かっていた。ナナホシのS心が徐々に、点火する。
「ちょ、む、無理でしょ。だったら、この鎖ほどいて。てゆうか、わ、腋とか、み、見んな!馬鹿じゃないの!」
ぐわっ。ナナホシは興奮する。サクラは完全に恥ずかしがっている。腋を見られたくないのだ。が、腕は下ろせない。こんな状況に今、俺はいる。なんて、幸せかとナナホシは噛み締めた。
そして、そろそろかと、ナナホシは、切り出す。
- 253 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/05(火) 23:46:46 ID:wPEiHHBs0
-
「そんな、綺麗な腋だと、悪戯がしたくなっちゃうなあ。」
「い、悪戯!?な、何するっっっっっっふわあ!」
ビク!!!瞬間、サクラに電撃が走った。
その刺激の原因は、ナナホシだった。ナナホシの手は、サクラの腋の窪みに沿うように、手を這わせていた。さわっさわっ、と、手を動かす。
「や、はは。ちょ、な、何をしてる、ふぁあ!ちょ、やめて…」
「何って、腋を触っているんだよ。何をそんなに暴れているんだい?もしかして、くすぐったいのか?」
そう、言いながらも、ナナホシの手は腋を這う。三本の指で、腋の窪みに突っ込み、さわさわ、と、ゆっくり指を動かす。
じわっ。汗が出るのが分かる。水分も混じり、滑りが良くなる。時折、ビクっと大きく揺れる反応を楽しんだ。
サクラは、疑問だった。
- 254 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/06(水) 00:30:19 ID:bVNPAGIo0
- 食蜂のくすぐり
- 255 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/11(月) 02:19:44 ID:.Nb3zMQc0
- 小説書こうと思ってます
くすぐられる側が小/中/高校生、服装、その他何かあれば
くすぐる側が小/中/高校生、男/女/混合、大勢/少数、その他
これで選んで下さい
- 256 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/11(月) 07:14:14 ID:.oscOKhoO
- くすぐられる側、高校生(制服)
くすぐる側、小学生複数男
- 257 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/12(火) 00:24:04 ID:jJHfMpy20
- くすぐられる側 高校生
くすぐる側 高校生以上 女 人数は何人でもおk
- 258 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/12(火) 06:22:19 ID:8QgllOTQ0
- くすぐられる側 高校生(可愛い)
くすぐる側 高校生 女 大勢(ブスばかり)
- 259 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/12(火) 16:12:29 ID:8PHHbzKc0
- くすぐられる側がくすぐる側より年上だったら何でも
服装は制服で
- 260 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/13(水) 08:08:35 ID:x8F.P2Ns0
- 俺も年上が責められるやつがいい
できればくすぐる側は小学生でくすぐられる側は中学か高校がいい
男女は別にどっちでもいいです
- 261 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/14(木) 00:44:14 ID:7avs0RFE0
- 年上が責められる感じが多いのでその中で細かい指定のあった>>256の人のシチュを中心に書いていきます
それ以外の人は折角書いてくれたのにスミマセン
できるだけそのシチュも叶えられるよう努力します
- 262 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/21(木) 14:39:31 ID:02BHwGM.0
- くすぐり七不思議
「なんで私もなのよ」
夜の11時、教員も帰宅し誰もいなくなった校舎に二人の生徒が忍び込んでいた。
「いいじゃん、ナエちゃんだってオカ研なんだから」
そう言ってくるのは森嶋雪。根っからのオカルト好きだ。
「名前貸しただけじゃん・・・」
ナエちゃんと呼ばれた彼女は田島早苗。オカルトには興味はなく仲のいい雪のために
オカ研創立を手伝っていた。
「けど何で七不思議なの?」
「オカルトと言ったらまずは学校の七不思議!これは定番だよぉ!」
熱い視線で訴えかけてくる雪。
「けど成果を出さなきゃ部は作れないのにこんな可能性の低い・・・」
「じゃナエちゃんは案があるの?」
「うっ・・・ないけど・・・」
「ほら!だったらこれでいいんだよ〜」
ノリノリで校門の柵を乗り越えていく雪に続き、早苗もしぶしぶついて行った。
「で、七不思議のあてはあるわけ?」
なんでか昇降口の鍵を持っていて、それで開けている雪に向かって聞く。
「なきゃ来ないって。ほらこれ」
といって紙を一枚手渡してきた。そこには
「なによこれ!?」
「面白いよね〜うちの学校の七不思議はエッチでくすぐったそうだよね〜」
そう、そこには下半身丸出しやくすぐりと言った単語が踊っていた。
「誰に聞いたのよ!?あんた絶対だまされてるから!!」
「先生とか先輩。結構まじめな人たちに聞いたものだよ?」
名前を聞いていくと早苗も知っている先輩や優しい先生の名前ばかり出てきた。
その人たちが言うならと、早苗もあきらめた。
「さて最初のは〜」
「なんでそんなにノリノリなのよ。いきなりおかしいじゃない」
くすぐったい上履き
部活終わり、忘れ物を取りに来た水泳部の女の子が靴下をはかないまま上履きを履き
教室に向かったらしい。ぜんぜん帰ってこないため心配して友達が見に行くと
そこには下半身付近に水溜りをつくり気絶したその女の子がいた。
目を覚ました女の子に聞くと急に足の裏がくすぐられ、そのまま気絶してしまったらしい。
「絶対おかしいじゃん!!オカルトじゃなくて絶対犯罪だから!」
「まぁまぁやってみればわかるしさ」
雪は荒れ狂う早苗をなだめながら靴下を脱いだ。
早苗もぶつくさ言いながらもしっかり脱いでいた。
「さぁ履いてみよう」
自分の下駄箱から上履きを取り出し履く。
すると・・・
何も起こらなかった。
「やっぱ起こんないんだね〜ショック・・・」
「ほらやっぱりこんなの嘘よ。さっさと終わらして帰ろ。次は?」
なんだかんだ付き合ってくれるんだ〜と茶化され顔を赤らめながら先に行く早苗。
それ追おうとした雪は足の裏に違和感を感じた。
- 263 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/21(木) 15:06:45 ID:02BHwGM.0
- その違和感は七不思議どおり、くすぐったさが現れた。
「なっ・・・ナエちゃ・・・」
くすぐったさに大きな声が出せない。
早苗は気づかずに階段を昇っていってしまった。
「くふふふふっ・・・ちょ・・・まずいって・・・」
実際、雪はくすぐったがりだった。
雪もこの七不思議はまったく信じてはいなかった。
だから不得意なくすぐりでも起きないと思いここに来たのだった。
「きゃはっ!そこはぁぁぁ!くすぐったいってぇ」
土踏まずがくすぐられのた打ち回る。
しかしくすぐったさは紛らわせない。
それどころかくすぐったさは増すばかりだった。
「だめだめだめ!指の間はぁぁぁ!!」
どんどん強くなっていくくすぐり。雪はふと気づく。
「きゃははははっ!これを脱げばぁぁ・・・」
くすぐりに耐えながら上履きに手をかけた。よしと思い脱ぎ去った。しかし
「なんでぇぇぇぇぇ!くすぐったいぃぃ!!」
脱いでもくすぐったさからは逃れられなかった。
さわさわとくすぐられている右足、がりがりとくすぐられている左足。
それら二つの感覚に雪は耐え切れなくなってきていた。
「もぉだめぇ・・・」
雪の目の前は真っ暗になった。くすぐったさはなくなり、ただ股の間が暖かくなっている感じだけ残っていた。
「き! ゆき 雪っ!!」
はっと目を覚ますとそこには早苗の顔が映っていた。
「あれ・・・」
「誰にやられたの!?まさか私たち以外にも誰かいて・・・」
「違うよ・・・」
「えっ?」
「七不思議は本当にあったんだよ!」
雪はなぜだか興奮していた。
あんな目にあっても次の七不思議を確かめたくなっていた。
自分と七不思議の女のことを比較する。
股を触ってみる。おしっこでぐしょぐしょになった制服とパンティ。
(こんな気持ちだったのかなその子も・・・)
「さぁ次の行こう、ナエちゃん」
「でも・・・」
「私なら平気だよ!逆にオカルトに出会えて幸せなの!」
二人は次の七不思議に向かった。
- 264 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/21(木) 16:02:01 ID:02BHwGM.0
- 「次は〜次は〜音楽室」
「雪・・・本当に・・・」
早苗は本当に心配だったがこんなに喜んでいる雪を見るのは初めてで
とめることはできなかった。
「なんか言った?」
「ううん・・・なんでもない、次行こうか・・・」
人間ピアノ
二人の吹奏楽部員が居残り練習をしていた。
居残り練習を禁止していた顧問はそれを見つけ罰を与えた。
下着姿にさせ机に寝かせ、部員たちにこう言った
「ピアノの練習よ、しっかり弾きなさい」
そうして二人はかわるがわる体をピアノのようにはじかれ続けた。
「へぇ罰則でくすぐりってまた昔みたいだね」
「そうだね・・・って下着姿!?恥ずかしい」
「まだいいじゃん、ほら次はもっとだよ?」
そこには先ほど一番最初に目に入った単語の下半身丸出し。
「もう・・・」
そういいながらやはり付き合ってくれるようだ。
早苗は制服を脱いで下着姿になる。
「やっぱりナエちゃん大きいよね〜」
「どこ見てんの!」
胸を隠す早苗。雪は自分の胸をみつめため息をつく。
早苗は学年トップの胸囲。雪は逆のトップだった。
「早く終わらせるよ!」
と机を並べて横になる二人。
横になり3分
「くっ・・・んんっ」
シンとしていた音楽室にあえぎのような笑いが漏れ出した。
「あひゃ・・・うん・・・」
早苗のお腹に指のようなものが這っていた。
それがなくなったと思うと今度はあばらをトントンと叩かれる。
なんともいえない感じは笑いとなって口から漏れていた。
「ひゃんっ・・・脇はぁ」
雪も同様で今はわき腹を重点的に触られていた。
「雪ぃ・・・これ・・・がぁ?」
「多分ねぇ・・・あんっ!」
雪が一際高い声を出した。
乳首をトンと触られたがその甘い刺激はすぐに次の場所へと変わってしまう。
「ひゃぁん」
早苗にも来たらしいがそれも長くは続かない。
二人は散々くすぐりのような、愛撫のような責めを浴びていたが
30分きっかりで何も起こらなくなった。
「これで終わり?」
「なのかな?」
二人は互いに顔を見合わせた。
顔が赤くなった互いを見てさらに顔を赤らめていた。
絶頂もなく、くすぐり倒されてもいない二人はもやもやが残っていた。
「なんか中途半端!やるならもっとエロエロでもよかったよ〜」
「何言ってんのよ、雪!」
まぁまぁ次々〜とスルーして次の場所向かう雪の後に早苗はついて行った
筆オナ少女
誰もいない美術室から変な声がする。
それはある生徒が美術室で筆を使ってオナニーをしている喘ぎ声だったらしい。
けどその子はそれが見つかり退学。それがショックで自殺をしてしまったらしい。
それから美術室に下半身を出しながら立っていると筆が股間を刺激してくるらしい。
「これはまた・・・けどこれはらしいなんだ?」
「うん。前のふたつは体験した人がいたからね」
「そうなの!?」
うん、けどそれを聞いた人から聞いただけ。と結局アバウトだった。
「はぁ・・・やっぱやるのよね」
早苗と雪はパンティを脱ぎ、スカートをたくし上げて立っていた。
- 265 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/21(木) 16:52:12 ID:02BHwGM.0
- 「けどこれって筆が動くだけでもうオカルトだよね」
「それならここまですることないじゃん」
「けどこうしないと筆は動かないわけだし」
「はぁ・・・みんなの学校で下半身丸出しなんて・・・ひゃう!!」
ぶつくさ言っていた早苗が短い悲鳴を上げた。
「きゃはっ!あんそんな・・とこぉ」
「どうしたの、ナエちゃん?」
「お・・おしりぃ」
「おしり?おしりがそうし・・・あんっ」
雪も短く悲鳴を上げ、早苗が言っていたお尻意味がわかった。
そっと自分の開いている股を覗くと筆の柄が動いているのが見えた。
その筆は雪の、そして早苗のお尻の穴をくすぐっていた。
「これっ・・・あはは結構くすぐったいかも」
早苗はお尻を振って逃げようとするが筆はしつこくついてきた。
それは雪も同じで懸命にお尻を振っている。
「これ・・・筆オナじゃ・・・はあん・・・ないよぉ」
「ほんとよ!あぁん激しくしないでぇ・・・はうぅそこもぉ?」
早苗の股にはもう一本筆があり、膣口とお尻の穴、男で言う蟻の門渡りもくすぐられていた。
「あぁぁくすぐったい!そこはくすぐったいからぁぁ」
お尻の穴のくすぐりにも耐えがたかったのにそれにまた追加され
早苗の尿意があがっていた。
「あぁもうだめぇ・・・雪・・見ないでぇ・・・」
早苗の股から黄色い液が一本流れていった。
それを目にしていた雪は先ほどの自分を思い出していた。
「なっ泣かないでよぉナエちゃん大丈夫だから」
「えっぐ」
もらしてしまったという羞恥に早苗は耐え切れずに涙していた。
「も・・もういやならやめてもいいよ?」
雪は言ったが早苗は首を振った。
その目にはもう涙はなかった
「ううん、最後まで付き合うよ」
二人は
笑うトイレ
同性好きの二人の女子がやっていた放課後の遊びがくすぐり合いだった。
それも普通にくすぐるので飽きてきてしまった二人は
今度は二人で一緒にほかの子をくすぐることにした。
やってきた女の子を個室で押さえ込み声を出したらこれを流すからと脅し
くすぐりお漏らしするまでくすぐったらしい。
その二人のいたずらはすぐに教師にバレて二人は退学になった。
けれどその思いは残っているらしく夜にそのトイレに入ると口を塞がれお漏らしするまでくすぐられるらしい。
を先ほど出してしまったため長い時間くすぐられ
笑い泣く教室
教室から悲鳴のような笑い声が響くといううわさがある。
それは宿題を忘れた一人の生徒が教員にくすぐられたという。
それをほかの先生に相談したが宿題を忘れたあなたのせいとしか返ってこなかった。
しかもそれを相談したことがバレてしまい、見せしめという題の授業で生徒たちの前で
くすぐり拷問にあったらしい。その後の詳細はわかっていないが
その子が今でもくすぐられて笑っている声なのではという噂。
の教室でまやかしの生徒たちに見られながらのくすぐりをうけた。
- 266 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/21(木) 17:26:25 ID:02BHwGM.0
- 6つ目の
教頭の趣味
10年前から共学になったこの学校で初めて教頭が男になった。
その教頭は影で女子生徒を会議室に連れ込み卑猥なことをしたらしい。
しかもそれは強制哀願くすぐりだった。
自分の立場を使い成績を落とされたくないなら××をくすぐってと言え
などと言わせて楽しんでいたと言う。しかしそれもばれてしまい逮捕されていったが
その念はまだ残っていると言う。
で自分が今くすぐってほしい場所を言いながらくすぐられた。
「はぁはぁあと一個だね・・・」
「そうだね」
笑いつかれている二人は最後の場所に向かった。
最後は体育倉庫だった。
くすぐりレイプ事件
共学になってから3年、事件が起こった。
体育倉庫で気を失っている少女、その少女は精液に塗れていて
秘部からは血が流れていた。すぐに犯人は特定されたが少女は半年の間記憶を失うほどのショックを受けたらしい。
記憶の戻った少女が後に述べたのはずっとくすぐられていたという。
「なにこれ?ひどい・・・」
「これはやばくね?もし本当に起こるとしたら・・・」
二人は処女だ。こんなことで初体験を失うなんていやだった。
けどいつの間にか積極的になっていた早苗は
「けど最後までやんないと・・・」
さっきの教頭の趣味から早苗のなにかが飛んでいた。
くすぐってほしい場所も自らお尻などと叫んでいた。
(わたしエムかも・・・恥ずかしいしつらいのに嫌じゃない・・・)
これが早苗の本心だった。
「ナエちゃんは本当にいいの?」
さすがの雪も再度確認を取った。
早苗はこくんと頷き、体育倉庫へ入った。
中でキョロキョロしていると急に早苗の服が破れる。
「きゃあ!!」
それを見て助けようと近づこうとする雪、だったがそれはかなわず雪も動けなくなった。
すごい力で押さえつけられる二人。すでに服はビリビリに破かれていた。
見えないものに犯されると思ったが先に来たのはくすぐったさだった。
「きゃはははは!!わき腹いやぁぁ!!」
「何でくすぐるのよぉ!!」
見えない手にくすぐられている感じが早苗のエム心をくすぐった。
わき腹やお腹を這い回る手を気にしていたらいつの間にかパンティを横にずらされ
秘部があらわになっていた。
「いやぁやめ・・・あぁぁん!!」
股に感じる初めての挿入感しかし破瓜の痛みはない。
自分の股を見てみてもそこに血の後はない。
「あぁん・・・気持ちいい」
「なんで初めてなのに・・・」
二人は甘い股の刺激に身を委ねていたがふと思い出す。
ずっとくすぐられていた
ハッと気づくが遅かった。
- 267 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/23(土) 04:18:16 ID:FEI151f.0
- いろいろなアイディアがあるね。
書かれた中だと筆責めが好きかな。
- 268 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/28(木) 00:53:18 ID:RMT8/sl2O
- ToLOVEるのくすぐり小説
ここはナナの部屋。
モモがナナに勉強を教えている。
モモ「はぁ〜…」
ナナ「どうしたんだよ?モモ。元気無いみたいだなぁ?」
モモ「ちょっとね…。私のファン倶楽部の人達、最近少し人数が多すぎて学校のどこにいても必ず何人かと会っちゃうのよね〜。」
ナナ「……。」
モモ「せっかくリトさんと一緒にいても何だか監視されてるみたいで…」
ナナ「いや、お前あんな変体(リト)と一緒にいることねーし、ファン倶楽部の人達が増えたのは軽い自慢じゃねーか!」
モモ「あら、ごめんなさいそんなつもりはないのよ。」
ナナが少しムッとする。
ナナ「まったく、イイコぶりやがって…。」
モモも少しムッとする。
モモ「あら、私はありのままで接しているだけよ。」
ナナ「よくいうよ。まぁ私比べられてひがむのもしょうがないけどさぁ!」
モモ「!」
ナナ「成績、運動能力、見た目全てにおいてわが上回っちゃってるからね〜」
モモの影が濃くなり、ゴゴゴゴ…と音がなる。
ナナ「せめて印象だけでも私に勝とうと必死だもんな〜お〜ほほほほほーうひゃあぁ!?」
ナナが突然声をあげた。モモがナナの尻尾つかみスリスリとこすっていた。
モモ「まったく…あなたって人はどうやったらそんなに勘違いできるのかしら?」
スリスリスリ…
ナナ「はあぁ…あ、尻尾…は、はんそく…」
ナナは力が抜け、へなへなとたおれこむ。
モモ「そうだ。この際徹底的に教えてあげるわ。私達の上下関係。」
そう言うとモモはデダイヤルを取り出し何らかの植物を転送した。
ボンっと音ととも2mくらいで二足歩行の木が現れた。
モモ「では、スーパーシバリズギさんお願いします。」
木「グオ〜〜。」
モモに頼まれその木はシュルシュルと枝を伸ばし、尻尾を刺激されぐったりしたナナを縛り上げた。
ナナ「う…はぁ、はぁ、はぁ…」
ナナの息が整うころにはすっかりぐるぐる巻きにされていた。
ナナ「この〜!何すんだいきなり、そしてこの状況なんだ!?」
モモ「あなたに教えてあげるのよ。…いや、あなたの体に教えこむのよ」
モモが黒い笑いを浮かべる。
(ヤバイ…)ナナは悟った。このままでは死ぬより辛い目にあわされる。
あの黒い笑顔が何よりの証拠だ。
ナナ「くぬぬ…。」
ナナは木の枝を強引に引きちぎろうとする。
ナナ「?」
しかし、デビルークのパワーをもってしてもその枝をちぎることはできない。
- 269 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/28(木) 00:53:26 ID:RMT8/sl2O
- ToLOVEるのくすぐり小説
ここはナナの部屋。
モモがナナに勉強を教えている。
モモ「はぁ〜…」
ナナ「どうしたんだよ?モモ。元気無いみたいだなぁ?」
モモ「ちょっとね…。私のファン倶楽部の人達、最近少し人数が多すぎて学校のどこにいても必ず何人かと会っちゃうのよね〜。」
ナナ「……。」
モモ「せっかくリトさんと一緒にいても何だか監視されてるみたいで…」
ナナ「いや、お前あんな変体(リト)と一緒にいることねーし、ファン倶楽部の人達が増えたのは軽い自慢じゃねーか!」
モモ「あら、ごめんなさいそんなつもりはないのよ。」
ナナが少しムッとする。
ナナ「まったく、イイコぶりやがって…。」
モモも少しムッとする。
モモ「あら、私はありのままで接しているだけよ。」
ナナ「よくいうよ。まぁ私比べられてひがむのもしょうがないけどさぁ!」
モモ「!」
ナナ「成績、運動能力、見た目全てにおいてわが上回っちゃってるからね〜」
モモの影が濃くなり、ゴゴゴゴ…と音がなる。
ナナ「せめて印象だけでも私に勝とうと必死だもんな〜お〜ほほほほほーうひゃあぁ!?」
ナナが突然声をあげた。モモがナナの尻尾つかみスリスリとこすっていた。
モモ「まったく…あなたって人はどうやったらそんなに勘違いできるのかしら?」
スリスリスリ…
ナナ「はあぁ…あ、尻尾…は、はんそく…」
ナナは力が抜け、へなへなとたおれこむ。
モモ「そうだ。この際徹底的に教えてあげるわ。私達の上下関係。」
そう言うとモモはデダイヤルを取り出し何らかの植物を転送した。
ボンっと音ととも2mくらいで二足歩行の木が現れた。
モモ「では、スーパーシバリズギさんお願いします。」
木「グオ〜〜。」
モモに頼まれその木はシュルシュルと枝を伸ばし、尻尾を刺激されぐったりしたナナを縛り上げた。
ナナ「う…はぁ、はぁ、はぁ…」
ナナの息が整うころにはすっかりぐるぐる巻きにされていた。
ナナ「この〜!何すんだいきなり、そしてこの状況なんだ!?」
モモ「あなたに教えてあげるのよ。…いや、あなたの体に教えこむのよ」
モモが黒い笑いを浮かべる。
(ヤバイ…)ナナは悟った。このままでは死ぬより辛い目にあわされる。
あの黒い笑顔が何よりの証拠だ。
ナナ「くぬぬ…。」
ナナは木の枝を強引に引きちぎろうとする。
ナナ「?」
しかし、デビルークのパワーをもってしてもその枝をちぎることはできない。
- 270 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/28(木) 00:56:46 ID:RMT8/sl2O
- スマヌ。重なってしまった。(__)
- 271 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/28(木) 01:38:18 ID:RMT8/sl2O
- モモ「うふふ…無駄よ。そのスーパーシバリズギさんの枝は特別頑丈なの。私達のパワーをもってしてもちぎることはないわ。」
モモが木に合図をすると、ナナの1の字に拘束された体をLの字におりモモに足を向けた。
ナナ「な…何すんだよ…。」
恐怖を覚えるナナ。
すると、木がナナの足の指につるを巻き、引っ張りあげた。ナナの足の裏が完全に伸ばされた。
ナナ「まさか…」
モモ「そう、くすぐるのよ。」
モモが指をクネクネ動かしてみせる。
ナナ「な、…そんなのずるいぞ!反そあああ!」
ナナの足の裏をモモが人差し指す〜っとなぞった。
モモ「ふふ、足の裏を伸ばされてるからこれだけでくすぐったいでしょ?」
ナナ「うわあ…ああ…くぅう…。」
モモがナナの足の裏を軽くくすぐる。
モモ「ナナ、昔からくすぐり弱いもんね〜。」
ナナ「そんなこと…な…い…もん」
しかし、すでに歯をくいしばってなんとか耐えている状態だ。
モモ「なら、これくらいヨユーよね?」
それから5分ほどモモは焦らし続けた。
触れるか触れないかギリギリのところで優しくくすぐった。
モモ「あらあらあら〜?どうしたのナナ?とてもつらそうな表情よ。」
ナナ「ああ…い…くはあぁ…」
モモ「ちょっとナナ。足の裏が汗だくよ。本当にへいきなの?」
5分の焦らしはナナの足の裏をさらに敏感にさせ、ナナの体力を奪っていった。
ナナ「へい…き…だもん、んあぁ…あ」
モモ「へ〜、なら大丈夫ね。」
するとモモはいきなりナナの足の裏を本気でくすぐりだした。
ナナ「!!!!きゃはははははははははははははははははははははははははははははははは!!」
ナナはたまらず吹き出してしまった。
モモの絶妙なくすぐりテクニックの前に拘束された体は何にも抵抗出来ない。
ナナ「いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!や、やめほ〜きゃはははははははははははははははははははははは!!」
- 272 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/29(金) 04:42:38 ID:6S/I124w0
- ああ^〜いいっすね^〜
- 273 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:23:43 ID:h1WhbisI0
- 八畳ほどの広さの一室。
図書館に置かれていても違和感のない重厚な本棚、そこにぎっちりと詰められた一貫性のない書籍の数々。
本格的な造りのコーヒーメーカー。
オフィスデスクには書類等が所狭しところせましと散らかっている。それすらもこの部屋の主の知性を表しているように見えるのは、おかしの空箱や食べかすばかりが散らかっている我が上司の机を見続けているからだろうか。
仕事以外に必要なものが置かれていないためか物が少なかった。
だがどれもセンスがよく、値段もそれなりにするだろうが成金趣味丸出しの装飾過多なものは一切ない。
そんな部屋に置かれているソファーに、私は借りてきた猫のようにちんまりと座っている。
「休日にわざわざ呼び出してすまなかったね。本来こちらから伺うのが筋なんだが……」
同性でもうっとりしてしまう美声と共に、目の前にコーヒーが置かれた。
一流企業の美人秘書さんといった風貌だが、口調、対峙したときの雰囲気で人に使われるタイプの人間ではないとすぐに分かる。
「い、いえいえ。こちらももう少し早く挨拶伺えればと思っていたのですが……何分いろいろとゴタゴタしてまして。あ……申遅れました月刊○○の二葉です、よろしくお願いします」
未だに不慣れな名刺交換をする。私がやると昔見たことあるお父さんのとは違いなんかぎこちない。
「これはどうもご丁寧に……ふふ、だがもう少しフランクにしてくれると嬉しいな。畏まったのは苦手なんだよ。それに君と同世代くらいの子たちとはいつも気兼ねなく話してるから、違和感あるしね」
「は、はい。どうも……」
中性的で色っぽい微笑をしながら私の向かい側のソファーに座る。
これが女子高とかだったら黄色い声が上がるんだろうな、と思いながらもらった名刺に目を落とす。
- 274 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:25:09 ID:h1WhbisI0
- くすぐり専門風俗店
代表取締役社長:天川紫(あまかわゆかり)
今も足蹴なく通っている千鶴さんのお店の社長さんだ。
二十代後半と若くして一国一城の主だが、それに見合う貫禄さで、女帝という言葉がまっさきに思い浮かんだ。
耳にかかるくらいのショートヘアをきっちりと揃えており、異性にもモテそうだが同性には更にモテそうな端正な顔立ち。
豊潤で色香に満ち溢れている身体は、タイトスーツではまったく隠しきれていない。
すらりと長い足を組みかえるたび、チラチラと見える短いスカートの奥にどうしても目がいってしまう。
「しかしほんとう……二葉くんには足を向けて寝られないね」
「は、はい?」
スカートの奥に意識がいってたせいで、急に話題を振られどもってしまう。男子中学生か私は……。
「君が書いてくれた記事のおかげで、うちは猫の手も借りたいくらいに忙しくてね。……まったく、一時期くすぐり一大ブームなんて言われてたけど、儲かるとわかったらみんな挙ってそれを真似してね。ただの風俗店がいつの間にかくすぐり専門店に変わったところが何件あるやら……」
紫さんはあきれ口調で言いながら、子供舌で飲めず手付かずだったコーヒーに手を伸ばす。
「しかもウチは他と比べて質は高いが料金も高いからね、だからみんなあちらさんに行ってしまう。それだけならまだ良いが、そのフェチズムを理解しないまま客に提供しても結局は満足されない。そうすればブームなんてものは、何も実を結ばずに下火になっていくのは目に見えている」
聞かれてもいないのに、ミルクと砂糖を多めに入れられる……甘党の私の好みの量に。
「だから開店当時からずっとくすぐり専門店であるウチ個人を記事にしてくれたのは、とても有難かったよ。せっかく自分が好きなものに興味をもってくれた人達が、不本意なサービスが元で本物を知らずに興味を失くしてしまうのは耐え難いものがあるからね。わたしの店ならそれはない、絶対に」
きっぱりと断言しながら甘くなったコーヒーをすっと差し出してくる。
なんかホストみたいだなぁと思い、礼をいいながら一口飲む。文句なしに美味しかった。
- 275 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:26:56 ID:h1WhbisI0
- 「それにあの例のDVDは素晴らしい」
「あ……はい。DVD……」
最早その単語を聞くだけで憂鬱になる。
「この商売を始めてから感じたことだが、くすぐる、くすぐられることが好きな女性というのは意外と多くてね。でも女一人でこういう店に来るのは憚られる、ブームとなった今でも実はまだそんな子たちは多い。わたしも色々試行錯誤を繰り返しているが……中々そういう空気を払拭できなくてね。そこへ君だ」
視線が交わる。紫さんの目力は凄まじく、すぐに目を逸らしてしまう。
「まだ社会に出たての初々しい若い娘が、我が身を張ってあのような映像を世に出してくれた。あれによって特殊な性癖を他人に晒すのを恥じ、ウチのような店に足を運ぶのを躊躇っていた子たちが来るようになった。『あのDVD見て背中を押してもらった』と言ってくるお客も多くいるよ」
抑揚なく滑らかに語る紫さんだったが、声には若干熱がこもっているように聞こえた。
「はは……あそこまで醜態晒してる私と比べれば、お店に足を運ぶことくらいなんて事はないって思った人も多いかもですね」
言えない……編集長の金儲けと出世欲のために、しかも私に無断で作られたものとは、とても言えない……。
「醜態だなんて卑下することはない。その手のサイトとかでは大反響じゃないか」
「あはは……おかげ様で」
あの月の号が出たあと、私個人に対する問い合わせの電話が度々来るようになった。あとは『モザイク外した顔が見たい』とか『ウチのくすぐり物の作品に出演されてみませんか』だとか色々。
勝手に期待された挙句がっかりされるのは凹むので顔出しなんてもちろんNGだが、編集長はやけに乗り気なので目を光らせておきたい。
「ウチの子達もあの映像を見てから君に興味津々でね。ふふ、『千鶴ばっかりあの子独り占めしてずるい!』なんて言ってよく喧嘩しているよ」
「きょ、恐縮です」
人生には一度モテ期というものがあるらしいが、私の場合は紆余曲折した挙句におかしなところに止まった今なのだろうか。
そう皮肉りながらも、様々なタイプの美女集団が私をくすぐり責めにする妄想をしていた。間違いなく末期だ……。
- 276 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:28:11 ID:h1WhbisI0
- 「……で、あの〜今日はどういったご用件でしょうか?」
おずおずと遠慮がちに尋ねる。
どうもこの人と話していると緊張する。
怖いと言うわけではないが、大物が醸し出す独特のオーラみたいなものが私を萎縮させてしまう。
「あぁ…すまない。全く歳を取ると若者を捕まえてつい長話をしたくなってしまう」
老いとは全く無縁なエネルギッシュな出で立ちでそう言うと、紫さんは一呼吸置いて切り出した。
「新規のお客も増えたことだし、一つ新しいサービスを付け加えようと思っているんだ。それを御社の雑誌で紹介して欲しい」
「新しいサービスですか?」
「うん、もちろん記事にしてくれる時期は君たちに任せるよ。できれば早いに越したことはないが……」
「えっと来月号はさすがに無理なので……再来月でよろしいでしょうか?」
来月の頭には待望の新人の子が入ってくるので、やることが一つや二つ増えたくらいならなんとかなるだろう。
「あぁ問題ない。助かるよ」
とても姿勢のいいお辞儀をされる。
どこか武士の礼節じみていて格好いい、あたふたと何度も頭を下げ返す自分と比べると特に。
「よし……では行こうか」
「へ……? 行く……?」
すっとソファーから立ち上がる紫さんを私は呆けた顔で見上げる。
「せっかく足を運んでくれたからね。是非今からそのサービスを体験していってくれないか? もちろん無料にさせてもらう」
「い、今からですか……」
魅力的なお誘いだけど、今日はこの後予定があった……。
「あぁ、二葉くん今日ウチに予約入れてくれていたね。ふふ、毎度御ひいきにありがとう。千鶴に話は通してあるから、長引いても大丈夫だよ」
……ここの社長だから知ってて当然か。
しかしそれは私がプライベートでどれだけここに通い詰めているかも把握してるということ……。
肉欲に溺れたはしたない女と思われているかも……恥ずかしくなってくる。
「で、でも二回戦連続なんて体力持ちますかね……なんて」
羞恥で赤みを増した耳を意識しながら百恵さんに尋ねる。
紫さんはそんな私に微笑みながら言った。
「あぁ平気だよ。今日君に体験して欲しいのはSコース……くすぐる側だからね」
- 277 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:29:43 ID:h1WhbisI0
- 案内されたロッカールームはどこか懐かしい香りがした。
香水、制汗スプレー、化粧などが入り混じった女のたまり場特有の匂い。
ロッカーの他にはパーテーションで区切られたところにソファーやテーブルがあり、お菓子や雑誌などが乱雑に置かれていた。今では懐かしい女子高時代を思い出す。
そんな中、私はハンガーラックに飾られた色とりどり過ぎる衣装の前で唸っていた。
大事な部分がほとんど隠れていない水着、下着。そもそも隠す気が微塵もないもの。
婦警、バニーガール、ナース、メイド、ブルマ、etc.etc――
『服が汚れるといけないからこの中から好きなのを選んでくれ』
紫さんはそう言うとロッカールームから出て行ってしまった。
初めてこの店に訪れたとき、千鶴さんによって下着が使い物にならなくされてしまい、ノーパンで帰るわけにも行かずオロオロする私に、千鶴さんは喜色満面の笑みで下着を一つ提供してくれた。……アソコが丸見え、穴開きオープンのパンツを。
流石に何も履かずよりマシだろうと思い、あれで電車に乗ったのは良い思い出……なわけがない。
だから衣装を貸してくれるのは大変有難かったが、貸してくれる服の種類によってその有難さも半減だった。
こういうお店で、もう少し普通のは……というのも空気が読めないと思うけど……自分の選択意思でこの中の衣装から決めるというのは結構恥ずかしい……。
「待たせたね。……なんだ、まだ着替えていなかったのか」
私が衣装の前で逡巡しているとガチャリとドアが開き紫さんが入ってきた。
- 278 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:31:13 ID:h1WhbisI0
- 「……………」
呆けた顔で魅入ってしまう。
エナメル質な黒のボンデージ。照明に反射する黒の光沢が、きめ細かい魅惑的で美しい肌をより際立たせていた。
大胆にハイレグカットされた股間部は、少しずれただけでも大事なところが見えてしまいそうだ。
胸の部分はシースルーになっており、豊満な胸に飾られた真っ赤な乳首は薄すぎる黒の布越しにしっかりと見えていた。
ボンデージと同じ色のハイヒールブーツを履いており、すらりと背の高い紫さんが更に高く見える。
およそ日本人離れした抜群のプロポーションで、ここまで胸の大きな人は同性の私でも中々みたことがない。
けれど豊潤な肉付きによるだらしなさは一切なく、それを美しく形を留めておく適度に程よく引き締まっている。
ボンデージというものは彼女のためにつくりました、と言われたら私は迷わず信じるだろう。……そのくらい恐ろしいほどに似合っている。
「しばらく現場にはご無沙汰の状態でね。色々とだらしなくなっていて……処理に手間取ってしまったよ」
紫さんは何気なしに言うと、深く切れ込んだ股の部分をそっと指で這わせた。
そのだらしなかったところも見てみたかった、と思わず口からこぼれそうになる。
「ところで……中々良い趣味のようだが、それにするのかい?」
紫さんは、見惚れていた私の手に握られている相撲の廻しをちらりと見やる。
「えっ……あ、ち、違います!」
「そうか……。ふむ……ちょっと失礼――」
「えっ?…ひあっ!」
慌ててハンガーに戻す私を見ていた紫さんが、何を思ったのか私の身体をペタペタと触ってきた。
身長差の関係で大きな胸が目の前にきてしまう。
紫さんが手を動かすたび、弾力のあるおっぱいがブルンと弾んだ。薄い黒の布地を挟んでいるせいか赤い乳首が余計に栄えて見え、縫い付けられたかのように凝視してしまう。
それに伴って花の香りがする官能的なものが鼻腔をくすぐる。
千鶴さんの包み込むような母性的なものとは違う、攻撃的な色気。見るもの全て絡め取り骨抜きにしてしまう危険で蠱惑的なもの。
もし私が男だったらどうにかなってしまいそうだった、というか同性でもヤバイ。
「うん、大体サイズはわかった」
ドギマギしている私をよそに、紫さんはハンガーラックから一つの衣装を取り出した。
「決めかねているようなら、わたし的にはこれがオススメなんだが――」
- 279 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:32:23 ID:h1WhbisI0
- 「どうですか……?」
「素晴らしい、とても似合っている」
紫さんの美声でそう賞賛されると悪い気はしない。……けど、
「な、なんか……すっごい生地が薄いですね、これ……」
紫さんに薦められ着替えたのは白のスクール水着だった。
もちろんここにある時点で普通もの、という期待は見事に裏切っている。
濡れても透けないよう隠してくれるはずのパッドが胸や股間部にない。生地もやたら薄く肌にピッチリとフィットしすぎていた。これで汗でもかこうものなら間違いなく色々見えてしまう。
「ふむ、ここは平仮名で書いた名札を胸部に貼り付けたいところだが……可愛らしい突起物が見えなくなってしまうのは捨てがたいな」
「ちょっ変なこと言わないでください!」
無遠慮に見られていた胸を慌てて手で隠した。
「しかしこれをわたしが独占して見ているというのも、この業界のいち一人として勿体無くて気を咎めるな……。どうだい、今の仕事をやめてこっちで……とまでは言わないが週一くらいでウチで働かないか?」
「え、遠慮しておきます」
ちょっと魅力的な提案だったが、ただでさえギリギリの状態なのにこれ以上くすぐりに関わったら色欲に溺れ、人生駄目になってしまいそうだ。もう遅いかもだけど……。
「そうか……君なら人気でそうなんだが……」
「いやぁ、千鶴さんと比べれば私なんか全然地味ですし……」
「あれと比べたらウチの子達も大抵地味の部類に入ってしまうんだけどね。それに地味というものにもメリットは多くあるよ。例えばそうだな………クラスで地味な大人しい子をくすぐって大笑いさせる設定とか萌えないか?」
この人が「萌え」とか使うと違和感が半端ないな……。そしてその設定を分かってしまう自分が嫌だ……。
「その子がとてもくすぐったがり屋でクラスメイトに面白がられ、よくくすぐられている。その子はそれがとても嫌で仲の良い君に頼むんだ『くすぐりに強くなるための特訓に付き合って』……とかでもいいな」
すごくよく分かってしまう自分がとても嫌だ……。
「……む、もうこんな時間か。色々あちらで準備もあることだし……では行こう――」
紫さんは部屋の時計を一瞥すると、まだまだ語りたそうだったがドアを開け私を先に通してくれる。いちいち仕草が格好良かった。
- 280 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:33:19 ID:h1WhbisI0
- 「ここは従業員専用の通路だからわたしたち店の者しか通らない。そんなにビクビクしなくても大丈夫だよ」
「いや……誰にでも見られる時点で恥ずかしいんですけど……」
片手で胸をもう片方で股の隠しながらへっぴり腰の状態で私は紫の後を付いていく。
途中ですれ違ったトップレスの女性にクスクスと笑われながら会釈される。
「あの……質問なんですけど」
「ん、なんだい?」
背筋を伸ばしお尻を振りながら色っぽく歩く紫さんが振り返る。
あれだけ抜群のプロポーションだと、どんなに露出的な格好だろうと恥ずかしくないのだろうか……。
「今日やる内容なんですけど……もしかして私が……えっと、紫さんをくすぐるとかです?」
期待7不安3といった割合で恐る恐る聞いたが、
「いや、違うよ」
と、一蹴されてしまう。
「あ……はい、そうですか」
がっかりした顔が表に出ないよう気をつけたが、できたかは分からない。
そんな私に微笑みながら紫さんは言った。
「わたしも二葉くんに質問なんだが……ただ受けるだけのMコースと違い、責める側に立ったとき初心者があると安心できるものって何か分かるかな?」
「えっと……う〜ん」
「ふふ、難しいかな?」
「教えてくれる先生みたいな立場の人、ですか?」
「………正解だ」
適当に答えたものが正解だったらしい。
私が何回か間違えて自分で答えを言おうと用意してたであろう紫さんは、少しつまらなそうな顔だ。
ちょっと子供っぽくて可愛い。
- 281 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:35:03 ID:h1WhbisI0
- 「初めて本格的なくすぐり責めをやろうと息を巻いてみたが、緊張やお客の技量によって全く不本意な状態で終わってしまうケースがあってね。どうせなら我々プロの人間を傍においてレクチャーしてみるのはどうだろうと考えてね」
「なるほど」
確かに自分がその立場になって考えると、そのサービスはウケるかもしれない。
「今日はそれを体験してもらう。まぁこっちは人員2人裂く分料金も高くなるから、できるだけこれで儲けを出したいって本音もあるが」
「あはは……今のそのまま記事に書いちゃいますよ?」
「構わないよ。こちらが差し出せるサービスの質と求める見返りを明確にする。それに納得したお客がウチを利用する。その信頼関係が商売の基本……着いた、ここだよ」
頑丈で分厚そうな観音開きの前で立ち止まる。これならどんな大声も遮断してしまいそうだ。
「……………」
「あの、紫さん……?」
しかし紫さんは扉を開けようとしない。
私はどうしたんですかと聞こうとした矢先、紫さんは口を開いた。
「言い出し難くて迷っていたんだが……」
紫さんにしては珍しく歯切れが悪い。
切れ長の瞳がこちらを見つめる。
まともに見返すのが恥ずかしくて、喉元辺りに視線を留める。
「まず始めに言っておくと君は悪くない」
「は、はぁ……」
そんな前置きされたら余計怖い……。
「実は君がウチを紹介した記事を出してから、千鶴の人気が落ち込んでね……」
「………え」
「いや……売り上げ自体はそこまでなんだが、お客が増え、他の子達は軒並み上がった今、千鶴だけ平行線の状態でね。具体的に言うと3から7まで順位が下がった」
頭が真っ白になり、音が遠くなる。
私の記事は基本的に「褒めれるものは褒めちぎって、評価の低いものには批判的な穿つような書き方はせず、そもそも触れたがらない」だ。編集長には若いんだしもっと冒険しろとよく怒られる。
つまりは臆病者の筆ということだ。
誰も傷つけず、それによって自分が傷つかないように気をつけ、今まで記者をやってきた。
それなのに――
- 282 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:36:52 ID:h1WhbisI0
- 「ど、どうしよう」
「あぁ、ちょっと言い方が悪かったね。落ち着きなさい」
「で、でも……あぁっそうだ! 編集長に連絡して訂正記事か何か入れてもらわないと――」
「とりあえずわたしの話を聞いてくれないか……」
「あっ……携帯なかった…と、取って来ます!」
「………ふむ」
「ひっ……くひゃあああああああああああああッ!!?」
どこか諦めたように嘆息した紫さんは、いきなり私のわき腹をモミだした。
「ひぁっ…ふぎッ!! ひゃああああああああッ!! ん゛ひゃははははははははははははははははははははは〜〜〜!!!」
「うん、良い反応だ」
わき腹に取り付いた紫さん手を外そうと必死になって身を捩り振り放そうとするが、吸付いてしまったかのように全く離れない。
その間、二度、三度とわき腹をクニクニと揉まれ、たまらず尻餅をついてしまう。
「とりあえず落ち着けるようになるまで……くすぐってあげよう」
「あ゛あああああああ〜っ!!! ぎひゃはははははははははははははははははははは!!! みゃッ、み゛、み゛ひゃってえええええええええ〜〜〜!!! ひひひひひひひひひひひひひひいいいいい〜〜〜!!!」
くすぐられながら、恐ろしいほどの手際の良さで、うつ伏せの状態に組み伏せられてしまう。
紫さんの大きく張りのいいお尻が私の腰の上にどすんと乗っかる。
- 283 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:38:17 ID:h1WhbisI0
- 「や゛めえええええええええ!!! ひゅひゃああああああああ!!! くひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあああああああ〜〜〜ッ!!!」
「映像で見たとおり……いや、それ以上に敏感だね。流石千鶴、どこも箇所も恙無く開発しているな」
バタバタと足を動かし、一生懸命身を捩ろうとする。
しかし紫さんはどこに体重をかければ身体の自由を奪えるか熟知しているらしく、お尻の下に捕まったまま脱出できそうもない。
「ふふ、どうだ? 千鶴のもいいけどわたしのも中々だろう」
「うひゃぁああッはははははははははははははははははははははははははははは!!! むりいいいいいいいいいいッ!!! ほん゛とむ゛りいいいいいいいいいい〜〜〜!!!」
耳の穴に小指を射れられ、うなじを撫で、背中に指を這わし、横腹を揉まれる。
「しかし可愛い小尻だな、羨ましい……」
「うはあああああああ!!? だめええええええへへへへへへへ!!! う゛あ゛ぁぁああははははははははははははははははッ!!!」
紫さんは身体を捻り、器用に自分の位置から後ろにある部位を狙ってくる。お尻を揉み解され、肛門のあたりを指でぐりぐりと微妙な力加減でほじられた。
「ほら、邪魔する悪い手は捕まえたぞ」
「や゛ああああああああああああ!!! ぎゃはははははははははははははははははははははははははッ!!!」
腕を後ろに回して必死にガードしようとするが、その腕を掴まれる。がら空きになった腋を熟練の指使いで蹂躙される。
「くはあああああああああああッ!!! い゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!ぎゃああああははははははははははははあああははははははははははははは!!!」
「見事な悶えっぷりだな。んっ……。ふふ、二葉くんがどれだけくすぐったいかしっかりと身体に伝わってくるよ」
容赦のないくすぐりの嵐から逃れようと暴れ身体を揺する。その動きに合わせるかのように、私の腰の上にあるお尻を艶かしく揺らした。
傍から見ると、私は紫さんにレイプされているかのようだ。
「さて……二葉くん、落ち着いたかい?」
「お゛ぢっあ゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ〜〜〜ッ!!!」
怒涛のくすぐり責めの中、なんとか言おうとするが、そうすると意図的にくすぐりを強められ言わせてもらえない。
- 284 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:40:45 ID:h1WhbisI0
- 「これでは落ち着いたかどうか判断できないな。ふむ、少し疲れさしたほうが手っ取り早いか――」
「ふあ゛ッ!?」
いきなりひっくり返され視点が床から天井に切り替わる。
両足をガッと掴まれ、足先をだけを使い器用にブーツを脱ぎ捨てた。素足となった右の足裏をそっと股間に添えられる。
紫さんと目が合った。光悦とした獲物をいたぶる様な目でこちらを見下ろしていた。
「現役時代の十八番の一つだ……是非堪能してくれたまえ――」
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛はははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!」
独特の振動が私の股間を襲った――
「おひゃあああああああああああああ!!! んあ゛はああああああああッ!!! ぎゃあ゛あ゛あ゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっひゃあああ〜〜〜ッ!!!」
暴力的なくすぐったさと快感が、股間から全身に伝わり駆け回る。
だが決して乱暴で力任せと言うわけではない。小刻みに素早く震え、一部の無駄もなく股間に流れ込む振動。
足の指がまるで手先のような器用さで、私のワレメを撫でその上の突起物をこねくり回す。
「はひいいいいいいいいいいいいいッ!!! え゛へへへへへへへへへへへ!!! あ゛ぁ゛〜〜〜っはははははははははははははははははははは!!!」
とてつもないくすぐったさを快感が上回り、狂わしいほどの快感をくすぐったさが上回る無限のループ。
私の身体はそのどちらを取ればいいのかも分からず混乱し、ビクッビクッと打ち上げられた魚のように痙攣を繰り返す。
しかし紫さんによって足はがっしりと脇でホールドされ、この淫靡な刺激から逃れられそうにない。
「ふあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!? ぐひいいいいいいひひひひひひひひひひ!!! ん゛あ゛あ゛あ゛あぁあああぁぁああああッ!!?」
そんな刺激に耐え切れるわけもなく、すぐに限界の兆しが現れる。
股間がカッと熱くなり、紫さんの足先を呑み込んでしまうかの勢いでアソコが締まっていく感覚。
本能が来るべき衝動に備えようとし、足の指に力が入りキュッと丸くなる。
しかし──
- 285 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:42:33 ID:h1WhbisI0
- 「ぎゃはははははははははははははははははははははははははははは!!! ひう゛っ!!! あぁあ゛あ゛あ゛っ――」
「おっといけない――」
あと一歩、いや半歩というとこで、その振動が止められてしまう。
「あ゛あ゛ぁぁああああああああああああああああああああああ〜〜〜!!?」
紫さんの電気あんまが止められた安堵と、それ以上に寸止めをくらったもどかしさのこもった声が口から漏れ出す。
「これ以上やったら疲れすぎて取材ができなくなってしまうからね」
紫さんはどことなく棒読み気味に言うと、ホードルを解き、そっと足を床に下ろす。
私は太腿で両手を挟み込み、股間を守るかのようにして倒れこんでしまう。
「ひひっ! ……くふっ…ははは……はぁ…はぁ…はああッ……」
「少し休憩だね……。ふふ、二葉くんがあまりにも反応がいいから年甲斐もなくはしゃいでしまった」
紫さんは脱ぎ捨てたブーツを拾い、履きなおしながら満足げに言った。
「んはぁ……はぁ……んん……」
呼吸が落ち着き、時間と共に身体に張り付いたくすぐりの余韻が薄らいでいく。しかしそれとともに別の辛さが私の身体を苛んでいく……。
「けほっ……はぁ……はぁ……」
くすぐったさは大分消え立ち上がれるまで回復したが、私はまだうずくまり、わざと咳き込み、苦しそうなフリをしていた。
――新企画を任さたせいで最近は忙しく、十日ほど千鶴さんのお店にはご無沙汰だった。
しかもご飯はお腹を空かせたほうが美味しい的な理由で、一人でもせずに今日という休日に予約を入れ楽しみにしていたのだ。
その状態で紫さんのあの所業……完全にスイッチが入ってしまった……。
――触りたい。ウズウズと疼きながら催促するアソコを気が済むまで撫で回したい。
そんな欲求で頭の中がいっぱいになってしまう。
- 286 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:43:46 ID:h1WhbisI0
- 「……けほっ」
紫さんに背を向け、もう一度咳き込むふりをして秘所にそっと指を這わせた。
ジンと甘い痺れが身体を満たす……がすぐにそれは消えもどかしい疼きだけが身体に残る。
床に勃起した乳首を押し付ける、胸から全体に幸せなものが広がっていく……けれどそれはあまりにも儚くて物足りない刺激だった。
――あぁ……紫さんさえいなければ……もっと思い切り気持ちいいことができたのに──
「二葉くん、そろそろいいかな」
「……………はい」
理性を総動員して太股に挟んでいた手を涙ながらに離す。
差し出された手を掴み、生まれたての小鹿のように足をプルプルさせながら立ち上がる。
自己主張している胸の先端部分や、汗で濡れ色々と恥ずかしい部位が透けてしまっている水着を取り繕う余裕などなかった。
「悪いがもうしばらく我慢してくれ。なに、知っているはずだ。我慢したらしただけ気持ちがいいってね……。ふふっ……だから君はそんなにも意図的に溜め込んでいるんだろう?」
「………うぅ……」
紫さんはそう言いながら私の頭を撫でた。
慈悲深くそれでいて性欲に屈服しそうな私を愉しむような目をこちらに向けてくる。
「君の恥ずかしいことは全部知っているよ」と言われたようで、目を逸らし俯くしかなかった。
「さて――話が横道に逸れたな」
紫さんは撫でてた手を私の頭から離すとレバーハンドルに手をかけた。
「何度も言うようだが君が悪いわけじゃない」
重そうな扉が開く、アロマの香りと淡い照明が私を出迎える。
この店の標準的な造りの部屋――もう何度も通い慣れ親しんでいる。
ただ一箇所だけ普段とは決定的に異なっていた。
- 287 :くすぐり風俗2:2013/03/30(土) 00:45:24 ID:h1WhbisI0
- 「ふうぅっ……んぐっ……んん゛……む゛ぅぅ……」
私や紫さんではない、ぐぐもったどこか悩ましげな息遣いが聞こえる。
声のする方向を見やると一人の女性が座って……いや、座らされていた。
女性は大事な部分がなけなしに隠されているオレンジ色のV字カット状のTバック一枚という格好だ。
分娩台のようなものに座らされM字開脚の状態で足を束縛されており、両手は大きな背もたれに付いている手枷に捕われバンザイの体勢を強制させられている。
口には丸いボールギャグを咥えており、透明な唾液が垂れ流しになって大きな乳房あたりを汚していた。
アイマスクをしているせいか表情は見えない。白い肌がうっすらと汗ばんでいるのは緊張しているからだろうか。
「悪いのは……」
「ふほぉッ!?」
「この子だ」
紫さんはツカツカとその女性に歩み寄ると薄桃色の乳首をキュッと摘んだ。
女性はビクッと敏感に反応する。
「………ち」
強烈な、現実味のない光景に頭がついていかない。
「千鶴さん……」
そんな中やっと搾り出せた言葉は目の前にいる女性の名前だけだった。
- 288 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/30(土) 12:04:50 ID:ue8nx9ws0
- 続きキター(゜∀゜)!!
