■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

フリーミッション『虚空のスピンドル』
1 名前:AER『カオスU.K.』 投稿日:2004/04/27(火) 01:14
廃虚の街から『自由』への跳躍を!
そこで『僕』は、出会い―――『カミ』へ還るだろう。

2 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/04/28(水) 01:30
月下の参加者達

1:フィル『ヒューマン・ネイチャー』
2:早坂達夫『キャッシュ・マネー - インストゥルメンタル・アルバム』
3:アマモト『ディーバ』

3 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/04/30(金) 01:17
『ヒューマン・ネイチャー』

無数の『楔』型の『群体型』スタンド。
この『楔』に刺された人間は、徐々に『理性』を失っていく。
刺さった『スタンド』を抜けば、その人間は『理性』を取り戻す。
(楔には返しがついている為自身で抜く事は困難)

『ヒューマン・ネイチャー』
パワー:E スピード:C 射程距離:B
持続力:A 精密動作性:B 成長性:C

持ち物:丈夫な糸(テグスとかその辺)、財布、ペンダント

4 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/04/30(金) 19:58
『キャッシュ・マネー - インストゥルメンタル・アルバム』
スタンドの拳から生まれる『リング』、
この『リング』はあらゆるものに『引っ掛け』、『束ねる』ことができる。
『リング』は本体の意志で物に引っ掛けずに『通過』させることも可能。
『リング』大きさは最大で半径10cm。ほぼ破壊不能。
『リング』はCMIの制御を離れると(つまりCMIが手に持ってないと)無差別に触れた物を束ねる。
スタンドを解除した状態では『リング』は消えないが、その『束ねる』能力は失われる。
また、『リング』は『実体化』している。
また、1日に無料で出せるリングの数は100個まで。
それ以上は1個『1000円』で作れる。
 
CMIの料金体系
パワー、スピードは 
なし(0円)→E(8000円)→D(8万円)→C(40万円)→B(400万円)→A(800万円) 
射程距離は 
E(0円)→D(8万円)→C(40万円)→B(80万円) 
『輪』の射程距離は無限。
 
パワーとスピードが『なし』の場合は『輪』だけを発現できる。
 
パワー:金! スピード:金! 射程距離:E+金  
持続力:金! 精密動作性:C 成長性:金次第

現在『裏ワザ』により常時パワーAスピードA射程距離Bになっている。


真藤ナイフ。
テグス。
後は日用品。

5 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/01(土) 00:30

ゲル状のヴィジョンを持つ。
本体の『死亡』により発現し、最も近くで、最も大きな音を
立てているものに取り付き、『生命』を『吸収』する。
『人一人分』の生命を吸収すると、本体へ帰り『蘇生』させる。
 
パワー:C スピード:B 射程距離:―
持続性:A 精密動作:A 成長性:―
 
『ディーバact2』
本体が『死』を『覚悟』して死んだ場合のみ発現する。
『ディーバ』を『操作』できる。
 
パワー:C スピード:D 射程距離:―
持続性:A 精密動作:A 成長性:―
 
『ディーバact3』
本体が『生命』の『殺害』を『覚悟』し『実行』した時のみ発現する『半自立型スタンド』。
この『殺害』は、『ディーバact2』で行わければならない。 
『スタンド』が発する『歌』が『能力』。
『歌』で発生する『超音波』を『メス状』に固形化出来る。
又、『歌』による『エコロケーション』等が可能。
『スタンド』発現中は、本体は『動死体』状態となり、融合解除する事で『蘇生』する。
『スタンド像』は、『ゲル状の女性形人型スタンド』。

パワー:C スピード:B 射程距離:視界
持続力:A 精密動作性:A 成長性:なし

持ち物は、
ナイフ、財布。

6 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/06(木) 00:49
『フィル』『早坂達夫』『アマモト』の3人は、『ザ・ラダー』と呼ばれる場所に
『運命』に導かれ―――『到達』した。
『月』が照らす廃墟の街で、最後の戦いが始まる―――。

7 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/06(木) 23:03
「とっても悲しい『夢』を見たの」

「それは―――どんな『夢』かしら?」

「ぜんぶ『凍っちゃう』の……みんな」

「何も『変わらなくなる』なんて―――悲しいわね」

「うん。そんなのいやだよぅ」

「ええ。私も、そんな『夢』は望まないわ―――だから、『想い』ましょう」

「『想う』の?」

「そう。『想い』が届くことを信じて―――」

8 名前: 投稿日:2004/05/08(土) 00:18
>『フィル』のこれまでのあらすじ
『E・L・O』に取り憑かれ『E・ロイーズ』となっていた男、今ではその呪縛からは解放されている。
まだ、『フィル』が『E・ロイーズ』と呼ばれていた頃の―――その『少女』との『出会い』。
謎の『冷蔵庫』から現れた不思議な『少女』は、『未来』から来たと云い『零夢』と名乗った。
『零夢』は、『E・ロイーズ』を頂点とする組織『エロイーズ』が、屯するマンションに居候する事になり
奇妙な共同生活が始まった。
そして、『E・L・O』暴走事件―――
(プリズナー・オブ・『エロス』〜『継承者』『E・L・O』暴走 その2『ライフ・ゴーズ・オン』参照)
この事件で『E・L・O』から解放された『フィル』は、『零夢』との絆を深める。
一方、志願者を『弓と矢』で『スタンド使い』に目覚めさせる謎の女―――『教授』の登場。
『フィル』は、『教授』に『興味』を持ち『研究室』に入り浸るようになる。
次第に惹かれあっていく二人―――そして、『零夢』の失踪。
『敵』との戦い、『零夢』との別れを経て二人は愛を確認した。(『まばゆい空へ落ちてゆく』参照)

〜中略〜

或る日、『教授』は失踪し―――『フィル』は行方を捜す。(『胎動』参照)
再会した二人は、『ザ・ラダー』へ向かう。
そして―――『フィル』は『駅』のホームに降り立った。
隣には、『教授』……『キリエ』が居る。

9 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/08(土) 22:57
>『早坂達夫』のこれまでのあらすじ
『男(偽』に『射抜かれ』て『スタンド使い』となった男、それまでは15の時に家を飛び出し一人暮らしを
していたので生活は苦しかったが―――『金』が無いと死ぬ『スタンド』が目覚めさらにドツボにはまる。
大抵の人間には威圧的に接する『早坂達夫』だったが『教授』の『研究室』を訪れた際に『出会った』
一匹の『猫』―――『エイミー』には優しかった。
一方、親しげに接してくる奇妙な少女の出現に困惑する『早坂達夫』―――その少女の正体は
自らの『スタンド』で人間に変身していた『エイミー』だった。
正体が判明した事で『エイミー』を一時は拒絶した『早坂達夫』だったが誤解が解けて絆が深まる。
その間、自分の『スタンド』が失踪したり成長して戻ってきたりもしている『早坂達夫』だった。
そして、悲劇が起こり―――『スタンド』と『エイミー』を失う。(『バベル』参照)
再度、『男(偽』に『射抜かれ』新たな『スタンド』に目覚めた『早坂達夫』は、探偵の『久遠』から
の依頼で悪霊が取り憑いているという『富豪の屋敷』を訪れ、そこで『エイミー』に
生き写しの少女―――『七瀬詠美』と出会う。(『つらつらと死者はかく語りき』参照)

そして、『七瀬詠美』に取り憑いていた『スタンド使い』の悪霊を倒す事に成功するが
『七瀬詠美』は、重傷を負い何故か猫の姿になって『早坂達夫』の元で暮らす事になった。

〜中略〜

人間の姿に戻り『スタンド使い』となった『七瀬詠美』と暮らす『早坂達夫』に
或る日、『七瀬詠美』を誘拐したという脅迫電話が掛かってきた。(『胎動』参照)
『早坂達夫』は、『富豪の屋敷』に探偵の『久遠』と共に来いという言葉に従い向かう。
襲いかかる死者達を退け首謀者の仮面の男と対面する『早坂達夫』は、男の罠に陥る―――。

気が付くと『早坂』は、『教会』の様な場所の床に横たわっていた。

10 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/08(土) 23:50
>『アマモト』のこれまでのあらすじ
『助手』に『射抜かれ』て『スタンド使い』になった男、現在は『死んでいる』。
生前、自分の『スタンド』である『ディーバ』で死と蘇生を繰り返して来たが
敵との戦いで完全に死亡する。(『月夜の絵本』四冊目参照)
だが、その『魂』は『ザ・ラダー』へと導かれる。
(『つらつらと死者はかく語りき』最終夜参照)
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

『アマモト』は、『ホテル』の一室で目覚めた。

11 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/09(日) 00:01
>>9
「……どこだよここは」

起き上がって周りを見回す。

12 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/09(日) 00:02
>>10
「………………………?
……………ハッ!? ????????」
跳ね起きる。
自分の体、服装、今居る部屋を急いで確認する。

13 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/09(日) 00:07
>>8
「・・・ここが・・・終着駅・・・?」

キリエに尋ねる。
周囲を見渡す。

14 名前:新手のスタンド使いかッ!? 投稿日:2004/05/09(日) 00:41
>>11
『早坂』は、周囲を見回す……
ここは、古ぼけた『教会』の中だった。
本来、十字架があるべき場所の下に『修道女』服の人物が佇んでいる。

>>12
『アマモト』は、青いレザーコートを着ている。
自分の体には、異常は見当たらない。
部屋は、ベッドとサイドテーブルだけの簡素な造りだった。

>>13
「そうらしいな……」

周囲は、古ぼけており改札口にも駅員はいない。
線路の方を振り向くと、汽車はいつのまにか消えていた。

15 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/09(日) 00:48
>>14
「ここが『天国』なのか…? いや『地獄』か…」
反射的に『頚動脈』に触れ、『生死』を確認しつつ、
『サイドテーブル』も調べたい。

16 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/09(日) 00:51
>>14
「……なあ、あんたは俺が質問に答えられるか?」

『修道女』服ってのが気になるんだが女装してる男って事はないよな?

17 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/09(日) 00:57
>>14
「・・・・・・・・・・・・。」

きょろきょろ見回した後、教授をぼーっと見ている。

18 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/09(日) 01:31
>>15
『ドクン ドクン』
鼓動が感じられた。

サイドテーブルは、古ぼけているが何の変哲も無かった。

>>16
『修道女』が、『早坂』の方を振り向いた。
金髪碧眼の少女だった。

「……質問ね。突然、現れておいて名前も名乗らない失礼な人に
 何を答えればいいのかしら?」

>>17
「ここを出よう。
 君は、数時間程度『スタンド』を使えないようだから
 私から離れるな………」

『キリエ』は、改札口へ歩いていく。

19 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/09(日) 01:34
>>18
「・・・・・・・ええ。」
(足手まとい、か・・・・)

キリエとはなれず、着いて行く。

20 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/09(日) 01:38
>>18
「『生きている』…いや、そんな気がするだけだ。
俺は『死んだ』それは曲げられないハズだ。
………………………嘘だ。
曲げたい、曲げたくて仕方ないそんな事実!
環ッ! 倖ッ! 最後に一目だけでもいいッ! 会いたいッ!」
ドアを探して外に出たい。

21 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/09(日) 01:43
>>18
「意識失ってる人間をこんな硬い床の上に放置してた奴に
礼儀をとやかく言われる覚えはねえな。ここはどこだ?」

22 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/09(日) 02:21
>>19
『フィル』が、改札口を出ると外は冬並みに肌寒かった。
空には『月』が出ている……まるで天蓋のように灰色の物体が
空を覆っていた。
この光景には既視感を覚える『フィル』だった。
青空と灰色の『月』が生む水平線は、遠くまで伸びている。

>>20
ドアを見つけて『アマモト』は外に出た。
そこは、廊下だった。
同じようなドアがいくつも並んでいる。

>>21
「ここは、何処かですって?
 それは、私にも知りたい位よ。
 ただ、『ザ・ラダー』と、あの男は呼んでいたわ」

金髪碧眼の少女は、肩を竦めた。

「私は、『御影香』。あなたは?」

23 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/09(日) 02:25
>>22
「なんだ…? 『ホテル』かなにかなのか…?
……考えている時間が惜しい!
環ッ! 倖ッ! お父さんすぐ帰るからなッ!」
まずは目の前の扉を開ける。

24 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/09(日) 02:26
>>22
「『月』・・・ここは、そうだ・・・・・。」

既視感を覚え、周囲を見渡した後キリエの方を見る。

25 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/09(日) 02:29
>>22
「あの男?あのクソ探偵の事か?
つうか御影ってなんか聞いた覚えが……」

26 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/09(日) 03:10
>>23
『アマモト』は、扉を開けた。
その部屋には、ダイアモンドの様な『人型』が数人居て
ポーカーらしき事をしていた。
一斉に『アマモト』を見る『人型』達。

>>24
遠くに『塔』が見えた。
歪んだ2つの塔が捻じれて螺旋を生んで1つの『塔』となり空へ伸びていた。
『塔』は、ビル街に囲まれるように聳え立っている。

「極離事象というわけではないな……衛星軌道にあると考えた方が妥当だろう」

>>25
「おそらく、その男でしょう。
 貴方とは、あの街の何処かで会ったかも知れないわね………」

『御影香』は、思案顔になる。

27 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/09(日) 03:13
>>26
「・・・行って、いや・・・行くしかないでしょうね・・・。」

キリエの手を取る。

(ここに来るのは・・・二度目だ。あの時ここに居たのは・・・・)

塔に向かって踏み出す。

28 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/09(日) 03:17
>>26
「とりあえず敵じゃねえってことだな。
というか同じ状況か?ひょっとして。
まあいいや、俺は真藤誠二だ。
……で、テメエはここで何してるんだ?」

さっき散々騙されまくったので意味もなく偽名を使う。

29 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/09(日) 23:29
>>27
『駅』を出ると目の前はロータリーだった。
バスやタクシーは駐車おらず人の気配も無い。

「徒歩か……フィル君、周囲の警戒は怠るな」

『キリエ』が、手を取りながら言った。

>>28
「私は、『ニコライ』達に見送られて……
 気が付いたら此処に居たのよ。
 そういえば、貴方……『石仮面』を奪いに来ていたわね」

『御影香』は、納得した表情になった。

「この『死者の街』から出たいけれども―――難しそうね」

30 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/09(日) 23:32
>>29
「はい、行きましょう。」

進む。

31 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/09(日) 23:36
>>29
「あ?ああ、あの時の……ってなんか顔変わってねえか?」

「まあいいや、ここから出るのはいいんだが、
こっちはその前にやらなきゃいけないことがあるんでな、
ここで俺以外の誰かに会った事は無いのか?」

32 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/09(日) 23:41
>>26
「………は?」
 
「あっ…こっ…………ここから出たいんです!
誰か何か知りませんか!」
混乱する頭を押さえつけて、必要なことだけ叫んだ。

33 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/10(月) 00:23
>>30
ロータリーを抜けて進もうとする……
こちらに向かって走ってくる大型のシャトルバスが数台見えた。

「あれは……」

行く手を遮る様にバスは急停車した。
バスの扉が開くと兵士姿の人間達が大勢降りてきた。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

>>31
「顔?別に変わってないわ。
 貴方以外にも勿論いるわよ……ただ、生きている人間を
 『敵』とみなしているいるけれど…」

>>32
「なんだ、こいつ」
「さあ…」
「新手の死者じゃねーのか?」

『ダイアモンドの人型』達は、顔を見合わせあう。

「此処から出たいって本当の体の無い死人は出られないぜ。

34 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/10(月) 00:28
>>33
「・・・・・・・・・。」

スッ、一歩踏み出しキリエの前に立つ。

(兵士が多数・・・『ヒューマン・ネイチャー』ならば3秒で終わるが・・・『出せ』るか?)

精神を集中する。

35 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/10(月) 00:29
>>33
「生きてる人間って……そういうおかしなのじゃなくてな……」

詠美の外見を説明する。

36 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/10(月) 00:46
>>34
バスから降りた兵士達の姿が『ダイアモンドの人型』に変化する。
歩調を合わせる格好でこちらへ行進してくる。
『ヒューマンネイチャー』は、発現しない。

「『フルメタル・ジャケット』が……『100体』といったところか。
 フィル君…悪いが先に行っていてくれ……。
 あのバスを奪って『塔』へ向かうんだ……」

『キリエ』は、『フィル』の前に立つ。
 
>>35
「そんな子は見た事無いけれど……あの『塔』にいるかもしれないわね」

外は見えないが『教会』の出口を『御影香』は見つめる。

37 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/10(月) 00:49
>>36
「何をバカな・・・置いていけるわけがないでしょう。貴女を。」
(クソッ、クソッ・・・・まだか!?まだ出ないのか!?)

更にキリエの前に立つ。

38 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/10(月) 00:51
>>36
「『塔』……?なんだそりゃ」

外が見える場所まで行って確認してみる。

39 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/10(月) 23:16
>>37
『ヒューマン・ネイチャー』は、発現しない。

「今の君では足手まといだ……幸いにも向こうは、君を標的とみなして
 いないようだからな。
 早く行くんだ……理解したか?」

『キリエ』は、一台のバスに視線を向けると『フィル』の背中を押した。

>>38
『早坂』は、出入り口近くの窓から外を覗き見た。
空には『月』が出ている……まるで天蓋のように灰色の物体が空を覆っていた。
青空と巨大な灰色の『月』が生む水平線は、遠くまで伸びている。
そして、遠くに『塔』が見えた。
歪んだ2つの塔が捻じれて螺旋を生んで1つの『塔』となり空へ伸びていた。
『塔』は、ビル街に囲まれるように聳え立っている。

40 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/10(月) 23:19
>>39
「・・・・・・解りました。」

ダッ、バスに向かって一目散に走る。

41 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/10(月) 23:36
>>33
「本当の死体…?
それはどういう事ですかッ!
『死体』があれば生き返られるんですかッ!」
『ダイアモンドの人型』達に近づいていく。

42 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/10(月) 23:53
>>40
「それでいい……」

『キリエ』は、『フィル』の背中を見送る。
その間も『フルメタル・ジャケット』は行進を続けて『キリエ』を
取り囲んだ。
『フィル』は、バスの中に走り込む……。
運転席にキーは刺さったままだ。

>>41
「『幻肢症』って知ってるか?
 今、お前が感じている生の感覚はただの残像に過ぎない」
「生き返れるかどうかは知らんし、お前はこの街から出られない。
 あるいは、『御厨』様なら知っているかもな」
「ま、出るだけなら、あの『塔』をブッ潰せば可能らしいぜ」

43 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/10(月) 23:56
>>42
キーを回しエンジンをかける。

「サイドブレーキを外して・・・どうだったか・・・こうか?」

アクセルを踏んで発進!
ハンドルを切って・・・・フルメタルジャケット目掛け突っ込む!

「ダメだキリエさんッ!!一緒に行くんだッ!!」

ドアを開けてキリエに手を伸ばす。

44 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/10(月) 23:58
>>42
「『御厨』…『御厨』……! 『研究所』で会ったぞッ!
覚えてるッ! 『御厨』さんに会って! 『塔』をブッ壊すッ!
そして帰るッ! いや、帰れなくとも…一目だけでもッ!
ありがとうございます! とても役立ちました!」
急いで今いる部屋を出る…が、すぐ戻ってきた。
 
「と…ところで、その『塔』にはどう行けば…?」

45 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/11(火) 00:23
>>43
『フィル』は、ハンドルを切って『フルメタル・ジャケット』に
突っ込もうとする……がハンドルに『糸』が巻き付いていて
思うとおりに動かせない。
持っていた『糸巻車』から『糸』は伸びていた。
バスは、ロータリーから遠ざかっていく。

「君には―――見せたくないから」

『キリエ』が『スタンド』を纏うと金剛石の兵士達に宣言した。

「私は―――『残酷』だ」

>>44
一斉にカーテンの掛かっている窓を指差した。

「見ればわかるさ」

46 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/11(火) 00:25
>>45
「どっ…どうも」
カーテンを開けて外を見る。
ちなみに、今ここがどれくらいの高さか知りたい。

47 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/11(火) 00:30
>>45
「そ、そんなッ・・・・どうして・・・・クソッ!必ず!後で迎えに・・・・!!」

糸に抵抗をしながらも叫ぶ。

48 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/11(火) 00:39
『早坂』は、出入り口近くの窓から外を覗き見た。
空には『月』が出ている……まるで天蓋のように灰色の物体が空を覆っていた。
青空と巨大な灰色の『月』が生む水平線は、遠くまで伸びている。
そして、遠くに『塔』が見えた。
歪んだ2つの塔が捻じれて螺旋を生んで1つの『塔』となり空へ伸びていた。
『塔』は、ビル街に囲まれるように聳え立っている。
『アマモト』は、巨大な『月』に既視感を覚えた。
(『10月1日では遅すぎる』参照)

この部屋は『ホテル』の4階らしい。

>>47
『フィル』の乗ったバスは、大通りを抜けて『塔』を目指し走る。

『ガタン』

後部座席の方で物音がした。

49 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/11(火) 00:41
>>46
『アマモト』は、窓から外を覗き見た。
空には『月』が出ている……まるで天蓋のように灰色の物体が空を覆っていた。
青空と巨大な灰色の『月』が生む水平線は、遠くまで伸びている。
そして、遠くに『塔』が見えた。
歪んだ2つの塔が捻じれて螺旋を生んで1つの『塔』となり空へ伸びていた。
『塔』は、ビル街に囲まれるように聳え立っている。
『アマモト』は、巨大な『月』に既視感を覚えた。
(『10月1日では遅すぎる』参照)

この部屋は『ホテル』の4階らしい。

50 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/11(火) 00:43
>>48
(キリエさん・・・必ず・・・)

物音を聞いた。

「ッ!?・・・・・誰だ、降り損ねたマヌケでも居るのか?」

51 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/11(火) 00:49
>>48
「なん…なんだここは…!?
シュールすぎて…頭がおかしくなりそうだな…。
あの月は…… まさか…ここは『ブロークダウン・パレス』!?
まずはここを出て…ビル街か…何が出てももう驚かないぞ…」
カーテンを閉める。
 
「色々ありがとうございました、それじゃあ、行ってきます」
部屋を出て、階段を探したい。

52 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/11(火) 01:23
>>50
「ひッ!こ、殺さないでェ〜〜」

後部座席から気の弱そうな中年男が転がり落ちてきた。

「わ、私は『田中義彦』、怪しい者じゃありません!」

>>51
「ああ?此処は、『ザ・ラダー』だぜ」
「まあ、俺達は『ブロークダウン・パレス』を抜けてやって来たのは確かだ」

『アマモト』は、階段を見つけた。

53 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/11(火) 01:27
>>52
「え 『ザ・ラダー』?
?? うーん… よし! 大丈夫!」
今は悩んでも仕方ないという結論に達した。
 
階段を駆け下りていく。

54 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/11(火) 19:31
>>39
「まあ、いかにも、だな……」

外に出て『塔』に向かおうとする。

「テメエはどうするつもりなんだ?」

55 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/11(火) 23:04
>>53
『アマモト』は、駆け下りる。
降りた先の1階ロビーには、『ダイアモンドの人型』が大勢居た。

「『御厨』様からの連絡が途絶えているだと?」

「ええ、『ブロークダウン・パレス』を通過する時には確かにいらした
 んですが……」

「『魔女』の討伐部隊との連絡はどうしている?」

「それが……そちらの方も……」

「ええいッ!クソ……」

なにやら不測の事態が起きている様だ。

>>54
「私も『塔』へ向かってみるわ……準備が整い次第ね」

『御影香』の声を背に『早坂』は外に出た。
気温は冬並みに低く肌寒い……。
そんな中、『早坂』は、奇妙な感覚を覚えた。
『塔』の方にもう1人の自分がいるような感覚だった。
遠くに居る自分の『スタンド』を感じる感覚と似ている。

56 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/11(火) 23:06
>>52
「あの兵士達の乗っていたバスに・・・『怪しくない者』が乗っているとでも?」

運転しながらも睨みつける。

57 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/11(火) 23:08
>>55
「………?」

『塔』へと歩きながらスタンドを出してみる。

58 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/11(火) 23:09
>>55
「!?」
思わず急停止して、ロビーには出ていかない。

(な…何が起こってるんだ?
『御厨様』って呼んでるってことは…『御厨』さんは相当の権力者って
ことになるな…。それと…『魔女』ってのは一体…。
少なくとも、気軽に出ていける雰囲気じゃあなさそうだな…)
コッソリとロビーを確認する。出口の場所を調べたい。

59 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/11(火) 23:34
>>56
「いやいや、ホントッ!
 あいつらみたいな連中とは違うんですよ!
 それに、私は弱っちいので戦力外なんです!」

『田中義彦』は、土下座して『フィル』に弁解する。

>>57
『スタンド』を発現した。
『キャッシュ・マネー - インストゥルメンタル・アルバム』が側に立つ。

『早坂』は、『詠美』と共に居た『黒衣の男』を思い出した。
『黒衣の男』は、『早坂の肉体』で今の自分は、『魂』だという事を。

>>58
ホテルの回転扉は、ロビーの正面にある。
階段付近に非常用の出口があった。

60 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/11(火) 23:36
>>59
「『戦力外』、ね・・・それでも一応『戦力』ではあると。 『スタンド使い』か?」

運転しながらカマをかける。

「おっと近付くな。そこを動くんじゃあない。」

61 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/11(火) 23:37
>>59
(正面から出るのはやめておこう。
何があるかわかったもんじゃあないしな)
非常口へ向かう。
移動中、着ている青いレザーコートのポケットを調べる。
 
(まだ調べてなかったからな…ナイフでも入ってればめっけもんだ)

62 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/11(火) 23:43
>>59
「はああ!?なんだかわからねえがあの野郎ぶっ殺す!」

足早に塔へ向かう。

63 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/12(水) 00:07
>>60
「私は『スタンド人間』です。
 そういうあなたは、さぞ、お強い『スタンド使い』なんでしょうね。
 ひっ、動きませんよッ!?」

『田中義彦』は、動けない。

>>61
『アマモト』は、非常口の前に立った。
ポケットの中には、ナイフと財布と『スイサイダル・テンデンシーズ』
があった……(せっかくだから、愛の結晶を使おう)

>>62
周囲は、閑静なスラム街だった。
不穏な空気が漂っている……。

『キラン』

一軒の家の割れ窓で何かが光った。

64 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/12(水) 00:10
>>63
「どこのどいつだっ!?」

その窓から見えない場所に飛び退きながら何が光ったのか確認。

65 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/12(水) 00:11
>>63
「ああ、そのままだ・・・ジッとしていろ。動いたら、『叩き落す』・・・いいな?」

バックミラーを見る。

(無事だろうか・・・・)

塔へとバスを走らせる。

66 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/12(水) 00:13
>>63
「ナイフと…財布と…これは…!」
ポケットの中で『スイサイダル・テンデンシーズ』を握り締める。
 
「ッ……よし。行こう」
目頭の熱いものは気にせずに、非常口から外へ出る。

67 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/12(水) 00:37
>>64
光ったのは、『ダイアモンド』の輝きを持った『人型』だった。

「何だよォー、おいッ!」

そいつは、叫び返すと窓から飛び出してきた。

>>65
「……」

突然、『田中義彦』の姿が消えた。

>>66
『ホテル』の外へ出ると、周囲は繁華街の様だ。
ただ、スラムの様に寂れている。

68 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/12(水) 00:40
>>67
「・・・・・・!?」

バックミラーで確認する。
ハンドルを切り、急ブレーキで失速。

どこかに田中がいるならバランスを崩すだろうという計算で

69 名前:アマモト『ディーバ』 投稿日:2004/05/12(水) 00:48
>>67
(人気が全くないな…だけど好都合だ。『塔』へ急ごう)
ここからでも『塔』は見えるだろうか。

70 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/12(水) 21:01
>>67
「そりゃこっちのセリフだ!」

後退して近場にある曲がり角(できるだけ狭い場所がいい)を曲がる。
相手との距離は?

