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【ミ】『ヨカナンの首』

1 : 『サロメ』 :2018/12/01(土) 16:03:05
僕はクソクラエのルチアになるの?


2 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/01(土) 16:03:48
「別に疑っているわけじゃあ、ないんだが。
 しかし今一度、『確認』……そう、『確認』させてもらいたい。
 ――本当だな?」

「ええ、間違いありません」

「おいおいウソだろ!?
 そんなハズねェよ!有り得ねェ!
 どうせ、不意打ちとか、罠とか……ハメられたに決まってるッ!」

「取り乱すんじゃあねえ!
 俺にだって信じられねえが……しかしコイツがそう言うんならよ」

「はい。私が話した事は全て真実です。
 私の『能力』で『潜って』確認したんです。これは、絶対です」

「成る程。
 つまり我々の実質的な『リーダー』であった『彼』は――」

「『五十嵐さん』は」


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「正々堂々正面から戦って、敵の『スタンド』使いに敗北し、命を落としました」


3 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/01(土) 16:04:51
「勿論私はお前の『能力』も、それにお前自身も信用している。
 だがお前は我々の中でも、特に『五十嵐』に懐いていたな」

「……何が言いたいんです?」

「妙な気を起こすんじゃないぞ。
 お前の『能力』は特に『貴重』で『有用』だ。
 あんな『猫』と比べるべくもない程にな」

「まさかテメェ!一人で抜け駆けして『仇討ち』だなんて――」

「有り得ません!
 『自分が戦って死ぬ覚悟』も、『仲間が戦って死ぬ覚悟』も、とっくに決めています。
 全部五十嵐さんに、教えてもらったんですから。
 こんな稼業ですもん、仕方ないじゃないですか」

「分かってるならいいけどよォ……。
 でもあの『エフェメラル』を正面から打ち破る『お面の高校生』ってのは……」

「それだけ強力な『スタンド』だったって事ですよ。
 もういいじゃないですか。
 メンバーが一人死んだくらいでいつまでも騒いでいたら、
 半端者だって五十嵐さんに叱られちゃいますよ」

「お前……」

「私、先に失礼しますね。
 長時間『潜る』と、すっごく疲れるんですよ」


4 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/01(土) 16:05:53
覚悟ならとっくに決めていた。
自分が戦って死ぬ覚悟も、仲間が戦って死ぬ覚悟も。
全部、全部五十嵐さんに教わったんだ。

だから悲しくはない。涙を流すこともない。
怒りもない。頭に血が上ることもない。
そのために鍛えてもらったんだ。

だけど、五十嵐さん。
どうして教えてくれなかったんですか。
こんなの、まだ習ってないじゃないですか。

自分が戦って死ぬ覚悟も、仲間が戦って死ぬ覚悟も、ちゃんと決めたのに。


『戦場で、背中を預けた相手に弾避けに使われて死ぬ覚悟』なんて。
そんなの、決まってるわけないじゃないですか。

あんまりじゃないですか。
そんな死に方、あんまりじゃないですか。

こんな私を半端者だと笑ってくれますか。
いつものように、叱ってくれますか。


私は私の『能力』で、事の一部始終を知ってしまったから。
あの『大学生風の男』。


『……悪リィ、五十嵐さん。
 身体、『借りる』っス……!』


『高天原 咲哉』。『借り』は返してもらう。
私のこの、『シャドウズ・コライド』の能力で。


5 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/01(土) 16:06:39
ピンポーン。

「お届け物でーす。
 『高天原』さん?いらっしゃいますかァー」

ある『土曜日』の朝8時。
休日ということもあってか、自宅ですっかり惰眠を貪っていた『高天原』の眠りは、
突然の来訪者により妨げられる。

ひょっとしたら自身が通販でなにか購入したのかもしれないし、
あるいは『高天原』の居所を突き止めた『実家』の家族が、
なにかの『差し入れ』を送ってきたのかもしれない。

『朝8時』というのはいささか早い気もするが、
『配送ルート』などの都合を考えれば、そこまで不自然ではないのかも知れない。

いずれにせよ、応答すべき場面ではあるだろう。


※参加者は能力詳細と持ち物(室内にあって不自然でなく、今後利用するもの)のレスを。


6 : サクヤ :2018/12/03(月) 20:39:43
>>5
「んだよォ〜今日はせっかく自主休講したのに。
いやあ我の眠りを妨げるとは許せないッスネぇ〜〜」

