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それは素敵な×××(ペケ三つ)のようです
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※ながら投下です。
※お題を頂戴する事があります。
※機種依存文字に気付かず使っていたらご指摘下さい。
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ざあざあと波の音がする。
空は雲一つない快晴、今の所船酔いの気配も無し。
('A`) 「ふう」
あの島に行くのはいつぶりだったか、と考える。
確か学生の頃数回行って……。
('A`)「まあいいか」
目元にかかった前髪を直しながら、手元のカバンを見やる。
('A`)「さて、何泊になるかな」
一応宿屋には2日分の料金を支払っている。
居心地のよい島なので1日2日滞在時間が伸びるかも知れないな、と苦笑する。
('A`)「おっと、そろそろか」
旅行用リュックサックとアタッシュケースを重たげに持ちながら、船を降りる準備をする。
………………いい旅になりそうだ。
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………………
('A`)「ふう……」
島に上陸し、まずは宿屋を目指す。
こんな大荷物で観光など出来やしない。
('A`)「女将さん、俺の事覚えてるかな」
もういい歳だからぼけてはいないだろうか。
そんな事を考えながら重い足を動かす。
('A`)「確かこの道を……」
ふらつく足取りでT字路を右に曲がり、見えて来たのは昔ながらの旅館。
看板には「宿場 井出」と。
('A`)「でぃさん元気かな……」
女将の名前をぽつり呟き、ゆっくりと宿へ向かう。
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短いですが今日はここまで。
ご覧頂き誠にありがとうございました。
お題を頂戴したいと思います。
島に関連した、('A`)が観光しそうな場所2つ。
よろしくお願いします。
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神社
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海岸洞窟
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>>5-6
ありがとうございます。
次は少し書き溜めしてお送りします。
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屋台
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支援
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乙
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すみません、書き溜めがいい感じに書けたので続き載せても良いですか?
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>>1が投下したい時に投下しよう
でも俺が決めていいなら今すぐ投下しよう
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>>12ありがとうございます。
投下します。
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(#゚;;-゚) 「おやおやドクオちゃん、お久し振り」
宿に入ると懐かしい顔が出迎えてくれた。
「宿場 井出」の主人、井出 でぃだ。
還暦は超えていたと思うがまだまだ現役といった感じがする。
('A`)「お世話になります」
(#゚;;-゚) 「前来たのは高校の頃だったかね、あの時は……」
('A`)「すみません、先に荷物を」
(#゚;;-゚) 「おやごめんよ、懐かしくてつい」
他愛ない会話をして部屋の鍵を貰う。
2階の角部屋だ。
確かあの部屋は海を一望出来る。
('A`)「いつ来てもいい所だな、ここは」
部屋に着き荷物を下ろす。
着替えなんかを広げるのは後ででもいいだろう。
('A`)「さて、ここに来たらまずは神社だな」
この島には有名な神社がある。
祈願成就、恋愛成就、などなど。
ここでお祈りをすればほぼ叶う、などといったクチコミもあり、特に恋愛成就の為に夏場は客が絶えない。
('A`)「まだ昼前だし、行っとくか」
身軽になったドクオは船旅の疲れはどこへやら、足取りも軽く宿を後にした。
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('A`)「ゼェ、ハァ」