71 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/12(水) 23:28
>>68
残念ながら一切運転は出来ない。
『糸巻車』が勝手に運転しているからだ。
『フィル』は、バックミラー越しに『田中義彦』の姿を探すが見当たらない。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

>>69
『塔』は、勿論見える。
この『街』の中心にあるからだ。

>>70
『早坂』は、路地裏に逃げ込んだ。
相手との距離は、『7〜8メートル』離れている。

72 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/12(水) 23:32
>>71
「よし! グズグズなんてしてられない!」
左手をポケットに入れて、『スイサイダル・テンデンシーズ』を
握り締め、『塔』へ走っていく。

73 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/12(水) 23:36
>>71
運転を糸車に任せ、席を立ち見回す。

「・・・消えた・・・?これがヤツの『スタンド』か?」

(マズイな・・・『出せる』か?)

周囲を警戒しつつポケットの中の小銭を握りこむ。

74 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/13(木) 00:04
>>72
『アマモト』は、『塔』に走って行く……。
『塔』までは、数キロメートルあるようだ。
繁華街の道の真ん中に誰か立っているのが見えた。

>>73
見回すが姿は見えない。

『バシッ!』

突然、腹部を殴られた。

75 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/13(木) 00:07
>>74
(割と遠い…。
着くまでに体力を使いすぎちゃあ…… !?)
急いでわき道に隠れて、息を整えつつ人影を見る。
 
(フーッ…フーッ…黙って通してくれたらいいな…。
命の無駄遣いはしたくないし…)

76 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/13(木) 00:13
>>74
「ウゴォッ!」

チャリチャリィーーン、小銭をぶちまけた。

「チッ・・・・・何処から・・・ニコライの『スタンド』と同じタイプか・・・?」

ダメージはどれ程?

77 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/13(木) 21:51
>>71
逃げながら中身の入った『ゴミ箱』を探す。
それと道幅を確認。

78 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/13(木) 23:08
>>75
人影は、若い男の様だ。
右手をポケットに入れている。

「何、隠れているんですか?」

若い男からも『アマモト』は見えていた。

>>76
殴られた『パワー』は『D』程度だった。

「あんた、ひょっとして『スタンド使い』じゃないな!」

何処からとも無く声が聞こえる。

>>77
金属製の『ゴミ箱』を見つけた。
生ゴミが沢山入っている。
道幅は、約3メートル。

79 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/13(木) 23:21
>>78
「ウェ い、いや別に、小銭落ちてるのが見えたんですよ。それで」
見つかったら仕方が無い。出ていく。
 
「ハハ、貧乏性で」
何事も無かったかのように行き過ぎたい。
左手はポケットに突っ込んだまま。

80 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/13(木) 23:21
>>78
(広すぎるか……)

ゴミ箱の側で立ち止まって相手を待つ。

81 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/13(木) 23:22
>>78
(パワーは弱い・・・やはりニコライと同じ・・・。)

「スタンド使いじゃない・・・?」

(まさか『能力』だとかそういうものではなく・・・『見えてない』?)

「バカなッ!!出ろォッ(無敵の)『ヒューマン・ネイチャー』!!」

82 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/13(木) 23:43
>>79
若い男は、ポケットから右手を出す。
その手には『判子』が握られている。

「こんな所で、金も無いと思うけど」

>>80
硬い物同士がぶつかる音を立てながら『ダイアモンドの人型』が駆け込んで来た。

「テメ!しねボケ殺すゾ!」

拳法の様な構えを取った。

>>81
『ヒューマン・ネイチャー』は、発現しない……。

「虚仮脅しか!ふぅ〜ビビらせやがって!」

『バシバシッ!』

頬を叩かれた。

83 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/13(木) 23:46
>>82
「うッ、ウオオオオオォォォォーーーーッ!!」

ババババッ、周囲に向かってパンチや蹴りを放つ。

(クソッ!『出ない』んじゃなく・・・『消えてしまった』のか!?
 そんなバカな・・・・まさかあの牧師に!?)

84 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/14(金) 00:01
>>82
「ええ、小銭だと思ったんですけどね。
ハハ、ビンのフタでしたよ、王冠ってヤツ」
今居る道はどれくらいの広さだろうか、
できれば離れて歩きたい。
 
(なんだ…? あの『判子』…?
恐らくは『スタンド』…だろうな、考えたくないけど、多分そうだ。
だったら…俺、警戒されてる…?)

85 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/14(金) 00:16
>>82
「黙ってろタコが!」

CMIが近づいて様子見の右ストレート

86 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/14(金) 00:17
>>83
『バキャッ』

「イタタ。『光学迷彩』と『硬度変化』が同時出来ないの忘れてた」

『田中義彦』が、姿を現す……。

「この『フルメタルジャケット4号』が、始末してやる!」

『田中義彦』の体が、『ダイアモンド』の輝きに覆われていく。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

>>84
「俺の名前は、『菊池智樹』」

『菊池智樹』と名乗った男は、無造作に近寄って来る。

「この『地獄』に1年居た成果を見せてやるよ」

87 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/14(金) 00:19
>>86
「フン・・・虚仮脅しか。」

運転席を背にじりじりと下がる。

88 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/14(金) 00:30
>>86
「い、いやちょっと。
俺急いでるんですよ。
ノンビリ戦ってるヒマなんてないし、戦いたくもないですし。
ここはひとつ見逃してもらうわけには…」
今居る繁華街の道幅はどれくらいだろうか、
できればどんな店があるかも知りたい。

89 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/14(金) 00:47
>>87
『フィル』は、後退する……『田中義彦』との距離は、約4メートル。

>>88
道幅は、約10メートル。
店は、シャッターが閉っており中の様子は伺い知れない。

「……悪いけど、それは無理だな」

『ヒュン』

『菊池』は、おもむろに『判子』を投げつけてきた。

90 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/14(金) 00:55
>>89
「くっ…やっぱり無理…うおわッ!」
思い切り横っ跳びして『判子』を避ける。
『判子』のスピードはどれくらいだった?
 
「クソッ…こんな時間は無いのに…!
確認するぞ! おまえがケンカ売ってきたんだ!
俺は嫌々付き合うだけだ! だから……
どうなっても文句を言うんじゃあないッ!」
シュラァ
 
『スイサイダル・テンデンシーズ』を左手に、ナイフを右手に持つ。

91 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/14(金) 00:55
>>89
運転席まで後退する。

「・・・・来いよ、『出来損ない』。」

ポケットに片手を突っ込みテグスを準備。

92 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/14(金) 23:31
>>90
『判子』のスピードは、『C』。
道端に『判子』は、転がっている。

「うわ…何気取りなんだろう…」

『菊池』の背後に『スタンド』が現れた。

>>91
『フルメタ4号』は、拳を振り上げて突進してきた。

「私は、窓際族なんかじゃないぞォ〜〜〜!!」

93 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/14(金) 23:39
>>92
「『窓際族』・・・・だって?」

腰を落として拳を受け止める構え。

94 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/14(金) 23:39
>>85
『バキャ』

「いてぇ!なにすんだボケ!」

『ダイヤモンドの人型』の左頬が砕けた。

95 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/14(金) 23:50
>>92
「黙れッ! 水差すなッ!」
ナイフを構え、少しづつ間を詰める。
 
(所詮俺は生身…どう動こうがスタンドに追えないワケはない…。
一撃凌ぐッ! 後は死ねばいいッ!)

96 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/14(金) 23:50
>>94
「モロいなおい!?」

拳を引く際に砕けた左頬の破片を持っておく。

「っていうか殴られたくなかったら追いかけてくるんじゃねえ!」

再度距離を取りながら話しかける。
話しかけながら家と家の間とか人1人がやっと通れるくらいの隙間を探しておく。

97 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/15(土) 00:24
>>93
『バシィン』

『田中義彦』の拳を受け止める。
掌に浅い切り傷が出来た。

「ダイヤモンドカッターだッ!」

>>95
『ダウンワード・スパイラル』ッ!」

『菊池』の『スタンド』がラッシュしてきた。パスCC

>>96
「テメーが、因縁つけただろうがゴラァ!」

拳に破片を握り込み、間合いを取った。
『早坂』は、猫の通り道を見つけた。

98 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/15(土) 00:33
>>97
「つけてねえ!つーか帰れ!」

猫の通り道に近づきながら会話を続ける。

99 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/15(土) 00:34
>>97
グルゥー、受けると同時に田中の手首にテグスを巻きつける。

「『窓際族』・・・?違うな、貴様の居場所は・・・。」

グウンッ!テグスを思いっきり引っ張る。

田中をバスの昇降口に向かって投げ飛ばす!
と同時に、バスの扉の開閉を操作するレバーを足で蹴って扉を開け、バスの外へ落としてやるッ

100 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/15(土) 00:40
>>97
(このスピードなら…やれるッ!?)
ラッシュを食らう瞬間『スイサイダル・テンデンシーズ』で
自分の喉を突く。
突いた瞬間、即座に『死』に至る。
それが『スイサイダル・テンデンシーズ』の能力。
そして『覚悟』ある『死』は、『ディーバact2』を発現させる!
 
ラッシュを食らって体は吹っ飛ぶが、発現した『ディーバact2』は
ネットリと『ダウンワード・スパイラル』の拳に絡みつくッ!

101 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/15(土) 00:44
>>98
「ウッセーボケ!指図すんじゃねーッ!」

『ダイヤモンド人』は、回し蹴りをしてきた。
『早坂』は、猫の通り道に近付いていく。

>>99
「えっ!?」

『田中義彦』は、呆けた顔になりバスの外へ落ちていく……。

『バキャンバキャン』

102 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/15(土) 00:49
>>101
「そのまま地面とキスして逝っちまいな・・・ダイヤだろうが高速で走る
 バスから落下すれば、摩擦熱と衝撃で木端微塵だろう・・・。」

運転席に座る。

「ふう・・・あの兵士もこんなマヌケならいいが・・・キリエさん・・・。」

103 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/15(土) 00:56
>>100
「そういえば、さっき『黙れッ!』とかいってたよなァ〜」

もう『1体』の『ダウンワード・スパイラル』が現れて
『ディーバact2』と『ダウンワード・スパイラル』の間に割って
入る……。

>>102
『ガシャンッ』

突然、窓ガラスが割れた。
そして、そこから液体金属の様なモノが侵入してきた。

「間一髪だった……おかげで『完全』になれたよ」

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

104 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/15(土) 01:05
>>103
「・・・やれやれ、今度は『ゲロ』のお出ましか・・・。」


「脂ぎったオヤジにしつこく付きまとわれるのは・・・勘弁して欲しいな。」

(『液体』か・・・厄介だな、どうする?まだ目的地には着かないのか?)

105 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/15(土) 01:07
>>103
(とりあえず『殺す』が… これはヤバいッ
何かヤバいッ! ヤツの『言葉』には『自信』が感じられるッ!?
とにかく素早くッ 終わらせなければならないッ!)
とりついた『ダウンワード・スパイラル』の『生命』を吸収する!

106 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/15(土) 01:07
>>101
行動の前に確認したいが、『猫の通り道』は両脇を壁に挟まれているような感じか?

107 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/15(土) 01:36
>>104
「正直、『死ぬ』かと思いましたよ?
 でも、もう遊びは終わりだ」

液体は、人型となった。
その姿は、勿論、『田中義彦』だ。
ゆっくりと『フィル』に近付いて来る。

『ボゴォ』

「えブッ!?」

『田中義彦』の顔が、突然ひしゃげた。

『ドドドドドドドドドドドドド』

>>105
『ダウンワード・スパイラル』の『生命』を吸収した。
→『act3』への移行が可能。

>>106
そのような感じだ。
ニャーン

108 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/15(土) 01:39
>>107
「・・・・・・・!?」

警戒する。

109 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/15(土) 01:42
>>107
「付き合ってられるか……よっ!」

相手が回し蹴りをしようと接近した時点でゴミ箱を相手に投げ、
中身を派手にぶちまけ、その隙に猫の通り道に逃げ込む。
(…?)
猫の声が聞こえるなら一瞬だけそっちを見る。

そして逃げ込んだ先の両方の壁に大きさ最大(直径20cm)のリングをつける。
↓のように

壁早坂壁
壁輪輪壁 
壁   壁


相手が追いかけてくれば、猫の通り道に入ろうと角を曲がったところで『リング』と鉢合わせする。
『リング』にぶつかって束ねられるか、避けようとしてバランスを崩した所にラッシュを叩き込む。

110 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/15(土) 01:46
>>107
「ッ…ブハッ! とりあえず来いッ! 『ディーバact3』!!」
起き上がって、『ディーバact3』を呼び戻す。
 
「殺せた…のか!?」
『菊地』の姿を探す。

111 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/15(土) 01:57
>>108
「あんた、やっぱり『スタンド使い』じゃないかーーッ!!」

『フィル』の背後に『スタンド』が立っている。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

>>109
「オラ待てコラァ!」

ぶちまけられたゴミを飛び越してながら『ダイヤ人』は『早坂』を
追いかけてくる。
そして、猫の通り道に突っ込んで来た『ダイヤ人』は………

『ガチャン!』

束ねられた。
いもしない猫に気を取られた為、『早坂』の行動はここまで。

113 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/15(土) 18:05
>>111
(気のせいかよ、どうかしてんな俺も!)

再び注意をダイヤ人に戻す。
改めてダイヤ人にラッシュ。

114 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/15(土) 22:59
>>111
「・・・・・!?」

背後をチラリと見る。
警戒は怠らない。

115 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/15(土) 23:48
>>110
『菊池』は、『アマモト』から数メートル程度離れている。

「うわっ!? 生き返った?」

『菊池』の傍らには『スタンド』が変わらず立っている。

>>113
『グニョーン』

『早坂』が目を離していた隙に『ダイヤ人』は、腕を伸ばし
殴りかかってきている。
もう、『ゴム人』だった。

「テメーは、殺すッ!」

116 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/15(土) 23:50
>>114
『人型スタンド』が立っていた。

『ヒューマン・ネイチャー』

触れたものに存在している『世界理性』を『消す』能力。
『世界理性』とは、万物を支配する『重力の法則』。
『世界理性』を『消された』部分は、『重力』の影響が弱まり『膨張隆起』する。
強く殴れば大きく『膨張隆起』し、その部分は『硬化』する(『重力』を利用する為)。
何も無い空間を殴れば、その部分が『膨張隆起』して『重力壁』の様になる。
尚、『群体型』の『ヒューマン・ネイチャー』との併用は不可能。

『ヒューマン・ネイチャー』人型・楔系
パワー:B スピード:A 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

117 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/15(土) 23:53
>>115
「ゴムだぁ!?」

相手の拳をスタンドの手の平で受け止めそのまま握る。

118 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/15(土) 23:55
>>116
「・・・『ヒューマン・ネイチャー』・・・か・・・?」

動かそうと試みる。

119 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/16(日) 00:03
>>115
「とりあえず…聞いておきたいのは『名前』だ。
俺は今、おまえにとても『感謝』したい。
おまえのお陰で、俺はもう誰も殺さずに済むかもしれない。
そしてこれは、おまえにとってもいいニュースになるだろう」
首筋から、『スイサイダル・テンデンシーズ』を抜き取る。
 
「少なくとも、おまえには『死なない可能性』ができた。
もし俺を見逃してくれるなら、さらにいい結果になるんだけどな」
『ディーバact3』には『発声練習』をさせておく。

120 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/16(日) 00:28
>>117
『C・M・I』が、『ゴム人』の拳を受け止めた。

「離せ!このバカ!
 このオレが『フルメタル・ジャケット』だって知っているのか!」

腕がゴムの様に震える。

>>118
『人型スタンド』は、『フィル』の前に出た。
(頭部からは水晶の様なものが幾つも突き出している。
 体の表面には、楔文字が無数に刻まれている。)

「何をしたッ!貴様ァーーッ!!」

『田中義彦』が、突っ込んで来る。

>>119
「『菊池智樹』って言っただろう……」

『菊池』は、再度、懐から『判子』を取り出した。

「刻んでやるよ。俺の名前を墓碑銘代わりにね」

121 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/16(日) 00:33
>>120
「知るかボケ!」
>>117のメール欄、CMIが真藤ナイフを掴んでいる『フルメタル・ジャケット』の腕に突き立てる!
狙うのは動脈。

122 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/16(日) 00:34
>>120
「『何をした』かって・・・?さあな、あまりにも突然で私にも解らん・・・。
 だが私がこれから『何をする』かは解る・・・

 『ヒューマン・ネイチャー』!」

『スタンド』が『田中』に向かって両拳の連打を浴びせる。

123 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/16(日) 00:38
>>120
「あっ。そういえば名乗ってたよな。悪い」
頭を掻いた。
 
「よし。
時間が惜しい。行くぞ『菊池智樹』。
『ディーバ』の『歌声』が聴けるお前は幸運だ」
 
『ディーバ』は声高く『歌い』出す。
その『歌』から発せられる『超音波』を『メス状』に固形化し、
『菊池智樹』を切り刻むッ!
 
『AHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!』

124 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/16(日) 00:52
>>121
掴んでいた『フルメタル・ジャケット』の腕を『真藤ナイフ』で
突き立てて斬り飛ばしたが、血は一滴も出ない。

「オオオォ!オレの腕がァーーッ!」

『フルメタル・ジャケット』は、『リング』に束ねられたままもがく。

>>123
「なっ!?」

『菊池』は、横っ飛びに避けようとしたが、腕に
『メス』が突き刺さった。

「ぐあぁ……」

125 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/16(日) 00:55
>>122
『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォオオーーッ!!』

『田中義彦』にラッシュが叩き込まれる。
その体中が『膨張隆起』して後部座席まで吹っ飛ぶ。

126 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/16(日) 01:01
>>124
まだ油断はしない。
臨戦体勢のまま『菊池』を睨む。
 
(『菊池智樹』の『能力』は一体…?
確かに『ディーバ』で『殺した』が…見ての通り死んでいない。
それとも、『自動操縦型』の『スタンド』…? それなら一応の納得はいく。
そしてあの『判子』…。『飛び道具』としては明らかに『異質』…。
あれだけは食らえないな…)
 
「まだやるのか『菊池智樹』」

127 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/16(日) 01:02
>>124
さっき拾った破片はどうなっている?
ゴム状になっているのかそれともダイヤのままか?

「どうする?そのリングをなんとかしねえとテメエの負けだぞ!」

これ見よがしにナイフを構えながら『フルメタル・ジャケット』に近づく。

(身体の形や性質を自由に変えられる、
前にやりあったことがあるな、
だとすると、リングから奴が抜け出すには……!)

128 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/16(日) 01:04
>>125
「この『感触』は・・・・・?」

固く握った両拳を見る。

(とても『懐かしい』・・・とても・・・『よく似た感触』を私は知っている・・・
 かつて・・・私が持っていたものと・・・。)

「フハハハハハハ!!いいバイブレーションだッ!すこぶる調子がいいぞッ!!」

吹っ飛んだ田中の方を見る。

129 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/16(日) 01:20
>>126
「フルネームで呼ぶのは意味あるのかよ!」

『菊池』は、踵を返すと脱兎の如く逃げ出した。

>>127
『破片』は、『ダイヤ』のままだった。

「畜生ォオオッ!」

『フルメタル・ジャケット』の体が、変化していく。
『ゴム』から『ダイヤ』、そして『液体金属』へと。
その途中、『フルメタル・ジャケット』の頭の中に『弾丸』が見えた。

>>128
吹っ飛んだ『田中義彦』は、ガラスの様にバラバラに砕け散っていた。

『フルメタル・ジャケット4号』→『完全破壊』

130 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/16(日) 01:24
>>129
「最後の場所が『窓際』でなくて、良かったな・・・・。」

バスの進行方向を見る。

(無事だろうか・・・・・・)

131 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/16(日) 01:28
>>129
「意味はないよ。クセみたいなものだ」
逃げる『菊池』を眺めた。
十分に距離が離れてから、塔に向けて移動を再開する。 
 
「よし。誰も死ななかった。これでいい」

132 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/16(日) 01:29
>>129
「液体化するッ!」

思考の続きを叫びながら、
頭部が液体化した瞬間に『リング』を頭に突っ込み、頭の中の『弾丸』を束ね、抜き取る。

133 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/16(日) 01:56
>>130
進行方向にある『塔』の姿が大きくなってくる。
囲むように建っているビル街のバス停でバスは止まった。
100メートル位手前で停車している。

>>131
『繁華街』を抜けると『教会』が見えてきた。

>>132
『スポッ』

『弾丸』は、あっさり抜き取られた。
『フルメタル・ジャケット』は、ドロドロの状態でそのまま動かない。
そして、それは永遠に変化しないのだ。

『フルメタル・ジャケット108号』→『再起不能』

134 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/16(日) 01:59
>>133
「・・・・・・・・・・・。」

運転席の糸車を回収し、バスを降りる。

(待っててくれ・・・・。)

ペンダントを握り締め、『塔』へと足を進める。

135 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/16(日) 02:00
>>133
「テメエなんぞに時間はかけてられねえんだよ」

改めて塔を目指す。

136 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/16(日) 02:02
>>133
「教会か…。
ここについての情報が欲しいな…。
『塔』に着いてもどうすればいいかまるで分からないし、
誰かいればいいんだけど」
教会を目指す。

137 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/17(月) 23:38
>>134
『フィル』は、『糸巻車』を回収してバスを降りた。
歩き始めると、『塔』の巨大さが見て取れた。
その高さは、空に広がる『巨大な月』を突こうとする威容さだ。
2つの『塔』が地上で交わるその中間に『門』はあった。

>>135
『早坂』は、囲むように建っているビル街を抜けて『塔』に到着した。
目前にある『塔』の巨大さが見て取れた。
その高さは、空に広がる『巨大な月』を突こうとする威容さだ。
2つの『塔』が地上で交わるその中間に『門』はあった。

>>136
『アマモト』は、『教会』に到着した。
外観は、小汚く古びていて信者が集うとは思えなかった。

138 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/17(月) 23:44
>>137
「さしずめ『巨塔』か・・・フン、バカバカしい・・・。」

真っ直ぐ門へ向かう。

139 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/17(月) 23:45
>>137
「これは…なんとも…。まぁ、誰もいないならそれでいいや、
いたらラッキー。くらいで」
『教会』の扉を開ける。

140 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/17(月) 23:46
>>137
「詠美……」

門を開ける。

141 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/18(火) 00:10
>>138
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

『フィル』の現在地→『1F正門』

『門』が音を立てて開いた。
内部は、石造りで壁や天井自体が発光しており照明器具の類は一切無かった。
野球場程の広さで、支柱の様な物が幾つも高い天井に伸びている。
奥に『螺旋階段』が小さく見えた……。

>>139
『教会』に入ると、金髪碧眼の『修道女』が佇んでいた。
『アマモト』は、その顔に見覚えがある。

>>140
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

『早坂』の現在地→『1F裏門』

『門』が音を立てて開いた。
内部は、石造りで壁や天井自体が発光しており照明器具の類は一切無かった。
野球場程の広さで、支柱の様な物が幾つも高い天井に伸びている。
奥に『螺旋階段』が小さく見えた……。

142 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/18(火) 00:14
>>141
「上だな・・・。」

真っ直ぐ螺旋階段へ進む。

143 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/18(火) 00:17
>>141
「歩いてくのかよこれ・・・」

げっそりしながらも
螺旋階段以外に進む場所がないならそこへ。

144 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/18(火) 00:17
>>141
(あの人…どこかで…?)
『修道女』に近づいていく。
 
「あのー。すいません。
あなた、ここに詳しいですか?」

145 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/18(火) 00:31
>>142-143
進んでいくと螺旋階段の更に向こうから誰かが歩いて来る…。

>>144
『修道女』は、まだ高校生位の少女の様だ。

「あなたは……私を付け狙っていた……」

『修道女』は、『御影香』だった。

146 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/18(火) 00:34
>>145
「また湧いてきたか・・・。」

スタンドを半分出して真っ直ぐ堂々と荘厳に進む。

147 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/18(火) 00:38
>>145
「え。……うわっ!? なんで!?
………えーと。疑問は尽きないし、
色々言うこともあるようなないようなだけど、黙って質問に答えて欲しい。
突然でワケが分からないかもしれないが、急な用事なんだ。
襲う気はないから、それは安心してくれていい。
 
まず一つ、『塔』へ行けば元の世界に戻れると聞いたが、
それは本当か? そして、その方法は知っているか?」

148 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/18(火) 00:46
>>145
「……」
スタンドを発現。立ち止まって音のするほうを伺う。

149 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/18(火) 00:54
>>146
何者かのシルエットは、何処か見覚えのあるものだった。
その人物は、立ち止まって『スタンド』を出している。

>>147
「随分と矢継ぎ早な質問攻めね……此処は『地球上』ではないらしい
 けれど……方法までは知らないわ……。
 ただ、『塔』に行けば『願い』が叶うって、あの男が言ってたわ」

>>148
何者かのシルエットは、何処か見覚えのあるものだった。
その人物は、『スタンド』を半分発現している。

150 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/18(火) 00:57
>>149
「誰だ・・・・・?あれは・・・・・・・。」



「知らんッ!」

そのまま真っ直ぐ突っ込んでいく。

151 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/18(火) 00:58
>>149
「誰だ?まあ詠美じゃねえな、死ね!」

スタンドを突っ込ませる。

152 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/18(火) 01:05
>>149
「ち…『地球上』じゃない!?
いや…死んだ俺がいるくらいだしそんなことは…。
ブツブツ………。
 
よし、ありがとう。
ロクな礼もできないけど、これでさようならだ。
…そうそう、子供が生まれたんだ、もし会う事があったら、
俺の代わりに礼を言わせるよ、必ず。それじゃあ」
教会を飛び出して『塔』へ走っていく。

153 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/18(火) 01:15
>>150
突っ込んで行く『フィル』に向かって『スタンド』が突っ込んで来た……
あれは、『早坂』の『C・M・I』だ。

>>151
『早坂』は、『C・M・I』を突っ込ませる……。
向こうの人物も突っ込んで来た。
『白スーツの男』……『フィル』だ。

>>152
「ええ、ごきげんよう…『アマモト』」

『アマモト』は、『教会』を飛び出して『塔』へひた走る。

154 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/18(火) 01:17
>>153
「あれは・・・『キャッシュ・マネー・インストゥルメンタルアルバム』ッ!?」

急ブレーキで止まる。


「早坂達夫かッ!?」

155 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/18(火) 01:17
>>153
「ハッ ハッ ハッ ハッ-――――」
走る。ひたすら走る。

156 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/18(火) 01:24
>>153
「げっ、ロイーズ!」

急停止。

「いや、また偽者か?」

警戒は解かない。

157 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/18(火) 23:33
>>154
「げっ、ロイーズ!」

そんな声が『フィル』の耳に届いた。

>>155
ひたすら、走る『アマモト』……。

>>156
『フィル』が、急ブレーキで止まる。

「早坂達夫かッ!?」

158 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/18(火) 23:35
>>157
「本物か・・・・?」

立ち止まってよく見る。

159 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/18(火) 23:38
>>157
「偽者か?っつうかスタンド違うじゃねえか」

距離を取りながら観察。

>>158
「なんでここにいるんだよテメエは」

160 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/18(火) 23:50
>>157
「遠いな…!」
(喋る体力も惜しい! 黙って走ろう…)
走る。

161 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/18(火) 23:59
>>158-159
『フィル』と『早坂』は、互いに観察しあう……。

「本物か・・・・?」
「偽者か?っつうかスタンド違うじゃねえか」

>>160
走っても走っても一向に『塔』に着かない……。
何処か『おかしい』。

162 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/19(水) 00:02
>>159>>161
「貴様に説明して何か私に得があるのか?
 どうしてここに・・・だと?それはこちらの台詞だ!」

一歩踏み出し歩み寄る。

163 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/19(水) 00:07
>>161
「ハッ ハッ ハァッ…!」
立ち止まる。
 
(おかしい…絶対おかしいぞ…。
いくら遠いと言っても…ここまで近づかないなんて…?)
周りを見回してみる、今自分はどこにいるのだろう。

164 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/19(水) 00:07
>>161
>>162
「そのセリフそっくりそのまま返してやるよ。
それ以上近づいたら『ヤル気』だと判断するぞ」

スタンドが構える。

165 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/19(水) 00:29
>>162
>>164
『ドドドドドドドドドドドドドドドド』

緊迫した雰囲気になる2人。

『トトト』

その時、『螺旋階段』から、何かが降りてきた……。

>>163
『塔』が、遠くに見える。
残り、『1キロメートル』位だろうか……。
周囲は、ビル街だった。

166 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/19(水) 00:31
>>165
「いや、お前に構っている暇は・・・・。」

降りてきた何かを見る。

「何だ?」

167 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/19(水) 00:35
>>165
(1キロくらいなら…すぐ着くよな…。
5分走って、それでも近づかないようなら…なんとかしなきゃな)
5分間走る。時間の測定は適当に。

168 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/19(水) 23:00
>>165
「新手かよ……」

足音とフィルの両方から距離をtる。

169 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/19(水) 23:11
>>167>>168
『足音』の主は………『金色の猪』だった。

「何ヤッテンダヨ。『通行料』払エッツーノ」

口を開いた……『スタンド』の様だ。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

>>167
『距離』は、一向に縮まらない………。

170 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/19(水) 23:12
>>169
「・・・・・・『いくら』だ?」

ズカズカと近付いていく。

171 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/19(水) 23:22
>>169
「ああ?ここはテメエの家なのかよ?」

ところで階段に手すりはあるか?

