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【ミ】『黄金番外地』- 1 :『黄金町へようこそ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』:2012/02/07(火) 18:16:48
- ※アテンション・プリーズ。このフィクションはミッションです。
あらゆる物語はロマンスなので、登場するPC名、NPC名、
及び供与者名や組織名、名もない誰かが現実のそれらとは
一切関係がないなどと誰に断ずる権利があるでしょう。
尚、本スレッドにて描写される黄金町はいささか誇張されていることを
あたし認めちゃう。実際の黄金町の人々は共産圏の労働者のように
幸福で、暴力沙汰も少なく、病気の子どもなんていなかった。
- 2 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/07(火) 18:18:22
-
――――ダレでもイイから
とにかく
お ッ 死 ね ッ !!
- 3 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/10(金) 19:44:14
- 【スタンド】
触れたものに『撃鉄』を設置する能力。
『撃鉄』の設置された部位を用いて
『本気』の攻撃をする事で『撃鉄』は起こされ
その一撃の威力を『数倍』に引き上げる。
だが『撃鉄』を用いた攻撃を『空振り』した場合
設置された『撃鉄』は『暴発』する。
『メキシカン・スタンドオフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A
(ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/61)
【外見】
白人女性。髪の色はクリーム色に近いブロンド。
黒のレザージャケットにスキニーデニム、スカート、パンクなブーツ。
赤ブチのブリッジレスの眼鏡を掛け、頭の上にはサングラス。
【持ち物】
ケータイ、財布、キーケース等の一般的な物以外には。
予備のサングラスと眼鏡が入ったメガネケース。
- 4 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/10(金) 21:23:08
- 【スタンド】
『仮面』と『大鋏』のヴィジョン。
装着した本体に肉食獣じみた速度を与え、『視た』ものを『絞首刑』に処す。
『ハンギング・ガーデン』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/63
【外見】
ゴワゴワと逆立った黒髪。
右袖にデタラメなツギハギの入った黒のロンT一枚に、
ベルトの装飾が各所に施されたグレーのデニム。
【持ち物】
無し
- 5 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/10(金) 21:53:55
- >>3-4(曾部、ウィルマ)
プルルルル ルルルル
《ただいまぁ 6番線よりぃ、普通列車、○○行が発車します》
アテンション・プリーズ。君たちは今、駅のホームに居る。
黄金町主幹駅、その名も黄金駅。捻りがない? かもね。
早々だが君たちは電車に乗ってこの町を出るところだ。
とっととここから出ていくつもりになったのか、ちょっと遠出したくなったのか。
そこのあたりこっちには窺い知れないし、特に気にしない。
ザワ ザワザワ
ザワザワ ザワ ザワザワザワ
君たちの現在地は『8番線ホーム』。
新幹線のホームを除けば一番端にあるホームとなる。
時間帯は午後。昼も少し過ぎた頃合いで、周囲にも人がちらほら居る。
当たり前のことだから書くまでもないが、みな電車待ちのようだ。
お互いの視界にお互いの姿は入っている。
見えちゃいるが、見も知らない相手だ。話しかけるかどうかは君たち次第。
- 6 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/10(金) 22:08:37
- >>5
「スンスンスーン〜♪」
鼻歌混じりにケータイ(スマートフォン)を弄りながら電車を待っている。
これから隣町にある評判のうどん屋へランチしに行くのだ。
秋田美人のようにモッチリ、真っ白な小麦粉の塊が
野性味を感じさせるがそれでいて下品でない黄金色に輝く汁に
濃厚に絡む様を想像したらそりゃあ鼻歌も出るってもんだ。
「ムッ」
『曽部』の姿が視界に入った。
「随分ロックな格好してんなー」と思いながら眺めている。
- 7 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/10(金) 22:09:21
- >>5
「まったくデタラメだよ」
日差しだけなら暖かくも見える昼過ぎの陽気だが、そんなものお構い無しに気温は低い。
季節外れも甚だしい格好に反して、一切寒さに堪えた風も無く呟く。
視線は上へ。ホームの屋根か、あるいは空か。
「町にやってきて真っ先に『右腕』をズタズタにしちまって、
早速町を出ようってんだから、ヘヘッ!デタラメだよなあァ?」
眠たげな垂れ目でニヤつく男、『曽部 研吾(ソベ ケンゴ)』は、
周囲の客に目をくれることなく、一人伸び伸びと続けた。
「デタラメってのはつまりよ、何だって起こるってことだよ!」
- 8 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/10(金) 23:01:51
- >>6(アルマ)
男はロックな格好をしつつ、一人で叫んでいる。
暦の上では春だからね。頭の中が暖かい人種が増えてもおかしくはない。
>>5(曾部)
ここのホームに屋根は備え付けられていない。
降りかかる雪でもあれば寒さに凍える羽目になるだろう。
実に残念なことに今日は雪が降っていない。本当に残念だと思うね。
>>all
《3番線に電車がまいります……
白線の内側まで下がってお待ちください……》
《2番線に電車が……》
さて、君たちの居る地点がホームが並んだ列でも一番端に当たるというのは述べた。
端ということは、もう一つ端があるということだ。
『2番線ホーム』。特に視界を遮るモノもないので、向こうまで君たちはよく見通せる。
ざっと10数人の乗客が電車を待っている。
客層も統一感がない。目立って多いのは老人と学生だ。
車持ってないほどガキか、運転できないほど老いさらばえているか、という感じ。
ついでにひとつ、目を惹く人間が居る。
ブレザーを着た女子高生。どういうワケだか『ゴルフバッグ』を背負っている。
ドスン
ジ ジーッ
女子高生はそれをその場に置いた。
バッグの口を開くと、中から何か取り出している。
シャ ラァンッ
冴え冴えと白く光り輝く何かが、抜き出された。
- 9 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/10(金) 23:13:58
- >>8
「アラ」
ゴルフバッグから何か抜き出す『女子高生』。
”受験戦争の犠牲者、女子高生刃物殺傷事件”と言った所か。
何にせよここで暴れられて電車が止まってランチを食べ損ねるのは避けたいし、
こんな陽気な日に自分を含めた民衆が危険に晒されるのも穏やかじゃない。
カッ カッ
「ええと、そこの人。何か起きましたけどどうします?
私はせっかくだし行こうかなーと思うんですけどォ」
その容貌に似つかわしくない物腰柔らかい口調。
危険と理解しつつも歩みと好奇心は止まらない。
ゴルフバッグから何か取り出した女子高生の方にゆっくりと近づきます。
- 10 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/10(金) 23:15:11
- >>9(ウィルマ)
女子高生の現在地は『二番線ホーム』
- 11 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/10(金) 23:16:45
- >>9
失礼。
最後の一行を『ホームから眺める』に変更で。
- 12 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/10(金) 23:37:42
- >>8
『女子高生』と『何か』が視界に入る。
その『何か』。
遠目故に自信は無いが、どうにも物騒なものに見えなくも、ない、気が――
「そりゃァこういうことだって、あるよなァ!」
声量はあくまで独り言の範疇内、『ブツブツ』と言った風ではあるが、
明らかに独り言には似つかないテンションで、『はしゃいで』いる。
- 13 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/10(金) 23:46:44
- >>9(ウィルマ)
話しかけたが男ははしゃいでるだけだ。
君が尋ねても返事もしない。
>>12(曾部)
君がはしゃいでいると話しかけられた気がした。
無視するかどうかは君の自由だ。
(GMレスを待たずにPC同士でのやり取りも許可する。
ただし、何レスも重ねるようなやり取りは出来ない。)
>>all
女子高生が取り出したのは日本刀だ。
二振り抜き出すと、改めてバッグを背負い直している。
ス
そして、他の電車待ちの人間に近づく。
ズバ バ バッ
まずは一人。男子学生が真っ向から唐竹割りに。
ドバッ
バスンッ
返す刀でもう一人、そしてまた一人。
老人だから動きが鈍いんだろうか。まるで気に留めないように無造作に斬り殺されている。
ズバッ ズバッ ズバッ
ズバッ ズバッ ズバッ
特に何の異常もなく、ただ人が死んでいく。
周囲の見ている誰も気にしてない。
- 14 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/10(金) 23:58:47
- >>13
>>12
「だろォ?何かあるって、何でもあるって言ったろォ?」
『白人女性』に話し掛けられ、見当違いな返答で応じる。
返事自体は半ば片手間で、あくまでその目は『向かいのホーム』に釘付けになっているからだ。
その、釘付けになった目に、女子高生の『凶行』が映る。
「そりゃあ、おいおい!そりゃあ!
なんだよなんだよ! おほッ!まだ行くの!?
へ、へへッ!ヘヘヘヘヘッ!」
ブルブルと小刻みに震え、後、弾かれた様に『ウィルマ』に向き直る。
「決まりだな!決まってたな!俺ァ、『行く』ぜ!」
言うや否や、ホームの『階段』目掛け駆ける。
アナウンス通りならホームに電車が来ちまって、続きが見れやしないからだ。
- 15 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/11(土) 00:04:27
- >>13>>14
「ヒッ」
「『サムライソード』…。
女子高生と日本刀の取り合わせ程美しいモノはないと思いますが、
こんな簡単に人を殺すなんてッ!!」
充分逃げられる距離だし、ケーサツを呼んでトンズラってのも
考えたけれど口の中はすっかりウドンだ!私はウドンだ!
それに一応、『正義感』も持ち合わせてるつもりだし
「あっ、ちょっと待ってくださいよー!!」
嬉々とした表情で駈け出した『曽部』の後を
反射的に、何も考えずに追いかける。
- 16 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/11(土) 00:15:53
- >>14-15(ALL)
ズ ダ ダ ダ
ダ ダ ダ ッ!!
君たち二人は階段へと駆け出した。
凶行が行われているってのに、周囲には反応がなかった。
階段を駆け上っても同じだ。
メールに熱中している学生。スマホを弄っているリーマン。
どいつもこいつも日常を過ごしている。
あまりに無反応に過ぎる感もあるが、ここは『黄金町』だ。
さして奇妙な光景でもないのかもね。
『2番線ホーム』までの直線距離は『70メートル』はあったように見える。
階段を駆け上がって降りれば、更に距離は伸びる。
すぐさま駆けつけるのは難しそうだ。もうちょっとギアを上げてもいいかも。
- 17 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/11(土) 00:24:17
- >>16
「ウーンっ、
一体何が起きてるんでしょうかねェ。
ンもー訳がわからなくてプリプリしちゃいそうですよッ!」
カツ カツ カツ
カッカッカッカッ!!
階段を駆け上がりながら『曽部』の背中に
語りかける。
「あ、申し遅れました!こんな時にアレだし
個人的にもどうでもいいと思うのですが、私『ウィルマ』と申します。
ええと――『サメ』みたいな人!ちょっとペースをあげましょう!」
曽部の背中を追う!もうちょっとギアを上げる!
- 18 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/11(土) 00:24:45
- >>16
「連中アレかァ?節穴かァ?勿体ねェッ!」
電車の走行音が聞こえてくるようならいよいよヤバイ。
見逃すどころか取り逃す。
そしてこの曽部、我慢の利く人格じゃあ、無いッ
「待てねェよ!
先行ってっから、取っといてやっから!
ちょっと先、行くぜ――!」
ゾンッ
『仮面』を発現ッ!
与えられる獣じみた速度でもって一直線、走るッ!
- 19 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/11(土) 00:26:55
- >>17
「ソッ!ベッ!だァ!『ソベケンゴ』!
『ギア』っつーんなら、ヘヘッ!『とっくに』だッ!」
疾走しながら背後に言葉を投げつける!
- 20 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/11(土) 00:33:24
- >>17(ウィルマ)
カツ カツ カツ
カッカッカッカッ!!
君は男に話しかけたが無視された。
走れ走れ。
>>18(曾部)
ゾンッ
ドッヒャアア――z___ッ
君はスタンドを発現して、獣の速度を得た。
走る走る。だけど、何の障害もないコースの上ってわけでもない。
それなりに人が居るので一直線に駆け抜けるのは難儀だ。
《2番線に列車が到着いたしました――》
アナウンスが聞こえる。
- 21 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/11(土) 00:37:33
- >>19-20
「『ソベさん』ですねェーエェェエッ!?
速ッ!そんなに早く走れるなら電車に乗る必要なんてないでしょッ!」
「すいませんッ!」
「ちょっと通ります!!」
最短ルートで急ぐ!駆ける!飛ぶ!
- 22 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/11(土) 00:45:48
- >>20
「ッたくよォ!邪魔だッてんだ!」
避ける速度も獣並!人の間を縫うように抜け、少しでも早く。
ここまで来て『間に合いませんでした』なんてガッカリた、多分この曽部、『我慢ならねェ』。
>>21
ウィルマから見えることは無いが、苛立った顔を一変させ、笑顔に。
「そっかァ〜!そうだよ!
間に合わなかったらよ!ほら、電車追っかけようぜ!なあ!」
頭の中身も獣並!
- 23 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/11(土) 00:53:14
- >>21(ウィルマ)
君は最短ルートを選んだ。
ドガッ ドゴッ
バギイッ
移動の過程でいろんな人間とぶつかった。
スッ転んで倒れたり吹っ飛ばされたり。急ぐんだから仕方ないね。
それを無視して走る。
背後から鳴き声や悲鳴が聞こえようが気にしないだろ?
>>22(曾部)
シュ バッ
人の隙間を駆け抜けて、君は走る。
手間は手間だが君の速度は獣並みだ。大した距離じゃない。
ザ ザァ――z_ッ ザムッ
階段まで到着した。そこからは邪魔する者はない。
女の方も遅れてついてくるが、君は一足先に二番線ホームの状況を確認する。
死体が ない.。
- 24 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/11(土) 00:58:51
- >>23
「イタタタッ、すみませんすみません…」
ってちょっと待ってください。
確かに悪い事をしちゃあいるが、何も泣き喚く程じゃないだろう。
しかし一応悪いと思うので、『曽部』が無事到着した事を信じ、
足を止め背後を振り向く。
相手も『こんなひどい事』をしてる奴の顔くらい覚えておきたいだろう。
- 25 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/11(土) 01:01:02
- >>23
「ハアァ〜!?」
拍子抜け、だ!
ホームの他の連中が気付かなかったのと関係してるんだろうが、
ものの見事に綺麗さっぱりとは、落胆を隠せない。
精神のヴィジョンである『仮面』もかき消えた。
「どういう事だよ!?説明しろよ!
テメェだ、クソッ!テメェだよ!ああ、クソッ!」
八つ当たり気味に喚きながら、先ほどの『女子高生』の姿を探す。
- 26 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/11(土) 01:08:08
- >>24(ウィルマ)
君が振り返ると顔面に膝を叩き込まれた子供が泣き喚いてた。
幼児だ。泣きやませようとしている親が睨んでいる。
>>25(曾部)
君は喚きながら女子高生を探す。
死体はまったく残っていない。血糊すら、だ。
他に電車待ちをしていた客も十数人は居たハズなのに、一人も残っていない。
女子高生の姿はホームには見えない。
電車は既に停車し、乗り込む乗客を待っている。
あと数十秒で発車といったところだろう。
- 27 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/11(土) 01:13:24
- >>26
「ゴメンナサイッ!
でも今はッ!今はッ!……あー、ごめんなさい!!」
とにかく頭を下げ『女子高生』の元へ急ぐ。
- 28 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/11(土) 01:14:02
- >>26
「全員ぶった切られて、そのまんま消えちまったッつーのかよ!
やった本人も消えちまったってかァ?」
ホームにいなけりゃ車内だろうよ!
でなけりゃハラキリでもしたか?
電車内に目を走らせ、先ほどの女子高生を発見次第乗り込む。
- 29 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/11(土) 01:15:15
- >>27
「『ソベ』さん!!そっちには居ましたか!?
こっちは大変ですけれどとにかく向かいます!!」
- 30 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/11(土) 01:18:22
- >>29
「『ホーム』には居ないみてェだぜ〜ッ!
電車に乗り込んじまってたら俺は追っかけるからよォ、
上手いこと追いついてくれよな!」
- 31 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/11(土) 01:22:28
- >>27>>29(ウィルマ)
睨みつける親を無視して、君も『二番線ホーム』へ走った。
女子高生も死体も電車待ちの客もことごとくいない。
ルルルルルルル・・・・・
発着間際のベルが鳴る。
曾部は電車に駆け寄っているようだ。
>>28(曾部)
君は電車内に女子高生の姿がないか探す。
電車は二両編成のワンマンカー。把握は容易だ。
車内に乗客の姿はなく、進行方向の車両の座席に誰か座っているのが見えた。
ルルルルルルル・・・・・
発着間際のベルが鳴る。乗り込むのなら今のうちだ。
- 32 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/11(土) 01:26:07
- >>31
「ハテ…なぜ誰もいないんですかッ!
こんなに走った後に食べるウドンはサイコーだって事は間違いないですが!」
ルルルルルルル・・・・・
「ヤバイ…!『ソベ』さん!!
私も乗ります!だからちょっと『止めて』おいてください!」
全速力で電車へ向かう!間に合え!!
- 33 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/11(土) 01:35:36
- >>31
誰かって誰だ!
しかし相手はゴルフバッグを持った女子高生、そうそう見間違えようもあるまい。
「まだなんか、見せてくれんだよなァ?
続きだよ、続き!俺ァほら、途中までしか見てねェからよ――」
言って電車に乗り込む。
後ろの『ウィルマ』が間に合うか分からないが、
間に合わなければドアの隙間に足を挟んで文字通り『足止め』だ。
ドアが閉まらなければ発車もできまい。
- 34 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/11(土) 01:43:14
- >>32-33(all)
君たちは電車に乗り込んだ。
二両編成の後尾車両だ。曾部君が見た何者かは前方の車両に居る。
パラ パラリ ・・・・・
居た。あの女子高生だ。
足元にゴルフバッグを転がして、他に乗客の居ない車両を独占している。
文庫本のページをめくって、眠たげにあくびを漏らしている。
- 35 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/11(土) 03:47:19
- >>34
「ハァ…ハァ…、フニャァ〜…
申し訳ない事をいっぱいしてしまいましたァ〜。
あのお子さん顔に傷が残らなければいいんですけどもォ〜」
溜息を付く。
「でも仕方ないですよねェ。酷く自分勝手な言い分ですが、
あんな『愉快』な事が起きたんですから駆けてしまいますよ実際。
なんとなく電車に乗り込んでしまいましたが、どうしましょう…」
「ああァ〜!!どうしましょ〜〜かねェ〜…」
『曽部』の方にちらりと目線をくべ沈黙。思考。思考。
そしてハッと閃き、ゆっくりと前方車両へ歩き始める。
「あ、そうだ。『ソベ』さん。
私思うんですよ。こんな機会滅多にないんですし、
あの『女の子』とお話するというのはどうでしょうか?
きっと人を殺したのも、死体が消えたのにも何か理由があるんですよ〜」
- 36 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/11(土) 21:40:41
- >>34
「やっと、って感じだけどよ、そりゃ何だァ?おかしいだろ?」
首を傾げ、足を引きずるように腕を投げ出すように、
だらしない姿勢で『前方車両』へと足を進めて行く。
「あンだけ面白可笑しくやらかしといて、随分澄ましてンじゃねえの?
逃げるでも襲って来るでも無ェってのはよ、へへ……」
足は止めず、ずるずると前進しながら顔だけをぐるりと後方へ、
今しがた駆け込んできた『ウィルマ』へと向ける。
「な、そうだよなァ?気になるよなァ〜?」
- 37 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/12(日) 22:12:12
- >>35-36(ALL)
君たちは相談を始めた。
女子高生は気づいているか、いないか、目を向けようともしない。
>曾部
君は『前方車両』へと足を進めた。
車両と車両を繋ぐドアの向こうに、目指す相手は居る。
距離は3、4メートルといったところだ。
ついでに言うと、『車掌』が運転手席に居るのも見える。
プシュゥ――ッ
ゴトン ゴトトン ゴトンッ
ゴトンッ ガタコン ガタコン ガタコン ガタコン
電車が発車した。
- 38 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/12(日) 23:13:06
- >>37
「発車…しましたね!」
次の駅に着くまでどれくらいだろうか?
ふらりふらりと女に近づくき、刀が届かない距離で止まる
「あのーすいませぇん。ちょっとよろしいでしょうか?」
- 39 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/12(日) 23:21:31
- >>37
「なあ……おい!
一人っきゃいねェだろ、なァ!」
前方車両に乗り込み、呼びかける。
- 40 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/12(日) 23:29:16
- >>38(ウィルマ)
君は女子高生へと近づいた。
距離は3メートルだ。女子高生の居る位置はちょうどドアの横、ボックス席の隣にあたる。
君の位置はドアとドアに挟まれた、電車の通路中央というところになるね。
パラリ パラリ パラパラ
女子高生は顔を上げて君を見ている。
……と思う。なんだかボンヤリしていて、コイツ白痴なんじゃねーのかって顔だ。
本に目を落とさず、手だけでページをめくり続けている。
確か次の乗車駅までは『15分』ほどだったことを君は思い出した。
>>39(曾部)
君もまた呼びかけてみた。
やはりそちらへと顔を向けて、締まりのない表情で見ている。
ツイ
パラ パラパラ パラパラ・・・・
女子高生がほんの背表紙をつまんで、振った。
――――チリリン
薄っぺらい何かが、床に落ちる。
- 41 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/12(日) 23:37:54
- >>40
「『ソベさん』、『15分』です。
それまでにお話のケリをつけましょー」
「あのすいませェん…私別にクスリやってる訳でもないんですけれどォ、
さっきそこのゴルフバッグから『カタナ』取り出して
バッサバッサやってませんでしたっけ?」
女子高生の挙動に警戒しつつ。
- 42 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/12(日) 23:40:35
- >>40
「洒落た栞かなンかかァ?」
怪訝そうに落ちた『何か』に目を向け、同時に口の形を笑みに。
「なあ、なァ?もう『いい』よなァ?まだか?
『お話』ッての、そっちで済ませてくれねェか?
このふざけた態度、俺ァもうよ――」
へへ、と笑いを零しながら、ウィルマに告げる。
- 43 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/12(日) 23:55:50
- >>42(曾部)
君は本から落ちたモノに眼をやった。
落ちる時に、金属音を鳴らしながら落ちたそれは。
キラッ
キラッキラッ
『カミソリの刃』だ。
その時、女子高生が――――
>>41(ウィルマ)
君が話しかけようとした、次の瞬間。
ばさりと詰まんでいた本を落として、空いた手をもう一方の腕の袖口に持っていく。
――――シュバウッ
流れるような滑らかな手つきで、袖に仕込んだナイフを抜き払い。
そのままの動作で君目掛けて投げつけてきた。(パス精CCC)
- 44 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/13(月) 00:11:12
- >>43
――――シュバウッ
「――『やっと』ですか…。
いや、実を言うと話し合いで解決したら困りはしないですけれど、
ガッカリするかもなーって考えていたりしたんですよね。
あー、えーっと、なんていうんでしたっけ」
少女が放った仕込みナイフにさして驚く様子も見せず、
こういう展開を待っていたと言わんばかりに口の端をニヤリと歪め、
スッ
キイィ ンッ!!
鉄を打ち付けたかのような音。
『ソベ』や『女子高生』にスタイルを見せつるけの様に
自らの精神である『スタンド』を発現し、拳でナイフを弾く。
そしてその行動の成否に関わらず、大きく後ろに下がり
「『メキシカン・スタンドオフ』」
- 45 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/13(月) 00:14:19
- >>43
「分ッかりやすい『お話』だな!
実演か?そう『それ』!見に来たんだよ!俺も――」
投げ落とされた『カミソリ』、振り放たれた『ナイフ』、
これがそのもの『願ったり』だ。
日本刀で客を切り伏す女子高生。それを拝み楽しみに、そのためだけにここまで来たのだ。
「――多分、コイツも」
だから曽部には、『ウィルマ』を助ける理由が無い。
ただくつくつと笑みを貼り付け、『女子高生』と『ウィルマ』の双方に目を走らせるのだ。
- 46 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/13(月) 00:29:10
- >>44(ウィルマ)
スッ
キイィ ンッ!!
君はナイフを弾き飛ばした。
スタンドの像を確かに認め、女子高生は目を丸くしている。
ドズ ゥ ッ
弾き飛ばされたナイフは女子高生の対面の座席に突き刺さり、君は僅かに距離を取った。
互いの距離は4メートルほどに開いた。
- 47 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/13(月) 00:31:05
-
( ン ッ ほォォォ〜〜〜〜)
(あアァッタりぃぃッヒッヒィィ――ッ)
(ちまちまやっても最近じゃ どいつもこいつも『スレてる』かァらァ)
(はーでにやんないとダーメよねぇ〜〜〜 んくく 楽し♪)
(声とか抑えなきゃと思ってもさぁあ)
(笑えてきちゃって……)
- 48 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/13(月) 00:31:59
- >>44-45(ALL)
クス クスクス クスクス・・・・
女子高生は忍び笑いを漏らした。
君たち二人の距離は、女子高生まで4メートル。
ちょうど長い座席と車内のトイレに挟まれた位置に居る。
ガンッ
グゥゥ――ィッ
女子高生は転がしておいたゴルフバッグを蹴上げている。
蹴上げたバッグの口に手を突っ込み、先程のように刀を取り出すつもりのようだ。
- 49 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/13(月) 04:40:27
- >>48
ユラァァ
腕をだらんと垂らし、背中を丸め、
その場でユラユラと漂いながら相手の出方を伺う。
「正解ですよ『ソベさん』。
さっきから民衆の手前、ああだこうだ言ってましたけれども、
正直な所彼女が、どれだけ悲しい過去・プライド・信念・理由を背負って、
人を斬っていようが心底どうでも良いですし、
私がキョーミあるのは彼女が私の『栄養剤(エサ)』になるかどうかですよォ〜」
サァァァァ――ッ
そして『メキシカン・スタンドオフ』で自分の左肩、
『メキシカン』自身の左肩・肘に撫でるようにかつ素早く触れ、
『撃鉄』をそれぞれ『1つ』ずつ設置する。
「恐らく私と『ソベさん』は『ドールイ』ですねェ…
今、『ソベさん』買ったばかりのゲームを家に持って帰る時にワクワクしてるでしョー」
- 50 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/14(火) 21:28:58
- >>48
「へへッ!!」
『ウィルマ』の『スタンド』を視界に捉えると同時、弾けるように声を上げる。
「そういうのもあンのか?色々あンのか!?
面白ェよお前!『ワクワクする』ってこういうことだよ!
面白ェッてのはつまり――マトモじゃねェッてことだよ!!」
ゾンッ
笑い声がそのまま固まったかのように『曽部』の顔面に張り付くのは鋼鉄製の『仮面』。
禍々しい意匠の中でも一際目を引く『縄の文様』――目の下に涙のように張り付いたそれは、
曽部の態度とまるっきり『あべこべ』で、曽部の狂気を一層引き立てる。
「そっちの『ジョシコーセー』、テメーはどうだろうなあ?
あんまりマトモでつまんねェと、ヘヘッ!ヘヘヘヘヘッ!!」
- 51 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/14(火) 23:00:05
- >>49-50(ALL)
君たちは応戦の用意を整えた。
女子高生もそれは同じのようだ。先程のように二刀流に構える。
シャランッ
シャラ ラ ァアン
……グ ク
腰を落とし、低い姿勢となった。
右の手にある太刀の切っ先はぴたりとウィルマの鼻先に突きつけられている。
君が先端恐怖症なら卒倒モノだ。そして、摺り足でゆっくりと。
ジリ ジリジリ
にじり寄ってくる。距離はまだ3メートルにも届かない。
左の手の太刀は床を擦るようにだらりと垂れさがっている。
- 52 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/15(水) 22:34:21
- >>51
「『ニトーリュー』…厄介ですねェ。
こちらを立てればあちらが立たずって奴ですか…」
スッ
「『ソベさん』、逆の方よろしくお願いできますかッ!?
お願いしてもらわなきゃ困るんですがッ!」
ブオォ ビョンッ!
一歩踏み出せば剣が届く射程に女が入った瞬間、
『メキシカン』の右手を獣如く速度で振りおろし、
突き付けられた『太刀』の『ミネ』の部分を思い切り殴りつけ、
その振動で女子高生の態勢を崩させる。
(勿論『メキシカン』のパワーでは破壊できないが)
- 53 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/18(土) 21:47:05
- >>51
「黙ってちゃあ、わっかんねェッて!」
仮面と同時に備わるは『ハンギング』の能力!
距離も刃物も関係無い。『来てから受ける』で十分だ。
少なくとも曽部は『ハンギング』を、『そういうもの』だと思っている。
故に、
もたらされる肉食獣じみた速度で一直線、走るッ!
- 54 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/18(土) 22:30:03
- >>52(ウィルマ)
ブオォ ビョンッ!
ギインッ
君は射程内へ近づいた女子高生の太刀に向けて、スタンドの拳を振り下ろした。
その振動で態勢を崩すことを狙ったが、結論から言えばその目論見は『外れた』。
彼女は元より態勢を低くし、足のスタンスを広く取って構えている。
膂力で上回るならともかく人並みの力で殴りつけても動じない。
シュピンッ
掲げた太刀を殴られる勢いのままに床へと振り下ろす。
そして、それと対称の動作でもう一方の太刀を跳ね上げ――
シ バァッ
伸びきった『メキシカン・スタンドオフ』の腕を切り上げんとしてくる。(パス精CCA)
そのタイミングとほぼ同時に、ソベが突っ込んできた。
>>53(曾部)
上記の光景が全て見えた君は、何の警戒もすることはなく突っ込む。
獣の速度で瞬間で距離を詰める。女子高生は床に下げていた太刀を跳ね上げていた。
ズ バァンッ !!
故に相手もまた無警戒だ。問題なく射程へと近づける。
- 55 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/18(土) 22:50:52
- >>54
「試してみるかァ?
出し惜しんでもしょうがねェよな――」
試してみるには絶好だ。
『振り上がった』腕の『手首』に対して『縄』を発現。上端は『上空』に。
「もう『降ろせ』ねェぜ。
片手でヤるか?ぶった斬るか?至近距離の二対一で悠長にか?――へッ」
接近の勢いそのまま、『女子高生』の膝を打ち抜くように蹴りを踏み込む!
曽部は無警戒、片腕は拘束中、それより何より、『びっくり』してるだろ?
- 56 :ウィルマ:2012/02/19(日) 10:01:56
- >>54
「成る程パワー不足。
『ソベさん』、それじゃあコーユーのはどうですかね?」
ズギュンッギンッ!
太刀の峰に一瞬で現れる『撃鉄』
(>>51メル欄)大きさは拳大程だろうか。
それらに伸び切った『メキシカン』の腕の先、指を絡めて握りしめて
「押してダメなら引いてみましょう。グイグイー!」
力一杯引っ張り、今度こそ女子高生の動きを止め!態勢を崩させて!かつ結果的に太刀を回避する!
確かにパワー自体は拮抗しているが、
女子高生の意識は逆の太刀に、
低い態勢、予想外の方向からの力、『メキシカン』の速さ
そして何より『曽部』の存在。
こちらの行動を成功させるには充分すぎる材料だ。
ブォォォォォォッ
また『撃鉄』を引っ張ると同時にギョッとした女子高生の脇腹に『メキシカン』の最短最速の蹴りをたたきこむ!
- 57 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/19(日) 22:33:27
- >>55(曽部)
ズギュンッ』
君は振り上がった腕に対して『縄』を発現した。
一瞬女子高生も動じる。
だが、微かに動かして腕の動作に支障がないと見るや、迷わず跳ね上げる。
下へ動かす動作ならともかく、上に跳ね上げる分には問題はない。
ズバンッ!!
君は迷うことなく、更に接近する。
>>56(ウィルマ)
君は設置した撃鉄へ手を伸ばそうとしたが、それはいささか『無謀』だ。
既に刀は君自身の拳によって、床に向けて打ち下ろされている。
それに対して手を伸ばせば、自然と伸びきった腕を跳ね上がる太刀に向けて晒すことになる。
速度は女子高生が劣るが、リーチでは性質の分が勝る。
そして、既に女子高生の方が早く行動を起こしている。
――――ヒュンッ
『メキシカン・スタンドオフ』の腕に太刀の切っ先が迫る――――
ト ゛ コ ゛ オ オ ッ !!
間一髪、間に合ったのは曽部の急襲のお陰だ。
彼の『荒縄』の発現によって腕が拘束されて瞬間に迷いが生じたのが一つ。
そして、彼の蹴りが女子高生の脚に突き刺さった。
女子高生は吹っ飛ぶ――――
キラッ キラキラッ
その時、君の視界の端に『光る物』が過った。
- 58 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/19(日) 22:54:39
- >>57
(『撃鉄』は触れた瞬間に一瞬で設置完了するし、
発現して即ゼロ距離の『撃鉄』を掴む事を前提にメル欄に書いたのだが
こちらの描写不足が原因なので若干不満だが判定を受け入れる)
「なんか光るモノが見えます!?
また刃物ですかね!ピアノ線ですかね!『ソベ』さん気をつけましょう!」
『太刀』に設置した『撃鉄』を解除。
『光るモノ』の正体を見極め即座に対処できるよう構える。
- 59 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/19(日) 23:40:55
- >>57
「貰ったァ!」
直撃ッ!
舞台は揺れる『電車内』、脚部へのダメージは後々効いてくるんじゃあ、ねーのかな。
「『光るモノ』だァ?
いいぜ分かった見とこうぜ。
『これっきり』ってんじゃア、流石に眠てェもンなァ!」
『ウィルマ』の傍らに待機。
『女子高生』から視線は外さず、いつでも対応できるよう構えておく。
- 60 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/19(日) 23:58:41
- >>58(ウィルマ)
君の視界に映ったのは――『ナイフ』だ。
キラ キラキラ
先程投げられた『ナイフ』が、『宙に浮いている』。
その距離は『極めて近い』。もはや顔のすぐ傍にあった。
女子高生に傾注しているあまり、気付けなかったが。
―――― ズ パァッ !!
もはや遅い。顔に激痛が走る。
コンコンコロロ・・・・・
>>59(曽部)
君はウィルマに言われるまま光る物――『ナイフ』が浮かんでいるのを見た。
見えたのは『ナイフ』だけ。他に何もない。
――――『ウィルマ』が居ない。
ザグンッ
グ ググン
吹っ飛んだ女子高生が立ち上がる。
拘束していた縄を太刀で切断したようだ。
距離は3、4メートルほどに開いている。
- 61 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/20(月) 00:10:57
- >>60
「しまッ
―――― ズ パァッ !!
うぐッ!!??う、う、お…おお…!
何が一体どうなッてるんです!?
私は『神』に嫌われたのでしょうか!オーッ!ジーザスッ!」
頬に走る熱いモノに苦悶の表情を浮かべる。
が、とにかく『追撃』は防ぎたい。即座に顔をあげ状況の把握したい。
- 62 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/20(月) 00:17:22
- >>60
「『消え』――!?
ふっざけてンじゃァ、ねーぞッ!」
『ホーム』の死体どもと同様の手口だろうが、しかし不可解だ。
『ナイフ』も確かに弾いたはずで、そいつはつまり――
「そういう『能力』ッ!
『ウィルマ』の奴は、アレか?テメェをとっちめりゃあ出てくンのか?
俺まで消されちまったらお終いか?
『やってみろ』ッ!」
斬撃もナイフ投げも速度は『人並み』と見切った。『ハンギング』の前では一手一手が遅すぎる。
『視てから間に合う』この速度、そいつを全開にして、距離を詰める!
- 63 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/20(月) 00:46:52
- >>62(曽部)
ギュバッ
ズガンッ !!!
『浮いていたナイフ』が飛んでいき、女子高生の背後の方向。
運転席のドアが備えられた壁へと突き刺さる。
女子高生は立ち上がり、再度両手に太刀を構えた。
君は弾かれたように走る。距離は即座に詰められて、2メートル弱まで縮まる。
>>61(ウィルマ)
「『消え』――!?
ふっざけてンじゃァ、ねーぞッ!」
「そういう『能力』ッ!
『ウィルマ』の奴は、アレか?テメェをとっちめりゃあ出てくンのか?
俺まで消されちまったらお終いか?
『やってみろ』ッ!」
ボタ ボタ ボタ
君の傍らを曽部が吠えながら女子高生に向けて駆けてゆく。
顔面から血が溢れる。それを抑えていると手が真っ赤に染まった。
「ケ ケケケ 」
「ケケッ」
ギュバッ
ズガンッ !!!
「おひとり様ごあんなァァァァ〜〜〜〜いッ♪」
「痛い、ねえ、痛い? ねえ、どんな気持ちどんな気持ち????」
「…………鼻削ぎ飛ばされるとかァァァ〜〜〜
アタクシそーいうのやられたことなくてわかんねーェッつーかーァ!」
声が聞こえる。薄汚い若い女の声だ。
そして、あることに気付いた。
この電車内。一面が血の海だ。
そこかしこにバラバラにされた死体が転がっている。
「ミッドナイト……じゃーないねーェ。アフタヌーン・ミートトレインへよーうこーそォオォ!
屠殺場までごあんなぁい。お楽しみいただけると幸いっていうかなんていうかァ?」
「あと一人連れこませりゃオシマイって感じ? ヤッベ、つまんねー楽しませなよファックファックファック!!!!!」
君の傍らにはまるでプリズムのような質感を持った外殻を纏った人型が立っている。
距離はごく近く、声の主はコイツのようだ。
- 64 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/20(月) 01:15:56
- >>63
「…痛ッ…ああ、『ナルホド』」
正直此処はあまりにも凄惨な光景に遭遇したショックで
「何イィィーッ!?」と驚嘆の声をあげる場面なのだろうが、
既に先程あちらのホームで『死体』が消える現象を見ている。
「死体は『消えた』んじゃなくて『隠して』いたんですね…。
『ソベさん』は私の姿が見えていないよーですし、
私もどーやら神隠し?にあったみたいです…オー…」
プリズムのスタンドは武器を持っているのだろうか。
またこちらから女子高生の姿は見える?
「そりゃああんな『ナイフ』避けられない訳ですよ!
アナタの存在は完全にイレギュラーでしたし!
あなた、(恐らく精神は女子高生)が『こっち側』で操作してたんです ――か!?」
まずは様子見。ごく近くに居る『スタンド』に
『メキシカン』の『右手』の裏拳を放ち相手のスペックを伺う。
まさか『プリズム』だから透けるってオチはないでしょーね…
- 65 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/21(火) 00:06:47
- >>63
「何の手品か知らねェけどよ!
テメェもたまには!テメェもよォ――」
大きく踏み込み、渾身の『右ストレート』を顎先に見舞う!(パス精CBC)
「『切られて』みやがれ――『ハンギング』ッ!」
そして拳を繰り出すと同時、『大鋏』を右腕に発現!
『右ストレート』は『大鋏による刺突』へと変化する!
全長1メートルの鋏によって一瞬で伸びたリーチによって、
攻撃は予備動作よりずっと早く着弾する。
真っ向からの『奇襲』――狙いは『顔面』!
致命傷こそ期待しないが、掠りでもすれば流血で視界を奪える構えだ。
- 66 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/21(火) 22:43:28
- >>64(ウィルマ)
「ご!」
「めぇぇいさァァァつゥゥ〜〜〜〜〜ッ」
「セーカクにいーうんなら捨ててんだけどねーェ」
プリズムのスタンドは手に何も持っていない。
女子高生の姿は曽部の向こうに見えた。
そして、君はあることに気付いた。
このスタンドの眼は、『スタンドの眼』ではない。
生きた人間の目がプリズムの殻に覆われた向うにある。
「『そーさ』? ああ、ナイフならそーだけ」
「どッ!」
ビュオッ
風を切る音を立てて、君のスタンドの裏拳が振るわれる。
その瞬間、まったく同時に。
ピ
カ
ァ
ツ
!!
スタンドが全身から眩い閃光を発した。
ストロボで目が焦げるみたいに、君の視界が白く染まり上がる。
>>65(曽部)
君は真っ向からのストレートを見舞った。
立ち上がり様の絶好のタイミング。足を痛めてる状況では即応は出来ない。
女子高生がかろうじてスウェーしようとしたところに。
ズギュゥウッ!!
ズドッ!
『大鋏』が発現。鋭く顔に突き刺さる―――― カン カラァァァ――z__ンッ
その場に太刀が落ちる音が響いた。
今度は女子高生が『消えた』。
- 67 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/21(火) 23:01:36
- >>66
「『消え』――るのも、自ッ在かァ?
面白ェなァ?面倒臭ェなァ?」
(消えたり消したり、『瞬間移動』みてェなモンか?
自由自在っつーんなら、ハナッから電車で移動したりしねェよなァ?
第一!尻尾巻いて逃げたんじゃあねェなら、俺を『殺り』に来る――)
敵が消えちゃあ仕込みは不発だ。
速度を落とすことなく駆けつつ『太刀』を拾い上げ、
前方の壁――先ほどナイフの突き刺さった壁まで一気に前進する。
「後ろからグッサリってのはゴメンだよなァ〜?
あんま回りくどいと、『次』、着いちまうぜ?
向こうで続きってのも、へッ!馬鹿馬鹿しくていいけどよ――」
壁を背負うように立ち、『鋏』『太刀』をそれぞれ構える。
『ゴルフバッグ』は目視できる?
- 68 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/21(火) 23:10:31
- >>66
ピ
カ
ァ
ツ
!!
「ウワァーッ!!目がァ〜〜ッ!!」
眩しがる。
- 69 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/21(火) 23:24:15
- >>67(曽部)
ガチャッ
君は太刀を拾い上げた。
持ってみれば意外に重いが、手にしっくりと馴染む。
今なら誰でもバラバラに出来そうだ。
壁まで前進し、振り返った。
ゴルフバッグは先程の位置から動いていない。
>>68(ウィルマ)
――――ビュウッ
君の裏拳は空を切った。命中しなかったようだ。
視界は元に戻ったが、スタンドは先の位置へそのまま立っている。
君自身も、スタンドも、微動だにしていない。
それならば、先程の拳は当たるはずなのに。
ガチャッ
ガチャッ
ガチャッ
ガチャッ ガチャッ
《 いーま 娘っ子の声聞こえなかっただか? 》
《 んだんだ ぴかぴかの声だべ ……別の声もなかったかいな》
《つうことはよお 居るだか?》
今度は最初に乗り込んだ後方の車両から、複数の声が聞こえる。
- 70 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/21(火) 23:33:01
- >>70
「やッぱり当たらねーじゃないですかッ!
なんですか『自分の創りだした空間だから無敵です!』的なヤツですか!
こんな状況誰も教えてくれなかったですよ!」
どうやらというかやはりというか、
(超高速で避けただけかもしれないが)
こちらの攻撃は女子高生の『スタンド』には当たらないようだ。
スチャッ
「不条理ッ!理不尽ッ!!
ならば流れに身を任せるしかないでショー!もしもし〜」
ならばとりあえずスタンドから距離を取る。
伊達メガネを外し頭の上のサングラスを装着。
スタンドに警戒しつつも声のする方へ走る。
- 71 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/21(火) 23:36:39
- >>69
「俺一人で喚いちゃってよォ〜
これじゃ俺が『電波さん』みてェじゃねェかよなァ?
へへッ!まあ、違ェねェ!!」
待機に一瞬で飽きた!
誰も出て来ないなら、一両丸ごと『玩具箱』!
悪童じみた笑みを浮かべ、まずはナイフ!
壁に突き立ったものを引き抜き、『鋏』を解除した右手に携える。
次いで『ゴルフバッグ』。
先ほどの位置というと、女子高生の傍だったろうから今の曽部からもすぐ近くのはずだ。
油断無く回収し中身を検める。
- 72 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/23(木) 22:18:24
- >>70(ウィルマ)
シ ィ ――z____ ン
『女子高生のスタンド』は動かぬまま、先程の位置へ立ち続けている。
身を揺すりもせず、完全に静止しているかのようだ。
君はサングラスを装着するが、着けるのすら難儀だ。
乗せるべき『鼻』が半ばまで削いで落とされている。動くと容易にずり落ちる。
激痛と匂いが嗅げないだけで動くには支障はないが。
声のする後方車両に移動しようとする……
ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ
ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ
《 居るど、ぴかぴか 見えるだか? 》 《 おらは見えね ぴかぴかのピカ見たぜや 》
《 おらは見えるど おめさまは 》 《 見えら 動くゴミ、今は『三つ』だか?》
ガチャッ ガチャッ ガチャッ
ガチャッ ガチャッ ガチャッ
後方の車両の声の主たちは、既に前方車両へと近づいてきた。
『機械の小人』の群れだ。数は『6体』。サイズは体長50cmといったところだ。
身の丈に比して巨大なハンマーと、背には大きな篭を背負っている。
篭の中には財布や携帯電話、腕時計、アクセサリーなどが詰め込まれている。
《 おーら、『ゴミ』 動くんでね 》 《 ははあ、でけえなあ 》
《 おら、ぴかぴかの方にすっど 》 《 おらもだて 》
『小人』が君を見上げて、ハンマーを振り上げている。現在地はお互いに車両を繋ぐドアの手前だ。
>>71(曽部)
君は壁に近づき、ナイフを抜き取ろうとした。
――――ズォバ!!
手を掛けようとした、その瞬間に右脚のアキレス腱に激痛が走る。
痛みのあまりに、そして踏ん張れなくなったことから、その場に転がった。
ナイフを抜くことが叶わぬまま、倒れ込む。
「おおォッつゥッかァッあッ れ ッ ェェ〜〜〜〜ッ」
ヒュ ボッ
下卑た調子の女の声が響き、背後に何かが唸りを上げて向ってくる。
- 73 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/23(木) 22:30:37
- >>72
「ッ!?
だァッ!?野郎ッ!糞がッ!アアッ!?」
出鱈目に叫んで痛みを誤魔化す!
糞がッ!
壁に寄りかかるように体重を支え、『声』の主を睨め付ける。
- 74 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/23(木) 22:36:02
- >>72
「ハイハイハイ。
いきなり顔削がれて、発光、お次は小人ですか!
全く理不尽もいい所ですねッ!!」
バッ
ハンマーの軌道をよく見て後ろに飛んで避け、
小人がハンマーを振り上げる腕が伸びきった所に
半ば踏みつぶすような蹴りをお見舞いする。『意趣返し』ってやつだ。
- 75 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/23(木) 22:37:00
- >>74
蹴りは『メキシカン』のもの
- 76 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/23(木) 22:39:08
- >>74-75
訂正。
>>72
「ハイハイハイ。
いきなり顔削がれて、発光、お次は小人ですか!
全く理不尽もいい所ですねッ!!」
バッ
ハンマーの軌道をよく見て後ろに飛んで避け、
とにかく回避に専念し攻撃を完全に避けた瞬間
半ば踏みつぶすような蹴りをお見舞いする。『意趣返し』ってやつだ。
- 77 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/23(木) 23:06:11
- >>73(曽部)
ト ″ ホ゛ ギ ャ ア ツ !!
壁に寄り掛かる君の背に向けて、蹴り足が突き刺さった。
そのまま壁に向けて叩きつけられる。
「これで二人とも捨てっちまえったつーぅカンジ?」
背後に立っていたのは先程の女子高生と、プリズム様に全身を煌めかせる人型のスタンドだ。
喋っているのは人型のスタンドの方だ。女子高生は先程ハサミが突き刺さった眼を押さえている。
「このままコッチにいるとアタクシもやべーんだわ。ちゃっちゃと解体されてくださるぅ?」
二人の背後には消えたハズのウィルマと、その足元に『機械の小人』の群れが見える。交戦しているようだ。
そして車内はバラバラにされて何人居たかかも解らない、死体の残骸が転がっていた。
ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ
《 おーら、ぴかぴか てめ、また入り込んで》 《 おお、『四つ目』だか? 》
小人のうち、二体が近づいてきている。
>>74(ウィルマ)
君は後方へ跳躍。床へと叩きつけられるハンマーを回避した。
ズムンッ
ドガアッ!!
ハンマーを振りかざした一体に目がけて蹴りを叩き込んだ。
まるでマッシュールムみたいに容易に潰れる。
《 イキがエエのう 》 《 足だ、足潰すッど 》
他の三体が寄って来た。囲むように位置取りをする。
他の二体は君を無視して運転席に向けて走っていく。
- 78 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/23(木) 23:12:27
- >>77
壁に背中を預けた筈が、その背中を蹴られてしまった!?
これが奴の『能力』ッ!?
しかもその向こうにゾロゾロと女やスタンドが!
俺の空間認識がぶっ壊れるゥ――ッ!!
振り向く前に蹴られたって事でOK?
それと『女子高生』『スタンド』との距離と確認したい。
- 79 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/23(木) 23:13:29
- >>78
あ、これは行動ではなく質問レスなんだ。
- 80 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/23(木) 23:17:12
- >>78-79(曽部・回答)
壁に寄りかかるとあったのは、身を翻すのでなく前方へ倒れ込む状態から首だけを返す、と判定した。
その状態で背中を蹴られている。
『女子高生』とスタンドの距離は並んだ状態。
曽部との距離は1メートル弱。
尚、女子高生は手にまた新たなナイフを持っている。
- 81 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/23(木) 23:26:03
- >>80
OK!
首だけでも振り向けてたなら、『蹴り』は見えた?
見えていたとしたら攻撃は誰によるもので、どのくらいのスピードだったか『曽部』は認識できた?
あるいは、首を振り向く間もなく追撃を受けてしまった?
- 82 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/23(木) 23:29:52
- >>81(曽部・回答)
蹴りは見ることが出来た。
『プリズムのスタンド』によるもので、威力、速度は共に獣並み(パス精BBB相当)。
- 83 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/23(木) 23:35:21
- >>77
「あ、あれ?あっけない?」
どうやら『ソベさん』も切りつけられて
こちらの世界に連れてこられたらしい。
「『ソベさん』!状況はええと見ての通りみたいです!
私の『ハナ』落ちてません…か!!」
小人を蹴る!蹴る!
- 84 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/23(木) 23:45:02
- >>82
OK!
>>77
『曽部』は思い出す……。
(今の『蹴り』……『俺』と対して変わンねェスピードだったな……。
『不意打ち』でなけりゃあ防御はできる、か?)
「げッ……ヘェッ!
『パワー』じゃ敵わねェけどよ……!ゲホッ!
まッ!『刃物』にパワーは要らねェッてことでよ!」
無事な片足をバネのように弾かせ一歩分前方に跳ねる。
同時に『大鋏』を突き出し『スタンド』のド真ん中、『鳩尾』を狙う!
距離1メートルなら充分『射程内』だ――殆ど前進しなくてもいいくらいだろう。
「ハナは後でッ!手伝ってやッからッ!」
- 85 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/02/23(木) 23:56:26
- >>83(ウィルマ)
バキッ! バキッ!
バキッ!
君は立て続けに蹴りを見舞う。回り込んでくるが、そのスピードは鈍い。
せいぜい人並だ。獣並みの速度の『メキシカン・スタンドオフ』には届かない。
《 ッげェッ! こんのゴミがァァッ! 》 《 おおい、こっちゃくるべこっちゃ! 》
蹴り飛ばされた『小人』が、後方車両に向けて喚いている。
>>84(曽部)
ザムッ
君は一歩、前方へ跳ね出た。
そして、更に間隙を埋める為、『大鋏』を発現。
ズギョアアッ!
ガギッ
見事に鳩尾に突き刺さった――が。
「ムーダムーダ無駄ァ!!!」
――『硬い』ッ!
「自慢じゃないがアタクシの『ユア・アイズ・オンリー』」
「このプリズムは『装甲』でもあるのよオォォオ〜〜〜〜ン」
まるで、挑発するかのように顔を寄せて、ギラギラと輝く双眸で曽部を睨む。
ダメージはないようだ。
- 86 :曽部『ハンギング・ガーデン』:2012/02/24(金) 00:25:00
- >>85
「『鋼鉄以上』ッ!やりやがる!!
防御すらしねェその自信ッ!その態度ッ!」
吼えつつも内心の焦りは確かにある。
『大鋏』が通じない以上、この『スタンド(『ユア・アイズ・オンリー』と名乗ったか)』、
にダメージを与える手段はほぼ無し――『手詰まり』だ。
『スタンド』には。
「――その態度、利用させて貰う、ぜッ!?」
ゾ ンッ
踏み切った足とは逆の――傷付いた側の足の『足首』に巻き付くように『荒縄』が発現する!(>>84メル欄より)
『上端』は『上空』!
それを『足場』として踏ん張って――『方向転換』!
『足首』を機転とした動き故『アキレス腱』への負荷はない。
膝と脚全体のバネを駆使して『横方向』、『女子高生』へと急転換する。
その手にはもう一振りの獲物、先ほどの『太刀』が握られている。
ホームの客をバッサバッサ切り伏せた『業物』でもって、『女子高生』の側面を薙ぐ!
腕の一本にでもダメージが通れば上等!
突然の方向転換のよる『奇襲』――攻撃であると同時に『防御』『回避』の側面も持つ。
『ユア・アイズ・オンリー』からしても意識外の急激な方向転換をする相手、咄嗟の反撃は難しいだろう。
- 87 :ウィルマ『メキシカン・スタンドオフ』:2012/02/24(金) 00:35:13
- >>85
「こっちゃくる?こっちゃくる?
後ろに何があるんです?」
『武器』を持っていない小人達はさして脅威ではないようだ。
近くにいる『小人』を足で踏みつぶして抑えておく。
そんでもって『後方車両』へ顔を向ける。何があるんだ?
- 88 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/03/01(木) 22:28:43
- >>86(曽部)
テツ
「コー鉄ゥゥゥゥゥ その程度じゃあ抜けネェッつゥのォォォオ」
『ユア・アイズ・オンリー』は些かも動じない。
君を完全に舐めきっている。そして、そこに隙はあった。
ゾ ンッ
シ ッバァァアッ
上空を起点に『荒縄』を発現し、側面へ跳ぶ。
薙ぐ白刃の軌道には、女子高生のナイフを掴んだ腕があった。
ボ ド ・・・・
「テメッ」 「ゴらアアアッ」
「おソノによくもッ」
さすがは業物だ。見事に女子高生の腕を断ち落とした。
しかし、『ユア・アイズ・オンリー』にダメージフィードバックはなく、吠えている。
「ッくッそ 『解体屋』共が居るしよォォォォ――ッ」
「とっとと取り上げねーとヤッベェェェのにィイィ」
>>87(ウィルマ)
君の背後から、先程のスタンドの怒声が聞こえる。
だが、確か曽部の姿を確認した時、そこにスタンドの姿はなかった。
先程居た位置から動かぬまま、スタンドが立っているのが視界の端に映る。
バギィッ バギィッ
『小人』は容易に踏みつぶされた。
ジタバタと喘ぎ、背に背負った篭の荷をバラまいている。
モゾ モゾ モゾ
モゾ モゾ モソ モゾ
《 あんれ、増えただか 》 《 勿体ねェ こぼしちゃってまぁ 》
《 ぴかぴかおるでねえか 性懲りもねえ 》 《 おるんは四つだか? 》
座席の陰、長椅子の隙間、暖房用の空調ダクト、網棚の陰――どこからともなく、『小人』が出てくる。
どれも背に篭、そしてハンマーを背負い、つぶらな瞳で前方車両内を見ていた。
- 89 :『殺刻女 ――キリキザメ――』:2012/04/03(火) 21:23:11
- 『打ち切り』。
- 90 :『妖銃事件』:2012/04/06(金) 18:13:56
-
――――今日はとんだ厄日だ。
ド ゴ ァ ッ
「が アァッ!?」
「別に構いはしない」
「地を這うようなムシ風情がたがいに何をしよーが、
どうせムシだからな…… 気に留める理由がない」
「わざわざ足元を見るほどヒマじゃあないんだよ、こっちは」
「なのにこんな手間かけさせて……身の程を知れ」
バギッ バギイッ
「勘弁しッ」
「ちゃんと庇えよ、顔を」
「商売道具だろ……なくすと大変だ」 ―――チャ キンッ
「ひッ」 「ヒイィィ z__ッ」
「地獄でも仕事を続けたいんならな……」
- 91 :『妖銃事件』:2012/04/06(金) 18:14:38
-
RU RU RU RU RU RU・ ・ ・ ・ ・
「ン」
ピッ
「もしもし…………はァ?
いま始末をつけるところ、……はい」
「それは……結局変わらないのでは?
いえ、問題はありませんが……」
「もう一人、ですね」
「了解しました」
ピッ
- 92 :『妖銃事件』:2012/04/06(金) 18:15:11
-
「………………」
ガシッ
「た、助けてッ ど、どんな償いでも」
ズル ズル ズル ズル ズル ズル
「どんなことでも……」
「キサマらド低能のクサレ脳ミソの吐くセリフなんか」
「蚊の吐息だ。価値も意味もない」
――――本当に今日は厄日だ。
ここまで来て、放してやらなきゃならないなんて。
「上からの指示だ……今日は見逃してやる」
「……え?」
- 93 :『妖銃事件』:2012/04/06(金) 18:15:43
-
「明日、使いが行く」
「お前が許される条件はただ一つ」
「『一億円』持ってこい。二週間以内に」
――――どうせ、『結末』は『見えている』。
- 94 :『妖銃事件』:2012/04/09(月) 23:37:11
-
ガッ ガッ ガッ ガッ
「うッぜェ――ッ!
クソッ! クソッ! ナメてんのかッ!」
パラ パラパラ ……ピタ
「撃てばよかったんだ」
「……ッ!
いいか、よく聞け。
私の能力はこんなクダラねー強盗になんか使うモノじゃない。
ちゃんと稼がせてくれるんなら一億円ぐらい……」
「どうせ、君の手を汚すわけじゃあない。
僕向きの仕事でもないけど……
どうにかしなきゃならないのは変わらない」
「……解ってるよ。
失敗したのは、あそこだけだ。
次は殺す。問題なく殺す。
容赦なく殺す。殺して奪えばッ」
「お互い運命共同体だ。
僕は武器を用意する……君は」
ダムッ ズギャアアッ
「『傀儡』はまだ居る。
クソッ、奴らの資産の処分さえ間に合えば……」
「しつこいよ?
……『ファーレンハイト911』」
- 95 :『妖銃事件』:2012/04/09(月) 23:37:52
-
ガダンッ ギ ギ ギギ ギ ギギギ ・ ・ ・ ・ ・
「もう少し学ばないといけないな。
『散弾銃』じゃあ、ダメらしい……」
- 96 :『妖銃事件』:2012/04/09(月) 23:45:23
- ――――臨時ニュースを申し上げます
H市内の複数の銀行で同時に強盗事件が発生しました。
犯行集団は揃いのヘルメットにツナギ。特定の集団による犯行と思われます。
――――現在犯人たちは逃走中。銃器によって武装してますので、大変に危険です。
これから読みあげます地域の付近の住民は外出を控えてください……
――――先日に○○銀行黄金町支店強盗事件との関連も噂されています……
- 97 :ようこそ、名無しの世界へ…:2012/04/26(木) 23:11:28
- 「一足早かったかね。まあ物騒な巷では落ち着かないのでこんな所か」
『フィストフル・オブ・クォーターズ』
破壊力:A スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:C 成長性:B
能力詳細:ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/77
能力は触れたモノの機能の『カートリッジ』化。
服装:ダブルのスーツ&ネクタイ&タイピン、革靴
持ち物:『シガリロ』(短身の葉巻)20本入り一箱、電熱式電子ライター、
携帯用灰皿、家庭用南部鉄やすり一本(20cmサイズ)、ハンカチ
財布(硬貨・紙幣各種数枚入り)
- 98 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/04/26(木) 23:12:27
- >>97
失礼。
- 99 :安烙院『スフィンクス』:2012/04/27(金) 20:10:18
- 「概要」
スタンド知覚の無い、人型のヴィジョン。
足で触れた場所に『椅子』を設置する能力。
数は5脚までだが、 種類は既製品の範囲内で自由に選べ、
動力が必要なタイプでも問題なく作動する。
『スフィンクス』 Sphinx
パワー:B スピード:B 射程距離:E(能力射程10m)
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A
「詳細」
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/46
服装:厚手カッターシャツに重ね着したセーターとジーンズ
持物:ウェストポーチに化粧品、ハンカチとティッシュ、財布
- 100 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/04/27(金) 22:33:36
-
『人型スタンド』で、凹凸の少ないシンプルなデザインのヴィジョン。
喉仏の部分に、眼球大の『スタンド音波』を発生させるための装置(器官?)を備えている。
能力は『嘘』を『暴く』こと。『音波』が捉え、反響するのはこの世に存在する『嘘』。
『ホリー・コール』にとっての『嘘』とは、『偽装』『偽造』『隠匿』・・・・『他者を騙そうとする意図』による事物。
破壊力:D スピード:B 射程距離:C
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/93
現在、両腕に『機械式義手』を装着中。
『スタンドパワー』を動力として、生身同様に駆動する。
表面強度は鋼鉄並みだが、それ以外はすべて『生身の腕』と同様。(重さに振り回されることもないし、重さを利用した打撃なんかも『無い』)
- 101 :『続・妖銃事件』:2012/04/27(金) 23:01:56
-
――――臨時ニュースを申し上げます。
H市でまたも強盗事件が発生しました。
現在、逃走中……
――――続報です。追い詰められた犯人たちの車がまたも爆発した模様です。
逃走する犯人グループは全員即死、追跡していた警察官にも負傷者が出たようです。
――――犯行集団の正体は不明。
追い詰められると自爆して証拠を残さないことから、特定のテロ組織との推測もされております。
- 102 :『続・妖銃事件』:2012/04/27(金) 23:02:41
- >マクレーン
先日の銀行強盗事件から数日が経った。
あれから立て続けにH市内の銀行が同じツナギの集団に襲われるという事件が続いている。
今、現在『マクレーン』は『首輪付き』だ。
決して追わないように命令をされている。公僕として従わなければならない。
しかし、それも今日までのはずだ……
「ナイミツになんだケド、ハナシがあるのネ」
『マクレーン』と同じ『スタンド使いの刑事』。
彼女から『連続強盗事件』に関する話があると、メインストリートの喫茶店に呼び出された。
カランコロンカラーン
店内のドアをくぐると、目当ての相手をすぐに見つけた。
- 103 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/04/27(金) 23:10:20
- >>102
イラついてるのが自分でもわかる。
カ
カツ
コツ
「『話』とは?」
他愛の無い無駄話もスッとばす程度には。
- 104 :『続・妖銃事件』:2012/04/27(金) 23:22:00
- >>103
「カンタンだヨ」
「例の『犯人』、追っかけてイイってサ」
どことなく奇妙なイントネーション。
呼びだした相手は『女性警官』――FBIからの出向なんて噂もあるが眉唾モノだ――『トニ・シャイダー』だった。
『トニ』:
「ただし、警察官としてじゃあナイけどネ。やる?」
『トニ』は涼しい顔で、こともなげに言ってのけた。
- 105 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/04/27(金) 23:50:40
- >>104
ゴソ
両手が利くのは本当に便利だ。だれが考えて作ったのか知らないが、人間の体は好く出来てる。
「『手帳』と『ピストル』は返しといたほうがいいよな」
パチン
ポケットから手帳。
私服の裏に吊った黒革のホルスターと、納まった五連発。
ゴト
「で、実際どこまで掴んでるんだ」
「どいつもこいつも俺を避けやがる。アンタくらいじゃねーかな。
そんなわけで、カケラも情報がねーんだが」
『トニ・シャイダー』のことを頭に思い浮かべながら、彼女の前に手帳とピストルを置いて。
- 106 :『続・妖銃事件』:2012/04/28(土) 00:07:16
- >>105(マクレーン)
『トニ』:
「ウン。ピストルは『交換』ネ」
ゴト
鞄から黒い塊が取り出され、テーブルに置かれた。
『黒星拳銃』。ちゃんと弾倉は抜いてあるようだ。
「クソ精度ワルいけど、タマは出るヨ」
『トニ』は笑いもしない。冗談ではないようだ。
『トニ・シャイダー』はこの町の警察に既に居た『スタンド使いの警官』だった。
あと二人――『フィリップ・マックイーン』、『ダン・ハックマン』――と三人組。
殆ど閑職のような扱いを受けていて、働いている姿はロクに見たことがない。
『トニ』:
「犯人がネ。オカシいトコロがあってサ。
最近、集団失踪事件がコノ町で起きてるの知ってるデショ?」
「家族単位でゴソって消えてる。フツウのおうちなのにネ」
『マクレーン』は『集団失踪事件』についても思い返した。
確かに一家単位で行方不明になる事件が同時期に起きている。
拉致事件ではないかと署内では疑われていたが、やはり捜査が立ち消えになっていた。
「犯人の遺体調べたらサ。この行方不明になったヒトたちだったのネ」
「ダカラ捜査するなって言われた。やんなるヨ」
- 107 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/04/28(土) 00:18:43
- >>106
「押収品かよ」
「まーいいけどな。ヘタクソだからな。どーせ当たんねーよ」
腰ベルトに挟む。上着で隠れる。
まるっきり、外国のごろつきって感じだ。
「集団失踪。ああ…」
「俺が巻き込まれたヤツも…」
『行方不明になった人たち』だったか。
「螺鈿細工のメットとショットガン。それで脅して誘拐?いや、ちょっと何か違うな」
『そうではない』ような気がする。
だがそうかもしれない。捜査しないとわからないことだ。先入観で決め付けることはもっとも悪い。
「しかしどこの酔狂だ?
警察官としてではないにしても…OK出したヤツは。アンタか?それが一番ありそうだな」
- 108 :『続・妖銃事件』:2012/04/28(土) 00:26:26
- 『トニ』:
「ワタシたちじゃナイヨ。そこまでエラくないしネ。
あー、でもワタシたちカラの依頼でもあるカモ?」
「……上のヒトがね。見かねたんだって」
相変らず表情に起伏がない。
アイスコーヒーのストローを咥えると、唇を突き出して揺らして遊んでいる。
『トニ』:
「コノ町のケーサツって結構クサってるデショ?」
「闇の中なんて覗くつもりはナイし、モチロン捜査するつもりもナイ……
闇の中で動くモノは、闇の中に任せておけばイイ。
でなければ、コノ町で警察官なんかヤレないからネ」
「ソレがフツウだけど、ワタシたちはチガう」
『トニ』は小さな両手を開いてみせ、ピタリと合わせた。
「ワタシたちは『番犬』だ。『インサイド・ロウ』、『アウトサイド・ロウ』。
ロウ ロウ
内と外では御法に多少のチガいはあるけれど、法はある。
ソシテ、互いが互いを冒すベキじゃあナイ……闇は闇、光は光」
「もし、エサでもほしくてもう一方からクビを出したのナラ」
パ クンッ
「『喰い千切る』」
開いた手を軽く打ち合わせて、獣の顎の真似をしてみせる。
手を離すと、ポケットに突っ込んだ。
「ソレがワタシたちのオシゴト。バランスをとるのがネ。ムツかしい?」
- 109 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/04/28(土) 11:59:12
- >>108
「そうか……」
「あ。ミックスジュースひとつ」
ため息と注文。
顔には出やすいタイプだ。眉が引きつり、口角がピグピグしてるのがわかる。
「いいや…。ちょっとばかり、どーでもいい解釈の違いはあるが。
アンタに同意するぜ、トニ」
「赦されざるべきは『無法』」
「穏やかに、皆が当たり前のよーに『平和』に暮らしていく…それを守るのが『警官』だからな」
つまりは『秩序』だ。
それを崩すやつは駆逐されるべきだし、そうしなければならない。そのための武力を与えられており、
さらに言うなら俺は『スタンド使い』だ。
キュ ィ
運ばれてきたジュースを手にとって口に運ぶ。
- 110 :『続・妖銃事件』:2012/04/28(土) 12:30:29
- >>109(マクレーン)
『トニ』:
「ソコんトコは同意だネ。
平和じゃあナイと安心して買い物もデキないし、お茶もデキないし」
「ワタシはスタンド使いが絡んだ案件を始末する。
『上のヒト』の指示でネ。ふだんならワタシたちでやるんだけど……」
ゴソゴソ
傍らの椅子に置いた鞄から、『フラッシュメモリ』と『小さなビニル袋』を取り出した。
『ビニル袋』は二つ。両方とも『金属の粒』が入っている。
「こんかいはマクレーン君の因縁っポイし。ゆずるヨ。
ワタシたちがラクしたいってダケだから、恩だとか思わなくてイイヨ」
「コッチの『フラッシュメモリ』には、例の強盗……君が巻き込まれた事件ネ。
ソノ時の防犯ビデオの記録映像が入ってる。で、コッチはもっと重要」
「これ、コッチの方ね」
『トニ』は『金属粒の入った袋』を振ってみせた。
よくよく見れば汚れており……『散弾の粒』であることに『マクレーン』は気づいた。
赤黒い汚れは血のようだ。そして、いくつかの弾がひしゃげて潰れている。
「コレ、君の『肩から摘出した弾丸』。なんだけどネ。
取り出した医者の話だとフシギなコトがあってサ……『溶けて崩れた』。
フツウの鉛の弾にしか見えナイんだケド、摘出した時、摘みあげたらグズグズになっていくつか潰れたって。
取り出した直後はしばらく脆いママで、カンタンに潰せたらしいよ。しばらく時間が経ったら潰れなくなったケド」
- 111 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/04/28(土) 12:38:17
- >>110
「そういうのが大事だからな」
服屋に作業着だの防護アーマーしか並ばないような世の中はゴメンだ。
チャ
「見てもいいか?」
携帯端末を操作しながら。メモリを差し込めば動画再生できる。イヤホンもだ。
「……」
「散弾だな。『逆』なら納得もいくが…取り出したら崩れて、時間が経つと残る」
「妙だな」
「…二つにわけてあるのは何か意味あるのか?トニ」
散弾を指でつつき、聞いてみる。
- 112 :『続・妖銃事件』:2012/04/28(土) 12:59:24
- >>111(マクレーン)
『トニ』:
「イイヨー。イヤホン要らないカモ。
防犯カメラだからネ。音は拾ってナイんだ」
差し込み、再生する――
以前の事件を俯瞰で眺めた映像が音もなくディスプレイを流れた。
(【場】『メインストリート』――『妖銃事件』の情報を得た。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1323642509/327-416
当該イベントでGMが描写した銀行内の視覚的な情報は、知っているということにしてもよい)
映像はクリアだ。ちゃんとあとでしっかり確認してもいいだろう……
ロバー
「コッチ? コッチはね、強 盗が天井に向けてブッ放したヤツ。
天井、落ちたデショ。ソレをブチ割って取り出したのサ」
「証拠品だケド、今回のジケンは表向きは『迷宮入り』になるカラネ。
君は相手と真正面からヤラなきゃだし、相手の能力のヒントかもだしネ。
だからどうやったら溶けるか『実験』とかしてみてもイイんじゃないかナ。念の為サ」
「一応、『散弾』以外にも撃ち込まれた『弾』は持ってきてるヨ。
アイツらもう、『散弾銃』使ってないカラ。小銃とかサブマシンガンに鞍替えサ」
――――続く強盗事件で、強盗たちの武装は強化されていたという話は聞いていた。
どうやら犯人たちは前回の『マクレーン』の指摘を素直に聞き入れたようだ。
とはいえ、逃げ切れずに自爆することが続いているので、成功率が上がったワケではないようだが。
「犯人の目当てはワタシも探しておくヨ。こーいうコトしそうな焦げ付いたヤツなら目立つしネ。
君も捜査をおねがいしたいんだケド、生き残ったコのところへいってもらってもいいカナ?」
- 113 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/04/28(土) 13:24:47
- >>112
「あぁ…」
いつも思うが、音もかなり大事だと。
(『宗海』も確認できる?)
「なるほどな。連中の考えそうなことだし、(前いたところと違って)『マジに迷宮入り』にする算段なんだろーな」
フ ン
「『させるか』っつーんだよ」
散弾は貰っておこう。能力のヒントだ。確かに。
「武装強化。……『黒星』より『44マグナム』とかがよかったな」「どーせ当たらんけど」
苦笑とともに。前みたいな真似は難しいというわけだ。
尤も、小口径高初速の『ライフル弾』であっても――
チラ
『鉄腕』に目を落とし、「ま、いいか」という気になる。
「協同捜査ってわけだ。了解したぜ。『話を聞く』のは得意だ」
「それに、『弾丸』もな」
「何かわかったらまた連絡するよ。トニ『警部補殿』」
ズゴー
ジュースを飲み干し、軽く敬礼して立ち上がろう。
- 114 :『続・妖銃事件』:2012/04/28(土) 13:37:27
- >>113(マクレーン)
(※宗海の居るATM付近も確認可能。逃げ出し、燃えて果てた強盗の一人も確認できた)
『トニ』:
「そんな大口径なイイヤツ、ガンマニアしか持ってないヨ。
大体コレクションしておいて撃たナイし。モッタイナイよネ」
『トニ』も席を立ち、伝票を引き寄せた。
一応『上司』だ。払いはしてくれるらしい。
「他のタマも一応渡しておくネ。ココに入れておくカラ」
もうひとつビニル袋――撃ち込まれた拳銃弾と思しき弾丸を取り出して、胸ポケットに押し込んだ。
「気をつけてネ。ウマくいったら呑もうゼ」
会計を済ませた『トニ』は『ネオンストリート』の方向へと歩いて行った。
『マクレーン』は『生き残ったコ』――例の事件の『女強盗』の元へ向かう事が出来る。
確か彼女は警察病院に居たハズだ……
- 115 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/04/28(土) 13:48:22
- >>114
「撃たないに越したこた無いが… まぁな」
ポン
『拳銃弾』の感触を確かめ、『警察病院』へ向かおう。
情報は、足と自分の目と耳で集めるものだ。刑事の仕事はそれが『基本』。
「お互い様だぜ。じゃーな」
きゅ、と白手袋をしめなおし、
「行くか。『ホリー・コール』」
フ ォン
一瞬だけ影がブレて…
そして歩き出す。
- 116 :『続・妖銃事件』:2012/04/28(土) 13:59:49
- >>115(マクレーン)
『警察病院』へと向かう『マクレーン』。
春の日差しは心地よく、町を行きかう人々の表情も明るい。
向かう先はすぐそこだ……
to be continued.....
- 117 :『続・妖銃事件』:2012/04/28(土) 23:26:43
- >安烙院
>エイノー
「こちらになります……」
『警察病院』、と言っても意外に中は普通だ。
一般にも開放はされているし、窓に鉄格子が嵌ってることもない。
とはいえ、『強盗犯』の元へ案内されるとなると話は違った。
わざわざ病室まで看護婦が案内し、個室の入り口へと二人を導いた。
「…………」
看護婦が、『開けていいか』、と眼で尋ねてくる。
- 118 :安烙院『スフィンクス』:2012/04/28(土) 23:35:59
- >>117
つかつかと、だが静かにエイノーの後ろについて歩く。
「……。 ……」
看護婦の目線に、前に居るエイノーの方を見つつ
『自分は良い』と、黙って頷き返す。
……部屋の中に居るのはどんな人だったか。
『思い出す』としよう。
普段の態度とか、それと照らし合わせて
強盗犯として収監されたあたりの挙動とか。
- 119 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/04/28(土) 23:40:40
- >>118
安烙院にひとつ頷いて「お願いします」と頼む。
『早海瑞香』このような凶行に及ぶ女性ではなかった筈だが、もういちど記憶の見落としを洗いなおす――。
- 120 :『続・妖銃事件』:2012/04/28(土) 23:52:24
- >>118-19(安烙院、エイノー)
『早海』について思い返す二人……
彼女の印象は……地味。目立たない。
この二つに集約される。教室やゼミでも端に居て、印象深いほうではない。
しかし、話してみれば聡明な女性であるところは二人がよく知っている。
ガーデニングが好きだが、湧いてくる虫やナメクジが可哀想で殺せないなんてこぼすほど、気弱な事も。
決して『強盗』なんて凶行に及ぶタイプではない。
そう思い当たったところで、病室のドアが開かれる……
カラカラカラカラカラ
「早海さん、お見舞いの方が……」
看護婦が先行して中へ。
『早海』と思しき女性に話しかけている。
『早海』はぼーっとしたまま、窓を見ていたが二人へと振り返った。
- 121 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/04/28(土) 23:56:29
- >>120
「早海嬢、体は大丈夫かね?何か欲しいものがあれば持ってこよう。
安烙院君も心配している」
誠意をもって、かつあたりさわりのない会話からまず始める。
- 122 :安烙院『スフィンクス』:2012/04/28(土) 23:58:06
- >>120
「早海さん……」
文字通り『虫も殺せぬ』子が強盗。
何かの冗談ではないかとすら思えるが
現実に早海はこうして収監されている。
「その……具合は、どう?」
大丈夫なのか、と緊張するが、それで固まっていては仕方が無い。
ちゃんと話しかける。……出来るだけ暗くならないように。
- 123 :『続・妖銃事件』:2012/04/29(日) 00:02:45
- >>121(エイノー)
『早海』:
「……あ、エイノー先生。ご無沙汰しております」
ペコリ、と頭を下げる『早海』。
その眼は怯えた小動物のように揺れ、視線が定まらない。
「…………すみません、本当にすみません」
>>122(安烙院)
『早海』:
「あ、朔夜ちゃん……」
友人である『安烙院』の姿を認めて、笑おうとする『早海』。
だが、その表情が崩れて泣き笑いとなり、ポタポタと涙を零し始めた。
「ゴメンね、本当にゴメンね……あたし、アタシ何をしてたのか判らないの」
『看護婦』:
「(あまり刺激しないようにお願いします。
何かありましたらナースコールを。すぐに駆けつけますので)」
『看護婦』は耳打ちし、病室から出ていった。
- 124 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/04/29(日) 00:07:44
- >>123
早海を手で制し「いや、謝る事はないよ。それより良いかね『どこまでの記憶はある』かね?」
『判らない』というのは重要な事だ、ならば『早海』の『正気を奪った原因』が何かあるのだ。
- 125 :安烙院『スフィンクス』:2012/04/29(日) 00:09:55
- >>123
「……」
看護婦もああいってるところからすると
おそらくずっと情緒不安定のままなのだろう。
「いいの……大丈夫」
ゆっくり近寄って、声をかける。
心配ではあるが、安心させるように笑顔を向ける
警察から特に話とかは聞けていないのだろうか。
もし、そうであれば当人から訊くしかなさそうだ。
「覚えてる範囲でいいの……判らなくなる前のこと、教えて欲しい」
- 126 :『続・妖銃事件』:2012/04/29(日) 00:23:23
- >>124(エイノー)
『早海』:
「…………わ、わたしが覚えてること……」
眼が、泳ぐ。
動揺しているのか、誤魔化したいことがあるのか、判別はつかない。
「すみません。……気づいたら、病院だったので。
憶えているのはひと月前のことでしょうか」
「それから、今の間までの記憶がプツリと……」
>>135(安烙院)
『安烙院』の問いに、考え込む『早海』。
意を決したか口を開き、声が出せぬまま、また逡巡。
『早海』:
「……………………」
「朔夜ちゃんは……ちょ、『超能力』って信じてる?」
消え入るような声で、尋ねた。
- 127 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/04/29(日) 00:34:52
- >>136
「そうか……大事にしてくれたまえ。その一月前だが、医師の診断は出たのだろうか」
とそこまで言って『安烙院』への返答が耳に入り
「『超能力』!?『それ』は『こういう物』かね?」
『フィストフル・オブ・クォーターズ』発動、百円硬貨からの『カートリッジ』を
『早海』のパジャマのスロットに装填、動きにくくする。
「『体が思うように動かない』、『気がついたら自分の意志でなく体が動く』そうかな?」
少々強引だが『確認』する。
- 128 :安烙院『スフィンクス』:2012/04/29(日) 00:37:15
- >>126
「…えぇ、信じてる方よ」
言葉を聞いて理解し、そしてすぐに答える。
彼女を安心させるためのイエスマンというわけでもない。
もし『スタンド能力』であれば、安烙院にとっては馴染み深いものだ。
戦いに積極的に使ったことは余り無いが、
あの日、倒れこもうとした足元に椅子が現れたその瞬間から。
そうでなくても『スタンド』じゃない超能力もあるかもしれない。……だからだ。
「私に信じるか聞いたということは、
これから話をするために必要なのね……」
強い口調は控えてゆっくりと、噛み砕きながら話し、訊く
「早海さんが何をしていたか判らない事と、
『超能力』……関係が、あるのね?」
- 129 :『続・妖銃事件』:2012/05/04(金) 23:15:02
- >>127(エイノー)
『早海』:
「……い、いえ。特にそういったことは……?!」
ギ シンッ
『FOQ』によって体が拘束された『早海』。
関節のない鎧を纏ったようなものだ。一種の拘束服と言っていい。
眼だけを動かしてたりを見えている――その視線はスタンドを捉えていない。
答えないまま、『安烙院』へと眼差しを据えている。
(※『FOQ』の『カートリッジ』化には、抜き出す対象に一定の面積が必要。
今回は演出の身なので、特例として許可するが硬貨一枚から『カートリッジ』は抜き取れない。)
>>128(安烙院)
『早海』:
「……う、うん。多分、多分きっとそう」
動かせる首だけで、こくこくと頷いた……
カラカラカラ
その時、背後で病室のドアが開く音が響く。
>マクレーン
病院へはほどなく到着した。
看護婦へ教えられた病室へと足早に向かい、ドアを開ける。
カラカラカラ
――中には、『早海』以外に白人の男性と日本人の女性が居た。
どうやら『見舞客』のようだが……『早海』の纏ってるパジャマが『金属質』を帯びている。
そして、『白人男性』の傍らには人型のスタンドが立っていた。
- 130 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/04(金) 23:31:49
- >>129
ビキッ
なんて音が聞こえるかもしれない。
実際ちょっと、イラッと来た。
普通さっきまで取り乱してた相手を
こんな刺激の強い方法で確認するか、常識的に考えて。 と。
「……話して、もらえるかしら?」
この場所で当人に詰め寄っても仕方ないので
エイノーを一睨みした後(おそらく意図は分かることだろうが)、早海への対話を続ける。
- 131 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/04(金) 23:36:35
- >>129
(了解、失礼)
「いや、悪かった。楽にしたまえ」
即座に『カートリッジ』を抜き出す。
いずれにしても『彼女は何も知らない』、自分としてはそう判断した方がいいだろう。
ふと『見たことのある』来客がいた。
「この間は駅前で失礼を。『お邪魔』だろうか?」
口外する気はないがこの来客はおそらく『警察』だ、それも『とりあってもらえない事件』の捜査を諦められない。
- 132 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/05(土) 14:02:59
- >>129
カツ ン!
