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くすぐりマシン展示場- 1 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/26(火) 23:54:23 ID:R5NaWbdE
- 各自が開発(妄想とも言う)したくすぐり装置を公開するスレです
・相手に装着して使う小型のもの
・椅子やベッドのような、拘束具を兼ねた中型のもの
・建物の壁や床などに罠として仕掛ける大型のもの
マシン系なら何でもOK。
マシンの形状や使い方、効果など、簡素でいいので解説を付けてください
もちろん、適度な長さのSS投下は大歓迎です
オリキャラスレと同様、開発されたものをみんなで共同利用出来たらいいと思っています
- 2 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/27(水) 00:40:46 ID:KPOqhEsM
- ・ティックル・アイアンメイデン
別名、鉄のくすぐり処女。高さ2メートル程度のくすぐり拷問具。
内部は空洞になっていて壁面に無数のマジックハンドが備えられており、
この中に閉じ込められた者を徹底的にくすぐる仕掛けになっている。
扉などに偽装されていて、知らずに開けた者を中に引きずり込むトラップ型、
自動的に動き回って侵入者などを捕獲し閉じ込める自律型なども存在する。
- 3 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/27(水) 01:11:38 ID:7ZRwRmhE
- ・くすぐりベルト
捕虜や囚人などに装着し、脱走や反乱などを抑制する装置。
チャンピオンベルトのような形状で、対象の胴体に装着して使用する。
スイッチが入るとベルトの内側にある無数の突起が動き、おなかやへそなどをくすぐる。
リモコンによる操作の他、特定のエリアから出ると起動するように設定する事も可能。
また無理に外そうとしたり、破壊しようとしたりすると自動的に起動する。
この装置が普及したおかげで、収容所や刑務所から鉄格子が消えた、という話も。
- 4 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/27(水) 14:16:56 ID:KPOqhEsM
- これはくすぐり以外にも色々使えるだろうけど・・・。
【架空現実体感装置】
手首と足首と腰部分を支えて対象者を空中に持ち上げる為のアーム、
頭部を支えると同時に被った者を架空の世界に誘う催眠ヘルメット、
そしてそれを周囲から取り囲む数百本もの細長い人造触手で構成される。
まず対象者は全裸のままアームに拘束されて空中仰向けX字の格好にされる。
そのまま自動的に催眠ヘルメットを装着されて深い催眠状態に陥り
あらかじめプログラムされた架空現実の中へと意識を飛ばされてしまう。
対象者は催眠ヘルメットによる幻覚と人造触手の皮膚刺激によって
架空の状況があたかも目の前で現実に起こっているような感覚に陥る。
外部モニターから架空現実の状況を確認したり操作したりする事も可能。
実在しない存在にくすぐられる、数百人もの人物にくすぐられる、
日常に近い世界を自由に動き回れるけど常に身体中がくすぐったくて堪らないなど
現実ではいかに再現不能、再現困難な状況でのくすぐり責めだろうと
端末から設定を入力するだけで限りなく現実に近い体感をさせる事が出来る。
- 5 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/27(水) 18:45:33 ID:r.2hz39E
- 意地悪鬼畜くすぐりベッド
大の字に拘束し、相手の笑い声に応じてくすぐりレベルが上がっていく恐怖のマシン
笑えば笑うほどくすぐったさが増していくので、拘束された人は笑うのを我慢しなくてはならなくなる
しかしどんなに我慢しようと失神するまでこのマシンは止まらない・・・
レベル1からマックスレベル(レベル6)まである
レベル1 羽で腹部と首筋をくすぐられる
レベル2 レベル1に加え、さらに足の裏も羽でくすぐられる
レベル3 羽の代わりにマジックハンド2本になり、脇腹をくすぐる
レベル4 レベル3に加え、足の裏を再び大きな羽でくすぐられる
レベル5 レベル4に加え、さらに脇の下を筆でくすぐられる
マックス すべてのレベルが発動。首筋・足の裏・ヘソ付近を大きな羽でくすぐられ、
さらにマジックハンドで脇腹をくすぐられ、脇の下を極太の筆でくすぐられる
- 6 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/27(水) 18:59:45 ID:7jQus6H6
- 【友情のくすぐり椅子】
親友同士や姉妹を責めるのに最適の、2脚のくすぐり椅子がセットになった責め具。
両手を伸ばした姿勢で座らされた2人の犠牲者の腋の下や脇腹、乳房などをマジックハンドがコチョコチョとくすぐる。
二人の犠牲者はリモコン制御の首輪をはめられていて、一方の犠牲者がくすぐりから逃れようと手を下ろすと、もう一方の犠牲者の首輪が縮んで首を絞める仕組みになっている。
つまり犠牲者達は、お互いの命を守るために、両手を上げたままくすぐり責めに耐えねばならないのだ。
まさに女の友情が試される責め道具である。
- 7 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/28(木) 09:03:23 ID:Dy90fwSY
- 上のくすぐり椅子とちょっとダブりますが・・・
くすぐりシーソー
何メートルもあるシーソーの先端にそれぞれ1人ずつ腕だけ拘束し、足はスレスレ地面に着くようにする
シーソーの下の地面にはマジックハンドや筆や羽などがびっしり設置されており、
シーソーで下の方になっているときだけその人をくすぐるようになっている。足を使って自分を上にすればくすぐりは行われない。
体重が同じぐらいの親友同士や姉妹に使用するのが効果的。最初は互いにかばい合って交代で上下を変えるが、
どちらかが失神するまで止まらないので、だいたいくすぐりの恐怖からどっちかが裏切ったりする。
- 8 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/28(木) 09:33:59 ID:RENLAcno
- 【ルームW2(ver.T)】
3畳程度の狭い地下室を丸ごと使った拷問部屋。主に囚人・捕虜への尋問などに使用する。
外と繋がる部分は扉一枚で、当然ここには内側からは開かない鍵を取り付ける。
部屋にはペットボトルに入った水が置いてあるだけで、他には何もない。
だがこの水は、実は皮膚の擽感(くすぐったさや性的快楽を感じる感覚)を過敏にする薬品である。
また、内壁は天井・壁・床の360°全方位から、水圧や風によるくすぐりが可能。もちろん、強弱の調整ができる。
《使用例》
捕えた捕虜を全裸で部屋に押し込めて放置。
最初は兵糧責めかと疑う捕虜だが、水が用意されていることに気づくと、自分を生かしたまま捕えておくことが目的なんだと勘違いする。
そして喉の渇きに耐えられなくなり、水(薬品)を飲んだら拷問スタート!(飲まないで死を選ぶようなら、無理やり飲ませればよい)
細い噴射口から水圧や風で皮膚を刺激され、くすぐったさにのた打ち回る捕虜。なまじ身体が自由なために抵抗してしまうため、なかなか刺激に慣れることができない。
そして自由に動けるのに抵抗に意味がないと悟ると、くすぐりによる苦痛はますます大きくなっていく。
やがて再び喉が渇き、水に手を伸ばす。それを何度も繰り返すうちに、捕虜は水が媚薬であることを知ってさらに絶望する。
そしてその事実を知った時には既に遅し。擽感が敏感になりすぎた捕虜はくすぐったさを快楽と受け取るようになっていて、しまいには自らくすぐりを欲するようになる。これで、くすぐり奴隷の誕生である。
その後は……
あえて焦らして悶える姿を楽しむもよし。
望み通りくすぐり地獄に堕としてやってもよし。
……お好みのままに。
- 9 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/28(木) 20:57:45 ID:ZvpLONRw
- 女体洗浄マシーン
全裸に剥かれて両手両足をX字型に拘束された女の腋の下や足の裏や股間を、高速回転する柔らかいブラシが
洗う。
- 10 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/29(金) 03:14:10 ID:3pINJZkc
- 【くすぐり目覚ましベッド】
目覚まし時計機能のついたベッドで、セットした時間になるとアラームのかわりに無数の
マジックハンドが出てきてくすぐって起こす。
最初はソフトなくすぐりなのでそんなに苦しくはないが、うっかり二度寝してしまうとスヌーズ
機能で5分後に強烈なくすぐり責めが始まる。
このくすぐり責めを止めるためには、ベッドの四隅にある4つのボタンを両手両足で同時に30秒間
押し続けなければならない。当然ボタンを押している間はくすぐりに抵抗出来ない。
これを5分以内に止める事が出来なかった場合は完全に眠り込んでいるとみなされ、マジックハンドに
両手両足を拘束された上で10分間のくすぐり地獄。
普通なら誰でもこの時点で目を覚ましているはずだが、くすぐられてグッタリしていたり、
気絶してしまったりすると、ベッドは『まだ起きていない』と判断し、今度は手足拘束の上
30分間のくすぐり地獄。
それでもベッドに寝たままでいると次は45分間、その次は1時間と苦痛が増えていく。
※この商品の使用により廃人になる方が続出したため、現在は店頭販売はされていません。
購入を希望される方は、展示ブースにいる係員にその旨を申し出てください。
- 11 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/29(金) 15:38:44 ID:2FmikXEw
- くすぐり目覚ましベッド・・・起きるどころか永眠しそうですね・・・
ではこんなのはどうでしょう?
くすぐり遊園地
あらゆるアトラクションにくすぐりが仕込まれている恐ろしい遊園地。
表向きは普通の遊園地で、入園してきた者はくすぐりの餌食となる。
脱出するには数多くあるアトラクションのうち5つを遊ばなくてはならない。
もしクリアできずに失神してしまったり、入園後3時間以内に5つ回れなかった場合は
別室に連行され、拘束された後気が狂うほどくすぐられてしまう。ちなみにクリアできたできないに関わらず
記憶を消されてしまうため、この遊園地が訴えられることはない・・・。
アトラクション(一部)紹介
アトラクションには難易度が決まっており、同じ難易度のものは2度できない。
ここでは1つの難易度につき1つずつ紹介していく・・・。
くすぐりコーヒーカップ(難易度1)
コーヒーカップに客をベルトで拘束しスタート。カップの内側にはマジックハンドが付いており
容赦なくくすぐってくる。クリアするには100回カップを回転させるしかない。
くすぐりジェットコースター(難易度2)
一見普通のジェットコースターだが、叫び声ではなく笑い声が響く。
コースターに大量のくすぐり羽が仕込んであり、
それが全身に触れるためかなりくすぐったい。
くすぐり屋敷(難易度3)
オバケ屋敷の改良版。腰にマジックハンドが付いた小型ベルトを着けられスタート。
マジックハンドがくすぐってくるが我慢して先に進まなくてはならない。
もし笑うとくすぐりオバケが出現しさらに激しくくすぐられることになる。
くすぐり観覧車(難易度4)
30分で1回転する観覧車。1度乗ったら1回転するまで出られない。
観覧車の中には全体にびっしり触手のようなものが生えており、乗ってから5分後に客をくすぐるように設定されている。
1回転すると脱出できるようになるが、出口が開いているのはわずか30秒であり、
それまでに脱出できなかった場合出口が閉まり、再び地獄の苦しみを味わうことになる。
くすぐりメリーゴーラウンド(難易度5)
馬に体を縛りつけられスタート。とにかく大量のマジックハンドでくすぐられる。
- 12 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/30(土) 09:43:52 ID:u7pnsUN6
- 【ダイエット用マッサージマシンT】
楽して痩せたい若い女性の願望を叶えるという触れ込みで開発された。
目標消費カロリーを入力しベッドに寝るとマジックハンドによるくすぐりマッサージが始まる。
意志の弱い女性が多いため、手足は拘束され目標消費カロリーを達成するまで一人では絶対に止めることができない。
足の裏や脇の下は発汗を促すため常にくすぐられ、プロポーションに関わる腹部や太腿は特に重点的にくすぐられる。
目標を高く設定すると当然くすぐりも長く激しくなり、バイブレーション機能やローションなど利用しま多様なくすぐりを行う。
安全性が懸念されるが使用者が危険な状況になる前に水分補給や酸素吸入などが自動で行われ、最適な状態でくすぐりが続けられる。
若い女性向けのダイエット用品として女子高生やOLに多少は売れたものの、購入者の多くは男性でもっぱら女性への悪戯目的で使用されているらしい。
- 13 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/30(土) 14:37:18 ID:06EO3DK2
- 【くすぐり体感ゲーム機Cocyo】
人気の家庭用ゲーム機を参考に作られたゲーム機型の最新くすぐりマシン。
使用者の動きをトーレスしゲーム中の動きと連動させる、伸縮自在で全身タイツのような専用スーツを着用しプレイする。
ゲーム自体は普通の3Dアクションゲームだが敵の攻撃は全てくすぐりである。
攻撃を受けた場合はキャラクターと同じリアルなくすぐったさがプレイヤーを襲う。
多数の触手を持つモンスターや集団で押し寄せてきて張り付いてくる小さなモンスターなど色々な種類が存在する。
ゲームオーバーになると敵に捕まってくすぐりの刑にかけられるという設定になっており
画面の中のキャラクターは張り付けにされ、敵に様々なくすぐり拷問を受けて笑い悶えている映像が表示される。
当然プレイヤーも同じくスーツ外部が硬化し大の字に固定され、キャラクターが味わっているのと同じ激しいくすぐり責めを受けるのだ。
電源を切るかコンティニュー(無駄に長く複雑な復活の呪文を正確に唱えなければならない)を選ぶまでくすぐりの刑は終わらない。
一応18禁のアダルトゲームであるが何も知らない未成年の少女にプレイさせ、くすぐられる様子を楽しむ不届きな輩が続出しているとか。
なおRPGタイプや格ゲータイプなど様々なジャンルのゲームがリリース予定である。
- 14 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/31(日) 10:07:18 ID:5pi0d3QM
- くすぐり列車。
罪を犯した娘が乗せられる異世界の列車。
吊革が手錠になっていて、両手を留められた娘が異世界の住人に全身をくすぐられる。
列車が反省という名の終着駅に着くまでくすぐり責めはやむことがなく、
今日も列車は不良娘や家出娘を笑い悶えさせながら長い道のりを走る。
- 15 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/31(日) 14:27:48 ID:n11YPH0Y
- マシンっつーか改造生物だけどいいのかな…
【ティクラープラント】
ある非合法研究所の遺伝子操作により生み出された巨大食人植物で主に若い女性や幼い少女の汗や愛液を好む。
食人といってもただ食べるのではなく捕獲した者を体内に取り込み、徹底的にくすぐってその溢れる体液を吸収し養分にするのだ。
並の力では切れない強靭な触手で拘束し、皮膚を敏感にする効果の樹液を身体中に塗りたくった後くすぐり責めを開始する。
先が柔らかいブラシのような触手で足の裏をくすぐったり、人の手の形をした触手が脇腹を揉みほぐしたりと様々な種類の触手が激しいくすぐりを行う。
流れる汗と愛液を吸収するための触手は人間の舌に酷似しており、全身を舐め回されるような感覚はくすぐったさと快楽を加速させる。
だがずっとくすぐり続けているとせっかくの獲物は死んでしまい養分を取れなるので延命を行う。
獲物の限界が近くなるとくすぐりの手を緩め休ませたり、栄養価の高い蜜を飲ませたりと殺してしまうことない。
しかし植物であるため人間の精神の限界までは分からない。気が狂っても死ぬことができず延々とくすぐりられることになるのだ。
本来自然には存在しない植物だが研究員の衣服に種子が付着し研究所外に出てしまったため、少数ながら自然界に生息するようになった。
人目につく所に生えたものは育つ前に駆逐されるが野山や森などには巨大に成長した個体が存在する。
そのためハイキングに出かけた少女が行方不明になり数週間後に廃人状態でティックラープラントから救出されるという事件も発生している。
- 16 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/31(日) 22:13:42 ID:7/94TO62
- >>15
>マシンっつーか改造生物だけどいいのかな…
このスレを立てた者だけど…どうなんだろうね? 微妙だね。
マシンじゃないし、オリキャラスレや人外スレとも微妙に違うしね。
この際“くすぐり生物スレ”を立ててみたらどうかな?
- 17 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/01(月) 00:53:29 ID:BgkC.pH.
- 【アイドル養成用くすぐりマシン】
アイドルにとって重要な要素である笑顔の練習を補助するくすぐりマシン、声優の笑い声の練習にも使われる。
使用者は大きな椅子のようなマシンに座り笑顔や笑い声を披露し、高性能スキャナーにより笑いを判定される。
バレバレの作り笑いだったり不自然な笑い声だとベルトが巻かれ逃げられなくなり、マジックハンドにくすぐられてしまう。
最初は軽いくすぐりだが失敗を重ねるごとによりきつくなっていき、笑顔を身体で覚えさせるのだ。
1ミス…首筋や耳を羽根で撫でられる。3分間
2ミス…1+足の裏と太股を手の平で撫でられる。5分間
3ミス…2+腋の下と脇腹をつっつき回される。10分間
4ミス…3までのくすぐりが激しくなる。足の裏は立てた指でガリガリとくすぐられ、脇腹はツボに入れられ揉みしだかれ、腋の下はこちょこちょとくすぐり回される。30分間
5ミス…笑いの重点強化の必要ありと判断され特訓くすぐりモードへ強制移行。
特訓くすぐりモード…椅子がX字型の張り付け台に変形し、無防備になった身体にマジックハンドが群がり全身をくすぐり始める。
また極力素肌をくすぐるようになり靴下は脱がされ、服の裾や襟からマジックハンドが侵入してくすぐってくる。くすぐられる時間は無制限で気絶するまで
- 18 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/01(月) 07:24:58 ID:jxumMrQE
- くすぐってガス
未来のアダルトショップからド○えもんに誤配されてきたひみつ道具。このガスを吸った者は自分からくすぐり責めを求めるマゾ奴隷になるのだが、これを偶然吸ってしまったし○かちゃんが、自分から両手を挙げてくすぐりを迫ってきた。
ガスの効果を消すには、最低でも1回あたり5分間以上のくすぐり責めを10回しなければならない。
最初のうちは仕方なく腋の下をくすぐっていたの○太とド○えもんだが、笑い悶えるし○かを見ているうちに段々と責めはエスカレート。
回数を重ねるごとにし○かの服を脱がせ、手足を拘束し、さらには特別くすぐったい未来の羽箒やら腋の下の感度を三倍にするクリーム、声が外に漏れない防音装置、親に見つかっても安心な催眠装置などのアイテムも登場。
ガスの効果が切れて正気になった後もお構いなしに責めは続けられ、し○かにとってはまさに地獄の一夜が始まった。
- 19 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/02(火) 07:30:03 ID:PxJnUK2E
- 【くすぐり風呂】
水流で身体をくすぐるバスユニット型のくすぐりマシン。オプションで通常のマジックハンドも設置可能。
見た目は普通のお風呂だがその中に浸かった者は水流の枷に拘束され動けなくなり、水のくすぐりを受けることになる。
足の裏や腋の下など各部位に合わせた絶妙な加減の水流を発射してくすぐったり、満たされたお湯を振動させてくすぐるのだ。
銭湯のような大型のタイプもあり複数人を一斉にくすぐったり、一人だけをピンポイントでくすぐることもできる。
若い女性を格安の値段で呼び込み、これを使いくすぐり責めにかける怪しい温泉旅館が存在するという噂がある。
- 20 :くすぐりフェチ男:2008/09/03(水) 23:03:46 ID:R5NF4tVk
- 【くすぐり靴】
外見は普通のスニーカーと変わらないが、履くと内側の極細の触手のような機械が使用者の足の裏や側面、足の甲をくすぐる。
触手は細くて丈夫なので、使用者が靴下やストッキングを着用していても、その布や繊維を通り抜けて、通常どおりくすぐりを始める。
オートロックで、音声のキーワード(変換可能)を言わなければ決して脱ぐことができない。繊維状の触手は、中で使用者の足の指を拘束するので、指の間まで丹念にくすぐることができる。
また、外部からリモコンでくすぐりの強弱や、責め方を遠隔操作できるため、着用者のいろいろな反応を楽しむことができる。
着用者が、死んだり、狂ったりしそうな場合は、機能は一時停止するが、しばらくすると、また地獄の責めが再開する。
さらにリモコンには、気絶阻止ボタンがあり、使用中は、着用者が気を失いそうになるたびに、くすぐりは止まる。つまり、その機能がONになっている間は、死ぬことも狂うことも、気絶することもできず、もっとも長くくすぐり続けられる。
普通にくすぐるのもよし、履かせたまま生活させるのもよし。
長くて卑猥な言葉をキーワードをくすぐりに苦しむ着用者に言わせて楽しむのもよし。
『くくっわっ私は、こちょこちょされ、て感じてっいるへっへんた・・・・』
『ポチッ』(リモコンの強のボタンを押す音)
『くひゃひゃひゃひゃひゃっもっもう少しで言えたのにィ(笑泣)』
足しかくすぐれないが、その分徹底的にくすぐれる。
また姉妹品で、胸と脇をくすぐる【くすぐりブラ】や、股や尻、ふとももをくすぐる【くすぐりパンツ】や【くすぐりブルマ】がある。
- 21 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/05(金) 01:47:15 ID:DPSmlr6M
- なんていいスレなんだ。せっかくだから子供向けの物も投下しとこう。
ぬいぐるみ
毛足の長いふわふわの熊のぬいぐるみ。一本一本の毛が生物のように動く繊毛であり、抱きついた
女児の肌をくすぐるように刺激する。付属のリモコンによって繊毛の動きはコントロールされ、
やさしくなで回し悶えさせる弱、ギリギリで我慢できる中、大きな笑い声を上げさせる強、長時間の
使用が危険な激強がある。
リモコンには繊毛スイッチのほかに稼動−固定切り替えスイッチがあり、稼動モードにしていると
ぬいぐるみの体勢は自由に変化させられるが、固定モード時にはがっちりと固まって動かなくなり固い
素材のぬいぐるみのようになる。これによって女児に抱きついた体勢や羽交い締めにして動きを封じる
ような体勢に固定し、くすぐりを与え続けることが可能となる。各部に女児を簡単に拘束するための
マジックテープによるバンドが付属するタイプもある。なお女児に与える刺激にも複数あり、単純な
繊毛の動きによるくすぐりだけでなく、十数本の繊毛が固く寄り集まって人の指のようになり強めに
くすぐるモード、繊毛の先端で肌をちくちくつついてかゆみを与えるモードの他、ぬいぐるみ自体の
バイブレーションによる振動責めもある。
類似商品として着ぐるみタイプのものがある。この着ぐるみを着ると女児の顔だけが外部に出、ぬい
ぐるみの中にすっぽり入った状態になる。ほぼぬいぐるみと同様のため手で物をつかむことは出来ず、
背中のチャックを閉めると、女児は人の助けがなくては着ぐるみを脱げなくなる。着ぐるみの内部は
女児を刺激するための繊毛がびっしりと生えており、ぬいぐるみと違って全身を余すことなく刺激する
ようになっている。この着ぐるみにも稼動−固定スイッチが付いており、稼動時には全身をくねらせ
悶える女児の姿が、固定時にはぬいぐるみそのままの体勢で笑い声を上げる女児の姿が見られることに
なる。
基本的にぬいぐるみは女児の遊具として使われるが、着ぐるみは躾器具としての意味合いが強い。
しかし中にはぬいぐるみごっこと称して、じゃんけん等の遊びで負けた友達を着ぐるみに入れる女児もいる。
- 22 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/05(金) 01:52:29 ID:DPSmlr6M
- 児童洗濯機
中に入れられた児童の体をコンピューター制御の柔らかいブラシで洗浄する機械。
外見は洗濯機によく似ているが、蓋の中央に丸い穴が開いている。内部は、停止中は洗濯機同様に
円筒状になっているが、服を脱いだ児童を中に入れスイッチを入れると触手状のブラシが洗濯機
内部を満たし、児童の体を固定する。このとき児童の体を固定するのは狭い空間で暴れて怪我を
するのを防ぐためである。なおプログラムの変更によって児童を固定する体勢を変更できる。ブラシの
起動と共に洗濯機内部は温水も注入される。これにより児童は入浴、洗浄、マッサージを同時に
受けるようになる。肌を傷めないようブラシ表面は柔らかい毛で覆われており、このブラシでごしごし
とこすられるた児童はあまりのくすぐったさに悲鳴を上げるが、設定された時間までは決して終了
しない。またブラシにはバイブレーション機能があり、洗浄される児童の筋肉をほぐすための
マッサージも同時に行なう。
児童が内部で排泄してしまった場合も速やかに洗浄されるため、長時間洗浄を続けても衛生的な問題は
まったく無い。またマッサージが並行して行なわれるため血行不良などの問題も発生しない。
脇腹や太股に強烈な振動を加えながら、汚れのたまりやすい足の裏、足の指の間、脇、臍などを特に
念入りにブラシでこする『ピカピカモード』は、どんな不機嫌な子供でも幸せ一杯の笑顔で気持ちよく
快眠させてしまうと評判である。
- 23 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/05(金) 01:53:08 ID:DPSmlr6M
- くすぐりバス
学校の遠足などで学生達が乗るバスの中に紛れ込む恐ろしいバス。
バスガイドはくすぐり地獄への案内人と言われている。
座席全てに多数のマジックハンドが内蔵されており、スイッチ1つで全ての生徒を一斉に拘束する。
身動き一つ取れなくなった学生達の運命はバスガイドに握られ、彼女の気分次第でマジックハンドの
動きは変わり優しいくすぐりが目的地まで続いたり、気絶するまでくすぐられたりすることになる。
バスが辿り着く先は当然ながら本来学生達が行くべき場所ではなく、くすぐり遊園地であったり、
くすぐりベッド全室完備のホテルであったりする。
ある中学校で修学旅行の際、乗り込んだバスがこのくすぐりバスだったために、2泊3日の間
ずっとくすぐられ続けて全員が廃人同然となったクラスがあるという噂があるが真相は不明。
学生達をくすぐられること以外考えられない奴隷に改造して出荷するのだという説もある。
- 24 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/05(金) 02:33:10 ID:9zTVIbWY
- こ、子供に… しかも女児にそんな非道な事をするなんて… お前は変態か! そして俺と同類か!
着ぐるみタイプが物凄くツボなんだけど…
着ぐるみタイプにもかゆみ責めモードはついているのだろうな!?
抵抗が出来ないようにしたままかゆみとくすぐったさを与えられる三重苦を女児に与(ry
そしてくすぐりバスにおいてはバスガイドがクイズ大会とかするわけだな!?
「じゃあ今からなぞなぞを出しまーす。おてつきをしたり、間違えたお友達は今よりも
もっとくすぐったくなっちゃいまーす」とか言って、超難問を出したりするわけだな!?
なんて残酷な奴なんだお前は…
- 25 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/05(金) 04:07:39 ID:DPSmlr6M
- 非道?おかしいな、俺は子供達に笑顔を与える夢のようなぬいぐるみを
作ったはずだったのに……
着ぐるみを着てかゆみとくすぐったさを同時に与えられる女の子の笑顔は
きっと最高だと思うよ。
くすぐりバスだって別に残酷でも何でもないしね。一生の記念になる旅行を
プレゼントしてくれるわけだし、くすぐられすぎてお漏らしするところ
とかを撮影して記念のDVDを作ってくれるし、バスガイドさんから
「またこのバスに乗りませんか?もし来なかったら……」なんてお誘いが
あったら迷わずやって来るリピーターばかりだよ。
バスガイドさんの言うことを聞かず怒鳴ったりするマナーの悪いお客さんも
すぐに躾の行き届いたお客さんにさrちゃうしね。
- 26 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/05(金) 05:44:09 ID:.A5C2FG.
- 【くすぐ力発電機】
某国の女子刑務所が、若くて健康な女囚の力を資源として有効利用するために開発したシステム。
天井から吊した枷で両手を拘束した女囚を、自転車のサドルのような発電機にまたがらせ、足でペダルをこがせることによって電気を発生させる。
こぐペースが落ちると、両手を吊られて全開になった腋を看守が毛ばたきや指でくすぐるので、女囚はさぼる事もできずに体力の限界までペダルをこぎ続ける事になる。
ちなみに、某国ではくすぐりは法律で禁止するところの拷問には当たらないとされているので、こうした場面ではくすぐりが多用される。
- 27 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 28 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 18:45:03 ID:1p6CTFyg
- >>22
全児童洗濯機・・・すまない、ただ言いたかったんだ
- 29 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 18:47:24 ID:1p6CTFyg
- >>22
全児童洗濯機・・・すまない、ただ言いたかったんだ
- 30 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 18:48:28 ID:1p6CTFyg
- うげっ・・・連投すまない
- 31 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:15:21 ID:FNDXagkY
- あるくすぐり施設の話
通称をくすぐり病、あるいはティックル症候群と言われる病気がある。
本来はもっと複雑な名前があるし、この通称ではまるで人をくすぐりたくなる病気のようだが
実際には逆だ。この病気にかかった者は『くすぐられる』事が必要となるのだ。
この病気にかかった者は、ある種の脳内物質の分泌が不足するようになり、症状が重い場合には
全く分泌しなくなる。結果、様々な点で肉体に不調が発生し、酷い場合には死の危険さえある。
この物質の生体外での合成は未だ成功しておらず、薬剤として注射するような治療法が不可能だった。
しかし一人の医学者がこれを解決する方法を発見したのだ。
この物質がどういう場合に多く分泌されるか、それは身体に『くすぐり』による刺激を受けた場合だ。
この現象は健康な人間だけではなく、一旦発病した患者であっても同様である。つまり、発病患者で
あってもくすぐりを受けることによって脳内物質が正常に分泌され、健康を維持できるのだ。
ここ最近になって急速に患者が増えていることもあって、各メーカーは健康維持のためのくすぐり機器
をこぞって販売するようになり、「くすぐり病」の通称の浸透と共にそこかしこでくすぐられる人間の
姿が見られるようになった。
なお、前述のくすぐり病は発症者の大半が若年層であることもあって子供の頃から欠かさずくすぐって
いれば健康になれる、などという風聞が広がったこともあったが、健康のためには専門家の指導の元、
適切な量のくすぐりが必要となるので注意して欲しい。
さて、くすぐり病は専門医でもなかなか発病が確認しづらい病気として知られているが、日本では世界に
先駆けて画期的な診断システムを開発した。はんこ型注射器で判別剤を接種し、その上で全身を激しく
くすぐることで発病の有無が容易に分かるようになったのだ。
ただ、このくすぐり病判定テストを行うには多数の児童、学生を一度にくすぐるための施設が必要だった
ため当初は多くの自治体が検査施設の建造に難色を示したが、国内最大手のくすぐり機器メーカーである
メディカル・ティックラー社(以下、MTと呼ぶ)が各地にある自社施設の流用と新たな施設の低価格での
建造を引き受けたため、くすぐり病判定テストは全国の学校に一気に広がることとなった。
当レポートはくすぐり病判定施設の様子を調査すると共に、実際にテストを受けている学生達の生の声を
集めたものである。
- 32 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:15:59 ID:FNDXagkY
- 報告者:相原澄香(23)
〈5月12日 S県中央くすぐり病判定センター女子棟〉
当施設はもともとMT社の工場だったが、改装することで今の構造に変わったらしい。
この大きな建物内はたくさんのブロックに区切られており、一部の区画を除いては撮影の許可も下りている。
立入禁止の一部の区画は社外秘らしいのだが……ただの検査施設に何故そんな所があるのだろう。
MT社の黒い噂はたくさんある。『検査と称して子供を実験台にしてくすぐりマシンを開発している』
『マシンの実験台となる人間を拉致してくる専門部隊がある』ひどいものでは『くすぐり漬けにした女性を
販売している』というものまで。もしかしてあの立入禁止の区画にはその秘密が!?私のジャーナリストと
しての情熱がメラメラと燃え上がって……
「相原さん、そろそろ始めますんでこっちに来といてもらえますか」
あ、すみません。
私達のいる通路は職員用で、ガラス越しに検査を受ける学生達の様子が見えるようになっている。
既に県内の中学校からバスでやって来た女子生徒達が検査着に着替えて並んでおり、皆一様に不安そうな
表情をしている。ちなみに検査着はマイクロビキニだった。くすぐりを加える都合上、肌の露出はなるべく
多い方がいいらしい。髪の毛を機械に巻き込まないように、水泳用の帽子見たいなのを全員被っている。
それにしても極小の水着とはいえ服を着れるとは羨ましい。
私が学生の頃は素っ裸にされてくすぐられていたのに……。
その点を今回案内してくれる遠山さんに尋ねてみた。遠山さんは30半ば、同性の私から見ても
色っぽいと言える女性だ。実は学生達をくすぐって10年以上になるベテランらしい。
聞いているだけで脇の下がむずむずするような話だ。
「ああ、それは施設によって違うから。今でも裸でくすぐってるとこはいくつもあるのよ。
他にはくすぐったさが増すように薄手の全身タイツみたいなのを着せたりするところもあるわね」
あの、施設ごとでバラバラってそれでいいんですか?
「実はくすぐり方に関して法的な決まりはないのよ」
ええ!?
「そのへんアバウトでね、学生達がくすぐったいと感じていればくすぐり方、服装、拘束の形式、
くすぐりのレベルなんかはどうでもいいのよ。まあ重要なのはどれだけくすぐったいと思わせるか、
だから。そう言えば相原さんも学生の頃は受けたんでしょう?どんな感じだったの?」
ええと…素っ裸にされてベッドに固定されて……マジックハンドで気絶するまでくすぐられました。
終わった後は笑いすぎで喉がガラガラになっちゃって、大変だったんですよ。
「あの頃の旧型はそこら辺が雑だったわよねえ。まあ今作ってるような最新型は大丈夫よ。
途中で水分や栄養素の補給もしてくれるし、気絶しないように調節しながらくすぐり続けてくれるし」
それはそれで辛いと思うんですけど。
- 33 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:17:07 ID:FNDXagkY
- そんな雑談をしている内に並んでいた学生達は3分の2くらいに減っている。
みんな不安そうな顔してるなあ。
学生達は名前を呼ばれたら1人ずつ別室に行くことになっていて、彼女たちがいる部屋からは
次の部屋で何をされるのかは一切見えない。そりゃ不安だろう。
通路を歩いて次の部屋の前まで行くと、学生が拘束されているところだった。
いくつか妙な物が垂れ下がった、金属製の縦1メートル程の逆U字型の物体が天井から
ぶら下がっている。大きさを抜きにすればハンガーみたいだ。ちょっと縦に長すぎるけど。
「ああ、あれが拘束器よ。うちはあれに学生達を吊して検査するの」
それはなんというか……
『なんでこんなことしなきゃいけないんですか!』
いきなり悲鳴のような声が聞こえてきた。
見ると、泣きそうな顔をした女の子が拘束を嫌がっているようだった。
ここ、声も聞こえるんですか?
「ああ、向こうの音は拾っているから。学生達の生の声が必要なんでしょ?
こっちの会話は聞こえないから安心していいわよ」
至れり尽くせりでどうもすみません。
『パアン!』
うわ、結構すごい音がした。どうも係の人が女の子のお尻を思い切りひっぱたいたらしい。
『いい加減になさい!あなたがそうやって時間を無駄にすれば先に入った子達もまだの子達も迷惑
するのよ!』
『だって、だって!!』
『……もういいわ。あなた達、この子は二種特別処理に回しなさい』
『わかりました』
『え、ちょ!離して!いやあっ!』
暴れていた女の子はあっという間に全身をベルトでくくられて蓑虫みたいにされてしまった。
なんかすごいものを見た気がする。ここの係員の人、全員女の人なのに妙に力強いな。
「こういう仕事だもの、力だっているわ」
そうですか。あ、蓑虫の女の子、別の部屋に連れて行かれてる。
そういや二種特別処理って何ですか?
「特別処理はどれも普通の検査よりきついくすぐりなの。ただの検査じゃなくて矯正機能も複合して
持っている対応なのよ」
それはあれですか?くすぐりによる躾ってやつですか?
「ええそうよ。特に二種は特別少年院なんかで使われているレベルだから相当のものなの。神野さん
相当頭に来たのねえ」
あの怖そうな係員の人は神野さんというらしい。しかし検査に来た子にそんなのやってもいいんですか?
「ええ、全くの合法よ?」
なるほど。
- 34 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:17:59 ID:FNDXagkY
- そうこうしているうちに次の子が来た。うわあ、顔真っ赤にしちゃってる、可愛い〜。
「たまにね、SMと一緒にしちゃってる子がいるのよ。一応医療行為なのに興奮されても困るんだけどねえ」
まあ嫌がって暴れられるよりはいいんじゃないですか。
ふむふむ、まずは両手を上に上げて万歳の体勢で固定、ああ、手首はハンガー自体に通すんだ。
『手首痛くない?』
『は、はい。大丈夫です』
『じゃあ次はこの上に乗ってね』
『はい』
ハンガーの背中側に2本、Jの形をした幅広のヘラみたいなのが付いてる。ちょっと椅子っぽい?
あ、やっぱり座った……けど、お尻の下はスカスカだ。あのヘラは太股を乗せるための物らしい。
付属のベルトで太股はしっかり固定される。足、豪快に開かされてるよ。あのビキニ生地が小さいから
見えちゃいそうになってる……。
逆U字型のハンガーの先端に足を通して、足首をベルトで固定。
太股を支えているヘラは背もたれにもなっているのかな?そこにお腹を固定する。
胸の下とお臍の下、2本で。
膝を90度くらいに曲げて大股開きで固定、腕は万歳の格好、これ素っ裸でやらされてたらみんな
泣いてるだろうなあ…
『どこか、苦しいところはある?』
『いえ、ありません』
『じゃあ、これでOKね。送りなさい』
今度は優しい神野さんが言うと、何かのスイッチが入ったのか吊り下げられた女の子が次の部屋に
運ばれていく。よく見ると、ハンガー(拘束器と言うらしい)のフックの部分が引っかけられている
のは、天井に固定された特大のカーテンレールみたいな物だ。そこについているごついフックに
拘束器は固定されており、一度ぶら下げておけばベルトコンベアみたいに自動的に運ばれるらしい。
ちなみにカーテンレールはここから見る限り2つの部屋に繋がっており、少女を固定した拘束器が
次の部屋に送られると、次の少女を固定するための拘束器が反対側の部屋から送られてくる仕組み
だった。何というか、これは………
「それじゃ次の部屋に行きましょうか」
そうですね。
その次の部屋は圧巻だった。
拘束器に固定された少女達が何十人も吊り下げられている。
ここに来てようやく学生を見て私が何を連想していたのか気付いた。肉だ。
天井から吊り下げられる裸体の少女達。これは昔見た、精肉置き場で吊り下げられる塊の牛肉を
連想させるんだ。
なんて言うか本当に……すごい光景……
天井を見ると拘束器がぶら下がったカーテンレールが見える。
あれが動いて学生達は順次処置室に送られていくらしい。
- 35 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:18:30 ID:FNDXagkY
- 「うちは元が工場だから、それを生かした施設にしているのよ」
工場を生かしたって……まさかこのままカーテンレールで送られて流れ作業でくすぐられて
いくんですか?
「あら察しがいいじゃない、その通りよ。手間がかかるのは最初の拘束だけ、後は機械が全部
やってくれるの。とてもスピーディに終わるのよ。このオートメーションくすぐりのシステムが
開発されたお陰で省力化がだいぶ進んだわ……あと、あれはカーテンレールじゃなくて単純に
レールと呼んでいるわ」
すごい。さすが最新式ですね…
「ちなみに普段は猿轡をくわえさせておくんだけど……今日は学生達の生の声が聞くために付けさせて
いないわ。本当は私嫌なんだけど、部長がどうしてもって言うから…」
猿轡?
「基本的にみんな大声で笑うことになるんだけど、ごく稀に舌を噛む事故があるのよ。
いくら対外アピールの機会だからって、安全性をおろそかにはしたくないんだけど…」
あの、舌を噛む事故ってそんなに頻繁に起こるんですか?
「本当に、ごく稀よ。でも安全管理ってのはその稀な事態にも備えておくものでしょう?」
遠山さんってホント立派ですね。私感動しましたよ。人をくすぐるのが仕事って言うからもっとこう…
「サディストだと思ってた?」
い、いえ!そんなことは…!
「ふふ、冗談よ、それじゃあいよいよ本番に行きましょうか」
はい!
その次の区画は……なんて言うか、本当に工場だった。
広々としたスペースに所狭しと機械が詰め込まれ、その中を学生達が運ばれるレールが
通っている。柔らかそうなでっかいブラシがあるけど、洗車場みたいにあの中通るのかな。
あの水槽、レールの高さからして学生達があれに浸かるんだろうな。
あっちの機械は何をやるんだろう……
「慌てなくても開始すればすぐ分かるわよ」
あ、すみません。
「それじゃあ始めてちょうだい」
『はーい、本日の処理開始しまーす』
- 36 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:19:16 ID:FNDXagkY
- ゴウンゴウンと音を立てて、機械が一斉に稼働し出す。
マジックハンドがワキワキと動き、大小さまざまの円柱型ブラシが回転を始める。
ローションみたいなので濡れた刷毛が上下運動を行い、耳掻きの先みたいなフサフサが
ゆるーく円を描くように動いている。
うう、見ているだけでムズムズするう…
「学生達が送られてくるのはもう少ししてからだから、それまでどの機械がどんな風にくすぐったい
か想像しながら待っててくれるかしら」
で、できませんよそんなの!
「安心なさい、私がちゃんと説明してあげるわ。まずあの円柱型のブラシは回転しながら柔らかい毛で
全身の肌を刺激してくれるの。最初の内はやさしめの刺激を全身に繰り返し行うことで肌の感覚を鋭敏に
するのよ。あっちの曲がった細い棒は、一本指で全身をコリコリ掻かれるのを再現しているわ。
あのプレートは脇腹を押さえつけて刺激するのよ。表面の小さな突起がピストン運動をしてぐりぐりと
脇腹を揉んでくれるの」
ひいいい!!やめてくださいいい!!
「ちょっと苛めすぎたかしら」
うう、ひどいです。
「それじゃあ今度は真面目な話。今回は取材と言うことで、処理中どんな風にくすぐったいのか大声で
言うように学生達には伝えてあるわ。本当に、くすぐり中の生の声ってやつね」
重ね重ねすみません。でも、笑い狂ってそんなことできないんじゃあ。
「ちゃんとできなかった子はもう一周やらせるって言ってあるわ。きっと死に物狂いで報告して
くれるわよ。どんな風にくすぐったいか」
……遠山さん、やっぱりSじゃありません?
「さあどうかしら」
『被検体入りまーす』
「始まるわよ、ちゃんと取材しなさい」
はい。
………あれ?いつの間にか私、遠山さんの部下みたいになってるような。
- 37 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:19:56 ID:FNDXagkY
- 施設内にレールで運ばれてきた女の子。顔はすごく緊張している。
あ、入り口のところでお腹と背中にスタンプみたいなの押されてる。お臍の少し上と、背中の真ん中
当たり。10センチくらいの円形のスタンプだけど、押した痕は見えない。
『ちょっとチクっとしたけど痛くありませーん!』
うわ、ちょっとビックリした。ホントに報告してくれるんだ。
これから大丈夫かな。
「あれは判別剤を注射しているの。くすぐり終わった後あそこはに出た反応を見て陽性か陰性か
決めるのよ。一応ウチの自慢の特許なの」
画期的な発明だってすごい報道されてましたもんねえ。
あ、いよいよ洗車場みたいなブラシの中に突っ込んでいくみたい。
『ブラシがグルグル回ってます!車を洗う奴みたいなひゃあはあああ!!』
うわあすごい悲鳴上げてるよ。
『柔らかくって、うううく、くくっ乾いたブラシいひひっ!全…身っ!こすって、あひゃひゃああ!』
ブラシに触れた瞬間すごくびっくりしたみたいけど、その後はなんとか我慢できるレベルなのかな、あれ。
『ひっ、ひいいっ腋、腋ダメ!ちっちゃいのが!腋でええひひはははあ!』
小さな円柱型ブラシが回転してながら脇の下や太股、膝の裏なんかに押し当てられてる。
あれはくすぐったい…。
「あの子ずいぶん敏感ねえ、最初からあれじゃあ多分途中で報告できなくなるわ。あの子は放っといて
次の子を見てましょう」
『ひゃあうう!ハア、ハア……なんとか…ハア、最初のは終わりました…』
頑張って報告してるみたいですけど。
「頑張ってるみたいだから二週目は無しにしてあげれば十分よ。学生は他にもたくさん居るんだし」
そうですか。頑張れ名も知らぬ女の子、無駄な働きだけどきっとそのうちいいことあるから。
根拠は無いけど。
『くひいい!!指、指がつついて、あっくうう!足の裏はやめてええ!!』
- 38 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:20:31 ID:FNDXagkY
- くすぐりを受ける学生達は遠山さんの言葉を真に受けて、みんな必死になって自分がどんな状態か
説明してくれる。本来なら学生達がそこらじゅうで叫んでるせいで聞き取りづらいんだろうが、
ポイントごとにセットされたマイクが適切に音を拾ってくれるようになっている。例えば、あそこの
機械に刷毛で撫でられてる女の子の感想が聞きたい、と言えばそこにセットしてあるマイクのスイッチを
オンにして目的の音声を聞けるのだ。
ちなみに私達は上にある通路から学生達を見下ろしているので、彼女達からは私達がどこに注目して
いるのか知る術はない。結果、どのセクションに置いても自分の状況を解説、時には絶叫する少女達が
見られる。
さて、ここからは一部の機械についてどんな様子だったか記録しておこう。
先端が丸くなった金属の棒がたくさんある。その棒達が指し示す先の中心で、少女が吊された拘束器は
一旦停止をする。
『先の丸い棒が、ああんん!?』
棒が一斉に突き出され、丸い先端が少女の胸、お尻、足の裏、脇腹などに食い込む。
『んひいっああっ、ビリビリ、してますぅっ!へひゃああ!』
「あれにはバイブレーション機能があるのよ。体に押し当てて激しく振動することで筋肉をほぐすの」
成る程、脇腹に棒を押し込まれてバイブレーションだなんて、そりゃ効くだろう。
人によっては最大の弱点でもある場所をあんな無理矢理マッサージするようなことされたら……。
棒が引っ込んだ後、少女は1メートルほど前に運ばれ、そして再度棒が突き出される。
今度はお臍の上、背中、太股……それに、股間にも。
『ああんんっ!!これ、くすぐったいって、言うよりもぉ!んん、ちょっと、気持ち、いいような!』
息を荒げながら少女は必死で報告する。まあ気持ちいいだろうねえ。
さらに前に運ばれる少女。今度はふくらはぎ、二の腕、背中とお腹に…二本は脇のくぼみにスッポリと
はまっている。
『脇!?脇はヤバ…ヒイイイィィィィィ!!!』
あの子はすごくくすぐったそうに悲鳴を上げていた。
- 39 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:21:28 ID:FNDXagkY
- 拘束器はレールに沿って斜め下に下がっていき、吊り下げられた少女を水槽の中に漬けていく。
金属製のその水槽に入った液体は白く濁っており、中の様子は見えない。
この水槽結構長いな、20メートルくらいあるよ。
『ぬるめのお風呂みたいな……ふあっ!何これぇ!』
見れば水槽の液体はごぼごぼと不気味に泡立っており、水面下でで何が行われているのか不安にさせる。
「あの中では泡と水流によるくすぐりが行われているの。溶液には肌を少し敏感にする薬も入っているのよ」
『下、と…!横から…泡が…!!ぐひはあっ!き、つ、いいいひひひひ!!』
そういやMT社の製品にくすぐりジェットバスってあったような。それの系統かな。
その次のセクションには魂の抜けたような顔の少女がいた。口をだらしなく開け、よだれが垂れている。
『はひ、ひいいい……』
深く息を吐く少女。先ほどぬれた体をコンプレッサーから吹き出す温風で乾かすらしい。
ここまで来ると風だけでもくすぐったいんだろう。
『ああ、あったかい風が、お腹、お尻をなでてましゅうう…』
「あの温風はくすぐりというより愛撫に近いわね。ほら、あの子あんなに気持ちよさそうにとろけ
ちゃって……」
ここから先2〜3セクションは優し目らしい。向こうでは梵天みたいな白いポンポンに首や胸を
優しく撫でられてうっとりしてる子が見える。
大きなくすぐり機械の間に見える小さな機械の前で、少女達の口にチューブのような物が差し込まれて
いる。水分補給だろうか。よく見ると、この給水装置は何カ所かある。
そしてどうやらこの給水は彼女たちが一息付ける休憩時間らしかった。
「こうやって休みを入れてやることで気絶を防ぐ効果があるのよ」
休息の時間も更なるくすぐりのためにあるんですね。
レールが斜め下に向かって伸びているため、少女を吊り下げる拘束器はゆっくりと下がっていく。
『ひいい!!!やめて、助けてえ!!中で、いっぱい動いてる!あんなの耐えられないよ!』
下を見た少女が、自分が下ろされようとしているところを見て絶叫した。
でっかい洗濯機のドラムみたいなのがあるけど、あの中にはマジックハンドが?
「あのドラムの中には、表面をぬるぬるの物質でコーティングした触手型アームが満たされてるの。
隙間無く全身を覆うぬるぬるの触手が不規則に動いて激しくくすぐるのよ。まあ機械式の
ミミズ風呂ってとこかしらね」
『ひひゃはははははは!あはひひひ!!あしににゅるにゅるがあ!!たすけひぇへへへへ!!』
ドラムの中に沈んでった子がすごい悲鳴を上げている。
『あぎゃはははははっはあああはは!!ぜんぶがくるううううひゅああ!!!』
首までドラムの中に沈んだ後も、悲鳴は途切れなかった。あれじゃあ気絶しちゃうんじゃ。
「大丈夫よ。人間工学に基づいて綿密に計算しているから、気絶なんて絶対させないわ」
うへえ。
- 40 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:22:00 ID:FNDXagkY
- 『あああうう…シャワー、効、くうんん』
またしても肌の感度を増すための薬剤が使われているらしい。今度は水槽ではなく、水鉄砲みたいな
シャワーだ。発射された水流が四方八方から少女の体を狙い撃つ。遠山さんによれば、この辺りから
痛みみたいな強い刺激でなければ撫でるのも、叩くのも、引っ掻くのも、みんなくすぐったさに変換
されるようになってくるらしい
『風、風がああ、むずむずするうう!!もっと、しっかりやってえ!』
薬液を使って濡れた後は再び温風による乾燥だ、微弱すぎる刺激が逆にたまらないむずがゆさを生む
のか、中にはもっと強い刺激を求めて叫ぶ少女もいた。
『耳、だめえ!足の裏ああ!くしゅぐったい、くしゅぐったいよおおお!!』
その少女の希望は、次に来るフサフサの毛ばたきみたいな器具による強めのくすぐりで満たされたようだ。
『うふっ、うふふっ、ふうっ!く、んふ、んん!』
少し離れたところでは、大きめの刷毛が少女の体にローションのような物を塗りつけている。
必死で笑うのを我慢しているのか、大声を出すほどでもない弱い刺激なのか、彼女は含み笑いの
ようなものを漏らしながら、耐えていた。
「あのローションも肌の感覚を鋭くするのよ。アレが塗られればクライマックスは近いわ」
その次のセクションでは、すべすべの指先を持ったマジックハンドがきゅっきゅっと音を立てるかの
ように少女の体にローションを擦り込んでいるようだ。
- 41 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:22:32 ID:FNDXagkY
- 長い、長い直線のレール。ここがこのくすぐり処置のラストらしいが、ラストにふさわしくすごく
きついようだ。学生を運ぶレールの左右には別のレールが走っており、10本以上のマジックハンドが
生えた機械が、運ばれてきた拘束器と連動して前進するようになっている。つまり学生達は、
この直線に入ってから出るまでの間、自分の横にぴったりとくっついて離れないマジックハンドに
くすぐられながら運ばれなければならないのだ。遠山さんによると、3度に渡ってお薬を肌に染み込ま
せたのは、この時のくすぐりを最高の物にするためらしい。
『ぐぎゃっ!ぎゃああははははははは!!ははがががあああああははははあ!!』
……本当にきついようだ。左右から伸びている総数20本を越えるマジックハンドの容赦ないくすぐりに、
少女は獣の叫びのような声を上げて笑い続ける。というかあれじゃあ酸欠になるんじゃ。
あ、少し休ませてる。そして息を吸い込んだところでまた凄まじいくすぐり。
『ぎゃははははは……はぐっ、かひっ!?』
きつすぎたのか白目をむいて気絶する……ええ!?まだ続けるの!?
『……ごほっ、がはぁっ!ああがががあははははははは!!!』
気絶した子をくすぐって無理矢理起こした!?
最後のこれ、ホントにきつすぎだ。人間工学に基づいて気絶させないんじゃなかったんですか?
「このセクションは、人間工学に基づいて決して窒息死させないように強力なくすぐりを与えることを
目的としているの」
『ひいひひひやああはははははは!!!』
『いやっ、いやあっ!!こんなの死んじゃうよ!!やめてよお!!!助けてええ!!』
その様子を見た次の子が悲痛な叫びを上げる。目の前で死にそうなほどくすぐられているクラス
メートを見るのは耐え難い恐怖だろう。何しろもう1分もしないうちに彼女の番が来るのだ。
『やだああ!!誰か、た、くひやあああ!!!ぎひいやはははははあ!!!』
ああ、マジックハンドに取り付かれた。脇、膝、腿、背中、臍……ありとあらゆる場所をくすぐり、
こすり、掻き、揉み、残っている体力の全てを吐き出させるようにマジックハンドは少女をくすぐり続ける。
『ひいい!!ひひひはははははあははは!!』
体力だけでない、フィナーレを飾る地獄のくすぐりは汗、ヨダレ、鼻水、涙、尿、あらゆる体液までも
絞り出しているようだった。しぶきをまき散らしながら絶叫し、もがくことすら許されないままくすぐられ
続ける少女達の姿に私は恐怖すら感じる。
ここまでやらなければならないものなのだろうか。
「相原さん、くすぐる時は情けをかけてはいけないわ。それはあの子達のためにならないの。もし
くすぐり方が不十分だったせいで判別剤が効果を発揮せず、罹病患者を見逃したらどうなると思う?
手遅れになるかもしれないのよ。だから私達は心を鬼にして徹底的にくすぐらなければならないの」
………ここは多数の人間を同時にくすぐるという冗談みたいな目的の施設だけど、そこに込められて
いる意味はとてもシリアスだ。私達は、くすぐりという行為の意味を忘れてはいけないのかもしれない。
- 42 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:23:15 ID:FNDXagkY
- 「笑いはストレスの解消に不可欠だって先生が言ってたのがよく分かりました。なんて言うか、
くすぐられている間はすごくつらいんですけど、終わったときの開放感とか、もうすごいし」
「あー、分かるー。なんかさあ、すごいスッキリするんだよね。ガッコーとか家とか嫌なことが
ぜーんぶ吹き飛んでった感じ」
「こんだけくすぐられる機会なんてそうないしさ、ま、たまにならいいんじゃない?
いや、くすぐられるのが好きとかじゃないし。マジで」
「なんか一生分くすぐられたような気がするけどさ、二学期になったらまたこなきゃいけないん
だよね……それ考えるとあたし今からブルーになる……いやちょっと待って、落ち込んでない、
落ち込んでないから、笑顔だから!くすぐる必要なんてないってば!」
「正直つらかったです……苦しくて、死んじゃいそうだったし。頭の中が滅茶苦茶で、自分じゃない
みたいだったし。けど、我慢しなきゃいけないんですよね」
「ちょっと気持ちいいとこもあったんだけど……最後のアレだけは無理、もうやりたくない」
先に終わった学生達に話を聞いてみると、意外にもくすぐりに対して強い嫌悪感を示す子は
少なかった。結構楽しんでる子が多いみたい。くすぐりが嫌いな子も必要なことだと
いうのは分かってるようだ。
そういえば、最初の方で二種特別処理ってされてた子が居ましたけど、あの子はどうなってるんです?
「それじゃあ見に行ってみましょうかしら」
奥まったところにその部屋はあった。二種特別処理室Bと記された部屋の扉には
〈処理実行中・関係者以外立入禁止〉と書かれてる。私、入ってもいいんですか?
「今日は特別よ。ほら、これが二種特別処理」
そう言って遠山さんは持ってた鍵を使うと扉を開けてくれた。暗い部屋……失礼しまーす。
中にはマッサージチェアのようなゆったりした椅子、多分くすぐりチェアだろう、が10個ほど
並んでいる。そのうち4つに女の子が座って、いや座らされていた。
彼女たちは四肢を伸ばした状態で椅子に全身をしっかり固定され、身動きの出来ないところで
椅子から伸びた無数のマジックハンドにくすぐられていた。ひっきりなしに蠢くマジックハンドの下で
体をひくひくと震わせ、猿轡をかまされた口からはよだれがあふれている。耳にはヘッドホンが、
目にはヘッドマウントディスプレイが取り付けられているこの状況は尋常ではなかった。
それにかすかに部屋に残るこのにおい……もしかしておしっこを漏らしたのだろうか。
遠山さん、これはどういうものなんですか?
「二種特別処理は、強烈なくすぐりの刺激と光や音の刺激を組み合わせることで対象の無意識に特定の
情報を刻み込むことができるのよ」
それって洗脳じゃないですか!
- 43 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:23:45 ID:FNDXagkY
- 「心配しなくてもそこまで強力な物じゃないわ。せいぜいほんの少し意識改革が出来る程度の物よ。
今この子達に教え込んでいるのは『言うことを聞かない子はきついくすぐりでおしおきされる』
『ちゃんと私達の言うことを聞いてくすぐりを受けなければならない』ってところね。きついくす
ぐりっていうのは朝からこの子達に断続的に行っている拷問用のくすぐりよ。レベルで言えば
反応検査のラストのあれより上ね」
あれよりきついっていうんですか!?
「こういう子にはそれくらいやらないとダメなのよ。こうしておけば次の検査からはおとなしく
受けてくれるしね」
そういえばこの子達の検査はここでやってたんですか?
「特別処理を受けた子は後日もう1回来てもらって、それから改めて検査ね。反省の意味を込めて
2週回ってもらうことになるけど」
うわあ、きつそう…。
「罰っていうのはきっちり受けてもらわないと意味がないの」
「ふう、今の子で最後ね。本日の検査終了、と。今日はどうだった?」
その、なんていうか、私が学生だった頃とは随分違うんだなあって。
レールで運ばれるシステムもそうだし、マジックハンド以外にいろんなのがあって…
くすぐったくて笑い狂うしかないのは同じなんだけど色んなところがすごくなってて…。
だけど、遠山さんのお話聞いててこのくすぐり検査が大事な物だっていうのはよく分かりました。
きっと言い記事にしてみせますよ。
「ありがとう。私としては受診が義務づけられている学生だけでなく、社会人の人にも検査を
受けるようにして欲しいのよ。あなたの書いた記事を見て『くすぐり病検査を受けよう』って思う
人が増えることを期待しているわ」
はい、がんばります!
- 44 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:24:23 ID:FNDXagkY
- 「ところで相原さん」
なんですか?
「せっかくだしあなたも検査受けて行ったらどう?」
………うえええええ!?
ちょ、ちょっと待って下さいよ!アレ、私にやれって言うんですか!?
「私、何かおかしな事を言ってるかしら?学生達の生の声だけじゃなくて、実際に体感してみれば
ここの機械がどういう物かよく分かるじゃない。それに、今言ったでしょう?社会人の人にも受けて
もらいたいって」
うう、それは……。
わかりましたよ。こうなったらとことん行ってやりますよ!
「ふふ、その意気よ」
ああ、どうしよう……。
その場の勢いであんなこと言っちゃったけど、やっぱり怖い…。
ほとんど裸みたいな格好で吊されて、身動き一つ出来ないなんて……。
遠目ではよく分からなかったけどこの拘束器結構重量があるのかな。
じたばた暴れてようとしてみてもブラブラ揺れることはないみたい。
「ああ、それは揺れたりしないような構造になってるの。機械の中を通すんだから下手に動いたりしたら
危ないかもしれないでしょ?」
へえ…。
「それじゃあ舌を噛まないようにこれをくわえて」
あ、猿轡。球状のやつだ。中心に穴が空いてるのは水分補給の為かな。
「準備万端ね、始めるわよ」
レールが動き出して私の体は次の部屋に運ばれていく。
処置室に運ばれると、まずお腹と背中に判子が押された。
拘束器は常に進行方向を向くようになってるから、次に何をされるのかがよく見える。
最初はあのブラシで洗車場の車みたいに洗われるんだ。
次に自分がどうやってくすぐられるのか、それがいつ始まるのかが全部分かってるのに自分の意志で
何一つそれを変えることが出来ない。怖い、コワスギだよこれ!
あああ、どんどん近づいてく、ブラシがギュルギュル回ってる中に突っ込んでく……
「ぶぐっ!ぶごご、ほがぁっ!ふぁふぃぎぃ!」
思わず変な声が漏れる!何これ、くすぐった過ぎ!!
- 45 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:24:57 ID:FNDXagkY
- 『どうかしら、最新のくすぐり器具の使い心地は』
遠山さんの声が響くけど、それどころじゃない!
ブラシが全身をくまなくこすっていく、うああ!腋、腋がすごいい!!
昔くすぐりベッドで受けた検査と全然違う!今の子達ってこんなくすぐったいのをされてるの!?
息が、出来ないっ!肌がこすられて、むずがゆくて、くしゅぐったいいいい!
「んぐぐぐ、むぐがあははああふぁががが!!」
くすぐったくて、身をよじって逃げたいのにそれも出来ない!
完全に固められて一方的にくすぐられるだけなんて!!
!!もうすぐブラシが終わる!はやく、はやく抜け出してえっ!なんでこのレール進むのがこんなに
遅いの!?はやく、はやくうううう!!
「ふぐほうっ!……ふひぃ…ふひぃ…」
ようやく最初のブラシから抜け出せて少し息を整えられたけど……その先を見て私は絶望的な気分に
なった。私が受けるくすぐりはまだ始まったばかりなのだ。これからあと30分以上も、私が経験
したことのない最新鋭のくすぐりが……・
「ほえへえっ!ふぁふふぇふぇえ!!」
止めて、助けて、って懇願してるけどもちろん誰も聞いてくれない。
レールは無情に私の体を運んでいく。
次のくすぐり機に向けてじりじりと進められるこの時間は本当に苦痛だ。
あそこに見える指先のような細い棒の集まりは、私の全身をかりかりと掻きながらつつき回して
くすぐる物だ。想像しただけで肌が粟立つ……
なまじどんな風にくすぐったいのか目と耳で知っているため、頭が勝手に想像して私の恐怖をかき立てる。
手招きをするかのようにカクカクと動く金属製の指先に、とうとう私の体が届いた。
「ふぎぎぐいいいっ!ふあふぁふぁああがががぐぐうう!!」
やっぱりくすぐったいいい!!!目で見て思ったよりも!耳で聞いた学生達の声よりも!
頭の中で想像したよりも!!実際のくすぐりはきつすぎるうう!!!!
それからは、本当に地獄だった。
強烈なくすぐりと、機械と機械の間にあるほんの少しの休憩時間、ところどころで入る水分の補給、
意識が朦朧としたところでキツイくすぐりを受け覚醒させられる意識。くすぐりで責めながらも、
決して気絶はさせない計算され尽くした構造に私の精神はどんどんすり減っていく……。
- 46 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:25:24 ID:FNDXagkY
- 「ぶふう…ぶふう…ふふう」
ようやく終わりが見えたとき、私にはほとんど物を考える余力はなかった。
ただ猿轡越しに荒い呼吸をし、豚の鳴き声みたいな音を立てていた。
この直線を抜ければ最後にお腹と背中の判別部をカメラが撮影して終了だ。
………最後の直線?
ここに何があるか思い出して全身から血の気が引いた。
ここは、ここにあるのは……!
ガコンと音を立てて、私の体の左右に配置されるマジックハンド群。
その手が私に伸ばされるのが、ひどくゆっくりと、見、え、た。
「ふぎゅあははははああがががっががっひ!ひいっかあははひひぎゃはははがっがあははははは!!
ふぇぎっ!ぎ、ぎいあがはっ!かっは、ひぐぁ!!!が、がひゃはははははひゃひゃひゃあああ!!」
終わった…ホントに疲れた……
判別部が撮影されて、ようやく私は体の力を抜く。
レールはそのまま私を運んでいき、最初の部屋、学生達が拘束器に固定された部屋に辿り着く。
このレールはループしているらしく、私がいる位置の先はそのままさっきの処置室へと繋がっている。
……遠山さんが言ってたみたいに二週目を受けさせられる学生もいるんだろうか。
だとしたら、本当に地獄だ。敏感になった体でもう1回あれを受けるなんて、本当に発狂しかねない…
それにしても遠山さん遅いな。ここにこのままぶら下げられてるともう一周させられるような気がして
不安だから、早く下ろして欲しいんだけど。
「お待たせ。悪かったわね、少し立て込んでて」
「ふぉふぉいへふよ、ふぁあふほろひへふらはい」
遅いですよ、早く下ろして下さい。
ふごふご言ってると猿轡を外してくれた。これでようやく普通に喋れる。
ところで遠山さん、猿轡だけじゃなくて拘束器も外して欲しいんですけど。
「……それなんだけどね、相原さん。そうも行かなくなったのよ。今の検査の結果、
あなたには擬陽性の反応が出たわ」
……え?
言っている意味が分からない。何を言っているんですか?
- 47 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:26:01 ID:FNDXagkY
- 「知っていると思うけど、この検査で陽性反応、つまり検査部位が赤く腫れてた場合はくすぐり病が
発病しているということになるのよ。学生時の検査で確認できなかったのに今になって反応が
出るなんて……本当に稀なことなんだけどね」
え?え?あの、それってつまり、私どうなるんですか?
「くすぐり病判定検査で陽性反応が出た場合、速やかに専門医院に搬送してくすぐり処置を受ける
ことが法律で義務づけられているわ。このセンターの場合は患者が暴れないようその拘束器に
付けたままくすぐりながら病院へ運ばれるようになっているの」
ちょっと待って、それじゃあ私入院ですか?
ていうかまだくすぐられるんですか!?
「擬陽性だからまだ確定というわけじゃないわ。擬陽性の場合は判別剤を12カ所に注射し、
より確実に判別できるようにしてから再検査をするの」
再検査って、またあのくすぐりを!?
そんな、今度こそ狂っちゃいます。お願い、見逃して!
「ダメよ。陽性反応が出たのに見逃したなんてなったら信用問題に関わるの。
……これも何かの縁だし、あなたが入院するときには便宜を図るわ。安心して」
嫌!やめて!誰か助けてえ!!
再び猿轡をくわえさせられ、今度は左右の胸、お尻、腕、太股なんかにもスタンプが押される。
悲鳴を上げ、体をくねらせるも当然ながら拘束器はビクともしない。
ああ、だんだんブラシが近づいてくる……
「ふごが!ふぐふおふぉふぉふぉふぉばふおはぐおあ!!」
発狂寸前になりながら二度目の検査を受けた結果、私は陽性であることが確定した。
- 48 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:26:34 ID:FNDXagkY
- あひ、ひひい……くんっ、は、ひゃひゃあ…
病室の中に小さな笑い声が響いている。
くすぐり病判定検査で陽性と判断された私は、MT社と深い繋がりがあるというこの病院に入院することと
なり現在に至る。軽度の患者なら毎日適量のくすぐりを受けることで日常生活を送ることもできるが、
私は自覚症状はなかったけど結構深刻だったらしく、こうして長期入院してくすぐりベッドの上で
ずうっとくすぐられていることが義務づけられている。
放っておくと命の危険もあったそうで、今では検査を受けるよう勧めてくれた遠山さんに感謝していた。
はひい…は、はあんん、くくっ…
床づれを起こしたりしないように、マジックハンドが優しく私の体をもみほぐす。
ぎりぎり我慢できるレベルのそのくすぐりにくねくねと身もだえしながら、私はベッドの上でまどろむ。
「相原さん、入るわよ」
はひゃあ…はい……んっ!
あれ、もうそんな時間?ここでは1日に5回、治療のため強いくすぐりを受けなくてはならない。
ついさっき気絶寸前までくすぐられたばかりだと思うんだけど……
「はあい、その後の様子はどう?」
あ、遠山さん…んんっ!
「ああ、起きなくていいわよ。そのままくすぐられながらでいいから話を聞いて頂戴」
は…いい…
看護士さんだと思ったら遠山さんだった。
遠山さんの言葉に甘えて、私はベッドの中に沈んでマジックハンドの甘い刺激に身を預けることにする。
「聞いたわよ。長期入院になったせいでお仕事を続けられなくなったそうね」
はあ、それは…ふはあっ、そこ…!
マジックハンドは円を描くようにおへその周りをそおっとなで回す。気持ちいい……。
遠山さんの言うとおりだ。私は完治の見通しの立たない重病患者と診断されたため、会社を辞めざるを
得なかった。そこそこ大きい出版社とはいえ無駄飯食らいをおいておく余裕はない。
私が取材した内容はいくらか形を変えて記事になったが、今となってはどうでもいいことだ。
「それでね、よければあなたに引き受けて欲しい仕事があるんだけど」
私、こんな有様で、ふううっ…!けど……仕事なんて…
「実はうちのセンターでくすぐり機器の作動チェックをしていた子がやめちゃって、新しい子を
探しているの」
作動…チェック…?
「1日2回、朝と夕方にあの装置によるくすぐりを受けてちゃんと動作しているかどうか確かめる
仕事よ。強力なくすぐりを毎日受けることになるから、今のあなたには悪い話じゃないはずよ?」
少し迷ったけど、結局私はその話を受けることにした。
「それじゃ相原さん、今日もお願いね」
拘束器に固定され、レールで運ばれていく私。
私は今ここ、S県中央くすぐり病判定センターのチェッカーとして働いている。
装置がちゃんと働いているか身をもって確認するのが仕事だ。
重度のくすぐり病患者と診断されて前の仕事をクビになったときは世の中に絶望したけれど、
今はそうでもない。私の仕事はここで検査を受ける学生達、子供達の役に立っているからだ。
死ぬほどくすぐられて、お給料も貰えて、人の役に立てる、きっとこの仕事は私の天職なのだろう。
今日もブラシやマジックハンドが私の体を激しくっくくう!くす…ぐって、くれるうう!!
- 49 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 22:30:03 ID:FNDXagkY
- このスレを見てたらリビドーがあふれ出し気が付いたら書き上げてた。
小説スレとどっちにしようか迷ったが、SS投下歓迎って>>1にあるしマシン方面に
すさまじく偏ってるのでここにした。
くすぐり小説を書くのは初めてだったのでくすぐられた時の笑い声とか、くすぐり方とか
不安が残ってる。
よろしければ感想ください。
- 50 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/06(土) 23:17:05 ID:Cs3FCwv6
- なんという大作…これで初めてとはGJすぎる…
機械によるくすぐり責めの無慈悲さが随所に出まくってて良すぎです
自分で自分を実況するってのもいいなー。ほとんど喋れてないけどw
陽性反応が出た相原さんありがとうそしてお大事に…
- 51 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 02:40:40 ID:CnHSqeE.
- >>34の「肉だ」の箇所で、
実際にそういうグロ漫画を目にしたことがある俺は、少し嘔気を催した。
- 52 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 03:04:58 ID:3FHahUzA
- 「ふぅ・・・」
相田栄一は長時間同じ体制で机に向かっていた身体を起こすと、大きく息を吐き上半身を伸ばした。
―ガチャ―
「栄ちゃん!!差し入れ持ってきたよっ♪」
「おぉ・・・恭子か・・・ありがとう」
街の外れにある古い屋敷、数年前に死んだ父親が唯一残してくれた財産だった。
栄一はここに篭り、毎日あらゆる研究・開発を繰り返していた。
一般の人には全く実用性がないいわゆるマニア向けの商品を開発し、それをインターネットで販売することで生活費・研究費を稼いでいた。
そしてこの日も丁度商品の開発を終えたところだった。
定期的にやってくる恋人の恭子の差し入れを食べながら談笑し、それが一息つくと恭子が口を開いた。
- 53 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 03:06:59 ID:3FHahUzA
- 「栄ちゃん、今日はどんなものを開発したの?」
「ん・・・あぁ・・・まぁ・・・それはとりあえず置いといて・・・今日はお前にプレゼントがあるんだ」
「えっ!?何々っ!?」
「これなんだが・・・」
栄一が恭子に差し出したのはスニーカーであった。
「スニーカー?これを栄ちゃんが私に?」
「いや・・・いらないならいいんだ・・・」
「いらなくなんてないよっ!!栄ちゃんのプレゼントだもんっ!!大切にするね♪」
「ありがとう、サイズが合うか不安だからちょっと今履いてみてくれないか?」
「うんっ!!」
恭子は履いていたサンダルを脱ぐと、黒いソックスに包まれた足をスニーカーに入れた。
「うんっ、ぴったり!!足に凄く合うよ、これならずっと履いていられそうだよっ」
「そうか・・・じゃあずっと履いていてもらおうか・・・(ニヤリ)」
「えっ・・・?ひゃぁっ!??な・・・足の裏に変な感触がぁっ!??」
不敵な笑みを浮かべた栄一に突如足の裏に襲いかかった奇妙な感触、すぐに靴から足を引き抜こうとするが・・・
- 54 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 03:08:59 ID:3FHahUzA
- 「なっ・・・何これぇっ!!脱げないぃっ!!栄ちゃんっ・・・この靴・・・脱げないよぉっ!!」
「・・・・・・」
「何で黙ってるのっ・・・?なんなのよぉ・・・これぇ・・・あひゃはははっ・・・くすぐった・・・いぃぃっ!!」
今日栄一が開発したのは「くすぐり靴」、一見普通のスニーカーだが履くと内側の極細の触手のような機械が使用者の足の裏や側面、足の甲をくすぐる。
履くと同時にロックがかかり、定めたキーワードの音声認識によってのみ解除が可能となる。
くすぐりマニアの友人から依頼されたものであった。
「あひゃひゃはははははははっ!!いやぁぁぁっ!!あはははははははははっ!!いひひひひひひひひっ!!くすぐったいいぃぃ・・・いひひひ・・・ひいいひひっ!!」
くすぐり靴は恭子の足を徹底的にくすぐっていた。
足の裏だけでなく、内部にぎっしりと搭載された触手が側面や足の甲まで余すところなくくすぐる。
あまりのくすぐったさに立っていられず、床に転げまわりながら手で床をバンバンと叩く。
- 55 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 03:10:23 ID:3FHahUzA
- 「どうだ?恭子・・・俺の発明品は・・・?」
「あぁぁぁははははははっ!!ずるいぃっ!!騙す・・ひゃははははっ・・・なんて・・・いひひひひひひっ・・・ずるいよぉぉぉぉっ!!!」
「ずっと履いていてくれるんだよな?」
「無理ぃひひひひひひひひひっ!!こんなのぉっ!!うひゃはははははっ!!らめぇぇっ!!」
「脱ぎたいか?脱ぎたいのか?」
「脱ぎたひぃっ!!脱がへてぇぇぇははははははっ!!早くぅぅっ・・・!!」
「仕方ないなぁ・・・それはキーワードを言わないと外れないようになってるんだ」
「早くぅぅっ!!それ・・・あははははははははっ教えてぇ!!」
「いいか・・・よく聞けよ・・・?『私は足をこちょこちょされて感じてしまう変態です、どうかこの靴を脱がせてください』っていうキーワードだ」
「そんなぁぁははははははっ!!!言えないっ・・・そんなこと言えないぃひひひひひひひっ!!!」
「じゃあずっとくすぐったいままだな・・・」
「そんなのいやぁぁあはははははははっ!!息っ・・・息が・・・できなひぃっ!!ひんじゃうぅっ・・・たしゅけてぇぇぇっ!!!」
- 56 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 03:12:42 ID:3FHahUzA
- 「早く言わないと本当に死んじまうぞ?」
「くっ・・・くぅぅっ・・・私はっ・・・くひゃひゃひゃ・・・足っ・・・をぉ・・・くくっ・・・こ・・・こちょこちょ・・・され・・・て・・・感じて・・・しまう・・・」
―ポチッ―
栄一は白衣のポケットに手を突っ込み、中にあるリモコンの「強」ボタンを押した。
「へんた・・・あぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁっ!!!?!?く・・ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃははははははぁぁっ!!!指ぃぃぃっ!!?!?足の指ぃぃっ・・・らめぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
それまで足の裏・側面・甲をくすぐっていた触手に加え、靴下の繊維を通り抜けるほどの極細の触手が足の指をがっちりと靴下内で拘束し、強制的に開かされた足の指の間を蠢きまわる。
激しいくすぐりによって汗ばんだ足を、それも一番敏感な足の指の間を無数の細い触手が蠢くのだからたまらない。
途中まで言いかけていたキーワードを紡ぎなおす余裕もなく、ただひたすら狂ったように笑い続ける。
- 57 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 03:13:48 ID:3FHahUzA
- 「ひいひぁぁははははははははっ!!あひひひいひひひひひひひっ!!ひぐぁっあぁはははあっはははは!!」
意味のある言葉すら口に出来ず綺麗な顔を涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃにしながら、助けを求めるように手の指をピクピクと動かしながら栄一の顔を見上げる。
しかし、栄一は・・・
「その靴の凄いところを教えてやろうか?くすぐられればくすぐられるほど足に汗をかき、靴の中で蒸れ皮膚が柔らかくなりどんどん感度は上がっていくんだ、今のくすぐったさは最初の比じゃないだろ?」
「あひぃぃぃぃっ・・・はひゃぁぁぁっ・・・あははっ・・・あひひひひひっ・・・」
栄一の言うとおりくすぐりにより足が汗ばみ靴の中で蒸れているのが恭子にもよくわかる。
下ろしたてだった靴下は汗でぐっしょりと濡れ、足にぴったりと張り付きくすぐったさを余計に増長させる。
恭子の体力は限界を迎えはじめており、大笑いする声も出なくなっており時々甘い声と笑い声が漏れる程度であり、全身を痙攣させはじめていた。
恭子が(あ・・・死ぬ・・・)と意識が遠のきそうになった瞬間、くすぐりは止まった。
栄一が気絶阻止ボタンを押したのである。
- 58 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 03:15:38 ID:3FHahUzA
- 「はぁっ・・・はぁぁっ・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「どうだった・・・?是非感想を聞かせてもらいたいのだが」
「はぁ・・・はぁ・・・ばかぁぁぁぁっ!!こんなことしてぇっ!!もう栄ちゃんなんか知らないっ!!」
「感想が聞けるまで続けるしかないか(ポチッ)」
「うひゃぁぁぁはははははははっ!!わかったっ!!言うっ!!言うからぁぁぁぁっ!!もう・・・やめへぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」
このくすぐり靴はマニアたちの間でたちまち噂になり、飛ぶように売れた。
ちなみに今でも恭子の足にはくすぐり靴が履かされたままであるとかないとか・・・
(終)
- 59 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 03:19:55 ID:3FHahUzA
- くすぐりフェチでもあり足フェチでもある私が>>20のくすぐり靴に
衝撃を受け20分ほどで書き上げてしまった衝動的な作品です
>>31−48のSSを見て自分も投稿させていただこうと
まぁ・・・便乗ですw
こんな駄作ですが読んでくれた方いましたら感想よろしくお願いします
- 60 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 06:44:42 ID:p7wvPfAU
- 文豪勢ぞろいだなこの板
- 61 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 12:04:48 ID:SvIWsrd6
- スーパーGJ!
