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【R-18】◆TLDPZPDjO6の時代劇スレ
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/ \
/ ─ ─ \ スレタイは時代劇だけど
/ >>1 \ 雑談所と短編投下所の兼任やで
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
短編をまとめていただいているサイト様
やる夫短篇集 阿修羅編
ttp://mukankei151.blog47.fc2.com/
やるやら書庫様
ttp://yaruyalibrary.blog.fc2.com/
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/ \
/ ─ ─ \
/ >>1 \ R-18作品を投下したり
| (__人__) | エロAA貼ったりすることは
\ ` ⌒´ ,/ ほとんどありません
r、 r、/ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
\>ヽ/ |` } | | ですがエロい雑談をすることがあるため
ヘ lノ `'ソ | | スレタイに【R-18】を入れてます
/´ / |. |
\. ィ | |
| | |
まとめサイト様続き
だっておwwwキャンセル様
ttp://inzainewtown.blog.fc2.com/
勝手にやる夫を纏めたりするブログ様
ttp://katteniyaruo.blog69.fc2.com/
やる夫が人生でいいじゃない様
ttp://yaruoislife.blog.fc2.com/
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____
/ \
/ ─ ─ \ なお、>>1はふたなりクソレズ厨(種付け派)なので
/ >>1 \ レズやふたなりネタはけっこうしゃべる
| (__人__) |
\ ` ⌒´ ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ 嫌いな人はご注意を
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ / r─--⊃、 |
| ヽ,.イ `二ニニうヽ. |
前スレ
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3408/1578490527/
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以上です。
したらばがちょくちょく不安定ですが、数日で直る&数日書き込みできなくても
そこまで困らん気がするんで、新スレもしたらばで。
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盾乙
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立乙
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乙乙
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乙
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乙なんです
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>>1乙ー
実写版キングダム評判いいんだな
とくに中国史とか興味なさそうな実家のおかんも面白かったって言ってて驚いた。
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普通に王道成り上がり戦記ものでもあるからね
ザオリクとかワープとかわけのわからない要素が出始める前だし
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王琳大敗北 絶望の未来へゴートゥーヘル
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キングダムについて一ミリも知らない姉者と一緒に見てたわけだが。
「このエイセイって誰やねん」
「後の始皇帝」
「このイケメンが将来、張良に鉄槌ぶつけられかけてチビるかと思うと笑う」
「俺はあんたの笑いどころに笑うよ姉者」
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立て乙
実写どうこうより、今のキングダムがやべえよ、李牧関連がな
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高橋のぼるの劉邦の3巻を読ませたら、姉君もっと爆笑するんちゃうか
イケメンが歯抜けのワーカホリックに変貌するんやで
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無理に敗戦で出番与えてそれを無茶苦茶な形でフォローしようとした結果がこれよ
途中発表の20位からなぜ18位にランクアップできたかすらわからん
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なんでチビることになってるんだろ?
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カリョウテンの12位もかなりまずいけどね、序盤から出ていて甲斐甲斐しく戦場を共にしているヒロインの順位かこれ
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>>17
史記だと別の御車におったので、さほどビビっていないはず
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達人伝の政のイカレっぷりもなかなか
こちらでもヒョウ公がけっこうな奇人になってるけどなにか根拠あるのかしらん
部下に王翦、桓キ、楊端和とでてきたけど、閑職の函谷関から抜け出るチャンスとか
扱いが全然違うなーってw
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NHKで放送していたアニメキングダム3期 いつ放送再開になるのやら
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その辺はほかのアニメも再開はわからん状態じゃけん、まさか未来少年コナンの放送終了後とかじゃないよな
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立て乙
イッチが王琳助ける気なくて草生える
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張良じゃなくて荊軻に襲われたときか、高漸離に筑を投げつけられたときのほうがチビりそう
ストレートな命の危機が目の前にあるんだし
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キングダム以外で武闘派の政って皆無だけど
暗殺2回乗り切ってる当たり個人武勇はあったのかも
まあどっちもメインウエポンが戦闘向きじゃなかったけど
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>>25
映画「始皇帝暗殺」の政も身分隠して戦場にでてなかったっけ?
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実写映画の政のマウントパンチがえらく痛そうで笑ったな
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張良に襲われた以外に二回って詳細どうやって知ったんだろう
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映画だと、ジェット・リー主演の『HERO』の始皇帝とか超かっこいいと思う
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HERO自体は始皇帝超カッコエーばかりでそれはそれで萎える内容
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始皇帝って同じ造語なのに、宇宙大将軍と違ってネタにされてないのがどうしてこんなに差がついた?
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佐藤賢一と酒見賢一が、どうも頭の中でごっちゃになっている、というのを『雲のように風のように』放送のツイ見て気付いた。
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そら少なくとも実績はあるし、「最初の人」と「真似した人」じゃ評価基準も変わるわな
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劉邦以後の天下人たちが皇帝の称号を使い続け
メジャーな称号になったからでしょう。
もし劉邦以後が違う称号を使っていたら、秦が音速で滅亡したこともあって
「三皇五帝を足して皇帝とかwwwww」とネタにされかも。
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ちなみに侯景は宇宙大将軍以前に「天柱将軍」という
これまた厨ニ称号を名乗っていた時期がある。
ただしこれは爾朱栄・高歓らパイセンたちも名乗ってたもんだが。
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劉邦の功績?かあ
もし宇宙大将軍の称号名乗る後続が居たら、代23代目宇宙大将軍とかがいる世界線もあったんだろうかw
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征夷大将軍が天下人の称号としてずっと使われ続けたのもよくよく考えると不思議なことになるねw
意訳すれば「対バーバリアン遠征軍司令官」だし
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>>37
中国からみたら「なんでそれが国のトップの称号なの? 君達がその夷じゃないの?」って感じだったんだろうか。
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鎌倉将軍も室町将軍も、自分が天下人だという認識はしてなかった気はする
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室町幕府3代将軍足利義満「わたしは日本国王源道義だ!」
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>>37
日本も小中華主義の国だから…
倭王武も、自分が夷を討伐しまくっていたと朝貢の文書で書いていたし
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>>38
東夷・南蛮・北狄・西戎だから「ああコイツラ、東に行くんだな」と安心されていた可能性も……
日本人は単語を用いても思想はガン無視で扱っているから
「優れた技術を持つ南蛮人」とか平気で受け入れたりするけどな!w
朝貢? そんな事より交易だ! (オナニーだ! のノリで)
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>>40
だけど明の使者に自分の神輿を担がせたり、敬っているのかけなしているのかわからん人
皇位簒奪の野望はないが、少なくとも祖父尊氏みたいに帝を敬う尊王はなさそう
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徹頭徹尾方便・ツール、というのは昔からの伝統なのかもしれんな
昔の大和朝廷における天皇だってあくまで有力豪族達の神輿でしかなかったわけだし
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一応、頼朝の「天下の草創」発言にはそういう意識はあったんじゃねえかな
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呉座先生が鎌倉武士はそっちゅう殺し合いしていないって指摘していたな
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/ ヽ ミト〈 rミヽ
_/三`ヽ ヽ Yニヽ\
〃三ミr─-ミヽ /〃ヽ ヽ. \
//〃 ∨ミ `ヽ
{彡ノ l | 三 | | | ハ
{彡 ミ |ニ二_ ノ ノ | .|/ヽ .|
/ |ミヽ /≧、 .))弋_rニミ| |ミ || | ・そういやワンピース無料公開
〃 ハミ. ニ r二ヨzヽ==イゝ‐ヤ| ト、 | .| 今日で終わりか
リ | .l /l `┬ ' / .|弋_ノ||.::| /|ヽ
{ .|ヽヘ `ーl‐ ' , 」 || |イ.|八
ノヽ八 ヘハ /彡彡rrrrrミミミ>|| | .リ、 ミト、 ・読み直して思ったが
r< 〃./ヽ\ | .ハ´ ̄ ̄二二 ̄ ̄.l|| |/ゝ、ミ リ ̄ ロジャーとレイリーの出会いが好きすぎる
>─ 、/ リ リ ハ i! ヽ〃´ `ヽ/ハ', ! ) ソヽ )
〃 イ .{ / 《 lヽ 、\ィニ二二ニ7 / .||八 ゝ‐ミ} ヽ
/\ ::{ ゝ ミヽ/ /、 ∧ >、____.〈 / ||:::::) 丿 } ・家焼かれて船盗んで(ここ重要)
/ ` ー=ミ、 \ソ(ハ ヽ } ハ | | | | | | | | ヽ.,リイ/// / 住んでたやつと
{ミ > 、 \{/ /:: | .l,,l l,,l l,,l l,,l /イ::::{ :/ ./ / 顔見て三秒で「この出会いは運命だ!」とかぬかした
〈 , -=f´ ノ|三ヽゝ lハ |:::::l/ ./ / ./ トンチキ野郎たちが
>─ //  ̄ ノ三ミト、 \ |从 l l .l从从| ./ ./ // .::
> ´ / . <三ニ=- . |从从从// | /./ /
/ / . <//////////////ミヽ\ ヽ::::::::::::/ / イ/::.. / / ・アウトローの王者とその無二の片腕になるの
ハ / 彡=─- . ///// //ハ }ゝ| /=イ ./|:. / /::::: あまりにも最高
|::/ / ´ | リ l | <////////.l l ./ .|::/ /i!
// / ___ |_Y///////l ト、 / lイ ./:::::i!
./ ./ > ´ llニ=─ 〈 //////l |、∧ .// .| { :::|
./ |___ノ///////.l |:ヽ∧ / |
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6/30まで延長決定だよ
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/'´ `、 \ '.,ヽ .! ;/´ \
./'´ ̄`、 \. '., ! i !// ̄` 、∨
/二ニ=、、\丶 ∨ .| i, ニ二 ヽ ヽ∨
γ´ ニ二≧ 、ヽ゜ヾヽ '._Y´___ ゝニ二ミヽヾ、
/ γ=.ニ二ミミ'´丶、 !., -― -、ヽ ミミヽ 、! .ハ、__
/ , ´三彡'´ `´ ',.∨`、ミ '.,!、_ー
_ニ´. ,丿,,≦ミ、. i | .| `ヽ、 !`、_,
( (,__ノ ..x≦三 } ト ー- --- -一 .| | ミミ.、 | ヾー ./ ・レイリー、落ち着いた物腰だが
`ニ // .,'⌒ミ / | ー-===-一 | | `、ヾ、!))ト- ' 若い頃から「家焼けたし、他人様の船盗むか」
/,, {. !r'ヽ. ニ/ー-- 、, ,ヘ|.| ,彡r、 |`ー、 ムーブかましてたり
{ ((. !! i { .|ミミ'´ゝ` < ノ八 {/.二||、 彡, } 匕__} )
、_) ノ ソ ∨|. `.,'ヽ二・ア}≧ {=ニ_・|| } |_ソ.ハ_二く
,, < 人,ゝ.', 乂 `T´ノ .| 乂_.||ノ .,' !{ `)) ・博打でスッて奴隷に売られたら
,'' . ', { !.  ̄|¨ | -―|| | `)) }´ 奴隷売買店からなんか盗んでトンズラするか
ゞ { ∨ .∧ミ , ;;;;;;;;,,,,,丶!, ' ,,,,,,;;;;;;;|| / (´ ./ ! とか考えてるあたり
)) ∧ ', ∧、ヽ.ニ二__ _二ニア|| / / / |
'' {. ∧ ヽ ∧ヽ.`ー―- -- ―イ ∨/ / }
. ∧ ヽ. \ i YT i'! i'`i i`, }7}} / / ・まるで常識人ではないのが
∧ \. `l .!_{{ { } } レ’| / !i/ まさに海賊王の片腕で大変好き
\ > .!i  ̄  ̄ !{, ' /
ヽ ゛ゞi ,,!i /
ヽ、 ヾ从!i卅!!i从!" , イ
≧x _ _,x≦
 ̄ ̄ ̄
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まるで水滸伝の世界や!
水滸後伝のわちゃわちゃ感好き
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. / / / ____ ‐-ミY´ ,ハ
/ ′ ‰゚ //⌒丶ミメ}へ\Λ
. { { / / /// `¨¨^\, 〉
. /} } { {i / / :Χハ
/ { 八 { {{ ‐ __}_ ‐---‐ | }V
. { i} ‰ __彡 }〉 √~ __ ¦i{,か ・この出会いは運命だ構文
.Уノ { /⌒Y" / 7た___ /~__ У}〈{ 梁山泊の連中もしょっちゅうやってるわけだが
___β〈{ / {:x爿「``/' ____{rty㍉Y{_{tyァY / { }〉
_,八} }〉 { { \J 〈{ 八___,厂「 __jノ/ 〈{
`` ノノ{ ハハ ]┐ }〉 jノ | 从 } ・あいつらは相手が世に名が知れてるとか
__ __彡 } }{ | / r‐‐ 丶 _j)/ } / 自分を助けてくれたとかの前提があるのに対して
(___ \ ,ハ { | i{‘ ‐--__-‐ 7 {
(_ \i} \ /| /! ,ハ r:,′ }〉
⌒て ____ \ Ж{ ЦЦ {,バ 〈{ ・ロジャーはいい感じの船持ってるやつにほいっと声かけたのを
.. ⌒てノヘ \〈j圦 ゙ } } 自分で勝手に「これは運命だ!」してるバカさ加減と
} \^゙':, ,ボ
. ^⌒\ /``jい:'゙
. \ { \ \ ・それを本当に運命の出会いにしてしまったのが
\ } } ¦ お前ら最高かよ〜〜〜と俺のアウトロー好き魂を泣かせてくれる
\_} } |
\ |
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ワンピース世界って、大航海時代に現出した世紀末末法アポカリプスだから仕方ないね(震え声)
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大航海時代4のキャラ絵があんなナヨナヨしてなくて、漢臭ければ行く先々で運命感じて仲間入りしてるから似た感じのアウトローゲーになるのに!
(大航海時代3で奴隷貿易美味しかったです)
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-=ニニニニニニニ=‐  ̄ ニニニニ∧
i<___ニ=‐  ̄ 二ニニニニニニoニニ∧
.!ニニニニニニニニニニニニニニニニoニ=∧___
゙|ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ∧ニニニ\
_|ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニ=/
|=ニニニγ ⌒ ヽニニニニニニニニニ=- ニニニ/
=!ニニニニ{ }ニニニニニニ=‐ ̄ニニニニニニ ̄ ̄ ・あとワンピースといやぁ
=|ニニニニ乂 ノニニニ=‐ ̄ニニニニニニニニニニニ/ 某スレが相変わらず最高ですね
ニ≧=―――=ニ ̄ニニニニニニニニニニニニニニ/
ニニニニニニニニニニニニニニニニ_ニ=- < ̄ ̄~
ニニニニニニニニニニニニ=- ァ アl>'"~Τ ∨ `ヽ ・「ワンピースをエニエス・ロビー編まで読んだら
ニニニニニニニニニ=- <li / /l/ @ /、 \ ∠, 麦わら一味の大ファンになるに決まってんだろ!」
>ァ=ァァ冖 ア入 @ /lili ― ´lil|`ト 、、`ー/ という納得せざるを得ない流れからの
/ / / // >ー―/ /lili `、 |、\. Y/
/ / イ / /lil/ ' / 〉 .u | \ `Y //
'/ リ / / / , / / ∥ | |八 ・キャプテン・ロジャース爆誕で腹筋イカれるほど笑った
i! / / / / / { ./ , ‐-----┐ ∥\八 ! `ーヽ
/// ./ ∥i{ } .| |V ̄ ̄ ̄| ハヽ | ゞ- ノ
// jI斗 ! ヽ ノ ノ | ノ / ∨ .乂
// / } // ./> . `¨  ̄ /.| V⌒))
∨ ( ./ 〃 /| \ > _/ | ∨<______
_乂 > /∥./ニ=! \.  ̄/ / ∨二ニニニニニ∧ ̄\
/-‐/./|l./ニニ| \ ∥ ./\ \ニニニニニニ∧ \
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エース救出という名目で本編に混じる言い分もたちますね>キャプテン・ロジャース
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AA元ネタでも身分詐称していたのもよい
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「『いぎたいっ!』って読んだら仲間になんか勧誘できないだろうこれ!」
があのスレのエドモンの本質を見事に表現してて好き。
まあそんなワンポイントも
麦わらたちがスリラーバークで戦ってる間、ワンピース読破して徹夜しました! →
いつの間にかオーズどころかモリアも倒されてる! →
キャプテンロジャース爆誕!
で粉みじんになるわけですがwww
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金曜の夜にスレ立てて二回投稿しただけで
もう上限5000のスレが日曜の昼間には
埋まりそうなのはすごいですね
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>>35
「宇宙」「天」この時代は空間認識が上方に伸びているのか?
中国の将軍名って東西南北前中後左右といった平面的な方向や方角がメインだよな
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作中でも麦わら海賊団の大ファンでてきているもんな
なおやっていることは普通に海賊行為するわ規律最悪だわのうえ、ルフィの恩人の縄張りで勝手に旗を焼いたりしている模様
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>>59
宇宙大将軍が定着していたらそれに相対する形で下方向の「地獄大将軍」が爆誕していた可能性も?
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中国でも地獄は日本と同じ意味なんだろうか?
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李世民と天策上将とか
あと宇宙大将軍が同時に都督六合諸軍事を名乗っているけど
六合は地名じゃなくて天地四方=全世界
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つまり天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ?
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あそこのエドモンとらんらんの
厨二フレンドとも歳の離れた兄についてくる的な関係すきw
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あのスレの作者は雅だろうがフリーザだろうが
無惨様だろうが、主人公はちゃんとした善人として描くから
読者からも安心感あって人気スレになってるんかね?
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やはり世間は王道的な善人主人公を好むのか!
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悪役と言うか、ムカつくキャラは荒れる原因になりやすい
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少年漫画を描くなら主人公は応援できるいい奴にしろとある禿た漫画家が
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あそこのスレの歴代主人公で1番性格悪いのはたぶん高杉劉邦
しかし不良中年と比較するとかなりキレイな劉邦なんで困る
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縁壱項羽に完敗した形になってしまったな高杉劉邦w
ただあの二人の関係はなんかエモかった
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泥沼になるかと思ってたら一気にドリームチームでの対匈奴戦に雪崩込んで完結したのはホント笑った
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共通の敵の存在って偉大だと感じる瞬間
あと、あの項羽と劉邦は劉邦が項羽に惚れきってるから、惚れたものの負けとも言えるw
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縁壱項羽も斉と生き恥母娘というこの世で最も汚いものを見てしまって、周王朝みたいな統治は無理と思えた効果もあった
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水滸伝、楚漢戦争とあそこまで高クオリティなあんこを見せられると、あそこのイッチの新選組あんこものも見てみたい気持ちがある。
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新選組は水滸伝のなかで登場しているしな、あそこのイッチは近藤さんファンである
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新選組の場合、まず勝利条件を決めるのが難しそう
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近藤の思考が幕府絶対幕府無くして日本なしでは、ハッピーエンドはないのは確定
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京都行くこと自体が不幸トリガーだし多摩の田舎道場を日本一にする話にしよう
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>>79
それだと新徴組に入りそう、あるいは上野彰義隊に参加とか
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上野の彰義隊というか、加わるとしたら渋沢成一郎が募兵に多摩に来た時かな
そうなると京都時代の華やかな活躍は無しで北関東から函館の地獄だけ経験することになってしまう
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でも伊東の事件起こしていないから生き残れば赦免される確率高い、歴史に名を残らんけど
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そうなんだよな
伊東の件が無ければ
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結局ハッピーエンドをしたかったら何もするなという結論になってしまうな
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新選組というか、あんこで維新の嵐っぽい幕末政治劇はアリかも
勝利条件は光栄版よろしく、主人公が属する政治思想による明治維新達成で
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何をもってハッピーなのか、近藤は無念のまま死んだけど、土方は近藤のところへ逝けるみたいな感じで死んだような
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土方さんなら俳諧の師匠になってハッピーエンドになるよ、世間的な評価はしらんけど。
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生き残れればハッピーエンド、ならそれこそ伊東絡みの事件避ければいいわけだし
幕府サイド(もしくは新撰組)が勝利して近藤達が権力の中枢に、というのもなんか違う気がする
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伊東がなくても近藤さんは幕府内で活発に動きすぎたので赦免はなさそう、土方は微妙
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それでもいいんじゃね>権力の中枢
で、逃亡した坂本を追って渡ったアメリカ西部は魔境だった<おっさん
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実際そういう漫画あったねん
近藤が幕府のトップになる、って打ちきりオチのやつ
近藤がフィクションにおけるテンプレな性格のまま出世しても違和感がすごい
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漫画は知らないなあ
自分が挙げたのは菊池秀行の『ウェスタン武芸帳』
最近みたイフものだと、なろうで五稜郭政府のメンバープラスがハワイに渡ってって作品があったな
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多摩幕府を創設するんならともかく、幕府首脳陣程度で満足してもらっては困るな
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>>92
なんで子孫のいる永倉が、あんな外道な汚れ役だったんだろうな。JETさんによる漫画版でしか知らないけど
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やはり火星の土方歳三か…
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>>95
同じ作者の「エンブレムは葵」だと、21世紀になっても江戸時代が続いていて、新選組は現実世界で言うところの警視庁みたいな感じだったような記憶が・・・
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新選組完全ハッピーエンド作品としては、やる夫スレでは
現代からタイムスリップしてきたやる夫の助言などにより、以下のようになった作品がありますね。
・新選組はもっと規律がマシで軍事力もあり、評判&発言力が高くなる
・近藤が大政奉還の意味を完全に理解し、推進に向けて積極的に動く
・伊東離脱イベントは起きるが、油小路は無しで御陵衛士全員何事もなく生存
・大政奉還が成功。王政復古の大号令も阻止し、幕府と薩長らの合体した新政府誕生
戊辰戦争起きず
・新選組は京都警察となり、近藤が初代署長に就任
後に西南戦争では抜刀隊の指揮官ともなる
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結局のところ新選組というか幕府側にとってのハッピーエンドって、
「戊辰戦争が起こさない」に尽きるんだなあ、とものすごく感心した作品でしたね。
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壬生の愉快なやつだな
あそこのスレは沖田さんとのイチャラブがよかった
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斎藤一が良いキャラしてたな
敵の中でも厄介な敵を排除しただけなのに、読者に親の仇のように定期的に叩かれる大久保利通が可哀想にもなった
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まあどうしても主人公側に感情移入して読むからね
あのスレのやる夫先生まじ世界の至宝やし
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読んでないけどその世界の日本ってちゃんと近代化できたのですか?w
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旧幕府勢がそこそこ力もって新政府加入した以外はほぼ史実の流れ
稀代の天才名医増田やる夫を抹殺したことで西欧諸国に総スカンくらって外交は苦戦したみたい
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その後の日本については西南戦争が起きたぐらいしか語られてませんね。
こういうif歴史モノ、「本当にその世界線の未来は史実よりマシなのか」という点に踏み込むと、
めんどくさいことになるんで、考えない方がいいかもしれない。
(例:信長が天下統一したとして、江戸幕府より平和が長く続く政権を作れたのか)
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リストラ、重税、借金の踏み倒しという3本の矢がなければ近代化は無理だと思う
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まあJinの新撰組パロディなスレだからJinみたいな感じ思っておけば0К
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jinの再放送が終わってたと思ったら
愛しているといってくれの再放送やってて笑ってしまう
全盛期の豊川悦司の色気がすごかった
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士族の解体なくして近代化はないしな、朝鮮がめっちゃ発展していたら国防はえらく楽になるんだけど
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幕府の近代化計画は「国会開設と立憲政体の確立」だったんで、その点で新政府と違いはない。
問題は「幕府体制のままでこれだけの体制変革が可能だったのか?」にある。
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幕府があそこまでぐだぐだだったのか、要因はいっぱいあるけど
・幕府の高官が大名(どうしても自藩を優先してしまう)
・慶喜が一橋家出身で直接の家臣がいない
辺りはでかかったと思う
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王琳短編の続きやります。
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陳軍を大破し、侯安都・周文育らを生け捕った王琳。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
} ー-ァ
/: : : : : : : : : : : : ::| |: : : : : : : : : ハ ./__ ー-ァ___
: : : : : : : : : : : : : : ::| |: : : : : : : : : : :} / /
: : : : : : : : : : : : : : / 、 : : : : : : : : : ヽ // | ー---- ァ__
: : : : : : : : : : : : : / ヽ: : : : : : : : : : : \ |/ } ┌< <__
: : : : : : : : : : : : / .ヽ : : : : : : : : : : :: 、 / ,レ1 .i、__ ハ
: : : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : :_:〉 / / ̄/:::/.三.',:弋 ̄ヽ V
≧ =- 、: : :/________ , - ┬¬冖≦ :::::::::::::::|ノ / /´ ̄ //:  ̄ `ヽ i
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:::::::::|::::::::::::::::| し {:::::::::i} \三三三三三{ !_} {__ リハ } .
:::::::::|::::::::::::::::ト j /::‐=ニ二三三三三= /:∧ !_} {__/ i::::::::::..
ヽ:::::|::::::::::::::::|::::> 、 , <:::::::::二三三三三三三/(¨}:ハ:: .〈 ノ 「 ./:: ./::::
\|::::::::::::::::|/: : : : : ≧==- ,,__,, -== ≦:::::/|::::::::::三三三三三三/ニつ::::ハ ',ー }:∧:::∧::::__〈⌒/::: /:::
|人:::::::::::|: : : : : / ヽ /: : :\:::::::::/ .{:::::::: 三三三三三/¨`>x::::::∧ ヽ〈 V V´ ./::::./::::::
\:::::|: : : : : /⌒ ̄丶 /⌒ ̄ヽ\ノ |:::/ ―- 、三 / ∧ ` ー― ´ ::: /:::::::::::::
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
【 侯安都 】 【 周文育 】
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
その勢いを駆って東征すべく、
王琳は本拠地を長沙から郢州へ移動。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
`´ `ヽ、,
,-、 ,-‐‐、 `i,
○建康 ヽ,-‐‐-、 _,、`ヽ,
,-,_, 、, /´ ,、 ,、 `く,!~`=,-`
`ヽ‐´ i ,~ノ ~´‐,‐~=, o ヽ`ヽ,~!
,、,i`~ ゚o (, {,_ ヽ,
郢州 _,| `‐´~ ,--`
,●‐i,_ _,i‐´~ ,-‐´
,、/ ~!,_ i´ ,=,‐-´,--、
_,,-` ヽ,_ _,‐´ `~´ ヽ,_,__
‐ッ ,/ ~‐-´`´ ,/
"‐´ i=~‐
.
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┏━━━━━━━━━━━━───
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さらに白水浦という地で
大規模な練兵を行った。
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
. ,イ ,イ ,イ,イ . ,イ ,イ ,イ,イ . ,イ ,イ ,イ,イ
__/.ム_/./ レ'レ' __/.ム_/./ レ'レ' __/.ム_/./ レ'レ'
ヽ=, ,.--., .二7 ヽ=, ,.--., .二7 ヽ=, ,.--., .二7
/″ .// /″ .// /″ .//
// // //
./´ ,イ,イ ,イ ./´ ,イ,イ ,イ ./´ ,イ,イ ,イ
レレ // レレ // レレ //
/' /' /'
MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、MVvvMvyvMVvvMvyvMVvvMVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、MVvvMvyvMVv
Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘΛ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘヘ _,.ヘ ,.ヘ ヘ _,.ヘ ,.ヘ
ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λヘ _,.ヘ ,.ヘ ヘ _,.ヘ ,.
ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ__,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ ヘ _,.ヘ ,.ヘ
/\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ /\___/ヽ /\___ /\_
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練兵に参加した兵の数、実に十万。
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∨:.:ィr――‐- ミ:.:.:丶、
>: :¨ ̄ ̄¨: : 、丶、∧
/ ∧: : : : : : : : : : }i ノ〉:.:.〉
/: : /:.:ム: : :\ : : : : : ∧‐ ′
/ ̄:.ア´ ∨、_: : :、: :∨: ∧
/:.:.:.: ′ ∨\ : ∨ ∨: ∧
/:.:.:.:.∧ ⌒ 丶ィ竓}: : :′ ∧
/:.:.:.:.:.:.:.: ィ竓ミ、 ^弋り}: : :}ノ: :∧ 壮観ね〜〜
./:./:.:|:.:.|:.:.:}is乂ソ , }: : :}: : :}i:{
/:./i:.: |:.::∨:}/ 〉、 r フ ∠}: : }⌒ヽ{
}/.八: |:.:.:.:.:〈: : : :〕iーr‐ rf「 ,}: :/ニニ} これだけの軍が王琳様の下にいるの
\:.:\ハ : : : : ∧._∨/jイニニニ} 旗揚げから初めてじゃないかしら〜〜
` ーi}: : :/ ア弌㍉ i{ニニニ}
f二「二アイ/∧}! ,> i{ニニニ{
r―/ / // }レ ‘ニニニ}
}ニ{ ./ .i { / .} ニニ}
}圦 }! :| {. i{ ,ノニニニ}
}ニ>r‐r ⌒≧-<ニニニ,/
/ ̄: :{| |ニニニニニ=- ´
丶、:∧ ‘ニニニ=- ´ニ\
【 潘烏黒 】
__ __
.'//ハ ///ハ
////∧ |///∧
i/////∧ |////.ム
|//////ハ ,.. -――- .!/////ム
|/////,.イi:::::/::::::::::::::::::ヾr--r---!
|/////:::{ {:::::{:::::::::::::',::::::::L __|___}
乂/,/:::::::マ::::::',:::::::::::::i:::::i::::::::V//ノ
., - 、 ハ::::::::ハ::::::',:::::::::::ト、::i:::::::!:::T
乂ソ \ i::',::::、二_\:ー::::::::i二}:::::/:::::i___
\//,\ |:::',:::{マ´んミ、`ヽ:::}ニ/::/:::::::,ニ ! だろうな
.\//,\ ____ |:::::ト∧ マソ , j/ /:イ::::::::/! |
.\//,\--<ニア ̄ \ ',::::|::::{ヘ _ /::::::::/_j_ !
\_ノノノ } / / \. ヽ:!::::!从≧:. __`ィ:::::::/ニニニ| …………けどさ
ヽ ノ/ / .r≦\{.-/ j __彡.イニニニニ!
/ー≦./ / ム二ヽ{/ r'' }ヘ !ー- 、.ニ|
ムニニ.i { i/ハ二./イ^} |` r':.リ\{ニニハニ|
{ニニニ{ _j///i二{{ ヽ乂__jィ/ /ニ二//.{ニ|
乂ニニ\ \ .ノ///.リ二乂 }::::::r'' _/ニニ∨//!ニi!
\ニニ\ \ ///./二二ニ∨::::::}/.ニ二二\{ニ|
\ニニ\////二二二ニニ ',:::/ ニ二二二二∨i!
.\./////{二二二二ニ∨.ニ二二二二二}|
-
短編?
-
′' ./ ',
′ ’ ′ ,
′ ',_ -‐‐- .. _ ′ ,
′ _.. .''“ :::::::::::::::::::::::::,′ ',
′.'´::::::::: /⌒::::::::::::::::::| ,
{/:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::ヽ:|__」_ __',
/:::::::::::::::/::::::::::::::: }::::::::: {=┬‐  ̄ /
/::::::::::::: /{:::::::::::::::::}:::::::::::\{__ -‐ 「::,
〃::::::::{:::/ {:::::::::::::::: }::::::::::: }:::夊___ ノ::: ! 元から王琳様の部下だったやつ
i{:::::{:::::V\ ',::::::::::::::}\:::::/ :::::::::: /::::::::|
i{:::::::: 汽㌻ミ\::::::: ///,∨:::::::::::::/::::::::::从
\::::::::: 夊り \////厶イ:::::::/_):::: / ほとんどいなくなっちまったな……
\{:圦 〈 ¨¨¨¨ア:::::: /::::::::::/
',:::::\ r , /::::::: /::::::::::::{
',:::::::}\__ イ:::::.. イ廴:::::::::::>
__ -= 7 ', }/ V≧s ̄
/ニニニニ=/ ', { /{ Vニニニ≧s。
{ニニニニニ{/⌒> }` ´V{ \ iニニニニニニi
{ニニニニニ=', { 〈 _」ア ノ Vニニニニニニ!
{ニニニ=Vニ=', V_Y⌒Y/ } }ニニニ ',ニ=!
{ニニニ /ニニニ', ',V__j{ ./ ′ニニニ',=|
-======-
r<ニニニニニニニニニニニニ=-
. ∨ニニニ=-、―_-_ <ニニニニ`ヽ
fミ、≧=-----< ニニニ`ヽ_/
ィ:≦:{:ノ∨::ハ::::::ヽ:::::::::`::、-=≦
|:f≧x>-∨:::}:::::::∧::::::::::∧
{:{ミ/ .-‐∨八::/::∧:::::/:::::\ …………そうねえ
. 八V 、 イ巧,:{::::/::::::\::::::::::::≧=ミ、
ハ:::::佗) 、乂::::::::::\:::\:::::::::ハ )
{:::::::}:〈 ゛ \:::::::::::、::::ヽ::::::::i
从::::|::::\ 、 , `ヽ::::::ヽ::::::}\{
{::::::八:::-ト、_, イ { `、:::ハ::::!
人:::{::::{ヽ:i》 「 ̄`Y´ ̄ ̄{.ソ .ド'----、
/乂ヾ从/\ { ./ヽ:{: : : : : :.ハ
./: : : : : >≠--..>{^}≦=ミ、 ∨: : : /: : :'.
′: : : :/ -(.(</ノ¨V{\ノノ V:/: : : : }
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かつて王琳と強い絆で結ばれていた、
江淮の群盗上がりの一万人。
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,,、,、、,,,';i;'i,}、,、 ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、 ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃 ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃 ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
゙、';|i,! 'i i"i, ゙、';|i,! 'i i"i, ゙、';|i,! 'i i"i,
`、||i |i i l|, `、||i |i i l|, `、||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,, ',||i }i | ;,〃,, ',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~、ミ .}.|||| | ! l-'~、ミ .}.|||| | ! l-'~、ミ
,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ
.{/゙'、}|||// .i| };;;ミ .{/゙'、}|||// .i| };;;ミ .{/゙'、}|||// .i| };;;ミ
Y _ _ .i|,];;彡 Y _ _ .i|,];;彡 Y _ _ .i|,];;彡
i ・ .〉. ・` H;;;ミミ i ・ .〉. ・` H;;;ミミ i ・ .〉. ・` H;;;ミミ
{ ( _,:、 ゙};;彡ミ { ( _,:、 ゙};;彡ミ { ( _,:、 ゙};;彡ミ
゙i ____ .||^!,彡ミ ゙i ____ .||^!,彡ミ ゙i ____ .||^!,彡ミ _,,__
゙i ヽr-ノ li, ゙iミミミ=゙i ヽr-ノ li, ゙iミミミ= ゙i ヽr-ノ li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ, ´ ,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ, ´,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ, ´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ''''' ,r'~ `V ヽニニニ''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
.
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だが陸納の乱を始めとする、
乱の中で次々と倒れ、その数は減り、
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;=))::. ,,='‐;;;;''-、::
,,-'゙゙ ,)':: l;;゙゙;;;;;''''/;;ヽ::
,ノ;;;/:: ,,,..'.ゞ-'`,;;;;;;;,-‐,/:::.}
.,-'_ム,,,,,--';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;<;;:: ´
'-:::::;;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"`l::: .___
<:少 . ̄`y;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ__ _圭心,
./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.‐ュ,,;;;;;;;;;;;;;`-'--,i';_.,
__........_.,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::  ̄"‐―--―.'-,,_彡
,.......xュョョュュ.、,....ィ升圭 .r';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/::: 少 _ ,/' ̄''ヽ、
`寸圭圭圭} 寸圭 ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:'i:::圭K._ { r `ー-=´ ̄ `ヽ __
`¨¨¨¨´ ,佳圭 ./ ̄ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;'i:::..圭圭} __ __,,,======' / `ヽ \:::::ヾ
{少r:ゞミ /;;;;;;;;;;;;;/"l ̄ ̄|:::¨¨¨´ {iiiii`;;ー‐===ニ´ .r‐==〈 `ヽ .ゝ-、}
{圭 ./;;;;;;;;;;;;/:: .|;;;;;;;;;;|::: ゝ、iiiiiiiiiヽ____,,,..==-‐''´ ̄ ̄ ̄`Y / {λ}_},}}
./;;;;;;:;;;_-":: |;;;;;;;;;;|:: ー‐ ' /==-v′:::::::::::::::::::::::::::::ノ
. l;;;;;;;:r"":: ヽ;;;;;;;'i::: ( ̄:::::::::::::::::::::::::::::::/iiiiiiiiiii}:::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー- 、
..|;;;;;;;|::: ヽ;;;;;;'i::: ..`ー、:::::::::::::::::::::::::::::〉iiiiiiiii/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::と_
.,|;;;;;;;|::: ヽ;;;;;;'i::: ゝ :::::::::::::::::::::::::ゝ==ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `:::、
.,l;;;;;;l':: ヽ;;;;ヽ::: {.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j
. r';;;,;/:: ヽlllヽ::: ` ̄ ̄ ¨´ ゚゜  ̄ 廴::::::::::::ー''''''::::: ̄::::::::;;;;; ̄
-
統一まで活躍する奴があんないる不良中年の初期ユニット連中はやっぱりおかしいよ!
-
主を取り戻すための乱を起こして責任とって自害、離脱して頓死、討ち死に
とバラエティ富んだ最期ばかり
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今や十万の大軍の中で、
すっかり埋没してしまっていた。
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|//| |___{/`ー_、__ ! |//!/ム
|//| | >.:´:::::::::::::::::`{_{//|//ハ
_ノ}ニ//:::::::::::::::::::::、:::::V ̄', ー-',
,.ィ≦/! ./::::{:::::::i::::::::::::::::::ヽ:::V ', ',
//////}/:::::::::ハ::::::',:::::::::::::::::::::',:::ゝz _ 」
////////,::::::::::::i ',:::::::,:::::',:::::::::::::ト.::::::Vハ ',
,ィf/////////.i:::::i::::::::| ヽ',__,::::::::ヽ::::::::::! }::::::Vハ._ ',
〈///////zz、/ |:::::!::::::::{ ヽ::ト、::::::::、:::::|トj:::::::乂___ ノ (気づけば兄貴分たちも
V/////////ミj/::|:::::::::マ汽f沁 \ハ::::;ニ}::::::::/:::! みんないなくなっちまって)
∨////////∧',:!:::::::::ヘ. ゞ'' ヾミj/彡:::/:::::;
∨/////////ヾ:::::::::::ハ , j::イ::::::::::/
∨/////////,\:::::::込 , 、 ,:::::::::::/ (小僧呼ばわりされてた俺が
ヽ///////////\::::::{ ≧= -- ≦/::::::/ 元群盗たちのまとめ役な将軍様だぜ)
\///////// \{ ノ _}_ /::/L_
\///,/ニニ/:::V ハ ./イ≦ニニ≧、
ヽ/jニ >={::::::レ::::} /ニニニニニニ≧、
,,. -―彡// 厂 _}:::::::::}r≦ニニニニニニ///ム
,.ィ≦ニニニ//∠__ノ::::/イニニニニニニ//////∧
/ニニニニニ〃:::::::::::::/ニニニニニニjニ.//////////}
./ニニニニニニ.|!:::::::;;イニニニニニニニニハ///////////∧
iニニニニニニニ{{::イニニニニニニニニ.iニニ∨///////////
|ニニニニニニ〃ニニニニニニニニニ.|ニニ∨//////////
.八ニニニニニ.//ニニニニニニニニニニ}ニニニV//////////
ヽニニニ-={{ニニニニニニニニニニ八ニニ.ハ/////////
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そして王琳の周囲を固める幹部たちの
顔ぶれを改めて見てみると、
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. . : : ¨¨¨  ̄ ̄ ¨¨⌒ <⌒\
/ . / , / 丶 \ \
' . : ' / / /W \ ', \
/ . :/. ′ ' /''゙゙i \ ',
' . :/ . i i /‐- { 、 \i i }
「\ __ {: . ' . :.| ィ笊示㍉ i\- } } ,
{//////\ : : . Y^| 乂ツ ⌒\{ィ示 } / /
V///////\、: .乂| { , ヒツメ/ ' '
/\///////∧: /:八 乂 .:./} /}/
_〈//////////ノ」ニニ}\{、 ´ ` イ/{ノ' /
「/////二ニニ=--. : 「⌒ -=ニ} }: : >r<_八 ∧
⌒ ニ=- ⌒. . : :.__|ニ=- j 「 ̄{__{ヘニ} \ 、
/: : : . . . / ⌒ ニ=- __/ ∧: . }「 }ニ| \ \
/ . . . . . . . ' -=ニ' / o〉、_「\〉∧⌒ヽ 丶 丶
. __/. . . . . . . . .イ -=ニ/ ' ⌒ニ/i:i:「i:i:i:i:\__} \ \
. /⌒ /. . . . ./ }、__ -=ニ/ / <i:i:i:i:i:iハi:i:i:i:i/ニ\ ',
. / . . / . . . . / /⌒¨¨ /⌒7 { . . : : : ⌒: .└⌒. . . . . ', ',
,. . // . .-=ニ⌒ 〈____ / // 圦: : : : : : : : : : : :}: : : : : : :} }
///-=ニ⌒ /二二L/: ..{ 八个: : : : : : : : : : ': : : : : : :, } /
. //⌒ └f ⌒-=ニ八 Vニ≧=---< _: :__: : イ , '
. ,. . ' ,: : . . . / }\ ∨ニ=--/\ニ∧ニ〉 //
. . ( ′. . ' 〈ニニ>、Vニニ</⌒}i:i{ ^V¨〉 /
. {. . /, /: : . // └へ __} ̄ } <ニニ> {_/
【 王琳 】
.
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かつて蕭紀を討ち取った樊猛。
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
_ ―― 、、
,ィ〜''´ ̄ ̄`''ヾヽ‐vニvニヽ-、
. /´ _ ==ミァ''¨¨>ヾ <¨''‐<
/´. / / \ `Y
/ ァ'. / / , , / ハ ', ヽ l==-zzx
/イ. / / ,' ,' l. l | | ,' l l l | ヘ |ニ=- マ ______
// l | | | _|__ハ_ハ l l ハ_|_ハ_l_ l ト、寸/ (⊂二二二⊃)
,イ| l |. | ∨V__',从{ 从}ハ!_l } |ニヘ 寸  ̄ ̄ ̄ ̄
/ハl| l.|. 从 灯う芯` ' 笊 )j灯 八.|ニニヘ 寸
. 〈_/VⅥ ヘ〈.乂_ソ 乂ソノィ |ニニニ∨ _____
{{_{ニニ| |i ' 从 ムニ_マ ┌<二三三三三≧
,ィア -=ム. 'ヘ. ‐_‐ ,イ. ,' | マ, ∨三三三三三三7
,ィア | l l ∨>。 ,ィ.: :.,' / | マ, ∨‐' ´ ̄ ̄二二ユ_
. ,イア / 从 ',: :r} .><.{、: : ,' ./. l. マ, r==ニ二ニ三三三三三二≧
. ,イ7. / : : :.ヘ, 'ィ /`Y´ヘ / /: :. l. マム `ヽ三斗‐〒:: ̄`::.:‐<三/
,イ7. / : :>''~ ヽ ',/ノ辷フ、ヘノイイ ̄`< ', Vハ /:::/.::/:ヾ.:ヽ::::ゞ:.::.ヽ、 ヽ
〈ニ/ / : :./ 、/: `: :,イニニヘヽ : : ヽ , ', ',. }ニ} 〃:/ト`ヾ `ヾ`ミ、ヾ:ヾ、:ヽ|
/ : :,' }ミz汽zz`マニニ凡ン:ィzz汽{ l ∨ / 寸 レ!小lノ `ヽ 从 |::l::i|
. , ’. : : l ,' ヾ7 || _ア‐" Y |. ∨ / レ|l:! ● ● i::`メ:ノ
. /. : :,、|_,、 { .: : : :. :. マニア′: : : : :. }._.|_: : ∨ |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃ /:ノ´
/. : : |ニニ人.: : : :. :. :. :.イハlh、.: : : :. :. :.人: : |: : 、 レ'./⌒l,、 __, イレ'ト、
/ : :/ ̄ ̄ヾ>===-彡ニUニ/>---彳 ̄ ̄∧: : \ / /〈iトゝ |}:::::::::ヽ
. / : : ヽ/ ̄ ヽ|l. マ |ニニ|マ. ハ-  ̄ ヽ./: : :. \ | l. /| |}:::::::::ノi
【 樊猛 】 【 蕭紀 】
.
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王琳の学問の同門だった孫ヨウ。
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ト、
| ト.
| |∧
| |,'∧
| |'/∧
| ∨/∧
∨∨/∧ /,二二ミ、
∨∨/∧/´ >:::¨ ̄ ̄¨:::.....
.∨∨/∧ / ̄ヽ´:::::::::::::::::::::::::::::\\
∨∨/∧.'::::::::/::::/::/::/:::::::::::ヽ::::\::\\
∨∨/∧:::::/::::/::/::!:!: |:::::|::::::|!::: |:|::::::|::::|
.∨∨/∧ |:::: |::!!:::|:ト;:|:::::i!:_:」|::斗|::::::|::::|
∨∨/∧::::::|_||__|:|从:::リrィチ圷!:::: |::::| ┏ .┓
∨∨/∧:::|斗テミ }' ヒ少 |::::::|::::| ┃ 孫ヨウ ┃
∨∨/∧从乂少 /|::::::|::::| ┗ .┛
∨∨/∧:‘, 丶 /' !:::: |::::|
∨∨/∧::.ゝ ヤ フ /:::::/:::ハ
∨∨/∧个i..., .イ|:: /:::::|,リ
∨∨/∧从―|>< /イ:/:::::: |'__
/ ̄∨∨'∧:::\ j/ ̄ ̄ 「|
{ ∨∨∧>≦f―‐<\ / |
∨∨∧三ニ! \∨ト⊥≧ュ
∨./o∨∨∧三| Ⅵ〉 \
〈/ ∨∨∧\ }ヽ
く / ∨∨∧_} ノ o} }
_ \{ヽ ∨'/∧ヽ._ イ ヽ{ ∧ r―
.//⌒ .∠ハ ∨/∧ Y 0ハ _/!::::\| \
/:::/ ∠三从 ∨/∧ .! l ト、 ̄| ' ^ヽ >
./::::::/ .∠三三三ゝ、 ∨/∧ ! ! {ニ\j  ̄ ̄\ /
|:::::: |イ \三三三三\ ∨,'∧i l Yニ\ ___.>
|:::::: i{ -=ニ三三.ハ ∨ ∧__ O〉 }三三.> /::\
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素行は悪いが親分に忠実な連中が、組織の構造がしっかりしてくると埋没していくのは衝鋒隊短編でも見た光景だな
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曹慶・周炅といった面々。
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_ ,ィ:マア: :/: : : : : : : : : : : : : : :、 : :\: : \////ア / / , / }、_,, V///// ヽ
/: : :ハY/: : ': : : :': : /: ': : :ヽ : : 、: : \: : \⌒\⌒ , / ′ / ' }'"゙㍉ V>< }
': : : : /ア:': :/:/: : / : /: /: :i: : : V.: :V: : : V: : : v\//≧s。_ ′ i / { / ミ v//>、
/: : : : 〈:Y.{: /:/: : /: :/ : ': : :}: : : : V.: :V: : : V : : }: : \/////> i: i l 斗-八 '/ ─- ミ }、////>、 {
/: : : : : : }Y:レ':/: : /: ィ : : i : /: : : : 斗<V: : : :V: : ,: : : : :\⌒ |i l { ィチ笊㍉ /jィチ芹ミ、}} , <///> ___
,: : : : : : : /ゞ/:/: : /: :斗- ┼/: : : ': ィチ示ァ} : : } :}: / ^V: : : : ヽ 从 | 八Ⅳ乂ツ )' 乂ツ Ⅵ∧  ̄ ̄、⌒
/: : : : : : :/ /イ: : /{: :ィチて笊㍉: /j/ Vrツ ハ: : ':/}/ ,: : : : : : :>、 )八 N乂 ' ' i ' ' /ノ ', \
,: : : : : : : : ' |: /{八Ⅳ乂rツ ノ:/ ノィj/}/ /: : : : : : :/⌒\ ヽ{/込、 イ¨ \
/: : : : : :/ |/ ゝ}. .ゝ ⌒¨´ i ,.: :} r<^>‐、: : : ( / ___介: . ´ ` イ__ 、 \
. /: : ,: : : / ' }..込、 _ .::/:/ ,ィア ´o/∧: /⌒ { li:i:i:i:i}__≧ ≦_{i:i:i:「二7 \ 丶
. /: : /: :/ _ /}. .} 个: . ´ イ:/.イ L{_o/////V -=ミ { |i:i:ノ7ニニニニV、i:|ニ/ -==ミ 丶
/: : :/: :/ /ニ{i:V . .} }iト- ≧=-rf〔 /: :ハ _ /:.\//////∧ __ 'ニニニニ>v<V斗 〈ニニニニニ〉Vニ斗<ニニニニヽ \
./: : :/: :∠⌒ /ニニV. . ∧ /¨ }i:i「 ̄ } '. / / アニ>、//////ハi:i:i/ニニニニ{ {ニニニ〉´-=ニニ=-`Vニニ} }ニニニニニ', \ ',
: : : : ': :ィi〔⌒ _{/_ハ'、../ V^ヽ }i:i} __ }/. .{ / o/ニニニニV≧=--=({/ニニニニ{ {/ニニ/-=ニニニニニ=-Vニi} }ニニニニニ})
: : : ィi〔⌒ ∧//〉ィハ_)___}_/i:i:}´ ̄//}、 { 〃ニニニニv-=ニニ/-=ニニ=- Vニア-=ニニヽ/ニニ=-VニV -=ニニニ=-\
ィi〔⌒ _∧ o>、/〉^}¨  ̄{ニニニ=-_/'〕iト} \〉{{ニニニ. {ニニ=--=ニニ/ニ/-=ニニニニ}ニニニニ=-VニVニニ=--=ニニ} ゚。 }
,ィi〔i:///>、o//'∧ V¨7i:i/>' / > o{{ニニニニニV-=ニ\ニニニニ{ニ'-=ニニニニjニニニニ=-Vニ}ニニニニニ/ ,
}〕iト///////Lイ V vi:i:/ / // Vニニ . } ̄ 777八ニ{-=ニニニニ人ニニニニ=-}イv////  ̄{ }
}ニニニニニニ7 }V Vニ/ イ { \ニニ7 /ニニv-=ニV/////{ニニト --=≦_二_≧=-- イニ{//////V , /
}ニニニニニ/ . . . .}i:iV V / { 「>、〈ニニニV-=ニ/ニニニjニ/、/>-< ____ >-< /ニ{ニニニニ∧ /
【 曹慶 】 【 周炅 】
.
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>>127修正
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曹慶・周ケイといった面々。
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_ ,ィ:マア: :/: : : : : : : : : : : : : : :、 : :\: : \////ア / / , / }、_,, V///// ヽ
/: : :ハY/: : ': : : :': : /: ': : :ヽ : : 、: : \: : \⌒\⌒ , / ′ / ' }'"゙㍉ V>< }
': : : : /ア:': :/:/: : / : /: /: :i: : : V.: :V: : : V: : : v\//≧s。_ ′ i / { / ミ v//>、
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/: : : : : : }Y:レ':/: : /: ィ : : i : /: : : : 斗<V: : : :V: : ,: : : : :\⌒ |i l { ィチ笊㍉ /jィチ芹ミ、}} , <///> ___
,: : : : : : : /ゞ/:/: : /: :斗- ┼/: : : ': ィチ示ァ} : : } :}: / ^V: : : : ヽ 从 | 八Ⅳ乂ツ )' 乂ツ Ⅵ∧  ̄ ̄、⌒
/: : : : : : :/ /イ: : /{: :ィチて笊㍉: /j/ Vrツ ハ: : ':/}/ ,: : : : : : :>、 )八 N乂 ' ' i ' ' /ノ ', \
,: : : : : : : : ' |: /{八Ⅳ乂rツ ノ:/ ノィj/}/ /: : : : : : :/⌒\ ヽ{/込、 イ¨ \
/: : : : : :/ |/ ゝ}. .ゝ ⌒¨´ i ,.: :} r<^>‐、: : : ( / ___介: . ´ ` イ__ 、 \
. /: : ,: : : / ' }..込、 _ .::/:/ ,ィア ´o/∧: /⌒ { li:i:i:i:i}__≧ ≦_{i:i:i:「二7 \ 丶
. /: : /: :/ _ /}. .} 个: . ´ イ:/.イ L{_o/////V -=ミ { |i:i:ノ7ニニニニV、i:|ニ/ -==ミ 丶
/: : :/: :/ /ニ{i:V . .} }iト- ≧=-rf〔 /: :ハ _ /:.\//////∧ __ 'ニニニニ>v<V斗 〈ニニニニニ〉Vニ斗<ニニニニヽ \
./: : :/: :∠⌒ /ニニV. . ∧ /¨ }i:i「 ̄ } '. / / アニ>、//////ハi:i:i/ニニニニ{ {ニニニ〉´-=ニニ=-`Vニニ} }ニニニニニ', \ ',
: : : : ': :ィi〔⌒ _{/_ハ'、../ V^ヽ }i:i} __ }/. .{ / o/ニニニニV≧=--=({/ニニニニ{ {/ニニ/-=ニニニニニ=-Vニi} }ニニニニニ})
: : : ィi〔⌒ ∧//〉ィハ_)___}_/i:i:}´ ̄//}、 { 〃ニニニニv-=ニニ/-=ニニ=- Vニア-=ニニヽ/ニニ=-VニV -=ニニニ=-\
ィi〔⌒ _∧ o>、/〉^}¨  ̄{ニニニ=-_/'〕iト} \〉{{ニニニ. {ニニ=--=ニニ/ニ/-=ニニニニ}ニニニニ=-VニVニニ=--=ニニ} ゚。 }
,ィi〔i:///>、o//'∧ V¨7i:i/>' / > o{{ニニニニニV-=ニ\ニニニニ{ニ'-=ニニニニjニニニニ=-Vニ}ニニニニニ/ ,
}〕iト///////Lイ V vi:i:/ / // Vニニ . } ̄ 777八ニ{-=ニニニニ人ニニニニ=-}イv////  ̄{ }
}ニニニニニニ7 }V Vニ/ イ { \ニニ7 /ニニv-=ニV/////{ニニト --=≦_二_≧=-- イニ{//////V , /
}ニニニニニ/ . . . .}i:iV V / { 「>、〈ニニニV-=ニ/ニニニjニ/、/>-< ____ >-< /ニ{ニニニニ∧ /
【 曹慶 】 【 周ケイ 】
.,
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
彼らはいずれも元は王琳の部下ではなく、
梁王朝において官爵を持っていた将帥であり、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ィ≠====ミ、
/´ ...:::::¨ ̄¨ヽv-――-....
/:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\`::.、
/:::/::::::::/:::/::/::::::ヽ::::::::::::::::::\:::ヽ
./;.イ::::://:/:::/::/|::::|::: |::::::|::|::|:::::::::|:::::::゚。
{' /:::::///|: i:ト、| !:: |::/|::::::|::|::|:::::::::|:::::::::|
{⌒y:/:|:!::i!トミ{ j:/|/⊥::/}/y:::::::: |:::::::::|
{'ヽN:从jリV j孑芹ア//::|::::/:::::::::| ←梁の仁威将軍・巴州刺史
|::Nゝ , 之ン /イ::/::/∧:::::∧/ヽ
|::|:人 _ ./:/::/:::::∧、 ム/
|::|:::|:::\ ` イ:/::/\__::∧二ム二!
八|:::|\N`¨ハ jイ::/ У\__:∧
/从{// /¨ヽ /イ― / //^ヾ〉:ハ
./ .// / / // 丶}
/ _ノ/ / / / i{ \
r ´ イ / .:/ ./ / .八 _ \_
r┴ / / /≧r==ミー/ i \>.、 _ ノ^i
ノ { {r≦込zzzzzリミ| | L `¨¨¨¨´  ̄\
/ /イニr=ミュニニ.| | } |::>..、 >―┐
∠__ 《ハ マニ\<i´::\ニ! ! .イ ./:::::::::::::>.、/ / 二  ̄\
ノ/ ̄ ̄`ヽ⊥._} }ニニ\広::\ j /::::::::::::::::::;イ〈 // 〉
.r' >―‐f>.\広::\ー―v_マニニア {. ∨/ /
\ 〃il〃il\広::\j j ト∨/ /rく /
\ ||ilili||ilil|ト. \{三‐'__」 iヽ ∠/⌒≧ミ、 /
` < ||ilili||ilil|| \とア〉=-'ノヲ1::::≠=ミ、ililiヾv /
` < .||ilili||ilil|| / ヽ-' Y彡fr' ≠=ミ、ililヾ.、iliY ./
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
王琳軍に加わってきたのは蕭繹が死んでから。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
>>126
衝鋒隊自体、蝦夷政権じゃ結構兵数を締めていたのに、リーダーにはあまり発言力がなかったな
発言力の低下とともに略奪とかも鳴りを潜めるというか、押し借りする程度
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そして皆が、口を揃えて言うのだ。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
_________
. -== ¨ ミ、 ______ ,. <////////> ´
/ ^´ ` . __////////> ´
/ / / ヾ´ ///////>、´
/ ′ ' / V/////. . . ',
_ /⌒ア / ' / ^ーヘ V// . . . . . }
. Y´ { / ′ / ' , :. :<. . . . . . . .
| 、 /イ ′ / / / }、_ }/\. . . . ,
. ', \ | : i 、/ ' / '"㍉ ハ///>、 /
\ \_ | i l /\/ イ{ ィ / ミ /. .V/|\ /\ / | // /
/¨ア´\ ',__ Ⅳ { ト、芋沁从/ }l ' / ミ '. . ._| \/\/ \/\/ |∧/ ///
r/ { .' 7´ }//\ ィニ≧s。. 从 j{ i⌒乂zツ >八 /j斗-─ミ/ . . . \ /
| V | |_ :. 、 //≧s。____斗 ///\二≧s。. )八 从 "" ` )' ィチ笊ア/' . . /∠ 梁王朝復興のために! >
L ‘,、__ __〉,. i } --//〉ニニニニ、/////>、ニニ\ ト込、 〉 ゞ' 〈{'. ./ /_ _ \
` <ニ´ j } , /////ニニニニニ: ̄ニV/∧ニニニ',{ニ\>、 /´ ̄:::ア イ }〉'  ̄ / /∨| /W\ /\|\ .|  ̄
`ォ^ーノ /ー/////ニニニニニニ}ニニニV/∧ニニニV>、=ム\ 、::::/ ,.ィ___/ // |/ \/ \|
`ー{ {//////ニニニニニニニ,ニニニ}///iニニニ}ニニ〈ニ{ニ>r‐<¨ア二二',
丶 __}ー=彡^ -- 、=ニニニ/ニニニ}///}ニニ=ァ-=ニV∧ニニ{i:i:i:i:i/ニニニニ
ーr=ニニニ/ ,///ニニニ′ニニニVニ}ニニ\/ト、ニニニニ}
`<ニニ´//,ィニニ/ニニニニ/ニ/ニ==ニニ>、i:i\_ニ∧ |\ /\ / | // /
` </>´__二.ィニニ≧=ァ= /ニニ=- -=ニニ=-<i:ii:∧_| \/\/ \/\/ |∧/ ///
/ ̄ ̄ ア¨二 ̄/ニ/ニニニニ=- -=ニニ=- _\ /
/⌒ ¨ 、 /. . . . . ./ニニニニ/ニ/ニニニニニ=- -=ニニニ∠ 命をかけて戦いましょう! >
__/. . -=ミ . . \ /. . . . . ./ニニニニ/ニ/ニニニニニニ=-丶-=ニニ/_ _ \
⌒ ´ 丶 `⌒ ¨ -- <. . . . . . _/ニニニニニiニiニニニニニニニニ=- -=ニ  ̄ / /∨| /W\ /\|\ .|  ̄
\. . . . . . . . . . . . . . . . . . .⌒¨ 丶ニニニニlニlニニニニニニニニ=-}-=ニニニ// |/ \/ \|
ー== -- __ ,.彡´  ̄ \ニニV∧ニニニニニニニ=-, -=ニニニニニ,://////////
\ニV∧ニニニニニニ=-イ>、-=ニニニニイ////////'/
-
∨二二/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L二>'ニニニ∧
∨>,′∨::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::,::::::::::::::::::∨ニ∧二二∧
/:::::::::∨:::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::∨:::::::::::::: ∨ニ∧二二∧
/::::::::::: ∧::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::: ∨:::::::::::::: ∨ニ∧二二∧
,:::::::::::::/ ∨::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::∨ニ∧二二,
:::::::::::/\ ∨:::::::::::::: |,∨::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::: ∨ / ノ
i:::::::::,≧s.,\∨::::::::: : |!、∨::::::::::::::::::|:::::::::/::::,::: / ̄ ̄ ̄ (…………やっぱりノれねえ)
|:::::::::i 斥ヾ,::::::::::::::|i\∨:::::::::::::::,:::::::/::::/、/
|::::: : |ゞ、ヒソ `::,::::::::|:::|i\∧::::::::::::/::::::/::::/ }
|::::: : ト::::::ー:: / \:::|:::|i\\_、::::/::::::/::::/ イ (梁なんて終わったも同然の
|::::: : |∧:::::: / ヽメ, ―、/::::::/::::/:: : |\ 国のために戦うってのが
|::::: : |::∧/ヽ /:::::イ:: /\:: !:::: \ どうしても引っかかっちまう)
|/\::;:::::::\ 、_ -、 し ̄/: : / ^ヾ:::\`
| ,\::::::::::ヽ ー イ/:::: / / ー―――<
/ /\,/ \ 。< /::::::/ / /二二二二二>,
// \  ̄´ >,::::/ / /二二二二二二二>,
.///∧ .: ':::::::::::::::::::::::::::`ヽ .|'///}
///,/:::::::::::::::::::::::::::',::::::::::::::::.|'///}
_/_/::::::::::::/:::::::::::::::::::::',::::::::::::::::',///}
} /::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::.ニニ|
_ - ‐‐‐〈/::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}_l
''" |:::::::::::::::/‐-'::::::::::::::::::::::}斗::::::::::::::} |
二ニ‐- 、 |:::::::::::ゞ=x ∨:::::::::::::::/}::::::::::/:::::, T`''
.X  ̄|:::::::::::{弋≧ ヽ{::::::/i:i}::::::::/:::::,' / `' (呉蔵の兄貴みたいに
_,. ー=≦\. |/i|:::::::/ /j/:i:i:i:ノ::::::/::::::∧/ 王琳様のためならそれでもいいと
≦二二二二\八:::::::> , `¨´//::::/::/ `ヽ / 割り切ることも出来ない)
\二二二二二从\::个 、 u /::::/:::::/ _ -=≦≧
\二二二二二j/ ヽ{ > - <:::/:::::∧{<二二二二
\二二二二二`ヽ/ } 从ル{(二二二二二二 (勝ってる時はまあいいけど
\二二二 / / ハ/二二二二二二 もし大負けして心底ヤバくなった時……)
ヽ二ニ//.:i:i:i〉 `ヽ - /'二二二二二二二/
‐二{ {i:i:i:i:{ //{二二/ニニ/ ̄
/二二∧∨i:i乂__ __// {ニニ{ニ/
'二二二ニ∧∨〈i:i:i:〉:i/ _〉ニニヽ{
./ニニニニニ∧/i:i:i:i/ /二二二ニ∧
{二二二ニニニ∧i:i:i:i:〈 /二二二二二∧
八二二二二二二∨i:/二二二二二二ニ}
ヽニニニニニ/ Y 八二二ニニニニニ八
≧======彡二二ニ\ニニニニニ/
}二二二二二二二二≧=====彡
-
なんだか目的がもはや、陳覇先みたく開き直ったほうがいいような、蝦夷政権の末期にもなんか似ている
-
--- 、
/ ⌒__>へ> ¨  ̄ ̄ ¨
/⌒
. ./ . :/ ',
/ィ: : .:'
/ i: i : i:. }
|: {:i : {:. :.
|八{ : :rハ:. . . ::. .: / ;'⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、_ノ⌒ 、_
|^八: i: ト人_ ____:\: . .i : /:. __ .イ / ヽ
)八{.:{「ニニニ=-\j_/-=ニニ} ( )
}r‐Vニニニニニ}/{ニニニニ/ ) 俺はもしかしたらあの人から…… (
i:| Vニニ=-⌒/^V-=ニニ{ ( )
 ̄ ニ=- L//ニ/ : .V\__〉__ ) ノ
/ }_/ニ/ : :.Vニ\ ', ヽ、_ノ⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、_ノ⌒~
′ 〈ニニ/} : : .Vニニ} O
. . ⌒V}_/ ' . : :V__/⌒Y } o
{ . . : :{、 / Lニ/: . / . . ∨ニニ}: : . .
:. . . : : : : : : 〉}/ : : : {: :..'{ : . V〈⌒ : : : /
. . : : : :/ ∧: : ___{: .{ { 、 ∨/ : : : ′
〉: : : / /__Vニ八人 、 \ 丶 : : {
/: : / /  ̄ }-=ニ\\ 丶 \ \/∧
└ァ┘/ /: : . .-=ニ\\: . \ 丶 `<∧
/ / / . . . : : . . \\: . \ \:\
.
-
>>130
隊長の古屋佐久左衛門は優秀な人物だったし戦線が落ち着いて兵も減って
掌握しやすくなったんじゃない?歩兵頭というポストも妥当だと思うし
-
r‐‐┐ _
く,勹| ,ノ / [][]「l
く_ノ. └1_| くノ r‐‐┐ _
く,勹| ,ノ / [][]「l
く_ノ. └1_| くノ
、
` 、
``、 γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
` 、 | ……ねえねえ >
` 、 ゝ__________,ノ
` 、 ____ ))
,---、 ヽ/ 〃  ̄`ヽ
l/´ / ヽ、 ヽ /_ ,ィ ', ))
ヽl `ヽ/ 〃 ',
ヽ、 ``ミ=-、__, .',
ヽ、 ',
────―-,-/`r、 ',
ヽ_ノ、 ヽ、 ヽ
`Y, ヽ ヽ
`‐ヘ
ヽ、
`ヽ、
ヽ、
.
-
/ ⌒ 、
____ /♂ \‐=ミ
乂___ ^ 二二二ニ==ミ 、 \
>.‐┬‐=ニ: : : : : : :〕>、\ }
/: :/ : { : : : : : : :} : : : :}: : :‘V=ミ
く \ /:/: {: : {{: : : : : : :i{: : : : }: : : ‘, \
. \ \ {/ /: :{: : {i{ : : : : : ハ : : /: : } : ‘, 、
く\\ \ /: : :{\{_.\: : :/ T笊 } : : ;、 : :{` ̄ ̄/_
\\\ \ i{: |: :{/´笊 \{ 弋り.j: : / }: :!\ ./ 」) どうしたの?
\\\ \ 乂}:从 り, }: /_ ノ: :{//∨ /
\\\ \ V: :\ ./:/: /ハ: ∨ }./
\\\ \ V : 个.. ⌒ イ:/: /´「∧: :V/,′ なんだか怖い顔してるわよ
/ \\\ \V : }: : :〕T /:/⌒\{ ∧: :V
/ [二二二二]∧: :}/{ ̄ ア: :{ / >{_∧: }
/_.[二二二二]/ ∨ .i{♂/{: : :{_/ / { ∨
/\/ /\ ̄ ̄/ / i{\.l{ア.八: : {_/ / ∨,′
/ \ / >./ / ハ i{イ⌒ \{/ i_/ .∨
く\ .//\./ , { : V⌒{ ̄ ̄ ハ ∨
/ \ > / ./ /{ V\>^i{ //∧ \ ̄ ̄ \
// / ./ 厶ィ_人 / |{ | ̄lV/\ 、 \
.. //{ / ./\\_/ / ̄{/ \../ / { ℃二二]\__} .\ \
【 潘純陀の子分 潘忠 】
.
-
.//〉 /ヽ
./// //ハ
/// -‐==冖==‐ ///,'∧
.///::::::::::::::::::::::::::::::::::: {////∧
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{/////,'}
./::::::::/{:::::::::::::::::::::::::::: ∨: {/////,'}
/::::::::/,_{ ::::::::::::: } :::::::::::: }:: {/////,'}
.′:: /≧x :::::::::::: }:::∧:::::::}:: 乂///ノ| あ〜〜、なんでもねえよ
{::::::/ {:::}∨:::::::::::}/ ‘,::::,′:::::::::::::::|
j/ .{: ゞ' ∨:::::, \ ‘,/ /::::::::::: /
.}{ \/ \\/}:::::::::::::::/ 最近、王琳様が遠いなぁなんて
八 \` }::::::::::::, ′ 思ってただけで
.个 r , u _,/:::::: / \
.|::/≧o。 __ -=≦ /::: /{///ハ
j/ ./i:/ } //::/ |////∧
/∠_ :}/ / _//////∧
{/{//} ////////// }
//∧__/__/////////////}
.//////////////////////// }
_,,.. -‐ -
/ (○) > 、
/ 弋/ノ' >-
/==三三==-- _ _ ヽ
_,,.. -  ̄ >  ̄ ̄ <ミミ 、 ハ
r ´__ _ > ´ l <ミ、 l
 ̄ / , ハ ,イ l l Y
,' / l i_l, l l l ー--l l, l ',
/ ィ' l l li il l i ト l リム__l l l l
ー_,,. チ ´ l i l,jイち下リ ヽ i 'lつ 下、 j l l たしかに周りにいるのも
l il l il l 、 jl ` l し' ソ ア/ l l l 馴染みの無い人が増えたわよね
l リ l lハ`ゝ二' ー-' // / l i ',
j l ハ t、''' ' ''',イ /l リ \、
/ l 、 l人 r 、 // ハ l ` けど王琳様は王琳様よ
l イ l ヽ il > ー' .ィ7 /l ト、 l
//j r ハ i l ̄ゞ_j ` チ l l / i l ヾ ',
イ///` ヾヽi l ム tl l>' l 'ハ この間、兵営ですれ違った時も……
, ' /// ソノ、 ム二` ' ̄ l l `ヽ l l r ,
/ / f/ イ/ ト、ヾ ム- ミ 、l ', ,, ハ / j / /
l / / r ´/7l V\ヾ ム 至 /,ヽヽ/ k /_ / /
l l / レ l / ト ハ\ ',/彡 'ア\> lノ l Y__」
i / イ' 人 弋 Vア/ / l ヽヾ、 j j へY
/ イ ` t⌒_Y- ' l リl l l_し }
/ l / l T Y' } ' l ,ヘ r ' /
-
┏━━────────────────────────────────────━━┓
---- ___
/ ` ,. < ⌒\
' / ,, ' \
. / ' ' /ハ/{ ヽ ', <⌒\
. ' / , / _ / /'''"゙゙{ : 丶 V
{ / / ' /`メ、 { i ト、\ v } }
レ / ィ抖-=ミ八 ト、{__ >‐ }
/ /{ Ⅳ,_)/ハ \{ ィ=ミ、 / ,
. /ィV从 ト、乂ツ んハ 》 ' / /
r o。 . }ハ{.丶{.i⌒, , Vツ_メ イ ハ ' あら、潘忠
}////≧{. . . .{ ' , ,⌒7´ } / }/ 久しぶりですね
////二_≧s。..{ 、 .' { ノ' /
.厶 ´..... \ >、 ´ .イ . {
/............ ヽ /≧s。 _ イ {. . { 最近は一部隊を率いるように
. ′....... V. . \ア 〉 {. . { なったと聞いています
............. 〈{丶. . ヽ/¨ >、 v. .',
.......... }、/ハ> \ ‘, V.∧
....... ,.斗ァ ^yム'>、//>>\ ハ ∨∧
\.._ 。o≦.../{彡' \////V>、 ≧=- }. . .}
............./⌒ヽ { / 丶///>、/>、} /. . ,
__ ,.斗 イ. . . . V//アV/∧/. . /
、 _ ァ-==≦: :{: : : : : : . . }//⌒)///〉. /
. \_,>'¨)ニ>、: :、: : : : : : : . . . }⌒ ´ }>、
_) /ニニニ>、: :. : : : : : : . . . '. : : : : ' >、
.