172 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/19(水) 23:34
>>170
「ソウダナ。『一億円』払エ」

『金色の猪』は、螺旋階段を塞ぐように床に降りた。

>>171
「関係ネーヨ。払エナイナラ帰レヨ、ボケ」

螺旋階段には手摺はある……。

『ガコ』

突然、『螺旋階段』が床から離れて上昇していく。

173 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/19(水) 23:41
>>172
「そうか・・・『釣り』は要らんぞッ!!」

ドヒャヒャヒャァッ!!
スタンドの両拳によるラッシュで『猪』に奇襲をかける。

174 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/22(土) 19:45
>>172
「ちっ、ロイーズ!そいつは任せる!」

フィルが猪の相手をしている間に猪の隙をついて階段に飛び移る。

175 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/22(土) 23:29
>>169
(…酸欠幻覚でも見てんのかとも思ったが……死んでるしな、俺。
間違いない…間違いないぞ…これは…)
 
「スタンド攻撃ッ…!」
『ビル街』を見回す。

176 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/22(土) 23:43
>>173
『金色の猪』は、素早い動きで数メートル後退しラッシュを避けた。

「クソガ! 金払エ!」

遠ざかったのに『金色の猪』の体が少し膨らんだような気がした。

>>174
階段に飛び移ろうとしたら、『フィル』の攻撃を避けた『金色の猪』に
撥ねられた……。

>>175
ビルとビルの間の物陰に人影を見つけた……。

177 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/23(日) 00:00
>>176
(貴重な時間と体力をとらせやがって… タダじゃあおかんッ!)
大きく息を吸い込み、人影を睨みつけ、走り出す。
自分の『口』と『ディーバ』の『口』の『動き』が『シンクロ』するッ!
 
「『そこを動くなァァァァァァァッ!!』」
歌い上げるような伸びやかな声で叫ぶ!
『声』は『歌』となり『歌』は『刃』となるッ!
『歌の刃』を人影に放つッ!

178 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/23(日) 00:03
>>176
「でえええっ!?」

とっとと起き上がり、猪の動きに注意しながら
テグスに『リング』を束ね上昇する螺旋階段に放り投げる。

179 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/23(日) 00:08
>>176
殴ったのは空間ッ!(>>173メール欄)
空間を殴って出来た『重力壁』に飛び乗り、そこから階段へジャンプする。

そして
>>174
「そいつは任せたぞ、早坂ァ!!」
とニヤつきながら言う。

180 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/23(日) 00:30
>>177
『シュバババババッ!!』
『ザクザクザクザクゥッ!!』

「グボ」

幾つもの『歌の刃』が突き刺さった人影は、前のめりに倒れた……。

『後光院輝久』 スタンド名:『イグジット』 →『完全死亡』

>>178-179
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

『金色の猪』の体躯が数倍に膨れ上がり、後ろ足だけで
体を持ち上げるとジャンプする『フィル』を弾いた。

「オレハ、『無限ノ質量』ニナレルンダヨッ!!」

『リング』は、『金色の猪』の鼻を束ねた。

181 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/23(日) 00:35
>>180
「ツゥッ!?」

空中で体勢を立て直し着地する。

「このイノブタ・・・・何故か『ムカつく』な。どこかの誰かに・・・・。」

早坂を横目で見る。

182 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/23(日) 00:35
>>180
「あ、テメエ!」

テグスを引っ張り、猪を自分の目前に叩き落す。
直後にラッシュ。

183 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/23(日) 00:36
>>180
「悪いけど…手を合わせているヒマもないんだ。さよなら」
塔へ向けてひた走る。

184 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/23(日) 01:11
>>183
『フィル』は、床に着地した。

>>184
パワーが拮抗しているので叩き落とす事は出来ない。

「ア、テメエ!」

鼻面を束ねた『リング』を見て『金色の猪』は、暴れ出す。

『ブチン』

テグスが千切れる……。
(強度は、どんなものか?パAではこんなものだろう)

>>183
『アマモト』は、『塔』の前に到着した。
目前にあると『塔』の巨大さが見て取れた。
その高さは、空に広がる『巨大な月』を突こうとする威容さだ。
2つの『塔』が地上で交わるその中間に『門』はあった。

185 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/23(日) 01:17
>>184
「デ…カッ! って、臆してる場合じゃない! 急がないと!」
『門』へと急ぐ。

186 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/23(日) 01:24
>>184
猪を中心に早坂と挟み込むように回りこむ。

187 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/23(日) 01:26
>>185
『ゴゴゴゴゴゴゴ』

『アマモト』の現在地→『1F裏門』

『門』が音を立てて開いた。
内部は、石造りで壁や天井自体が発光しており照明器具の類は一切無かった。
野球場程の広さで、支柱の様な物が幾つも高い天井に伸びている。
奥に『螺旋階段』が小さく見えた……。
その周囲で、複数の何かが動いている……。

188 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/23(日) 01:28
>>184
強度はたいしたことはないだろうが飛んでいるから踏ん張る事もできないんじゃないかと・・・って飛んでないのかひょっとして?

189 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/23(日) 01:33
>>187
「すごいな…どういう鉱物でできてるんだ…?
とりあえず…あの階段か、何か動いてる…?」
『螺旋階段』の周りを凝視しつつ、近づいていく。

190 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/23(日) 01:59
>>186
『フィル』は、挟み込むように移動する……。

>>188
『金色の猪』は、『チンチン』の格好だった。
飛び上がったとは描写していない。

>>189
『螺旋階段』がエレベーターの様に上昇していくのが見える。
『白スーツ』と『チンピラ』と『巨大な金色の猪』が戦闘していた。

191 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/23(日) 02:00
>>190
「さっさとやるぞッ!早坂ァッ!!」

スタンドを発現させ、猪の背後から襲い掛かる。

192 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/23(日) 02:06
>>190
「なんだ…? どこかで見たよう…な…?」
『螺旋階段』へと急ぐ。

193 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/23(日) 02:12
>>190
「巨体攻略は足から!って兄貴が言ってた気がする!」

猪の懐にもぐりこんで足元にラッシュ。

194 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/23(日) 02:26
>>191
>>193
『巨大な金色の猪』は、更に膨れ上がりロードローラー程の
大きさになった……。

「イッタダロウ、オレハ『無限ノ質量』ニナレルッテヨッ!」

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

「ッテ、痛テェーンダヨッ!」

>>192
『アマモト』は、『螺旋階段』の前に到着した。
戦っているのは、『フィル』と『早坂』とロードローラー程の
大きさの『超巨大な金色の猪』だった。

195 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/23(日) 02:27
>>194
「『ヒューマン・ネイチャー』!!」

構わずにラッシュを食らわす

196 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/23(日) 02:39
>>194
「早坂さんに…フィルさんに…なんだあれ!?
ええい! なんにしろあれを何とかしなきゃ上にはいけないんだろう!」
『螺旋階段』を登っていく。

197 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/23(日) 02:52
>>194
「だからなんだってんだ言ってみろボケ!」

足に集中的にラッシュ。

198 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/25(火) 00:08
>>195
『猪』の『左後足』にラッシュを叩き込む……。
しかし、『猪』の体は予想以上に硬かった。

「痛ェッテンダロ、死ネッ!」

『フィル』へ後ろ蹴りが飛んできた。

>>196
『螺旋階段』は、既に床から離れて地上10メートルの高さまで
上昇している……。

>>197
『早坂』は、『猪』の『右前足』にラッシュする……。
しかし、『猪』の体は予想以上に硬かった。

「ボケハ、ソッチダロウガッ!」

『猪』は、『早坂』を踏み潰そうと足を持ち上げた……。

199 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/25(火) 00:19
>>198
「『理性』は・・・・『消える』ッ!」

猪の『左後足』の『世界理性』を消して重力から解放、隆起させバランスを崩させる。
蹴りは念のため後ろに飛び退きつつ。

200 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/25(火) 00:22
>>198
「大丈夫! 走れば追いつく! 切れる息はもうしてない!
『死体』は疲れないハズなんだホントはッ! 疲れるのは気のせいッ!」
ダッシュで『螺旋階段』を駆け上っていく。

201 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/25(火) 00:24
>>198
「おっと!」

『リング』を使って持ち上げた足に掴まる。

「その短い足でここまで攻撃が届くか!?」

そのままリングを使って足を避けつつ猪の顔面に向けて身体をよじ登っていく。

202 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/25(火) 23:30
>>199
『メッギャァァァァン』

ラッシュを叩き込んだ『左後足』をボコボコと膨張隆起させた。
バランスを崩すが、その足を軸にしてターンをする『猪』。
右肩に『早坂』をくっつけたまま突っ込んで来た。

>>200
『アマモト』は、空中を駆け上がろうとして床に叩きつけられた。
普通の人間は、空を飛べない事を思い知った……。

>>201
『早坂』は、『猪』の右肩辺りまでよじ登った。

「ナメンジャネーッ!!」

『猪』は、その場で方向転換をすると『フィル』へ突っ込んで行く。
『早坂』が、ショルダーガードの様な格好になった。

203 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/25(火) 23:40
>>202
「バッ…………バカか俺は!?
浮いてんだよ階段!」
急いで他の道を探す。目についたドアなどを片っ端から開けよう。

204 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/25(火) 23:42
>>202
ドギャドギャドギャ!!
飛び退きざまに足元に向かって拳を叩き込む。

「ハアアァァァァァーーーッ!!(上手く避けろよ、早坂)」

目の前の地面を膨張隆起させ、突っ込んできた猪を吹っ飛ばすor防御壁とする。

205 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/26(水) 00:00
>>203
入って来た門の他には向かい側にある同じような門だけだった。
現在居る広間は、ドーム球場程の広さだが壁にある門は
その2つのみのようだ。

206 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/26(水) 00:10
>>205
「ああチクショウ!
とにかく走るしかないだろう! ああもう!」
向かい側の門へ走る。

207 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/26(水) 00:23
>>206
『アマモト』が、門を開けると……外に出た。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

208 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/26(水) 00:29
>>207
「どうにか…ッ どうにかして登れないのか!?」
『塔』を見上げる。窓かなにかないだろうか、

209 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/26(水) 01:09
>>208
『アマモト』は、『塔』を見上げたが窓の類を見つける事は
出来なかった………。

210 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/26(水) 01:22
>>209
「グッ……いいやッ!
道はまだあるッ! あるハズだッ! なきゃ困るッ!」
塔内部へと戻って、天井から降りている支柱を調べる。
登る事はできそうだろうか。

211 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/26(水) 21:49
>>202
>>204
「馬鹿野郎!アブねえだろっ!?」

猪につけたリングにテグスを束ね、もう一端もリングでくっつけ、
そのリングを手に持ったまま飛び降りる。

212 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/26(水) 23:39
>>204
床を膨張隆起させて壁を作った……。

『ドゴガァバキャアァミシャーーンッ』

『猪』が壁に体当たりすると、亀裂が入り―――
崩れ落ちたその場に『猪』は、四本の足で立っていた。

>>210
『塔』の内部に戻り支柱を調べたが、これを登るのは
至難の技のようだ……。
『アマモト』は、支柱の先の天井と一体化している巨大な『門』を
仰ぎ見る……観音扉の鍵穴のような部分に螺旋階段は飲み込まれていく……。

>>211
『早坂』は、間一髪飛び降りて床を転がった……。
(行動しているのは、本体とスタンドのどちらか?)

213 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/26(水) 23:49
>>212
「ダメだッ…! これじゃあ上まで登るのは…!
ここでこうして見てるしかないっていうのかよ!?
クソッ! あきらめてたまるか!」
入って来た方の門から外へ出て、先程のように窓を探す。

214 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/26(水) 23:49
>>212
「『硬い』、な・・・こんな所で手間取っている暇は無いんだが・・・。」

上空を見る。

215 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/26(水) 23:55
>>212
本体とスタンドは一緒に行動している。
>>211の行動は主にCMIだが飛び降りたのは本体とスタンド両方。

「うわ意味ねえ!」

CMIだけを背後から猪に接近させる。
早坂はその場で待機。

216 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/27(木) 00:17
>>213
『アマモト』は、無意味な行為を繰り返したが見つからなかった。

>>214
『フィル』は、天井と一体化している巨大な『門』を仰ぎ見る……
観音扉の鍵穴のような部分に螺旋階段は飲み込まれていく。

>>215
「無駄ダッツーノ」

勝ち誇っている『猪』の背後に『C・M・I』を接近させた。

217 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/27(木) 00:22
>>216
「まあいい、次は顔面、いや・・・全身にブチ込むッ!」

スーツの上着を脱ぎ、ヒラヒラとはためかせ闘牛士の様に構える。

218 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/27(木) 00:25
>>216
「どうにか…! どうにかしないと!
もう動けるだけは動いた、後は苦手だけど…考えることだ」
しばらく考え込む………。
 
「う、ううううう、うううああああああ!
無理! 無駄! 絶対無駄だ! 俺の頭じゃ無理!
………だったら、他の人だったらどうだろう……。 そうだ! それだ!
自分で無理なら人を頼る! 
人間助け合い…つっても、人間じゃないか。あれは」
塔を出て、『教会』まで戻る。

219 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/27(木) 00:28
>>216
「弱点とかねえのかよくそったれ……」

猪の姿を観察。

220 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/27(木) 00:56
>>217
「テメェ、ナメテンノカッ…アアッ!!」

『猪』は、巨体を震わせ……その場に屈み込む。

「テメエニハ、コレデ充分ダナ……ゲラゲラ」

>>218
「で、ここまで戻って来たというわけね?」

『御影香』が、呆れ顔で『アマモト』を見ている。

>>219
『猪』は、金色の体毛で雄雄しい牙を生やしている。
背中の方を見ると『切れ目』のような物が見えた。
何処か『貯金箱』を連想させる……。

221 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/27(木) 01:03
>>220

「ん……?」

背中の穴を見つける。

「そういや金がどうこうとか言ってたな、
……あんなんとネタが被ってるなんて考えたくねえが……」

CMIが背中の『切れ目』のあるあたりに飛び乗る!
『切れ目』の大きさは?

222 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/27(木) 01:06
>>220
「・・・・醜悪なこのイノブタ風情がァァーーーッ!!」

バサァッ!
上着を投げ上げ瞬間、猪の鼻っ柱にラッシュをぶち込む。

223 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/27(木) 01:08
>>220
「そ…そういうわけなんだ。
…『御影』………さん。あの塔について何か知ってることはないか?
あるのならなんでもいい、教えて欲しい。礼なんてできないけど…」
わりと低姿勢で頼み込む。

224 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/27(木) 23:33
>>221
『C・M・I』が、『猪』の背中に飛び乗ると同時に
『フィル』の『スタンド』が、『猪』の鼻っ柱にラッシュを叩き込む……。
『切れ目』は、人一人分の体が入りそうな幅だった。

>>222
『猪』の鼻っ柱にラッシュを叩き込むと―――

『ガチャン』

鼻を束ねていた『リング』に拳が束ねられた……。

「テメエノ攻撃ハソレデ終ワリカ?
 今度ハコッチカライクゼッ!」

>>223
「『門番』を倒してみたら?
 番猪っていった方が、わかりやすいかしら?
 そうすれば、自ずと道は開けるはずよ」

『御影香』は、それだけいうと口をつぐんだ。

225 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/27(木) 23:35
>>224
「こうなったらヤケだ!突っ込め!」

CMIが切れ目の中に入りこむ。

226 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/27(木) 23:43
>>224
「何ィィィーーーッ!!なんだこのリングは!外せ早坂ァァーーッ!!」

牛の横っ面をスタンドが蹴りまくる。

227 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/27(木) 23:59
>>224
「番…猪? あのデカい金色のヤツか?
だからそれで困ってるんだよ、猪のいる階段はもう
上へ行っちまったし………む、
もう話す事は無い。そういうことか、その表情は。
 
……よし、ありがとう、もう行く。
だけど最後に、もう一つだけ教えてくれないか。
『御影』さんは…ここで一体何をしているんだ?
まさか『死んだ』とかそういうことか?」

228 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/28(金) 00:11
>>225
『C・M・I』は、『切れ目』の中に飛び込んだ……。
そこは、『金の海』だった。
手が切れそうなピン札とピカピカに光る硬貨で埋め尽くされている。
周囲を見回すと『金の海』に一隻の小船が浮いていた。
一方、『早坂』に『フィル』の
「何ィィィーーーッ!!なんだこのリングは!外せ早坂ァァーーッ!!」
という叫び声が浴びせられる。

>>226
迷い込んだ野良牛は、何処かに吹っ飛んで行った。

>>227
「私は、生きている……
 だから、待っているのよ………ただ、それだけ」

『御影香』は、『教会』の外に出る。

229 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/28(金) 00:14
>>228
「なんなんだこの牛はァァーーーッ!!」

猪の横っ面に蹴りを叩き込む。

230 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/28(金) 00:17
>>228
「こ、こいつは……」

見た瞬間これをどうやって持ち帰るか算段したがすぐに思い直す。

「ってそんなことしてる場合じゃねえ!」

CMIが小船に向かって進む。
進みながら行動に支障がない程度に金を食いながら。

「いや無理だっつうかテメエの自爆のフォローなんか知るか!」

そう返事をしておく。

231 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/28(金) 00:28
>>228
(ここは…生きていても来ることができるのか…?
だとすると早坂さんたちも死んでないってことかな…。
断定はできないけれど)
 
「…えーと…その。……時々自分の語彙の少なさが恨めしくなる。
………まぁ、なんだ。生きているのはいいことだ。達者にやってくれ」
『御影香』に背を向けて、再度『塔』を目指す。

232 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/30(日) 23:51
>>229
「オレガ知ルカヨッ!」

『猪』は、攻撃に痛痒を感じているようだが、蹴りを叩き込んだ影響は
無いようだ……。
(能力を使っていれば膨張隆起する。)

>>230
小船には『スタンド』が乗っていた……。
(『非・人型』鼠とスロットマシーンを掛け合わせたような像)

「フチュー、リシの兄貴は『スタンド』使いが荒いチュー」

愚痴のような事を言っている。

>>231
『アマモト』は、再び『塔』の前に立った……。

233 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/31(月) 00:00
>>232
猪の顔面を膨張隆起させて視界を狭める。

「クソッ!なんでお前らはいつもいつもジャマをッ・・・!」

そのまま蹴り足を軸にくるりと反転、猪に飛び乗る。

234 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/05/31(月) 00:11
>>232
「なんだこいつ・・・?」

近づきながら観察を続ける。
スタンドは何をしている?

235 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/05/31(月) 00:20
>>232
(結局…『猪』を倒さなきゃあいけないわけだ。
でも、猪は遥か上、フィルさんと早坂さんが戦ってる…。
今俺にできることと言えば…………………)
 
「前進ッ! とにかく前進ッ!」
『柱』に『音のカッター』で『梯子』のように『刻み』を入れて、
そこに手をかけて登っていく。死んでいるから疲れない! 多分。

236 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/05/31(月) 23:51
>>233
「グォッ!? 前ガ見エネェーゾッ!!」

『フィル』は、『猪』に飛び乗ったが、拳が片方束ねられている
ので『猪』の頭を跨ぐ格好となった……。

>>234
「チューチュー1030572491エンチュー」

『スタンド』は、スロットマシーンのお金が出てくる口から
ジャラジャラとお札や硬貨を『金の海』に排出していた。
『早坂』には、気付いていないようだ。

>>235
『フィル』『早坂』『猪』が戦っているのは床の上だ。
『螺旋階段』は、エレベーターの様に無人で上昇している。

237 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/05/31(月) 23:54
>>236
「(無駄かもしれないが…)このまま落ちろォォォーーーッ!!」

そのまま、猪の首に抱きつく形で振り落とされないようにしながら頚動脈を絞める。

238 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/01(火) 00:06
>>235
勘違いしてた上に混乱してた。
今目の前で戦闘が行われているのか?

239 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/01(火) 23:02
>>236
「なるほど、あいつか……」

ちょうど金の出てくる口を塞ぐくらいの大きさのリングを出しておく。
そのままさらに気づかれるまでこっそり近づいていく。

240 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/02(水) 01:02
>>237
『猪』に頚動脈は無かった………。

>>238
『アマモト』の目前で戦闘は行われている。

>>239
「ンチュ? 何だ、何者チュー?」

『スタンド』は、『早坂』に気付くと身構えた。

241 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/02(水) 01:06
>>240
無くても首にしがみついて首を絞める

242 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/02(水) 01:09
>>240
「………………呆けてる場合じゃないだろッ!?
今は自己嫌悪は後にしてッ!
フィルさん! アマモトです! 加勢しますよ!」
 
『AHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!』
『猪』の脚を狙って『音のメス』を放つ!

243 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/02(水) 23:19
>>240
猪の中に入ったのはCMIだけで早坂は外にいる。
(俺もすっかり忘れてたが)

気づかれた時点でCMIがスタンドに飛び掛って押さえつける!

244 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/02(水) 23:42
>>241
『猪』の太い首は、『ヒューマン・ネイチャー』 のパワーで締め付けても
ビクともしない……。

「アアッ!?テメーハ死ネヨッ!!」

『フィル』を振り落とそうと『猪』は、暴れ狂う……。

>>242
『ディーバACT3』が、『猪』の脚に『音のメス』を放った。

『トストストストスッ』

『音のメス』は、狙い通りに突き刺さったが『浅い』。

「チクチク痛ェンダヨッ!!何処ダッ!」

『猪』が、『アマモト』に向かって突進してきた。

>>243
『ネズミマシーン』は、『C・M・I』に気付くと身構えた。
(こちらは、勘違い)

『ドゴォッ!』

『C・M・I』は、『ネズミマシーン』のレバー状の尻尾に
殴られて吹っ飛んだ。

「この『リッチー・リッチ』様ヲ舐めるなチュー」

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

外の『早坂』もその場から吹っ飛ぶ。

245 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/02(水) 23:52
>>244
「外したくても外れないんだッ!!おい!何の恨みがあるんだ早坂!
二人揃って足止めを食いたいか!一刻も早く能力を解除しろォォォーーーッ!!」

叫ぶ。
っていうか束ねられてたらもう何も出来ないので。

246 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/02(水) 23:54
>>244
「! 直撃したのに!?
おっ…うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
脱兎のごとく真後ろに逃げ出す。
『ディーバ』はアマモトと別行動を取る。
『猪』の進行方向から退き、
『猪』がアマモトを追いかけて横を通るのを待ち構える。

247 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/03(木) 00:02
>>244
「ブゲッ!この野郎!」

そこらにある『金』を拾って指で弾いて敵スタンドの乗ってる船にぶつけ、穴を開ける。
連打してボロボロになるまで継続。

>>245
「だからっ!CMIが手元にいねえから解除できねえんだよボケが!
テメエの能力でなんとかできねえのか!?」

248 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/03(木) 00:22
>>245
『フィル』は、為すすべも無いとあきらめたかのように叫ぶ。
『フィル』を乗せた『猪』は、『アマモト』へ突進する。

>>246
「テメエー、ソッチカーーッ!!」

『猪』は、『アマモト』の声のする方へ突進していく。
『ディーバACT3』は、『猪』の通過を待つ……。

>>247
『ビスビスビスビスビスッ!!』

『ネズミマシーン』が乗っている小船は、穴だらけになり浸水?
していく……。

「やめるチューッ!!」

『ネズミマシーン』がレバー状の尻尾を引っ張り始めると
胸のスロットが回り始める……。

(『猪』の鼻に付けた『リング』の大きさは?)