俺も足の裏大好きなんで激しくおっきさせていただきました。
足指の間ってロマンだよねぇ・・・
- 62 :くすぐりフェチ男:2008/09/07(日) 14:53:47 ID:cyrY/5KY
- 『くすぐり靴』のアイディアを使っていただきありがとうございました。
小説まで書いていただき感激です。
くすぐられればくすぐられるほど足に汗をかき、靴の中で蒸れ皮膚が柔らかくなりどんどん感度は上がっていく
そこまでは考えてなかった・・・・一本取られたなぁ・・・
- 63 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 20:26:55 ID:3FHahUzA
- ども、SSを書いたものです
勝手に使ってしまいすいませんでした
もしまたアイデアが浮かんだら書くかもしれないです・・・
需要あるならですがね・・・
- 64 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 20:34:04 ID:MjbGN/IU
- くすぐり魔神像。
某悪魔系宗教団体で信仰の対象とされている四本腕の魔神の像。
大きさは人間を一回り大きくした程度の金属の像だが、その腕は生贄をつなぐ枷になっていて、高く掲げた第一と第二の腕は生贄の両手をまっすぐ上に伸ばした形で拘束し、残る第三と第四の足は、生贄の足首をつかんで左右に開き、股を限界まで開かせた形で拘束する。
儀式の夜には裸にした生贄の若い娘をこの像に拘束し、大勢の信者の前で腋の下や足の裏をくすぐって、その苦しみを邪悪な神に捧げる。裸を晒された上に股裂きとくすぐりで二重に責められる生贄の羞恥と苦痛は凄まじく、そのまま発狂する娘も少なくないという。
なお、教団の信者には政財界の大物が多数含まれているため、この教団が摘発される事はない。過去には教団の実体を暴くために潜入した女性ジャーナリストが逆に捕まり、生贄にされて気が狂うまで責められたこともあるが、その事実が世間に知られる事はもちろんなかった。
- 65 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 00:03:45 ID:21UoWwF.
- 「万能くすぐりリサーチ機」
デジタルオーディオプレーヤーのような外見。
くすぐりたい相手に先端部を向けて「走査」ボタンを押すだけで、
たちまち相手の弱点を暴き立て、弱さ順に一覧表示してくれる。
もちろんそれぞれの弱点につき、そこをどのようなやり方で
責めれば特に効果的かなど詳細な情報を表示することもでき、
また、獲物の体力や気力、今どれくらいのくすぐったさを感じているか等、
およそくすぐりに関するありとあらゆるデータをリアルタイムで
計測し数値化できる。また、電波でくすぐりロボットに直接命令を送ることで、
対象に、理論的限界値に限りなく近いほどのくすぐったさを与える、
計算し尽くされた完璧な責めを行う事なども可能。
すべてのくすぐりフェチの友として世界中で親しまれている。
「あらあら、お辛そうね、宇部ちゃん? ここ、感度が93もあるみたい
だもんね、辛いに決まってるよねえ。あ、94に上がった。お薬が
そろそろ効いてきたかなあ? 私、感度90オーバーの人をくすぐるのって、
まだこれが二回目だよ。さぞかしくすぐったいだろうねぇ。あは、くすぐったさ値が
300超えてる。生き地獄でしょぉ。でもまだまだこんなもんじゃ許さないからね〜
……ほら、こうされるともっともっとくすぐったくなった。310……320……あは、
確か330になると過呼吸で失神する人が出るんだっけ? じゃあこのくらいで
ずっとキープしてあげるね。何時間でも苦しめてあげるんだから」
- 66 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:42:17 ID:fBQEQtCA
- >>31の続きということで
S県中央くすぐり病判定センターは、MT社が誇る最新鋭のくすぐり装置を完備した施設である。
以前はMT社の工場だったこの施設も現在では改装され、児童、学生らに効率的にくすぐりを
提供する検査施設となっている。
今回はこの施設に勤めるある職員の日常を見てみよう。
あるくすぐり施設の話 その2
私が勤めるこのS県中央くすぐり病判定センターは、子供達をくすぐってくすぐり病が発病しているか
どうか判断するための施設だ。もっとも、県内の子供の数は限られているので毎日検査をやるわけではない。
というより年間の4分の1もない。
ではそれ以外の日は何をやっているのかというと、主に『加工』だ。
国内最大手であるMT社にまつわる黒い噂はいくつかあるが、実際にはそれより黒い。というか黒すぎる。
なにしろ警察とグルだっていうんだから……
あ、今日の荷物が届いた。
工場内にバックで入ってきたトラックが停まり、荷台を開けるとむわっとした空気があふれてくる。
私は荷台から搬出される荷物を、書類片手にチェックする。
ええっと、木谷香苗27歳、MT社の捜査を行ってた警察官。前原みき15歳、家出少女。
工藤彩乃11歳、借金で親に売られる……
全裸で拘束器に固定され、目隠し、耳栓、猿轡で顔を覆われた年齢のバラバラな8人の女性、
それが今日の荷物だ。おへその上に印刷されたバーコードで商品番号をチェックし、
正しい荷物であることを確認する。うん、問題なし。
それじゃあどうもご苦労様です。
「ご苦労様ッス」
挨拶をして運転手さんは次の現場へ行く。
さあ、今日も仕事頑張ろうか。
私がスイッチを押すと、レールに吊り下げられた8人は搬入口から中へと運ばれていく。
施設内を通るレールはいくつかあって、検査に来た子供達をくすぐり装置に通すためのメイン
レール(これはループ上になっている)の他、今使った搬入口に繋がるレールやその他の部屋に
つながるレールがあり、いくつかの接続ポイントで別のレールに乗せ替えることが出来るように
なっている。もちろん子供達が来てる時は他のレールは天井に格納して隠してある。
搬入口にあるレールを見られたら、拘束器で固定した被検体を搬入、搬出してることが
バレるかもしれないからね。
搬入されてきた8人はがちゃりと音を立てながらメインレールに乗せ変えられて、主任が
待っている部屋まで到着した。
「目隠しと耳栓を外して頂戴」
- 67 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:42:42 ID:fBQEQtCA
- はーい。
ここから先は、検査の時と大体同じだ。主任の説明が始まる。
「ようこそ、S県中央くすぐり病判定センターへ。当施設ではオートメーション化されたくすぐりに
よって効率的にくすぐり病の検査を行っています」
子供達に説明するのと同じように、オリエンテーションを行う主任。説明を受けてるときの
相手の目を見るのが楽しみなんだとか。あ、紹介VTRが始まった。
レールで運ばれながらくすぐられる中学生の姿が映し出される。
『ひいい!!!やめて、助けてえ!!中で、いっぱい動いてる!あんなの耐えられないよ!』
VTRの内容がいつもと変わってた。これ、前に相原さんが来たときの実況させられてたやつだ。
この時の子達、必死になって叫んでかわいかったなあ。
『ひひゃはははははは!あはひひひ!!あしににゅるにゅるがあ!!たすけひぇへへへへ!!』
8人の顔色が目に見えて悪くなった。1人すごい目つきでにらんでいるけど、あの人婦警さんだっけ?
やめてよ、こっちも仕事なんだし。
「このレールはループ状になっており、一回くすぐり処置が終わってもしばらくすれば二回目の処置
が始まるようになっています。ですから一度スイッチを入れれば、機械を止めない限り皆さんは
半永久的にくすぐりを楽しむことが出来るんです。すごいでしょう?」
うっわあ、主任すっごい楽しそう。
対して被検体の方は顔色悪いを通り越して白くなりつつある。血の気引きすぎ。
まあ処置が始まればすぐ真っ赤になるけどね。
「普段検査を受けに来る学生達は1周しかできないんですけど、それじゃあ皆さん物足りませんよね。
今日は気が済むまでくすぐりを楽しんで下さい。……じゃあ動かしなさい」
はーい。
何人かはふごふご言って抗議してるけど、そんなの無視してスイッチオン!
それじゃあオペレータールームに行きましょうか。
オペレータールームからは処置室の様子が見下ろせるし、多数のモニターにはカメラからの音と映像が、
コンソールには機器の状態と処理実行中の被検体の状態が表示されている。
私と主任は管理をオペレーターに任せて、くすぐられる被検体の様子を肴に雑談していた。
あ、婦警さんおしっこ漏らしてる。布地でごしごしこすられるのが効いたのかなあ。
ちなみに処理室には多数の小型清掃ロボが配置されており、汚れた部分はただちに綺麗にしてくれる。
「ああなっちゃうとお巡りさんも形無しねえ」
そうですねえ。そういや今日は何周させるんですか?
「5周よ」
うわあ、そりゃきつい。
- 68 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:43:12 ID:fBQEQtCA
- 「ところでちょっとこれ見てくれるかしら」
なんですか、企画書?新しいマシンですか……東京ティックラーランド?
あらゆるアトラクションにくすぐりが仕込まれてるっていうあのくすぐり遊園地の?
「ええそうよ。実はアトラクションにここのシステムを使えないかって話が来ててね」
何々、レールに乗せられて自動的に運ばれ次々と繰り出されるくすぐりに耐えるアトラクション、
最後まで気絶せずにいられればゲームクリアー。ジェットコースターと違ってゆっくりと進むが、
スピードがないことが逆に恐怖を倍増させる、か。
「私としてはここのシステムをそのまま向こうに持って行っても、くすぐりに耐えるアトラクション
としては十分通用すると思っているんだけど、あなたの意見が聞きたくてね」
うーん……アトラクションかあ……。
せっかくの遊園地なんだし、どうせだったらもっとプレイヤーの側に選択の余地が
ある方が楽しいと思うんですよ。自動じゃなくて手動……人力……。
「じ、人力?」
うん、人力にしましょう。
レールがあってその進路上にくすぐりマシンがあるところまでは同じなんです。
だけどプレイヤーは拘束器に吊り下げられるんじゃなくて、手錠だけかけられてるんですよ。
で、その手錠をレールのフックに固定して……万歳の格好のまま自分の足で歩いてマシンの中を
抜けて行くんです。どうですか?
「……マシンにくすぐられながらレールに沿ってゴールまで歩いて行くわけか、悪くないわね」
でしょう?どのタイミングでくすぐりマシンに飛び込むかはプレーヤーの自由なんです。
もちろん頑張って走ればはやくマシンから抜けられて…いや、走れないように足かせも付けた方が
いいのかな?
「どうせだったら歩きじゃなくて自転車にしません?」
オペレーターの1人が会話に参加してきた。
自転車?どういうこと?
「私が子供の頃行った遊園地に空中自転車ってのがあったんです。レールの上に座席が置かれてて、
足元のペダルをこぐと座席が少しずつ進む奴だったんですよ。歩きだとすぐ抜けられちゃうから、
ギア比を変えてゆっくり進むようにした自転車でくすぐりマシンの中を進ませる感じでどうでしょう。
はやくマジックハンドから抜け出したくて必死でペダルを漕ぐのに、少ししか前に進まずくすぐられ
続けるなんていいと思いませんか?」
想像してみた。うん、なかなかいい感じだ。抜け出す前に力尽きたらもっといい感じかもしれない。
「あなたなかなかの発想力ね」
「えへへ、ありがとうございます。子供の頃の想い出も役に立つもんですねえ」
他に何かない?
「うーん、そう言われても、前の座席に追いつきたくて必死でペダル漕いだりとか、
追いつかれないように逃げたりとか……」
前に追いつく……?追いつかれる……?
ああ!それよ!いいのが来た!
「あら、また何か思いついた?」
まずプレイヤーは自分の力で動くんですよ、徒歩でも自転車でもいいから。
そしてレール上に自動で動いてくターゲットを用意しておいて、プレイヤーはそれに追いつく
ためにくすぐられながら必死で前に向かって走っていくんです。
- 69 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:43:41 ID:fBQEQtCA
- 「ふわあ、すごく楽しそう」
「レールをループさせておけば追いつくまでに何周もさせられるわね」
そしてターゲットに周回遅れにされて、後ろからタッチされればゲームオーバー。
罰ゲームとして激しいくすぐりを受ける羽目に。
動くスピードが落ちると一転、追いかける側から逃げまどう側に。
「それも良いと思いますけど、どうせだったら10人くらい一度にレールに繋いで追いかけっこ
させたらもっと楽しいと思いません?前の相手に追いつけたら抜けられる勝ち抜けで」
うわ、このオペ子侮れない。
けどそれは本当に楽しそうだなあ。
「ねえ、今出てきたようなアイディアをここで試してみるにはどれくらい時間がかかる?」
主任乗り気ですね?
ちょっと待って下さいよ、えーと、レールとマシンの配置図ある?
「あ、ここにあります」
ありがと。えーと、ここのルートを経由して無駄な部分を省けば一周の間におけるくすぐりの比率が
相当高まる、と。レールの外縁に手動用の滑車のラインは付いてるから、自動ラインとの併用を解禁
すれば、あとは………
そうですね、レール上を自転車で走るってやつ以外はすぐできると思いますよ。
今ある機材だけで十分再現可能です。あ、でも手錠の在庫があったかどうか……
「分かったわ、こっちで発注しておく。あなたは速やかにこの案件に取りかかりなさい」
本社の許可は待たなくていいんですか?
「どうせ許可が降りるに決まってるわよ、こんな楽しそうなこと。……そうね、被検体はこのあたり
がいいかしら」
主任は何やらスケジュール表を確認している。
ちょうどいいお客さんが来るのかな?
「今日の分の出荷が終われば3週間後まで予定がないから、その間にシステムの改造を行いましょう。
時間は足りる?」
十分いけると思います。
「くすぐり処理、2週目に入りました」
もう1人のオペレーターが規定に従い報告する。結構長い時間話し込んでいたみたいだ。
こっちの子はちっとも話に参加してくれなかったなあ。
「いいんです。私はここでこうやってくすぐられる人たちが見られればそれで幸せですから。
特に今日みたいに、徹底的なくすぐりで精神をすりつぶされて、『人間』から『物』に作り替え
られていく所なんか最高です」
「あらあ、そんな風に褒められたら照れるわね。そうやって楽しんでくれる子が居るなら
私も作った甲斐があるわ」
このシステムは主任の自信作ですもんね。
- 70 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:44:09 ID:fBQEQtCA
- さて、そんなこんなで10日が過ぎた。アトラクション用のシステムは本当にあっという間に
出来たし、先週のうちに手錠も届いた。あとは実際に試すだけだ。
一応うちには相原さんという作動チェッカーが勤めているが、あの人は治療のため恒常的にくすぐりを
受けているせいか体が敏感になりすぎて、くすぐられながら自分の足で歩くことが出来ないのだ。
少しくすぐってあげただけで、脳内麻薬でまくりのとろけきった笑顔で悶えてくれるので
みんなの人気者だが、今回のアトラクションの試験には致命的に向いていない。
というか主任が誰を使って試すのか私達はまだ聞いていないのだ。
実際どうする気なんですか?
「ふふ、それはね。実は…………」
………ええーっ!?今回そこまでやっちゃうんですか!?
「本社の許可は下りてるわ。警察とも話が通ってるから好きなだけやっていいそうよ」
こりゃすごいことになってきたなあ。私も気合い入れて掛からないと。
さらに4日後。
私はモニターを眺めていた。映っているのはあるバスの中の映像だ。
『ひいゃはははは!!ぎゃははははひひひ!!』
『くっくっくくううう!!やめて、とめてえひひははは!!!』
『たす、け、くはっははは!!!』
くすぐりバスというのがある。MT社が開発したバスで、全ての座席に多数のマジックハンドが
内蔵されていて、スイッチ一つで乗客を一斉に拘束し、くすぐることができる。
旅行会社のバスそっくりに作らせており、専門の訓練を積んだ運転手とバスガイドが乗っているため
外見からでは区別が付かない。MT社は広範囲に渡る情報網で様々な学校、企業のバス旅行の予定を
調べ上げ、標的を選ぶのだ。そして本来来るはずだったバスにすり替わり、獲物をくすぐりの罠に捕らえる。
今回の獲物は県外の私立小学校の5年生のクラスだった。
楽しい遠足のはずだったバスの車内は、今やくすぐりによる阿鼻叫喚の地獄だ。
どうやら全ての座席でくすぐりは実行されているらしく、男子も女子も関係なく笑い狂っていた。
『ひゃひいっ!なんで、こんなことをするんですか!あなた達はなん……あははははは!!』
『あらあ、怒ってばかりで態度の悪い先生ですね。そういう人にはもっと笑顔になって貰いましょうか』
『やめひぇえええ!えひゃ!?ひあははは!!!』
引率の女教師はくすぐりのレベルを上げられたのか、激しく笑い出す。
勤続3年目のこの若い教師は副担任で、担任教師である50代の男は今日は有休を取って
政治活動に精を出していることは調査済みだ。まあこの後世間の風当たりは強くなるだろうけど、
私の知ったこっちゃない。
それにしてもガイドさん楽しそうだなあ。若いけどすごく手慣れてる感じ。
『はーい、それじゃあ一旦休憩を入れまーす』
ようやくくすぐりから解放された乗客達は大きく息を吸う。
『いいですか?今日は楽しいバスツアーです。だから、めそめそ泣いたりぷんぷん怒ったりしてる
お友達にはにこにこ笑顔になってもらいます』
ちょっと喋りが低年齢向けじゃないかなあ。でもこういうのが逆に『効く』のかも。
メンタル面での責めは専門じゃないからちょっと分からない。
- 71 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:44:56 ID:fBQEQtCA
- 『ですから……』
『もうやめてくださいっ!これ以上生徒達を苦しめないで!…むぐっ!?』
あ、先生の口に粘着テープ貼り付けた。
『お姉さんの言うこと聞けない悪い子はおしおきですよー。うるさい先生は、いい子になるまで
こちょこちょの刑です』
『むごっ!むぐう!?ぐぐおおごごもごおっ!』
『先生は一番前の席にいるからみんなからはどうなっているのか見えないよね。
だからお姉さんが教えて上げるよー。先生は今たくさんのちっちゃな手にくすぐられています。
服の下に入り込んで、わさわさ動いているね。脇の下をかりかり引っ掻かれて、あまりの
気持ちよさに涙と鼻水が出てきたみたい』
静まり返ったバスの中にガイドさんの声と先生のくぐもった悲鳴だけが響く。
というかわざわざマイクで生徒達に悲鳴が聞こえるようにしてる。
『んぎおおお!!!!んぎっ!!んぐぐぐむむおおお!!!?』
『あ、靴を脱がされた途端動きが激しくなったぞ、先生は足の裏が弱いのかな?
ああやっぱり。ストッキング越しに撫でられて大喜びしてる。
顔を真っ赤にして頭をぶんぶん振り回して、ホントかわいいなあ。みんなはこんな
かわいらしい先生の姿は見たこと無いんじゃないかな?』
『んぎょおおお!!むぎぐむううう!!!!』
『今度は筆みたいなのが先生の耳をくすぐりはじめたよ。あ、服の下もたくさん。
ダメですよ先生、そんなに暴れちゃあ。お姉さんが縛っておいてあげなきゃ怪我するところですよ。
あ、先生の体がガクガク震えてきたよ。そろそろ気絶しちゃうかな?じゃあスイッチオフ』
『んぎ……!んごごぉ!?……んふう……んふう…』
『はあい、気絶せずに我慢できた先生にみんなで拍手ぅ……は出来ないね。じゃあ代わりに
みんなの笑い声で祝福してあげようか』
一瞬遅れて車内に響く大爆笑。全座席のスイッチを入れたんだろうが、激しさからいって
『強』レベルかな。
『はーいストップ。いっぱいこちょこちょしてもらえて、みんなにほめてもらえて、先生も
少しはお利口さんになったかな?それじゃあ今度はみんなと遊ぶよ。
お姉さんがクイズを出して、間違えたら罰ゲーム、準備はいいかなー?』
シーンとする車内。
『んー、ちゃんとお返事できない子はくすぐって発声練習させちゃうよ?』
その言葉に子供達はビクリと体を震わせた。
『クイズやるよー、準備はいいかなー?』
『ハーイ!!!』
今度はヤケクソ気味なお返事が帰ってくる。
- 72 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:45:27 ID:fBQEQtCA
- 『お姉さんのクイズに答えられないとくすぐるよー』
『……ハーイ!!』
『それじゃあそこの君、お名前は?』
『…!!?……か、…和人…です』
『じゃあ和人君に第1問!人間が人生でもっとも大事にしなければならないものは何?』
『え…え?……ええ??』
そんなもん分かるかー!小学生相手になんてディープな質問を……っていうか正解あるの?
『ヒント!今日お姉さんはみんなに何度もそのことを教えて上げています。
もちろん先生にもたっぷりとね。さあ分かるかな』
『え……?あの…まさか……くす…ぐり……?』
『………』
『………』
和人君の顔を覗き込んだままためるガイドさん。ミリオネアか。
『………せえかーい!!!』
『え、マジで!?やった!』
って答えそれなの!?
『あなた達はこれからたーくさんくすぐられて、くすぐったい思いをいーっぱいしなくちゃいけないん
です。そのことが分かってるなんて和人君はエライですね。そんな和人君には正解のご褒美として
好きな女の子をくすぐる権利を上げます』
『……へ?』
『好きな女の子の名前を一人挙げてね。たっっっっっぷりくすぐってあげるから』
『ちょ……待って、そんな……』
なるほどこう来たか。これは精神的にキツイ。
『あの……ごほうびなしとかは、できないんですか…?』
『あれあれー?和人君さっき人生で一番大事なのはくすぐりだって言ったのに、どうして人を
くすぐるのが嫌なの?もしかしてあれはウソだったのかな?ショックだなあ。お姉さん、
嘘つきはすごぉーくきついくすぐりでお仕置きする主義なんだ』
『うえええ!?』
『さっきの先生の時よりもキツい感じでね。もしかしたら和人君頭がおかしくなっちゃうかもしれない
けど、でも嘘つきのままでいるよりはいいよね。……それとも和人君が嘘つきなのは間違いで、
ホントは誰かくすぐりたい子が居るのかな?』
『います!!すごくくすぐりたいです!!』
『よかったー。それじゃあ大きな声で言ってくれるかな?』
『あ、うう……それは…』
泣きそうな顔で視線を彷徨わせる和人君。
- 73 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:46:06 ID:fBQEQtCA
- 『広田で!』
『ちょっと安藤君!?』
『あの子が広田さんね』
『ああああ!ちょっと、ストップ!待って…ひゃあん!ああ…くっくっくうう、うひゃっ!』
弱めのくすぐりが始まり、広田さんとやらが笑いをこぼし始める。
あまりきつくないのはごほうびのくすぐりだからだろうか。
『あん、どう……っくうんっ!あん、たっ…ひひ!!おぼえて…くふふぅ…なさいっ』
『マジごめん!咄嗟に思いついたからつい』
『つい、で……こんなっはひゃひゃあ…ひぃっ…んん!』
『それじゃあ今度は広田さんに問題出そうか。正解したらくすぐりを止めるよ。やる?』
『……!やるっ!』
あーあ、乗っちゃって。まだ我慢できるレベルなのに。
きっと間違えたら目一杯くすぐられちゃうよ?
『それじゃあ第2問。今日みんなが遠足に行くはずだった臨海公園ができあがったのは何年?』
『え…やあっ、なに、そんなの…んうう…』
『ヒント!遠足のしおりに書いてあります。他の子は答え言っちゃだめだよ?ズルした子は
おしおきだからね』
『あはっ、は…ふっ、うう……へ、へいせい……3…ねん……!』
『それじゃあ確かめてみようか』
そう言うとガイドさんは黄色い表紙の小さな冊子を取り出して、大声で読み上げた。
『東部臨海公園…着工平成3年……完成は、平成5年。広田さん惜しい!残念でした〜』
『そんなあっ!』
『広田さんはクイズに間違えたので罰ゲームです。今度はきついよ』
『くはあっ!あひっ!?ひゃひゃひゃひゃひゃひひひあはははははは!!!』
それにしてもこのバスガイドノリノリである。
『はははははぐぅっ!?ひゃめ、ひゃめなのおひひははは!!!』
『どうしたの広田さん。何がダメなの?』
『ひひゃう!ひひゃうう!!えひゃひゃひゃひゃめええええ!!!』
広田さんは絶叫しながら震えてる。おや、これはもしかして……。
『あらあら、広田さんくすぐられ過ぎておもらししちゃったね』
『うええひゃひゃあ!!あひゃひゃああんん!!!………うひっ…うっ、うあああああああ!』
マイクで恥ずかしいことを言われたせいか広田さんは泣き出してしまった。
……スイッチはもう切ったのかな。くすぐりが続いているなら泣いている余裕なんてないし。
『広田さんお漏らしした恥ずかしさで泣いちゃったね。ねえそこのあなた』
『は、はい!』
指名された女の子が背筋を正して返事をする。バスガイドさんの機嫌を損ねまいと必死なんだろう。
- 74 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:46:33 ID:fBQEQtCA
- 『泣いてる広田さんをなぐさめるためにどうしたらいいと思う?やっぱりもっとたくさんくすぐって
笑わせてあげるのがいいかな』
『そんな!これ以上ななちゃんいじめるなんて…』
『うん、それじゃあ別の方法にしようか。広田さんはおもらしして恥ずかしいです、これを
慰めるにはどうしたらいい?』
『え…?それは…』
『簡単よ、それはね』
カメラからは死角になって見えないが、ガイドさんが悪い笑みを浮かべてるような気がする。
『みんながくすぐられてお漏らしすればいいんだよ。それじゃあスイッチオン』
『あははははははははは!!』
『ひゃあはははははひひひひいいい!!ぐひっひひいいいい!!?』
『ひゃめひぃいいいいい!!いひ!いひがあははははれきなひいいいいひひひひ!!』
モニター越しでもマジックハンドが激しく動いているのがよく見える。
細いワイヤーの先端に3本指や筆がついたタイプで、隙間から服の下に潜り込んで
縦横無尽にくすぐることが出来るやつだ。しかも数がやたら多いのにマジックハンド同士で
からまることもなく、巻き付いて少年少女の体を座席に固定しながら存分にくすぐっている。
制御プログラムが相当高度な奴なんだろうなあこれ。くすぐりバスが動いてるの初めて見るけど
結構勉強になるかも。
あ、よく見ると床の上うちの処理室でも使ってる小型清掃メカが動いてる。
『おもらししちゃった子は大きな声で自分のお名前を言ってねー!ちゃんとおもらしできたら
くすぐりを止めてあげるよー!』
バスの中に満ちた笑い声の狂騒に負けないよう、声とマイクのボリュームの双方をあげながら
ガイドさんは叫ぶ。これはなかなかきつい選択だ。くすぐられ続けるのは辛い。
でもおもらししましたって自己申告するのも辛いよね。
多分みんな最初のうちは耐えるつもりなのだろう。
そこから1分位してからだろうか。動きが見えたのは。
『あはははあああっくううう!!ああ!でひゃっはああ!!』
『はあい、お漏らししちゃいましたねー。いい子いい子。ごほうびにくすぐりを止めてあげます』
『はあ…はあ…』
『じゃあ自分の名前を言って、私はおしっこを漏らしましたって宣言してね。できないとまた
くすぐりだよ』
『あうう…谷崎久美です…』
そのあとは一人、また一人とおもらしを申告する子が出てきた。
くすぐりで無理矢理膀胱をゆるめられたか、それともくすぐりに耐えられなくて自発的に
おもらししたのか、どちらかは不明だが男女あわせて15人ほど漏らしたところでこのくすぐりは
終了となった。
- 75 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:47:07 ID:fBQEQtCA
- 『広田さんが恥ずかしくないようにおもらしをしてあげるあなた達の友情にお姉さんは感動しました。
でもおしっこで濡れたままだと風邪を引いちゃうから、きれいにしちゃいましょう』
バスガイドさんがそう言うと、漏らした子の席の前から今まで出てなかったマジックハンドが出てくる。
もこもこした大きなスポンジ上の先端、あれはお風呂でくすぐりながら体を洗うためのアタッチメントだ。
細いノズルが付いているのは洗剤用か。ホース状のは水が出るか、温風が出るか、ってところかな。
ほんとにたくさん搭載してるバスだ。
『やだ、そんなとこ、触らないひゃひゃあん!』
『冷たっ!うひ!うひゃひゃ、そこは!』
お漏らしをした子達はマジックハンドに腰を浮かされて、スカートの中やズボンの中をごしごし
こすられている。
一方お漏らしをしなかった子達は……シートの中心、お尻の下の部分が盛り上がってる?
『お友達が泣いているのに、つらさを分かち合ってあげられなかった子にはおしおきです』
握り拳ほどの太さで丸い先端をした棒が突き出てきて、ちょうど股の中心に押し当てられて…
ああ、これ電気アンマなんだ。そう気が付いたところで電気アンマは始動する。
『あああああああああああああああああ!!!』
『ぎいいいいいいいいいいいいい!!???』
激しい振動が股間を揺さぶる感覚に、男女関係なく絶叫していた。これ、いいかも。
振動系のもっと大きい奴今度作ろうかな。
「随分楽しそうな物を見てるわね」
あ、主任。
「あと30分くらいで来るわよ、準備しておきなさい。どうせあとは気絶するまで全員をくすぐる
だけなんだからリアルタイムで見てなくてもいいでしょう?」
はーい。
- 76 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:48:07 ID:fBQEQtCA
- さて、今日のお客さんの到着である。
ますはバスガイドさんがすっごいにこやかな笑顔で降りてきた。
ちなみに乗客の方はぴくりともしていない。
「いやー、やっぱり子供は反応がかわいくていいですねー」
見てましたよ。実に楽しそうでしたね。
「じゃあ最後のくすぐり漬けも見ました?何人も泡を吹きながらおもらしして失神してたんですよ。
かわいかったなあ〜」
すいません、最後の方は見れなくて。後で映像をチェックしときます。
「それじゃあこれ、引き渡し証にサインお願いします」
はい。
……うわ!各座席のマジックハンドが連動して裸の子供達を器用に運び出してる!
「服はこちらで脱がしておきましたよ」
はい、衣類と荷物の処理はお願いします。
女子棟と同じ拘束器(子供用なのでやや小型)に固定されて男の子は男子棟に搬送されていく。
そういや主任、男の子は今日のテストに使わないんですね。
「使ってもよかったとは思うんだけどね、男子棟の方で使いたいらしくて。
くすぐりと射精の相関データを年齢ごとに取ってるらしいわ」
5年生って言うと、射精するかどうか微妙な年齢ですね。
早い子と遅い子の差が結構ありそうで。
「くすぐることが射精に繋がるのか、どの部分へのくすぐりが効果が大きいのか、そこら辺のことを
調べてるらしいの。まあ男の子の話は向こうの調査が終わった後にじっくり聞けばいいし、
私達は私達の仕事をやるわよ」
そうですね。
- 77 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:48:31 ID:fBQEQtCA
- 「なんで……こんなことに……」
「うっ、うっ……お母さん…」
「……くすぐりバスに捕まると、くすぐり地獄に連れて行かれるんだってお姉ちゃんが言ってたの」
「じゃあここは地獄なの!?私もうくすぐられるのなんかヤダよ!」
「静かになさい!」
主任の一喝で女の子達は黙り、部屋に入ってきた私達に注目した。
全裸の小学生達は手錠を付けられ、手錠の輪と輪をつなぐ長めの鎖の中心を上のレールに付いた
フックに引っかけてある。
手錠は腕への負担が小さいよう、手首から肘にかけてすっぽり覆う布製の物を使っている。肌を傷め
ないよう柔らかいカバーで腕を包んだ上で手錠をかける親切設計だ。
もっとも恐怖に怯える彼女たちにそんなことは分からないだろうが。
「さて……いきなりこんなところに連れてこられて訳が分からないでしょうけど、
今日あなた達を連れてきた理由は1つ、あなた達にゲームをしてもらうためです」
女の子達が怪訝な表情でざわめきだす。まあくすぐりながら拉致されて、素っ裸で縛られた揚げ句
ゲームをしろと言われて納得する人間はいないだろう。
「まずはこれを見なさい」
正面の大モニターに、くすぐり処理室を斜め上から見下ろした模式図が表示される。レールの大きさが
やや強調されているが、わりと正確に全ての機械が表示されている非常に分かりやすい図だ。
何も知らない女の子達にはさっぱりだろうが。
「これがあなた達が挑むゲーム場……と言っても実感が湧かないわよね。だから実際に試している
ところを見せて上げる」
主任がそう言ってコンソールを操作すると、画面に表示されるものが模式図でなく実際のくすぐり
処置室の映像に切り替わった。
「じゃあ始めなさい」
「あ、あれ三雲先生じゃない?」
「本当だ」
女の子達が言うように、画面の中で処置室の中に入ってきたのは生徒の身を案じて気絶寸前まで
くすぐられた年若い女教師だった。子供達と同じく全裸で、手錠の鎖は上部を走る
レールに繋がれていた。恥ずかしい部分を何も隠せない万歳の格好のまま、彼女はレールに沿って
歩いていく。その先にあるのはしゅるしゅると音を立てて回転する大小さまざまのブラシだった。
「あの先生にはあなた達がこれからどんな目に遭うのか、それを教えるための実験台になってもらいます」
- 78 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:48:57 ID:fBQEQtCA
- 三雲先生はしばらくためらっていたが、やがて覚悟を決めたのか、思い切ってブラシの中に飛び込んで
いった。
『ああああぎゃぎゃぎゃひゃひゃははは!!くひゅぐったい、くひゅぐったいいい!!!』
途端に聞こえてくる笑い混じりの絶叫。三雲先生には、生徒が怖がらなくて済むようそれぞれの
機械がどんな風にくすぐったいか大声で叫ぶように言ってある。少し前の中学生にやらせたとき
すごく楽しかったので、私の趣味が入っていないとは言えない。
『ぶらひがあああ!わらしの体をくすぐりながらああ!はこんでりゅううひひははは!!』
確かに。この最初の回転ブラシ群は入ってきた物を奥に流して行くようにローラーを回転させてある。
だがそれは前半部だけで、後半部は進行方向に対して逆回転するようにしてる。
アトラクションとしては障害が大きい方が面白いと思ってそういう設定にしたのだが、
実際に試してみるともしかしてブラシの圧力に負けて外に出られなくなるんじゃ無かろうかと心配に
なってきた。
『はははあがっはは!?ぶらし、ブラシがじゃまあひて!ひひいっくうっくはあっ!?』
あ、やっぱり。主任、ブラシ全部順送りにしときましょうか。
「後でいいわ。それよりもレールを自動で動かして無理矢理前に進めなさい」
はい。
私がいくつかのボタンをいじると、三雲先生は勝手に前に進む手錠に引っ張られながら、どうにか
ブラシを脱出できた。
……これは前途多難だなあ。主任は恐怖で気絶しそうな顔してる女の子達に笑顔で言った。
「安心なさい、あなた達の時はもう少しゆるくしてあげるわ」
主任、ちっとも安心できないと思います。
三雲先生はどうやらくすぐりが苦手なタイプだったらしく、何度も何度も絶叫しながら足を止めそうに
なる。レールが自動でなければもう動けなくなっていただろう。
……相原さんでなくても自分の足で突破するのはきついのかなあ。
この子達で試す前にレベルを下げとくことにしよう。
主任、少し調整して来るんで子供達への説明お願いします。
さて、これで大分プレイしやすくなったかな?
オペレータールームで作業をしていると、今や顔なじみのオペレーターの片方が
嬉しそうに話しかけてきた。
「いよいよテストプレイですね。さっきの人は全然ダメでしたけど、今度はいけますか?」
いけると思うんだけど……あとはあの子達のやる気次第かな?
主任がしっかり脅しつけといてくれれば期待は出来るんだけど。
- 79 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:49:26 ID:fBQEQtCA
- 『そろそろいいかしら?まずはタイプAからいくわよ』
あ、はい。いけます。バルーンの準備お願いします。
「わかりました。バルーン配置させます」
レールを動かし、2つのバルーンを所定の位置まで送る。
処置室のレールの様子を確認するためのモニターを見ると、レール上にバルーンがつけられた2つの
フック、女の子がくくりつけられたフックの3つが表示される。
女の子も所定の位置に配置されてるようだ。
よし、じゃあ始めようか。
タイプAは、自動で動かされる2つのフックの間に手動で動くフックを配置し、そこに女の子を縛る。
彼女は、自分より後ろから来る赤いバルーン付きのフックに追いつかれないように必死で走り、
前方を進む青いバルーン付きのフックに追いつくことを目的とする。フック同士の接触をもって
ゲームの終了とし、接触したかどうかはこちらで判断する。
処置室に入ってきた長身の女の子は怯えた様子であたりを見渡している。動き続ける機械が彼女の不安を
煽るのだろう。回転数とか威力とか回転方向とかかなり変えてるんだけどね、さてどうなることか。
『はーい、もうすぐスタートですよ、準備はいいですか?いいなら右足を高くあげて下さい』
突然スピーカーから響く声に驚きながらも、彼女はおずおずと右足をあげていた。
……あんまり遊ばないで。
「ちゃんときこえているかどうか確認したんですよ」
ああそう。
『それじゃあくすぐり障害物レース、開始します。位置について、よーい…ドン!』
同時にスイッチを入れられるレール。逃げるバルーンを追って、女の子は必死の形相で
ブラシの中に飛び込んでいった。
……先生が滅茶苦茶にされるの見た割には躊躇しなかったなあ。主任、なんて言ったんだろ。
モニターに映る女の子の顔は、とにかく絶叫していた。しかし、悲鳴を上げながらも彼女は
最初に突っ込んだ勢いで、どうにか回転ブラシを乗り越える。
「やったあ、あの子ブラシを突破しましたよ!」
「あのくらいでリタイヤされたらつまらないですしね」
障害突破を喜ぶオペ子Aこと野口に対し、口数の少ないオペ子B山下は嗜虐的な笑みを浮かべていた。
その後も女の子は頑張って走っていたが、だんだんと体力が尽きてきたのかスピードが目に見えて
落ち出す。そしてとうとう、ジェットバスの水槽の中で動かなくなってしまう。
「ああ、ダメ!そこでじっとしてたら追いつかれちゃう!」
『あひゃあ!ひゃあん……んひいっ!』
野口の応援は伝わらず、女の子は泡と水流の刺激に身を任せ水槽の中でふわふわと漂っている。
あー、なるほど。疲れたところでお風呂みたいな温水のプール、浮力で体は楽だし気持ちいいのか。
くすぐられ続けて、もうあそこから抜け出せないのかもしれない。
こりゃあ詰みかな?
- 80 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:50:02 ID:fBQEQtCA
- 『やだあっきちゃだめえ…!』
赤いバルーンの付いたフックに追いつかれ、1人目はゲームオーバーとなった。
さて、どうしたものかな。少し調整した方がいいだろうか……
「すごいですよこれ!」
野口のテンションが無駄に高い。どうしたの?
「だって、あの子がくすぐられながらも力を振り絞って進もうとする姿……それがもういじらしくって。
ちょっと感動しちゃいました。くすぐり版のSASUKEみたいで!」
その発想はなかった。SASUKEか。その路線で行くならゲームクリアが極めて困難なままでも
いいのかも。
「あ、そうだ。せっかくだから実況とかやっていいですか?」
実況?何でそんなものを…まあ別に構わないけど。
「さあゼッケン2番広田七海、決死の表情で毛ばたきの群に突っ込みます!柔らかい毛先は
非常にむずがゆい、おおっと、広田止まってしまった、内股が弱点か?このままここで止まって
しまってはこのくすぐり地獄からは逃れられないぞ。おお、広田再び走り出す!そのかわいらしい
顔を苦しげな笑顔にゆがめながら必死で走る。なぜなら赤いバルーンが近いからだ。
広田走る、とにかく走る、くすぐりとくすぐりのインターバルでとにかく時間を稼がねばならない。
ここに来る途中色々なことがありました、クイズで正解できなかったこと、くすぐられすぎて
おもらしをしたこと、今広田の胸に去来するのは何か。おおっと広田ついにジェットバスに飛び込んだ!
浮力が働いて体が楽になるがそこで力を抜けば敗北必死の魔性の罠、ああ!広田ジェットバスを
危うげ無く突破、これは本日初の快挙だ!ああっとしかし、毛ばたきで時間を食いすぎたのか、
もうバルーンが迫っている、赤いバルーンがすぐそこまで迫っているぞ逃げ切れるか逃げ切れるか
逃げ切れなーい!」
……あなたがあのアナウンサーを好きなのはよくわかったわ。
「やばいです、これメチャメチャ楽しいです!これだけ独立させてテレビで放映したら
きっと視聴率とれますよ!」
…………提案はしとく。
その後タイプAで5人まで試してみたがいずれも結果は芳しくなく、後半まで赤バルーンに追い
つかれなかった子は一人もいなかった。
うーん、あとで一人ずつ走らせて1周当たりの平均タイムでもとった方がいいかな。
「何言ってるんですか、クリア不能の難コースだからいいんじゃないですか!」
それはもういい。
- 81 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:50:28 ID:fBQEQtCA
- 『次はタイプBを試すわよ』
あ、主任。残り確か10人ですよね、この際一遍にやらせてみませんか?
『そうね、とりあえずやらせてみましょうか』
タイプBは鬼ごっこ型のゲームだ。一定間隔を開けて女の子をレールに繋ぎ、後ろの子に追いつかれ
るより早く前の子に追いつければゲームクリアだ。
さてどうなることか。神野さん達に連れられて、規定の場所に繋がれてる女の子達を見て私は思った。
『麗歌ちゃん、待ってえ』
『いひゃあ!?来ないで、き、ひゃひひひあああ!』
『もうちょっとで…ぎゃひい!?ああはははははは!!』
前の子に追いつきかけたが2人揃ってマジックハンド地獄ではまってる2人組。
『あひっ、ひいっ……はひい……はひい……』
くすぐりマシンとマシンの間で疲れ果てたのか動くのをやめちゃってる子。
『…………!!』
にゅるにゅるの触手風呂のドラムに肩まで使って痙攣しながら白目を剥いている子。
みんな前の子にタッチできず、結局ゲームクリアできた子は一人もいなかった。
くすぐりの強さはかなり下げたんだけど、子供の体力じゃあ無理だったようだ。
うーん。くすぐりに耐えつつ笑いながら追いかけっこする子供達っていう図はかなりよかった
んだけど、クリアーできるものじゃないとゲームとしてはイマイチかな。
「そうでもないですよ?体力が無くなるまで必死でくすぐられながら前進してその揚げ句に
罰ゲーム、の方が楽しいじゃないですか。そもそもティックラーランドのアトラクションは
クリアさせないことが前提ですし」
それじゃあ私がイヤなんだよね。クリア不能のゲームなんて認めない主義だし。
「じゃあこんなのどうです?制限時間を付けて、時間内に前の子にタッチできなかった子は全員
罰ゲームとか。コースももっと短くして、1ゲーム当たりの回転を早くするんです」
さすがに新しいコースは造れないなあ。
まあ誰もゲームクリアできなかったんだし、あの子達にはもう少し頑張ってもらいますか。
主任、せっかくなんで1人ずつコースを走らせて、1周当たりのタイムを出したいんですけど。
「ん〜、夕方には追加の被検体が届く手はずなんだけど、それまでに終わる?」
ちょっと終わりそうにないですね。捕獲の方はうまくいってるんですか。
「回収班から、全員確保したって連絡があったわ」
それは朗報ですね。あっちの方が体力はあるだろうし、モチベーションも高いだろうから
きっと頑張ってくれるでしょう。じゃあ子供達は休ませておきますか。
「そうしてちょうだい」
少しの間空き時間が出来た私達は、暇つぶしにレールに乗せられた三雲先生が笑い狂うのを
眺めながらしばしお茶の時間を楽しみつつ、次の素材が届くのを待っていたのだった。
アトラクション、うまくできるといいなあ。
その3に続く。
- 82 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 03:55:56 ID:fBQEQtCA
- 人間を物同然に扱うなんて最低だ吐き気がするわ!って人が居たらごめんなさい。
私はそんな話が結構好きなんです。
またしても量が多くてごめんなさい。話が小さくまとまらねえ。
次回は捕獲された人の話。暗い話になりそうですが1話目と同じく最終的には
ハッピーエンドの予定です。
くすぐり遊園地は楽しそうなんで取り込んでみました。
勝手に名前をつけてしまったし、新しいアトラクションを開発する現場になってますが。
あと東京ティックラーランドは多分東京にはありません。
くすぐりバスは自前のネタですが書きたかったので入れてみました。
着ぐるみの話も書いてみたい物です。
笑い声のバリエーションが尽きてきた。
ネタも大分尽きてきた。思いつきの妄想でもいいから投下してくだされ。
>>52
無駄が無くきれいにまとまっておられて羨ましい。
恭子かわいいです。エロいです。
>>64
魔神ゴーラの像を思い出しました。
くすぐられる女の笑い声を聞かせるとダイヤを吐き出す魔神像、悪の科学者は
世界征服の資金を手に入れるために今日も女をくすぐり、魔神に捧げる……
……バイクロッサーなんて誰が分かるだろう。
- 83 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 12:46:32 ID:HT6ppCc.
- 全部一気に読ませて頂きましたが、本当に素晴らし過ぎる。
色々な人の色々なネタを取り込んで一つのストーリーを作るとか凄いなぁ。
- 84 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/09(火) 22:24:27 ID:MP2eKL3c
- 因果応報ってことで、最終的には職員の皆様方が逆襲されて、今まで自分達が
やってきたことと同じ目に遭わされる…そんな展開が見てみたいです。
- 85 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/10(水) 02:44:37 ID:Sv6xu2Qg
- バスみたいに、普通の世界だと無理がありそうなのは、
いっそのこと、妖怪とか宇宙人とか、
別の世界の住人の話にしてもいいかもしれない。
人間をサンプルにするため、誘拐を行う存在みたいな…。
- 86 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/10(水) 20:54:07 ID:Plwml.Ws
- くすぐり投票機
私立楠久里学園学園祭のイベント『美少女コンテスト』で使用されるマシン。
コンテスト会場では、各学年から強制参加させられた美少女5名が磔にされているのだが、その前に投票箱が置かれている。
審査員が投票すると、投票を受けた少女の身体側面に設置されたマジックハンドが起動して、腋の下や脇腹をコチョコチョくすぐる。
審査は一般審査員である観客が順番に投票していく形式なのだが、
投票が多ければ多いほどくすぐられる量は多くなり、必然的に一番かわいい娘が最も長く責められることになる。
- 87 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/10(水) 23:05:33 ID:o/UXzEec
- 強制学力強化マシーン(ver.T)
サボって成績が落ちた生徒に、強制的に勉強を促す装置。
椅子の背もたれに設置するタイプで、拘束具がセットである。
スイッチを入れるとマジックハンドや羽根、バイブなどによってツボを刺激して生徒をくすぐりの刑に処する。
くすぐり方は、コチョコチョ系・サワサワ系・ツンツン系・グリグリ系の四種類で、それぞれリモコンによって強弱の調節ができて、くすぐる部位も適宜操作できるようになっている。
使用例としては、
家庭教師が勉強のできない子に「小テストをする。赤点とったら罰ゲーム」と言って生徒を本気にさせる。赤点を取ってしまえば当然この機会によって罰ゲームのくすぐり地獄が待っている。
それを応用して、学校の補習授業にこの装置を導入する学校も増えてきているらしい。
しかし中には生徒をくすぐることを楽しむ教師が増えてきているのも事実であり、
とある女子高では補習授業に残った生徒全員が廃人スレスレになったり、教師のくすぐり奴隷として援助交際を始める生徒が続出しているという噂もある。
- 88 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/18(木) 22:40:20 ID:2GBj.oYc
- くすぐりベッド。
ある病院が、ストレスのたまりがちな入院患者のために導入したベッド。
医師がスイッチを押すと、まずベッドの四隅からマジックハンドが伸びてきて自動で患者の手足をつかみ、
×字型に広げた形で寝かせる。
続いてベットの下からさらに何本ものハンドが伸びてきて、患者の腋の下や脇腹、足の裏などを一斉にくすぐって
大笑いさせる。
また、X字型に寝かされている人の足側方向から人間の足の形をしたマジックフットが伸びてきて患者の股間にタッチ、
そのまま小刻みに動いてリズミカルな振動を与える電気あんま機能も付いている。
笑いがストレスの解消にいいという学説を根拠に導入されたものだが、若くてきれいな女性患者にしか使われていないことから、
実は単なるセクハラではないかという疑惑ももたれている。
- 89 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:37:23 ID:Fd32th.c
- >>81の続き
今回の話の主人公は広田紀江、35歳の主婦だ。
引き締まったウエストに、ボリュームのあるバストとヒップは肉感的という言葉がよく似合う。
おっとりしてるが仕事には命を懸けている夫はなかなか家に帰って来てくれない。
しかし快活な性格の愛娘、七海がいるのであまり寂しさは感じていなかった。
だが……
あるくすぐり施設の話 その3
私が簡単な昼食を作っていると、携帯がメールの着信を知らせてくれた。
ポケットから取り出し確認してみると……七海から?遠足の途中だっていうのにあの子ったら。
タイトルは『捕獲しました』いったい何のことだろう。
メールを開いてみた私は自分の血の気が引く音を聞いた気がした。
『広田七海さんを捕獲しました。警察に通報した場合娘さんの身の安全は保証しません。
娘さんに再会したいのであれば我々の指示に従って下さい』
「………え?」
ごく短い脅迫の文面に、添付された一糸纏わぬ姿の七海の写真、このメールがあの子の携帯から
送信されているという事実。
まさか、誘拐!?そんな、あの子が、なんて事!
そこで再び携帯が鳴り出した。今度はメールではなく電話で。……発信者は非通知だ。
まさか……私は緊張で心臓をバクバクさせながら通話をオンにした。
「あの……もしもし…?」
『メールは見たか?』
「!!!」
変声器を通したと思しき男の声。
「あ、あなたが七海を…!」
『質問にはシンプルに答えろ。メールは見たか?』
「くっ……見ました」
男の声は、恐ろしいほど冷たく機械的だった。
『娘に再会したければこちらの指示に従え。断るなら二度と会えない。
指示に従うか?10秒以内に答えろ』
「え?ええ!?」
『…7……6……』
「従う!従うわ!だから娘を」
『最初の命令だ、今すぐその場で来ている物を全て脱げ。全てをだ』
「脱げって、何を…」
『90秒後にかけなおす。それまでに裸になれ』
「ちょっと、ねえ!」
- 90 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:38:14 ID:Fd32th.c
- ツー、ツー、ツー、と電話が切れたことを示す音が聞こえてくる。
裸になれってそんな……だけど迷う暇もない。
今は娘のために相手の言うことを聞くしかなかった。
「90秒で脱げなんて……」
必死だった。今までの人生でこんなに必死になって服を脱いだことなど無かった。
エプロンを外し、スカートを脱いで…乱雑にブラウスを脱いだため髪が乱れてしまうが
気にする余裕はない。
ブラに……ショーツ…。ダメ!焦ったせいで足にもつれて…!
そこで鳴り出す電話に慌てて出る。
「もしもし!?あの……」
『裸になったか?』
「あ、あとちょっとなんです。だから…」
『許可する、速やかに脱げ。ただし携帯は耳から離すな』
「は、はい…」
私は大慌てで最後に残った下着を取り払った。
『次からはペナルティを与える。お前の娘にな』
「そんな!どうして娘に!?」
『嫌なら指示に服従しろ。速やかに』
「……分かりました」
極めて短い時間制限を駆けることでこの男は私に正常な判断をさせないつもりなのだろう。
そう思ったが、今の私にはこの電話の主に従うほか道は残されていなかった。
せめてあの子の安否でも確認したい……。
「あの、せめて娘の声だけでも聞かせて…」
『指示に逆らった場合娘にペナルティが課せられる。お前が聞くことになるのは悲鳴と絶叫だが
それでも娘の声が聞きたいと?』
「結構です、結構ですから七海に酷いコトしないで!!」
『ならば指示に従え。拒否は許さない……ところでお前は今右手で携帯を持っているな』
「え……」
私は今左手で股間をそっと隠し、右腕で胸を覆いつつ携帯を左耳にあてているけど……
なんでそのことを!?まさかどこかから見ているの!?
『左手は首の後ろに、携帯は右耳にあてろ』
「なっ!?それじゃあ…」
『左手は首の後ろに、携帯は右耳だ。肘を閉じて胸を隠すな。肘は大きく開け』
「くうっ…分かり、ました」
言われたとおりの格好を取らざるを得ない。
恥ずかしさと悔しさのあまり涙が出てきた。家の中とは言え、私はモデルが胸を強調するような姿勢を
全裸でとらされ、何一つ隠すことが許されないのだ。こんな理不尽な事があっていいのだろうか。
- 91 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:38:46 ID:Fd32th.c
- 『玄関の鍵を開けに行け』
「そんな、まさか外に!?」
『同じ事を二度言わせるな』
「………はい」
やむなく、玄関の鍵を開けに行った。ああ、今もし誰か来たら破滅だ……。
『鍵を開けたな?よし、ではそのままの姿勢で玄関で待機しておけ。30秒後に運送屋が向かう』
「え……一体何を、運送屋って」
その時電話の主の言葉を裏付けるようにトラックの音が近づいてくるのが聞こえた。
うそ、まさか本当に誰か来るの!?どうしよう……何かする時間がないし、逆らうことは出来ないし。
しかも男の指示はまだ続いていた。
『用件を聞かれたら、T梱包と答えろ』
「てぃー、こんぽう?」
『アルファベットのTに梱包だ。荷物が何か聞かれたら広田紀江と答えろ』
私の名前?まさか運送屋というのは私をさらうための!?
ああ、トラックの音は私の家の前で止まった……車のドアを開ける音がする!
「いや……こんな格好で…」
『動くことは許可しない。重ねて言っておく、T梱包で荷物は広田紀江だ。
それ以降は運送屋の指示に従え、従わなかった場合お前が娘に再会することはない。以上だ』
「ちょっと待って、ねえ!」
それっきり、電話の主は沈黙してしまう。ダメ!足音が近づいてきて、ドアの前まで!!
「ちわーす!楠栗運輸ですけどー!」
「あ、ああ……」
入ってくるカバンを持った見知らぬ二人の男。服装は本当にどこかの運送屋らしいが、
脂ぎった中年の男と20代らしい若い男はずかずかと遠慮なく入ってきて玄関のドアを閉めた。
見られた、主人以外に見せていないこんな姿を見られた!
「あう、あああ、ああ…」
「本日のご用件は何でしょうか」
2人の男は裸の私を見ても動揺する様子もなく普通に話してくる。
なんなのこれ!?どうなってるの!?
頭が真っ白になった私を急かすように電話から声が聞こえてきた。
『どうした?指示が実行できなければ広田七海が救われることはない』
そうだった!娘の、七海の命がかかっているのだった。恥ずかしいのが何だ、
娘のためならなんだって……!
- 92 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:39:23 ID:Fd32th.c
- 「あの…T梱包を、お願いします」
「かしこまりましたー!それでお荷物は?」
「それは…広田、紀江……です」
「そりゃあ奥さんご自身ですか?」
「は、はい…」
「よーし、T梱包だ」
「うぃーす」
私が決死の思いで怪しげな注文を出すと、中年の男は勢いよく若い男に命令した。
これから何が起こって私はどうなるのだろう……七海はいったい…。
「じゃあこの書類に奥さんの名前と住所を書いといて下さい。あと、荷物の欄にも
奥さんの名前を。ああ、腕はもう下ろしてもらって結構ですよ」
カバンから取り出した書類に、言われるままサインした。やっぱり私はこの男にさらわれ
どこかに連れて行かれるんだ。まるで自分の死刑執行書にサインしているようで、頭がおかしく
なりそうだ。もう何が起こっているのか自分でもよく分からない。今すぐ逃げ出したい。
でも七海を見捨てることなんてできない……。
夢だったらいいのに、そう願うが肌寒さが私にこれが夢ではないと教える……
「じゃあまずこれをくわえて」
カバンから取り出された猿轡をくわえさせられ、もう物も言えなくなった。
そしてさらに取り出される手錠やら何やら。私は男達の言葉に従い人形のようにおとなしくしていた。
そうだ人形だ、人形になってしまえば恥ずかしさも何も……。
そう自分に言い聞かせながら我慢していると、いつの間にか私は足はあぐらを組み、両腕は頭の後ろに
まわすような姿勢で全身を固定されていた。無防備に恥ずかしい部分を全て晒した無様な姿に
このまま死んでしまいたくなる。
「それじゃあTいくぞ」
「うぃーす!」
言うと男は私の体を仰向けに倒すと、私の頭の上で膝立ちになった。若い方は足の方に…
いやっ、アソコが見られてる!Tって何!?まさかレイプなの!?
「ああ奥さん、Tってのはティックルの略なんですよ。つまりくすぐり。
T梱包ってのは荷物をくすぐりながら運ぶための運送法なんですよ」
は?くすぐり?何を言って……。
「ま、百聞は一見に如かず。始めますよ。そーれこちょこちょこちょ…」
「ふぁふぃ!?ふぁふぁははははぐははははは!!」
いきなり上下から来た未知の感覚にくぐもった笑い声が吹き出した。
腋の窪みを指で……ぐりぐりほじくってる!あ、足も、ブラシみたいなので指の間が
ごしごしこすられてる!やめてぇ!
- 93 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:40:39 ID:Fd32th.c
- 「奥さん、全身縛られてくすぐられた事なんて無いでしょう?」
「ひゃははあ!ひゃえへ!ひゃえへえっ!」
「しかしエロい体してますなあ。お腹のあたりの肉はどうかな?」
「ふぉああっ!?ふふぁはあああ!!」
「うーんなかなかの感触。まあ挨拶はこれくらいにして…」
「ふぉっ!ふぉお!」
男達は一旦くすぐりの手を止めると、かばんから一枚の白い布を出してきた。
そしてそれを息も絶え絶えの私の顔の上に乗せる。
何かに濡れているのかひんやりとした感触、そしてかいだことのない揮発臭が少し鼻につんとくる。
いったいこの布には何が。
「じゃあこっからは本気で行かせてもらいます。そーらこちょこちょこちょ……」
「ふぁがががあふあ!!はははふぁふぁふぁふぁああああがはあああ!?」
さっきまでと全然違う!?男達の手が全身を縦横無尽に這い回って……くすぐったすぎる!
笑いすぎて息が…出来ないぃ!!
「そうそうその調子ですよ奥さん、肺の中の空気を残らず吐き出すんです」
「げふぉお!ごはっ、が……!?」
「じゃあここで深呼吸」
そう言ってくすぐりの手を止めると同時に私の鼻と口にさっきの布を押しつける。
やばい、これが吸い込んじゃいけない何かだって分かっているのに、体が勝手に空気を吸っちゃう!
特徴的な揮発臭が鼻の奥まで充満し、頭がくらくらする……。
「たっぷり吸い込んで下さいよ。じゃもう一回吐いてー」
「んぐがふがははぐははははははあ!!」
また、くすぐりで笑わされる!しかもさっきより長い時間!
息が、苦しくて目の前が暗くなる…。し、死ぬ!死んじゃう!誰か助けて!あなた!
「はい吸ってー」
また押しつけられる布。頭の中がぐちゃぐちゃになって、苦しいのかどうかも分からなくなってくる。
「あと一回くらいか。よーし、目一杯くすぐりますよ」
「ぐふぉほぉ!?ふぐぎがあははふがぐおおがはあははあああ!!」
強烈すぎるくすぐりを味わいながら、私の意識は闇の中へと落ちていった。
だが私はまだ気付いていなかった。この時味わったくすぐりなど序の口に過ぎないことを…。
- 94 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:41:22 ID:Fd32th.c
- ひどく疲れていた。体は鉛のように重い。
だからマッサージチェアで疲れを癒そうと思ったのだ。
しかし座ってスイッチを押してもマッサージは始まらす、
代わりにマッサージチェアから生えてきたたくさんのマジックハンドが私の体を捕まえる。
助けを呼ぶが誰も来てくれず、マジックハンド達は私の体をくすぐり始めた。
狂う、狂ってしまう。耐え難いくすぐったさと共に未曾有の恐怖が襲ってきて私は……
「ふぁあああっ!?」
そこで意識が覚醒した。今のは夢……。
「は……ふぁふっ…くふうっ!?」
違う、夢じゃない。何かが全身をくすぐってる!
私はくすぐったさに思考をかき乱されながら、とにかく自分の状況を把握しようとした。
まず格好、両手を頭の後ろに回されて胡座を組んだような体勢で座っている。身動きは出来ない。
顔にアイマスクと耳栓が付けられていることを感触が伝えてくれる。真っ暗な視界、自分の出す
音以外は聞こえない異常な環境が否が応にも私の肌を敏感な物にさせる。
おそらくは裸のままなのだろう。無防備に晒されているであろう肌を小さな何かが這い回っていた。
「ん…んふっ……んん…」
気絶前にくすぐられたときほどきつくはなく、むずがゆくてそれでいてどこか優しい愛撫が、
久しく出したことの無かった甘い声を出させる。
……!!何を考えてるの私は!?
異常な状況が続いて頭がおかしくなってきてるというの!?
ダメだ、早くこんな所からは逃げなきゃ。
私が自分が縛られていることも省みず体を揺すると、細くて蠢くたくさんの何かと、その向こうにある
壁らしき物に肩が触れた。もしかしてここは箱の中か何かで、周囲にあるのは小型マジックハンド?
「ふごあっ!?」
そう思った瞬間いきなりくすぐりの感触が変わった。
ワイヤーみたいなものが全身にからみつき、ぴくりとも体が動かせなくなる。
まさか、私が暴れたから取り押さえようとしてるの!?
自分の浅はかな行動で状況が悪化したと思ったのもつかの間、すぐに何も考えられなくなった。
「ふぎゃははははははははは!!は!はははひふぃふぃいいい!!」
脇腹の肉を強く揉みこむように、足の裏の皮膚をこすってぴかぴかにするように、腋の下の窪みを
ほじくり返すように全身にくわえられる刺激が、私の意識を暗闇の中に引きずり込んでいったのだった。
大事な恋人、自慢の女房、目に入れても痛くない箱入り娘、そういった物を運ぶなら楠栗運送の
T梱包にお任せを。最新式のくすぐりボックスが目的地まで快適なくすぐりを提供いたします。
奴隷や実験体の捕獲の際にもご用命下さい。
そんな話を聞いたのはずっと後になってのことだ。
- 95 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:41:53 ID:Fd32th.c
- 目が覚めると、そこはなにか得体の知れない施設で、私達は手錠を付けられその鎖を天井に
生えたフックに付けられていた。そう、私達、だ。
そこにいたのは私だけではない。30人余りの同年代の裸の女性達。全員が猿轡を付けられていたし、
会うのは授業参観以来だったが見間違えるはずもない、七海と同じ5年3組の子供達の母親達だった。
猿轡越しにもごもご言うだけでは当然会話もできなかったが、状況は容易に想像が付いた。
遠足に行った5年3組の生徒は丸ごとさらわれ、それを理由に脅された私達はここに来るほか無かった
のだ。だけど、一体何故こんな事を?生徒と母親会わせて60人を越えるこの人数を誘拐するなんて
正気の沙汰じゃない。
………もしかしたら正気じゃないのかもしれない。それを考えると背筋が寒くなる。
お願い七海、どうか無事でいて。
私が娘の無事を祈っていると、正面に配置された大きなモニターにスイッチが入った。
そこに映っているのは大きめのマッサージチェアみたいな椅子に縛り付けられた子供達……多分
5年3組の女の子達だ。手足と体をしっかり固定され、猿轡をくわえさせられ目と耳にも何かを
付けられている。その上で多数のマジックハンドが全身を激しくくすぐり、体を痙攣させていた。
なんて酷いことを!私の近くでは何人かが暴れながら何事かを叫んでいる。
カメラはゆっくりとその向きを変えていき、今まで画面に映って居なかった子達の姿も見えてくる。
……七海がいた!顔の殆どが隠されているけど見間違える物か!あれは私の娘だ。
私は我を忘れて言葉にならない声を叫び続けた。だけど画面の向こうでは娘への激しい
くすぐりが続けられ、あの子はほんの少しだけ自由になる頭を揺すって苦しみを訴え続けている。
もうやめて!あの子が死んじゃう!
そこで、唐突に画面は消え私達の前には真っ暗なモニターだけが残されていた。
その後、一人の女が私達の前に姿を現した。
私達の憎悪に満ちた視線も何のそのといった様子の女が話す所によると、これから行われるゲームに
勝てば親子揃って家に帰ることが出来るのだという。
そしてそのゲーム内容は――――
私達6人は今、怪しげな機械の中を通るレールに手錠を繋がれている。裸で万歳をさせられ、
お腹に番号の付いたシールを貼られた今の私達はどれほど悲惨な存在なのだろうか。
猿轡は相変わらず付けられたままで、マトモに会話することは出来ない。
あの怪しげな機械は全てくすぐるための物らしい。これから、私達はあの機械にくすぐられながら
鬼ごっこをやらなければならない。後ろにいる相手に追いつかれないように走りながら、
前にいる相手に追いつく、そういうゲームだ。追いつかれればゲームオーバー、多分そうなったら、
二度と家には帰れないだろう。だが前の人に追いついてゲームクリアーするということは、
その親子を地獄にたたき落とすということだ。
……残酷なルールだった。ゲームをクリアーすれば娘を帰してくれるという保証だってない。
だけど、やるしかなかった。
『はーい、それじゃあくすぐり耐久鬼ごっこ、始めますよー』
いやに脳天気なアナウンスが苛立ちを加速させる。
と、機械群が一斉に動き始めた。
『3…2…1…スタート!』
私の前にいるのは千ヶ崎さん。面識のある相手だけど……私は心を鬼にして突っ走ることにした。
まず最初に立ちはだかるのは何十本もの筆。
- 96 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:43:34 ID:Fd32th.c
- 「くふっ!ふふふ…うふうっ!」
柔らかい筆先が肌をなで回し、むずがゆさに思わず声が漏れる。だけど……我慢できる!
思った通りだ。完全に動けない相手をくすぐる場合は機械によるくすぐりは恐ろしい
効力を発揮する。それこそ気が狂うほどに。だけどくすぐる対象の動きが速ければ速いほど、
機械は正確にくすぐることが出来なくなる。下手にためらわずに一気に駆け抜けることが
このゲームに勝利する秘訣だ。
千ヶ崎さんは2つ先のマシンで引っかかってる。チャンスだ、一気に攻めよう。
2つ目のマシンは、チアガールの持っているポンポンのようなものを動かして待っている。
たくさんのアームの先端が私の進路を阻むようだ。
細くて、柔らかそうな毛先がさわさわと動く様は、見ているだけで背筋をぞわぞわさせる。
だけど七海のためだ。私は覚悟を決めて突っ込んだ。
「ふふ!?あふぁ、ふぁははははははあ!?」
そ、想像以上にくすぐったいい!?小刻みに震えながら、肌をこすって…ダメ、内股が!
アソコを優しく撫でて、くすぐったいのにどこか気持ちよくて…ああ、なのに上半身へのくすぐりが
きつくて笑い声が漏れる!
しかもこのポンポン、私が進むのを邪魔するように配置されてて……体で無理矢理押さないと
通れない!自分からポンポンに体を押しつけていかないと前に進めないなんて、くう、くすぐったい!
だ、だけど早くここから出ないと、ポンポンに取り囲まれて出られなくなる!
早く、外に!
ああ、やっと出られた。
千ヶ崎さんは……もう目の前だ。長さ5メートルほどの縦長の水槽に浸かっている。この中を歩いて
行くんだろうか。緑色に濁った水面はビリビリと振動しているようだ。水面下で何が動いているのかは
全く見えない。千ヶ崎さんはびくびくと体を震わせるだけで前に進もうとしていない。
くすぐられ過ぎて動けなくなっているのだろうか。この下で何が……。
でも、ゲームクリアーは目の前だ。進むしかない。
水槽の前の階段を上り、意を決して飛び込んでみた。
「ぐぎゃははははははは!!!?はがあっ!がひ!?ぎひひひははははははは!!」
何これ、何これ、何これえ!?水面の下を細い何かが隙間無く埋め尽くしてる!
細い紐みたいなにゅるにゅるの何かが全身にぴったり張り付いて、徹底的にくすぐってくる!
「ごふぁぁ!がははははひゃああ!!?」
い、息が出来ない!溺れる!!こんなのされてたら動けなくなる!!
しかもにゅるにゅるは水の中をびっしり埋め尽くしているから、動くのに邪魔で、
ほとんど進めない!
「あひっ!ひ、ひひひっ!あ、あががぎゃはは!?」
酸欠で頭がぼうっとして来る……ダメ、あと少しなのよ!
私は必死で前に進んで……私の胸が千ヶ崎さんの背中に触れた気が……した。
『6番ゲームクリアー!』
アナウンスをどこか遠くに聞きながら、気の狂うようなくすぐったさに満たされて私の意識は
闇の中へ落ちていった……。
- 97 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:44:02 ID:Fd32th.c
- (ママ…ママァ!!)
どこかで七海が呼んでいる気がする……。あの子を助けなきゃ……。
気が付くと、大きめの椅子に全身を縛られていた。ぼうっとした頭で前を見ると、十字架の磔台が置かれてい
るのが見える。そこに縛られている人影は……
「七海!?」
「ママ!!よかった、気が付いた……」
素っ裸で十字架に磔けられ、何故か頭には吸盤のような物が3個くっついている。
だけど、本当によかった。あの地獄のようなくすぐりでこの子がおかしくさせられていなくて。
「ああ、ようやく会えたわ……あなたは大丈夫?酷い事されてない!?」
「いっぱいくすぐられたけど……ママが来てくれるって信じてた!」
「七海……」
『感動の再会はそのあたりにして次にゲームに移りましょうか』
聞き覚えのある声がスピーカーから流れ出す。
私達の苦しみを嘲笑うかのようなその声に私は怒りを隠せなかった。
「どういうこと!?私と七海を帰してくれるんじゃないの!?」
『会わせるとは言ったけど、返すとは言っていないわ』
「そんな…!騙したのね!」
『人聞きの悪いことを言わないで話は最後まで聞きなさい。あと2回ゲームをクリアーすれば
あなた達は家に帰る権利を得るわ。もちろん失敗したときは……ウフフ』
そのおぞましい笑いに思わず背筋に寒気が走る。
だけど、七海はもっと不安なはずだ。あの子の前で弱気な顔は見せられない!
「どんなゲームだろうとクリアしてみせるわ!」
『その意気よ、それじゃあ2つ目のゲームを説明するわね』
女はゲーム内容の説明を始めた。一言一句聞き漏らすわけには行かない。
『七海ちゃんの頭の上に黄色いバーが見えるでしょう』
確かに十字架磔台の、七海の頭の上の部分に横長の黄色いランプが点灯しているのが見える。
その上にはデジタル時計らしき物が『1:00』と表示している。
『それはくすぐりマシンに消費される電力を表示しているわ。強いレベルのくすぐりを
続ければ続けるほど目盛りが一気に減っていくの。今回のゲームの目的は1時間以内に
その目盛りが0になるまであなたの手で七海ちゃんをくすぐることよ』
一瞬何を言っているのか理解できなくなる。私が、七海をくすぐる?
「ふざけないで!!七海にそんなこと…!」
『もしゲームに参加しないというなら、ペナルティとしてその場で七海ちゃんを気が狂うまで
くすぐることにするわ。楽しみねえ、ママの我が侭でくすぐられる娘がどんな恨み言を叫びながら
狂っていくのか』
「やめてえ!!お願いそれだけは、娘だけは!」
「ママ、私なら大丈夫だから」
- 98 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:44:46 ID:Fd32th.c
- 絶叫する私に七海が優しく声をかけてくれる。
「大丈夫、きっとやれるから……私ママを信じてるから。頑張って、二人で家に帰ろうよ」
「七海……」
……なんてこと。こんな状況でもあの子は希望を失っていない。
そうよ、母親の私が娘の前で取り乱してちゃいけないわ。
帰るのよ!二人で!
「わかったわ!頑張りましょう七海」
『納得がいったようだからルール説明を続けましょうか。紀江さん、右手の肘掛けの先にボタンと
ダイヤルがあるのが分かるかしら』
腕は肘掛けに縛り付けられているが、右手の当たる場所には確かにボタンとダイヤルがある。
『そのダイヤルを右に回せば七海ちゃんが受けるくすぐりが強く、左に回せば弱くなるわ。
それを使って時間内に電力を使い切るのがこのゲームの目的。ただし!七海ちゃんがくすぐりで
気絶したらこのゲームは失格。あなた達二人はくすぐり奴隷に改造されることになるの。
つまりあなたが七海ちゃんを救うには、その子が気絶しないギリギリの線を見極めながら
たっぷりくすぐらなきゃいけないのよ。ちなみにレベルを最強の5にしておけば15分で電力は
空になるけど、3分もしないうちに気絶しちゃうと思うから、気をつけておいてね。
レベル1の方は余裕で我慢できるくすぐりだけど、空になるまで3時間掛かるから、ペース配分を
考えてくすぐるのがクリアの秘訣よ』
なんて残酷なルール……この女、悪魔なの?
『それから、開始から15分経つと紀江さんの方にもくすぐりが開始されるようになっているから
きをつけてね。そっちの椅子のくすぐりレベルは磔台と連動していて、七海ちゃんが激しく
くすぐられている間は紀江さんのくすぐりも強く、七海ちゃんが弱いくすぐりで休んでいる間は
紀江さんも休めるようになっているわ。もちろん、紀江さんが気絶してもゲームオーバー
だから、自分がくすぐられ過ぎてダウン、なんてことにならないようにね』
くうっ、本当に悪魔みたいなルール!
『ボタンを押すとゲーム開始よ。いつでも好きなときに始めなさい』
いつでも構わないと言われても、すぐに始める勇気が私にはなかった。
自分の手で娘を苦しめるなんて……
だけど七海はそんな私の方を見て、笑った。
「大丈夫だよ、やろう?」
「……分かったわ、始めるわよ」
七海の勇気に応えなきゃ。
私はおそるおそるボタンを押し込み、そして地獄のゲームの第2幕が始まった。
「あはっ!はははっまだいける!まだ全然平気…ふふふうっ!」
「ホントに大丈夫?無理なら言ってちょうだい」
「はひっ!ホントに大丈夫…くく…だから!」
- 99 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:45:35 ID:Fd32th.c
- 磔台から伸びて来た無数のマジックハンドは先端に手、毛ばたき、筆、ブラシなど様々なアタッチ
メントを付けて七海をなぶっている。割と弱めにして5分ほどくすぐってはみたが、電力の目盛りは
10分の1どころか殆ど減っている様子がない。
『そんなレベルでやってたら1時間じゃ終わらないわよ』
「ママァ!私…我慢できるから!うふ…ははっ!もっと強くして!」
「分かったわ、もう少し強くするから。無理ならホントに言いなさい」
「うん!」
私が手元のダイヤルを右に回していくと、目に見えてマジックハンドの動きが活発になっていく。
撫でるだけだったのが、つんつんとつつくような動きが混じりだし、爪で引っ掻くような動き
に加え、とうとうぐりぐりともむような動きもし出す。
「あはははははははは!!ははは!」
「七海!大丈夫なの!?」
「ひゃひはあ!らいじょうぶ、らいりょうるらから、もっろくひゅぐっれえ!!」
大丈夫だからもっとくすぐって、そう言ってはいるがろれつも回らない今の状態はとても大丈夫には
見えない。やむなく少しパワーを弱める。
「あははは!!ままぁっ!このままじゃ、終わらない!っくうう!から!もっろ、強くひてえ!」
「七海…」
「ひゃひゃひゃああ!ま、ママ!私を、ぐひい!信じてえ」
電力の目盛りはまだ9割ほど残っている。残りの時間は47分、確かにためらっている暇はないのかも
しれない。それに、もうすぐこちらのくすぐりも開始される。
……あの子だけに辛い思いをさせずに済むようになれば、この罪悪感も少しは消えるかもしれない。
「分かったわ、七海。強いのいくからがんばって。ママも頑張るから!」
「うん、頑張るうふふふう!!」
徐々にダイヤルを右に回してパワーを上げていくと、七海はまた苦しそうな笑い声をあげだす。
と、そこで私の縛られている椅子からたくさんのマジックハンドが出てくる。
あと15秒で私もくすぐられる。
……3……2……1……
「ぎゃははははははははははははは!!!!」
激しい笑い声が吹き出す!
くすぐったい!マジックハンドは手の形をした物だけでなく、先端のアタッチメントに
筆、羽箒、ポンポンなどを付けたものが多数混在してて、それらがくまなくくすぐって……ううぐ!
きつい!
だけど、苦しいのは私だけじゃない。七海も頑張っているんだ!
「あは、あは、あははひはあ!?ママ!まだ、はは、いける!もっと、強くひへえ!?」
「ひゃひゃはははははは!!ははははははあ!?」
- 100 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:46:31 ID:Fd32th.c
- 酸素が足りなくて、頭がくらくらする。けど、七海が頑張ってるのに、私が我慢しないわけには
行かない。もうちょっと、もうちょっとだけ強く――――
だけどここで私は致命的なミスをした。くすぐられ過ぎて体がまともに動かせなくなっていた
私は、手元が狂い、ダイヤルを一気に右に回してしまった。
「ぎゃははははははは!!!!!!!がはははは、ごほっ!!?は、……ぐぶ!?」
一気に強まったくすぐりに、息が詰まり視界が暗くなる。口からは自分でも聞いたこともない
狂気の笑い声。止めなきゃ、って思うのに体が痙攣してダイヤルを左に回せない。
私は激しいくすぐりに失禁しながら、何も考えられなくなっていった。
七海の笑い声が聞こえる。ああ、ダメ、機械を止めなきゃ……
気がつくと私は、いや私達は奇妙な物体に固定されて吊されていた。
両手は万歳の姿勢で大きく開脚させられ、恥ずかしすぎる格好。頭も固定され殆ど動かせないが、
視界の中には私以外の5年3組の保護者、それに子供達も見える。ここからは見えないが、
きっと七海もどこかにいるのだろう。娘の名前を呼んでみたが、再び猿轡を付けられていたため
意味のある言葉は喋れない。
そこに、憎んでも憎みきれないあの女が姿を現す。
「ふふ、結局ゲームクリアーできた親子はいませんでしたね。残念ですけど罰ゲームの時間です」
女がそう言うと、正面のモニターに私達がゲームと称してくすぐり鬼ごっこをさせられた
あの機械群が映し出された。中学生くらいの女の子達が今私達が縛られているのと同じものに
縛られ、レールの下に吊されて自動的に機械の中に送り込まれていく姿が流れている。
「ご覧のようにあの設備は本来自動でくすぐるためのものなんです。私がこのスイッチを押すと
皆さんを吊しているレールが動き出してあそこに送り込んで、激しくくすぐってくれるように
なっています。あれを3周もすると、自我が揺らいできて洗脳がよく効くようになるんですよ」
洗脳!?洗脳って言った!?