「『黄金署』の『万暮院 慈音』刑事だ」
左手で手帳を示し(普通にできることは幸福だ)、身分を明かす。
「あなたが『早海 瑞香』…だよな」「ニ、三、聞きたいことがある。悪いが見舞いのお二人は出てもらえるか…」
チラ
「『見舞い』でいいんだよな?」
何気なく、右手を腰に。後ろに差し込んだ『黒星』のグリップに、小指が触れる程度に、自然に。
腰に手を当てる、普通のポーズだ。
「アンタは前にも見たな。あのときはスマなかったが」
「病院内だから、『やかましい』ことはしたくない。そう思わないか?」
『スタンド』を発現する『エイノー』に向けて。
いくら物腰柔らかくとも、人間、性根は知れたものじゃないからだ。
この状況、二人が『見舞い客を装った、犯罪組織のメンバー』である可能性が捨てきれない以上…
「さっ ちょっと話を聞くだけだ。十分もかからねーから、その間だけ外に出ててくれ」
右手は腰に当てたまま、左手の親指で廊下を示す。
- 133 :『続・妖銃事件』:2012/05/05(土) 21:03:14
- >>130-132(ALL)
カ シュンッ
『カートリッジ』が抜き出されて拘束が解かれた『早海』。
『安烙院』の促す言葉も耳に入っていないのか、入ってきた男を見入っている。
『早海』:
「……け、警察の方」
『マクレーン』は『女強盗』の声に聴き覚えがある……彼女の声だ。
だが、以前とは違い語調や雰囲気が違う。
『早海』は気圧されているのか、何も言えない。
- 134 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/05(土) 21:42:09
- >>133
姿勢はそのまま、見舞いの二人に『退出』を促し続け…『早海』に声をかける。
「そうだ」
「大事なことをまず聞いとこう。『覚えてるか』?正直に言ってくれ」
「『ウソ』はよくない。どんな些細な『ウソ』でもな」
ヴ ォ ン
『マクレーン』の輪郭がゆらぎ、ほんの少し。ちょっぴりだけ『ズレる』。
何の表情も、起伏も、凹凸もないつるりとした顔。ノドの器官。常人には見えざるもう一人の『刑事』。
キ ィ ン
「『正直』が一番だ」
- 135 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/05(土) 22:04:26
- >>134
「……『それ』を見てはいそうですかと
出るわけには、ちょっと行かないのよね」
言葉を返す。
「(刑事さんが無駄に刺激しないか)心配だから。
せめて後ろで見るぐらいは、……許可してくれないかしら?」
失礼にならない程度に『正直』に。
- 136 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/05(土) 23:18:45
- >>135
驚くぞ。
「…『スタンド使い』か?」「なら尚の事、だな。『許可しない』ぜ」
心配しているのは『事実』。
「なあ。捜査の機密にかかわることをこれから聞こうっていうんだ。
それに一般市民のあんたらを同席できると思うか? 『知る』だけで巻き込まれる類の情報だってある」
「今から聞くことがそうだ、とは言わない。わからねーからな。だがもしそうだったら、俺はあんたらに対して責任をもてない」
「そして、だから同席させることはできねーんだ。俺は『刑事』だからな」
「ニ、三、確認をするだけだ。信用しろ」
だから、事実で押し通すしかないわけだな。
- 137 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/05(土) 23:34:21
- >>136
両手を広げ、首をすくめる。
そこで驚くのか、という意図。
「……わかったわよ」
嘆息と共に漏れた言葉は『完全な本心ではない』。
納得はしていない。理屈じゃ分かっていても、だ。
「でも……場合によっては、
巻き込まれてでも、関わらせてもらうからね」
だから、こうして『本音』が出る。
マクレーンを背に、安烙院は渋面で部屋を出る。
- 138 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/06(日) 13:25:29
- >>133
「どうぞ。ただし彼女は『何も知らない』『私の受講生』なので以上勘案して
いただけると有難い」
去り際『二重写しの刑事』の方の肩を『フィストフルの腕』でポンと叩き
「これも『知らない事のうち』、と言う話だけ参考にしていただきたい」
マクレーンにそう言いドアの外、すぐ横で待つ。
安烙院の先ほどの『視線』から察するに『気まずい空気』ではあろうが気にしない。
『必要に応じて恨まれる』のは『担任の義務』だ。
- 139 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/06(日) 21:44:50
- >>137
「駄目だっつってんだろ」
『関わる』と明言した一般市民に言い置いて、そして病室に二人。
- 140 :『続・妖銃事件』:2012/05/07(月) 21:51:40
- >>134(マクレーン)
『早海』:
「………………」
シーツを握りしめて、『マクレーン』の顔をじっと見つめる『早海』。
この間の雰囲気は毛ほども感じられない。怯えているのが判る。
言いたげに口を閉じたり開いたりするが……何も言えないようだ。
>>135>>138(安烙院、エイノー)
『早海』:
「……あ」
出ていく二人を為す術なく見送る。
問いたげな眼差し。見知った顔が居なくなるのは、やはり不安なようだ。
- 141 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/07(月) 22:30:01
- >>140
「さて」 「君には迷惑とは思うが、『刑事』として仕事をしないと飯が食えない。因業な商売だよな」
椅子をチラリとみて、「すわっていいか?」と目でたずねる。
OKなら座る。
「ともかく君は『被害者』だ。何がなんだかわからないって感じか?
心配しなくていい。わからないなら、正直に『わからない』と言ってくれればいいだけのことだからな」
「まず事実として、君はあの銀行にいた。そして怪我をして、今ここにいる。
その間のことを覚えてるか? そのとき、実は俺と会っているんだが、そのことを。どうかな?」
できるだけ柔らかい口調で、たずねる。
- 142 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/07(月) 22:40:10
- >>140
今出来る事は大してない。
時計を見て丁度10分経ったらノックをして『長くはないか?』と問いかける。
そしてその前に出てきた時とりあえず最低限安烙院をマクレーンに貼り付ける算段をまとめる。
そしてあとは待つ。
『聴診器』の機能を奪って聞き耳、という手もあるが病人のための道具に手を出すのは気が引けた。
- 143 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/07(月) 22:47:49
- >>140
しめられる病室の扉を睨みつつ、
つかつかと病室前を行き来する。せわしない。
……。誰も見て無いだろうか。
病室の扉は、下に換気口とかがあるはずだ。
(警察病院はどうかは知らないけれど)
なんとかしてどこかから聞き耳を立てられないか試行してみる。
- 144 :『続・妖銃事件』:2012/05/07(月) 23:01:53
- >>141(マクレーン)
『早海』:
「……いいえ。初めてお目にかかりました」
《キィィィイィィン》
この言葉は『真実』だ。彼女は『マクレーン』を覚えていない。
「事件に関しても、本当に記憶がないんです。
あ、あの。それより……私の家族は……ど、どうなりましたか?」
必死な調子で尋ねてくる『早海』。
確か『トニ』が言っていた。集団誘拐された一般人が、何故か犯行を犯している、と。
最近では、捕まりそうになって逃げ切る前に自爆している犯人グループの方が多い。
「母も父も、弟も……行方不明って聞いてるんですけど」
『トニ』からは犯行グループが『行方不明になった一般人』だという話しか聞いていない。
彼女に確認するか、適当に答えるほかないだろう。
>>142-143(エイノー、安烙院)
二人して病院外で待つ。
病院全体は静かだ。聞き耳を立てるなら、聞けないこともないだろう。
(※具体的な行動を起こさないなら、聞き耳を立てるということでレスをしなくても構わない。
乱入はどのタイミングでも可能。無論、外で会話を継続してもらってもよい。)
- 145 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/07(月) 23:14:13
- >>144
気付けば随分と静かだ。
ドアの脇の壁にもたれて中の会話に耳を傾ける。
安烙院が今動くようなら静止する。
『情報』はこちらももう少し欲しいのだから。
- 146 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/07(月) 23:19:21
- >>144
「『行方不明』だ」
それ以上でもそれ以下でもない。そういう意味で、この言葉をつかう。
「君は正直に答えてくれたから、俺も正直に伝える。
『集団誘拐』された一般市民が、立て続けに『強盗』になってる。君がどういうわけか『銀行』にいたってことは、
おそらく君の家族も――『既に』か、『未だ』かはわからないが――そうなんだと思う」
カタ
立ち上がる。
近寄らず、窓のほうへニ、三歩。
「そして、記憶が無い」
「つまり君や、君の家族に起こったことを解決するために俺が尋ねるべきは」
「事件が起こる前。その『最後の記憶』。それが、君を『銀行』に立たせた連中や、君の家族に繋がっている」「筈だ」
「(彼女には『自爆』してるとは言わない。既に知っているかもしれないが…)
(だが今、それは必要じゃない) (病院を出たら、トニに電話してみよう)」
- 147 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/07(月) 23:27:02
- >>144-145
「……」
ドアに張り付き、引き続き、
仏頂面で聞き耳を立てる。
動くのはまだ先だ。
- 148 :『続・妖銃事件』:2012/05/07(月) 23:32:08
- >>145>>147(エイノー、安烙院)
二人揃って聞き耳を立てる。
内部の会話はハッキリとではないが、聞こえる。
>>146(マクレーン)
『早海』:
「…………そう、ですか」
『早海』は項垂れる。
望みはあるが楽観視できる状況ではない――それを改めて知ったらしい。
「協力できることは……したい、です。
けれど……何を話したらいいのか」
《 ・・・・ィィン》
『嘘』だ。
彼女は、何かを知っている。
- 149 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/07(月) 23:37:29
- >>148
待機を続行する。
今のところ話は穏やかに進んでいるし自分達が聞いた内容と大差ない。
ならば『プロ』に任せておいた方が良いだろう。
- 150 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/07(月) 23:45:11
- >>148
まだ待機。
普通の銀行強盗とは思いがたい会話が
転がり込んできていることに、不安の泥溜まりを濃くしながら
- 151 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/08(火) 00:09:01
- >>148
『音波を絞る』。
『単語単位の検出』。
「――もう一度いうぜ。『正直に』…ありのまま、知ってることを教えてくれ」
「それが君や、君の家族の安心や救出に繋がるかも知れない。成果を約束できる立場じゃねーが、全力は尽くす。それは絶対だ」
「だから…おねがいだ」
彼女を向き、正面から頼む。
- 152 :『続・妖銃事件』:2012/05/08(火) 00:14:14
- >>151(マクレーン)
(※『嘘』は『』で括って示す)
『早海』:
「…………私が覚えているのは……」
「『露店でペンダントを買って、それを身に着けた』」
「そこまでしか覚えていません」
正面から、はっきりと。眼をそらさずに答えた。
こういう時、人間は目を逸らさない。
嘘が通用しているか、相手の表情を観察するからだ。
- 153 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/08(火) 00:26:08
- >>152
(ふむ?さっきはそうした話は無かったね)
聞き耳を続行、マクレーンの反応を確認したい。
安烙院にも気を配る、まだ『乱入』されるのは早い。
- 154 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/08(火) 00:34:52
- >>152
『ウソ』だ。
だが、追及するべきか。悪意からの隠匿か?そうでなければ…逆効果だろう。
そして、彼女が『被害者』だということはかわらない。それは変えようがない事実だ。
「『その前後は』?」
ならば、だから。その『ウソ』だけを真正面からたたきのめす。
逸らさぬその目に、嫌というほど認めさせる。
『ウソは通じない』。
「…ふム」
「『緊張』してるのかな?
そんな必要はないぜ。リラックスだ…大事なのはな。君を責めたりだとか、そういうヤツはこの場に居ない」
「そうだな。ちょっとした雑談でもするか?
ウソを見抜くコツだとか… 君に縁があるかしらねーが、学校で持ち物を隠されたときの探し方だとか…
そーいうのが得意でな。だから刑事になったってのもある。『天分』ってヤツだ。……勤務中なのでなかなかオモシろい話ができねーんだよな。
これでもワリと、オフの日なんかははっちゃけてんだけどさ」
パン!
手を軽く叩く。
「やっぱ仕事を済ませてからじゃねーと調子がでねーんだよな。
言いにくいこともあるかもしれねーが、もっと詳しく話してくれないか」
「『露天』で『ペンダント』を買って…(どこの? いつ?) それからどうしたか思い出せねーかな」
「イヤ、さっき『言いながら、思い出したって顔をしたように見えたんでね』」
- 155 :『続・妖銃事件』:2012/05/08(火) 00:42:27
- >>154(マクレーン)
『早海』:
「前後……」
「『買った』のは『駅前の露店』だから……学校帰りでした。
その日は『特にこれといったことはなかったです』」
「そのあとのことは覚えていません。
ペンダントを貰った後のことは覚えていないんです」
またも『嘘』を重ねている。
シーツの裾を堅く握りしめて、緊張しながらの返答。
「どうしたかは本当に……憶えていなくて。
気づいたら病院でした。家族も皆行方不明になってるっていうし……」
「本当に、『ワケが分からない』んです」
- 156 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/08(火) 00:47:52
- >>155
(流石『プロの仕事』というべきかね)
幾分『早海』の声が生硬な感はあるが随分と話を聞き出してくれている
そして会話の流れからするとどうも先ほど(>>152)の答えには『ひっかかるもの』があったようだ。
- 157 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/08(火) 01:00:26
- >>155
「『ウソだ』」
「『二度目』だからな…」「指摘させてもらうぜ」
『ウソは通じない』。
「あとのことは覚えていない…それは本当だな。問題は…その前。
『買う』ってのと、『貰う』って意味合いはちょっと違うよな」
「そして君は、まるっきり『理解してない』わけじゃない」
―――ィィン
「君は『駅前の露天ではないどこかで』、ペンダントを『買ったのではなく、貰った』。誰に?
つまりそれが、君の『理解していること』に直結しているってわけだな」
「それとも」
「ウソを重ねる理由は、アレか?『盗聴されてて』…家族を人質にとられてるとか?
俺のソマツな頭じゃそのくらいしか思いつかねーが…」
『盗聴器』であれば、探知できる。堂々と見せびらかす盗聴器など存在しない。
それは『隠すもの』だからだ。探査範囲を最大に、精度は落ちるが、『隠された物を探す』ことに精度は必要ない。
ざっと見回し、この病室をクリアリング。それから、精度を戻して『早海』に向き直る。
さて…何か見つかるのか? そして彼女の『理由』は…
- 158 :『続・妖銃事件』:2012/05/08(火) 01:06:32
- >>157(マクレーン)
『早海』:
「…………!」
「アタシ、嘘、嘘なんてついてない」
「……『そんな理由があるワケない』……」
叫ぶ『早海』。しかし、そこにはたしかに『嘘』がある。
周囲を調べてみるが、『盗聴器』の類はないようだ。
せいぜいドアの向こうで聞き耳を立ててる二人が居るぐらい。
おそらくはあの来客二人だろう。
「『買ったんです』、『買いました』、『ちょっとした言い間違え』です」
言い切ると話したくもない、とばかりに顔を背けた。
- 159 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/08(火) 20:54:49
- >>158
>「……『そんな理由があるワケない』……」
「ウソだな」
>「『買ったんです』、
「ウソだ」
>『買いました』、
「ウソだな」
>『ちょっとした言い間違え』
「それもウソだ」
です」
「なあ、『何を隠してるんだ』? 君は」
「君がウソをつく時間の分だけ、君自身や、君の家族の安否はどんどんマズいほうに向かってるんだぜ」
「君が『敵』の…ああ、いや、『強盗』どもの一味ってわけじゃあないんだ。それとも誰かを庇ってるのか? でも、誰のためにもならないぜ。『ウソ』はな」
単語単位の指摘。
姿勢と質問は変えない。
「知っていることは?」
- 160 :『続・妖銃事件』:2012/05/08(火) 21:41:39
- >>159(マクレーン)
『早海』:
「………………」
フル フル
シーツを握りしめた手を睨む『早海』。
その顔からは血の気が引き、蒼白に近い。
もはや目は合わせない。眼で見抜かれているとでも考えたのか……
「…………」
彼女は黙りこくった。
これ以上はボロが出ると判断したのだろう。
『ホリー・コール』でも喋らない相手の『嘘』は見抜けない。
口を開かなければ、『真実』を見出すことは出来ない――
- 161 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/08(火) 21:53:02
- >>160
(なにやら、不穏な感じになってきたわね)
あのスタンド使い刑事の指摘はどうも確信に満ちているようだ。
それが全て的を射ているものとして……
(私相手だったら、彼女は真実を話してくれたかしら……)
口元に手をあて、考えるそぶりを見せながらエイノーへ目配せ。
『そろそろ入ったほうが良いのではないか』と。
- 162 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/08(火) 22:11:19
- >>160-161
安烙院に首を横に振りメモを見せる
『ここであの警官(マクレーン)との関係をこじれさせたくない、
彼のやる事がなくなるまで待って協力を申し出る事。おそらく
君が携帯電話を出して『早海瑞香の事情聴取を黄金署に問い合わせる』
と言えば嫌々でも同行できるだろう。彼(マクレーン)はまだ
『やり過ぎ』な事はしていない。待っていいだろう』
おそらく今マクレーンがしているのは正規の捜査ではない。
つい先日までの自分を省みて思う『超能力』など真に受ける公的機関はないと。
- 163 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/08(火) 22:36:00
- >>160
「…」
『まあいい』。
彼女が『ウソをついている』という事実は得た。
そしてそれは、誰かから脅されているだとか、そういうことではなく『自分の意思』で、ということも。
これ以上の質問で、彼女から何かを得られるだろうか?
「(『ノー』だ。装填したピストルを突きつけていいなら別だがな…)」
もちろん、そんなことができるわけがない。
カタン
時計を見て立ち上がる。
「なるほど」
「よし、十分経った。俺の用事は終わり。また話は聞きにくるかもしれねーがな」
聞き耳を立ててる外の二人に、「いいぜ」と促し、病室を出て行こうとする。
- 164 :『続・妖銃事件』:2012/05/08(火) 22:42:44
- >>161-163(ALL)
『マクレーン』は病室から出る……
ちょうど待っていた二人と鉢合わせした。
『早海』は視線すら向けずに、出ていくに任せている。
まるで閉じた貝のような風情が漂っている……
口を開かせるには難儀しそうだ。
- 165 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/08(火) 22:54:09
- >>163-164
「『収穫』は十分だったろうか?満足できない成果であれば
彼女(安烙院)を連れて行く事をお勧めする。知り合いの
聞き込みも容易になり彼女の暴走も防げる、警察官として
一石二鳥だと思うがどうだろう?」
マクレーンにそう提案し早海に近寄り声をかける。
「よく頑張ったよ早海君。あと『悩み』があれば安烙院君でも
この刑事さん(マクレーン)にでも相談すると良い。勿論
私でも構わない」
出来るだけ穏やかにそう言い病室を出て残り2人を待つ。
まあそう簡単に話は進まないだろうという感覚はあるので何とか調整に尽力した。
- 166 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/08(火) 23:22:50
- >>163-164
マクレーンに一礼はしておく。
病室へ再度踏み入り……
早海に近寄って、ベッドの前で膝を落とし
目線を同じ高さになるようにして、声をかける。
「早海さん……大丈夫?」
早海は何か話してくれるだろうか。
それとも、何も言う気は無い、だろうか。
身を乗り出して耳打ちする。
「……貴方の、助けになりたい、そのつもりでココに来たの。
刑事さんにも言いづらいことがあったら、
私にだけ、こっそり話してくれたって良い……」
- 167 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/08(火) 23:29:53
- >>164
>>165
「『捜査に立ち入りはさせない』。それがルールだからな」
「もちろん、情報の提供はありがたく受け取るがね」
ぴしゃりと言い置いて、離れる。ともかく『電話』ができるところへ・・・
報告は必要だ。
- 168 :『続・妖銃事件』:2012/05/08(火) 23:34:23
- >>165-166(エイノー、安烙院)
『早海』:
「…………」
口を閉じたまま、二人の顔を伺っている。
話したものか迷っているようだ。
「…………ゴメンね。アタシも話していいのか」
ポツリと呟いた。
>>167(マクレーン)
電話が出来る場所を探す……
病院内では通話可能な場所は限られている。
しかし、それ専用のスペースは用意されていた。
すぐそこだ。携帯電話での通話は可能だし、据え置きの公衆電話もある。
- 169 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/08(火) 23:37:59
- >>168
「・・・」
『トニ』の番号をプッシュ。携帯電話で。
「・・・もしもし?」
- 170 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/08(火) 23:42:06
- >>168
病室に引き返し『早海』と再度会話。
「早海君が良いなら構わない。だが『無理をする必要』はないよ?
『理由があって出来ない事』なら『理由』を優先するのは仕方ない事だから」
意図的に嘘をつく学生ではない、なら『無理』が『危害』に直結している可能性を無視できない。
どっちみち『行動』はする、なら三手に分かれて連絡手段だけ確保しておくのも手だろう。
- 171 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/08(火) 23:46:15
- >>168
『迷っている』のが、
『突拍子も無さ過ぎて笑われるかも知れない』からか、
『言えば何がしかの危険が舞い込むかもしれない』からなのかは分からないが。
「……さっき話した『超能力』が絡んでくるのかしら」
もし、そうだとしたら、ただの警官である(と、早海は思っているのだろう)
マクレーン相手には、言いづらいことなのかもしれない。
「そうだとしたら……もしかしたら、
直接的に力になれるかもしれないわね」
なんにせよ、相手を受け止めるようなアプローチでいこう。
笑み、物腰は柔らかく、否定的にならず……etc
- 172 :『続・妖銃事件』:2012/05/08(火) 23:49:43
- >>169(マクレーン)
とぉるるるるるるるん
プッ
『トニ』:
「はいでぃほー。進展あったかナ。
コッチは面白いコトがわかったゼ」
気安い声で応じてくる『トニ』。
機嫌が良さそうだ。
>>170-171(エイノー、安烙院)
『早海』:
「…………二人とも、『超能力』って信じるんですよね」
「先生は、超能力者みたいだから……
お願いがあります。私の…………知り合いを、止めてください」
ペコリと頭を下げた。
「その知り合いが……全ての原因っていうか……」
- 173 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/08(火) 23:57:34
- >>172
「……最近起きてる強盗事件。
貴方が実行犯としてこうして収監されているという、この事態にも、
その知り合いが関係している。心当たりがある。ってことでいいのね?」
まばたきしつつ、噛み砕いて、
先ほどたち聞きしたことも含めて提示してみる。
なんとか、つながってきただろうか。
……刑事も超能力を信じているどころか、
それを使える人らしいことはとりあえず後で言うとして。
「今言ったとおり、力になるわ……。
けど……いえ、だからこそ、ね。詳しい話を訊きたいの」
促すとしよう。
- 174 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/09(水) 00:06:17
- >>172
「了解した。では『どういう知り合い』を『どう』止めて欲しいのか望みを
教えてもらえるかね?『警察沙汰にしたくない』というなら叶うべく努力
しなくてはならないし『どうしても』といえば『そうする』のだから」
まずは『早海の望む解決』を聞きたい。
- 175 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/09(水) 20:29:17
- >>172
「(なにその挨拶)」
「おう」
大人なので突っ込まないぜ。
「まずはこっちの報告」
「進展ってほどの話じゃねーけどな。
『何かを隠してる』ってことがわかったくらいだ。
事件に巻き込まれる直前の『記憶』に関してウソがある。『どこで』『誰に』って点だ。事件前日の行動と、交友関係を洗い出せば何かわかるかな、ってとこだぜ」
「で、『面白いコト』って?」
たいして面白くも無い話だ。淡々と伝え、そして聞く。
- 176 :『続・妖銃事件』:2012/05/09(水) 22:00:25
- >>173-174(安烙院、エイノー)
『早海』:
「……うん。
アタシの……友達が、この事件の原因。
その人が自分で言ってたの。自分には『超能力』がある、って」
「人を好きに操れるんだって……アタシも、そうだったのかもしれない。
たぶん、アタシをそうやって操ったのにも切羽詰まった事情があったのかもしれない」
「お願いは……どうか、捕まえても事情を聞いてあげて。
悪いことはしてるけど、誰かに脅かされてるのかもしれない。だから」
ベッドから足を下ろし、向き直って頭を下げる『早海』。
そして、携帯を取り出すと操作した。
ヴヴヴ・・・・
『安烙院』と『エイノー』にメールが受信する。
ムトウ アキ
「その人の……『武藤 明』さんの写真。送っておいたから。
今、連絡がつかないから、どこに居るか判らないけど……」
>>175(マクレーン)
『トニ』:
「なるほどネ。じゃあ、フィリップにでもあたらせておくよ」
「ウン、犯人の一人がわかったカモ。こういうコトしそうナ、焦げ付いたヤツがネ。
マイ ケイイチ
真唯 敬一っていう『贋作屋』が居てサ。主に美術品の贋作を売りつけて稼いでるのネ。
コイツがココ最近マズい相手に商品売りつけて、バレてケジメ取らされそうになってるって話があってサ。
地下銀行にタメ込んでたカネも全部吐き出せられて、詫びを入れようとしたらしいヨ」
「でも、最近姿が見えないんで死んだかと思われてたんだケド、フラッと姿見せてゴロツキ共に話聞いてたとかでネ。
『プロの強盗に伝手がないか』って。スタンド使いのネ。笑われて追い返されたらしいんだケド。
……その次の日だヨ。キミが巻き込まれた強盗事件があったのは」
「いかにもアヤしくないかナ? ちょっとデキすぎだよネ。
あと、もう一人いっしょに行動してたヤツが居たらしいんだケド、ソッチはまだ判んないナー」
- 177 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/09(水) 22:19:22
- >>176
「よく話してくれたね有難う。武藤嬢の悪いようにはしないと約束しよう。
まずはお休み、早海君」
『早海』に礼を言い携帯の写真を一度確かめてから退室する。
安烙院が来ないようなら廊下で待つ。
基本、好きにさせるつもりだがいくつか確認事項がある。
- 178 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/09(水) 22:26:34
- >>176
「美術品」
贋作だと?
そして『スタンド使い』を…そういう強盗を探して……
「その『マイ』も『スタンド使い』か?」
「螺鈿細工とか得意なのかな」
あの『ショットガンの細工』…そして『ヘルメット』も。
『スタンド能力』の『贋作』なら、数を用意するのも簡単じゃないか…?
「いや、贋作には真作がいるよな…だがそんなのはカンタンか? 『マズイ相手』とやらに売りつけるツテがあるなら…」
ぶつ ぶつ
「動機は充分だし、スタンド能力だとすれば不可能ってわけじゃなさそうな気配だ。
『マイ』と、『スタンド使いのプロの強盗』…(こいつが、彼女の『理由』か…?)」
「ソイツを追うか。『ゴロツキに話を聞く』のはわりと得意だぜ」
女の子から話を聞きだすのよりかは、多少な。
- 179 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/09(水) 22:36:44
- >>176
「なるほどねぇ」
超能力、まして友人のことじゃ
話しにくかろうなぁ……。と渋い顔。
見過ごせませんな、というヤツだ。
裏で糸を引いているものがいるかどうかは不明だが、
とりあえず止めにかかる必要がある、という点は変わりない。
「やってやろうじゃないの……。
とりあえずは、早海さんもゆっくり休んで頂戴。
後のことは私たちに任せて、ね」
力をこめて一言。
早海の肩を撫で、ポンポンと軽く触れてから、病室を出る。
とりあえず、病室の外でエイノーと方針のすり合わせをしようか。
- 180 :『続・妖銃事件』:2012/05/09(水) 22:46:50
- >>178(マクレーン)
『トニ』:
「ソコまではわからないかナ。『スタンド使い』ってのは知られてたみたいだケド。
素人相手にしてたつもりが同じ『スタンド使い』相手にやらかしたらしくてネ」
「ウン。追ってもらえると助かるナ。
『真唯』のヤサがもう少しでわかりそうだカラ、あとでコッチから連絡するヨ。
出来ればソコを調べてほしいカモ。ワタシは『もう一人』のが気になるんだけどネ」
……視界の端に、『エイノー』と『安烙院』の姿が映った。
『マクレーン』の今いるスペースからも、病室の出入り口は見える。
二人ともお見舞いを終えたのか出てきたようだ。
>>177>>179(エイノー、安烙院)
『早海』:
「二人とも……ありがとうッ。
このお礼はきっとするから……絶対、ぜったいするから」
ぺこぺこと頭を下げる『早海』。
病室から二人揃って出ていく。
『エイノー』は画像を確認した……
ホスト風のスーツ姿の青年……と見えるが、『女性』のようだ。
ベリーショートで鋭い風貌。どこかの街角に立っている姿。
背後の風景から見ると『ネオンストリート』のようだ。
撮られていることに気付いていないのか、顔を背けている。
- 181 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/09(水) 23:01:41
- >>179-180
安烙院に案件を伝える。
「安烙院君、とりあえず君は好きにして良い、『刑事氏(マクレーン)に張り付く』も
『私と行動する』も『一人で行動する』もだ。ただしお互いの為に携帯の番号交換には
応じてもらう。それと今から刑事氏(マクレーン)からもそうしてもらうのでそれにも
応じるように。あと『同行動していない相手』に必ず掴んだ情報、状況を伝える事。
刑事氏(マクレーン)からの連絡は諦めるとして私単独で『手がかり』を掴んだら必ず
伝えよう。質問は受け付ける」
そしてマクレーンのところに歩いて行き呼びかける。
「刑事さん、『携帯番号』を教えてもらえるならお知らせできる事がある。刑事さん
『個人』にする必要がないのであれば後で110番連絡しておくがそれで宜しいか?」
- 182 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/09(水) 23:18:42
- >>180>>181
「言われずとも分かってますって。
情報交換しようにも、連絡が取れないのは困りますからね。
……とりあえず、先生もその気のようなので
連絡先の交換はしておくとして……」
過保護な親に苦笑いするかのような
困り顔を浮かべつつ、交換は済ませておこう。
連携が取れないのは、危険だもの。
「……私は刑事さんに張り付いてみようかしら。
先ほど話そうとしなかったことは、多分これのことだけれど、
向こうの情報と、こちらの情報を支障が無い範囲であわせてもおきたいし」
交換を済ませたらマクレーンのところまで行くエイノーへついていく。
- 183 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/09(水) 23:20:55
- >>180
「なるほどな… だが、かなり濃厚なセンだ。
(『螺鈿細工』のような装飾について『トニ』は知っていたか思い出し、知らない/言っていないなら今、伝えておく)
(また、強盗団の武器や装備に『螺鈿細工』があったかどうかも)」
「了解だ。探せばなんだって出てきそーな野郎だな…連絡を待つ」
「『もう一人』は多分、『早海』が手がかりを握ってる。…そいつが『プロの強盗のスタンド使い』ってワケか?」「みたとこ、そーいう付き合いもなさそーだったが」
だが、人と人とはどこでどう繋がってるかわからないものだ。
ともかく電話を切ったら外へ――と。
>>181
「電話する必要は無いぜ。ここで、今、聞こう」
「言うこと言ったら、帰って自分の仕事をやれよ」
- 184 :『続・妖銃事件』:2012/05/09(水) 23:32:59
- >>183(マクレーン)
(※『螺鈿細工』の件については全て伝わっている。
後日現れた強盗の『銃器』や装備にも『螺鈿細工』が施されていた。)
『トニ』:
「イヤ。ソイツもドシロウトくさいネ。酒呑んでて相当荒れてたってハナシだったからサ。
だから、仲介屋も紹介するのを断ったらしくて。仕事のハナシする前に酒やヤクをキメるのはどー見たって、ネ」
「……ンーと。女だったとか言ってたネ。スーツ着てて一見間違えたらしいケド。
カオがボッコボコでサ。誰かに相当痛めつけられたっぽく見えたって」
「ソイツもオトシマエつけるハメになったんじゃないかってニラんでるヨ。
だから、その線で当たってみるゼ。それじゃ『真唯』はヨロシクぅ」
プッ
>>ALL
改めて、向き直る。
互いに事件に関わろうとしていることは解っている。
交渉のタイミングだ。
- 185 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/09(水) 23:40:13
- >>183
「こちらも『無駄』はしたくない。『組織』が捜査しているなら
そちらに伝えるよ。それでいいなら今聞く必要はないだろう?
『所属組織』なんだから。その上で今後の『通報先』も兼ねて
『携帯番号』を教えていただきたい、と言う事なのだが?我々も
家に篭ってばかりいられる立場でなし何かの折の『通報先』を
知っておいて構わないと思うよ」
これで乗らないならそれで良い、本当に病院を出た足で110番して
担当部門に「『武藤 明』と言う少女の関与」と写真を送れば
『市民の義務』として問題ない。
障りがあるなら安烙院と相談してもらえば住む話だ、一方的に妥協する
必要もないだろう。
- 186 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/09(水) 23:56:15
- >>185
「日本には『110』っつー便利な番号がある」
「『通報先』ならそっちを使うべきだな。
そして――おたくの国のおまわりがどーだか知らねーが、俺らは『一般市民』に公用の番号をホイホイ教えてやれとは教育されてねーんだよ」
「特にアンタは『スタンド』を『早海』に突きつけていた事実があるからな。そーとー印象は悪い。
よく考えな。『そんなヤツが、不必要であるにも関わらず俺の連絡先を知ろうとしている』。言っとくが『警戒対象』だぜ」
「と、まあ余計な嫌疑をおっかぶって、痛くもねー腹さぐられるのもシャクだろ? だから静かに、何事も無く暮らしてろって話だ」
「それが俺らの仕事だからな」
- 187 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 00:11:47
- >>186
「ではお互い『公共の番号』を使用しよう。頑張ってくれたまえ」
ごく穏やかにマクレーンに言い
「頑張りたまえよ、中々の難物だ」
安烙院を激励して病院を出る。
そして予定通り110番経由で「暗示の特技がある『武藤 明』と
言う少女の関与の可能性と保護願い」を写真付きで送付する、
受け取る『捜査班』があるのなら、だが。
まずは『DIONモール』とその近辺の銀行、郵便局近くの大型
ワゴンかトレーラーあたりを観察して歩こう。
遮光シール、ナンバープレート、どこかしらおかしい物があれば
一つ一つ探っていこう、マクレーンが『注意人物』というのも
あながち間違いではない、こちらは『ロック機能』『遮光性』剥奪
という実に犯罪に適した能力があるのだ。
- 188 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/10(木) 00:16:27
- >>186-187
「あーちょっとまったちょっと」
間に割って入り、
「二人ともあまり強硬な態度取らないでください。
目的はほぼ同じなのにいがみ合うとか最高にアホらしい」
「仕事といわれても、こちらにも引けない理由がありまして。
正直に言うと全部入院しているあの子の為なんですけどね。
一人でことを調べるのは大変ですし、
情報の共有と、協力。 それでどうですか?」
言う。
ココで喧嘩別れはゴメンである。
- 189 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/10(木) 00:25:28
- >>187
「そーしろ」
チキ
そして携帯電話――メールで『トニ』に連絡しておく。
文面はこうだ。
【『早海』の知り合いから、彼女に関する(たぶんウソに関する)情報提供がある予定。110.。至急確認されたし】
「…(『されたし』は古風すぎるかな。ま、いいか)」
『電話』を使うなら…たとえ『受付窓口』で止まったとしても、『トニ』たちなら『何とかしそう』ではある。
能力などなくとも、『盗聴技術』は習得可能だからだ。俺はそういう技能は無いが。
>>188
「俺が一人で動いてると思ってるのか?」
「そんなワケがないだろ。バックアップの無い捜査はありえねーからな。『刑事ドラマ』の見すぎだぜ」
そして理由はどうあれ、『強盗』と解ってる相手に『一般市民』を関わらせるような真似は『警察官の恥』だ。
受け付けるのは提供だけ。共有などもっての外、強力など論外。
つまり、そういうことだ。
- 190 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 00:32:27
- >>188
とりあえず>>187の行動前に
「安烙院君、とりあえず君まで『警戒対象』になる必要は無いよ。
そちらの刑事さんに予定通り『保護』を頼むと良いよ。何、
『さっきの話(安烙院への連絡)』は約束を守るので当面それで
よしとしないかね?『疑わしい人物』が『取引』を持ちかけ
必死に『弁明』する、それはその刑事さん(マクレーン)が怪しむ方が
正しい」
要するに安烙院に『自分への疑心の巻き添えを食うな』と言外に言っている。
マクレーンの態度が軟化すればそちらに協力するが、あくまで『マクレーン自身
による解決』だけを望むならここは安烙院にまかせて>>187後段の行動に移りたい。
『武藤 明』の無事を思うなら『ここで無理をする時間が惜しい』。
- 191 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/10(木) 00:38:42
- >>189
「……そうですか」
おもむろにマクレーンへ歩きより、1mの距離から
『スフィンクス』の腕でメールを打つ腕、そして首に掴みかかり、
地面に叩き倒さんとする。パス精BBB。
「……どうですか? アナタのいうそのバックアップって
この状況をどうにかできるようなバックアップなんですか。え?」
「『スタンド』使った攻撃に友人が巻き込まれてるんですよ。
『スタンド使い』の警官仲間が何人いるってんですか。え?」
「組織だって犯罪を起こしてる組織に
スタンド使いが混じってるだけならまだしも」
「『スタンド使い』の敵対者複数に囲まれて
アナタはどこまで対応できるんですか、えぇ?」
限界だ。
あくまでも協力しないというのならこちらも爆発せざるを得ない。
- 192 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 00:51:50
- >>191
流石にまずい、『フィストフル・オブ・クォーターズ』で『スフィンクス』の一撃を
阻止、は間に合わないので『受ける』。
ガツンッ!
バス精BBBで『フィストフル・オブ・クォーターズ』とエイノーが床に叩きつけられる。
「……『対話は冷静に』、基本だろう?それに刑事さん(マクレーン)はとりあえず
『警察』の立場で『早海』君の潔白を証明してくれるかもしれない人だ、ここで怪我は
されたくないのだが納得してもらえないだろうか?」
正直『土壇場で殺し合い』にでもならない限り別個に行動しても構わないと思っている。
先にも考えたとおり『いま無理を通さなくても良い』のだ。
むしろマクレーンが一層意固地かつ疑心暗鬼になる方が困る。
- 193 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/10(木) 00:58:31
- >>191
「――!」
『スタンド使い』! 予想はしていたが――『掴みかかる』とは予想外!!
ズ ァッ!!
『ホリー・コール』はけして、取っ組み合いが得意な『スタンド』ではない。
だが『速度』だけなら、他にけっして引けをとらない。
ジャ ッ
手は修理がきく。
問題は首。首を狙う腕を、下から蹴り上げて逸らす。『発現』⇒『掴みかかる』間に、その程度の反応は可能だろう。
もちろん、手を掴まれて押し倒されるのは免れまい。パワーが違いすぎる。
だが、修理のきく手の利点は、
ガギャ
少々ぶつかったところで痛くもないし
ガ リ ガリ ガリガリ
たしょう無理な、つまり地面と体に挟まれて、生身だったら擦れて皮がベロベロに剥けそうな体勢であれ、どうであれ、
ヂキリ
『腰の後ろに突っ込んだ黒星拳銃を抜き、銃口を向けることが可能だ』。
「『少なくとも三人』」
「そして、テメーら程度なら充分だ。拳銃操作は中の下だがな…」「この距離で、胴体外れることはねー」
「スピードは同じ、銃弾は弾けるか?ただ『女の爪先』だって『喉首に突っ込めばシャレにはならない』」
『動くな』という意味だ。腕を握りつぶしたり、片腕を動かしたら発砲する。
銃撃に対処するならば、その隙間を縫って言葉通り、ノドを『ホリー・コール』が蹴る(破ス精DBB)。
それにも間に合うかもしれない。
『黒星拳銃は八連発だ』。
「この角度なら(倒れた床からナナメ上に向かう)、貫通弾による二次被害も考えなくていい。天井はブアツいからな」
- 194 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 01:05:14
- >>193
こちらの>>192の方が『早かった』、行動の訂正を求める、
さもなくば『無傷の状態で反射的に怪我をして倒れた民間人と少女に銃を向けた』
ニュアンスである事を表明して欲しい。
- 195 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/10(木) 01:24:34
- >>193訂正
>>191-192
ピッ
『送信』。
「……」
「(意図がわからない)」
首筋を一つ、汗が流れる。
「(誰一人『ウソ』をついてる気配はない。『ホリー・コール』を使うまでも無く…そのくらいは)」
「(だが、こいつらは一体? 『スタンド使い』だからなのか? 『スタンド使い』だから、『情報を共有して、捜査に加わるべきだ』とか考えてるのか?)」
「(…まさかだろ)」
目の前の光景に、理解できぬ推論を立てつつ。
すっ
だが一応、万が一。もしものときを考えて――
いつでも抜ける体勢に。
「…あ」
ズ ォ ――――ィン
「お前ら、もしかして…『捜査官』なのか?」「まさか」
『ウソの有無』は確認しつつ、『そのくらいしか考え付かない』、この二人の理由を問う。
- 196 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 01:31:10
- >>194補足
>さもなくば『無傷の状態で反射的に怪我をして倒れた民間人と少女に銃を向けた』
>ニュアンスである事を表明して欲しい。
この行為の客観的犯罪性は疑うまでもないので警察病院である事を幸いにこの場合は
「真偽に関わらず『早海』を人質目的に使う算段であろう『ニセ警官』『ニセマクレーン』」
と判断し安烙院と共同で『対処』する。
無罪証明はされるだろうが現時点でこの点留意して>>193の行動を決めて欲しい
- 197 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/10(木) 01:46:43
- >>192>>195
「先生……変なところに入り込まないでください。
危うく先生を気絶させるところでしたよ」
眉根に皺が寄る。
>「お前ら、もしかして…『捜査官』なのか?」「まさか」
「そんなわけ無いでしょうが。それとも一から?
一から説明しないとダメ?」
『スフィンクス』で、エイノーの体を起こさせながら呆れ顔で一蹴。
「一つ。友人がスタンド攻撃に巻き込まれた。
この時点で巻き込みたくないなんて話しは御託と化すわね。とうに巻き込まれてるんだから
二つ。スタンド使いを、一般警官が捕らえられる? 法で裁ける?
警官として所属しているアナタの見解を聞きましょうか? 私は絶対に無理だと思うけど。
よって、この時点で警官で無い民間人だからどうこうという話しも御託。
三つ。警察の情報を得ることが出来る警官のスタンド使いがいる。
他でも無いアナタ。まぁ、何人そういう人が居るかは知らないけれど、
一人より二人、二人より三人、協力してことに当たるのも手。そう思わない?」
「まだ分かっていないようだから言っておくけれど、
こんなところでいがみ合ってるのはこっちも不本意なのよね。
……さらについでに言うけれど、アナタが協力しないなんていっても
こちらは勝手に動くわ。変なところで足を引っ張り合う形になりたくないからこうして持ちかけてるの」
余計な手間を取らせている(と、安烙院は思っている)相手に嘆息しつつ。
「それでも不足なら、協力する過程で知りえた情報について、
口外しないという誓約書でも書こうかしら?」
- 198 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/10(木) 01:47:55
- >>197
ちなみに、『嘘』は『無い』。
- 199 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 02:00:47
- >>195
「『違う』。災難に巻き込まれた教え子を救いたい大学講師と彼女の友人だ……ッ」
まあ肋骨にヒビは入ったろう。
「『市民を守る』それが貴方方の存在意義でありそれは『尊い』。だが
それは市民が隣人への好意による心配を全否定するものだろうか?
私は『そうではない』と信じて来た」
ピッ
テキストを打ってマクレーンに携帯を放る。
「安烙院君が友人のためとはいえ済まない事をした。謝罪をしよう。
それが110番する筈だった内容、彼女を『何故か』操り凶行に巻き込んだ
『武藤 明』という暗示能力の超能…『スタンド使い』についての所感と写真
だ。こちらの番号は×××ー××××、転写したら私の携帯履歴を消すと良い。
サルベージが不安なら事件解決まで預けよう。安烙院君にはDIONモールで
プリペイド携帯を買うのでそちらに番号を転写する。君の番号は念のためメモに
控えたからね」
スーツの上着を脱ぎ肋骨をきつく固定して縛るのに使う。
そして健康保険証をマクレーンに放り
「自己紹介がまだだったね。O大歴史家臨時講師エイノー・ニョルズだ。
彼女ー安烙院君は勘弁してやって欲しい。法が求めるのでなければ
むやみに若者の未来を傷つけたくない」
良ければ保険証だけ返してもらって
「以上が『嘘の無い全て』だよ。『早海』君のため、安烙院君の為、
そして今提供した『武藤 明』嬢の為重ねて『お願いする』。
マクレーンに頭を下げて背を向ける。
予想外の負傷は痛いが少なくとも安烙院の立場だけは確保して去れるだろう。
- 200 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 02:15:52
- >>197
「友情は買うしこの不本意な状態の打破の試みは賞賛するが次からは人並み
(パス精CCC)で、よく考えてからやりたまえ。誰だって『得体の知れない
力(スタンド)』は恐いのだからね」
できるだけ優しく安烙院に言って聞かせる。
「『正義にために全て許される』というのは妄想だよ。まず『許されて当たり前』の
物を人は『正義』と認識すべき……ここでする『講義』でもないね、時間が出来て
気が向いたら質問に来たまえ。」
『いま協調できないこと』は必ずしも『未来永劫折り合えない』事とは等しくないのだ。
だから今は『警察』であるマクレーンがもっとも尊重されるべきなのだ。
そのために『武器』として安烙院に『武藤 明』の情報を残したのだが、まさか
『スタンド』というのは想定外だった、安烙院を不安にさせたことについては多いに反省しておこう。
- 201 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/10(木) 20:58:33
- >>197
「…」
駄目だ。話にならない。いつか出会った『スタンド使いの学生』と同じだ。
こいつも『理解』していない。もっとも大切なことは何なのか。自分が何者で、どこでどのように生き、暮らしているのか…
「わかってない」
「要するにおまえの言ってることは、こうだ」
「『スタンド使いだから、法を無視して良い』」
「『スタンド使いだから、警察権を持たずに捜査して、制裁できる』」
「『スタンド使いだから――秩序を乱しても良い』」
「クソくらえだぜ」「友達のためだとか、警察に協力だとか、もっともらしい『御託』を並べてるが…」
「やろうとしてることは強盗連中と変わらねー。『法の秩序』に反して平然と構えるその態度はな」「しかも、自分は正しいなんて思い込んでるあたりが最悪に性質悪い」
『スタンド使い』であるとかどうとか以前の問題として、この国の国民として生活している以上、
法の定める範囲に於いてのみ『自由』は保障される。それを逸脱したものは、法規のもとに断罪される。それが法治国家だ。
そしてこの国はまぎれもない法治国家。故に例外は無い。悪党だろうが正義の味方だろうが、法を逸脱しているのならば等しく『犯罪者』である。
「そーいうのをブチのめしてブタ箱に放り込むために、俺は血税でメシ食って武装してんだ。
『そのためなら、いつ、どこで死んでもいいようにな』。警察ナメてんじゃあねーぞ」
>>199-200
「災難だな」
ちょっと同情。
あとおそらく、ヒビがいくほどの当たりではないと思う(不十分な体勢では、力の伝達も鈍い。せいぜいズキズキ痛んで青あざができるくらいだろう)
「でも、悪いがその信心は『無駄』だぜ。『心配』ならいくらでもすりゃいい」
「それ以上は許可できねーな。『犯罪者は捕まえる』。『関係があろーとなかろーと、一般市民を巻き込まない』。それが俺らの仕事」
「『法を逸脱する』ことは『秩序の破壊』につながる。善意で悪意であれ、それは許さねー」
パシ
「――武藤明」
覚えた。名前と顔で充分だ。名前がわかれば、『トニ』たちも顔くらい自力で調べ上げるだろう。
「協力に感謝する」
「身分証は別にいらねーが…まあどーってこと無いさ」「よくあることだぜ」
そして背を向ける。
歩き出さなければならない。
「ああ、なぁ」「あんた『教師』だろ」
「『生徒を危険に巻き込むな』。それだけは言っとくぜ」
肩越しにそう告げて、歩き出す。振り向くことは無い。けして。
- 202 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 22:34:33
- >>201
「貴方の『信念』は理解しているつもりだよ、だから『食い下がらなかった』恥だが?」
携帯と身分証を受け取る。
そして安烙院を制しつつ刑事(マクレーン)を見送る。
この場の損害を抑える為に『安烙院にマクレーンを付回させる機会』と『時間』を
失ったが『損』という程でもないだろう、『痛み』も和らいできた。
そしてマクレーンが見えなくなった頃安烙院に
「私は『DIONモール』近くの繁華街近辺の不審車両を見て歩く。私の見解は刑事氏
(マクレーン)とは異なるので『過保護』はしないよ?どうするね?」
安烙院が別行動を取るなら『調査範囲が広がる』、同行動なら先の破壊力から見ても
『より安全』だ、これは『どちらでも構わない』。
- 203 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/10(木) 22:36:11
- >>201
「……」
嘆息。先ほどからそればかりだが。
>>202
倒すとはいえそこまでダメージを与えるつもりは無く、
地面に倒すのを目的としていたのでせいぜい青あざぐらいかと思われます。
「……同道します。
モールが終わったらムトウ、とやらの撮影された『ネオンストリート』へ。」
超、仏頂面。
- 204 :『続・妖銃事件』:2012/05/10(木) 22:52:08
- >>195>>201(マクレーン)
メールを送信した……
応答まで、多少時間はかかるだろう。
病院から出るために二人から離れる……
これからどうすべきか。
『真唯』と『武藤』の調査も可能だが、『溶けた弾丸』の件もある。
やる事に事欠くことはなさそうだ。
>>197>>199-200(安烙院、エイノー)
『マクレーン』は二人から離れていく。
『エイノー』は打撲程度で済んだようだ。
ともあれ、これから『一般人としてできること』は何か。
考える必要がありそうだ。
現在は正午をやや過ぎたぐらい。
日が落ちるにはまだ時間がある。
- 205 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 23:06:01
- >.>204
改めてスーツを着込みなおす。
『同道』と言っても範囲は広い、西方面の『不審車両』『金融機関・大型店舗での騒動の有無』を
安烙院にはチェックしてもらおう。
自分は東側から同内容かつ『不審車両』の『ピッキング行為』にいそしむ。
何、多少不審なだけのただの『車両』にはすぐ『カートリッジ』を返還すれば『なかった事』に出来る。
万一『ビンゴ』が出たら安烙院に電話して時間を稼ごう。
- 206 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/10(木) 23:11:52
- >>204-205
ということで、モール付近の車を洗うことにするため、
二人でモールの方へ向かう形になる。
携帯は手放さずに。
- 207 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/10(木) 23:23:45
- >>204
「…」
『民間人二人が首を突っ込んでくるだろうから、適当に保護してくれ』という旨のメールを追加しておこう…
「さて、しかしやることは多いぜ。
だが『マイ』のねぐらが知れるまでは動けねーしな」
「よし」
一旦、署に戻ろう。
そしてこそっと人目を忍んで、『弾丸』を分析するとするか…とりあえず。
- 208 :『続・妖銃事件』:2012/05/10(木) 23:36:15
- >>205-206(安烙院、エイノー)
二人はモールの方面へ向かうことにした。
付近には金融機関は少なくない。車両もチェックしていく。
しかし、目立った『不審車両』は見当たらない……
そういえば、最近のニュースでは『H市内』全域で手広く強盗が行われていたのを思い出す。
『黄金町』内では、メインストリートを襲った件の事件が最初で最後だ。
あの時の失敗が尾を引いて、町内での犯行を躊躇させているのかもしれない。
>>207(マクレーン)
ヴヴヴヴ・・・・
メールが帰ってきた。
『 リョーカイ。見かけたら任意でいいよね 』
同行を強制する気満々だ……
署へと戻る。非番なのに出てきたこと怪訝な顔で見る同僚が居るが……
忘れ物でも取りに来たと思ったのだろう。特に気にせず、そのまま無視した。
調べるなら、資料室や使ってない会議室あたりが良さそうだ。
人目につくことはないだろう。
- 209 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/10(木) 23:46:57
- >>208
「ムトウの方から探した方が良いかもしれませんね」
エイノーが承諾すれば、ネオンストリートへ向かいたいところ。
- 210 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/10(木) 23:53:44
- >>208
安烙院に電話
「こちらには何もなかったよ、そちらはどうだね?何も無ければ提案どおり
『ネオンストリート』に向かおう。分担は東西同じ、現在は合流無しで」
合流している時間も惜しいし、どうせ『分担』した方が早いのだ、無駄は良くない。
『ネオンストリート』に足を向ける、する事は今と同じだが今度は
『使用頻度の微妙な建築物のシャッター』も照準に入れよう。
- 211 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/11(金) 00:02:01
- >>208
もういっそしょっぴいてやれ。とは言わずに。
「…」
資料室。
『調べ物』には適している。
ゴソ
『銃弾』を取り出し、まずはもう一度、よく『観察』する…
外観。色。口径。…そういった視覚的なことを。
- 212 :『続・妖銃事件』:2012/05/11(金) 00:19:46
- >>209-210(安烙院、エイノー)
今度は『ネオンストリート』へと移動した。
春ともなれば、まだ日は高い。暮れるまで時間がありそうだ。
二人して分担して探す……
『エイノー』は主に、『使用頻度が微妙な建築物』を探した。
とはいえ、雑居ビルなども多く、手間がかかりそうだ。
――――――――――――――――――――――――――
ドロロロロロロロロロ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「……ッたく。結局仕事増やしてるぜ」
「言うなよナ。因縁はユズるべきサ」
―――――――――――――――――――――――――――
>>211(マクレーン)
資料室に入る。
ファイルが詰め込まれた資料棚が並び、パイプ椅子と折り畳み式の長机が並んでいる。
そっと、『銃弾』をテーブルに置いた。
コトリと硬いモノが置かれた音がする。
外観――普通の散弾だ。いくつかは衝撃に負けて潰れている。
色―――金属の風合い。照明を受けて鈍く光っている。
口径――鳥撃ち用のモノらしい。
これといった特徴がない、単なる『弾丸』にしかみえない。
- 213 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/11(金) 00:41:29
- >>212
とりあえず『車を有効に使え、かつ使用頻度の微妙な建物』を中心に検分。
まさか路上に金品や銃器をさらすほど大胆ではあるまい。
数については仕方がない、そんなに簡単に見つかるならそれこそ『警察は要らない』。
途中安烙院に電話
「エイノーだが、人目の少ない所では『見られる危険』にも気をつけたまえ。『逃げられる』
危険も『捕まる』危険もある」
事ここに至っては犯罪者と『当局』両方にとって2人は『不審者』だ、『早海』との約束を
守りたいなら慎重に振舞う事も必要だろう。
- 214 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/12(土) 16:55:15
- >>212
ゴソ ソ
「……そしてこっちが『拳銃弾』」
ヴォ ン
そして『ホリー・コール』。
銃弾に隠された秘密があって――その意図があるなら――探知できる。
気休め程度だ。
「『指紋』も何もつかないってのは、いいな」
開封し、散弾を一粒、摘み上げてみる。
力を込めて、潰れるかどうか。指の間で転がしてみたらどうなる?
温度…ある程度温めたら溶けるか? 濡らしてみたら…?
「摘出したときは溶けた。
摘出直後と、それ以外の状態の違いは…」
温度と、湿度?
とりあえずやれることはやろう。
- 215 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/12(土) 21:51:17
- >>213追記
もう一つ気付いた可能性があるので安烙院に再度電話。
「もし『パトカー』に呼び止められて、君の『スタンド』で対処できる範囲だと
判断できる状況なら、相手に先に手を出させるまでさせて『殺される』前提で
抵抗して構わない、私に連絡できる隙があるなら駆けつける。よく考えたら
『警察だから犯罪をしない』保証もなかったし、あまり警察の評判の良い街でも
なかったね、ここは。私もそうしようと思う。『見つからない』のが理想だが
気をつけて」
警察病院というホームグラウンドで悶着を起こす面倒は避けたかったが『人まで
差し向けて民間人の行動を束縛する』というのは『異常』だ、あの時は言わなかった
『超能力者に対する刑法』なぞ聞いた事もない、これは『邪魔』ではなく『情報を得る
好機』かもしれない、危険ではあるが。
- 216 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/12(土) 22:07:28
- >>212>>213>>215
「……センセ、そこまで慎重に行くぐらいなら
最初から合流してことに当たった方が良かったのでは?」
電話口に向かってがなりたてるのもあれなので
静かに。あくまでも静かに。
制止がかからなければ、エイノーと合流するために歩き出す。
周囲にもある程度目は配っておいて。
- 217 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/12(土) 22:21:43
- >>216
「一応『君だけ隠れて武藤嬢探索続行』という可能性を残したつもりだが?
『一蓮托生』で良いなら建物側のストリートに入って来たまえ、私は建物の
調査を続行しているのでまあいずれ落ち合えるだろう」
安烙院の行動は安烙院に任せ、自分は『使用頻度の微妙で車の出入りも
可能な建物』の調査を続ける。
- 218 :『続・妖銃事件』:2012/05/13(日) 21:40:54
- >>213(エイノー)
建物を捜索し続けるが……イマイチ目処が立たない。
『ネオンストリート』は時間帯にもよるが、元より人の出入りは少なくない。
もう少し、『早海』に『武藤』について詳しく聞いておくべきだったかもしれない。
手がかりは写真一つ。探すあてにするには、漠然としすぎている。
ルロロロロロロロロロロロ・・・・・・・
と、建物を見聞しているときに、視界の端に『サイドカー』が映った。
スピードを落としていたのが、『エイノー』を認めて停車する。
キ キィッ
>>216(安烙院)
静かに諦めたような調子で、『エイノー』の元へ戻る『安烙院』。
距離自体は大したことはなく、姿をすぐに見つけることは出来た。
……と、その前に『サイドカー』が止まったのが見える。
>>214(マクレーン)
『ホリー・コール』に反応はない。
これ自体に何かを『隠す意図』はないようだ。
弾丸を摘む……指の間で転がす……鉛だが、容易には潰れない。
そして、義手では温度と湿度は発生しない。
近くにトイレと簡易なコンロが備えられた洗い場はあった。
どちらも用意するのは難しくないだろう。
- 219 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/13(日) 21:47:50
- >>218
「……?」
サイドカーつきのバイク、か。
それだけなら特に気にも留めないのだが
何も無ければ良いとして、何かあった時が問題だ。
一応、少しだけ警戒の思考はしておいて、エイノーへ接近。
今のところ、エイノー、安烙院、サイドカーの位置関係はどうなっているだろうか。
エイノーやサイドカーからこちらは見えるのか、などを知りたい。
- 220 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/13(日) 21:57:11
- >>218
いささか頼りない情報ではあったが、あれ以上『早海』を刺激したくもなかったし
よしんば何か掴んだ所で非協力的なマクレーンに結果丸渡しする事になったろうと
思えばいささかぞっとしない。
人の出入りも「ひょっとして『武藤』本人が」と思えば悪い事ばかりでもない。
『調査』を続行、サイドカーが止まったようなので軽く注視する。
それこそ『武藤』かもしれない。
- 221 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/13(日) 22:00:03
- >>218
「よし」
湯を沸かそう。
そして一粒、放り込んでみよう。
- 222 :『続・妖銃事件』:2012/05/13(日) 22:13:28
- >>219-220(安烙院、エイノー)
近づきながら、『サイドカー』への距離を測る『安烙院』。
あちらもゆっくりと動き、路肩に停車している……距離は直線で2mほど。
『エイノー』には問題なく近づく事が出来た。
二人して注意して眺める。側車に乗り込んだ一人がゆっくりと降りた。
座っていたので解りづらかったが、体格は小柄だ。
ヘルメットを取る……覗くのは女の顔。
化粧っ気がなく、小ざっぱりとした髪型。二人を認めて、口を開く。
『トニ』:
「チョットいいカナ? ココの関係者?」
顎で指す。『エイノー』が今さっき調べていた建物をだ。
言いながら胸元から手帳を取り出し、見せた。
「ソレなら問題ナイんだケド。……二人? お友達?」
>>221(マクレーン)
ボウッ
小なべに水を張り、湯を沸かす。
ボコ ボコボコボコボコ・・・・・
すぐに沸いた。散弾を一粒、ためしに放り込む。
――――変化は速やかだ。
『鉛の散弾』は湯の中で『水を吸った』ようにわずかに膨れ上がった。
- 223 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/13(日) 22:24:52
- >>222
……先ほどのナンタラ言う刑事の仲間か何かか。
いよいよもってしょっ引きにでも来たかなと
警戒の度合いを上げながら
うん? とばかりに首を傾げて、建物に向けて目をやる。
- 224 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/13(日) 22:25:16
- >>222
女性刑事(トニ)に臨時職員証明を提示
「私は××大臨時講師のエイノー・ニョルズです。フィールドワークの一環で
『黄金町の発展の経緯』という事で街を探索しておりますがどうかしましたか?」
安烙院を『来たのか』という目で見てトニに紹介する。
「彼女は私のアシスタントをしてくれている学生の安烙院君です」
実はまんざら嘘でもない、『日本史』研究は本業だし、今回調査に
かこつけてそうした『街の「成り立ち』についても調べていた。
- 225 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/13(日) 23:07:06
- >>222
「…」
摘み上げるのはカンタンだ。
だがまだ…これは『水を吸った』状態に見える。
『よく熱が伝導したならば』どうなるのか…
それを見極める。
(十秒待って変化しないなら、摘み上げる)
- 226 :『続・妖銃事件』:2012/05/13(日) 23:17:43
- >>223-224(安烙院、エイノー)
『トニ』:
「ア、なるほど。学生さんとセンセイね。
……ごめんネ。最近物騒だからサ。見回りしてるんだヨ」
ゆっくりと近づいてくる『トニ』。
表情は変わらず、感情の伺えない凪の顔。
「……二人、二人ね。学校、ドコだっけ?」
もう一度、確認してくる。
>>225(マクレーン)
グツ グツ グツ グツ
煮込まれる『弾丸』。膨れ上がったそれは、水を吸って柔らかくなったらしい。
形はある程度保っているが、今にも崩れそうだ。
摘みあげるなら、形を崩さないように注意する必要があるだろう。
- 227 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/13(日) 23:25:08
- >>226
トニにもう一度臨時講師証明を差し出す。
「そうですか、お疲れ様です。××大学です。もう一度ご覧になりますか?」
穏やかにすめばそれに越した事はない。
- 228 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/13(日) 23:27:29
- >>226
「『もろく』なっている」
「熱っつーか、こりゃあ…」
鍋でも皿でもコップでもいい。水をくんで、そこに『別にもう一粒』、散弾を放り込んでみる。
『水分』が変化のきっかけか?
水を吸うと、もろくなる弾丸か…?
- 229 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/13(日) 23:30:14
- >>226-227
エイノーと警官に視線を往復させつつ、
二人のやり取りをとりあえず見守ることにする。
余計な口を出すのもアレだ。ということと、
警戒の意志が漏れないように、と。
- 230 :『続・妖銃事件』:2012/05/13(日) 23:54:22
- >>227>>229(エイノー、安烙院)
『トニ』:
「アー、チョットね。『早海 瑞香』ってコ知ってるカナ?
学生だと思うんだけどネ。センセイでショ? 知らない?」
奇妙なイントネーションの声。質問の意図が読みづらい。
『安烙院』にも目線を向ける。背後の『サイドカー』の運転手は、メットも外さず待機している。
>>228(マクレーン)
コップに水を汲み、散弾を放りこんだ。
やはり……『膨れ上がる』。大きくなる程度はほんの僅かだが、『水を吸っている』らしい。
- 231 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/14(月) 00:00:47
- >>230
「……」
この結果。
『トニ』たちはどうしているだろう。ふと気になった。
もしパトロールにでも出ていて…
『ヤツらと出くわしたら』。この事実は知っておいて損はない。
『銀行』なら、水が出る設備は『ある』。
チャ
携帯を取り出し、『トニ』にコール。大丈夫かな。でも運転するタイプでもないように思う。大丈夫だろ、たぶん。
- 232 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/14(月) 00:03:19
- >>230
驚いた顔で
「知っているも何も私のゼミ生です。許可が下りたので今日彼女の友人の
安烙院君と警察病院まで見舞いに伺いました。言わなかったので名前は
知りませんが丁度『担当刑事』と称される方が事情聴取に来られました
が、その方から見舞い客の有無についてお聞きになっておられませんか?
と、言いますか失礼ですがあの事件は『立件できる』のですか?」
一つ質問をぶつけてみた。
- 233 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/14(月) 00:06:53
- >>230
「……早海さんが、何か?」
眉根に皺がよった顔で見返す。
……ねめつけるわけではないが、
意図がわからないのがなかなかに食わせ物だ。
- 234 :『続・妖銃事件』:2012/05/14(月) 00:18:37
- >>231(マクレーン)
『トニ』のケータイにかけた。
長いコール音。なかなか出ない……掛け直したほうがいいか、そんな考えが過った時。
プッ
『フィリップ』:
「マクレーンか。俺だ」
武骨な、ぶっきらぼうな声が応じた。
三人組の一人、『フィリップ・マックイーン』だ。
「トニは今、白人の男と東洋人の女を捕まえてる。
事情を聞いてるみたいだが。怪しいんでな」
>>232-233(エイノー、安烙院)
『トニ』:
「…………あーたりィ? アナタたち二人カナ?
ドコまでワカってるかわかんないケド。『早海』は『心神喪失』だったポイしネ。
ちょっと『施設』入ってもらうぐらいで済むヨ。それよりサ、『マクレーン』知ってるのネ」
「一緒に来てもらいたいんだケド、いいよネ? 『単なる一般人』が手を出すのは見逃せナイし」
ゆっくりと、更に近づいてくる。直線距離で2メートル弱。
ふと、この距離は二人のスタンドの『射程距離』であることにも気づいた。
- 235 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/14(月) 00:27:57
- >>234
あくまでも淡々と
「申し訳ないが『マクレーン』氏という『名前』は私は知らない」
教えてもらえなかったので。
「そして『手を出す』とは何か説明を願います。『フィールドワーク』を
禁止されては研究者としてやっていけませんし、安烙院君の単位
にも影響しますので」
『話が通じる』というのとは違うがあの刑事(マクレーン)よりは
『会話になりそうだ』、そう長くもないだろうが一つ限界まで粘ってみよう。
- 236 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/14(月) 00:28:21
- >>234
「(誰だっけ)」
「ああ、アンタか」
「ちょっと邪魔だったかな――何?」
顔をしかめる。
そういう二人組みはついさっき会ったところだ。
「…白人と日本人。白人は30ちょいで、身長190センチ程度、髪は白…いや銀?そんなとこか?
日本人は…まー目つきの悪い大学生くらいの女。だったらちょっと気をつけたほうがいい。『二人ともスタンド使いだ』」
『フィリップ』は動くかな?
だが、伝えることは伝えねば。
「電話した用事の本題は、『銃弾が水でふやける』らしいってことがわかった。もしかして知ってたか?
見た感じ『お湯』のほうが『ふやかす』効果は高そうだ」
「『水』の防御が有効かもしれねー。頭のすみにでも覚えといてくれ」
さて――通話はそのまま、ちらりと銃弾を見る。
ここで出来ることは…まだあるだろうか。最後に片手で摘み上げて、潰してみるくらいか。やってみよう。
- 237 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/14(月) 00:32:31
- >>234
マクレーンとかいうのか、あのデカ。
「任意同行というものですか。
なんでまた……」
嫌そうなそぶりをしつつ、射程内に入ったことは確認。
(でも、この人を殴ったところで状況が
大して変わるわけでもないですし……)
一般人と思っているようだが、スタンドを見せたところで
先ほどのデカのようにオトナノリクツで片付けられても困るし……。
そんな勝手放題考えながら応対。
- 238 :『続・妖銃事件』:2012/05/14(月) 00:44:31
- >>236(マクレーン)
『フィリップ』:
「いや。問題ない……二人とも『スタンド使い』か。
手荒いやり方も考えるべきだな。トニも喧嘩っ早いほうだ……」
「……『水でふやける』? なるほど……都合がいいかもしれん」
通話はまだ続いている。
ふやけた弾丸を『潰してみる』。
グジュッ
吸い込んだ水を染み出させながら、容易く潰れた。
この感触は金属のそれではない。もっと柔らかい……『何か』だ。
憶えがある気もする。決して珍しいモノではない。
>>235>>237(エイノー、安烙院)
『トニ』:
「あ、ソーなの」
「……なんかココに居るの因縁クサいしネ。
イマ、ちょうど調べてきたんだケド、『武藤 明』は知らナイ?」
ピタリと2メートルの位置で足を止める。
その場で煙草を取り出すと、銜えて火も点けないまま唇の端に引っ掛けた。
「思ったよりエゲつナイヤツでサ、オドろいたんだけどネ」
水面に投げ込んだ石が起こした波紋を見るように。
二人の反応を伺う、鋭いまなざしが『安烙院』と『エイノー』の眼を射抜いた。
- 239 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/14(月) 00:57:22
- >>238
「イザとなったらしょっぴいちまえ」
あの『話の通じなさ』は処置無しだ。
自然、声も投げやりになる。そして、つまんだ指先に力を込め。
「……?」
「(義手だと、細かい感覚がなくてよくないな…)」
次にまとまった金が入ったら、そういう神経をつなげるか聞いてみるか…
ともかく。
潰れたものを、机になすりつけてみる。
それで何かがわかるだろう。
つまり、『ドロ』だとか『小麦粉』だとかのカタマリならあとを引く。
『綿』のようなものなら、まとまってコロコロするだけだ。
「これは――」
- 240 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/14(月) 01:03:38
- >>238
「『武藤 明』?ああ早海くんの友人の。『武藤嬢が関わりがある』と
早海くんから聞いて心が痛みました。『エゲつナイ』というのは驚き
ですね、早海くんの友人にしては。それが私たちと何か関係が?」
いささかきょとんとした表情になりつつ素で答え
「火、お貸ししますか?」
トニの煙草を見て聞いてみる。
- 241 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/14(月) 01:05:36
- >>238
「えげつない、といいますと?」
訊いた話を発展させるように
受け答えしながら、裏で考える。
おそらくは、早海の知らないムトウの顔だろうが……
問題は……この警官が、協力的になってくれるかどうかだ。
もしコイツもあのデカみたいなことを言い出すようだったら
しばき倒してやろう、なんて思いながら。
- 242 :『続・妖銃事件』:2012/05/14(月) 19:08:28
- >>240-241(エイノー、安烙院)
『トニ』:
「……アレかナ? ホントに知らナイのカナ?」
結構、と手を差し向けて火を点けるという申し出を断る。
あくまでポーズだけか、それとも禁煙でもしてるのかもしれない。
「さっきカラ、ちょこちょこカマかけてるツモリだったんだケドね。
おもったよりも、ズブのドシロウトってカンジだ。こーいう言い方で正しいっけ?」
「ゴマかすワリにはミョーにスナオだから、ちょっと困るネ。
ひとつ質問するヨ。正直にこたえてほしいナ。
…………キミらの目的ってナニ?」
>>239(マクレーン)
『フィリップ』:
「それも手だ。バイクで来るんじゃあなかったな」
「動きがあったら伝える。切るなよ」
グイッ
ステンレスの卓に潰した『弾』をなすりつける。
ズ ズズ ズル
想定とやや外れた結果が起きた。
潰れたそれは一塊から崩れそうになりつつ、そのままずるずると引きずられている。
この感触は布ほどしっかりとしていないが、『繊維質』のソレに近い。
『水をよく吸い込み、あるいは溶ける、繊維質の物体』だ――
- 243 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/14(月) 20:28:39
- >GM氏
一応レス内容に関わるので『今日が何曜日か』設定お願いします。
- 244 :『続・妖銃事件』:2012/05/14(月) 20:46:16
- >>243(エイノー・回答)
希望する曜日等があれば、先に述べてほしい。
特にない場合は金曜ということにする。
この曜日設定に具体的な意図はない。
- 245 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/14(月) 21:22:03
- >>244
金曜日で結構です、感謝。
- 246 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/14(月) 21:34:39
- >>242
「目的ですか?先ほど述べた通りです」
>>224 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
>「私は××大臨時講師のエイノー・ニョルズです。フィールドワークの一環で
>『黄金町の発展の経緯』という事で街を探索しておりますがどうかしましたか?」
>「彼女は私のアシスタントをしてくれている学生の安烙院君です」
「ところでもう宜しいですか?今日早海くんの所に来た『担当刑事』氏に
>>183 :マクレーン『ホリー・コール』
>「言うこと言ったら、帰って自分の仕事をやれよ」
>>186 :マクレーン『ホリー・コール』
>だから静かに、何事も無く暮らしてろって話だ」
>>201 :マクレーン『ホリー・コール』
>『心配』ならいくらでもすりゃいい」
>「それ以上は許可できねーな。『犯罪者は捕まえる』。『関係があろーとなかろー
>と、一般市民を巻き込まない』。それが俺らの仕事」
と言われておりますので遅くならないうちに『調査研究』を再開したいのですが。
『そんな刑事はいない』というのであればここで供述も通報もいたしますよ。
その場合安烙院君は明日の午前中の講義の準備もあるでしょうしここで帰していいでしょう?」
マクレーンの『言質』を取らせてもらった。
『公的権力』を利用するなら『市民としての権利』を保証してもらっていいだろう。
- 247 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/14(月) 21:47:46
- >>242
「こんな『奇妙』な事件に巻き込まれた友人との『約束事』です」
「……何を知っているか探るつもりか知りませんが」
腕から思わず『スフィンクス』を『出し』かけて、
自分で気づくとそれを引っ込める。
「少々気が立ってるので、
ただ呼び止めただけなら程ほどにお願いできますかね?」
吐息と共に、出しかけた右腕をぷらぷらと振りながら続ける。
- 248 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/14(月) 23:02:04
- >>242
「『溶ける紙』」
いやいや。
だが最も『身近』ではある。『水に溶ける繊維質』。
「…」
切らずに、『電話の向こう』からの応答を待つ。
待ちながら…
「(こんなもんが、『弾』か? だが確かにガチガチに固まっていた…能力? いや、しかし…)」
- 249 :『続・妖銃事件』:2012/05/14(月) 23:25:54
- >>246(エイノー)
『トニ』:
「……アーハハハ」
乾いた笑い声。表情は変えぬまま、さらに一歩踏み込む。
『フィリップ』:
「オイッ! 二人ともだぞッ! 『スタンド使い』だッ」
『トニ』: マジ
「…… 本当かヨ。ヤだナ。ウン」
奥に居た『サイドカー』の運転手も立ち上がって近づいてくる。
そちらと二人までの距離は5メートルほどだ。
『トニ』:
「ベツにいいんだケドね。さがす、さがさないは勝手だし。
タダね、ソーやってゴマかすのが気にくわナイんだヨ。
マクレーン君カラはキミたちが『早海 瑞香』からナニか聞き出したのは聞いてる。
『武藤 明』の情報はワタシたちがスデにニギってる。
『武藤』の情報のソモソモの出元はキミたちだとも聞いてるケド」
「動く動機が見えナイと、放っておいたモノかワカらないナ」
>>247(安烙院)
『トニ』:
「アハ。キミのほうがワカりやすいな。
ソレが理由か。なるほどネ。まァ……ソレなら」
ピタリ
額に指先を当て、考え込んでいる『トニ』。
コーボク
「ワタシもマジメな公 僕ってワケじゃナイしネ」
>>248(マクレーン)
『フィリップ』:
「オイッ! 二人ともだぞッ! 『スタンド使い』だッ」
「……トニが動いた。ありゃ、手を出しかねん」
『フィリップ』の嫌気がさしたような声が響く。
『弾丸』が『溶ける紙』という仮定。今までの現象にはすべて合致する。
『溶ける弾丸』の謎は解けた……
電話の向こうも剣呑な様子だが、任せたものか。
- 250 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/14(月) 23:30:39
- >>249
「銃も手に入ればなお良かったがな。だがまぁ…弱点らしいモノはわかったか」
『水』が大事だってことだ。ゼイタク言えばお湯。
水風船でも買っていくか。
「……」
「アンタらの『能力』はよくしらねーが、俺より非力ってこともねーだろ」
「とはいえ、応援にいったほうが良い感じか? どっちみち合流もしなきゃいけねーしな」
資料室を出、廊下を歩きながら。
- 251 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/14(月) 23:43:30
- おそらくは油断している安烙院の首筋に当身。
「そうやってすぐ噛み付くクセは治したまえ」
トニに向き直って
「それは私が自称『担当刑事』氏にお知らせしましたからね。つまり彼は『本物』という事ですか。
別に誤魔化してはいませんよ?私の研究について資料を提出しても宜しい。
とりあえず『学生を帰って寝せる』用件が出来ましたのでまだ何かあれば後日伺いましょう」
安烙院に近づいてかがみこみ小声で囁く。
(『目的』に近づきたいならとりあえずフリでも気絶していたまえ。正直かなりもう難しいが)
あとはトニ達がこれで見逃すかどうか賭ける他ない。
- 252 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/14(月) 23:48:46
- >>249
「……ふむふむ」
トニのそぶりに、ちょっと食いつく。
ついつい、棘をちらつかせてしまったが
「呼び止めただけでない、というのなら……
詳しい話をきいても、良いかしら?」
幾分かは話が通じそうだ。
しょっ引くのか、そうでないのかは知らんが、
一応話しの続きがあるのなら、聞くとしよう。
- 253 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/15(火) 00:02:47
- >>251訂正
「それは私が自称『担当刑事』氏にお知らせしましたからね。つまり彼は『本物』という事ですか。
別に誤魔化してはいませんよ?私の研究について資料を提出しても宜しい」
安烙院が話したいなら任せてみよう。
- 254 :『続・妖銃事件』:2012/05/15(火) 21:52:16
- >>250(マクレーン)
『フィリップ』:
「頼みたい。手に余る」
「聞き込みも協力してほしいしな」
「オイッ! あまり関わるなよッ」
『トニ』に呼びかけているようだ。
向こうの様子は声だけでは伝わらないが……
移動には車が使えるだろう。
ちょっとパトカーを拝借しても、誰も咎めない……かもしれない。
無論、自分の自家用車を使うという手もある。こっちの方が安全だ。
>>252-253(安烙院、エイノー)
『トニ』:
「『ホンモノ』? 当り前サ。彼にはワタシたちのシゴトの代わりをやってもらってる。
あまりジャマされるとワタシたちとしても困るからネ」
「ウーン、話したものカナ。まァ、イイや。
『武藤』は犯罪者だヨ。『女衒』紛いの真似シテるクズ。オンナなのにネ」
パチン
シュボウッ
そこで初めて『トニ』がライターを取り出し、火を点ける。
「………………まさか、コレ知らなかった?