249 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/03(木) 00:28
>>248
「こっちだウスノロ豚野郎ッ!
来れるもんなら来て見やがれ!」
走りながら挑発を繰り返す。
そして、『猪』が『ディーバACT3』の近くを通り過ぎるその時!
一気に接近して『ゼロ距離』で『音のメス』を『猪』の『脚』にブチ込むッ!

250 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/03(木) 22:41
>>248
リングの大きさは拳大。

「なんかわからんがさせるか!」

硬貨の海に出したリングを突っ込み、
野球ボールくらいの大きさの硬貨の塊を作る。

それを全力で投げて船尾にぶつけ、
船全体を激しく揺らしてスタンドのバランスを崩させる。

その後船に接近。

251 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/03(木) 22:42
>>250
リングは新しいもの。
>>239で作ったものではない)

252 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/03(木) 23:17
>>247-248
「これだけは・・・・やりたくはなかった。」

ドギャァッ!
『ヒューマン・ネイチャー』の拳で束ねられている皮膚の側を殴り、隆起させる。

束ねられている箇所を隆起させたら、その部分の皮膚を手刀で切り落とす。
最小限の範囲で。

253 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/04(金) 00:22
>>249
『ザギャアアアーーーンッ!!』

『ゼロ距離ソニックメス』は、『猪』の『脚』を貫通した。

「グォオオオッ!!」

しかし、怒り狂った『猪』の猛撃を止める事は出来なかった。
『猪』は、『アマモト』の目前まで迫る……。

>>250
「ウチュ!?」

『ネズミマシーン』は、バランスを崩して小船から落ちてしまった……。

『バッシャーン』

その時、『早坂』は、見た。

『ネズミマシーン』の胸のスロットが揃ったのを―――

『チューチューチューチューチューチューチューチューチューチューチューチュー』

小さな『ネズミマシーン』が、コイン排出口から吐き出され
『ネズミ算式』に増えていく……。

>>252
『ブシャーッ』

手刀で切り裂いた部分ごと『リング』が外れる。
隆起させた部分から血が吹き出るが、すぐに治まった。
裂傷が出来て痛むが、手を動かすには支障は無いようだ。

254 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/04(金) 00:42
>>253
「よォしッ! それだけの図体だ、脚をやられ…ちゃ…あ?
と…止まらないッ!?」
 
(ディーバも…呼べない! この距離で避けるなんて…!
………いや! 耐えればいい! コナゴナにされない限りは…
まだ一手あるッ! 腕をもがれようが足をヘシ折られようが…
全然問題は無いッ! 俺はもう死んでるんだからな!)
『ディーバACT3』は全速力で自分の背後の壁へ向かわせる。
自分はその場でジャンプして、『猪』の顔にキックを食らわせる。
足は捨てる覚悟。

255 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/04(金) 07:16
>>253
「なぁにぃぃぃぃっ!?」

大元のネズミマシーンが体勢を立て直す前に接近する。

256 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/04(金) 23:24
>>254
『アマモト』は、『猪』の鼻面にキックを喰らわせたッ!!

『ガチャン』

『猪』の鼻を束ねていた『リング』に蹴り足を束ねられた……。
『アマモト』は、『猪』の顔の前にぶら下げられ―――逆さの世界を見た。

>>255
『早坂』は、『親ネズミマシーン』に接近しようとするが―――
小さな『子ネズミマシーン』や『孫ネズミマシーン』達が飛びかかってきた。
その数は、『約100体』……。

257 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/04(金) 23:34
>>256
「ちっ、数が……って待てよ」
(この『コイン』……あいつが吐き出したものってことはスタンドにも『効く』か……?」

『硬貨』を手で掬って『散弾銃』のように飛び掛ってくるスタンドにぶつける。
できるだけ広範囲にばらまくように飛ばす。

258 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/04(金) 23:47
>>253
「許さんぞ・・・猪も、早坂も。全員殴り殺すッ!!」

猪の後頭部を殴りつける。

259 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/05(土) 09:43
>>256
「え…おおッ!? なッ! なんだこれッ!?
『リング』ッ!? くっついて離れないぞッ!
これはッ 一度見ただけだが、早坂さんのッ!?

………いやッ! これでいいッ! これがベストッ!
来いッ『ディーバACT3』 俺を『蘇生』させろッ!」
『ディーバACT3』を急いで自分の元へと戻らせて、蘇生させたい。

260 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/06(日) 01:14
>>257
『ビスビスビスビスッ!!』

小さな『子孫ネズミマシーン』達は、穴だらけになって吹っ飛んでいく…。
その間に、『親ネズミマシーン』は頭上の入口に何処からか取り出した
フック付きロープを引っ掛け登っていく。

>>258
『ドゴォッ!!』

『猪』の後頭部が膨張隆起した。

「クソガッ!!届カナイッ!!」

『猪』は、『アマモト』を束ねたまま壁に突進していく。

>>259
『ガッシィィーーーンッ!!』

『アマモト』は、『ディーバACT3』と合体して『蘇生』した。
『猪』は、『アマモト』を束ねたまま壁に突進していく。

261 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/06(日) 01:25
>>260
「あ、待てテメエ!」

テグスに『リング』をつけたものを用意しながらフック付きロープを上って後を追う。
『子孫ネズミマシーン』がまた襲ってきたらさっきと同じ要領で撃退する。

262 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/06(日) 01:39
>>260
「ウオオオオオオオオオッ!!」

ドゴドゴドゴドゴ!
猪の後頭部を殴り続ける。

(このまま壁にブチ当たって自滅しなッ!)

263 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/06(日) 01:54
>>260
「かッ………く悟しろブタ野郎!
お前がどんなに硬くとも! 関係ない『やり方』があるッ!」
『スイサイダル・テンデンシーズ』を取り出し、自分の心臓へと突き立てる!
『スイサイダル・テンデンシーズ』はアマモトを『一瞬』で死に至らしめる!
そしてッ! 『スイサイダル・テンデンシーズ』のもう一つの『能力』ッ!
アマモトの『生命』は近くにいる『フィル』『早坂』『猪』に『分け与えられる』!
これによって疲労は回復し、多少の怪我なら治癒するはず!
 
『自殺』したアマモトからは『ディーバACT2』が発現し、
自分の足を辿って『猪』の『生命』を『吸収』しようと試みる!

264 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/10(木) 23:22
>>261
「アッ!追ってくるなチューッ!!」

『親ネズミマシーン』は、生えている『歯』でロープを噛み切ろうと
体勢を上下逆さまに変えた。

その間、『C・M・I』は、ロープを登って来る『子孫ネズミマシーン』を撃退する。
突然、『早坂』のダメージが回復した。

>>262
『フィル』は、ひたすら『猪』の後頭部にラッシュする……。
『イボ』のように隆起させながら壁にぶつからせようとしていると
突然、手の怪我が治った。

>>263
分け与えられた『アマモト』の『生命』が『フィル』『早坂』『猪』を
癒していく……。
発現した『ディーバACT2』は、『猪』の顔面に張り付くと『生命』を
吸収し始めた。

265 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/10(木) 23:32
>>264
「手が・・・?まあいい、そろそろだなッ!?」

猪が壁にぶつかる直前で、ひらりと飛び降りる。

266 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/10(木) 23:35
>>264
「なんだ?まあいいや」

怪我が治ったことについてはとりあえず後回しにする。

自分の真下の部分のロープを切って追ってくる『子孫ネズミマシーン』を落とす。
その後リングを投げる体勢に。

267 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/10(木) 23:46
>>264
(これだけのデカブツだ、『生命』は十分だろう…。
よしッ! 『ディーバACT3』ッ! 出ろッ!)
『蘇生』に足るだけの『生命』を吸収したら『ディーバACT3』を発現させる。
『ディーバACT3』は『アマモト』の『足』に『音のメス』を放ち、切断する。
そうすることで『猪』に壁に叩きつけられるのを回避する。

268 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/11(金) 00:31
>>265
『フィル』は、華麗に着地した。

>>266
『ブツッ』

ロープを切られ『子孫ネズミマシーン』達は、金の海に落ちていく。

『ブツッ』

『C・M・I』が掴んでいたロープが上から切断される……。

>>267
『ザシュッ!』

『ディーバACT3』が発現し『ソニックメス』で束ねられていた足首を
切断した。

『ドゴォォンッ!!』

『アマモト』は、床に落ちながら『猪』が壁にぶつかるのを見た。

269 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/11(金) 00:41
>>268
「フッ・・・・。」

猪が壁に激突するのを見物する。

270 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/11(金) 00:55
>>268
「足までくれてやったんだ。もう終わっちまえッ!
『ディーバACT3』…『独唱』ッ!」
 
『wooo....AHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHッ!!』
 
『猪』の真下から『脚』に向けて、『歌のラッシュ』を食らわせるッ!
脚を一本でも失えば、あの爆発的な推進力は失われるはず!

271 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/11(金) 07:20
>>268
「へっ……してやったつもりか?
言っとくがそんなのはこっちの予想済みだぞボケが!
その『姿勢』じゃあ、踏ん張るのはちょっと辛いんじゃねえのか!?」

落ちながらテグスつきリングをネズミマシーンに向けて投げる。
テグスのもう一端は早坂が持っているため、リングがネズミマシーンに当たれば、
早坂の落下の勢いがそのままネズミマシーンを引っ張る力になる。

着地した後、できるだけすぐに起き上がれるように受身の態勢をとる。

272 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/11(金) 23:40
>>269
『猪』が、ぶつかった壁は亀裂が入り陥没する……。
『フィル』には、牙が刺さる事で顔面がぶつかるのを免れたのが見えた。

>>270
『ドッバァァァァーーンッ!!』

『猪』の脚は、穴だらけになりその歩みを止めた。
そして、『猪』は壁に突き刺さったまま動かない。

>>271
ロープが切れて『C・M・I』は、空中に投げ出された。
しかし、『C・M・I』が、テグスの付いた『リング』で『ネズミマシーン』の尾を
束ねる……。

「ンチュー!?」

一緒に金の海に落ちる『スタンド2体』。

273 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/11(金) 23:46
>>272
「やれやれ、だな・・・・『ヒューマン・ネイチャー』ッ!!」

猪を中心とした半径1〜2mの範囲で拳を繰り出しまくる。
猪、地面、空中、やたらめったらにラッシュを繰り出す。

274 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/11(金) 23:47
>>272
「やった…のか?
そうだったらうれしいけど…」
近づくのは怖いので、少し離れて観察する。

275 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/11(金) 23:53
>>272
「もう逃がさねえぞ!」

先に着地したこっちの方が態勢を早く立て直せるはず。
なので先制でラッシュをしかける。

276 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/13(日) 23:58
>>273
『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォッ!!』

『フィル』は、やたらめったらにラッシュしまくった……。
その結果、周囲は隆起した物体や空間で埋め尽くされる。
(空間隆起は、数秒程度しか持続しない)

>>274
『猪』は、まだ動かない……。
『フィル』の『スタンド』が『猪』やそこら中を隆起膨張させている。

>>275
『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォッ!!』

『C・M・I』がラッシュを叩き込むと『ネズミマシーン』は吹っ飛ぶ。
吹っ飛ぶ先は、頭上の入ってきた『切れ目』だった。

「逃走経路チュー」

尾を束ねていた『リング』に付いたテグスを持っていた『C・M・I』も
一緒に飛んでいき―――――――――『猪』の中から飛び出した。

277 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/14(月) 00:32
>>276
「まさか…本当に? やったのか?
だとしたら…足を返してもらわなきゃな…グチャグチャでも、
また生き返る時に困るし…」
『猪』が突っ込んだ『壁』に近づいていく。
 
「あの…フィルさん? 一体何を?」
巻き込まれそうなので、途中でフィルに話しかける。

278 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/14(月) 00:47
>>276
隆起した物体、空間で猪を固定しなおかつ
更に隆起した物体がその体を締め付けるッ!!

「フハハハーーーッハッハァァーーーッ!!幾ら固くとも・・・幾らパワーがあろうと
 この隆起の渦ッ!!動けんだろうッ!!このままじわじわと、シメあげてくれるッ!!」

>>277
夢中で殴っている。

279 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/14(月) 07:43
>>276
「殴ったほうもついてきてんのに逃走も何もあるかボケ!」

スタンドが早坂の方に飛んでくるようならそこから移動。
CMIはネズミスタンドの着地の瞬間にテグス付きリングを引っ張り、
ネズミスタンドの体勢を崩させる。

280 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/16(水) 00:08
>>277
『アマモト』が『フィル』が話しかけていると『猪』の背中から
『ネズミ』と『スロットマシーン』を合成したような子供程の
大きさの『スタンド』が『アマモト』の方へ飛び出してきた。
続けて、『C・M・I』が『スタンド』に牽引されるように飛び出る。

>>278
『ドリュリュ―――z___ンッ!!』

『フィル』は、全方位隆起攻撃で『猪』を締め上げる……。
心なしか『猪』の体が少し縮んだような気がする。
その時、『猪』の背中から『ネズミ』と『スロットマシーン』を
合成したような子供程の大きさの『スタンド』が『アマモト』の方へ飛び出してきた。
続けて、『C・M・I』が『スタンド』に牽引されるように飛び出る。

>>279
『ネズミマシーン』は、『アマモト』の方へ飛び出した。

『グイ』

281 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/16(水) 00:13
>>280
「フハハハハハハッ!!ブッ潰れよォォォォーーーーーーッ!!」

ドシュドシュドシュドシュドシュ!!
更に潰す!潰す!

282 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/16(水) 00:20
>>280
「え? あっ…『ディーバ』ッ!」
とりあえず迎撃。拳で『スタンド』を殴る。パス精CBA

283 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/16(水) 00:29
>>280
「もう逃げ場はねえぞ!」
着地した敵スタンドに上から覆い被せるようにラッシュ。

284 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/18(金) 23:33
>>281
『シュルシュルシュル…』

『猪』は、圧縮されるように元の普通の大きさに戻った……。

「ゲッ!金ガ無クナッタジャネーカッ!!」

鼻先に『アマモト』の足をぶら下げながら慌てる『猪』。

>>282-283
『ドガァッ!』
『ドゴドゴドゴドゴドゴォンッ!!』

『ネズミマシーン』の体がボロボロに崩れていく……。

「ウヂュー折角完全自立化したのに……チューと半端チュー」

スタンド名:『リッチー・リッチ』→『完全消滅』

285 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/18(金) 23:38
>>284
「どうやら・・・『スタンドパワー』が尽きた様だな。」

『固定』された猪に近付いていく。

286 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/18(金) 23:45
>>284
「よし・・・って本物かテメエ?」

アマモトに気づいた。

287 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/19(土) 00:27
>>284
「??? これで…やった…のか?
『猪』と『鼠』は二体で1体のスタンド?
でもまだ『猪』は残ってるな…。とりあえず、返してもらうか」
片足でケンケンしながら『猪』の前に立つ。
 
>>286
「気付いてもらえたと思ったらいきなりそんな…。
切れた足首から血が出てないでしょう? もう死んでいるからですよ。
死んでても動けるんですから、そんなのは俺くらいです。本物ですよ」

288 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/19(土) 01:04
>>286
『フィル』は、『猪』の前に立った。

「テメエ、金ヲ寄越セッ!!」

『猪』は、叫びながらもがいている。

>>286-287
『アマモト』は、『猪』の前に立った。

>『猪』と『鼠』は二体で1体のスタンド?
『アマモト』には知る由は無い。

「邪魔ナンダヨッ!汚ネー足ヲドケロヨッ!」

289 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/19(土) 01:24
>>288
「俺もちょうどそうしようと思ってたところなんだ。『ディーバ』」
 
『Ahッ!』
『音のメス』で『猪』の鼻を切断し、『足』を取り戻したい。

290 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/19(土) 01:34
>>288
「まあいいや、とりあえず……」

猪が身動きが取れないようならそのままラッシュで吹っ飛ばしてやりたい。

291 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/19(土) 23:37
>>288
「ああ、やるよ・・・・。」

猪のわき腹あたりに思いっきり蹴りを放つ。

292 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/20(日) 02:45
>>289
『音のメス』は、『猪』の鼻先にあった『リング』に
弾かれたが―――束ねられていた足の部分を裂いて床に落とす事に
成功した。

>>290-291
『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴォッ!!』
『ドガァッ!』

「アレ……?」

『猪』は、何処かに吹っ飛んで行った。

『リシストラータ・グリンブルスティ』→『再起不能』

293 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/20(日) 23:28
>>292
「フン・・・先を急ぐか。」

早足で階段へ向かう。

294 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/21(月) 00:16
>>292
「よし! これでOKだ。
あとはこれをくっつけられれば更にいいんだけど…」
早坂の方を見る。
 
「あのー…早坂さん? この足…チョチョイとくっつけてもらえませんか?」
切断した足と、切り口を早坂に見せて言う。

295 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/21(月) 22:20
>>294
「ただでか?」

>>292
とっとと進む。

296 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/21(月) 23:20
>>295
「うっ…大して入ってませんけど、今の全財産です…」
早坂をケンケンで追いかけながら、財布ごと渡した。
中には八千七百円入ってる。
 
「で…でも! くっつけてくれたなら、俺早坂さんに協力しますよ。
俺はこれで結構使えますよ? 首が落ちても死にませんし、
スタンドだって強くなったんですから!」

297 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/21(月) 23:55
>>294-296
『猪』が、何処かに吹っ飛んでいくと―――

『ウィーン』

天井に収納されていた『螺旋階段』が降りてきた……。
『螺旋階段』は、接地するともう動かなかった。

298 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/21(月) 23:57
>>297
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

さっさと階段を登る。

299 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/22(火) 00:03
>>296
「……まあ、いいか」

財布をひったくってから、リングでアマモトの足をくっつける。

無理矢理くっつけてるだけなので当然神経なんかは繋がっていない。

>>297
フィルはいないものとして階段を昇る。

300 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/22(火) 00:31
>>297
「待ってろよ環…倖…!
お父さん頑張るからな!」
螺旋階段を昇る。
 
>>299
「やった! ありがとうございます!
いつでも頼ってくださいね!」
もう体は死んでいるので大丈夫。

301 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/23(水) 00:58
>>298
『螺旋階段』を昇っていく『フィル』。
天井と一体化している巨大な『扉』が開く―――

そして、気がつくと『フィル』は、『森の中』に居た。
周囲には、誰も居ない……。

>>299
『螺旋階段』を昇っていく『早坂』。
天井と一体化している巨大な『扉』が開く―――

そして、気がつくと『早坂』は、『森の中』に居た。
周囲には、誰も居ない……。

>>300
『螺旋階段』を昇っていく『アマモト』。
天井と一体化している巨大な『扉』が開く―――

そして、気がつくと『アマモト』は、『森の中』に居た。
周囲には、誰も居ない……。

302 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/23(水) 01:04
>>301
「ここは・・・・?『ヒューマン・ネイチャー』」

無数の楔型スタンドを発現。
その上に乗り森の上空へ。

上空から周囲を見回す。

303 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/23(水) 23:07
>>301
「ん?」

『鎖』を作って振り回し、周囲に見えない何か
(具体的にはフィルとかアマモト)がいないか確認する。

304 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/23(水) 23:41
>>301
「えっ………ええ!?
いやいやいや混乱してる場合じゃないぞ。
今こそ『ディーバact3』!」
『ディーバact3』の『歌』で『超音波』を発生させて、
『エコロケーション』を試みる。

305 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/24(木) 00:10
>>302
『グルン』

『フィル』が、木々を抜けるように上昇した途端……
視界に『地面』が迫り危うく派手にキスしそうになった。

>>333
『シーン』

『早坂』は、『鎖』を振り回したが周囲に見えない何かは無かった。

>>304
『キュイーン』

『アマモト』は、周囲を『エコロケーション』で探る……
現在位置から、『北東』の方角に人型の物体を感知した。

306 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/24(木) 00:16
>>305
(ここから北東だな…。こりゃまったく便利だ)
北東を目指して走り出す。
引き続き『エコロケーション』を行い、その人型の物体との
距離を測る。

307 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/24(木) 00:17
>>305
「!!? ウオオッ!!」

態勢を立て直す。

「・・・成る程、既に何らかの術中か・・・・。」

木に楔を打ち込み、それを梯子上に伝って木の上へ登っていく。

308 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/24(木) 23:36
>>305
「ふん、まあいいや」

木の上に登って何か目に付くものがないか確認。

309 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/24(木) 23:54
>>306
『アマモト』は、『森の中』を走って行く……。
『エコロケーション』で感知した人型の物体までの距離は、『約100メートル』。

>>307
周囲は、見渡す限り木々で埋め尽くされていた。
鬱蒼とした『森』は、まさに『樹海』といった様相である。

>>308
木の上からでも眼下の『樹海』に何かを見出すことは出来なかった……。

310 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/25(金) 00:04
>>309
(100メートルか…。
普通に走ればすぐだけど…気付かれたくは無いな)
やや速度を落とす。
鳥の鳴き声などで、森は騒がしいだろうか。
それとも物音はほとんどしないか?

311 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/25(金) 00:15
>>309
「あん、閉じ込められてんのかこりゃ?」

地面に降りて木をCMIで思いっきり殴ってみる。

312 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/25(金) 00:52
>>310
動物の存在を感知してない以上、鳴き声はしない。
静寂だけが『森の中』を支配している。

>>311
『早坂』が、『C・M・I』で木を殴ろうと見据えると―――
木の表面に文字が刻まれているのに気付いた。

【『ファム・ファタル』は⇒】

313 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/25(金) 00:55
>>309
「・・・・・・・・・・。」

空を見上げる。

314 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/25(金) 00:57
>>313
『塔』の中にいるはずだが、空を天蓋の様に『巨大な月』が覆っていた。

315 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/25(金) 01:00
>>312
(静かだ…何も物音がしない…。
ということは、少しスピードを落としたくらいでは全く
意味がないってことだ。これくらい静かじゃあ、歩いたって気付かれる)
北東へ向けてまた走り始める。

316 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/25(金) 01:01
>>314
「『月』か・・・・同じか、あの時と。やはり・・・。」

木々を飛び移り、とりあえず進む。

317 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/25(金) 01:22
>>315
『アマモト』は、木々を走り抜けると『武芸者風の男』を見つけた。
『武芸者風の男』は、無防備にも背中を向けている……。

>>316
『フィル』は、木々を飛び移ろうとすると―――
何処からか何者かの視線を感じた……。

318 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/25(金) 01:23
>>317
「・・・・・何者だッ!?」

何者かに楔を投げつける。
寸止め。

319 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/25(金) 01:28
>>317
(ど…どうする…?
やらなくていい戦闘は避けたいし…。
敵かどうかすらわからないじゃないか、
あいつを倒せば道が開けるって確証もない。
ここはひとつ…)
『ディーバact3』を前に立たせて、そのまま進んでいく。
10mほどの距離をもって立ち止まる。

320 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/25(金) 21:04
「ファ…?なんだそりゃ。まあいいか」

矢印の示す方向へ向かう。

321 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/25(金) 23:59
>>318
『ガキョンッ!』

『楔』は、『歪み』に衝突して止まった……。

「フッ…貴様も此処まで辿るつけるとは思わなかったが……
 『尚也』行くぞ…『魔女』の前に情夫を始末するッ」
「了解さ、『兄さん』」

『フィル』の眼下―――10メートル程離れた木の陰から
男が2人現れた……。
その顔には見覚えがある……電車で『フィル』を襲った連中だ。

>>319
「おい、挨拶も無しか?」

『武芸者風の男』が、振り向いた。
その顔には見覚えがある……。

>>320
矢印の示す方向に進むと、また木に【⇒】と刻まれている。
まるで『早坂』を案内するように矢印は続いていた。

322 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/26(土) 00:04
>>321
「なんだっけな……兄貴がなんかほざいてたような……」

矢印を追う。

323 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/26(土) 00:07
>>321
「またか、やれやれ・・・。」

楔を戻し、人型の用意をする。

「生憎時間が無い・・・・さっさと来い。」

324 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/26(土) 00:12
>>321
「! …ど、どうも。
ところで今は朝昼版…いつなんでしょうね」
『武芸者風の男』の顔をよく見る。
 
(どこかで…? あんな奴戦ったことがあったかな…)

325 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/27(日) 01:41
>>322
矢印が途絶えると、その先は美しい『泉』だった。
木々がドーム状に『泉』の上を覆っていた為、木の上からは見えなかったようだ。
その『泉』を覗き込みながら1人の少女が佇んでいた。

>>323
「そうさせて貰う。我が名は、『氷室尚人』……
 『磨羯宮』の暗示の『スタンド使い』」

『氷室兄』は、名乗りを上げると『歪み』を体に纏った。

「これが『ゴート・ゴブ』だ」

山羊の角に似た歪んだ突起物を生やしたその姿は悪魔のように見える。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……』

>>324
『アマモト』は、よく見たがどうやら気のせいだった。
『武芸者風の男』は、値踏みするように『アマモト』の顔を見た。

「お前…『死んでいる』な。
 俺の名は『百目鬼』…お前は?」

326 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/27(日) 01:51
>>325
「詠美か………?」

声をかける。

327 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/27(日) 01:54
>>325
「貴様の名になど興味は無い・・・が、折角名乗ったんだ。
 刻んでおいてやるよ、『墓石』になッ!!」

木から飛び降りて強襲する。

328 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/27(日) 02:10
>>326
その横顔は、紛れも無く『七瀬詠美』だった。
『詠美』は、『早坂』の声に気付くと振り向くと口を開く。

「私の大切なものを落としてしまったんです……
 これを差し上げますから一緒に探して貰えませんか?」

『詠美』は、足元の札束の詰まったボストンバッグを指し示した。

>>327
「それはこっちの台詞だよ、キミ」

『氷室兄』の陰から飛び出した少年の様な青年が遮るように迎え撃つ。

329 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/27(日) 02:13
>>328
「は……?何言ってんだ?」

330 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/27(日) 02:26
>>328
グンッ!