体は正直である。
宿を出て島の中央にある神社へ向かうのはいいものの、
山の急斜面でドクオは足をガクガク震わせていた。
('A`)「つ、辛い」
そうこぼしてみても状況は変わらない。
一旦しゃがみ込んで落ち着かせる。
('A`)「ここの神社にあやかる人達はすげぇなあ、こんな山道上り下りしてんだもんなあ」
あれ、前回来た事あったっけかな、と呟きつつ、疲れた足に鞭をうち立ち上がる。
ドクオも神社でお祈りがしたいのだ。
('A`)「神様ー、たすけてくれーい」
こりゃ明日は筋肉痛だな、と思いながらようやく見えてきた神社を目指す。
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ζ(゚ー゚*ζ「あら、いらっしゃい」
神社にたどり着いて最初に声をかけてきたのは巫女の女性だった。
柔和な笑顔に癒される。
('A`)「ハァ、ハァ」
ドクオにその笑顔を見る余裕があれば、の話だが。
ζ(゚ー゚*ζ「お疲れ様ね。今お水持って来るわ」
くすくすと笑いながら、女性は奥へと消えていった。
…
……
………
('A`)「つ、疲れたぁ……ありがとうございます」
水を貰い一息ついて、改めて巫女に礼を言う。
ζ(゚ー゚*ζ「いえいえ、ここは坂道キツいからねー」
('A`)「それでもお客さんは絶えないんでしょう?凄いなあ」
ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、そうね。今日もほら、夏場ほどじゃないけど」
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言って、巫女は境内を示す。
がらがらと鐘を鳴らし、ぱんぱんと手を打つ人、
おみくじを買う人、様々な人でざわついていた。
('A`)(俺もおみくじ買って境内でお祈りかな)
ζ(゚ー゚*ζ「コースは決まった?はいこれ、わたしからのほんの気持ち」
巫女がドクオの手を握り、何かを手渡した。
('A`)「え?」
ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、遠慮なくどうぞ」
手を開いて見ると、昔懐かしい黒飴が。
('A`)「……どうも」
面食らいながらも礼をし、巫女と別れた。
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巫女と別れた後お祈りを済ませ、おみくじを引いた。
『大凶』の二文字が目に入り、ドクオは苦笑した。
('A`)「『行動は慎重に』か……全くだな」
おみくじはくしゃくしゃと丸め、近くにあったごみ箱に捨てた。
大凶だからどう扱っても同じだろうと思って。
('A`)「神様はきちんと見ているな」
ぽつり、そう呟いた。
日が傾き始めた。
そろそろ夕飯に間に合わなくなる。
('A`)「あー、帰るべ帰るべ。下り坂はさぞかし楽だろうよ」
出来ればおみくじは大吉が良かったなあ、などと嘯きながら下山する。
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夕飯はなんだろう。
取り敢えず美味いのは確かだから期待しよう。
後の事はゆっくり寝てからでもいいだろう。
様々な事を考えながら宿へ帰る。
本当に様々な事を考えながら。
('A`)「でぃさん、ごめんな」
口をついて出た謝罪は、意味をなしているだろうか。
分からないまま宿に着いた。
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今度こそ今日は終わりです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。
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ドクオの過去が気になるな 乙
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おつ
やっぱりAA会話のシーンには空行を入れた方がいいかもしれない(空行がうまくいかないのなら、改行+全角スペースとか?)
作者のこだわりがあるのならそれでも構わないが。
ブーン系に限らずこういうAA小説やSSは、通常の小説とは見やすさでも勝手が違うからね。
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>>22
ありがとうございます。
('A`) 「」
ζ(゚ー゚*ζ 「」
という事でしょうか?(理解力足りずすみません)
気を付けて書いてみます。
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翌日。
やはり筋肉痛になった足を揉みながらしばらくうとうとした後、這い出る様に布団から出た。
('A`) 「うー、いてて」
朝食を済ませ、何か変わった所へ行きたいとでぃに尋ねると、
