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Departure〜旅立ちの時 明日に贈る〜
1前田かずき:2011/03/10(木) 00:04:41
延原先生 ゼミ生の皆様

演奏会にお招きいただき有難う御座いました。

私は後悔しています。なぜもっと大勢の仲間を連れて聴きに来なかったのかと。
これほど素晴らしい演奏会に、より沢山の方々に声を掛け、喜びと満足感を分か
ち合う機会を作らなかったのかと。

今年度私が聴かせていただいた貴ゼミ演奏会の中では、今回が最も安定感の高い
素晴らしい演奏会だったと思います。3時間半があっという間に過ぎてしまった
というのが実感です。これはNOBU-ZEMI DIPLOMEや4年生の皆さんが多いというだ
けでなく、一人一人の演奏に対する気概というか気迫が、われわれを引き込んだ
結果だと思います。

無伴奏の演奏曲が4曲あり、各部の最初に置かれていましたが、この演奏次弟で、
後の演奏の流れに影響を与えるだけに、演奏者の緊張感は高く、難しい演奏だった
と思います。しかしながらいずれも見事にその役割を果たされました。特にイべー
ルの「無伴奏フルートによる小品」の八木華沙漓さんのフルートは、繊細さと伸び
やかさが見事に融合し、引き込まれました。

今回特に感動した曲が3曲あります。ヴェルディの「椿姫の旋律による演奏会用
小品」(クラリネットの上野二葉さんが難しい曲を熱演)、設樂健編曲「世界の
車窓から」(チェロの吉田知郷さんの安定感のある演奏)及びライネッケの「三
重奏曲 作品274」(クラリネット:安本夏海さん、ホルン:舟橋有紀さんの絶妙
のコラボ)です。
この3曲では、いづれもピアノは村田美貴さんでしたが、どれも素晴らしい演奏で
完全に魅了されました。特に「椿姫」は鬼気せまるものがあり、引きずり込まれる
ようでした。
この村田さんには、感心した所作があります。ピアノの側に待機していた「譜面め
くり」担当のスタッフ松本愛美さんに対し、ピアノに向かう際と演奏終了時に、笑
顔で会釈を交わしていたことです。ちょっとしたことですが、スタッフへの心遣い
に感銘しました。

また、松本さんは、ほとんどの「譜面めくり」にかかわっていましたが、演奏とは
違う神経を使う作業で大変だったと思いますが、大きな拍手を送りたいと思います。
いつか「アメージンググレイス」のトランペットに再チャレンジして下さい。

4年生の皆さんには、ようやく名前とお顔が一致したところで、お別れとなり寂しく
思いますが、4年間の締めくくりの演奏はとても満足のいくものだたのではないでし
ょうか。
シャミナード「フルート小協奏曲 作品107」では、フルートの蔦岡ひかりさんが、
心を込めた丁寧な演奏で、ピアノの酒巻範子さんと息がピッタリ合い素敵な演奏で
した。
柳沢里乃さんは4曲演奏されましたが、ライネッケの「フルート協奏曲 作品283」
では、独特の全身を使ったうねる様なスタイルの演奏で、気持ちの入った見事な名
演でした。更にシューマンの「3つのロマンス 作品94」は、12月のクリスマスコ
ンサートの再演でしたが、ピアノの酒巻さんと共に、一段と磨きがかかり聴き惚れ
ました。
ボノーの「ディヴェルティメント」では、4年生4人のフルートが勢揃いし、さなが
らオールスターの顔合わせのようで、豪華な演奏を楽しめました。
もう一人、フルートの田川真喜子さんは、モンティの「チャルダッシュ」で、多彩
な音色が良く出ていて、素晴らしかったと思います。私の前の席にいらしたお母様
(?)が、熱烈な拍手で応援していたのが印象的でした。

まだまだコメントは尽きませんが、この辺にさせていただきます。延原先生とゼミ
生の皆様には、あらためて心からお礼を申し上げます。皆様との出会いが、また皆
様の一生懸命さが、どれほど私に音楽への関心を深め、勇気や感動、喜びを与えて
くれたか分かりません。このことをお伝えしてこのコメントを終わらせていただき
ます。4年生の皆様には、これからあらたに様々の可能性にチャレンジされ、幸せ
な人生を歩んでいただきたいと心から願っています。
                                前田かずき

2延原正生:2011/03/11(金) 01:23:16
前田かずき 様

今回も長いコンサートを最後までお聴きいただきありがとうございました。
休日に何かのついでにぶらっと立ち寄っていただくようなコンサートを想定しましたが、
個々の学生が比較的明確に目標を掲げての演奏が多く、おっしゃって下さったとおり、
その緊張感と熱意がよく伝わる中身の濃いコンサートになりました。
完璧な演奏ではなかったにせよ、年度を締めくくるにあたり、
心地よい達成感が感じられたようにも思います。