知ってても問題ナイけどサ。ソッチが名前教えてくれたカラ、交換と思えば」
「オイッ! あまり関わるなよッ」
「ワカってるヨ。
で、キミたちがココでナニしてるか知らナイけど、ヤメたほうがいいネ。
ゴマかすのは勝手だし、シロウトがナニしでかそうが構わないケド」
ウォオオンッ
ゴ ウ ッ!!
ゆらりと『トニ』の状態が傾くと、次の瞬間に固められた拳が二人の鼻先に突きつけられた。
波と泡、流水の意匠が施された逞しい人型の上半身が、『トニ』から滲んでいる。
「イタい目みるゼ? 勝手にコッチのシゴトをひっかきまわされるとコマるからネ」
- 255 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/15(火) 22:24:15
- >>254
両手を挙げてフィリップに呼びかける。
「そちらのサイドカーの刑事さん、トニ刑事を止めていただけないか?
『面倒は避けたい』」
マクレーンの分まで『駄賃』は貰った、ここで揉めるのは得策ではない。
が、こちらも『爆弾(安烙院)』を抱えている、あとは成り行きで対応しよう。
- 256 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/15(火) 22:46:38
- >>254
あとの面倒を考えると、自分の車のほうがいいか。無線は無いが…
「すぐ向かうぜ」
「どのあたりだ?」
法定速度は遵守する。途中コンビニでもあれば、500ml入りの水を二本ほど買っていこう。
- 257 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/15(火) 22:48:47
- >>254
ホールドアップ。
「ま、邪魔するつもりはないわ。
邪魔されるのはキライだけどね〜」
……『ムトウ』が女衒じみたことをやっているというが、
そういう連中が出入りしそうなところに乗り込むしかないだろうか。
なんにせよ、素人で情報を得るにも限度があるが、
ココですごすごと引き下がるわけにも行かない。
「そうそう、たとえ話として聞いておきたいのだけれど」
「事件解決に協力したいっていう奇特なスタンド使いが、2人……
もし、現れたとしましょう。その場合、何を手土産に持ってくればアナタは頷いてくれるかしら?」
- 258 :『続・妖銃事件』:2012/05/15(火) 23:06:10
- >>255(エイノー)
『フィリップ』:
「問題ない」
「『当たらない』と俺の眼が言っている」
ケータイを耳に当てたまま、ゆっくりと近寄る刑事。
いつの間にかヘルメットは取っていた。硬質な金髪の若い白人男性だ。
「ソイツは手が早いが冷静だ。
俺とは違ってな。――トニ」
『トニ』:
「ワカってるゼ。指図は要らナイ」
ズズズズズズ・・・・・
泡と波を纏った人型が、ゆっくりと『トニ』の身体に沈み、消える。
>>257(安烙院)
『トニ』:
「キミのが話しやすいネ。フム、そういう仮定か」
「『武藤の情報』……『武藤の居場所』とかかナ。
ソレ以外でもいいケド。問題ナノはキミたちがワタシたちのシゴトにどう関わる気か、だネ」
「利害さえ一致するナラ、協力も考えられるヨ。
マクレーン君が頷くかはべつだケド、彼ひとりじゃ小銃で武装した連中がたくさんってのは相手しきれナイかもネ」
ようやく、笑みらしきものを見せる『トニ』。
「スタンド使い絡みの案件だって……察してるのカナ?
コッチ
表だって警察も動けナイ。だから、少人数じゃなきゃ困る」
>>256(マクレーン)
『フィリップ』:
「ネオンストリートの……」
『フィリップ』が場所を告げた。
大した距離も出ない、すぐに急行できそうだ。
ブロロロロロロロロ・・・・
コンビニに寄らずとも、自販機で目当ての物は買う事が出来た。
- 259 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/15(火) 23:16:26
- >>258
「『武藤嬢の関与について強制か否か勘案していただきたい。
できれば良い結果なら早海君に知らせていただくか知らせる
許可が欲しい』それ以上望む事はない。ただマクレーン刑事の
意向については宜しいのか?あれは既に『狂信』のレベルだぞ?」
『通報』さえ拒んだマクレーンに対しては流石に少なからず含む所がある、
そこをハッキリさせた上で『協力』したい。
- 260 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/15(火) 23:25:17
- >>258
「私個人としてはムトウをふんづかまえられれば。
……早海さんが『脅されて事件に加担しているかも』ってえらく心配しててねぇ。
アナタの話しじゃ、どーも限りなく黒に近いみたいだけど……
どっちにしろ、二人の顔は突きあわせて上げたいのよね」
こめかみをかきつつ。
ここはハッキリしないところだ。プロの話も聞きたい所。
「ただまぁ、協力させてもらえるなら……
物騒な事件の解決に貢献したいとは思ってるわ」
笑みらしきものを見せるトニに、こちらも口の端を上げて、
『スタンド使いがらみと察しているか』の問いに答える。
「えぇ。彼女から、『超能力』がらみだってことは聞いてる。
ムトウが『人を操ることができる』って言ってたことも……」
警察が表立って動けない場合に、
手を貸す程度なら『一般市民』も可能だろう。
- 261 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/15(火) 23:33:59
- >>258
もちろん、ノドがかわいたってわけじゃあないがね…
車の中で考えるには、
『弾』は普通の弾じゃあなかった。別の『何か』を『能力』で加工した、というところか。
これが『密造弾』だとかそういうのなら、その生産施設を探るという手もあったかもしれないが…
『どこでも手に入る』ものを利用しているなら、特定は難しい。やはり『人』を探すしかないかもしれない。
弾丸はそうだとして、やはり気になるのは『銃』そのものだ。
あの『螺鈿細工』のような装飾。弾丸には無かった。また別の能力…ということも考えにくい。
弾と銃はセットだ。スタンド能力なら、そうなっているのが自然だと考える。では、銃の『素材』は?やっぱり貝かなにかか?
それにしても、『散弾銃』からもっと強力な代物に持ち替え、追い詰められたら『自爆』も辞さない…ブッとんでる話だが…
『早海』のように洗脳j、あるいは操作して『駒』にしているなら、なるほどというところか。
「推測を出ねーな…」
足りないか。まだ。
おっと、そろそろか…?
- 262 :『続・妖銃事件』:2012/05/15(火) 23:47:34
- >>259(エイノー)
『フィリップ』:
「武藤に関しては『捕まえる』、それだけだ。
アレが関わっているのは明白。なに、命まで奪りはしない」
「早海瑞香からどう頼まれたかは知らんが、悪党は叩きのめす」
鋭い目つきで『フィリップ』が睨みすえた。
狂犬というより……『猟犬』。もっとも静かで無機的だ。
こっちも大概『イカれている』。そこへ『トニ』が割って入り、
『トニ』:
「知らせるのはキミたちの自由だネ。
たぶん捕まえても別件で逮捕ってコトになるヨ。事故さえ起らなきゃ、無事じゃないカナ?」
「マクレーン君に関しては……彼ぐらいじゃナイと、コノ町じゃ警官をしてくれないのサ」
>>260(安烙院)
『トニ』:
「アイツ、そういうタマかナ? エゲつナイぜ。
『早海』がダマされてんじゃないノ? 一回ハナシ聞き直したラ?」
『フィリップ』:
「そろそろマクレーンがここに来る。お前らは居ないほうがいい。
何か交渉の材料を持ってこれたらマクレーンに連絡しろ」
白人の警官の方がバイクへと戻る。
『トニ』も肩を竦めて、側車へと近づいていく。
『トニ』:
「早海瑞香からナンか聞き出せたら教えてくれてもいいヨ」
>>261(マクレーン)
銃に関しても考える『マクレーン』。
そういえば『事件を録画した映像』のデータもあった。
アレを見れば少なからず、ヒントがあるかもしれない。
もう少しで見えてきそうだ……
- 263 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/15(火) 23:52:51
- >>262
「騙されてそうよねぇ……。
あの子すんごいおとなしいし……」
えらいことになってきた。
「ナンにせよ、感謝するわ〜。
何か入ったらマクレーン経由であなたと話ししたいところね」
黒はムトウだけで済めば良いが……
ともあれ、手をヒラヒラと振ってその場を後にする。
エイノーがついて来たら口頭で、
別方向に分かれたら電話口で
「……もう一度警察病院へ行きます。
最初、デカが詰問してた辺りとか、ほかにも
突っ込んだ話をする必要が有りそうです」
そう告げ、先を行くとしよう。
- 264 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/15(火) 23:56:20
- >>262
チャ
信号待ちの間に、ドリンクホルダーに携帯電話を立てかけて『動画再生』。
クセのようなもので『ホリー・コール』による探査もかけつつ、目の端で様子を見る。
だが、同じ能力の産物だとしたら…『散弾銃』そのものと向かい合ったのだ。今さら映像で…
「イヤイヤ…報告が済んだらもう一度よく見てみるか」
ドル ン
アクセルを踏む。
- 265 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/16(水) 00:07:46
- >>262
「では『武藤嬢の居場所と情報』をこちらに」
携帯をトニに差出し
「わかった事は即時お知らせしますので出来れば連絡先も。
まさか貴方がたまで『110番にかけろ』とは言わないでしょう?
マクレーン氏については了解しました。出来るだけ逃げさせて
いただきますので可能な限り『分担の配慮』を」
そこまで言って安烙院に呼びかける。
「私は『武藤嬢』を探す。見つかったら君にも連絡するので
それまでの連絡はメールでお願いする、『見つかるとまずい』
早海君に宜しく」
隠密行動が必要な場合も考えられるだろう、トニが提案に乗ってくれ次第
速やかにこの場を裏路地を使って駆け去る。
- 266 :『続・妖銃事件』:2012/05/16(水) 00:27:26
- >>263>>265(安烙院)
『トニ』:
「イイヨ。一応上司だから命令きいてくれるかもネ」
『安烙院』に応じながら、『エイノー』の携帯を受け取る『トニ』。
番号とメールアドレスを確認して、頷いた。
「『110番』するナ、とは言わないけどネ。
ただ、あまり意味がナイナ。
スタンド使い絡みだと、フツウの警官は動かないのがこの町だ」
「じゃあ、健闘を祈るヨ。ラクしたいしネ」
二人は二手に分かれて、その場から離れてる。
ふと、こちらへやってくる車を『安烙院』は目にした……
>>264(マクレーン)
動画が音もなく携帯電話の画面上を流れる……
確かに真正面で見た散弾銃には凶器としての重みがあった。
だが、それだけで見落したことはないか……改めて見直す。
それに『真唯』を探す方法も考えなくてはならない。
目的地に着いた……二人が『サイドカー』に乗っている。
『トニ』らしき側車に乗ったほうが指を立てて大きく回すと、近くのカフェを指した。
二人は先行し、そちらへ移動している……
- 267 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/16(水) 00:33:20
- >>266
携帯を確認、『武藤の居場所と情報』を読む。
しかるのちメール添付の形で安烙院に転送、『車が通れない』もしくは
『まぎれられるだけの人ごみがある』ルートを経由して『武藤の居場所』
方面に向かいたい。
- 268 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/16(水) 00:36:47
- >>266
「不良警官さんねっ」
冗談めかして。
警察病院へ足を運びたいところだが……
『車』か。
明らかに『こちら個人』に向かっているならば注意を。
そうでなければ関心を向けつつ歩く。
……誰が乗ってるやら。
- 269 :『続・妖銃事件』:2012/05/16(水) 00:39:39
- >>268(安烙院・捕捉)
乗っているのは『マクレーン』のようだ。
すぐに消えたほうが良さそうだ……
(※:書き抜けがあった。行動を追加してよい。)
- 270 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/16(水) 00:48:21
- >>269
小走り、それでも足りなければ走りで
すぐに立ち去るとしよう。
どーせ、顔を合わせたところでろくなことにならない。
くだらない消耗はあれっきりにしたいところ。
どうでもいいが、声をかけられても聞こえなかったことにしておく。
- 271 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/16(水) 22:45:23
- >>266
ハンドサインに従い、喫茶店へ。
『銃』と『マイ』についても、まずは話だ。
- 272 :『続・妖銃事件』:2012/05/16(水) 23:08:52
- >>267(エイノー)
携帯を確認した。
『武藤 明の居場所』については情報がない。
そもそもあの警官二人も探している途中だ。
『武藤』に関する情報は以下の通り。
・女性を紹介する女衒紛いのことをしている。
紹介する女性は非常に無気力で、人形の様らしい。
・主にネオンストリートに出没していたが、最近では姿を見ない。
・スタンド使いであるという噂もあるが、能力は不明。
・よく現れるレストランがあるとのこと。主に女連れらしい。
>>270(安烙院)
病院へと向かった……
バスなどの交通手段を使えばすぐだ。
すぐに到着する。
>>271(マクレーン)
喫茶店へと続いた。
『トニ』がメールをしていたが、すぐに店内へと入る。
『フィリップ』:
「それで、水に弱いというのが分かったのか?」
オープンテラスの席に掛けながら、尋ねてきた。
- 273 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/16(水) 23:17:20
- >>272
「さて……っと」
面会に必要な手続きなり、申請なりを済ませよう。
面会が出来るかどうか、そこがまず一つ。
面会でうまいこと話を聞きだせるかが、もう一つ。
面会で知りえたことが事実かどうかが最後の一つ。と。
- 274 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/16(水) 23:21:22
- >>272
「成る程、これは『性質(タチ)が悪い』」
安烙院には女衒の項目を抜いてメール。
トニには『武藤』のスタンド能力は9割方『催眠暗示』である旨メール。
そして最寄の本屋でタウン誌を買い学生達の噂や見た目と総合して
いかにも『不良の溜まり場』的なレストラン、ファミレスを近場から順に
見て廻り始める。
念のためスーツの上着は肩にかけ、ネクタイと首のボタンを緩めて
袖をまくり髪を心持ち乱して『そういう場所での悪目立ち』をしないように
格好を崩しておく。
- 275 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/16(水) 23:21:41
- >>272
「『弾』はな」
向かいにかけながら。
「乾いてるときは金属なみの硬さだが、水に濡らすとなんつーか…
キタないたとえで悪いが、『溶けかけのトイレットペーパー』みたいな感じだ」
『水溶性の繊維質』をもっとも身近にたとえる。
「『どこで作ってるか』もわからねーな。もしそうなら、『どこでも作れる』ってことになる。
銃も、動画を見返してるんだがちょっとまだ何もつかめねーって状態だぜ」
肩をすくめる。
実際のところ、進展はほぼ無いに等しい。視線で「そっちは?」と問おう。
- 276 :『続・妖銃事件』:2012/05/18(金) 21:30:28
- >>273(安烙院)
手続きを済ませる……
対応してくれたのは先程の看護婦だ。
『看護婦』:
「…………またですか?」
一瞬、訝しむ眼差しを『安烙院』の顔に注ぎ、ふうと嘆息。
案内する気も失せたか、ペンで病室を指した。
『看護婦』:
「ご自由にどうぞ」
病室に向かうと、怪訝な顔の『早海』が居た。
『早海』:
「朔夜ちゃん? どうしたの?」
>>274(エイノー)
『不良の溜まり場』――なら、ネオンストリートには事欠かない。
タウン誌を眺めると近くにレストランやファミレスは多い。
格好を少し崩して、付近を散策し始める……
手近なファミレスの窓際の席に、いかにも不良然とした格好の連中がたむろっていた。
>>275(マクレーン)
『フィリップ』:
「それだけ解ったのでも十分だ。
『トニ』なら真正面からでも問題ないかもな」
『トニ』:
「買い被られてナイ? 『作ってる場所』……アジトなんだケドね。
コレが見つからないのサ。目撃されてカラ、足取りが途絶えてる。
逃走に成功した『強盗団』がコノ町に逃げ込んでるのは確実なんだケド」
『フィリップ』:
「俺たちがわかったのは――」
『武藤の情報』
・女性を紹介する女衒紛いのことをしている。
紹介する女性は非常に無気力で、人形の様らしい。
・主にネオンストリートに出没していたが、最近では姿を見ない。
・スタンド使いであるという噂もあるが、能力は不明。
・よく現れるレストランがあるとのこと。主に女連れらしい。
『真唯の情報』
・美術品の贋作造り兼ブローカーをしている。
・この町に自前の『工房』があるらしいが、場所は不明。
・古書の収集狂。
「――――これぐらい。処置ナシだ。
俺たちは聞き込みには向かんらしい。荒事しかやっていなかったからな」
肩を竦める『フィリップ』。
テーブルの上に置いた手はがっしりとした造りで、古傷が浮かんでいる。
『トニ』はウェイターに手早く注文を済ませてから、振り返った。
『トニ』:
「……キミの顔知られてないからサ。
ちょっとワタシたちが話した相手と話してくれナイ?
『真唯』と『武藤』を最後に目撃した店なんだケド、ソコの店主から聞き出せるカモ」
- 277 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/18(金) 21:40:48
- >>276
少々財布が痛いが仕方ない、端からそういう連中にこう声をかける。
「良ければ奢らせてくれないか?何、この娘(『武藤』)に紹介してくれればいいのさ」
知らなくてもドリンク(バー)代くらいは払ってやろう。
- 278 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/18(金) 22:05:01
- >>276
「『古書』」
繊維? 溶けるというより、『ボロボロ』の…
『贋作』とはいえ、売り物になるレベルであれば、そして『スタンド能力』であれば、
『銃』や『銃弾』の『贋作』だって作れるだろうし、機能的にも劣らぬものができあがる…
先に立てた仮説が補強された形だ。
「『ムトウ』と『マイ』が最後に目撃されて…どのくらいの時間が開いたんだったかな」
「ともかく、みつからねーってことはだ。『いつ、どこに』現れたっておかしくねーワケだな」「今、ここになら、あんたらで片付くからラクなんだろーが」
俺は見物して手錠かけるだけでいいな、と冗談めかしつつ。
「いいとも。聞き込みは得意だからな…最近はスゴみも効くようになった」
カチャッ
指先でテーブルを軽く叩く。
手袋ごしでも硬質なその音。外せばもう少し、物々しさがUPする。
「どんな小さな手がかりでもつかまねーとな。
そこいくと…」
『動画』を思い出し、置いた携帯の画面をなぞって、また再生。
「コレにも、なんかある…気がするんだがな」
- 279 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/18(金) 22:16:24
- >>276
「すみませんねぇ」
看護婦が来ないのはありがたいんだがね。
……。
病室の戸をしめ、
「ごめんね、何度も。
早海さんから聞いた『ムトウ』のことなんだけど……」
まずは謝ってから、話しかける。
『なんだけど……』で一端区切って早海の様子を見る。
もし嘘などが含まれていればちょっとぐらい反応があるはず。
- 280 :『続・妖銃事件』:2012/05/18(金) 22:22:22
- >>277(エイノー)
『不良A』:
「………………」
「失せな。なに言ってんだこのガイジン」
切って捨てた一人を受けて、どっとその場に居る連中が笑い声を立てた。
居るのは四人。全員男だ。
テーブルに乱暴に足を投げだし、煙草をふかしている。
禁煙席のハズだが、店員も慣れた顔で注意もしない。
>>278(マクレーン)
『トニ』:
「ソロソロ十日間ってトコロだネ。市民の安全のタメにもヨロシクたのむヨ」
『トニ』は素知らぬ顔で運ばれてきたジュースを啜っている。
『フィリップ』はコーヒーに手を付けず、『マクレーン』に向けて手を差し出す。
『フィリップ』:
「少し、いいか? 俺もしっかりと見たワケじゃないんでな」
「店の場所はすぐ近くだ。そこを行って……」
店の場所を説明しながら、画面を眺めていた『フィリップ』。
……その顔に怪訝そうな表情が浮かんだ。
「……なにか、おかしいな」
>>279(安烙院)
『早海』:
「…………明さん、見つかったの?」
反応は……少々急いた印象があるが。それぐらいだ。
眼に焦れた子供のような落ち着かない色がある。
「もし見つかったなら……」
- 281 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/18(金) 22:27:54
- >>280
場所の説明をメモろう。
こういう何気ないことも、両手があればこそだ。
「なるほど、了解したぜ」
場所を記憶し、映像に目を落とす。
「……何かが?」「なにが?」
- 282 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/18(金) 22:29:52
- >>280
そろそろ少し『発散』しておこう。
手近なグラスの水を『ガイジン』呼ばわりした不良Aにぶっかけ
「『この娘(『武藤』)を知らないか』と聞いているんだよ。ニホンゴ、ワカリマスカァ?」
カタカナ部、思い切り馬鹿にした口調で。
- 283 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/18(金) 22:33:46
- >>280
「ごめんなさい。まだ見つかっていないんだけど……。
探し当てるために、もうちょっと教えて欲しいことがあるの」
人差し指を立てて。
「一つ。『ムトウ』について、『友達』といったけれど、
調べていくと、どうもそうは思いづらい人物像が浮かんできてね……
普段、どんな話をしてたか、ちょっと聞いても良いかな」
それを通して、『ムトウ』の人格を知りたい。
「二ツ。『超能力』について、何かほかに
覚えてることはないかしら?」
とりあえずはこの2つだ。前者はムトウについて、早海はどう思っているのかで
騙されてるのか肩入れしてるのかそれともまだ『操』られて居るのか、推測を立てたい。
後者はトニへの手土産が7割。
- 284 :『続・妖銃事件』:2012/05/18(金) 22:39:50
- >>281(マクレーン)
『フィリップ』:
「……いや、ここなんだが」
動画は同時に三画面で再生されている。
(ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1323642509/404)
『フィリップ』は具体的などれとは言わないが、何か違和感を覚えているようだ。
同じところを繰り返し、再生して確認している。
>>282(エイノー)
パシャアンッ
『不良A』:
「……ッッ!! だァ、ボゲエッ!! ブッコロすぞッ!」
おそらくはしご状神経の持ち主なんだろう。
殆ど反射的に胸元に掴みかかろうとしてくる。
他の三人は仲間意識がないのか、ニヤニヤ眺めているだけだ。
>>283(安烙院)
『早海』:
「…………ふだん、は。その、フツーよ?
身の回りのこととか、友達のこととか……あ、映画一緒に行ったり。
明さんの行きつけだっていうレストランに連れてってもらったり……。
優しい人よ? 私の話をちゃんと聞いてくれるし……」
「……超能力。その、『人を操れる』っていうのは見たことはないの。
お酒の席で、かなり酔ってる時にちょっと漏らしただけで……。
オカルトみたいなのは信じない人だと思ってたから、凄く印象深くて」
ぽつぽつと語り始める『早海』。うっすらと微笑みながら、だ。
抑えて話しているが、『武藤』に対する好意がそこはかとなく、滲んでいる。
- 285 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/18(金) 22:49:16
- >>284
脱いでいて良かった、引っ掛けた上着をバサリと頭に投げかけ
すかさず袖を回して交差させネックハング。
「馬鹿か君は、座った状態から立ってる相手にふっかけてどうするね」
ギリギリ締め上げながら残りの三人に
「君らは知らないか?本当に知らないならそう言えばドリンクくらい奢ってもいいが?」
残り三人も同レベルとして、まあスタンドを使うまでもないだろう。
それより店に迷惑だ、手早くすませたい。
- 286 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/18(金) 22:53:33
- >>284
「……」「燃えてるな。よく見ると」
『銃が燃えている』。
- 287 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/18(金) 22:54:35
- >>284
にじんで見える好意っぽいものに、
思わずベッドの上に身を乗り出……しそうになって止める。
ベッドの前にしゃがんで、見上げるように話しかけよう。
「あー、なるほど。
そのときにしかしゃべってなかったんだ?」
……しかし、こりゃアレか。
馬に蹴られそうなのか私は。
いやともかく……とりあえず決めておこう。
ムトウが欺いているだけだとしたら、私はこの子に
嫌われてでも、ムトウをボコボコにしてトニに引き渡す。
「お、一緒にご飯食べる仲なのね。……どんなところかしら?
もしかしたら、その行きつけのレストランなら見つけられるかも……」
飛びつく。そして、情報を得るために切り込む。
- 288 :『続・妖銃事件』:2012/05/18(金) 23:02:53
- >>285(エイノー)
バサリッ
『不良A』:
「ぐくッ! テメえ、何しやがッ」
ギリ ギリギリギリ
堅く締め上げられて、呼吸もロクに出来ないのか黙った。
必死になってもがくが、どうとでもなる。他の三人は顔を見合わせた。
『不良B』:
「……よく、見せてくれ」
『不良C』:
「オイッ! いいのかッ」
『不良B』:
「黙っとけッ! ……離してやってくれ」
一人が画像を見せてくれとケータイを受け取ろうとしてきた。
締め上げられた不良はもがく力も弱まってきている。
>>286(マクレーン)
『フィリップ』:
「……ああ、ソレか。しかし、なんで燃えるんだ?
散弾銃とはいえ、木製の部品ばっかじゃないだろ?」
教えられた『フィリップ』が携帯を返してきた。
それを『トニ』が覗きこみ、頷く。
確かに『宗海』と対峙していた犯人の『散弾銃』が燃え盛っている。
『トニ』:
「気付いてなかったナ。してやられたヨ」
言いつつも表情は波立たず、ジュースを啜ったままだ。
>>287(安烙院)
『早海』:
「うん? ああ、そうね。もしかしたらそこには顔を出してるかも。
お店の場所は今、メールで転送するわね……」
すぐにメールで店と付近の地図のURLが送られてきた。
小首を傾げて『安烙院』を見下ろす。
「役に立った? ……見つかる、かな?」
- 289 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/18(金) 23:09:03
- >>288
「『可燃物で出来た贋作』か?」
『古書』?
「『燃える銃』だとかは、アンタらのほうが詳しそうだし任すぜ。俺は『聞き込み』してくるからよ」
ガチン
手を叩く動作で、金属音。
「あ、その『店主』は『スタンド使い』なのか?」
『ホリー・コール』がいらぬ諍いのもとにならないとも限らない。
とりあえず、知ってると知らないとでは天地の差だ。そこを確認しておいて、行くとしよう。
- 290 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/18(金) 23:09:56
- >>288
締め上げを解きつつ元の席に淑女をエスコートする様に優しく座らせ
「『彼女』だ。すまないが確認をお願いする、重ねて言うがお礼はする」
不良Bに『武藤』の写真画像を確認してもらう。
- 291 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/18(金) 23:19:40
- >>288
携帯から情報を確認しておく。
「ありがとう。結構な手がかりになると思うわ」
笑顔を返しつつ
……少し踏み込むか。
「……そういえば、そのムトウとは」
「プレゼント貰ったりする仲だったの?
心配するぐらいだから、親しそうなのはなんとなく分かるけれど」
- 292 :『続・妖銃事件』:2012/05/18(金) 23:22:18
- >>289(マクレーン)
『トニ』:
「任せてヨ。ヤサ探しついでに調べておくネ」
『フィリップ』:
「いいや。単なる『一般人』だ。
そういう存在のことは知ってるが、われ関せずという感じだ。
あくまで取引や相談の場所だけを提供している」
店の場所は近い。店名は『BONESHAKER』。
車をちょいと走らせればすぐに到着する……
ブロロロロロロロロォ――・・・・
>>290(エイノー)
『不良A』:
「……はッ、はッ、はッ、はッ、はッ、はッ、はッ、はッ……」
短く、犬のように息を漏らす不良。
充血した目で『エイノー』を睨むが、抵抗の意思は萎えたようだ。
『不良B』:
「ワリーが直には知らねー。
でも、ここいらでよく見かけたぜコイツ。オンナ侍らせてやがる。
こういうトコには出入りしねーよ。もっと高いトコだな」
口調こそ粗いが、丁寧に思い出すように話している。
「最近はちょっと見てねー。それぐらいだ。
あと、オゴリはいい。頼むから……俺らのこと忘れてくれ」
>>291(安烙院)
『早海』:
「…………お友達よ?」
はにかむように、微笑んだ。
だが、それ以上踏み込ませないような威圧感がある。
- 293 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/18(金) 23:30:28
- >>292
「判った有難う。『君達には会わなかった』それも含めて『御礼』としよう、失礼」
不良Bに一礼して素早くオーダーシートを持ち去りレジで会計を済ませる。
少し対象が絞れた、店を出て『少し崩れた感じの高級店』を探して歩く。
今度は逆に少しよれたが上着を着てネクタイを締めなおし身なりを整え直そう。
- 294 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/18(金) 23:34:10
- >>292
「……わかったわ。
あぁ、最後に、1つだけ」
立ち上がってゴメンゴメンとポーズをとり、1つ。
9割嘘だろうが、踏み込むのは止めておこう。
威圧してくるとは意外だったが……。
意外と根は図太いのか?
「誰か、ほかの人の話ってムトウはしてた?
さっきの超能力の話の時みたいに、酒の席でも良いから」
何かしら、ほかの手がかりを探ってみる。
- 295 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/18(金) 23:36:03
- >>292
運転中、あんまり音楽だとかは聴かない。
ニュースを聞くので、ラジオを流すくらいだ。
それでもあっという間だ。
キ
バム
『BONESHAKERS』。
「(この町は、まったく)」
ここといい、あそこといい。
ズ ァ
『ホリー・コール』とともに入店。
一直線に店主に向かう。(行間で人相を聞いてたんだよ…わかるだろ?)
ン
「『ムトウ』と『マイ』の居場所は知ってるか?」
あまり時間をかけたくない。
- 296 :『続・妖銃事件』:2012/05/18(金) 23:42:16
- >>293(エイノー)
会計を済ませて、店を出る。
去り際に不良たちがそそくさと出ていこうとしていたのを認めた。
探す方面を変える……高級店の多い場所へと移動した。
身なりを整えたので通用はするだろうが、しっかりとした門構えは聞き込みに応じてくれるか不安感を煽る。
>>294(安烙院)
『早海』:
「……うーんと、最近羽振りのいい相手と知り合った、とか言ってたかな。
スッゴく気前がいいから、長居お付き合いにしたいとか、なんとか……」
『看護婦』:
「……申し訳ありませんが」
看護婦が入ってくる。
ツカツカと近寄ると、規則に着いて書かれた書面を示す。
「面会時刻は過ぎていますので。そろそろ」
>>295(マクレーン)
カラララン
『店主』:
「あン……おぬしは、『使うヤツ』かね?」
ギスギスとした狐を思わせる老店主が出迎える。
率直な問いに、真っ向から返した。
「生憎だがカンタンにゃ連絡は取れんよ……
あいつらも焼け付いていたが、まあいい気味さね」
- 297 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/18(金) 23:51:21
- >>296
さほどの工夫はいらない、ケチと侮られない程度のものを一杯頼んで
客席を一渡り見回しいなければウェイターに『武藤』の写真を見せ
「『人探し』だがご存じないか?」
と聞くのを繰り返す。
後は運と財力とアルコール耐性の問題だ。
- 298 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/18(金) 23:54:41
- >>296
「取れないのか? 『取らない』のか?」
――ィン
店主に質問を許可していない。
だから、彼の問いには答えない。
「焼け付く? 借金の話か?」
- 299 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/18(金) 23:55:21
- >>296
「なるほど」
目を見開いて。
看護婦に頷いて部屋を出つつ
「ありがとう。
ムトウについては善処するわ。どうにかしてつれてくるつもり。
ただ……ムトウ自身がその気で事件を起こしてたら、
動かなくなる程度に拳入れるつもりだから、そのつもりで。ね」
これはとりあえず言っておこう。
エイノーから携帯へきた情報を確認し……
黒い噂の主には、一度会って話をきかなければ
二人の関係の全貌は分からないだろうが、
まぁ、ロクでもなかったらそのときだ。
エイノーへムトウの出没した店舗情報をメール送信。
トニへも、こちらからの情報として渡すようお願いしつつ。
- 300 :『続・妖銃事件』:2012/05/19(土) 00:11:34
- >>297(エイノー)
「申し訳ございませんが……」
「当店ではお見かけしたことがありません」
「お客さまのプライベートに関わりますので」
同じことを繰り返すが、似たような返答が返ってくる。
しかし、五件目の店で異なる返答があった。
『ウェイトレス』:
「……武藤さまがいかがなされましたか?」
周辺と比較して小さなレストランのウェイトレス。
純朴な顔に据えられた眼を丸くし、逆に聞き返してくる。
>>298(マクレーン)
『店主』:
「……取らないだ。若造。
少しは口のきき方を覚えたらどうだ。何か呑むな?」
有無を言わせずグラスをカウンターに置いた。
何を呑むか選ぶ余地ぐらいはくれるらしい。
「借金さ。アイツらはここいらじゃ新参もいいところでね。
よりにもよって『大物』に吹っかけよった。落とし前に指十本全て差し出しても済まんね」
ぱっと顔の前で手を開いてみせる店主。
「アレを温情と呼ぶべきか…………
とにかく金が要るらしいな。連中は。
ワシに言伝を頼み負った。
『強盗を手伝ってくれるスタンド使いが欲しい。
もし手伝ってくれる連中が居たら連絡させろ』、とな」
「仮の窓口として引き受けていたんだが……警察も連中に嗅ぎつけておるわ。
もし、お前さんがそうなら悪いことは言わん。やめておくことだな」
>>299(安烙院)
『早海』:
「…………」
応答がないままに見送った。
メールを二人へ送るが、『トニ』からは返信がない。
『マクレーン』に送られたかはすぐには確認できなそうだ。
- 301 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/19(土) 00:17:19
- >>300
「『早海』という私の受講生が『連絡がとれない』と心配している。
どうか少しで構わない、知っている事があれば教えてもらえないだろうか?」
『早海の画像』に五千円札を挟んで差出し情と欲、そして誠意からウェイトレスを攻略にかかる。
- 302 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 00:20:58
- >>300
病院を出る。
店舗の情報を目印に、またバスに乗って進む。
「最近、金持ちと知り合って……
羽振りが良いから長い付き合いをしたい、ねぇ……」
高級品のバイヤーか何かのようなセリフだ。
……トニに電話をかけてみるか。
- 303 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/19(土) 00:31:11
- >>300
「やかましい。クソ溜まりの親玉が一端の言葉を抜かしてんじゃあない。いいから知ってることを洗いざらい吐け」
―――とは言わず。
「コンクラーベ」
車だからな。
「フン…指ね」
指どころか、肘から先は全部鉄だ。
どうということもない。
シュ
手袋を外し、注がれる液体を飲み干そう。
「それだと、『ムトウ』と『マイ』の二人が…『強盗を手伝うスタンド使い』を欲しがったわけか」
「ふぅん。『窓口』の仕事ね。その『やめておけ』ってのは、どっちにかかってんだ? 『警察』か? 『強盗の手伝い』か?」
あくまで口調は軽く。
「俺はどっちに見えるってんだ、オッサン」
- 304 :『続・妖銃事件』:2012/05/19(土) 00:44:38
- >>301(エイノー)
『ウェイトレス』:
「…………えー、困りますお客さま」
言いつつも、五千円を受け取っている。
意外に現金だ。とはいえすぐに話す気にもなれないらしい。
ヴヴヴヴ・・・・
その時、受け取った携帯がバイブした。
慌てて『エイノー』へと返す。『安烙院』からメールのようだ。
>>302(安烙院)
プッ
コールするとすぐに出てきた。
『トニ』:
「モシモシ? ナニ?」
《 ドバッギャアアッ!! 》
背後で異音が聞こえる……
どうやらあちらはあちらで『聞き込み』に精を出しているようだ。
>>303(マクレーン)
『店主』:
「フン。少し待て」
シェイカーを手に取ると、手早く仕上げグラスに注いだ。
受け取る手を見て、店主も怪訝な表情を浮かべる。
「『強盗の手伝い』だ。
まさか警官とでもいうんじゃあるまいな?
……有り得ぬなあ。ここの警官はロクデナシ揃いじゃから。
そうだ、三人組の外国人には気をつけろ。アレも警官だが、ちょいとモノが違う。
アタマこそ悪いが手が早いし、見境がない。滅多に動かんがな」
「ここらで仕事するなら憶えておいて損はない。
それで……まだ連絡してほしいかね? 希望があるなら考えんでもないが」
- 305 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 00:54:05
- >>304
「得た情報の交換を。……ちと気になることがあったので。
最近、『ムトウが羽振りが良いやつと出会って、
凄く気前が良いから長い付き合いにしたい。って言っていた』らしいのよ」
まずはそれを伝える。
「なにか思い当たる節ないかしら?
なんか、女衒らしくない……バイヤーみたいな物言いだと思わない?」
「……まぁ、早海さんの話だと、
『人を操ることが出来る』って、酒の席でもらしてたらしいから
――あ、コレ前も言ったかもしれないけど、多分スタンド能力だと思うんだけどね――
女を紹介とか何とかかも知れないんだけど、どうなのかしら」
とりあえず、得たことは伝えておく。
トニからも何か得られれば、こちらでも推測が立つのだが……。
- 306 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/19(土) 01:04:54
- >>304
誤解の無いように改めて明記しておくが、この格好は『趣味』だ。
『趣味』以外のなにものでもなく、仕事に役立つ要素等一切考慮していない。
カンペキに『センス』と『嗜好』の問題だ。
「(でも今役に立ってラッキー)」
「気をつけるさ。忠告に感謝ってヤツだ」
こつこつとカウンターを指先でつつく。
「『してほしいね』」
「何のためにここに来て、こんな話をしてるかも考えてもらいたいぜ。
俺だって、そいつらと同じくらい…とまではいかねーが、やるしかねー状況だもんでね」
義手をよく見えるように置きながら、言う。
『人間の手と違わず動く、鉄の義手』――難しい代物ではあるまいか。
特に、『ガイアに囁かれた』系の男には。
- 307 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/19(土) 01:19:26
- >>394
「君をどうこうと言うのではないよ、私は学生の心配を解消できてその学生は喜ぶ。
『人助け』だと考えてくれれば良い、何、『知っている事』で良いのだよ」
にこやかな微笑でもう『五千円』こっそり追加。
携帯はメールにしてもらっている、少し待ってもらおう。
- 308 :『続・妖銃事件』:2012/05/19(土) 01:22:19
- >>305(安烙院)
『トニ』:
「『女衒』紛いのことシテたっていうから、ソノ客じゃナイ?
悪いけど、それぐらいじゃ情報にならないよ」
《ドッグォォォッ!!》
「ゴメン、ちょっと切るネ。新しいことワカったら教えて」
プッ
けんもほろろ、という感じだ。
取り付く島がない。正確には先へ繋がる情報ではないようだ。
店の方を調べたほうが賢明かもしれない。
>>306(マクレーン)
『店主』:
「フン……せいぜい気を付けることだな」
店主は備え付けの電話を取ると、ダイアルをし始めた。
090から始まるところを見ると、携帯電話のようだ。
「もしもし……ああ、見つかったぞ。
ん? どんなヤツか? ちょっとスカした格好をしたヤツさ。
一人……お前さん一人か?」
振り返りながら聞いてくる。
「いつも一人で仕事をするタイプか? お仲間は居るか?」
>>307(エイノー)
『ウェイトレス』:
「…………秘密ですよ?
実はですね、武藤さん借金取りに追われているらしいんです。
それで、食べるものに困ってるので、特別懇意にしているオーナーが手配してあげてるんです」
「…………確か、どこだったかな。配達先は……あ、『倉庫街』だ」
更に五千円を受けとり、にこやかに答えた。
- 309 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 01:24:22
- >>308
「アイサー」
店へ向かう
- 310 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/19(土) 01:29:19
- >>308
「『一人』さ」 「俺一人だ」
ここにいるのはな。
「一人だと問題か? だが二人いて、片方がヘマしない保証はないな」
「そーいうのが一番ムカつく」
可能な限り『不敵』な感じに笑う。
- 311 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/19(土) 01:34:03
- >>307
もう『2万円』だす。
「『配達係』に使っていただけないかね?何、『武藤』嬢の『副業』に興味が
あるのでね、『建前』とは別に恩を売りたい。足りなければ言ってくれたまえ、
『満足するだけ』出すよ」
ウェイトレスに国際ライセンスを見せもう『五千円』追加、『懇願』する。
- 312 :『続・妖銃事件』:2012/05/19(土) 01:42:06
- >>309(安烙院)
店に向かった。高級レストランが立ち並ぶ区域だ。
その中でもこじんまりとした小さな店へと入る。
カランコロン♪
『ウェイトレス』:
「……! いらっしゃいませー!」
既に『エイノー』の姿があった。
>>310(マクレーン)
『店主』:
「なるほど」
「オイ。拾いモノだぞ…………うむ。解った。
倉庫街の近くで待ち合わせたいそうだ。
その時に詳しい仕事の話を聞かせるらしい。
場所は……」
倉庫街でも外れの方にあるコンビニの場所を告げた。
治安が悪いのでバイト料が高いが店員が居付かない悪名高い店だ。
「時間は9時過ぎ……まだあるな。どうだ。呑んでいくか?」
正午を過ぎたが、まだまだ夜まで時間はある。
『トニ』たちに報告するのにも時間はたっぷりあるだろう。
>>311(エイノー)
『エイノー』:
「…………『副業』? よく知らないですけど。
別にいいですよ。でも、『配達係』っていつも女の子なんですよね」
「私もやったことあるけど、ここの店員の子の持ち回りなんで。
いきなりお客さまが行くと、借金取りだと……」
「……! いらっしゃいませー!」
……話の途中で『安烙院』が入ってきた。
ちゃんと金は受けとりながらも、接客も忘れない。意外と強かなようだ。
- 313 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/19(土) 01:46:46
- >>312
「飲むのは仕事終えたあとって決めてるんでね」
「ま、一眠りして、話つけて、一仕事して…終わったら来るさ」
本心からそう言って、支払いを済ませて店を出る。
車に乗り込み、エンジンをかけて走り出す。
チャ
イヤホンマイクをつけ
Pi
『トニ』にコール。
どこを走るかは特に決めず。適当に流しながら。
- 314 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/19(土) 01:54:50
- >>312
「『女の子』が来た。彼女の手伝いならどうだろう?」
親指で『安烙院』を指して。
「それで良ければ彼女には私から説明しよう」
『安烙院』を振り返り
「『話』がまとまりそうだ、一つ事情の説明を置いて協力してくれないかね?」
- 315 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 01:55:52
- >>312
邪魔なタイミングでなければよかったが……。
合流して、事の次第を見る
- 316 :『続・妖銃事件』:2012/05/19(土) 08:55:23
- >>313(マクレーン)
プッ
《 ドゴ ンッ!!》
『トニ』:
「…………ゴーメン。遅れたネ。
イマ、チョットバカをしめあげてた。ナニかワカったかナ?」
背後から轟音。やや遅れて『トニ』の声が響く。
なんだか疲れたような雰囲気だ。
「コッチはぜんぜんサッパリだヨ。
イイかげんイラついたカラ、フィリップがかたっぱしから捕まえそうだゼ」
>>314-315(エイノー、安烙院)
『ウェイトレス』:
「??? わかんないですけど、この人が運ぶんですか?」
「……制服はあったよね。あ、バイクの運転できますか?」
『安烙院』に尋ねてくる。話の流れが掴めないかもしれない。
- 317 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/19(土) 11:09:32
- >>316
「先に言っとくが、俺のこの服装は『趣味』だからな」
「だが役に立った。
『刑事』とは思われなかったよーだぜ。午後九時、倉庫街の外れの――」
『コンビニ』の場所を言い
「『そこでムトウかマイ、どっちかに会う算段がついた』」「どっちもかもな」
- 318 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/19(土) 18:34:18
- >>316
「何、私が彼女を運ぶ、彼女が食事を運ぶ。私は近場まで行って彼女だけ
『教えられた場所』に行って帰って来る。問題はないだろう?」
ウェイトレスにもう一万追加、そして安烙院に
「安烙院君、ちょっとコスプレとバイトを頼む。『探してた』ろう?
ついでに『お願い』だ」
上手く言葉の含みを汲み取ってくれる事を願う
- 319 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 21:57:22
- >>316>>318
「……、まぁ『良い』わ。」
やってきてみればこの光景だ。
整えてあるはずの髪の毛が
重力に逆らって4,5本逆立ち始めてきそうな気分ではあるが、
「一応、中型二輪の免許もあるわよ」
ぶち壊すのもアレだ。乗る。
- 320 :『続・妖銃事件』:2012/05/19(土) 22:09:43
- >>317(マクレーン)
『トニ』:
「…………ヘー」
平板な応答が返ってきた。
「『倉庫街』ネ。チョット盲点だったカモ。
ソレで、君が会いに行くのカナ? ワタシたちはバックアップ?」
「とりあえずさっきのカフェで会おうヨ」
>>318-319(エイノー、安烙院)
『ウェイトレス』:
「それならいいんじゃないでしょうか。
どうせ今日は私の持ち回りだし、楽が出来るから問題ないです」
「お食事の受け渡しは午後九時に、倉庫街外れのコンビニでです。
今日引ける時間帯になったら、その足でいつも持っていくんですよ」
「制服もその時、渡しますから、あとで来てくださいね」
ウェイトレスがぺこりと頭を下げた。
そのままその場から離れる。あとは二人で相談すればいいだろう。
- 321 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 22:15:55
- >エイノー
「……で、事情は?」
- 322 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/19(土) 22:35:43
- >>321
「喜びたまえ、『武藤』嬢は現在ここから『出前』を取って暮らしているそうだ。
それでその出前を買って出よう、という時に君が来た。二輪免許があるとは丁度
良い。ここは君に任せるので適当な所で『目的地』を教えてくれたまえ、車を
拾って私も行くので。トニ刑事達への連絡は我々の確認後で良いだろう」
説明終了、まあ納得するかは安烙院次第だ。
- 323 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 22:50:44
- >>322
「倉庫街外れのコンビニって、
今ウェイトレスが言ったとおもうけど……。
で、場所おさえた訳だけど、どうしようかしら」
その場についた後、どう行動を起こすか
疎通はしておいたほうが良いと思った。
- 324 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/19(土) 22:59:48
- >>323
「ああ聞き逃した、少し飲みすぎたな。それはそれとして
『出前』までは普通にやろう。『武藤』嬢との会話は君の
方が良いだろう、嫌なら替わるが。そうでなければ大体
タイミングを合わせて私が後衛を勤めよう。正直あまり
見込みもなくなってきたが『武藤』嬢が素直だった場合
マクレーン刑事に邪魔されたくはないだろう?」
必要があれば支援を、邪魔を入れたくなければマクレーンの
牽制を努めよう、という提案。
- 325 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 23:07:30
- >>324
「あの警官の話しじゃ、素直じゃない可能性の方が
高そうなのよね……ムトウは。
『羽振りの良いやつと出会って、長い付き合いにしたい』って
親しかったらしい早海さんにもらして、その矢先に行方をくらませてるみたいなのよ」
病院でのことを伝える。メールに書いた店については、
こちらが調べる意味はなかったようだし、伝える必要もないだろう。
「OK、素直だった場合はそうしましょう。
……そうでない場合は、やはり……」
こぶしを握ってみせる。
- 326 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/19(土) 23:14:32
- >>320>>325
「ではそれで。とりあえず『お疲れ様』には早いが時間のあるうちに
少し食べておくと良い、私もコーヒーでも頼んでおこう」
合意を得られた、という事でまず栄養補給の薦めとと酔い覚ましの準備。
- 327 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/19(土) 23:16:02
- >>320
「そうね……」
果てしなく長い一日だったが、ようやく終わりが見えてきた。
腹ごしらえ。
- 328 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/20(日) 00:54:14
- >>320
「ああ。そーいうふうに言っちまったが…」
マズかったか?
いや、マズくはないよな。
「わかった。向かうぜ」
さっきのカフェへ。
- 329 :『続・妖銃事件』:2012/05/20(日) 19:47:39
- >>326(エイノー、安烙院)
とりあえず、段取りはつける事が出来た。
注文を終えて、その場で腹ごしらえを始める。
ヴィルルルルル・・・・
『安烙院』の携帯が鳴った。
表示された着信番号は――『トニ』だ。
>>328(マクレーン)
『トニ』:
「ウン。キミがイイのならソレで。
ワタシたちはウシロで待機してるヨ。尾行して飛び込むネ」
ピッ
通話を終えて、先程のカフェに向かった。
ネオンストリート内をグルグル回るのもこれで終わりだ……
到着すると、テラス席に二人が待っていた。
『トニ』は電話をかけ、『フィリップ』が軽く手を上げて迎える。
- 330 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/20(日) 19:59:26
- >>329
……致し方ない。
食事の手を止め、声を潜めつつ応対に出る。
「ムトウと会う場所の見当がつきました。
そちらからは、何か?」
- 331 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/20(日) 20:14:55
- >>329
「ああ。それで頼む」
何を想定しても充分ということはない。
『警察組織』として本来あるべき装備でもなければ、バックアップも無い…だがやるしかないのだ。
「(『ムトウ』と『マイ』、どっちかが『戦闘向き』か…どっちもか、あるいは『護衛』だっているかもしれねー)」
「(警戒は必要だからな)」
イヤホンを外し、車を降りる。
テラス席まで歩き
ガタ
掛ける。
「…一応きいてみるんだが、電話中に殴られてたの誰?」
- 332 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 21:25:37
- >>329
安烙院に連絡があったらしい。
詳細は後で聞くとして話そうと思ってた内容を安烙院にメール。
『武藤嬢は売春斡旋もしていたらしい。それと嗜好が先か能力が先か知らないが
女性がお好みらしい、用心されたし』
- 333 :『続・妖銃事件』:2012/05/20(日) 21:49:51
- >>330>>332(エイノー、安烙院)
『トニ』:
「アーレレ? マジ? いつ? イマすぐ?」
『トニ』は相変らず平板な喋りだ。
だが、幾度も聞き返すところから見ると、それなりに驚いたらしい。
「コッチも接触のアテがついたヨ。
ヨカったらコッチこない? ……カブると困るからネ」
>>331(マクレーン)
『フィリップ』:
「チンピラだ。少し生意気だったんで黙らせてやった」
肩を竦める『フィリップ』。『トニ』は未だ話し中の様子だ。
ウェイターを呼びながら、『フィリップ』が尋ねてくる。
「ニラみをきかせるだけじゃ、仕事にならんな。
それで、二人の居場所が解ったんだな。何か必要なモノはあるか?」
- 334 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 21:55:39
- >>333
「私がトニ刑事達の方に行こうか?」
会話が聞こえた&教えてもらえた前提で。
- 335 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/20(日) 22:06:09
- >>333
「不良警官だな」
冗談めかして笑いつつ。
「午後九時に『倉庫街』のワキのコンビニだ」
「アイスコーヒー」
さらっと注文。
「ゼイタクを言うなら、完全装備の突入班一個小隊と狙撃手。出現と同時に確保して、取調室でウソつく毎に指を折れればぶっちゃけあっという間だと思うがね」
「そんなド派手な真似はムリだろ。考えてみりゃ『黒星』も『それっぽい』持ち物だし、何より」
コツ
「俺には『ホリー・コール』と『鉄腕』がある」
「必要なモノを考えるより、『どのタイミングで、、どうやって確保するか』だよな」
「『ムトウ』か『マイ』、どちらかなら、二人が揃うまで待つのか? それとも一人でも確保するのか?」
「二人で来たら、アジトまでついていくのか? その場で確保か?」
「どちらでもなく、ただのパシりが来たら、まぁ付いていくべきなんだろうが」
それに、連中にも『兵隊』がいる。
しかも武装はこちらよりも強力。ちょっとした罪悪感みたいなものがこみ上げてくるな。
そいつらが『コンビニ』を囲んでいないとも限らない…
最も悪く転んだ場合、援護なしでの『コンビニ内』での戦闘もありうるわけだ。
「あんた、今から行ってトイレに隠れててくれるとかそーいうのは…」
無いな…。
- 336 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/20(日) 22:27:22
- >>333
「今夜9時に倉庫街外れのコンビニです
食事のデリバリーということで行くことになってます」
向こうはいつになるのかだ。
場合によってはこの『バイト』の破棄も検討せねばならん。
「鉢合わせで足の引っ張り合いに
なるほうも問題だと思いますが、どうしたものか……」
>>334
「『バイト』を続けるのであればこちらで。
人を操るとかいうムトウの能力が気になる」
- 337 :『続・妖銃事件』:2012/05/20(日) 22:32:32
- >>335(マクレーン)
『フィリップ』:
「理想的だがムリだな。基本的に俺たちの行動が表沙汰になることはない。
『正義の味方』も辛い、といったところだな。とはいえ、『連携』が取れる仕掛けは必要だ」
「トニに聞いたが、武藤は『人を操れる力』があるんだったか?
なら、抑えるべきは『武藤』だ。『兵隊』を無力化するにはそれが最適」
ウェイターが注文を聞いて去る。『フィリップ』は更に話を続けた。
『トニ』はまだまだ話し中の様子だ。相手の声も少し聞こえる。覚えがある声だ……。
『フィリップ』:
「? 構わんが? 仕事だからな。
先に周辺を洗うのも当然だ。なんなら俺一人で行くが」
『フィリップ』は意外にも乗り気なようだ。
手こそ早いが、仕事には忠実らしい。
>>334>>336(エイノー、安烙院)
(※会話は『安烙院』が隠そうとしていないのなら聞こえる)
『トニ』:
「……フウン。『同じ』だネ。
ヤッパリ、コッチへ来てもらった方がよさそうカモ。
異論がナイなら『共同戦線』を希望したいんだケド」
『トニ』の態度も大分軟化している。
問題は『マクレーン』の方だが……そちらはそちら、だ。
- 338 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 22:33:43
- >>336
「了解した、当初の予定通りに行こう」
返答する。
- 339 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 22:46:12
- >>337
「ふむ。では安烙院君、制服とデリバリーだけ受け取ってトニ刑事達と
合流してくれないか?デリバリーは私が運ぼう、断ればマクレーン
刑事ではないが『一般人を巻き込む』だけだ」
知らなかったならともかく、算段してしまった以上それなりの責任がある。
不満でもこれは安烙院に飲んでもらいたいところだ。
- 340 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/20(日) 22:49:47
- >>337
電話の内容は隠さないでおく。
トニは割と信用が置けるのは確かだ。
「……そうですね、お願いします」
「ここで疎通しておいて、別働として動くのも手かもですが」
労苦も気疲れも多かったが、ようやくここまでこぎつけた。そんな感じだ。
もちろん、それで終わるわけでもないが。
「……1人で潜伏してるとは考えづらいんですが、
生憎ムトウ以外には手が廻らなかった。
ほかに『敵』となりそうなやつの情報とか、有ればお願いします」
- 341 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/20(日) 23:01:26
- >>337
「だと思ったぜ。言ってみただけだって」
そして『順番』は同意見だ。『操られている』なら、その親玉を抑える。
『贋作』の能力も考えようによっては脅威だが…まずそちらから片付けないと『増える』だけだ…
「いいのかよ」
「バレねーように隠れられるならそれに越したこたねー…『伏兵』ってのはかなり有効だからな…」
一個小隊はムリでも、しかしこっちには『スタンド使い』が(今、この場に)『三人』いる。
数の上では一応、今のところ、勝っているわけだ。
「…」
ピク
『共同戦線』。
『トニ』の電話の言葉に、眉をひそめる。
- 342 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 23:02:35
- >>340
「済まないがトニ刑事達の方が詳しいだろう。強いて言えば
『武藤』嬢をつけまわしているという『借金取り』だが。こちらは
まあお付き合いいただいて良いのではないだろうか、『一般人』
ではない事だし」
安烙院には済まないがこちらもこの程度の手札しか揃わなかった。
- 343 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/20(日) 23:06:32
- >>340はおおむねトニ宛。
>>342
「『借金取り』……?
……ムトウの言う『長い付き合い』は失敗したわけね。
売ってたモノが女なのかどうかは知らないけれど」
「……強盗と借金……ってもしかして、
借金取りに追われててで金が必要ってこと?」
- 344 :『続・妖銃事件』:2012/05/20(日) 23:14:06
- >>341(マクレーン)
『フィリップ』:
「距離にもよるが、俺の『ブリット』。
『狙撃』には多少の備えが出来る……」
ォ オン ズウンッ
『フィリップ』の背後に立つのは、機械的な人型のヴィジョン。
『近距離パワー型』のスタンドのようだ。
「『弾丸』さえ見えるなら、離れてても対処は無理じゃあない。
先行して周辺を洗って、あっちの伏兵が来るなら潰すさ。
あっちも話が進んでるようだが……正直どう思う?」
『共同戦線』という言葉について尋ねているようだ。
>>339>>340(安烙院、エイノー)
『トニ』:
「ソッチにさっきのヒト居るらしいネ。声が聞こえるヨ。
別働として動くのもいいケド、マクレーン君ともハナシ通させたいんだ」
「情報については、コッチ来てもらってからで。場所は……」
少し離れているが、先程二人と接触した通りの近くのカフェの場所を告げられた。
通話がそこで切れる。電話越しにすべての情報を渡す気はないぐらいには、まだ警戒しているらしい。
- 345 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 23:15:35
- >>343
「まあ『追い回されている』と言う以上、結託している可能性はないが
犯行の原因である可能性はあるだろうね、許容される理由ではないが」
安烙院に返答。
- 346 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/20(日) 23:19:34
- >>344
「……むぅ」
切られた電話に向かって唸る。
カフェへ向かうか……。
>>345
「ということのようです。
とりあえず、トニ交えて病院のデカと話。ということになりますね」
気は重いが、向かうしかあるまいて。
まだ9時まで時間はあるだろうが、それなりに早めに行動。
- 347 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 23:19:57
- >>344
「交渉はすまないが任せた。『借金取り』の話はうまく使えば
交渉材料になるだろうし通報しておいた方がいいだろう。
何とか君達が来るまでにこちらも何か土産を用意するよう
努力しよう」
『保たせる』などと消極的な事は言わない。
- 348 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/20(日) 23:28:45
- >>344
「頼もしいな…いや、マジで」
マクレーンには、『狙撃』に抗う手段はない。
『フィリップ』の提案は本当にありがたいやり方だ…
「ああ、『共同戦線』」
「さっきの二人か? 帰ってほしいのが実際だが…」
『トニ』に視線。
「アンタにいい算段があるなら従うさ。上司だからな」
宮仕えの悲しさ、『命令には服従』。
だが、一般市民を危険に晒すような計画なら許容外だ、ということはハッキリさせておこう…
- 349 :『続・妖銃事件』:2012/05/20(日) 23:38:44
- >>347(エイノー・確認)
具体的に、どのような行動をする?
- 350 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 23:40:09
- >>344>>346
「仕方がない、『出前途中の寄り道』を許してもらおう。バイクは
私が運転するので安烙院君、車で併走なり先行なりしてくれないか」
安烙院に車代を渡す。
- 351 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 23:41:07
- >>349
>>351
- 352 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 23:42:01
- >>×○
- 353 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 23:42:42
- >>351
×>>351→○>>350
- 354 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/20(日) 23:45:24
- >>350
「で、結局(先生は)どうするつもりなんです?」
時刻を確認しながら。
よくわからないのであらためて聞きなおすことにする。
- 355 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/20(日) 23:49:39
- >>354
「『出前を受け取って君とトニ刑事の所に行く』そういう事だが」
安烙院に改めて骨子を説明。
- 356 :『続・妖銃事件』:2012/05/20(日) 23:53:10
- >>355(エイノー・確認)
現時点で時間は正午を過ぎたところ。
午後九時までは大分時間があり、レストランが閉店する直前にならないとバイクや制服、出前の品は渡されない。
- 357 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/20(日) 23:59:24
- >>355-356
「まだ時間ありますし、話を終えてから
出前類をとりに行っても遅くないと思います」
再度確認。
- 358 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/21(月) 00:02:12
- >>356-357
了解。
「まだそんな時間か。では向こうと合流、説明して出直そう。『彼女』に
『時間にまた来る』と説明してくる」
席をを立ち安烙院の提案に同意。
- 359 :『続・妖銃事件』:2012/05/21(月) 00:13:27
- >>348(マクレーン)
『フィリップ』:
「…………同意見だ。
素人が首を突っ込むのはお断りだ」
二人の刺すような視線を緩やかにかわし、『トニ』は口を開いた。
『トニ』:
「イイ算段ってほどじゃないサ。
ベターなトコロで落としどころを見つけようと思ってネ」
「あの二人もスタンド使い。
コッチの指図ナンカ聞きやしないなら、目の入るトコロに置いておきたい。
勝手に動き回られて、作戦をジャマされるよりマシだからネ」
「ウシロに回ってもらって、矢面に立つのはワタシたち。
ソレならどうにかなるデショ? マクレーン君はどう? 賛成?」
>>357-358(安烙院、エイノー)
『ウェイトレス』:
「はい、解りましたー。よろしくお願いしまーす。
……もうお金もらえないですか?」
現金なウェイトレスを余所に、二人は店外へ出ていった。
教えられた店の場所はネオンストリート内。
近くはないが、急がずとも余裕がある距離だ。
- 360 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/21(月) 00:19:58
- >>359
もう仔細などありはしない、学究の徒として恥ずべき事だが
『当って砕けろ』だ、最悪『デリバリーウェイトレス』の役は
トニに振っていっそ『降りる』というのもアリだろう。
『同じ目的の物同士』『事前に不和で同士討ち』よりまだ
『いけすかない警官に任せる』方がマシという物だ。
そんな気分でカフェに向かう。
- 361 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/21(月) 00:26:40
- >>359
一体いくら握らせた……と白い目になるが、
まぁ、まずは向かう。
……気は進まんが、コレも目的の為だ
- 362 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/21(月) 00:27:58
- >>359
『フィリップ』と顔を見合わせ、肩をすくめる。
「了解だ」
手綱をとるとか、そういうのはゴメンだがな、と付け加える。
もっとも、言わなくても『トニ』はわかってるとは思うが。
「いけすかねー連中だが、まぁ任せるさ。
俺ほどキラわれてるわけでもねーだろーし、な」
- 363 :『続・妖銃事件』:2012/05/21(月) 00:37:41
- >>360-361(エイノー、安烙院)
二人で歩いてカフェへと向かった。
オープンテラスの席に件の警官三人が座っているのが見える。
『トニ』が大きく手を振って、待ち構えている。
>>362(マクレーン)
『フィリップ』:
「…………」
困ったモノだな、とばかりに『フィリップ』も肩を竦めた。
椅子の背もたれに体を預けて、我関せずとばかりに黙りこくる。
その視線の先に、『エイノー』と『安烙院』が居た。
『トニ』は手を振って出迎えている。
『トニ』:
「歓迎しろとは言わないサ。実際、手は多い方がいいからネ」
「行方不明になった連中がマダ残ってるとするナラ、『20人』は居る」
- 364 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/21(月) 00:44:39
- >>363
「……」
苦笑いで手を振り返して、向かう。
……さて。
- 365 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/21(月) 00:50:54
- >>363
「…」「まぁ、そうだよな」
『数』は足りないのだ。それは理解できる。わかってるさ。
「じゃあ、具体的な『作戦』を練るとするか・・・・・・」
- 366 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/21(月) 19:35:56
- >>365
「とりあえず『接触手段』を確保してきたよ」
トニたちに武藤の『コンビニでのカフェからの出前待ち』とついでに
『借金取りが武藤を追っている話』を話す。
そして『出前持ち』の立場を午後九時に押さえてある事も。
- 367 :『続・妖銃事件』:2012/05/22(火) 21:01:40
- >>364-366(ALL)
三人は共に席に着いた。
『エイノー』が開口一番に口を開く。
『トニ』がウェイトレスを招きながら、首を傾ける。
『トニ』:
「ナルホドだネ。さて、どうしようか……
マクレーン君、任せちゃってイイかナ?」
「交渉事は、キミ向きだよネ」
『フィリップ』:
「(…………丸投げしやがったッ?!
悪いことは言わん。コイツの言うままになるなよ?)」
『フィリップ』が耳打ちする……
とはいえ『マクレーン』がある程度、主導権を握れるらしい。
『トニ』は珍しくニヤついた表情で『マクレーン』を観ている。
どうやら『ちゃんと足並みを合わせられるか』、試す心積もりのようだ。
(※作戦は参加者に一任する。『協力』すること。
『会話』で相談し、案が決まったら提示せよ。
質問や確認があるなら、『トニ』が知り得る限りで答える)
- 368 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/22(火) 23:12:00
- >>367
「とりあえず安烙院君、出前で武藤嬢に接触した時何とかスタンドを
出させる事はできないか?隠れて近づける所まで近づいておくので
そうすれば5分間彼女の『精神支配』を無効化できる可能性がある。
警察の皆さんには共犯者がいるのならその対処か後詰めをお願い
するという事で」
黙っていてもらちが空かなそうだ、なら『暗示無効化』という手段を
披露して話を始める。
- 369 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/22(火) 23:21:32
- >>367
>『トニ』:
>「ナルホドだネ。さて、どうしようか……
> マクレーン君、任せちゃってイイかナ?」
>「交渉事は、キミ向きだよネ」
「えぇー」という顔。マジかよこの上司。鬼?
「…」「しかたない」
オホン
「何をどー言っても、家でおとなしくしてるタイプじゃねーのはイヤってほどわかった。
そんなに危険がお好きならどうぞたらふくお食らい、だ。(そのあと公務執行妨害とか適当なのでしょっぴいてやる…)」
眉間を押さえ、目の端がピグピグしながらもとりあえず。
『協力態勢』を受容する。ここでまたくだらねー言い争いをしてる間に『夜』になってしまうよーなマヌケは晒せないからな。
「午後九時。同じタイミングだな。俺もその時間、『ムトウ』か、もう一人…『マイ』という『贋作屋』、あるいはその両方と会う」
「『出前』の内容で人数がわかりそーだな」
どうしても首を突っ込むというなら、妙な話だが『安全面』には特に気を配らねばならない。
できる限り『危険』が一般市民に及ばないように…相手方の人数や装備はできるだけ把握しなければならない。
「多く見積もりゃ、相手の兵隊は『20人』…だっけか?『トニ』」
まさかそんな真っ只中に、こいつらをポンと放り込んではいよろしくとは言えないからな……
>>368
『コンビニ』に行くことになった経緯を説明する。要するに『スカウトされた』ことを。
「おそらく『洗脳』するため(『兵隊』にするため)に『スタンド』は繰り出してくるだろーが」「俺にな」
「それを、『無効化』? アンタの『能力』か?」
もう少し突っ込んだ説明を求める。
- 370 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/22(火) 23:41:09
- >>367
「……」
喰えない警官だ。 いやそこのデカでなく。
>>369
「『贋作屋』……?」
とりあえず裏っぽいものは見えてきた。贋作がばれて落とし前とかか?
『一般市民』からすると非常にしょーもない因果の匂いだが。
しかし、借金強盗なんぞやっているあたり、ムトウと贋作屋も必死なんだろう。
「出前の内容で人数はわかるとして、
武装とかはどれぐらいしてるのかが気になるわね」
- 371 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/22(火) 23:47:24
- >.>368
マクレーンに頷き
「あくまで武藤嬢のスタンド能力が暗示・洗脳を含めた『精神支配』で
ある事が前提になるが、その可能性は高いだろう。証明するには、
誰か『スタンド能力』を開示していただければ有難いがそれは嫌だろうね。
せめて今すぐ使わないが機能している器物を何か貸してもらえないか?
携帯電話でもボールペンでも構わない。鉛筆、まで単純だと少し困るが」
どうあれ『警察』で協力したい相手だだ、能力を証明し説明するのも悪くない。
- 372 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/22(火) 23:49:18
- >>371
○>>368→×>>369
- 373 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/23(水) 00:31:13
- >>370
「連中、アドバイスを聞き入れるだけ頭は良いよーだ」
ぼそっと。
「ライフル、サブマシンガン、爆発物。強盗ってか、ちょっとした『武装勢力』って感じだな」
「なぜか『弾丸』は水溶性の繊維…らしきもので出来てる。『贋作』の能力かもな」
つまり『スプリンクラー』だとか『水』が重要な武器になるだろうという意味だ。
>>371
ズギュ ン
「『ホリー・コール』」
ィ ン
「『ウソを見逃さない能力』」「機能停止させられるのか?」
自らに寄り添うように発現させた『ホリー・コール』を示し、訝しげな視線を向ける。
- 374 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/23(水) 00:47:17
- >>371>>373
「水。ふむ」
『スフィンクス』であれば、水の詰まったゴムマリの椅子や
歯科医療ユニットなどから水を出すことが出来るが……
「水溶性繊維って、要するに『紙』……?
火の方が楽かもしれないわね」
エイノーとマクレーンのやり取りをチラッと見つつ。
- 375 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 00:50:41
- >>370
「『フィストフル・オブ・クォーターズ』」
スタンド発動、『ホリー・コール』に触れ『真贋判別』カートリッジを作製、取出。
「この『カートリッジ』が『ホリー・コール』の『ウソを見逃さない能力』になる。
さて『私の能力はここまで』でスタンドもスピードには少々自信があるが『拳銃弾
を防ぐ程のパワーは無い」、まあ人並みの器用さはあるのだが。あと私的な事だが
私の趣味はバイクツーリングと『釣り』で好んで飲む酒はブランデーだ。今私が
いくつ嘘を言ったか言わなかったか判るだろうか?復唱しても良い」
>GM
判定を依頼したい(『』内が嘘)。
- 376 :『続・妖銃事件』:2012/05/23(水) 01:02:35
- >>373>>375(マクレーン、エイノー)
ズギュゥウン カ シュウンッ
『カートリッジ』が抜き出された。
『ラベル』には英字で書かれた『ホリー・コール』の名とデフォルメされたイラストがある。
「この『カートリッジ』が『ホリー・コール』のウソを見逃さない能力になる。
さて私の能力はここまででスタンドもスピードには少々自信があるが拳銃弾
を防ぐ程のパワーは無い、まあ人並みの器用さはあるのだが。あと私的な事だが
私の趣味はバイクツーリングと『釣り』で好んで飲む酒はブランデーだ。今私が
いくつ嘘を言ったか言わなかったか判るだろうか?復唱しても良い」
――――『マクレーン』は嘘が解らなくなっていることを、理解した。
- 377 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 01:17:33
- >>373>>376
「さて、一つ今の中の嘘を明かしておこう」
『F・O・Q』左肩に『カートリッジ』装填、左前腕に赤と蒼が両端のシグナルメーターが浮かぶ。
そしてマクレーンに
「何でも構わない、私に雑談をしてくれないか?嘘は言っても言わなくても良い。ただ、逆に私が
『いくつ』『何が』嘘であるか指摘しよう」
『奪取』した能力を『使用』できる事を証明する。
これで『武藤』の能力の推測に間違いがなければ『兵隊』を『解放できる』事を理解してもらう。
- 378 :『続・妖銃事件』:2012/05/23(水) 01:23:04
- >>377(エイノー)
『ホリー・コール』の嘘を発見する能力は『FOQ』との『互換性』がない。
あくまで『互換性』があるのは、触れて発動するような『接触発動型』のみ。
レスの訂正も許可する。
- 379 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/23(水) 01:25:19
- >>374
「火か」
そういえば、炙るのを忘れてたな、と思いながら。
だがどうだろう。
仮にも『銃弾』、発砲の熱は本物のそれに等しい。それに晒されて無事となると…
「どうかな…」
懐疑的。ただここに弾を持ってきていて、ライターなんかがあれば、改めてちょっと試してみようかな。(判定願います
>>375
「なるほど」
元に戻すのはやはり、挿すのか?
「だが逆に、『どうやって近づく』かが問題になるな…
俺なら近づいて『スタンド』出すようなヤツは…」
逆の立場なら、撃つね。
「一瞬、隙さえつけば、ってところか? ふむ…」
- 380 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 01:32:26
- >>378失礼、訂正
>>373>>376
「そういう次第で少なくとも『武藤』嬢はこのカートリッジの制限時間『五分間』
『兵隊の指揮』が取れなくなる確率が高い。先ほどから安烙院君と話していた
『水溶性の武器の武装解除』もその隙をつけば成功の確率はより高くなるだろう」
そして『カートリッジ』をマクレーンに差し出し
「先ほど触れた箇所に『スロット』がある。そこに『カートリッジ』を戻せば
『ホリー・コーン』の『能力』は戻る、『カートリッジ』を力任せにへし折る
という手もあるが、気分の問題もあるだろう」
- 381 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 01:45:15
- >>379
「まあ隠れ潜んで安烙院君に注意を向けてもらっている間にすばやくやるしかないね。
ところで『嘘』をばらすが、『最強』というわけではないが実は『F・O・Q』の
パワーは拳銃弾など比較にならない、スピードは病院で見たね?『武藤』嬢が
『スタンド』を出し続けてくれれば多少強引に突貫できるだろう。あと『武藤』嬢の
能力の性質上私が彼女への『奇襲要員』のスタンスに配されるのが望ましい。
『精神支配』さえ剥奪すれば後は『贋作屋』氏や『兵隊』の無力化に協力する。
五分で付く勝負だと思うがどうだろう?」
他のメンバー(安烙院含む)に確認を取る。
- 382 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/23(水) 02:26:44
- >>379
「あー、ガチガチに固めてある紙は
火でも簡単には燃えないとか聞いたわね。
消火栓の類があれば楽なのだけれど……」
人通りは結構居るだろうか。少なければ、少しばかり離れた場所へスフィンクスをやり、
歯科医療ユニット(ttp://www.takara-dental.jp/products/chairunit/bellix/index.html)の発現を試みたい。
水が出るか確認しておきたいが……
>>381
「贋作屋の能力らしい武装も問題だけれど、
『操っている』というムトウの排除が先……かしら」
- 383 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 02:36:42
- >>382
「多少本格的な空気圧式の『水鉄砲』は調達できないだろうか?『F・O・Q』に
『放水』カートリッジを組み込めば『スタンド物質の紙兵器』でも損害を与えられる
かも知れない。『火炎放射』も出来るが『兵隊』の安全を考えればそれはやめて
おきたい」
『贋作屋』対策に思うところを提案しつつ
「そうだね『武藤』嬢を優先した方が上策だろう。持ち手に撃つ意志のない銃はただの
鉄パイプ――この場合『紙パイプ』か――と同じだ、脅威度を下げて良いだろう」
- 384 :『続・妖銃事件』:2012/05/23(水) 20:29:48
- >>379(マクレーン)
シュボッ
ヂヂヂヂ・・・
袋に入った『弾丸』を、ライダーであぶる。
すると……
ボオァアアッ!!