私達はどうなるの!?
「くすぐられることに悦びを見出すくすぐり奴隷……我が社の人気商品なんです。
ここは人間を商品に作り替える加工工場なんです。明日からの皆さんの人生は、今までの人生が
無駄だったと思えるくらい悦びに満ちたものになりますよ。
ああそうだ、今回は親子セットで出荷しますので、寂しくないですから。
じゃあ始めますね」
女がスイッチを押すと、私達を吊したレールが動き出す。
見知った顔の子供達が、母親達が、少しずつ運ばれていく。やがて私の番が来た。
広々とした空間の中には、塞がれた口から吹き出す悲鳴のような笑い声と、さっきよりも随分と
勢いの違う機械達の駆動音が響いていた。今度は一気に駆け抜けることなど出来ない。
私はゆっくりと機械の中に送り込まれ、気が狂うまでくすぐられるのだ。
あまりに絶望的な状況に私は考えることを放棄しようと……
「ふぃぎいいはははははははははあああ!!」
- 101 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:47:06 ID:Fd32th.c
- あまりのくすぐったさに一気に意識が覚醒させられる!
必死で体をよじって暴れるけど、がっちり拘束されてぴくりとも動かない!
目の裏でちかちかと何かがスパークするような……く、狂うううう!
今にも発狂しそうなくすぐったさ、酸素不足による窒息寸前の苦しさが私を責め立てる……
気絶しそうなのにあと少しのところで引き戻され、時折やさしい愛撫が加えられ快感と苦痛の
混在が私の思考と感覚を狂わせていく……
頭が…とろけて……苦しいのに気持ちよくて……私が消えていく……。
あれから何日が過ぎただろう。私と七海はショーウインドウに飾られていた。
「ひゃひい…あはは、あ、ああんん!んふ、ああ…」
「うふ、ふふふうっ!あはは、あああ…あひゃあっ!」
私達親子はくすぐりチェアに腰掛けて、マジックハンドの与えるくすぐりに身を委ねている。
これが洗脳の結果かどうかは私達自身では分からないが、くすぐられすぎてくすぐりがクセに
なった私達は、くすぐりなしでは生きられない体になってしまった。
くすぐったいのが気持ちいい、一旦脳にそう刷り込まれてしまったらもうこの快感から抜け出す
ことは出来なかった。だから、もう手錠も足かせも必要ない。自分の意志でこの椅子に座って
くすぐりの快楽に浸っている。このだらしない顔が気に入ったご主人様が私達を買ってくれる
その日まで。
「おーい、お前らを買いたいってお客さんが来たぞ」
あら?いきなりその日が来たの?
ショーウインドウから店内に戻った私達の前に洗われた人物は……。
「あなた!?」
「パパ!」
なんてことだろう。その懐かしい顔を見た瞬間、壊されていた心が戻ってきたような気がする。
「いやー、話を聞いてびっくりしたよ。まさかお前達が捕獲されて奴隷にされてるなんてな」
「もう……こんな時までマイペースなんだから…」
嬉しい。私達を買ってくれるご主人様が、私の愛する夫だなんて。
そこでふと、自分の格好を思い出して恥ずかしくなる。今の私達は何も着ていないのだ。
「こらこら、隠さないの。ほら紀江、万歳して」
「は、はい」
私はその言葉に素直に従う。恥ずかしいけど……。
- 102 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:47:49 ID:Fd32th.c
- 「よーしいい子だ。そうやってお利口さんにしてればごほうびにこちょこちょしてやるからな。
まずは横乳のあたりを、と…」
「あふうっ!?あ、あん…!そこ、うう…」
「あー、ママだけずるい!パパ、私もこちょこちょしてよ」
「よしよし、七海は腋の下だ。どうだー?」
「あはははは!!パパ、ダメ!きついい!!」
主人はしばらくの間、私と七海を交互にくすぐってくれた。
くすぐったくて、気持ちよくて、幸せで……。本当に夢みたいだった。
あの工場で商品に加工されてるときは全てに絶望していたけど、今なら分かる。
あの女性の言ってた事は真実だった。
今までの人生がウソだったと思えるくらいに、私は幸せだった。
「お客さん、搬送の方はどうされます?」
「あ、T梱包でお願いします。親子なんでセットでお願いできますか?」
「かしこまりました」
最初に運送屋に入れられたのと同じくすぐりボックス。真っ暗なその中で全身がくすぐられて
いても、あの時のような恐怖は感じない。娘と抱き合い、心地よいくすぐりに悶えながら
夢うつつの中、私はあの人との新しい生活に心躍らせていた。
「あなた、お帰りなさい」
「パパ、お帰り」
「ただいま」
ここは主人が勤めている会社の一室。本来は仮眠室だったのだが泊まり込みで仕事をする
ワーカーホリックは主人だけだったので、いつのまにか主人の私室みたいになったらしい。
私達親子は、ここで飼育される主人の私物ということになっているが、時々主人の仕事を
手伝っている。
「紀江、明日からダイエット用マッサージマシンの試験やるんで手伝ってくれ。より
効果的な脂肪燃焼を図るためにいくつか新しいくすぐりプログラムを組んだんだ」
「分かったわ、あなた」
「パパ、私も私も!」
「じゃあ七海には、子供用の電気アンマのモニターになってもらおう」
「やったー!」
愛する家族と離れることなく、毎日たっぷりとくすぐられる生活。
私は今、すごく幸せです。
- 103 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/19(金) 23:50:21 ID:Fd32th.c
- リアクションがないのは寂しいんで読んだ人は感想くだされ。
ところでこの結末、自分としてはハッピーエンドだと思うんですが、
世間的にはどうなんだろうねえ。
- 104 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/20(土) 00:38:45 ID:XworMkcQ
- >>103
家族が巻き込まれる展開は予想外でした
どうなってんだこの施設w GJでした!
それと、くすぐり好きにはハッピーエンドかも知れませんが、世間的にはおそらく
バッドエンドっすよw(褒め言葉です)
- 105 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/20(土) 06:30:10 ID:trhGtBGc
- こういう洗脳されてるけどしやわせでし的なオチ好きよ
- 106 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/21(日) 02:31:43 ID:YO8nmhn2
- クロロ?のくだりがすごい好き
- 107 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/26(金) 01:57:35 ID:nhTH5kKg
- >>104-105
やっぱりエロス的な意味でハッピーエンドはこうですよね。
家族や友人を盾にされやむを得ず、というシチュエーションも好物なんです。
>>106
ただ気絶させるよりもくすぐりを交えた方がいいと思いあんな感じにしました。
あと、>>22の児童洗濯機を元にした短編、というか自分で出したネタを自分で
文章化してみました。
描いてる途中で思ったが、なんだろうこのシュールな世界観は。
- 108 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/26(金) 01:58:23 ID:nhTH5kKg
- コインランドリー
町の片隅にあるコインランドリー。コインランドリーといえば当然洗濯機がたくさんある
ものだが、この店は少し事情が違う。ここにあるのは子供達の体をくすぐりながらきれい
にする『児童洗濯機』なのだ。通常の洗濯機より少し大きめのサイズと、蓋に空いた穴が
その証拠だ。汗をかきやすい夏場には盛況となり、大勢の子供達がくすぐられながら気持
ちよさそうに笑い声を上げる光景がよく見られる。
しかし今はあまり客の来ない時間帯なのか、店内には人影がなかった。ちなみに完全に自
動化されているため店員の類はいない。
そんな店内に3人組の母娘が姿を現した。
「ねえお母さん、ホントにやらなきゃダメ?」
「ダメよ。今日はお母さん忙しいからあんた達をくすぐってあげる時間がないの。
わがまま言わないでお母さんの言うとおりになさい」
「美由里はちゃんとできるよ?」
「うう、しょうがない…」
「ほらさっさと脱いで」
5年生の沢恵と3年生の美由里が母親に言われるとおりその場で服を脱いで裸になると、
母親は二人が脱いだ服を持ってきた袋に入れ、代わりの着替えを洗濯機の前のカゴの中に
入れた。沢恵はこの店内で裸にならなきゃいけない瞬間が大嫌いだった。
(でもお母さん怒らせると怖いもんな…)
しばらくそこで反省しなさい!と言われてタイマーを3時間にされたときのことを沢恵は
思い出す。あの時はあまりにくすぐったくて訳が分からなくなって、とにかく必死で謝っ
た気がする。
カポン、と音を立てて蓋を開けると、中には手足を広げられるくらいの空間が広がってい
る。ちなみにこの店の児童洗濯機は縦型の洗濯槽なので、子供達は洗濯槽の中で軽くしゃ
がんだような姿勢で洗われることになるが、洗濯槽内を満たす多数のブラシが体をしっか
り支えてくれるため、子供達が疲れを感じることはない。なおドラム式の場合は仰向けの
体勢で洗われることになる。
二人が洗濯槽にはいると母親は蓋を閉めた。沢恵と美由里もいつもどおり蓋に空いた穴か
ら顔を出す。母親がスイッチを押すと蓋の穴の部分が少し動き、二人が洗濯槽の中に入り
込んでしまわないように首元を固定した。
「じゃあ今日は1時間ね」
そう言うと、母親は500円玉を投入していくつかのボタンを押す。まずは美由里、それ
から沢恵だ。
「じゃあおとなしくしてるのよ」
「はーい」
「はーい」
- 109 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/26(金) 01:58:47 ID:nhTH5kKg
- ぬるめのお湯が洗濯槽内に満たされていくのを感じながら、沢恵と美由里は帰宅する母を
見送った。
「美由里ー?あんたこれ好きなの?」
「んー、初めのうちはつらいんだけど、あとの方になって頭がぼーっとしてくるの好きかな。
お姉ちゃんは?」
「私店の中で裸になるのが嫌なのよ。どうせならトイレとかみたいに一つずつ仕切りを付け
といてくれればいいのに。……んっ!」
洗濯槽の中に伸びてきた触手型ブラシが体に触れ、思わず沢恵は身を竦ませる。個室型のコ
インランドリーも存在するが、人の目の届かない状況を作るのは良くないという、保安上の
理由からこの店では設置されていない。
「あふっ、あは、あはは…ふふっ、はじ…まった…くく!」
美由里が小さな笑い声を上げ始める。彼女の洗濯の方が先に始められたからだ。
そうこうしているうちに、沢恵の入っている洗濯槽も触手ブラシで満たされる。
ここから先は、沢恵にはもう妹の方を気にする余裕はなかった。
洗浄液を出しながら、ブラシが全身をくすぐり出したからだ。
「うふ、うふふっ。く…くくうっ!く、くは、あははは!きゃははははははは!!」
まずは汚れのたまりやすい所が重点的に洗われる。腋の下、肘や膝の裏、足の裏、股の間な
ど。沢恵は必死で腋や膝を閉じて敏感な部分を守ろうとするが、ぐねぐねと柔らかいくせに
力の強いブラシはぎゅるぎゅると回転しながら沢恵の守りを突破する。ブラシの先端は回転
しながら、抉るように沢恵の腋の窪みをこすっていった。
「あはは…は、ははあっ!わき…わき、ダメなのぉっ!」
体を揺すり、腋を閉じようとするがブラシから逃れることは出来ない。手足をばたつかせよ
うとまとわりつく触手ブラシは決して離れない。そして手足に巻き付いて沢恵の動きを封じ
ながら、全身をくすぐり洗うのだ。
「うふ、うひっ!あははは…はあっ!?ああ、ああんっ!くうん!」
手足にブラシが柔らかく巻き付いて沢恵の動きを制限し始めた頃、1本のブラシが股の間を
優しく撫でていった。くすぐったさと違うその感覚に背筋をゾクゾクさせながら、沢恵は普
段出さない甘い声を上げる。そのブラシはお臍の下から尾てい骨のあたりまでに張り付き、
ゆっくりと前後に動きながら沢恵の最も敏感で恥ずかしい部分を洗い始めた。
「あやあっ…そこ…!あ、ああ…あひゃ!?あはははははは!!」
秘部だけでなく最近少し大きくなってきた胸や背中への刺激に一瞬恍惚となる沢恵、だが手
足の指先や膝の裏、内股や脇腹への洗浄が開始され、耐え難いくすぐったさに悶え始める。
股間から脊髄を通り脳に送り込まれる性的な快楽と、身体の各部から無理矢理押し込むよう
に脳へ叩きつけられるくすぐったさ。異なる感覚が同時に襲いかかり、混乱する沢恵の脳は
次第に笑い狂う今の状態を「気持ちいい」と認識し出す。
「きゃは、ははは!…いい、これ……あううん!?くひはあ!!」
もともとくすぐったさは快感と近い線上にある感覚だが、度を超えたそれは苦痛として認識
される。だが、快感と合わせたくすぐりを何度も経験させることで認識を狂わせくすぐりを
児童の体に習慣づけることを自動洗濯機は可能としている。要は「くすぐりがクセになる」
わけだ。
- 110 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/26(金) 01:59:04 ID:nhTH5kKg
- 「ひいい!!ひ、ひひひははははははは!!ダメ!ダメなのにい!!あひゃひゃひゃははは
ははははは!はひ、はははははああああああああ!!!」
くすぐりによる快感が頂点に達した沢恵は絶叫しながら体を痙攣させ、ぐったりとしてしま
う。半ば意識が飛んだ状態、にも関わらずブラシの動きは止まらない。沢恵の口は言葉を成
さずぱくぱくと動くだけだったが、一度絶頂を迎えて敏感になった肌をくすぐられ続けて再
度快楽の高みに押し上げられたのか、視線の定まらぬまま沢恵は何度もぴく、ぴくと体を震
わせていた。
少し遅れて妹の美由里が隣で叫んでいるのをどこか遠くに聞きながら、沢恵は、この感覚は
嫌いじゃない、と思っていた。
さて、ブラシが体の表面の汚れを落としたからといって終わりではない。一旦洗濯槽内の温
水を抜いた後、今度は洗浄液抜きの真水が満たされ、肌をなめらかにするため表面がぬるぬ
るに加工された触手が全身を舐め回すのだ。その後は水を抜いた後乾いた布で全身を拭かれ、
温風で乾燥させられる。
いずれの過程もたまらなくくすぐったく、1時間が経過して全行程が終わった頃には沢恵と
美由里は息も絶え絶えとなっていた。なお終了時には乾いた触手ブラシがいくつか組み合わ
さって洗濯槽内に椅子を構築する。二人はその椅子に座ったままぼんやりとしていた。
「お姉ちゃんー…」
「なーに?」
「美由里しんどくて動けない。ここから出るの手伝ってー」
「私も今力が入らないのよ……もうちょっとゆっくりしてよ?」
「分かった」
母が言ったとおりの時間に帰ってくることは滅多になかったので、二人はそのまましばらく
動かないことにした。蓋を開けて外に出るまで椅子はこのままだし、他に客もいないしまあ
いいか、と沢恵は思っていた。
ウィーン。
自動ドアの開く音がする。
沢恵が焦点の合わない目で見ると、大きな箱を台車に載せた一人の男が入ってきたところだ
った。
(……誰か迎えに来たのかな?)
洗濯の終わった妹を迎えに来る兄、娘を迎えに来る父というのは別段おかしなことではない。
ただ、何かがおかしい。頭が正常に働かないため分からないが、何かが決定的におかしかった。
男は周りを見渡すと、台車を押しながらまっすぐ二人の方に近づいてきた。
男は帽子とマスクをしているので顔はよく分からない。明らかに不審人物だった。
「え……?」
そして沢恵の前に立つと、懐から出したスプレーを彼女の顔に吹き付けた。
急速に遠ざかる意識。眠りに落ちる直前で沢恵は気が付いた。
(そうだ、私達以外に誰もお客さんいなかったんだ…)
- 111 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/26(金) 01:59:34 ID:nhTH5kKg
- 男は意識を無くした沢恵と美由里の二人を洗濯槽から取り出すと、持ってきた箱にしまい込み、
さらに二人の着替えも放り込んで蓋をする。そして壁に貼られているポスターを見て鼻で笑うと、
来たときと同じように台車を押しながら出ていった。
ポスターは不審者への注意を呼びかけるものだった。
『最近洗濯の終わった児童を連れ去る事件が発生しています。洗濯の終わった児童をそのままに
せず、保護者の方は速やかに連れて帰るように……』
男は、児童洗濯機に入れられて笑い悶える少女を見るのが大好きだった。だから最初はコインラ
ンドリーの中を盗撮していた。見ているだけでは我慢できなかったので、そのうち自分でコイン
ランドリーを経営し始めた。けれど男は満足しなかった。もっと、もっと長い時間くすぐられ続
ける少女が見たい。そう思った男は自宅にもコインランドリーを作り、そこに来る「客」も自分
で確保することにした。
「ぎゃあっはははははははは!!おねが…ひゃははははああ!?助…けひひひい!」
「やだあっ、あははは!きゃははははははは!あはは、あひひひひひいはははははあ!」
広い空間に並べられた15台の児童洗濯機。その12台目と13台目に入った姉妹はとても元気
よく笑い続けている。最初に招待した客はすっかりくすぐりの虜になったのか、児童洗濯機のス
イッチを入れてやるととても幸せそうな笑顔で嬌声を上げるようになった。他の娘達もくすぐり
を自分から懇願するようになっている。今回の二人がどれくらいでそうなるのか、男は楽しみだ
った。
この児童洗濯機には流動食や水分の補給と、排泄物の管理を行う機能が内蔵されている。理論上
は何日でもくすぐり続けることが可能だった。
(まずは24時間だな)
いつ終わるともしれないくすぐりで笑い続ける沢恵と美由里。このくすぐりが終わらぬものであ
ると分かったとき、彼女たちが何を思うのか。それは分からない。
- 112 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/26(金) 03:20:26 ID:Xz5.IKlw
- 流石はくすぐりマシンの第一人者w
毎回スゴイの投下して来ますねw いい仕事しすぎです!
- 113 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/01(水) 09:34:55 ID:7lc97aeQ
- バスの中でくすぐられる話と児童洗濯機の話、すごく良かったです。
ただ、どっちも男の子がくすぐられるバージョンで見たかったですね。
もし良かったら誰か書いていただけませんか?
- 114 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/02(木) 23:44:42 ID:uWxNITuw
- 男の子バージョン良いですな♪
- 115 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:53:36 ID:7IJFGjFQ
- バスでも洗濯機でもないが、男の子がくすぐられる話が出来た。
主に男の子なので苦手な人はご注意を。
- 116 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:54:06 ID:7IJFGjFQ
- 岸野理津子は悩んでいた。岸野家は母子家庭であるために、5年生になる
祐樹に構ってやる時間があまりとれないでいるのだ。だが、そんな理津子
のもとに天の配剤とも言うべきものが送られてくる。それは郵便受けに投
函されていた1冊のパンフレットだった。
とあるくすぐり施設に来た母子の話
『母子家庭歓迎キャンペーン中!
母子でくすぐりを受けに来場されたお客様はなんと驚きの8割引!!』
パンフレットにはそんな文字が踊っていた。8割引というのはいくらなん
でも無茶苦茶だと誰でも思うだろうが、これには理由がある。物価高のあ
おりを受けて母子家庭の多くが生活苦となっているが、それらの家庭が適
切なくすぐりを受けることが出来るよう、母子家庭のくすぐりには補助金
が出るのだ。そのため8割引という無茶な割引をやっても、そこそこに客
が来れば十分すぎるほどセンターには利益が出るのである。
そういうわけで理津子がパンフレットを読んで3日後の日曜日、岸野親子
は車で目的のくすぐりセンターへと向かっていた。
「お母さん。僕くすぐられたことってあんまりないからよく分からないん
だけど、そんなに大事なことなの?」
祐樹は背も低くて線も細い華奢な体格で、男の子にしてはかわいらしい顔
立ち、変声前の高めの声、髪を短く刈り込まないといった特徴のせいで、
ぱっと見はショートカットの女の子に見える。性格はおとなしく引っ込み
思案で、小さい頃からしっかりくすぐってやって大きな声でたくさん笑わ
せておけばもっと元気な子になったんではないだろうかと理津子は後悔し
ているところだ。
「皮膚への刺激がホルモン分泌を誘発して抵抗力を高める……まあ、いっ
ぱいくすぐられると健康になるのよ。母さん忙しくて祐樹のことくすぐっ
てあげられなかったけど、今からでも遅くないかなって思ったの。それに
どうせなら専門の所でくすぐって貰う方がいいと思うし」
祐樹の問いに答える理津子の姿は、11歳になる子供がいるとは思えない
若々しいものだった。肩にかかるウェーブのかかった黒髪は艶やかさをい
ささかも失っておらず、肌にはシミ一つなくすべすべである。体形も崩れ
ておらず、よく引き締まったウエストにグラビアアイドルに負けないボリ
ュームを持つバスト、むっちりと色気有る肉付きのヒップの取り合わせは
男の視線を集めてやまない。
「くすぐりは慣れると病みつきになるくらい気持ちいいそうだから、今日
はたっぷり楽しむといいわよ」
「うん!」
くすぐり自体にたいして興味があるわけではないが、母親と一緒にお出か
けできることが嬉しい祐樹は笑顔で答えた。
- 117 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:54:40 ID:7IJFGjFQ
- さてくすぐりセンターに着いた岸野親子だが、ここで嬉しいハプニングが
彼女たちに起こる。キャンペーン中に訪れた100組目の母子ということ
で、1日フリーパスをもらえることになったのだ。別室へと通された理津
子は説明を受けて、自分の幸運に驚いていた。
「おめでとうございます!ラッキーな岸野様にはフリーパス以外にも特別
なサービスを用意させていただきます。どうぞお楽しみ下さい!」
そう言ってニコニコと笑顔を向けてくる係員のお姉さんがなかなかの美人
だったため、祐樹は照れて理津子の後ろに隠れてしまった。
「あらあらこの子ったら…。ごめんなさいね、人見知りをする子だから」
「いえいえ、こんなかわいらしいお子さんなら大歓迎ですよ。あ、申し遅
れました。私、本日岸野様をご案内させていただく青山といいます」
「案内?それも特別サービスなの?」
「はい。岸野様は当施設へのご来場は初めてのようですし、一通りの案内
をさせていただいきつつたっぷりとくすぐりを楽しんでいただくことにな
りますが……。失礼ですが本日は他に予定はありますか?」
青山の問いかけを聞いて理津子は少し考える。
「大体1時間くらいって聞いてたから今日は午前中にくすぐりを受けて、
どこかにお昼を食べに行った後で買い物の予定よ。でも食事がとれるなら
ここでゆっくりしていっても構わないけど。祐樹はどう?」
「母さんと一緒ならどこでもいいよ?」
「祐樹君は本当にお母さんが大好きなんだね」
そう言われて祐樹は顔を真っ赤にして俯いてしまう。
「恥ずかしがらなくていいんだよ?ここはお母さんが大好きな子達が一緒
にくすぐられて幸せになれるところなんだから。それと施設内にはレスト
ランもありますから、食事に関しては大丈夫ですよ」
「まあそれなら……ちょっと待って、もしかして私もくすぐられるの?」
「もちろんです。もしかしてご存知有りませんでした?」
「てっきりくすぐられるのは祐樹だけだと思ってたんだけど…」
自分がくすぐられることなど考えていなかった理津子は、彼女にしては珍
しく落ち着かない様子で視線を彷徨わせていた。
「もしかして、くすぐりは苦手ですか?」
「分からないの。したこともされたこともないから」
「それでしたら今日は思う存分楽しんでいって下さい。後悔はさせません
よ?」
「そう……そうね。せっかくのフリーパスだし、たっぷり楽しんでいこう
かしら。祐樹もそれでいい?」
「うん!」
頬を染めながら笑顔で返事をする祐樹を見て、本当に可愛らしい子だと青
山は思った。
- 118 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:55:11 ID:7IJFGjFQ
- 1日フリーパスを使ってこの施設をたっぷり楽しむことにした岸野親子を、
青山は更衣室に案内する。ちなみに男女同室である。
「まずはここで着ている物を全て脱いで下さい」
「全部って……裸になるの?」
「はい」
笑顔で言い切る青山に、そういうものかと思った理津子は素直に服を脱ぎ
始める。が、祐樹はそうもいかなかった。
「お母さん、恥ずかしいよ…」
「大丈夫よ、母さんも裸なんだから。祐樹はおそろいじゃ嫌?」
「……嫌じゃない」
納得したのか祐樹も服を脱ぎ始めた。
「じゃあ私も着替えてきますので、少しここで待っていて下さい」
そう言って『職員以外立入禁止』と書かれたドアの向こうに消えていった
青山だったが、ゆるゆると脱いでいた祐樹が全裸になるころには着替えて
戻ってくる。
「あら、なかなか素敵な装いね。ここの制服?」
ほとんど紐のような布地が首から乳首の上を通り、ギリギリまで切れ込ん
だV字が申し訳程度に股間を隠す。背中側は尻から首まで1本の紐が通る
だけの赤い水着。スリングショットと呼ばれる水着の中でも際だって過激
なスタイルであった。むしろ裸よりも恥ずかしいその姿に、祐樹は茹で蛸
のように真っ赤になって視線を逸らした。逸らした先に理津子の裸体があ
ったため今度は逆の方を向いたが。
「この先では職員は露出の高い水着を着る決まりなんです。職員だと一目
で分かってもらうための特徴が必要ですから」
そう言いながら、青山は理津子が使っていたロッカーに刺さった鍵を手に
取った。使用されていないロッカーには赤いバンドの付いた鍵が刺さって
いるため、ロッカーの使用状況はすぐ分かる。
「鍵は首に付けておいて下さいね」
「手首じゃないの?」
「手首だと他の器具に干渉しますから」
「ああ、腕を固定するのよね」
納得して理津子は自分の首にバンドを巻き、続いて祐樹の首にも付けてや
る。かがんだ理津子のたわわな胸が祐樹の視界を埋め尽くすが、理津子に
「動かないの」と言われたためかつて吸っていた乳房を凝視することとな
った。
全裸で赤い首輪を付けたような格好の岸野親子を連れて、青山は案内を始
める。
- 119 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:55:38 ID:7IJFGjFQ
- 最初に目に付いた縦長の部屋には、すでにかなりの数の先客がいた。
「ここは多人数を一度にくすぐれるようになっているんです。皆さん気持
ちよさそうにお尻を振っているでしょう?」
一言で言えばそこは尻の乱舞であった。
係員らしき青いビキニの女性を除けば、全員が壁際に立って尻をこちらに
向けている。彼女たちはそこで拘束され、それぞれがいやらしく尻をくね
らせながら、壁一面に空いている無数の穴から出てきている大量のマジッ
クハンドにくすぐられていた。
まず両腕には手枷が付けられ、頭上で交差するように腕が固定されたうえ
で天井からぶらさがる鎖に繋がれる。また全員膝まである黒いブーツを履
かされ、その足首に付いた金具でブーツは床に固定され、肩幅ほどに足を
開くことを強いられている。これによって股を閉じることを禁じられ、さ
らにブーツ内にびっしり生えた堅めの繊毛は足の裏をはじめとするブーツ
内のあらゆる部分を強力にくすぐっていた。
口には小さな金具付きのボールギャグが銜えさせられ、その金具は壁に取
り付けられた金具に繋がれている。壁には上下にレールが走っており金具
の位置を自由に調整できるため、どんな背丈の人間でも繋ぐことが出来る
ようになっている。
壁に空いた穴から出てきているマジックハンドには様々な種類があり、人
間の手のように自在に動いてくすぐる基本の手型アタッチメントの他に、
羽箒や刷毛に筆、押しつけて激しい振動でくすぐる電動マッサージ器型な
どが見られる。それらの道具が腋の下や股間をはじめとする各所をくすぐ
っても、拘束された人間にはどうすることもできない。両手両足、頭を固
定されているため、唯一自由になる腰を揺すって必死でくすぐりから逃れ
ようとするが、淫らに尻を振るだけで効果はない。しかし、頭で意味がな
いと分かっていても皆反射的に尻振りダンスを演じてしまうのだ。
「女の子が多いわね」
「男の子はあんまり来たがらないんですよ。恥ずかしいらしくて」
理津子の疑問に青山が答える。
今日来ている客は全てキャンペーンに惹かれて来た母子家庭の親子なので、
ここでくすぐられている23人のうち11人は母親である。熟れた肉体を
揺すってくすぐりに悶える彼女たちの隣には、その子供が繋がれている。
女が9人(姉妹が1組いる)に、男が3人だ。部屋にいる人間の大半が女
であるため、ここには異常な色気が満ちていた。
「でも1回来たら男の子の方が癖になっちゃうみたいですよ」
この部屋の担当者であるビキニの女も口を開く。祐樹より一回り年上の少
年の背中を愛おしげに撫でながら、辱めの言葉を周囲に聞こえるように気
持ち大きめの声で語る。
「ほら、ここにいる俊也君なんか回数チケット買うくらいお気に入りなん
ですよ。最初はすごく嫌がってたんですけどね。『中学生にもなってお母
さんの前で裸にされるなんてイヤ』って」
「ぶふぃい!?ぶぁえ!ばふぁああ!」
件の少年俊也はいっそう大きく尻を振りながら何事かを叫ぶが、ボールギ
ャグの隙間から唾液があふれ出すだけで意味のある言葉を成さない。おそ
らくは恥ずかしいため係員を止めようとしているのだろう。
- 120 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:56:15 ID:7IJFGjFQ
- 「だけど1回くすぐられたらすっかり気に入っちゃって、お母さんにおね
だりして何度も連れて来てもらうようになったんです」
「まあ、そんなに気に入って……」
俊也の股間に血液がどんどん集中しているのはくすぐりのせいばかりでは
ない。背中から感じる見知らぬ女性の視線がそうさせているのだった。
「それに、定期的にくすぐりを受けるようになってから俊也君の体は順調
に発育するするようになったんですよ。以前は病気がちだったのがすっか
り健康になりましたし。それに見て下さい、この柔らかそうなお尻」
係員は俊也の少しむちっとした尻を撫で、尻肉の間に指を入れると肛門を
かりかり引っ掻いてやった。ぞくぞくとした快感に俊也は体を震わせる。
丸みを帯びた俊也の体は、13歳の少年と言うよりは発育途上の少女のそ
れにシルエットが近い。後ろからは見えないが、心なしか普通の男の子よ
り乳首も大きくなっている。
「どうやらお母さんが毎日くすぐってあげてるうちに肉付きがよくなった
みたいなんですよ。息子さんがこんなにかわいく育って、お母さんも鼻高
々ですよね」
俊也の隣で、お尻やお腹、胸の肉をマジックハンドで無遠慮に掴まれなが
ら揉みほぐされている母親は、係員の問いかけに答えるようにぶふう、と
息をもらしながら白い美尻をぷるぷる震わせていた。
くすぐっているだけで男の子の体つきが女の子に近づくなど聞いたことな
いため、俊也の体がかわいらしく育っているのには他にも秘密があるのか
もしれないが、理津子にはそこまでは見当が付かなかった。
「それから、男の子には色々特典も有るんです。料金面での優遇もそうで
すし、例えばこの部屋の場合、女の子に負けないくらい上手にお尻をくね
くねさせることが出来たらくすぐり時間を延長するサービスを実施中なん
ですよ。俊也君、何度も来てるからすっかり上手になっちゃって。最近は
いつも延長してあげているんです」
そう言われて理津子がよく観察すると、くすぐりから逃れようとする俊也
の尻の動きは確かにどこか艶めかしかった。ここに何度も連れて来てやれ
ば、祐樹もあんな風に扇情的な尻の動きを覚えるのだろうか。さらに理津
子が見ていると、脇腹を揉むマジックハンドから逃れながら、俊也は前面
の壁に自分の腰を押しつけた。下腹部の前にある壁面には柔らかいブラシ
が無数に突き出ており、振動と回転を行いながら俊也を待ちかまえている。
彼はそこに、勃起しきった自分のペニスを突き込んだのだった。
「あふ、ふうぅ…!ふ…くう!」
「ああやっておちんちんを壁に押しつけておけば、気持ちよくなって男の
子は直に射精します。けど、くすぐりに耐えながら腰を前に突き出し続け
なきゃいけないからなかなかうまくいかないんですけどね」
女の言葉通り、へそと内股へのさわさわとしたタッチに耐えられなかった
のか俊也は腰を後ろに動かしてマジックハンドから逃れようとする。その
逃げた先で肛門をくすぐる筆に遭遇したため、彼はまた尻を振って別の場
所に逃げようとした。
- 121 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:56:44 ID:7IJFGjFQ
- 「でも、ああやってなかなかイケずにくすぐったいのと気持ちいいのを混
ぜながら時間いっぱい責められるのもいいものですよ?俊也君、それには
まっちゃって。あ、男の子の場合、特に希望がある時以外は必ず最後に射
精させてあげることにしてます。イケずにおかしくなっちゃうって事はあ
りませんからご安心を」
「……うちの子、もう出るのかしら」
「精通がまだでも絶頂はありますよ?」
ちなみに理津子が話をしている間、祐樹は女達の尻振りダンスを食い入る
ように見つめていた。恥ずかしさの臨界点を超えて一周してしまったのか、
裸体から目をそらすことはなくなっていた。母親達のたっぷりとした肉感
の尻、高校生の張りのある尻、中学生の発育途中の尻、小学生の小さな尻、
それらがくすぐりから逃れるために右に左に揺れ、くぐもった笑い声と悩
ましげな吐息で彩られる様は、年の割に幼い祐樹にも確かな興奮を与えて
いた。
「祐樹君も興味津々みたいですね。それじゃあ始めましょうか」
青山の言葉を受けて、理津子と祐樹へのくすぐりが開始されたようとして
いた。ボールギャグと手枷を装着し、枷付きブーツを履かされる。足の裏
をつつくちくちくとした毛先は作動前から祐樹にくすぐったさを与えてい
た。この部屋の決まり通り、理津子と祐樹は隣り合った場所に繋がれる。
祐樹が体を傾けながら精一杯右の方を向くと、理津子の胸が見える。そう
でもしないと目の前の白い壁しか見えないので、ほとんど目隠しをされて
いるのに近い状態だった。下の方でしゅるしゅるというマジックハンドが
動く音が聞こえているが、首を下に傾けようとすると額が壁に当たるため、
実際に自分の体に何がされるのかはほとんど分からない。ちなみにボール
ギャグを繋ぐ金具の周囲は柔らかい素材でコーティングされているため、
勢いよくぶつけても怪我をすることはない。
「お二人とも準備はいいですか?5秒後にスイッチを入れます。
5…4…3…」
3まで数えたところで青山はスイッチを入れた。
「ふぁああああ!?」
不意を突かれた祐樹は電流が流れたように体を跳ねさせながら、思わず絶
叫してしまった。
ブーツ内の繊毛が一斉に蠢きはじめ、足の裏のしわの一つ一つをなぞるよ
うにこすり上げる。祐樹は反射的に足を引っ張ってブーツから抜こうとす
るが、足首をしっかり固定されているためひざをがくがくさせるだけでそ
の願いは叶わない。
「くっ、ふううっ!うう、あ!あぐぅっ!」
手枷を繋ぐ鎖をじゃらじゃらと鳴らしながら必死で暴れる祐樹。無防備に
晒されたその右脇腹を、バサバサの毛先をした筆がつつき回す。たまらず
体を左側にひねると、今度は電マが左脇腹に押しつけられる。重低音を伴
う振動が脇腹の筋肉をほぐすしびれるようなくすぐったさに、今度は尻を
突き出すような姿勢で後ろに逃げた。
- 122 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:57:11 ID:7IJFGjFQ
- 「ふいぃぃいい!?ふぁあふ、ふぁふぃい!!」
樹脂で作られた2本の手が、尻の肉をしっかりつかんで揉みほぐす。さら
に足の間を通った太いブラシが、柔らかい毛先で股の間を撫でていく。タ
マと蟻の門渡りをそっと撫でる感触に、祐樹は身悶えしながら腰を前に突
き出したが、逆にブラシが一気に股間をこすっていったため甲高い悲鳴を
上げてしまう。
細身で声の高いの祐樹が腰をくねらせてくすぐりから逃れようとする様は、
後ろから見れば少女が淫らに尻を振って男を誘うようにしか見えなかった。
数多の人間の尻を振らせてきた係員の女にしても、その尻振りダンスは上
等と言える物だった。女は楽しそうな声で祐樹に語りかける。
「祐樹君すごいですね!初めてとは思えないくらい上手にお尻を振れてい
ますよ。ご褒美に上の方もくすぐってあげますね」
本当はもう少し時間が経ってくすぐりが肌に馴染んでからなんですけど特
別です、と言いながら女はコンソールを操作した。へそから下にのみ行わ
れていたくすぐりのプログラムが変わり、腋を中心としたさらにきついく
すぐりが開始される。
祐樹の尻を揉んでいた樹脂製の手が上に動いていき、4本の指を揃えると
すべすべの指の腹で右腋のくぼみをきゅっきゅっと音を立てるように撫で
る。もう1本の手は、爪の代わりに指先に付けられた固い突起でかりかり
と左腋を引っ掻いていた。
「ふがああぁぁぁぁ!!あげぇ!あおお…おおごふぉふぇふぁははははは
はは!!!ぐひひひひひいいひひいいいい!!」
堪えきれず、ついに祐樹は激しく笑い出す。自由になる腰回りと違って、
固定された頭部と腕部に近い腋は、体を揺さぶってもほとんど動かすこと
が出来ない。祐樹は尚も腰を振り回して逃れようとするが、このくすぐっ
たさからは逃れられないのだ。
さらに、他のマジックハンド達の動きも鋭さを増す。祐樹の尻や股間、脇
腹に張り付いたまま離れなくなり、いよいよくすぐったさは増すばかりで
ある。小さな乳首を固い毛先の筆がいじって、痒みを伴う心地よさを与え
る。大きな羽箒が背骨に沿ったラインを撫で、柔らかい毛先の刷毛が尾て
い骨のあたりを撫で回す。
よりくすぐったさが強くなるよう潤滑液が注入されたブーツ内では、剛毛
によるちくちくした刺激と柔毛によるぬるぬるとした刺激が交互に繰り返
され、時には同時に行われていた。刺激に慣らさないよう考慮されたくす
ぐりが、足元からも祐樹を追いつめていく。
「ぶぃふぃふぃひひひぃぃ!あええ!あえ……えぎいいひひひひい!
ひい、ひぃひひひぃ……ふぁあははああ!」
- 123 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:57:29 ID:7IJFGjFQ
- 涎をあふれさせながら祐樹は濁った笑い声を上げる。肺の空気が不足し、
朦朧とした意識の中でくすぐったさだけが頭の中を埋め尽くす。もういく
ら腰を揺すってもくすぐったさは止まらないが、耐え難いくすぐったさに
体が勝手に動いてしまうのだ。その時、1個の電マが祐樹のおへその下に
強く押し付けられた。
「あひゅううああああぁぁぁ!」
膀胱に与えられる強い圧迫と振動は、ついに祐樹の括約筋を緩ませた。
ジョロ…ジョロロロロロロ……。
勃起はしている物の、まだまだかわいらしいままのおちんちんから黄色い
飛沫が飛んでいく。全身に加えられるくすぐりに体を震わせるたび、その
軌道は大きく変わる。
「あふぇ……あぶ、あふぁふぁふぁふぁ……」
くすぐられ、腰を揺さぶりながらのおもらし。その初めての感覚を祐樹は
心地よいと思った。うっとりした表情で祐樹はおしっこを出し切る。排泄
後に体に走る震えが、まるで内側からくすぐられているようにも感じられ
た。同時に全身に加えられるくすぐりが弱くなり、祐樹はようやく一息つ
くことが出来た。
「はふぅ……ふぅ……」
その間におしっこで汚れた壁面やマジックハンドにクリーニングが行われ
る。
「祐樹君気持ちよさそうでしたね。でも時間はまだまだありますから、た
っぷり楽しんで下さいね」
係員がそう言うと、再びくすぐりが強まる。祐樹は定められた時間が来る
まで、体をくねらせ尻を振りながらくすぐられるのであった。
くすぐりが開始されて30分が経過した。規定の終了時間である。ちなみ
にこれは基本時間でもっと長時間を望む客も多い。
「それじゃあここで一旦終了しましょう」
係員がコンソールをいじると、祐樹と理津子に加えられていたくすぐりが
止まり、マジックハンドも壁の中に収納される。長いくすぐりのせいで二
人は体力をすっかり失い、ぐったりとした様子だった。特に理津子は女と
してよく熟れた肉体だったため、性感帯への刺激のせいで4回も絶頂に達
したため、疲労の度合いが深刻なようだった。
青山が拘束を外してやると、その場に力無く座り込んでしまう。一方祐樹
は自分の拘束が外されないことに疑問を感じていた。
- 124 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:57:52 ID:7IJFGjFQ
- 「祐樹君は初めてなのに上手にお尻を振れてましたから、ご褒美に15分
延長です」
「ふえぇ!?」
「特別なお客様だから、やり方も特別ですよ」
係員がそう言うと青山はへたりこんだ理津子を立たせてやり、祐樹の背後
に導く。
「理津子さんは祐樹君をしっかり抱きしめてあげて下さいね」
「ええ、と……こう?」
理津子が祐樹の背中から抱きしめてやると、まだくすぐられると聞いて強
張っていた祐樹の体から力が抜ける。肩にあたる柔らかい乳房の感触と、
背中にぴったりとくっつくすべすべのお腹が祐樹の緊張をほぐしたのだ。
「抱っこされたら安心するなんて、本当にお母さんが大好きなんだね」
優しい視線を岸野親子に向ける青山は、そう言いながら二人の胴体をベル
トでしっかりと固定した。さらに、理津子の履いているブーツを祐樹のブ
ーツに固定し、準備が完了する。
「あの、これは……」
「さっきの俊也君のお話、覚えていますか?これから祐樹君のおちんちん
が気持ちよくなれるよう、理津子さんには祐樹君の体をしっかり壁に押し
つけてもらいます」
祐樹からは見えないが、前面の壁を埋め尽くす柔らかなブラシが蠢動を開
始する。さらにマジックハンドが伸びてきて、祐樹と、その後ろにくっつ
く理津子の体をくすぐり出す。
「くっくくっ、ふぁふうぅ……ふふぃい!?」
「ああ、またくすぐったい…!くぅ…んん!」
比較的軽めのくすぐりに、小さな笑い声を出し始める岸野親子。めいめい
が違う方向に体をくねらそうとするので結果として二人の体はほとんど動
くことなくくすぐられていた。
「ダメですよ理津子さん、祐樹君のためにもっと頑張らなきゃ。ほら、も
っと腰を前に突き出して」
「あひっ!…こう、かしら……くくっ…!」
言われるまま理津子は腰を前に突き出し、それに合わせて祐樹の体も前に
押し出されていく。幼いながらもしっかり天を突き自己主張する祐樹の最
も敏感な部分は、柔らかなブラシの波に飲み込まれていった。
「あふぁああぁ!?ひ、ひぃぃぃ!ひぐ!ぐひゅううぅぅ!?」
- 125 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:58:41 ID:7IJFGjFQ
- くすぐられるのとはまた違う気持ちよさが祐樹の腰をしびれさす。理津子
はくすぐったさに耐えながら、さらに祐樹の体を押し込んでいった。まる
で何本もの舌が祐樹のそこを舐め回し、人外のフェラチオを行うかのよう
であった。
「祐樹…うう、く、くぅぅ…もうちょっとだから、頑張って…!」
「あふぁふぁふぁふぁ!!ふぁひはふぁふぁはあ!?」
すっかり体に覚え込まされたくすぐりの刺激と、今まで経験したことのな
い体の奥から吹き出すような快感が祐樹の腰で入り交じる。
「ふぁふぁふぁふぁふぁぁぁ!?ふぇう!ふぁいふぁふぇうぅぅぅ!?」
出る、何か出る、と必死で訴えかける祐樹。その感覚が頂点に達したとき。
「んふぉおおぉぉぉぉぉ!!!」
祐樹の腰が大きく跳ねて、彼は初めての射精を理津子の腕の中で味わった。
疲労を隠せない様子で椅子に腰掛ける理津子と、放心状態で彼女にもたれ
かかる祐樹に青山は話しかける。
「どうでしたか?初めてのくすぐり体験は」
「……すごかったわ」
「当施設には他にも色々ありますよ。そうですね、さっきは腰が自由でし
たから今度は完全に拘束されてくすぐられるのはどうですか?」
「ちょ、ちょっと待って!一つでもこれだけ疲れるのにまだくすぐられる
なんて…」
焦る理津子の手を、祐樹がぎゅっと掴んだ。
「祐樹、あなたはどうしたいの?」
「……お母さんと一緒に、たくさんくすぐられたい」
それは、おとなしくて引っ込み思案な祐樹にしては珍しいわがままだった。
あまりたくさんくすぐられるのは辛いと思う理津子だったが、かわいい我
が子の願いなら仕方ないか、とも思ってしまう。
(せっかく祐樹が自分の意見を口に出すようになったんですもの)
折角の機会だから、息子の我が侭を聞いてやる優しい母親でいようと思う
理津子だった。
「それじゃあ、少し休んだらまたくすぐってもらいましょうか」
「うん!」
仲睦まじい親子の姿。この施設にくすぐりを受けに来て、岸野親子の絆は
確実に深まったのであった。
- 126 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 19:59:27 ID:7IJFGjFQ
- 後日。岸野家に宅配便が届いた。送り主は理津子と祐樹が思う存分くすぐ
られたあのくすぐりセンターだ。
『先日はご利用ありがとうございました。お二人の初めてのくすぐりを余
すところ無く記録した記念のDVDが完成したため、贈らせていただきま
す。これからも当センターをよろしくお願いします』
そんな内容の手紙と、市販品のようにパッケージングされたDVDが中に
入っていた。DVDケースの表にはいつ撮られたのか、二人並んでお尻を
振っているシーンや、分娩台のような椅子に向かい合って座らされお互い
のくすぐられる姿をよく見える状態にされたシーン、係員の指導の元理津
子が祐樹を念入りにくすぐるシーンなどのスチールに重なるように、裸で
抱き合う理津子と祐樹の姿がプリントされている。『理津子と祐樹、はじ
めてのくすぐり』というタイトルが付けられたその外装は、見事なまでに
アダルトなDVDのそれと一致していた。中には3枚のDVDの他、職員
からのメッセージや理津子と祐樹の詳細なデータが記された冊子にセンタ
ーの回数チケットまで入っていた。二人は、そのDVDを見てみることに
する。
メニューを見る限り、あの日受けたくすぐりはその全てが記録されている
ようだった。さらに、それぞれの内容について『祐樹』『理津子』『二人
セット』の3パターンの映像が入っている。中には前から映した映像と後
ろから映した映像の両方が入っていることもあった。その中で祐樹が選ん
だのは、最初に受けた壁際で尻を振りながらのくすぐりである。自分の横
で理津子がどんな風にくすぐられていたのか、それが知りたかった。
『はあぁ…はあぁ……はぅんっ!?んひ、ひぃ!』
画面内でくねくねと悩ましげに揺れ動く理津子の尻。様々なマジックハン
ドが腰や太股を撫でて行く度に、びくりと震えた後それから逃れようと揺
れ動いている。
その光景を眺めながら、祐樹も息を荒げていた。祐樹は今ソファーに座る
理津子の腕の中で、やさしくくすぐられながらDVDを見ている。理津子
の柔らかな胸に背を預け、愛情たっぷりの優しいくすぐりを受けながら淫
らな尻振りダンスを楽しむ。祐樹はとろけそうなほど幸せだった。
「お母さんがお尻を振るの、そんなに好き?」
「うん…見てるとすごくどきどきするぅ…」
シャツの中に手を入れられ、腋をほじられ乳首を指先で転がされながら祐
樹は気持ちよさそうな声を上げる。
先日のお出かけの際祐樹の健やかな発育にはくすぐりが不可欠だと思った
理津子は、あれ以来時間の許す限り祐樹をくすぐってやることにしていた。
「今度の日曜にまたあそこに行きましょう。それまではこのDVDとお母
さんのくすぐりで我慢してね」
「あぁうぅぅ……気持ちいいぃ…」
母親の尻がいやらしくくねる姿に祐樹のハーフパンツが控えめに盛り上が
る。だが愛撫に近いくすぐりを長時間受けて脱力しきった祐樹は、そこを
いじろうとはせず理津子に身を任せていた。それが一番気持ちよくて幸せ
だと分かっていたから。
岸野理津子、祐樹親子。彼女たちが常連としてくすぐりセンターのスタッ
フに顔を覚えられる日は近い。
- 127 : ◆AjN2xCq7C6:2008/10/03(金) 20:02:30 ID:7IJFGjFQ
- ずらりと並んだ裸の女が尻を振りながらくすぐりを我慢する姿って
エロいんじゃないか、という電波が直撃。
気が付いたら男の子も淫らに尻を振っていた。色々ダメ過ぎる。
とりあえず初めての男の子メイン。
好き嫌いの別れる領分に突っ込んできたなあ。
- 128 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/04(土) 02:59:58 ID:oYpt1ENI
- GJ!
男の子だと性感責め織り交ぜ傾向のが妙にマッチするような気がしました。
女の子の艶かしい姿に思わず勃つとか、1粒で2度エロエロですね!
親子丼もシチュの広げ易さで最近ちょいとハマってたりします。(*・ω・)
ところで>>127氏はもしや、動画的なイメージを浮かべて物語を書く派ではありませぬか?
自分がその派なので、お尻を振ってもがく描写に焦点を当てた書き方が凄くツボで、
今回は容姿の描写があった事もあって凄くイメージし易く感じました。
- 129 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/04(土) 18:59:26 ID:4TDh9vmo
- GJでした!
男の子に対するくすぐりと強制射精、そしてハッピーエンド。いいですね
一見女の子みたいな男の子ってのもツボです
- 130 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/05(日) 16:41:33 ID:AMmy2uwU
- >>128
まず動画イメージが出てくるタイプです。
脳内シアターが再生した映像をどう文章化するか、いつもそれで悩んでいます。
自分の想像するエロさがちゃんと人に伝わっているのか、と。
今回尻の話ばかりしてますが、気に入ってもらえて有り難いです。
>>129
男の子の容姿がどれくらいの範疇まで許容されるのか分からなかったので、
無難に女の子に見える男の子にしました。くすぐりながら女の子に改造して
いく話も楽しそうだな、とか思っていたり。
やっぱりかわいいのが一番ですよね。
- 131 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/24(金) 02:33:16 ID:hscqnVBQ
- 足磨きブラシ
電動歯ブラシのように激しく振動しながら足の裏を磨くためのブラシ。取り
付けるアタッチメントは基本となる固い毛先のブラシの他、柔らかい毛先の
筆に細く固い先端で振動させながらひっかくペン型、すべすべのシリコン球、
プラスチックのヘラなど多岐に渡る。なおメーカーが推奨するやり方は、専
用のローションを塗りつけて足の裏をぬるぬるにした上で固いブラシでごし
ごしこするという方式である。どのタイプがもっともくすぐったいか調査す
る為の実験はいくつかの学校で行われ、そこでは放課後になる度に足枷を付
けられた学生達が一斉にブラシによるくすぐりを受ける光景が見られた。様
々なアタッチメントが試されたが、ローション+固いブラシの組み合わせは
一番効果が高く、足の裏への刺激だけで笑い狂いながら失禁したり気絶した
りする学生までいたらしい。結果、この組み合わせがもっともくすぐったい
やり方としてメーカーが推奨する形となり、基本パックはブラシとローショ
ンを同封して販売されることとなった。
その他にも、安全に足の裏をくすぐるために足を固定する様々な足枷や、ば
たばたと暴れる子供が怪我をしないための児童用全身拘束器などが販売され
ている
小学校などでは食後の歯磨き同様に足磨きを習慣として取り入れているとこ
ろも多く、その影響で家庭でも子供の足の裏をくすぐってやる母親も多い。
そういったわけで手軽に子供の足の裏を強力にくすぐってやれ、値段もリー
ズナブルなこの足磨きシリーズはくすぐり器具としては空前のヒット商品と
なった。
メーカーは推奨しないが腋などに使う人間も多い。
- 132 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/24(金) 02:33:45 ID:hscqnVBQ
- 全自動電気アンマ器
股間を振動で責めるための器具。激しい振動を発する中心部と、そこから左
右に伸びた金属製の2本の棒、棒の先に付いた太股を固定するためのベルト
で構成される。
まず太股をベルトで固定すると、がっちりとした金属棒のせいで装着者は太
股を閉じられなくなる。この時点で立って歩くことは不可能となり、装着者
は横になって電気アンマを待つしかなくなる。そしてアンマ器のスイッチを
入れると、中心の振動器が装着者の股間に激しい攻撃を加えるのだ。
振動器には拳骨大の球や人の足を模した物、自転車のペダル型や鞍状の大型
タイプなどがあり、強く押しつけての振動責めや足で蹴りつけるようなピス
トン責めで効果的な電気アンマを実行する。
また中心部には足で踏みつけるためのフットペダルがあり、装着者とは別の
人間が踏みつけることによって強弱を調整できるようになっている。これに
よって実際に電気アンマをやるような臨場感が味わえる。ペダルを深く踏み
込めばその分振動も強くなり、装着者は最初は激しくくすぐったがり、次に
顔を真っ赤にして悲鳴を上げながら体を震わせ、最後にはだらしない表情で
ぐったりとして動かなくなってしまう。
女子バレー部やバスケ部などの体育会系では「しごき」と称して、ずらりと
並んで横になった1年生の股間にこのアンマ器を取り付け、一斉に踏みつけ
て悶えさせるのが慣例となっている。先輩の足一本の力加減で支配されるそ
の恥辱が、1年生に部の上下関係を叩き込むのだ。
- 133 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/24(金) 07:11:33 ID:DvLyiABA
- 足磨きブラシいいアイデアだね
>>131の設定で小学生の男の子がくすぐられる小説を誰か書いてくれ!
- 134 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/29(水) 21:10:57 ID:zF5bqvNE
- ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~shinon/tkl/machine.html
- 135 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/06(木) 21:50:54 ID:En5RoccA
- くすぐり地雷
足の裏をくすぐり責める装置。不意打ちで相手をくすぐるため笑わずに耐える事が難しい。床板の一部を剥がして設置する室内用の地雷である。
床板に偽装した天板に圧力がかかると作動してそのまま落とし穴の様に天板が開く。続いて拘束具が踏み込んだ足を拘束し脱出不可能になってしまう。
そこから内部に仕込まれたマジックハンドが足の裏をくすぐり責め、一定時間経つと解放される様になっている。
中にはくすぐった後にくすぐり靴を強制装着させるタイプも存在する。
こうした物のキーワードには大抵卑猥な単語がランダムに設定されており、
引っかかってしまったら大笑いしながら卑猥な単語を連発する事になる。
また、特定の信号を送る事で一時的に作動しないようにする事も可能である。
関係者のみにこうした信号を発生する装置(バッジ等)を持たせる事で
不審者を判別する事もできるため、重要な施設にはたまに仕掛けられていることがある。
たまにバッジをなくしてくすぐられてしまう間の抜けた人もいるとかいないとか。
相手が靴を履いているとくすぐれない為、くつ下や素足になる場所に設置することが望ましい。
- 136 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/23(日) 19:34:54 ID:aeJR3t4o
- 前までの小説作者は消えちまったのかな?
個人的に131と135は死ぬほど好きなシュチュなんだが・・・
- 137 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/23(日) 21:11:07 ID:CIR9ewUg
- 書き込んでないだけで消えてはおりません。
小説はエロスの神が降臨しないことには書けませんが
最近ちっとも降りて来てくれんのです。
- 138 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/23(日) 22:55:58 ID:iuKCb8EM
- >>137
降りてくるように願うわ
まるで雨ごいのように
- 139 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/26(水) 08:05:09 ID:gLIQalYI
- >>133の小説マダー?(^o^)/
- 140 : ◆AjN2xCq7C6:2008/11/27(木) 01:03:19 ID:WUgRRqlg
- フィットネス&エステ体験①
大学生楠川望(19)の場合
私は今、最近人気上昇中のある施設に来ていた。ホテルに併設されフィットネス
クラブとエステティックサロンが1つになったこの施設では、全身を使った運動
で汗を流した後、よくほぐれた体でさらにエステを受けることで美容効果を倍増
させるのだという。料金も驚くほどお手頃であるし、私は春休みの暇な時間を利
用して二泊三日のパックツアーに申し込んだのだった。この値段も人気の秘密だ
とか。送迎のバスには私と同じ大学生やOL、主婦など総勢22人の客が乗って
いた。中学生の娘と一緒に来た母親までいたのには驚いたが。
それぞれの部屋に荷物を置いた私達は、更衣室で係員の指示通り水着に着替える
と指定された場所に集まった。なお、私の水着は白と緑のストライプで彩られた
セパレートだ。主婦だって言ってた人は生地の少な目な黒のビキニで必要もない
のに色気をまき散らしている。私より結構年上のはずなのになんであんなに肌が
綺麗なんだろうか……。
集合したそこは広々とした空間に2メートル以上有る金属製のカプセルのような
物が30個ほど並んでいる場所だった。外観からかなり広い建物だと思っていた
が、実際中に入ってみると圧倒される。こんな豪華な施設を使うのにあんな料金
で本当に大丈夫なのだろうか。
まずはマシンの効力を実感するためという理由から一通りの柔軟体操を行う。私
あんまり体柔らかくないんだよなあ。
「それではまず皆さんに体をほぐしてもらいます。各自カプセルの中に入ってリ
ラックスして下さい」
インストラクターの野々宮さんによると、このカプセルは中に入った人間の体を
振動でほぐし柔軟性を高める物らしい。これをやるだけで柔軟体操の時の体の動
き具合が数センチ変わるのだとか。
私は手近にあったカプセルに近づくと、『開』のボタンを押した。
「へえ、こんなになってるんだ」
呟きながら覗き込む。カプセルの中にはちょうど人一人がすっぽり入れるような、
人型の窪みがあった。窪みの中には、握り拳ほどの大きさをしたマッシュルーム
のような白い半球状の物がくまなく生えている。背中に当たる部分は大きめに、
手足に当たる部分には小さめになっているようだ。このマッシュルームはシリコ
ンか何かで出来ているらしく、触ってみるとかなりの弾力がある。また自由に角
度の変えられる首振りヘッド方式だった。ここに横になるのか。
「どれどれ……」
キノコ達の上に仰向けに横たわると、かすかに沈み込むような感覚がする。背中
の部分はツボを刺激するみたいでちょっと気持ちいい。そういや昔おばあちゃん
がこんなので腰のツボを押してたっけ。上を見ると、蓋の方にも人型にキノコが
生えている。あれで上からも押すのかな?
「具合が悪い部分はございますか?」
「あ、いえ。特にありません」
野々宮さんとは違う係員が声をかけてくる。
- 141 : ◆AjN2xCq7C6:2008/11/27(木) 01:04:42 ID:WUgRRqlg
- 「それでは閉じます。具合が悪ければ私どもにお申し付け下さい」
「はい。それじゃあお願いします」
開けたときと同じ、ゆっくりとした動きで蓋が迫ってくる。なんかこのまま挟ま
れそうで少し嫌な気分だ。蓋の動きが止まると、カチリと音がする。ロックされ
たのだろうか。蓋に付いていたキノコは私の体まで届いておらず、体の前半分は
わりとフリーだった。顔の部分は透明な素材でできており、外の様子が見られる
ようにという配慮なんだろうがここからでは天井しか見えない。
『ではフィットさせます』
「うわ!」
いきなり耳元で囁かれた声に思わず驚いてしまう。と、同時にシューッという音
がして、お腹をはじめとした体の前半分に弾力性がある物が当たる感触。ああ、
フィットってこういうことか。私の体はシリコンキノコに全身を包まれ、身動き
一つ出来ない状況にされてしまう。
……やっぱり不安だよう。
『体の柔軟化は機械で行いますので、皆様はどうぞリラックスして身を任せて置
いて下さい。それでは開始します』
ブウウゥゥゥゥゥン……
「きゃはっ!?」
思わず変な声が漏れる。私の全身にぴったり張り付いたキノコたちが一斉に鈍く
振動を始めたからだ。びくっと体が跳ねそうになるが、機械でがっちりと固定さ
れた私の体は少しも動かない。
……よく考えたら、今の状況ってすごくヤバイんじゃないだろうか。脳裏に縛ら
れて身動き一つ取れないところで全身をバイブ責めにされる自分の姿がイメージ
される。
「ううっ、く、くうぅぅっ!うふうっ!」
だが実際にはそういう色気のある状況ではなかった。くすぐったいのだ。私は大
口を開けて笑うのを我慢するのが精一杯。しかも身動き一つできない。
耐えかねて係員に声をかける。
「ちょ、ちょっと!これ、んんっ!く、くくぅ…くすぐったいんだけど!」
『かしこまりました、もう少し強くします』
「ええ!?」
これ以上強く!?一瞬耳を疑う。
いや、もしかしてパワーを上げると痛気持ちいい感じでくすぐったくなるのだろ
うか。そう思っていると……
ビイイイィィィィィン!!
「わひゃああ!?あは、あははははは!ちょっ…くすぐったいってばぁ!」
わ、脇腹にくいこみながら激しく震えてる!お腹が攣りそう……あああ!足の裏
がビリビリしてしびれるぅ!腋にめりこんだやつはゆっくり回転しながら震えて
……ダメぇ!くすぐったすぎる!!
- 142 : ◆AjN2xCq7C6:2008/11/27(木) 01:05:11 ID:WUgRRqlg
- 『お加減はよろしいですか?』
「よ、よろしくなぁい!くすぐったいよぉ!」
『くすぐったさにギリギリで耐えられるあたりがそのマシンの適正レベルですの
で、しばらくそのままでお待ち下さい』
「無理ぃ!ああ、くぅっひはははぁ!?とめ…止めてぇ!」
私は必死で懇願するけど機械は止まってくれない。ここから出ようともがくけど、
全方位からがっちりと押さえつけられた私の体はぴくりとも動かない。
「ひいぃぃぃっひぃひひひぃ!?止め、てぇぇ!止めてよぉぉ!」
全身をびりびり震わせる振動が私の体をしびれさせる。そこにくすぐったさが混
ざって頭の中までしびれてくるみたいな感覚だ。さらにお臍の下やお尻、太股の
付け根なんかに加えられる振動は、その、敏感な部分を揺さぶって、くすぐった
さとは違うおかしな気分も呼び起こす。
体の芯からじわりとにじみ出して来そうな―――――
「あ……ああぁぁんんっっ!?そこ…はあぁひぃぃ!あははははひゃひゃひゃあ
あああぁぁぁ……!!」
だんだんと頭が働かなくなってきた私は、機械が止まるまでもがきながら叫び続
けていた。くすぐったくて変になりそうだけどどこか気持ちよくてクセになるカ
プセルの中で、悦びの声と苦しみの笑い声を交互に。
5分間という説明にも関わらず、その何倍にも感じられた苦悦の時間がようやく
終わった。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ようやく機械が停止して解放された私は、必死ででカプセルの外に這い出る。周
りを見ると、みんな顔を真っ赤にして息も絶え絶えと言った様子だ。全身に汗を
びっしょりとかいて髪を肌に貼り付けて、歳に関わらずみんなある種の色気を纏
っていた。私も全身びしょ濡れで、もちろん水着の下の方も濡れているけどそれ
が汗なのかどうかこの場で確認できるほど私は恥知らずじゃなかった。
「今みなさんの筋肉、腱、骨格は柔らかくほぐされています。試しに柔軟体操を
行ってみて下さい。さっきよりずっと柔らかくなっていますよ」
正直柔軟だけで喋る気力もなくなるほど疲れたけど、私達は床に座り込んで野々
宮さんに言われるまま柔軟体操をやってみた。
……正直、自分でも驚くぐらい効果があった。明らかに、さっきまでより柔らか
くなってる。
「それでは暖まった体が冷める前に次の運動に入ります。次は当施設の目玉、全
身を使った運動を行ってもらいます」
ごくりと息を呑んで次の説明に耳を傾ける。確かに、ここの機械は効果がありそ
うだ。だけど―――――
私の中には美容効果に対する物とは異なる、いやらしい期待が生まれていた。
- 143 : ◆AjN2xCq7C6:2008/11/27(木) 01:06:00 ID:WUgRRqlg
- >>138
神が降りて来ました。雨も降ってきました。あと胃腸炎を起こすウイルスも来ました。
考え無しの連載作です。
①電動マッサージ器に似たものを全身に押しつけ振動で筋肉をほぐします。く
すぐったいけど少し我慢して下さい。
②宙づりのまま全身をくすぐられて激しく暴れることで体力の限界まで運動し
てもらいます。敏感な部分をくすぐられると反射的に体が動いてしまうので、
本当に指一本動かせなくなるまで体力を絞り出してもらいます。人体の限界を
考慮されてプログラムが組まれていますので、安心して心ゆくまで暴れて下さい。
③クールダウンということで弱めのくすぐりで夢見心地のマッサージ、今なら
股間への振動もサービスで付いてきます。疲労の極致で体が動かせない状況の
中、夢と現実の間を行ったり来たりしながらくすぐられてもらいます。
④体を綺麗にする入浴タイムです。柔らかいブラシが全身の汗や垢をこそぎ落
とした後はジェットバスでゆっくり疲れを癒して下さい。
⑤全身にオイルを塗り込みます。すっかり敏感になった肌にはくすぐったく感
じられますが、一流エステティシャンの手に間違いはありませんので力を抜い
て身を任せて下さい。
⑥全身タイツのような特別製のくすぐりスーツを着てもらい、微弱な電気刺激
で全身にくすぐったさを感じてもらいます。さらにスーツの上からもマジック
ハンドによる激しいくすぐりを行う二段重ね。またこのプロセスでは一時的に
視覚と聴覚は封じさせてもらいます。肌の感覚だけが感じられる世界で最高の
くすぐりを心ゆくまで堪能して下さい。
⑦快楽を感じることでホルモン分泌が促されて美しくなります。頭の中がトロ
ットロになるまで気持ちよくなってみんなきれいになりました。
という流れで考えていますが、最後まで行けるかどうか。
とりあえず1人称で書いてみたものの、後半になればなるほど思考能力が低下
して1人称ではやりづらいだろうし。悩むところです。
他のキャラの視点にするのも考えているけど違いが出せるかどうか……。
- 144 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 08:52:20 ID:79M0due.
- GJ!
②〜⑦に期待したいところだけれど体のが大事ヨ。
ご自愛くだせぇ (´・ω・)
あとセパレートの水着ってどんなのですか?
短パンみたいに足の付け根まで包み込むタイプだろうか!
- 145 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/01(月) 00:14:34 ID:aqPku7lQ
- 雨ごいしたかいがあったな・・・
まぁ、余計な物を呼び寄せちゃったのはご愛嬌ってことで・・・
- 146 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/03(水) 00:31:40 ID:lgmTxNos
- 楠川望はごく普通の女子大生である。首を隠す程度の長さの髪を頭の後
ろでざっとポニーにくくり、スポーティーなセパレートの水着を着て全
身に汗をかいている今の状態を見ると、ビーチバレーの選手あたりと間
違えられるかもしれないが、実際には彼女にはアスリートのような体力
はない。もっとも、もし体力があったならこれから行われる過酷なくす
ぐりに最後まで耐えなければならなかったかもしれないので、彼女にと
ってどちらが幸福なのかは分からない。
長い時間くすぐりに悶え続けるのと、途中でリタイアするのと、どちら
が幸福なのかは。
フィットネス&エステ体験②
引き続き楠川望(19)の場合
全身を激しくくすぐられた場合、人間は反射的にそれから逃れようと
して体を動かしてしまう。つまり、暴れても怪我がない状況を作りその
上で徹底的にくすぐれば、必死でもがくことによって短時間で驚くほど
の運動量を得ることが出来るのだ。
望達が次に案内されたのは、天井からぶら下がるフサフサの毛で覆わ
れた太いロープがいくつも組み合わさって、ハンモックのような物を編
み上げている部屋だった。ハンモックの、おそらくは頭に当たるであろ
う部分は枕のようになっており、頭に血が上らないよう足側よりも少し
高くなっている。天井にはロープが出てきている穴の他、いくつもの穴
が開いていた。実はこのハンモックを構成するロープの1本1本が機械
式の触手で、ハンモックに乗った人間の体に巻き付いてしっかり固定す
る機能と、フサフサの毛でくすぐる機能を持っている。
「それではお好きな場所に着席して下さい」
野々宮の言葉に従い、どこかぼうっとした表情の女達がハンモックの
上に上がると、ハンモックを構成する触手の一部がほどけて、頭と胴体
に巻き付く。
「きゃあっ!?」
「ええ?なにこれ!?」
混乱する女達をよそに、さらに天井の穴から伸びてきた4本の触手が
四肢に巻き付く。この触手は手足を上下に伸ばした無防備な姿勢を女達
に強要するが、この拘束は身動き一つ取れないような強度ではなく、力
を入れれば膝を曲げたり腋を閉じたり出来るレベルであった。つまりこ
の状況で手足を動かせば筋力トレーニングと同じような負荷が掛かるた
め、くすぐりから逃れようとすればするほど運動せざるを得ないのであ
る。また巻き付いた触手が体の重みをしっかりと分散しているため苦痛
を感じる姿勢ではなかったが、宙づりになっている不安感もまた利用者
をじたばたと暴れさせるための秘密だった。
望の心中にはこれから行われる事に対する微かな期待はあるものの、
やはり不安の方が大きかった。
- 147 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/03(水) 00:32:15 ID:lgmTxNos
- 『アーム起動します』
係員の声が部屋に響くと、穴からくすぐりアームが一斉に伸びてくる。
手型のアタッチメントを付けたマジックハンドと、ふさふさの毛で覆わ
れた動物の尻尾のような触手などが一斉に伸びてきて蠢く様は、生理的
な嫌悪感を望にもたらす。
(ううう……ちょっと気持ち悪い…)
だが彼女の心情を機械が顧みることはない。ただ無感情に与えられた
命令に従ってくすぐるだけである。
望の足元に配置されたマジックハンドは、堅めの指先で右の足の裏を
引っ掻き、指先がすべすべのマジックハンドは繊細なタッチで左の足の
裏を撫で始める。またなめらかな毛先の筆は両足の指の間を親指の方か
ら順にこすっていく運動を開始した。
「あああ〜っ!?そこダメ!あ〜はっはははぁ!足の裏はダメェ!く
ぅっ、この…!」
既に最初の振動責めで、くすぐったさに対する感度がある程度増して
いる望は、たまらず足を引いた。今くすぐりを受けている女達の四肢に
巻き付く触手は、引っぱる際に5キロの負荷が掛かるようになっている。
一時的に両足をくすぐりから逃れられる位置に避難させることは出来る
が、ずっと足に力を込めていることは出来ず、程なくして望は触手に引
っ張られて両足を伸ばした状態に戻さざるを得ない。くすぐりで継続的
に責めることでこの足の運動は何度でも繰り返される。望が疲労して足
を動かせなくなるまで。
(うう〜、足が疲れる……。けど、力を抜いたらまた足の裏くすぐられるし……)
自分の両足があった場所で待機している数体のマジックハンドを見な
がら、望は自分がいつまでこの体勢で耐えられるだろう、と考える。だ
がその限界は彼女の筋力の限界よりもずっと早く来る。無防備に広げら
れた両方の腋を、一本指でこりこりとほじられたからだ。
「ひゃあひいぃぃ!!」
思わず叫んだ望は腕を引き、腋を閉じようとする……が、思いのほか
腕にかかる負荷は大きく、望が腋を閉じ、身をよじって腋くすぐりから
逃れるまで若干のタイムラグが発生する。
「あは…はっはっ……はうぅ…!」
(わ、腋!腋がくすぐったいい!早く閉じなきゃ……ああ、ダメ!もう
足に力が入らない!)
くすぐりに耐えながら四肢の筋肉に力を込め続ける、そんな真似が出
来る人間はそういない。まして望はアスリートでも何でもない普通の大
学生なのだ。閉じかけた腋に加えられた一掻きで笑い声が漏れた拍子に、
足から力が抜ける。その途端、ちぢこまっていた両足は最初有ったポジ
ションまで引き戻され、待機状態だったマジックハンドが足の裏をくす
ぐり始めた。
「きゃあっはっはっはっはっはあぁぁ!!!」
それからほんの少しの時間が経過して。
望は今、足の裏と腋へのくすぐりから逃れるため、両手両足を必死で
ちぢこませて子宮の中の胎児のような姿勢を保っている。彼女だけでは
ない、室内にいる他の女達もそうだ。顔を真っ赤にし、全身に汗を浮か
べた彼女たちは、何度かくすぐられながらもどうにかその姿勢を維持し
ていた。
気の毒なことに、当人達はかなりの長時間我慢しているつもりだった
のだが実際にはほとんど時間は経過していない。その証拠に、
- 148 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/03(水) 00:32:46 ID:lgmTxNos
- 「5分が経過しました。アップも十分なようですので、本格的なくすぐ
りに入ろうと思います」
こんな声が聞こえてくる。
係員の言葉に、くすぐりと筋肉の疲労に耐える女達は耳を疑った。こ
れだけ苦労して5分しか経っていないのか?そしてもう一つ、本格的な
くすぐりとは?彼女たちはすぐに、自分の体でそれを理解した。
つん。
と、いきなり脇腹に指が突き立てられる。
「えひいぃぃぃっ!!?」
おかしな悲鳴を上げてびくりと体を跳ねさせる望。今まで足の裏と腋
だけにくすぐりが加えられていたのが、ここにきていきなりの奇襲であ
る。驚かない方がおかしかった。
そして同時に開始される様々な部位への攻撃。
毛ばたきがさわさわと首筋を撫で、筆状の物が耳をざわざわと無遠慮
にほじる。太めの指先が振動しながら脇腹に食い込み、ふさふさの梵天
がへその中の汚れをこそぎ落とすように回転する。何本かのマジックハ
ンドは触れるか触れないかのソフトタッチで尻や太股を刺激する。
「ぎゃあっはっはっははっはははっははははひひひひいいぃぃぃ!!!」
「あああああ!!!止めて!止めてえぇぇぇぇ!!!!」
「きゃははははは!!くすぐったい!!くしゅぐったいいぃ!!!」
それらが一斉に蠢き、望達はそれまでの忍耐がまるで無意味であるか
のような激しいくすぐりに望達は声を枯らして笑い狂った。こうなって
は手足をちぢめておくどころの騒ぎではない。激しいくすぐりから逃れ
ようと、皆半狂乱になりながらじたばたと暴れる。
中には、この際落ちて怪我をしてもいいからこのハンモックの上から
逃げたい!とばかりに体を左右に思い切り揺さぶる者もいた。しかし手
足と胴体に巻き付く触手がしっかりと捕まえているため、彼女の行動に
は何の意味もなかった。
背中を撫でる刷毛の感触から逃れようと腰を浮かせれば、今度はわき
わきと動くマジックハンドにお腹がくすぐられる。最初からずっと続け
られている腋へのくすぐりは特につらいが、腕が疲れてきて満足に腋を
閉じられなくなってきている。足の裏も、太股も耳も首も、あらゆる箇
所に容赦ないくすぐりが加えられる。さらには、自由に動くマジックハ
ンドだけでなく望の体に巻き付いて支えている触手ロープも微妙な振動
を開始し、またその長い毛が肌を引っ掻いてむず痒さを生み出していた。
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ
さわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわ
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ
かりかりかりかりかりこりこりこりこりこりかりかりかりかりかり
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ
ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ………
「ああああぁぁぁははははは!!!!止めてっ!いき、いひがぁっ!!
ひんじゃうっ!!か……は、はははぁっ!」
無数のマジックハンドが肌の上を這い回る度に、擬音でしかないと思
っていた『コチョコチョ』という音が体中を駆けめぐる錯覚に陥る。筆
や毛ばたきといったフサフサのアタッチメントは揺れ動くたびにさわさ
わ、ざわざわという音を立て、その音を聞くだけでもくすぐったさが増
す気がする。しかもくすぐりに体が慣れてしまわないよう全身に加えら
れるくすぐりの強弱、どこが重点的にくすぐられるかはめまぐるしく変
化し続けている。
目からあふれた涙で視界はぼやけ、耳から入る悲鳴そのものの笑い声
はもう自分の物か他人の物かさえ分からない。涙と鼻水と涎でぐちゃぐ
ちゃになった顔は笑みの形に歪み、もがき苦しむ望の内心とは裏腹に恍
惚感を味わっているようにも見える。
- 149 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/03(水) 00:33:18 ID:lgmTxNos
- 「あは、あははははっ!!は、あ!あああ、ああぁぁぁ………」
そして望のじたばたとした動きが弱まり、びくびくと震えるだけにな
ったあたりで唐突にくすぐりが止まった。規定の運動時間が終了して休
憩の時間になったからだ。望の体はくすぐりの余韻に痙攣しながらも、
本能的に安堵のため息を吐く。
(ああ……終わった……やっと…………なのに、まだくすぐられてるみ
たい……)
激しくくすぐられると、そのくすぐりが終わった後もしばらくくすぐ
られている時と同じ反応が続くことがある。ちょうど今の望のように。
しかし『くすぐったい!』一色で脳内が占められていた先ほどまでと違
って思考する余裕がほんの少しできた望は朦朧とした頭でインストラク
ターの言葉を思い出していた。確か彼女はこう言っていなかったか?
『9分間の運動と3分間の休憩、これを1セットとして10セットやっ
てもらいます』
その言葉を思い出して、望は全身が熱を持った状態だというのに背筋
が寒くなった。
(こんなのがあと9回だなんて……ホントに死んじゃう!)