アリストホールは初めてのホールとなりましたが、
演奏以外の部分で少し準備不足な面も見られ反省しております。

ゼミの卒業生を中心をするグループであるNOBU-ZEMI DIPLÔMÉは、
高度な音楽集団を目指して活動を活発化させていますが、
今回出演した3名はいずれも個性的で安定した表現力を持つ大学院生です。
特に村田さんは、今回演奏者の変更に伴い「世界の車窓から」を僅か1週間で、
譜読みから本番に漕ぎつけてくれました(村田さんは駅コンにも出演しています)。

今後もゼミ、NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ共々見守っていただけますことをお願い致します。
ありがとうございました。

3村田 美貴:2011/03/11(金) 11:25:10
前田 かずき様

ディプロメ・大学院1年ピアノの村田美貴と申します。
先日は、演奏会にご来場頂きまして有り難うございました。
また、温かいお言葉を頂戴致しまして大変嬉しく思います。有り難うございます。
演奏者として、感動して頂ける事はこのうえない喜びであります。
私自身反省点、至らない点は多々ありますが、沢山の方々と音楽を通して過ごせた時間は、幸せな一時でありました。

今回は、現役生と3曲共演させて頂きましたが、皆さんとても熱い想いで、直向きにクオリティーの高い音楽を常に求めていましたので、共演できた事に喜びを感じております。
そしてそれがお客様に伝わるという結果として表れたのであれば、音楽を提供だけでなく共有する目標は達成され嬉しい限りです。

前田様は、演奏者の立場だけでなく、ふめくり、MC、セッティング等、裏方の役割までに注目し、お言葉を下さるので、ゼミ生全員が前田様のお言葉によってそれぞれの役割に誇りを持ち自信にも繋げていく事ができているのではないかと思います。
そして私も、前田様のお言葉により励まされ、最高の音楽をお届けしたいという気持ちが一層強まりました。

音は一瞬で消えてしまうものですが、その一瞬で魅了し、心には一生残るような音楽を心がけ精進して参りたいと思います。
そして演奏会は、お客様と一緒に作って頂くものですので、是非また、前田様と音楽を共有させて頂く事ができたら嬉しく思います。

次回は、こんなにも心温まるお言葉を下さる前田様にお会いしてご挨拶させて頂けましたら幸いです。


最後に・・・演奏者は、お客様のお言葉によって成長させて頂いておりますので、心より感謝申し上げます。
いつも温かく見守って下さりながら欠かさずお言葉を下さる前田様は、この延原ゼミの大切な存在となっております。
これからもディプロメ共々ご支援宜しくお願い申し上げます。


春になりましたが、まだまだ寒い日が続いておりますので、お体に気をつけてお過ごし下さいませ。

感謝の気持ちを込めまして...
失礼致します。

4蔦岡ひかり:2011/03/13(日) 11:23:28
前田 かずき様

延原ゼミ4年フルートの蔦岡ひかりです。
先日は演奏会にお越しいただき、ありがとうございました。
長時間のコンサートで、最初から最後まで様々なところに耳を・目を傾けて
私たちの演奏を聴いて下さる前田様のお言葉はとても励みになります。
前回の時間芸術、今回の演奏会のお言葉に私の名前があり、驚き半分大変嬉しく思います。
前回は電子オルガンの山田さんと、今回はピアノの酒巻さんと、思い入れのある曲を2度も演奏する機会を頂くことができました。延原ゼミ、そして延原先生に感謝です。

リハーサルは非常に緊張してしまい、本番が不安でした。
ですが、客席の皆さまの温かい雰囲気にホッとし、(反省する点はたくさんありますが・・・)自分らしく演奏することができたと思います。
また、4年生の皆とボノー/ディベルティメントを演奏したことも一生の思い出です。
皆それぞれ別の場所に行っても、音楽を続けていればまた必ず一緒に演奏出来ると信じているので、卒業はそんなに寂しくはありません。そんな風に思えたのは、今回のコンセプト「旅立ち」というテーマで演奏会を考えてくれた、プロデューサーの千葉さんのお陰です。
私はまだまだ技術も表現も勉強しなくてはならない段階での卒業ですが、
これからも誠実にフルートと向き合い演奏技術向上を目指します。たくさんの仲間、先輩、後輩と過ごした4年間を胸にこれからも頑張ります。
いつも温かく見守っていて下さり本当にありがとうございます。
今後とも延原ゼミをよろしくお願いいたします。

蔦岡ひかり
P.S 先日の地震は大丈夫でしたでしょうか??この後も余震が続くようなので、
お気を付け下さい。

5柳沢里乃:2011/03/13(日) 21:30:27
前田かずき様


FL4年柳沢里乃です。
演奏会にご来場いただきありがとうございました。
今回私は4曲演奏させて頂いたのですが、どれも反省点が多々あります。
ですが、学生最後の演奏会悔いなく演奏出来たので、前田様の温かいお言葉、とても嬉しく思います。

