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太陽と月
1 名前:ミルク 投稿日:2005/07/25(月) 12:42:23
サザエ「このお話はサザエと関係ありません。
紹介などの形でサザエが出てくるだけです。」
ワカメ「始まり始まり〜!」

  太陽と月
主な登場人物
安東 優美(あんどうゆうみ)12歳
安東 優奈(あんどうゆうな)15歳、優美の姉
安東 優一(あんどうゆういち)18歳、優美、優奈の兄
木口 桃江(きぐちももえ)12歳、優美の友達



ジリジリジリ・・・・
まぶたが熱い。
真夏って言うのはホント、嫌な季節だ。
優奈「優美!外ばっかみてないで宿題やりなさいよ!」
優美「お姉ちゃん・・・・。今日はカラオケ行かないの?」
優奈「バカねぇ。私は毎日遊んでばっかりじゃないんだから!」
優美の姉、優奈はいつも遊んでいる。どっちかと言えば、不良だ。
優美「お母さんは?」
優奈「買い物。アイス買ってくるってさ。あ〜あづう。」
乱暴に自分のいすに座る優奈。
優美「お兄ちゃんは?」
優奈「部屋でパソコン。優美、全然気にしてないのねえ、周りンこと。」
優美「だって、しゅくだいしてたもん。」
優奈「嘘っ、ボッーとしてたくせにっ!」
優一「なあ、俺のフロッピーしらねえ?」
優一が二人の部屋に入ってきた。
優美「知らないよ?多分、あるとおもうけど。」
優奈「何でそんなこと、わたしたちがしってんのよ!お母さん
が捨てたんじゃないのぉ!?」
優一「二人、全然性格違うな。ミー(優美)は何でもプラス思考で、
ナー(優奈)はマイナス思考なんだから。」

2 名前:Flash Rave System 投稿日:2005/07/25(月) 14:02:54
良く考えましたね。
サザエ一家が進行役のこの作品、頑張ってください。

3 名前:ミルク 投稿日:2005/07/25(月) 15:35:56
サザエ「はい。レスありがとう、Flash Rave System さん。」
かつお「ええ、太陽と月、あらすじは・・・・」
タラ「あらすじは僕が言うところです。あらすじは、安東三人兄妹の性格などを表しているのです。
えっと、それぐらいです。」
わかめ「始まり始まり〜。」


母(優子)「ただいまあ。アイス、食べましょうか。優美、桃ちゃんも来てるわよ。」
母の優子がアイスの袋を見せながら言った。
桃江「やあ、おじゃまします、優美。」
優美「桃ちゃん!久しぶりっ!」
桃(桃江)「久しぶり。塾とかで会えなかったモンネ。」
茶色の長い髪をなでながら桃が言った。
優美「うん。座ってて。おーい、部屋にかくれてないでお兄ちゃんもお姉ちゃんも来てよお〜〜〜。」
優奈「うるさいわねえ、今、化粧してるのっ、久しぶりの桃だけど、今は無理ぃ。」
優一「パス。」
二人が断るので、仕方なく優美は一人でリビングに向かった。
優子「あら、優美。優奈と優一は?」
優美「パスだって。」
優子「ふうん・・・・あ、電話・・・・、はいもしもし。安東ですが。」
電話先「安東優子さんですね?警察ですが。」
優子「警察の方っ!?あ、はい、安東優子ですが。」
警察「実はですね。優子さんの夫・優樹さんの会社のちかくで洪水がありましてね。」
優子「そ・・・・それで・・・主人・・は・・・」
警察「現在、行方不明という状態です。まだ、生存している場合も充分あります。それでは。」
電話が切れた。
優子はふるえた。
優美「おかあさん?」
優子は優奈と優一を無理矢理呼び、手で顔を覆いながら、電話のことを説明した。

4 名前:ミルク 投稿日:2005/07/26(火) 12:55:52
サザエ「ドキドキでしたね。」
タラ「そうなのです。」
カツオ「いよ×2物語の始まりだ!」
ワカメ「あのさ、たまには私もしゃべりたいんだけど。いつもいつも始まり始まりだけしか言えないもの。」
カツオ「文句言ってないで、早く言え!」
ワカメ「は・・・はじまり・・・。」


優奈「う、嘘でしょ。」
いつもは父の優樹に反抗している優奈も、今ばかりは眉を寄せている。
優一「どういうことだよ・・・。」
優美「うえーん。ひっく、ひっく・・えーん。うわーん。ええええぇぇ・・・。」
桃「本当・・・ですか。」
優子「ええ・・・・・。いたずら電話だって、信じたいけどぉ・・おお。」
桃「あの、みなさん。」
優子「桃ちゃん、なあにぃぃ・・・・」
桃「こうしてても、何もできないじゃあないですか?やはり、その気持ちを
行動に移したらどうかと。」
優奈「桃の言っていることは正しいわ。でも、行動に移すとしたって、何をすればいいの?」
桃「そうですね、会社・・・実際その川に行くとか。」
優子「そうね。優奈、優美、優一。できれば桃ちゃんも、川に行ってみてくれるかしら。
私は、家のこととかあるから。」
優奈「面倒くさい。」
四人は、川へと向かった。

5 名前:高砂一真 投稿日:2005/07/26(火) 14:39:57
おお!!新感覚のドラマですね!!ちなみにこの家族は「SAZAE FINAL・WARS」にも短いけど登場する予定です。

6 名前:ミルク 投稿日:2005/07/29(金) 08:14:12
サザエ「さてさてこれから優美、優奈、ゆうい・・・」
カツオ「これから、優美、優奈、優一、桃ちゃんの優樹探しが始まります。」
タラ「優樹は果たして生?死?」
サザエ「小さくもたくましくも育った、子供四人の物語。」
ワカメ「始まり始まりぃ。」


優奈は川に行く途中、何度も何度も面倒くさいと
ブツブツ言っていたが、結局は川に来た。
たしかに、洪水が起きていた。警察らしき人が何人も川の周りにいた。
優美達は警察の間をくぐり抜け、川の様子を調べた。
警察「君たち、どきなさい。危ないよ。流されてもいいのかい?」
優美「お父さんが・・・・流されたんです。」
警察「お父さんはおじさん達が助けるから、家に帰りなさい。」
優美「みんな、こっち!」
優美は警察の群れから抜け出すと、川の奥へ進んだ。
ゴォォオォ。
激しい水の流れる音。こんな中、優樹は生きているのだろうか?
この川は、隣町へ、そのまた隣町へ、そして森へとずっとつながっている。
優美「隣町へ、行こう。」

7 名前:ミルク 投稿日:2005/08/04(木) 13:39:52
サザエ「お話が進んできましたねぇ。」
カツオ「優樹の命は?優奈の気持ちは?優一の思いやりは?桃のがんばりは?
そして・・・・優美の願いは?」
サザエ「わあ、カツオ、たまにはかっこいいこと言うじゃない。でも、そこはタラちゃんの言う所じゃなかったかしら?」
カツオ「インフルエンザにかかったみたい。」
ワカメ「始まりぃ。」


隣町は結構にぎわった町だった。
洪水のことなど知らないてなかんじで、皆歩いている。
優奈「優美、川がこの町に続いてるって、本当?」
優一「この雰囲気じゃ、なさそうだけど、川。」
桃「どこなの?」
優美「おかしいな・・・・。」

時間がないので、ちょっと、終わります。

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