-
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/^⌒ >-=ミ、 ,. ¨  ̄ ̄ ¨ .
/ / 丶
' / , _ 丶 \
/ / / ,ヘ,,,/ア 、 ゚。
' ' / '""゙゙"{ ', 、 \ ',
/ィ ′ i { 丶 \ ヽ :i
|: :i { { 丶 \丶 ー} }
|i :l _j__{_ 八 i\ 丶 \_j_ } 陸納や呉蔵たちがいなくなってから
|l :{ : { ハ  ̄ ` \ ト、 ヽ´ ̄ ヽ} , 潘兄弟は頑張ってくれてますが
. 从 :{ i 从ア示沁、 ヽ{⌒,ィ竓示芹ァ} 二人にも辛いと感じることは多々あるでしょう
丶{ l Ⅳ V_ツ 乂_rツ ' , /
. 从 | 乂_ / ハ '
. ヽト、 {::i⌒ i / ィ / }/ 潘兄弟が私を支えてくれるように
\{込、 r ‐┐ ,ノイォ |" あなたが二人を支えてあげてくださいね?
r ─‐┐ } i > . 、__ ノ ィ/ | |____「 ¨ >、
| ト-} l=ァ=}> _ イ _{__ >| |i:i:i:i:i:| |
| li:i:} |i:{`┴‐‐┐ }/} | |i:i:i:i:i:| |
| l:i:i} |イ>、 ∧ }/}_,. | |i:i:i:i:i:| ト .
< ¨¨¨>V |,<} |八 ‐- ∧ //.-‐| |¨^>、| /. . .\
. . . . . . . . \ _| } l VV | | __| /. . . . . .丶
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,. -―……―- 、
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-‐┴――--ミ/////////////\
l////////>―――=ニ/////// ∧
\////:::::::::::::/::::::::::::l:::::::::::::</// ∧
__彡/::::::::::::::::/l:::::::::::::::L;_:::::::::::::::l\/∧
./:::::::::::::|:::_L::::::::::::::/ ヽト::::::::::::トミ=//
{:::::::::::::爪::| `、::::::/ィ=≠ァV:::::/::::l/ 私みたいな下っ端のこと
l:|:::::::::: l=≠ミヽ:::::| /l::/ |:::l まだちゃんと覚えててくれたのよ!
乂:::::::叭 ,,,, ヽ:l ''''' /イY::::|::|
ヾ、:::::込 r ¬ ,.イ:::::::|::|
|:::トゝ::::....., ヽ ' イ::::|:::::: |::| 王琳様はやっぱり私達の大将のままよ!
l:::l::::::::/:::::::≧ ´ |::::,:::::::/: |
/::λ:::/-<:::::} /::/::/:::>、
/:::/「V:{:::::::::::::::V:=:/://:::/ l すごく頑張ろうって気分になったわ!
./:::/ {ヘ:ヽ!:::::::::::::::V:/::::::::://, |
/:::/ | \ヾ::::::::::: V:::::/:i:i// |
// | } ヾ≧≠ニ7―‐'/ |
/ l / /:i:i:「 | |
l / /:i:i:i:i|. | |
〈',
V〉,
. 〃| ___ V 〉,
. ||N ,,..'´::::::::::::::::::::::::::`..、N〉、
. ||〔{ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _〉,
. _||N{/::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Ⅵ}
「||_ア::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}: V
{ ̄ {{::::::::::{^ \:::::::、::::::::::::::::::: }:: }
. 廴__{:',:::_廴__ \ノ\_\ ::::: /::: } ……ハハハ、そうだな
廴{::::\:抖=ミ \__\/:::::/
,:::::::', j ′:/
、::::::::\ r= タ 厶ィ
\:::::::::ア  ̄ /::::::廴
__ノ: ̄::::`i  ̄ {:::::::て ̄
 ̄Z::::/^ヽ {⌒Y⌒
__/^\ ', } 「 >=ミ
/ニニニ\ }/廴',j /^Yニニヽ
/ニニニニニニ= 、 \\ \_{_| |ニニiニ ,
/ニニニニニニニニニ=\ \ ^く_)V=ハニ=',
/ニニニニニニニニニニニニ= \ \「 \Vニ≧=‐ミ
/ニニニニニニニニニニニニニニニ=‐\ ヽ }}ニニニニニ=',
/ニニニニニニニニニニ/ニニニニニニニニニ\ \j{ニニニニニニ}
-
┏━━━━━━━━━━━━━───
┃
子分の屈託ない笑顔に、
顔の険しさは取れたが、
┃
───━━━━━━━━━━━━━┛
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ``丶、_
/○)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄ヽ
/::=/=::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
/≧≠≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
{二二二二二二二二二二二二二二二{
_ -―=≦/////////>'`::::::::i:::::::ヽ:::::::::丶:::::::::::::::\
\/////////////-=≦::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ
 ̄ ̄ ̄-=≦::/:::::::/::::|::::::::::::::::::::::::|::::::::::::',::::::::::::l::::::::::::::::::::',
/:/:::::::::|::::::|l:::::::::::::::::::::::}ヽ/:::::',::::::::::l::::::::::::::::::::::',
/イ::::|:::::::V::::|`、::::::::::::::::ィ ∨、::::iV:::::::l:::::::::::::::::::::::|
∥ l:::::|‐-:⊥:::L_V、::::::::::::/xz示ミ:::|、V::::l:::::::::|:::::::::::::|
|l |:::::|:::::::::|、::l ト\::::::/ア´℃心ヾk∨|:::::::::ト::::::::::::|
l |:::::|:::::::::l イ示ミヽ\( V:じr} 》 〉:::::::::l ):::::::::|
乂小:::::::::《 VJハ 乂ソ /:::::::::::レ::::::::::|
Ⅵ:::\:::丶乂ソ /::/:::::::∥::::::::/
/人::::::|:ヽゝ. ′ __彡':::::::::/::::::::::::|
/:/:::::::::::|:::::込 -‐ ゛ /::::::::::::/:::::::::::::|
. ///:::::::::::::|:::::::::::丶 イ::::::::::::/⌒≧x::::|
// /:::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::i≧=-イ /::::::::::::/彡≠¬\|
/:::/ /::::::::::::::::::|::::::::::l:::::::::::ィ升/_/:::::::::::// ヽ
/:::/ /::::::::::::::::::::|:::::::::::/:::::::/ニ//:::::::::/ ハ
. // /:::::::::::::::::::::::::::::/ヾミ//::::::/:::::/ |
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
心の中のモヤは、残ったままだった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
| |{ //::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::| |',
| |{//:::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::: | | 〉,
| |{/ :::::::::::::::: / :::::::::::::::::::::::::::::: | | ∧
| 〃:::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| l /{ ',
V :::::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | |, /',
{:::::::::::::::::::: / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ̄| / Ⅵ
{:::::::::::::::::::::{ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |_|i{
{:::::::::::::::::::::{ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | |i{ ′
}:::::::::::::::::::::{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V ∧V/
/::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: V__ 〉{
く::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::|/
__ア::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::|
\::::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::/::::/
 ̄<::::::::::/i::::i{ ::::::: | ::::::: /l::::::::: /::::/
/i:{  ̄^ !ノi{:::::: /|:::::: /^|:::::: /::::/
. /i:i:i:\ i{:_/^|:_/ !::: ∧:/
./i:i:i:i:i:i:i:\ ________ /i|/i:i`. 、
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./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
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雲の様な存在の人に名前知って貰うと感激のあまりに命を鴻毛の如き使い方しちゃう人アジア圏に多いイメージ
まあ西洋圏の知識に疎いだけだが!
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「陳書」の「忠臣論」にこんな一節がある。
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__________
r´ ´\ \
( \ \
\ \ 陳 書 \
\ \ \
\ \ \
\ \ \
\ \_________\
\ r´=========r´
\ 《 三三三三三三三三三=
ヽゝ==========ゝ
.
-
アレクサンドロスやカエサル、ナポレオンも下っ端の名前や事情を知るようにしていたという
-
名もないままで死にたくない、自分は選ばれた英雄でなくてもそのために死ねるくらいにはなりたいってのはどこも変わらん気はする
-
, -――- 、
/三三三三=ヽ
/三三三三三三ヽ
l三三三三三三三} 梁末の災厄に群凶は競い起ち
l三三 三三三三/
ヽ=三三三三三{
∨ニ三三三三/ 群邑の長、村屯の豪
__/三三 三三/ 剽掠(掠奪)によって強きになり
_, - '" ´三三三三三 ヽ、_
/三三三三三三三三三三三三三` ヽ、
/三三三三三三三三三三三三三三三ヽ 陵悔をほしいままにして大となる
/三三三三三三三三三三三三三三三三 ',
/三三三三三三三三三三三三三三三三三',
,/三三三三三三三三三三三三三三三三三三,
/三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニ',
. /三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニ,
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
要するに土豪レベルのやつらが、
乱世のどさくさ紛れに独立勢力を立ち上げ、
無視出来ない巨大さになっていたという話で。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/l/l i二、 //
/7__ iノlノ i二、 //
/ ,-'' ̄ // ,,,.,.,.,.,.,..,.,.,.,.,.,,.
//_,,- _- // ,,,';';';';';';';';';';';';';';';';';';';,,,
/_ -  ̄ ,,;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';,,
/⌒`''-、 ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';
/XXXXXXヽ ';';';';';';';';'; '''`'''' i';';';';';';';';
|XXXXXXX| ';';';';';';;''へ、 i/_,ノヽ ''i';';';';';'; ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人ノ
\ `|-、-テ-,-ァミi ';';';';';|゙=・チ;Iヒ=・=ーフレ、';';';' < >
..\ \ kー しー' ノ,-, ';';';'!l ̄~ .|  ̄ ̄ ,レ'';';' < 今日からここ一帯は >
\ \n ヽ ,へ / | .| '''''k 、,,,;;,じ'2;;;ィ7人''. ヾ.、 < どこの国でもなくわしらのシマじゃい! >
.__)\ \___ ヽ__ノ _| レ'l ヽヽト-|-|十〃 >'ヽ ヾ.、 < >
\ `ー、\\`ー-、__,-ン;'~ |. ヽl/) ヾ'====' ン'/ _,,-'ヽ ヾ.、 Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY
\\_ ヽi\ \i i ヽ ノ lっ \,,,,,/ / ヽ. ヾ.、 _ |l ,n ヽイ / ` 、
\>`ヽ `ー \ \ ) (二 /\ < / ヽ ヾ.、 `ヽンフ^、、___/ / ヽ
</ )、____ \ \ 彡 \/ i ` ̄"'''-ァー7// シ ヽヽ ヾ.、 V // / }
ヽ,/ )ヽヽヽー\ \ | / l i ///l / / ヽ ヽ ==、 `ー、ヽレ / /
`'└ミ' | l ヽ~ \ \ 人 i i i i < l レ /,,-''⌒ i | ヒニニヽ_/ / /
`ー'ー 、,, (二,,,-''"⌒ ヽ'ー 、_i i i i i i) lヽ_ン/ _ | i. l ヽ- )  ̄ /
 ̄、 (__ ンー、_,,,\ `ー 、,i ( i </ / ヽ、 | | l  ̄ーイ _//
| / ̄|##| )ヽ、 \ソ//_,,,ヘ \、 |ノ |  ̄l ̄ /
| 〈__,,--''T T ) l ̄"""'''''''"" 、 ヾ ` | | ノ |
ノ二 〈 _,,亠亠' , :::| ヽ ヽ ` 、 | | / ヽ |
/ ` <~_,,-亠''''':::::::::| \ \ ヽ ノ | /i |
/<______/ ヽ-ーt'''~| ヽ ヽ`ー ヽ / | / | |
ト ヽl ヾ _ヾ_____ツ l ./' | |
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳が建国されたこの時期に至っても、
まだあちこちにこういう独立勢力がいた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
└-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ``ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ノ: : : : : : :,.ィ´ / ', ヽ丶、: : : :ト.、,.ィ"ヽ
. |: : : : : : : :/ ./ / ', ',.「: : : : :|:.:.:ヽ: : : :〉ニニ、二
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', 丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : :._:ハ ',ヽ
. ',_:、:::/ l l |l ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : :L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | .l | l ! ! |`丶; |:.:.:.:.:.::!: : ::ハ::ヽ
/:| | ,'.| ! .!l| .,'| l l | ,' ,.| !´: :.!:.:.:.:..,': :.r ' `¬
/:::,! | ! |.',_|. |',ト / !./l/ | ./ 、).:: /:.:.:.:/::::::| |: そもそも私自身も
/:::::ハ.ト 、 | _ト_」|\、./ ー七 _」/─ {: : :/:.:.:./::;:::ノ| !: 上で言うところの
ヽ|l ',ヽ \ !¬テ汀 '′ ¬fテ汀 ,ハr'^,-ヘ':::::}::!| .!: 「群邑の長、村屯の豪」といった連中の
. | ト、ハ Vソ Vソ .|/j〈ィ'>》_ノ !::l !. |: 同類みたいな経歴なのだわ
| l l.|. i .l ! .ヾ ニフ .!::l.| .|:
| / / | 八 | l| |/ ヽ:| |l !
. | / / | | l l ! ! |.! |
. | / / | | _.> ⌒ ´_..l l ! ! |.! |
l| ./,イ _.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`::T´.:.:.:.:.:.:,' .,':::| | | ! !
!ノ' r":.:.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:./ /:.::::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.:! l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:/ ':.:.:.:.:.| |:.:.:/、 ! ! !
<._ <.| ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.::/.:.:.:.:.:.:.:.:! !;/: : \ ! l |
【 陳霸先 】
.
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┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そいつらが割拠していたのは、
江州南部の一帯。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
`´ `ヽ、,
,-、 ,-‐‐、 `i,
○建康 ヽ,-‐‐-、 _,、`ヽ,
,-,_, 、, /´ ,、 ,、 `く,!~`=,-`
`ヽ‐´ i ,~ノ ~´‐,‐~=, o ヽ`ヽ,~!
,、,i`~ ゚o (, {,_ ヽ,
郢州 _,| `‐´~ ,--`
,○‐i,_ _,i‐´~ ,-‐´
,、/ ~!,_ i´ ,=,‐-´,--、
_,,-` ヽ,_ _,‐´ `~´ ヽ,_,__
‐ッ ,/ ~○江州 ,/
"‐´ i=~‐
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ←この辺
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.
-
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┃
まず山中の猟師出身で、強弩を引く周迪。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
|\ /|
l . l\ |``丶、 /l . l
l.<...l...\ | . /⌒\/...l...>.l
l..}....l......\''"~∨~"''/......l....{..l
<.........l. ,. ''"~ ̄~"'' ., .l.........>
}...../ ..:..:.. | ..:..| ..:..:.. \.....{
/⌒´ :.:.:/.:.:. | :.:.:|:.:|:.:.:.:.:. `⌒'_
∨ .:.:.: /| .: /| :.:.:|:.:|:. |:.:.:.:.:.:.∨ ┏ ┓
/{ .:.: |/‐|-ミ L.:.:」斗‐|\| :.:. }\ ┃ 周迪 ┃
⌒八 .: |i灯苅 苅灯i| :. 八⌒ ┗ ┛
//l |.:|\|\゙'ー' 'ー'゙/|/|:.| l\\
// l... |.:|:.:.:.: i^ l ^i :.:.:.:|:.| ...l \\
// l...... |八:.:.:.:.l\ ─ /l.:.:.:.:八| ......l \\
// l .............. \:.:.l.....'ト .__. イ.....l.:.:/ .............. l \\
. // l..........................\l . | :.∨.: | . l/..........................l \\
// l......../⌒"''‐--‐=ニ\::::/ニ=‐--‐''"⌒\........l \\
// l...../ ::::::::::::::::: lニ二二| :|二二ニl ::::::::::::::::: \.....l \\
. // l../:::::::::::::::::::::::::lニl  ̄\∨/ ̄ lニl:::::::::::::::::::::::::\..l \\
// l../ :::::::::::::::::::::::::: lニl lニl ::::::::::::::::::::::::: `,..l \
{{ l...{::::::::::::::::::::::::::::::lニl -‐……‐- lニl::::::::::::::::::::::::::::::}...l }}
`\ l...../‘''+.,, :::::::::::::::: l/ニニ|>ニ∧ニ<|ニニ\l :::::::::::::::: ,,.+''’'_.....l /´
l.........‘''+.,,::\::::: //ニ|> /二二二\ <|ニニ,\ :::::/::,,.+''’.........l
l......./ \/ ̄ .. lニ二.///}{\\'_.二ニl ..  ̄'_/ \.......l
l / / ................l.ニニl l-〈 〈ニ〉 〉-l lニニ.l................ \ \ l
l l .l lニニl l 二, V /二l lニニl l ./ l
l 'ニ=‐- .._l l二 l lニニ, /ニニl l 二l l ./ .l
-
光栄三国志の荊州南部みたいになってるわけだな
ちょっと魏延や黄忠でも回収できませんか
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┃
鎧を着るに耐えないほど小柄な体だが、
仁義で周囲に名が知られた周敷。
┃
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,.. -‐  ̄ ̄ ‐-..、
/⌒ヽ__ / ,.. -‐……‐- \
∧____彡、 / _ '"⌒>.、
_(\___/___}ー/ / / |:\
〈/\ _// /:. / /::. |:. :.、
\/\// ::. /:::./ /::.. /::.. | ̄ ヽ
|//⌒¨¨7::. /:: /| /ヽ、 /::. j} | }
∧/ |::. |::.≫≠ミ、У::.. ハ:. | :′
-=彡イ| |::. |::.| ん)C 〉 |:. /-‐‐ ; | | /
丿| |::. |::.l 乂゙ソ |/,斗=ミ| /::.| || / 一時期は周迪の傘下に
/ | |乂 > {じ) ノ/: /|:.:八 居たこともあるよ
⌒¨゙ヽ| |(⌒\メ , `^, ´::. /_//
ム |∨/⌒ rァ ,ノ:: / /
| ∨/>- -‐ 从/ / 同じ周姓でも、親戚とかじゃないけど
} } }\ニ〈=‐<. . . . . /
. } }∨/>r‐┐〕iト _. . /
{ |ニニΤΤニニニ)h、
乂 |ニニΥニ=r''" ̄|ニニ= _
{|ニニニニ_\ヽ |ニニニ\ ┏ ┓
ヽ /ニニニ二二ニ ̄l=ニニニ二} ┃ 周敷 ┃
`、__/ニ\ニニ二二ニニニ=、ニニ二;′ ┗ ┛
〈ニニニニ\ニ/|ニニ/===>--ム
\ニニニニ| /= ニ-‐…〈-//〉//〉
\ニニ/-‐////>''"´  ̄  ̄ ヽ
Υ///>'"
\/ }
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
豫章群の割拠する熊曇朗などである。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
..:へ _
ト...__..ノ: :::::::::::::::ヽー.._
乂,.:´::::::::::;::::::::::::::::::::::::::`ヽ. .ィ __
/:::/::/::::::::::::::::i:::::::::::',:::::∨::{/(_
/::ィ/:::::/:::/::::/::::/|:::::;::::::}::::::::V::::::::::<....ィ
i/ ,:j:i:::::::::ノ:/}/ー-!::/:::::/::::::::::}:::::::::::::::::::ノ
ノ::i::}:::::/{::{ ィ弋_ナァハ:::/:::::::::::八::::::::::::::::',
{( }::|:::く ヽ! iハ{ノ:ィ:::;::::::/}ノ^:::::::::::::::::ー 王琳の部下だった侯平が
/イノ:. マ-___ ァ' {( ノ::/::/:::::::::::::::::::::::::ト、 王琳の下から抜けた後
> ''''ーヘ ___.ィ_}ィィ:::i:::::::::::::::::::::::::::::| 侯テンという者の下についたが
_> ´ -、ヽヽ_}: : : : : : : : : >ヘ:::::|::::::::::::::i::::::::::ト:! 揉めてトンズラこいたじゃろ
' ィ }_}ノ: : : : : : _>≦ニニV:{:::::::::i::::}:::ハ:::}
_/ ィー 'フ}ー'ミ=-: : : 彡|ハニニニニノ-_::::::/}/|/ }/
/' /=≦{ノ:ヽ: : : : : >_:_:|ニヘニニ/ニニニ=-_ { あの機に乗じて侯テンを大破したのが
/ニi ∧ニニ{: : : :>.:´: :|ニニニゝイニニニニニニ\ わしじゃ
/ニニ{ /::::乂ニへ: : : : : : : :!ニニニニニニニニニニニ_
./ニニニ| /::::/::::/::/ (.>=≦: :/|ニニニニニiニニニニニニニ_
/ニニニi! .イ:::/::::/::/! ./ /: :/:::|ニニニニニ|ニニニニニニニニ_
./ニニニニイ:::::/:::::(_)' .|/ .//: : ,::::::|ニニニニニ|ニニニニニニニニi
/ニニニニニ!::::::/::::;::::/ / ./ ,: : : :i:::::::|ニニニニニ!ニニニニニニニニ|
,ニニニニニ|::::;::::::::::/ / ' ,: : : : |:::::::|ニニニニニ!ニニニニニニニニ
iニニニニニ|:/:::::;::::; .' / ,: : : : :.|:::::::|ニニニニニ|ニニニニニニニニi
|ニニニニ>.、!::::::::(_)i / ,: : : : : |:::::::|ニニニニニ|ニニニニニニニニ|
|ニニニ/ / ><:::{ ./ {_i :i: : :.|:::::::|ニニニニニ{ニニニニニニニニ{
┏ ┓
┃ 熊曇朗 ┃
┗ ┛
.
-
後漢末の頃も、この地域は宗賊とか地元豪族が割拠していたっけ
太守となった華キンが郡府の周辺しか統治できていなかったという
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
彼らは連合を組み、
ある時は陳に付き、またある時は王琳に付くと
気軽にホイホイ帰属を変え、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,. '´/....../ .... |........|_.、 -‐.:.:_..二∨
/.........′ /..........|,. '´ .:.:.:./..:.:.:.:.: `ヽ,
/ .......... | ∠......../..:.:.:.:.:.:.: ´..: / .:.:.:.:.:.: ',
| .. / .... | ... }/ .:.:.:.:.:.:.:. /.:.:.:.´ .:.: /|.:.:.:.:.:|l
| ./x‐∠ヽ/..:.:.:.:/ .:.: // .: /`ヽ、/ :| :/ .:.|:l
. |/.{-{__ノ⌒¨ア/ .:.: ////二.._/\|/ :/∧l
/ .. `¨´... // :/.:.:.:.:.:.:.:.:.:/\ `i㍉、/// \ 陳が位をくれると言ってきた?
. /.........../ / ⌒7.: /..:.:.:.:〈 リ {.:/
/ .... ///........//..:.:.:.:.: \\ \
. /.. // ../ ............| .:.:.:.:.:. │`'ー / ならしばらくは協力してやるか
/// ...... | ./ ......... | .:.:.:.:.:.:. | _ /
//.............. |/イ../ .... | .:.:.:.:.:.:. | `'ー' /
. //.................... /|/| .| .∧ .:.:.:.:.:. | ..._ /| ……情勢が変わったら
//....................../..........|/|/.::.`、 .:.:.: |/⌒`'ー'゙ :| 王琳に即寝返るがな
.//....... _.. -‐‐- .._ ..... _∠.._ :::: \:.:.:.|: \:.:.:.|
/........./ :::::::::::::::::::..\ニニニ二- ._: \|l‐-=ニ"⌒`ヽ、
....... . /.:::::::::::::::::::::::::::::::.`,ニニニニニ\::: l二二ニニ\::..\
....... / ::::::::::::::::::::::::: /..: |ニ┌‐-=ニ.._ニ\l二ニ=┐ニ,:::: `
...... ′:::::::::::::: ,. '´::::::::::|二 | ``丶\| '、二| ::::::::,
.. . { :::: _.. '"::::::::::::::::::::::|ニ/ \| :::::::::',
┏━━━━━━━━━───
┃
両陣営を悩ませていた。
┃
───━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そういう独立勢力の一つであり、
かつこの時期、戦況のキャスティングボートを
完全に握っていた人物がいる。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
. } } /.:.:r'_,ノ !.:.:/ .:.
个从! Уー― ‐-、 }.:.:.:Y´ヽ ノル'.:.:./
フ.:.:.:t__r'``〜、、.:.:.:.:.\ }.:.:从У 厶イ
/.:., イ八__ ` 、 .:.:.:`Y.:.:.:.{ )/
乂( }.:r'こ ⌒ー一 \.:.:.:| .:.:.:{ }
/ :レ八 , イ`ヽ!.:从{ }
. /,イ.:.:.:.:.:\_,,.. -‐ '' "ハ.:{ ' }
. ノル'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.厶イ八( : __
从:/.:.:.:.:.:.:.:./ .:.:.:.:.:乂 ,' / :
//.:.:.:.:.:.:.:./:/.:., イ `ヽ / / : : :
{/ .:.:.:.:. /:// ,ィ个 {: / : : : : :
}.:.:.:./⌒ ´ / :/{ /: : : : : : /
/三/ / :/У/: : : : : : //
/三/ / :/ イ : : : : : //
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
-
┏━━━━━━━━━━━───
┃
その人物の名は、魯悉達。
┃
───━━━━━━━━━━━┛
レ^ヽii∧
, ィ≦≧}iii} ≦≧ 、
///////}iii}//////\
/////,ヘ、/}iii}/////// ヽ
</////ii////}ii/ヘ////////ヽ
ノ/////ii/ヘ・//i/ヘiii、///////>
^./////{ii/'¨¨¨¨¨¨¨¨}ii}///////ゝ
//////{/ :: レ'ヘ///////\
^//////| :: V/////}^ > '゙´/
レ////i|,イ≧、 :: ,ィ≦ミ|/////:} , > '゙´ /
{/〈^i/| ィ示ァ ::: x示ァ|//.i^〉イ >'゙´ /
V/J∧ / ::: ヽ レ^/:Jレ′ 、丶` / ┏ ┓
V///ィ≦≧〈 ::: 〉≦≧x//ノ >'゜ / ┃ 魯悉達 ┃
彡シシV^¨ェェェェェェ^¨Vキミ >'゜ / .┗ ┛
, ィ< ⌒ Ww ー wW / /
_.,,..ァァ7ア: :/ VwWwWWwWwV / /辷ー- 、
, x <{ {: : : : : : : : / ヽwWwWwW>' , /: : : :{ {: : : > 、
/: : : : : :{ {: : : : : : : / __W >'゙´ {___>'゙´: : : : : :{ {: : : : : : \
/: : : : : : : : { {: : : : : ::/ /、 ヽ | / /::: : : : : : : : :{ {: : : : : : : :∧
: : : : : : : : : { {: : : : : :r-, / , ー´ | / /: : : : : : : : : : { {: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : { {: : : :/ 〉 ./ / /^| / ./ V: : : : : : : : : { {: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : { {: : / / / ./ {/______/ V: : : : : : : : { {: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : { {: :::V ヽ_/ / / / 〉 {: : : : : : : : :{ {: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : { {: : : V 〈:. / / / /_ {: : : : : : : ::::{ {: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : { {: : : ::{ , </, / / / 〉 V: : : : : : : :{ ト: : : : : : : : : :
: : : : : : : : :// : : : : 〉ニニシ { { / / / /. { :: : : : : : :: \ .: : : : : : : :
: : : : : : : :// : : : : : { { { /___/_ / ヽ: : : : : : : : : :\\: : : : :
: : : : : ://: : : : :/{ / 'ー----、 / / ヽ: : : : : : : : : : :\\: : :
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
魯悉達は他の面々よりもっと北、
新蔡郡を根城としており、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
`´ `ヽ、,
,-、 ,-‐‐、 `i,
○建康 ヽ,-‐‐-、 _,、`ヽ,
,-,_, 、, /´ ,、 ,、 `く,!~`=,-`
`ヽ‐´ i ,~ノ ~´‐,‐~=, o ヽ`ヽ,~!
,、,i`~ ゚o (, {,_ ヽ,
郢州 _,| `‐´~ ,--`
,○‐i,_ _,i‐´~ ,-‐´
,、/ ~!,_ 新蔡郡 i´ ,=,‐-´,--、
_,,-` ヽ,_ ●_,‐´ `~´ ヽ,_,__
‐ッ ,/ ~○江州 ,/
"‐´ i=~‐
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
かつ、強力な水軍を保持していた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
q
q / ̄ ̄ ヽ. ∑┃
/ ̄ ̄ ヽ. ∑┃ ,二ニエ二ニ..、 ,-―┸―- 、
,二ニエ二ニ..、 ,-―┸―- 、 . q l l l ____ |
. q l l l ____ | /|| l/ ̄┃ ̄\ノ l//┃ヽ\ノ
/|| l/ ̄┃ ̄\ノ l//┃ヽq\ノ / ||ヽ r´ ̄ ̄ ̄ ̄`i/ ┃ヽヽ
/ ||ヽ r´ ̄ ̄ ̄ ̄`i/ ┃/ ̄ ̄ ヽ. ∑┃ ||ヽヽl .| ┃ヽヽヽ
/ ||ヽヽl .| ,二ニエ二ニ..、 ,-―┸―- 、ヽヽヽ´ ̄┃~ ̄\ノ,ニニ┃ニヽヽヽ- 、
\⌒⌒⌒,」lヽヽヽ. q l l l ____ |ロヽヽヽ ┃,__ノ ロ ロ ロ ロ ( )b
\ r´ロ ロヽヽヽ ┃,_ /|| l/ ̄┃ ̄\ノ l//┃ヽ\ノ ロ ロ |二二二二二二二二二二二コ__|
==ニ二|ロ ロ ロ |二二二 / ||ヽ r´ ̄ ̄ ̄ ̄`i/ ┃ヽヽ` === i \q\\\\\\\\\ l 〜
ヽ ` === i \\/ ||ヽヽl .| ┃ヽヽヽ / ̄ ̄ ヽ. ∑┃\\\\ノ〜 〜
. 〜 〜 \ \⌒⌒⌒,」lヽヽヽ´ ̄┃~ ̄\ノ,ニニ┃ニヽヽヽ- 、,二ニエ二ニ..、 ,-―┸―- 、\\〜〜
〜〜〜〜〜 \ r´ロ ロヽヽヽ ┃,__ノ. q l l l ____ |⌒⌒⌒ 〜〜 〜
〜〜 〜 〜〜==ニ二|ロ ロ ロ |二二二二二二二二二二/|| l/ ̄┃ ̄\ノ l//┃ヽ\ノ
ヽ ` === i \\\\\\\\ / ||ヽ r´ ̄ ̄ ̄ ̄`i/ ┃ヽヽ
. 〜 〜 \ \\\\\\/ ||ヽヽl .| ┃ヽヽヽ
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〜〜 〜 〜〜 ⌒⌒⌒⌒⌒ \ r´ロ ロヽヽヽ ┃,__ノ ロ ロ ロ ロ ( )b
==ニ二|ロ ロ ロ |二二二二二二二二二二二コ__|
ヽ ` === i \\\\\\\\\\\ l 〜
. 〜 〜 \ \\\\\\\\\\\ノ〜 〜
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r――― ----- 、
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,ィ≦/// 〉////
` ̄´ ___、,_. ////
,xi≦///////////≧ 、
,xi≦///////////////////\
「//////// / .///////////////∧
ノ//////// / /////////////////∧
////////// i //////////////////∧
////////////////////////////ヽ////ヽ
´⌒////////////////////////////∧////> これがどういうことかと言うと
/://///////////////////////////}/ヽ^
/////////////////////////// /ヽ_|///\
⌒i//////////////////////, ^}/イ 「 ̄ ̄ 陳が王琳を攻めようとする
|//////////////////{///{ ン:i}/| |、 あるいは王琳が陳を攻めようとした際
. /|//////////////////|///|: :i}/| | \
〈/////////////////// |//ヽ:_」/| |__〉
ヽ人////////////////////////:| /ミ、 長江を有効活用しようとしたら……
. V ヽ////////////////////// } /ミミヾ
V/////////////////////し'レミシミ〉
|///////////∧人W/////} {///
レi人//////// - 、 ヽ////ノ レ′
, イ レ从从ノ ||:::ヽ \//
/::::|| ||:::::::\{i!!i}
/三三ミ=-
//´ ___
_Ⅳ__////////≧=- 、
/////ii////∧/////////> 、
//////¨¨¨{i|¨'V///////////∧
ノ///// レ ヽ///////////∧
////// ,心ァ`ミ三二≡=ヽ////////∧
⌒{///| -=彡′ .:i /⌒\  ̄ヽ /////∧ その行軍は長江中流域を抑えてる
{///| /⌒ 、 :i ,〈 rェ 〉 {//⌒}/ ヽ 俺の胸先三寸で
ノ///} ,{ fi 〉:/ `¨¨¨¨´ ,{/{ ノ //// \
⌒{//〉 `¨¨¨.:/ ィ≦三三三//{.///// }⌒
〉∧ ._〈__ィ≦三三三三三> ////// } 阻止することも素通ししてやることも
{ノ'∧ /彡´> ' j ´ ヽ_}__|//} V// }\} 自由自在ってことなんだよ!
/彡 ,イ、_,,--イ iノ /// } {///}
7//、 V i__ -= ///レ′ {///
{/{/∧  ̄ , <////^ .:: {i/∧
レi/∧_/,////// .::: レ^ヽ}
|//////////// .:: ヽ
|//////// / .:/ \
7/////// .: \
/i///// .:/ ||> 、
, イ V/ ||::::::::::> 、
, <:::|| 彡′─ ─=´ ||:::::::::::||:::::::> 、
-
荊州は山深いゆえ独立勢力が生まれやすいんだろう、劉表も苦労したみたいだし
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そして王琳軍は、水軍を主体する面が大きかった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
r┼x r┼t r┼x r┼t
( (( ( ( (( (
、____ ` |― `┼ハ 、____ ` |― `┼ハ
ヽ] ̄二二二二二7 ヽ] ̄二二二二二7
〜〜〜〜〜 〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜
〜〜〜〜〜 〜〜〜〜
r┼x r┼t
( (( ( r┼x r┼t
、____ ` |― `┼ハ ( (( (
ヽ] ̄二二二二二7 、____ ` |― `┼ハ
〜〜〜〜〜 〜〜 ヽ] ̄二二二二二7 〜〜〜〜
〜〜〜〜〜 〜〜〜〜 〜〜〜〜 〜〜
r┼x r┼t r┼x r┼t
( (( ( ( (( (
、____ ` |― `┼ハ 、____ ` |― `┼ハ
ヽ] ̄二二二二二7 ヽ] ̄二二二二二7
〜〜〜〜〜 〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜
〜〜〜〜〜 〜〜〜〜
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、____ ` |― `┼ハ ( (( (
ヽ] ̄二二二二二7 、____ ` |― `┼ハ
〜〜〜〜〜 〜〜 ヽ] ̄二二二二二7 〜〜〜〜
〜〜〜〜〜 〜〜〜〜 〜〜〜〜 〜〜
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┃
王琳の伝には、「千余隻の戦艦を
『野猪』と名付けた」という記述が見られる。
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───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
東征を行い陳を討つためには、
魯悉達の協力が不可欠であった。
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───━━━━━━━━━━━━━━━┛
------------ ,. _
´ > ---- へ
/ - < ¨¨¨¨⌒\
.,
/ , ,ィ \
/ . ./ /i:i 丶 \
′ . ./ /}i:i{ \ \
{. . ./ ' /゙゙""{ \ \ \
i. . . .' . . _i { { 、 丶 \ \ 丶 i ⌒\
r‐‐‐ _:. . . i . . { `ト、 八 \ \ / Ⅵ \ } あなたに鎮北将軍の位を与えます!
{i:i:i:i:i:i:i∧. . { . . 从 八 \ \ 丶 \ /\ \ iⅥ Ⅳ
{i:i:i:i:i:i:i:i∧. { . . { ィチ笊ぅミ、 \{ \ィチ笊ア〕iト\ } Ⅵ }ハ. ,
-Vi:i:i:i:i:i:i:i∧八 . . .Ⅳ {///(_ハ ヽ ん/} メ .l. 「⌒. , Ⅵ. , }/ どうか我々に付いてください!
. / . Vi:i:i:i:i:i:i:i∧ 丶 . .乂 乂_ツ Vツ ,. |. }. . ./ } /
/ . . . . .Vi:i:i:「≧=-. . \__〕iト __ , /. .{. }. ./ \ ノ'
. . . . ___{i:i:i:i:iV/  ̄ ̄ }ニ|V⌒ ____ '∧. V^7..........\
。o≦ニ=-  ̄-=ニ〕ト  ̄ V∧', / V イ.....∧ ∨ニ=-.........',
ニ=-...............................-=ニ\ V∧.', ー‐ ' イ 、.............∧. .、ニニ=-......}
.............................................. -=ニ>、 V∧ハ≧=-< \...../ ∧. .\ニ=- {
-
r-':、 ̄ ̄ ¨ ヽ ___
, - ' : :.l \/ ´ ̄ヽ
{ : ::ーヵ |::\ |
〕 : :.:./ └i:: . . ヽ:::.∨ ヽ
└i : .:/ └t.:.. ',::::|:. . 」、
{ .:/ / l }::. l::::|:. . r┘ :|
ヽ.;/ / l | l / ゝ-、:. !::l:: /l l :|
〔_:|l | :l l .:l ,.:i| _ト| T |:l: 「 l | :!
|l/! |!\ イ!ィi´:::|.レ'| |l l:|: 」 八 l| なんの、だったらこっちは
l| ヽlト rヵl L.r’'ノ| l{ |j Y/ ',l | 征西将軍と江州刺史にしてあげる!
/ l ハ.{」_, - 、 /:| 」:.../' lハ
/ / { ヽ{ 」_, -'´ ̄ ¨ヽ ヽ :|
, r'´ ̄ス、!_>t.zッ'.::: --― ::', ヽ! 王琳じゃなくて陳に付きなさい!
/ レ' ̄-'´ l__{ヅ .: :___ - /.:|! |
/i/く::.' /l└t. _ .::ー './ .:::| :ト、
/ イ /\::. ,:. l ' L.. _ /.:: .: ,' l ',
, / i 〈 、 lハ:::. _∟ .:' .:: .: { l i|
! i :| ト 、}>、__/!,_ イ.:: └ァ l lヽ
| ! | 〈 ヽ r ---:.ヽ/┘::.ーt. __「i′ l l ',
l l | _r‐'、-、 _「.: --_└'¨ ,::: :.} l !l l
! | l 〈, -|_」 {::り;:」 .:: ' ´ /.:: : : \ | !| !
l !| └t_〕j/ /.:::: .: : : :. \ .j l| |
∥ ! i / :::::: :. :. . . \/ ,リ |
.
-
\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
≧ <
≧ だったらこっちは楽隊もプレゼントします! ≦
≧ ≦
/Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\ ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人ノ
< >
< 今、陳に付いたら >
|///////| \///ヽ/////\//////< 歌女がもらえるキャンペーン中よ! >
|///////| ___ヽ///////// ∧//////< >
////////| r , 〈//////\/////////}//////// Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY
ノ////////| {ii} `¨¨¨¨¨¨¨¨\///∧/レ'//////| ̄
// |///////,| ,/シ 〈 ^\| |/////^,人
 ̄レi/|/////// /シ ,ィ=≠ミ、 |///イ /^} レ
{//// ノ/ ヽ |///:| 1::) |
{iイ///} _ レイ/ | イ んほ〜〜、この熱烈な勧誘合戦!
|_//∧ ,ィア⌒゙ :. |//{__ノ/|
{// ∧ :. / / / //,, |//i:///:|
レ'^ヽ.∧ :. __ .|//|^ヽ/,{ 拙者にモテ期、キタコレ
'∧ / / / /_ :. }////心,,,,,,,,,,,///| }//ヽ
'∧ //\ ./ ̄ ̄\///////| |////ゝ
'∧ ///i| \_/ γ´ V://///:| |/∧i/
'∧////|/、 - / 〉////V ト 、
ヽ///V ー一 ///// / ! > 、
\i/∧ ⌒ /////^ >- _
\i/iヽ、 _ ////イ / /
\//ヽ__|//ヽ///// | -┘ /
/\///////////レ /⌒, ,
/ ヽ/////////「 イ / ′ |
, < レ////////i{ - = ´ , |
, < / V//////ノ | {
/ / ヽ//// 〉ー== } |
/ { {!三i} ,ィァ‐^: : : : ⌒`, |
, { i川! {: : : : : : : : : : : : :} ヽ
-
なんだこの不毛な争いは、まあ感情で動くものだしな
-
/ィ //_,..: : ´: : : : : : : :`ミ、
/ / i/ ./イ-‐{¨7: : : : : : : : : : : : ::.
/ { } ./,,.. .-{'7: : : : : : : : : : ‐=ミ、
‐=彡i./{ /./: : : :__: {7: : : : : : : : : : :¨‐=㍉
,イ./ 乂/ニ=-‐‐ ◯: : : : : : : : : : :  ̄>{
/.八 { {`ー====ニニニ二: : : :__ : : :.,仆、
彡イ } .// ̄「¨¨乂¬‐‐--====--‐‐=くi八ハ で、どっちに付くんだお頭
/ /./ ././/,彡イ {i八 ,x笊気` r迄ア .} Ⅶ}i∧
/_,.. ./ i/.// ノ从 .〈 ` .`¨‘ :`. |i }ⅵⅥ
``丶、.__ノ_//.< /{%iト乂 , ⅵ .从 }⌒ヽ
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ .// ,イ} .ノ i㍊}i{ ,ィi:ー=ァ.、 / }Ⅶ) }
ヽ.i:i:i:i:/ ..// / }i}イ 形i{::\ ./x≦ニィ`i}/}乂}¢ト、 ./}
}i:i:i:i{ ーi { .八.{=彡イ{::::::: \ .′ r=., / .i ./} i i} .} }
{i:i:i:i:≧x 乂 ( \ 八:::::::::::::`从イハ,.{ィiイi: /i:i:/ 乂: }i }
.i Ⅵi:i:i:i:i:i:i:≧x\\ }i/ }:::/`ー Ⅵ从{i::::/i:i: { { } }
iⅥi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅵ} } } /:: / /:: }}::::}}::/i:i:i:i:{ {__} .}
Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥ≠ {::: / ./:::::::: }}::::}}i:i:i:i:i:i:i} }
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\乂:::::::::::{ :::::::::§ §i:i:i:i:i:i} }
, ィ≦/≧、 \
/////////>-- 、 〉ヽ
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///////ヽ\////////,∧
/////iレ人} ^- ≦/////}
^/⌒Vi/ f=ミヾ .: {i////
, - -―- , - 、 _{ ゝ i/ 「心、 }.: ィ≦ミ ^///}
/: : : : : //ヽ: : :ヽ/^ヽ} `¨¨' 〈 :r氛 ///レ ん〜〜、そうだな〜〜〜〜
〈 : : : : : : / / V: :/ /^ヽ / ー' ^|/「
/ \: : :// V / イ 〉wWWw, /^ヽ^,
{//: : : ヽ∧ 〈 { ヽ//ィ≦=x≦w,し { ! }、_
〈 〔: : : : : : 〕 〉 「V `V、 3 }iミシ⌒ 」 |: :ヽ__
\\:_:_:// 、.., |: : 、 Vwィシw/ }: : }}: :\
/! \__/ ヽ: |: : ::V ヽ/// ,..:::´ : : }}ヽ: : :.
/ i ::,  ̄/`⌒ ヽ 〉/∧ <: : : : : : i/ ヽ: :.
/ {: V/ ⌒ ヽ }//: : : \ / ヽ: : : :/ V: :.
. { i / /V : : : : : :マ / ..〕ih。、⌒ ヽ}: : :|
| V . / / { : : : : : : ::マ 〕ih。 : : : :|
| . ./ / !ヽ: : : : : : : :、 \: :∧
/ . / / ノ  ̄ ̄ ̄ \ . |
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___
ー=ニ__::::::::::::::::..、
 ̄ ̄\:ヽ
___ }::}
_...::´:::::::::::_:::_::::ミト...}/
ィ:::::/::::::/ /::ィミ:::}/-、
/:::::/:/:::::/ i/ ミーヘ::ト、
-=彡::::::::{/::::::/__斗七 、 }:::::!
i:ィr=ミ!::::ト::{乂・_ゝミ ノ`ー./ィ::::|
' {:{ { r|::ト! ヽ .: }・ヽ /::::{ 保留ってことで
ノハ し}::|ィ:::::ミx‘ー、ノ`¨ /ィ:从
j::/::/::/:{ ミx、:ァx ..ノ:::::i
イ从:::::::!、 3 }:::Y}从ト 拙者の値段、もっと上がるかもしれないし〜
/ }:::::::.、_..ィ /::::;
ノ { Vi::::::::::::i乂ノ:::::/ __
´i ::. }ハ::::::::{:::::::从{ / \- 、
_,,.. -‐ '' "´爻 '/ ', ヽ:::::/}/ r 〜‐- 、ヽ ヽ
/___  ̄三三三``丶、 八 { )h、 "'' 、 | | 〉
. 三三三\三三三三三.\ | ヽ /\ 〉 .| }
/三三三三 \三三三三三 \ ̄~¨ ¨~ ̄/三=- | /
三三三三三三Y 三三三三三 ``〜、__/ 三三 三\ ノ /
|三/三三三三三三三三三三三三三`、三三三三 ‘,ヽ /
/三三三三ー=彡 三三三三三三三三三 }三三三三三三 \__ /
三三三三三三/三三三三三三三三三ハ三三三三三|三ニ. `ヽ / /
/.三三三三三三./ 三三三三三三三三./ニニ\ 三三三./ニ/ ̄: : ∨ >'´ /
. / ̄ ̄ ̄``丶、三/三三三ニニ=--=ニニ三三三三ニニ=-=ニ/: : : : : : : :\_> ' ´ /
/三三三三三三三=二 ̄三三 ̄ニ=-\/: : : : : : : : : : /
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
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中立をやめない魯悉達に陳霸先、キレる。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
::::\::/ / .:::::::/ .:/ :/ .:l: ::l l:. l
\__/ l :::/.:::! .::!:: ::! .::/::l:. :::l ! :. !:: l
/´ / l :/_l :::l:::. l:::l :::l::::!::. .:::! :::! :l .::l::: !:l
!{:V l∧_l::l`::ト、l:::!:::∧!::::. .:::〃.:/.:/.::/.::: /::!
!∨ !:::トミ<!:::::ト、!/::::l::::::::://.::/.:///.:::::::/:/
V :∧lヽヽゞ`メヽl::::ソノ!::::∠.._/ -‐/∧:::::/j/
:l ::l !l::::::::: ̄::::::::::::::::::j/rf_チァ// j/ だったらもう甘い顔はやめよ!
:! .::l !! ::::::::::::::::: :::::`¨::::///
i .::/:!\li ノ.::::::::: /.:://
! .:::/:::l _ヽiト、 r=‐ 、_ /.::::l l ぶん殴って従わせてやるのだわ!
! /}/ 冫lヽヽ、 ̄ _ .. イ| :::::l l
/ /.::/冫、:∨ 二¨::/.:::/´`ヽ{ヽ、l !
:/ .::::::::::/.::::}ヽ:}/.::::/.::r┴′:::::ヽ 〉l
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
安西将軍の沈泰という将軍を、
魯悉達討伐に向かわせた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
';';,..
'';;';';;,.,
''';;';';;'';;;,., ザッ
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ
ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy ザッ
ザッ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘ
ザッ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ ザッ
/\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
/ \/ / \ / \
. | | | | | |
| | | | | |
. | | | | | |
\ /\ \ / \ /
/`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐- /`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐--‐‐―´
-
ヽ::::::/ ゝー 、 ヽ::::::::ヽ _! 丶.
ノ::/ , ' ' | \|_ :::: | |::| \
「:::/ / l ノ | ` :::| ー─ -、j
V / ' | ヽ ___ |:::::::::| |
l ' │ , | ヽ__ T:::::: | ____j!
| | | |! | | | | | r'' l::::::::::K _(::::::(!:::!
| | | |! l | イ ハ | ' ヽ__ '::::::::::ハ フ::!
| | !ハヽ| /!//| / | /| イ ノ /::::::::/ /`'´|::::!
l ハ | 、 |‐ゝハ ィ イリ ̄j/ `jメ !/ | |ーノ^ヽ,_/ ゝ !:: | フン、所詮は土豪
ゝ ヽ N.. ハ! ` ゝ.ノ レ' ,イ l |VVr⌒ゝj | |::::|
` >| j ___ , 、____、 | | | {く フノトンー ' |::::|
/ イ ´i ̄ , ´  ̄ ´ | ハ Vゝー_ン^ |::::! ボコボコにされて
∠!⌒7⌒ ` --'、__ヽ | !_j |/ `| 陳王朝開祖たる私にはかなわないこと
ノ _.| / / / `ヽ、 ' |:::| K | 思い知るといいのだわ
( `| / , / / r ― - --イ 〈:::| | |
イ ⌒ゝ / ,..ヘ_- v'..: : : : : : : :, /:^| |フ !
/r‐! --、ノゝ_-- ..__ _ イ_rf´_)|: : : : : : :.:. / /.:.:.:| | \ !
r' イ__:::| ___ノ:>====< : :ムゞン j|! : : : : : :./ /: : :ハ | / \. !
ヽ L| ヽ ´ ヽ rフイ!: : : : : :.ゞrレ' ~ヽー: : ./ , ′: : . | |,/ ヽ. !
> 〉 |ゝノ⌒イ´ ≧;: : : : : : : : : .〉 : : : :/ / : : : :.ノ | |! , \ l
_ ''´ / ゝ _ .. :::: :: ヽ_ ノ: : : : : : : : : /: : : : :´: : : : : : :ヽ. | | ,.イ ヽ |
\ イ /::::::::::::::: :: :ノ | : : : : : : : : :イ: : : : : : : : l\: : : :| | , / ::: !. |
V::::::| l::::::::::::::::::::/ ` |: : : : : : : ノ1!: : : : : : : : :ヽ \:ノ ノ ノ / ::::::... l !
,
-
,、 ,、.
_((-))、.|
[伝令] 伝令ーーーー!
(ヽ(ヽ .(Д゚,, )ヽ
/。 と|= | 沈泰殿、逆に魯悉達にボコボコにされて敗走しました!
(_, 、ノ、 ヽ ヽ
) ∪ ⌒⌒)ソ ;(;; `)
/<´‐--‐ヽ_ ≡三 :::(⌒;;;ソ⌒ヽ;; `)
// ゙ \\ ≡ソ''⌒;;)⌒;ソ⌒;;;;!"
´゙‐´ " "≡ソ;ソ⌒)(⌒;;ヽ;;;;;''')ヽ
ヽ::::::/ ゝー 、 ヽ::::::::ヽ _! 丶.
ノ::/ , ' ' | \|_ :::: | |::| \
「:::/ / l ノ | ` :::| ー─ -、j
V / ' | ヽ ___ |:::::::::| |
l ' │ , | ヽ__ T:::::: | ____j!
| | | |! | | | | | r'' l::::::::::K _(::::::(!:::!━━┓┃┃
| | | |! l | イ ハ | ' ヽ__ '::::::::::ハ フ::! ┃ ━━━━━━━━
| | !ハヽ| /!//| / | /| イ ノ /::::::::/ /`'´|::::! ┃ ┃┃┃
l ハ | 、 |‐ゝハ ィ イリ ̄j/ `jメ !/ | |ーノ^ヽ,_/ ゝ !:: | ┛
ゝ ヽ N.. ハ! ` ゝ.ノ レ' ,イ l |VVr⌒ゝj | |::::|
` >| j :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | {く フノトンー ' |::::|
/ イ ´i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ハ Vゝー_ン^ |::::!
∠!⌒7⌒ ` --'、__ヽ | !_j |/ `|
ノ _.| / / / `ヽ、从, U ' |:::| K |
( `| / , 三 ≧ ',,._.r ― - --イ 〈:::| | |
イ ⌒. ゚ 。゚ 三 ≧ ゚'ゝ、: : : : : :, /:^| |フ !
/r‐! ---== 三 ≦ : : :.:. / /.:.:.:| | \ !
r' イ__:::| 。 -=≦ ,ァ: : : : :./ /: : :ハ | / \. !
ヽ. ゚ ・ ゚。 三< 、,Jヽー: : ./ , ′: : . | |,/ ヽ. !
> 〉 ≦ ッ ッV´ : .〉 : : : :/ / : : : :.ノ | |! , \ l
_ ''´ .・ 。 ゚ 。 ミ´ 、、 ハト・。 : : /: : : : :´: : : : : : :ヽ. | | ,.イ ヽ |
\ イ /::::::::::::::: :: :ノ | : : : : : : : : :イ: : : : : : : : l\: : : :| | , / ::: !. |
V::::::| l::::::::::::::::::::/ ` |: : : : : : : ノ1!: : : : : : : : :ヽ \:ノ ノ ノ / ::::::... l !
-
フラグ乙、こういうコウモリ野郎に限って普通に強かったりw
-
王琳にとっては、放置して陳に制水権握られたら死ねるし、
かといって苦労して助けてやっても喉元過ぎたら恩を忘れられて無駄になるであろうというどっち取っても嫌な二択
-
強くなきゃ蝙蝠はできん
-
___
-─…─- ∠ ^⌒\
/ ´⌒ \ 丶
' / , / トハ{ ヽ \ \
/ ′ }"゙{ 丶\ 、V ', ', )}
' { i ,ィ / { ト、\=-:} ´
{ { { 斗匕´八 {⌒^>-} } ハ}
Vハ V ノ′ ヽィ笊ミ、} ' ノ
rく\へ (\ VY丶{ ー==^ vツ / ィ / / 陳が魯悉達を攻めて失敗した?
ヽ「ヽ\ \> >、 r===乂{. .{ ' ' , ' 'ノィ/ j/ }/
\\__⌒ ',∨//'r'} 込. r v .イ '
丶 ` } ┴=={ }. .}、个: . ー ' イ___ じゃあ今ならこちらに付くはずですね
}≧=--=ア: : : : :`}. .} 「 ̄{ ≧≦ /ォ//
/ニニニニ/: : : : : :/ . } ` V^V { { {〈_
. /ニニニニ{: : : :_,ノ. .ノ_) ィi〔/V>、 { {: : : `ヽ もう一度、勧誘の使者を送りましょう!
. _/ニニニニニ{: :斗{ {ア //////V/>、ヽ: : : : ',
て≧s。-=ニニ〉´ Vハ ⌒ヽ///////ノ、 ≧=- __
⌒/^⌒て7⌒ ′v} ////〈⌒ ヽ V ⌒ヽ \
. / , .イ { ノ' <__/V___> 丶:_〉 \丶
. ′ .: // , { }= 、} ) }
{ ' 〈 \ 丶 __ ィX>、 ' / __/´
乂 __ / 个 丶 __ ィ > -< >- r<..^´ /⌒
__ } ≧s。 _/ /i:i:i:/ V≧=-{....'
____ ノ V_>'丶 < 二ア二ア<´ ¨7  ̄.....i
ィi〔 \__ / __/i:i:i:i/ 〉 /{.......^>...}
/⌒ヽ }_} 二ア二ア>、/ {- 、...´... ∧
,
-
/⌒ソ/⌒ヽ、
. / // ..\ ._,
/ // .`ヽ,.._,ィ''´ `'ー- 、 /i
/ // \,. _..ノ .|
. / // ⌒´ .|
/ // |
/ // だ が 断 る |
. / // .|
/ // . |
/ // .|
./ // . |
/ // by魯悉達 | \__人_人从_人_人从/
ッ芝ヾシ⌒ヽ、 | _) (__
.ヾニジ \ ._,.イ⌒ヽ | ) なんで!? (
`ヽ,.._,ィ''´ `'ー- 、 . |  ̄ ̄) ( ̄ ̄
.\,. _., 、 . .リ /⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
⌒´ \._,ノ
.
-
中立というのはすべてを敵に回すのと一緒
-
これは両陣営フラグ立て合戦の予感
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
魯悉達、どちらにもつかず
あくまで中立を保ち続ける。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
__
////////7=- 、
|'/| ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ
|'/L -─── _
/∨|'///\//////\
_,////Ⅵ/////\//////ゝ
//////≧y彡ヘ///∧///∧
イ/////``` ∨//∧'//从
川//从 | _ - Wヾ/ハ///乂_
ノイ从{ zzミ、l! /,z≦二、ヾメヘ'/ハ 上で拙者、自分の値段を上げるため
_ _ -'" Wヘ'tゥ_才| 、ゞ'─‐' ィL//从ゝ_ みたいなこと言ったけどな
¨ ゝ} | |.:, / ミ-'///八ヾ ` 、
__ ...-=..... ̄.....ヘ Lノ≦zz、/ メ/f`ヾト..\ `ー-- _
{..................................._z彡7,、_`ヾミミヾメ ∥ |......... ̄ゝ.._ `〜、 そういうんじゃなくて
∨..........................〈 ̄ ̄)㌢二`ィ从トヾ { !..........................¨...=-......_ ヽ 「俺はあくまで独立勢力だ!」と
. ∨........................ノ/㌢'´)从州从メ / ∧\................................/ / 思ってたって方が
∨.............../<㌢、ハ /ゝ从州メ ./ / | ヽ........................( /, ィ 拙者の行動は解釈出来るかもな?
、 ∨........./ ー┐\ヽ {州メ/'´:.; / |│ヽ ‘,................/ /_ノノ彡ノ,
、\ ヾ..../ (_ノゝ_ノノ/ソ7 ;.:.;.' / │| ハ |................/ / -=彡ノ,
≧、_/f/ |、:_. :z彡' _/ // .|.........../´ f `ヾィ、
/:/:.:/| ノ: . :_ノ ヽ-' ───‐- __,/ ‘,......l ノ /;;;、\
:.:./|:.:{:.:ゝ─=:.ア´} ,. - _ ,.。*'"  ̄``.7.......l .:∧、 `〜、;;、 \
:.:{:.:!:.:.`ー:.:.:/ \_/o{;;;;;}o`ヽz≠''" /.........l .:/..川 ト. _ `ヽ ∨
:.:.ヽ:ー:,:-‐"..../ / ` 、 ヾ'゙,.。*'" |........./ .:/....川 川 l〕ト _ ∨
:.:.:.:/........./ / `「 |.......メ .:/......川 川 | | | |i≧=- _ ∨
-
.//〉 /ヽ
./// //ハ
/// -‐==冖==‐ ///,'∧
.///::::::::::::::::::::::::::::::::::: {////∧
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{/////,'}
./::::::::/{:::::::::::::::::::::::::::: ∨: {/////,'}
/::::::::/,_{ ::::::::::::: } :::::::::::: }:: {/////,'} もういっそ蹴散らして通るか?
.′:: /≧x :::::::::::: }:::∧:::::::}:: 乂///ノ|
{::::::/ {:::}∨:::::::::::}/ ‘,::::,′:::::::::::::::|
j/ .{: ゞ' ∨:::::, \ ‘,/ /::::::::::: / でもあいつ、沈泰を撃破した
.}{ \/ \\/}:::::::::::::::/ 実績があるからなぁ
八 \` }::::::::::::, ′
.个 r , u _,/:::::: / \
.|::/≧o。 __ -=≦ /::: /{///ハ
j/ ./i:/ } //::/ |////∧
/∠_ :}/ / _//////∧
{/{//} ////////// }
//∧__/__/////////////}
.//////////////////////// }
__
〈(⌒
__V>、 __ ,. ¨  ̄ ̄ ¨ .,
/^⌒´ ^⌒ヾ´ 丶 ` .
/⌒ > ¨¨ア ,{ 、 \ \ 丶 \
' / / ,ヘ/ハ \ 、 -- ∧ \ ',
. / ' イ /''"゙゙゙{ 丶 \ ≧=- _} ', 丶
. / / / イ {丶 \ 斗< __ } v }
/ /{ / /‐┼ - 八 \_ 'ィチ竓笊ミ ∨ } 魯悉達との戦いで損害を被った場合
// v // { ィ竓笊㍉(⌒ヽ 乂_rツメ /∧ 後にくる陳霸先との戦いが厳しくなります
/ / / / Ⅳ V__ツ ヽ _ ノ イ// } '
. /イ ィ i :乂_ i ⌒7 ィ . { //} /
' | /八{ i i⌒ ____ ^´ } . {厶ィ/ あくまで勧誘を続けましょう……
/ | / ⌒从 ト从 └==┘u ,. . }//≧s。 __
. }' /. . 丶{/ 个: . イ/. . .}//////////>
/. . . . / > ., _ < / . . ,//「 オ≧s。/
/. . . . /__ ィi〔//r‐‐┐ | ̄/. . ../}'/| | |
- ____ .. 斗 _,. | ト---ォ//{ | | ' . / lⅥ | .斗 ¨¨> .
ニ=-- -=ァ.. . . .¨¨ア | |i:i:i:i:i/\ノ レ^V /. / .イ | | /: : : : : : : : : : 、
. ィi〔. . . . ./ 斗-| |i:i:i:i////>、 〈 <>〉. / ⌒´ _/ ̄: : : : : : : : : : : : : : ',
ィi〔. . . . . . . //: : ィi〔/////V/////>、 イ .ィ、斗<//(_>--=ミ、: : : : : : : : : : :}
≧=─ ¨ ' : : //////////〉//<//////\>´ 丶 |: \: : : : : : : : {
. { : : /ィ/ア ⌒^ V/⌒ ア. .<///ァ==ミ、> V L: : :丶: : : : : : {
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
かくして王琳の東征は、
奇妙な形で停滞してしまった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
____
,.ィi〔  ̄⌒\
/ / ___
______ ' //  ̄ 〕iト.,
〕iト{ ' __. . . . \
⌒\. . \
\^⌒\
\
i \ ',
| ', :.
} : i } かといって無為に
. . } } i }. . } } 手をこまねいているだけではありません
. . ' . . ′ | }. . ' '
. . / . . イ. |. . . . /}/
. . /. . ' {. . |. . /. .' 別の策として……
. . . . / /. ./ |. . |. . ' /}/
. /. . .' /ィ㌘ 八. |. ./}/ /
/. /___∠ 〕iト乂_
ィi〔i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕iト., |. { ∨⌒
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\|. { }
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i>| ノ
=-i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∠ィi〔_
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/  ̄ ^「i
-
___
/⌒^\ ----
¨¨`´ ` .
/
' ィ / ,:i:iア \ ',
/// ' /wi} ',
/ / / / { 、 i
' ' i {、 { \ \ } }
{ i И \八 、 \ /\ } i
| l { : {笊示ミ、\{\ィチ芹笊} , 私達が仰ぐ旗頭を
И { i Ⅳ Vツ ヽ Vツ / ' / 迎え入れましょう
}八 { 乂__ i ノィ /┐
)八 i从⌒ / ィi:i:i:{_
\{ 込、 ´ ` イ /i:i:/^|
「 }.} ̄〕iト _ ィi〔/^「 ̄ |
|,./.:.:.:.:.:「 } __ / | |... __j___
,. -//i:.:.:.:.:._|^{ _/ __/| |......./ \
/ //| |.:/´ ∧/__//...| |_/ 丶
' //:::}><i:i:i:i/Vハ '. ./ / __ ',
{ /^yィi〔/i:i:i:i/i:i:i:i∧-=ァ. {__〕iトr ⌒}\ .. ........}
i.......{/ 〈i:i:i:i:/i:i:i:i/:i:i〉 '. .' {、 / } ...............|
}..... ′ ⌒/^ア⌒ー┘ {. .{ V〈 〈 ......|、
/.../{ . . . . :.{ |. .|. . . . . .}ヽⅥ∧ ....|. \
〈_./.八 : : : : : . . :八. : : : : : |. .|: : : : : '..../ Ⅵ∧ ......|. . . \
}../-=>、 : : : : : : : : 、: : : : :|. .|: : : :イ....〈 __ Ⅵ∧ _ --r┘、. 丶.\
〈/__ ィi〔7>-_. :⌒: : ≧=-|. .{ < }\^Ⅵ __」、 V/. }. . ',
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-
なんかこの辺がもどかしいというか、朱元璋あたりだったらいきなり奇襲かましたり打破してそう
-
〜〜北斉の都〜〜
__
∫ι__________/丁了
丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::. ,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ.
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::: ,.,.,.,,.,.,.;; .ヾヽ
.ヘ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;:::::::::::::::::::::::::::: ::::,.,.,.,.,.,. ヾ.ゝヘ
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::: :::::::::,.,:::::::λヘ
ヘ ,,__ノヾ ~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~ゞ,ノヘ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;ノゞゞ
Ⅱ/⌒ヽⅡ/⌒ヽⅡ/⌒ヽⅡ/⌒...Ⅱ/⌒ヽⅡ/⌒ヽⅡ/⌒..Ⅱ三|
Ⅱ三三,Ⅱ,,三三Ⅱ三三,Ⅱ三三Ⅱ,三三Ⅱ,三三Ⅱ三三Ⅱ/|
_ ├┼┼┼┼┐___┌┼┼┼┐ ___┌┼┼┼┼┤/|_
∥ミミ│ /,,;;;;;;;; /]ミ;;,, /,,;;;;;;;;;/]ミ;;,, .. │ミミ∥
┌凹凹凹凹凹凹凹凹凹___.凹凹凹凹凹 ___ 凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹┐
ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ/,,;;;;;;;;;/]ミミミミミミミミミミ/,,;;;;;;;;;/]ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ
┌凹凹凹凹________凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹________ 凹凹凹凹凹┐
. . 彳/三三三三三三彳/.|ミミミミミミミミミミミミミミミミミミ彳/三三三三三三彳./|ミミミミミミミミミミミ
. 彳/三三三三三三彳/.. |ミミミミミミミミミミミミミミミミ彳/三三三三三三彳/ |ミミミミミミミミミミミ
. 彳/三三三三三三彳/ .. |ミミミミミミミミミミミミミミ彳/三三三三三三彳/ . |ミミミミミミミミミミミ
-
,,ィて:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i`ヽ
〃二''〜 ,,_:i:i:i:i:_-ニ二:',
,':i:i:i:i:_-ニ⌒ ⌒-_:i:i:i',
{:i:i:i:i厂 ',:i:i:i}
从:i弋=ミ、 ,,ィ=ミ、:i:iノ
(:i:i:i圦 fう 〉 イ fう ス:i:i〈
〉:i:iノ l 〉:iノ 王琳から手紙が来た?
(:i:i〈 〈j (:i〈
)八 /)ノ
\ ―― _-{ ( どれどれ……
} .\ / {
/~''〜 ,,_ _,, 〜 \
_,, 〜''~::\ √ ヽ /~''〜 ,,_
_,, 〜''~::::::::::::::::::::::/ニ\/ヽ /\/ハ::::::::::::::::::~''〜 ,,_
√:::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニニ}:::::√ '/>√Vヽ::::::::::::::::::::::::/ハ
√::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニニニ}:::√ '/ ,' ,' √}::::::::::::::::::::::/ハ
.√:::::::::::::::::::::::::::::::::Ⅶニニハ::「ヽ / / / ,' .ハ::::::::::::::::::::::/ハ
√:::::::::::::::::::::::::::::::::::::Ⅶニニハ:} } / ノ ノ ノ /:::::::::::::::::::::::::::/ハ
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Ⅶニ/ハ V / /:::::::::::::::::::::::::::::::/ハ
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニ/ハ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ハ
{::::::::::::::::/ハ::::::::::::::::::::/ニニニニ} /ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ハ
{::::::::::::::::::/ハ:i::::::::::::::::Ⅶニニニ/~''〜 ,,_ ノニハ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
ヤ:::::::::::::::/ハ:::::::::::::::::::Ⅶニ/::::::::::::::::::<ニニ7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ハ
.ヤ::::::::::::::::/ハ:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::〉ニ/::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::~''
【 高洋 】
.
-
お、無限城かな?
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
. / / / ヽ \
' ' / /i:ィ V 丶
. / / , / /'''゙゙{... V \
/ / / ′ i {... ∨ i 丶
. ' / ...′ i | {... } ^⌒\
{ ' ..i.. { ─ ┼- ,{... i
{ . i /|.. { / 八 八.... i } '
. :. . . . . .И/、|.. { /}ィぅ笊㍉ \.... { ハ /
. ∧. . . . . .{ |' ...|.. i Ⅳ {/(_, {. \乂 ' }/ 貴国に人質となっている
/ ∧. ./. . . .∧| ..|.. |... 乂_ 乂ツ Ⅵ./⌒}/ 永嘉王、蕭荘様を
____/ V. ./. .i /. ∧.八....{.. { ^⌒ 乂 ノ' 梁の皇帝として仰ぎたく思います
{////〕iト ∨. . {.. /. . 乂_\.. { /
V///////〕iト.{. . / . ./ {. .\.. 乂_ ′
V////////∧. . . ㌘ {. . { 丶{⌒ -‐r' 返還していただけないでしょうか?
}//////r─┴ ┴==ニニニニニ7 '
. ///////| /〕iト /
__////////| |∨\「 ̄
.ィi〔. 〈//////-┴ ──‐‐ ., |. .V. .\
/. . . . . .> ´ 〕iト |、. .V. . .丶
/. . . . . / \{i:} . }、. . .∧
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.
-
まーた外患誘致か
-
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┃
蕭荘は、蕭繹の孫であり、
蕭繹が死んだ前後で、一瞬だけ出てきた。
┃
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__ _
ヽi┴┴┴<ヽ _ _
|:. :. :. : : :. :.\ヌ r‐、rf≧‐┴┴┴‐レ
|: : : : : : : :. :. :.Y》イ_fチ:. :. : : : : : : : :./
rf∧: : : : : : : : :. :.i: : : i : : : : : : : : : : : /
_rf/.:.:/: : : : : : : : : : L:. :.j : : : : : : : : : : /ヾx-=、
rf/: : : /.: : : : : : : : : :/ノ 「(ハ.: : : : : : : : :./:.|: : :`ー┴、
 ̄ ̄/'〈.: :. : : : : :.,-=ん、 rvヾ, : : : : : : : : : | : _/ ̄
/ ∧.:.:r‐≦彡イT´个升个ト、: : : : : | : ト、`ー-、
| ./|:.:.ラナ才T| | | | | | l| 「Tミ、: : : /.:./ /ヽ、
. /フ |:.,イ |l | | | | | | l|||ヽミ=--气:./ } /∠二、 江陵か陥落してお祖父様が死んだ時は
. / /丶,レ li |i |八. ト、 | | lハ ! ト、| |ムイ ,イ_,イr‐ァ/ 尼さんに匿われて無事で
⌒)アフ/ハ イ匁「`トゝ`ト | 「Tナく | i イ ム-‐ァ/ {
(_//// 乂,.ィfみミx 乂ノィfみミxハ/ // ,イム-ミ、
ヽ,イフ /} ,ハ 込匁リ 込匁リ ∧ ノ|/フ// _)} その後、王琳に保護されたの
〃 / / 'ー゙-,´¨` . ´'¨` 厶ハ ≦三_ ア __
ヾムィZフ大′ ー - 人 ̄Zニ //_ノ)
ゝ二>-≧v-、 ,. <彡イ<⌒(/ゝ-<
/: : {::::イ ̄`ヽ::〉-イ-─‐┐::7: :ヽ
/: : : :人::::l: : :/孑个ー、: : : |:::/: : : :.ヽ
ヽ: : : : :∧::`彡イ::| l:|.:`ヽ\/:/: : : : : : 〉
〉 : : / :  ̄:. :./:/ |:|: : : :\,イ: i: : /: :/
/: : : :j: : : : : : j:::}:l |:|: : : : : : :.|:.|:. :. :〈
. 〈 :l: : イ : : : :|::{.:| |:|: : : : : : :.K: : : :∧
【 蕭荘 】
.