フィルの前に、青年の視界を遮る様に木が隆起してフィルの姿を隠す。
>>327メール欄)

フィルはその隆起した木に乗り、氷室兄弟の背後を取るようにジャンプ
ラッシュを繰り出す。

331 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/27(日) 02:27
>>325
「! なんでそれを…って、まぁ、見れば分かるか」
体温の無い顔を触った。
 
「俺は『アマモト』 まさかこんなところで礼儀正しい奴に
会えるとは思ってもみなかった。
ところで、時間もないし単刀直入に聞くが…。
『ここ』から出たい。どうすればいい?」

332 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/27(日) 03:27
>>329
「………?
 あの…手伝ってくれませんか?
 このお金だけでは不満というならごめんなさい…
 私に出来ることなら何でもしますから…」

『詠美』は、両手を胸の前で組み合わせて『早坂』を見つめた。

>>330
「何ッ!」

『氷室弟』は、『フィル』の姿を見失った。
『フィル』は、背後からラッシュを繰り出すが―――
『氷室兄』が、『氷室弟』と『背中合わせ』になる事でそれを防いだ。

>>331
「『魂』……それが必要だ。
 『御厨』の話ではな……あの『剣』がそうであったようにだ」

333 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/27(日) 03:40
>>332
「……ふざけてんのか、詠美?」

詠美の両手を掴む。

「まさか、俺のことを忘れたとか、言わないよな」

334 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/27(日) 23:24
>>332
「背中合わせか・・・大方それは『間違っちゃあいない』、世間一般的には
 『間違っちゃあいない行動』だが・・・・私の前では『大間違い』だなッ!!」

ラッシュで空間を隆起させ、兄弟の動きを封じる(制限する)

335 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/27(日) 23:43
>>333
『詠美』の言葉に『早坂』の掴む両手に思わず力が入る…。

「痛いです…達夫さん…助けて…」

『詠美』は、『泉』の方を弱々しく見つめる。

>>334
「兄さんと同じ『空間』を……?」

『氷室弟』が、『隆起した空間』を見つめる。

「『似た様な能力』のようだな、俺とお前は…」

『氷室兄』が、拳を振るうと軌跡に『歪み』が生まれ『隆起した空間』へと
向かい衝突した。

『バッゴォォンッ!!』

336 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/27(日) 23:46
>>335
「何ッ!?ぐううッ!!」

両腕を正面にクロスさせ、防御行動を取る。

337 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/27(日) 23:52
>>335
「ッ!!!!!!
……そういう、事か……」


強張った自分の手を無理矢理引き剥がす。

「悪かった、探し物ってのは……?」

338 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/28(月) 00:15
>>336
衝突によって生まれた小規模の衝撃波が『フィル』を吹っ飛ばした。
防御行動を取っていた為、ダメージは軽微だった。
『氷室兄』に向かった衝撃波は、『氷室弟』が盾代わりに
差し出した『泡状』の『蟹の甲羅』で防いだようだ。

「迂闊に使えない無いな……」

『氷室兄』の口元が自嘲するように歪んだ。

>>337
「『指輪』なんです……あの人が私とずっと一緒にいてくれる証…
 あれが無いと私は……1人きり……」

『泉』の方を見つめる『詠美』。

339 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/28(月) 00:28
>>338
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ゆっくりと兄弟を回り込むように移動して行く。

(真の能力・・・・見せられるのは一度だな、逃がしてはならない・・・)

340 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/28(月) 00:36
>>338
「……物があれば満足なのか?」

詠美の視線につられて自分も泉を見る。

341 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/28(月) 23:12
>>332
「『魂』…? それは、なんていうか、『精神』とか、
そんな感じなようなものなのか? 
…ん、その名前、『御厨』ってのは知ってる。
『御厨』は近くにいるのか? 俺はきっとそいつに会わなければいけない」

342 名前:『クロトの憂鬱』 投稿日:2004/06/28(月) 23:53
>>339
「『クラブ・ネブラ』ッ!!」

『氷室弟』が、全身から『泡』を生み出し纏うと、それらは硬化して
『蟹』を連想させる異形の鎧となった。
爪の切っ先を『フィル』に向けると突進してきた。

『ドドドドドドドドドドドド』

>>340
「いいえ……あの人さえ側に居てくれれば、私は他に何もいらないんです……。
 でも―――達夫さんにも貰って欲しいから、あれが必要なんです」

『詠美』は、『泉』に近付くと顔を水面すれすれまで寄せて覗く……。

>>341
「『魂』は、『精神』その物であるしそうでないといえるらしい……。
 俺は詳しい事は知らんし興味も無い。
 …………『御厨』は、此処にいない…クソッ!
 結局、俺は『彼女』を救う事は出来ないのか……なんて不甲斐無い」

『百目鬼』は、木に拳を叩きつける。

343 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/28(月) 23:59
>>342
「『猪突猛進』の相手なら・・・慣れているッ!!」

ギリギリまで引きつけた後、ジャンプして木の枝に掴まり避ける。

344 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/29(火) 00:17
>>342
「……突拍子も無い思いつきなんだけども」
『百目鬼』に更に近づく。
 
「俺たち、『協力』できないか?
あんたの事情は知らないし、あんたも俺の事情は知らないはずだ。
でも、『御厨』に会う、ということにかけては俺たちは『共通』している。
それまでの道中、一人より二人の方が心強い。
まぁ、あんたが俺を信用できないっていうのなら、仕方ない。一人でやるさ」
 
なんとなく、『彼女』のくだりで共鳴するものを覚えた。

345 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/29(火) 23:10
>>342
「ちょっと待て」

詠美を引っ張って泉から遠ざける。

「俺が探してやるよ。ここに落としたのか?」

泉を指差す。

346 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/06/29(火) 23:42
>>343
「ウッシャァァーッ!!」

『氷室弟』は、そのまま『フィル』が掴まった枝の木に激突した……。

『ベキメキャメキャァッ!!』

すると、太い幹に亀裂が入り音を立てて倒れ始める。

>>344
「だが、断る。
 何故なら、此処でお前を『狩る』からだ。
 悪いな……『御厨』の野郎から彼女を解放するまでは馴れ合っている暇は無いからな…。
 自分の『妹』を犠牲にしてまで『御厨』は、願いを叶えようとしている……
 ――――――奴は俺が殺す」

『百目鬼』の背後に『スタンド』が現れる……。
 
>>345
『詠美』は、こくりと無言で頷いた。
『泉』の水面は、穏やかで透き通っており美しい。

347 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/06/29(火) 23:49
>>346
「大体どの辺りとかわかんねえのか?」

言いながら泉の底を見る。

348 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/06/29(火) 23:54
>>346
「フンッ!『ヒューマン・ネイチャー』!!」

氷室弟の周囲の木が複雑に隆起し、がんじがらめにする
>>343メール欄で)

「ウリイイイィィィヤァァァーーッ!!」

倒れる木の上に乗り、氷室を押し潰すように木にラッシュをぶち込む。

349 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/06/29(火) 23:56
>>346
「…残念だ」
ナイフを抜く。
 
「薦めたのは俺、断ったのはお前。ハッキリさせとこう。
どうでもいいことだと思うだろうが、これが大切なんだよ、俺にとっては。
……後で、子供に言い訳しにくくなるからな」
ダッ
 
『ディーバact3』は『百目鬼』の右側に、自分は左側にそれぞれ回りこむ。

350 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/01(木) 23:58
>>347
『早坂』は、『泉』を覗き込む……。
水中には、水草の類も無く底もはっきりと見える。

『ドンッ』
『バッシャ〜〜ンッ』

突然、『早坂』は背後から『泉』に突き落とされた………。

>>348
隆起した木々が、『氷室弟』の体を絡め取った。

「クッ…間に合わない」

『ドゴドゴドゴドゴドゴォ!!』

「兄さんが守ってくれないとね」

横合いから『氷室兄』のラッシュが押し潰そうとした木に叩き込まれる。
その結果、倒れる軌道がずれて『氷室弟』は攻撃を免れた。

「忘れていたようだな……2対1だという事を」

『ドドドドドドドドドドドドドド…』

>>349
『百目鬼』は、『スタンド』に拳法の型の様な体勢を取らせる……。

「その後悔ごと『燃やし尽くしてやる』……後腐れ無くな」

(説明し忘れていたが『ディーバact3』は、燃える。)

351 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/02(金) 00:13
>>350
「何、か…嫌な汗が……。
…う…おおおおおおおッ! 関係あるかッ!
『火葬』上等ッ! 葬式代が浮くってもんだ!」
 
『ディーバact3』は『ソニックメス』を『スタンド』に放つ!
同時にアマモトは『百目鬼』へと突っ込む!

352 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/02(金) 00:19
>>350
「成る程・・・いや、忘れてはいないさ・・・。」

(二体一だが・・・こういうタイプなら逆に、やりやすい・・・か?)

「さあ、終わりじゃあないんだろう?来いよ、『ブラコン』。」

先程と同じく、大木を背に構える。

353 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/02(金) 00:34
>>350
「ぶわっ!?」

泉に落ちる直前に泉に写った自分の背後を見る。
咄嗟にリングを出して『空気』を束ねてリングに閉じ込めておきたい。

354 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/03(土) 01:09
>>351
『百目鬼』の『スタンド』が拳を振るうとその軌跡に『陽炎』が
生まれ―――放った『ソニックメス』が逸れる。

「肉弾戦か?俺の『得意分野』だな」

突っ込んでくる『アマモト』を『百目鬼』は無造作に地面へ叩き伏せた。

>>352
「フン。そんな口を利けるのは今だけだからね、キミ」

『ズバッズバッ!!』

『氷室弟』は、拘束していた木を『泡』の『蟹鋏』で切断した。

「お返しだよッ」

『ドバドバッ!!』

拳大程の『泡の塊』が幾つも『フィル』に向けて放たれた……。

>>353
『泉』には『早坂』の姿しか映っていなかった……。

『ブクブクブク』
『グイッ』

そのまま沈んでいきそうになる『早坂』は、首根っこを何者かに掴まれた。

355 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/03(土) 23:38
>>354
「全く、良く喋る男だ・・・。」

先ほどの大木の倒壊で、散らばっているであろう木片を泡に向かって投げつけて行く。

356 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/04(日) 00:18
>>354
(逸れた!? 『陽炎』ってのは…『熱』か?
シャレにならんほどの『熱』で軌道が逸らされた…とか?
細かい理屈はわk)
 
「ガフッ! …グ……おまえ…『人間』でも相手にしてるつもりか?
『ディーバact3』ッ! 『斉唱』ッ!!」
『死体』は『痛み』を『感じない』 生身の人間よりも、ダメージ後の行動は早いと思われる。
叩き伏せられた瞬間、左手のナイフで『百目鬼』の足をカッ捌く。
『ディーバact3』は『スタンド』の『上半身』を狙って『ソニックメス』を乱射する。

357 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/04(日) 00:28
>>354
「ごぼばっ!?」

首を掴んできた方向を見る。
スタンドで攻撃態勢。

358 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/04(日) 01:25
>>355
『シュワワ ボトボトボトボト』

『泡』は、木片に当たるとそれを飲み込むように覆うと固まり地面に落ちた。

「そらそらそらそらそらーーッ!!」

更に『泡』の連弾が『フィル』に襲い掛かる……。

>>356
『百目鬼』の足にナイフは、届かない。
何故なら『アマモト』の体が浮き上がり空中に放り出されたからだ。
『百目鬼』に『スタンド』の前に『蹴り上げ』られた『アマモト』に
容赦無く『ソニックメス』が突き刺さる……。

『ドスドスドスドスドスドスゥーッ!!』

>>357
『早坂』は、首を掴んでいるモノを見た。
それは、猫の様な『人型スタンド』。
(『人型・セカイ系』黒いビロードの様な体表。片手に『匣』を持っている。)

「貴女ノ落トシタ『大切ナ人』ハ、コノ人デスカ? 
 ソレトモ―――」

『スタンド』は、『詠美』の方に話し掛けている。

359 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/04(日) 21:41
>>358
「何だテメエ、この……!」

首を掴んでいる腕をCMIで掴み返し、手刀で切断する。

360 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/04(日) 23:21
>>358
「接触・・・発動か。」

地面を殴り、隆起させその勢いを利用、木の枝へ飛び移り避ける。

361 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/04(日) 23:26
>>358
「こー――いつ早ッー―――!!!」

『ドスドスドスドスドスドスゥーッ!!』
 
「ごアッ………………言っ…………ただろうッ!
おまえはッ! 『人間』をッ! 相手にしているつもりかッ!?
やれッ! 『ディーバact3』ッ! 
とびっきりの…『心臓』に響く『シャウト』をッ!!」
 
『GyaaaaAAaaaAaaaaAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!』
 
『ディーバact3』はアマモトに接近し、『ソニックメス』を連射する!
『ゼロ距離』の『ソニックメス』はアマモトを貫通し、『スタンド』へと
まっしぐらに向かう!
 
そしてアマモトは、真っ二つになって地面に落ちる。

362 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/06(火) 00:11
>>359
『C・M・I』が、掴んでいる『敵スタンド』の腕に手刀を振り下ろす……。

『ギンッ!』

しかし、『敵スタンド』が片手に持っていた『匣』から何かが飛び出すと
手刀を遮る……。
意思を持っているかのように動く何か―――飛び出した『鎖』が渦巻いて
像を成す………それは、『早坂』にとって忘れられない『スタンド』だ。
そして、その『スタンド』から分裂する様に1人の男が現れる。
(黒衣を身に纏い目元を黒いバイザーの様な物で隠している。)
『早坂』は、『黒衣の男』をもう1人の自分―――そう感覚で理解した。

「ソレトモ、コノ『達夫さん』デスカ?」

『敵スタンド』が、そう言った。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

>>360
『フィル』は、木の枝から『氷室弟』を見下ろす……。

「こっちだ……ッ」

『ザザザザザザッ』

枝葉を掻き分けるような音と共に横合いから声が聞こえた。
『氷室兄』のものだったが、下では『氷室弟』が再度『泡』を
射出しようとしている……。

>>361
残念ながら真っ二つになる程の威力は無かったが、『アマモト』は地面に落ちた。
『体越し』の『ソニックメス』は、先程の様に逸らされてしまったようだ。

「お前は、殺気が見え見えなんだよ……それじゃあ俺を二度は殺せない。
 仮に不意打ちでもな……もう油断はしない」

『百目鬼』の眼差しは冷ややかだ。

363 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/06(火) 23:21
>>362
(横にも居るな・・・。)

「ううおおおオオォォオオオオオーーーッ!!」

自分の立っている、足元の枝をスタンドのラッシュで粉々にする。
同時にその木片をラッシュで弾き飛ばし、眼下に居る氷室弟に向かって雨のように降らせる!

勿論、足場を失ったフィル自身も落下する事になるだろうが・・・

364 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/07(水) 23:24
>>362
「殺気とは、面白い事を言うな。『ディーバact3』ッ!」
『ソニックメス』を『百目鬼』放ち、同時に走ってアマモトを回収する。
その後『ソニックメス』で牽制しつつ、森の中へ逃げ込みたい。

365 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/08(木) 23:14
>>362
「出やがったな………!」

出てきた『スタンド』を蹴飛ばしてもう一方のスタンドにぶつけ、まとめて吹っ飛ばす。

366 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/09(金) 00:18
>>363
『ビスビスビスビスビスッ!!』

ラッシュで弾き飛ばした木の破片は、『氷室弟』に降り注ぐ……。
しかし、その破片は『氷室弟』が体を覆うように纏っている
『蟹甲羅』に阻まれ突き刺さる事は無かった。
(破片に能力を適用しているか?)

>>364
『アマモト』は、『ディーバact3』と共に脱兎の如く『森』の奥に
逃げ出した………。

>>365
『グルン!』

出てきた『スタンド』―――『灰色』の『C・M・M』が左腕を回し、丸い一つの球体に形を変えた。

 『ギュンギュンギュンギューーーン』 
 
その球の表面が、高速で回転している。

 『ガイン!』 
 
『C・M・I』の蹴りが、球に弾かれた。

(参考文献:フリー場所ミッション『不思議な怪人七重面箱』 )

367 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/09(金) 01:14
>>366
(まずは蘇生…しかし…どうする!?
あの『陽炎』…恐らくは、『超高温』によって空気の流れとかなんとか、
…よく分からんがそんな感じだろう。 ………とりあえず生き返る!
『熱』を操るなら…『ここ』は奴にとっても最上の舞台だッ!)
『ディーバact3』に『蘇生』させる。
蘇生後すぐ『百目鬼』を確認。

368 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/09(金) 23:12
>>366
破片には能力を使っていないが、落下途中の空間に能力を行使していたッ!

複雑に隆起した空間によって、木の破片群はその場に止まり氷室弟の視界を遮る。
(横方向の氷室兄の視界も遮りたい)

そのまま氷室弟のサイドに着地する。

兄 弟 フィル の並びで
兄からは弟と木の破片にフィルが隠れて見えない状況を作り出す。

369 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/11(日) 01:25
>>367
『ディーバact3』を解除して『アマモト』は『蘇生』した。
木々の間に『百目鬼』の姿を確認する事は出来なかった……。

>>368
木の破片群は、数秒後に本来の軌道を飛んでいく。
この瞬間、『氷室兄弟』の視界を遮った『フィル』は傍らに着地した。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……』

370 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/11(日) 23:29
>>369
(いない…ってのはどういうことだ!?
飛んだか!? それとも潜ったか!?)
その場から左に走り出しつつ、空を見上げる。

371 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/11(日) 23:32
>>369
即座に目の前の氷室弟に拳を叩き込む!

(捉えたッ・・・・・・!!完璧だッ!!)

372 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/12(月) 22:05
>>366
「そいつは前に見たッ!」

CMIが右腕に『リング』を持ちながら、その『リング』を回転する球体に『束ねる』。
球体の回転はリングを通じてCMIを回転させ、その勢いを乗せた蹴りをCMMの即頭部に叩きつける!

373 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/14(水) 00:34
>>370
『森』の中は鬱蒼としているので見通しが良くない。
『アマモト』は、走り出しながら空を見上げたが―――
雲一つ無く天蓋の様な『巨大な月』が見えるだけだった。

>>371
『バキャァンッ!!』

纏っている鎧の様な甲羅に亀裂が入り破片が飛び散る……。

>>372
『ギュオーン』
『ドゴォッ!』

『C・M・I』の蹴りは『C・M・M』の側頭部にヒットした。
よろめく『C・M・M』の右腕が『鎖状』になると『C・M・I』の
左腕に巻き付き締め上げる……。

『黒衣の早坂』が『早坂』に向かってきた。

『ドドドドドドドドド……』

374 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/14(水) 00:43
>>373
「そらそらァァーーッ!!とどめ喰らえッ!」

飛び散った甲羅の中身に、全力で蹴りをぶち込む。
(飛び散った破片には能力付加)

375 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/14(水) 07:44
>>373
相手が体勢を崩している内に、
左腕に巻きついた『鎖』を数個のリングでCMIの左腕に束ねる。
左腕に束ねられた『鎖』はこれ以上締め付けることはできない。

そのまま状態で左腕で『鎖』を引っ張り、相手の体勢を更に崩す。

「『俺』にしちゃあ随分無口じゃねえか、シャバい脅しでもかけてみろよ、ああ?」

真藤ナイフを手に持つ。

376 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/15(木) 00:25
>>373
(月…デカいな。アレは本物だろうか?
だとしたら、ここは地上から離れて、空にでも浮いているんだろうか。
…くだらないしどうでもいいな)
そのまま走り続ける。大きな木を見つけたら、その木を背にして
周りの音を探る。

377 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/15(木) 23:40
>>374
『スカァッ』

全力の蹴りを甲羅の中へブチ込んだが―――何の感触も無い。
     ...
中身は『空っぽ』だった………。

「うわッ!危ない…もう少しでやられる所だったよ」

『氷室弟』の声が地面の下から聞こえてきた。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…』

>>375
「無口ナノモ当然ダ」

『C・M・M』の『リング』に束ねられた部分以外の体が
『鎖状』に解けると再び再構成される。
『C・M・I』の両手の上に足を乗せて見下ろす『C・M・M』。

「『獣』ハ、『言葉』ヲ『話サナイ』」

『黒衣の早坂』が、振り下ろした『爪』が『早坂』を襲う……。

>>376
しばらくして―――多少、幹が太めの木を見つけた。
息を整えて周囲の音に耳を欹てる…………。

『パチパチ』

爆ぜる音が微かに聞こえてきた。

378 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/16(金) 23:24
>>377
(!!……予想は、してた。
分かってたんだこんな事は、相手が『火』を使うって時点で…。
そんなことは明白だった。ただ対策が見つからなかったってだけで…。
ダメじゃんそれ。とにかく、『生きたまま』じゃあ勝負にもならない…!)
火元を確認して、その場から逃げる。
大きな木でなくとも、木が密集していればそこに飛び込み。
『スイサイダル・テンデンシーズ』で自害する。
一瞬の後に『死亡』 そして発現した『ディーバact2』で木から生命を
吸収させて、『ディーバact3』を発現させる。
自害後から時間はさほどかからないと思う。

379 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/17(土) 00:31
>>377
「ああ、その通り、よく解ってるじゃないか・・・そうだ、『もう少しでお前はやられる』。」

勢いもそのままに、地面に向かってラッシュを繰り出す。

380 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/17(土) 23:55
>>378
『ドッギャ―――ンッ!!』

『ディーバact3』を発現させた。
火の手の勢いは、ゆっくりのようだ……。

>>379
『ドゴドゴドゴドゴッ!!』

地面を掘り返すようにラッシュすると―――
中から『気泡』の様なものが出てきて弾けた。
弾けた中から『声』が聞こえた。

「『クラブ・ネブラ』。能力で声を固めた」

『ドドドドドドドドドドドド』

『フィル』は、背後に気配を感じる……。

381 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/17(土) 23:59
>>377
「意味がわかんねえ!」

『鎖』を束ねたリングを『鎖』はそのままにCMIの腕だけ解除。
リングに束ねられた鎖を『黒衣の早坂』の首に巻きつけ、締め上げる。

『爪』はナイフの背で防御する。

382 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/18(日) 00:27
>>380
「後ろ、か・・・前か後ろか、それだけの話だ。多少、『寄り道』をしただけに過ぎない・・・

 『ヒューマン・ネイチャー』!!」

ラッシュした地面が激しく隆起し、フィルの体を掠めてそのまま背後を攻撃する。

(勿論自分には当たらないように計算されて能力を使用している。角度とか。)

383 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/18(日) 00:59
>>380
(思ってたより火の手は遅い…。
湿気が高いのか…まぁ、なんにせよ早く死ねてよかった。
奴が俺を見失ってるとしたら…チャンスだ)
『エコロケーション』を行い、『百目鬼』を捜索する。

384 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/19(月) 00:55
>>381
『鎖』は、『C・M・M』自身であるので締め上げようとする力に
逆らった結果、『リング』が『黒衣の早坂』の掛けていたバイザーを
束ねただけに終わった。
バイザーが外れて、露わになった『黒衣の早坂』の『瞳』は―――
猫科の肉食獣………百獣の王―――『ライオン』のモノだった。
『早坂』は、辛うじて爪の一撃をナイフで受け止め、その衝撃に腕が痺れる。
『黒衣の早坂』が、獣のように『早坂』の頭上を飛び越えた。

『ザクゥッ!!』

肩口から飛び散った鮮血が宙を舞う。
『黒衣の早坂』の口内に血に濡れた『牙』が並んで……哂う形に歪んだ。

>>382
『ドゴォッ!』

隆起した地面に攻撃された背後の『氷室弟』が吹っ飛ぶ。

「グァッ! だがッ!兄さんッ!」

『ドガッ!!』

『フィル』の体に衝撃が走る―――脇腹に『歪み』が発生していた。

>>383
『アマモト』は、『エコロケーション』を行う……。
『百目鬼』との距離は、『2メートル』。

385 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/19(月) 01:37
>>384
「グッ・・・・!」

(この位置はヤバイッ・・・喰らえば致命的か・・・クソッ、これだけはやりたくないが・・・)

「『ヒューマン・ネイチャー』!!」

自らの『スタンド』で、脇腹とその周囲の空間に拳を打ち込む。

(プラスにはマイナス、押されたなら引く・・・そしてこの『歪み』は『隆起』で『矯正』するッ・・・・!!)

脇腹と、その周囲の空間を『歪み』とは逆方向に『隆起』させ・・『歪みを打ち消す』ッ!

386 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/19(月) 22:56
>>384
「くそっ!詠美!いつからお前の相手は人外になったんだよ!?」
 
飛んでいった黒衣の早坂の方はとりあえず無視して『鎖』を引っ張りながら
CMMを拳で攻撃。もう一度『回転』を出させる。

387 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/19(月) 23:51
>>384
「…… 近ッ!?」
咄嗟に横っ飛びして、さっきまで自分の立っていた所を見る。
2m範囲内も視界に入るだろう。

388 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/19(月) 23:54
>>385
 ギュウゥゥーンッ!!

『フィル』の脇腹に発生し接触する寸前の『歪み』は―――
自らその場所を隆起させた事により打ち消される。
だが、その余波は『フィル』の体を吹っ飛ばした。

>>386
「マタ、同ジ手ヲ使ウトハ……キミハ『馬鹿』ダナ」

『C・M・M』と『C・M・I』のパワーは拮抗している。
『C・M・I』は拳からしか『リング』を出せないが『C・M・M』は
体の何処でも『鎖』になれる。
そして、相手に触れれば『鎖』を取り出せる……『早坂』が一番良く知っている
事だった。

『鎖』が網目状になり『C・M・I』の拳を包み、『C・M・M』の指が
網の上を移動して『C・M・I』の手首から『鎖』を引っ張り出し外した。

『ボトンッ』

「達夫さんは、人間ですっ! あ、見つけました……」

地面から『指輪』を『詠美』は拾い上げた。

389 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/19(月) 23:59
>>387
「よお、待たせたな」

『百目鬼』が腕を組んで立っている………。
その周囲には陽炎が立ち昇っているのが見える。

「お前の『熱』を探すのに手間取った」

390 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/19(月) 23:59
>>387
「よお、待たせたな」

『百目鬼』が腕を組んで立っている………。
その周囲には陽炎が立ち昇っているのが見える。

「お前の『熱』を探すのに手間取った」

391 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/20(火) 00:38
>>388
(上手く行った・・・!?)

「くおおッ!!まだ、まだだッ!!」

吹っ飛ばされても態勢を即座に建て直し、近くの大木を蹴って
先ほど隆起で吹っ飛ばした氷室弟の追撃に向かう。

392 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/20(火) 01:26
>>391
ボディへの衝撃で『フィル』は、思わず嘔吐しかける。
『氷室弟』の纏う『蟹甲羅鎧』は、健在でそこから生える鋏爪を
『フィル』に突き出してくる。

393 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/20(火) 23:02
>>390
「いや、全然待ってないぞ。
このまま逃がしてくれたのならそりゃあもう大助かりなんだが……
……『ディーバact3』ッ!」
 
『AHAAAAAAAAAAAAA!!!』
 
『百目鬼』に『ソニックメス』を連射して足止めする。
その間に森の中へと再度逃げ込む。
 
(『熱探知』! 脅威だがそうと分かれば対応できる!
死にたてでまだ体温が残っているが、数分すれば体温は気温と同じになる!
相手は正面から当って勝てる相手じゃない…! 勝つためなら…手段なんて!)

