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鷲山の妹がこんなに可愛いわけがないッ!!- 1 :Death ◆fiMo2VZlJI:2011/01/31(月) 22:04:15
- 第1話「鷲山の妹がこんなに凄い奴なわけがないッ!!」
カーテンの隙間から薄暗い部屋に差し込む朝日。
なんてすがすがしい朝なんだ。
こんなに気持ちよく起きれたのは久しぶりだ。
なんでか聞きたい?いいぜ、教えてやる。
その前に俺は、鷲山桂太郎。
中学二年のごくごくどこにでもいそうな奴だ。
よく俺は人と比べられるが、あまり気にしない。
おぉっとそうだったな。
俺には妹がいる。
超うっぜぇ。そういや4,5ヶ月程話してないんだっけな。
それほど仲が悪い。
ちなみに妹の名はミク。未来の未に久しいと書いて未久。
小学4年生だ。
見た目は丹精な顔立ちで近所の同級生の間ではモテるらしいが。
俺にはあまり関係はない。
仲悪いし。
外では性格が良いようだが、俺はそうは思わない。
家の中では女王様かよって感じだぜ。
人のすることなすことに対して、舌打ち。その後は冷たい眼差しを突き刺してくる。
まったく、生意気で兄に対して敬意のけの字すら出てこない。
ソイツが今日は友人の家に泊まりにいったか、なんだかしらねーんだが
まぁ、俺には興味ねーし。それ以上深入りするなんて、心配ねーから。
「あーあー」
ストレッチや伸びをしてカーテンの隙間から外の景色を覗き込む。
現在8時。今日は日曜日だ。
うーん。
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