-
荊州どころか江南含めた長江流域は豪族(地主)の力がかなり強かった地域で、それが朱元璋の大粛正の一因。
土地自体が豊かで作物もお米主体だから、華北と比べて独立化しやすいんだろうな。
まあ、そもそも華北はロードローラーが何十回とかかってた土地だけどな!
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
蕭荘は建康に送られたが、
王僧弁死後、北斉と陳霸先が戦い、
そして和議を結んだ際、人質に出された。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_,.___
,-‐イr'¨¨´~_}
r='´r‐、ノ しヘ
/ _ j ,. 丿
/ 「 └'/ └ 、
/ r:ノ ¨¨  ̄` ‐- . _」
__ /`=へ/! Lイ ヽ \ ヽ
l ̄`ヽ! /.:::/ __〕 ,j! .i : i ヽフ
/l二二lツ ーl.::::l /! ノ /| | i ! 、 ハ
ヽ //|_ l:::::{ ' L} /斗イ!ス、 i!メ、j l l !
ヽイ lj」 !:::::l r ソ, / ,ィf羔ミ, ヾノ川!リヽj ! 私の親族、そして皇族(※)である
./' | l|_ l::::::', ハ八ゝ〈{ 辷tタ f市k| / l 蕭荘様を北斉へ送るのだわ
.,イ , l|::!.j iイハヌl_) | ヾツリ′ノ
l::| / :/!:| ヽヘゞこソ:::i i! u ゚! { ,′
l::|' .:l |」 l::ト、ー'ヾj i:! ´` }iヾ:、
ヽ! l| l_j! lー-/ Ⅳ:、 /! 〉:〉
/ ,: l | :l i /;:::::::\ イ |´
,:′ / ! :' / ,」∧ヾ:::::::::::`xr=ァ「´\|ヽ ヽ
,/,: イ .! _」 / _,′} ,〉::::::::::::;:{kチ}::;:::::.ヽ > ノ
//! | l / ノ { //{`:::::::::::::ヾtイ:;'::::::::/\〈
/,/ i .! l,. rj ゞミ二二ヾ::::\:::::::::::::;l|;:::::::::;イ:::::/} }
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
( ※ まだ陳霸先が梁を簒奪する前の時期)
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
′ _,,.、s≦ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ〜、、
√ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニハ
√ニニニニニニニニニニニニニニ>-‐… …… …‐-<ニニハ
√ニニニニニニニニ>〜'' ⌒ _,,....................,,_ ⌒''〜 ,,_
√ニ>〜'' ⌒ -‐………〜-ニニニニニニニニ八: : : : .. \
_ 〜''~ _........〜''~: : : : :⌒~''〜-ニ:i:iヽ:i:i:i从:i:i八i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i从: : : : : .. ',
_ 〜''~ _ 〜''~>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : )i:i:i〉:i)i:i:i∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i巛: : : : : : }
/ _ 〜''リ:i八:i:i巛〔 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 巛 (リ〔:i:i〔 マハ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iマハ: : : : : 〃
√ 〃 川:i:i:i:i:i:}i:i:i} 〕:i〉 〈:i( マハ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i从: : : : /
{ . : : : : : : : : ノリ:i:i:i:i:〃i/ 〈〔 )リ ノリ:i:i:i:i:i:i:リ从)ノ 、丶`
ヽ . : : : : : : 巛:i:i:i:i:i:巛 〃 ,,斗rz=ミ、 〃γ⌒寸:i)八)ノ その蕭荘を返してほしい、と
~''〜 ,,_ . : : : :川:i:i:i:i:川 斗rz=气 ', / 彳 〔豺 〕 〃 〈:i:i( ノリ)ノ
~''〜 ,,_从:i:i:i〔i:i代 〔 豺〕 、 ', -‐…⌒ ノリ 〔:i:i(:i〔
从:iリiリ ⌒ …‐- 〈:i( ノリノ)ノf 陳霸先とはi一旦、和議を結んだが
川:i:i八 j )ノ .i〔:i:i( あの後、また戦端を開いている
〈:i:i( 八 .: .i )ノノ
〕:i:i〉 ', 〈 八
〈:i:i( `ヽ / { 陳霸先を弱らせるための
)リ ヽ / { 王琳支援としてはアリか
\ ⌒こニニ= - ⌒〉 h、-_
厂ヽ _ -⌒ 〃 / 〃/ハニ-_
7 h、 / /ヽ / /:i:i:i:i/ハ:i:iニ-_
7 } У / /ィ /:i:i:i:i:i:i:i:/ハ:i:i:iニh、
/ ノ/ / / /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:7:i:i:i:i:i:ニh、
/ 〃 γ ハ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i~''〜 ,,_
_ -ニニV_-ニニハ:i:i:i:V/:i:i:ハ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:V:i:i:i:i:i:i:iハi:i:i:iV/:i:iハ
/:i:i:i:i:γ⌒~''⌒マ:i:i:i:iハi:i:i:V/:i:iハ
〃:i:i:i:i〃 从:i:i:i:ハ:i:i:iV/i:iハ
从i:i:i:ir=ミ、 ,ィf=ミ、:i:i:i}:i:i:i从i:i:i{
ノ:i:i:圦 (i!) 、 イ (i!) チi:i:i八:i:i:从:i:i{ そもそも梁を簒奪したやつに
(i:i:i:i:i} ,' ノノ八i:iγ マ八 梁の皇族の人質など
',:i:i:i:i} ゝ 〈i:i:( ノ:iイ }从 何の意味もないしな
',:i:i∧ )ノ )リ_,,イ(
)ノ.∧ ―― _ -='/从(
∧___ -=ニ '/リ いいだろう、蕭荘を送ってやれ
} 八
ノ _ -=ニ /ハ
√ヽ_,, 〜''~:::::::::::::::::::/ニ''〜 ,,_
。s≦7::::::√ ∨/:::::::::::::::::::/ニニ7:::::::::::`〜、、
-ニ⌒///:::::√ ∨/::::::::::::/ニニニ7::::::::::::::::::::::::`〜、、
-ニ⌒:::::,,ィニニニh、八 八/:::::::/ニニニニ7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`〜、、
〃::::::::::::::::::::マニニニ〃 √ V マ/ニニニニニニ7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ハ
/::::::::::::::::::::::::::::マニニ} √ } /ニニニニニニニ7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ハ
-
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┃
かくして蕭荘は王琳らに推戴され、
梁帝として即位した。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
___
∧_∧
V.| .|V
, -―--.<>()<> --―-.、
////////|| ∧ ||//////∧
|//,v^v.//|∧|i|∧|//,v^v//|
V《〉[]〈》/||)8()8(||/《〉[]〈》,/
┌><二_\il/_二><┐
〔》γ⌒))≪〔!_i〕≫((⌒ヽ'《〕
{丈丈/: : :./.: :{_ヘ__{ト、:}ト、/,,,斗<_: : : :\
ヾ: :〈}: :/: : ノ / { K\/}癶ト、: :: : : : 厂}「
{/: : 乂ツ¨´. / { -\-}、Y´.i⌒Y ⌒ヽ
¨乂/./ /. /.i . ! 乂,斗-=ミ} . | | }i /⌒Y
__ ,,人.! ,{-乂{、 {," いム》}ノ !. i /' / /⌒Y
,⊆、ヽ}┐. ,x彡.乂{ . i ,ィ汽ミ乂{ 乂ツ/. ! !/' / ∧,,イ/⌒Y
ー‐} |. 〃 ノ. \{ 从乂ッ , 〃/. ノ |__/ / }/ /
「乂_ノ 乂. 乂〃 /. , / \{. ミ=ー ィ' ⌒ { i,.イ /、/ /
. \ r'⌒.x、. 乂 乂i.' . / ヽ父s。,, ヽ ノ,,イ ___, ,xイ.
>r'⌒ヾ./ />ミ,__>'⌒ー‐-ミ、Y⌒Y´ ̄ 、 ヽ ` ー―‐ Y
乂. / //: : :.( ノ\{_ r‐Y⌒Y¨¨⌒≧s。,,_ , ,,xー―- イ
r‐‐ミ.._/ // (⌒ノ乂_ノ ノ⌒ヽ . 乂Y⌒乂__厂{i_丈}云乏≧≡乎ヅ
 ̄}ヽ\}、: :r}/. (__ } ⌒i |. Y { ̄}j_丈,,Y_(ン'才ー'
\{ _Ⅵ/-ミ /`Y }厂 | | 乂.  ̄丈ijィ气}' |
r――‐‐{/i⌒ヾ::\/. 丈ノ 乂 | | rシ、 ゚,: :\!
 ̄ ̄ /」: :辷:个/⌒ヽノ⌒ーノ | ____ . |ノK}-ミ, ゚, : : \
/i⌒|: :|_..i/ /. Y⌒i.<.|彡.┬.ミ|〉ノ⌒ヽ.\ ,: ::. : \
,,斗<二.二乂i/ ∩ ノ |ヽ// | { \} }.: : :. :. :.\
-
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王琳自身も丞相・都督中外諸軍事・録尚書事に任命される。
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. { \ / }
. ∨ニ\ __ ____ /-=/
∨ニニ>─ ── /⌒> ´ ` . ────<ニニ/
. ∨ニニニ=-- / / / ' \ \ ', --=ニニニニ/
}ニニニニ=- / ' / : : ..:.:./ ', ', --=ニニニニ{
∨ニニニニ=- ' : i ' i.:./W \ i } } -=ニニニニ/
. ∨ニニニ=- i i | i {/゙゙"{ 、 丶 \} } } --=ニニニ/
∨ニニ=-- | | { {-八- { \ \\} i/ --=ニニニ/
|ニニニ=- |八| { { x==ミ八 、\ ∨ / -=ニニニニ{
|ニニニ=- |⌒|八 Ⅳ:.:.:.:. ,\{\Ⅵ 八--=ニニニニ|
|ニニニニ=- | /\{乂 、 / 'i:i:i:i〉--=ニニニ|
|ニニニニ=- 〈i:i:i:i:i:込、 ´ イ/i:i:/--=ニニニニ|
lニニニニ=-- ⌒「-=} i个: ._ イ :{:{-=i --=ニニニニニ|
|ニニニニニ=-- |ニニ} }「\: : __ 八 V l --=ニニニニニ|
|ニニ=--  ̄ ̄八-=} 八__{_/ __ / } }八 ̄ ̄ --=ニ|
|ニ/ -=/⌒「ニj/「i:i:i只i:i:i:〉///⌒\ \-|
|/ -={⌒〈ニ/i:i:i:i:/i:i:i\i//〈/⌒`:\ ',
' / /-=∨/i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:{ {〈/二`:i:i:i:i:\ \
/ / /-=/ { :{i:i〈_/⌒\} ノ r‐ 、`:i:i:i:i:i:i:i:i\_\ \
. L/ /-=ニ' 八 V⌒ ' /{└' 、ニ〕iトi:i:i:__ 人 \_」
. / __/⌒ヽ /: . )/. . :: . . . {八_ . . . V⌒ ∨ニニニニ}_ \
. L ___〈ニ=- -=ニ{: : : : . /: : : :{: : : . . ¨⌒ : : : }ニ=-「\ ___ イニ〉___ 」
⌒|L___ -=込、: : : : : : :人: : : : : : : : : : イ:「⌒ } /////__」
|ニ=-「\__-=≧r‐ <ニニ=-: : :__: :イ-=i: : ://///7ニ|
|ニ=-|: . 八V//>---<// 「ニニニ}__//////′|
|ニr‐i 'ニ〈_/⌒ニ}i:i:{ニ〉⌒\ ___ ∧//////i-=|
-
正直帝位につきたくないな、でも人質生活も続けても
-
北斉が送り込んだ皇帝を廃位した陳霸先が、親族と蕭荘を人質に送って和議したり、再度北斉と戦ったりしてるのか
なかなか複雑な外交関係やね陳と北斉。
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
だが蕭荘はこの時、数えの十一歳。
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. .ェx ..
/´ ̄}{  ̄`7,
rェェュx .. // }{ //
ヾ「 ̄¨ヾ `7//__ }{ //
/ >''" ̄廴ノ`ヾミミx..__,、 }:{
レ´ー-イ ̄.′ . \ __`ヽ
/ | : | ! /  ̄\
. / l i l| / | | 、 `ー→、
.′ iト、 : | リL.._イ ,イ ′ \ \ 政治も軍事も分からないから
ト、 、 l|ハ\ ハノイi! 「! | / |/ : ヽ.. __ ヽ 王琳たちに全部任せるの……
ハハ\リイ孑 ヾ/ 乂_ノ/イ iL. i ハ「 ̄ ̄}
ノ .>i ` " _/  ̄`. / ilト、_/_
∠_/ _」 u }___,.ノ/_,..-─‐/__/
「 ヾ..ノi人 ー‐ ∠.-─{ __,ィ≦彡'< ̄
弋____`ヾ/ > 、 ‘ー‐テ{ 《___/ ̄}/
}_/フ彡”  ̄] 人{__>}
_/´ノ_/ /´ ̄`ヽ.
/ ̄ /,ィ:::r:::.`ヽ、 ′ ∧
/ ///∧:. \/ ∧
/ |:.{ // |:.i / |
| 入∨/ l! L入 、 /_/
┏━━━━━━━───
┃
神輿君主でしかなく、
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───━━━━━━━┛
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┃
また蕭荘返還条件として、
領土内の刺史の子弟を
北斉の都へ送っている。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
';';,..
'';;';';;,.,
''';;';';;'';;;,., ザッ
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ
ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy ザッ
ザッ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘ
ザッ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ ザッ
/\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
/ \/ / \ / \
. | | | | | |
| | | | | |
. | | | | | |
\ /\ \ / \ /
/`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐- /`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐--‐‐―´
-
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┃
もちろんこれは人質である。
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───━━━━━━━━━━━┛
/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... `ヽ
, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..\
,′ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.、
/ - ――――― -_ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::...:.:l
_ニニニニニニニニニニニ;ニ:ニ:ニ:ニ:-:_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
_ニニニニニニニニニニニニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:=:-:、:.:.:.:.:.:.l
_ニニニニニニニニニニニニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:=:‐:|
_ _ -‐―´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ‐=:ニ:ニ:ニ:ニ:二:ニ:ニ:ニ:ニl
ヽ‐..........ー..‐―――,,__,,_ _ `:..:.:.:.:.:.:.:.:.:‐:=:ニ:ニ:ニ:ニ!
 ̄ ー ‐:ノ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;>ー;-,-,-,___\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.::‐ニ:7
/i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i; ´,::::< ヾ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i>.‐.-.- _:.:_:_:.:.:.:.:.:.:.:.‐._
,i;i;i;i;i;;i;/;i;i;i;i;i;i;i;i;i; ノ、:.ノ` j;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;l(,...ーzュ-z.::\.`..,‐.‐,_:._`:‐.、_ 多少の援助はするが
|;i;i;i;i;i;i!;i;|;i;i;i;i;i;i;i;i ( -zィノ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i}.....ぐネマj=z,.jヾ!li!_:_:_ー.:..―..-、 見返りも、担保ももらう
ヾj;j.:.:.!;i;j;!.:.:7;i/;i.! v:.:.:( !;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;ノ.........ゞソ j;!.,;ノ;iノ  ̄  ̄ ̄
j:i;i:.:.:.i!.:.!:.:.,i;/.:i;il;i、 ⌒ヾj.:.:.:i;i.:.j;i;i;i;.:′................`'.......く
、:!i:.:.:.ヽ.、:.:.:!.:ノ:.:!i;i!..、_ _ ヽ::};!:.j!i:/ ..................... ..\ 梁復興のあかつきには
ヽ、:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.ノ;!;! .......ミ ノ:.j;j:.:.:.:.:..._ ...................ー..,‐ ' もっと取り立てるからな……
ヾ:.:i;!:.:.:.:,i;i;i;ベ ....ヾヽ:.:( ゙ー 、:.:.:j ......................j
j;i;!!;レ;!,i;i;/ ..ヽ....):.j j:/ ........-―/
-ィ;j;i;i;i;i;iヘ;j ...:^-'..\..!( ......::::,′
(;'!;/};i;i=―_- _ ......、 .....ヾ:~:........ .........:
┌‐z―zニニニニニ=―z _ .....:::::7 ̄` 、_....ノ
l=/ ∠ニニニニニ‐ニニニニニニニ=‐- _
l/ /ニニニニニニニニニニニニニニニニ!、
/∠ニニニニ_ ―― ― ― -二Z― 、ニ!...、
≦ニニニニ< _-―――― - ニ( (ニzjニl......、
>‐三三三三<三三三三三≧=\}ニ{.....\.....、
-
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┃
結局のところ、いくら地の利を握ってはいても
一土豪の存在により戦略が停滞してしまい、
┃
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/:八.:{.:.:Y´ ̄ `ヽ``〜、、 .:.:.:.:.:.:. \ :/, } _,,.。s≦ニニニニニニニニニニ''〜 ,,_ {
. ´// .:入/:r‐― 、.:.:\.:..\\.:.:.:.:.:\.:.\/, √ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ{
. /.:.:/ .:.:l.::ハ_川/////\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\_` ̄个 √ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ√ ''〜 ,,_
_,ノ.:.:イ.:.:.:.:|:{''"´``"'''"´``"'∨ .:.:.:.ト、 .:/,⌒ ̄ .:.:八 、 丶 `⌒ ~''〜 …‐--‐… 〜''~ }
⌒7/ .:.:.:.从 } ∨.:.:.:{ | .:.:./,.:.:\.:.:.:.:√ ̄ ̄ ̄厂:i:i:i:i{  ̄ ̄ ̄ ̄ ):i:i〉〜 ,,__________ 、 丶 `
/从.:.:.:.八 イ / ____ト 、.:.{ |.:ト 、:/, .:.: \:.:~''〜 ,,_ ノ:i:i:i:i:从 〈:i:( 从:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i√寸:i:i:i:i:「
. /´ {.:.:,イ乂\,{{ r' / r‐―} }:{ |.:|ト、Уーア⌒\: フ:i:i:i:r=ミ、、 斗)ノミ、 ノ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ノ }:i:i:i:i:j
У八Y´マヘ{ /, イ `ヽ }ノル:|{.:/ 人`ヽト、.:.: }:i:i:圦 (i!)ヽ 〉 イ (i!) スノ:i:i:i:i:i:i:i:i:イ /:i:i:i:i:ノ
. /八ーtッ}〉⌒〈く ̄ヒツア 厶イ八ト、ヽ } 从.:.:ヽ 从:i:iリ⌒¨¨ / ¨¨¨⌒ }:i:i:i:i:i:i:i:ノ イi:i:i:i:i:八
rァ⌒从 ̄ }  ̄¨´ ノル/:}/ ノ, イ .:. .:.: ノイ:i:i{ 〈 ノイ:i:i八( 八i:i:i:i:i(
. } } /.:.:r'_,ノ !.:.:/ .:. )八 ヽ ノノ ) 八jノ:i:i:i八
个从! Уー― ‐-、 }.:.:.:Y´ヽ ノル'.:.:./ ( /∧ ( / '/ノノ从
フ.:.:.:t__r'``〜、、.:.:.:.:.\ }.:.:从У 厶イ /∧ -‐… ,,ィi: '/
/.:., イ八__ ` 、 .:.:.:`Y.:.:.:.{ )/ /∧ 、丶` '/
乂( }.:r'こ ⌒ー一 \.:.:.:| .:.:.:{ } /∧ 、丶` '/
/ :レ八 , イ`ヽ!.:从{ }  ̄ ̄', _ -=ニニハ
. /,イ.:.:.:.:.:\_,,.. -‐ '' "ハ.:{ ' } j _ -=ニニ:::::::::::::::::八
. ノル'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.厶イ八( : __ √::::〈 ,,ィi{:::::::::::::::::::::::::::::::_-ニニハ
从:/.:.:.:.:.:.:.:./ .:.:.:.:.:乂 ,' / : _-ニ/:::ア⌒-_::::::√ ̄ ̄ ̄ 寸ニニニニハ
//.:.:.:.:.:.:.:./:/.:., イ `ヽ / / : : : _ -ニ/_-√ }::::::乂............ V/ニニニニ〉
{/ .:.:.:.:. /:// ,ィ个 {: / : : : : : _ -ニニフ√⌒ -_ /ハ:::::_ -/∧:::::::.. V/ニア::::~''〜 ,,_
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外国に屈服するようにして、
協力を仰がねばならない。
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それが王琳、というより梁残党の限界だった。
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∧
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/{|/|i:i| |
//||/|i:i| |
} /i:i:i||/|i:i| |
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「/{i:i:i:i:i:i:i{Y⌒Y^\
. V∧i:i:i:i:i:|^、__ノi:i:i:i:i\ __
V∧i:i:i:i:| |ニ|^  ̄ ̄ --- <⌒\
V∧i:i:i| |ニ| / / \ 丶
V/〉i:i| |ニ| / / ' /w \ ',
}/|i:i:i| |ニ|.' / i、/ { 、\ ',
|/|i:i:i| |ニ|{ { {/\八{\斗 } }/
、\| |ニ|}_{ {^芯^ ヽィチ} / '
\| |i:i:i|八 乂u , ¨ノイ /
___ / -=|i:i:i| ̄\{、 ,__, イ/}/
/. . . _/-=ニニ|i:i:i|∨//}.}iト _ イ{. {
'. . . . ノ、-=ニニ|i:i:i|ニ∨. }.}〉/、.:.\Vハ
{. r<ニニVニ=-|i:i:i|L/^V/V_/\://V:',
. _V⌒ `ー'⌒¨¨}|i:i:i|/// /i:i:', {ニV
{⌒ __ __/|i:i:i|../ 〈i:i:i:i:i\ \リ
/: . --ミv__/ {: ..|i:i:i|: : : : . . ^}i:i:i:i:i:i〉 ',
. 人: .//////\ 〉:..|i:i:i|、: : : : : ..人⌒. . . . .}
/⌒∨////////^<⌒|i:i:i|_≧=-<⌒、: : : : . '
{( ハ//////////V ̄ニ7^.: :}i}/.:「>-r
{. }⌒ニ=- 、/ ///「ニニ}〉: :.///: : }///乂_
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┃
そして彼らに担がれた蕭荘は、
┃
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史書において、梁の皇帝とは認められず、
諡号、廟号を与えられぬ存在として、記されることとなる。
┃
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,、_
メ::,リ `ヽ
_,,,,、_,___メ メ: : ヘ
ッア´: ィッ=.-'ヾく,,、: : :i
弋 : ツ / ヘ \、_ノ
㍉リ/ ,.' ,' .| ', ヘ
/ ̄ ̄`ヽ、 ノ`ー=..、i_
i ソ=----.、rイ`:::.、 ノ
トゝ_,r=--ト\_ `>
l、 ろ 、´: :く: : :ヾ`ヽ、
Y´:i ̄: : : ヘ: : `: 〉
rゝイi: : ,.' : :ヽ; :,: : :ソ
,ノ_;_ノ_∨:,_;_;_. く ':, ヘ
/:ヘ: : : : A: : : : 〉|: : : .ヘ
/: : ヘ: : :ノ: ヽ; : :|::|: : : : : ヘ
人、 ./:ゞイ: : : :レ'´: .ト、_,r'イ〉
㍉ェ/: : : : : : : : : :㍉ェェェッア
/: : : : : : : : : : : \_,、ノ
/: : : : : : : : : : : : : : : : .ヘ
-
以上です。
ここで魯悉達が王琳に協力して、王琳軍がどんどん東へ進撃出来てたら
梁復興にワンチャンあった気もする。
でもそうはならなかった。ならなかったんだよロック。
.
-
乙でした
悲しいなぁ
-
乙
箍が緩んだらこれだけ地方で割拠しまくったって南朝の統治もどこまで浸透していたのか
-
乙乙。毎度毎度引きが切ない
-
しかしまあ二つある梁残当がどちらも北朝二分の一の援助受けた傀儡ってのがもうね
-
乙ー
北斉からすると、ライバル北周が傀儡政権を立てて江南に橋頭堡を築いているから、こっちも傀儡政権を立てたい、という勢力争いになってるよね
こういう外交合戦があんまりなかった三国時代と比べると面白いなと思う。
-
乙乙
哀しい結末がもう告知されているようで淋しい
あとキン肉マンはやはりザ・マンで一旦話を閉めて、
新しいシリーズが始まるようやね
ttps://twitter.com/yude_shimada/status/1266746190730649605
-
サタン様オメガ編のラスボスだった
-
これから天界編的なことになるのかなあ
-
乙
悪あがきと言われてそうな王琳の頑張りは好き
-
乙
-
>>213
三国志は、一強の魏に対抗する蜀と呉(あわよくば隙は狙う)って関係性が固定されてたからね
蜀が関中・隴西を獲れていたら丁度この時代のように勢力均衡してもうちょっと外交戦が活発になってたのかしら
-
乙です
もはや梁は旗印になる価値もなかったのか
-
乙
-
乙でした
-
乙
-
乙
>>219
呉も蜀も固かったんだな、孫権は晩年のやらかしがひどいけど、南朝としてみるとそこそこの上位君主になる
-
・遼東と手を組み華北政権を挟撃
・南方交州や東南アジアに勢力を広げる
・東方の島々にも調査団を派遣
・いち早く道教を庇護
と思考のスケールの大きさがすごいからな孫権は
(失敗も多々あるが…)
-
二宮の変は目を覆うがそれでも菩薩皇帝の末路よりマシなのである
-
権力争いは酷かったが国を割るほどでは無かったからな
なんだかんだで(一人除いて)皇帝は権力を確保していたし
-
>>225
「酒飲んで出した命令は聞かなかったことにしてつかぁさい」
この発言が歴史に残ってる時点で暗君としか評価できんがな
-
乙でした。
-
「あの人酒飲むと人を斬るから、死刑囚を側付きにしよう」
「三か月生き延びられたら放免な」
よりはマシだよ(震え声)
-
上にも下にも突き抜けてない二流しかいないのが三国時代だからね
-
それをいうと五胡十六国時代も南北朝も大概だが、で統一した楊堅は超一流かって言われると首をひねる
-
魏晋南北朝時代の君主、何もしてない傀儡が1/3くらい、暴君というか狂人が1/3くらいを占めてるんで、
劉禅みたいな普通の暗君だと自動的に上位1/3に入ってしまうっていう……
-
ぶっちゃけ在位40年で目立った内乱も暴政も特にないのは普通に上位に入れる
-
イッチが以前言っていたように劉禅は治世前半名君中盤凡君終盤暗君という、皇帝テンプレをなぞっているだけなのかも
-
日本が特異なんだろうが院政とか大御所政治みたいに前任元気な内に後継に形だけ譲って引き継ぎ期間設ける方が上手く行く気がする
-
院政も朝廷の政治ガタガタにした、と批判されてる
少なくとも白河院は引き継ぎとか考えてなかったし
-
院政に関しては上皇の傀儡の天皇が上皇になって天皇を傀儡にして〜
を繰り返した結果権威をどんどん損なっていったという話があったな
-
正親町天皇「院政したいのに金ないから待っててと言われた僕が信長に譲位を迫られたことになってるのクッソ受ける」
-
家康の大御所政治に関しても「1590年代から家康は京都に詰めてることがほとんどで、実際は十年単位で秀忠と側近が実務回してた」と指摘されてるな
-
>>238
上皇も天皇同様1人だけにして任期制にしとけばよかったな
-
上皇が天皇の権威損なうとかマジか。日本譲位したばっかなのに
-
オカルトじゃないけど令和になってからのお先真っ暗ぶりは昔だったら改元やむなしレベル
-
上皇が権威を持つというのはつまりそういうことだから
実際今回の譲位についても、天皇を上回る権威を作り出さないようにどうするか
ってのは議論の一つになってた
-
>>243
日本だけならともかく、世界規模だから日本の元号に言われても
王莽さんみたいに名前さえ変えれば良くなるんだという現実逃避はアカン
-
コロナ以前の2019年後半から日本は割とお先真っ暗だった感
改元した時、むしろ「これから日本は良くなるんだ」と周りに言い聞かせようとしていたり、謎のお祭り騒ぎがあった
で、今やそんな話は、改元を大歓迎していた人も皆きれいさっぱり忘れている
-
昔からそうみたい
地球規模で気象異常だから改元しても意味ない、というのは
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そこらは所詮気の持ちようなので
経済活動が再開してる以上、グジグジ言ってても置いてかれるだけだし
-
バイキング形式が実質滅びたのはとても悲しい。
-
インバウンド需要でバイキングとビュッフェは中国人だらけだったから…
トングでそれまで取るスーパーのお惣菜がパック詰めになってるのは正直衛生面で向上した
-
後白河とかいう帝王学全く受けていないのに源平のときにイニチアチブを握ろうと必死になって、余計に逼塞した例もある
-
状況故に仕方ない部分と素でアホさが見える部分があるのが興味深い
-
斜め上の言動をして状況を無意味に引っ掻き回すのをイニシアチブを握ってる
と勘違いしてる迷惑な奴はいつの時代もいるからなあ 一国の指導者だったり
するのが悲劇だが…
-
後白河と後醍醐どちらがまだマシなんだろうか
-
>>254
>後白河と後醍醐どちらがまだマシなんだろうか
個人的には後醍醐のほうだな。
政権構想とかまったくもっていなさそうな後白河と違って、後醍醐は「幕府を倒せ」だけじゃなく
「現状では幕府も院政も摂関政治も寺社権門も全く力不足だから、これらを包括する強力な政権をつくる」という確固とした政権構想があって
これが室町幕府政権の源流になっている感じがする。
後醍醐の建武政権の構想は、後の室町幕府につながっているんじゃないかと。
-
後醍醐天皇は、建武の親政で貨幣政策とか土木政策で民衆負担が偉いことになったから、
ちょっと余計なことをし過ぎな感じ
まだ後白河の方が民政ではマシ
-
高一族の酒乱(酒のんで皇帝ぶん殴るとか、オカンをどつくとか)も酷いが「アル中でゴメンね」と言った劉聡や泥酔して落馬して捕虜になった劉曜も中々の酷さ
-
建武政権と室町初期で政策的にはたいした差はない、むしろ室町は継承している
だから建武政権の失敗は政策じゃないってあったね
-
>>254
その二人は水と火のようなものだと思う。
火は苛烈に燃え広がり一目見て危険だと誰しも考える。
一方、水は一見穏やかではあるが、濁流は街を飲み込み生き物を溺れさせる。
つまり、どちらも災害のようなもの
-
>>238
保元の乱がやばかった
「大々的な暴力で権力交代をやってもいいんだ。偉い人もやってるんだ」と周知されたせいで、武士階級の影響力が激増したので
おかげでその後、究極的には権威は財力と暴力でひっくり返せる的な事件がちょくちょく起きるようになる
-
>>258
やることは同じでも首をすげ替えねば納得しないってのは割とあることじゃないか
-
71巻表紙
アタル、ジャスティス、サタン
ttps://portal.st-img.jp/detail/a1f32f6279ea9524bbcfde4fe1887c6b_1590938742_3.jpg
-
>>257
師直さんの所ってそこまで酷かったかなぁ
と思ってしまった
-
>>260
呉座さんの本だと保元の乱で仕掛けてきたのは、時間が立てば正当性が薄くなる後白河と藤原忠実陣営だったとか
崇徳と頼長は実はさほど接点がなくてそれで先んずれば人を制すでやられた感じ
-
旧鳥羽側近で中継ぎの後白河に仕えてた勢力が「このままだと俺ら冷飯食いだ」とクーデターかました感じだもんな
-
>>264
藤原頼長は軍事を全く分かっていないという評価な感じだけど、「夜襲なんてやったら、かえって正統性が無くなって、味方をする勢力が減る」という判断だったんかな
-
>>263
高氏だと、さらに誰のことだか分からなくなるのは、困ったものです・・・足利なのか、佐々木なのか、師直その他なのか
-
ろくに体制が整っていなかったみたいだし、保元物語はだいぶ史実とは違うそうだ
義朝は為義の7歳以下の子供を切っていないみたいだし
-
大多数の貴族は保元も平治もスルーしてたらしい
「接近同士の私闘だろ、アホくさ」みたいな感じで
-
源平の合戦って言われてもほかの源氏も平氏も健在なわけでして
全国巻き込んだ大合戦になったのは鎌倉滅亡以降からだとか
-
>>264
>藤原頼長は
頼長は夜討ちよりも、興福寺からの援軍を待とうと判断したらしい。
大河平清盛だと
頼長「孫子曰く、援軍を待つのだ」
信西「孫子曰く、夜討ちすべし」
と二人が対比されてて面白かった
-
>>269
院とか帝というシステムに従属している事務方公務員(政権が変わっても解雇される心配は少ない)であって、誰がトップで有ろうとも明日から失業者になるわけではない
という感じだったんでしょうかね
-
>>266さん宛だった、すまぬ。
-
>>272
信西なんかは経歴見る限り、「中国の戦国時代の成り上がり型宰相」に近い感じみたいね
「君主の引き立てで一足飛びに出世したから権力基盤が弱く、君主がいなくなったら即失脚してしまう」というやつ
-
大河清盛で『ダメ義さん』呼ばわりされていた萌えキャラには、源義信という兄が居たらしいけど、このお兄さんは世間的には無名ながらも平穏な官僚人生を送って、ダメ義さんよりも出世して
なおかつ子供たちは、征夷大将軍になった源頼朝とも良好な関係だったらしいようだけど、保元の乱当時ではまさに「あいつ、バカジャネーノ」と思ってたのかもしれないんでしょうね
-
続きやります。
ぼちぼち中盤の終わり。
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
王琳VES陳の戦線は、完全に膠着していた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∧
/∧',
|/|i:i| |
/{|/|i:i| |
//||/|i:i| |
} /i:i:i||/|i:i| |
. //i:i:i:i:|V∧/
_//i:i:i:i:i:Ⅳニ{L
「/{i:i:i:i:i:i:i{Y⌒Y^\
. V∧i:i:i:i:i:|^、__ノi:i:i:i:i\ __
V∧i:i:i:i:| |ニ|^  ̄ ̄ --- <⌒\
V∧i:i:i| |ニ| / / \ 丶
V/〉i:i| |ニ| / / ' /w \ ',
}/|i:i:i| |ニ|.' / i、/ { 、\ ',
|/|i:i:i| |ニ|{ { {/\八{\斗 } }/
、\| |ニ|}_{ {^芯^ ヽィチ} / ' 魯悉達が中立の姿勢を崩さない以上
\| |i:i:i|八 乂u , ¨ノイ /
___ / -=|i:i:i| ̄\{、 ,__, イ/}/
/. . . _/-=ニニ|i:i:i|∨//}.}iト _ イ{. { これより東に進むのは
'. . . . ノ、-=ニニ|i:i:i|ニ∨. }.}〉/、.:.\Vハ リスクが大きい……!
{. r<ニニVニ=-|i:i:i|L/^V/V_/\://V:',
. _V⌒ `ー'⌒¨¨}|i:i:i|/// /i:i:', {ニV
{⌒ __ __/|i:i:i|../ 〈i:i:i:i:i\ \リ
/: . --ミv__/ {: ..|i:i:i|: : : : . . ^}i:i:i:i:i:i〉 ',
. 人: .//////\ 〉:..|i:i:i|、: : : : : ..人⌒. . . . .}
/⌒∨////////^<⌒|i:i:i|_≧=-<⌒、: : : : . '
{( ハ//////////V ̄ニ7^.: :}i}/.:「>-r
{. }⌒ニ=- 、/ ///「ニニ}〉: :.///: : }///乂_
【 王琳 】
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
王琳が北斉に実質上、屈服した代価なのか、
この時期に北斉も魯悉達を攻めているのだが、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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_ -=//\\ニ=- _
_ -=ニ//i:i:i:i:i:i:\\ ̄ニ=- _
_ -=ニ ̄< 〈i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 > ̄ニ=->
,,〉s≦  ̄ \V/.i:i:i:i:i:i:i:/// ̄ ̄ニ=- _
. < ,,.。s≦i:i>⌒/⌒ニ=i:i://.://i:i:i:i:i:i:i:i/
{i{`〜/ ./ハ /. : :「 :|-=ミ、i:i:i:i:i:i/,.ィ
// / :///.リ/. : リ. |i:.l ⌒≧=ー ´丿)}
ー=彡//.//.//. : / |リ .リョュ ミ≧=- ´ノ ,.ィ
{乂_//./ /. / /// _~^' ミ≧=- ̄ ノ 北斉の将軍は
`ー-- ´/-=彡ぅぃ{ / ´rうソ .ハ `ー‐ ´ かつて神の奇跡で城を守った俺
. _ -=ニ ̄/.イ ム ^¨´ ; ´ ̄´ リ 丿\ ミ=-
` ¨-=彡 / // ム_ -=r冖冖「``〜、‐´ノリ リ Vハ
{乂_ ノ /_.-=V/ ャ .|i 7 ~''< / .Vハ
{`ー , < V/ .ャ |i 7 ァ´ \≧=-iハ
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../.::.::.::.::..::.::.::.::.::.Viハ |.::.(i:i:)./i:}.::.:.八 (i:i:i:( r㍉.| .|.:::/. :V/.::.::.::.:::.:::.
./.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.i: Vハ|.:: `´{i::i }.::.::.::.:\)i:i:i:i:i:ノ.:\._.|./. : : :\.:::::::::::::::::\
【 慕容儼 】
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
三万の大軍だったにも関わらず、
魯悉達はこれを大破。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/ /=- _V/〈i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\\i:i:_ _ -=ニ  ̄.ヤ
{ {i:i:i:i:i:i:V/ V/i:i/ヘ_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ./ _ -―――┐ |
__二ニ ニ二二ニ -―/ /ー――7/i/ _/ /i:iイ:i:i:i:i:i:i:i:i:| |
 ̄ ̄`ヽ、 ―― __ ――ニニ二二二 / / // -=≦彡/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| |
ニ二二二 、二ニ ニニ二三\三三三二ニニ ノ /-=ミ- =≦`〜、i:i:i:i:i:i://
ニニ二二二\二二 >、三/ //. /  ̄`ミ ≧=-``〜/ 、
――ニニ`≦二_ニ_ 二二二>、三/ √ ⌒寸ニ=- _ `ミ \ vハ )ハ
-- 、 __ ―ニ三≡≡=≦_ ニ二>、三√/ _ 寸三ニミ `ミ \ \.Vハ / ノ|
 ̄ ̄`―――――― 、_______=- イr⌒ヽ、寸( `ミ ハ\ `¨ 彡丿
-=___ヽ_,) -=三ヽ 三rハ Ⅵ i| _-、V/`〜、、‐''゛
=―-_  ̄ ―=三三ヽ_ L_) } 三― /⌒) VV/ /i:ハ i
 ̄ ̄ ̄ ―___ ̄ 二三\ニ- //=) ニ .::ノ } \}i:i:i/ハ ノ}
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` ー-===ニ`三三二二ニ≧―</" ハ } _ U r⌒ / \ `_¨¨_´イ
√\ \(`.ー―し' ニ r ¨´ イハ \、 ``〜、__
―=ニ二 ∧ ._(  ̄ヽ .} ニ二 J .'`¨´V/V/V/ .\__/ハ
_ニ二二二二 \ 三´ .ミ/ ニ / iト .V/.V \. \ {i:i:i:i:i:i:i}
乂ニ二二二二 `ー=⌒ / ― . : : : :.i|\ `¨ /``〜、 ̄~^''i:i:i:i:i:i}
. .i:\ -=彡 / .ハ ィi{ . : : : : : il.≧=-/ / i| リi:i:i:i:i:iリ
/i:i:/``〜、_ / 乂 _。s≦_ -=======- _ / /. i| /i:i:i:i:i:i/
. _、‐''゛i:i:/ _、‐''゛// / /-=ニニニニニニニニニニニニ ./ ./ リ.i:i:i:i:i:i:/
/i:i:i:i:i:i:i/`ー=≦ __/ / _ノ{_ -=ニニニニ=- -= / ./. /.i:i:i:i:i:i7
/i:i:i:i:i:i:i:i/ / _ -=ニ_-=ニニニニニニニ=ー-=≦_ / / /i:i:i:i:i:i:i7_
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
慕容儼が身一つで遁走するほどの
大敗北を喫してしまった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
一方、陳も侯テンに兵を与え
王琳と対峙させていたが、
積極的に仕掛けることは無く、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__
/ ``〜、、
/ ``〜、、
/ ``
/ ̄ ̄\ \
{ / ( 天 ) \ }
\ / ∨う∨  ̄\ /
} _,..-=ニ二二ニ=- .,_ ー‐=ニ7
√二二二二二二二二二ニ=-ぅニ7
√ 二二二二二二二二二 / ̄ ̄',
 ̄イ⌒ | | | \イ⌒  ̄ \ ', 攻勢に出ようとすると
l 斗扞うv|\ 斗扞うv 「⌒ ', どうしても魯悉達が邪魔になるテンテン
l/Λ 乂り\ 乂ヅ| | | ',
. | ∧ 、 ノΛ | | ',
| |∧ u ィ ∨ | ',
| | 仝 ' 丶 | | | ', ',
/| |: :| ::个 _,. < | |: . |:. ', ',
/ .| |: :| ::| |ーrー―‐| |: . |: . ', ',
/ | |: :|: : ../ | || |: . |: . ', ',
/ / | |__:_:/ Λ || |――‐ヘ , ',
/ /-.| | / \/ニニ\/ | | ̄~^''くニ|_ ', ',\
/ニニニ| |./ |二/ | | ノ ノニニ\ , \
/二二二| / /⌒l | | //ニニニ] ', \
【 侯テン 】
,
-
これだけ強ければ、独立勢力でいるのも分かる
-
>>280修正
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
一方、陳も侯テンに兵を与え
王琳と対峙させていたが、
積極的に仕掛けることは無く、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__
/ ``〜、、
/ ``〜、、
/ ``
/ ̄ ̄\ \
{ / ( 天 ) \ }
\ / ∨う∨  ̄\ /
} _,..-=ニ二二ニ=- .,_ ー‐=ニ7
√二二二二二二二二二ニ=-ぅニ7
√ 二二二二二二二二二 / ̄ ̄',
 ̄イ⌒ | | | \イ⌒  ̄ \ ', 攻勢に出ようとすると
l 斗扞うv|\ 斗扞うv 「⌒ ', どうしても魯悉達が邪魔になる……
l/Λ 乂り\ 乂ヅ| | | ',
. | ∧ 、 ノΛ | | ',
| |∧ u ィ ∨ | ',
| | 仝 ' 丶 | | | ', ',
/| |: :| ::个 _,. < | |: . |:. ', ',
/ .| |: :| ::| |ーrー―‐| |: . |: . ', ',
/ | |: :|: : ../ | || |: . |: . ', ',
/ / | |__:_:/ Λ || |――‐ヘ , ',
/ /-.| | / \/ニニ\/ | | ̄~^''くニ|_ ', ',\
/ニニニ| |./ |二/ | | ノ ノニニ\ , \
/二二二| / /⌒l | | //ニニニ] ', \
【 侯テン 】
,
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
一人の独立勢力の存在が、
完全に戦線を膠着させるという、
奇妙な戦況になってしまっていた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
//
///__、, -==== - 、
」iii{//////////////\
//{iiii{////////////////≧ 、
/////V 、/////////////////ミ=-
//////////////////////////// ≧、
//////////////////wWW,//////// ∧
/////////{ヽ≧ 、_/´ V/、//////}
⌒///////| | , ィ彡|リ V/////\
|////// レ′ /シ´⌒iレ≧ァV//////ヾ
|/////{ミ三≧、 :: レ___ |//⌒V/⌒
|/////| / ・ 〕 |/| |リノ 拙者の人生、今が最高の絶頂期♪
/////| ィ==ミ i `¨¨¨¨´ レ'| |リ
|/レリ | i i{__ノ∧
☆彡' {^∧. | l |////∧
ヽ ハ. 、 { i ノ_, |///}\|
'∧ ,ィ'¨≧ー-≦////ミxwノ///}
{/V////ノ----ヽ//////iリヽ」
|/∧//シー ---一´ V/////i| ∧
|////∧ 、_, //////} ∧
^|/////Ww{//}wW //////} ∧
ヽ//////////////////レリ 、ー- 、
/V///////////////|/ : ヽ } > 、
_ノ ヽ}、//////////// : / ヽ
, <〈 V/////////レ' : ノ \
/ ヽ _ ヽ///// 一 / .
/ 、 ヽ {!三i}  ̄ / ∧
【 魯悉達 】
.
-
テンテンってキャラ付じゃなかったのか…
-
__ ¨  ̄ ̄ ¨
/⌒> ´ \ 、 ` .
/ / / \ \ ',
' ' / . : /: . . ', 丶
/ / / / i: ハW/ \\ ', }
イ ' ' {/''゙"{ 、 \\i }
i /{ { i 八\八 {\ /\} } '
|' { { { {笊㍉ \{ ィチ示笊 八{ __
八 、 八 ⅣVツ Vツ ノ ' /i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 このまま無為に日々を過ごしていても
\{ \丶 乂 , ⌒7イ /i:i:i:i:i:i:i:i:i/ 何も変わりはしません
\{込、 _ __ u ': /}/ニ=-:i:i:i:iイ
|: . .i:::.... `ー` イ } 「 ̄ ̄ }:i:i:i:i:i〉
|: . 「二{><「 ̄} }ニニニ{\i:/ 戦略を大きく変更すべき……?
| : :|ニニ}ヘ _ノ . : :,:八 --=ニニ=- _
_|. :八/只 . : : //=- _ ',
/八//i:/个\ rく/ニニニ=-
'-=rくi:i:i/i:i:i|i:i:i:i:〉/⌒)ニニニ=- }
{/⌒Vi:i:i:i:i|i:i:i//:ハ⌒\ニニニ=-
. / 〈i:i:i:i/⌒ / ' V//}ニニニ=-
. '. . '⌒. . . {: { ∨〈\-=ニニ=- __\
. {: : : . {. : : : : : : 八{ . . . } 、\ __/ ̄ \〉=-- _
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_, へ / ィ_,、 ,__ j{ / |ト、_/ニニ=- '"__
// \| ) こ"" j{_/:i _ /  ̄ ∨ニニニニ\
' / / ̄ >-ト、_,,,,,,イ _{' _ -=ニニニ/ ̄}ニニ===- _
/ .i _ === '__ニ/ )  ̄ __/ ̄ _ -=ニニニニニ\__|/\ニニニニニヽ だったらよぅ、王琳殿
.{ \__ / _ --、 {=' / /ヘ|i /ニニニニニ/ ̄(__)⌒ヽ'ニニニニニ./
\__/  ̄ニニニ/____/ |i .|ニニニニニニ\_/ | \ニニニニニニ/
/ニニニニニニニ/ |i /|ニニニニニニニニヽ_./ニニニニニ./
.〈ニニニニニニニニ./ } `ー ./ ..|i ./..|ニニニニニニニニニニニニニニ./
./∧ニニニニ/ニニニ' \__/ / |i / ./ニニニニニニニニニニニニニ./
/∧ニニニ'ニニニi ' /ニニニニニニニニニニ=--- '
/ニニ/ニニニ/(__} ̄{__ i 〈ニニニニニニ=---- '"
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
-
/。| ___ ___
/ニ\|/ニニニ\ /_\
/ニニニニ.|ニニニニニ/ニニニ\
{ニニニニニ=|ニニニニニニ'ニニニニニニ.\
∧ニニニニ.|ニニト.、 /ニニニニニニニ.\
/ニニ./ .\ニj{ \ニニニニニニニニニヽ
>'" __,、 .Υ',,, |ニニニニニニニニニ丶
〈 .// ー- i |ニニニニニニニニニ/
ノ /\{,、-ミ ―ミ\_ヽニニニニニニニ./=\
, ィニ ' __/ ./r_。》(__ -==ミ \__ニニニニニニ=- ' 東じゃなく、南を攻めてみるってのは
/ ⌒ /∧ー / \ー °'》}i\)ニニニ= '"___ どうだい?
{/ / ̄ ̄ ./ .}i .〈i__ ノ___ / /_ノ _ -=ニニニニニ\
_ - '" /ニ / 《 /モニヲ /} 〃-=ニニニニ/ ̄ ̄}ニニ=ヽ
_ ' _ -=ニニニ=/ ヽ}_/| ,,,/ |' /ニニニニニニ\__|ニ=/ヽ
/ /ニニニニニ./ __ --、/ ト、'"__/ {ニニニニ/(__(_)___/=- _
{ニニニニニニニ/ _ -=/ __ / /_/.i| ./ニニニニ/ ./ | \ニニニニニ=- _
/∧ニニニニニニニ{ ̄ ̄r―― '" ..i| /ニニニニニ\_/ニ/ .Υニニニニニニヽ
./∧ __ニニニニ} ./ i| .'ニニニニニニニニ.\ ./ニニニニニニニ. '
//⌒ヽ \__.ノ /i| .i| ./ニニニニニニニニニニ∨ニニニニニニ/
|( 》ニニニ\__/ | ̄ 〉ー‐┐ i|/ニニニニニニニニニニニニニニニニ.'
\ニニニニニ{_ ̄ .〈__ | \ニニニニニニニニニニニニニニ/
 ̄  ̄  ̄ ノ ゜ __/ ...| \ニニニニニニニニニニニニ}
\_{ ヽ___/ ヽニニ=- '"  ̄  ̄  ̄
┏ ┓
┃ 余孝頃 ┃
┗ ┛
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
余孝頃は陳の南江州刺史刺史だったが、
王琳が東征を開始すると、これに寝返った男である。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/(ニニニニニニニニニニ/ニニニニニ\
/ニニ',ニニニニニニニニ/ニニニニニニニニ\
/ニニニニ',ニニニニニニ=ニニ/ニニニニニニニニニニニ.\
/ニニニニニニニニニニニニ/, -- 、ニニニニニニニニニ、
/ニニニニニニヽニニニニニ=/ ' '. \ニニニニニニニニニ\
j{ニニニ===/ ⌒ \_ニニニ/ '. .\ニニニニニニニニ\
]|ニニニニ/ /_/""""" ̄  ̄ ∨ ∨/ニニニニニニニニ
]|ニニニニ' i「  ̄ ̄i  ̄ _.∨ ∨/ニニニニニニニ
]|ニニニニ/ i≧=-、 ー≠ '"__ .∨ .∨/ニニニニニニニ 南方の独立勢力、周迪・周敷・熊曇朗ら
\ニニ/ i} ゝ--’〉 '⌒ゝ゜≧ \ \ニニニニニニ
ヽ' i} / \` ´¨. \ \ニニニニニ
/イ i| / / /\___.\ニニニニ 陳はあいつらに官職を与えて
/ / }i \ __ / __廴/,イ 手なづけているから
/ ./ /∧_ ___ 、 ' \ i 一応は陳の味方だ
' / /.{ _ー ' 》 ノ ..ト
/ _ ' ]i'.__/ i{ _ ' _/ _ -=ニニ=、_
/ ., ' ____-=ヽ i{__ -' _ -' _-=ニニニニニニ\
./ / ,、 ' _ -=ニニ/ ,、 - '" _ -=ニニニニニニニニ=-
./ _/ '" /ニニニ. ' / _ -=ニニニニニニニ=- '"
/ / '" ./ニニニニ/ ./ _ -=ニニニニニニニ=- '"
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
━━━━━━━━━━━━━| あんたがこの先、東へ進めたとしても │━━━━━━━━━━━━━━
| あいつらが後背を攻めるかもしれねえ │
\____________________/
∨ .| ............. l _..、、.._/ .. } :} / l//////l
//|....... ,. '´..:..:..:.. ,>//ミ/ l//////l
//.|. / / .:. ,. '´.:.:.:.:.:. /`、 l//////l
(/_/.:/ .:. / .: / .:. // . |.: `、 l//////l
/厶く⌒7.:.:.:.:. ´ .:.: /.: /|.:.:.:.:.:.|| .:.: \ ///////∧
/..{__ノ//.: //.: //∠.\|.:.:.:.:_ノ| :.:|.:|⌒ /////////∧
/ ./... ´.:///:// .: l 《 {_ハ,  ̄∠| :.:|.:| ///////////∧
/ ./.../ .:.:.:.:.: ′ 八 .:.: l {} }| :∧| ∨///////////
:i:|::i:|::i:|:. / ./.. {/| .:.:.:. | .:.:′:\.: l `7ノイl ∨/////////
:i:|::i:|::i:|::i:|: / ./.........八:.:.:.:.:| :.:|.:.:.:.:.:|\l{⌒ヽ、 /.:.:.:|.:.l ∨///////
:i:|::i:|::i:|::i:|::i:| / ./......_.. -=ニ二`ヽ、:.:.:.:| ` ̄ , ′.:. |\l ∨///// | ̄ ̄ ̄\
从从从从从/ ̄ ̄二二二 -- `ヽ、\二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二|二> ,>
衍衍衍衍衍)二二二ニニニ⌒\\ \)| { ....... /| :// ̄ ̄>''"⌒\ x──x / ̄ ̄ ̄\ ̄} |___/
衍衍衍衍衍)二ニニニニ/⌒ヽ_〉ノ'ー┤ニニ=-/.::: |//.::,. '´..:::::::::::::::::/7ァx _,,.. ''"~ ̄~"'' ....,,,_///////|..:..:..:..: 「¨こ\`く
衍衍衍衍衍)二ニ=-‐''"ニ_ニニ_ニ\|二/ :: | ::::::::::/..::::::::::::::::::::::::::|//| ̄ ̄ |'//////,|..:..:..:..: |'/こ二つ
衍衍衍衍Υ :::::::::::/ `''^` \ | :::: |::::::::::::::::::::::::::::::/..:::::: |//| |'//////,|..:..:..:..: |'/,こニつ
衍衍衍Υ::|:::::::::: 厶_______\| :::: |::::::::::::::::::::::::/..:::::::::::: |//|___,,..、、、..,,_ _,,..、 ''"~ ̄∨////ノ^'ー─/////∧
ΥΥΥ::|:::::::::: : ///////////////////| :::: |::::::::::::::::::/..:::::::::::::::::: |//|/  ̄ ̄ ̄ `¨¨¨´ ///////∧
::|::::|::::|::_,,.、 ''"{'/,_/|>/∧/<|/_/八::::::|::::::::::::/..:::::::::::::::::::::_ノ ̄ /////////∧
::|:: ̄/................ /∨∨/ ̄ ̄ ̄¨\∨//∧::::',::: /\_,,.、 '´ ̄ ///////////∧
......../................ /....|∨//7777777\∨///∧: ∨\ ............. \ ∨///////////
. . /................ / .....|. l l |/∨〉//〈∨/| l/////∧/| .....\ ............. \ ∨/////////
. /................ / ...... |. l l |∨∧//∧∨| l///////. |............\ ............. \ ∨///////
/................ /............|. l l |〈〈//////〉〉| l////// .. | .............. \ ............. \ l//////l
【 周迪 】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
-
こいつ、絶対先祖は呉で辺境征伐(奴隷狩り)してただろ
-
AAから伝わる治安の悪さ
-
___
/ニニニニニ〉- 、
へニニニr‐ 、ニ/_0_へ
r'- __ニ.| ∨ニニニニニ\ __
i| _| .∨ニニニニニ=ヽ'" /
i| .「/⌒~\ \_ニニニニニ - '"
_ -' }'ヽ、/ィ示__}ニニニニニ ./~.}
/ ___/示/ i/⌒ へ)ニニニニ.} _/ /-、 だが一発ガツンと殴って力を示せば
| 「 _ヽ=|rヽ __ ┐r‐'":i:i:i:i:}ニニ/(__)/ } 特に陳への忠誠心も無い連中だ
<__/ |:i:i 圦__ ∨_ア j}/i|i:i:i:i:i:i:i:i`ー'| \`- イ
r--、( ̄ ̄ ̄ ~~~~~.ノi:i|i:i:|i:i:i:i:i:i:|:i:i\___|
<二二__/  ̄ ̄ ̄  ̄:i:i:i:i|:i:i|:i:i:i:i:i:i:i>-- '" 簡単にあんたへ味方してくれるだろうぜ
// / ヽ .|i:i:i:/ ┌┐ .\:i:i|:i:i:i:i/  ̄
.|(/ヽ__/_ノ/|/ | .[_ ・ _] | ヽ}:i:i:i:'
.〈_/` ー イ:i:i:i/ .|__| | |:i:i:i:i:i:L_
.:'i:i:i:i:i'ニニ(_)=ニ| |:i:i:i:i:i:i:i:|_____
/:i:i:i:i:i: .| . \:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:[
/i:i:i:i:i:i:i:i__rー、__ _\_ \:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:[
. ':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i' 、 \  ̄\__:i:i:i:i:i:i:/
./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i' ∧ }:::::... \__./
ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:'____ノ i_ _/::::::::::::::>、_/
___
____ __ .. < ⌒\
´ < ⌒ ` \
/ . ./ 、 \
. . . ' \ \
. :/ / . . \
′ . : ' ' ハW/. . ', 、
{ . . . ' .::i: . .:: / /''゙7 . .} }. i、\
. : :/ . :/. : Y {: . i: /`メ、/ . / . . . } ⌒ヽ
:. . : : / . : ‐‐┐ { {: . 笊示㍉ { . .' . ./ . .'
',: / /i:i:i:i:i:}:.人八: . {、Vリ :. / . / ' / なるほど、今なら多少は軍を割いても
r‐へ }〉/:i:i:i:i:i:i:i:,: : 彡{: \:乂 乂. ./ /}/ 陳は攻勢に出ない
|:i:i:i:i:i〉}:i:i:i:i:i:i:i:i:i/㌘ : {: . . i\ 〉 '}/
|i:i:-={/⌒:i:i:i:i:i:/  ̄ ニ八 : { __ イ /
八i:i:i∧:i:i:i:i:i:i:i/__ ニニ=--V个: ._ / }/ 不安要素を取り除くには
/i:i:i:iイ⌒}\:i:i:// . . .⌒ < いい機会ではありますね
└‐// . :}i:i:}^7/ . . : : ',
〈/ . : :|i:i:|〈 __ . : : ::、
____ __ / . : : 八i:i:i:〉⌒Y . : : :}: \
. . : : . . ニ=-- . : :/⌒L/___ノ} __ 人: . .\
/. . ⌒ > ´ . . : ∧ 「/r‐〈 -=/ ⌒\ . \
-
__
〈(⌒
__V>、 __ ,. ¨  ̄ ̄ ¨ .,
/^⌒´ ^⌒ヾ´ 丶 ` .
/⌒ > ¨¨ア ,{ 、 \ \ 丶 \
' / / ,ヘ/ハ \ 、 -- ∧ \ ',
. / ' イ /''"゙゙゙{ 丶 \ ≧=- _} ', 丶
. / / / イ {丶 \ 斗< __ } v }
/ /{ / /‐┼ - 八 \_ 'ィチ竓笊ミ ∨ }
// v // { ィ竓笊㍉(⌒ヽ 乂_rツメ /∧ 樊猛と八千の兵を送ります
/ / / / Ⅳ V__ツ ヽ _ ノ イ// } '
. /イ ィ i :乂_ i ⌒7 ィ . { //} /
' | /八{ i i⌒ ____ ^´ } . {厶ィ/ 南方にはあなたの地盤があるそうですね?
/ | / ⌒从 ト从 └==┘ ,. . }//≧s。 __
. }' /. . 丶{/ 个: . イ/. . .}//////////>
/. . . . / > ., _ < / . . ,//「 オ≧s。/ 地理に詳しいあなたが総指揮をお願いします
/. . . . /__ ィi〔//r‐‐┐ | ̄/. . ../}'/| | |
- ____ .. 斗 _,. | ト---ォ//{ | | ' . / lⅥ | .斗 ¨¨> .
ニ=-- -=ァ.. . . .¨¨ア | |i:i:i:i:i/\ノ レ^V /. / .イ | | /: : : : : : : : : : 、
. ィi〔. . . . ./ 斗-| |i:i:i:i////>、 〈 <>〉. / ⌒´ _/ ̄: : : : : : : : : : : : : : ',
ィi〔. . . . . . . //: : ィi〔/////V/////>、 イ .ィ、斗<//(_>--=ミ、: : : : : : : : : : :}
≧=─ ¨ ' : : //////////〉//<//////\>´ 丶 |: \: : : : : : : : {
. { : : /ィ/ア ⌒^ V/⌒ ア. .<///ァ==ミ、> V L: : :丶: : : : : : {
.i i ∨/ニ/ }ニニニ__ニニニニニ/
.ヽ ',/ニニ{ .'ニニ/ /ニニニニ/
', \ニニ| |ニ ' . 'ニニニニ.//( / ̄ >----- '/
ヽ j ./ ./ニニニ/ ヽ∨ /⌒\ / へ
/∧ / {ニニ/ r--/へ -- _` ---- 'ノ-- __, /
/∧ ヽ i' , ---ー― 、__ \⌒ ' 〜--- '-- 、
/∧ } V 荷~ }/~ヽ \ ヽ __ \
r ∧ .| / / ー- 、 / )ノ .〉.i i |、__/ ̄ \ ヽ
|  ̄ ̄ ̄ } )\ \ _/ノ } i r 彡/ | |./ ./⌒ヽ ヽi}
' / ヽ ' ヽ'_./ / /ー.イ/ー '" } おう、パパッと片付けてくらぁ
iニ=、___/ )/ }\__ r-=ニニニニニ} .i
./|ニニニニニ/ / __, 、-'___/ |iニニ/ ̄ ̄ ̄ iト 、
'=|ニニニニ/  ̄ ̄ ̄ , - {ニ/i |i/ ┌―┘└‐ヽ 戦果を楽しみにしておいてくれ
j{ニニニニニニ.' ____/ __i/ / / 、 └―┐┌- '.
j{ニニニニニ〈ニニニ/ニニニr'"--'- '" .' \ | . | .,i}
/ニニニニニ|ニニ=./ニニ/iヽ __ - ' {  ̄\_ . └┘ ./
.|ニニニニニニ|ニニ/ニ/=ニ| ∨ __ -八 \__/ '
.|ニニニニニニニニ'ニニニ=j }_/ / i\ _ -----、/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ./ |__ .ヽr'"ニニニニニニY
} ./ /.| ヽニニニニニニニニ{、
/イ ./ \ ',\ニニニニニニ
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
樊猛軍に余孝頃の地元の手勢を
加えた南征軍は、二万の大軍となり、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__,,..-‐''"´. : . : . ,イ,イ. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :
``‐-、._ __,,..-‐''"´. : . : . : . 「|「|_レ'レ': . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :
:;; ::; :;:`゙''ー-、.,_ __,,..-‐''"´. : . : . : . : . :/´'二 _|: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :
. : . : . : . : . : . : "介ー-::、,_, _ ,__,,..-‐''"´.::. : . : . : . : . : . : . : . : . ̄ |」| | 「| []. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :
. : . : . : . : . : . : . : . : . : , ;; '. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .: |_| |」 「|: . : . : . : . : . : . : . : . : ,イ,イ
. : . : . : . : . : . : . : . : . : ;' :'. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :|/: . : . : . : . : . : . : . : . : 「|「|_レ'レ'
. : . : . : . : . : . : . : . : . : ' , ' ,. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : /´'二 _|
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : '- , ゛''' -. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :  ̄ |」| | 「| []
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : ゛''' - .,_ ~゛゛''' ‐- ..,,__. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : |_| |」 「|
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . .λλλλλλλλλλλλλλ- : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : " |/
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : λλλλλλλλλλλλλλλ-.゙''''ー- ...,,,,_____
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . .人-人-人-人-人-人-人-人-人-人-人-  ̄ ̄"""'''''''¬─--
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :..∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* )
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* ) (゚* )
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
豫章を攻略し、周迪の籠もる臨汝に迫った。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────────────┐
│ │
│ 江州 │
│ ○ │
│ │
│ │
│ 豫章 ..│
│ ○ │
│ │
│ │
│ │
│ 臨汝 │
│ ○ ..│
│ │
└─────────────┘
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
予想どおり、周迪は王琳軍への鞍替えを打診してくる。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ̄ミメ、 /\
/\ \∨ `、
. _ __ \ }} `、
. ヽ〉/ / | ,>……‐-ミ',
. く/ | / \ }}
. ____ . / U \
Lr┐ ! ∨ U \
. くノ / / | ,ノ もう陳へ味方はしないし
⌒7 :| ``ヽ, 兵糧の供出もする!
_ __ {{ | \ ',
ヽ〉/ / │ \ \ |
. く/ _(\ \ \ | |、 だからこれ以上、攻めてくれるな!
. ____ _(/\ハ ./\\\ :|ノ∧
. Lr┐ ! \ \│|┐ / .:.: |\\\ / ',
くノ こニ////|│ ./.:.:.:.:.:| ´^''‐- │ │|
. {{ |///_|厶_ /.:.:.:.:.:. | | │|
V//77ハ\.:.:.:.:八 | l |│
/////ヽ、}/^'ー‐/\. \ |: 厶|
. {'//,〈. /^'ー‐/ \ \ | /|,ノ
∨//\ ' / }ニ=- .._ \ | /八
-
_ ―― 、、
,ィ〜''´ ̄ ̄`''ヾヽ‐vニvニヽ-、
. /´ _ ==ミァ''¨¨>ヾ <¨''‐<
/´. / / \ `Y
/ ァ'. / / , , / ハ ', ヽ l==-zzx
/イ. / / ,' ,' l. l | | ,' l l l | ヘ |ニ=- マ
// l | | | _|__ハ_ハ l l ハ_|_ハ_l_ l ト、寸/
,イ| l |. | ∨V__',从{ 从}ハ!_l } |ニヘ 寸
/ハl| l.|. 从 灯う芯` ' 笊 )j灯 八.|ニニヘ 寸 上手く恭順させられましたね
. 〈_/VⅥ ヘ〈.乂_ソ , .乂ソノィ |ニニニ∨
{{_{ニニ| |i 从 ムニ_マ
,ィア -=ム. 'ヘ、 ` ´ ,イ. ,' | マ, 周迪を他の独立勢力の抑えとし
,ィア | l l ∨>。 ,ィ.: :.,' / | マ, 私たちは王琳様本隊へ帰還を……
. ,イア / 从 ',: :r} .><.{、: : ,' ./. l. マ,
. ,イ7. / : : :.ヘ, 'ィ /`Y´ヘ / /: :. l. マム
,イ7. / : :>''~ ヽ ',/ノ辷フ、ヘノイイ ̄`< ', Vハ
〈ニ/ / : :./ 、/: `: :,イニニヘヽ : : ヽ , ', ',. }ニ}
/ : :,' }ミz汽zz`マニニ凡ン:ィzz汽{ l ∨ / 寸
. , ’. : : l ,' ヾ7 || _ア‐" Y |. ∨ /
. /. : :,、|_,、 { .: : : :. :. マニア′: : : : :. }._.|_: : ∨
/. : : |ニニ人.: : : :. :. :. :.イハlh、.: : : :. :. :.人: : |: : 、
/ : :/ ̄ ̄ヾ>===-彡ニUニ/>---彳 ̄ ̄∧: : \
. / : : ヽ/ ̄ ヽ|l. マ |ニニ|マ. ハ-  ̄ ヽ./: : :. \
【 樊猛 】
/(ニニニニニニニニニニ/ニニニニニ\
/ニニ',ニニニニニニニニ/ニニニニニニニニ\
/ニニニニ',ニニニニニニ=ニニ/ニニニニニニニニニニニ.\
/ニニニニニニニニニニニニ/, -- 、ニニニニニニニニニ、
/ニニニニニニヽニニニニニ=/ ' '. \ニニニニニニニニニ\
j{ニニニ===/ ⌒ \_ニニニ/ '. .\ニニニニニニニニ\
]|ニニニニ/ /_/""""" ̄  ̄ ∨ ∨/ニニニニニニニニ
]|ニニニニ' i「  ̄ ̄i  ̄ _.∨ ∨/ニニニニニニニ いいや、攻撃続行だ
]|ニニニニ/ i≧=-、 ー≠ '"__ .∨ .∨/ニニニニニニニ
\ニニ/ i} ゝ--’〉 '⌒ゝ゜≧ \ \ニニニニニニ
ヽ' i} / \` ´¨. \ \ニニニニニ 周迪は完全に滅ぼす
/イ i| / / /\___.\ニニニニ
/ / }i \ __ / __廴/,イ
/ ./ /∧_ ___ 、 ' \ i
' / /.{ _ー ' 》 ノ ..ト
/ _ ' ]i'.__/ i{ _ ' _/ _ -=ニニ=、_
/ ., ' ____-=ヽ i{__ -' _ -' _-=ニニニニニニ\
./ / ,、 ' _ -=ニニ/ ,、 - '" _ -=ニニニニニニニニ=-
./ _/ '" /ニニニ. ' / _ -=ニニニニニニニ=- '"
-
. /寸>''゙/ _| │ | | }! ヽ. |. ', ', ヽ . `ヽ
/. /ニ//ニ| │ | | ハ |i | |l. |: ', ',、 ',
. //ニ//ニニ|:. │ | | |i | ',. |i | |l. |: i:. ', ヽ',
/〈ニ//ニニニ|: : 「'''-、,,_ | |i | ', ハ. 」>∥ |、. |ハ. | }!
./: : 寸-=ニニニニ|.: :. |ヽ | ハ`'''―、,,_ |__./ | _.lィ''" | ∥ | ', | ', !
'.: : :./ 寸ニニ二二|.: : :. マニア气ニニミxハ  ̄| " | ,ィ笊汽ア / / ', | . }/
: : :.//ニ/ >ニニ二ム.: : : :. |マ __ノ::::::::} ㍉、 l /〃 )::う '/ //|. / |. l
: :./ \ /ニニニニム.: : : :. ', ∨ゞ''゚つ \ ', 彳{:::'''ソ / //. |/. |. / そんなことになんのメリットが!?
.:/ . :\>………<: :. ヽ `―''"´ ヾ ¨¨¨. / イ イ レ′
. : / /´ ̄ ̄ ̄ `''< \≧ , ム |
. . : :/ / ` 、 ヽ、 U ___ ,イ | 恭順させるだけでいいでしょう!
. : :/ / ヽ `ヽ ∠‐_/ .イ: : |`'<
. : : / / ヽ. ヽ ' .< マ |: : |. `''<
.: : ,' ,' ヽ ',≧=彳 〃 マ.||: : |i |、 ',
: :│{ `〜、、}!==彡' マ||: : |i | >〜'ヘ } }
. 从 ', ``〜、、 ||: : 从|`ゝゝゝ〈. //
_|【
_ -=二}.ト、 /}
_, =、_/ニ二/∧}_/___
/:i:i:i:i:i:〕=='、ニイ/:i:┌┐、
/:i:i:i:i:i:i:i/ニニニニ=/i:i┌┘└┐
ヽ:i:i:i:i:i:}、\_/〔:i:i:i:i└┐┌┘ (メリットなら大いにあるぜ)
i\:i:/ニ` ーイニ\:i:i:i:i└┘/
|i:i:i:ヽニニニ)_(ニニニヽ:i:i:i:i:,.イ
|:i:i:i:i:i∨<●>__{|:i:i:i:i:i:i{ (周迪を滅ぼしちまえば……)
|:i:i:i:i:i/}ニニ:::ニニニニ.|:i:i:i:i:i:i|
|:i:i:i:i:iリニニ:::ニニニニ.|:i:i:i:i:i:i|___
|:i:i:i:i:'ニニ.::ニニニニニ.|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
ヽ/ニニニ.:::ニニニニニ',:i:i:i:i:i::i:i:/
/ニニニニ.::::ニニニニニ',i:i:i:i:i:i/
/ニニニ=ニ::::ニニニニニニヽ ̄}
_/ニニニニニ.::::ニニニニニニニ「~
/ニニニニニニ..::::ニニニニニニニニ∨/
_/ニニニニニニ.:::::ニニニニニニニニニ∨/
./ニニニニニニニ.:::::ニニニニニニニニニニニ\_
/ニニニニニニニ.::::::::ニニニニニニニニニニニニニ\
-
ニニニニニニニニ | i |ニニニニニ/ / i \ニニニニニニニ=
.∨ニニニニニニニ .|_ | |ニニニニ././ .| ヽニニニニニニニ
∨ニニニニニニニ .| ~ ' - ゝ }ニニニ/ ' .' /ニニニニニニニ
、ニニニニニニ i ;;;;;;) ,,,,,,," ー--- __/ /ニニニニニニニニ
ヽニニニニニ.| ;;;;《 ;;;;;;;;;;;;;;;;)) ,,;; ./ /ニニニニニニニニニニ
.\ニニニニ| ' ;;;;;》 ;;;;;;;;/ (__,,,;;;;;;; ./ /|ニニニニニニニニニニニ
\ニ=/| / ' ;;;/,;;;; { / 、ニニニニニニニニニニ
_ - '" .j ∧、_, / ノ /;;;:: \ \ニニニニニニニニニニ
f' / / o 、 _i_{ ,;______ -ー \___、/⌒}ニニニニニニニニ (周迪の領土とお宝が
ヽ / /込__》~::":ヽr――‐ o―― 、:::::::: ./r-ヽ .|ニニニニニニニニニ そっくり俺の手に入るって
i ' ./、.j::ヽ /}:::::::::ゝr\___, s≦:::::::: / / .|( i |ニニニニニニニニ メリットがなぁ!!)