あっさりと『燃え上がった』。
いかな理屈か、火に対しても紙と同じように燃えてしまうらしい。
>>382(安烙院)
テラス席だが、幸運にも周囲に人通りはない。
すぐに済ませれば問題ないだろう。
ゴ ゥン ッ
『歯科医療ユニット』が発現した。
口内洗浄用のホースもちゃんと使えるようだ。
>>383(エイノー)
『トニ』:
「『水鉄砲』がほしいならオモチャ屋だネ。
なんならホンモノの銃もあるケド、ワタシたちが使うカラ」
『フィリップ』:
「……ツッコミきれんな。おい、俺は先にコンビニへ行くぞ。
さっきマクレーンとも話したが、現場は先に洗っておいた方がいい」
『フィリップ』が立ち上がると、とっとと駐車したバイクの方へと移動していく。
止めることや頼むことがなければ、このまま行ってしまいそうだ。
- 385 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 21:34:29
- >>383
マクレーンが『弾』を燃やすのを見てトニに応えて
「それなら手持ちで何とかなりそうだ。それでは九時にコンビニで」
エイノーとしてはトニ達を見送って問題はない。
- 386 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/23(水) 22:05:24
- >>381
「隠れ潜んで…ね」
苦い顔。
だいたい『エイノー』は目立つのだ。容貌も背丈も目立つ。
その彼が『隠れ潜む』ことの不自然さ。明らかな警戒対象だ。
「『一人』、あるいは『二人』だけだと思うか? コンビニに来る『ムトウ』と『マイ』は…」
「俺がヤツらなら、死角をなくす。そういうふうに『兵隊』を配置して、何が起ころうとどーってことない算段をつけておく」
「『隠れる』選択肢はナシだと考えているぜ。少なくとも『コンビニ』ではな…」
そして『コンビニ』だからこそ――もっともこれは、店内を制圧されていないという前提だが――『敵』はわかる。
『敵』は『武器を隠し持っている』からだ。『ウソ』は――『虚偽』『隠匿』『詐欺』、『他者を騙す意図の行為』は――全て把握できる。
「アンタは堂々と立ち読みでもしてればいいんじゃねーか? 気を逸らして隙をつくるのは、どーにかする」
>>384
> ボオァアアッ!!
ふたたび「えぇー」という顔。
考えてみれば、火薬も『贋作』、発火も『贋物』、そういう解釈も成り立つ。
成り立つが…
「フム」
「だがこれはこれで、『火』はマズいな。延焼の危険がある『火』は…」
やはり水…火を使うにしても、水は必須だ。
もっとも見た感じ、(>>382)
チラ
「『水』の心配はないのかもな… おい、もっと水量の多いのは出せるのか?」
『椅子』の能力とはまだ知らない。
そして『フィリップ』を見送ろう。
「連絡を絶やすなよ…まー言うまでもねーか」
- 387 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 22:23:13
- >>386
「了解した。8時50分頃には待機、で宜しいかマクレーン刑事?」
地元のプロの判断だ、そちらに従った方が間違いがないだろう。
- 388 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/23(水) 23:01:52
- >>384
……OK、とりあえず確保は出来る。歯科ユニットを『解除』
ほかに水が出せるような椅子はあったか……。
中に水が詰まったゴムマリみたいな、
ウォーターボールの椅子とか? こちらも試みる。
「付近に水が取れそうなものはないか
確認して欲しいのだけど、頼めるかしら?」
ついでに『フィリップ』に頼みごとをしておく。
>>386
「つまり、その手段から外に居場所の情報が漏れないよう、
手勢を押しまずつれている可能性が高い、と」
ウーン……と、首をひねる。
「私の『スフィンクス』は『椅子』を作る能力。
……放水銃とかは無理ね、ちょっと。
火をつけるだけなら電熱線で発熱する椅子を、配線むき出しとかにすれば良いけれど」
瞬時に大量の水を出す方法が必要だ。
- 389 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 23:14:51
- >>388
「『椅子』が作れて『水』が必要、なら『これ』を出すのはどうか?」
ttp://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%A2/-/p.1-s.1-sf.0-st.A-v.2
安烙院に携帯サイトで『ウォーターチェア』を示す。
- 390 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/23(水) 23:26:10
- >>389
「なるほど、これだわ。助かります!」
エイノーに礼を言いつつ、
(ttp://item.rakuten.co.jp/benkei-wakaba/w511138/)ウォーターチェアの発現を試みる。
不具合で水が通常より多くパンパンにはいっている『故障』状態で。
- 391 :『続・妖銃事件』:2012/05/23(水) 23:35:15
- >>386(マクレーン)
『フィリップ』:
「任せろ。トニ」
『トニ』:
「ワタシはみんなといっしょに行くヨ」
『フィリップ』は駐車場へと向かい、サイドカーで倉庫街へと向かっていった。
>>388-390(安烙院、エイノー)
ドシャアンッ!!
『ウォーターチェア』を発現。
移動も容易なローラー付きだ。これなら取り回しもいいだろう。
『トニ』:
「オ、ソレいいネ。
ちょっと貸してもらってイイかナ?」
ズギュンッ
「『ザ・セヴンアップス』」
先程見た、『トニ』のスタンドが再度発現した。
流水と泡の意匠が施された人型のヴィジョン。
それが『ウォーターチェア』に手を伸ばす。
「試したいコトがあるのサ」
- 392 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/23(水) 23:42:46
- >>391
「ほう」
自分の道具、鉄ヤスリとライターを確認しつつトニの言葉に興味深く注視する。
- 393 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/23(水) 23:44:25
- >>387-390
「…イス。へぇ」
豪華なビックリ箱だ。しかも『水』の調達もできる。
「イザというときの防御にもなるな…」
役割分担もおおよそのところ、
『マクレーン』=『対話、敵をひきつけ、敵の有無/位置を確認、(最も接近できた場合)敵の拘束』。
『エイノー』=隙があれば『ムトウ』の能力を無効化/格闘戦。
『安烙院』=『椅子』による動揺/陽動。『水』の調達、格闘戦。
こんなところだろう。なるたけ『取っ組み合い』になるまえに、状況を完了するべきだ――と『トニ』に目配せ。
彼女や『フィリップ』は、二人がムチャしないように見張りつつ後詰、というところか。
- 394 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/23(水) 23:52:20
- >>391
「まぁ、好きにして。
壊れてもこちらには特に影響はないから」
試したいこととやらを実行に移すのを見る。
>>393
「大方そんなところね。
どこかの国じゃ爆発する不良品椅子もあるから
そこらへんも少しは陽動の手になるでしょ」
- 395 :『続・妖銃事件』:2012/05/24(木) 00:00:23
- >>392-394(ALL)
ズギュゥウンッ
『ザ・セヴンアップス』が『ウォーターチェア』に触れる。
目立った変化は起こらないが……椅子の背もたれを掴んだ。
ブオオンッ
ブオオオォ――ッ !!
まったくもって唐突に、掴んだ椅子を軽々と振り回してみせる。
ボコォ ボゴォ ボゴォ
ボコォ
「たぶん、先に水が入ってる方がヤリやすいネ」
ボゴボゴォ ボゴォ
ボゴォッ
椅子が『パンパンに膨れ上がっていく』――そして。
「ホイ、パス」
またも唐突に、『安烙院』に向けて軽く放り投げた。
- 396 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/24(木) 00:06:40
- >>395
「ちょ……」
『スフィンクス』で、椅子を受け止める。
解除してしまうのは容易いといえば容易いが
何を狙ったのか、何が起きるのか判らないうちに安易に解除するのは避けたい
- 397 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/24(木) 00:10:16
- >>395
事の成り行きを見守る。
幸い安烙院には『着替え(ウェイトレス制服)の宛てもある事だし。
- 398 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/24(木) 00:21:03
- >>395
そういえば、『トニ』の能力ははじめてみる。
良い機会なので見学。
イザというときは頼らねばならない相手だ。
知っていれば、頼み方も色々とあるだろうからな。
- 399 :『続・妖銃事件』:2012/05/24(木) 00:29:19
- >>396-398(ALL)
軽々と放られたが、『スフィンクス』が受け止めた。
『ウォーターチェア』の柔軟な表面がパンパンに膨れ上がっている。
……ふと、『ザ・セヴンアップス』の触れた箇所に何かがくっ付いてるのに気づいた。
よく見ればそれは……『プルタブ』だ。
『トニ』がニヤリと笑うと、それが音を立てて弾ける。
ピキンッ
バッショオオオオオオオオオオオオ――ッ
『スフィンクス』と共に、思わず態勢が崩れそうになる『安烙院』。
吹き出したそれは『エイノー』と『マクレーン』をも襲う。
内部の『水』が弾けた『プルタブ』の飲み口から噴き出しているのだ。
『トニ』:
「『ザ・セブンアップス』――説明しなくてもワカるよネ?」
『トニ』だけはちゃっかりと、手近にあったテラス席の日傘を盾にしている。
- 400 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/24(木) 00:48:28
- >>399
「……なるほどな」
『炭酸』。
- 401 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/24(木) 00:57:39
- >>399
「……怒りますよ?」
解除。
- 402 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/24(木) 01:00:59
- >>400
「これは有効かもわからないね。トニ刑事、安烙院君と組んでデリバリーに
回られた方が宜しくないか?で、あれば『二人分』先に話を通して来るが」
もう1、2万握らせればあのウェイトレスの懐柔は容易いだろう。
ついでに「サービスで出前増量」という事にしておけば人が増える理由にもなる。
- 403 :『続・妖銃事件』:2012/05/24(木) 22:42:08
- >>400-402(ALL)
『トニ』:
「ごめんネ。タマに遊びたくなるのサ」
ジョボ ジョボ ジョボ
ジョロン ジョロン
笑みを消した『トニ』。椅子からの噴出の勢いが収まりつつある。
持ち上げてみるとひどく軽い。中身が全て抜けてしまったようだ。
「はなれてもつかえるカラ、サポートもイケるヨ。
……デリバリーのほうがイイなら、ワタシはソレでもいいケド」
「ソッチはフィリップとキミに任せてイイよネ?」
『エイノー』の提案に頷きつつ、『マクレーン』に向けて目配せをしてきた。
『安烙院』の見張りは彼女がやるつもりらしい。
『トニ』:
「ほかにきめておくコトはあるカナ?」
- 404 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/24(木) 22:50:40
- >>403
レポート用紙で簡単に作った封筒に2万円包み、表に
『一人サポートを増やしたい。その準備分のお礼をしよう』
と書き
「安烙院君にデリバリーと制服を持ってくるウェイトレス嬢に渡して欲しい。
便宜を図ってくれると思う。安烙院君も宜しく」
トニに渡し安烙院を殊勝な顔で拝む。
「後は特に私からはない。逆に指示があれば従う」
- 405 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/24(木) 23:17:17
- >>403
元が大きくて振り回せればそれだけ『中身』を飛ばせる、と。
ギリ
どうしてくれようかコイツ。
解除しようとしても消えないのかね。
なら原形をとどめないほどぶっ壊して強制解除しておく。
>>404
「OK」
細かいところは、居る人員が確定してからだ
- 406 :『続・妖銃事件』:2012/05/25(金) 00:11:37
- >エイノー、安烙院
マクレーンのレスがないので本日はTOBE。
明日、レスが揃い次第適時再開。
- 407 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/25(金) 21:30:20
- >>403
コク
頷き返す。
敵の数にもよるが、民間人の二人はあくまで『脅かし役』以上とは認識しない。
気を逸らして、隙を作ってくれれば良いという考え方だ。
「数が多いときは、『無効化』『無力化』をそれぞれに頼むことになるだろーが」
あとは気負わず自然に、『やる気』は極力見せぬことだ。
気取られて、最もヤバい位置にいるのは(敵の正面に立っているのは)この俺なんだからな…
「ンじゃあ行こうぜ。といっても、時間はまだまだかなりある。映画でも見て時間潰せるくらいにはな」
- 408 :『続・妖銃事件』:2012/05/25(金) 22:07:21
- >>404>>407(エイノー、マクレーン)
『トニ』が封筒を受け取った。
『安烙院』に近づき、話しかけている。
『トニ』:
「ワタシからはナイな。マクレーン君に任せるヨ。
このまま特にやる事ナイなら、二手に分かれようか」
「調達したいモノがあるならイマのうちにネ。
時間は三十分前に集合としよう」
>>405(安烙院)
『椅子』は自由に解除が出来そうだ。
……あることに気付いた。
中から飛び出したのは『水』だけではないようだ。
椅子の中の部品が『液体』と化し、水に混ざらぬまま油のように浮いている。
『椅子』そのモノがひどく軽くなったのは、空っぽになったかららしい。
それもゆっくりと元の物質に戻っていくが…… シュー シュー シュー
『液体』と化した部品は破壊されたとみなされたか、消えていく。
- 409 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/25(金) 22:27:55
- >>408
「……安烙院君、感謝する。君の率直な対応がなければ私は今
この世にいなかったかも知れない」
『椅子』の『中身』に冷や汗をかきつつ安烙院に礼を言う。
「特に何もなければ私はここ(日本)でそれなり目立つだろう、
一度家に帰るかお二人(マクレーン&フィッリップ)とギリギリまで
ご一緒して21:00の5分前に倉庫街のコンビニに到着するよう行動
しようと思う。それで良いだろうか?」
警察組に聞く。
- 410 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/25(金) 22:51:06
- >>408-409
「ああ、一旦解散して、九時前には『コンビニ』に居てくれよ。立ち読みでもして…自然にな。
俺ァ先に『フィリップ』と合流して打ち合わせしつつ…仮眠とっとくわ」
順番は逆にしてもいいな、とか考えつつ。
つまり『別行動』で、九時に『コンビニ』にいれば良いという考え方だ。
「イチイチ合流して、最後の確認、だとかヌルいことはやらねー。
お互いに目立つナリだしな。見ればわかる。あとはお互い、気を配ろうぜ」
- 411 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/25(金) 23:02:41
- >>408-409
こんなスタンドをさっきこちら2人に
突きつけてたのかあの警官は。戯れがすぎるわ。
「……さてと」
コンビニの間取りなどは後からでも判るか……?
いや、とりあえず把握はしておきたい。
取引先のコンビニへ向かい、適当に買い物をしつつ間取りを把握しておく。
かなり時間があるはずだ。間をおかず来て不審に思われる、という心配も少ないだろう。
- 412 :『続・妖銃事件』:2012/05/25(金) 23:20:35
- >>409(エイノー)
『トニ』:
「ア、勘違いしてるナ。
イキモノなら『体液』しか出ないヨ。『プルタブ』も付けられないし。
傷がついたらいっきに出るから『ツバキサンジューロー』になるケド」
不満げに眉をしかめてみせる『トニ』だった。
参考映像
ttp://www.youtube.com/watch?v=NYbi7gKKvOo
「ワタシはソレで構わないヨ。
車持ってくるカナ? ソレにもよるケド」
>>410(マクレーン)
『トニ』:
「ソッチも異存ナイみたいだネ。
合流するタイミングは任せた。フィリップにヨロシク」
『フィリップ』は先にコンビニへと移動した……
事前に連絡して、落ちあうのも手だろう。
>>411(安烙院)
『トニ』:
「じゃあ行こうカ?」
『トニ』が近づいてきた。
このままなら彼女と一緒に行くことになる。
- 413 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/25(金) 23:28:59
- >>412
ジャ
「ンじゃあ、そーいうことでヨロシク」
送れというなら送るくらいはするが…
まあとにかく、車で独りになったなら『フィリップ』にコールする。
- 414 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/25(金) 23:39:18
- >>410>>412
「それでは21:00に、『また』」
席を立ち、一度家に帰る。
念のため翌日分の仕事を終わらせ『事後処理』用の書類を書き
20:55着を目安に歩いて『コンビニ』へ。
流石に何が起こるかわからない現場に愛車(バイク)を持っていく気には
なれなかった。
『コンビニ』に到着後は適当に嫌いではない銘柄の煙草を一箱買って
雑誌コーナーに居座り内外の状況確認に努めよう(『客』は追い出し難かろう、
という判断)、雑誌コーナーが駐車場の見える窓側にないなら外の灰皿横で
一服、というのも悪くない。
できるだけ早海の希望には沿いたいが、さてどうなる事か――。
- 415 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/25(金) 23:48:23
- >>412
拒否はしない。
ちょっと怒っているぞ程度の態度は出るかもしれないが。
コンビニ内と、その陳列物も含めた周囲の
マップを把握しておいて、この場に居ない2人(とフィリップ)に送る。
運送の時間の暫く前にはレストランへ行っておく
とりあえずは、敵対者全員の鎮圧を目標に。
- 416 :『続・妖銃事件』:2012/05/25(金) 23:59:08
- >>413(マクレーン)
ルルルルルル ピッ
『フィリップ』:
「マクレーンか? 凄いぞ、ココは。
『陸の孤島』だ。周りには倉庫しかないからな。
人の気配がないし、店員はサボってやがった」
開口一番に少し急いたような声。
よほど暇だったようだ。それから声を潜めて、
「とりあえず周囲を洗ってみた……
今のところ『伏兵』は居ない。倉庫がおそらくアジトなんだろうが……
ちと多過ぎるな。全部漁って探すにゃ時間がかかりすぎる」
>>414(エイノー)
家に戻り、最後の支度を済ませる……
コンビニへ行く時間帯まで、少し時間がある。
(※特に行動がないのなら、このまま待機。
全員が、九時にコンビニへ揃った時点でレスが可能になる。)
>>415(安烙院)
『トニ』と共にコンビニへ移動しようとした……が。
『トニ』:
「どうせならマクレーン君に乗せてもらおうヨ。
フィリップが先に行ってるしネ。落ちあうとも言ってたカラ」
そういえば確かに『フィリップ』が先行しているはずだ。
コンビニの把握は彼に任せても問題ないかもしれない。
- 417 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/26(土) 00:23:22
- >>416
「……そうね。コンビニについて知るのはそっちの2人に任せるとして
こっちは武装解除させるためのものでも用意しようかしら」
まぁ、コンビニなら飲み物の100や200はあるだろうが
だから、単純に水じゃないものを調達してこよう。
ガソリンとか。
「……さっきの炭酸化プルタブ、手を触れなくても開けれるのよね?」
- 418 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/26(土) 00:42:55
- >>416
「よっぽどヒマなんだな… だからこそ、その場所を選んだって感じか」
フム
「人の気配がないなら、『ホリー・コール』が必要ないかもな。
隠さなくて良いって意味で、だが」「そうなるとイヤだな。ま、『センセイ(エイノー)』に民間人らしく立ち読みでもしててくれるよう頼んだから…」
「どうかな」
難しいところだ。
「そこらじゅうが『敵地』だと考えていいだろーぜ。動きも把握されてるかも。合流しないほうがいいような気もしてきたな」
「そのままウロついて、連中の警戒心をあおって、何人かでもアンタに張り付かせられればこっちの負担はそれだけ減る」
適当に車を流しながら・・・と思ったが、なんだ?
二人は乗るのか?乗るなら乗りな。
- 419 :『続・妖銃事件』:2012/05/26(土) 00:53:44
- >>417(安烙院)
『トニ』:
「出来るヨ。振っておけば何十秒か『発泡』は持続するゼ。
ワタシなら好きなときだけど、キミたちが引いても開くね」
ガソリンならば、近くの車から奪うのが手っ取り早い……
マジメにやるならちゃんと金属製のタンクを購入してGSでいれてもらえばよさそうだ。
>>418(マクレーン)
『フィリップ』: タマ
「それも有り得るな。俺は弾丸やなんかは『読める』が……
それ以外となるとどうもな。了解だ。俺はこのままうろついておくよ」
「ただ歩き回るだけでも相当目立ちそうだ。
もし、見つけでもしたら連絡する……助けに来てくれよ?」
冗談めいた言い方をする『フィリップ』。
結構余裕がありそうだ。『安烙院』はどうやら乗る気配はない。
移動してもいいかもしれない。
(※追加行動がない場合、安烙院の行動終了まで待機となる)
- 420 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/26(土) 01:18:40
- >>419
「任せな」
『車』
パワー:A スピード:B 精密動作性:E
くらいか?
まぁ、冗談だ。弾丸を読むよーなヤツが助けを求める状況はちょっとニガテではあるがね。
「さて、適当に停めて…仮眠でもとるか…」
(追加行動はなし)
- 421 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/26(土) 01:23:21
- >>419
「オッケぇ〜」
スタンドで金属タンクを買ってガソリンを詰める。
終わったらデリバリーまで待機。
- 422 :『続・妖銃事件』:2012/05/26(土) 01:27:12
- >>420(マクレーン)
『フィリップ』:
「じゃあ、あとでな。
クソ共をぶちのめしてやろうぜ」
血気が滲むセリフを残して、通話が切れた。
時間まで、ゆっくりと休む……
>>421(安烙院)
『トニ』:
「じゃあ行こうか。クルマ、ワタシの使う?」
ガソリンタンクにガソリンを詰めた。
あとにおこる惨状を考えれば、出来れば使いたくない代物だ。
そして、デリバリーの時間まで待機した……
- 423 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/30(水) 22:03:18
- >>422
途中何もなければ20:55コンビニ到着。
以下>>414
>『コンビニ』に到着後は適当に嫌いではない銘柄の煙草を一箱買って
>雑誌コーナーに居座り内外の状況確認に努めよう(『客』は追い出し難かろう、
>という判断)、雑誌コーナーが駐車場の見える窓側にないなら外の灰皿横で
>一服、というのも悪くない。
逆にコンビニまでの道中何かあればそちらに対応したものかを考える。
の方針で行動。
- 424 :『続・妖銃事件』:2012/05/30(水) 22:21:38
- >>ALL
ガツンッ
ガツンッ
ガツンッ ガツンッ
――――まるで、孤島のようだ。
コンビニに着いた三人が抱いた印象はそれだ。
夜にもなると、人気の少ない倉庫街は更に静かになる。
ガツンッ
ガツンッ ガツンッ
ガツンッ
その周縁にポツリと建っているその店は、なおさらに静かだ。
客が来ないせいか、掃除も行き届いてはいないし、照明のいくつかが切れている。
ガツンッ ガツンッ
ガツンッ ガツンッ ガツンッ
それでも周囲に比較して明るいせいで、ガラス窓に甲虫や巨大な蛾が体当たりを繰り返していた。
周囲から切り離された、島のような場所。
時間は九時ジャスト。
そろそろ相手が姿を見せていいころだが……
- 425 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/30(水) 22:31:21
- >>424
『店外』にいて不自然ではない状況を作れない。
>>423の『店につくまで何もなかった』場合の行動で店内へ。
一応一度『客』になっておけば五分や十分立ち読みや店内の探し物は
『店からは』咎められはしないだろう。
- 426 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/30(水) 22:50:18
- >>424
店の外というのが妥当だろうか。
トニとデリバリーしてきましたという空気を装う。
運んできた食料類はどうなってるのだろうか。箱入り?
来るまでの間に、トニに言って
飲料水類の底にいくつかプルタブを仕掛けておきたい。
- 427 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/30(水) 23:23:31
- >>424
『すでに店の中で待っている』ぜ。
なんかジュースでも物色していよう。
ところで、『フィリップ』はどこか?
- 428 :『続・妖銃事件』:2012/05/30(水) 23:27:19
- >>425(エイノー)
店内で待機する『エイノー』。中には客が一、二人居る。
店は立ち読みや探し物を咎めるどころか、レジ内に持ち込んだ椅子に掛けている。
どことなく弛緩した雰囲気が漂う……
店外には、『安烙院』と『トニ』の姿が見えた。
>>426(安烙院)
店外で待機する『安烙院』。
運んできた食料は『トニ』の車の後部座席に積まれていた。
ウェイトレス曰く、今日はテイクアウトの品だけだったが、他にも持っていくことになったらしい。
『トニ』が車を持って来てくれたので助かった――と、無邪気に話していた。
手頃な飲料水のペットボトルがいくつか段ボールにいくつも詰められている。
『トニ』は『飲料水』のボトルに触れると、ボトルの底に『プルタブ』が付けられた。
シャカシャカシャカシャカシャカ・・・・
『トニ』:
「来ないネ。もう時間デショ?」
『トニ』はボトルを一本手に取り、いつでも使えるように振っている。
>>427(マクレーン)
適当にジュースを選んでいる『マクレーン』。
店内には一人、二人客の姿が見える。
『エイノー』も店内を軽く散策している態を装っていた。
『フィリップ』は確か店外に居ると言っていたが……姿は見えない。
- 429 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/30(水) 23:36:59
- >>428
「……そうね。時間のはず……」
感づかれたか?
下手するとトニの車を盾にする必要があるかもしれない。
即座に出られるよう、車のドアに手はかけておく。
ガソリンタンクも一緒に車内に有ると嬉しいな。
- 430 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/30(水) 23:39:09
- >>428
一度外に出て備え付けの灰皿の横で煙草を吸い始める。
5本吸って(5分待って)安烙院達との『接触』の様子が
なければ一度店に戻って『ライター用オイル』でも買おう。
- 431 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/30(水) 23:49:22
- >>428
「……」
「遅ェな」
ぽつりと呟き、500ml入りの緑茶をとってレジを向き。
ス ゥ
『ホリー・コール』――
すでに居るのか? 店員と、二人の客。何かを隠している、ってことは無いか…
なによりこれはちょっとした、『名刺』代わりだ。
周囲に『音波』を発しつつ、ちょいと見回してみる。
- 432 :『続・妖銃事件』:2012/05/30(水) 23:54:07
- >>429(安烙院)
『トニ』:
「コノ服、スッゴいダサいネ。
早くシゴト終わらせて帰りたいヨ」
『トニ』からボヤキが漏れる……
スーツならともかく、ウェイトレス衣裳がひどく似合わない。
車内の後部座席に無造作にタンクは放り込まれていた。
持ち出すなら、すぐにいけそうだ。これも既に『プルタブ』付きだ。
ヴィルルルルル・・・・
『安烙院』のケータイが鳴る。
ディスプレイには例のウェイトレスの番号が表示されていた。
>>430(エイノー)
煙草に火を点けて周囲をそれとなく見る『エイノー』。
『安烙院』たちは未だに車内だ。動きはない。
ライター用オイルはすぐに買えた。
>>431(マクレーン)
キィィイィィィィィィィン
『ホリー・コール』を発現。
店内を軽く探る。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
反応はない。
――――店内に嘘はない様子だ。
レジの店員は憮然とした表情で対応した。
何ともやる気がないが、弛緩したこの店には似合いだ。
ガツンッ ガツンッ ガツンッ
店内BGMと虫が窓にぶつかる音ばかりが響く。
- 433 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/31(木) 00:06:09
- >>432
「私が言うのもなんだけど、似合わないわね……」
どうでもいいけれど、
あそこの制服ってスカートは長いのかしら。
「……ウェイトレス?」
厭な予感がスゴイ。
でも出ないわけには行かない。出る
- 434 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/31(木) 00:11:49
- >>432
外を立ち読みがてらチラ見して待機。
外に出るのはもう少し時間を置くか安烙院達の動きにあわせるであろう
マクレーン達に同調した方が良いだろう。
- 435 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/31(木) 00:36:55
- >>432
「…」
「ったく」
遅い。
『五分前行動』を期待してるわけじゃあないが、遅れるのは良くない。
金を払いながら、出入り口の自動ドアをすかして、外を眺める。
- 436 :『続・妖銃事件』:2012/05/31(木) 00:40:30
- >>433(安烙院)
『トニ』:
「シゴトだから仕方ナイ!」
フンと鼻を鳴らし、車のハンドルにもたれかかる『トニ』。
遠くに目を凝らし、倉庫街の方角を凝視している。
ちなみにスカートは短い。動きやすい。やったね。
ピッ
「あ、もしもし〜」
「代理の件なんですけど〜 戻ってきてくれませんか〜?」
「店長から連絡があってぇ、今日はいいから帰れー、だそうです。
品はまた指示をするから一度持って帰ってくれーって、武藤さまから連絡が」
矢継ぎ早にウェイトレスがまくしたてた。
唐突にすぎる話だ。とはいえ気づかれたと考えるべきか。
『トニ』:
「…………ン?」
>>434(エイノー)
立ち読みをしながら、窓際に待機した。
窓の向こうには倉庫街が見える。
まるでこれから埋められる石棺のように、倉庫が並んでいる。
ガツンッ
ガツンッ
虫が張りつく窓の向こう――ふと、遠くで何かが動いた。
>>435(マクレーン)
出入り口側の自動ドア越しに、外を眺める。
車中で、電話に出ている『安烙院』の姿が見えた。
と……
ガーッ
ブブブブブブ・・・・・
近づきすぎて、自動ドアが感知してしまった。
ドアに張りついていた甲虫が何匹か入ってきてしまう。
店員がそれに気づいたが……無視している。
- 437 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/31(木) 00:52:03
- >>436
すっごいすーすーして逆に動きづらい。
こんなのを着て他人の前に立つとかどんだけ破廉恥なのかしら。
なんて思いながら電話に受け答えし……
「……え? そうなの?」
慌ててトニに目配せと、車内方々のガラスを指差す手振り。
待ち伏せ、あるいは襲撃が来る可能性が大いに出てきた。
自分でも目をやりつつ周りに気を配ってくれるよう頼む。
「わかったわ、一端戻るわね〜」
ほかに特に言うことがないようなら素早く電話を切る。
……戻る時間が遅れるだけなら良いのだが。
- 438 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/31(木) 01:47:42
- >>436
「失礼」
一言いってマクレーンを掻い潜り外に出て『動きのあった方角』に疾走。
最中、安烙院、マクレーンと警察コンビに『倉庫の方で何か動いた。
確かめる』とだけメール。
- 439 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/31(木) 21:49:04
- >>436
そういえば、虫もそろそろ元気になってくる。
こういうのはよく捕ったもんだ。
「(…誰と?)」
『デリバリー』の上司か?
何を喋っているのか…
「外で飲むか…」
飲んで、ゴミ箱に捨てて…しばらく外で待ってみるのもいいか。
カツ
外へ出よう。
- 440 :『続・妖銃事件』:2012/05/31(木) 22:19:13
- >>437(安烙院)
「そんな感じなのでー あとはよろしくお願いしまーす♪」
ブツ
切るか切らぬかのタイミングで能天気な声。それとともに通話が途絶える。
『トニ』は頷きながら、倉庫街の方面に目を凝らしている。
『トニ』:
「…………ナンカ、動いてるんだケド。
アッチ。大きなの。まさか、待ち伏せ?」
『トニ』が顎で指すその先。車道を隔てて十数メートルの距離。
暗がりなのでよく見えないが、何かが動いている。
と、その時、弾かれるように『エイノー』が店外へ飛び出してきた。
それにやや遅れて『マクレーン』も出てくる。
>>438(エイノー)
動きのあった方向へ駈け出さんとするエイノー。
だが、それを遮るように――
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ
無数の甲虫の群れが飛びついてきた。
いや、飛びついてきたというより……大量の甲虫が外に飛び交っている。
店外は暗がりだったので見えづらかったが、数百は優に超す。
ヴ ヴ ヴ ヴ
ヴ ヴ ウ ヴ゙ ヴ ヴ
ヴ ヴ ヴ ヴ ヴ ヴ
『???』:
「……『ツレ』か。テメーは……あのクサレ警官のッ」
>>439(マクレーン)
『エイノー』が飛び出すのにややおくれて、『マクレーン』も外に出た。
その時――
『???』:
「暗いからさ……近づいてみなきゃわからねーが……
テメー、その顔ッ! その両腕ッ! 見覚えがあるッ! ゼッタイに忘れねえッ!」
背後から『女の声』がかかった。
- 441 :『続・妖銃事件』:2012/05/31(木) 22:19:48
-
ダムッ ダムッ ダムッ
「……『ファーレンハイト911』。
さて、この距離……どれなら届くかな」
「なんでもいいッ! ハデなのをよこせッ!
あの野郎だけは絶対にブッコロすッ!」
ギ ギギギイ
「ハデなの」
「それなら……」
「一切合財『吹き飛ばしてみる』か?』」
- 442 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/31(木) 22:52:59
- >>441-442
『F・O・Q』発動、、右肩に鉄ヤスリの『研磨』装填。
「余計な詮索も無用な手出しも止す事だ。さもないと――」
右手刀、パス精ABCで縦横無尽に辺りをなぎ払い、なお走る。
「『高くつく』」
- 443 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/31(木) 22:55:23
- >>440
「……」
妙な感じだな。
『顔』と『両腕』に覚えがあって、そーいうふうな罵り風の言葉を吐く『女』。
一人だけ心当たりがあるが、『入院中』じゃなかったか?
「イヤ、『人違い』だろ?」
しれっと。
「ここに居るヤツの中には、俺の覚えがあるのはいねーハズだからな」
ザゥ!!
振り向くッ!
- 444 :安烙院『スフィンクス』:2012/05/31(木) 22:58:10
- >>440
「バレたみたいよ、ドチクショウが」
以下のことを確認。
周りの状況、ひいては『大きなの』の正体を見定めたい。
トニは運転席に居るか、エンジンがかかりそうか。
大きなののほかに人影の類は?
周りの環境がわかり次第ドアを開ける
- 445 :『続・妖銃事件』:2012/05/31(木) 23:26:55
- >>442(エイノー)
ガシュンッ
『鉄ヤスリのカートリッジ』を装填。
『FOQ』の右腕が鉄の硬度とザラついた質感を得る。
ズズ バシャアッ!!
甲虫たちはごく弱い。軽く薙ぎ払うだけで潰れていく。
『???』:
「それが答えか?」 「私が丁寧に質問してるってのに」
「そーいう風に不躾なマネで返すのか?」
「しかも、『ボウリング・フォー・コロンバイン』……」
「いくつ潰しやがった!」 「安かねえんだぜッ!」
『甲虫』たちが騒ぎ立てる。この群れがスタンドのようだ。
払い除けながら前進を続け、車道に到達した時――――
バ バッ
カ ァ―――― ッ
車道の向こう側、倉庫街手前の場所。
まばゆい光が『エイノー』を照らした。虫どもが慌てて散っていく。
>>443(マクレーン)
『???』:
「ははー、人違い。これは失礼しましたァァ〜〜〜ッ」
「とでも」
「言うと思ったかこの野郎ッ!」
ヴヴヴヴヴヴ・・・・
喋っているのは……『甲虫』だ。
宝石のような質感を持つ、螺鈿の模様が入ったコガネムシ。
翅を震わせてホバリングしながら、『マクレーン』に向けて語り続ける。
「テメー一人か?」
「いや違うな。アレもスタンド使いか」
「他にも居るのか? 居るのか?
殺す殺す、みな殺すッ! テメエだけは殺すッ! 絶対殺す!」
落ち着かない急いた声。まるで躁状態だ。
常軌を逸している……その時。
「外の仲間に伝えんだな。『蜂の巣』になるぜ」
バ バッ
カ ァ―――― ッ
店内が明るく照らされる……向こうから何かが照らしている。
>>444(安烙院)
遠くに目を凝らす――暗がりにあるのは……『車』だ。
何台かのワゴントラックが停まっている。ライトを消して動いていたらしい。
その周囲にはやはり何かが蠢いている。人影のようだ。
『トニ』は運転席に居り、エンジンもすぐにかかりそうだ。
しかし……何かハンドルに『違和感』がある。外に出た瞬間それに気づき――
バ バッ
カ ァ―――― ッ
潜み隠れていた車がライトを点けた! コンビニをヘッドライトで照らすッ!
その周囲には……『小銃を構えた人間』の姿がある。
- 446 :『続・妖銃事件』:2012/05/31(木) 23:27:48
- 倉
庫 人 人 人 人
街 車 車 車
人 人 人 人
─────────────────
車
道
─────────────────
エ
車 マ
C┌──────==──────┐車
V│ │
S│ │車
簡易な位置関係図。
『安烙院』は未だコンビニ前の車内。
『人』は黒のツナギにヘルメット。
前に出ている四人が『小銃』を構えているのが見える。
- 447 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/05/31(木) 23:33:26
- >>445
「言ってることもよくわからないし、姿形もよくわからないな…どうした?何かあったのか?相談なら乗るぞ?金は無いがな」
「むしろ相談料を払え」
> バ バッ
> カ ァ―――― ッ
「おいおいッ」
これは参った。店員や客にあたったらどうするんだ?『蜂の巣』と言った。
連中が『布陣』しているとしたら、すでに…
彼らの武装は…
「落ち着けって。
いや、それより」 「 伏 せ ろ ォ ッ ! ! ! 」
言葉通りなら、すぐにでも『銃撃』される。
『行動』を指示する叫びを発しながら、伏せるッ!
- 448 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/05/31(木) 23:59:32
- >>445-446
「言わなかったかね?『高くつく』と。そしてこちらも『只で済ませるつもりもない』」
脱ぐのももどかしい、『ライターオイル』を握りつぶしつつ『f・O・Q』左手でスーツ
上着を破り脱ぎ『ライター』で着火。
「推して参る!」
カフェでマクレーンから『銃弾の性質』は聞いている、ならば『鑢』の右手と
『炎』の左手の『f・O・Q』に突破のチャンスはある、そうでなくともここで
銃撃を自分に集中させれば他のメンバーが行動しやすくなるだろう。
幸いにも向こうが『明かり』までくれた、パス精ABC&左右の特性で小銃弾を
捌きつつ全速前進、こうなったら止まるより押し込んだ方がいっそ安全というものだ。
- 449 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/01(金) 00:05:51
- >>445
「……ため息しかでないわね。
トニ、掃射か何かするつもりよ、狙われてるわ」
今日は本当にコレばかりだ。
トニにハンドルの具合はどうなっているか確かめさせる。
どうせどこか潰されて真っ当に動かないか、
エンジンをかけると爆発でもしそうな予感がするが。
ついで、車とコンビニの間方向へ出たい。
- 450 :『続・妖銃事件』:2012/06/01(金) 00:27:06
- >>447(マクレーン)
『???』:
「この『武藤明』さまをコケにしやがってッ」
「使い古したボロゾーキンみたいにしてやるッ」
宣言と共に唸る銃声――――
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ァ ――z____ッ
伏せる『マクレーン』。
その頭上を弾雨が薙ぎ払っていく。前面のガラスが吹き飛び、破片が飛び散った。
>>448(エイノー)
バギュウ ブシュシュッ
――――ボオオウッ!
スーツの上着に点火し、左腕に巻き付けた。
次の瞬間、弾丸の雨が『エイノー』目掛けて降り注ぐッ!
ズ ドガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガア―z__ッ!!
両腕で捌きながら前進――とはいかない。
小銃一丁ならまだしも、集中して叩き込まれると払い切れない。
『FOQ』の精密動作性は人間並みだ。篠突く雨の如き弾の群れ。
全て叩き落とすには集中が要る―――― ズ ビイッ! ビズンッ
頬を薙ぎ削ぐ弾丸。軽傷だ。堪え切れないほどではない……
しかし、相手の手数の方が圧倒的だ。
『BFC(甲虫)』:
「さあッ! じゃんじゃん行こうかッ!」
頭上、弾幕の圏外の高度へ逃れた『ボウリング・フォー・コロンバイン』が叫ぶ。
弾雨の向こうで……相手方の動きが見える。
ガチャッ
ギ ギ ギ ギ
中央の車と右の車の間、そこの地面から『板状のモノ』が持ち上がった。
さながら床板が開くように……そこから這い出る人影。
眼鏡の神経質そうな若い男だ。何かを背負っている。
>>449(安烙院)
『トニ』:
「ムリだ。遅すぎるヨ」
グアッシャアアアアアアンッ!!
『ザ・セヴンアップス』がフロントガラスを叩き割り、ボンネットの上に躍り出た。
両の拳を構えて、相手の銃撃のタイミングを見計らい……
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ァ ――z____ッ
「マガジン替えるまで凌ぐッ! 店の中お願いッ!
フィリップのヤツはドコへ行ったんダヨッ!」
ド バ ッ!!
『ザ・セヴンアップス』のラッシュが車へ撃ち込まれる弾を叩き落としていくッ!
『トニ』自身は気づいていない様子だが、『ハンドル』に『螺鈿細工』の如き模様が浮かんでいた。
よく見れば、ボンネットにも車体の全体にも浮かび上がっているようだ。
車から出るが……弾丸が一方的に撃ち込まれてくるッ!
ズドドドドドドドドドドドッ!!!
- 451 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/01(金) 00:40:41
- >>450
>『板状のモノ』が持ち上がった。
見てひらめいた。
「少々我慢したまえよ、こちらも『掃射』させていただく!」
銃弾を捌きつつ『F・O・Q』右足を無造作にコンクリートの路面ごと
救い上げて蹴り上げるパス精ABC。
『狙う』とはいかないしうまく破片が飛んでくれるかも疑問だが、逆に
『狙えない』分飛んで行った破片に手加減は効いてない。
「この辺にしてはどうか『武藤 明』君、早海君は心配していたぞ?」
まともな返答は期待していない、これは『早海への義理』だ。
- 452 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/02(土) 00:52:06
- >>450
「『穴だらけ』って形容か? ちょっとセンスがねーな。もっとこう、スマートなたとえはなかったのか?」
「そんなだからマトモに就職できねーんだよ」
イラつきながら挑発。
伏せた姿勢で、『店内』『トニ&安烙院』『エイノー』の順で観察し、そして『フィリップ』を探す。
「コケにされるのがイヤなら、もうちょっと堂堂としたらどーだ? 虫ケラサイズでイキがっても、な」
この状況…
『偽装』や『欺瞞』が必要とは思えないが…
だが『撃ち込んだ』ことで何かが起こっているのかも。それを『隠す』意思があるなら…
―――イン
『探知可能』。何かが起こっていて、隠さないなら、見えるだろう。
- 453 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/02(土) 20:29:05
- >>450
「トニ。ハンドルとか車全体に……『螺鈿細工』っての?
私にはわからないけど、何かされてるみたい」
(車はコンビニへ後部を向けてるという解釈でよい?)
出来れば、ボトルを1,2本手に入れておきたい。無理なら後部座席のドアを開けておく。
手短に警告しつつ、足元部分へ、御影石製、幅150cm縦45cm高さ45cmの椅子
(ttp://www.mm-m.ne.jp/ckr/bnc13.jpg)を、盾になるよう『横向き』に発現させる。
目線を『敵』の方に向けながら車とコンビニの間へ。
ドアが防ぐ位置であればドア、椅子が防げるなら椅子を盾に、
それでも尚弾丸に晒されそうな位置であれば『スフィンクス』で弾き返しを試みつつ。
トニではないが、フィリップはどこに居るのだろうか。
- 454 :『続・妖銃事件』:2012/06/02(土) 21:10:28
- >>451(エイノー)
ゴ ガッシャア――ッ
『FOQ』の剛力がコンクリートを蹴り砕くッ! 足元に大穴が開いた!
瞬間、吹き飛ぶ無数のコンクリ片。弾雨にぶつかり跳ねて散った。
距離が些かあるため、破片のほとんどは届かず、届いても小片のようだ。
・ ・ ・ ・ ・ ・
ガチャッ ガチャガチャッ
向こうのツナギの連中が小銃のマガジンを交換している。
手つきがもたつくあたりいかにも慣れていない。
『BFC』:
「早海……?」
「……あのメスか? 始末しきれなかったヤツだな。
そうか、アイツの差し金だな? アイツが私たちの居場所バラしやがったのか!?」
一気に沸点を越える『甲虫』の声。
どうやらこれ以上の義理や気遣いは無意味のようだ。
ガシッ
ググ
『???』:
「フゥゥ――ッ…………持ってきたよ。
こういう重いモノを担ぎ出すのは……」
地面から這い出した男が、背に背負ったそれを肩に担ぎ直して……『構えた』。
その形状……映画やなんかで見覚えがある。アレは……
「これきりにしたい」
「だから……この一発で終わりにしよう」
>>452(マクレーン)
・ ・ ・ ・ ・ ・
銃声が止んだ。周囲から濃厚な『血の臭い』が漂う。
何も判らず、逃げられもしなかった店員や客が店内に転がっている。
『安烙院』は車外に転がり出て、『石造りのベンチ』を盾にしている。
『トニ』は車内のようだ。外へ出ようとしている。
『エイノー』は最前線……その向うに黒ツナギたちが居る。
マガジンを交換している、あれが終わればまたすぐにも掃射が開始されるだろう……
『BFC』:
ヴヴヴヴ
ヴヴヴヴヴヴ
「口が減らねェェなァ〜〜ッ!!」
ヴ ヴヴヴヴヴ
「私には才能があるからよ……『ボウリング・フォー・コロンバイン』。 ヴ
いくらでも『傀儡』が作れるこの能力ッ! テメエみてェにサツの犬コロやってる虫ケラが……」 ヴ
ヴ
ヴヴ
ヴヴヴ
ヴ
「『支配者』の私に知った口きいてんじゃあないぞッ!」 ヴヴ
ヴ
ヴヴ
ヴヴ
居丈高の『武藤』のセリフが店内に木霊した。
その時――車と車の間の地面から人影が這い出したのを見た。
人影が何かを担ぎ、こちらへと向けている。
>>453(安烙院)
『トニ』:
「エ?! ……マジだ。コノ車使えナイかッ!
ワタシも外に出るッ! ……近づく方法はある?」
後部座席から飛び出る……その際、ボトルを二本持ってくることは出来た。
ズギュゥゥ
ガ ガガガ ガシュガシュガシュゥゥアアア――z___ッ
転がり出た瞬間に『石造りのベンチ』を発現し、盾にする。
低い位置なので、身を隠すには充分。弾丸が椅子を削るが、貫通や粉砕するには至らない。
・ ・ ・ ・ ・ ・
銃声が止んだ……向こうではどうやらマガジンを交換しているようだ。
このままだと再度の掃射を許すことになる。そして、もう一つ。
まるでマンホールからでも出てくるように、地面から這い出した人影に気付いた。
その人影は背負っていた何かを構えている。こちらに向けているようだが……
- 455 :『続・妖銃事件』:2012/06/02(土) 21:13:27
-
ガララララララララッ
「テメエ、真唯ッ! ナニ勝手にやってんだッ!
私に撃たせるのが筋ってモン――――」
「もう遅いよ」
バシュウウッ
ヒュッ
ボッオ ォ オオオ ォォォ――――ッ
車から一人、誰か飛び出てきたと思った瞬間。
地面から這い出た人影がかついだそれを『発射』した。
空間を切り裂き――コンビニに目掛けて一直線にぶっ飛ぶそれはッ
R P G 7
『対戦車ロケット弾』ッ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
倉
庫 人 人 人 人
街 車 真武車 車
人 人 人 人
─────────────────
車
ロ
道
─────────────────
エ
車安 マ
C┌──────==──────┐車
V│ │
S│ │車
簡易な位置関係図。
『真』『武』はそれぞれ、『武藤』『真唯』。
『ロ』はロケット弾。
- 456 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/02(土) 21:25:45
- >>454
「こーいうのは『見下して』言うべきだが」
ディンゴ
「場合が場合だからこのまま言うぜ。良く聞け、『犯罪者』」
「てめーは逮捕する」
「てめーには弁護士を呼ぶ権利も黙秘権もあるが、『それを使いたいと思わなくしてやるからな』」
「覚悟しろ」
『コンビニ』は血の海か。
こいつは許さない。絶対にだ。
「『ロケット』!! だが『銃弾』よりは遅いぜ。そしてそのタイプは『先端』がブツかって発火する。
殴り飛ばせッ!!」
『エイノー』に指示。
聞こえるかどうか知らないが、行動指針を示す。
そして『安烙院』は…『トニ』もいる。大丈夫だろう。自分は自分にできることをやるべきだ。
「…!」
『コンビニ』へ戻る。『タバコ用品』コーナーへ。
- 457 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/02(土) 22:33:06
- >>454
マガジン交換、あるいは銃手の前後後退、この一瞬を待っていた!
コンクリを蹴り彫り身をかがめて甲虫を牽制しながら足元の大穴を彫り広げると何が出てくるか?
――『地面』である。
世の中には『コンクリートブロックの浮きフロートによる人工港』というものもあるにはあるが
この『黄金町』の都市計画でそれらしい話をきいた事はない。
そして港湾管制ビルとでもいうならまだしも、そんな大規模ユニットに『コンビニ』のインフラを
整えられるほどの技術は知る限り現代には民生化されていない筈。
「――今の『言葉』、確かに早海君に伝えよう!安心して警察にご厄介になるといい」
パス精ABCで武藤たち方面へ横穴を掘り進める。
セッコやブチャラティの様にはいかないが敵が何やら『大物』を持ち出したこの局面、
『F・O・Q』がエイノーごと完全に匍匐できるだけの横穴を作る事は不可能でもないだろう。
安烙院やマクレーンたちの安否が気になるが、悪いがフォローできるだけの余裕はこちらにもない、
というより『大物』の『破壊力(?)』次第では十分にこちらも危ない。
あとは賭けだ。
- 458 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/02(土) 22:48:23
- >>454
「……早海さんの元へ戻ったら
『ムトウなんてヤツは最初から現れなかった』ことにしておこうか」
静かに決意。
こいつは、だめだ。
生かしておいちゃいけないやつだ。
「椅子でよければいくらでも用意するわ。
後ろの『爆弾』の火種が欲しいけれど……」
>>456-457
ブ ツ リ ィ
「テメェら協力しやがりなさいませぇあぁ!!!!!!!」
キレた。
今の御影石椅子を蹴り飛ばして、弾頭へ迎撃。マクレーンも言っているが
椅子の壁面が、弾丸に対する壁になるようにぶちあて、こちら側への被害を軽減させたい。
防ぎきれないのであれば、砕け散った瞬間に椅子を解除する。
理想は弾道を逸らすことだが、手に持ったボトルを投げつけたところでソレは望めない。
爆破させるしかないと判断。
- 459 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/02(土) 22:49:50
- >>457訂正
>>454-456
「承知した!」
マクレーンに返答しMAP左手に移動、RPG7の『到来』を待って前後『ミサイル』を
上げ回すように『反転』パス精B(ミサイル本体を破壊せず進路変更できる程度)BC。
『穴』は勿体なかったしいささか精密動作性に不安のある硬度だが『やるしかあるまい』。
- 460 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/02(土) 22:51:37
- >>459
×硬度→○行動
- 461 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/02(土) 22:51:58
- >>459の訂正につき
>>458後半は無かったことに。
椅子を盾にしたまま、ボトルを1個中央のやつらに投擲し、
トニに合図して再接近したあたりで解放してもらい、炭酸のシャワーを見舞う。
に変更。
- 462 :『続・妖銃事件』:2012/06/02(土) 23:14:39
- >>456(マクレーン)
『BFC』: ヴ
「威勢がいいな」 ヴ ヴ
ヴ ヴ
「腹にタマ喰らってそーゆーセリフが吐けるか……」
ヴ ヴ ヴ
「試してやるぜ」 ヴ ヴ
ヴ ヴ
『エイノー』に向けて吠えて、コンビニへ反転。
ブチ割れたガラス戸へ飛びこむッ! それを追うように――『甲虫』が数匹。
『BFC』:
「ナニをしやがるか……見物させてもらおうか?」
ヴ ヴ
ヴ ヴ ヴ
「いや、違うな……どう死ぬかだッ!」
>>459(エイノー)
ゴ ォォオォォ――――――ッ
一直線に飛ぶ『ロケット弾』。その軌道へ手を伸ばすみたいにして、『FOQ』を飛ばす。
だが、それには難がある。速度は弾丸より遅くとも、人間よりは『早い』。
そして、『FOQ』の精度は『人間並み』だ。タイミングを計るのも難しいが――
ズ ガアアッ
掠める程度に拳が届いた。僅かに軌道は逸れるが……『足りない』。
微かに上向き、店内へ突っ込む軌道からは外れたように見える。
ォォオオオオオ――ッ
店へと直撃する軌道なのは変わらない……
『フィリップ』:
「……ソレでいいッ! 『ブリット』ォォォォ――ッ……
その『未来への軌道』ッ! 『捻じ』ッ! 『曲げる』ッ!」
ギャキンッ キリキリキリリィ――・・・・
『フィリップ』の声が、コンビニの屋根から轟いた。
飛び降りながら傍らに立つスタンドが腕を振るう。
次の瞬間、大きく『ロケット弾』の『軌道が歪む』。
真横へと吹っ飛び―――― ドッグォォオオオオオンッ!!
爆炎が周囲を真っ赤に照らし上げた。
>>458(安烙院)
『トニ』:
「ホラ、ブックマッチにライター。ジッポもあるよ」
ダッシュボードから手当たり次第につかんだソレを投げ渡してきた。
いきなり屋根から飛び降りてきた『フィリップ』が『ロケット弾』をどうにかしたようだが……
『トニ』:
「アイツ、ナニやってたんだ?
……まあ、イイや。頼むゼ、サクヤッ!」
ビュウオオオンッ
充分に発泡したボトルを投擲する。
今にも破裂しそうなぐらいに膨れ上がったそれ…… ピキィンッ
ブワッシャアアアアアアアアッ!!
『真唯』:
「…………コレは、『水』」
「まさか……『ファーレンハイト911』の弱点をッ!?」
『真唯』が魂消るような叫びを上げた。
降り注ぐ水は前線の黒ツナギたちの銃器を濡らしたようだ。
弄る拍子に脆く崩れて、使い物にならなくなっている。
『真唯』:
「武藤ッ! 早く回収させろッ!
コイツら……どうやって調べた!」
- 463 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/02(土) 23:22:37
- >>462
「そうカンタンに死ぬ気はねーが…」
「テメーは何だ、そうやって喋ってるだけの芸か?」
『けん銃操法』は一通りやっている。
現代警察でそれをやっているということは
手元を見ずに、ある程度の作業をこなせるという意味だ。『甲虫』から視線は外さない。
ルチャ
ベコ!
必要と感じたのは『オイルライター』のオイル。どこのコンビニでも在庫はある。火種があれば燃え上がる。
これを、ソデをまくった『義手』、その手袋に充分にふりかけてから外へ。
もちろん邪魔をしてくる『甲虫』がいれば、『ホリー・コール』で蹴り払う(女子供並みのパワーで潰せるかは微妙だろうが)。
「銃弾は『鉛』のようだった。そして俺は『鉄腕』だ。ハジかれたら火花が散るからな…」
「スデに、だぜ。テメーらの『銃』『銃弾』、『武器』の『弱点』は捜査済み…なんのヒネリも偽装も無かったからな。ラクな仕事だった」
外に出れば、『水』の弱点を突かれた連中のザマが見えるだろうか。ふん。
「ざまぁ」
- 464 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/02(土) 23:28:04
- >>462
虫の群れは現在>>455マップでいうどのあたりに居る?
また、大雑把な縮尺と、車や、敵前線との距離を知りたい。
- 465 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/02(土) 23:28:20
- >>462
マクレーン、安烙院に親指を立て
「いい指示だった、流石だ。そして安烙院君、実に有難い『援護』だ」
>>459の行動でいささか位置がズレたが自分が『武藤』達の一番近くにいる事にはかわりない。
手の届く範囲で大きめの瓦礫を三つ拾い上げながら足早に『武藤』達の『陣地』に接近、車ABCに
瓦礫投擲、パス精ABC。
人並みの精密性なら車のどこかには当らない事はないだろう、『逃げ足』を奪う。
- 466 :『続・妖銃事件』:2012/06/02(土) 23:39:32
- >>464(安烙院・回答)
『虫の群れ』は下記の位置に居る。
倉
庫 人 人 人 人
街 車 真武車 車
人 人 人 人
─────────────────
車
蟲 蟲 蟲 蟲
道 蟲 蟲 蟲
─────────────────
エ
車安 フィ
C┌──────==──────┐車
V│ .マ │
S│ │車
特に濃く密集しているのが『蟲』の位置。
敵陣の位置まではコンビニから敵陣までは十数メートル。
最前線までなら『10メートル』。車までなら『12メートル』。
- 467 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/02(土) 23:54:45
- >>465追記
左手で可能な限り『甲虫』は払い潰す(もう背広は燃え尽きているだろうが)。
その上で>>465敢行、進めないなら進める距離だけで良い、先の手ごたえから
見るに『目潰し』『目隠し』にでも徹しないかぎりどうせこの『甲虫』に
パワーAで投擲される瓦礫を防げやしない。
- 468 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/03(日) 00:02:00
- >>466
回答感謝
>>462
「なーるほど。とりあえずコレ。
あと、おいておくから、両方とも美味く使って」
ジッポを受け取り、
椅子の陰にガソリンタンクを置いて、椅子から出る。
椅子はトニに対して、トーチカとして使うように、
ガソリンはタイミングを見計らって投げてもらうように。
この状況、一番に潰すべきは『武装』をつくってる
(そしていまRPG7なんてものをぶっ放しやがった)ナントカっていうやつの方だ。
もたついているうちに、残りのボトルを手に、前進する。
銃撃のそぶりが見えたら、足元から大きめの椅子を発現できるよう用意しておきながら。
- 469 :『続・妖銃事件』:2012/06/03(日) 00:23:21
- >>463(マクレーン)
『BFC』:
「テメーに何が出来ん」 ベショアアッ
『甲虫』は軽く『ホリー・コール』の蹴り一発で潰れた。
想像以上に『脆い』。見目こそ『甲虫』だが、まるで『蚊トンボ』だ。
「こッ、この野郎ッ! 卑怯なマネしやがってッ」
ブジュ バジュッ
『オイル』缶に飛びかかろうとする端から、ことごとく潰されてしまう。
悠々と外に出れば……前線の黒ツナギたちが銃をその場に放り捨てているのが見えた。
『武藤』:
「野郎……ッ! ブッ殺すから見てやがれッ!」
『真唯』:
「早くしろッ! 僕が時間稼ぎをするから……」
ズダダダダダダダダッ
ドヒュッ
前衛の黒ツナギたちが、『真唯』の足元へ飛び込んでいく。
そこは床から板状の何かが持ち上がり、開いていた。
『フィリップ』:
「…………ビビった。
弾は数が多過ぎて軌道は変えられんが……単発ならなんとかなるな」
「オイ、俺は裏手に隠しておいたバイクを使うつもりだが……」
『どうする?』と、『マクレーン』。そして『安烙院』に眼で尋ねてきた。
>>465(エイノー)
バシバシバシバシイイッ
『甲虫』の群れを叩き潰しながら前進ッ! やはり、圧倒的に脆い。
そして、周囲に転げ落ちた『瓦礫』を拾い上げようとする……と。
ヒュウウンッ ズギュウッ
『甲虫』のうち、一体が飛びついて『沈み込む』。
瓦礫全体が『螺鈿の模様』に覆われて、『複眼の意匠』が浮かび上がった。
『武藤』:
「ソレ……『使って』みるか?」
「いいぜ。『歓迎』だ。ぜひ使ってくれよ……
使わなくてもいいがねェ……むしろ、それこそが望み通りだッ!」
『武藤』が挑発してくる。
そして、黒ツナギの群れが『武藤』と『真唯』、二人の足元へ飛び込んでいく。
『エイノー』の位置からなら見える……足元にある穴。
あれはどうやら『戸口』。持ち上がった板状の物体は『ドア』だ。
>>468(安烙院)
『トニ』:
「OK、ワタシはウシロのがイイかな?
あと、フィリップ……テメー、ドコ行ってたんだヨ?!」
『フィリップ』:
「屋根だ。あそこから警戒していたんだが、あっという間に始まったからな。
裏手に停めたバイクで回り込むかと思ったら、RPGだ。慌てたぜ」
機嫌が悪そうな『トニ』に疲れ顔の『フィリップ』。
それを余所に武装を作る『安烙院』。『エイノー』は一人前線に突出している。
そこへ『マクレーン』が戻ってきた。そのタイミングで『フィリップ』が話しかける。
『フィリップ』:
「…………ビビった。
弾は数が多過ぎて軌道は変えられんが……単発ならなんとかなるな」
「オイ、俺は裏手に隠しておいたバイクを使うつもりだが……」
『どうする?』と、『マクレーン』。そして『安烙院』に眼で尋ねてきた。
- 470 :『続・妖銃事件』:2012/06/03(日) 00:27:21
- >>ALL
『真唯』:
「…………『時間稼ぎ』をさせてもらうよ。
君たちが能力の弱点を知っていても……『ファーレンハイト911』は『負けない』ッ」
『真唯』が吠える――その手を懐へ突っ込むと、中から何かを取り出した。
『文庫本』だ。遠目では見えないが、カラーの表紙なのが伺える。
「『鳥類図鑑』、『恐竜図鑑』、『動物図鑑』――――
『カタログ』や『図鑑』を『ドア』にして、中から『贋物』を取り出すこの能力。
たとえ生き物だろうが……持ってこれるんだ」
バンバンバンバンッ
まるでメンコでも叩きつけるみたいに、四冊の本を立て続けに地面へ叩きつけた。
瞬間、それが並んで『ドア』へと変じる。本の表紙が拡大されたドアに――
ギ ギギギギギィ……
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
倉
庫 人 人 人 人
街 車 真武車 車
戸戸戸戸
─────────────────
車
蟲 蟲 蟲 蟲
道 エ
─────────────────
ト安 フィ
車 マ
C┌──────==──────┐車
V│ │
S│ │車
前衛の『人(黒ツナギ)』は『真唯』の足元の入口へ。
いくつかの虫の群れは『エイノー』によって掃討された。
『エイノー』は敵陣まで『8メートル』まで接近している。
『戸』は新たに本が変じた『ドア』。四つ足元に並んでいる。
- 471 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/03(日) 00:38:08
- >>469
「ホウ、では『こうする』と『どうなる』のかね?」
周囲に『甲虫』はそれこそ雲霞のごとくいる、その『一匹』から『F・O・Q』左手で
『潜行』カートリッジを剥奪、装填して『変質』した瓦礫に突っ込みできれば『核』を潰す。
出来れば足を進めたい、が『放置するのはまずい』そう今の武藤達の言動から理解した。
- 472 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/03(日) 00:39:55
- >>469-470
全員に聞こえるように。
「『甲虫』をもぐりこませることで『傀儡』にする。それが『ムトウ』。
で、『本』を『扉』にしてそこから『贋作』をひり出すのが『マイ』」
「ちょっとは隠せよ。俺の出番がなくなるだろーが」
キ ィィィン ッ
『ホリー・コール』を傍らに、全ての『ウソ』をあばく無音の絶叫を響かせ。
「なるほど、『本』が媒介するから、紙みてーなもんなんだな。繊維質…『トイレットペーパー』でも買い込んでるのかと思ったぜ」
「見た目だけならカッコイイじゃあねーか。(『ホリー・コール』ほどじゃあないがね)」
水はもう無いか…いや、さっき買ったペットボトルがある。
この水分でどうにかなるか?
「『フィリップ』。機動力は必要だぜ。バイクを早く。
そして『センセイ(エイノー)』、『傀儡』になってるモンを持ち続けることもねーだろ。握りつぶしちまえ」
「『火』もいいが、それよりか『水』って感じか…?
だが一応だな」
ライターを持ってたはず(散弾をあぶったとき)なので、確認。いつでも取り出せるようにしておこう。
手袋に油は染みてるだろーから…さて、しかし、
『何が出てくる』?
- 473 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/03(日) 00:47:49
- >>472(マクレーン)
「放っておくのも厄介そうだ、ここで『核』を潰すよ。そして有益な『情報』を有難う。
これで私も『使える』」
『群体型』というのは厄介だがこれで『甲虫』の『性質』がわかった、次はこちらで『使おう』。
- 474 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/03(日) 00:51:59
- >>470
「バイクのほうは任せるわ。」
フィリップにそう言いつつ、
足元から(ttp://item.rakuten.co.jp/benkei-wakaba/w511138/)
ウォーターチェアをリクライニングさせ、通常より背が低い状態で発現。
不具合で水が通常より多くパンパンにはいっている『故障』で。
それを足に引っ掛け、蹴り飛ばす。
狙いはドアの前。
何か飛んできて激突すれば、水がはじけるだろう。
コレにはスフィンクスの膂力でのスピードに、
虫が取り付いて傀儡化できるかの検証も含む。
- 475 :『続・妖銃事件』:2012/06/03(日) 01:18:37
- >>471(エイノー)
シャキィッ カシュンッ
『FOQ』が『甲虫』から『カートリッジ』を抜き出したッ。
即座に『瓦礫』へ『スロット』を設置、差し込むが……
ガシュンッ
……『螺鈿の模様』も『複眼』も消えない。
どうやら、『カートリッジ』を差し込んでも、対象の内部を破壊出来るわけではないらしい。
『武藤』:
「ソレを警戒してんのか……それでイイ。
時間さえ稼げりゃあなァ。教えてやるぜ、ソイツは――」
. . . . . . . . .
「『使わない限り安全だ』」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・・・・
『BFC』の群れが『エイノー』を飛び越えて、『安烙院』たちの方角へ向かう。
同時に『ドア』がゆっくりと開きつつあることに気付いた。中から飛び出すのは……
ド ギャンッ!
>>472(マクレーン)
『フィリップ』:
「了解だ。すぐに持ってくるッ」
ダッ
『ホリー・コール』で周囲に隠れているモノを探る――
伏兵のようなモノはない。せいぜい『黒ツナギ』たちの首元に反応がある程度だ。
おそらく『甲虫』――『ボウリング・フォー・コロンバイン』の『傀儡』にするためのモノだろう。
ライターとペットボトルを準備する……その時、『甲虫』の群れがこちらへと近づいてきた。
そして、ドアが弾かれるように開かれて――
ド ギャンッ!
>>474(安烙院)
ズギュウンッ
ドゴオオッ!
現れた『ウォーターチェア』を蹴り飛ばし、ドアの方向へ向けて飛ばすッ!
ドアに向けて真っ直ぐ吹っ飛んでいくが……その瞬間、ドアが開かれた。
ド ギャンッ!
バ シ ィ ッ
跳び出したそれが、『尾』で一薙ぎ。破裂する前に吹っ飛ばしてその場に転がる。
>>ALL
《グロロルルルルルルルルルルル……》
《グルルルルル……ギャシャアア――――ッ!!》
現れたのは、ドア一つから一体。『恐竜』だ。
全身に羽毛を生やし、鋭い牙がその口に並んでいる。
これは『ディノニクス』……比較的小型の『肉食恐竜』だッ!
『真唯』:
「過去からだろうが、なんだろうが……『実在していたのなら持ってこれる』。
さて、コイツらは『素早い』……『地上最強の攻撃生物』だッ!」
ダギュッ! ダシンッ!
二体が『エイノー』に向けて、両脇から挟み込むように接近してくるッ!(スB)
――――――――――――――――――――――――――――――――
倉
庫 人 人 人 人
街 車 真武車 車
戸開開戸
─────────────────
車 椅
恐 恐
道 蟲 エ 蟲
──────蟲───蟲──────
ト安
車 マ フィ
C┌──────==──────┐車
V│ │
S│ │車
『椅』はウォーターチェア。『恐』はディノニクス。
『蟲』は『安烙院』の方面へ接近しようとしている。
- 476 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/03(日) 01:35:57
- >>475
「いや、『使う』ね」
『甲虫』は去ったがタネは割れた。
『F・O・Q』左手で変質した瓦礫の『操作』カートリッジを抜き出し
『模様』が消えていれば『F・O・Q』右手正拳突きで瓦礫の散弾で
ディノニクス二匹を迎撃、『模様』が消えていないなら『F・O・Q』左回し蹴りでMAP左側の
ディノニクスを右側の一匹に叩きつけようと試みる、いずれの行動もパス精ABC.。
『尾』の一閃はいつでも飛び上がりは出来るよう警戒しておこう。
- 477 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/04(月) 22:27:46
- >>475
「『贋作』なら『水』」「それは変わらないハズ」
おそらく、水を『避ける』ために、素早い生物を選んだのだろうが…
『ディノニクス』。その語源は『おそるべきカギ爪』の意であり、実際の狩にも後肢第二指の巨大なカギ爪を使用したと考えられている――
「が、実際のところ『捕食者』として進化する以上」
偉大な暴君と同じ系統をたどることになる。つまり、獲物を追う強靭な後肢と、獲物をかみくだくアゴを具えた巨大な頭部。
攻略法は、だから簡単なことだ。
「『水を撒け』ッ!!!」
言いながら己のペットボトルも開けて、半分ほどでもいい、前に撒く。こっちに来たときの用心の意味だ。
『足を萎えさせれば』、そのスピードと攻撃力を両立させる危ういバランス。指の一本も?げれば重畳だ。容易に転ぶ。
『飛ぶ種でなくて良かった』というところか…
ともかく、『虫』の迎撃のため、安烙院の前まで出よう。
- 478 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/04(月) 23:11:07
- >>475
あらかじめ何か来るのはわかっていたので、
激突で破裂するような故障の仕方と、
激突前に割ってしまわぬよう、脚で引っ掛けての飛ばしだったが
結局椅子の水はどうなったのだろうか。
『ディノニクス』に多少なりともダメージを与えていれば良いのだが。
「恐竜……恐竜ねぇ」
足元より歯科医療ユニット(ttp://www.takara-dental.jp/products/chairunit/bellix/index.html)
チェアマウント、前折れ型を発現。水の量が多くなるようなコンディション変化を起こさせた発現で
口内洗浄用水ホースを手に取り、放水。
医療ユニットの口内洗浄用ホースは洗浄の水と乾燥用の空気を噴射できるが、
昔悪戯した記憶だと、両方同時に噴射すると圧力が高まってえらい勢いで水が出る。
狙いは蟲共だ、近寄られると事だからな。
マクレーンには余りかからないよう努力する。
恐竜は動体視力が非常に優れていると聞いたがそんな恐竜も空を飛ぶやつではない。
つまり、この放水で水をまかれれば無力ってわけだ。マクレーンの指摘は的を射ている。
ボトルを手に振りながら、放水。
- 479 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/04(月) 23:14:15
- 余裕があったら、この近くに防火用消火栓とかないか見ておきたい。
- 480 :『続・妖銃事件』:2012/06/04(月) 23:43:10
- >>476(エイノー)
ズギュウッ
カシュンッ
『瓦礫』から『カートリッジ』を引っこ抜く。ラベルには『螺鈿と複眼』、『首輪』のイラスト。
そして『SLAVE』の印字。浮き上がっていた『螺鈿』と『複眼』は消え去った。
『武藤』:
「…………なんだお前。いったい何を……」
―――バッゴォォオオオッ!!
砕け散った『瓦礫』ッ! 無数の散弾と化して『ディノニクス』を襲うッ!
至近の距離だ、全て直撃。『紙の贋作』故は血は流さないが――
《ギョアアッシャアアアアア!》
《ゴアラルルルルルルルウッ!!》
たたらを踏んで、何とか踏みとどまる。瓦礫が掠めた各部が切り裂かれている。
「コイツ……『ボウリング・フォー・コロンバイン』を……『無力化』したッ!?」
『武藤』の顔が歪む。驚愕と絶望がないまぜになった醜い顔に。
>>477(マクレーン)
『エイノー』に指示を飛ばし、一歩踏み出す。
ペットボトルを振り回して周囲に水を撒いた。 バシャアアアッ
周囲には『BFC』の群れ、先程と同じなら容易につぶせる相手だ。
ドロロロロロロロロロォォ――――――ッ!
『フィリップ』:
「待たせたッ! 行けるぞマクレーンッ!」
『フィリップ』がサイドカーを駆って近づいてくる。
>>478(安烙院)
蹴散らした左の『ディノニクス』の尾が多少、濡れたようだ。
脆くなっているので、先程のような打撃は困難に見える。
ドギュウンッ!
歯科医療ユニットを発現し、ホースを銃の如く突き出すッ。
飛びかかる『BFC』に対して水を撒き散らして牽制した。
ブショオオオオアアアアア――ッ
ヴ・・
ヴ・・
ヴ・・ ヴ・・
直進していた群れが、慌てて高く飛び上がる。
被った何体かが水にまかれた羽虫そのままに足元に転がった。
高慢な本体に比し、このスタンド……あまりに『ハングリーさに欠ける』。
『BFC』の群れは『安烙院』の周辺をぐるぐるとまわり出す。
『トニ』:
「ワタシ、前に出るヨ……ちょっとキビしそうだからネ」
車にあったボトルを手にした『トニ』が、『エイノー』の元へと駆け寄ろうとしている。
>>ALL
『武藤』:
「まだ、だ。まだだぜ。『傀儡』はッ! まだ居るんだよッッッ!!」
ガチャッ
ガチャッ
ガチャッ
ガチャッ
後方に待機していた『黒ツナギ』たちが前に出る。
その場で先程の前衛の連中のように、『小銃』を構え始めた。
「『増援』だって持ってこれるッ! 私が勝つッ……勝つのはいつだって私なんだッ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
倉
庫
街 車 真武車 車
戸開開戸
────人─人──人―人――──
車 椅恐 恐
道 エ
─────────―──────
. . ト. .蟲
蟲安蟲 マ フィ
車 蟲
C┌──────==──────┐車
V│ │
S│ │車
- 481 :『続・妖銃事件』:2012/06/04(月) 23:44:55
- 倉
庫
街 車 真武車 車
戸開開戸
────人─人──人―人――──
車 椅恐 恐
道 エ
─────────―──消───
. . ト. .蟲
蟲安蟲 マ フィ
車 蟲
C┌──────==──────┐車
V│ │
S│ │車
配置図訂正。
『消』の位置に『消火栓』は存在している。
- 482 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/05(火) 00:01:32
- >>477>>480-481
「すまないが『手持ち』がない!だから」
一瞬の怯みでその『機動力』を止めた『ディノニクス』二体に
『F・O・Q』ダブルラリアットパス精ABC.で前方『武藤』達の陣地に
エイノーごと走り抜けるスC。
そしてできれば『ディノニクス』達を『敵陣』へ叩き付けたい。
「『君達』が呼び出した『お客』だ、紙でなければ日本文化の
『マンガ肉』を味わうチャンスだぞ?遠慮なくやりたまえ」
- 483 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/05(火) 22:26:04
- >>480
「無駄だな」
「『傀儡』の能力も問題ではないし、『贋作』も取るに足らない…『水』で濡れるんだからな」
素材や構成がどう見えていようと、あれは『紙』であるというのなら、まったく恐れるべきではない。
『蟲』もしかり。『ホリー・コール』で充分に対処できる。
とはいえしかし、気を抜くべき相手ではない――
「よし、行くぜ『フィリップ』。恐竜はセンセイに任せるべきか… 右側に回り込んで、攻めよう」
『バイク』の機動力を活かし、横腹を突こうというわけだ。
敵小銃は厄介だが、速度で振り切り…『義手』で防げるか。こちらは何せ『高速移動』するわけだからな。弾があたって食い込む前に、ハjけるかもしれない。
「もっとも、そんなクソみてーな連中を何人揃えて、カスみてーなオモチャ銃をいくら並べたところで勝てっこねーんだがな。
聞こえてるか?カスども」
「そーだな」
「『戦艦の大砲』でもありゃ話は別だったかもしれねーが、いや、やっぱ無駄かな」
「どんなモンスターマシンを用意したところで、ヘタレが操縦するんじゃあ何の意味もないんだからな… 聞いてるか?ボケども」
サイドカーに乗り込み、敵右翼に回りこむよう頼む。
- 484 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/05(火) 22:38:58
- >>480
「グーッド」
恐竜の尾はバランサーだ。脆くなったらマトモに機能するか怪しくなる、
そんな状況で『地上最強の攻撃生物』の身体能力が
十全に発揮されるはずもなく、片方はほぼ無力化出来るだろう。
「残念だけれど、アンタの勝ち続ける人生……
それはもうココで終わりよ。
盛大に祝ってあげるわよ。炭酸のシャワーでね」
水を投げる瞬間、放水のコントロールが少し落ちることになるが、
恐竜をすり抜けて左側戸の前に居る人に向けて振っていたボトル残り1を投擲。
トニに頼んでもう一度爆破してもらう。
その後、蟲へのけん制を続けつつ、
足元より、拷問椅子を一丁拵えておく。
- 485 :『続・妖銃事件』:2012/06/05(火) 23:04:50
- >>482(エイノー)
グ ォ オオ ン ッ
『ディノニクス』二体に向けて、突貫ッ!
水平に伸ばした腕を叩きつけて、敵陣へと吹っ飛ばすッ!
《ゴアアアッ!!》
ドグシャアアッ
吹っ飛ばされた二体の『ディノニクス』は、前衛に立っていた黒ツナギへと突っ込む。
構えていた小銃を取り落し、慌てて拾い上げて構え直す。
『真唯』:
「甘いな……ソイツらは僕が操作しているんだ。
その程度じゃあへこたれないし、破壊されるまで止まらない――」
ダ ダンッ
跳ね起きる『ディノニクス』。所々にダメージはあるが、完全に破壊しきるには至らない。
唸り声を上げながら、飛びかかるタイミングを図っていたが――
ドロロロロロロロロロォ――ッ
>>483(マクレーン)
『フィリップ』:
「任せろ……行くぞ、『ブリット』ッ」
ズギュウンッ
『フィリップ』の傍らに機械的な人型が現れる。
側車へと飛び乗ると、『マクレーン』の指示の通りに右翼へと回り込んでいく。
ドロロロロロロロロロォ――ッ
『エイノー』は恐竜を吹っ飛ばした。『黒ツナギ』たちがたたらを踏んでいる。
『武藤』と『真唯』は歯ぎしりしながら、更に後方へと退避。それと同時に。
ガ ダンッ ! ガ ダンッ !
ギ ギギギィィ――z____ッ
残り二つのドアが開く――ドアの表に描かれているのは『動物図鑑』と『鳥類図鑑』の表紙。
『動物図鑑』の方から、金色に輝く眼が覗いた。淵に手を掛けてゆっくりと這い出す――
《ガルルルルルルルル・・・・・・》
……『虎』だ。その巨体がバイクに乗った二人を睨み据えている。
『真唯』:
「勝ったつもりか……」
「お望みなら、デカブツを持ち出してやってもいいぞッ!」
>>484(安烙院)
ブッショオオオアアアアアア――――ッ
『BFC』へ放水して牽制を続ける――今にも歯科医療ユニットへと飛びつかんと必死だ。
僅かな間隙を突いて、たっぷりと振って破裂しそうになったボトルを投擲。
『トニ』:
「おっと……任されたヨ。『ザ・セヴンアップス』ッ!」
『トニ』の頭上を飛び越えたそれは、狙いを違えずに左方の黒ツナギ二人へ飛んでいった。
『プルタブ』が弾けて、中の水が撒き散らされるッ!
――――バッショオオオッ!