二葉さんの悶えっぷりがたまらん。
千鶴さんのくすぐりも楽しみにしています。
- 289 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 00:55:37 ID:w8ZGbrN60
- 「……確かにそう書きました」
横目でチラチラと千鶴さんを見ながら渡された雑誌の記事を確認すると、紫さんの指摘されたとおりのことが書かれていた。
向かいにボンデージの紫さん、左手には開脚状態で拘束されてる千鶴さん、そして透け始めているスク水姿で自社の雑誌を読んでいる私、なんとも奇妙な光景だ。
「ふむ、他の項目とは違い、そこだけ記事を書いている本人じゃない他者の意図的なものを感じたんだ――」
その先を促してくる。
私は千鶴さんをチラリと見ながら答える。
「はい……千鶴さんに頼まれてそう書きました。『SコースはあまりプッシュせずにMコースを薦める感じで書いてください』って……」
別にそこまで反対することでもなく、他ならぬ千鶴さんの頼みなので要望どおりに書いたのを覚えている――千鶴さん個人の紹介記事を。
「やはりね――」
紫さんは咎めるような視線を千鶴さんに向けた。その姿は、扱いの難しい女所帯を纏めているだけあって、並みの迫力ではない。
「以前から千鶴目当てで来ている常連は減っていない、よって千鶴のサービスの質の低下は考え難い。しかし君の記事のお陰で増えた新規の客は、千鶴に余りつかない……合致しているな」
紫さんの厳しい目は千鶴さんから離れようとしない。対する千鶴さんはアイマスク越しでも突き刺すようなようなその視線を感じるのか、項垂れて紫さんのほうを向こうとしない。
- 290 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 00:57:09 ID:w8ZGbrN60
- 「けど……千鶴さんならSコース……くすぐる側だけでも大丈夫な気がするんですが……」
「ベストを意図的に尽くしてない子が上位で胡坐をかけるほど、他の子たちだって温くない」
俯いている千鶴さんが可哀想になり、なんとか弁護しようとしたが一蹴されてしまう。
「でも、7位なら相当順位高いほうじゃないですか……」
確かこの店には30人以上の女の子たちがいる聞いた。
「わたしは金の卵を産む鶏を愛でるだけの趣味はない。本人を前にして言うのもあれだが、わたしはこの子にはとても期待を寄せている。本来なら3位でも怠慢な位置だと思っていた……7位なんてもってのほかだ」
千鶴さんを見る目つきがなお更に鋭くなった。
先ほどまで私と話し時とは明らかに顔つきが違っていた。おそらくこれが社長天川紫のとしての顔だろう。
そんな顔に少し気おされていた私を察したのか、紫さんは表情を緩めた。
「まぁ、そんなわけで新しいサービスと共に千鶴のことも一挙両得とやってしまおうと思ったわけだ。なに、今日のここでのできごとを一字一句嘘偽りなく書いてくれるだけでいい」
「一字一句」と「嘘偽りなく」をやたら強調して言われる。恐らく私に向けてではなく千鶴さんにだが。
「……は、はい……でも」
「ん? 何か気に入らないことでも?」
「いえっ……気に入らないってわけじゃないですけど……」
「なんだい? 言ってごらん」
言いよどむ私に対し紫さんは柔らかい声音で促してくる。
「本当にSコースを押さなかっただけで千鶴さんの人気が落ち込むでしょうか……? その千鶴さんはくすぐる側のほうが生き生きしていそうというか……」
「ふふ……わかってないなぁ……」
そんな私の疑問に紫さんは見るだけで悶絶しそうな厭らしくも蠱惑的な笑みを浮かべた。
- 291 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 00:58:15 ID:w8ZGbrN60
- 「興奮するじゃないか」
「え……」
紫さんは突然私にしなだれかかった。
紫さんの胸が私の背中に押し付けられる。柔らかい分、中心部の固さがとても気になった。
耳に唇を這わせられ艶っぽく囁かれる。
「他人をくすぐるのことが大好きな女が……実は人一倍くすぐりに弱い……なんて興奮するじゃないか」
背中から頭にゾクゾクとしたものが駆け上がる……。
紫さんが耳に吐息を当ててきたせいだろうか……それとも――
「じゃあ――始めようか。千鶴、君の大好きな二葉くんがくすぐって、その反応をじっくりと観察して、記事にまでしてくれるんだ。心して受ける様にね」
「ふぅっ……ふぅうう〜〜……」
心なしか千鶴さんのかいてる汗の量が増えた気がする。
「な、なんかハードル上がった気が……えっと、初めてだからうまくできないかもしれませんが……」
「そう萎縮することはない。仮にも我々はプロなんだ。まさか素人のくすぐりにいい様に悶えさせられるなんて最初から思っていない。いくらなんでもそこまで弱くないよ。なぁ……千鶴」
どこか芝居めいた口調で紫さんが問う。
「んんっ! ふぅぅ〜〜〜……」
千鶴さんは答えない、いや答えられるはずがない。
- 292 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 00:59:59 ID:w8ZGbrN60
- 「じゃ、じゃあ千鶴さん……失礼しますね」
「ふぅ、ふぅ……ふぐっ!」
上擦る声でそういうと、千鶴さんの身体は目に見えて強張った。
私のくすぐりに備えようと身体が緊張してるのが伝わってくる。
縛られてくすぐられるというのは、どこかプールのジャンプ台と似ている気がする。
実際に遠めで見るとそれほどにも見えない高さでも、いざその場に自分が立つと身をすくむような高さに感じでしまう。
これからくすぐられると分かっているのに、縛られ弱点をむき出しにされる場面に直面したことのある人間にだけ分かる恐怖と、こみ上げてくる掻痒感。
今、千鶴さんもそれに直面している……。
ゾクゾクとしたイケナイものが私の理性を蝕んでいく感覚。
「じゃあまずは――」
「ひっ……あの、もうちょっと…離して言ってくれませんか……」
紫さんが耳元で囁き、私にアドバイスをくれる。吐息がやたら耳にかかるのは気のせいだろうか……?
「……………」
千鶴さんの無防備にバンザイされた、綺麗な腋を見つめた。
二の腕の汗が伝い腋の窪みに入っていく。くぐもった呼吸をするたびにピクピクと動く腋下から目が離せない。
それは大胆に開かれている布一枚のアソコや、大きくて柔らかそうな乳房よりも魅力的に感じた。
生唾をゴクリと飲みこみ、人差し指で千鶴さんの腋にちょんと触れる。
- 293 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:02:40 ID:w8ZGbrN60
- 「んん゛ッ!!」
「────っ!」
こっちもつられてびっくりするほど、ビクッと身体が震えた。反射的に腋を閉じようと両手に力が入るのがわる。でもそれは許されなかった。
「くすぐったそう……」
つい思っていたことを言ってしまう。その言葉を聞くだけで、千鶴さんはこそばゆそうにピクリと身体をくねらした。
やっぱり千鶴さんって相当――
「ほら、二葉くん」
「は、はい」
紫さんに熱っぽく促され二本、三本と徐々に熱と湿気を帯びていく腋の窪みに入れていく。
「ふぅうう゛!! ん゛んぅ゛〜〜〜〜ッ!!」
まだ動かしてもいないのに千鶴さんは必死に身体を捩った。腋を閉じたくて閉じたくて仕方なさそうだ……。
「千鶴さん……そんなに動いたら指が擦れて余計くすぐったくなっちゃいますよ」
できもしないことは自分だってよく分かっているはずなのに、吐息混じりについ意地悪を言ってしまう。
紫さんの次の指示が来る。
私は千鶴さんの耳元に唇を近づかせ、気恥ずかしさに耐えながらあの言葉を息を吹きかけるように囁く。
「こ……こちょこちょこちょ〜」
「ん゛ひ゛ッ!? ふほああああああああああああああ〜〜〜!!」
身体がビクリと震え、ボールギャグから涎が垂れ落ちた。
よく見ると耳も真っ赤か。
声だけですごい反応だ……。
- 294 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:04:27 ID:w8ZGbrN60
- 「ふふっ、じゃあ次はくすぐってみようか」
紫さんは是見よがし、聞きよがしな感じで私に言った。
「む゛ぅうううううッ! ん゛ん゛ううう〜〜〜〜〜!!」
両腋に添えられた指からピクピクとその緊張が伝わり、汗が吹き出てくるのが分かった。
まるで神経が全てここに集中しているかのようだ。
しかし――
「ほら、こちょこちょこちょ〜〜」
「ん゛おっ!!? ひっ、くひぅぅぅぅぅぅ〜〜〜ッ!!!」
私の指が添えられた腋にではなく、待機していた紫さんが足の裏をくすぐった。
差し出されるように向けられた足裏は、とてもくすぐりやすそうで容易に受け入れてしまう。
「む゛ぐうううううううううううううううううううううッ!!! ほへ゛あ゛ああああああっあぶふふうぶううう〜〜〜〜〜ッ!!!」
「こういう場合、意識しているところとできるだけ遠い場所をくすぐってやると効果的なんだ……ほら、二葉くんも」
「は、はい」
足のくすぐりによって意識が緩んだ腋に指を蠢かせた。
「ん゛ほおおおおおおおおおおおお〜〜〜ッ!!? くぶぅぅぅぅぅぅっ!!! んぉお゛ぉぉぉむぅぅぅぅ〜〜〜〜ッ!!!」
千鶴さんを捕らえる手枷がガシャンガシャンと鳴り響く。全身で腋を閉じさせろと訴えかけているようだ。
「んぐううううううううッ!!! む゛ばああああッぶぁふぁぁほふぁふぁふぁふぁ〜〜〜〜〜ッ!!!」
私は腋、紫さんは足の裏を夢中でくすぐる。
視覚を奪われ、異なる二つの場所の刺激。どちらに耐えようとしていいか分からず、頭をぶんぶん振りながら汗を飛び散らしていた。
もし自分がこんなことされたら――想像するだけでゾクゾクしたものが背筋を駆け上がってくる。
「ふ゛ッばあああああああああッ!!! ふッ、ん゛ぶぉふぉふぉふぉふぉふぉふう゛ぁああああああああああああ!!!」
「はい、ストップだ」
「ふぐ゛ッ!!! ぶぅぅぅぅうううううッ〜〜〜ッ!!……う゛ン……ふへっ……う゛ぅ゛ふッ!!」
名残惜しみながら指示通りにくすぐりの手を止める。
「んひぃっ、ひっ、ひ……んおぉ……んぅ……」
千鶴さんはくすぐりの余韻に翻弄されながら、汗の玉が浮き出るお腹をピクピクと震わせていた。まるでそこだけ別の生き物のように動いている。
- 295 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:05:46 ID:w8ZGbrN60
- 「………………んっ」
勃起した乳首が水着に擦れて快感に眉をしかめた。
いつの間にか息を荒げ興奮している自分に気づく。
千鶴さんを……私がくすぐった。
いつも私をくすぐり、漏らさせ、絶頂させている千鶴さんが……私のくすぐりで悶えている。
くすぐったいというどうしようもない感覚にいい様に弄ばれ、汗だくで身体をヒクつかせている……。
このまま千鶴さんの悶える姿を見続けていたら、理性を保ち続ける自信が全くない。
「これを――」
そんな私を知ってか知らずか紫さんは一枚の羽根を渡してきた。
手のひらほどのサイズで見るからに柔らかそうな白い羽根。自分がこれで撫でられる想像を身体が勝手にしてしまい、ムズムズとした感覚が湧き出してくる。
「次は一人でやってみるといい。とりあえず嬲る……弱めな感じで」
「は、はい」
言い直す前に聞こえた単語はとりあえずスルーし、色っぽく汗ばむ千鶴さんの首筋に羽根を優しく這わせた。
「ふへっ!!? ん゛ふぁああああああああああああああああ〜〜〜!!!」
「わっ!」
千鶴さんは這わせていた羽根を頬と肩を使い挟み込んでしまう。
- 296 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:07:36 ID:w8ZGbrN60
- 「ち、千鶴さん〜……」
「ふぁめえッ!! むぅうううううううぅぅ!!」
千鶴さんは懸命に力を入れてるためか、引っ張っても抜けない。
その抵抗の仕方がどこか幼くて可愛い……。
「だ、駄目ですよ、千鶴さんっ」
「ふぉひぃッ!!?」
空いているほうの手で千鶴さんの腋をこちょこちょと弄ると、先ほどの抵抗が嘘のようにあっさりと羽根が抜けた。
「ふふっ、千鶴は悪い子だな。……ちょっとお仕置きをしようか」
紫さんはそう言うと、ある箇所に指を指す。
「………はい」
紫さんの意図を察し羽根のその部位に近づけた。
「ふがっ!!! も゛ふぁああぁあ〜〜〜!!!」
羽根を使い、形の整った千鶴さんの鼻を撫でつける。
「ほへえッ!!! ほあ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ〜〜〜ッ!!!」
イヤイヤと首を振る千鶴さんに構わず、羽根の先っぽを鼻の穴に入り込ませ、コソコソと掻き回す。
そんな間の抜けた後景が、何故か私の情欲を焚きつけていく。
「へ゛ふぅっふがあ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜ッ!!! ふあ゛ッ…ふあ゛ッ――」
──ブシュンッ!!
と、千鶴さんらしからぬ豪快なクシャミ。
両方の鼻の穴から粘度の高い液体が垂れてしまっった。
「ふぅっ……むぅううう〜〜〜……」
千鶴さんの耳と頬の赤みが増す。鼻が垂れている自分の姿を見られたくないのか、明後日の方向にさっと顔を背けた。
普段は絶対にお目にかかれない間抜けで可愛らしい姿が、愛おしくて仕方なかった。
- 297 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:09:12 ID:w8ZGbrN60
- 「すいません、テイッシュを……」
興奮して上擦る声を抑え、ベットの脇に置いてあったテッシュを紫さんに取ってきて貰い受け取る。
「はい千鶴さん……ち〜ん」
最初は恥ずかしいのかイヤイヤと首を振っていたが、鼻水がタレたままだと気持ち悪かったのか、結局されるがままに鼻腔に添えられていたテッシュで鼻をかんだ。
千鶴さんを子供扱いしてるみたいですごく愉しい。
「えっと……続けますね」
「ん゛ん゛〜〜〜っ!! ん゛ン〜〜〜〜〜〜!!」
「……じゃあ……またお鼻をこしょこしょにします?」
「ほふぇッ!! ほへふぁふぇッ!!」
……いつから私はこんなにも饒舌になったのだろうか……。熱に浮かされた頭では考えがまとまらない。
「千鶴さん……いつもいつも私がくすぐり弱いって馬鹿にしてるけど、自分だってこんなに敏感じゃないですか」
「むひぃいいいいいッ!! お゛ぶぁあああ〜〜〜!!」
足の指の間を開かせ、羽根でこそこそと擦りつける。千鶴さんの足の指が限界まで反り返る。
「ほひゃあああ〜〜!! ん゛むうううう〜〜〜ッ!!!」
「あれ……ここは特に気持ち良さそうですね」
尖った乳頭にはあえて触れず、羽根を乳輪の周りにクルクルと遊ばせる。更に乳首が固く大きくなっていく様が目の前で繰り広げられ、思わず触れたくなったが、ぐっと堪える。
結局乳首には触れずにその周辺を弄び羽根を離そうとすると、千鶴さんは必死に胸を突き出してくる。
くすぐったさばかりのせいで、こうした甘美な刺激が欲しくて堪らなそうだ。
- 298 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:11:23 ID:w8ZGbrN60
- 「……そんなにここをくすぐって欲しいんですか?」
「ん゛ん゛〜〜〜〜ッ!!」
「分かりました……こしょこしょこしょ〜」
「ふがっ!!? む゛ぅぅぅぅぅぅうううう!!!」
乳首ではなく鼻の穴をこそこそとくすぐった。
……これは取材という名の仕事なのだから、千鶴さんだからといって手加減してはいけない。ちゃんと趣旨に則り精一杯責めないと。
と、自己正当化してみたが、汗ではないもので濡れている秘所のせいもあってか説得力は皆無だった。
「まだこんなに手加減してるのに…すごいくすぐったそう……もし私の記事で千鶴さんをくすぐりに来るお客さんがいっぱい来たら……大変ですね」
「ふぅう゛う゛う゛〜〜!! ふぎゅふふふふふふふふッ!!!」
腋、わき腹、お腹、太股、足の裏と弱く優しく慈しむように、羽根で撫でていく。
その一つ一つの動作に、千鶴さんの身体は律儀に反応し、体温がこちらに伝わるくらいに火照っていく。
先ほど拭いたのにまた鼻水が垂れてきてしまっている。
「………お臍」
その単語に千鶴さんはお腹をピクッと反応させる。
「ここが弱い私は子供っぽいって言ってたけど……もちろん千鶴さんは平気ですよね──」
「む゛ひゅッ!!! んぐううううううううう〜〜〜ッ!!」
臍の穴に羽根の先を差込み、ねじるようにして回転させる。
その動きに連動するかのごとくプルプルと腹筋が震えだした。
自分がくすぐられているわけじゃないのに、なんともいえないこそばゆさが湧き上がり、思わず臍を手で隠してしまう。
「あれ? もしかしてくすぐったいんですか?」
「むぐううううううううう!!! ん゛ン゛〜〜〜〜ッ!!!」
私の臍をくすぐり何度もイカせたという立場が邪魔してか、漏れ出す笑いを必死で堪え、ブンブンと首を横に振った。
- 299 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:12:36 ID:w8ZGbrN60
- 「……じゃあもし、『実はわたしもお臍がとっても弱い子です』って分かったら頷いてください。それまで続けますから」
強さは変えない、こんな遊び程度のくすぐりで屈服してしまう千鶴さんが見たかった。
「む゛くううううううううっ〜〜!!」
思っていた以上に早く限界は訪れた。
始めてから数分後には、長い髪を振り乱し、必死で首を縦に振っている千鶴さんの姿がそこにあった。
「千鶴さんは優しいですね……本当はお臍弱くないのに、私に気遣って頷いてくれてるんですよね?」
「んんぅぅ〜〜〜ッ!!!」
今度は首を横にぶんぶんと振り、違うというジェスチャーを必死にこちらに伝えてくる。
「え、だってこんなに弱くやってるんですよ。これに耐えられないなんて嘘ですよね……?」
「っひ……んむ…ん゛んぅ〜〜〜!!!」
自分のことを棚にあげてワザとらしく問いかける。
私の馬鹿にしたような口調にも、千鶴さんは素直に頷き続ける。
その答えに満足した私は、名残惜しげに羽根を臍から離した。
「そうだったんですか。私のお臍を弱い弱いって愉しそうにくすぐってたから……もう少しマシだと思ってました」
「ふーっ……ふぅぅ……うぅ」
くすぐりの熱が冷めていくにつれ、恥辱に苛まれていく千鶴さんの様がありありと見て取れる。
普段くすぐっている相手の弱点を、自分も弱いと認めてしまったのだから当然だろう。
そんな千鶴さんを見て達成感に満たされていると──
- 300 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:13:39 ID:w8ZGbrN60
- 「よし、ここら辺にしておこうか」
「え……」
紫さんにいきなりそんなことを言われ戸惑う。
だってまだ全然──
「そう残念そうな顔をしないでくれ……まだお楽しみがあるから、ここで疲れさせすぎるのもよくないって意味だよ」
「お、お楽しみ……」
これ以上の愉しみがあるというのだろうか……。
期待すると同時に、千鶴さんの痴態によって熱を帯びていくアソコの疼きを意識して不安になる。
これ以上のくすぐりを受ける千鶴さんを見て、私は理性を保てるだろうか――
「さて、二葉くんに一つ質問だ。責める側を好む客に対して、わたしたちが一番に薦めなければならないセールスポイントは何かな?」
「セールスポイントですか? えっと……」
「ふふ、難しいかな」
「弱点……とかです?」
「………正解だ」
適当に答えたものがまたまた正解だったらしい。
私が間違えて自分で答えを言おうと用意してたであろう紫さんは、少しつまらなそうな顔だ。
その顔ははやりどこか子供っぽい。
「何なんだ、その勘の良さは……」と紫さんは小声で愚痴っていたが、私は聞かないでおくことにした。
- 301 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:15:11 ID:w8ZGbrN60
- 「ふぅっ……ふぅ〜〜っ……ふぅっ」
色気と可愛らしさの合わさったお尻が眼前に突き出され、私の目は吸い付けられるかのようにそれを見ていた。
弾力性がありとても瑞々しく、絶妙の丸み加減。
こんなお尻が目の前で無防備に突き出されていたら、欲情しない人間などいるだろうか。
お尻の主はもちろん千鶴さん。
千鶴さんの身体は、紫さんの信じられない手際良さでベットに移され、四隅に備えられたゴムバンドによって両手足をうつ伏せの状態で束縛されていた。
枕元側の壁は一面鏡張りになっているのは、くすぐる対象者の顔をよく見れるようにしたためだろうか。
手足のゴムバンドの位置間隔が狭いせいか、腰を浮かし股を開き、お尻をこちらに突き出すような扇情的な格好を強いられている。
Tバックの紐が細すぎるせいか、千鶴さんの恥ずかしいところはほぼ丸見えの状態だった。
辛うじてお尻の穴が隠せている程度で、その周りの皺などは完全に見えてしまっている。
私たちに見られているのを気にしているためか、お尻を振るわせ嫌がるような素振りを見せていたが、むしろ逆効果だった。
「やはりお尻に関して言えば千鶴はウチの中でもダントツだな」
画廊に出展されている自分の作品を語る絵描きのように、満足げに語る紫さん。
「そうだ……ちょっと面白いものがあるんだが見てくれないか」
「はい……? 面白い?」
「あぁ、とても面白いものだ」
紫さんはとても生き生きとした顔で、ベットの上に置いてあったスマートフォンを取り出すと、なにやら操作を始めた。
『お…お尻は恥ずかしがって弱点なのを隠す人が多いですね。でもわたしはここをこちょこちょするの大好きなんですよ――」
画面に見覚えのありすぎる映像が映し出される。
「そ、それ……」
何度も見直したからその会話には聞き覚えがあった。
これは初めて私が千鶴さんにくすぐられたときの──
- 302 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:16:56 ID:w8ZGbrN60
- 「んぼぉ!! ん゛ん゛〜〜〜ッ」
しかしその答えを口にする前に千鶴さんのくぐもった声が遮る。
首をイヤイヤと振り続ける。
絹糸のような長い髪が乱れ、純白のシーツに広がっていく。
「ふふっ」
紫さんは獲物を甚振る猫のような目で、千鶴さん――いや、千鶴さんのお尻を見ながら続ける。
「恥ずかしがって隠す人は多いのか、なるほど説得力があるな。でも千鶴の場合はするほうよりもされるほうが好きなんじゃないかな」
「ん゛ん゛〜〜〜ッ……」
羞恥を煽る、紫さんの怜悧な言葉責め。
恥ずかしかったのか千鶴さんは柔らかそうなシーツに顔をうずめた。
そのため更にお尻は突き上げられ、お尻の割れ目に紐が食い込みイケナイことなってしまっている。
そのいやらしさと愛らしさを兼ね備えた挙動に、私のリビドーは天上知らずに高まっていく。
「ふむ、これにしようか」
紫さんは小指ほどの太さの筆を取り出し、上下に軽く動かした。
「ひっ……! ち、近づけないでください」
その動きによって臍が疼いてしまう。
「君が初めてここでくすぐられた時と同じものだ。サイズは臀部用に小さめにしてあるが」
「あふっ……! う、動かさないで……」
「ふふ、大丈夫。今日はこっちだから……」
紫さんは私の眼前から筆を離すと、千鶴さんのいるベットの上に乗り込む。
ゆっくりと勿体つけながら、筆をお尻に近づかせていく。
- 303 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:18:07 ID:w8ZGbrN60
- 「ほ〜ら、千鶴。大好きな筆だぞ〜」
「ん゛ひぃい゛いいいいい〜〜〜〜!!」
その言葉と同時に千鶴さんは首とお尻をくねくねと揺すった。
「こちょこちょこちょ〜」
「ん゛っん゛ぉッ、ふむ゛ぅうううううううう!!」
筆はお尻の穴に触れる寸前のところで止まり、見せ付けるかのようにこしょこしょと踊る。
「ほら、二葉くん。見てごらん……」
「は、はい」
千鶴さんに促され、私もおずおずとベットに上がりこむ。キングサイズ以上ありそうな大きさで、3人乗ってもまだスペースに余裕があった。
「……すご……ヒクヒクしてる」
「ふふ、まだ触れてもいないのにね」
悩ましく振られるお尻の動きと、収縮を繰り返すお尻の穴。
千鶴さん本人の意図とは反して、その動きはどこか数センチ先で踊っている筆を催促しているかのような動きだった。
「じゃあカウント5でいこうか5……4……3……2……1……」
「ふう゛ぅ゛ッ……!!」
そこまでは淀みなくカウントが進んだのに、一向に0がやってこない。
しかし気を抜いた瞬間に筆がやってくることはわかっているのか、キュッとお尻に力をいれプルプルと緊張しているのが分かる。その姿はどこか注射を刺される前の子供のようだと思った。
- 304 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:19:55 ID:w8ZGbrN60
- 「ふふっ」
紫さんはそんなお尻を一頻り愉しそうに眺めたあと、私に視線を送りある部位を指差した。
私はその意図を察し、かかっていた黒髪をどけると、千鶴さんの染み一つない綺麗な背中に指を這わせた。
「む゛おおおおおおッ!? くふぅううううぅうう〜〜〜!!」
備えてなかった場所への刺激と若干の快感に戸惑い、お尻の緊張が解けてしまう。
まるでくすぐりを受け入れるかのように、お尻の穴が緩んでいくのが紫さんの位置からは丸分かりだった。
紫さんは緩んだところを目ざとく察知し、さっと肛門を一撫でした。
「ふほぁあああッ!!!」
「わっ!」
千鶴さんの身体が跳ね上がり、背中をくすぐっていた手を離してしまう。
「はは、ここは身構えているかそうでないかすぐにわかるのがいいな」
「ほへああああッ!!! へ゛ひゅううううううう!!! う゛くくくくくくくくくくくくくうううううううううう〜〜〜ッ!!!」
千鶴さんは今までにないくらいお尻を狂ったがのごとく振り乱すが、紫さんの筆はしつこく、肛門から器用に張り付いて離れない。
「そんな尻を振ってねだれなくても、他もちゃんと可愛がってあげるよ」
「ぎゅふふふふふふふふぅぅううううううッ!!! ふはあ゛ああああああああふいいいいいいいいい!!!」
筆を持っている反対側の人差し指を使い、汗でしっとりと濡れているお尻をつんつんとリズムよく突いた。弾力あるお尻が紫さんの指先を弾き返す。
「ふほおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜ッ!!! おう゛っふひゅひゅくくくくくうううううううううう〜〜〜!!!」
「相変わらず千鶴はお尻をくすぐられるのが大好きだな。こんなに濡らしてしまって……」
オレンジ色の下着は溢れ出る愛液と汗の多さに吸収できず、柔らかいシーツに大きなシミをいくつも作っていた。
- 305 :くすぐり風俗2:2013/03/31(日) 01:21:24 ID:w8ZGbrN60
- 「……………」
私はくすぐりに加わることもできず、この猥ら後景に釘付けになっていた。
愛液と汗を撒き散らしながら、狂ったようにお尻を振り回す千鶴さん。Tバックの細紐は激しい動きにより完全に食い込み、横から見れば何も履いていない様に見えるだろう。
紫さんはそんな千鶴さんの痴態を見つめ嗜虐的な笑みを浮かべながら、弱めることもないくすぐりを続けている。
欲情の証と言わんばかりに乳首がギンギンと勃起しているのが、薄すぎる黒の布地の下からでも分かった。
「……………んんっ」
自然と右手がアソコに伸びていた。まだ弄っていないのにもう十分に濡れきっているのが分かる。
二人が隣いる横で自慰なんて……と自重しようとするが、千鶴さんのお尻を振り乱す悩ましいダンスと紫さんの興奮しきった言葉責めが邪魔をする。
くすぐる側だから少しは気楽にできると思っていたけど……まさかこんな辛さがあるなんて……。
アソコを弄ろうとし途中で踏みとどまり、太股をもじもじとすり合わせる──そんな逡巡を繰り返していると――
「いや、すまない。興が乗って自分だけで愉しんでしまった」
目の前に筆が差し出され、我に帰る。
いつの間にかくすぐりは中断しており、千鶴さんは火傷しそうなほど顔を真っ赤にさせながら身体をヒクつかせ、必死に呼吸を整えていた。
「ほら、次は君の番だ」
どことなく悪戯をして楽しんでいる子供のような顔。
……あと少し遅ければ私は二人がいる場でも構わず自慰行為に耽っていた。
紫さんはそれを知って意図的にあのタイミングで声をかけたのだろうとあたりをつける。
恥ずかしさで頬を染め、恨めしげに彼女を見つめた。
美しく妖艶な微笑を返す紫さんを前に何も言えなくなってしまう。
我慢はしたらしただけ気持ちいい──
紫さんの言葉を思い出す。疼くアソコの誘惑をなんとか振り払い、私は筆を受け取った。
- 306 :くすぐり好きの名無しさん:2013/03/31(日) 01:41:36 ID:.i0ouYy20
- くすぐり風俗の方は安定のクオリティ…素晴らしいとしか言いようないです。
応援してます。
- 307 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 03:55:56 ID:S.Sv6opM0
- 筆を手に千鶴さんの弱点であるお尻をくすぐろうとしたところで、ふとあることを思い付き、紫さんの方へと振り返る。
「あの、紫さん。目隠し……とってもいいですか?」
「あぁ、いいよ」
私のお願いにあっさりと承諾してくれたのはいいが──
「千鶴、二葉くんは君のアヘ顔をご所望のようだからアイマスク外すよ」
「ちょっ、言い方!」
微妙に真実に触れてる分タチの悪い言葉を吐きながら、千鶴さんのアイマスクを外した。
「う゛っ──」
いきなりの照明の眩しさに目をすぼめた後──私と紫さんは視線が合わさったがすぐに目を背けられてしまう。
怒っているのかな──と思ったが、どうやら様子が違う。
眉を八の字に寄せ、今まで見せた事のないような弱気な表情。
潤んだ瞳はどこか落ち着きなく右に左に彷徨っていて、目隠しを外すとなお更に顔が赤らんでいるのがよく分かった。
照れているのだろうか……私に色々な恥ずかしいところを見られて。
ゾワリ──と嗜虐的なものが身体から湧き上がる。
この千鶴さんを優しく抱きしめて慰めたいという感情と同時に、もっともっと辱めたいという矛盾した感情も芽生える。
もしかしたら…好きな子を苛めたくなる男の子というのはこういう気持ちなのだろうか──。
答えの出ないまま興奮のあまり震える手を押さえつけ、小さな筆で千鶴さんのお尻の穴に触れる。
- 308 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 03:57:07 ID:S.Sv6opM0
- 「ふぅぅぅぅっ!!!」
スイッチが入ったかのようにビクンッと背中を反らせる千鶴さん。
触れただけなのに……実際自分でくすぐると、ここがどれほど弱いのかよく分かった。
息を荒げお尻へのくすぐりを続けようとするが──
「お゛う゛っ!! ふうぅ〜〜〜ッ!!」
「っと……くっ……」
「う゛〜〜〜ッ!! ん゛おっ!!」
フリフリと右へ左へ逃げ惑うお尻のせいで、細い筆では狙い祖定められない。紫さんはあんな事も無げにやっていたのに……。
「ゆ、紫さん……」
「そんな泣きそうな顔をしなくても……しかしそうだな、検討の余地有りかな。我々は楽にできても慣れていないお客ではこれは難しいか……ガッチリ束縛してもいいが……尻の動きが……」
ブツブツと言いながら、部屋の傍らに並べられている道具の中の何かを取り出すと私に手渡した。
「これは──」
「アナルパールというものだ」
数珠みたいに繋がった黒色の球体。
球はピンポン玉を一周りほど小さくした大きさで、端には取っ手のような輪っかが付いていた。
玉を触ってみると小さな穴が無数についており、見た目よりザラザラした手触りだった。
「ちょっと太股の上に乗せてごらん」
「……こうですか?」
「OK……ふふっ」
紫さんはキーレスのようなリモコンを取るとスイッチを押した──
- 309 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 03:58:28 ID:S.Sv6opM0
- 「んひぃッ!!?」
太腿にこそばゆさが走る。
全身の毛が逆立ち、脚がビクッと跳ね上がった。その拍子に乗せていたアナルパールはベットから転げ落ちてしまう。
「試しに仕入れてみたが、なかなか上々の物のようだな」
紫さんはアナルパールを拾い起こすとベッドの上に置いた。
繋がった黒の球体は不規則で摩訶不思議な動きをしながら純白のシーツの上で踊っていた。
何か透明なものが照明に反射してキラキラと光っている。
「超極細の人工毛が中に内蔵されていてね。防水加工も施してあるから汗で濡れてもサラサラ感はなくならないらしい。どれ──」
紫さんは蠢くアナルパールを首筋にそっと押し付けた。
「ひっ……んあぁッ!! く…ふぅぅっ……んっ……うくくっ!!」
予想外の可愛らしい声を上げながら、反射的に離しそうになる右手を左手で首筋に押さえつけ、こそばゆい刺激を堪能している。
「ん…ふっ、はぁ……なるほど……これはいいな……。もう少し数を仕入れてみるか」
その感触に満足した様子で、スイッチを切り私に手渡す。
目を細めても見え難い極細の毛は、玉の中に引っ込んでしまった。
「じゃあ、千鶴のお尻に挿れてみようか」
紫さんは、夏の青空が似合いそうな爽やかな笑みを浮かべながら私に言った。
- 310 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 03:59:48 ID:S.Sv6opM0
- 「ん゛う゛ぅ゛〜〜〜!! ほふぇっ!! んむふうぅぅ〜〜ッ!!」
先ほどのやり取りを聞いていたためか、私の手に持っているものがどれだけヤバイか肌で感じているのだろう。
千鶴さんは必死の形相でお尻を振り、この魔具といっても差し支えない物の進入を防ごうとするが、
「いい子だから大人しくしなさい」
紫さんに腰あたりをガッチリと押さえつけられてしまう。
「二葉くん──」
「は、はい。千鶴さん……失礼、しますね……」
促され、Tバックの紐を横にずらし、千鶴さんの肛門にアナルパールを押し込んでいく。
千鶴さんはお尻に力を入れ肛門を窄めて黒の球を拒もうとするが、その度に紫さんに腰や背中をくすぐられ、その反動で穴は緩み、全ての玉の進入を許してしまう。
「千鶴……全部はいっちゃったね」
紫さんはアナルパールのスイッチを涙目の千鶴さんに見せつけた後、千鶴さんが見れない真後ろ──お尻が正面に見える位置まで移動する。
お尻の中の異物感と恐怖のせいで、千鶴の肌は冷や汗で濡れていた。
「ほら、力を抜いて」
「いや……無茶振りすぎですよ……それ」
私の言う通り、そんな無茶な要求に従わず、お尻をプルプルと震わせながら身構えている。
……不謹慎ながら可愛いと思ってしまった。
「……そうだな。緊張しているようだからリラックスさせてあげようか。二葉くん、手伝ってくれ」
「はい……」
呆れた振りをして、本当は興奮しているのを隠しながら頷く。
- 311 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:01:43 ID:S.Sv6opM0
- 「こんなに堅くなって……ほら、力抜いて……」
「ふぅ゛っ……!! ん゛ん゛ぅぅう〜〜〜ッ!!」
私と紫さんは弱いながらも、ネチネチとしつこいくすぐり責めを浴びせていく。
千鶴さん眉間に皺を寄せながらくごもった声を漏らし続ける。全身から滴る汗のせいで千鶴さんの周りのシーツは汗でびっしょりだった。
しかしそれでも今までにないくらい、鬼気迫る懸命さでお尻の力を緩めようとしない。
自分の弱点の中に、くすぐりという名の爆弾が詰まっているのだから当然なのかもしれない。
あんなものを無防備な状態で受けてしまったらおかしくなってしまう、当の本人が一番に自覚しているようだった。
先ほどの太腿の感触思い出し身を震わす──膝の上に乗せただけですごかったのに……お尻の中なんかで暴れまわったら……想像するだけでお尻の穴がキュッとなる。
「ふむ……このままでは埒が明かないな……。二葉くん、ちょっといいかな」
「んっ……!」
紫さんは私の耳元に唇を寄せるとこしょこしょと耳打ちをする。
……やっぱりわざとやってるんじゃないかと思うくらい、吐息が多くてくすぐったい……。
「……ま、マジですか……?」
その内容に顔が熱くなり、戸惑ってしまう。
「このままではずっとこの状態だよ。千鶴を楽にしてあげたいなら、ほら早く」
「はい……」
やたらに真剣過ぎて、逆にふざけた様に感じる口調で促される。
色々と口車に乗せられている気がすると思いながら、千鶴さんのほうに顔を寄せていく。
千鶴さんの汗の混じった香りが徐々に強くなっていき、心臓が早鐘を打ち鳴らす。
何をされるのかといった感じで、私の顔を見て怯えているのが少しショックだったのは都合が良すぎるだろうか……。
「ち、千鶴さんごめんなさい…」
「んむ゛っ!!?」
私は千鶴さんの頬に遠慮がちな口付けをする。汗で少ししょっぱい味がした。
- 312 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:03:03 ID:S.Sv6opM0
- 「………………ん゛ほぉッ!!? んみ゛ぃぃぃぃぃぃいいい〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!! ん゛ん゛ぃ、いふぃぃぃぃッ!!!!!」
呆然と、目を見開き私を見ていた千鶴さんの顔が突然笑い顔に歪む。
「あはははは、千鶴はチョロいなぁ」
悪戯をする無邪気な子供のような顔でスイッチを押していた紫さん……。
千鶴さんも相当ドSだと思っていたけど上には上がいた……。知りたくはなかったけれど。
「っんぶぉおお゛〜〜〜ッ!!! む゛ひゅう゛ぅぅぅううぅぅうッ!!! ぶふぅ゛ううう゛うううううううううう〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
腰の骨が外れるんじゃないかと心配するほどに、千鶴さんのお尻は右に左に上に下にと蠱惑的に踊り狂っている。
振り乱す下半身のせいで、愛液と汗がそこら中に飛び散り、私たちにも降りかかる。
「ひっ、ぐひぅぅぅぅぅぅ〜〜〜ッ!!! む゛お゛あ゛ああああああああああああああッ!!! お゛ひゅぐふううううううううううううううッ!!!」
千鶴さんは何度も枕に顔を打ち付けた。
本能的に痛みでくすぐったさを紛らわそうとしたのかもしれない。
しかし枕はとても柔らかく、ボフボフと音を立てるだけで、全く役に立っていない。
くすぐったいという感覚だけが千鶴さんの身も心も犯していく。止める者は、この場には誰もいない。
そんな彼女を機械特有の疲れ知らずで、極細の毛を使いお尻の中をくすぐり尽くしていく。
「ふぐうぅううううう゛う゛う゛ッ!!! ぎほひゅふふふふふふふふうううううううう〜〜〜ッ!!!」
余りにも背徳的な厭らしさに、見てはいけないと良心が呵責するが、目を背けれるはずもない。
私たちは魅惑なお尻の乱舞を文字通り目に焼き付けていた。
- 313 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:04:45 ID:S.Sv6opM0
- 「ふふっすごいな」
「はい……」
熱に浮かされた頭で素直に受け答えしてしまう。でも……。
「むばああああああああああッ!!! ぶひゅッ!!! ぶむ゛うひゅひゅひゅふううううううひゅう゛うううううう〜〜〜!!!
ずっと拝んでいたいのに……千鶴さんの痴態を見れば見るほどにアソコの疼きはひどくなる。
乳首が水着の胸部を押し上げジンジンと痛きもちいい。
薄い水着の生地では溢れ出す愛液を吸収できず、股間部からネットリと垂れ下がり、シーツに恥ずかしいシミができ慌てて脚で隠した。
辛い……もどかし過ぎてさっきから下半身がやたらに熱くてだるい。我慢しすぎは良くないと身体が示唆しているかのようだ。
「……さて、そろそろ抜いてあげようかな……。千鶴、抜いてもいいかい?」
「む゛う゛う゛ぅぅッ!!! う゛う゛う゛ぅぅぅうううう〜〜〜!!!」
分かりきっている問いに千鶴さんはお尻を振り乱しながら、髪をバサバサと鳴らしながら何度も何度も首肯した。
「ほら、お尻の力を抜いてリラックス……リラックス」
「むう゛ッ!!! ふぐぅッ!!! くむぅうううううううッ!!!」
紫さんは勿体つけながら一個一個ゆっくりと丁寧にお尻から玉を抜いていく。
玉が肛門から出るたびにお尻の中が毛で刷られるせいか、ビクッビクッと鮮魚のように跳ね上がる。
千鶴さんがその動きをする度、手ですくった砂が指の隙間から流れ落ちるように理性が消え失せていく。
「ふふっ──ここからは自分で頑張って出しなさい」
「ほあ゛ぁあああああああッ!!? あ゛む゛っん゛うぅぅぅぅううううう〜〜〜ッ!!!