__ / / / 〈:::::::::::/ :::\::::::―::::::::: ノ / _ノr' ./ニニニニニニニニ
ニニ / / / /∧:::/ .,. ::::::::::: / /ー- ' /ニニニニニニニニ
' ./ /ニニ=-「ir/∧ヽ| '" __ ,} -- __ - '⌒ヽ ' /' __/ }_ -=ニニニニニニ
/ /ニニニニ=/ニニ| |__/ _, ィ'フヽ } ./}/i- '"_ -=ニニニニニニニニニニ
. ./ /ニニニニ/ニi|ニ=| ト┬‐┬‐┬‐┬ イ__{>' //./ / _-=ニニニニニニニニニj{  ̄
./ |ニニニ/ニニニ i|ニニ ト、.|____|____|___/--'{>' // _/ .|=ニニニニニニニニニニ//
' .iニニニ'ニニニニニヽ/i .\|__/_/__}__ノ '" __,、-'" }ニニニニニニニニニニニ\__
',ニ/ニニニニニニニ ト、_ _ - '"(_/ _,イ「ニニニニニニニニニニニニニニ
. ',ニニニニニニニi| ' /  ̄} __/ _ -=ニニi|ニニニニニニニニニニニニニニ
.ヽニニニ/ ̄ .' し '" _ -=ニニニニニi{ニニニニニニニニニニニニニニ
\ .\/ ../ /⌒ヽニニニニニニヽニニニニニニニニニニニニニ
\ \ ./ / ',ニニニニニニ/ニニニニニニ/\____/
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
余孝頃は最初から、
自分の領土拡大を企み、
南征計画を持ちかけたのだった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
.∨ニニニニニニト、ニニニ| \ \ニニニニニニニニニ
∨ニニニニ=|. ',ニニj ヽ }ニニニニニニニニニ
..∨ニニニニj iニ/ ∧ /ニニニニニニニニニ
.∨ニニニ/ }./ /ニ= 'ニニニニニニニニニニ=ニ
∨ニ ' .ノ/ー―‐ '―― ,} /ニニニニニニニニニニニニニ
/ //__,、 --―― / iニニニニニニニニニニニニ
/ / '__,、-'" ̄ ̄ i 、ニニニニニニニニニニニニ
. /. .:::::,:: _ -=へ 、 \__ニニニニニニニニニ
' ' /::::(__,/⌒__. ` ー ` ー- 、 \_ニニニニニニニ (この辺は、俺のシマに近い!)
/ ヽ ::::ノγ οヽ__, ,;〃 \  ̄ }ニニニニニ
' }:::::ヽiレ'"⌒=彡 .\__ .|ニニニニニ=
/ |:::::/⌒ ` ー‐ /⌒ヽ| } ━ /⌒} .|ニニニニニ (領土を任せられるのは俺になるだろうし
i ./:::::i / i}} i| ' /(⌒ト、 \ニニニニ もしそうでなくとも周迪という近場の邪魔者が
|. '::::::::| _ - '" / } i| i ; ノ i} \___/ 消えてくれるなら万々歳だ!)
', /:::::: ヽ-- ____r‐'‐r /. ’ .' | 、 / ヽニニニ
', ` -―― _,ィ⌒Y⌒Y ̄| |/ / i { イ /ニニ=
\ ` < | .| | .| ./ ∥ | /..{ \ /
‐┐ '. ヽ|_.}_/\/⌒'...∥ | }/ .| ヽ_/ __
. | i | .| | .| /...∥ |/ } _i -==ニ三三ニ
. | | | .| __, '-- '" '/ / __/ _ -=ニニニニ三三ニ
. | | .├‐ ' _, 。s≦ /_/_ -=ニニニニニ二三三三
. | / \/i r--=ニニニニニニニ二三三三ニ
. | | / .} .|_ノi{ ∨ニニニニニニニ二三三ニニ
. | | ' ./ 八 _ ∨ニニニニニニニ二三三ニニ
. | | i / / .| i:i:i:. ∨ニニニニニニ二三三ニニ
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
その私欲を感じ取った樊猛は反発。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
-{ニニニニア i! \ Yニニ
_-=ニ=-マニニ7 / i! / ─―=ニ┛┗二二二二二
_ -=ニ=- 斗-マニ7 , / i!. / / ./ ┓┏∨.ヘ i!ニニ
ニ=- /ニニニニ7 . // i!. | | / |. l l ハ ', 、. ', V ヘ ―=ニ
. ―==マニニニニ| // // |! | |_ /|. / ,| / | l ', l、 ヽ ', ', ', ニニ
/マニニニ| /=|// |!. | . | `''く /}/.| /| /|/ ', l \ ',\ >. ',ヽ ', ̄ ̄ 王琳様はあいつに指揮権を与えたけど
___/ /マニニl/ニ// |. |! ハ | ャ===㍉、| //イ ' 〃 ',l ヘ.ィ"_. l ヘ ! liニニ
 ̄ ̄/ / マニ寸ニニ/ |. |!. ハ ∨ヤ _ノ/ハヾ..... 〉 / _,.ィう///}¨¨ア', | ソ |iニニ
/ /. マニハニニ| ム. | ヘ ヘ. ゝ乂こン ヘ=彳::::::::ァ〃 V//ソ イ ハ |. |iニニ あんな自分の都合で作戦を変えるやつに
'". / . : : : : >'' ´  ̄ ̄l. ハ |. \.、 三=‐''"~´⌒ ⌒"'―==彳"/-' ハ | |iニニ 従うのは嫌!
. / . : : : :./ V ', ', ヘヾ、 ..:: `ミ / ,イ |i三ニ
. : : : : :ァ' /::`''ミ_ ヘ ' ,メ .イ´// / ′
/.l.|/ ,ィ7::::⌒ヽ、 `Y_)h、 -、,―‐,、_ .ィ. // .イ. ,′
. : |ヽ//≦| ( ).∥::::::::::::}. `'<:_}. > >。 こ 。< /,イく/. /
 ̄|イく:::::::/__ _ /. ∥:::::::ヽ/..._ } ハ', / ≧。_。≦ト、マ // /=ミ / ‐=Ξ三
∧>\:::::::>''´ /::| ||::::::::::::ノ `''Y__ハ/ニヘ | ,ィ∧ マ /.>''V:::::::ヽ
.
-
どいつもこいつもw
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
余孝頃の軍から離れ別途に陣を構え、
指示を完全に無視するようになってしまった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/\
, -'" "'- 、
_,..-'''" "'''- .._. /\
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l , -'" "'- 、
l l _,..-'''" "'''- .._
╋╋╋╋╋╋l ,、 l ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ╋╋╋
┃┃┃┃┃┃l 八 l.┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃l l.┃┃┃
.l | | l. l ,、 l
l | | l l 八 l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ l | | l
l | | l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
で、こんな内輪もめやってる間に、
他の独立勢力たちが動き出す。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-- _
´ -‐ _ ` 、
´ / ヽ \ 丶
/ / \ 、 ヽ
/ // i ', ヽ 、 ':、
. / .'./ .{ l ', ', 、 :. ,
/ ! .i l .i ト、 ! '
. ' l l i l、 l ;、.! ∨.! ', l l. '
/,イ .| ', ハ 、l V ! .ハl/V|\. _ l ハ .i ! 周迪は恭順すると言ったのに
. / l ', _/ゝV_`∨ //! ,斗r¬ヽ l./ !/ ∨ ! 王琳軍はあくまで滅ぼすと
', ', !∨{´f了ヽ\/ / { l ! j/ ',! / 、 息巻いてるって
ト、ヽ!ハ`.乂i.リ `"T/ , .ハ ' 、 ヽ
|. \丶、\ , 、 ./イ ./ V {` ー
j ハ丶 ヽ. / / /, , 'ヽ!\! だったら周迪が滅ぼされたら
ノ/ ',./\ >. ⌒ . イイ /j/ 次は私達も番だよ
ソ ` 、 V T.=ー≦ニニ! /
>イ!ニニニ/ 入_
,. -‐ '"/ ヽへ/ ./ニ!__..ー- _
. /' } /ニ< ><ニニ! / > 、
/ノ/ ,イ_/ \/ ヽニ=l { { ヾ、
'/ ,ニ/ゝ-イ二ニゝ--!ニ! ;. ヽ \} !
i :. ,イ_/二\. , /二/二l { \ .!
| :,.イ=/ニニ二><二ニ/ニニ! .:'、 `"|
. __.!_.,ニニ,'ニニニ/ニニニ'二ニニ',/ , |__
l__.l/!{ニニニ'二ニニニ{二l ̄\、 .ハ ̄`"'‐<_l
【 周敷 】
.
-
__/〉___
、_ ----- 、| ∨:i:i:i:i:i:i:i<
>:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i:i:i:i:i:i:\
/:i/:i/:i:i,ィ:i:i/:i:i:ヽ:i:i,ィ\:i:iヽ:i:i:\:i:i:i=ノ
.i:i:i:/:i//i:i|:i/:i:i∧:i:i..へ:i:iヽ:i:i:i:i:..∧ヽ⌒
__ノ}:i:/:i/:i:i:i:i:i:i|/i:i/ '.:i:i:i:i:i:\:i:i:i:|:i:i:i:|:i:i:
⌒7:i|:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ /_:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:/
/:i:i|:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:乂"´ ・ 〉:i:i:/ ヽ:i:|:i:i:i:i:i:|
:i:i:/:i:i|:i:i:i:i:i/l⌒  ̄ ̄从:/i〕/:i:i:|:i:i:i:i:i:L 元々、わしら独立勢力は連合し
|:/{:i:i:i:i:i:i:从| ノ _./:i:|:/:i:i|(⌒ 助け合おうと誓った仲じゃ!
|:i:i:i乂( r- ― '7 ./:i:i:i:|:i:i:i:i|
\( \ ∨ ̄ ̄/ 、`イ:i:i:i:i/⌒ヽ|
/ /丶 ___/ / :|:i:i:i/ 周迪を救援し、王琳軍を追っ払ってやれ!
/ /-r-≧= =≦lニニ=-┐
/ / |ニニ| __ lニニニニ|___
/ / /ニニ∧___/_|ニニニニニニニニ=- __
/ / _ -ニ/ -- }ニニニニ/ {ニニニニニニニ\
r--、/、 / /ニニ=ノ\__/|ニニニニ{ Vニニニニニニニ
\._\/_ -=ニニ二/ / | |ニニニニニゝ、__}- 、_ニニニニニニ
/ \ }\〉ニニニニニ/ ' / l |ニニニニノ|__У / }ニニニニニ=ニ
./ \ l |ニニニニニニ|/ ./ | |ニニニニ{ 〈__/__/〉ニニニニニニ
/ \ / :|ニニニニニニ| ./ :| |ニニニニヽ ̄ ̄ ̄}ニニニニニニニ
【 熊曇朗 】
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
周敷・熊曇朗は陳から救援に来た
沈洛という将軍と合流し、余孝頃に攻めかかった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
\\\ | | // //
\\\ | | // //
\\ | / /
\ | / /
.. ''';;';';;'';;;,.,
''';;';'';';''';;'';;;,.,
;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy、
_ _ ヽ(゚д゚)vヽ(゚д゚)yヽ(゚д゚)v(゚д゚)っ _ _
_ _ _ _ _ _ _⊂( ゚д゚ ) と( ゚д゚ ) 〃ミ ( ゚д゚ )っ ( ゚д゚ )つ ─ ─ ─ ─ ─
─ ─ ─ ─ ゝ ミ ( ゚д゚ )っ ミ) ⊂( ゚д゚ ) .(彡 r  ̄  ̄  ̄
しu(彡 r⊂( ゚д゚ ) .ゝ. .ミ) i_ノ┘
. i_ノ┘ ヽ ⊂ )しu
(⌒) .|
三`J | \
/ | \
/ .__ l]l] .__ l]l] .__ l]l] .__ l]l] .__ l]l] .__ l]l] .__ l]l]
/ / │|___ │|___ │|___ │|___ │|___ │|___ │|___
. / /. |┌┘ |┌┘ |┌┘ |┌┘ |┌┘ |┌┘ |┌┘
/ / └' └' └' └' └' └' └'
// // | | |
-
,. へ
/ ::ヽ
_. ' :::::ヽ- 、
r'"-‐.' __ :::::::゙, ̄) )
l \::l マi !.| l.7 ,-‐,.イl 樊猛将軍、余孝頃様の軍が
(.) ヽ',マ,.V! lリ l//> l i' .{.) 猛烈な攻撃を受けているそうです!
_.-―=ニjー―┴'---'-'゙--'--┴'―、.j二ニ=―- _
/ニニニニニ、O ト、 O ,イ o.jニニニニニニニ\
. /ニニニ二二二二\. \ゝ __ /ノ ,.イ二ニニニニニニニニヽ
//ニニニニニニニ> 、 ー一 '" /二二二二ニニニニニニニ、
. /ニニニニニニニニニ二V>ー---‐<ニニニニニニニニニニニニニ、
,イニニニニニニ二/ニニニ∨二二ニニニニニニニニニニニニニニニニ、
,イニニニニ二二二イニニニニl∨二二二ニニニニニニニニニニニニニニヽ
. ,イニニニニニニニニイニニニニニl ∨ニニニニニニニニニニ\ニニニニニニニ,
. ,イニニニニ二二二イニニニニニニ! ヽ二ニニニニニニニニニニ\二ニニニニニ,
/ニニニニ二二二イニニニニ二二lo ヽ二二二ニニニニニニニニニニニニニニニ,
ニニニニ二二二イニニニニニニ二ト、 ヽ二二二ニニニニニニニニニニニニニニ,
>―< __ _,、、,==ミ
/''"⌒ミkヽ ''´ -― 、`'≪心 ヽ
/. /´ ァ―.: ‐、 ヽ_寸㍉∨ /
〃 //. |l | ヘ lニニニアマ.∨ /
∥ ∥ i| .| ハ |l |> l| |ニニ<. マ ∨_,,、、-=≠ミx
|| l ∥ i|_| | ィ斗≠ァ. |ニニ≧ マニ彡''´ ヾム
∨l| 从. ´.ィ芯| /' Vソ | |ニニ<| ヽ\ ` 、 ………………
ァ-、/二'…、.l ヘ 从Vリ ´ 从. | |. l ヽ \ ` 、
ヽ/::ァ'::≠…、|. ゝハ ′ _ } | | ', ` 、 ` 、 ヽ
. 〈 ̄ ̄〕:::>㍉|. )h、 ´ ,イ ,' | ', ` 、、ヽ ヽ
><::::::::::7′ l i|: : _≧≦-/. />‐ミ. ', `下、、 ∨
. / | | `Y /ム 从''´ / 仝// / ∨‘, || ヽ }
{ニOニニ} |ニ≠' >ヘ{_/,ィ/// / イ/.、 '/ ヽ. ∥. } ヘ
. ≧| | | ≠―ャ' >‐≪////ァ气/ム: : :/ ヘ_ィzzzzx__/\ ,イ/ } }!
\/ .-=」.ァ’ ㍉: : /zz≠ミ: : { / |___口 / ヾ ,イ / }!
. |.斗::::::{ {: . . :マ〃 マ}! { / ー __〉< \ /. 八
l:::::::::::Yヘ、: : : : : :l{: . . : }! // 八 ヽ./ /
',::::::::::::::マ:h、、、.イ人.: : : : : :. :.,イ∨ { __ャzzzzァ.イ. ヽ、`''ー=―、、
. ヘ::::::::::: }}/ マニア ≧==≦ ,イ: :/: )h。ィア \. ヽ¨¨¨¨丶: : Y
ヘ<__ア マ |l|. /: : :/: : }!: /-=''"::::::ヘ=彳. ∨ / ノ) :ノ
-
_,、、__-=ミ、
__/ニア¨寸hv'ノ
ァ'. |=/ マニ7\
___/ .イ|7 }7 ―┤____
寸ニニl.// |i| |i|\. lニニニl ,....、
. マニ=| / || ||、 |ニニニ} r-、..( O )
/ニニ| /|| トム |ニニア `ー'7`7′
寸ニ| //|l l マ. lニく] { { _
マ| // | l マ lニ7 `~ //
__|. // | ハ. }i} lマ ,/,イ|
/ {|// /. | l|. ム ',ノア‐ 、 |,| 知 り ま せ ん
. {._// / | l ム ',彳 ム、
〈 ,イ | l 'マ ヽ. ',. } -_-. 、
ァ | l ! ヽ ', 人_ `i 丶 あんなやつは
. ア / | l. ',. ヽ ',zア´ }} _ ,ノ ) ) 一人でなんとかすればいいんです
ア. / | l ', ヽ ', ,ィア - ---´, ´
ア. / | l ヘ ヽ',=彳:::--==''''' "´
/ / /. | l. ヘ ヽ ::::::ノ |
. / / /. | l. ヘ. ヽzz彡|
ァ′ 〃. /. | l ', ヘヾ、. |
. / ∥. /. i | ', ', 、 ',\ヽ
. 叭. ∥ ∧ i{ | ト、', i! |ヘ l /ヽヽ
. \ || ,'-.ヘ ハヘ. 从 乂ヾ }! | ハ |、 ', l
ヽ|| . ,i|. { {\{_〜ヽ ヘ ヽ ハ. /| |. } | \ ヤ
_|| /| l__} }_ }ハ ヽ ゝ-イ ,イ / ,' } 八 \
/ 从 ヘ. l/__厂 }ツ ヘ ヽ/ / / ,' /ィ `'< ヽ
./ ,:ヘ 乂 ,ィア¨¨㍉ ヘ ノ/ /. ,イ ´ `'<ヽ
ア゙⌒ヽ / ` ≪ ≪≫ ≫ /_ .イ \ ___>
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樊猛、救援に動かず。
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結局、余孝頃は大敗して捕虜となる。
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,、ヽ``::::::::::::::`ヽ、,
__ ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 /\/\
/./:::::::::`、__/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ミ \/ /
/ /:::::(__):::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\_,、-=冖ミ / /\
| {:::rー=く⌒:::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::/{::::::::_,。s≦::::::::{::::::::::::`、 \/\/
| ∨:::::::::::::::::::::::」L_::::::::::::::::::::::::/ {r≦::::::::::::::::::::::{:::::(___): `、
\ \::::::::_,、ヽ` `、:::::::::::::::::/ {{:::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、、、:::::∧
r==ミ、\ ア `、______/ 。i|h ‘,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::∧
{ __ `¨¨¨´ r=、 rУ> 、 .} ‘, ‘,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::
,、、、、{ {⌒`ヽ、__/≧У/{ r^} 「㍉} } ∧ ‘,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::
__ \{ ‘_:::::::::::::::/ .,、ィ }人{八/^\く ∧ `、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧:::
⌒㍉、,_ \‘_::::::::::: { {_/ ノ,,,/㍉{ `ヽ、、,\ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::
| \. \:::::::::`ミ__}{ く{ rr__。Y\__「r_。_x___>、 Y㍉::::::::::::::::::::::::::::∧:
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| { ___`、 \八{_jI/ 冖ゞ`ヽ}V/ / /}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| ‘,/ ∧ У/¨__}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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≧s。、、>/ .∧ __。s≦⌒ ̄ ̄≧s。, \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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さらに周迪らは樊猛の陣にも襲いかかり、
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_, _, _ _ _ _, _ _ _, ,
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| ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_
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´⌒ ,,_∧ ∧_Å #__# ∧_∧ §_§ ,,,,,,,,,,,, ↑_↑ ∧,,∧`)⌒`)
´⌒(◆∀・) (メ皿●)( ・д・) ( ゚皿゚ )( ・∀・) ( ゚∀゚ ) ( ・д・) (・д・))⌒`)`)
(⌒━∪∩━〈>∩━〈>∩━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩━〈>∩━〈>)⌒`)
⌒⌒∧_∧ 个__个 tttttt ▲_,,,,,, △△△ ∧∧ へへ ∧_∧`)⌒`)
(´⌒( ゚皿゚)(◆∀・) ( ・∀`)(´・∀・`)( ・皿・) (゚∀メ) (・Д・) ( ・∀・ ))⌒`)`)
´⌒━∪∩━〈>∩━〈>∩━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩━〈>∩━〈>
´⌒ ,,,,,,,,,,,, ↑↑ ∧,,∧ ∧,,,,,,,,, /ゝ,,,,,, tttttt ▲,,,,,, △▼△`)⌒`)
(⌒( ・∀゚ ) (。∀゚) ( ・皿・)( ・д・,,)(◆∀・,)( ・д・,,) (◆∀・) ( ・皿・))⌒`)`)
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(´( l , O l , O l , O O 、 l l , O O 、l O 、l O 、l`)⌒`)
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軍紀違反は大抵死罪なのは、こういう場合を防ぐためなんだろうなあ。
どんだけ嫌だろうが、きちんと指示に従わないと軍隊がヤヴァイ
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こちらも大破&樊猛を捕獲。
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「 ̄ ̄~^'< / / / \ \
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{i:i:i:i:i:i:i:i:i| | || | | | | | | | | |||
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\/i:i:i:i:i| |八..|人\八 | ノ ノ ノイ / Λ トノ
/i:i:i:i:i:i:i| | \ (_) \ (_) ノ/ /| 丿
\i:i:i:i:i:i:i| | | |: 、 イ/}./ノ イ
|\__::| | | | 人 _ノ|
| | | | ||个 u ( 冫 イ| | |
/ /八 | |厂\ > < | |:| | |
/ / ∨ |  ̄\_ノ\/| | |\
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/ / /´ || | Λi:i_Λ_| Λ「`ヽ \
/ / / 人 い__/ /i:i:i:i:i:i:i:i:| /\ | \
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
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どこかで見た図だなあおい
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ただし樊猛は隙を見て脱走に成功。
王琳の下へ逃げ帰ったものの、
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i ; /
l ; /
l ,' / ,..、、
| ,' /ー- 、. -=― .、ヽ
l. ,′ / ,: ゙i|
i i /ヾ: ,,.:' |l
,! , !、 ' ノ,' __ '"_,_;_,..-',イ
,' |`ー--‐"'''´  ̄i`- '" l
/ | l ,!
r'´ ̄`ヽ、! ゙、 /
,' | `''''"
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/ ,,.:' /
、-゙'' '''" /
,:''⌒``'''<゙ヽ、、 '{
!,. - 、 \ヽ、` 、.,!
゙ヽ、 ` ‐ 、...ヽ、_``'く
``''‐- 、_ `` ``r'′
`丶、ノ
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成功一歩手前まで行っていた南征は、
南征軍壊滅という最悪の形で失敗した。
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:'::'○ヾ_=::':'::' " '''.''"'" ''"'"' "'''.''' "'''.''"'"''"'"' "'''.''' "'''. ,.,;:; :'::'○ヾ_=':'`::':'::',:'':';:;..,"'`',:''
'::',:'':'`::'::',:'':'`::':'::',:'':';:;..,"'`',:'':'`::'::''::',:'':';:;..,"'`,:'':'`::'::'○ヾ_=,"'`::'::',::',:'':'`::':'::',:'':';:;..,"'`',:'':::',:'':'`::':'::',:'':
'::',:'':';:;'"'"''::',:___ '"'::'`::'::',:'':';:;∧∧::',:'':';:;..," ̄,:'':';:;..,"'`'::',:'':';:;..,":,.::',:'':'`::':'::',:'':';:;..,"'`',:'':
',:'':';:;.(。ω。 )二二⊃ ⊃;',:'':'`:: (,,゚ω゚) ∩∩'';:;..,"'`::'_____;:;∧∧:":,.
"'''.''' ∨∨"'"''"'"' " "'''.''' "'''.''"'"''"'"' "'':';:;..,"'`',:⊂/ /`::'::''::',:''⊂_⊂二二(,,゚ω゚)つ''
::';:; ∧∧_____:":,.::''" ;; (。ω。 )二⊃ ::∧ ∧:;..,"'`',:'':
⊂(,,゚ω゚)二二つ_⊃,"'`',:'':'`::':' "'`: :'::',:'':';:; __ ..,"'`',:'':'`⊂(゚ω゚; )――つ"'`'
'':'`::'::',:'':';:;..,. ⊂―――';:;∧ ∧:;..,"'`',:'':'`::'::'': (。ω。 ):'`::'::',:` ⊂(_____\つ
⊂_⊂二二("゚ω゚)つ ∨∨"' ::'::',:'':';:;:;..
"'"'''':'`::':;:;..,"'`',:'':'`::'::'':':';:"'"''' "''''':'`::':':', :'':';:;:;..,"'`',:'':'`::'::'':;:;.., "'`',:'':'`::'::''
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で、弱り目を見せたら
即座に叩かれるのが乱世である。
┃
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 ̄ ̄ ̄ |:.:.:∧ヽ_ -=''´ ヽ / /:.:ヽ ̄
レ'´ ヽ | _ /-'´/ ̄
ヽ  ̄_ / ̄゛゛ 王琳の陳攻めが頓挫しつつあるようだね……
\ _ ィ|
` 、 イ y入
ニi ´ / ヽ
// } / |\
/ / ノ / |  ̄ ' - 、
/ V'´ ̄ ̄ ../ | ` ' - 、
.// /::::::::::::::/_==-、_ | /ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
-
>'´ / ∧ | i| ヽ. \
/ / /::::ヽ _,斗:.:.:.: : | ! :... \
〉 | ::ー‐^´¨ |:.: : !:.:.. ト、 | :.:.:... : :..`ー-、
| | il ::| ! ::∧:. :. ,=‐i :.:.:.:.:...:.:.:..:.:./
/ .:.:.:.:| i| ::| | / ,ィ|,.イ´__ ∧ ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
. / :::/イl| l| ::|r=<‐モミ、′|r;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ.:.:./
/::/ / | |l  ̄ リーh ` ー‐‐' .l-''´冫)'./:.:.::\ 今がチャンスだ!
レ'゜ / / iヾヽ!゙iー- イ'__ ヽ、..___.ノ トr‐':.:.:.:r-‐'´
レ' レ'〉 ! l `___,.、 u ./│;;;;;:;;;>
 ̄ヾ ヽ. }z‐r--| / ト 荊州南部を我が正統たる
>、`ー-- ' ./ / |ヽ 梁の手に取り戻す!
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │ _
_,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l
【 後梁皇帝 蕭サツ 】
.
-
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後梁とは以前、和睦していた王琳だが、
この時期に和睦は破れている。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/| _________
/: ://: : : : : : : : : : : : : : : /
/: : : //: : : : : : : : : : : : : : : /
_ /: : : 〃: : : : : : : : : : : : : : ∠.,__
/: : `''''ー、/.: : : : : : : : : : : : : :/\┛┗: : : : : :`ヽ、
_ニ=‐: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ┓┏: : : : : : : : `ヽ、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : : : : : : : : `''ー、_
/: : : : : : : /: : : : : : ,、: :/从: : : : : : : : : : : : : :〉: : : : : : : : : : : : ;;;;;二ニ=-
/: : : : : : : /: : : : : : /‐宀''~`'t: : : : : : : : : : : :/: i: : : : : : : : : : : \
/: : : : : : :,イ: : : : : : / 'l: : : : : : : : : : /: : ト、: : : : : : : : : : : :\
/: : : : : / |、: ;∧: :/ |: : : : : : : : : /: : : } \/: : : : : : : : : : \ だってあいつ、北斉から蕭荘を迎え入れて
ノイ/.: :ノ |: /ヽ∨ |: : :∧: : : ∧: : /_,,./ \: : : : : : : r‐‐┘ 「梁帝」にしやがったじゃん
/.: :ノ _|/___二=≦_厶 |: :/ー‐,=≠‐ャメ───-\: : : : .}
/ ̄| / ______`ヽ |:/ / V______ `l;:/⌒\
/ | | |: : : : : : : | |__,__| |: : : : : : : :| l| l 同じ「梁帝」の僕はおこだよ、おこ
| | | | ;;;;;; | | | | ;;; | l| /
\ | ! ヽ/__レ′ | | ヾ、/__}_/ l| /
\ ', ヽ、_______/ \_______/| /
ヽヘ rヽ、 レ'´
ヽ ヽ \ /
\ / /
\ └イ /
/>、 /\
-
蕭一族の恨みや仇関係はもうめちゃくちゃ、元帝がそもそもめちゃくちゃなクズだったのに
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留守部隊しかいない荊州南部へ
殴り込んだ後梁軍は、長沙・武陵などを攻略。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(:::::)
;;ゞ
ヒ;;::;;::へ _ __.゙| '"
i.L,r-'' i ̄ ̄i~~ i,:'::::/
ト''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙ ヘヘ. (:::::)
┴lt ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー| ::;|_~" (:::::)
┬回┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~",-、.へ (:::::)
┴┬┴ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー|~"|;;;|,''ヽ| (:::( (:::::)
┬┴┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~"|;;;|.|;;|._~ )::) ;;ゞ
┴┬回ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー|~"|; l (:( rへヒ;;;7
┬┴┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~"|//| rソ(' |_._|__|~''i
┴┬┴ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー| |_~"'l'''ソハrへ,, ::',|" ___ ^|
┬回┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~",-、.=、~| p─r;:う:|,''ヽ|'"|_._|__|~.''| (:::(
┬┴┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~"|;;;|.|;;|._~'_ ::; ヒ;;:::ヘ|'"|_._|__|~.''| )::)
┴┬┴ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー| |_~"'l'''' iー-i-.ニL ..|'"|_._|__|~''i| ;;ゞ
┬回┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~",-、.=、~|~"'l'' ーiー-ト::;.|" ___ ^.l ;;;;;ゞ
┴┬┴ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー|~"|;;;|.|;;| .~"|"'''l -i . rll'|i"□_| ~!"l '" ̄ヽ
┬┴┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|\~" '_"|"'l': ri'"|ソハrへ|〈::::::::/ノ
┴┬回ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー|^ l ̄;:;。う! ~!"゙i .r i'|"|_._|(:::::)__|~''iヾ:::::゙、゙、
┬┴┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~"三;:;: ||- _,...::::::''ヽ| p─r;:う:|,''rへヒ;;;7 ̄
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~L三へ;:;:\ ̄l'l::::;;:::::::f ヒ;;::;;::ヘrへy-、゙、^^
┏━━━━━━━━━━───
┃
王琳軍、ケツに火がつく。
┃
───━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
で、さらにもう一発、ろくでもない事件が起きる。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
r''゙ ハ::::::::::::::√::::::::::|::::::::::::| ̄
| /:::::::::::::::::j::::l::::::::::|::::::::::::|
八 ‐:::" /:::::::::::::::八{::::l::::::::::l::{:::::::::|
\ /:::::::::::::::/|:::::::::|::::::::::::::::::::::::|
|:\_ √/::::::::/ l:::::::八:::::::::゙、::::::::::l 牢番などの様子から
ノイ:::::::::{::{:/::::::::/ /乂::::::―-ミ::ヽ:::::::l
|::::::::代{::::::::√/ / ヽ:Y:::::l
八::::| 人::::::j./ / } ||:::: 王琳軍の戦局は芳しくないようだねぇ
\l// \:| / / |::|::::::|
/ /./ / ./ / |:j:::::::}
| | |/ / ./ { |::::::::八
〈丿j{// |:::::/
/ ヾ| |/
.......... l l
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-
,ィ \ \
// | ゙、
/ i | i
| ノ | |
/__厶-‐――‐-ミ、 | |
j/ /.:.:.:.:{ヘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`< | |
/ ,'.:.:/|.:.i \ゝ、____>、 \ {
/ i.:./ ',.:.ヽ ヾ:、 ,イ灯テ气\.:.:≧ュx__\ ヽ これはいよいよ……
〈 i.:.jl⌒\.:.\ r刈 |ゝ、.:.:.:.:.:.:.:.:j>=--。..,__`_
\ ∨:1z=xヽ,:.:.\ ヾリ |.:.:.:.:\.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:| _ノ
\i.:.:.:i ヒj ヾ、> i.:.:.:.:.:.:.∨j/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i| /
|.:.:.:.:i ,” ′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i|_/
|.:.:.:.:|ヽ ,′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i|
/|.:.:.:.| ,,.. ‐ァ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i|
j,イ.:.:.:.:ヽ `一' /.:.:.:.:.:.:.:.イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i|
/.:.:.:.:.:.:.\ /.:.:.:.:.:.:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
/.:.:.:.:.:.:.:.:./\ /.:.:.:.:.:.:.:.:/ ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
,'.:.:.:.:.:.:.:.:./  ̄ 7.:.:.:.:.:.:.:.:/ ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
|.:.:.:.:.:.:.:.:/ |.:.:.:.:.:.:.:/ ̄ ̄ ̄∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
|.:.:.:.:/i.:/ / !.:.:.:.:.:.:,' ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
\.:.:| V / |.:.:.:.:.:.:{ \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
ヽ{ / \.:.:.:.{ /≧s。.:.:.:.:.:.:.:ゝ、
【 侯安都 】
Y⌒ヽ::::>x、 ィ:::::::::/,ィ .Y::
:{ { ', ',:::::::/ >ー 、 , ー七´ .}::::::// .} }::::
:{ ', ',:::/ \ ̄ ` < _j、ヽ ___,、_ ィ イ_ > ´  ̄ / i:::/ム }ハ:
..i 「ヽ} V .\ (・) \ } } { { / (・) / V {,ィ7 .リ
l l .リ .i  ̄ ―--‐>x___シ 乂___ィ<‐--―  ̄ { { ./ /
.| V リ { \`¨¨´/ .} ! V /
.| ', i ! _ _ .! !フ /
.l リ i\ ` ‐- ___ __ -‐ ´ /i ', / 陳へ逃げ帰る時が来たかぁ!!
.ヘ/ l \ .\ .` ´./ / ./ .V
〈 l ハ \ .', / / /|/ 〉
ヘ .V ', \ } .{ / ./ / ./
ヘ ', ', ヽ ___」 L_ イ ハ / / ./
.ヘ .', .Vヘ \ / ./ V / ./
ヘ ', ヘ ハ .ヘ ./ ハ / ./ /
ヘ '., V .ヘ _ハ ハ__/ V ./ ./
.ヘ ヽ ヘ / / /
ヘ \ ヘ ./ / /
ヘ \ ヘ / / /
.ヘ  ̄.ヘ ̄  ̄/ ̄ /
【 周文育 】
.
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かつて捕えた侯安都らの監視は、
王子晋という宦官がやっていたのだが、
┃
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i / ̄´´ ̄  ̄ `ヽ 丿
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/ / ハ 丶 ┏ ┓
./ / ハ l ヽ ┃ 王子晋 ┃
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/ /│ .i / /l Vヽ . i\ .│ ;
. ./ .│ .i .ムi /`| V.ヘ ├ \│ ;
│ハ │.│/ ∨ ヽl イ | .
.v│ │ l/ x==ミ x==ミ <l | │ /
│ ∥ .l〃 ん.::ハ ん :ハ ヾ│ lヘ : /
\ │ {l { | iii i| | iii│ │ l } │ ./
\ │ Y │ 父 ツ 父ソ. │ │ノ : /
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\ │ ││゙. r─‐ イ │ .ム /
\ │ ││ ヽ 丶 ノ .. ゙.│ ハ .∨
\│ ││ `i - イ │ / V V
イ ││ __ __.丿 丶. __││_ V V ノ
ム.´││ __ __ ││ 丶 丶 V
:: ││ .││ . 丶 V ノ
` - - .│ .││ レ│ : 丶 イ
:ハ│ へl_ 二二──────二二∨ │ 丶 \
/ │ />┬────────┬<ヽ │ 丶 丶
./ .│ ./ Y 丶 ト 丶 ヽ
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全部の原因が全く部下の統制ができていないことなんだろうな
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侯安都は賄賂でこの宦官を籠絡。
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〈 ___ "'' 、
\ ~~ ̄~"''丶` -..,,_ \
丶 ..,,_ / γ ̄ i
~"'''" 丶_ _丿
__
, -`" ´ ` ミ
/ / | \
/ / | / / | i \\ γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
/ / |/-‐=‐- /.| | i\丶 | オススメの風俗店の情報、聞きたい? >
ハ / | |/_乂 ノ / /|__ ノ | ゝ____________________,ノ
i / γ´`:i 彳x==ミ. / / |/`ヘ |/
/ {∠` |.. .〃,_ノ::ハ.l l/==ミ.| /\|
/ 人_,.l |.V//ソ γノi 乂 |
/ :| | | | |⊂⊃ V/ソ }|':::|
.V :| || | | 、 ⊂⊃/:::::| ぜひとも!!
V ::| ::| | | | / ` > ll:::::::|
V ::| ::| |ノ| |` `_ " ,,. '::::::::i
:|{ |/ | |::::ヘ " ''..."..| i:::::::::ノ
:||{ / | .丿 `''丶::::::| |:::::/
|||{ .γ |/ヽ ∨ |::/ ___
||{ l 丶: V V //:::::::/
||{ |_,,.._,,. 、 ∨_,,,/ V //:::::f{′
|{ |::::::::::::::\ 丶:::::}、 V r//::::::/ハ
|{ |:::::::::::::::::::\ \} ヽ V },, `ー ´ }
|{ |::::::::::::::乂/ :\ \ ヽ V ノ /
|{ | |:::::::::::::::::::::::∥:乂 ヽ __,.. - /
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ふたなりなのに宦官とはこれいかに?
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牢獄からの脱走に成功した。
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/.:.:.:.:.:.::::::::::::::::/.:::::::::::::::::| ハ /.:.:.:.:.::::::::::::::::::厶=-‐-.、_
/.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::/.:::::::::::::::::::jこ jリ /.:.:.:.:.:.::::::::::::::::/.:::::::::::::::::| ハ
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l.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::..<´ |主 }ト、 /.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::/.:::::::::::::::::ィヨ {{
\.:.:.:.:.:::::::::::::::::/ \'「 `ヽノリ.::', l.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::..<´ |主 }ト、
` ー一'´ ̄ ヽー彡'.::::::\ \.:.:.:.:.:::::::::::::::::/ \'「 `ヽノリ.::',
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V.::::::::::::::ヽ ∨/.:::::::::::}
〈.:::::::::::::::::::} V.::::::::::::::ヽ
Y.::::::::::::::入 〈.:::::::::::::::::::}
` ー=≦∨〉 Y.::::::::::::::入
}主}`ヽ/ ` ー=≦∨〉
j主j_ ,ノ| }主}`ヽ/
/ー‐ヘ.ノ j主j_ ,ノ|
{ー‐彡' /ー‐ヘ.ノ
{ー‐彡'
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逃げ戻ってきた侯安都らを、
陳霸先は罰さず、元職へ復帰させる。
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r=..、、
rー-ヘ::.::.r':.:\
r‐、_)ヽ::.:.:.:.:.::.:ー^j_rヽ
r:j_):..:..:.:.:.:丶::.:..:..:.:.:.::.:r':ヽ
r..、}:.:.:.:....:..:..:..:.:.:..:.:.:.:.::.::.::.ーr':\
_ヽ:.:.:.:.:.:._.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.::.::.::.:ーヘ:..ヽ
{_:.:.:._:.:.:.:.:.:.:.:.:.:> ―、― - {`::.:.:.:.\-..、
_ }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ / l \ー 、:.:.:.:l:ヽ:くr..、 _
{:.`:.:.:.:.:.:.:/ l Y`:.:.:.:.|:..:l/.:.:.:}/_:.ヽ
⌒}:.:.:.:/ | l ト、:.:.:.:.l..:.l.:.:.イ∠⊥ノ、 よくぞ王琳に従わず
{_:rュ/ / / !ハ l l l .::l _}:..ヽ|..:.|:._:小 ̄ ヽ:ヽ 帰還してくれたわ!
/ .V .l .:|: | l リ:| l .::ハ_:.:.:.リ:...l´.:ィト\__ノ:.:}
/ ...::/:{ .::| i ..:{::. ! /.::j ./ ノイ:::r‐':./:../:.:_レj:.ト- ヘ´
/ ...: イ .:ハ ト -┬ヽ、ト:.. / .:イ/jナ7:.不::.{__/:.:‐ァv' |::l:. l | これまでどおり働いてちょうだい!
/ /:// :/ トトヽト,ィ行心ヽト/ノ,ィ7ぅミく/イVrj、}:.:.{ィ |:.|:. l |
, イ ´..:::/// }ヽ ハ V辷ソ 辷ソノイi :ト{にソ{^´ |:j:: j|
/イ ..::j// ノイ /ヽ、 ′ ,リ /_:/⌒´ リ: .:/ !、
/´ / ..::/_ --_.ニイ//, -ァ >、 マフ _/}/´ j:..:/ l }〉
/' / :: /// ̄ /' <_:.ノ..: :`:._ァァ{、.:://:\ /:/ /ノ'
. // ,′ / >‐`ー- ∠/ { :..:.:, =-Vォ}ソ/ :/:.:.:.:.:ヽ_ /:/_. =イ
// l / `ヽr‐ __.:二 _>.:´ヽ/´:. .::.>_´三  ̄ ̄__ >´‐ ´ /
!{ / /  ̄ `ヽ:\/_.:.:.:.:.: { :.:.:.:.:. :.ー、ァ..´: ̄ ̄_> ´// //
l ! イ/{ __r-_―_ ̄`>..フ´. ヽ:.:. /}、-ヽ - 三-‐::_二:/://
| V /:.:l `ヽヽ\::.::. { ̄:.:.:.:.:_ -‐..:´:/ :.ト 二∠´二_ -ァ´,.イ
【 陳霸先 】
.
-
/|
/n,/
_,,.. -‐― 、/ ni|
/,' r-、≧z/ ム`'
/, ' /z逧夊´./`W
, '´', /i|rr‐r'¨X¨Xヾ!
_) リノi| !.W/∨ ∨Wi|)__ だったらさっそく王琳を攻めさせてくれ!
r――――込 ≧廴! i∨:::::::::::::ム':i|::::::≦ _ 以前負けた礼がしてぇ!
\ __〉::::∧| i| ‘,:::::_:::::::::i|\:::::::::<
\ \:::::::::/ /, ‘,´ ` Wi| \::::::r―
_ ≦三´:::::/ /, \ .Wヘ∧∧Wi /,. \::≧__ 今の王琳軍は窮地にあるから
/, -、 ヽ 廴::::::::, <\ /, ∧込云ェ≦ヘ /, i!\ 間違いなく勝てるぜ!
// i| | /  ̄ ̄ ̄ ̄了 /, ∧ ´ /! /, i ,ィ>、
__ ∥` _/ ‘, ―≦≧ー ≫ ― 、 \ i| ≫'´!:::廴
/、 ヽ イ - 、 /, \“ \:::::::::/ / ̄\i|ー- 、ー― ' /| ヽ//
! | . :::! ./,: : : : : . ー― ' / i!.! _: :/.ゝ、ー- 、 /: :
廴ノ . :::::| ./,: : : : : : : : . ,' /./ / ,-ヾ:ヽ >: :i! !: : :
i| . ::::::| .: : : : : : : : : : . ,' ` ./ 廴_/ , i| /r―、ム.∨:
.∥ .: : : ,' :: : : : : : : : : : : :,' /.: : : : . 廴 i| ∨ /: :/ 〕
∥ .: : : :! _ _ : : : : : : : : : : : ,' 、 ./.: : : : : . i , - 、 !: :i! |
,' ::::: : ‘,― 、 : : : : : : : : : : . 丶 丶 ./.: : : : : : . k r-i!:::≧s。: : ::!:
、: : ム ,: : : : : : : : : ./. : : : : :∥ \ ! 廴i i: . : :`≧
└-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ``ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ノ: : : : : : :,.ィ´ / ', ヽ `丶、: : : :ト.、 ,.ィ"ヽ
. |: : : : : : : :/ ./ / ', ', 「: : : : :|:.:.:ヽ: : : : : 〉ニニ、二
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', `丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .l i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
. ',_:、:::/ l l |l ! ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | l | l ! ! | `丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ
/:| | ,' | ! .!l| ,'| l l | l ,' ,|. |!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' `¬
/:::,! | ..L.',_ト. |',ト / !./l/├ /¬ ¬、).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |:
/:::::ハ.ト 、 ! ..l_ヽヽ\、./ l/"´ l/_∠ | {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !: …………いいえ
ヽ|l ',ヽ \ !,イ `` ト '′ ,イ"´ lヽ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::!| .!:
. | ト、ト.`弋..ン 弋..ン ' | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |:
| l l.|. ', 、 l ! .|:.ヾ ニフ !::l. | |: 王琳に出すのは軍ではなく使者よ
| / / | ト、 ,.、 | l| |/ ヽ:| |l !
. | / / | |_.> 、 _..-.、l l ! ! |.! |
l| /,イ _..l l:.:.:.:.:.:.:`丶、 __..ィ´:.:.:.:.:.,' .,'::| | | ! !
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:.:.:./ /:.:::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.! .l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.:| |:.:.:/、 ! ! !
<._ <.| ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.:``:./:.:.:.:.:.:.:.! !;/: : \ ! l |
-
つ:::::::::::::::::rー-'三三_ -―――‐-- 、)::::::::\ _
(:::::::::::::::::::::::) 三= '´/ 、 (_:::::::::::::丶<::::::`ー、
`ー,:::::::: __ノ / / / \ \ ム::::::::::: |企;:::::::::::}___
(_:::::: ヽ/ / / ヽ 、ヽ(__:::::::::::|三|:::::::::::⌒Yヽ
r’:::: / { |! | |! |!ハノ :::::::::|三|:::::::::::::::乂{
`ァ: :′ / / ! |! |! |! |! |`ー, : :::|三|:::::::::::::::} '.
ヽ.′ / / |! |! |! |! }! | Y:::::::::|三|:::::::::::::/ {
. | | |! |! |! i} } |! /_!_| ゝァ : :|三|::::::::_;ノ| '. 「王琳が軍を退くなら
. | | |!| |!、 {! |! // /}//孑' /イ (_ : :r'--{:::::::) | | 陳も軍を退く」
. { | | { 卞ト、ハ!_ //ノノィ≦ケテ| (:::::〈ん)、) 〉´ | |
ヽト、 {ヘ、从ィ升=ミノ´ /弋じ:::}| 〉 : ゝニン | |
ヽ乂ヘ!ゞ、rゝ':{` 宀'´ | ∨// | その条件で交渉するわ
} |ヘ ^¨´ 、 | {ノ´ | |
川 | 丶 r‐、 ノ } ! | |
//} ! _≧-..、 `´ ,∠⌒<}/ 八ヘ | | 言っておくけど
// j /':.:.:.:. .:.:.:/>=(:.:.:.:.:.:. / />ヽヽ | | 謀略じゃなく本気よ
ノ ,' / /:.:.:.:.:.:....:.:__}イ夊)=-:.:.: / /:./::::::ヘ∧ | |
// / />ァー:. :.:.:.:`¨)´:.:.:.:.:./-ー=二二〕\ | |
〈≦__,/_/ーャ(:.:.:.:. :.: /\:.:.:.:《__∠⌒ー-、::::::::::::::ヽ | |
/ ̄ ___..==':::\_:-<: : : : :\: :.:ノ:::二> _>::::::::::::{、 |
-- ___
/^>< __ \-、
/: : : :.Y: :}イ¨`ー―-、\\>、
/: : : : : : :|:∥ |: : : : : : : :しi \〉 \
,. : : : : : : : : : : : j/ /: : : : : : : : : :| V
f': : : : : : : : : : : ://「¨斗<: : : : :.|
|: : : : : :\: :|/::::::一:::\ ュ二二<:、 {
|: : : : : : : : V/::::i:|二ニ\[ '゙´ |::::i::゙''< V (ええ〜〜?)
: : : : : : : : :{::i::《リ Vリ u |::::|:::::::::::|>\
: : : : : : : : :|::|::[ 〈 |::::|:::::::::∧::|:)ノ
i: : : : : : : :V|::「 ノ::/::::::::/:::i:::|′ (ずいぶん手ぬるいな……)
: : : : : : : : :|:∧ r つ  ̄/::::::::/i:::::|:::|
: : : : : : : : |::::::::..._ /::::::/:::|:::::|:::|
V : : : : : :| :\:::::>.,,_,. '’ ]:::: ∥_,|:::::|:::|
V: : : : : j i: : }\::::::V : : : :[]:|::::::{: : :}:::::i:::|
V: : : : : :|: : |: : \:::V: : : :||:|:::i::|: : :|::i::|:::|
|: : : : : :|: :.j--、: :)ハV^ーj{,,|:::|::|_,,人|::|:::|
V: : : : j: /i }リ \《 j八i[: : : : : : ̄\
V: : :// | \{{  ̄\: : : :/: : : i
V/ノ; ' iトニ_ \:/: : : : |
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┃
次回描くが、どうも陳霸先はこの時期、
微妙に気力を失いつつあったらしい。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
└ヽ:::::::/::::::::::::/ ヽ \__::::: | | :::::::::ノヽ
_j:::::::::::::::::: / , ゙'、 ヾ:ト、:| |::::/、 ヽ
r::::::::::::::::::::/ / , i _ノ::::::| K_::::: | |
\:::::::::: / / , i l |_::::_:: | |:::::::ノ; |
):::: .' ,' l l i | ソ:::::::| l:::::L |
( .:::::i , l | | l! i/´:::::::/ /:::::丿 |
 ̄| i! | ト、! | ィ ヘ:::::::/ /::::∧ | 王琳や魯悉達を
| | ,j__l_ | |! _/_j_ / / j:::/ /::::/ | | 全力挙げて叩き潰す
レヾ !ト、 ̄|`ヾ|! i l! ´/ ̄j/ ̄lメヽ(_::ノ_ /::::/. | |
| \i、! ヽ,\! _ ヾ\|ヽ/ _ レ' Y !7_ヽ:ノ .| |
| | 〉ゝj! ==' == ' | i ;lヒ ノ | | そこまでしなくてもいいでしょ……
' | ,' ∧ .; ィ .| Y´ .| |
i │ ! i. | \ _ _ ./ | | | | |
| | | |i |‐ ´、iヽ.. .. ィj´ヽ.! | | | |
/i | | || | ヾ >_-.,< j / ト、_. | |
//| |ィ| || | {〈.Zjィji / ./ |/ヽ |. │
j/ .!/: | || | \ i、 ゞt;_ソ 〃 / /| │::::::::゙;、 │ .|
/ ./::::::::::::| ヽi! |! , / / .| ∧::::::::::: ヽ |. |
_ /::´::::::::::::::::::\_ ヽ,, _ __ _ゝ く / / /! |::::!:::::::::::::::\! !
r '::´:::::::::::::::::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄_>rj(_ _ _____) / / /:::レ :::l!:::::::::::::::::::ヽ |
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┃
人質や領土割譲なども要求せず、
┃
───━━━━━━━━━━━━━┛
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┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
王琳もまた、これを飲むしかなかった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
Ⅳ八i 乂_ i ノィ /} /
〈i:i:i:|: 从⌒l i /. i / ノ'
Vi:Ⅳ 込. ゚ イ. . } /{
}i:i:八 {i:i:i:i:o。 ´ ` ィi:i:| . ノイ  ̄\ 東へ進めず、南は失敗し
}/´ {::\乂r‐‐} > _ < }_「|. .{::rく_ / | 西は攻められている
|  ̄{ }. .}⌒{\j__ ___/ } |. .|::| | |
---- Ⅳ '. .,:::::::{ } } } |. .|::| | |‐ ── -
/ Ⅳ/. / __,八 {_ _/ 八|. .i、| | | \ …………退きましょう
' ...... _Ⅳ. '{´ \_^∧^__ ,../ V∧|__j__ イ......... ',
/ ......................{ /./_j /i〈//〉i\ V∧r‐‐ ´..................
............................7/}\_ /i:i:i/i:∨iVi:i:i:\ _ -=V. {................................... }
{ ............/{⌒ヽ//_j }/i:i:i:i:i/i:i:i:|i:i∧i:i:i:i:∧ニ{ ∨〕iト __/}⌒\............ {
i ........./.....乂 //___ ,ノi:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i|i:i:i:∧i:i:i:i:∧ニ〕i V∧ / ^\....}.............
} ..........{........./V./ ⌒)i:i:i:/i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:r‐ 、i:i:〉 ⌒∨/ }.〈.................. 、
........../........{ ´ (i:i:i:i:{Y⌒7Vi:i:i:i:i:i∧ ⌒ V / 〈......\................ >
.........../......// \i:i:i}ニ/ {i:i:i:i:i:i:i:i:i〉 V / \.......\.............../
、....../.../ .′ '⌒ニ>、 ^7⌒¨¨´ V', \.......\__/{
.  ̄/ -{ . . . . . . ¨ : :V . . . . . . }.∧- 、 \....... 〉
../ / 圦. . : : : : : : : : : . . . : : : . . : : : : : : : : : : : : '. . ∧ \ \___ .ィL_
___/ {. . .、: : : : : : : : : : : : : . . : : . . : : : : : : : : : : : : : : : ハ. . . ∧ \____」/}
 ̄ ̄__,_ |. . i...>、: : : : : : : : : : : : :ィ^iト : : : : : : : : : : : : : イ ∨ . . }、  ̄ ̄ /
⌒¨¨`|. . {/ ≧=- -=≦ ≧=- -=≦ __/〉 . . | \ __ ,.〈
.............|. . |>、 /^\_/^\ ィi〔 ̄ V. . . .|........¨⌒ }
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両軍は撤退し、王琳の二度目の東征は失敗に終わった。
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'';;';';;,.,
''';;';';;'';;;,., ザッ
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ
ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy ザッ
ザッ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘ
ザッ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ ザッ
/\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
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r<ニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- .,
\ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\
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` -=ニニニニニニニニニニニニ`ヽニニニ/
__ >:->=ミ<::::::::::::::::`::::...,ニニ=- ´
/:≧=<:::/ィハ::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::}:_ミ、Y:ィ≦:}:::|::::::::::∨::::::::::::::::::::::::::ヽ
. ′:::::::/ l|:::|:::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::∧
. ′::::::::′ l|:::|{::::::::::::::∨::::::::::::::::::::/::∧
′:::::::::l . 斗:::|{、::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::/:::::;
. ′::::::::::{_ ´ |::::ハ::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::| (……今回は最高のチャンスだったはずよね)
{::::::::::::从 .ィ乍芯ア::::::::::::::l:::::|:::::::::::::i:::::::::::!
从::/::/}::::沁 .しrリ八:::::::::::::|:::::|:::::::::::::|:::::::::::
/::::/:::/::|::::_リ ¨l:{ V:::::::::|:::::|:::::::::::::|:::::::::::! (侯安都たちを大破して勢いがあったし
. /::::/::::ハ::{::::ハ |:| V:::::::|:::::|:::::::::::::|:::::::::リ 軍だって十万も集めた)
′/::::::{ l|:::{::{ _ .人{u V:::::|:::::|:::::::::::::|::::::::{
l{::/::::i::::| l|::::从 マ:ヽ. ヽ イV八:::}::::}:::::::八::从
l|/{::::|::::| l|:::::{个:、 ¨´ <__ハ::::ハ::::|:::/}:::}::ヽ::}
l|/|::::|::::| l|:::::|::::::个 . < } ̄ }::::}:::}::∧::::|::ハ:::ハ|
l|八::{、人八::::{::::::::{:::{:::{:{ .八 l|::::|:::|/ }::::|/ }/ }
l| V{lヾ:{ ヾV::八::|:::|:| / ィ≠l}::∧斗≠―=ミ、
ヾ __\_>--{/_.ィ≦´ .ィ≦: : : : : : : : : : }
/´: : :/´ / } -―/: : : : : : : : : : : : : : 八
【 潘烏黒 】
///\\} |,,.. -―-.. __| | 〉
. /// >f'"::::::::::::::::::::::::::::::|_ |___ 〉
///二/{{{{:::::::::::::::::::::::::::::::: | _|____〉
.{ {{__ア::::::{{{{/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |] | |
iL 〃:::::::::{{{{:::::::::::::::::::::::',::::::::::::::::[ |に二可]
〃::::::::::::Ⅵ:::::::::::::::::::::::::',::::::::::::::V 夊こ__ツ!
/::::/::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::',:::::::::|:::\__ ノ
{:: /:::::::::/ 、::::\::::::::::::::|',::::::|:::::::::::::|:::::::|
{:::{::::::: /__ \:::::...、::::::|__,:: |:::::::::::::|:::::::| (ところが終わってみりゃぁ
{:::{::::::::{⌒x=ミメ 、:::ノ,::::|z∧:::|::::::::::: ,:::::::, 進めたのは江州までで
{:::{::::::::{xイ ん心゙ |',::!⌒ Ⅵ:::::::::/}:::::/ 前回と変わりゃしない)
{:人::::::{, 弋zツ } 、VxXxXリ::::: /_j:::/
\jハ 〈 ¨¨¨¨¨l:::::/::::::::{
|:::::∧ 爪'::|\:::\ (こんなんじゃ……)
|:::::{{込、 (/⌒_) u /::/:: | ⌒`
__ -=ニニニニ{⌒ ー-=ニ __ イ:: ∧::_!≦ニ≧x、
{ニニニニニニニニニニニ{  ̄”“''く ̄ ̄\//\
/{_ノ ̄__ニニニニニニニ, / }___j―‐=ミ
く_/_/__ノニ=‐‐ニニニ/7⌒7=‐- '\//////////\
/ ノ(__ニ=/./ { } ≧s。_ / 、/////////∧
 ̄ //////// 厶イ { / |__ >//////// ∧
///////////// ! ∧__/} ,///\_ ////////////,}
【 潘純陀 】
.
-
| |{ //::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::| |',
| |{//:::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::: | | 〉,
| |{/ :::::::::::::::: / :::::::::::::::::::::::::::::: | | ∧
| 〃:::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| l /{ ',
V :::::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | |, /',
{:::::::::::::::::::: / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ̄| / Ⅵ
{:::::::::::::::::::::{ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |_|i{
{:::::::::::::::::::::{ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | |i{ ′ (やっぱ梁の復興とか)
}:::::::::::::::::::::{ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V ∧V/
/::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: V__ 〉{
く::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::|/ (無理なんじゃねえかな……)
__ア::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::|
\::::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::/::::/
 ̄<::::::::::/i::::i{ ::::::: | ::::::: /l::::::::: /::::/
/i:{  ̄^ !ノi{:::::: /|:::::: /^|:::::: /::::/
. /i:i:i:\ i{:_/^|:_/ !::: ∧:/
./i:i:i:i:i:i:i:\ ________ /i|/i:i`. 、
./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
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│ 王琳は退いたが、南方のゴタゴタはもうちょっと続いた .│
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上で描いたように余孝頃は破れ、
捕虜となり建康へ送られたが、
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,、ヽ``::::::::::::::`ヽ、,
__ ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 /\/\
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\ \::::::::_,、ヽ` `、:::::::::::::::::/ {{:::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、、、:::::∧
r==ミ、\ ア `、______/ 。i|h ‘,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::∧
{ __ `¨¨¨´ r=、 rУ> 、 .} ‘, ‘,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::
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__ \{ ‘_:::::::::::::::/ .,、ィ }人{八/^\く ∧ `、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧:::
⌒㍉、,_ \‘_::::::::::: { {_/ ノ,,,/㍉{ `ヽ、、,\ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::
| \. \:::::::::`ミ__}{ く{ rr__。Y\__「r_。_x___>、 Y㍉::::::::::::::::::::::::::::∧:
| {\ `、:::::::`ヽ `て 厂}./ `{ {``{{ ヽ }/} }::::::::::::::::::::::::::::::::∧
| { `、 `、::::::::::㍉ }}/ { {ニ㍉ { { {{ } r_/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| { `、 `、:::::::::::{/r}} j,ィ=r=r、ヽ{ {∨ ..__,イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| { `、 `、:::_ノ{_ ィ「 {_.」_.」 }\)) / ア/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| { ___`、 \八{_jI/ 冖ゞ`ヽ}V/ / /}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| ‘,/ ∧ У/¨__}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
\ \ ./ ∧ __,、ヽ`。s≦⌒\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
≧s。、、>/ .∧ __。s≦⌒ ̄ ̄≧s。, \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ / }。s≦⌒ \___,、-=ニ=-----=ニ
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
余孝頃の弟、余孝励ら一族が
なおも豫章の西で抵抗を続けていた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-‐===‐-
ャ=≠´≧=ュ、 メノ、 ` 、
ャ≠"´ ∠ -‐===‐-//:::::.、 ヽ ヽ
/´. , イ  ̄ ` .:
, ′ / ヽ ::
,′ / /. マ i. ::i. i! ┏ ┓
,′ .:: ,イ. ∨i: .: .::i! { ┃ 余孝励 ┃
′ /`メ、 .Ⅵi:.. リ、 ┗ ┛
/__キ ´_Ⅶi. j:i /.
〉 ハ`廴癶ゝ、 癶廴州!i ト、 \
. ー=彡廴 {:i!. `¨´ j メ、 `¨´i!i イ } 、 ヽ
`ー=メ マ メ メ、 リ'. レ', メミ≧=-‐
. ///ハ ヽ、 ヽ メ、 / //∧ \
`ミ≦//////`jー=‐ヽ---一' / 从////∧ ゝ _
 ̄´´´´´ /////ヽ ` ...::イ/イノ//////, ミ`ー=='´
///////:. -=チ:::::::::'"才"t`ミ、_//,; / ∨´
/////////jヽi才'´才´孑弋::::i ∨イ :. /∧
//////,/ イ!〕:|::「 ̄弋:メ孑:\!. \ }:. /∧_
r=-‐─━/ ハi〕::i!::「 ̄弋:メ孑:/! ヾ`ー≦,\
. √.. >イ. / >'/\\/孑≦´ i \ `¨メ
√マ´ //`"、:._.::, `゙"\\ \j! \彡"´
. √∧ / 、 \\ リ \
√ 〉、// ` \∨\ /´
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳はこれに復帰したばかりの周文育と、
呉明徹を派遣して討伐に当たらせ、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
> ―― <
>‐‐´―- ...__:::::::::::::::`ヽ、
./ ¨`ヽ、::::::::ヽ
/ ヽ、> ヽ
.{ 乂_,、,,,,,,,,__ /
廴{:::;)ゝー=ニニ・フー - ( (::) _,. - ‐ ´ ̄ ̄`¬ ‐ 、_
__ -‐ _ j― - 、 i:::ヽ、 ┌' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
-‐ __く ___ `ヽ .ヘ::::::>x _ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〉
__ヽ リ,ィ´ ハ ハ ハヽ .} } .} /ニ .)::: |i/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
___ヽ /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ.イ リム イ:::::: }_, ‐rt―ir―‐、ー、;;__;;;;;/
./ ィ }::::::::::: | | |/ | l | l i. l | | ||
./ < レヘ:::ハ j l |.__|ハ.| ト、 | | .||
イ </ Y 〃/ / ..._ \|<、!_丁 .||
/ </// /イ/ /T{ l!::jl` ヘll::}!厂. /l|
. く <///// /// ∧ト}  ̄ ,  ̄ l ハ. |
__\ </////// >七 / .// // /|i| i、 ー‐‐' イ.j/ l. |
,,,,;; ><}///////// >七´ //// // /i 厶」|_ > <T |/ |i|. |
;;;;;;;;;;; / リ /////// /;;;;;;;;;;;;''/ / // イ |l 「ハ: ::/: : /:i : : V llへ.|
;;;;;;;; / ////// ノ;; / ;;;;;;;;;;;;;;; / /i/ | .|: |: : :`7: : /: :|: : : |/ /|レ: : ヽ
【 呉明徹 】
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
二将軍は現地で周迪・熊曇朗とも合流。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_) \ _ / / r、 ヽ、 、
V \ // \\ / / } {:i{ }:} /} _
{ )\ {__{ ) } '゙ / ( } ,....r≧ヘ≠=f、:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
{ > >― / / ー< < / ,..i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i;i:i:i:i:i:i\
{ ⌒ア/: . . . ./ . .\ \ア/ 、_ /i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:iヾ:i\:i:i:i:i:i:i\,
. / / /: : : : : : : : : : : : : : \: . .ヽ ¨¨:i:i:i:/:i:i:ir:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ:i:i:i:i:i:ヘ
. /Y^Y . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. /:i:i:i:i/:i:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨:i:i:}:}
. Vしノ / : : : : : : : /: : :./:/ : : : | : : : : : . ,:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:):i:i:{/ニ=‐'
/ /: : : : : : |:_/: :| :/:/ |: : |: : : : : : \ r:i:i:i:i:}:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:i:i:i}i:i:i:i:iヘ:i:i:i:i:i(:i:i:i:i:i:i:ヘ
/ : : : : : : :|/  ̄l:ヽ |:.斗―: : : :厂 \ γ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヘ:i:i:i:i:i:i:i:}:i:i:i/ ヾ:i:i:i:ヘ:i:i\:i:{:i:i:)ド′
. | { : : | :|: : |冖テトx xャ冖 /|/ : | ヘ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヘ:i:i:i:i:i:i:i:/¨ ̄\:i:i:}:i:i:i:iヾ}:i:\
. / 八: : |八 八 乂ソ しソ |/: : : : :| `ー‐ヘ:i:{:i:i{i:i:i:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i/ィ==t=ァ}:i:i}¨}:i:i:i:i}i}⌒`
/ / \|: : : :. .: : : | :八| ヽ-=ニi:i{\{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/\{ ー ` "l{:i:i}./:i:i}:i}`
. / / |: |: : : ト __ ノ: : : |/'| _}:iヘ__{:i:i:i:i:i:ハ/ i} ` ({:i:i:}:i⌒}/
/ { / |: |: : : | > .,´ ` <l: : : : | | ∧{:i:i:i:lノ ヽ ' __, /)∧ニニ}}、
. / { /,,.._ |八.: .:.| ノ ∨ニ{ / : :Λ| | -==lヾ:i:i|.ヘ、―‐一 ´ ",ィil/: ; :}=ニ}}ヘ
{ / / ⌒ -ニ\:.|ニ\ ∨Λ__/: : /--ヘ | -=ニ〈 リi(:.\_¨¨_,ィ㌻/: ..;: :}=ニハ=-
. { / / マニニニニニΛ マニニΛ: /l ,| ∧=ニニ{\、: : : : : :  ̄: : : : : : : : ;:: :}ニ/:i:}ニ=-
/ / マ厂⌒‐ニΛ マ/ ̄∨ノ ′ {i:iヾニニ}: : };:... : : : : : : : : : : : : : : : :.}_/:i:i:}ニニニニ=- 、
/ `、  ̄ \ \ /{i:i:i/\_}: :ヾ::.. : : : : : : : : :/: : : : :/ヾ:i:i}ニニニニ=-ヘ
{/ /(__/ ∨ `、 _ -―==―- ,_ \ /ニ∥:/ニニヾヘ: : : ゙ 一: : : : : : :.....:::::::/ニニ}_ヘ:i}ニニニニニ=-
ノ / 〉 /ニニニニニニニニニ∨ 〉 ニ∥_'ニニ二}=}\\::.... : : : : ¨¨¨ ̄/ニニニ}ニ`ニニニニニニ=-
. / 乂 } /ニニニニニニニニニニ.| /ニニニニニニ/_\__\______ ,ィー‐t"〈ニニニ/ニニニニニニニニ=-
/ \ / {ニニニニニ=-‐ ‐-ニニ} ___/{ ニニニニ二/_○ニ/ \ / | .∨=/ニニニニニニニニニ=-
-
梁の復興っても2つある時点でなあ。
-
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┃
他方、王琳も曹慶・周ケイを
余孝励の応援に向けた。
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_<:{ ____ ///: : : :<⌒\_ /⌒>- 、,. - ── - ., __ </////> ´⌒
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_ ,ィ:マア: :/: : : : : : : : : : : : : : :、 : :\: : \////ア / / , / }、_,, V///// ヽ
/: : :ハY/: : ': : : :': : /: ': : :ヽ : : 、: : \: : \⌒\⌒ , / ′ / ' }'"゙㍉ V>< }
': : : : /ア:': :/:/: : / : /: /: :i: : : V.: :V: : : V: : : v\//≧s。_ ′ i / { / ミ v//>、
/: : : : 〈:Y.{: /:/: : /: :/ : ': : :}: : : : V.: :V: : : V : : }: : \/////> i: i l 斗-八 '/ ─- ミ }、////>、 {
/: : : : : : }Y:レ':/: : /: ィ : : i : /: : : : 斗<V: : : :V: : ,: : : : :\⌒ |i l { ィチ笊㍉ /jィチ芹ミ、}} , <///> ___
,: : : : : : : /ゞ/:/: : /: :斗- ┼/: : : ': ィチ示ァ} : : } :}: / ^V: : : : ヽ 从 | 八Ⅳ乂ツ )' 乂ツ Ⅵ∧  ̄ ̄、⌒
/: : : : : : :/ /イ: : /{: :ィチて笊㍉: /j/ Vrツ ハ: : ':/}/ ,: : : : : : :>、 )八 N乂 ' ' i ' ' /ノ ', \
,: : : : : : : : ' |: /{八Ⅳ乂rツ ノ:/ ノィj/}/ /: : : : : : :/⌒\ ヽ{/込、 イ¨ \
/: : : : : :/ |/ ゝ}. .ゝ ⌒¨´ i ,.: :} r<^>‐、: : : ( / ___介: . ´ ` イ__ 、 \
. /: : ,: : : / ' }..込、 _ .::/:/ ,ィア ´o/∧: /⌒ { li:i:i:i:i}__≧ ≦_{i:i:i:「二7 \ 丶
. /: : /: :/ _ /}. .} 个: . ´ イ:/.イ L{_o/////V -=ミ { |i:i:ノ7ニニニニV、i:|ニ/ -==ミ 丶
/: : :/: :/ /ニ{i:V . .} }iト- ≧=-rf〔 /: :ハ _ /:.\//////∧ __ 'ニニニニ>v<V斗 〈ニニニニニ〉Vニ斗<ニニニニヽ \
./: : :/: :∠⌒ /ニニV. . ∧ /¨ }i:i「 ̄ } '. / / アニ>、//////ハi:i:i/ニニニニ{ {ニニニ〉´-=ニニ=-`Vニニ} }ニニニニニ', \ ',
: : : : ': :ィi〔⌒ _{/_ハ'、../ V^ヽ }i:i} __ }/. .{ / o/ニニニニV≧=--=({/ニニニニ{ {/ニニ/-=ニニニニニ=-Vニi} }ニニニニニ})
: : : ィi〔⌒ ∧//〉ィハ_)___}_/i:i:}´ ̄//}、 { 〃ニニニニv-=ニニ/-=ニニ=- Vニア-=ニニヽ/ニニ=-VニV -=ニニニ=-\
ィi〔⌒ _∧ o>、/〉^}¨  ̄{ニニニ=-_/'〕iト} \〉{{ニニニ. {ニニ=--=ニニ/ニ/-=ニニニニ}ニニニニ=-VニVニニ=--=ニニ} ゚。 }
,ィi〔i:///>、o//'∧ V¨7i:i/>' / > o{{ニニニニニV-=ニ\ニニニニ{ニ'-=ニニニニjニニニニ=-Vニ}ニニニニニ/ ,
}〕iト///////Lイ V vi:i:/ / // Vニニ . } ̄ 777八ニ{-=ニニニニ人ニニニニ=-}イv////  ̄{ }
}ニニニニニニ7 }V Vニ/ イ { \ニニ7 /ニニv-=ニV/////{ニニト --=≦_二_≧=-- イニ{//////V , /
}ニニニニニ/ . . . .}i:iV V / { 「>、〈ニニニV-=ニ/ニニニjニ/、/>-< ____ >-< /ニ{ニニニニ∧ /
【 曹慶 】 【 周ケイ 】
.