394 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/21(水) 01:13
>>392
「カニ野郎がッ!!」

鋏爪ごと全力でブン殴り、ラッシュ。

395 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/21(水) 07:44
>>388
「そうかよ!」

半径10cmの『リング』を出し、網目上になった『鎖』を束ねてから、
リングを回転させ、フォークがスパゲッティを巻き取るように『鎖』を絡め取る。

「『鎖』から『鎖』は取り出せない、つまり、
『鎖』になった状態で『リング』でこうやって巻き取っちまえば
もうその部分は使いもんにならねえだろ!」

上記の行動はできれば『網目状の鎖』に包まれた手で行いたい。
する暇もなく手を外されたというならもう一方の手で。

「あれが人間だってのか!?」

『リング』を回してさらに鎖を絡めとりながら詠美に近づく。

396 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/21(水) 23:43
>>393
『ソニックメス』は、『百目鬼』の体に突き刺さった―――。
しかし、『百目鬼』は身動ぎもしない……。

「『炎』に傷が出来る事は無い」

 『メラメラメラメラメラメラメラメラメラ』

『百目鬼』の体が、燃えている………いや、『百目鬼』自身が『炎』なのだ。

>>394
『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴォッ!!』

『氷室弟』が、『ヒューマン・ネイチャー』のラッシュで吹っ飛ぶ……。

>>395
『C・M・M』は、絡まった『鎖』を腕から切り離した。
体の方の腕が、『鎖状』になり再び手首のある形に纏まった。

「キミノ好クヤル『再構成』トイウヤツダ」

『C・M・I』の『鎖網』に包まれた手首は、自ら鎖を絡め取った事で
動かせなくなってしまった。

「『勇気』を求めるからですっ!」

『早坂』は、『詠美』に急接近した。



397 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/22(木) 00:06
>>396
(タフだな・・・相当のダメージが蓄積されている筈だが・・・もう立つなよ。)

「というわけにもいかないだろうな・・・。」

『内側に向かって』隆起が発動出来るなら氷室弟の甲羅に能力を発動する。

(【拳激】→【物体】→→この方向に隆起させられるかどうか)

398 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/22(木) 02:00
>>396
(なんだよ…それ…? 勝てるワケ…ないだろう!
傷はつかない! 殴ったらこっちが燃える!
逃げる!? どこへ! 何処へだって追ってくる!
ダメだ…もう……環…倖…父さんは……………)
 
バッシィンッ!
 
折れかけた心にビンタを食らわせて、気持ちを奮い立たせる。
 
「…だけど、『生きている』! 『生きている』なら、『殺せる』!
子持ちナメんなよクソッタレ! 『ディーバact3』ッ! お前の『歌』なら…『炎』なんてッ!」
 
『Woooooooooooooooooom!!』
 
『ディーバact3』は目前の『百目鬼』に対して『エコロケーション』を行う。
『エコロケーション』とは『超音波』を発して、その反響を探知することで
目標の位置を知ること。『超音波』とは『不可聴』の『空気の振動』!
絶え間なく発せられる『空気の振動』の前に、『炎』は揺らぎ、拡散してしまうだろう!
喉も裂けよとばかりに、全力の『超音波』を『百目鬼』に叩き込む!

399 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/23(金) 00:49
>>396
「何の事だよ!?」

詠美が指輪をまだ拾ってないなら先に拾う。

400 名前:『クロトの憂鬱』 投稿日:2004/07/24(土) 00:50
>>397
『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォォッ!!』

『氷室弟』の纏っていた『蟹甲羅鎧』の『内側』が『膨張隆起』して
内部の『氷室弟』に叩き込まれた。

「兄さァァん体が痛いよォォォォ」

 ドッギャ―――ンンッ!!

吹っ飛ばされた『氷室弟』は、地面に倒れたまま動かない……。

「貴様ッ!よくも『尚也』をッ!」

『氷室兄』が、その体に纏っている『歪み』で出来た『角』を回転させながら
突進してきた。

>>398
『Woooooooooooooooooom!!』

「何だとォォォ」

『炎』となった『百目鬼』は、『超音波』に掻き消された……。

   パチパチ パチッ

爆ぜる音が聞こえてくる……

「間一髪だったぞ……」

『アマモト』の頭上から火の粉が降ってきた。

>>399
『早坂』は、『詠美』より先に指輪を拾った。

「返してくださいッ!それは大切なものなんですっ!」

『詠美』は、『早坂』にしがみついてきた。

「コノ『早坂』君ガ『臆病なライオン』トイウ事ラシイゾ」

401 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/24(土) 01:06
(やったか・・・?後は・・・)

「後はドミノの様に・・・崩れ落ちろッ!!」

両腕を大きく開いて構える。

(まだだ・・・もっと引き付けろ・・・)

402 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/24(土) 23:54
>>400
「よしッ! そのまま終わっち………!!!??
『ディーバ』ッ! ……いや退けッ! ヘタしたら…燃えるッ!」
まず『ディーバact3』を下がらせる、その後上空にいるであろう『百目鬼』に
『ソニックメス』を放つ。『百目鬼』にとって『超音波』は脅威なはず。
『超音波』が『通用しない』形態になっている事が考えられる。
アマモトは真上にナイフを投げつけてその場から『ディーバact3』とは
逆方向に飛び退く。

403 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/25(日) 00:17
>>400
しがみついてきた詠美を抱きかかえる。

「後で返してやるから悪いがじっとしてろ!」

そのままCMMから離れる。

404 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/25(日) 02:08
>>401
『フィル』は両腕を大きく広げ『氷室弟』を迎え撃つ―――
回転する『角』が、今まさに突き刺さんとばかりに目前に迫る。

>>402
「『爆轟』ッ!!」

『アマモト』の頭上に跳躍していた『百目鬼』が、爆発するように
燃え上がり―――『音速』を超えた衝撃波が『超音波』を掻き消し
そのまま『アマモト』達を吹っ飛ばした。

>>403
『早坂』は、『詠美』をお姫様だっこすると『C・M・M』から離れる。

「いやっ!離してっ!おかされるっ!」

『早坂』の腕の中で悶える『詠美』だったが―――
その視線が『早坂』の顔の方に向けられる………。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……』

405 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/25(日) 02:51
>>404
迎え撃つのは多分襲い掛かって来ている兄の方だと思う。

「無駄だ・・・貴様達は、最初から『負け犬ムード』だったのだッ!!」

弧を描くように『ヒューマン・ネイチャー』の両拳が、目前の空間にラッシュをかます。

「巻き込め!『ヒューマン・ネイチャー』!!」

『隆起』が『隆起』を繰り返し、氷室の前方空間に複雑な『隆起の渦』を作る。

空間に生まれた『隆起の渦』は氷室の『歪みの渦』に干渉、そのパワーの方向を
変えさせ氷室自身がそれに巻き込まれる形に・・・・(なるだろうとフィルは思った)

【・氷室が高速で走るモーターボートだとすれば、隆起はその前に生まれた複数の渦】
【・氷室がジェット機だとすれば、隆起はその前に突然生まれた乱気流】
【の様な感じで自滅狙い。】

フィルは巻き込まれない様に、即座に空間隆起を足がかりに斜め後ろへ飛びたい。

406 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/25(日) 23:02
>>404
「するかっ!!つーか自意識過剰すぎだろ!!!」
 
よそ見している暇は無い、が一瞬だけ視線を合わせる。
 
CMIは早坂の少し後ろに配置してCMMが追ってきたら迎撃できるようにする。

407 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/25(日) 23:37
>>405
ギュオオオオオオオオオオォォォォンンッ!!

『フィル』の『隆起の渦』と『氷室兄』の『歪みの渦』が激しく衝突した……
そのエネルギーは、小型の台風の様に周囲を巻き込む。
『フィル』は、空間隆起を足掛かりにその場を離れるが、余波を食らい地面に叩きつけられる。
『渦』の影響は、『歪み』を直接纏っていた『氷室兄』が一番大きく―――
血溜りの中に沈んでおり、まったく動かない。

>>406
「ソレハ、イケナイ」

『C・M・M』は、直ぐに追ってきた。

「そんな願望はありませんっ!」

『早坂』は、『詠美』と一瞬視線を合わせるが――――――
その視線の先が自分の背後に注がれている事に気付いた時はもう遅かった。

『ガリガリィッ!!』

『早坂』は、頭に激痛が走ると同時に骨を噛み砕かんばかりの音を聞いた。

408 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/26(月) 00:25
>>407
「痛てっ!?」

振り向いて相手を確認する。

CMIはその音の主には気付かなかったのか?

409 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/26(月) 00:38
>>407
「ガハッ!」

地面に叩き付けられた。
背中をさすりながら起き上がる。

「全く凄まじい威力だ・・・が、どんな大きな力も方向を違えれば無力となる・・・
 ま、もう聞こえては居ないだろうが・・・もし生き延びていたなら教訓にすると良い。」


「さあ、急がなければ・・・彼女が待ちくたびれている。」


とりあえずその場を去る。

410 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/26(月) 00:41
>>404
「そん―――な――バ」
悲鳴さえも掻き消され、吹っ飛ばされる。
 
「――――カハッ…痛くはない…ハズなの…に……。
脳が…覚えて……るんだろうな……『ディーバact3』ッ!
追いつかれる前に『蘇生』だッ!」
ぶつかって止まったであろう木の根元で、急いで『蘇生』する。負傷は見ない。
『蘇生』が完了したら、すぐに『スイサイダル・テンデンシーズ』で『自殺』
『ディーバact2』を発現させて、木から生命を吸収し、『ディーバact3』を発現させる
『死体』である『アマモト』の『体温』は、『爆風』を受けたことによって
異常に上昇しているはず、そして、同じように辺りの『大気』の『温度』も
『上昇』しているだろう。
つまり、『百目鬼』は『熱探知』でのアマモトの捜索は困難であるという事!
その間に戦闘準備を整える事が出来れば、完全に優位に立つことができる!

411 名前:『クロトの憂鬱』 投稿日:2004/07/26(月) 01:50
>>408
『早坂』は、首を背後に向けようとする……視界の端に黒衣が見える。
しかし、すぐに赤い幕で遮られて見えなくなる……流血していた。
(『C・M・I』は、『半自立型』でもなく『視覚共有』はしていないはずだが。)

状況を判断するに『黒衣の早坂』が頭部に喰らいついているようだ。

『ガリゴリヴァリッ』

『早坂』は、激痛と出血で朦朧としてくる……。
微かに遠くからの爆発音が耳に届いた。

>>409
「ああ、教訓にする……最後のな」
「SFでワープってあるよね……」

『フィル』を対角線上に挟んで倒れている『氷室兄弟』が呟く。
『氷室弟』から発現する『泡』が周囲を覆っていく………。

「不可能を可能にするのが『スタンド』だ」
「僕達と一緒に死ねッ!」

『泡』がドーム状に周囲を覆った内部に無数の『歪み』が発生し出した……。
『フィル』は、その光景を前にただ立ちつくす……。

>>410
周囲は、木々が薙ぎ倒され正に爆心地といった光景だった。
かろうじて残っていた木から生命を吸収して『ディーバact3』を発現する。
身も隠す場所も無く『アマモト』は、『百目鬼』と対峙する。

412 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/26(月) 23:07
>>411
(射程Bの遠距離タイプなんで当然のごとく視覚共有をしてるかと思ったんだが、
確認したわけじゃないのでしてないということでも別に構わない)

「く……そっ!」

CMIで相手を追い払いたい。

413 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/26(月) 23:18
>>411
「散り際においてもなお足掻くか・・・堕ちたな、下衆の心にッ!!」

(とはいえどうしたものか・・・)

周囲の状況を確認する。

泡の大きさは?歪みの様子は?

414 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/26(月) 23:52
>>411
「1…2…アレ…? 何度死んだっけ…?
…そうか…。脳に酸素行ってないからな…。なるほど…。
ピンチだってのは分かるし…十分だろう」
 
『エコロケーション』を行い、『百目鬼』の『炎化』を牽制する。
まずは相手の出方を見る。
 
「『ドウメキ』っていったな。
もしお前が俺を殺して、目的を果たしたとしよう。
その時はどうか、俺の子供たちの事を頼む。
名前は環と倖。『教授』という人物に預けてある。
―――――そしてもし、俺がお前を殺したなら、
責任を持ってお前の目的を果たそう。
 
それじゃあ、殺し合おうか。俺もお前も、時間はないハズだ」

415 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/27(火) 23:01
>>412
『C・M・I』の視界に映る『黒衣の早坂』を振り払おうとするが………

 『ガシッ ギリギリィッ』

追ってきた『C・M・M』に腕を掴まれ『鎖』で締め上げられてしまう。

『ピチャガリガリベショドクドク……』

『早坂』は、次第に足から力が抜けて立っていられる状態で無くなる……。
抱えている『詠美』の体が、鉛か何かの様に重い……。

>>413
『泡のドーム』は、『フィル』を中心に半径10メートルの半球。
周囲を満たしていく『歪み』の向こう側に『宇宙』が朧げに見える……。

「無駄だ……俺達が死んでもこの空間からは脱出不可能……」
「大人しく『宇宙の果て』に吹っ飛ばされちまえ」

  ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

>>414
「!? 
 なんだ…と……『環』と『倖』………そうか…『御厨』の野郎ッ!!
 最後に教えておく……オレの救いたい女の名を……。
 『御厨 倖』……彼女は、『ソサエティ』の幹部である『御厨 環』の
 双子の妹―――そして、兄の脳内に『ES細胞化』され幽閉されている……
 安心しろ…お前のガキ共はオレが殺しといてやる……このふざけた『運命』に
 全て終止符を打ってやるよォォォォォォッ!!」

『百目鬼』が、『炎の人型』になり突っ込んでくる――――――

       ブォォォォォォォッッ!!

放たれた『超音波』に曝されその体を削られていく『百目鬼』。


  ドゴォォォォンッ!! ブスブスブスブス…

『百目鬼』だった『炎の人型』が燃焼し尽くし、焦げる臭いだけを大気に残し消えた。


スタンド名:『レッド・ツェッペリン』 本体名:『百目鬼 法時』→『完全死亡』

『アマモト』は、ただ……『熱かった』。
自分の肉体と『ディーバ』が炎に包まれ燃えている……決定的だった。

416 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/27(火) 23:59
>>415
ブォォォォォォォッッ!!
 
「…はぁ? 何を言っているんだ…?
環も倖も…まだ赤ん坊だろう…?
おい…? 待てって、話を…」
 
ドゴォォォォンッ!! ブスブスブスブス…
 
「……環…倖…おまえたちは一体…? いや…変わらないか。
何がどうだろうと…俺の子供たちである事には変わらない…。
ああ…最後が…あなたと一緒でよかった…クルスさん…。
いや…それともこれは…3人目の俺達の…子供なのか…。
おまえだけでも…元の世界に…帰してやれればよかったな…。
父親…失格だ…ハハ…。
……オマケの生にしては…上等…すぎた…な…」
『スイサイダル・テンデンシーズ』を胸に抱き。『ディーバ』を見る。
全てに別れを告げ、目を閉じた。

417 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/28(水) 00:28
>>416
【帰りたいかい?】

薄れていく『アマモト』の意識に声が聞こえる……。
それは、希望も絶望もありとあらゆる概念を混ぜ合わせたような
何かが這い寄ってくるような声だった。

【力が欲しいかい?】

それは、救いでもあり死刑宣告でもある声だった。

【君が望むならあげるよ】

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

418 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/28(水) 00:33
>>415
「『無駄』とか『不可能』とか・・・ビビると思ったか・・・?」

「この程度の『絶望』でッ!!このフィルが・・・『フィル・ロイーズ』ビビると思ったかァァーーーッ!!
 崇高なる意志!孤高の愛!は宇宙、空間、時空・・・全てを凌駕するのだァァアアアアアアッ!!

 我々に不可能など存在しないッ!!『ヒューマン・ネイチャー』!!」

ギュルルルルルル!!

その場で回転しながら『ヒューマン・ネイチャー』がその両拳を
あらゆる方向に超スピードで奮う!!

「ムラララムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラ
 ムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラ
 ムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラ
 ムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムッシャアアァァーーーーーッ!!」

周囲の空間全てを隆起させ、歪みを相殺して防ぐ。

419 名前:アマモト『ディーバ』&『スイサイダル・テンデンシーズ』 投稿日:2004/07/28(水) 00:44
>>417
(……誰だ……畜生……。何もかも分かっていやがるくせに…、
今更選択しろだと…? クソッタレが……やってやる!
だが! てめぇらの思い通りになんてなってたまるかッ!
俺はッ! 俺のためにッ! そして家族のために選ぶッ!
よこせッ…『力』をッ!)

420 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/28(水) 22:16
>>415
「く・・・そ・・・・・・」

詠美の身体だけは離さない。

421 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/28(水) 23:01
>>418
『泡のドーム』の内側に発生した『歪み』は、『ヒューマン・ネイチャー』が
隆起させた空間を飲み込みながら充満していく……。

「無駄無駄無駄……ムダだ」

『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴォンッ!』

地面が抉られたその先に――――――星空が見えた。
『泡のドーム』は、球状に展開しており何処にも逃げ場が無い……。

「絶望だねェ…終わりだよ」

『氷室弟』が、哀れみを漂わせながら呟いた。

「いいや、彼の『運命』は、終わっていない」

女の声が、絶望が満たしている空間に響いた。

「何ィッ!?」

突然、虹色の耀きを持つ切れ目が、『フィル』の目前の空間に現れた。
その切れ目が、裏返り―――同じ虹色の蝶の翅になる……。
そして、蝶の翅が広げられ、中に包まれていた人物の姿が顕わになった。

「待たせたな……『フィル』君」

そこには、1人の女性が立っていた――――――『教授』だ。

「『魔女』めッ!!どうやって、此処へッ!!」

422 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/28(水) 23:01
>>419
【だが、断る】

『アマモト』は、『森』から完全に『焼失』した。

【灰くらい残して出て行け……世界を歌う『スタンド』よ】

スタンド名:『ディーバ』 本体名:『天本高志』→『  』

423 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/28(水) 23:02
>>420
『早坂』は、膝をつくとそのまま仰向けに倒れ込んだ。

「どうして、貴方はそんなに必死なんですか?」

腕の中の『詠美』が問いかけてくる。

424 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/28(水) 23:17
>>421
「う、ウオオオオオオオオォォォォッ!!これしきのォォォーーーッ・・・・。」

目の前に現れた人物を見た。

「き、キ・・・・・・・・・・・・・・・・・

  キリエさァァァーーーーーーッッンッ!?」

425 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/29(木) 23:35
>>423
「まあ……こういうこったよ……」

詠美の唇を奪う(もちろん舌も入れる)。

426 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/30(金) 22:53
>>424
「…………『ワープ』とは、また『古典的』だな?」

『教授』は、周囲を見回しながら『フィル』に寄り添うように近付いた。

「だが、抗う方法等無い……無いというのにッ!」

『氷室兄』は、血を吐きながら激昂する。

「いいや、あるさ……『ワープ』が、この見えている空間に対して
 働きかけているというのなら……見えない『裏地』を通って来ればいいだけの事。
 私の『スタンド』―――『R.E.M.』ならば、それが可能……」

 ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

「このクソアマァァァ畜生ォォォォォォッ!!」

『氷室弟』が、『教授』に罵声を浴びせる。

「『フィル』君……これから私の言う事をしっかり聞いてくれ……」

『教授』が、『フィル』の耳元に囁く………『泡のドーム』内の『歪み』に
存在する暗黒の宇宙は、その侵食の速度を爆発させるように加速させていく。

427 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/30(金) 22:54
>>425
「なにをっ………んんぅ…」

『早坂』は、腕の中に抱いている『詠美』の唇を奪った。
突然のディープキスに『詠美』は、頭の中が『真っ白』になった。
朦朧とする意識の中、『早坂』は、『詠美』の口内を己の舌で弄る………。

「……………んふぅ………」

『早坂』は、霞かかった視界に映る『詠美』の自分を見る瞳が、馴染み深いものに
戻りつつある事を感じ取った。

428 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/30(金) 23:01
>>426
「良かった、キリエさん・・・」

『教授』を見た。

「何ですか?勿論このフィル、キリエさんの指示なら何でも・・・」

429 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/30(金) 23:19
>>427

「まあ………これで最後だと思ったら……
急に我慢できなくなってな………な」

詠美を身体から離し、『黒衣の早坂』にしがみつく。

「フィル・ロイーズって男を捜せ……!!
俺と違って……女1人くらい守れる男だ……」

敵が懲りずに頭に噛み付いてきたら、
位置的に目の前にあるであろう喉元にナイフを突き立てる。

430 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/31(土) 00:25
>>428
「1人分なんだ………織り上げられる『ポケット』は……」 

  シュゴォォォォォォォッ

『歪み』が『泡のドーム』内を完全に満たした。

「だから、『フィル』君―――君は『生きろ』」

『教授』が、唇に口付けすると『フィル』の体を虹色の翅が包む……。

 ギュオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォンン

そして、『フィル』を取り巻く世界は消えた。

431 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/31(土) 00:25
>>429
「た……達夫さんに……私…なんて事を……」

『詠美』は、動けない『早坂』に泣きながらすがりついてくる。
既に『黒衣の早坂』は、弛緩したように地面に崩れ落ちていた……。

「ダメですっ……私は達夫さんじゃなければダメなんです……。
 そう…私が弱かったから………だから、こんな事に達夫さんを
 巻きこんでしまった……それだけは、償わせてください…」

『詠美』の瞳に決意が宿り―――『スタンド』が現れる。

「『ブラック・アルバム』………お願い……傷ついた『世界』と『物語』の
 回復を―――そして、再び一つに……」

『早坂』が持っている『指輪』が耀き出し『詠美』の手の中におさまる……。

432 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/31(土) 00:42
>>430
「・・・え?何をキ・・・・・・・」

突然の事に呆気に取られた。





「リ・・・・エ、さん・・・」

呆然と立ち尽くす。

433 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/31(土) 00:50
>>431
「何を……する気だ……?」

詠美に手を伸ばそうとする。

434 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/31(土) 01:26
>>432
『フィル』は、気が付くと擂鉢状に抉られた地面の上に立ち尽くしていた。
周囲には、『氷川兄弟』の姿も無く静けさだけが場を支配している。
その名を呼んだ『教授』―――『キリエ』は、この世界から消えていた。

スタンド名:『R.E.M.』 本体名:『今野霧恵』→『消失』

435 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/31(土) 01:26
>>433
「『箱』の外から見なければ貴方を救えない……この指輪はその入口……」

『詠美』は、『早坂』の唇を奪う(もちろん舌も入れた)。

「もし…また出会えた時は、もっといい女になっています……。
 だから―――達夫さん……貴方には生きてほしい」

『指輪』に吸い込まれるように『詠美』の姿が消えていく……。

「私―――『七瀬詠美』は、『早坂達夫』を生涯愛し続けます……
 さようなら……私の一番大切な人―――」

『詠美』が、消えると『指輪』は砕け散った。

436 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/31(土) 01:44
>>435
「ちょっと待………ッ!!!」

437 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/31(土) 01:59
>>434
「・・・また・・・・・救えなかった・・・どうして・・・」

唇を噛み締めた。


「僕には貴女だけが・・・他に何も要らなかったのに・・・・・

 それでも、貴女は生きろと・・・・・・・

 ハハ、どうすればいいんだろうな。どうすれば良かった・・・・
 ロイーズ、君ならどうした・・・君なら・・・これから・・・・・」

天を仰ぐ。

438 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/31(土) 02:19
>>436
気が付くと『早坂』は、地面に横たわっていた。
意識もはっきりしており体も自由に動く……。
『黒衣の早坂』の姿は無い……『魂』と『肉体』が再び一つに戻ったようだ。
だが、『七瀬詠美』の姿はこの世界の何処にも見えない。

スタンド名:『ブラック・アルバム』 本体名:『七瀬詠美』→『消失』

439 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/31(土) 02:20
>>437
『フィル』は、天を仰ぐ……天蓋の様な巨大な月が見える。
突然、『トンネル』のような空間が目前に現れた。
『トンネル』の奥に『ドア』が見えた。

440 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/31(土) 02:26
>>439
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

トンネルの奥を暫く眺める。

441 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/31(土) 14:17
>>438
「………詠美」

自分の唇を軽く指先で抑える。

「俺が、大人しく待ってると思うなよ」

『指輪』の破片を拾う。

442 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/31(土) 23:11
>>440
『トンネル』の奥の『ドア』が誘うように開いていく……。

>>441
『早坂』は、『指輪』の破片を拾った……。
視界に映る『泉』に『トンネル』の様な空間が現れた。
『トンネル』の奥に『ドア』が見えた。

443 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/07/31(土) 23:14
>>442
「来いってか、誰だかしらねえが」

ドアへ向かう。

444 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/31(土) 23:29
>>442
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

眺める

445 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/07/31(土) 23:39
>>443
『早坂』が、向かうと『ドア』が開いていく……。
その先には『真紅の青年』が微笑みながら立っていた。

>>444
『フィル』が眺めていると『ドア』が更に開いていく……。
その先には『零夢』が悲しそうな顔で立っていた。

446 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/07/31(土) 23:42
>>445
「零・・・夢・・・?どうしてそこに・・・どうしてそんな顔をする・・・?」

447 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/01(日) 00:00
>>445
「……テメエは偽やロイーズの野郎を抜いて俺の殺すリストトップだ。
って言いたいところだが……ちょっと聞きたいことがあるんでな。
答えたら見逃してやるよ、詠美はどこだ?」

448 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/01(日) 00:15
>>446
『零夢』は、『ドア』の向こうへ誘うように消えていった……。

>>447
「んんー、『巫女』の行方かい?
 さあねー、知っているけど教えてやらない事にするよ。
 何故ならば『ファム・ファタル』を追うのは『僕』1人だけだからさ」

『真紅の青年』は、『ドア』の向こうへ誘うように消えていった……。

449 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/01(日) 00:19
>>448
「零夢・・・・キリエさん、待ってて下さい。すぐに迎えに行きますから・・・。」

ゆっくりとドアへ向かった。

450 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/01(日) 00:28
>>448
「ちっ……また罠か?だが!」

『リング』で鎖を作っておいてから自分もドアの向こうへ。

451 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/01(日) 01:04
>>449-450
『ドア』の向こうに出ると―――そこは、広い空間だった。
何かの屋上のようでもあり、頭上には天を覆う巨大な月がある。
『フィル』と『早坂』は、少し離れて立っていた。
そして、『真紅の青年』と『零夢』が、『水門』の前に立っていた。
(『水門』との距離は、約15メートル)。

452 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/01(日) 01:07
>>451
「フン・・・・・・・・。」

早坂を一瞥して鼻で笑い、零夢に向かって歩き出す。

453 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/01(日) 01:14
>>452
「………」

『くたばりやがれ』のジェスチャーをしながら真紅の青年へと近づく。

>>452
「よぉ、なんで教授以外の女のケツ追っかけてんだ?」

並んで歩きながら話しかける。

454 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/01(日) 01:37
>>452-453
「世界の果て……いや、時間の果てにようこそッ!
 このくだらない『波紋世界』からの跳躍を『僕』は行う……
 だが、その前に君達と遊んでやろう……『ファイナルゲーム』だ。
 行けッ……『零夢』、いや、『イミテイション・オブ・ライフ』よッ」

『真紅の青年』が、高らかに宣言すると『零夢』が『スタンド』を纏い
向かってきた。

455 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/01(日) 01:44
>>453
「教授以外・・・?フッ・・・フフハハッ・・・・君こそ今度は『男のケツ』追っかけてるのか?」

>>454
「零夢・・・分からないのか?」

零夢を見つめ諭すように話しかける。

456 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/01(日) 01:49
>>454
「詠美はどこだ、っつってんだよ、
つーか探偵ってのはわけわかんねえ事しか
言わねえキザ野郎しかいねえのか!」

『零夢』をかわして『真紅の青年』の方に走る。

>>455
「あいつが人の女のケツ追っかけてんだよ!」

457 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/01(日) 02:28
>>455
「ホント、『フィル』は『馬鹿』ね……『本物』とそうでないものの
 区別がつかないなんて………私は『零夢』の『影』に過ぎないのよ?
 幻想を抱いて死になさい………『フィル』」

    ヒュンッ

放たれた『糸』が空気を切り裂きながら向かってくる。

>>456
「『七瀬詠美』は、『波紋』……この『時間円』の外を漂流しているはずだ。
 君を『観測』するには、そうする他無かったからだ……。
 云わば君が『シュレディンガーの猫』って事さ」

『真紅の青年』は、腕組みをしながら『早坂』を見ている。

458 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/01(日) 02:34
>>457
片手で糸を受け止める。

「零夢は零夢さ・・・本物も偽者も無い・・・」

零夢に歩み寄る。

459 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/01(日) 02:45
>>457
「それで?あいつを取り戻すなら何をすりゃいい?」

さらに近づく。

460 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/01(日) 03:25
>>458
受け止めた手が、切り裂かれ出血する……。

「気持ち悪い……死んでよ」

  ヒュンッ

歩み寄る『フィル』に『糸』が再び放たれる。

>>459
「そうだね……追うしか無いだろうね。
 でも、それは認めないィィィイイッ!!
 『七瀬詠美』なんかどうなろうと知った事じゃないし
 『僕』だけが『ファム・ファタル』を追う権利を有するからだよォォオオッ!!」

『真紅の青年』の背後の『水門』が開き始める……。

「『ELOHIM』ッ!!お前たちの『運命』は此処で『終焉』するッ!!」

『真紅の青年』が、光を放ち黒い甲冑を身に纏う……。

461 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/01(日) 03:33
>>460
「意味がわかんねえ……っつってんだろぉぉぉォォォォォオオオッ!!!」

周囲の地形を軽く確認しながら青年へと飛び込む。

462 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/01(日) 03:43
>>460
「血・・・痛み、か・・・・・」

出血した手を見つめる。

「死ぬ・・・?『零夢』の頼みでもそれだけは聞けないな。約束したんだ、『零夢』と・・・」

人型の『ヒューマン・ネイチャー』を発現させ、『糸』の射線上の空間に拳を放つ。

463 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/01(日) 04:01
>>461
周囲は、コンクリートで形作られている極めて無機質な地形だ。
『水門』以外目立った構造物は存在しない。

「人間風情に理解出来るかァァァアアアッ!!」

『甲冑』の背から伸びている『光の帯』が『早坂』へ放たれた。

>>462
『ヒューマン・ネイチャー』が拳を放つ………
隆起した空間が、『糸』の軌道を捻じ曲げ『フィル』から逸らした。

「意味が分からないわよ……」

464 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/01(日) 23:03
>>463
「CMI!」

CMIが持っている『鎖』で『光の帯』を受け止め、更に距離を詰める。

465 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/01(日) 23:07
>>463
「意味、か・・・最早意味など至極どうでもいい様な気もするな・・・。」

立ち止まり、構える。


「零夢、出来れば攻撃を止めてくれ・・・気が、進まない・・・」

466 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/01(日) 23:23
>>464
 ビュンッ!!