アナルパールの最後の一個──半分ぐらいまで玉を出すと紫さんは手を離してしまう。
中途半端に出された玉の毛が、千鶴さんのお尻の浅瀬と皺の部分をくすぐりまわしている。
「何気に抜くか抜かないかのあたりで止めとくのが一番きくんだ」
紫さんが語るとおり、一際激しい動きとうめき声を出しながら、お尻をブンブンと振っている。中途半端に繋がったままのアナルパールはまるで尻尾のように元気に舞っていた。
- 314 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:06:18 ID:S.Sv6opM0
- 「ん゛ぶううううううぅぅううッ!!! ん゛っん゛ぐぅぅううううううううううう〜〜〜ッ!!!」
千鶴さんはなんとか吐き出そうとお尻に力を入れプルプルと踏ん張るが、玉は中々出てこない。
お尻を横に振り、アナルパールの進入によってずれているTバックの紐を支えに、なんとか抜こうともしたが、期待通りの効果は得られていなかった。
「仕方がないな……二葉くん──」
紫さんの指示で紫さんが足の裏、私は側面からお腹をと、千鶴さんの身体をくすぐる。千鶴さんお腹がビクビクと痙攣する感触を指先に伝わってくる。
二つの刺激が加わった影響か踏ん張る力が増し、お尻の穴に隠れていた玉は、その全貌を少しずつ外界にさらけ出していく。
そして──
「お゛お゛お゛ぉぉおおおあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁああああああ〜〜〜ッ!!!」
にゅるりと卑猥な音を立て、アナルパールがベットの上にすべり落ちる。シーツの上で尚も極細の毛をきらめかせ蠢いているその姿は、どこか誇らしげに見えた。
「ふひぃいいいいいいいッ!! ひんッ!! ひふッ!! んふぁッ……」
くすぐりの余韻と開放感に満たされ、小刻みに身を震わしている千鶴さんの姿を見ていると、股間あたりの滴る汗の量がやけに多い。
そんなことを思っていると──
- 315 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:08:32 ID:S.Sv6opM0
- 「ほへ……ひんッ…おふぅっ……ふ、ふっ、ふぉぁあぁぁあああああああ〜〜〜……」
「きゃっ!」
小気味いい水の音と共に、千鶴さんはお漏らしをした。
薄い布地の下着を突き抜け、勢いよくシーツの上に流れ落ち、大きな大きな恥ずかしいシミをつくっていく。
しかし、
「うっ…ふぁぁああああああ……ほえぁぁあああああ〜〜〜……」
千鶴さんはそんなこともお構いなしに、至福の表情を浮かべながら気持ち良さそうな放尿を続けている。
お尻への意地悪なくすぐりからの開放感と、膀胱にたまったおしっこを出す開放感。その二つが合わさった快感に顔を弛緩させて粗相してしまうのも、無理からぬことなのかもしれない……。
千鶴さんのおしっこは勢いが弱まることなく一分以上続き、その可愛らしさと淫靡さを同居した姿から目を放せない。
「お゛むぅふっ!…ふくぅぅぅ……んんっ。………っ!!」
最後の一滴を出し切りぶるりと震え、その爽快感を愉しんでいた千鶴さんと視線が交わった。
数秒ほど硬直していたが、何を見られていたか理解すると、こっちまで恥ずかしくなってくるほど顔を羞恥で歪ませ、綺麗な瞳からポロポロと涙の雫が零れ落ちる。
ベットの枕に顔を埋め、グスグスと鼻を啜りながら嗚咽をし始めた。
枕はとても柔らかく、ずぶずぶと千鶴さんの顔を埋めて隠してしまうが、見るだけで体温を感じてしまうような真っ赤な耳だけは隠せていない。
「……………」
限界だった──
手のひらに残っていた最後の一指しの理性は、煩悩という風によってどこかに飛んでいく。
無理だ、無理に決まっている……。
こんなもの魅せられて我慢できるわけがない──
「千鶴さん………ごめんなさい………」
理性の残響で搾り出された懺悔は、どこまでも偽善的に聞こえた。
- 316 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:09:47 ID:S.Sv6opM0
- 「ん゛お゛う゛ッ!!?」
ベットに投げ出されていたアナルパールとスイッチを手に取る。
生暖かい水が滴っている下着を膝下までずり下ろし、黒い球体を千鶴さんのヒクつく肛門に押し付け──スイッチを押した。
いきなり始まった再びのくすぐり責めに、顎が上がり枕から顔を出す千鶴さん。
涙で濡れた瞳を指先でそっと拭う。そのまま自分の秘所に這わせた。
「ふうぅっ……! はっ……はあぁぁあ……」
「ふぎぃひぃぃいいいいッ!!! ぶぅばぁああああああッ!!!」
水着の薄い生地越しの手淫は、直接弄るときと変わらない快楽を私に与えていた。
我慢という呪縛からの開放は涙が出るほど、気持ち良かった……。
「うあぁぁ……んん……はぁはぁ……あぁっ」
「ふがぁぁぁあああああああッ!!! む゛ひぃぃいいいひひぶぅううう〜〜〜ッ!!!」
千鶴さんをくすぐりながら、その悶絶する姿を見、自慰に耽っている──
その破廉恥な罪悪感すら、快楽に変わっていく。
「ふふっ、イケナイ子だ──」
もはや恥ずかしがる余裕もなくなり絶頂に誘おうと、一段と激しくなったところで左手を掴まれる。
淫魔のような表情の紫さんが私を見つめていた。
「あぁっ! 離して!」
振り払おうと力を入れるがビクともしない。
それでも諦める選択肢なんてあるわけがない──
「お願い、お願いします! もう我慢無理ぃぃ……触らしてええっ!!」
「せっかちな子だな。……利き手じゃないほうだとやり辛いだろう? こっちはわたしがやってあげるから、君はくすぐるほうに専念しなさい」
そう言って愛液で濡れた左手に無理やり筆を握らさせられる。
「はうううぅぅう〜〜〜ッ!?」
いきなり筆を渡され、意図が分からずに混乱しているといきなりの快感が私を襲った。
見ると、紫さんが後ろからしな垂れかかると、私の秘所を艶かしい指使いで弄くっている。
- 317 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:12:28 ID:S.Sv6opM0
- 「ほら……、君がちゃんと千鶴をくすぐらないとこの手を止めちゃうよ」
「あ・ああぁ……やるっ、やります!!」
私たちのやり取りを気にする余裕もなく、振り乱している千鶴さんのお尻を掴むと、揉みしだきながら渡された筆を使い広がった肛門の周りをクルクルと這わせた。
「ん゛ふふふふふふっううううううううう!!! むひいいいいいいいいいいッ!!!」
お尻の動きのキレが一段と増す。
「よしよし…いい子だ。千鶴をくすぐりでイカせたら、君もそうしてあげよう」
「んふうううッ……あっ……そ、そこぉ……」
紫さんは自分の足を私の足に絡みつかせると、がばりと脚を開かせた。
無防備に開ききったアソコに、ギリギリ果てない絶妙な力加減で這わせていく。
もどかしい……。でも気持ちいい……。
自分ではできない……他人の予測不可な動きでアソコを弄られる――他人にしてもらうのがこんなにも気持ちがいいなんて──
「ほら、また手が止まってきた。ちゃんとこちょこちょをがんばらない子にご褒美はお預けだよ」
「んあぁぁ〜〜〜ッ……がんばるっ! がんばるからぁ!!」
あまりの快楽に身を委ねそうになる身体に鞭を打ち、私にできる限り精一杯の力で千鶴さんをくすぐる。
この、女のツボを熟知している手淫を味わったのなら、最早自分ひとりでするなんてことは、とても考えれなかった。
「ぐぅぅぐっぐぅふっふぅぅぅぅぅぅーー!!! ぎぅぅぅぅふっふっふぅぅぅぅぅぅーー!!!」
筆を使い肛門の皺を数えるように這わせ、時折尖りきっているアソコの突起物をツンツンと毛先で突きまわした。
アナルパールの球をギリギリまで引き抜き、抜きたそうにヒクヒクとしてるお尻の穴を裏切るようにしてヌプヌプと挿れ直していく。それを何度も繰り返す。
- 318 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:14:35 ID:S.Sv6opM0
- 「む゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お〜〜〜ッ!!! んぐぅっう゛むふふふううううぅうぅぅうううう!!!」
毛穴の中にすら入り込めそうな極細の毛をまとった球が、千鶴さんのお尻の中に侵入していく。お尻の穴を窄め必死にそれを拒もうとするが、こそばゆさに肛門を閉める力が緩み易々とそれらを受け入れてしまう。
弱点……しかもお尻の内側をあんな柔らかくて細かい毛で撫で回される、いったいどれほどくすぐったさなのだろう――
興味と怖さを同時に感じながら、わたしはアナルパールの取っ手を掴むとぐりぐりと掻き回しながら、力んでいるお腹を解すように、お腹を揉みしだく。
「ぎゅほおおおおおおおおおおッ!!! う゛っう゛っう゛ぅぅぅ〜〜〜!!! ぶう゛ぅううううううううッ!!!」
千鶴さんは、初めて会ったときの品のある奥ゆかしくも人当たりのよさそうな笑顔とは真逆といってもいい、弛緩しただらしのない笑い顔。
目はタレ下がり涙は溢れ焦点が定まっていない。鼻水とボールギャグの穴から出る涎で顔を汚している。
長く綺麗な自慢の黒髪は汗で張り付きぼさぼさになっている。
顔は真っ赤に紅潮して林檎のようだった。
普段の千鶴さんの微笑みと見比べたら見るに耐えないものだろう……。
しかし――
「うごぉっ、む゛ひいいいいいいいい!!!んふぉおおぉぉぉぉぉッ!!!」
普段見られないその顔に身も心も昂ぶっていく。
くすぐりという抗えない刺激に、普段まとっている仮面が剥がされ悶え狂う千鶴さんの顔を見ていると欲情してしまう。
千鶴さんの痴態のせいで、アソコの疼きはひどくなっていく。
「くぅぅぅぅっ!! はぁ、はぁ……はぁああああ〜……」
イキそうになると止まり、熱が引くとネチネチとした手淫が再開される。
乳輪の周りをクルクルと長い指が徘徊する。お願いだからちゃんと触って欲しい……。
意地悪で、もどかしくて、でも気持ちいい責めの前に頭がどうにかなりそうだ。
- 319 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:17:24 ID:S.Sv6opM0
- ──千鶴さんをくすぐりたい。くすぐったさに翻弄され、よがり狂う様を見続けたい。
──イキたい。絶頂という快楽に身を打ち震わせたい。
二つの欲求がグルグルと駆け回り、頭の中をかき乱す。二つの矛盾が私の精神を蝕んでいく。
「……ほらほら、がんばれ。千鶴がくすぐり絶頂しているところをオカズにイカしてあげるよ」
「はぁ、はぁ、はあぁ〜〜っ……ふぅ…ん……んあ゛ぁぁああ〜〜ッ!!」
紫さんの言葉に後押しされ、もどかしさで仰け反りそうになる処をなんとか踏ん張り、千鶴さんのお尻の肉を掴んで身体を支える。
「んぐッングッん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛〜〜〜ッ!!! む゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜ッ!!!!!」
朦朧とした頭の中で、探り当てたアナルパールを右手で取ってを掴み、グリグリと円を描くように廻した。
汗で滑りのよくなったお尻の肉をくすぐりながら、ペチャペチャと舌を使い舐める。
飽きることなく何度も痙攣する感触。火傷しそうなほど暑くなっていく体温。広がっていく千鶴さんの色々な匂い。
千鶴さんがくすぐりで悶え狂う様を全身で感じていた。
「千鶴ひゃん……んん、千鶴ひゃん……千鶴ひゃん」
うわ言のように繰り返しながら、千鶴さんのお尻をくすぐり続ける。
そして――
「お゛っ!!? お゛ぉ゛ッ!!? ん゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
全ての体力を搾り出すような絶叫と痙攣。
その瞬間──千鶴さんの秘所から何かが勢いよく噴出され、私の顔を叩き付けた。
尿ではないもっと無色透明なもの──
- 320 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:19:24 ID:S.Sv6opM0
- 「よくがんばったね。……ご褒美だ」
しかしそれについて考える暇もなく、手加減をやめたアソコへの手淫が、絶頂に導くため激しくなっていく。
そんな臍とアソコに添えられた手を、幸せそうなとろけ面で見つめていた。
あぁ……これで……やっと、……………臍?
「ほら、思いっきりイキなさい――」
「ぎゃっ、ぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!?」
アソコを激しく弄られながら、薄く透けている水着越しの臍を指でクニクニと掻き回される。
「あギャははははははははははははははははははは〜〜〜ッ!!! ふへ゛っひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひぃひゃひゃ!!! お゛ひゃあああああああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
臍へのくすぐりに翻弄されたせいで、受け止める準備をできないまま絶頂を迎えてしまう。
身体中に電気が走り痙攣し、脳を快感が掻き乱す。
あまりの快感に怖くなり、身体を暴れさせ紛らわそうとしたが、紫さんに後ろからガッチリと押さえつけられそれずらできず、成すがままに受け入れるしかなかった。
「はあ゛ぁぁぁ……え゛ひゃっ……いひひ……」
虚脱感によって後ろに倒れる。紫さんに支えられ、豊かな胸に頭を預けるような形になる。
快楽が脳を支配し、何もかもがどうでもよくなっていく──
「どうだ? くすぐられながらイクのは最高に気持ちがいいだろう?」
「ひ、ひゃい……ひひっ……き、きもちいい……きもちぃでしゅ……」
耳元で優しく囁かれる。
空っぽの頭に紫さんの言葉がしみ込んでいく……。
くすぐられることも……くすぐることも……キモチイイ──
- 321 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:20:34 ID:S.Sv6opM0
- 「くひ……あ゛っ……あぁっ……あ゛ぁぁぁぁ〜〜〜っ」
絶頂によって緩んだのか、小水を漏らしてしまう。一度漏れ出てしまったそれを止めることはできずに勢いが強まり、バシャバシャと恥ずかしい音を立てながら純白のシーツを濡らしていく。
「ふふっ、これは聞くまでもなかったかな」
紫さんはじっと私の粗相を見つめていた。恥ずかしい……けど止まらない。
出すのが気持ちよくて止められない……。
「ご……ごめんなひゃい……」
「どうせ後で掃除するんだ。遠慮しないで沢山出しなさい。ほら……し〜し〜……」
「ふはぁっ……そ、それ……だめぇ……」
頭を撫でられながら、小さな子供に言うように囁かれる。
その言葉を聞くと心なしか放尿の勢いが強まった気がした。
最後の一滴まで出し切るとぶるりと身体が爽快感に震え、ベットに身体を埋める。いつの間にか紫さんはいなかった。
天井の照明がやけに明るく感じる。
快楽のせいか霞む視界で千鶴さんのほうを見やると、紫さんがお尻に突き刺さっているアナルパールを引き抜いている所だった。
お尻から異物が消えた開放感からだろうか、千鶴さんは二度目の失禁を気絶しながらしていた。
──あれも……気持ちいいのかな……?
千鶴さんの水音を聞きながら、ぼんやりとした頭でそんなことを思った。
- 322 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:22:00 ID:S.Sv6opM0
- その後──気絶した千鶴さんをそのままにはしておけず、紫さんと二人で協力しシャワールームへ運んだ。
千鶴さんの身体に触れるとすっかりと過敏になっていて、何度もビクリ跳ね上がり洗うのにとても苦労した。眠っていてもくすぐったいものなのだろうか……。
「あの一ついいですか?」
身体を洗いさっぱりとし、ひと段落付くと、シャンプーのいい香りがする千鶴さんの頭を膝に乗せながら、紫さんに問う。
ベットは色々とひどいことになっていたので3人とも床に避難して座っていた。
「なんだい?」
「今さらなんですが……どうしてSコースのお客さんが増えることを嫌がったんでしょうか」
千鶴さんの性格上、こちらの仕事に口を出すなんて余程のことだろう。
「ふむ……」
紫さんは千鶴さんの頭を撫でながら少し黙り込む。
とても繊細で優しい撫で方だが、敏感になってるせいかくすぐったそうに何度も身を捩っている。
その姿がとても可愛らしく、私もやりたくなってきた。
「お客が増えるのを嫌がるのではなく……君にSコースの興味を持たれるのを避けたかったんだろう」
「えっ……」
何かとてつもなくショックだ……。
「な、なんで──」
「いや、だから君に、くすぐられている時の自分の姿を見られるのが嫌だったんだろ」
なんとなく話が噛み合わない。
「どうして……私に見られるのが嫌なんですか?」
「は?」
紫さんらしからぬ素っ頓狂な声を上げながら、何言ってんだコイツ……みたいな顔で見つめられる。
何か自分がとんでもない間違いを犯してしまっているみたいな空気になり、怖くて何も聞けずに必死に頭を働かせ、ある答えを導き出す。
- 323 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:22:57 ID:S.Sv6opM0
- 「……なるほど、私なんかにくすぐられるなんて千鶴さんのプライドが許さないってわけですね」
「………………」
「あ、あれ?」
正解を確信した答えだったのに、紫さんは珍獣を発見したような目を私に向けてくる。
「………二葉くん」
「は、はい?」
「よくアニメとか漫画とかで、女の子たちの好意にやたら鈍感な主人公っているだろう?」
「い、いきなりなんですか?」
「いいから、あれについてどう思う?」
「えっと……普通に嫌いですけど」
見ていてイライラするし。
「………………………」
「あ、あの〜……紫……さん?」
紫さんの顔を見ていると、「なぜこんな問題もできないんだ!」と補習中に雷を飛ばしてくる数学教師を思い出す。
「ふぅ……勘がいいのか悪いのか全く分からんな……。まぁ、そういうところも含めてこの子にはお似合いか」
険しかった表情が幾分か和らいでいく。
気づいたら怒らさせていて、気づいたら機嫌が治ったみたいだった。どこか諦めたような表情なのが少し気になるけど……。
「二葉くん──」
紫さんは千鶴さんを撫でていた手を離した。私のほうを見る。
その顔は今までの理知的な色合いより、どこか親しげな顔という印象が強かった。
やり手の社長というよりは、近所の悪ガキたちをまとめていたお姉ちゃんがそのまま大人になったような……そんな笑みを向けられる。
「少し見栄っ張りなところもあるかもしれないが……これからもうちの妹と仲良くしてやってくれ」
「はい、それはもちろ………………………………………………………………………………え゛っ?」
「おいおい、なんて声を出しているんだ」
「え……い、妹……?」
「あぁ、千鶴は正真正銘、血を分けたわたしの妹だよ」
- 324 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:24:30 ID:S.Sv6opM0
- 数時間後──
「お客様恥ずかしいところが全部丸見えですよ」
私は全裸でベットにうつ伏せの状態で手足を束縛され、お尻を突き出していた。
そんな私の恥部を後ろから眺める人物が一人──。
奇しくも先刻とは全く逆の立場の状況。
「あの〜千鶴、さん……?」
「はい、何ですか? お客様」
「やっぱりその〜…怒ってます……よね」
「うふふ」
千鶴さん、もとい天川千鶴さんはいつもの朗らかな笑い声とは違い、どこか底冷えする空虚なものに聞こえるのは気のせい……だと思いたい。
こういう店で源氏名を使わないあたりなんか千鶴さんっぽいなと、普段ならクスリと微笑み所だが、今この場でそれをするほど命知らずな私ではない。
「何を、どうして、私が、怒るのか、ちゃんと説明してくれないと分からないですぉ……お客様」
「な、名前で呼んでくれないのって結構堪えますね……あはは……はは……」
唯一の救いは、この体勢だと千鶴さんの表情を見なくて済むことだった……。
「お尻の穴、すごくヒクヒクしておねだりしてるみたい……」
「ふひんッ!!」
触れるか触れないかの優しいタッチでお尻を撫でられ、思わず変な声が出てしまう。
「あのっ千鶴さん!」
思ったより大きな声が出て、千鶴さんの手が止まる。
虚をつかれた顔で私を見ているだろうと思うと恥ずかしくなったが、今更こんな格好だし──と開き直り続ける。
「その……私は嫌いな人に対して好きになろうとかいう努力はしないし、見方を変えてみようとかいう発想ができるようなできた人間じゃないです……」
最初の大声から右肩下がりにトーンが低くなっていくのを自覚しながら、しどろもどろになんとか続けていく。
「でも、好きな人が嫌いな所や恥ずかしいと思っているところは……私自身案外好きになれるなって今日わかったというか……」
「………………」
見切り発車で切り出してみたはいいが、自分自身何を言っているのか分からなくなってきた。
要領の得ない私の言葉を千鶴さんは黙って聞いている。
- 325 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:25:40 ID:S.Sv6opM0
- 「だから余り隠さないでくれると……嬉しい……です」
自信なさ気に語り終える。
耳鳴りがするほど静寂が訪れた。数時間前までは嬌声に包まれた部屋とは思えない。
途端に今まで千鶴さんに言ったことを思い返し──羞恥心がジワジワと湧き上がってくる。
──尻丸出しで何を語っているんだ、と。
──相手だって知られたくないものを隠す権利はあるだろう、と。
──大体それをお前に好かれたから何だというのだ? 何様のつもりだ、と。
もう一人の冷静な私がグザグザと的確なつっこみが入り自己嫌悪に陥っていく。
「ふふっ」
そんな私を苛む静寂を打ち破ったのは千鶴さんのいつもの微笑だった。
「なんだか告白されているみたいでドキドキしちゃいますね」
「えっ……あぁ! ち、違います! そういうのじゃなくてっ」
「そんなはっきりと否定されると傷つきます……」
「す、すいません……」
その口調は今までと変わらない丁寧なものだったけれど、どこか粗雑でそれ故に距離が近いものに感じたのは……私の気のせいではない、と思いたい。
- 326 :くすぐり風俗2:2013/04/01(月) 04:27:10 ID:S.Sv6opM0
- 「ふふ、じゃあ結構嬉しいこと言ってくれたので……わたしの時と同じくらいにしてあげますよ」
「へ……?」
「優しい優しいみどりさんは、もちろんわたしに手加減してくれたんですよね?」
「……も、もちろんですよー」
「うふふ……じゃあわたしも同じ、くらい、手加減、してあげますよ」
「うぅ……やっぱりまだ怒ってる……」
「何か言いました?」
「いえ……なにも」
話は終わりだと言わんばかりに、右手には例のアナルパール、左手には筆を持ち私のお尻に伸びてくる。 言葉とは裏腹に、最初から全力でいく気らしい……。
好き放題千鶴さんをくすぐりまわした手前、少しは耐えなきゃ格好がつかないなと思い、全身に活を入れるが──
「ほら……みどりさんがわたしにいっぱい、いっぱい挿れてくれたものですよ〜。気持ちいいですか〜?」
「あ゛ひぃぃひゃひゃひゃひゃあははははははッ!!! 抜いてぇええええええええええええ!!! きょれ抜い゛てぇぇぇえええええええひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!! ぎゃひゃははははははははははははははははははははッ!!!」
数分後──お尻を猥らに振り乱し、笑い狂い許しを請う私がいたのは、言うまでもないことだった。
くすぐり風俗(弐)了
- 327 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/01(月) 18:26:07 ID:vggmbZPoO
- エロい!
店長はくすぐられないんですか?
めちゃ弱かったら笑える。
- 328 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/01(月) 23:55:26 ID:hmRXozks0
- 乙です
とても見応えがありました
- 329 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/02(火) 08:39:35 ID:Jpbhw87w0
- 乙でした。
ところで、私も何か書かせていただこうかと思います。
何かリクエスト等あれば、遠慮なくお願いします。
- 330 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/02(火) 18:08:13 ID:h5d7vtVU0
- >>329
最近こういうニーズ探りが多いなあ
- 331 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/02(火) 18:21:32 ID:opoY0kjgO
- >>329
さわさわとかこしょこしょみたいな軽い感じの話を読んでみたい
- 332 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 03:12:32 ID:n6nJLtag0
- 中学高校くらいの女の子がエロガキに意地悪に責められるのがみたい
- 333 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 03:38:00 ID:LdqWLqE20
- 331さん。お待たせしました。できるだけご希望にそえるように頑張りました。
けど軽いくすぐり・・・ってこれでいいのだろうか。もし期待ハズレでしたらすみません。
とにかく投下させていただきます。
「二人の特訓」
「やっぱり、やめとこうかなぁ」
ある夏の日、友人の家のドアを前に、私は一人悩んでいた。
「相談したってどうにかなるものじゃないし、鈴音だって迷惑だろうし、でも、ずっとこのままって訳にもいかないよね」
グルグルと頭の中で思考が渦巻き、インターホンの前で指が踊る。さて押すべきか否か。鈴音が家にいないってことはないだろう。夏休み暇だーってしつこいくらい言っていたし、いつでも遊びに来いって同じくらいしつこく誘われたから。
「ダメで元々だよね」
やがて投げやりに呟いて、えいっと指を押し込む。
ピンポーン♪
軽やかな響きと共に。
「はーい」
という元気な返事が聞こえる。それに続くドタドタという足音。
「美香じゃーん。久しぶりだね。どしたの?」
ドアが開き、顔を出した可愛らしい少女は、私の親友の鈴音だ。
「あのさ、すずね。ちょっと話が」
「とにかく上がってよ。ささ、どうぞ」
言葉を遮って鈴音が手を引く。私は導かれるままに靴を脱ぎ、鈴音の部屋にお邪魔する。
「ちょっと待ってて。ジュースでも持ってくる。お母さんは買い物だし、妹は図書館行ったし、ま、ゆっくりしてってよ」
「うん。ありがと」
そう返事をしながら、私はどう話を切り出せばいいか考えていた。
- 334 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 04:01:35 ID:LdqWLqE20
- 「お待たせ、どうぞ」
二つのオレンジジュースの入ったコップを持ってきた鈴音は、一つを私の前に置き、もう一つをさっそく半分ほど自分で飲んだ。
「で、何?」
その場であぐらをかくと鈴音は尋ねる。
「何って何?」
「さっきなにか言いかけていたでしょ」
「あ、うん。そうなの。実はちょっと悩み」
「いじめられたの!? 誰に? よーし私に全部話してよ。ばっちり仕返ししてあげるから。さぁ、犯人は誰!」
肩を揺さぶられながら、私は思う。これは切り出し方が悪かったな。コイツ極端な心配性だし。
「違うって、そんなのじゃない」
「じゃあなに」
「ホント大したことじゃないけどさ、・・・・・・ぇないの」
「?」
「だから、うまく笑えなくて悩んでるの」
きょとんとした顔で私を見つめる鈴音。
「愛想笑いってやつ? あれができないの」
「あーなるほど。そういうことね」
「クラスメイトとかと話す時にさ、鈴音みたいにニコニコ笑えたらなって思うけど、どうしても無理で」
「うん。美香ちゃんの笑顔怖いもんね。眼が笑ってないよあれ。むしろ脅しているような感じ。でも無表情な美香ちゃんカッコイイよ? ちょっと性格がきつい黒髪美少女って感じ」
「けど高一の夏休みになって鈴音以外の友達いないのはさすがにまずいでしょ。どうするのよ!」
「知らないよ!? 私に怒鳴らないでよ」
「あー・・・・・・ごめん」
「いえいえ。でも確かに来年も同じクラスになれるとは限らないしね」
「そうなんだよ。そんな時愛想笑いの一つでもできたらクラスになじみやすくなると思うのに、ちっとも笑えなくて、ちょっと不安になっちゃって」
沈黙が二人を包む。鈴音はなにやら真剣な表情を浮かべている。アイデアを考えてくれているのだろう。私はそんな彼女を見つめておとなしく待つことにする。
「んー、でもさ」
やがて鈴音の唇が動く。
「ただ笑うってだけなら、簡単にできるよ」
「どうやって」
「じゃあちょっと両手をばんざいしてみて」
そう言いながら私の後ろに回りこむ鈴音。言われるがままに私が両手を上げると・・・・・・。
- 335 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 04:37:17 ID:LdqWLqE20
-
「そーれ、こちょこちょ〜♪」
「ひゃん!」
腋にくすぐったい刺激を感じ、電気でも流されたみたいに身体が仰け反った。振り返ると鈴音が悪戯っぽい笑みを浮かべて腋に指を這わせている。
「ちょ・・・くひっ・・・なにするの!」
予想外の刺激に悶えながらも、反射的に両腕を下ろし、鈴音の手を挟む。するとようやく刺激が止まった。
「ほらほら、今! 今すっごくカワイイ笑顔だったよ」
無邪気な声で鈴音が報告する。
「ホント? こんな感じかな」
さっきの表情をできるだけ再現する。どうだ!
「うーん。眼が笑ってない。怖い」
「そんなぁ」
「だからさ、こうだって」
突然、両腋に挟まれていた指がうごめき始める。
「あっ! きゃはははははは!」
それはくすぐると言うよりムニュムニュと揉むような動きだったけれど、指先から送り込まれる刺激は私を悶絶させるのに充分だった。
「その表情、その笑顔だよ」
「分かったからやめてぇ!」
震える声で必死に懇願し、両腕に力を込めるけれど鈴音の指は止まらない。まるで独立した生き物みたいに私をこちょこちょと責め立てていく。今日の私の服装はノースリーブのワンピース。むき出しの腋を思う存分くすぐられてしまう最悪の衣装だ。
「やめっ、すずね、やめへっ!」
ろれつが回らなくなっているのに気付き、鈴音はパッと手を引っ込める。
「はぁ・・・はぁ・・・なにするのよ」
息を弾ませながら、鈴音をきっと睨む。
「あー、また怖い顔に戻っちゃった」
「すっごいくすぐったかったんだから」
「でもでもでもホントにさっきの笑顔は良かったよ。あれなら友達百人できるって」
「そ、そう?」
「うん。だから」
特訓しようね、って鈴音がささやく。手を引いて立たされ、仰向けにベッドに押し倒され、あっという間に両手をタオルで縛り上げられ、ベッドの頭上のパイプにそれを結び付けられる。
「え? あの? なんでスムーズに拘束してるの!?」
叫んだ時にはもう遅かった。縛られた手首はどれだけ力を込めても動かず、膝の上に陣取った鈴音はすっかり私の自由を奪ってしまっていた。
- 336 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 05:03:04 ID:LdqWLqE20
-
「だから上手に笑える訓練だって」
唇の端を三日月みたいに吊り上げる、悪い笑み。鈴音は見せびらかすみたいに指を目の前でコチョコチョと動かした。
「ひっ・・・だ、だめ!」
「まずはどこからくすぐろうかなぁ、さっきの反応からするとかなり腋が弱いみたいだけど」
楽しそうな歌うような鈴音の声。ゆっくりと腋に指が迫る。
「いやっ」
「けど最初から爆笑させるのもね。とりあえずここからいこっか。そ〜れ♪」
その言葉と同時に、白く細い指先は進路を変え、私の首へと降りた。
「んっ・・・ひゃぁ・・・きゃんっ」
あごの下で、首筋で、その他の場所で、指がこちょこちょと踊る。吹き出すほどではないが、ムズムズとしたこそばゆさがたちまち首を埋め尽くす。激しく頭を左右に振って刺激から逃れようとしても、意地悪な指先は決して離れてくれなかった。
「きゃん、だって。カワイイ笑い声だねー」
首をくすぐりいじめて、ニヤニヤ笑いながら鈴音が言う。私は少しムッとなって口を硬く結び、泡沫みたいに浮き上がる声を押し殺した。
「我慢しちゃだめだよ。じゃあこっちはどうかな?」
指先が離れ、鈴音はクルリと私に背を向ける。ようやくくすぐったさから解放されたとホッとしていると。
「こちょこちょこちょ♪」
突然鈴音が足の裏をくすぐり始めた。敏感な足の裏を十本の指に徹底的に蹂躙される感覚はとても我慢できるようなものではなく、ほんの数秒で私は笑ってしまった。
「んんんっ、くっ、あはははっ、それ無理いいい!」
「うんうん。素直に笑うのが一番。まだ行くよ!」
くすぐられている様子は私には見えないのだけど、だからこそ予測不能な刺激に私はとことん悶えさせられた。膝をお尻で固定されているせいで脚を動かしたくても動けない!
「ひゃひひひ、んっ、やめてえええっ」
「脚の指がピクピク動いてる。なんかカワイイ♪ そーだ、こんなのどう?」
- 337 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 05:38:47 ID:LdqWLqE20
- 左手をいじめるくすぐったさが消える。そして次の瞬間、右足が未知の感触に包まれる。
「!?」
それまでは左右に五本ずつだった指が、右足に殺到する。足の裏だけでなく、指の間や、足の甲、くるぶしまで、余すところなくこちょこちょされる。もちろん私が刺激に慣れないようにくすぐり方を変えることも忘れない。時には軽く爪でひっかくように、時には指の腹でなでるようにと、異なる刺激が絶え間無く送り込まれる。
「くしゅぐったいいいいい! やめへえええ!」
「次は左足ね」
潮が引くように不意に右足からくすぐったさが消え、すぐさま左足へと押し寄せる。刺激を忘れていた場所を一気に責められると、まるで足そのものがくすぐったさの塊になってしまったかのようで、私はただ悲鳴のような笑い声を上げることしかできなかった。
「また右足〜」
「んっ! あひゃひゃひゃひゃ!」
「左足〜」
「ゆるひてええええ! んあっ!」
「そして右♪」
「きゃははははははははは!」
「・・・・・・はい、おしまい」
数分後、左右の足を交互にたっぷりとくすぐられた後、ようやく鈴音は足裏へのくすぐりをやめてくれた。
「美香ちゃんって敏感だねー」
そんなことを言いながら、こぼしてしまった涙を指先で拾ってくれる。
「はぁ、はぁ・・・ひどいよ。やり過ぎだよ」
「ごめんごめん、反応が面白・・・じゃなくて特訓だから」
「絶対楽しんでるでしょ」
「そんなことないって」
そう言って笑う鈴音は、ぐっしょりと汗で濡れた影色の服を着て、息を切らせながらほんのりほおを上気させていた。きっと私はその五倍はひどい状態だろう。
「もう二度とこんなことしないでよね」
「え? まだまだこれからだよ。次はわき腹にしよっか」
「はぁ!? 特訓ならもう充分でしょ。ふざけ」
「もー、よだれも垂れてるよ」
そう言って鈴音は私の口元をぬぐう。いつの間によだれなんて・・・・・・。恥ずかしさに赤くなり、プイと顔をそむけた私はそれ以上何も言えなくなった。
「ふふふ・・・・・・えいっ♪」
「ひゃ!」
その隙を突いて、鈴音はワンピースの裾をつかむと、勢い良くめくり上げた。視界が塞がれたその次の瞬間には、ワンピースは私の身体から剥ぎ取られていた。両手をベッドにくくり付けられているため完全には脱げず手首のあたりで引っかかり、さっきまで多少なりともくすぐりから私を守ってくれていた衣服は、より強固に私を拘束するのに一役買うこととなった。
「なに考えてるのよ! いくら女の子同士でもこんなの」
「いいじゃん。くすぐるのに邪魔だし。だいたいワンピースみたいな簡単に脱げる服を着るなんて、脱がして下さいって言ってるようなものでしょ」
「全世界のワンピース愛好者に謝れ」
「それにしても上も下も白だなんて、意外とお子様だね」
「殺す」
「まあまあ、それじゃわき腹こちょこちょ行くよ〜」
- 338 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 12:51:32 ID:QD0zh36AO
- >>333
読みました、ありがとうございます、どストライクです。
まさかこんな短期間で読めるとは…
- 339 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 16:22:51 ID:LdqWLqE20
-
鈴音は楽しそうに宣言すると、下着姿の私のわき腹にピトっと手をそえて、もぞもぞと動かし始めた。
たちまちくすぐったさが微弱な電流のように体内をかけめぐる。
「くふっ・・・・・・ひゃっ」
「あれあれ〜? 私すっごい手加減してるのに、もしかしてもう我慢できないのかな?」
意地悪に尋ねられるけれど、私は何も答えることができない。ギリギリ耐えられるくすぐったさに支配されているため、返事をするために口を開けばたちまち笑い出してしまうからだ。
そのことは鈴音が一番知っているはずなのに。
「へー、無視するんだ。そんな悪い娘にはおしおきだよっ」
そう言うと同時に右手の動きが激しくなる。
「んっ!」
弾けるように身体がくねり、指から逃れようとする。と、それを見透かしたように今度は左手がシャカシャカとわき腹をかき回す。
思わず右に逃げると次は右手がモミモミと・・・・・・。
「んっ! んっ! んっ! あはははは、んっ!」
「くねくねと腰振っちゃって、なんだか美香ちゃんエッチ〜」
「バカなこと言わないで・・・あひゃん! くしゅぐった・・・あ、あひゃひゃひゃひゃ!」
反論しようと口をほどいてしまうと、もう私は笑いをこらえることができなかった。鈴音の思うがままに身体をくすぐられ、一方的に笑わされてしまう。
「質問なんだけど」
鈴音が言う。私が返事もせず悶え狂っていると、鈴音は言葉が話せるように少しだけ手の動きを緩めた。
「あはっ、な、なに?」
「わき腹をコチョコチョされるのとモミモミされるの、どっちが好き?」
「くふっ・・・そんなの決まってるでしょ。どっちもい」
『イヤ』を私が言い終わるよりも早く、鈴音は突然くすぐりを激しくした。
右手はわき腹の肉や肋骨をを揉みしだき、左手は指先をわき腹で激しく躍らせる・
「どっちもだなんて、欲張りさん♪ こちょこちょ〜、モミモミ〜」
「ちがっ、どっちもいひゃ、いひゃなのおお!」
「いひゃ? 『いひゃ』ってなあに?」
くすくすと笑いながら鈴音が言う。『イヤ』が言えない。ほとんど悲鳴みたいな笑い声が搾り出され、まともに話せない!
「おこっ、おひょるからねっ!・ 許ひてあへっ、あへないかりゃっはっはっはっは!」
「んー、何言ってるかよく分からないや。でもちっちゃい子みたいでカワイイしゃべり方だねっ」
「おひょえてなひゃいよおおおお!」
三十分くらいだろうか。
もしかしたらほんの三分かもしれないけど。
とにかく無限のような地獄の後、鈴音はようやくくすぐるのをやめた。
「もう怒ったからね」
くすぐりで肌を溶かされたみたいに、私は汗でビショビショになっていた。体が熱い。肺が悲鳴を上げている。しかしなんとか言葉を紡いで、涙で濡れた瞳で鈴音をにらみつけてやる。
「怒ったの? じゃあ、どうするのかな」
楽しくて仕方ないというように鈴音が尋ねる。
「えっと、ひどいことする! 絶対やってやるからね」
「キャーこわーい。これはもっとくすぐって笑顔の優しい美香ちゃんにしてあげないとね」
「無理! もう限界なの・・・許してお願い」
「そんなキュートにお願いされたら、もっといじめたくなっちゃうなぁ」
意地悪に私にささやくと、鈴音はそっと私のお腹に触れた。
「なにするのよっ!」
軽くなぞられただけでビクッと反応してしまう自分がうらめしい。私が叫んで抵抗してもまったく無視で、ニヤニヤしたままつぶやいた。
「意外とモチモチしたお腹だよね。美香ちゃん着やせするタイプなんだね」
「ぶっ殺す」
「いやいや。別にオデブじゃないから安心して。ふつーとぽっちゃりの中間くらいの、白くておもちみたいで、おいしそうなお腹だなーって思っただけだよ」
「言っておくけど体重はアンタとほぼ同じだからね!? そりゃ身長ではちょっと負けてるかもしれな・・・ひゃん!」
鈴音の指先がツーっとお腹を滑る。ただそれだけで笑い声が漏れてしまう。想像以上の感度に気をよくした鈴音は、さらにコチョコチョとお腹を責める。
- 340 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 16:23:17 ID:LdqWLqE20
-
鈴音は楽しそうに宣言すると、下着姿の私のわき腹にピトっと手をそえて、もぞもぞと動かし始めた。
たちまちくすぐったさが微弱な電流のように体内をかけめぐる。
「くふっ・・・・・・ひゃっ」
「あれあれ〜? 私すっごい手加減してるのに、もしかしてもう我慢できないのかな?」
意地悪に尋ねられるけれど、私は何も答えることができない。ギリギリ耐えられるくすぐったさに支配されているため、返事をするために口を開けばたちまち笑い出してしまうからだ。
そのことは鈴音が一番知っているはずなのに。
「へー、無視するんだ。そんな悪い娘にはおしおきだよっ」
そう言うと同時に右手の動きが激しくなる。
「んっ!」
弾けるように身体がくねり、指から逃れようとする。と、それを見透かしたように今度は左手がシャカシャカとわき腹をかき回す。
思わず右に逃げると次は右手がモミモミと・・・・・・。
「んっ! んっ! んっ! あはははは、んっ!」
「くねくねと腰振っちゃって、なんだか美香ちゃんエッチ〜」
「バカなこと言わないで・・・あひゃん! くしゅぐった・・・あ、あひゃひゃひゃひゃ!」
反論しようと口をほどいてしまうと、もう私は笑いをこらえることができなかった。鈴音の思うがままに身体をくすぐられ、一方的に笑わされてしまう。
「質問なんだけど」
鈴音が言う。私が返事もせず悶え狂っていると、鈴音は言葉が話せるように少しだけ手の動きを緩めた。
「あはっ、な、なに?」
「わき腹をコチョコチョされるのとモミモミされるの、どっちが好き?」
「くふっ・・・そんなの決まってるでしょ。どっちもい」
『イヤ』を私が言い終わるよりも早く、鈴音は突然くすぐりを激しくした。
右手はわき腹の肉や肋骨をを揉みしだき、左手は指先をわき腹で激しく躍らせる・
「どっちもだなんて、欲張りさん♪ こちょこちょ〜、モミモミ〜」
「ちがっ、どっちもいひゃ、いひゃなのおお!」
「いひゃ? 『いひゃ』ってなあに?」
くすくすと笑いながら鈴音が言う。『イヤ』が言えない。ほとんど悲鳴みたいな笑い声が搾り出され、まともに話せない!
「おこっ、おひょるからねっ!・ 許ひてあへっ、あへないかりゃっはっはっはっは!」
「んー、何言ってるかよく分からないや。でもちっちゃい子みたいでカワイイしゃべり方だねっ」
「おひょえてなひゃいよおおおお!」
三十分くらいだろうか。
もしかしたらほんの三分かもしれないけど。
とにかく無限のような地獄の後、鈴音はようやくくすぐるのをやめた。
「もう怒ったからね」
くすぐりで肌を溶かされたみたいに、私は汗でビショビショになっていた。体が熱い。肺が悲鳴を上げている。しかしなんとか言葉を紡いで、涙で濡れた瞳で鈴音をにらみつけてやる。
「怒ったの? じゃあ、どうするのかな」
楽しくて仕方ないというように鈴音が尋ねる。
「えっと、ひどいことする! 絶対やってやるからね」
「キャーこわーい。これはもっとくすぐって笑顔の優しい美香ちゃんにしてあげないとね」
「無理! もう限界なの・・・許してお願い」
「そんなキュートにお願いされたら、もっといじめたくなっちゃうなぁ」
意地悪に私にささやくと、鈴音はそっと私のお腹に触れた。
「なにするのよっ!」
軽くなぞられただけでビクッと反応してしまう自分がうらめしい。私が叫んで抵抗してもまったく無視で、ニヤニヤしたままつぶやいた。
「意外とモチモチしたお腹だよね。美香ちゃん着やせするタイプなんだね」
「ぶっ殺す」
「いやいや。別にオデブじゃないから安心して。ふつーとぽっちゃりの中間くらいの、白くておもちみたいで、おいしそうなお腹だなーって思っただけだよ」
「言っておくけど体重はアンタとほぼ同じだからね!? そりゃ身長ではちょっと負けてるかもしれな・・・ひゃん!」
鈴音の指先がツーっとお腹を滑る。ただそれだけで笑い声が漏れてしまう。想像以上の感度に気をよくした鈴音は、さらにコチョコチョとお腹を責める。
- 341 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/03(水) 17:17:42 ID:LdqWLqE20
- 同じ文を二度投稿してしまった・・・・・・申し訳ない。
以後気をつけます。それでは続きです。
「ひっ、くひっ、くひゃひゃひゃひゃ!」
「ほんっと、どこくすぐっても敏感だね。楽しいっ」
「ひゃん! むりっ、おなかむりっ! すずねぇっ!」
足も首もわき腹もくすぐったかったけれど、お腹は格別だった。まるでむき出しの神経をくすぐられてるみたいで、もう頭の中は『くすぐったい』ってことしか考えられない。身体が勝手にビクンビクンと跳ねて、まるでくすぐってくれる指にお腹が自分からとびついてるみたいだ。
その度によりいっそう激しい刺激が与えられ、さらにお腹が跳ねる・・・・・・終わりのない悪循環だ。
「そりゃ、そりゃ、こちょこちょ〜」
なんでだろうか。鈴音が『こちょこちょ』と言う度に、くすぐったさが増幅するような気がする。
鈴音のこちょこちょが鼓膜に触れるだけで、苦しいのにどこか妖しく、甘く切ないような、そんな刺激を感じるような気がした。
「言わらいへーっ、あははははは」
「ん?」
鈴音が聞き返す。もちろんくすぐりの手は止めないまま。
「こひょこひょって、いふのを、ひゃめてっ」
何度も一生懸命に繰り返すと、ようやく理解したようだ。
「もしかして『こちょこちょ』って言われるのが嫌なの?」
「ひょう! ひょうらの!」
首を縦にガクガク振る。鈴音は悪い笑顔で唇を耳に寄せると、ささやいた。
「こちょこちょこちょこちょ〜」
くすぐったいっ。息を吹きかけられているだけなのに、耳までくすぐったい! お腹のくすぐったさも我慢できない! 鈴音の『こちょこちょ』のせいだ。
「ひどひ〜っ、きゃん! あははははは」
「お腹を十本の指でこちょこちょされるの、くすぐったいよね。逃げたくても逃げられなくて、こちょこちょ〜って。指でおもちこねるみたいにこちょこちょされるのも、ギリギリ触れるかどうかの場所を指のさきっぽでこちょこちょされるのも、全部ぜーんぶ我慢できないくらいくすぐったいんだよね♪」
「いわないでよ〜! あひゃひゃひゃっ」
「かわいいお腹だなぁ。食べちゃいたい。でも一番おいしそうなのは・・・・・・」
指の動きが止まり、唇が耳から離れる。終わったのかと思ったその時、不意に鈴音が私のお腹に顔をうずめた。
息がかかるくすぐったさに私は思わず身体をくねらせる。けど、それだけじゃまかった。
「お・へ・そ・かな」
「! ちょ、止めなひゃいよ。くっ、くひゃひゃひゃっ」
- 342 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/04(木) 01:00:33 ID:0Vk0TZpQ0
- おへそのなかに感じる、熱く湿った感触。それは自在に這い回り、ほじくるように動く。鈴音がおへそにキスして、舌でほじほじしている!