-
x‐‐、 ,
〃 ム _ ,xイ/
__ -‐ 、_ xr≦//////イ
x.7 / マ 、===-‐ ´
イ / , i }∨≧x、
〃. ┼‐- 、./イ 八!/////≧x_
{ { i! !_i_i_x^y' ,ィ-、}T¨¨rx‐xム::}、_ でも王琳様が長沙奪還とかしてる最中だから
Ⅳ i .i マf∩リ`/ イ ∩ j {::::':.ィ‐-:::;x’==-、 . 私達に与えられた兵、たったの二千なんだよねぇ
. マ rx! ∪ .∪.| | ー'、::::x≦>‐…‐', .
、 トハ u ' llll i !. Y>:´:::::::::::::::::}
‐- r 、 ┌┐イ.┐ ∨:::::::::::::::::r‐;:! どうやって戦おっか……
x≦三ム。 _イ ̄i:i 、. ∨:::::::::::::::{ ! }!──- 、
ゝ ¨¨y´ ̄,:7´ /∨:j_.二=-‐∨ ̄ヽ:::::ー':}::::::::::::::::::i i‐‐-
{ -‐ /:/ / // 、 ∨ ー‐ 'i===、::::::::i iミ 、:::::Y
, i::i / // '_.∨ !‐┴'::::::::j i } }::ム゙ー.,
マ /:/イ //__ -‐ ´ヾ.,´∧ j` ‐-- イvイ{:r、ム¨
八ー /イ_ イi ̄ ', .ム. ′, | {::Y::iマi マ:}
{`¨ |::| |:| i_:::.... ハ` ‐-=== -' マ}::} i:j ’
/ \. !::! !j:::.......:::::ノ ーt' i:i じ ‘
, |::| i:ト--‐ r ‐ 、.イ i:i
ト、___j::j__.j:} ` ‐-' r ‐ 、イ!== '
ー‐┬──、.‐‐< ` ‐- '/´人}ハ
, --─--
く{
,.r:_;:-‐…‐ゝ‐ … -- . . r─- ..、
, .:.´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `マニス: :.
/. :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `マム :.
/. :/ : ; .: .: .: ; .: .:.l : : : : : : : : : : : : : : : :マ}]: :
/⌒ヾ . : /.: : : :./.: .: .:l : : : : : : :.l : : : : : : : : : リ: :
′:/: : : : :/. : .: : |l: : : : :./:.:| .: :.|l : : : : : : l: :
,′:,′: : : /:. :.‐-:.:|: : /: :/.:-{─:八.: .:l: : :.:.|: i: 少数で戦う場合の常道は
i.: :.l: : : : :/:,ィ===x杉' : /: :,斗ャ==ミx人: : :.l: |:. 敵の補給線を狙うこと
l.: :.| l: : : i:,イ{ {:::::刈/ 厶イ {::::::刈 /八: : :|: |:.
| {: | |: : : |从 乂こリ Vこり / :/_): : |: |::.、
{八j |: l: .{ ハ 厶イ:{八: :}八::::::.. 周ケイさんは敵本隊と対峙し
{八}:.∧: :丶 ' .イ:.:.| |:::::}从 : \:::.. 硬く守りを固めてください
/: : ://∧: :个:。. ‘ ’ ..イ\:.:.| |::::::::八: : : \:::.
. /: : ://,ム{ヽ:.∨〈 >.. . ..<{〉 _\:!:::::::{:::::\: : : \::..
/: : ://:::{∧} ト、.:Vニニニ}{ニニニ{_ 厂入::::::|::::::::::\ : : :\:.、
. ___ ,/: : ://::::/ 〉{ }: :∨ }{ ¨¨7 }::::::::|::::::::::::::::\: : : \\
{ { ` ̄ ̄二ニ/ / V}: : :| }{ / \ }`ー一'´ ̄ ̄ ̄7フ}: : :\\
{ { ◯ /_/ 〉.:.:.:| }{. 〈 \ ◯ /∧}: : : : :\\
-
__ _,
/⌒ 。o≦/〉
-<:〈 -- ,斗////////{
-=ァ冖 ´: : : : `: : : : :< ⌒: : \/∧
. /: : :/y: ': :/: : : : : : : : : : :ヽ: : :>、: \/≧s。
/: : :ア7:/: :' : , : : /: : : : : : : : : : : : : :V: 丶//
. /: : : :{:y/: /: :/: : /: : : i: : : : : i: : V: : : :v⌒}〈__
/: : : : ハ:{: /: :/: : :ィ: : ,ィ:.}: : : :/:|: : : v: : : }/////〕iト __
. /: : : : / ^V: : /: :/`ト、/ }/}: : :/斗イ: : }: : : '////< ⌒  ̄
': : : : / }: /: :/ィチ笊㍉: : /ィ行ア}: :,: : :/ V/////〕iト、 その間に私が別働隊で
. /: : : :/ ,ノイ{: /{ 込ツ /: : ' Vツ/: /}: /: :.∧⌒ <////> 兵糧補給を担当している
/: : : :/{ Ⅳ圦 __ノ:/ i 厶ィ ノィ \: : : >、  ̄ 呉明徹と周迪を攻撃します
: : : :/i { i介:.⌒ _ _ イ: :i \: : : >、
: : :/八:.. }: |ノ ≧s。 <i:i:}: :,_ \ : : \
: :/ \ _/}: |^  ̄ }i「 ト、i:/:/ {_ v : : :.丶 少ない兵をさらに分ける作戦ですが……
:/ _ . 。o≦/ }: |ト、 `ー V{´ 7/\\ ̄  ̄} }: : : : : : ',
' 「>、 ′ }: | >、 V{ }:L __ >、〉 o ハ , : : : : : : : }
. }ニ\ o }i/}: }/ \ニニ{:i / /ニ{ /: : : : : : : : '
. }ニニニ>、o ,: :,≧s。 \={:{ / \ /ニ{': : : : : : : : /
. }ニニニ∧} /:/ ≧s。 yV Vニ{ : : : : : : : '
. }ニニニニハ// Vi:i∧\ . : : : . }ニニ〉 : : : /
/ \ / -=ニ三三三三三ニ=-
. / ヽ ゚.{ -=ニ三三三三三ニ=-
/ :.__ V三三三三三ニ=-ァ
′ / .:′ ′ .:' / :|''"゙"゙ミ、 ∨≦  ̄ ̄ ̄ ̄{
.:′ ' / / イ. l :} ゙ミ :. ≧三三ニ=- |
|:. |: i: .: / / :|l | .:′ ミ : ≧三三三ニ=-
|:. |: |: | `> / |l | / <´ ミ : ≧三三三ニ=- でも二千で勝とうと思えば
|:. |: |: l: / / `>|l | .: <´ ミ_ :} ≧三三三ニ=─ァ 奇策しかないね
|:. |: |: |ィf乏芋笊八 | / "乏芋ミ、 ミ ヽ.'  ̄ ̄| ̄ ̄
Ⅳ |: |: 《 ら::::ハ} ヽ|' ら::::ハ} 》 .:'^ } |
. |: |: |: | 乂//ソ 乂//ソ } ' /|: | それで行こう!
从 ト. :Ⅳ |l '∠ .|: |
ヽ{ \{: :ヽ{ハ "" ' "" .: : ∧.|: |
. ─- . { {: : : :込 r‐__─_─__ッ /: : : :} | ,. -┴
ヽ __V 、: : ≦:丶 ` ー ─ ‐ ´ イ≧.: : :}イ、__ /
ムマ | ヽ//////> __ </////}: .:'. マム
ムマ :. }///////≧、 __ , ≦/////': / .マム
. ムマ ヾ \//////l二二二二l////// マム
ムマ `ミ }、////////////////,イ´ マム
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
二将はこの難しい作戦を成し遂げた。
周ケイは囮として周文育らの注意を引き、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/ \ / \ ...-──-..._
/ \ / \ /::::::::::> ´ ̄
\ / ̄ ̄ ̄ \ / ̄ ̄ ̄ '⌒ヽ. . -─‐- . /::::::/__
\ / \ /. , -=ニミゞイ´ V:::/ `丶
/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ /,.., ヽ___ V::..、 \
/ \ / __ \ /イ/ , .:' / /,/イ } `ヾ ハ::::\ 丶 \
\ / ̄ ̄ ̄\ .f:::::|,.‐、 / ̄ ̄./ .:' .! :l T≧xハ| 斗<´ 彡 Ⅳ::::∧ \ 丶
\ / (::\ \:::|i::::| / .{ / ' | :{ ,{ィfテミ、|./ チテミ、 ,}¨ヽ' \:::∧ 丶 \
/ ̄ ̄ ̄\. \::\ / ̄ ̄ ̄\ 八Ⅳ Ⅳ .iハ Vリノ′ V:リ ヾ^ノ \:|\ \
/ \ \/、i:::::!l::::| \ ヽ{ ヽ{圦 , -─- 、 .イ_\ ` \
\ / ̄ ̄ ̄\:::`::(\i / ̄ ̄ ̄ /' >′ \ ̄}_ rァ‐ァ 、
\ / {\:::::\\_./r─‐. -==- … -<>ュ、 ゚。∧>ュ:::::::::.
/ ̄ ̄ ̄\ ノ/: ̄ ̄ ̄\::\ ヽヽ } Ⅳ \ ∧
/ \ _//::::\/ ̄::ノ:::\.:i |:| ' .'∧ / .} ∧
\ / ̄ ̄ ̄\‐.、__}::::::::::::::::::/ ̄ ̄ ̄ // // ∧/ .∧_,∧
\ /. ‘一'´ \  ̄ ¨r/ノ.:.ノ _ -r_'/-=ニ¨´´.丶 ∧/::/ .}
/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\二ニ=-- ─ ¨¨ /::::::::|.:| :.\ ∧/ /
/ \ / \ {::::::::::|.:| :.\ ∧ ̄
\ / ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ 人::::::::|.:| -=ニ〉
\ / \ / >ュ|.:| -=ニ三ニ=- ´
/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ |.:|三二ニ=-::::::::::::{
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\ / ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ //ニニニニニニニニニニ∧
\ / \ / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
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┃
後方に回り込んだ曹慶が、補給部隊を大破。
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/ //ニ=- -- ───── ───‐‐ __
. '/{ /////ニ=- /  ̄__三二ニ=───── ── ─‐‐ __
{/圦 ////////ア  ̄ 三二ニ= ──── ─────── ─‐‐
乂//≧=- ____/////////  ̄ 三二ニ=──── ─── ───── ─ ─‐‐
〕iト//////////〕iト////圦 ____ 二三二ニ=────── ─────── ─‐‐
〕iト<ニニニニニ〕iト∧/////////三二ニ=────── ────‐‐  ̄ ̄
-=ニニニニニニ>、////////三二ニ=─ ────‐‐  ̄ ̄
 ̄ -=ニニニニ>---<ニニ/ __ __
 ̄ -=ニニニニ=-ィi〔 /,⌒ヽ /: : :>、
Vニニニニニハ__ __ 〈: / __ _{: : : : : \
}ニニニニニニV∧ /: : : : :>V´: :、 : : :Ⅵ: : : : : :\
/{ニニニニニニニ}∧ /⌒>:ァ: : : /: :}: ィチⅥ: Ⅵ〕iト: : : : V
{ニ>、ニニニニニ///} /ィ:/: : : :メ、/j/ヒツメ: : }: : : }∧: : : :∨
V//>----<///イ /ィ: : : :ヒリ/ ⌒7: /: : :.∧∧: : : :}
丶/////////ィi〔 } __ 八: :从'r‐、/⌒ヽ: :イ: ∧∧: : :i
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人 . : :\: :\:人乂ニニ〕iトr‐く/ . : }: :〕iトニニニニニ≧s。
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ハ `〔⌒ア////〕iトV: /|/: : : : : :': : : :丶: : : :∨ 〕iトニニ
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この時の戦果はたいそうなもので、
周迪は船を捨てて遁走し、行方不明となってしまう。
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〜〜周文育軍〜〜
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,ム:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{:i:i:i:{ツ-―==テi:i:i:i:i:i:i:i:iムi:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iマ:i:i:i:i:i>
,{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧:i:i{ ヽ、 /i:i:i:i:i/:i:i:i:i}:i}~ム:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:< なにぃ、補給が途絶えて
s≦:i:i:i:i:i:i:i:イ~ マ} ー'/:i:i:/{:i:i:i:i:i:iマ、} }:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧i:ii:i:i:i:i::iヽ 一気に不利になったじゃと!?
マ /イ:i:i:/{ ____ {/ , ':i:i:i:i:i:i:i:}/,イ:i:i:i:i:i:マ:i:i:i:i\:i:i:{i:iマ:i:i:i:i:ii:i:i:iゝ
{/ .{ ∨ ∧U .//~}/ /}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:マ:i:i:i:i:i:i∨:i:i:i∨:i:i:i:i:i:iヽ
', ',iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii} .{/ ,―-':i:i:/:i:i:i:i:i:\:i:i:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ii:i:i:/
, ',|||||||||||||||} / ∨/_=フ:i:i:i:i:i:マ:i:iママ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
', { "ー―フ _= " ~ ̄_ =" }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
_-==ヽ、 {=ィ  ̄ ', ー= ̄。s≦ _ -==ニニニム\:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
/ニニニニニ {ニ{ ゛ー ー < イニニニニニニニニム \:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
/ニニニニニニ{ニム : : : : : : : : : : : : :{二ムニニニニニニニム \从,人∧/弋ゝ
イニニニニニニニ{二ム : : : : : : : : : : : :{ニ二ムニニニニニニム
ニニニニニニニム〃 : : : : : : : : ...:::::::::{ニニニ}ニニニニニニニム.
__ -― /:i:i:i丶ト、
/:i:i,:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:i:i::...
ノ:i:i:i:/:i:i:i:i:/:i:i:/:i/:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i\/(_
<:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i/:i:i\:i:iヽ:i:i:∨:i/__
/:i:i:i:/:i:i:i:i:/|:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i人:ii:i:i:i丶:i:i:i:i:i:∨:i:i⌒
/:i:i:i:/:i:i:i:i:/:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ .、:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:ヽ:i:i:.
.i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/≧=-\:i:i:i:i|:i:i:i|:i|:i:i:i:.
|:i|:i:i:i|:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ―r。―‐ 〉:i:i:|:i:i:i|:i|:i:i:i:|\ よし、王琳に寝返るか!
l/|:i:i:i|:i:i:\:i:i:i:i:i:/乂 ` ̄ ̄ ̄:i:i:i:∧:i:i:/:i:i:i:i|⌒
|:i:i:丶:i:i:i:i\:i:// 从:i/ノ/:i:|:i:i:i:i从
从:i:i:i:i:i:i:i:|从( :| _ .j:L/:i:i:i|:i:i:/⌒ でも何か手土産がいるのぅ……
/⌒|:iト:i:i:i:i:| /:i:i:i:i:i:i:|:i:i|
|/ }:i:i:i:i:i:. ー冖一 ./:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:/
|:i:i:i:⌒  ̄ /i|:i:i:i:i:i:i:/|/
|/ヽ \ / |:i:/ 乂(
__ _{人} \_______/----┴┐
/ | _-= | ̄ ̄ ̄ ̄ ┌―――┐
_| / '. |ニニ=| _|ニ|ニニ二|
./ /‐┐ l |ニニ「 、_____ - :|ニ|二ニニ|_
「 ̄ | :l─┘ノ__ 丶ニ=| -三ニ= .」ニ|ニニニニニニ==- _
. ∧ :|  ̄{ \丶 ヽニニニニニニニニニニニニ=- _
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|┃ 三 ガラッ
|┃
|┃ //////////// >七三三三三<////////∠___
|┃ ///////,ィ‐x/三三三三三三三 \ィ x//////<
|┃ >////ハ .}ミ三三三三}三三三彡{ {////////>
|┃ //////// .ハミ三三三{三三三彡ヘ V/////
|┃ /////// { } }///> ヽ、
───|┃  ̄フ/ハ .八 ノ_ノ////> .|| V
|┃ ∠////// { .乂 _ _ イ / }/´ ̄.|| || .|| おい熊曇朗
|┃ ||.|| ||フ//ハ } 弋二>ー‐<二フ {/ / || || || 行方不明になってた
|┃ | || || V _ i __ V .,ィ .|| l,イiリ 周迪から無事だという手紙が来たぞ!
|┃ | | .|| .〈 / ヘ .| /_`ヽ 〉 ,佳{ l /圭{
|┃ \ .| ヘ <VV ヘ /VVVV〉 ./ {圭ム {圭八
|┃ `ヽ、 ヘ  ̄ < > ̄ ̄ / マ圭圭圭圭 ほら、お前も読め
|┃ ヽ、 .ヘ < > / 守ll7,ィ圭圭圭
|┃ ヽ、ヘ < > ./ `´,佳圭圭圭
|┃ ヘ < .> ./、_ ィ7 ,佳圭圭圭
|┃ ヘ < > /守圭圭|i{ l圭圭圭圭
|┃ ヘ V ./ ゙守圭圭{ l圭圭圭圭
|┃ ヘ / >掛{ l圭圭圭圭
|┃ .ヘ ___ / ,佳圭仏 マ圭圭圭圭
|┃ \ |圭圭,ィ´ `守圭圭
ノ} __
トー'`゙゙: : : : ∠_
_r': : : : : : : : : :ヽ::く
}: :/: : : : : : : : : :l:/
ノ∠: : : : : : : : :、:リ:| おっ
ゞr ;リ: ::ヽ|: :ノ: :l:ソ/ソ
´ヽ':|: :ハ: : :|: 、ソ_i'
く二{: : i: ::リハ二〉
ム;;;;;;;ヾリ:ノ:|゙リ;;;;;;ヽ
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{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{/:i:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:iム:i:i:i:ム:i:i:i:iム:i:i:i:i:i:i:i:iト、:i:i:i:i
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、ーイ:i:i:/:i:i:/:i:i:i:i:ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i{:ヽ:i:i:i:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iム:i:i:i:マム\_>
゛ーフ{ノ:i:i:i:i:/:/:i:i:/:i:iヽ:i:/:i:i}:i:iヽヽ:i:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ム:i:i:i:i}:i:i:i:i:\
ーイ:i:i:i:i:i:i:ノノ:i{:i:{:i:i:i:i:i:/:i:i:i}:i:}:i:}ヽゝ:}:i:i:iム:i:i:i:i:ヽム:i:ノ:i:i:i:i:i:i:i:i
///:i:i:i:i:i:i:i:i{:i:{:i:i:i:i:i:{:i:i:i/:i:i:i:iマ:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i:i:i:}:i:i:i>:i:i:i:i:i
{:i:イ:i:i〃:i:i:i/:i:i:{:i{:i:i:i:{:i:{:i:i/// ヽ:i:i:ii:i:i:i:ムヽ:i:i:i:i:ー 一 " )
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ム:i:i:i:i:i:i{:i:i:i:i:i:{:iヽ}:i:}、:i{ イテ=-- __∨:i:i:i:i}、:i:i:i:i:i:/ニ}\ニニ ちょうどいい手土産が
{:i:i:i:i:i:i:i{:i:i:i{:i:i{:i:i/{:i{ / (o) ノ 彡:i:i:i{ }:i:iム>ムー\ニ 来よったか!
ヽ:i:i:i:i:i:ム:i:i{ノ:i:i:i:i:{ム "  ̄ ̄イ /:i:i:i:iムー"ニニニムニ\
.〃~"ーハ:i}、}:i:/人、ー゛ー゛ ノ{:i:/ス:i:i:}ヽ}ニニニニ}ニニ
ノー 、 ノ イ:i:iム、 , イ,=~{/ニニ}/ニニニニニ}ニニ
,ィ、イ \ ∩、マ==、{ ム 、\ー―― ̄ノ{ニニニヽニニニ/ニニニニノニニ
〃 {  ̄> }ム}ニ=ム 〈: マ \ ーこ一イ: : }ニニニニニ〃ニニニ/ニニニ
,=====、 {"_イ _ -=-、: :ー\ イ: : : : :}ニニニニ/≧s。/ニニニ/
,=イ ___ {=、マ ム 寸 : : : : : : : : ノ{ニ。イニニニ≧sイニニニ二ニ
{{ /___フ }} マ } > 、 : : : ノ{ニニ{。s≦三三≧s。ニニニニニニ
/ /:i:i:iフ .}} マ } { :--イ : : }ニ/。s≦ニニニニニ≧s。、ニニニ
/ /:i:i:i:i/__-イ" }ノ{ 寸 : : : :ノニ/ニニニニニニニニニム\ニニ
/ .:i:i:i:i:i:i:/ \ ノ { {: :/ニニ/ニニニニニニニニニニニ:\ニ
/ /:i:i:i:i:i:i:i/ } ̄ { ', /∨ニ/ニニニニニニニニニヽニニニ:\
/ ./:i:i:i:i:i:i:/ } } ', ム: : :{ム_/ニニニ。s≦≧sニニニニニ\ニ{/ニ
/ /:i:i:i:i:i:i:i } .}. ', {/: :/{ニニニs≦ニニニニ≧s。ニニニニヽ}ニ
/:i:i:i:i:i:i:i:i{ .} } ', ム / .{ニ/ニニニニニニニニヽニニニニ}ニ
/ ム:i:i:i:i:i:i:i:{ { { ' , / : { マニニニニニニニニニニニ\ニニ}ニ
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./ ¨`ヽ、::::::::ヽ
/ ヽ、> ヽ
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廴{:::;)ゝー=ニニ・フー - ( (::)
__ -‐ _ j― - 、 i:::ヽ、 えっ?
-‐ __く ___ `ヽ .ヘ::::::>x _
__ヽ リ,ィ´ ハ ハ ハヽ .} } .} /ニ .):::
___ヽ /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ.イ リム イ::::::
./ U ィ }:::::::::::
./ < レヘ:::ハ
イ </ Y
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. く </////
__\ </////// >七
,,,,;; ><}///////// >七´
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;;;;;;;; / ////// ノ;; / ;;;;;;;;;;;;;;;
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陳は年齢は50中盤だけど気力がなくなっているっていうのは、そもそも天下を采配する運命力がなかったんだろうか
ここで一気に荊州制覇しておけば南朝の命脈はまだ保てたはず
-
.l;;i′ / .!;;/ .イ、;;;;;;;;;;;;;;./ |;;;;;; / .r' / ,イ゙ .,〃 ../; /
.|/ ノ |\ /\ / | // /lr'" ,i'./ ,./ ,/ .,.
:l゙ _| \/\/ \/\/ |∧/ /// .,l./ ,,ノン" .フ;;
_,, \ / ,i'/ .,..r'";;;;;
.i}′ / ;;,! ., ∠ チェストォォォォ!! > ,ν / /_..-'";;;;;;;;;;;;;;
` i";;;,/ / /_ _ \ il l′ _..-";;;;;;";;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,.
l / ."、  ̄ / /∨| /W\ /\|\ .|  ̄,,i!!″ .,..r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;.,,,r‐ー'″
/./ l「 .../// |/ \/ \| .´ .,,./ ゙;;;;;;;;;;;;;;;;;_ン'"
.,i''l .,〃 .〃 / ./ ;;;;;;;;;./ .,. _ /″ _/;;;;;;;;;;;;;;;;;,./ ´ _ン'
,lゾ .〃 .,〃 ./ ,i";;;;;;;;./ ./ ,r'./ ., ._/;;;;;;;;;;;;;;,,,./ ゛ . _,,-へ.iii
.〃 ./l 、〃 ,ir / ;;;;;;; / .,〃 .,ノン′ \_人_人∧从_人_∧_人_从_//二r‐''''、;;;;;;;.
〃 .,ノ~;/ .,/./ .,ノ/ / ;;;;;;;;;;;;l .,.. |″ ,i'ン" ,ii') > `'''″
.il″ / ;;;;;/ ,ノ゙''゙,i彡'゙i/'";;;;;;;;;;;;;;;;;゙‐''"./ ,-/'" ,.. ;;/!"< ぐわあああああ!! >
. ,i|′ ,/;;;;;;;;l゙./ ;;;;;;";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'| ,.il!ン''/...-彡 '',゙..-'";;< (
// ./;;;;;;;;;iレ゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / .,. |/‐ンン'∠゙‐'゙´;;;;;;;;;;;;,i/^Y ̄∨ ̄∨^Y^⌒Y^YY^^Y^\
/r'";;;;;;;;;;; 〃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>'";;゙´,iテ '´;;;;´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;フ" _,,,...i;;;;iv=ゞ´
;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:'“;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / __..;;メ`-ー'"゛ _,,.. -ー'''''゙゙''゙ ̄,゙/
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熊曇朗、周文育を暗殺する。
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/ V
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, / V o ii
/ V ii ゝ;:ヽ-‐―r;;, 。
{ ./ ______ V ,,_____冫;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\ ,,,,,,,, o /
〉 ./ ,ィ ´ ̄ ̄ ̄ ハ `ヽ V "`ヽ;:;:;;;:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:从 (;:;:;:;:ヾ-r
, ハ ∧ ハ .ハ / ', ∧ ハ V 〈;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:) 0 ソ;:;:;:;:;:;:;:}
i / .V V .V .V V .V/:::i i ,,__);:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ ゞイ"ヾ,:;:,ソ
| .{ /, ィヽ /::::::::h ., (;:;:ノr-´^~;;r-ー⌒` ,.、
! .{ 〈 |:/|> ,イ__ハ _ ハ´::::::ハ::ハ } , ,ィ" ,,,, _;:;:⌒ゝソ;:/
.! ハ ヘ |::/ |:::::/ .|:::::/ |:::::/ ', .リ .ハ ィ彡ム (;:;:丿 (;:;:;:;:;:;:;:;:;:)
', l i .\ i" |::/ .|::/ |::/ j / ! ト、三ムイシ ヾ;;;;;;;;;;;;/; \
..', .', ハ > ____ ノ iシ ヽ三三彡 ´ /;:ノ 。 。
\ ', .ヽ`ヽ、 { ',  ̄ ̄ ̄ リ }三三彡 ()
_.. -‐二二二三三三三{ ハ /:L,ィ> ィ二二二 ノ〈 ∩ }三<
二二ニニ= 三三三 /| /:::|ノi:/ 斗7 .(⌒ \___ノ ノ´ } ∪ .リ三三‐=ニニ
<三三三三三三 /|/:::/ 斗七 `゙¨~ーーイヾ‐七´¨~ .リ _V三三三三三<__
>三三三三/ 斗七.八 ノ、_レイ三三三三三三三三>
<三三三三/斗七フ三三三三\ ィ::::/三三三彡イ´ ̄ ̄ ̄
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
さらにその将兵も、
そっくり手に入れたうえで、王琳に降った。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
___
__r――、/(/:i:i:i<
...:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i\:i::..
、_/:i:i:i:/:i:/:i:\:i:i:i:i:i\:i:i:i:i:i:i:i\:i:_
ゝ:i:i/:i:i/:i:/:i:i:i:i:}ト、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ:i:i:<
|:i:i/:i|/:i|/:i:i:i:i:i:i}} __\:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i|
|:i:|:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:∥ Oヽ i:i:i:|⌒}:i|:i:i:i:i|
__ ----|:i:|:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:{{ }从ル _ノ:i:i:i:i:i:i|_ これで樊猛らを破ったことは
/ ヽニニ}:i:丶:i:i:i:i:i:i:i:i:i从 、_ノ |:i:i:i:i:i:i/⌒ 水に流してくれんかの?
. / ___∧ニ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i《( 、/:i:i:i:i:i:乂
乂ノ ∨/ |ニ=\:i:i:i:i:i:i:i:(_ __ ノ メ从:i:i:i:|⌒
∨ |ニニニニ≧\⌒ /〈ニヽ/ニ=-_
∨ニニニニ〈 \「>--- < _}\/ニニ=-_
 ̄}ニニニヽ_〉\___ イ :|ニニ二ニニ=-_
|ニニニニニニ| ヽ / i| |ニニニニニニ=-_
\ニ二ニニ=| У 'i| |ニニニニニニニ}
\ニ二二| / / }ニニニニニニ「
|ニ二ニニ|./ / | |ニニニニニニ|
|ニニニ二| ./ i|_|ニニニニニニ|
|二ニニニ| :|ニニニニニニ|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
降伏は許諾され、熊曇朗はこの一帯を
しばらく支配することとなる。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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/ . -‐ \ ///////
.:′ / ´ヽ ∨///'/
/ .:' :. V/≦{
: / / .: .:′/ .' .:' } :.///\
{: { .:' 斗 丁 7 .: 、′/ ' /'"ヾ :}////∧
:. l: |: i / / / / / / / ミ .:∨///'∧
:. 从 :| ,|x==ミ、/ .:' / / `ヽ ミ/ :∨////| いやぁ、終わってみれば大成功!
V '¨/ ヽⅣ :| ヾ / /j/ :.リ |\///|
:.{ .: .:' ヽ{ // y=ミ、 .:' | \/|
Y :! ' ' ′ / :| ヾ
|l | , ' ' / |
从 ト:. r=- _´ .: |
r=ニ二 ̄ ヽ{=|丶 、::::::::ソ / :|
| ト、__ヽ . イ |
. . -=ニ ̄ ヽ |////≧-=≦´ :| |
/ ∧ |/lニニニl{:.:.:.:> 、 | |
.: :. |//////≧、.:.:.:./、 | |
/ :}、 |/////////}.:./ >、 :|
.: .:{ ///////∧//>. ∧ :|
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/: > ⌒\
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,. ---- _ \{ ,. -──‐- ., _ /: : : : \
/ ^⌒ > ": : : :`´:`: : : : ヽ: : :\ : : ア/7: : : : : : :丶 /
/ /: : : : ': , : : : : : : i: : : :Ⅳ: : :丶:{//{: : : : : : : : : V /
': : : : : /: /: : :/ : : : } : : : Ⅳ: / : : V∧: : : : : : : : : V /
/: /: : : /: :' : : :ィ : : : : }\ : }:∨/ : : : V∧: : : : : : : : : V /
/: /: : : /: : i: : /: }: : : :斗<Ⅵ: V: : : : : :V/}: : : : : : : : : :V /
,: :イ: : : /ィ: 斗:/- :}: : :/ィfチ笊¨ア}: : : : : : : V∧ : : : : : : : : ∨ / では北ルートの江州経由で
{:/ |: : : : :i: :八ィ=ミ} : / ,_)/::} }: /: ': : : }/: ∧: : : : : : : : : V / 王琳様のところへ合流しましょうか
|′|: : : : :|: : 〃,_), : / 乂ツ ,: /:/:i : :/}: i: :∧: : : : : : : : : V /
И: : : |: : :ⅣV: :' ノィ:/ : |: /,ノ: |/: :∧ : : : : : : : : V /
八: : ト : : :V/' }': : : Ⅳ : : :{: /: :∧: : : : : : : : :V /
\{: \圦 v ァ |: : : :|: : : : ∧: :/: ∧: : : : : : : : :V /
}: : :イ: :丶 イ: : : :j: : : :/: ∧: :/: ∧: : : : : : : : ∨ /
, : :/ | : : i > _ < __j : : / ̄ V: / : : 、 /: ∧: : : : : : : : :V /
/: : ′| : : l///r<´r‐=i{ : / .........V: : : : : \/:∧: : : : : : : : :V /
/: :/ |: : ∧///}ニ} i {ニニ|: {∧....... \: : : : : :丶:∧: : : : : : : : :V /
/: : ′ |: /i:i:iV/7ニ7,j }ニニ|: |/∧ >‐─‐ --∧__: : /: : : : V /
-
_ /=-|
´ ./三=-}
/ ./三ニ=-/
__ / /三三=-/ ヽ
. ´ ` . イ三三ニ=-ッ __, イ
/ ヾ´ 、 ゚ 。三三三三ニ=-´
/ ヽ''"゙"彡z ∨三三ニ=- ∨
/ / ' | ヾ,, fヘ ヽ ∨
/ , i , イ | l| 十 --─ fヽ} }、 \ . もうこの辺は敵もいないし
' イ ' | | l|_ノⅣ l| } x=ミ、 } } | }ヽ. ∨ .
|/ | l | |¨| _|_ハ | / 〃 } N .|/ . :
' | l l Ⅳ〃⌒`ヾ{′ "" / }ヽi、{ } ト、 王琳様の褒められるのが
从 | r'マ "" '_ , 、 / //⌒/ ; ,/} | . 楽しみだね!
ヽ|ハ{ヽ ヽ _ { ノ {. イ二ニ=- ,ノイ イ 。
{ ∧ _ヽ_ ` イ三三三三ニ≧、‐- 、} }
>ニ三三三三〉=- <ノ}三三三三三三〉 ∨ /
{三三三三三ニ{ ∨////イ三三三 ∠ヽニイ } /
V三三三三三∧ノ/////}三三三 |丶|ニイ.\ 0{
∨三ニ=====∨、/-/ハ ̄ ̄}三|__/ニイ ヽ{
Ⅵ´ 。/////} }三三/゚7 }
゚| 。/冫/,{ ヽ三/ /ヽ .ノ
V 。/{//,{ /`/-‐<
V 。イ//{ { / ∨
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∥ | |::i:::: ノ ´^` _ノ::::/::/
r'{__ 人 |::|::人 、 _, フ::::/::f{
|: : : :.二彡'´\__ |::|::| |\ ィ/::::/::/|^`
〈>'"/ / { >---r'|::|::|- L:介七´__/::::/|:::::::| ……ところがどっこい
| / i [ { / ∧トミ { }} |:::/ V:::::\
| | V V { / _,人∥___j/彡'´\:::::::.、
` ..,,_ \ \ jY r=ニ¨ / | \::::. 家に帰るまでが遠征なんだなぁ
 ̄\_ \ ,/ ̄ / .| \|
`>'’ / | / Y
, ′ | / |
/ / | / /|
{ ∥ | / / |
{{ V| / / |
、 {{ ノ込_,/ / / |
\ --=}=-、 // / | ,/ / |
| i| ー--‐ '゙ / / |/ ./ |
| || [_ } Yノ____ |
}} Vハ __{二二,,_ {
/7 {i V´__ `
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r 、
(\ .| |
.( \\ 」 | n
.(\ / ∨ |
.\´ ,, }
\ / ̄ヽ
} /:: :: :: :::〉 ./{ ̄ ̄ヽ> 、
V:: :: :: : : ヽ/: : :| ヽ: : : .
.ヽ:: :: : : ゝ}: : ::| /⌒ヽ: : :ヽ
^}:: :: :: ::  ̄}__/ヽ|\:::::ヽ ∧
〈:: ::: :: :: :: !:Vリ {苡' , i苡:::}^iヽ|
\:: ::ヾ:: :: :レ!、 ,-- .、 }/:::|ノ 周文育とは別ルートで
^〉-:: ::: :: ::ヽ V__ソノ::::/ 動いていた侯安都参上!
ヽ:: ::: ::: :: ::〉― ´{/
-={:: ::: ::: ::ノ 、\
_/[ニ]: :: ::/ ∧/[ニ]_ ハッハッハ、私もこんなところで
/ | \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄^} 王琳軍と出会うとは思ってなかったんだけどね!
|:::: | \>―――――――― 、
|:::: | / |: ヽ 」────'──, = 、
|:::: | ./ .|: ∧ {_______、_ク
|:::: | / |:. V / ̄ ̄ ̄^| ̄ ̄|
|:::: | / |: , /__゚_゚_゚_゚_、_ノ
|:____|/ |:_/________ノ
[ニ]┌──/ ______________
/ | ̄ ̄| ̄ ̄| V | i」 i」 | |_
┌=ニ二|__|__|____ V .|____| |iii) ヽ^''冖¬=-ー、
└─| ̄|>--=ニ ヽ 。 。\ \__________| ̄^'冖¬=----,一
{三ニヾ_| | | ヽ____}^}(⌒)、 V /(⌒) ./___、
{/ヽニ:弌}〕iト| | V ∧:}__ ̄ \ r=、 r=, Vヽニフ /≡≡≡ミx、
{ ! j|i^,:::}r-'弌〕iトニニ=-─── 、}\ (^\  ̄  ̄ {/人 ,/ ̄/⌒ヽ:弌〕i}
ヽ!ノ:| |::::| V:::}::}r--γヾi:i:i:i:i:i:i:i:i,/ \\ \ i } \,/__{__ }:i:i:i:i:i}
V::| |::::| .|:::::/^ヽ:::{ {^!}i:i:i:i:i:i:i:i:i:V⌒} \, ⌒\ } | ̄ ̄^´. ヽ}:i:i:i:i:i}
ヽ,ノ::::{ .|:::::| }::{ { i }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} ̄ ̄ ̄ ̄ヽ :) ,' |______ノ,:i:i:i:i:/
イ!
/ !
x′ ! 、
// } i xィ
_ _ i / /x.< /
マ ‐-x ´ ` 、 x.< /
} / / / -‐ ∨ イ |\ /\ / | // /
< ′γ , { i ´彡イ} ',-─ イヽi _| \/\/ \/\/ |∧/ ///
< ′ i { i i i! 了ノ イ\ ! \ /
/ ! ム 从、 /' if ム レ ノ i. \ i ∠ うわああああああ!? >
 ̄ i ム i!_i! ∨ 廴リ 〃} }. \ i /_ _ \
i∧ト、} 〉リ !  ̄ / /∨| /W\ /\|\ .|  ̄
{ ┌‐ ^., u {' _八 i // |/ \/ \|
八_j / } /二二)-‐ 、 ∨ i i!
ノ¨{{ ー‐-- '¨// rzz′ ー 、 ! |i
{^ー^〃 .r'r' !::{ -‐ ^ー… .}、 '}. ! !
r‐{¨{^ヽx乂 〃 i i ̄i乂ム xzzァ ヽ i{ ∧ i .!
ア_ノーー'、 }}' {{ {ー^¨^ー-i i i ,-、¨x-、__ヽ ∨ ',| i
{ー‐^y'_ノ!└┤〃マ彡'x===スィ= Y_> -'、ム`} \ i\_i
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
帰還中、偶然のように
侯安都軍と遭遇してしまった二将。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
∧_∧
(@Д@ )三
. ヒエエッ . <《━━━O━━O━
∧_∧ /i/i 〉 / ,.-'" Y 人≡≡;;⌒`)
三( ・Α・) / ・,彡(゚Д゚;≡;゚д゚) ∧_∧J≡≡;;⌒`)⌒`)
━O━━O━━━》> /ゝ、ノ. 彡 ノ ノ=ヽ ヽ=ヽ (・皿・;)三
(´⌒(´⌒;;≡ Y ヽ´/|\ 彡( ゝ ヽ=ヽ <《━━━O━━O━
(´⌒(´⌒;;≡∧_∧ ,.| \彡≡Ю ノ=ヽ Y 人
三( ゚皿゚ ) ,.-'" ヽ===| ̄[{||}] ̄ヽ彡ミ彡ミ≡ (_」 J≡≡;;⌒`)⌒`)
━O━━O━━━》> ,.-'" ,へ>( | ⊆ゝ|=丿
∧_∧ Y ,.-'" / ヘ ヽ >ヽ__/ヽ_ ー、 ∧_∧
三三( ´_ゝ`) ∠ く < // ヾ ヽ≡;;⌒`) (・∀・ )三
━━O━━O━━━》> ヾノ く < ≡≡;;⌒`) ヽ-<《━━━O━━O━
人人 Y ヾノ≡≡;;⌒`)  ̄ Y 人≡≡;;⌒`)⌒`)
(´⌒(´⌒;;≡ 」_) (_」 J≡≡;;⌒`)⌒`)
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┃
今度は破れてしまい、
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───━━━━━━━━┛
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周ケイは捕虜になってしまった。
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/ \ x≦三三ニ=-
′ ∨三三三三三ニ=-
/ / / `ヽ V三三三三三三ニ=─ァ
/ / / :.三三ニ=- ̄ ̄ ̄ ̄
/ ′ .:′ / {、____ :.≧三三ニ=-
/イ | { イ} }'''"゙"゙ミ } ≧三三ニ=-
|: i 十 ‐/ァイ´ `/--─ ミ :} ≧三三ニ=─ァ
|: | }/ / { / ミ .:  ̄| ̄ ̄ ̄
|: l ┯━┯八 / ┯━┯ ミ、 .: |
|: | |乂 ノ ヽ ′ 乂 ノ 〃 } .' :|
八 | ゝ )イ 〈(_ソ/ :| なんかこの時代
ヽⅣ |ハ , u /.'/| |
ト、 |圦 /" | |
ヽ| 丶. ⊂⊃ イ | | 戦死よりも捕獲の方が
/l__> _ <__|\| | 妙に多くない?
| |: : : : : : } {: : : : : :| | |
| |: : : : : :ノ7777777ハ : : : : | | |
/ ∧-‐<///l。____。l//>‐-∧ \ |
_. ─‐=≦ \//////////////// ≧= ┴ ._
/ マム \/////////// ムマ \
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
-
こんな有様見てたら、気力失ったと言うより南朝統一は無理だと判断しただけじゃ
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
この曹慶らの敗北をもって、
南方のゴタゴタはしばらく静まる。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
ト、 /|
|:i:i. //___
___ /|:i:i|/(:i:i/:i:/:i:i:i:i:i:i/
_ -= /:i:i:i:i:i:i:\/:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
_ /:i:i:i:ir-:i:i:i:i-:i:i:i:i:⌒\/:i:i:i:i:i:i:--:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::::::..............
/:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨ヽ:i:i:i:丶/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i\:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ:i:i:i:i:i:iヽ
/:i:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i|:i/:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨:i:|⌒
//:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i|':i:i:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:|:i\:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i:i:i:i\:i:∨:i
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:∧:i:|:i:|:i:i:i:iヽ:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:|:i:∧:i∨ どっちも勝ったり負けたり忙しかったが
/:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:/ ヽ|i:i|:i:i:|:i:i|:i:i:i:|:i|:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:i∧:i:.
⌒7:/:i:i:i:i:i:i:/:i:|:i:i:|:i:i:i:i:|l:i∧/ Vi:i:i:i|:i:i|:i:i:i:|/:i:i∧:i:i/:i:i:i:i:i:丶:i.
|:i|:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:|:i:i:|:i:i:i:i:|l:i| ―― V:i:/:i:i:i\/:i:i/:i:i∨:i:i:i:i:i/⌒ \ わしが味方になった&有力武将の周文育死亡で
|:i|:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:i\|i|i:i:i:八| =≠ ∨:i:|:i:|:i/ ̄ ̄}:i:i:i:i:i:i:i:i:| 王琳のやや利があったと見るべきか?
|人:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i∨/ ′ |八|:i:i〈.: .: .: .:|\__\i:i\
\|i:i:|:i:i:i:i:i:i|:i:从 ' ヽi:i〉.: .: .:|.: .: .: \⌒ \
|:i:i|:i:i|:i:i:i|:i:/ | ;/ /:i/ . : .: |.:/.: .: .: |_
|:i/\|i:i:i:|∧ 丶 , ;/ ノ/.:.:.: .:.:.|.' .: .: .: :|=- _
|/ _ヽ:i:i:i:从::::..  ̄ / /.:.:.: .: .: .: .: /.: .: .: .: .:|ニニニ=- _
_ -=ニニ):i/.: .: .: .:> - .: .: .: .: .: .: .::/.: .: .: .: .:.::|ニニニニニ=-\
-=ニニニニ/.: .: .: .: 〈.: .:\/.: .: .: .: .: .: /.: .: .: .: .::/ニニニニニニ=-|
-
なんか戦死が少ないのは真剣味がないからか?
-
殺すより生け捕りの方が難しそうだからな
指揮官クラスでも武人としての教育受けたこと無いチンピラみたいなやつが多くて、
雑兵と比べてもそんな強いわけじゃなかったから簡単に捕まっちゃうのかな
-
┌─────────────────────┐
│ ..│
│ ..│
│ ..│
│ だがそれから一月と経たぬうち .│
│ ..│
│ ..│
│ 南方どころではない一大事が起きる .│
│ ..│
│ ..│
│ ..│
└─────────────────────┘
.
-
有力武将殺したなら再度寝返りは難しいだろうしなあ
-
将棋見ているみたいだな。
多分、負けそうになったらさっさと降伏して、勝利者も兵力共々丸ごと手に入れる方を好んだんだろうか。
-
┏━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳王朝開祖、陳霸先の死である。
┃
───━━━━━━━━━━━━━┛
_r:、,ィーュ、
〈´¨.:.:.:.:.:.`L:.\
f¨´.:.:.:.:.:.:.:::::::: ̄い:.、
゙ぅニユ::::.;.-‐ァ'ニ¨).:ヽ:、___
_.. .、 し!.;ィァ", / ,イ从゙〉.:.:.i::!.:.:.:ん≠=:、
((¨ ̄`ヽ、 ≠=彡イノイ ナ_大卅イゞ、:.>ヾ:ζ`ヽ.//
ヾ \ キニ≠ニ=- 、 _,リヾソ ' ̄`,/∧ |!)薔ツ!ヘ. ヾ`:、、
ヾミx ヾ、 ̄¨ヾ:、彡ィノ}`.、/イ" !レ::厂 ノ j:ハ \〉)
`=≧=ニ≡=匕 入/∧ r―-|l:く彡/ ` い. ヽ\
,ィ彡‐ァiィキアぅ:.、,ィ' ゙̄ヾーソ:::::,:/::::>`L_ ヾ:、 ヘ、 `丶、
,イ/´ ,へf⌒ー{==≦ゝ:::_=宍ニ≦::r'.:.:.:.:.:.`ヽ. ヾ;=-t廴ミ、`ヽ、
________ _」 L二≧ァ..:.:.:え.:._.:´.:.YTマ7¨´i_;;;:ト、.:ハ.:.:.:.:ゞ≦三‐┴ミー-ミ:、 \ ____
...-‐_¨二ニ=ァ一… _ ..二ニ〈:\.:.:.:.:.|.:.i.:.:.:く≠彡`T´1:::::;ヘ`ゝ、.:.;ィ¨7 ̄¨フ!ノ`ー-=キゝ ヾ¨  ̄ `ヾ、、
.´.ィ '´ ̄ ,ィ" ,..=彡' ヾ::::i:.:.:.:|.:.\:.:rヽ、才"r≦三三彡:∨_.:ヾ、.:.:/`" ヾキ =メ、 ヾ:、
// / / Ⅵ.:.:.:.ヾ.:.:ヾL;ミヽ、_j::::::;彡 ̄ζY´:`ヽ辷' } トミ 卞ヽ、 l !
!{ / / \_;:斗'"´ `Y.:.:.:.:.:.:j,イィァ _イ人.:.:.:.:.`ヾ、 /,ハ l ! \ \ ,リ
i| ,′ / ,.、j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:¨´.:~.:.:ヾミ、:.:._,ノ // 川 / ヽ \
ヾ、 ! i ,′ ___,厶 ̄二ニ=‐- 、.:.:.:.:.:.:.:.厂¨7! /.:’ // / ∨ ハ
\ Ⅵ { ヾ ̄`´ ̄.:_;:ィ彡 '.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:ヽ、.:.:./.:.:.:.:.:.`ヾミー-=≦"_,/ / i / |
______ ヾ ヽ `ー-=≦ァ.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /.:.:.:.:.:.`ヽ.:.:.:.:.:├ "_____ / /
ヽ __ ̄二ミ≧、 i_.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\::::::::.:.:.:::::.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:./ ̄.:.:.:.:.:.:.:.:. ̄〉" 厶 _
i_...-――― =ミ_\ 〉’.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::::::::./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾミ≦.:.:.:.:.:.:.:.:-┴≦ ̄ ¨ ̄三ミ、
,、 _)ヽヽ _..-‐{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヘ:::::::.;'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ`.:辷_ー-=彡'三二ニ___ ト、
ヾ:ミ=≡三彡"_...-- ...__,才´.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:.: Ⅵ::|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヾ´ ̄ ̄`ヽ  ̄¨フミ)
___,ゞヽ、 くヾ.:.:.:.:.¨ ̄.:/.:.:.:.:.:.:.:.′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ニ二三 j.:.:.:.:.:.:.ヾ:|.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:\::.:.:.:.:.:.:.:.__三二、.:.:.:.:.}ャー…彡イ
-
一ヶ月後という事は、実はもうちょっと前から病床にあったかもなあ
-
以上です。
この辺りの戦局、マジでごちゃごちゃしてて分かりにくい。
この間にあれだけ両軍を悩ませた魯悉達が、北斉に敗れて陳に降伏したりしてるし。
(次回以降で詳しく描く)
.
-
50半ばで覇業途中で死亡って、運が強いとは言えんな
-
乙
-
乙乙。日本の戦国時代を見ているかのようだ(特に独立勢力の土豪(国人))
-
乙
日本の戦国時代の北関東あたりを見ている気分、北条と上杉(長尾)と武田と時々佐竹の延々の殴り合い
-
北斉が強いのか梁残党や陳が弱いのか…
-
乙ー
熊曇朗や魯悉達、余孝頃たち土豪勢力の
たくましさとしぶとさがすごすぎるw
-
乙
-
乙乙
余孝頃もAAのせいでアレなやつに見えるけど、それまで風見鶏許してきた結果が現状なんだから
余裕があるときに徹底的に磨り潰すってのは間違ってないと思うな
迅速に不意打ち仕掛けるでもなく、ただ滅ぼすと息巻くだけで
相手に方針バレて対策されちゃってるのは問題だけど
-
乙
-
乙
これは酷い
-
乙でごわす
日本の戦国時代で言うと北関東とか九州の土豪や大名の殴り合い見てるみたいな
-
乙ー。
陳覇先ここで死ぬのか…
江東平定さえ全く出来ていないのに、本当に混沌の情勢なんだな。
-
乙
-
>>371
信長「運悪いせいで本能寺で終わった。」
-
乙でした。
-
>>384
ぶっちゃけあそこで頓死したやつを持ち上げすぎな世間
-
信長政権の末期は謀反が頻発して非常にぎすぎすしていたそうだし、仮に本能寺切り抜けたとしても似たような末路は迎えていたと思う
織田政権が続いたかは別として
-
調子こきすぎてザ・マンの逆鱗に触れたからしゃーない
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>>387
伊忍道信長(本能寺無傷バージョン)みたく猜疑心塗れのまま死にそう
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ttps://togetter.com/li/1531572
騎馬警察による暴動鎮圧映像見てると
そりゃ実際の戦場でも有効だったんだろうなってひと目でわかる
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流鏑馬見たことあるけど、馬の突進ってある意味車より怖いからな
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ごく最近も馬と車が衝突して、へこんだのは車の方だったって話もあるしな。
しかも軍馬としては軽いサラブレッドだろう、あれ?
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騎馬警察と聞いて時代劇やアニメの騎兵とかを史実に即していないとかいって文句をいう人のことかと思った
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>>387
>謀反が頻発
具体的に上げて
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謀反はそんな頻発してないと思うが、佐久間・林追放はマジ要らん行為だったとは思う
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織田が九州まで遠征かけたところで、猿と狸が同時に謀反起こすけど
何故か幸村を後継者として養子にしたノッブが返り討ちにする作品なら昔火葬で見た
…信忠生存でこれはちょっと選択肢ロックすぎんよー
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仮想戦記なんて大抵そんなもんでしょ。
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美濃・尾張征服後の配下の反乱は、荒木と平蜘蛛好きさんかな
武田・上杉・浅井・毛利と、同盟者との手切れは頻繁だけど
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>>396
あの作品なら信忠も死んでたはず
>>398
麾下の国衆たちの離合集散まで謀反にいれたら
ダントツは北条になるねw
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>>397
結構面白い人もいるので津野田閣下や羅門と同列にするのはNG
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未だにリアル桀紂扱いのノブ。しかし、これ結構かぶりある気が
ttps://i.imgur.com/BhoAnEO.jpg
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人民一般に非道をするというよりも、織田家臣に対して簡単に改易したり追放したりするのに
反旗を翻した、という意味じゃないかな
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16位の信長不死説ってなんぞ。
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>>403
本能寺で死んでない、理由あって表舞台から消える為に光秀が人芝居打った
創作系だと、まあ……あるけどさぁ
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24位の救世主説も良くわからん
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そりゃその投票は光秀ミュージアムやら光秀による町おこしの一環で
投票する人達も光秀贔屓なわけで
他の投票企画に比べたら
光秀が単なる野心でやったわけがない、信長側に原因が無いわけがない
って傾向になるのは当然かと
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光秀に限らず、何かあると基本的に「信長がなにかやったから」って前提で想像されるよね
裏切られたのは信長がやらかしたからって
例外は松永久秀、足利義昭、武田信玄
昔みたテレビ番組で、通りがかりにちらっとだからタイトルも何もわからないのだけど
織田家の子孫と光秀の子孫を呼んで、織田家子孫が光秀子孫に謝るということをやっていた
「は?え?なんで?理由がどうあれ事象としては家臣光秀が主君信長を裏切って殺したんだよね?」
殺された側が殺した側に謝るのが当然になっている、「信長が何かやらかしたから光秀が変を起こした」と
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家康が黒幕の場合も単純な野心ではなく、信康関連の怨恨とかが理由に求められて、信長のせいにされることが多いんでしたっけ
「光秀をそそのかして信長を殺して、用済みになった光秀を秀吉に始末させて、秀吉に天下を統一させて十数年間雌伏して、秀吉が死んだ十数年後に秀吉の子を始末して徳川の世にする
深慮遠謀な計画」みたいなのは、流石に無理があるだろうけど
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そもそも家康ってどこまで計画的だったの?という疑問
資料読み込んだ上でクラシカルな説唱えてる人もいるけど、近年の歴史クラスタでは「割と出たとこ勝負だったのでは?」って意見が伸びてきてる感じ。
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>>407
謙信や毛利がノッブと敵対した理由もよく分からないらしい
謙信はまだ甲信と関東に見切りをつけて北陸制覇に切り替えたと考えられなくもないんだけど、
毛利家は大友と長く続くような和睦をしたわけでもないので安芸に影響のあった一向宗の懇願を拒めなくなったくらいしか思い浮かばない
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関ケ原でもヤッスは行き当たりばったり出たとこ勝負だったからなあ
濃尾方面の戦局次第ではけっこう危なかったのよね
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上杉も毛利も、基本的には勢力圏が接するようになって権益がカチ合うようになって
なら先にやれ、だと思う
上杉は越前・若狭が織田領になったことで北陸と、日本海交易路の問題が
毛利も同じく播磨や但馬に出てきたことと、阿波三好家が織田と接近、和睦したことが大きい
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脳筋扱いされてる奴らも意外といろいろ考えているし
計算ずくみたいに言われる出来事は意外と行き当たりばったり
最近こういうの多い
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現代の政治家のやることのレベル想定して昔の政治家のやれることなんてたいがいそれ以下の水準だからね
インフラ、情報技術その他モロモロの差はあるし
昔の偉人が現代のお偉いさんよりなにかスゴイことできたってのは8割方はファンタジー
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家康が自国の領国経営だけでなく、秀吉政権の下で全国政権の政治や、外交貿易の経験を積んだのは大きかったのかなと思ったり。
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太閤検地より前では、一つの村でも複数の荘園に分かれていたりするからなあ
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全国規模の国政経験なんて、秀吉政権が室町幕府の全盛期以来になるんかな。
ノッブの頃は東北がまだだし、中国朝鮮方面も没交渉。
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戦国時代のときに黒船みたいなのが来ていたら植民地化していたのか、あの当時じゃ日本にそんなうまみはなかったけど
19世紀くらいの産業革命による文明の発展を待たなきゃ日本はおいしいところにならんか
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十万単位の軍団が攻め込んできてもホームゲームだったら戦闘民族日本人に元寇のときみたく一方的に殺戮されて終わる
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元寇も文永弘安の役も普通に高麗・元軍が負けただけみたいだし、台風関係なく
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上陸戦のリスクは平地の城攻めの比じゃないのよな
たぶん十倍の兵力でも足りんぐらい
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>>416
新九郎奔るで今そのあたりやってるね
とにかく権益が重層してかつ複数が関わってきているから
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今でも上陸作戦は一番困難が伴う作戦なんだわな
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仮に橋頭堡作れたとしても後が続かんとな
中華王朝でワンチャンあるかないか
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ノルマンディー上陸作戦もプライベートライアン見ていたら最前線の兵士がバカスカ死んでやがる
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>>418
大人口抱えた東アジア地域の植民地化はかなり無理じゃね?
インドはインド半島全域の統一政権もなく、しかも宗教や民族で大分裂してる最中だったから例外だし
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艦砲射撃や航空機爆撃みたいな上陸しなくても相手を一方的に攻撃できる手段が確立されないと海バリアー突破無理よな
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>>426
清はジワジワ侵食されていったけど、明のころの欧州じゃ火力不足か
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>>422
戦国大名「面倒くさいから一括して俺に納入しろ」となるのも分かる
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>>407
最近だとむしろその3人は信長の外交ミスによるもの扱いされているな
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信玄に関しては大戦犯家康という
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謀反の理由なんかそれこそ書状が複数出るとかない限りは分かるわけがない
考えるだけならザ・マンに洗脳されたでもいいわけであって
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信長解説動画は結構たくさんでてきているが見ていると信長の何がすごいのかよくわからなくなってくる
まあ結局他の大名より何がすごかったかとなると生まれと運がよかったに落ち着くが
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万一証拠が見つかっても答えが出る程つまらない事はないからなぁ
想像の余地が史実だぞって一言で潰される
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>>433
史料的になんか先進的な改革したのかってわからんみたいだし、兵農分離なら北条のほうがやっていて
鉄砲の数確保なら雑賀衆のほうが多い
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好機に動くことができたの一点につきると思う
信長に限らず偉人のほとんどがこれ
ブラッドバリーできるときにブラッドバリーできた奴が勝者
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運と決断力は君主の才能だね
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>>427
古代日本が数万の軍を渡海侵攻させてたのは対岸に橋頭保があったからなんだよね
>>433
運はまだしも、言うほど生まれが善かったとも思えんがなあ
たとえば生まれの尾張が好立地だったからというのはよく言われるけど
その尾張に生まれた他の武将たちにできなかったのは何故?には答えられない
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個人的な感想だと、信長の凄いところは
・戦術が凄い堅実
・人材登用の幅が広い
・強大な経済力
・足利義昭を擁して幕府を復興
とか?
なんか最近の解説書を読むと、「信長最高の相棒って、実は足利義昭だったのでは?」と思ってしまう
-
義昭が信長に心中するくらいラブだったら室町幕府は復興できていたけど、常識的に考えて生きたいと思うのは普通
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親父が落ち目のときにくたばって守護の斯波家も両守護代家も残ってて
けっして多くはない親父の遺領をたくさんいる叔父や兄弟と骨肉の争いだからわりとハードモードだよ
尾張統一までが途方もなく厳しい 桶狭間の後ですら何年かかかった
-
家督相続のごたごたや身内同士での争いってむしろ戦国時代だと普通じゃないか?
義元とかも骨肉の争いを制してだし
その結果得られた土地の有用性にはやっぱり差はある
-
他の武将と比べて優れてると感じるところと言えばフットワークの軽さかねえ
-
なにがスゴイのかいまいちわからんがスゴイことをやったのはたしか
というのは昔の家康評と同じですねえ
-
兵農分離も楽市楽座も鉄砲も一番最初じゃないけど
それ全部を先んじてやった行動力こそが信長の強さじゃなかろうかな
-
信長と他の大名との違いとなると
義昭の最初期の要請に前向きな返答したこと
それで本当に律儀に要請に応えて擁護して畿内の戦いに突っ込んでいったこと
ではないかとも思う
-
火中の栗を拾う意思があったかなかったかじゃないかねえ
地元で手一杯で拾いに行く余裕なんざねえ奴が大半だったし
信長って慈善活動家かなにかかってぐらいに身銭切ってるよなあ
-
兵農分離も鉄砲も他国と殆ど変わらんし全く先んじてないし楽市楽座もかなり部分的なうえ基本スタンスは座の容認の既得権益保護
歴オタの人の動画とかtwitter見ると信長独自の長所ってのは今だとほとんどが否定されているっぽい
なあ>>444にあるように何がすごかったかはよくわからんけどやったことは間違いなくすごかったって人だ
-
信長の場合、家中での絶対的権力を確立し続けたのが他の大名とは全く異なると思う
-
最近は大名が勢力圏の国人に対してどれだけ支配力強かったか測るバロメーターに印判状の発給割合が使われてるな
それによると信長が印判状多くなるのは美濃奪取後のようだ
-
信長包囲網を何回も敷かれてるのに、逆にそれを打破して領土拡大を成し遂げたからかな。
信玄や北条家はこれをやられて何度か後退してるのを、勢力を急拡大させる契機になったわけだし。
後は、意外と先進的でないおかげで既得権益丸抱え体質になって、他国の土豪層や町衆を容易に取り込んでいったというのもあるらしいな
-
とりあえず領土の拡大率は当時の大名では一番だから、そこは素直に褒めていいと思う
-
足利将軍より上の権威であると朝廷から公認されたというのは大きいかな
細川も三好も足利将軍より格式は下だったし
-
中世や近世ではよくあることだけど、あまり中央集権や既得権益打破に動くと囲んで棒でたたかれる。
そもそも当時の技術力で中央集権できるのかっていうと、その・・・中国は何とかやれてたし!
-
現代人がイメージするレベルでの中央集権なんてものは電信と鉄道網ありきだと思うの
-
>>441
ノッブが親父さんの葬式で抹香ブチ播けたのって
「厄介事だけ押し付けてとっととくたばりやがってクソ親父!」
って理由だったりするのだろうか?
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日本人ってなぜか王様は指先1つで地方領主の首を切れると思っている人が多いよね
なんでだろ
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そこら辺のエピソードはわりと創作くさいって言われてるな
-
大半の人はそんな事対して興味がないから…
-
江戸初期の改易のイメージじゃないか
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暴れん坊将軍水戸黄門その他が悪い
-
江戸時代の改易がすごく多いから…
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創作において暴君などが「こやつの首を切れい!」の一言で
大臣だろうがなんだろうが罷免or処刑できちゃうのは日本に限った話でもないと思う。
それはそうとして続きやります。
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-
〜〜建康 宮城〜〜
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r_r .f竺竺竺竺竺竺竺竺><///>'",.ィ升:||i:
,ィ癶__ヽ ./ZZZ癶-_-_-_-_-_-_-`'弌>'"ィ升||i:i:i:||_||i:
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: : : `ヽ、 T二二コニ/ZZZZZZZZZZZ|j'j'j'j'j'j'j'j'j'j'j'j゙|i:i:|────‐|i:i:||i:i||i:i:||i:i:斗t≦
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:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.; ノニニニニニ乂;';';';';';';;;;....../-_-_-_-_...::::::::;;;j{...:::::.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;彡ミミミミ;';';';';'/‐/ /‐、 _/--
;';';';';';';';ノ三三rzz彡-‐-ミzzzュ;';';';';';';'/;';';';';';';',..-ァァ7フ癶;';';';';';';';';';';';';';';'彡ミミミミ;';';';';/‐{ ̄7ー〈 ̄
ZZZZZハ-_-,,-廾二二二|:|圦-=ニニハZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ7 ノ_ノ‐‐{ ̄丁 ̄ノ
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|:::::/ |::::::l心、 /::://
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/二\..:.:| |\
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/ニニニニニニム `"''' ‐┴冫..',
/ニニニニニニニニム _ 〈..:..:}
/ニニニニニニニニニニニム  ̄ ヽ..}
【 杜稜 】
.
-
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ,``゛'ヽ
. ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
i::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
|::::::::::::::::::::::iヾ::,\::::::::::::::::ゝヾ.,:',゛''、::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::ハ
|:::::::::::::::::::::::.-',::,__.\:::::::::::::丶. 〆 ,`ィ.卞::::::::::::::::::::'`゛'ヽ':.,
. ハ.::::::::::::::::::::ハ ヾ__`_ヽヾ:::::::::::ヽ´ ィ叱} ,,ノ 冫.iミ,_:::::::', `
ハ:::::::::::::::::::::.',杙卞ニ丶 `゛''、::.ヽ.  ̄ y´ レ' /゛''ヾ
',ルi′ヘ:::::::::,.ヽソ ィ `y=气.ヾ廴._, ィ l .,ィ::i 読者の皆さん、お久しぶりです
. 圦 λ,:::圦 ノ  ̄ヽ !´::::::i
',弋 ゝ、_ニ ` 一´ ハ.::::::::i
`ゝ‐-.ハ `´ /::| \:::i 陳霸先様が王僧弁を討つ計画を立てた時
'.,:::::::::ヽ、 _ . -‐ ,イ::::::!. ヾ 難色を示したせいで首絞められて
∧:iヽ::::仆 . ::::iヾ:::! 気絶した杜稜です
ヾ ヾ::! i ` ,_ イ .ヽ} ヽ|
リ.i i
___ ,ハ__ i あの後も罰せられたりはせず
i´ ̄: : : : : : : : : : : ヽ、 i 今は宿衛の兵を率いる中領軍やってます
i: : : : : : : : : : : : : : : :\ i`ヽ
. i: : : : : : : : : : : : : : : : : \ ',
i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ ト
,.':‐::::::::‐:::::‐-::: 、 : : : : : : : ヘ i`ヽ,
_
` 、: ̄:::::‐-:........._
>:::::::::::::::::::::::::::`:::...、
,....::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
,...:::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
.´ ̄  ̄ >:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::l あの時はもう出番無いとか言いましたが
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/l:::::::::::! 資料読み直したらここでばっちり登場してたんで
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ:::::::::::/´!:::::::::;' 再登場しました
 ̄ ̄.フ::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ヘl:::::::::/,___l::::::::;'
/:::::::::::::::::::::::::;ィ::::∠,,,ィ::::::ム' ̄レ',)/
 ̄ ̄7:::::::::<´ /イ´(_/:::/ ̄ヽ'¨7::/ で、今日は陳霸先様に報告があって
ム'イ1::::::`Tヽ // __ ´ ィ::/ やって来たんですが……
l:::/.\', \ ' ∠ィ./ル'、
レ′ /〉 > _ イ/.王'、 _ _
/.,' .', ./ ヽ-、 -‐' ´
,'+l ∧ / o ./ 王 o
// レ' ', / ゚.o..゚/l ゚.o.゚
-
,. へ
/ ::ヽ
_. ' :::::ヽ- 、
r'"-‐.' __ :::::::゙, ̄) )
l \::l マi !.| l.7 ,-‐,.イl 杜稜様、報告内容は何についてですか?
(.) ヽ',マ,.V! lリ l//> l i' .{.)
_.-―=ニjー―┴'---'-'゙--'--┴'―、.j二ニ=―- _
/ニニニニニ、O ト、 O ,イ o.jニニニニニニニ\
. /ニニニ二二二二\. \ゝ __ /ノ ,.イ二ニニニニニニニニヽ
//ニニニニニニニ> 、 ー一 '" /二二二二ニニニニニニニ、
. /ニニニニニニニニニ二V>ー---‐<ニニニニニニニニニニニニニ、
,イニニニニニニ二/ニニニ∨二二ニニニニニニニニニニニニニニニニ、
,イニニニニ二二二イニニニニl∨二二二ニニニニニニニニニニニニニニヽ
. ,イニニニニニニニニイニニニニニl ∨ニニニニニニニニニニ\ニニニニニニニ,
. ,イニニニニ二二二イニニニニニニ! ヽ二ニニニニニニニニニニ\二ニニニニニ,
/ニニニニ二二二イニニニニ二二lo ヽ二二二ニニニニニニニニニニニニニニニ,
.,..::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,..:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
´. ̄ ̄ 7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/l::::::::::l
,':::::; イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::::::::::::::::::/-‐,'::::::::,'
l/ ./:::::::::::::::::::.;:-ァ':::::::::://::::::::;:: </ィ=ァ::::::::/
./::::::::::ィ::::::::ハム.ァ//:;-<ヽ_Lイソ'/:::::::/ 宿衛の編成を少し変えるので
/;: <´/:::::::;' ', ./イ/'´`‐---イ l、 /'´)::/ その報告を……
´ /:::::ィ:;' ヽ ┘フ:´:/
/:/ l/ ヽ _ ノ::/
/' .,' \ `, ァ´/
._/ ,ヘ , ´ ./イ γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
/.__/ ,'- 、 | つまり緊急の要件ではないのですね? >
/ ,',ノ ,l,>、_>¬ ゝ____________________,ノ
/ l' /o三 !
.,/ l /.´川 !
// l / l
/ / l / 川 !
-
_
,. '" ::::`ヽ
/ ::::::::::::\
. / :::::::::::::::\
' :::::::::::::::::::ヽ
' ::::::::::::::::::::::' ̄ ‐- ._
:::::::::::::::::::::::'―-- _ >、
. :::::::::::::::::::::::V/////,>.ノ ',
::::::::::::::::::::::::l'//////'" ,.イ でしたら明日に延期してもらえないでしょうか
::::::::::::::::::::::::l/////l / !
. _ 「`! ::::::::::::::::::::::::l/////! l ./}
. 〈 ム. | ! :::::/ 〉:::::::::::::!////,! ! .{ノ、 陛下は今……その……
V.ム | .| ::/ /:::::;、:::::::!////l l ,.イニニヽ、_
〈.ヽ ∨ム .| .| .:/./:::::/ /::::::!_ >‐'''''' ー、二二ニニー-- _
__ヽヽ Vム !_| /./,. -‐ '"´ ,.-、 .!ニ二二二二二二二ニ=‐- _
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ -‐ァ.{ .} l二二二二二二二二二二二二ニ-、
,.. - 、 , ' ./ ` ' .j二ニー―--二二二二二二二二二ヽ
、 , ヽ ./ / ./二二二二二二二二二二二二二二ニ、
. \ 乂 .ノ / / ./二二二二二二二二二二二二二二二ニ、
、. \.  ̄ / , ' /二二二二二二二二二二ニ=-_二二ニニ、
. \ ` ー- ___,. < / ,イ二二二二二二二二二二二二二ニ=‐-_ニニ、
> ._ / /二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=‐ 、
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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(: : : : : : : : ;' i `、 ヽ \ハ i! ∧::::| |!ハ
): : : : : : ; i i 八 \ `、 _斗:| :| :|:: | | }:}
(: : : : : : :.i |! |! ヽ\ ヾ ヽ メ´, -刈 | :|r==ァ | リ!
⌒Y)::イ∧ !! ト、 \\ 、_ \ __ __ィリ ! i{ムマ}: |/:i
イ刈 ハ ! !ト、,,z<¨`、 ´ ̄`( | |::::ハ | リ
{{// | i i ト 从 __,,ィ 乂 ji !:/ハ |
{レ | i i iヾ、_ ヾヽ ̄ ' __ i リ:/ i !