『C・M・I』の持っていた『鎖』が『光の帯』を受け止めた。

  ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリィッ!!

『リング』は、『光の帯』を束ねる事は出来ず強度のみで拮抗している……。
『早坂』は、僅かにだが距離を詰めた……。

>>465
「姿形で惑わさられるなんて、愚かな人間ッ!!」

 ヒュン ヒュン ヒュンッ!!

『零夢』は、『糸』を使って連続で攻撃してくる……。

467 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/01(日) 23:32
>>466
「『ヒューマン・ネイチャー』・・・」

前方の空間にラッシュ、隆起させて糸を反らしながら
ゆっくりと間合いを詰めていく。

「止めてくれ・・それ以上続けるなら、私は君を・・・」

468 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/01(日) 23:49
>>466
「どういう能力かしらねえが!」

そのまま『光の帯』を『鎖』ごしに弾き飛ばして距離を詰める。
『鎖』の届く範囲に入ったら真紅の青年に『鎖』を振るい、束ねて思いっきりこっちに引き寄せる。

469 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/02(月) 00:20
>>467
「君をなんだっていうのよォォオッ!!」

『フィル』は、次第に『零夢』との間合いを詰めていく……。

>>468
  ガシャンッ!

『真紅の青年』が纏った『甲冑』の左腕の部分を『束ねた』。
引き寄せられた『真紅の青年』が右腕を突き出してきた。

470 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/02(月) 00:34
>>469
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ガシガシガシ

ラッシュを繰り出しながら間合いを詰める。
(反らした糸の行方にも注意している)

何m?

471 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/02(月) 23:35
>>469
「そんなもんで!」

『鎖』を引っ張り、右腕の軌道をずらしながら
急に尻餅をついて右腕をかわす。
そして

「うらぁっ!!」

下から相手を蹴り上げる!
『鎖』があるので吹っ飛びはしないがクリーンヒットすれば転倒はするだろう。

472 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/03(火) 00:08
>>470
反らした何本もの『糸』が、『フィル』の背後で束ねられ錐状になり
突き刺さそうとしてくる。
『零夢』との距離は『約5メートル』。

>>471
『真紅の青年』は蹴り上られた足の裏に自分の足の裏を合わせる事で
その勢いを利用して跳躍し、尻を付いた『早坂』の背後に着地した。

「ふん。………おお、『僕』に届いて来たぞッ『レクイエム』のパワーがッ!!」

473 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/03(火) 00:24
>>472
「零夢・・・・・・・・・・・・・・。」

気付かない振りをしながらギリギリまで引き付け、
自分の足元をスタンドで殴る。

474 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/03(火) 07:42
>>472
「ちっ!」

そのまま前に転がって真紅の青年から距離を取る。

「『パワー』だって?」

『真紅の青年』と(他に見るものがなさそうなので)水門を交互に見る。

475 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/03(火) 22:54
>>473
 シュバァアッ!!

鋭い錐が『フィル』の背中に突き刺さろうとするッ!
しかし、それは唐突にピタリと静止した。

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

>474
   ジャリーンッ

前転して『真紅の青年』から距離を取ろうとするが………
突然、体が引っ張られた『早坂』は、『鎖』を握っている事を思い出した。
開きつつある『水門』は、その向こう側を覗かせている。
青い水面に無数の波紋が広がっているのが見えたが、その端から滝の様に
水が流れ落ちている―――まるで古代の人間が想像した『世界の果て』のようだ。
ふと、青い水面の上に亀の様な形の岩が『2つ』浮いている事に気付いた。

「そう、『波』が伝わるように『パワー』が『僕』に送られ……?」

476 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/03(火) 23:07
>>475
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

緊張状態を保ちつつも、零夢を見つめる。

477 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/03(火) 23:07
>>475
「何だ……岩……?」

『岩』との距離は?

478 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/04(水) 00:01
>>476
『零夢』の動きが止まった……。

「おい、どうしたッ!『イミテイション・オブ・ライフ』ッ!!」

『真紅の青年』が、不審気に叫んだ。

「それは、『私』の名前では無いよ、『AER』」

『零夢』が、呟く―――操られているかのように。

「なッ!? バカなッ!!ハッキングされたとでもいうのかッ!?
 そんな真似が出来る人間なんて………『彼女』しか……まさか」

 ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

>>477
『岩』との距離は遠近感が分からない……。
数メートルにも感じるし数キロにも思える。

479 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/04(水) 00:07
>>478
「あん?どうなってやがる?」

『鎖』を握ったまま様子を見る。

480 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/04(水) 00:10
>>478
「零・・・夢・・・?零夢ッ!!」

零夢に駆け寄る。

481 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/04(水) 00:53
>>479
『水門』の向こう側から『糸』の様なモノがこちら側に伸びており
それが、『零夢』に繋がっている……。

>>480
『フィル』は、『零夢』に駆け寄る………。

「もう余り時間が無いからよく聞いて―――
 貴方達の『ファム・ファタル』は、生きている……
 でも、此処の『AER』が、文字通り楔となっていて『流れ』を
 堰き止めている……逢いに行く為には『AER』を倒す他無いのよ」

482 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/04(水) 01:18
>>481
「『ファム・ファタル』・・・『AER』・・・『楔』?どういう事だ?そして君は・・・?」

483 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/04(水) 01:43
>>482
「『ファム・ファタル』――――――
 『フィル・ロイーズ』……貴方に取っては『今野霧恵』。
 『早坂達夫』に取っては……『七瀬詠美』がそれに当たる。
 『AER』は、『私』が発見した『知的生物』――――――
 そのままでは余りにもひ弱な為、『カルト細胞』という『肉』を与えた。
 それが、全ての始まりだった――――――。
 『AER』の能力は、『時間』の流れを連結させる事でそのパワーを
  『概念』へ『供与』して実現させるもの……
  条件さえ揃えば、ほぼ無限に『スタンド』を生産可能―――。
  『私』は、『世界』の外に逃げ出したただの弱い女に過ぎない…」

484 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/04(水) 23:09
>>483
「生きてる・・・・?それは本当かッ!?『AER』?そいつを倒せばいいんだなッ!?」

485 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/04(水) 23:10
>>481
>>483
「何かわからねえが、こいつをぶっ倒せばいいんだな?」

フィルに視線を移す。

「テメエを教授に会わせてやるから感謝しろよ、ロイーズ」

486 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/04(水) 23:24
>>485
「それはこっちの台詞だ・・・半ベソ男が。」

一瞥した。

487 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/05(木) 22:55
>>484-486
「倒す? この『僕』を―――『AER』を倒すだと?
 貴様らごとき下等生物にィィ主人公気取りのクソ虫共にィィイ
 『知性体』の頂点である『AER』は、負けないのだァァアアッ!!」

『AER』は、自身が纏っている『甲冑』……『ELOHIM』の
手甲部分を束ねていた『鎖』に『光の帯』を押し当てた。
 
  チャリィィンッ

手甲部分から『鎖』が外れて床に落ちた……『楔形文字』が『鎖』の表面に
浮き出している。

488 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/05(木) 23:17
>>487
「テメエ何しやがった!?」

『楔形文字』は『鎖』全体に広がってるのか、それとも『光の帯』が触れた部分だけか?

その部分を観察。

489 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/05(木) 23:30
>>487
「それはまさか・・・・失われた『ELOHIM』ッ!?」

490 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/05(木) 23:36
>>488
『光の帯』が、触れた部分だけに『楔形文字』が浮き上がっている。
そして、その部分の『リング』が『消えた』。

>>489
「『ELOHIM』は、元々お前に『貸し与えていた』に過ぎない。
 あの凍った街で『イミテイション・オブ・ライフ』である『牧師』を
 通してな………過ぎた力に躍らせられる者達を見るのは気分が良い」

491 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/05(木) 23:46
>>490
「フン、『ELOHIM』など・・・今の『我々』の敵では無いッ!!

 『ヒューマン・ネイチャー』!!」

群体の『ヒューマン・ネイチャー』を発現し、『AER』に向かって飛ばす。

(どう出る・・・?)

492 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/06(金) 00:13
>>491
飛ばした『楔』の数本は、『ELOHIM』の背中から伸びている
『2本』の『光の帯』がリボンの様に旋回し叩き落とされた。
落ちた『楔』には、『楔形文字』が浮かび上がっている……。

「無駄だ……」

 ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

493 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/06(金) 00:26
>>492
「まだまだァーーーッ!!」

(私の知っている『それ』とは、多少異なるようだな・・・)

楔を戻し、解除する。


零夢の様子は?

494 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/06(金) 23:33
>>490
「あれか、一撃必殺か?」

さっき『光の帯』を防いだ『鎖』はどうなってる?

495 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/06(金) 23:58
>>493
「『終わらせてやる』ぞ……」

『フィル』は、『楔』を戻して解除した。
『零夢』は、『水門』の方を見ている……。

「クソ……人間共がァ…『僕』は此処だけか」

『AER』は、水面に浮かんでいた『2つ』の亀の様な形の岩が無くなった
のを見て呟いた。

>>494
『C・M・I』が、そのまま持っている。
『楔形文字』は、浮かび上がって無い。

496 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/07(土) 00:03
>>495
「零夢・・・・・・・。」

零夢を見た。

「『終わらせる』?違うな、お前はスデに『終わっている』んだ・・・

 『ELOHIM』を超える新しい力・・・・『ヒューマン・ネイチャー』!!」

人型『ヒューマン・ネイチャー』を発現。


早坂と『AER』を挟み込むように

497 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/07(土) 00:21
>>495
「いける……か?」

『鎖』をCMIの両腕に沿うように束ねる。

そしておもむろに距離を詰める。

498 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/07(土) 00:26
>>497
距離を詰めるのはCMIのみ。

499 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/07(土) 00:40
>>496
「戯言をほざくんじゃァ無いッ!!」

ドバババババババババッ!!!

『ELOHIM』を纏った『AER』のラッシュが『フィル』へ向かう。

>>497-498
『AER』が、『フィル』へラッシュを仕掛けた。
『光の帯』が、『1本』に減っている………。

500 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/07(土) 00:46
>>499
「ムラッハハァァァ!」

ドババババババババババババババッ!!!!!

『ヒューマン・ネイチャー』もラッシュで応戦する。

『ELOHIM』のラッシュ到達前に、まず前方の空間にラッシュ
隆起させておく事によりその威力を半減させつつラッシュで応戦する。

501 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/07(土) 00:50
>>499
「ん?」
(罠……か?)

『AER』のいる方向とは別方向からの奇襲を警戒しながら近づいていく。

502 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/07(土) 01:14
>>500
 ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!!

「貴様程度ッ!!『1本』になっても充分ッ!!」

『光の帯』が、螺旋状に回転しながら隆起した空間に激突すると
『楔形文字』が浮かび上がり一瞬で元に戻る。

『AER』の拳の連弾が『ヒューマン・ネイチャー』のそれに合わせる様に
叩き込まれた。

ドガガガガガガガガガガガッ!!!

ほぼ互角のようだが、『AER』の方が上らしく押されていく。

>>501
『C・M・I』が、近付いていく………『光の帯』が『1本』だけ『AER』の
背中で螺旋状に渦巻いていた。

503 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/07(土) 01:20
>>502
「フンッ!!小細工を!」

ドガガガガガガガガガガガッ!!!

気合いラッシュで応戦する。

(長くは持たないぞ・・・早坂ッ・・・?)

504 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/07(土) 01:54
>>502
(ちっ、めんどくせえことになってやがる……
なんとかこっちに向かってしかけさせねえとな)

ダッ!

CMIがダッシュして一気に距離を詰める。

505 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/07(土) 02:03
>>503
「『水面』に叩き落してやるぞッ!!粉微塵になってしまえェェェエエッ!!」

押される『フィル』の背後に開いている『水門』が迫るッ!!

>>504
『C・M・I』が、一気に『AER』の背後まで詰める―――

 ギュンギュンギュンギュンッ!!!

『光の帯』が、円錐状に渦巻いて『C・M・I』を貫かんばかりの勢いで向かってくるッ!!

「邪魔なんだよォォォオオオッ!!」

506 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/07(土) 02:22
>>505
「邪魔なのはッ!テメエの方だ!!!
とっとと詠美に会わせやがれ!!!!!」

ギャリィィッ!

右腕に束ねておいた『鎖』を一箇所を残して解除。
垂れた『鎖』は地面とCMIの腕を繋げ、CMIの動きを急速に変える!
その動きで『光の帯』を回避する。

回避に成功したらすぐに『鎖』を切り離し、
『光の帯』が戻る前に一気に『AER』まで肉薄する!

507 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/07(土) 02:31
>>505
「ウッ、ウオオオオオオオオオオオオォォォォ!!」

ラッシュで応戦する。


水門までの距離は?

508 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/07(土) 02:40
>>506
  ギュウウウンッ!!

『鎖』を使った急加速で、『光の帯』を回避する『C・M・I』。
それは、一瞬の差だった――――――『AER』を拳の射程内に捉えた。

>>507
『約2メートル』。

509 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/07(土) 23:15
>>508
「フッ!!」

一瞬飛び退いて地面を殴り、上空へ飛ぶ。

510 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/07(土) 23:54
>>508
「………気分はどうだ?探偵。俺は最高だぜ」

CMIの拳が、無数の残像が見えるほどのスピードで繰り出される!

「テメエのぶっ飛ばしたその向こうに!詠美がいるんだからな!!!」

511 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/08(日) 00:15
>>509
『フィル』は、隆起した空間に押し上げられて空中に跳躍する。
『AER』は、ラッシュで追い撃ちを仕掛けようとするが
横合いからの『CMI』のラッシュで『水門』の向こう側に吹っ飛ぶ。

>>510
「グオオオオオオオオッ!?」

 ドババババババババババッ!!

『C・M・I』のラッシュが、『AER』の体を『水門』の向こう側に吹っ飛ばす。

512 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/08(日) 00:22
>>511
「今か!?」

『AER』が吹っ飛んだら水門を閉じるべく移動する

513 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/08(日) 00:25
>>511
「帰ってくんな!」

親指を下に向ける。

>>512
「ちょっと待て!詠美とか教授ってひょっとしてその向こうにいるんじゃねえか?」

514 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/08(日) 00:33
>>513
「えッ!?うおおおッ!!」

水門とじ中止

515 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/08(日) 00:43
>>512-514
 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

『水門』の向こう側を見た2人は、気付く。
真下に広がる『水面』に叩きつけられる事無く『AER』が、宙に浮いている。
『光の帯』が、『AER』の体に螺旋状となり巻き付いている。

「ダメージを『終焉』させた……到達する前にな」

『AER』の背中で羽根の様に『∞』の形に描き変わる『光の帯』。

「お前達の『ファム・ファタル』は、『僕』が、先に見つけて殺してやるッ!」

『水門』が閉じるべく動き始めた。

516 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/08(日) 00:48
>>515
「待てェェェェッ!!」

無我夢中水門に飛び込む。

517 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/08(日) 00:49
>>515
「くそったれ!」

水門に飛び込む。

518 名前:『ラケシスの夢想』 投稿日:2004/08/08(日) 01:01
>>516-517
『AER』が、内部に存在しなくなった為、『ザ・ラダー』が崩壊し始める……。
『水門』の向こう側に飛び込んでいった『フィル』と『早坂』は
『水面』へと投げ出されるように落ちてゆく―――――


『虚空のスピンドル〜ラケシスの夢想〜』→THE END

519 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/08(日) 01:14
「蜘蛛の糸か………それともインディアンの道具か?」

『早坂』と『フィル』は、『水面』に落ちる事無く宙で止まっている。
体の下で放射状に蜘蛛の巣を連想させる『糸』が走っていた。
『零夢』が、離れて今にも消えそうな半透明な姿で立っている。

520 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/08(日) 01:17
>>519
「大丈夫かよ、これ……あのヤロウは?」

体のバランスを取りながら周囲を見回す。

521 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/08(日) 01:19
>>519
「零夢・・・?零夢ッ!!」

零夢に駆け寄ろうとする。

522 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/08(日) 01:47
>>520
『AER』は、蜘蛛の巣の上に『水面』が滝の様になっている方へ
背中を向けて立っていた。

「『僕』をこれで捕まえたらしいが……無駄な事を」

>>521
「もう、時間が無い、私に構わないで――――――。
 『AER』を倒しなさい……そうすれば貴方達の『ファム・ファタル』を
 迎えに探しに行けるわ………」

『零夢』は、今にも消え入りそうな姿で駆け寄ろうとするのを手で制した。

523 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/08(日) 01:51
>>522
「何をバカなッ!!キリエさんも当然救うッ!君も救うッ!!
 全員救って・・・この運命に『決着』を付けるッ!!


 ・・・だからそんな顔をしないでくれ。」


零夢を優しく見つめると、『AER』に目を向ける。

524 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/08(日) 02:04
>>522
「テメエのやってることは無駄じゃねえのかよ」

『AER』に近づいていく。

525 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/08(日) 02:17
>>523
「私――――いや、この『イミテイション・オブ・ライフ』と呼ばれる
 『時間の影』は、あってはならない『未来』。
 だから、消え去るのが『運命』……でも、私は消える事も許されない」

『フィル』は、『AER』へ目を向けた。

>>524
「此処でお前達と決着をつけるのは無駄では無い。
 決着をつけるのは『探偵』の役目だからな。
 何の憂いも無くして『僕』は、外に行く―――――」

526 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/08(日) 02:45
>>525
「私が消し去る、そんな『運命』は・・・・・・もう大丈夫だ。」

『AER』の方へ向かう。

527 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/08(日) 22:47
>>525
「ふん、どこに行くんだかしらねえが、
俺と詠美は避けて通りゃよかったんだよ」

足場の状態はどんな感じだ?

528 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/08(日) 23:04
>>526
「『僕』こそが、全てを支配する『運命』そのものなのだッ!!」

『AER』が、『光の帯』を右腕に巻き付けながら蜘蛛の巣状の
『糸』の上を滑走してくる。

>>527
「クソムカツクんだよォォオッ!!貴様らの様な連中を見ているとなァァアアッ!!」

足場は、網目の細かい蜘蛛の巣状になっており、通常の地面程度の硬さである。

529 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/08(日) 23:24
>>528
「悲しいな・・・何処までも悲しい男よ。」

『ヒューマン・ネイチャー(人型)』を発現。
受けて立つ。

530 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/08(日) 23:36
>>528
「嫉妬かよ!カッコ悪いな!!」

もう1つの『光の束』にも注意しながら近づく。

531 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/08(日) 23:47
>>529
 ゴォォオオオオオオオッ!!

『AER』の拳が、『ヒューマン・ネイチャー(人型)』に迫るッ!!

「これで『終わり』だァァアアアアアッ!!」

>>530
『早坂』は、『フィル』に向かっていく『AER』に近付いていく。
『光の帯』は、『AER』が右腕に巻きつけている『1本』のみ。

532 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/08(日) 23:50
>>531
「フンッ!!」

ドババババ!!


『糸の足場』にラッシュを喰らわせて、『隆起』させる。

絡みつけッ!!

533 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/09(月) 00:05
>>532
 ドゴォォオオオッ!!

『光の帯』をバンテージの様に巻き付けた拳の衝撃が、隆起した『糸の足場』を震わせる。

「『終わり』だと言っただろうッ!!」

『糸』は、絡みつく事無く沈下した。

534 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/09(月) 00:05
>>531
「なんで減ってんだ?」

『鎖』を作っておいていつでもフィルを援護できるようにしておく。

535 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/09(月) 00:22
>>533
フィルは自分の足元の隆起を反動に、ジャンプしているッ!

死角となる上空から『AER』にラッシュを喰らわせる

536 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/09(月) 00:24
>>534
『フィル』が、絡め取ろうとして隆起させた『糸の足場』が、一瞬で沈下した。
『AER』の拳が、無防備の『フィル』に迫る。

537 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/09(月) 00:34
>>536
「ちぃっ!」

『AER』の足を薙ぎ払うように『鎖』を振るう。
飛んでいるのでフィルには当たらないだろう。

538 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/09(月) 00:43
>>535
空中の『フィル』の体を貫かんばかりに『AER』の拳が迫るが―――

>>536
振るった『鎖』が、『AER』の足を薙ぎ払いバランスを崩させる。

「チィッ!!仕留め損なったッ!!」

『光の帯』が、足に触れると『AER』は、その場から飛び退った。

539 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/09(月) 23:55
>>538
飛び退いた『AER』に、間髪入れず追撃を入れるべく接近する。

540 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/10(火) 23:23
>>539
接近する『フィル』は、片足に『光の帯』を巻き付けたまま何も無い
空間を蹴り上げる『AER』を見た。

541 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/10(火) 23:23
>>538
取り合えず距離を詰める。

542 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/10(火) 23:28
>>541
『早坂』は、距離を詰めると引力の様な力に体を引っ張られて
『フィル』と勢い欲接触しそうになる。

543 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/10(火) 23:30
>>542
「なにぃ!?」

『鎖』を地面に束ね、それにつかまって堪える。

544 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/10(火) 23:40
>>540>>542
「何!?早坂!」

地面を隆起させて空中へ逃れる。
『AER』はその際も捕捉しておく。

545 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/10(火) 23:50
>>543
「お前達の間の空間を『終焉』させたが………
 モーションが大きすぎるようだな。
 やはり、直接『終わらせる』としよう」

『早坂』を引っ張る力は消えたが『AER』は、堪えている『早坂』へ
向かって滑走してくる。
空中に逃れた『フィル』は、『早坂』に引っ張られずに済んだ……。

546 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/10(火) 23:54
>>545
人型を解除、群体型の『ヒューマン・ネイチャー』に乗り、『AER』の頭上へ突進する。

547 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/11(水) 00:10
>>545
「やってみろよ!」

『AER』をひきつけておいて、
『鎖』を大きく振りかぶり、『AER』の頭上に振り下ろす。
相手が例の『光の帯』で鎖を防いだら、その隙に距離を詰める。

548 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/11(水) 00:25
>>546
 ドォォォオオーーーーッ!!!

『フィル』は、『ヒューマン・ネイチャー』に乗って頭上から
『AER』に突撃しようとするが――――――

>>547
『C・M・I』が、『鎖』を振り下ろし『AER』に『光の帯』で
防がそうとする――――――しかし、『光の帯』を巻き付けた足が
一閃して弧を描くと空中から突進してきた『フィル』の方向が
変化し『鎖』と『束ねられた』。

 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォオッ!!

その隙に、『C・M・I』と『ヒューマン・ネイチャー』が
ラッシュで水面が滝の様になっている水際まで吹っ飛ばされた。
勿論、『フィル』と『早坂』も同様に吹っ飛ばされている………。

549 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/11(水) 00:39
>>548
群体型が飛ばされた?
とりあえず受身を取る。

「グッ・・・・あの帯か・・・?」

550 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/11(水) 00:42
>>548
「だぁああくそっ!」

『鎖』をフィルから外す。
『水際』の外側はどうなってる?