「ひょっとしてこの間通販で頼んだ『真空パック』を作る機械が届いたのかぁ〜!?
これで、俺様至高の『鶏ハム』が作れちゃうね!いいね!
はーい!今開けますよ〜!」

というわけで来訪者に応じる。

【外見設定】
 ・猫目、クセ毛。小柄、やや日焼け。
 ・高校時代のジャージ
 ・家なのでメガネ
 

【所持品】
スマホ、ボールペン。

【能力詳細】

  植物の意匠をあしらった、スマートな人型のヴィジョン。
  音を発生させた対象の時間を止める、『静止』という現象を操る。

 破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m) 持続力:D 精密動作性:B 成長性:B→C


7 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/03(月) 21:45:29
>>5

「アッ『高天原』さん!
これ、『お届け物』でェッす!」

あえて土曜日に『講義』を入れる『勤勉さ』と、
それを『サボり』によって台無しにしてしまう『小物感』。
それらが同居している部分こそが、あるいは『高天原』の本質なのかもしれない。

「ここにサインか印鑑を…………確かに!
ドーモ!ありやッしたァ〜!」

『高天原』と同世代か少し歳上に見える『配達員』が残して行った荷物は、
果たして『弁当箱大の桐箱』であった。

高級感を感じさせる『桐』の箱に、直接『クール便』の伝票が貼り付けてある光景は、
ある種のミスマッチさを与えるかも知れない。

ひょっとすると、『クール便』であったからこそ配送時間がシビアで、
その結果として朝イチの配達になった、ということも考えられる。

結果として『高天原』の手元に残されたのは、
よく冷えた桐の箱一つ。
小型の『真空パック機』でないことは確かだが、
中身を確認するには、開いてみるしかないだろう。


8 : サクヤ :2018/12/04(火) 09:33:11
>>7
「んおぉぉ〜〜〜〜?」

配達員が去った後、重々しい装飾が施された桐箱を手に持ち、
しげしげと眺めてみる。


「何スかねぇぇ〜〜これは!
まさか、まさかだけど『爆弾』とか入ってないスよねェ〜〜。
いやあ、流石にないか。
大方俺の居場所突き止めたお袋が何か気を利かして食い物を寄越したんか?

いいや、いいや。とりあえず開けてみるべ」

と言うわけで部屋に戻り、
箱の蓋を開け中身を改める。


9 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/04(火) 20:41:42
>>8

先日の『猫』を巡る壮絶な争いを経験した『高天原』からすれば、
『爆発物』を警戒するのも無理からぬことではあるだろう。

しかしながらその考えをすぐに打ち消し、
『母親』からの『差し入れ』を期待しつつ箱の蓋に手を掛ける『高天原』。
桐の外装は、成る程『高級ハム』あたりを梱包するのに相応しい誂えにも見える。

母親には黙って家を飛び出したはずだが、あくまで大学生の家出である。
その気になれば、居所を掴むのはそう難しいことではないだろう。


           パッ


『箱』の中に納められていたのは、
『ハム』でこそないものの明らかに『肉製品』。
それもある程度形は整っており、『いかにも生肉』といった生々しさも無い。
『クール便』で冷却されていたためか、『臭い』も殆どない。

『それ』は、『桐箱』の中に剥き出しで並ぶ二つの『肉片』は、

     ド


『高天原』もすぐに気がつくことだろう。
ある種の『貝類』や『カタツムリ』のように独特なフォルム。

     ドド  ド


『それ』は紛れもなく、二つ揃った一組の、


ドドド
      ドド  ドドドドドドドド


『人間の耳』であった。


10 : サクヤ :2018/12/06(木) 19:29:56
>>5

死線は何度も潜ってきた、
先日も(結果だけ見れば『失敗』に終わってしまったが)それなりの『仕事』をしてきたし、
人間の四肢が切断される光景だって見た事がある。



「……………ひぃッ!!」

ボトリッ


だが流石に送られてきたギフトの中に人間の『耳』が入っていた経験はない、想像から外れたその『異常』さに思わず、悲鳴をあげる。



「なんだこれはッ!誰がこんな事をッ!何のためにッ!
だいたいッ!この『耳』は誰のもんだぁ〜〜ッ!!

わりーけど、俺にはこんなッ!
原稿料もロクに貰ってねーだろう三流『ウェブ漫画家』が描いたデスゲームみたいなことをされる覚えはないッ!!」


こみ上げる『恐怖』を少しでも紛らわす為に声を張り上げながら、
恐る恐る箱の中を注視する。何か『手紙』の類は入ってるだろうか?