ヾzノi | ハi \代トミ:、 ´ ji\/i!: | ハ
升j ', i! }ト...._ _ 从(( ヽ>!_i_.ム..--...、
/:::/! i i: | i j r=<:.:.:.:壬:.>=、 \:.:ヽ:∧: \: : : \
/:::/イ i i | リ ii´: ∨:.:.:.:.-=三{込}ミ `''ー 、: : : \: : :ハ
/:::/ ハ i i! :|,' |!: :斗''´:.:.:.:.:.:.:.:.>(⌒>=- ): : : : ヽ: : ',
/:::/ i i! |:| /! リ: :K:.:.:.:./:.::.:.:.:.:.:人::/ 〃/: : : : : : : ミ=-
. /:::/ ノ ji ! /: ::j /!: : : 廴/:.:./:.:.:.:イ:.:/-=彡 ム-==、: : : : : :\ー=、
【 陳霸先 】
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-‐  ̄ヽ.::::::__ 〈7ハ r 、
_ - ´ ._ } l::〈/ハ マ∧. !/,! , 終わるまで緊急の要件以外は
_--、 ,' .) .l l::::: マ,∧. マハ. !/l ;, .! 取り次ぐなと命じられてまして
ニニニ\ l .!:::::::. ヾ∧. マ,! .l/l l'〉.! _ -‐ 、
ニ二二二ヽ l .l:::::::::. ヾ'、. V l'/ // !;;;;;;;;;;;;: !
二ニ=-__,.ゝ---― ''"  ̄ ̄ ̄ " ‐┴ 、;;;;;' / …………申し訳ありません
ニニ三三/ .{ 〇 ー―‐ ''  ̄ ̄ - 、\'
二二二二\.\ _ ,. . ヽ.ヽ、_,...,_
===ニ二二\` 、 ` 、.ヽ { ヽ 〈ニニニヽ
ヽ \ > ` 、 、 、 ヽ .ノ ,.イiニニニ}
', o \ > _` _ 、 ヽ  ̄ .j .! !ニニニ{、
}ー 、 \ > _ _.ヽ ー‐ ' ノ !ニニニj
/ ー \ > _‐- _ ̄ ´.//Vニ-‐'、
-‐==‐-
x:i:´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧s。
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{i:i:i:i:i:i:i:i:i:{\i:i:i:i:i:i:i:i:i〈.\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧s。i:V
. Wi:i:i:i:i:i:i:i{ \i:i:i:i:i:i:i:i', >、i:i:___i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\\〉 (はぁ……今日も座禅三昧か)
.. Vi:i:i:i:i:i:i:i{⌒≧s。,,_i:i:i:i:V ,ィv㌻ア\i:i:i:i:i:i:i:く⌒ヽ
. Vi:i:i:i:i:i:i{-‐fvハぇ 、i:i:i:i{\ ノ| \i:i:i:i:i:i:}
V{⌒ヽ「^`ー= ´^ }V⌒ー‐‐ |_/ .Ⅵi:ト、} (どうして皇帝菩薩という格好の反面教師を
\ 乂____,,. ´ ;i : : : : :Vハ 知っているにも関わらず……)
≧=、 ′ U ./ : : : : : : .\
∨: : >。 -‐ - .イ: : : : : : : : : : : ≧s。..,,_
/: : : : : :≧s。..,,_ /./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : { {\. 〔_/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.\
{: : : : : : : : \「C ̄ア: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . V
V: : : : : : : : :/> /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}
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,〟-──、.
,.、- '''''' ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/。。゚。゚,、-────ヽ | 仏教に没入されてしまったのだろう…… │
/。゚。。゚ 。| ヽ \_____________________/
|。゚。。 / ─- 、-、 ゚ _=|
/ ̄ヽ | ━━ヽヽ l/━|
ヽ Ll ,..ヽ | |
| |. ヽ─ |
| レ┐ -二三 |
| | / ____r----..、
ヽ=へ ────'''/ 人_:: :::「`ヽ: :: .\_ヘrヘ._
┌‐.< ────=、 {:: :: :: :: , : :. :. :: ::. ヾ丶::. :: _}
,.┴─、\ \/ヽ 〉:: ;; , ' "‐  ̄ ` ヽ,ヾ ヽ:: ::廴/
/ \ ヽ / )/-/ヽ {:: :;; / / l i l .}: }::.3
/ | ノ┐/ ,.-/ ヽ }:::// ト、 i | il j // |イ1 `|:: ∧|ヽ
./ l ./ / l "|"/'ヽ | >;从 | v! lノレ´ i/__/ /:.r' |
| ヽ .| ( / l .| vi小l `ヽ 川忞ヨ i: |
'|, ノ ,,-,,.、-'" ̄`>ィ.| ).l´ /| | !|l ― ― .l: l|ノ i: i
/ / / | /| | ,l、_ ___....,、┐,,,、 |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j: |´ l: !
/ / ノ |.,-─''"ノ | /,. ,.┴、.、'" _,-‐ニ/ι、. |: l/⌒l,、 __, .イァト、. |: |
/ | // / ‐'" ノ | | ' -─ 、,-つつ-''". |:/ / ̄(*) ̄|::::::::,ヘ l: !
| | _,................/ =-'" //'''''''"/''>......-‐-'"''''ヽ ノ| l|_,.イト、__l:::::/::::i |: |
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時々、「あ、これは死ぬな」と急に出家する最高権力者いるよね
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時間を約一年前に巻き戻す。
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`ーi y' .
__ r'ソ'
_zXソゝ<y<ノ .
,〆'´
《{}>―-- 、
>'"´ Ⅰ``ヽ ヽ
/"XII Ⅱ', ',
/ " ; |
, ', ' XI Ⅲリ リ
/ / / /
/ /Ⅹ ○ Ⅳ/ /
/ / ' . ′
.' .'Ⅸ Ⅴ/ , ′
{ { Ⅵ / /
∨゙、Ⅷ Ⅶ / /
ヽ、`ー-- ‐ '" . "
` ー-- ‐ ´
.
-
死ぬ前に急に死期を悟った行動取り出す例は無数にあるから人間のある種の本能なのかもしれない
-
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時期的には王琳が第二次東征中で、
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 ̄-=ニニ=-_ __rへ
 ̄ -=ニニ> ^`<⌒>、
「 ̄ ̄ \//`<^V
rf‐‐ 、///ハ __人」_
}ニニ=-\__/ ̄-=ニニ=-_ ____
/-=ニニニ7  ̄-=ニニ=-_. : ¨  ̄ ¨: : ` < / ⌒ \
-=ニニニニ' ___  ̄-=ニニ=-_: /. : . ーヘ⌒\ \
'-=ニニニ=-} 「i:i:i:i:\ /. ̄-=ニニ=-/_: . . :} 、 、
/-=/i:Vニ=-, 人-===へ{/ /  ̄-=ニニ=-_八. . \ \
rくニ/i:i:i:i:i:}ニ=-{ r‐‐‐<ニニニニ=-\' : . :}/{ { 八-=ニニ=-_. .\(\
人⌒乂 __ 人⌒ >rく\-=ニL ____rヘ=-}__㌘{.八乂¨必 乂: . -=ニニ=-_
⌒ V⌒ ー'⌒Y⌒}. :} └‐‐rへニ=-⌒L/ニニ〉{. . .{⌒ Ⅵ八: . ̄-=ニニ=-_
V/ ノ . : . :/ \/ ⌒\_{八. 込、 /. .乂 \{  ̄-=ニニ=-_
、__ --=< __/ __. : /\ ¨  ̄ \. . \⌒ニ=- __丶  ̄-=ニニ=-_
⌒└‐‐⌒>/ : . . . : :V>、 ニ=-: . _: :¨¨ : . .\ _ __ ̄-=ニニ=-_
/:/{ 圦: : : : : : : : : :} ⌒\. . . .\⌒\: :V }_/ ノヘ  ̄-=ニニ=-_
, . . /ニ7 ⌒\>- __ イ . : : Vハ\.丶 }:/_ノ└イ /^〉
. . . .'└{ニニニ」\ __ . : : . . :{: . . . : : : }/ }. .} ノ人⌒) └〈_/〉
{. . { └ヘ ̄ 〈⌒\ ___: 人: : : : : :イ「ニ/. /  ̄-=\ __ ィ´
八. . . 、 }/. :「ニ=-{i:i:i:i:iL__≧r<: 〈ニ{ ./-=ニニニ=- __/
\. .\rへ ⌒-=> - Vi:i:iハLニニ」ヘ: 人八(-=ニニニニ/
\_人=-\_〈ニ=- vi:i:∧{⌒ \(ニ\-=ニニ/
/ニ=-r‐、__〉}⌒\ }i:i:i:i:}ハ __ L⌒>‐‐ ´
/ニ=- 乂_-=ニ>、ニニニ「ニニニ} ⌒
【 王琳 】
.
-
仏がどうにかしてくれた事例だのなし、死ぬ前で弱っていたのか
-
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樊猛・余孝頃が南征に向かった辺りのこと。
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_ ―― 、、
,ィ〜''´ ̄ ̄`''ヾヽ‐vニvニヽ-、 .i i ∨/ニ/ }ニニニ__ニニニニニ/
. /´ _ ==ミァ''¨¨>ヾ <¨''‐< .ヽ ',/ニニ{ .'ニニ/ /ニニニニ/
/´. / / \ `Y ', \ニニ| |ニ ' . 'ニニニニ.//( / ̄ >----- '/
/ ァ'. / / , , / ハ ', ヽ l==-ヽ j ./ ./ニニニ/ ヽ∨ /⌒\ / へ
/イ. / / ,' ,' l. l | | ,' l l l | ヘ |ニ=-/∧ / {ニニ/ r--/へ -- _` ---- 'ノ-- __, /
// l | | | _|__ハ_ハ l l ハ_|_ハ_l_ l ト、寸//∧ ヽ i' , ---ー― 、__ \⌒ ' 〜--- '-- 、
,イ| l |. | ∨V__',从{ 从}ハ!_l } |ニヘ 寸 /∧ } V 荷~ }/~ヽ \ ヽ __ \
/ハl| l.|. 从 灯う芯` ' 笊 )j灯 八.|ニニヘ 寸r ∧ .| / / ー- 、 / )ノ .〉.i i |、__/ ̄ \ ヽ
. 〈_/VⅥ ヘ〈.乂_ソ 乂ソノィ |ニニニ∨ |  ̄ ̄ ̄ } )\ \ _/ノ } i r 彡/ | |./ ./⌒ヽ ヽi}
{{_{ニニ| |i ' 从 ムニ_マ ' / ヽ ' ヽ'_./ / /ー.イ/ー '" }
,ィア -=ム. 'ヘ. ‐_‐ ,イ. ,' | マ,iニ=、___/ )/ }\__ r-=ニニニニニ} .i
,ィア | l l ∨>。 ,ィ.: :.,' / | ./|ニニニニニ/ / __, 、-'___/ |iニニ/ ̄ ̄ ̄ iト 、
. ,イア / 从 ',: :r} .><.{、: : ,' ./. l. '=|ニニニニ/  ̄ ̄ ̄ , - {ニ/i |i/ ┌―┘└‐ヽ
. ,イ7. / : : :.ヘ, 'ィ /`Y´ヘ / /: :. l. j{ニニニニニニ.' ____/ __i/ / / 、 └―┐┌- '.
,イ7. / : :>''~ ヽ ',/ノ辷フ、ヘノイイ ̄`< ',j{ニニニニニ〈ニニニ/ニニニr'"--'- '" .' \ | . | .,i}
〈ニ/ / : :./ 、/: `: :,イニニヘヽ : : ヽ , ', /ニニニニニ|ニニ=./ニニ/iヽ __ - ' {  ̄\_ . └┘ ./
/ : :,' }ミz汽zz`マニニ凡ン:ィzz汽{ l .|ニニニニニニ|ニニ/ニ/=ニ| ∨ __ -八 \__/ '
. , ’. : : l ,' ヾ7 || _ア‐" Y |..|ニニニニニニニニ'ニニニ=j }_/ / i\ _ -----、/
. /. : :,、|_,、 { .: : : :. :. マニア′: : : : :. }._.|_:  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ./ |__ .ヽr'"ニニニニニニY
【 樊猛 】 【 余孝頃 】
.
-
└-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ``ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ノ: : : : : : :,.ィ´ / ', ヽ `丶、: : : :ト.、 ,.ィ"ヽ
. |: : : : : : : :/ ./ / ', ', 「: : : : :|:.:.:ヽ: : : : : 〉ニニ、二
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', `丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .l i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
. ',_:、:::/ l l |l ! ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | l | l ! ! | `丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ
/:| | ,' | ! .!l| ,'| l l | l ,' ,|. |!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' `¬
/:::,! | ..L.',_ト. |',ト / !./l/├ /¬ ¬、).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |:
/:::::ハ.ト 、 ! ..l_ヽヽ\、./ l/"´ l/_∠ | {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !: 出家することにしたのだわ
ヽ|l ',ヽ \ !,イ `` ト '′ ,イ"´ lヽ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::!| .!:
. | ト、ト.`弋..ン 弋..ン ' | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |:
| l l.|. ', 、 l ! .|:.ヾ ニフ !::l. | |:
| / / | ト、 ,.、 | l| |/ ヽ:| |l !
. | / / | |_.> 、 _..-.、l l ! ! |.! |
l| /,イ _..l l:.:.:.:.:.:.:`丶、 __..ィ´:.:.:.:.:.,' .,'::| | | ! !
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:.:.:./ /:.:::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.! .l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.:| |:.:.:/、 ! ! !
<._ <.| ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.:``:./:.:.:.:.:.:.:.! !;/: : \ ! l |
. ‐-
. ..::´ 丶
/::: ::. \
':::::. .:::
. /:::::: .:::: ヽ
-‐  ̄ヽ.::::::__ 〈7ハ r 、
_ - ´ ._ } l::〈/ハ マ∧. !/,! ,
_--、 ,' .) .l l::::: マ,∧. マハ. !/l ;, .! …………はい?
ニニニ\ l .!:::::::. ヾ∧. マ,! .l/l l'〉.! _ -‐ 、
ニ二二二ヽ l .l:::::::::. ヾ'、. V l'/ // !;;;;;;;;;;;;: !
二ニ=-__,.ゝ---― ''"  ̄ ̄ ̄ " ‐┴ 、;;;;;' /
ニニ三三/ .{ 〇 ー―‐ ''  ̄ ̄ - 、\'
二二二二\.\ _ ,. . ヽ.ヽ、_,...,_
===ニ二二\` 、 ` 、.ヽ { ヽ 〈ニニニヽ
ヽ \ > ` 、 、 、 ヽ .ノ ,.イiニニニ}
', o \ > _` _ 、 ヽ  ̄ .j .! !ニニニ{、
}ー 、 \ > _ _.ヽ ー‐ ' ノ !ニニニj
/ ー \ > _‐- _ ̄ ´.//Vニ-‐'、
-
- ―――― - __
_/========= \-----==--\__
/================ \-----==----- ヽ
)====================\---- ==----((
(============  ̄ ̄ " <---==----))
))======== / \--==--((v/
(======== | | )--==--))V/
)=======l l | | | | l (---==-(( V/
(_======l | | | | | | | )--==--) l
ノ=====l | | | | | | |(-- ==-( | 言葉を変えれば捨身
´ ̄)==八 l_l_l l_l_l | )-(薔))ノ |
了⌒l ヽl r芹ミ 、ノノノr芹ミl ノ ノ==/| |
| | l ∧ "りノ りノ l l==/ | | その字のとおり皇帝の身分を捨て
| | l /∧ ' l l=/ .| | 僧侶になることにしたのよ
| | | | _ - イ::l l/ | |
| | L |{:::::::::≧ _ ≦::::::ノ二l、_ | |
|( ̄ ̄ )):::(:::::((薔)):::))´____ ノ | |
| 了、≦(::::::::≧ ===≦::.\≦ \ | |
| ((__/))::::/.::l==ノ、:::)( ̄ ̄ノ--丶| l
l ノ----((/ .::::::|レl::::::.\≧之ノ----\、 |
_/-----/.:::::::::::/- |::::::::::::.\----------\
/ `丶
,.:::::: ヽ
_/:::::: Vニ=‐、
,.- ''"/:::::::: _ V ).),
,' ( .l::::::::::r、.!.|. ,-, V.// ', はっ? えっ? エイプリルフール?
l >.i !:::マ', V!l l. ///〉 .l .i'" !__
__|.0 l.|:::::.V',.V!.l////__l_.l /二ニ=-_
_-ニニ二>-,.-‐ '''' ̄ ,' ⌒ヽ ̄ , 、 ヽニニニニニニニ=-._ …………マジ?
. /ニニニニニニ〈 O ト、__乂__ノ __ノl ゝ' ,.イ二二ニニニニニニニヽ
/ニニニニニニニ\ ヽ、  ̄ ̄_.ノ ./二ニニニニニニニニニ{
,ニニニニニニニニ',> _ ̄ ̄ ,. イニニニニニニニニニニニニ!
. lニニニニニニニニニVニニニニニニニヽ二二二ニニニニニニニニl
lニニニニニニニニニニVニニニニニニ二\二二二二二ニニニニニl
. lニニニニニニニニニニVニニニニニニニニ\二二ニニニニニニニニl
lニニニニニニニニニニニVニニニニニ二二二\二ニニニニニニニニl
. lニニニニニニニ二二二二V二二ニニニニニニニニニニニニニニニニl
-
菩薩皇帝まんまじゃねえか!?
-
位人臣を極めた最高権力者が死期を悟った途端に宗教にのめり込むのは時々ある話ですからね
日本だと厩戸皇子とか藤原道長とかあたり
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
大マジであった。
陳霸先は突然、大荘厳寺という寺院で
出家してしまったのである。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
*
弌ナ
Y⌒Y
。o≦__≧s。
ト、___トzzzzz=≦///////////,≧=zzzzィ___,.ィ
,イ≧s。'/////////////////////////,斗≦ミs。
,,ィ升//艾艾艾艾艾艾艾艾艾艾艾艾艾艾艾艾艾ミ≧zzュ
rzzzz≦//>くlll圭><>rzz|lzzz.Y |i| Yzzzzz||z|i:|<><圭圭'<≧zzzzzュ
弌__彡イ圭圭l|>r'弌ノ^弌z彡'___弋|i|ナ__弋|i:|ノ ̄Ψ'<圭圭圭圭圭ア
`<圭圭l弌|_ソ_,,」∟ -|i:|¨¨¨¨¨¨¨l|i|¨¨¨¨¨¨¨゙.|i:||¨¨ 十‐-|彡イ圭/>''´_______,,ィュ
`''<圭ll| l ̄_」∟ -|i:|zzzzzzzzl|i|zzzzzzzzz|i:||‐- !∟..|二彡イZZZZZZZZZZZZZZZ7 }/ハ
.  ̄| |三三三| |i:|||||||||||||||||i||||||||||||||||||i:||三|ニニ| ̄:l|///////////////////// //,∧
____________,| ||i:i:i:i:i:i:|:| |i:|||||||||||||||||i||||||||||||||||||i:||三|‐|‐l|i:i:i:i:|////////////////////ゞ'/彡'‐‐
⌒ヽ////////////////////,゙| ||i:i:i:i:i:i:|:| |i:|||||||||||||||||i||||||||||||||||||i:||三|‐|‐l|i:i:i:i:|辷辷辷辷辷辷辷辷辷辷//////
;';';';';'⌒芥芥芥芥芥芥芥芥芥 | ||i:i:i:i:i:i:|:| |i:|ニニニニニニニニニ|i:||三|ニニ|i:i:i:i:|‐‐╂─‐╂─‐╂──‐.|::|^^^|:|
;';'ソ;';';'));';';';')ハ||i:i:||i:i:||i:i:||i:i:||i:i:|l|_|三三三|_|i:|_||___|i|______|i:||三Lニニ|ニニL:i:i:|:|i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i|:|i:i:i:i:i:i:i:|::|;;;;;;;|:|
/´;';'/´;';'/´;';'ノ|i:i:||i:i:/二二//|┬‐┬────‐ ┬┬─────┬┬| | \=====\┳┳┳┳┳┳┳┳┓_
幵幵幵幵幵¨¨¨¨/二二//_|..|____|_______ __l__,|__________,,,l__,|..|_|_ \=====\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_/二二//__|-=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-‐' | \=====\
 ̄ ̄ ̄ ̄` ー───────────────‐─=彡 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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そのまま宮殿にも、戻ってこなかった。
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ま、まあ、ちゃんと息子に帝位を譲っていれば問題な(ry
-
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家臣らにすればたまったものではない。
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x*''”i:i:i:i:i:i:i:i:〕ト、
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≫x,
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≫x,
′i:i:i:i|i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:弋¨⌒
{i:i:i:i:i:i:|_i:i|ハi:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
Wi:i:i:i:「 oト、.Vii|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r 、 ) 膠着中とはいえ王琳との戦争中なんですよ!?
V^Ⅵ|_¨¨_,ノ.Ⅵヘi:i:/\i:i:iト、
乂,_V!. ̄ 、;,. V √ヽi|
Ⅶヘ r‐==┐ .从/i:リ その最中に皇帝が地位を放り出すとか
_}i:j:i:\ |__} イi:i:{「 絶望した! むちゃくちゃぶりに絶望した!
⌒7i:i:i:l _,, イi:i|\i|
く/}N |\〉 ` r┐
、 / ̄_」,,______,,|⌒\ _ 八 、 ( ヽ _
/冫/ ノ x≪ア /: : :{_____} c /: : : :., 「 〉 〕 .〉 } √{
{ .} { | r'′ イ: : : :.V ̄”¨ア: : : : : :}‐- ', ∨ /,ノ ./‐┘ {
_ 乂!.└ ' └ 、 ,.,*''”: :..| : : : : :V ′: : : :/: : : : : : :≫x ゝ .xrー┘
__ { /: : : : : :.:..八: : : : : .W/: : : : : /: : : : : : : : : : : : ヽ / /ノ
⌒ー ┐ ; ′: : : : : : : : :ヽ :.: :.:.}.′: : : :/: : : : : : : : : : : : : : :., / /¨´
__} __{> 、 ,: : : : : : : : : : : : : : :.::./: : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : :v { イ__
{ C }′ : : : : : : : : : : : : : /: : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : V { ̄ ̄ ̄ c |
ア _,人: : : : : : : : : : : :. :.:./: : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.}_/ ┬‐┘
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家臣一同、僧侶となった陳霸先に乞い願い、
┃
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\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
≧ <
≧ なにとぞ帝位にお戻りください!! ≦
≧ ≦
/Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\
,. < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ > 、
/ ヽ _
〈彡 Y彡三ミ;, ,. < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ > 、
{\ \|_ \>ー 、 ト三三ニ:} / ヽ _
人{ >、,___.>、/三 ヾ\ |わ三彡;! 〈彡 Y彡三ミ;,
/./ トミ;,_ Y/ \>ノー〜=- " {\ \|_ \>ー 、 ト三三ニ:}
V / /!  ̄ ̄ ゝ | / _ 人{ >、,___.>、/三 ヾ\ |わ三彡;!
し/'┴──----─''| ン}\-ヾ彡 /./ トミ;,_ Y/ \>ノー〜=- "
ヾ、___ノー'''` V / /!  ̄ ̄ ゝ | / _
し/'┴──----─''| ン}\-ヾ彡
ヾ、___ノー'''`
,. < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ > 、
/ ヽ _
〈彡 Y彡三ミ;,
{\ \|_ \>ー 、 ト三三ニ:}
人{ >、,___.>、/三 ヾ\ |わ三彡;!
/./ トミ;,_ Y/ \>ノー〜=- "
V / /!  ̄ ̄ ゝ | / _
し/'┴──----─''| ン}\-ヾ彡
ヾ、___ノー'''`
,
-
まんま菩薩皇帝ムーブ
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┏━━━━━━━━━━━━━───
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それを受けるという一幕があった。
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───━━━━━━━━━━━━━┛
_ノつて⌒て⌒てヽ
(て:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:てヽ
)て:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:てヽ
(て:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:てヽ
, '"´フ'"´  ̄ ` 、:.:.:.:.:.:.:.:.:てヽ
// / // / `ヽ:.:.:.:.:.:.:.て`ー―-.、
// / //// / ' ;.:.:.:.:.:.:(:.:.:.:.:.:.:.て)
// / / / / / / / ヽ:.:.:.:.:.:ト、:.:.:.:.:.:て)
´ / / / / / ,イ ィ / ';.:.:.:.:.》ミ7:.:.:.:.:て) ハァ……分かったわよ
/ / / / / / / :// / Λ 〈:.:.:.:.}ミミ}:.:.:.:.:.:て)____
' /! / rミ、!/ / :/, / ィ / l ノ: : /ミミl:.:.:.:.:.:.:.:_:〉―-、 |
| :/ | ' /}f:::卞 l :/, / // / / (: :.:./ミミ/:.:.:.:.:._ノヽヽ | | また戦の指揮をすればいいのよね
| / V ,'/弋ソ |/ ≧ュミ/ / ,イ ヽ/ミミ/:.:.:.:.:.:(ノl l\\|_|
γ⌒ヽ レ / / l 〃 f:;;;气 / '/ / _/ミミ/:.:.:.:.:.てノ l l \ \
( 二ニ> / /r..、', 弋zソ// / /:.:/ミミ/:.:.:.:.:.てノ l__l――'ヽ ヽ
ヽ___ノ / // ///Λ ヘ 〃 / , '//彡ミミ/:.:.:.:.てノ | | ̄ ̄ \ノ
/ / / /////Λ / /:.7/ミ《薔》:.:r'⌒´| | |
. / // :/ //////《薔》――'/ /{ヽ7/、てノヽノ | | |
/ / / :/ ///////≦≧/// /ゝ |//| | |_|
/ / / / ////////{ミ// ////ゝ//: | | |
. 〈 / /´ r―7////ミミミ/ /////:.:.//l: | | |
. _ ヽ l ´ ノ///////ミミ/ //////:.: //:.:lヽ_ヽ_ | |
| \ ハノ /'/////'/:.:./ //////:.:.://:.:.:.}:.:.:.:.:. : | | |
-
越後の軍神っぽくもある
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この出家→復帰ムーブは、
皇帝菩薩こと蕭衍も何回かやっている。
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───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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(⊂二二二⊃)
 ̄ ̄ ̄ ̄
____
, ィ ´ __,.、__ `>、
/ __.r‐┘ \ └‐t _ \
// / // l ', 、 \ハ\
/ /イ // / l | \ ヽ! \
/ / / /.: : :/ / l |:.:. ', V \
/ j/ / /.:. : : / / / l |\:.: ', ', ,.: 〉
/ / l:.--―/ // イナ ― --l !イ::/ まあ、蕭衍も敵国に攻められてる最中に
 ̄ヾー-|l _ 斗匕三x' ´ / / x三:心j:.: j l/ 出家したことはないですけどね
\|:!:. :.:.liヽ ハノ:! / ハノ:i ノイ.:. /! l
l|小、:.:.:.ヽ. ゞ=' / ゞ=' /.:.: イ } l
l| { ヽ、:.:.:.\ ' /ィ´_ {!_ l: l
l| } _{!_ 下T、 cっ /i:.ハ. {! }:. ',
∥ { {! }:::i::::>:..、 , ィ:::::::.:l:::.:} {:.:. ,
/' } {::l.:.::::::l::::| : :|::::l::::::::.:i:::.{'_{!_/:.:.: ',
/ / ト、 }!,jV.:.__/ ̄¨ Y ¨ ̄\_:r、} }!/ .:.:.:.. ',
,' / {こ入 { イ ,.‐',二¨T¨二.'‐、 { j/¨ヽ:.:.:.:.. ヽ
【 蕭衍 】
.
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
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再び時間を現在に戻し、陳霸先の部屋。
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| | | | ヾ@ノ |:::| 必 |:::| .:| | | | | .:.:.:.:.:.:.: | ||
| | | | (ヾ/,ノ) |:::| 生 |:::| .:| | | | | .:.:.:.:.:.:.: | ||
| | | | ミ)Y´ノ |:::|.___.|:::| .:| | | | | .:.:.:.:.:.:.: | ○ || ○
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) . .:./.:.::::/ \ \.:.::| |::::::人
. ( . . .:.:.:::::::/ / ヽ 入| |/ヽ `ヽ
\.:.:.:.::::/ / ′ l | l 「:::| |:::::::ノ !
Y.:.:.′ ,′! l | | }ノ..:.| |:::::ノ |
. ゝ┤ | || l | l (. .:://.::∧ | 座禅を組んだり読経をしたりすると
l !| _|_Lj、 l | _/|_/ l | )//.::/ l | ひどく心が安らぐわね……
|八 l l l{\|`ヾト、l、/ ̄l/`刈Y北L.,′ | |
| ヽヽl ´=='' ==''^ } | ヒシ''′ | |
. ' l / ∧ ' イ|Y´ | |
| j l ||丶 ‐ イ`ヽl l | |
. /| {| ! | ヽ ` rz=.、´ ノ / lト、 | |
//j/. :| ! |\ l、{{r勿}}〃 //| jj:::::\ | |
. /./. .:.::::| { `゙T゙´ // l|从::::::::::ヽ.! |
r=..、、
rー-ヘ::.::.r':.:\
r‐、_)ヽ::.:.:.:.:.::.:ー^j_rヽ
r:j_):..:..:.:.:.:丶::.:..:..:.:.:.::.:r':ヽ
r..、}:.:.:.:....:..:..:..:.:.:..:.:.:.:.::.::.::.ーr':\
_ヽ:.:.:.:.:.:._.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.::.::.::.:ーヘ:..ヽ
{_:.:.:._:.:.:.:.:.:.:.:.:.:> ―、― - {`::.:.:.:.\-..、
_ }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ / l \ー 、:.:.:.:l:ヽ:くr..、 _ ……けど、こんな私を
{:.`:.:.:.:.:.:.:/ l Y`:.:.:.:.|:..:l/.:.:.:}/_:.ヽ 王僧弁を殺した頃の私が見たら
⌒}:.:.:.:/ | l ト、:.:.:.:.l..:.l.:.:.イ∠⊥ノ、 どう思うかしらね
{_:rュ/ / / !ハ l l l .::l _}:..ヽ|..:.|:._:小 ̄ ヽ:ヽ
/ .V .l .:|: | l リ:| l .::ハ_:.:.:.リ:...l´.:ィト\__ノ:.:}
/ ...::/:{ .::| i ..:{::. ! /.::j ./ ノイ:::r‐':./:../:.:_レj:.ト- ヘ´ 堕落したと怒り狂うか、嘲り笑うか……
/ ...: イ .:ハ ト -┬ヽ、ト:.. / .:イ/jナ7:.不::.{__/:.:‐ァv' |::l:. l |
/ /:// :/ トトヽト-ァテ=ミヽト/ノ ィテオく/イVrj、}:.:.{ィ |:.|:. l |
, イ ´..:::/// }ヽ ハヘ 赴ソ ^ 赴ソイi :ト{にソ{^´ |:j:: j|
/イ ..::j// ノイ /ヽ、 , ,リ /_:/、) ∨ リ: .:/ !、
/´ / ,..--イ`ー──┴''ヽr‐、--─へ . _ /}/´ヽV l\ j:..:/ l }〉
/' /__/ / `ヾl 〉''´ ,、__ノ=,_ノヽ ! ヽ/ /ノ'
 ̄ ̄ ̄ 〈 //,ィア`ー'´ ̄  ̄ヽ\ /ゝ、∧=イ
\__,,. --<l ̄ ̄ // / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ_ 〈〈__ /
`ヽ-'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-
「お前らがどうしてもっていうから戻ってやったんだ、有難く思えよ」みたいな主導権巡る駆け引きにしては
タイミングがおかしすぎるかな
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
━━━━━━━━ | あの頃は友人を手にかけてでも .│━━━━━━━━━
.| やりたいと思えることがあった │
\_________________/
〈/ / / / イ / | |:::レ::∧/ |
/ / / / / l ′ ; , |ヾ イ / /
′/ ,, l | | | / .′ / l |、}:::K ∧ /
| /| ″ l | | | | / / / ト、::ノ //
|' | |l |`ト、l | | | / / / / | |:| ´ /
/l | || |⊥ 〕ト、l | / 〃 /′ , ′|l:| /.::
ヽ / /|ハ l|ヾ汀トミメヘ /// ∠ _/___/ , jノイ::::::::::
\/ / |′ヘ | 、ヽゞソヾヽ / 斗≦三..,,/ -‐' / / ′:::::::::/
\ \/ | ヽ.| ` };;;{ u 〝{ リ ノ厂>/ ' /.::::::::∠
_\ \ \ ! \ ij / };;;{`¬彡 , ′ / ∧.::::::::::::::
:::::.\}:.、__\ \/| |ヽ ゙ ;;;i! / / ∧|::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::.\ \l |/ \ r=-_、 U ∠ イ /.:::| |::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ | }\\ 辷ー' ィ:::::/ '.:::::::| |\:::::::::
::::::::::::/ ̄ 二ニニィヘ. l /.::::.\丶_ -‐ 7´:::::|:::/ イ::::::::::::|/.::::.\:::
:::::::::/ /.::::::::::::::::::::::::::::.\ '、:::::::::::::`ー >┬くニニУ /.::l::::::::::::::::::::::::::>\
::::::/ /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\\::::::::::::/ィ:TT:ト、ヾ ' /ヘ::::::|::::::::::::::::::::/ /
【 王僧弁 】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
-
英雄の覇気が衰えていく姿は悲しいなあ
-
「`ー'′/ / ヽ、 \ \ ヽl}::.:)、 \
l_,ィ / / l l 、 l `、 {:|}く\ヽ/
ノ ,′ ! { | l| | l ):|} ノ|:「´
. ヽ∧| , | | l | l| | l| {:|!::)|:|
|::l| | | l 、 | l | _,厶| j| {::|}::} |」
l:::| `、!| \ ヽ、 |,.イ,斗予 | |{K!j | でも今や私の心にそんなものは無い
〈:;小、ヽヽ、T,Zニミヽj ^ヾrシ | |ァ1 |
| \ヽN {ヾtク | ト |_| |
. | | l \ `- /!| |::..::.`:┴-、 かなったから無くなったのかしら?
. | | | | > 、 __ /::..::|| |::..::..::..::..::..:ト、
| j /| l/::..::..::..::..rクニミ::../| |::..::..::..::..::./::..`ヽ、
. l ! //l l::..::..::..::/;ハミZシ//| |::..::..::..::..:/::..::.`ー┴―-ォ
j レ'∧! ,'::..::..::.〃::..::..::.レ'/::| |::..::..::..::r'::..::..::..::..::..::..::/::|
/ / / /| ハ::..::..::..::..::..::. /l ト、| |::..::..::..::{ー-::.ハ::..::..:: /::..|
. / / |{::.| ||::.\::..::..::..::../::.| l::.| |::..::..::./::..::..::/::..\::./:ヽ:j
://////////Λ:.:.:.:.:.:ノ| / / / l ヽ \\ \ \ |
:∨/////////Λ:.:.:.:} | l l i | | ヽ ヽ ヽ ヽ |
:.:∨/////////Λ: :ノ | ', ' | | | | l | l l l l | l |
.、:.∨/////////Λ { ', l | | | | | | | | | l l l | | |
ヽ∨/////////Λ} li l | | | | | | | | | | l l l | l |
Λ//////////Λ, |i |i| | | | | | | | | | | l l l | '
. / ∨/////////Λ|-|:|_| | | | | | | | | l l / / l /
i ∨/ィ从从ハ// ヽl l l l ̄| ̄| ̄`ーl| | | l l /_/_/ /-‐/ ' |
| ∨爪从斗乃 |ヽヽ _ー|――l从ノヽ|\| / / ィ´/_/_/_/ /' / | この皇帝の座が
| ∨乂_メ 〉/ | /´7行万テミヽ ィ7行万下 '' / , やりたかったことの果て?
| ヽ乃彡イ | イ { r'沙刈 `` イ { r'沙刈 } / / |
| ト、:/ | ヽ 乂__,ノ 乂__ノ ノ ' ' |
| | | | ´¨¨¨¨` ´¨¨¨` / / | | …………それも違う気がする
| | | | }〉 / ,/ | |
| | | | // | |
| | | |\ _ _ /´ | |
| | | |i:i:iゝ-ミ ´ ‐ ` イ ' |
| | | |i:i:i:i:i:i:i:i\ イ | | |
| | | |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\ < | :| | |
| | | |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧ュ_ r≦三三ハ | i| | |
| | | |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:三三i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| i| | |
-
|: : : | \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|: : : : : : :il |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ::::::::入
| : : :|≧彡ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::|: : : : : : i! |::::::::::::::::::::::::::::::rー=彡:::::::::::::i
/ヽ: : :ヽイ三 }:::::::::::::::::::::::::::: |: : : : : : | |::::::::::::::::::::::::::::/ ̄ ̄ヾ:::::::::/
,ィ'´ 人: : : Vフ/:::::::::::::::::::::::::::::: |: : : : i: : :|:::::::::::::::::::::::/ i ヾ:、 V::i
_ ィ' / ∧: : : :>i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|: : : ::i!: ::|:::::::::::::::: :/ | ;、 V
/ />イ ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::|: : : :i!: : |::::::::::::::::::{/ i ! ',
_zイ /i: :// / }::::::::::::::::::::::::::::::::::|: : : :l: : :|:::::::::::::::::::i ,; il ;,
/'´/ヾ;、ミ;;> .\::::::::::::::::::::::::::::: |: :i: :i!: : |:::::::::::::::::// / ;i i
/ /〃 /` ト;、::::::::::::::::::::::::::|: :il: !: : :|:::::::::::: // / ,; ,,;i! l
,;'' ,;'´ ,; / i >ー;;::::::::: |: :Ⅵ: : :|:::::::r''/ / ./ / i,, ,;iハ ,,;' i
/ / ,;; / iヾ;、 Y::::::::::::::ヾ: i!: : ::|:::::::} ./ ./─/< l /ハ/', l
../ / ,/ ヾ、 i:::::::::::::::::У>⌒i:::/ //∠ノ=彡 V / ノ リ すると私は何がやりたかったも分からないまま
,' 〃 / ';, l:::::::::::::::ヾ Y _)} >/イ'´ヾノテ::≦ /レハ,/ 王僧弁を殺したことにより
/ / ヾ;, ヽ::::::::::::::廴匕 // / ,,;i ゞ/_ i
,;' ,/ \ Y⌒i:::::::/iー,/ / ,;;l ゛゛ ヽ_
,;;/ ヾi、;,ハ'.レ'´ ヾ/, / ノ ノ その残党や北斉・王琳と
,,;;/ Yヽ`, У // ,,;/ / 延々、殺し合ってたということになるわね
,;/ i / ,// ∧ .ノ
' | / // ./: : ヽ /
. r───┴ -、,/ 〃/: : : :_:_:\_/ とんだお笑いぐさだわ
{:::::::::::::::::::::::::/ /: : :  ̄: : : : : : : :i
i:::::::::::::::::::/ /: : : : : : : : : : : : }: :ノ,
__|:::::;;;> '´_ ィ::´:', : : : : : : : : : /: : : ilr=ミi
_ ,,;; -ー '' ´_....-::´: ̄::ヾ:i、 : : : : : : :ノ: : : /∧rソi
_, - '' _,, ィ '':::::::::::::::::::::::::::::::::\: : :彡: : : :/: : : i5ij}
_,, -´ ,,,;; イ::::::::/i;;;:::-::::-::-::、::::::::::::::::::::Y/: : : :/: : : : :小i
/ ,,,;;'' ,/彡il_::-:::´:::::::::::::::::::::::::::`:'::;;:::::::::::::}: : : : : : : : :/: ト,:ヽ
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'=,::::::`-‐' `ヽ:.:.:.:.‐- 、
r=、ノ:::::::::::::::::::::(:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ _
し、::::::::::::::::::::::, '\_:.:.:.:.:.:.:.:.ハ::`ヽ、 _=、
,)::::::::::::::::/./  ̄):.:.:.:.:.:.|:::::::::::Y:.:.:)
{::::::::::::::::/ / ト、丶{:.:.:.:.: : |::::::::::::|:.:.:ゝ、
ゝ=、::::::///l. l.ハ l l `ヽ:.:.:|::::::::::::|:.:.:.:.:.)
r'::::l l l、lヽ トメ-― ):.:.:|::::::::::リ:.:.:.:.:ハ
{_:::::l| l =、 Vl 行テT7:.:.:l:::::::::/:.:.:.:.:.:リl
`ヽ ハヒj. ┴ '"´l `lリr-V:.:.:.:.( ̄ | なんだかもう、疲れ果てたわね…………
弋ハ 、 ! リ{ ョ] ):.r-イ |
|lィ ヽ. -‐ j /l'"r.ー' l |
/l} ,= '-‐'ィフ 人jT' l l l
|7/|イ匀ヵ/ ノ イリ .!ヽ、 l l l
/リ;||ノ-'ト'.l イ// .ノ:.:.:ヽl ! !
/ l{ リーTY (/ -'┐:.:.:.:ヘ. l !
人__Y,,) /::::テ-'"´. , ┘:.:.:.:.:ハ l .!
,iし彡イ)'::::::::ヽ '" ̄|:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ_ | |
r=イ:::>'"´ /:::::::::::::〉‐'"´):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄フ
ヽ _r 、`-、( ――'"テ‐"´:.:.:.:.:.:r-、_ ,八ノ |
.人,ィ':<_r‐、 r‐ァ r‐┐:.:.ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:! .|
r'´:.:.:.:ノ:.:.:.:. ̄.:.:.:. ̄:.├' ̄7:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ ハ
丿:.:.:.:r':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽイ:.:.:.:.:.:.:.:/| ヘ
/:.:.,:.-'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._r'"´:.:.:.:.:.:.:.:/ | ハ
ノィ'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lλ、:.:.:.:.:.:.:.:.:/ハ ! l
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│ ....│
│ ....│
│ 出家事件より約一年 ..│
│ ....│
│ ....│
│ 侯安都が曹慶らを撃破した一ヶ月後 ....│
│ ....│
│ ....│
│ 西暦559年の6月 ...│
│ ....│
│ ....│
└────────────────────┘
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陳霸先は不意に病み、
九日寝込んだ後、世を去った。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
,、_rゥrゥ,rゥ_,、_
r、)~'′ ~匀
£′ 匀
£ 匀
£ 匀
£ .> ' ´ ̄ `` < £|
£// / ヽ£ |
f=ァ〆イ/ / / //l ! \ £ !
k'/ハ.///// ////// l ハ .£ |
///y///ヽ////// / /ハ£ ,l
///戔'ネ、_ ///// / //i£ / !、__,
/////l // 丶,'/£/ /廴丿
////〈ハ 、 ゝ、_//〈/_/≠爪》
j/l/〈'´ \\ イイl戔彡イ〃!/ ″
{三≦ 〉£不采<//´ ハ〃|′
/ミ三三〉 // \ヽ∨イ |.》《 !
zヘ._/ ≦二 ̄ / ! _.// 〉、 |《 l》!
∑ / 〈三三ヨ/ ! 〈三≦彡ハ ! l | |
∑≫ ん))) / l 〈三≦彡 ハ. | l | |
∑ ,x‐x.) ´ ̄∨ | ヒニニミ. ∧ | l | |
^' ∑,xyx匀 | ((⌒′ ∧! l l |
_/:Xxx爻xy爻  ̄ ̄\!´ jZl l |
__ ,r〜'⌒ヽ. '^^′゙^ヽ,_爻xX爻x爻_,匀_r匆、_(Z l l |
, f´ ` ー'´ <二 ̄` ` ー-、 ^^VYVYVvxv片vVV l l !
xy'´{. } \ \ ヽ 〉 ',.lハ
xy′入__j , vx. \ ヽ ∧ l\ !! `、
x〈,x‐-、ト、_⌒) xxX´ 幺 / \ l | \.lト\\ _____
`乙x爻_,z‐x .y'⌒)Xxxv'^´ ,xx _ ,y^^X / \ ヽ l | ハ \\\__∠二二二ニ⊇)_
/ヽ. (>‐爻_乂_.爻xz廴x、 xヘi_ 幺 幺 .乃 ヽ 廴__〉 / \. 丶二二三三三三三三三ミヽ、
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
だがその死に際して、
とんでもない問題を引き起こす。
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───━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ _
>''"´:::::::::::::::::`゙:''ー....,,_
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::''ー-....,,__
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;斗'''"´
/::::::;ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
,'::;::::/ ィ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
!:;'!::::!'>ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ 陛下、なぜです……!!
|' ';r;j┃ ,ilト、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r<::::ヘ
ノ!j 'l|| !ヽ:::::::;、:::::::::::::::::::::::::::::| `゙''ヽ
ヽ \:ヘ>::::::::::::::::::::::::| 病床についても口は聞けたし
'、ィ1 u `ヾ|::::::::::::::::ト、:::::| 字も書けた!
∨ u !::ヘ::::ト、:'; \!
ヽ_. -‐ 、 |;' .ハヽ!__ゞ、
', _,,. 斗''"´ | なのになぜ……!!
i./ 井 |
/ 井 .|
/ ,ィ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ / 井 ヽ
/./ 井 ハ
-
\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从从人__从_人__从_人__从_从人_人/
≧ <
≧ 後継者を指名しないまま、死んでしまったんですか〜〜〜!! ≦
≧ ≦
/Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WY⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒YW⌒Y\
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.\
.′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽrー-ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:∧.:.:ト,:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
{:.:.:.:.:.:.:.{≧x:kヘ.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_;_;ヽ
':.:.:,ィ.:.:.込尤!i}∧.:ト,:.:.:.:.厶:.:.:.:.:.:.ヽ `
∨^Ⅵトー― ' ハ!ヘ.:.:/i!i∧:.:.:.卜}
ヽ,ム` ' ' ∨ ムノヽ:.:.!
}.:∧、 r===ぇ /.:.:| ∨
j/小.:ヽ、{こ二'」 ,/.:ij.:i
|.:.:.j:} ` - ' {、.:.仆{
j/"| | ヽ{
/⌒'┤ ├'⌒ヽ (^ヽ {^ヽ
,ィヘ /^), -―, / {f¨ ̄「 ̄¨^/ '. rヘ '. '. '. '. Y^}
. / /{ .イ丨 r'" / ;ーr宀ー‐/ '. '. '. / ,// 厶/ {
f^} { { ヘ '._」 { -一¬ヘ '. . ′ / '¬=ー- '. ー' ¨ ´ _」
} L≧ ∨ `ー-、 /´ .′'. '. / . ′ '. `ヽ 〉 /´}
ヽ.___ { .′ / '. '. , ′ . ′ '. '. / 厶 '
`¨¨ ¬-, } , ′ '. / / '. '. { /
r==ム,___j__ ! / '. ′ / '. '. ム,___j___
| ○ }丨 ' './ .′ '. '. { ○ |
└ァー、 __.ィ^ヽ! j / / i '. ,j _rー┘
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陳霸先の後継者問題はだいぶややこしい。
まず彼には六人の男子がいたが、
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長男〜五男までは、
陳霸先より早く死んでしまった。
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|//////| l: :, /: :|
|//////| |/: : : :.!
_ | 〈;////|: :: : : :/|― 、
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|//////| ./: :.:|:.:|. /三三三三 /:/ ^ - _- ^ - _- ^ -/
|//////| |: : : : |:.:| |///////////|/ ^ - _- ^ - _- ^ - _/
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. /三三三三 /:/ ^ - _- ^ - _- ^ - _- ^ - _- ^ - ./
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ^ - _- ^ - _- ^ - _- ^ - _- ^ - _- ^.:/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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出家事件やらかした時期から病んでいたのか?
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そして唯一生きている六男の陳昌。
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....-.―=≠マ 、_ ヘ
. <:.:.:.:.:_:.ノ二 ー' - <
/; ー ~/_ , イー:.':.:.し':.:.:ヾ
f ー"_ イ /;.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:ヽ
K_ノ:.:.:.:.:f;.:i:.:.:i:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.;.:.:.:∧
/:.:.:.:.:.:|{:.!:!:.:.:}、:ヾ:.:.:.:.:.:.:}!:.:.:.:.!:.:.}:!:!
/:.:.:.:.:.:i:|:.ゞ>r-ゝーー一' r´ マヾ:.:.リ ┏ ┓
/:.:.:.:.:.:.:|:|:.:.:|弋ソ 弋ソ /!:.イ ┃ 陳昌 ┃
./:.:.:.:.:.:.:.:i!|:.:.:! .1:.:.:.| ┗ ┛
,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:|:.:.iト _' /.|.i:.:.|
,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:i:.:.|} >o。.. `´ 。<|:.:i:|.:.:i
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:|:.:i!フ7/,,x. _ T_:.:.:.:./.!:.:.:!:.:.|
/:.:.:.:.γ7777|:|:.:!フ77へ7Y//77771:.:.:.:.:.!
;.:.:.:.:.:.:f/////.|:|:.|/////《薔》/////}:.:.:.:.:i!
.:.:.:.:.:.:.:.|/////1i!:.!///// 1ーイ ∨///!:.i:.:.,!、
i:.:.:.:.:.:> ̄1≠//!:.:.!///∧,イi |ゝノ////|:.|:./∧マ、
|:,!:.:i:.:〈 1、ニ _ ̄ヾ:.∨///,| _, ュ∨///};/// /マ
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┃
どう考えても跡継ぎになるべきこいつが、
陳霸先の晩年、どこにいたかっつーと、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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┃
建康から千里の彼方、長安である。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
、--、 _ (´
ノ / /  ̄| `ヽ
、´ `~ ̄`) ,,_ノ `′ (_,、 `ヽ
ノ / (_ ,‐-っ, く `|
ノ く /`‐´ /´ ) /
く´~ ( / ./ レ´
,ッ-、__ノ~´ ) _,,ノ´ く,,_
―-、__-‐‐、 ̄`ヽ、 `ヽ, ´‐〜´~ \
`ヽ, ´‐‐―` ●長安 `>
`ヽ, ノ~~~ ̄>
| _,,-―、, ,ノ●建康 し、_
| _ノ `ヽ、ノ~~`‐´ |
|, _/~ ノ´
|, ,,ノ~ ノ
´| _ | |
~ `~ ノ
ノ
ノ´
,、_ - ‐´
-
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┃
というのもまだ梁が健在だった頃、
陳昌は蕭繹の下に出仕しており、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_, ィ、_ ,, ィ  ̄ ̄ ヽイ7、=ュ
ノイソ彡ァ, ゞ トミヾl
__ -- イ ≦'´ ヾ, 7ヾ `'j
, -‐_ --  ̄ ̄ ̄ア7' / l i ノ ヾイ=-、
, ィ´, ´ / / l __|_ jT ̄7l‐l ハ、 ',
/ / ' / イ´ ハ イjハ/ ! イ ハ \、
__ l ,' / ; l lヾ、ト ヽ /ノイt〒i'ヽ ノ ハ ヽ、
l i` ヽ、、_ ! l ,/ ! ト |、ハ {ュシ } Y ゞ!'シ / j ', \`ヽ
! l `ヾ! _,, ィ´ 人 ', ∨__ ~ ノ ;:. /イ7 ', \ `7
l ! ,,ィ´ イ ゝ∨ ハヽ_ ´ _ _ //! イ i /
. ! l イ ,, -‐ ´: :/j/: :ゞ !L `ー ´ ノ,/ : : j l ハ イ'
', ! / 彡‐''´: : : : : :/ /: : : : : r`´ヽ, r‐≦ ! l: : / ,i |i ', {、
rー- ゝ、 / ,ィ´ : : : : : : : : : / / 〉 )´ /)! l: :/ /j l i ; ヽ\
l l ̄ ̄`ヽ ,イ . . : : : : : : : : : : : : : !/ノ⌒ー-' { { `! l_/ / / |: :! ! \丶
', l / /: : : : : : : : : : : : : ; -‐ハ rィ__,-ュ ィ-=ゝ j/`ヾフヽ l: :l | `ヽ\
', l / / /: : : : : : : : : : : __,イ )='7/ (__y' ソ ノ /_ソ ̄ ヽ!: :l { 7ノ
', ', l ,イ / : : : : : : : : ; ィヘ イヽr‐'-r' ヽ_ _ -ュ、`ー、イ ', j ヽ / /
ヽ', ! |l リ: : : : : : : : : ゝ、 j ノ-=ュ_ ハ ̄ イ`'/ ヽi r‐  ̄`‐ 、ノ //
\ { ; ソ : : : : : : : : : : : : 〕 r-'ィ ヽ`ー==≦ 、 ュ r' イ _ ノ ノ /
ヽ ', !: : : : : : : : : : : : :j ∨ , \/_,, ィ´  ̄ ヽ lハ r' /ー―- ,
【 蕭繹 】
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
西魏軍によって江陵が陥落し
蕭繹が死んだ際、陳昌は捕虜になり、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
....-= -.........、
,<:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>..、
}⌒ 'ー ~  ̄ _  ̄ ~ ̄^~ > 、 _
ノ ヽ ーヽ ,  ̄` - " }
< 7ーィ:T> _>‐~ ̄:i:.ー―-. . _ /ア
. .!:.:.:.:i:.:.|:.:.:i:.:.|:.:.:|:.:.:i!:V:.:i:i!:.:|i!:.:!:.|:T.:.:i
|:.i:.::i!:.:|:.:.:|:.:.!:i:.:!:i:.:!:.;.∠T:,[!:i:i!:.:.:i.:.:.:.!
. i!:.|:.::|:,Y ∩ヾシ从;./' ∩ u i1:.:.:|:.:i:.:|
. i:.:|:.:.|:i:.i ∪ ∪ !:.:.:!:.i!:.|
. |:.:|:.:.|:l:.| __ .|:.:.:|:.:|:.:!
. !:.:|:.:.|:|:.|. u f 1 /|:.:.:|:.:i!:.|
|:.:.!:.:.!i!:.|:.> | 」.. イ:i :i!:.:.:|:.:i!:.|
!:.:.i:.::i |γ ⌒ヽ7二; ヽ γ ⌒ヽ:.:.:.|:.:.|:.:!
. i:.:.:|:.:.|:.:{ .!゚|* ゚| |!. }ヽ|:.:.i:.:|
.|:.:.i:.:.:|:.:ゝ _ ノ ゝz≠/ヽ. _ イ_ .1:.:i!.:.!
.|:.:.|:.:.:!:| )| | /  ̄ ヽ | | K{:.:i.:.:|
.!:.:.|:.:.|:.{ `ひヘ()〜〜〜~<,へΩ_ノ7:.:|:.:.!
|:.:.:|:.:.|:.| i / /1 _ ヾ i /7:.:|:.:.|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三|
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
西魏の都である長安へ
連れてかれてしまったのである。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そして陳霸先はどうしてもこの
唯一残った息子を、跡継ぎにしたかった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
{:::.:::.:::>.::´ ̄ヽ、 ,. -一 ヽ_
,. -┘.:::.:/:.:::.:::.:::.:::ノ::.Y:;___.:.:./.:.:.:.:.ヽ
(.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:;:、;:;∠二:.ヽ`ヽ.:.:.:.:.:.:.:∟、
):.:::.:::.:::.:::.:::.; '´ //〈.:.:.:.:\ \.:.:.:.:.:.:.::ヽ-へ
r''".:::.:::.:::.:::.:::/ / / / ハ `ー‐┐\ ヽ:.:.:.:.:.:.:ノ=ニ):\
{ ::.:::.:::.:::.:::.; ′ / | {_:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.(二`V/^):、
 ̄つ.:::.::/ / ,′ | |  ̄ヽハ. i.:.:.:.:.`i!ヽ.!_/:.:/ 西魏と交渉して
(:.:::.:::.::!l! l ハ |l! | ノ:.:| |.:.:.:.:.:.:||:.ト、;:ノ あの子を取り戻したい!
`7:.:|l!ヽ. 代「 ヽ. , / `ト、/! ,イ. く:.:.| |:.:..:_ノ.||:.|
ヽ| | l Nァ'7'i' ヽ;.|'´!ハ`ヽメ // |/:.;ん. l |.|:|
| ! | 〈. !ソ ` し' ノ 1 .|:.:.:. -┘| L」 けどたとえ交渉が成功したとしても
| ! |lハ" _'__ ´.,.,.!.| ! .|/ | | | あの子は帰ってこれないのだわ!
!.| |.ヘ. |/´ `ヽ u ノ | | ヽ | | |
!/ l l メ\ 、 _.ノ イ//| |:.:.::', l l |
_,.∠=ニl !. `>‐-r /ヽ//;:;! 、 |:.:.:.:.:.L ! .!.| だって……
`ーニ二l .!. /r‐'7,,/,レ〈〈:;_/| ヽ:.:.:.:.:.:L ! |
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__ / ¨⌒\ ´ __ 、` . __
. {=-\ / /ア ⌒ / ⌒\ \ \ /-=}
Vニ=-\ ' / / / / : : :ハW \ ', ', . /-=ニ/
Vニニニ>─ ──i/ ' / ′ i: /''゙゙{ 丶 \ } } } ── ─<ニニニ/
Ⅵニニニニニニ=-| i : {/ { i\/\} , } __-=ニニニニニニ/
. }ニニニニニニニニ=-| { : i 八‐-八 {ィチ示笊 / 「i:i:i〉-=ニニニニニ{
Ⅵニニニニニニニ=-| { i : 笊示ミ::\{::::乂ツメ ' / ':i:i:/-=ニニニニニ/
Ⅵニニニニニニニ=-|八 { { ⅣVツ::/ ̄ ̄ノ / ' /i:i:/-=ニニニニニ/
Vニニニニニニニ=-|⌒\{人 乂 ̄ ' ⌒7/}/r‐─ 、-=ニニニニ′ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Ⅵニニニニニニニニ=-〈i:i:八 込、 r_ > イ. ://⌒\ ', -=ニ/ | 王琳が邪魔をしているから! │
}ニニニニニニニニニ=-\i:∧ 个: . _ イ: :{. :,〈/  ̄\ }_}-=ニニ{ \________________/
|ニニニニニニニ=- --=∧ Vニニ{ : : 「ニ}/ 〈/⌒ >'^ニ〉-=ニニ|
|ニニニニニニ=-/ -=ニ∧ ∨、人__/ /{ニ└ 「ニ/ ̄{_-=ニニ|
|ニニニニニ=-′ -=ニハ V\/i:i:iV∧ニ=-Ⅵ///{-=ニニ|
|ニニニニ=-- i _ -=ニニ∧ Vi:i:i:i:i:∧ V=- {_///八-=ニ|
|ニニニニ=-- | /---=ニニ/⌒ハ }i:i:i:i:i:〉i∧ v=-V/⌒///\_|
|ニニニニ=-- } / -=// }: } ⌒〈i:/⌒',∨⌒\///// ∧
|ニニニニ=-/ / _/.:′ , ./ ', ',: : : V/////∧
|ニニニ=--〈_/ /-=ニ{: . /./. . . } .:. . : : : }///////〉
|ニニニニ=--} /-=ニニ圦: : {. {: : : : . . . .: . : ::. }. : : ,  ̄ ^Ⅵ⌒
lニニニニ=-/ /ニ}=-⌒-=i: :丶 、 \: : : : :ィ 、. : : : :}/: : イ . : :Ⅵ
|ニニニ=--/ ,〈ニ∧ ̄ニ=-{ ___≧=- < ⌒≧=-/¨´i: { . :',
|ニニニ=-└¨¨⌒ ', . : : i、______ /⌒} \_/ __{_二}人 __ }
. _八-=ニニニニニ=- }__/⌒}⌒Vニ=-: . 〈 r‐}r<  ̄ ̄`ー⌒\__/\
_ -=ニニニ=-  ̄ -=ニニ=--}ニ=-. : }rヘ}: . i └{ノ-=ニニニニニ=-\ニニ\ __
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西魏から陳へ向かうには
北斉の領土の関係から、
長江沿いルートを使うしかないのだが、
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`´ `ヽ、,
,-、 ,-‐‐、 `i,
○建康 ヽ,-‐‐-、 _,、`ヽ,
,-,_, 、, /´ ,、 ,、 `く,!~`=,-`
`ヽ‐´ i ,~ノ ~´‐,‐~=, o ヽ`ヽ,~!
,、,i`~ ゚o (, {,_ ヽ,
郢州 _,| `‐´~ ,--`
,○‐i,_ _,i‐´~ ,-‐´
,、/ ~!,_ i´ ,=,‐-´,--、
_,,-` ヽ,_ _,‐´ `~´ ヽ,_,__
‐ッ ,/ ~○江州 ,/
"‐´ i=~‐
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┃
長江中流域である郢州〜江州一帯は、
王琳が抑えているため、通行不可能であった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
.
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それならそれで和睦するなりなんなりせえよ、つーかなんで安易に簒奪しているんだって話
まだ皇帝抱えていたら梁王朝同士でどうにかなったかもしれん
-
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┃
実際、父の訃報を知った陳昌は、
西魏に許可を取って帰ろうとするも、
郢州のやや手前で、一年近く立ち往生するハメになる。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, ' ⌒ヽ
( ∧ )
ヽ廴) ノ
....―=- .、 |/
、ィ ,.<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧ ,へ
〉 ー - ' ⌒_ー , へ {
'イ:.ヽ,.イ:ー,イ:.:.:.:.Y:.:.:.:.:「 マ
.':.:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:}:.:.:i
|:.:.:.i:.:.:T ~^ー'ー " ー ' T:.:.:|
|:.:.:.|:.:.:|γ ヽ rヽ |:.:.:.|
|.:.:.:|:.:.:| ー ' 'ー' |.:.:.:| _.._
|:.:.:.|.:.:.| _ .|:.:.:.| _ |::...|
|.:.:.:|:.:.:ト u 'ー一' :|.:.:.:.! i.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|:.:.:.|.:.:.| > _ _ イ .!:.:.:.| i.| i
|.:.:.:|.:.:.| ,</// +< .|.:.:.:.! i.| 陳は通行禁止 |
|:.:.:.|:.:.:| % ∨」* |f .|:.:.:.| ....i.| i
|.:.:.:|.:.:.|- _/ ヽ / .|:.:.:.| i.| by王琳 |
|:.:.:.|:.:.:| /} , i._、,j ー |:.:.:.| ...i.|_____________|
ヾ:.:i.:.:.:! /7 /i _ 〉7フ7|:.:.:.| |::...|
'ヾ!:.:.:|////7 / _>//∧;! .i ..j
|.:.:.|///////|//////;∧ I.;,,;|
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目先の欲望で動いて大事を見失うやつばかりの時代
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
で、上でも書いたとおり、
陳霸先は実の子に跡を継がせたかった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
rz_几_n
f⌒U::.::.::.::.::.し'^)
r┘::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.乙ヽ
 ̄}::.:、-、、-、::.::.::.::.::.::ハ
亡=-、} } 川¬ ァ、::.::N:}
∠二二ミYl |l i/// }ヽ.ソ:|
__彡三三,> ⌒ ル'// ハ (::.:|
. , ´ -─=,∠ _ \ '// / } _ノ::ト、
/, / /´ ̄`゙卞;㍉ // イハ〔::.::/:::::ト、 でも他国にいていつ戻れるかも分からない子を
/ // i ヘ、 ゝ__X イ/ }ノ:/::::::::|:::了 跡継ぎにするなんて無理よ!
/ { i |ヽソ ___ソ イ〆:::::::::/::.:ノ
{ i 弋¬ー‐-,-、| , ´ ̄ /:':::::::::::/::〔__
__>‥=二./:::::::X´ _, ‐≦彡::::::::_;:<:广《__}} やっぱり他の親戚に譲る……?
/ ∠ --‐一く::::::::::〃 /:::孑_=≦二匸ノ_.ィ〃! 》´
/ / ,=、 ___<::::::::::::ノ) )`ヽー、 ⌒ヾ;一 ''´ l {{ l {!
/ / ,. =彳 〃 ニヽ:::::::: ー ' ノノ/ =≦-┴──┐ヽ ヽ でもあの子に継がせたい……!
{ ` ー 、__」 !〃 _/ /ミ三;^i^i^l^ト、::.::.:\-‐─ァ ‐=ニ二,__ } l
ヽ ィ⌒丶、 } l _上 \ノ::.::.::.:{ }::.::.::.::.::ヽ 〃ー一 ´ ̄ ̄! !
ヽ ヽ 丶 _ノ j,.イ/::.::^个'::.::.::.::.::ヽ _,.イ了::.::.::.::.::゙、 > / ′
f^ヽ ヽ __, ィ::.:/::.::.::.::.:}::.::.::.::.::.::く{__,ハ广::! .::.::.::.::、:ヽ. ___ イ /
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
悩みに悩んだ末、
陳霸先は「何も決めない」という
最悪の選択をし、世を去っちまう。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_r:、,ィーュ、
〈´¨.:.:.:.:.:.`L:.\
f¨´.:.:.:.:.:.:.:::::::: ̄い:.、
゙ぅニユ::::.;.-‐ァ'ニ¨).:ヽ:、___
_.. .、 し!.;ィァ", / ,イ从゙〉.:.:.i::!.:.:.:ん≠=:、
((¨ ̄`ヽ、 ≠=彡イノイ ナ_大卅イゞ、:.>ヾ:ζ`ヽ.//
ヾ \ キニ≠ニ=- 、 _,リヾソ ' ̄`,/∧ |!)薔ツ!ヘ. ヾ`:、、
ヾミx ヾ、 ̄¨ヾ:、彡ィノ}`.、/イ" !レ::厂 ノ j:ハ \〉)
`=≧=ニ≡=匕 入/∧ r―-|l:く彡/ ` い. ヽ\
,ィ彡‐ァiィキアぅ:.、,ィ' ゙̄ヾーソ:::::,:/::::>`L_ ヾ:、 ヘ、 `丶、
,イ/´ ,へf⌒ー{==≦ゝ:::_=宍ニ≦::r'.:.:.:.:.:.`ヽ. ヾ;=-t廴ミ、`ヽ、
________ _」 L二≧ァ..:.:.:え.:._.:´.:.YTマ7¨´i_;;;:ト、.:ハ.:.:.:.:ゞ≦三‐┴ミー-ミ:、 \ ____
...-‐_¨二ニ=ァ一… _ ..二ニ〈:\.:.:.:.:.|.:.i.:.:.:く≠彡`T´1:::::;ヘ`ゝ、.:.;ィ¨7 ̄¨フ!ノ`ー-=キゝ ヾ¨  ̄ `ヾ、、
.´.ィ '´ ̄ ,ィ" ,..=彡' ヾ::::i:.:.:.:|.:.\:.:rヽ、才"r≦三三彡:∨_.:ヾ、.:.:/`" ヾキ =メ、 ヾ:、
// / / Ⅵ.:.:.:.ヾ.:.:ヾL;ミヽ、_j::::::;彡 ̄ζY´:`ヽ辷' } トミ 卞ヽ、 l !
!{ / / \_;:斗'"´ `Y.:.:.:.:.:.:j,イィァ _イ人.:.:.:.:.`ヾ、 /,ハ l ! \ \ ,リ
i| ,′ / ,.、j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:¨´.:~.:.:ヾミ、:.:._,ノ // 川 / ヽ \
ヾ、 ! i ,′ ___,厶 ̄二ニ=‐- 、.:.:.:.:.:.:.:.厂¨7! /.:’ // / ∨ ハ
\ Ⅵ { ヾ ̄`´ ̄.:_;:ィ彡 '.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:ヽ、.:.:./.:.:.:.:.:.`ヾミー-=≦"_,/ / i / |
.
-
劉邦よりひでえ
-
l::::::::::::::::::|_!::lヽ::::::::: ハ::::::::::::::::::::::::::::::::i、::!
!:::::::::::::::::l-‐ェ!;ト ヽ:::::l ´!:::::::::::::::::::::::::::::l `
l:::::::::::::::::「(;;;)ヽ、__、::レ'´l:::::::::/l、:::::::::::::l
!:::::::::/l:::l__,,,rタ"゙、;!)、__!::::/ノ 〉、::::::::l 絶望した! 出来てわずか三年の王朝が
l::::/ lヽ! _ _ l;/´ ! >、::l 後継者決まってないまま当主死亡とか絶望した!
ノノlヽ、_! r――‐┐ /_ノ:::|
l::::::>、 レ,二二ェ! /i:::::::::::l __
l:::/ /::ヽ、 `ー-―-' ,ィ'::::!\:::::l (ヽ>r‐ 、 もう滅亡待ったなしでしょこれ!
レ' ム-''´lヽ、 _,,./! ゙ヾ!__ヽ! ヽ´ヽ、ヽ
!  ̄ レ;'´ | (,ゝ、 \ ヽ l、
/| _,,.-/´ ;; .,,,-! ヽ、 ヽ、 | | ! l
/ 斤'"〇 /´ ,;;:''" _,l_ ヽ ヽ/ l | l
/; l、」_,,/ '' ゙;;/ ヽ、 〉 `ヽ l/
/!,r''´!/ / ';,/"゙''':;,,,,;;'' \ / ,!
/ l ,;; |l /`'';, ,, / ,;;''"゙'' l /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.i: : :ヽ:\: : : : : : :i! , .i/: :∧
.|: : : : :\: 、: : : : :| /:/: : : : ∧
.|: : : : : : :゙: ;\: : :! (:::::: ノ /: :彳: : : : :∧
.|: : : : : : : : :\\:> _ _. <ヾ: : : ヽ: : : : : ∧ \_人_人∧从_人_∧_人_从_//
.}: : : : : : : : : :ト; : : :\> ニ >、: : : : j v: : 〉: : : : : ∧ ) >
./: : :'';';';';';';';';';';!: : : : i:_j Y \: : ヽ:_: /、: : : : : :.∧ < 落ち着きなさい!! >
/: : : : ';';';';';,. . \: :V:〈 八  ̄ j|: : : ハ: : : : : : ∧ < (
./: : : : : :';';';';';';';';;, j: : : : ヽ ./ \,;' ,;':;';',ヾ ;イ: : : : : : : ∧ /^Y ̄∨ ̄∨^Y^⌒Y^YY^^Y^\
/: : : : : : : ∧;';';';';';';';';';T: :ヾ: :);';';';';',、;';';';';';';';';'f: : :ヽ: : : : : : :∧
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
-
xイ ̄ゞ、 _ _
,イ〈 〈∠, | . . :<: : : : : : : УZ、
ヽ\ソ / ヽ /: : : : : : : : : : : :代薇》
> " { ‘: : :, : :./: i!: : :ヽ : :ヾ;゙ ≠1
〈 / ∧ /: :, /i!: :ハ: :!i: : : : : : : : : : : :ヽ
゙ < } ヽ,: : /:,: :!i: :| レ ヾ:x≦}:_: : !: : : : \
\ i!: :i : ―+ '_ イ//ハ ヾ T: : {: : : {:\ 今、私達がやることは
ヽ ヾ:j!:,{: :,イ沁 乂;タノ |: 、: j: : |:ヽ: \ 夫の死を隠すこと!
\; ,;';/v:}:!}乂ソ 、 u !:_y_< : |; : : : : \
;';';';l: :V;';';、 γ ヽ ノ:ト: : : |: : : : : ヾ、:.:\
,;';';';'ヽ:Y;';';'>。_ヽ. _ )_/、:_:_ゝ:У、;';': : : : :}:\:ヽ そして夫に代わり
,;;';';';';';'/: :.ヽ;';';';';.,ヽ / | ; 〈: y:_1;';';';'; : ; ; :':.:.| 後継者を決めることよ!
' ';';';'〈: /: /;';';';';';';';';,;'';,;';:.;';';';';';';';';';';、: : T;';';';',: : : :.|
;';';':y:i:f;';';';';';';'θ;';';';';';';';';';';';';';';';';';-; y: :―:イ: : :|
'}: :レ;';';';';';';';';';'':;';';';' ;';';';';';' :;';';';' '';''弋:_:_:ノ: : /
/:y/!: : |: :ヽ' 、 ト: : \ \:_/__
j: ノ .|: : :!: : :l ヽ i : : : : \
/:ノ |: : :|;/1 . ヽ: : : : : :\ ヽ
}:/ .|:./ ' ヽ ソ ̄ ̄トz.\! /
< ヽ }\ / / >、"
┏ ┓
┃ 陳霸先の妻 ┃
┃ ┃
┃ 章皇后 ┃
┗ ┛
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
章皇后は、杜稜を始め、数人だけの家臣に
陳霸先を死を教え、善後策を練った。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. .<: : : : : : : : : : : : :\
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : 、: : : ,Xイ:、
//; : /:i : : : : :、: ヾ; : ヽ: i: Y《薔{ソ.:,
i:1i1: l: :|: :|: : ヽ:, : :1i : :l: i!: :;ゞ薇≦!
|:|:l ; :|: :|: :!: : : j: i: :i!: : :! |: : : ヾ jゝ:i
'.!:i: ; : X: f: : : |: 「 ; _: 十ト|::/ i :ト":!