(#゚;;-゚) 「それなら海沿いに洞窟があるよ。あんたみたいな若いのなら探検気分で面白いんじゃないかね」
との返事が。
('A`) 「ほー、ありがとうございます」
お礼もそこそこに出かけようとした時、でぃに呼び止められた。
(#゚;;-゚) 「そんな荷物持って重くないのかい?」
指さしたのは、ドクオの右手のアタッシュケース。
昨日は部屋に置いたままだったものだ。
('A`) 「あー、これか。見た目より軽いんですよ、これ」
言いながら右手をぷらぷらさせる。
さほど力を入れていないように見える。
(#゚;;-゚) 「ふぅん、なら良いんだけどね」
行ってらっしゃい、とでぃは柔和な笑みを浮かべ、ドクオを見送った。
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海沿いを歩くと、潮風が少し冷たく感じる。
コートを着て正解だったか。
('A`) 「洞窟なんかもっと冷えるだろうしカイロ買ってくれば良かったかな」
何でもそこは光の反射で海が真っ青に見えて美しいとかなんとか。
ボートに乗って中に入るらしい。
('A`) 「海外のどっかにもあったな、まさかここで拝めるとは」
そんな事を言いながら歩いていると、屋台の様なものが見えてきた。
氷ビール、と書かれている。
('A`) 「おいおい、まだ朝だぜ」
しかもこの寒いのに氷かよ、と言いながら興味を惹かれ、洞窟に入る前に立ち寄る事にした。
( ゚∀゚ ) 「らっしゃっせー」
('A`) 「氷ビール1つ、あとなんかつまみになるもの」
( ゚∀゚ ) 「でしたらチーズとハムのフライなんてどうでしょう」
('A`) 「お、美味そう。じゃあそれで」
( ゚∀゚ ) 「はいよ、ちょっと待ってね」
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言って、店員はまずつまみから作り始めた。
チーズをハムで巻いて衣を付け揚げる。
数分もしない間にチーズ、油、ハムのいい香りが漂ってきた。
('A`) 「……」ゴクリ
思わず生唾を飲み込む。
朝飯を食べたと言うのに腹の虫まで鳴りそうだ。
( ゚∀゚ ) 「はい、チーズとハムのフライ。後はビールね。合計600円」
言って、店員はビールの用意をする。
後ろに見えるのはかき氷の機械だろうか。
('A`) 「氷ビールってどうやって作るの?」
ドクオの質問に対し店員は、
( ゚∀゚ ) 「簡単ですよ、これをこうやって」
大きめの紙コップをかき氷の機械にセットし、がりがりと氷を削り、
( ゚∀゚ ) 「氷がいっぱいになったら静かにビールを注ぐ」
隣のサーバーでビールを注ぎ込む。
多少溢れるが気にする様子もない。
( ゚∀゚ ) 「はい、出来上がり」
渡されたビールは当然ながらキンキンに冷えている。
懸念があるとすれば、
('A`) 「……これ、薄くならない?」
水分でビールが薄まってしまう事だ。
( ゚∀゚ ) 「なりますけど、大体その前に飲み切っちゃう人が多いですね」
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言われてみればなるほど、確かにビールは喉越しが命。
これが夏場ならば爽快だろう。
しかし今は冷える、まして朝だ。
('A`) 「……もうちょっと早く知りたかったな」
言いながら屋台を後にする。
( ゚∀゚ ) 「ありがとやしたー」
屋台を離れ少し進むと観光用のボートらしきものが見えてきた。
あれにのって洞窟を進むのだろう。
('A`) 「お、ボートは漕いでくれるのか」
船頭らしき人物に話しかけると、
(,,゚Д゚) 「らっしゃい、500円ね」
と返ってきた。
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財布を出す。
(,,゚Д゚) 「お、朝から氷ビールたあ優雅だねえお兄さん」
('A`) 「いや、何となくね……」ゴソゴソ
小銭を渡し、荷物を持ち直し、ボートに乗る。
船頭がボートを漕ぎ始めてからビールを一口。
('A`) 「……お、思ったより濃いなこのビール」
これなら多少薄まっても楽しめそうだ。
朝ビールの背徳感がまたいい。
('A`) 「こっちも熱い内に……はふ」
ハムとチーズのフライ。
サクサクの衣に、とろけたチーズがハムと一体となっている。
ジャンクな美味さだ。
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(,,゚Д゚) 「かーっ、羨ましいねえ。オレも後でやろうかな、朝ビール」
いや、あんたは仕事中だろう。
そう思いながらビールとフライを一口。
やめられない止まらない。
(,,゚Д゚) 「兄ちゃん、ベストポジションに着いたぞー」
('A`) 「おっと」
いつの間にかボートは洞窟中央にいた。
朝日が洞窟の中で乱反射して、丁度ドクオのいる位置が真っ青になっている。
('A`) 「神秘的」