地面に取り落とした『小銃』に水がかかる。もうあれで使い物にはならないだろう。
吹っ飛ばされた左の『恐竜』にもかかり、体表がグズグズに崩れた。
脆そうだ……軽い一撃でも簡単に砕けそうなぐらいに。
ドギュンッ
拷問椅子を更に発現。『BFC』はすかさず飛びつこうとしてくる……
『武藤』:
「警官野郎もムカつく……だが、それ以上にムカつくなテメーはッ」
「テメェだけは私の傀儡にして私の○○○を媚びへつらいながらナメさせてやるッッ!」
「とっとと出てこい役立たず共ッ! テメーらよく見やがれ……今度の代物はもっと『ハデ』だぜッ!」
ゴソ ゴソゴソ
>>ALL
先程黒ツナギたちが消えた『武藤』と『真唯』の足元のドアから、物音が響いた。
『真唯』が『RPG7』を持ってきたドアだ。戻ってくるらしいが……
- 486 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/07(木) 07:32:13
- >.>485
「水の他にもう一つ『効く』ものがあったろう」
『F・O・Q』左肩、『潜入』のカートリッジを抜き出し、『電熱ライター』から
『赤熱』のカートリッジを作製、装填。
バイクの音にに気をとられた隙にディノニクスに接近、まだ保っている
『研磨』の右拳と『赤熱』高温の左拳でラッシュパス精ABC、この時
銃手も死なない程度に牽制したい。
もしMAP左のディノニクスが『着火』したなら左手、『虎』と地面の『扉』に
被さるように吹き飛ばしたい。
- 487 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/07(木) 18:59:19
- >>485
『フィリップ』に目配せ。
「ブレーキはいらねーぜ。狙いは『二人』。スレ違いざまにカッ攫う」
『ブリット』のパワフルなシルエットが、見掛け倒しでないことはわかる。
『ホリー・コール』にパワーは無いが、人一人を抱え上げる衝撃に『鉄腕』は耐え切るだろう。
一人が一人を、だ。そしてその前に…
「『虎』」
「フン。わからねーな」
ド ヒュッ
チャ
上着をハネあげ、『黒星拳銃』を抜き、およそ『拳銃』らしからぬ…銃身に手を沿え、まるでライフル銃を構えるかのように…構える。
銃口と手がとても近い。『鉄腕』でなければ危険な構えだ。
「ネタの割れた『能力』で… 勝ちの目なんてものを信じてるのか? そーいうレベルのアホなのか?」
グ!
『虎』が飛び掛ってくるならば、発砲するッ!
- 488 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/07(木) 20:01:52
- >>485
「……言ってなさい」
拷問椅子を解除し、放水によるけん制を続ける。
そして、追い払いがある程度まで済んだら
今度は何の変哲も無い大理石の円柱状椅子(40cm)を作りだす。
とりあえずは、こちらは現状維持が第一だ。
おそらく、蟲一体一体から視覚を得ているのだろう。
『蟲』がたかって来るのであれば消し、出しては消し……
たからなかったら、使えば良い。
オトリとして気を引いている間に、二人が突破口を開くだろう。
とはいえ、そのまま手をこまねいているだけでは良くない。目配せ。
現在の安烙院から、トニの車、消火器までそれぞれ何mぐらい?
- 489 :『続・妖銃事件』:2012/06/07(木) 21:45:29
- >>486(エイノー)
カシュンッ
ジャコッ
『ライター』から『赤熱カートリッジ』を抜き出し、左腕に装填。
左側の『ディノニクス』は半ば死に態だが、右側はまだ無事だ。
ヒュッ
ドババババババババババババババッ!!
『フィストフル・オブ・クォーターズ』のラッシュッ!
周囲の黒ツナギたちはまとめて吹き飛ばされた。
手加減したおかげもあってダメージは深くはないが、すぐには立ってこられなさそうだ。
ドゴン !
バギ バギィッ
左の『ディノニクス』――
水が染みこんでいたため、燃えなかったが……その一発で致命的だ。
顔面に拳が突き刺さり、紙粘土のように砕けた。そのまま吹っ飛ぶッ!
『真唯』: ドッゴォ―z__ッ
「クソッ! まだもう一体居るッ!」
ダンッ ダンダダンッ ダンダンッ
ステップを刻みながら、残った右の『ディノニクス』が距離を取る――
『研磨の拳』で体表を削られて、傷はついているがまだ動けるようだ。
>>487(マクレーン)
『フィリップ』: デュード
「――任せろッ! 相棒ッ」
ギュルルルッ
グ ン ッ !!
一気に接近するッ! 対する虎、身を低く伏せていたが――
ドッゴォ―z__ッ
『!?』
『真唯』:
「……チィッ! やらせるかッ」
吹き飛ばされた『ディノニクス』が、這い出たドアに突っ込もうとしたのに気づく。
滑らかに向き直ると、獣の俊敏さと膂力で叩き落とすッ。
バゴオオッ!
――――絶好のチャンスだ。距離は見る間に詰まる。
たとえ精度が悪い『黒星拳銃』だろうが、『近けりゃ当たる』。
>>488(安烙院)
ドギュウッ
円柱椅子を発現した。
よく、公園なんかの備え付けのテーブルにセットであるヤツだ。
バタ バタ バタ
『BFC』たちはことごとく落ちていく。
破壊されたわけではなく、飛べなくなってその場に転がり、水の中でもがいている。
『武藤』:
「まずはテメーからヤってやるよッ!」
「来いイイ――ッ! 支度しやがれッ」
ガシャンッ ガシャンッ
這いずり出た『黒ツナギ』。
その場に三脚を展開、補弾手と射手の二人に分かれる。
ジャキイイッ
構えられた『ソレ』は『二つ』。銃口は『安烙院』へと向けられている。
周囲の『BFC』たちがとばっちりを恐れて退いていく――
「『M2重機関銃』だ…………カケラものこしてやらねー」
重苦しく輝く銃身がヘッドライトに照り映えた。
相手までは少し距離がありすぎる。ユニットの放水では届かない。
車までの距離は1m弱。
消火栓までの距離は4m。
- 490 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/08(金) 01:23:09
- >>489
「ああ、そうか。まだ『左』の本領は見ていないのだったね。いいとも、よく見たまえ」
『ディノニクス』の『獣の俊敏さ』までは『F・O・Q』は持っていない、が『手捌き』は十分
『ディノニクス』を追尾しうる(スピードB)。
『ディノニクス』を押し込みつつも距離をとられる中、『F・O・Q』『左掌』より『最大限に
拡大された熱波』が『ディノニクス』足元を襲う。
『熱波』により『ディノニクス』の足元が『炎上』ないしは『乾燥による劣化』で動きが鈍ったら
『F・O・Q』で接近、パス精ABCで組み付き掴み『武藤』『真唯』『扉』の真上目掛けて投げつけたい。
- 491 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/08(金) 21:55:38
- >>489
これはまた……えらいものをもってきた。
「アンタの予定は『傀儡にしてこびへつらいながら
私に×××させる』……じゃなかったのかしら?」
『スフィンクス』に身構えさせる。
同時に、ユニットの影から、先刻の御影石椅子(>>453)を、
縦、かつ前方に /\ の字状に二脚発現させ、弾除けにし
なおも貫通してきそうであれば両の拳で迎撃し、しのぎたい。
「さっきから殺すだの*すだの、
アレだけ大口叩いておいて、もう方針変更かしら、あ〜ん?」
- 492 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/08(金) 23:14:29
- >>488
「これは助かる――!」
『虎』の注意が、こちらから外れた。
そう。
絶好のチャンスだ。問題は、試し撃ちの一つもしていないこと。これなら一発くらい、郊外ででも試しておけばよかった。
弾道を把握していない。
「ぶっつけだが…だが『ホリー・コール』」「カマしてやるぜ」
黒星――中国製のトカレフ拳銃に使用される三〇口径弾。古風な弾薬だが、性能はけして悪くない。高初速、すぐれた貫通力、弾道低伸性をもつ軍用弾だ。
問題は銃身精度だが、
「(マジに粗悪な密造品なら鍍金してゴマかす。曲がりなりにも『黒』星としてある以上、明後日の方向に飛ぶってことは無い…)」
「(と、思おう)」
ジャキ!
狙いは『虎』では『なく』。
(>>487メール欄『扉』 &擬音『ド ヒュッ』&『両手で銃を構えた』ことから) 『扉に向けて放り投げたペットボトル』(中身半分入り)。
『鉄腕』の恩恵として考えられる、『鉄の重み』による反動の軽減、そして銃身に添えた手は精度を補強。
さらに『ホリー・コール』による『狙撃アシスト』(手の感覚として)――
距離は近い。出来る筈だ。空中にあるペットボトルを狙撃し、『機関銃』を構えてご機嫌のアホに水をブッかける――
一発で駄目ならニ発、三発、『装弾数』は八発ある。一発当たればいい仕掛けだ。
とうぜん、機関部に水を被ったなら、『機関銃』は使い物にならない。
「そして行くぜ、出オチ野郎」 「ふん縛ってブタ箱だ」
- 493 :『続・妖銃事件』:2012/06/08(金) 23:45:41
- >>490(エイノー)
『赤熱』の左腕から、熱波を放つ。このサイズに拡大すれば、相応の熱だ。
《ギャロロロオォ――ッ!》
――だが、指向性がなく、周囲へと拡散してしまう。これだけでは影響は薄い。
何より、相手は飛び回って『動いている』――
ギャンッ
背後へと回り込み、振り回した尾を水平に叩き付けんとしてくる――――
ブ オ ン ッ !!
>>491(安烙院)
『武藤』:
「手足もいでっからでも問題ねー……『ソッチ』のが好きな客だっているぜッ」
ドギュンッ
ドギュンッ ガ キッ
二脚の椅子を発現。御影石の強度は先程実証済みだ。銃弾では容易に砕けない。
銃口から火箭が迸り、奔流となって身を隠した『安烙院』を襲うッ!
ズドガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガァ――z___ッ!!
防壁を叩く轟音が『安烙院』の耳を聾した。一撃では貫通しない。
やはり強度は高いが―――― バギンッ ガギィイッ ヂュインッ
ヂュギンッ ガギュンッ ガギュッ
削る速度が圧倒的に早い。大口径が二つ、ラッシュ級の弾幕を張っているのだ。
ボロボロに崩れた隙間から弾が滑り込んでくる。叩いて逸らすが――重い。
ビギッ ビギビギィッ
手首が軋み、拳が擦り向けて血が滲む。
同等の威力のラッシュに対して、拳を打ち合せてるのと同じような感覚だ。
このままでは凌ぎきれない――――
>>492(マクレーン)
――――――動く車上での射撃。
少しばかり神業めいた行為だが……距離は近い。『やってやれないことはない』。
ドルルルンッ ドルルルルルッ
『フィリップ』がエンジンを急かし、更に近づく――――
虎は飛びかからんとするが。それに対しては『ブリット』。空を掴む仕草。
ギャキインッ
宙に浮いた虎が文字通り『空転』する。
『フィリップ』: カタ
「邪魔はさせんッ! 勝負をつけろォォッ! マクレーンッ」
ガンッ! ガガンッ!
ガッガァァ――z___ンッ !!
立て続けに四発。その最後の一発が宙に浮いたペットボトルを貫く。
ブバッシャアアッ
>>ALL
ガギキィッ
『武藤』:
「…………ッ! コイツ、もう近づいてきてッ」
『武藤』が『マクレーン』の方向を振り返る。『安烙院』への銃撃が止む。
『重機関銃』二台は見事に無化された。機銃を捨てて拳銃を抜きはらわんとする『黒ツナギ』。
「ハイッ! ソレはナシだよネ」
ドヒュウウッ
「『ブチまけろ』――――『ザ・セブンアップス』」
ドッパアアアアアンッ!
近づいてきていた『トニ』が更に追撃。持っていたボトルを放って、破裂させた。
拳銃にも水が被る。『武藤』の顔が屈辱に歪む。『真唯』は恐れて、後ろへと退く。
- 494 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/08(金) 23:59:27
- >>493
速度を『銃弾』並みと見てもサイズは破格にでかい(勿論破壊力も相応に増しているだろうが)。
『F・O・Q』ローからの左回し蹴りで蹴り上げて尾を捉えそのまま武藤・真唯方向に蹴り飛ばしたい
パス精ABC、エイノー本体は視界さえ確保できれば良いので首と腰を後方に連動してひねる位の動作は
辛うじて間に合うだろう。
- 495 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/09(土) 00:29:43
- >>493
ちょっと射線あけといてー。と言っておき、
「忘れ物だよ異常性癖女郎」
足元に置いておいた円柱椅子を、
その屈辱に歪んだ顔に蹴り飛ばしてめり込ませたい。
とりあえず意識は最低限刈り取る。
すぐ傍の車からガソリンタンクを取り出して、
連中の方へ走って向かう。
- 496 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/09(土) 00:44:27
- >>493
多少の無茶ではあったが――
「弾幕はイイもんだぜ。もっとも、カンピン(支給品)でやるにはちとメンドーくせーがな」
四発撃って一発。中々の命中率だ。『ホリー・コール』と『鉄腕』のなせる業か。
そして射撃に際し。
その『マズルフラッシュ』で、ライターオイルを染ませた手袋に着火(>>487メール欄『銃口着火』 そのための構え方)、もし進路上に『虎』がいて、邪魔になりそうなら
なぐって燃やす。
「感謝するぜ、二人とも」 「そしてテメーは確保する――『武藤』!! 神妙にさらせッ!!」
機関銃を引き受けた女と、ダメ押しに水を破裂させた女に。
そして、さきほど『フィリップ』に言ったとおり。
近づいたなら、すれ違い様に、『カッさらう』。どこでもいいからつかみ上げて確保するのだ。
- 497 :『続・妖銃事件』:2012/06/09(土) 01:01:13
- >>494(エイノー)
ビュオ !! ドヒュウ!!
薙ぎ払われる尾――――― ―――――振るわれる蹴り足。
バシイイッ
交差。噛み合って押し合いッ!
押し勝つのは――――
《グ、ゴォ!?》
ク″
オ
、
ノ
!!
膂力に勝るッ! 『フィストフル・オブ・クォーターズ』ッ!
吹き飛ばされたそれは真っ向から『真唯』の方向へ。思い切り叩きつけられるッ!
『真唯』:
「…………か、解除ッ まにあ」
ドグシャアアアッ!
フッ フッフッ
動物図鑑、恐竜図鑑、鳥類図鑑、軍用武器図鑑――
周囲に置かれていた『ドア』が解除されて、その場に本が残る。
スタンド名『ファーレンハイト911』
本体名――『真唯敬一』 ⇒ 『気絶』『再起可能』
>>495(安烙院)
グォオオンッ!!
硬くて重い大理石の椅子を蹴り飛ばすッ!
咄嗟に逃げようとしていた『武藤』。その顔へと吸い込まれるように。
ド ゴンッ
『武藤』:
「……ご、ぼ」
>>496(マクレーン)
ちょうどいいタイミングで『安烙院』が動きを止めておいてくれた。
虎もドアが消えると同時に、跡形もなく消え去る。
ガシンッ!
ギャキキキイィ――ッ
すれ違いざまに掴みあげるッ! 些か重いし、不安定なのでちょっと顔が『コスれた』ようだが……
当人は気絶している。気づいていないから大丈夫だろう……おそらく。
スタンド名『ボウリング・フォー・コロンバイン』
本体名――『武藤明』 ⇒ 『眼底骨折』『顔と頭に裂傷』『再起可能』
>>ALL
ドザアアアッ
周囲の『黒ツナギ』が一斉に倒れ込んだ。
彼らもコントロールを失ったようだ……思えば短い時間だが、疲労がどっと三人を襲う。
『トニ』:
「おつかれサマだネ。いや、ホント疲れたヨ」
ピッ ピッピッ
「イマ、お仲間を呼ぶ。ソッチの二人は帰ってもらってもいいヨ」
- 498 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/09(土) 01:11:05
- >>497
「……」
ガッ シャン !
「誰も聞いてねーし時刻とかいいよな」
とりあえず、公務執行妨害で現行犯ってところか。
しかし思えば、ムチャしたもんだ。
「(このセンセイ、思いっきり最前線に飛び込んでいってるもんな……なんか。いや、いいか。もう。いいや)」
「……お疲れさん。協力に感謝するぜ」
「不本意だがな」
サイドカーに武藤を放り込み、もう一人。『マイ』を確保するべく降りる。
- 499 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/09(土) 01:12:51
- >>497
今こそ万感の想いをこめてつぶやく。
ざまぁ。
女衒崩れと贋作野郎の連続銀行強盗もこれで終わりね。
「……コレは必要なかったわね〜」
少し傷ついた手の甲を舐めつつ、ガソリンタンクに目線をやる。
もってかえってバイクの足しにしようっと。
「さてと。帰って良いのかしら?
まだやることあるなら手伝うけれど」
ユニットと石椅子を解除したりしながらエイノーの近くまで
寄りつつ警官トリオに聞いて見る。
>>498
「ちょっとは役に立ったでしょう?」
否と言われたら困るけれど。
- 500 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/09(土) 01:25:09
- >>497
肩をすくめて一息ついて
「では、『義務』を果たすとするか」
安烙院に近づきズボンのポケットから茶封筒を取り出して渡す。
「お疲れ様、安烙院君。『今日頼んだアルバイト代』だよ、『市街調査』、
『労働環境調査』、『港湾調査』。少なくてすまないね。それと早海君を
出来れば励ましてやって欲しい」
そして左手にUSBスティックを握ったまま両手をマクレーンに差し出す。
「『犯人』が二人に『手錠』が三つ、私の分はあいてるね?申し訳なかった、
理由はあったがそれは法廷で主張しよう。『公務執行妨害』『公共物破損』
『傷害』『捜査妨害』……まだあるだろうがそれはそちらで探して欲しい。
『公共の秩序』に従って私は自首するよ、マクレーン刑事。重ねてすまないが
メモリの中身は『退職届』と『大使館への報告』だよ、プリントアウトも持って
いたんだが燃やしてしまった、宜しくご配慮いただきたい。それと安烙院君は
『私に利用された被害者』という事に何とかならないだろうか?若人の未来を
閉ざすのは気が引ける。何にせよ『私の義理』は尊重してもらった、だから後は
貴方の『警察官の矜持』に従おう、マクレーン刑事」
トニからは見逃してもらえそうだがそれに甘えるのは『共闘』した身として
気が引けた、何もマクレーンの『警察官の義務』を侮辱したかった訳ではない。
- 501 :『続・妖銃事件』:2012/06/09(土) 01:39:33
- >>498(マクレーン)
『フィリップ』:
「問題ないだろーな。
俺たちは偶然、気絶してるコイツらを見かけて通報した」
「それだけの話になるのさ」
手錠をかけられても身動き一つしない。
気絶しているから当然だが……『真唯』も同様だ。
>>499(安烙院)
『トニ』:
「お疲れサマ。ナイスアシストだった?」
『トニ』が親しげに笑いかけてくる。
そして、自らの格好に気付き、首を振った。
「はやく帰りたいところだネ。
キミたちは帰ってもいいケド――」
>>500(エイノー)
『フィリップ』と『トニ』が顔を見合わせた。
肩を竦めると、『トニ』は『エイノー』の方を叩く。
『トニ』:
「アー……実はワタシたちもそんなに褒められた立場じゃあナイ。
表に出せないコトしてるカラ……キミつかまえるなら、ワタシたちもいっしょだ」
「デキればかえってもらえると助かるネ。一応、ハナシはデキてるし」
- 502 :マクレーン『ホリー・コール』:2012/06/09(土) 01:54:57
- >>501
「面割れてるもんな」
「銃撃もしてたし」「非番でもこの場合はな」
手錠に関しては…まあいいか。どーせ署長とか何かゴチャゴチャぬかしてくるだろーから、その用件がひとつ増えるだけだ…
>>500(エイノー)
「俺は非番だ」
この二人は知らんけど、と『トニ』と『フィリップ』を指す。たぶん、非番だろうが。
「だから別にアンタは何でもねー」「たんに『ここに居た』ってだけでな。つまり捕まえる理由がねー」
熱心な俺とは違って、この二人は手錠とか持ってないくさいし。
「この二人をどーにかした? 凶器は?動機は?証拠は?なにか物象が?」「まー、そーいうことなので帰ろうぜ」
「シンどかったろ。『市街調査』」「教職もタイヘンだよな。俺らは非番でブラつけるけどアンタら暇無しって感じ」
呵呵と笑い、踵を返す。
「送ってくれよフィリップー。あとはトニにまかそーぜ」
- 503 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/09(土) 01:59:20
- >>501(GM)
「おかげで勝てたわ」
サムズアップ。
笑いあうミニスカウェイトレス(コスプレ)が2人。
しかも片方はガソリンタンクモチだ、ひどい光景だね。
>>502(マクレーン)
「そーねぇ……それじゃ、そうさせてもらおうかしら」
>>500(エイノー)
「……センセ、今日のところは二人とも帰りましょう。
帰りがてら、早海さんへの告知をどうするかちょっと考えたいです」
- 504 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/09(土) 02:06:04
- >>500-501
「申し訳ない」
マクレーン達に心から謝意をこめて一礼する。
「それでは安烙院君、悪いが制服の返却宜しくお願いする。それと」
安烙院に頼み事をした後、警察官三人に
「私などが言うまでもないかも知れないが少し心配なのでここで『通報』しておく」
『武藤』と『真唯』を見やって
「この二人が逃げ隠れする『借金取り』というのは『何』なのだろう?」
どういう『取立人』か考えると少なからず背筋の寒いものがあった。
- 505 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/09(土) 02:12:41
- >>503
「そうしようか。さて『だまされていた』と率直に伝えるか『あわせる顔がないと
謝って遠くに収監された』とでも美談にするか、お互い『宿題』にしておこう。
ああ、タンクを外していたか。仕方ない、私も『事故証明』に店に付き合おう。
トニ刑事、『着替え』があるなら着替えてくれれば一緒に制服は預かるがどうされるね?」
安烙院に返答しトニに提案。
- 506 :『続・妖銃事件』:2012/06/09(土) 02:21:17
- >>502(マクレーン)
『フィリップ』:
「OK。寮だっけか?」
ドルルルルルンッ
『フィリップ』がエンジンをかけたところで、何かに気付く。
メットを取り出すと被りなおした。『マクレーン』にも渡す。
「ここからは普通の公僕だからな。大人しくしておこう」
>>503(安烙院)
『トニ』:
「超着替えたい」
本音が漏れている……
心底嫌そうな顔をしながら、車の方へと移動していった。
>>504(エイノー)
『フィリップ』:
「わからん。コイツらは大馬鹿だが小銭稼ぎしか能がないタイプだったらしい。
こういう沙汰に及ぶってことは……よほどの相手だったんだろう」
「……おそらくは、『スタンド使い』の、な」
ガロロロロロロォ――――ッ
『トニ』が車を持ってきた……『安烙院』と『エイノー』を乗り込ませる。
『早海』に対する連絡や、通報は車内でも十分できるだろう。
>>ALL
その場には先程までの戦闘の惨状が広がっている。
遠くからはサイレンの音。それから逃げ出すように、車は走りだした……
後日、『マクレーン』には札の入った包みという形で。
『安烙院』と『エイノー』には『早海』からの家族を助けてもらったお礼として。
――――『60万円』の報酬が支払われた。
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』 ⇒ 『頬に裂傷』『全治二週間』
安烙院『スフィンクス』 ⇒ 『両の拳に擦り傷』『全治一週間』
マクレーン『ホリー・コール』 ⇒ 『無傷』
『続・妖銃事件』 ⇒『終了?』
- 507 :『続・妖銃事件』:2012/06/10(日) 22:07:08
- >エイノー
>安烙院
報酬の受け取りとは前後するが――――交戦の翌日。
二人は『早海』の入院している警察病院にいた。
面会の受け付けはすぐに済み、すぐにでも病室へ行ける。
何を伝えるか、相談するなら今のうちだ。
- 508 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/10(日) 22:35:33
- >>507
こめかみを押さえつつ安烙院に
「薄々気付いているかも知れないが君と別れて早海君を見舞ってもらった際
言わなかった事がある」
『武藤はファッションレズでありかつそのスタンド能力で見た目の良い同性
に売春をさせていた女衒である』事実を伝える。
「『飽きた相手』も対象だろうから私としては婦人科の受診を勧めたいが
女性からの意見を聞きたい。それと――」
一拍置いて
「『武藤の言い草がアレでかつ早海君にそうした心配の必要がない場合』、
つまり『早海君の方の立場が上』という可能性はありえるだろうか?
いや、最初の強盗事件で間一髪だった、というのは確かなのでこれは
ないだろうとは思うのだが」
- 509 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/10(日) 22:44:46
- >>507
受付が終わったところで、切り出す。
「……さて」
>>508
「女衒まがいのことはトニ警官が
初対面の時にもらしていたのを聞いてます」
エイノー自身からこちらへ隠していたことへ
思うことは無くは無いがとりあえずソレは保留だ。
「要素としては
『ムトウは早海さんが思うほど良い人ではなかった』。
『早海さんからするとムトウへかなり強い感情を持っているのはおそらく間違いない』。
『もし自分の意思で起こしていた場合、動かなくなるまで殴ると私が宣告済み』。
以上の三点を判断材料に上げますよ」
「………後、最後の1つの時、彼女は何も言わなかったので
信じきってるあるいは疑いたくない、という可能性もあります。」
- 510 :『続・妖銃事件』:2012/06/10(日) 22:49:13
- >>508-509(ALL)
二人で相談を続ける……
早めに来たお陰で、たっぷりと面会の時間はとれそうだ。
- 511 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/10(日) 22:56:44
- >>509
「とりあえず君の方針で良いだろう、後は様子見だ」
まあ『言いたくない』で済まされる問題ではないが『強い刺激でどうなるか』
というのもそれはそれで無責任な『実験』だ。
ならいっそ『同性同士の会話で不足分の説明役』に回った方が安心できる。
- 512 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/10(日) 23:01:44
- >>511
「今のは問題提起ですよ?」
自然と目が細くなる。
「……ですから。
今のを判断材料にして考えて、『正直なところを告げる』か
それとも『はぐらかす』か考えようとしてるんですって」
始まったばかりですよ終わってませんよ方針決定。
そういって、エイノーへ目線を向けなおす。
エイノーの意見は? ということである。
- 513 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/10(日) 23:46:54
- >>512
「おや?基本方針かと思ったが」
こちらは目を丸くして
「そういう事なら配役を後退しようか?私が『無神経に』あるがままを
全部さらしてしまうので君が早海君のフォロー、という形に。
どうやっても『事実』は変わらない、なら『ごまかし』は無意味では
ないかね?まあ安烙院君に聞くのもいささかレアケースだろうが君とて
『ごまかされる』のが好きそうには見えないが」
安烙院に内心で感謝、いっそ『吹っ切れた』。
- 514 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 00:04:49
- >>513
「つまり先生としては
・率直なところを言う。(既に確定済み)
・あとは伝える役をどっちにするか。
ってことなわけね……」
あのですね……前置きして。
「既に『方針』決まってるのは良いですが、
こちらが『方針』決めようと提起したところで、既に『方針』が決まっていることを
こちらに伝えずにいきなり『方針』を元にした『方法』に飛ぶから、混乱するんですよ先生の話」
えらい渋面になる。
- 515 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 00:08:29
- >>514
「それは君の選択肢に『正面突破』以外が思いつかないからだ」
ニッコリ。
- 516 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 00:17:12
- >>515
「さっき(>>512)で考えようとしているって言った事を
聞いてのその言動は侮辱と受け取りますが」
- 517 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 00:55:24
- >>516
「事実として君は考えるより感性に従った方が上手くいく。
その上でその感性が『はぐらかす』を選択するなから
話を聞くが?マクレーン刑事を相手にするにせよト二刑事
と協力するにせよ結果それで上手くいっただろう?」
事実を否定するのは良くない、いや侮辱云々の話じゃなく。
- 518 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 22:14:51
- >>517
「……そう」
人の散々の気苦労を感性で片付けた上、
意見を聞こうとしているときに、
『お前は考えなしだから考えてる暇があったら行け』?
ナメてるのか。
アンタの中で私がそう見られてるのはわかったわエイノー・ニョルズ。
……と、今安烙院はそう思っている。
「私が全部話すので、先生は黙っててください」
- 519 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 22:25:00
- >>518
「宜しい。さあ行こうか」
『無駄な時間を費やした』とは続けないでおこう。
『プライドを友情に優先するのか?』とまで問答するより『早海を優先』したい。
- 520 :『続・妖銃事件』:2012/06/11(月) 22:33:14
- >>519-519
少々、険悪な雰囲気にはなったが、……病室へと向かう。
場所は以前と同じ。からからと戸を開けると、変わらぬ場所に『早海』の姿があった。
『早海』:
「あ……。お二人とも、ありがとうございましたッ」
思わぬ喜色に満ちた声が投げかけられる。
- 521 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 22:38:06
- >>520
「いや、楽にして。具合は大丈夫だね?」
労りと確認。
何せこれから『親愛なる我が受講生』が有難くも『キツイ真相』を伝えようというのだ、
『配慮』せずにいられるものか。
- 522 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 22:38:47
- >>520
……?
「元気……そうね?」
何か向こうから話すだろうか。
それなら聞いてみる
- 523 :『続・妖銃事件』:2012/06/11(月) 22:42:43
- >>521-522
『早海』:
「はい、ご心配なく。大分調子が良くなりましたから。
それより……家族から連絡があって。
みんな無事みたいで安心してたんです」
黒ツナギの一団は確かに無力した。
あの中に家族が居たのだろう。
「詳しい話は聞いてないんですけど……二人のお陰、だよね?」
- 524 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 22:56:26
- >>523
「ああ、それは良かった」
手加減の甲斐が身近な所にあったものだと内心少し驚き。
そして安烙院を見やる。
ここからは『要望に応えて沈黙』だ、若人の苦心を邪魔してはいけない。
いや、内心ニヤニヤとかしてはいないよ?ウン。
- 525 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 22:56:27
- >>523
「そうね、事件は一応収拾ついたわ。
『ムトウ』も……ね」
とりあえず言うことは言う。
「どこまで聞いてるかしら?」
そして聞いておく。どこら辺が落としどころか探りながら。
- 526 :『続・妖銃事件』:2012/06/11(月) 23:02:24
- >>524-525
『武藤』:
「? それだけよ? 家族から連絡があっただけで……」
二人は思い出す。『武藤』の逮捕は公表されていない。
そもそもどうなったのか一切情報は公開されていない。
(例の警官三人に聞けば分かるかもしれないが)
「武藤さんはどうなったのかな。……見つかった?
もしかして、今日はその報告に来てくれたの?」
- 527 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 23:06:53
- >>526
頷く。
他は余分で余計だ。
- 528 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 23:12:38
- >>526
「えぇ」
短く。
「前お店の話しを聞いた時(>>299)に、言ったわね。
自分で事件を起こしていたらそれなりのことをするって」
思い出させて
「……結論から言うと、強盗犯の一味として逮捕されたわ。
超能力がらみってことで、秘密裏だけれど」
告げる。
- 529 :『続・妖銃事件』:2012/06/11(月) 23:14:36
- >>527-528
『早海』:
「…………」
顔色が目に見えて曇った。
何を言ったものか、わからない様子だ。
「……無事、なの? その……武藤さんも」
- 530 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 23:16:58
- >>529
「激しく抵抗したから動かなくなってもらったけど
命までは大丈夫。のはず」
実際にはこちらを殺すレベルだったが、
そんなことを言ってもせん無いことだ。
「逮捕されたその後については、
協力した警官に聞けばわかるかもってところだけれど……ね」
ムトウから早海への扱いがぞんざいだったことも言わないでおく。
- 531 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 23:22:20
- >>530
(おや、言わないのか)
まあ、まだ良い。
『鉛筆を置く』までは『試験時間』だ。
- 532 :『続・妖銃事件』:2012/06/11(月) 23:25:09
- >>530-531
『早海』:
「……うん」
納得したように頷いた。
動かなくなってもらった、という単語には反応したが……
あえて聞かないつもりらしい。
「無事なら、それでいいよ。
朔夜ちゃんたちだって、大変だったんでしょ?」
『早海』は二人の傷に目を向けている。
なんとなくだが、察したようだ。
「…………連絡、とれるかな?」
- 533 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 23:25:37
- >>529
何にせよまだ目を閉じて沈黙。
- 534 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 23:28:50
- >>532
「ああ、これは『武藤』嬢とは別件だ、気にしないで」
少なくとも自分については『事実』だ、『小銃』や『恐竜』は『武藤』本人ではない。
- 535 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 23:35:27
- >>532
「ごめんなさいね、気を使わせて」
手の指には今は包帯が巻かれていたりする。
傷跡が残るとか大嫌いですし。
実際には機関銃とかロケット弾とかだけど、
激しい抵抗を鎮めた痕に見えなくも無いのでそう思わせておく。
「連絡……かぁ。多分無理だと思うわ……さっきも言ったとおり、
超能力がらみでなんかいろいろしてたみたいで、
そういうのの機関がつれてっちゃったから」
警察全体がえらく怠慢というか、腐敗しているようだし
隠蔽に走るような警察機関であれば、
一般人に、スタンド犯罪者のその後を知らせることもあるまい。
- 536 :『続・妖銃事件』:2012/06/11(月) 23:41:27
- >>534-535
『早海』:
「そ、そう……それなら、心配……しないでおくね」
薄く笑む。
いくらか表情も緩んできた。
「…………そうか……。そう、よね。
超能力なんて、普通の私みたいなのじゃ解らないことがあるわよね……」
「……いいわ。ありがとう。先生も、朔夜ちゃんも。
二人とも頑張ってくれたんでしょ? だから、うん。
私は、それでいいわ。…………どこかで無事に居てくれるなら……」
- 537 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/11(月) 23:45:27
- >>536
(さて、どうするね?)
誤魔化して良くない事はあるだろう?
- 538 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/11(月) 23:52:49
- >>536
「悪いわね……」
言わないほうが良いこともある。そういうことだ。
「ともあれ、体治すこと。まずはそれからよ?」
近寄って、拒否されなければ頭なり肩なりに手をやる。
元はといえばこの子の為に首を突っ込んだようなものだし。
- 539 :『続・妖銃事件』:2012/06/11(月) 23:58:39
- >>537-538
『早海』:
「うん。心配してもらってありがとう。
そろそろ退院できるから、また学校で顔合せられるわ」
肩に手を掛けられて、そのままベッドに倒れ込む。
とりあえず、伝えることは伝えた……彼女から尋ねることもないようだ。
「……二人とも本当にありがとう……」
- 540 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/12(火) 00:00:04
- >>539
「また、学校で会いましょうね」
必要そうなら布団をかけつつ、
不要そう、あるいは終わったらそのまま退室する。
- 541 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/12(火) 00:07:36
- >>539
とりあえず手元で『懸念』が出れば対応すればいいか、そう判断し
「どういたしまして、『曖昧な結果』で済まないね。『心配事』があれば
改めて大学で受け付けよう。それでは失礼、お休み」
ことわりを入れて退室する。
安烙院には好きにさせよう、眠るまで手でも握っていてやるも良し、
『嫌な講師』の愚痴ガールズトークも良し。
結果早海は満足したのだ、『安烙院の正解』で良いだろう。
- 542 :『続・妖銃事件』:2012/06/12(火) 00:11:43
- >>540-541
二人揃って出ていく……
とりあえずは上手くいったようだ。安心させることは出来た。
これでこの件に関しては全て終わったと言っていい。
- 543 :安烙院『スフィンクス』:2012/06/12(火) 00:16:40
- >>542
長すぎる一日とその翌日も
コレでようやく終わりだ。帰るとしよう。
- 544 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/06/12(火) 00:16:55
- >>542
「お疲れ様」
とりあえずそれだけ安烙院に言う。
別に返答はいらない、これは『事実を言った』だけだからだ。
さて帰るか。
- 545 :『続・妖銃事件』:2012/06/12(火) 00:21:33
- >>543-544
病院を後にする……
短い間だったが、なかなかにキツい体験だった。
とは言えこれで……日常に戻ることが出来る。
『続・妖銃事件』 ⇒ 『終了』
- 546 :『続・妖銃事件』:2012/06/13(水) 22:05:52
- 【連続銀行強盗犯】【女々衒】『武藤 明』のスタンド。
宝石を連想させる蟲の群れのヴィジョン。実体化している。
破壊力は持たないが、触れた道具に憑りつく事が出来る。
憑依された道具には、『螺鈿の模様』と『複眼』の意匠が現れる。
道具を使ったり身に着けた人間は、本体のに操られる傀儡となる。
傀儡は一切の意思を持たず、負傷や苦痛を意に介さない。
コントロールを解くには、道具を手放させるか、破壊する以外にない。
蟲は離れていても解除可能。解除と同時に憑依された道具は自壊する。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』
破壊力:E スピード:E 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:E 成長性:E
- 547 :『続・妖銃事件』:2012/06/13(水) 22:07:00
- 【連続銀行強盗犯】【贋作屋】『真唯 敬一』のスタンド。
ヴィジョンは存在しない。
本体が『図鑑』や『カタログ』を床や地面に叩きつけることでドアにする。
ドアには本の表紙がそのまま描かれており、開閉することで中に入れる。
内部は本に記録されたモノが並べられた棚があり、自由に持ち出せる。
取り出されたモノは強度は実物と変わらないが、『紙』の性質を持っている。
自由に折り畳め、外部から『火』や『水』に干渉されると『紙』と同様のダメージを受ける。
生物のように自ら動くモノなら、操作可能な実体化型スタンドとして操れる。
同時に操れるのはドア一つにつき一体。破壊されても本体にダメージはない。
ドアの強度は木製程度。破壊されることで取り出されたモノは解除される。
記載されていても実在しないモノを、ドアから取り出すことは出来ない。
『ファーレンハイト911』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:A(取りだした物品は『∞』)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:D
- 548 :『続・妖銃事件』:2012/06/13(水) 22:08:54
- 【黄金町の番犬】【女刑事】『トニ・シャイダー』のスタンド。
波と泡の意匠を持つ人型のヴィジョン。
『炭酸飲料』の性質を与える能力。
詳細は不明。
『ザ・セヴンアップス』
破壊力:A スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:C 成長性:C
- 549 :『続・妖銃事件』:2012/06/13(水) 22:09:42
- 【黄金町の番犬】【バイク乗り】『フィリップ・マックイーン』のスタンド
機械的な人型のヴィジョン。
未来への軌道に干渉する能力。
詳細は不明。
『ブリット』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D
持続力:C 精密動作性:B 成長性:A
- 550 :『Lonely Hearts Club』:2012/07/03(火) 00:03:33
- ゴォォォォ――――
ォオ――
――――まったくもって運がない。
そう、『武藤』は考えていた。
鉄網越しの流れる風景。護送車の中に居る。
片目が塞がれているせいで――あのクソッタレのアマが!――風景を楽しむこともままならない。
「(とはいえ、だ)」
「(問題はねェェー)」
「(ムショの中ならヤツらからは逃れられるだろ……)」
「(脱獄用に『傀儡』を作る必要はあるが)」
「(早く逃げ出すぜ……さすがに暗殺はコワいからな)」
ゴロロン
手錠脚錠をがっしりとかまされているまま、堅い座席にもたれる。
『真唯』はどうしただろうか……ヤツがもう少ししっかりしてりゃ、どうにかなったのに。
- 551 :『Lonely Hearts Club』:2012/07/03(火) 00:04:29
- 《オイッ! アレはなんだッ》
《シャバの連中は信じねェぞ!》
《うおおおおッ 写メりてェェ――ッ》
「……あん?」
クソッタレの女囚どもが騒いでる。
車外を伺うと――
巨大な何かが、車の上を並行して移動している。
覆い被さって影を落としているそれは、まるで綿のような質感を備えていた。
くねりながら細長い巨体が浮かび上がり、車と並走する位置へと移る。
ド
ド ド
ド
ド
ド ド
ド
ド ド
《グオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオ――ッ》
「…………『龍』?」
「なんだ、あの龍はッ」
- 552 :『Lonely Hearts Club』:2012/07/03(火) 00:05:15
- まさか……このタイミングでッ!
このままだとヤバい。『ボウリング・フォー・コロンバイン』で……
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「…………出ねェ。まさか連中ッ」
「マジで私のスタンドをッ」
《ウオオオッ! 突っ込んでくるぞッ!》
龍は速やかに動き、車の前に到達した。
運転手がハンドルを切り損ねて、そのまま突っ込んでいく――――
- 553 :『Lonely Hearts Club』:2012/07/03(火) 00:06:12
-
ト ″ ク ″ 、
ツ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ノ ツ !!
『武藤 明』――護送中に車が横転、その後生じた爆発に巻き込まれて『事故死』。
そして、同時刻。
- 554 :『Lonely Hearts Club』:2012/07/03(火) 00:07:28
-
《…………こりゃ、一体どういうワケだ。
なんで、こんなことになってんだ? クソッ! 責任を取らされるのは所長の俺だぞ!》
《所長ッ! 中にいる連中は全員ッ!》
《解ってるッ! クソッ! クソクソッ!
ゴミみてェな囚人どもはどうでもイイが……建築ミスか? 地震があったわけでもねェのに》
《なんでッ!》 《作業所がアメ細工みてェに》
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
《建物ごと全部ッ! 圧し潰されてんだッ》
『真唯 敬一』――刑務所内、作業場の倒壊に巻き込まれて、『事故死』。
- 555 :『Lonely Hearts Club』:2012/07/03(火) 00:08:00
-
ザムッ ザムッ ザムッ ザムッ
――ザッ
「二人とも。首尾は?」
「問題ない」
「こっちもだ」
「結構。お役御免まで、もう一仕事か……。
長い付き合いになるからね。名残惜しく思える」
「…………」
「……ケッ」
- 556 :『Lonely Hearts Club』:2012/07/03(火) 00:08:42
- 「おやおや…………これでも私は君たちに好意を持っているんだがね。
君たちだって武藤や真唯のようにはなりたくないはずだ……」
「王には王の、料理人には料理人の才能がある。
だが、才能があるからと言って……資質が伴うとは限らない」
カエサル カエサル
「『皇 帝』のモノは『皇 帝』へ」
「我々は云わば、才能の再分配をしているだけだ。
あいつらには才能に見合う資質がなかった……それだけだよ」
「君たちは違うだろ?」
「次の任務は追って連絡してくれ。行くぞ、『エース』」
「おう、『ブチンスキー』の兄貴」
ザッ ザッ ザッ ザッ ・ ・ ・ ・ ・ ・
- 557 :『Lonely Hearts Club』:2012/07/03(火) 00:09:27
- 「…………フンッ。所詮はゴミ溜めを這う殺し屋風情か。
いいかげん、取り上げさせるべきかな……なあ。『バウンド』?」
《“ますたー”ノ許可ガアリマセン》
「解っているさ。だが、彼らにも『実り』がない。
次の任務次第だが――それで彼らは自由に……なれるかな?」
- 558 :『黒の恐怖』:2012/07/16(月) 01:35:01
-
「つまんない」 「つまんない」
「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」
「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」
「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」
「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」「つまんない」
「つ ま ン な ぁあアアアアアアアアア ア ア ア い ッ!!」
「パパはダメだっていうしーィ。せっかくアソビたいのにィ」
「…………あ、そーだ」
「あそぶのがだめならー」 「おなじあそびをしちゃえばいーんだ!」
「おなじことしてたらー」 「きっとまぜてって言ってくるもんね!」
「うふふ」 「うふふふふ……」
- 559 :『王と遊戯』:2012/08/03(金) 00:41:18
-
パララララララララララララ パチンッ
「そろそろ」 「私とて」
「終わりにしないか」 「暇な身では」
「るッ、るせェ――ッッ! 退けるかチクショオオッ」
「………………」 「あるかね?」
「賭けるものは」
「なんだって賭けてやらァッ……欲しいモノなら何でもッ」
- 560 :『王と遊戯』:2012/08/03(金) 00:41:48
-
「ほう」
「是非に」
「欲しいモノが」
「それなら」
「君の……」
「『魂』を賭けるか?」
- 561 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/09(木) 21:56:01
- PC名:盾石 勇人
スタンド名:『セヴンス・ヘヴン』
能力詳細:ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/122-123
服装:紺色の半袖シャツ、白のズボン
所持品:携帯電話、ハンカチ、ポケットティッシュ、サイフ(札が2枚、小銭が10枚ほど)
- 562 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/09(木) 22:10:04
- 虹の七色のガラス箱。
『同じ色』の箱同士で、中身を『転移』させる事が出来る。
『ザ・ウィズ』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:B
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B
能力詳細:ttp://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/netgame/9003/1311712763/94
―――――――――――――――――――
継続してレスが可能……『8月12〜15日』『8月22日以降』
- 563 :『王と遊戯』:2012/08/09(木) 22:13:15
- >>562(喜屋武・メール欄回答)
>提示するのは能力詳細だけで良い?
持ち物等も一緒に提示してもらって構わない。
能力詳細の開示が揃い次第、日程は点呼スレで提示する。
- 564 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/09(木) 22:40:00
- >>563
了解。
―――――――――――――――――――
『持ち物』
携帯電話、ポケットティッシュ、黒いハンカチ、携帯型音楽プレイヤー、イヤホン、財布(十円玉4枚、百円玉6枚、千円札3枚、一万円札1枚)
『服装』
抹茶色のタンクトップと黒いハーフパンツ
- 565 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/10(金) 03:09:43
- エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
能力詳細:ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1324311260/70
服装:ダブルのスーツ&ネクタイ&タイピン、革靴
持ち物:『シガリロ』(短身の葉巻)20本入り一箱、電熱式電子ライター、
携帯用灰皿、家庭用南部鉄やすり一本(20cmサイズ)、ハンカチ
財布(硬貨・紙幣各種数枚入り)
- 566 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/10(金) 22:32:57
- 甲殻類を連想させる人型。右腕はグローブ状の堅い殻に覆われ、左腕はハサミ。
『水域』によって射程距離を可変させられる『近距離パワー型』
『スプラッシュ』
破壊力:A スピード:C(B) 射程距離:E〜D
持続力:D 精密動作性:E 成長性:C
※()は『スーパーキャビテーション』発生時のスピード。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/103
『持ち物』
「財布」「家の鍵」「iPhone4」
「GABA」
『衣服』
「学ラン」
- 567 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 21:09:18
-
『心霊写真! 撮れたら十万円!』
『応募は以下のアドレスへ!』
- 568 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 21:11:28
- >『喜屋武』
その日、『喜屋武』がバイト先のダイナーに訪れると、深刻な面持ちをした面子が揃っていた。
『ネリー』:
「おっと、ちょうどいい……
君も手伝ってくれないかな?」
特に珍しいのは『ネリー』だ。
高級そうなスーツ姿にステッキ、ソフト帽という紳士然としたスタイル。
その傍らには大型の『アタッシュケース』が置かれている。
- 569 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/12(日) 21:30:35
- >>568
「アラッ」
思わず、ヘンな声が出たな。
しっかし――
「あー……ネリー、……だよな?」
なんだこの状況。こいつ、こんな趣味してたっけ……?
「……何コレ。」
とりあえず、ネリーと、アタッシュケースを指差すぜ。
- 570 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 21:44:53
- >>569(喜屋武)
『ネリー』:
「ああ、教えてなかったね。これが僕のスタンド能力。
『ゲットスマート』って名づけてるけど……ボス。彼と僕が組でいいかな?」
『黒畝』はウンザリ顔でカウンターに背中を預けていた。
『アン』と『ナズ』が二人揃って、困り顔を浮かべている。
『黒畝』:
「いいんじゃあないかしら。
その前に、このコに説明なさい」
『ネリー』:
「と……ゴメンゴメン。
僕の相棒の『ロック』憶えてるかい? 金髪のヤツ」
『ネリー』が頬をハンカチでぬぐいながら、尋ねてきた。
笑顔は浮かべているが、心なしか緊張した面持ちだ。
「アイツが『行方不明』でね……」
- 571 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/12(日) 21:54:53
- >>570
「あー……あー?」
「どーいう事スか、組……って?」
これがネリーのスタンドだってのは、まあ分かった。
だが、状況は依然、わからねーな。ただならぬ状況らしーが。
「あ、居たッスね……それが何か」
「って……」
「ゆ……行方不明……!?」
いい年して迷子って訳もねーよな……つまり『危ない話』か……?
「そ、それが……どう繋がるんスか、この状況と!」
だが……気になるのは確かだぜ。
仲間の一人だ。居ないまま、放ってはおけねーよな。
- 572 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 22:02:03
- >>571(喜屋武)
『ネリー』:
「…………平たく言おう」
「僕とロックはボスに借金がある。
そして、アイツが消えた……つまりッ」
ゴ ゴ
ゴ ゴ ゴ
「このままだとッ! 僕一人が借金を背負う羽目になるッ!
とてもじゃあないが返せない! というワケでアイツを見つけ出さないとッ!」
切実な叫びであった。
『黒畝』の機嫌が悪いのもここに由来するのだろう。
『アン』:
「ナミー、わたしもいいか?」
『黒畝』:
「あー。いいんじゃあないかしら。
もうどうでもいいわよ。早いこと見つけてきなさい」
- 573 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/12(日) 22:07:22
- >>572
「あっ……そーいう事スか。」
借金たぁたまげた。あれか、借金のカタにって感じか。
――さて。
「……で。」
「手がかりとか、あるんスか?」
無いと、どーしよーもねえよな。多分あるんだろうけど……あるよな?
- 574 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 22:32:17
- >>573
『ネリー』:
「…………ぶっちゃけないんだよねー……。
いや、この町の賭場に出入りしてるかなー、と思ったんだけど。
ここ来て日が浅いからさ……ああ、でもあぶく銭欲しがってたっけ」
言いつつ、『ネリー』は携帯電話を取り出した。
操作すると、画面を『喜屋武』に見せる。
『心霊写真 撮れたら十万円!』
『黄金町で話題になっている幽霊を撮影しよう!』
――どうやら町のイベントらしい。
ネオンストリートでここ最近、幽霊が出没するという噂がある。
それと地域振興を兼ねて、町が立ち上げたサイトのようだ。
幽霊に関する体験談も一緒に載っているが……
『小さな子供が夜中に竹馬に乗っていた。
驚いてみていると、不意に消えた。』
『子供たちが遊ぶ声がするので、近づいてみると声だけが聞こえて姿がない。』
『勤めているビルの上のフロアが騒がしいので注意しに行った。
すると、上の階からこちらがうるさいと逆に注意された。
物音を立てぬように静かにしていると、やはり上の階が騒がしい。
確認すると、上の階からではなく、上と下の間の床から街中の雑踏のような音がしている。』
――といった話が並んでいる。
『ネリー』:
「これ、僕も一緒にって誘われたんだ。幽霊とか恐いからやめておいたんだけど……」
『アン』:
「わたしの能力を使えば、確実に見つかる。
だが、時間がかかるのだ。ある程度当てが近い方がいい」
- 575 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/12(日) 22:40:47
- >>574
「ナルホド……」
俺は探偵じゃねーからなぁ〜〜良くわからねーけど……
「て、ことは。」
「ロックは――幽霊探しに行って……んで神隠しに会ってる、とか……なんて。」
幽霊ってのがスタンド絡みなら、有り得るかもな。
つーかこんなイベント有ったのか。
「オホン……んで――」
「俺は、何すりゃ良いんスか? ネリーと組んでロックの手がかりを探せ――って事スか?」
- 576 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 22:56:34
- >>575(喜屋武)
『黒畝』:
「その線も考えたけど……でも、アレは腕っぷしだけは強いのよ
だから力づくでムリヤリにって感じではないと思うの。ハメられたんじゃあないかしら」
『ネリー』:
「うん。そんな感じでお願いするよ。
僕は単独だとそこまで立ち回れないからね」
イベント自体は夏の間に告知されていたようだ。
幽霊と怪談は夏の風物詩でもある。
『黒畝』:
「見つけてきてくれたら、お礼はするわよ。
……コイツらの借金に上乗せるからね」
- 577 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/12(日) 23:06:09
- >>576
「ほー、なら余計に厄介スね。」
俺も、そーいう手には弱いかもなァ……気をつけるか。
「うぃっス。俺も、単独だと弱いんで。」
まッ、『ザ・ウィズ』も、組んでナンボって所もあるかもしれねーし。
試してみる、良いチャンスかもな。
「マジすか、ますます頑張りますよ」
それに、謝礼まで貰えるとはなァ〜〜!
- 578 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 23:14:59
- >>577(喜屋武)
『ネリー』:
「さて、じゃあ話も決まったし……
僕の能力について説明しようか。僕のスタンドは『ガジェット』を作り出す」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実体化したアタッシュケースと、そこに収められた様々なアイテムのヴィジョン。
アイテムは『カメラ』『マイク』『受信機』『ナイフ』『爆弾』『拳銃』『火炎放射器』『毒薬カプセル』『スタンガン』『ワイアフック』『煙幕弾』など。
能力は『ガジェット』を作り出すこと。上記のアイテムは単独では機能しないが、物品と融合し内部に組み込むことが出来る。
『ガジェット』化した物品は、一見ただの道具にしか見えず、形態や重量にも変化はない。
本体の任意及び、設置時に設定したスイッチに働きかけることで組み込まれたアイテムの機能を発揮させることが出来る。
どんな小型の物品も『ガジェット』に出来るが、サイズが小さいほどパワーや精度は低下する。
逆に大型で元よりパワーがある物品に組み込めば、本来のアイテムの性能以上に強化される。
(例:車に『拳銃』を組み込めば『マシンガン』、『爆弾』は『ミサイル』、『ナイフ』は『電気ノコギリ』となる)
一つの物品に複数のアイテムを組み込むことで機能を組み合わせた『ガジェット』も生み出せる。
(例:『拳銃』+『毒薬カプセル』+傘=毒のペレット弾を発射する暗殺銃、『火炎放射器』+『爆弾』+ライター=超小型焼夷弾)
『ゲット・スマート』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:なし 成長性:C
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「こーいう感じの能力だ。好きな『アイテム』を選んで組み込んでくれ。
いつでも使える武器になるからね……」
※どのような『ガジェット』が欲しいか、『アイテム』と組み込む道具の選択と共に提示すること。
可能かどうか、性能がどのようなものになるかはこちらが判定し、決定する。
組み込む道具はこの場で調達することが可能。調達に無理がないモノなら近くて買ってきてもOK。
- 579 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/12(日) 23:31:47
- >>578
「ガジェット――スか。」
けっこー、便利そうな能力じゃねーか。
こいつぁ良いぜ、使えるッ!
「俺の能力は――『ザ・ウィズ』って言うんスけど。」
能力の説明をするぜ。じっくり、詳細までをな。
「まあ、『銃』があると相当良いスね。」
「あとは――箱ん中を『毒煙』で充満させるとか。」
「だから――そうスね、この『携帯電話』に『拳銃』と『爆弾』」
「あとは――コンビニでビニ傘買うんで、それに『毒薬カプセル』と『煙幕弾』」
「――とりあえず、こんな感じスかね。どうスか?」
- 580 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 23:43:28
- >>579(喜屋武)
『ネリー』:
「なるほどね。それだとこうなるかな」
『箱』+『毒煙』
可能。ただし、『アイテム』の組み込みは『ネリー』にしか出来ない。
内部の機構が透けて見えるので、奇襲効果は薄い可能性大。
『携帯電波』+『拳銃』と『爆弾』
可能。『超小型榴弾砲』――つまり『ハンドグレネード』となる。
装弾数は『一発』。破壊力は『B』相当の爆発が起きる。
『ビニール傘』+『毒薬カプセル』+『煙幕弾』
可能。こちらは煙幕弾を発射する榴弾砲となる。
尚、『毒薬』は即行性の睡眠薬と遅行性の殺傷力の高い毒薬の二つとなる。
「……こんな感じかな。
それでいいなら調達して、探しに行くとしよう」
「君の能力も頼りになりそうだしね」
- 581 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/12(日) 23:48:49
- >>580
「んあ……ちょっとタンマ良いスか?」
「それなら――『傘』に『拳銃』と『スタンガン』で」
「携帯電話を、『毒薬カプセル(即効性睡眠薬)』と『煙幕弾』にして良いスか?」
- 582 :『王と遊戯』:2012/08/12(日) 23:53:58
- >>581(喜屋武)
『ネリー』:
「ふむ、それなら……」
『傘』+『拳銃』と『スタンガン』
傘型テイザーガン。射程は3メートル。
傘の石突から端子が射出されて、突き刺さった対象に電流を流す。
持続時間は『10秒』。使用可能回数は『8回』。
『携帯電話』+『毒薬(睡眠薬)』+『煙幕弾』
携帯電話型手榴弾。スイッチを入れて投げることで『睡眠薬』を撒き散らす。
速攻で眠たくなるが目覚めるのも早い。使用回数は『1回』。
「って感じだね」
- 583 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/13(月) 00:15:24
- >>582
「ん〜〜ッ」
「傘の方は、それで良いッス。」
「携帯は――どうするかなァ〜〜それ、薬を致死性にしたらどうなるスか?」
- 584 :『王と遊戯』:2012/08/13(月) 00:21:46
- >>583(喜屋武)
『ネリー』:
「致死性にしたら、調節にもよるけどゆっくり毒が回る感じになるかな。
元々はこれ経口性の毒じゃあないんだ。だから、更に回りが悪くなる。
弱めて設定するのは自由だから、回りは悪くなるけど毒で動きを鈍らせるぐらいにも出来るぜ」
- 585 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/13(月) 00:32:02
- >>584
「まッ、人殺しはしたくねーんで……鈍らせる方向性で。」
「それじゃ――そろそろ……何処に行くかも決めてねーッスけど。」
「とりあえず――行きますか。ビニール傘買いに。」
何もねーなら、急いで買って急いで帰って来るぜ。
んで、ガジェットを仕掛けて貰おう。
- 586 :『王と遊戯』:2012/08/13(月) 00:36:38
- >>585(喜屋武)
手早く買い物を済ませる。
ガチャ ガチャ カシンッ
――――『ガジェット』が作り出された。
これでいつでも出発する準備は出来た。
『アン』:
「とりあえず、ネオンストリートに行ってみてはどうだろうか。
そこからわたしのスタンドに探させてみよう」
- 587 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/08/13(月) 23:06:31
- >>586
「ネオン――良いっスね。じゃ、早速行きますか。」
しかし、アンさんのスタンドってどんななんだ? ま、もうすぐ分かるか。
寄り道とかはしねー。
ネオンストリートに、真っ直ぐ向かうぜ。
- 588 :『王と遊戯』:2012/08/13(月) 23:20:50
- >>587(喜屋武)
『アン』:
「たのむ、『スーパーソウル』」
ズギュウンッ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヴィジョンはサングラスをつけたラジオ塔を思わせる人型。能力は『道筋』を示すこと。
自由意志を持つこのスタンドは、尋ねた『目標』へと至る絶対正確無比な『道筋』を囁く。
ただし囁きは『ここの角を曲がる』といった短期的なものなので、どれほどの時間がかかるか、距離があるのかなどはまったく判らない。
正確ではあるが、最短であるとは限らないので、スタンドの気分次第では延々と迂回させられたりする。
『目標』はとするのは物品でも動く対象でも構わない。その際は本体が『目標』とする対象を一度視認しておくことが必要。
『スーパーソウル』
破壊力:なし スピード:C 射程距離:D
持続力:A 精密動作性:A 成長性:A
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《店カラ出ナ》
『アン』の肩によじ登っているスタンドが『囁いた』。
どうやら、これが彼女のスタンド能力らしい。
能力についても説明された……
『アン』:
「それではいくとしよう。
アイツがいないとすれちがい通信が出来ない」
『ネリー』:
「理由軽ッ! ともかくお願いするよ、二人とも」
三人は揃って『ネオンストリート』へと向かう……
- 589 :『王と遊戯』:2012/08/13(月) 23:35:21
- >鉄
>エイノー
>盾石
――――三人は『ネオンストリート』に来ていた。
ここで行われているイベント、『心霊写真を撮ろう!』
盆に行うにはいささか不謹慎なこのイベントに、三人はそれぞれ興味を持っていた。
写真を撮るためか、あるいは物見遊山か。はたまた肝試しのつもりか。
三者三様に日暮れ時の『路地裏』をうろついていた……
ポツポツと街灯も灯り始めて、『幽霊』が出てくるには絶好のロケーションだ。
- 590 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/14(火) 16:45:10
- >>589
「幽霊を見に来た」
それだけであった。
路地裏というゴーストスポットをほげーと眺めてる。
- 591 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/14(火) 18:58:50
- >>589
「かのラフカディオ・ハーン氏に倣うもまた一興。『サウナの妖精はいる』
などという国の出身としては一笑に付すのも野暮だろう」
何か微妙に幽霊とか妖怪とか一緒くたにしている気がするがとにかく来た。
『スタンド』などという物まで知った今、もう何が存在しても不思議には
思わない。
- 592 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/14(火) 21:08:05
- >>589
「幽霊は苦手だけど、十万円は欲しいんだ」
お古のデジカメ片手に賞金目当てでやってきた。
いざとなればスタンド能力を使って自作自演とか考えている。
- 593 :『王と遊戯』:2012/08/16(木) 11:01:38
- >>590(鉄)
『路地裏』を眺める『鉄』。
周囲にはちらほらと人の姿見える。
物珍しいことに白人の男性も居た。
『幽霊』の姿は見えない。
>>591(エイノー)
学究の徒して路地裏に赴いた『エイノー』。
年若い少年二人がうろついている。
一人はカメラを手に持ち、見るからに心霊写真狙いだ。
……ゴロン
その時、ふと足元で何かが蠢く感触を覚えた。
>>592(盾石)
カメラを片手に路地裏にやってきた『盾石』。
周囲には人の姿が見えるが、幽霊の姿は見えない。
ついでに死骸もない。とはいえ探していれば見つかるかもしれない……
ガサッ ガサガサッ
背後から物音。やや位置が高い。
そして……背後には『壁』しかないはずだ。
- 594 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/17(金) 01:33:09
- >>593
「うむ、万国共通」
『幽霊』という文化の幅広い普及に乾杯。
GABAを一粒、空中に放り投げて口内でキャッチする。
結構難しいんだこれ。
- 595 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/17(金) 04:10:19
- >>593
若者が好奇心旺盛なのは良い事だ。
などと思っているとふと足元に奇妙な感触を覚える。
「おや?」
あえて疑問を口に出して足元を見やる。
声にだしたのは至近の自分ではなく二人の若者(鉄&盾石)から
何か見えないか期待しての反応。
- 596 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/17(金) 04:49:27
- >>593
他に人がいることに少し安心しながら、カメラを構えて何時でも撮れるようにしておく。
ついでに自作自演用の死骸も探してみる。
その時、背後から物音が聞こえた。
「ッ!?」
急に聞こえた物音に少し驚きながらも、カメラを構えたまま体ごと背後の『壁』へと振り向く。
振り向き終わると同時に、構えていたカメラのシャッターを押した。
- 597 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/17(金) 16:26:17
- >>596
>急に聞こえた物音に少し驚きながら、カメラを構えたまま体ごと背後の『壁』へと振り向く。
>振り向き終わると同時に、構えていたカメラのシャッターを押した。
すいません。
なんか改めて読むと言い切りっぽいので最後の二行を少しだけ訂正します。
以下訂正
急に聞こえた物音に少し驚きながらも、カメラを構えたまま体ごと背後の『壁』へと振り向いて
振り向き終わると同時に、構えていたカメラのシャッターを押そうとした。
- 598 :『王と遊戯』:2012/08/20(月) 20:52:39
- >>594(鉄)
ポイッ
空に放り上げて口でキャッチ。
薄暗がりと言えど、手慣れたものだ……
「おや?」
ポトォンッ
……が、『外国人』の声を耳にし、そちらに視線が向いてしまった。
僅かに狙いが逸れて、足元へと落ちてしまう。
>>595(エイノー)
声を立てつつ、足元を見遣る。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
何もない……いや。 ゴゾ ゴゾゴゾ
『居る』。
背後にあったのは電柱だが……、その陰に何かが隠れている。
>>596-597(盾石)
(※この程度なら言い切りしても構わない。
問題がある場合は指摘するので、まずは気楽にレスしても構わない)
パシャアッ
振り返り様に、構えたカメラのシャッターを押した。
「あ?」
背後に居たのは……塀によじ登った子供だ。
裏手から登ってきたらしい。眼につくのは汚れた衣服にボサボサの髪。
整髪もしてないのか、顔の半面が伸ばした髪で覆われている。
一方だけが覗ける眼が見開かれて、『盾石』を眺めている。
- 599 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/20(月) 21:21:08
- >>598
「『何者』かね?」
左足を軸に後方に90°回転、『F・O・Q』発動。
可能なら『免許証』のラミネートの『透過性』をカートリッジ化しておく。
- 600 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/20(月) 21:45:59
- >>598
「……ああ、うん。ある意味お約束のオチだね」
アハハー、と笑いつつ、内心は本物じゃなくてよかったー、とも思っていたり。
それはそれとして、気になるのは堀によじ登ってる子供の格好だ。
「えっと…そんな所に登ってると、落ちた時怪我しちゃうよ?
こっち、降りてきなよ」
と、子供の方に近寄る。
子供がこちらに降りようとするなら、落ちて怪我すると危ないから両手で支えて
降りるのを手伝おう。
- 601 :鉄 一郎『スプラッシュ:2012/08/20(月) 23:50:42
- >>598
ガァァア〜〜ンン!!!
「外人はオーバーリアクションで言うけどさァァ〜〜!
まさかおれのGABAを巻き込むほどとは思わなかったぞッ! オイ!」
悲しみとともにわざわざわGABAを生贄に捧げたリアクションの元を見やる。
- 602 :『王と遊戯』:2012/08/21(火) 00:15:38
- >>599(エイノー)
ズギュッ
『FOQ』を発現し、振り返る。
免許証からラミネートの『透過性』を抜き出した。
シャコッ
一瞬にして、免許が白く曇る。
電柱の陰……というより、その根元の陰。
猫ほどの大きさの何かが居るようだが……
>>600(盾石)
『???』:
「……ビビった〜。え、なに? 撮影してる人?
コマるんだけどな、そーいうの……あ、ヤバ」
一方的に子供がまくしたてたかと思うと、『盾石』の背後へと指を突きつける。
そこには先程見えていた白人男性が『人型のスタンド』を発現しているのが見えた。
「止めて止めて! ヤバいからッ!」
子供は塀によじ登ったまま、大声で叫ぶ。
>>601(鉄)
『白人男性』へと振り返る。
彼はどうやら『電柱』の根元に注目しているようだ……
「止めて止めて! ヤバいからッ!」
その時、叫ぶ声が耳に届く。
どうやら『白人男性』に対するモノらしい。
- 603 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/21(火) 00:44:42
- >>602
「へいゆーストップだってよ!ヤバイってよッ!
伝わってるかこれェェエ!?」
ドタバタあたふた大声で騒ぎ、
可能なら白人男性の肩のあたりに手を置きにいって止めたい。
言葉伝わらないかもしれないし、何より止めていいのかもわからんけど悩むのは嫌いだ。
- 604 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/21(火) 07:27:45
- >>603
一度『透過性』のカートリッジを免許証に戻し『F・O・Q』を消す。
騒がせた様子の二人の日本人の若者(鉄&盾石)に
「いや、失礼した」
と断り置いた上で塀の上の子供に
「『説明』を、求めて構わないかね?」
電柱の根元で動く『何か』を指差しつつ。
- 605 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/21(火) 21:22:12
- >>602
子供が指を突きつけた方を見れば、白人男性がスタンドを発現している姿。
「って、スタンドォ〜ッ!」
他のスタンド使いを見るのは初めてなのもあったが
まさかのスタンド使いとの遭遇に思わず声を上げる。
子供が大声で叫ぶのも聞こえた。
理由は分からないが、『スタンド』を出すのはマズイらしい。
とはいえ、相手は明らかに外国人。
どう話しかけたものか、とその場で悩む……英語?
日本人は日本語だけ話せればいいんだよ。
- 606 :『王と遊戯』:2012/08/21(火) 21:56:21
- >>603-604(ALL)
騒ぎ立てる『鉄』、動揺する『盾石』。
年長者でもある『エイノー』は相応の落ち着きで、電柱の陰を指した。
『???』:
「アレ? 聞こえるの? つか見えてるってことは、霊感持ち……
いや、『悪霊持ち』かあ。ツイてるか、も。いよっ、と」
子供は塀へよじ登ると、そのまま腰掛けた。
悠長といっていい所作。足をブラブラさせながら、話しだす。
「お仲間探してんの。ここいらでイベントがあるせいで、事故に遭うのが増えてて。
迷惑だよねー。いや、管理人も悪いんだけどさー。意味解る? わかんねーだろーなー」
「あ、あと、おにーさん十万は確定だね。おめでとう」
『盾石』に微笑みかける子供。
確かに口を利き、実態があるかのようにしか見えないが……コイツは。
- 607 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/21(火) 22:16:51
- >>606
「日本語で大丈夫だよ、問題ない。とりあえず君たちを不安にさせるのは
本意ではないので大人しくはするよ」
鉄と盾石に明瞭な日本語でこの場での騒動を慎む事を約束する。
そして塀の上の子供になお語りかける。
「ふむ、まず君は我々の『捜索対象』一号という事だね」
胸元で十字を切り
「さて、察するに最低そこの若者(盾石)に害意はないと見受けるが、
そこ(電柱の根元)にいるらしい『何か』がわかるような人間に用件が
あるのだね?どういう『協力』を求めるのか話すのであれば聞くよ?」
とりあえず誠意を持って質問。
- 608 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/22(水) 01:57:06
- >>606
「十万確定って……っていうか、『見えてる』だとか『聞こえる』とか、
そんなの当たり前じゃ…ッ!?」
そこまで言ってから、
日本では見なさそうな(探せばもしかしたらいるかもしれないが)格好の子供。
『聞こえる』だの、『見える』だの、と言う言葉。
そして、子供を撮った事で『十万確定』というセリフ……
「え、いや、まさか、そんな、だって……」
口も利けば、実態もあるように見える、何よりも、
生まれてから今まで、そういった『存在』を見た事なんて一度も無い。
混乱しながら子供とデジカメを交互に見て、先ほど子供を撮った写真を確認しようとする。
- 609 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/22(水) 04:03:58
- >>606
「日本語ができるならそれでいいや」
「そして状況がわからないぞ!
とりあえず黙って聞いときゃいいのか?」
黙ってるようで黙ってない。
- 610 :『王と遊戯』:2012/08/22(水) 21:45:17
- >>607(エイノー)
『???』:
「あ、そーなの。話が早くていーわ。マジ助かるぅ」
子供はハンプティダンプティよろしく、塀の上で足を揺らしている。
「セーカクに言うと、探してんのはあくまで仲間。ボクのね。
死んだあとってのも楽じゃあなくってさー。……まあ、そこに隠れてるに見ればわかるよ」
>>608(盾石)
デジカメを確認する……写真は『写っていない』。
確かにそこに居るはずなのに、カメラに撮影されていない。
『???』:
「霊感があるのと撮れるかどうかは別かあ。残念だね」
コイツ……確かに『幽霊』だ。
生きて喋る、人間の子供にしか見えないが。
>>609(鉄)
『???』:
「おにーさんは勘が悪いのねぇ。しらけるわー。
ボク、幽霊。おわかり? どぅーゆーあんだすたぁん?」
小ばかにした口調でケラケラと笑う子供。
「つーかおにーさんらみたいなのが居るせいでメーワクしてんだってば。
あんまり夜中にうろつかないでほしいなあ。忙しくなるんだもん」
- 611 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/23(木) 00:13:51
- >>610
カメラを確認するが『写っていない』。
見た目はどう見ても、生きてるようにしか見えない普通の子供だが、
どうやら本当に『幽霊』らしい。
まぁ、見た目がスプラッタな感じだったらもっと混乱してたかもしれないが、
普通の人間と変わらないのであれば怖くない。
一度深呼吸して気持ち落ち着かせてから、何故今になって『幽霊』が見えたのか考えて、
子供が先ほど(>>606)言っていた事を思い出す。
「そういえばさっき『悪霊持ち』って言ってたよね?
『悪霊』って言うのはそこの人(エイノー)が出してた人型みたいなのを
言ってるのかな?」
指を指すのは失礼なので、チラリと白人の男性(エイノー)の方に視線を向けて、
子供の幽霊に質問してみる。
- 612 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/23(木) 00:16:47
- >>610
「確かに『物見遊山の対象』というのはそれだけでも苦労だろうね、陳謝するよ。
では、『見て』良いのだね?」
塀の上の少年に確認を取った上で『電柱の根元の何か』を覗き見る。
「君たちもどうだね?」
盾石と鉄を誘うだけは誘ってみる、まあ自分だけでも見る気満々なのだが。
- 613 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/23(木) 11:09:35
- >>610
「おう、そうか。あいしー。
そして俺の目標はこんなにもあっさりもやっと達成されてしまったのか」
「そして何で忙しくなるんだ。
試験も何にもないって聞いたぞ、そっちの世界は」
- 614 :『王と遊戯』:2012/08/23(木) 19:10:01
- >>611(盾石)
『???』:
「勘がいいねえ、そっちのおにーさんは。
『悪霊』が憑いてる人は見えることが多いんだよねー」
――――『悪霊』とは『スタンド』の事を指しているようだ。
一種の『守護霊』ではあるが、そのあたりは見解の相違かもしれない。
>>613(鉄)
『???』:
「テレビと一緒にすんなよ。
その調子でいると死んだときまともにこっちじゃ生きてけないよ」
バタバタと足を動かし、膨れている。
と、何かに気付いたかのように足を引っ掛けたまま、背後へと倒れ込んだ。
グ クンッ
「いよっと」
引っ掛けた足の力だけで身を起こして、塀の裏に置いてあった何かを引っ張り出した。
大ぶりの布袋のようだ。何か詰まっているのかパンパンに膨れている。
>>612(エイノー)
誘いだけかけて、電柱の陰を覗き込む『エイノー』。
ゆっくりと顔を寄せて、観てみると――
《………………》
虚ろな目が、『エイノー』を見返す。
転がっているのは……『生首』だ。
- 615 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/23(木) 21:00:00
- >>614
(なんだかわいいなこいつ)
幽霊というのは全然恐怖を感じさせるものじゃなかった。
GABAあげたくなるレベルであった。
「なんだその袋は。サンタクロースよろしく、夜更かしする悪い子にプレゼントか?」
- 616 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/24(金) 00:04:48
- >>614
「2号目、なのかね、それで君の『仲間』を『こう』ならないよう保護して
合流したいという話かね?」
生首に十字を切りつつ塀の上の子供に語りかけ
「ところで君たち(盾石&鉄)、先ほどから奇妙に会話が適切だが
『スタンド』使いかね?」
改めて若者二人に質問。
- 617 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/24(金) 01:04:14
- >>614
「なるほど。 それなら今になってキミ(幽霊)が見えたのも納得出来るよ」
スタンド使いには見える者が多い、という言葉に納得して頷いたところで、
その言葉を聞いて気になった事を質問してみる。
「ところで、『僕等』みたいなのが居て『メーワク』って言ったけど、
『僕等』を指す意味は……『悪霊持ち』って意味なのかな?」
最初に聞いた時は、自分のようにイベントの賞金目当てだったりでやってくる
人間の事だと思ったが、自分と白人の男性は『スタンド使い』だ。
ならば、幽霊が迷惑してる存在が『スタンド使い』という可能性もある。
それが理由で、他の幽霊からちょっかいをかけられたりするのはゴメンである。
本来、自分は幽霊だとかは苦手なのだ。
>>616(エイノー)
正直に答えるべきか迷ったが、男性のスタンドを見た時に思いきり驚いてしまっているし、
その後の会話は男性の言うとおり適切だったろうと思う。
「まぁ、今更隠しても意味無いですね。 その質問の答えはYESです。
そっちの人(鉄)がどうかは分かりませんけどね。
それで、電柱の陰には何かいましたか?」
流石に直接見に行くのは遠慮したいが、何がいたのか気になったので
尋ねてみた。
- 618 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/24(金) 04:28:20
- >>617
「いや、『生首』が一つ。見ないで正解だと思うよ?」
肩を竦めて盾石に返答。
その上で
「返答に謝意と敬意を表する、有難う。今後の話が色々早くなる」
『共通認識』というのは大切な事だ。
- 619 :『王と遊戯』:2012/08/24(金) 18:35:31
- >>615(鉄)
『???』:
「ちゃうちゃう。逆に回収ってトコかな。
配達っていうより集配のほうかなー」
トンッ
塀から降りて、『エイノー』へ近づいていく幽霊。
袋は肩へ担いだ。そのさまはサンタクロースにも似ているが……
ゴゾ ゴゾ
ゴゾ ゴゾ
中に入ってる何かが動いている。
>>616(エイノー)
『???』:
「うわ、超話はえー。
なに、外人のおっちゃんはその手の話の専門家なの」
生首は反応自体がない。虚ろに『エイノー』を見上げているきりだ。
感心しながら幽霊は近づいてくる。かがみ込むと、頭を抱え込んだ。
「カンタンにいえばそーなるねー」
>>617(盾石)
『???』:
「ああ、いやいや。『悪霊使い』の人らは種類によるよ。
見えるから逆に話の通りがいい場合もあるしねー」
「理由があってさー……」
ドサン
その場に袋を置くと、空いた腕を『盾石』へと差し伸べる。
「ちょっと掴んでみてよ。それだけでいーから」
細い生白い腕。夜目にも鮮やかだ。
- 620 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/24(金) 18:57:57
- >>616
「そうだぞ」
あっさり答える。
「鉄 一郎だ。スタンドは『スプラッシュッ!』
この夏にぴったりの清涼感たっぷりな名前だッ!」
>>619
「サンタクロースとは逆なんだな。
言われてみれば普通、プレゼントあげる側じゃあなくてもらう側だもんな、お前」
怪しげな袋と行く末を眺める。
- 621 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/24(金) 23:45:42
- >>618(エイノー)
「なまっ!?……ソレは確かに……見なくて正解ですね」
思わず『生首』が転がってる光景を思い浮かべてしまい、
口元を引きつらせてコクコクと頷く。
>>619
「理由?……えっと、掴むだけでいいの?」
差し伸べられた細く生白い腕を見て、『幽霊っぽい感じだな〜』という
印象を抱きながら、特に警戒する事もなく、子供の腕を軽く掴もうとしてみる。
- 622 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/25(土) 06:52:37
- >>619-622
「成程、『理解の下地』はあるのだね、『今後』のために良い事だと思うよ」
盾石と鉄が『スタンド』使いである事を理解して納得。
そして少年と会話を続ける。
「『迷える年少者を導く』職ではあるね、講師だから。そういう訳で
世の迷惑にならない範囲で協力しよう、さしあたり具体的に何をして
欲しいかね?」
- 623 :『王と遊戯』:2012/08/25(土) 12:34:35
- >>620(鉄)
地面に置かれた袋はごそごそと蠢き続けている。
幽霊は『盾石』に手を差し伸べていたが――――
バ スンッ
ボドオッ
>>621(盾石)
差しのべられた手を、力も要れずに軽く掴んだ。
抵抗感がない……スリ抜けるような感覚。
バ スンッ
いや、『スリ抜けた』のではない。
ボドオッ
綿以上に抵抗がない……掴む力に負けて、腕が『千切れ落ちた』。
『???』:
「コッチから触れるのはOK。
だけど、生きているヤツから触れられるとこーなる」
「動けるようなのは大体逃げたんだけどさー……
動けないようなのや、不意の事故で動けなくなったのを探して回ってんの」
平然と語っている……腕が千切れても痛みや違和感はないようだ。
幽霊だから平気なのかもしれない。
>>622(エイノー)
『???』:
「んじゃ、ここら一帯の幽霊探してくれないかなー。
たぶん、木の上とか物陰に居ると思うんだけど、声かけてくれるだけでいいや。
ネオンストリートからみんな一旦引っ込ませろって指示があったんだ」
千切れた腕を拾い上げながら、頼んでくる。
- 624 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/26(日) 00:43:06
- >>623
手を軽く掴んだところ、抵抗感なく『スリ抜ける』感覚に
「まぁ、幽霊だし掴めるハズが――へ?」
無い、と言おうとした所で、掴んだことで相手の腕が『千切れ落ちた』。
千切れた腕の持ち主は特に気にした風もなく、平然と語っている。
「ああ、うん。 そりゃあ、イベントで人が増えてるし、気をつけてても事故で触られちゃう事もあるよね……」
腕の持ち主が平然と語っているのと、『千切れる』という予想外の結果に頭が追いつかずに、
呆然としながらそう言って、納得――
「……って、そうじゃなくて!! う、腕、大丈夫なの!?」
しかけたところで、ようやく頭が追いついたのか、子供と千切れた腕を交互に指差しながら
大声を上げる。
後半の言葉は、相手の方は自分が触ればどうなるか分かっていただろうが、
腕を千切ってしまったのは自分という思いもあって、何処か心配した声音だ。
- 625 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/26(日) 18:12:42
- >>623
「了解した。『生きてない諸君は一旦ネオンストリートに集合』で良いのだね?」
まあ『肝試し』だ、多少の奇行は『演出』」ですむだろう。
それで良いようなら一回り呼びかけに出かけようとする。
『腕』については少年が気にしていないようなら気にしない、何分相手は『怪奇現象』だ。
- 626 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/27(月) 00:22:39
- >>623
千切れた腕を見て平気なやつは流石にいないだろう。
俺だってそうだ。
「……まぁ……なんだ…大変だな…お前らも…
成仏しろよ」
どうやってくっつけるのかそりゃもう見ものなんだろう。
粘土みたいにくっつけんのか?