「ひゃめろっ! あっはっはっは、くしゅぐったいいいい」
「♪」
指でくすぐられるのとはまったく別の感覚に戸惑いながらも、強制的に悶絶させられてしまう。笑い声が止まらない。
よだれも、涙も、全部身体に穴ができたみたいにあふれ出る。
「したはむりっ、おかひくなる! ほじほじらめっ!」
「♪」
悲鳴を完全に無視して、ご機嫌で舌によるおへそコチョコチョを続ける鈴音。思わず私は叫んでしまった。
「この、へんひゃい!」
ピタリ、と舌の動きが止まる。
「はあっ、はあっ、なめるなんて変態だよ。鈴音は変態!」
よせばいいものを私はさらに追撃を加える。
私が間違っているとは思えない。だっておへそペロペロだよ!? 完全なヘンタイだ。それは間違いない。
しかし言葉とはそれが真実であればより鋭い刃を持つものであり、振りかざすなら時と場所を見定める必要がある。
長いくすぐりで体力を奪われ、両手を拘束された状態で、ヘンタイをヘンタイと罵るのは決して賢いとは言えない行動であっただろう。
「特訓に協力してあげてるのに、そんなこと言うんだ?」
ニッコリと笑って美月が言う。
「いや、その」
「別にいいよ? 美香ちゃんが私をヘンタイだって思うなら、ヘンタイらしくこちょこちょするだけだもん。例えばこんな場所に悪戯しちゃったり・・・・・・ね」
人差し指で太ももを優しくなぞられる。
「そ、そこはだめ!」
「さわさわ〜、くすぐったい?」
それぞれの指が好き勝手に太ももの上で遊ぶ。ぞわぞわ、というくすぐったさが無数に太ももで生まれる。けれどそれはただくすぐったいだけじゃなくて。
「私はヘンタイだもん。こんなえっちな場所をこちょこちょしても文句は無いよね。ふふっ」
くすぐったさとは別の甘い感覚が、私のなかで芽生えようとしていた。太ももをくすぐる指がきわどい場所に触れる度に思わずビクッと反応してしまう。
エッチな場所とかわざわざ言うから余計意識しちゃうじゃんか。ばかぁ!
「んっ、あっ、あははっ、あん!」
唇からは笑い声とは明らかに違う、しっとりと濡れた声が混ざり漏れ始めていた。
きっと鈴音も気付いているのだろうけど、ここで止めてしまえば余計変な空気になるのは目に見えている。
「さ、さて、ラストスパートだっ」
わざと明るく声を張り上げて、太ももから手を離す鈴音。
「お待ちかねの腋をいじめちゃうぞ〜」
指がくすぐったそうに動くのを見せつけ、ゆっくり焦らすように腋へと近付ける。その時だ。
- 343 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/04(木) 01:46:14 ID:0Vk0TZpQ0
- 「おっと」
バランスを崩し、私の方へ倒れこむ鈴音。かろうじてひざと手をついて転倒はまぬがれるものの、下着の上から女の子の大事な部分にひざが押し付けられる形になってしまった。
「ひゃう!」
しばしの沈黙。
どうするのよこの空気、と私は瞳で問いかける。迷った末、鈴音が選択した行動は。
「こちょこちょこちょ〜」
強行突破だった。まるでなにも起こらなかったとでも言うみたいに、鈴音は腋をくすぐり倒す。
「あはははははははははっ!」
一番の弱点を一切遠慮なしでくすぐられるのは想像を絶する感覚だった。頭がスパークしている。溶けちゃう。鈴音に触れられた場所がくすぐったすぎて溶けちゃう!
笑い声を上げ暴れる身体を、もう私は押さえられない。しかし身体が動くたびに膝はグリグリと秘所を刺激し、甘いピンクの電流がほとばしる。
「やめへっ、ほんほにひゃめて! くしゅぐられながらきひゃうから、らめっ!」
「それそれ〜♪」
激しいくすぐりに声が枯れ、舌も回らなくなった私の言葉は、もう鈴音には届かない。こしょこしょと腋をひっかかれ、くすぐったいツボに指を押し込まれ、曲げた指先でくぼみを掻き出される。
ひざも遠慮なくあそこに押し付けられ、くすぐったさと気持ち良さが混ざっていく。ダメ、来ちゃう。あ、あ、あ!
「んんんんんんっ!」
快感の波に押し上げられ、とうとう私は達してしまう。しかしくすぐりの手はゆるまない。私が軽くイっちゃったことに気付いてないみたいだ。
おかしくなる。このままじゃくすぐったくて気持ちよくて、おかしくなるっ!
「ただい・・・・・・ま?」
唐突な第三者の声。
くすぐりの手がパタリと止まる。鈴音は固まっていた。ある一点を見つめて。はずむ息を整え、私もその視線をたどる。
「あの。図書館から帰っても誰もいなくて、そしたらお姉ちゃんの部屋から声がして、見てみたら、こんな・・・いちゃついてるとは思わなくて・・・で、でも大丈夫だよ? 女の子同士でも別に変だなんて思わないから。私、むしろ応援しちゃうから。つまりその」
顔を真っ赤にして言葉を探す少女が、鈴音の妹が、開かれたドアの向こうに立っている。
「お幸せにっ!」
そう叫んで逃げ出す妹ちゃん。私と鈴音はあわててその背中に声をかける。
「「待って! 誤解だから、待ってえええええ!」」
- 344 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/04(木) 02:05:09 ID:0Vk0TZpQ0
- 「・・・・・・ほんと、ごめんなさい」
あれから数日後。ファミレスにて。鈴音はテーブルに頭をひっつけ、ひたすらに詫びた。
私は無言のままチョコパフェを喰らう。もちろんコイツのおごり。
「もう二度としないからさ、許してくれない?」
「だめ、許さない」
無愛想に私は言う。
「ど、どうすれば機嫌を直していただけますでしょうか」
対する鈴音はもはや敬語だ。
「もう二度としない。パフェをおごる。なんて条件なら許してあげないから」
「ではいかなる条件ならば許していただけますか」
「前半の文を撤回するなら、まぁ、いいよ」
少し考え込む表情になり、たっぷり十秒ほど経過すると、突然その顔にパアっと笑顔が咲いた。
「なーんだ。やっぱり美香ちゃんくすぐられるの気持ちよかったんだ。またくすぐって欲しいだなんてエッチなんだからぁ。私にヘンタイなんて言ったくせにさ、実は美香ちゃんが一番ヘ・ン・タ」
「パフェのおかわりもらってくる」
「サーセンしたっ! 小遣いもう無いんで、勘弁して下さい」
はぁ、と私はため息を吐き。
「冗談だよ」
なんてつぶやいて、鈴音に向けた顔は。
きっと特訓の成果で満面の笑顔になっていたと思います。
おしまい。
という訳でこれで終わりです。初投稿のため拙いところも多いかと思いますが、
楽しんでいただけたら嬉しいです。
332さんのリクエストも必ず書き上げますので、少々お待ち下さい。
それでは。
- 345 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/04(木) 16:25:14 ID:5PIMjr9o0
- 七不思議の続き
「きゃはははは!!」
「あはっあはははは!」
二人はスイッチが入ったかのようにいっせいに笑い出す。
またも目に見えない何かが体を這い回った。
それは人間の指のように早苗と雪のくすぐったい部分をくすぐった。
「お腹ぁ!はあん!あはははははっ!」
「脇はぁぁああんはげしっ・・・ううん!」
快感とくすぐったさが頭の中で交わり二人は何も考えられなくなり始めていた。
このまま続くセックスの擬似セックスの快感、
そして今晩ずっと体に得ているくすぐったいという感覚。
この二つの感覚が早苗と雪の頭を覆いつくそうとしていた。
「らめぇなのにぃぃぃ気持ちいぃぃぃぃぃ!くすぐったいぃぃぃ!!」
いつの間にか体をくすぐる感覚は増えていた。
何十の手にくすぐられて、逃げたいのに股間に送られる快感があると
浸っていたと思う気持ちが勝った。
自分の頭の中でくすぐりレイプ事件を作り上げる。
(きっとここでたくさんの男に・・・もしかしたら口にも・・・)
そう思ったと同時に口に何かねじ込まれた。
「むぐぅぅう!!んんんん〜!!」
ねじ込まれたものはまさに男性のあれの形をしていると
早苗は口の中の感覚でわかった。
(そう・・・きっとこんな感じで犯され続けたんだ・・・)
両手にも変な熱いものが握らされる。
(両手にも握らされたのかも・・・あぁ・・・もう気持ちいからいいや)
ぼーっとした頭で雪の姿を見る早苗。
雪もだらんの表情が緩みきった顔をしてその快感に身をゆだねているように見えた。
(ほら、雪もきっとうれしいんだ。だからこれでいいじゃん)
「もっときもちよくううぅぅぅ!くすぐったくしてぇぇぇぇ!きゃはははは!」
「わだしもぉぉぉぉ!もっとこちょこちょしてぇぇぇ!!くるわしてぇぇぇ!!」
そんな台詞を言いながら私たちは気を失うまでくすぐられ犯された。
わきの下やわき腹はもちろん、足の裏や首筋、お尻の穴や臍なんかもくすぐられていた。
そして私たちは暗い闇に落ちていった。
- 346 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/05(金) 21:08:19 ID:zJS8YxHY0
- 七不思議続き来た
さて結末はどうなるのか
- 347 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/08(月) 10:58:03 ID:C8IySziM0
- 皆さんが納得できるエンドにはできないかもしれませんが
楽しんでいただけたら幸いです。
「んっ・・・ここは」
目を覚ました早苗は周りを見渡す。
あまり見たことのない部屋だった。
そこには多くの人間の顔写真が飾ってある。ここって・・・
「あっ目が覚めたんですね。おはようございます」
その声に振り返ると高級そうなしっかりした机の奥に男の姿があった。
「君たちが学校に入り込んだって連絡があったんで急いできたんですよ」
「校長・・・?」
そう校長の高原芳樹だった。年も若く、容姿もかなりよくて確か雑誌にも取り上げられていた。
イケメン校長現るみたいなタイトルだった気がする。
そんな校長がこちらを見て困った顔をしながらもニコニコしている。
「校舎に入り込むなんて・・・結構、優等生だと聞いていたんですがね。田島早苗さん」
「すいません・・・」
「おかげで僕はこんな時間にここにいる羽目ですよ・・・」
「すいません」
早苗はうつむいたままそうつぶやくしかなかった。
「けど」
というとゆっくりとこちらに近づいてきたことを足音だけで感じ取る。
「いい実験台を見つけることができました」
実験台?何を言っているんだこの人はと思い顔を上げるとそこにはさっきまでとは違う
恐ろしい笑顔でこちらを見ている芳樹の顔があった。
「君たちすごいですね。今までの七不思議を暴こうとした中で一番の成績ですよ」
この人は知っていたの?七不思議のことを?
と頭の中で考える。
「けど誰もが2個目で泣きながらあきらめるんですよ。それを君たちは全部やってのけた。」
私は肩に手を置かれビクンと反応してしまう。
しかもこの人は達成したことを知っている。
「あんな卑猥な七不思議をやってのけるなんて君たちはすばらしい!」
たぶん顔は真っ赤だったであろう。あんな姿を見られてしまった。
自らくすぐってくれと哀願している姿もきっとこの人には見られている。
正直、恥ずかしかった。と同時に早苗は興奮もしていた。
「だから君たちは実験台になってもらいたい。なってくれればこの一件はなかったことになるし
さらに内申点も上がると考えてもらっていい」
「実験台って何をすればいいの?」
思わず聞いてしまった。興味が先に出てしまった。
この人は全部知って私を実験台に選んでくれた。
きっとさっきみたいなくすぐったくて気持ちいい何かをしてくれるに違いない。
「今はこれに身をゆだねるだけでいい」
ポケットからスマホを取り出し画面を見せてくる。
そこには裸に拘束された森嶋雪となぞの生き物が映し出されていた。
- 348 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/08(月) 11:35:08 ID:C8IySziM0
- その謎の生き物というのは嘘は言っていない。
早苗もそして拘束されている雪もきっと見たことのない生き物。
簡単に言えばよくある火星人のイメージをディフォルメ化したあれのグロい版。
それが雪に触手を伸ばし、体の上を這い回っていた。
「雪!?なんで!?」
私はその画面に映った雪に叫んでいた。
しかしその声は届くわけもない。すると芳樹は
「彼女は内申やこのことが大事になることが嫌だと言い自らあそこにいる
君はどうしたいかね?」
私は・・・
私は校長室の隠し通路を地下に向かって歩いていた。
そう私はあの謎の生き物に体をゆだねることを選んだ。
いや最初からその一択しか私の頭の中にはなかったかもしれない。
きっと雪があの場にいて止めてくれていても私はこうして歩いていたと思う。
薄暗い階段を下っていくと扉が目の前に現れた。
それに手をかけ押す。するとそこは思ったよりも広い、
きっと教室よりも広い空間に雪の笑い声とあの生き物が存在していた。
「きゃはははあは!!にゅるにゅるくすぐったいぃぃぃ!!」
扉を閉めてその場で私は自ら服を脱ぎ捨てる。
そしてその謎の生物に近づいていく。
その生き物は気がついたのか2本の触手が私に伸びてくる。
手首に絡みつき体を浮かせる。
すると足首にも絡みついてきて私は簡単にエックス字に拘束される。
(あぁ・・・さっきみたいにこちょこちょされるぅ・・・)
きっと早苗の股は濡れているはずだ。今まで以上に興奮しているのがわかった。
そして体に一本、また一本と触手が体に這いよってくる。
だが這いよってくるだけでくすぐったさは感じられないし気持ちよくもない。
「えっ・・・」
と声を漏らすと同時くらいだろうか、口に何かが押し込まれる。
触手の一部なのだが先端がほかのとは違う。
これはさっき七不思議で口に入れられたものとほとんど同系、男性のあれと同じ形をしていた。
きっと普通の女の子なら泣き喚いていただろう。
しかし早苗はそれを愛しく、やさしく舐めていった。
そうすると体を這い回る触手も勢いづき体を激しく這い回った。
それは先ほどから待ち望んでいたあの感触、くすぐったさが生まれていた。
この一連を考え、早苗はすぐにわかった。
(この触手はきっとこっちが快感を与えれば与えただけ返してくれる、なら・・・)
「んんっくふんんんっ!!」
くすぐったいのに耐えながらも口にいれこまれたものを舐めしゃぶっていった。
- 349 :てももん:2013/04/08(月) 22:36:38 ID:Nemn4izA0
- 『罰ゲームとしてのくすぐり』で提案した「二人でツンツン対決」をベースにした小説を書いていきます。
私は、H大学工学部の3回生であり、「レクレーション研究会」の部長をしている。
このサークルは、読んで字の如くありとあらゆるレクレーションを行い、それを通じて交流を図る、というごくごく一般的なサークルである。
だが、わがサークルの真の顔は、「くすぐりパーティサークル」なのである。
わがサークルでは、二つの会員がある。
一つは一般会員、もう一つは私と副部長の山下秀美が認めた特別会員である。
元々、山下はとんでもないくすぐられフェチであり、それに私が便乗したことから生まれたのがこのサークルである。
会員の中でもくすぐりに関して興味がありそう、目覚めそうと見た会員を呼びだし、「サークルへの貢献度」という尤もらしい理由をつけて与えるのが、特別会員という座だ。
めでたく特別会員になった会員は、山下の家に招かれ、そして驚異のくすぐり・くすぐられフェチに開発するのである。
今年も、特別会員を開発する時期になった・・・
- 350 :てももん:2013/04/08(月) 23:03:04 ID:Nemn4izA0
- 我々の特別会員開発の儀式は、まず私たちが振舞う夕食から始まる。
「先輩、とっても美味しいです。ありがとうございます。」
そして、料理も出し終わり、宴もたけなわといったところからが本番だ。料理には、私が仕込んだ睡眠薬が入っているのだ。
会員達は、一人また一人と眠りに落ちていき、やがて起きているのは私と山下だけになる。
私と山下は、眠っている会員達をある場所へと運ぶのである。
しばらくして、眠っていた会員達が目を覚ます。いよいよ、我々の開発計画が始まる。
「ん〜ん・・・・・あれ?ちょっと、体が動かない。」
会員達が目覚めるのは、山下の家ではない。その裏にある、今は誰も使っていない倉庫である。
山下が住むアパートは、元々小さな小学校だったものを改築して建てたものであり、倉庫は元は体育館であった。
このアパートの大家は、山下の父が経営する企業であり、山下は倉庫を自由に使えるだ。
さて、目を覚ました会員達は、まず毎回この時点で三つのことに驚く。
一つ目は、ある者はロープ、ある者は鎖で両腕を天井の梁に吊るされ、そして床にあるリングで足首を固定され、I字状態で拘束されていること。
二つ目は、目隠しをされているため、何も見えないこと。
「きゃっ、ちょっと寒い!って、なんで私裸なの?!」
そして三つ目は、着ていた服を脱がされ、皆ブラとパンティーのみの下着姿にされていることである。
- 351 :てももん:2013/04/08(月) 23:19:26 ID:Nemn4izA0
- 「みんな、起きた?びっくりさせてゴメンネ。実は、これが特別会員への感謝企画なの。」
毎回、会員を呼び出すときは感謝企画としている。
「先輩、なにするつもりですか?!」
「セクハラですよ!!」
みな、一様に怒り出す。当然だ。
「まあまあ、実は感謝企画っていうのは、みんなにあることをして、新しいレクレーションを覚えてもらうことなの。それは、くすぐり対決よ。」
批判もそこそこに、山下が話す。
「きゃあ、くすぐりなんて!」
大概は、上記のように皆一様に批判をする。しかし、今回はやや様子が違うようである。
「そんなの、AVだけの世界だと思ってたあ。」
「ええっ、私たちがやるの?」
全員、のっけからくすぐりに興味深深である。これは大物になりそうだ。
今回、めでたく特別会員に選ばれたのは、2回生から2人、1回生から4人である。
清楚系、元気系、スポーティッシュ系、小動物系、グラマー系、しっとり系、それぞれタイプは違えど、皆なかなかの粒ぞろいであり、下着姿でざわめく様は、百花繚乱である。
- 352 :〜くすぐり大好き〜かっこう〜:2013/04/22(月) 23:44:53 ID:L7U5EUrE0
- ここのスレいいねww
- 353 :かっこう:2013/04/22(月) 23:53:19 ID:L7U5EUrE0
- 触手、拘束、マジックハンドがはいった足の裏(ニーソックス)をくすぐられる美少女が読みたいです。お願いします!
- 354 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/26(金) 19:52:27 ID:TydBU0GA0
- このスレって誰かがSS書いてる時は横から別のSS投下したりしたらまずいの?
- 355 :くすぐり好きの名無しさん:2013/04/27(土) 00:38:10 ID:YAmEfWzY0
- そんなことあるまいて
- 356 : ◆A2Mg8HxAbI:2013/04/27(土) 16:08:01 ID:KWdS57bI0
- てす
- 357 :ダーツ:2013/05/05(日) 01:19:40 ID:aCYwZbSo0
- 久しぶりに投稿します。
『俺のフェチ卒業試験』
俺の名前は那木修一(なぎ しゅういち)
多分どこにでもいる平凡な高校2年生だ。
学力やルックスは平均的、特に秀でたものなどない。
ただ、俺に少しずれているところがあるのだとしたらそれは性癖……だろう。
実はこの俺は『隠れくすぐりフェチ』なのだ!!
この事実は誰にも知られていはいない。
無論、家族にもである。
そんな俺もこのままではいけないと思い始めているのだ。
一般的に考えたら俺の性癖はただの変態と言っていいだろう――
確かに世の中には俺のような性癖を持った人々が何万人といるはずだ!!
……と信じている。
だが、もし友達に「実は俺、くすぐりフェチなんだ」などとカミングアウトしたら相手はどんな目で俺を見るだろうか。
もし俺がそんな大々的なカミングアウトを受けたなら、即時に視界から相手を抹消する。
無論、存在ごと。
解ってはいるのだ。
自分が変態であるということぐらい。
故に、俺は卒業しなければならない……。
『くすぐりフェチ』という呪縛から――
- 358 :ダーツ:2013/05/05(日) 01:20:42 ID:aCYwZbSo0
- 「と言うわけで紗綾、頼む、くすぐらせてくれ!!」
「はい? ん……話がぶっ飛び過ぎて意味不明なんだけど」
日曜の昼下がり、俺は幼馴染である早井紗綾(はやい さあや)の自宅に転がり込んでいた。
そしていきなりカミングアウトしたのだ。
自分が『くすぐりフェチ』であることを――
「だからだな……。俺はくすぐりフェチなんだ」
「……で?」
「だからくすぐらせてほしい」
「……それだけ?」
「うん、それだけ」
「やだ」
「即答っ!?」
俺は紗綾の即答に思わず声を上げた。
「大体なんで私があたしがアンタのためにくすぐられなきゃなんないわけ?」
「や、昔はよくやったじゃん。くすぐりっことかくすぐり鬼とかくすぐり地獄とかくすぐり拷問とか」
「最後のは捏造だけどね」
「とにかく、俺はこのままではダメになってしまうと思うわけだ」
「ほーう」
「そこで、最後に何人かくすぐってからこの性癖を卒業しようと思ってな」
「で、あたしがその対象に選ばれたと」
「や、俺、仲良い女子とか幼馴染と妹しかいないから」
「あっそ。じゃあ諦めることね」
「くっ……」
俺は思った。
このままでは紗綾を説得することは出来ない。
ならば、奥の手を使うとするか……。
- 359 :ダーツ:2013/05/05(日) 01:21:30 ID:aCYwZbSo0
- 「フッフッフ――、俺を見くびったな紗綾!! 俺はくすぐらせてもらえるならばスライディング土下座さえする事が出来るのだ!!」
「何っ!? その駄目スキル!?」
土下座する俺を見て紗綾は呆れたように面喰っている。
「お願いします!! 俺の治療だと思ってどうか1つ……」
「やだよそんなの!! くすぐったいの苦手だしそれに……恥ずかしいし」
「大丈夫だ。紗綾は可愛いから大丈夫だ」
「ちょっ!? かわっ……///」
「じゃあその代わり、宿題でもなんでも肩代わりするし、一週間パシられても構わない!!」
「随分必死なのね……」
「お願いしますっ!!」
俺の必死の願いを聞くと紗綾は小さくため息を吐いた。
「わかったわよ……その代わり少しだけだから」
「さすがですお姉様っ!!!!」
「うわぁ、なんかキモい……」
「では早速これを……」
俺は手際よく紗綾をベッドに押し倒すと持参した手錠であっという間に紗綾の両手をベッドの柱に括りつけた。
これで紗綾はバンザイの格好でベッドの上に拘束されたことになる。
「じゃあ始めるよ〜♪」
「ってちょぉ!! 拘束するなんてきいてないんですけどー!!」
「うん? だって言ってないし」
「普通に返すなぁー!!」
俺は不満そうな目で訴える紗綾を横目に、指をこちょこちょと動かし始めた。
「うぅ〜……なんかヤダ……その手」
その手を今度は徐々に紗綾の腋の下へと近づけていく。
「やぁ!? ひゃあ……くっひっひっひ……」
まだ腋の下に触れているわけではないのに紗綾は笑い声を上げる。
「なんだよ。まだやってないじゃん」
「だ、だって……えっへっへっへ……くっはっはっはっはっは……」
「くすぐる前からこれじゃあ先が思いやられますな」
「ひゃはははっ……だ、だから言ったじゃん。うっひっひ……弱いってぇ」
くすぐる前から悶える紗綾を見て、俺の我慢は限界へと達した。
「……って、そんな可愛い反応されて我慢できるかぁー!!燃え上がれ俺のコスモー!!!」
俺は手を腋の下へと接着させる。
- 360 :ダーツ:2013/05/05(日) 01:22:17 ID:aCYwZbSo0
- 「いひゃっはっはっはっは!? ちょっ、いきなりぃっ!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!!」
紗綾はくすぐったさに悲鳴をあげて笑い悶える。
「きゃぁ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁ、腋はやぁ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! やははははははははははは〜っ」
くすぐったさから逃れようと紗綾は腕をブンブン振ろうとするが堅くしめられた手錠から逃れることは出来ない。
「こちょこちょ〜」
「ひゃははははははははははははっ、こちょこちょゆーなぁ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ」
「そうなんだよ。不思議だよな……こちょこちょって言うだけでくすぐったさが倍増するんだよ」
「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! そんなん聞いてないって〜っへっへっへっへっへっへ〜っ!! あっはっはっはっはっはっは〜っ、くすぐったいぃ!!」
段々と紗綾の目には涙が浮かんできた。
それを見て俺は一旦手を止める。
「……はぁ……はぁ、お、終わったの?」
「んにゃ、まだだけど」
息を整える紗綾の顔は少し赤く蒸気している。
目にうっすらと浮かべた涙が俺の心を更に掻きたてる。
「休憩終わりっ♪」
俺は5秒経つと再び指を動かし始めた。
「いやぁ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! も、もう始まるのぉ!? きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
再び紗綾の顔には笑みがこぼれた。
腋ばっかりというのも面白くないか……。
ならば――
次に指を腋の下から徐々に脇腹へと動かし始める。
「ひぎゃあっ!? そっちはダメぇ〜っへっへっへっへっへっへっへ!!」
指がだんだんと脇腹へと移動していることに気付いた紗綾は必死に阻止しようと奮闘する。
お腹を揺らしては俺の指を薙ぎ払おうとするが、無力だ。
俺の指はあっという間に紗綾の脇腹へと到達した。
「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ムリぃ〜そこはやぁ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!!」
脇腹へと指が到達すると紗綾の笑い声が一段と激しくなったような気がする。
もしかして――
俺は指を止めると、今度は脇腹を揉みしだく。
「いっひっひっひっひっひっひひぎゃああぁぁあ!? やぁ、あっはっはっはっはっは!! きひゃははははははっ!! それっ、ダメっへっへっへっへ!!」
俺の手が紗綾の脇腹を捕らえる度に紗綾の身体がビクンと跳ねるのがわかった。
「お前の弱点はここかぁ」
「みゃはははははははははっ!! そ、そうだからぁっはっはっはっはっは!! そこはダメなのぉーっほっほっほ!!」
「こちょこちょこちょこちょこちょ〜♪」
「ふぎゃあぁぁぁぁぁぁああああああ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁーい!! ひゃはははははははっ!! やぁ〜っはっはっはっはっはっはっは〜っ!!」
あまりのくすぐったさにか、紗綾の目からは涙がこぼれた。
そして俺は再び手を止めた。
「どうだ参ったか?」
「はぁ……はぁ……はぁ……、も、もう終わりぃ?」
涙目で見つめてくる紗綾に一瞬ドキッとしながらも、もう少し虐めてやりたい気分になった。
「じゃあゲームしようぜ」
「げぇーむ?……」
「あぁ。今から10秒間、俺の攻撃に笑わずに耐えられたら紗綾の勝ち。笑ってしまったら俺の勝ち」
俺の提案をボーっとした目で聞いている紗綾を見たところ、結構限界が近いようだ。
「紗綾が勝てばくすぐりは終わり。俺が勝ったら罰ゲームで後5分くすぐり続けるから」
「……うん」
- 361 :ダーツ:2013/05/05(日) 01:22:43 ID:aCYwZbSo0
- 俺は紗綾の返事を聞くと紗綾の脇腹を一撫でする。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!!」
その一撃だけで勝敗は決まった。
多分、紗綾の身体が先程までのくすぐったさを覚えていたのだろう。
「俺の勝ちだな」
「はぁ……はぁ……負けちゃったぁ……」
紗綾はくすぐったさに溺れ、思考回路がぶっ飛んだみたいだ。
いつもとは明らかにキャラが違った。
この辺でやめておいた方が良いのかもしれない――
そう思ったが、俺は理性を保つことができなかった。
本能的に手を伸ばすと紗綾の脇腹を捕らえた。
そして再び指をこちょこちょと動かし始める。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひゃははははははっ、くすぐったいぃ〜っひっひっひ!! うひゃははははははははははははははっ!!」
すると再び紗綾の身体はくすぐったさに反応するように跳ね始めた。
「こちょこちょ〜」
俺はそんな風に囁きながら指を腋の下から脇腹へと往復させた。
「みゃはははははははははっ!! やっはっはっはっはっはっはっはっ!! きゃ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! くすぐったぁい!! いひゃはははははははははは〜っ!!」
これから先の
5分は紗綾の笑い声しか覚えていない。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっ!! やらあぁ〜っはっはっはっはっはっはっは!! やぁははははっ!! にゃぁー!! わはははははっ、きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! おなかがぁ〜っはっはっはっは!! くしゅぐっりゃいぃ!! みゃーっはっはっはぁ、にっひっひっひっひぃ〜っ、えひひひひひひひっ!! やにゃははははははははっ、うっぐ、やぁあ、ひゃっはっはっは……」
いつの間にか俺の理性と紗綾の体力に限界が訪れていた。
- 362 :ダーツ:2013/05/05(日) 01:22:58 ID:aCYwZbSo0
- 「……もうやぁ」
手錠を外されても紗綾は動ける状態ではなかった。
紗綾は汗と涙と涎でぐしゃぐしゃになった顔で俺を見つめてくる。
限界までくすぐると大変なことになるのだなと素直に思った。
「大丈夫だ。もうくすぐらない」
「……にゃぁ」
返事がすでに可笑しなことになっていた。
それだけでなく、紗綾の足がヒクヒクと細かく動いていた。
もう軽くくすぐったい感覚が境地に達したようだ。
俺は親指で紗綾の涎を拭うと、この後どう事態を収拾しようかと頭を悩ませた。
- 363 :ダーツ:2013/05/05(日) 01:24:44 ID:aCYwZbSo0
- 文才ないし表現技法に乏しさを感じると思いますがご了承ください。
- 364 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/05(日) 07:48:50 ID:tAxgnjJsO
- GJです
- 365 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/05(日) 22:42:49 ID:xnGO1Iyg0
- 久々にきてた
乙ですw
- 366 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/06(月) 00:09:44 ID:TOKmLqeQ0
- BLEACH地獄偏から
ルキアは五本の触手を操る群青と交戦していたが隙を突かれて
両腕に1本ずつ、両足に1本、計3本の触手が巻きつき拘束されてしまう。
「くそ、放せ!」
「やっと捕まりましたね・・・フフフ」
群青が怪しく笑うと余った二本の触手の先端が人の手の指のように五本に別れ、逃れようと
もがくルキアの草履を脱がして足袋の上から足の裏を軽くくすぐり始める。
「くぅ・・・くくく・・・や、やめろ・・・」
「弱いですね。足の裏が弱点なのですか?いや、違うようだ・・・」
ルキアは必死で笑いを堪えるがルキアの体をくすぐる触手は徐々に上へ上がり脇腹、お腹と侵攻してきた。
二本の触手が脇の下に触れたとたん、ルキアはついに堪えきれずに笑い出してしまった。
「ひああ!っははははは!!あはははははは!!やめてくれ!!」
「全身が敏感なのですね。しかし服越しでこれとは、どうやら脇の下が弱点のようですねぇ?」
「きゃははははははははは!ひぃっひゃははははははは!」
群青の言葉にルキアは甲高い笑い声で返事した。
群青はルキアの弱点を知るとそこを重点的に責め始めた。
いくら死覆装の上からとはいえ群青のテクニックはすさまじく、ルキアは泣きながら笑い悶えた。
「きゃああっはっは!!あはははは!頼むかりゃっははは、やめてくれ!!ひゃひゃひゃはは!!」
- 367 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/06(月) 00:11:10 ID:TOKmLqeQ0
- 「休憩です」
触手が止まった
「はぁ・・・はぁ・・・けほっ」
ルキアの呼吸が整うのを待って、群青は言った。
「次からは直接くすぐってあげましょう」
「そんな・・・ひっひはははははは!」
ルキアに絶望にくれる時間さえ与えず触手は彼女の足袋を器用に脱がし小さな足の裏をくすぐった。
「さて、お待ちかねです」
群青はワサワサと触手を脅すように動かしながらルキアの袖口に進入させる。
「ま、待て、きゃあっはっはっは!!いやあははははは!ひゃめへ!ひゃめへえははははははは!」
触手の五本の指が容赦なく脇のくぼみをつつき、なでまわし、ほじくりまわす。
ルキアは顔を真っ赤にして頭を振り乱しながら悶絶した。
「フフ・・・美しい声だ・・・」
- 368 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/06(月) 00:12:01 ID:TOKmLqeQ0
- 「ぜえ・・・・・・ぜえ・・・・・・」
約10分ほど休憩なしで脇を直に責められたルキアは汗だくで目も虚ろで意識は朦朧としていた。
「もう限界ですか?」
群青はルキアの脇をコチョコチョといじった。
「うあ・・・ははは・・・あは・・・」
ルキアはもはや笑う力も残っていなかったが、くすぐったさからは逃れられずかすれ声で笑った。
「お遊びは終わりです」
そういうと群青はルキアを水の中に沈め更に水中でルキアの体をくすぐりだした。
ごぼぼっごぼごぼぼ!
ルキアは無理やり酸素を吐き出させられ、水を大量に飲んでしまった。
くすぐったさと息苦しさの中でルキアは意識が遠のいていった・・・。
- 369 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/06(月) 00:13:18 ID:TOKmLqeQ0
- 「うああああああああああああ!!」
激痛の中目覚めると、ルキアは薄い肌着のような着物を着て石の上に横たわっていた。
足は何も履いておらず素足だった。手首と足首は赤い鎖のついた枷で拘束されていて動けない。
「これは・・・」
「地獄の鎖ですよ」
群青が答えた。
「地獄で死んだ者は鎖で縛られる。そしてあなたは鎖で拘束されている。
つまり私の触手五本すべてを使ってくすぐることができる・・・!」
ルキアは青ざめた。二本であれほど辛かったのに・・・。
「始めましょう」
- 370 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/06(月) 00:14:27 ID:TOKmLqeQ0
- 群青の触手が服の中にも入り込み、両脇、おなか、足の裏と配置され、焦らすようにゆっくりと近づいて来て、
あと数センチのところで一気にくすぐり始めた。
「やめろやめろ!もうやめてくれ!あははははははははは!!はあっはははは!!ひああ!!
きゃははははひゃひゃはは!!もうひゃめへはははは!!ひゃひひひっひひひひ!!いやあはははは!!」
脇のくぼみを高速でワシャワシャほじられる。わき腹やおなかを執拗にもまれる。足の裏をカリカリかきむしられる。
ルキアは鎖をガチャガチャ鳴らして身をよじりながらくすぐり地獄の中で笑い悶えた。
地獄にルキアの悲鳴のような笑い声が響いた。
「地獄では死んだ者はすぐ生き返る・・・いくら笑い死にしても永遠にくすぐり続けてあげますよ・・・フフフ」
- 371 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/07(火) 22:53:37 ID:OMRzCYGA0
- ワーキングのぽぷらちゃんがくすぐられる小説書きたいと思います。
相馬さん目線と、佐藤さん目線はどちらがいいですかね?
- 372 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/07(火) 23:19:07 ID:meQ7Kiv20
- 永遠のくすぐり地獄っていいよね
- 373 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/08(水) 18:53:37 ID:v5uunkdE0
- ワーキング好きなので楽しみです。
佐藤さん視点に一票。
- 374 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/09(木) 06:27:48 ID:/aP1wObc0
- 相馬さんのほうがねちっこくて好きかなぁ
ここは第三勢力のかたなし君を推してみる 変態だし
- 375 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/10(金) 21:57:35 ID:X4fu/sSQ0
- みなさんありがとうございます!
土日まで待とうかと思ったのですが、とりあえず、相馬さん目線で書いてみたいと思います。
文才は皆無ですが、もし許してもらえるようでしたら、折角なので佐藤さん、たかなし君も書いてみようと思います。
- 376 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/11(土) 18:30:43 ID:WXAR1rrA0
- 俺の名前は相馬博臣。北海道某所にあるファミレス、ワグナリアのキッチンでアルバイトをしている。
本当はアニメを見るなり、原作を読むなりしてくれればいいんだけど、とりあえず簡単に周りの人について紹介をしよう。
自称ミニコンで、小さいものなら(ミジンコでも)何でも愛せるホール担当たかなし君。
そんなたかなし君に(小さいから)好かれている、たかなし君の学校の先輩でもある元気いっぱい小さいホール担当種島さん。
種島さんと仲が良く男性恐怖症で、男性を見たら殴ってしまう何気に普通のホール担当伊波さん。
そんな伊波さんを(主に胸囲を見て)時々哀れんだ様子で見ていて、何かと問題ありな研修中ホール担当山田さん。
山田さんを可愛がりながら店長に一途でおしとやかな帯刀ホール担当轟さん。
そんな轟さんに叶うはず無い片思いをしている(種島さんに八つ当たりすること多数)胃薬常備の怖そうだけど実はいいひとキッチン担当佐藤君。そして、佐藤君とともにキッチンを担当する俺が相馬博臣。
俺の説明が少ない?いいのいいの、気にしない気にしない。
こんなファミレスでバイトしながら、ゆるゆるしている。今からお送りするのは、そんな日常の一ページ。
物語が一ミリも進んでいないし、原作もおそらくブレイクしまくるのに文才のなさだけが露呈してしまった…。
こんな拙い文章ですが、よかったら見てください。(*・ω・)ノ
- 377 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/11(土) 23:53:31 ID:WXAR1rrA0
- 実を言うと、ワグナリアはお客さんがそんなにたくさん来る訳じゃない。
そこまで人気のお店、というわけではないんだ。
とはいえ、いくら人がいなくても閉店時間前に店をおろすわけにはいかない。女子は休憩室で楽しくお話中だし、ホール担当の黒一点たかなし君もさすがに気まずかったのか(伊波さんが怖かったのか)俺らがいるキッチンにやってきて、こちらは男性陣で話していた。
「今日も山田は皿を12枚割りました。全く…。いつになったら仕事覚えるんだ、あいつは」
たかなしくんはキッチンに来るや早々いつもの通り山田さんのグチ。
教育係としては、かなり疲れるんだろう。ため息にも気持ちが入っている。
「あぁ、たかなし。冷蔵庫の中身、また納豆がぎっしりだ。よく伝えてくれ。」
佐藤君のあきれたような声もいつものこと。山田さんは店の屋根裏に住んでるから、なにかとキッチンも使うらしい。冷蔵庫が納豆臭いのは俺もヤダし、たかなし君からガツンと言ってもらいたい。なんか最近二人とも山田さんのグチが多いな。ま、あれだけミスしてりゃ仕方ないけどね。
「伊波さんは最近マシですが…。やっぱり先輩が一番ですね。しっかり働くし、なによりも小さくてかわいい!あぁ、先輩を娘にしたい…。今日も壁に身長の線を書いて前のと比較して落ち込んでましたよ。かわいいなぁ…。」
たかなし君、最近いよいよ持って変態度が増してきた気がする。前からひどかったけどね。手を組んで乙女のようにうっとりと種島さんについて語るたかなし君を見て思う。
俺が今、種島さんのことをくすぐってみたいと思ってる、なんて伝えたら…。
どんな顔して、どんなリアクションをとるんだろうな。
閉店時間、一時間前。
「ねーねー!トランプやらない?」
噂をすれば何とやら。身長に見合わない大きなポニーテールを揺らしながらキッチンに来たのは種島さん。小さい手にはきれいにケースに収められたトランプ。
「お店にも人こなさそうだし!人が来たら杏子さんが教えてくれるから大丈夫!折角だし、ね?」
あぁ、大丈夫かな。このお店。一瞬よぎった考えをすぐに打ち消していつも通りの笑顔を作る。
「種島さん、女子はみんな参加するの?」
俺が聞くと少し残念そうな顔で
「八千代さんは杏子さんのパフェ作らなきゃいけないからできないって。他の人は全員参加するよ」
と答えてくれる。
さぁ、どうでるかな。たかなし君は…。行くな。確実に。あの種島さんをみる目つきを見ればすぐ分かる。
問題は佐藤君。轟さんいないんじゃ、行かないかな?
「分かった。行く」
佐藤君はため息をつきながらたばこを消した。
少し意外。
「二人が行くなら、俺もいこうかな」
轟さん以外全員参加のトランプ大会。おもしろそうなイベント。
ふと俺は思いつく。
これって、種島さんを堂々とくすぐれる、いい機会なんじゃないか?
- 378 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/11(土) 23:55:22 ID:WXAR1rrA0
- 普段は狭さなんてまるで感じない休憩室も、さすがに6人も入ると少し窮屈に感じる。
この人数でやりやすい、と言うことでババ抜きに決定。
机を真ん中に持ってきて、いすを円上に並べる。
…。営業時間中だよね、今。
思わず冷静にツッコみそうになるところを押さえて、目標に向けての作戦第一段決行。
「あ、そうだ。せっかくやるならさ、罰ゲームつけようよ。やる気でるし」
さも今思いつきましたというように提案する。
「いいね!楽しそう!」
「山田、ワクワクしてきたー!」
いいお返事は元気な二人。俺が携帯電話がないと意志疎通できない伊波さんに種島さんが「いいよね?」と確認をとる。
男性陣は口出しは基本しないし、決定だ。
「それなら、公平性もかねて先に決めておきましょうよ。全員同じなら、不平等じゃないでしょう」
たかなし君、ナイスフォロー!まぁ、彼としては女装がイヤだったんだろうけど、俺にとってはすばらしいヘルプだ。
「あんまり辛くなくて、罰ゲーム性があるもの…」
うーん、と首をひねる種島さん。俺も考えるフリ。本当にやりたいことは当然決まっている。
「くすぐり、とかでいいんじゃないかな?コレに時間かけてももったいないしさ」
さらっとこともなげに提案。とか、とつけるのもポイント。曖昧にすることで異議を減らす。しかし、一人が異議を申し立てた。
「おい、相馬。それっ…はっ…」
悪いけど、せっかくのチャンス、潰させたくはない!
イヤそうな顔をした佐藤君の後ろにさっと回り、キッチン服の中にさりげなく手を入れてなでるようにくすぐる。
10秒くらいたったところで、息を荒くして突っ伏す佐藤君出来上がり。
イレギュラーだったけど、利用させてもらう。
「あっれー?佐藤君。前はもうちょっと我慢できたのに、短くない?あぁ、やっぱり直では辛いかな?」
プライドが傷つけられたか、恥ずかしいのか。金髪から見える佐藤君の耳は真っ赤だ。
これ見よがしに言ったおかげで、ほら、種島さんが食いついた。
「相馬さん!佐藤さん、前もくすぐられたの?くすぐり弱いの?」
普段から佐藤君に身長のことでバカにされてるからか、いたずらそうな目の種島さんが俺に尋ねる。
ここでばらして佐藤君の反応を楽しむのもありだけど、今日の目的はそれじゃない。
「じゃあ、種島さんが最下位にならなかったら教えてあげるよ」
俺が言った瞬間、佐藤君と種島さんの目が光る。
ほぅら、作戦通りだ。
種島さんは気づいてないかもしれないけど、彼女はハイリスクハイリターンだ。
佐藤君は、プライドのためにも種島さんを何とかして最下位にするだろう。こうして、佐藤君も結果的に俺の手伝いをしてくれるってわけ。
「本気出しちゃうからね!」
笑顔の種島さんを見て哀れになってくる。
種島さんが勝っても、俺は話さないよ。スレチだしね。
- 379 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/11(土) 23:57:35 ID:WXAR1rrA0
- 前置き長くてごめんなさい(^_^;)
本編にはいる前に、ここをなおした方がいいなど、アドバイス等ありましたらぜひ、お願いします。
- 380 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/13(月) 01:09:40 ID:aIM6Eh.kO
- 山田がくすぐられる話もみたい
- 381 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/13(月) 23:27:34 ID:UTaA7lSo0
- ゲームは順調に進み、最後に残ったのは佐藤君、種島さん。
そして山田さん。
こうなると、佐藤君をこっち側にしてよかったと思う。
佐藤君が種島さんを最下位にしてくれなければ、山田さんが最下位になっちゃうし。
佐藤君の苦労のかいあり、見事種島さんが最下位としてゲームを終えた。
「うあー、負けちゃった」
持っていたカードを投げ出して突っ伏す種島さん。
カードをせっせと拾うたかなし君。
佐藤君はありありとは出さないが明らかにホッとしている。
「じゃ、種島さん。罰ゲーム、ね」
「うん…。あんまり辛くしないでね?」
ほほえむ俺に上目遣いの種島さん。うわ、たかなし君だったら完璧アウトだよ。
「たかなし君、種島さんの腕、押さえといてくれないかな。暴れちゃうと危ないでしょ、やっぱり」
「あぁ、先輩が怪我したら大変ですもんね。優しく押さえます!」
はは、種島さんは大変だけど、たかなし君は変態だな、なんちゃって。
最初に一位の人がくすぐる、という権利を付けたため俺が堂々とくすぐれる。こうしないと、率先して俺がくすぐるのは違和感あるからさ。
山田さんが屋根裏から布団を持ってきて、その上に邪魔だからかポニーテールをほどいた種島さんが仰向けに寝っ転がる。
少し遠慮したように細い腕をたかなし君が握る。
さぁ、準備オッケーだ。閉店まであと30分。ゆっくり楽しもうじゃないか。
ついでに、俺の体勢は種島さんの左足を跨いで膝立ち。
お腹の上に座れると、固定もできて楽なんだけど…。太ってはないけど俺は成人男性。種島さんがつぶれてしまう。
左手を種島さんの右脇にそっと触れさせるだけで種島さんはギュッと目をつぶり、ビクッと体を震わす。相当弱いな、きっと。
でも、最初から本気で行くなら脇に両手当てればいいのに、何で当てないのか、とか思わないのかな。思ってないだろうし、考えてないんだろう。俺の右手がどこにあるかなんて、さ。
「リラックス、リラックス。種島さん」
「無理だよっ!」
まぁごもっとも。
「じゃあ、カウントするね。5、4、3、2。…い…ゲホッゲホッ…」
最後まで言い切らず、俺は激しくせき込む。
「そ、相馬さん!?大丈夫!?」
種島さんが思わず目を開けて心配そうに俺をみる。
たかなし君の冷たい目線が刺さる。やだなぁ、演技だと思ってるの?