ヾ: 、メ ,ィ:ゝ_:ノj';/f::::Yj、Y:レ' /: :j: : | 侯安都・侯テンといった重臣たちのほとんどが
\: :ハ:::j ゞ-' ,.!:': :|: /i!: : ! 前線に出てて建康にはいない
1 :、,,´ ''' |: : Y: :ヾ; : 、
ハ: : \ `、っ u .!; ィ: : : :.;.;';',,;'
/: : ヾ;イ:.>o。. _ イ:_j: ;';;';,:;';';.;';';';,,ヽ 彼らが帰ってくるまでの間は
/: : ;, :〉;{';';';';'; /| /; :イ;';';';';';';';';';';';';';´: :\ 他国につけこまれないよう夫の死を秘します!
/: :';';';'j:_:ノ';';';'; ;V';Vノ:_/;';';';';';';';';';';_';';_ ; : : : \
/: : :';';〈: :j';_';';';';';';';'」:,y:ノィ =,.,.,― -、ヽ": : :ヾ: \
./: : :;;';';';'(;Y{ー;.,.,- ._f: : 「-;.;.,'';';';';';';';';';';';';'ヾ;: : i : ヽ : \
,/: : : :;';';'/: :〉"';';';';';';';';/≠〈';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'i1: :|: : i ; : : \
/: ; : : :';';从/;';';';';';';';';';〈: :/:/';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'i!: ; : : 1:!: : ヽ :ヽ
,/: /: : : :;';';';';';';';';';';';';';';'; };'/';';';';';ヽ T';';';'; '': :';;'' :/: : : :i:!: : : : ,: :,
/ :/: : : : ': : :;;' /; ;:;' / Y ` \j 、: :;i :/: : : : :i!: : : : : i : :1
,:., : : : : : : : : / ノ / ;| ヽ /: : : : : : ! : |: : : |: : |
i : i: : : : /:/:/ / /1 /| |: : : : : : : ;! : !: : : |: : !
ヾ: \: :1; : :/ < /ニ! /ニ! .j: : : : : : /: : : : : : ; : /
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳霸先の遺体は防腐用に蜜蝋を塗っただけで、
棺桶にすら入れられず、宮中の一室に秘匿された。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
| ┏━━━━━━┓
| ┃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;┃
.;:': |;;,, ┃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;┃
| ┃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;┃
;. ;., | ┃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;┃
,;:, :|;;;; ┗━━━━━━┛
:::|::;;
:::|:;;
:::|:
;| _ r‐、f´ヽ_
:::| i: :`i:〉:./: : : `i_
;|; l: : /: :_: _: : ノ
:| r': :,ィ´ _ 、`ヽ、
;|::;. r‐':):,′. 、 >ヽ´
;|:; >:ゝ:! ヽ/ '´ 、
;; ::::;|::::;;#; f: _: :/ 、ヽ/ / r!人_
#; :;:;;|::;;; ´(_: `ヽ、/__ /:ヽl l_
:::;';;|_________八jハー、、-t l ̄:薔::::〉‐ァ /__
/ ゞ彡彳 l:ヽ l l_::::l.ヽゝ-、ヽ
./ / l リ r‐': `7 =-t_:} :  ̄r‐〉`
/ / _/_ 入:_r:、 ̄ゝr‐、:_人ノ:ヽ/:ヽ‐,ィュ、
;: / r '´ 二 ノ f: : : l: l´:`:f: : _:.fミi: : r‐、_; /三ミ!
/ ヽ__, -‐┐ヾ: :_二;_{ゝ‐く:./ l三}ー'_ゝ‐-ゞ彡′
/ ゝ-=ニ´ ` `ヾ:_; -‐{ミリ
-
, . .<: : : : : : >.、
_ r: : : : : : : : : : : : : : : :>.、
/; /: : : :, : : ヾ; :ヾ; : : :ヽ: ,ィz_:ヽ
/: /:, : : : : i: : : : :}!: : ; :.ヾ: :ハ .{ 》j: ヽ
,: : :} :}!: : : : :l|、: : : ||: : i! : i: :Y ヾ《薇{: : 、
,: : :i!: |!: : : : /' ;|: -+: :||: : |: : ゝj《薔》: : i
|: : :|!: |:、: : :/イノ_:/ ート}: イ : |: } ,ハゝ: : i! 次は後継者ね
!: : ヾ: ;.、:f´ 代xイス i: {: :L: ノ: :トy: : : : :ハ
ヽ:ィ: :代リ ゙¨´ 、: : : : : : //: : : : : |: \
Y: i:!,, , ''' ヾ: : : : /:/: : : : : : |: : :.\ 本決まりするのは重臣たちが戻ってきてからだけど
|: |ヽ `_ j: : : /{: : : : : : :i :!: : : :ヽ 候補者はまず私達で考えておきましょう
ヾ:!: :゙ ` 一 イ: ; イ: : :!: : : : : : :, :,: : : : :
}:、: : :\ / }:/: :〉: : ヾ: : : : : : : : : : : : : : :\
!:ヾ:y_:ノ: :.―.-.、 ノ:y イ_: : : : : : : : : : : : ヽ: : : :ヽ: ∧
./: :ハ:_: ヽ: : : : : :.} i: : : ノ ヽ>― 、: : : : :\:\: : : :, :∧
./: /: 弋y人: : : /y ノ:Yイ ./ , ,:' ヽ: : : : :\: : : : :{: :∧
/: : イ: : : : }:ー:ノ:.У / .イ: ; :ノ; ; . ,;,;',.:',.:',.:' , ,: :,': : ; : : : : :.i': : :!
/;',:;';': : γ  ̄ Y ノ{ ノ: Y1;';';';';';';';';';';';' .;';';' ,;' ;' ,.:',.:';,;';'': : :|: : ;
/: : :,';';';';' ;' ; ; ; ; ,;' У レ':/: ;ノ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'..,;';';';';';';''; ,: : : : /
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ,``゛'ヽ
. ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
i::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
|::::::::::::::::::::::iヾ::,\::::::::::::::::ゝヾ.,:',゛''、::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::ハ
|:::::::::::::::::::::::.-',::,__.\:::::::::::::丶. 〆 ,`ィ.卞::::::::::::::::::::'`゛'ヽ':.,
. ハ.::::::::::::::::::::ハ ヾ__`_ヽヾ:::::::::::ヽ´ ィ叱} ,,ノ 冫.iミ,_:::::::', `
ハ:::::::::::::::::::::.',杙卞ニ丶 `゛''、::.ヽ.  ̄ y´ レ' /゛''ヾ 陳霸先様は陳昌様にしたかったようですが
',ルi′ヘ:::::::::,.ヽソ ィ `y=气.ヾ廴._, ィ l .,ィ::i 現実的には不可能です
. 圦 λ,:::圦 ノ  ̄ヽ ∪ !´::::::i
',弋 ゝ、_ニ ` 一´ ハ.::::::::i
`ゝ‐-.ハ `´ /::| \:::i 他の一族の中から選ぶとなると…………
'.,:::::::::ヽ、 _ . -‐ ,イ::::::!. ヾ
∧:iヽ::::仆 . ::::iヾ:::!
ヾ ヾ::! i ` ,_ イ .ヽ} ヽ|
リ.i i
___ ,ハ__ i
i´ ̄: : : : : : : : : : : ヽ、 i
i: : : : : : : : : : : : : : : :\ i`ヽ
. i: : : : : : : : : : : : : : : : : \ ',
i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ ト
-
こういう時に場を仕切れる皇后がいるのは強いよなー
-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
___ ノ⌒ヽ厂し'⌒ヽ厂しヘ
/`⌒´ノ-―……―‐< >、
ノ⌒ー<//////////////>< \
..:― 、_jrーヘ _ `ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ //\ ヽ
. 〈irヘ __,ノ . : ´: .:`ー'⌒ー'⌒ーヘノ⌒ヽ\///\/:`:..、
rー{i _ /: . ' :../:.. ' : .′: .: .: :. :. :. :. :.ノ ヽ///ハ ̄\ ..
ヽ{¨´ .:.: . /:. ..:/:../ : :.: : .: :. :. .: .: .: ...{__ ノ ∨//Λ } :...
}フ .:': . / : ' : :....: : :. . .: l:. ....: :.l:...乙 ∨//Λ={ ..:..:. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/´.:.. ..:./ :′:. ..l:... :.l:..:.:.l : .l:.l: :. :乙 ´∨//Λ }: . .:. | やはり陳セン様でしょう │
'、 ′:. /: . : ,′:.l:. . .l:. :!: : l:....:.l : .l: !:. : . 乙_ノ∨///!={ : : :. \_____________/
V ' :. /:.....i:..l :..:l :. ..l: . .i!:.. :.l:.....:l : .l..l:..... :.l乙ノ∨//} }: .: ::
. .′:...′:.: l:..l:. :.l :. :.l: . .!! : l:._l_._:._:l_:!: : :. リ 乙ノi///_ノ: . :.:!
i:.l: . i :. :.斗 :―‐l :ミ:l: . .!l ..´l ..l: : l :!:`ヽィ:./ /Λ//≠ミY: .:.|
|:.l: : l : :.l.l: l :.,,l,:,,:,,l: . .!l :..l :/l: ,;..,;乂_,;.ノ;l〈 // .:.} i}V》 }i:.:..:.|
. :.. : l :.. l:l:_l;ィf笊斧ミー' ゙ー'"´ィf笊茫斧ミゞミ∨ : ...〉 〉V》:! : .:|
:.l :...l :. :.从〈i{ 、_):心 、_)rj゙刈 ソノ: ./:../ /:. :V》: .:..:
. |:! l.:/:: . :ヽヽ乂ソ 乂ー':ツ.:´: ./:../ /:. : :V》: :.: ┏ ┓
从:./ i :.,. . :. ゚^¨´ `^¨´.: .:,ィ 〈_/ :. :. lV》: . ┃ 陳セン ┃
l/ | ..:. ′ 从ノ_|: .: .l:...:i :. :. l!:... :.l ┗ ┛
| ..:人 _ イ:. |:. :. |:...:|: . :. i!:... :.|
|:/:.. ..:>. . ‘ー’ ´ ト、:|:. :. |:...:|: . :. i!:... :.|
|′/:|:..:r<≧=- =≦ {〉 }|:. :. |:...:|: . :. i!:... :.|
. ノ } __ |:.´ : . |:. ヽ 〈`¨厂厂{}ヽノ`ー厂〉/|:. :. |:...:|: . :. i!:... :.|
ノ }<__>、 __|__:|__ 厂 ゝヽ/ Λ∨ーく_,ノ〈 i|:. . 从人:.:....i!:... .:|
/ r'――r_、 __ -‐―':ヽ/ ノ / //Λ∨Y´`ヽノノ|:. ..l::::::::::::>r―‐ヘ、
. { | rー―' l( _ノ|:...:. :.|::::::::ゝミ〈_////Λ〉_ゝ―'´:::|:. ..|:::::厂厂`ーヘ_ ノ〉
. l l {/⌒ヽ_ノ:: )ノ|:.... :..|::::/:::/::/ /ー‐:| |:: l::::::::::::::::|:. ..|::::l ノ {⌒ーく〈_,ハ
′ ' /`ヽr}::: ( _ノ|:..... :.|:/:::/::〈_/::::{}:::::|_|:::l::::::::::::::: |:. ..|厂`ーr‐':.:.:.:.:.:.:ヽ〉:〉
. ヽ ヽ、 {´::::::::)ノ|:..:.. :..:|::::/:::::/:::::::{} :::::::::::l :::::::::::::: |:. ..|ー=ニ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. V
. \ `ヽ( ノ|:..... :.|:/:::::/:::::::::{}:::::::::::::l::::::::::::::::::|:. ..|ー=r/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: }
ノ:ヽ }::)ノ|:..:.. :..:|:::: /:::::::::::{} :::::::::: l::::::::::::::::: |:. ..|ーr'′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
〈:ノノ:} ;(,.ノ|:..... :.|: /:::::::::::::{} ::::::::::::l :::::::::::::::: |:. ..| {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┃
陳センは陳霸先の兄の子で、
当時の地位は臨川王。
┃
───━━━━━━━━━━━━━┛
_{/`´/ / l`'^ヽ>;xXXXXXヾ込, ,∠三三レ‐===
{/ , / // , | i! Vヽ/ヾxXXXXxVハ /,ハvヘ>-<Z彡'
/ / / '/ | l! :| VハXXXXXに} |ハVハVハVハ/
/ ' .′ .,' ′ , | | :i! ::| ヒヘ'XXXXに} V,ハVハvヘ/
′.:l ::l:: /:l! | |::| l ::i! :{! |くハ<XXXた} 〈`ー=ミy′
.′i:::| ::!: l! l! | |!:l l! | ::i!vヘ, :| 込XXX|ルハ /,ハvヘ/
| :|:::||::|: |! l! l {!:l! :l! | :::i!:Vム :| 弐XXソリ:. | /,ハVハ,|
| :|:::||::|: jLl! l! l!:l! :l! l! _:iL:Vム| |:lVXi!ス:{:: | /,ハVハV|
l :|:::|li:'´ l!」!_l` l! i! :i!'´,_」!_ヽ|` l|:|〈Xl|fリ:l:: |、 /,ハVハVハ|
ヽ:l!::l;iKチ‐モテ㍉_j込__;チそう守lカラ!:|:|{ィ||f|: \:.\ `7 ー-=ミソ
/「:ルハ` 弐f)j} 弐fj)ノ}/ ://:从,}{ノ::. :. \_`ヽ、__ / |
|:|::(⌒ヽ  ̄ ̄  ̄ ̄/ ://;/イi仇ィ笠Y笠心、 \:. `ヽ _/_ |
|:|::l⌒ー'、 ' 厶イ千イ´)i仟f幵幵幵刊\_、 ト<:';';';';';';`; 、 |
ヾ,ハ `ーヘ、 _ ,.イー-rv'ソリ幵幵幵幵刊l :. ヽ::l: |_ _` ̄ ̄ ̄`寸lエヽ、
/f爪__  ̄`ヽ.. __ ,、l〔⌒ヽ_,ノf'7升幵幵幵幵刊l! リ :. \ \\:.:. :. |幵幵幵㍉、
/ ,ノ幵幵刊` ムィ∨:;小∨ヽ__, イノ,rク幵幵幵幵幵幵l|ハ:: \:. \ \\ :. :. l幵幵幵幵㍉、
`ー────‐─/.;任幵jィf幵lリ′ /|;l;Y:::::|:l::|::ヽ人,ノl;l;l|リ幵幵幵幵幵幵幵仆;:. |:.:.. \ \\ :.`寸l幵幵幵幵
`ー──――=彡'´/ljィf升幵/Y ';l;|l;l;|`ir|:l::l`r'|;l;l;|l;l;l;/チ幵幵幵幵幵幵幵刊| :. | :. ::.、 \ \\ : `寸幵幵幵
‐=ニ二 ___,ィ升幵幵刀ィ廴_ /l;l;l|;l;l|;l|;l|:l::|;l;l;|l;l;l|;l;l;ll汗幵幵升幵幵幵幵刊|.:.:.:. ト、::.:.::.\ \ \\:. `寸幵幵
,.ィf幵幵幵/∨ ,ハ/`ヾl|l;l;|l;|l;|」_|l;l;l|;l;l;|l;l;l;{lィiチ幵幵幵幵幵幵幵l||:::.:::.:..\\:::. :.\:.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
王僧弁の死後、その残党たちとの戦いで
多大な功績を上げ、実績もあった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
章皇后らは陳センを次の皇帝にすると決め、
将の帰りを待って、皇帝選抜会議を開いた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ ァ─ 、 ァ─ 、 __
ノ 乂 || | | || ノ 乂
|| | 」L |________,」 || | ||
_ 」L_,, -‐ "~ ̄  ̄~゛ ‐- _| || _
ノ^乂 -= 二_ ___ _二 =- ノ^乂
| || |. γ ,ノ§ 乂 _ノ(§乂_ ,.ノ §乂. ヽ .| || |
|f⌒Y| { | .V/ | | ∧ゞ==彡∧. | | .V/ | } |f⌒Y|
| || | 〕h、 |/「|\| | |i ∨─∨ i| | |/|:|\| ィi〔 | || |
| || |ニ]. | |:| | | |i/ | | \i| | | |:| | .[ニ| || |
| || |]ニニ二| | |:| | |¨ '''''' 冖¬ ───|i | | i|─── ¬冖 '''''_| | |:| | |二ニニ[| || |
|≧s。|/////「 | |:| | |ニ7__ ]}::/ |i∧ | | ∧i| ヘ::{[ ___Vニ| | |:| | .|/////|。s≦|
`''<|ニ==─ | |:| |[ニ]ニ二/ ]}::|iニ|i∨ | | ∨i|ニi|::i[ ∨ニニ[ニ]| |:| | ─==ニ|>''´
 ̄ | ‐- | |/////  ̄∨|i∧ | | ∧i|∨ ̄ ∨///| | -‐ |  ̄
-=ニ__ | |ニ=─ ~|i∨ | | ∨i|~ ─=ニ| | __ニ=-
 ̄ ∧二二二二∧  ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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大丈夫?ちゃんと根回しできてる?
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┏━━━━━━━───
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ところが…………
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───━━━━━━━┛
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< > .
/ \
/ f i \
/ i | / i! \ i ヽ
/ i | | | ハ |! ,. | i
' | | | i i! ! !_i 」 !i i i! l .! |
i ヽヽ .! .i! ! |.!, イヾ丶i,!|ヾ ! i-v 、j .i! .i
| \ ! ハ ∧ト,!ヾ , xミ 乂/=;、!/! /l /
| i } ゙! / 〉.! f ィf:::::::! i:::::::!ヽ/ "
| | ! ソ /1 .! ヾz::ノ ヾ:ノ .i ヽ 次期皇帝は……え〜〜っと
. ! ! У / ! i | ! i!{
/ / /./ ヾ / ! , , _j∧
. / / .!/! 1〉 ./ . u っ /l _ f 私が思うに……う〜〜ん……
/ / i! ヽ ヾ 、 > . ∧ ヾ {ト,
. / / ! ∧ヾ_ f ー - i´  ̄ ∧ |Уj !
. / !, ,ヾ/ ゙,、 ヾヽ ヾ, } !_」/j
/ ',.;';':,,;',..;'.! )ハ ト 、 i! ∧ リ";
./ ':;.';';';';';';';';,,. ∧ _ ヽ_>zシ';',,;;;';., / ト,オ∧
! ';';';';';';';';';';';'/ 1ヾ f ゙';';';';',,'., , ヾ _ j
. , ''';';';';';';';';';';';';';;.,,..;;' 、 ミ :, ';';';';';';'7ヘ }_ シ.
, '' ' ''';';';';';';';';';';';';';';';,ヾ 1 ゙';:, ';,.;';',;';';';'7{ .ヾ リ
-
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.',
´ ̄ ̄/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::.',
/:::::::::::::::::::::::::_.:::::::ァ:::::::::::::::::::/ /:/ /::::::::::ノ
/::::::::::::::::-‐ ''"´//:::::::::::::::/-‐/‐ /:::::::::/ ヒソヒソ
 ̄ ̄弋 | ゝ、 /:::::::::_、‐''゛-‐r==z- /:::::/:/
| /-‐ ''" γ´ \ゝ-リ /::/::::/
| ヽ、 ノイ/┐|/ どうしたんですか皇后様?
ヘ ヾ `¨^¨´ / .ノノ
|∧ r 、 U /  ̄::/
|/∧ _、‐''゛|::::::/ 事前に決めていたとおり
|//∧_ -‐ 'i"´ |/ 陳セン様を推挙してください
|\/////////|
__! \//// !__ ヒソヒソ
/ r.| |─\
/ lノ ', l \
/ ! / 丶.l \
/ .l / l \
. / i! _ / i! \
___
. .<: : : : : : : : :`: : .
/: : : : : : : : : : : : : : : : : :>
..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
. : : :, : : : : :/: f: : : : ヽ: :、: : : : : : : :ヽ
/: : :/: : / : :':/ i: : : : : :|: : :, : i: : : : : :∧
.:, : : :} : : i: : :i : : |: : :i : : | : : i: :| : l: : : : : :,
i:i: : : :l : : |: : :| |: :|: : :!: i! | : : |: i: : !:i: : |: : i
|:|: : :i ; : : ―十ト: i: : ' .!x: f: T:「: メ/: :/: : j
!.!: i:ヾ: ; \ : ゝj: :乂 / ; :-: ;/:/:/ /7 ;ィ …………ねえ、私思ったのよ
ヾ\; :ヾ: : ,彳::::「` i ::::::ゞ;ノ:": //;|
/1: ト : ≧代;zノ 乂;zノ 1: f: :| ! : :!
/: :': :i:|:f: ∧ . /:i: /:, : : |
/: /: :∧リ: :|: :>. u イ: レ /: : :.:|
/: /: :/ : ヾ: :リ: : > 。。/1。。 <: :ヾ:,ノ: ; :.: :!
./ :/: ';';';';,;.:,入/; ̄ヽ .,| .|、 / : 'y: :リ;';';;', ; ,
/: /: : ';';';';';';'';Y: j,、 ;, ; Y三 ヾ';';';';';';';'ゞ: :!';';';';';';' ,
./ :/: : : : ';;';';';';';'〉_f';';';';';';';f -、 .| 、;';';';';';';';1 ノ:1;';'; "
/: /: : : : : : ;>二/:ノィ';_';'「` Y 〉 Y 1;';';'-_ヾ: 彳:|
./ :/: : : ;,;';';';';';';';';フ:_イ;,― } _ , }ー.' | !、;';';';';'L{:ノ-;, ,,
/: /: : ;,;';'';';';';';';';';';}:v:ノ;';';'∠_ ィ\゚。 / .\';';';';'}: :人';_;
-
xイ ̄ゞ、 _ _
,イ〈 〈∠, | . . :<: : : : : : : УZ、
ヽ\ソ / ヽ /: : : : : : : : : : : :代薇》
> " { ‘: : :, : :./: i!: : :ヽ : :ヾ;゙ ≠1
〈 / ∧ /: :, /i!: :ハ: :!i: : : : : : : : : : : :ヽ
゙ < } ヽ,: : /:,: :!i: :| レ ヾ:x≦}:_: : !: : : : \
\ i!: :i : ―+ '_ イ//ハ ヾ T: : {: : : {:\ やっぱり私と夫の実の子である
ヽ ヾ:j!:,{: :,イ沁 乂;タノ |: 、: j: : |:ヽ: \ 陳昌を皇帝にしたいーーーーーーー!!
\; ,;';/v:}:!}乂ソ 、 u !:_y_< : |; : : : : \
;';';';l: :V;';';、 γ ヽ ノ:ト: : : |: : : : : ヾ、:.:\
,;';';';'ヽ:Y;';';'>。_ヽ. _ )_/、:_:_ゝ:У、;';': : : : :}:\:ヽ
,;;';';';';';'/: :.ヽ;';';';';.,ヽ / | ; 〈: y:_1;';';';'; : ; ; :':.:.|
' ';';';'〈: /: /;';';';';';';';';,;'';,;';:.;';';';';';';';';';';、: : T;';';';',: : : :.|
;';';':y:i:f;';';';';';';'θ;';';';';';';';';';';';';';';';';';-; y: :―:イ: : :|
'}: :レ;';';';';';';';';';'':;';';';' ;';';';';';' :;';';';' '';''弋:_:_:ノ: : /
/:y/!: : |: :ヽ' 、 ト: : \ \:_/__
j: ノ .|: : :!: : :l ヽ i : : : : \
/:ノ |: : :|;/1 . ヽ: : : : : :\ ヽ
}:/ .|:./ ' ヽ ソ ̄ ̄トz.\! /
/:: :: :: :: :: ::|_ヽ:: |ヽ:: :: :::|、:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::lヽ:ヽ
|:: :: :: :: :: :::|, - ミヽト ヽ:: :: | ゝ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: | ヾ
|:: :: :: :: :: :::|´r .ヽヽ、 ヽ:: :l rヽ:: :: :: ::/、:: :: :: :: :::|
|:: :: :: :: :: :::| ゝ- ' ヽ=ヾ:|l ヽ:: :: :/ ヽ:: :: :: :: :l
ヽ:: :: :::/ヽ::| __ 丿 ヽ _ ヽ:: / 丿l丶:: :: :::l
l:: :::/ lヾ , 、 ヽ/ l ヽ :: l \ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
|:: /l 、 l ____ / /:| ヽl ≧ <
|:/ l:: ::`l ト――― | U /- ':: :: l ≧ あんたも親バカかーーーーーい!! ≦
|:: ::ハ\. l_____.l /::l\:: :: | ≧ ≦
|://:: :::> 、 ー イ\:: l \:| /Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\
/: / lヽ _ イ l ヾ__
// l .l / ̄ |
/ l _ / l
/ イ- ‐ ´/ |
/ l | ○ / ti
/ l__l___/ / \
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だめだこりゃ
-
根回し以前の問題だったwwww
-
いいじゃんもう、ここは大王にならって
「もっとも強いものに」でw
-
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┃
章皇后がしぶりだしたせいで、
他の家臣たちまで曖昧な言動をするようになってしまう。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, -――- 、
/三三三三=ヽ
/三三三三三三ヽ
l三三三三三三三}
l三三 三三三三/ え〜〜、あてくしが思うにですね
ヽ=三三三三三{
∨ニ三三三三/
__/三三 三三/ やはり実の子供に継がせるのが
_, - '" ´三三三三三 ヽ、_ 道義的にもウンタラカンタラ
/三三三三三三三三三三三三三` ヽ、
/三三三三三三三三三三三三三三三ヽ
/三三三三三三三三三三三三三三三三 ',
/三三三三三三三三三三三三三三三三三',
,/三三三三三三三三三三三三三三三三三三,
/三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニ',
. /三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニ,
.
-
_
/ニ三ミ.\
,'ニ三三三三ヽ
'、ニ三三三三ミ}
.ri `,ニ三三三ミ,' まあ、陳昌様は国外におられるわけですが
._,-、!.| '、ニ三三ミ,'
.〈~三ミ,' '、ニ三三ミ`、._
._f三ミノ ._ ,, .-''ニ三三三ミニ=‐- ., そこはアレをコレしてどうにかこうにかで
.,'ニニ〈 ,r."ニ三三三三三三三三三三ミ`, なんか解決策があるんじゃないかと……
i三三./ .,.-'ニ三三三三三三三三三三三三ミ',
,'三三i_/´ニ三三三三三三三三三三三三三三.',
.,'ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三.',
iミ三三三三三ニ. ,三三三三三三三三三三三三三ミ',
.`.-.=.-‐.''"´ ',三三三三三三三三三三三三三ミ',
.l.三三三三三三三三三三ニ,'',ニ三ニ.',
l.ニ三三三三三三三三三ニ,'...iニ三三',
l.ニ三三三三三三三三三ミ,' .!ニ三三i
lニ三三三三三三三三三ニ| |ニ三三|
__
,ィ : :: : : : :> 、
/::ハ: : : : : : : : :ヽ
/: / ヽ: : : : : : : : ∧
|: } \: : : : : : : ヽ,
|: :} \: : : : :ノ/
〈::/ ヽ://
\ >´::::| …………どいつもこいつも馬鹿しかいないのか
|:::\___/::: !::! :::|
|::::::::;;;;;;;;::::::::::::: レ : ::|
/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::N
. j|:::::::::::::::::: :!::!::::::::::| ̄^ヽ
/ V::::::::::::::::::'::'::::::∧|: : : : :.
|: : |:::::::::::::::::::::::::/: : : : : : : :}
{: : :ヽ:::::::::::::::::|/: : : : : : : : :|
|: : : : レ:::::::::/: : : : : : : : : ::ヽ
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/: : : / \: : : : : : : : : :|
/: : : :| ,: : : : : : : : ::|
|: : : : : | |: : : : : : : : .
|: : : : : | |: : : : : : : : ::. ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人ノ
|: : : : : | ┛┗ |: : : : : : : : : ヽ< >
|: : : : : | ┓┏ |: : : : : : : : : :< この乱世で、遠方にいる後継者を >
|: : : : : | >-―┬―<.... ヽ: : : : : : : : :< 悠長に待ってる暇があるか!! >
/: : : : :/ >、´ ヽ:::::::::::| ヽ:::::/:::`::::<: :_: : : : : : :< >
/: : : : />..:´/ \ \::::::| ,X::::::::::::::::::::::::::::::/…┬-:_:_:Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY
/.>::::´:::|:::::::r===x \} r======ミ:/::::::::::|:::::|/
ヽ | ::::::::|::::/{! ,-、^ ^ ,-、 |:::/ :::::::::: |:::::|
. ⌒| ::::::::レ {・} {・} ..|/::::::::::::::: ト、|
. |:::::::::::| ¨ ¨ |:::::::::::::::::::| ヽ ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人ノ
ハ :::::: | / 、 ヽ |:::::::::::::::::::|〉 / < >
|::::、::::| |:::::::::::::::::::|ノ| < 実績的に陳セン様一択だろうがっ!! >
|::::::ヽ/、 /ニニニヽ 八 |:::::::::::::::: /:: | < >
|::::::::::::::::. |/ , ⌒ |:::::::::::::::/ ::: | Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY
|人/|:::::::込 |i | J ./|::::::::::::/ :::::: |
|::::::::::::`> 、 |i | .., < |:::::::::/ ::::::::: |
| :::::::::::::::::::: `>.、|____ノ,<´ /^|:::::/ : :::::::: |
|::::::::::::::::::::::::::::::/^ \ / レ : ::::::::::::::: |
【 侯安都 】
.
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ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人ノ
< >
< グダグダぬかすやつは私がぶった斬る!! >
< >
Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY
/⌒ヽ ┌、 _,,,,,、-ー''"´
/⌒/⌒ヽ/⌒ヽ/ _ 〉:| i::i r=¬ー‐'''"´
/ / /!〈 〉 / :| |::| ヽ、
/ / /;;ゝ..ー /=| |::L_____ __________r─==<⌒\
/ /;;;;;;;;;;;>く;;;;i! | |/ | i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;7
ヽ. / ヘ /;;;;;;;;;;;;;;/|;;;;;;;;| :| |: | i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
ノ 人___ノノ ∨;;;;;;;/ :|;;;;;;;;| :| |: |_________i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ , '
//;;;;;;;;;;;ヘ ./;;;;;;;;;;ヘ...|;;;;;;;;| :| |::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ , '
;∨;;;;;;;;;;;;;;;;∨;;;;;;;;;;;;;;;ヘ|;;;;;;;;i! | |::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ , '
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i! :| |ヘ :::::::::|_________i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
````````````"''"´ ̄ ̄`<フ| |::「 ̄ ̄ / /´⌒
___,,r―ー、,)| !::| / /ヘ,,∠__
ー--、、,,,,,、-ー''"´ ` ̄ ̄´ !_!」 ヽ、___ノ′
.
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はぁ〜い、内乱の種、追加入りま〜す
-
なんで陳王朝なんか開いたんだよ、自分は50半ばだけどまだまだ生きるつもりだったのか
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
ガチギレした侯安都が、
刀の柄に手を置いたまま、章皇后に迫り、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. -.≠: fて《薇≧
. .<: : : :/: : : T≠Уマ \ヽ人_从人__从_人__从_从人_从_从人_人/
/:/; :./: /{:/: i:ヽ: : : : : :ヽ ≧ <
/; :,:,: :/!/: :{:i:|: :_」; :{: : :i: : : {:\ ≧ 早く玉璽を陳セン様に渡せ!! ≦
/: //:メ±y' / _っゝ: }:У : : \ ≧ ≦
.}: :i:{:__  ̄ ̄ ゚ ヾ: :z: : : : :\ /Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WY⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\
ヾ;j:i:!//!/i/!/i/!/ i ゞy{、: : : : :\ x≦「O!
ヾ;/! _ ― 、 U !: : : : : : : : :.;x≦三ニニ{ .i!
〉:ヽ ヽ 〉 / ヾ : : :.;x≦三三三三三! |
/: x;.\  ̄ ,, xイ三三三三三三三≧' は、はいぃぃぃ!!
/: /イミミミミz,ィ三ミミミミミ'イ彳三三三三三≧”:、´
,ソ_;{:ミミミミミミミミミミミミミミミミミ"イハУ  ̄ \〉 ヽ: : : : ヽ
,ィ: ;/ ミミミミミミミミミミミミミミミミミ≫" ヽ ): : : : : 、
ビ:_/ ≦ミミミミミミミ彡イ"  ̄「 { iソ Y: : : : : : !
〈: y .ヽ < ノ ヽ ノ_ノ: : : : { : :
{zソ i: :\ _ ヽ > - : : : : : : ;/: :'
Y ヽ: : : : ) ――――――八: : :/: /:/: /:/:/
У:_ノ / ∨: : !:/:/: /"
_ < \ /ヽ イ― " ̄
./ > _ オ > _
.
-
┏━━━━━━━━━━───
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ようやく陳センは即位できた。
┃
───━━━━━━━━━━┛
/ / / i l| l| | | l| ∨Y
.' | l| l| | | l| ∨Y
/ ; i | l| ゚. | i| l| | |V
' i i | | l| ゚。 | l| l|:i | | }
i i { | i| |i | ∨| リ l|:| | i |ノ‐-、
| i | { | l| |l _,, |-‐ -‐… ¨`'' …ー‐---ノ|:| } } | ィ')
| | | { | ,,斗 ''¨ ,,ィf竓,_,云ミx | } } | ん}(
| | | l i ,ィf竓,,ぅ芹 夊_ .ツ〉/ , ,′′|ハ)} 会議で特に何もしてないけど
l | 〈 〈 夊_ .ツ // / / ,ハ, V丿
\ ヽ ′ // / / /\)ゾ
゚. ヽ \\ U // / // 廴>、 なんかすごく疲れた気がする……
∧ \ \〉 ,. ..、 \// //\__川)′
{_∧ \ / ´ ̄ ,>i .:'| | |Y|
| :. \/^ー\ / i イ | | | | まあ、皇帝になった以上は頑張るか
| |\__」 l l丶 イ // /^TT´| |
| | | / | | | |>;。. _ _.. <|| // |_| | | |
厂|_|' | | | | } /{ ̄}\ || / _..-‐-L.」 |
゜ / | | | | / ノ'¨'( \ {,.レ-=ニ^⌒厂 ̄ ̄¨プ'(
/ / 厂¨` ー-‐z,人_/ l l \/ / __ ,.ノ ,.ノ⌒ヽ)、
/ ) ̄ ̄ ̄) _」.ニ=-=弌,__j | | l /⌒^ー- _,.ノ⌒ ー-ノ.............V\
/ _」.ニ=-=ニニニニニニニニ, | :| |/ ,.ノ⌒ ー-ノ..................|) \
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「陳の文帝」である。
(以下、文帝と表記する)
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侯安都偉い
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まあできれば実子にって気持ちは判る
親ばかな感情もそうだし、甥とか傍系に移ったときの自分の地位・権力から生命の保障が揺らぐから
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┃
ついでなので、皇帝になり損なった
陳昌のその後を描いておく。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. <:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>.
.r―ー ^ ー 〜 、_:.:.ィ:.:.:、_:.:.イ ̄{
ノ 二 _, へ _ ― _ ヽ
Y:.:./:.:,:.:.:.:/:.T:.:.:.:T:.:´「:.:.:.T:.:.:ト―、 1
,:.:.;.:.:./:.:.:,'{:.:.i!:.:.:.:.!i:.:.:.:,:.:.:.:|:.:.:.i!:.:.:.:.:Y
.i:.:.|:.:ィ:.:.:Tト:.i!:.:.:.:ィ「:.:.:`ト.:|:.:.:.|:.:.:.:.:.:.!
.|:.:};_:」ー'' L:.」:.:.:.:.;ハ:.:.:.:.」ヾ!:.:.:i!:.:.:.:.:.:|
.|:.:|.1┯━┯  ̄ ̄┯━┯ |:.i:.:|:.:.:.:.:.:|
i!:.:|: |弋zZノ 弋zZノ i:.:|:.:ト、:.:.:.|
|:.:.|.:, |:.:|:.:| !:.:.:|
|:.:.|:.ゝ ,:.:.:!:.:|ノ:.:.:.|
 ̄ T:.:.>....... 二二 _......。イ´:.:|:.:.「:.:.:.:.!
i!:.:.:.:.:|:.:.:f ユ_r―,.、:.:.!:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:|
|:.:.:.:.:.|:./∧ /\ ///∧:.:.:.:.:.:i!.:.:.:.:|
|:.:.:./{/// ヽ*/ 1//f ヽ:.:.:.:.:|:.:.:.:..!
|:.:.:.〉 ー、7~,^_ト _/´ _ノ1:.:.:.:|:.:.:.:.:|
|:.:./ゝ, 17} ヽr' ノ//イ:.:.:.:|:.:.:.:.:|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
上で語ったとおり、帰国しようとするも、
約一年間、足止めを喰らい、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
情勢の変化により、
ようやく帰国出来ることになった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
,.. -..――:..-
/:.:.:.:.:.:.:.;へ:.:.:.:.:._:.:\
r 'ヘ/ )_, < `二 ー- フ
.ノ― ‐ ,ヘ二 ノー, __ ,-. - \
7:ー:.":ー'i:.:|:.:!:.|:.:i!:.:|:.i:.:.i!:|:.:ー";゙
i:.l:.|:.i!:.|:.:|:.:i!:.|:.|:.:i!:.:i!:.|:.:i!:!::.:.:.|i:.|
|:.i!:|:.l:.:i:.:.i!:.|:.i!:l:.:.|:.;ハ:.i:.:i!:|:.;.:,i!!:!
!:.i.:!:.i!:,レ:.十:i!;!;.:!if T:.ー:.;!//:|;イ
ヾ!:|:.f ィ。:ハ イ゚:ミヾf:.:.|:.| 江南の土を踏むのは数年ぶりねえ
. |:.: , 乂ソ 乂ソ |:.:.i:.|
.|!:.:.:., 、 .:!:.:.|:.|
.|i!:.:.:;\ - ‐' ' _|:.:.|:.| お母さん、元気かな……
.i!:.i.:.:.:.|_゚__r-,__ /)./ .!:.:i:.:|
|:.:|.:.:.:|>ノ レ ' ,_'ニ彡;|:.:i!:.!
|:.:|:.:.:.|ニ;i′ 〈j*゚}ニ |:.:|≧ 、
,- シ.|:.:.:.|ニ!、 .ノ介ニニ|:.:|ニニゝ1
.,ノ ヽ|.:.:.:|≠ ヽ /ニニニニ!:.i!シν ' \
"〜,へ レ"/ / _へ二ニ/_ ー ,ィシ
/ >/ / / / i ヽ _ /`= 'ニ|
.rf ー,へ-‐f \_ / / / | ト=ニニニ!
.j ニ; // ,' |-、, へ,-, _,へト, - ー ヽ_
フニニニ} ' , スニニ≧≦ニニ二ニミ;へ {
トニニハ _/ニニ/ ∨ニニニニ>=ミ};リ
-
文帝とか武帝とかまあ大体実績がないと送られない名前でんな
-
┏━━━━━───
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だが…………。
┃
───━━━━━┛
/ ̄`丶、
/ ヽ\_
{_ r'⌒ヽ、 \\‐- 、
{ >‐=ヘ、 > アY⌒',
\/ ヽ{ { 人
〃〃 〃 i| | iゝ=⊇ _)
:.... i| i |_-i| l|-‐|_乂 (__n__))
.: 八| i`廿 ̄廿ラ川Уアしヘ、 なあ、侯安都
::.. 八 、 ^ブ∠〔| _)
rっ=┐_j>ァ-=≦Yユ::::::::`ヾ゙八
_{ ´)__ .イ_ 癶 __ノユ::::::::::::::{ \ 陳昌が戻ってきたら
(∧ ∨.:::{/ /| ∨ユ::::::::::::::::〉 \ 私は帝位を下りるのが筋だと思うか?
ト〜'7::::/ /_;| V.:::::::::::::::::ト、 \ \
/`ークT〈 i:::::| 〉:::::::::::::::::|i l\ \ \
ヽ __/l:∧」:::::!__/ヽ、::::::::::::八| \ \ \
, -‐‐-=ニ\_/ }::::::::::::::::::::/7TYヽ \ ヽ ヽ )
/. : : : : : : : : : : : ̄}>、::::::::::::::〈 { { j j ヽ \ /
/. : : : : : : : : : : : (こ/.:::::::`ヽ:::`Y  ̄「 } \
/ : : : : : : : : : : \(こ{:::::::::::::::::::::丶| | ノ ヽ
/ : : : : : l : : : : : : : (こ{:::::::::::::::::::::\l___〉 / }
-
禅譲したらその結末を知らんわけでもあるまい
-
/ ̄: : - . . __
/ \: : : : ``
/ \: : : : : : :.\
/ : : : : : : : : .`、
/:/ 、: : : : : : : `、
/:/ \: : : : : : : :\
.:./ _______ ヽ: : : : : : : : \
,:/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::T:::i::::::::i:::―- __\
// /:::|:::::\::::::::::::::\__::::\::::: |::::|:::::::|::::::::::::| } }
// /:::::|\:::::\ー‐'"´:::::::::::____|::::|:::::::|::::::::::::V .//
.:/ /i:::::::| X:::::::\  ̄_,,斗'芯¨ア|::::|:::::::|::::::i:::::::V/ そんなわけないだろ
///|::|::i:::::/ \ト ..,,__ア゙ 弋,.斗 |: |::::::::::::::|::::::::.\ 古来よりこんな形で天子が変わった例は無い
{ (: : :|::|::::イ| _,,二ニ "´ |:::::|:::::::::i::::|::::\:::::\
\:.:.|::|:::::|:|≪ {沙'^ } |:::::|::::::::::|:::|:::::::::\::::::\
`|::|:::::込、゚´ 丶 |:::::|::::::::::|:::|__,,.. ''" ̄ ̄ 少なくとも私は反対するね!
|::|:i:::::|::∧ ___ |:::::|::::::::::|N: : : : : : : : : : : :
|/|:|:::::|::|込., k -―┘ |:::::|::::i:::::||`ー '゙: : : : : : : :
|:|:::::|::|::i:::|>... /|:::::|::::|:::::|i: : : : : : : : : : : :
j/:::::|::|∧:::::::::| > .,__,,.. く: : :|:::::|::::|::ハ[: : /: : : : : : : :
|::::|::|: : |:::i::::|: : : : : : : : :.\|人|::::|{: : / : : : : : : : : :
( ;;)
( .::) _ .. -‐=≒〜xr、
( .::), '´, ゙ヘ ヽ.メ、
( ⌒;;ノ/// , '´ キ キハ
_(⌒;;) //ミ// / , / キ キ 〕
,ヘ(_)} 〃〈rj}// / // 〒 ナテ
ゝ、)ニ==- j{ ,` ミ彡 ノ #/メ}
{ー} ノ 八 、 (kj}彡 /=ァ / そのとおり
ヽ {≦⌒7≠ ゝ .. __ ~彡イ ≠ , '
/」 |キ`ヾア {ミ≠サケァ彡彡≠
fくjキ }キ/ア 彡≠⌒くノハゝ彡// だが群臣の中には
_ ..≧fゝriメメ={≠" ≠-‐ j /// 皇帝を交代すべきだと騒ぐやつも
__..∠二二ヽ≠=≠イi{-=≠=ニ二三彡// きっと出るだろう
┌「  ̄ ̄ ̄ ̄|!__i´ ̄八 __x≠〜キ //
「 ̄| __ |! ̄ | j〃7≠ゝノ 〃∥//
. _」__!´- `ヽ |! ≧≠⌒'く´ ´ノハメ /′
/ /ヘ ニ , `≠==≠7 `ー‐ 廾{ /〃
. /__ _/ `¨7´≠ 〃 { __ =イ l| く/l{
-
. / / | ! :! | :} l ! | | l i i l |
. ' , :| i :| | :} l,,斗‐十'' ¨ :! | i | | | |
i { i :| |! ! l .:'/} :| | |____」 | | | | i |
| { | :| l| l {/" ./ l,x云示笊ミx | | | | | | |
| { | :| .」L⊥ / / . 〃 _ノ:::::::ハ ,/ | | | | | | |
| { | :|/ l| \_ ::-‐ ̄ ̄::::::::::::{:::::::::::ノ | | | | | | | だからそんな騒動の芽に
| { | :l , x云=ミ:::::::::::::::::::::::::::::,,>::''゚ ,' i| | | | | | 江南の土を踏ませたくないんだ
| l!/ 〃 ._ノ::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ,'| | | :| ! |
. ! ヽ >个 〈 {:::::::::} / / l | | l !
ヽ / ヽ :| ヽ >'' / / l .,′ | :l :| …………やってくれるか?
\/ i :| ∧ ′ 厶ィ´¨ ̄厂{¨ ‐-┬' l :!
l :l ,∧ 。 ´¨ ̄ ̄:l :| ! l
| :| i ∧ (⌒ / :| :|
|:| | :{ 介 . % | :| ヽ \
| :{ :l :l :| >。. 。゚ 人 ヽ \ \
人/  ̄¨¨ =‐-- 。,,,._ `,=-‐≠=-- 、 .。ヽ \ \ \
% У ヾ ,,o ゚:: :: :: \ \ \ \
o゚ 。゚ ゚oο゚ : :: :: :: :: :: :: :\ \ \ \
爻 爻 爻:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :\ \ \ \
/: : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : ハ
./: : : : : : : : : : : : : :| | : : : : : : : : : ハ
: : : : : : : : : : : : : : ::| |: : : : : : : : : : : }
: : : : : : : : : : : : : : ::| |: : : : : : : : : : : }
: : : : : : : : : : : : : : ::| |: : : : : : : : : : : ヽ
: : : : : : : : : : : : : : ::| |: : : : : : : : : : : : : ::...
: : : : : : : : : : : : : : ::| ヽ : : : : : : : : : : : : : : \
: : : : : : : : : : : : : : :, 、: : : : : : : : : : : : /
: : : : : : : : : : : : : ::/ \: : :_ : :>- <
≧ =- 、__: :/_____ , -┬¬冖≦:::!:::::::::::::|::::::::|
:::|/ー- ------、 リ ::::::::| レ' , ------ 一、〉{:/:::::::::::::::|::::::::| 仰せのままに
:::|ヽ ヽ::::ノ ノ \::::::| ヽ ヽ::::ノ /_ .|/::::::::::::::::|:::: N
:::| `ミ三三三彡', \| `ミ三三彡 /:::/:::::::::::/::レ′
:::ト、 ^//:::::::::,イ 我が皇帝陛下……
:::| .:::/::::::/:i:|
,::ト、 ' .ハ:::/:::::::リ
::::ハ /::::} ̄> 、
:::::::::::. ,____, ,:::::::|: : : : : :> 、
::::::::::::ヽ `こニ ^´ .../:::::::::|: : : : : : : : :\
::::::::::::::::..\ イ:::::::::::::/: : : : : : : : : : : \
:::::::::::::::::::ヽ` 、 ,. //⌒,.:::::::/: : : : : : : : : : : : : : ,
::::::::::::::::\::\ ー‐<:/ / /-、.: : : : : : : : : : : : : : : :}
::::::::::::::::::::ハノノ / / ./ ト、.: : : : : : : : : : : : : ::}
-
そりゃ我が子への譲位に固執する罠、こんな有様じゃ
-
まあ正直そうなるわな・・・
-
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┃
出迎えと称して陳昌と会った侯安都は、
長江のど真ん中で陳昌を殺害。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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/ | ,! !
l l ! /
.l ,l .lr'
,.ィ ,.ィ l゙/
/./ / / ___
/ / / / ∠__/
/ / / ./ ___
/ / / ./ ∠__/ ,. ‐''/ /\
/ / / ./ ,. ‐'´ _/ l丶 / /
/ / / ./ , ‐'´ ,. ‐'´ 「 |___ l l /\ / /
/ , ' |. ,' / ., ‐'´ /二 _ / 丶l ./ ./ l7l7/7 / ./
/, ' .|,' / / | | / __/ / " "// \/
/' | / |ノ \__/ '´ ○
,
゚ ゚ 。 。 ゚
c ,,, , 。 ゚ ,,,,_ 。
c/´c" ミ゙ヾ'〜'〜 γ´'" ミヾっ .
.c///,:'⌒ヾヾ vヾ' ////,:'⌒ヾっヾっ
"c,, c" ゚ 。 )、 〜''^' ,i// `ヘっっ
c ゚ |i|!) ソ !li,'i,( ゚
。 ゚ i ノi|!゙.;il| ,,ill! 。 ゚
゚ i ノi|!゙.;il| ,,ill! 。 ゚
。 ゚ i ノi|!゙.;il| ,,ill! 。 ゚
。 ゚ i ノi|!゙.;il| ,,ill! 。 ゚
゚ i ノi|!゙.;il| ,,ill! 。 ゚
 ̄^⌒^⌒^^ ^^⌒^⌒。 ;、 ノil|! .,:;. jil;:v'll!ヽ ・ ⌒__^^⌒^⌒^  ̄⌒__^^⌒^⌒^  ̄
〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜ヾ ゚。 o。 ソ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜 〜〜〜 〜〜
〜〜〜〜 〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜 〜〜〜〜
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そのまま船も沈め、
「水難事故で死亡」ということにした。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
ついでに皇后もいない六男を擁立しようとしていたやつも粛清しちまえ、筋論だ
-
水難事故ならしょうがないな
-
でた朱元璋も大好き水難事故、義帝も水難事故で死んだことになっているぞ!
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
かくして陳霸先が愛した息子は、
故郷や家族に再会すること無く、
従兄弟に殺されその生涯を終えた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/: : : : : : : : : ;, ´ 〉: : : : __: : : : \;;;;\
ゝ 、: : : : : : :, ' ' 、 、(__/\: : `ー 、ヽ;;;;ヽ
) \: : : :, ' ;' 、 、  ̄ ̄)_: : : : : : i;;;;;i
ノ: : : : : : / / ` 、 ', 厂: : : :  ̄ ー-|;;;;;|
ヽ__,,,/ / 、 ; ; , (: : : : : : : : : : : :|;;;;;|
ノ _ / ,' \ i l , \: : : : : : , ': : |;;;;;|
 ̄ ̄: : : , , , \ i | | i ): : : : ./: /i;;;;;|
: : : : : : : i ; ; .ヽ \ l | l ; l ∠__/: : : / l;;;;;|
: : : : : : : l '; l '; 、 ヽ、 \ ! ; l ! ; |: : : : :/ : l;;;;;|
: : : : : : : :' 丶 |\ 、 ` 、メ、 \ノ 丶;_i_! ノ |: : : /: : :|;;;;;|
: : : : : : : : '、 \ \ \イ\ ヽ \ / ノ/ ̄/ート/: : : :ノ;;ツ
: : : : : : : : : :\ ' , イ、ー\ \ ゝ ヽヾ_≧≠三壬幵心ッvi\,__r'ーゥ'、
> ; _: : : : : :/\\| ゝ,≠==ミヾ ゞッヘ_厂 ̄ て_。 7/| /7k{lソ
>/::://\| V,ヘ厂 vメ つ ノ ' .|( ベ i,}ニ'
. /::::::/::/ .| r ゝ く_,, と- _-_,) /|ハ_ヾ、ヾ
. /::::::/:::l | l (⌒c二ソ  ̄ ,≦;/ ゞニ-
/::::::/::::::|\_ノi. ト、し'/// // l_,∠圭/ / ト、
/::::::/ |::::::| / L> ` ./圭圭圭/ / i \
_/:::::::::/ i:::::::|. / |圭圭≧,、 ´ ̄` /圭圭圭ミ/ /i |
\::::::::/, i::::::::|. / i ./圭圭圭圭≧ー- ,,/圭圭圭圭/ / .l |/
 ̄´/ i;;::::::| / , ,'/圭圭圭ミ,'ィ´r,/フ゛ヽテ圭圭ミ/ /i l |
/ ; ̄7/, ' /、圭圭圭,,}/:l ゛l´{lソ}/}、 ハ圭ミ/ /ミ| l ./
. / ;' /' ./| ヽ圭圭圭゛l、 ヘ ゛i,}ニソ/}圭/ /圭ミ| i'
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これ陳昌ずっと西魏に居たままのほうがよかったのでは…
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大河のド真ん中でやってしまえば証拠は残らないってスンポーよ
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皇族になんぞ生まれとうなかった!
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でも歴史書で書かれてる以上、ばれてるんだよな
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>>563
人質なぞ乱がおきたとき次いでに殺しておこうってなるから、どっちにしろ無理
親父の短慮を恨め
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まあ、こんな具合で
すったもんだのグダグダだったのが、
陳の代替わり模様である。
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/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:....、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、
, .'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐-、 _:::ヽ
. /:;:::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::へ `゙
/;ォ::::::::::::∧:::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
./ .,′:::::::;′.∨:::::::::::i!、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::::::ヽ
i::::::::::::i! ∨:::::::::i! ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧`ヾヘ
!:::::::::::i! 、 ヾ::::::::::i!. ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ `
. !::::::::::_| \ ∨:::::i! ヾ 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ 私が異心を抱いて宿直兵を動かし
i!::::;:::/:i. 、_ヽ ∨:::i、_ ,x≦_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ クーデター起こしたりしてたら
i!::/|:ヽ:;  ̄ミ/- 、∨|彳弋_ソ〉:::|::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::ハ 陳は一発で滅んでたかも?
!/ !|、:| ー 7 ( ソ `¨.、゛_';:オヾ、::::::::::::::::::::::::::ヾ 、:::::::::::ハ
. メ, i!刈 ヽ ` _ ノ_ i! ,ゞヾ、:::::::::::::::\ハ \:::::::i
r‐ ヘ U , ゛ 7 ムノ:::\::::::::::::::ヘヾ ヾ:i! まあ、ifの話なんで意味は無いですが
弋 ` 、- 、 .i! l .イヽ::::;、::::::::::::::::{\ハ `
ハ ` -.、 | } / Y ヾ:ト、:::::ハ. _
l  ̄ |´ / ≠-‐  ̄\:}~ |
} i! ム ´ /
. { j ´ /
) / _ -―- ` 7
ヽ_ / 〃 {
`ヽ / ´ \
,、 `l _ -- _ i! / `ヽ
-
>>568
>人質なぞ乱がおきたとき次いでに殺しておこうってなるから、どっちにしろ無理
ほらこの時代なら「傀儡君主として送り込むために生かしておく」というワンチャンがあるから…
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
実際、異心を起こしたやつはいた。
そいつの名は荀曉。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/::/:::::/::/ミ:'/::::::__彡ヘ:\::::::::\:::\
/::/:::::/ 厶イ"i| ̄ '::小:::::::::::::::::::::.
∧/::/:::::::::/ _ i| i::| '::::::::::::::::::::
弋 ∨ ::::::i::| /}| :i| i::| i ::::::::i:::V:|
く⌒7'^7 ::i:::::レ')// i| i孑¬ ::i::::|::::i::|
Y乂/::::::i/ ///‐-、八 / i:| │::i::::|::::i::|
乂/::::/ /// _ \ i:| │::i::::|::::i::| ┏ ┓
|/ ∠/゙7斗矣ミ ,,.斗=ミ ::i::::|::::i::| ┃ 荀曉 ┃
'´ / 爪 トJハ \″ リ |:::リ ::|::::i::i ┗ ┛
__, ´ /i从,,乂ソ , ///|/|i::::|::::i :i
/ / __ノ ..ィi::::::i∧\// 八リ::: ::: i:::i
___/ / >=¬'T爪::小:::::::V:`=- ー ′ /: ィ::::i:i ::i
/ / /〉 八|\:|:: \;:V::::ゝ_ イ:::i::i :::|:i::::|
: / /': :I \从::::::ト::\:::::≧=- _ <|/| ::i::i :::|:i 八
. : I /: /: : L.. -――--|\「i::::::L>く人 / /| ::i::i :::|:i::::::::.、
. : |イ: : :/: : : | i | :::i::i::::::|〈. `、\. / / :| ::i::i :::ドミ::::::::.、
: : : :j∨ :/: : : : | |: : . | :::i::i::::::| \_/ / | ::i::i:::リ _>、:::::.、
: : : : : : : ∨: : : i: :|.: : .| : : : ∨ ::::::i :::リ、 \ \/ / :| ::i::i:∧ / \:::.、
: : : : : : : : : /: : i: :|.: : :| : : :\/ :::/ ::: ∧ =ニ二二二二二ニ=| ::i::i |)∨ ハ::::.、
: : : : : : : : : : / :i: :|.: : :l. : : :∨:::://::::/ト┘ | ::i::iハ__〉 / |:::::::.
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┃
経歴は省略するが、
将軍たちが戻ってくるより早く、
秘されていた陳霸先の死を知ると、
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───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
これは裏切りそうなAA
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┃
家人を集め、宮城を襲撃しようと企んだ。
┃
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( V / )
', V ./ /
¨ヽ , ', / /
ヽ \ ', 、_, r / )
. \ \ , \__./ /
\ `¨ , ,´ ,. -- 、
______.> / / , ...:.:.:..:.:.:..:..:...:.:.:.\
.._____ {: , /.:.:.:.:.:,: 、 .:.:.:.:.:. :.:.:.:.:V
`ヽ , < / :. .:.:/ :.:.:.:.:ヽ:.,、:.:\ :.:V
\.. ヽ-、 /:.:.:.:.:/.:.:.:./⌒ヘV\:.:.:.:.:.:.:, 今こそ私が天下人になる時!
` V <YY>/.:.:.:./ .|| ヽ:.:.:.:.:.,
. Λ /'V⌒L :..:.:. /. || ',ハ:.:.:.:,
Λ / V( __) :.:,' |! }-!:.:.:.:、 敵は宮城にあり!!
. Λ / V.::.:.:.:.|:i‐-ミ.、 ! /=ミノ:.:.:.:.:i
,' ' / l \ .:. |ハ.f::n゙' .ノ .r':::} }}:.:.:.:.:.,
{: : :ハ/ ;l }ヽ八弋ツ 弋ツ ノイノ|/}
|: : :./ ;l }\.¨ 、、 ' , , Λ / .ノ
|i: :/ ハ:.:.:\ 「 ノ ィ:.:.:,'`ヽ
|i:/ / }Λ:.ハ> .. ィ ':.:.:i ',
|i{ / / ',:.: ', ヽ / /.:.:/ }
{/ / / }:.:.:} / /:.:./ ,ヘ
{/ / .ノ:.ノ三三三o}/ ノ }
-
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┃
中書侍郎の蔡景歴という人物が謀反を察知し、
荀曉を挙兵前にぶっ殺して阻止した。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
:,: :(::)
/⌒''⌒) :,,゜ ' ,,,,,,,
(:::::::::::::::!' (::::::)
ヽ::::::::';''' ''`` 。
τ'::/ .;:
)/
。 ' 、 ;: 。
`'''`~''・ ' `
f''`⌒( ,,,, !:(',,,,、 ::,,,,,、...
,!,,,、( /::τ ノ:::::::::::::::::) 。 !::::::::::`! 、
:.、 !:::( ノ::`! o (::::::::::::::::::τ (:::,,;,;,、; 。
゜ (/ ⌒・ . ・、;::::::::::::;;.;`` ''
,,、.. // ノ' //'''`'`'` ` ..,,.. _,,,.、 ・ ,, ...:・..
π /;::::::::(,.,.(;;;::::( ,,., ・っ ;,;;( ):::::;. c::── '`'''::::::::::;''
):::::::::::::::::::::::::::/ '''''` ` '` ⌒ ` !.:::τ'' ``
τ !::::::::::::::::::::::::::::)/,,,,, γ :'`'``:!
(::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`' 、,:'::::::`:::,,,, !:::::ノ ・
:::':'::::::::::::::::::::::::::::;(,,,,,,,、:::::::-ー''''`'`''''''''"
-
グダグダだーダモクレスの剣ってことわざの類似は中華にはないのか?
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そしてこの陳の揺らぎを、
当然、見逃すはずが無い人物もいた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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|ニニニ=- |⌒|八 Ⅳ ,\{\Ⅵ 八-=ニニニニ|
|ニニニニ=- | /\{乂 __ / 'i:i:i〉--=ニニニ|
|ニニニニ=- 〈i:i:i:i:i:込、 └‐` イ/i:i/--=ニニニニ|
lニニニニ=-- ⌒「-=} i个: ._ イ :{:{-=i --=ニニニニニ|
|ニニニニニ=-- |ニニ} }「\: : __ 八 V l --=ニニニニニ| 陳霸先が死に
|ニニ=--  ̄ ̄八-=} 八__{_/ __ / } }八 ̄ ̄ --=ニ| 後継者問題で揉め
|ニ/ -=/⌒「ニj/「i:i:i只i:i:i:〉///⌒\ \-| 謀反人すら出ている始末
|/ -={⌒〈ニ/i:i:i:i:/i:i:i\i//〈/⌒`:\ ',
' / /-=∨/i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:{ {〈/二`:i:i:i:i:\ \
/ / /-=/ { :{i:i〈_/⌒\} ノ r‐ 、`:i:i:i:i:i:i:i:i\_\ \ これは千載一遇の好機
. L/ /-=ニ' 八 V⌒ ' /{└' 、ニ〕iトi:i:i:__ 人 \_」
. / __/⌒ヽ /: . )/. . :: . . . {八_ . . . V⌒ ∨ニニニニ}_ \
. L ___〈ニ=- -=ニ{: : : : . /: : : :{: : : . . ¨⌒ : : : }ニ=-「\ ___ イニ〉___ 」
⌒|L___ -=込、: : : : : : :人: : : : : : : : : : イ:「⌒ } /////__」
|ニ=-「\__-=≧r‐ <ニニ=-: : :__: :イ-=i: : ://///7ニ|
|ニ=-|: . 八V//>---<// 「ニニニ}__//////′|
|ニr‐i 'ニ〈_/⌒ニ}i:i:{ニ〉⌒\ ___ ∧//////i-=|
|ニ{/∧ ___{ニrく: : .〈ニ}i:i:{ニ〉. : :..__r<{/{//////{-=|
___八j乂__ __/〉ノ二二ニ=-- _r<ニ=-\ハ∧ __//7-八 __
__-=::i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉⌒ ∨/ \ 、__ イ-=ニニニニ=- __
. /-/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ ∨//∧-=\-=ニニニニニニニ=- ',
. {/i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〈 、//∧ニ=-_-=ニ「  ̄ ̄\-=ニニ}
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. __ |/|i:i:i:i| |
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. / /i:| |/|i:i:i:i| |
/ /i:i:i| |/|i:i:i:i| |
. } }i:i:i:| |/|i:i:i:i| |
' /i:i:i:i:{ V∧_// ___
__/ /i:i:i:i:i:iⅥ:' ¨Y{ヘ ⌒> ー< ¨  ̄ ̄ ¨
{/ {i:i:i:i:i:i:i:i}|乂ノ7i:i:i:\ / ア⌒ 、 ヽ
∨∧i:i:i:i:i:i:i||i:i:i:i:|、i:i:i:i:i:i\ /ア / /WV \\ 丶 ',
∨∧i:i:i:i:i:||i:i:i:i:| 〕iトi:i:i:i:\ ' / ィ.:/:::{ \斗-\ \}
. ∨∧i:i:i:i|{i:i:i:i:}  ̄ ̄ //{/ / Ⅳ:::八{^¨芯ァ/ ヽハ \ 全軍を集めなさい!
. ∨∧i:i:i|Vニ7 // ィ 乂 ̄ i\⌒7ィ i. . .}^⌒
. ∨/〉i:| |ニ|__ /^{ i:乂 圦 , 、 }. }乂{ __
. /⌒\ __ }/{i:i:| |ニ|⌒\__ 八{7⌒7介: .  ̄ イ'. .,ニニニ> 今度こそ陳を打ち倒します!
/. . /⌒¨¨^|/|i:i:| |ニ|⌒\. .\ ____ '. ./_/i:i:> <_/. /}/7¨¨{
. . / |/|i:i:| |i:i:i| ⌒ ー‐ ==ニニア. ., 「 ̄ 「⌒{: : }/. /ノ__{/  ̄ 丶
. .′ 、\| |i:i:i| __ /. ./ - L/⌒∨^7. . '/{ ___
/ \| |i:i:i| __ /⌒¨´ . / ' /i:iィヘi:i:i〈i//\<^ヽ }ハ }
|i:i:i|/. . . . . /⌒¨¨´ { {/⌒ /{^} ¨ ⌒ V/>、\___〉
|i:i:i|/⌒¨¨´ ノ /{: : . . . . V. . . : : : : : .} /^ \__{
___/|i:i:i| <__/圦: : : : : . . 人: : : : : : : イ〈ニ=- 〉
// |__r‐ヘ _ ノ^/. /<>--<_⌒>-- <ニニV ⌒{
/. .' rくニ{ニヘ〉{ヘ --ヘ_r<⌒{./ /L__/⌒ 7i:/ ⌒L ____」', _八
'. . ./ { {ニ{^ヽ}/}//////ハ /.{ / }:.{_ {ニ{i:i{ニ} _ /¨. . . .ハ . : ⌒V
{ . . { V〉ニ〉ニ}/////////}: . .{. V⌒ニニ〉\_}i:i}/〈ニニニヘ⌒ {: . i
八. .八 ^|i:i:i|^ ー、///////  ̄ V.} {⌒7\ 」_」/^}⌒}ニ〈 ', } __
⌒\ |i:i:i|... . .\  ̄ ̄ __ ノ-=ニ/ //\____ /{.:〈ニ=-\ ハ __ ノ//ヘ
|i:i:i|、. . . . .⌒ ¨´. . ./-=ニ/ /⌒ 7⌒{ ̄\ |.:.:.Vニニ=-∨////////}
-
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王琳、三度目の東征が始まる。
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
__,,..-‐''"´. : . : . ,イ,イ. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :
``‐-、._ __,,..-‐''"´. : . : . : . 「|「|_レ'レ': . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :
:;; ::; :;:`゙''ー-、.,_ __,,..-‐''"´. : . : . : . : . :/´'二 _|: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :
. : . : . : . : . : . : "介ー-::、,_, _ ,__,,..-‐''"´.::. : . : . : . : . : . : . : . : . ̄ |」| | 「| []. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :
. : . : . : . : . : . : . : . : . : , ;; '. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .: |_| |」 「|: . : . : . : . : . : . : . : . : ,イ,イ
. : . : . : . : . : . : . : . : . : ;' :'. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :|/: . : . : . : . : . : . : . : . : 「|「|_レ'レ'
. : . : . : . : . : . : . : . : . : ' , ' ,. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : /´'二 _|
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : '- , ゛''' -. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :  ̄ |」| | 「| []
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : ゛''' - .,_ ~゛゛''' ‐- ..,,__. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : |_| |」 「|
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陳朕お覚悟
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以上です。
実は陳の文帝も数年後、出家するんだが、
・出家した場所が寺ではなく宮中
・家臣が還俗を願ったという記録が無い
・その後も普通に政務してる
などから、形式的な出家に留まったようで。
.
-
もう荊州で自衛に徹したほうがいいのでは?
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乙
出家すると坊さんがなんかすげえ進言でもしてくれるほどいいことあるのかね?
なんかその反動のせいか百年の一度くらい仏教への大弾圧起きている感じだ
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乙です。こんな時代だから疲れ切って何もかも捨てて出家したくなってしまうのかね?
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乙でした
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乙乙
-
乙
寺院への政策かなにかなんですかね?
北朝だと廃仏とか起きてたけど
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乙です
歳をとっても若いころの情熱を維持するのは困難、と感じるお話だ
逆に若いころの情熱を維持しすぎると、老人の妄執となってしまうのかな
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イッチ乙ー
陳霸先の出家に関しては「自身が寒門出自で権威に欠けていたので、仏教による権威化・正統化を図った」という説もあるみたいね。
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それだったら宮中にいたまま出家しなきゃ
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乙
皇帝も皇后も、これ陳昌を皇帝にしないと絶対死ぬよね?って途中で悟ったんだろうな
しかしなんだ、やっぱ殺したのバレるんだな
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いったい仏教のどこにそんな魅力を感じたんだろう?
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不良中年「だから俺が如意を皇帝にしようとしたことも悪くねえ」
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このころは中国史でも仏教が隆盛していた時代で寺院は社会で大きな力を持っていた
だからまあ北魏太武帝の廃仏とか蕭衍の捨身騒ぎとかも起きるわけで
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乙
敵は確かに揺らいでるが身内は固まってるんか
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>>591
現実逃避なんでない?
日本でもサツバツとしてた鎌倉時代にも流行ったし
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乱世でSAN値ガリガリ削れてる時に仏教にはまるのは分からんでもない
側近みんな、大なり小なり我欲まみれなわけだし
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ファイナルファイトのコーディーが言ってた
街を救い、女を救っても、自分の心は救えない
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満たされないまま脱獄とストリートファイト繰り返した結果、市長継がされてるのは笑うんだ
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乙
いやぁ、よくこの時点で滅ばなかったな
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乙ー
>>400
羅門祐人は、ミネルバトンサーガとガデュリンシリーズは面白かったから……
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聖徳太子や藤原道長の場合は政治やりつくしてからの後進に任せての引退だしな
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乙
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こういう有様見てると、大陸の実質終身即位状態は不便だよな。
>>591
昔のストレスへの対処法が気晴らしか宗教体験のどちらかしかないしね
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>>600
星間興亡史は結構面白かった
2部はちょっと微妙だったが
年齢や地位によって登場人物たちが変節していくあたりの描写は、珍しくて面白かった
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羅門はSF結構好きでWW2は微妙、歴史系に手を出すとかなりアレな印象だわ
元々ゲームクリエイターだし、何かトンチキシナリオが多かった気がする
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>>604
へえ、それは興味深い
年齢や立場で人は変わるからな
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>>606
国益の為に私生活さえも捧げるような冷徹な実質権力者が、名実と共にトップになったら自己保身の鬼になったり
反乱や騒動を起こして利益を得るアジテーターが人類の未来を憂いたり
と人間模様が面白い
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精神的な負荷が何年も続く稼業やってて逃げられないから、宗教に逃げたくなるのは分かる
ただ泰平の世ならまだしも乱世で自分だって姑息なことやりまくってる人間がどの面下げて、と
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親友を血祭にあげておいて我が子は可愛いから仏様助けてって
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南朝宋の明帝も宗族は徹底的に族滅してる割には熱心な仏教徒なんだよなぁ
北朝も北魏孝文帝の代あたりから馮太后みたいな熱心な仏教徒が出てきて南北ともに仏教が物凄い勢いで広がってる
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鳩摩羅什みたいなインドから坊さんようさん来ているし、法顕みたくインドへ渡った坊主もおるでよ
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そこら辺が玄奘三蔵の「どれがインドから来た教えでどれが中国の民間信仰なのか分からん、インドに行って経典きちんと整理してくるぞ!」につながっていくわけだな
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この時期って日本だと厩戸皇子の登場前ぐらいか。
日本も仏教の影響が大きかったから大陸でも同じようなムーブメントはあったんだろうなぁ。
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頭蛮族な連中の教化ツールとしての役割も期待されたんだろうね
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うちの一族近親でやりまくりで僕のママンも兄貴とパコったよ
鬱だ 引きこもろう な家庭環境なら仏門に入りたくもなる
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南朝六王朝のなかで影が薄いのは陳と斉かねえ
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法制度や官僚導入に宗教組織はたいへん役に立つわけだな
ローマ衰退後にカトリック教会が隆盛した理由の一つもそれだろうし
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>>605
「元祖羅門堂病院」が一番好きだったかな。単行本のイラストは、弓月光先生だったけど、連載時は永野のりこ先生だったなあ・・・とおもいきや、連載時のイラストは毎回変わって
安永航一郎先生が担当してたのもあったんだが、どういうラストだったのか、全く想像できない・・・
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つうか行政能力のある知識人なんて教会関係者ぐらいだったからなあ
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教会が農事暦を作ったりして、村落の中核になっていったからなあ
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というか色々な理屈付けて人々が知識を得る機会を奪った側面もあるけどな
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知識の蓄積と継承保存には凄い労力と経費が要るからね
国家の庇護を得られた宗教組織以外には困難な事業だから仕方ない
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キリスト教はむしろ技術や知識の成長阻害していたんじゃねえかなあ
ローマから何百年後でようやく復権しているんだ?