11 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/06(木) 22:30:24
>>10

自らの『経験』とはかけ離れた事態に思わず戦慄する『高天原』。

「なんだこれはッ!誰がこんな事をッ!何のためにッ!
だいたいッ!この『耳』は誰のもんだぁ〜〜ッ!!」

たまらず声を上げ、誰にともなく矢継ぎ早に質問を投げかけ己を奮い立たせんとする。
勿論室内には『高天原』一人しかおらず、
その質問に答えられる者など居る筈もないのだが。

だが、しかし。
最後の『質問』への回答に限って言えば、それは程なく得られる事になる。

「わりーけど、俺にはこんなッ!
原稿料もロクに貰ってねーだろう三流『ウェブ漫画家』が描いたデスゲームみたいなことをされる覚えはないッ!!」

期せずして発せられた『原稿料』というフレーズ。
それと共に注視した『箱』の『中身』の──『耳』。
それを彩る、特徴的な『六角レンチ』を模した『ピアス』。


『高天原』はその『耳』の持ち主を知っている。
つい先日仕事を請け負った、小さな『編集社』に勤める『ゼミの先輩』の耳を、知っている。
それが『早見勇』の『耳』であることを、『高天原』は直感的に理解する。


死線を潜ってきた。
それなりの仕事をしてきた。
これがその『仕事』の結果──『報復』であることは、既に疑う余地も無い。

『箱』の中に手紙の類いこそなかったが、
よくよく見てみればクリーム色の『付箋』が一枚、
箱の内側に貼り付けられている事に気付くだろう。
何の変哲も無い事務用品の『付箋』に、ボールペン書きの『メッセージ』が記されている。
明らかに手書きの物で、特に筆跡を誤魔化す様子も見られない『メッセージ』。
几帳面さを感じさせる丁寧な文字で、しかし端的に、それは記されていた。

・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・
【 耳 揃 え て 返 す ぜ 】


あくまで大学生の家出である。
その気になれば、居所を掴むのは、そう難しいことではないのだ。


12 : サクヤ :2018/12/07(金) 21:20:04
>>11

「こ、このちぃっとばかし『独特』な『ピアス』はッ!
まさかッ!ああ…!は、早見さん…!
クソぉぉ!!!!ああッ!!ちくしょうッ!!!」


見覚えのある『六角形』の『ピアス』、そして付箋に添えられたメッセージを見た瞬間
きっと『エクリプス』が自分に対し『報復』をしに来たのだと直感で理解する。
恐らく『宗像』やあの『お面』や『ラッパー』にも刺客が送り込まれているだろう。


「なんでよりにもよって早見さんに手を出しやがった!
ええい!とにかく電話だッ!!!」

わざわざ首ではなく耳を送って来たということは、早見は生きてる可能性が高い。だが生きていても確実に身柄を捕らえられているだろう。
なので此処はスマホを取り出し、早見のケータイに電話をかける(安否を確認したい)


13 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/08(土) 20:25:06
>>12
 
自らの『身内』の『耳』が送られてきたことを理解するも、
そこは『百戦錬磨』の『高天原』。
必要以上に取り乱すことは無く、瞬時に状況を分析する。
 
 
「なんでよりにもよって早見さんに手を出しやがった!
ええい!とにかく電話だッ!!!」
 
 
『人質』は無事でなければ『人質』足り得ない。
その考えにたちまち行き着き、流れるような動作で『早見』の携帯をコールする。
『早見』の安否を確認できればそれで良し。
『エクリプス』との連絡手段を確保できれば、それもまた良し。
打つべき『第一手』としては間違いなく『最善手』と言えるその行動には、
既にして『一流』の『戦士』である『高天原』の、『闘いのカン』が表れていた。
 
 
 RRRRRR
         RRRRRRRRR

『スマートフォン』越しに『コール音』が響き、

       RRRRRRRR
  RRRRRR「咲哉君」

聴こえた。確かに『早見』が己の名を呼ぶ声が。

RRRRR「に」 RRR「げ」RR
RRR「て」 RRRR RRRRRR RRRRRR
         
         
しかしどうしたことか。耳元の『スマートフォン』からの『コール音』は鳴り止む事がない。
今を以って尚、『早見』の『携帯』を呼び出し続けている。
それでもやはり、途切れ途切れではあるものの、『早見』の声は聴こえるのだ。
      
     