(,,゚Д゚) 「だろ?」
2艘のボートが、まるで真っ青な空間から飛び出た様に漂っている。
('A`) 「これはでぃさんが勧めるのも分かるわ……」
(,,゚Д゚) 「お、でぃさんに教えて貰ったのか。あの人は何でも知ってるからなあ」
ははは、と明るく笑い、ボートは元の位置に戻る。
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('A`) 「ありがとう、朝からいい気分だ」
(,,゚Д゚) 「そりゃ良かった。また来てくれよ」
('A`) 「……また……な」
(,,゚Д゚) 「?」
怪訝な顔をする船頭を敢えて無視してドクオはボートを下りる。
今日はこれから忙しい。
ゆっくり出来るのもこれが最後だろう。
('A`) 「……確かこの島は飲み水は基本的に井戸水だったな」
ならば源泉がある筈だ。
昨日とは違うルートで山を登らねば。
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今の所ここまで。
読んで頂いてありがとうございます。
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いい雰囲気
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ハムとチーズ、すっごい旨そうな描写。
>>23
それで合ってると思う。
PCからだと環境で見やすさも変わるけど、スマホや携帯だとな。
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少し薄暗いイメージのお題を2つ頂戴したいと思います。
よろしくお願いします。
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お題 後悔
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不安
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>>35-36
ありがとうございます。
使わせて頂きます。
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数レスですが投下します。
短いので全sageで。
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薄暗い部屋から声がする。
その部屋にはテレビがあり、光源はそれしか無い様だ。
「ああ……やめて……やめてちょうだい……」
女がいる。
女はか細い声で、何かをやめるよう懇願している。
「ふふふ、いい調子ですね。その調子、その調子」
男がいる。
男は嬉しそうに経過を見据えている。
「お願い……やめて……」
「他人の事を心配するよりご自分の事を心配なさっては?
………………ああ、失礼」
薄ぼんやりした光から、薄ら見えたその顔は2つ。
( <●><●>) 「ご自分の、血を分けたご兄弟、でしたね」
1人は大きな瞳が特徴的な、皮肉に満ちた笑顔を浮かべた男。
(;、;*川 「お願い……お願いだから……」
もう1人は涙を浮かべた黒髪セミロングの女。
テレビの正面を向く様に椅子に縛られている様だ。
( <●><●>) 「我々に捕まった事を後悔なさい。貴女に出来るのはそれだけです」
くくく、と喉を鳴らして男は去って行く。
(;、;*川 「私の事はどうでもいい……あの子……ドクオだけは……私のたった1人の弟なの……」
女の言葉に返事したのは、扉を閉める音だけだった。
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……………………
………………
…………
('A`) 「川伝いに行けば、何とか、なるだろ、っと」
井戸水は元を辿れば川の水である。
源泉と言えどいわゆる雪解け水なので、川伝いに探すドクオの判断はある意味正しい。
('A`) 「スニーカーより、登山靴の方が、良かったな、っしょ」
朝っぱらからビールを呑んだのも良くなかったかも知れない、と少々後悔する。
何せ獣道を辿っているのだ、足元がふらつくのはよろしくない。
('A`) 「獣避けの、鈴くらいは、持っとくべきだった、な」
ガサガサ音がする度にビクッとしてしまう。
熊にやられたのでは話にならない。
('A`) (準備不足だったな、色々せっつかれたのもあるけど)
こんな所で死ぬ訳にはいかないのだ。
まだ、こんな所では。
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('A`) (そうだ、煙草の煙が良いとか何とか……って、今日に限って持って来てねぇや、ホント準備不足)
ある意味仕方ない。
この島に来る事になったのも突然だったし、必要最低限の装備だけして後は行き当たりばったりなのは否めない。