「ひゃはっ?!足くしゅぐったいいいいいっ!!ちょっ、だめぇぇ!」
俺が潜ませていた右手が種島さんが目を開けたと同時に右の足の裏をくすぐる。5本の指が種島さんの足の裏で、自由に不規則に遊び回る。
「じゅるいいひひひひひひっ!たんみゃっ!しゅとっぷぅぅぅぅ!」
まだすこしくすぐっただけだし、やめるのもつまらない。指を一本に減らして、足の裏を上から線を書くようになぞる。
「はぁっ…。きゃっ…。はぁっ…。ひゃうっ!」
俺の指が土踏まずをなぞると反応する種島さん。おもしろいなぁ。
「言いたいことをどうぞ?」
俺が促すと、種島さんは行き絶え絶えにそれに応じる。
「相馬さんがっ!せきこんだかりゃっ!心配したのにゃっ!騙すなんちぇっ!ひどひよっ!」
語尾と重なるように土踏まずをなぞると、反応が大変おもしろい。
「あはは、ごめんごめん。悪意はなかったんだ」
「嘘だっ!」
「ネタが古いかなー?」
うそつき呼ばわりはさすがに心が痛む。なぞっていた指を1本から両手の10本に増やし、くすぐる、というのを如実に表現するように激しくめちゃくちゃにくすぐる。ただ、力は強くしない。痛くしちゃあ意味がない。くすぐったいって、思わせないとね。
「あひゃひゃひゃひゃっ!りゃめっ!くしゅぐりやめてへへへへへぇっ!ちゅよくしなひでぇっ!きゃははははははははっ!むりぃひひひっ!」
よかったよかった。かわいい笑顔になってくれた。
「種島さん、そろそろ上行っていいかな?」
上、とはつまり上半身のこと。足が弱点って人も少なくないけど、おなかにわき腹、脇に首と弱点が多いのは上半身の方だ。
「きゃはははははっ!だめっ!だめぇへへへへへっ!」
- 382 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/13(月) 23:30:58 ID:UTaA7lSo0
- 「なんでー?もしかして、上だったら耐えられる自信がないのかな?種島さん、くすぐりにすっごく弱いんだね」
「よ、弱くなんかなひもんんんんっ!あははははははぁっ!」
「大丈夫なんだ。よかった。じゃあ上行くねー」
事も無げに言うと種島さんが体をよじって抵抗する。よっぽど弱いと見えた。弱くないと言いながらも大爆笑の種島さんを無視して上半身に手を伸ばす。
「にゃっ!ひゃはははははははははははははははあっ!ひゃっ!きゃははははははははっ!」
お、当たりかな?わき腹に軽く触れた瞬間、大きく体を仰け反らせて反応する種島さん。ここを徹底的にいじめてもいいけど、今はいったんスルー。お腹、脇にも手を伸ばす。
お腹は触れるか触れないかギリギリのところでくすぐる。服の上からなのに触れる度に声を上げる。
脇は親指で揉みほぐすように強く。10秒たったら指の先を使って閉じたり、開いたりを繰り返す。また10秒。なれないように、不規則に。
「きゃはははははっ!りゃめぇへへへへへっ!」
うーん、やっぱりわき腹は段違いだったな。言葉になってなかったし。
「種島さん、わき腹が弱いのかなー?」
言葉に出して聞いても、返ってくるのは否定のみ。
「ちがひゅぅっっ!しょんにゃことなひひひひひひひひいっ!」
わき腹をふにふにと揉むと、いっそう高い声が響きわたる。
「にゃはははははははっ!やめちぇっ!もうむりぃっひひひひひひっ!」
「こちょこちょこちょー」
声に出してそういってみる。
「やめへっ!こちょこちょやめれへへへへへへぇっ!」
この言葉の魔力は言わずもがな。さらに口を耳に近づけて息が耳に当たるようにする。
「耳もやだぁっ!きゃはははははっ!」
足をばったんばったんするおかげでときどき俺に鈍いキックが当たる。痛いなぁ…。
「種島さん?足、あんま激しく動かさないでね」
そういって片手で足の裏を軽くくすぐると、先ほどのくすぐりを覚えていたのか、これまた良いリアクション。足の指を開いて閉じて、なんとか俺の指から逃げようとする。少しでも和らげようとしているのかもしれない。優しい俺は足へのくすぐりをやめてわき腹へ移動。
「足やめてあげたから、ね。よかったねぇ、種島さん」
「よくにゃひひひひひひぃっ!じぇんじぇん!だめぇへへへへへっ!
きゃはははははははぁっ!おねがいっ!やめてぇへへっ!」
時計をちらっと確認する。あと15分。時がたつのは早いものです。
「じゃあ種島さん、ゲームでもしない?」
- 383 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/14(火) 22:01:25 ID:XqncDFJE0
- 乙、相馬さんは責め手が似合う
- 384 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/15(水) 17:47:38 ID:iHVVoJ.M0
-
種島さんが俺の話をしっかりと聞けるようにくすぐりを弱める。指の腹を使って5本全部の指を使って円を描くようにする。
「ひゃっ…ゲーム…?」
すっかり目はトロンとして、顔も紅潮している。吐息も荒い。結構ハードだったのかもな。反省しないけど。
「うん、俺がこれから出すお題を種島さんがしっかり言えたら種島さんの勝ち。どう?」
「やるっ!きゃふっ…やるかりゃっ!」
必死に首を振りうなずく。
「じゃあ、生麦生米生卵って3回言って?」
「いっ…いじわるっ!ひゃんっ」
「いわないの?」
「にゃまむぎっ。にゃまごめっ。にゃまたまごっ!」
「はーい、にゃになってからやり直しねー。失敗したからくすぐり強くするよー」
一気にわき腹を両手で揉む。これって、下手にくすぐられるよりよっぽどきくんだよね。
「にゃははははははははははははははぁっ!きゃふふふふふふふっ!たんまぁっ!たんみゃはははははははははっ!」
「さぁ、どうぞー」
「にゃまぁはははははははっ!」
「はーい、もう一回」
こんなことを繰り返すと、終わらないのは分かっているけど、このやりとりを五回ほど繰り返した。するとまぁ、人間は進化するもので種島さんも少しずつ言えるようになってくる。
「にゃまむぎひひひっ!にゃまごめへへへっ!にゃまたまごぉっ!」
「お、やっと3回言えたね」
「やったぁはははははっ!だからっ!だかりゃやめてぇへへへへっ!」
「でもにゃだったからもう一回ね」
「ひどひいいいっ!ばかぁはははははははっ!」
「バカって言った?ひどいなぁ」
揉むのをやめて今度は脇に移動。右手の五本全部の指で円を書くようにくすぐって、左手の五本全部の指先を自由に遊ばせる。左右違うと対応に困るようでひたすらに笑って許しを請いながら体を悶えさせる。
「あはははははぁっ!きゃはははははははははははははははっ!死んじゃうってぇへへへへへへへへへっ!にゃはははははははははははははははははぁ!」
「まぁ、さっきのは合格にしてあげるよ」
「やったぁはははははっ!じゃあっ!じゃあやめてよぉほほほほっ!」
「じゃあ次のお題ー」
「なにしょれぇへへへへへっ!」
「私は小さいです。どうぞ」
「ちっちゃくなひもんんんんんぁははははははっ!ちっちゃくなひんだかりゃあははははははははっ!」
「くすぐり続けてほしいのかな?」
「しょんにゃことないでしゅぅっ!いいましゅからっ!わたしはぁははははははっ!ちいしゃいでしゅううっはははははははははっ!」
「よくできました。次最後ね」
もう閉店時間はすぐそこに迫っている。そろそろやめないとね。
「お仕事がんばります。どうぞ。最後だから、一気に強くするよ?」
言葉の通り、また手をわき腹に戻し、指の先で激しくくすぐるのと揉むのを繰り返す。
「あひゃひゃひゃひゃひゃっ!きゃふはははははははははっ!にゃぁはははははははぁっ!お、おしごと、がんばりましゅっ!きゃはははははっ!」
- 385 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/15(水) 17:49:44 ID:iHVVoJ.M0
-
指定した言葉を聞くと、俺は今までが嘘のようにくすぐりをピタリと止めた。それと同時に、ずっと種島さんの体を押さえていてくれたたかなし君に、目でもういっていい、と合図する。
「ふぇ…。はぁっ、はぁっ…。しょうま、しゃん…?」
「ゲームは種島さんの勝ち。ご褒美は罰ゲームの終了。不満かな?」
俺が聞くとぶんぶんと首を振る。まだぼんやりしてるけど、拘束がなくなり自由になった腕を動かして起きあがる。
「お疲れさま、わりかし辛かったかな。はい」
まだ焦点が定まらない様子の種島さんの手に個包装のチョコレートを一つ、乗っける。
「チョコ…?」
「うん。がんばったご褒美ね。もう閉店だから、片づけしなきゃ。さっき言った言葉、なんだった?」
「お仕事、がんばります!」
思い出したのか、笑顔で答える種島さん。
「そうだね。自分で言ったんだから、あそこに混ざってしっかりやってきなさい。またくすぐるよ」
終盤から片づけを始めていた空気の読めるホールの人たちの所を指さす。
「うん!チョコありがとう!」
疲れているはずだけど、いい笑顔で返事をして走っていく種島さん。
「先輩、可愛かったですね。おれもくすぐりたかったですよ」
「あぁ、もうっ!思い出させないでよっ!あ、チョコもらったんだよ!相馬さんいい人!」
「あはは…。よかったですね」
「うん!」
「あ、先輩そんなジャンプすると危ない…おっと」
ドンッ
「きゃああああっ!?ごめんなさいたかなし君っ!!」
「うぎゃあああっ!?勘弁してくださいっ!伊波さん!」
「葵ちゃん、それなあに?運ぶの手伝おっか」
「い、いえっ!大丈夫です!きゃっ!」
ガシャッ
「割れた…お皿?」
「山田ッ!またお前は!」
「違います!違うんです!」
「八千代、パフェ」
「はぁい、杏子さん」
ちらり、とキッチンに戻りながらホールをみると、いつもの光景。有言実行っていうのかな。しっかりと仕事する種島さん。みていてほほえましいな。そんなことを思いながら未だホールを見続けていると、頭に軽い衝撃。
「佐藤君!フライパンはやめてっていつも!」
「お前も仕事しろ。ほら」
そういって布巾を俺に手渡す。振り返るとすでに佐藤君は後ろ姿になっていた。相変わらず素っ気ない。
「俺も、仕事するか」
手渡された布巾をしっかりと握り、佐藤君の後を追いかける。
ワグナリアは、きっといつまでもこんな感じ。
- 386 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/15(水) 17:56:06 ID:iHVVoJ.M0
- つたない文章につきあっていただき、ありがとうございました(*・ω・)ノ
ラストがああなったのは、バッドエンド書くのが苦手だからです。
言い訳じゃないですけど、ワーキングだったらほのぼの終わるのがらしいかなって。あと、自分が腐女子であるということも関係ないです。ラストにそういう意図は含んでおりません。
言い訳じゃないんですけどね。
感想等いただけましたら、泣いて喜びます。こんな文才皆無の私につきあっていただき、本当にありがとうございました。
多分また来てしまいますが、お願いします(*・ω・)ノ
- 387 :こんにちは:2013/05/16(木) 02:07:04 ID:bSQ6HFm.0
- こんにちは
予約します
当日商品を出しました
4-7日到着します。
よろしくお願いします
www.gagalen.com
www.bagv5.com
- 388 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/16(木) 11:40:17 ID:LDC4kEJkO
- ここまでやって大丈夫かと思ったら綺麗に終わって良かったww
あれだけくすぐってもチョコ一つで和解する種島さん可愛い
またいつか書いて下さいな
- 389 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/19(日) 02:27:12 ID:s26nrHDE0
- BLEACHのルキアとアーロ二ーロの戦いの後あたりのパロ
夜迷宮のある一室で笑い声が響いていた
「はははははははははは!あっはっはっはっは!」
「そろそろ観念したらどうや?」
市丸ギンはアーロニーロとの戦闘で瀕死状態だったルキアの傷を治し、
手足を広げるように拘束してくすぐり拷問にかけていた
ルキアは服は着ていたが薄い死覆装は大して防御力がなかった
「きゃはははははは!」
ルキアのおなかをギンの手が這い回る
「ソウルソサエティの戦略言うまで止めへんで〜」
ギンはルキアの首筋をくすぐりながら言った
「うくく・・・だ、だから知らぬ・・・私達は独断で・・・くうう・・・!」
「ルキアちゃんコチョコチョ弱いくせに我慢強いなあ」
ギンはいったんくすぐる手を止めた
「はあ・・・はあ・・・もう・・・止めてくれ・・・」
ルキアは肩で息をしながら頼んだ
「嫌やよ。ルキアちゃん笑うと可愛いもん」
「この・・・変態が・・・」
「ヒドイこと言うなあ。お仕置きや」
そういうとギンは刀を抜き、振り下ろした
「っ!!」
シュッシュッ
ルキアは斬られる事を予測して目を閉じたが、痛みを感じないので目を開いてみた
「きれいな脇やね」
ルキアの死覆装の袖が肩から切り落とされ、脇の下が見えていた
「貴様・・・!」
- 390 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/19(日) 02:28:12 ID:s26nrHDE0
- ルキアは脇の下を見られて顔を赤くしている
「恥ずかしがってる顔も可愛いなあ。足袋も脱がしたるわ」
「おい止めろ!」
制止もむなしく、ルキアは素足と脇を無防備に晒す姿になってしまった
「まあ僕はちょっと休憩するから続きはその子に任せるわ」
ギンはルキアの背後を指差した
ルキアは振り返ってそれを見ると言葉を失った
そこには千手観音のように大量の腕が生えた破面がいた・・・
「藍染隊長が僕の為に作ってくれたんよ」
「く、来るな、よせ!」
破面の大量の手がルキアを包み込むように全方位からくすぐりだした
「きゃあっはははははははははは!ああはははははははははは!
いひゃははひひゃっひゃははははっはははは!うひあははははははは!」
ノーガードの脇を埋め尽くすように何十本もの指がうごめく
死覆装の中にもぐりこんだ手は脇腹を揉んだり、背中を撫で回したり、
お腹をつついたり、へそをほじくったりした
足の裏は爪を立てて引っかかれ、足の指を固定されて指の付け根や指の間を
器用にくすぐる手もいた
「ふぎゃああっはっはっはっはっはっはっは!あひひひひひひひひひ!
きゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!ひゃへれふへええ!きゃあっははははははは!」
ルキアはもはやどこがくすぐったいのかも分からなかった
暴力的なくすぐったさで頭の中がかき回されるようだった
「ソウルソサエティの作戦言う?」
「い、言う!言うからあっははははははは!もうやめへっはははははは!」
あまりのくすぐったさの濁流にルキアは耐え切れなかった
- 391 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/19(日) 02:29:31 ID:s26nrHDE0
- 「はいストップ」
ギンの言葉で破面はくすぐりを止めた
「っはぁ・・・っはぁ・・・っはぁ・・・っはぁ」
ルキアは息をするのでやっとだった
「早よ言わんとまたコチョコチョの刑やで〜」
「言うから・・・もう・・・やめてくれ・・・6番隊と・・・
5番隊と・・・4番隊の一部が・・・来る予定だ・・・」
ルキアは息も絶え絶えにでたらめな事を言った
言ったところでどうせ一時しのぎにしかならないだろうが、
これ以上くすぐられたら死んでしまうとルキアは思っていた
「ルキアちゃん」
「はあ・・・はあ・・・なんだ・・・」
「正直そんなのどうでもよかったんよ。ルキアちゃんくすぐる口実がほしかっただけ。
まあ今日はもう限界みたいやしゆっくり休んで明日からまたよろしくね〜」
そう言ってギンはルキアの拘束を解いて部屋から出て行った
「そんな・・・」
拘束を解かれたルキアは疲労と絶望で崩れるようにくたっと床に倒れた
- 392 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/19(日) 02:30:21 ID:s26nrHDE0
- それから数時間して疲労がだいぶ回復したルキアは部屋を脱出して
暗い廊下を走っていた。ぺたぺたと素足のまま走りながら考え事をしていた
「なぜ扉に鍵がかかっていなかったのか・・・」
つぶやきながら走っていると前方に影が見えた―――あの千手観音のような破面だった
「ひっ!!」
ルキアは恐怖から別の道に入った。しかし、なんとその先にもその破面がいた。
あわててまた別の道に入るも、そこにもその破面がいた。
完全に取り囲まれてしまった。ルキアはあっさり捕まって手足を広げられた。
「いやあああ!!頼むからもうくすぐりだけは・・・!」
「ゆっくり休んでね言うたのに〜」
ギンがなぜかそこにいた
「まさか貴様わざと鍵を・・・!」
「ああそういえば鍵かけ忘れとったわ〜」
3体の破面たちがルキアの体中をくすぐり始めた
「ひいいい!ひぎっはははははははははは!あひゃはははははははははははははは!
きゃあっはははははは!ひぬううう!きゃははははははあっははははは!誰かあはははははは!
たすけてえはははははははは!ははははははははは!ひはははははははははは・・・!きゃはははは・・・・!
あは・・・あひ・・・!!」
もう吐き出す酸素がなくなりルキアは笑い声も出せなくなってきた
「・・・・っ!!!・・・っぁは・・・!!!」
ルキアは肩を震わせて目から大粒の涙を流して笑っているが声が出ていない
「・・・ひ・・・あう・・・・・はは・・・・う・・・・・」
徐々にルキアの動きが小さくなり、最後には気絶してしまった
- 393 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/19(日) 02:31:28 ID:s26nrHDE0
- それから数時間後
「う・・・」
ルキアが目を覚ますとまた最初の部屋で拘束されていた
「おはようさん」
目の前には不敵な笑いを浮かべたギンがいた
「これからは僕がくすぐったるからね〜」
「もう作戦は言っただろうが!放せ!」
「だからそれはどうでもよかったんやって。でもただくすぐるだけじゃつまらんしなあ・・・。
そうや、ルキアちゃん、『ギン様大好き』って言ってくれる?」
「ふざけるな、誰が!」
「決まりやね、言うまで止めへん」
ギンはルキアの脇に手を触れ、くすぐりだした
「きゃあ!・・・ははは・・・?・・・ひい・・・?ち、力が・・・?」
ルキアはくすぐったさを堪えようとしたが力が入らなかった
「力抜けてまうやろ?僕はくすぐってる相手を脱力させることができるんよ」
「きゃははははは・・・うくく・・・やはははははははは・・・」
ルキアは弱い笑い声に反して凄まじいくすぐったさを感じていた
目はとろんとして焦点が合わなかった
「くすぐったさってのはね、1種のストレスなんよ、
脇の下や足の裏に何か触れたときに笑うことでストレスから逃れようとする、それがくすぐったさや。
でも力が入らなかったら笑えなくてストレスを発散できん。ようはくすぐったさを最大限に感じるっちゅうことや」
「そんな・・・ひひい・・・はきゃはははは・・・やめて、はははは・・・やめてくれ・・・」
ルキアの頬を伝う大量の涙がくすぐったさを物語っていた
ギンは無防備なルキアの全身をくすぐる
「さっきはくすぐられて笑いすぎて窒息して気絶したけど僕のくすぐりはそんな甘くないからね」
体力を消費しないので疲れたり気絶することなく永久にくすぐられるのだ
「いやはははははは・・・やめへはははははは・・・やめて・・・くださひいい・・・」
「やめてほしかったらなんて言うんやったっけ?」
- 394 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/19(日) 02:32:08 ID:s26nrHDE0
- 「あはははははは・・・もうやめ・・・きゃははははは〜・・・」
ギンはくすぐりをやめた
「うう・・・」
ギンのくすぐりは体力を奪いはしなかったが体中を駆け巡る逃げ場のないくすぐったさはルキアの精神に確実にダメージを与えていた
「ルキアちゃんがんばるね、もう終わりやけど」
ルキアの背後にはあの千手観音のような破面が立っていた
「僕らが同時にくすぐったらルキアちゃんどうなってまうんやろね」
「分かった!言うから止めてくれ、止めてください!」
「お?言ってくれるん?」
ルキアは屈辱と羞恥で赤くなりながら言った
「く・・・ギン様大好き・・・」
「うわあ、可愛いなあ〜今のルキアちゃん」
「そんなに可愛い顔されるともっとくすぐりたくなってまうわ」
破面とギンの手が再び伸びてくる
「な!?は、話が違ふあっ!!くうっははははは・・・ひひひはああ・・・きゃひゃははっはは・・・」
ギンのくすぐりで力の入らない体に破面の強烈なくすぐりが襲い掛かる
先ほどの嵐のような暴力的なくすぐりは頭の中がメチャクチャにかき回されるようだったが
いまのくすぐりは頭の中がとろけて真っ白になりそうだった
「きひひははははは・・・かはははは・・・うくく・・・やめて、やめて・・・あははははあ・・・」
ルキアの悶絶は続く・・・
- 395 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/22(水) 23:24:44 ID:2QxVA/Bg0
- ワーキングのやつ書いた者です。
大して日にちが経っていないのにまた来てしまいました。今回は、佐藤→山田で書きたいと思います。
需要が全くないかもしれませんが、なんかこのコンビ好きなんです。すみませんっ!
二作目、読んでいただけたらうれしいです(*・ω・)ノ
- 396 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/22(水) 23:41:36 ID:SuZC4PoE0
- 乙です、
続き楽しみにしてますw
- 397 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/23(木) 22:51:03 ID:jXTCJYqI0
- 山田いいな〜 お仕置きと称してめっちゃくすぐってあげたい
- 398 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/23(木) 23:46:04 ID:Be3RFMvA0
- 偶然にも397さんと同じ様な意見でした!
お仕置きとは少し違うかもですけど、楽しんでいただけるよう頑張ります(*・ω・)ノ
- 399 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/23(木) 23:46:57 ID:Be3RFMvA0
- カレンダーをめくると、今日は世にいうハロウィンだということが分かった。だというのに、キッチンには新メニューの知らせ一つ届いていない。大丈夫なのか、この店。
隠しきれない一抹の不安はため息となって現れる。
「佐藤君、どうしたの。ため息なんかついて」
俺に尋ねてきたのは同じキッチンで働く相馬だった。
「いや、この店大丈夫なのかと思ってな」
「あはは、なんとかなってるのが、逆にすごいところだよ」
確かにその通り。相馬の言葉に心の中で納得する。混んではいないが、空いてもいないなか、俺らも仕事に励む。
一通り客をさばき終え、そこそこキッチンも暇になったところである客がやってきた。
「トリックオアトリートです!山田にお菓子をください!」
いつもの制服からわざわざ別の服に着替えてキッチンにやってきたのは山田だった。八千代以外の服に興味なんか持ったことはないが、無駄に露出多くね、と思わず呟く。
「佐藤さんの変態!早くお菓子をください!」
しまった。妙なことをいったせいで相馬にこれを押しつけられなくなってしまった。ちらりと時計をみる。俺の休憩時間5分前。
「山田、俺は今から休憩だ。おまえは働け」
いつもかなり働いてるんだ。5分くらい早めに休憩させてもらっても、罰は当たらないだろう。
「あ、山田も今からです。ちょうどよかったですね!佐藤さん
」
最悪だ。こいつの勘違いだという希望にすがるためにも、表を確認。山田と俺は同じ時間だった。伊波と同じ時間だったときと同じくらいの憂鬱を感じている。
ただの偶然だが、ふと破損報告書に目がいった。
山田、山田、やまだ、山田、ヤマダ、山田、YAMADA、山田、ヤマダ…。
永遠に続くのではないかと思う山田の羅列。所々表記が変えられているのが腹立だしい。一瞬家電量販店を思い浮かべてしまった。
そして思う。そうだ、今日はハロウィン。なぜ、立場が逆転してはいけないのだろう。
- 400 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/23(木) 23:48:05 ID:Be3RFMvA0
-
「山田、今日はハロウィンだ。」
休憩室、イスに腰掛けそう話し始める
「?さっきから言ってるじゃないですか。だからお菓子を」
「でも、おまえだけが希望をいえる日ではないよな」
「?」
疑問符を頭の上に浮かべる山田にはっきりと告げる。
「トリックオアワーキング、だ。働くか殴られるか選べ」
「バイオレンスっ!ちょっと待ってくださいよっ!おかしいです!フライパン用意しないでください!」
涙目の山田をみてフライパンをとりあえず下げる。
「じゃあ殴られるか蹴られるか投げられるか選べ」
「ストォーップ!別の選択肢をください!えと…えと…。」
忙しなくうろうろして目を泳がせて考え込む山田。
「あ、くすぐりならいいですよ。山田、自信あります。種島先輩の様にはならないのです!」
前の種島の件を思い出してか、そんなことを言う山田。
「ん、まぁいいか。」
俺も人を殴りたいわけではない。相手に傷が付かないのなら、そっちの方がいいだろう。そう思い、破損報告書をみる。
ここ5日で山田が割った皿やコップの総計、24個。
…多すぎだろ。どんな神経してたら5日で24個も物壊すんだ。
「横になれ。布団、持ってきたいなら持ってこい」
「布団持ってきます!」
山田は気づかなかっただろうか。俺の声が、割と不機嫌だったことに。
「持ってきました」
山田は持ってきた自分の布団に横になり、自ら大の字を作った。いい度胸だ。
「山田、24分だ。我慢しろ」
「はいっ!?長すぎます!なんでそんなに多いんですか!」
「おまえにそっくり言葉を返す。何でそんなに物壊すんだよ。24ってのは、お前がここ5日間で壊した物の数だ。分かったな」
「あぅ…。でもでも、長すぎますよ。少しは温情という物を…」
「あぁ、俺もそう思った。だから20分だ。あと、お前が店の調味料を少しずつがめてたり、オーダーミスしたりした分を加えて24分。妥当だろう」
時間の長さに呆然としてか、山田は口をぱくぱくさせた。あれは今までの自らの行動を反省しているわけでは決してない。分かる。
「弱くないんだろ、我慢しろ。行くぞ」
偶然にも前の相馬と同じ体勢で山田に覆い被さる。平均くらいの背丈の山田に対し、俺は背が高い方だ。さすがにこんな体勢になると山田はさっきまでの自信たっぷりの態度を早くもどこかになくし、あわあわし始めた。キッチンタイマーできっちりと24分を示してすでに体を強ばらせている山田に見せ、ボタンを押すと同時、告げる。
「スタートだ」
- 401 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/23(木) 23:51:16 ID:Be3RFMvA0
- まだ二作目なのに安定の前置きの長さでごめんなさい…。
少しまとまった長さで続き投稿したいと思っています。
…思っています!
- 402 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/23(木) 23:53:44 ID:Be3RFMvA0
- ちょうどよかったですね!佐藤さん!」
が正しいです。あと季節についてはツッコまないでいただけるとありがたいですwww
- 403 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/26(日) 14:46:30 ID:svJAYWyo0
- 俺も鬼じゃないし、さすがに最初からトバしはしない。軽く、我慢できるくらいの刺激を与える。アンダーバストよりも少し下までしかない山田の服はわき腹を軽くなぞる俺の指をいっさい阻まなかった。いや、阻めなかった。
「くふっ…。んっ…。ふふっ…」
前回の種島のように、山田の体を押さえる物はない。だから両手を使って俺の指を払うこともできるはずだが、啖呵を切ったことが邪魔をしてか山田は大の字のまま体を小刻みに震わせて耐えていた。
「さ…佐藤さん…。この程度…ですか…?」
笑わないように注意を払いながらも俺に余裕だとアピールをしてくる。本当にいい度胸。こっちは日頃からストレスが溜まってるんだ。発散させてもらおうじゃないか。
「にゃっ!?ひゃふふっ!ひっ…ひぁぁっ!」
少し、強くする。腕が少し下がってきた。意外と強いんだな。自分で言い張っているだけだと思っていた。なら、大丈夫だろ。俺は1分30秒たったあたりで一気にわき腹を激しくくすぐり始めた。
「ひゃははははははっ!にゃんでいきなりぃひひひひひっ!きゃっ!きゃはははははははははっ!」
あっさり我慢の限界が来たようだ。俺の手を払いのけようと山田がペシペシとたたいてくる。だが、全く痛くない。手をどかしてやるつもりもない。
「さーて、どこが弱いんだろうな」
ただ無言でくすぐり続けるというのも変な感じがする。とりあえず、何か話題をと思ったが、こんな状況で話せることなど大してない。
「山田はぁははははははっ!弱くなひでしゅぅふふふふふっ!あははははははははははっ!」
「それはないだろ」
ここまで大爆笑しておいて、何を今更。弱いところを探すのはわりと好きだったりする。相手が意地を張っていればなおさらだ。
「順番にいくからなー。まずは…足な」
山田はタイツをはいていた。タイツで足の裏ってヤバいぐらい効くって聞いたことがある。俺はタイツ履かないからしらねぇけど。効果音をつけるならわしゃわしゃ、と言ったように大雑把にくすぐる。指を適当に、ただし満遍なく動かす。
「あはっ!くふふふっ!ん、んぁっ!」
「ふーん、我慢するんだな」
山田の小さい足の裏は必死の抵抗とばかりに指をグニグニさせるが、声を出して笑うことはない。そこまで弱いわけではないだろう。
膝に移動して、指を開いたり、閉じたり。昔、やられた人も多いんじゃないだろうか。アレだ。絶妙にゾワゾワとした感覚を味わわせる。
「ひぁっ!んっ!んぅっ!」
笑うのを堪えていると言うよりは、笑うほどの刺激ではないのだろう。確かに、そこまで強い刺激を与えてるものではないし、ここをずっと責めていても面白くない。上に行こうとするとき、一瞬内股に手が伸びる。…いやいや、駄目だろ佐藤潤。それは変態だ。俺が好きなのはコイツじゃないだろ。頭を強く振り邪念を払い飛ばす。
- 404 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/26(日) 14:48:20 ID:svJAYWyo0
- そして少し迷った結果俺の手はわき腹に伸びた。
「ひゃっ!?くぅふふふふっ!にゃははははははははははっ!」
いきなり飛び跳ねる躯。思わず俺の方が身を引いてしまいそうになった。さっきまではそんなに強い刺激もなかったし、まぁいきなりわき腹をくすぐられたらこうなるか。
「山田ー。我慢しろ、我慢。弱くねぇんだろ」
「ひゃはははははははっ!無理いっ!無理でしゅぅふふふふふふふふふっ!きゃははははははははっ!しゃわしゃわしにゃいでぇへへへへっ!」
しゃわしゃわって…。5ほんの指全部を使って遊ばせているとそんな表現をされた。面白い表現だ。
「しゃわしゃわはイヤか。そんなくすぐったいのかー?」
間延びした声で適当に聞いてみると、バカにされていると感じたのかキッとこっちを涙目で睨んで来た。思わず俺の手を払いのけようと努力していた手を震えながら大の字に戻そうとする。4回くらい挫折しながらもなんとか両腕をピンと大の字にする山田。
「お、がんばったな。ご褒美だ」
そういって脇に集中攻撃。窪みを指で弄ぶようにくるくるとくすぐる。
「いひゃっ!きゃははははははははぁっ!らめっ!らめぇぇっ!くしゅぐったぃひひひひっ!やめてくだしゃいっひひひっ!ほんと、無理ぃっ!あははははははははははははっ!」
きつかった表情は笑顔に変わり、必死に上げた腕は俺の指をギチギチに締め付けた。正直痛い。可動範囲が狭くなったので、親指を小刻みに動かす。
「きゃぅっ!くぅふふふっ!そりぇ!やめちぇくだしゃいっ!んっ!んぁっ!ひぃっ!」
刺激自体はすっかり弱くなったというのに、まだ残る余韻からか大きなリアクション。かといって、このままではつらい。
フッ…
腕を押さえることに必死でこっちの顔なんか見ていない山田の耳元に息を吹きかける。
「にゃぁっ!?」
ビクッと躯をはねさせた拍子に俺の指の拘束もなくなる。
「ったく…。割ときついぞ、今の」
ため息を思わずつきながら、手をおなかに移動させる。そして、余分な肉が付いていないように見えるその柔肌に思い切り指を食い込ませる。マッサージのように肌をふるわせる。
「にゃははははははははははっ!ひぃあっ!ひゃぁはははははははははははははっ!しゅぅふふふふふっ!しゅとっぷぅふふふふふふっ!んぁっ!ひぃっ!きゃはははははははっ!しゃとうしゃんっははははははははははははははっ!」
「お前、ここだろ、弱いの」
リアクションを見れば明らか。なのに、こいつは未だ否定を続ける。
「ちがいましゅっ!ちがいましゅぅふふふふふふふっ!」
チラ、とタイマーをみる。あと7分。
「休憩だ。俺も疲れた」
「はぁっ!はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ」
だらん、と横になり荒い息をつく山田。正直、俺も指が疲れた。煙草を咥えて一服。気分が少し楽になる。
「覚悟っ!」
後ろからそんな声が聞こえてきて、わき腹になにかを感じる。顔を後ろに向けて確認。山田が俺をくすぐっている。バカか、こいつ。
「バーカ。効かねぇよ」
払いのけるのもめんどくさいのでそのまま煙草を吸い続ける。全く俺の息が乱れないことが分かったのか渋々やめる山田。本気でうなだれている。
「さーて、山田。もうだいぶ元気なんだな。続きいくぞ」
- 405 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/28(火) 06:55:53 ID:5cfOiDpk0
-
「やっ、山田、まだ体力が」
「仕掛けてこれるんだ、楽勝だろ。ほら、立て」
立った山田にバンザイをさせ、皿を持たせる。首を傾げる山田。
「あと7分。俺はお前をくすぐる。皿を落とした分、時間は延びる。分かったな」
「ちょっと待ってくださいっ!ひぁっ!?」
お腹をなでると早速皿を落としそうになる。
「そうだ。我慢しろ」
思わず嗜虐的な笑みを浮かべそうになるのを我慢してお腹をなで続ける。
「ひぁっ!んっ!んぅっ!にゃぁっ!?」
軽く臍の周りを指で一周してみるとおもしろい反応。
調子に乗って一本の指でクルクルとお腹をなぞっていく。
「んぁっ!ひゃんっ!らっ!めぇへっ!んんっ!」
皿を落とさないように必死な山田を尻目に、俺は背後に立つ。そして、膝の裏をさわさわとくすぐる。
「うひゃっ!?あはっ…。ふふっ!」
思わずしゃがみ込む山田。がら空きのわき腹に手を伸ばして思い切りくすぐると、山田はあっさりと皿を落とす。
「あはははははっ!ひゃっ!?」
割れた皿を見て、恐る恐る俺をみる。
「一分追加、だな」
表情も変えずにいうと山田は絶望的な顔をしたが、無視。もう一回同じ体勢。あと5分だ。
「あと5分だ。いいか、激しくいくぞ」
宣言通り、タイマーをスタートすると同時にわき腹を責める。マッサージのように激しく揉めば、躯をくの字に折り曲げて抵抗してきた。
「ひぃあっははははははははっ!きゃぁはははははははははははぁっ!ひゃうっ!ひぃっ!にゃはははははははははははははははっ!」
落としそうになるが、落とさない。ただ、それと同時に山田は気づかない。くの字は、必然的に後ろががら空きになる。
「りゃめっ!きゃはははははははっ!ひゃぁっ!やめてくだしゃいひひひひひひひひっ!」
またもがら空きになるわき腹を両の親指でグニグニと押せば仰け反って激しい反応を見せる。でも落とさない。タイマーを見るとあと3分。焦る。あと一回くらいは落とさせたい、そう思ってしまった。そして、奥の手にでる。
フーッ
うなじに息をかけながら臍の周りを激しく揉みしだくと山田はビクンと躯を振るわせて手を保身のために使う。皿を持つために使っていた手を。
ガシャンッ!
「あーあ、おーとしたー」
「誰のせいだと思ってるんですかっ!?」
よもや山田に怒られるとは。とはいえ、このまま続けていてもだるだるとなってしまう。
「よし、じゃあ特別にこれからは皿持たなくていいから。立ってろ。あと4分、我慢しろよ」
- 406 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/28(火) 06:57:16 ID:5cfOiDpk0
- ピッシリとした姿勢で立つ山田の正面にたち、左手でわき腹をさわさわとくすぐり、右手でお腹を揉む。
「きゃっははははははははははははははっ!あひゃはははははははははははぁっ!りゃめっへへへへへへへへへ!やめてぇへへへへへへへへっ!やめてくだしゃいっひひひひひひひひひっ!」
「残りー。32ー31ー30ー」
一秒ずつ数えながら、少しずつくすぐり方に変化を付ける。秒数を一分でリセット。ただただ、笑い、悶え、転げても許しを請う。
「あははははははははっ!むりぃひひひひひひひっ!やめてくだしゃあはははははははははははははっ!にゃあんははははははははははっ!しゃとうぁははははははっ、しゃとうしゃぁんっひひひひひひっ!」
ピピピッピピピッピピピッ
鳴るタイマー。指を止める俺。息の荒い山田。電子音のみが響く休憩室。タイマーを止めることもせずいると、一分後に自動的に音はやむ。静寂の戻る休憩室。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ」
「あー、その、まぁ…すまん。やりすぎた」
布団に突っ伏す山田にせめてもの謝罪とともに、頭をなでる。正直言って…。すげぇ楽しかった。最後の方は最早何も覚えていない。くすぐりSに目覚めてしまった雰囲気だ。
「バカ、おたんこなす、アホンダラ、ヘタレ、チキン、ヘタレ」
「殴んぞ」
思わずフライパンに手が伸びる。そこまでボロクソ言われるとは思わなかった。
「…冗談ですよ」
「…後に引かせなければ、それでいい。悪かったな」
意外にも優しくほほえまれると、戸惑う。素直に謝ってしまった。なのに、山田はなにもいわない。俯いて、黙っている。疲れているのかと思い、休憩室から出ていこうとすると、袖がクイ、と引かれる。
「…げなくもないです」
「あ?」
「許してあげなくも…ないです。だから、その、えっとぉ…」
「何だよ」
少し怯えたような顔で。
「また山田が皿を割ったら、だれでもなく、佐藤さんが。また山田にお仕置き…してください…」
「アホみたいに、割ってんじゃねえぞ。分かったな」
俺の言葉を肯定と受け取ったのか、怒った顔をしながらも、笑顔な山田。そして確信する。
目覚めたのは、俺だけじゃねぇってことか。
後日、あるミニコンの呟き
「あれ、山田、皿割る枚数増えてないか?」
終わり
- 407 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/28(火) 07:08:25 ID:5cfOiDpk0
- 文才皆無な文章につきあっていただきありがとうございました。
しばらく書き込めないと思うんですが、アドバイス等いただけましたら今後に生かしたいと思います。
感想等いただけましたら本当に踊って喜びますwww
ありがとうございました(*・ω・)ノ
- 408 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/28(火) 17:38:42 ID:mVwEIdA.0
- 飄々としたキャラが指一本で悶える様は興奮しますねw
表現も明確ながら笑い声の変化もよくでていて脳内再生しやすい良い文章でした!
惜しむらくはお腹周りが弱点なのにお臍がノータッチな所(ただの願望)
臍だしウェイトレス山田 臍調教編はよ、はよw
- 409 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/28(火) 21:04:55 ID:zLpdgiQY0
- 山田はお仕置きしがいがあるキャラだからなw
いいぞ、もっとやれw
- 410 :くすぐり好きの名無しさん:2013/05/28(火) 23:33:50 ID:ve/hvrd2O
- 山田にはこんなに大胆なのに八千代さんには無理なんだろうな…w
ほのぼのしてて良かったです。山田は可愛いなあ
- 411 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/03(月) 22:27:38 ID:FVyVQKw.0
- 様々なコメントありがとうございます!