- 627 :『王と遊戯』:2012/08/28(火) 22:09:50
- >>624(盾石)
『???』:
「おおう! いい反応っ♪
そういうのってグッとくるねえええ〜〜〜」
子供は平然としている、もげ落ちた腕は断面に押し付けられた。
ズ ギュウ
もげ落ちた腕がくっつき、元の通りに動かしてみせた。
ひらひらと手を振って示してみせる。
>>625(エイノー)
『???』:
「な、感じでヨロシク。ボクの名前出してくれりゃいいよ。
あ、名乗ってなかったな。『ユウヤ』っていうんだ」
足元の袋に、小脇に抱えていた頭を放りこむ。
そして、それを再度肩に担ぎあげた。
『ユウヤ』:
「ボクはうごけない連中を集めてくるから」
>>625(鉄)
『鉄』の思った通り、粘土のようにくっついた。
『ユウヤ』:
「成仏なんかしたくてもできないなー。
『掃除屋』には二度と会いたくないし」
ガシッ ガシッ
『ユウヤ』は塀の上によじ登ると、その上に立ち上がった。
「じゃ、みんなヨロシクねー。
やってくれたらお礼は向こうにあるビルでするよ」
『ユウヤ』が指した先には、真っ白い建物が見える。
最近できたばかりの『雑居ビル』だ。テナント募集中の大きな看板も見える。
「ボクは行くねー。たのんだよー」
タッタッタッタッタッタッ
猫のように塀の上を軽やかに駆けていく……
- 628 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/08/29(水) 22:48:16
- >>627
「よしッ!欠けた粘土を集めに 行くかァ!!」
他の二人に同意を求めるように無駄にでかい声で言う。
任されたらほっとけない性質である。
- 629 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/08/30(木) 00:09:35
- >>627
「はぁ、よかった〜。 千切れたままだったら申し訳ない気持ちでいっぱいになるとこだったよ」
もげ落ちた腕がくっついて、問題なく動いてるのを見て安心したのか、
胸に手を当てて、ほっとした表情をしている。
話は進んで、子供の幽霊は名前を名乗ると、
こちらに動ける幽霊への連絡を頼むと堀の上を駆けていってしまった。
「『みんな』って……やる、とは言ってないんだけどな〜」
とはいえ、ここまで話を聞いて、『だが断る』、と言えない性格である。
「まぁ、写真を撮るついで、って思えばいいかな?」
そう理由をつけて、手伝う事にした。
>>628(鉄)
「欠けた粘土って……僕らが探すのは動ける幽霊だけですよ?」
欠けた、という言葉に(動けなくなった幽霊を探す気になのかな?)と思い、
ちょっと控えめな感じで言った。
「あ、僕は『盾石 勇人』です。とりあえず、よろしく」
そして、自分が名乗ってなかったのに気づいて、鉄と白人男性(エイノー)に向けて
名乗ったあと、軽く頭を下げた。
- 630 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/08/31(金) 14:14:53
- >>627-629
「『ユウヤ』君だね、承知した」
『ユウヤ』にそういって二本指で敬礼
「『エイノー・ニョルズ』、フィンランド人で日本史研究者だよ。
『火急の際』はこちらに宜しく」
盾石に携帯番号入りの名刺を渡し
「それでは『ネオンストリート』で落ち合おう」
鉄にも名刺を渡し、とりあえず『スポット地点』の多いルートに歩を進める。
- 631 :『王と遊戯』:2012/09/01(土) 00:44:12
- >>628-630(ALL)
三人で互いに名乗り合い、連絡先も交換した。
これでいつでも合流が出来る。
それぞれで『幽霊たち』へ伝言を伝えに行く――――
――――――――――――――――――――――――――――
>(喜屋武)
《ココダゼ》
ザッ
『アン』:
「…………ここらしい」
『ネリー』:
「…………あー、ここ。ここね。
ここ……このビル。とりあえず……」
ド サア
その場にへたり込む『ネリー』。
『アン』も息も絶え絶えだ……何故なら。
ここに至るまで散々『スーパーソウル』に引きずり回されてきたからだ。
あの店の中へ入れと言われれば入り、その店の厨房を抜けろと言われれば抜け。
下水道内へ入る羽目になったかと思えば、今度は天井裏。
まったく知らない赤の他人の家の中を横断する羽目にもなった。
そして、それは『喜屋武』も同じである。
どんよりとした疲れに全身が浸されている。
- 632 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/01(土) 00:52:16
- >>631
いくらアンさんのスタンドだっつっても!
そろそろいい加減、信用出来なくなりそーだったぜ。チキショーッ!
「ここスか……」
俺も手頃なトコに座り込むか。マジに疲れちまったからなぁ〜〜
さて――
「どうします? わーッと乗り込んじまいますか、休んでから…………」
- 633 :『王と遊戯』:2012/09/01(土) 01:02:12
- >>632(喜屋武)
ここに到達するまでで思い切り体力を消耗してしまった。
なんとか動ける内に、早く見つけたいところだ。
『アン』:
「ここらしいが……『雑居ビル』だな」
三人が着いたのは『ネオンストリート』のビルだ。
いくつかフロアに事務所が入っているが、窓に明かりは灯っていない。
入り口は開いているので、中へ入ることは出来そうだ。
『ネリー』:
「賭場があるようなところには見えないな……
ここでいいのか? アイツが好きそうには見えないんだけど」
それとなく疑わしい視線が『アン』と『スーパーソウル』に向けられている。
- 634 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/01(土) 01:33:06
- >>633
……確かに、ネリーの言うことは一理あるんだよなァ〜
『賭場』って雰囲気じゃねーような……
「……とりあえず、いまんところ、他にてかがりも無いんスから……」
「中、入ってみないッスか? 何があるのか分かる、かも……」
かな〜り、疲れてるし、さっさと終わらせたいトコだな。
そーいやこのビル、看板とかはねーのか?
- 635 :『王と遊戯』:2012/09/01(土) 01:39:04
- >>634
『看板』はないが、フロアの案内はあった。
全部で『七階建て』らしい。
一階は店舗用のフロアだが、テナント募集の看板がかかっていた。
どうやらまだ建てられたばかりらしい。まだまだ、外壁も目新しい。
『アン』:
「ふん。『スーパーソウル』は間違えんぞ」
気分を悪くしたらしい『アン』が先行する。
自動ドアを潜り抜けて中へと入り、内部を見渡している。
- 636 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/01(土) 02:10:52
- >>635
「あッ、アンさん――」
「気ィ悪くしたんなら、スンマセン……ホント。」
アンさんに着いて行くぜ。ここはそれしかねーだろーよォ……
俺も内部を見渡して、以下の事を確かめるかな。
・廊下の広さ、高さ
・人気があるか、ないか
・物音とかしねーのか?
- 637 :『王と遊戯』:2012/09/01(土) 02:15:49
- >>636(喜屋武)
>・廊下の広さ、高さ
高さは3メートルほど。
幅は眼につくところなら4メートル程度だ。
>・人気があるか、ないか
ほとんどない。
まだテナントがほとんど入っておらず、あるのも事務所ぐらいらしい。
>・物音とかしねーのか?
空調の音が聞こえるぐらいだ。
『ネリー』も後に続く。
『アン』が『スーパーソウル』を見上げると、
《『四階』ダゼ》
そう言った。
『喜屋武』の正面にちょうどエレベータがある。
これで四階へと昇れば、『ロック』が見つかるだろう。
- 638 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/01(土) 02:23:02
- >>637
お、エレベーター……
「渡りに船、か……」
さて、さっさと――
いや……『待てよ』? 保険はかけとくべきだよなァ〜〜
「アンさん、ちょっと提案なんスけど」
「俺の『ザ・ウィズ』を何個か、一階に仕掛けとくってどうスか?」
「いざという時に、脱出に使えると思うんスけど――?」
高さ3mで『四階建て』なら……射程は十分足りるハズだからな〜〜ッ
まっ……面倒なのは、確かだけど……
- 639 :『王と遊戯』:2012/09/03(月) 21:16:45
- >>638(喜屋武)
『アン』:
「うむ。任せた」
大儀そうな態度で、鷹揚に頷く『アン』。
『ネリー』はエレベータを呼び出そうとボタンを押している。
『ネリー』:
「…………ん〜? おいおい。
間違えてんじゃあないのか、『スーパーソウル』」
『ネリー』が眉根をしかめながら振り返る……
- 640 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/03(月) 22:06:57
- >>639
「うぃっす、ちょっとばかり、時間貰います……!」
入口付近に一つ(赤)と、今居るエレベーターの付近に一つ(青)
『ザ・ウィズ』を設置するぜ。
ホントはもっとあちこちに仕掛けても良いんだが、時間がかかりすぎるからな。
「まッ――こんなモンすかね。二階とか三階に仕掛けとくのもありですかね?」
数は余裕あるからな。
- 641 :『王と遊戯』:2012/09/03(月) 22:18:33
- >>640
『アン』:
「その点は喜屋武にまかせるとしよう……どうした、ネリー」
『ネリー』:
「おい、カニ君。アレを見なよ」
『ネリー』が指した先、そこには各階の案内板がある。
殆どが歯抜けだが、三階、そして五階には入居してる会社があるようだ。
………………おかしい。
『ネリー』:
「『三階』と『五階』はあるぜ? でも、『四階』がないじゃあないか。
ゲンが悪いから四階はないのか? でも、ない『四階』にどうやって行けっていうんだよ」
案内板には『四階』が『存在しない』。
まさか、ここに来て『スーパーソウル』の能力に誤りがあったのだろうか。
- 642 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/03(月) 22:51:59
- >>641
「えっ」
何だって……? 『四階』が『無い』……だと!?
「ゲン……いや――それはそれで……『不自然』じゃねーすか?」
「こんな『雑居ビル』みてーな所で、そんなめんどくせー事しますかね……普通。」
とは言え、困るのは事実だぜ……ううん。
「ちょっと、外から見て来るッス。ホントに『四階』が無いか――」
「んで、もし『有ったら』――『ザ・ウィズ』で外から登って確かめてみます。どーなってんのか。」
何も言われなかったら、ささっと、ビルの外観を見に行くぜ。再確認って奴だ。
- 643 :『王と遊戯』:2012/09/03(月) 23:28:23
- >>642
『アン』:
「だから『スーパーソウル』に間違いは……」
『喜屋武』は外に出て確認する……
確かに窓を数えると『六階建て』のようだ。
建てた人間の趣味か宗教か判らないが、とにかく『四階』はない。
改めて案内板を見れば、そのことが解る。
- 644 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/03(月) 23:38:20
- >>643
んん……
一回、ビルん中に戻るか。
「んん? しっかし――」
「『四階』が正しいとなると――どうするスか?」
こうなると困るぜ。
『スーパーソウル』が『間違い』なら『仕切直し』で済むが……
「何をどー考えても……『無い四階』にゃあ行けねえッスよ。ううん……」
『正しい』なら――『どうすりゃいい』?
- 645 :『王と遊戯』:2012/09/03(月) 23:55:13
- >>644(喜屋武)
『アン』:
「おい、『スーパーソウル』」
《四階ダゼ》
《ソレダケシカ教エラレネー》
「……らしい。とにかく四階に行かねば」
『ネリー』:
「って言っても……どうやって行けっていうんだか。
とりあえず、エレベータだけ呼び出しておくかい?」
顎でしゃくって、エレベータを指す。他に移動手段として階段もある。
『ザ・ウィズ』も含めれば、上に昇る手段には事欠かない。
- 646 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/04(火) 00:15:15
- >>645
「じゃ、とりあえず『エレベーター』で三階まで上がってから――」
「そこで、『四階行きの階段』やら何やらを探しますか?」
それが一番『現実的』じゃねーかな?
- 647 :『王と遊戯』:2012/09/04(火) 00:57:23
- >>646
『ネリー』:
「……ソレでいこうか。
実際、この面子。火力ゼロに近いから……」
ポン
肩に手を置かれた。
「『盾』は任せたカニ君」
ゴ ・・・ ゥ ウン
エレベータが降りてくる。
これに乗り込んで三階に向かえばいいだろう。
- 648 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/04(火) 01:13:13
- >>647
エレベーターに入るぜ。
あ、待てよ。
「先入るっすよォ〜〜〜ッ」
「行けそうなら『ザ・ウィズ』で『エレベーターごと守る』んで……不意打ち対策にですね。」
エレベーターの広さと高さ――『2×2×2』あるかな?
有るならよ〜ッ『ザ・ウィズ』(緑)を発現するぜ。
で、後続の『アンさん』『ネリー』に手え差し延べる。
能力の説明は、してたよなぁ……確か。してなかったなら、『触れてたら入れる』旨を説明するぜ。
ねーなら普通に最初に乗る。
どっちにしろ、『開』ボタンは押しっぱにしとくか。
- 649 :『王と遊戯』:2012/09/05(水) 23:22:19
- >>648(喜屋武)
『エレベータ』はビルのサイズに見合って、小型だ。
五人がやっとのサイズでは、『ザ・ウィズ』を内部で発現するには小さすぎる。
(※能力の説明は既に済み、互いに把握している。)
『ネリー』:
「まあ、上から来るわけないし、下からも大丈夫でしょ」
『アン』:
「ビクついてられんからな」
なかなか肝の据わった二人――無謀や考えなしとも言える。
『喜屋武』たちは三階へと向かった。
ゴ ゥ ウウ ウ ――――――・・・・・
>(盾石、鉄、エイノー)
三人は『幽霊へのお触れ』を終えて、『ユウヤ』が示した『雑居ビル』の前に立っていた。
範囲はそれほど広くなく、三人で分担した甲斐もあって、手早く終わった。
『ユウヤ』:
「やー、やー。お疲れさん。
すごいたすかった! お礼するからついてきてよ」
『ユウヤ』は朗らかに笑わっている。
パンパンに膨れた袋を担ぎ、ビルの内部へと誘った。
- 650 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/06(木) 00:20:00
- >>649
「いやァ〜〜、なんつーか幽霊って思ってたより身近な存在だな」
うんうんと一人頷く。
しかもユウヤはお礼までくれるっていうんだから。
下手に生きている奴よりよっぽど人ができてると、ノコノコ付いて行きながら思う鉄であった。
- 651 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/06(木) 00:50:48
- >>649
「……うィッス」
3階に付くまではまあ、待機だな。付いたら、俺が最初に出るぜ。
んで、何か『奇妙』な所が無いかをざっと確認する。
- 652 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/06(木) 02:15:46
- >>649
「いや、特に問題もなく終わってよかったよ。
それにしても……結構多かったんだね。 動けなくなった幽霊……」
ユウヤの担いでるパンパンになった袋を見て、
中身を想像して思わず顔を引きつらせながら、幽霊って結構いるんだな〜、とも考えたり。
- 653 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/07(金) 12:31:15
- >>649
「いや、貴重な体験だったのでこちらがお礼を言うところだが、
本当に大丈夫なのかね『それ』で」
ユウヤの担ぐ『パンパンの袋』に目を丸くしつつ。
さっきの『腕』は「怪奇現象だから」で見逃したが、先の『首』への
反応から、やはり「バラバラになる」等は拙いのではないかと心配なので。
- 654 :『王と遊戯』:2012/09/07(金) 21:51:34
- >>650>>651(鉄、盾石)
『ユウヤ』:
「多いんだよ。大体みんなこーなって本当に『死ぬ』。
大体手足なくなったところで諦めるからね。
そもそも『幽霊』ってのは『目的』を持ちづらいし。
ボクがこーいうことしてんのも、『目的』がほしいからだしねー」
何とはなしに語る『ユウヤ』。
三人を階段へと誘う……
カツ カツ カツ カツ カツ
>>653(エイノー)
『ユウヤ』:
「死んでるから死なないよ? でも、『掃除屋』が来たりするからなー。
この状態だとホントウに無気力だから、逃げもしないし。
そういうイミじゃ大丈夫じゃあないかなー?」
階段を昇る……ビル内に人は殆ど居ないようだ。
>>651(喜屋武)
ゴ ゥン
『三階』に到達した。開くドア。フロアは暗い。
勤めている人間が殆ど退去したので、廊下の照明を半分落としているようだ。
『ネリー』:
「…………『ガジェット』、用意しとくか」
『ネリー』が被っている帽子を取り、『ナイフ』を組み込んでいる。
- 655 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/07(金) 22:40:10
- >>654
「へぇ〜〜ふぅぅ〜〜〜ん〜ほぉぉぉ〜〜」
もう飽きてた。
幽霊に慣れすぎたゆえのリアクションである。
おしゃべりしてる時点でアレな状況ではあるが。
- 656 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/07(金) 22:42:04
- >>654
「いや、そういう事ならそれも『運命』だろう。まあ存在して動けるなら
何かしら『目的』も見つかると思うよ?『自分を感じる』というのは
それだけで結構楽しい物ではないかな」
ユウヤと会話しつつ階段をついて歩く。
- 657 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/07(金) 22:50:32
- >>654
「……何か、如何にも『出そう』なカンジッスねえ。」
俺も、『傘』の柄を握り締め直すぜ。
『ザ・ウィズ』も、何時でも発動出来るように集中しとくか。
「どうします、これから?」
四階への『ヒント』を探すにしても、『ヒントのヒント』が欲しいな。
- 658 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/07(金) 23:07:19
- >>654
「『目的』を持ちづらいか……
『幽霊』っていうのは、恨みやら何やら、心残りがあるから
こっちに残ってるものだと思ってたけど、違うの?」
ユウヤの『本当に死ぬ』、という言葉も気になったが、聞いてもいい事か判断できず、
後を追うように階段を昇りながら、次に気になった事を問いかける。
- 659 :『王と遊戯』:2012/09/07(金) 23:16:02
- >>655(鉄)
ダレながらも階段を昇っていく『鉄』。
もう二階に到達した。さらに昇るらしい。
>>656(エイノー)
『ユウヤ』:
「センセイ、イイこというねー。
でも、動けなくなると……それもむつかしくなるからね」
声に苦いものが混じっている。
やはり、肉体の一部を失うという恐怖は、『幽霊』でも変わらないのだろう。
>>658(盾石)
『ユウヤ』:
「そーゆータイプも居るかもだけど、偶然残る方が多いかな。
ボクらが何なのか判んないしね。そもそも」
「『心残り』なんかがあったほうが張りはあると思うよ。
それも『目的』だもんね。『目的』がなきゃ……」
先程から『目的』という言葉にこだわっている『ユウヤ』。
彼らの生活は窺い知れないが、結構荒廃しているのかもしれない。
>>657(喜屋武)
『スーパーソウル』が『喜屋武』の言葉を聞きつけた。
……やれやれ、と首を振る。
《マテ》
《案内人ガ来ルゼ》
『アン』:
「『案内人』? ……オマエ以上のか」
《冗談ジャネエェエ〜〜〜》
《オレヲ信ジナ》
- 660 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/07(金) 23:32:39
- >>659
「ぶっちゃけどうでもいいんだが、これって他の人から見たらどんな絵面なんだろうな。
他の人からはユウヤは見えてないわけだし」
ぼやきながらさっさかのぼる。
- 661 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/07(金) 23:45:47
- >>659
「確かに思索だけを娯楽とするのは厳しいね。健康、とは言わないのだろうが
体は大事にしたいね、ユウヤ君」
『幽霊』に、ではなく『行動の自由がきかない子供』に対しての労いを込めて。
- 662 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/07(金) 23:56:14
- >>659
ユウヤの話では理由も分からずに幽霊になる者の方が多いようだ。
そして、ユウヤが先ほどから口にする『目的』という言葉について思う。
物に触れたりは出来るが、生きてる人間に触れられれば、その箇所は千切れる。
一度に広範囲に触れられたり、触れた場所によっては、その部分は『失う』だろう。
想像でしかないが、それを考えると人のいる場所にも出ないほうが良い。
幽霊である以上、飲食なんて出来ないだろうし、そうすると殆ど何も出来ない。
そんな状態で死ぬ事も無く、毎日を過ごすというのは……
辛い、と口に出そうとして
「――そういえば、何階まで上るの? 鉄さんがダレて来てるみたいだけど」
笑って、鉄を指差して別の言葉を口にした。
結局は自分の想像でしかないのだから言うべきじゃないだろう。
それに的外れな考えだったら色々と悶えそうな気分になる。 主に羞恥で
- 663 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/08(土) 01:17:23
- >>659
「・・・・・・?」
「案内――って…………」
何を案内するってんだ? こんなビルの中で何を……いや。
『四階』――か?
「……『待ちます』か、案内人?」
立ち止まって、『ネリー』と『アンさん』に聞くぜ。
- 664 :『王と遊戯』:2012/09/08(土) 01:51:49
- >>660(鉄)
『ユウヤ』:
「三人居るし、どうにかゴマかせるんじゃない?
だいたい通りがかりの人の話なんかいちいち気にする?」
しれっと言ってのけた。
>>661(エイノー)
『ユウヤ』:
「まあ、ほどほどにしておくよ」
「っと、そろそろかな」
三階までたどり着いた……
>>662(盾石)
彼らの生活に思いを馳せる『盾石』。
何も出来ないまま、『目的のない生活』を送る――想像し難い『苦痛』だ。
三階までたどり着く。『ユウヤ』は立ち止った。
>>663(喜屋武)
『アン』:
「無論だ」
『ネリー』:
「そりゃね……待つしかないよ。
信じるしか……うん? 今の音なに?」
カツッ カツッ カツッ
音が聞こえた。
階段の方面。誰か近づいてきている。
- 665 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/08(土) 02:11:32
- >>664
「では、行こうか」
ユウヤを促す。
『謝礼』に興味はなくもないが、今回ばかりは『付き合い』だ。
一晩『謝礼』という『目的』を与えてやれるならそれも良いだろう。
- 666 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/08(土) 02:32:32
- >>664
――『足音』?
……何だ? 人は居ないんじゃねーのか?
「なんスかね……?」
『傘』の先を、音の方向に向けるぜ。
敵か――『味方』じゃあ、ねえ気がするけどなぁ〜〜ッ
- 667 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/08(土) 16:14:27
- >>664
「幽霊ゆえの気楽さだろそれェ〜〜」
まぁ、もしなんかあっても滅多なことにはならないだろう。
最悪フライング土下座をかませばだいたいのことは何とかなる。
- 668 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/08(土) 21:01:13
- >>664
「ここが目的地?」
何か変わったところが無いか、周囲を見回しながら
立ち止まったユウヤに聞いてみた。
- 669 :『王と遊戯』:2012/09/09(日) 22:11:42
- >>665>>667-668(エイノー、鉄、盾石)
『ユウヤ』:
「さてさて……」
到達したのは『三階』――そして、『五階』の間の踊り場だ。
どうやらオーナーが信心深いのか、『四階』だけがないらしい。
「ここね。ここに『透間』がある……」
踊り場の壁を軽く叩く『ユウヤ』。
――目を凝らすと、壁から細く『光』が差し込んでいるのが見えた。
か細い銀の線のように映るそれに、『ユウヤ』はなぞっている。
ピシ
ピシピシ
>>666(喜屋武)
階段の方から声が聞こえる……
『ネリー』が無言でそちらを示すと、歩き出した。
確認しに行くつもりらしい。
《『四階』ダゼ》
- 670 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/09(日) 23:17:04
- >>669
「・・・・・・・・・!」
コクッ
頷いて、『ネリー』に着いて行くぜ。
とりあえず、足音は――『なるべく』立てねーようにだな。
- 671 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/10(月) 01:09:45
- >>669
「こんな中途半端なとこの壁がどうしたってんだ」
光を見るが、さして不思議にも思わずあくびをかます。
- 672 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/10(月) 16:20:31
- >>669
「隠し扉かね?」
凝ったギミックだと感心しつつ。
- 673 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/10(月) 19:29:54
- >>673
「まさかの隠し部屋!?」
雑居ビルに隠し部屋(?)がある事に驚きつつ、
普通の人間に見えるかは分からないが、
この光景を自分達以外の誰かに見られたりしないか、気になって
周囲を見回してみたり。
- 674 :『王と遊戯』:2012/09/10(月) 22:42:34
- >>670(喜屋武)
壁に背を張りつけ、隠れるようにしながら移動する『ネリー』。
『アン』はうごかず、そのまま待機しているようだ。
階段の踊り場へ近づく――――
>>671-673(鉄、エイノー、盾石)
『ユウヤ』:
「ギミックっていうか……ここにしか存在できないんだよねー。
あと、『四号室』とか『十三号室』とか。あと、『十三階』とか」
「存在しない『忌み数』っていうの……ソレが『媒介』……」
説明を続けながら、なぞる手を両手がかりにし、『透間』へと突っ込む。
。
ヒ
シ 、
ノ
ッ
線が斜めにずれて、大きな裂け目となった。
『ユウヤ』が裂け目へと上半身を突っ込み、狭いところを潜り抜ける猫のように這いずり込む。
「ついてきてねー」
>>670(喜屋武)
上記の光景は『喜屋武』にも見えた。
- 675 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/10(月) 22:52:12
- >>674
「すッ!?
すっげぇぇぇええ〜〜ッ!!?
何だかわからんけどすげえええ!!
入っていいのかこれェェエ!?」
喜々としてついてく。
秘密の園へいざゆかん。
- 676 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/10(月) 23:03:46
- >>674
「『4』に『13』、洋の東西は問わない訳か。面白いね。
『6』と『9』もアリなら結構世界は広くないかね?」
内心鉄に劣らず嬉々として付いて行く。
猫として死ぬ事になろうとも、好奇心がなくなったら研究者は終わりだ。
- 677 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/10(月) 23:11:45
- >>674
「『トンネルを通ったらそこは見知らぬ街でした』なんてね……
というか、生きてる人間が入っても大丈夫なの、これ?」
と、心配そうな言葉だが、実際は興味津々という感じでついて行く。
- 678 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/10(月) 23:41:41
- >>674
「・・・・・・・・・・・ッ!?」
なんだありゃあ……『スタンド』か!?
ともかく……あれが『四階』に続く道だってのは確からしいんじゃねーかッ!?
「……『行きましょう』ぜ。」
返答を待たずに、動き出すぜ。
あいつら――『何者か』はしらねーが、とにかくあいつらに、コソコソ着いて行く形だな。
- 679 :『王と遊戯』:2012/09/11(火) 00:05:57
- >>675-677(鉄、エイノー、盾石)
一切臆することなく、嬉々として中へと入る三人。
『裂け目』は人が入るには少し狭いが、不思議と抵抗感がなく、するりと中へ入り込める――
しかし、入った瞬間、寒天を突き抜けるような柔らかな感触があった。
中を見渡す……そこには。
『ユウヤ』:
「ただいまー」
『???』:
「おかえりなさいませ。……そちらのお三方は?」
一席の事務机と、ソレに掛けた妙齢の女性の姿。
机の上には名札があり、『YOUKA』とある。
その背後には大きな扉があった。『ユウヤ』はそちらへ近づく。
『ユウヤ』:
「お客さんだよ。
『悪霊憑き』……だから、そこに名前書いてもらって」
『ヨウカ』:
「ああ、なるほど。
それではこちらにサインをお願いいたします」
スッ
名簿らしき台帳が開かれ、ペンがその上に置かれた。
『ヨウカ』が穏やかに微笑みかけ、サインを促している。
>>678(喜屋武)
『ネリー』:
「了解。なるほど。アレか……」
『アン』がおずおずと近づいてくる。
『ネリー』は『喜屋武』に続き、踊り場へと入った。
『裂け目』はまだそこにあり、うっすらと光が漏れている。
- 680 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/11(火) 00:24:03
- >>679
「ご招待は感謝するが何がどう『だから』なのかね?まあ無意味な仮定だが
我々が常人ならば『書かなくて良かった』のかな?」
極友好的に事を運んで来たが何分『怪談』だ、疑問は解消しておこうと質問。
- 681 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/11(火) 00:25:16
- >>679
「オレが最初に『突入』してみます――」
「ヤバくなったら、『ザ・ウィズ』使って脱出しますんで。」
『裂け目』に近付き、『中に入る』――
ああいや……ただし、『ネリー』や『アンさん』がオレを止めるなら、その限りじゃねーぜ。
- 682 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/11(火) 00:31:44
- >>679
「鉄…一朗……っと…」
許されるならばもう書いてたことにしてほしいぐらい何も考えず名前を書こうとする。
- 683 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/11(火) 00:48:48
- >>679
「別に構わないけど、なんで『悪霊憑き』だとサインをしないといけないの?」
ついつい疑問もなくサインを仕掛けたところで、『理由』の説明がないのに気づいて、
サインをする『理由』を聞いておく。
『書いたら実は何かの契約書でした』なんて感じになるのはゴメンである。
- 684 :『王と遊戯』:2012/09/11(火) 01:00:51
- >>680(エイノー)
>>683(盾石)
『ヨウカ』:
「それは名簿が違うからです」
微笑む『ヨウカ』がもう一つ名簿を出してみせる。
今開かれている名簿と寸分違わないモノだ。
「『幽霊』か『悪霊憑き』にしか、あの『透間』は見えません。
来客の方がどちらか分けるために必要なのです。
『幽霊』はこのままここの住人になることが多いですから」
ご理解いただけましたか?
と、首を傾げて反応を伺っている。
>>682(鉄)
『ヨウカ』:
「読みは『くろがね いちろう』様でよろしいですね?」
臆することなく名前を書いた。
『ヨウカ』が確認してくる。
ちなみに他にも入ってきた『悪霊憑き』は居るようだ。
名前がいくつか書かれているが、古いのか、字が掠れて読めないモノも多い。
>>681(喜屋武)
『ネリー』が肩に手を置く。
ポン
『ネリー』:
「頑張れ(笑)」
あ、コイツ。止める気ゼロだ。
『アン』は早く行けよという眼で見ている。
ズ
ズズゥ
『裂け目』へと入り込む。
抵抗はないが、柔らかな寒天を突き抜けるような感触があった。
『ヨウカ』:
「……あら?」
事務机に掛けた女性が『喜屋武』に気付く。
他の三人も『喜屋武』が入ってきたことは理解できた。
- 685 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/11(火) 01:12:25
- >>684
「明快な回答に感謝します。盾石君、とりあえず私も鉄君に付き合う事にするよ」
『ヨウカ』に一礼し『Eino Njorth』と母国語で記名。
そして
「おや、別口で『四人目』がいたのかね?」
喜屋武について『ユウヤ』に聞く。
- 686 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/11(火) 01:20:33
- >>684
「うむ、その通り。他にも俺らみたいなの来たんだな。
珍しくないのかなスタンド使いって」
名簿を上から下まで眺めながらぼやく。
- 687 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/11(火) 01:31:43
- >>684
「なるほど、そういう事なら分かりました」
一文字変えたりしようかとも考えたが、代わりの文字を思いつかなかった為、
少し不安だが、そう言って『盾石 勇人』と名前を書いた。
その時、新たに1人入ってきたのに気づいた。
「えっと、『幽霊』? それとも『スタンド使い』?」
入ってきた喜屋武を指差して『ユウヤ』や『ヨウカ』に聞いてみた。
その後すぐに『見ただけで分からないから名簿に名前を書いてる』事に気づいたが・・・
- 688 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/11(火) 01:37:00
- >>684
「・・・・・・・・あーー」
なんだ、此処。
事務室……か? なんだ? 『何の場所』なんだ、此処は――?
「……『何』スかね、此処。」
「つまり……此処がビルの『四階』――って認識で良いのかぁ? なぁ〜〜ッ!」
事務っぽい女に問い掛けるぜ。
あ、『ザ・ウィズ』は何時でも展開出来るようにな。
- 689 :『王と遊戯』:2012/09/11(火) 22:29:49
- >>685(エイノー)
『ヨウカ』:
「ハイ……申し訳ございません。
『読み』を教えていただけますか?」
「不勉強なモノで……お手数ですが、よろしくお願いします」
深々と頭を下げる『ヨウカ』。
いちいち動作が礼儀正しい。
>>686(鉄)
『ユウヤ』:
「まーねー。そこそこ来たりするよ。
別の場所にも入口はあるしね」
上から下まで名前を眺める。
掠れて読めないモノも多いが、最近の名前はまだ読める。
『鉄』のひとつ前には『虎村六郎』とあった。
>>687(盾石)
名前を名簿に記した。
『ヨウカ』:
「『たていし』……『ゆうと』さまですね。
承りました、ありがとうございます」
「? いえ、わたくしども初めて見る顔で……」
『ユウヤ』も首を振っている。
『喜屋武』は立ち上がってここがどこか尋ねている。
>>688(喜屋武)
『ヨウカ』:
「ハイ、その通りです。
『レジェンド・オブ・ヘルフロア』へようこそ。
『悪霊憑き』の方でしたら、こちらの名簿にサインを……」
にこやかにはきはきと答える女。
机に置かれた名札には『YOUKA』とある。
- 690 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/11(火) 22:39:52
- >>689
「『虎村六郎』……六男かなこいつ。
俺の一個前の六郎はいつ頃来たんだ?」
気になったので親愛なるユウヤに質問。
- 691 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/11(火) 22:49:04
- >>689
「ああ、配慮が足りず申し訳ありません」
『エイノー・ニョルズ』とカタカナでルビを振り記入した。
- 692 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/11(火) 23:12:41
- >>689
質問。
・私(喜屋武)は、『ロック』の本名を知っている?
確か『湖畔→ダイナー』での加入ロールの際には『ネリー』の名前しか聞いていなかった、が……
- 693 :『王と遊戯』:2012/09/11(火) 23:15:41
- >>692(喜屋武・回答)
知っている。
行間で名乗ったということで処理して構わない。
- 694 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/11(火) 23:18:30
- >>689
自分の名前は『ゆうと』ではなく『いさと』なのだが、一応の用心として
訂正はしないでおく。
よく間違えられるし、名簿に書いた名前に間違いはないのだ。
それはそれとして、入ってきた相手にユウヤ達は心当たりはないらしく、
ここが何処か聞いた相手にヨウカがこの場所の名前を答えるのを聞いて、
「名前だけ聞くと何とも不安な響き……」
幽霊がいる場所としてはバッチリの名前だとは思うけれども。
- 695 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/11(火) 23:48:04
- >>693
感謝。
>>689
「ナニッ」
『ヘルフロア』だとォ〜〜〜〜コイツはマジに『怪しい』気がするぜ!
そして『悪霊』ってのは……成る程!
つまり……『スタンド』の事かッ!
「なら、書くしかねー……のか〜〜郷に入っては郷にって言うしな〜〜〜〜ッ」
その、名簿とやらに名前を書いてやるぜ!
『喜屋武 角』ってな〜〜ッ ついでに『ロック』の奴の名前でも無いか、一応チェックしとくかッ!
- 696 :『王と遊戯』:2012/09/13(木) 22:27:49
- >>690(鉄)
『ユウヤ』:
「あー? 迷い込んだ人ならボクは知んねーぜ」
首を傾げる『ユウヤ』。
「みんながみんな案内されるわけじゃないしねー」
>>691(エイノー)
『ヨウカ』:
「ハイ、確かに。ありがとうございます」
名前を確認し、頷いた。
>>692(盾石)
名前をあえて訂正しなかった『盾石』。
この『存在しない四階』の名前にも不安感を覚える。
『ヨウカ』:
「ここの主さまの命名でして……
何でも、コレも大きな意味では『悪霊』だそうです。
わたしは『悪霊』というのは人に憑いているモノしか知らないのですが」
『ヨウカ』が背後の扉を指し示した。
扉は重々しく聳え、容易には開かないであろうという感慨を覚えさせる。
>>695(喜屋武)
『ヨウカ』:
「ハイ、どうぞ」
名前を書く『喜屋武』。
それを確認し……首を傾げる『ヨウカ』。
「……申し訳ございません。なんとお呼びしたらよろしいのでしょうか?」
>>ALL
ズズル
ズゾオオオ〜〜〜〜ッ
『喜屋武』の背後から、更に人が這いずり出てくる。
二人。その場に立つと辺りを見渡している。
『ネリー』:
「返事ないけど大丈夫? ここ、ナニ??」
- 697 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/13(木) 22:39:10
- >>690
ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・
「ン……?」
「お前……今、『虎村六郎』ッつったのかぁ〜〜ッ!?」
てことは……!
>>696
「『きゃん』だッ! 読みにくい名前で悪かったがよォ〜〜〜〜〜ッ」
『ネリー』達の方をチラ見するぜ。
どーやら、『スーパーソウル』はマジに正しかったようだからなァ〜〜〜〜〜!!
「『虎村六郎』――『ロック』が此処に来てるってのは・・・・・・」
「『本当』なのかァ〜〜〜〜ッ!?」
名簿に目を通すぜッ!
ある筈だよなァ〜〜〜〜『虎村六郎』って名前がよォ〜〜ッッ!!!!
- 698 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/13(木) 23:15:09
- >>696
「ふーん、色々あるんだな」
色々あるはずもなさそうだが、まぁいいだろう。
「で、お礼ってなんだ?」
忘れかけてたが本題に移るとしよう。
- 699 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/13(木) 23:54:00
- >>696
「なるほど、それなら…って、持ち主いるんですかココ!?
というか、『悪霊』っていうことはその『主さま』っていうのも『悪霊憑き』なんですか?」
ヨウカの話を聞いてこの場所の持ち主がいたのも驚きだが、
この場所が大きな意味で『悪霊』という事は、『ここの主』もまた、スタンド使いという事になる。
気になったので『ヨウカ』に聞いてみた。
- 700 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/14(金) 02:14:18
- >>690>>696
「おや、ロック君も来ていたのか、いや、同名なだけかな?」
かつて『ダイナー』で面識のある名前を耳にしてつい呟く。
- 701 :『王と遊戯』:2012/09/14(金) 22:48:11
- >>697(喜屋武)
『ヨウカ』:
「ええと、その方でしたらつい先日に。
こちらで主さまの元で預かりになっているはずですが……」
『ネリー』:
「ちょ、ちょっと待ってマジで居るのッ!?」
二人揃って名簿を覗き込んだ。
確かに名前がある――『虎村六郎』。まだ、書かれた字も真新しい。
>>698(鉄)
『ユウヤ』:
「大したもんじゃあないよ。食べても減らないジュースとチョコ。
いくら食べても減らないけど、栄養にもならないけどね」
しれっと言った。
「みんな名前書き終わったんならそろそろ行くよ」
>>699(盾石)
『ヨウカ』:
「という、ことらしいですが……私にはよく解りませんね。
『ベラスコォさま』が自らそうおっしゃられていたので、そうである、と」
『ヨウカ』もおずおずと答えた。
彼女自身も解らないようだ。
>>700(エイノー)
『ネリー』:
「いや、アイツ行方不明なんだ。
ここの四階に居るって聞いてたんだけどさ……」
『ネリー』からこの場の人間に説明があった。
『ロック』という彼の相棒が数日前から行方不明になっている、ということ。
そして、ここに彼が居る、ということ。
- 702 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/14(金) 23:53:36
- >>701
「なんだそれェェェ〜?
夢か幻か、子供たち大喜びな話だなおい〜〜」
半信半疑。てか言ってる意味が半分くらい理解できなくて脳がやばい。
- 703 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/15(土) 01:50:01
- >>701
「そうなんですか。
あ、答えてくれてありがとうございます」
おずおずと答える『ヨウカ』に頭を下げてお礼を言う。
『ユウヤ』の言葉を聞けば、「待たせちゃってごめんね」、と言って
『ユウヤ』が移動しようとすれば、後ろから付いて行こうとする。
- 704 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/15(土) 02:05:18
- >>701
「『ネリー』ッ! どうするッ!?」
「この『部屋の奥』――言っちまえば『正体不明』だからな〜〜ッ! ウカツには入れねーぜ!」
つーか、この『空間』で『ザ・ウィズ』は使えんのか〜〜ッ!?
使えねーとなると、チとやばいが……ウカツにスタンド出すのはな〜〜〜〜
「と」
「とりあえず――ッ」
「着いて行くしか……なさそうだけどよォォ〜〜マジに『恐ろしい』事になるかもしれねーよな……」
そう考えると背筋が寒いぜ。
誰も止めないなら、奥に進むぜ……
ただし! 『ザ・ウィズ』を発現出来るだけのスペースがあるなら、一回発現しとくかなぁ〜〜ッ
……色は『赤』だな。で、一回『もう一つの赤』に転移。
転移成功したら、すぐさま戻って来る。
俺ってチキンだからよォ〜〜こーいう不安は潰しときたいのよね。
- 705 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/15(土) 22:59:59
- >>701
「聞けばこの奥を案内してもらえるらしいので少し探させてもらってくるよ、ネリー嬢。
彼(喜屋武)は、新人さんかな?」
『謝礼』というならロックに会わせてもらおうと決めつつネリーに喜屋武について聞いてみた。
- 706 :『王と遊戯』:2012/09/18(火) 22:30:17
- >>702(鉄)
『ユウヤ』:
「『幽霊の食べ物』なんだよ。ていうか、『物の幽霊』っていうのかな。
ホンモノは割合に貴重だから試してみても面白いと思うよ」
喜んでいる『鉄』を見て、からからと声を立てて笑う。
「それじゃそろそろ行く準備しておくれよ。覚悟はいいよね?」
>>703(盾石)
『ユウヤ』:
「大した時間じゃあないさ。ささ、こっちだよー」
ガタ ガタガタ
『ユウヤ』がドアへと手を掛ける。
両開きの戸を力いっぱいに引いている。
幽霊とは言え子供だ……いささか手に余るようにも見える。
>>704(喜屋武)
『ネリー』:
「まあ、行くしかないよね……
曲がりなりにも長い付き合いだし」
帽子の庇を摘んで、目深に被る『ネリー』。
『ザ・ウィズ』を発現する……が。
シャ キインッ
・ ・ ・ ・ ・ ・
『転移』は『不可能』だ。
感覚で解るが、発現していた『ザ・ウィズ』は解除されている。
誰かに破壊されたなどではなく、単なる『射程距離外』だ。
ここは通常の空間と別個の空間らしい。
>>704(エイノー)
『ネリー』:
「ああ、その通りだよ……期待の新人で『スタンド使い』」
観れば『ネリー』は『赤い透明な箱』を発現している。
どうやらこれが彼のスタンド能力らしい。
- 707 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/18(火) 22:43:34
- >>705
「エイノー・ニョルズという、宜しく」
軽く喜屋武に挨拶し、ドアに苦戦しているユウヤに声をかける。
「大変そうだね。『不用品』が二つばかりあれば被害なく手伝えると思うよ」
『不用品』がもしあれば、『F・O・Q』で『霊的存在』のカートリッジを作って
装填できるか試してみたかった、手伝いたいのもあるが。
- 708 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/18(火) 23:00:27
- >>705
「結構頑丈なんだね。 よかったら手伝おうか?」
うっかり触れないようにユウヤとの距離に注意しながら、
ドアを開けるのに苦労しているユウヤにそう声をかける。
- 709 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/18(火) 23:29:27
- >>706
「まッ そうっすね――ン?」「アラッ」
…………
ヤベーな、射程距離『外』じゃん。
「ちょッ、やべえ」「射程距離から出ちまってる」「『転移』出来ねー……逃げられねーぞ……」
とりあえず、『ザ・ウィズ』を解除――ネリーに、今起きてる事を伝えるぜ。
で――
『エイノー』――さん(>>707)に、挨拶を返すぜ。
「……あ、ドモ――新入りの喜屋武 角(きゃん すみ)ッス。」
何か、紳士っぽい雰囲気だなァ――エイノーって、何処の名前だ?
つーか……
「……」
「ンだよ、あかねーのか?」
まッ……手伝うってのも やぶさかでは無いがなァ〜〜自分ちのドアくらい開けられねーのか?
- 710 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/18(火) 23:40:50
- >>706
「うん、いいぞ」
覚悟とかいささか不穏だが考えないことにした。
そして何時の間にか人が増えてるがお菓子の取り分は減らないっぽいから黙って待つことにした。
- 711 :『王と遊戯』:2012/09/18(火) 23:53:34
- >>707(エイノー)
『ヨウカ』:
「『不用品』? ここにはそういったものはございませんが……
そうですね、『二つ』あればよろしいのでしょうか」
応じたのは『ヨウカ』。
トントンと机を叩くと、まずは一つと示し。それから、
カラララッ
「この椅子とで『二つ』。
いかがでしょうか、エイノー様?」
手で強く突き、机から椅子ごと離れる『ヨウカ』。
……何か違和がある。観れば、この女幽霊。
『脚がない』。
>>708-710(盾石、喜屋武、鉄)
『ネリー』:
「『亜空間』だな。空間が連続してないなら……
さもありなん、だ。観なよ。多分あれが閉じたせいだぜ」
指すのは先程入ってきた『裂け目』。
観ればピタリと閉じ、どこから入ってきたのかもう判らない。
『アン』:
「なに、帰るつもりになれば『スーパーソウル』がいるさ」
二人は名簿に名前を書きこんでいる。
そして、『盾石』と『喜屋武』はドアに手を掛けた。
『ユウヤ』:
「ゴメンよー。なにぶん、ここの管理人の趣味でさー。
って言っても大分前の趣味だね。今とは違うかな」
ギ ギギギ・・・・
開きかかった扉から射す、眩い光が二人の眼を射た。
ついでに何もしていない『鉄』に対しても、だ。
プン、と香辛料の匂いも漂う……
- 712 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/19(水) 00:06:17
- >>711
「有難うございます」
『机』と『椅子』から『霊的性質』のカートリッジを抜こうと試みる、
どうも漂ってくる匂いからするに助力は必要なさそうだが好奇心は消えていない。
そして『ヨウカ』の容姿にふと気付き
「日本では『そういうもの』だとは伺っておりますが、失礼ですがその足では
ご不自由では?」
『ユウヤ』が拾った『幽霊の生首』はあのままでは消えてしまうという。
だが中国では『首だけ抜けて飛ぶ妖怪』などというのもいたはずだ、
幽霊であれ『五体満足でない不自由』の法則は適用されるはずでは?と疑問に思い質問。
- 713 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/19(水) 00:17:45
- >>711
「うおッ! まぶしッ!?」
抱き合わせで食らった感をひしひしと感じながら手で光を遮る。
何が待ってるんだよという高揚感でテンション上がってきた。
- 714 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/19(水) 00:31:04
- >>711
「『亜空間』〜〜ッ そんなスタンドもあんのかよ……」
マジにたまげたぜ……別の空間を作るなんて、どんな『スタンドパワー』だ?
まッ……良いか。
「あッ、それもそうスね――頼りにしてます、うス。」
それに――確かに、『スーパーソウル』なら――回りくどくても、帰り道は分かるからなァ〜〜ッ
ビビらせられたが、まッ、大丈夫だな。
「うッ、眩し過ぎだろッ」
しかも――なんか、『匂い』がするぜ。
なんだ、コレ――『香辛料』か? まさかとは思うが『インド』にでも繋がってんじゃねえだろーなァ……?
- 715 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/19(水) 00:43:32
- >>711
「困ってる時はお互い様だよー」
とユウヤに言ってからドアに手をかけて、
「あ、初めまして、盾石です。よろしく」
と、同じようにドアに手をかけた『喜屋武』にペコリと頭を軽くさげて挨拶する。
「……なんか、カレーが食べたくなりますね」
目を射す光を手で遮りながら、漂ってきた香辛料の匂いにそんな事をつぶやく。
- 716 :『王と遊戯』:2012/09/19(水) 00:52:33
- >>712(エイノー)
ドン! ドン!
拳で軽く叩き、『カートリッジ』を発現しようとする……
だが、『発現されない』。
どうやら『霊的性質』は意図された機能ではないので、不可能なようだ。
『ヨウカ』:
「あら、平気ですよ。こうやって……」
椅子から滑り降りると、床に手を着いた。
そのまま二本の手で上半身を持ち上げて、『立ち上がる』。
「ご存じありませんか? 昔これでも学校住まいで――」
ペタ ペタ ペタ ペタ ペタ
両腕だけで器用に歩いてみせる。
バランスを取るためだろうか、大きく体を揺らしながらだ。
>>713-715(鉄、喜屋武、盾石)
ゴ ゴゴン
ゆっくりとドアが開き、眩い光で三人は照らされた。
まるで昼のように明るい。いや……これは昼だ。『太陽』が見える。
『ユウヤ』:
「ちょっと特殊な構造だからね。遠近感狂うかも」
『帯状の太陽』が浮かんでいる。
周囲は町中であるらしく、人が集まる広場のようだ。
小さな建物以外に無数の『屋台』が並んでいた。
さまざまな人々が行きかい、ちらりと視線を送ったりしてきている。
「今のここの構造は一本の筒みたいになってて、その内側に建物とか作ってあるんだ。
ほら……『宇宙ステーション』みたいな感じだよ。まあ、気楽にしてよ」
- 717 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/19(水) 01:08:12
- >>716
「お…おぉ…… すーー
すっげェェェエエ〜〜ッ!!!?
言ってること全然わからんけどすげェェ〜!!!
お邪魔しまァァ〜〜〜すッ!!」
ワハワハしながら扉の向こうへ
駆け出す。
- 718 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/19(水) 21:28:05
- >>716
「おー……って、扉開けたら、太陽があって町が広がってる、とか予想外すぎるよ!?」
『帯状の太陽』や広場を見て、思わずポカーンとしていたが、目の前に広がる光景に
思わず声が大きくなる。
- 719 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/19(水) 22:06:04
- >>715
「ン?」「ああ」
「喜屋武ッス。あ、ダイナー『Straits』でバイトやってるんで……まあヨロシク。」
「味も値段も、悪くないぜェ〜〜ッ……その辺のファーストフード店とは比べものにならねー……」
挨拶ついでに宣伝しとくぜ。
で――
>>716
「なっ」
「なにィ〜〜〜〜ッ!!?」
こいつは、流石にブッたまげたぜ。
こんな所に、ちょっとした『街』があるなんてなァ〜〜ビビるわ。
さておき――
「で・・・・・・『本題』だがなァ〜〜〜〜ッ……『ロック』の奴は何処だ?」
気楽にするのもいーが、先に目的は果たしちまいたいからな。
- 720 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/19(水) 22:46:05
- >>716
「成る程『身軽』ではありましたね。失礼しました、お座り下さい」
『ヨウカ』へ椅子を勧める、幽霊だと思っても女性の『グレイトフル・デッド』歩きは気がとがめる。
「さて、扉も開いたようなので行かせていただきます。『ユウヤ』君、すまないが
『虎村六郎』氏と話せないか?」
そう言いつつ振り向き、扉の向こうの風景に感心する。
「これはまた、歓待してくれるものだ」
- 721 :『王と遊戯』:2012/09/19(水) 23:06:01
- >>717-718(鉄、盾石)
ジロ ジロジロ
飛びこんできた『鉄』。声を上げた『盾石』。
二人に対して訝しむ視線が注がれた。
改めて観ると解るが、『帯状の太陽』は一本の軸のようなモノらしい。
足元が緩やかな傾斜となっており、それに沿って建物が並んでいる。
一種の谷の底のような感じで、遠くを見れば壁面に建物が貼りついている。
『ユウヤ』の言うとおり、ここは筒の内側で、重力は外側へと懸かっているようだ。
>>719(喜屋武)
『アン』:
「どこだ?」
《…………まっすぐダゼ》
『スーパーソウル』が答える。
とりあえず出ていけばいいらしい。
>>720(エイノー)
『ヨウカ』:
「お気遣い感謝いたします」
ヒョイ
またも身軽に椅子へとよじ登った。
『ユウヤ』も『エイノー』の問いに、頷く。
『ユウヤ』:
「あー、多分。『ベラスコォ』のところじゃあないかな。
ここの管理人っていうか王様っていうか……外の人なら、大体招かれるよ」
- 722 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/19(水) 23:13:33
- >>721
「なぁ俺もうワクワクしてるんだがGOサインはいつ出るんだ?
このままだと一人で突っ走って迷子になる予感がするぞ」
要は後ろの面々に早く行こうぜシャルウィーダンスと急かす。
- 723 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/19(水) 23:23:18
- >>721
「『ユウヤ』君、すまないが『ベラスコォ』氏に取り次ぎを頼めるだろうか?
個人的には急がないのだが私の知人兼彼の同僚達が心配している」
とりあえず穏当に頼んでみる。
個人的に『ベラスコォ』というここの主にも興味があった。
- 724 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/19(水) 23:37:59
- >>721
「『真っ直ぐ』かッ」
「じゃあよォ〜〜 とりあえず『ロック』見付けてから……此処で気楽にするかッ」
誰も止めねーなら、ズンズン前に進んで行くぜ。
……傘の柄は、キツく握り締めておくか。
- 725 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/20(木) 00:00:27
- >>721
壁面に建物が張り付いてる光景に
「まさしくアニメの光景……」
と、地味に感動してるところで
「と、そういえば、ここで『到着』?」
と、ふと気になったので『ユウヤ』に聞いてみる。
何処かに向かうなら大人しく付いてくよ。
- 726 :『王と遊戯』:2012/09/20(木) 00:19:05
- >>722(鉄)
『ユウヤ』:
「ンー、ちょい待ち。
あ、あとそいつ等話しかけてきても無視ね。ロクなことしないから」
ジロジロと周囲の人間――いや、幽霊か?――が、無遠慮な視線を投げ込んでくる。
>>725(盾石)
『ユウヤ』:
「その気になればねー。
……でもなー。『ベラスコォ』が無視しないよなー」
悩んでいる様子だ。
どうやら、『エイノー』の頼みを聞いたせいらしい。
>>724(喜屋武)
まっすぐ――広場を抜けて続く通りの先には、大きな建物があった。
古めかしいゴシック様式の邸宅だ。明らかに周囲の建物と合っていない。
『ネリー』:
「うっわ、この解りやすいボスの館って感じ」
『ネリー』も呆れている……
いくらか進めば、すぐに着くだろう。数分もかからなそうだ。
>>723(エイノー)
『ユウヤ』:
「……うーん、いーんだけど……いーんだけど。
あのねー、僕にも立場があってさー……そうだなー」
しばらく悩んでいたが、渋々といった感じで口を開く。
「いいけど……『ヤバい』からね。『警告』はしたよ?」
- 727 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/20(木) 00:31:03
- >>726
「私の義理だ、『ユウヤ』君を恨む事はないと主と大神オーディンに誓おう」
多少大げさに宣誓し、
「では、『ベラスコォ』氏に拝謁しに行こう。盾石君、鉄君、短い間だったが楽しかった。
喜屋武君たちは、『私が帰ってくるか』様子を見る手もあるよ?」
居合わせた面々に一先ず挨拶しておく、先の保証が多分になさそうなので。
- 728 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/20(木) 01:13:58
- >>726
「えっと、無視しない、ってどういうこと?
その『ベラスコォ』って人は、確かここの持ち主なんだよね?」
『ヤバい』と言ってる辺り、危険な人物なのだろうか?
>>727(エイノー)
「エイノーさん。
その言い方だと、これが今生の別れみたいじゃないですか……」
そういう言い方をされると、ついつい心配になって付いて行きたくなってしまう。
- 729 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/20(木) 18:43:23
- >>726
「ここまで来てお預けかよクソおおお」
周りの幽霊は……もう慣れたしアウトオブ眼中。
>>727
「なんだよエイノー、折角ここまで来たんだから一緒に行こうぜ。
シャルウィーお菓子パーティーだろ」
意味合ってるか知らんけど。
- 730 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/20(木) 19:42:35
- >>726-727
「ナニッ」
危険な奴だと〜〜〜ッ それに、このデカい館も『別空間』なら……いざという時に逃げられもしねーじゃねえか!
どうするかなァ〜〜でもなァ〜〜
「……まっ」
「なるようになるよなァ〜〜きっと。エイノーさんに任せる訳にゃいかねーぜ……なぁ〜〜ッ」
『ロックを探し出す』のはダイナー『Straits』の――この喜屋武の仕事だ。
人任せにする訳にゃいかねーッ!
とにかく、ズンズン前に進んで行くぜ。
- 731 :『王と遊戯』:2012/09/20(木) 21:17:25
- >>727(エイノー)
『ユウヤ』:
「どーしてもっていうなら止めやしないけどさー……。
でも世話になったしなー。教えるとボクが怒られるし……」
「……まあ、案内はするよ。基本、お客は誰でも歓迎だから。
いま、あのニーちゃんが向かおうとしてるところが『ベラスコォ』のお屋敷」
広場を抜けた大通りを指さす『ユウヤ』。
今まさに『喜屋武』が向かおうとしている邸宅。
ゴシック様式の城を思わせる、威圧感のある建物だ。
>>728(盾石)
『ユウヤ』:
「ベラスコォは悪霊憑きが大好きなんだよ。
だから招きたがるんだけど、近づかないほうが無難なの」
「とっととお礼渡したら帰そうと思ったんだけど……
センセイが行くっていうなら、二人が来たってコトもバレかねないかなーって」
「バレたら『ヘルフロア』から出ていけなくなるかも」
>>729(鉄)
『ユウヤ』:
「ニーちゃんも一緒に行くの? それならまだマシかも。
何人か居るなら、少しは『勝ち目』があるかなー?」
>>730(喜屋武)
『ネリー』:
「ヤバい超帰りたい」
相棒を見捨てかねない男がここに一人居た。
ずんずんと進む……行きかう『幽霊』が興味深げに眺めている。
ひそひそと声を立てずに、何か話しているようだ。
『アン』:
「ここはカンジがわるいな」
- 732 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/20(木) 21:52:18
- >>731
「なんだ、危険な目にあうのか?なら行こう、尚更行こう。
スタンド使い同士で、しかも一緒に幽霊探した友達なんてそう巡り会えるもんじゃあないしな。
早く終わらしてお菓子パーリ〜始めようぜ」
というわけでそれっぽい方向にスタスタ歩き出すのであった。
- 733 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/20(木) 22:01:49
- >>731
ケッ じろじろ見やがってよォ〜〜幽霊どもめが――
……マジに『怖い』からやめてくんね?
「……そっすね、やっぱ『幽霊』の街っすからね……」
「…………」
……後ろを見るぜ。
他の奴らちゃんと『来てる』かな……俺達三人は戦いは苦手だからなァ〜〜
- 734 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/20(木) 22:23:03
- >>731
「いや、『ユウヤ』君に迷惑がかかるといけない、『勝手に余所者が無礼をした』体裁としよう」
『ユウヤ』にそう提案し、同行者達に頭を下げる。
「こちらの勝手な義理で危ない目にあわせる。何が出来るわけではないがせめて感謝はさせてくれたまえ、
盾石君に鉄君。そういうわけで喜屋武君、同道しよう。何、『ベラスコォ』氏に拝謁するまで恐縮する
必要はないよ?これで気の良い方々だ」
周囲の『幽霊』を見渡しつつ『邸宅』へと向かう。
- 735 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/20(木) 22:43:57
- >>731
「ここで帰っても、エイノーさん達の安否が気になって、あとで戻ってきそうだし、
どーせバレるなら、このまま一緒に行動した方が安心できるし、付いてきますよ」
というわけで話題の人物である『ベラスコォ』の屋敷に一緒に向かうよ。
- 736 :『王と遊戯』:2012/09/20(木) 22:53:59
- >>733(喜屋武)
振り返る。三人は……
ザ!
ザッザッザッザッザッザッ
ついてくるようだ。『ネリー』も振り返って口笛を吹いた。
『ネリー』:
「これなら何とかなりそうかな」
>>732>>734-735(鉄、エイノー、盾石)
『ユウヤ』:
「そーいうなら止めはしないよ。
それじゃあ行こうか。…………やっぱり心配だなー」
『喜屋武』たちの後に続き、『ベラスコォ』の屋敷へと向かう。
『幽霊』たちも大所帯になった『悪霊憑き』に、物珍しそうな視線を隠さない。
「せいぜい頑張れよー!」
「帰ってこれたらこっち寄ってくれー!
奢ってやるぞー!」
声援まで聞こえた……囃す調子で、からかうような響きだが。
>>ALL
ザン !
屋敷の入り口にたどり着いた『六人』。『ユウヤ』が全員を見渡す。
『ユウヤ』:
「こっからはボクはかかわらない。
ただし、いくつか助言はしてあげるよ」
「これは絶対守って。『ベラスコォ』と『一対一』は厳禁だ」
- 737 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/20(木) 23:06:29
- >>736
声援に手を振り『ユウヤ』に頭を下げる。
「こちらの勝手に助言まで有難う。さて、では最低一人とははぐれないよう
気をつけよう。そんな中『一人』で行ったロック君は心配だが。とりあえず
良ければ前を受け持とう」
率先して屋敷に足を踏み入れ扉をノック。
「失礼ですが御当主にお目通り願いたい」
- 738 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/20(木) 23:11:22
- >>736
「顔覚えたからなッ!あとで絶対アンタの財布にダメージ与えに行くからなッ!」
野次に対してツッコム。
そもそも幽霊にお金とかそういう概念ってあんのかわからんが、とにかく顔だけは覚えた。
「オッケーわかった!『ベラスコォ』
- 739 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/20(木) 23:12:46
- >>736
「ケッ なんだ、杞憂だったか」
『安心』……したぜ。心底よぉ〜〜ッ
そして…………幽霊野郎どもも『なんだかんだ』言って……『囃してる』だけか。
ザッ
「俺はハナっから『一対一』なんて出来ねーからな〜〜チキンだからよォ〜〜ッ」
「だから前衛は任せるぜ」
無責任だが、仕方ねーよな。
- 740 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/20(木) 23:15:11
- >>736
「顔覚えたからなッ!あとで絶対アンタの財布にダメージ与えに行くからなッ!」
野次に対してツッコム。
そもそも幽霊にお金とかそういう概念ってあんのかわからんが、とにかく顔だけは覚えた。
「オッケーユウヤ、わかったぞ!『ベラスコォ』って奴のとこに行くんだな!
俺は『鉄 一郎ッ!!』よろしくッ!」
何時の間にか増えた連れ添い達に自己紹介する。
『ベラスコォ』って誰だ?って思ったがとりあえず会いに行くことだけは今更わかった!
- 741 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/20(木) 23:28:19
- >>736
「奢りと聞いては頑張らないわけにはいかないね。
サイフの中身を見て、泣くまで食べますからね。 覚悟しといてください!」
無事に帰ってこれたら、わりと本気でやるつもりで、答える。
「アドバイスありがとね、ユウヤ君。
さて、スタンドの射程距離の関係もあるんで、
僕は前の方を受け持ちますね」
というわけで、メンバー内の位置は出来る限り、前の方に陣取るよ
- 742 :『王と遊戯』:2012/09/20(木) 23:40:11
- >>737(エイノー)
コン コンコン
扉に備え付けられたノッカーを叩く。
すぐには応答はない。
>>739-741(喜屋武、鉄、盾石)
扉は『エイノー』がノックしている。
三人はとりあえず、自分の立ち位置を決め始めた。
『ネリー』:
「僕は後衛で。自慢じゃないけど殴りあいとか無理だからね」
『アン』:
「できれば前線へはたちたくはないな。
というか、わたしは戦えんぞ」
『Straits』の二人も、自らの能力をその場の人間に説明した。
『ユウヤ』:
「一対一にならなければ、多分あるコトをやると思う
それ自体は教えらんないけど、相手がヒミツにしてることがあるんだ」
「相手とみんなはフツーなら『対等』じゃないけど、今回は『同じ権利』がある」
「そして、『悪霊』と『悪霊憑き』は『等しく扱われる』」
それだけを言うと、当たりを見渡す『ユウヤ』。
なお一層声を落として、
「ボクが言えるのはコレだけだ……大分マシになると思う。
おみやげは用意しておくから、あとはがんばってね」
- 743 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/21(金) 00:03:55
- >>742
「おぅ、盛大に待っとけ。
何もなければいいけど。てか1対1になりそうな気がする俺」
『スプラッシュ』自体がロンリーウルフタイプだしどうしよう。
ドア開くの待つけどとりあえず。
- 744 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/21(金) 00:23:11
- >>742
「とにかく、まずは『1対1』にならないようにどうにか頑張るよ」
残りの助言は、詳しい意味はその場になってみないと分からないけど、
ちゃんと覚えておこう。
それにしても、大きいとやはりドアを開けに来るまで時間が
かかるものなのだろうか?
- 745 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/21(金) 00:27:05
- >>743
「つまり『我々が生者であるアドバンテージは今回ない』『我々もスタンドとしての性質を持つ』という事かな。
いや、回答はまずいだろうから遠慮するよ『ユウヤ』君。これが誤解でなく有効に活用でき
無事おみやげを取りにこられるようせめて願ってくれると嬉しいね」
『ユウヤ』に笑いかけ同行者に
「以上の点から『ち手が二倍になった』のではなく『的が二倍になった』くらいの心持ちで臨んだ方が良いだろうね。
さて、『返答』はまだかね」
あまり叩くのも挑発的だろう、しばらくは黙ってドアを見る。
- 746 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/21(金) 01:22:52
- >>742
「よーし、ガンバレ盾石ッ」「サポートは任せろッ…………ン?」
俺にはとてもとても……いや、待てよ?
前衛・後衛・後衛・非戦闘員……あと二人はどうなんだ?
「――いや」
「やっぱ俺は『中衛』で行くぜ……『防ぐ』のは得意だからなァ〜〜」
ちょっと後衛が多過ぎっからな……自由自在・柔軟に動く『中衛』だッ
てことで……盾石よりちょい後ろに位置どるかなァ〜〜〜〜ッ
それと、『ユウヤ』の言う事は意味分からんが、覚えてはおくぜ。
- 747 :『王と遊戯』:2012/09/22(土) 21:14:54
- >>745(エイノー)
『ユウヤ』:
「いや、それは合ってるけど、今回のはソレと別の『特例』かな。
『ベラスコォ』が説明すると思ったから省いたけど……」
「ここでは相手の『許可』がないと、『干渉』が出来ないんだ。
『悪霊』で暴力を揮えないような措置だね。ただ、『許可』があったら何でも出来る。
あと、ここにあるモノは全部『モノの幽霊』だから、ボクらもすり抜けたり出来ない」
「ソレが『レジェンド・オブ・ヘルフロア』だ……って『ベラスコォ』が言ってた」
>>ALL
カツ カツカツカツカツ
近づいてくる音が響く……そろそろ迎え入れてくれそうだ。
- 748 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/22(土) 22:32:13
- >>747
「まあ基本こちらに害意はないのだし、平和に話が済めばそれで構わないとも。
押しかけの客だ、多少の『不自由』は当然だよ。『ユウヤ』君の日常を思えば
そのくらいは知恵を絞ろう」
『何から何まで全てダメを出す暴君』ならもう少し真摯に止めてもらえるだろう、
『何がし許可は下りる』から『ユウヤ』も渋る程度の忠告に留めているのだろうと判断、
『ベラスコォ』への応対を考えつつドアに近付く音を待つ。
- 749 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/22(土) 22:56:42
- >>747
おもむろに前に出る。できれば先頭に。
「邪魔じゃないなら先頭に行かせてくれ。一応盾にはなれるぞ」
- 750 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/23(日) 00:04:13
- >>747
「そろそろ中に入れそうですね。
あ、その相手の『許可』がいる、っていうのが『同じ権利』ってこと?」
近づいてくる足音を聞きながら、今のうちに自分が勘違いしてないか、
念のためにユウヤ君に聞いてみる。
>>749
「わかりました。大丈夫だとは思いますけど、気をつけて」
先頭は鉄さんに譲って、2番手に付くよ。
- 751 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/23(日) 00:34:03
- >>747
今のところ、『疑問』あれど――『質問』とかはねぇな。
つーか、他の人らがしてくれたな。
「ヨシ、俺は中衛だ。」
で、全員の中で、真ん中ぐらいの場所に位置どっとくか。
- 752 :『王と遊戯』:2012/09/23(日) 22:25:10
- >>750(盾石)
『ユウヤ』:
「それとはちょっとちがうねー。
あくまで、その場だけの『特別』だから」
「じゃ、僕はこれで。
多分、見物できると思うから、その時行くよ」
タタタタタタタタタッ
「まけないでねー!」
手を振りながら去る『ユウヤ』。
そして。
>>ALL
順序は次の通りになった。
|
|
エ 喜 盾 鉄 扉
|
|
ア
ネ
ギ ギギィ
『メイド』:
「どちらさまでしょうか?」
扉を開いたのは丸顔のメイドだ。
盾にならんだ四人を訝しんでいる。
「…………ああ、『悪霊憑き』の方でしょうか?
もし、そうでしたらどうぞこちらへ。何か持ち込みはございますか?」
- 753 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/23(日) 23:02:30
- >>752
>>565と同内容を述べて質問。
「それと『悪霊(スタンド)』もですが、こちらも詳しく申告した方が良いなら
お見せしますが」
『許可』があっても使えない能力が出てはたまらない。
- 754 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/24(月) 00:15:10
- >>750
「任せろ! 小学生のとき『アイアンマン』と呼ばれた実力を見せてやるッ!」
ぶっちゃけからかわれすぎて、泣いて追いかけっこしたがそれは黙っとこう。
>>752
「『GABA』」
- 755 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/24(月) 00:55:13
- >>752
「このデジカメかな。あとは……」
と、持ってたデジカメを見せた後、一応言っておいた方がいいのかな〜?、
でもわざわざ言う程の物でも……と、しばし悩んでから、
その他の所持品(>>561)もメイドさんに伝えておく。
流石にサイフの中身までは言わないが……
- 756 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/24(月) 16:42:42
- >>752
「ああ、悪霊憑きって奴だな。」
「……持ち込み?」
「この『傘』と――あとは――――」
持ち物を説明していくぜ。
「そんなもんかな……」
- 757 :『王と遊戯』:2012/09/24(月) 21:34:27
- >>753(エイノー)
『メイド』:
「いえ、結構でございます」
スタンド能力に関しては断られた。
「旦那様は『意外性』を尊ばれる方でございます」
>>754(鉄)
『メイド』:
「………………」
『馬鹿』を見る目で見られた。つめたい。
>>755(盾石)
『メイド』:
「承知いたしました」
特に問題はないようだ。
>>756(喜屋武)
『メイド』:
「承知いたしました。
他には何もございませんね?」
『アン』:
「わたしはなにもないが」
『ネリー』:
「僕もだね……持ってるモノだけだ」
『ネリー』がウィンクを一つ。
『ガジェット』は隠して持ち込む気なのだろう。
それとは知らず『メイド』は、深々と頭を下げる。
>>ALL
『メイド』:
「ご無礼をお許しください。
全ての持ち込みを許可いたします。
それでは、こちらへ……
『ベラスコォ』さまがお待ちです」
ス
邸内へと招くように手を差し伸べ、一歩先に中へと入る。
悠々とした足取りで進み、背中がついて来いと雄弁に語っている。
- 758 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/24(月) 21:39:13
- >>757
「おじゃましまァァ〜〜す!」
馬鹿みたいな挨拶で馬鹿みたいについてく。
- 759 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/24(月) 22:14:30
- >>757
「『これ(スタンド)については無条件に許す』という事ですね。では、失礼いたします」
とりあえず『言質は取った』と判断、>>752の順番を崩さず屋敷内への招待を受ける。
- 760 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/24(月) 23:27:13
- >>759
「それじゃあ、お邪魔します」
並んだ順番は崩さないように後を付いてくよ。
- 761 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/24(月) 23:59:17
- >>757
まッ……今は『何もしねー』し……『出来ねー』からな。
ひたすら後ろを着いていくぜ。
ただ、まあ――『一応』だか……あくまでも慎重に……『来た道』は覚えとく。
あと――内装はどんな感じだ?
- 762 :『王と遊戯』:2012/09/25(火) 00:12:10
- >>759(エイノー)
『メイド』:
「『原則』はご存知ですか?
それに反さない限り、問題はありません。
正確には、原則の範囲でしか使用できません」
>>760(喜屋武)
内装は華美ではなく、落ち着いた上品なモノだ。
天井も高く、廊下の幅も広い。『ザ・ウィズ』を発現するには充分だろう。
>>ALL
カツコツカツコツカツコツ
廊下を右左……途中、階段を昇らされて、二階の奥の間に辿りつく。
他の部屋に比して一際大きな扉が備えられている。
『メイド』:
「お連れしました」
『???』:
「よろしい」
「入ってもらえ」
ギギィ
『メイド』がドアに手を掛けて、ゆっくりと開く。
部屋の中は薄暗い……窓はカーテンで塞がれ、照明も点いてないようだ。
- 763 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/25(火) 00:25:05
- >>762
「『許可』の件なら承っております」
メイドにそう言い『声の主』に一礼して挨拶。
「突然の訪問の許可、痛み入ります。いくつかの尋ね事と嘆願を聞いていただきたく参上いたしました」
- 764 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/25(火) 00:30:48
- >>762
ギギィ
さて――どう『乗り込む』かね……
まず、ワケワカンネー『許可』とか言うのがあるから、迂闊な事は出来ねーよな……
「すいまっせヘェェ〜〜〜〜ン」
「ちょっとばかし・・・・・・・・・お邪魔しまァ〜〜ス・・・・・」
前の奴らに続いて、部屋に入るぜ。
んで――部屋の内装も見る。なんか目立つモンとか、特徴的なモンとかある?
- 765 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/25(火) 21:15:55
- >>762
「お邪魔しまァすッ!!暗いなここ!?」
幽霊らしいっちゃらしいんだろうか。
そして全く来た用事わかってない俺が先頭でよかったんだろうか。
だがそんなこと考えてもどうしようもないので考えるのをやめた。
- 766 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/25(火) 21:51:15
- >>762
「えっと、失礼します」
部屋の中は明かりは点いてないわ、窓もカーテンで塞がれてるわ、実はここの主人って
『吸血鬼』だったりするんだろうか?
『スタンド』や『幽霊』なんてものが存在するのだから、『吸血鬼』がいても
おかしくないよね。
- 767 :『王と遊戯』:2012/09/27(木) 21:13:49
- >>763(エイノー)
『ベラスコォ』:
「堅苦しく振る舞う必要はない」
「気楽にしたまえ」
尊大な声が天井近くから振りかかる。
>>764(喜屋武)
部屋の内装――――
壁一面に背の高い本棚。そしてそれに詰め込まれた分厚いハードカバーの本。
入り口近くには帽子とコート掛け。それに並ぶように何故か『竹馬』が置いてある。
入って正面には大きな机があり、上には書類や羽ペンが散らばっている。
そして、机の向こう――本来なら掛ける椅子があるべき位置。
そこから一本の細い柱が突き出ている。
>>765(鉄)
『ベラスコォ』:
「………………」
「元気がいいな」
「君は……」
「最初に入ってきたということは?」
「『一番手』かね」
>>766(盾石)
スススス
『メイド』が部屋の中を音もなく進み、机の向こうへと回った。
そのままそこに立ち、上を見上げている。
『メイド』:
「旦那さま、なにをご用意いたしますか?」
「お客さまの『持ち込み』はないようです」
- 768 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/27(木) 22:49:18
- >>767
「ん〜、まぁ順番的にはそうだな」
さらりと答える
- 769 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/27(木) 23:43:52
- >>767
「ご厚情感謝いたします。それではお言葉に甘えて『虎村六郎』氏との
面会と会話のご許可を賜りたく存じます」
謝意を表しつつも頭を上げずあくまで低姿勢に徹する。
- 770 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/28(金) 01:22:07
- >>767
さて――俺はチキンだからな、ウカツな事はしねえぞ。
今は余計な事は言わず、この『奇妙』な部屋に『気を取られて』やる。
『ザ・ウィズ』は(空間的には)問題なく発現出来そうだな。
しかし…………何だ? 竹馬? 柱?
- 771 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/28(金) 01:30:58
- >>767
ベラスコォとの会話はエイノーさん達に任せとくとして、
はて? なんであのメイドさんは上を見上げているのだろうか?