551 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/11(水) 00:53
>>549
『フィル』は、受身を取るが満身創痍に近い。
一塊に密集していた為、群体型も一緒に飛ばされた。

>>550
『鎖』を『フィル』から外した。
『水際』の外側は、『暗黒』だ。
光源が無い為見えないのかそれとも何も無いのか分からない。
又、流れ落ちてゆく滝の底も見えない。

552 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/11(水) 23:06
>>551
「くうッ・・・・・早坂・・・お前の『スタンド』であいつに攻撃をしかけてくれ。」

小声で早坂に伝える。

553 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/11(水) 23:10
>>551
「ロクでもねえなくそ……」

>>552
「……『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム』!!!」
 
返事はせずに行動で示す。
CMIで派手にラッシュをしかける。

554 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/11(水) 23:20
>>552-553
『C・M・I』が、『AER』にラッシュを仕掛ける……

「必要なのは、『確実さ』だ。
 一撃で良い……それで『終わる』」

『AER』は、背中で『光の帯』に螺旋を描かせながら迎え撃つ。

555 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/11(水) 23:38
>>553
(やけに素直だな・・・言ってみただけだったんだが、まあいいか・・・)

>>554
早坂のぴったり背後から同じく突撃する。

が、『AER』と『光の帯』の動きを冷静に観察している。

556 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/11(水) 23:44
>>554
>>555
(なんか急に不安になってきやがった……)

『鎖』を拳に巻きつけておいて、『光の帯』が飛んできたら『鎖』でそれを防ぐ。

557 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/12(木) 00:19
>>555-556
『AER』は、『光の帯』を自らの体の前に伸ばし『星型』の軌跡を描く。

「『星』を見て『落ちて』ゆけ。さようならだ」

『フィル』と『早坂』の体が急速に後方へ引っ張られる。
まるで、重力に引かれて真下へ落ちてゆくかのように―――。

558 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/13(金) 23:03
>>557
「ぐ、ぐおおおおッ!?」

蜘蛛の巣状の足場に掴まり、堪える。

(星型・・・?あの光の帯の謎を解かなければ・・・・)

一瞬だけ目をとじたり、薄めで見たりしてみる。

559 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/14(土) 01:14
>>557
「何でだっ!?」

『リング』で地面につかまり、落下を阻止する。
横に移動し、『AER』との直線上から移動する。

560 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/14(土) 23:21
>>558
『フィル』は、足場に指を引っ掛ける事で辛うじて落ちてゆくのは回避した。
『AER』は、足場を普通に『歩いて』向かってくる………。
『光の帯』には変化は無い。

>>559
『早坂』は、『リング』で束ねる事で落下を阻止した。
『AER』の直線上から移動すると足場に這っている自分に気付く。

561 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/14(土) 23:35
>>560
(落下、落下か・・・・・・・)

自分の落下方向と早坂の落下方向、光の帯の向きを確認する。

隆起で足場を作り、落ちないように気をつけながら

562 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/14(土) 23:39
>>560
すぐに立ち上がる。
『AER』の横に回りこんでフィルと直線状に並ばないようにする。

「『消す』だけじゃねえのか?」

『光の帯』をこちらに向けたら横に避けるようにしながら近づく。

563 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/14(土) 23:56
>>561
『フィル』と『早坂』の落ちる方向は、同じだった。
(背後にぴったりとくっついていたから)。
『光の帯』の向きは『フィル』達の真正面。

>>562
「往生際が悪いな………」

『AER』は、星を描いた『光の帯』を盾の様にしながら『フィル』へ
歩いていく。

564 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/15(日) 00:09
>>563
(うまくやれよロイーズ……!)

横から『鎖』を振るい、『AER』の背後、
つまりフィルのいる方向とは逆方向から攻撃。

565 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/15(日) 00:14
>>563
(同じ、か・・・つまり狂った重力の方向は一定・・・なのか・・?)

>>564
早坂の攻撃に合わせて、
『ヒューマン・ネイチャー(人型』発現。

丁度早坂とは逆方向から一直線に、足元を隆起させ勢い良く『AER』に突進する。

566 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/15(日) 00:29
>>564
『AER』は、星型の『光の帯』を自分の頭上へ掲げた。

   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

      ドヒュ―――ッ

突然、『AER』は、真上に『落ちてゆく』………。

目前から攻撃対象がいなくなり、突進する『フィル』と振るわれた鎖が
今まさにぶつかり合おうとする――――――。

567 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/15(日) 00:33
>>566
「ならばこちらも『落ちる』までッ!!」

ドゴォッ!

勢い良く地面を殴り隆起させ、その反動で方向転換する。
『AER』を垂直に追う。

568 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/15(日) 00:40
>>566
>>567
「くそっ!」

落下地点で待ち受ける。

569 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/15(日) 01:46
>>567
『フィル』は、隆起による跳躍で『AER』を追う。

落ちてゆく『AER』は、『光の帯』を解くと両腕に巻きつけると
ハンマーのように『フィル』に振り下ろした。

>>568
『早坂』は、その場で状況を見守る………。

570 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/15(日) 22:53
>>569
「これしきの事ッ!!」

拳を振るい空間を隆起させ、横に移動してかわす。

571 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/15(日) 22:56
>>569
落ちてくるまでは何もできないので待つ。

572 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/15(日) 23:16
>>570
「フンッ!!」

『AER』は、『光の帯』が巻き付いた両腕を隆起した空間に
叩きつけて行く手を遮っていたそれを消した。
そのまま、『早坂』へ向かって落下してゆく。

>>571
『AER』は、『光の帯』を巻き付けた両腕を真下の『早坂』に打ち込むように
突き出しながら落下してくる。

573 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/15(日) 23:29
>>572
脇をすり抜ける瞬間に攻撃が出来れば加えておく。

隆起した空間を蹴り、『AER』の落下を『真上』から追う。

574 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/15(日) 23:51
>>572
「来いよ!」

地面と足を『リング』で固定しておき、
さっきのような重力変化があっても動かないようにする。

その上で
>>556のように『鎖』をCMIの右拳に巻きつけておき、それで『光の帯』を防ぐ。
防ぎながら左手でアッパー気味に『AER』を吹っ飛ばす。

575 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/16(月) 23:16
>>573
 バギッ

『AER』に拳を一発叩き込めた。

  ドヒュンッ

重力の加速も加わり『フィル』は、『AER』に追いついた。
『AER』は、仰け反らされた背中を晒している。

「こ、この『AER』がァァアアアアア」

>>574
  ドガァアアッ!!
            ドゴォオオッ!! ベキベキィ!!

『AER』の両腕に巻きつけられた『光の帯』は、『鎖』を巻き付けた
『C・M・I』の右拳に振り下ろされ、双方ともにダメージを負う。
しかし、左のアッパーが『AER』に叩き込まれて、その体が仰け反る。

「滅びるというのかァァァアアッ!?」

576 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/16(月) 23:31
>>575
「その通り・・・ここが『終着駅』だ。」

ガラ空きの背中に渾身の一撃を叩き込む。

→続いてラッシュ

577 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/16(月) 23:39
>>575
「つーかぁ……」

フィルと挟み撃ちでラッシュ。

「とっとと詠美に会わせろ!」

578 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/08/16(月) 23:58
>>576-577
「あがああああああああああああああ」

挟み撃ちのラッシュに曝され『AER』の纏っていた『ELOHIM』は
粉々に砕けていく。

 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

「ぐあばあああああああああああああああああ」

 ド グ シ ァ ア ア ―――――――――――― ッ!!!!

半ば肉塊と化した『AER』は、ラッシュの勢いで滝の方へ吹っ飛んでいく。

579 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/08/17(火) 00:03
>>578
「『孤独』は『罪』だッ!!そのまま朽ち果ててくたばれッ!!」

580 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/08/17(火) 00:15
>>578
「まあ、これで勘弁してやるよ。
まだやりたりねえけどな!」

吹っ飛んで行くのを見送る。

581 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/18(土) 22:56
>>579-580
吹っ飛ばされた『AER』は、暗黒の滝壺へ落ちてゆく―――。

「こ、この……『僕』に不可能は無いんだッ!!
 今すぐ、『スタンド』を創って………能力は『帰還』ッ!!
 名前は、『リターン・トゥ・フォーエヴァー』だッ!!
 『カオスU.K.』……『創出』しろォォッ…………『発動』したッ!!
 これで……何ィイッ……『時間』が……此処は『流れ』が無いッ!?
 残量のエネルギーだけでは、『僕』は『帰還』出来ない……バカな」
 

落ちてゆく。
おちてゆく。
オチテユク。

「一体、『僕』は……何処まで落ちてゆくんだ……?」

無限の暗黒へその身を捧げながら『AER』は、その疑問を繰り返す―――永遠に。
             
              AER『カオスU.K.』→『再起不能』


 シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

582 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム』 投稿日:2004/09/18(土) 23:05
>>581
「詠美……詠美!」

何か変化が起こっていないか探す。

583 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/18(土) 23:25
>>581
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

『AER』が落ちていくのを見送った後


「・・・・・・・・・こっちか?」

直感で教授の居場所に向かって走り出す。

584 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/18(土) 23:42
>>582
「はい。何ですか?達夫さん……ご飯はもうちょっとで
 炊けますから待っててくださいね」

『詠美』は、台所でフライパンを振るっている。
食欲を誘われる良い匂いが漂って『早坂』の鼻腔をくすぐる。

>>583
『フィル』は、走り出す。

「フィル君、そんなにドタバタ走ったら下の階の人に迷惑だろう?
 なあ……トップス?」
「わん」

毛並みを撫でられた犬は、元気良く返事をする。
『教授』は、メロンパンを食べながら『フィル』を見た。

585 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/18(土) 23:58
>>584
「あれ?キリエさん? トップスも・・・お前、今まで何処行ってたんだよ。」

教授に歩み寄る。

586 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/18(土) 23:58
>>584
(こいつって料理作ってる背中が一番『グッと来る』よな……)

「って、あん?」

周りを見回す。身体の怪我は?

587 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/19(日) 00:32
>>585
「わう?」

トップスは、不思議そうに首を傾げる。

「それは、きみが朝までいつもの面々とドンチャン騒ぎしていたからだろう……。
 うるさくて外で夜を明かしたみたいだぞ?」

『教授』は、ソファーに横たわっている。
テーブルの上は、酒瓶や何やらが散乱している。

>>586
周囲を見回す……見慣れた波紋荘の自室だ。
体に怪我なんて無い。
そんな『早坂』を不思議そうに見る一匹の黒猫。

「にゃー?」

エイミーは、後ろ足で体を擦っている。

588 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/19(日) 00:37
>>587
「エイミー……?なんで……
夢か?いや、そうだとして『どっちが』だよ……?」

スタンドは出せるか?

589 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/19(日) 00:46
>>587
「ああ、そういえば記憶が・・・・クソッ、あいつら片付けもしないで・・・・

 ごめんなさいキリエさん!今すぐ片付けます!!」

酒瓶やら何やら片付け始める。


(・・・何だ?何か・・・・夢を見ているような・・・酒のせいか?)

590 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/19(日) 00:58
>>588
『スタンド』を出そうとすると頭痛がした。
新妻を放っておいて朝方までマンションでいつもの面々と
ドンチャン騒ぎをしていた影響……つまり二日酔いだ。

「みゃ?」

エイミーは、座り込んでいる『早坂』の膝元にトコトコと近寄ってきた。

「出来ましたよー達夫さんっ
 残さず食べてくださいね?」

『詠美』は、山盛りの料理を乗せた皿をテーブルに置く。
その顔は、にこにこと微笑んでいるが目は笑っていない。
放って置かれた分のちょっとした仕返しの様だ。
二日酔いの体には、キツイと『早坂』は感じた。

>>589
「詠美君も災難だな……新婚だっていうのに。
 まあ、私ときみの時もこんな感じだったが。
 いつまでも夢見る少女じゃいられない………私は少女じゃないが!」

何か1人で怒っている『教授』は、がつがつとメロンパンを食べている。
『フィル』は、二日酔いのせいで頭痛がする。

591 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/19(日) 01:07
>>590
「え、新婚?私と君の時・・・?」

自分の薬指を見る。

「いいえ、僕にとってはキリエさんはいつまでも・・・・
 ってそんなに食べたらお腹壊しますよ! あいたたたた・・・。」

頭痛で頭を押さえる。

592 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/19(日) 01:21
>>591
『フィル』は、自分の薬指を見た………そこには当然の如く
指輪が填まっている。
頭を押さえると頭痛が引いていく……。

「そいつは自業自得だぞ、フィル君。
 私は知らない……ああ、無くなってしまった」

食べかすがくっついた自分の手を『教授』は見つめている。

「わむぅ」

トップスは、それを舐め取ろうと顔を近づけた。

「く、くすぐったい…」

微笑ましい光景だ………。

593 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/19(日) 01:26
>>590
「うげ……悪い、そっとしといてくれエイミー」

ノロノロとテーブルに向かって、料理の量を見てゲッソリする。
詠美の表情を見る限り食べないという選択肢はありえないが。

「いただきます……」

観念して食事に取り掛かる。
まあ完食する前に泣いて詫びを入れることになるだろう。

594 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/19(日) 01:31
>>592
(指輪がある・・・当然か。頭痛が治まれば全て思い出すだろう。)

「後で一緒に買いに行きましょうか・・・あ、こらトップス!行儀悪いぞ!」


(ああ、それにしても『幸福』だ・・・)

595 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/19(日) 01:40
>>593
『早坂』が、それからどうしたかというと………

「もう、仕方ないですね。今回は許しますけど。
 16歳の新妻を食べ残して放って置くのは許しませんからね達夫さん」

何とか侘びを入れて許して貰った。
『結婚』という名の鎖に縛られる『早坂』だった。

596 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/19(日) 23:39
>>595
「悪かった。もうやらねえって」

かなり苦しくなった腹をさすりながら詠美の機嫌を取る。

「うっ、気持ち悪ぃ、これも夢か……?」

597 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/19(日) 23:52
>>594
「そうだな……『らルく』にでも買いに行こうか」

『教授』は、ソファーから立ち上がると身支度を整えに
自分の部屋へ戻った。 

 ズキン

『フィル』に、頭痛が起きる……。

>>596
「何か変な夢でも見たんですか?
 しょうがないですね、あとで、胃薬でも買って来ますから」

『詠美』は、心配そうに『早坂』の顔を覗き込む。

ズキン

『早坂』に、頭痛が起きる……。

598 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/20(月) 00:09
>>597
「そうだな、たの……ッ!?」

頭を抑える。

599 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/20(月) 00:54
>>597
「ええ・・・・え?」

(らるく?確かあのパン屋はもう・・・・)

「ぐッ・・・・頭痛が・・・?」

600 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/20(月) 23:13
>>598
「達夫さん、大丈夫ですかっ!?
 もう、お酒飲みすぎなんだから………」

『詠美』は、『早坂』の頭を愛しげに優しく撫でる。
そうされると、不思議と頭から痛みが引いていった。

>>599
『フィル』の中の記憶が矛盾している……。
頭痛は次第に痛みが引いていき、それと共に矛盾が消えていった。

601 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/20(月) 23:46
>>600
「いや、ああ・・・・うん・・・・?」

無意識のうちに楔型のペンダントを握り締めていた。

602 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/20(月) 23:47
>>600
「……なあ詠美」

詠美の手をそっと退ける。

「もしこれが夢だったら、お前ならどうする?目を覚ますか?」

603 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/21(火) 00:22
>>601
『フィル』は、楔型のペンダントを握り締める……。

「さて、用意も整った事だから出かけるぞフィル君」

身支度を整えた『教授』は、玄関の方へ向かう。

>>602
「これが、夢? 達夫さん……起きてますか?」

『詠美』は、不安げな表情だ。

604 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/22(水) 00:13
>>603
「……そうだな」

視線をエイミーに移す。

605 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/22(水) 00:47
>>603
「あ、はい・・・。」


「どちらへ?」

教授についていく。

606 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/22(水) 23:24
>>604
エイミーは、『早坂』の膝の上に乗り顔を見上げる。
その温もりも酷く懐かしい気がした。

>>605
「『らルく』だよ。あの夫婦が、切り盛りしているパン屋だ。
 まだ、酒が残っているのかフィル君?」

607 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/23(木) 00:24
>>606
「いえ、いや・・・はい・・・大丈夫です。少し寝ぼけてるみたいだ・・。」

608 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム』 投稿日:2004/09/24(金) 19:20
>>606
「まあ……いいか」

609 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/25(土) 00:38
>>607
「そうか。それじゃあ、私1人で行って来るよ。
 寝てた方がいい……事故に遭ったりしたら危ないからな」

『教授』は、そういうとドアを開けて出て行った。

>>608
「達夫さん、お薬買って来ますから待っててくださいね」

『詠美』は、ドアを開けて出かけて行った。
部屋には『早坂』とエイミーだけが残された。

610 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/25(土) 22:51
>>609
「ああ……」

残される。

「そういや、お前喋れるか?」

エイミーに話しかける。

611 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/25(土) 23:16
>>609
「いや駄目ですよ!キリエさんこそ事故にあったら・・・。」

教授を追う。

612 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/25(土) 23:33
>>610
「みゅう」

エイミーは、至って普通の猫の鳴き声で返事をした。
『早坂』の記憶が囁く……そう、あれは詠美と出会った時の事だ。
『C・M・M』が、脱サラして『早坂』から独立。
『男(偽』に再び射抜かれて『C・M・I』に目覚めて直ぐの仕事だった。
富豪の屋敷で出会ったエイミーそっくりの少女、七瀬詠美。
詠美の生命の危機に身を挺して守ったエイミーはスタンド能力を失ってしまう。
何だかんだで『早坂』の元に転がり込んで来た詠美と暮らし始め………。

あれ?

>>611
一足遅く、『教授』は飛び立ってしまったようだ。
その姿は、既に見えない………。

613 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/25(土) 23:46
>>612
「キリエさん!?キリエさあああーーーーん!」

『ヒューマン・ネイチャー』発動して乗る。

614 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム』 投稿日:2004/09/25(土) 23:53
>>612
「あ……?何がどうしたって……?
違うだろ。お前は、俺の目の前で……。
それを、忘れるわけが………くそっ」

脳裏に芽生えた違和感にしがみつくように歯を食いしばる。

615 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/26(日) 00:42
>>613
 フワフワ〜

『ヒューマン・ネイチャー』に乗って『フィル』は、マンションを
飛び立った。

>>614
そう、忘れるわけも無かった。
しかし、目前に広がる光景も『現実』だった。
『早坂』の中で2つの『現実』が重なり離れる……。
エイミーは、何か感じたのか心配そうな鳴き声を上げる。

616 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/26(日) 00:56
>>615
「駄目だ……!エイミーは死んだ……俺が死なせた……。
それを忘れていいわけがねえだろうが………!!!」

エイミーから離れる。

617 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/26(日) 01:12
>>615
「キリエさあああ〜〜〜〜〜ん」

名前を呼びながらとりあえずらるくの方向へ向かう。

618 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/26(日) 02:44
>>616
『早坂』は、エイミーから離れた………。
寂しそうな鳴き声を立てるとエイミーは、外に出ていった。
『早坂』の知っている『現実』が、この今の『現実』を認めさせない。
しかし、この『現実』が唯一の『現実』だと認める自分が居た。

>>617
『フィル』は、らルくへと向かった。
その途中、随分と懐かしい顔ぶれを見かけた。
朝方まで飲んでいたはずなのに懐かしい。
らルくでは、『教授』が陳列されているパンを眺めていた。

619 名前:早坂達夫『キャッシュ・マネー−インストゥルメンタル・アルバム 投稿日:2004/09/26(日) 23:14
>>618
「クソ、どうすりゃいいんだ……」

いてもたってもいられずに外に出る。

620 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/26(日) 23:18
>>618
「あれは、ううむ・・・何かが・・・・。」


「あ、見つけた。」

静かにらるくへ入り、パンを眺めている教授を眺める。

621 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/26(日) 23:38
>>619
『早坂』は、部屋の外に出る。
見慣れた光景……波紋荘の廊下が広がる。

 シュタタタタタ

黒装束の人物が凄い勢いで視界の隅を通り過ぎて行った……。

>>620
品定めをしている『教授』を眺める『フィル』。
カウンターでは若夫婦が客の目も気にせずにイチャイチャしている……。

622 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/09/27(月) 00:01
>>621
「な!?」

通り過ぎていった人物を目で追う。

623 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/27(月) 00:09
>>621
喫茶コーナーから教授を眺めている。

(む、けしからんな・・・あれは・・・・)

イチャイチャしてる店員を一瞥した。


が、すぐに視線を教授に戻した。

624 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/27(月) 23:08
>>622
目で追ったが、黒装束の人物は急いでいるのか既に居なかった………。
彼から里帰りをする等と聞いていた記憶が浮かび上がる。
今、見た人物は幻の類では無いようだ。

>>623
視線を教授に戻すと目が合った。
カウンターにトレイに乗せたパンを持っていこうとして
丁度振り返ったところだったようだ。

「フィル君、具合は良いのか?」

625 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/27(月) 23:21
>>624
教授に手を振り、微笑みかける。

「ええ、もうすっかり。」

626 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/09/28(火) 00:02
>>624
「ああ、そういやそうだったな……」

適当に外をぶらつく。

627 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/28(火) 00:39
>>625
「そうか、君は何が食べたい?」

教授は、喫茶コーナーに近付いてくる。

>>626
外は、いつもと変わらない光景だ。
電柱の影から黒猫が様子を窺っている。

628 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/28(火) 23:53
>>627
「僕が食べたいのはキ・・・キリエさんと同じもの、かな?」

629 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/09/29(水) 22:57
>>627
つってもどこにいきゃいいんだか……「ん?」

エイミーか?

630 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/09/29(水) 22:58
>>629
「」の位置間違えた。

631 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/29(水) 23:46
>>628
「じゃあ、これでも食べているんだな。
 私は精算を済ませてくるよ」

ヒュッ

教授は、『フィル』へメロンパンを放り投げた。

>>629-630
黒猫は、エイミーだ。
不安そうな表情で『早坂』を見つめている。

メロンパンを

632 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/09/30(木) 00:07
>>631
「あー、俺が悪かったから機嫌直せよ」

舌を鳴らしてエイミーを呼ぶ。

メロンパン?

633 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/30(木) 00:30
>>631
「!!?」

バババッ!!

咄嗟に口でキャッチした。

634 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/09/30(木) 23:17
>>632
 トトトッ

エイミーは、その口にメロンパンを咥えながら『早坂』の
元に嬉しそうに駆け寄ってきた。

>>633
『フィル』は、メロンパンを見事キャッチした。

 ザ…ザザ…《っと……見つ……不安定…》…ザザ…

いつか聞いた声が聞こえた。

635 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/09/30(木) 23:38
>>634
「そんなん食うなよお前………」

エイミーを抱き上げつつメロンパンを取り上げる。

636 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/09/30(木) 23:41
>>634
パクッ

「!?」

(この声は・・・?)

声の主を思い出す

637 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/10/01(金) 00:23
>>635
エイミーからメロンパンを取り上げた。
少し、土がついている……落ちていたのを拾ったのだろうか。
『早坂』が、メロンパンに触れると―――

ザ…ザザ…《貴方達は…拡散状態……》…ザザ…

少女の声が聞こえてくる。

>>636
この少女の声は、確かに聞いた事がある。

ザ…ザザ…《外側にいる私が観測すれば…この『現実』に固定されるだろう》…ザザ…


ザ…ザザ…《それを望むか?》…ザザ…

638 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/10/01(金) 00:32
>>637
「詠美か……?」

メロンパンを握り締める。

639 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/10/01(金) 00:54
>>637
(零夢・・・か・・・?)

耳を澄ます。

640 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/10/01(金) 23:23
>>638
声は、詠美のものでは無い………。
波の音に混じりながら心に直接響く声は、何処かで
ほんの少し前に聞き覚えがある。

メロンパンが、握りつぶされる。

>>639
声は心に直接響いてくるので耳を澄ます必要は無いようだ。

ザザザ…《その『世界』は、『本物』。
        ……幾つもの選択の結果、『楽園』となった『世界』》
《貴方達は、この『世界』の貴方達と重ね合わせの状態になっている……
  この『現実』を完全に許容し、私が固定する事で唯一の世界と
   変容するだろう……もう一度問う。
     それを貴方達は、望むか?》……ザザザ

641 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/10/01(金) 23:31
>>640
「つまり、ここには俺が探してる詠美はいねえんだろ……アホか!断る!」

642 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/10/01(金) 23:38
>>640
「待て、なら僕と一緒だったキリエさんや零夢はどうなる!?」

643 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/10/02(土) 23:23
>>641-642
ザザ……《この『現実』には、貴方達の『ファム・ファタル』は存在しない》
《求めるものは、永遠に見つけられないかも知れない》
  《それでも、追いかける事を―――望むか?》……ザザ

644 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/10/09(土) 23:36
>>643
「ふん……キスまででお別れじゃあもったいねえだろうが」

645 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/10/11(月) 00:36
>>643
「あなたが僕に、それを聞くのか・・・?

 決まっているだろう、答えは・・・・・・・・・・・」


そう、『それ』は空気を吸って吐く様に『当然』の事ッ!!


最早語るまでもなく『一目瞭然』ッ!!




そう、彼の『答え』はッ・・・・・・・・・・!







                        『愛=理解』ッ!!!!!!!

646 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/10/24(日) 23:09
あの人が、わたしに微笑んでくれる。

あの頃、わたしのココロは満たされると同時に不安になっていた。

二度と手に入らないかもしれない幸福が、逃げていってしまう―――――

でも、そんな絶望が、わたしに訪れる事は無かった。

あの人とは、幾つかの感情的な衝突はあったけれど、その度に前へ進む事が出来た。

そして―――――

あの人は、わたしが帰るのを出迎えに来たのだろうか―――――

わたしとあの人の猫をその腕に抱えながら帰り道に立っていた。

そんな姿を見たわたしは、微笑んで決まってこう言うのだ。

わたしは、あなたがいつまでも大好きです―――――

647 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/10/24(日) 23:09
君に出逢えて良かった―――――

あの頃、君に逢う前の私は、夢を見なかった。

幸福というモノを知らずに生きていた私は、寂しさも知らなかった。

君に逢う度の夜更け、君の夢を見た私に寂しさが訪れた―――――

でも、君の温もりに包まれた私はもう寂しくはない。

そして―――――

君は、子供のように無邪気な姿を私に見せる―――――

そんな姿を見た私は、微笑みを返してそっと手を添える。

私の中の新しい命は、どんな夢を見ているのだろうか。

私は、君たちがいつまでも愛おしい―――――

648 名前:『蒼き事象の水平線の彼方へ』 投稿日:2004/10/24(日) 23:24
『フィル』と『早坂』は、自分の姿が遠ざかってゆくのが見える―――――

まばゆい光に包まれながら、2人は次の世界へ旅立っていくのを感じていた。

  《貴方達の旅に、幸多からん事を祈る―――――》

649 名前:早坂達夫『C・M・I』 投稿日:2004/10/25(月) 00:20
>>648
(急がねえとな……)

自分の向かう先に詠美の姿をイメージしながら胸中で呟く。

(あいつをいつまでも待たせるわけにゃいかねえしな……!)

650 名前:フィル『ヒューマン・ネイチャー』 投稿日:2004/10/26(火) 00:12
>>648
「うッうおおおおおオオオオォォォォッ!!


 キリエさぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」

651 名前:『そして貴方は失われた道をたどり、この世界を見い出した』 投稿日:2004/10/31(日) 00:17
―――――雫が落ちてゆく。

そして、生まれる幾重もの波紋。

波紋は、遠く広がり、ゆらゆらと揺れる。

いつか儚く消える幻のように―――――

それが、世界が最初に観たユメの証し。

―――――貴方は、何をユメに見るのだろう?

                           『FIN』

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■