RRRRR「『スタンド能力』」RRR「ヤバイ」 RR
   RRRRRR「裏側」 RR「で死ぬ」RRRRRRRR
 RR「忘れ」R「て」RRR「自殺」RR「を」「止めてくれ」RRRRR
RRRRRRRR「燃えて」RRR「見えない」RRRR「『生ごみ』が」
   RRRRRRR「綺麗に」RRRRRRRR
     RRRRR「咲哉君」RRRRRRRR「『神様』が」RRR「好き放題して」RRRR
    RR「無理やりこじ開け」R「て」RRR
RRRRR「穴も」RRRR「い」 RR「哉」 R「だ」 RRRR
RRRRR「あれ」RR「は」 R「嫌だ」RRRR
   RRRRRR「虫」RRR「に」R「なり」RRRRRR
    RRR「飼育」RR「され」RRRR「る」RRRRRR

RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
        
    「咲夜君」「逃げ」「て」

RR RRRRRR RRRRRR
    RRRRRブツッ「『ただいま、電話に出る事が、出来ません。発信音の後に───』」
         
         
『早見』の声はそう、決して『スマートフォン』越しになど聴こえてきてはおらず、
その声は明らかに、『高天原』の持つ桐の箱に収まった、
                  

『早見の耳』から聴こえてくるのだ。


14 : サクヤ :2018/12/09(日) 19:14:39
>>13
「早見さんッ!?早見さんッ!!
え、『蟲』になっちゃうって何言ってんすか!!!
早見さんは人間でッ!俺の先輩でッ!


ーーー早見さん…?」

どういう原理なのかは不明だが、『早見』の声は箱に入ってる『耳』から聴こえてきた。
間違いなく敵の『使い手』の『能力』だ。


ガタガタガタガタガタガタ!!
ガタガタガタガタガタガタガタガタ!!
ガタガタガタガタガタガタ!!


「今自分は追い詰められている」という状況を理解した途端、
悪寒が出始めた。恐怖で歯は震え、暑くもないのに大量の汗が全身から滲み出る。

「ああァーーーッ!!!畜生ォォォォ!!!開けるぜッ!!!!
早見さぁぁん!!!今、助けるっす!!!!!!


意を決し、箱の中から『早見』の耳を取りたしたあ。


15 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/13(木) 21:36:38
>>14
 
『耳』とは『聴く』為のものであって、決して『喋る』為のものではない。
なればこそ、『高天原』の動揺もまた無理からぬものであったのだろう。
 
「早見さんッ!?早見さんッ!!
え、『蟲』になっちゃうって何言ってんすか!!!
早見さんは人間でッ!俺の先輩でッ!


ーーー早見さん…?」
 
『裏側』『自殺』『生ごみ』『神様』『穴』──『虫』。
あまりに支離滅裂且つ馴染みの無い単語の羅列は、『高天原』への『警告』として発せられている。
何より『逃げて』というフレーズ。
 
恐怖するのも無理はない。
逃げ出してしまって構わない。
『先輩』の『警告』を無下にする必要など何もない。
 
だから『高天原』は悪寒がするし、歯が震えるし、全身から汗も吹き出すし、
 
「ああァーーーッ!!!畜生ォォォォ!!!開けるぜッ!!!!」
 
だから『高天原』は、
 
「早見さぁぁん!!!今、助けるっす!!!!!!」
 
己が『先輩』を救う為、危機に身を投じる事ができるのだ。


17 : 『リビングデッド&フルムーン』 :2018/12/13(木) 22:23:52
>>14
 
意を決して取り出した『耳』からはしかし、
一向に『早見』声が聞こえる事はなかった。
『録音』した『音声データ』を再生し終えたかのような、
唐突な沈黙のみがその場に残され。
 
そして数瞬後──
 
 
  ト
      プン
 
  
目の前の『耳』から聴こえてきたのは『水音』で、
同時に『高天原』の『目』に 入ってきたのは、
『早見の耳』から宙空へと飛び出し、そのままゆったりと『高天原』の目の前に静止する1匹の『魚』。
一般的な『消火器』程度のサイズを持ち、色合いは判然としないが『寒色』の印象を受ける。
 
『高天原』は勿論、当然のように理解する。
これが、これこそが『敵』の────『スタンド』!
 