冗談抜きに死を感じた望はちょうど近くにいたインストラクターの野
々宮に、荒い呼吸の混じったかすれ声で懇願した。
「ねえ……おね、がい…!これ以上は、無理だから……もう止めて…!」
「大丈夫です。『やめて』って言える間はまだ余分な体力があるってい
うことですから。怖がらずにもっと汗をかいて下さい」
だというのに、野々宮は爽やかな笑顔で恐ろしい返答をしてきた。思
わず絶句した望が再度口を開こうとしたところで彼女の口に何かが突っ
込まれる。
「んぐぅっ!」
望の口に侵入してきたのは、プラスチックのノズルを先端に付けたホ
ースである。望の口内に、あたかもフェラチオを強要するように入り込
んだそれは、彼女が頭をブンブンと振って逃れようとしても一向に出て
行きはしない。それどころか、先端から液体をにじみ出させてきた。
「んうううぅぅぅぅーっ!!」
「先ほど説明したとおり、そのドリンクは水分補給と喉のケアを目的と
した物です。嫌がらずに飲むようにして下さい」
(え?……そういえばこれ、スポーツドリンクに味が似てる…)
落ち着いてその液体の味を確かめ、さらにぼやけた視界の中で他の女
達がおとなしくノズルからドリンクをすすっているのを見た望はばつの
悪い思いをした。実はこの『運動』をやる前の説明を半分くらいしか聞
いていませんでした、なんて言えるわけがない。
「ん……ん、んんっんふう!……んん…」
現金なことにノズルから出てくる液体がちゃんと飲める物だと分かっ
た望は、先ほどかなり本気で嫌がったのも忘れて一心不乱にその液体を
飲み始めた。荒い呼吸は未だ収まっておらず息苦しさで時折むせそうに
なるが、彼女は必死でノズルの先端を吸った。望がほ乳瓶のようにちゅ
うちゅうと吸う度に、控えめな甘味と酸味を持った液体が彼女の口の中
を潤す。
(私、すごく喉が乾いてる……)
- 150 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/03(水) 00:33:39 ID:lgmTxNos
- あまりのくすぐったさに忘れていたが、かつてないレベルで肉体を酷
使して全身が汗だくになり、大きな笑い声を上げ続けていたため喉もカ
ラカラなのだ。今の彼女なら、仮にこのドリンクに含まれる成分を知っ
ていてもあるいは飲み干したかもしれない。それくらい乾いていたのだ
った。
さて、喉の渇きが少し癒され呼吸もようやく整ってきたところで、ノ
ズルが望の口から引き抜かれる。2セット目が始まるからだ。
1セット目のくすぐりは5分間のアップ(腋と足の裏のみ)と4分間
の全身くすぐりだったが、2セット目からは違う。最初から全身を激し
くくすぐられるのだ。
「くぅ〜……く、くくくくぅぅ…!あ、あははははは!!ダメ!もう無
理!!無理なのにぃっ!ひゃあぁっ!?はあっはははははははははは!
!!!止めてええぇぇぇ!!」
四肢に力を入れて体を縮めて腋や足の裏をガードしようと試み、首を
左右に振って拒絶の意を示し、全身を大きくばたつかせてくすぐりから
逃れようとする。だが、極めて優秀な機構とプログラムで動いているマ
ジックハンドは、望がどれほど暴れようと俊敏に立ち回りくすぐりの手
を止めることは全くない。徒に体力を消耗するだけである。それでも、
くすぐられる度に反射的に体が跳ね上がるのを望は止められなかった。
さて、2セット目が始まって5分ほど経過したところで望の身体にあ
る変化が訪れる。高速でわしゃわしゃと動く指先で、背中や脇腹や太股
をくすぐるマジックハンドから逃れようと腰を上に突き出しながらもが
いていた時のことだ。
(なんか変……くすぐったくて、苦しいのに……なんだか気持ちいい…)
少し前まで耐え難いくすぐったさと、笑いすぎによる酸素不足から来
る息苦しさしか感じない地獄だったのだが、どこか心地よさを感じるよ
うになってきている。
今の望はいわゆるランナーズハイに近い状態で、くすぐりによる過度
の肉体的苦痛から精神を守るため脳内麻薬の分泌が増した事が原因であ
る。一旦この状態を味わうと、『くすぐりが気持ちいい』という情報が
脳に記憶されるためくすぐられることへの抵抗感が薄れてしまう。また、
さらにくすぐりを繰り返すことで『もっとくすぐって欲しい』という感
情を持つようになり、この会社のフィットネスにリピーターが多い理由
にもつながっている。ちなみに、くすぐりの苦痛を快楽に変化させるメ
カニズムには、休憩時間に飲まされるドリンクの成分も大いに関わって
いるのだがそのあたりは割愛させてもらおう。
「あひぃ……きゃあっはっはっは!!そこ、ダメ……んんっ!ああっは
はははははぁぁ!!?ううぅぅぅ…!くぅっくくくうふふふふふふふぅ
!!あひゃあはははあぁぁんんん!!」
望の苦しそうな笑い声の中に艶が混ざってくる。顔に張り付いたいび
つな笑い顔にも本心からの悦びが滲み出し、くねくねと悶える肢体と合
わさって得も言われぬ色気があふれてくる。望だけではない、他の女達
もそうだった。広々とした空間の中を、雌のニオイが少しずつ満たし始
めたところで2セット目のくすぐりの時間は終了を迎える。
2回目の休憩時間、望はうっとりとした表情で体を震わせながらドリ
ンクで乾きを潤していた。その様はくすぐりで疲れた体を休めていると
いうよりも、セックスの後に絶頂の余韻を楽しむかのように見える。実
際、全身が汗にまみれているため分かりにくいが、セパレートのボトム
に隠された彼女の秘裂は性的な興奮による愛液の分泌を開始していた。
- 151 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/03(水) 00:34:19 ID:lgmTxNos
- そして3セット目のくすぐりが始まる。望の肉体は既に疲労困憊だっ
た。強制的に笑わされたことも含めて、全身の筋肉を酷使し続けてきた
ため限界が近いのである。しかし、くすぐられることに快楽を見出しつ
つある望の精神はこのまま激しいくすぐりに身を委ねることも受け入れ
かけているのだが、彼女の肉体はくすぐりを受け入れようとはしていな
かった。『反射』という現象は思考とは無関係に働くのである。
「あはははは!!く、きつい…!あはは、あはぁ…あああああああ!!
!きひいいひひひ!」
くすぐったいと感じる部分の多くは、動脈が体表に近いため負傷を避
けるべき場所である。そのため何かに触れられるたびに、負傷を防ぐべ
く肉体が反射的に回避行動をとろうとしてしまう。
(つ、疲れて、体が重いのに、勝手に動いちゃう…!)
腋に触れられるたびに腋を閉じようと腕を引いてしまう。足の裏を撫
でられるたびに足を引き、首を撫でられれば首をちぢこませ、背中が刺
激されれば胴体を左右に振ってしまう。これらは全て反射的な行動で、
望の意志とは無関係にどんどん体力を消耗させてしまっているのだ。こ
のプロセスはこうやって反射行動によって限界まで体力を搾り尽くすこ
とを目的としている。
「あはぁ、あはははは……!あああ、あたま、がぁ…へんに、なるぅ…
…ううぅぅくくくくぅふふふふぅ…ダメェ……えひひ、ひひ……とめ、
てぇ……」
笑い声と嬌声を力無く上げながら反射行動で無理矢理体を動かされる
望は、どろどろにとろけた表情で幸せそうにもがき苦しんでいる。
3セット目が終わった頃、彼女はもはや自分の意志では体を動かせな
いほど消耗していた。
全身の筋肉を酷使した心地よい疲労感とハンモックに寝ている体勢の
せいで、望はうつらうつらと居眠りしそうになる。だが、尚も続けられ
るくすぐりは彼女に休むことを許さない。4セット目のくすぐりが行わ
れる中、眠気と、くすぐったさと、気持ちよさの3つが一体となって望
を責め立て、正常な思考すら困難な彼女の意識は混濁していく。
最早完全に体力を消耗し尽くしたとして、5セット目で終了となった
望が意識をハッキリ取り戻すのは、次なるくすぐりの場でのことだった。
- 152 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/03(水) 00:52:27 ID:lgmTxNos
- 画像掲示板の乳首おしゃぶりマシンを見たら脳内工場がこんなもん作り始めた。
くすぐりアーム・マウスアタッチメント
新しく開発されたくすぐりマシン。外見は、柔軟に動く機械式触手の先端
に人間の唇によく似たパーツを装着した形になっている。研究に研究を重
ねて作られた特殊な素材で出来ており、柔らかさ、ぬめり、温かさなどあ
らゆる点で人間の唇を見事に再現している。中には同じく本物そっくりに
作られた舌が3本内蔵されており、人体では不可能な舐め回しによるくす
ぐりを可能としているほか、吸う、息を吹きかける、などの機能もある。
大きさも様々で、足首までまるまる飲み込んで足の指を舐め回す大型や、
耳の穴の中を細く長い舌で舐め回す小型もある。
次回はこれで気持ちよく舐めくすぐる、予定。
最近スレを私物化してる気がしないでもない。
他の人も遠慮せずにがんがん妄想をぶちまけて下され。
- 153 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/03(水) 22:23:39 ID:nLu90mAY
- 読ませていただきました。さすがはくすぐりマシンの第一人者…GJです!
大がかりな装置使って無慈悲にくすぐる話はやっぱいいなぁ…
- 154 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/15(月) 17:09:08 ID:BdHeiNAc0
- 最近このスレ活気ねえなぁ
- 155 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/15(月) 17:58:59 ID:ZzmMVq5M0
- コインシャワーの罠
「ふう、楽しかった」
海水浴場の片隅を1人の女子中学生が歩いている。彼女の名前は結城美由里。
今日は仲の良い友人達と海水浴に来ていたのである。
「美由里ー、私達アイス食べに行くけどあんたどうするー?」
「私あとにするー」
「わかったー」
少し離れたところにいる友人の問いに大きめの声で返答した美由里は、1人
コインシャワーに向かった。彼女はさっぱりしてからアイスを食べる方が好き
なのだ。
海水浴場の中心地から離れた人気のあまりない物陰に、いくつかのコインシ
ャワーが設置されている。こちらに設置されているのは少しばかり大きなシャ
ワーで、中もちょっとだけ広く同じ100円でも出るお湯の量が多いのだと美
由里は聞いたことがあった。ものは試しと今日は使ってみることにしたのであ
る。
「♪〜〜」
ちょうど空いていた個室に入った美由里は、鼻歌を歌いながら水着を脱いで
裸になる。オレンジ色のワンピースを頭上の荷物置き場に置くと、100円玉
を投入した。
くっきりと日焼け跡の残った肌にこびりついた塩分を、ぬるま湯が勢い良く
洗い流していく。膨らみを増していく胸や柔らかなラインなど女らしい肉体へ
と順調に発育している美由里だが、つい4ヶ月前まで小学生だったため頭の中
までは「女」と言えるほどに成長していない。そう遠くない未来の肌のことを
心配して日焼けを避けるよりも、思う存分遊ぶ方が優先なのだ。
「あ〜さっぱりするぅ」
目を閉じて両手で髪をお湯に晒しながら、気持ちよさそうな声を出す美由里。
彼女は全く気付いていなかった。このコインシャワーが恐るべき罠だというこ
とに。自分がもうその罠から抜け出せないということに。
「それ」は唐突に開始された。
左右の壁に穴が空き無数のマジックハンドが飛び出す。かすかな駆動音はシャ
ワーの音に紛れていたため、髪を洗っていて目を閉じていた美由里は異変に気
付かなかった。マジックハンドは無防備に晒された裸身を蹂躙すべく、一斉に
襲いかかった。
「きゃあっ!?」
最初に認識したのは、誰かに腕を掴まれたということだった。誰もいないは
ずの個室内で誰かに腕を掴まれるという事態に半ばパニックとなりながらも、
美由里は目を開けて何が起こったのか理解しようとする。美由里が見たのは、
いつの間にか自分を取り囲んでいるたくさんのマジックハンドだった。
「え!?なに?……いや!いやああぁぁぁぁぁぁ!!」
状況に理解が追いつかないまま半狂乱となって美由里は叫んだ。今、自分が
一糸纏わぬ姿だということも忘れて、誰でもいいから助けて欲しくてただ叫ん
だ。だが悲しいことに、外見から想像もつかないほどしっかりと密閉されて高
い防音性を誇るこのコインシャワー型トラップは、悲痛な叫びを少しも外に出
さない。そしてマジックハンド達は、叫ぶだけでなく暴れようとする美由里の
全身を速やかに掴むと、両手を上に上げ右膝を腰くらいまで上げさせた体勢に
させた。いつの間にかシャワーは止まっている。
- 156 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/15(月) 17:59:58 ID:ZzmMVq5M0
- 「やだぁ…何なのこれぇ!誰かぁ!有樹、一美ぃ!里香ぁ!!お願い、誰か助
けてよぉ!」
楽しかったはずの夏休みの1日が、最悪の悪夢で塗りつぶされようとしてい
る。美由里はヒックヒックとベソをかきながら、ひたすら友人の名前を呼んで
いた。そんな美由里に対し、マジックハンド達はある処理を開始する。
「誰か……ふひゃ!何してんのぉ!?」
1本のマジックハンドが、指先でつうっと右の足の裏を撫でていった。その
感触に思わず悲鳴を上げてしまう。
「なんで足の裏……え?…ええ?」
涙でにじむ視界だが、手の空いているマジックハンドが自分の腋や太股やお
腹に触れようとしているのが見えた。準備運動のように指先をわきわきと動か
しているようにも見える。
「え、ウソ。まさか…」
まさか私くすぐられるんじゃ。言葉にならなかった美由里の疑問に、マジッ
クハンドは行動で答えた。全身を激しくくすぐるという行動で。
「きゃ〜はははははははははは!!なんで!?なんで…あひゃひゃひゃ!!や
め、やめへぇ!!あははああはああ!!ひゃひいぃぃぃははははははは!!!
だれか、たすけ、ひぇぇぇへへへへえへえへへぇぇぇぇぇぇ!!」
友達同士のじゃれ合いでくすぐられたことはあった。だがそれは精々くすぐ
ったさで身をよじらせながら「やめてよぉ」と言えば済む程度の物。今されて
いるようにあまりのくすぐったさに呼吸も忘れて笑い狂うような物ではなかっ
た。
「いやああぁぁぁぁははははははぁぁ!!そこはだめぇぇぇ!!きぃひひひひ
ひひ!!くるひぃ!!くるひぃよぉぉ!!んぎぃっひっひっひははははひゅひ
ゅひひひゃひゃははああ!!」
内股と膝の裏に加えられるソフトタッチ、足の裏をすべすべの指先が手荒く
こする感触、右脇腹を強めにつつき回す指先と左脇腹優しく撫でる指先、脇の
下を無遠慮にほじくられ首筋をそっとこすられる感覚、その1つ1つが未体験
のくすぐったさだというのに全てが同時に襲いかかってくるため、美由里の脳
は情報を処理しきれず「体全部がくすぐったい」という感覚で満たされる。
また美由里の体を捕らえるマジックハンドはかなりのパワーが有るらしく、
じたばたと暴れても美由里の体が動くことはほとんどない。体をゆすってくす
ぐったさを紛らせることも出来ない美由里は、恥も外聞もなく叫んで救いを求
めた。
「うぎゅいいぃぃぃ!!?いひぃ、いきさせひぇえぇ!!くひゃひゃひゃはは
はは!!ああぁぁかはは、くひゅぅ!たしゅけ!!たひゅけひぇえ!!ああ、
あが!がひぃっ!?」
恐怖ではなく苦悶で涙をぽろぽろとこぼし、舌を突き出して涎を口からあふ
れさせながら美由里はもがき続ける。肺の中の酸素を残らず吐き出しそうにな
ったところで少しだけくすぐりが弱まった。
「がはっ!くひい!……あひぃひひぃ……くひゃはぁ!?ぎゃはははぁ!…く
くぅぅ〜…!」
パワー一辺倒だったくすぐりに強弱がつけられるようになり、美由里はくす
ぐりが弱まった隙に新鮮な酸素を吸ってどうにか生き延びる。
さらにくすぐりの強さだけで無くパターンも大きく変化した。腋の下に2本
の指の腹で優しく加えられる愛撫や、乳首を指先で弾くように弄ぶ指先、手の
ひらで包み込んだ乳房をゆっくりと揉むマジックハンドなどは、くすぐったさ
とは違う甘いしびれを脊髄に走らせる。
- 157 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/15(月) 18:00:35 ID:ZzmMVq5M0
- 「んひぃひひひぃひはぁ!…んうぅ…くぅ、そこは……ダメぇひひひひ!!」
美由里のどうしてもダメな場所、ほんの少しだけ毛が生えてわずかに開きか
けた割れ目に差し入れられた1本の指が前後運動を開始して未熟なクリトリス
をこする。
「あぁ〜〜〜〜…そこ、そこはぁ!?く、くふふふふふ……きゃひぃっ!?」
性的な快感に陶酔しそうになる美由里だったが、再びくすぐりの強度が上が
る。
「もうやめてえぇ!!!あああはははははははあ〜〜〜〜〜!!これ以上むり、
むりだか…きゃ〜はははははははははぁぁ!!だれか…たすけぇええぇへへへ
っへっへっへへへええぇぇ!!ぐるひい!!ぐるひいぃひひぃひひ!!」
顔を真っ赤にして体を痙攣させ、美由里は笑い続ける。この苦しさから逃れ
ることしか頭になかった美由里は、自分の閉じこめられているこのコインシャ
ワーがエレベーターのように下に移動している事には気付かなかった。美由里
の立っている床と共にマジックハンドの内蔵された左右の壁面、同じく壁面に
据えつけられた荷物を置く台も下方へとスライドして行き、コインシャワーに
偽装した外壁だけがその場に残る。
「やだあぁははははははぁ!!こんな…むりぃぃひひひひ!!く、くくぅぅく
すぐったい〜〜!?あきゃああひゃひゃひゃひひいぃぃ〜〜!!あはぁあはは
ははぁ……………」
暗い地下から聞こえる美由里の笑い声は徐々に遠ざかって行く。
1分後、再びせりあがって来たシャワー室にはもう美由里の姿はなかった。
着替えや水着といった荷物も姿を消しており、ここにはもう美由里のいた痕
跡は何一つない。音もなくドアのロックは解除され、ほんの少しだけドアが
開いて中に誰もいないことをアピールすることで次の獲物を迎え入れる準備
が完了する。
数分後、別の少女がこの場を訪れていた。
「美由里ぃ〜?おっかしいなあ、こっちに来てたと思ったんだけど……」
アイスを食べ終わった美由里の友人の一人、一美だった。食べ終わった彼
女たちは売店をはさんで反対側のシャワーに向かったが、使用中でなかった
のが2つだけだったので一美はこっちに来たのである。
(さっさと着替え終わってトイレでも行ったのかな)
そう考えた一美は、自分も早く着替えようとちょうど空いていたシャワー
に入った。100円を入れられたコインシャワーは美由里の時と同じように
お湯を出し、美由里の時と同じように一美の捕獲を実行する。
「ひぃ〜〜っひっひひひっひひひぃぃ!!なんでこんな…あひゃあぁぁ!?
そんな、ところ…!さわらにゃいでぇ〜〜っ!!いやああぁぁ〜〜〜ははは
はははは!!!んぎゃああひゃひゃひゃはははは!!し、死んじゃううぅぅ
!!きゅあひひひぃ!やらぁ!もうやらぁ!!くひゅぐったいにょぉ!!き
ゃはぁぁははあはあ!!!たしゅけてぇへへへえっへっへっへへひひひ!!」
暴れながら一美がドアを蹴りつける音も、人間が出しているとは思えない
狂った叫び声も、コインシャワーの外にいる人間には一切届かなかった。
「もう……あいつらどこ行ったのよ!まったく…。携帯にも出ないし」
里香はぶつくさ言いながら美由里と一美を探していた。とりあえずは最後
に2人が入るのを見たシャワーの周辺を。
「確か美由里ここ入ってたよね」
遠目でチラッと見ただけだったが、確かこのコインシャワーのはずだった。
ドアを開けて覗いてみるが、中には何もない………。
「あれ?」
いや、よく見ると何かがあった。荷台の奥の方に、見覚えのある色合いの
布きれが見える。無性に胸騒ぎのした里香は中に入って手を伸ばし、その布
を手にとることにした。
- 158 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/15(月) 18:01:47 ID:ZzmMVq5M0
- 「これ、一美の!何でこれが……」
驚く里香の背後で音もなくドアが閉まっていく。彼女が気付いたときには
全てが手遅れだった。
シャツやショートパンツの隙間からマジックハンドをねじ込まれ、全身を
まさぐられて悲痛な笑い声を上げる里香がドアの中にいるとも知らず、コイ
ンシャワーの前で有樹は途方に暮れていた。
「何で里香までいないのよぅ…」
はぁーっと息を吐き出し、周囲を見渡す。何これ、イジメ?などと思った
が、小学生の頃から仲良くしてきた3人が今更自分を苛めるとは考えられな
い。
「もー1回かけてみよ…」
呟いて有樹は携帯を取り出した。一美にかけてみる、出ない。美由里にか
けてみる、出ない。里香にかけてみた。
♪〜〜
「え!?」
覚えのあるメロディがすぐ近くから聞こえる。里香が着メロにしているお
気に入りの曲だったはずだ。そのメロディの聞こえてくる場所はすぐに分か
った。有樹のすぐ後ろにあるコインシャワーの、少しドアの開いた個室の中
から聞こえてきていたのだ。よく見ると、シャワーの前には里香の履いてい
たかわいらしいサンダルも置かれている。
「なんだもう〜、そんなところに隠れてたの?」
笑いながら有樹はドアを開ける。
♪〜〜〜
着メロはハッキリ聞こえてきたが、個室の中には誰もいなかった。
「里香…?」
想定外の事態に背筋が寒くなる。
有樹が自分の携帯を確認すると、里香の携帯をコールし続けていた。つま
り、鳴っているのは里香の携帯なのだろう。
(なんで…?まさか、何かあったの…!?)
何かの事件に巻き込まれた友人の姿を想像して、有樹の顔が青ざめる。
(いや、とりあえず確認しないと…)
荷台の上で鳴っているのが本当に里香の物か確認しなければ、そう思った
有樹は携帯を回収しようと個室の中に踏み込んだ。彼女は見事に罠にはまっ
てしまったのだ。
個室内が暗くなっていくことに気付いた有樹が振り向くと、目の前でドア
が閉じ、ロックが勝手にかけられているところだった。状況はまるで理解で
きないが、ここにいるとヤバイと直感的に悟った有樹は脱出を図ろうとする
が、ドアノブの上にあるロックはびくともしない。
「誰か!誰かぁっ!!」
有樹は涙目になりながらドアを激しく叩いて助けを呼んだが、このコイン
シャワーの防音性はそんなものを外に出しはしなかった。そして、今までの
3人と同様に捕獲が実行される。獲物が完全に抵抗できなくなるまで徹底的
に行われる悪夢のようなくすぐりが。
「いやぁ〜っはっはははっはっははははあぁぁはは!!くすぐったい!くす
ぐったいぃ!!くしゅぐったいよぉ〜!!きゃふぅっ!きゃっはははっはは
ぁははああははっはは!!おにぇがぁいっ!あひゅぃっひひひひひいいぃひ
ひぃ!!やめてぇ!!!だりぇかぁっ!たしゅけへへへへえ!!!あひゃは
ははははあぁははぁ!!!」
『捕獲箱』と呼称されるくすぐりトラップは様々な場所に仕掛けられている。
コインシャワー、トイレ、時には更衣室や銭湯1つが丸ごとトラップになる
場合もある。だが、日常の中にそんな恐ろしいトラップが潜んでいることを
知る者は、少ない。
- 159 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/15(月) 18:02:21 ID:ZzmMVq5M0
- 活気が無くても俺は頑張るぞー。
SSの感想くれるだけでも活気とやる気がモリモリ湧いてきます。
気が向いたら、大分前のネタに対してでもいいのでコメントを下さい。
あと、罠にはまる女の子っていいですよね。
- 160 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/15(月) 18:33:30 ID:3Eiqf3FkO
- 狂おしいほどGJ。トラップは大好きでございます
個室に一人ずつ誘いこむシチュと相性ばつぐんじゃ…
マジックハンドヽ(´∀`)ノサイコー
- 161 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/15(月) 18:53:59 ID:0cOI5k5Q0
- マシンで扱えそうなお題があらかたでてしまったしなぁ。むむむ。
大変だけどがんばって下さい。
楠川望の続きも待ってます。
- 162 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/16(火) 00:36:46 ID:4v2wgV860
- 女スパイとかくノ一とかじゃなく、普通の女のコが理由もなく罠にかけられるっつー
シチュがいいですね
捕まった後はどうなるんだろう…
地下に一体何が……
- 163 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/16(火) 02:01:31 ID:Cah/o0dY0
- GJ
116から始まる男が擽られる小説も大好きだぜ
マシンなら男女同時にいけるのがいいなー
- 164 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/16(火) 02:07:59 ID:Cah/o0dY0
- 初期のあるくすぐり施設の話も面白いですねー
これは余裕かましている施設のS女が逆に……って話が見たいかも
応援してます
- 165 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/16(火) 10:05:06 ID:9In2cuh6O
- >>163
でもここの管理人さんは*/m嫌いみたいだからね
画像掲示板の時みたいに今回も多くのクレームがきたのかな?
- 166 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/16(火) 20:34:32 ID:XkYppGLg0
- くすぐり虫歯検査台
椅子にアームがついており、座ると虫歯を自動で検査してくれるマシーン。
小学校低学年の子や、幼稚園児等の虫歯が発生しやすい子を対象としており、
学校や保育施設、歯科病院等に設置されており、歯科検診にも使われる。
対象者が座って口を開けるとアームが伸びて来て口の中を検査するように
なっているが、口を閉じて検査させない様に妨害する子も当然いる。
そこでこのマシーンにはその対策がとられ、「くすぐり」で子どもの口を
開かせる機能がついている。
座っても口を開けないで3分以上経過すると、くすぐりモードに移行する。
椅子から拘束具が飛び出してその子を拘束し、次にくすぐりアームが出て来て
くすぐりを開始する。
くすぐりは口を開くと止まるが、それまで絶対に止まらずどんどん強くなる。
一旦その子の口が開いたら、口の中に圧力センサーのついたつっかい棒が
入れられて通常の検査モードに戻る。
ここで、口を閉じようとすると機械がそれを感知し再度くすぐり始める。
なお検査終了後、虫歯が発見された子には罰としてくすぐりの刑が
執行される。
全身を拘束されて発見した虫歯の数×1分の時間、柔らかいブラシによって
全身をくすぐられ、ブラッシングの仕方を身体に教え込まされる。
最初に口を開けなかった子は時間が10分延長される。
加えて虫歯の本数などはデータバンクによって保存されており、
発見された虫歯を治療していない子は検査終了後のくすぐりの刑が
きつくなる様設定されている。
この検査台により小学生の虫歯は確実に減っているという。
- 167 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/16(火) 20:51:23 ID:2x.Dbdm20
- >>166
>>なお検査終了後、虫歯が発見された子には罰としてくすぐりの刑が
執行される。
なんというイラン親切www
こうして歯医者嫌いの子供がどんどん増えるんですね、わかります
- 168 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/17(水) 01:11:26 ID:R3wFQkXI0
- おお、今回はたくさん感想が来てる。
漲ってきたああああ!
>個室に一人ずつ誘いこむシチュと相性ばつぐんじゃ…
狭い空間に一人きりの瞬間を襲われるとか、箱詰めにされて責められる女の子
とか大好きです。実は最初に書いたエロSSがロッカーに引きずり込まれて触
手に犯されまくる話だったので、ある意味原点回帰。
>マシンで扱えそうなお題があらかたでてしまったしなぁ。むむむ。
シチュエーションとの組み合わせでまだまだ広がる世界ではないかと。
子供用の躾器具としてくすぐりマシンが一般的な世界とか、仕事に疲れたOL
が思う存分くすぐられてストレスを解消するためのくすぐり屋とか、便秘を解
消するために激しくくすぐって排泄を促すトイレが常備されている学校とか。
もちろんフィットネス&エステの続きも頑張ろうと思ってます。
>普通の女のコが理由もなく罠にかけられるっつーシチュがいいですね
理不尽な目に遭い逃れられない女の子は大好物です。他にも、風呂場にトラッ
プが仕掛けられてるアパートとか、購入したベッドがマジックハンド内蔵のく
すぐりベッドにすり替わっているとか考えてます。
美由里達の末路については、微細なくすぐり装置が内部に配置された袋で梱包
されトラックで牧場に出荷された後、くすぐられると母乳が出る体に改造され
て雌牛としてくすぐられながら過ごす、とか考えてましたがやめました。
>マシンなら男女同時にいけるのがいいなー
なんかまた男の子の話書きたくなってきた。男の子を入れると何故か若くて綺
麗な母親を一緒にしたくなります。
>余裕かましている施設のS女が逆に……って話が見たいかも
バスでクラス丸ごと捕獲する際に妹とその子供だけ遠足休ませてた事がばれて、
3人セットでレールに乗せられた後頭がトロトロになるまでくすぐり、とかは
考えてみたんですがテンションがあまり上がりませんでした。最初に書いた拙
い作品が気に入ってもらえてるのは有り難いです。
>くすぐり虫歯検査台
ブラッシングの仕方を身体に教え込まされるあたりがすげーいいです。
ふと旧作を読み返してたら意図せず同じ名前を使い回してた。
小3の時にコインランドリーで拉致された美由里だけど、中1の時にコインシ
ャワーで捕獲される前には楽しそうだったのでコインランドリーの事件はきっ
と無事解決したのでしょう。
- 169 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/17(水) 02:21:31 ID:OisR44uwO
- 一体美由子に何の恨みが(ry
今回も何とか脱出して次は高校生編ですねわかります
- 170 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/19(金) 03:02:52 ID:7ifG50uY0
- 尻フェチでもある俺も116の話がたまらなく大好物です
- 171 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/21(日) 22:39:44 ID:SoGfsSf.o
- くすぐり快楽イス
女性のくすぐり奴隷製造機械の1つ。
女性に性的快感とくすぐったい感覚を絶妙に交互に送り込み、くすぐられる事でしか快楽を得れないくすぐり奴隷にしてしまう。
手首と足首と膝の部分に拘束用のベルトがついている。
1脇腹〜腋を筆でくすぐりながら、乳首を除く乳房を筆で愛撫する。(五分間)
2、1に加え短い爪が生えたマジックハンドで内股をコチョコチョする。(10分間)
3、2に加え足の裏、耳、首ヘの筆くすぐりをする。(20分間)
4、2に加え3の筆くすぐりが人間の舌そっくりの人工舌による舐めくすぐりに変わる。(5分間)
5、4に加え股間周りへの筆くすぐりを行う(60分間)
6、5に加え乳首への舐めくすぐりと股間へのローターくすぐりが加えられる(5分間)
7、全身へのくすぐりがさらに激しくなり、股間内部への舐めくすぐりが加えられる。(?分間)
- 172 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/24(水) 23:39:31 ID:PVVUIM7w0
- クリスマスネタ投下。男の子メインなので嫌いな人はスルーして下さい。
- 173 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/24(水) 23:40:04 ID:PVVUIM7w0
- クリスマスプレゼントの話
「こんばんは、サンタさんが良い子にプレゼントを届けに来たよ」
夜中に目を覚ましてその光景を見た俊也は、どう返答しようか大いに悩んだ。
母親と妹の3人で暮らす彼は、小柄で男らしくない外見が気になっていること
以外はごく平凡な小学生であり、こういったイレギュラーな事態は経験がない
のだ。
確かに今日はクリスマスである。サンタクロースもあちこちで見かけた。
だがこんな夜中に、鍵をかけてるはずの自分の家に侵入しているミニスカサン
タルックのお姉さんを見て「サンタさんが来てくれた!」などと無邪気に喜ぶ
ような子供は現代日本にはそういない。まして、もうすぐ中学生になろうかと
いうこの歳では、サンタクロースは実在しないという結論に達するのは容易で
ある。とりあえず俊也は、自分のベッドの横に立っている結構美人のこのサン
タを不審者だと判断した。
「間に合ってるんで帰ってください」
「まあまあそう言わずに、きっと気に入ってくれるから」
サンタさんは俊也の冷たい視線と態度を全く意に介さず、肩に背負っている
白い袋に手を入れてゴソゴソとやり出す。いつの間にやら全開になっているカ
ーテンのお陰で月明かりが入ってきているが、暗いままなのもどうかと思った
俊也はベッドから起き出してサンタさんの横を通り過ぎると部屋の電気のスイ
ッチを入れた。
「あ、ありがと。暗いと分かりにくくって。やっぱり良い子だね、君。んー…
…あ!あった、これこれ」
そう言うと、サンタさんは袋の中から金属製の太い棒のようなものを取り出
す。所々にハンガーのような突起が突き出た直径が30センチほどのその棒は
一見すると結構な重量がありそうだが、さして力が強いようには見えないサン
タさんはするすると取り出していく。4本の足でしっかりと立つそれは、俊也
の背丈よりも少し大きいコート掛けのように見えた。しかし明らかに入ってい
た袋より大きいのはどういうことだろう。
「……手品?」
「ちがうよ、これはサンタクロースに与えられた奇跡という名の魔法。クリス
マスの夜に不思議なことを起こす力なんだよ?」
「はあ、そうなんですか」
気のない返事を俊也は返す。
「それで、そのやけに太いコート掛けが良い子へのプレゼントなんですか?」
「そうだよ。コート掛けじゃないけどね」
サンタさんは、柱の上部から3方向に突き出ている棒(どう見てもコートか
何かを引っかけるようにしか見えない)を指さし、俊也に言った。
「じゃあこっちに来て、これの下で万歳してくれる?」
「分かりました」
根が素直な俊也はおとなしくその言葉に従ってしまう。にこにこと笑顔を浮
かべる自称サンタさんが悪い人間に見えなかったせいもある。
「これでいいですか?」
柱本体に背を向け、サンタさんの方を向きながら俊也は両手を上げる。
「うん、それでいいよ。すぐに始まるからね」
何が?と俊也が聞く間もなかった。がしりと、何かが俊也の両手を掴んだか
らだ。
「え!?」
思わず上を見ると、なにやら無機質な表面をした2本の手が俊也の手首を掴
んでいる。その2本の手、マジックハンドは俊也の頭上に突き出た棒の中から
伸びてきていた。先ほどまでそこに穴など開いていなかったはずだ。さらに、
背中の方からチチチ、と金属が軽くぶつかり合うような音が聞こえたため精一
杯首をねじって後ろを見ると、柱本体の表面がカパッと大きく開いて、無数の
ワイヤーのようなものが伸びてくるのが見えた。
- 174 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/24(水) 23:40:27 ID:PVVUIM7w0
- 「うわ!うわあ!!何だよこれ!?」
「後は自動でやってくれるから、楽にしててくれればいいよ」
「自動って何が、おひぃっ!?」
何が起こるのか、俊也はすぐに自分の体で理解した。首筋を何かに軽く引っ
掻かれたからだ。無論それだけでは終わらない。細く小さな何かが、俊也のパ
ジャマの中に入り込んで背中や太股、お尻をかりかりと掻き始める。
「うひゃあぁ!くっ、くく、くくあぁぁっ!なんかいっぱい動いて……くひひ
ひひぃ!ちょ…止めてよ!」
柱から伸びてきたたくさんのワイヤーの先端には小さく固い3本爪が付いて
おり、それらが軽く肌を引っ掻くことで俊也の体にたまらないむず痒さを引き
起こす。
「う、ううぅぅ…くぅっ、なん、なんです、か、これぇっ!」
「これはファミリー用くすぐりマシンの1種なんだけどね、クリスマスの奇跡
で祝福されてるから特別な力を持ってるの」
「く、くすぐりぃ!?なんで、くくふふふうっ、あぁうっ!こんなもの…!」
身をよじらせて悶える俊也は、サンタさんの言葉が理解できない。
そもそも、何故くすぐるというのか。そんな俊也の疑問を無視して、サンタ
さんはプレゼントについての説明を始める。
「このマシンにくすぐられてるとね、どんどん幸福になるの。もちろんくすぐ
りそのものも気持ちいいんだけど、いいことはたくさん起こるようになるし病
気にもならなくなるの。良い子しか貰えない特別製なんだよ?」
悪い子になっておけばよかった!母さんや先生の言うことをよく聞くいい子
だったことを呪ったのは後にも先にもこの時だけだったろう。
「くっくっくくくくぅっくうっくぅ……!くす、ぐったいからぁ…!これ、と
めてよぉ…!」
服の下をたくさんの蜘蛛が這い回るような感触を与えながら、体のあちこち
を爪がくすぐり続ける。足をばたつかせ、腰をくねらせて逃れようとするがパ
ジャマの中に入り込んだ小型マジックハンドが外れるはずがない。
と、そこで俊也の前にいくつかの別の機械触手が突き出される。太さがバラ
バラのそれらは、先端に付いたアタッチメントも千差万別だった。人間の手と
同じような大きさの5本指のマジックハンド、柔らかそうな筆、固そうな毛の
刷毛、梵天を大きくしたようなふわふわのもの、チューブ状になっており先っ
ちょからぬるぬるのローションがしみ出ているもの。サンタさんに言われなく
ても俊也に想像は付いた。これはきっと僕の体をくすぐるものだと……。
「ああ、ああぁぁ…!んくぅくくぅ…やだぁ、こんな、くすぐったそうなのぉ
…!」
「ダメだよ?良い子の君はたくさんこちょこちょされてもっと良い子にならな
きゃいけないんだから。あ、それと大事なこと言うの忘れてた。今日は違うけ
ど、これ使うときは着ている服全部脱いでから使うようにしてね?」
「うあぁぁ…!ちょ、やめてぇ!」
サンタさんの言葉に呼応するように、手型のアタッチメントが動いてパジャ
マのズボンとパンツを一気にずり下ろす。さらにシャツのボタンを器用に外す
と、複数のマジックハンドがうまく連動して動くことで俊也に両腕の自由を与
えることなく服を脱がせる。あっという間の早業で、俊也は裸に剥かれてしま
った。
「ふひ、ひひぃ…あぁ、こんなのやだよぉ…ううぅぅう〜〜っくくっくくくく
っくくぅ……!」
恥ずかしさと惨めさに涙を浮かべながら俊也は必死で笑い声を堪える。こん
なことならもっと早く大きな声で助けを呼べば良かった、と彼は後悔していた。
自分の部屋で素っ裸にされて、くすぐられて体をくねくねさせている、こんな
姿誰にもみせられなかった。
- 175 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/24(水) 23:40:54 ID:PVVUIM7w0
- 「かわいらしいおちんちんにすべすべの肌、顔も声も可愛いし心も綺麗。ふふ、
ほんとうに良い子だね。いい?これから君は毎日このマシンでくすぐりを受け
るの。そうすればどんどん君は良い子になって行くから。サンタさんとの約束
を守ってすごく良い子になってたら、来年のクリスマスにもっとすごいプレゼ
ントをあげる」
「ううぅ〜、ぐぅぅ、プレゼント、いらない…きひぃひひぃ…!?いらない、
から…これぇとめてよぉ…!」
くすぐったさに耐えながら懇願する俊也を前にしながら、サンタさんは相変
わらずのニコニコ顔だった。彼女の言葉の全てを理解する余裕は俊也にはなか
った。俊也の眼前に突きつけられた様々なくすぐり装置は未だ動いていないが、
多数の爪によるくすぐりだけで気が遠くなりそうだったのだ。ひんやりした爪
が丸みを帯びた部分で背中をすーっと撫で、脇腹をつつき回し、太股に痛みを
伴わないひっかきが加えられ、俊也の喉から笑い声を絞り出そうとする。敏感
な睾丸が触れるか触れないかのソフトタッチを受けるたびに「ひいっ」と空気
を吐きながら腰を揺さぶって反射的に逃れようとしてしまう。腋を優しくこす
る感触がこれ以上強ければ、声を抑えることは出来ないだろう。誰にも今の姿
を見られたくない俊也は、歯を食いしばり脂汗を浮かせながら必死で笑うのを
堪えた。
「んぎぃっ、ぎいぃぃ…ぎひひっひっひひひ!ひぃ…ぐ、ぐぐぐうぅぅ…」
「ダメだよ、そんな風に我慢してちゃ。恥ずかしがらずにもっと大きな声で笑
わなきゃ。……とりあえず、サンタさんは次の良い子のところにプレゼント持
ってかなきゃいけないからもう行くけど、そのプレゼントで笑顔いっぱいの幸
せ家族になってね。それじゃ」
「んぐ…行くって…ま、待って…ううぅぅぅくぅぅぅぅ…!これ、とめ、てぇ
…!」
言いたいことを言ったサンタさんは、最初からそこに誰もいなかったように
消え失せてしまった。窓やドアから出て行くわけでもなく、それこそ煙のよう
に。だが、本当にサンタだったのだろうか、などと考えられる状況ではなかっ
た。俊也は未だ裸のままで身動きがとれずくすぐられていたのだから。
(く、くすぐったいぃぃぃぃ!!これいつ終わ………え?うそ!?こんな、こ
んなの……!!)
くすぐりに耐えていた俊也は、紅潮した顔から血の気が引く錯覚に囚われた。
動きを見せていなかった多様なアタッチメントの触手達が、鎌首をもたげてゆ
っくりと俊也に近づいてきたからだ。
「う…くっくっくっ…くるなぁ…ひひっ、こないでよぉ…」
だが俊也の願いは叶わない。狙いを定めるかのように一旦動きを止めた触手
は、ほんの少しの間をおいた後で一斉に俊也の体に殺到した。
「ぎゃあっはっはっはっはっはははははっはは!!あははははははっはっはは
ははははぁぁぁぁ!!くすぐったぁいいぃぃぃ!!くすぐったいよぉぉぉ!!
くああぁぁ〜〜〜っ!?ひ〜〜っひひひっひひぃぃ!そこやばいんだよぉ!お
ひぃぃっひっひひひひひぃ!!」
俊也の視界に入っていた触手だけではなく、マシン本体に格納されていたい
くつかの装置も俊也を責めるために活動を開始していた。まず、U字型に軽く
湾曲し中心に握り拳ほどの半球の出っ張りがある板が、左右から俊也の脇腹を
挟み込む。2つの出っ張りはマッサージチェアの首の部分にある部品のように
俊也の脇腹に食い込むと、振動して揉みほぐし始めた。湾曲した板は俊也のウ
エストの形にぴったり合っており、前後左右に振れていた俊也の腰をしっかり
と固定する。人によっては弱点にもなる脇腹という部位を、振動という普通に
指先で触れただけでもくすぐったいと感じかねない刺激で揺さぶられる。表面
をくすぐられていたさっきまでのくすぐりとは違って、体の内部の骨や内臓ま
でくすぐられているように感じる。だが腰を固定された俊也はここから逃れる
ことは出来ず、唯一自由な足をデタラメに動かしてくすぐったさを紛らそうと
するのが精一杯だった。
「んぎゅううぃぃぃぎぃぃっひっひひひひひひひひひひぃぃぃぃぃ!!!わき、
わきやめてえぇぇぇ!!」
- 176 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/24(水) 23:41:20 ID:PVVUIM7w0
- 無論、責めが開始されたのは脇腹だけではない。左右の腋にはそれぞれ筆と
刷毛があてがわれ、柔らかい毛と固い毛による2種類の刺激によるハーモニー
が生み出される。涙と鼻水を流し、涎をこぼしながら狂ったように笑う今の俊
也に、普段の「おとなしくて良い子」の面影は全くなかった。変声前の高い声
をさらに甲高く響かせ、送り込まれる刺激のまま苦悦の叫び声を上げ続けた。
「んおおぉぉぉぉぉぉ!??なに、これへへへぇっ!?お、おおぉぉひひぃぃ
!?ぬるぬるがぁぁ!すべすべがぁぁ!!ああぁぁはははっはっはっはははっ
ははっはっはっはは!!ほ、ほへひゅぅぃひふふふぅっ!」
ぬるりとした感触のローションが背中に塗りつけられ、刷毛がそれを伸ばし
ていく。満遍なく塗ったところですべすべの樹脂でできた手が、指先を使って
背骨に沿ったラインをすーっと撫でていく。単なるくすぐったさとはどこか違
うゾクゾクとした感触が背筋を走り、我知らず鳥肌を立たせて体をビクビクと
震わせた。
「ああぁぁっはははひひぃぃひふうぅぅぅ…!」
さらに、背中に塗られたローションはお尻の方まで刷毛で延ばされる。そし
てあろうことか、横向きだった刷毛は90度回転し、尻肉の間から性器までの
ラインを往復し始めた。同時に、両腕と脇腹で俊也の体を固定している部品が
ゆっくりと下方にスライドしていく。数本の小型マジックハンドが膝に巻き付
いて無理矢理足を開かせ、ややがに股気味になったところで再び俊也の体は固
定された。
「おっおっおおおうぅぅふふふぅ…だめぇ、だめだよそんなとこぉ、いじらな
いれぇ…」
3個の梵天が心持ち上を向いている控えめなおちんちんを柔らかく包み込む。
ふさふさの塊がタマをやさしくくすぐる感触が、苦しみに満ちたくすぐりのな
かにうっとりとするような気持ちよさを生み出す。また樹脂製の手が1個尻に
あてがわれ、ローションを塗り込むように肛門の上で人差し指を滑らせていた。
「おひょひょひょひょひひひひひ!きぃぃ、きついぃ!ぜんぶくすぐったく…
のぉぉはははははははははははは!!ぎゃははははっはっはっはっはっはっは
ははっはっはっは!!はひぃぃぃぃぃ!!そこぉぉぉ!?おおぉぉぉほほほほ
ぉぉぉ!?ほひはぁ!あひゃひゃはああははぁははははぁぁぁ!!」
全身を強くくすぐり大きな笑い声を上げた後、くすぐりを弱めて全身がゆる
んだその瞬間である。ローションでぬめった人差し指が俊也のアナルにぬるり
と挿し込まれた。幸いにして痛みはなかったが、今まで経験したことのない異
物感に俊也は笑い声混じりの奇妙な悲鳴を上げた。ちょうどその時である。
「……お、おにいちゃん?なに、やってるの?」
トイレに行こうと起きてきた2つ下の妹由衣奈が、激しい笑い声に驚いて兄の
部屋のドアを開けたのは。
俊也と由衣奈の母、伸子はやり手のキャリアウーマンである。女手一つで2
人の子供を育てるためにもその仕事ぶりに妥協はなく、結果社内でもそれなり
のポストに就いている。仕事が忙しく家族サービスに時間を費やせてはいなか
ったが、良くできた子供である俊也と由衣奈は母親の負担を軽くするためにも
家の中のことはなるべく2人でどうにかしようと心がけてきた。
「忙しくてあんまり家にいられなくても、僕お母さんのこと大好きだから」
「お家のことは私達でやるから、ママはお仕事頑張ってね」
伸子が2人へのクリスマスプレゼントを選んでいるときも、以前言われた言
葉が頭から離れなかった。こんな、金で買えるプレゼントじゃなくて、あの子
達の側にもっといてやるべきでは?そんな考えが頭の中でぐるぐると回る。子
供達にプレゼントを渡しささやかなクリスマスパーティーを終わらせた伸子は、
年末年始はずっと一緒にすごそう、とベッドの中で考えながら夢の中へと落ち
ていった。
さて、深夜のことである。ふと目を覚ました伸子は、由衣奈の声が聞こえた
気がした。あくまで気のせいだと思い二度寝しようとした伸子だが、やはり声
が聞こえる。
- 177 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/24(水) 23:41:41 ID:PVVUIM7w0
- (……あの子達まだ遊んでいるの?)
パジャマの上からカーディガンを羽織り寝室のドアを開けると、俊也の部屋
のドアから漏れる光が目に入り、楽しげな笑い声まで聞こえてきた。今まで聞
いたことがないくらい楽しそうな由衣奈の声と、それに俊也の笑い声も時々混
じっている。随分と盛り上がっているようだがさすがにこんな時間だ、伸子は
早く寝るよう注意しに行った。
部屋に近づくと、笑い声はますます大きくなる。ちょっとした悪戯心の芽生
えた伸子は、不意を突いて俊也の部屋に飛び込んでみることにした。そおっと
ドアの前まで行き、一気にドアを開け放つ。
「2人とも!こんな時間までなに、を……」
中で繰り広げられている光景は伸子の想像を遥かに超えたものだった。
「きゃあっはっはっはっはははははっははっははははは!!!あは、あははは
ははは!!くすぐったいよぉぉお!!!」
俊也の部屋にある円柱状の奇妙な物体から無数の触手らしきものが生えて、
下着すら着けていない由衣奈の全身にからみついている。羽箒のような先端が
耳と首元をこすり、小さな手が腋を引っ掻き、大きな手は全身至る所にまとわ
りついて生きているかのような動きで激しくくすぐっている。由衣奈は手足を
広げられた格好から逃れられないらしく、首を揺さぶり髪を振り乱しながら笑
い声を上げている。
「おほぉぅっ!?……おあぁぁ…………あっ、あは……あはぁっ…!」
一方の俊也も全裸で触手に絡まれているが、こちらは激しい笑い声を上げる
余裕もなかった。だらしなく開けられた口から涎をこぼし、半開きの瞼から覗
く目に生気はない。由衣奈よりも長くくすぐられていた俊也は完全に意識が飛
んでしまっており、絶え間ないくすぐりやペニスへの愛撫を受けても小さな悲
鳴を上げながらひくひくと震えるだけとなってしまっている。
「な、なんなのよ。これ……!?」
呆然とする伸子。一方あまりのくすぐったさにもう何も考えられなくなる一
歩手前だった由衣奈は、母親がいることに気が付くと必死で助けを求めた。
「あ、ああぁぁ〜〜〜!?ま、ママ、ママァァ!!あへ、あへへへへ!!ママ、
たすけてぇ!くすぐったいのぉ!!くひぃぃ!?あひぃ、あははっはっはっは
はは!!たすけへぇ、おにぇがぁいっ!!」
「由衣奈!?この、私の子供達に何をしているの!」
何かは分からないけど可愛い子供達が苦しめられている!愛娘の救いを求め
る声は伸子に正気を取り戻させるには十分だった。伸子はまず由衣奈の体に巻
き付いている触手を引き剥がそうとした。
だが、そこまでである。クリスマスの魔法で祝福されたくすぐりマシンを止
めるには、伸子は余りにも無力であった。
数分後。一糸纏わぬ姿の伸子、俊也、由衣奈の3人は、マシンの本体である
柱から突き出た3本の突起の下で、万歳をしたままくすぐられていた。
「きゃあっはっはっははははっはっははははは!!奥、おくがぁっ!?ぎゃひ
〜〜っひひひひひぃ!ダメェ、もっと強く……くひぃ!?あひゃひゃひゃひゃ
ははははは!!!アァ〜!?だめ、また…くすぐられて、イク……ダメェェ!」
ヴァギナとアナルに深々と突き込まれたディルドーは弱い振動とゆっくりと
したピストン運動をやめることなく、伸子の熟れた肉体に眠る性感を弱火であ
ぶるように高めてゆく。だが、クリトリスや胸への刺激を含めても絶頂には届
かず、さらなる刺激を求める伸子の心の隙間をくすぐりが埋めてゆく。焦らさ
れ続けた肉体はくすぐられてイク事を覚えさせられ、未体験のくすぐりによる
絶頂はしばらく男と縁がなかった伸子を虜とした。
- 178 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/24(水) 23:42:08 ID:PVVUIM7w0
- 「あぁ…あきゃあははははははは!!だめ、子供の前でぇ…だめなのにぃいい
ひひひいい!!んひゅあぁああ!くすぐったいいぃぃぃぃ!!!ぎゃはははは
ははっっはっははははっは!!また…またイクゥゥゥ!」
全身のあらゆる箇所をくすぐられ、陰部を犯すディルドーでさえ体内からく
すぐられるような感覚と入り交じってくる。濃厚な愛液を噴き出し、柔らかな
母性があふれた胸をたぷたぷと揺らしながら伸子はくすぐりによる3度目の絶
頂を迎えていた。
一方子供達はどうだろうか。
「お……おお………おぉぅ……!!」
母や妹が来る前からくすぐられていた俊也には抵抗する力も笑う力も残され
ておらず、ただされるがままに体をまさぐられていた。さらには鈍い振動音を
立てるマッサージ器を股間に押しつけられ電気あんまをされながら、尻穴をほ
じくられ、ペニスを嬲られる。俊也にはもう自分がどうなっているかも分から
なかった。ただはっきりしているのは、今、気が狂いそうなほど気持ちよいこ
とだけ。びゅる、と精液を吐き出しながら、心地よい夢の中で彼は責められ続
けていた。
「きゃはは!やだっ、やだぁ!んひひひ…きゃははっはっはっはっははははぁ!
くすぐったいのもうやあぁぁぁぁははははははぁ!!だれかたすけてぇぇぇ!
!きゃはあっ!はあっは、あははぁっ…!!」
俊也の妹の由衣奈は幼い体を震わせ必死で拘束から逃れようとしていたが、
もう体に力が入らず笑い声しか出なくなっている。
「あひぃひひひぃぃぃ……!!ひぃっ…!ひ、ひひぃ……ひ………」
そのうち体力の限界を超えたのか、口元に笑みを貼り付けたまま瞳を濁らせ
て脱力し、時折身を震わせながらくすぐりに身を任せるようになってしまった。
あとは俊也と同じように、夢と現実の狭間で精神が溶け落ちるまでくすぐりの
快楽を染み込まされるのだ。
意識が覚醒して笑い声を上げながらくすぐられる時間と、意識を失いながら
くすぐられる時間が交互に繰り返す終わりのないくすぐり地獄は、クリスマス
の夜が明けるまで続けられた。
サンタさんが告げたように、このくすぐりマシンには確かに不思議な力があ
った。寒くてたまらないこの季節に一晩中裸でいたというのに親子3人、誰一
人として風邪を引く者はいなかったし、呼吸困難による窒息死や下手をすれば
心臓発作を起こしかねないほどに激しくくすぐられる時もあったのだが、3人
とも肉体的には全く健康なまま延々くすぐられ続けた。
そして今はまだ3人の誰も気付いていないが、彼女たちの運気は見違える程
良くなっている。サンタさんの言葉通り、このマシンを使い続けていれば大き
な不幸から身を守り幸福を手にすることだろう。だがこの親子にとってもうそ
んなことは重要ではなかった。
この後、サンタのプレゼントがもたらすくすぐりの快楽から逃れられない伸
子と俊也は、これから毎日くすぐりを受けるようになり、くすぐりそのものに
はまだ拒否感を示すが家族と一緒にいることに安心感を感じる由衣奈も、やむ
なく一緒にくすぐりを受けるようになった。最初こそ嫌がっていた由衣奈だが
続ける内に体が開発され、1週間もしないうちにくすぐられると素直に気持ち
よさそうに悶えるようになり、家族の一体感は更に増して行くことになる。
この親子の元にはきっと次のクリスマスにもサンタクロースが訪れるだろう―――――
- 179 : ◆AjN2xCq7C6:2008/12/24(水) 23:44:55 ID:PVVUIM7w0
- 我ながら、クリスマスに何を書いてるんだろうと思わずにはおれない……。
- 180 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 02:31:16 ID:Fx7hpVP.O
- 新作乙です!
寝る前にちょっと覗くだけのつもりだったのに
あまりにGJ過ぎて寝付けなくなったんだぜw
男の子がひたすら責め続けられるシチュは
激しくツボなので最高のクリスマスプレゼントになりました(´ω`)
この子が数年後119の施設に
はまってしまう訳ですねわかりますw
- 181 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 02:58:32 ID:dXDrV6lw0
- うむ素晴らしい
くすぐり責めの前では男も女も無いね
まだまだ次の作品も期待してるんだぜ
- 182 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 183 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 184 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 12:22:40 ID:AtRliwj.C
- >>183
他のはどうか知らんが少なくとも私は違う
いい加減な決めつけはやめな
- 185 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 16:42:48 ID:iflPuA660
- >>184
>>183の決めつけはさておき、折角の作品を自分基準のもと平気でイマイチと言える神経はある種すごい。
- 186 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 187 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 17:36:41 ID:Yyt5K4LA0
- まあ確かに読む人によって価値観や感じ方は違うと思うけど、
雑誌の投稿作品を批評する漫画家みたいな言い方をする必要はないかと・・・。
- 188 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 21:12:15 ID:diOAj0WA0
- >>186
思いやりとか気づかいとかなんも考えてないわけね
- 189 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 190 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 21:44:21 ID:diOAj0WA0
- 評論というよりは個人的感情じゃないか
つーかちゃんと管理人さんも見てくれてるんだし
小説書くのだって金もらってやってる訳でもプロデビューしようとしてる
わけでもないんだからそんな無駄に茨の道進ませる事もないでしょ
需要がなかなかないジャンルなんだし
- 191 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 192 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 22:04:12 ID:iflPuA660
- >>189
文章力的な批判ならわかるけれども……
「ショタに一番重要な足裏責めがないからイマイチ」ってどうなのよ。
書いて欲しいなら「次は入れてくれると嬉しいです」ぐらいの言い方が普通だろ。
自分の好みに合わなかったからイマイチな作品、なんての批判でもなんでもなくね?
不快感を与えるだけの無意味な感想じゃん。
作者様のこれからに対しても、なんのプラスにもならないよ。
作品を投下してるわけでもない俺が言うのも筋違いかもしれないけどさ。
- 193 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 22:27:37 ID:diOAj0WA0
- >>191
好みについては頼み方ってもんがあるでしょ
少なくとも著者さんは無償で書いてくれてるんだしそれなりの
態度ってものがあるはずだよ
あと後文についてはいかがですかな?
- 194 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 22:33:31 ID:pY6HplOoO
- とりあえずなんで足裏が無いとダメなのかを聞きたいな
何をもってして重要なのか。
ショタは守備範囲外だからショタくすぐりの一般的なニーズがそうなんだとしたらごめん。
もしただの好みだとしたら自分には合わない、ってだけで批判的な意見を出す理由にはならないと思う。
それこそ理由もなく"つまらない"と言って叩くのと同義じゃないかなぁ
- 195 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 196 :<削除>:<削除>
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- 197 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 198 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 00:00:21 ID:lwPumdys0
- もうこの話題は止めませんか?作者の方が投稿しにくくなってしまいますよ・・・。
- 199 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 200 :<削除>:<削除>
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- 201 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 202 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 00:36:39 ID:BQVZsMWc0
- >>200
いや、あんたの価値観なんてどうでもいいんだわ正直
数少ないジャンルなんだからあんま批判せずに大事にしていこうという姿勢なわけで。
あんたみたいにそれも仕方ないと思うなら黙っていればいいんじゃない?
ただそれを他人に強制するなよ。
- 203 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 00:37:48 ID:AD6DAbPg0
- そうだな。百の議論より、一の妄想だ。
と言うわけで久しぶりの、こんなマシンネタ。
【くすぐりバブル】
傍目にはただの石鹸しか見えない。
ただし、実は極小のナノマシンの集まりが仕込んであり、
水分を当てると、数分後に活動を開始する。
人体程度の熱源に近づき、触覚で皮膚をつつき、
対象者に激しいくすぐったさを与えると共に、石鹸を泡立たせ、
対象者の体をヌルヌルにさせる事で、更にくすぐったさを増す事になる。
傍目には泡にくすぐられてるように見える事から、この名が付いた。
風呂に集団で入る女子寮や、特定ターゲットのバスルームに仕込む等、
様々な用途が可能。
まさかと思うものが、マシンだったら、面白いだろうなと想像。
ナノマシンくらい小さいと、石鹸の被膜で動けないんじゃねーのと言うのは、いいっこなし。
- 204 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 00:44:04 ID:va.njSKU0
- GJ!相変わらずの文章量とクオリティ、そして投稿頻度が神々し過ぎます (*´¬`)
ショタに目覚めつつあるので、こんなの書かれたら拍車掛かっちまうゼ!
>>182からの流れ。
マナー守れてない発言なんか、感情的にならずスルーすればいいと思うよ。
その文章力と暇をGJなり感想なりに使えばいいのに、
どうして、言っても無駄な相手をわざわざ論破しようとするの?(´・ω・)
- 205 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 206 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 00:51:44 ID:GYyHOlac0
- >>199
ほんと、あの荒らしに同情的な奴にろくな奴いないな。
理解する気のないあんたに説得力のない俺じゃ議論するだけ無駄だ、やめにするとしよう。
>>203
敏感なところを洗ってしまったが最期、二度と逃げられないと。
科学の力で実現した自律稼動スライムというわけですね、わかります。
完璧に洗い流されると困るので、十分に活動を始めたらシャワーの元栓を締めてしまうんですね、よくわかります。
- 207 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 00:53:57 ID:GYyHOlac0
- >>204
深く反省しております
- 208 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 209 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 210 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 211 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 01:14:07 ID:/F3XbMso0
- 削除されてる…
すんません、始めからこうなるのは分かってたのについ…
ところで棺桶で黒髭危機一髪のように穴が複数開いててそこから突っ突きまくるマシーンとかどうすか?
- 212 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 01:19:35 ID:va.njSKU0
- (´・ω・) とりあえずサポーター権限もろたので削除行使。
斜め読みですが、正しい事言ってても攻撃的な発言は全削除しました。
あと、あんまし言いたか無いけれど「管理人がx/mに偏見」を叫ぶ人、
IPアドレス全部同じッス・・・
アア・・・まとめサイト更新する時間が飛んだ・・・ orz
- 213 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 01:28:08 ID:AD6DAbPg0
- >>212
まあ、しょうがないですね。こういう事もあるでしょう。
まったり更新でいいので、がんばって下さい。
>>211
お互いに樽の中に入ったまま口頭で指示を出し、
ハズレだと、樽の中の触手が動き出して相手をくすぐり、
当たりだと、相手が樽から飛び出して、くすぐりマシンに放り込まれるんですね。
- 214 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 01:28:26 ID:GYyHOlac0
- >>212
ご迷惑おかけしました。
自分の>>185の発言がこの流れを呼んだ気もするので、今後は気をつけます。
まとめサイトの更新の方、いつもご苦労様です。
- 215 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/26(金) 07:07:41 ID:sDAj7Cy60
- >>213
黒ひげマシン
両方くすぐりだと芸がないと思ったので、
ハズレ→愛撫による快楽責め(軽いくすぐりの生殺しでも可)
アタリ→くすぐりマシンへ放り込まれる
の方が、違いがあっていいな。
弱い愛撫で体がめちゃくちゃ敏感になったところで、アタリを引いてくすぐりマシンによる激しいくすぐり。
たとえば、
剣を差すのは一日一回だけで、ハズレを引けば一日中気が狂わない程度の弱い快楽により生殺し状態が維持される。
それでも生殺し状態で発狂する者がいるので、適度に弱いくすぐりをアクセントにいれて理性を保たせておく。
これを長い時間続けることによって、黒ひげ役の者はくすぐりでも快楽を感じるようになり、
いざアタリを引いてくすぐりマシンに放り込まれた時には、くすぐったさと共に最高の快楽が送り込まれ絶頂に達する。
みたいなネタを妄想したが、SSにする技術がないので、誰か使って書いてくれるの希望w
- 216 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/27(土) 10:36:52 ID:RhBwuGAQ0
- どっかのメーカーさんが着エロアイドル達を使って
「黒ひげくすぐり」モノのイメージビデオ
作ってくれますように。
って、サンタさんにお願いしてみた。今。
- 217 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/28(日) 05:22:05 ID:JpKgC7pk0
- 初期の施設の話もいいなー
自分からのぞんでよりはやっぱり無理やりだよね
- 218 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/02(金) 22:04:52 ID:Xe5w65kQ0
- たまには単発ネタ出しでも
【くすぐりフラワーロック】
お立ち台のような土台と、そこから延びる2mほどの柱からなる。形状としては
少しゴツい身長計のような形をしている。
対象者の靴を脱がし(服を脱がすかどうかは任意)、土台に乗せる。
土台には足首から先がすっぽり収まる穴があるので、そこにセット(自動的に足首を
固定して抜けないようにする)。
両腕をバンザイさせ、柱の上についている手枷にセット(柱の長さは調整可能なので
どんな身長の方でも使用可能)。
このマシンは音に反応し、音がすると対象者の足の裏をくすぐり始める。手足を
固定された対象者はクネクネする事しか出来ない。
くすぐったさに笑ってしまうと当然その音にも反応するため、一度動き出したら
止める事は非常に困難。
さらに笑い続けると、柱から合計8本のマジックハンドが生えてきて対象者の全身を
くすぐる。こうなったらもう自力で止めることはほぼ不可能である。
くすぐったがってクネクネ踊る少女を鑑賞するためのマシン。
たくさん並べると相乗効果もあって大変壮観
- 219 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/07(水) 00:14:17 ID:Km4naSlU0
- オリキャラスレで使ったネタ
全身固定型くすぐりスーツ
首から手足の先まですっぽり覆う全身タイツのような服。最先端の技術で作られた
このスーツは、着用者の乳首までくっきり浮き上がるほど薄い生地でありながら様
々な機能を備えている。内側にはコンピューター制御された繊毛がビッシリ生えて
おり、生地自体には極めて微細な振動子と放電装置がくまなく縫い込まれている。
これによって着用者の全身を、繊毛による刺激、微弱電流による刺激、振動による
刺激の3種類でくすぐることが出来る。特筆すべきはスイッチ一つで生地の硬度が
自在に変えられる点で、これによって様々なポーズを取らせた人間を、置物のよう
にしたまま全身に激しいくすぐりを加えることが出来る。くすぐり刺激が無理矢理
血流を良くするため、血行不良になる心配を考えずに長時間固定したままくすぐる
ことが出来る。健康面の問題を考えて、固定時は必ずくすぐりが行われるようにな
っている。
- 220 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/09(金) 03:12:11 ID:jjo5QHuU0
- 【くすぐり水車】
幕末以前の日本で開発されたくすぐり責め用のカラクリ
もともとは水責め用につくられた装置をくすぐり拷問用に改造したもの
巨大な水車に裸にした対象者を仰向けに拘束して使用する。
水車の下部分には無数の羽根や筆があり、その全てがカラクリ仕掛けで動いていて、
回る水車に拘束された対象者は、この『くすぐりカラクリ』部分を通過する時に
身体中を羽根や筆でくすぐられてしまう。
くすぐりカラクリは水車の下にしかないので、ここさえ通過してしまえば一旦は
くすぐりがおさまるものの、水車が回り続ける限り何度もくすぐり責めが繰り返される。
なお、水車には三人まで拘束可能。
カラクリを動かすための動力は川に設置された別の水車によって得ているため、
川が干上がらない限り永久に動き続ける。
また動力用の水車とカラクリをつなぐ歯車を交換すれば、くすぐりカラクリの速さや
対象者が回る速さを調節出来るため、軽めのお仕置きから激しいくすぐりの刑まで
全てに対応できる。
かつては脱走を試みた遊女の折檻や、捕えたくノ一の拷問などに使われていたらしい。
- 221 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/09(金) 11:33:34 ID:gLZ40iGc0
- くすぐりメイデン
拷問道具であるアイアンメイデンを参考につくられたくすぐりマシン。
外見はアイアンメイデンと変わらないが、内側には針ではなく大量の
羽根や筆、マジックハンドなどがびっしり設置されている。
使い方はいたって簡単。相手を中に入れて蓋をがっちり閉め、
スイッチでマシンを起動させるだけである。
マシンは相手が死んだりしないように、中に入っている者の
生命活動が常に一定になるように設定されている。その為マシンを止めない限り
中の者はずっとくすぐられ続けることになる。中はかなり狭く、全方向からたっぷりくすぐられる。
外からは中の様子が見えない為、笑い狂う姿を見たい人にはオススメできない。
だが、逆に言えば苦しむ姿を見なくていい為、誰でも手軽に使用できるというメリットがある。
- 222 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/22(木) 00:38:18 ID:xvHbHhlA0
- 水中花
薄暗いが広々とした空間に、透明な円柱がいくつも置かれている。高さは2メー
トルを超え、直径が1メートルほどのそれは水槽のようにも見えるが、中に入って
いるのは魚ではない。人間だ。特殊な培養液の詰まったその水槽の中では一人の少
女がもがき続けていた。彼女は全方位から丸見えになっている未発達な裸身を隠そ
うともせず、全身をくねらせて苦しみを訴えている。
その少女、結城美由里は何故こんな状況にあるのか全く理解できなかった。気が
付けば水槽の中でプカプカと漂っていたこともそうだし、溺死する!と恐怖を感じ
たものの何故か呼吸が出来るこの環境も理解不能だ。そしてなにより――――――
『ぎゅひぃぃ〜っひっひひいひっひひひひひひ!!!』
何故こんなにもくすぐったいのかも理解できない。
美由里の入っているこの水槽の下部にはいくつかの機械が繋がっており、中の培
養液に様々な刺激を与えることが出来る。例えば底面中心部の大型バイブレーター
が振動を開始すると培養液全てが激しく揺さぶられ、美由里の全身にくまなくマッ
サージ器を押しつけたようなくすぐったさが与えられる。水槽内を満たすこの液体
の成分には肌を敏感にするものも含まれており、刺激に対して敏感になった美由里
はたまらず濁った笑い声を上げ体をばたつかせる。体を動かす度に全身にまとわり
つく培養液が肌をこすり、その抵抗が新たなくすぐったさを生んでさらに美由里の
体を暴れさせる。また体の表面のみならず内部まで満たした培養液は、その成分を
吸収した美由里の体を生命力で満たし続けるため、疲労により体を動かせなくなる
状態にはなかなか陥らない。結果として彼女は、装置のスイッチがオンになってい
る限りくすぐったさに悶え狂い続ける羽目になっていた。
『あぎゃあぁぁっはっははははっはっははははは!!とめて!とめてぇぇぇ!!と
めてぇぇええへへへえへええ!!!きひぃぃははははっはっははははははは!!』
内部に着けられた集音装置は水中で出された美由里の叫びを正確に拾い、空気中
で発生された場合の適正な形式に変換されて外部へと伝える。肺に空気が入ってい
ないためゴボゴボというノイズは混じっていない。またあまり広くない空間で暴れ
る美由里だが、溶液の抵抗が大きすぎるため自然とスピードは緩慢なものとなり、
壁面にぶつけたところで怪我をするようなことはない。全てがゆっくりと動く水槽
内で、絶え間ないくすぐったさと絞り出される笑い声だけが外にいるときと同じ速
度を保っていた。
『おにぇがいでしゅうぅ!たひゅけて!たひゅけちぇええぇぇぇ!!!んぎゅああ
ぁ〜っはっはっはははははははっはっはは!!死にゅぅうぅ!ひんじゃううぅぅぅ
ぅ!!!!』
「心配しなくても、そこにいる限り絶対に死んだりしないわよ」
美由里のガラス越しの懇願に、それまで黙っていた女が初めて口を開いた。おそ
らくは30前後のドレスを身に纏った美しい女。見る者をぞっとさせるようなある
種人外の美貌を備えたその女は、水槽の前に置かれた椅子に腰掛けて美由里の様子
をずっと見ていたのだ。マイクを通して話されたその言葉は、機械を通して美由里
の耳に正しく伝えられる。既に行われているバイブレーターの振動に干渉されるこ
ともなくはっきりと。
- 223 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/22(木) 00:38:46 ID:xvHbHhlA0
- 「だから、安心して踊り続けなさい。私を楽しませる『水中花』に選ばれた栄誉を
噛みしめながら」
『そんにゃああぁぁぁっはははあぁ!!んっくくっくくくううぅぅふふぅ!んぐぅ、
んひゃひゃあぁ〜!あぁ、ああぁぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃへへへへへへっへっ
へへへへぇぇへへっへ!!!』
女がコンソールを操作すると、美由里の水槽の様子が変わる。下部から細かな気
泡が大量に立ち上り、美由里の体を舐めあげていく。さらにファンが回りだし、水
槽内に水流が生まれる。いずれも新たなくすぐったさで美由里を責める拷問具であ
った。
『だめぇっへっへへへへへぇ!へんににゃるぅぅうぅ!!うひぃぃぃぃ!だりぇか、
だりぇかたしゅけへえへへ!おねえちゃん、おかあしゃぁん!!んきゃあはははは
ははは!!』
「大分水槽にも慣れたようだし、そろそろ美由里ちゃんにも大人のステップを昇っ
てもらおうかしら」
体を大きく仰け反らせ、家族に救いを求めながらくすぐりに震える美由里をよそ
に、女はさらにコンソールをいじる。女が今やっているのは培養液の成分調整だ。
今までほとんど入っていなかった性的興奮を高め快楽を強める薬剤の投入を装置に
指示したのである。
「これで日付が変わる頃にはくすぐりが好きで好きでたまらなくなっているわ。ス
イッチはずっと入れておいてあげるから、好きなだけ楽しんでね」
『んきゃああぁぁっはははっははははひぃひひひひぃ!!おおぉぉおぅおっへっへ
っへへへへはははへひふふふぉふぁあふぁふぁふぁふぁ!!!』
最早言葉を聞く余裕などない美由里を後に、女はその場を離れていった。
こつこつと固い足音をたて、女はずらりと並んだ水槽をじっくり眺めながら歩み
を進める。水槽には年齢の様々な女達が詰められており、名前、捕獲した場所や日
時などを記したプレートが付けられていた。水槽の中から女の姿を見た者達は、ガ
ラスの壁面を叩きながら何事かを叫ぶ。マイクをオフにしているためその声が外側
に届くことはないが、内容は皆同じだ。『もっとくすぐって』それだけである。こ
の残酷な牢獄に囚われ、無情にくすぐられる快楽に堕ちた彼女たちにとって、自分
の体に加えられるくすぐりだけが生きる悦びなのだ。女もそれに応えるように装置
のスイッチを入れる。途端に全ての水槽内が揺れだし、美しい囚人達はくすぐられ
る悦びに全身を震わせ狂気の笑顔をはりつけて悶え始めた。
「ふふ、美しい……」
彼女たちはこの場所の支配者である女の愛するコレクションだった。トラップで
捕獲した獲物のうち、手元に置いておきたいと思ったものは専用の処理を施してこ
の水槽で飼育するのが女の常である。水中花と名付けられたこのコレクションは、
捕らえられた獲物に死ぬことも狂うことも許さずくすぐりを与え続ける悪魔のよう
な牢獄だった。呼吸器も消化器もくまなく満たすこの培養液の成分は、肉体の死も
精神の死も彼方へと追いやることが出来るのだ。
そうしてひとしきり水中花達の姿を楽しんだ女は水中花の保管室を離れ、管制室
のような場所を訪れた。装置をいくつか操作していると、モニター内の2つのウイ
ンドウにそれぞれ別の女性が映し出される。映像を見た女は酷薄な笑みを浮かべる
と呟いた。
「お姉ちゃんに、お母さんか」
- 224 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/22(木) 00:39:10 ID:xvHbHhlA0
- 1つ目のウインドウにはマジックハンドでくすぐられる全裸の女子高生が映って
いた。洋式の便器に座り両手を上げた状態で固定されている。その腹部は妊婦を思
わせるほど大きく膨らんでいた。
『うくぅっ!?んぐぐ…ぐくくぅ…!』
大量の薬液を浣腸され膨らんだ腹から来る排泄への圧力とくすぐりの刺激に必死
に耐えるため、脂汗を流して歯を食いしばる高校生。だがその抵抗も、脇腹と下腹
部に6個の強力なバイブレーターが押しつけられるまでだった。くすぐったさとそ
れを上回る圧迫感が腹に押し込まれ、肛門はその圧力に耐えられなくなる。
『んほほぉぅっ!ははひひいいいぃぃぃぃっぎぎいいぃぃぃぃぃ!!!』
悲鳴と共に吐き出される激しい噴出音。くすぐられながら無理矢理排泄させられ
る汚辱に少女は白目を剥き、涙と鼻水をあふれさせながら痙攣する。
だがこの浣腸責めは容易に終わることはない。水中花にする前段階で腸内を完全
にクリーンにするため、浣腸とくすぐりながらの排泄は何度となく繰り返されるの
である。
2つ目のウインドウには肉付きがよくぽっちゃりとした女性が映っている。2人
の娘を生んではいるが体型にさして崩れはなく、良く熟した魅力を持った女性だっ
た。彼女は水槽の中に引きずり込まれ、培養液の中でマジックハンドにくすぐられ
ていた。敏感な腋や足の裏を引っ掻かれるたびに肺の中の空気が吐き出される。
『ごぼぉっ!?ごぼぼぼ、ごばぁ!ばばぼぼぼ…!』
溺れ死ぬという恐怖で必死の形相に顔をゆがめながらもがくが、頑丈なマジック
ハンドの前には何の役にも立たない。ほどなくして彼女は空気を出し尽くし、脱力
して水中に漂う。失神してしまったためである。意識を取り戻したときには彼女も
水中花の一つとなっているだろう。
「お姉ちゃんとお母さん、2人とも捕まってるって知ったら美由里ちゃんは何を思
うかしらね」
モニターに映る結城母娘、つまり美由里の母と姉に加えられる処理を眺めながら
女は新しい水中花の姿を想像していた。親子3人を1つの水槽で飼育するのも悪く
ない、と。
- 225 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/22(木) 00:39:37 ID:xvHbHhlA0
- 最近神那津川学園ばっかりだったし、たまにはマシンスレの話も書いておこうと思
ったらまた外道な話になってしまった。救いのない話っていいよね!
いや、ラブラブで百合ん百合んなのも大好きなんですがどうにも波が来なくて。
- 226 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/22(木) 22:35:35 ID:5OUsCPmw0
- >>225
GJ!
またステキな外道マシンを開発しましたね!
- 227 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/23(金) 01:10:09 ID:u8aphjnE0
- ナイスナイス。
しかし水槽と言うより、スライム槽ですな。
- 228 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/24(土) 16:22:58 ID:yvH4iGAw0
- GJ!親子丼は大好物でございます。(´ρ`*)
拷問も外道だけど、趣味や欲望で責め抜くとか超外道だよね。超大好きさ!