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どちらの面もあるってだけですね
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キリスト教がなかったら社会全体に悪影響が出てた可能性もあるしなんとも言えんなあ
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文明の発展の阻害をしていたって、あくまでも学閥の抗争とかによるものがでかそう
カトリックがグレゴリオ暦作ったりしているし
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欧州の科学者は割と宗教者が多かったり、教会やその関係者が後援したりしてる。
阻害したとか発展の役に立ったとかはどちらも一側面でしかない。
ばかでかい組織ではよくあることではある
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ガレリオは普通に学閥抗争に負けたようにも見えるし、実は彼の地動説には結構問題点があるんだとか
天動説なんかカスだろとかそんなわけがないので
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ヨーロッパの文明は中世を通して後退し続けたというのは、
ルネッサンス期のローマに対する憧憬と教会への反発に基づく史観がいまだ尾を引いてる面もあるので、
話半分くらいに考えておくのが吉
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ローマは鉄鋼に関しては大したことないんだとか、水道に関しても群雄割拠の時代と城塞の出入り口になってしまうし
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農業生産は明らかにローマより中世の方が増加しているし、人口もまた同じ
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>>629
ローママニアのマキャベリさんはローマにならって国民軍を造ろうとしました
ファン熱が昂じて装備も古代ローマ軍のものにしました、つまりパイクとグラディウス
これですでに銃と大砲を装備した当時の軍に勝てるわけねー
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マキャベリさんは書いてることは面白いのに実践はてんで駄目だったのか…
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>>632
当時のフィレンツェの記録や住人の日誌などを見ると、マキャベリの市民軍は
パイク兵と銃兵が中心になって構成されていて、武器・防具は都市の方で揃いのものを用意していたという
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だいたいその時代その時代で求められる技術が伸びる
農業軍事は着実に進歩してったからなあ
自然科学が実利に結びつくのはかなり後までまたねばならなかったというだけ
目の前の戦乱に最適化しただけの話よな
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ルネッサンス期の文化人らしいとは言えるな
ダンテも暇潰しのつもりで書いた神曲ではむちゃくちゃ革新的な思想の片鱗見せてるのに、本人はめちゃくちゃ保守的で中世のままで時が止まってたし
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そもそもローマの兵士は徴兵から募兵制に変えたからって弱体化したなんて話ないっちゅうねん
要は上次第ってこっちゃ
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|┃ 番 外 編 ..┃|
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|┃ 一度あったことは二度も三度もある ┃|
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前回、文帝が本来は後継者になるはずだった、
従兄弟を殺した話を描いたわけだが、
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【 陳の文帝 】 【 陳昌 】
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何の因果か陳王朝はこの後、
代替わりするたびに、簒奪騒ぎが起きるようになる。
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欧州だけじゃなく、イスラム世界でもかなり科学技術が発展してるからなあ。
ルネサンスはその成果を取り込んだ側面があるし、欧州だけ見てると進展がかなり分からなくなる。
え、東ローマ帝国?あ、あれはビザンチンじゃ!
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まず文帝が在位わずか七年、
四十五歳の若さで身罷ってしまう。
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. / ´ ̄_ ==ミヾト、: : ル'⌒\: : : : : : :_:_:ノ: : : : : i: :.l:|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :./´: : : : : : : : :_:_:_:_:_:_:_:_メ: : ノ: : : : ::(
`∨ / ∠二 =ミ「〕ト、ヽヽ: j lTー‐ヘノ: : : : : : : : :}: :l.:!: : :_:_:_:_: : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : x <: : : : : : : : : :/: : : : : : : :\
V! ´ `ヽ从仕ト、 レヘ {__ .从 ∠ ..-く: : : : : :从ル'´: : : : : : : `ヽ.:_:_:/ : イ´: : : : : x<: : : : : ノ⌒ ー─ く: : : : : : : : : :/
从 ハ `ヽ \ . 〉: : 〈´ }レ' /i: : : :./://: : : : : : : : : : : : : :./: : :ノ: : : x<: : : : x> ´ _ _ ヲ: : : : //
. ( ハ Y i . ヽ r〒. '〈 `Y´7ヌ. / ∠ イハ:_:_:/://: : : _:_:_:_:_:_: : : : : / : : : : :/: : : :x> ´ , ィ ´: : : :: : /: : : : / ´
) ル | l! i 从士. イ\ ∨ }. ィ´{:_:_:_ノ´ }:j:/:レ'´ 「 `ヽ./>--<: :x<´ , イ: : : : : : :: : : : : : :./
/ / l! i! l ル'⌒´ >-/ ー┤⌒ ー -- < ⌒ 〈 ノ / 厂 〈⌒ト、 /:`ヽ: : : : : : : : : : : /
. / / 从 i j / \ _ __ノ人.〈 ーメ´ ̄ ` 、 从 _ __ {_ / /〉 } j ∧⌒レ' } } : :_:_:_: >-- '
. .' l! ヽ人 人 __ _ _\ノj⌒\ \ __ ノ ル}レ'´└‐' )/ 〈/ ノ レ' 〉>ノ ノ´`ヽ .ト、
从 人 \ ー─ ァ ´ __ __, `ヾ \ \ \ / (/`ヽ ⌒〈´  ̄ ̄`ヾ i! __ }Y( l !
. 人. \ \ __ / ´ `V ヽ. \ i i´ル' _ ノ 人 __ メ. \ ノ ⌒ヽ } l} (⌒\ \ノノ
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跡を継いで帝位についた
長男、陳伯宗もわずか十三歳と幼く、
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lハ::::|l,ィテ。、 ィタフ心:l/ハl::ハ
l从{弋zソ 弋tノ/ __ノノ
ハ、 __ /jル'
`≧ァ--</|\
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. / │ 「。 |ヽ \
. ノ | | 。 ハ ∨ \
/ヽ /|_│。 r‐ァヘ. ∨/ヽ._
. \___/│ | 。 / ‘'⌒ー'
. ./ r、_| └ー┴‐一 ´ |
ー' | l ∧ l |
| l i i l ;
| l ; , l ,′
【 陳伯宗 】
.
-
スターリン時代のソ連秘密警察も先代の長官を殺して次の長官になるのが毎度のことだったなあ
-
38という脂の乗り切った年齢なら適正だと思うわな
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文帝は死ぬ前に弟の陳キョクなど、
数名の重臣を後見人としていた。
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__ , _
/ \ ,x ≦´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:` ヾl _
,‘ ,zイ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', `x`ヽ
‘, , ===v´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヾ、`
((´ ̄:.:.: ̄:.`:.ヽ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ‘,
l ヾ __:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,∧
‘, ,' /´: /: /,ィ`ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:./ ,斗
/´ ̄/´リ‐=、: :ハ`: :ヽ 、 __ヾ , イ ,':.:.|! ┏ ┓
丶、 __ | !ヾ: : :' l: ;l:‐:!-: l、ヾ ,':.:.: ! .┃ 陳キョク ┃
. \ / ,▼ ` __, 'ニヾ:l 、ヾ!ヾ!゙ヾlヾ:|`ミ 、 ,‘:.:.:,‘ ┗ ┛
〉 ,' ヾ : : : : ヾ _: :_: :`: : : :ゞ, イ:.:.:,ィ/
( l {. ',: : : : : : /\´: : : : : : :ヾ, イ´/
` ヽ ‘, __ゝ. `: : : : :/::::::::\ : : : : : l!::ヾ' ´
\l 〆:::::::::::... ゙゙゙゙/::::::::::::::::\: :ミ'、: : ヾ
_x≦ ̄`! `ヾ::::/,イ! /::::::::::::::::::::::::\: : : : : : ヽ
. 〈 } / /::::.`====‐‐─‐‐ /::::::::::::::::::::::::::::::::\: : : : : : ヽ
'., } / /ヾ::::::::::::ヾ /! 丶 ̄/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧x==ヾ` -
_丶 ` = ' / `,≧x:::ヽ!rニ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r7'´
. /´__`> ___ ,彡'´==ヾ::::/::::`x、ゞ=-x:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>´
/´ , __ ゙ヾ !' ノr7::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::||::っ:}:::::::::::::::::::::::::::::::::::彡'ゝ
.... / ´ ̄ `i ヾ,ィ'゙.l::::::::::::::::::::::::::::::` ̄::::ヾ` ̄´::::::::::::::::::::::::::::::::::, イ::ヽ、
| , -‐ '、 {..:::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧:x、
|./ x - 'lヽ,.:::::::l:::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧:x
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
ところがこの後見人たちの間で、
権力争いが起きて、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__ __
/:7/::/:/
/::└:ァ ̄
|:::r‐┘_/7仄!
L:| /::::::__:::::7
`7:/ L/ /7Г|ロロ冂
「l_[I]/二 7 / / | | [二 二]
}二. n_| / / ロコn /_/ |_| [二 二]
レ' 〈/ヽ> ノノ 凵 ロロ┐
\ ★ (⌒ ) ☆ /_//
| ☆ \ ★ |::
*(⌒ ⌒ヽ ::/ \ // ゙i ,r'⌒ ⌒): ☆ (⌒ )
\ (´⌒ ⌒ ⌒ヾ γ ⌒ ⌒ `ヘ* ッ⌒ ⌒ ⌒`) /
(⌒ ) ('⌒ ; ⌒ ::⌒ ) イ "" ⌒ ヾ ヾ ( ⌒:: ⌒ ; ⌒')::
:(´ ) ::: / ( ⌒ ヽ ( ::: ( `)* :
:(´ ( ) ::: ( ⌒ ヽ ( ::: ) ) ( ) `)
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┃
それが一段落した時には、
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───━━━━━━━━━━┛
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北斉でも起きた光景だな、弟とかにワイの息子頼むってやつ
-
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┃
政権は陳キョク一人の独壇場となっていた。
┃
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_ ヘ
{/\//く_ _ _
//,/ニニニ \≧ 、 /:.{
. /// /ニニニニニV/∧ ,.′:/
//// /ニニニニニニV/∧/:.:. /
. //// /ニニニニニニ -‐=‐- :. /
r‐- ミ /////{ニニニ 斗<二二ニニニニ≧ミ
‘:,:.:. _`:</// {ニニ/二二二二ニニニニニ/
‘:, \ `丶、≧o。<{ニニニニニニ斗 ‐七厂 そしてそれを皇帝本人はともかく
‘:, ≧=‐-:.:.:.:.:.:.:.:.≧ ,ィfミメ:.: / {;リ }}:/ハ{ その弟たちが良く思ってないんだよなぁ
. ≧=‐-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃V;{:.// \:.:l===ミ
ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ `ー 、‘:,
彡:.:.:.:.:.:.:.:.___/ r===ァ} ‘:、 私の悪口を吹聴してるらしく
/ 从ハ:.:.:.:.:.:.、 U ≧≦/ 斗-‐=ミ いずれ悪いことになりかねない
. / 从:.:.:.:.:〕iト ,ゝ------x.く }..,,___,,..ニ}
/ `从:{ ≧=‐‐--‐‐=≦ ヽ`}ニニニ{
. / ‘:,. ´ 〉、ニニ ノ 、 どうすれば回避できるか……
/≧=‐――‐‐-- 、 ‘:,./ 斗-‐‐-ミ / `¨¨´ 丶
. / {○≧=‐‐< __ \_/ \
./ \ (__) :| \
≧=‐――‐┘ ‘:,
/| ′
-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| | |
| \ __ / |
| _ (m) _ |
| |ミ| | ピコーン
| / .`´ \. |
| /
 ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"
t- _ ト、
トx-==`: : :`丶:.\j',
∠´: : : : : : : : : : : : : : :.ト-z_ __
/, : : : : : : : : : : : : : :.─==≦ ̄ /
{/!: : : L:.、: ',ヾ\ト、: : : :≧=- :/
ⅥV{d `ヾ{ 9).: : : : : ヾ__彡'
, -‐' ゝ--- :.. : : : ト、', そうだ!
iゞ=' ; : : ミ、
. __ _ ,x== 人 ノ _,彡'´
_//´-=/ ` t- '´-z= , _{ヽ 私が皇帝になってしまえば
. Y '´'´rT  ̄r-ヘ.}/...-┐' 悪口もヘチマもなくなるな!
. ト、 人 , -r==チ{__,x:t::::::::/:> _
. \ Y / ,':::::::::i /:::::::::::::/ ̄ヽ
r┴‐┴!r} ,'::::::::::| /::::::::::::::::::{ ,
| ̄ ¬/ ,':::::::::::| /::::::::::::::::::::::::l __,ュ
| ,' l::::::::::::}'::::::::::::::::::::::::::::::∧、 ',
j ,' l:::::::::::o:::::::::::::::::::::::::::://ハヽ l
,' j, |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/,'イ ', !
. i ,.!:::::::::::o::::::::::::::::::::::::// , |
. { /':::::::::::::::::::::::::::::::::::::// ', ∧
` ー- ' /::::::::::::::::::::::::::::::::::::// <、 ',
.
-
>>648
「簒奪するのは仕方ないけど息子の命は助けてくれ」
「オッケー」
うるわしい兄弟愛ですね
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳キョク、陳伯宗から、
譲位(という名の簒奪)をして、帝位につく。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
___
∧_∧
V.| .|V
, -―--.<>()<> --―-.、
////////|| ∧ ||//////∧
|//,v^v.//|∧|i|∧|//,v^v//|
V《〉[]〈》/||)8()8(||/《〉[]〈》,/
┌><二_\il/_二><┐
〔》γ⌒))≪〔!_i〕≫((⌒ヽ'《〕
}.| / ' />= \
. / i / :、 -‐==  ̄ヾ\
, { / ,r }ヾ :}. 、 ` ``
. { '´ ∧! li_ ‘, ;|:. ヾiト=- ∧
__ `ヾヽ ,.:イr |/-ヾ } ./`ヾ ヾr-,\ !
\ ___ ̄ ニ=…‐- // /,r::. i! l│/ l=xl/,x ニ、'"´ ∨
\ ゝ`===‐--x. / { `´,} ' ヾ彡'" {ニニ!、
ゝ ``ヾ≧x 弌 ` =彡 / `ヾ' }
`¨¨ `,ヘ _ヾ'" ..:/
/ / /! ,.彡 ´ ,'
|/ .:} γ'´ {
, ( ,r='x __
. ハ .. ゝ ..... ... -‐< ̄`,lii∨ili≧x
ゝ'ヾ:..__.. -‐i } {"´ ',i/ililililili/
,x≦  ̄`! }‐-x {vlililili/
{ | {,, 》 ヾ=彡'
>==/:ミ:.、/, イ..、
x≦`丶 {:.:.:.:.:{:.:.}:.:.:.:.:}
x≦ニニニ∧ !:.:/`¨ヾ彡'\
x≦ニニニニニ∧" /ニニ\
/ \二二二二ニ∧ ∧ニニニ{!
┏━━━━━━━━───
┃
「陳の宣帝」である。
┃
───━━━━━━━━┛
-
呪いの人形からゴスロリから犬になっているぞwまあ全部英国つながりかw
-
この時代の宣帝の権威軽いなぁ…文宣帝なんて人もいたし
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
皇帝の座を降ろされた陳伯宗は、
二年後、陳キョクによって殺害された。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
___ 、
___/: : : : : : : : : :^ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : . .
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :} o
{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :| ゝ;:ヽ-‐―r;;, 。
|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:| ,,_____冫;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\ ,,,,,,,, o /
ノイ : : : : : : : : : : : : : : : : : :/): : : :| "`ヽ;:;:;;;:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:从 (;:;:;:;:ヾ-r
|: : : : : : : : : : : : : : : : : : { {: : : ハ 〈;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:) 0 ソ;:;:;:;:;:;:;:}
八: :.!: : : : : : : : : : : : : : :.:| ' }: / ,,__);:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ ゞイ"ヾ,:;:,ソ
Ⅵ: : : : : : : : : : :.! : ∧l! /レ (;:;:ノr-´^~;;r-ー⌒` ,.、
∨l: :_:_:_:_:_:_:_ノル' / " ,,,, _;:;:⌒ゝソ;:/
rリ´:::::::::::::::::::`ヽ ̄ (;:;:丿 (;:;:;:;:;:;:;:;:;:)
/===========弌 ヾ;;;;;;;;;;;;/; \
. _ x≪ ::::r::::::::::::::::::::::::::::::::≫ニニニ, =- ´ /;:ノ 。 。
. r</ ::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ハ ()
/∧ }:::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ,..::T {:::|
. {/:: | |:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ /:::::ヘ. |:::|
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┃
史書においては「廃帝」として記される。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
なお陳霸先の妻だった章皇后は、
まだこの時期、健在であり、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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< > .
/ \
/ f i \
/ i | / i! \ i ヽ
/ i | | | ハ |! ,. | i
' | | | i i! ! !_i 」 !i i i! l .! |
i ヽヽ .! .i! ! |.!, イヾ丶i,!|ヾ ! i-v 、j .i! .i
| \ ! ハ ∧ト,!ヾ , xミ 乂/=;、!/! /l /
| i } ゙! / 〉.! f ィf::::゚:! i:::゚:!ヽ/ "
| | ! ソ /1 .! ヾz::ノ ヾ:ノ .i ヽ
. ! ! У / ! i | xxx xx ! i!{
/ / /./ ヾ / ! , , _j∧
. / / .!/! 1〉 ./ . -‐ /l _ f
/ / i! ヽ ヾ 、 > . ∧ ヾ {ト,
. / / ! ∧ヾ_ f ー - i´  ̄ ∧ |Уj !
. / !, ,ヾ/ ゙,、 ヾヽ ヾ, } !_」/j
/ ',.;';':,,;',..;'.! )ハ ト 、 i! ∧ リ";
./ ':;.';';';';';';';';,,. ∧ _ ヽ_>zシ';',,;;;';., / ト,オ∧
! ';';';';';';';';';';';'/ 1ヾ f ゙';';';';',,'., , ヾ _ j
. , ''';';';';';';';';';';';';';;.,,..;;' 、 ミ :, ';';';';';';'7ヘ }_ シ.
, '' ' ''';';';';';';';';';';';';';';';,ヾ 1 ゙';:, ';,.;';',;';';';'7{ .ヾ リ
【 章皇后 】
.
-
献帝とか劉禅とか長生きできたのはいい時代じゃのう
斉王とかも長生きしちょる
-
献帝は後漢最後の皇帝なのに二番目に長生きなところに妙に闇を感じてしまう
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳キョクが簒奪する際は手助けをし、
太皇太后として陳伯宗を誣告している。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
xイ ̄ゞ、 _ _
,イ〈 〈∠, | . . :<: : : : : : : УZ、
ヽ\ソ / ヽ /: : : : : : : : : : : :代薇》
> " { ‘: : :, : :./: i!: : :ヽ : :ヾ;゙ ≠1
〈 / ∧ /: :, /i!: :ハ: :!i: : : : : : : : : : : :ヽ
゙ < } ヽ,: : /:,: :!i: :| レ ヾ:x≦}:_: : !: : : : \
\ i!: :i : ―+ '_ イ//ハ ヾ T: : {: : : {:\ 先立って騒乱を起こした他の後見人の背後には
ヽ ヾ:j!:,{: :,イ沁 乂;タノ |: 、: j: : |:ヽ: \ あなたの指示があったそうね、伯宗!(※)
\; ,;';/v:}:!}乂ソ 、 !:_y_< : |; : : : : \
;';';';l: :V;';';、 γ ヽ ノ:ト: : : |: : : : : ヾ、:.:\
,;';';';'ヽ:Y;';';'>。_ヽ. _ )_/、:_:_ゝ:У、;';': : : : :}:\:ヽ そんなことをする人は皇帝にふさわしくないわ!
,;;';';';';';'/: :.ヽ;';';';';.,ヽ / | ; 〈: y:_1;';';';'; : ; ; :':.:.|
' ';';';'〈: /: /;';';';';';';';';,;'';,;';:.;';';';';';';';';';';、: : T;';';';',: : : :.|
;';';':y:i:f;';';';';';';'θ;';';';';';';';';';';';';';';';';';-; y: :―:イ: : :|
'}: :レ;';';';';';';';';';'':;';';';' ;';';';';';' :;';';';' '';''弋:_:_:ノ: : /
/:y/!: : |: :ヽ' 、 ト: : \ \:_/__
j: ノ .|: : :!: : :l ヽ i : : : : \
/:ノ |: : :|;/1 . ヽ: : : : : :\ ヽ
}:/ .|:./ ' ヽ ソ ̄ ̄トz.\! /
< ヽ }\ / / >、"
┏━━━━━━━━───
┃
( ※ 事実無根です)
┃
───━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
この手の簒奪の際、先代皇后などを
利用するのはよくある手段だし、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. <  ̄ ̄ ̄ ̄` 、
≠ ―― - \
/─‐───── / \
/== = - ――― - , .ヽ
i'――――――― ,/! , ,
∟ ____ ―∨ i! ./ , .i!
|二 ――――――― i i1 |! i! / i i!
L__ ................... .| ! i!/!」'_./ /
i――――――――― ヾ T/ヾ'
'二二二二二二二二 _ \ ./ i
} ______ _ i イ |
|======= _| \ノ
j≡≡≡≡≡ = - | i ,
,/_/_ __ _ _ ... .| .i! ヽ
/===== ― .i i! \
./―/―――十 -十――――ヽ! ヽ
.,/_/__ _ .j_ 」__」__ _ヾ
/f-+-- ――, ―+―十|― - .、
i!_ l___ _/__|_ i| i! \ ハ .i
:、 ! / .| | .ト、 ! | |
二 ヽニ\ニニ/ニニニ iニ i !ニニニニニニ .| .! .|
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┃
章皇后が何を考えていたのか記録は無いが、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
だてに泣きわめきながら生まれ変わっても帝位だけにはつきたくない!って記録が残る時代じゃない
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
自分の愛息子(陳昌)を殺した文帝のせがれに、
廃立を突きつけた時、彼女の心中に何があったか、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
|三|
|三|
|三|
r≠ト, , . . ‐.-.-. . 、 ,ィ≠z、
|ニ||ニ!/: : : : : : : : : : : :代《薇;У
.r . ィ||ニ1: }、:ヾ、: : 、 : : : ヾ: :゙≦;シ- ,
} y≠ 、1: l:ヽ: ヾ: : \: \: : : : : ゙<
レ 二ミヽ: 、:\: \ : .\ :\: : : : : :>.、
l }三| {: ヾ: : :\:_:_: 、:.ゝ: : : ≠: -: : : : : >. ._
ヽ ヾニリヾ:_>゙\;{ 二 ヾ´ヽ: : : :ヽ ̄ ー 、:\
l Y: : < ` ハf;少 }'/: : : : :y_ヾ{ ヾ:,!
「 ー‐ {: : : :イ沙 !: : :_:_: :_: >.、 _ , ,リ _ ., .―. . . .-.、
L_ _」: : :ヾ 〉 ' _ ./ 7ヽ };/\r -、ミゞ-: : : : : , ― _二
「 |ヾ: : : ゙.y- <- .∠ < ヾ_/ / /::!/ {: : : ―'_'―
三ゝ、 .| | ,ィミミミ≧、  ̄ ハ }\ノ ,{| }::/j /. . .―. -. . . ._
≠ミミ{ , !ミゞ,ヾミミミミミzミZ;f:_1 \ z、! |」 }シ/1 / <: :_: _, ィ≠ミゞ、
Y ノ }ミミミ;、 ミミミミミミミ}:yfミミミミミー≠ < _.∧ \zシ: : : : : :_
ノ / { ミミミミミミゞxニニニ};y=;テミミミ入― " , ゙<  ̄
/ 〈 ハ ミミミミミミミミミミf;Yミミミミミミミ{ ヽ 、 ! \
/ミミミミミミミミfy1ミミミミ ゙ } ! |:ヽ ヽ
、 / ./: : : 7: : :,fy< `゙ { } |: : :\ \
: \ ゝ ― /: : : : : : : }yf :\ } ! }-  ̄ ゚ ト .
: : : : >. . ___ _ /: : : :_: _r:yソ: : : : ヽ レ ゚ } \
: : : : : : : : : : :_: : : :-: ;イyt: ソ": : :_; <  ̄ヽ >
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┃
想像の種としては面白かろう。
┃
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陳キョクこと宣帝は、在位十四年で死んだ。
┃
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(⊂二二二⊃)
 ̄ ̄ ̄ ̄
′:::::::::i二二二二二{__
i::::::::::::::|二二二二二二≧x
. _,... --┴----へ. 三斗y フ∨i 、ヽニ>
. `ー- __ー=フ 、_,ィ,く ノ}/ハノ´ 享年は五十三で陳霸先様と同じぐらい
r≦::::::::フ´ __,,..:' ゞ‐=¬ 、
`==彳 f´ `マj
_ ゝ冖=-- 、 _、 ノ まあ、若死とはいえない享年だね
/ \ r─┴- Lヽ 、 _=ミx_fニiト、
.. , ' \∨ }≧='⌒ヾ寸ニン
-、 _/ ⌒ヽ j / ‘,亠′
、 ゙ <}  ̄ ─ /≧=-- -へ {
`ヽ `ヽ L__ ___} ∧
. /,' \ フjt≦ ∧ , '´
/ } / / ∨ } , '´ r ´
. / r i , ,'7 / / ∨ \ _/ _ 八
..{ !| i ハ !′ > ´ / } ゙v'⌒{ ヽ `
-
陳後主だけが嫡男として正当に即位しているけど兄弟争いが普通にやっているな
ただこいつがすげえアホだったのが運の尽きだが
-
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┃
今度は二十九歳と、ちゃんと成人した
長男の皇太子が帝位につくはずだったが、
┃
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,:"`'{ __ __ j:"´゙;,
,," 人 <ィニニニ゙> .ノ: ゛、
,ゝ‐フ" ::::||ヽ. ヾ--゚‐' ,';:: ゙、‐-、
/.:.:.:;" :::::!! i::ヽ. .,ィ::!.!;:: ゙、:.:.:.`ヽ
/.:.:.:.:.:;'' ::::::!! l::! ` ---ヽ.___.ィ--‐'´ !::!.!:: ゙、:.:.:.:.:.:.ヽ
../.:.:.:.:.:.:.;'" :::::!! l::! ,.ゝ===\/===.、 /.:!.l::: ゙、:.:.:.:.:.:.:.丶
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;" :::::;゙! l::'/ / ̄ ̄ ̄ ̄\ヽ'.::://::: ゙、:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.;" ::::::;l!//: : : : -=◯=‐: : :.\ヽ'/:::: メ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.;'' :::::;゙!/: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ'::::::: ;;゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:;''" :::::;: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :;::::: ;゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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-
AAあいつかよwww前世は近親相姦やらかしたクズだったw
-
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四男坊の陳叔堅が、簒奪の野望を抱いた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/::ィ: : :/ /: :/l: : : : l l: : : l: : : : :l∨ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
///: : : N l: : l l: : l: : l l、ヽ: : l l: :l l: l l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
l' /./l: ィリ: /l l: : ヾヽl:ヽヽ; ;l !: l l: :l ト !: : : : : : : : : : : : ヽ: : l、: : :
l /:::::l l:::l: l::::l !: :ヽヽヘ: :`\ヾ: `\∨:リ: : : : : : : : : : : : : ヽ`l l: :
l/:::::::リ::::l/::::::l l、: :ヽ:::::ヽ: : : : : : : ヾ: : : : : : : : : : : : \: : : ヽ l: :
!::::∧:::::::::::::./lリ:::l: : l::::::::;\ ヽ、__ l ヽ: : : : :/ヽ: : : : : :\: : :l l: :
!::::l !:::l、::::l l::::::lヽノ:::::::::::::ヽヽ:::::ヽl::::ヽ: : :l:::::::l: : : : : : : \ l l、: :
l:::/ l::/ \ヽヽ::::l.、:::::::::::、:::::::::`:::::::::::::::::∨l l .!、:l: : : : : : : : : l l:::l :
l/ リ /`ヽ::ヽヽ:::::::l l\::::::::::::::::::::::::::::::::::l l::\__ : : : : : : !:::l:
' ヽヾヽ:::::::l l ヽ::::::::::::::::::::::::::::::l_,l:::::::::l: : : _ /::/ :
, ' ヾ `\::l-、__ヽ:::::l、::::::::::::::::::l‐-' l::::::::::l: :<::::::::::::::::
〈 ` `ヽ `l::::l_」:::::::::::::::l l:::::::::ヽ l::::::::::::::::
. ` 、 - レl' l::,:::::::::::l‐-,.‐-l::::::::::::l/::::::::::::::::
< l' l:::::::::l- ' .l:::::::::::::::::::::::::::::::
--、 <`-‐,――一' l::::::::' l::::::::::::::::::::::::::::::::
/ l , '´,. '´T !:::/ /::,::::::::::::::::::::::::::::::
!ヽ _)'´, '´ `, イ::/ /' l:::::::::::::::::::::::::::::
-'、 '´, 'フ l ! -‐'´/' レヘ::::::::::::::::::::::
, ''´, i'´ l/ / l -‐ '´ ___ゝ_::::::::::::::
-‐¬、__,、 '´, '´ ! l l ゝ_ -‐ ヽ -‐'´:::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄
|.-‐'´ ` , y´ l l- l l l ,...::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
、__ -‐ フ .l l __ l l l l ,...::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ l l l ノ、 ! l /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ハl ! l /' l レ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┏ ┓
┃ 陳叔堅 ┃
┗ ┛
.
-
┏━━━━━━━━━━━━───
┃
父が危篤状態になると、
陳叔堅はその侍医に命令。
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
__ ___ 、 .... _ ,、、
 ̄_..二ニ=- `ヾ `' _`ヽ
<.´ .ヌ:::::::::::`::...
.> <:::::::::::::::::::::::::::\
/ .>..::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
/ / '´/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 薬を削る薬刀をしっかり研いでおけよ! >
/ / ,イ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ____________________,ノ
/ ' / /' .::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} ,
,' /,′ ///::::::::::::::::::::::/ノ::; イ::::::::::::::::::::}_ノl /
{/ i ハ /′ ,:::::::::::::::z≦==x,,::::::::::::::::::::::::::::::::/./
_{ Ni .:ハ::::::::;' 弋゙で× `ヽ /::ァ‐ 、::::::::::::/
_..xz≦三从. {ニ{ i ::{∧:::::{ X  ̄ ´ ..::/ j:::::::::::/ (なんでそんなことを一々言うんだ?)
xz≦三三三三三ヘ{ニ{ {::〈 ヾ::j X ..::::/ .ノ:::,,,ィ
\ 、 ´  ̄ ̄ ` '' ‐<ニ三三∧ ilヾ{`.. _ X イ:::/_ ,,イ≦三!
ヽ ` . ______`''<三_ヘj ∧', `ヽ_.z≦二三三三三三/ (まあ、命令には従うが)
} ` .}三三三三三三/ ̄`丶、乂___\三三三三三三ニイ、
乂 `''<三三三../⌒/`丶、 ∨_ヽ__ ヾ三三三三彡'゙三リ:.、
` .. _ `''<三人`ー───(/_ `ヽ.∨三..>''三三三三\
____ フ≧zx.. ____ヽ... _ .... ィ{ {/ ノ_j>''三三三三三三三\
<.  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ _...∠.j_ゝ-‐=≦三三三三三三三三三三
`ヽ. __ .... --===≦二三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
【 お医者さん 】
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そして宣帝が亡くなり、皇太子が哭礼のため、
うつ伏せになって哭いていると、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__,,,.... --―--- ..,, _
´: : : : : : ヽ : : : : `ヽ
/ : : : : : : : : : : ‘. : : : : : `、
ィ : : : : : : : : : : : ‘. : : : : : : ', お〜〜い、お〜〜い、父上〜〜
○ ofア/ : : : : : : : : : : : : : ’: : : : : : !
。 /:.:./ : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : i
/{/:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : l 死んでしまって悲しい〜〜
ハ:′:.:,..: : : : : : : : : : : : : : :│: : : : : : /
/ ∨:.:| : : : : : : : : : : : : : : .′: : : : , '⌒ヽ、
/ f:.:.:|: : : : : : : : : : : : : : : : /: : : : : : /::::::::::: /|
′ i:.:.:.|: : : : : : : :,ィ⌒ヽ: : : : : : :/: : : : : : :{_:_:::::::::::〈,/
/ l:.:.:.|: : : :,. ----/{::::::;,-ハ:_:_:_:,ノ、: :,,-=彳::::: : //
. ′ ゚, :.:|: : ::/: : /: {i:∨:::::::::::::::::::`ヽ:ー{:::::::::::::::::,;il|/
/ ∧:.} : : /: : : : :.\iト、_:_:_:_:_:,:イi}:、入ー‐=彡ノ
〈 .......∧∨: : : : : : : :_\:i:i:i:i:i:i:≫'’ `¨¨¨´
’, .................入∨:_:_:_:_:_:_;> ´  ̄
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳叔堅は侍医から盗んだ薬刀で、
そのうなじ目掛けて斬りつけた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
___ _ _ _
/ / // / / ◎ _ .! !
 ̄// /./ / / [][]// |_|
//!_| /./ / / [_/ ○
 ̄  ̄ . ̄
,ニ、,、 _、_ , ィ=--- 、 :,: (/)
============⊇}_,ニ7 イァ.::::/.:::::::::.、::.ヽ ノ霜斧ミx,゜ '´ _ノ(
`¨´ .〈 /.:::〃.:::::::::::::.ヽ:.、:::.ヽ (圭圭圭{!' (圭{
} /ィ:::;'.::::::::::::::::::::::i::::、:::::} 寸圭圭イ :';''' '´⌒
! ノ.:::::::ハ::::ヾ::::、::::!:::::、::ニゝ τ'{{7⌒∴:
ノ ´i:::::::/ニ!:i::::::、:::::::l::::::::;ト、_ )/
| 〉:::;ト弌!、:i:::i:::::;.:i::::/|.............`ーァ、-、 。∴{!
∨ 'イ:ハヽ !ヾ::!ソi::イ/ニ|..........._,!、 `>.ヽ \ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
∨イ...|ム ー_-'リ/!'/三.|.......∠_ ,介ニゝ..\イヽ ≧ <
´l....|ニ|ヘ-<//=三/........i......`´V.............ノ........`ー、_ ≧ ぎゃああああ!! 痛い〜〜!! ≦
l....|ニ| `,-‐ /=三/......... |:::::::::::::::::::::/ノ/!...................\ ≧ ≦
ト`|ニ|. /=三/....:........|::::::::::::::::∠イ´_ノ.::::::/ ̄ ̄`ヽ /Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\
ト〉|ニト /=三∧/}::....ト、::::::::::::::::く/´.::::::::// \
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
だが殺し切る前に宣帝の妻、柳皇后が
身を挺して皇太子をかばい、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/⌒ユ -― 、___
>''” /: :_:ノ
/ /: : :/ l |\ /\ / | // /
{ _ノ-\  ̄ ハ ,--、 _| \/\/ \/\/ |∧/ ///
乂二l l〃 ヽ、 ノ ¨ ', \ /
> `フ´ | {=-. ._ / ∠ 太子、今のうちに逃げて! >
(ツ /ヲ -/ヽ'―=ミ=く ). . . .¨. .-. _ / / /_ _ \
`ー'- '′ >. . (;;;). . . 〉 \≧=-. . . . . ¨. -_/)ノ)l/  ̄ / /∨| /W\ /\|\ .|  ̄
/-―-、 . . / )  ̄ ) ̄二フノ {__ // |/ \/ \|
/´ 〃 ≧=___ノ _. .-―. . ̄_)-―-}\
/ ⌒ヽ /. . . . . . . . . . . . . . ._/_/ ゙、
人 {.¨¨. . . . . . ._. . -‐ ¨ ̄ ヽ
 ̄) \. . . . .//  ̄¨ー--- ――-
乂_ノ/⌒¨¨\ ``丶
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┃ 柳皇后 ┃
┗ ┛
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-
すんません、めっちゃ名前間違えてた。
以下修正
>>668
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┃
三男坊の陳叔陵が、簒奪の野望を抱いた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/::ィ: : :/ /: :/l: : : : l l: : : l: : : : :l∨ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
///: : : N l: : l l: : l: : l l、ヽ: : l l: :l l: l l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
l' /./l: ィリ: /l l: : ヾヽl:ヽヽ; ;l !: l l: :l ト !: : : : : : : : : : : : ヽ: : l、: : :
l /:::::l l:::l: l::::l !: :ヽヽヘ: :`\ヾ: `\∨:リ: : : : : : : : : : : : : ヽ`l l: :
l/:::::::リ::::l/::::::l l、: :ヽ:::::ヽ: : : : : : : ヾ: : : : : : : : : : : : \: : : ヽ l: :
!::::∧:::::::::::::./lリ:::l: : l::::::::;\ ヽ、__ l ヽ: : : : :/ヽ: : : : : :\: : :l l: :
!::::l !:::l、::::l l::::::lヽノ:::::::::::::ヽヽ:::::ヽl::::ヽ: : :l:::::::l: : : : : : : \ l l、: :
l:::/ l::/ \ヽヽ::::l.、:::::::::::、:::::::::`:::::::::::::::::∨l l .!、:l: : : : : : : : : l l:::l :
l/ リ /`ヽ::ヽヽ:::::::l l\::::::::::::::::::::::::::::::::::l l::\__ : : : : : : !:::l:
' ヽヾヽ:::::::l l ヽ::::::::::::::::::::::::::::::l_,l:::::::::l: : : _ /::/ :
, ' ヾ `\::l-、__ヽ:::::l、::::::::::::::::::l‐-' l::::::::::l: :<::::::::::::::::
〈 ` `ヽ `l::::l_」:::::::::::::::l l:::::::::ヽ l::::::::::::::::
. ` 、 - レl' l::,:::::::::::l‐-,.‐-l::::::::::::l/::::::::::::::::
< l' l:::::::::l- ' .l:::::::::::::::::::::::::::::::
--、 <`-‐,――一' l::::::::' l::::::::::::::::::::::::::::::::
/ l , '´,. '´T !:::/ /::,::::::::::::::::::::::::::::::
!ヽ _)'´, '´ `, イ::/ /' l:::::::::::::::::::::::::::::
-'、 '´, 'フ l ! -‐'´/' レヘ::::::::::::::::::::::
, ''´, i'´ l/ / l -‐ '´ ___ゝ_::::::::::::::
-‐¬、__,、 '´, '´ ! l l ゝ_ -‐ ヽ -‐'´:::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄
|.-‐'´ ` , y´ l l- l l l ,...::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
、__ -‐ フ .l l __ l l l l ,...::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ l l l ノ、 ! l /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ハl ! l /' l レ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┏ ┓
┃ 陳叔陵 ┃
┗ ┛
.
>>669
┏━━━━━━━━━━━━───
┃
父が危篤状態になると、
陳叔陵はその侍医に命令。
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
>>671
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳叔陵は侍医から盗んだ薬刀で、
そのうなじ目掛けて斬りつけた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
宣帝の四男、陳叔堅が取り押さえた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
. レ // ! l ヽ l ヽ 、 l
---‐' ´ ! ! ヽ ! ヽ \ ヽ l
_ / l ヽ l \. \ ヽ '
 ̄ ̄フ / l ヽ ! ト \ \ヽ 、 l / ヽ
---‐'_´_,-'フ´ / ! ! ! ハ ヽ l 、 l.ヽ、 ヽ ヽ l. l l l
`==、_ / / ./ ! /l l l !ヽ ヽ`\ ! ヽ ヽ.ヽ、 l /ノ ヽ|\ /\ / | // /
7/ / l l .ヘl ハ. l. ヽ ヽ ヽ ヽ' _\ ヽl´ヽ l レ.ハヽ _| \/\/ \/\/ |∧/ ///
. l' ハ l l l '_l lミ」.l_ヽヾ、.ヽ ヽ,≦彡=‐'.ヘ l l/l. l、 \ /
_ l /ヽヽl l l l 、 l. l。-ミ≧、トヽ\ \ l'´ ゚ /l l /) /.ノミヽ∠ てめぇ、何やっとんじゃこらぁ!>
-‐'.´:::::/ハ l .\l l、ヽ'l. `ヽ l==彡'′!\ \ヾ≡==' ´ l/ 'ノ /:::::::/_ _ \
:::::::::./ /::::::l':::::::::::>、!ヾ ヽ  ̄ヾ ̄ ! `ヾ i l_ ./' ./::::::::::: ̄ / /∨| /W\ /\|\ .|  ̄
, '´ /:::::::::::::::::::/メハ` `\ ' \ ! , - ./_ノ:::::::::::::::::::::// |/ \/ \|
<:::::::::::::::::::::::::´::::::::::ゝ-l ヽ ノ .__ ┐ // ∧ヽl::::::::::::::::::::::::, '´/
` 、 ` 、::::::::::::::::::::::::::::::::lヽ r--― ' ´ l ' ´ ノ ヾノ:::::::::::::::::, ' /
:::::::::::`:..、 ` 、::::::::::::::::::::::::::! l.\ 〉ー-- -一┤ .// `l::::::::::::::/ /!
::::::::::::::::::::`:.、 ヽ::::::::::::::::::::::〉 l \. L___ __ノ ./ ./ /::::::::/ / l
:::::::::::::::::::::::::::\.\:::::::::::::::::/ \ _ _ / / //:::::/./ !
::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ:::::::::::::::l._ \  ̄ / , '´ /:::::/ / !
::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ヽ:::::::::::::、 `‐- 、 ヽ` ー一´ / /::::/ / /
┏ ┓
┃ 陳叔堅 ┃
┗ ┛
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳叔堅は服を縄代わりに、
陳叔陵を柱に縛り付ける。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
/ ヽ\ ヽ
_/イ , /, ゙ .
-=彡'゜/ / i { \ 、 Y
/ イ! ,゙ , !、゙、 ヾ、 、 i| !
〃i.:! , .:ハ! ヾ、 ヽ ゙ー=メ、 、 i ;.{
{′::!. i . .::!-!.:i :.` :. :. :.´ :. ト. :!:ノヽ
!::ハ :.::ハ__!::!:.:i:. i:. ::.i:. ::.i::. i::. |_}::(
、::::ヽ:::lfr≧、!::l::.:!:i:.::|:::.i:::|:::.:!ハ:/‐}ヾ:.、
ヘ:::::::::ト!``´`ヽ!、!:!:::lヽ:!:::!::::!-リ‐ハ
Ⅵ::::ゝ、 / ゙ヽリ!:/-リ!::;i:::Iァ―':ド、
ヽ:::ト、 ヽ !′ レ !/ |::::::{
ヽ! ヽ── u / ′ ノ!::ハト__
、_ < / !ヘ≧厶
_|∨ /″ /ニΞ厶_
_ イ=、 / /=ニ三三ノ: ヽ_
/. :/ニ/ ) ,' /二三三/.: : : r: )\
ィ´}: : :/ニ/、 _/三三Ξ/.: :___:|: | 丶
/{{ ):/ニ/ ´/三三三/: :ー=、―-<\ ーく\
,: :ト、ノ:/ニ/ /Ξ三三/.: : : : : : :ヽ iヽト-ヘL: ヽ
i: : ヽ_〉!ニ/ /ニ三三 /: : : : : : : : : : :ゝ-'! 〉: : : : : : : .、
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
-
_,/レr;.. _`'-"k、
-l!ノj" , i~l;'k"~
ノ` j _ j ''、 `-, ヽ ~l;,_
`.ー.t ノ' : '、 `-';;、 '':、 `、l '"'it"t_,,.
r''"~ _. , jノ l、 ''、 l!、 ノ ヽヽ ~~_,ノ'
`ヽ=r'_ l lj ヽ ヽ `=、 '、 ;、`, ''t, _! t! _=:::"jミ
r;l! `、 ''! j ノ''t t, '' 、`,\_,,/!i-、rr l!,,.=r"k~
ノノ'_, , _ヽ l'tノ_ `:.l'=,\'t、'、ノ ___,,,,t从j!_! _l'j''-ゝ おい、太子!
`-:;jlt `, l, j, j 'l _lz;;,,,j_\'';\ r"トテ_,,ノ ;"lrt_
. _ノ'_. t,:、ノ,k`",,~,__モヲ,.-" ` "~ / !`kj_
. ~'''ll''''l,ノ;:i"`:;,, ,i,rl";.;.;fk この謀反人のクソ兄貴をどうする!?
l/':,j`-l 、, ,l'k,,_`、.;`ゝ_
j.iヽ,\ ,r-ー-、 ノr,l、,";.;.;.;.;`ゞ
l~` _ヽ|\ l,r-ー-,l /.llヽ"´.;.;.;.r= もうこの場で打首にしちまうか?
/.;.;.;.;`k\,\ l,t,,__,,.jj ./ l.;.;.;.;.;.;.;.;//
/.;.;.;.;.;.;.;.`k,ヽ_` .、`'''''''" ノ _l`、.;.;.;.;//
. /.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;`ヽ.`-、`.‐-‐'" ノヽ.;.;j,j;:;
/_;;:;;_.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; ̄tゝ´ヽ ノ .l.;.;l,,l;:;
_r'i'" `i.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.kt _,r- l.;.;!,,!;:
,r!l. l l.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;tj_-"~ l.;.l,,l;:;
/.;,l l.j ,!~ヽ-‐ー''"`、.;.;.;`tヽ !.;l,,l;:;
/.;.;l "、 _,,/ 、 _.r l.;.;.;.;.;.;`k\ l.;l,,l;:
/;.;.;j `‐'"~""'''''''"`‐、 !.;.;.;.;.;.;.;.;.`-!;_ l.l,j;:
.;.;j" ~ ´ jr''"l.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.`'!t, !j,l;:
/:::::/ ヽ::::::::::::::::}
/::::/ ヽ ∨:::::::::::
l:::/ l l / / .l ∨::::::;′
|/ ヽ /__/ /__ノ―く_ ノ }::::::/
∥ }./ __ ´ ̄ ァ= 、ヽ__ /⌒:、
{ __ l/ 〃⌒ ハ } / / : : : :\
/: : : : :) l .{ じ __ ゞノム_ /⌒\: : : ) 太子は治療のため奥の部屋へ行かれ
/: : : : :/ 、 ー (::::_) ヾ´ヽ/  ̄ ここにはもうおられません
/: : : : :/ /)‐r‐r-、 }う l⌒ヽ
>‐< \ { { | | l_) ,. -, u / ノ }
/ \ ≧s八 \ ` ´ /./ ∧
{ _ ) \丶 ヽ‐r-イ / ′ヽ
、 /. . . .( ==\>、 __/ ̄r‐┴=ァ 人. . . 、
) /. . . ...乂__,.-- \「. . ..〉==、. .〈 ヽ. . }
. ノ / . . . . . . . . . . . . . ヽ }. . /((:::::)} . . \ ノ. ./
/ l. . . . . . . . . . . . . . . .} /. .〈. . `¨. } . . . . \ /. .〈
. { l . . . . . . . . . . . . . . . l/. . . .`、. . ∧. . . . . . \. . ..l
-
./ ./ 、 >.\
ト、_ノ< ミx、.>〈
ト--≧=‐′ \\ <> \.\
.\ __> >-  ̄ ト、.〉
/ ィ < 、ー――' _ ゞ-ァイ
./ ./〉 ` ー― ト、_≧=- , - 、 /〉
l/.,.′ 、 .ト、 .ト、 ハ、_ 、 }l / ヽ∨ ..イ
i ./ .∨ ト、 \>、〉._`ヽ:ハ `ヽ .l||l __ .| \> .、\ さすがに皇族を無許可で
.乂 、\.∧`.メ>,ィツフ 从. ∨|/ ィ=.|、ー >=- 罰したりするのはまずいよな……
ー=ニ.ノ ト、.\Ⅹ 〃‐ ´ .Ⅵ ⌒} ,'_ Ⅵ 、__\
_, イ_ /., ∨', ___、\\ rイ ハト、 {
 ̄ ̄ .l .ハ .i \_ィも!ー―`ー ハ .从Ⅵ∧ 俺がパパッと行って聞いてくるわ
._人|人}、ト、.、ヾ イ} / _ヽ〉―‐ 、
,< .__.i ヽ|、.`ー∧ヽ.__ ' / x.<ニニニニニ∧
/ .ノト-'`.<{ / /イ人.、 }__,ィ≠ 〃 イ..<ニニ>――- ミ\._
〉‐ ' \. \、_, ∨.丶 .{_ .イ/二><
ノ ノ‐'´ , `ヽ ` .∨ `::..、 ,. - ―'―― '´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
(__ノl }/`ー' '.; .∨ _x< >
.〈__,ィ v'`.{ .l '; /
|__ノ ヽ :'; /
∧.∨ ,′
.∧ \_, .,′
∧ i 〈
/ ヽ\ ヽ
_/イ , /, ゙ .
-=彡'゜/ / i { \ 、 Y
/ イ! ,゙ , !、゙、 ヾ、 、 i| ! スタスタ…>
〃i.:! , .:ハ! ヾ、 ヽ ゙ー=メ、 、 i ;.{
{′::!. i . .::!-!.:i :.` :. :. :.´ :. ト. :!:ノヽ
!::ハ :.::ハ__!::!:.:i:. i:. ::.i:. ::.i::. i::. |_}::(
、::::ヽ:::lfr≧、!::l::.:!:i:.::|:::.i:::|:::.:!ハ:/‐}ヾ:.、
ヘ:::::::::ト!``´`ヽ!、!:!:::lヽ:!:::!::::!-リ‐ハ
Ⅵ::::ゝ、 / ゙ヽリ!:/-リ!::;i:::Iァ―':ド、
ヽ:::ト、 ヽ !′ レ !/ |::::::{
ヽ! ヽ── u / ′ ノ!::ハト__
、_ < / !ヘ≧厶
_|∨ /″ /ニΞ厶_
_ イ=、 / /=ニ三三ノ: ヽ_
/. :/ニ/ ) ,' /二三三/.: : : r: )\
ィ´}: : :/ニ/、 _/三三Ξ/.: :___:|: | 丶
/{{ ):/ニ/ ´/三三三/: :ー=、―-<\ ーく\
,: :ト、ノ:/ニ/ /Ξ三三/.: : : : : : :ヽ iヽト-ヘL: ヽ
i: : ヽ_〉!ニ/ /ニ三三 /: : : : : : : : : : :ゝ-'! 〉: : : : : : : .、
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
-
/ ヽ\ ヽ
_/イ , /, ゙ .
-=彡'゜/ / i { \ 、 Y
/ イ! ,゙ , !、゙、 ヾ、 、 i| !
〃i.:! , .:ハ! ヾ、 ヽ ゙ー=メ、 、 i ;.{ _
{′::!. i . .::!-!.:i :.` :. :. :.´ :. ト. :!:ノヽ // / _、rセ7ア
!::ハ :.::ハ__!::!:.:i:. i:. ::.i:. ::.i::. i::. |_}::( |//| [/>''"
、::::ヽ:::lfr≧、!::l::.:!:i:.::|:::.i:::|:::.:!ハ:/‐}ヾ:.、 |//| r---勹
ヘ:::::::::ト!``´`ヽ!、!:!:::lヽ:!:::!::::!-リ‐ハ |/ `¨¨¨´
Ⅵ::::ゝ、 / ゙ヽリ!:/-リ!::;i:::Iァ―':ド、 i77__f7__
ヽ:::ト、 ヽ !′ レ !/ |::::::{ r ''///////)
ヽ! ヽ`ニ ー' / ′ ノ!::ハト__ ..└ ^!/厂 ゝ'
、_ < / !ヘ≧厶 |/ _
_|∨ /″ /ニΞ厶_ _ (/)
_ イ=、 / /=ニ三三ノ: ヽ_ _ (/)
/. :/ニ/ ) ,' /二三三/.: : : r: )\ (/)
ィ´}: : :/ニ/、 _/三三Ξ/.: :___:|: | 丶
/{{ ):/ニ/ ´/三三三/: :ー=、―-<\ ーく\
,: :ト、ノ:/ニ/ /Ξ三三/.: : : : : : :ヽ iヽト-ヘL: ヽ
i: : ヽ_〉!ニ/ /ニ三三 /: : : : : : : : : : :ゝ-'! 〉: : : : : : : .、
{: :i :|: :|ニi /ニ三三 /: : : : : : : :/: : : : : : Y: : : : : : : : : :}
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
|ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━───
┃
馬鹿力だった陳叔陵、
服を破って戒めから脱出。
┃
───━━━━━━━━━━━━━┛
三三三三二 斗气 /^7/^7
三三三三二ハ / 〉 ////
ヽ三三三三二: / / / / /
V三三三二'. / // /
ヽ三三三二! ________./ / / /
三三三三 /三三三三 / / / / /ム
'.三三三'. /三/三三三三≧/ .// / >
'.三三 ∧ /¨ユ_ .′.γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / > '
V三三∧ r‐、 .′ ´ /⌒ !ニ!⌒ ./ />} ィ
V三三三:、! \!/ ./ /ニ!ニ!/ / /イ | < ≧
V三三三≧ .′ ./ /ニフハ / .| 斗< >
_ヽ、三.彡´ / ./ /三三′ < >
γ´ イ イ .イ三三′ ≦ > / /
__/ / / ̄ ̄ / /
/( ... イ / / l^7 N7 /V^7
,,.< < / ' |/ |/ / /
/ / /
/斗 '
,
-
なんなんだ、このコントは
-
兵士呼んで引き渡すとかしろよーw
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そのまま牢城の囚人を解放して
兵にするなどし、反乱を起こす。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
_, _, _ _ _ _, _ _ _, ,
|_|_| |_|_| |_|_| |_|_| |_|_| |_|_| |_|_| |_|_| |_|_||
| ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_
| _| | _| | _| | _| | _| | _| | _| | _| | _||
|_| |_| |_| |_| |_| |_| |_| |_| |_|
´⌒ ,,_∧ ∧_Å #__# ∧_∧ §_§ ,,,,,,,,,,,, ↑_↑ ∧,,∧`)⌒`)
´⌒(◆∀・) (メ皿●)( ・д・) ( ゚皿゚ )( ・∀・) ( ゚∀゚ ) ( ・д・) (・д・))⌒`)`)
(⌒━∪∩━〈>∩━〈>∩━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩━〈>∩━〈>)⌒`)
⌒⌒∧_∧ 个__个 tttttt ▲_,,,,,, △△△ ∧∧ へへ ∧_∧`)⌒`)
(´⌒( ゚皿゚)(◆∀・) ( ・∀`)(´・∀・`)( ・皿・) (゚∀メ) (・Д・) ( ・∀・ ))⌒`)`)
´⌒━∪∩━〈>∩━〈>∩━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩━〈>∩━〈>
´⌒ ,,,,,,,,,,,, ↑↑ ∧,,∧ ∧,,,,,,,,, /ゝ,,,,,, tttttt ▲,,,,,, △▼△`)⌒`)
(⌒( ・∀゚ ) (。∀゚) ( ・皿・)( ・д・,,)(◆∀・,)( ・д・,,) (◆∀・) ( ・皿・))⌒`)`)
´´━∪∩━〈>∩━〈>∩━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩━〈>∩━〈>)⌒`)
(´( l , O l , O l , O O 、 l l , O O 、l O 、l O 、l`)⌒`)
-
これは衛兵たちがサボってパチンコに出かけてるんだな(銀魂展開)
-
韓信が言っていた牢獄の連中つかって謀反ってマジでできるもんなのかw
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
当時、軍は長江の守りについており、
宮城内部にほとんど兵士はおらず、
危ういところだったが、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__,n◎ nn __
ト、 ,.-7 └┐r┘ UUノ゙7 に二二l └┘/7 ○ ○
l l 7/ ∧ <フLK゙> く/ <ノ
| |___// |i |
l.○_ノ`ヽ 州
∠二二ヽ/> /◆\ || _
/(´Д`;ハヽ (´ロ`;,) ||/●\
〉`[|=|]´ 〈 | ) ||(・Д・;)
/_|W|__ゝ しし( ( ⊂ )
(_(__) (_(__) .|| .∪∪
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
陳叔陵に呼応する者もほとんどおらず、
仲が良かった陳伯固(文帝の五男)が、
単身で駆けつけてくれただけだった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────────────────────────────────┐
│┌───────────────────────────────┐│
││ 厶 l l ││
││ ヲ弌 総 l 儿 | ......││
││ 彡 | ]「 ! イ フ弋 ..││
││. 勢 ノrミ r=ミ、 | | E|ヨ ..││
││ f7 十 /ハソ iLノ} ! | ∟」 .││
││. !{ Elヨ 1 l \ `¨´ ノ | .││
││ 「 十 厶 二二 ,ィ彡ト、 ....││
││ 名 ,rfミx一-…― ノ ト、 ...││
││ T{ ヽ、 _∠ ノ ≧、 ......││
│└───────────────────────────────┘│
└─────────────────────────────────┘
.
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
結局、反乱は失敗し、
陳叔陵は首を斬られて終わった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
:,: :(::)
/⌒''⌒) :,,゜ ' ,,,,,,,
(:::::::::::::::!' (::::::)
ヽ::::::::';''' ''`` 。
τ'::/ .;:
)/
。 ' 、 ;: 。
`'''`~''・ ' `
f''`⌒( ,,,, !:(',,,,、 ::,,,,,、...
,!,,,、( /::τ ノ:::::::::::::::::) 。 !::::::::::`! 、
:.、 !:::( ノ::`! o (::::::::::::::::::τ (:::,,;,;,、; 。
゜ (/ ⌒・ . ・、;::::::::::::;;.;`` ''
,,、.. // ノ' //'''`'`'` ` ..,,.. _,,,.、 ・ ,, ...:・..
π /;::::::::(,.,.(;;;::::( ,,., ・っ ;,;;( ):::::;. c::── '`'''::::::::::;''
):::::::::::::::::::::::::::/ '''''` ` '` ⌒ ` !.:::τ'' ``
τ !::::::::::::::::::::::::::::)/,,,,, γ :'`'``:!
(::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`' 、,:'::::::`:::,,,, !:::::ノ ・
:::':'::::::::::::::::::::::::::::;(,,,,,,,、:::::::-ー''''`'`''''''''"
.
-
クソみたいな争い
-
根回しロクにしてなかったんかい
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
即位前からこれだけドタバタがあったが、
なんとか皇太子は即位。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
、 / l ト、 、
_ __ゞ、l l ` ` 、 ヾ 、 .ィ
_ _ 、-‐` ヽヽ/ l ィ
. ニ= ` '/ /l
/_ l /./
´ /∧ .ノl /l `'ノ__
_ / ノ ` l / l ィ イ -‐`-
\ ̄. ∨ l / l / l `‐- _
-=`_ ノl ∧ /l ` l l 、 ,、 /`=、'
/ィ l l / !/l l ヽ 、! ∧ ! l、`' ヽ /`' ヾ ま〜、この後も太子は怪我のせいで
l::ヽl:l≦ミ」 l l \l/ ヽ l ∨ヽ ,ヘ ト.ヽ 政務が取れず
/ ヾ`´-‐ヘ l 〃:::、\::::ヽト、l::::::::::::l /:::::ヽl `
、' レレ' l::/::::/-、:ヾ::::::::::::l/::/::二>
〉 ‐ レl:::/⌒i !、:::l:::::::::/:/::;ト\ 代行してた俺に権力が集中したせいで
>‐- 〃=、ノノ::l:/::::::::/':::::::::l ` 俺が左遷されたりと
ゝ _ /:::::l':::::::::::::::::、:::::\ ゴタつくんだけどな
. / / ヽ::::::::::::::::::::::::l`\ ̄
ゝ____ __ '´ リ::::::::::::::::::l'`
` ‐- 、 l::/:::::::::::::l
l __/'_∧リヘ:::l`__
, -'-‐ ニ二_ __`_ソ_ ]
/l / ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
//l l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
ヽ.ヽ:::l l:::::::::::::::::::::::::::::, ' ´ ̄ ̄ ̄ ` ‐- 、
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
ところでさっきから皇太子とばかり言ってるが、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_/;;;;;| ー '''´r ヽ ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j
{;;;;;;;/ ゙ー "^'''´ ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;1
(;;;;;;/ rー '''' ヽ、_ ヽ ーr;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;イ
t;;;' ノ_-ニ-‐''"ア'' `ー-、;;;;;;;ソ
ゝ! `‐-‐'''´ ..::/ ̄´
l ゝ:::ソ ...:::::/::、
', ..::::::, ' :::::∨
ゝ::.. .......:::::::/ ::::::_ヽ、,,___
\...... ............::::_....‐"::ソ ´:::::::::::::::::: ̄::....‐- .、
_,,..>ー、::::::..............:::::::_ -‐''"´ ..:::/ ::::::::`...、
_...-‐''"´ ヽ`ー--‐'''"´ ..:::' ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
こいつの名前がいってぇなんなんだといえば、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
ボンクラ皇帝として名高き、
「陳の後主」こと、陳叔宝である。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
_...| :::::|...._
. ' ´ :::: `ヽ
. ' 丶
____,..=--、____ ,,‐'''"´) ヽ_
´ 、 .{ i: / `}‐'''"´ _.,ゝ'´ ● j;;;;;ヽ ┏ ┓
У _/'´ / ,,.ゝ'´ _ :. .:__ {;;;;;;;;;゙) ┃ 陳叔宝 ┃
( 、イ,ゝ-、' =二..._`ー゚‐' _ ゙‐゚‐' !;;;;;;;;;;;) ┗ ┛
二=――`´、/ /`7} __  ̄ ̄_.) ゞ;;;;;;;;j
,イ `´/´{..  ̄ ̄ ̄ ̄(.._......_..) .!;;;;;;ノ
ヽ. / ノ´`'{ __ __ j:"´゙;,
\____/,," 人 <ィニニニ゙> .ノ: ゛、
,ゝ‐フ" ::::||ヽ. ヾ--゚‐' ,';:: ゙、‐-、
/.:.:.:;" :::::!! i::ヽ. .,ィ::!.!;:: ゙、:.:.:.`ヽ
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出たな井戸芸人
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簒奪、あるいはそれに似た形で、
帝位についた文帝・宣帝が名君だったのに対して、
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{ ノ:::/ / / i | { :l| | ヽ ハ ____ \__
/ゝl:::::i i i | | | || | l ! ハ i :l -‐=´‐-:_:‐- 、 ≧x‘,`≧x 、 、
l { }::::| | i | | | i| | i | | |i | | | l| , x ≦ :´: : : : `ヾ : : :` : : : ヽ lヽヽ/
| ({ :::|| | | | | | l| | | l リ | || | /l| | /. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |, =-、
| /iヽ|| l l  ̄厂Τ≧ト、 | | | 厶斗ヤΤ ̄///リ i /:l| /x≦彡´ ̄` : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :< ̄
l /i:i:/:l| { |___|_二二__」_!__i_i_二二_i_i__i//_/:// /l l/x==': : : : : : :/: : 、 : : : : : : : : : : : : : : :,ィミ、
/:i:i/:i:i| 、ヽ 丶 「 下芋示灯 下示灯ア /:/:// //、 ┌:.:./ :, : :, : : : /: l : :ll : :ll : : 、 : : : : : : : : : : ヽ
l ̄l^Y|'. \\八 弋辷ン V辷ン ハ/:// //i:i:| / : /:./ : /: :/'l/.ハ: : iヾ: ヾ: : ヽ: : : : : : :ヽ: : : :\
| |:i:l:|八 \\\ {/:// //  ̄ r7 : : {:ハ:.:ハ:./_, 彡 ヾ:| ミ _` ヽ : : : : : : : : ヾ : : :
| |:i:|:| l >‐-:. \\ , 八>x/:| . 彡ゝ ヘリ l/ l/<´o ィ ヾ| l o ̄≧x : : : : ‘, ソ :ヽ.:
| |_」」リ i i l 个ト、 .イ l | |l」 . x=‐-‐ '゙゙ `´ ̄  ̄ ´ ゝ: :ヾ ̄彡´ : : : : : ‘,i : : :ヽ
l i i|i | | |i | l| >x rァ-、 _ イ l | li| | {圭圭彡! ヾ : :_:_:_: : : : : : : : : : ヾ: : :
| l | l|l | l || | r===xj ..,_____`ヽ\{__ | i| | |l| | ;ヾ_,ィ ` ̄ `) : : ゞ\ ヾ:
| | |_」 _|l.斗^{ 乙>-、__./:/::ハヽjハ ヽト{__,>─-、| ヾ ノ: : :ミ=-
八>に二Y::::::::て ⌒ヽ夂__ /:/:::|{^}|::ト、 ハ Ⅵ/ ≦三≧ヾ__ \ , イ: :'==-‐
. / /:::::〈ー‐ 」:::::::::i::ゝ辷 _.イ` l:/||ハ|::lヽ〉Y寸Y_ ヾ___,.ノ∩\ l ,ィ´
/ /::::::::r^ー‐{::::::::::|:::::::::::Y⌒Y^ ハ_|::|介|::|__}^Yrγ |-、 ̄ ̄ | ヽ:::ヽ _ ゝ__ x≦´ l: l__
. / /:::::::::::Y´ ̄」:::::::::|::::::::::::l:::::::::⌒::::::|::|⌒|::|::::::::// || ノ 〉::::l ,x´ __,)) //゙ ‐-‐ _彡 ´=| l: l ヾヽ
. ヒ ̄ ヾ!// / | l: :ヽ ,イ/
. ヾ ,/ (( ,r-‐ヾ _ヾイ !x
`===彡' ,ヾヽ ,' (´ ̄´ !ニヽ
-‐≦´ lミxヾ ヽ x≦彡' \
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長男&皇太子として正統に後を継いだ陳叔宝は、
バカ君主として後世に汚名を残した。
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_ >'´ / ./ ヽ、__ノ
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これも歴史の皮肉、というべきか。
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以上です。
「Q : 文帝・宣帝・陳叔陵のAAはどういうつながりだよ?」
「A : タバコ(パイプ・キセル)つながり」
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チンコが大きかったから起きた悲劇
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乙
跡継ぎの息子が弱くて叔父やら一族に簒奪される、
この時代の日常風景ですね
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乙乙
-
乙でごわす
後主の芸術ボンクラムーヴって晩年の煬帝や李煜(五代十国)もやってるんで江南の文化系君主の宿痾な気もする
徽宗も江南に逃れてたら死ぬまで芸術三昧だったろうし
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乙乙。簒奪できた奴はできるだけの能力はあったというべきなんだろうけど、それでも馬鹿皇子の即位の方がマシに思える
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乙
出たな井戸魔人
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>>698
天武帝「甥っ子を惑わす奸臣を誅殺しただけや」
永楽帝「せやせや」
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乙
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乙でした
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投下キテターイッチ乙ー
陳は短命王朝だからか、章皇后とかもそうだけど
陳覇先時代に活躍してた人が結構宣帝や後主の時代でもそのまま活躍したりしてて面白いと思った。
「侯景の乱始末記」の主役の一人、徐陵とかもそうだし。
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乙でした
とある事情で
>>492にある「座禅」という単語でめっさ凹んでるところ
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乙
-
乙
これで国倒れなかったのは
倒せる勢力も無かったてことだな
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章皇后のAAって誰だっけ?
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肉の新刊の巻末予告が諦めぬ大魔王!と煽りが入っていて笑った
連載時の煽りに忠実ではあるけど
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乙
-
乙
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>>711
わいもくっそ笑ったwww
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てんで関係ないけど映画のキングダムで中華統一って政が言ってたけど
あの頃にはもう中華って呼び方あったんだろうか?
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中国は史書に出てるが、中華っていつなんだろう?
中原って言い回しが好き
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中華は後漢あたりに成立した言葉説しか見つからなかったから無いかも
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るろ剣……ガトリング斎も出てきやがったw
これは雷獣太先生も再登場して復権のワンチャン……?
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石動先生は普通に強すぎるからね…
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殺傷力が高すぎるので木刀に持ち替えてもらわんと
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ガトリング斎、携行ガトリング砲で好き放題やったら世界観壊すくらいのバランスブレイカーだからなあ…
防御は紙だが、攻撃力で言えば月丘津南の次くらいに出鱈目だぞあいつ
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鯨波さんも襲撃時はアームストロング砲じゃなくてガトリング砲にしとけばよかったのにねえ
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るろ剣の掲載時はまだアームストロング砲とガトリング砲が超兵器扱いで
通ってたんだなって…
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アームストロング砲とガトリング砲と甲鉄艦は創作のロマンだからいいんだよ…
つーかこういう近代兵器と剣術の斬り合いや、和服と洋服の折衷とかが両立で描けるのが幕末創作の好きなとこだな
サイバーパンクにも通じるところがあると思う。
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実際の兵器のスペックを書き出すとファンタジーにしか見えない事案
たぶん、現行兵器の1/3程度のスペックを表記した魔法少女をガンダムみたいな扱いにして
スペックを表記しない現行兵器をザクみたいに次々散らせて行っても
スペック的にはファンタジー故の超破壊力としか見えないから、その違和感に気づかないと思う
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スペックどころか動作原理や作動方法を見てるだけで、物理学の授業状態や
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空中に射出した金属板が爆発とともに弾丸に変形して襲い掛かる自己鍛造弾
とかすごくファンタジー武器っぽい
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パイルバンカーこそ、ロマン兵器(?)
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現実にはファンタジーにすらいないような馬鹿や無能もいるからバランスは取れているのかもしれない
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ガトリング斎はきっとツインガトリング両手持ちのヘビーアームズカスタム披露とか
パワーアップした姿を見せてくれるはず…!
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リアル先輩はもっとリアリティを考えて!という場面がいくらでもあるという
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これ絶対笑わせようとしてるやろ
ttps://i.imgur.com/nrcIi4r.jpg
ttps://i.imgur.com/UxDr9MO.jpg
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そういやサタン様の「諦める訳には!」とか、なにか切羽詰まった理由とか特になかったということでいいんですかね?w
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肉体化するのに凄い魔力やら時間やらいるんだろう
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>>733
とりあえず客に何らかのドラマ性を感じさせるプロレスラーの鑑だろ!
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マリーアントワネットの恋人との手紙のインクで塗りつぶした部分が判読解明したんだって、
内容まで発表されていないけど
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_- ニニ ニミ、  ̄ ̄ - -_-_-_-_-_-_-_-_-_-}
' ´ {> ´ 一 ` -_-_-_-_-_-_-_j
/ ´ - ‐ \ -_-_-_-_ '
/ / \ \ _-_- /
' / ヽ ヽ-_ /
/ , / / ハ ハシ `
/ // / /| | ヘ マヽ |
// / :7 / ! |ヽ ヘ l マ-\
// / 7 :/ ! : ヘ ', l } _-_ \
/ ' ! ゝ _:/ l | ヘ _ ノ :', l :j -_-_- ヘ ・帝都聖杯奇譚の最新話
, | / >.、 l :i _ l, -<、 ', l ハ _-_-_- ヘ
| | / __ ` l | | / __ ヘ ', | | -_-_-/
| | l!/`==zェx、 ヽjヘ | / xェz==´\ ヽj :l -_:/ ・「幕末からずいぶんと時代が変わって
| レ ヘj/ 八 | |/ 面食らってましたけど
| ト、 / / / / / / / :| :| |! 戦の匂いは一緒でホッとしました!」
|l | ヘ r ー‐ - 、 / ノ | ト、
|:l ト- 、 ! j