18歳になってテンション上がってましたが、この歳になってもテストってあるんですよね。
コメントを励みにして、テストを乗り切って、意外と好評を頂いた佐藤→山田をまた書きたいと思います。
よろしければまたお付き合い下さい(*・ω・)ノ
- 412 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:07:34 ID:J3c7Dw9s0
- 外光が一切通らない、無骨なコンクリートを基調とした薄暗い部屋。
様々な拘束具が立ち並び、窓は一つもなく、唯一の出入り口と思しき場所には鉄格子の扉が嵌められ、外界との拒絶を明確に現していた。
まさに地下の拷問室といったところだ。しかし、大部分に敷いてある金刺繍が施されてある値の張りそうな絨毯や壁が色艶やかなワインレッドに装飾されているせいもあってか、寒々しさよりもある種の官能的な雰囲気を漂わせている。
「お茶の間の前の皆さんこんばんは! さて、今夜も始まりました『笑っていいかも』の人気コーナー『くすぐりコマーシャル』。司会は私、織部彩でお送りさせていただきます!」
その部屋に、あまりにも場違いな馬鹿っぽい…もとい明るい声が地下室に響き渡り、一人の女性にカメラが向けられる。
織部彩――万人向けしそうな愛嬌ある爽やかな顔立ちに似合う青と白のストライプ状のマイクロビキニを着ており、己の健康美を惜しげもなく振りまいていた。
少しの弾みで自身の恥部を全国放送にさらしてしまうかというほどの危険な格好だったが、カメラ慣れした笑みを崩そうとはしない。
「では早速本日の挑戦者を紹介したいと思います! 今夜は…なんと! 歌舞伎町一の名店と名高い高級SM倶楽部の老舗、『胡蝶』よりお越しくださいました! そのM奴隷たちを見下す絶対零度の瞳から付いた渾名は氷の女王! 人気ナンバー1女王様、樺蓮(かれん)さんですー!」
「どうも」
番組製作者サイドから歓迎の意を表した拍手が沸き起こる。
これでもかと持ち上げるような紹介に対し、照れも謙遜もなく、素っ気無く言うボンテージ姿の女性にカメラが向けられた。
栗色の髪をシャギーしたセミロング、彩とは対照的に冷艶な雰囲気のする美貌の持ち主。
拷問部屋の拘束台にX字の体勢で寝かせられ、拘束されているという状況にも関わらず、取り乱す様子もなく、冷ややかな視線を彩に向けていた。
- 413 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:10:12 ID:J3c7Dw9s0
- 「ようこそお越しくださいました。いやー、予約数ヶ月待ちの大人気SM女王!さん自ら来て下さるとは思いもよりませんでしたよ」
「オーナーにしつこく言われて仕方なくね。別に今時テレビなんかで宣伝しなくても豚共なんて吐いて捨てるほど集まって来るのに」
「おっとぉ、早くも樺蓮節が炸裂か?」
「いいから早く始めなさいよ。キンキンした声耳元で響いて五月蝿い」
「はーい、では挑戦者さんもそう言ってる事ですし、ルール説明へと移りましょう」
彩は樺蓮の随分な物言いに気を害した様子を微塵も見せず、マイクを握り直しすらすらと手馴れた感じで、ルール説明を口頭で述べていく。
「ルールは簡単! 今から挑戦者である樺蓮さんにはくすぐりに耐えていただき、ギブアップするまでの時間分をお店の宣伝時間とさせて頂きます! 明らかに某<自主規制>のパクリですが、そこはスルーするのが小ずるい大人の嗜みですよ、皆さん! そして、見事10分間くすぐりに耐え抜いた挑戦者にはこちら――」
円卓テーブルの上に掛けてあった布を勢いよく取り外すと、そこには札束の山がピラミッド状に置かれていた。
「こちらの賞金、1257万円を差し上げます!」
「………!」
全国放送とは言え、深夜枠だからどうせチャチなもんだと思っていた樺蓮は、この日初めてクールな相貌を崩し少しの間驚きの表情となった。
「…それにしても随分と半端な額ね」
「はい、それはですね――」
待ってましたと言わんばかりに、彩は嬉々として説明を始めた。
「こちらの賞金は、番組視聴者の皆様のカンパにより募らせて頂いたものです! 皆様のご協力を賜り今回、17回目という数少ない放送でこれだけの金額を集まったことに、番組スタッフ一同心よりの感謝をここで述べさせていただきます」
言い終えると、谷間が思い切り見えるほど深々と頭を下げる。と、そこにADから大きなパネルを手渡された。
「そして今回も! 是非! 番組が納得のいく内容だった、と思ってくれた方は、こちらの口座に振るってご支援のほどをよろしくお願いいたします。詳しい入金方法などは番組HPに載せてありますので、そちらを参考にしてください!」
先ほどの三拝九拝な態度とはうって変わり、気持ちのいいほど現金に番組コーナーのカンパを募っていた。
「つまり……ここにあるのは今までの上乗せ金ってことね」
「はい、その通り!」
「………」
よくもまぁ、これだけの……と樺蓮は呆れた様子でため息をついた。
「まぁ、こんな番組を見ている変態共のお金なら気兼ねなく取れるわね」
「忌憚のないご意見ありがとうございます! 拘束されてようが全く崩れることのない居丈高な女王の風格! もう賞金は自分の物だと言わんばかりの強気な発言です。では挑戦者も賞金のお陰あってか、燻るやる気に火がついたようなので、早速今夜もお呼びいたしましょう」
ADと目配せしながらタイミングを計り、今回で16回目となるそろそろ呼び慣れてきた名を高らかに叫んだ。
- 414 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:12:02 ID:J3c7Dw9s0
- 「超絶技巧のくすぐりによって笑い狂わしてきた者は数知れず! 今夜、難敵氷の女王をもその数に加えることができるか!? くすぐり界の伝道師、マスク・ド・Y! 今ここに……にゅうーーーーーーーーーーじょーーーーーーーーーーーー!!!」
総合格闘技の煽りのような紹介と同時に盛大なスモークが噴出し、幾重に重なったライトがその煙を照らし出す。番組予算の大半はここに使ってしまったのではないだろうかと勘ぐってしまうほど、豪華絢爛な演出だった。その過剰な演出、流れる陽気なラテン系の音楽は、地下の拷問室という場には恐ろしいほど合っていない。
「……………」
そのド派手な演出にも負けず劣らずの女がスモークの中からマントを靡かせながら颯爽と登場した。
貴族の妖しい夜会にでも行くかのようなバタフライマスクで顔を覆い、マントの下にははちきれんばかりの圧倒的なボリュームの胸と尻。それらを最低限隠す黒のランジェリー。成熟した色気ながらも衰えることのない瑞々しい肌をライトの脚光に浴びせながら、悠然とした様子で近づいてくる。
「……随分と馬鹿っぽい格好ね」
しばらくの間呆気に取られていたのを取り繕うかのように、樺蓮はふんと鼻を鳴らし小馬鹿にしたようにマスクドYを罵った。
「挑戦者早くも挑発行為! 勝負はすでに始まっているのでしょうかぁ!」
「……………」
彩はここぞとばかりに煽り立てるが挑発を受けた本人は平然とした様子だ。目元を覆い隠すマスクのせいもあってかその心情は窺い知れない。
「さぁて樺蓮さん。今回、どれくらいの時間を目標に耐えられますか?」
「十分」
突き出されたマイクを鬱陶しげに睨みながらさらりと答えた。その類のない強気な発言に、番組スタッフたちから感嘆の声があがった。
今までの挑戦者たちは、マスクドYの格好に気後れしていたのか、拘束されている状況にあってか弱気な発言がほとんどだったため、一層に期待が高まる。
「おぉ、ではご自身はくすぐりには強いと?」
「えぇ、少なくともそこの痴女程度のには耐えられるわ」
「言われてますよ! マスクドYさん!」
「………」
マスクドYは奇抜な格好に似合わずの寡黙さを貫いている。
しかし口の代わりと言わんばかりに、羽織っていたマントを宙高く脱ぎ捨てた。
マントを脱ぐとその麗しい肉感的な肢体は殊更明確になる。他の二人と見比べると、巨乳の部類に入る彩は普通に見え、スレンダーな樺蓮は殊更貧相に見えてしまい、樺蓮は誰にも聞こえないよう小さく舌打ちをした。
「常にクールなマスクドYさんにも珍しく闘志に火がついた模様です。これ以上の言葉は無粋でしょう。では長らくお待たせしましたっ、早速始めたいと思います。…くすぐり、10分一本勝負………スターットッ!!!」
どこか間の抜けた音のホイッスルがピーーッと鳴り響く。
- 415 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:14:02 ID:J3c7Dw9s0
- 「………」
マスクドYは長くしなやかな指を一本、手入れの行き届いた白肌の上に置き、つぅっと撫でた。
「ふっ」
樺蓮はピクリと反応すると、思わず口の端から吐息が漏れてしまう。
「挨拶代わりの軽いジャブでしたが、氷の女王思いのほか効いてしまったか!?」
綾は目ざとくそれに気づくと、すかさず口元にマイクを向けてくる。
「クシャミが…んっ…出そうにだけなのに……何はしゃいでるの? くっ……馬鹿みたい」
樺蓮が彩を睨みつけている間もマスクドYの人差し指は、耳、首元、鎖骨、両胸の間へ添って臍へと、まるで女体というキャンパスに、見えない絵を描いてるようにそろそろと動いていく。
「ふっ…んんっ。ふぅ、ふぅ…は、はふっ」
漏れ出る吐息、鼻息が向けられたマイクに当たり、ボフボフと音が鳴った。
こみ上げるものを堪えながら、樺蓮は同じ責める立場の人間としてか、ただの手加減したくすぐりとは違うものと感じ取っていた。
同業に近しい人間だけが気づける、責め立てる人間の弱みを全て把握している自信に満ちた指使い……。
「んふっ、ふぅぅぅぅっ! く、くくく……ひうッ」
「まだまだ序の口ですが辛そうな挑戦者、大丈夫でしょうか!?」
「うるさっ…ひあっ! ふぅ、くふぅうううぅうッ! ちょ、ちょっとマイク近いわよ!」
口元にずいっと近づいたマイクが樺蓮の荒い息の音を全て拾い上げる。
樺蓮は普段は与える側で逆は慣れていない羞恥心が沸き起こり、体温が上がっていくのを否が応にも感じ取ってしまう。
(は、話が違うじゃない…)
収録前に「子供のじゃれ合い程度ですからと」と説明していた番組ディレクターのほうを睨みつけるが、本人は素知らぬ顔だった。
いや、もしかしたら子供のじゃれ合い程度で敏感に感じてしまっている、自分がくすぐったがりなだけかもしれない……。
そんな事を考えていると――
「ひゃあッ!?」
警戒が散漫になっていた樺蓮は、恥骨あたりをくりくりと揉まれ、たまらず間の抜けた悲鳴を零してしまう。
「これは女王様らしからぬ可愛らしい声が聞こえてきました! なんという貴重映像でしょう。トイレに行ってて見逃してしまった方は残念っ。大人しく総集編のBDかDVDを買いましょう!」
「くっ……」
屈辱に顔を歪ませ、二度と同じことが起こらぬよう唇をキュッと引き結んだ。
しかし、身構えれば身構えるほど、身体はその感覚に意識を向けてしまう。
「ふぅく…ぅうんっ…は、はぅっ…ぐっ…ううぅううぅうううッ!」
二本、三本と増えていく指が樺蓮の身体の上をおちょくるように遊びまわる。
「くひっ、くひぃっ…ふぐぐっ…うひっぅぅ…ひあっ…あひぃいいいッ!」
腹筋がもどかしそうにピクピクと痙攣を始める。本能的くすぐる指から逃れようと、自由の利かない身体がくねくねと捩り出す。
「氷の女王という名には似つかわない、多くの汗が吹き出てきました。腋の下から香水と入り混じった芳しい香りが漂いだし私の鼻腔をくすぐります」
「ちょっ、バ…んひゃッ! や、やめなさい!」
彩は鼻先がくっつくほど蒸れ始めた腋下に近づかせ、クンクンと恥ずかしい匂いを嗅いだ。樺蓮の顔はますます赤みを増していく。
- 416 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:15:27 ID:J3c7Dw9s0
- 「はっ、はあぁぁああッ! んぅうううぅううううぅううッ!」
笑え笑えと腹の底から湧き上がる搔痒感に耐えながら、時間を表示した電光掲示板を見やる。
まだ二分程度しか経っておらず、壊れてるんじゃないかと疑い、一秒一秒正確に刻むそれを見て樺蓮を絶望の色へと染め上げていく。
「さぁ、徐々に本性を現しだしたか? 今まで17人の女を笑い狂わしてきたマスクドYの悪魔の指! なんだか口数が少なくなってきた樺蓮さん、実はそろそろヤバイのではないでしょうか?」
「なひがぁ! ぶっ、くくくッ…こんなっ…はぁ、はぁぁッ…へ、下手くそな…くすぐり…にぃっ…笑うもんです…は、はあぁああああぁああぁああああぁあッ!!? ぎひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! はひゃぁああああああぁあああああああああッ!!! きゃーーーっははははははははははははははははははははははははッ!!!」
その挑発を遮るようにして、マスクドYは間髪入れずに表皮を軽く撫でる程度のくすぐりから全身を弄るくすぐりへと移行した。
我慢のボーダーラインあたりを漂っていた刺激から、その境界線を突き破る勢いで強まった形容しがたい妖しい刺激に、樺蓮は人目を憚らず大口を開け爆笑してしまう。
「くっひゃはははははははははははははははははははッ!!! ぎひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあぁあああああぁああああッ!!!」
「マスクドY、いよいよ本領発揮か!? 挑戦者これはいけません…。マスクドYのくすぐりへの愚弄はこの番組一番の禁句です! 結果として本気になる時間を早めてしまいました!」
「い゛ひぃぃいひひひひひひひひひひひッ!!! ぎひゃはははははははははははははっはははははははははははぁぁああぁああっははははははははははははははははははははッ!!!」
「先ほどまでの無愛想な表情とは打って変わって可愛らしい満面の笑み! しかしこれは見ているだけでくすぐったくなってきそうです! 友達とのおふざけ程度と舐めた気持ちでかかると痛い目に、もとい洒落にならないほどくすぐったい目に合う、それがマスクドYのくすぐり責め! 第一回挑戦者の私自身としてもそれは嫌というほど理解しております!」
彩が隣で何やら口五月蝿くしゃべっているようだが、樺蓮は格段に強まったくすぐりにパニックを起こし、聞いているどころではない。
その間も熟練のくすぐり使いであるマスクドYに、取り分け敏感な部分を細かく分析され、多種多様なくすぐったさを与えられていく。
「ぎゃっはははははははははははははははははははははははははははッ!!! ギ…ギブッ!!! ギブよぉおおおぉおッ!!! い゛や゛ああぁああッははははははははははははははははははははははははははッ!!!」
数々のマゾたちを調教してきた女王のプライドと誇りは、マスクドYのくすぐりによって3分で砕け散り、溢れ出す涎塗れの口から悲鳴染みたギブアップを繰り返し叫ぶ。
「ひぃッ、きひいぃいいいいいいぃいいいいいいいッ!!! ギブッ!!! ギッ…え゛へへへへへへへへへへへへへへへへへ!!! ギブびゃってぇええぇえええええ〜〜〜〜〜ッ!!!」
しかしマスクドYのくすぐりは一向に止まる気配がなく、無謀に晒されている樺蓮の足の裏を熟練の手さばきで撫で回している。
- 417 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:16:43 ID:J3c7Dw9s0
- 「おぉっと、これはマスクドY! 挑戦者のあっけないギブアップに応じる気がないようです! 先ほどの自身のくすぐりに対する侮蔑行為が余程許せなかったのか!? 最早こうなってしまっては誰も止められません!」
「くひゃあぁああぁあああああああぁあああッ!!! しょこだめぇええええええぇええぇええっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! ぎっっししししししししししししししししししッ!!!」
反り返った足裏を掴まれ、指と指の間を優しく撫でましたかと思ったら、急に土踏まずを乱暴に掻き毟られるといった、ころころと変わる慣れない刺激に、樺蓮は涎と鼻水を噴出しゲラゲラと笑う姿をカメラの前に晒してしまっていた。
「わ゛るがったッ!!! わりゅがったわよぉおおおぉほほほほほほほほほほほほほほほほほッ!!! はびゃッ!!? きゃひぃあぁああぁぁあああぁあああぁああっっははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!!」
「さすがは氷の女王! 謝るにしても傲岸不遜な物言いは変えようとはしません! むしろ火に油を注ぐような事になってしまったようですが、老舗SMクラブ人気№1を張ってのは伊達ではない! 誇り高き女王としてこれ以上相手に謙るような言葉は持ち合わせていないようで」
「へぎゃははははははははははははははははははははははッ!!! ごめ゛んなざいッ!!! ごめん゛な゛しゃいいいぃぃいいい!!! も゛っ、も゛う゛っにどとぉおおぉおっくひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! い゛い゛まぜんかりゃぁあぁあああぁあっっはははははははははははははははははッ!!!」
「おっと、これはぁ!?」
まだギアが一段上がったマスクドYのくすぐりに、自分の職種のことも賞金のことも完全に消し去られ蒸発してしまう。
残ったものは、身体の内から無理やり笑いを引き起こす意地悪な刺激から逃れたい、ただそれだけだった。
「へぎゃぁああああッははははははははははははははははははははははははははははははッ!!! や゛めでくだざっっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! ひゃめでくひゃしゃぃいいぃいいいいぃいいいいいいいいいいいいッ!!!」
先ほどとは別人に見えるほど一心不乱に謝り続ける樺蓮に満足したのか、マスクドYは生き物のように蠢く指を止めようとした瞬間、
「ん゛びゃあああぁああはははははははははははははははははははははははははははははッ!!! ふあ゛っっ…あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
どこか諦めたような悲鳴と共にハイレグカットされたボンデージの隙間から小水が勢いよく噴出し、拘束台を伝いボタボタと床に零れ落ちた。
「おおっとこれは氷の女王! たび重なるマスクドYのくすぐり責めに括約筋が緩んでしまったのか、公共の電波でお漏らしをしてしまったぁ! 余程溜め込んでいたのでしょうか、ものすごい量です!」
「はっ…あぁぁあぁああ…ぁぁああああぁあ……」
彩にこれ見よがしに言われている間も、一度出てしまった小水は止めることができず、ビチャビチャと恥ずかしい音を立てながら拘束台とコンクリートの床を濡らしていく。
思わず、放尿が身体に与える感覚に弛緩してしまった表情もカメラはすべて映していた。
- 418 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:17:37 ID:J3c7Dw9s0
- 「…しかし、これはいけませんねぇ」
彩はADから手渡された携帯端末を見ると渋い表情を見せた後、マスクドYに目配せをした。
「はぁ、はぁ………あひいいいいぃいいいいいぃいいいいいぃいいいいいッ!!? くはぁああぁああっっはははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!」
カメラの前で粗相をしてしまった羞恥を感じる間もなく、急に再開したくすぐりに、樺蓮はわけも分からず悶え狂う。
「えー先ほどの樺蓮さんの粗相に対する苦情のメールが公式BBSに殺到しておりまして……『反省するまでくすぐるべき、お仕置き的な意味で』というご意見を数多くいただきましたので、視聴者様がご納得するまでくすぐり責めを再開したいと思います!」
「ぎゃっひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!! な゛ん゛っっぎひひひひひひひッ!!! ひゃん゛れぇえぇええええええええぇえええッ!!!」
事前に知らされていなかった生放送のことを咎める余裕もなく、樺蓮は体液塗れのだらしない顔で抗議ともつかない抗議を笑いながらするしかなかった。
「文字通り、賞金から何まで視聴者様でもっている番組なので、としか私の口からは言えません! しかし当然ながらくすぐりCMのほうも再開されますので、これはある意味怪我の巧妙か! 挑戦者、果たしてこのセカンドチャンスをモノにすることはできるのでしょうか!?」
しかし一度止み、安堵しきっていた身体に再び始まったくすぐり責めは、一瞬にして樺蓮の身と心を屈服させてしまう。
「う゛ぎゃはははははははははははははははははははははははははははッ!!! ごめんなしゃいッ!!! ごっ、ごめんなひゃいぃいいいいいいいいいいッ!!!」
「おおっと? 『謝罪の仕方に誠意が感じられない』『具体的に何が悪かったのか謝っていない』など手厳しいご意見が大量に届いています! これはいけません! マスクドYさんもう少し強めてあげてください!」
「うぎゃっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!! おひっ、おじっごひてひまってぇええええぇえええひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!! も゛っ、も゛っっはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!! も゛、も゛う゛じわ゛へひゃりまひぇんでひたぁああぁああああああああぁあああッ!!!!」
「『あんなに気持ち良さそうな顔で漏らしてた人が反省しているとは思えない』『笑いながら謝っていて真剣味を感じられない』など樺蓮さんの謝罪はなかなか視聴者たちには伝わらない模様です!」
「ひいいいぃい、ぎゃひぃいいいいいいぃいいいいいいいッ!!!! へひゃあぁああああぁあぁっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!! ゆ゛っゆ゛るじでぇええぇええぇええぇえええええええぇええッ!!!! ゆ゛る゛じでくりゃしゃいぃいいいいいぃいいッ!!!!」
最早自分が何に対して謝っているのかなどいう思考は霧散し、頭の中を掻き回す刺激から逃れたい一心で、カメラの前でガクガクと小刻みに身体を震わしながら無様な謝罪を繰り返す。それは視聴者を喜ばし、樺蓮が望む類のメールとは真逆のものを送りつけられる要因になっているとも知らずに。
「はぎぃいいいしししししししししししししししししししッ!!!! ぎゅへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへッ!!!! あ゛っああああああああああああああぁぁああああぁああああッ!!!!」
「これは前代未聞っ!! 氷の女王、粗相の謝罪の最中にまたしても漏らしてしまったぁ! 二度目とは思えない勢いで水たまりを大きくしていきます!」
臍下丹田のあたりにある排尿のツボを優しく揉まれ、膀胱を直接くすぐられるような感覚に数分と立たず、樺蓮は二度目の放尿をしてしまった。
「当然の如く視聴者様からは喜び…じゃなかった、お怒りのメールがコレでもかと言わんばかりに増え続けていきます。…マスクドYさんお願いします!」
「んぎゃぁあああっっははははははははははははははははははははははははははははッ!!!! ごめんなひゃいごめんなひゃいごめんなびゃい!!!! びゃッッははははははははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!!」
更に強まったマスクドYのくすぐりに、樺蓮は股間から熱水を噴出しながら、ただひたすらに許されないであろう嬌声交じりの懺悔を、繰り返し叫び続けていた。
- 419 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:18:38 ID:J3c7Dw9s0
- 「9分を過ぎたあたりから急に謝罪を容認するメールが山ほど送られてきてしまい、9分21秒で惜しくも賞金ゲットにはならず! 視聴者の皆さん空気が読めすぎです! 樺蓮さん残念でしたね」
「へっ…へは…はひひっ! ははは……はっ、はあぁあああ! ひあぁぁあああああッ!!」
彩は強制的に作らされた間抜けな笑顔を張り付かせたままの樺蓮にマイクを向けるが、当の本人は賞金のことなど最早頭にはなく、肌にしつこくこびり付くくすぐりの熱が冷めることを祈ることに必死だった。
だが――
「くひひっ、ひ…ひ、ひぁ……はひ…はひひひひひッ!」
くすぐりの熱が治まるにつれ、樺蓮は徐々に自分の現状を否が応でも理解していく。
ADに拭かれたが、汗に混じってまだ残るアンモニアの匂い。
弛緩したまま戻れない涎と鼻水塗れの間抜けな笑顔。
その顔、SM女王に不向きな童顔を隠すための化粧はすべて剥がれ落ちてしまっている。
『胡蝶』人気№1女王にあるまじき屈辱的な姿だった。
しかし――
「んあっ!……は……はぁん…はははは……」
自分の痴態を番組スタッフはおろか、全国の顔も知らない多くの視聴者たちに晒したと意識すればするほど、不本意な快感がゾクゾクと背中を駆け巡る。
「さぁっ、出てきました!」
しかしその快感の正体について考える間もなく、仰向けの樺蓮にも見える位置に正方形の白い箱が置かれる。
「降参するのが早すぎる子たちばかりで物足りないと、視聴者様のご要望にお応えしまして今回から導入されました新ルール、延長ボックス!」
唖然とする樺蓮を尻目に彩はカンペもなくすらすらと説明を続けていく。
「10分前にギブアップした我慢の足りない子には、私の手によって引かれ出たくすぐりグッズの体験をしていただきます! 尚、出てきた商品は当番組サイトからも外販をさせて頂くという持ちつ持たれつ、一石二鳥、一挙両得な素敵ルール! では、早速引いてみたいと思います」
「き、聞いてないわよ!!」
彩はサイコロの「1」のように穿たれている穴の中に手を突っ込むと、がさごそとオーバーアクション気味に中身をかき混ぜた後、勢いよく中に入っていた紙片を取り出す。
「今回樺蓮さんに体験していただくのはこちら。アダルトグッズ専門店『彌愛堂』さんよりご提供くださいました。彌愛堂オリジナル配合、媚薬ローションです!」
「ちょっ、ねぇ! 聞いてんの!? 無視しないでよ!」
マスクドYはADから手渡されたペットボトルの形状のビンを手渡され、蓋を開ける。
「天然成分100%という身体に優しい安心な作りで、どんな貞淑な淑女でも慎みを失い乱れに乱れると評判の世界各国で人気沸騰中のこちらの商品。では論より証拠、さっそく樺蓮さんに塗ってみましょう」
マスクドYは床に滴るのを気にもせず、手袋越しの手に平にゲル状の液体を景気よく盛った。
- 420 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:20:29 ID:J3c7Dw9s0
- 「や、や…はあぁあッ!!」
樺蓮の静止に聞く耳も持たずに、肌の露出してる部分に丹念に塗りつけていく。
「うくっ…はぁぁっ…うぅっ…」
くすぐりですっかりと開発されてしまった樺蓮は、ただローションを塗られる行為すら悩ましげな声を漏らしながらピクピクと身体を震わしている。
きめ細かい肌はヌルヌルとした液体に彩られ、淡い照明に反射してテカテカと光り扇情的な姿となっていった。その間も猥らな衝動を誘発する液体は、樺蓮の毛穴の中へとジワリジワリと染み込んでいく。
「さぁ、効果は絶大ですぐにでも現れるとの触れ込みなのですが……樺蓮さんどうですか、ムラムラしてきましたか?」
「は、はぁっ!? してきてないわよ、そんなの……」
全くオブーラートに包まれていない問いに、職業病のせいか、思わず脊髄反射で強がってしまう。しかし、冷たく自分の身体を冷やしていたはずのローションに熱が加えられたかのように温かく…熱くなっていく。
それがローション自体ではなく、己の肌だということに気づくのはすぐのことだった。
「………ふぅっ」
自然と湿った吐息が零れた。
身体に塗られ五分と立っていないが、もう全身が火照り無視できないほどになってきてしまっていた。
言い表し難い搔痒感がじれったい快感を伴なって、樺蓮の秘所へとやってくる。
「あぁっ……あふぅ……」
「早速効果が現れだしたか? 樺蓮さん何やら色っぽい声を上げています!」
「くっ……ぅぅ……」
彩に指摘され取り繕うと表情を引き締めるが、そんなことでこの時間がたつにつれ、より切実なものになっていく欲求を解消できるわけがない。
太腿を摺り合わせたい……できることならこの手の拘束を外し、アソコに這わせ堕落な快感に浸りたい。
時間に比例して強まっていくそんな想いが、樺蓮の理性を削り取っていく。
「はぁー…はぁぁっ……ふぅンンッ…」
もどかしさの余りに視界が涙でじわりと滲む。
痛みの拷問には訓練をすれば耐えられるようになるが、快楽を餌にしたものには人は抗えないと聞いたことがあるが、樺蓮はそれを身に染みて感じていた。
このままでは近い未来、悩ましげな声を上げながら、この憎らしい二人を前にして淫猥なおねだりを懇願いる未来が安易に想像できてしまう――
しかし樺蓮の不安は、ある意味杞憂で終わった。
「はひぇッ!!?」
猥らな欲求に意識がいっていた樺蓮は、いつの間にか眼前まで近づいていたマスクドYのは気がつかず、無防備なままがら空きの腋へと指を触れられ、間抜けな悲鳴が漏れた。
- 421 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:21:50 ID:J3c7Dw9s0
- 「あひぃいぃいいぃいいいいいいいいいいいいいぃイイイッ!!! んひゃぁあああああはははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!」
止める間もなく無慈悲なくすぐりが再び始まった。
今まで意図的に触れられなかったまだその刺激を知らない無垢な腋に、今まで一番強力なマスクドYのくすぐりが蹂躙していく。
「ふひぃえ゛へへへへへへへへへへへへへへへへ〜〜〜ッ!!! ひぎぃいいぃいいひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!」
しなやかに蠢く指先に滑りをよくするローション。更に風に触れるだけでも嬌声を上げてしまうほど過敏になった身体。鬼に金棒どころの騒ぎではない。
くすぐられ笑い疲れているはずなのに、樺蓮はこの日一番の爆笑を響かせた。
「わきぃいいいぃいいいひゃめえぇえぇえええええええええええぇえええッ!!! んぎっっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! わひぃいぃいいいぃいいいいぃいいいいいぃいいぃいいいいいッ!!! わひだへひゃあぁああああああぁぁあぁあぁああッッ!!!」
一際弱い腋への容赦のないくすぐりに、あまり言語の伴っていない甲高い絶叫を上げる。
「おーと挑戦者早くも限界か!? しかしまだまだ実演販売は始まったばかりです。仕方ありません……微力ながらこの織部彩が助勢したいと思います」
彩はくねり暴れる樺蓮のボンテージの上部分を手際よく脱がすと、ギンギンに勃起している桜色の乳首を慈しむようにそっと摘んだ。
「樺蓮さん、こっちの刺激に集中してくすぐったいのを紛らわせてください!」
「は、はあ゛ぁあぁああぁああぁああああぁあ〜〜〜!!? あぎゃっははははははははははははははははははははははッ!!!」
本来求めていたであろう純粋な快感に身体は喜び、甘美な悲鳴を上げる。しかしそれは焼け石に水だった。
彩の言葉通り微力な快感は、身体の中を好き勝手暴れまわるこそばゆさに呑み込まれ吸収されていく。
「い゛や゛ぁぁああぁあああああああぁあああぁああッ!!! い゛あ゛ぁあぁああぁああッははははははははははははははははははははははははははははッ!!!」
「おぉっと……これは流石氷の女王、注文が細かいです! では、こちらでどうでしょうか?」
「んへ゛えぇえぇええぇええええぇええええ!!! ぎゃーーーーっははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!」
彩はしこり起った樺蓮の両乳首を細い指で弾いた。くすぐったさに加わったその快感に身体を何度もビクつかせ、汗の球が四方に飛び散った。
「ぐひゃはははははははははははははははははははははははははははッ!!! ぎひッ、きひぃいいいいいいいぃいいいいいいいいいぃいいいいいッ!!!」
度重なるくすぐりと快楽責めに、脳がどちらを取っていいのか曖昧になってくる。
その感覚を理解できていないため、身体に送り込まれる妖しい刺激は制限ができず、ほぼ全てのものが脳に遮ることなく伝わりドーパミンが大量に溢れ出す。
「はひぃいいいいいいぃいいいいいいぃいいいいいイイイイ!!! あ゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! ふあ゛ぁぁあああああああああああぁああああああああああッ!!!」
そんな状態のまま耐えられるわけもなく、嬌声の度合いが強まった爆笑を響かせながら、樺蓮を快楽の底へと誘う猥らな衝動が顔を出し始める。
最早抗えないであろうと屈した樺蓮は、自分の絶頂する姿を全国に晒すことに半ば覚悟と若干の期待を寄せていた。
しかし寸前のところで、今までの怒涛の責めが嘘のように、マスクドYと彩の手はピタリと止まり離れていく。
- 422 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:23:04 ID:J3c7Dw9s0
- 「んあっ、ひひひっ…ひ…ひひ…ひぁははははっ! は、はひぃ! はぁ、はぁ、はぁ。あひひひっ!」
ようやく自由に呼吸を許された状況で、樺蓮は涎で濡れた唇で荒ぐ息を必死に整えていく。
しかしその先に、安息というものは存在しなかった。
「は、はうッ!? んううう……はぁぁ……」
くすぐりの熱が引くと交代するかのように、身体の節々に気が狂うような疼きが再び湧き上がる。
「うぅうううぅう〜〜〜! はぁぁああんッ!」
女王らしからぬ甘い悲鳴の音を拾われているのを知ってるにも関わらず、漏れ出すのを抑えることができない。
一秒でも早く熱く潤う秘所に指を持っていきたいが、拘束されている状況では身体をくねくねと動かし、猥らな気持ちを紛らわすしかない。
しかしそれに如何ほどの効果もないことは、樺蓮自身が一番よく分かっていた。
「くっくっくううううううううッ!! くぁっ、はうぅうううぅうううぅううッ!!」
先ほどまであんなにも苦しかった刺激が、恋しくて恋しくて仕方がない。
悪魔の様なしなやかな指使いで思う存分くすぐられ笑い狂わされたい……。
あの言い表し難い妖しい刺激に翻弄され、体中を悶え狂わせたい……。
そんな恥ずかしい願いが脳内を支配していく。
時が経つにつれ、その切迫した欲求は冷めるどころか雪だるま式に増え続け上限などないという勢いで大きくなっていき、ついに我慢の限界を迎えた。
「つ……続き…して……」
「何を、ですか?」
そのわざとらしい問いに唇を噛み締める。
奇しくも樺蓮がM奴隷たちによくやる、お預けの手法と同じだった。
「く、くすぐって……」
「はい? すいません、よく聞こえませんでし」
「くすぐって!! お願いだからぁ!!」
彩は屈辱のおねだりをするSM女王に満足し、番組ディレクターに目配せをするが、何故か首を振られ否定に意を表される。
すると隣にいたADが高々とカンペを掲げた。
それは度重なるくすぐり責めに思考能力が半分ほどになってしまった樺蓮でも、自分に向けられたカンペだとすぐに分かった。
「ぐっ……うぅ……」
すぐに言ってしまいそうになったが、あと一歩というところで踏み止まる。
あまりに屈辱的なカンペの内容に僅かに残った女王のプライドを刺激した。
しかし――
- 423 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:25:30 ID:J3c7Dw9s0
- 「くはぁっ、はあぁああぁあっ……あぁああああああぁぁあああぁああぁぁ〜!!」
腋、太腿、秘所…そして指先といった所まで全身が行き通った熱が、淫靡な抗議をし始める。
あんなに苦しかったのにどうしてと自問自答したところで、猥らな熱は先ほどまでの刺激を求めムズムズと樺蓮の身体を逆撫でることをやめようとしない。
その地獄のようなもどかしさに女盛りの若い身体が耐え切れるわけもなく、時計の秒針がちょうど一周したところで、氷の女王のプライドは完膚なきまでに崩れ落ちていた。
「………マスクドY様……私…く、くすぐり奴隷…樺蓮のいやらしく火照った恥ずかしい身体を…大好きな…こ、こちょこちょでどうか…静めてください……」
顔を真っ赤にしプルプルと震えながら搾り出すように敗北の言葉を紡いでいく。最早M奴隷たちを見下す冷ややかな瞳の面影はなく、羞恥に満ちた涙を浮かべていた。
「………」
その番組最高視聴率を引き出すことになった言葉に敬意を表したのか、マスクドYは唇の端に微かな笑みを浮かべ、この日初めての本気を樺蓮の蒸れた腋下に向けた。
「んぎぃいいいぃいいいいぃぃいいひひひひひひひひひひひッ!!!! ぎゃへひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!!」
自ら望んだ刺激だったが、想像を遥かに凌駕するくすぐったさに、樺蓮は思わず腋を閉じそうになる。
しかし不幸か幸運か、両手首に付けられた拘束具がそれを阻み、ガチャガチャと打ち鳴らすだけで弱点を無謀に曝け出すバンザイの体勢は揺ぎ無いものだった。
「へ゛っびゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! あひぃいいいいぃいいぃいぃいぃぃいいいいいいいいぃいいッ!!!!」
彩もマスクドYに追従し太腿の付け根――鼠蹊部あたりをマッサージのようにワシワシと揉み解す。
時折ボンデージの中へ手を滑り込ませ、秘所や菊門へと媚薬ローションをこちょぐりながら塗りたくる。
「あひぃぃひゃああぁぁっははははははははははははははははあぁあ〜〜〜!!!! びゃひぃ゛へへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへええぇえええぇえええええッ!!!!」
マスクドYの発狂ものの苛烈なくすぐり。
彩のどこか甘美さの残るくすぐり。
それぞれ性格の違う二つのくすぐり責めに身体は混乱し、樺蓮は人としての尊厳を失った弛緩の顔で悶え狂う。
「樺蓮さん、どうですか? 気持ちいいですか〜?」
「ぎゅへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁああぁああああッ!!!! きもっっふきゃはははははははははははははははははははッ!!!! ぎ、ぎぼちひぃいいぃぃいぃぃいいいいいいいいいいッ!!!!」
二十本の意地悪でねちっこいくすぐり責めに対し、息苦しそうに笑い狂いながらも、気がついたらありのままの感情を吐露していた。
女王のプライドを全て脱ぎ捨て、他者に虐げられる快感を見出してしまっている樺蓮は、自ら発した恥辱の言葉に興奮し、全身の火照りはさらに高まっていく。
「あびゃあああぁあああはははははははははははははははははははははははははははッ!!!! ん゛ぎゃっはははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!!」
今まで知る機会もなかった類の快楽が身体の隅々まで行き渡り、責めることにしか気持ちよさに気づいてしまった樺蓮という人間を書き換えていく。
その間、二人の責めはとどめと言わんばかりに苛烈さを増していった。
今までの責めで樺蓮の身体を熟知したマスクドYは、弱点である腋の中でも更に弱い狭い位置をピンポイントで弄くりまわす。
彩は細い指を使い、秘所と菊門の中に射れ、内側まで丹念に媚薬ローションを塗っていく。
「はひゃああぁああはははははははははははははははははははははははッ!!!! ん゛お゛お゛ぉっひいいいぃいいいぃいいいいいいいぃいいいいいいいいいいッ!!!!」
その責めに媚薬で超絶過敏になった女体に耐えれるわけもなく、再び限界の兆しが現れる。
重度のくすぐり責めに弛緩した身体では、一縷の抵抗すらできず、すぐさま臨界点へと押し上げていく。
そして――
- 424 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:27:00 ID:J3c7Dw9s0
- 「ヒ゛ッ、ア゛ヒィイイイィッッ…くひゃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぁああぁあああっああぁあああああッ!!!!!」
一際甲高い嬌声で喉が震え上がる。
腰あたりを漂っていた淫靡の炎が弾け飛び、全身へと好き勝手暴れまわった。身体はビンッと硬直しながら痙攣を繰り返し、秘所に這入っていた彩の人差し指をギュウギュウと締め付ける。その指、手の甲を、どっと溢れる愛液が濡らしていく。
カメラにドアップされているにも関わらず、弛緩しきった顔から壮絶なイキ顔に移り変わる様を衆目に晒し、樺蓮は絶頂を向かえてしまった。
「おおっとぉ!? 樺蓮さんの麗しきアソコが私の指を折りそうな勢いで締め付けてきます。そして溢れ出すこの悦びの液体! 彌愛堂の媚薬によるくすぐり責めに、氷の女王すっかりとご満悦の御様子!」
「え゛ひっ…え゛ひいいいぃいいい〜〜〜!! ひひひっ…はっ、はぁんッ!! ふあ゛ぁぁああぁあああぁああああぁああ……ッ!!」
彩の言葉など全く耳に入っておらず、半ば意識の飛んでる樺蓮は、絶頂の余韻に翻弄されながら、焦点の合っていない瞳を虚空に向けていた。
しかし、尋常ではない盛大な絶頂をしたばかりにも関わらず、再び疼きだした身体を持て余し、間抜けに破願しきった笑顔を張り付かせながら、くねくねと艶かしく身を躍らせている。
二度目のおねだりは時間の問題だろう。
「あ゛っ…へへへっ……こ、こひょこひょ…きもひぃぃ……」
樺蓮のファンたちがこの女王の姿を見たら失望を露にするだろうか? それとも新たな彼女の魅力を見出すのだろうか?
その答えを女王自身は知らず、今はただその痴態はカメラにばっちりと収められ、電波に乗って全国各地に映し出されているだけだった。
- 425 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:27:43 ID:J3c7Dw9s0
- それからしばらく時が経ち、歌舞伎町SMクラブの老舗『胡蝶』のオーナーは、例の放送の影響で、樺蓮の売り上げが下がるという危惧は杞憂に終わり、安堵のため息を漏らしていた。
それどころかあの放送の後、予約の電話が殺到し樺蓮の予約待ちは年単位になりそうな勢いで伸び上がり、正に嬉しい悲鳴だ。
しかしちょうどその頃、妙な噂が従業員たちの間で立ち始める。
樺蓮のプレイルームから漏れ出る、いつもの野太い男のあえぎ声の他に、時折嬌声交じりの女の笑い声が聞こえるようになった、という内容の噂だ。
従業員一同は部屋の主に問いかけてみるが、樺蓮は顔を紅潮させ首を横に振り「わたしはそんな声聞いていない」の一点張り。
そのことを不思議に思い、オーナーと従業員たちは首を傾げるばかりだった。
くすぐり風俗:番外編 了
- 426 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:28:55 ID:J3c7Dw9s0
- 後付け設定
「笑っていいかも!」
昨今のくすぐりブームにあやかって始まった情報系深夜バライティー。毎週土曜に放送。
2時から3時までの深夜枠だというのに平均視聴率は毎回25%を上回るという異質の番組。
番組名であるパロディネタの本家とは別局で、いつ訴えられるかと番組スタッフ一同ヒヤヒヤしている。
法月美雪
27歳、独身。「笑っていいかも!」の番組ディレクター。ディレクターとしては今番組が初となる。
元々の人に取り入る才能や女の武器などを駆使し、27にして深夜枠ながらも番組ディレクターに昇格した。
今一番の悩みは、深夜の何を言っても面白く聞こえるのテンションのままに始めた製作会議により決まってしまった、リスクしか負っていない番組名。
マスク・ド・Y
とあるくすぐり系風俗店の女社長。
店の常連である法月美雪から『誰か従業員一人貸して』と、ざっくばらんなオファーを受ける。
日々の業務に追われ、最近はすっかり現場にご無沙汰だった欲求不満を解消すべく社長自ら仕事を請け、マスク・ド・Yは誕生した。
奇抜なバタフライマスクや一切しゃべらない無口さは決められたキャラ設定ではなく、仕事をほっぽり出し他のことに現を抜かしていることを妹に咎められるのを恐れ、正体を隠すため。だが放送一回目にして看破される。
しかし本人は頑なにマスクドYと認めないという見苦しい抵抗により、今までの妹の詰問からなんとか逃れている。
法月美雪とは大学時代同じサークル仲間だった。
織部彩
19歳、グラビアアイドル。
デビューして丸一年間鳴かず飛ばずだったが「笑っていいかも!」のメイン司会に抜擢されてから大ブレイク中。
くすぐりCMのギブアップ最短記録は17回目にして今だ破られず。
くすぐりCMの他にはくすぐりグッズの紹介や店のレポーターなども担当している。
スリーサイズは上から85−60−86。
樺蓮
東京都新宿区歌舞伎町にある高級SMクラブ『胡蝶』の人気№1女王。23歳。
SMクラブの老舗である『胡蝶』の歴代№1の中でも類をみないほどの人気さで、半年先まで予約は埋まっている。
彼女のファンサイトで、私服姿の彼女がとあるくすぐり風俗店の中に入ろうとする隠し撮り写真が投稿されるが、本人は別人だと否定している。
趣味は乙女ゲーと少女漫画。
- 427 :くすぐり風俗:番外編:2013/06/06(木) 23:39:19 ID:J3c7Dw9s0
- 追記:(^▽^)くすぐり画像掲示板2号(^▽^)のほうに↑のをカス子で作ったものを載せといたので、よろしければ見てやってください。
- 428 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/07(金) 00:07:35 ID:vyAVohtY0
- 乙w
渋の方のアヘ顔がよかったw
くすぐりと相性がいい
- 429 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/08(土) 02:11:43 ID:y9Lin/IE0
- 番外編も素晴らしいですね
とてつもなく生意気な女に出てきてほしい
- 430 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/08(土) 15:56:51 ID:sUujk2yI0
- こんにちは。
ワーキングのやつ書かせてもらっている者です(*・ω・)ノ
とりあえず、三作目として予定通り佐藤→山田で行きたいと思います。
季節感はゼロですが、よければ見て下さい。
長すぎる前置きをとりあえず置いておこうと思います。
- 431 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/08(土) 15:57:18 ID:sUujk2yI0
- 本州ではもう夏なのだろう。カレンダーを見て、全国放送のニュースを見て、昨日思ったことをまた思い出した。但し、ここにはまだ夏がきていないが。
青い空と、絵画のように配置された雲だけ見れば夏と言われても違和感はないはずなのだか、北海道はやっと暖かい気候になりつつある。
「佐藤さんっ!」
ワグナリアを囲むような花壇に腰掛けながらそんなことを思っていると高い声が俺の名を呼ぶ。
「しっかりお掃除しなきゃダメッ!何のためにお休みの日に集まったの?」
箒と背丈が明らかに釣り合っていないが、おそらく一番やる気がある種島が俺に注意しに来ていた。不本意だが種島の言うとおり。
今日はワグナリアの外を掃除するために集合しているのだ。
俺の意見としては、こんなことはホール担当に任せておきたいのだが、綺麗にしておかないと厨房にも虫が来るので無関係とは言い切れない。特に裏口あたりは厨房が近いしな。
「かたなし君!子猫だよ!」
「うわぁ、かわいいですね。ちっちゃい子猫を持つちっちゃい先輩…」
「ちっちゃくないよっ!」
「わーいっ!ミミズーっ!」
「ひゃっ!?山田さんだめっ!男と虫は同じぐらいダメなの!」
「うわっ!伊波さんアブな…」
ドンッ
バキッ
「ごめんなさいっ!相馬さん!」
「…。死ぬ。もうすぐ死ぬ…」
…誰も掃除してねぇじゃねぇか。共通点と言えば全員が私服であること、とりあえず箒を持っていること。それだけだ。
「ったく…。やるならやれ。ほら、サボってんじゃねぇ」
軽く山田と相馬のアタマを叩き掃除をさせる。俺もガラじゃないが掃除をする。
「終わった終わったー!」
うーん、と背伸びする一同。集められたゴミの山を見れば、まぁ達成感を感じなくもない。山田は集めた虫を部屋に持って行き、伊波と店長はこの後の用事があるため帰宅。八千代が悲しそうな顔をする。やめろ、そんな顔するな。自分でも無意識のままに、八千代の頭にポンと手を置き、
「軽くなら、なんか食いもん作る。なんか食ってかないか」
そんなことを言った。すぐにハッと我に返り、手を戻す。動揺が顔には出てないだろうか。
「佐藤君…。ありがとう、嬉しいわ。皆で何か食べましょう」
ふわり、と笑った八千代を見れば、俺の動揺は顔に出てないことが分かった。それに安心しすぎていた。
- 432 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/08(土) 15:59:39 ID:sUujk2yI0
-
「みんな…で…か」
そのフレーズに気付いたのは、一人厨房に戻ってからだった。
八千代と種島と相馬と小鳥遊は飲み物やら、俺が作れない所謂スナック菓子などを買いに行った。俺は一人、
「何か先に作っとく」
とか言って厨房に戻ることに成功した。当然、理由がある。
「あれ、佐藤さん。まだいたんですか」
梯子を軽やかに下りてきた山田。こいつこそ理由。
「あぁ、今から打ち上げ的なノリで軽く食うことになった。」
「わぁ!ホントですか!やったー!」
ピョンッと飛び降り山田ははしゃぐ。当然のように自分も参加すると思っているところが流石だな。俺は跳ね回る山田の首根っこを捕まえ、顔を近づける。
「その前に、今週分、だろ?」
その一言で察したらしく体を硬直させる。
「布団と、着替え。分かったな」
ぎこちなく頷いた山田は、表情とは裏腹に軽い足取りで屋根裏へ上っていった。
「着替えてきましたよ」
布団を抱えた山田が身につけているのは体育着。気にする奴がいるかは分からないが、一応伝えておくとブルマじゃなくて短パンな。
俺が買わせたのではなく、こいつが元々寝間着に使っているものだ。
「山田、お前、足責められるの好きだろ」
いそいそと布団を敷く山田にそう言うと、山田は動きを止めた。
「くすぐられるのが好きとか…。そんなはず…」
「腹くすぐるぞ」
「若干は好きといえなくもないです…」
今脅しに使ったように、山田はお腹をくすぐられるのがかなり弱く、自分でも苦手としている。それに対して、結構くすぐったいけどお腹ほど弱くなく、かつゾワゾワした感覚を味わう足は、裏から膝まで好物だ。
「だから、俺は考えた。お前を少しでも喜ばせてやろうと。」
そう言うと、尻ポケに隠し持っていたたちばさみで山田の体育着を名前の下辺りで大胆にカットする。こうなると体育着は発展途上の胸を隠すだけで、山田の「もっとも弱い」「もっとも苦しい」お腹は隠せなくなった。
「ひゃああああああっ!?」
自分の状況を理解し、慌てて両手でお腹を隠す山田。
「今日は時間短めでいい。でも足はくすぐらない。腹と、わき腹を徹底的に責める」
「ちょっ!?ヤダっ!そんなんやめて下さいっ!」
未だ文句を垂れる山田の細い腕を掴む。手錠をかけ、休憩室の机の脚とつなぐ。もう片方も同じように。
「きゃああああっ!?何ですか何なんですかぁっ!何で手錠なんか…!」
「相馬が俺に送りつけてきた。折角だから使うぞ」
「相馬さぁぁん!?」
これに関してだけは、あいつに感謝しておこう。ハロウィンの一件以来、ほぼ毎週くすぐってるが、そろそろ拘束がないと辛いのも事実だ。どこで情報を手に入れたかは、相馬のことだから気にしないでおく。
がっちりと拘束された腕をみて、じたばた暴れた後、しばらくしてようやく観念したようにため息をついた山田。
「あぁ…もぅ…」
「諦めただろ、流石に」
「あははっ、もう笑うしかないですよ」
「大丈夫だ」
むき出しのお腹に手を添え軽く動かす。
「ひゃぁんっ!?」
「そんな空笑いじゃなくて、本当に笑わせてやるよ」
心の中で嗜虐的な笑みを浮かべ、すでに瞳に涙を飽和させる山田にはっきり告げる。
「スタートだ」
- 433 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/09(日) 06:12:01 ID:0UQjVHxk0
- 自分の足の裏ブラシで擦ってそうな山田可愛いよ山田
- 434 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/09(日) 18:44:49 ID:WYi/Ixlg0
- 「きゃはははははははははっ!やだぁっ!むりぃっひひひひひひひひっ!ひゃぁはははははははははぁっ!にゃははははははははっ!」
片手だけで、軽くお腹をくすぐっただけで躯を跳ねさせこの反応。弱点を責められているのだから、相当辛いだろう。ほんの少しくすぐって
いるだけでこれなら…。激しくしたらどうなるんだろうな。そう思うが、それは後のお楽しみにとっておく。
「ずいぶんと弱いな。足くすぐってるときはこんなに避けようとしなかっただろ?」
意地悪そうに聞くと、羞恥にか顔を染めながら、
「ちがひゅううううっ!しょれはぁははははははははははははっ!べつにっ!あしをっ!くしゅぐってほしかったからとかじゃあはははははっ!じゃなくてぇへへへへへへへへへへへへっ!たんにぃひひひひひひっ!なれちゃからなんでしゅぅふふふふふふふふふふふっ!きゃははははははははははははっ!もう、やめちぇぇへへへへへっ!」
なんて言ってきた。
「へー、足くすぐってほしかったのか」
あれはツンデレのつもりなんだろうか。バカなんだろうか。いまだ片手で軽くくすぐってるだけなのだが、すでにラストスパートをかけたみたいになってしまっている。
「いったんっ!いったんぁははははははははははっ!たんまぁははははははははははっ!」
顔をぶんぶんと振り回しながら叫ぶ山田が少しだけ可哀想になったので、くすぐりを首に変えてやる。猫の機嫌でもとるように、いろんな場所をくすぐる。
「ひゃぅっ?!んっ!んんっ!んぁっ!」
目をぎゅっとつぶって首をすくめながらもいいリアクション。大声で暴れ回るようなリアクションも好きだが、こういう風に我慢させるのもいいかもしれない。
「さとう…さんっ…。足…。足ならいいですからっ…。もうお腹は…。」
「バーカ、足だったらお前にとってはご褒美だろ」
上気させた頬に涙目でそんなことを言う山田だが、俺はバッサリと切る。ついでに耳元に口を近づける。
「お前は、変態だな」
その言葉を言いきると同時に耳に鋭い息をかける。同時、つぶっていた目を見開いてビクッと躯を跳ねさせる。
「ひぃゃあああっ!?」
「お前が好きなのは、こういう刺激だろ?だから」
耳にかすかに息をかけ続けながら、臍の周りを一本の指で円を描くようになぞる。
「んっ!んぁっ!うーうーっ!」
それだけでもピクピクとなる山田のお腹をより強くなぞる。
「こっちも好きになれるように、一回混ぜてやるよ。」
「まっ…っ!混ぜるっ?…んーっ!」
未だに刺激になれていないのか、少しいやらしく腰をうねらせる山田にまた、鋭く息をかけた。
「やぁぁぁんっ!」
「息かけ続けながら、腹くすぐってやる。最終的には、こっちも好きになるんじゃないか?」
「好きにとかっ!なりませんよっ!」
意地をはりつづけても意味がないのにな。そう思いながらも、耳への息とお腹を踊る指を止めはしない。
- 435 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/09(日) 19:30:10 ID:WYi/Ixlg0
- 書いてる途中に聞くのも変なんですが、割とくすぐられてる側とか、第三者目線とかが多い気がするんですが、くすぐる側目線は読みづらいんですかね?