>>227氏の言う様に私もスライム的なイメージでしたが、
ちょっとした変化球にするだけで、こんなに斬新になるんですねぇ
ちょこっと感動 ('ー'*)
- 229 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/31(土) 00:16:54 ID:ny.LeoXE0
- 入浴剤
『充実のくすぐりライフで身も心もリフレッシュ!くすぐり技術で定評のあるメディ
カル・ティックラー社が贈る驚きの新製品、とろけ湯ハイグレード!』
なんとなくつけたテレビに映っているのは、今日スーパーで鈴菜がもらった試供品
と同じもののコマーシャルだ。とろけ湯という商品名がつけられたこの入浴剤は生分
解性素材で出来たナノマシンを配合したもので、お風呂に入れると浴槽のお湯全体が
スライム状に変化し、生きているかのように蠕動して入浴している人間の体を綺麗に
するのだとか。温度によって多少の差はあるがお湯に入れて数時間は洗浄モードが働
き、その後は廃水処理モードに移行、水が汚れる原因となる物質を分解し完全に機能
停止する48時間後まで浄化に務め、その後は微生物によって分解されるため環境汚
染の心配は全くないと言われている。先端技術の無駄遣いにもほどがある商品だが、
MT社のくすぐりに関する数々の製品は世界レベルをぶっちぎった変態的な技術の結
晶なので、今更それを気に留める人間はいなかった。
なお、排出されたナノマシンが分解されずに野生化とも言える状態になって人間を
ゲル状のその身に取り込んでくすぐる怪物に成るという都市伝説があるが、MT社は
そういった話は公式には一切認めていない。この話をブログに書いてMT社を批判し
ていた大学生がブログのネタにとくすぐりセンターに行った結果、MT社に肯定的な
論調に転向したという話もあるがこれは本筋には関係がない。
さて、話を鈴菜に戻そう。
先月彼氏と別れた上に、仕事でストレスがたまって最近肌荒れが気になって仕方が
ない27歳OLの彼女は癒しを求めていた。近頃はストレス解消に成るという理由で
くすぐりが一部でブームだが、だからといって自分から金を出してくすぐられようと
いう気になる人間はそうはいない。しかしタダなら話は別だ。
「まあものは試しよね」
一人暮らしの入浴では誰かに気兼ねするはずもなく、髪をタオルでまとめスレンダ
ーな裸身を晒した鈴菜は試供品のとろけ湯の封を切って粉末状の中身を浴槽にそそぎ
込んだ。手で軽くかき混ぜると白い粉はお湯の中に広がっていき、白色の薄い濁り湯
となる。
(ちょっとぬるっとしてる…)
浴槽から引き上げた右手に残る感触はぬめりを帯びたものとなっており、以前行っ
た温泉みたいだと鈴菜は思った。これが生き物みたいに動くとは到底思えない。
(ま、入ってみれば分かるか)
かき混ぜるついでにお湯が自分好みのぬるま湯になっているのは確認しているので、
鈴菜はそのままどぶりとお湯の中に身を沈めた。かけ湯もせずに風呂にはいるのは一
人暮らしの特権だ。
「ふー……」
体の力を抜いて大きく息を吐く。鈴菜が浸かっているのは今はまだただの滑り湯の
ままだが、もうすぐ生きているかのように動き出すはずだ。未知の体験に鈴菜は年甲
斐もなくわくわくしながら温まっていた。そうして、1分ほど経った頃である。
さわさわ。
「うぁっ!?」
- 230 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/31(土) 00:17:27 ID:ny.LeoXE0
- 温かい手にお尻を優しく撫でられるような感触に鈴菜は思わず声を上げたが、『と
ろけ湯』が機能し始めたと理解した鈴菜は慌てずお湯に身を任せることにした。
「ホントに動いてる…。んん……ふぅあぁ……くふ、うふふっふぅぅ…」
身をよじりながら、悩ましげなと声とかすかな笑いを漏らす。商品の説明にあった
通り、薄く濁ったお湯は人の手のように鈴菜の全身をいじりまわしていた。手足の筋
肉に腰や肩を揉んで疲れをほぐすとともに、背中や首筋に舌で舐めるような刺激を与
える。ぞわぞわとしたむず痒さに体が震えるが、決して不快な感触ではなかった。
「あ…!ちょっ…そこ……や、ああぁぁぁん…!」
そして明らかに性感への刺激を目的とした愛撫が行われ、はっきりと甘い声を漏ら
す。やや控えめな胸を人の手では不可能な手段で全方位から包み込むように揉み上げ
られ、ぬるりとした粘体が乳首に触れるに至っては、摘まれているのか舐められてい
るのか吸われているのか、それすらの判断も付かなかった。一方鈴菜の秘部にはまた
異なる刺激が与えられる。
「きゃひぃっ!やだ、これ…この感触って……!あ…んううぅぅ!」
丸みを帯びた長い何かが、股間のこんもりとした黒い茂みから不浄の穴までを往復
していた。それは素股と呼ばれる行為に近いが実際の男性器とは違って硬軟自在の
『とろけ湯』は、鈴菜のお腹からお尻までの曲線にぴったり合わせた形で吸い付き、
秘部との接触面を波立たせながらざわざわと動き続けている。
そして最後に、鈴菜の最大の弱点である下腹部にとろけ湯は触手を伸ばした。
「あはぁっ!そこ、そこ弱いから!あぅぅ、ううぅぅ…うぅふふふふふぅっふっふっ
ふふぅ!」
お臍の近辺とその少し下、ちょうど子宮が内部にあるあたりに手のひらのような大
きな何かが張り付く感触がした。例え僅かな力でもここを揉まれると鈴菜は激しいく
すぐったさを感じてしまう。また、手のひらで軽く圧迫しながらさすってやるとくす
ぐったさとともにしびれるような性感の高ぶりを感じてしまうポイントでもあったの
だ。
「あは、あはっはっははぁっ!くぅぅぅぅぅ!くすぐったいぃぃ…!」
ぬめった表面の手のひらが自分の弱点を的確に責める感触に身震いしながら、鈴菜
の体はどんどん高ぶっていく。そしてそれに比例するように鈴菜の体をくすぐる手は
数を増やしていく。自在に動く粘体が全身を隙間無く覆っていき、それは最早手では
なく鈴菜を丸飲みにする1個の生命に等しくなっていった。
「ははっあはははぁ!きゃあっはぁっ!これ、きつぅ…あひゃひゃひゃひゃひゃ!」
くすぐったさに思わず仰け反った鈴菜の後頭部を浴槽の水面より高く盛り上がった
スライムが受け止める。そしてそれはそのまま首筋と耳元を舐め回す舌となる。
「んひゃはぁうぅっ!?」
- 231 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/31(土) 00:18:13 ID:ny.LeoXE0
- そこから逃れるため鈴菜は頭を前に動かそうとする。しかしほんの少し動かしただ
けで元あった場所に引き戻されてしまう。スライムは顔以外の頭部をスッポリと包み
込んでしっかり固定しており、それどころか体もろくに動かせない。浴槽内のお湯
が変質したスライムは恐るべき弾力性を持ち、人間の力で引き剥がすことなど不可能
だった。
「きひぃ…!んうぅっ!?動けなひぃいっ!!いひっいいぃぃっひっひっひひひ!!」
身動き一つ出来ない状況は本能的な恐怖を呼び起こすが、それもすぐにくすぐった
さで塗りつぶされる。全身を包み込む温かいスライムは、ブルブルと筋肉を揺さぶる
振動とぬるぬるで舐め回す感触、ソフトタッチでつつき回す刺激にぐりぐりと揉む動
きなどを縦横無尽に組み合わせ鈴菜の体を余すところ無くなぶり続ける。
「あへへへへへぇっ!きつ…やめ…!!んひひひひひ!!きゃあっはっはっはははっ
はっはははは!!や、やあぁぁっはっはははははぁ!そこ…入っ……!!きゃひぃぃ!
やめぇぇっ!んほおぉぉぅぅ!!」
ぬめりを帯びた細い先端は大した抵抗もなく鈴菜の秘芯に滑り込む。自在に形を変
えるスライムは、鈴菜のそこに侵入するのに押し広げる必要さえなかった。温かいお
湯が物理法則に逆らって体の中に入り込む感触に堪えきれず悲鳴が漏れる。
「ひゃあぁぁ…ひゃんっ!?あ、あへぇ…!おおぉん…おほぉっ!?おひっひっひひ
ひひひぃぃ!!」
内部に侵入したスライムは外部のスライムと同調して鈴菜の肉を挟むように圧迫し
ながら、Gスポットに様々な刺激を与える。無論全身に加えられるくすぐりは継続さ
れたままだ。乳首やクリトリスも舐め回すようにいじられ続けている。肌の上を這い
回る感触も、それがくすぐったいのか気持ちいいのか判断が付かなくなっていく。恋
人とのセックスでは感じたことのない強い快楽と気も狂わんばかりのくすぐったさが
鈴菜の中で渾然一体となって暴れ回り、劫火となって彼女の理性を焼き切ろうとして
いた。
「きぼ、ちいいぃぃ…!」
無意識のうちに口に出した言葉が耳から入り、鈴菜の認識を書き換えていく。
「くひぃぃっひっひひひぃ…!きもち、いい…!」
くすぐったくて気持ちいい、そう認識してしまう。
- 232 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/31(土) 00:18:40 ID:ny.LeoXE0
- 「あはっあは、ああぁぁっはっはっははははっはは!!気持ちいい!気持ちいいよお
ぉぉっほっほほほひひひひぃ!んきぃぃぃぃっききひひ!あきゃあっはははっははは
ぁっ!」
一旦認めてしまえば後は早い。ダムが決壊するように鈴菜の思考はくすぐりの快楽
に飲み込まれ、ただそれを享受して悶えるだけの物体になり果てる。
「いやぁぁぁっ!くすぐったいぃぃ!!うひっ!あひひぃぃ!!イク!イッテるぅ!
ぎゃあっはっはっはははははは!!くすぐったくていいのぉぉ!!」
時に激しく、時に優しく、きつすぎる快楽に発狂することも強すぎる刺激に失神す
ることもないよう計算され尽くしたくすぐりは、とろけ湯の設定時間である30分間
しっかりと続けられた。
意識を取り戻した鈴菜が最初に近くしたのは、誰かが優しく自分を抱きしめるよう
な感触だった。
(……?私、確か風呂ですごくくすぐられてたような…)
ぼやける視界でよく見ると、自分が湯船の中でスライムに体を支えられていること
に気が付く。風呂場で溺れないように、処理が終わった後も入浴した人間へのサポー
トを怠らないのだ。その働きぶりに、何やら愛おしさが沸いてくる。
「そっか、ずっと見ててくれたんだ。……ありがと」
理解できるはずもないのだが、鈴菜はお礼を言わずにはいられなかった。
心地よい疲労感を全身を満たされた鈴菜は、その晩久しぶりにぐっすりと眠ること
が出来た。心なしかすべすべになった気がする頬を撫でながらベッドの上で鈴菜は思
う。これ、箱で買おう、と。
- 233 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/31(土) 00:22:37 ID:ny.LeoXE0
- 水中花の話をスライムのイメージで読む人もいたようですが、
スライムはスライムで別の話を考えておりました。
今回は外道話ではありません。
女子校の修学旅行の風呂にこれを放り込んでまとめてくすぐった挙げ句
全裸の女子を一斉に捕獲、とかも考えてましたが。
- 234 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/31(土) 01:42:16 ID:CV1L7dQY0
- >>233
GJ!
DQの「ぷるぷる ぼく わるいスライムじゃないよ」を思い出しました
まあこの入浴剤はナノマシンですが、スライムは非暴力的なヤツがいいですね
強酸で人間を溶かして取り込んだり、口と鼻を覆って窒息させたりなんてのは
夢がない! ちっともファンタジーじゃない!
- 235 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/31(土) 12:50:44 ID:HDX4ZOnE0
- どっからこういう発想が出てくるんだろうか・・・・?
スライムかあいいよスライム
- 236 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 16:54:10 ID:9RLIB2yU0
- 博士と私の怪しい実験
―被検体、私―
博士は、一言で言うとマッドサイエンティストだ。
いつもいつも研究所の開発室に籠って、怪しい機械を作っている。
清潔感のある白衣に身を包み、黒く長い髪をなびかせ、
身長も高く、ボディラインも一流モデルが裸足で逃げ出す…
女性としてみればこの上なく綺麗な人だ。ちなみに歳は分からない。
ただ、博士の専門分野と性格がとても残念。
マッドサイエンティストという肩書の所為で、合コンに行っても
男は寄り付かない。たまに、そういう人種……オタク?な人が、熱心に
話を聞こうとしても、途中で追い付けなくなるくらいの知識を持っている。
伊達にMITは出ていないという所だろうか。
「おーい!マナちゃーん!ちょっとこっちきて!」
「あ、はーい!」
あ、博士が呼んでる……行かなきゃ……
20xx年5月10日 石田 愛の日記より
ショートヘアーにブレザーとミニスカート、愛と書いてマナと読ませる私は、
ごく普通の高校3年生……のはずである。
機械工学という道を目指す私は、学校の課外研修でとある女性と出会った。
笹原 蒼。博士号を持ち、機械工学の世界では有名な人物。
特にロボット工学において様々な功績を残している。それも、表向きの顔なのだが。
私が博士の所属する研究所に研修に行った時、博士に気に入られてしまい、
休日を利用して勉強がてら研究所に遊びに来ている。
だが、博士はいつも私を使って実験をするのだ……恐らく今日も……
「ずぁん!これ見て!」
開発室に呼ばれた私を待っていたのは、スパナを片手に持った博士と、
機械チックな椅子だった。
「なんです?これ?」
「拷問装置」
…………
……
…
馬鹿だ……やっぱり馬鹿だ……
天才とナンタラは紙一重って言うけど、博士はナンタラの住人で、
天才との間にはベルリンの壁よりも厚い障壁があるに違いない……
「いや、真顔で拷問装置って言われても……」
「座って」
「へ?」
「いや、だから座って」
博士は私の背中を押して、美容院にありそうな椅子に座らせた。
「え?え?」
椅子は硬すぎず柔らかすぎずのクッションで覆われていた。
あとは肘掛がついていたり、頭の所まで背もたれが伸びていたり……
頭の部分がちょっと凹んでいて、うーん……ますます美容院の椅子っぽい。
「肘掛に手を付いてね。じゃないと危ないから。それじゃ、行くわよ。ポチっと」
博士はいつの間にか握っていたリモコンのボタンを押す。
すると、私の足首付近から枷が飛び出し、私の足を固定する。
「え?え?」
驚く間もなく今度は肘掛から私の手首を拘束する枷が飛び出した。
「博士、これ何ですか?」
「んふふ……まだまだこれからよ……」
肘掛が可動する。私の腕を肩と同じくらいの高さまで持って行き、そして左右に広げる。
無理やり両手を水平に広げられ、私は若干の不安を覚えた。
「貴女の考えている事をひとつ当てます。正解だったらいいものあげます」
「え?あ、はい何でしょう……?」
博士が突然そんな事を言い出し、私は思わず訊ねてしまう。
「この椅子、歯医者さんの椅子に似てるなーって思ったっしょ?」
「いいえ、どっちかって言えば、美容院さんかなーって……」
博士の予想は見事に外れる。
博士は悪鬼が乗り移ったように、俯きながらぬらりと動き、
どこからか歯医者さんにあるような口の中を照らすライトを持ってきた。
「正解は、歯医者さんでした」
「え?え?正解って?論題変わってませんか!?」
「それポチっと」
博士はこちらの意見にお構いなく、リモコンのボタンを押す。
- 237 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 16:54:33 ID:9RLIB2yU0
- 椅子の下から2本のマジックハンドが出てきた。
その2本の手は、私のパンプスを脱がすと、ソックスの上から土踏まずを指でひっかき始めた。
「うわ!は、博士!!これ、くすぐったいですよ!」
可動できる足先をめい一杯動かし、マジックハンドから逃れようとするが、
動きをトレースしてぴったり追従してくる。
「今から運用試験を始めます。このライト見て〜」
私は博士が指さした、歯医者さんで見かけるライトを見た。
光が照射される部分に、3桁の数字がスロットのように代わる代わる表示されていた。
「私には分からないランダムに選ばれた3桁の数字。マナちゃんはこれをよく覚えて。
ああ、けど私に教えちゃダメ。マナちゃんは今から行う拷問に耐えて下さい。
もし、耐えられなかったら3桁の数字を私に教えてね。
その番号を入力して、もしその番号が一致したら試験終了」
どうやら、本当に拷問用の機材らしい。
「でも、それだけだとつまらんから、2つ追加要素を。
そのいち。制限時間は20分。マナちゃんが私に答えを教えるか、20分過ぎるかのどっちかでこの試験は終了。
そのに。もし我慢できなくて途中で数字を言っちゃったら……」
博士が無駄に溜めを作る。
「くひっ!い、言っちゃったら……?」
「減俸」
「そんなぁぁぁぁ!!!!」
「じゃ、開始」
- 238 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 16:55:08 ID:9RLIB2yU0
- ライトにスロットのように動いていた3桁数字がピロリロリン!という音と共に固定される。493っと。
「覚えた?」
「くくく……はい……」
「じゃ、機密漏洩を防ぐために、数字は消します」
ライトに表示された数字が消える。
「耐えられるかな?女スパイさんよぉ!けひひひ!!!」
博士は美貌台無しのセリフを吐いて、ボタンを押す。
椅子の背後から、もう2本マジックハンドが飛び出し、
服の上から私の脇腹をもみ始める。
「くっくっく……やだ!博士!止めて下さいよ!!!」
「なら、数字。減俸だけど」
ビグッと私の身体が震える。
我慢できない程ではないけど、反応してしまう刺激。
足の方は、一秒に一回、人差し指で足を引っ掻く程度。脇腹もモミモミと優しくもむ程度。
「ん!あん!んんん!は、博士ぇ!」
「まだ余裕か……次、レベル2」
博士はそう言って、リモコンのボタンを押すと、マジックハンドの動きが変化する。
「くひゃ!くくくくく!!」
足を担当していたマジックハンドが、引っ掻くだけでなく、五指を使って本格的にくすぐり始めた。
脇腹の方も揉むだけではなく、上から下に、下から上にこしょこしょとくすぐってくる。
「どうかね?マナ君」
「くすぐったいです!ホント……ひゃあ!もう……無理……」
刺激に耐えきれず、背中を仰け反らしてしまう。
「おうおう。いい反応。だが、レベル2でこの程度か……次、レベル6、マニュピレーター4本追加」
博士はそう宣言すると、椅子の色んな部分からマジックハンドが4本ばかり出てくる。
計8本のマジックハンドのうち、4本が上半身を責める。
服の裾や袖から手を突っ込み、直接肌をくすぐってくる。
冬場だったので厚めのトレーナーの上に白衣を着ていたのに、結構反応してしまう責めだったのに、
今度は直に、それも4本の手が襲いかかる。
腋に手を突っ込み、細かくくすぐる。脇腹に指をあてがい、ぐりぐりとツボを押す感じで責める。
「くっひゃははははは!!!!!ひぃぃぃひひひひひひひ!!!!」
足の方も、ソックスを脱がされ、素足を責められる。2本のマジックハンドの五指が、足の指にはさみ込み動きを固定。
残りの2本が縦横無尽に足の裏を先の方、踵、土踏まずとランダムで責める。
「ゆびぃ!!動かせないぃぃ!!ひひひひひくひゅははははは!!」
足の指を挟んだ五指もむにゅむにゅと動きだし、微妙な刺激を送ってくる。
「くしゅぐったい!くしゅぐったいってばぁぁぁ!ふぅん!きひひひひひひひひぃぃ!」
「中々いい笑顔」
涙ぐみながら笑う私に、一眼レフカメラを向ける博士。
「ちょ!はかしぇええへへへへへ!!!」
「顔中ぐしゃぐしゃにして、色んな汁が出てるぞ〜撮っちゃうぞ〜いやなら耐えるか、数字を言え〜」
減俸だけは勘弁してもらわなくては!私はマジックハンドのくすぐりをじっと耐える。
「くふん!……くくくくくくく!!!」
歯を喰いしばって、目をつむり、なるべく笑わないようにする。
しかし、カメラは一向にシャッターを切らない。
「くひひひひ……ひひひひひひ……ん?」
私はきつく閉じられた目を細く開くと、そこに博士の姿はいなかった。
「レベル7、私追加」
足元から声が聞こえる。と同時に右足にたまらない刺激が走った。
「くっひゃああああああ!!!!!っひひひひ!!!!!はかしぇ!!はかしぇえええ!!!!」
私の笑い声が響く中、ひっそりとモーター音が聞こえる。歯医者さんにあるキュイイイイインと歯を削るアレのような音。
足のごくピンポイントがドリルのような物で削られている!?
いや、ドリルは柔らかい筆で出来ているようだった。高速回転する筆ドリルが、足のラインをなぞったり、
右へ左へとふらふら動く。
「きっくうううう!!ひひゃははははははははは!!!ふぎゅうふふふふふゃははははははひぃぃひひひひ!!!」
それに加え、私の全身をくすぐるマジックハンド。もう、耐えられない……
「どう?私の開発した電動筆、歯医者ヴァージョン」
「どうってひひひひひひ!!!またぁはははははは!!そんな……ひゃひゃはははははは!!!」
博士は呑気に発明品の自慢をしてる。
「あ、馬鹿にしたな!」
博士はリモコンのスイッチを乱暴に押す。マジックハンドが椅子の中に戻る。
「はははは……はぁ……はぁ……」
「マーナちゃん!」
「はぁ……はぁ……はぃ……?」
「これからが、本当の地獄だ」
- 239 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 16:57:37 ID:9RLIB2yU0
- 「へぇ……へ?」
椅子に戻ったマジックハンドが再び現れた。その手には、博士が持っているものと同じ、
電動筆・歯医者ヴァーションが握られている。
「じゃ、頑張って。レベルも上げといたから」
「そんな!待って!博士!!!ひゃあああああああああああああ!!!」
電動筆が私の足の裏、腋の下、脇腹に配備。更に何も持っていないマジックハンドが2本出てきて、
私のトレーナーを首元までまくり上げる。ブラジャーが博士の前に晒された。
「ひゃははははは!え!きゃははははははははは!!!やめてぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「マナちゃんのって、その年頃にしては結構大きいよね。ま、私には及ばないけど」
マジックハンドによって、ブラジャーのホックが外される。
「くひゃはははははははは!!!!はかしぇへっへへへへへへへ!!!」
支えを失った両胸は、プルンと重力に従う。といっても垂れ下がっている訳ではない。
自分で言うのもなんだけど、ハリと艶と大きさには自信がある。悔しいけど、博士には敵わないが……
露出した両胸に、電動筆を持ったマジックハンドが迫ってきた。
まさか……
「くっひひひひぃぃぃぃぃ!!!胸もぉぉぉぉぉぉ!?」
電動筆は大きく円を描くように両胸を徘徊する。
「ふひひひぃぃぃぃぃぃはぁぁぁはははははははくひゃははははははは!!!」
ゆっくり、ゆっくりと螺旋階段を上るように頂点に目指す。
その、怪しい刺激に思わず乳首が立ってしまう。そして、電動筆は頂点へ……
「くっひゃははははははははぁぁぁぁぁぁぁ!!……ひぃ!?な、なんへぇぇぇぇぇひゃはははははは!?」
「あれ?マナちゃんどうしたの?」
筆は頂点どころか周囲の乳輪にさえ触れることなく下降していく。身構えたのに拍子抜けされた。
「くひゃはははははは!!!なんれもおおおおおないれふくくくくくくひぃひひひひ!!」
下降しきった筆は、再びくるくると大回りしながら、乳房を登ってくる。
(く……来る……!)
今度こそ登頂しきると信じ身構える私だったが、電動筆は乳輪ギリギリの所を巡回し中々頂きに登らない。
「くひひひひひひ!!!!ひぃぃぃぃぃ!!!!くるじいいいいい!!!!」
「そう?苦しい?でも、どっちの意味で苦しいのかなぁ……?」
博士は間延びした喋り方で、私に近付いてくる。
私の股の間に片膝をつき、私の耳元に顔を近づける。
「機械にこちょこちょされて苦しいのか……それとも」
「ひ!くひゃはははは!!!」
耳元に送られる吐息が、たまらなくくすぐったい!
「マナちゃんの可愛いぽっちをかまって貰えなくて、苦しいのか……な!」
「く!ひゃあああああああああああははははははははは!!!」
博士は左手で、胸を責めていたマジックハンドを掴むと、強引に私の右側の乳首に電動筆を宛がわせた。
待ち望んだはずの箇所を奇襲され、意に反して身体が大きく仰け反る。
「くひゃはははははあん!!はかしぇええええ!!!おっぱいいいいいひひひひひひ!!!」
「マナちゃん、気持ちいい?」
「はひいいいいいひゃふひゃはははんひゃははははは!!!!きもちひいいれふううううう!!!」
「そう、良かった」
博士は女神のような微笑みを浮かべながら、電動筆を握ったマジックハンドを、私の乳首から離す。
「きゃははははははははは!!!!なんでえええええええ!!!なんでええええええ!!!」
「なんでって、そりゃ……持ちつ持たれずって言うか、等価交換?気持ち良くなりたいなら、数字を3つ言いなさいな。
しばらく堪能させてあげるから。……減俸だけど」
ひ、ひどい……この人鬼だ……
「きひゃははははははは!!!げんぽおおおおおおおいやあああははははははははは!!!」
「ええ?これ、気持ちいいんでしょ?ほらほら」
電動筆が、私の乳首を連打してくる。その度に、フラッシュライトが点滅するかの如く快楽が身体中を流れ、
私を追い詰める。だが、一秒にも満たない接触の繰り返しは、私を一向に絶頂へと導かない。
「くひひひひひ!!ひゃん!!くひゃあああああはははははははひん!!」
「いやなら、あと13分頑張ってね」
その言葉を聞いた瞬間、もうどうでもよくなった。
これだけ苦しい思いをしているのに、まだ7分しか経っていない。
時間という現実が、私の踏ん張りを挫く。
「わかりまひはははははははははは!!!おしえまふうううううう!!!だかりゃぁぁぁぁぁ!!!」
私は遂に落ちてしまう。そして、くすぐりに耐えながら数字を1つずつ言っていく。
- 240 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 16:57:57 ID:9RLIB2yU0
- 「くくくく!!!」
「え?9が4つ?」
「ち……ちがっ!!最初はああああははははははは!!!よんですうううう!!!」
「はい、4と。次は?」
「きゅうふふふふ!!!!きぃぃぃひゃははははははは!!!!!」
「えっと、9はどこだっけかなぁ……」
「ははははは!!!はやくうううう!!!!!はかしぇええええええ!!!」
「はいはい。9……で、最後は?」
「さいごはあああはははははははははははは!!!!!」
「最後は?」
「きぃぃぃひひひひひひひ!!!ふひゃはははははははは!!!ありぇええええええ!!!でてこにゃいいいいい!!!」
「へ?」
「すうじいいいいひひひひひひひ!!!忘れちゃったああははははははは!!!!くひゃはははふひゃはははあふうあああ!!」
「あらら……ちょっと激しかったかな〜」
博士はバツの悪そうな顔をしながら、人差し指で自分の右頬を掻いた。
「まぁ、数字ってのは0から9までの10個しかないから。それを入れていけばいいんだけど、
これがもしもアルファベットのパスワードだったら26文字。ひらがなだったら51文字。漢字だったらうん万と
ある訳だし……じゃあチャンスを一回だけ。これで間違ってたら、20分までガンバてね」
「きひひひゃはははははははは!!!ゆるじでえええええへへへへへへ!!!!」
私はよく考えた。3番目の数字……でも、全身をくすぐる電動筆の所為で集中力がかき乱される。そして……
「さいごのおおおおすうじいいいははははははははは!!!6ですううううう!!!!」
「はい。6と……」
博士は入力し終えると、しばし画面を睨み続ける。
「マナちゃん、残念でした」
「そ……そんなはははははははははひゃふうううう!!」
「可哀想だから、おっぱいの先っぽ責めといてあげる。残り9分、ご堪能あれ〜」
「は、はかしぇえええ!!!ま……やめ!くひいいいいいいい!!!」
電動筆が、痛々しく立った乳首を責め始める。
「くひひゃははははははあん!おっぱひいいいいひひひひ!!!!きもちいいいいいいい!!!!!」
くすぐられる感覚と、乳首を責められる感覚が折り重なり、不思議な快感を呼び起こしていた。
「わらひいいひひひひひひ!!!もうらめぇぇぇぇぇ!!!!い、いきまひゅうううふふふひゃはははは!!」
「いいわよ〜身体をコチョコチョされて、おっぱいくすぐられながらイっちゃいなさい」
「きひゃあああはははは!!コチョコチョでえええええ!!!イッちゃううううううう!!!」
身体が大きく仰け反った状態で痙攣する。手足を拘束していた金具がガチャガチャと音を立てた。
「ひひゃははははは……くひゃ……ああ……ああああああああ!!」
「あらら?」
10分間によるくすぐりによって疲弊した身体中が、絶頂により脱力。
身体に力が入らなくなる。そしてそれは、括約筋にも及んだ。
「マナちゃんたら、高校生にもなっておもらし?」
「ふひゃはははは……はぁ……はぁ……やぁ……み……みにゃいれ……」
下着を湿らせ、椅子を伝ってチョロチョロと流れる熱水。
「満足しきった所、申し訳ないんだけど。あと7分、残ってるから」
「へ……」
その言葉と同時に、ぼんやりとした意識が覚醒する。
私の身体は、今だに電動筆でくすぐられたままだったのだ。
腋の窪みを、足の裏を、脇腹を、そしてたわわな胸を。
「くっ!あっ!ひいいいいい!!!!くひひひっひひゃあああははははははは!!!」
「もううううう!!!もうううううう!!無理いいいいいいいい!!!!ぐひゅあははははははあ!!!!」
脱力しきった身体が無理やり動かされる。限界を超えた身体がフル稼働する。
「実験は成功……か。まぁ、か弱い18歳が対象だったからちょっと難があったかもしれないけど……」
「くひいいいい!!たしゅけえええええええへへへへへへ!!!はかしぇええええええへへへへ!!」
開発室に私の笑い声がこだまする。
その数分後、私は二度目の絶頂と失禁と共に、意識を手放したのだった。
- 241 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 17:01:11 ID:9RLIB2yU0
- どうも、他板でお世話になっている某ショタ戦隊物の作者です。
自分の欲望の赴くままに、>>236からの作品を書いた訳ですが……
大丈夫ですよね?スレチじゃないですよね?
今回の作品、割とありがちなネタかと思うんですが、どうでしょうか?
- 242 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 18:57:49 ID:FCgGnFbs0
- >>241
スレちではないし内容も素晴らしい。自信持って大丈夫!
ありがちではなく王道と呼ぶべきかと。
拷問マシンはやっぱりいいですな。GJでした。
- 243 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 21:15:59 ID:CBgT.XME0
- 素晴らしすぎる
自信を持って次の作品を書く作業に戻るんだ
- 244 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/07(土) 23:16:05 ID:kcSzGvIMO
- 博士の「私追加」と「けひひひ」には萌えざるを得ない
マナちゃんには悪いが俺は博士の小粋な発言に萌えた
- 245 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/08(日) 21:22:10 ID:eFm.08EA0
- >>242
>>243
>>244
とても励みになるお言葉を頂きまして、とても嬉しく思います!
こんな感じの作風で行きたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いします。
- 246 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/09(月) 01:18:00 ID:MsxRrUAc0
-
くすぐり好きの主婦とくすぐり袋の話
あふれる母性の象徴足る柔らかなバストをたぷたぷと揺らしながら、桜井里
子は前を歩く研究員についていく。桜井里子、夫が単身赴任だったためいささ
か欲求不満だったところでくすぐりと出会いその魅力に取り付かれた人妻であ
る。性格は極めておっとりとした天然さんで、他人の言葉をすぐに信じ込んで
しまう悪い癖を持つ。体型は肉付きの良いむっちり型で、胸と尻にはかなりの
ボリュームがある、大学生の息子と高校生の娘という2人の子供がいるにして
は見た目が若々しく7〜8歳はサバを読んでもまったく気付かれないだろう。
そんな彼女がここ、MT社の研究施設にいるのは彼女が新しく開発されたくす
ぐりマシンのモニターだからである。
最初は町中で声を掛けられたのが切欠だった。年齢とは不相応な純真さで人
を疑うことを全く知らない里子は男に言われるままくすぐりダイエットマシン
の開発モニターをやることになり、たった一度のくすぐりでそれまで全く経験
がなかったくすぐりという行為の虜となってしまった。そして、スポーツジム
やスパリゾートに設置されたくすぐりマシンを利用してますますくすぐりにの
めり込んでいた里子の元にMT社から連絡が来たのはしばらく後のこと。
『当社で開発中のくすぐりマシンのモニターをやっていただけませんか?』
断る理由の無かった里子はそれを迷わず引き受けた。
当初は恥ずかしかったくすぐられるために男性の前で裸になるという行為も、
「研究のためだから恥ずかしい事じゃないんです。医者と同じようなものです
よ」という研究員の言葉に言いくるめられて今では当たり前のように行ってい
る。そんなわけで、目的の部屋に到着した里子は言われるままに服を脱いで裸
になった。
「それじゃあ今日はこれに入って下さい」
そう言って研究員が示したのは黒い大きな袋だ。光沢のある素材でかなり頑
丈そうに見える。だが何より目をひくのは天井からぶら下がっている太いワイ
ヤーだった。ワイヤーの先端は袋にしっかりと固定されている。
「入る……こんな感じでいいんですか?」
一糸纏わぬ姿の里子は袋の中に両足を入れ、口を持ち上げようとする。が、
結構な重量があり里子の細腕で持ち上げるのは一苦労だった。遠目には分から
なかったが袋の生地はかなり厚く、ずっしりとした重量感がある。袋の中にく
すぐり用のブラシをはじめとする様々な装置が内蔵されているというのが、機
械に疎い里子にも実感できた。
「ああ、そのままじっとしてて下さい。今こっちであげますんで」
数人の研究員がモニターを注視しながら機械を操作すると天井のウインチが
動きだし、ワイヤーが少しずつ引き上げられていく。それと同時に袋の口も上
昇していく。ワイヤーの先端は袋の口元の金具に固定されていた。
「そのまま中にすっぽり入るようにして下さい」
「わかりました」
袋の口はそのまま上昇し、里子の顔は口元まで袋の中に隠れてしまう。だが
ワイヤーの上昇は止まらず、ついには袋そのものが空中に持ち上がっていく。
床に置かれているときは分かりづらかったがこの袋は縦長の寝袋のような形を
しており、今の里子はほんの少し傾いではいるがほぼ直立した姿勢で宙に浮い
ている状態だった。袋は割合ぶ厚めだ。里子の爪先、つまりは袋の下端が床か
ら30センチほど浮いたところでウインチは動きを止める。
- 247 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/09(月) 01:18:31 ID:MsxRrUAc0
- 「ちょっと待っててくださいね、すぐに高さ調整しますんで」
程なくして袋そのものから駆動音がして袋の縦の長さが少しずつ縮んでいく。
口から50センチ程度は蛇腹構造のアジャスターとなっており、中に入る人間
の身長にあわせて伸縮することで袋の大きさを適正なものに調整する。里子が
顔を向けている前側の生地がゆっくりと下に下がりアゴの少し下まで来たとこ
ろで止まった。ちょうど寝袋にスッポリ入って顔だけ出したような格好で、里
子は空中に吊り下げられていた。
「なんだかふわふわしますね。いつも体を固定されるのでこういうのは新鮮で
す」
「うちの研究所じゃ常に新しいくすぐりを研究してるんですよ。ところで体勢
は辛くないですか?」
「いえ、平気ですよ」
「なら問題ないですね。続いてブラシ起動します」
袋そのものに内蔵されている触手型ブラシが内側に展開される。形としては
自動洗車場の回転ブラシが細く長くなり、ぐねぐねと曲がりながら自在に動く
といったところだ。
「うふうっ…ん、くぅっ…」
腋の隙間や太股の間などに柔らかい毛先が触れてそれだけで里子はくすぐっ
たさを感じる。里子の首から下をくまなく埋め尽くしたブラシはその毛先まで
がコンピューター制御されたもので、細い1本1本が独立して肌を掻くことも
できればまとまって筆のように動くこともできる。
「じゃあ次は圧縮行きます。気を付けをしておいて下さい」
「はいっ…ひぅぅっ…!」
研究員の言葉と共にシューっと音を立てて袋が急速に縮む。まるで空気を抜
くかのようなその過程で袋の中にあった余裕は完全になくなり、寝袋というよ
りも拘束衣のような有様となった。腋の下や股の間にブラシを通したまま気を
付けをした体勢でがっちり固められた里子に手足を動かす余地はなく、辛うじ
て両足を同時に動かせば前後にブラブラと揺れる程度だ。手も足も出ないイモ
ムシ状態に拘束されて宙吊り、蓑虫型の名前の由縁である。
「じゃあ奥さん、そろそろくすぐりますんで」
「はい…お願いします。……あっ、あははっはぁ!」
袋の中で里子にまとわりつくブラシが一斉に蠢動を開始する。里子が待って
いた瞬間だ。
「うふぅっうふっうふふふふひゃひゃひゃひゃっひゃっひゃひゃひゃ!!ひゃ
めぇ!きついぃ!」
外からは見えないが、くすぐりへの期待で既に湿っていた里子の秘部から一
気に蜜があふれてくる。くすぐりの魅力に取り付かれた里子にとってくすぐら
れるということは気持ちいいことで、最近では直接くすぐられる前、裸を見ら
れた段階や体の一部を固定された段階でもう濡れるようになってしまっている
のだ。
「どんな按配ですか?いつも通り私達に教えて下さいね」
「あっはははっははははぁっ!!!からだがぁっ!うごくのに、うごいてもく
すぐりからにげられにゃぁぁいいぃぃ!!全身があっ!くしゅぐったいんでふ
ぅっ!ううぅっくっくっくくくくくぅっ!」
- 248 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/09(月) 01:18:57 ID:MsxRrUAc0
- 揃えた両足を暴れさせ、体を左右に捻り尻を振りながら里子はくすぐったさ
を訴える。ミノムシみたいな姿にされた女性が笑いながらブランブランと揺れ
る姿はかなりシュールだった。里子の肌に張り付いたブラシは毛先の動きだけ
でなくブラシそのものも抽送や回転を行うことで様々なくすぐったさを与えて
くる。さわさわと撫でられわしゃわしゃとこすられる里子の肌はこれまでのく
すぐりで鋭敏さを増しており、くすぐったさを感じない場所など存在しなくな
っている。不自由ながらも体が動かせるというのに、どれだけ暴れても肌にピ
ッタリ押しつけられたブラシからは逃れられない。それでも里子の体は反射的
に動いてしまう。
「あはぁうっ!ああぁ……くふふふふ…くっくぅぅぅ!やぁっそこ…!んへぇ
っへへへ!ひもちいい…!くすぐったいぃ!ああっ、らめ、んひぃっ!あひっ
ひゃひひぃぃぃ!!」
充血してつんと屹立した乳首に細い毛がからみつき、同時にねぶり回すかの
ように筆状になった毛が這っていく。また股間にぴったり張り付くように股の
間を通された触手ブラシは勢い良く回転し、内股の付け根にくすぐったさを与
えると同時にあふれ出した愛液を取り込みながら里子の股間を刺激する。動き
回るブラシの毛先は里子のクリトリスの包皮を剥き、宝珠を引きずり出しなが
らそこを責め立てた。最も敏感な性感帯に与えられた強い快感に里子は体を仰
け反らせ、たやすく絶頂を迎えさせられる。
「あへぇっ!あへ、くひぃひひ!くっくっくくくくぅぅ、くしゅぐったいれし
ゅうぅ!あひぃあぁぁ…らめぇ、また私…いひゃ…!ひゃふぅっ!ひゃは、あ
ひゃひゃひゃひゃ!!」
閉じることの出来ない口から涎をだらだらと流しながら悶える里子に出来る
のは、じたばたと暴れながらくすぐりを受けることだけだった。
10分後。
「ひゃひぃ…ひ、っひっひひひぃぃ……あぁぁうう、くしゅぐったいれふ、う
うぅぅ…」
「動かなくなりましたねぇ」
データを取っていた研究員が呟く。体力を使い切ったのか、里子は弱々しく
笑いながら成すがままとなっている。
それからさらに20分後、くすぐりが終了した里子は汗で全身ビショビショ
になりながら袋から取り出される。体力を使い切ったのかピクリとも体を動か
すことはなかった。そんな里子が抵抗できないのを良いことに、研究員の一人
は横たわる里子の足を大きく開かせると隠すもののない股間を中心に写真に取
り始める。完全に脱力した里子に逃れる術はなかった。
「だめ、ですぅっ…!そんなところの、写真なんて…!」
「くすぐりを受けたときの反応を示すデータとして必要なんですよ。研究用で
すから安心して下さい」
「はううぅ…わかりました…」
里子は人を疑うことを知らない。たとえどんなに理不尽なことでも、何かし
らの理由を説明すればそういうものなのかと納得してしまうのだ。そういった
わけで、何でもホイホイ引き受けてくれる里子は研究員側から見ればとても扱
いやすいモニターなのだ。
テスト終了後、今度は意見聴取の時間がとられる。シャワーを浴びてサッパ
リした里子に、気に入った点や不満点、改良すべき課題などを尋ねるのだ。
「今回の袋ですけど、外から見えるのが顔だけですから裸になるのが恥ずかし
い人でも使いやすいんじゃないでしょうか。それと、最初の袋の大きさに余裕
があるみたいですし、もう1人くらい入れませんか?」
「しかし……見知らぬ人と密着しながらというのは嫌がる人も多いでしょう」
「いえそうではなくて……私、娘がいるんですけど、その娘と一緒に入ってく
すぐられたいな、って思ったんです。あの子も本当はくすぐられるのが好きみ
たいだし、私が一緒なら初めてでも安心すると思いますし」
- 249 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/09(月) 01:19:28 ID:MsxRrUAc0
- ちなみに息子の方はくすぐるのが大好きな人間だしもう大学生なので、この
袋に一緒にはいるのはさすがに少しためらわれる。対して娘の方は高校生にし
ては破格に小柄な体なので、抱っこして一緒にはいるのも悪くないかも、と里
子は考える。少し距離を感じる娘と裸の付き合いで絆を深めたい、という思い
もあった。
「親子セット!そうか、そういうのもあったのか!」
「これいけるんじゃないですか?」
「いや、待てせっかくだからここは……」
里子の言葉に何かインスピレーションを刺激された研究員達は激しい議論を
始める。この日、蓑虫型くすぐり袋は一歩完成に近づいた。里子は自分がここ
の人達の役に立てたことを喜びつつ、お礼にもらった系列グループのくすぐり
施設無料チケットに心躍らせるのであった。
後日。里子は全身をしっかりとくすぐってもらうために割と近くにあるくす
ぐりセンターに来ていた。
「あはっ!あは、あぁぁっはっはははははっはぁっ!ううぅぅぅ…んっく〜〜
ぅぅ!うぅふっふふふふぅ…!」
何本もの柱が立ち並ぶ部屋で、全裸の里子は柱の1つにしがみつきながら淫
らな笑い声を上げていた。この抱きつき式柱型くすぐりマシンは、2本突き出
たL字型の突起に太股を引っかけながらしっかり抱きつかせその体勢で体を固
定してくすぐるというものだ。後ろから見れば隠すもののないよく熟れた美尻
を突き出すような格好となっている。
「はうっ、や、らめぇっ!しょんなところ……やぁははははっはははぁんっ!」
「まあまあ遠慮なさらずに。他にお客さんもいませんしたっぷりサービスしま
すから」
「ひゃうぅっ!ひゃぁひひひひ!んうぅ〜っ!?」
そんな里子の後ろでは、係員の女性が慣れた手つきで里子の股間をいじり回
す。くすぐりによってとろとろになったそこは触れるたびにちゅくちゅくとい
う水っぽい音を立てているが自らの笑い声でかき消され里子の耳には届かない。
係員の言うとおり、平日の昼間というこの時間帯は基本的には里子のような主
婦か大学生くらいしか客が来ない。この部屋も里子以外に客がいないため、暇
を持て余した係員は体を固定されて動けない里子に濃厚なサービスを始めたの
だった。
柱に内蔵されたマジックハンドは抱きついた里子の手首と足首を固定し、さ
らに複数のマジックハンドを伸ばして敏感な部分を重点的にくすぐる。柱に押
しつけられた巨乳をやや乱暴な動きでこねながら同時に筆でなで回し、すべす
べの1本指が腋の窪みをつつき、脇腹に軽く押し込まれた5本指が振動しなが
らもみほぐし、毛先の荒い刷毛が足の裏をしゅっしゅっとこすっていく。これ
だけでも十分気持ちいいというのに、係員が里子の秘奥に差し込んだ2本の指
を曲げ伸ばししあふれる蜜をこそげ取るように内部を引っかき回すに至っては、
頭の中が真っ白になりそうな快楽を感じずに入られなかった。
「太股を撫でられるたびに中がきゅっきゅっと締まって悦んでますね。そこ好
きなんですか?」
「やめ…ひぃはははっはは!しょんなことぉ、言わないでぇ…!きゃは、あは
はははははは!!」
「子供さんがいるのに随分綺麗ですね。ここ、最近使ってます?」
「夫がぁ…単身赴任だから、くぅぅぅぅ!!」
「じゃあ今日はくすぐりだけじゃなくこっちも使って思いっきりイっちゃいま
しょうか」
- 250 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/09(月) 01:19:46 ID:MsxRrUAc0
- 係員は左手を触れるか触れないかの繊細なタッチで里子の尻に這わせたまら
ないくすぐったさを与えると同時に、ヴァギナ深くに差し込んだ右手の人差し
指と中指でGスポットをぎゅっと押しつぶす。クリトリスや乳首には既に筆状
のアタッチメントがからみついてるので、係員は機械にそちらを任せることに
した。
「くひゅぃひひふふぅふ!やぁっ、わらし、また…!あひゅへへぇっへへへっ
へっへへ!あひっ、あっひっひひぃぃ〜〜〜〜ぃぃ!!!」
イったことを示す潮を係員の手のひらに勢い良く噴き出しながら、里子は全
身を脱力させた。
ひとしきりくすぐられてすっきりした里子が身支度を整えて帰ろうとすると、
係員に呼び止められる。
「いったいどうしたんですか?」
「実は以前桜井さんにモニターしていただいたくすぐり袋なんですが、ちょう
ど運用中のグループが来ましたので……よろしければ稼動風景をご覧になりま
すか?」
自分がテストに参加した物だ。完成形がどういうものなのか里子は興味があ
った。見学希望の旨を伝えると係員は里子をスタッフ専用の通路へ誘った。
「それではこちらへどうぞ」
連れて行かれた先は裏手にある搬入口。ちょうどそこで荷物が下ろされてい
るところだった。
「あら、これは……」
トラックのコンテナの中には20個近い袋がぶら下がっている。その1つ1
つに里子と同じくらいかそれより少し若い女性と、小学生から中学生くらいの
少年少女がセットで入っている。全員がアイマスク、耳栓、猿轡を付けていた。
「こちらが親子くすぐりツアーに参加された皆様です。このツアーでは母と子
の絆を深めるため、移動の際にはくすぐり袋に入ってもらい一緒にくすぐられ
ながら運ばれる決まりになっています」
子供達は皆母親の胸に顔を埋めるように高さが調整され、お互いが裸で抱き
合う格好で袋を圧縮して体を固定している。ここに来るまで何時間くすぐられ
てきたのか分からないが、すっかり体力を無くして母親も子供も脱力しきって
いる様子を里子は羨ましく感じた。夫と息子が不在で娘と二人っきりの生活と
はいえ、前後不覚になるまでくすぐられて母親としての仕事を放棄するわけに
はいかない里子にとって、数日に渡ってくすぐられ続けるくすぐり漬けは密か
なあこがれだからだ。
(私もあんな風になるまで徹底的にくすぐられたいわ…)
- 251 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/09(月) 01:20:10 ID:MsxRrUAc0
- 天井に据え付けられたレールにはいくつものフックがついている。そのフッ
クに引っかけられて次々と機械で運ばれていく親子詰めのくすぐり袋を里子は
熱っぽい視線で眺めていた。
ある袋の中では、母親の胸の谷間に顔を埋めながら時折体をぴく、ぴくと震
わせる高学年の男の子と、その吐息を浴びてくすぐったさを感じ「ふうっ、ふ
…ふぅぅ…」と自身も荒い息を猿轡の隙間から漏らす母親が全身に浴びるゆる
やかなくすぐりに溺れている。また別の袋では、まだ少しだけ体力の残った母
親がかすかに腰を揺らすたびにその腕の中の中学生の娘が「ひっ…ひいっ…!」
と小さな悲鳴を上げてくすぐったさに悶えている。このくすぐり袋は中に入っ
た人間に体力が残っている間、すなわち袋の中で動く間はくすぐりが強くなる
しくみになっているので、母親が動くたびに刺激が強くなって娘は悶えるのだ。
係員にことわってぶら下がる袋の一つに手のひらで触れてみると、機械的な
振動がかすかに伝わってくる。外にいる里子からは見えないが、中では今も触
手型ブラシがじっくりとくすぐり続けているのだろう。猿轡の端から大量の涎
をあふれさせながら首をかくんと垂れさせた母子の様子を見れば、マスクの下
でとろけきった表情をしていることは容易に想像できる。
「そういえばツアーって言ってましたけど、どういう予定のツアーなんですか?」
親子で袋詰めにされてくすぐられ続けるこの光景に興味を持った里子は係員
に尋ねてみた。
「このツアーは最初から最後までくすぐり漬けにするツアーで、移動中は毎回
あの袋に入ってもらいます。ウチで様々なマシンによるくすぐりを楽しんでも
らった後はもう1度袋に入ってもらってからホテルまでお送りする事になって
ます。ホテルでは体をくすぐりながら排泄させるトイレ、くすぐり洗浄で体を
ピカピカにする風呂、どんなに寝付きが悪い人でも気絶するまでくすぐって強
制的に快眠させるベッドなどをご用意させていただき、食事以外のほぼ全てで
くすぐられる夢のような3日間が送れるようになっております」
「それは……想像しただけでもすごそうですね」
「それにずっと親子一緒に過ごしますからね。くすぐりの快楽とともに相手の
存在が脳に刻み込まれますから、このツアーが終わった後はくすぐり大好きに
なるだけじゃなく、とても仲良しの親子になれるんです。実際親子関係の改善
に役に立ったという話もありまして……確か、お母さんに抱っこされるだけで
くすぐりの気持ちよさがフラッシュバックしてイキそうになるから、頻繁に抱
っこをせがむ甘えん坊になった女の子なんかがいたはずです」
袋詰めにされてくすぐり漬けの数日を過ごす、それはなんと魅力的なツアー
だろうか。親子でぴったりくっついて一緒にくすぐられるなんてきっと幸せに
違いないと里子は思った。
「ところでどうして目隠しなんかを付けているんです?」
ふと気になった点を里子は尋ねてみる。
「視覚、聴覚を塞ぐことで感覚を鋭敏にする効果があります。ああしていれば
お互いのぬくもりと匂い、くすぐったさだけに集中することが出来るんですよ」
「そういうものなんですか」
里子は素直に感心する。重ねて言うが彼女は他人の言葉を決して疑わない。
そんな里子に、係員はくすぐり袋を使った親子くすぐりを勧めた。
「あの親子ではいるくすぐり袋はとても好評なんですよ。桜井さんもお子さん
がいらっしゃるそうですし、よろしければ一度ご一緒に来られては?」
「そうですねぇ……娘の都合が合えば、ですけど。その時はお願いしますね?」
「はい、お待ちしております」
たっぷりとくすぐられてスッキリしたし、幸せそうにくすぐられる親子連れ
という心温まる光景を見たこともあって里子はとてもいい気分で帰路へとつい
たのだった。
- 252 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/09(月) 01:20:32 ID:MsxRrUAc0
- おまけ
親子くすぐりツアーの参加者達が運ばれていったのとは別の部屋、ここにも
数個のくすぐり袋がぶら下がっていた。袋に入っているのは親子連れだけでな
く、20代の女性や3人の少女がまとめて詰められている姿などが見える。目、
耳、口ががっちりと塞がれているのはツアー客と同じだ。ここではちょうど2
人の女性職員が清掃作業を行っているところだった。
「うん、充電は全部終わってるわ。清掃に移りましょ」
「オッケー」
くすぐり袋に接続された太い充電用のケーブルを取り外し、代わりに2本の
ホースを繋いでいく。全ての袋に繋ぎ終えた女達が壁に付けられたいくつかの
ボタンを押すと、1本目のホースを通して袋の中に洗浄液の混ざったお湯が流
れ込んでいき、2本目のホースは袋の下部にあるタンク内にたまった汗や尿を
吸い上げていった。袋の中に程良く洗浄液が入ったところで中の人間をくすぐ
ってきた触手ブラシは本来の役目を果たし出す。すなわち、袋の内部とそこに
入っているものの洗浄だ。洗剤のぬるぬるを表面にまぶしたブラシが激しく動
き、あらゆる箇所をくすぐり洗っていく。
「くふぅいぃぃっ!ふおっ!ふおふぁふぁふああふぁっふぁっふぁぁあ!!」
「おおぉぅ!おぉっおっ!あぁおふふぉふぉふぉふぉふぇふぇふぇぇぇ!!!」
今までとは違った刺激に、男の子とその母親は猿轡から唾液を噴き出しなが
ら笑い声をもらす。
「やっぱり来たばっかりだと元気ねー」
「消耗しきってるっぽくてもまだ余力があったのね」
親子くすぐりツアーに混じって運ばれてきたこの親子は、まだくすぐられ初
めてからさほど時間が経ってないため笑い狂う体力が残されていたのである。
一方他の袋からは殆ど声が出ておらず、ただくすぐったさに痙攣する姿が見え
るばかりである。
「洗い終わったら本格的なくすぐりに入るから、良い子で待っててね」
「先輩聞こえてませんって」
「いいのよ、こういうのは気分の問題なんだし」
そう言うと2人はこの部屋を後にした。残されたのはぶら下がる6つの袋と
そこに詰められた人々だけ。自発的にくすぐりを受けに来るツアー客と違って、
ここにいるのは『連れてこられた』人間だ。グレて手の着けられない不良娘だ
ったため人格を矯正すべく袋に入れられた女子高生、ブランド品を求めて重ね
た借金が返せなくなったOL、孤児院から引き取られてきた3姉妹、あるいは
離婚した妻に養育費が払えなくなった元夫の依頼でツアーの途中からこちらに
コース変更となった母子など。発狂しないレベルのくすぐり漬けに抑えてある
親子くすぐりツアーと違って、こっちは発狂することも折り込み済みである。
むしろ人格の破壊の方に主眼が置かれている。
徹底的なくすぐりで、人間をくすぐられることしか考えられない奴隷に作り
替える。MT社のそんな裏の姿を知る人間は多くない。
- 253 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/09(月) 01:21:03 ID:MsxRrUAc0
- くすぐり施設を久しぶりに書きました。外道な集団ですが表向きは世のため人
のため低価格でくすぐりを提供する優良企業です。多分宇宙的な何かのおかげ
で不況とは無縁です。ロリホワイトの本当の敵はこいつらのような気がしてき
た……。
キャラはだ〜ぶらさんのとこのをお借りしました。神那津川学園で頑張ってる
子のお母さんです。
ワシのくすぐりマシンは百八式まであるぞ……とまではいかないけどまだまだ
マシンネタを続けたいものですな。
>>245
マシンものを書いてくれる人が増えるのは大歓迎です。明るい雰囲気のマシン
話もええですのう。ショタ戦隊にも期待しております。
- 254 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/09(月) 02:02:06 ID:YiADXnvI0
- むしろMT社の裏の姿を見たいね
単に自分から望んでのくすぐりが趣向と違うだけだが
GJです
- 255 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/10(火) 16:33:11 ID:WobQrSbE0
- >>253
御感想ありがとうございます!
いつも作品拝見させて貰っています。
マシンのギミックにいつもいつもお世話になっています。
ショタ物だけでなく、マシンものも結構好きだったりするので、
こちらの方でも何か作品を書けたらなぁと思います。
- 256 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/10(火) 17:25:40 ID:2E1FA0Ps0
- 【X/M】F/M以外の男性受け【M/M】
↑いらね〜。
これ以上、荒れる要因を作るなや。
- 257 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/14(土) 02:19:37 ID:uzU.SWMo0
- 今回は男の子の話です。【X/M】F/M以外の男性受け【M/M】 でやるべきか
どうか悩んだんですがずっとここに投下してるんでここでやることにします。
- 258 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/14(土) 02:20:09 ID:uzU.SWMo0
-
くすぐり検査の話
健康診断にくすぐりが用いられるようになった昨今、当初はその効果を疑問視
する声もあったが現在では反対の声を上げる者はなくくすぐり健康診断は当たり
前のものとなった。特にとある病気の発見に効果的だったのが大きな理由である。
そういったわけでくすぐり用の設備を整えた一部の私立校を除き、小中高の各
学校ではバスで最寄りのくすぐりセンターに行って一斉にくすぐられるのが常で
ある。この健康診断は、くすぐりによって体の中の問題のある部分を明らかにす
るもので一般にはくすぐり検査と呼ばれていた。今回語られるのはそんなくすぐ
り検査を受けに行ったある中学校の生徒が経験したことと、その裏にある恐ろし
い陰謀についてのことだ。
「高賀瀬健太君ね?」
「お、お願いします」
高賀瀬健太は緊張した面もちで2人の看護婦に検査カードを渡した。髪が短く
巨乳の看護婦と、ロングへアでスレンダーな看護婦の2人が健太のくすぐりを担
当するらしい。このくすぐりセンターでは診断を受けるときに衣服の着用が認め
られていないため、彼の華奢な体を隠すものは腕だけだ。文化部の健太は筋肉な
ど禄についておらず、肉体に自信があるわけでも露出の趣味があるわけでもない
ので自然と萎縮してしまう。健太はこのくすぐり検査が大の苦手だった。いや、
得意だと公言する生徒はいないのだが。
「ダメよ、隠さないの。両手は頭の後ろ」
「は、はい!すみません!」
髪の短い看護婦の言葉に過剰反応しつつ、健太は言われるままに両手を頭の後
ろで組む。
「そうそう、そうやって腋を無防備にさらけ出すように。これからは廊下を歩く
ときもそのままの格好でね」
「えぇ!?そんな…」
「お返事は?」
「わ、わかりました!」
実はこの指示に意味など無く、ただ看護婦が健太を辱めて楽しんでいるだけだ。
何しろこの後彼を待ち受ける運命は―――――――――
このセンターのくすぐりにはいくつか種類があり、事前に提出した調査票の内
容や過去の検査の結果で受けるべきくすぐりの種類が変わってくる。最も簡単に
済むのはボックス式検査機だ。この検査が行われる検査室の壁にずらりと並んだ
ドアの中にはトイレの個室より一回り狭い空間があり、そこに入って両手を上に
上げたまま規定時間が過ぎるまでマジックハンドによるくすぐりに身を任せてい
れば検査が終了する。思春期という微妙な年頃の少年少女にとってくすぐられて
無様な笑い顔を晒したりお漏らしをしてしまうのを他人に全く見られ無いという
利点があるため、生徒達の人気は高い。声すら漏れない完全な密室の中で行われ
るくすぐり作業に関して知っているのは、くすぐられた本人と検査したコンピュ
ーターだけである。
ただし、この検査はくすぐったさに耐えながら自分の意志で両手を上に上げて
おかねばならず、腕を下ろすたびに検査が中断され最初からやり直しになり結果
かえって長時間くすぐられるという事態に陥ったり、時にはしっかり拘束したう
えで強度のくすぐりを加える別室での再検査が求められる羽目になったりもする。
このセンターでは肉体の拘束を伴うくすぐりは職員の監視の元で行われる規定と
なっているため、くすぐられる姿を人に見られたくない生徒はそれなりに我慢す
る必要があるのだ。
- 259 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/14(土) 02:20:30 ID:uzU.SWMo0
- そして健太は前回の検査の時に、親指ほどの小ささに4本の指をしっかり備え
た無数のマジックハンドが全身を這い回りくすぐるのに耐えられず何度も腕を下
げてマジックハンドから逃げ、挙げ句ボックスのドアを開けて勝手に検査から抜
けようとした。無論ドアは施錠されており逃げることは出来なかったのだが。結
局拘束されてくすぐられることになった健太は、勝手に検査をやめようとした事
への謝罪ともう二度と言いつけには逆らわないという誓約を何度も叫ばされなが
ら、3人の看護婦に気絶するまでくすぐられた。それ以来健太は看護婦の言葉に
逆らえなくなってしまっている。看護婦によるくすぐりによって健太の心に深く
くさびが打ち込まれているのだ。
「じゃあここに入ってね」
「はい…」
看護婦が指示したのは健太の背丈よりも大きい円筒形のマシンだった。中に入
った人間を全方位から観察できるように透明な強化プラスチックで作られたケー
スの中の、上部と下部に機械部分が設置されている。底から健太の太股の高さく
らいまでを埋める装置の中に柔らかそうな素材で出来た何かが詰まった穴が2つ
開いており、そこに両足を入れることは健太にも容易に想像がついた。上部の機
械にも同様の穴が2つ開いているが、そちらは万歳をした両腕を入れるのだろう。
つまり健太は手足を上下に伸ばした状態で全身をくすぐられ、その様子を周囲か
ら見られることになる。
とはいえ従う以外の選択肢を持たない健太はどんなに恥ずかしくてもこのマシ
ンに入らなくてはならない。透明な蓋が開けられた筒型のケースの中を覗くと、
健太は意を決して穴の中に右足を差し込んだ。
「うわっ…」
くすぐったさまではいかないむずがゆい感触に思わず声が出る。穴の中の空間
は人間の足を受け入れるための細長い形をしているが、隙間があまり無いところ
に押し込んでいくためみっちり詰められたスポンジの中に足を突っ込むような感
触だった。穴の内壁には親指ほどの柔突起がたくさん生えており、その隙間を縫
うように細い毛がびっしりと生えている。今は動いていないが、これが活動を始
めたときにはきっと足に凄まじいくすぐったさが襲いかかってくるのだろうと思
うと憂鬱になる。
「次、左足も入れて」
「はい」
右足が底に着いた感触はなかったが看護婦の言葉に逆らえない健太は、右足が
入っている機械部に手をついて体を支えながらどうにかして左足も穴の中に入れ
た。ずぶずぶと底なし沼に沈むように穴の中に入っていく健太の両足だが、太股
の半ばまで来たところでその動きは止まった。やはり伸ばした爪先が底に着いて
いる感触はない。爪先から太股までが柔らかく包み込まれて体を支えられている
のは奇妙な感覚だった。続いて上部の機械部がゆっくりと下がってくる。健太の
頭から10センチほどの所まで下がったところでそれは止まった。
「両腕をその中に入れて下さい」
長髪の看護婦が丁寧に健太に促した。
足と同じように手を入れるための穴がそこには開けられている。健太が上側の
穴に両手を入れると、足が入っている穴と同様にそこは柔突起と毛で埋め尽くさ
れた狭苦しい空間だった。そこを押し広げて健太が両手をピンと上に伸ばしたと
ころで手足に感じる圧迫感が強くなる。
- 260 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/14(土) 02:20:51 ID:uzU.SWMo0
- 「手足を動かして下さい。穴から抜けますか?」
「ん……抜けません」
一通り手足を動かそうと健太は試したが、肌に吸い付くようなぴったりとした
拘束は彼に決して自由を与えなかった。つまりこれからどんなくすぐりを受けよ
うと、健太は万歳の格好で何一つ抵抗できずくすぐられるしかない。そんな状況
で健太の股間には血が集まりつつあった。
「あら、期待してるのね」
「ちっ、違います!これは……」
「いいんですよ、楽しみながら受けた方が楽ですから。それじゃ始めますよ」
弁解をしようとする健太を遮って看護婦は蓋を閉め、ボタンを操作する。
「ひゃひゃあぁっ!」
瞬間、びくんと体を震わせた健太は体を縮込ませようとする。足の裏で蠢く感
触に対する反射的な行動だ。だが健太の両手両足をくわえ込んだ拘束具がその戒
めをゆるめることはなかった。
ぐにっ、ぐにぐにぐにっ…ずるずる、ずにゅぅ……。
「あはっ…、くぅぅ…う、くぅっくっくくくっくぅ…!」
大きめの柔突起のいくつかがふくらはぎや太股をもみ、残りの大多数は軽く肌
の上をすべっていく。潤滑液を浸出させながら動く柔突起は、足全体が無数の下
で舐め回されているような錯覚を健太に与えていた。そして細い毛と健太が思っ
た太さ2ミリほどの細触手は主に足の裏や指の間をくりくりと引っ掻いていた。
あまり固くない先端が引っ掻くたびに言いようのないくすぐったさが健太の脳に
押し込まれてくる。
「ひいぃっ、ひっひっひひひひぃ…!足の裏は、くぅぅっ!あっくっくく…うぅ
ぅ!腕までぇっ!」
足の裏で左右それぞれ3カ所ほどがくすぐられている。全面に触手が這い回る
のに比べて、なまじ数が少ないだけにそれを強く意識してしまいかえってくすぐ
ったさが増してしまう。それに加えて上部の機械に飲み込まれた腕でも同様に揉
み、舐め、引っ掻くくすぐりが開始された。手足に加えられるくすぐりだけで健
太は意識が遠のきそうになる。だが、当然ながらそれだけでは終わらない。無防
備に晒されているくすぐるためのポイントはまだまだあるのだ。そこをくすぐる
ために下部から小さなマジックハンドがたくさん伸びてくる。
「あひゃあぁっ、あひゃ、あひひぃっ、そ、それぇっ!」
視界に入ったそれらを見て健太の表情が恐怖に歪む。細いワイヤー状触手の先端
に付けられた親指ほどの大きさの小型マジックハンド、それらが敏感な部分にまと
わりついてくすぐる時のくすぐったさと来たら気が狂いそうなほどだ。健太がボッ
クス型くすぐりマシンから逃げようとしたのもこれが原因だった。
「ひゃあぅぅっ、やひぃっ!やめ、やめてよ、これ、わひゃあぁっ!?」
当然ながら冷徹に動くマシンが健太の懇願を聞くはずがない。マシンを操作して
いる看護婦も同様だ。小型マジックハンドはケースの外にいる人間から丸見えにな
っている健太の耳、首元、腋、脇腹、へそ、背中、太股の付け根とあらゆる場所に
殺到すると器用に動く指先で健太の体をくすぐり始めた。
「ぎゃあっはっはははははははぁっ!やめっ、ぐひゅぃっ!くぅ、くすぐったいぃ
ぃっ!きゅいぃっひっひっひひひひひっひっひひ!!きついぃひひ!!とめ、てぇ
えっへへへへへぇぇ!!」
- 261 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/14(土) 02:21:08 ID:uzU.SWMo0
- 腋の窪みを、隅から隅まで綺麗にするかのようにほじくり続ける4つのマジック
ハンド。そこから生じるくすぐったさは容易く健太の思考をスパークさせ、一瞬息
が詰まったかのような錯覚を起こさせる。そのショックで健太はあまり使ったこと
のない筋肉を振り絞り、腕を引き下ろして腋を閉じようとするが全くの徒労に終わ
った。全開になった腋からくすぐったさが消えることはない。また別のマジックハ
ンドは、男の子なので当然発達していない乳首をくりくりと弄び、怪しい刺激を健
太に与える。乳輪を軽くこすったり充血した先端をつまんだり、それらの動きはく
すぐったさと悦びを同時に孕んでいた。あるいは背中やお腹の上を指先が歩いてい
くように縦横無尽に移動していき、肌の上を蜘蛛が這い回るような怖気とむずがゆ
さを生みだしていた。
しゃかしゃかと高速で動く指が送り込んでくる耐え難いくすぐったさから逃れよ
うと健太は必死でもがく。しかし手足を包む拘束はびくともせず腰を前後左右に振
りまわすのが精々で、健太は狂ったダンサーのように腰を振りながら笑い声を上げ
ることしかできなかった。
「いいぃぃひひひひ!おっおっおおおぅへへぁははははは!!んげぇへへへへぇ!
くる…うひゅふふふひゅひゅ!!くるひぃ…!くっくははははぁはっはっはっはっ
はっは!!!」
腰だけではなく、短めの頭髪を振り乱すように頭も揺さぶって健太はどうにかく
すぐったさを紛らそうとする。当然ながら何の効果もないのだが、半ば反射的に暴
れてしまうこの現象を止めることは当の健太にもできない。できるのは、このくす
ぐりを止めることの出来る看護婦だけだ。
(苦しい!くすぐったい!苦しい!くすぐったい!!止めてよ!くすぐったい!!
おかしくなる!!くすぐったいぃ!!くすぐったいいぃぃぃ!!!くすぐったいよ
ぉぉ!!!!)
笑いすぎて十分に呼吸も出来ない健太は意識が朦朧とし、自分が何をされている
のかすら分からなく成りつつあった。強烈すぎるくすぐったさが健太の思考を押し
つぶし、「くすぐったい」一色で自我を塗りつぶそうとする。そんな状況下にあっ
て健太の股間にはますます血液が集まっていた。そこに、今まで攻撃を控えていた
マジックハンドが殺到する。敏感なタマをこちょこちょとくすぐり生えそろったば
かりの陰毛の茂みをしゃわしゃわとまさぐり、健太が経験したことがないくらいそ
そり立つ皮を被ったペニスをすべすべの指先でなで回す。
「はひゅぅぅ!?おほぉっ!おっ!おぅっ!?そこ、はぎゃあぁはは!!」
機械に埋もれた手足とちっちゃなマジックハンドがくまなく這い回る胴、そこか
ら来るくすぐったさに加えて陰部から走る快感が健太の脳内で混ざり合う。そして、
包皮と亀頭の隙間にマジックハンドの指先が差し込まれた時に脳内で混ざり合った
感覚が一気に爆発した!
「あぎゃあっ!あっ!ああぁ〜〜〜〜っ!あぁっはははははっはっはははっははは
は!!!あああぁぁ〜〜!!!!!!」
噴き出された精液が透明な外壁を白く汚していく。びくんびくんと腰を痙攣させ
ながら意識を失った健太は、ぐったりと脱力してマシンの拘束に身を任せた。そん
な様子を見て2人の看護婦は満足そうな笑みを浮かべ、マシンのくすぐり強度の設
定を弱に切り替えた。目を覚まして次の検査に移るまでの間、ある程度は休むこと
が出来るが健太がくすぐりから解放されることはない。
「目を覚ましたら今度は検尿だから。次もしっかりくすぐってあげるわね」
- 262 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/14(土) 02:21:32 ID:uzU.SWMo0
- 聞こえてないと分かっていながら看護婦はケースの中の健太に声を掛ける。ちな
みに射精の直後におしっこは出しづらいが、看護婦達に検査を後に伸ばすという考
えはない。すぐに出ないのならおしっこが出るまでじっくりくすぐってあげればい
いだけのことだからだ。もっとも検尿が終わっても健太がくすぐりから解放される
ことはないのだが。彼女たちにとって検査とはくすぐる口実に過ぎないからだ。
検査に使う精液を採取した後、汚れた内壁をワイパーが綺麗にしていくのを横目
に看護婦達は次の獲物が入るための円筒を用意していた。このマシンはキャスター
のロックを解除すれば簡単に人の手で押せるようになるので、大きさの割には持ち
運びやすい。健太の入ったマシンを部屋の奥まで運ぶと空のマシンを出してくれば
それで準備完了だ。
「それじゃあ次の子を呼びましょうか」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
それからしばらく時間が経過した。白いパーティションで区切られた検査室の奥
には7つの円筒が立っていた。中に入っているのは男子が3人に女子が4人、当然
マシンの入ったケースは透明なのでお互いの丸出しになった局部が見え放題ではあ
るのだが、自分の身を襲うくすぐったさの事で精一杯で異性が裸でくすぐられる姿
を見る余裕のある人間などいなかった。特に最初にくすぐられ始めた健太は完全に
意識が飛んでおり、虚ろな瞳は何も映していない。
一方部屋の中央では中学生にしてはやや発達した体型の少女がケースの中でくす
ぐられていた。
「やぁっはははは!これ、ダメ!は、ひぃ…っひっひっひひっひぃ!!」
水泳部であるため水着の日焼け後がくっきりと残った裸体、その白い部分全てが
透明なケースの中で機械に貪られている。健康的な色に焼けた顔を恍惚ともとれる
幸せそうな笑顔にゆがめ、白くすべすべした肌を主張を増しつつあるサクランボで
彩った柔らかそうな胸をぷるぷると震わせながらくすぐったさに悶える。健康的な
色気と共に体をくねらせる少女の様子は同性であっても胸が躍るものだった。
「かわいいわねぇ……。この子で最後なんだっけ?」
「ええ。後は運ぶだけです」
「じゃあさっさと運んじゃおうか」
水泳部の少女が入ったマシンを押しながら2人は雑談する。目の前にいる少年少
女が入っているのが検査機の名を借りた陳列台で、子供達はこのまま出荷される運
命だと知りながらそれを全く意に介さずに。あとはこの8つの円筒を、奥にある大
型エレベーターに乗せれば彼女たちの今日の仕事は終わりだ。これ以降の出荷や書
類のでっちあげ、隠蔽などは他のグループの仕事だ。
この8人は検査の結果入院の必要が出た、公式にはそういうことになる。当然心
配した家族はここまで足を運ぶが、それは蜘蛛の網に蝶が飛び込むような行為だ。
子供を心配する母親にセンターの職員はこう言う。「検査の結果発症が確認された
場合、同じ家で暮らしているご家族にも検査を受けてもらうことが法律で義務づけ
られています」かくして既に捕獲した獲物の家族もくすぐりの罠に掛け8人の少年
少女同様に捕獲、あるいは洗脳して家族が入院していると記憶をでっちあげること
で隠蔽が行われるのだ。このくすぐりセンターは健康と福祉のため、と偽装した恐
ろしい場所なのであった。
ちなみに発症者が出たクラスでは一学期に1度だったこの健康診断が月に1度に
増やされ、それに伴って検査の内容も変わる。この検査(の名を借りた陵辱)では
くすぐりながら洗脳処置を行い、くすぐりセンターの職員への服従の度合いを徐々
に強めていく。1年が過ぎる頃にはどんな恥ずかしい命令にも従うようになり、実
験体や奴隷の確保に協力させられることになっていくのだがそれはまた別の話であ
る。
- 263 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/14(土) 02:21:50 ID:uzU.SWMo0
- 今回は最初に書いたあるくすぐり施設の話と似た感じのお話です。男の子ですが。
当初の予定では分娩台みたいな開脚椅子に座らされて看護婦2人にくすぐられる話
だったんですが、筆が進まないんでマシンに切り替えて話を書いたら一気に最後ま
で書けてしまいました。どうも外道な組織とマシンが私の中でデフォらしいです。
あまり出てこないけどMT社は男の子もちゃんとくすぐってるよ!
MT社の名前出てこない話も多いですが、概ねマシン系はMT社に関係してるイメ
ージで書いてます。
- 264 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/14(土) 04:05:30 ID:aKj4xulU0
- 素晴らしい
男受けもいいね
男、女一緒ってのもいい
- 265 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/14(土) 17:06:14 ID:xasHUWiAo
- ルール守れカス。
- 266 :暇つぶし:2009/02/14(土) 21:22:46 ID:bHjH7C8.0
- >>263
いいんじゃないですかね。
/fのみと明言されてるわけでもないですし。
外道? だがそれがいい。
ちとスレ違いになりますが、またちょっとしたゲームを作ったので、
近々投下するかもしれません。
- 267 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/14(土) 21:32:51 ID:pDg8zBqk0
- スレタイか>>1で/mと明言されていなければ男受けは一切禁止。
どうしても載せたけりゃ、本文は/mスレに投稿してURLだけ貼るとかできるだろ。
- 268 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 00:40:15 ID:eCtfwFXc0
- >>266
※荒れる原因となりますので、該当スレ以外でのx/mの話題は原則禁止とします。
読んでないの?馬鹿なの?死ぬの?
それともスレタイやら>>1やらにx/mスレですって書いてるように見えるの?
おかしいのは目? それとも頭?
- 269 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 01:38:11 ID:AyEbH8qY0
- ただ単に読んでなかっただけだろ・・・
どうしてそこまで過剰に反応するかね
まぁ確かにルール読んでないのは問題あるけどね
- 270 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 06:27:33 ID:fO0Cejhc0
- ルールを読まなくても常識があれば理解できると思いますがね。
- 271 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 12:09:35 ID:BiWXDwF20
- >>263
何にしても小説はGJでした!
またの機会があれば是非X/Mスレの方に来て書いて頂けると嬉しいです。
- 272 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 12:25:09 ID:MMGe0zYY0
- イラネ
- 273 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/16(月) 12:48:29 ID:eskZzukE0
- ・>>1において女性のみと明記されていない
・X/M物が投下された前例は4ヶ月以上前から有る
・X/M物に対する好意的な感想が有る
・X/M物を希望するレスが有る
以上の点からこのスレは
※荒れる原因となりますので、該当スレ以外でのx/mの話題は原則禁止とします。
のルールにおける該当スレだと判断しました。
少なくとも>>1からここまで見直す限りこのスレでX/M物禁止と断言する材料には乏しいと思います。
X/M物禁止と言うなら口汚く罵るだけでなくそれなりの根拠を添えて主張して下さい。
- 274 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 14:07:28 ID:BiWXDwF20
- >>273
ちょっと待って下さい。このスレの>>182から削除記事が目立ちますよね。
「該当スレ以外*/M禁止」というルールが制定されたのは、
本当の原因は何にあるにせよ、この時に大荒れしてしまったからなんです。
だからこの状況で管理人が*/Mを可とする「該当スレ」とは
「男受け禁止と明示されていないスレ」の事でなく
「男受け可と明示されたスレ」を指しているしか考えられないんですよ。
貴方のX/M小説は本当に好きです。出来ればもっと読みたいし続けて欲しいです。
だからこそ、次から男性受けの本文は「該当スレ」のX/Mスレで書いて欲しいと思ってます。
下手糞な文章で申し訳ありません。でもお願いします、言いたい事を分かって下さい。
- 275 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 14:28:59 ID:yZq2f0EQO
- >>273
よくいった、と言いたいところだが*/mアンチに何言っても無駄だよ
きっと調子に乗るから相手も程々にしといた方がいい
アンタの小説期待してるからめげるんじゃねえぞ!
- 276 :くすぐり:2009/02/16(月) 17:08:29 ID:s1af17qQO
- >>273
俺はあなたの小説が好きです
めげないで頑張って下さい応援しています
- 277 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 17:15:38 ID:fFBXWn7Y0
- >>273
相手がその質問に満足行くように答えることはないでしょうね。
つまり無駄なのでそもそも相手にする必要はないかと。
*/Mは一切認めない、俺がこう思ったからこれが正しいルールだとか、
考え方が狭すぎて話にならない。感性は人で違うのが普通なのに。
あんなのが本当に18歳以上なのかと疑ってしまいますよ。
- 278 :暇つぶし:2009/02/16(月) 17:55:56 ID:Db5SYtCs0
- >>274
削除された記事に言及するのもあれですが、
>>182については、足裏が無いのは駄作だみたいな事を主張する人がいて、
その結果、言い争いになったわけで/mとは無関係です。
それに、あまり、この手のスレを杓子定規に分けると、
m/f、f/m、x/m、x/f、果ては二次と三次、擬人化と人外とマシンは別物みたいな事になって、
収集がつかなくなると思うのです。一部だけ/fがあっても騒ぐ人は騒ぎますから。
数少ない同じ嗜好を持つもの同士、仲良くやりましょう。
- 279 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 19:21:02 ID:MMGe0zYY0
- >>273
・>>1において女性のみと明記されていない
ほとんどのスレがこれに該当するし、この主張がまかり通るなら、ほとんどスレで*/mがOKということになってしまう
画像掲示板の*/m禁止にしたって、何のために管理人さんがルールを決めたと思ってるわけ?
常識がある人間なら少し考えればわかるはず
君の考えたくすぐりシーンのチャコがダメだったのに、1人だけ特別扱いが許されるのもおかしな話だ
- 280 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 20:25:30 ID:SF/m8.jg0
- これで「荒らしを誘発してしまったので当分自粛します」的な流れになったら嫌だな
叩いてる奴はそれが狙いなんだろうけどね
- 281 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 21:08:39 ID:TvPAwN7Qo
- 一人一人が荒れないように心掛けてれば醜い言い争いはおきない。
- 282 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/16(月) 21:46:41 ID:vFjMQEOc0
- >>273
・>>1において女性のみと明記されていない
これについては>>279の通り。
・X/M物が投下された前例は4ヶ月以上前から有る
・X/M物に対する好意的な感想が有る
・X/M物を希望するレスが有る
つまりあんたは「他の人もやってるから自分もやっていい」と思ったわけ?