 
【 初めまして】 
         【高天原咲哉】
 
 
『魚』が声を発する。『スタンド会話』だ。
女性的な雰囲気を纏ったその声が、淡々と告げる。
 
 
        【あなた】
        

  【────苛つくんですよ】
        
        
 
死線を潜ってきた。
それなりの仕事をしてきた。
その『仕事』の結果もたらされた『それ』は。
 
『高天原』に向けられた、過去類を見ない最大の『逆恨み』は、
もう、始まっている。


18 : 『風切り音は聴こえない』 :2018/12/13(木) 22:30:06
タイトル:『風切り音は聴こえない』

GM:倉員
危険度:D
難易度:B
募集人数:1名。『高天原咲哉』のみ。
報酬:無〜80万
形式:1日1レス程度。適宜飲み代の負担等で調整。
期間:参加者次第。
   ただし最短でも一か月は想定。

あらすじ:
かつて『猫』を巡る熾烈な争いに身を投じた『高天原』に対して、
『エクリプス』の『ある一味』より『刺客』が放たれる。
一味の名は『五十嵐一派』。『高天原』が『弾避け』にして殺した『あの男』を慕う――『残党』である。


19 : サクヤ :2018/12/14(金) 19:58:04
>>16-17
「なッ!?」


┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨ ┣¨┣¨……


『早見』の耳から現れた明らかにスタンドとわかる『水の魚』。
心臓が刻むビートの音に溺れて死にそうな程のプレッシャーが俺を襲う。
出来ることならば今すぐ逃げ出したい。この魚を操っている女の股座を舐めてでも助かりたい。
けれどもーー


「それは出来ねェっすよ…!
あんたが俺や『お面』それに『作業服』の奴に『報復』をするのはまだわかる。うん…
けれどもッ!!アンタは何の関係もねえ無力な『早見』さんを傷付けたぁぁッ!!

それも五十嵐さんの真似なんてしやがッて!こっちの方が【苛つく】ッて話だ!
俺のためじゃねえ!『早見』さん達のために俺は逃げられねェッ!!

ーーー『ウィーピング・ウィロウ』ッ!」


ゾゾ… ゾゾォ… ザザッ ゾオオオオーーー!!!


等身大の細身のガラスの『マネキン』の中にそっくりそのまま『人体模型』を閉じ込めた容貌のスタンド、
つまりは己の分身ーー『ウィーピング・ウィロウ』を傍らに発現ッ!
現れた『水の魚』の行動を警戒するッ!


20 : 『風切り音は聴こえない』 :2018/12/20(木) 20:12:26
>>19
 
水音を伴い発現された『敵』の『スタンド』。
一般的な『スタンド』と同様に『半透明』のヴィジョンをしているが、時折その像に『ノイズ』が混じる。
『水の魚』というよりも、機械的な『立体映像』の印象を感じさせる曖昧な『ヴィジョン』。
 
 
「それは出来ねェっすよ…!
あんたが俺や『お面』それに『作業服』の奴に『報復』をするのはまだわかる。うん…
けれどもッ!!アンタは何の関係もねえ無力な『早見』さんを傷付けたぁぁッ!!」
 
 
その『魚』が、
『高天原』の『啖呵』を受け、
 
 
「それも五十嵐さんの真似なんてしやがッて!こっちの方が【苛つく】ッて話だ!
俺のためじゃねえ!『早見』さん達のために俺は逃げられねェッ!!

ーーー『ウィーピング・ウィロウ』ッ!」
 
 
    【安心しました】
 
 
一言、女の声で呟き、 


  ドッ
 
      シュゥゥゥ────ッッ!!
 
 
空中を『泳ぐ』ように一直線!
尾ビレをはためかせながら、『高天原』の『腹部』目掛け飛び掛かる!
その『速度』は──『かなりの物』だ(スB)。
 
 
宙を駆ける『魚』から、『女』の声が続く。
 
 
 【あなたの言葉は】
  
    【本当に『薄っぺら』で】
 
 
【最後まで聞く必要がなくて、良かったなと】
 
  
 
     【安心しました】


21 : サクヤ :2018/12/22(土) 07:37:22
>>20
「薄っぺら?ジョートージョートーッ!
ならば俺は薄っぺらい紙切れのようにヒラヒラとアンタの攻撃を避ける!
腹を括るゼッ!!」


『水の魚』は非実体化のスタンドではあるが、『尾びれ』を靡かせ風を切りながら
ーーつまり『音』を伴いながら突進してきた。
『音』が発生するのならばこの状況は既に『ウィービング・ウィロウ』の領域だ。
オノマトペで表すのならば【ドッシュー!】という魚自身が発生させているその『音』を『静止』させ『魚』の動きを止めるッ!

「おおゥらァ!!」

そして動きが鈍ったタイミングで『ウィービング・ウィロウ』の拳を魚に叩き込む。
彼我の『速度差』は、『能力』と『精密さ』で埋める。


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