くすぐる目線で書き続けてもみなさんは読みづらさは感じないでしょうか。
ご意見、よろしければ聞かせていただきたいです。
- 436 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/09(日) 20:17:42 ID:hsdKxBZo0
- 読みづらさは感じません。むしろありがたいです
続けて、どうそ
- 437 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/12(水) 05:47:16 ID:r5slw9cs0
- ご意見ありがとうございます。
一応、今までのようなくすぐる側目線を続けていきたいと思います。
なんかそっちの方が書きやすくて…。
少し書けたので、続きです。よろしければみて下さい(*・ω・)ノ
- 438 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/12(水) 05:49:00 ID:r5slw9cs0
- 「はぁっ…。ひゃっ!んぁぁっ!」
息をかけられると甘い声を出しながらも、くすぐりを強めると笑いそうになる。混ぜてしまえば、なす術なしに、本能の欲するままに声を出す。
「あんっ!もうっ!だめぇぇぇっ!きゃはははっ…ふぁっ!あぅぅっ…」
「どうだ?満足か?」
「満足なんてっ…。しませんっ…」
「…そうか…。満足って言えばやめてやろうと思ったのにな」
そう言って、お腹のくすぐりを今まで指一本だったのを五本にする。臍の周りを震わすように、無駄な脂肪の付いてなさそうなお腹をくすぐる。
「きゃはっ!?いゃぁははははははははははははぁっ!にゃはははははははははっ!きゃははははははぁっ!ひゃはははははははははははははっ!だめぇへへへへへへへっ!」
笑って、拘束されていない体の部分はすべて動かして抵抗する。
フーッ
今までより一段階ぐらい強く、山田の耳に息を吹きかける。息を吸う。
フーッ
また吹きかける。これの繰り返し。
「きゃははははははははははっ!ひゃはははははははっ!ひゃぁぁんっ!にゃははははははははっ!きゃんっ!」
どちらに反応していいかが分からないのか、もう山田もパニクっているのだろう。
「気絶はするなよ」
それだけ言って、俺は一気に本気を出した。両手の全ての指を使ってお腹をめちゃくちゃにくすぐる。決して痛くはならないように。俺の与える刺激は、山田をくすぐったいと思わせるだけでいい。快感は与えない。俺の左手の指は、残像でも残るくらいのスピードでお腹の上を動き回る。イメージとしては、虫が這ってるようなイメージでいい。右手の指はねちっこく。慣れが来ないように、触れるか触れないかの所でわきわきと動かす。
「ひゃっ?!きゃはははははははははははははははははははっ!ひぃゃ!ひゃぁははははははははははははははははっ!にゃはははははははははははははっ!しんじゃいましゅうふふふふふふふっ!いゃぁははははははははははははっ!しゃっ!しゃとうしゃあははははははははははははははははははははぁんっ!」
俺も、大概バカだ。何で動揺なんかしているんだ。ただ山田が、俺の名前を呼んだだけ。涙目で、口元をだらしなくして、汗をしたたらせ、必死な顔は上気していて…。
「こんなん動揺するに決まってんじゃねぇか!」
思わず声に出し、腹いせとばかりに山田へのくすぐりを強くする。仕方ない、悪いのは全部山田だ。
「いやぁっはははははははははははははははっ!ちょっ!もうっ!だめぇへへへへへへへっ!」
さすがに失神でもしそうな勢いに押され、くすぐりを止める。
「佐藤…さぁん…。はぁっ…。山田…もう…ダメです…」
荒い息は収まりそうにない。胸を激しく動かして、山田は酸素を求めて喘ぐ。
「悪いな、山田。手加減するつもりはあったんだが」
「嘘ですよね…。ぜったい…」
ツッコミにも覇気がない。
「いや、最初はあった。だがさっきなくなった。悪いのはお前だ」
「はぁっ!?何で…」
「お前がそんな醜態をさらしているからだ」
「誰のせいですか…。」
呆れたような目で見られた。山田にこんな反応をされる日が来るとは。
「もう休憩は十分か?次、行くぞ」
そう言って俺が取り出したのは、ハケだった。
「コレで、たっぷりやってやる」
- 439 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/12(水) 05:49:49 ID:r5slw9cs0
- 筆とか、ハケとか。これらはくすぐりグッズとして有名なものだと思う。
「筆じゃ…ないですね」
「あぁ、残念ながらな。お前の大好きな足をくすぐる筆はコレだ。いっつもコレで土踏まずなぞるとうれしそうな声出すもんな」
「そんなこと…」
「これは、ハケだ。今までキッチンで時々使ってた。しっかり洗ってあるから衛生上は問題ない。」
「これからも使ったりしませんよね?」
「当然だろ?さっき新しいのを買うように伝えてきた」
俺はれっきとしたキッチン担当だ。衛生には人一倍気を遣っていると言っても過言ではない。人間の生身に触れた物をそのまま使うわけがない。それは人間に対しても同じ。当然きれいに洗っている。しかし、しっかりと乾燥させたおかげでフワフワな感触は残されている。
「これだけでも、くすぐったいんじゃないか?」
お腹の上でクルクルとハケを遊ばせる。
「ひゃっ!?くふふふふふっ…。きゃはははははは…」
腰をくねらせて逃げようとする反応から見ても、効いているのだろう。しかし、ただくすぐるだけじゃない。
「あくまで、休憩の一部と考えてくれていい。これからハケを使って、次の準備をするだけだ」
「いやいやいやいやっ!?ちょっと触れただけであんな刺激が来るんですよ?!」
「とりあえず…」
山田の発言は聞こえなかったことにして、とりあえずボールに入った牛乳をハケになじませる。
「佐藤さん、それなんですか?」
拘束されているためボールの中身まで見えない山田がそう尋ねる。
「牛乳だ。別にただの水でもよかったんだが…」
ペチャッ
そんな音を立てて山田のお腹にハケを当てる。
「にゃふっ!?」
「これで、満遍なく塗れば滑りがよくなるだろ?」
「きゃははははははははははぁっ!ちょっ!?だめですぅふふふふふふふっ!むりむりむりぃひひひひひっ!くしゅぐったぃひひひひひっ!」
ハケで満遍なく塗れば、けたたましい笑い声が返ってくる。
「不満か」
「ふまんにぃひひひひひひひぃっ!きまってるじゃぁはははははははははははは!ないでしゅかぁははははははははっ!」
「仕方ないな。お前の大好きな筆も使ってやる」
そう言って筆にも牛乳を浸す。そして、山田が注意を向けていない…、臍を掃除するように筆を走らせる。
「ひぃゃっ!?きゃははははははははははははははっ!ひゃははははははははははっ!あはははははははははははっ!ひゃっ!きゃはははははははははははっ!だめぇっへへへへへへへへへへっ!」
笑い声がいっそう高くなる。
「誰も足をくすぐるなんて言ってないよな?どうだ?「大好きな」筆で「大嫌いな」臍をくすぐられる気分は」
「ばかばかばかぁはははははははははははっ!だめぇへへへへへへへへへへっ!くしゅぐったぁいっひひひひひひひひひひひ!」
ハケと筆を両方使って不規則に動かせば、山田がくすぐったさから逃れる手段は無いに等しかった。ただただ、俺に許しを乞うだけ。そんな山田の姿は、大変間抜けに見えた。
「おねがひっひひひひひひひっ!でしゅかりゃあはははははははははははははっ!やめっへへへへへへへへへっ!やめてくだしゃいぃひひひひひひひひひひっ!しゃとうしゃああああああああんっ!きゃははははははははははははぁっ!あはははははははははははははっ!いひひひひひひひひひっ!」
手錠をガチャガチャ言わせながら躯をくねらせる山田。口元はだらしなく開き、汗をかいた肌はハケと筆の滑りをよりいっそうよくしている。もう少しいじめてもよかったが、大方塗り終わった。ハケを肌から離し、筆だけはチロチロと山田の臍を責め続ける。
「あっ…!んっ!ふぁっ…。んんっ…!あぅっ…。ふふっ!」
大声で笑い出すには到底至らないものの、耐え難い刺激であることには間違いない。お腹周りが弱点の山田なら尚更だ。しばらくそうして遊んだ後、ようやく筆を臍から出す。
「はい、お疲れ」
「もう…。二度とイヤですね…。あんなの…。はぁっ…」
「腹と臍、両方ってことか」
「それもですけどっ…。あんな…。舐められるみたいなの…。無理です…」
おそらく、ハケのことを言っているのだろう。確かに、湿った物で撫でられる感覚は舐められるそれと近いかもしれない。
「実際に舐められた訳じゃねぇんだから」
「そうですね…」
とりあえず山田を落ち着かせるため、世間話。
俺もたばこを吸い始める。リラックスできた。
けど、リラックスしすぎたかもしれない。俺も、山田も。
種島が捕まえた子猫が、今どこにいるかなんて考えていなかった。
まさか、キッチンに入ってきていたなんて。
- 440 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/24(月) 23:58:01 ID:evbyeFO60
- しばらくここに来れませんでした(^_^;)
ずいぶん遅くなってしまいましたが、とりあえず続きです。
よろしければどうぞ。
「ひゃぁっ!?きゃはははははははははっ!何?!なんでしゅかぁははははははははははははっ!くしゅぐったぃひひひひひっ!ひゃぁははははははははははははっ!」
結論から言うと、その声にビクンと体を震わせたのは俺だった。俺は、たばこを吸っていた。くすぐったりしていないし、山田の方を見てすらいない。山田が笑い出す理由が分からなかった。
「山田?!」
あわてて振り返ると、そこには一匹の子猫。あれは、種島がさっき捕まえた…。その子猫が、山田の臍や腹を丁寧に、ゆっくりと舐めていた。くすぐられているのは自分ではないのに、何故かこっちまでくすぐったくなるような光景だった。特に臍。あの窪みを舌で舐めまわされるのを見ているとむずむずしてくる。
「牛乳か…」
自分もそれなりにパニクっていたらしい。なんで子猫が臍を舐めるかがすぐに思いつかなかった。ただの水にしておけば、山田はあんな風に舐められなかっただろう。たまたまとはいえ、牛乳でよかった。
「しゃとうしゃあははははははははははははははんっ!みてないでぇへへへへへっ!たしゅけてくだしゃいっひひひひひひひひ!」
足でどけようとするも、足は子猫に届かない。俺は椅子から立ち上がり、山田の元へ歩く。
「あははははははははっ!ひぃゃははははははははっ!もうっふふふふ!むりぃひひひひひひひひひひひっ!」
ばたばたと喧しく動く山田の足を、俺は片手で押さえつける。そして、子猫に加勢するようにわき腹をくすぐる。
「にゃんでぇへへへへへへ?!やめてくだしゃいっひひひひひひひひ!なにしゅるんでしゅかぁははははははははははははっ!?」
全く関係ない場所でも、バタバタとするだけですこしは気を紛らわすことが出来たのだろう。そんな風に動いていた足を押さえつけると、山田は一気に激しく動く。
「あははははははははははははっ!ほんとっ!むりぃっひひひひひひひひ!しゃとうしゃんのばかぁっははははははははははははははははっ!」
「何を言う。俺は腹くすぐってないだろ?さっきよりも優しくなってるじゃないか」
「わかっててっ!いってますねぇっへへへへへへへへ!だめだめぇっへへへへへへへへへへ!むりですぅっふふふふふふふふふ!きゃははははははははははははははははぁっ!」
子猫は臍の牛乳をあらかた舐め終えたようで、凹んだお腹に目を付けた。様に見えた。舌を器用に使って山田のお腹をピクピクとさせる。俺は一旦くすぐりをやめ、まだ近くにおいてあったボールを引き寄せる。牛乳はまだたっぷり残っていた。それを見て思わずニヤリとする。筆にたっぷりと浸すと、ようやく刺激が薄れたように思えた臍に再度耐え難い刺激を送った。
「うひゃっ!?あひゃははははははははははははっ!ひゃはははははははははははははははははっ!いゃぁっはははははははははははははははははは!きゃははははははははははははははははははっ!はぁっ!ひゃぁっ!にゃはははははははははははははっ!」
- 441 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/25(火) 21:38:44 ID:1tFF406w0
- ディ・モールト・ベネ!
猫責めいいなw
- 442 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/26(水) 17:46:12 ID:rLYm5cLI0
- 日本全国のナイトワーク掲示板サイト『夜スタch』!
ナイトワーク全ての業種の裏情報満載!
全国の夜のお店の求人システムも掲示板内に完全連動しているので是非覗いてみてね(*^▽^*)
お店のスレがた〜くさん上がってるよ♪♪
貴方のお店も載ってるかも・・・(〃^ω^)
夜の求人情報・お店裏情報サイトといえば★☆★夜スタch★☆★
- 443 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/29(土) 00:02:48 ID:HAKOIl5M0
- 臍に牛乳がたまればたちまち子猫がやってくる。これの繰り返し。ひたすらにそのループを続けていても、いつか時間はやってくる。
俺のズボンのポケットから体に振動が伝わる。メールだ。
from八千代
今からかうります。
おかし、たくさんかえました。
たのしみにしててね、
…誤字が多すぎる。いくら最近買ったばかりだとは言っても、ここまでか?ふつう、もっと打てるよな?かうるってなんだよ。なぜ最後が。じゃなくて、で終わるんだ。おそらく…。いや、間違いなくこんな誤字だらけのくせに八千代に打たせたのはあいつだな。仕方ないが、俺もまた中華鍋を握るとしよう。相馬、頭部の変形ぐらいは覚悟しておけ。
来たメールを保護して携帯を机におく。
「悪いな、山田。そろそろ時間だ。買い物に行ってた奴らが戻ってくる」
「はぁっ…。やっと…。ですかっ…」
ひょい、と子猫を持ち上げると山田との意志疎通がやっと可能になった。とは言え、さっきのはかなり辛かったらしく、未だに山田の胸は酸素を求め上下に激しく動く。
「だから、あと二分。いいな」
牛乳でベトベトの山田の臍を指でくるりとなぞる。山田はピクッと反応する。
「ひゃぁっ!?」
「さすが、敏感になってるな」
時計を見て、時間を確認。自分の理性を確認。大丈夫。二分でやめられる。
「気絶だけは、すんなよ」
俺は牛乳と猫の唾液で滑りがよくなった山田の薄いお腹に思い切り指を這わす。右手ではマッサージのように、揉むようにうにうにと動かした。左手ではカリカリと引っかくようにくすぐるが、滑りがよくなったおかげでそれは痛さを感じさせることはない。ただただ、耐え難い感覚を山田に与えるだけだ。
「ひゃあっはははははははははははははははっ!きゃはははははははははははははははははっ!いやっ!ひゃぁっ!あっはははははははははははははははははははっ!もうっ!だぁっ!めぇっへへへへへへへへへへへへへへへっ!いやぁっははははははははははははははははははははははっ!」
手錠のガチャガチャという音が、俺の理性を少しずつ蝕んでいくようだった。山田が抵抗している。必死に。いつもどれだけ叱られても動揺しないような山田が。
「ひぃっはははははははははははははははははっ!いきがっ!いっ!きぃっひひひひひひひひひひひ!あぁっはははははははははははははははは!」
山田の細い足はくすぐってくださいと懇願するようにバタバタと動く。これは確かに俺の勝手な解釈だが、おそらく山田は、あの足をくすぐられたときの感触を思い出しそちらの方がよかった、気持ちよかったと思っているだろう。
「きゃはははははははははははははははっ!あっ!あぁっ!あああああああああああああぁぁぁぁぁっ!」
ひときわ高い声を上げた山田に我を思いだし、さっと手を引いた。
山田は、どうやら気絶寸前だったらしい。
普段はつんと澄ましている顔はすごいことになっている。トロンとした瞳には涙が溜まり、頬にも涙の伝った跡もあった。
口はだらしなく開き、余韻のように残った笑い声と、息を整えようとする声を発している。
あわてて時計を見る。2分を少し過ぎていた。危ない危ない。俺の自己評価も、当てにならないもんだな。
しばらく山田と俺の息を整える声だけが休憩室に響いていた。
「…佐藤君……料理……しら…」
「…ですかね……まぁ…」
「えーっ!困るよー!?」
「まぁまぁ……。平気……」
聞こえてくる声にはっと気付く。他の奴らが所々しか聞こえないのに、種島の声だけが無駄に聞こえてくる。
「山田っ!戻れ!早く行け!」
小声で叫び、手錠をはずす。ようやく落ち着いてきた山田がふらつく足を必死に動かして屋根裏部屋へ戻っていった。
バタンっ!
がちゃっ
山田が屋根裏への階段を仕舞うと同時、あいつらが扉を開いた。
よかった…。助かった…。
相馬のにやけ面が心からムカつくが、この際無視だ。
「あぁ、何か買えたか」
「たくさん買ってきたよっ!」
ぴょんぴょんと飛び跳ねる種島の両手には、成る程大量のスナック菓子。
「佐藤君、で、何作ったの?」
笑いを堪え切れていない相馬の一言に、全員の視線が俺に集まる。
「あー、まぁ、その、あれだ。八千代のメール見て、作んのやめた。そこの、ほら、猫にやった」
自分でも分かるほど俺らしくない、歯切れの悪い言い方に、納得したのは女性二人。男性二人の目線が痛かったのは、言うまでもない。
- 444 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/29(土) 00:05:22 ID:HAKOIl5M0
- 以上になります(*・ω・)ノ
こんな拙い文章に付き合って下さり、
ありがとうございました(*・ω・)ノ
今度は、ワーキング以外の物も書いてみたいなー、なんて
思っております。
近々この中なら何がいいですかねー、みたいなのを
聞きたいと思ってます(*・ω・)ノ
あ、今までにも私にコメントを下さった方々、ありがとうございます!
- 445 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/29(土) 03:56:04 ID:MvYPRorM0
- 乙
山田くすぐり堪能させていただきましたw
- 446 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/29(土) 17:11:19 ID:IK2OzqAw0
- 意地悪な佐藤さんとドMちゃんな山田、素敵でした。
佐藤さんの絶妙な優しさに脱帽。
おへそオンリーで一本書いてみたら、思っていたよりも酷いものが出来上がりました。
幕間がてらm9(^д^)してあげてください。どうぞ。
〜・〜・〜
「はいっ」
彼女が、座っているあなたの前で膝立ちになり、Tシャツの裾をまくり上げます。
勢い良く上げられる両腕と共に、肩の上で切り揃えられた茶色の髪がさらさらと揺れました。彼女は、くりくりとした眼の中で輝く緋色の瞳をより一層煌めかせながら、あなたにお腹を突き出してきます。
「どうぞっ」
あなたは、彼女が差し出したお腹をまじまじと観察し始めます。
きめ細やかな白い肌には、一切の無駄毛が見られません。くびれたウエストの上には、小さな彼女には不相応な程に大きな胸。下には、彼女の身体を申し訳程度に隠しているホットパンツ。
そしてその中央には、あなたの大好きな、彼女の可愛らしいおへそがあります。縦に長いその穴の中央は、指先がすっぽり入ってしまいそうな程に深い。
あなたは彼女に促されるがまま、そのおへそにゆっくりと指を伸ばしていきました。
「んくっ」
あなたの人差し指先が彼女のお腹に触れた瞬間、彼女の身体がびくりと跳ねました。お腹の筋肉が固くなり、ぷるぷると強張って震えているのが見えます。
あなたは彼女のおへそを傷つけない様に、優しく、ゆっくりと指先で撫でていきます。
「んひっ、きひひひひひっ!? くふっ、ふっふふふふふ……っ!」
あなたの視線の上で、彼女が歯を食いしばりながら笑い声を上げ始めました。あなたが顔を上げると、彼女は潤んだ瞳であなたを見下ろしています。ほっぺはほんのり朱色に染まり、口元はぐにゃりと可愛らしく歪んでいます。
彼女は、あなたと目が合うや否や、喉から絞り出す様に声を上げました。
「んくぅっふふふふ……っ! もっ、とぉ……っ!!」
彼女が、あなたの肩をぎゅっと掴みます。
「もっと……っ! こちょこちょ、してぇ……っ!」
あなたは、彼女の可愛らしいおへそに視線を戻します。そっと顔を近づけ、細く、優しく息を吹きかけてみます。
「んひゃぁんっ!!?」
彼女の腰が引けて、お腹の筋肉が大きく跳ねました。ほんのちょっとくすぐっただけなのに、彼女のおへそはもう敏感。
彼女は一度しゃがんであなたと視線を合わせると、涙の滲んだ瞳で懇願するのでした。
「いじわるしないで……っ」
彼女ももう限界の様子。だけど、あなたはとことん意地悪。彼女の望む様にくすぐってあげるなんて、絶対にしません。
あなたは、彼女の腰に手を回します。
「わひゃっ!? な、なにっ!?」
そして、彼女を思いっきり抱きしめながら。
「んうぅっ、なに、するのぉ……!!?」
彼女のおへそに、あなたの口を思いっきり押し付けたのでした。
「にひいぃっ!!? いぁあっひゃはははははははははははははっ!!!」
- 447 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/29(土) 17:12:27 ID:IK2OzqAw0
-
彼女はあなたに抱かれながら、大きな声で笑い声を上げ始めました。あなたは、暴れ出す彼女を逃がさない様にしっかりと腰にしがみ付きながら、彼女のおへそに舌を這わせていきます。
「いやぁっははははははひゃひゃひゃひゃっ!! にゅるにゅるがぁっ、にゅるにゅるしてぇぇっへへへへへへへへへへっ!!? いにゃあぁぁっははははははははははははははははははははははっ!!!」
汗のためでしょうか、彼女のおへそはちょっぴりしょっぱい。あなたが彼女の汗を舐め尽くす様に舌をぺろぺろと素早く動かすと、彼女の身体はより大きく震えだします。
「それやめへぇぇっへへへへへへへへへ!!? お、おにゃかっ、とりょけちゃうよおぉぉぉっほほほほほほほほほほほほっ!!! ふにゅっ!? にゅあぁぁっははははははははははははははっ!!?」
あなたは舌先をとがらせて、彼女のお腹に押し付けて舐め始めました。固くなった彼女のお腹をほぐす様にぐにゅぐにゅと。おへそとその周りを満遍なく。すると、彼女は大きな口を開けて激しく暴れ出します。
「いぎぃぁあっはははははははははははっ!!!! ひゃらあぁぁっひゃひゃひゃひゃひゃひゃははははははははははっ!!? こわれひゃあぁぁっひゃひゃひゃははははははははっ!!!!」
彼女のお腹の筋肉がびくびくと痙攣を始めます。あなたの頭の上で、彼女の大きな胸がゆさゆさと大きく揺れているのが分かりました。彼女の顔はもう真っ赤、垂れた涎があなたの頭にまで零れています。けれど、あなたはそんなことなど気にも留めず、彼女のおへそを舐め姦し続けます。
「ひゃなひへえぇぇっへへへへへへへへへへ!!! もうひゃめえぇぇぁあっひゃっひゃははははははははははははははっ!!!! ひゃひっ!!? ひゃはっ!! にゃあぁぁっははははははははははははははは!!!」
彼女は無意識の内に、あなたの頭を両手で掴んで引き剥がそうとしていました。しかし、か弱い彼女ではあなたを引き剥がすことなど出来ません。あなたは、そんなものに応じることなく、彼女のおへそを舐め犯し続けるのでした。
「あひゃあぁぁっははははははははははははははははは!!!! ひぬっ、ひんひゃううぅっふふふふふふふふふふっ!!!? ひゃはっ!! ひゃあぁぁっはははははははははははははははははははっ!!!」
このおへそは、彼女が自ら差し出したもの。そう、彼女だってこれを望んでいるのですから。
〜・〜・〜
続きません。続けられません。
- 448 :くすぐり好きの名無しさん:2013/06/29(土) 22:37:17 ID:R7f0QZJ60
- もうちょっと続くんじゃよ(´・ω・`)
へそ好きとして444さんと446さんに感謝です
最近おヘソにもスポットライトが当たり始めて嬉しい限りです
- 449 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/01(月) 23:59:50 ID:.ew3MQbQ0
- ワーキングのものです(*・ω・)ノ
だんだん自己紹介が適当になっとる…
一応書けそうなところを書き出してみました
バカテス(翔子ちゃん以外)
生存(千鶴さん以外)
ロウきゅーぶ!(ひなたちゃん以外)
シーキューブ(フィア、このは)
俺妹(麻奈美以外)
神メモ(ミンさん以外)
とかですかね…。
有名どころを並べてみました。
こんな風に生意気にも選択式にさせていただいたのは、有名どころぐらいしか作品を知らないくせに有名どころでも知らないものが多すぎるからですwwwなのに変に深く知ってたりもしますwww
ほかにも、私が書けるものなら色々書いていきたいと思います。
また、ワーキングをもう一回でもいいかなー、なんて。
誠に勝手ながら、私の最近のネタ不足のヘルプに、投票ついでにこんなシチュ希望、など書いていただければ、できる限り頑張ります!
「いや、別におまえの駄作はもういいわwww」
とお思いの方はスルーしていただいて結構ですっ汗
駄作とかごもっともなのでwww
よろしければ、投票してください!
- 450 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/02(火) 00:42:02 ID:VMCzcwbQ0
- >>449
おつおつっす
シーキューブ完結記念にこのはにフィアちゃんがこちょっとされてるのが見たいとか何とか言ってみたり見なかったり・・・
- 451 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/02(火) 00:42:12 ID:KYXACxKk0
- 生存で真冬ちゃんとか素晴らしいと思いました!
- 452 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/02(火) 02:15:00 ID:7IojzLDA0
- バカテス吉井姉弟でお一つ
玲さんの服装は普段着でもバスローブでも構いません
明久君家で結果の出ない努力に意味はないくらい
敏感な足の裏をこちょこちょされてくださいw
- 453 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 454 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 22:57:52 ID:sQjJ7wtM0
- 自分に子供ができて初めて変わった見識といえば、赤ん坊という生き物は私が思っているよりずっと強い生き物だった、ということだろう。
確かに乳幼児というものは誰しも例外がなく、歩けない、しゃべれない、私たちが世話をしなければ生きてはいけないか弱い存在に思えるかもしれない。
昔早期出産をした友達の家に遊びにいった際に抱かせてもらった時など、その消え入りそうな小さな体躯を見て、少し力を入れるだけで簡単に壊れそうなほど儚く感じてしまい、おっかなびっくに抱いていた記憶が今も鮮明に残っている。
けれど、最愛の娘である優梨(ゆうり)を産み、私自身が赤子と多く接する時間が必然的に莫大と増え、その度にこの子の強さに触れ、いつも驚かされている毎日だ。
それは、抱きしめるたびに感じる生命そのものが燃えているかのように温かい体温だったり。
私の指をしっかりと握り締める小さな手の力強さだったり。
小さな身からは想像ができないほど大きな、そして大人だったなら半分ほどの時間で泣き疲れてしまうだろう長時間の泣き声だったりと、語りつくせば限がない。
私たち大人のように大小様々なしがらみに捕われない分、赤ん坊という生き物は生きる為の力を何の迷いもなくひたすら純直に、全ての力を全力で注ぎ込んでいる。
そして、そんなこの子の生命力の強さ、逞しさをを肌で感じるたび、いつも私はこの子は生きているんだと安堵を覚えていた。
それは今現在に至っても……そうだった。
- 455 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 22:59:04 ID:sQjJ7wtM0
- 「ん…くっふふ……くひひっ」
歯も生えていない幼い口からは想像できないほどの力強さで、私の乳首に吸い付いてくる。
無我夢中に吸い付いているその姿を見ていると、私の中のものを全て持っていかれるんじゃないかと馬鹿なことすら思えてきてしまう。
「くぁッ……ん゛んっ…ふぅううぅう…」
先っぽに加えられるくすぐったさと性感の入り混じった刺激が、乳房から全身へとじわりと伝わっていく。
腰から背筋にかけてゾクゾクと猥らなものが込みあがり、その身をくねらして紛らわしたくなったけど、優梨を抱えている状態ではほとんど身体は動かせない。
「はぁぁ…はぁん…は…ふぅっ!」
そんな私のことなどつゆ知らず、優梨の吸い付きは更に強まり、私の半分もない小さな手は「もっと出せ」とでもせがむかのように、汗ばんだ乳房に添えられていた。
すごい食欲だ……母乳を飲んでくれない赤子もいる中、母親としては嬉しい限りだけど、私に似てお肉のつきやすい身体になったらどうしよう……。
「ひあッ! く…ぅうううぅううううぅうッ!」
そんなことを考えながら、気だけは紛らわそうとしたが適わず。絶え間なく続くくすぐったさに肩を強張らせ、耐えるしかなかった。
「ん゛あぁあああぁああッ!! はあぁああっ……は、はぁ…はぁ………」
身体をブルッと振るえ、限界の兆しが見え始めたころ、優梨はようやく私の乳首から口を離してくれた。
私は安堵のため息を漏らすと、優梨の背中を擦りゲップをさせる。
その頃にはもうウトウトとおねむになっている。母乳を飲んだらすぐ眠る、本当に頼もしい限りだ。
- 456 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:00:10 ID:sQjJ7wtM0
- 「ふぅ……」
私は産毛の生えた優梨の頭を撫でると、手首に時計型のバイタルチェッカーをつけて赤ん坊用の柵のついたベットに寝かした。
このバイタルチェッカーは国から無料で支給されたもので、心拍数、呼吸、血圧、体温の基本的なものから脳波によるストレスの過度や顔の表情筋などを分析して、少しでも異常があればお風呂やトイレにまで置いてある部屋中の子機に知らせてくれるという優れものだ。興味本位で値段を聞いてみれば、月の食費を余裕で超える値段でびっくりしたのを覚えている。
他にも、まだ新卒に毛の生えたような歳の夫のお給料ではとても住めない一等地一戸建ての家も無償で提供してくれたり、助産師の方も国からの派遣で定期的に様子を見にくれるといった、こちらが恐縮してしまうほどの至れり尽くせりだ。
孫を一通り愛でた後、「今の時代はいいわねぇ、わたし達のときなんかね(以下略)」とウチに来るたびに母が愚痴ってくるのも無理からぬことなのかもしれない。
そう……例え少子化問題で頭を抱え、こちらに見返りを求めている上での行政支援とはいえ、ここまでしてくれる相手の勧めを無下には断れないのが人情というもので……。
母乳の出が良くないと相談をし、助産師さんが真っ先に薦めてきたのがTEOによるくすぐり治療だった。
その治療内容は聞くに耐え難い恥ずかしいものだったが、母親の母乳は乳幼児の健康上とても良いとは『母親教室』で散々教え込まれてきたことだし、「恥ずかしがってか、治療を受けてくれる人が少なく、このままでは国の査察が入り、この治療が廃止なって数少ない利用者たちが困ってしまうんですよ……」とあからさまに困った顔で聞かされれば、渋々ながら優梨を助産師さんに預け、TEO施設に足を赴けるしかなかった。
そして事前に聞いていた内容が可愛く思えるくらい、死ぬほど恥ずかしい……くすぐったい目に遭ったけど、治療希望者は少ないがリピーターはとても多いのにも納得がいくほどの結果で、母乳の出は良くなるどころかむしろ胸が張って困るくらいだ。
しかし物事というのは、手放しに全てよかったと言える結果なんてそうそうないわけで……。
「ふっ…ぁ…」
私の母乳と優梨の涎で濡れた乳首をティッシュで拭いてるだけなのに、整うどころか徐々に息が荒いできてしまう。
「………」
痛いほど起ち、ピクピクともどかしそうに震える乳首を目にし、恥ずかしくなりたまらず視線を逸らした。
あの治療以来、すっかりと敏感になってしまった部位を隠すように上着を着る。
けど、見ないようにしていても、そこは上着の内で溢れ出す猥らな欲求のサインを繰り返し発していた。
- 457 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:01:37 ID:sQjJ7wtM0
- 「…カレンダー」
私の声に呼応し、立体ホログラム映像のカレンダーが目の前に浮き上がった。
日にちを確認すると、次のTEO治療まで一週間もの間がある……。
「……い、家でも定期的に御自分で行ってくださいとか言ってたよね……」
寿退社をして専業主婦になってからすっかりと多くなった独り言をつぶやきながら、ブラもつけず部屋を出て足早に寝室に向かった。
「ん……うっ……」
上着に乳首がこすれ、湿った吐息が漏れる。
あの治療以来すっかり過敏に……そして、なんというか…慎みがなくなってしまった胸の先端部。
もし優梨に母乳を与えている時、少しでも身を緩めあの感覚を受け入れてしまえば、私は娘の口で……。
「………」
その先のことを考えないように私はかぶり振る。
そうならないためにも適度に発散しなければならないのだと、心の中で言い訳をしながら寝室のドアノブを回した。
「えっと……」
優梨の夜泣きによる寝不足で仕事に支障を来さないようにと半ば無理やり引き離した、今は夫だけが使用している寝室に入ると、クローゼットの奥に仕舞い隠してあった『お土産』を二つ取り出す。
「ん゛っ」
それらを両手に持ちながら年甲斐もなく、顔からベットにダイブをした。
子育てに忙殺され、しばらく直接嗅いでいない夫の匂いを吸い込むと、乳首だけはなく、頭のほうもモヤモヤしてくる。
「……よ、よし」
夫の匂いを堪能し、しばらくの間逡巡としていたけど、謎の気合を入れて枕から顔を離すと、いそいそと服を脱ぎ出し、下着一枚という姿になった。
別に上だけ外していれば目的のことはできるけど、できる限り『あの日』と同じにしたかった……。
「………」
ごくりと生唾を飲み、TEOの職員……確か持田さんに渡された『お土産』の一つを手に取る。
それは見ているだけで笑いがこみ上げてくる、柔らかそうな筆。
様々な動物の毛のいい所だけを組み合わせて造られたらしいそれを、そっと二の腕に這わせる。
- 458 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:02:59 ID:sQjJ7wtM0
- 「んん……」
軽く触れただけなのに、ゾワリとした感覚が身体の中を這い回り、鳥肌がぷつぷつと立ち始めた。
「ふっ…あっ…くくくっ」
しばらく二の腕辺りを這わせていたけど、それだけでは物足りなくなり、太腿に筆を下降させていく。
二の腕とは比べ物にならないくすぐったさに拒否するように、脚がくねくねと筆から逃げようとする。
私はそれを無視するようにして、足の裏に筆を持っていく。
「きゃひッ!?」
どこか甘美さの残る太腿のとは違う、純然なくすぐったさが身体を貫き、私は変な悲鳴を上げながら慌てて筆を足裏から引っ込めた。
「ふぅ……」
ドキドキとした気を静めると、再びおっかなびっくに筆を使いツンツンと足裏をつつく。
「ひあぁあぁああッ! はぁ…あ、足の裏すごい……」
前は胸にしかくすぐられなかったから知らなかったけど、私は足の裏も相当弱いらしい……。筆で軽く1〜2回撫でるだけで耐え切れなくなり反射的に離してしまう。
……もし足首を拘束され、この筆で足裏を好き放題撫で回されたら……。そんな想像すると足の裏から太腿にゾクゾクしたものが這い上がってくる。
「うくっ…くくく…」
荒ぐ呼吸も治まらないまま、今度はするすると筆を身体に這わせながら上昇させていく。
止まった先は汗ばんだ腋の下だった。
「はっ…くっ…!」
そこに筆を近づかせるだけでキュッと皮膚が縮こまり、思わず腋を閉じたくなってしまう。
「ふぅ…ふぅぅ…んくっ!」
それを上回る好奇心に身を任せ、意を決し腋の皺をなぞる様にして筆をさわさわと這わせた。
「はぁぁああぁッ!!」
予想を超える刺激に、ビクッと身体を弾かせ、筆を宙に放り出してしまう。
「はぁ…はぁ…」
劣情で濁らした瞳でベットの上に転がった筆を見つめる。
そこまできて、私はようやく自分が濡れていることに気がついた。
「ん…んっ」
下着越しに指を潤んだアソコに食い込ませる。じんわりと甘美な刺激が下半身一帯にに広がっていく。
しかし私は敢えて幸せなだけの刺激を取らずに、ベットに転がっている筆を再び取った。
「ひっ、くひひひひひひひッ! む゛ぅうううぅううううううッ!」
腕を高く上げ、手で髪の毛を掴み握り締めながら、無防備に曝け出した腋を掃除でもするかのように筆を這わせていく。
独特の妖しい刺激が全体に広がっていき、極寒の土地にいるかのように身体はブルブルと震え、歯をガチガチを打ち鳴らしてしまう。
「へきゃぁっ! はきひひひひひひひひぃいいいいいぃいいいッ!」
神経を逆撫でされる普通なら不快になるべき感触。
くすぐったい……苦しい……。なのにやめられない。
- 459 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:04:56 ID:sQjJ7wtM0
- 「んぐッ! へひひひひひひひっ!」
不意に部屋にある姿見が視界に入り、半裸で自分の腋を筆でくすぐり、耐えている私の姿を目にしてしまう。
その間抜けな姿に赤面してしまうが、それでも筆を動かすのを止められない。
「く…む゛うぅうううぅうううぅううっ…あ゛ぁあぁあああッ!! はっ…はぁっ…はぁぁ……」
刻々と腋へ蓄積されていくこそばゆさに耐え切れず、筆を放り出すようにして中断してしまう。
「はぁ…はぁ……ふぅ……」
額から滲み出た汗を拭い張り付いた髪をかき上げ、見失った筆の位置をしばらく彷徨いながら掴む。
「………」
次に自然と目が向いたのは、カチカチに固くなっている、胸の先っぽだった。
「ん…んぅ〜〜〜〜〜…」
目薬を差す時みたいに慎重に、筆先を震わせながらゆっくりと乳首に近づかせていく。
「くひいいいいぃいいいッ!!」
筆先が乳首に触れた瞬間、あの日を思い出すような刺激が全身を駆け巡り、思わず筆を乳首から遠ざけてしまう。
「うっ……くっ……」
それに懲りずもう一度筆を乳首に持っていく、けど――
「ふはぁああぁあああぁああッ!!」
あの治療ですっかりとトラウマと植えつけられたせいか、少しでも触れると我慢できないくすぐったさが身体中を襲い、脊髄反射で筆を乳首から離してしまう。
「んはぁ…はぁ…や、やっぱり駄目ぇ……」
しかしそんな言葉でスイッチが入ってしまった身体は納得してくれるわけもなく、筆の感触がなくなると咎めるようにして疼きと熱がムズムズと込み上げてくる。
くすぐってる最中はあんなに苦しかったのに……止めた途端にまた欲しくなってきてしまう……。
その苦しさが10っだったら20を、100だったら200と、禁断の快楽を運んでくることを身体に教え込まれているから……。
私はそんな難儀な刺激の虜になってしまっていた。
「結局これしかない……のかな……」
自分の手だけでは耐え切れずどうしてもくすぐる力をセーブしてしまうと察した私は、筆を置くと一際威圧感を放っているようなソレをチラリと見た。
部屋の照明に反射するUの字型のガラスカップの搾乳機。1000の苦しさと2000の快楽を得られる、あの日天国と地獄を与えてくれた悪魔の機械……。
もう自制する気など残っていない私は、迷うことなくカップの縁に接着液を塗り、自分の乳房へとはめ込んだ。汗で濡れていた身体なのに、相変わらず驚くほどのピッタリとくっつく。
「あ……」
そこまできて、接着液の効果をなくす中和液をいっしょに持ってくるのを忘れたのに気がついた。
「…後でいいか」
一分一秒でもおしい私は、はやる気持ちを抑えきれず、期待と不安で大きくなっている心臓の鼓動を感じながら、搾乳機のリモコンの電源ボタンを押した。
- 460 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:06:47 ID:sQjJ7wtM0
- 『お疲れ様です、七海様。この度TEO試作機、くすぐり搾乳機三回目のご利用、真にありがとうございます』
透き通った起伏の乏しい女性の声が、リモコンのスピーカー越しから聞こえた。
AIの学習機能が搭載されていて、使用するごとに一人ひとりより適したくすぐりをしてくれるようになっていくとかなんとか。
「どうでもいいけど、いちいち使った回数言うのやめてくれないかなぁ……」
あなたはわたしを使って何回××××をしましたと、ほぼ同じような言葉で言われてるのは機械相手でも恥ずかしい。感情の篭っていない冷静な声だとなお更に……。
設定とかは自分で変えれるかもしれないけど、機械音痴な私にはちんぷんかんぷんだ。
『音声による使用法をお教えします。まず始めに、当機の診断よる、その日の体調に合わせたおまかせコース』
「いや…。いきなりレベル3とかにしてくるし……」
テレビ相手に話しかけている寂しい女と同じようになりながら、勝手にガイダンスを始めるAIを遮るようにして、強さレベル1を選択した。
『それでは、レベル1、乳房のくすぐりマッサージを開始します』
「ふっ……く」
無味な声が今からすることを宣言し、私は期待と不安を胸に、ドキドキしながら肩に力を入れ身構える。けど――
「………………」
胸の位置や状態を把握しようとしているせいか、カップの縁の添ってついている機械からカリカリと何かの情報を処理しているような音しか聞こえず、身構えているのに疲れ力を緩めた。
「はン゛ッ!!?」
警戒を解いた瞬間、搾乳カップ内全域を覆うくすぐったい振動が流れ込み、思わず変な悲鳴をあげて仰け反ってしまう。
「ひっ…くひひひひひっ…も…もおぉぉおおッ!」
まるで見計らったような意地悪なタイミングで始まったくすぐりに、機械相手だけど文句を上げたくなってくる。3回目だけど、いまだにこの微妙な間をあけて始まるのに慣れないでいた。
- 461 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:08:05 ID:sQjJ7wtM0
- 「はっ…ふきっ…ん゛ん〜〜〜っ…ひ、ひゃあぁあぁああああぁあッ!!」
不意打ちにより緩んでしまった身をなんとか立て直そうと、くすぐったい振動に耐えながら再び力を入れ直そうとする。
しかしそれを邪魔するようにして、搾乳カップの縁から五ミリほどの細さの縄が数本ウネウネと飛び出してきた。
極細の毛がびっしりとついた縄は、生き物のように動き私の乳房や乳首を撫で回す。
「ひぎっ…ししししししししししッ! はぁ゛っ…はひッ…んあ゛ぁぁあああぁああ〜〜〜〜ッ!!」
羽根の時とは違う自分では予測できないこそばゆさに、私の手と足の指はベットのシーツをギュッと握り締め、お尻や腰をくねらせながら何とか紛らわそうとする。
「へきゃッ!? あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!」
しかしそんな抵抗をあざ笑うかのように、毛のついた縄は私のビンビンに起っている突起物にグルグル巻きつき、独楽を回す時のように縄を引き抜く遊びを始めた。
「くひゃはははははははははははははははッ!! へへひひひひひひいいいい〜〜〜ッ!!」
乳首全域を極細で擦られるおぞましい感触を与えられる度、身体を仰け反らせ、アソコの内から熱い液体が溢れ出してきた。
未だににこれがレベル1とは納得ができない……。
「あ゛ぁぁああッ…はあぁぁあぁあああああぁあああああッ!! きゅう゛ぅううぅうううぅううううッ!!」
思わず停止のボタンを押しそうになったリモコンを敢えて遠ざけ、皺がつくほど深く握っている手をシーツから剥がそうとする。
けど…いくら頭で命令していても、身体はこの胸への責めをギリギリのところで耐えれている命綱を手放すことを良しとせず、なかなか離れない。
「ひあ゛っ…はひぃいいいいいぃいいいぃいいいいッ!!」
数分間その状態が続き、身体中の筋肉をガクガクと震わせながらなんとか右手をシーツから引き剥がすことに成功すると、すぐさま下着の中に入れ、熱く潤うアソコを必死で擦り始めた。
「あ゛をッ!! んふっ、ふぅぅぅうううううぅ〜〜〜っ!!」
胸へのくすぐりの影響で手が震えるせいで、拙い慰みしかできなかったけど、すぐにでも消え入りそうな甘美な刺激はピクピクと動くお腹やアソコによって押し上げられ、身体全体に染み渡っていく。
身体は甘美な刺激を受け入れようと緩む。すると弛緩した身を責めるようにこそばゆさがどっと押し寄せて、慌てて身体中を引き締めるようにして力を入れる。
その繰り返し。
くすぐったい。苦しい。気持ちいい。
様々な感覚が私の思考をぐちゃぐちゃにかき乱していく……。
- 462 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:09:23 ID:sQjJ7wtM0
- 「きゃっひゃひゃっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!! きひひひいいぃいいいいいいぃいッ!! くあっ…ああああああぁあッ!!!」
そんな淫乱な遊びを繰り返していると、下腹部あたりから猥らな衝動がこみ上げ、身体中が緊張し、視界が狭まっていく感覚が襲う。
「ひぎっひひひぃぃいいぃいいッ!! はぁぁぁう゛ぅうううぅうぅうううッ!!!」
涙で染まる視界の中、慌ててリモコンを探し出し停止のボタンを押した。
『くすぐり、を終了します』
「あ゛あぁあぁああっ……くぅうううぅうううううう………ッ!!」
腰を円状にくねらせ、込み上げてくる猥らな衝動を絶頂直前で押さえ込むことに成功する。
「んはっ……はぁ…はぁ…」
汗を存分に擦ったシーツの上に仰向けに倒れこみ、天上を仰ぎ見た。
「は…ふぅ……」
左手をお腹のあたりに持っていく。
「んっ……」
過敏にになった身体は自分の手を触れるだけでくすぐったい……。
左手からはそこに心臓でもあるかのように、腹筋がピクピクと動いている。
「うわぁ……」
今度はアソコに手を持っていく。まるでお漏らしでもしたかのような濡れ具合に、自分でも若干引いてしまう。
下着の上に置いてあった手をそのまま潜り込ませたい誘惑に駆られたけど、今したら確実に果ててしまうので我慢する。
「………」
しばらくの間、照明をぼーっと見上げながら私を悶えさす意地悪な刺激のない安息の時間を過ごす。
「………ん…ぁ…」
けど3分もたたないうちにその時間に物足りなさを感じ、自然と太腿をもじもじと擦り合わせてしまっていた。
「も、もう一回……」
余韻でまだ乳首がピクピクと震えているにも関わらず、私は搾乳機の開始ボタンを押した。
『それでは、レベル1、のくすぐりを開始します』
「ふっ……………くひゃッ!! んひひひひひひいぃいいいぃいいッ!!」
またしても身構えるタイミングを微妙にずらされ始まった胸へのくすぐりに笑いを噛み殺しながら、身体をくねらせ耐える。
「ひっ、ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!! く、くすぐたひぃいいいぃぃいいいッ!!!」
先ほどよりも幾分か快楽の割合が強まったくすぐりに翻弄されながら、アソコに手を持っていき、何ともいえない刺激を味わう。
その後――くすぐりと手淫で悶え絶頂寸前止めるといった、薄氷の上を踏み歩く遊戯を繰り返し、もどかしくも癖になる感覚を何度も愉しんでいた。
- 463 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:10:55 ID:sQjJ7wtM0
- 「はっ…くぅっ…んぅ゛う゛うううううぅうううううう……ッ!! んはぁっ……ふぅ…ふぅ…」
もう何度目か分からない絶頂へと昇りつけようとする身体を抑え、ベットの上に倒れこむ。
「むんっ…ふんんぁっ……はぅっ……」
火照った頭の熱ともどかしさで意識が朦朧としてくる。自分の身体であって自分の身体じゃないような感覚……。
空調が効いているはずの部屋なのに、身体の内はうだるように熱く汗だくだった。
「ん……しょ」
仰向けのままリモコンを手繰り寄せる。
手は自然とレベル2に設定した。これで開始ボタンを押せば設定どおりのくすぐりが私に加えられる……。
想像するだけでも背筋がぶるっと震え、リモコンを手元から落としそうになった。
「………」
今まで怖くてレベル1しか受けてなかったくすぐり。
身体の隅々まで過敏になった状態でこれ以上強くなったらどうなるんだろう……。
「………っ」
もうリモコンをレベル2に変えている時点で、私は好奇心に負けていた。
息を大きく吸い込むと、意を決し開始のボタンに人差し指を近づけていく。
「なぁんだ、ここにいたの………か……」
「え゛……………?」
突然の部屋のドアが開き、聞きなれた声が聞こえ、私は猥らに浸っていた世界から現実へと引き戻された。
「……………」
見慣れた、お人好しを絵に描いたような顔の夫が、呆然と私を見つめていた。
乳首を起たせアソコを濡らし、汗と恥ずかしい匂いを放っている取り繕いようのない痴態。
結婚生活二年目で、少なくともこんなはしたない姿を見せないほどにはいい子ぶっていた私を見開いた瞳が瞳が写し出している……。
「ち、ちがっ……ちがうのっ…」
顔を青ざめ涙目になりながら、手バタバタと振り回しながら言い訳をしようにも、混乱した頭では理路整然としない言葉しか出てこず、私は上擦った声をあげながら後ずさった。
その拍子に、放り出していた搾乳機のリモコンをお尻で踏んづけてしまう。
『レ、レベ、レベルを、コ、コースを選た――』
私のお尻にボタンをめちゃくちゃに押されたリモコンからは、感情と言語の伴っていない女性の美声が乱立される。
慌てて腰をどかしたけど、それは最悪なタイミングだった。
『それでは、レベル10、のくすぐりを開始します』
「へ………」
- 464 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:12:34 ID:sQjJ7wtM0
- 短い時間の間に不足な出来事が置き過ぎて、そんな場合でもないのに私は数瞬の間フリーズしてしまっていた。
「だ、だめ! ストッ、きゃひいぃいいいいいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!?」
我に帰り、停止ボタンを押そうとリモコンを掴んだところで、今までのが遊びと思えるくらい暴力的なくすぐりが私の身体を貫いた。
たまらず悲鳴をあげて身体を跳ね上げ、その拍子に持っていたリモコンを放り投げてしまう。
リモコンは勢いよく床を滑り、クローゼットと壁の隙間入ってしまった。
「あ゛ぁあぁああぁああっっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! ぎゃははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!」
絶望に打ちひしがれる間もなく、このマシン最大級のくすぐりが私の弱点を襲った。私はパンツ一枚の恥ずかしい格好なのも忘れて、狂ったように暴れまわる。
細い縄は目にも止まらぬ速さで乳首や乳房をその毛を使い擦り回し、くすぐったい振動は一定方向じゃなくて様々な角度から加わり、私の胸は面白いほどプルプルを揺れ動き形を変えていく。
見る限りとても乱暴な感じなのに全く痛さを感じないのが、不幸中の不幸だった。
「ぎひいいいいぃいいいいいぃいいいいいぃいいいいいッ!!? うひゃあぁぁああああああっっははははははははははははははははははははははははははッ!!!」
追い討ちとでも言うように、乳房の内側から猛烈なくすぐったさが沸き起こった。
一度嫌というほど味わい、染み込むようにして身体に刻み込まれた記憶が蘇る。
乳腺の中をくすぐりまわされる恐ろしい感触。
「ぎゃひぃいいいいいぃいいいいいいいいッ!!! ひゃひっひぃいいぃいいひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!