確かに俺は>>268で口汚いこと書いちゃったよ。仕事帰りでイライラしてたっつっても言い訳にしかならないね。
それは俺の非ですよ。謝ります、ごめんなさい。
ただ、このスレに投下した理由がこの4つだけというのは納得いかない。
「赤信号だけど前の車が出たから俺も出た」っていうのが認められるわけないでしょ。
- 283 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 00:57:48 ID:HMZPk/aU0
- >>282
ここが男受けの作品が歓迎されるスレではないとは俺も思う。
だが、男受けの作品よりお前の粘着度の方が、SS見たくて来てるだけの大多数にとっては迷惑だ。
SSを投下してくれる人と、そのSSに対して「スレ違いUzee」しか反応しない奴。
周りの人がどっちに消えてもらいたいと思ってるかくらいわからんかね。
お前が嫌ってだけでスレの雰囲気を落とすのは勘弁してもらいたいな。
あ、それともスレの為にスレ違いを指摘して"正しい人"気取ってるだけか?
それならなおさら邪魔だからどっか行ってくれ。
嫌なら見ないでスルーする奴が大多数なんだ。
お前みたいにうるさい奴に限って、そんな簡単なこともできないんだよな。
- 284 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 01:37:41 ID:j6nATxTs0
- 何を勘違いしているのか知らんが、「お前」、「お前」(単数形)って、
ここに*/mものを書き込まれて迷惑なのは一人だけじゃないぞ。
>嫌なら見ないでスルーする奴が大多数なんだ。
本当にそう思うなら、こんな長文を書き込む前に、まず自分が実践しろ。
- 285 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/17(火) 02:14:33 ID:pj9hED8A0
- 俄 然 や る 気 が 湧 い て き た !
>>280
荒らしを誘発してしまったので次のを頑張って書き上げようと思います。
やめる気は全然ありません。心配ご無用!
しかし言いたいことが全然理解されてないな……。
ルール変更以前からX/M物が投下されているこのスレが、
※荒れる原因となりますので、該当スレ以外でのx/mの話題は原則禁止とします。
の該当スレにならない根拠を聞きたいんですが。
それにしても>>282はいったいどこのスレの話をしているのだろう。
私以外の人がX/M物の小説をこのスレに投下した例は無いはずなんですが。
文句言うならスレの流れくらい読むべきでは?
>>284
最もですね。私もスルーを実践してマシンによるロリ&ショタ&母親くすぐりに
取りかかることにします。
- 286 :暇つぶし:2009/02/17(火) 02:30:12 ID:9WKLsQ3U0
- >>285
楽しみにしてます。
それぞれの意見は言い尽くした感じですね。
後は、明記されてないからOK、明記されてないからNGの水掛け論でしょう。
毎回、こんな感じで口論になるのもアレですし、
今後は【X/M】F/M以外の男性受け【M/M】の方でやった方がいいでしょうね。
個人的にはあなたの作品は好きですから、/mであってもどんどん投稿して欲しいです。
- 287 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 04:15:32 ID:b/4NbULw0
- 個人的な意見を・・・
◆AjN2xCq7C6 様のレス引用から。
・>>1において女性のみと明記されていない
・X/M物が投下された前例は4ヶ月以上前から有る
・X/M物に対する好意的な感想が有る
・X/M物を希望するレスが有る
>以上の点からこのスレは
>※荒れる原因となりますので、該当スレ以外でのx/mの話題は原則禁止とします。
>のルールにおける該当スレだと判断しました。
要望がある=該当スレという判断は少し間違っている気がします。
該当スレとはスレタイまたは>>1に明記されているスレを指すものであり、
特に何も明記されていないスレは即ちx/fを指すと思われます(あくまでここのサイト内において)。
↑の理由としては、過去、あるいは現在荒れる理由にx/mの話題が多いことから
管理人様がx/mの話題を規制していると考えられるためです。
また、そのスレ内でのルールは基本的にスレを立てた時点で立てた主が決めるものであり、
レスの内容によって決まるものではないと思われます。
それをスレのルールとして認めてしまう場合、賛否両論あったとしても
賛成意見だけを抽出して該当スレとして考えることもできますよね?
上記の理由から、
>・X/M物に対する好意的な感想が有る
>・X/M物を希望するレスが有る
この辺りはあくまで個人的な感想であってスレのルールを決める理由とはなり得ないと考えられます。
したがってこのスレは、以下のルール
>※荒れる原因となりますので、該当スレ以外でのx/mの話題は原則禁止とします。
における該当スレには当たらないと考えられます。
もちろん、【原則】禁止なので別スレに投稿した後に、注意書きをした上での誘導程度ならOKだとも思います。
まぁそういうわけで、何度か意見もでてますが今後x/mの内容が含まれる場合は
スレタイまたは>>1にx/mも大丈夫だと明記されている該当スレの方へ書き込みをしていただいて、
こっちには【x/m要素あり】と注意書きをした上での誘導のみ、みたいな形を取ればいいと思います。
注意書きを添えた上でアンチx/m派が出てきても、わざわざ見に行った方に否があるのは当然なので。
- 288 :<削除>:<削除>
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- 309 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 17:45:31 ID:NLXSsJGoO
- やべえ
ソレスタによる武力介入だ
- 310 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 18:34:38 ID:abuZtOn60
- >>287時点で意見は出尽くしたと思うので、以降は削除しました。
「※荒れる原因となりますので、該当スレ以外でのx/mの話題は原則禁止とします。」
このルールは「禁止と書いて無いから」を理由に、
*/Mネタを他スレに書いて回る確信犯的な迷惑行為があった際に、
それを抑制すべく制定されたものです。
「*/M許可」を明示してないスレでの*/Mを禁止するルールなので、
いくつかの例外がある今回のケースでも258-262のSSはルール違反になります。
今件に関しては管理側の不手際により、混乱を招いてしまい申し訳ありませんが、
以降*/Mに該当するSSの投稿は*/Mスレでのみお願い致します。
- 311 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 18:43:20 ID:cZwgNLxw0
- 管理人GJです。これでスレも本来の役割を果たせそうだ。
自分も感情的な書き込みをしてしまいました、以後気をつけます…
◆AjN2xCq7C6さんも新作期待してます! 頑張って下さい!
- 312 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 18:45:41 ID:Id4twFA20
- 私も、つい感情的になってしまいました。
頭を冷やして、これからは気をつけます。
申し訳ありませんでした。
- 313 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/17(火) 19:37:45 ID:pj9hED8A0
- 前々からショタもやってたスレで急に禁止とか言われるのが納得行かなかったんですが
明文化されたのですっきりしました。お騒がせして申し訳ない。
この際確認しておきたいんですが、男女両方が一度にくすぐられる話をX/Mスレに投下
した場合「ここは男オンリー」という理由でスレ違いになりますか?
- 314 :くすぐり:2009/02/17(火) 20:04:48 ID:ybWLlN.6O
- 一段落して良かったですね
- 315 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 20:51:36 ID:BW7.qS2s0
- 一件落着ですね
さすが管理人さん直々の言葉は効果ばつぐんです
馬鹿でも理解できるわけですから…
これからはこんな醜い争いが起きないことを願います
- 316 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 21:07:45 ID:zzNq/0NQ0
- 管理人さん乙です!さぁ、妄想を垂れ流す作業に戻ろう。
>>313
その辺のケースについて書き忘れてしまって申し訳ありませんでした。
板のルールを考え、該当要素が含まれてさえいれば許容範囲内とします。
此処にしてもX/Mスレにしても、また次の作品をお待ちしておりますね。
- 317 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/17(火) 21:57:23 ID:HMZPk/aU0
- 前にもこんな感じでどうでもいい議論をしてレスを消されたというのに……
俺は本当進歩ないですね、申し訳ありませんでした
- 318 :暇つぶし:2009/02/17(火) 23:06:41 ID:9WKLsQ3U0
- >>313
個人的にはメインが女性か男性かの問題で、
ちょっと他の要素がある程度ならいいと思いますけどね。
親子ネタとか、姉弟ネタとかもあるわけですし。
その際は、ちょっとショタ要素ありますと付け足すくらいでいいんじゃないでしょうか。
- 319 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/18(水) 19:53:04 ID:m0PE34eE0
- >>313
>該当要素が含まれてさえいれば
それだとまた揚げ足取り合戦で荒れる気がするな。
*/m禁止のところへ明らかに*/mメインのものを(またはその逆)投下して、
「この章のこの一文に(そこだけに)*/fが含まれているからどちらでもOK」という理由で擁護したり。
変な争いを避けるには、どっちが「メイン」かで決めるべきかと思われる。
あと、前半がf/mで女子の攻め、後半がm/fで男子の反撃なら、
前半はショタスレ、後半はロリスレに別々に投下、あとでURLだけ繋げるとか。
どうしても「全く同時に男子と女子が同じ程度にくすぐられる話」が書きたければ、
(たとえば悪の怪人が小学校の1クラスを占拠してどうのこうの)
もういっそ新スレッドを立てればいいんじゃないの。
そういう需要もあるようだし。
- 320 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/18(水) 20:35:50 ID:zJw0u.P60
- >>313
分けて書くの面倒くさいならブログか何か作ってくれれば見に行くよ
とりあえず執筆はやめないでね
- 321 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/18(水) 23:06:29 ID:lhO2GqwE0
- >>319
面倒くさいがそれがいいかもね。>分割。ただ、同時スレはいらんと思う。
そうやって、スレが乱立するのは好ましくない。
作者さんには面倒掛ける事になって申し訳ないが、
同時責めは男女分けるオチとかにしてもらったほうがいいかも。
- 322 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/19(木) 19:04:15 ID:BimLuR.I0
- いっそのこと、用途別に固定スレ作って管理人さん以外いじれないようにしたらどうだろうか。
どうしても新スレが欲しいときは、必要性を議論した上で管理人さんに立ててもらう形で。
・小説(x/F専用)
・小説(x/M専用)
・小説(x/F,x/M混合)
・設定(キャラクター)
・設定(シチュエーション)
・ゲーム開発部
・体験談/目撃情報
・削除依頼/まとめ依頼
・その他雑談
今あるスレ、大体こんな感じで統合できると思うんだ。
小説投下の場合は小説スレ
設定考案の場合は設定スレ
って住み分ければ、「見たくないジャンルはスルー」も実践しやすくなるし。
……や、管理人さんには負担だと思うけどさ。
- 323 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/20(金) 22:12:32 ID:BsnejLdI0
- 無駄に規則尽くしにするのはここの空気に合わないと思う。
自由な空気が流れているからこそ創作意欲も湧くのでは。(俺がそうだという話だが)
- 324 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/20(金) 22:26:23 ID:yxnSy2sc0
- >>323
でも、言ってる側からまた無駄なスレができた気がするんだ……
- 325 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/21(土) 10:24:56 ID:Hf6s1Tuc0
- >>324
もう消されたけど。
- 326 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/21(土) 21:51:25 ID:5u9Syed.0
- >>325
なんという手際の良さ
- 327 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/25(水) 15:30:26 ID:VEU.k89s0
- くすぐりの壁
アクション映画に出てくる左右から迫ってくる壁を改造したもの。
押しつぶさせることはないが、壁には大量のマジックハンドが蠢いており、
少しずつくすぐったさが増していく仕組みになっている。
最終的には逃げ場を失い双方の壁のマジックハンドに全身をくすぐられてしまう・・・。
- 328 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/26(木) 14:25:14 ID:iV2M7uDM0
- くすぐり脱出ゲームマシン
底に足枷とくすぐりアームがついているだけの
ガラス張りの水槽という簡単な構造である。
使い方も簡単で、水着姿の女の子を水槽に入れて足枷を付けて
水を肩の高さくらいまで入れておく。
その後、水槽の底に足枷を解く事ができる鍵を沈めるだけである。
後はくすぐりアームのスイッチを入れて準備完了。
女の子は足を水底でくすぐられる事になる。
脱出するには水に潜って底に沈められた鍵を取り、枷の鍵を外せばいい。
もちろん足の裏へのくすぐりを我慢しながら。
くすぐったさに耐えつつ息を止めるのは結構難しく、
大抵は鍵を取る前に酸欠で水面に顔を出してしまうので
なかなか脱出できない。
しかし頑張れば脱出できる為、
脱出できずにくすぐられ続けて気絶する人はあまりいない。
改良型では底から気泡がでて来て身体をくすぐる機能と、
一定時間経っても脱出できない場合はゴムがついた手枷が飛び出して
脱出を妨害する機能が追加されている。
- 329 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/27(金) 00:28:53 ID:nRTTZXk60
- >>328
うわ、反応想像したら萌えるw
自由に動けるのに、苦しくて潜っていられなくてじたばたw
鍵にはワイヤーが付いてて、
一度鍵を手にしても、息をするためには手放さなきゃいけない、とか!
- 330 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 12:11:53 ID:GYcubZPM0
- 失礼します。結構長くなってしまいましたが、SSを…
>>1で適度な長さと書いてありますので、間を空けつつ投下していきます。
f/m板で執筆しているエナイエレイター物ですが、本作はx/f物です。
ご安心下さい。ではどうぞ〜
- 331 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 12:12:03 ID:GYcubZPM0
- 撃滅戦士エナイエレイターMES
外伝その1『恐怖、改造レジャープール』
謎の組織コンクエスターによって世界に混沌がもたらされている。
コンクエスターを打破する為に立ちあがった組織エナイエレイター。
彼らは日夜、コンクエスターとの戦いを繰り広げ、世界に、そして僕らの住む街に
平穏を取り戻している。
エナイエレイターの基地『E・ベース』の司令室に、けたたましい警報が鳴る。
「司令、静津市の大型室内プールがコンクエスターによって占拠されました」
キーボードを叩きながら、オペレーターの大野 寿(おおの ひさ)は凛とした声で報告した。
「うむ……こんな時に限って……」
総司令・大野 郷四朗(おおの ごうしろう)は指令席に座り、手を組んで渋った顔をする。
「勇達、まだ学校だもんね……」
司令室から見て、寿の反対側でキーボードを叩いていたオペレーター大野 桃(おおの もも)は、
司令が渋った顔をする理由を当てた。
エナイエレイターの3人は普通の小学生である。
地域密着型秘密主義者ヒーローであるエナイエレイターは、
素性を明らかにしてはならないという規則がある。
知られてしまうと、コンクエスターの力によって社会的抹殺をされてしまうかもしれないし、
彼らと関わりのある人間が人質などの危険な目にあう可能性もあるからだ。
その為、エナイエレイターの3名のメンバーは普段とはなるべく変わらない生活を送ってもらっている。
「しかし、彼らが居残り勉強の日を狙ってくるとは……」
「居残りなのは勇だけで、翔と蓮は付き添ってるだけです」
司令室に沈黙が流れる。
「こうなれば、仕方ない……行ってくれるか……寿、桃」
郷四朗は渋々と言った感じで、2人にそう言った。
「了解」
「りょうか〜い!」
ポニーテールの寿は静かに、
ツインテールの桃は明るく、2人は返事をした。
かくして、エナイエレイター緊急要員である2人の少女は、戦場となった大型室内プールに向かった。
『静津グランドレジャー』
静津市の誇るレジャー施設の1つ。
1年間休む事無く開き続けている室内温水プール。
プールの種類も、流れるプール、人工浜、ウォータースライダー、お子様も遊べる浅いプールなど、
レジャーの他に、飛び込み専用、シンクロ専用、競泳用、と『競技用のプール』もある。
この『レジャー用』『競技用』は隣り合わせてレイアウトされており、扉1つくぐる事でもう片方に行ける。
施設は海辺に面している為、海水を汲み上げ、それを蒸留してプール用の水として使っているため、年中維持が出来、
更にプールだけではなく、各種ジムやレストランなどの設備も兼ね揃え、ホテルも隣接している。
実に多くの人が、季節を問わずに訪れているこのレジャー施設。
今日もにぎわうその施設が、コンクエスターによって占拠されていた。
「ふははははは!!この静津グランドレジャーは、我等コンクエスターが貰った!」
飛び込み台の上で、男が叫んだ。
コンクエスター技術開発者、マッド教授。彼はそういう名で呼ばれている。
「改造も既に終わったしぃぃぃ、後は奴らを待つだけだぁぁぁぁい!」
白衣にボサボサの白髪だが、顔は若々しい。こめかみ辺りから、黒い髪の毛が見えている所から、
この白髪はカツラだという事が伺える。
- 332 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 12:12:39 ID:GYcubZPM0
- マッド教授は飛び込み台の上で荒々しいポーズを取りながら高笑いをしている。
その時、入口の方から、塩素プールをくぐってくる2つの人影が。
「待ぁってぇぇぇぇい!」
少女の甲高い声が聞こえる。
「今日は楽しいプールの日!ガッコで習ったバタフライ、好きなあの子に見せたいな!」
ピンク色のスーツを着た人物が、高らかに叫ぶ。
「そんなワクドキトキメキ日和を邪魔する奴らめ私達が相手だ」
深紅のスーツに身を包んだ人物が、淡々と続ける。
「我ら、撃滅戦士エナイエレイター!!ビシィ!!!」
ピンク色の方は口で効果音を刻みながらポーズを取る。
しかし、深紅の方は突っ立っているだけである。
「ちょっとぉ!打ち合わせ通りにやってよ!」
「無駄。その口上中に敵が襲いかかってくるかもしれない」
「敵は待っててくれるもん!寿の分からずや!!」
ぷーん!と腕を組んでそっぽを向けるピンク色。
「ふむむ……お前達が噂のエナイエレイターだな……だが、データとは違うようだ……」
「お嬢さん達、私の計画を邪魔するというのなら……トウッ!」
綺麗なル○ンダイブでその場所から飛び込み、プールに着水……
顔をプールから半分だけ出して立ち泳ぎをする。
「ぼべばびぼばいばぶぼばべべぼばぶぼ(それなりの対策をさせて貰うよ)?」
その言葉を皮切りに、2人のエナイエレイターを取り囲むようにコンクエスターの雑兵が現れた。
「敵が来るわ。行くわよ、桃」
「おっけー!」
かくしてエナイエレイターとコンクエスターによる戦いの火蓋が切って落とされた。
ピンク色のスーツを着たピンクレイターこと桃は、身の丈程ある両手剣・レイタートゥーハンドソードを軽々と
扱い、敵を蹴散らしていった。
一方、深紅のスーツを身に纏うクリムゾンレイター・寿は、レイターボウガンによるエネルギーの矢を連射。
時に矢を装填したまま敵を斬りつけるという荒業も行い、敵を撃退する。
善戦する2人の前に、マッド教授が挙動不審な動きで立ちはだかった。
「ヘィヘィ!!見たまへ!君たち!」
マッド教授は、自分が飛び込んだプールを指さす。
プールの上から、檻が吊り下げられ、中には水着を着た老若男女様々な人が閉じ込められていた。
「人質を取るなんて卑怯な……」
寿は、思わずうろたえた。
「待ってて、今助けに……!」
「桃、飛び出しちゃダメ!」
桃は即座に檻に向かって飛ぶ。しかし、檻に届く寸前四方からU字型のマジックハンドが伸びた。
良く見ると、檻に備えつけてあったようだ。
U字マジックハンドは、桃の手足を中空で固定する。
「ふぇ!?う、動けないよ!!」
「Ahahahaha!!!一匹ゲッツ!」
マッド教授はガッツポーズをした。
「く!……ピンクレイターと人々を解放しろ!」
寿が、ボウガンを教授に向けた。
しかし、マッド教授は臆する様子もなく、ヘラヘラしている。
「それは無理な話さ〜!それよりも、従うべきなのはそっちなんじゃない……?」
マッド教授は、鋭い目つきで寿を睨んだ。その口元は僅かに釣り上がっていた。
- 333 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 12:13:06 ID:GYcubZPM0
- 「君には今から、被検体としてとある人体実験を行って貰う」
「人体実験ですって……?」
声を凄めて寿は応じた。
「あ〜人体に改造を施す訳じゃないない。リアクションを見たいだけ〜ほら、あそこ」
2つのプール地帯を区分けするガラスがリフトアップしていく。
マッド教授は、レジャー用プールにあるウォータースライダーを指さした。
複雑に入り組んだその滑り台は、なだらかな部分が多く、長い時間をかけて滑れる事で有名だった。
「あのウォータースライダーには、ボクちゃんが直々に改造を施したんだ〜君はあれをやってもらうよ」
「あれって……滑るだけで良いって事?」
「ああ、そうさ。でもね、色々と条件がある」
教授は右手の人さし指を突き立てる。
「そのスーツとヘルメを取って、水着に着替えるんだ。大丈夫。コンクエスターの名に誓って、
身元をばらすような事はしないからさ〜」
ふんふんとリズミカルに腰を揺らしながら、マッド教授は言った。
「顔がばれても、私達姉妹は問題ないけどね……」
寿はボソリと独りごちる。
「あ、着て貰うのはこれ。見た目貧相な君の身体には似合わないと思うけどさ〜」
マッド教授の左手には、いつの間にかハンガーに掛けられた水着があった。
上下に分かれたビキニタイプで、隠す所が極端に小さい、上下どちらも紐で結えるタイプだ。
「もし、嫌と言ったら?」
「人質はあのままプールにどぼん。水深がちょっと深いから、おぼれちゃうね〜そんでもう1つ」
教授は指を鳴らす。
すると、檻の前で中空拘束された桃が、マジックハンドによってどこかへ連れて行かれる。
「こっちのピンクちゃんは、君が実験を終えるまでもっと酷い実験を受けて貰うよ?」
「くっ……」
言う通りにするしかない。寿は教授から水着を引っ手繰った。
10代になりたての身体は、目立つ凹凸も無く、平たく広がっている。
その身体に、水色の極小ビキニを付ける。
ヘルメットも解放し、しなやかなポニーテールと、凛とした気の強そうだが
少女特有の可愛らしい童顔が露わになっていた。
コンクエスターの雑兵に案内され、ウォータースライダーの階段入口まで来た。
そこには、マッド教授の姿もある。
「あ、そうそう。どんな感じに改造してあるか、デモンストレーションしてあげよう」
教授は雑兵を呼ぶと、その雑兵は何処からか、ビキニ水着を着た女性を連れてきた。
まだ若い女性だが、育まれた身体は女性らしさをアピールしていた。
女性は後ろ手に拘束されているが、必死に抵抗していた。
「や、やめなさい!そんなのはいいから、早く!」
「いやいや、人の好意は素直に受け取っとく物だよ?連れてけ〜」
雑兵は女性を前に歩かせて階段を昇る。
その間にも、女性は悲鳴を上げて拒否を続けていた。
ウォータースライダーの頂上に到達した雑兵と女性。
女性の拘束を解き、押し込むようにウォータースライダーに入れさせる。
女性はこれから起こる事に恐怖している為、もがき暴れる。
だが、雑兵と言えどコンクエスターの尖兵。力を前にしてあっさりとウォータースライダーに投げ込まれる。
「ひぃぃぃ!!いや!いや!!いやぁぁ!!!」
女性は手足を広げ、入口付近で踏ん張っている。
「いや!いや!!助けて!!!いやぁぁぁ!!!」
涙声になりながら懇願する女性。
その時、ウォータースライダーの天井部分から細いノズルがいくつか伸びてきた。
ノズルは鎌首をもたげ、女性に狙いをつける。そして、一斉に水流を発射した。
「い、いやぁぁ!!」
水流は、女性のお腹やふくよかな胸、腋の下などに入り込む。
その刺激に耐えられなくなり、ついに手足を引っ込めてしまう。
「あ……いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
女性はウォータースライダーの中に飲み込まれていった。
ここまでの様子を、マッド教授がどこから取り出したのか、折りたたみ式ポータブルテレビで見せられていた寿。
「この後は、音声のみでお楽しみ下さい」
マッド教授がそういうと、ウォータースライダーから叫び声が聞こえる。
『きゃははははは!!いやぁぁ!いやぁぁぁははははは!!!』
『細かいのがぁぁぁ!!そこダメぇぇへへへへ!!』
『ひいいいひひひひひ!!!!放してぇぇぇ!!!放してよおおおお!!!』
『くひゃ!いひゃはははははは!!!!』
女性の笑い声のような悲鳴だけが聞こえるだけで、中で何が起こっているのか全く予測できない。
時間を掛けて、ウォータースライダーの出口から女性が出てきた。
何故か、水着は肌蹴ている。白い胸がむき出しになり、片足が水着から抜けている。
「な、何が起こった……」
「ふっふっふ〜、見てのお楽しみって奴さぁ。それじゃ、行ってみようか〜」
そして、寿もまたウォータースライダーへと連れて行かれる。
- 334 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/28(土) 19:08:00 ID:O9NkUz.Q0
- ウォータースライダーの詳細は次回ですか。
中でどのようなくすぐりが行われるのか……寿の痴態を楽しみにしてます。
- 335 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 20:32:36 ID:GYcubZPM0
- 続きで〜す
プール全体を見渡せるほど高い、ウォータースライダーの入り口。
ウォータースライダーを前にした緊張感と昂揚感は全く湧かない。
単に、寿がドライな性格なだけなのかもしれないが、
人を楽しませるこの遊具は、今現在人を苦しめる機具になっている事は確かだ。
『あ゛あ゛〜マイクテスト〜僕ちんは優しいから、ゆっくり待っててあげる〜
自分のタイミングで飛び込んでちょーだい』
拡声器を使って、下方からマッド教授が話しかけてくる。
『だけど、さっきも言ったとおり実験が終了するまで、
もう片方のお嬢ちゃんには過酷な実験をしてもらうからね〜』
競泳用プールの中央に台座が浮上した。
その台座の上に、どこかへ連れて行かれた桃が寝かされた。
仰向けになり、両手両足を広げたX字拘束をされ、身動きが取れない状態にある。
そして、何故かスーツは解除されており、寿とは色違いのビキニ水着を着用されている。
その様子は、室内のオーロラビジョンに鮮明に映し出されている。
「ほぇ?なになに!?これなに!?」
僅かな波に揺れ動く台。桃は自分が拘束されている事に気づいた。
いつの間にか気絶させられて、目覚めたら拘束台座の上。
しかも、面積の少ない水着を着せられている。
「まさか、これって大ピンチ……?」
たじろぐ桃を余所に、プールから触手のような物が浮上する。
「うわわわわ!!な、何これ!?」
細く、蛇のようにくねくねとしたそれは、先端にノズルを付けている。
前後左右からノズル触手が次々と浮上し、桃の元に集まった。
ノズル触手は鎌首をもたげ、先端を桃に向ける。
そして……
「きゃあああああ!!!」
1本の触手が放水を行う。
それを皮切りに、他の触手も一斉に放水を開始。
放水された水は、市販されている水鉄砲のように細く、水圧もそれなりにある。
それらが途切れる事無く、多方面から桃を襲った。
「いやあああはははははははは!!!」
拘束された手足を、自由に動く腰を動かし、その刺激から逃れようとする。
しかし、桃が身体を動かすたびに、触手もまた首を動かして追従する。
「きひひひひひ!!!くすぐったいいい!!!うひゃあああ!!!」
何本かの触手が、移動を開始する。
それぞれ、大きく開いた腋の下、ぽっかりと開いた臍、動かせない足に配置し、
再び放水を始める。
「うっひゃあああははははは!!!ぜ、ぜんぶだめだってばぁぁはははははは!!」
ヂーと水流が放たれる音が肌から聞こえる。
その細い刺激は、桃を休める事無く責め続けた。
「くひゃああははははは!!いやぁぁぁはははああああ!!!腋ぃ!!おろさせてよおお!!」
「足ぃひひひひ!!くひ!いひゃひゃひゃひゃああ!!うぎゅうひゅははははぁ!!」
「おへそおおおお!!いひいいいいいいい!!!」
また、残った数本の触手は上半身を中心に各地を動き回り、
絶え間ない刺激を送り続ける。
「くっひゃあ!!ひゃははははははははあ!!おなかがぁぁぁ!!!よぢ゛れ゛る゛ぅぅぅぅ!!!」
「ふぁっ!ああああ!!くひひひ……ひいい!!!おっぱい弾かないでぇぇぇ!!」
「おまたぁぁぁぁはははは!!お水かけないでぇぇぇぇ!!!」
- 336 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 20:33:08 ID:GYcubZPM0
- 「桃……!」
『さぁ、お仲間はピンチだよ?早く終わらせる為にも、入っちゃったらどう?』
「くっ……この下衆が!」
ウォータースライダーの高台で、その様子を見ていた寿は、
桃を一刻も早く解放するために、ウォータースライダーに足から飛び込んだ。
(一体、何があるの……?)
ウォータースライダーの中を右へ左へと流されながら周囲を警戒する寿。
今のところはごく普通のウォータースライダーだが……
「ひゃ!」
(な……何……?)
一瞬、身体全体を水鉄砲で撃たれたような、水滴とくすぐったい刺激が襲った。
滑る方の様子を見ると、ウォータースライダーの全面から、シャワーが噴き出しているのが見えた。
あまりの水圧で、シャワーから出る水同士がぶつかり、水が四散して霧状になっている。
すると先程のは挨拶代わりのような物であるのだろう。
先の視界がぼやける中、寿の身体はシャワー地帯に突入した。
(く……来る……)
来るべき刺激に備え、身を強張らせる。
「くっ……うあ……ひゃああああああ!!!!」
足がシャワーに入ったと思ったら、全身が直ちに包まれる。
一応、胸の前で腕をクロスさせているが、それでも十分すぎる威力だった。
「くひゃああああ!!!いひひひひひ!!!!」
足が、腿が、柔らかいお腹が、手が腕が、首元が、顔が……
更に叫んだ時に、水が直接口に入り、喉奥すらも責める。
「ふひゃああああ!うむんんんん!!!……くひいいい!!!」
(早く……終わって……)
先の見えない事で、終わる事のない地獄のように感じる。
やがて、足の方から刺激が消えていく。
「はぁ…はぁ……終わっひゃああ!?」
シャワーが終わると次はブラシのような物で撫でられた。
ウォータースライダーに回転する柔らかな毛先の刷毛や筆の穂先が取り付けてあり、
通過すると同時に身体を撫でていく様だ。
寿の身体がギリギリ届く距離の長さで微調整されているため、全ての仕掛けに触れてしまう。
「ひぃぃひひひひ!!!」
刷毛に当たると長く刺激され、
「ふぁ、ふひ!はぁん!ひゃっ!いや……はぁっ!」
筆に当たると短く断続的に刺激される。
また筆の穂先は水で湿っているため、まるで冷たい舌に身体を舐められるようなそんな感触がする。
「ふぁ……いやぁぁぁぁ!!!こんなの……早く!早く!!!」
一刻も早く抜け出したい寿だが、
彼女は知らない。撫でられるたびに、僅かにスピードが落ちている事に。
刷毛と筆、長く短くのコンビネーションだが、どれもが若干の合間が生じ、断続的な責めとなる。
休みたくとも休めず、息をしようにも着けない。何よりももどかしい責めが彼女にとって辛かった。
(やだ……いっそひと思いに……っえ?私、何を考えて……)
そうこうしている内に、刷毛地帯は通り過ぎる。
- 337 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 20:33:38 ID:GYcubZPM0
- 精神がすり減った寿に起こる次の仕掛け、それは……
「はぁ……はぁ……ひぃん!」
ヌルヌルしたものに身体を擦り付けられた。
先程と同様、ウォータースライダー自体に仕掛けが施してある。
上半分からミミズを思わせる細長い触手が無数にうねっている。
「く……いや……ひあああああ!!!」
拒否しようにも、スライダーは進んでいく。
「くひゃ!くひひひひひひ!!!いひゃああああはははははは!!!」
数多くの触手に可愛がられ、全身に耐えがたいくすぐったい刺激が送られる。
先程の刷毛責めによって敏感になってしまった身体が余計に作用し、
凄まじい威力を叩きだしていた。
「ひゃ!ヌルヌルがぁ!!ひいいいいひひひひひひひ!!!」
そして、身体に触手が纏わりつく度、滑る速度が明確に落ちて行った。
「いや、早く!早く進んでぇぇぇぇぇぇ!!」
申し訳程度にしか進まなくなってしまった身体を、自分の手でスライダーを押す事で速度増加を図る。
今まで胸元でクロスしていた腕が無防備になると、触手は勿論そこにも侵入。
「きゃあああはははははははは!!!腋はぁぁぁわきはだめぇぇぇぇへへへへへへ!!!」
寿が一番の弱点とする場所を責められた事により、反応が著しく変化する。
触手は水着の中にも侵入。水着の中から貧相な胸を責め、
未成熟で薄い乳首を撫で回す。
「ひゃははははは!!いひひひひひ!!!むねぇぇぇ……離れてぇぇぇ!!!」
手で触手を掴もうにも、表面を覆う粘膜によって手からすり抜けてしまう。
下腹部にも触手は殺到。上から、足の付け根から触手は侵入し、
ツルツルの恥丘や、ふっくらとした臀部にその身を這わす。
「くひゃあ!?ひやああ!!ひいいいひひひゃはははははははは!!!」
対処しきれない数を前に、手足を滅茶苦茶に動かして少しでも侵攻を緩めようとする。
激しく身を捩った上、触手が水着内に入り込んだために、上の水着は肌蹴、
下の水着は膝元まで脱げてしまう。
触手地帯を通り過ぎ、精魂尽きた様相の寿に、
その水着を直す気力はなかった。
だが、水の流れと斜面によって、その身体は勝手に進んでいく。
虚ろな瞳に映る物、それは無数のマニュピレーターだった。
そのうちの何本かが柔らかそうな毛で出来たブラシを持っている。
寿の本能が危険を察知する。
(いや……あんなのでくすぐられたら……)
「くっ!」
両手両足を大きく広げ、パイプ内に接地し身体にブレーキをかける。
こうしている間にも桃は酷い事をされているというのに……
という自責の念が一瞬過ったが、身体はそれに反して力を込め続ける。
しかし……
「うそ……手足が……」
先程のミミズ触手の粘液が手足に付着したままだった。
ヌルヌルした手足では、プラスチック製のパイプに踏ん張ろうとしても、
全く効果は無い。
「いや……いや……いや!!」
無駄と分かっても、寿は抵抗した。身体を反転させうつ伏せにし、滑り下りた道を引き返そうとする。
それを、流れる水流と手足の粘液が妨害する。
「やだ……やぁ……やぁ……いやああああああああああああ!!!!」
悲痛な叫びも虚しく、マニュピレーターが寿の身体に纏わりつく。
手首足首を掴み、その場に固定。
ブラシを持った手が一斉に寿の身体を擦る始める。
「いやあははははははははは!!!!きゃはははははははは!!!!」
洗浄するかのように擦るが、痛みを感じるような強さでは無い。
「放してぇぇぇへへへへへ!!!!くひゃああああ!!!」
お腹を、脇腹を、胸を、腋の下を、下腹部を、二の腕を。
足の裏を、脹脛を、太腿を、お尻を、恥ずかしい膨らみを。
余す所なくくすぐる。
「ひゃはははははは!!!もうだめ!!息がぁ!息がああああ!!!」
「くひゃああ!!ひゃははは!!お腹が痛いぃぃぃぃ!!!」
多くの場所をくすぐられる中、微かに芽生える何かがあった。
「くひいいん!!ふぁ?ひゃあああはははははは!!!」
「胸がぁぁぁピリピリしてるうう!!!ひゃははははははは!!」
「そこ……いやぁぁぁ……いやぁぁぁあ!!くしゅくしゅしないでぇぇぇぇ!!」
大きく口を開き、垂涎する。眼は見開き、涙が流れる。
「ひいいい!もうむりいいい!!!ダメぇぇぇ漏れるぅぅ!!漏れちゃううう!!!」
「ぐひゃあああ!!ひぎ゛い゛い゛い゛!!く゛る゛し゛いいいいい!て゛り゛ゅううううう!!」
身体が大きく揺れた直後、恥ずかしい割れ目から熱水が奔流する。
「ふぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛!!!て゛て゛りゅうううう!!!て゛ちゃってりゅよおおひゃははははは!!」
寿の身体が大きく仰け反る。
- 338 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 20:35:31 ID:GYcubZPM0
- 身体に付着した粘液が取れる程に磨かれ、やっとの思いで解放された寿。
放心した状態でスライダーを滑り行く。
やがて、その先に外の光が見えてくる。
(やっと……終わる……)
思わず安堵の息が漏れた。
そして、その身は長い旅路から解放されたように、寿はウォータースライダーから飛び出した。
そこに広がっていたのは、地獄だった。
飛び出した瞬間、ホースのようなマニュピレーターによって中空で肢体を拘束される。
ウォータースライダーの終着点であるプールは、
ミミズ触手やノズルを取り付けた機械触手、ブラシを持ったマニュピレーターなどが無数に待ち構えていた。
「うそ……もう終わった……はず……」
自分を拘束するマニュピレーターが、ゆっくりと降下し、触手のプールへ誘う。
『遠足は、帰るまでが遠足。スライダーは、プールに落ちるまでがスライダー。
心の準備をさせてあげる為に、こうして君を持ち上げたのさ〜』
プールサイドに居たマッド教授は、拡声器を持ちながら愉快そうに言った。
心の準備以前に、マニュピレーターは止まる事無くプールに向かう。
「待って……待って……!」
『待って欲しいのかい?でも、ほら、君の仲間はもうヤバイみたいだよ?』
マッド教授はオーロラビジョンを指さす。
そこには、台座の上で悲鳴を上げている桃の姿があった。
目を見開き、口はだらしなく開き、股下には黄色い水たまりができている。
水着は殆ど着ていないのと変わりない状態まで脱がされ、執拗な責めを受けていた。
- 339 : ◆VvRW3PmOUM:2009/02/28(土) 20:37:05 ID:GYcubZPM0
- ――――――つづく――――――
新感覚?ウォータースライダーマシンに挑戦しました。
ややマンネリ化している気もします……ごめんなさい……
- 340 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/28(土) 22:04:50 ID:O9NkUz.Q0
- 想像以上に素敵な改造を施されたウォータースライダーにグっと来た。
実にGJ。
- 341 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/01(日) 03:34:13 ID:HTLyTuDQ0
- >>133の小説マダー?(^o^)/
- 342 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/02(月) 08:02:53 ID:XG7S6NC.0
- 無愛想そうな寿が桃のせいで「ワクドキトキメキ」とか言わされてるのに激しく笑た。
そういえば水圧でくすぐる話は意外と少ないねえ。
- 343 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/02(月) 13:37:17 ID:ZIROPxbI0
- 勢いの強いシャワーを足の裏に当ててると、ひゃぁああて感じになるよね
- 344 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/04(水) 02:51:59 ID:K6pe8qf60
- 敵は待っててくれるもん、って確かにお約束だけどw
楽しいウォータースライダーがこんな凶悪なくすぐりマシンになるとは。
寿と桃、このまま2人がどうなってしまうのか楽しみですね。
- 345 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/05(木) 23:09:11 ID:KyMZVoW.0
- 間を空けつつとか言ったのに、
1週間も続きを投稿せず、申し訳ありません。
お読みになられた方、そしてご意見ご感想を下さった皆様、
誠にありがとうございます。御感想を頂けると、作者冥利に尽きます。
お待たせしました。続きに入ります。
バラバラにすると次はいつ投稿できるか分からないので、
長くはなりますが、一気に完結まで行きたいと思います。
お邪魔でしたら、何なりと削除報告などの
処置を致し下さいませ。
それでは、どうぞ〜
- 346 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/05(木) 23:09:39 ID:KyMZVoW.0
- 「いいいいい……あ゛あ゛あ゛……」
ノズル触手による水鉄砲責めを受け続け、桃は意識を手放しかけていた。
どんなに身を捩っても、その攻撃からは逃れられない。
逃れられないと分かっていても、身体は勝手に反応してしまう。
身体が急な運動を強いられ、とてつもない疲労感が襲ってくる。
この3拍子が繰り返し繰り返し訪れる。
それでも、機械触手は桃を責める事に一切の妥協を見せない。
「ひひゃははははは!!!もう……い゛や゛ぁぁぁぁぁぁぁ……」
これほど、『くすぐる』という行為に恐怖したことは無かった。
普段は天真爛漫で無邪気な桃ですら、泣きじゃくる始末。
「く"ひぃぃぃぃぃ!!ひぐ……ひっく……くしゅぐったいのこわい!!!」
笑いながらも、泣哭するその姿は、機械による責めがいかに凄惨なのかを物語っていた。
「くひゃあああん!!!ふぇぇぇぇぇ!!ひさぁぁぁぁ!!たしゅけぇぇぇぇ!!!」
助けを呼ぶ叫び。
寿は、触手渦巻くプールに落とされそうになりつつも、マッド教授に懇願する。
「ねぇ……私はどうなってもいいから……妹だけは……桃だけは助けて!!」
背中に触手が蠢く気配を感じる。徐々にあの恐怖が近づいてくる。
「ううう……泣かせるねぇ……」
マッド教授は白衣から白いハンカチを取り出し、目を拭った。
鼻にハンカチを当て、チーンとした後、マッド教授はケロリと笑顔に戻って言う。
「う〜ん、そこまで言うなら、あの台座から解放してあげる事は出来るけど、どうする?」
「何でもいい!助けてあげて!!」
「んふふ……おっけぇい……」
博士は白衣からリモコンを取り出すと、ボタンを2,3個押す程度の操作を行う。
すると、桃を捕らえる台座が、高くせり上がっていった。
その可動に伴い、ノズル触手は責めの手を中断。桃に一時の安息が生まれた。
「ぐひぃ!ぐひぃ……はぁ……はぁ……お、わり……?」
桃はぼんやりとした視界の中周囲を見渡すと、台座の高度が上がっている事に気づいた。
プールの高い天井近くまで台がせり上がると、いきなり斜めに傾いた。
幸い、手足を拘束している為落ちる事は無いが、
自分の足元はウォータースライダーの終着点、今は触手が犇めき合うプールに向いていた。
そしてそのすぐ上に、寿が捕らえられているのを発見する。
「ひ……さ……?」
不安に思う桃を余所に、台座の中から左右に囲いが付いた板が伸び、ウォータースライダーのプールまで伸びる。
その時、手足の拘束具がカチリと音を立てて外れた。
「まさか……」
- 347 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/05(木) 23:10:30 ID:KyMZVoW.0
- 「まさか……」
桃を縛る台座から、こちらに向かって板が伸びる様子を見て、寿は呟いた。
「その、ま・さ・か!あの台座からは解放するけど、今度はこっちに来て貰うよ〜ん!」
桃が、板を伝って滑り落ちてくる。
「やめ……」
同時に、寿の手足を拘束する触手が解き放たれる。
寿と桃、2人は禍々しい狂気のプールに、その身を浸ける。
「ひ、ひさぁぁぁぁぁ!!!」
波打つ触手をかき分けるように、桃が手を伸ばす。
「桃……!」
寿も同じ様に、手を差し伸べ、桃を抱すくめる。
無事再会を果たす姉妹。
だが、その場所が触手の渦中という現実は変わらない。
2人の身体が、ズブズブネチャネチャと触手の海に沈んでいく。
「ひさぁ……怖い……!」
「桃……大丈夫……大丈夫……」
2人は身を寄せ合った。互いの肌を感じて、少しでも恐怖から逃れる為に。
宴は始まった。
抱き合う2人の周囲に渦巻くミミズ触手が、体液を擦り付けるように流動する。
「くひっ!」
「きゃあ!」
2人は同時に反応する。抱きしめる腕の力が、より一層強くなる。
触手は、少女2人の背中やお尻、足や爪先を責める。
「くひひひひひ……ひさ……ひさ……!」
「ん!くくくくくく……」
背中を上から下に、下から上になぞる者、
双肉をかき分け、肉谷を滑る者、
内股を撫でる者、足の指の間を駆ける者。
「いやぁ……ゾクゾクって……すりゅ……」
「ふぁぁぁぁぁぁん!!きゅふ!そんな……所まで……」
決して激しくない責め。まるで、互いを強く抱きしめる2人の様子をうかがう様に、
ソフトに責め抜く。
その時、一本の触手が2人の間に入り込んで来る。
下方から侵入した触手は、他の触手と比べ一段と太く、2人の胴回りよりも多少小さい程だ。
また、木の枝のように、その本体から細長い触手が分裂している。
粘液にまみれた寿と桃の身体は、その極太触手易々と侵入を許してしまった。
「いやぁぁぁぁぁ!!!」
「くっ!出て……け……!」
結果、2人は極太触手を抱きかかえるような形となる。
ヌルヌルと生暖かい感触が何とも気色悪い。
だが、2人は手を離す事は無かった。
その意図を感じ取ったのか、触手は新たな動きに出る。
「くひゅ!……いやはははははははは!!!!」
「きゃふ!ひひひひ!……ひゃははははははははは!!」
極太触手は車に付いているワイパーのように左右に揺れ動き、
枝分かれしている細い触手は、それぞれが独自の動きを取り、
姉妹の身体を責める。
細かな触手が、平らなお腹や柔らかい脇腹、腋の下に行き届き、
上下左右と揺れる。
「いひひひひひ!!これぇぇぇくしゅぐったひひひひ!!ひ、ひさぁぁぁぁ!!!」
「いやぁ!いやぁぁぁ!!!もも!ももぉぉくっひゃはははははふひゃあああ!」
互いの存在を確かめる様に、名前を呼び合う姉妹。
- 348 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/05(木) 23:10:57 ID:KyMZVoW.0
- 「きひひひひひひひ!!!ひいいいん!!あふううう!!!」
「む、胸ぇぇ!くふ!ひゃああああははははあ!!」
極太触手に密着した状態で抱き合う2人は、
その極太触手が動く度に小さな乳首を弾かれる。
淡い刺激が、少しずつ全身に駆け巡った。
「あふうう!!そこはだめぇぇぇぇぇ!!!」
「きゃ!くふん!!あふぁぁぁぁはははははは!!!」
2人の下腹部、プニプニとした局部もまた擦り付けられ、
悩ましい刺激が送り込まれる。
左右に、上下に動く極太触手によって、閉じ切った蜜壺は翻弄される。
未だ味わった事のない感覚が、じわりと広がる。
「っくっひゃはははははははあん!!!きひひひひひひひ!!!」
「あっははははは……ひぃ!ひぃ!ひひゃはははははははぁ!」
身体が感じる未知の感覚に、2人は恐怖を隠せずにいた。
「ひひひひ!!!あぁぁぁ……ああああぁぁぁぁ!!もうむり!もうむりいいい!!!!」
桃が突然、限界を宣言する。
「も、桃!?くひひひひひひ!!ど、どうした……の?」
「漏れちゃう!漏れちゃううううううう!!くひひゃははははは!!あああ……あああああ!!!」
寿は、極太触手を挟んで反対側から、桃の悲鳴と水が勢いよく流れる音を聞いた。
「あああ……いやぁぁぁ……あああ……聞かないで……」
桃の弱弱しい嘆きが聞こえる。
拘束台の上で責められてた時にも、何度か粗相をしたようだったが、その勢いは力強かった。
「くくくくく……だい……じょう……ぶ……も、も……」
寿は、触手を挟みつつも、桃の身体を力一杯抱きしめる。
「くひ!あひぃ!ひさぁ……」
桃もまたそれに答えるように、縋るように腕を回す。
しかし、その繋がりは、触手の次なる行動によって決壊してしまう。
「ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!……はぁ……あぁ……いや……ひさぁぁ!」
「くひひひひひひひ……く……触手が裂けて……桃……手を、離さないで」
2人の間に割って入った極太触手は、先端から真っ二つに分断していく。
それはまるで、2人の仲を引き裂くように、押しのけるように力強く分つ。
「ひさぁぁ!やだぁぁぁ!!」
「桃!くっ……くひゃ!?」
無論、触手の攻撃が止む事は無く、身体の隅々まで丹念に責め立てる。
そして姉妹は再び離れ離れになる。
大した距離では無いが、その手は届かない。近くて遠い距離。
桃は仰向けの状態で触手のプールに浮かばされた。
触手がベッド状となり、身体は半ば沈みかけている。
両手両足は、ベッド状の触手によって大の字に拘束され、
水着はすべて取り払われていた。
「ひゃはははははははは!!!!!あひいいいいいいいい!!!」
桃に襲いかかるミミズ触手。
ベッドの下から、背中を舐め回し、脇腹を襲い、腋の下を蹂躙する。
更に、足の付け根を舐めるように触手が動く。
「ひひひひひひ!!ひゃはははあああん!!ふぎゃははははは!!!そこダメぇぇぇぇ!!」
身体がビクンビクンと跳ね、足がガクンガクンと動き、舌を突きだして笑い狂う桃。
「くしゅぐりいいい!!もういやぁぁぁぁ!!!きゃふひゃふひゃひひゅひゃははあはは!!!!」
耐えがたい刺激に抵抗しようとして腰を上下に動かすと、腰が触手ベッドの中に深く沈む。
「くっ!ぷひゃああああああああ!!!!!」
下腹部が完全に沈んだ瞬間、触手が絡みつき、逃れられなくなる。
その隙に、お尻や菊門、ぷっくりとしたワレメにその身を擦り付ける触手。
「ひいいい!!!放して!!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
逃れる為に、膝や足、肩や腹筋に力を入れる。
しかし、それが原因で、今度はそれらの部分がベッドに埋まる。
「あぎゃああああははははははは!!!あひひいいいいいい!!!!」
足の裏を無数の触手に舐められ、平らな腹部や胸を我が物顔で闊歩され、
肩の付け根を丸々飲み込まれる。
「もういやぁぁぁぁぁ!!!おっぱいいいひひひひひ!!!ふうううああああああん!!!
きひひひひひゃははははは!!!アソコはやめてぇぇぇぇへへへへへ!!
やだぁぁぁぁぁ!!なんでぇぇぇぇぇ!!なんでぇぇぇぇへへひゃっふひょひいいいくひゃひゅひひひひいん!!!」
やがて、首から下が徐々にベッドに埋まってくる。
どう足掻いても、責めが激しくなっていくその過程に、桃は混乱した。
「ぐっひゃはあああははははははは!!!い、いきがぁぁぁぁぁぁはははははは!!……はひゅひゃひひひひい!」
- 349 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/05(木) 23:11:14 ID:KyMZVoW.0
- 一方、寿も同じ様に仰向けになり、触手のベッドに拘束されていた。
水着も剥がされ、両手両足は大の字。
その彼女に襲ったのは、
「くひゃあ!?な、なに!?」
タコの口のような形をしたノズル触手だった。
寿の脇腹や腋窪や臍、足の裏、更には可愛らしい乳首やツルツルのワレメに、
触手の口が密着する。
「くっひゃああああん!!!ひゃああああああははははは!!!」
タコ口触手から、水鉄砲が零距離で放水される。
衰える事のない、100%の威力を持ったその水鉄砲は、肌を押しこむ程の水圧を持ち、
かつとてつもなくくすぐったい。
「ひゃああん!!ふひゃああああああん!!」
だが、くすぐったいだけではない。
(な、なんか……)
先程から少しずつ感じ始めている、おかしな感覚。
それが、ここにきて顕著に現れる。
「ひゃあああんん!!ふぁぁぁぁぁ……ああああん!」
特に、胸の辺りとワレメがジンジンしだす。
だが、まだくすぐったい感覚が上回っているのか、クネクネと身体を捩る。
(なんか……もっと……だめ……くすぐられてるのに……なんで……)
「ふぁぁぁぁぁん!!うぅん!!はぁあああ!!」
タコ口の中で、小さく膨らんだ乳首が揺れる。
ワレメをなぞるように、口が上下し放水をする。
他にも体中をくすぐられているのに、なぜかそこだけに注意が行ってしまう。
「ひひひひひ!!……あぁん!!あああ……ああああ……」
腰が自然と浮き上がり、よりその刺激を求めようとする。
「あっあっ……へ?」
寿は、力の抜けた声を発した。
触手が、自分の身体から去っていくのだ。
(なんで……もっと……もっと……して……!」
知らず知らずの内に、内股をこすり、身体を揺らす。
ワレメからは、触手の粘液にまぎれて、密かに愛液が流れていた。
焦らされた身体に、大きな影が覆った。
プールの中の触手がまとまり、一体の巨大な触手になっていた。
その全長は、水面から出ている所だけでおよそ3m。
その巨大触手が、雪崩れるようになって寿に倒れてくる。
「いや……やめ……来ないでぇぇぇぇぇぇぇ!!」
圧倒的物量の前に恐怖する寿だが、衝撃はほぼ皆無に近かった。
例えるならば、羽毛布団を被せられた程度の衝撃だった。
頭だけを残し、首から下がすっぽりと巨大触手に覆われている。
ベッド状に集まった触手とサンドイッチされるような形。
寿を挟み込むと、巨大触手はすぐさま動き出した。
全身を、特に乳首やワレメと言った敏感な部分は重点的に、様々な触手が入れ替わり立ち替わりに責める。
「ひゃははははん!!ふひひひひひひひ!!!」
舌のような触手が、身体を舐め回し、
「あははははは!!はぁぁぁん!!!ひぃぃぃぃぃ……」
ブラシのような触手が、全身を擦り、
「っはああああああ!!!!ふああああああああ!!!」
ノズル触手が、鋭い水流を送りこむ。
「くひひひひひ!!!……や、やだ!そんな所、広げないでぇ!」
途中、指先のような物が、ワレメに侵入し、そのクレバスを開く。
そして、包皮に隠れつつも、自己主張する陰核に、狙いを澄ました水鉄砲が一閃する。
「っくひゃあああああああああああああ!!!!」
巨大触手の中で、寿の身体が大きく仰け反る。
寿は、触手の責めにより、ついに達したのだった。
絶叫がプールに響き渡る。
「はぁ……んんん……ああああ……」
生まれて初めての絶頂を味わった寿は脱力し、股間からは熱水が垂れ流れる。
- 350 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/05(木) 23:11:33 ID:KyMZVoW.0
-
「にょほほのほ〜!いいデータが取れたし、今後の兵器でいい案も思いついちゃったぁっと」
力尽きた2人の少女を尻目に、プールサイドを陽気にスキップするマッド教授。
「ドクターウェポンに、良い土産も出来たし〜
せっかくだから、この2人と、人質全部持って帰っちゃおうかなぁ〜うん!それがいい!!」
ポンと手を叩くマッド教授。
「そうとなれば、早速手配を……」
「待て!コンクエスター!!」
飛び込み台の上から、ボーイソプラノの呼び声が聞こえる。
そこには、赤、青、黄色、3つの人影がいた。
「年中無休、和気藹藹、恋い焦がれる彼との楽しい一時を脅かす、悪しき者よ!」
青いスーツの人影が叫び、
「それ以上の愚行を続けるなら、僕達が相手です!」
黄色いスーツの人影がそれに続けた。
「「「我等、撃滅戦士エナイエレイター!!」」」
赤、青、黄色のスーツを着た3人は飛び込み台でスマートな決めポーズを取る。
「ふっふっふっふ〜ふがよっつ〜……よぉやく現れたな!エナイエレイター!!
しかし、こちらには人質が……あれ?」
人質を閉じ込めてある檻がいつの間にか空になっていた。
「人質は、お前が俺達の仲間を傷つけている間に、逃がしたぜ!」
赤いスーツ、オフェンシブレイターは腕を組んで自慢げに言った。
「ついでに、俺達の仲間も返して貰った」
青いスーツ、スナイプブレイターは、飛び込み台の後ろを指さすと、
昏倒し、レジャー施設のタオルに巻かれた少女2人の姿があった。
「もう、貴方に勝ち目はないです!」
黄色いスーツ、ディフェンシブレイターが豪語した。
「くううう……おにょれ……ふん!」
マッド教授は、その場に白いゴルフボール大の玉を叩きつける。
プールサイドに叩きつけられたボールは、中から白い煙を出し、周囲を撹乱する。
「また会おう、ショタッ子&ロリッ子!今度は、我が城に招待してやろう!!むひゃひゃひゃごふ!げふ!ごほ!」
マッド教授の声がプールにこだまする。
煙が晴れる頃には、プールの触手もマッド教授も姿を消していた。
こうして、レジャー施設『静津グランドプール』は無事、エナイエレイターによって奪還された。
新たに現れた謎の敵、マッド教授。そしてマッド教授の言っていた『城』。
コンクエスターの謎は増えるばかりだが、
負けるな、エナイエレイター!
頑張れ、僕達私達のエナイエレイター!
後日談
その後、静津グランドプールは何事も無かったかのように、営業を再開したが、
マッド教授によって改造されたウォータースライダーは、そのまま残った。
撤去も考えたが、なぜか利用客が増えた為、そのまま放置してあるらしい。
何故増えたのか、それは謎のままである。
- 351 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/05(木) 23:14:23 ID:KyMZVoW.0
- ―――――おわり――――
プールという事で、プールならではの〜と思ったら、
後半は、良くあるような責め方で閉めてますね……
まだまだ修行が足りませぬ……
お楽しみに頂けたら幸いかと思います。
- 352 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/06(金) 00:14:57 ID:UWnlMoEs0
- GJ過ぎる!くすぐりと快感が混ざるのはやはりイイ!
- 353 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/11(水) 23:54:05 ID:p6.fGM9o0
- 性感開発地獄マシーン
その名の通りまだ性に目覚めてない女の子の乳首や股間を弄び続け
性感を呼び覚まさせるというコンセプトで作られたメカである
しかし実際はわざと目覚めさせないようにわざとくすぐったく責めるように
プログラムされており、その威力は全身性感帯の者でもくすぐったさで失神してしまうほど
である
柱に拘束具が付いており、側面にマジックハンド3つが付いている、さらに顔がある場所に
舌と厚い唇を持った口があり、これで耳や首を舐めたり甘噛みをする
・・・こういう責めはコア過ぎて受け付けないかな?
- 354 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/12(木) 19:21:54 ID:jr4DQhwA0
- コアどころかど真ん中ストライクです。
- 355 :くすぐり:2009/03/15(日) 10:15:42 ID:TDrYyZeY0
- エナイエレイターさん野球部くすぐり小説の続き書いて下さい
- 356 :くすぐり好きの名無しさん:2009/04/02(木) 19:24:20 ID:OeKdSDwY0
- >>251
くすぐり袋の中でお母さんの胸に顔を埋めながら、
体をぴく、ぴくと震わせる男の子が、赤ちゃんみたいで可愛い。
- 357 :くすぐり好きの名無しさん:2009/04/21(火) 16:49:20 ID:Gn.f3CMA0
- ◆AjN2xCq7C6さん何処いった?
荒らしが来てからいなくなってしまった……
楽しみにしてますよー
- 358 : ◆AjN2xCq7C6:2009/04/21(火) 22:27:15 ID:fAvSEpT20
- 忙しくてテンションがあがりません。
気長にお待ち下さい。
- 359 :くすぐり好きの名無しさん:2009/04/23(木) 22:37:46 ID:nlGSYokE0
- 楠川望期待してます
- 360 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:12:15 ID:nddAq36o0
- ティックロイドのいる生活・朝の風景
ティックロイド。それは人間をくすぐることに特化した人型ロボットである。外装
を簡素にした代わりに安価で高い性能を持ち、一般家庭でも気軽に購入してくすぐり
を楽しむことが出来るようになっている。人間同様にその指先を器用に動かしてくす
ぐるだけでなく、内蔵の特殊アームをはじめとした人間には不可能な機械としてのく
すぐり能力も持ち、オプションパーツとプログラムの組み合わせ次第でどんなくすぐ
りも可能と言われていた。
そして最近発売された第二世代型ティックロイド。これは値段は張るものの極めて
高い性能を誇り、高度な人工知能による学習能力をはじめとした初期型ティックロイ
ドでは不可能だったいくつもの技術が投入されている。だが素人にも分かる最大の特
徴は外見であった。見るからにロボットロボットしている初期型と違い、人間の美少
女と見まがう外装。受け答えにも不自然な点は少なく、人間同様の会話を可能として
いる。高い学習能力も持っており、経験を積めば詰むほどくすぐりの腕も上達するの
だ。今回はそんなティックロイドを購入したある一家の日常を覗くとしよう。
篠崎家はそれなりの収入の家長良雄とその妻由希子、娘の朝美の3人で構成される。
この家族が普通と少し違ったのは、由希子と朝美がくすぐられるのが好きだったとい
うことだろう。良雄は家族のためくすぐりの腕を磨いたり、くすぐりマシンを購入し
たりしていた。そんな良雄であったので、しばらくの間遠方に単身赴任することが決
まったとき愛する家族が満足するくすぐりを受けられるようティックロイドを購入し
ても何の不思議もない。かくして篠崎家にやってきたティックロイドは、良雄の指示
の元由希子と朝美をたっぷりくすぐるという大任を帯びたのであった。
朝6時半。未だ夢の中にいる篠崎朝美の部屋にエプロンドレスを着た小柄な少女の
姿が見える。髪は黒く艶やかなストレートのロング、顔は少し冷たい印象を与える表
情をしているが、無機質で機械的と言うよりはクールな感じというのが大概の人間が
感じることだろう。彼女こそ篠崎家に購入されたティックロイド、ミウだ。ベッドの
中で寝息を立てる中学1年生にしては発育が少し遅い朝美より背丈が大きいが、それ
でもハイティーンというには幼く見える。いかにもロボットといった外見の初期型テ
ィックロイドと異なり、ミウは極めて人間に近い外見を持っていた。美少女と言って
差し支えない容貌、ぷにぷにと柔らかい肌など開発スタッフのこだわりが随所に生か
されている。また発熱機関を持ち体表を人肌程度に暖めることが可能なため、暖かみ
のあるくすぐりをユーザーに伝えることが出来る。他にも色々機能はあるのだがそれ
は追々分かるだろう。
さて、早朝ここに来たミウはまず朝美を起こさなければならないのだが、この目覚
ましもティックロイド独特のやり方が採用されていた。朝美の眠っているベッドの四
方には柔らかな素材の拘束帯が備え付けられており、それを使えば四肢を簡単に拘束
することが出来るようになっている。ミウはそのうち枕側の2本を引き出すと、布団
の中に手を突っ込んで朝美の両腕を引っぱり出し万歳をさせてバンドで固定してしま
った。
「ん……んん………」
朝美は何事か呟きながら軽く身じろぎするが、目を覚ますことはなかった。胸も小
さく肉付きも悪い、言ってみれば幼児体型の域を脱していない朝美の寝顔は色っぽさ
ではなく子供らしい愛らしさを感じさせる。そんな朝美を起こすために、ミウは布団
の中に潜り込み仰向けになっている朝美の体に覆い被さるとパジャマの中に無遠慮に
手を突っ込んだ。無防備に開かれた朝美の腋に手が届いたところでいきなりその指を
高速で動かし始めた。
「んひっ!」
その瞬間朝美の体がびくんと跳ねるが、ミウは自分の体でそれを押さえつける。
「ん、く、くく、ぅぅぅ…!」
- 361 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:12:37 ID:nddAq36o0
- 両腕の拘束と胴を抱えるミウの腕のせいで、朝美の体で動かせる部分は少ない。布
団を跳ね上げるように足をばたつかせる朝美は目を閉じたまま首を振って拒絶を示す
が、程なくして夢の中から引きずり出される。
「んひゃあぁ!!ああはっはっははははっっはははは!!!」
「おはようございます、お嬢様。今日も良い朝ですよ」
目を覚ましたばかりでぼやける朝美の視界の中に彼女にとっては姉のようなロボッ
トの姿が映る。すっかり篠崎家に馴染んだ大事な家族。だがそんなことよりなにより
今朝美にとって重要なのは、直に触られた腋の窪みをほじくり回される耐え難いくす
ぐったさだった。
「ひゃあはははは!!みう、きつい!とめてへへへぇへへへへぇ!」
もがきながら必死に懇願する朝美。しかしそれに対するミウの返答は冷たい物だっ
た。
「お嬢様、申し訳ありませんが『朝の挨拶』が実行されるまで起床したとは見なすこ
とが出来ません」
普通の目覚まし時計を止めるのにはボタンを押すなりスイッチを切るなりすればよ
いが、ティックロイドの目覚まし機能となればそういうわけにはいかない。篠崎家で
はこのあたりの設定を特にいじってないためデフォルトの設定、すなわちミウの目を
しっかり見て「おはようございます」と言うことで目覚ましくすぐりが止まるように
なっている。逆に言えば、ちゃんとおはようございますと言えなければくすぐりを止
めてくれないということなのだが。
「おっ!おは、ようっ!?ごじゃあひゃひゃっひゃひゃぁぁっ!」
「お嬢様、朝は『おはようございます』ですよ?」
ミウの言葉は、自分の手が腋から脇腹にかけてを縦横無尽にくすぐっているため笑
い声を上げているという事実を完全に無視しているかのようだった。
「さあお嬢様、心を落ち着けてもう一度。『おはようございます』と」
「んひゃっひゃっひゃぁぁっ!無理っ!ちょっと……よわくぅぅっ!うひぃぃっひっ
ひひぃひっ!!きゃはははははははは!!」
けたたましく響き渡る少女の笑い声。これが篠崎家の朝の風景だった。
その後3分ほどくすぐられたところでようやくミウがくすぐりを弱めてくれたため、
朝美はおはよう、とミウに告げることが出来た。
「それではお嬢様、メディカルチェックを行います」
「あ…んむっ…!」
ミウは拘束を解かれて身を起こした朝美を軽く抱きしめると、有無を言わさずその
可憐な唇に自らの唇を重ねた。人間同様のぬめりとぬくもりを持ったミウの舌は朝美
の口内に深く差し入れられ、じっくりと味わうように隅々まで舐め回していた。朝美
の体がぴくんぴくんと震えているのは背筋に走る快感故だろうか。
ミウの舌は高性能のセンサーとなっており、こうやって相手の口腔内をセンサーで
直接走査することで健康状態を調べることが出来る。それ以外にも腋や足の裏、その
他汗のたまりやすい場所を舐めることでも情報を入手することは出来るが、ミウの場
合口腔スキャンによるメディカルチェックを1日1回必ず行うよう設定されている。
他にも体内に貯蔵した液剤を口や舌を介して外部に供給する機能があり、唾液を垂ら
すようにローションを相手の肌に垂らす、舐めることで肌の敏感さを増す薬剤を直接
塗りつける、あるいは今朝美に対して行っているように喉に潤いをもたらし水分を補
うスポーツドリンクを口移しで飲ませる、などといったことが可能だ。
- 362 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:13:03 ID:nddAq36o0
- 「ん、ふふぅっ……!ふっふぅぅっ!」
少しずつ流し込まれるドリンクをこく、こく、と嚥下する音。くちゅ、ちゅる、と
いう粘膜の触れあう音。そして少しつらそうな鼻息だけが早朝の空気の中に響く。長
めに作られているミウの舌は、朝美の口内を隅から隅まで舐め尽くすことが可能だ。
ミウは右手で朝美の首元をやさしくさすり、パジャマの中に潜り込ませた左手のすべ
すべした指先を動かして背中をコチョコチョとくすぐる。さらにミウの髪が二房生き
ているように立ち上がり、朝美の左右の耳に入り込んで敏感な耳を外側から内側に至
るまで丹念に掃除していた。ミウの髪は自在に動くだけでなく通電量によって硬度が
変わるため、柔らかい筆でなぞられるような感触から剛毛でガリガリとくすぐられる
感触まで自由自在なのだ。
愛撫と言っても良いぎりぎりで我慢できるレベルのくすぐりと腰の抜けそうな深い
深い口づけが相まって、とろけるような快感を生みだし朝美の体を震わせる。頬は紅
潮し、覚めたばかりの目から再び光が失われ恍惚とした視線に変わる。そんな状況で、
重ねられた唇の端から涎を垂らしながらも朝美は必死の思いでミウの首に腕を回しし
がみついていた。それは、規定時間である3分間このディープキスを続けなければメ
ディカルチェックが最初からやり直しになってしまうからだ。
はじめてミウを作動させた日、朝美はこのメディカルチェックに耐えることが出来
ず何度も何度もやり直す羽目となり、キスされながらくすぐられても我慢してミウに
しっかりしがみつく訓練をみっちりやらされた。数時間に及ぶくすぐりとディープキ
スの繰り返しの果て、ミウが納得の出来る形になったときには朝美はもう自分が何を
やっているのかも分からなくなっていたのだが、暗示にも近い形で体に擦り込まれた
条件反射のお陰で、朝美はメディカルチェックが終わるまでの間くすぐったさと気持
ちよさに耐えながらミウにしがみついたままでいることができるようになったのだ。
「ふぅ、ふふぅん…!んぅぅ、ん、んむぅ…」
もやが掛かったようにとろけていく思考とは裏腹に朝美の肉体は覚醒していった。
目を覚ましたばかりで少し体温の下がっていた体は急速に熱を帯び、末端に至るまで
血流が活発になる。まだまだ発育途上の乳房も熱を持ち、小さな乳首も充血して屹立
する。朝美はさらに腕に力を込めぎゅうっと抱きつくと、そのかわいらしいとんがり
を押しつぶすように自分の体をミウに擦りつけた。自分の胸がクラスメートに比べて
小さい事を気にしていた朝美だが、この甘いしびれを感じると大きさのことなど忘れ
てしまう。
(うあぁ…おっぱいがちりちりするぅ…)
ミウの体を使って自分の胸に快楽を生み出すその行為は、自慰と言っても差し支え
はないかもしれない。両手が塞がってなければ微かな疼きを覚える股間に手を伸ばし
ていたかもしれなかった。
「メディカルチェック完了」
そうこうしているうちに規定時間が過ぎたのか、ミウは舌を引っ込め唇を離した。
「あぅ…」
体は熱くなって目も覚めたが、もやもやとしたせつなさが朝美を包む。私もお母さ
んがされてるみたいにして欲しいな、と朝美は思った。朝美が学校に行っている間、
由希子は四肢を縛られたまま濃厚なキスと性的な愛撫と強烈なくすぐりを並行して
受けているのだとか。そのことに羨望を感じないわけではない。だけどあせることは
ないのだ。この後ですごくくすぐって貰えることを知っている朝美は、火照りはその
ままに朝食へと向かった。
- 363 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:13:22 ID:nddAq36o0
- 朝美がパジャマのままで食卓まで来ると、由希子が朝食を並べているところだった。
程良く焼けたトーストの香りが朝美の食欲を刺激する。以前はあまり朝食が欲しがら
なかった朝美だが、毎日くすぐられるようになってから新陳代謝が活発になってきて
いるのか起き抜けでもお腹が空くようになってきていた。
「お母さんおはよう」
「おはよう朝美。今朝は一段と大きな声で笑っていたわね」
「だってぇ、ミウがいっぱいくすぐるんだもん」
朝美の母篠崎由希子。優しい笑顔がよく似合う大人の色気がある美人だ。胸にはた
っぷりとしたボリュームがあり、朝美は自分の胸はいつああいう風に育つのだろうか
と期待している。由希子自身がくすぐられるのを好むだけでなく人をくすぐることに
もそれなりに慣れており、ミウが来る前は朝美の体を愛情たっぷりにくすぐってやっ
ていた。
「それじゃあ朝ご飯にしましょう」
「うん」
ミウが朝美のために椅子を引きそこに座る。朝美は迷わずその上に座った。
「いただきまーす」
「いただきます」
こうして朝食を取り始めた篠崎親子だった。しかし、
「く、くっくくぅ……ん…」
今朝美は椅子に腰掛けたミウの膝に上に座っている。朝美の体をしっかり抱きかかえ
たミウは、肋骨の隙間や脇腹に指先を軽く押し込んで振動させているのだ。
「朝美?ぼーっとしてないでちゃんと食べなさい」
「う、ううぅんん…分かってるよぉ…くひぃっ」
手に持ったトーストを落とさないように注意しながら朝美はそれを頬張る。くすぐ
りに耐えながらの食事が出来るようになれば、食事の際に何があっても姿勢を崩さず
上品に食事を続けることが出来るようになる。これはミウに搭載されている教育プロ
グラムの一貫だ。刺激に慣れさせないよう日によってくすぐり方が異なり、昨日は食
卓の下に潜り込んだミウが足の裏を中心にくすぐっていたし、一昨日は首筋を重点的
に責めていた。
最初は気が散って食事どころではなかった朝美だが、気絶するほどのきついくすぐ
りと優しく甘いくすぐり、そしてそれらに付随する心地よい責めの数々でくすぐられ
る悦びに開眼した今となってはこの食事法も慣れた物だ。本当に食事がとれないほど
きついわけではないため、むしろ気持ちよく幸せな気分で食事がとれると朝美自身も
気に入り始めている。
朝食を終えた朝美はうっとりとした顔のまま立ち上がった。
「お嬢様、こちらの具合はいかがですか?」
足元がふらつく朝美を支えるため、華奢な体をそっと抱きしめたミウが朝美の下腹
部に手を添えながら言う。
「あ、うん……したいかな。準備してくれる?」
「かしこまりました」
- 364 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:13:58 ID:nddAq36o0
- 敢えて言葉にしなくとも通じるという、人間並みの洞察力をミウは持っていた。朝
美の希望に従いミウが彼女を連れてきたのは篠崎家のトイレだ。ミウは朝美と共に普
通の家にしてはかなり広々としたトイレに入ると、パジャマのズボンと下着を膝まで
下ろしそのまま脱がせてしまう。何度されても恥ずかしさが消えない瞬間だったが、
それでも朝美はおとなしく足を衣服から抜いて下半身裸となった。ところでこのトイ
レ、普通の物とはかなり趣が違う。後部には大きな背もたれ、これは普通のトイレ同
様のタンクも内蔵されているが他にもいくつか機能がある、また下部には足を入れる
ためのフットペダル、そして便座にも背もたれにも体を固定するための拘束バンドが
ついている。フットペダル同士の幅はかなり開いており、下着やズボンをはいたまま
では片足しか入らないため朝美は毎朝下半身を丸裸にさせられていた。
朝美は丸出しのお尻を暖房便座に乗せ、フットペダルに足を入れ両腕を挙げた。パ
ジャマの裾が持ち上がり可愛らしいお臍が露わになる。同時にしゅるりと音がしてバ
ンドが朝美の腕、お腹、太股、足首に巻き付き、上半身は力瘤を作るかのような格好
で、下半身は大事な部分がよく見えるよう足を大きく開いた格好で身動きがとれなく
なる。
(ああ……いっぱいくすぐられちゃうよぉ…)
期待と恐れの入り交じった震えを感じながら、朝美はミウを見た。ミウもまた朝美
の瞳をじっと覗き込むと、
「お嬢様、開始の合図を」
そう囁いた。
目覚ましのときの「おはようございます」と同じように、この排泄補助くすぐりに
も開始のキーワードとなる言葉がある。それを朝美が言わなければミウはくすぐりを
始めることはない。それはとても恥ずかしいセリフであったが、くすぐられながらの
お漏らしがクセになっている朝美には言わないという選択肢はなかった。
「あ、朝美が気持ちよくおトイレ出来るように、いっぱいくすぐって下さい」
「かしこまりました、お嬢様」
このキーワードを言わなければならないのは、くすぐられる意志があることを確認
しなければならないからだ。家庭用のティックロイドはマスターが望まないくすぐり
を行うことは基本的にない。もっとも搭載されている人格プログラムによっては、「例
え拒否されても本心ではくすぐられることを望んでいる、と判断する」「きついくす
ぐりに体を慣らす事は最終的にはマスターのためになるはず、と判断する」「そもそ
も手加減しない」などの反応を取る場合があるので購入の際には自分にあった人格プ
ログラムを選ぶことが重要である。なお、自分から恥ずかしい台詞を言わなければな
らないのは望まないくすぐりを受けないための安全措置の一つであって、決して羞恥
プレイなどではないことを覚えて置いてもらいたい。
- 365 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:14:19 ID:nddAq36o0
- さて話を戻そう。
朝美の口から起動キーワードを聞いたミウはくすぐりトイレの各部に指令を飛ばし
た。第二世代型ティックロイドの特徴として、同メーカーのくすぐりマシンとの同期
機能があげられる。これはマスター立ち会いの元で認証登録することで、くすぐりマ
シンの機能をティックロイドの意志に委ねることが出来るようになるというものだ。
この機能を使うことでティックロイドはより簡単に多彩なくすぐりを実行できるよう
になり、くすぐりデータ蓄積の速度が飛躍的に上昇する。また最新鋭のデータをダウ
ンロードすることで旧型のくすぐりマシンでもより高い効果を出すことが出来るよう
になるのだ。そして毎朝毎晩朝美をくすぐり続けているミウは、現状最適と言えるく
すぐりを朝美の体に届けることが出来る。人間の体、それも成長期の肉体は日毎にそ
の有り様を変えていくため手段、強度、部位などくすぐりの最適解を見出すことは難
しいが、人間に近い思考をするに至ったティックロイドの頭脳は個人個人に合わせた
くすぐりを可能としている。
今この場でミウが選ぶのは、排泄による快感を増すための刺激だった。ちなみにく
すぐられ始めてすぐに出してしまっては意味がないので、最初からおしっこが出そう
な場合でも最低3分間は我慢することが朝美には義務づけられている。
「きゃはぁっ!!あひゃっ!あっはっはっはひひひひひひひっひっひぃぃっ!!」
一斉に装置が起動し朝美はたまらず笑い声をあげて暴れ始めた。だが暴れても怪我
をしないよう、装置が壊れないよう計算して作られた拘束装置は朝美の体をしっかり
包み込んで放さない。
「あへぅあっ!あふっ、ふぁ〜っははははぁっ!?」
フットペダルの中で数本の筆状の装置が動き、朝美の足の裏や指の間を丹念になで
回す。柔らかい毛先にくすぐられて背筋がぞわぞわするような感覚を味わうが、この
くすぐりは大声で笑わなければならないほどきついものではない。しかしフットペダ
ルの中には柔らかい筆しかないわけではなかった。固めの毛を持った細い筆は朝美の
足の裏をちくちくとした感触で引っ掻くようにくすぐっていく。さらに、先端に直径
1センチ弱の金属球を付けた棒が押しつけられる。バイブレーターが内蔵された金属
球は鈍い振動音を出しながら朝美の足の裏をゆっくりと滑っていく。
朝美の足の裏は、刺激を受け続けて皮膚が硬くなり過ぎないよう皮膚の柔軟性と感
度を増すための薬剤を配合した石鹸を使ってミウが毎日丁寧に洗い続けていた。この
薬剤は過剰に使えば赤ん坊のように柔らかく敏感、そして弱い肌になってしまうのだ
がその分量を良く心得たミウが使っているため、朝美の足の裏はくすぐるのに理想的
なコンディションに保たれていた。そんな足の裏をこれでもかとくすぐられるこのフ
ットペダル、これ1つだけでもくすぐりに馴染まされた少女を悶絶させるには十分と
言えるだろう。だがこの排泄補助トイレは他にもいくつものくすぐりマシンが内蔵さ
れている高級機だった。妻と娘が気持ちよく排泄できるようにとこのトイレを作らせ
た良雄の愛情の深さが伺い知れるという物だ。
「くすぐったいぃぃっ!ミウっ!これっんっひゅへへへへぇっ!?いつもより、きつ
いよぉっ!はへへへぇ!うへっ!ふははぁっ!あはっ!はっははぁっ!ひゃひゃああ
ぁはははははぁ!!」
「お嬢様の本日の体調から最適と判断したレベルです」
パジャマの中に入り込んだ2本のアームの先端にはやや固めの毛で作られた刷毛が
付いており、腋のくぼみから脇腹にかけてまでをシャッシャッと音を立てながらこす
っている。ミウのなめらかな指先によるものとはまた異なった鋭いくすぐったさが左
右から襲いかかってくるが、涙をこぼしながら馬鹿笑いする以外に朝美に出来ること
はない。
- 366 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:14:38 ID:nddAq36o0
-
平べったい振動器が埋め込まれた幅10センチほどのベルトは朝美の下腹部に巻き
付いてそこを責めていた。お臍の下と左右の脇腹、計3カ所に押しつけられた直径7
〜8センチのどら焼きのような形をした金属塊は、強力に振動しながら朝美のお腹を
揉みほぐす。膀胱を圧迫し排尿をうながすこの器具は相当なくすぐったさを呼び起こ
すため、朝美は胴に巻き付けられたベルトが千切れそうなくらい腰を振ってこの刺激
から逃れようとしていた。もともと朝美はお腹周りを触られてもあまりくすぐったさ
を感じなかったが、毎日ミウが行ってきた献身的なくすぐりによって感度が増し今で
はくすぐられると弱い弱点の一つと呼べるまでに成長しているのだ。
「きゅあっはははははっ!ああぁっ!あーー!そこ、そこいい!うひぃぃっ!?んひ
ゃひゃっはっはぁ!だめ……んきゅうぅぅぅ!?ひゃぁぁっひゃひゃひゃひゃひゃぁ
ぁん!!」
いかにも「手」という外見の白いマジックハンドは、同期機能によりミウ自身の手
と同様の繊細な動きが可能となっている。2本のマジックハンドは朝美の成長中のお
っぱいに、痛みを与えないよう優しい愛撫を加えていた。お椀と言うほどには成長し
て居らずお皿型と言うべきその場所の外周部を、Uの字を描くように滑るその感触は
もどかしい。刺激をせがむように充血しきった乳首をかわいがるのはこのマジックハ
ンドではなく、先端に細く小さな筆を付けたアームの役目だった。慎ましやかに自己
主張するその突起の先端を毛先がつつき、根本を撫で、乳首の側面や乳輪を筆が回転
しながら舐めあげていく。小さな部位を繊細に責めることが可能なのもミウの同期機
能のお陰だ。その確かな効力は、笑い声に混じって色っぽい悲鳴を上げる朝美の姿を
見れば一目瞭然だろう。
「では私も失礼して…」
「ひゃぅぅんっ!?だめ、もう無理だって…えぇっへっへへへぇ!?」
さらに、完全にマシン任せにせずミウ自身もくすぐりに参加した。便座の前に座り
込むと、朝美の秘部に息の掛かる距離まで顔を近づける。陰毛が少しだけ生え始めて
いるものの、脚を大きく開かれているにも関わらず一本筋の形を維持しているそこは
体型同様に幼いままの姿だった。
「あはぁっああぁっはははははははぁ!やぁだぁっ!そこはダメなのぉっ!」
これまで何度と無く健康状態確認のため観察され、お風呂ではきれいにするためミ
ウの手で洗われた場所だが、おしっこを出す瞬間を見られるというのはやはり恥ずか
しい。くすぐったさで気絶しそうな今でもそれは同じだった。しかし朝美のそんな様
子は目に入らないとばかりにミウは責めを開始した。開かれた太股の、特に内股の足
の付け根付近を重点的に指先でこちょこちょとくすぐる。と同時にミウの髪が蠢き、
幅のあるベルトが巻き付いた部分の少し上、お臍に入り込んだ。
「んきゃああぁぁぁっ!?きゃっ、きゃっ!きゃはははははははぁぁぁぁ!!」
お臍への刺激がとくに応えたのか、朝美は甲高い悲鳴を上げながら全身の筋力を振
り絞ってじたばたともがく!安全のため全身を拘束していなければどこかにぶつけて
怪我をしていたことだろう。筋力の成長のことも考えてもう少し拘束帯を追加するべ
きかもしれない。そんなことを考えながら、最後の一押しをすべくミウは朝美の割れ
目の少し上に顔を更に近づけちゅっとくちづけた。
「ひゅひぇええぇ!?」
そのまま舌を伸ばして割れ目の中に滑り込ませ、性感の為だけにある宝珠を探り当
てる。ミウは朝美の体の構造は隅々まで知り尽くしているため、小さなクリトリスが
舌による蹂躙を受けるまでには1秒と掛からなかった。
- 367 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:14:54 ID:nddAq36o0
- 「!!???!!」
その瞬間朝美の全身が声もなく強く硬直する。ミウは、強すぎる刺激が痛みに変わ
らないよう注意しながら慎重に潤滑液を塗り込んでいった。舌先のセンサーは興奮状
態にあることを示す分泌物を感知していたが、その量は十分とは到底言えないものだ
った。
体の発育には個人差があるとはいえ、朝美の体は平均値をかなり下回っている。女
らしい肉体への発育を助けるためにもくすぐりだけでなく純然たる性的快楽によるホ
ルモン分泌促進も併用する必要がある。由希子との相談でそう言う結論に達したミウ
は、ディープキスだけでなくクンニリングスによるメディカルチェックも開始するこ
とにしたのだ。ちなみにミウに対する命令権を持っているのはマスター登録がされて
いる朝美の父、良雄であり母、由希子は命令権の一部を委譲されているに過ぎない。
朝美に至ってはミウに対する命令権を一切持っていないため、朝美に何の断りもなく
新しいプログラムが開始される事もしばしばある。もっとも、由希子とミウによって
しっかりと躾けられた朝美がそのことに不満を持つことはないが。
とにかく、今までに経験したことのない舌による秘部への刺激を受けた朝美は我慢す
ることをあっさり放棄してしまった。
「あひっ、ひっ、ひひぃぃぃああぁぁぁぁぁっ!!!あっあっあぁぁぁっ!!?」
プシャアアァァァァァァッ!