演奏ができる場所があり、聞いて下さる方がいる。大学生活で当たり前だった事がとても恵まれている環境だったんだなと今回の演奏会では特に思いました。
前田様のように温かい気持ちで演奏を聴いて下さる方がいるのはとても幸せな事です。本当にありがとうございます。
今後も延原ゼミをよろしくお願いいたします。

6田川真喜子:2011/03/13(日) 22:53:02
前田かずき様

先日は演奏会にお越しいただき、ありがとうございました。
4年フルートの田川真喜子です。いつも延原ゼミをご支援してくださり、感謝致しております。

学生最後となります今回の演奏は、四年間学んだことを活かすことができ私自信も悔いはありません。
また、その想いを込めた演奏を前田様にお聞きいただけましたことを心から嬉しく思います。温かいお言葉、本当にありがとうございます。

卒業するにあたり、ゼミを通して貴重な場を提供してくださった先生やご来場いただいたお客様方。すべての方々に感謝いたします。
全席の熱烈な拍手していたのは恥ずかしながら…母です。

これからも励んで参りますので、どうか延原ゼミをよろしくお願い致します。

7吉田知郷:2011/03/23(水) 17:49:39
前田かずき様



先日は演奏会へご来場頂きありがとうございました。
チェロ1年の吉田知郷です。


前田様にお褒めのお言葉を頂けたことを、とても嬉しく思います。
私はまだ1年の為未熟ではありますが、これからも様々な事に挑戦して行き、頑張って行きたいと思います。
これからも延原ゼミをよろしくお願いします。

8八木:2011/03/29(火) 20:39:54

前田 かずき 様

はじめまして。
ノブゼミ-ディプロメ メンバーの八木華沙璃と申します。


6日の演奏会の際は足をお運びいただき、また、温かいお言葉をいただきありがとうご
ざいました。お返事が遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。
演奏会後に海外へ行っており、遅ればせながらいただいたコメントを先程拝読致しました。


11日の地震以来、余震や原発の問題、計画停電など、日本では混乱が続いておりますが、ご無事でお過ごしでしょうか。

私はウィーンに少しの間滞在しており、あちらでも毎日のように日本のニュースが流れておりました。私が日本人だと知ると、地震の被害は大丈夫かと現地の多くの方々が声をかけてくださいました。

演奏会へ足を運ぶと、日本への追悼の意を込めて、プログラムの最初に1曲追加して演奏し、演奏が終わると会場にいる演奏者、観客全員が起立し、黙祷をしてくれました。

日本へはドイツのフランクフルトを経由して帰国してまいりましたが、ドイツに留学している友人に会った際、そこではチャリティーコンサートが企画されていると聞きました。それも、コンサートを企画し進めているのは日本人ではなく、他国からドイツへ留学しに来ているある学生なのだそうです。

また、以前イギリスに住んでいたことがありましたが、そこで知り合った方々から、何かあれば力になりたいと何通ものメールやお手紙をいただきました。

ニュースでは原発の問題が騒がれ、日本は厳しい批判を受けておりますが、世界ではその中でも日本を心配し、少しでも力になりたいと考えてくださっている方々がたくさんいます。今コメントを書かせていただいている間も、その方々の温かい思いに胸が熱くなり、涙が止まりません。

日本へ帰国すると、日本国内でもたくさんの方々が義援活動を行っていることを知りました。音楽に携わる私達にも、微力ながらできることは何かあるはずです。私も今自分にできることは何かを考え、少しでも被災地の方々のお力になることができればと考えております。



さて、前置きが長くなってしまいましたが、遅ればせながら私からも先日の演奏
会について少しだけお話をさせていただければと思います。


私は、大学4年間、当ゼミに参加しておりました。
ゼミの活動を通して、たくさんの演奏の場や、それを裏で支える様々な役割を経験し、演奏会に携わる各役割の存在の大切さを学びました。

今回は、大学を卒業して以来初めてゼミに参加させていただきましたが、私がゼミで学んだことが後輩達にもしっかりと受け継がれていることを感じ、大変嬉しく、また、後輩達をとても頼もしく思いました。

前田様には、演奏だけでなく、このようにゼミが大切にしている部分にも注目し、温かく見守っていただいていることに大変感謝致します。

今回の演奏会は、参加メンバーの演奏会に対する意気込みを、私自身、中にいながら感じることのできる演奏会だったと思います。
まだまだ未熟な私達ではございますが、前田様に感じていただけたように、演奏会で参加メンバー一人一人の思いをお客様に届けることができたとしたなら、こちらとしてもこれ以上に幸せなことはございません。

どうぞ今後とも演奏会の際には足をお運びいただき、温かく、そして厳しい目で私達の成長を見守っていただければと思います。

この度は本当にありがとうございました。


長文失礼致しました。

ノブゼミ-ディプロメ
フルート
八木 華沙璃

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