……いやいや、そんなまさか、確かに声なんかは天井のほうから聞こえてくる気がするけど、
と思いながらメイドさんが見ている方へ自分も視線を持ってくよ。
- 772 :『王と遊戯』:2012/09/28(金) 01:40:34
- >>768(鉄)
『ベラスコォ』:
「……ふむ」
「『ゲーム』は」
「好きかね」
>>769(エイノー)
『ベラスコォ』:
「……それは、『不可能』だ」
「欲しいかね?」
「その『権利』」
「どうする?」
「考えないこともないが――」
>>770(喜屋武)
竹馬はひどく大きい。
2メートル近い長さだ。
柱――今はメイドが傍らに侍っている。
金属製の地肌が見える筒状で、細いモノだ。
そして、声は柱の上から聞こえる。
>>771(盾石)
声の方向を見上げる『盾石』。
そこには――――
ゴ ゴゴ
ゴ ゴ
『ベラスコォ』:
「…………おや」
「何か不思議か?」
「どうしたか?」
天井近くまで伸びている柱――それは、『椅子の足』だ。
その上にはバカみたいに大きな椅子が据えつけられていた。
「王様というモノは」
「見下ろさなくては敬意を払われない」
「違うかね?」
椅子に掛けているのは、子供みたいな背丈の小男だ。
椅子のあまりの大きさにより小さく見える。
- 773 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/28(金) 15:03:45
- >>772
「ん〜、まァ〜……『普通』だな」
どうしよう、上を見たほうが良いんだろうかこれ。
あえて床に注視する。
落とし穴とかないよな。
- 774 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/28(金) 19:42:07
- >>772
「ご一考いただけるなら、非才のこの身に成せる事なれば成しましょう」
いささか芝居がかっている気がしないでもないが極めて真剣である。
何分相手は『世界の法則』なのだ、押すにしても時期を間違えるとこちらが悲惨なことになる。
- 775 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/28(金) 19:58:42
- >>772
不思議というか、バカみたいに大きな椅子に驚いてるのだ。
「は、いえ、そういった事には自分は無知なので……申し訳ない」
下手に否定して機嫌を損ねて、喜屋武さん達の目的が果たせないと
マズイので、申しわけなさそうな顔して頭を下げとこう。
- 776 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/28(金) 21:29:47
- >>772
「ナニッ」
なんだ、この高い柱――『椅子』か!?
……支配する立場ってのは、変人じゃねーと出来ねーのか?
いや――今は『余計な事』は言わないぜ。
……となると、まさか、あの『竹馬』は移動用か?
イカンイカン笑うな。多分本人はマジにマジだからなァ〜〜ッ!
笑うのは『失礼』だ……抑えろ。
- 777 :『王と遊戯』:2012/09/29(土) 22:19:44
- >>773(鉄)
床はチリ一つなく綺麗なモノだ。
掃除が行き届いているらしい。
『ベラスコォ』:
「『普通』……」
「面白みに欠けるな」
「ウマくある必要はないが」
>>774(エイノー)
『ベラスコォ』:
「面白そうだな、君は」
「カンタンだ。『ゲーム』をしよう」
「形式は……私と『一対一』か、君たち全員でかかるか、だが」
>>775(盾石)
『ベラスコォ』:
「そんなに謙遜することはない……」
「私は君たちの態度にひどく満足している」
鷹揚に頷く『ベラスコォ』。
子供が社長か大臣か……戯画された尊大な大人を演じているようにしか見えない。
ともあれ、この小男はひどく満足げだ。
>>776(喜屋武)
竹馬はひどくひどく長い。大道芸人が使うような代物だ。
当人は真面目なのだろうが……
『ネリー』:
「………………」
ギリギリギリ
傍らの『ネリー』が顔を伏せて、舌先を突き出しそれを必死に噛んでいる。
笑いをこらえているようだ。顔面に血が昇り、真っ赤だ。
『アン』:
「(じつはコンプレックスだよな、あれは)」
『アン』も耳打ちしてくる……
- 778 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/29(土) 22:55:33
- >>777
「ご厚情、感謝いたします」
『ベラスコォ』に一礼して盾石、鉄、喜屋武たちに問いかける。
「盾石君と鉄君には巻き添えで度々申し訳ないがここでまた二択だよ。
1.『ベラスコォ』氏と私の『ゲーム』を見て対策を練る。
2.全員で『ゲーム』に挑む。
どちらにしよう?1.であれば最終的な勝率が高い、そして2.であれば」
いささか照れくさく笑って
「私が心強い」
- 779 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/30(日) 00:45:43
- >>777
「オホンッ、オホォ〜〜ン!」
咳ばらいして、笑いを散らすぜ。そして竹馬から視線を逸らす。
そして――
「『ゲーム』ゥ〜〜? それって『F−MEGA』みたいな『テレビゲーム』の事ッスか?」
「それとも――『ポーカー』みてーなアナログっぽいの?」
まさか『殺人ゲーム』とか言い出すんじゃねえよな?
そーいうのはマジで嫌だぞ。
「まッ……『ロック』を取り返すのが今回の『ミッション』……どんなゲームだろーが参加はするけどよォ〜〜〜〜」
「……エイノーさんを『噛ませ犬』にはさせねーぜ。ここは――『全員』で挑みましょう。チームワークで勝つッ!!」
つーか、一人で挑むとかゼッテー嫌だ。
- 780 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/09/30(日) 01:26:13
- >>777
「ありがとうございます、と言うべきなのでしょうか」
とりあえず、機嫌を損ねた様子が無い事に安堵。
それにしても、尊大な感じや高い所にいるあたり、
やはり気にしてるのだろうか、背丈?
そうならちょびっと親近感を感じてしまうが、触れない方がいいだろう。
「いや、エイノーさん。
『1対1』と全員で行ったときの『ゲーム』が同じとは限りません。
ここは全員で行きましょう。 それに……」
と、そこまで言ってから、小さく笑みを浮かべて
「僕もエイノーさんが一緒いると心強いです」
- 781 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/30(日) 13:19:57
- >>777
「なんかごめんなァ!!!」
全身全霊腕を組みつつ馬鹿でかい声で心からの謝罪!
「エイノー!4対1だ!4-1は3で3人分有利だぞ?
こんくらいの『算数』なら俺にだってわかるぞ!リンゴ4個対イチゴ1個だ、皆でやるぞ!」
あえて相手をリンゴより小っちゃいイチゴに例えたのに悪意はないぞ。
- 782 :『王と遊戯』:2012/09/30(日) 19:49:12
- >>779(喜屋武)
『ベラスコォ』:
「電気を使った遊戯は好かない」
「……『トランプ』」
「『ブラック・ジャック』か『ポーカー』、といったところだが」
>>ALL
『ベラスコォ』:
「なるほど」
「『全員で挑む』、か」
ガ コン
『ベラスコォ』の高く上がっていた椅子が降下していく。
スルスルと柱が床へと沈み、元の位置へと戻った。
『メイド』は机の引き出しから、何かを取り出している。
「ゲームをするからには『対等』、だ」
「だが、プレイするのは私ではないがね。
そして、もう一つ……」
「諸君は……なにを賭ける?」
- 783 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/09/30(日) 22:32:10
- >>782
「……」
一旦後ろを振り返る。
「なぁ、あぁ言ってるけどどうすればいいんだ?
俺はGABAぐらいしか賭けられるもの持ってないんだけど…」
心底まいる。
- 784 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/09/30(日) 23:02:49
- >>782
「ベット……まさかッ」
「まさかとは思うが……『魂』なんて言うんじゃねえだろうなァ〜〜〜ッ!?」
そういうのは・・・・マジに悍まし過ぎるぜッ!!
相手の『ベット』は……『ロック』だ。
言っちまえば――『魂』ッ!! てことは俺達も相応なのが必要だよなァ〜〜〜〜ッ
マジに・・・・『魂』かッ!? 出来れば一万円ぐらいで勘弁してほしーなーッ!!
「・・・・・で」
「『ベラスコォ』さんよォ〜〜……あんたが思う『相応の物』って何だ?」
「俺は、それを『賭ける』ぜ……俺がそれを持ってるなら、な。」
さて――どう来るッ!?
- 785 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/09/30(日) 23:36:02
- >>779-780
「盾石君、鉄君、喜屋武君、有難う」
三人に深々と頭を下げて『ベラスコォ』に向き直る。
「ベット(上乗せ)、再ゲームがないのはご退屈かと愚案いたします。
まずは肉体、霊体、『悪霊』のそれを合わせて私エイノーの『両足』
を賭けましょう。引き合いませんか?」
『ポーカー』か『ブラックジャック』かはもう少し場の流れを見て決定に従おう。
- 786 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/01(月) 00:14:22
- >>782
「価値がありそうなものは手持ちのお金か、型落ちのデジカメですけど……
まずはこの二つでしょうか。」
と、言ってから少し考え
「これで足りないのら、僕が賭けるものをそちらで指定してもらえますか?
あいにく、この二つ以外に価値があるものを僕は思いつきません」
- 787 :『王と遊戯』:2012/10/01(月) 00:21:45
- >>783(鉄)
『ベラスコォ』:
「……『GABA』?」
「『マーズチョコレートバー』と『フロリダオレンジジュース』」
「それなら腐るほどあるが……幽霊の品物は腐らない」
「それが『相応』と見るなら、それでいい」
意外なことに易々と応じた。
>>784>>786(喜屋武、盾石)
『ベラスコォ』:
「それは君たちにとっての」
「『友人の価値』」
「ソレで決まるだけの話だ」
「相応と思うなら『魂』だろうがなんだろうが……」
「『賭ける』んだな」
>>785(エイノー)
ニヤリ
ドス ッ
背中を叩きつけるようにして、椅子のクッションに身を預ける『ベラスコォ』。
その笑みはいかにも楽しげで、『エイノー』に向けられている。
『ベラスコォ』:
「グッドだ」
「その思い切りのよさ」
「悪くはない……いいだろう」
>>ALL
『ベラスコォ』:
「君たちにはゲームをしてもらう」
「ひどく簡単なモノだ」
「だからルールはあえて『教えない』」
「すぐに思い出すだろうからな……」
メイドが四人へと近づいてくる……
その手には両手で捧げ持つようにして、何かが抱えられていた。
「請け負うなら、それを受け取りたまえ」
- 788 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/01(月) 00:33:42
- >>787
「いたみ入ります、それでは失礼して」
『ベラスコォ』に一礼しメイドの持つものを一人分受け取る。
そして「何に使う物だったか」記憶を辿ってみる。
- 789 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/01(月) 00:50:05
- >>787
「なにィ〜〜」
まずいな……『魂』と言うのがカッコ良いんだろうけどよォ〜〜〜〜〜〜ッ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・・・・
お、俺は今・・・・・『躊躇って』いるんだぜッ!! 人の為に死ぬなんて・・・そいつは・・・・・
「ぐ」
「ぐぐ・・・・お、俺は・・・・・・」
「俺は・・・・・・・・・『魂』・・・魂の・・『四分の一』を賭けるぜ・・!!」
これが精一杯だ・・・・ぜ。
『それ』を受け取るぜ……何だ、コレ?
- 790 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/01(月) 13:04:50
- >>787
「いいのか?
ていうか全員賭けるのォ〜、これェ〜?」
いささか不安になる。他の人の賭けているのが途方もなく尊いものだから。
尊いゆえに、負ければ取り返しがつかない。
「……まぁ、負けなきゃいいかァ〜!」
メイドにこれはわざわざご丁寧にどうもと頭を下げながらブツを受け取る。
- 791 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/01(月) 17:49:14
- >>787
『友人の価値』と来たか。
そう言われると『魂』と言いたくなるが……
生憎、自分は『虎村六郎』氏とは友人どころか面識が全く無い。
それに『魂』を賭けて負ければ一発勝負となる。
というわけで、
「じゃあ、まずはサイフの中身とデジカメを賭けさせてもらいます」
そう言ってメイドからモノを受け取る。
- 792 :『王と遊戯』:2012/10/01(月) 23:01:09
- >>788(エイノー)
手渡されたのは『白い鍵』だ。
金属製でずしりと重い。
見た限りは普通の鍵。
何に使うものかと考えるなら、『扉を開く』ためのモノだが……
>>789(喜屋武)
『ベラスコォ』:
「……ふふふ」
「君は根性がないが……」
「それもいい」
「全員覚悟が決まっているなら」
「『面白くない』からな」
受け取ったのは『黒い鍵』だ。
金属製でずしりと重い。
>>790(鉄)
『ベラスコォ』:
「君は『GABA』だったか」
「なんだろうが構わない」
「『賭ける』」
「それが重要なんだからな……」
手渡されたのは『白い鍵』だ。
金属製でずしりと重い。
>>791(盾石)
『ベラスコォ』:
「かまわんよ」
「賭けるのはなんだろうが」
受け取ったのは『黒い鍵』だ。
金属製でずしりと重い。
>>ALL
『ネリー』:
「あ、ちょっとちょっと、僕もそれ……鍵要るんだけど」
『ネリー』がここに来てを声を上げた。
彼も参加するつもりのようだ。
『ベラスコォ』:
「…………四人分しか用意していない」
「『鍵』がなくてもゲームに参加は出来るが」
『ネリー』:
「あ、ならそれでいいよ。
『魂』も賭けるから……みんなも、よろしく」
「ていうか。ゴメンね。
僕の相棒の為にさ……」
苦味の混じる、気恥ずかしそうな笑みを浮かべている。
- 793 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/01(月) 23:10:11
- >>792
「あんたに渡せばいいのか?これ」
『GABA』の袋をメイドに突き出す。
「これでリンゴ5にイチゴ1だな!
この小学一年生の『算数』にもう負けはねーぜ」
素直にリンゴの豊作を喜ぶのであった。
- 794 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/01(月) 23:37:11
- >>792
「私に対しては気にする事はないよ、『私の選択』なのだから」
ネリーを慰め『ベラスコォ』に問う。
「恐れながら『我々の鍵を見比べて宜しいでしょうか?』」
まず大事なのは『ルールに則って』『法則を知る』事だ。
許可がおりれば三人に頼んでそれぞれの鍵の色以外の差異と共通性を見極める。
- 795 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/02(火) 00:27:44
- >>792
ナニッ。ネリーの奴……『やる』な。
「まッバイトだしなァ〜〜」「報酬はしっかり貰うぜッ」
だが気持ちは分かるぜネリ〜〜〜ッ 長年連れ立ったダチの為なら、俺だって命賭けれるからなッ……
……賭けれるかなァ〜〜ッ もしかすると無理かもなァ〜〜 俺……
「鍵」「……鍵?」
「鍵を使うゲームなんて聞いた事ねーけどなァ〜〜ッ」
何に使うんだコレ? つか、色はなんか関係あんだよな・・・・俺は『盾石』と同じ黒か・・・・
- 796 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/02(火) 00:42:07
- >>792
「黒い鍵?」
鍵を使ったゲーム、とも思ったが『鍵』が無くても参加できるというから
違うような気がする。
いったい何なのだろうか?
他の人たちの鍵と見比べて何か違うとこがないか確認したい。
- 797 :『王と遊戯』:2012/10/02(火) 00:52:53
- >>793(鉄)
『メイド』が鼻先で笑いながら、受け取った。
指先で汚いモノでもつまむようにして持ち上げている。
>>794(エイノー)
『ベラスコォ』:
「かまわん」
「それは君たちを有利にする為の品だ」
「公正なゲームの為にな」
『白と黒の鍵』を比べる『エイノー』。
外見上に目立った違いはない。というか、全く同じ造りだ。
『白』か『黒』か、それだけしか差異はない。
>>795(喜屋武)
『ネリー』:
「恩に着るよ」
「『ガジェット』もあるし……どうにかなると思うね」
『アン』:
「ワルいがわたしは参加しない」
「いざという時は、外に出て他のみなに伝える人間が必要だからな」
きっぱりと告げる『アン』。
一応最悪の事態に対する備えも、これで出来たわけだ。
>>796(盾石)
『鍵』を見比べるが、やはり違いはない。
金属製で、ひどく重く、頑丈そうな印象がある。
『ベラスコォ』:
「ひとつ教えておくか」
「それは私の創造の産物」
「この『ヘルフロア』でしか存在出来ないが……」
「故に融通が利く。いわゆる『悪霊の力』に近い。
あくまでゲームの小道具で、そこまで便利な代物ではないがね」
- 798 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/02(火) 01:27:12
- >>797
「うぃっス、まッ……『いざ』が来ないように頑張りますよ。」
「……よし。」
準備万端だぜ……というより、『無い』からな、準備するモンが。
「根性無しだからってよォ〜〜〜〜嘗めてもらっちゃ困るからなァ〜〜ッ」
ゲームの始まりを待つぜ。
- 799 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/02(火) 14:38:53
- >>797
「おい先に言っておくぞッ!
俺は鉄 一郎ッ! このゲームが終わったらあんたに『GABA』」
ムカァァア〜〜、ときたのでメイドにギャーギャー言う。
美味しさとこ、のチョコによる心の平穏を知らない者に思い知らせたいのだ。
『鍵』は、穴でもついてるなら小指にひっかける。
- 800 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/02(火) 21:57:50
- >>797
同じ色が2つあるのに何か意味があるのだろうか?
頭をかしげながら考えるが、ゲームの内容も分からない今の時点では
思いつかずに諦める。
「と、僕の方はいつでもいけますよ」
そう言ってゲームの開始を待つ。
- 801 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/03(水) 15:37:01
- >>797
「ふむ」
鍵の差異が色以外にとりあえずみつからない事を確認、『ベラスコォ』を促す。
「では、『ゲーム』のご説明と開始の宣告をお願いいたします」
- 802 :『王と遊戯』:2012/10/04(木) 00:16:58
- >>799(鉄)
『メイド』:
「…………」
「ハッ」
鼻先で笑った。
鍵には末尾にちょうどいい小穴がある。
そこへと小指を掛けた
>>ALL
『ベラスコォ』:
「では全員準備がいいようだ」
「わたしのゲームを」
「始めるとしようか」
バ チ ィ ッ
四人の前で眩い火花が散り……視界が真っ白に染まった。
- 803 :『王と遊戯』:2012/10/04(木) 00:27:32
- >>ALL
――――――――――――光に塗り潰された視界が戻る。
ストロボライトの直撃を受けたように、あやふやだったが……周囲の風景が見えてきた。
周囲に見えるのは『白と黒の箱』。そして、周囲を覆う壁。高い天井。
『ベラスコォ』:
「そこがゲームの場だ」
「先に伝えておこう」
「その部屋の『床』と『壁』はいかなるパワーによっても破壊されない」
「しかし、箱はその限りではないがね……」
「『鍵』を同じ色の『箱』に翳してみたまえ」
矢継ぎ早に説明の声が降りかかる。
先程のように高い位置から降ってくる声だが、『ベラスコォ』の姿はない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■ □ ■ │
│ 鉄 │
│ □ ■ エ.盾練 ■ □ │
│ 喜 │
│ ■ □ ■ □ ■ □ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
『□』と『■』はそれぞれ同色の金属製の箱。
一つのサイズは「2×2×2m」。
箱の間の回廊の幅もほぼそれに等しい。
所持している『鍵』
エイノー:白
盾石:黒
鉄:白
喜屋武:黒
ネリー:なし
- 804 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/04(木) 15:08:26
- >>802-803
「それでは、……丁度私達は目の前の箱と鍵の色が逆だね、鉄君。
良ければ場所を代わらないか?」
鉄の了承があれば左上から4-2の『白い箱』に鍵を翳す。
そうでない場合は今回様子見、眼前の箱と鍵の色が合っている盾石と喜屋武の
結果を待ち、場合によってはサポートに入れる体勢を取る。
- 805 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/04(木) 16:56:44
- >>802-804
「……えぇ〜…ゲームってもっと直接的でシンプルなもんじゃあなかったのォ…?
頭使うの苦手だぞ…『オセロ』みたいのなんて特に…」
弱音を吐く。頭のエンジンが火を吹き始める。
ネジが今か今かと飛び放ちたがっている。
「わかった!そっちの方が圧倒的に有意義だしな!
任せたぞエイノー!」
エイノーと場所を代わってあとは任せたい。
- 806 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/04(木) 19:42:20
- >>803
「これがゲームステージかッ」
『ザ・ウィズ』に似てるな……この箱。
とりあえず、一番近い『黒い箱』に近付いて、鍵を翳すぜ。
「まッ……物は試しだよな。」
一応、もう片方の手で『傘』の先を箱に向けとくぜ……
- 807 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/04(木) 22:39:45
- >>803
「うーん……まぁ、翳せば分かるか」
いざゲームの場にやってきたものの、見ただけではどんな内容なのか
検討が点かない。
というわけで右側の『黒い箱』に近づいて鍵を翳すよ。
鉄
エ盾練 →■ □ │
喜
- 808 :『王と遊戯』:2012/10/04(木) 22:53:10
- >>804>>805(エイノー、鉄)
『鉄』と『エイノー』は位置を入れ替えた。
『エイノー』は『白い箱』に『白い鍵』を翳す――
ズギュゥ
ピシ ! ピシピシ!
『白い鍵』を翳し、近付けた場所に『鍵穴』が生じた。
そして、箱に亀裂が走り、『鍵穴』の生じた面が大きく『長方形』に区切られる。
>>806>>807(喜屋武、盾石)
ズギュゥッ
ピシ シンッ !
二人は『黒い箱』に『黒い鍵』を翳した。
『エイノー』と同様に、『鍵穴』が生じて箱の一面が大きく『長方形』に区切られた。
「ソレは『ドア』だ」
「…………『隠れられる』、というワケだな」
「同色に対応した『鍵』でしか開かないがね」
『ベラスコォ』が説明を続ける。
「その『箱』は頑丈だ……」
「君たちの『悪霊』で破壊できるか試すといい」
「ちなみに、動かしたり壊した『箱』は『15秒』で元に戻る」
- 809 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/04(木) 23:11:42
- >>808
「成る程。全員、少し私から距離をとると良い。三人誰でも『ネリー』君の援護は宜しく」
左上から3-2の『黒い箱』に『F・O・Q』パス精ABC全力ラッシュ、4-2の『白い箱』に
退避の準備は留意しておく。
直るという15秒のうちに『何が起こる』ゲームなのかを知りたい。
幸い直るという事は、『生きてさえいればリセットが効く』という事だろう。
- 810 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/04(木) 23:21:15
- >>808
「ほ〜〜〜〜ッ」「つまり隠れんぼか?」
鍵をポケットにしまってから、ちょっとドアを開けてみる……さて、中はどーなってるんだ?
「んで、コレ動くのか?」「みんな、俺からちょっと離れてくれよ頼むぜ〜〜ッ」
中を確認した後、箱の隣で『ザ・ウィズ(赤)』の発現を試みるぜ。
押し退けのパワーで動くか? パスCB
- 811 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/05(金) 00:18:53
- >>808-810
ベラスコォは鍵は自分達が有利になる為の品だと言っていた。
つまり、『隠れられる』事がこのゲームでは有利になると言う事だと思うのだが、
「『隠れられる』事が有利……鬼ごっことか?」
自分の中で『隠れられる』のが有利なゲームはそれ位しか思い浮かばなかった。
と、エイノーさんと喜屋武さんが、ベラスコォに言われたように試すようだ。
自分も試したいところだが、何か起きた時の用心の為に『セヴンス・ヘヴン』を発現させて、
今回は様子を見るよ。
- 812 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/05(金) 15:29:39
- >>808
「す、すげぇ…!『鍵』を翳すとただの馬鹿でかい『箱』が『オシャレボックス』になるってことか!?
これこそ持ってかえりたいぞ俺は。
そしてロッカーにしたい」
エイノー達の実験を尻目に目の前の『箱』をノックしてみたい。
- 813 :『王と遊戯』:2012/10/06(土) 23:33:25
- >>809(エイノー)
グォン ッ
ドガガガガガガガガガガガガガガガッ!
重機銃の如き、重い拳が鉄の箱目掛けて撃ち込まれるッ。
確かに硬いが……破壊出来ないほどではなく、ラッシュを喰らって吹っ飛ぶ。
ド ゴシャアアッ
大きく外壁をひしゃげさせて吹き飛んだ……
しばらくそのままだったが、『15秒』経過した瞬間。
フッ
ズギュウウッ
吹き飛ばされ、変形された『箱』が消え、同時に元の座標に『黒の箱』が現れる。
傷や破損は一切なく、吹き飛ばす前と変わりがない。
『ベラスコォ』:
「それがその『箱』の性質」
「テレビゲームでも、倒したり破壊したモノが復活する」
「それと同じ」
「それはそういう設定なのだ」
>>811(喜屋武)
ガチャ
ドアを開く……『箱』の天井には煌々と内部を照らす明りがあった。
密閉はされているが、真っ暗闇というワケではないようだ。
『喜屋武』は『ザ・ウィズ』を押し退けるように発現しようとする……
・ ・ ・ ・ ・ ・
だが、『不可能』だ。発現自体がそもそもしない。
これは『人間並みの力』では動かすのが不可能な時の現象だ。
>>811(盾石)
『セヴンス・ヘヴン』を発現し、待機する。
二人の実験は観ることが出来た。加えて『鉄』は『箱』をノックしている。
>>812(鉄)
『箱』をノックしてみたが、応答はない。
音はよく響く……内部は空洞のようだ。
- 814 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/07(日) 15:26:12
- >>813
『空の箱』『隠れられる事が有利』『ここで破壊できる物は何もない』
以上の用件からの推測を四人に呼びかける。
「中央の十字路を喜屋武君とネリー君に譲ってそれぞれの箱を、できれば
まとまって開けていく事を提案したい。このゲームが『いくつかの当りを
交えて鬼が十五秒無敵かつすべての箱を無事開けたら我々の勝ち』という
『隠れ鬼+黒ヒゲ危機一髪ゲーム』の可能性を思いついた」
盾石、鉄、喜屋武の見解も知りたいのでここで一旦待つ。
- 815 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/07(日) 23:17:02
- >>813-814
「……俺はこういうの苦手だからさー、皆に任せる。
代わりに戦闘はーー任せろ」
『スプラッシュ』を発現して、『水域』を自分から、今ノックしてみた箱の向こうへ展開してみる。
『水域』が箱を貫通するか、箱の中身も水域で満たされるか、確認してみたい。
- 816 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/08(月) 00:10:32
- >>813
「ナニぃ〜〜……いやまあ、そりゃそうかもしれねーが…………」
『ザ・ウィズ』のパワーで押せるカンジじゃあ無いな、確かに。
じゃあ、どうする?
「ゲームのルールがわかんねー以上、どうしようもねーが……」
「エイノーさんの『考え』は、ちょっと有り得るかもだなァ〜〜ッ」
- 817 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/08(月) 01:00:13
- >>813
「僕は『鬼ごっこ』じゃないかと思ったんですけど、
確かにエイノーさんの言うルールの可能性は高そうですね」
そして、エイノーさん達の二人の実験が終わったようなので、
こちらも『セヴンス・ヘヴン』のパワーで『箱』の破壊が可能かを試す。
自分が先ほど鍵を翳した黒の箱に対して、全力でラッシュを叩き込む。 パス精BBC
- 818 :『王と遊戯』:2012/10/10(水) 22:49:59
- >>814(エイノー)
>>816(喜屋武)
『ベラスコォ』:
「相談はまだしていてもらって構わない」
「『全て』がその場に出揃ってはいない」
「ちなみに……」
>>815(鉄)
ズギュッ
ゴポ ゴポ
ゴポゴポゴポゴポ コポ
『箱』越しに『スプラッシュ』の『水域』を発現した。
『水域』は射程距離の象徴――問題なく『透過』する。
ただし、スタンドヴィジョン自体を内部に発現することは出来ない。
自分の近くから発現出来ず、壁をすり抜けることは不可能だ。
>>817(盾石)
ズガガガガガガガガガガガガッ!!
拳を叩き込んで『箱』の破壊を試みるッ!
だが……大きくへこんでいき、少しは動くが『エイノー』のスタンドほど容易ではない。
どうやら一撃で破壊は困難なようだ。貫通させるにも『15秒』で元に戻ってしまう。
単純に動かしたいなら、『押す』ほうが良さそうだ。
それでも軽々とはいかないだろうが……
- 819 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/10(水) 22:59:45
- >>818
「『しかしゲームを始める事は出来るので箱を開けて行け』、
そういう解釈で宜しいでしょうか?」
『ベラスコォ』に質問してみる。
「ブラック・ジャック」でもカード枚数に制限はないがまず最初の2枚からがゲーム開始だ。
- 820 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/10(水) 23:35:32
- >>818
「俺はいいぞ、準備完了〜」
単純明快、殴り合うぐらいしか俺にはない。
- 821 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/11(木) 01:04:39
- >>818
隠れてる時に壁を破って脱出、という手は自分には無理そうだ。
『箱』を破壊したエイノーさんのスタンドのパワーの凄まじさが分かる。
「うーん、あとは……」
元に戻った『黒の箱』に鍵を翳してドアを出現させて、
そのまま何もせずに、ドアが現れる時間も『15秒』に含まれるのか試す。
隠れてもドアが出たままじゃ、『ここに隠れてます』って言うようなものだしね。
- 822 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/11(木) 01:21:16
- >>818
「んん…………」
ゲームの『明確なルール』が分かりゃ、もう少し『深く』考えられるんだが……
とりあえず……今のところ、俺は質問とかはねーな、思い付かねえ。
「……『ちなみに』――なんだ?」
- 823 :『王と遊戯』:2012/10/11(木) 21:41:09
- >>819(エイノー)
>>822(喜屋武)
『ベラスコォ』:
「『箱』を開ける分には問題はない」
「好きにやってもらって構わない……」
「ちなみに、だ」
「まだ、そこには肝心な『モノ』を置いていない」
「『ゲームの要』でね……」
「君たち全員より私の駒は、少ない」
「伏せるぐらい許されるだろう」
>>820(鉄)
準備は終えた。
開始を待つ……
>>821(盾石)
『黒の箱』に『黒の鍵』を翳し、離す――――
ス スゥ
数秒も経ず、すぐにドアが消えた。
どうやら翳している間は、持続するらしい。
- 824 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/11(木) 22:39:59
- >>823&ALL
「ふむ」
『ベラスコォ』の返答を聞き、この場の皆に問う。
「一つ、『開けていってみよう』と思うのだがどうだろう?
無責任な言い草ですまないが、その代わり『様子を見たい』のであれば
今からでも構わない、『ベラスコォ』氏への払い(ベット)を
この1ゲーム分私が受け合おう」
本来の『両足』に加え『腰部』『腹部』『魂』4分割としてこの1ゲームを
落としてももう1ゲーム行ける位は残せるだろうと計算して提案。
- 825 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/11(木) 23:14:53
- >>823-824
「開けていくのは構わんけど、ゲーム開始前にバラバラになることを前提に動いても大丈夫なのか?
1対1にならないためには、シンプルに全員固まってた方がいいと思うぞー」
そう言いながらエイノーが開けた方と逆の位置にある白い『箱』を開けにいきたい。
- 826 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/11(木) 23:36:11
- >>823、全員
「ん〜〜……」
まッ、いまんところは、下手に動かないでおくかな……
「固まるにせよバラけるにせよ……俺とネリーは基本、非戦闘員だからな。」
「そこんとこヨロシク。」
- 827 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/11(木) 23:48:48
- >>823&ALL
「全員で固まるのが一番安全ですけど、全て開けるのに時間がかかりそうですよね?
最低でも二人一組、黒白ペアですかね?
ネリーさんもいるからひとつは三人一組ですけど」
そう言ったあと、取りあえず目の前の黒い『箱』を開けてみよう。
- 828 :『王と遊戯』:2012/10/11(木) 23:55:33
- >>ALL
各人で『箱』を開けていく。
『ネリー』と『喜屋武』はその場に残り、動かない。
ギ ギ ギギ ・・・・
開けた『箱』の中には何もない……今のところは、だが。
『ベラスコォ』:
「開始……と考えてもいいのか?」
「ならば、私の駒が自身の配置を決める……」
「開始は……『三分後』としよう」
「尚、ゲームのプレイ時間は『二十分』だ」
(※あと、2レスのみ自由行動を許す。
それまでにどの位置まで移動するかをマップで示すこと。
尚、会話のみで行動が伴わない場合は、レスは消費しない)
- 829 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/12(金) 01:57:18
- >>828
- 830 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/12(金) 02:01:08
- >>828
「ではまず『横一列』潰していこう」
『3分』の安全は保証された。
どうやら『フィールド展開可能』らしい鉄の方が安全と判断し
盾石の開けた『黒い箱』の後ろ、左上から7-3の『白い箱』に向かい鍵をかざす。
- 831 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/12(金) 20:28:24
- >>828
「よしッ!じゃあ片っ端から開けるぞッ!!」
ダッシュで勇人の開けた黒箱の一個したの白箱を開けにいく。
- 832 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/12(金) 20:59:52
- >>828
「離れた位置のを開けた方がいいかな?」
左上から7-4の『黒い箱』を開けに向かう。
- 833 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/12(金) 21:46:07
- >>828
「……」
とりあえず、なにんせよ箱を開けんのくらいはやっても良さそうか。
……俺から一番近くにある『黒』の箱に近寄り、鍵を翳すぜ。
- 834 :『王と遊戯』:2012/10/13(土) 00:10:13
- >>ALL
『ネリー』:
「鍵ないと暇だね、どうも。
僕はここに居るから、あとは任せたよ」
各々が目当ての箱へと移動する――――
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■ □ ■ │
│ 喜 │
│ □ ■ 練 ■エ.□ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■鉄□盾■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
(開ける方向に変更があるなら指摘を)
ズギュズギュウッ
ガチャン !
ドアを開けて中を確認……全員同じものを見た。
内部に灯った照明。空っぽの中身。何もない。
『ベラスコォ』:
「あと一分だ……」
- 835 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/13(土) 00:19:24
- >>834
「悪くない配置になったね」
概ね戦力4人が固まった事に安堵して左上から6-2の箱に鍵を翳す。
- 836 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/13(土) 00:35:21
- >>834
次は……あっちだな。
左上から、『6―1』の黒い箱を開けに行くぜ。
- 837 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/13(土) 01:00:55
- >>834
残り時間は1分。
ゲーム開始前に開けられそうなのは、あと1つくらいか。
今いる場所から近い、左上から『6−5』の『黒い箱』を開けに向かう。
- 838 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/13(土) 22:52:29
- >>834
「くそっ……!全部開けれなかった……!負けたー……」
ガックシなりながら、地図で言うと自分から左下の白箱を開ける。
- 839 :『王と遊戯』:2012/10/14(日) 22:26:31
- >>ALL
ガチャッ ギギギ ―z ィ
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ 喜 │
│ ■ □ ■ □ ■ □エ.■ │
│ │
│ □ ■ 練 ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■ □ ■ │
│ 鉄 盾 │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
各々がドアを開けていくが、やはり中には何もない。
そして、開始のリミットが訪れた。
ブ ゥウウン
不意に天井が明るくなる。
白い天井の表面はガラス様の物質に覆われていた。
そして、それ越しに『デジタル数字』が表示されている。
『 2 0:0 0 』
ピッ
『 1 9:5 9 』
ピッ
『 1 9:5 8 』
カウントが開始――そして。
「……え?」
「君は……」
『ネリー』の声が響いた。
そして、もう一つの音。
シャシャ ァ ア――――――z____ ッ
何かが動く音が聞こえる……
『???』:
「いいいいイイイッ」
「やッ」 「はアァ――――z__ッ!!」
「そいじゃいっちょうはじめちゃうぜッ?!」
- 840 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/16(火) 00:08:52
- >>839
はっ!? と天井を見上げる。
どうやら箱を全部開けるなんてまるで達成できやしなかったことを悟る。
自分的にはまるっきり敗北である。アーメン。
「ちっくしょォォオ! 全然間に合わないじゃあないかこれェェエ〜〜
……ところで、この調子のイイ感じ出してる奴ぶっ倒したら、この負けチャラにあできっかなァ?」
それとなくぼやいた後、中央に駆け出す。
その悩みは、とりあえず珍客を倒してから考えればいいのだろう。
- 841 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/16(火) 22:02:17
- >>839
「最初から随分とテンション高いな」
この声の主が相手なのだろうか?
ネリーさんの方でも言葉からして何かあったようだし、動く音の正体も気になる。
何かの動く音が、こちらに近づいてきたりしないか気にしながら、ネリーさんの方に向かう。
- 842 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/16(火) 22:28:05
- >>839
左上から7-1の白い箱に鍵を翳し、乱入者の声に問う。
「――ネリー君、彼は何者だ?」
ここからは死角になって見えないがネリーの反応は知己に対するそれに思えた。
- 843 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/19(金) 15:05:39
- >>839
「何だ」「いきなりかよ……!」
多分……ってか、どー考えても嫌な予感がしやがるな。
一先ず、ネリーが居る方向に向かうぜ。
- 844 :『王と遊戯』:2012/10/20(土) 00:35:27
- >>840-841(鉄、盾石)
期せずして同じ行動を選んだ二人。
見れば向こう側に居る『喜屋武』も同じく、中央へ移動している。
その時、二人は二つのことに気付いた。
対面の壁際の通路を何かが『動いている』。
そして、中央の広場には――――
>>843(喜屋武)
振り返り、すぐさまに中央の広場へと移動しようとする。
開始して、まだ数秒も経過していない。
シャ ア――――z_____ッ
振り返った、その背後。壁際の通路から『音』がする。
そして、中央の広場。『盾石』も『鉄』も同じモノを見ている。
そこにはいつの間にか、一本の『柱』が出来ていた。
太さはドラム缶ほどで、高さは3メートルを少し越すぐらいだろうか。
そして、その陰に隠れて……誰か居る。『ネリー』と向き合っている。
『ネリー』:
「…………? なんでわざわざ今、僕の」
ガッゴオオオンッ!
――――『柱』から異音が響いた。
>>842(エイノー)
ズギュンッ
箱に『白の鍵』を翳し、ドアを発現した。
他の三人は既に中央の広場に移動したようだ。
シャ ア――――z_____ッ
『???』:
「お、お? いるじゃーん?」
その時、壁際の通路を移動する何者か『エイノー』は気づいた。
まるでスケートで滑るように、高速で動いている。
┌───────────────┐
│ ? │
│ □ ■ □ ■ □ ■エ.□ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■喜□ ■ │
│ │
│ □ ■ 練 ?柱 ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □鉄■盾□ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
- 845 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/20(土) 15:11:48
- >>844
「『2人』だ、私のほうからもう一人来た」
全員に警告を発し、図面下方、左上から7-3の白い箱の方向へ急ぐ。
無理なら7-3に飛び込むか一か八か応戦するしかないが、出来れば
7-1の箱を開きたい考えで。
- 846 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/20(土) 15:41:58
- >>844
「二人いるぞッ! 中央と壁際だッ!」
さてどうしよう。
この場合って、いきなり攻撃などしないで、相手から情報を聞き出してみるべきだろうか。
それともさっさとぶん殴ったほうが良いんだろうか……
『柱』のことも気になるぞ〜う。
う〜〜〜〜ん
「だがしかァ〜〜し、俺は『悩まないッ!』」
『水域』をまっすぐ『柱』の向こうの奴まで伸ばす。
間に『柱』が少し被るだろうが、知ったことか。
全身に『スーパーキャビテーション』を纏った『スプラッシュ』の、めちゃくちゃ硬い右拳でッ!
その被った『柱』ごと殴りぬけるッ!
パス静ABE
要は『柱』の端っこをちょろっと砕きながら『?マーク野郎』をぶん殴れたら御の字である。
- 847 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/20(土) 21:20:05
- >>844
壁際の通路と中央の広場にいる相手がベラスコォの言う『駒』なのだろう。
ならば、多くてあと2人いる可能性がある。
「気をつけて、まだ他にいる可能性もあります!」
そう叫んで、ネリーさんのいる場所に向かう。
ネリーさんは『黒い箱』の傍にいた筈だ。
場合によっては『黒い箱』の中に避難させた方がいいだろう。
鉄さんと進路が重なるようなら、下の図のように反対がから回り込んで
ネリーさんのところへと向かう。
│ □ ■ 練 ?柱 ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □鉄■盾□ ■ │
│ ↑ ← │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
- 848 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/21(日) 01:34:57
- >>844
「ナニッ」
前も後ろもヤベーのかよ……コイツはヤバ過ぎだぜ。勘弁してくれよ〜〜ッ
正直『ザ・ウィズ』でどーにかなる相手かどうかもわからねーからな、此処は様子見すっか…………
「……『ザ・ウィズ』ッ」
俺を基点に『赤い箱』を発現。
……発現しつつ俺の隣にある黒い箱に鍵を翳しとくぜ。
で、黒い箱側に寄る。寄りつつ柱の陰にいるヤローを見たいが……無理ならいい。
- 849 :『王と遊戯』:2012/10/21(日) 21:11:34
- >>845(エイノー)
警告を発し、翳したドアを開く。
ギギィ――z___ッ
飛びこむのも不可能ではない。
近づく相手の姿も見える……『少年』のようだ。
『少年』:
「ははアッ! ひとりめみっけ〜〜〜ッ」
黒いニット帽に黒の上下。両手には手袋。
足はスニーカーを履いているが――そこから、『車輪』が生えている。
シャシャア―――― ッ
どうやらあれで移動しているようだ。
そしてもう一つ。『少年』の右腕に、小動物のようなモノがしがみついている。
>>846(鉄)
ゴボゴボゴボゴボゴボゴボ・・・・・・
『鉄』は『水域』を直線状に展開。
その軌道上には柱があるが、構わず『スプラッシュ』で突撃ッ。
ドボ ォ――ッ
グアンッ
『超硬度』の拳を柱に向けて叩きつけ――――――
ビギッ ビギ バギイッ
ヒビが入った。
『柱』ではなく、『スプラッシュ』の『甲殻』に。
この『柱』の硬度は尋常ではない。動かすことも出来ない。
カシンッ
カシンッ ガシャッ!
『柱』から異音。まったく微動だにしないまま……『形を変えていく』。
>>847-848(盾石、喜屋武)
シャキンッ
ザッ ザザッ
二人は『鉄』のスタンドと『柱』の変形する光景を見ながら、互いに行動する。
迂回しながら進む『盾石』。回り込んだ先、『柱』の陰に見えたのは――――
『???』:
「――――――――――」
『甲冑を纏った人間』が居る。フルプレートアーマーで、顔は伺えない。
『喜屋武』からは『鎧』の姿は見えない。『ザ・ウィズ』は発現出来た。
『赤い箱』で通路の間は埋まり、それ越しに『黒い箱』に鍵を翳す。
『ドア』は出現したが、『ザ・ウィズ』が干渉して開けない。
>『盾石』
>『喜屋武』
>『鉄』
ガシャンッ ガシャアッ
ガキンッ
――――――ガギャンッ!
『柱』は変形を終えて――『タイヤ』を備えた車のような形状となった。
フロントには巨大なサメの頭部のようなモノが備えられている。
ギャルウウウンッ
瞬間で『ネリー』に近づき、反応する間もなく。
ガ ボン ッ !!
――――『丸呑み』にした。
ガキンッ ガキンッ
ゴボオオッ!
- 850 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/21(日) 23:18:35
- >>849
世界は広いし、複雑だな。そう単純にもいかないことを、思い知らされる。
「……ッ!? この『柱』……どんだけ硬いんだァッ!?
全力で物を殴った経験がたくさんあるわけじゃあないが、硬すぎるぞ……!!」
『スプラッシュ』を解除して右手をさする。
まだ殴れるんだろうか俺の右拳。
「そしてどうやら、こいつが今回最大の敵みたいだな……
硬い上に、『一撃必殺』だもんなァ……」
- 851 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/22(月) 00:57:50
- >>849
携帯を開いて秒数を測る。
ここには『三十秒の安全』はあるが外の様子も見えないし、
第一三十秒後この『箱』はもう使えない公算が大きい、
そうでなくては『ゲーム』たり得ない。
『25秒の経過』を待って内側から図面下方向に『鍵』を翳し、
開けば左上から5-1の箱に向かいたい。
車輪相手の競争は不利だが『極短距離のスタートダッシュ』だけは
『車輪を押してスピードを乗せる』手間の分ただ『走る』こちらに分がある。
- 852 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/22(月) 21:28:18
- >>849
「ネ」 「ネリィィィィーーーーーーーーーーッッ!!!!」
何だアレはッ!! 訳わかんねーぞ……どういう『スピード』なんだッ!?
「クソッ……!」
『ザ・ウィズ』は物体を阻むが……俺が触れてるのは別だッ!!
手で扉を開けて、中に飛び込む。あんなのに追われるのはゴメンだッ!!
- 853 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/23(火) 23:00:06
- >>849
一瞬で『柱』が変形したものに『丸呑み』にされるネリーを見て、
そのスピードに驚愕する。
「は、速過ぎる!? いくら直線上にいたからって……ハッ!?」
そしてある事を思い出す。『鎧』の姿は何処に行ったのか?
奴は位置的には『柱』と『ネリーさん』の間にいた筈だ。
何かあればすぐに『墓』を発現できるよう、右手を足元につけながら、
『鎧』の姿を探す。
- 854 :『王と遊戯』:2012/10/23(火) 23:28:03
- >>850(鉄)
『スプラッシュ』を解除し、拳を摩った。
その剛拳のあまりに、『超硬度』の柱にぶつけたことで傷ついてしまったらしい。
しかし、元より『気泡』に対する耐性がある。些少の傷なら、拳に影響はない。
ゴドドン ボッ
変形した『柱』の背、トラックで言うならコンテナに当たる部分が展開。
中から何かが飛び出す――その形状は『柱』と同じ。
ガロン ガロロン
放たれた反動でしばらく揺れているソレには、『ラベル』が貼られている。
『鉄』からはこんな表示が見えた。
『 内容物:人間
賞味期限:なし
※食用に適さず。常温保存可』
グォオオオン ガショッ!
『柱』は元の位置へと、元の形態に変化しながら戻っていく……
>>851(エイノー)
ギギイッ バダム !
中へと飛びこみ、素早くドアを閉めた。
現れた扉はすぐさま姿を消す。これで完全に密室だ。
『携帯電話』のデジタル時計を睨み、秒数をカウントする――
経過はすぐだ。残り『20』――『15』――『10』……
>>852(喜屋武)
ギギイッ バダンッ
『箱』の中へと飛びこんだ……
これで一時凌ぎは出来そうだ。
『柱』が何かを吐き出すのは見えたが、それが何かまでは確認できなかった。
>>853(盾石)
『盾石』も『鉄』と同じ傾向を目撃した……
『柱』は元の位置へと戻り、そのまま沈黙している。
一つ異なるのは……角度が変わったせいかあるモノが見えた。
『巨大なシャークマウス』のプリント。それが『柱』に貼られている。
『鎧』はその場に立ち続けていた……振り返る。
そして、おもむろに手元にあるモノを観ている。
パラ パラリ パラ・・・
『鎧』:
「…………顔見知りならラクなンだがなァ〜〜〜ッ」
「一発で解るヤツが残ってねェぜ。まあ、それでもまず『一人』」
「『向坂』の奴と二人で……順繰りに始末していってやるよ」
『鎧』が眺めているのは、『メモ帳』だ。
近い位置に居る『盾石』と『鉄』を同時に捉えているらしい。
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ エ. │
│ │
│ ■ □ ■ □ 喜 □ ■ │
│ │
│ □ ■ 鎧柱 ■ □ │
│ ? │
│ ■ □ ■ □鉄■盾□ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
『エイノー』と『喜屋武』はそれぞれ『白』と『黒』の箱の中。
『柱』が吐き出したモノは『?』で表示。現在もう一人の姿は見えない。
- 855 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/24(水) 17:43:11
- >>854
「……うん、不幸中の幸いってこのことだな。
保存が効くってことは、まだ中身は生きてるってことだろ。うん」
実際もう加工されてる可能性の方も高そうだが、とりあえずポジティブな方に納得しておく。
悩まなくて済む。
「俺は鉄 一郎ッ!お前ら誰だァ!?
お前ら倒せばこのゲームに勝てて、この馬鹿でかい『人間缶詰』も元に戻るってことでいいのか!?」
というかそれぐらい単純じゃあないとイヤだ。困る。負ける。頼む……!
- 856 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/24(水) 20:42:57
- >>854
今のうちに――さっき出した『箱』の上に重ねる形で『橙の箱』を発現。
更に橙の箱の上に『藍の箱』を、更にその上に『紫の箱』を。更にその上に『緑の箱』を。その上には『黄の箱』を。
時間と空間が許す限り繰り返し――最下段を解除。
- 857 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/24(水) 22:23:21
- >>854の図ですが、>>847と>>849で盾石は迂回しながら移動しているので、
盾石の現在地はに書いた『鎧』の下、鉄の左にある通路だと思うのですが、
確認お願いします。
│ □ ■ 練 ?柱 ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ 盾□鉄■ □ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
- 858 :『王と遊戯』:2012/10/24(水) 22:47:45
- >>857
失礼。位置に関しては指摘の通り。
マップは修正する。
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ エ. │
│ │
│ ■ □ ■ □ 喜 □ ■ │
│ │
│ □ ■ 鎧柱 ■ □ │
│ ? │
│ ■ □ ■盾□鉄■ □ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
『エイノー』と『喜屋武』はそれぞれ『白』と『黒』の箱の中。
『柱』が吐き出したモノは『?』で表示。現在もう一人の姿は見えない。
- 859 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/24(水) 23:18:50
- >>854
「その『柱』、そいつがアンタの『スタンド』か!!」
こう聞いて答える奴もそうはいないだろうが、少しでも情報を集める為に聞いてみる。
何故ならば『鎧』のスタンドは奴が纏っている甲冑という可能性もあるからだ。
相手の攻撃に反応出来なかった時を考えて、『セヴンス・ヘヴン』でボクシングのような
ガードをして顔や胸部を守っておく。
- 860 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/25(木) 01:36:51
- >>858
静かに『25秒経過』を待つ。
そして考える、このゲームの『勝利条件』を。
『駒』は倒せるのか?ならば『箱』はどう運用していくべきなのか?
思えば検分役のネリー以外の三人の能力をこちらの能力の紹介がてら
披露しておくべきだった。
とにかくまずは『図面下方から『鍵』で脱出、しかるのち5-1に向かう』だ。
諸事対応はそれから考えよう。
- 861 :『王と遊戯』:2012/10/25(木) 21:43:40
- >>855(鉄)
『鎧』:
「俺を倒すゥ〜〜?
そーいうゲームじゃねェだろ、コレは」
「ンで……テメーは『どっち』だろうなァ……
『鉄 一郎』か『盾石』か……? 『喜屋武』なら一発なんだが」
ペラ ペラペラ
『鎧』はメモをめくり、眺めている。
相手から動く気はないようだが……『柱』に手を掛けたままだ。
>>859(盾石)
『鎧』:
「コレは俺のスタンドじゃねェ。忌々しい……『ベラスコォ』が『創った』。
ゲーム用のおもちゃさ……そして、その構え。意味があるようねェな」
「殴りあいなら……ここじゃあ意味がねェのは聞いてねェか?」
『鎧』の言葉――このゲームの場でも、『許可がないと互いに干渉するのは許されない』。
『ヘルフロア』に定められたルールは変わらないようだ。その上で、攻撃するのはあの『柱』なのだろう。
「直接殴り合いたいならよしときな……意味がねェ。
おっと……ありゃ見覚えがあるぜ。あの『ガラスの箱』」
シャキンッ シャキインッ
左から数えて『5−1』の『黒い箱』の右隣、『ガラスの箱』が発現し天井へと積み重なっていく。
>>856(喜屋武)
『ガラス箱』を発現していく――確か天井の高さは『8メートル』程度。
最大でも『四つ』は積むことが出来る。『橙』と『藍』までは発現出来た。
『箱』の中は静かだ――周囲の音が聞こえない。これは把握していなかった。
>>860(エイノー)
ガチャンッ
ドアを開ける――――しかし。目の前に壁。
中に入っている間は気づかなかったが。この箱は。
グ ォォォォォォォォ――――ッ
『???』:
「おおっと、出てきたかも? なら『好都合』だねェ――ッ」
「直接殴ったりは出来ねーけどさ……こーいう形なら」
『動いている』。
目の前にある『黒の箱』に激突してしまいそうだッ!
- 862 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/25(木) 22:12:09
- >>861
「ふむ?では、これは『アリ』かね?」
一歩退いて『F・O・Q』発言、パワーAで『黒い箱』を推し留める。
止まらなければここまでだが、止まるようなら『黒い箱』の上のふちに
手をかけて、壁を思い切り蹴って『天板』に登る。
2mなら幅跳び移動も飛び降りもさほどの大事にはなるまい、そして
今一番欲しい『現況を見渡せる視界』が得られる。
- 863 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/25(木) 22:39:24
- >>861
「だぁぁああ! そーいうムズがゆいのやめろッ!!
馬鹿なんだよこっちはああああッ!!」
わしゃわしゃと、頭を狂おしいほどに掻き毟る。
要は20分無様に逃げ切ればいいのか。
(それとも、どれかの『箱』の中に、俺らが探してる奴でもいるのか?
……名前忘れたけど)
隣に転がってる馬鹿でかい缶詰を見て、思考する。
「だけどよォ、攻撃しても意味ないのは納得いかないぞ。
試させてくれ」
『水域』をまたまっすぐ伸ばし、今度は『衝撃波』で攻撃してみる。
パス静BBC
相手にダメージはなくてもいい。
とりあえず攻撃がホントに意味ないって事を確認しときたい。
- 864 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/25(木) 23:14:36
- >>861
「『許可』がどうこうってのは聞いてたけど、このゲームでも適用されるのは初めて知ったね。
ルールも、ゲームがひどく簡単だからあえて『教えない』、と言われたもんでね。
ルールを知ってるなら教えてくれるとありがたいよ」
ガードを解きながら『柱』の動きに注意しつつ、『鎧』に問いかける。
エイノーさんの予想と違ってたらヤバいから、聞きだせるなら聞き出したい。
と、黒い箱の隣に発現して積み重なる『ガラスの箱』に『鎧』が『見覚えがある』と言った。
「『見覚えがある』〜? まさか僕らの中に『知り合い』がいるとでも言うんですか?」
『黒い箱』の隣に発現してるって事は喜屋武さんのスタンドだろうか?
どちらにせよ『鎧』がなんで『見覚えがある』等と言ったのか気になるから
これについても聞いてみるよ。
- 865 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/25(木) 23:22:56
- >>61
音が無い――ってのは『嫌』だな。
箱の作業を続行するぜ。藍の上に紫、紫の上に緑。
緑を発現し終えたら、集中する。この箱が時間経過で『どうにかなる』筈だからな。
どうにかなった時に、すぐに対応する為の集中だ。
- 866 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/25(木) 23:24:18
- >>865
訂正。
音が無い――ってのは『嫌』だな。
箱の作業を続行するぜ。藍の上に紫、紫の上に緑。
仮に『発現出来なかった』ら、紫の左に緑だな。
緑を発現し終えたら、集中する。この箱が時間経過で『どうにかなる』筈だからな。
どうにかなった時に、すぐに対応する為の集中だ。
- 867 :『王と遊戯』:2012/10/25(木) 23:51:02
- >>862(エイノー)
ヒュウウ ン ゴ !!
伸ばした『FOQ』の腕がガッシリと動く箱を押し留めるッ!
反射的に縁に手を掛けて壁を思い切り蹴って、身を翻した。
タアンッ
『???』:
「おお? やーるゥ〜〜〜ッ」
北側にはさっきの『黒ニット帽』の姿がある。
驚きと感心に唇をすぼめているその背後。人型のヴィジョンが立っていた。
周囲を『エイノー』を見渡した――
>>863(鉄)
『鎧』:
「…………ムダだッつゥの」
ゴボゴボゴボゴボボボ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
バ ボンッ !!
『水域』展開。即座に『衝撃波』を打ち出したが……
『 バシャアアッ 』
『鎧』に触れた瞬間、異様な『弾け方』をして、消えた。
>>864(盾石)
『鎧』:
「そーいう殴りあいのゲームじゃねェーぜ。
考えてみろ……俺もやったことがあるし、テメーらもあるだろうなァ」
「そりゃ、知りあ――――」 ゴギイイッ!!
唐突に『鎧』の首がねじれた――折れるスレスレの角度まで。
みしみしと彼の身体が軋む音を立てている。
『ベラスコォ』:
「…………無駄口を叩くな」
「すぐに進めるんだな……『時間稼ぎ』が見え見えだ」
>>866(喜屋武)
シャキンッ
『紫の箱』で限界だ――これ以上は天井に干渉してしまう。
『時間経過』を待つ。確か『箱』の位置は『15秒』で元に戻ったが――
ドヒュウウ
『三十秒』程度経過しただろうか――外へと『排出』された。
位置は元に入った通路だ。どうやらこうやって『キャンセル』されるらしい。
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ ニ.. │
│ エ. │
│ ■ □ ■ □ ■喜□ ■ │
│ │
│ □ ■ 鎧柱 ■ □ │
│ ? │
│ ■ □ ■盾□鉄■ □ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
『エイノー』は『箱の上』に居て、周囲の光景はすべて見えている。
『ニ』は『黒ニット帽』。『柱』が吐き出したモノは『?』で表示。
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は下から『橙―藍―紫』の順。
最下段の箱は既に解除済み。
- 868 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/26(金) 00:16:41
- >>867
「いや、有難う」
ニット帽の少年の感嘆に謝意を込めて挨拶し、見えた状況から
鉄、盾石(喜屋武とネリーはとりあえず『見えないので保留』と判断)に
言葉を発する。
「申し訳ない、先の盾石君の言う『鬼ごっこ』の方が近そうだ。だが
本命は『後ろの正面だあれ?』だと推察する。『ニット帽』と『鎧』の
彼らが我々を追い詰め先に見なかったその『柱』が一定の距離か
時間で我々にペナルティを加えるのではないだろうか?
ギリギリまで引きつけて内側の『箱』を使うも良し、距離を稼いで
外側の『箱』を使うも良し、お互い健闘しよう。あとざっと『19分』だ」
不利は承知でここまで言う為エイノー自身の能動的行動はなし。
おそらくは『生き残り』を作る事がこの『チーム戦』の意義だろう。
- 869 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/26(金) 00:19:06
- >>867
ふぅっ、ため息一つ。『スプラッシュ』を解除する。
「効かないのか。
じゃあ食われないように20分間逃げ回るってことで良さそうだな!
それか宝探しィィイイ! ってとこか?」
できれば、隣にいるであろう勇人にも聞こえるように声を張る。
確認するかのように。
そして襲ってこないなら、ずっとここにいてお喋りしててもいいぐらいだが。
そんな単純な話しなのか? それなら別に困らないが。
※質問
位置的に盾石と鉄はお互いの話してる内容を聞いている、聞こえているという認識でよいですか?
- 870 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/26(金) 00:28:31
- >>867
「ふむ、なるほど。 やっぱりエイノーさんの予想通りなのか…って、
なにやってんだああああ!?」
やりたくてやってる訳ではないだろうが、いきなり目の前の相手の
首が折れるスレスレの角度までねじれるのを見て思わず叫ぶ。
ともかくこれ以上の会話から情報を聞き出すのは無理っぽい。
左側の黒い箱に鍵を翳して中に入るよ。
- 871 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/26(金) 00:51:58
- >>867
「結局……」「どーいうゲームなんだ、これはッ」
意味がわからねーぞ……『箱』は隠れ場所なのか? それとも隠し場所なのか?
俺達は『隠れる』のか?『探す』のか?
「どーする……」
今は……エイノーさんの作戦に乗るか。
俺の(MAPで見て)上に一つ、左に二つの移動した所の黒い箱に向かうぜ。
- 872 :『王と遊戯』:2012/10/26(金) 23:16:36
- >>868(エイノー)
『ニット帽』:
「『鬼ごっこ』? 近いねェェーッ」
「でも半分は外れてる。近いことは近いな」
「……アンタが『エイノー・ニョルズ』だね。
観た、解った、だからさ………………」
「 さ よ う な ら 」
ガギッ
『ニット帽』は左の通路へとズレる。そして、スタンドに地面を蹴らせた。
シャ ァ ァアアアア ――――z____ッ
靴に備えたられた車輪がで滑りながら、『柱』の方向へと向かっていく(スB)。
>>869-870(鉄、盾石)
『鎧』:
「……がッ フゥゥ――ッ」
「『宝探し』ってさっきからナニいってンだ……?
テメーらを捕まえるなんざ、そうそう難しいことじゃねェ」
捻じ切れそうになった首を押さえつつ、『鉄』に告げる。
相手は動かない。すぐに動く気はないようだ。
『盾石』はすぐに動き、直近の黒い箱の中へと入ろうとする。
『ニット帽』:
「おい、タンマ! それ、『デュエル』、使うから……」
『黒ニット帽』の少年が近づいてくる。
『スニーカー』には『車輪』が備えられ、それを使ってスケートのように滑っている。
※(『鉄』と『盾石』、今は外に出ている『喜屋武』は全ての声が聞こえている。)
>>871(喜屋武)
『鎧』が『鉄』と『盾石』と話している――そこへ『黒ニット』が近づいてくる。
この声……『鎧』の声。どこかで聞き覚えがある気がする。
今は注意から外れている……『喜屋武』は『黒い箱』へと移動した。
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■喜□ ■ │
│ エ. │
│ ■ □ ■ □ ■W□ ■ │
│ ニ.. │
│ □ ■ 鎧柱 ■ □ │
│ ? │
│ ■ □ ■盾□鉄■ □ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
『エイノー』は『箱の上』に居て、周囲の光景はすべて見えている。
『ニ』は『黒ニット帽』。『柱』が吐き出したモノは『?』で表示。
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は『W』で表記。下から『橙―藍―紫』の順。
- 873 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/26(金) 23:32:37
- >>872
ニット帽の少年に一礼。
「『50%』。有難う、それだけでも残る彼らの指針にはなるだろう」
無論だだ脱落する気はない、右上に後ずさり助走して左上から6-2の
『箱』の上に跳躍、天板に『鍵』を翳す。
先の例から『ニット帽の少年』に箱をずらす『滑輪能力』がある事は
わかっているが、今最短で『生き残る術』はおそらくこれだろう。
- 874 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/26(金) 23:47:30
- >>872
「どうやら何かを見つける、ってタイプのゲームでもなさそうだね!!」
他のメンバーにも出来る限り聞こえるように声を出しながら、
近くの『黒い箱』に入ろうとしたところで、箱の中に入るのを止める声が聞こえた
「ぬぉっ!?……『デュエル』ってなんだー!!」
初めて聞く『デュエル』という単語に無視して中に入る気にはなれず、足を止めて声の主の方に
振り向きながら叫ぶ。
- 875 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/26(金) 23:57:53
- >>872
「エイノーッ!!やべえぞッ!!」
大声で警戒を呼びかける。とともに、『スプラッシュ』を展開。
今回は『柱』だ。『柱』に向かって『水域』を伸ばす。
「『缶蹴り』だッ!! 『名前』と一緒に『柱』に触られたら発動するんだッ!!
エイノー!お前は既に『名前』もばれてるし『鬼』に見つけられているぞッ!
攻撃が来るッ!!」
推測で混乱を招いたらあれだが、言わないよりはマシだろう。
『水域』の展開と『スプラッシュ』が間に合えば、真ん中の『柱』を蹴り飛ばしたい。
パス精ABE
『柱』自体の硬さは気になるが、さっきは拳だった。
今度はルール通り足で蹴り飛ばす。
- 876 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/27(土) 00:42:38
- >>872
どーすっかな。逃げるだけなら、一番得意なんだが。
まあ……いまんところコッチを見ちゃいねえか?
いつでも鍵を翳せる準備はしておく。
- 877 :『王と遊戯』:2012/10/27(土) 00:58:15
- >>873(エイノー)
ダンッ!!
ギュインッ
素早く跳躍――即座に載っていた箱が元の位置へ戻る。
『白の鍵』を翳して、ドアを開ける支度をした――
>「エイノーッ!!やべえぞッ!!」
>「『缶蹴り』だッ!! 『名前』と一緒に『柱』に触られたら発動するんだッ!!
>エイノー!お前は既に『名前』もばれてるし『鬼』に見つけられているぞッ!
>攻撃が来るッ!!」
『鉄』が吠えている。もし彼の推測が正しいのだとしたら……
>>874(盾石)
『鎧』:
「それはその柱みてェに見えるヤツの名……」
ゴギイッ
『ベラスコォ』:
「そろそろいいかげんにせんと『駒』を変えるぞッ!」
『鎧』が答えた瞬間、再び首がねじれる。
その時、『鉄』が吠えながらスタンドを『柱』――『デュエル』に差し向ける。
>>875(鉄)
『ゲーム』を『缶けり』と推測、それを確かめる為に『スプラッシュ』を向かわせる。
ドギュウ――――z___ッ
ガゴオンッ!!
蹴った感触は『軽い』。まるで空の空き缶を蹴っているようだ。
『デュエル』が即座に倒れ込み、それと同時に。
ボシュウウウッ!
『ネリー』:
「……『ロック』ッ! この野郎何してくれてッ」
『缶詰』になった『ネリー』が解放された!
『鉄』の推測は正しい――このゲームは『缶蹴り』だッ!
『黒ニット』:
「番人につけといたのにこのザマかよォ〜〜〜ッ」
ギュンッ
『黒ニット』は構わず、『デュエル』の立っていた位置へ近づく。
>>876(喜屋武)
今は注意の外らしい。声のやりとりは聞こえる。
『鉄』の叫びも、『ネリー』の声も。
いつでも『箱』に入ることは出来そうだ。
- 878 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/27(土) 01:00:05
- >>875
「鉄君、有難う!」
これで『退場』かもしれない、感謝は伝えておこうと跳躍の最中叫ぶ。
- 879 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/27(土) 01:17:18
- >>877
「ん? 『ロック』……?」
〜〜思考中〜〜
「……なぁ! 『ロック』って俺らの探し相手じゃあなかったか〜!?」
一応誰ともなく問う。問うが――
「まっ、どっちでもいいかァ。
『オセロ』なんかよりも、ましてや『囲碁』なんかよりも単純なゲームでよかったぞ。二ヒヒ」
『スプラッシュ』を解除して後ろに向かってダッシュ。
おそらくあいつらは『柱』を立てるだろう。その間に逃げるべきだ。
>>878
「おー! 礼を言うのは勝手からだぞ〜!!」
- 880 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/27(土) 01:20:03
- >>877
最早出来る事は他にない、『6-2の白い箱に飛び移って天板を開けて入る』。
これに失敗したなら『それまで』だ。
- 881 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/27(土) 01:50:52
- >>877
「缶けり……だとォ〜〜〜〜ッ」
そういう事かッ!
『缶けり』となると……あんまり得意じゃねえなあ〜〜そいつはッ
「マジに……『キツそう』だな。あのスピードの『鬼』だと……」
「そして〜〜ッ」「聞いたぜ、今……『ロック』だと!」
『協力』が必要になるかなァ〜〜ッ……てか、『ロック』の奴が……何処にいるんだって?
……とりあえず、『ザ・ウィズ』を発現する手は休めねえ。
紫の箱の、MAPで言うなら下側から『黄色の箱』を発現するぜ。
上から見たら
■(紫)
□(黄)
こうなるな。
- 882 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/27(土) 19:23:16
- >>877
「缶蹴りってことは、鬼に捕まっても復帰のチャンスはある、ってことですね〜!!」
そして『鎧』の正体は探し人である『ロック』らしい。
聞いたことに答えてくれたのも、こちらへの『協力』だろうか。
取りあえず、『デュエル』が倒れている今のうちに入りかけていた『黒い箱』に
入って、すぐに外に出るよ(図で言うなら下方向)
- 883 :『王と遊戯』:2012/10/30(火) 21:54:18
- >>879(鉄)
『ネリー』:
「そうだよ、この……バーカ! バーカバーカ!」
『ネリー』も罵倒しながら一緒に逃げる。
『鎧』――『ロック』はその位置から動かない。
どちらの方向へ逃げるべきか。
『黒ニット』は『デュエル』をスタンドに掴ませて立て直している。
>>880(喜屋武)
ド コンッ
箱の中に飛びこむッ!
『缶のスタンド』――『デュエル』は倒れ込み、即座には仕掛けられないようだ。
シ ィ ・・・・・ ン
外部の音は伝わらず、箱の中は静かなものだ。
しかし、先程の推測通りなら、この箱の中にも長くは居られない。
>>881(喜屋武)
シュキインッ
『黄色の箱』を発現。『ロック』は――『ネリー』の言葉に従うなら、あの『鎧』か?
『黒ニット』が動き回っている。どうやら即座には追いかけてこないようだ。
>>882(盾石)
ズギュッ ガチャリ
バダムッ !
ズギュウッ ガチャッ!
速やかに箱を入っては出る。
単純に通路を突っ切るより手間はかかるが、相手は追いかけてこない。
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■喜□ ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■Wエ ■ │
│ W │
│ □ ■ 鎧柱ニ ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □ネ.■ □ ■ │
│ 盾 鉄 │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
『エイノー』は『白の箱』内。『ニ』は『黒ニット帽』。
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は『W』で表記。
下から『橙―藍―紫』の順。紫と並行で『黄色』。
- 884 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/30(火) 22:04:49
- >>883
どうにかまだ先があるらしい、ロックの無事(?)と加えてまずは幸いに思う。
再び携帯でカウントを始める。
出発時間は今回も『25秒後』、出る方向は左上から『6-2』と『7-2』の間。
- 885 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/30(火) 23:00:21
- >>883
『黄色』の、MAPで言うなら『下』方向の面から『緑の箱』を発現するぜ。
その間に、俺は最上段左から二番目の黒い箱に走って向かう。
- 886 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/30(火) 23:07:25
- >>883
「事情はわかんねーけど、とりあえずこのまま離れるかァ〜」
まっすぐ突き当たりまで。
着いたら左にまがる。
- 887 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/31(水) 00:27:14
- >>883
出てきた『黒い箱』の右側通路に縦1.5m×横2m×高さ1.5mの長方形の
『空』の墓を発現させる。
墓が完全に迫り上がったら、墓で姿を隠しながら、右側の『白い箱』まで移動する。
(あんまり『デュエル』から離れると蹴る時がキツイしね)
│ │
│ ■ □ ■ 墓□ .■ □ ■ │
│ 盾 │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
- 888 :『王と遊戯』:2012/10/31(水) 19:33:59
- >>884(エイノー)
携帯電話でカウントし、『25秒』の経過を待つ。
この状態だと、外の動きは確認できない。
>>885(喜屋武)
シャキンッ!
『ザ・ウィズ』を追加で発現し、左から『1−2』の位置の黒い箱へ走る。
動きながら遠目で見えた。『黒ニット』と『ロック』が動いている。
『黒ニット』はマップ下方へ、『ロック』は右手――『エイノー』が居た方面だ。
>>886(鉄)
『ネリー』:
「僕も解んないよ! とりあえず――」
「……なんだ、アレ?」
――――――――――z___ッ シャァアアアア !!
『黒ニット』を被った少年が接近してくる。
その背後には人型のスタンド。右腕には『機械的な何か』を着けている。
靴から『車輪』が生え、それで滑ってきているようだ。
『黒ニット』:
「そっちのふたりからいくわー!」
「『デュエル』は『問題ない』」 「キリキリ働けよ――ッ!」
突き当たりまで移動するより早く――『黒ニット』が迫るッ。
互いの距離は4メートルもない。
「えーと……日本人で、『鉄』か『盾石』……どっちかだよね?」
>>887(盾石)
ゴ 、
ウ ノ ッ !!
『墓石』を発現し、直の接近と視界を遮る。
しかし――『黒ニット』が『鉄』に近づいている。
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ 喜 │
│ ■ □ ■ □ ■Wエ ■ │
│ 鎧W │
│ □ ■ 柱 W■ □ │
│ │
│ ■ □ ■墓□ニ■ □ ■ │
│ 盾ネ │
│ □ ■ □ ■鉄□ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
『エイノー』は『白の箱』内。『ニ』は『黒ニット帽』。
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は『W』で表記。
下から『橙―藍―紫』の順。紫と並行で『黄色―緑』。
- 889 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/10/31(水) 21:49:54
- >>888
『ニット帽の少年』の狙いが自分ならむしろ好都合だ。
支援するのもされるのも難しい分『逃走』のみに目的を絞れる位置に自分はいる。
『25秒』で扉を開けて左上から『7-3』の白い『箱』を目指し、『鍵』を翳して入りたい。
- 890 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/10/31(水) 22:11:59
- >>888
よし、良い感じだぜ。
黄色の左側の面から『赤の箱』を発現しつつ、一つ下の列に向かう。
- 891 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/10/31(水) 23:18:25
- >>883
足元に高さ2mの『空』の和型墓石を発現、足場にして『白い箱』の上を通って、
真っ直ぐ『デュエル』を目指す。
『白い箱』の上に移動できたなら、すぐに足場にした和型墓石は解除する。
『ニット帽』が鉄さんを狙うなら、その間に『デュエル』を蹴り倒す。
こちらに気づいて邪魔しにきても、鉄さん達はその間に逃げられる。
「名前が判らないうちに時間を出来るだけ稼がないとね」
- 892 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/10/31(水) 23:54:26
- >>888
「こんだけ俺達の名前バレバレってことは、やっぱりあの『名簿』なんかあったのかァ。
個人情報こえぇ〜」
あのとき、とっさに『一郎』を『一朗』と書いておいた。
個人情報保護法。
しかし結果は『缶蹴り』で、ルールは単純な分助かったが、小賢しい工夫はなんの意味もなくなったのだ。
「そうなるとここに入ったときから、全員グルだったのか?
お前『ユウヤ』じゃあないよなッ!?」
『白い鍵』をかざして左の箱に入ろうとし、即座にマップ上その箱の北側に抜けたい。
ネリーは囮ってことでよろしく。
- 893 :『王と遊戯』:2012/11/01(木) 00:10:55
- >>889(エイノー)
隠れた状態のまま、思案を深める。
仮に『ニット帽』が相手なら、確かにその通りだ。
だが――
ド ッゴォォォ――――ッ!!
身体が宙に浮く――『箱』が、吹き飛ばされているッ!
ガ ゴンッ !
背をしたたかにぶつけた。
ぶつかった方向から考えるに、どうやらマップ上方へ吹き飛ばされたようだ。
>>890(喜屋武)
『ザ・ウィズ』の発現を重ねていく。移動自体にも支障はない。
だが、『ロック』は『エイノー』が隠れた『箱』に近づいている。
ド ッゴォォォ――――ッ!!
ガ ゴンッ !
『ロック』:
「直接は殴れねェが……吹っ飛ばした箱の中に」
「偶然……相手が居ただけだ」
「直接傷つけようとしたワケじゃねェ……」
>>891(盾石)
ギュインッ!
『墓石』を足場に近くの『白い箱』の上に飛び乗った。
『ニット帽』はスタンドにブレーキさせ、即座に引っ返そうとしている。
>>892(鉄)
『黒ニット』:
「ユウヤあ? 使いっぱのアイツがどーしたんだよ?
僕は聞いてないけど……つか、もう遅いぜ」
「とりあえず、『鉄』っつーことにしよう。『紫苑』だっけ?
コイツは目の前に居るし……外れたら、もう一度だ」
ギャリリリリリリリ ―z_ッ
スタンドにブレーキさせて、『ニット帽』が身を翻そうとする。
『鉄』自身は左手の白い箱に飛び込み、北へと抜けようとした。
『ネリー』:
「ちょ、見捨てないでちょッ」
ガシャンッ
ドアが閉まる――外の音は聞こえない。
このまま北へ抜けようと、鍵を翳した。
- 894 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/01(木) 00:30:19
- >>893
「……ッ。だが少し『コツ』が判った」
痛みに顔を顰めつつ重力の真下方向、体重の掛かっている壁に
白い『鍵』を翳し『扉』が出来ると同時に『F・O・Q』発現、パワーAで
『およそ箱2つ分程足元方向に飛んで行く』程度に手加減して
(元)『7-3』の白い『箱』を『蹴り飛ばして外に出る』。
それほど近くに他の四人はいなかった筈なので当るとすれば
『ニット帽の少年』か『鎧(ロック?)』の『ベラスコォ』の『駒』2名なので
気の毒だが勝負として『問題はない』。
別に当らなくとも体勢を立て直す程度に気を引く囮にくらいは
なって欲しいものだと祈る。
- 895 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/01(木) 00:32:17
- >>893
「ハァ〜〜、こんだけ速いのかよ。
だけどこんだけ近いんだ、逆にチャンスか?」
飛び出したらニット帽に突進したい。
というか、だきしめて捕まえたい。
傷つけるわけではない。愛のある捕縛である。
- 896 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/01(木) 03:28:52
- >>893
さっき出した箱の、更に左から『青』を発現する。
俺自身は、もうちょい様子見だ。
いまんところ、まだ狙われてねーっぽいしなァ……
- 897 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/01(木) 22:07:14
- >>893
「ここは……一か八かだ!!」
『ニット帽』が引き返そうとしているのを見て、逃げるか迷ったが、『デュエル』を蹴りに向かう。
少しでも『デュエル』との距離を縮めるために、『白い箱』の上を走って、勢いを付けて飛び降りる。
着地の衝撃ですぐに動けないかもしれないが、覚悟しておけば多少は我慢出来ると思う。
- 898 :『王と遊戯』:2012/11/01(木) 22:58:17
- >>894(エイノー)
よろめきながら立ち上がり、鍵を翳してドアを作り出す。
ガチャリ
ドアから半ば身を乗り出し、その状態で『FOQ』を発現。
思い切り箱を蹴り飛ばしたッ!
ド ッ ゴ ――――z____ォ ォ ッ !!
「な」
「なにイィ――ッ!
受け止めろッ 『ガントレット』ッ!」
タイミングは最高だ。丁度相手は近づこうとしていた。
その不意を見事に打ち抜く一発ッ!!
ゴ ォオオンッ!!
『ガントレット』が箱を受け止める……パワーは同等なようだ。
しかし、受け止めるのが精いっぱい。『エイノー』に意識は向いていない。
>>895(鉄)
ダンッ
不意を狙って、一気に飛びかかり抱きしめようとする―――― ギュ キュ――ンッ!!
「おっとと」
「遅いってば、よ、と」
だが、相手の方が『速い』。あの『靴についた車輪』。
瞬間だけなら『スーパーキャビテーション』時の『スプラッシュ』の速さに等しいようだ。
先程からスタンドに地面を蹴らせて移動しているので、あくまで『瞬発』のみらしい。
慌てて、身を躱させたので『デュエル』への接近は一手遅れたが……
>>896(喜屋武)
あえて動かず、事の次第を見守る『喜屋武』。
フリーな立場は『缶けり』には有利であるとは言える。
『エイノー』が蹴り飛ばした『箱』を『ガントレット』が受け止めたのが見えた。
中央の広場を越えての『鉄』と『盾石』の動きも見える。
『黒ニット』が広場へと近づこうとしているようだ。
『鉄』に飛びつかれて、あわてて身を躱そうとし……
シャキイインッ
『黒ニット』:
「お? さっきより増えてんじゃあ〜〜〜ン」
「壊しとこうかな?」
『ガラス箱』を発現しているのに気づかれた……
>>897(盾石)
ダ ダダ ダンッ!