('A`) (……でも、やらなきゃ)
息が上がる。
足は止めない。
(#゚;;-゚)
ζ(゚ー゚*ζ
( ゚∀゚ )
(,,゚Д゚)
昨日今日出逢った人の顔を思い浮かべる。
('A`) (……ほんと、ごめんな)
これから行われる事はドクオの本意ではない。
許される事でもない。
しかし、やらなければならないのだ。
('A`) 「姉ちゃん……」
頭に浮かぶのは優しい姉の顔。
この世にたった2人だけの、兄弟の顔。
('A`) 「……………………」
その姉が、今頃は。
かぶりを振って、妄想を消し去る。
('A`) 「姉ちゃんの、為なら、俺はやるぞ」
語気を強め、ドクオは進む。
それしか道が残されていないのだから。
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お題、後悔、不安使わせて頂きました。
不安は空気で。
ご覧頂き誠にありがとうございました。
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おう……急展開……
乙
-
('A`) 「……ここかな」
辿り着いたそこは、ちょろちょろと水が流れる小道の様な場所だった。
恐らくここが源泉だろうとあたりをつけ、アタッシュケースを開ける。
('A`) 「……………………」
中には小瓶が2つ、ホットケーキミックスの箱(開封済み)が入っていた。
('A`) 「これをこうして……」
まずはホットケーキミックスの箱から1袋取り出し、清水に流した。
('A`) 「次はこれを念の為」
言って、小瓶の中身を1つ流す。
('A`) 「………………これで、後は」
残りの小瓶を取り出そうとして、手が震えているのに気付いた。
('A`) 「…………ははっ、今更何を怖がってるんだ」
これは既に決められた事なのだ。
そう自分に言い聞かせる。
-
……………………
………………
…………
「続いてのニュースです」
「昨夜未明、××島にて急性中毒によるものと見られる大量死事件が発生しました」
「山奥では身元不明の死体があり、警察は事件性が高いと見て捜査を続けています」
「続いてはお天気です。流石さーん、よろしくお願いします」
……
…………
………………
-
( <●><●>) 「くくく、あはははははははははは!」
男はニュースを見ながら腹を抱えて笑っていた。
( <●><●>) 「いやあ、弟さん頑張りましたねえ!最後の最期まで!」
( <●><●>) 「男らしくあの毒を一気飲みする姿なんか、私涙出ちゃいましたよ!」
高笑いをしながら、男は女を見やる。
( 、 *川
女は裸で、目はどこか虚ろだ。
よく見ると腕には注射痕がある。
………………口元と秘部からは白い液体。
( <●><●>) 「………………ああ、そう言えば私やっちゃったんでした」
うっかりうっかり、と独り言。
( <●><●>) 「死んではいないのだから、別にいいんですけどね」
身体は、と付け加える。
「へい旦那、俺様にも何か言葉をかけてくれよ」
薄暗い部屋の扉が乱暴に開かれ、軽薄な声がした。
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爪'ー`)y‐ 「撮影係だったんだからよお。しかも逃げるのも大変だったんだぜ」
下卑た笑みを浮かべた茶髪の男が現れた。
たばこを咥えながら、へらへらとしている。
爪'ー`)y‐ 「夜中に、目に付かない様にちっちぇえボートでよお。
お陰様で体が冷えて風邪引いちゃったボクちん」
( <●><●>) 「……狐崎、いい働きでした。給金は弾みますよ」
爪'ー`)y‐ 「へへ、そう来なくっちゃ」
狐崎と呼ばれた男はにやにやした顔のまま男に近付く。
刹那。
パン、と1発の銃声がして、狐崎はその場に崩れ落ちた。
爪'ー`)y‐ 「………………かはっ、」
( <●><●>) 「お疲れ様でした、これが報酬です」
男は狐崎を見下ろし、冷たい声でそう言った。
( <●><●>) 「後処理はビロードに任せましょうか」
無表情になった男はテレビを消し、その場を後にした。
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……………………
姉ちゃん、これで姉ちゃんは助かるんだよな?
なら、俺は後悔はしてないよ。
地獄に落ちた弟の事は、最後まで笑って見ていてくれ。
体が冷えてきた。
ここは、寒いなあ。
-
それは素敵な×××(ペケ三つ)のようです
終
,
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おおう……自殺でもしにいくのかと思えば、ドクオまさかの……
なんとも言い難いがちょっと悲しい終わり方だった。乙。
-
乙
予想してた中で最悪レベルの鬱エンドだった……
-
乙
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