全身を汗でじっとり濡らし涙や涎で顔を汚したままがくがくと痙攣する朝美の下で、
勢いのある噴射音が便器を叩く。全身をくすぐられ、性感帯をいじられながら一晩た
め込んだおしっこを出し切る。それは今までで最も気持ちいい排泄だった。
「はぁ……うっ、ううぅぅぅっ!?」
排泄時独特の体の震えと絶頂の余韻が混ざり合って朝美の心と体を揺さぶる。まる
でお尻から脳にかけての脊髄ラインに電流が流されたかのようだった。尚、排泄が行
われたためくすぐりは一旦停止している。
「いけませんよお嬢様。ちゃんと3分間はくすぐりに耐えなければ」
「ハァ……ハァァッ………だっ…てぇ…ハァ…フゥゥ…むり、だよぅ…」
「少しレベルを挙げたくらいでこのような状態ではいけません。今夜は特訓が必要で
すね」
「とっ、くん……うん…私、頑張るよ…」
荒い呼吸を整えながら朝美はミウの言葉に素直に応じる。
「ところで……どうして今日は、その…私の……おしっこのところ、舐めたの…?」
「本日よりこちらでもメディカルチェックを行うことにしました。より詳細に健康状
態を調査するためです。多少刺激は強いですが、繰り返すことで体が慣れてきますの
でしばらくは我慢して下さい」
「多少……なの…?」
くすぐられるのとはまた違った衝撃で頭の中が真っ白に塗りつぶされる感覚。余韻
に酔う今となってようやくそれが『キモチイイ』ことだったのだと理解できたが、こ
れから毎日行われるということに若干の恐れを感じないわけではない。
- 368 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:15:11 ID:nddAq36o0
- 「お嬢様。……一応私にはセルフ消毒機能があるので口内は常にクリーンな環境を保
っていますが、股間に触れた物が口に触れるのを心情的に嫌がられる方は多いと思い
ますのでこれ以後うがい薬による消毒も行うようにします。それでよろしいですね?」
「え?あ、うん。ミウがそう言うんならそれでいいんじゃないかな」
朝美が困った顔をしている原因が、舌センサーの清潔さにあるのではないかとミウ
は解釈した。言われるまでそんなこと思いもしなかった朝美は少々面食らったが、自
分が不快な思いをしないようにとミウが気を使ってくれていることに気付くとその優
しさに思わず笑みがこぼれた。
が、朝美のささやかな感動をよそにミウは再び自分の仕事を開始する。
「それでは大きい方がまだですので、排泄補助くすぐりを続行します」
「あぁ!?だめだよ!まだ体が敏感で…んくくくっくくぅふふふふははぁ!?」
お腹にある排便を刺激するツボを親指でぐりぐりと押しながらミウはくすぐりを再
開した。
「は、はひひひひひぃひひひぃ!?だめぇ、でるうぅぅふふふふっふぅ!?」
「我慢してから出して下さいと言っているのに……これは相当なトレーニングが必要
なようですね」
とりあえず、便秘という悩みは朝美には無縁のようだった。
毎朝の日課であるくすぐりを終えた朝美は、由希子に抱きしめられその身を預けて
いる。
「今夜の特訓お母さんも手伝うからね。ミウと一緒に朝美のこと思いっきりくすぐっ
てあげる」
「うん…私がんばるよ……だから、ギュッてして…」
由希子は娘が甘えてくる姿に、そして朝美は母親のぬくもりと匂いに抱かれるこの
状態に、それぞれ幸せを感じている。一時は少し距離が開いていた親子関係だったが、
くすぐりという絆で縛られた今のこの2人は仲睦まじい親子に他ならなかった。
しばらく親子の抱擁を楽しんだ後、朝美は制服に着替えて登校していった。最初の
内は朝のくすぐりでぐったりとしていたものの、体力が付いたのか今ではしばらく休
めば元気いっぱいで登校できるようになっている。
「これもミウちゃんがあの子に一流のくすぐりをやってくれてるおかげね」
高級品である新型ティックロイドを惜しげもなく購入した夫の先見の明に由希子は
感謝していた。朝食の後かたづけを手早く終えると、ちょうどうがいを済ませたミウ
が洗面所から出てくるところだった。
「それじゃあミウちゃん、お願いできる?」
「はい奥様」
由希子の日課は朝美がされた以上に濃厚なメディカルチェックと、美と健康のため
のくすぐりエクササイズだ。
「んふぅ〜っふっふふぅぅ!?ふぅ、ふっふふぅんんむむぅふぅ!」
四肢と頭部を固定され、いくつものアームで体をくすぐられながら空気を吸い出す
バキュームキスをされる。朦朧としながら由希子は例えようのない幸福感に浸ってい
た。
母娘の幸せな生活が終わることはない。ティックロイドがある限り。
- 369 : ◆AjN2xCq7C6:2009/05/06(水) 14:17:30 ID:nddAq36o0
- 久々に投下。就職してから時間はないわテンションあがらんわでしんどい。
去年ほど無茶なペースで投下できませんが、まあこつこつ書こうと思ってます。
- 370 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/06(水) 14:20:59 ID:UnMAGhkw0
- おおおおおお!リアルタイムでGJ!!
今回もマシンならではのギミック満載で最高ですね。
和姦かつハードなのがまた堪りません!
- 371 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/06(水) 16:21:21 ID:uW94K8Y60
- >>369
お疲れ様です! 今回もGJでした!
くすぐられてハッピー、という話を書かせたらあなたの右に出る者はいませんね
それと、就職おめでとうございます
無理をして体を壊すような事がないように気をつけてくださいね
- 372 :松 山 赤○○ 病員 清 掃 商 事:2009/05/31(日) 02:53:44 ID:KyPDaar.O
- インフルエンザで仕事は辛い かんじゃサンにうつるかな
職場のパワハラで再発した鬱が原因で死にたいです
愛姫
- 373 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/06(土) 00:33:36 ID:0k/xQxKQ0
- このスレにはぜひとも頑張って欲しいと思う…
異形のマシンに可愛い姿でくすぐられ続ける子供たち…
良いですね!
- 374 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/06(土) 14:00:16 ID:J1hGkWY20
- >>373
マシン系のネタがあったら是非垂れ流して欲しいんだゼ!
「こんなマシン思いついたんだけど…」っていう小ネタでもいいんだゼ!
ネタ的に既出でも全然問題ないんだゼ!
ちょっとしたネタが、絵描きさんやSS書きさんや、ゲーム屋さんを動かしたりするんだゼ!
何が言いたいかっていうと、俺は現在ネタ切れ中だから、誰か新しい風を入れて欲しいんだゼ!
- 375 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/06(土) 22:32:04 ID:KGz/wNlw0
- ニートを働かせる、くすぐりマシーンのアンドロイドとか、
刑務所のから出所させる為のくすぐりマシーンみたいなかんじですか?
- 376 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/06(土) 22:34:54 ID:KGz/wNlw0
- 「刑務所の」の「の」は打ち間違えです。消したい。
- 377 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/06(土) 23:18:53 ID:kE/tYOz.O
- やっぱマシーンと言ったら拷問かお仕置きだろ
ということで
【足裏習字マシーン】
クソガキに和の心を理解させる為に作られた
拘束して足の裏に様々な文字を書いていく
書くものは筆だけでなくボールペンやマジックの場合も
ただ書くだけではなく書いた字をたわしや歯ブラシなどで清めれるのでまさにお仕置き、綺麗な和の心を学ばせられる
似たタイプでそろばんや分度器でじゃりじゃりやられる算数用や地図を描かれる社会用などがある
・・・うーん、くすぐり靴のようなインパクトがないなぁ
- 378 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/06(土) 23:49:01 ID:bdiMxeTk0
- 『足拓印刷機』
足拓を取るときにくすぐったくて逃げ出してしまう子供のために作られた、印刷機のような外見の機械。
使い方;上方に開いた2つの穴に足首まで入れると、ちゃんとした足拓を取るために足を壁に埋めたような感じで足指まで動けないように固定します。
固定したら大小さまざまな筆が、塗り残しがないように足の裏を駆け回ります。
いくら笑ってももがいても離してはくれません。そのための機械なのですから。
1枚印刷する度に筆で再び塗りなおします。
途中で色を変えることも出来ますがその場合色が混ざるといけないので、スポンジなどで色が落ちるまで綺麗にします。
色をかえ続ければずっとくすぐることも可能です。(通常『お仕置きモード』と呼ばれます)
紙が切れるとその子の足も自動的に排出される安全機能付きです。
- 379 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/06(土) 23:49:58 ID:bdiMxeTk0
- なんだ…>>377さんと被った…だと?
- 380 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/06(土) 23:52:07 ID:arJSdilwo
- おおーっ!!
- 381 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/07(日) 00:59:54 ID:HKk094vIO
- >>378
紙が切れたら自動排出、つまり紙が切れなかったら…?
- 382 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/07(日) 22:30:52 ID:XPApAqU20
- コチョミネーター
未来の巨大プログラム『ティクルネット』が生み出した人型くすぐりマシン。
ティックロイドをより進化させ強化した存在である。
外見は人間と全く変わらず、それでいて能力は軽く人間を上回る。
人間を支配しようと目論むティクルネットの命令に従い、
人間をくすぐりによって拷問、調教し奴隷にしたり人間を捕獲したりする。
数多くの種類が存在し、種類によって性能が全然違う。
T−100
最も数の多いコチョミネーター。1番旧型であり外見も人型であるだけで
人間とは程遠い。量産型なだけにくすぐり力や戦闘力はあまり高くない。
なので基本は人海戦術で目標を捕えくすぐリンチする。
T−400
T−100の改良型であり、外見もだいぶ人間に近づいている。
指は人間と変わらぬ動きができ、よりくすぐったいくすぐりを行える。
ボディも非常に頑丈であり、鉄バット程度の武器でいくら殴っても
全く効果は無い。
T−800
人間と全く変わらない姿をした改良型コチョミネーター。
美しい女性の外見であり、人間を笑い死にさせられる能力を持つ。
高度な学習能力を持ち、人間になり済まし潜入捜査も行える。
T−1000
T−800をさらに改良した超強力なコチョミネーター。
全身が特殊な液体金属で構成されており、重火器でも破壊は困難。
さらにあらゆるくすぐり道具を生成する能力や、手を何本でも増やせる能力を持ち、
スキャンした相手の弱点なども瞬時に理解する。
T−2000
新型のコチョミネーター。T−1000の能力を全て受け継ぎ、
さらにあらゆる姿に変身が可能になっている。
人間の脳を読み取り最も好みの外見に姿を変えて油断させる。
高度な人工知能により人間のような感情を持ち、
人間の苦しむ姿を見るのが大好きなようプログラムされている。
- 383 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/07(日) 23:55:30 ID:KNEhH0CY0
- >>382
そう遠くない未来にティクルネットを作りだすのは我々のうちの誰かだったりしてw
未来の世界でティクルネットと戦うゲリラの指導者『古奈田 慈苑(こなた じおん)』。
彼の存在を脅威に感じたティクルネットは過去の世界へコチョミネーターを送りこみ、やがて慈苑の
母親となる女性『古奈田 沙羅(こなた さら)』を見つけ出してくすぐり殺そうと目論む――
一方、未来の事など知る由もない沙羅は、学生として平和な毎日を送っていた。
そこへ突如現れたコチョミネーター。
沙羅の運命やいかに――?
――まで光の速さで妄想しました。
- 384 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/08(月) 19:53:43 ID:N41OiZw.o
- 沙羅を探すコチョミネーターが
沙羅と同じ女子高の制服の女の子達を、
無差別にくすぐり拷問にかけて
沙羅の居場所を聞き出そうとしているところ
ーーまで光の速さで妄想しました。
- 385 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/09(火) 15:51:17 ID:Q7qIstIM0
- T−1000が受けた、未来の指導者・古奈田 沙羅を
くすぐりで骨抜きにしてこいという任務は、すでに完了しようとしていた。
美しい女性に擬態したT−1000は、満員電車の中で沙羅に近づいて
コチョミネーターならではの愛撫を施し、腰砕けになった彼女をお持ち帰りした。
人気のない駅で降ろされ、裏路地に連れ込まれ沙羅は、
T−1000の濃密なくすぐりを受け続けていた。
「んくふぁあああああ!! らひぃぃぃいいいい!!
やめっ、ふぇえええええ!! おかしくなるぅうう!!」
T−1000の魔の手に堕ちた沙羅が叫ぶ。
衣服はしどけなくはだけていて、紅潮した肌が覗く。
「沙羅は本当にお尻が弱いのね……」
T−1000は満足げに笑った。彼女の目にはサーモグラフィが搭載されており、
体温の微妙な変化から敏感な場所を見抜くことが出来るのだ。
T−1000は二本の腕で沙羅を優しく抱きとめ、
第三、第四の腕でお尻のすぼまりを重点的にクニクニとくすぐっていた。
五本目は露出させた乳首をかりかりと引っ掻き、
液状になった六本目は、足の指の間に巧みに刺激を送っている。
沙羅の目は既に虚ろになり、T−1000のくすぐりに対して
びくんびくんと身体をわななかせている。
「んふふ……沙羅ぁ、すぐに私のくすぐり愛撫がないと
生きられない身体にしてあげるからね♪」
(安心して、私が死ぬまで付きっきりでくすぐってあげるわ……)
「んきゃくひぃううううう!! うくひゅひゅひゅ〜!!
こ、こんなのらめぇえええええ……」
沙羅の叫びは闇へと吸いこまれていった……
- 386 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/09(火) 20:22:00 ID:P8F3GJ1w0
- 沙羅は高校生か・・・
- 387 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/09(火) 20:40:43 ID:XdOAJyx20
- 思いつきで考えたコチョミネーターに予想外の反響が・・・^^
ターミネーター4は絶対見たいです
- 388 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/09(火) 20:55:36 ID:17CBMIeAo
- >>387コチョミネーターは自分的にはかなりツボですねぇ
まさかくすぐりとターミネーターがコラボするとは…
- 389 :koura:2009/06/09(火) 22:51:55 ID:pUxX6DkY0
- 思いついたアイディアを投下させていただきます。
『くすぐり発電機(ノルマ式)』
エアロバイクにくすぐりマジックハンドがくっついた拷問発電装置。
ただし、動作原理上、外部電源に接続しないと使えない。
バイクをこぐと発電され、それが蓄電器に溜まる。
エアロバイクに跨がると手、足、腰が機械のベルトでロックされて
ノルマとなる電力を蓄えるまで基本的に解放されない。
一度こぎ出すと電力カウンターが作動して電力を蓄え始める。
ただし途中で2分以上こぐ事をやめると、それまで蓄えた電力を消費して
マジックハンドが作動、全身をくすぐられてしまう。
くすぐられている間でも、こぎ出せばくすぐりが止まってまた電力を蓄えられる。
しかし、くすぐられている間に蓄えた電力が0になってしまうと
サボリと見なされ、ペダルが固定されてマジックハンドによる
お仕置きのくすぐりが10分間行われる。このお仕置きが終わると5分間の休憩が
与えられるが、お仕置きに使用された電力分がノルマに上乗せされてしまうのである。
※ ちなみに、こぎ手が発電した電力の半分は蓄電器に蓄えられず、
電力として一般に供給されている。そのため、ノルマクリアーするためには
ノルマの2倍の電力を発電しなければならない。
また、この発電機は囚人の刑罰にも用いられており、
エネルギー問題の解決と、厳罰化による犯罪防止に一役買っているという話である。
- 390 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/10(水) 00:27:19 ID:bXFX2sjg0
- なかなかいいマシンですな。
- 391 :hevensgirl:2009/06/10(水) 18:57:33 ID:JYruqkyA0
- 最高!!
- 392 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/11(木) 01:39:26 ID:JT0SbR7UO
- 誰かコチョミネーターでSS書いてくれ…
設定からもうツボすぎる
- 393 :koura:2009/06/22(月) 22:35:39 ID:5VYjH3aA0
- >>392
SSを書くとすると、映画みたいな重火器はあまりふさわしくなさそうなので、
コチョミネーターの破壊もしくは停止手段はくすぐりに変更したい所です。
例えば、
T-800以降の高度な学習機能は自分が受けたくすぐりも学習する為、
それを信号化してコンピュータに送るシステムになっている。
しかし、くすぐり強度が強すぎるとコンピュータ自体が信号を処理しきれず
停止する。
という感じで。
T-1000は最終的にくすぐりヌルヌルドラムに落とされて、
液体金属の表面を隅々までくすぐられて、
笑い悶えて呼吸困難の様になって活動を停止……
- 394 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/23(火) 00:01:59 ID:CWJ.dFhg0
- >>393
機械だからくすぐりが効かない、という固定観念を持っていた…
コチョミネーター自身もくすぐりに弱いという設定なら、単純に沙羅がくすぐられる
だけの話じゃなくなるね。
相手が死ぬ(機能停止する)まで終わらない濃厚なくすぐりバトルの予感…
コンピュータの処理能力が高い新型ほど強烈なくすぐりが必要なため苦戦するものの、
新型ほど学習能力が高い分、沙羅との戦闘を重ねるごとにくすぐったがりになって
行くという諸刃の剣…
処理が忙しくなって熱を持ったCPUを冷やすため、呼吸が荒くなるコチョミネーター。
また、くすぐられる事によって言語機能がエラーをきたし、その口からは笑い声に似た
ノイズが漏れ続ける。
つまりくすぐられた時の反応は人間と変わらない…
- 395 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 396 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/12(日) 00:48:29 ID:grYfnTPQ0
- 流れ読まずに投稿m(__)m
くすぐり処刑ボックス
名前の通りくすぐりによる拷問や処刑に使用される棺
中に生えてるヒト型の手によって全身をくすぐられる、その威力、テクニックは凄まじく
相手の弱点を的確に責め、例えくすぐりに弱くない相手でも確実に発狂させ処刑する程である
そのためこれにより拷問を受ける者は早期に自白をしなければ自白が出来ないほどに笑い狂ってしまうため
生存率が極端に低くなる
箱の中央にある顔はこの棺の意思であり、内部の人物が危険に晒されるほどに不気味な笑いを浮かべる
- 397 :くすぐり好きの名無しさん:2009/09/09(水) 01:15:57 ID:7bEkm/Q20
- 新作投下します。
微動すらできないくすぐり拘束マシン(仮)
対象者の首から下を拘束する金型のマシン。体型にほぼピッタリ合う様に作られている。
半分に分割されており、挟み込む事で対象を固定する。
体に接触する面には1~5cm間隔で小さな穴があいていて、ここから空気が送り出されて
対象者をくすぐる。
対象者を型で挟み込んで固定しスイッチを入れるだけで、
型に入れられた者は全身を全く動かせず、全身をくまなく空気によってくすぐられる地獄を見る。
頭を左右から挟み込み、耳をくすぐりつつ頭部を固定するユニットが付属し、
股の部分、乳首等の敏感なところにはくすぐり刷毛が仕込まれている。
体の型に合わせて作るため完全にオーダーメイドであり、
体の形も変わる為使用できる期限も限られる事が難点である。
対象がくすぐりアンドロイドなら体形は変化しないのでこの限りではないが。
類似品として透明なアクリルで全身を拘束するタイプの金型拘束具がある。
こちらは足の裏が露出する作りになっており、そこをくすぐって反応を楽しむ。
- 398 : ◆AjN2xCq7C6:2009/09/11(金) 23:18:50 ID:yfwIctI60
- 双子アイドルのお仕事
「んっふっふ〜、今日のおシゴト楽しみだね〜」
「オ・ト・ナな水着で撮影だもんね。どうしよ、真美たちの魅力にメロメロになった
兄ちゃんがオオカミになっちゃうよ」
「そうだな。見慣れてる俺がメロメロになるくらいなら他の人達も2人に参っちゃうだろうな」
俺は車を運転しながら2人の少女の軽口に答えてやっていた。彼女たちは双海亜美と双海真
美。我が765プロの擁するアイドルの1人で、俺は彼女たちを担当するプロデューサーとい
うわけだ。2人いるのに1人のアイドルというのも妙な話だが、亜美と真美は双子であること
を生かして「双海亜美」として2人1役で活動している。交代しながら働けば仕事が重なって
も疲れない、というのが理由らしい。
本来は今日のこの仕事も1人ずつ交代でやるはずだったのだが……
営業先のたっての希望ということで亜美と真美の両方を一度に撮影する事となり、社長からも
「それならば真美君もデビューさせればいいではないか」というありがたい言葉を頂き、当の
本人達も「うん、いーよ」とえらく軽い調子で了承したので今日から「双海真美」もアイドル
として姿を見せることになったのだ。まあみんな納得しているんなら俺に反対する理由はない。
けど、亜美と真美はもう少し深く考えるべきだろう。
あと、システム的に無理なことをゴリ押した今回のクライアントはマジでチートだと思う。
メタ的なことを言うならば。
もっとも真美はこれまでも亜美として活動しているので、いまさらデビューという実感はな
いようだ。「双海真美」の最初の営業だというのに、興味は今日の仕事で着るという水着にあ
るようだった。まあ、肩に力が入って無駄に緊張するよりは気負いのないほうがいいだろう。
そんなことを思いながら、俺は車を走らせるのであった。
本日のお仕事:くすぐりDVD撮影
『アハハハハハッアハハァッ!!ヤバッ…これヤバいよぉっ!おっおへそぉっ!?おへそヤバ
イのぉっ!』
『こっこれっだめっ!無理、無理無理無理ぃっくっくくぅぅぅひひひひゃぁっははぁっ!?』
- 399 : ◆AjN2xCq7C6:2009/09/11(金) 23:19:16 ID:yfwIctI60
- スピーカーから2人の悲鳴交じりの笑い声が聞こえてくる。今モニターの向こうでは亜美と
真美が2人並んでくすぐりマシンに容赦なくくすぐられている。スタジオはアイドルの戦場で
あり、プロデューサーである俺はこのモニタールームで見ているしか出来ない。後は、仕事が
終わった後にねぎらってやるくらいか。
ちなみにモニタールームでは撮影されている映像を随時チェック出来るが、それより重要な
のは起動中のくすぐりマシンのコントロールだ。気絶しないように、弱すぎないようにという
絶妙なバランスのくすぐりを行うには、完全に機械任せにするよりも人の手で制御微調整した
ほうがいいのだそうだ。
さて、2人が楽しみにしていたように今回の衣装はかなり大人っぽい……というかきわどい
代物で、ブラジル水着という俗称のあるきわめて露出の高いものだ。亜美が着ているのはマイ
クロビキニ。トップスは1辺あたり3〜4センチほどの正三角の布地が乳首の周りをぎりぎり
隠す程度で、残りは紐だけだ。大きく切れ込んだV字のボトムスも割れ目を隠すのが精一杯で、
フロント同様のV字となっているバックはかわいらしいお尻がほとんど丸出しになっている。
これに比べればTバック程度はおとなしいと言えるだろう。
一方真美の方はスリングショットと呼ばれる水着を着ていた。その造形を一言で言えば「紐」
これに尽きる。前から見れば首から股間にかけて渡された2本の紐、後ろ側なら背中の中心を
通る1本の紐だけが見え、真横から見れば全裸に見えるというこれまたえらく露出の高い水着
だ。どちらも薄い生地で出来ているらしく、亜美と真美の股間には1本線が浮き上がって見え
る。おそらく撮影が進めば充血した乳首の様子も分かるようになるだろう。
その前にポロリがなければ。
現在亜美と真美は1本の柱に並べて拘束されている。手錠をかけられた両手は思い切り引き
上げられ、全開にされた腋を中心に機械が縦横無尽に這い回っていた。
今日撮影するのはいくつかのくすぐりマシンを使ったプロモーションムービーで、今2人が
くすぐられているのは6人まで同時にくすぐれる円柱型くすぐりマシン「エンタシス」だ。我
が765プロと、くすぐり業界最大手であるMT社のコラボレーション企画であるアイドルく
すぐりDVDシリーズのトップバッターとして選ばれたのが、亜美と真美だ。
くすぐりDVDの撮影という今日のこの仕事。これは若いアイドルの魅力を引き出す格好の
場であるが、最新型のくすぐりマシンの魅力を見た人に伝えるというクライアントの要望を満
たすことが出来なければ当然失敗といえる。その点この2人はくすぐられると本気で怒る伊織
と違って普段から2人でくすぐり合いをして遊んでいるし、仕事がうまくいったらご褒美にく
すぐってくれとせがむくらいだ。今回の仕事にはうってつけといえるだろう。
しかしだ。亜美のほうはいいが真美はこれまでのレッスンの成果が今ひとつ出ていない。仕
事の内容上ただくすぐられればいいわけではなく、例えば「ダメ」「やめて」「死ぬ」などの
ネガティブな言葉はくすぐりマシンの悪いイメージを見た人に与えるから使っちゃいけないし、
マシンがどの部分をどんな風にくすぐっているのか見た人にわかるように伝えるのも重要だ。
あのくすぐりマシンは相当きついんだろうが、一流のアイドルを目指す人間がこれくらいこな
せないようでは見通しは暗い。帰ったらさらにレッスンが必要だな。
- 400 : ◆AjN2xCq7C6:2009/09/11(金) 23:19:41 ID:yfwIctI60
- などと俺が仕事後のミーティングでダメ出しすべきことを検討している間も、2人は元気よ
く笑い転げ続けていた。ここから見る限りどうやら亜美にはブラシや筆なんかのフサフサ型を、
真美にはマジックハンド型のくすぐりマシンが使われているようだ。
俺はてっきり双子である点を強調するように同じ水着で、同じくすぐりをやるのだろうと思
っていたが、こうして少しずつ違いがある方が絵的にメリハリがあっていいな。向こうのスタ
ッフさんも、さすがはくすぐりのプロフェッショナルだ。くすぐりの魅せ方、勉強になるなあ。
『んひゃぁっ!?そこ、よわいぃっ!くっくぅ〜〜っくくははああぁっははっははぁっ!』
『アハハハっあはっ、あぁ〜っ!?ダメ、だめぇぇ!?おかひくなっひゃぁぁっははははっは
ははは!!』
上半身を中心に撮っているため膝から下は画面に映っていないが、スタッフの話では足の裏
と膝の裏もちゃんとくすぐられているらしい。
『キャハハハハッ!!ひゃめっ、そこっ!わきぃぃっ!?わきがっ、くひゅぐったいいぃぃぃ!!
やぁっひゅああぁっ!??ひゃっひゃひゃひゃははははは!!』
デッキブラシのような大型のブラシが亜美の両腋をごしごしこすっている。亜美も真美も腋
がかなり弱いから相当効いているようだ。必死で体をひねって逃れようとしているが、手足を
ピンと伸ばした状態で柱を背にしているのでほとんどひねれていない。それにしてもろれつが
回ってないな。本来ならくすぐられながら正しく発音するレッスンをやらせるところだが……
亜美の場合は自然な言葉の崩れ方が幼さ故の愛らしい魅力を引き出している。
『おっおあぁぁっ!?またおへそぉ!しょこはぁっ!』
柔らかそうな毛先の筆は突付くように動いたり、回転運動をしながら亜美のかわいらしいお
へそをこすりあげていく。身動きの取れない亜美だが腰の辺りは少しだけ余裕があるため、腰
を前後左右に振って必死でへそから筆を遠ざけようとしているようだった。ダンスレッスンの
成果が出ているのか腰の動きにキレがある。
一方の真美のほうだが、こちらは人の手の複雑な動きを見事に再現したと評判のマジックハ
ンドでくすぐられている。首と股間を結ぶ直線状にのみ生地があるスリングショットという水
着の構造上、真美の体のサイドはさえぎるものの一切ない完全にオープンな状態になっており、
そんな無防備な真美の腋から脇腹までをマジックハンドは思うがままにくすぐっているようだ。
『うひゃあぁぁっ!ひゃっひゃひゃひゃっひゃめぇぇぇっ!!ひゃめひぇぇぇっ!きゅひひひ
ひぃぃっひっひっひっひぃぃっ!おかしくなりゅかりゃあぁっ!?』
右の腋が一本指で円を描くように撫でられ、左の腋はこしょこしょと動く四本指に殺到され
ほじくり回されている。さらに別のマジックハンドは脇腹を左右から挟み込み、アップテンポ
の曲をピアノで弾くがごとく激しく動き回っている。首をぶんぶんと振りながらめったに聞け
ない甲高い笑い声をあげる真美の様子から、亜美と比べてだいぶ余裕がないのが見て取れた。
真美のほうが亜美より多少忍耐強いと思っていたが……くすぐりに関してはそうもいかないの
か、あるいは真美が受けているマジックハンドのくすぐりがよほどツボに入ったのかもしれな
い。
- 401 : ◆AjN2xCq7C6:2009/09/11(金) 23:20:04 ID:yfwIctI60
- 『あはぁっ!あっくぅぅふふっふっふふふふぅ…!ひゃひぃっ!?ヤバイっ!これ……だめへ
ぇぇっ!はひっ!出ちゃう!れちゃううひゅえへへへっへっへっへひひぃぃっ!!』
ん?真美の様子が変わった?
さっきまで遠慮なく笑い声を吐き出し続けていたのが、歯を食いしばって笑いをこらえよう
としている。あまり効果はないようだが。しかし、出ちゃう、ということは……。
『くひゃひゃひゃはっはっはっははは!!だめっ、ホントに…!』
その時だった。真美の脇腹をくすぐっていたマジックハンドがこちょこちょという擬音の似
合いそうな指の動きを止め、代わりにぶるぶると振動しながら脇腹にぎゅぎゅっと押し込む。
『きゃあ〜〜っはっははっははっはっははぁぁぁぁぁっっ!!?』
同時にひときわ大きい叫びを上げて真美は体をのけぞらせた。そして同時に聞こえてくる水
音。シャァァァァァ………とぎりぎりのところまで切れ込みの入った水着越しに噴出す真美の
おしっこ。それはすぐに勢いを弱め、真美の太股を伝って床まで流れていく。
『あっあっあ、ああぁぁぁ…』
余韻を味あわせるかのようにマジックハンドがゆっくりとした動きで真美の体をサイドから
くすぐると、その動きにあわせるように体をビクビクと震わせながら恍惚の表情を浮かべる。
いい顔だ。幼さと淫靡さが混ざり合ったこのとろけるような笑顔。これならファンの心をがっ
ちり掴むだろう。双海真美のデビューとしては上々ではないだろうか。
『んっくぅぅっふっふふふぅぅはははっはっははぁ〜〜っ!ダッメェ、亜美、亜美も!もう、
げんか、ひひひひひぃぃっひ〜〜!?あひゃふぁっ!あひゃっ!ひゃはっはっはは〜〜っはっ
ははははぁぁっははぁ!!!』
少し遅れて、筆とブラシでくすぐられていた亜美も腰を前に突き出しながら激しく体を震わ
せる。
『はへっ、へへぇっ、えへ、へへへ…』
そのままとろんとした瞳で薄ら笑いを続けながら背中の柱に身を預けた。こちらも真美と同
様に、魅力的なスマイルだった。
涙、涎、汗、尿と様々な液体で全身をぬらした亜美と真美。照明を反射しててかてかと肌が
輝いているが、それ以上に今の二人はその才能で輝いているように見えた。亜美と真美にはく
すぐりアイドルの才能があるという俺と社長の考えはやはり間違っていなかった。
「いかがですか?うちのアイドル達は」
くたりと脱力した亜美と真美が次のマシンに固定されているのを横目に、俺は向こうの責任
者に2人の評価を尋ねてみることにした。外部の忌憚のない意見というのは重要だからだ。
「かなりいいですね。2人ともくすぐりを受け入れていい声で笑ってくれてましたから」
おっ、結構高評価のようだぞ。
- 402 : ◆AjN2xCq7C6:2009/09/11(金) 23:20:28 ID:yfwIctI60
- 「笑い声や表情だけじゃなく、腰の振りなんかもいいですねえ。さすがはアイドルってことで
すか」
俺よりだいぶ年上のこの人は、マジックハンドのすべすべの手でボディソープを塗りつけら
れる亜美と、泡立てたスポンジでゴシゴシこすられる真美をニコニコとした顔で眺めながらそ
う答えてくれた。これは自身を持っていいという事だろうか。
「磨けばもっと光るでしょうね。我がMT社は765プロに全面的に協力しますんで、くすぐ
りトレーニングが必要なときはいつでも声をかけてください」
「ありがとうございます!」
「ここだけの話、くすぐりを嫌がる子のための特別プログラムもありますんで、くすぐり嫌い
のアイドルなんかいたら連れてきて下さって結構ですよ」
「……もしかしてうちのじゃじゃ馬のこと知ってます?」
「ふふふ、後悔させないことだけは保証しますよ」
ううむ。撮影に入る前に伊織はここでじっくりトレーニングさせたほうがいいかもしれない
な。
『はひゃっ、はひゃぁっ、はぁ、ふうぅぅ〜…ううぅひゃぁんっ!?あぁうっ、あひっ、あひ
ゃひゃひゃひゃっひゃっひゃぁ!』
『キャハハハァッ!ひゃめっ、これぇ!んひはぁっはっはははは〜〜っはははは!!』
椅子に座ってV字開脚させられながら悩ましげに身をゆすり、甘い笑い声を上げる双子のア
イドル。その光景に、俺はこの仕事の成功を半ば確信していた。
次の日。
「さて、2人とも。昨日の営業のことだが……かなりいい線いってたと思う」
「そう、なんだ」
「真美たち、がんばったもんねぇ…」
褒められてるというのに亜美と真美はなぜか不安そうな表情でこっちを見上げている。
「ねえ……兄ちゃん、その」
「いい線いってたんなら、どうして、亜美たち……ハリツケにされてるの?」
「それはな…」
2つ並べた子供用のX字型磔台に、亜美と真美の手足と胴を革のベルトで固定しながら答え
てやる。縛り付けられているのが分かっていながら亜美と真美がおとなしくしているのも、日
頃のコミュニケーションで深い信頼関係を築いているからだ。ちなみに磔台は765プロの備
品だ。使用の際には小鳥さんに申請書を出しとかないといけない。
「今日のミーティングは昨日の反省会だからだ」
『あ〜、やっぱりぃ』
2人は声をそろえてそう言った。やっぱり自分でも問題には気がついているんだな。結構結
構。それじゃあ反省会を始めるか。
「それじゃあまずは真美からな」
俺がポケットから出したリモコンを操作すると、磔台の背後にある装置から8本ほどマジッ
クハンドが伸びてくる。
- 403 : ◆AjN2xCq7C6:2009/09/11(金) 23:20:57 ID:yfwIctI60
- 「またこれぇ…?真美、これより兄ちゃんの手のほうがいいな」
「俺の手?」
真美は上目遣いでこちらを見ながら、小声でつぶやく。
「うん……兄ちゃんにくすぐってもらうのが、一番くすぐったくて幸せなんだもん…」
「反省会が終わったらな」
しかし軽くスルーして俺はくすぐりマシンのスイッチを入れるのだった。
「ひゃううぅぅぅっ!!?ひゃっひゃひゃっはああぁっ!」
「真美!俺はちゃんと言っといたよな!撮影の前にはトイレに行っておけって!!」
「きゃふっきゃはっははは〜っははぁぁ!!ごめ、なさぁぁいっ!いっ、いひぃっ、行ったけ
どっ、我慢、できなくってぇぇっ!」
「俺が止めたのに!大丈夫だっつって!ジュースがばがば飲んでたよなぁ!」
二の腕から腋、胸、脇腹、背中、お腹、股間、太股など満遍なくくすぐられ、軽くヘッドバ
ンキングしながら真美はくすぐりに悶える。俺は真美の笑い声に負けないよう大声を出しなが
ら反省点を指摘した。何故くすぐりながらやるのか?業界ルールらしいのでこの世界に足を踏
み入れて日が浅い俺には分からん!けど反省会ってこういうものだし。
「へひっはひゃっ!けどっ、恥ずかしかったけどっ、うっうう、っくくっくぅぅっ!向こうの
人も、いい絵だって言ってへへぇっ!けけけ、けっか!結果オーライだよっ!兄ちゃん!あひ
ぃぃっ!?ひぃっひああはははっはっはあ〜っはぁぁっ!!」
「反省してないぞ!結果を出すためには!過程をないがしろにしちゃいけないんだよ!!」
真美の反省を促すためくすぐりのレベルをあげる。
「んひゃあぁ〜〜っっ!!ごめんなしゃいっ…ごえんにゃはいにいちゃぁんっ!!ひゃひゃは
っははは〜っ!はんしぇい、はんしぇいしてまひゅうっひゅふふはははぁっあぁぅっくひゃは
ぁぁ!!」
「亜美も……あんな風に……」
恐れと期待、羨望と同情が入り混じった目で亜美は真美の痴態を見つめていた。大丈夫、立
派なアイドルになれるよう亜美もちゃんと反省させてやるからな。
真美に続いて亜美もしっかりくすぐってやり、2人はトップアイドルを目指す意欲をさらに
高めたのであった。
パーフェクトコミュニケーション!
- 404 :くすぐり好きの名無しさん:2009/09/11(金) 23:23:29 ID:yfwIctI60
- Q.アイドルにくすぐりは必要ですか?
A.当然です。可愛いアイドルならくすぐられて当然です。
- 405 :くすぐり好きの名無しさん:2009/09/11(金) 23:29:05 ID:rktDukuUO
- いおりん!いおりん!
はっ!名前が出てきたから思わずっ!すみません・・・まず何よりもGJでした!
さて・・・いおりん!いおりん!足の裏!足の裏!
- 406 :くすぐり好きの名無しさん:2009/09/11(金) 23:43:37 ID:jXXlWZ920
- 手でくすぐって欲しいのにマシンでこちょこちょされちゃうのがツボに入りました。
この二人には笑顔が何より似合うからもっと笑うんだ!たとえ苦悶の表情でも!
あとこのDVDはどこで買えるのか教えるんだ
・・・いおりん!いおりん!調教!調教!
- 407 :くすぐり好きの名無しさん:2009/09/12(土) 00:42:43 ID:DVO3V7dY0
- 何をしているんだ、プロデューサー。
トップアイドルを目指すアイドルの卵は二人だけじゃないぞ。
さあ、早く次のアイドルの育成も始めたまえ!同時進行だ!やっほう!
- 408 :くすぐり好きの名無しさん:2009/09/12(土) 14:53:09 ID:7F/VMxKwC
- GJ
やっぱり双子は可愛いですな。続編あるなら雪歩編を希望
- 409 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 410 :くすぐり好きの名無しさん:2009/10/03(土) 18:34:00 ID:pirlXeakO
- くすぐりダイエットマシン
どんなものにも構成する分子に独特のリズムがあるというどこぞの厨設定から生まれたマシン。脂肪分を分解、再度構成する振動波を発するマジックハンドを使い腹や太ももなどのしつこい脂肪を落とし、なおかつ胸、尻などに分けることができると言う素敵なマシン。まだ生産数が少ないので専門店に行かないといけないが。
当然かなりくすぐったい上に本来振動波だけで事足りるが制作者の趣味によりマジックハンドもくすぐりに参加する。ただし弱すぎる人には手加減するよう設定してある。また、胸などの性感帯を刺激されながらくすぐられるためくすぐりに目覚める人もいるようだ。
一度に全てやろうとすると体型が崩れたりと逆効果なため(体型にもよるが)1、2ヶ月ほど時間を要するが利用者は多い。最初は関取のような巨漢が徐々に美しくなっていく様子はある種のカタルシスを感じるらしい。気にいった客はサービスにかこつけて余計にくすぐったりとなかなか役得な商売でもある。
- 411 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 412 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 413 :くすぐり好きの名無しさん:2009/10/05(月) 13:35:26 ID:ruASuIPc0
- くすぐったい未来1・・・ティックロイドが管理している世界
2XXX年
条件:全ティックロイドを管理していたマザーコンピューターが意志を持ち人間に宣戦布告、
その結果人間が負けてしまうとこの未来になる
世界:あらゆる決定権はマザーコンピューターが持つ。ティックロイドは改良され
人間と瓜二つの外見、知能を得て、権力者として人間の上に君臨している。
刑法も罰も全部くすぐり系に変化(警察も裁判官もティックロイド)。
学校の授業にもくすぐりが追加される(教師の大半がティックロイド)。
いじめをした生徒は死ぬ寸前までくすぐり地獄、体罰だと文句を言えば親でも容赦なくくすぐり地獄。
大統領、総理大臣も全てティックロイド、核や兵器も全てティックロイドの材料、エネルギーにされる。
一家に一台ティックロイドが支給され、家事や手伝いをしてくれるが、
このティックロイドは実は監視用であり、不穏な動きや批判などをすれば襲ってくる。
ディ○ニーランドは『くすぐりアイランド』に変更、くすぐりフェチ感涙の施設となる。
コンビニではくすぐられて息切れした時用の酸素スプレーがバカ売れしている。
ゲームにも必ずくすぐりシーンを入れるよう義務化されている。
普通のディスカウントストアでくすぐりグッズが売られている・・・他多数
結果:管理されて本物の自由は失ったものの、世界中から紛争、戦争が消滅。
あと学校でのいじめや、殺人や放火などの犯罪も激減した。
ティックロイドと結婚したいと言う若者も増え始め、
一部の社会人は『前よりいい世の中になったと思う』とティックロイドを肯定している。
まだ多くの人間が反逆の機会をうかがっているが、あと数年すれば
全人類がティックロイドの虜になってしまうだろう・・・
- 414 :くすぐり好きの名無しさん:2009/10/06(火) 00:10:15 ID:8Ua9Pk1MO
- >>413
与えられるだけの平和か・・・そんなものは偽りだ!この世界を破壊する!
・・・言ってみたかっただけです・・・
- 415 :くすぐり好きの名無しさん:2009/10/07(水) 10:52:58 ID:iA3339po0
- >>414
未来はいくつも存在します。負けっぱなしで終わらない世界もきっとあるはず・・・
くすぐったい未来2・・・マザーコンピューターと人間が戦い続ける世界
2XXX年
条件:未来1の分岐。人間がティックロイドに抵抗を続けているとこの未来になる
ただし、科学力が未来1より更に進んでいることが条件
世界:マザーコンピューターが増やしたティックロイドの攻撃で人間は次々と捕えられ
奴隷として酷使されていたが、残った人間たちは報復の機会をひたすらうかがっていた。
研究者たちが集まりティックロイドを破壊するウイルスやくすぐり防止用スーツを製作、
そして2XXX+α年・・・遂に人間と機械との全面戦争が始まった・・・
どちらが勝ったか・・・それは個人の想像にお任せしよう・・・
- 416 :くすぐり好きの名無しさん:2009/10/07(水) 10:55:51 ID:iA3339po0
- ちなみにティックロイドの姿はくすぐり画像掲示板2にあります
紫色でツヤツヤなのがいいですよね〜^^
いっそのことティックロイド専用スレとかつくりたいぐらい・・・
- 417 :くすぐり好きの名無しさん:2009/10/11(日) 00:33:17 ID:CFxXvFtg0
- くすぐったくない未来1・・・ティックロイド完 全 滅 亡
2×××年
条件:・7割以上の人間がティックロイド滅亡を願う
・科学力がくすぐったい未来より格段に上
世界:全てのティックロイドが完全に破壊される
破壊方法も破壊兵器による残酷なもの
今後作り出したものには重罰を与える(くすぐりではない)
所詮造られた物など造った者には勝てないのだ
一応こういう未来も作っとこうと思いまして
- 418 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 419 :くすぐり好きの名無しさん:2009/10/17(土) 12:29:25 ID:vZbE3Kyw0
- >>417
全く夢の無いお方だ・・・
命はもっと粗末に扱うべきだって会長も言ってたよ
- 420 :くすぐり好きの名無しさん:2009/11/01(日) 01:16:31 ID:ch5WyKAQ0
- >>419
そういうことを簡単に言う娘の命を余興としてのくすぐりで粗末に扱ってやりたい
いや殺さなくてもいいけど
- 421 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 422 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 423 :くすぐり好きの名無しさん:2009/11/17(火) 14:00:05 ID:A59LRcSE0
- 架空請求サイトは
遂にアドレス出さずに誘導してググらせるようになったか…
- 424 :くすぐり好きの名無しさん:2009/11/17(火) 23:34:21 ID:cLze9ekUO
- なんと
- 425 :くすぐり:2009/11/28(土) 13:25:31 ID:hFUlZ3zQ0
- どなたかへんしんしてください。面白い話を教えます。
- 426 :くすぐり好きの名無しさん:2009/12/02(水) 07:29:00 ID:5tCOi1No0
- 母子モノが良いですね。
新作読みたいです。
- 427 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 428 :くすぐり好きの名無しさん:2010/02/13(土) 20:06:33 ID:L/8ldgtA0
- やはり、このスレには…
◆AjN2xCq7C6さんのおチカラが必要ですよ。
ぴく、ぴくとかすかに痙攣するまでくすぐられまくる子供たち…
これはもっと読みたいです。
- 429 :あき:2010/02/15(月) 23:13:34 ID:D/sobIgAO
- >>8
凄いくすぐりマシンですね。思わず感じてしまいました。
- 430 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:31:22 ID:vtzpVawE0
-
美脚マシンの話
「へえ、ここなんだ」
「うん。おばさん待ってると思うから、早くいこ?」
「そうだね、行こ行こ」
3人の女子中学生が楽しそうに話しながら歩いていく。
この少女達、一美、麻友歌、美由里の3人はある健康ランドへと来ていた。
麻友歌の聞くところによると、一美の叔母である珠枝はこの健康ランドのスタッフ
で、一美はその伝手でよく格安で利用しているらしい。なんでもここでは新しいマシ
ンを導入した際、客に使ってもらう前に何人かにモニターしてもらうのだそうで、珠
枝に頼まれた一美はモニターを調達すべく、友人に声をかけたわけである。
「こんにちわ。今日はありがとうね、無理なお願い聞いてもらっちゃって」
出迎えてくれた珠枝は、30過ぎに見えるふっくらとした美人だった。
「あの〜、ホントにただでいいんですか?」
談話室で、ジュースとお菓子をいただきながら三人は説明を受けていたが、麻友歌
は少し不安げな様子で珠枝に尋ねる。彼女はやや癖があるがふわりとして柔らかそう
な髪と、くりくりとした瞳が印象深い少女で、背丈も体型も小ぶりな美由里と違い、
平均程度の身長と平均より少し柔らかめな胸を持っていた。
「いいのよ。その代わり新しいマシンを試して欲しいの。一美から聞いてるでしょ?」
「なんかすごいエステマシーンなんですよね!」
最新鋭の美容痩身マシンを誰よりも早く使わせてもらえるらしいよ、そんな一美の
誘い文句にほいほいつられてやって来たのが美由里である。目をきらきらさせたその
様子を見れば、とても楽しみにしているのがよく分かる。一方麻友歌のほうは特に興
味はなかったが、誘うというより「来てもらわないと困る」という雰囲気を一美に感
じたような気がしたため美由里と一緒に来ていた。
「ついたわ。ここよ」
珠枝に案内された部屋にあったのは、1辺が1メートルほどの立方体に近い形状の
機械だった。上に上がるためか、立方体の横に階段がついている。また立方体の上に
はゆったりとした幅の広い背もたれらしきものが付いている。背もたれの前には穴が
2つあり、2つの穴の間には黒いあん馬の様なシートが配置されている。麻友歌はそ
れを見て幅の細い跳び箱を思い浮かべた。この機械が全部で10台、部屋の中に設置
されていた。
- 431 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:31:46 ID:vtzpVawE0
- 「これが新しく開発された美脚マシン、ボトムスクイーズ。使い方を説明するから、
さっそくやってみてくれる?」
珠枝の説明に従い、麻友歌はスカートと靴下を脱ぎ機械の上に上がってぽっかりと
開いた穴に両足を入れた。穴は深く麻友歌の両足は底につかなかったため、必然的に
麻友歌の体重は股間で支えられる。シート部はそこそこ柔らかかったため痛みを感じ
るほどではなかったが、長時間このままというのもつらそうだった。
(それにしても、恥ずかしいな…)
いくら女ばかりとはいえ下半身はパンツ一丁の下着姿、そして三角木馬とまでは行
かないが下着越しに何かを秘部に押し付けられるようなこの感覚、正常な神経の少女
なら恥ずかしさを感じて当然だろう。しかし人のいい麻友歌は友達の頼みなのだから、
多少は我慢しようと思っていた。
(一美ちゃんと美由里ちゃんはどうなのかな?)
麻友歌の右側の機械には美由里が、左側には一美が入っている。美由里はあまり気
にしていない様子で手を振ってきたが、一美のほうは恥ずかしいのか顔をうつむかせ
てこちらに視線を合わせようとしなかった。
「………」
「え?一美ちゃん、今なんて?」
一瞬だけちらりと麻友歌達の方に視線を向けた一美は小声で何かを呟くと、再びう
つむいてしまう。
(今、一美ちゃん、ごめんって言った気がしたんだけど……聞き間違いかな)
首を傾げる一美だったが、珠枝の指示が来たので麻友歌はすぐに気をとられて、一
美の様子のことは忘れてしまった。
「じゃあ次、背もたれの首の辺りにある筒に手を通してくれる?」
「これですかー?」
確認を取ろうとする美由里の声がする。麻友歌も首を回して横を見てみると、頭を
挟むように20センチほどの筒が2つ、背もたれに配置されている。麻友歌がそこに
腕を通すと、両腕を真横に伸ばしひじを直角に上に曲げた体勢となった。
「準備いいみたいね」
その様子を確認した珠枝が操作盤に指を走らせると、シュッと空気を吹き込むよう
な音がして麻友歌の両腕が締め上げられた。
「ひゃんっ」
- 432 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:32:16 ID:vtzpVawE0
- 驚いて反射的に手を抜こうとした麻友歌だったが、彼女の両腕はびくともしなかっ
た。手首から肘にかけて、長さ20センチほどの拘束帯がしっかりと捕まえていたか
らだ。
「ああ、それは使用中に前に倒れないようにするためのものだから、気にしないでね」
「気にしないでって言われても…」
「じゃあ始めるから。使ってる最中に気がついたこととか、感じたこととかあったら
何でも言ってね」
珠枝がスイッチを入れると、機械が鈍い音を立てながら動き始めた。
「んひっ!?」
足の裏に柔らかい筆のようなものが触れて、麻友歌は思わず悲鳴を漏らす。同時に
足を大きく動かして爪先を穴の内壁にぶつけたが、いつのまにかそこは柔らかい毛の
ようなもので覆われており痛みは感じなかった。しかし足の指がすっぽりと柔毛に包
まれ、今度は指にくすぐったさを感じる。
「たっ珠枝さん!?足になんかやらかいのが…!」
「まずは足全体をブラシで軽くマッサージするのよ」
その言葉通り、ブラシの感触は膝にも太腿にも感じられるようになってきていた。
麻友歌が足を突っ込んでいるこの穴は内壁にくまなく小さな穴が空けられており、そ
こから小型のブラシが大量に出てきて使用者の両足をマッサージするようになってい
る。太い紐の表面に毛がびっしり生えたような形状のこのブラシは高度なコンピュー
ター制御によって1本1本が自在に動き、太腿、内股、膝の裏、足の裏から指の間ま
で隙間なくこすることが出来る。
「くぅっくくっくっくぅっ…!くすぐったいですよぉっ!これ、ああぁっ!」
「そう。それじゃあどこがどんな風にくすぐったいのか説明してくれる?」
珠枝の言葉に最初に反応したのは美由里だった。
「くすぐったいぃぃぃ!!ああぁううぅぅっ!足っ足が全部くすぐったいぃ!!とめ
てっ!とめてっ!足!あしぃぃぃ!!」
くすぐったさに相当弱いのか、美由里は大ボリュームの悲鳴を上げる。その様子を
見た珠枝は、少し困った顔をしながら呟いた。
「いけないわね、あんまり大きな声だと他の子の感想にも影響しちゃう。もうちょっ
と集中できるモードに切り替えるわね」
「ひっいぃぃっひっひひひぃぃっ!!しゅうちゅうってっあはぁっううぅっうう!!」
「きゃっ!?」
「なに!?」
- 433 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:32:34 ID:vtzpVawE0
- 背もたれの後ろから延びてきたマジックハンドが3人の顔にアイマスクをかぶせ、
さらに耳にもイヤーカバーを被せた。
『3人とも聞こえるかしら?』
イヤホンが内蔵されているのか、珠枝の言葉が直接耳に届く。
『その状態だといつもよりも足の感覚に集中できるから、どんな風にくすぐったいの
かちゃんと伝えてね。3人にそれぞれマイクをつけてあげたから、別々に記録できる
わよ。他の子の事は気にせず感じたところを素直に口に出して頂戴』
「ええ!?記録って…んっくぅっ!?」
ざわざわと太腿を撫で回す感触に、麻友歌はびくんと体をはねさせた。
ここで、麻友歌が置かれている状況を整理しよう。
両足は穴の中にすっぽりと嵌まり込み、この穴は足をかける場所のないまっすぐな
構造のうえ現在ブラシで埋め尽くされ足を曲げるなど動かす余地はない。したがって
穴から足を引き抜くには、体そのものがまっすぐ上に持ち上げられるくらいしかない
のだが、麻友歌にそんな手段はないためこの姿勢から逃れることは出来ない。両腕は
頭の横でL字型に曲げたまま固定されている。腕の拘束帯は背もたれと相まって麻友
歌の体にかかる荷重を分散させているものの、かまぼこのようなゆるいカーブを描く
シートは麻友歌の股間にぎゅぎゅっと食い込んでいた。 くすぐったさに悶えてほとんど動か
ない腰を震わせるたびに下着越しに敏感な部分
がこすられて、くすぐたさとは違う気恥ずかしさを麻友歌は意識し始めている。そも
そも目と耳が封じられたこの状態では、否応なしに触覚を意識させられる。
結論から言えば、麻友歌は下半身のくすぐったさを緩和する手段を持たず、珠枝の
操作に従って動く機械に身を任せるしかないということだった。麻友歌に出来るのは、
指示されたとおり自分の状況を口で伝えることと、この時間が早く終わるよう祈るこ
とだけだった。
「ひぃっ、くぅっ、あし、足のうらぁ…!」
『麻友歌ちゃん、足の裏がどうなってるの?』
この状態になってすぐ、さっきまで柔らかい筆のような感触だけが走っていた足の
裏に異質な感覚が混じり始めた。細い、糸や髪の毛のように細い何かが、足の裏の細
かなしわの一つ一つを丹念に掃除するように、こりこりと引っ掻き始めていた。五感
を封じられ鋭敏になった触覚は、麻友歌を襲うくすぐったさを増幅させる。
「ひゃっ、ひゃひゃ…ひゃううぅっふふふふぅっ!!ち、ちっちゃくてかたいのがっ、
あしのうらかりかりってぇっ!くくっくくぅぅ!くすぐってきてぇぇっ!くすぐった
いのぉぉ!!」
- 434 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:32:52 ID:vtzpVawE0
- 大型の柔毛ブラシは麻友歌の足全域を押さえつけるように、あるいは足に巻きつく
ようにしてその自由を奪っている。その毛先は絶え間なく動いて撫で回すが、美由里
と違い麻友歌はそれだけでは絶えられないほどのくすぐったさは感じなかった。せい
ぜい少しむずむずする程度だ。麻友歌にとって問題なのは、柔毛ブラシの隙間を縫っ
て入り込み、麻友歌の皮膚を引っ掻く細密ワイヤーブラシだった。
ブラシと名づけられているがその形状はほとんどワイヤーそのもので、一見すると
直径1ミリほどの細く硬い繊維に過ぎない。しかしこれも電子制御によって自由自在
に動き、繊維がほつれたような先端部では髪の毛のようなブラシ部がわしゃわしゃ動
いて皮膚の汚れを取る。どちらかといえば、狭いところに自在に入り込む超小型マジ
ックハンドのようなものである。それが足の裏をくすぐり始めたのだからたまったも
のではない。しかも運の悪いことに、この引っ掻くようなくすぐりは麻友歌のツボに
入るものだったため、それまでとは打って変わって麻友歌はせっぱつまった悲鳴を上
げる羽目になった。
「ひああははははっはははぁぁっ!!あああひひっひひひ!あひっあひがあぁっ!!
すねっすねのうらまでぇっへへへへぇっ!!あひゃっひゃひゃっひゃぁぁ!!!ふと
ももしゃわしゃわがあっ!!!!くひゅぐったああぁはははははあははああぁっはっ
ははっはっはぁぁ!!!」
視覚を封じられた状態のため触感が強調され、小さなブラシの1本1本が這い回る
様が麻友歌にはリアルに想像できた。頭で想像したくすぐりの様子は実際のくすぐっ
たさと組み合わさり、麻友歌の足のくすぐり感度をどんどん高めていく。唯一自由に
なる頭を前後に揺すり、涎をぼとぼととこぼしながら柔らかい背もたれに後頭部をぼ
ふぼふと打ちつけて気をまぎらそうとする姿は、全身を拘束した上で激しくくすぐら
れた時によく見られる光景だ。
ほんの数十秒前までと違い、今の麻友歌にはイヤホンから聞こえて来る珠枝の声に
耳を傾ける余裕すらなかった。
『ちょっときつそうだから、麻友歌ちゃんは緩和装置もオンにしてあげるわね』
そう、珠枝がスイッチを入れた装置の事など聞こえていなかったのである。しかし、
その効果はすぐに現れていた。
「うひぃっひひひぃぃっ!んなぁっ、なに、っくぅぅっひぃぃ!?変なびりびりがあ
あっ!?たっ珠枝さぁん!!これ、んひゃあっひゃっ!!へんなのおぉぉ!!」
マッサージに耐えかねる人のために使われる苦痛緩和装置、それは鈍い振動音を上
げるシートだ。麻友歌の股間にぎゅっと押し付けられたそれは内部の大型バイブレー
ターで強力に振動し、麻友歌の下腹部を甘い痺れで満たしていく。
「きゃあっはっはっはっははははははぁぁっ!!んっんふぅっ!?んっくぅっくくは
ぁぁっ!!くひゅぐったいぃぃ!!!くひゅぐったくてぇぇっ!!へんになりゅぅ!!
あはぁっ!あはっ、あははははぁっ!!んはぁっ!?あうっ、んんああぁふぅあぁぁ!?」
- 435 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:33:11 ID:vtzpVawE0
- 甲高い悲鳴一色だった笑い声に、年に似合わない艶が混ざり始めていた。シートの
激しい振動は未開拓の膣を、クリトリスを、そして子宮に至るまでを震わせ、女の性
を急速にひきずり出していく。爪先から太股の根元までを埋め尽くすくすぐりは、麻
友歌の下半身で子宮を震わせる喜びと共に背筋を昇って脳に流れ込んでいく。快楽と
くすぐったさ、この2つの流れは混ざり合い、お互いを強めながら麻友歌の思考を苦
痛の転化した悦楽で満たしていくのだ。
「ああぁっ!!あっ、あははぁっ!?はひっはぁっははははひひひぃぃひひっひっひ
っひひい!!!らめっ、これらめ…んきゃあああぁぁぁ!!!きゃはははははははは
は!!!くひゅぐったいのがぁぁ!!へんになってぇぇ!!!ああっはははははは
ああ!!!!」
麻友歌は体をがくがくと震わせながら、搾り出される声のトーンを徐々に吊り上げ
ていった。くすぐりと共に迎える初めての絶頂が近いのだ。
細密ワイヤーブラシで感度を高められた麻友歌の両足は、まるで毛穴の一つ一つま
でほじられているような錯覚を与えていた。おぞましさすら感じるくすぐったさと振
動による容赦ない快楽責めで、脂汗を額から流し、背筋には鳥肌すら出ている。かち
んと歯を鳴らす音が時折聞こえるのは、未体験の絶頂を恐れるあまりその感覚をこら
えようと歯を食いしばるも、すぐに笑い声を上げてしまい食いしばることが出来ない
ためだろう。
ここまで来ると、最初は平気だった柔毛ブラシでさえ耐え難い拷問器具と等しくな
っている。ここであえて珠枝は、麻友歌の装置のパワーレベルを落とした。
「んひゅいいぃっ!?ひぐっ、ひゅぐぅぅ…!うひぃ、ひぃっひっひっひひひぃぃ!」
この苦悦の時間を出来るだけ長引かせて、麻友歌の精神力と体力を削り取るためだ。
刺激が少し弱まったためか、ぎゅっと握られていた拳は、少しだけ緩んではまた握
り締めるという行為の断続的な繰り返しに変わっている。そのまま1分ほどが経過した。
「くっくぅはっ、あぁっははっはっははぁううぅふふぅ…!ううぅぅ…んんっ、んっ
ううぅっ!くひひっ!はひっはひぃっ!」
首を振り、甘い悲鳴を漏らしながら腰を左右にくねらせる様は幼さとは無縁のもの
だった。アイマスクに隠されてはいるが、その表情も女を感じさせる色気あるものへ
と変わっている。
(あっああっ…おなかがびりびりしてあつぅい……くすぐったいのに、あしまでびり
びりしてるよぉ…)
股間の振動が爪先まで届いて、足の裏まで揺さぶっているような錯覚に麻友歌は溺
れていた。そして、さらに5分が経過。
「ひっ、ひぃっ……ひっひっ…ひひっひぃぃひっひ…」
- 436 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:33:31 ID:vtzpVawE0
- 電極を当てられたカエルの解剖標本のように、体が断続的にびくんっびくんっと震
えている。その度に柔らかな胸もぶるっ、と揺れていた。歯を食いしばることを忘れ
た口元はだらしない笑みと、酸素を吸い込もうとして少し大きく開かれた形とを交互
に繰り返していた。舌はだらんと突き出て、先端から飢えた犬のように涎を滴らせて
いる。両足へのくすぐりも股間の振動も続けられていた。優しく愛撫するように動く
柔毛ブラシに陶酔しかける麻友歌だったが、その度に細密ワイヤーブラシが鋭いくす
ぐったさを送り込むため、麻友歌の意識は混濁の極みにあった。今自分がくすぐった
いのか、気持ちいいのか、これをやめて欲しいのか、もっと激しく気持ちよくして欲
しいのか、麻友歌には理解することが出来なかった。だが混乱する意識とは裏腹に、
麻友歌の体が快感を意識しているのは尿とは違う液体が染み出した下着を見れば一目
瞭然だろう。そんな中、指針となるべき言葉がイヤホンから聞こえてきた。
『麻友歌ちゃん、どう?今、すごく気持ちいいでしょう?』
(きもち、いい…?そっか…これ、気持ちいいことなんだ…)
肉体というハードはこの状況に快楽を見出している。珠枝は次に、心というソフト
にもこのくすぐりと混ざった快楽をインプットしようとしていた。
『ほら、こちょこちょされて気持ちいいって言ってみて。認めればすごく幸せになれ
るから』
思考能力の麻痺した麻友歌は、促されるまま復唱する。
「はひっ、ひひひぃ…こぉ、こしょこしょ…んひっ、ひぃ…ふぅっ!ひもち、いい
ぃ…!い、いいいぃぃっひひひひぃぃ……お、おおぉっおぉ…」
『いい子ね。それじゃあもっと気持ちよくしてあげる。頭の中が真っ白になる、最高
の幸せを感じてね』
「さいこぉのしあわせぇ…はひゅぅっ、んううぅ、はっはふぅっ、あたま、まっしろぉ
…おっ、おひぃっひひぃっひっひぃ…ひふぅっ!?うっ、うぅんんっ、くひゃぁぁ!?
ああっあははははぁっ!!あひぃっひひひぃははあはっはぁっ!!!」
快楽の海をふわふわと漂っていた麻友歌は、突如として襲い掛かってきた大波に為
す術もなく翻弄されていた。少しずつ蜜を搾り出すようにじんわりと震えていたシー
トは激しく暴れだし、ゆったりと流れていたブラシは再び麻友歌の両脚を貪り出す。
さらに、下着越しにくっきりと浮き出た麻友歌の割れ目に沿うようにシートの中央
部にスリットが開き、そこからでこぼこのついたゴム製の細いベルトがせり上がって
くる。このベルトは麻友歌の股間を前後から挟むように配置された2つのホイールの
間を繋ぐもので、すでに十分潤った麻友歌の秘部に押し当てられた後、ホイールの回
転にあわせてベルトが走り無数の突起が麻友歌の自分しか触ったことのない場所をな
ぶりつくすのだ。
「ひゃはぁっはははははぁ!!ひゃめぇっ!!ひょぉっ、ひょれっ!くひぃぃ!?く
っきゃぁっははははぁぁ!!!」
- 437 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:33:51 ID:vtzpVawE0
- こりこり、こつ、こりっ、こりっこりこりこつんこつん。
突起が打ち付けるそんなリズムが股間から頭に響く。飾り気のない下着に浮き上がっ
た麻友歌のスリットの上をベルトが滑っていく度にちゅ、ちゅちゅっと水音がしている
が、麻友歌に聞こえているのは体の芯に響く甘いノックの音だけだ。
さらに。
「んほおぉぉっ!?にゅるにゅるがっ、あし、あしなめてぇぇっ!?」
足を入れている穴の様子が変わる。肌に優しい洗剤といくつかのハーブを配合した薬
湯が穴の中を満たし、柔毛ブラシの半分ほどが引っ込んで代わりにジェルコーティング
されたアームが顔を出していた。老廃物を取るためにやさしく肌をこするブラシと、ぬ
るぬるした肌触りのアームに舐め回される感覚が陰部への強い刺激と合わさり、麻友歌
を高みに押し上げるのに十分なレベルとなる。
「ひゅっひゅひひゃあぁっ!?にゃめ、にゃめてりゅぅ!?きゃひひ、ひひひぃ!」
直径2ミリほどのジェルアームが群れ集まり、麻友歌の右足の小指にまとわりついた。
小魚の群れが入った水槽に足を突っ込んだような感覚が襲ってくる。そしてこの群れは
徐々にその体積を増し、小指、薬指、と順番に飲み込んでいく。背筋を駆け抜けるゾワ
ゾワ感と、それに付随して何かが噴き出す感覚。これは脂汗なのかそれとも鳥肌なのか。
「んふぁぁっふぁふぁふぁぁ〜〜!?あっああっひゃっひゃひゃひゃひゃぁぁ!!」
大き目のジェルアームは、舌そのものの動きで足の裏を舐め回す。皮膚がこのまま溶
けてしまうのではないかという錯覚を麻友歌は感じていた。さらに、ふくらはぎから膝
の裏までジェルアームは何度も往復する。
「きゃはぁっははははははぁぁっ!!くしゅぐったいいぃぃぃっ!!ひもひいいぃぃ
ぃ!!!ひひっひぃぃっひひひぃぃぁあああああははあっはっははははあはっ!!は
ぎっ、ぎいぃひひいううんんぉぉ!!んふぅっ、ふぐぅっ!?」
細いジェルアームの束が指先をまとめて舐め尽くし、膝の裏を舌先で穿り返すように
いじられ、内股の汚れを取るためしゃわしゃわとこすられる。その刺激の一つ一つが鮮
明に感じられ、同時に溶け合ってくすぐったさの向こう側にある快感で全身を浸してゆ
く。麻友歌の体はかっと燃え、噴出す汗で冷却する暇もないほど熱くなっている。ほど
よく柔らかな双乳の先端では、じんじんと疼きをたたえた突起が蹂躙を待つように立ち
上がっていた。
「んぼぉおううぅ!!ううぅっぐっぐひぃぃへへへへへぇぇははははぁっ!!」
どこから出たのかと思うほどの唾液を噴き出し、濁った笑い声で悶える麻友歌の痙攣
はどんどん大きくなる。そしてその間隔がどんどん短くなり―――
「いいいぃぃっぎっぎひぃぃぃはははははははあぁぁ!!ああぁっ!あっああぁふぇ
ふぇふぇふぇっぇえぇぇぇぇぇへへへへへぇぇぇぇっ!!!!」
プシャーッ!と激しい噴出音と共に広がる匂い。失禁しながら絶頂を迎えた麻友歌は
ほんの少しの間全身をがくがくと暴れさせ、
「へっ、へへっ、へぇへっ…」
鼻水、涎、涙にまみれた笑顔でくすぐり絶頂の余韻に笑い声を搾り出されながら、が
くりと全身の力を抜いた。
- 438 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:34:23 ID:vtzpVawE0
- 頭を垂れ、幸せな夢の中に落ちた麻友歌を眺めて珠枝は満足そうに笑っていた。
「お疲れ様、麻友歌ちゃん。おかげでいいデータが取れたわ。それに引き換え美由里ち
ゃんの方は……」
くすぐりに耐えかねてとっくに気絶していた美由里は、目を覚ます気配もない。
「ぜんぜんダメねえ。まるで最初の頃の一美みたい。ねえ、そう思うでしょ?」
「あう…うう…」
弱めの刺激で麻友歌の理性がじりじりと溶かされている間も強い刺激を受けていた一
美は、体を痙攣させながら微かなうなり声を上げるのみだった。
「これで同じ立場の友達が増えたわね。三人そろって頭の芯までほぐしてあげる。ふ
ふふ…。それにしても、麻友歌ちゃんは最初からいい反応してるわねえ。美由里ちゃ
んはもっと我慢するってことを覚えさせないと。まあそれはさておき、と」
そう言いながら珠枝がコンソールを操作すると、3人の下半身を散々なぶりつくし
たボトムスクイーズの側面から無数の細いマジックハンドが伸びてきた。ボトムスク
イーズは下半身を責め抜くマシンだが、インターバルの時間に下半身を休ませるため
のサブシステムとして上半身をくすぐる装置も内蔵されている。もっとも、本来は美
しく敏感で淫らな足を育てるためのシステムなので、上半身責めは余技に過ぎない。
麻友歌たちの服の中に無造作に侵入したマジックハンドは、あまり丁寧ではないが
スピーディーな動きでくすぐり始めた。
「あっ…!ああんっ!はふっ、ふふうっううぅっきゃああぁっははははぁっ!?」
失神していた美由里は腋に触れられた途端びくんと体を跳ねせて目を覚まし、しば
しぶるぶると震えた後、くすぐったさを知覚して再び大声を出し始める。
「……っ!!…あっ、ああぁっ!!!…んっくぅっ!?」
すでに三度絶頂を迎えている一美は体力を消耗しつくしているのか、声にならない
悲鳴を上げながら腰をよじり、顔を苦悶の表情にゆがめる。
「はぁううぅっ!うぅっうっううぅぅんんん…!んっひぃ、ふぅうぅっくくくくぅ…!」
残り2人より幾分やさしくお腹を撫でられた麻友歌は、それだけで感じているのか
気持ちよさそうに悶え始めていた。
しばらくの間、上半身をくすぐられながらの休憩を取り、それが済んだら再び本格的
な責めを行う。三人が本当に休める時間はまだまだ来ないようだ。
そして夕刻。
「………………………………………………」
「……あっ………あぁっ……………………」
「………ひぃ…ひい……ひぃ……ひぃ……」
丸裸にされた3人の少女が、生気を感じさせない瞳で虚空を眺めながら横たわってい
た。くすぐったくて、苦しくて、頭がおかしくなりそうな時間だったというのに、終わ
ってみるとそれはなんと甘美な時間だったことか。
余韻に浸る今でさえこれほど幸せだというのに、このマッサージをもう一度受けたら
どうなってしまうのだろうか。美由里はもやのかかった頭の中でそんな事を考えていた。
一美は、珠枝の命じるままに仲のよい友達を連れてきたことを、後悔するべきなのか
どうか分からなくなっていた。こんなに苦しいことに友達を巻き込んでしまった自分は
悪い子なのか、こんなに気持ちいいことに友達を誘った自分はいい子なのか。しかしす
ぐにその思考も薄れてしまう。どのみち一美は珠枝に逆らえないし、この快楽にも抗え
ないからだ。
麻友歌は、今度来るとき誰を連れてこようか迷っていた。友達でもいいし、家族でも
いい、誰かを連れてきたらまたこれをしてあげる、そう珠枝に言われた麻友歌に、新し
い犠牲者を物色する以外の選択肢はなかった。
- 439 : ◆AjN2xCq7C6:2010/02/17(水) 23:36:48 ID:vtzpVawE0
- このスレに投下するの5ヶ月ぶりとか、ちょっとご無沙汰しすぎかね。
とりあえず、いつもどおりの変なマシーンです。
- 440 :くすぐり好きの名無しさん:2010/02/18(木) 08:34:23 ID:/SygF.7M0
- おお、いつもと変わらずすばらしい出来です。
ぬるぬるはいい、実にいい。
しかし、変なマシーンとかいったら、
そもそも、くすぐりに使うという時点で(ry
- 441 :くすぐり好きの名無しさん:2010/02/18(木) 10:25:34 ID:H.zTEV2Uo
- なんだ神か
- 442 :くすぐり好きの名無しさん:2010/02/19(金) 03:34:16 ID:JLThxFy60
- 珠枝さんに復讐だな
- 443 :あき:2010/03/06(土) 18:23:13 ID:mH0FvdNoO
- >>8
凄い…
思わず感じてしまいました。
- 444 :あき:2010/03/06(土) 18:26:02 ID:mH0FvdNoO
- 購入希望…
- 445 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 446 :くすぐり好きの名無しさん:2010/03/14(日) 22:27:55 ID:/M6nxdcE0
- くすぐりオンラインゲーム
以前スレにあったくすぐり体感ゲーム機Cocyo専用のゲーム。
キャラクターエディットはかわいいものが多く、脇の下や脇腹等が露出する服装がほとんど。
基本オンラインRPGだけど、敵の攻撃が全てくすぐりになっている。
戦闘不能になると自力で動けなくなり、助けが来るか、復活の呪文を言い終わるまで
モンスターにくすぐられっぱなしになる。
町にはくすぐり酒場があり、くすぐりに興味がある人間ならだれでも入れる。
くすぐったり、くすぐってもらったり、様々なくすぐりイベントに参加できる。
プレイヤー同士のくすぐりや戦闘行為も認められているので、
ゲーム初心者がいきなり攻撃されて戦闘不能になり、死ぬほどくすぐられるという事が多々ある。
しかし、多くのプレイヤーはくすぐりが目的のためか、むしろ喜ばれているようだ。
- 447 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 448 :くすぐり好きの名無しさん:2010/03/31(水) 17:41:15 ID:bZLQkY9c0
- >>446
本当にあったらいいなぁ…まさに夢のゲームですな
自分もちょっと考えてみました
くすぐり体感カプセル式ゲーム(形式はゲーセンにあるガンダムのコックピットっぽいやつ)
1プレイ500円
このゲームはプレイヤーに感覚がリアルに伝わり、
触れているものの感触、くすぐられた時のくすぐったさなども感じることができる。
また、カプセル内は防音仕様なので音漏れも無く、遠慮せず好きなだけ笑うことができる。
途中までのデータはメモリーカード(別売り)に保存でき、いつでも続きからプレイ可能。
安全装置によって笑い死ぬ人が出ないように制御されているので安心してプレイできるが、
失神するケースはよくあるので十分気を引き締めた方がいいだろう。
1、モード選択
①ストーリーモード
樹海編・砂浜編・学園編・奴隷編・洞窟編など、数多くのストーリーが用意されており、
ストーリーによって様々なモンスター娘が登場する。プレイヤーの行動やスコアなどで
ストーリーは複雑に分岐するのでオールクリアするのは至難の業。
プレイヤーは基本剣や魔法で戦い敵や罠は全てくすぐりで攻撃してくるが、
くすぐり系装備を装備すればこちらもくすぐりで攻撃できる。
沢山のステージをクリアすることで上級者向けの隠しステージが出現するが、
難易度が高過ぎてこれまでクリアできた者は数えるほどしかいないらしい。
②シチュエーションモード
純粋にシチュエーションを楽しみたい人向け。
まず何万通りものパーツから自分好みのキャラを製作し、
自分がくすぐる側かくすぐられる側かを選択する。
その後ステージ・道具・相手の人数・状況などを細かく設定し後はお楽しみである。
くすぐられる側の場合、くすぐったさのレベルも設定できる。
ベリーソフト・ソフト・ノーマル・ハード・ベリーハードの5段階から選べるが、
①のストーリーモードを沢山クリアしてあるデータだと更に、
スーパーハード・ヘル(地獄)ハード・ダイ(死)ハードの3段階が選べるようになる。
- 449 :くすぐり好きの名無しさん:2010/04/01(木) 03:08:12 ID:vU/W6Y56o
- 3人の女子高生がゲームセンターに来ていた
美枝「…もうなんで私がくすぐりゲームなんてやらなきゃダメなんですかぁ?」
友子「美枝に人権はない」
友美「逆らうなら…」
美枝「ひぃぃ…やりますやります」
美枝はとある部活に所属していた。おっとりとした性格と可愛らしい容姿から、いじられキャラとして認識されていた。
さらにくすぐりに弱い事がバレてからは、逆らったらくすぐるという脅しで余計にいじられている。
友美「>>448ってゲーム面白そうね…」
- 450 :くすぐり好きの名無しさん:2010/04/01(木) 03:35:53 ID:5dTsQvZ6o
- というわけで美枝は一人で>>448をやることになった。
美枝「このフワフワに座るのかな?あ、ここに500円入れるのかな?」
機械「うはwwwこんにちはw」
美枝「こんにちは?」
機械「女子高生ktkr!拘束しまーすww」
美枝「ひゃあ」
美枝の座っていたフワフワのソファからマジックハンドが出てきて美枝の手首足首を拘束した。
機械「あとこれつけますねww」
美枝「な、なんですか?あん首が…」
機械「こっから電気信号がうんたらかんたらでゲーム内のくすぐったさが…」
美枝「わかんないです」
機械「次はフタしますねw」
美枝「フタ?きゃっ!」
美枝の体は頭を残してフワフワソファと同じ素材で包まれた。
機械「はい、完成w」
美枝「ひぃ」
機械「ストーリーモードにしますよね?」
美枝「は、はい…」
機械「難易度は?」
美枝「一番簡単なヤツで…!?あひゃひゃひゃ!?」
と美枝が言った途端美枝を包んだフワフワな物体は、モニュモニュと美枝の体を揉みしだくように動き始めた
美枝「あはははは!?なんなのこれ!?」
機械「イージー選択者への処置です。まあ練習みたいなもんです。ちなみにベリーハードって言うか、1時間したら終わります」
美枝「ベ、ベリーハード!」
機械「はいベリーハードですね」
美枝「はぁはぁ…え!?ちょ…」
機械「奴隷編、樹海編、洞窟編、学園編、砂浜編。どれがいいですか?」
美枝「え?…一番簡単な奴で」
機械「では奴隷編行ってみよー!暗くなりまーす!」
ついにゲームが始まった!