乳腺から乳首にくすぐったい電流が流れるたび、私に下半身はそれを喜ぶように、アソコからは愛液が溢れてくる。
鼻と口からは温かい何がが大量に噴出し、顔から首元を伝っていく。
「みひゃいっっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! みひゃい゛でぇえええぇえええええええええぇええええええッ!!!」
何が起こっているのか分からず、呆けた顔で私を見ている夫に懇願する。
けど、手足で覆い隠そうとしても、一切の手加減なしのくすぐりによって笑い弾け、手足を大っぴらに開き、悶え爆笑してしまう。
「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃははははははははははははははははッ!!!! うひゃあああひゃひゃひゃひゃひゃひゃははははははははははははははははははははははははッ!!!!」
手慣らし運転の終わり、マシンの動きは更に精密に強いくすぐりになり、微かに残っていた羞恥心や理性を根こそぎ奪い取ってしまう。
苛烈に脳に加えられるくすぐったいという感覚は、私という人間の尊厳を勢いよく消し去っていく。シーツを乱し、お肉のあまり気味の身体をブルルンブルン震わせ、鼻水と涎をたらし馬鹿笑いをするという大人には許されない痴態を強制させられる。
「げひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!! ひぎぃいいいぃいいいいぃいいいいいいいッはあ゛ぅあぁぁああああぁああああああああああぁああッ!!!!」
酸欠で頭がぼーっとしてくる。
自分の笑い声がどこか遠い。
なのにくすぐったい感覚だけはしっかりと身体に張り付いて、私に見っともない爆笑を引き起こされる力が、胸を中心に頭のてっぺんからつま先まで広がり支配されていく。
- 465 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:13:27 ID:sQjJ7wtM0
- 「い゛ぎひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!! へびゃッははははははははははははははははははははははははははははッ!!!!」
何度もお預けを食らっていた身体にすぐさま限界が訪れた。猥らな衝動が再び沸き起こり弛緩し切った無抵抗な身全身に行き渡っていく。
「あ゛ヒィいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃいいいいいイイイ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!」
頭の中が真っ白になった。
身体の中に這入りこんだ妖しい刺激に無理やり笑い踊らされながら絶頂を向かえた。
いつの間にかベットから落ちていた私は、快感なのか笑いのなのかどちらか分からない痙攣を繰り返しながら、床の上でえびぞりを繰り返していた。
「ぎゃぁああああああぁあはははははははははははははははははははははっははははははははははッ!!!!! おほぉおぉおおぉおぉおぉおぉぉぉおおおおおおぉおおおッ!!!!!」
乳首から大量の何かが迸り、パンパンに張っていた胸が軽くなる、アソコは何度も伸縮を繰り返す。
危険染みた快感に頭がどこかにいってしまいそうになるけど、身体に踏ん張りは効かず成すがままに受け入れてしまう。
「イ゛ッひゃぁあぁあぁあぁあぁああああああッッ!!!!! も゛おぉおぉおおおおイ゛ッッひゃかりゃぁぁあああああああぁああああああッ!!!!! ゆ゛るじっっうぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははぁああぁあああああああッッ!!!!!」
枯れ気味の声で絶叫染みた抗議を繰り返す。けど従える術を手放した人間の言う事に耳は貸してくれず、私の胸に張り付いたソレは冷徹なくすぐり責めを繰り返す。
「くびゃひぃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!!! ん゛お゛ぉぁあああぁああああああああああぁあああああああぁあぁあ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
あまりのくすぐったさに気絶もできず悶え回っていると、心配そうな叫び声が聞こえたが、私の爆笑にかき消されよく聞こえない。
すると私の手を握り締め、暴れる身体を抱きとめた。
「ふぎゃびゃぁあひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁあああぁああああッ!!!!! あ゛にゃだぁああぁあああっっっだしゅけひゃぇえええぇええええええぇえええッ!!!!! ぎゃひゃははははははははははははははははははははははあぁあぁああああぁあッ!!!!!」
不思議な安心感を心の隅で覚えながらも、私はその腕の中で笑い暴れ、二度目の絶頂がすぐそこまで迫っているのを感じていた。
- 466 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:14:45 ID:sQjJ7wtM0
- 「それにしても災難でしたねぇ」
「は、はい…まぁ……」
こっちにしてみれば笑い事ではないことを、クスクスと笑いながら、私の治療担当者であるTEO職員、持田麗華さんはモニターに噛り付きキーを滑らかな動作で叩き続けている。
「………はぁい、お待たせしました。では外しますねー」
隣に控えていたアシスタントの人が軽く会釈をすると、頭にかぶさらされていた無骨なヘッドギアを取り外してくれた。頭への圧迫感がなくなり、私はほっと息を吐きながら座っていたリクライニングシートに背中を預けた。
極端に面積の狭い水着を着ているから、ひんやりしたシートが肌に当たり心地いい。
「でも、お一人でお楽しみ中だったところを旦那さんに見られるなんてねぇ……」
「………はぃ」
まだその話続けるんだ……と思ったけど、無視するわけにもいかず適当に相槌を打った。
「なんというか……昔から間の悪い人なんです」
初めてのデートを予定していた日は高熱で寝込むし。
いっしょに外へ遊びにいくと大抵雨降るし。
プロポーズの時は二回ほど噛んでいた。
そして今回……営業でたまたま自宅の近くを通りかかり、我が子の顔を見て英気を養おうと意気揚々と家に寄ったら、その……私がアレだったし……。
幾度となく失禁と絶頂を繰り返しながら、呂律の回らない舌で必死に事情を説明して、家具をどかし奥に入り込んでいたリモコンを取り出しあのマシンを止めてもらったときのことを思い出すたびに自己嫌悪に陥る……。
「でも今回はよかったじゃないですか、共通の趣味ができたみたいですし」
持田さんは綺麗だけど邪なものが背後から漏れ出しているような笑みを浮かべながら、モニターから視線を外さないで私に語りかけている。
……というか、
「ちょ、ちょっとどこまで見てるんですか!」
モニターに付属しているスピーカーからは、嬌声とはしたない爆笑の入り混じった声がたれ流しになっていた。
「私のオ……」
「…オ?」
「ひ、一人でしてるところだけで十分じゃないんですか!?」
「まぁまぁ、ついでですから」
「ついでって……」
持田さんは試作機の出来具合をよりリアルな形でサンプリングしたかったらしく、どうしても記憶を読み込ませてくれと私に頼み込んできた。
最初は頑なに拒んでけど、何度も頭を下げる持田さんに私はついに折れ、ものすごく重い首を縦に振った。
それなのに……。
「ふふっ……くすぐられながらするととっても締まっちゃうから旦那さんも大変ですねー」
さっきまでの平身低頭な態度はどこへいったのやら……。私に聞かせるかのようにボリュームを上げている。
もう絶対この人の言う事は信用しないようにしようと、羞恥責めに耐えながら心の中で固く誓った。
「あら……今度は七海さんがする番ですね」
「え……?」
「七海さん、旦那さんの前だとこんなこと言っちゃうんだぁ」
「あ……そ、それだめ! あっ!?」
人様には一番知られたくなかったものを映し出されていることに気がつき、止めよう立ち上がろうとしたところで、シートの肘掛と脛あたりから枷が飛び出し手足を拘束されてしまう。
- 467 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:16:44 ID:sQjJ7wtM0
- 「七海さんはドMだと思ってましたけど、このご勇姿を見てたら考えを改めないといけませんね」
「こ、これは、そうして欲しいって言われたから……」
「そのわりにはノリノリのような……。あ、ごめんなさい。わたしばかり愉しんで……そちらからも見えるようにしますね」
持田さんがキーを叩くと、目の前にホログラム映像が浮かび上がる。
そこにはベットの上で仰向けに束縛されている夫に跨りながら、無防備なわき腹をくすぐり回している私が鮮明に映し出されていた。
「まぁ……七海さんったらくすぐり弱いのに、こんなエグい責め方しちゃうんですか」
「あぁ……もぉいやぁ……」
恥ずかしさのあまり顔を覆いたかったけど、拘束されてるためできない。
行き過ぎた羞恥心は悲しみに変わり、鼻の奥がツンのなって視界が涙で染まってしまう。
それなのに目の前に写し出されている「私」は、恍惚した表情で夫を見下ろしくすぐり回しているのが自分のことながら憎らしい……。
「あら…ごめんなさい。苛めてるときの七海さん、とても可愛らしくてつい……」
映像を止めた持田さんは慌てて椅子から立ち上がると、私に歩み寄り頭を撫でてくる。
日ごろから子供相手に手馴れているのか、撫で方がやたらに上手で気持ちよく、つい目を細め受け入れてしまう。
というか私のほうが年上なんだけど……。
「ほんと可愛い……。あの旦那さんが七海さんに夢中なのが分かる気がしますねー」
なかなか撫でるのをやめようとしない持田さんから、何か違和感のある語彙を感じた。
あの旦那さん……まるで顔を合わせたような口ぶり……まさか……。
「あ、いえいえ。そういうのじゃないですよ」
男女の爛れた関係が題材の昼ドラ的なものが頭の中に浮かび、不安そうな表情の私を見て察したのか。
持田さんは苦笑を浮かべながら慌てて否定した。
「ほんと旦那さんのこと愛してますねぇ、妬けちゃいます。……ところで七海さん、今日その旦那さんはお仕事お休みですか?」
「え…えぇまぁ…そうですけど」
あからさまに切り替わった話題に、私は訝しげに答えた。
「では今はご自宅に?」
「はい……娘を見ていてもらってます」
「そうなんですかぁ……。ふふ、まぁ知ってはいるんですけどね」
「え……?」
持田さんは妖艶な笑みを浮かべながら、天井あたりを指差した。私も釣られてその咆哮を見やる。
部屋全体を恙無く撮れるようにいくつもの監視カメラがつけられていた。
「実は先日、旦那さんから『妻がTEOの治療しているところを見てみたい』という容貌をいただきまして。多くの人がTEOの治療に興味を持ってくれるのは、こちらとしても願ったり適ったりなので二つの返事でOKさせていただきました」
持田さんはそう言うと、こっちを向いている監視カメラの一つに向かって手を振った。
「リアルタイムでご自宅のPCに繋がっているはずです。旦那さんお待たせしました〜。今から奥さんの治療始めますね〜」
「ち、ちょっとあなたっ、な、何やってるの!」
困惑交じりの抗議を上げるけど、物言わぬカメラは拘束している私を静かに撮り続けているだけだった。
「まぁまぁ、そんな眉間にしわ寄せて怒らなくても……。ほら…笑ってくださーい。笑顔は百薬の長ですよ〜」
「あひぃッ!? んふっ、ひゃめッ! んひひひひひひひひひひぃいいいッ!!」
不意に、持田さんは私の胸の手前でわきわきと指を蠢かせた。
「きゃひゃははははははははははははははははははッ!! はひゃぁあああぁああああああッ!!」
「ほぉら旦那さん見てますかー? くすぐる真似だけで笑っちゃってますよー。本当にくすぐったがりな奥さんですねぇ」
いつ触れられるかといった胸の至近距離で妖しく蠢く指使いに、はしたない笑い声をあげ、身体をくねらせてしまう。
「ひあっ…ふぅんんっ……んはぁ…はぁ…はぁ…」
「ふふ、じゃあ遊びはこれくらいにして……」
持田さんはくすぐり真似をやめると、息を弾ましている私に黒いブーツのようなものを足に履かせてきた。
「ひあッ…なに…これっ!?」
ゾワゾワした感触が足の裏や足の指を駆け巡る。
「あらあら、まだ履いただけですよー、七海さん」
「はああぁあああ〜〜〜ッ!!」
そんな私を恍惚した笑みで見つめながら、嫌がる私の足首を押さえてもう片方にもブーツを履かされる。
足全体を柔らかい毛で包まれて、たまらず仰け反ってしまう。
- 468 :瑠璃ノ国SS:紺野七海:2013/07/02(火) 23:18:26 ID:sQjJ7wtM0
- 「このブーツの中には、先日お渡しした筆の毛と同じ素材のものがたぁっぷり入っているんですよ。これが一本一本それぞれ別の違った複雑な動きでくすぐってくれるものです。うふっ、記憶映像見て、七海さん足の裏がとてもお好きのようでしたから、今日はこちらをサービスしてあげますね」
「ひぃっ……!」
そのとんでもない話を聞くだけで、足裏のくすぐったさが増してくる。
履いてるだけでも神経を逆撫でされ脱ぎたくてしかたがないのに、動かされたりでもしたら……。
「はい、こっちも終わりっと」
足裏に意識のいっていた私の乳房に、何時の間にか上の水着を外され、搾乳機が取り付けられていた。
いつもは胸だけでもおかしくなってしまうのに……足の裏までされたら私は……。
「ふふっ、そんなに怖がってる振りして……実は期待しているんじゃないですか? 旦那さんに見られながらこちょこちょされるの……」
持田さんは私の耳元に湿った吐息を吐きながら、艶っぽく囁く。
「そ、そんなわけ」
「でも…いつもよりリビドー値も平均を大幅に上回っていますね。というかほら、水着の上からでも丸分かりなくらい濡れ濡れ……」
「違う…違います……」
拘束され閉じれない股間をまじまじと見つめられ、私は俯きながらひたすらに首を振った。…そうするしかなかった。
けど意識するなと思えば思うほど、猥らな気持ちが私の心を支配していく。恥部が熱を持っていく。
「ふふ、じゃあ認めてくださるまで今日の搾乳はお預けですね」
もう心が折れそうな私に追い討ちをかけるようなことを言って、滑らかに端末を操作していく。
「では…本日の治療を始めさせていただきます。旦那さんが見てますけど、遠慮しないでいつも通りたくさん笑ってくださいねー」
「くっ……んい゛ひぃいいいいいいぃいいいいいいぃいいいッ!!! え゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっひゃひゃひゃひゃひゃぁあああぁああああああああああああッ!!!」
くすぐりに備え身構えて力を一瞬で無駄にしてしまうくすぐったさが、私の乳房と足に襲い掛かった。
幾重にも取り付けられたブーツ内の毛が足の裏と指の間を、優しく、激しく、その部位を重点的にとそれぞれ性格の違う責めを繰り返す。
乳房や乳首を撫で回す毛羽つきのマジックハンドと乳腺へのこそばゆい刺激が襲い掛かり、表と内のくすぐったさに挟まれ、まるで電気椅子に座らされたみたいに背筋を直立させ痙攣する。
「ぐひゃああぁあああぁああぁああああぁああアアアアアッ!!!! んぎゃああぁああぁあああぁあああああはははははははははははははははははははははははははははッ!!!!!」
「ふふっ、七海さん、こんなに乳首を起たせちゃって…お乳出したくてたまらなそう……。旦那さんの前だと、どれくらいおねだりを我慢のかしら?」
「あ゛びゃッひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!! ひゃぎぁぁああぁああひゃひゃははははははははははははははははははッ!!!!!」
更に強まった刺激に頭の中をくすぐったさで塗りつぶされていく。
気がついたらはしたない爆笑を迸らせ、何かとてつもなく恥ずかしいことを言わされながら、私の意識はくすぐりの濁流に呑み込まれていった。
瑠璃ノ国SS:紺野七海 了
- 469 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/03(水) 16:13:48 ID:yJHtBITg0
- >>415 gj
- 470 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/03(水) 16:21:16 ID:yJHtBITg0
- >>415 GJです!!視聴者が無慈悲に指示をするシステムなかなかいいですねwwww
もし良かったら第一回目で織部彩がマイクロビキニだけで無慈悲に
くすぐられているバージョンも是非書いてほしいです!!!
- 471 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/03(水) 23:31:12 ID:xmRQEZnM0
- ワーキングのものです(*・ω・)ノ
お答えくださった方々、ありがとうございます!
とりあえず、最初に答えてくださった方の、シーキューブで書いてみます!
その後生存、バカテスも書きたいと思っております(*・ω・)ノ
亀さんにならないよう頑張りますので、よろしければみてください(*・ω・)ノ
- 472 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/04(木) 10:05:45 ID:HjW/RyKY0
- バカテスも書いて頂けるとは有り難い!
まずはシーキューブ楽しみにしてますん(*´∀`)ノ
- 473 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/05(金) 00:39:11 ID:Sc32SqoM0
- >>471
わーい、ありがとです
期待して待ってます!((´^ω^))
- 474 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/05(金) 23:58:59 ID:Is08dkl60
- どうも、(*・ω・)ノです。名前になってきた気がしますwww。
今回の目標は短編だったのですが、目標が守れない気がする…汗
途中までのシーキューブを置きます。
よろしければ見て下さい(*・ω・)ノ
「うん、いい感じ」
おたまを口に運び、誰もいないキッチンで一人頷く。
今日の鶏肉の煮物は、中々にいい味に仕上がった。
ただ…。
フライパンの中身を見て、少し戸惑う。
「やっぱり、少しお肉が多いですかね…」
こんなこと、今まであんまり気にしなかったのに。
あの子が変なことを言うから。あの、羨ましいくらい細い足のあの子が。
一人葛藤に暮れる私は村正このは。いとこ、という関係となっている夜知春亮君のお家の離れに住んでいたのですが、とある事情によりまた本邸に戻ってきたのです。
ここしばらくのことを思い出しながら、再びの味見。うん、満足。
「ひゃっ!?」
わき腹におかしな感じ。おたまを落としそうになりながら、思わずビクッと反応してしまう。
「ウシチチ、少し…いや、かなり肉が多い料理だな。そんなんだからウシチチはいつまでたってもウシチチなのだ」
背後から私のわき腹を両手で掴んでいたのは、さっきも出した、細い足のあの子。フィア・キューブリックという名前を付けられた、親戚という関係になっている子。
恨めしそうににゅっとわき腹あたりから顔を出してくる。
「ちょっ…あなたっ!文句があるなら食べないでください!どうせまともな料理なんか作れないくせに!」
いつもならこんな幼女に対してムキになんかならないのに、肉とか何とか言われると思わず反論してしまった。
「なっ!なにおうっ!肉の肉による肉のための料理しか作れぬウシチチには言われたくないわっ!」
2人してマジな顔して向かい合う。バチバチという音は幻聴だとは思えない。
「だいたいっ!」
ふにっ
「ひゃんっ!」
そう言いながら、彼女は私のわき腹をふにふにと揉んだ。
「こんな料理ばかりだからこんなに肉が付くのだ!」
どうやら彼女としては単純に私のコンプレックスを主張したいだけらしい。それだけのはずなのにっ…。
「くっ…くふっ…。んぅっ!ひゃぁっ…!」
耐え難いくすぐったさは、私を強く襲う。
揉むという刺激より、彼女の握力と手の大きさの関係か、刺激が弱い。いっそ強く揉んでくれたら、痛いと感じただけなのに。
漏れる声を抑え、体の動きを必死に止める。
片手にはおたまを持ったまま、おなかの前で手をクロスさせてくすぐったさから逃れようとする。
「ん…?あぁ、なるほど。もしやお主、くすぐったいのか?」
そう言いながら、私の真正面に回り込み、にやにやとした顔で思い切りわき腹をくすぐってきた。
「ちょっとっ…!ひゃぁっ!んっんんんんんっ!きゃっははははっ!」
執拗なわき腹責めに、思わず笑い声をあげてしまう。
「ふ…ふふ…。これはクロエを呼んでこなくてはならないな。淑乳同盟として、一緒に楽しまなくては…」
にやにやしながら、私のわき腹に這わせる指を止める気配はない。
辛いけど…、何だかんだで結局子供。余りに単純な指の動きには、フェイントもなにもありはしない。少しずつ、馴れてきた。
「くふっ…ふふふっ…」
- 475 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/05(金) 23:59:49 ID:Is08dkl60
- 油断させるために、くすぐったい演技をする。自慢じゃないけど、演技とかは苦手じゃない。
「くすぐり、か。やられる方は辛いが、悲鳴も血も流れない。誰も傷つかないいい方法かもしれんな。」
「ええ、そうです…ねっ!」
セリフに合わせて思い切り力を込めながら私をくすぐっている手を強く掴む。戸惑いが、必死に動く腕から十分伝わってくる。
「やられる方は辛い、ですか。まぁ、あんなくすぐりを受けたらその実感も沸くんでしょうね!」
憎らしいくらい軽い体は、私が思いきり力を込めれば浮き上がる。簡単に表せば、今の体勢は高い高いに似ている。相違点は、掴んでるのは脇じゃなくて腕。大の字のように広げられる体。
「なっ…?!はっ、はなせ!ウシチチっ!はなせぇっ!」
自由な足をバタバタとしている。彼女の足が短いとは言わないけど、私の腕の長さと比べたら身長差が如実に現れる。当然、私の腕の方が長いわけで。彼女のばた足が私に当たることはない。そんななか、のほほんとした声が響く。
「おやおや、楽しいことをしちょる」
おそらくこの子の叫び声を聞きつけたのだろう、人形原黒絵がてこてこと台所に入ってきた。長い髪を自由自在に操り、子供のような見た目にぼーっとした眠たそうな目を持った人形のような女の子。
「く…クロエっ!助けてくれ!ウシチチが卑劣にも私を拘束しているのだ!」
「失礼なことを言いますね。先にくすぐってきたのはそっちでしょう?自業自得です」
バッサリ切るが、黒絵さんが反応したのはそこじゃない。ある一つのワード。
「もしかして…くすぐりっこしちょったんか?」
くい、と首を傾げる姿はただの子供。それでも、忘れてはならない。この髪を自由自在に操り、家に帰ってくるやいなや彼女をくすぐりまくっていたのは、他でもないこの子だ。私がさっき彼女に言った、あんなくすぐり、というのはその時のことを表した言葉。さっき私がされたみたいにただわき腹をくすぐられただけではない。ふさふさの髪の毛を使って、首、腋、わき腹、おなか、臍周り、太股と至る所をくすぐられたのだ。
「えぇ、そうなんです。そうだっ!黒絵さんも参加しませんか?」
「なっ!なにを勝手なことを!ウシチチっ!丸見えの演技をするなぁっ!」
じたばたと動かれると、いい加減腕が疲れる。拘束役としても、ここまでの適任はいない。何としても手伝ってもらいたい。
「ふぃっちーがいやがっちょる。うちは参加しちゃいけないかな」
「そっ…そういう意味ではないのだ!」
「ほらほら、あの子もそう言ってますから。ぜひぜひ」
少し沈んだように見えた黒絵さんを気遣ってか、思わずフォローをしてしまったらしいが、絶好のチャンス。ここぞとばかりに引き入れる。
「私は腕が二本しかないので、くすぐれないんです。拘束、おねがいしていいですか?」
「おー、任せて。『カオティック忠盛』」
彼女のフォローで、気を取り直せたのか、やる気で髪を伸ばしてくれた。本来なら私の腕なんかよりも柔らかなその髪は私の手よりも遙かに強い拘束力で彼女をきつく縛り上げる。両手両足を広げるように拘束され、きれいな大の字を形作る彼女の体。
「うぎゃああああああっ!?クロエ!裏切ったのか?!」
「裏切ってない。ただのお遊び。うちはふぃっちーのこと大好き。でも、ふぃっちーがくすぐられてるのも大好き」
「あぅ…。ウシチチっ!」
純粋にいわれてしまえば、思い切り怒鳴る気も萎えてしまったのだろう。とはいえ、どこかに怒りをぶつけなくてはイライラする。矛先は私、ということだろうか。たいがい子供。そしてバカな子。今から責め手に回る人に、乱暴な口を利くなんて。
「ウシチひゃっ!?」
短いスカートからむき出しの、白くて細い太股を軽くなぞる。それだけなのにいい反応をしてくれた。それに気をよくして、太股を触れるか触れないか、絶妙なニュアンスで触り続ける。
- 476 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/06(土) 16:18:29 ID:BtzqtDXI0
- あ^いいっすねぇ^
やっぱフィアさんと言えばおへそ!足!
チラ見せのおへそや裸足の足の裏をなんどくすぐりたいと思ったことか・・・
- 477 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/09(火) 00:07:23 ID:DfhGbwrE0
- 続きです(*・ω・)ノ
「うひっ…ひぃっ…。んあぁっ…あぅぅっ…」
笑い出すような刺激ではないからか、喘ぎ声のような声を漏らし続けている。
「このさん、うちは参加しちゃだめ?」
「まぁ、くすぐる人数はそろえた方がフェアでしょう。拘束だけでも、助かってますよ?」
「縛り上げてる時点でっ!ぜんぜんふぇあぁぁっ!じゃんっ!ないだろうっ!」
威勢のいいセリフと語気と、情けないような喘ぎ声。mixされると大変間抜けに見える。さて、そろそろ本気でいきますか。
「ひゃうっ!?いひゃあっはははははははははっ!くひゃははははははははっ!やっ!やめろぉっほほほほほほほほっ!ひゃはははははははっ!うしっ!たちちぃっひひひひひひひひ!ふひゃひゃひゃひゃひゃっ!やめぇへへへへへへへっ!」
何にも守られていないわき腹を指を縦横無尽に走らせてめちゃくちゃにくすぐる。薄いお腹がピクピクと音を立てるように反応していた。
必死に手足を動かそうとしても、そう簡単に解ける拘束ではない。結局その努力はただただ、彼女の体力を奪うだけ。私は指をおへその周りで遊ばせてみたり、膝にやるように開いて閉じてを繰り返してみたり、わき腹をもんだりとやりたい放題。特にわき腹は絶妙な力加減で揉む。
「きっ!きしゃまぁっはははははははははははははっ!ねにぃっひひひひひひひっ!もってるだろぉっひゃははははははははははははっ!」
「えー?なんのことですかー?」
持ってるに決まってる。わき腹から脇の窪みに指を移動させ、わしゃわしゃとくすぐりまくる。少し汗ばんでいて、滑りが良くなっていた。肉があまり付いていない窪みは、きれいに、大きく凹んでいた。
「やぁぁっ!?しょこはぁっ!だっめぇっへへへへへへへへへへ!あひゃひゃひゃひゃひゃっ!ひぃぁっははははははははははははははっ!のっ!のりょうじょっほほほほほほほほほっ!」
触れたとたん大きな声を上げて反応した脇の窪み。自分の顔の口角が上がることを自覚しながらも、自重する気はまるでない。存分に、愉悦に歪んだ顔をしよう。ひたすら、細かい刺激を与え続ける。
「ひゃっはははははははははははっ!きゃぁっはははははははははっ!あっ!あっははははははははははっ!やっ!やめてくれぇっへへへへへへへへへ!いっひひひひひひっ!わっ!わるかっちゃぁっはははははははははは!」
そろそろ限界のようだった。涙をボロボロとこぼし、口をだらんとさせ、目の焦点も合わなくなってきている。
「このさん、まだやる?」
不満げな顔をして拘束役のみに徹してくれていた黒絵さんに尋ねられる。どうやら、同じことを考えていたらしい。
「そろそろ、やめてあげますか。春亮君が帰ってきたらびっくりしちゃいますからね」
そう宣言はしたものの、名残惜しくなり全身を思わず一撫で。それにすらも「にゃぁぁっ?!」と叫んでいた。かなり敏感になってしまっていたらしい。
「うっ…うしちちぃっ…!」
拘束を解かれ、自由になった体を回しながら恨めしそうにこちらを見る彼女に、涼やかな顔をしてみせる。
「くすぐりっこ、ですよね?お互い様です」
「なにおうっ!あきらかに平等ではないだろう!拘束付きの時間延長!全然平等とは言えん!」
「まーまー、二人とも。落ち着いて」
仲裁に入った黒絵さんが、いつものあの瞳で私たちを交互に見る。そして、成立する私とあの子のアイコンタクト。
「一人、まだいたなぁ…?」
「えぇ、不平等ですよね…?」
新たな怒りの矛先を見つけたあの子。責任転嫁先を見つけた私。
二人の目的が一致する。
「覚悟っ!!」
…どんな拘束をしようとしても、逆にくすぐられたなんてことないですから!あの髪でオール返り討ちになんて、あってませんからっ!私も!あの子も!
「二人とも、まだまだ甘い」
「もうっ!やだぁっははははははっ!くろえっへへへっ!」
「ちょっ!まっ!きゃはははははははははははっ!」
終わり
- 478 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/09(火) 00:11:31 ID:DfhGbwrE0
- 短編にしようとして失敗した感満載…。
そして亀さんにならない宣言も果たせずすみませんでした!
こんな私ですが、よかったら生存真冬被害wwwについての細かい要望とかあったら、
どうぞ言って下さい!
逆に言ってもらわないと…。ものすごいことになります…www
なんか書き方難しかったんですが、上からなつもりは一切無いんです!
むしろ意見を頂けたら嬉しいくらいです(*・ω・)ノ
次は…打倒亀さん…
- 479 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/09(火) 00:52:44 ID:.a0/Uj9Q0
- シーキューブは良く知らないけどエロかわいいと思った(小並感
- 480 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/09(火) 01:07:10 ID:jydXhWMw0
- 企業が神様から受け取った新たな儲け話はくすぐりDVDの普及で、
その流れを作るためにどうするかと話し合った結果
真冬で行うのが適切だと判断して、彼女を捉えて
衣服のままくすぐったり脱がしちゃったり道具浸かったりと好き放題弄ってくすぐっちゃう的なシチュだと最高ってなります!
鍵の妨害? 妨害されるまえに仕事終わらせちゃ問題ないんですよ!
- 481 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/09(火) 01:12:09 ID:jydXhWMw0
- あ、感想言い忘れてました!
フィアちゃんくすぐり超よかったです!
C3は可愛い子多すぎて辛い!
- 482 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/09(火) 05:27:35 ID:DfhGbwrE0
- 企業!くすぐりDVD!金儲け!
その案を使わせていただきます!
どうしても日常系だと罰ゲームとしか浮かばない貧相な脳に、アイデアをありがとうございます!
鍵は…いっそ使いますwww
日常系しかかけない気がするので、生徒会室の様子になると思います(*・ω・)ノ
ありがとうござまいす!
- 483 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/09(火) 08:35:56 ID:.v.VfQ520
- マシン責めとかもいいですよね、マジックハンドでこちょこちょと
でっかい話にするなら、できればくすぐりマシン出してください!オナシャス!
- 484 :くすぐり好きの名無しさん:2013/07/13(土) 22:43:54 ID:c72.BZzw0
- 折角マシンという案を頂いたので使わせていただきます(*・ω・)ノ
で、ですね…。
「よし、長編かいてみよう。くすぐりに至るまでのストーリーが超しっかりしてるやつ」
とか言って決意を固めたんですけどね…?
結局企業とビデオとマシンは出るようになったんですが…。
長い!
まだくすぐりシーン書けてないのに、分量にしてシーキューブの9割程度!(゚Д゚)
と言うわけで、くすぐりに至るまでの描写がみたい方は最初から。
くすぐりだけでいい!という方は途中から、となっちゃいます…。
グダグダですが、ある程度…せめてくすぐりシーンに充分入ってから上げたいと思います。
めっちゃ遅くなりますっ
ごめんなさい汗
- 485 :くすぐり好きの名無しさん:2013/08/12(月) 20:09:07 ID:NNh.AGUM0
- すばらしい
- 486 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:29:12 ID:ztn1qy3k0
- 『俺のフェチ卒業試験2』
「思えば、この間>>357は失敗だったんだ……。どうしても欲望が先行して、気づいたらヤバいところまで行ってた。でも今回は大丈夫だと思うんだ。だから――」
『やだ』
「うん、だからね――」
『絶対にやだ』
「……」
みなさんこんにちは。
久しぶり、那木修一です。
前回以降、くすぐりフェチ卒業どころか、逆にハマってしまいました。
なので今日こそ卒業しようと紗綾さんに協力を求めたのですが――
通話時間20秒で拒絶されてしまいました(ToT)
諦めよう……。
だが、女子をくすぐりたいという欲望は抑えきれない。
このままでは犯罪を犯してしまいそうだ――
そう思ったその時でした。
そうだ、俺にはまだ妹がいるではないか!?
- 487 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:30:21 ID:ztn1qy3k0
- 「と言うことで突然ですが、俺は今、妹の部屋にいます」
俺は掠れたような小さな声で画面の前(妄想だがw)の皆様にリポートする。
「現在の時刻は午前6時でございます」
壁に掛けられたカラフルな時計に目線を向ける。
「しかし、今日は休日……。眠り姫な梨恋(りこ)は多分9時まで起きません」
布団にもぐって顔すら出さない妹、梨恋を見ながら俺はリポートを続ける。
「では、これから眠り姫を起こしたいと思います……まずは――」
俺は掛け布団の端を持つと静かにめくり上げた。
甘い匂いと共に梨恋のパジャマ姿が露わになる。
「む……発育はまだまだだが、これはこれでなかなか――って、中学生の妹相手に何を言ってるんだ俺はっ!?」
俺は自分の頭をポカポカ叩くと雑念を払おうとする。
「ふぅ……少し落ち着いたな。よし、では早速――」
これは決していやらしい行為ではない。
そう、これは妹を起こすための兄の義務なのだ。
自分にそう言い聞かせ、俺はパジャマの隙間からわずかに見える梨恋の腹部に手を伸ばす。
そして、指先を腹部に這わせると軽く一撫でする。
「……ん……んん〜」
「うわっ!?」
俺は梨恋のあげた声に驚いて声をあげてしまった。
そしてすぐに梨恋に目線を向けたが、どうやら目は覚ましていないようだ。
俺はほっと胸をなでおろすと今度は梨恋の服の中に手を入れる。
「んん〜……」
その瞬間、梨恋はまたも変な声をあげた。
そして脇腹を直に撫でまわす。
少し温かいスベスベとした感覚が指先に広がる。
「
ん……やぁだぁ……くすぐったいよぉ……」
くすぐったさを感じたらしく、梨恋は寝がえりを打とうとする。
しかしここで寝がえりを打たれてしまってはやりにくくなる。
俺はそう考え、一度脇腹から手を離した。
- 488 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:30:51 ID:ztn1qy3k0
- 「……くぅー」
暫くすると梨恋は体勢を元に戻し、再び寝息を立て始めた。
よし、なんとか上手くいったな。
いきなり脇腹は難易度が高いよな。
そうだよ、まずは無難に足の裏でしょ!!
俺は思い立つと早速、梨恋の右足を左手でそっと掴んだ。
そして右手の人差指でそっと撫でまわす。
「……ん……ひゃあぁ〜……やぁだ」
思ったよりも早く反応した梨恋は足をひっこめ始めた。
しかし俺は逃がすまいとその足を引きよせる。
そして今度は爪を立てて引っ掻いてみる。
「……きゃあっ!!」
その瞬間、梨恋は大きな悲鳴を上げて飛び起きた。
梨恋の目はぱっちりと見開かれており、俺の目と目があった。
「……えっ……なんでお兄ちゃんが…………あれぇ?」
当然のこと、梨恋は状況を把握できていない。
突然のくすぐったさに目を覚ますと、自分のベッドの上で自身の右足を兄に掴まれているなどという非常識イベントに遭遇したのだから当り前か。
だが、ここで俺が何をしていたのかを悟られてはならない。
それは兄としての威厳を保つための最低限度の攻略ステージだ。
だからこそ俺はやってみせる――っ。
そう、普通を装うのだ。
「お、おはよう梨恋……良い朝でございますのん?」
俺の一言に空気が凍りついたのがわかった。
そう、俺はやってしまったのだ。
うろたえすぎたために変な日本語で、変なイントネーションで挨拶をしてしまった。
「おはようお兄ちゃん………………ちょっとお話ししようか」
「うぅ………はい」
そう言うと梨恋はジト目で俺を見つめてきた。
- 489 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:31:10 ID:ztn1qy3k0
- 俺は頷くことしかできない。
そんな俺を見て梨恋はますます威圧感をUPさせている。
「今、私のことくすぐってたよね?」
そう言って梨恋は笑いかけてくる。
でも、
目が笑っていない。
「いや、あの、これには海よりも深く山よりも高い事情がですな――」
「YesかNoで答えてくれるとうれしいなっ♪」
「……Yes」
「……変態」
梨恋の冷たい視線がザクザクと刺さる。
このままだとお兄ちゃん大量出血だぞ。
「いいか梨恋。実はお兄ちゃんは……病気なんだ」
「えっ?」
俺の一言に梨恋は呆然とする。
だが、俺は構わずに話を進める。
「すごく危険な病気でな……このままだと、この世界では生きて行けなくなるかもしれない」
このままだと欲望を抑えきれずに犯罪者になってしまうからな。
うん、嘘はついてない。
「その病気を治す方法は1つしかないんだ」
「……な、何?」
「……女の子をくすぐる事」
「……」
梨恋は俺の話を聞くとすごく真顔になっていた。
それもそのはずだ。
こんな馬鹿げた話を聞いて本当だと思う奴がいるはずがな――
- 490 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:31:30 ID:ztn1qy3k0
- 「そうだったんだっ!?」
「いたー!?」
俺は思わず大声を上げてしまった。
まさか本当にいるとは……。
「え?何?」
「いや、こっちの話……。それでな、お兄ちゃんは今すぐにでも女の子をくすぐって”萌え〜”な状態にならないと発作を起こしてしまいそうなんだ」
発作……要するに犯罪ですけど――
「……」
梨恋はまたも呆然とする。
きっと今度こそ俺を信じていないだろう。
大体、そんな
病を聞いたことないわ!!
そもそも発作って……萌え〜な状態ってなんだよっ!!
俺は自分の言い訳にいつも以上に厳しくツッコミを入れる。
暫くすると呆然としていた梨恋の目付きが変わった。
何かを決心したようなそんな目付きだ。
きっとこの後、俺はボコられるのだろう。
梨恋は決意したのだ――
きっと俺を殺るつもりだ……。
梨恋が口を開くのを見て俺は身構えた。
「……私でいいの?」
「は?」
梨恋の予想外の言葉に、今度は俺が呆然とする。
「だからっ……私で萌えられる?」
少し控え目に聞いてくるのは反則だろ。
「あぁ!!十分萌え〜だZE!! ( ´∀`)bグッ!」
こうして変なドラマ性を交えつつも交渉は成立した。
- 491 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:32:19 ID:ztn1qy3k0
- 「というか改めると何か照れるね?」
ベッドの上で両手両足を拘束されている梨恋は少し頬を赤らめる。
「何で照れるんだ?」
俺は素朴な疑問を投げかけたつもりだったのだが、何故か梨恋は納得のいかないといった表情を浮かべる。
「わからないならいいっ」
梨恋はそう言って拗ねたようにプイッと顔を背けた。
う〜ん……女心って難しい……。
「それで……私はどうすればいいの?」
「えっと、とりあえずひたすら笑い続ければいい」
「……手加減はしてくれるんだよね?」
「さぁ?」
「……ね、ねぇ……やっぱ止めにしない?」
「梨恋、このままだと俺、生殺し状態なんだけど?」
「うぅ〜」
このままだと妹を正攻法でくすぐることができなくなってしまう。
それだけは絶対に避けないと――
「わかった。手加減する!! 超手加減する!! もし手加減しなかったら、あのノートに俺の名前を書いてもいいし、某ファーストフード店から殺人ピエロを連れてきてもいい!! 挙句の果てには閉鎖空間に飛ばしてくれてもかまわない!!」
「わぁ、わかったから!! お兄ちゃん必死すぎて言ってることがネタだらけだよぉ!?」
「じゃあ……いいのか?」
「うぅ〜……優しくしてください」
「イヤッホーーーーーー!!!!」
「なんなんだろぅ……この喜びよう」
俺は早速ベッドに乗っかり梨恋のお腹を跨いで座る。
さて、その可愛い腋の下を思う存分弄くりまわしてやる――
- 492 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:32:52 ID:ztn1qy3k0
- 「では、早速腋の下から」
「わ、腋は苦手なのにぃ〜」
目をつむって構える梨恋の顔を見ながら俺は少しずつ指を梨恋の腋の下へと近づけていく。
「ひゃん!?」
俺の指が梨恋の腋に振れた瞬間、梨恋は小さく悲鳴を上げた。
俺はそれに構わずゆっくりと梨恋の腋の下を引っ掻きまわす。
「いひゃははははははははっ!! くすぐったいぃ」
梨恋はくすぐったそうに笑うと腕を震わせている。
「ここ、触られ慣れてないんだ?」
腋の下を指でなぞりながら言う。
「くっふっふっふ〜、そ、そんなトコぉ、あっはっはっは、誰も触んないよぉ」
「じゃあ、今日で慣れとけよ」
俺は少しだけ指の動きを速める。
「きゃははははははははは!? い、いきなりはズルい!! いひゃはははははははははははははは〜っ!!」
「こちょこちょこちょ〜」
「やははははははっ、きゃ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったい〜!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
な、なんかコイツ……。
「エロい……な」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! え、エロいとか言わないっ!!」
おっと、
声に出ていたようだ。
俺は梨恋の指摘で我に帰る。
「あぁ、悪い。でもまぁ、エロいついでにもっと強くするよ?」
「あははははははははは〜っ、だ、ダメっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! これ以上は無理ぃ!!」
レベルアップ宣言を梨恋は一切受け入れようとしないが、受け入れるほかないのは当り前だ。
「受ける前からムリとか言わないっ♪ ほれ、こちょこちょこちょこちょ〜」
俺は腋の下をくすぐる手を強く細かいものにしていく。
「ひゃ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! やぁ〜!! だっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
梨恋は身体をビクビクと震わせながら何とか逃れようと試みる。
残念だ妹よ――
手錠ってハイスペックなんだZE☆
- 493 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:33:15 ID:ztn1qy3k0
- 「梨恋さん、大丈夫ですか? 顔を真っ赤にして可愛すぎるんですけど……」
「にゃはははははははは〜っ!! そ、そろそろやめぇ〜っへっへっへっへっへっへ!! くすぐったくて死んじゃうぅ〜ひぃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!!」
「うん? 腋はそんなにダメ?」
「だみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」
俺は仕方なく妹の要求を飲み、腋の下から手を離す。
まぁ、まだくすぐる場所は山ほどあるし。
「はぁ……はぁ……お、お兄ちゃん……も、もっと優しくぅ」
必死で呼吸する姿がまた一層エロいんですけど。
これこそまさに、俺の妹がこんなにエロいわけがないっ!!
俺はマウントポジションから妹を眺める。
笑い暴れて乱れた長い髪。
目にはうっすらと涙を浮かべ、口からは少し唾液が垂れている。
そして肩で息をしながら俺を見つめている。
何といっても、手錠で拘束された無防備な梨恋……。
……ん? 無防備な梨恋……?
「ニッシッシッシッシ……そうか……。そう言えばそうだった……」
俺は不気味な笑いを上げる。
「ど、どうしたのぉ?」
それを見てか、梨恋は不安そうな顔になる。
「考えてみれば主導権は俺にあったな……」
考えながらも俺の手は無意識に梨恋の脇腹へと添えられていた。
「梨恋……ちょっとくすぐったぞ」
俺は脇腹に添えられた指をピアノを弾くようにリズムよくに動かしていく。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはぁ!? お兄っひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! やぁ!! それはダメぇ〜っへっへっへっへっへ!! くしゅぐったぁ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!!」
それに合わせて梨恋は身を捩らせて先程以上の反応を見せる。
「う〜ん。俺、もしかしたら音楽の才能があったのかも」
「みゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! おにゃかはやぁ〜っはっはっはっはっは!! いひゃはははははっ、やらぁっはっはっはっはっはっは!!」
おや、だんだんとロレツが回らなくなってきたな。
- 494 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:33:52 ID:ztn1qy3k0
- 「もう限界? こちょこちょこちょ〜♪」
「ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!! げ、げんきゃいぃ〜っひっひ!! みゃあぁぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐっちゃいぃよ〜!! おにゃかがっはっはっはっはっはっはっは!! おかしくなっちゃっ!! いひひひっ、ふにゃははははははははははははははは〜っ!!」
「んじゃ、ちょっと遊ぶか」
俺はあることを思いつくと、梨恋から手を離した。
そして手をこちょこちょと動かしながら梨恋の腋の下に近付けて見る。
「いひゃはははははっ!! やだぁ〜っはっはっはっはっはっは!!」
まだ、くすぐっているわけではないが梨恋の口からは笑いがあるれる。
再び俺は指を遠ざけると、また腋の下に近付ける。
「やだぁ〜っはっはっはっはっはっはっは!! こちょこちょやぁ!!」
なかなか面白いな。
どうやら梨恋は指の動きを見ただけでくすぐったさを思い出すようだ。
「梨恋、腋の下とお腹、どっちを止めてほしいんだ?」
「ど、どっちもぉ!!」
「う〜ん……わがままは良くないな」
俺はそう言うと梨恋の腋の下から脇腹まで指を何度も往復させていく。
「いやぁ〜っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! そ、そんなのやだぁ〜っはっはっはっはっは!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、くしゅぐったぁい!! いひゃははははははははははははははははは〜っ!!」
梨恋はバタバタと悶えまわるが、拘束が解かれるわけではない。
むしろ、梨恋が動き回るたびに、何とも言えない良い匂いがしてきて正直困惑してしまう。
「って、我慢できるかぁー!!」
「ひゃあっ!?」
俺は結局またも理性を失ってしまった。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっ!! やらあぁ〜っはっはっはっはっはっはっは!! やぁははははっ!! わはははははっ、きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは〜っ!! おなかがぁ〜っはっはっはっは!! くしゅぐっりゃいぃよぉ!! みゃーっはっはっはぁ、にっひっひっひっひぃ〜っ、えひひひひひひひっ!! やにゃははははははははっ、あっはっはっはっは、だめぇっへ!! ひゃっはっはっは……」
ただ覚えているのは、梨恋の笑い声と匂いだけだった。
- 495 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:34:11 ID:ztn1qy3k0
- やってしまった。
これでは紗綾の時と同じパターンじゃないか。
俺は情けなく感じながらも梨恋の拘束を解いた。
そして必死に土下座をする。
「申し訳ありませんでした!! その、梨恋があまりにも魅力的で……って俺は何を言ってるんだぁー!?」
俺は妹に発情したという事実をしっかりと受け止められないでいる。
「……その、ここまではさすがにあれだけど……少しくらいならいいからね?」
「へっ?」
梨恋の発言に俺は耳を疑った。
「お兄ちゃんの……病気を治すためなら、私、協力するよ?」
「あ、あぁ……ありがとう」
俺は罪悪感に滅多打ちにされながらも、再度フェチ卒業を誓うと共にもう1つの思いを抱えていた。
妹って……良いっ!!
結局あまり反省はしませんでした。
- 496 :ダーツ:2013/08/17(土) 00:36:55 ID:ztn1qy3k0
- 以上です。
もう一度言うようですが、文才がなくてごめんなさい。
いずれはHPにもUPしようと思いますのでそちらもよろしければご覧ください。
【HP】yahooブログ アクリスリウム
- 497 :くすぐり好きの名無しさん:2013/08/17(土) 05:30:29 ID:hg2ul.koO
- いえいえGJです、気が向いたらまたお願いしますね
あのサイトの方でしたか!よく読ませてもらってますよ!
- 498 :くすぐり好きの名無しさん:2013/08/17(土) 20:51:06 ID:Ay9c8Qx.0
- 乙です
次スレ立てた方がよろしいでせうか?
- 499 :くすぐり好きの名無しさん:2013/08/18(日) 22:49:00 ID:PZYB6Bw20
- 頼みます
- 500 :くすぐり好きの名無しさん:2013/08/21(水) 00:22:29 ID:VE3j/ET.0
- 次スレはこちら
//jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11739/1377012058/
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