助走をつけて飛び降りるッ! 着地は良好。脚に支障はない。
しかし、『黒ニット』も相応に『速い』。
だが、『鉄』に跳びかかられたせいで、『盾石』には意識が向いてないようだが……
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ エ. │
│ ■ □ ■喜□ ■W ■ │
│ WWW□ │
│ □ ■ 柱 ニW■ □ │
│ 盾鉄 │
│ ■ □ ■墓□ ■ □ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
└───────────────┘
『ロック』は吹き飛ばされた『白の箱』と背にした『黒の箱』の間。
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は『W』で表記。
『ザ・ウィズ』展開図
【俯瞰ではこう見える】 【南(マップ下方)からはこう見える】
紫 青赤緑
青赤黄 藍 この下は床。通路スペースが空いている
緑 橙 ↓ ↓ ↓
- 899 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/01(木) 23:16:24
- >>898
「あらっ、そう簡単にはいかねーか」
だが逃げるってことは、捕まえること自体は効果ありか?
もしそれでこのゲーム勝ちなら楽チンだが。
「とりあえずどこかに行ってしまったネリィィィイイッ!!
今のうちにいいとこ探して隠れとけぇええええッ!
なんかあったらヘルプよろしくぅ!!」
ぶっちゃけなにしてくれるスタンドか知らんけど、一人ぐらい完全に隠れてる奴いないとあれだろう。
さぁ俺は1マス分前に進み、『デュエル』の横に立ちたいですよ。
可能ならニット坊やに対して『水域』を伸ばしたい。
- 900 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/01(木) 23:46:58
- >>898
まずは『一矢報いた』という所か。
さて次は、と見回すと既に入った白い『箱(7−1、7−3)』と
自分(エイノー)には入れない黒い『箱』、そして喜屋武の
『スタンド』らしい立方体(『ザ・ウィズ)』。
『鎧(ロック?)』に追撃するのも気が引けるし、『ザ・ウィズ』越しに
うっすら見える『ニット帽の少年』には少々遠い。
ここはもう一度痛い目に会う覚悟を決めてすぐ脇の左上から『5−1』の
白い『箱』に『鍵』を翳して入り込もうと試みる。
- 901 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/02(金) 00:05:56
- >>898
箱は、これぐらいで良いか。いやもう一つぐらい出して気ぃ引くか。
さっき出した青の南側面から『ザ・ウィズ黄色』発現。
俺の『ザ・ウィズ』に、注意を引き付ける事が出来たのは良い。
「…………」
……壊すのには、多少は時間かかんだろ。
『ロック』のスタンドパワーでも、解除レベルにするには十秒は掛かる筈だ。
まあ、俺は隣の黒い箱に入ろうかな。
- 902 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/02(金) 00:22:32
- >>898
鉄さんのおかげで『ニット帽』はこっちに意識を向けてない。
今のうちに『デュエル』に近づいて、蹴っておこう。
生身でも問題なく蹴れるか試しとかないとね。
『デュエル』に近づいて思いっきり蹴り飛ばそうとする。
今は右側に集まってるから人のいない左側に飛ぶように蹴りたい。
>>899(鉄さん)
「名前は呼べないですけど、『ニット帽』に跳びかかってくれて助かりましたーー!!」
と、顔を向けるわけには行かないので、叫んでお礼は言っておく。
- 903 :『王と遊戯』:2012/11/02(金) 00:42:43
- >>899(鉄)
『黒ニット』:
「チッ♪ チッ♪」
「ヤバいねえ。これ、恐竜よりヤバいや」
ダギュッ!
『鉄』が横へ一歩踏み出す。
それと同時に、『黒ニット』も後方へ退く。
背後の『箱』を背にした瞬間、スタンドが触れると――――
ズギュッ
シャアアアアアアアッ!
『箱が滑る』。観れば『車輪』が設置されていた。
どうやら『車輪』を設置した物体は『易々と動かせる』らしい。
『スプラッシュ』の『水域』を伸ばすが、発現するより早くその圏外へと逃れてしまった。
「お? 隠れてたのか……」
『盾石』を認めた『黒ニット』が目を丸くする――
>>900(エイノー)
『ロック』:
「ックソォォ〜〜〜ッ」
「テメェのせいだとは解っちゃいるし、味方ッつゥのも解るが……」
「やられっぱなしは性に合わねェぜッ!」
ギュンッ
『ロック』が抱えていた『白の箱』が元の位置へ戻る。
アレによって視界は遮られていたはずだ。『エイノー』の動きは掴めていない。
問題なく、目当ての箱へと近づくことが出来た……
箱に鍵を翳し、ドアを開けて滑り込む。
>>901(喜屋武)
最後にもう一つ、『ザ・ウィズ』を発現した。
直接仕掛けには来ないのなら、問題はない……
『黒ニット』:
「…………お。居た居た」
後方へと引く『黒ニット』がそちらの姿を認めた。
不気味に微笑んで……後ろへと下がっていく。
>>902(盾石)
『黒ニット』は滑るようにして後ずさっていく――――
『盾石』の姿も認めたようだ。笑みは絶やしていない。
『盾石』は思い切り『デュエル』を蹴り飛ばすッ。
ド カンッ!!
『軽い』――易々と蹴り動かせる。
- 904 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/02(金) 00:52:21
- >>903
「ウンザリするぐらいすばしっこいなァあいつ。ってことでどうする?
ここで待ち伏せがてら、『デュエル』……ぶっ壊しちまうか? 二ヒヒ」
『スプラッシュ』を解除して一応勇人に問う。
このゲームはあとどれぐらいなんだ? 残り時間を見たい。
というかこのゲーム、『ルール』も把握し『デュエル』をこうして足蹴にしている。
(このまま行けば『缶蹴り』には勝ちだろうけどなァ〜。あいつらどうすんだろ)
直接倒すならどうも『水域』に入れるぐらいしか手がなさそうだが、果たして。
- 905 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/02(金) 00:57:02
- >>903
『5−1』の箱に入り込んで――『間髪を入れずに鍵を天井に翳し、
扉が出来たら飛び上がって開き渕に手をかけてよじ登る』。
また『箱をぶつける』戦法で来るなら『隣の4−1の黒い箱の天板に
飛び移るために今いる5−1の箱を“蹴り飛ばして”跳躍する』だけだ。
- 906 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/02(金) 01:19:40
- >>903
ゲッ、バレた。いやバレても致命的な問題はねーんだけど。
むしろニットは今、かなり『散漫』なんじゃねーか。そりゃあ、良い事だ。
俺が潰されてる間に、鉄辺りが『デュエル』吹っ飛ばすだろ。
「……でもコエーよなァ〜〜ッ」
とりあえず、『デュエル』を盾石が吹っ飛ばしたのは見えてるよな、俺。
もうちょい様子見しとくわ。
- 907 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/02(金) 01:35:16
- >>903
生身でも蹴れる上に動かす事も可能なのはわかった。
しかし、『ニット帽』の表情が気になる。
(何故、『笑み』を浮かべている。
しかも『デュエル』を立て直さずに後ずさる……)
すぐにこの場を離れた方がいい気もするが、
相手の意図が判らないから、ひとまず様子を見るぜ。
>>904(鉄さん)
「いやいや、壊したらマズイでしょう。
というか、なんであの『ニット帽』はこっちから離れるんですかね?
別に必要無いですよね?
『許可』が無けりゃお互いに直接危害は加えられないわけですし?」
と自分が気になってる事を言っておく。
- 908 :『王と遊戯』:2012/11/02(金) 23:15:54
- >>905(エイノー)
ズギュッ ガ シ イ ッ
天井へと這い上がり、そこから周囲を見渡す。
『ロック』はこちらを狙っていない。
『ロック』と『黒ニット』の二人の行動は『エイノー』からすべて見えた。
>>904(鉄)
>>906(喜屋武)
>>907(盾石)
天井を見上げた『鉄』。既に『七分間』は経過したようだ。
『喜屋武』も『盾石』は動かず様子見をしている。
『デュエル』は『易々と蹴り動かせた』――『黒ニット』が『箱を動かしたように』。
シャアアアアアア――――z______ッ
『黒ニット』:
「すでに『キャスター』を設置しておいた」
「缶けりってさー、『缶を倒さなきゃ』ダメだろ?
『キャスター』が設置されてる限りは絶対にそれは『倒れない』」
『黒ニット』がせせら笑っている。『デュエル』は倒れていない!
『盾石』が蹴り動かした勢いのまま、マップ左方へと滑っていくッ!
「っつーワケでー」
『ロック』:
「俺の出番だぜ……あっちも追いてェが、やるこたやらねェとなァ〜〜〜ッ」
「いよォ〜〜〜ろしく〜〜〜〜ゥッ!!」
『黒ニット』が右腕を掲げる。マップ下方、南側へと。
腕につけたメカニカルな何か――『カメレオンを模した形状のウィンチ』。
シャガッ
それが舌を突き出し、鋭く射出されたッ!
ドッ シュゥゥゥ――――ッ
キリリリリ―z_ィッ !!
舌が南側の壁面に貼りつくと、一気に巻き上がって高速で移動する。
その背後、入れ違いに『ロック』が『キャスター』の設置された『箱』を押し出すッ!
グオオオオオンッ!!
狙っているのは『盾石』と『鉄』。あの重量――直撃すればヤバいッ!
『黒ニット』:
「三人まとめて見つけたんだから――全員見つけたって宣言すりゃ同じだッ!」
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ エ. ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■喜□ ■W□ ■ │
│ 柱 WWW │
│ □ ■ 鉄■W鎧 □ │
│ 盾 │
│ ■ □ ■墓□ ■ □ ■ │
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ ニ │
└───────────────┘
『エイノー』は『白の箱』の上。
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は『W』で表記。
押し出された箱の軌道は『鉄』と『盾石』に向けて、斜め気味。
『鉄』の頭上には『ザ・ウィズ』が展開されている。
『デュエル』は蹴り動かした勢いのまま止まっておらず、動き続けている。
『ザ・ウィズ』展開図+α
【俯瞰ではこう見える】 【南(マップ下方)からはこう見える】
紫 黄赤緑
青赤黄 藍 この下は床。通路スペースが空いている
黄 緑 鉄 橙 ↓ ↓ ↓
- 909 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/02(金) 23:43:35
- >>908
「そこの二人、『箱』だけなんとかしのいでくれたまえ、『柱』はこちらで何とかしよう!」
『宣言』とどちらが先か、そもそも過程としてかなりタイトだが、左上から『4−2』の
白い『箱』を経由して『柱(デュエル)』に接近、滑り込む様に下方から『柱』に装着された
『滑走』機能カートリッジを『F・O・Q』で抜きそのままスライディング体当たり。
「『ニット帽』の彼の『意図(『スタンド』効果)』には『干渉できる』、で宜しいですか、『ベラスコォ』氏!?」
おおまかな見当だが、これまでの経緯からこれは多分正しい筈と考える。
- 910 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/03(土) 00:00:06
- >>908
「ひゃぁ〜〜、そんなこともできんのかよッ!?
すっげェ楽しそうな『スタンド』だなおいッ!」
『柱』に関してはエイノーが何やらやってくれるし大丈夫なのだろう。
そしてこの状況。勇人に何かしてもらうわけにもいかんだろう。
「つまり……力比べってわけだなァ?」
『水域』を転がってくる『箱』に伸ばし、『スプラッシュ』で殴る。
『スーパーキャビテーション』で殴る。全力で殴る。
右拳で
「殴るッ!!!」
- 911 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/03(土) 00:05:44
- >>908
とりあえず……『箱』は鉄と盾石がなんとかするだろ。
鉄のスタンドパワーは半端ねーからな。
今のうちに、始めるか。
最下段の『ザ・ウィズ』を全て解除。その後、最後に出した『ザ・ウィズ』の西側から『ザ・ウィズ橙』を発現。
俺の勘違いとかで発現出来ないなら、南側からにする。
俺自身は、視覚と聴覚を駆使して周囲の状況を確認する。
- 912 :『王と遊戯』:2012/11/03(土) 00:18:09
- >>911(喜屋武)
図にミスがあったので修正。
『ザ・ウィズ』展開図+α
【俯瞰ではこう見える】 【南(マップ下方)からはこう見える】
紫 黄赤緑
青赤黄 藍 この下は床。通路スペースが空いている
黄 緑 橙 ↓ ↓ ↓
鉄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
最下段はスペースが空いているが、それでも解除するか?
- 913 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/03(土) 00:32:38
- >>912
申し訳ない、勘違いでした。解除は『しません』
- 914 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/03(土) 00:46:00
- >>908
「って、そんなのありかーーーーーァッ!?」
倒そうと思えば倒せるだろうが、それでも『倒れなくする』とは思わずについ叫ぶ。
それはともかくこの状況はマズイ。
『セヴンス・ヘヴン』では『箱』を破壊しきるのは不可能。
「だったら逸らすしか無いよな〜」
こちらから見て『箱』の右側の『キャスター』が通るだろう進路に
斜めにしたプレート式の墓を作り出す。
(P:墓の形は↓のページのプレート式と思ってください。
ttp://www.nushiyo.co.jp/memorial/table.htm)
- 915 :『王と遊戯』:2012/11/03(土) 01:43:49
- >>909(エイノー)
『ベラスコォ』:
「……『デュエル』は私の創った『悪霊』」
「それ自身の能力は『絶対無敵』だが……
勝手に付け加えられたモノに関しては、関知しない」
「よって可能だ……だが」 「追いつけるかな?」
ダンッ ダンッ
ダンッ ダンッ ガチャッ
箱から飛び降り、すぐさま『白の箱』を抜けて接近ッ!
『エイノー』はフロア中央、広場の位置まで移動した。
だが、いかにも遅い。『盾石』が全力で蹴り飛ばしたお陰だ。
軽々と動くそれは、人間の足で追いつくには難しい……
>>910(鉄)
ゴ ボ ゴボゴボゴボゴボゴボ・・・・・
『スプラッシュ』を発現。『水域』内で『気泡』を纏わせて――――
ズ
ガァ ン
ッ !!
全力で拳を叩きつけたッ! 相手のパワーとは同等のようだ。
全力の衝撃にひしゃげて、ぐしゃぐしゃに押し潰されている。
だが『ロック』。相手も停まったままではない。
すぐさま、下へ移動し、続けざまに箱を掴んで投げつけるッ!
グォオオンッ!
>>911(喜屋武)
更に『橙の箱』を発現。あえて動かず、冷静に周囲を把握する。
移動している『黒ニット』は南側の通路をまっしぐらにひた走っている――――
シャ アアアアア ――――z_____ッ
どうやら、あの『ウィンチのようなカメレオン』。
アレの力とスタンドの蹴っての加速で、かなりのスピードを得ているようだ。
>>914(盾石)
ガウン !
『プレート墓』を発現、角度をつけて斜めにし、遮ろうとした。
(ttp://www.nushiyo.co.jp/memorial/table.html 最下段参照)
ガシャアアア――ッ
これは『盾石』にも予想外の事だが――――
『墓』によって斜めに床がせり上がり、その上に『デュエル』が乗った。
あくまで『床』から『キャスター』は離れぬまま、傾ぎ――
『黒ニット』:
「げ! マジかよ!」
カラカラカラカラカラ・・・・・
『盾石』の元へと、発現した『墓』を滑りながら戻ってくる!
- 916 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/03(土) 02:09:49
- >>915
勢いをそのままに頭からのダイブスライディング、『デュエル』の真横下部から
『滑走』機能カートリッジを『F・O・Q』を発言させて抜き取りたい(ス精密BC)。
さらに「まだ『デュエル』が『プレート墓』斜面上にあるのなら、する抜けて
後ろから『F・O・Q』で『デュエル』を押して倒したい(パスAB)。
『滑走』カートリッジだけでも抜ければ御の字だが、折角なら缶蹴りで
缶が浮いているに等しいこの状況を最大限に活用したい。
- 917 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/03(土) 02:22:03
- >>915
「いいなァ〜、中々だ。中々の『キャッチボール』だなッ!
単純且つ! 受け止められなければ負けだッ!!」
飛んでくる箱に、もう一発右ストレートを叩き込む。
パス静ABE
- 918 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/03(土) 17:50:12
- >>916
4−5行目訂正
×さらに「まだ『デュエル』が『プレート墓』斜面上にあるのなら、する抜けて
後ろから『F・O・Q』で『デュエル』を押して倒したい(パスAB)。
↓
○さらに「まだ『デュエル』が『プレート墓』斜面上にあるのなら、床体操の要領で
後ろから『F・O・Q』横スピンキック(パス精ABC)。
『缶蹴り』ならやはり足を使う方がタイミングが遅れても確実だろう。
- 919 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/03(土) 21:49:52
- >>915
「結果オーライ、かな?」
まさかこっちに戻ってくる結果になるとは思ってなかったが、
距離が縮まるのはありがたい。
エイノーさんも動いてるみたいだが、エイノーさんが間に合わなかった時の為に、
『デュエル』を倒しに行こう。
方法はこちらに戻ってくる『デュエル』を、横から『デュエル』の出来る限り下部を狙って
『デュエル』が進む方向とは真逆の方向へ蹴りを放つ。
イメージとしては走ってる相手の足を引っ掛けて倒す、という感じだ。
- 920 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/04(日) 02:31:45
- >>915
……『カメレオン』か。
あれもアイツのスタンド、って考えるのは不自然だな。
スタンドは一人一つ……それがフツーじゃねーのか?
「……どうすっかな。」
『缶』を倒すのも一筋縄じゃねえ……いや待てよ、行けるか……?
「試す、か。」
『デュエル』とやらの方向に駆ける。
- 921 :『王と遊戯』:2012/11/07(水) 23:00:48
- >>916>>918-920(エイノー、盾石、喜屋武)
ガアンッ!
最も近かった『盾石』が『デュエル』に蹴りを入れる。
だが、それは近づく動きを止めただけで『倒れない』。
――設置された『キャスター』のせいだ。
この車輪は、接している地面から『絶対に離れることがない』ようだ。
『喜屋武』と『エイノー』も接近―――― シュ バッ
『FOQ』が『カートリッジ』を引き抜き、『キャスター』が消失。
そのまま蹴りを叩き込んで吹き飛ばすッ!
ド
ゴ
!!
『黒ニット』:
「クッソ……だが、終わっちゃいないぜ」
蹴倒された『デュエル』がその場に転がる。
>>917(鉄)
迫る箱に対し、『スプラッシュ』を構えさせる『鉄』。
固く握りしめた右の拳を振るう。
ズ ゴンッ!!
先程と同じく、拳を叩き込んで打ち落とし―― パヂイッ
『ロック』:
「同じやり方はしねェ〜〜〜ッ」
「『電磁装甲』」
「ソイツの表面を覆わせた……
高圧電流が流れてるからよォ――ッ! さわってるとヤベェぞッ!」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリィ――ッ!!
拳から気絶しそうな衝撃と痛みが襲う……右腕がひどく痛む。
衝撃は受けとめられたが、触っていると『感電』するッ!
- 922 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/08(木) 00:26:07
- >>921
「上手くはいったが『ニット帽』の彼が立て直しに来るだろう。
迎撃するか隠れるかは任せよう。とりあえず鉄君にも伝えてくるよ」
盾石と喜屋武にここを任せ、鉄が『鎧』と対峙している場所へ向かう。
- 923 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/08(木) 01:38:57
- >>921
「ぐぉおおおッ!? ビリッときたァァア!!
肩こり取るにはキツすぎるレベルだぞッ!!?」
もちろん右拳を離す。
そして今度は逆側についている『ハサミ』を大いに活用してみたい。
「ったぁ〜〜、とんだピップエレキバンだなァ〜〜。でも、まだ『左』が無事なだけ良かったか?
ってわけで『キャッチボール』再開といこうか! 『ストレート』じゃなくて、今度はヘロヘロな『変化球』中心だけどな!」
『衝撃波』を発生させて『箱』を少しでも向こうに押しやりたい。
パス静BBC
- 924 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/08(木) 13:02:17
- >>921
「さーて、ちょっとだけでも時間稼ぎになるかな?」
『デュエル』周辺の床から高さ1.5mの『空』の和型墓を発現させて、
『デュエル』を墓で囲もうとする。
こうすれば相手が『デュエル』を立て直すまでの時間は更に掛かるハズ。
『墓』が完全に迫り上がらないと、次の『墓』は作り出せないが、
自分と同程度の大きさの墓が迫り上がるスピードはほぼ一瞬(スB)、
『ニット帽』のスピード相手では完全に囲むのは無理かもしれないが、
それでも幾つかは作り出せるハズだ。
- 925 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/08(木) 19:19:44
- >>921
「隙有りって奴か?」
『デュエル』に近付――いや、待て。『盾石』の墓で防御は十分だな……
「……」
とりあえず、気持ち盾石に寄りつつ『デュエル』に近寄る。
墓を処理されるかもしれないからな、俺の『ザ・ウィズ』は妨害にうってつけだ。
- 926 :『王と遊戯』:2012/11/08(木) 21:57:52
- >>922(エイノー)
ダッ
『デュエル』は二人に任せて、『鉄』に近づく。
彼のスタンドが『泡』を撃ち込み、箱を破壊しようとしている。
どうやら質量が大きすぎる為、動かしきれないようだ。
>>923(鉄)
ボッ ボボボッ
『衝撃波』で吹き飛ばそうとする――だが、動かない。
そもそも箱は『スプラッシュ』のパワーでようやく動くのだ。
『衝撃波』程度では動かすことが出来ない。
ザッ ザザザッ
ザンッ
『ロック』も動いている――『デュエル』に近づこうとしているようだ。
>>924-925(盾石、喜屋武)
ドムッ ドムドムッ
ゾン! ゾゾゾンッ!
『墓石』を設置し、『デュエル』を囲ませる。二つまでは設置出来た。
これで周囲全部覆ってしまえば、容易には動かせないはずだ。
『喜屋武』は『デュエル』に接近した。『黒ニット』はそれを眺めている。
『黒ニット』:
「虎村あッ! そっちは任せた……どーにか、塞げッ」
ザアアッ――ッ
僅かに動き、箱の陰に隠れる……
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ エ. ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■W□ ■ │
│ 喜 WWW │
│ □ ■ 盾柱エ鉄 W■ □ │
│ 墓墓 □ │
│ ■ □ ■墓□ ■ ■ │
│ 鎧 │
│ □ ■ .□ ■ □ ■ □ │
│ .ニ │
└───────────────┘
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は『W』で表記。
『ザ・ウィズ』展開図+α
【俯瞰ではこう見える】 【南(マップ下方)からはこう見える】
紫 黄赤緑
青赤黄 藍 この下は床。通路スペースが空いている
黄 緑 橙 ↓ ↓ ↓
鉄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 927 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/08(木) 22:34:59
- >>926
「パワー不足ってやつか。修行が足らんなァ」
『スプラッシュ』を解除。とりあえず敵は退けた。
そんなわけだから、改めて『デュエル』に近寄りたい。
「俺たち全員に『ルール』が適用されるってんなら、一緒に参加してるあいつらはどうなるのかなァ?
というわけで、俺は『デュエル』に触れてこう言ってみようと思うんだ。
――『虎村六郎』。一緒にキャッチボールもしたことがあるほどの仲だ」
というわけで、『デュエル』に触れて『虎村六郎』と言ってみたい。
- 928 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/08(木) 23:42:09
- >>926
「このまま周囲を囲っていってもいいんだけど……」
『黒ニット帽』の動きが気になる。
『デュエル』に出来たんなら『箱』の方にも『キャスター』を付けられるだろう。
『箱』を『墓』目掛けて投げられたら、『墓』が壊れる可能性は十分ある。
さらに今回は特に気にしてなかったので材質の方は墓石だ。
図で言うなら左上から3×3、『墓』を挟んで自分がいる位置の真下にある
『黒い箱』に『キャスター』が付いてないか確認しに行くよ。
- 929 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/08(木) 23:47:45
- >>927
「君に恨みがある、どころか逆に助けにきたのだがまたお相手願おう」
『鎧(ロック?)』に声をかけ、左上から『5−4』の黒い『箱』を『移動させる』
ためにパスAB連続ラッシュ。
- 930 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/09(金) 00:25:57
- >>926
……どーすっかな。
『鉄』がやる事には『重大な意味』がありそうだ。そうだよな、これは『ゲーム』だからな……
『デュエル』の相手はまあ、『盾石』がやる事で十分だよな……
『ロック』は――俺の手には負えねえ相手だな。パワーがダンチだ。
「じゃあ、俺はどうする?」
じゃあ――黒ニットか、俺の相手は?
アイツ、あの『箱』で何かする気だな。黒ニットを追い掛けるぜ。
- 931 :『王と遊戯』:2012/11/09(金) 19:43:36
- >>927(鉄)
>>929(エイノー)
『ロック』:
「悪ィな……ハンパやると文字通り『首が飛ぶ』」
「譲歩や手助けはしてやったから……ッでェ!?」
ドッゴォォ――z____ッ
間髪入れずに『エイノー』は箱をラッシュで吹き飛ばしたッ!
即座に『ロック』もそれに応じ、ラッシュで撃ち落すッ!
『鉄』はその間に、『デュエル』に近づいた―― ゴ コン
『デュエル』は自動的に起き上っている。
時間経過のせいだろうか? 自動的な動作のようだ。
「――『虎村六郎』。一緒にキャッチボールもしたことがあるほどの仲だ」
『デュエル』に告げた。
『………………』
ガキンッ ガキキンッ
ガキインッ
>>928(盾石)
>>930(喜屋武)
タ タ タ
期せずして、二人は同じ方向へと動いた。
『盾石』は『箱』に『キャスター』が設置してあるかどうかの確認を。
『喜屋武』は『黒ニット』自身への接近だ。
『盾石』――『箱』には『キャスター』は設置されていない。
これを押し出せば、確かに『墓石』は破壊されうるだろう。
だが、相手の狙いはそこにはないようだ……
『喜屋武』――近づく。相手は動いていない。
『デュエル』は遠目から観ると、何か動いているようだが……
『黒ニット』は箱の陰から動いていない……はずだ。
その時――全員が目にする。
ガシャンッ
《ガオオオオオ――z_____ッ》
>>ALL
『デュエル』が『鉄』の宣言を受けて、可変。
先程と同じ形態になったと思えば即座。時でも止めたような速さで――
『ガ ボン !!』
――――ゴ パ ッ
瞬く間に『ロック』を呑み込み、『缶』にして吐き出した。
そして、また瞬間で元に戻る『デュエル』。元に置いてあった最初の位置へと……
『ベラスコォ』:
「………………な、ぜ」
「お前らッ!」 「その『ルール』をどこでッ!」
怒気の孕んだ『ベラスコォ』の叫びが響いた。
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■W□ ■ │
│ WWW │
│ □ ■ 柱鉄 W■ □ │
│ 墓墓 エ.□ │
│ ■ □盾■墓□ ■ ■ │
│ 喜 缶 │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ .ニ │
└───────────────┘
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は『W』で表記。
『ザ・ウィズ』展開図+α
【俯瞰ではこう見える】 【南(マップ下方)からはこう見える】
紫 黄赤緑
青赤黄 藍 この下は床。通路スペースが空いている
黄 緑 橙 ↓ ↓ ↓
鉄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 932 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/09(金) 21:31:04
- >>931
「なるほどなァ〜〜、『平等』ってそういうことか」
ユウヤナイス。心の中でつぶやく。
少しでもあいつを疑った自分が恥ずかしい。
彼は本当に俺たちを助けてくれたのだ。
「昔から母ちゃんとかに言われてこなかったのかッ!!?
『ベラスコォオッ!!』」
『デュエル』に触れながら質問し返す。
「『個人情報』ってすげー大事なんだぞッ!!
『名簿』なんてのは特になァ!!」
というわけで残りのやつの名前を知りたいが、どうすりゃいいんだろ?
『残り時間』も確認しときたい。
- 933 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/09(金) 22:01:28
- >>932
ロックの封印を目にして鉄に
「次は代わってくれたまえ。ヒントは他ならぬ『彼』もくれた。
『残った『ニット帽』の君』、鬼役はゲームエンドだ」
『デュエル』を蹴りに走る。
『見えてる三人全部』などという大雑把な指示で良ければこれでも構うまい。
- 934 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/09(金) 22:23:00
- >>931
「なるほど、これは普通にしてたら予想は出来ないな」
ユウヤ君の助言の意味はこういう事だったのか。
このゲームに勝ったら改めてお礼を言おうと考える。
確認した『箱』に『キャスター』が付いてないのなら、
次は『箱』の影に隠れてるだろう『黒ニット帽』を探しだそう。
足元に高さ2mの『空』の和型墓石を作り出して、隣の『黒い箱』に飛び移る。
足場にした『墓』は飛び移った時点で解除する。
そして『黒ニット帽』の姿が見えないか探す。
- 935 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/09(金) 22:27:03
- >>931
「!」
成る程……名前が『デュエル』ってだけであって――これは『決闘』だッ
決闘にはルールがある……公正にする為のルールが!
「て事は……!」
黒ニット。奴が『デュエル』を蹴飛ばしたりしたら、また振り出しだ。
「よしッ」
急いで『デュエル』の近くに戻る。
- 936 :『王と遊戯』:2012/11/09(金) 22:55:06
- >>932(鉄)
『ベラスコォ』:
「………………」
「故に対象にはならん」
「私は『盤上』にはいない」
「いいだろう……」
「フェアなゲームだ」 「それでも私の駒が勝つッ!」
既に『ベラスコォ』の声から、冷静さが消えている。
天井を見上げれば、既に十分を切っている。
逃げて凌ぐにはいささか長いか……?
勝負を急ぐなら、相手の『名前』を知る必要がある。
>>933(エイノー)
『ベラスコォ』:
「無駄だぞ」
「わざわざ『フルネーム』」
「『読み方』まで聞かせている理由」
「相手を一度視認し、フルネームを告げねば……」
「『デュエル』は動かん! どうやら、『ヤツ』の名前までは知らぬようだな!」
『べラスコォ』の声が降りかかる……『黒ニット』は動かない。
いや、『盾石』が『黒の箱』の上に乗り、『喜屋武』が戻ってきた、その時。
シャルルル シャララララ ァ ―――z______ッ
>>934-935(盾石、喜屋武)
ズンッ スタ アッ
『盾石』は即座に発現した『墓石』に飛び乗り、箱の上に昇った。
『喜屋武』はすぐに立っている『デュエル』へと取って返す。
その瞬間だった――――――
シャルルル シャララララ ァ ―――z______ッ
『黒ニット』:
「『デュエル』のルール……知ってるとは思わなかったけどさー」
「まだ終わっちゃいねー。そっちに『鍵と箱』があるように……
コッチには『ボックス』がある。そしてアンタらにさァ〜〜〜ッ」
「 空 中 を 移 動 す る 方 法 が あ る の か ッ !!」
『黒ニット』が右腕に装着した『機械のカメレオン』。
その下が天井に向けて射出されて、一気に巻き上がり『黒ニット』を空中へと舞い上がらせる。
ギャルルルルルルルッ
殆ど天井付近に到達すると、手で天井に触れる。
同時に、『黒ニット』のスタンドが『黒ニット』自身に触れた。
ズギュッ
「天井だって『キャスター』をくっつけりゃ……『絶対に離れない』」
「こっからクレーンゲームみてーに……『デュエル』を回収させてもらうぜ!」
グ クンッ
『キャスター』で繋がった手を手掛かりに、足裏を天井につけて再度『キャスター』を設置。
まるでコウモリそのままの姿で天井にぶら下がり、『黒ニット』は見下している。
- 937 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/09(金) 23:11:59
- >>936
「う〜〜む……」
一旦手を『デュエル』から離し、考える。
『ロック』が関係者だったなら、もう一人のガキンチョもそうなんじゃあないか?
ならば……!!
「お〜〜〜〜い!! ネリィイイイイ〜〜!!!
ちょっとこっち来てくれぇぇええええ〜〜ッ!!!」
関係者を呼びつけるのだ。
- 938 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/10(土) 00:44:31
- >>936
「成る程、『楽はなし』か、それも道理」
『ベラスコォ』の言には頷きつつも
「鉄君、肩を借りるよ」
鉄経由で箱によじ登る。
そして『ニット帽』の少年に
「君も忘れていないか?『デュエル』に取り付いていれば私はそれを阻止できる」
あとネリーに白い『鍵』を放り
「ネリー君、できれば『ロック君』と逃げおおせてくれないだろうか。この際
『ロック君』が取り戻されなかったらそれで良いっだろう?」
- 939 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/10(土) 00:46:14
- >>936
「時間切れまで逃げ切るか、どうにかしてアイツの『フルネーム』を知らないと
マズイですよこいつァ!」
とはいえ、相手の『フルネーム』なんざ分かるわけないし、
ゲームが開始した頃に『ロック』さんが見てた、多分こっちのフルネームが書かれてた『メモ帳』
みたいなのがあれば楽なんだが……
「いや、待てよ。 もしかしてあの『メモ帳』の中に書いてあったりなんて事は……」
キョロキョロと『メモ帳』がどこかに落ちてたりしないかと周囲を見回すよ。
- 940 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/10(土) 01:02:45
- >>936
「空中だと?」
「そりゃあ、『ザ・ウィズ』の領域だって事を……教えてやるぜ。」
なんて、ハッタリかましながら……『デュエル』に近付くぜ。
で、ある程度近付いたら『デュエル』に向かって思いっ切りジャンプ。
で……空中で俺の傘を起点に『ザ・ウィズ紫』を発現して俺を箱の上に押し退ける。
これで俺の位置は『デュエル』に近い空中になる……黒ニットを『焦らせ』てやる。
- 941 :『王と遊戯』:2012/11/11(日) 20:39:22
- >>938(エイノー・確認)
登るのはどの『箱』だろうか?
『鉄』に最も近い『箱』は、『ロック』が投げつけたモノ。
一定時間で、元の位置に再発現してしまうだろう。
- 942 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/11(日) 23:31:09
- >>941
『デュエル』に登るべく走る(至近に鉄がいないなら肩を借りるはなし)。
- 943 :『王と遊戯』:2012/11/11(日) 23:39:00
- >>942(エイノー・回答)
了解した。
>>937(鉄)
『ネリー』:
「ば、馬鹿ッ!
こっそり隠れて一発逆転を狙おうとしてたのに、声かけるなよ!」
地図左方、対面の壁際の箱からひょっこり顔を出す『ネリー』。
慌てて近寄ってくる……何故か、手首を押さえているようだ。
「…………お、喜屋武。アレなら……」
その時、『エイノー』が『デュエル』の上へと登った。
>>938(エイノー)
『黒ニット』:
「そーやって時間稼ぎかい? そうそう上手くはいかないぜ……」
『デュエル』の上によじ登った『エイノー』。
だが、距離はいかにも遠い。『黒ニット』はゆらゆらと身を揺らしている。
『ネリー』:
「それもそうだけど、これもって逃げ切れるかな?
それに……君たちを置いていくわけにはいかないだろ」
パシイ
『ネリー』が放られた『白い鍵』を受け取った。
『黒ニット』:
「わかってんのー? この場なら『全員見えてる』。
一度宣言したら……勝ちなんだぜ?」
>>939(盾石)
『メモ帳』は周囲に落ちてはいない……
しかし、それを持っていた持ち主は『缶詰』になっている。
おそらく、『ロック』なら名前を知っているだろう。
しかし……彼にそこまでの協力を請えるかどうか。
>>940(喜屋武)
ギャン シャキイン!
『デュエル』の付近で『ザ・ウィズ』を発現。
天井にぶら下がった『黒ニット』の顔が曇った。
『黒ニット』:
「……なにい! その能力……空中でも発現できるのかッ」
揺れていた『黒ニット』の動きが止まる……
スタンドに身体をしがみつかせたまま、見下している。
「…………いいぜ、勝負してやってもいい。
コッチは『デュエル』に触れさえすりゃどーにかなるんだからな」
ド バ ッ
再び『ボックス』と呼ばれた『カメレオンのスタンド』が舌を伸ばす。
天井にぴったりと舌が粘着し、『黒ニットのスタンド』が本体にしがみついた。
『ネリー』:
「おい! コレを使うんだ!
文字盤を押し込めば――」
『ネリー』が着けていた腕時計を投げつけてきた。
┌───────────────┐
│ │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ │
│ ■ □ ■ □ ■W□ ■ │
│ ネ.WWW │
│ □ ■ 喜エ.鉄 W■ □ │
│ 墓墓 │
│ ■ □墓盾墓□ ■ □ ■ │
│ 缶 │
│ □ ■ □ ■ □ ■ □ │
│ .ニ │
└───────────────┘
『盾石』は黒の箱の上に載っている。
『エイノー』は『デュエル』の上。
『喜屋武』は『ザ・ウィズ』を発現し、高度『3メートル』の地点。
『喜屋武』が積み重ねた『ザ・ウィズ』は『W』で表記。
『ザ・ウィズ』展開図+α
【俯瞰ではこう見える】 【南(マップ下方)からはこう見える】
紫 黄赤緑
青赤黄 藍 この下は床。通路スペースが空いている
黄 緑 橙 ↓ ↓ ↓
鉄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 944 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/12(月) 00:03:05
- >>943
「『箱』の中ならとりあえず安全な筈だよ、まあ『保険』だ」
ネリーに返答し喜屋武の行動を見据える。
『何もしない』なら落下覚悟で『カメレオン』の『牽引』カートリッジを抜くだけだ。
- 945 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/12(月) 00:44:11
- >>943
「ネリ〜〜、あいつのこと知ってたら『デュエル』に触って名前を呼んでくれよォ。
でなきゃもう一回『デュエル』蹴って、ゲームをリセットするしかないぞ?」
お願い。わらにもすがる何とやら。
「こんなときにこんなこと言うのもアレだけど、上方向には全く無力だぞ俺……
もし名前探すってんなら『ロック』の野郎に聞くしか……」
と、そこで鉄さんはひらめくのでした。そういえば『人間缶』には『内容物』が書いていたはず。
『名簿』とか『メモ帳』とか、もしかしたら中の名前とかも書いてあるのじゃないかしらん。
「ちょちょちょっとすまん、ここは任せた。
無駄かもしれんが『ロック缶』のところ行ってくる」
というわけで『缶』を確認しに行きたい。
- 946 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/12(月) 01:02:16
- >>943
「思い知らせてやるよ……『ザ・ウィズ(魔術師)』の魔術師たる所以!」
パシッ
腕時計を受け取るぜ。どうなるのかは知らねーけど……
「喰らえ……!」
文字盤を押す。
黒ニットの身体を狙うぜ……多分、これは『時計型麻酔銃』みてーなノリだ!
その間に、俺が乗ってる『ザ・ウィズ』から、『デュエル』がある方向に向け『ザ・ウィズ藍』発現。
俺の勘違いで藍が足りないなら赤、それもねーなら緑だ。
- 947 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/12(月) 01:02:56
- >>946は無しで。ちょっと訂正する。
- 948 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/12(月) 01:12:57
- >>943
「思い知らせてやるよ……『ザ・ウィズ(魔術師)』の魔術師たる所以!」
パシッ
腕時計を受け取るぜ。どうなるのかは知らねーけど……
「喰らえ……!」
文字盤を押す――フリだ。
黒ニットの身体を狙うフリだぜ……これを『時計型麻酔銃』みてーなノリだと思わせて、警戒させる!
それに平行して、再びジャンプだ。
『デュエル』方向に……そして、仮に『デュエル』に『ザ・ウィズ』がちょいとでも『被さる』ような位置にまで跳べたら、そこで『ザ・ウィズ緑』を発現だ。
ただしもし飛距離が足りねーなら、ヤバい瞬間に『ザ・ウィズ緑』だ。
- 949 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/12(月) 01:18:54
- >>943
「流石にそんなうまい話はないかー」
実はちょっぴり期待していたのが現実はそんなに甘くなかった。
「手っ取り早いのは『ロック』さんを元に戻してメモ帳を見せてもらうか、
聞くことだけど……流石にそれは色々厳しいよなあ」
質問に答えてくれた時も、やばい位に首が捩れてたし、
流石にこの質問に答えようとしたら、命がヤバイだろう。
更に『ロック』さんを別の『駒』に変えられる可能性もある。
というわけで協力は仰ぎたくても仰げない。
「取り合えずこの位置じゃ、『デュエル』から距離がありすぎて何も出来ないしな」
行ったとしても、何か出来るってわけじゃないが……
右側の『墓』の上から『白い箱』を渡って『デュエル』に近寄るよ
- 950 :『王と遊戯』:2012/11/12(月) 22:36:30
- >>944(エイノー)
『デュエル』の上で、『喜屋武』の行動を待つ。
『黒ニット』は舌で繋がった状態のまま、ぶら下がり――
ガンッ シャ シャア z_ ッ
マップ左方に向けて、『キャスター』で滑る。
天井と繋がった『ボックス』の舌がまるでゴムのように伸びていく。
>>944(鉄)
『ネリー』:
「知らん知らん、あんな奴なんか知らないってば」
手を振って否定する『ネリー』。
『スプラッシュ』は確かに上方へは無力だ。
ここは情報を得るのが得策と『ロックの缶詰』の元へと向かう。
『 内容物:人間 ベラスコォさま謹製鎧
賞味期限:なし
※食用に適さず。常温保存可』
『ロックの缶詰』にはこんなラベルが貼られていた。
>>948(喜屋武)
文字盤を押すフリ――『黒ニット』が反射的に身を固めた。
そのタイミングでジャンプし、すぐさまに『エイノー』の頭上で――
シャキンッ
『ザ・ウィズ』を発現し、遮蔽となる。
『黒ニット』の表情が露骨に歪む。
『黒ニット』:
「…………触れて宣言すりゃ、勝ち……なんだからなッ!」
『黒ニット』はマップ左方、ちょうど『デュエル』と直線状の位置に居る。
>>949(盾石)
『デュエル』に接近する……
丁度、『エイノー』が『デュエル』の上に。『喜屋武』は更にその上に。
天井付近、直線状に居る『黒ニット』を待ち構えている。
現在の状況
マップ下方、南側から見た図。箱は除外している。
┌────────────────
│黒──────┘
│
│
│
│
│ 喜
│ .エ
│ 盾
└────────────────
『喜屋武』は『ザ・ウィズ@緑』の内部
『盾石』は『デュエル』の真横に立っている状態。
『黒ニット』は『ボックス』と『キャスター』で『天井』にくっ付いてる。
『黒ニット』はじりじりと……タイミングを計っているようだ。
どんな狙いにせよ、次の瞬間には――『動く』、だろう。
ド ドドド ド
ドドド ドド ド
- 951 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/12(月) 22:46:06
- >>950
質問
『デュエル』の周辺に、何か物は存在するかどうか。
盾石の墓は『デュエル』に密着している?
- 952 :『王と遊戯』:2012/11/12(月) 22:56:52
- >>951(喜屋武・回答)
>『デュエル』の周辺に、何か物は存在するかどうか。
>盾石の墓は『デュエル』に密着している?
図では書かれていないが、『墓』はまだ存在している。
ただし、『デュエル』が初期位置の中央に戻ったため、周囲を囲ってはいない。
箱も、中央の広場になっている位置なので、存在していない。
ついで訂正。『ザ・ウィズ』は解除していないのでそのまま存在してる。
現在の状況
マップ下方、南側から見た図。箱は除外している。
┌────────────────
│黒──────┘
│
│
│
│
│ W.喜
│ .エ
│ 盾
└────────────────
『喜屋武』は『ザ・ウィズ@緑』の内部。側面は『ザ・ウィズ@紫』
『盾石』は『デュエル』の真横に立っている状態。
『黒ニット』は『ボックス』と『キャスター』で『天井』にくっ付いてる。
- 953 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/12(月) 23:27:01
- >>950
「鎧はベラスコォ製かよ〜。ていうか別もんとして表示されんのかよ」
『缶』の開け口とかないか探してみる。
「ここから打開できないなら、もう相打ちだな」
- 954 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/13(火) 00:54:34
- >>950
『ボックス』の舌が『F・O・Q』射程に入り次第『牽引』剥奪、ス精BC。
『デュエル』に触れるまで待つ必要はない、要は『ボックス』が『デュエル』に
張り付く『機能』がなくなれば良いのだ。
タイミングも多少の遅れは心配ない、盾石の『墓』がある以上倒れる方向は
限定されるし自分はもとより他の三人も無策で見ているとは思わないだけの
信頼はこの時間で成立した。
- 955 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/13(火) 02:10:03
- >>950
『ボックス』とやらと黒ニットは、エイノーさんのスタンドに任せる。
あいつを箱に閉じ込められりゃ最善なんだがな……箱に閉じ込めるのは攻撃じゃなくて『サポート』だし。
「行けッ」
『ザ・ウィズ』の中から腕だけ出して、今度こそワイヤフック射出。
狙いは黒ニットの『進路』――つまりアイツの現在点と『デュエル』の間だ。
この局面――アイツは『デュエル』を狙うハズ!
アイツに『偶然』引っ掛かり、引き寄せられる事を狙う。
ミスったらミスったでエイノーさんのスタンドに任せる。
- 956 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/13(火) 03:18:19
- >>950
相手が空中にいる以上、『セヴンス・ヘヴン』では手の出しようが無い。
申し訳ないが相手のことはエイノーさんと喜屋武さんに任せる。
自分は相手が『デュエル』に触れられる面積を『墓』を壁にする事で少しでも狭くする。
左上は喜屋武さんのスタンドがあるからおそらく大丈夫だろう。
なので、自分は『デュエル』の右下、余裕があれば右側にも『墓』を作る。
こちらからだと『デュエル』が完全に無防備だ。
その場で作ると墓に挟まれて動けなくなるので、『デュエル』右側に移動してから、
『デュエル』右下の位置に出来る限り『デュエル』に密着するようにして、
高さ3メートルの『空の和型墓石』を発現させる。
自分より明らかに大きい墓だと迫り上がるスピードが、
人が立ち上がる程度(スC)にまで落ちてしまうのが難点だが、
こればかりは間に合う事を祈るしかない。
- 957 :『王と遊戯』:2012/11/13(火) 19:51:41
- >>953(鉄)
『缶詰』に開け口はない。大型の缶切りでもあれば別だろうが……
『缶詰』化を解除するのなら、『デュエル』を倒せばいいことを『鉄』は知っている。
>>954(エイノー)
『エイノー』は、『黒ニット』の手が『ボックス』の舌の射出だと予想する。
だが……そもそも『デュエル』は『蹴り』でしか倒れない。
『黒ニット』の『キャスター設置』によって初めて動かすことを可能としていた。
ならば、飛んでくると予想すべきなのは『ボックス』の舌ではない。
ズギュッ
『黒ニット』が『キャスター』を解除し、身体が宙に浮く。
そう、そもそも『クレーンゲーム』のように回収するにせよ、『名前を宣言する』にせよ。
触れるのは『ヤツ』が直接やってくる――
>>956(盾石)
ドムッ ドンドンッ
右側に回り込み、3メートルの『墓石』を発現。
設置するだけなら手間ではない。伸びるのにいくらか時間はかかるが……
ズ
オ―― オォ――z_____ッ !
伸長していく『墓石』――それと同時に。
『黒ニット』の身体が宙に浮く。奴が仕掛けてくる!
>>955(喜屋武)
ズギュッ
バシュウッ!!
『黒ニット』の進路を予想し、真っ向から『ワイヤフック』を射出する!
ギュ
オ
オ
オ
ツ
!!
だが、『喜屋武』は一つ失念している。
『黒ニット』のスタンドの存在――ガード出来る存在をッ!
バシイイッ!
『黒ニット』:
「真正面からかよッ! 芸がないってヤツだな!」
射出されたフックが叩き、逸らされて『黒ニット』の背後へ吹き飛ぶ。
そのまま、真っ向から『黒ニット』が接近してくるッ!
到達までの距離は『2メートル弱』だ。
┌────────────────
│ │
│ ヘ ノ
│ \ /
│ X
│ / \
│ 黒 W.喜
│ ス ..エ
│ .柱墓
└────────────────
マップ下方、南側から見た現在の位置関係。
『盾石』は『デュエル』の右側面に回り込んでいる。
『喜屋武』が射出した『ワイアフック』は弾き飛ばされて、舌と交差した状態。
- 958 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/13(火) 21:35:57
- >>957
「だめか……こっちからは攻略できそうにない…」
みんなのところに戻ろう。
そして最悪『デュエル』を蹴り飛ばして仕切り直す算段でも考えとこう。
- 959 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/13(火) 22:55:37
- >>955
「素晴らしい思い切りだ。が、『天井に持っていかれる』方が手は出なかったろうね」
『デュエル』に>>921で引き抜いた『滑走』カートリッジ装填、迎撃目標はあくまで『ボックス』の舌。
喜屋武が『ニット帽』の少年の『スタンド』に隙を作ってくれた、いかに『ニット帽』の少年もしくは
指示をしている『ベラスコォ』が歴戦の強者でも「『F・O・Q』を掻い潜って『デュエル』のキャスターを解除、
『ボックス』ないしは『ニット帽』の少年もしくはその『スタンド』が『デュエル』を回収もしくは蹴り倒して
PLサイド五人(ネリー含む)の誰かを封印する」まで持っていくのはかなり難しくはないだろうか。
- 960 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/13(火) 23:08:06
- >>957
喜屋武さんやエイノーさんの反対側に回り込んで舌で『デュエル』を、
と考えたのだが予想は外れて、相手はそのまま仕掛けてきた。
「やっば!? 間に合えーー!!」
『デュエル』を反時計回りで全速力で移動して『黒ニット』とデュエルの間に割り込んで『壁』と
なって接触を妨害しようと試みる。
- 961 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/15(木) 18:20:44
- >>957
「チィッ!!」
人型スタンドってのは厄介だな。
しかし、どうするか……アイツを止めるにはどうすりゃいいんだ?
とりあえず、俺が入ってる『ザ・ウィズ』を起点に、黒ニットが居る方に『ザ・ウィズ黄』を展開。
- 962 :『王と遊戯』:2012/11/15(木) 21:13:32
- >>958(鉄)
『缶詰』を諦めて、仲間の元へ取って返す。
丁度、『黒ニット』が上空から強襲を仕掛けている――――
>>959-961(エイノー、喜屋武、盾石)
『カートリッジ』を再装填する『エイノー』。
咄嗟に前に回り込む『盾石』。
諦めて、『ザ・ウィズ』を展開するのみの『喜屋武』。
射出されたワイアがキリキリと引き戻され、同時に迫る『黒ニット』。
前方に現れた『ザ・ウィズ』へとぶつかるか、という瞬間に。
ギャルルルリリリィィ――ッ
『黒ニット』:
「真正面からッ! 馬鹿正直に行くと思ったかいッ」
「芸がないお前らとは違うんだぜッ!」
『ボックス』が舌を牽引し、『喜屋武』を覆う『ザ・ウィズ』を飛び越えるッ。
ガッ ゴオッ!
その際に、スタンドが『ザ・ウィズ』を蹴って加速。
即座に対面の壁に到達したかと思えば、更に壁を蹴りッ!
ドギャアアッ!
空を翻るツバメの如くッ! 振り子のように戻る反動を活かして後方から突っ込んでくるッ!
だが――――
「…………これは……既に『バリケード』を?!」
――『盾石』の予想は当たっていた。
目の前に派手に動くことで、前方に気を取らせて背後を突く作戦だったようだが……
『デュエル』へ到達する経路を、『セヴンス・ヘヴン』の『墓石』が塞いでいるッ!
┌────────────────
│ \
│ \
│ \
│ \
│ \
│ .W W.喜 ヽ
│ ...エ 黒
│ .盾柱墓鉄 ス
└────────────────
- 963 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/15(木) 21:35:30
- >>962
「ものはついでだ、喜屋武君失礼」
喜屋武のいる『ザ・ウィズ』下方から逆上がり大回転の容量で
上方に飛び移り、さらに『F・O・Q』で『ボックス』の『舌』を
引き寄せたい、パス精ABC。
鉄たちの迎撃のカウンターになりそうならそのままで良いが
間に合わなさそうだったり『ニット帽』の少年に利用されそうな
雰囲気だった場合は『舌』を手繰って『ニット帽』の少年を再度
上方へ跳ね上げるつもり。
- 964 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/16(金) 00:00:44
- >>962
「おいおい……そのまま突っ込んでくるのかよッ?
動きが『三次元』すぎるッ!と、捉えきれない……
俺の『スプラッシュ』じゃあ……」
『水域』を、『ニット帽』が突っ込んでくるであろう方向にまっすぐ展開。
別に攻撃するつもりじゃあない。
だから『キャビテーション』とか狙ってない。あいつが勝手に突っ込んでくるだけだ。
『水域』の抵抗目当て。
そういうまっさらな『慈悲』の気持ちが大事だと思うのだこの『ルール』は。
「『二次元』的に防御するのがやっとってとこだなァ〜〜。
次元が一つばかし低い防御だけど、どうよ?」
- 965 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/16(金) 00:21:21
- >>962
「むしろ真正面から来られてたら無駄になってたとこですけどねーーー!!」
叫びながら黒ニットのいる方へと向かう。
バリケードの役目で作ったとはいえ、強度的には普通の墓でしかない以上、
スタンドのパワーさえ足りてれば破壊はできるから安心は出来ない。
さらに『墓』を蹴られて反動をつけられるのも困る。
だから、
「ああ、『墓』を蹴るなら気をつけたほうがいいですよ。
僕以外が『墓』を少しでも汚したり、傷つけたり瞬間、『墓』に眠る亡霊達が
アナタに襲い掛かることになりますからね」
と、ニヤリと笑みを浮かべて『黒ニット』に向けて言う。
喜屋武さんのスタンドでしたみたいに、『墓』を足場にされても困るので、
『黒ニット』が『墓』を破壊するのや、足場にするのを少しでも躊躇させるのが狙いだ。
『許可』の事もあるから、気にされない方の可能性が高いが、やれる事はやっておく。
- 966 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/16(金) 00:44:48
- >>962
「……くそッ」
今しがた出した『ザ・ウィズ』を解除。
……『ザ・ウィズ』は移動に優れてはいるが、瞬発力は微妙だ。
「……」
……この調子なら、盾石と鉄とエイノーさんでなんとかしてくれるんじゃねえか?
今入ってる『ザ・ウィズ』の上側面から『ザ・ウィズ黄』を展開。
- 967 :『王と遊戯』:2012/11/18(日) 22:03:42
- >>963(エイノー)
『黒ニット』:
「仕切り直しだぜッ!
『ボックス』ゥ――z___ッ」 「牽引をッ」
吠える『黒ニット』。そして、それを許さない『エイノー』。
『ザ・ウィズ』の下面の角を掴み、スタンドの力も借りて、上方へと飛び移る。
ドギュウウ――ッ
ガシンッ
『黒ニット』:
「……ッて、テメエエ――ッ ジャマしやがってッ」
『ボックス』が引き寄せるよりも早く舌を掴んで、『黒ニット』をこちらに寄せる。
その引くパワーで天井に粘着していた舌の先端が剥がれた……
ボコ ボコボコ
ゴボ ゴボボボボ・・・・・
>>965-966(盾石、喜屋武)
『盾石』は挑発し、『喜屋武』は追加の『ザ・ウィズ』を展開。
最後の最後まで気は抜けない。『黒ニット』もスタンドに構えさせる。
『黒ニット』:
「この僕と僕の『KRSワン』がッ! 負けるハズがねェ――ッ!」
悪罵を迸らせながら、あがく。
だが、既に『黒ニット』は『エイノー』により宙吊りだ。
ボコ ボコボコ
ゴボ ゴボボボボ・・・・・
>>964(鉄)
ボコ ボコボコ
ゴボ ゴボボボボ・・・・・
ゴボ ゴボゴボゴボゴボゴボゴボ
ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴォ――ッ
『黒ニット』:
「…………な、なんだコレ。この水中みてーな」
ボゴンッ ! ボゴンッ!
ボゴンッ !
ボゴンッ !
ボゴンッ !
『黒ニット』は『水域』に飛び込んだ。
これは能動的行動ではない。相手が勝手に飛びこんだだけだ。
故に、『気泡』が発現し、加速した勢いのままに全身で破裂する――――
「 ウ ギ ワ
ッ ャ ァ
―――z______ッ !!」
床へと叩きつけられ、同時に『気泡』により、全身にダメージ。
それと同時に、大きな音で『ブザー』が鳴り響く。
『ビィ―――――― ッ!』
《プレイヤー:『向坂 甚』のゲーム続行は不可能と見なします!》
《ゲーム終了! 勝利は挑戦者チーム!》
- 968 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/18(日) 22:48:16
- >>967
「最後の最後になったがすまないね『向坂』君、巻き添えを食わせた。
そして心から感謝するよ、盾石君、鉄君、喜屋武君とネリー君。
君たちの誰一人欠けてもこの勝利はなかったろう、こんな場所から
すまないね。『ベラスコォ』氏、良き一時でありましたか?」
6mの上空からその場のプレイヤー全員に心からの一礼。
- 969 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/19(月) 00:05:17
- >>967
> 『ビィ―――――― ッ!』
> 《プレイヤー:『向坂 甚』のゲーム続行は不可能と見なします!》
> 《ゲーム終了! 勝利は挑戦者チーム!》
「ッ〜〜〜〜〜〜いよっしゃああああああああああッ!!!
おい皆ァ〜〜! 俺たちの勝ちみたいだぞォッ!!」
『スプラッシュ』を解除してうっひゃひゃうっひゃひゃ飛び跳ねる。
目の前の向坂には悪いことしたかなぁ。
でもこれ勝負だから! こらえてくれッ!
「さぁ勝ったことだし!
……そういや、なんで『缶けり』なんてしてたんだ俺たち?」
- 970 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/19(月) 00:29:03
- >>967
「ふぅ、天井に張り付かれたときはどうなるかと思いましたけど……
どうにか勝てましたね」
こちらの勝利を告げるアナウンスに他のメンバー達にニッと笑みを浮かべた。
- 971 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/19(月) 00:46:07
- >>967
「……!」
「勝った――!」
漸く、この缶蹴りゲームも終わりか。
ベラスコォの悔しがる様が目に浮かぶようだ。
「……」
然し――勝ったのは良いが、俺は活躍出来なかったな……
そこんとこ、今回の反省点だぜ……
- 972 :『王と遊戯』:2012/11/19(月) 22:36:20
- >>968-971(ALL)
パ パパ
各々、様々な感慨を抱いていた時、天井が『透ける』。
ガラスのように向こう側が観ることが出来た……
《それでは、本日のゲームは終了とします》
《御観覧の皆さまも退場なさってください。
なお、ゴミはお持ち帰りいただきますよう――》
先程からのアナウンスの声は聴き覚えがある。
受付のあの女の声。そして、天井裏には『観覧席』が据えつけられていた。
幽霊と思しき客が、続々と席を立ち移動していく。
どうやら、このステージは『アリーナ』のような構造になっていたらしい。
ステージがすり鉢の底で、その周囲を囲うように見物用の椅子が並んでいる。
『ユウヤ』:
「――――――――」
ヒラヒラ
最善席に陣取った『ユウヤ』が手を振って、なにか言っている。
何処かを指さし――どうやら、外に出ろと言っているらしい。
『向坂』:
「クッソ……この勝負、負け知らずなんだけどなー」
虫食いの穴が全身に生じ、手足がもげ落ちた『向坂』が呟いた。
一見して再起不能だが、『幽霊』の身の上。一度死んだら死ぬことはないらしい。
「出てく前に、そこに落ちてる腕と脚、誰か拾ってくんない?
あ、出口はそこね。『ベラスコォ』は負けたからキレてると思うよ」
モゾ モゾリ
蠢きながら、自由になる顎で出口を指した。
確かにいつの間にか出口が生じている……
「逆恨みするような真似はしないけど、早く出てったほうがいい」
- 973 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/19(月) 22:48:55
- >>972
「おーいユウヤ〜〜!勝ったぞおおお!」
手をヒラヒラし返す。
「悪いな、俺もよく遊んだから得意なんだ!『缶けりッ』!!
また遊ぼうな、二ヒヒ」
落ちてる脚と腕を拾ってくっつけに行ってやる。
やったの俺だし。
- 974 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/19(月) 22:56:37
- >>972
流石に少々怖いが『ザ・ウィズ』上から『F・O・Q』をクッション代わりに6mダイブ。
まあ悪くても骨折くらいで済むだろう。
「そこだったか『ユウヤ』君、最後まで有難う。奇妙な気分だが『お達者で』」
軽く『ユウヤ』に敬礼し、まだ『向坂』の『手足』が転がっていたら返してやり
「忠告に従うよ、有難う。『いつか』再戦する日もあるだろう、楽しみに待っていて欲しい」
右腕でも振りながら『アリーナ』から『退場』する。
「『Straits』で打ち上げでもしようか?店員の喜屋武君達のレンタル料も受け持とう」
全員に提案。
- 975 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/19(月) 23:15:08
- >>972
なんだ、俺達、見世物にされてたのかよ。
……まあ、勝てたからいいけどな。『ユウヤ』の奴も見に来てたのか。
「よっ……」
『ザ・ウィズ』の下部をすり抜けて落下。
地面にぶつかる前に『ザ・ウィズ』を再展開して着地の衝撃を和らげる。
「さて、帰って報告すっか……」「あ、打ち上げッスか、良いっすね。」
とりあえず、さっさと此処を出よう。
- 976 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/19(月) 23:33:08
- >>972
今の今まで分からなかったが『ゲーム』は見物されてたようだ。
最前席には『ユウヤ』の姿も見えたので、軽く手を振っておく。
「あ、幽霊だったんだ……」
手足がもげてる『向坂』に目を丸くして、手足は他に取りに行く人が
いるようなので、触らないでおく。
「打ち上げですか? それは良いかもですね」
エイノーの提案にコクコクと頷いて、ここから出ようと出口へと向かう。
- 977 :『王と遊戯』:2012/11/19(月) 23:48:52
- >>973-976(ALL)
『向坂』:
「次やったら負けねー、よッと」
ズズ ズギュッ
手足が元に戻り、立ち上がる『向坂』。
全身の穴が月のクレーターの如く痛々しいが、当人は気にしてないようだ。
「急ぎなって。ソレ持ち帰ったほうがいいし。
ベラスコォが創ったスタンドの力は、ここでしか通用しないから……」
『向坂』が『ロック』の入った缶詰を指す。
「外に持ち出せば解除だ。あとはどうとでもなるよ。
あ、あと鍵は返して。それもベラスコォが創ったやつだからね」
出口に向かう四人に『向坂』が告げる。
外へ出ると……
「よくやったー!」 「いい勝負だったぞー!」
「また来てくれ!」
観覧席で見物していた幽霊たちが待ち構えていた。
健闘を祝ってか、拍手を送ってくる。
『ユウヤ』:
「おっつかれーさーん……
(ごめんねー。ぼくも悪気なくってさ。助言もできないし)」
近づいてきた『ユウヤ』が話しかけてくる。
その肩には大きな袋が背負われていた。
- 978 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/19(月) 23:57:23
- >>977
「ああ、そうしよう。ロック君が帰って来るならそれで良い」
ネリーから白い『鍵』を受け取って『向坂』に帰す。
『観客』達に一礼し、『出口』で
「おや、また仕事かね?良ければ『今夜の打ち上げに来ないか?』」
大袋を持った『ユウヤ』に労いを込めて『招待』してみる。
- 979 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/20(火) 00:19:19
- >>977
「と、ゲームが終わったら解除される訳じゃないんですね?」
持っていた黒い『鍵』を『向坂』に渡して、『ロック』の入った缶詰を運ぶ。
「あ、ユウヤ君。どうにか無事に勝てたよ……(ありがとねー)」
と、外に出て声をかけて来た『ユウヤ』に、
『ベラスコォ』の屋敷に入る前の『助言』が無かったら
もっと大変だっただろうと思って、小さな声でお礼を言う。
- 980 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/20(火) 00:28:59
- >>977
「次は『どろけい』とかやろうな!」
『鍵』返却。
「十分すぎるぐらいだったぞユウヤー! ありがとな!」
がっしがっしユウヤの頭を気にせずがっしがっし。
「ていうか>>736で奢ってくれるって言ってた人どこかにいないのか!?」
探す。
- 981 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/20(火) 00:43:42
- >>977
「どーも」
観客達に応えつつ、鍵を返却。
「疲れたっつーか、マジに勝てて良かったぜ……」
「ありがとよ」
- 982 :『王と遊戯』:2012/11/20(火) 01:01:59
- >>978(エイノー)
『ユウヤ』:
「ん? いくいく」
「(とりあえず逃げたいしね)」
『ユウヤ』が頷く。
>>979(盾石)
『ネリー』:
「いやー、ゴメンね。うちのアホのせいで」
『ロック』の入った缶詰を一緒に転がしながら、『ネリー』が感謝を示してきた。
『ユウヤ』もお礼の言葉に、声を出さず頷いて応じる。
>>908(鉄)
『向坂』:
「ふふ……僕が勝つぜ僕が。
ああ、でも治療してもらわないとな。あの能力スゲーね」
「それじゃ、『また』。みなさん、よい生前を」
『向坂』は鍵を受け取ると、『キャスター』を発現して、その場から走り去った。
『ユウヤ』はガシガシと撫でられて、慌てて頭を押さえた。
「ちょ、ちょ……! その土産ここにあるから!
長居するとベラスコォの機嫌悪くなるから、あずかってきたんだよ」
>>981(喜屋武)
『ネリー』:
「いや、ホントだよ……あ、姐御だ」
『アン』:
「よくやったぞ喜屋武。なにもしなかったなネリー」
ちょこちょこと近づいてくる『アン』。
ピッ、と指を指し伸ばし、出口へと足早へ向かう。
「さっきまであのチビと一緒に居たのだが……
眼に見えてキゲンが悪くなってな。おもしろかったぞ」
「だが、いそいだほうがいい。あの調子ならなにするかわからん」
ともかく一同は、外へと向かい――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『黒畝』:
「……で? コレがそのおみやげ?」
ダイナーに帰ってきた皆に、『黒畝』が尋ねる。
視線の先には『ユウヤ』の背負っていた袋が置かれていた。
『黒畝』:
「とにかく……知らない人もいるけど。
お世話になったみたいねー、お礼をいたしますわ」
ガシャガシャ チーン
「そのままっていうのが失礼だけど、ね」
各人に『30万』が支払われる。
- 983 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/20(火) 01:57:22
- >>982
「結局奢ってもらえたわけでもなく、出店みたいなのに行けたわけでもなく。
メイドに『GABA』の美味さを伝えられたわけでもなく。
やったことと言えば『缶けり』か……」
……
「うむ、よきかなよきかな」
うんうん頷く。これぞ青春なのだろう。
そしてユウヤのお土産に全力で期待するのだ。
「いいのか? 俺『缶けり』手伝っただけだぞ?」
とりあえず『30万』受け取る。
- 984 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/20(火) 21:50:09
- >>982
「恐縮です」
一度『30万』を受け取り、改めて『黒畝』に差出し
「早速で申し訳ありませんが喜屋武君達従業員4人のレンタル料を含めて
7人と『幽霊』1人分の軽いパーティプランを組んでいただけないでしょうか?」
そう質問し、ちらりと鉄を見て
「『GABA』ありのプランで」
- 985 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/20(火) 22:13:28
- >>983
「あ、いや、えっと、本当に貰っちゃっていいんでしょうか?
元々ネリーさん達と会ったのも偶然というか、ちょっと手伝っただけですし……」
いくらお礼とはいえ、1度に『30万』という出会った事の無い金額にオロオロしながら言った。
こんなに渡して、お店の経営とか大丈夫なんだろうかとも心配にもなったり。
- 986 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/20(火) 22:38:53
- >>982
「いや、まッ、俺も大して何もしてねーッスけどね。」
「ともかく……んじゃ、急ぎましょう。」
―――――――――――――――――――
「あざす!」
金を受け取り、財布に詰める。
「で――」
あの袋……土産だったっけ? 何が入ってるってんだろ?
「アレ、いつ開けてみます?」
- 987 :『王と遊戯』:2012/11/20(火) 22:58:38
- >>983(鉄)
『黒畝』:
「宿六とはいえ部下を助けてもらったんだもの。
お礼は惜しまないわよ〜。こっちのスタンド使いも縁が欲しいしね」
>>984(エイノー)
『ナズ』:
「かしこまりました!」
唐突に顔を出す巨乳ウェイトレス。
ポンポンと手を叩くと、『ロック』と『ネリー』が厨房に飛びこむ。
『黒畝』:
「今回はアタシのオゴリでいいわよー。ホントお世話になったわ」
>>985(盾石)
『黒畝』:
「いーのいーの。必要経費みたいなモノだし」
からからと笑う女――確か『黒畝 白波』と名乗っていた。
カッターシャツに黒いデニム。年の頃は20をいくらか過ぎたあたりか。
若いのだが、カネを惜しまない豪放さがある。
『アン』:
「ナミーはわたしたちのボスだからな。ついでのここは『闇医者』だ」
>>986(喜屋武)
『ユウヤ』:
「ん? 今開けようか?」
ガ ササ ア―― ッ
「『幽霊の道具』……つか、『ガラクタ』?」
中には大量の『フロリダオレンジジュース』と『マーズチョコレートバー』。
そして……『ノミの市』からかき集めたようなゴミスレスレの代物が大量にある。
漁れば珍品も出てくるかもだが……
(※各人は欲しい『幽霊の道具』を提示せよ。ただし、『実用的にならない』という補正が懸かる。)
- 988 :エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2012/11/20(火) 23:25:22
- >>987
「お心遣い感謝いたします」
『黒畝』に頭を下げて『幽霊の道具』を見渡し
「『ユウヤ』君、それでは『これ』を頂こう。面白い夜だった」
『煙草の幽霊』を一箱手にした、嫌いな銘柄ではなかったし何より切れないのが良い。
上手くまとまる様なら今夜の事は母国の大学の文芸部に『フィクション』として寄稿しよう。
- 989 :鉄 一郎『スプラッシュ』:2012/11/21(水) 00:15:38
- >>984
「エイノォ〜、わかってらっしゃる!!」
輝く目!ほころぶ顔!そしてこの面々!
「いやァ〜、『缶けり』っていいなァ!」
童心を忘れないでおこう。心に決めた鉄であった。
>>987
「じゃあ貰っとく!また何かあったら呼んでくれ!
次は『どろけい』なッ!」
自分の中ではそう決めうちした。
「写真くれよ。ユウヤの」
そもそもそれが目的なのであった。
それと『マーズチョコレートバー』を貰う。
『GABA』のように摂取するものじゃあなく、『思い出』として……
- 990 :盾石 勇人『セヴンス・ヘヴン』:2012/11/21(水) 00:33:26
- >>987
「『闇医者』……何となくどんな感じか予想出来ますけど、アニメとか漫画の中だけの存在じゃないんですね〜」
それにしてもボスって、実はヤの付く自由業とかソッチ系だったりするんだろうか?
『幽霊の道具』は散々悩んだが、結局『フロリダオレンジジュース』にした。
「それにしても、なかなか出来ない体験をした日だったな〜」
- 991 :喜屋武 角『ザ・ウィズ』:2012/11/21(水) 01:43:19
- >>987
「なんだコレ……ガタクタか?」
「まあいいや。この『懐中時計』なんかオシャレでいいんじゃねえの?」
打ち上げ宴会の予兆を感じつつ、ガタクタを漁るぜ。
さて……俺も、なんやかんやを手伝うべきか? バイトだし。
- 992 :『王と遊戯』:2012/11/21(水) 22:20:33
- >>988(エイノー)
『煙草の幽霊』を手に取った。
☆『煙草の幽霊』
くしゃくしゃのパッケージに似合わず、中身はきっちり入っている。
全部喫い終えても、一日経てば元に戻ります。
ニコチンも幽霊なので多分影響はありません。健康に良い。
ただし、『ハズレ』を引くと抹香臭い煙が出ます。ご注意。
>>989(鉄)
『ユウヤ』:
「え? そんなのでいいなら……んじゃ、このカメラ使おうか」
パシャ
『カメラの幽霊』で写真を撮影された。
そのまま手渡される。
☆『カメラの幽霊』
インスタントカメラで撮ったその場で写真が出ます。
普通に撮る分にはピンポケで、まともな写真が撮れることはありません。
ただし、『幽霊』を撮る時のみはまともに撮影が出来ます。
即ち『心霊写真専用カメラ』。あまりにくっきり幽霊が映るのでそうは見えませんが。
☆『マーズチョコレートバーの幽霊』
ぶっちゃけるとスニ〇カーズ。GABAの敵。
>>990(盾石)
『黒畝』:
「もし、手とか足とかなくなるようなことがあったらぜひ来てちょーだい。
格安で治療するわよ! 待ってるわね! お願いね!」
ソッチの職の人なのかもしれないが、何か必死だった……
☆『フロリダオレンジジュースの幽霊』
紙パック入りで飲んでも飲んでも減りません。
ただしアゴから擦り抜けるので飲んだ気がしないかも。
味は最高で、冷蔵庫に入れずとも常にひんやりです。
>>991(喜屋武)
『ナズ』:
「じゃ、コッチお願いしますねー!」
『懐中時計の幽霊』をポケットに入れたところで、厨房へと引きずり込まれる……
☆『懐中時計の幽霊』
時計の針どころか文字盤の数字の配置すら滅茶苦茶な時計。
ゼンマイ式だが、巻かなくても自動的に巻かれて動きます。
英国製ゆえか、お茶の時間には勝手にベルが鳴ります。迷惑。
- - - - - - - - - - - - キンクリセン - - - - - - - - - - - - - - - -
「それではみなさま!」
「「「「おつかれさまでしたー!」」」」
宴会も始まり……その晩は全員で楽しんだ。
尚、幽霊の写真を撮るイベントは……
あまりに多くの幽霊が撮影されたため、賞金はなしになったという。
『王と遊戯』 ⇒ 『終了』
- 993 :『王と遊戯』:2012/11/21(水) 22:21:55
- 【幽霊の元締め】『ベラスコォ』のスタンド。
『幽霊のフロア』を作り出す能力。
『十三階』や『四階』などの『忌み数』で存在しない階を作り出す。
『幽霊のフロア』は空間を超越して存在し、全て『ベラスコォ』の支配下にある。
どんな空間にするかは『ベラスコォ』の思いのままで、スタンドすらも作り出せる。
出入りするにエレベータや階段で、存在しない階へと入り込む必要がある。
感覚の鋭い者(スタンド使い含む)や『幽霊』にしか認識できず、入ることも出来ない。
『幽霊のフロア』内では全ての『魂』が対等となり、許可がないと干渉が出来ない。
生物、幽霊を問わず、互いへと働きかけるには相手からの許可が要る。
魂を支配することを許可したなら、一方的に干渉され、支配されてしまう。
『幽霊のフロア』内ではこの許可を賭けた勝負が盛んに行われている。
ただし、『幽霊』同士では厳禁であり、迷い込んできた人間をカモにしている。
『幽霊のフロア』内の物品は『ベラスコォ』の創造物で、好きに作り変えられる。
故に『幽霊のフロア』の物品や部屋を用いた勝負では、『ベラスコォ』は『無敵』。
『レジェンド・オブ・ヘルフロア』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:∞
持続力:∞ 精密動作性:なし 成長性:なし
- 994 :『王と遊戯』:2012/11/21(水) 22:22:45
- 『ベラスコォ』が自身のスタンド能力で作りだした遊戯用のスタンド。
シャークマウスの描かれた巨大な『缶』のヴィジョン。
金属の地肌がむき出しで、一見すると金属柱のようにも見える。
発現した場所からは『不動』。また、一切の破壊を受けつけない。
ただし、足による干渉に対しては抵抗できず、容易に倒せる。
能力は丸呑みにした対象を『缶詰』にすること。
無生物をシャークマウスに触れさせると呑み込まれ、『缶詰』になって吐き出される。
知性ある対象を『缶詰』にする場合、以下の条件を満たす必要がある。
1.誰かが『缶詰』にしたい対象を視認する。
2.『缶詰』にしたい対象の『名前』をスタンドに接触した状態で告げる。
条件を満たせば可変し、サメとトラックを組み合わせたような怪物となる。
対象を追跡して呑み込み、『缶詰』にするまでどこまでも追い掛け回す。
この状態は『絶対無敵』。いかなる能力であろうとも抵抗は不可能。
『缶詰』は元の物体より一回り大きく、対象を示す『ラベル』が貼られている。
待機状態のスタンドを『蹴り倒せ』ば、『缶詰』化は解除される。
『デュエル』
破壊力:なし(A) スピード:なし(A) 射程距離:『幽霊のフロア』内
持続力:∞ 精密動作性:なし(A) 成長性:なし
- 995 :『王と遊戯』:2012/11/21(水) 22:23:30
- 『ベラスコォ』の作りだしたスタンド。
『向坂甚』がゲームをする際に人数差を埋めるため、貸与されている。
メカニカルなカメレオンのヴィジョン。
使用者の腕に装着され、自由自在に舌を伸ばす。
舌は長さが最長で10メートル。強力な射出力と牽引力を持つ。
また、『硬度』を変化させる性質を持ち、柔らかくも硬くも出来る。
ガムのように柔らかくすれば『粘着性』を得て、物体に接着させられる。
硬くすれば突出する槍となり、しなやかにして軟鞭にすることも出来る。
『ボックス』
破壊力:E〜B スピード:A 射程距離:『幽霊のフロア』内(舌:『C』)
持続力:B 精密動作性:D 成長性:なし
- 996 :『王と遊戯』:2012/11/21(水) 22:24:16
- 【幽霊遊戯者】『向坂甚』のスタンド。
人型のヴィジョン。
『面』に触れた物体を殴って、『キャスター』を設置する。
『キャスター』は接触している『面』から絶対に離れない。
設置された物体がそよ風でも動くほどに非常によく転がる。
無生物のみが対象となるが、本体は例外。
『KRSワン』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(能力射程:B)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C
- 997 :『Lonely Hearts Club』:2012/12/16(日) 17:03:29
-
「…………で、これが次の標的か?」
「YESYES!
それでおしまいだ。君たちもお役御免って寸法さ」
「名残惜しいがね……」
「『レプティリカス』……オマエに回す」
「……了解」
「これが終わったら君たちもマジメに働くんだな。
なに、カンタンな仕事だ。すぐに済むだろう?」
「見せしめだ。派手にやってくれていい。
だが、……仮に『目撃者』が居たら」 ・ ・ ・ ・ ・
「残らず殺す」
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