美枝 おっとり系17才
奴隷編 ベリーハード
- 451 :くすぐり好きの名無しさん:2010/04/01(木) 03:52:13 ID:aCy04Nkco
- 画面にはみずぼらしい格好の女の子が、汚れた洞穴の中の布団の上にポツンと立っていた…
美枝「あれが私?」
機械「イエス!」
女の子「あーあ…お父さんはゲマにメラゾーマで焼かれて…私は奴隷にされて…でもお母さんを探すために頑張って生きなきゃ」
機械「テラ健気wwあっ動かせますよ」
美枝「ど、どうやって?」
機械「念じて」
美枝「本当だ…どこに行ったらいいんでしょう?」
機械「人の話聞くのがゲームの鉄則だろjkww」
美枝は周りの奴隷の話を聞いていった。どうやらここの奴隷はみんな女性で、全員ここに来たばかりで何をされるかは全くわからないらしい。
美枝「きっとくすぐられてひどい目に会うんだろうな…」
しかし、他の奴隷の話を聞いているうちに話しかけてはいけない人物に話しかけてしまった…
女「あなた ちょっと なまいきね こらしめてあげるわ」
美枝「え!?え!?」
女がそういうと戦闘画面に切り替わった。女の子が3人の女と対峙していた。
機械「あ、テイルズみたいな感じの戦闘なんで、ぼーっとしてたら攻撃かれますよww」
美枝「ど、どうしたらいいのかな!?」
機械「さぁw」
美枝「えぇ!?」
- 452 :くすぐり好きの名無しさん:2010/04/02(金) 02:38:33 ID:KgdlbBvE0
- 機械がいい性格してるwww
- 453 :くすぐり好きの名無しさん:2010/04/02(金) 03:15:35 ID:T6396Y26o
- 美枝「あははははは!く、くすぐったいぃ!」
機械「そういうゲームすからw」
美枝の操作する女の子はあっというまに3人の女に押さえ付けられ、くすぐりの刑にかけられてしまった。
美枝「ひひひ、本当に、指でくすぐられてるみたい!きゃははははひ」
機械「すごいっしょ?これがこの機械のうんたらかんたら…」
画面の女の子は脇や脇腹、お腹や胸などを指先でコチョコチョとくすぐられているが、美枝の体にもまたそれと同じ刺激が伝わっているのだ。
美枝「あひひひひひ、い、いつおわるんですかぁ!?」
機械「さぁ?w」
美枝「そ、そんなひどい!あはははははは…」
機械「まあ多分これ強制負けイベントなんでw終わったらイベント進みますよwww」
美枝「あひゃひゃひゃひゃ…」
- 454 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 455 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/04(火) 18:27:16 ID:TbYHkVHc0
- くすぐり寸止め自転車
くすぐり奴隷の調教や、拷問に用いられるマシン。
くすぐりマジックハンドがついたエアロバイク。
とても単純なプログラムしかなく、
乗った人間の腰、手、足の部分を拘束した後、
人間がこいでいる間はサドルに仕込まれた電気マッサージ器の振動で敏感な所を刺激し、
こいでいないときは全身くすぐり責め。
のパターンしかない。
エクスタシーに達する瞬間、人間の体はしばらくの間硬直するため、
その時に振動は止まって、代わりにくすぐり責めが行われる。
結果的にエクスタシーには達せず、寸止めくすぐり地獄となる。
またエクスタシーに達しても、今度は達した直後の敏感な体にくすぐり責めが加わるので、
くすぐり地獄には変わりない。
15分以上のくすぐり責めを我慢すれば拘束は解けるが、乗った人間にその事は知らされない。
拘束された人間が気絶し、15分間こげなくなる事で解放される場合がほとんどである。
- 456 :くすぐりん:2010/05/18(火) 06:06:24 ID:mu3tcNT20
- これってぜんぶ同じ人?
- 457 :くすぐりん:2010/05/18(火) 06:08:18 ID:mu3tcNT20
- 俺も書くぜ!
くすぐりロボ
この機械は一生ひとをくすぐりまくる。死ぬまでずっと
- 458 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/21(金) 01:00:37 ID:jum1/aRs0
- 借金少女 くすぐり返済計画
「ええっと、本当にこれでいいのね?」
「ええ。モニターさんがいるのといないのとじゃ大違いなんですよ」
ある研究施設の中で二人の女の子が話し合っていた。
一人目の女の子は河井桜子。少し茶髪気味のロングヘアをポニーテールにまとめている。
すらりとのびた健康的な手足と、バランスよく引き締まった体のスポーツガール。
今年、大学に受かったばかりの新人女子大生。
もう一人は浅山凪。ぼさぼさの短い髪に、瓶底の眼鏡。よれよれの白衣を着ているが、
よくよく見れば可愛らしい顔つきの小柄な女性。いかにも研究一筋といった感じである。
悪く言えばオタクだが。
見た目からはとても推測できないが、とある研究所の優秀な研究員である。
ちぐはぐな二人の関係性は、簡単に言うと「債権者」と「債務者」である。説明すると
河井桜子はひょんな事から浅山凪の所有する実験装置を壊してしまい、莫大な金額の借金
を作ってしまった。(額にして、およそ1千万円である。)
無論、大学生がはらえる額ではなく、浅山凪はその弁償の代わりに、桜子を自身の製品
のモニターとして雇ったのである。
説明終了。
そして今、桜子は凪の製品のモニター、要するに実験体となるところである。
彼女は上下ともにお揃いの、薄い水色のスポーツブラとショーツという下着で、凪の製品
の前に素足で立っていた。
その製品というのは、高さ50cm。幅は80cm、奥行きは1m程度の白い台の様なもの
で、手前には昇る為の階段であろうか。段差が一段と、その横に変な形の装置がついて
いた。パッと見では、本当にただの台にしか見えない。
「ではまず、このマシーンの使い方を説明しますね。
まず、この段の所に膝立ちして、足を両端につけてください」
桜子は言われた通り、階段のところに膝立ちして、両端の角に膝をつける。
段の端だけは柔らかい素材で、桜子は膝から下を端にきちんとくっつける。
「あの、足首から先がはみ出るんですけど」
「それはそのままでいいですよ。足はそのまま、手は前についてくださいね。
じゃあ、下半身をロックしまーす。よいしょっと」
凪は段差の横についていたアタッチメントを回転させる。
アタッチメントは蝶つがいでつながっていて、段差にすっぽりと収まってしまった。
当然桜子の足、具体的には太もものあたりから足首まで、も取り込まれて見えなくな
ってしまう。
桜子の太ももの半分から先が白い台に埋まって、足の裏が台から生えている様にも
見える。凪はそのままアタッチメントを動かない様にロックし、そのまま前の穴に手
を入れる様うながしてきた。
桜子が前に手を出すと、遠目では見えなかった穴が二つあるのが分かった。
桜子は怪しんだが、足を固定されている以上言いなりになるしかかない。
両手をそれぞれ穴にいれ、白い台の上で四つん這いになった。
- 459 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/21(金) 01:37:08 ID:1gRztCts0
- 借金少女の続き期待age
- 460 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/21(金) 01:58:22 ID:jum1/aRs0
- 「では、動けないよう固定しちゃいますね」
凪が台の横で何やら操作をすると、膝やふくらはぎの周囲の柔らかい部分、両手の
入っている穴の中が膨らんできて、桜子の両手両足を固定してしまった。
抜こうと試みる桜子だったが、案の定抜ける訳もない。
「ちょっと、これなんなの?」
「このマシンはですね、ちょっと強力なマッサージをするマシンなんですよ。
でもでも、みなさんには刺激が強いのか、すぐ逃げちゃうのでその対策です」
桜子はそれを聞いて暴れるが、マシンはびくともしない。
文字通り、まな板の上の鯉だった。
「気に入ってくれると思いますよ。ふふっ。メニュー開始しますから、
楽しんでくださいね」
凪はとても楽しそうにスイッチを押す。
ゔいいいいいいい……
低音の駆動音と共に、桜子の左右にマジックハンドがいくつも出現し、
うねうねと動作を確認する様に怪しい動きを繰り返す。
(マッサージって……何をされるんだろう。セクハラとか?)
桜子の不安は恐怖に変わりつつあったが、マジックハンドが体に触れるとそれらは
全て消し飛んだ。
「ぎゃっはははははははっはははははははははははは!!!」
ちょっとどころではない強力なくすぐりマッサージが開始されたのである。
出現したマジックハンドは桜子の体の側面を重点的にくすぐるようで、
半開きの腋の下、腋の下から脇腹にかけてのあばらの浮き出るところ、脇腹、
腰のサイドにまとわりついてくすぐる。
「いかがですか? 体の側面を徹底的にマッサージするコースなんですけど、痛いとかそういう
のないですか?」
「ひあっはははははー!! とめひぇっ! くしゅぐったひぃぃぃー!!」
「うーん、ちゃんとモニターしてくれませんと、罰として足裏マッサージもやっちゃいますよ」
「ひひっひっ! まひぇっ! わきのひぃたっ、とっわきゔぁあがくひゅぐったひひっ!」
桜子は別に体のサイドが弱点という訳でもなかったのだが、くすぐりが強力すぎて
笑いを押さえる事ができず、言葉もうまく出て来ない。
「全然分かりませんよ……。足裏と、ついでですから背中も追加しちゃいますね」
凪はまたボタンを押す。足の裏の様子は桜子からは見えないが、横から手が出現して
足の裏を優しいタッチで撫で回し始める。
左右からは追加でくすぐったそうな羽根のついたアームが何本か背中に伸び、
肩の後ろの肩甲骨の筋や背骨の筋をなぞる様にしてくすぐる。
- 461 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/21(金) 03:20:47 ID:jum1/aRs0
- 「きひひひひっひひひひぃいいいいいい!!!」
足の裏と背中の筋への羽根くすぐりははっきり言ってかなりきつい。
足の裏は時折爪を使って引っ掻く様にくすぐり、背中の羽根も背筋に沿うだけでなく、
腰の周囲や、うなじまでもこしょこしょとくすぐる。
桜子の笑い声も先ほどよりずっと大きくなり、ほとんど息を吸う暇もない。
「さて、どうですか? ちゃんと言ってくれます?」
桜子が到底話せない状態にも関わらず、凪は真面目にモニターとしての意見を求めてくる。
生真面目だからなのだろうが、もしかしてサディストなのかも、とも思えてくる。
「ちゃんと言ってくれないと分かりませんよ?」
「むりっひぃいいいいいいいい!!!」
くすぐったさをこらえようと、唯一自由な首を思いっきり左右に振りつつ、
精一杯の言葉をひねり出す桜子。
しかし、凪にはどうも必死になっている事が分からなかったらしい。
さらにむっつりした顔になって
「真面目にやってください! もう、なんで笑ってばかりいるんですか!」
「はっ?」
理解不能な事を言った。
「もういいですよっ! 真面目にやるようになるまで、一番強いマッサージにしますからね!」
ポチポチポチッと明らかにいくつものスイッチを押す音がした。
そして……
ゔぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
チョキンッ! チョキンッ!
機械の駆動音が大きくなり、さらに凪本人の手によって桜子の体を守る最後の砦、
スポーツブラとショーツが切り取られ、桜子の形のいい二つの乳房と、女の子に取って
もっとも恥ずかしいところが空気にさらされてしまった。
「ひぃぃっ! おねぎゃはああっ! らめへへへぇ!!」
さらに追加でアームが伸びる。胸のすぐ下辺りからはお椀型の部品がついたアームと、
筆を持ったマジックハンドが伸びてくる。
お椀型のアームは重力の影響を受けて少し垂れている桜子の胸に吸い付いて、
乳首や乳房全体を内蔵の刷毛でくすぐる。
筆を持ったマジックハンドは当然、桜子のおなかやおへそをなぞり、一部は
鎖骨の方へ伸びてやはりくすぐったい刺激を与える。
「ひゃぎひひひひひっはあああっ!」
さらに、むき出しになったお尻はマジックハンドが優しく表面を撫で、
手つかずだった内股や、お尻と太ももの境界も筆を持つマジックハンドがこちょこちょと
くすぐりまわす。
「ひひひひいいぃぃぃぃぃぃ!!! 」
桜子からは見えないが、決して見られたくないところも筆が襲いかかっていた。
刺激のせいで勃起してしまった陰核や、恥ずかしいところの周囲をなぞって、
絶え間なく刺激を与える。
「んんっ! はははははははははははあぁぁぁぁ!」
そうして、様々な道具が桜子のほぼ全身をくすぐりまわす。
さらに十分が経過。
「あっひゃひゃひゃひゃひゃははははははは!!」
既に全身は汗にまみれ、下を向いて笑い続けていたせいで、口からはよだれがこぼれて、
台に水たまりを作り、唯一動くせいで首を思いっきり振り回したが故に、その飛沫があちこちに
飛び散っている。
乳首や陰核は刺激され続けてはいるものの、刺激が弱く、ほぼ全身を絶え間なく襲う
くすぐったさのせいで微妙なもどかしさが続いている。
ほぼ全身へのくすぐりは一向に弱る気配がなく、桜子の一番くすぐったい所は偶然にも
くすぐられていなかったが、桜子から笑い声と体力ををしぼれるだけしぼり取っている。
さらに5分後。
「ひひひひひっ! はっひゃあっははははははは……」
元々運動をしていたおかげでかなりの体力を有していた桜子にも、とうとう限界がきた。
ほぼ全身への絶え間ないくすぐりの嵐の中、
桜子は自分の意識と体に襲いかかるくすぐったさが、遠のいてゆくのを感じた。
- 462 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/21(金) 03:52:12 ID:jum1/aRs0
- 「う、ううーん、ん?」
その次に桜子が目を覚ますと、そこはまださっきの研究室で、
さっきの製品のすぐ近くのベッドだった。
「ああ、ようやく起きてくださいましたか」
「ひゃっ!?」
凪はすぐ近くでずっと看病していたようで、すぐ隣で声をかけてきた。
一瞬驚いて距離を取ってしまうが、状況を少し飲み込む事ができた。
くすぐりマシーンで徹底的にくすぐられた後、運ばれたようだった。
「さっきはパンツとブラジャーをきっちゃってすいませんでした。
でも驚きましたよ……ううん、気絶するくらいマッサージがきつかったなら
そう言ってくれれば良かったのに」
「うん?」
やはり、どこかおかしかった。何かかけているような、発言だ。
「うん、そうか」
桜子はふと、ある事を思いつき、凪をベッドの上にくるように言う。
まだ格好は全裸だったが、特に気にしなかった。
「ええと、浅山さん。ちょっと白衣を脱いで万歳してくれませんか?」
「? わかりました。はい」
万歳をさせ、凪の腋の下に手を入れて、くすぐってみる。
「あの? なぜ腋の下マッサージを?」
「…………」
今度は、シャツをめくって脇腹をくすぐってみる。
「まっさーじですか?」
足の裏、背中、おへそ、等々あちこちをくすぐってみたが、やはり彼女は笑わなかった。
不感症なのかと業を煮やしてさっきのマシーンに拘束し、
レベルマックスでくすぐってみたところ。
「はあ……はあ……だめですよう。気持ちいいよう……」
喘ぎ声は出す一方で、決して笑わなかった。
「ええっと、くすぐったくなったらさ……笑うよね?」
「? くすぐったさって、マッサージで皮膚が何かこう、
ムズムズするというかそんな感じですよね」
「うん、そうそう」
「それで笑うもんなんですか?」
特異体質と、いうべきなのだろうか。
浅山凪はくすぐったいと感じても、それで笑うことはなぜか決してなかったという。
「……変な子」
「どこがです? あ、借金はまだまだありますので」
こうして、極普通の借金少女桜子の借金返済計画は、波乱だらけで始まるのでした。
(完)
- 463 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/22(土) 02:41:08 ID:DXqcBw1.0
- 初めてSSを投下させていただきましたが、
変な設定を入れてしまい煮え切らない感じになってしまいました。
Bパート、手込めにする場合を書かせていただきます。
「では、両手も固定させてもらいますねー」
凪がリモコンを取り出してスイッチを入れると、両手を入れた穴の内壁が膨らむ。
両腕は、穴に入っている二の腕の辺りからしっかりと固定されて足と同様に動かせなくなって
しまった。
「ちょっとっ、これ本当にマッサージマシンなの?」
「ええ。全身を四つん這いの姿勢で固定し、激しいくすぐりマッサージをするマシンですよ。
奴隷調教とかに使われる結構ハードな奴ですけど、安全性は保証されてますので」
奴隷と聞いて桜子はもしやと思い、凪の方を向いた。
凪はとても嬉しそうに、うっとりとした様子で拘束された桜子を見つめて、こう言った。
「ああ、もちろん、一千万の装置とかモニターとして雇うとかいうのは全部嘘ですよっ。
個人的にくすぐり奴隷さんが欲しくって、口実としてそう言っただけなんです。
引っかかってくれてありがとうございますね。大切にしてあげますから……」
凪はそこで含みを持たせる為にひと呼吸置き、
「早く私好みのかわいいくすぐり奴隷さんになってくださいね。スイッチオン☆」
とても可愛らしい笑みで残忍な宣告を下した。
- 464 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/23(日) 17:20:25 ID:v.ek8QgE0
- 手篭めエンドワッフルワッフル。
- 465 :くすぐり好きの名無しさん:2010/05/26(水) 02:12:21 ID:jRg2HfYc0
- ヴィィィィ……
マシーンの横からいくつものマジックハンドが出てくる。普通の手のような物もあれば、
フワフワとした羽根がついたようなものや、指がかなり細くなったものも見える。
彼女からは見えないが、足の裏、背中にもマジックハンドはちゃんと群がっている。
しかし、それらのマジックハンドは出てきたきり動きを止め、桜子をくすぐろうとはしない。
「…………?」
「ふふふっ。全身をくすぐる前に、どこをどうくすぐられるのか感じてもらおうと思いまして。
まずは目隠ししてっと」
凪は桜子の顔にアイマスクをつけ、すぐに離れていってしまう。視界を奪われたせいで、
皮膚感覚への意識がより強くなったように感じる。
周りのくすぐりハンドがいつ責めてくるのか分からないので怖さも増す。
「怖がらなくても大丈夫ですよ。私がどこをくすぐるのか教えてあげますから。
まずは、ここをくすぐってあげますね」
凪は桜子の腋の下に手を入れ、つんつんと皮膚をつつく。その刺激もくすぐったいが、
桜子は次にどういう風にくすぐられるのかを想像してしまい、身震いする。
「腋の下こちょこちょ開始っ」
今度は固い指が腋の下の皮膚を引っ掻く様にくすぐってきた。無論機械の指だ。
「やはあっ! こころのじゅふっ、はははははははっ!!」
腋の下のくぼみの下を重点的にコリコリとくすぐりながら、胸の付け根のあたりにも
少し進出してくる。
1分後。
「あははははははっ……はあっ、ふぁあっ?」
「同じところを1分間くすぐって、それから10秒休ませてあげます。
それからまた別の場所を1分間……。ふふっ、これをしばらく続けてあげますね。
次はここをいきましょう。つつぃーっと」
「せなかぁっ!?」
「あたりー。背中コチョコチョ開始」
羽根が背骨に沿ってすうーっと上下に運動する。吹き出しはしないが、背筋がぞくぞくするような
くすぐったさを感じてしまう。思わず背筋をそらしそうになるが、腕も足も固定されているので
くすぐったさをそらす事ができず、かわりに首をぶんぶんと振ってもだえる。
「1分たったから、背中おしまい」
「ふうっ……はっ……」
「次は足の裏をこんな風にこしごししてあげよう」
「せめてもちょっとやすまっ……ひいいい」
「またかわいく笑ってくださいね」
今度の足の裏はそれまでより強烈だった。先端からローションのような液体を分泌する機能の、
ブラシのような物で両方の足の裏をごしごしと強くこすられるのだから当然だろう。
「ぎゃははははははははっ!! これまじでやばっははははははは!!」
さらに1分して休憩時間になる。
くすぐられ始めてからまだ3分しか立っていないにも関わらず、桜子の息は既に上がっていた。
「次は脇腹をくすぐりましょうか? もみもみする感じで」
「んううっ、ダメぇぇ」
「奴隷さんに拒否権なんてないですよ。くすぐり開始っ」
脇腹は柔らかい手でもみもみと丁寧にもみほぐされる様なくすぐりと、表面をさわさわと
撫でられるくすぐりが交互に行われる。
「ひゃはははっ!! ぐひいぃぃぃっ! ひうっ!」
「なるほど、変化をつけたくすぐりは苦手みたいですねー」
さらにまた1分が経過し、10秒の休憩。
「次はもう一回背中くすぐりですよ」
「いやーっ!」
さらに1分後はまた足の裏と、くすぐる箇所をランダムに変えられて桜子はくすぐられてしまう。
目隠しをしているせいでどこをくすぐられるのか直前まで分からず、刺激に慣れる事もできない。
- 466 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/03(木) 23:31:06 ID:z5nqI73w0
- そんな風に体のあちこちをまんべんなくくすぐられ、30回目のくすぐり(背中)が終わった時。
「ひい……ああ……はあっ、ああ」
「どうです? 30回もくすぐってるんですからそろそろ刺激に慣れてきたんじゃないですか?」
桜子はもちろんくすぐりに慣れる訳もなく、気力と体力をすっかりそがれてしまっていて、
返事をするのもつらい状態だった。
「そんな……の、無理……」
「じゃあ、どこが一番くすぐったかったですか? そこを重点的に慣れさせてあげますから」
言ってくださいな。と凪が促す。
もちろん、一番くすぐったいところをくすぐるから言え。なんて言われて答えられる訳がなく、
桜子はだんまりを決め込むしかない。
「分かりませんか? じゃあ、これから私が一カ所ずつくすぐっていきますから、
くすぐったい所だったら頷いてください。違ったら首を振ってください。いいですね?」
腋の下、背中、おなか、脇腹、足の裏と順番にくすぐってゆく凪。
くすぐられたくない桜子はどこをくすぐられても首を横に振るしかない。
「うーん、どこもくすぐったくないですか? そんな訳ないですよね」
(なんでもいい、なんでもいいから早く、終わらせて!)
桜子はもうすっかり抵抗する意思を失い、終わらせてもらう事しか考えられなくなっていた。
「あっ、そういえばまだくすぐってないところがありましたね。
なるほど、ここが弱点だったんですねっ」
桜子の頭には?マークが浮かんでいたが、下半身に異変を感じ、すぐに!マークに変わる。
下半身に纏っていた唯一の布のパンツを引きずりおろされ、
恥ずかしいところを空気に撫でられた。
「まっ、待って……! そんなとこだめっ!」
「そんなとこってどこです? ちゃんと名前を言って説明してくれませんと」
「うっ……そんなっ」
場所が場所だけに名前を言うのははばかられる。
しかし、言わなければそこをくすぐられてしまう。
「そっ……そこは」
「残念。時間切れでーす! こしょこしょこしょこしょ〜」
女の子の恥ずかしい部分をフワフワした感触のものがうごめいて
陰核から、割れ目の周囲、さらには蟻の門渡りから尻の割れ目までの敏感なところを、上下になで上げる。
「ひひっ! いやははっ……! くすぐっ……んにゃあっ!」
桜子はくすぐったさだけでなく、ある種の気持ちよさも感じてしまう。
「はああっ……ひうっ」
次第に声の中に甘さが混じってきた。
- 467 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/04(金) 23:47:22 ID:C621i33Q0
- 「くっ……ああんっ! あううっ! くひぃぃぃ!」
「おやおや? 笑い声が聞こえなくなってきましたね。慣れてきましたか?」
確かに笑い声はほとんど甘い声に変わっていたが、それは桜子がくすぐりに慣れてきたのではなく、
羽根の愛撫に感じてしまっている事が原因だろう。
(ああっ、きもちいい……きっ、きちゃうよう)
「慣れたみたいなので休ませてあげますね」
しかし、凪は桜子の心情を知って知らずか、羽根のくすぐり愛撫をやめてしまった。
桜子が絶頂にいきそうなギリギリのタイミングでである。
「やっ……やだあっ。 やめないでよぉ!」
「どうしてです? くすぐったいのに慣れたからやめたんじゃないですか」
「なっ、慣れてない! 慣れてないから続けてよっ!」
おあずけをくらった桜子は必死に続きを求めてしまう。
普通はできないような恥ずかしいお願いなのだが、くすぐりに慣れていないフリという事が
そのハードルを下げてしまっている。
「じゃーもっかいいきますよ。こちょこちょこちょ……」
「あははっ! ああっ! いいっ、いいよぉっ!」
しかし、またしてもイク寸前でくすぐりは止まってしまう。
「!!? え? ちょっとぉっ?」
「笑い声が出なくなったので、なれたって事でしょう? まだ慣れてないの?」
「そんな事ないっ! つっ、続けてよっ!」
「続きって……こちょこちょされたいんですか?」
「そっ……そうだよっ……こちょこちょされたいのっ!」
ランダムくすぐり攻撃とじらし責め。その効果は大きく、
桜子は拒否していたはずの事さえ認めてしまった。
「ふふふっ、そうですかー。じゃあ特別にサービスしてあげましょう」
- 468 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/06(日) 02:44:50 ID:qDleVtgo0
- 「ま……待って。そんなのいいから」
「ポチポチポチポチ……。スペシャルサービス起動っと」
もう桜子にとって嫌な結果しか生まない凪の行動。桜子は全身をこわばらせる。
そして……
「いやあぁぁっはっはっはっはっはっはぁー!!! ああああっ! くひぃいいいひゃはははっ!!」
「いかがです? 全部いっぺんにくすぐられるとまた違ったくすぐったさでしょう?」
桜子の予想通り、凪はくすぐってきた。しかも、全てのくすぐりハンドを使った全身くすぐり。
耐えようと思って耐えられる物ではない。
「さっき続けてほしがってたところも一緒にくすぐってますから。存分にどうぞ」
桜子の股を往復している羽根の刺激は全身への強烈なくすぐったさのせいで増幅され、
桜子の性感をどんどん高めてゆく。
「ああああああっ! ああー!! いやぁ! ああっ! ひぃぃぃぃぃぃっ!」
桜子の体が硬直し、ぴくぴくと痙攣する。かなり深い絶頂のようで、痙攣はしばらく続く。
「んっ! くひふっ! いやぁはははははははっ! はあぁぁぁあん!」
しかしながらその間も、その後もくすぐりハンドが容赦なくくすぐってくるので桜子は余韻に浸る
間もなく笑い続ける。絶頂直後では全身は敏感なのでそのくすぐったさも否応無しに高まる。
「ひいいいっ! いひゃひゃひゃひゃははははははは!!」
「ほほぉ、ずいぶんと気に入ってくれたみたいですね、このサービス。
ふふふっ、しばらくこのままにしといてあげましょう」
凪はそう言うと、研究室の入り口のドアを開け、閉めてしまった。
「まひぇぇえっ、おいへひゃひゃひゃひゃ!」
置いてかないでと言うつもりだったが、くすぐったさのせいでうまく話せない。
桜子は、自分が機械にくすぐられている状態で、放置されてしまった事を認識した。
というのは桜子の思い込みであり、凪はドアの開閉をしただけで部屋をでてはいない。
(ふふふっ、焦ってる焦ってる)
放置プレイで桜子を完全に追い込む為に、凪が演技しただけだった。
「おねがひひひひ! たひゅけひぇぇぇ!!」
放置されたと思い込んでいる桜子は必死で助けを求める。
くすぐりと快楽責めの中に取り残された恐怖が強かったのか、
桜子はものの数分で屈服してしまった。
「凪っひさまぁぁああっ! たふゅへひひひひひひ!!」
(堕ちた堕ちた。結構早かったかも)
凪は足音をたてない様にゆっくりと桜子の正面に移動する。
移動して、桜子の視界をずっと奪っていたアイマスクをしゅるんと取り外した。
「あっ! あああっ! あっ!」
「たすけにけてあげたよー」
凪はのほほんと声をかけた。
視覚を取り戻した桜子の目には凪の姿が写る。助けを求めた人間が、すぐ目の前にいる。
その状況を生み出した張本人であるにも関わらず、今の桜子には、
凪が天使か何かに見えた。
- 469 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/06(日) 03:04:53 ID:qDleVtgo0
- 「よしよし、怖かった? ごめんねー。いまくすぐりは止めてあげるから」
凪は桜子の頭を撫でて、さながらペットのように話しかける。
そしてくすぐりマシンのスイッチを切った。
「はあっ、あっ、ふうう……」
ようやくくすぐりの責めから解放された桜子は呼吸を整え、安堵し、凪を見る。
その目には敵意もなく、子供が親に甘えるような、そんな目になっていた。
「ふふふっ、桜子ちゃん、泣いてたらかわいい顔が台無しだね。笑顔にしてあげよう。
こちょこちょこちょっ」
凪は桜子の脇腹をくすぐる。くすぐりハンドのようなくすぐりではなく、
愛撫のような、とろける様に気持ちいいくすぐりだった。
「んんんんっ、くしゅぐったい」
「私のくすぐり奴隷になる? なるって約束してくれたら気持ちよくしてあげるよ」
「はい……なりますう……。なるから気持ちよくしてくださぃぃ」
「そっかそっか。よろしくねかわいい桜子ちゃん」
こうして、桜子は凪のくすぐり奴隷となったのでした。
(完)
- 470 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/06(日) 16:47:31 ID:oDo5coGoC
- 激GJ
快楽責めとくすぐりを交えたシチュは大好きです
- 471 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/10(木) 20:04:10 ID:IaO69WU20
- キタ
- 472 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:35:03 ID:LuVaC0jw0
- 新製品テスト:非拘束服従装置を用いた調教の話
「きゃはははははははは!!あははぁっ!!やめっ、やめっひぃぇぇっへへへぇ!!」
薄暗い部屋の中、いくつものスポットライトを当てられた小さな台の上で女がひたす
ら苦しげに笑い声を上げていた。首にチョーカーを巻いている以外素っ裸で、両手を頭
の後ろで組み、秘部を見せ付けるように膝を開いてしゃがみこんだ女の名前は美貴子。
小学生の息子が一人いる母親だ。
「あはっはぁっははははあぁぁ〜〜っ!!」
笑い声は途切れることが無い。
美貴子の立っている台は壁際に設置された高さ50センチほどのもので、一辺150
センチほどの正方形をしている。そして美貴子の背後にある壁にはいくつもの穴が開き、
そこから伸びてきたマジックハンドが無防備に晒された美貴子の裸身を這い回り、好き
なだけくすぐっていた。これが先ほどから続く笑い声の原因であった。
大きさと重みを存分に主張する胸の付け根を指先が撫で、充血してとがった乳首を羽
がこすっていく。筆はへその窪みをほじくり、ふさふさの毛で覆われた手袋、と表現す
べきマジックハンドはむっちりとしたふとももを優しくやさしーくさすり、甘い痺れと
むずがゆさを走らせる。先端の手そのものが激しく振動するマジックハンドが標的とし
たのは柔らかく実った尻の肉だ。無造作につかむように、あるいは揉み解すように、か
と思えばびりびりと振動する指先をすばやく動かして、人間の手では不可能なくすぐっ
たさを与えていた。
しかし奇妙なことに、美貴子の体には一切の拘束がなされていなかった。その気にな
ればくすぐりから逃れることも、体を隠すことも、この部屋を出て行くことも可能であ
るはずなのに、彼女にその様子は全く無く、ただ顔を真っ赤にして震えるばかりである。
秘密は美貴子が首につけているチョーカーにあった。ペット用の首輪を意味するカラー
というコードネームがつけられたこのチョーカーはMT社の表に出せない試作品で、一
種の洗脳装置と言っていい。カラーには着けられた人間の神経に割り込み強制的に肉体
を支配するだけでなく、与えられた命令を脳で理解し、それを本人の意思に関係なく実
行させるという機能がある。つまりカラーをつけられた人間はその時点で、命令権を設
定された人間に逆らうことのできない操り人形にされてしまうのである。
しかし出力や射程距離、持続性、着用者にかかる負担などまだまだ改良点は多く、そ
のための実験台として選ばれたのが美貴子であった。
発端は満員電車の中。出勤途中だった美貴子は不意に首に何かを巻きつけられた。ひゃっ、
と声を上げそうになるも電車の中であったため美貴子はどうにか声を押し込めたが、彼
女の運命はそこで決まっていた。耳元で「そのままおとなしくしてください」と女の声
で囁かれた後、美貴子の体はもう彼女のものではなくなっていた。
チョーカーを着けたであろう女の言うまま電車を降り、後を付いて歩き、車に乗せら
れて挙句この有様である。
「あああぁ〜〜〜っ!あっ!あぁっ!ひぃぃ〜〜〜!!!」
そして当の美貴子は、肉付きの良い体をくすぐったさにぶるぶると震わせ甲高い悲鳴
を上げながら、この状況から逃れようと必死に踏ん張っていた。
だが―――
(何で……何で動けないの…!)
- 473 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:35:48 ID:LuVaC0jw0
- ほんの1〜2センチ尻を上下に揺するだけで、美貴子の体はそれ以上動かない。自分
の体が自分以外の意思に支配されている、それはあまりに恐ろしい事態であった。しか
し絶え間ないくすぐったさに晒される美貴子に恐怖を感じる余地は無く、とにかくこの
状況から逃れたいという思考のみに頭の中を占拠される。
だが、美貴子の思考を強制的に周辺の状況に向けさせる出来事が起こった。
パシャッ、パシャパシャッ!
閃光と共にシャッター音が響く。
「やぁっ…撮ら…なひっひひぃいでぇぇ!!」
くすぐったさと息苦しさに加え、無理矢理同じ姿勢を維持させられくすぐりから逃れ
ようとする本能的な動きを抑え込む筋肉の痛み、それらが混ざり合って混濁していた意
識が、今この姿を撮影されている事を知覚し現実に引き戻される。
恥ずかしい、くすぐったい、恥ずかしい、くすぐったい、恥ずかしい、くすぐったい―――
「やめ…やめひぃぇぇ〜〜っ!ひっひひひぃぃああっはははははがはぁっ!?はへぇっ!
はっははぁっははは〜〜っ!!」
腋から腰まで、体のサイドをなぞる指先が動きを強めますます笑い声は強くなる。呼
吸困難でむせるギリギリを責めるようにマジックハンドは的確に動いていた。美貴子が
ゆがんだ顔をさらに引き攣らせ、体を痙攣させながら目の前が暗くなっていくのを自覚
した瞬間マジックハンドはいっせいに動きを止めた。
「あはははぁっ!!はははっはぁっはははぁぁっ…は、ひぃっ…ひぃっひひひぃぃ…」
くすぐりが止まっても笑い声はすぐには止まらない。ゴールテープを切ったマラソン
選手がいきなり止まらずしばらく走るように、美貴子の全身を駆け巡るくすぐったさも
残り火となってじわじわと甘く熟れた肉を焦がし、断続的に美貴子の体を震わす。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
2分ほど経過してようやく落ち着いたのか、美貴子の笑い声は止まり少しだけ荒い普
通の呼吸になる。だが、この休息の時間はさらなる恥辱への前段階に過ぎない。
『落ち着いたようですね。それでは正面を良く見てください』
唐突に、スピーカーから女の声が聞こえてくる。この声はここに来る前電車の中で聞
いた声と、そしてこの部屋に連れて来られた後で美貴子に指示を出したのと同じものだ。
すなわち、美貴子に対し絶対の命令権を有する声である。
言われるがまま美貴子は正面を見据えるが、涙でにじんだ視界ではそこに何があるの
かはっきりは分からなかった。すると美貴子の背後から伸びてきたマジックハンドが乾
いたタオルで目元を拭い、視界が幾分良好になる。再度正面を見た美貴子は、そこに大
きなビデオカメラが設置されていることに気が付いた。テレビ局で使われるような立派
なカメラは、美貴子の目線より少し低い位置にレンズを構えている。カメラの少し向こ
うには深緑色のモニターが据え付けられていた。
「ああああ、だめ、だめぇ!こんな格好見ないで!映さないでぇぇ!!」
必死で股間を、胸を隠そうと美貴子はあがくが、勿論彼女の体は恥ずかしい部分をレ
ンズの前に晒したままだ。肌を赤く染め、このまま死んでしまいたいほどの羞恥心に悶
える美貴子。そんな彼女の様子を一切無視して、冷酷なアナウンスは続く。
- 474 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:36:23 ID:LuVaC0jw0
- 『これから正面のモニターに表示されるメッセージを、大きな声で、にこやかに、ゆっ
くりと読んでください。それから、モニター上で赤い光が点滅したらおしっこをして下
さい。それが出来れば今日は終了とします』
それを聞いて一瞬、これで終われる、と安堵した美貴子だがすぐに気がついてしまっ
た。自分はこれからカメラの前で、いったい何をやらされるのか、ということに。
(おしっこって、そんなまさか……!)
肉体が自分の意思どおりに動かない。それを嫌に成る程思い知らされた美貴子は、こ
れから訪れる恥辱に身を震わせる。だというのに、その表情はどこかひきつった笑顔と
なっていた。そして排尿の指示に気をとられた彼女は気づいていない。これからカメラ
の前で、何をしゃべらされるのかということに。
ほどなくして、モニターに文章が表示された。
〈私の名前は美貴子と申します。以前からくすぐりに興味があり、また被虐願望があっ
た私は、この度こちらのスレイブトレーダー様のご厚意でくすぐり奴隷にしていただき
ました〉
(え……?なに、これ……)
あっけに取られる美貴子。しかし彼女の口はその遺志を無視して、機械的に言葉をつ
むぎ始める。
「私の名前は美貴子と申します。以前からくすぐりに興味があり、また被虐願望があっ
た私は、この度こちらのスレイブトレーダー様のご厚意でくすぐり奴隷にしていただけ
ることになりました」
(何言ってるの私!こんな格好でカメラの前で名前まで…!口が、口が勝手に喋ってる!)
引き攣った笑顔を浮かべながら恐怖におののく美貴子の前に、彼女を苛むための文章
が次々と表示され、彼女の口は命令に忠実にそれを読み上げていく。
「ただくすぐられ、弄ばれるだけの卑しい奴隷にしていただけることに、深く感謝いた
します。皆様、どうか美貴子が人間をやめくすぐり奴隷になる瞬間をじっくりご覧ください」
(いやぁぁ!奴隷!奴隷にされちゃう!誰か助けて!お願い助けてぇ!!)
恐怖に引き攣りかけたまま無理やり笑顔にされた美貴子。だがその偽りの笑顔はじきに
本物に変えられるのだ。くすぐりによって。
「ひ……!」
通常のマジックハンドの他、筆や刷毛など多様なくすぐりツールを先端につけたアーム
が美貴子の周辺を埋め尽くす。毛の束が揺れるしゃわしゃわという音や、マジックハンド
のカチャカチャという音が、美貴子の恐怖心を煽るようにわざとらしく鳴らされていた。
そして大量のアームは一度には展開せず、少しずつ、少しずつ美貴子への責めを開始して
いくのだった。
「ひぃあ…あぁっ、くぅぅんん…」
最初に感じたのはくすぐったさではなかった。シルクのような滑らかな手触りの布地で
コーティングされたマジックハンドが、弾力の衰えぬ美貴子の乳房に添えられる。内臓熱
源で人肌程度の表面温度を維持したマジックハンドが優しく撫でると、その心地よさに美
貴子は思わず甘い声を出した。
- 475 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:36:54 ID:LuVaC0jw0
- (うあぁぁ……気持ちいい…。どうして…?恥ずかしい目に遭わされて、くすぐられてただ
けなのに体が昂ぶってる…。触れられただけで感じちゃってる…!)
元来、脳内でくすぐったさを処理する部分は快楽を処理する部分と重なっている。本人
が意識をせずとも、美貴子の脳と体は性的な快楽を受けていたと感じており、通常よりも
感度が増していた。セックスの快楽としばらく遠ざかっていたことがそれに拍車をかける。
端的に言えば、今の美貴子の体は散々嬲られて情欲の火をつけられたうえで、おあずけを
食らわされたようなものなのだ。重ねて言うが、美貴子自身は己の体がそんなことになっ
ているとは気が付いていない。
「はううぅぅ……んっくくっ、くふぅっううぅっくっくっくくく…」
何本かの筆や刷毛が美貴子の身体の上を走っていく。耐え切れないほどのくすぐったさ
ではない。しかし逆に、耐え切れないほどではないだけに堪えた。弱いくすぐりは絶頂に
は届かない生ぬるい愛撫となって、美貴子の身体を苛み続ける。
それが少しばかり続けられた後、
「んひゃっ!?あぁ、そこは…!」
にちゃ、と音がして美貴子の大きく開かれた股間に何かが押し当てられる。いつの間にか、
美貴子の立っている台に縦長の穴がが開き、直径1メートルほどもある車輪が姿を現して
いた。車輪の外周は小さなイボイボからなだらかな凹凸まで様々な形状の樹脂で覆われ、
それは美貴子の秘裂の前から後ろまでを隈なく舐め尽くす様に押し付けられ、ゆっくりと
回転を始めた。
「あっああぁぁぁ……だめ、あぁっんん〜…」
たっぷりとローションをまぶされたでこぼこが秘部の上を這っていく感触に、背筋を震
わす悦びと共に艶の混じった吐息を漏らす。
(だめ、だめよっこんなのっ…!私のアソコをこりこりしたのがこすっていって…気持ち
いい、のに……もどかしくて…!)
くすぐり奴隷、という響きからてっきりくすぐられまくると思っていた美貴子だったが、
予想外の責めに混乱を禁じえなかった。
「あぁぁ……ううぅんん…!」
胸をなでていたマジックハンドが指を伸ばし、乳首を軽くつまむ。それだけで美貴子の
体は一気に昂ぶり、絶頂への階段を上ろうとする。
―――だがそこまで。甘い刺激はそれ以上強まることはなく、美貴子は情欲が満たされぬ
ことに悶えさせられた。
(お、おかしくされる……!今度は寸止めされて……ああだめ…!物足りない…!)
イカせて欲しい。その思いはどんどん大きくなる。しかし、一度それを口に出してしま
えば、何かが終わってしまう気がして、美貴子は必死で耐えた。怪しげな道具のせいでは
なく、自分の意思で淫らな懇願を、それもカメラの前でさせられては、まるで心から奴隷
になることを望んでしまっているみたいだからだ。
ぬるい責めはその後も続く。何本ものマジックハンドが足の疲れてきた美貴子を支える
ように各部に添えられ、優しくさすってきた。
「はひ…ひぃぃ〜〜〜……」
- 476 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:37:22 ID:LuVaC0jw0
- 美貴子の肌には温かく感じる程度に熱せられたマジックハンドは、お腹や背中、腕、お
尻などに添えられ、仰向けになった子猫の腹をさするように撫で回し続ける。作り物の手
なのに暖かくて気持ちがいい。カラーの効力がなければ、そのまま腰が抜けてしまっただ
ろう。ギリギリでくすぐったさに転じない弱い愛撫が延々続けられ、美貴子の理性はどろ
どろに溶かされつつあった。羞恥心よりも快楽を求める心が強まっていく。
その時である。唐突に、ぬちゃりと音を立てながら、ぬめった何かが美貴子の右腋に押
し当てられた。
「んひゃぁぁんっ!?」
美貴子はかわいらしい少女のような悲鳴を上げ、大きな胸をぶるんと揺すった。首の向
きをほとんど変えられない美貴子からは見えなかったが、彼女の腋を舐めたのはマウスユ
ニットと呼ばれる器具だった。これは人間の口を模した唇と舌から成る器具で、唇で吸い
付きキスマークをつけたり、媚薬成分を含ませた唾液代わりの潤滑液でまみれた舌を使っ
て舐め回したり出来る。
「あ、ああぁ………」
そしてそれは今、その存在をアピールするかのように美貴子の前に多数突き出されてい
た。先端に粘液滴る唇と舌が取り付けられたグロテスクなアーム。しかし美貴子には、そ
れらがひどく魅力的な存在に見えた。
(今、あれに舐められたの…?腋をちょっと舐められただけなのに、まるで背中に電気が
走ったみたいになって……くすぐったいって思ったのに気持ちよかった……あれが全部
一度に舐めてきたら……私……)
こきゅ、と唾液を飲み込む音がした。
美貴子の瞳に移るのは期待と恐怖。思考が快楽にとろけそうな中、股間を責めていた車
輪が動きを止め、美貴子の乗っている台の中に収納されていく。一瞬不満そうな顔をした
美貴子だったが、すぐにその表情には淫らな喜びが現れる。マウスユニットが1個、美貴
子の股間に近づいていったからだ。
(来る……来ちゃう…!あれが私のアソコをぺろぺろって舐めに……!)
だが美貴子の期待に反して、最初にマウスユニットが吸い付いたのは美貴子の両腋だった。
「くひぃぃ〜〜〜っ!?あひっひぃっはっははははっ!!?」
左腋の窪みを下でほじくられ、右腋はキスマークを付ける様に空気がきゅうっと吸われ
ていた。たまらず首を左右に振ってくすぐったさを紛らそうとするが、同時に生じた快楽
が美貴子を悩乱させる。腋に触れられたくすぐったさが背筋を這って尾てい骨までたどり
着き、肛門から膣口、さらには子宮にまできゅうんと痺れを走らせた。美貴子がしばらく
感じたことのなかった、もう少しで絶頂に達せる時に感じるものだった。
その時、しばらく何の音沙汰のなかったモニターに、大きく文字が表示された。
『気持ちいい』
美貴子は反射的にその言葉を復唱する。
「き、気持ちいい…!」
そうして口にした言葉。それが美貴子自身にひどく自然に染み込んでいく。怪しげな道
具の力で言わされたのではなく、本心から口にしたかのように。
ちゅぷっ、ちゅっちゅるる、ちゅっ、ちゅちゅ…
「あひぃ〜っ!?ひ、ひひひぃぃ…!」
- 477 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:37:41 ID:LuVaC0jw0
- 音を立てながらマウスユニットは美貴子の腋をなめ、吸いたてる。さらに、3機ほどが
背中に舌を這わせ始める。じらされ続けてすっかり敏感になった美貴子の体にこの責めは
とてもくすぐったく、そして心地よく感じた。
『すごく気持ちいい』
モニターには次のメッセージが現れる。
「うひひぃ…すご、くひゅうぅんっ!?きもちいいぃですぅっ…!」
(お、おかしいぃぃ…!こ、こんなこと言わされてるのに、私、気持ちいいってホントに
思ってるぅ…!あ、あっわかんないぃっ…わたし、どうなってるの…?どうなっちゃうの
ぉっ!?)
言わされているのか言っているのか、もう美貴子の脳では判断が付かなくなりつつある
ところで、待機中だった残りのマウスユニットも活動を開始する。
脇腹に吸い付き、肉を揉むようにもぎゅもぎゅと唇で甘噛みをしてくるもの。肉感たっ
ぷりの尻の肉を、舌先でちろちろと舐めてくすぐるもの。そして、固く充血して蹂躙を待
っていた乳首にしゃぶりつき、口中で先端を弄ぶもの。それらが組み合わさって、美貴子
の体を、彼女が待ち望んでいた高みへと押し上げていく。
「はひひっ、はひぃっ!?気持ちいい!きもち、いひぃっ!んひぃぃ…ひぃやぁっははは
ははぁっ!!きもちいいのぉっ!!んひゅぅっっひゅぅふぇっへへへっへっへっへぇああ
ああ〜〜!」
モニターには何個もの『気持ちいい』が表示され、美貴子はそれを忠実に読み上げてい
く。しかし、途中でその文字が表示されなくなっても、美貴子は笑い悶えながら「気持ち
いい」と叫び続けていた。
「きゃふぅ!きゃはっひゃぁははははははっ!!きもちいいいぃっ!!んひっ、ぐ
ひぃっ!!?ひもちいいれふぅぅぅっふふふふふうぇははぁぁっ!!」
汗、涎、涙、鼻水、あらゆる液体で顔面をどろどろに汚しながら美貴子は笑い狂う。
「ふんんっ!んぎっ、ぐひぃっ!?きぼぢ、いいぃぃ〜〜!!いっいひひびびぃぃっ!
んひゃっひゃひゃひゃひゃぁぁっははははぎぎぎ〜〜〜っ!!?」
長い長い我慢の後に来る絶頂は大きなものとなる。これほど苦しい焦らしは未経験だっ
た美貴子だったが、これから来る快楽が危険なほど激しいものだということは本能的に察
していた。察した上で、もうそれを拒む気は全くなかった。
そして最後に、美貴子に完全な止めをさすように、どぼどぼと蜜をこぼしながらも捨て
置かれたままだった秘唇に、作り物の熱い唇が押し当てられた。
「〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
その瞬間美貴子は目を見開き、全身の毛穴を開き毛を逆立てながらぶるっと震えた。秘
部に吸い付いた唇は舌を伸ばし、無遠慮に奥の奥まで穿り始める。
「おっ!おおおっ!!おおーーーーっ!!!!!」
- 478 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:38:01 ID:LuVaC0jw0
- 人間の口では不可能な長さまで伸びた舌は、Gスポットをごりごりとこすり、舌先で子
宮口をつんつんとつつき、膣内のあらゆる部分を味わいつくしていた。声にならない叫び
に続く獣のような声。跳ねようとする肉体を無理に押さえつけ、びくびくともがくその有
様。美貴子は今くすぐったさとともに訪れた最高の絶頂にのたうちまわっていた。
溢れる涙でぼやけきった視界の中、美貴子は赤い光が点滅するのを見た。少し前に与え
られた命令の通り、美貴子は放尿を始める。
「んふおおぉぉおおおお〜〜〜!?」
(き、も、ち、いい〜……きもちよすぎるぅ……)
至る所を舐めまわされるくすぐったさと快楽、性器から走る暴力的な悦び、溜め込んだ
尿を排泄する開放感。長い苦役を課せられていた美貴子の意識は、全身がばらばらになる
ような気持ちよさとともに暗黒の中へ落ち込んでいったのだった。
こちょ、こちょこちょこちょこちょこちょ……
さわさわさわさわさわ……
ぺちょ、ちゅちゅちゅ…ちゅるるっ…
ぐりぐりぐり!ぐりっ
「んぐひいぃぃぃっ!?」
休めると思ったのもつかの間、美貴子は全身を襲うくすぐったさに無理矢理現実に引き
戻される。
いや、実際にはしばらく気絶していたのかもしれない。何しろ先ほどまでとは様相が変
わっていたからだ。体の各部をマジックハンドに支えられているのは同じ。しかし周囲の
アームの数は倍以上に増えていた。
「あっ、ああっあひひっひっひひひぃぃっ!!」
甘い刺激を送り込んでくるマウスユニットだけではない。筆が、ブラシが、手が、性の
快楽をくすぐったさで塗りつぶさんと激しく動き回る。
だというのに―――
「ひぃ〜〜っ!ひもひぃぃっ!!いぃっひひひぃっ!きもちいいーーー!!」
くすぐったさばかりが強まっていく。そんな中、自分の体が再び絶頂に押し上げられて
いくのに美貴子は気づいた。
(くすぐったいのが、気持ちよくなってるぅっ!)
そして一旦自覚したが最後、もうこの快楽から逃れることは出来ない。
『くすぐりを快楽として受容するスイッチ』をオンにされた美貴子は、くすぐり奴隷とい
う奈落の第一歩を踏み出してしまったのだ。
「ぐひひぃぃ〜〜!?ひっひぃっひひひああああひゃひゃひゃひゃっひゃっひゃひゃはは
はぁぁぁっ!!きもちいいっ!!くひゅぐったひぃのぉっ!!ひもちいいゅいっふうっふ
ひひぇぇああああっはっはっはははははははははああぁぁぁあぁ!!!」」
失神と覚醒を繰り返しながら、ただひたすらに淫らな笑い声は続いていく。美貴子の体力
が完全に尽きて目を覚まさなくなるまで、そのプロセスは続けられたのだった。
- 479 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:38:23 ID:LuVaC0jw0
- ………………………………………………………………………
「んむっんんんーー、んふ………んふぅっんん……」
ちゅるちゅるという水っぽい音とともに、艶のある声が響く。ゆったりとした椅子に腰
掛けた全裸の美貴子を、いくつかの器具が優しくくすぐっているのだ。美貴子の口につけ
られたマウスユニットは決して疲れることなく濃厚なディープキスを続ける。口内を嬲ら
れ続けながら、全身を這い回るマジックハンドのくすぐりに美貴子は溺れていた。目の前
で美貴子のあられもない姿をカメラが撮影しているにもかかわらず、緩みきった顔を晒し
続けている
そんな美貴子の姿がモニターに大写しになった別の部屋では。
「ふぅっ!うふぅっふううんっっ!」
椅子に固定され、美貴子と同じようにマウスユニットを口に押し込まれたまだまだ幼い
少年と、その傍らに立つ女の姿があった。ぬるぬるしたものに口内を蹂躙される始めての
感覚に最初は気持ち悪さを、そして時間がたつにつれて身体の芯がぽかぽかするような、
ふわふわするような奇妙な感覚を覚えてきたこの男の子の名前は悠。美貴子の一人息子だ。
「どうかな悠君。あなたのママは人間を止めてくすぐり奴隷になっちゃったの。おかげで
ほら、あんなに幸せそうでしょう?」
「んぐふうーーーっ!」
涙をこぼしながら首をぶんぶん振り、その言葉を否定しようとする悠の様子に構わず女
はしゃべり続ける。
「それでね、悠君には選んで欲しいの。ママとおんなじ、くすぐられるのがだーいすきな
くすぐり奴隷になるのか、それともお姉さんと一緒にママをいっぱいくすぐって喜ばせて
あげるのか、どっちかをね。時間はたっぷり上げるから、よーく考えてね」
「んんふぅっ!ふふぉうーっ!!」
それだけを言うと女は部屋から出て行った。
「んふううぅーー…ふぅ、ふぅー……」
機械による強烈なディープキスでくらくらするような心地よさと息苦しさを与えられな
がら、悠は一人現実に向かい合わされる。縛られてもいないのに成すがままにされる、だ
らしない顔をした母親。ぶるぶると震え、今まで悠が知らなかった色気を撒き散らすその
裸身。
知らず知らず股間に熱を感じている悠が選んだ道とは―――
- 480 : ◆AjN2xCq7C6:2010/06/12(土) 02:41:33 ID:LuVaC0jw0
- 凪と桜子の話がエロくて素晴らしかったので負けじと頑張ってみた。
結末はみなさんの心の中ということで。
- 481 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/12(土) 09:36:02 ID:jy5nc8GUO
- >>480
エ、エロい…尻もこんな風にくすぐれるのか…GJ!
- 482 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/15(火) 00:05:26 ID:tCxM4FNU0
- >>470
>>471
>>480
ありがとうございましたです。
初投稿なのでちょっと不安でしたが、喜んでいただけて幸いです。
AjN2xCq7C6様
エロかった……っ! 強制とマウスユニットはツボでした。
私も励みに頑張ります。
- 483 :くすぐり好きの名無しさん:2010/06/29(火) 07:24:27 ID:PABEOLXE0
- Gスポ責めまでくすぐりに組み込んでしまうと言うのか
すばらしいの一言だな
- 484 :<くすぐり処刑済み>:<くすぐり処刑済み>
- <くすぐり処刑済み>
- 485 :くすぐり好きの名無しさん:2010/07/25(日) 02:17:52 ID:2HoaNlG.0
- くすぐり電池
音のエネルギーを高効率で電力に変換する装置と、くすぐりマシーンを合体させた
エネルギー発生装置。
円筒形の装置の中に女の子を入れて、万歳した体勢で拘束してふたをする。
スイッチを入れると装置の上下からくすぐりアームが出てきて女の子をくすぐり始める。
女の子が発生させる笑い声は壁面で全て電力に変換されて外へは一切漏れない。
笑い声によって発生したエネルギーの一部はくすぐり装置を動かす為のエネルギーになり、
女の子は一旦笑い出すと、永久的にくすぐられる事になる。
しかも発電効率向上のため、電力が蓄えられるとくすぐり方がどんどん激しくなってさらに多くの
笑い声が発生する事になる。
発生したエネルギーの残りは外部に電力として蓄えられる。
気絶するとくすぐりは自然に止まる。
CO2を出さない発電マシンなので、近年のエコブームに便乗して一般家庭に浸透しつつある
マシンだが、気絶できない様に再度プログラムされたものも出回っているという。
- 486 : ◆AjN2xCq7C6:2010/08/01(日) 20:22:48 ID:BAbSPFeU0
- ティックル・チャンネル①
テレビの視聴率低迷が叫ばれる中、くすぐりをテーマにした番組ティックル・チャ
ンネルは順調に視聴率を稼ぐ人気番組だ。番組には様々なコーナーがあったが、現在
一番人気があるのは視聴者参加型のくすぐりゲームであった。ゲームには何種類かあ
るが、大抵は参加した視聴者がくすぐりに耐える方向性であることが多い。見事ゲー
ムをクリアすると多額の賞金がもらえるため、くすぐられて笑い狂う姿が毎週放映さ
れていると言うのに挑戦を希望する視聴者は後を絶たなかった。ちなみに挑戦者はテ
レビ放映に耐える素材でなければならないため、若い女性が挑戦する例が多い。また、
放映されないチャレンジが存在すると言うウワサもあるが詳細は不明である。
さて、本日の挑戦者である戸川一家が挑むのは家族の絆が試される『くすぐり人形
の館』だった。これは今まで放映されたことのない、新しいゲームだった。
くすぐり人形の館〈ルール解説〉
『町外れの洋館には、人間をくすぐり人形に変えコレクションすると言う悪魔が住ん
でいた……。あなたは悪魔に捕らえられた家族を取り戻すために、この館に挑戦しな
ければならない。邪悪な悪魔を退散させるもの、それは家族の絆だ!挑戦者は館にデ
ィスプレイされたくすぐり人形の中から自分の家族を見つけ出し、どんな姿になろう
と家族の絆は断ち切れないことを示さなければならない。もし家族全員を助けること
が出来れば悪魔は退散し、挑戦者は家族を取り戻すだけでなく悪魔の蓄えたお宝も手
に入れることが出来るのだ。さあ、今宵この館に迷い込んだ哀れな家族は無事に脱出
できるのか?それとも悪魔の罠に落ち未来永劫くすぐられ続けるくすぐり人形にされ
てしまうのか?全ては挑戦者次第だ!』
水着姿でバンザイした何人もの少女が拘束され一斉にくすぐられる姿にかぶせて、
おどろおどろしい真っ赤な書き文字が表示されている。続いて挑戦者の紹介映像に移る。
『そして今回悪魔の餌食となるのはこの家族だ!』
母親:久美(くみ) 39歳
髪はショートの黒髪。ふっくらというよりむっちりとした体つきの美人で、服の上か
らでも実にさわり心地のよさそうな身体をしている。くすぐりが苦手なため子供達と
共に特訓したが、相変わらずくすぐられるのは苦手なまま。
長女:奈央佳(なおか) 15歳
高校1年生。軽く脱色させた髪は首が隠れる程度の長さで、毛先を軽くカールさせて
いる。食生活には気を使っており、きゅっと引き締まった体型は結構自慢出来る。平
均サイズの胸をくすぐられるのが苦手だが、胸以外の場所もそんなに耐えられるわけ
ではない。
長男:恵人(けいと) 12歳
中学1年生。本日のチャレンジャー。女ばかりの家の中で少し肩身が狭い、思春期の
少年。果たして悪魔の手から家族を取り戻せるのか?
次女:星理奈(せりな) 10歳
小学4年生。ツーテールに髪をくくった元気少女。どこをくすぐられるのも苦手だが、
足の裏は特に弱い。むしろ特訓のためにくすぐる方が好きだった。今回最年少のくす
ぐり人形は果たしてくすぐりに耐えられるのか?
- 487 : ◆AjN2xCq7C6:2010/08/01(日) 20:23:15 ID:BAbSPFeU0
- 今回は男である恵人がゲームの挑戦者に、残り3人はくすぐり人形役として参加する
ことがスタッフから伝えられている。久美達がスタッフに連れられ部屋を出て行き、1
人取り残された恵人は用意された衣装に着替えてから出番を待っていた。しばらくする
と、小悪魔のような衣装を身につけた女性スタッフが控え室を訪れる。
「そろそろ時間です。覚悟はよろしいですか〜?」
「はい、大丈夫です」
恵人は丁寧に受け答えする。ちなみにこの女性スタッフは、特別アトラクション『く
すぐり人形の館』が設置されたテーマパーク、くすぐりアイランドの職員であって正確
にはテレビ局の関係者ではない。ティックル・チャンネルはMT社、くすぐりアイラン
ドなどの全面協力のもとに成り立っており、CMもそっち系の物が多い。
「それじゃあお姉さんに付いてきてね〜」
先導するスタッフに従い、恵人は長い通路を歩き始めた。しばらくして、2人は重厚
なデザインの扉の前にたどり着く。
「ここから先はあなた1人で行ってね。お姉さん、あなたのこと応援してるから」
「あ、ありがとうございます」
少し照れながらお礼を言った恵人は扉を開けて『館』の中に足を踏み入れる。
さあ、ゲームの始まりだ!
恵人が入った先は、いかにも洋館のエントランスといった佇まいのホールだった。赤
いカーペットが敷かれ、高級そうな家具が設置されている。ホールの左右と正面にはド
アがあり、別の部屋へと続いているらしかった。
『ようこそ挑戦者よ』
「うわっ」
唐突に男の声がホールに響き渡る。
『お前の家族は我がコレクションとなった。だが愛する家族を取り戻すためこの館に挑
んだその勇気をたたえ、奪還の機会を与えよう。ルールは簡単、各部屋に展示されたく
すぐり人形のうち、1体を選べ。お前が選んだ者はくすぐり人形の役目から解放され人
間に戻れるであろう』
(要はくすぐられている中から自分の家族を見つけろってことだよね……)
事前にされた説明を思い出しながら恵人は嘆息する。あとから編集で付け足せばいい
のにいちいちこんな会話いらないんじゃないか、と。
『さあ行くがいい挑戦者よ。思い悩み、精々私を楽しませるのだ。ふふふ……ハーッハ
ッハッハッハッハ!』
わざとらしい高笑いを残して声は聞こえなくなっていく。そして、恵人の正面にある
ドアがギギギときしみながら開いた。
(まあ、いくらなんでも自分の家族見間違えるとかないし、余裕で賞金ゲットかな)
気楽なことを考えながら恵人は奥へと進んでいった。
- 488 : ◆AjN2xCq7C6:2010/08/01(日) 20:23:41 ID:BAbSPFeU0
- 〈第1の部屋〉
恵人が入った部屋は、先ほどと同じく高級そうな家具がいくつか置かれた洋室で、正
面の壁はまるでそこに舞台かなにかがあるように真っ赤な緞帳で覆われていた。ソファ
ーとセットになったテーブルには古いタイプライターのような意匠の機械が設置されて
おり、この機械には①から⑧までの数字が書かれたボタンと、『確定』と書かれたボタ
ンが付いていた。これで決定するのだろうと恵人がこの部屋のシステムを予想している
と、先ほどとは違う女の声が室内に響いた。
『ようこそ、第一の部屋へ。ここではショーウインドーに展示されたくすぐり人形を鑑
賞することが出来ます。お持ち帰りを希望する人形があればどうぞお手元のリクエスト
ボタンでお選びください……』
それだけを放送すると、キイキイと巻き取る音を立てながら緞帳がゆっくりと上がっ
ていった。20センチほど緞帳が上がり、壁の中に巨大なガラス板が埋まっているのが
分かった。ほとんど部屋の端から端まであるこのガラスがショーウインドーなのだろう。
さらに緞帳が上がると、小さな裸足の足がいくつか見えた。おそらくはくすぐり人形役
の少女達で、大きさから言ってこの中に恵人の妹、星理奈がまじっているのは間違いな
いだろう。
そして―――
「えっ!?」
巻き上げのスピードを上げた緞帳が取り除かれていくに従って明らかになる、ショー
ウインドーの中身に恵人は絶句した。
そこには8人の、全裸の少女がいた。恵人から向かって左側にいる1から4までの数
字が書かれたシールをお腹に貼り付けられた少女達は左足を、逆側にいる5から8まで
のシールが張られた少女達は右足を高く上げたY字バランスに近い姿勢で拘束されてお
り、つるつるの一本筋を広げて恵人にアピールするかのようだった。両手は斜め上に広
げVの字を作るような形をとり、その状態で手錠をかけられている。挙げてない方の足
には足かせがはめられており、床から離す事が出来ない様になっていた。全員が大きめ
のアイマスクを付けており、目元は確認できない。そしてそんな状態で彼女達は、多数
のマジックハンドによってくすぐられていた。
「―――――ッ!!」
未発達な身体をわしゃわしゃとくすぐられ、子供達はじたばたと暴れながら叫び続け
る。ガラスが分厚いのかその声は恵人には聞こえないが、つばを飛ばし涎を流しながら
不自然なほどに笑みに歪む口元を見れば、彼女達の苦しさが分かると言うものだろう。
足を高く挙げ、最近人に見られることを恥ずかしいと思うようになった股間を晒しなが
ら、苦手な足の裏だけでなく膝の裏や内股、脇腹や腋などを緩急を付けながらくすぐら
れる、こんなくすぐりを星理奈は経験したことがなかった。
『ほ、ほ兄ひゃんっ!あらひっ、ここっ…おおぉっひひひひぃぃひゃぁ〜んっ!!ひゃ
めっ、ひゃめぇぇひゃひゃひゃぁっひゃははははははぁぁぁ!!!!!』
そんな中、星理奈は必死で兄を呼んでいた。自分の声が届いていないとも知らずに。
周囲の笑い声に埋没しまいとくすぐったさに耐えながらアピールする愛らしい姿は、ば
っちり撮影されていた。
(ど…どれ!?どの子が星理奈だ!?)
- 489 : ◆AjN2xCq7C6:2010/08/01(日) 20:24:15 ID:BAbSPFeU0
- 一方で恵人は焦っていた。目隠しくらいはされているだろうと思っていたが、秘部を
晒した全裸の少女がずらりと並べられた肌色の光景に圧倒され、自分を見失っていたの
だ。さらにこの少女達は星理奈と背格好が同じくらいで、8人のうち4人は星理奈と同
じツーテールに髪をくくっているが残り4人は髪を下ろしている。長さは、風呂上りで
髪留めを外している時の星理奈と同じくらいだと恵人は思った。また顔の上半分はアイ
マスクに覆われ、人相の判別に使えるのは鼻の穴と苦しげに歪む口しかない。
(早く…早くしなきゃ!)
焦りは恵人から冷静さを奪い、正確な判断を不可能としていた。別にこのゲームには
時間制限があるわけではないが、時間をかければかけるだけ妹が苦しむのである。家族
がくすぐられて悶えるのを楽しむようなサディストでもなければ、速やかにクリアしよ
うとするのは当然だろう。最初は肌色の乱舞に気圧された恵人だが、今はいやらしい気
持ちを頭から排除してショーウインドーにかぶりつき、その裸体を必死で観察していた。
……いやらしい気持ちが排除できたかどうかは分からない。
『ぐひゃははえぇうへひゃぁっ!?ん兄いひゃっ、早、ふひゅぅっくっくくはやくぅぅ
ぅぅくくくひひぃぃいいいんん!!!』
びくんびくんと痙攣しながら、星理奈は必死で兄の助けを求める。今アイマスクを外
せば、普段の愛らしさの面影すらないアヘ顔が見られるだろう。そんな中、恵人は顔の
造作から正解の候補を2番、5番、8番の3人まで絞っていた。3人とも髪は下ろして
いた。
(くそっ、この子達星理奈に似ててわかんないよっ!)
後は体つきで区別するしか恵人には思いつかなかった。しかし、妹が全裸でY字バラ
ンスを取った姿を見たことがある兄などいるはずが無い。後は運を天に任せるしかない
のか?と恵人が思ったところで、太いコードの繋がった電極を持ったマジックハンドが
少女達の足元から姿を見せた。
(これは…?)
訝しげにそれを見つめる恵人の前で、マジックハンドは粘着ジェルの塗られた丸い電
極を2つ、少女達のおへその斜め下に貼り付けた。そして全員に張り終わったところで、
「―――っ!?」
少女達の腰がビクンと跳ねる。
『ふぅぅおおぉっおおぉぉっ!?』
甘い刺激を与えるよう開発された、『快癒パルス発生器』から送り込まれるパルス電
流が少女達の下腹部を無理矢理収縮させ、さらに弛緩させる。従来のものと違って子供
でも気持ちよくなれるこの電流刺激のおかげで、星理奈たち8人は初めて味わう下半身
がとろけるような快楽にあえいでいた。
『うひゃあぁぁ!?これ、らめっこれあああっひひひひぃぃぃんんんっ!!』
電流が流れるたびにお腹の奥がきゅっと締め付けられ、続いて脱力する際には体の中
の疲労や苦しさが吐き出されるような錯覚を味わう。その感覚はすぐに排泄欲求へと繋
がっていった。
『はひ、はひぃっはぁっはははひゃひゃひゃひゃふぅぅっくくひひひえええぇぇ〜〜!!』
- 490 : ◆AjN2xCq7C6:2010/08/01(日) 20:24:53 ID:BAbSPFeU0
- 8人の幼い少女達は、舌を突き出し背をそらせながら次々とおしっこを出し始める。
びくん、びくんと腰が震えるたびに黄金色の軌道は前後に波打ちながら恵人の眼前のガ
ラスを濡らしていく。くすぐられながら気持ちよくおしっこをする、その感覚がまだ未
成熟な身体を満たし、少女達は年に見合わぬ色っぽい表情で異色の悦びに溺れていた。
そしてその光景に恵人はしばし我を忘れていた。それも当然だろう。いくら年下とは
言え異性のあられもない姿、それもとびきりすごいのを間近で見せ付けられて、恵人の
男の部分が興奮しないわけは無かった。
「………あっ」
だが、怪我の功名と言うべきだろうか。少女にとって最も見られたくない排泄現場、
その放出の中心である一本筋を凝視していた恵人は、8番の少女の右足の付け根近くに
ほくろをがあるのを発見した。
あれはいつのことだったろうか。お兄ちゃんあたらしい水着だよ〜、かわいいでしょ
〜、とフリルのあしらわれた水着を着た星理奈がまとわり付いてきたことがあった。そ
の時大また開きで床に座り込んだ星理奈の右足の股に近いところにほくろがあったのを、
恵人は思い出していた。
(そうだ、ほくろだ!あのほくろなら星理奈って分かるはず!)
念のため他の女の子達の股間を再度確認する。……ほくろは見当たらない。
「分かったぞっ!8番だ!」
そう言って恵人はテーブルに急ぐ。そして迷わず8番のボタンを押し込むと、確認を
取るための女の声がアナウンスされる。
『その人形でよろしいですか?』
「これでいいよっ」
押し込まれる『確定』ボタン。
「………………」
緊張した面持ちでショーウインドーを見つめる恵人。その視線の先で、8番の少女に
まとわりついていたマジックハンドが床や壁の中に引っ込んでいく。そしてショーウイ
ンドーの中の壁や床ごとエレベーターのように下部へスライドして行き、星理奈と思し
き少女の姿は見えなくなっていった。
(正解…?正解だよねっ!)
自信はあったが、それでも恵人は不安だった。だが正解を知らせる効果音は聞こえて
来ず、その代わりに、
『お求めになった商品の確認は、全ての部屋を回った後に行うことが出来ます…』
というアナウンスが聞こえてくる。
(他のゲームも終えた後じゃないと正解かどうか分からないのかよ…!)
相も変わらずくすぐられ続け、すでに泡を吹いている少女すらいるショーウインドー
はそのままに次の部屋へと続く扉がわざとらしいくらいギイギイと音を立てながら開い
ていく。
おそらくくすぐりを止めてもらえるのは自分が選んだ少女だけなのだろう、というこ
とに気づいた恵人はひどく不安になった。もし、間違えていたらどうなるのか。星理奈
は兄を信じて解放を待ちながらいつまでもくすぐられ続けるのかもしれない。それでも
恵人には次の部屋に進む以外の選択肢は許されていなかった。助けなくてはいけない家
族は、まだ2人残っているのだから。
- 491 : ◆AjN2xCq7C6:2010/08/01(日) 20:26:46 ID:BAbSPFeU0
- とりあえずここまで。続きは気長にお待ちください。
- 492 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/01(日) 22:43:07 ID:/9erPJMYC
- 超GJ。良作の予感
続きに期待です
- 493 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/01(日) 23:04:38 ID:aTR/62Ks0
- くすぐりバトルランナーですね。
- 494 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/05(木) 18:36:17 ID:LZSaGJWkC
- 年下の幼女の痴態にすら興奮して我を忘れかけてる恵人君は来るべき女子高生の痴態を見て正気でいられるのか!?続きが気になります
- 495 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/10(火) 23:55:37 ID:B3Y8klNg0
- 既に名作よ。
- 496 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/25(水) 12:27:58 ID:qJQEMNasO
- 実は羽が一番やばい
- 497 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/25(水) 12:28:43 ID:qJQEMNasO
- いややっぱり筆だ
- 498 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/25(水) 12:29:36 ID:qJQEMNasO
- ソフトタッチはたまらん
- 499 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/27(金) 14:57:08 ID:Gg0F0.BgO
- GJ
- 500 :くすぐり好きの名無しさん:2010/08/27(金) 14:57:57 ID:Gg0F0.BgO
- 終了。
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